ときがわ町告示第188号

 平成18年第2回ときがわ町議会定例会を次のとおり招集する。

  平成18年6月6日

                        ときがわ町長  関  口  定  男

                    記

 1 日  時  平成18年6月13日(火)


 2 場  所  ときがわ町役場第二庁舎議会議場

                ○応招・不応招議員

応招議員(16名)
  1番 前 田   栄 議員           2番  野 口 守 隆 議員
  3番 小 宮   正 議員           4番  野 原 和 夫 議員
  5番 鳥 越 準 司 議員           6番  堀 口   宏 議員
  7番 笹 沼 和 利 議員           8番  増 田 和 代 議員
  9番 伊 得 一 夫 議員          10番  市 川   洋 議員
 11番 岩 田 鑑 郎 議員          12番  島 田   豊 議員
 13番 田 中   旭 議員          14番  野 原 兼 男 議員
 15番 長 島 良 男 議員          16番  市 川 金 雄 議員

不応招議員(なし)

            平成18年第2回ときがわ町議会定例会

議 事 日 程(第1号)

                             平成18年6月13日(火)
                             午前10時開会

      開会及び開議の宣告
日程第 1 会議録署名議員の指名
日程第 2 会期の決定について
日程第 3 諸報告
日程第 4 報告第 2号 平成17年度ときがわ町水道事業会計予算繰越計算書の報告につ
             いて
日程第 5 認定第 1号 平成17年度都幾川、玉川水道企業団水道事業会計決算の認定に
             ついて
日程第 6 議案第49号 ときがわ町特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関
             する条例の一部改正について
日程第 7 議案第50号 ときがわ町長職務執行者の給与及び旅費に関する条例の廃止につ
             いて
日程第 8 議案第51号 ときがわ町一般職の職員の給与に関する条例の一部改正について
日程第 9 議案第52号 都幾川四季彩館の指定管理者の指定について
日程第10 議案第53号 ときがわ町子育て支援児童医療費の支給に関する条例の一部改正
             について
日程第11 議案第54号 埼玉県市町村職員退職手当組合の共同処理する事務の変更及び同
             組合の規約変更について
日程第12 議案第55号 埼玉県市町村交通災害共済組合の規約変更について
日程第13 議案第56号 埼玉県市町村交通災害共済組合の解散及び財産処分について
日程第14 議案第57号 埼玉県市町村消防災害補償組合の規約変更について
日程第15 議案第58号 埼玉県市町村消防災害補償組合の解散及び財産処分について
日程第16 議案第59号 町道路線の廃止について
日程第17 議案第60号 平成18年度ときがわ町一般会計補正予算(第2号)
日程第18 議案第61号 平成18年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計補正予算
             (第1号)
日程第19 議案第62号 平成18年度ときがわ町水道事業会計補正予算(第1号)
日程第20 議案第63号 ときがわ町子育て支援住宅条例の一部改正について
日程第21 議員派遣について
日程第22 同意第15号 ときがわ町固定資産評価員の選任について
日程第23 常任委員会報告
日程第24 議会運営委員会報告
日程第25 一般質問
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出席議員(16名)
     1番  前 田   栄 議員     2番  野 口 守 隆 議員
     3番  小 宮   正 議員     4番  野 原 和 夫 議員
     5番  鳥 越 準 司 議員     6番  堀 口   宏 議員
     7番  笹 沼 和 利 議員     8番  増 田 和 代 議員
     9番  伊 得 一 夫 議員    10番  市 川   洋 議員
    11番  岩 田 鑑 郎 議員    12番  島 田   豊 議員
    13番  田 中   旭 議員    14番  野 原 兼 男 議員
    15番  長 島 良 男 議員    16番  市 川 金 雄 議員
欠席議員(なし)

地方自治法第121条により、今定例会に説明のため出席する者及び同委任を受けた者の職氏名
町長
関 口 定 男
助役
関 口   章
理事兼
企画財政課長
山 口 文 明
理事兼窓口
センター所長
 蛛@太一郎
総務課長
柴 崎 政 利
税務課長
小 島   昇
会計室長
岡 野 吉 男
町民課長
久 保   均
福祉課長
小 沢 俊 夫
環境課長
堀 口 彰 一
産業観光課長
山 崎 政 明
建設課長
桑 原 和 一
水道課長
中 藤 和 重
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教育長
清 水 孝 一
教育総務課長
吉 田 明 弘
生涯学習課長
須 永 文 男
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代表監査委員
 蛛@  弘
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議会事務局長
野 原 泰 子
書記
荻久保 充 也

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   ◎開会及び開議の宣告
○田中 旭議長 おはようございます。大変ご苦労さまです。
  ただいまの出席議員は16名でありますので、定足数に達しております。
  これより平成18年第2回ときがわ町議会定例会を開会いたします。
  直ちに本日の会議を開きます。
                                (午前10時00分)
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   ◎議事日程の報告
○田中 旭議長 本日の議事日程を報告いたします。
  議事日程は配付したとおりであります。
  朗読をお願いいたします。
  議会事務局長。
○野原泰子議会事務局長 朗読いたします。
  平成18年第2回ときがわ町議会定例会議事日程(第1号)、平成18年6月13日午前10時開会。
  日程、議案番号、件名、開会及び開議の宣告。第1、会議録署名議員の指名。第2、会期の決定について。第3、諸報告。第4、報告第2号 平成17年度ときがわ町水道事業会計予算繰越計算書の報告について。第5、認定第1号 平成17年度都幾川、玉川水道企業団水道事業会計決算の認定について。第6、議案第49号 ときがわ町特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について。第7、議案第50号 ときがわ町長職務執行者の給与及び旅費に関する条例の廃止について。
  2ページをごらんください。
  第8、議案第51号 ときがわ町一般職の職員の給与に関する条例の一部改正について。第9、議案第52号 都幾川四季彩館の指定管理者の指定について。第10、議案第53号 ときがわ町子育て支援児童医療費の支給に関する条例の一部改正について。第11、議案第54号 埼玉県市町村職員退職手当組合の共同処理する事務の変更及び同組合の規約変更について。第12、議案第55号 埼玉県市町村交通災害共済組合の規約変更について。第13、議案第56号 埼玉県市町村交通災害共済組合の解散及び財産処分について。第14、議案第57号 埼玉県市町村消防災害補償組合の規約変更について。第15、議案第58号 埼玉県市町村消防災害 補償組合の解散及び財産処分について。第16、議案第59号 町道路線の廃止について。第17、議案第60号 平成18年度ときがわ町一般会計補正予算(第2号)。第18、議案第61号 平成18年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計補正予算(第1号)。第19、議案第62号 平成18年度ときがわ町水道事業会計補正予算(第1号)。
  3ページをごらんください。
  第20、議案第63号 ときがわ町子育て支援住宅条例の一部改正について。第21、議員派遣について。第22、同意第15号 ときがわ町固定資産評価員の選任について。第23、常任委員会報告。第24、議会運営委員会報告。第25、一般質問。
  以上でございます。
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   ◎会議録署名議員の指名
○田中 旭議長 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
  会議規則第120条の規定により、7番、笹沼議員、8番、増田議員、以上の2名を本会期中の会議録署名議員に指名いたします。
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   ◎会期の決定について
○田中 旭議長 日程第2、会期の決定についてを議題といたします。
  議会運営委員長の報告を求めます。
  野原兼男委員長。
○野原兼男議会運営委員長 皆さん、おはようございます。
  議会運営委員会の報告をいたします。
  平成18年第2回定例会における会期及び日程について、去る6月6日午後1時30分から第二庁舎3階会議室において議会運営委員会を開催いたしました。委員会は、委員全員の出席と、議長、副議長、町長、助役、総務課長、議会事務局長、書記の出席を得て、平成18年第2回定例会に提出される議案等についての説明を求め、会期について協議いたしました。
  その結果、会期予定表のとおり、平成18年第2回定例会は本日6月13日から6月20日までの8日間とすることで決定いたしました。
  以上です。
○田中 旭議長 お諮りいたします。本定例会の会期は、委員長報告のとおり本日から6月20日までの8日間といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。

                     (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○田中 旭議長 よって、本定例会の会期は8日間と決定いたしました。
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   ◎諸報告
○田中 旭議長 日程第3、諸報告を行います。
  地方自治法第121条の規定により、本定例会に説明のため出席する者及び委任を受けた者の職氏名は別紙に配付したとおりであります。
  次に、監査委員から平成17年12月から平成18年4月まで例月出納検査の報告がありましたので、お手元に配付しておきましたので、ごらんいただきたいと思います。
  次に、地方自治法第243条の3、第2項の規定に基づき、比企土地開発公社から経営状況を説明する書類が提出されましたので、ごらんいただきたいと思います。また、今回水道事業会計の決算認定がありますので、蜻纒\監査委員に出席をいただいておりますので、ご了承をいただきたいと思います。
  次に、各一部事務組合における議会報告を行います。
  初めに、小川地区衛生組合議会の報告を求めます。
  鳥越議員。
○5番 鳥越準司議員 議長の指示により、小川地区衛生組合議会の報告をいたします。
  平成18年第1回小川地区衛生組合臨時会が去る3月29日午前11時より開催されました。
  まず、今回ときがわ町議会よりの選出により、田中旭議員、そして私鳥越準司が新たに衛生組合の議員として選ばれ、紹介されました。提出された議案は、条例5件、規約1件、補正予算1件、その他議員提出議案2件が上程され、すべて原案どおりに可決されました。
  最初に、議会事務局設置条例の一部を改正する条例制定について。そのうち庶務課、施設整備課を庶務担当、ごみ処理施設担当、池の入環境センター担当にかえる。
  次に、衛生組合職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例制定について。職員の勤務時間を1週間当たり38時間45分を40時間とする。公務上以外の負傷または疾病での勤続年数に応じた病気休暇の加算を廃止する。
  次に、管理者、副管理者、収入役の給与に関する条例及び特別区の職員で非常勤のものの報酬に関する条例の一部を改正する条例制定について。後ほど述べます。
  次に、衛生組合一般職の職員の給与に関する条例及び衛生組合技能職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例制定について。調整手当を地域手当に改める。ほか に通勤手当の改正がございました。
  衛生組合職員の特殊勤務手当に関する条例を廃止する条例制定について。衛生組合職員、事務職員でございますけれども、それの特殊勤務手当を廃止する。
  次に、埼玉県市町村職員退職手当組合の規約変更について。合併による加盟地帯組合員の変更がございました。
  平成18年度小川地区衛生組合一般会計補正予算(第1号)。歳出の総務費に271万5,000円、衛生費に302万4,000円を加え、予備費591万9,000円を減ずる。
  次に、議員提出議案第1号 衛生組合議会委員会条例の一部を改正する条例の提出について。常任委員会を環境衛生常任委員会の1つにしました。
  議員提案第2号 議会の議員その他非常勤のものの報酬に関する条例の一部を改正する条例の提出について。これも次に述べますけれども、この報酬及び先ほど申しました管理者の給与については、議会報創刊号に載せてあります。管理者の給与、管理職手当、管理者を現行の2万700円を1万5,000円とする。副管理者、現行が2万1,600円ですが、これを1万2,000円とする。収入役、先ほど言いました月額でございますけれども、現行1万9,800円を1万1,000円とする。
  非常勤、特別職のものの報酬額を申し上げます。議会議長、月額でございますが、現行2万700円を1万1,500円とする。議会副議長、現行1万8,500円を1万250円とする。議会議員、現行1万7,100円を9,500円とする。監査委員、これは日額でございます。識見を有する者から選任された委員、これを1万2,600円を1万円とする。組合議会議員から選任された委員、これは1万2,600円を7,000円とする。公平委員会委員、これも日額でございますけれども、1万1,700円を6,000円とする。
  以上が小川地区衛生組合議会の報告でございます。
○田中 旭議長 続いて、比企広域市町村圏組合議会の報告を求めます。
  市川議員。
○10番 市川 洋議員 おはようございます。私と田中議員が比企広域の議員に選ばれました。紹介されました。よろしくお願いします。
  それでは、報告します。
  平成18年度第1回比企広域市町村圏組合の定例会の報告をいたします。
  去る3月23日木曜日に東松山市議会議場で開かれました。管理者提出議案は22件を審議いたしましたので、その概要を報告させていただきます。
  まず、第1に専決処分について3件、教育委員の任命については、東秩父村の関根高義氏が任命されました。次に、第2次比企ふるさと市町村圏計画後期基本計画について、次に財産の処分について、続いて比企広域市町村圏組合条例制定について7件を審議いたしました。次に、平成17年度比企広域市町村圏組合消防特別会計補正予算等を3件審議をした。続いて、平成18年度比企広域市町村圏組合一般会計予算は1億2,300万円です。続いて、平成18年度比企広域市町村圏組合消防特別会計は30億7,300万円です。続いて、平成18年度比企広域市町村圏組合ふるさと市町村圏基金特別会計予算については1,840万円です。続いて、平成18年度比企広域市町村圏組合斎場及び霊きゅう自動車事業特別会計予算については1億4,300万円です。続いて、平成18年度比企広域市町村圏組合介護認定審査会特別会計予算については6,850万円。
  以上22件を審議いたしました。いずれも原案どおり可決されましたので、報告を申し上げます。
  続きまして、平成18年第2回比企広域市町村組合の臨時会の報告をします。
  去る5月22日月曜日にまた東松山市議会議場で開かれました。管理者提出議案は5件を審議いたしました。その概要を報告させていただきます。
  まず、第1に埼玉県市町村職員退職手当組合の共同処理する事務の変更及び同組合の規約変更について。次に、比企広域市町村圏組合障害程度区分審査会の設置及び運営に関する条例について。続きまして、障害程度区分審査会設置及び運営に要する経費の負担について。続きまして、比企広域市町村圏組合介護認定審査会特別会計条例の一部を改正する条例についてを審議しました。次に、平成18年度比企広域市町村圏組合介護認定障害程度区分審査会特別会計補正予算については、900万円を追加し7,755円とする。主な内容はコンピューターの借り上げ料など5件を審議いたしました。結果はいずれも原案どおり可決されましたので、ここに報告を申し上げます。
  以上です。
○田中 旭議長 ご苦労さまでした。
  以上で一部事務組合議会の報告を終わります。
  次に、町長からあいさつを兼ねての行政報告の申し出があります。これを許可します。
  関口町長。
○関口定男町長 皆さん、おはようございます。
  議長のお許しをいただきましたので、ごあいさつを兼ねまして行政報告を申し上げます。
  本日は平成18年第2回ときがわ町議会定例会を招集申し上げましたところ、議員各位におかれましてはご多忙のところご出席をいただきまして、心から厚く御礼を申し上げます。
  去る5月21日に開催いたしましたときがわ町合併記念式典におきましては、議員の皆様を初め、町内外から大勢の方のご出席をいただきまして、名実ともにときがわ町のスタートを切ることができました。皆様には心から感謝を申し上げたいと思います。
  また、先日の臨時会も議員全員のご出席をいただき、提出案件のすべてご議決をいただきまして、この件につきましても重ねて御礼を申し上げます。ありがとうございました。
  本日ご提案申し上げます案件につきましては、その都度提案理由、詳細説明等を申し上げますので、慎重審議の上ご議決賜りますようお願い申し上げます。
  さて、私は皆様のご支援をいただきまして町長に就任して3カ月を経過いたしました。常に住民のニーズにこたえる行政運営をと、これを心がけております。特にことしは合併後実質的に初めての年度でありまして、各地域、各種団体の総会、また会議等に積極的に出席をさせていただいております。住民の皆様のご意見に耳を傾け、一日も早い融合が図れますよう鋭意努力をしているところであります。また、区長要望等に対しましても、早期に対応するよう職員には指示を出してあります。今後とも住民の皆様の視点に立った施策を展開してまいりますので、議員各位のご理解とご協力をお願い申し上げます。
  続きまして、各種施策について申し上げます。
  合併前、両村で実施しておりました道路改良事業を初めとする平成17年度事業につきましては、合併後も順調に実施されまして、ほとんどの事業が供用開始をしているところであります。また、今議会にも提案させていただきました温浴施設四季彩館、村おこし拠点施設、この2点につきましても営業開始に向け鋭意努力しているところでありますので、議員各位のご支援、またご理解、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
  2月1日に合併し4カ月以上が経過したところでありますが、この間、大きな問題もなく推移していることは、議員各位、また町民の皆様のご支援、ご協力、またご理解によるものと心より感謝を申し上げる次第であります。
  次に、町内バス路線につきましては、地元説明会を開催し、ときがわ町から武蔵嵐山駅間の2路線を新設するとともに、現在運行している路線もダイヤ改正を行いまして、私鉄、JRとの連絡を充実することで利便性の向上を図り、7月1日より運行の運びとなります。
  また、町政運営の道しるべであります総合振興計画も本年度中の策定に向け事業に着手したところであります。
  次に、福祉・保健・医療問題でありますけれども、軽度の小児患者を診察する比企地区こども夜間救急センターが5月1日から東松山医師会病院において開始されましたことは、乳幼児を持つ保護者の助けになるものと期待をしているところでもあります。また、今議会に提案させていただきましたが、中学校終了時まで、義務教育期間でありますけれども、この医療費の無料化、そして子育て支援住宅の入居基準の見直し等、少子化・子育て支援対策にも積極的に取り組んでまいります。
  また、6月10日には第4回たまがわ花菖蒲まつりが開催されました。まつり当日は1日で約1万2,000人の来園があり、引き続き開花期間中に県内外の各地から大勢の方が訪れている状況でございます。ときがわ町といたしましても、農業、商業、さらには町の活性化につながるものと大いに期待をしているところであります。また、町内に設置されております物産館を初め、指定管理者が管理する各種観光施設の決算状況を見ましても、平成17年の1年間の施設利用の総数は約28万人に達しておりまして、いずれも有益な地域振興施策となっております。
  次に、教育行政関係につきまして申し上げます。
  最初に、耐震補強及び大規模改造工事関係でありますが、都幾川中学校の校舎につきましては、さきの臨時会で請負契約の議決をいただきまして、本契約を締結いたしました。また、玉川小学校の校舎につきましても既に契約を締結し、両工事とも夏休み中の工事完成に向けて進めているところであります。
  また、通学区域の見直しにつきましては、5月に第1回の検討委員会を開催いたしました。保護者の皆様へのアンケートの集計結果を踏まえ、今教育委員会の方で検討に入っているところであります。
  次に、ALT事業のクリス先生につきましては、7月に契約終了となります。新たに2名の先生が8月2日よりときがわ町に着任いたします。1名はアメリカ人女性のマンディー・プロロックさん、もう1名はイギリス人男性のジョン・マクマレンさんであります。ともに20代の青年で、9月より玉川中学校、都幾川中学校の英語の授業、また管内3校の小学校がありますが、小学校の英語活動の指導に従事をいたします。
  中学生海外派遣につきましては、中学生20名を決定いたしまして、現在各自のテーマの設定やニュージーランドについての学習を行っているところであります。なお、先日中学生海外派遣で訪問するニュージーランドの学校の校長先生が訪れまして、町内の小中学校を視察されました。
  次に、町民に芸能・音楽の発表の機会を提供する町民音楽祭をこの7月2日、11月26日、そして来年になりますけれども、平成19年2月4日の各日曜日に開催することが決定いたしまして、年度で3回開催するということで、現在実行委員会で準備が進められております。また、さいたま芸術文化祭の一環として開催されておりました玉川もみじ太鼓まつりを、今度は合併をいたしましたので、第14回ときがわもみじ太鼓まつりと名称を変更いたしまして、実行委員会が結成されました。そして、ことしの10月22日の日曜日に雀川砂防ダム公園でこの太鼓まつりが開催されます。議員の皆様にも是非この文化活動にも出席をいただいて、ごらんいただければと思います。
  団体におきましては、町内から3団体が出ます。あと7団体県内から来ますけれども、秩父の屋台囃子、また川口の太鼓等、7団体の皆さんが協力をしてくれるということで、14回を迎えたわけです。
  次に、町民体育祭につきましては、本年は都幾川地区大会と玉川地区大会と2会場で実施するということで、体協の方とも相談して決定をいたしました。そして、2会場で行う10月1日、また10月8日と、それぞれの日曜日に実施するということで、現在準備を進めておりますので、ご理解をいただきたいと思います。議員の皆様におかれましても、この体育祭につきましても是非ご出席をいただきまして、ご協力をいただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
  また、5月から開催されております郡民体育大会は、合併後初めてのときがわ町としての参加となりましたが、各種種目に関しましても優秀な成績をおさめておりまして、これらの結果につきましても広報等を通じて皆様にはお知らせをしております。選手の皆様のさらなる活躍を大いに期待しているところでもあります。
  その他、平成18年度当初予算に計上いたしました各種事業につきましては、入札等着実に実施されているところであります。
  以上、報告とさせていただきましたけれども、最後に本日ご提案申し上げました各議案につきまして、よろしくご審議をいただきますよう重ねてお願い申し上げまして、本定例会開会に当たりましてのごあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。
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   ◎報告第2号の上程、説明、質疑
○田中 旭議長 日程第4、報告第2号 平成17年度ときがわ町水道事業会計予算繰越計算書の報告についてを議題といたします。
  議案の朗読をお願いいたします。
  議会事務局長。
○野原泰子議会事務局長 朗読いたします。
  報告第2号 平成17年度ときがわ町水道事業会計予算繰越計算書の報告について。地方公営企業法(昭和27年法律第292号)第26条第3項の規定により、平成17年度ときがわ町水道事業会計について、別紙のとおり繰り越したので報告する。平成18年6月13日提出。ときがわ町長、関口定男。
  以上でございます。
○田中 旭議長 続いて、報告者から報告理由の説明をお願いいたします。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、報告第2号の平成17年度ときがわ町水道事業会計予算繰越計算書の報告について提案理由を申し上げます。
  平成17年度建設改良費に係る配水管布設替工事4件を繰り越したので、地方公営企業法第26条第3項の規定により報告するものであります。
  細部につきましては、水道課長よりご説明申し上げます。
○田中 旭議長 続いて、細部説明をお願いいたします。
  中藤水道課長。
○中藤和重水道課長 それでは、報告第2号 平成17年度ときがわ町水道事業会計予算繰越計算書の報告についての細部説明を申し上げます。
  表紙を1枚めくっていただきますと、繰越計算書になってございます。もう1枚めくっていただきますと、位置図ということで、資料bWの位置図がございます。こちらの位置図に基づいてご説明申し上げます。
  こちらになりますけれども。参考資料の資料8番でございます。この図の左下から順次ご説明いたします。
  まず、青の森林管理道馬生線配水管布設替工事でございます。これは多武峰神社の西側の道路でございますが、約延長230メートルについて配水管布設替工事を行うものでございます。繰り越しの理由でございますが、林道でございますので、通常自然転圧の期間よりも多目に自然転圧期間をとったことによります繰り越しでございます。
  次に、その右側、ピンクの集落道5号線配水管布設替工事でございますが、これは多武峰神社の東側になりますが、これについても延長148メートルの布設がえを行っております。 この理由については、ときがわ町発注の道路改良工事との工期調整による繰り越しでございます。
  続きまして、右側に行きましてオレンジ色でございますが、県道大野・東松山線を関堀団地に入るところでございますが、延長131メートルにわたる布設替工事でございます。繰り越しの理由につきましては、先ほどの集落道5号線と同一でございまして、ときがわ町発注の道路改良工事との工期調整による繰り越しでございます。
  最後になりますが、緑色のところ、集落道1号線配水管布設替工事でございますが、これはときがわ分署の西側になります。延長約179メートルの布設工事でございますが、繰り越しの理由については先ほどと同様、ときがわ町発注の道路改良工事との工期調整による繰り越しでございます。
  以上で報告の細部説明を終わらせていただきます。
○田中 旭議長 これより日程第4、報告第2号 平成17年度ときがわ町水道事業会計予算繰越計算書の報告についての質疑に入ります。
  6番、堀口議員。
○6番 堀口 宏議員 6番、堀口でございます。
  今、課長から説明をいただいてわかるわけですけれども、水道も創設以来約37年ぐらい経過をしておるかと思うんですけれども、非常に配水管も老朽化をいたしまして、有収率も82.3%だったでしょうか、ということで、約2割が漏水をしているというようなこともございまして、これについては早急に対策を講じる必要があろうかと思います。
  水道の道路改良等につきましては、全部で12工区ですか、何かおやりになったようでございますけれども、そのうち8工区が4,200万ばかり支出されておるようでございますけれども、そのうち4工区が、これは全部旧都幾川村でございますけれども、繰り越しというようなことで、道路改良に伴って調整ということで、やむを得ないかと思うんですけれども、その点について現在どのような状況になっておるのか、ちょっとお伺いをさせていただきたいと思います。
○田中 旭議長 答弁を願います。
  中藤水道課長。
○中藤和重水道課長 それでは、表紙から2枚目の繰越計算書をごらんいただけますでしょうか。一番上の森林管理道馬生線につきましては、5月23日に工事が終了してございます。その下の農道4号線については4月28日、その下の集落道1号線については5月31日、一番最 後の集落道5号線につきましては5月23日に工事が終了してございます。
  以上でございます。
○田中 旭議長 よろしいでしょうか。
  6番、堀口議員。
○6番 堀口 宏議員 何かお話だと4月に1件、5月に3件ですか、全部の工事が完成をしておるというようなことでございますけれども、予算の執行率も何か42%ぐらいという工事の関係もあるようでございますけれども、これについては支払いの方はどんなふうになっておるんでしょうか。
○田中 旭議長 答弁願います。
  中藤水道課長。
○中藤和重水道課長 すみません、もう一度お願いします。
○田中 旭議長 もう一度質疑の方をお願いしたいそうです。
  堀口議員。
○6番 堀口 宏議員 今、4本のうち1本が4月に完成、あと3本が5月に完成というようなご説明でございましたけれども、予算の工事のお金の執行が42%ぐらいというように決算書にあるようでございますけれども、現在の支払いはこれ全部済んでおるのかどうか、お伺いしておきます。
○田中 旭議長 中藤水道課長。
○中藤和重水道課長 現在の支払いの状況でございますが、計算書でご説明いたしますが、真ん中の農道4号線、集落道1号線につきましては、本日支払いを行う予定でございます。一番上と一番下につきましては、現在検査を行い、支払いを行う手続を進めているところでございます。
  以上です。
○田中 旭議長 よろしいでしょうか。
○6番 堀口 宏議員 はい、結構です。
○田中 旭議長 ほかに質疑ございますか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○田中 旭議長 これをもって質疑を終結いたします。
  本案は報告事項でありますので、ただいま報告したとおりでございます。ご了承賜りたいと存じます。
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   ◎認定第1号の上程、説明、質疑、討論、採決
○田中 旭議長 日程第5、認定第1号 平成17年度都幾川、玉川水道企業団水道事業会計決算の認定についてを議題といたします。
  議案の朗読をお願いいたします。
  議会事務局長。
○野原泰子議会事務局長 朗読いたします。
  認定第1号 平成17年度都幾川、玉川水道企業団水道事業会計決算の認定について。地方公営企業法(昭和27年法律第292号)第30条第4項の規定に基づき、平成17年度都幾川、玉川水道企業団水道事業会計決算書を調製し、監査委員の審査に付したので、別紙監査委員の意見書をつけて議会の認定に付する。平成18年6月13日提出。ときがわ町長、関口定男。
  以上でございます。
○田中 旭議長 続いて、提案者から提案理由の説明をお願いいたします。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、認定第1号 平成17年度都幾川、玉川水道企業団水道事業会計決算の認定について提案理由を申し上げます。
  地方公営企業法第30条第4項の規定に基づき、監査委員の審査に付したので、別紙監査委員の意見書をつけて議会の認定に付するものであります。
  細部につきましては、水道課長よりご説明申し上げます。
○田中 旭議長 続いて、細部説明をお願いします。
  中藤水道課長。
○中藤和重水道課長 それでは、平成17年度都幾川、玉川水道企業団水道事業会計決算書の認定についての細部説明を申し上げます。
  まず、ページを1枚めくっていただきまして、目次をごらんいただきたいと思います。1の決算報告書、2の財務諸表につきましてが議会の認定の対象の書類となってございます。以下、決算附属書類については参考資料という位置づけでございます。
  続きまして、もう1枚めくっていただきまして、A3横になります。平成17年度都幾川、玉川水道企業団水道事業決算報告書、これは経常的経費活動に伴うものの収支を示したものでございます。これは後ほど細部を説明いたしますので、割愛させていただきます。
  続きまして2ページ、資本的収入及び支出でございますが、これにつきましては建設改良 費、企業債償還金に関するものの設備投資とその財源についてを説明してございます。
  まず、収入でございますが、決算額のところをごらんいただきたいと思います。資本的収入については2,867万8,793円、その内訳が下に書いてございますが、まずは負担金の内訳については工事の負担金、消火栓の負担金等の負担金でございます。以下、第2項、第3項、第4項につきましては、石綿セメントに関する経費でございます。
  続きまして、支出に行きますが、第1款の資本的支出8,257万5,984円でございます。その内訳が1項から3項でございますが、第1項の建設改良費につきましては、主なものが附属書類の14ページに書いてございますので、後ほどごらんになっていただきたいと思います。続きまして、企業債償還金につきましては、附属書類の34ページになります。その内訳が示してございます。
  続きまして、1枚めくっていただきまして横の見開きとなっています。平成17年度都幾川、玉川水道企業団水道事業損益計算書でございます。この計算書は平成17年4月1日から18年1月31日までのお金あるいは減価償却などの動きをフローで示したものでございます。経営の成績を示すものでございます。なお、損益計算書につきましては税抜きでの表示となってございますので、留意いただきたいと思います。
  収入支出の計算をした結果が、1枚めくっていただきまして4ページ、上になりますが、一番右側の2行目、当年度純利益、この期間の収入支出を計算しますと1,592万2,445円の黒字が出たと。その下の繰り越しの剰余金と合わせまして最終的に3,026万9,965円黒字が出ましたということになります。
  次に、下になりますが、水道事業の剰余金計算書、これは今出ました3,026万9,965円の内訳を示したものでございます。
  5ページの上に行きまして、資本剰余金の部でございますが、これは貸借対照表の10ページをお開きいただきますと、項目7に剰余金がございますが、この剰余金の内訳を示したものが資本剰余金の部でございます。
  続きまして、6ページ、7ページをお開きいただきます。7ページ、水道事業の剰余金処分計算書でございますが、先ほどの損益計算書のところで最終的な当該年度処分利益剰余金3,026万9,965円の処理をどうするかということでございまして、これにつきましては損益計算書の当年度純利益の額の20分の1を下らない額を積立てなさいという決まりがありますので、それに基づいての積立てでございます。
  続きまして、8ページ、9ページをお開きください。これは貸借対照表ですが、平成18年 1月31日時点のストックの情報、資産、負債、資本の状況を示したものでございます。9ページの負債の部の一番右側を見ていただきたいんですが、資産としては32億3,961万8,098円、それに対する負債についてはこれは9ページの一番右側の下になりますが、2,187万4,724円。
  続きまして、10ページをお開きください。一番右の下から2行目になりますが、資本金については32億1,774万3,374円ということで、先ほどの資本金と剰余金を足した額が資産と一致するというものでございます。
  続きまして、決算附属書類のご説明をいたします。こちらからは議会の認定の書類ではなく、議会認定の書類の参考資料という位置づけになってございます。
  11ページをごらんください。こちらは概況になりますが、これからこの内容についてはご説明しますので、割愛させていただきます。
  12ページについては、議会の議決事項についてのご説明です。
  続きまして、13ページ、14ページをお開きください。職員の状況が13ページ、14ページにつきましては主な工事、100万円以上の工事につきまして額の大きい順に示してございます。
  続きまして、15ページ、16ページをごらんください。これは業務量の比較でございますが、17年度につきましては1月末時点の数字となっていますので、減になっているのは期間の差によるものが主な原因でございます。
  まず15ページ、中ほどになりますが、有収率をごらんになっていただきたいと思います。16年度は84.1%、今年度は82.3%ということで、1.8ポイント減少しておりますが、今回大きな漏水があったためによる有収率の減と想定されております。
  続きまして、16ページに行きまして一番上、総収益対総費用比率ですが、これは100を切ると赤字ですが、今回は107.2ということで、経営状況は好転しておりますが、1月末時点での打ち切り決算ということで、2月3月に支払い部分が回っているということでの一時的な経営状況の改善でございます。
  続きまして、17、18ページをごらんください。こちらも17年度、16年度の比較でございますが、1月の打ち切り決算ですので、ほとんど対前年度比マイナスとなってございます。
  その中で1つだけご説明しますが、18ページをごらんください。科目のところの中ほどからちょっと下になりますが、繰延勘定償却ということで、これは石綿セメント工事の今までやった工事の評価を行いまして、その償却が今回計上されているというものでございます。
  続きまして、19ページ、20ページをお開きください。これは先ほどの建設工事の関係です が、変更契約等の状況を示したものでございます。
  続きまして、21ページ、これは企業債の借り入れと償還の表でございます。
  続きまして、23、24ページをお開きください。これは損益計算書の明細書でございます。収入でございますが、加入金については口径の大きい加入金が多かったことから件数がふえている状況でございます。
  続きまして、支出、25、26をお開きください。特徴的なものだけご説明いたします。
  まず、25ページ、節で備消耗品費、浄水場ろ過砂購入ということで200万1,000円の決算額となってございますが、昨年度は75万円ということで額がふえております。七重の浄水場にかん水ろ過の升が4つございますが、そのうちの2つの砂を全部入れかえたものによります経費の増でございます。
  続きまして、29ページをごらんください。営業外費用、中ほどになりますが、そのうちの節の開発費償却25万でございますが、これは32ページをちょっとお開きいただきたいんですが、32ページの繰延資産明細書ということで、石綿セメント管の更新事業の再評価を行った結果に基づく償却でございます。
  続きまして、33ページ、34ページをお開きください。企業債の明細書でございます。今までに借りた起債と償還額、残高の一覧表でございます。
  以上で説明を終わらせていただきます。
○田中 旭議長 ここで代表監査委員から、平成17年度都幾川、玉川水道企業団水道事業会計に対する決算審査の意見書が提出されております。代表監査委員から報告をお願いいたします。
  蜻纒\監査委員。
○蛛@弘代表監査委員 おはようございます。
  決算審査報告の前に一言ごあいさつ申し上げます。
  このたびときがわ町の監査委員にご選任いただきました蛯ナございます。私は西平の生まれでございまして、縁あって現在玉川に住んでおります。監査委員の責任の重さにつきましては、十二分に自覚はいたしております。浅学非才な私ではございますけれども、新町ということで一段とその責任の重さにつきましては感じております。
  地方自治法では、地方公共団体はその事務を執行するに当たっては住民の福祉の増収を図るとともに、最小の経費で最大の効果を上げるようにしなければならないとうたわれております。私は町民の立場に立って、公正、公平、不変な監査をすることが監査委員の使命と 思っております。どうかひとつよろしくお願いいたします。
  それから、お手元にご配付しております決算審査の報告でございますが、文言にちょっと不都合がありましたので、訂正させたものをお配りさせていただきましたけれども、差しかえていただきたいと思います。それは2ページの収益的支出のところの文言でございまして、それと3ページの資本的支出の文言にちょっとふぐあいがありましたので、ご訂正を願いたいと思います。そこのところは「差引増減」になっていると思うんですけれども、これを「不用額」というふうに訂正させていただきます。
  それでは、平成17年度都幾川、玉川水道企業団水道事業会計決算審査意見書を申し上げます。
  第1 審査の概要。
  審査の期間、平成18年5月15日月曜日。審査の実施場所、ときがわ町役場第二庁舎。審査の執行者、蜊O、増田和代。
  審査の手続。本決算の審査に当たっては、合併に伴う打ち切り決算ということで、特別な状況を踏まえ、町長から送付された決算書並びに附属財務諸表が関係法規に適合して作成され、また経営成績及び財政状態を適正に表示しているかを検証するため、帳票及び証書類と照合のほか、毎月執行してきた例月出納検査を参照勘案しつつ、必要と認める監査の手続により実施しました。
  次に、審査の結果でございますが、決算諸表について。審査に付された決算諸表は、いずれも関係法規等の規定により作成され、それらに係る経理手続が定められた諸規定に基づいて処理されており、本事業の経営成績と期末における財政状態を適正に表示しているものと認めました。
  なお、その決算概況は次のとおりであります。
  平成17年度都幾川、玉川水道企業団水道事業決算の概況。
  1、業務量。
  平成17年度の業務量は、総配水量154万4,126立方、総有収水量127万766立方であった。総配水量は前年同月に比べ1.7%増加しているが、有収水量は0.7%減少している。有収率についても前年度を1.8ポイント下回る82.3%でありました。有収率の向上については水道事業における重要な課題の一つであるが、今年度は比較的規模の大きな漏水修繕が多く発生したことが有収率低下の主な原因であると推測されます。
  なお、水需要の基本をなす給水人口は今年度も減少傾向が続いており、86人減の1万 3,054人となっており、企業等のいわゆる大口需要家の使用水量も頭打ち傾向にあることから、水道料金収入の増加が見込みにくい状況にあります。
  2、営業成績でございますけれども、当年度営業成績は、水道事業収益が2億4,646万3,765円、水道事業費用が2億2、792万6,386円で、当年度純利益が1,592万2,445円であります。純利益については55万3,258円の損失を計上した前年度決算に比べ良好な数値を示しているが、当決算では支払いのピークを迎える2月、3月分の支出が含まれていないため、一時的な数値であり、決して楽観できるものではございません。
  @としまして、収益的収入。区分、水道事業収益、予算額2億8,589万7,000円、決算額2億4,646万3,765円、差し引きマイナス3,943万3,235円、執行率86.2%。営業収益で見ますと、予算額2億6,587万3,000円、決算額2億2,644万5,309円、差引増減3,942万7,691円、執行率85.2%。営業外収益、予算額2,002万4,000円、決算額2,001万8,456円、差引増減マイナス5,544円、執行率99.9%。
  営業収益のうち給水収益は2億1,589万736円であり、水道事業収益全体の87.6%を占めています。加入金収益は前年度の年間総額を278万2,500円上回る803万2,500円でありました。
  2番目に収益的支出でございますが、区分、1、水道事業費用、予算額2億9,098万1,000円、決算額2億2,792万6,386円、不用額が6,305万4,614円、執行率が78.3%。次に営業費用でございます。内訳でございますが、2億4,722万4,144円、決算額2億381万3,174円、不用額4,341万970円、執行率82.4%。次に営業外費用でございますが、予算額4,030万1,986円、決算額2,343万5,827円、不用額1,686万6,159円、執行率58.2%。特別損失でございますが、予算額103万1,810円、決算額67万7,385円、不用額35万4,425円、執行率65.7%。予備費でございますが、予算額242万3,060円、決算額はゼロでございますので、不用額は242万3,060円でございます。
  営業費用のうち、七重川浄水場におけるろ過砂の総入れかえ作業の実施に伴い、原水及び浄水費の備消耗品費が129万6,589円、修繕費が330万8,017円、水質検査体制の強化に係る委託料が144万6,210円、それぞれ前年度の累計を上回っています。いずれも安全な水の供給に欠かせない支出であり、やむを得ないものと思います。
  県水の受水状況については、受水量51万1,211立方と前年同月より13万3,797立方多く受水しているが、供給単価が24円35銭値下げされたことから、全面的な金額面では254万9,385円の費用の削減となっております。
  3番目に、建設改良工事でございますけれども、建設改良費につきましては、決算額は 5,342万5,515円であり、設備投資や企業債償還金の財源である資本的収入は、企業債600万円、国庫補助金225万円、負担金1,657万9,500円、出資金325万円など、2,867万8,793円であり、不足額の5,389万7,191円は過年度分損益勘定留保資金4,141万5,428円並びに減債積立金1,000万円、消費税及び地方消費税資本的収支調整額248万1,763円で補填されています。
  次に、資本的収入でございますけれども、区分としまして、資本的収入、予算額6,158万4,000円、決算額2,867万8,793円、差引増減3,290万5,207円のマイナス、執行率46.6%でございます。内訳でございますが、負担金が5,008万4,000円の予算に対して、決算額は1,657万9,500円、不用額が3,350万4,500円、執行率が33.1%。補助金でございますけれども、225万円、決算額も225万円、これは100%でございます。企業債は600万円、決算額も600万円。出資金につきましては325万円、決算額も325万円。寄付金につきましては、予算はございませんが、56万5,851円、差引増減56万5,851円でございました。固定資産売却代金でございますが、予算額にはございませんでしたけれども、決算額には3万3,442円、差し引き3万3,442円の増加となっております。
  次に、資本的支出でございますけれども、資本的支出は予算額が1億9,663万3,050円、決算額が8,257万5,984円、不用額が1億1,405万7,066円、執行率が42%でございます。内訳でございますけれども、建設改良費が1億3,259万1,050円の予算額に対しまして、決算額は5,342万5,515円、不用額が7,916万5,535円、執行率が40.3%。企業債償還金でございますけれども、これは予算額が5,904万2,000円、決算額は2,915万469円、不用額は2,989万1,531円、執行率が49.4%。予備費でございますけれども、予算額が500万、決算額はゼロでございまして、不用額が500万。
  建設改良工事の内訳は、石綿セメント管更新事業1工区、道路改良等に係る補償工事6工区、単独工事1工区の計8工区4,279万7,120円が老朽配水管の布設替工事に充てられました。そのほか、今年度のみの設備投資として料金会計システムの更新、ファイリングシステムの導入に810万7,417円が充てられており、業務の効率化や管理の強化が図られておりました。
  4番目に財政状態でございますが、資本総額は32億3,961万8,098円、負債総額は2,187万4,724円、資本総額は32億1,774万3,374円であります。
  資産の部につきましては、平成17年度が32億3,961万8,098円、平成16年度が32億3,686万9,507円でございましたので、差し引き274万8,591円増加しております。負債の部につきましては、17年度が2,187万4,724円、16年度が3,227万1,609円でございましたので、1,039万6,885円減少しております。資本の部、17年度は32億1,774万3,374円、16年度が32億459万 7,898円でございましたので、差し引き1,314万5,476円の増加となっております。
  資産の部では、固定資産が28億1,662万7,889円、流動資産が4億2,174万209円、繰延資産が125万円となっている。流動資産の内訳は、現金預金が4億819万6,511円であり、3,178万443円の増加となっております。これらは年度末にかけて工事代金等の支払い額が増加するにつれて減少するものと推察されます。未収金1,034万7,564円のうち、水道料金の未収分は987万5,424円であるが、このうち406万8,805円は金融機関の処理の都合上、送金日が翌月にずれ込んだためであり、既に収納は済んでおります。また、貯蔵品残高は319万6,134円であり、前年度とほぼ同額の水準にあります。
  負債の部では、退職給与引当金は当年度41万7,000円が上積みされ、291万7,000円となった。未払金は、通常経費の支払いや消費税の確定申告等に係る1,778万6,502円であるが、平成18年4月末にはすべての支払いが完了しておりました。
  資本の部は、減債積立金1,000万円の組み入れや、借入資本金(企業債)600万円の借り入れなどにより増加し、企業債償還額が2,315万469円減少している。なお、そのうち企業債の借入残高は10億5,759万133円であり、下半期の支払い額を残した段階で前年度に比べ2,315万469円減少している。
  剰余金のうち資本剰余金は、国庫補助金225万、補償工事負担金1,657万9,500円等の受け入れにより増加し、11億749万1,276円となった。利益剰余金は592万2,445円増加し、1億526万9,965円となった。
  5番目としまして、むすびとしまして、平成17年度決算は都幾川村と玉川村の合併に伴う水道企業団最後の決算である。また、年度途中での企業団解散に伴う打ち切り決算であるため、決算における重要な作業の一つである過去の数値と現在の数値とを比較して今後の経営全般にわたる参考とすることについては、不十分とならざるを得ない。ただし、あえて今年度決算から読み取れる点を挙げるとすれば、営業成績における意見でも述べたように、水質検査の強化による委託料の増加や老朽設備の交換修理に係る修繕費の増加、また現在最大の懸案である和田水源の取水量減少に伴う県水受水量の引き続きの増加など、固定費的な営業支出が増加傾向にあることである。これらは、安心、安全な水の安定供給のために必要不可欠な費用である。しかし、一方会計面では経常的に営業利益を圧迫していく要因でもあります。
  今後は、石綿セメント管更新事業等に代表される老朽設備の更新費用、新県水受水場建設に要する費用、県水受水費の増加など、相当な支出が想定される。このような状況を考慮す ると、ミクロな視点から日常の業務においても常に業務内容を精査し、例えばわずかな効果であっても経費の削減をする意識を持つこと、また一方マクロ的な視点からも抜本的な改革を考えることがますます重要となってくると考えられる。いわゆる「安心、安全、安定」な水の供給という水道事業の基本的な住民サービスを維持発展するために、新町「ときがわ町」誕生を契機に、水道事業の重要性について新たに認識していただきたいことを申し述べ、むすびといたします。
  以上でございます。
○田中 旭議長 これより日程第5、認定第1号 平成17年度都幾川、玉川水道企業団水道事業会計決算の認定についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  6番、堀口議員。
○6番 堀口 宏議員 6番、堀口でございます。
  いろんな附属書類をつけていただいて、よくわかるわけなんですけれども、ちょっと工事の関係でお伺いさせていただきますけれども、14ページの上から3つ目に村道第2−20号線というのが、配水管の布設替工事が358万2,770円ですか、支出されておるようでございますけれども、それに伴いまして19ページに関連しているかと思うんですけれども、19ページの下から4行目といいましょうか、やはりこれは同じ工事だと思うんですが、契約変更が47万3,550円しまして、この金額と先ほど申し上げた金額が一致しなければならないかと思うんですけれども、その点どんなふうなのか、ちょっとお伺いさせていただきます。
○田中 旭議長 答弁をお願いします。
  中藤水道課長。
○中藤和重水道課長 堀口議員さんのご質問の内容は、14ページの村道2−20号線の金額と19ページの同じところの金額が違うというご質問でよろしいでしょうか。
○6番 堀口 宏議員 はい。
○中藤和重水道課長 その内容につきましては、材料費、THベントという部品なんですけれども、その部品を水道企業団の材料を業者に支給した関係で額が一致しないということが原因でございます。
  以上です。
○田中 旭議長 よろしいでしょうか。
  6番、堀口議員。
○6番 堀口 宏議員 これは契約金額ですので、支払いと一致しなければおかしいんじゃないかと思うんですが、当初契約が299万2,500円でして、契約変更で47万3,550円。そうしますと、14ページの数字と11万ぐらい違うかと思うんですけれども、ほかの工事については多分一致していると思うんですよ。これはやはり契約ですので、数字が一致しなければ。これはあくまでも附属書類ですから結構なんですけれども、その点ちょっとお伺いさせていただきます。
○田中 旭議長 答弁願います。
  中藤水道課長。
○中藤和重水道課長 契約金額と違うということなんですが、再度同じ説明になってしまうんですけれども、部品を企業団の材料を業者さんに渡しますので、その辺については相殺するということで業者さんにも了解していただきまして、その材料費分については減額させていただいているところでございます。逆に、契約どおりだということで形式的にお金を払ってしまいますと余分なお金を払うことになってしまいます……。
○6番 堀口 宏議員 それで、それが幾らか違うわけなんですか。
○中藤和重水道課長 そういうことです。
○6番 堀口 宏議員 金額が幾ら差額があるんですか。
○田中 旭議長 中藤水道課長。
○中藤和重水道課長 すみません、お答えいたします。
  11万6,720円分額が合いません。それは水道企業団が支給した材料費の金額でございます。
  以上です。
○田中 旭議長 よろしいですか。
○6番 堀口 宏議員 よくわからないけれども、結構です。
○田中 旭議長 ほかに質疑はございませんか。
  16番、市川議員。
○16番 市川金雄議員 16番、市川金雄です。
  2ページの資本的収入及び支出のところで、最下段に資本的収入が資本的支出額に不足する額、これが5,389万7,191円は過年度分の損益勘定留保資金から幾ら、減債資金から、積立金から、あるいは消費税、地方消費税資本的収支調整額によって補てんをしたとあるんですが、この留保資金が幾らあって4,141万5,428円を補てんしたのか、また減債積立金が幾らあって1,000万円を補てんしたのか、その幾らあるからこれを補てん、そのうちからという こと、それをひとつご説明をいただきたいと思います。
  それからもう1点なんですが、この本決算については1月末の決算ですので、2月、3月、17年度は残っているわけですが、大きな黒字ということで、監査委員さんの指摘にあったように、まだあと2カ月あるからということがありましたけれども、まだ早いかもしれないんですが、17年度終わった時点ではおおよそどのくらいの黒字になるか、赤字になるか、見込み額があったら教えていただきたいと思います。
  以上の2点をお願いしたいと思います。
○田中 旭議長 答弁願います。
  中藤水道課長。
○中藤和重水道課長 2ページの最下段のご説明なんですが、まず留保資金の関係は3ページをお開きいただきたいんですが、2の営業費用の(5)減価償却費ということで、この6,272万3,000円計上してございますが、これは実際に実質的には支出されておらない金額で、これは言ってみれば留保されている金額なんで、その中から出していくのが1点です。
  それと、減債資金積立金につきましては、貸借対照表の4ページの剰余金計算書の中ほどになります。減債基金ということで、1番で前年度末残高が8,500万、そこから先ほどご質問のございました1,000万を支出しているということでございます。最後の2月3月の決算につきましては、現在処理中でございますので、よろしくお願いいたします。
○田中 旭議長 よろしいでしょうか。
○16番 市川金雄議員 はい、了解。
○田中 旭議長 ほかに質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○田中 旭議長 これをもって質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございますか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○田中 旭議長 討論を終結いたします。
  これより認定第1号 平成17年度都幾川、玉川水道企業団水道事業会計決算の認定についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○田中 旭議長 起立全員。
  よって、認定第1号は原案のとおり可決されました。
  ここで蜻纒\監査委員には退席をいただきますので、ご了承を賜りたいと存じます。
          (蜻纒\監査委員退席)
○田中 旭議長 暫時休憩いたします。
  再開なんですけれども、1時ということで。これでお昼にしたいと思うんですがよろしいでしょうか。では、お昼にしたいと思いますが、よろしくお願いします。
                                (午前11時28分)
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○田中 旭議長 休憩前に引き続き再開いたします。
                                (午後 1時00分)
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   ◎議案第49号の上程、説明、質疑、討論、採決
○田中 旭議長 日程第6、議案第49号 ときがわ町特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正についてを議題といたします。
  議案の朗読をお願いいたします。
  議会事務局長。
○野原泰子議会事務局長 朗読いたします。
  議案第49号 ときがわ町特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について。次のとおりときがわ町特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例を制定することについて議決を求める。平成18年6月13日提出。ときがわ町長、関口定男。
  以上でございます。
○田中 旭議長 続いて、提案者から提案理由の説明をお願いいたします。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、議案第49号 ときがわ町特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について提案理由を申し上げます。
  別表第1及び別表第2に規定されている「衛生委員」の表記について、「環境推進委員」に改正したいので、この案を提出するものであります。
  細部につきましては、総務課長よりご説明申し上げます。
○田中 旭議長 続いて、細部説明をお願いいたします。
  柴崎総務課長。
○柴崎政利総務課長 それでは、命により議案第49号 ときがわ町特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正についてご説明を申し上げます。
  先ほど町長より提案理由で申し上げましたように、条例第1条の別表第1報酬及び条例第2条の別表第2、これは費用弁償であります。これは別添議案参考資料をごらんをいただきたいと思いますが、資料bP、新旧対照表及び裏面の職名を「衛生委員」の表記を「環境推進委員」に改正するものであります。
  以上、説明とさせていただきます。よろしくお願いをいたします。
○田中 旭議長 これより日程第6、議案第49号 ときがわ町特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正についての質疑に入ります。
  16番、市川議員。
○16番 市川金雄議員 16番、市川金雄です。
  衛生委員を環境推進委員という名前、改名をするということですが、環境推進委員は何人いらっしゃるのかお願いいたします。
○田中 旭議長 答弁をお願いします。
  柴崎総務課長。
○柴崎政利総務課長 お答えを申し上げます。
  57名です。
  以上でございます。
○田中 旭議長 よろしいですか。
  16番、市川金雄議員。
○16番 市川金雄議員 57名いるということなんですが、この職務を見ると、区長に準じた連絡調整、その区域をやるということでございますけれども、じゃ区長は何人いるんですか。行政区は55だと思いましたけれど、そこのところ行政区と環境推進委員の差が出てくるんですが、その点をお伺いいたします。
○田中 旭議長 答弁をお願いします。
  堀口環境課長。
○堀口彰一環境課長 お答えをさせていただきます。
  区長につきましては、ご指摘のとおり55名でございますが、環境推進委員につきましては 57名でございます。これにつきましては、旧都幾川村地域におきまして山間部等非常に地理的な条件等もございます。そういう中で、2つの区につきまして2名ずつお願いしているところがございますので、57名という結果になりました。
  以上です。
○田中 旭議長 16番、市川金雄議員。
○16番 市川金雄議員 その2つの行政区、どことどこかを教えていただければと思います。お願いいたします。
○田中 旭議長 堀口環境課長。
○堀口彰一環境課長 2つの行政区でございますが、1つは椚平地区でございます。もう1つが大字大附地区でございます。
  以上です。
○田中 旭議長 よろしいでしょうか。
○16番 市川金雄議員 はい、了解しました。
○田中 旭議長 ほかに質疑ございませんか。
  14番、野原兼男議員。
○14番 野原兼男議員 14番、野原です。
  特に問題にするようなものじゃないんですけれども、この名称を改名したということは、我々一応衛生委員というんでなじみが深い名称なんですけれども、これをあえて環境推進委員と改めたということは何か根拠があるわけですか。
○田中 旭議長 答弁をお願いします。
  柴崎総務課長。
○柴崎政利総務課長 私の方も定かではないわけでございますけれども、衛生委員というのはただいま議員さんおっしゃいましたように、古くから使われている委員さんの名前でございますが、今環境問題、地球温暖化等、衛生だけでなくそのような問題にも対処していただく委員という意味で、環境推進委員ということで改名をしたということだと思います。
  以上でございます。
○田中 旭議長 よろしいですか。
○14番 野原兼男議員 はい、結構です。
○田中 旭議長 ほかに。
  16番、市川金雄議員。
○16番 市川金雄議員 16番、市川金雄です。
  ただいまの議員と関連するんですが、衛生には環境衛生、保健衛生があると思います。この環境衛生委員の職務等を見ると保健衛生のことが全く入っておりません。今まで衛生委員とすると、ごみの問題、汚いからとか、あるいは生活雑排水の問題とか、そういうことまでがありましたけれども、その点は環境衛生の方でやるということですけれど、近ごろの状況を見ると、まず保健衛生思想の普及や健康づくりに関すること、あるいは健康診査及び検診の推進であるとか、あるいは今高齢社会ますます進んでおりますけれども、寝たきり老人、あるいはそういうところの家庭、そういったところもうまく、そういう中で結核患者、あるいは保菌者、そういう方、あるいは感染症、そういうものも以前よりふえているんじゃないかというような、そんな話も聞いているところでございます。また、予防接種に関することについても、これらは保健衛生に入ると思います。
  そうしたら、やはり科学の力では製造できない、いろいろ一番不足している健康づくり、あるいは病気の治療に不足している血液、献血の推進、そういうもの、あるいは今ペットブームで犬とか猫とか動物を飼っている、そういう中からもやはり人体に悪影響を及ぼす保健衛生面、その辺もあると思います。そうした、やはり保健衛生に関する文書の配付であるとか、あるいは取りまとめであるとか、保健衛生の思想の普及やそうした啓蒙、そういうことの約束は今までは衛生委員さんがやっていたと思います。そういうのが全く環境衛生の中には入っていない。その辺のところはどのように推進をしていくのか、お考えをお尋ねいたします。
○田中 旭議長 ただいまの質疑に対し、答弁願います。
  柴崎総務課長。
○柴崎政利総務課長 それでは、お答えを申し上げます。
  ただいまの議員さんのご質問でございますが、この環境推進委員の業務の内容については、保健衛生の面が欠けているんではないかというご質問かと思いますけれども、保健衛生につきましては、かつては役場に保健婦というものはほとんどいらっしゃらなかった。そういう形でありますけれども、今保健婦を置いて、その保健衛生の面では非常に充実をしてきて、行政が非常に、行政から先ほど結核の問題等、そういう方で対処しているということかなとは思います。
  そういうことで、特に注射等の実施については区長さんを通じて回覧等を行っているという現況かと思います。そういうことで、今回臨床的にも環境地域の委員さんについては環境 問題を特に強くという意味ではないかということでございます。
  以上でございます。
○田中 旭議長 久保町民課長。
○久保 均町民課長 市川議員さんのただいまの保健思想の普及等についてご質問でございます。お答えをさせていただきます。
  旧都幾川村につきましては、こういった保健思想の普及、啓発、また実施に当たりましては健康おばさんの会というのがございまして、いろいろな検診のお手伝いですとか、そういった健康思想の普及等に当たっていただきました。
  また、旧玉川村におきましても愛育班という組織がございまして、母子の保健ですとか、また高齢者と子供たちの交流ですとか、そういった地域の集会、集まり等を持っていただいて、そういった思想普及等を行っていただいているところでございます。
  昨今、個人情報の保護というような問題もございまして、衛生委員さんを通じてのそういった通知を配付ですとか取りまとめ、そういったものにつきましてはもろもろの事情がございまして行っていないというのが実情でございます。該当者につきましては、個別の通知を申し上げまして、それぞれのそういう申し込みを受けていると。
  今また総務課長の方からも答弁ございましたとおり、保健師が現在保健センターに4名、また包括センターにも2名ということで、合計6名町におるわけですけれども、保健師さんを通じての指導、また相談、そういった組織体制の面も充実をしてきておりますので、こういった面で保健思想の普及等を行っているという実情でございます。
  以上でございます。
○田中 旭議長 16番、市川金雄議員。
○16番 市川金雄議員 16番、市川金雄です。
  衛生委員を要らなくなってしまったのは、そういったボランティアのような形に頼っていくというような形に聞きましたが、やはりそういう団体も健康おばさんの会、先日総会が開かれました。そのときに出席をさせていただいたんですけれど、いろいろ事業計画、事業報告等を見ますと、健康おばさんの会は自分たちの健康は自分で守るというのが主眼でございます。その会に会費を納入して入って、それで自分たちで楽しみながら、みんなを誘いながら自分の健康も向上させようというおばさんの会のようにお聞きしたところでございます。
  また、玉川地内でやっている愛育班については、自分のことよりも子供から老人まで、いろんな形で研修を受けたらどうですかとか、あるいは乳幼児に母親の子育て支援、自分たち の経験を生かした子育て支援をするなり、あるいはお年寄りに対して引きこもりになっていないかとか、声かけをして励ますとか、そういうことでやっている団体だったと思います。
  確かに、そういう方に頼っていくということも必要だと思いますけれども、だとすると環境の関係についてだってそういう方はいらっしゃるんじゃないでしょうか。だから、やっぱりそういう方々だけに任せたんじゃ、任せ切れない、その辺は行政できちんと衛生委員なり環境推進委員さんなりを設置して、それでやっていただく。それをさらにカバーしていただくのにボランティアであるとか、そういった方々に参加をして手助けをしていただくということ、こういうことが必要だと思うんです。
  先ほども申し上げましたように、保健衛生についてはある意味ではなくなったかもしれませんけれども、ある意味ではもっともっと必要になってくるんじゃないでしょうか。これから超高齢化社会に入ってくるわけ。その辺のところを是非今のまま、今総務課長、あるいは町民課長からお答えをいただきましたけれども、それだけでなくもっと突っ込んでこの保健衛生の面を考えていただけるかどうか、お考えをお尋ねいたします。
○田中 旭議長 ただいまの質疑に対して答弁願います。
  関口助役。
○関口 章助役 ただいま市川議員さんの方から今後のご提案を含めたご意見がございましたけれども、せんだって私も健康おばさんの会に出席させていただきましたけれども、確かにもともとが自分たちの健康を自分たちで守ろうということで出発した団体ではございますけれども、最近いろいろな町の保健衛生事業に積極的に参画いただいて、いわば町全体の立場で仕事をやっていただいていると。
  また、確かに環境衛生推進委員、これは町の委嘱した委員さんではございますけれども、保健衛生、あるいは環境方面も含めて、やっぱりこれからは役場でやること、それから民間がやっていただくこと、それから純粋に民間の企業が社会貢献という格好で参画していただくこと、従来公共でやることは、それぞれの役割分担で純粋に行政でやったり、民間のボランティアの方がやっていただいたりということで、いろんな形でお互いに協力しながら地域の向上を図っていくということを心がけていく必要があるだろうというふうに考えています。
  そういう面で、とりあえず今回は従前旧玉川と旧都幾川の扱いが違っていたかと思いますけれども、その中である程度仕事を見て、現在環境推進委員の職務を見ていきますと、単に保健衛生のみならず、環境問題、ごみとか美化とか、より広い概念である環境ということで統括をして、その職名といいますか、そういったものとしてやっていこうという試みでござ います。
  今、市川議員さん言われたように、保健衛生の面で今後何か足らない点があれば、それは役場でやるのか、ボランティアの方々にお願いするのか、そういうものを含めて現状が不都合であればそういったものに支障がないように今後検討していきたいというふうに考えております。ご提言の趣旨を生かして今後検討していきたいというふうに思います。
  以上です。
○田中 旭議長 よろしいですか。
  16番、市川金雄議員。
○16番 市川金雄議員 市川です。
  先ほども申し上げましたけれども、社会が大分変わってきている、超高齢社会に入っているわけですから、そういうところも考慮して、是非、今助役さんの答弁のように心がけていただきたい、是非お願いをいたしまして終わります。
○田中 旭議長 ほかに質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○田中 旭議長 これをもって質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○田中 旭議長 討論を終結いたします。
  これより議案第49号 ときがわ町特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり改正することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○田中 旭議長 起立全員であります。
  よって、議案第49号は原案のとおり可決されました。
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   ◎議案第50号の上程、説明、質疑、討論、採決
○田中 旭議長 続きまして、日程第7、議案第50号 ときがわ町長職務執行者の給与及び旅費に関する条例の廃止についてを議題といたします。
  議案の朗読をお願いいたします。
  議会事務局長。
○野原泰子議会事務局長 朗読いたします。
  議案第50号 ときがわ町長職務執行者の給与及び旅費に関する条例の廃止について。次のとおりときがわ町長職務執行者の給与及び旅費に関する条例を廃止する条例を制定することについて議決を求める。平成18年6月13日提出。ときがわ町長、関口定男。
  以上でございます。
○田中 旭議長 続いて、提案者から提案理由の説明をお願いいたします。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、議案第50号 ときがわ町長職務執行者の給与及び旅費に関する条例の廃止について提案理由を申し上げます。
  町長職務執行者の職については、今後ときがわ町において使用することがなく、本条例については廃止したいので、この案を提出するものであります。
  細部につきましては、総務課長よりご説明申し上げます。
○田中 旭議長 続いて、細部説明をお願いいたします。
  柴崎総務課長。
○柴崎政利総務課長 命により、議案第50号 ときがわ町長職務執行者の給与及び旅費に関する条例の廃止についてご説明を申し上げます。
  先ほど町長提案理由で申し上げましたが、この条例は合併により町長が不在となるため、町長が決まるまでの間適用された条例であり、今後ときがわ町においては使用することがないために、この案を提出するものであります。
  以上、説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
○田中 旭議長 これより日程第7、議案第50号 ときがわ町長職務執行者の給与及び旅費に関する条例の廃止についての質疑に入ります。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○田中 旭議長 これをもって質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○田中 旭議長 討論を終結いたします。
  これより議案第50号 ときがわ町長職務執行者の給与及び旅費に関する条例の廃止についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり廃止することに賛成の議員の起立を求めます。

                     (起立全員)
○田中 旭議長 起立全員。
  よって、議案第50号は原案のとおり可決されました。
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   ◎議案第51号の上程、説明、質疑、討論、採決
○田中 旭議長 日程第8、議案第51号 ときがわ町一般職の職員の給与に関する条例の一部改正についてを議題といたします。
  議案の朗読をお願いいたします。
  議会事務局長。
○野原泰子議会事務局長 朗読いたします。
  議案第51号 ときがわ町一般職の職員の給与に関する条例の一部改正について。次のとおりときがわ町一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例を制定することについて議決を求める。平成18年6月13日提出。ときがわ町長、関口定男。
  以上でございます。
○田中 旭議長 続いて、提案者から提案理由の説明をお願いいたします。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、議案第51号 ときがわ町一般職の職員の給与に関する条例の一部改正について提案理由を申し上げます。
  地方公務員法第25条第2項の規定による職員の給与から控除できるものを明白にし、職員の福利厚生を向上させるため本条例を改正したいので、この案を提出するものであります。
  細部につきましては、総務課長よりご説明申し上げます。
○田中 旭議長 続いて、細部説明をお願いいたします。
  柴崎総務課長。
○柴崎政利総務課長 それでは、命によりまして議案第51号 ときがわ町一般職の職員の給与に関する条例の一部改正についてご説明を申し上げます。
  先ほど町長提案理由で申し上げましたが、地方公務員法第25条第2項で、職員の給与は法律または条例により特に認められた場合を除き、通貨で直接職員にその全額を支払わなければならないとされております。給与から控除する場合は条例で定めなければなりません。条例第12条別添議案参考資料をごらんをいただきたいと思いますが、資料bQ新旧対照表では、給与から控除できるものが明記されておりますが、現行では法律で定めるもののほか、互助 会の会費のみしか明記されておりませんので、これを改正案のとおり、他のものも控除できるようにしたものであります。
  それでは、本文を朗読させていただきます。
  第12条の2 地方公務員法第25条第2項の規定により、次に掲げるものは、給与から控除することができる。
  (1)職員が当該職員の加入する職員団体に対して納付する組合費
  (2)職員が団体取扱保険契約に加入することに伴い、当該保険会社等に対して納付する保険料
  (3)職員が職員により組織する団体に対して納付する会費のうち、町長が認めたもの
  (4)その他町長が特に認めたもの
  附則
  施行期日であります。
  1 この条例は、公布の日から施行する。
  経過措置であります。
  2 この条例の施行前になされた給与からの控除は、この条例の相当規定によりなされたものとみなす。
  以上、説明とさせていただきます。よろしくお願いをいたします。
○田中 旭議長 これより日程第8、議案第51号 ときがわ町一般職の職員の給与に関する条例の一部改正についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○田中 旭議長 これをもって質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○田中 旭議長 討論を終結いたします。
  これより議案第51号 ときがわ町一般職の職員の給与に関する条例の一部改正についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり改正することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○田中 旭議長 起立全員。
  よって、議案第51号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第52号の上程、説明、質疑、討論、採決
○田中 旭議長 日程第9、議案第52号 都幾川四季彩館の指定管理者の指定についてを議題といたします。
  ここで、地方自治法第117条の規定により、島田議員、伊得議員、市川洋議員及び小宮議員の退席を求めます。
          (12番 島田 豊議員、10番 市川 洋議員、9番 伊得一夫議員、3番 小宮 正議員退席)
○田中 旭議長 議案の朗読をお願いいたします。
  議会事務局長。
○野原泰子議会事務局長 朗読いたします。
  議案第52号 都幾川四季彩館の指定管理者の指定について。次のとおり都幾川四季彩館の管理運営における指定管理者を指定したいので、議会の議決を求める。1、名称、都幾川村商工会。2、所在地、ときがわ町大字関堀145番地2。3、代表者職・氏名、会長、岡野次男。平成18年6月13日提出。ときがわ町長、関口定男。
  以上でございます。
○田中 旭議長 続いて、提案者からの提案理由の説明をお願いいたします。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、議案第52号 都幾川四季彩館の指定管理者の指定について、提案理由を申し上げます。
  ときがわ町公の施設における指定管理者の指定の手続等に関する条例第4条の規定に基づき、都幾川四季彩館の管理運営に関し指定管理者を指定する必要が生じたので、この案を提出するものであります。
  細部につきましては、企画財政課長よりご説明申し上げます。
○田中 旭議長 続いて、細部説明をお願いいたします。
  山口企画財政課長。
○山口文明理事兼企画財政課長 命を受けましたので、議案第52号 都幾川四季彩館の指定管理者の指定について内容説明を申し上げます。
  指定管理者の名称でございますが、都幾川村商工会、所在地でございますが、ときがわ町 大字関堀145番地の2、代表者職・氏名でございます。会長、岡野次男でございます。委員構成につきましては、議案参考資料、bVをごらんいただきたいと思います。
          (発言する者あり)
○山口文明理事兼企画財政課長 すみません、資料bVをごらんいただきたいと思います。役員名簿ということでお願いします。すみません。
  役員名簿でございますが、平成18年度都幾川村商工会役員でございます。会長1名、副会長2名、専務理事1名、理事15名、監事2名で役員構成されているものでございます。
  また議案52号に戻っていただきたいと思います。
  四季彩館の目的としまして、地域及び住民に憩いと安らぎの場を提供し、地域の振興と発展を図るものでありまして、この趣旨により、都幾川村商工会を指定管理者として町内の入り込み客をふやし、商・農への経済効果を図るとともに、地域の振興、活性化を行うものでございます。
  以上、簡単で恐縮ですが、内容説明にかえさせていただきたいと思います。よろしくお願いします。
○田中 旭議長 これより日程第9、議案第52号 都幾川四季彩館の指定管理者の指定についての質疑に入ります。
  14番、野原兼男議員。
○14番 野原兼男議員 14番、野原です。この都幾川四季彩館の指定管理者に都幾川商工会を指定したいということであります。この指定管理者をめぐりまして、今までのそういった状況を見ますと、商工会と町長、執行部との間で調整が余りうまくいっていなかった、難航していたように思われます。その点については改めてまたお伺いしますけれども、先に2点ほどお伺いしたいと思います。
  まず、四季彩館の建設計画の経緯についてですけれども、今、どこの自治体も財政難に陥っているわけでございます。こうした中、地域の活性化を目的として、今回この事業、3億4,000万の資金を投じて四季彩館の建設を決定したわけでございます。旧都幾川村におかれましても、ここでこれだけの大事業を行うわけでございます。今回、6月1日の臨時議会の協議会で管理運営の具体策としての収支予算等が示されたわけでございますが、当然こういったこれだけの大事業を行っていくわけでございますから、当然思いつきや、建設したいからその運営についていろいろ楽観的な計画というか、そんな計画を立てればいいやというような問題じゃないなとは思います。当然、施設規模、その建設後の運営についても十分検 討されて綿密な計画を立てて、この四季彩館の建設が決定されたのではないかと思っております。議会においてもそうした計画案を十分審議した上で議決なさっていると思いますが、その計画の段階から決定、建設に至るまでの確認の意味で、もう一度その点細かく詳細にどういった順序か、そういった過程をお願いしたいなと思います。
  それからもう1点は、両村が合併するについて、当然合併協議会の中でこうした継続事業、特に重要事項についての事務レベルのすり合わせ、協議があって当然じゃないかなと思っております。また当然首長同士におかれましても協議が行われていたと思いますが、実際そういった詳しい詳細、そういった協議等はなさっていたのか、その辺について2点お伺いしたいと思います。よろしくお願いします。
○田中 旭議長 ただいまの質疑に対し、答弁をお願いします。
  山口企画財政課長。
○山口文明理事兼企画財政課長 お答えします。
  まず、平成17年2月2日、旧村のことですけれども、民生文教常任委員会において、三波渓谷周辺整備事業計画説明、同月の3日には総務産業建設常任委員会にて三波渓谷周辺整備事業計画説明をやっております。同月の14日には古民家移築のための建物の環境の調査をしております。3月7日には三波渓谷周辺整備工事の測量業務委託契約等を行っております。同月の10日には古民家の解体等の調査、解体工事に移っておるところでございます。5月16日は個性を競う地域づくり支援事業におきまして、県の助成事業を受ける要望を出しております。同月には誘致取得に伴う公拡法の法律に基づく届け出書を提出しながら、用地のご協力をいただくべく努力しているところでございます。
  6月1日には三波渓谷周辺事業の図面編集業務委託契約を行っております。同月の4日から土地の買収についての計画を随時進めたところでございます。それに基づく物件調査等も実施しているところでございます。6月11日には土地の売買契約が済んでいるところでございます。6月30日は物件移転に関する契約補償等も土地の買収に合わせながら実施したところでございます。
  7月1日には三波渓谷周辺整備事業の地質調査の業務委託等を実施しているところでございます。7月28日には三波渓谷周辺整備事業の実施計画の事務担当の打ち合わせ等を含めながら事業を進めているところでございます。同月の28日ですが、ふるさと創成資金の、先ほどお話ししましたが、個性を競う地域づくり支援事業の事業採択を受けているところでございます。
  8月に入りまして、三波渓谷周辺整備事業の実施事業、打ち合わせを行いながら事務担当の打ち合わせを行っております。同月の11日には補助金の交付申請を実施しながら事業に移っております。
  9月26日、個性を競う地域づくり支援事業の補助金決定を受けているところでございます。交付決定5,000万でございます。10月13日、三波渓谷周辺整備事業の温浴施設及び基盤、外構工事等の仮契約、2億475万でございます。これは議決事項でございますので、13日には仮契約ということでございます。同じく同日に古民家休憩施設及び野外トイレ等の仮契約を実施したところでございます。同月の18日、三波渓谷周辺整備事業の温浴施設基盤、外構工事契約及び古民家施設及び野外トイレ契約の議決をいただいたところでございます。同じく設計管理等も同月でやったところでございます。
  18年に入ってですが、古民家関係の18年1月27日には三波渓谷入浴古民家休憩施設等の備品の売買契約等、さっき備品を揃えたところでございます。3月24日、ときがわ町の完成検査を行い、事業の完了をみたところでございます。概略の説明で恐縮ですが、以上のような形の中で事業を推進しながら完成に向けて行ったところでございます。
  以上です。
○田中 旭議長 2点目の答弁をお願いします。
  関口町長。
○関口定男町長 聞かれたのは、商工会がうまくいっているかというの……
○14番 野原兼男議員 そうじゃなくて、それはまた後で質問しますけれども、要するに合併の時期に、合併協と、それとあと首長同士でそういった計画的な重要事項としての協議がなされていたか。
○関口定男町長 これは、基本的には、旧都幾川村の17年度の予算計上でやる事業でしたので、私のところにはお話ははっきり言ってありませんでした。私に話があったのは、この間の協議会でもお話ししましたけれども、ことしの1月13日、合併の2週間前に杉田助役が私のところに図面を持ってきて、実はこういう事業をやっているんですが、四季彩館の方の条例を制定したいと、当時、多分1月17日の臨時議会にそれを諮りたいので、了承をいただきたいという話をいただきましたけれども、私とすると、旧都幾川村のことですから、私の方がその条例に対していいとか悪いとか、そういう話はできませんと、そういう話はできませんというか、口を出せるわけではないです。私は玉川の村長でしたから、それはもう判断等はそちらでやっていただくしかないのではないですかということでありますので、内容につきま しては、そのときに図面を見させていただきました。大体規模とかは見させていただきましたけれども、経営はどうするんですかという話をしたときには、そのときは、経営に関してはまだはっきりしていないという話を聞きました。
  そんなことでして、実は玉川の村長のときにはそういう話ははっきり聞きまして、首長同士の話はしておりません。私が町長に就任してから、これではまずいと思いまして、都幾川の商工会の会長さんとちょっとお話をしました。実は、この四季彩館の経営はどういうことになっているのかという話を聞きましたならば、前の旧の村長さんと都幾川の商工会の幹部の3、4名の方で、一応商工会の方で運営してもらうという話で進めてあるという話を聞きました。そのときの会長さんは、でもちょっとうちは余り自信がないという話をされていましたので、でもそれは、前の旧村でそういう形で進んできているのならば、やっぱりしっかり行政の継続性ということを考えた場合は、しっかり商工会でやっていただくのが筋ではないですかという話をしました。商工会同士ということになりますと、都幾川村の商工会と玉川村の商工会で話し合いをしたらしいんですけれども、その辺の話し合いは玉川の商工会の皆さんに理解はいただけなかったという話をされまして、町長さんが間に入って、是非その調整をしていただきたいという話をされました。
  ですので、その後、3月の後半にかかったと思うんですが、都幾川の商工会の役員さんと玉川の商工会の役員さんに本庁の方に来ていただいて、両方の話を聞きました。ちょっと両方の話の認識がずれておりましたので、その辺は玉川の商工会の皆さんにもお話ししたんですけれども、この事業とすると、旧の都幾川村でやってきた事業で継続してやる事業ですので、余り玉川の商工会の皆さんがああだこうだというのは言わないようにしてほしいと。そして、特に都幾川の商工会の皆さんに私の方で申し上げたいのは、是非この事業は、立ち上げのときから商工会ということでやるという話できているという話ですので、是非都幾川商工会の方で責任を持ってやっていただきたいという形で話を終えました。その後、恐らく商工会同士でも話し合って、大体話がついたという話を聞いています。
  それで、私の方も今回のこの四季彩館の管理者につきましては、商工会の方とうちの方の事務局でよく話し合って、この間皆さんにちょうど提示した経営計画等も出てきておりましたので、そういう形でしっかりと経営をしていただきたいということで都幾川の商工会にお願いするということで、今回この四季彩館の指定管理者につきましては、やはり地元の雇用、また地元の福祉、いろいろな活性化等を踏まえた上で、都幾川の商工会に受けていただくのが一番だということで、今回この四季彩館の管理運営に関しましては、旧都幾川村の商工会、 これは名称は、まだ合併していませんので、都幾川村、都幾川の商工会なんですが、都幾川商工会に受けていただくという形できょう今回提案させていただいているということでございます。
○14番 野原兼男議員 あと、町長、村長同士の段階では、1月18日までなかったということなんですけれども、合併協の方ではどうだったんですか。それはさっき言ってくれた……
○関口定男町長 ですから、この案件につきましては、平成17年度の旧都幾川村の事業でありますので、合併協の方にはそういう話は別に来ておりません。私も会長をやっておりましたからそういう話は。単独ですからね。合併協というのは、平成18年度からの事業についてのいろいろ打ち合わせ等、またすり合わせとか、そういうことでありますので、平成17年度に関してはそれぞれ都幾川村と玉川村、別々に単独の自治体としてやっていますので、その辺の話はなかったです。
○田中 旭議長 14番、野原兼男議員。
○14番 野原兼男議員 野原です。
  ただいまご答弁いただきました最初の方、1点目なんですけれども、17年2月から相当回数の協議、会議等を持たれておったわけでございます。その内容をお伺いすると、大部分が建設にかかっている内容で、あと補助金等の内容なんですけれども、四季彩館をどうやって運営していくかと、そういった協議が全然なされていなかったように思われます。これだけの資金を投じての大事業で、つくってからどうしよう、だれが運営するんだと、そういった協議が全然なされていなかったというのがちょっと不思議だなと、おかしいんじゃないかなと思うわけです。
  それから、あと合併協につきましても、やはり村、まだ合併する前ですから、当然村、両村単独、個々の事業ですから、その辺は立ち入るものではないかなと思います。ただ、やはり両村が合併するというような前提で協議会をつくったわけですから、そういった重要案件について、まるっきり知らなかったというのは、これは何か、お互い行政としてそれはちょっとおかしいんじゃないか、そういったものはちょっと無責任じゃないかなというような感じを受けたわけでございます。
  それはそれとして、またあと4月26日ですか、都幾川商工会建設部会の中で、商工会の役員の方が四季彩館のオープンに対しましては当初4月29日オープンを予定していたわけですが、今回町長選があって、大澤村長が敗れたんで、4月29日にはオープンできなくなったと、そういったようなあいさつがあったと聞いているわけでございます。なぜ仮に大澤村長が敗 れたから4月29日にオープンできないのか。実際にこれだけ建設が始まって完成したわけでございます。そういった合併してすぐ目の前にこういった問題があるわけでございますから、そういった件についてなぜ大澤村長ならオープンできて関口町長になったらオープンできないのかと、その辺はちょっとどういったいきさつなんだかちょっとわからないんですけれども、その辺お互いに商工会とのそういった協議が十分なされていなかったんじゃないかなと思うんですけれども、その点についてお伺いしたいと思います。
○田中 旭議長 ただいまの質疑に対して答弁をお願いいたします。
  関口町長。
○関口定男町長 今、野原議員の方から、それについて協議がなかったんじゃないかという話ですが、それはなかったということはないと思います。恐らく都幾川の議会でも都幾川の商工会でもそういう方向づけをどうするかという協議は私は十分にしていたんではないかなと思います。ただ、建設と同じようにここにいっていなかったと。建設の方が先になって、最終の煮詰めができていなかったというのが現状だと思います。それで、煮詰めができていなかったものですから、それで合併したものですから、議員さんご存じのとおり、新しい議会ができて、臨時議会が開かれて、また定例会があってと、そういう順序を踏んでいくと、これは4月オープンは無理だと私は思います。ましてやいろいろな内容が、現実の問題とすると四季彩館のあそこの進入路があるんですが、進入路の舗装工事も18年度予算で見てありまして、5月いっぱいでやっと完成しました。これは実は工事車両等が出入りするので引っ越そうというのが、全部はぎとって、転圧ができてそのあと舗装しないと、せっかくの舗装が壊れてしまいますので、5月の末に一応は舗装して、大体完了したという形でありますので、4月のオープンというのはちょっと無理だと思いますし、その辺は、日にちに関しては話し合っておかないとどうなるかわからないですけれども、協議は私はしていたと思いますし、ですから、協議はしているんですけれどもなかなかまとまらないので、都幾川の商工会長さんのところに相談に来たというのが、それが本当の話でありまして、協議していないとか、そういうことはないです。やっぱり並行してやっていたんですが、建物よりその辺の内容をどういうふうにするのかというのが、最後に煮詰めの方がしっかりできていなかったというのが現状だと思います。協議はしっかりしていましたんで、その辺はご安心いただきたいと思います。
  そして、今回もその経営につきましては、商工会とうちの事務局等で、具体的に言いますと、うちの方の産業観光課、それから企画財政課、それからうちの方の執行部、それと商工 会等でしっかりとその運営内容につきましては再度煮詰めて、そして今回提案をしておりますので、ひとつその辺はご理解をいただきたいと思います。ですから、協議は前から、旧の村から新しい町から協議はしっかりしておりますので、ご理解いただきたいと思います。
○田中 旭議長 よろしいですか。
  14番、野原兼男議員。
○14番 野原兼男議員 もう公債もだめなんだよね。今、町長の答弁ですと、旧都幾川村時代から協議がなされていたということです。ただ、建設が先行して、経営に対しては最終段階まで煮詰まっていなかったということでございます。でも、当然これだけの事業で、建設完成してだれがやるか、やらないかとか、どれだけの収益を出せるのか、全然そういったものが煮詰まってなかったというのは、旧都幾川議会を批判するわけじゃないですけれども、つまりそういったものはちょっとおかしいんじゃないかなと。やっぱりそういった計画をしっかり立てて事業というのはすべきものではないかなと思います。
  今回4月29日が7月29日、3カ月ずれ込んだということは、商工会と地区長等の町との協議調整をそんなにしていなかったとか、ずれていた、そういった問題ではないという、当然いろいろな工事の関係上やむを得ない点があったということで認識は一応したいと思っておりますが、そういった点は全然商工会議所とのそういったずれはなかったということでよろしいわけですね。いいですよ、質問じゃないから。
○田中 旭議長 関口町長。
○関口定男町長 ですから、商工会等はうまくいっていますので、その辺はご安心いただきたいと思います。
  先ほど言いましたように、ですからその辺をしっかり煮詰めてオープンをするということで、この間、議会の協議会の方でも申し上げましたけれども、やはり商工会も将来合併するんですよ、来年の4月には。そんな関係がありまして、両村の商工会の合意をしっかり得てからやるということですので、時間もかかりました。ある面ではまたこのきょうお出しする指定管理者の案なんですけれども、これも議会の議決を得ないとやはり指定管理者の指定はできないわけです。ですから、どう踏んでも6月の定例会でこうして出すのがやはり筋であると思いますし、時間的にいっても今回出して、是非皆さんにご理解いただいて、せっかくできた建物ですから、是非私とすると商工会の皆さんに頑張ってもらって、やはりいい施設にしていただきたいと。
  そして、1つの地域、いろいろな地域、物産館等、いろいろあります。今回は旧の玉川の 大字玉川というところにも直売所ができます。今回は別所地域のこうしたすばらしい施設もできます。やはりそれぞれの地域の活性化のためにも、町としてもしっかり支援をしていきたいと思っておりますので、議員の皆様に是非ご理解をいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
  以上です。
○田中 旭議長 ほかにございませんか。
  8番、増田議員。
○8番 増田和代議員 8番、増田和代でございます。1点ちょっと質問させていただきます。
  今回こういうふうにして運営の方で都幾川村の商工会ということで、今回出てきましたんですけれども、今、町長さんの答弁の中で、来年の4月には都幾川村と玉川村の商工会が合併するということで、今回今もしここで採決できて、そのままということでなりますと、来年の4月は今度は商工会が合併することになりますね。その以後はどういうふうになるんでしょうか。今の町長の話によりますと、都幾川の商工会の方はこのままということで、何か玉川の商工会の方はちょっと温度差があるというようなご答弁をいただきましたので、そこやはり来年の4月合併したときに、うちの方は商工会合併したけれども四季彩会館の運営は携わらないとか、そういうようなことになるとちょっとそれも大変だなと思って、今後どういうふうになるんだか、すみません、答弁よろしくお願いします。
○田中 旭議長 ただいまの質疑に対し、答弁願います。
  関口町長。
○関口定男町長 ですから、先ほど言いましたように、多少一番初めは温度差がありました。ですので、私が間に入ってということで納得してもらって、将来合併するけれども、今回合併すると、今度は都幾川村商工会、玉川商工会でなくて、ときがわ町商工会になります。ですからその辺を、一緒になるわけですから、しっかりご理解いただきたいということで、その辺の理解をしていただくまでの時間も多少かかったというのはありますけれども、今はそういうわだかまりもなく、しっかりと新しいときがわ町の商工会としてもやっていくという方向で行くということでお話を聞いておりますので、今回の条例案も出すということであります。よろしくお願いします。
○8番 増田和代議員 わかりました。
  私も玉川村の商工会の入っているところでちょっとお話させてくれたときには、大分怒っているというんじゃないですけれども、四季彩館についてはかなり、何であんなの呼んだの とか、タンクローリーでやってどうするんだろうか、そういうようなことも私は大分お話しさせてもらったんですけれども、そんなようなんで、私もちょっと心配をしていたんですけれども、今回、今の答弁の中でやはり商工会が1つになるということで、それに向かって進んでいくという、そういう本当に前向きの答弁をいただきましたので、安心いたしました。よろしくお願いいたします。
○田中 旭議長 ほかに質疑ございますか。
  4番、野原和夫議員。
○4番 野原和夫議員 4番、野原和夫です。
  先ほどの野原兼男議員の質問に重複しますが、先ほど企画財政の進めぐあい、工事着工に至るまでの経緯を説明されましたが、本当につくるばかりの進みぐあい、事業計画、この経営内容のお話し合いが余りにもされていないように私は考えています。議会の方でも議決を得た以上はこの問題は可決された問題ですから。
  ただ、一番の問題は、この間の説明会にこの支出収入の分ですが、余りにも内容的にはまだ不備な点が多くなっていると思います。これでは経営して赤字を覚悟の上の経営方針になるように私は思われます。この中でもイベント等も盆踊り等いっぱいありますが、駐車場の狭い中、この空き地のところにあるイベントがどういうふうにこういうところで行われるのか、こういう問題もいろいろ問題、課題されています。それから、この間の説明だと温泉の量も少ないということで、タンク移設、そういう予算等もこの中には含まれていないように考えられますけれども、一応この間のお話を聞きますと、とにかく完成したんだからオープンするんだ、やってだめだったらだめでやめる、そういう問題は、この3億かけた仕事に対してやるべきじゃない。行政の判断、これが本当に問われると思いますね。
  私はこの中でもっと真剣に議論してやるべきではないかなと思います。本当に経営して黒字になるのか、その点をもう一度煮詰めた話し合いができているのかどうか、お伺いします。
○田中 旭議長 ただいまの質疑に対し、答弁を願います。
  関口助役。
○関口 章助役 それでは、ただいまの野原議員さんのご質問にお答えをさせていただきます。
  これは、当初、町長の方から計画内容、それから今後の経営について十分詰めた上で、なるべく早く、せっかく出てきた資産ですのでそれを生かしたような経営をしなさいと、こういう指示を受けまして、鋭意商工会と詰めてまいりました。商工会からせんだって全協でお配りさせていただいた事業計画書については、企画財政課、それから産業観光課の職員を含 めて、また他の自治体の経営している類似の施設の経営状況等を踏まえていろいろ議論をして慎重に検討した結果でございます。もちろん物理的な問題は、例えば駐車場の問題でありますとか、あるいは洗い場の問題でありますとか、確かにいろいろな課題、問題を挙げればすべて完璧というわけではないと思います。
  しかしながら、旧都幾川村における例えばやすらぎの家にしても、いろいろな施設についても、当初いろいろ不安を抱えながらも経営する中で、一応すべて黒字経営をしていると。こういうことで、今回あれだけの施設で、しかも単体として温泉施設だけを見ますと、果たして維持管理面から考えてどうなのか、確かに私どもも慎重にならざるを得ない点もございました。しかし、いろいろやる中で、商工会として独自のいろいろな知恵、工夫、アイデアを出してここまでやってきて、また数字そのものもいろいろ見る中で、この年度途中、平成18年度は年度途中でありますけれども、ともかくこういうことでやりますということで出てきていろいろやる中で固まってきたということでございますので、まずはやっていただくことが必要ではないかと。その中で行政として観光客をうまく引き入れる、いろいろなソフト面の施策であるとか、そういったものを組み合わせて、ともかく黒字になるように行政と商工会を挙げて、やっぱり努力するということが必要ではないかということですので、是非ご理解いただきたいと思います。
○田中 旭議長 4番、野原和夫議員。
○4番 野原和夫議員 4番、野原和夫です。今の建物が建った以上はやるということを強調されていますけれども、赤字になったら行政の方で補てん、補助、そういうものも考えてやるのか、そういうことをやっぱり経営する方にしてみれば手助けをしていただきたいことはもくろんでやることもあるし、積極的な考えでこれを黒字にする経営方針を最も重視してやる場合と、いろいろありますが、この点もお聞きしたい。
  以上です。
○田中 旭議長 ただいまの質疑に対し、答弁願います。
  関口助役。
○関口 章助役 赤字になったらどうするのかというようなご質問でもあろうかと思いますが、今回予算の方で実は出資金を予算で500万計上させていただいております。これは、こういった施設につきましては、余りにも民間に比して行政が補助金を出してしまうということについては、一面、民間企業の経営を圧迫するということで、つまり類似の施設で民間を圧迫するということについて、やはり一面かなり気配りをしなければならないという側面がご ざいます。つまり条件が有利であれば、民間の同じような施設があるわけですから、客を奪ってしまうということで、結果的に公共のためにやろうと言っていることが民間の経営を圧迫してしまうということがありますので、そういった補助金については原則出さないでやっていただくという考え方にまず立っております。
  一方で、利用料金収入によって、先ほど言いましたように、商工会の創意工夫と行政の条件整備といったものをあわせて町からは補助金の助成を行わない。しかしながら、当初の運転資金、当然のことながら客はだんだん入って、経常的に、定期的にお客が入るようになれば、当然運転資金は心配なくなりますけれども、それまでの間は季節的なもの、あるいは年度途中でもございますので、そういったものを勘案して500万ほど、これ商工会と十分協議した上で500万程度の運転資金があればいいだろうということでやっています。
  それから、厳密に形式的に申し上げますと、確かに赤字になった場合については町が500万の範囲内において赤字補てんを行うという結果になろうかと思います。しかし、これは中長期的には今申し上げましたように、いろいろな課題はあるものの、お互いに知恵を出し合って、何とか黒字、あるいは収支とんとん以上の成果を上げるべく努力していきたいということですので、ご理解賜りたいと思います。
  以上です。
○田中 旭議長 4番、野原和夫議員。
○4番 野原和夫議員 わかりました。500万、金額的には少ない金額で済むわけでございますが、この中で一つ問題提起された中で、私個人的には赤字経営をするなら凍結ということも一つの案として私は見ていますが、そういう答えの意見もあるのかどうか、できたら是非完成したんだから、すぐ営業、これをやらなくちゃならない、これは多くあるのか、そういう問題もちょっとお聞きしたいと思います。
○田中 旭議長 ただいまの質疑に対し、答弁願います。
  関口町長。
○関口定男町長 私も先ほど申し上げましたように、この行政というのは継続性もあります。確かに合併をして新しい町ができましたけれども、旧村でやってきた事業に対しましては、やはりしっかり継続性がありますので、継承していくということで、その継承をどういう機会に上手にやっていくかということで今まで議論をしてきたということでありますので、凍結はあり得ません。
  以上です。
○田中 旭議長 よろしいでしょうか。
○4番 野原和夫議員 では意見もないということですね。そういう話の意見もないということですね。
○関口定男町長 はい。
○田中 旭議長 ほかに質疑ございますか。
  6番、堀口議員。
○6番 堀口 宏議員 6番、堀口でございます。今、野原議員からもお話がございましたけれども、赤字になった場合、対価の支払いの方の関係でどのようになるのかというような質問でございまして、助役から500万円の範囲内でというようなお話がございましたけれども、これは当初の準備運転資金ということで500万円を委託料で払えというように条例の中にあるようでございますけれども、そうしますと、果たして500万円で資金ということでそれで済むのかどうか。
  それとあと指定管理者の場合については、これは一番大きな問題なんですけれども、公の施設ということで、この四季彩館が果たして公の施設なのかどうか、その点、この町にも玉川温泉等もございまして、そういう関係も出てきまして、あと先ほどもお話が出ましたけれども、6月1日の全員協議会の席上、商工会の方からといいましょうか、事業計画書が提出されましたけれども、これが果たして指定する場合に事業計画なども提出するようにということでうたってあろうかと思います。果たしてこれが十分に事業計画を満たしておるのかどうか、その点、お伺いをさせていただきたいと思います。
○田中 旭議長 ただいまの質疑に対し、答弁願います。
  関口助役。
○関口 章助役 この商工会の方に委託といいますか、指定管理者に指定されますと、現実に四季彩館の周辺の施設の管理もあそこに指定管理者である商工会の事務所が入るわけですから、したがってそちらをお任せした方が効率的だということで、例えばあそこの周辺施設のトイレであるとか、そういった施設の管理のための委託料等は別途委託契約してお願いします。先ほど申し上げました出資金は、あくまでも運転資金として出資するものでございまて、そのことについては500万程度あればやっていけるという話ですので、ご理解いただきたいと思います。
  それからもう1つ、この四季彩館、こういった施設が果たして自治法上の公の施設と言えるのかと、こういうご質問でございますが、確かに自治法上の公の施設というのは、積極的 に住民の福祉を図る目的を持って、直接住民の利用する施設というふうな位置づけ、定義づけをされております。そういう面からしますと、典型的には例えば文化会館でありますとか、コミュニティー施設みたいなものが典型的ないわゆる公の施設と言えるのかと思います。しかしながらご案内のとおり、法律というのは、つまり制定したときに想定でき得る施設で、そういったものでできておりまして、例えば四季彩館温浴施設でありますとか、あるいはやすらぎの家でありますとか、あるいは物産販売所みたいなものが果たして公の施設と言えるのかというと、かなり違ってきているということは言えると思います。
  しかしながら、究極のところはやっぱり住民ももちろん利用して福祉を図ると、こういう目的でありまして、役場が役場の庁舎として使う目的とは違う公共のための施設で、しかも産業振興とか、観光振興というような目的になるというようなことから、一応公の施設と言えるであろうというふうに考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。
○田中 旭議長 よろしいですか。
  6番、堀口議員。
○6番 堀口 宏議員 運転資金で500万円、出資金というようなお話でございましたけれども、そのほかに、いろいろ建物とかいうものが委託料をということでお出しになるようなお考えなんでしょうか。
○田中 旭議長 答弁お願いします。
  山口企画財政課長。
○山口文明理事兼企画財政課長 お答えします。今回の補正にもお願いしているところですが、四季彩館の管理部門、この間の全員協議会でもご説明させていただきましたが、四季彩館で管理する部分の温浴施設、休憩施設、駐車場、ピクニック広場、青空広場、これについては四季彩館で管理、またそれ以外の部分については野外トイレが1棟ありますが、公衆用トイレとして町管理部門、園内散策路、河川等周辺管理ということで、この3点については町管理ということで、このようなご説明をさせていただきました。そういう形の中で、公園部分については102万2,000円、今回のときに補正をお願いする。また2万円について、これはトイレの浄化槽の管理費ですが、これは浄化槽取りかえの方へ修理料として払う分ですが、2万円を補正をお願いしているところでございます。
  以上です。
○田中 旭議長 よろしいでしょうか。
○6番 堀口 宏議員 はい。
○田中 旭議長 ほかに。
  7番、笹沼委員。
○7番 笹沼和利議員 すみません。
  四季彩館の件だけではないんですけれども、指定管理者制度で今までも旧都幾川村のところでもやっています。今回の四季彩館でも指定管理者ということで、その辺の協定書という形で結ぶと思ってはいるんですけれども、その辺は過去、私もちょっと理事になっているところで指定管理者だったので、どうだったのかなというふうに思ったんですけれども、その協定書というのはある程度公な形になるんでしょうか。その辺のことをちょっと1点お聞きしたいなと思います。お願いします。
○田中 旭議長 ただいまの質疑に対し、答弁願います。
  企画財政課長。
○山口文明理事兼企画財政課長 お答えします。
  協定書につきましては、これからこの議決をいただきましたら商工会と協定を結ばせていただきたいと思います。期間についてはまたその中で、今まで旧村で指定管理者としてあれしてもらったのが5年が期間として、期間は5年間ということでやった施設が多いようでございますので、その辺も含めて協定の中で検討させていただけたらと思います。
          (発言する者あり)
○山口文明理事兼企画財政課長 公にですか。ええ、その辺は公にしていきたいと思いますが、期間の関係と指定管理者につきましては公にしていきたいと思います。
○7番 笹沼和利議員 協定項目。
○山口文明理事兼企画財政課長 協定の内容項目ですか。
○7番 笹沼和利議員 はい。
○山口文明理事兼企画財政課長 どの程度まででしょうか。
○7番 笹沼和利議員 いや、どの程度かどうかは。
○田中 旭議長 関口助役、答弁お願いします。
○関口 章助役 協定につきましては、当然公のものでございまして、当然すべて明らかにするということで考えております。
  以上です。
○田中 旭議長 よろしゅうございますか。
○7番 笹沼和利議員 はい、わかりました。
○田中 旭議長 ほかに質疑ございますか。
  5番、鳥越議員さん。
○5番 鳥越準司議員 5番、鳥越でございます。
  皆さん幾つかもうご質問されたので、もう少し細かい面でご質問させていただきたいと思うんですけれども、まずは先日、協議会の中でご説明ございました具体的な取り組みについてということであるんですけれども、今回、さっき笹沼議員から質問がありました指定管理者のいわゆる責任問題、例えば温浴施設がございます。さっき公の施設の分野だという答えもございましたけれども、この辺で例えば事故が起きたときに、どこがどちらまで責任を持つのかと。例えば業者にとってみれば村がやっているんだから村が全部責任持てと言うかもわかりません。村にとってみれば、いわゆる指定管理で管理委託しているわけですから、そっちでもってみなさいとか、そういう水かけ論みたいなところが出てくるんじゃないかなというのがありますので、その辺の協定をきちっとできるのかどうか。私、今ちょっと不勉強で申しわけないんですけれども、その辺はひとつお聞きしたいと思います。
  それと、この中で、土日祝日250人、平日120人、1日平均160人、かなり多いんですけれども、これの計算根拠、つまり土日祝日だと大体年間ざっと見て百二、三十日あって250人、残りが平日、全日程が300日としても120人、そうすると5万人超してしまうんですよ。それでもって1日平均160人というのはちょっと逆に言うと少ないんじゃないかなと思うんですけれども、その計算の中で、年間200日の稼動になっているんですが、この200日の計算根拠。
          (発言する者あり)
○5番 鳥越準司議員 今年度ですか。そうですか。それと販売手数料、売上手数料、この中で0.37、20%とか、0.5だから20%とか、これはどこから出てきたのか。それとあとお湯の施設なんですが、温泉の中へ多分ローリーで運んでいくと、これの運搬費用を全くみていないんですが、これの費用負担はどっちでするのというのがございます。
  それと、お湯をどの程度の頻度で運ぶのか。するとそれの管理、いわゆる1週間に一遍とか2週間に一遍だと、非常にサルモネラ菌ですか、ああいう菌元になることがあるので、どの程度頻繁に新しいものと交換できるような回数で考えているのかどうか、その辺についてお聞きしたいと思います。
○田中 旭議長 ただいまの質疑に対し、答弁願います。
  関口助役。
○関口 章助役 それでは、まず鳥越議員さんのご質問の事故の問題について、ちょっと答弁 をさせていただきます。
  基本的には、公の施設の設置者である町が賠償責任を負うというふうに考えております。しかしながら、原因者、つまり設置に伴うものか、管理にかかわってやるものかによって当然のことながら指定管理者に求償するということはあり得ると考えております。そこら辺は協定の中でも明確にしていきたいというふうに考えております。
  以上です。
○田中 旭議長 山口企画財政課長。
○山口文明理事兼企画財政課長 お答えします。
  入浴の土曜日曜250人、平日160人のことについてですが、1日160人の見込みにつきましては平均ですから、浴槽自体で男女それぞれ12人程度、洗い場4人、脱衣場3から5人、男女で同時に40人は収納可能であろうと考えております。そういう中で、1日160人は回転する中で収納可能ということで積算したところでございます。
  それと、販売手数料の関係ですが、1,000円掛ける160人掛ける0.3と書いてございます。これは3割程度の方が1,000円程度のお買い物をいただけるということで、それが200日掛ける2割の手数料ということで計算をさせてもらったところでございます。
  あと温泉の関係ですが、温泉の回数、管理の方法ですが、基本的に温泉については使用量、おふろの使用量によって汚れぐあいだとか、そういうものによって温泉の量だとか、回数だとかは考えていくことになると思います。最終的にはちょっと使ってみて、状況を見ながら温泉の量を調整しながら使用していくということになっております。温浴施設にタンクがありますので、そのタンクに温泉スタンドから運び込んで補充しながら使っていくというような考え方で今いるところでございます。
  以上です。
○5番 鳥越準司議員 運搬費だとか、そういう諸費については。
○田中 旭議長 山口企画財政課長。
○山口文明理事兼企画財政課長 運搬費の車の関係ですが、これにつきましては、指定管理者の方で対応するということになりましょうが、ただ車につきましては町の方で今準備してありますので、それを使っていただくというような形になると思います。管理費については、指定管理者の方で管理を全部していただくというような感じで考えております。
○田中 旭議長 よろしいですか。
  5番、鳥越委員。
○5番 鳥越準司議員 お答えいただきましたけれども、何だかまだお湯の回転だとか、その辺のものがはっきりしないというのもちょっとまだ心もとないと。同時にキャパシティーが160人あるから160人いけるだろうと、それでは目いっぱいの勘定ではないかと。少し余裕を持ってみるべきものではないかと思うんですけれども、いかがなものかと思います。
  それと、さっき言ったようなお湯の運搬賃、指定管理者がみるということなんですが、この予算書の中には一切書いていないわけですよね。と同時に、やっぱり車自身も償却するものですから、その辺がどうなるか。その他の支出にあると言ってしまえばそこまでなんですが、もうちょっとその辺をきちっと諮ってみるべきではないかと。同時に、事故のあったときの協定についても指定管理事業の問題点というのがありまして、今回エレベーターの事故もありましたけれども、ああいったものまではっきりしないと、どこがどこまでどう持てばいいのかというのもやっぱり指定管理を委託していただくには、事故その辺も全部はっきり言えばもっていただくと、それの保険料も掛けていただくという形でもってできるものならしていってほしいと。
  それともう1つ、これはちょっと話はそれるんですけれども、例えば嵐山あたり、活き活きふれあいプラザやすらぎあたりも年齢を限って福祉施設として利用している部分もございます。これならばいわゆる住民一般の方にも十分通じて、なおかつ赤字補てんも出せるんじゃないかというんですが、実際今回この四季彩館については補助金も出ております。何かその補助金についてこう使いなさいという足かせなり、使い方の区別、または福祉施設に転化した場合には、例えば補助金を返さないといけないとか、そういったものがあるのかどうか、お答え願います。
○田中 旭議長 質疑に対し、答弁願います。
  山口企画財政課長。
○山口文明理事兼企画財政課長 お答えします。
  先ほどの車の関係について、支出の部門で計上されていないというお話をされましたが、支出のものの中に公課費またガソリン代等は計上されているところでございます。それを利用しながら温泉の運送を考えていきたいと思います。
  あと、福祉施設の関係につきましては、指定管理者の方も考えると思いますが、指定保険保養所事業の関係のそういう指定を受けながらその辺も対応をしていきたいという考え方でおります。
          (発言する者あり)
○山口文明理事兼企画財政課長 国・県の補助金ですか。
○5番 鳥越準司議員 ええ。
○山口文明理事兼企画財政課長 国・県の補助金をもらっている足かせはないと思います。
  以上です。
○田中 旭議長 よろしいですか。
  山口企画財政課長。
○山口文明理事兼企画財政課長 事故の保険関係につきましては、それは指定管理者の方で対応すると考えております。
○田中 旭議長 よろしいですか。
○5番 鳥越準司議員 はい。
○田中 旭議長 ほかにございますか。
  14番、野原兼男議員。
○14番 野原兼男議員 14番、野原です。
  今度は皆さんいろいろご質問されているわけですが、この具体的な収支案の中からいろいろ質問させていただきたいと思います。町民の皆さんがせっかく期待してオープンを待っているわけで、そんな中で悲観的な意見ばかりでちょっと申しわけないんですけれども、何点かお伺いしたいと思います。
  今回この収支予算を立てるのに、飯能の名栗ですか、さわらびの湯等を参考に入場者等のそういった予算等を入場者数とかそういったものを参考に算出したということであります。私この間、日曜日、せっかくですからさわらびの湯へ行ってきたんですよ。雨で日曜日でちょうどよかったんで。
  このさわらびの湯というのは飯能の市で運営しているわけでございます。もとは名栗村の施設だったんですけれども、去年、17年1月ですか、合併して飯能になったということです。私、この間の日曜日行って、そこに書いてあるんですけれども、10時45分からというんで、3時間800円なんですよね。四季彩館については800円となって時間等は書いてありませんけれども、さわらびの湯は3時間800円、番号は8万8,463番、これは何かといったら去年の17年1月に合併してから利用した利用客数の番号だということです。1月1日に合併、当然水曜日は定休日ですから、その後いろいろ休み等を含めた中で単純に考えると約420日ぐらい営業日があるんじゃないかなと。これを単純に割ると1日平均利用者が210名なんですよね、1日の利用者が。
  そういった中で、パンフレット等あるわけでございますけれども、さわらびの湯、四季彩館に比べて非常に温浴施設、浴槽等も充実していまして、おふろも結構広いわけですね。スチールバス、それから打たせ湯も2つありまして、それからそのほかにジェットつきみたいな、ぱっとよくわきから出てくるようなものとか、あとジャグジー的なものと、そういったものを備えているわけでございます。それで、休憩室におきましては大広間が約75畳あるんですよね。これでテーブルが約24卓並べてあるわけです。それからラウンジということで、板の間、ここもまあまあ結構広くてテーブルが13卓置いてあります。それから、1階ホールにつきましては入り口、これも非常に広い空間ですっきりした建物になっているわけでございます。
  そういったものを考えましても、この四季彩館の規模からいってこれだけの平均160人の利用者を呼べるかと、非常にその辺は疑問を持っているわけでございます。これについても行政、商工会等は慎重に創意工夫した中でこういったものを予算を立てたということなんで、こういった入場者数も是非1日平均160人ということで、多分来るんじゃないかなと、そう思います。それを是非期待したいと思っているわけでございます。
  せっかくこれだけのお金を、資金を投じてつくったわけです。町民の人も旧玉川、都幾川関係なく皆さん大きな関心を持っているわけですから、3億4,000万が無駄にならないよう、是非しっかりとした、まだ7月29日オープン予定ということであります。まだ1カ月以上ありますから、今後もう少し、助役の話ですと鋭意慎重に検討したということですが、なお一層検討していただいて、いかにこういった観光客を呼べるか、ときがわ町の観光の拠点として、是非成功していただくよう今後努力していただきたいと思っているわけでございます。
  そういった中で、もう一度最後に確認だけはしておきたいんですけれども、先ほど堀口議員、野原和夫議員さんの方からもありましたけれども、赤字運営に陥った場合の補てん、当初、出資金ということで500万円出資するという、このほかに赤字補てんは500万を、そのほかにも500万考えているということですか。これは出資金の赤字補てんに充当するということでよろしいのか、それを1点確認したいと思います。
○田中 旭議長 ただいまの質疑に対し、答弁願います。
  関口助役。
○関口 章助役 それでは、出資金の件でございますが、出資金を赤字に補てんするということで考えているのかというお話ですが、そもそも赤字補てんに出資金は充ててくださいという格好でお願いしているわけではなくて、あくまでも運営資金として出資するということで あります。万万が一、いろいろな努力をしてもなおかつ仮に経営赤字が出た場合において赤字補てん等はどうなるかというと、結果的に500万出資しているものは戻せないわけですから、その限りにおいて損失が生じるということであります。
  以上です。
○田中 旭議長 よろしいですか。
○14番 野原兼男議員 そうすると、新たに資金を出すということじゃないということでよろしいわけですね。そうですよね。そういうことであれば、是非今回指定管理者ということで商工会の方と協議して運営していくということでありますので、是非行政としてもできる範囲の協力は、援助等していただいて、むだにならないような事業を展開するよう、そういった商工会等にも指導していただくように、そういうふうに思っています。
  それから、先ほど鳥越議員さんの方からけがをしたらどうとか、そういった質問があったと思います。さわらびの湯に貼紙があったんですが……。
          (「議事進行」と呼ぶ者あり)
○14番 野原兼男議員 これは私が言っていることではないんですよ。盗難、それから自分の不注意によって起こった事故等には一切責任はとりませんというような掲示はしてありました。
  以上です。
○田中 旭議長 ほかに。
  16番、市川金雄議員。
○16番 市川金雄議員 16番、市川金雄です。
  このさわらびの湯、前々から申し上げているように、住民の期待は、待ちに待っているところなんです。
          (「四季彩館」と呼ぶ者あり)
○16番 市川金雄議員 四季彩館、すみません、間違えました。是非住民の期待にこたえるようにお願いをしたいと思います。
  そういう中で、前回の質問のときにも申し上げました。商工会が指定管理者になるということなんですが、商工会法によると、商工会で禁じられている事業の禁止の条項があるわけですね。そのときにも申し上げましたけれども、この事業を商工会が運営すること、それが商工会法で言っている禁止の事業に当たらないか、当たるかということ、それを根拠をはっきりしてくださいよ、考えてくださいよ、というお話をしてあると思うんですが、その点に ついてお伺いします。是非その辺をはっきりして、住民が待っているんだから、すっきりした形で営業できるように、指定管理者の指定をできるようにお願いをしたいと思います。お伺いします。
○田中 旭議長 ただいまの質疑に対し、答弁願います。
  関口助役。
○関口 章助役 それでは、商工会法で定められている商工会の守備範囲といいますか、そういったものを超えるのか超えないのかという話、具体的には、営利事業の問題であろうかと思いますが、もちろん上がった収益を利益として分配してしまうということで初めて営利事業というのでありまして、収益事業そのものは商工会であろうと、あるいはNPOでありますとか、あるいは公益法人であっても収益事業はできると。問題はその上がった収益をどう使うかが問題で、それは公共の目的に使っていただくと、あるいは一定の収入があった場合は町の方に出していただいて、それを町は公共のために使うということで考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。
○16番 市川金雄議員 了解です。
○田中 旭議長 よろしいですか。
○16番 市川金雄議員 はい。
○田中 旭議長 ほかに。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○田中 旭議長 これをもって質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○田中 旭議長 これをもって討論を終結いたします。
  これより議案第52号 都幾川四季彩館の指定管理者の指定について採決をいたします。
  本案は原案のとおり指定することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立多数)
○田中 旭議長 起立多数。
  よって、議案第52号は原案のとおり可決されました。
  ここで、島田議員、伊得議員、市川議員及び小宮議員の除斥を解きます。
          (12番 島田 豊議員、10番 市川 洋議員、9番 伊得一夫議員、3番 小宮 正議員入席)
○田中 旭議長 4名の議員に申し上げます。ただいまの議案につきましては、原案のとおり可決されましたので、ご報告いたします。
  暫時休憩いたします。再開3時。お願いします。
                                (午後 2時40分)
─────────────────────────────────────────────────
○田中 旭議長 休憩前に引き続き再開いたします。
                                (午後 3時00分)
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   ◎議案第53号の上程、説明、質疑、討論、採決
○田中 旭議長 日程第10、議案第53号 ときがわ町子育て支援児童医療費の支給に関する条例の一部改正についてを議題といたします。
  議案の説明をお願いいたします。
  議会事務局長。
○野原泰子議会事務局長 朗読いたします。
  議案第53号 ときがわ町子育て支援児童医療費の支給に関する条例の一部改正について。次のとおりときがわ町子育て支援児童医療費の支給に関する条例の一部を改正する条例を制定することについて議決を求める。平成18年6月13日提出。ときがわ町長、関口定男。
  以上でございます。
○田中 旭議長 続いて、提案者から提案理由の説明をお願いいたします。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、議案第53号 ときがわ町子育て支援児童医療費の支給に関する条例の一部改正について提案理由を申し上げます。
  子育てを行う世帯の児童が容易に医療が受けられるように、対象児童を拡大し、保護者の経済的負担の軽減を図り、子育て家庭の生活の安定と自立を支援し、もって福祉の増進を図るため、ときがわ町子育て支援児童医療費の支給に関する条例の一部を改正する必要があり、この案を提出するものであります。
  細部につきましては、福祉課長よりご説明申し上げます。
○田中 旭議長 続いて、細部説明をお願いいたします。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 それでは、ときがわ町子育て支援児童医療費の支給に関する条例の一部 を改正する条例についてのご説明を申し上げます。
  今回の改正につきましては、ときがわ町子育て支援児童医療費の対象者を小学校3年生から中学3年生まで引き上げるという改正でございます。
  議案の2ページ目をお開きいただきたいと思います。
  第2条の関係でございますけれども、第2条中「小学校4年生に達するまでの者」を「中学校を修了するまでの者」に改める改正でございますけれども、これにつきましては児童の定義を定めた規定でございまして、児童とは小学校就学の始期に達し、「小学校4年生に達するまでの者」を「小学校を修了するまでの者」に改めるものでございます。
  続きまして、4条の改正でございます。4条の改正は受給期間を定めた規定でございます。満6歳に達した日以後における最初の4月1日から満9歳に達した日以後における最初の3月31日までを満15歳に達した日以後における最初の3月31日に改正するものでございます。
  なお、附則。この条例につきましては、平成18年7月1日から施行するものでございます。
  よろしくご審議賜りますよう、お願い申し上げます。以上です。
○田中 旭議長 これより日程第10、議案第53号 ときがわ町子育て支援児童医療費の支給に関する条例の一部改正についての質疑に入ります。
  7番、笹沼議員。
○7番 笹沼和利議員 笹沼です。
  まず3点ほどお聞きしたいんですけれども、先日町長の方から児童医療費について延びるということで、町内の医療機関についてはその場で払えるのかというふうに思っていたんですけれども、何かちょっと違うような話を聞いていましたので、その辺で乳児医療の方は全部払えて、この児童医療に関しては親が立てかえるということで確認しておいてよろしいんでしょうか。その1点をまずお聞かせください。
  それから、2点目として児童医療費、これは今までもそうなんですけれども、高額に関して私の方もちょっと記憶になかったんですけれども、余りそういう事例がないかなと思うんですけれども、高額になったときもこの医療費の中で支給できるということでよろしいんでしょうか。
  それから3点目として、これは国民健康保険の方でもありましたけれども、病院関係だけではなくて、医療に関するところで、例えば接骨院、それからはり、きゅうも含まれてくるのかどうか。
  その3点についてよろしくお願いいたします。
○田中 旭議長 ただいまの質疑に対し答弁願います。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 お答えいたします。
  まず、第1点目の現物支給の関係だと思いますけれども、これにつきましては、笹沼議員が先ほどご質問をしたとおり、小学校入学前までにつきましては現物支給ということで現在やっております。小学校に入学して小学校3年生までの方については、償還払いということで、領収書を持ってきていただきまして、その領収書を申請書に添付してお支払いをしているという状況でございます。
  今後についてでございますけれども、今現在各医療機関、あるいは接骨院、それから歯科医院に回りまして、この現物支給についてお願いをしているところでございます。これらも各医療機関、あるいは歯科医院、接骨院、これにつきまして全員の方のご協力をいただかなければなかなかこういった現物支給というものもできませんので、こちらといたしましてもこれから鋭意努力をいたしまして、現物支給ができるようにしていきたいというふうには考えております。
  第3点目でございますけれども、医療費の適用についてでございますが、現在適用になっておりますのは通常の医院、それから歯科医院、それから接骨院、こちらの方が支給になっているというものでございます。
  それから、高額医療の支給でございますけれども、これについても高額医療の分まで対象にしていくというものでございます。ただし、高額医療というか、医療費については保険対象のものということでございます。それから、はりについても保険の対象になっている部分については対象になりますけれども、それ以外の部分については対象外というようなことでございます。
  以上でございます。
○田中 旭議長 関口町長。
○関口定男町長 この医療費の問題につきましては、私、旧の玉川村長時代から県の先端をいってきた事業でありまして、特に乳幼児の医療費の無料化は県内で一番最初にやりました。このときも相当近隣の町村からは反対がありました。一気に上げないで1歳ずつ上げてくれという話がありましたけれども、そのときは一気に玉川村だけやってしまいました。それで、その後他の町村も追随してやってきたという経緯もあります。それから、小学校3年生までも早目にやりました。
  その中で、窓口払いということで今、福祉課長の方からは現物支給とか、そういう話ですか、それよりも窓口でお金を払うか払わないかという話なんですが、なるべく易しく言いますと、結局今までの支払い制度ですと一回保護者さんがお金を払って、その領収書をもらって役所の方に来てお金をもらう、そうするとやはり簡素化はできないということで、窓口の簡素化をしたいということでいろいろ検討をしました。これも近隣町村でやっているし、できないと思います。はっきり申し上げまして医師会がこれに反対をしますので、小川の日赤のバスが走ったときもそうなんですが、医師会から反対をされました。今回も医師会に相談をすると、申しわけないですがなかなか賛成をしてくれないということですので、実は旧の都幾川村と玉川村のお医者さん、また歯医者さん等には直接当時の福祉課長が出向いていって、是非この地域だけでもお願いしたいということでお願いをしました。特別にやってくれるということで、医師会には正式にはお話をしないでやってきました。
  今回小学校3年生までということになりまして、先ほど笹沼議員がご指摘のように、小学校の1年生から3年生までは窓口払いの簡素化ができなくて、一回払ってという従来の方法でやっておりますけれども、やはり拡大をするという形で、医師会というよりも地元のお医者さんにお話をして、今まで乳幼児だけだったのを今回子育て支援の観点から中学校3年生まで無料化するので、是非ご協力をいただきたいということで、今順次担当課の方でお医者さんの方には回っております。先ほど課長の方からありましたけれども、全部のお医者さんがオーケーしてくれないとなかなか難しい問題でありますので、こういう問題につきましては是非議員の皆さんにもご協力をいただいて、知り合いのお医者さん、近所の歯医者さんがおりましたら、是非子供たちのためにその辺をお願いしたいということで、一緒にそういう啓蒙活動をやっていただければありがたいと思います。
  ですから、これも恐らくときがわ町だけのことでありますので、是非そういう面ではやはり子育てするときにそうしたことができれば、ときがわの住民の皆さんも、子育てをしている皆さんも非常に喜んでくれるんではないかなと思いますので、その辺のご協力も是非お願いしたいと思います。
  以上です。
○7番 笹沼和利議員 了解しました。
○田中 旭議長 よろしいですか。
○7番 笹沼和利議員 はい、いいです。
○田中 旭議長 ほかに質疑ありますか。
  14番、野原兼男議員。
○14番 野原兼男議員 14番、野原です。
  ただいま町長の答弁で、旧玉川のときから乳幼児の医療費無料化ということは県下でもトップを切ってやってきたということでありますけれども、今回これを中学生を修了する者までに引き上げて、そういった県下、近隣の状況というのはどういう状況になっているのか、その点をまずお伺いしたいと思います。
  それから、財源につきましては、この後補正予算等で出てくるわけでございますけれども、これを中学校を卒業するまでに引き上げた場合、総額で幾らになるか、その辺をお伺いしたいと思います。
  2点お願いします。
○田中 旭議長 ただいまの質疑に対し答弁願います。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 お答えいたします。
  近隣の状況でございますけれども、この中で先進地と思われるところでございますが、郡内ですと東松山市、これが入院のみでございますけれども、15歳の年度末までで、通院につきましては9歳、小学校3年生まででございます。
  それから、近隣でいきますと鳩山町が12歳まででございます。これは入院でございます。それから、通院についても12歳の年度末ということでございます。これは18年4月1日から施行するというようなことで聞いております。
  続きまして、滑川町でございますけれども、滑川町もやはり12歳、年度末まで入院、それから通院がやはり12歳、年度末まで、これがやはり18年4月1日から施行するというようなことでございます。
  続きまして、拡大した後の費用の額で、総支給見込み額でございますけれども、1,210万5,000円程度になるということで見込んでおります。
  以上でございます。
○田中 旭議長 よろしいですか。
  14番、野原兼男議員。
○14番 野原兼男議員 ただいまの答弁で、近隣に先駆け今回ときがわ町でこういった制度を実施するということで、子育てをしている保護者の皆さんにしてみれば大変いい支援になるのかなと思います。
  そういった中で、今回町長が以前から言っていましたけれども、玉川時代から言っていましたけれども、こういった事業については小さい村だからできるというような、そういった特典があるとよく言っておりましたけれども、是非その中でもやはり小さいからできるという、こういった特典もあると思うんですけれども、やはり大きい小さいは抜きにして、ときがわ町におかれましても少ない財源の中から1,200万という財源を絞り出してくるわけでございます。こういった財源は大きい小さいにもかかわらず、やはり非常にこういった現状の財政から考えると厳しいものになってくるのかなと思います。
  そんな中で、資金、財源というか、こういった1,200万もの財源をどこから出してくるかと。町長の公約にもありましたけれども、むだを省いて計画財政ということをうたっているわけです。やはりどうしたらむだを省いてこういった財源を捻出してくるか、そういった点についてお伺いしたいと思います。
○田中 旭議長 ただいまの質疑に対して答弁願います。
  関口町長。
○関口定男町長 答えさせていただきます。
  先ほどからちょっとご質問が出ていますけれども、医療費の無料化につきましては、入院は見るけれども通院は見ないとか、あるいは小学校5年生とか6年生とかというんですか、今回の中学校3年生まで入院も通院も見るというのは県内でもそんなにないと思いますし、あと予算の面ですけれども、先ほど課長の方から総額を言いましたけれども、今回補正で組んでいただきますのは300万円ちょっとでありますので、ですからその300万円というのがじゃどういう金額かといいますと、1年間のときがわ町の年間の予算が52億であります。その中の300万であります。
  私は工事発注等の中で相当発注のときに金額を見直そう、非常に安い金額でできるということもあります。私もそういう経験があるんですが、実は玉川保育所のときには約9,000万、体育館のときには5,500万、設計予算より削ってやりました。そういう形でやっていくと、本当に300万とか400万とかじゃなくて億の金で相当支出を抑えることができます。そういうお金を回すという考えにすれば、300万くらいのお金だったらすぐにどうにかなるということでありますので、私も町長に就任して公約の中でありました子育て支援を中学校3年生までやるということがこの早い時期にできました。これも大きい、合併をして、52億の予算の中の本当に一部でありますので、簡単にできたということであります。将来的にまたある面では300万というのも非常に大きい額だとも言えます。ですから、その辺の経費の削減等は さらにこれからも行政改革の中で進めていきたいと思っておりますので、ご理解をいただきたいと思います。
  以上です。
○田中 旭議長 よろしいですか。
○14番 野原兼男議員 よろしくお願いします。
○田中 旭議長 ほかにありますか。
  それでは、先ほどの質疑に対して小沢福祉課長、答弁願います。
○小沢俊夫福祉課長 先ほど総額1,200万ということでご答弁申し上げましたけれども、その中で拡大分の見込みということでございますけれども、最終的には今回の補正で324万5,000円の補正ということでお願いをするわけでございますけれども、1年間でいいますと小学校4年生から6年生が全部で360人対象者が増加します。それから、中学1年生から中学3年生までが409人、合計で769人が増加するものでございます。総計で、小学校、中学校合わせますと1,077名、この方が対象になってくるものでございます。
  その中で、今回ふえる部分については、小学校4年生から6年生が471万6,000円、それから中学校1年生から中学校3年生までが335万4,000円というような見込みになっております。
  以上でございます。
○田中 旭議長 よろしいですか。
○14番 野原兼男議員 はい。
○田中 旭議長 ほかに質問ありますか。
  16番、市川金雄議員。
○16番 市川金雄議員 16番、市川金雄です。2点ほどお伺いしたいと思います。
  対象年齢を拡大して支給をするということ、これは結構な話だと思います。しかし、今までこれまできた医療費の推移、その辺のところは調査されているのかどうか。今まで拡大する前の年度ごとの推移はどうなっているか、その辺は調査されているのかどうか。
  それからもう1点は、子供たちが病気なりけがなりして医療費を出すことはいいんですけれども、それよりももっと大事なのはこれを分析をしているかどうか。その辺のところはされているか。2点をまずお尋ねいたします。
○田中 旭議長 ただいまの質疑に対し答弁願います。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 お答えいたします。
  医療費の推移につきましては、若干ずつ伸びているというような傾向でございます。今回補正予算を組むに当たりましても、やはり小学校4年生から中学校3年生までどの程度ふえるのかという中で、今までの小学校1年生から3年生までの医療費と、それから乳児医療費ということで、6歳未満の方の割合を出しまして、大体それが60%ぐらい減ってきているという中で、小学校4年生から6年生については小学校3年生までの部分を使い、中学生については病気等よりもやはりけがと、そういったものがふえるだろうということで予測をいたしまして、小学校3年生までの約62%ということで積算をしてございます。
  それから、この内容の分析でございますけれども、これらについては対象者から上がってきます領収書、あるいはレセプト等を見ながら、どういったものが多いかというようなことで内容的には見てございます。やはり子供さんの小さいときは風邪ですとか、若干大きくなってきますと歯医者さんですとか、そういった部分が特徴といいますか、目立ってきているような状況でございます。
  以上でございます。
○田中 旭議長 16番、市川金雄議員。
○16番 市川金雄議員 医療費の推移は若干伸びているということなのですが、やはりこういった支出をしたら学年ごとにどのくらいの医療費がかかっているんだとか、その辺の計算はしておく必要があると思います。
  それともう1点は、その内容、これも分析する必要があると思います。小学生と中学3年生ではかかる病気も違うと思います。また、それを分析することによって子供たちの健康管理、健康づくり、それらを推進していく必要があると思います。是非学校とも連携をしながら、ただ医療費を支給するということだけでなくて、それによって子供たちが健康で健やかに成長できるような対策を講じていく必要があると思いますが、お考えをお聞かせいただければと思います。よろしくお願いします。
○田中 旭議長 質疑に対して答弁願います。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 市川議員ご指摘の内容の分析と、あるいは学年ごとのそういった中身をよく精査をいたしまして、今後医療費等についての積算、あるいは子供さんの健やかな成長に寄与できるような形で対応していきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いをしたいと思います。
○田中 旭議長 16番、市川金雄議員。
○16番 市川金雄議員 是非そのようにお願いをしたいと思います。医療費を出して子育てを支援するということ、重要なことですけれども、それよりももっと子供たちが病気にかからない、けがをしない、そうした健康づくりも大事じゃないかと思います。是非そのような方向でお願いをしたいと思います。
  ありがとうございました。
○田中 旭議長 ほかに質疑ございますか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○田中 旭議長 これをもって質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  4番、野原和夫議員。
○4番 野原和夫議員 日本共産党、野原和夫です。
  議案第53号 ときがわ町子育て支援児童医療費の支給に関する条例の一部改正について、賛成討論させていただきます。
  旧玉川村、旧関口村長では、子育て支援対策として比企郡内でいち早く乳幼児医療費の就学前までの無料化を実現し、また引き続きゼロ歳から小学校3年生までの医療費の無料化を実現してきました。2月1日、合併により初代ときがわ町町長に就任され、関口町長は県下でもトップクラスの子育て支援児童医療費制度の対象を中学校3年生まで拡大し、子育て支援施策の充実を図ることになります。この制度の拡大は、子育て中のお母さんたちに大きな期待と安心を与えたことと思います。
  中学校3年生までの無料化の実施は、鴻巣市に続き2番目の水準の高さです。こうした点で、今回の制度はときがわ町にとって県下でも誇れる制度であると確信しています。少子化が進む中、ときがわ町が子育てしやすい町になるよう、より一層の支援策の充実を望み、賛成討論とします。
  以上です。
○田中 旭議長 これをもって討論を終結いたします。
  これより議案第53号 ときがわ町子育て支援児童医療費の支給に関する条例の一部改正についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり改正することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○田中 旭議長 起立全員。
  よって、議案第53号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第54号の上程、説明、質疑、討論、採決
○田中 旭議長 日程第11、議案第54号 埼玉県市町村職員退職手当組合の共同処理する事務の変更及び同組合の規約変更についてを議題といたします。
  議案の朗読をお願いいたします。
  議会事務局長。
○野原泰子議会事務局長 朗読いたします。
  議案第54号 埼玉県市町村職員退職手当組合の共同処理する事務の変更及び同組合の規約変更について。地方自治法(昭和22年法律第67号)第286条第1項の規定により、平成18年10月1日から埼玉県市町村職員退職手当組合の共同処理する事務を変更し、同組合規約を別紙のとおり変更することについて、議決を求める。平成18年6月13日提出。ときがわ町長、関口定男。
  以上でございます。
○田中 旭議長 続いて、提案者から提案理由の説明をお願いいたします。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、議案第54号 埼玉県市町村職員退職手当組合の共同処理する事務の変更及び同組合の規約変更について提案理由を申し上げます。
  事務処理の効率化を図る観点から、平成18年9月30日をもって埼玉県市町村消防災害補償組合及び埼玉県市町村交通災害共済組合が解散することに伴い、従来両組合で共同処理していた事務を埼玉県市町村職員退職手当組合で共同処理するため、埼玉県市町村職員退職手当組合の共同処理する事務を変更し、同組合規約の全部を変更することについて協議したいので、地方自治法第290条の規定により、この案を提出するものであります。
  細部につきましては、総務課長よりご説明申し上げます。
○田中 旭議長 続いて、細部説明をお願いいたします。
  柴崎総務課長。
○柴崎政利総務課長 それでは、命によりまして議案第54号 埼玉県市町村職員退職手当組合の共同処理する事務の変更及び同組合の規約変更についてご説明を申し上げます。
  先ほど町長提案理由で申し上げましたとおり、埼玉県市町村消防災害補償組合及び埼玉県市町村交通災害共済組合が解散し、この事務を埼玉県市町村職員退職手当組合が引き継ぐと ともに、組合の名称を埼玉県市町村職員退職手当組合から埼玉県市町村総合事務組合に改名することに伴い、規約の全部を変更したいとするものであります。
  それでは、1枚めくっていただきまして、別紙本文をごらんいただきたいと思います。なお、要点のみ説明をさせていただきます。
  第1条では目的。埼玉県内の市町村の事務の一部を共同処理し、市町村財政の安定とその健全化に寄与するというものでございます。
  第2条では名称でありますが、先ほど申し上げました名称を埼玉県市町村総合事務組合と称するわけでございます。
  第3条では、組合を組織する団体が、6ページをごらんいただきたいと思いますが、別紙で表記されているとおり、65市町村、44組合、合計109団体で組織しております。
  第4条でありますが、組合の共同処理する事務が明記されておりますが、今回の変更は主にこの点でございます。この中でも(2)次に掲げる災害の補償に関する事務、アとして消防組織法に規定する非常勤消防団員の公務上の災害、イとして消防法に規定する消防作業に従事した者または救急業務に従事したものの災害、ウとして水防法に規定する水防に従事した者の災害、エとして災害対策基本法に規定する応急措置の業務に従事した者の災害、(3)といたしまして住民に対する交通災害共済に関する事務でございます。
  その他の条文につきましては、条文に倣ってつくってあるものでございますので、ごらんをいただければと思います。
  2枚めくっていただきまして、4ページの附則をごらんいただきたいと思いますが、この規約は平成18年10月1日から施行する。2では役員の敬称並びに任期を、3では組合議員の敬称と任期等のみなし規定等を明記しているものであります。
  以上、雑駁でありますが説明とさせていただきます。よろしくお願いをいたします。
○田中 旭議長 これより日程第11、議案第54号 埼玉県市町村職員退職手当組合の共同処理する事務の変更及び同組合の規約変更についての質疑に入ります。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○田中 旭議長 これをもって質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○田中 旭議長 討論を終結いたします。
  これより議案第54号 埼玉県市町村職員退職手当組合の共同処理する事務の変更及び同組 合の規約変更についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり事務の変更等することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○田中 旭議長 起立全員。
  よって、議案第54号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第55号の上程、説明、質疑、討論、採決
○田中 旭議長 日程第12、議案第55号 埼玉県市町村交通災害共済組合の規約変更についてを議題といたします。
  議案の朗読をお願いいたします。
  議会事務局長。
○野原泰子議会事務局長 朗読いたします。
  議案第55号 埼玉県市町村交通災害共済組合の規約変更について。地方自治法(昭和22年法律第67号)第286条第1項の規定により、埼玉県市町村交通災害共済規約を別紙のとおり変更することについて、議決を求める。平成18年6月13日提出。ときがわ町長、関口定男。
  以上でございます。
○田中 旭議長 続いて、提案者から提案理由の説明をお願いいたします。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、議案第55号 埼玉県市町村交通災害共済組合の規約変更について提案理由を申し上げます。
  埼玉県市町村交通災害共済組合が解散した場合、同組合の事務を埼玉県市町村職員退職手当組合に承継させるため、同組合の規約を変更することについて協議したいので、地方自治法第290条の規定によりこの案を提出するものであります。
  細部につきましては、総務課長よりご説明申し上げます。
○田中 旭議長 続いて、細部説明をお願いいたします。
  柴崎総務課長。
○柴崎政利総務課長 それでは、命によりまして議案第55号 埼玉県市町村交通災害共済組合の規約変更についてご説明を申し上げます。
  先ほど町長提案理由で申し上げましたとおり、埼玉県市町村交通災害共済組合が解散した場合、同組合規約の附則に議案参考資料をごらんをいただきたいと存じますが、資料bRの とおり次の1項を加えるものであります。
  5といたしまして、組合が解散した場合においては、その事務を埼玉県市町村職員退職手当組合に承継させるものとする。
  附則でございますが、この規約は許可のあった日から施行する。
  以上、説明とさせていただきます。よろしくお願いをいたします。
○田中 旭議長 これより日程第12、議案第55号 埼玉県市町村交通災害共済組合の規約変更についての質疑に入ります。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○田中 旭議長 これをもって質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○田中 旭議長 討論を終結いたします。
  これより議案第55号 埼玉県市町村交通災害共済組合の規約変更についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり規約変更することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○田中 旭議長 起立全員であります。
  よって、議案第55号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第56号の上程、説明、質疑、討論、採決
○田中 旭議長 日程第13、議案第56号 埼玉県市町村交通災害共済組合の解散及び財産処分についてを議題といたします。
  議案の朗読をお願いいたします。
  議会事務局長。
○野原泰子議会事務局長 朗読いたします。
  議案第56号 埼玉県市町村交通災害共済組合の解散及び財産処分について。地方自治法(昭和22年法律第67号)第288条及び第289条の規定により、平成18年9月30日をもって埼玉県市町村交通災害共済組合を解散し、同組合の財産をすべて埼玉県市町村職員退職手当組合に帰属させることについて、議決を求める。平成18年6月13日提出。ときがわ町長、関口定男。
  以上でございます。
○田中 旭議長 続いて、提案者から提案理由の説明をお願いいたします。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、議案第56号 埼玉県市町村交通災害共済組合の解散及び財産処分について提案理由を申し上げます。
  事務処理の効率化を図る観点から、埼玉県市町村交通災害共済組合で共同処理している事務を埼玉県市町村職員退職手当組合で共同処理することに伴い、平成18年9月30日をもって埼玉県市町村交通災害共済組合を解散すること及び同組合の解散に伴う財産処分について協議したいので、地方自治法第290条の規定によりこの案を提出するものであります。
  細部につきましては、続いて総務課長からご説明申し上げます。
○田中 旭議長 続いて、細部説明をお願いいたします。
  柴崎総務課長。
○柴崎政利総務課長 それでは、命によりまして議案第56号 埼玉県市町村交通災害共済組合の解散及び財産処分についてご説明を申し上げます。
  先ほど町長提案理由で申し上げましたとおり、埼玉県市町村交通災害共済組合が解散し、この財産を埼玉県市町村職員退職手当組合に帰属したいとするものであります。
  以上、説明とさせていただきます。よろしくお願いをいたします。
○田中 旭議長 これより日程第13、議案第56号 埼玉県市町村交通災害共済組合の解散及び財産処分についての質疑に入ります。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○田中 旭議長 これをもって質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○田中 旭議長 討論を終結いたします。
  これより議案第56号 埼玉県市町村交通災害共済組合の解散及び財産処分についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり解散等することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○田中 旭議長 起立全員。
  よって、議案第56号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第57号の上程、説明、質疑、討論、採決
○田中 旭議長 日程第14、議案第57号 埼玉県市町村消防災害補償組合の規約変更についてを議題といたします。
  議案の朗読をお願いいたします。
  議会事務局長。
○野原泰子議会事務局長 朗読いたします。
  議案第57号 埼玉県市町村消防災害補償組合の規約変更について。地方自治法(昭和22年法律第67号)第286条第1項の規定により、埼玉県市町村消防災害補償組合規約を別紙のとおり変更することについて議決を求める。平成18年6月13日提出。ときがわ町長、関口定男。
  以上でございます。
○田中 旭議長 続いて、提案者から提案理由の説明をお願いいたします。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、議案第57号 埼玉県市町村消防災害補償組合の規約変更について提案理由を申し上げます。
  埼玉県市町村消防災害補償組合が解散した場合、同組合の事務を埼玉県市町村職員退職手当組合に承継させるため、同組合の規約を変更することについて協議をしたいので、地方自治法第290条の規定によりこの案を提出するものであります。
  細部につきましては、総務課長よりご説明申し上げます。
○田中 旭議長 続いて、細部説明をお願いいたします。
  柴崎総務課長。
○柴崎政利総務課長 命によりまして、議案第57号 埼玉県市町村消防災害補償組合の規約変更についてご説明を申し上げます。
  先ほど町長提案理由で申し上げましたとおり、埼玉県市町村消防災害補償組合が解散した場合、同組合規約の附則に議案参考資料bS並びに議案別紙のとおり次の1項を加えるとするものであります。
  3 組合が解散した場合においては、埼玉県市町村職員退職手当組合に承継させるものとする。
  附則で、この規約は許可のあった日から施行する。
  以上、説明とさせていただきます。よろしくお願いをいたします。
○田中 旭議長 これより日程第14、議案第57号 埼玉県市町村消防災害補償組合の規約変更についての質疑に入ります。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○田中 旭議長 これをもって質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○田中 旭議長 討論を終結いたします。
  これより議案第57号 埼玉県市町村消防災害補償組合の規約変更についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり規約変更することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○田中 旭議長 起立全員。
  よって、議案第57号は原案のとおり可決されました。
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   ◎議案第58号の上程、説明、質疑、討論、採決
○田中 旭議長 日程第15、議案第58号 埼玉県市町村消防災害補償組合の解散及び財産処分についてを議題といたします。
  議案の朗読をお願いいたします。
  議会事務局長。
○野原泰子議会事務局長 朗読いたします。
  議案第58号 埼玉県市町村消防災害補償組合の解散及び財産処分について。地方自治法(昭和22年法律第67号)第288条及び第289条の規定により、平成18年9月30日をもって埼玉県市町村消防災害補償組合を解散し、同組合の財産をすべて埼玉県市町村職員退職手当組合に帰属させることについて議決を求める。平成18年6月13日提出。ときがわ町長、関口定男。
  以上でございます。
○田中 旭議長 続いて、提案者から提案理由の説明をお願いいたします。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、議案第58号 埼玉県市町村消防災害補償組合の解散及び財産処分について提案理由を申し上げます。
  事務処理の効率化を図る観点から、埼玉県市町村消防災害補償組合の事務を埼玉県市町村 退職手当組合で共同処理することに伴い、平成18年9月30日をもって埼玉県市町村消防災害補償組合を解散すること及び同組合の解散に伴う財産処分について協議したいので、地方自治法第290条の規定によりこの案を提出するものであります。
  細部につきましては、総務課長よりご説明申し上げます。
○田中 旭議長 続いて、細部説明をお願いいたします。
  柴崎総務課長。
○柴崎政利総務課長 命により、議案第58号 埼玉県市町村消防災害補償組合の解散及び財産処分についてご説明を申し上げます。
  先ほど町長提案理由で申し上げましたとおり、埼玉県市町村消防災害補償組合が解散し、この財産を埼玉県市町村職員退職手当組合に帰属したいとするものであります。
  以上、雑駁でありますが説明とさせていただきます。よろしくお願いをいたします。
○田中 旭議長 これより日程第15、議案第58号 埼玉県市町村消防災害補償組合の解散及び財産処分についての質疑に入ります。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○田中 旭議長 これをもって質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○田中 旭議長 討論を終結いたします。
  これより議案第58号 埼玉県市町村消防災害補償組合の解散及び財産処分についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり解散等することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○田中 旭議長 起立全員。
  よって、議案第58号は原案のとおり可決しました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第59号の上程、説明、質疑、討論、採決
○田中 旭議長 日程第16、議案第59号 町道路線の廃止についてを議題といたします。
  議案の朗読をお願いいたします。
  議会事務局長。
○野原泰子議会事務局長 朗読いたします。
  議案第59号 町道路線の廃止について。次のとおり道路法(昭和27年法律第180号)第10条第3項の規定により町道路線を廃止することについて議決を求める。平成18年6月13日提出。ときがわ町長、関口定男。
  以上でございます。
○田中 旭議長 続いて、提案者から提案理由の説明をお願いいたします。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、議案第59号 町道路線の廃止について提案理由を申し上げます。
  ときがわ町大字玉川地内の工場立地に伴い、水路つけかえの申請があり、適切に計画されていることから、この水路と平行している町道玉38号線を廃止する必要があり、この案を提出するものであります。
  細部につきましては、建設課長よりご説明申し上げます。
○田中 旭議長 続いて、細部説明をお願いいたします。
  桑原建設課長。
○桑原和一建設課長 それでは、議案第59号 町道路線の廃止についての細部説明をさせていただきます。
  この町道路線の廃止につきましては、ときがわ町大字玉川地内の工場立地に伴い、水路つけかえの申請があり、適切に計画されていることから、この水路と平行しております町道玉38号線を廃止する必要がありますので、よろしくお願いいたします。
  次のページをごらんください。廃止路線の調査となっており、廃止する路線は町道玉38号線で、起点及び終点は記載のとおりです。
  次に、議案参考資料、資料bU、廃止路線の参考資料により具体的に説明申し上げます。よろしいでしょうか。
  次のページをごらんください。廃止路線の案内図となっており、縮尺は1万分の1です。この図面の中央、黒丸部分がときがわ町本庁舎、ピンクで着色した部分が県道です。また、廃止したい路線は図面下側の赤丸のところで、町道玉38号線です。
  次のページをごらんください。廃止路線の位置図となっており、縮尺は2,500分の1です。この図面の中央に赤で着色した部分が廃止したい町道玉38号線で、延長20.04メートル、幅員は2メーターでございます。
  次のページをごらんください。水路つけかえ計画平面図となっており、縮尺は500分の1です。この図面の中で水色部分が既設の水路、赤で着色した部分が水路と平行しております 町道玉38号線です。この水路つけかえ計画では、既設水路の水色の部分、町道玉38号線を廃止して、そのかわりに濃い青色部分へ新設水路を設置する計画となっております。なお、この新設水路につきましては、申請者の負担により水路整備を行うことになっております。
  これで議案第59号 町道路線の廃止についての細部説明を終了させていただきます。よろしくお願いいたします。
○田中 旭議長 これより日程第16、議案第59号 町道路線の廃止についての質疑に入ります。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○田中 旭議長 これをもって質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○田中 旭議長 討論を終結いたします。
  これより議案第59号 町道路線の廃止についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり廃止することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○田中 旭議長 起立全員であります。
  よって、議案第59号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第60号の上程、説明、質疑、討論、採決
○田中 旭議長 日程第17、議案第60号 平成18年度ときがわ町一般会計補正予算(第2号)についてを議題といたします。
  議案の朗読をお願いいたします。
  議会事務局長。
○野原泰子議会事務局長 朗読いたします。
  議案第60号 平成18年度ときがわ町一般会計補正予算(第2号)。
  平成18年度ときがわ町の一般会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。
  (歳入歳出予算の補正)
  第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3,084万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ52億4,440万1,000円とする。
  2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表歳入歳出予算補正」による。
  平成18年6月13日提出。ときがわ町長、関口定男。
  以上でございます。
○田中 旭議長 続いて、提案者から提案理由の説明をお願いいたします。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、議案第60号 平成18年度ときがわ町一般会計補正予算(第2号)の提案理由を申し上げます。
  歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3,084万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ52億4,440万1,000円とするものであります。
  細部につきましては、企画財政課長よりご説明申し上げます。
○田中 旭議長 続いて、細部説明をお願いいたします。
  山口企画財政課長。
○山口文明理事兼企画財政課長 それでは、議案第60号 平成18年度ときがわ町一般会計補正予算(第2号)の内容説明を行います。
  補正の主な内容でございますが、合併及び4月1日の人事異動、障害者自立支援法施行に伴う予算の組み替え及び四季彩館等の施設管理及び町道等の修繕工事等が主たるものでございます。そうしまして、3,084万5,000円を補正し、歳入歳出それぞれ52億4,440万1,000円とするものでございます。
  2ページ目をごらんいただきたいと思います。2ページ目から3ページ目にかけまして第1表歳入歳出予算補正及び5ページ目をごらんいただきたいと思いますが、5ページ目から7ページ目まであります歳入歳出予算補正事項別明細書の説明につきましては、ごらんいただき、説明を割愛させていただきたいと思います。
  8ページ目をお開きいただきたいと思います。8ページの2の歳入の説明でございます。
  14款の国庫支出金、1項国庫負担金、1目民生費国庫負担金でございますが、1,366万補正しまして1億1,610万6,000円と改めるものでございます。
  1節の社会福祉費負担金でございますが、1,896万補正するものでございます。説明欄でございますが、身体障害者保護費国庫負担金及び身体障害児援護事業費国庫負担金、支援費国庫負担金等は、障害者自立支援法が施行されるために節内の組み替えを行ったものでございます。そうしまして、障害者福祉費負担金の方に3,247万8,000円とありますが、そちらの方に組み替わったものでございます。
  障害者自立支援支給費負担金でございますが、4,321万8,000とあります。これにつきまし ては、2項の国庫補助金、1目民生費国庫補助金であります1節の社会福祉費補助金1,109万5,000円減額になっておりますが、そのうちで支援費国庫補助金1,349万円減額、精神障害者短期入所事業費補助金4万5,000減額になっておりますが、これ等の組み替えによるものでございます。それを障害者自立支援給付費負担金の方に組み替えたものでございます。
  2節の児童福祉費負担金でございますが、530万減額になっているところでございます。各負担金の率の減少によるものでございます。被用者児童手当国庫負担金、これにつきましては10分の9から10分の8に減額になっております。減額の66万円でございます。非被用者児童手当国庫負担金につきましては、6分の4から6分の2に率が下がっております。そうしまして、151万円の減額になっているところでございます。被用者小学校修了前特例給付国庫負担金につきましても、同様に6分の4から6分の2に率が下がっております。そうしまして、212万円の減額になっているところでございます。その下段にあります非被用者小学校修了前特例給付国庫負担金につきましても、6分の4から6分の2ということで率が下がっております。そうしまして101万円の減額になっているところでございます。
  その下段にあります2項の国庫補助金、1目民生費国庫補助金でございますが、先ほどちょっとお話ししましたが、1,109万5,000円減額しまして596万2,000円とするものでございます。
  1節の社会福祉費補助金でございますが、1,109万5,000円減額になっておりますが、先ほど言ったように、支援費国庫補助金、精神障害者短期入所事業費補助金につきましては組み替えということでございます。その下段にあります障害者福祉費補助金につきましては、障害者の地域生活推進事業費としまして、通勤寮、居宅介護事業等の事業としまして2分の1の助成になっております。208万5,000円の補正でございます。その下段にあります障害者自立支援事業費等補助金でございますが、これにつきましては地域支援事業としまして2分の1補助事業でございます。35万5,000円を補正するところでございます。
  15款の県支出金でございます。1項の県負担金、2目の民生費県負担金でございますが、補正額2,313万円でございます。そうしまして、7,522万2,000円とするものでございます。
  1節の社会福祉費負担金でございますが、補正額としまして957万5,000円でございます。内訳としまして、身体障害者保護費県費負担金及びその下段にあります身体障害児援護事業費県費負担金、これにつきましてはその1段あいた下段にあります障害者福祉費負担金の方に組み替えになっているところでございます。そうしまして1,623万9,000円の補正になっているところでございます。一番下段にあります障害者自立支援給付費負担金でございますが、 2,170万3,000円を補正するものでございます。これにつきましても国庫同様、2項の県補助金、2目の民生費県補助金、1節の社会福祉費補助金でございますが、そのうちの説明欄の2行目にあります精神障害者短期入所事業費補助金、支援費県費補助金、この2つの事業につきまして障害者自立支援給付費負担金の方に組み替えたものでございます。
  その上段にあります2節の児童福祉費負担金でございますが、1,355万5,000円お願いするところでございますが、これも国庫同様、各負担率の増によるものです。県費につきましては増によるものでございます。被用者児童手当負担金が10分の0.5から10分の1に率が上がりました。33万円の補正でございます。非被用者児童手当負担金につきましては、6分の1から6分の2になりまして、75万5,000円。被用者小学校修了前特例給付県負担金が6分の1から6分の2、823万円。非被用者小学校修了前特例給付県負担金が6分の1から6分の2で424万円でございます。
  2項の県補助金、2目の民生費県補助金でございますが、645万2,000円減額しまして4,281万7,000円とするものでございます。
  1節の社会福祉費補助金でございますが、645万2,000円の減額でございます。内訳としまして、埼玉県在宅福祉事業費補助金でございますが、これにつきましては居宅介護日常生活用具給付事業量の減によるものでございます。129万5,000円の減額でございます。精神障害者短期入所事業費補助金、支援費県補助金につきましては、先ほどお話ししましたとおり、県負担金の欄の1節の社会福祉費負担金の障害者自立支援給付費負担金の方に組み替えたというものでございます。障害者福祉補助金でございますが、104万2,000円補正をお願いするところでございます。これにつきましては、通勤寮、居宅介護支援事業としまして4分の1の助成によるものでございます。障害者自立支援事業費等補助金につきましては、56万6,000円補正をお願いするところでございますが、生活支援事業費の4分の1、社会福祉法人等減免事業等の事業の4分の3の助成によるものでございます。
  16款の財産収入、2項の財産売払収入、4目の物品売払収入でございますが、1,000円計上したところでございます。不用品売払収入でございます。これにつきましては、旧玉川村で使用していましたマジェスタ、クラウン等、競売を行います。その項目設定をさせていただいたところでございます。
  19款の繰越金、1項繰越金、1目繰越金でございますが、前年度繰越金としまして1,213万5,000円補正しまして、1億1,213万5,000円とするものでございます。前年度繰越金で収支の調整を図ったものでございます。
  20款諸収入でございますが、次のページをお開きいただきたいと思います。4項の雑入、4目の雑入でございますが、53万4,000円を補正しまして6,733万3,000円とするものでございます。説明欄にありますが、移送サービス利用者徴収金でございます。この事業につきまして、町実施から社協へと事業の実施の移管になったものでございます。
  12ページをお開きいただきたいと思います。
  歳出でございます。歳出につきましては、まことに恐縮ですが、人事異動に伴う給与関係、ついては予算組み替えがありますので、予算組み替えにつきましては、内容説明については恐縮ですが割愛させていただけたらと思います。また、主なものについてご説明をさせていただけたらと思います。
  中ほどにあります2款の総務費、1項総務管理費、1目一般管理費でございますが、4,028万4,000円を減額しまして4億1,363万7,000円とするものでございます。
  節の欄で12節役務費でございますが、13万2,000円、手数料8万7,000円、自動車損害保険料4万5,000円。1段あきまして18節の備品購入費160万でございますが、自動車購入費でございます。27節公課費5万7,000円、自動車重量税。この節につきましては、1500t程度の車1台の購入に充てるものでございます。
  15節の工事請負費でございますが、74万円でございます。設備整備工事、空調機設置設備整備工事でございます。74万円でございますが、第二庁舎へのエアコンの設置によるものでございます。
  5目の財産管理費でございますが、120万円補正しまして、1,398万6,000円とするものでございます。
  15節の工事請負費でございます。工事請負費としまして、寄宿舎改修工事120万でございます。これにつきましては、JET計画によります外国人招致事業、本年度より2名対応になるところであります。1名増でありますので、都幾川中学校東側にあります旧ローヤル電機の宿舎1室を改修して、それに対応していきたいと考えているものでございます。
  14ページをごらんいただきたいと思います。
  9目の企画費でございますが、補正額264万5,000円を減額し、1億8,097万3,000円とするものでございます。節で13節の委託料でございますが、74万3,000円の補正をお願いするところでございます。説明欄にありますが、保守点検委託料10万1,000円、電算業務委託料64万2,000円、これにつきましては公有財産管理ということでありまして、電算システムを入れながら財産管理をしていきたいと考えているところでございます。
  11目の自治振興費でございますが、138万6,000円お願いしまして4,328万5,000円とするものでございます。11節の需要費28万6,000円でございますが、消耗品費、これにつきましては回覧板等を550枚作成したいと考えております。
  15節の工事請負費でございますが、110万円、施設解体工事、旧原集会所解体工事でございます。これにつきましては、20年経過した木造平家建て31.5坪の取り壊し工事をしまして、土地の返還等を行うものでございます。
  16ページをお開きいただきたいと思います。
  16ページの4項の選挙費、1目選挙管理委員会費でございますが、33万7,000円補正しまして221万円とするものでございます。
  13節の委託料15万4,000円、業務委託料としまして選挙関係の定時登録、また14節の使用料及び賃借料18万3,000円、システム借上料としまして選挙システムの関係でございます。これにつきましては、当初予算に未計上でありましたので、今回計上させてもらったものでございます。
  3款の民生費、1項の社会福祉費、1目の社会福祉総務費でございますが、1,348万4,000円補正しまして1億4,755万円とするものでございます。
  13節の委託料でございますが、115万4,000円減額になったところでございます。業務委託料でございますが、移送サービス等の事業が社協事業となりましたので減額になったものでございます。
  3目の障害者福祉費でございますが、1,625万6,000円補正しまして2億2,066万1,000円とするものでございます。
  11節の需要費1万1,000円、食糧費、12節の役務費8万7,000円、通信運搬費5,000円、手数料8万2,000円、これにつきましては障害者福祉計画等の策定によるものでございます。
  また、13節の委託料でございますが、これにつきましては次のページの19節の負担金、補助及び交付金、20節の扶助費等の、障害者自立支援法が施行されたために、各種障害種別によって異なっていたサービス等を一元化し、障害者の地域生活と就労を改め、その自立支援を図る制度となってきましたので、節内及び節間の予算の組み替えをしたものでございます。13節の委託料で減額の47万3,000円とあります。精神障害者支援事業委託料の減額の126万9,000円でございますが、これにつきましては19節の負担金、補助及び交付金の方の介護給付費の方に組み替えになっておるところでございます。
  19ページをごらんいただきたいと思います。
  説明の一番上段にあります日常生活用具給付委託料、これにつきましても20節の扶助費からの組み替えになっているところでございます。56万7,000円。その下段にあります更生訓練費・施設入所者就職支度金給付事業委託料でございます。これにつきましても20節の扶助費から組み替わったものでございます。説明欄の下段にあります障害程度区分設定調査委託料でございますが、障害者自立支援法に基づく障害区分認定調査委託料としまして30人分、3,150円、9万5,000円を計上させてもらったところでございます。
  19節の負担金、補助及び交付金でございますが、9,058万7,000円を補正するところでございます。これにつきましても、主なものにつきましては20節の扶助費から異動されたものでございます。負担金の上段にあります比企広域市町村圏組合負担金でございますが、75万円計上させていただきました。障害程度区分の審査会、広域関係の審査関係の負担金75万円を計上させていただいたところでございます。その下段にあります小規模通所授産施設運営費負担金ですが、これにつきましては補助金から負担金にかわったものでございます。節内の補助金、一番下段にあります小規模通所授産施設運営費補助金の17万9,000円減額になっておりますが、負担金の方に組み替わったものでございます。その下段にあります介護給付費負担金から訓練等給付費負担金、自立支援医療費負担金、補装具費負担金につきましては、20節の扶助費より組み替えたものでございます。
  補助金でございますが、社会福祉法人等減免事業補助金につきまして、51万9,000円を補正したところでございますが、食費、住宅費等、障害者の低所得者への助成事業によるものでございます。
  20節の扶助費ですが、これにつきましては減額の7,395万6,000円でございますが、先ほどお話ししましたように、19節の負担金、補助及び交付金の方に組み替えたためによるものが主たるものでございます。
  次に、20ページをお開きいただきたいと思います。2項の児童福祉費でございます。
  1目の児童福祉総務費でございますが、2,616万9,000円補正しまして1億1,375万円とするものでございます。
  11節の需要費ですが、61万4,000円お願いするところでございます。説明欄にあります消耗品費1万4,000、これにつきましては申請書用紙、修繕料60万円につきましては送迎バスの修繕等によるものでございます。
  15節の工事請負費でございますが、50万、施設改修工事、収納棚の改修等によるものでございます。大字関堀地内にあります学童保育園の棚等の増改造を行ったものでございます。
  20節の扶助費でございますが、2,505万5,000円とするものでございます。これにつきましては、被用者小学校修了前特例給付費1,434万、非被用者小学校修了前特例給付費747万円、これにつきましては小学校3年生から小学校6年生までということで、制度の改正によるものでございます。子育て支援児童医療費でございますが、324万5,000円補正をお願いするところでございます。これにつきましても、小学校3年生が制度改正によりまして中学校3年生まで改正されたものでございます。
  次に、22ページをお開きいただきたいと思います。
  2目の児童福祉施設費でございますが、309万7,000円補正しまして2億999万5,000円とするものでございます。
  12節の役務費でございますが、1万8,000円、通信運搬費でございますが、これにつきましてはADSLの回線使用料、また13節の委託料227万2,000円につきましては、保守点検委託料としまして56万7,000円、玉川保育園の空調の保守点検料でございます。一般廃棄物の収集運搬委託料でございますが、6万9,000円、これは平保育園のごみの収集委託料。また、業務委託料としまして63万6,000円、つぼみの部屋乳児等の増により保育者1名増によるものでございます。その委託料でございます。
  15節の工事請負費でございますが、45万7,000円、平保育園フェンス設置工事、高さ1.8メートル、長さが18.7メートルの安全さくのフェンスを設置したというものでございます。
  24ページをお開きいただきたいと思います。
  3目の環境衛生費でございます。1,380万6,000円を補正しまして7,190万9,000円とするものでございますが、28節の繰出金349万8,000円、浄化槽設置管理事業特別会計の繰出金でございます。
  6款の農林水産業費、1項の農業費、4目の農業振興費でございますが、40万補正しまして1億3,330万7,000円とするものでございます。
  18節の備品購入費でございますが、これにつきましては施設備品購入費としまして番匠の加工所蒸し器の購入費でございます。これにつきましては、番匠の加工施設の蒸し器を購入するものでございますが、生活改善グループが8団体使用しているものでございます。
  続きまして、26ページをごらんいただきたいと思います。
  上段にあります3目の商工振興費でございます。補正額500万お願いしまして、8,397万円とするものでございますが、24節の投資及び出資金でございます。四季彩館管理運営出資金でございます。
  4目の観光費でございますが、104万3,000円補正しまして2,142万8,000円とするものでございます。13節の委託料が102万3,000円、業務委託料、三波渓谷の環境管理委託料でございます。14節の使用料及び賃借料2万円につきましては、浄化槽使用料でございます。これにつきましても、三波渓谷整備につきましては公衆トイレの使用料でございます。浄化槽取りかえの方に入るものでございます。
  8款の土木費でございます。
  2項の道路橋りょう費でございますが、2目の道路維持費でございます。1,491万補正しまして9,937万7,000円とするものでございますが、15節の工事請負費でございます。舗装修繕工事、町道都58号線舗装修繕工事でございます。雲河原地内でございますが、延長700メーター、幅員4メーターの舗装修繕によるものでございます。
  4目の橋りょう維持費でございますが、600万補正しまして771万2,000円とするものでございますが、15節の工事請負費でございます。橋りょう維持補修工事で、無名12号橋橋梁維持補修工事でございます。五明地内でございます。ほたるの里公園2,800平米内の橋りょうの修繕によるものでございます。
  9款の消防費、1項の消防費、2目の非常備消防費でございますが、37万円補正しまして3,928万9,000円とするものでございますが、15節の工事請負費でございます。防火水槽撤去工事でございます。これにつきましては、玉川地内の坂本浩昭さん宅前に10立米程度の小さな防火水槽があります。新しい防火水槽ができましたので、この旧防火水槽を撤去するものでございます。
  30ページをお開きいただきたいと思います。補正予算給与費明細書でございます。
  1の一般職でございます。(1)の総括でございますが、職員数でございます。比較で4名減員になっているところでございます。補正後133人となったものでございます。そうしまして給与費でございますが、そのうちの給料でございますが1,845万円減額になりまして、5億2,726万3,000円となるものでございます。また、職員手当につきましては2,190万7,000円減額になりまして、3億2,064万2,000円となるものでございます。そうしまして、給与費の計でございますが、4,035万7,000円減額になりまして8億4,790万5,000円となるものでございます。共済費につきましては、504万3,000円減額になりまして1億3,508万9,000円となるものでございます。合計しますと4,540万減額になりまして9億8,229万4,000円となるものでございます。
  (2)の給料及び職員手当の増減等の明細及び(3)の給料及び職員手当の状況について は、ごらんいただき、説明は割愛させていただきたいと思います。
  以上、議案第60号の平成18年度ときがわ町一般会計補正予算(第2号)の内容説明とさせていただきます。よろしくお願いします。
○田中 旭議長 暫時休憩いたします。4時45分再開いたします。
                                (午後 4時28分)
─────────────────────────────────────────────────
○田中 旭議長 休憩前に引き続き再開いたします。
                                (午後 4時45分)
─────────────────────────────────────────────────
○田中 旭議長 これより日程第17、議案第60号 平成18年度ときがわ町一般会計補正予算(第2号)についての質疑に入ります。
  11番、岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 11番の岩田でございます。
  3月の定例会で出された18年度の予算は、一応骨格予算ということで、町長が誕生したばかりで、町長の思想が余り入らないという骨格予算という形であったわけですけれども、6月の補正で町長の施策を十分取り入れた展開をされるというご期待を申し上げていたわけですが、実際には四季彩館、あるいは中学生までの医療費の無料化ということがある意味では町長の施政に関係することかなというふうに思うんですが。例えば、あとまだ実際に町長の施策を展開するに必要な予算というのはかなりあろうかと思うんですけれども、その辺はいつごろまでに、どのような形で出されるのか、お聞きしたいと思います。
  なお、合併特例債等、合併した時点での有利な借金でございますが、どのようなものを、今のところつくろうかというような検討はされておるんでしょうか。その辺をお聞きしたいと思うんですが。
  よろしくお願いします。
○田中 旭議長 ただいまの質疑に対し答弁願います。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、私の方からお答えさせていただきますけれども、岩田議員の質問の趣旨というのは、じゃ何か予算をつけて物をつくるというか、そういう形の質問かと思うんですが、私とすると平成18年はもう合併協議会の中で予算を組んでありますので、その中で足りない分、そんなに予算をかけなくても私の今回の町長選に立候補した中で公約したの は、いかに実現できるかということで、今回余りお金をかけなくてもできる分野でやらせていただいたと。
  たびたび私の施政について問われるんですが、私の政治公約につきましても、町長というのは4年の任期があります。なったばかりの2、3カ月で全部自分の公約を実現できると、それは不可能な話でありますし、18年度予算はもう組んでありますので、それにさらに多くのお金をどんどんつぎ込むというのは不可能なことであると思いますし、その辺は理解をいただきたいと思います。
  そして、特例債につきましては、今回都幾川中学校の大規模な改造工事をやっております。それと、玉川小学校も今補強工事をやっておりますけれども、その辺のところで特例債が借りられればということでやっております。これ一般質問等も出ていますので、その辺とちょっとダブってしまうんですが、その辺の答えになると思います。将来、仮に道路の工事、あるいは橋りょう、橋のかけかえ等の建設費等を特例債で借りてやるというのは視野には入れております。
  合併協の委員として岩田議員さんもおいでになったので、わかると思うんですが、両村で今後5年から10年ぐらい先の建設計画等は出していただいて、18年度も旧の都幾川村、玉川村の事業につきましてたすきがけでやっておりまして、この52億の予算の中でどのくらいの工事ができるかということで、私は会長をやっているからその辺はわかるんですが、両村で金額にすると6億円ぐらいの事業費を平成18年度は組んでおります。それから、旧の都幾川、旧の玉川、半々ぐらいの予算で18年度中は事業費は組んでありますので、さらに上乗せして組むということは不可能な話ですし、先ほど言いましたように、医療費にしても100万単位でいきますし、そういう小さい金額ならば補正で自分の主張した政策が実現できるのかな。そんな形でやっておりますので、ご理解をいただきたいと思います。
  以上です。
○田中 旭議長 11番、岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 確かに4年間の期間があるわけで、2年間のうちに公約を果たすということが問われるわけでございますので、是非これ要望でございますが、その施策を、骨太の方針じゃないですけれども、工程表を4年間でこういう形で施策を展開していきたいというようなことを、広報でも結構でございますが、出していただければありがたいというふうに思います。
  以上です。
○田中 旭議長 答弁をお願いいたします。
  関口町長。
○関口定男町長 その辺は先ほど言いましたように、大枠の新町のまちづくり計画は合併協議会で皆さんにお示ししてあります。そして、今回平成18年度予算の中に第1次のときがわ町の振興計画の予算も盛り込んでありまして、この間も業者のヒアリングを行いまして、業者も決定いたしました。ですから、平成18年度中にはときがわ町の第1回の振興計画ができますので、その中でしっかりとまた方向づけをして、これから4年先と言わず、5年先、10年先のしっかりした方向を示したいと思いますし、その中で特にいつも皆さんもご指摘のとおり、すぐできるもの、将来何年かかかるもの、その辺のところを埼玉県の知事の上田さんではありませんけれども、やはり集中と選択ということでしっかりと事業をやっていきたいと思っておりますので、ご理解をいただきたいと思います。
  以上です。
○田中 旭議長 11番、岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 前向きなお答え、ありがとうございます。
  ただ、町長に与えられた4年間で公約を挙げているわけでございますから、総合振興計画は10年間の予定でございますので、その中で10年間で施策を展開するということでなく、4年間で挙げた公約についてできる部分を十分やっていただきたいというふうに思います。
  以上です。結構です。
○田中 旭議長 ほかに質疑ございますか。
  14番、野原兼男議員。
○14番 野原兼男議員 14番、野原です。
  13ページですけれども、13ページの18備品購入費、自動車購入という、新車購入ということなんでございますけれども、これは買いかえではなくて1台ふやすと、増台するということなのか、その辺お伺いしたいと思います。
○田中 旭議長 答弁をお願いします。
  柴崎総務課長。
○柴崎政利総務課長 お答えを申し上げます。
  歳入の方でも企画財政課長で項目設定ということで申し上げましたが、旧村長車と議長車を合わせまして4台あるわけでございます。その中で、旧玉川で使っておりました村長車、また議長車が購入、そして旧都幾川で使っておりました村長車、議長車がリースということ で、都幾川の方がまだ新しく、リース契約も残っているということでございますので、玉川で使っていた2台を出しまして、1台購入させていただくということでございます。
  購入に当たりましては、総務課は現在サニーが1台あるわけでございますけれども、町内を走る場合については道路が狭い等々がありまして、地域にも行きますので、町長結構利用します。また、総務課でも1台利用できない場合がありますので、これに充てさせていただくということで、1台お願いをするものでございます。
  ちなみに、下取りに出すものでございますけれども、実際に査定をしないと金額がわからないということで、項目設定でさせていただきましたけれども、1台町長車として使っていた車でございますが、平成7年10月27日の登録で既に13万4,000キロ、それと議長車で使っていたのが、距離は3万8,000キロということで短いわけでございますけれども、平成8年の登録であります。この2台を出したいというものでございます。
  以上でございます。
○田中 旭議長 14番、野原兼男議員。
○14番 野原兼男議員 旧玉川で使っていました黒塗りの2台ですか、クラウン、これを出すということは非常によいことだと考えております。しかしながら、合併して両村の車、保有台数相当あると思うんですよね。そういった中で、わざわざ黒塗りを出してまた総務課の車をふやすというんじゃなくて、どこか要らなくなった車は古いのがあるかと思いますけれども、そういったものを併用するというようなお考えはないのか、その点お伺いいたします。
○田中 旭議長 質疑に対し答弁をお願いします。
  柴崎総務課長。
○柴崎政利総務課長 お答えを申し上げます。
  合併になりましても、本庁舎と第二庁舎との連絡等も結構ありますので、現在でも車については、トラック等はあく場合がありますけれども、それと大きい10人乗り、8人乗りはあく場合があるわけですけれども、それ以外は余りあいていないというのが現況でございます。
  以上でございます。
○田中 旭議長 よろしいですか。
○14番 野原兼男議員 車の方は使用するような車があいていないということなんですけれども、2つあった課が1つになって両方分かれたわけですから、同じ玉川で使っていた建設課、都幾川で使っていた建設課が今度一緒になったんだから、車も一緒に使わなくてもどこか余るわけだと思うんですけれども。当然そういった経費をかけないで車もやはり古い車で もいいから使うような、これから考えていただきたいと思うんですけれども、その辺は要望としてお願いしておきます。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎会議時間の延長
○田中 旭議長 ここで皆さんに申し上げます。
  本日の会議時間は、議事の都合により、あらかじめこれを延長いたします。
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○田中 旭議長 ほかに質疑ございますか。
  12番、島田議員。
○12番 島田 豊議員 12番の島田です。
  歳入関係なんですけれども、8ページで財産収入というところで物品の売払収入だとか不用品の売払収入とありますけれども、どんなようなものを予定されているのか、ひとつお願いしたいと思うんです。
○田中 旭議長 ただいまの質疑に対し答弁をお願いします。
  柴崎総務課長。
○柴崎政利総務課長 お答えを申し上げます。
  先ほどわかりづらかったかと思うんですが、ご説明を申し上げましたが、2台の車の売り払いということで、査定をしてみないと金額が実際にはわからないということで、項目設定にさせていただいたものでございます。
  以上でございます。
○田中 旭議長 12番、島田議員。
○12番 島田 豊議員 はい、わかりました。
  それでは、もう1問お願いしたいんですけれども、野原議員の方からお話がありました自動車の購入というふうな件につきましてなんですけれども、やはり昨今は非常に公害関係、環境関係が非常にうるさいというふうなことになっておりますけれども、この売り払いをして金額がどのくらいになるかわからないということですけれども、低公害車などは考えているのか。例えば、1500と言うけれども、もうちょっと小さい車で電気自動車だとか、低公害車があると思うんですけれども、ときがわ地内を回って歩くのであれば、そんなに遠くの方へ行く必要はないんじゃないかと思いますけれども、その辺考えていただけるのかどうか、お願いしたいと思うんです。
○田中 旭議長 質疑に対して答弁願います。
  柴崎総務課長。
○柴崎政利総務課長 お答えを申し上げます。
  ただいまのご質問のように、低公害車につきましても検討はしてみたわけでございますけれども、非常に今人気があるということで、納車にも時間がかかると同時に、値段も約倍ぐらいの値段がしてしまうということもございまして、今の時代ですから排気については十分各社とも注意をしているということもございますので、大変申しわけなく思うわけでございますけれども、一般の車を購入させていただくということでご理解をいただきたいと思います。
  以上でございます。
○田中 旭議長 よろしいですか。
○12番 島田 豊議員 わかりました。どうもすみません。
○田中 旭議長 ほかに質疑ございませんか。
  6番、堀口議員。
○6番 堀口 宏議員 6番、堀口でございますが、ちょっと3点ばかり、細かい点をあげますけれども、お伺いさせていただきたいと思います。
  まず23ページでございますけれども、今回の補正につきましては、人事異動に伴いまして人件費の増減があるわけでございますけれども、衛生費の報酬が非常勤の職員ということで100万8,000円でしょうか、いろいろ臨時職員の削減をというようなお話も出ておるわけでございますけれども、非常勤の職員を1名増というような関係につきまして、どんな仕事の内容か、お伺いをさせていただきます。
  2点目でございますけれども、27ページの土木費の関係でございますけれども、舗装修繕工事ということで雲河原の1,491万円ですか、これにつきましては先般の協議会等におきましてもご説明をいただいたわけでございますけれども、延長が700万円だということで、業者負担も面積案分で350万ばかり考えておるんだというような説明をいただきましたけれども、その後幾らか進捗状況があるのかどうか、2点目にお伺いをさせていただきます。
  最後の3点目でございますけれども、ちょっと給与費明細書の関係についてお伺いをさせていただきますけれども、30ページ以降につきましてでございますが、先ほど説明をいただきましたけれども、職員が4名減で133人、4名減ったために共済費等を含めまして4,500万ばかりの減額になったということで、非常に大きな数字が減額になっておるわけでございま すけれども、この133名については次の32ページの中の職員数が5月1日現在で131名とありますが、どこが違っておるのか。
  それと、31ページの一番上段にございます職員1人当たりの給与でございますが、4月から比較して1ヶ月で大分平均の給与月額が減額されておるようでございますけれども、4名減のためになったのではないと思うのですが、これについて増減の理由がわかりましたらばお伺いをさせていただきたいと思います。
  なお、技能職については大分上がっておるようでございますけれども、その点についてもお伺いをさせていただきたいと思います。
  以上でございます。
○田中 旭議長 ただいまの質疑に対し答弁をお願いします。
  久保町民課長。
○久保 均町民課長 それでは、町民課の方から最初の1点目の質問につきましてお答えをさせていただきます。
  23ページの中ほどの報酬100万8,000円でございます。こちらにつきましては、3つほど下段にございます7節の賃金、看護師の賃金105万円という計上がございます。こちらの看護師の賃金を非常勤の職員の報酬と、その下にございます9節旅費の費用弁償の方に組み替えをしたという内容でございます。
  この内容につきましては、合併に伴いまして臨時職員、非常勤職員の取扱要綱というものが新しく定められました。この中で、非常勤職員、嘱託職員につきましては、賃金ではなく報酬で支払うという町の方針が決められました。その要綱の定められましたことによりまして今回組み替えをさせていただいたという内容でございまして、1名増員ということではございませんので、ご理解をいただきたいというふうに存じます。
  以上です。
○田中 旭議長 答弁をお願いします。
  桑原建設課長。
○桑原和一建設課長 2点目の業者との交渉状況につきましては、現在寄居林業事務所の方で業者の方と連絡をとっておりますが、なかなかとれない状況になっております。寄居林業事務所といたしますと、勧告書等も含めた中で交渉を進めてまいりたいというお話は伺っております。したがいまして、今後も県と連携を図り交渉をしたいと考えております。よろしくお願いします。
○田中 旭議長 答弁をお願いします。
  柴崎総務課長。
○柴崎政利総務課長 お答えを申し上げます。
  30ページ及び32ページにかかわるものの人員の違いでございます。補正後133名と、こちらを見ますと技能職を入れても132名ということでございますけれども、級別職員数につきましては教育長が入っておりません。教育長の場合は一般職という数の数え方をしますので、こちらにつきましては教育長が入っておりますので、1名多く133名。ただし、この中から水道の職員7名、それと社会福祉協議会へ派遣している職員、それと衛生組合へ派遣している職員については除かれております。
  それと、給与の減額で4名職員が減って、給与、職員手当だけを見ますと4,035万7,000円の減ということになるわけでございますけれども、この減の中には昨年12月に給与改定をいたしました0.3%の引き下げがなされております。この分も、全体の職員の分も含まれているということをご了解をいただきたいと思います。
  当初18年度予算につきましては、旧村の両方の予算を足して寄せただけでつくったものですから、これらの措置がしていなかったということで、3%分の減額も含まれているということでご了解をいただきたいと存じます。
  それと、31ページの給与の問題でございますけれども、先ほど行政職につきましてはやめた職員、そしてそれと3%の減額等もございましたので、これらの差額で下がっているという現況でございます。
  それと技能職でございますが、4月1日現在当初で見ていたときには2名の技能職がいたわけでございますが、1名退職をしましたので、1名の技能職のみとなったわけでございます。ですから、平均より低い技能職がやめましたので、全体が上がってくるということでご理解をいただければと思っております。
  以上でございます。
○田中 旭議長 よろしいですか。
○6番 堀口 宏議員 はい、わかりました。
○田中 旭議長 ほかに質疑ございますか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○田中 旭議長 これをもって質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。

                     (「なし」と呼ぶ者あり)
○田中 旭議長 討論を終結いたします。
  これより議案第60号 平成18年度ときがわ町一般会計補正予算(第2号)についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり補正予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○田中 旭議長 起立全員。
  よって、議案第60号は原案のとおり可決されました。
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   ◎議案第61号の上程、説明、質疑、討論、採決
○田中 旭議長 日程第18、議案第61号 平成18年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計補正予算(第1号)についてを議題といたします。
  議案の朗読をお願いいたします。
  議会事務局長。
○野原泰子議会事務局長 朗読いたします。
  議案第61号 平成18年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計補正予算(第1号)。
  平成18年度ときがわ町の浄化槽設置管理事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。
  (歳入歳出予算の補正)
  第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ349万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2億3,952万円とする。
  2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表歳入歳出予算補正」による。
  平成18年6月13日提出。ときがわ町長、関口定男。
  以上でございます。
○田中 旭議長 続いて、提案者から提案理由の説明をお願いいたします。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、議案第61号 平成18年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計補正予算(第1号)について提案理由を申し上げます。
  歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ349万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳 入歳出それぞれ2億3,952万円とするものであります。
  細部につきましては、環境課長よりご説明申し上げます。
○田中 旭議長 続いて、細部説明をお願いいたします。
  堀口環境課長。
○堀口彰一環境課長 命によりまして議案第61号の説明をさせていただきますが、説明の前に訂正をお願いしたいと思います。
  大変申しわけありません。12ページをお開きください。補正予算の給与費明細書でございますけれども、(1)の総括のところで一番上の職員数でございます。補正後が2、補正前が1、比較が2になっておりますが、1に訂正をお願いしたいと思います。
  それでは、議案第61号 平成18年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計補正予算(第1号)について内容説明をさせていただきます。
  主な内容といたしましては、人事異動によります職員人件費の増額によるものでございます。歳入歳出それぞれ349万8,000円を追加して、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2億3,952万円とするものでございます。
  2ページ、3ページの歳入歳出予算補正、それから5ページから7ページにかけましての事項別明細書につきましては、ごらんいただきたいと思います。
  8ページをお開きいただきたいと思います。歳入からご説明いたします。
  5款繰入金、1項他会計繰入金、1目一般会計繰入金でございます。349万8,000円を補正いたしまして1,901万3,000円とするものでございます。一般会計の繰入金でございます。
  10ページをごらんいただきたいと思います。
  1款総務費、1項の総務管理費、1目の一般管理費でございます。349万8,000円を補正いたしまして、1,299万3,000円とするものです。これにつきましては、11ページの2節給料から4節共済費に係ります職員の人件費で、人事異動に伴う増額でございます。
  続きまして、12ページをごらんいただきたいと思います。
  12ページから15ページでございますが、補正予算の給与費明細書でございますが、恐れ入りますが、これにつきましてはごらんいただきたいと思います。
  大変簡単でございますが、平成18年度のときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計補正予算(第1号)の内容説明とさせていただきます。よろしくお願いします。
○田中 旭議長 これより日程第18、議案第61号 平成18年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計補正予算(第1号)についての質疑に入ります。

                     (「なし」と呼ぶ者あり)
○田中 旭議長 これをもって質疑を終結します。
  これより討論に入ります。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○田中 旭議長 これをもって討論を終結いたします。
  これより議案第61号 平成18年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計補正予算(第1号)についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり補正予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○田中 旭議長 起立全員。
  よって、議案第61号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第62号の上程、説明、質疑、討論、採決
○田中 旭議長 日程第19、議案第62号 平成18年度ときがわ町水道事業会計補正予算(第1号)についてを議題といたします。
  議案の朗読をお願いいたします。
  議会事務局長。
○野原泰子議会事務局長 朗読いたします。
  議案第62号 平成18年度ときがわ町水道事業会計補正予算(第1号)。
  要点のみの朗読とさせていただきます。
  第1条総則、第2条収益的収入及び支出、補正予定額、合計で
の243万1,000円、計が3億345万3,000円。

  続きまして、第3条資本的収入及び支出、補正予定額1,659万円、計が2億464万4,000円。
  続きまして、4条議会の議決を経なければ流用することのできない経費、補正予定額
75万4,000円、計5,661万6,000円。

  平成18年6月13日提出。ときがわ町長、関口定男。
  以上でございます。
○田中 旭議長 続いて、提案者から提案理由の説明をお願いいたします。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、議案第62号 平成18年度ときがわ町水道事業会計補正予算(第1 号)について提案理由を申し上げます。
  平成18年度ときがわ町水道事業会計予算について、第3条予算及び第4条予算の過不足が生じたので、地方自治法第218条第1項の規定に基づきこの案を提出するものであります。
  細部につきましては、水道課長よりご説明申し上げます。
○田中 旭議長 続いて、細部説明をお願いいたします。
  中藤水道課長。
○中藤和重水道課長 それでは、議案第62号 平成18年度ときがわ町水道事業会計補正予算(第1号)について細部説明申し上げます。
  1ページでございますが、第2条におきまして収益的支出の減額補正、第3条におきまして資本的支出の増額補正、第4条におきまして職員給与費の減額補正をするものでございます。
  続きまして、6ページをお開きください。
  一番上の給料及び手当の増減額の明細でございますが、備考欄をごらんください。水道課におきまして、主事補が主事、主任が主査に昇任いたしましたことに伴う増額でございます。手当につきましては、地域手当の支給率の改定によりまして、従来の7%から5%に伴う減額、配偶者扶養手当500円の減額、児童手当の支給対象年齢を小学校3年までから小学校6年までに拡大されたことによる増額でございます。
  続きまして、参考資料1ページ、2ページをお開きください。こちらが収益的収入及び支出の明細でございますが、備考欄を中心にご説明いたします。
  人件費の増減につきましては、先ほどご説明したものについては割愛させていただきます。それ以外のものについてご説明いたしますが、3目業務費、賃金でございますが、138万6,000円の減額です。これは臨時職員の予算を一般会計で負担していただくということに伴います減です。2ページの一番下になりますが、退職手当組合負担金、これは率の改定に伴います増額でございます。
  続きまして、3ページ、4ページをお開きください。
  備考欄をごらんください。77万1,000円の減額でございますが、これは支出が増加したことに伴います差引納税額の減でございます。
  続きまして、5ページ、6ページをお開きください。
  こちらが資本的収入及び支出の内訳でございます。6ページ備考欄をごらんください。県道飯能寄居線配水管布設工事でございますが、これは埼信の前から児玉医院入り口までの約 360メートルにつきまして県が歩道整備の事業を行います。それにあわせて水道管を布設するという事業でございます。
  その下、町道都940号線配水管布設替工事ですが、これは区長要望に基づく補正予算の計上でございます。八幡神社の南側の約100メートルにわたりまして石綿セメント管の布設工事を行うものでございます。
  以上で、ときがわ町水道事業会計補正予算(第1号)の細部説明を終わらせていただきます。
○田中 旭議長 これより日程第19、議案第62号 平成18年度ときがわ町水道事業会計補正予算(第1号)についての質疑に入ります。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○田中 旭議長 これをもって質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○田中 旭議長 討論を終結いたします。
  これより議案第62号 平成18年度ときがわ町水道事業会計補正予算(第1号)を採決いたします。
  本案は原案のとおり補正予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○田中 旭議長 起立全員。
  よって、議案第62号は原案のとおり可決されました。
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   ◎議案第63号の上程、説明、質疑、討論、採決
○田中 旭議長 日程第20、議案第63号 ときがわ町子育て支援住宅条例の一部改正についてを議題といたします。
  議案の朗読をお願いいたします。
  議会事務局長。
○野原泰子議会事務局長 朗読いたします。
  議案第63号 ときがわ町子育て支援住宅条例の一部改正について。次のとおりときがわ町子育て支援住宅条例の一部を改正する条例を制定することについて議決を求める。平成18年6月13日提出。ときがわ町長、関口定男。
  以上でございます。
○田中 旭議長 続いて、提案者から提案理由の説明をお願いいたします。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、議案第63号 ときがわ町子育て支援住宅条例の一部改正について提案理由を申し上げます。
  子育て支援住宅の入居者募集に当たり、入居者の資格要件の一部を見直す必要が生じたので、この案を提出するものであります。
  細部につきましては、福祉課長よりご説明申し上げます。
○田中 旭議長 続いて、細部説明をお願いします。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 それでは、議案第63号 ときがわ町子育て支援住宅条例の一部改正についてご説明を申し上げます。
  今回の改正につきましては、住宅の入居資格を改正するものでございます。お手元に資料bTが行っているかと思いますが、そちらの方でご説明をさせていただきたいと思います。
  それでは、ご説明を申し上げます。
  まず、現行の第5条関係でございますけれども、同居しようとする親族、13歳未満の子、中学校就学前が2人以上いるということでございましたけれども、今回の改正におきまして、中学校就学前の13歳未満の子を1人とするという改正でございます。よろしくご審議を賜りますよう、お願い申し上げます。
  以上で細部説明とさせていただきます。
○田中 旭議長 関口町長。
○関口定男町長 それでは、今議案の方の細部説明は福祉課長の方からお話ししたとおりでありまして、また所得の金額と家賃についてなんですけれども、これは先日の議員の皆さんに集まっていただいた協議会の中で最終的には執行部の方にお任せいただけるというお話でありましたので、福祉課等とも検討いたしました。その結果、一応所得金額につきましては制限を200万ということで下げさせていただきました。それから、家賃の方もいろいろ検討したんですが、最終的には月3万円の家賃ということで決定をいたしましたので、その辺はお任せいただきましたので、そういうことでよろしくお願いしたいと思います。
○田中 旭議長 これより日程第20、議案第63号 ときがわ町子育て支援住宅条例の一部改正についての質疑に入ります。

                     (「なし」と呼ぶ者あり)
○田中 旭議長 これをもって質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○田中 旭議長 討論を終結いたします。
  これより議案第63号 ときがわ町子育て支援住宅条例の一部改正についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり改正することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○田中 旭議長 起立全員。
  よって、議案第63号は原案のとおり可決されました。
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   ◎議員派遣について
○田中 旭議長 日程第21、議員派遣についてを議題といたします。
  お諮りいたします。議員派遣については、ときがわ町議会会議規則第121条の規定によって、お手元に配付しましたとおり派遣いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○田中 旭議長 異議なしと認め、よって議員を派遣することに決定いたしました。
  なお、結果報告につきましては議長の諸報告の中で報告いたします。
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   ◎同意第15号の上程、説明、質疑、採決
○田中 旭議長 日程第22、同意第15号 ときがわ町固定資産評価員の選任についてを議題といたします。
  ここで説明員であります柴崎総務課長及び小島税務課長から、本人にかかわる案件ですので退席する旨の申し出があります。これを許可いたします。
          (柴崎政利総務課長、小島 昇税務課長退席)
○田中 旭議長 議案の朗読をお願いします。
  議会事務局長。
○野原泰子議会事務局長 朗読いたします。
  同意第15号 ときがわ町固定資産評価員の選任について。ときがわ町固定資産評価員に次の者を選任することについて同意を求める。住所、比企郡ときがわ町大字玉川1692番地7。氏名、小島昇。平成18年6月13日提出。ときがわ町長、関口定男。
  以上でございます。
○田中 旭議長 提案者から提案理由の説明をお願いします。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、同意第15号 ときがわ町固定資産評価員の選任について提案理由を申し上げます。
  固定資産評価員は、現在、総務課長柴崎政利が選任されているが、後任として税務課長小島昇を選任することについて同意を得たいので、地方税法第404条第2項の規定により、この案を提出するものであります。
  よろしくご審議のほど申し上げます。以上です。
○田中 旭議長 これより日程第22、同意第15号 ときがわ町固定資産評価員の選任に対する質疑がございましたら、発言願います。
  4番、野原和夫議員。
○4番 野原和夫議員 4番、野原和夫です。
  本来この役場の職員というのは事務的な仕事をすればよいのではないかなと私は思います。まして税務課長、これが評価員になるというのは、どういう趣旨でこの人を任命したのか、こういうことをちょっとお聞きしたいと思います。
  以上です。
○田中 旭議長 ただいまの質疑に対し答弁をお願いします。
  関口町長。
○関口定男町長 固定資産税の評価員につきましては、やはり税務課長は固定資産の件についても明るいということでありますので、役場の職員ということでありますけれども、この事務の執行上、固定資産の評価をするとき役場の職員も入っていた方がいいということで任命するということでありますので、よろしくお願いします。
○田中 旭議長 4番、野原和夫議員。
○4番 野原和夫議員 この問題ではほかの自治体でも一般の人からも任命されているところが多いです。一般職、一般の人にそういう人が任命され、そういう人事、人権的な人がいなかったのかどうか、その点についてもお伺いします。
○田中 旭議長 質疑に対し答弁をお願いします。
  蜻旧センター所長。
○蜻セ一郎理事兼窓口センター所長 固定資産評価員についてお答えいたします。
  固定資産評価員につきましては、今まで玉川村、都幾川村でも助役が当たっていたのが現状でございます。先ほど民間からというお話がありましたが、そちらにつきましては固定資産評価審査委員会の委員だと思いますので、ほとんど役所の中で内部の人間が当たっているのが現状でございます。
  以上です。
○田中 旭議長 よろしいですか。
○4番 野原和夫議員 はい。
○田中 旭議長 ほかに質疑ございますか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○田中 旭議長 これをもって質疑を終結いたします。
  人事案件でありますので、討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○田中 旭議長 異議なしと認めます。
  これより同意第15号は原案のとおり同意することに異議はございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○田中 旭議長 よって、同意第15号は原案のとおり同意することに決定されました。
  ここで柴崎総務課長、小島税務課長の除斥を解きます。
          (柴崎政利総務課長、小島 昇税務課長入席)
○田中 旭議長 お2人に申し上げます。
  ただいまの議案につきましては、原案のとおり同意されましたので、ご報告いたします。
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   ◎延会について
○田中 旭議長 お諮りいたします。本日の会議はこの程度にとどめ、延会したいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○田中 旭議長 異議なしと認めます。
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   ◎延会の宣告
○田中 旭議長 よって、本日はこれをもちまして延会することに決定しました。
  大変ご苦労さまでした。
                                (午後 5時33分)