平成18年第3回ときがわ町議会定例会

議 事 日 程(第4号)

                             平成18年9月15日(金)
                             午前10時開議      

      開議の宣告
日程第 1 認定第13号 平成17年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定について
日程第 2 認定第14号 平成17年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定
             について
日程第 3 認定第15号 平成17年度ときがわ町老人保健特別会計歳入歳出決算認定につ
             いて
日程第 4 認定第16号 平成17年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算認定につ
             いて
日程第 5 認定第17号 平成17年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決
             算認定について
日程第 6 認定第18号 平成17年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算
             認定について
日程第 7 認定第19号 平成17年度ときがわ町水道事業会計決算認定について
日程第 8 議案第65号 ときがわ町長期継続契約を締結することができる契約を定める条
             例の制定について
日程第 9 議案第66号 ときがわ町乳幼児医療費支給に関する条例の一部改正について
日程第10 議案第67号 ときがわ町老人医療費の支給に関する条例の廃止について
日程第11 議案第68号 ときがわ町重度心身障害者医療費支給に関する条例の一部改正に
             ついて
日程第12 議案第69号 ときがわ町国民健康保険条例の一部改正について
日程第13 議案第70号 町道路線の認定について
日程第14 議案第71号 町道路線の廃止について
日程第15 議案第72号 町道路線の廃止について
日程第16 議案第73号 埼玉県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の増加及
             び同組合の規約変更について
日程第17 議案第74号 平成18年度ときがわ町一般会計補正予算(第3号)
日程第18 議案第75号 平成18年度ときがわ町国民健康保険特別会計補正予算(第1
             号)
日程第19 議案第76号 平成18年度ときがわ町老人保健特別会計補正予算(第1号)
日程第20 議案第77号 平成18年度ときがわ町介護保険特別会計補正予算(第1号)
日程第21 議案第78号 平成18年度ときがわ町水道事業会計補正予算(第2号)
日程第22 請願第 1号 上限金利を引き下げ等により、中小零細事業者・消費者等の健全
             な生活を守り、多重債務問題根絶のため、「出資の受入れ、預り
             金及び金利等の取締りに関する法律」及び「貸金業の規制等に関
             する法律」の改正に関する請願書
日程第23 議員派遣について
日程第24 常任委員会報告
日程第25 議会運営委員会報告
日程第26 一般質問
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出席議員(16名)
     1番  前 田   栄 議員     2番  野 口 守 隆 議員
     3番  小 宮   正 議員     4番  野 原 和 夫 議員
     5番  鳥 越 準 司 議員     6番  堀 口   宏 議員
     7番  笹 沼 和 利 議員     8番  増 田 和 代 議員
     9番  伊 得 一 夫 議員    10番  市 川   洋 議員
    11番  岩 田 鑑 郎 議員    12番  島 田   豊 議員
    13番  田 中   旭 議員    14番  野 原 兼 男 議員
    15番  長 島 良 男 議員    16番  市 川 金 雄 議員
欠席議員(なし)
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地方自治法第121条により、今定例会に説明のため出席する者及び同委任を受けた者の職氏名
町長
関 口 定 男 
助役
関 口   章 
理事兼
企画財政課長
山 口 文 明 
理事兼窓口
センター所長
 蛛@太一郎 
総務課長
柴 崎 政 利 
税務課長
小 島   昇 
会計室長
岡 野 吉 男 
町民課長
久 保   均 
福祉課長
小 沢 俊 夫 
環境課長
堀 口 彰 一 
産業観光課長
山 崎 政 明 
建設課長
桑 原 和 一 
水道課長
中 藤 和 重 
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教育長
清 水 孝 一 
教育総務課長
吉 田 明 弘 
生涯学習課長
須 永 文 男 
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代表監査委員
 蛛@  弘 
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議会事務局長
野 原 泰 子 
書記
荻久保 充 也 


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◎開議の宣告
○田中 旭議長 おはようございます。
  引き続きまして、大変ご苦労さまです。
  ただいまの出席議員は16名でありますので、定足数に達しております。
  これより平成18年第3回ときがわ町議会定例会第4日目を開会いたします。
  直ちに本日の会議を開きます。
                                (午前10時00分)
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◎答弁未了部分について
○田中 旭議長 ここで、きのうの岩田議員からの基金の質疑に対し山口企画財政課長から答弁の申し出がありますので、これを許可します。
  山口企画財政課長。
○山口文明理事兼企画財政課長 はい、お答えします。
  基金の関係で昨日のご質問に対するお答えをさせていただきたいと思います。
  旧玉川村でありましたふるさとづくり基金につきまして、近年の利用状況、平成16年につきましては、道路改良法人花の村づくり事業、また平成17年につきましては道路改良工事ということで基金を取り崩して利用しております。そういうような中で、これにつきましては財政調整基金と意味合いが同じようなもので使われておりますので、そちらに組み入れました。また、ふるさと基金としまして都幾川村でありますが、平成16年につきましては山村事業、また緑の雇用、平成17年につきましては三波渓谷周辺整備等、また産振事業等に使われております。
  そういう中で財政調整基金と意味合いが同じような使われ方をしていますので、そちらの方に組み入れたものでございます。
  また、文化振興基金につきましては、当初都幾川村で創設したものでございますが、県指定の民俗文化財3件及び村指定の民俗文化財6件、それに対して助成を行ってきた事業でございます。当初は5,000万を積み立ててその果実によって運用しようということで考えておったわけですが、なかなか利率も下がって果実の運営もできなくなってきたところで一般財源化してずっと村として運用を図ってきたところでございます。新町につきましてもそれを引き継いでやっていただくということで、18年度の予算も計上されていますので、一般財源 化を図っておりますので、これにつきましても財政調整基金の方に残金積み入れて今後対応していくということで考えておるところでございます。
  以上、過日の質問に対するお答えとさせていただきたいと思います。
○田中 旭議長 11番、岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 ありがとうございます。ご丁寧なご返答ありがとうございます。しかし、文化振興基金なんですけれども、財政が逼迫する中で、きちんとした歴史と文化を守るというのが町長の施策の中にもあるような気がするのですけれども、それはときがわ町にとっては非常に大切なことだと思うんですね。財政が逼迫する中でそういう基金を持って文化の振興に当たるということは必要だと思うのですが、是非その辺のことも今後考慮する中で、きちんとしたときがわ町にふさわしい歴史と文化の伝統を守っていただきたいというのが要望でございます。
  以上です。
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◎議事日程の報告
○田中 旭議長 本日の議事日程を報告いたします。
  議事日程は配付したとおりであります。
  朗読をお願いします。
  議会事務局長。
○野原泰子議会事務局長 朗読いたします。
  平成18年第3回ときがわ町議会定例会議事日程(第4号)平成18年9月15日午前10時開議。日程、議案番号、件名。開議の宣告、第1、認定第13号 平成17年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定について。第2、認定第14号 平成17年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について。第3、認定第15号 平成17年度ときがわ町老人保健特別会計歳入歳出決算認定について。第4、認定第16号 平成17年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算認定について。第5、認定第17号 平成17年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算認定について。第6、認定第18号 平成17年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算認定について。第7、認定第19号 平成17年度ときがわ町水道事業会計決算認定について。第8、議案第65号 ときがわ町長期継続契約を締結することができる契約を定める条例の制定について。
  次のページをごらんください。
  第9、議案第66号 ときがわ町乳幼児医療費支給に関する条例の一部改正について。第10、議案第67号 ときがわ町老人医療費の支給に関する条例の廃止について。第11、議案第68号 ときがわ町重度心身障害者医療費支給に関する条例の一部改正について。第12、議案第69号 ときがわ町国民健康保険条例の一部改正について、第13、議案第70号 町道路線の認定について。第14、議案第71号 町道路線の廃止について。第15、議案第72号 町道路線の廃止について。第16、議案第73号 埼玉県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の増加及び同組合の規約変更について。第17、議案第74号 平成18年度ときがわ町一般会計補正予算(第3号)。第18、議案第75号 平成18年度ときがわ町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)。第19、議案第76号 平成18年度ときがわ町老人保健特別会計補正予算(第1号)。第20、議案第77号 平成18年度ときがわ町介護保険特別会計補正予算(第1号)。
  次のページをごらんください。
  第21、議案第78号 平成18年度ときがわ町水道事業会計補正予算(第2号)。第22、請願第1号 上限金利を引き下げ等により、中小零細事業者・消費者等の健全な生活を守り、多重債務問題根絶のため、「出資の受入れ、預り金及び金利等の取締りに関する法律」及び「貸金業の規制等に関する法律」の改正に関する請願書。第23、議員派遣について。第24、常任委員会報告。第25、議会運営委員会報告。第26、一般質問。
  以上でございます。
○田中 旭議長 本日もきのうに引き続きまして、決算認定の審議から行います。
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◎認定第13号の質疑、討論、採決
○田中 旭議長 これより日程第1、認定第13号 平成17年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定についての歳出の質疑から行います。
  ページ番号、目名があれば目名、節番号、節名を申し出て質疑してください。
  なお、質疑につきましては1回につき3問までとし、質問者がない場合には再度質疑をお願いいたします。
  質疑ございませんか。
  7番、笹沼議員。
○7番 笹沼和利議員 2問、質問させていただきます。
  最初が93ページのところで、地籍調査の部分です。これは地籍調査、ときがわ町の分として2,139万ということで、玉川分としてほぼ1,400万ほど上がっていたかと思います。そうす ると年間としては3,500万円程度ということで決算されていますけれども、これが前回の回答のところで平成22年までということで、今年度も予算が上がっていますけれども、大体このぐらいの金額がずっとかかっていく、余り変動があるかどうかということを一つお聞きしたいと思っています。
  それから、もう1つはこれは89ページの土地開発基金費で、127ページの方で見ていいかな、調書の方で127ページで土地開発基金で今年度、昨年度は玉川村、都幾川村がそれぞれ廃止して新たにまた土地開発基金として5,000万、ここで積んだということなんですけれども、先ほど理事山口企画財政課長から説明がありましたけれども、今年度も一応繰越金の方も前年度より多く出ているということで、ある程度基金の方に積んでいくのかなというのもちょっとあるのですけれども、それと実際に基金の運用の仕方の中で、土地開発基金で5,000万積むんですけれども、前回土地そのものが単年度で普通財産の方に移行して、都幾川村の分が移行していますね。それが単年度で使うという予定が当分ないのではないかというふうに考えているのですけれども、ということであれば、基金の方に積むべきではないかと思うのですけれども、どのような形でこの基金の積みましについての方針というか、その辺の部分をお聞かせいただければと思います。よろしくお願いします。
○田中 旭議長 ただいまの質疑に対し、答弁願います。
  地籍調査費について、桑原建設課長。
○桑原和一建設課長 お答えいたします。
  地籍調査費につきまして、毎年4,000万弱程度計上しております。したがいまして、今後22年ごろまで予定しているのも、4,000万程度でいく見込みでございます。よろしくお願いします。
○田中 旭議長 よろしいですか。
○7番 笹沼和利議員 了解いたしました。いいです。
○田中 旭議長 次に、89ページの土地開発基金費について。
  山口企画財政課長。
○山口文明理事兼企画財政課長 土地開発基金ですが、新町に入って5,000万、積ませてもらったところでございます。今後につきましては、平成18年度につきましてこれから補正の説明をさせてもらう関係もありますので、そのときにちょっとお話させていただきたいと思いますが、各決算をしまして収支の余剰金というのですか、繰越金が出ております。その辺については各基金に今年度につきましては、財政調整基金積立金に4億6,000万、減債基金積 立金に9,700万、公共施設等整備基金積立金に1億円ということで、18年度については行っていきたい、また今後につきましては予算の状況を見ながら土地開発基金の方につきましても考えていければと考えているところでございます。今年度18年度につきましては、そういうような形で収支を整えながら繰り越しにつきましては対応させてもらったところでございます。
○田中 旭議長 7番、笹沼議員。
○7番 笹沼和利議員 そちらの方はわかってはいるのですけれども、土地開発基金のところで5,000万積んだのですけれども、それ以外に普通財産の方に土地が行っている部分がありますよね。その辺は本来であればこちらの土地開発基金の方に積むべきではないかと思っているんですけれども、短期的に使わないということであれば基金の方に持っていった方がいいのではないかというふうに思うんですけれども、その辺はどうなんでしょうか。
○田中 旭議長 答弁願います。
  山口企画財政課長。
○山口文明理事兼企画財政課長 その辺につきましては、普通財産として土地については処理させてもらっているところでございます。今後は利用目的によって普通財産がどう形になるかわかりませんが、普通財産ということで旧村の持っていた土地につきまして、土地開発基金が持つことにつきましては普通財産ということで対応させてもらっているところでございます。
○田中 旭議長 よろしいですか。
○7番 笹沼和利議員 いいです。補正の方でやりますからいいです。
○田中 旭議長 ほかに質疑ございませんか。
  4番、野原和夫議員。
○4番 野原和夫議員 4番、野原和夫です。
  歳出、この不用額について100万以上についての幾つかの点、ご説明をお願いします。
  まず最初に41ページ、一般管理費の中の100万以上についての不用額について説明、それから45ページの企画費、これについてもご説明をお願いします。それから、79ページの農業振興費、この中のやはり100万以上の不用額についてのご説明をお願いしたいと思います。
○田中 旭議長 答弁願います。
  不用額について、柴崎総務課長。
○柴崎政利総務課長 お答えを申し上げます。
  不用額につきましては、このときがわ町の2月、3月分の予算自体が暫定予算という形で組ませていただいております。ですので、旧村の2村で1月31日で打ち切りという形の決算をしておりますので、そのときまでに終了の見込みのないものにつきましては、この暫定予算を立てるときが12月初旬ごろ予算の要求をしてあるわけでございますけれども、1月31日までに終わらないものについては2月、3月の暫定予算に計上してございます。
  しかし、それが事業の進捗によりまして、それとか土地借上だとか、この中でいいますと機械借上、また複写機の借上等々、前に支払ってしまったものがございます。そういう中で1月31日までに終了しておりますので、2月、3月分については支払う予定がなくなりましたので、不用額として出ているものが主なものでございます。
  今、項目ごとには私、各委託料の項目ごとにそういう不用額が出ている状況にあるようでございます。
  以上、説明とさせていただきます。
○田中 旭議長 よろしいでしょうか。
  4番、野原和夫議員。
○4番 野原和夫議員 今の説明では私はどうしても納得しない点もあります。
  この中でも工事請負費等もありますが、旧村の事業の中の不用額は新町に引き継ぐということでこれは工事執行、事業を執行しているわけですから。
  この中にも予算当初多くの見込み違いという予算の計上もあると思います。それからこの不用額の中で当初見積もりより大分抑えて安くなったよい点もあると思いますが、あくまでもこれは私は不用額に対しての問題点を指摘しているわけですから、この中では工事請負費等も数多く残っている時点もあるので、この内容については改めて私も勉強しなくてはならないと思うのですが、この趣旨の説明を事前にするか、またこれに対しての説明書類を添付する、そういうことも必要ではなかったかな。
  今回の合併に伴っていろいろ1月31日に打ち切ってこれを引き続きこういうとこで入る。またこの中で問題提起する。私以外の方はみんな知っていると思います。私は全然わからない点も多いので、こういう点をやはりちゃんとした書類を添付するなり、事前に説明が必要ではなかったかなと。これ以上を私が求めてもまた繰り返しだと思うので、結構です。
○田中 旭議長 ほかに質疑ございますか。
  10番、市川議員。
○10番 市川 洋議員 10番、市川です。
  歳出とはちょっと離れていると思うのですけれども、お聞きしたいことがありますので、よろしくお願いします。
  西平の村営住宅の件なんですけれども、3件入居者があったということなので、村内から入居者があったか、またどこからあったか、それを一つをお伺いしたいと思います。
  それから、関堀地内に土地を購入してありますので、これからの住宅というような形で購入したと思うのですけれども、今後の計画の方をひとつできればここでお聞かせいただきたいと思うのですけれども、よろしくお願いします。
○田中 旭議長 ただいまの質疑に対し、答弁願います。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 お答えいたします。
  では、第1点目の入居者の状況でございますけれども、去る7月いっぱいで第3回の入居者の募集をかけまして、5名の方が申し込みをしていただきました。そのうち2名の方が8月に決定をいたしまして、6月に入居された方と合わせますと3棟全棟埋まったということでございます。
  その中で、町内の方ということでございますけれども、まず全員の方が町外ということで、1人の方は嵐山町の方でございます。それから、もう1人の方が小川町、それからもう1人の方が鶴ヶ島市の方でございます。ただ、小川町の方につきましては地元の西平の方で、小川町の方に住んでいると。こちらの方へ戻ってきたいということで、その方の出身は西平ということでございます。
  以上でございます。
○10番 市川 洋議員 ありがとうございました。
  家族は、やはり旧村で子供がいるという条件なので、その辺の家族構成の方はどうなっているのですか。
○田中 旭議長 答弁願います。
○小沢俊夫福祉課長 お答えいたします。
  まず、嵐山町からの方につきましては、入居当時、夫婦、それから子供さん2人、それから3人目が多分できたと思うのですけれども、3名になっていると思います。
  それから、もう1人の小川町から転入される方については、夫婦と子供さん1人。それから鶴ヶ島市から転入される方については夫婦と子供さん1人、この方も2人目ができるというようなお話は聞いております。
  以上でございます。
○田中 旭議長 よろしいですか。
○10番 市川 洋議員 ありがとうございました。
  続いて、住宅の方をひとつよろしくお願いいたします。
○田中 旭議長 答弁願います。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、この件につきまして、私の方からお答えさせていただきますけれども、この村営住宅につきましてはもともとは旧村単位でいろいろそれぞれの方針があったと思うのですが、合併協議会の中では村営住宅等は、将来、どこの村営住宅を見ても赤字を背負というのが見えているからやらない方向でということで実は協議会の中では固まっていました。でも、そういう話も出たみたいですけれども、実際協議会の中ではそういうことが出ております。それは1つ例にとりますと、このときがわ町にも県営住宅があります。その中での運営が非常に厳しいというのもありますし、近いところでいいますと、東秩父村でも村営住宅等があります。そんな中でも非常に財政的に厳しい思いをしていると、村営住宅、町営住宅につきましては非常にそうした出費が、建てるだけで終わるのならいいですけれども、家賃収入等が滞ったりとか、そういう例が非常に多いということでありますので、基本的にはそういう村営住宅、町営住宅等は将来やらないようにしようということで、一応は話ができております。しかし、また新しい町の中で、議員さんなり地域の皆さん等からそういう要望があった場合には検討はいたしますけれども、今の状況の中で見ますと村営住宅というのは相当な出費を覚悟でやるのならばいいですけれども、私とすると村営住宅でお金を使う分をほかの福祉の面で使った方が住民の皆さんのためにはなるのかなと思いますけれども。また今は町営住宅等を建設しなくても結構空き家等もありますので、その辺の空き家の利用なんかも考えれば、まだまだいいのかなというのもありますし、その辺は新町になってまた新たにスタートしたわけですから、その辺の検討を皆さんとしながらやっていきたいと思っております。
  ですから、村営住宅、町営住宅につきましては、そういうものは合併協議会の中ではやらないという方向ではあるのですけれども。
          (発言する者あり)
○関口定男町長 失礼しました。それはだから協議会までは上がってきていません。幹事会でとまったらしいです。すみません。その話を私の方は聞いていたものですから。そこで幹事 会の方でそういう事業はやらないということで、ましてちょうどそのときは合併の話が持ち上がっていったときですので、新規の事業等は組まないようにしようということでやっておりましたので、そういう話が持ち上がったときにとりあえずは凍結というようなことで幹事会でとめておいたという形になっております。
  ですから、内容とすればそういう形なのでとめたということでありまして、ですから新しい町になりましたので、またその辺の要望等が多数あるというときには、先ほど申し上げましたように検討してみると、それは皆さんともよく相談して決めていきたいと思っておりますので、ご理解をいただきたいと。
  土地等も買ってありますので、その辺を利用するのか、あるいはほかの使い道があるのか、その辺もよく検討しながら新しい町の中でやっていきたいと。その辺は議員の皆さんともよく相談をしながらいきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
○田中 旭議長 10番、市川議員。
○10番 市川 洋議員 今のお話ですと、西平の3棟は入居者があったというので、ましてその関堀地区は旧都幾川でも中心地のところで、駅にも10分、学校にも5分ということでこれから関口町長も検討するということでありますので、是非せっかく購入した土地なのでむだがないように中心地でいい場所なので、ひとつよいご検討いただきたいと思います。よろしくお願いします。ありがとうございました。
○田中 旭議長 市川議員さん、ちょっとお伺いしますけれども、今のは1問の村営住宅のことについては終わりにして、関堀地内の土地購入についても終わりにしてしまっていいのでしょうか。
○10番 市川 洋議員 はい、終わりです。
○田中 旭議長 わかりました。
  ほかに質疑ございますか。
  2番、野口議員。
○2番 野口守隆議員 野口でございます。
  主要な施策の実績報告書の18ページに、要望事項処理状況ということで、区長要望、個人要望ということで出ておりますが、平成18年度処理予定、区長要望が4、個人要望が3、残りが11は個人要望は見送りと、それから区長要望の残りの10はあとでやるということなのでしょうが、いつやるのか。また見送ったのは個人要望、特に見送りが多いような気がするのですが、いろいろな要望もあったとは思うのですが、どうして見送ったか教えていただきた いと思います。
○田中 旭議長 ただいまの質疑に対し、答弁願います。
  桑原建設課長。
○桑原和一建設課長 お答えいたします。
  まず、いつやるのかということでございますけれども、原則的には平成18年度を予定しております。具体的な時期につきましては、いろいろな事業の関係がありますので、その状況、場所によって適切に対応していきたいと考えております。
  それと、個人要望で見送り等々につきましては、余りにも個人的要素が強い要望がありますので、それについては見送りという形をとらせていただきました。
  以上でございます。
○田中 旭議長 2番、野口議員。
○2番 野口守隆議員 わかりました。ただ、見送りあるいは延期ということは、いわゆる区長さんあるいは個人に返事をしたわけでしょうか。
○田中 旭議長 答弁願います。
  桑原建設課長。
○桑原和一建設課長 お答えします。
  区長要望につきましては、原則的には文書で回答します。緊急等の場合は電話等の連絡で対応しております。個人要望等につきましては、先ほど申し上げたとおり個人的要素の強いものについてはその時点でできませんという形で対応しております。これは個人であっても非常に公共性の高いものについては後で電話等で連絡し対応している状況でございます。よろしくお願いします。
○田中 旭議長 2番、野口議員。
○2番 野口守隆議員 ありがとうございました。特に、区長さん要望ということは切実な問題が多いわけですから、是非そういったことで必ずフィードバックしていただきたいと思うことと、もう1つは工事が終わりましたら終わったということを区長さんにお話ししていただければ大変ありがたいと思います。これは要望です。よろしくお願いいたします。
○田中 旭議長 答弁願います。
  関口町長。
○関口定男町長 要望等につきましては基本的な問題等いろいろありますので、私の方からもちょっと答えさせていただきますけれども、特に新しい町になって、区長さんにはいろいろ な地元の困ったことはどんどん上げてくださいということで言ってあります。どちらかというとやはり要望の中では建設課の関係が非常に多いということであります。
  実は先日も平の奥畑地区なんですが、ガードレールが破損している、曲がっちゃっているという話がありまして、すぐ建設課長と私で現地へ行って確認いたしました。そして地元の元議員さん、それと区長さんとも打ち合わせを建設課でしてありましたので、私も現地へ行って見させていただきました。そうしましたら車が衝突をしてそのままになっているということで、どこへどういうように連絡していいかよくわからないということで、その辺を迷ったらしいのですけれども、そんなことでお話がありましたので、一応こういうものは町とすると早く直さないとこのままだとちょっと景観的にも余りよくないし、またそこのところへ車が突っ込んではまずいということですぐ直すからということで、応急処置ではなくてちゃんと直すということで建設課の方でやっております。
  1つ1つそういうことを地元の対応というのは早くやるようにということでやっておりますので、また議員さんを通しての話もあると思うのですが、特に区の問題になりますと特に区長さんに話がいくことが多いと思います。そのとき区長さんの方でなかなか話が進まないようでしたらば、特にまた地元の議員さんからも口添えいただいて、我々にお話をいただければ早急に対応するように努力をしたいと思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
○田中 旭議長 よろしいですか。
○2番 野口守隆議員 はい。
○田中 旭議長 ほかに質疑ございますか。
  1番、前田議員。
○1番 前田 栄議員 1番、前田です。
  ときがわ町各会計審査意見書ということで、増田監査委員と蜉ト査委員が最後に結びというところで、トータル的に述べているのですけれども、この18ページ、2点ほどあるのですけれども「経費の削減を図ることを念頭に現在の経常収支比率より常に下げる努力はなすべきものと思う」ということですが、ここと、都幾川村と玉川村のいろいろ既存の既得権である補助金、こういうものをやっていって財源を経費削減のことを頭に置いてこれから新町なりをやっていっていただきたいと思うのですけれども、科目としてちょっと抽象的ですけれども、町ができたばかりなんですけれども、どういう点がこれから経費削減ができていく可能性があるかと、あったとしたらちょっと意見を聞きたいのですけれども、それが1点。
  2点目として、公有財産の未登記物件の処理ということですね。
  6月、市川議員さんが発言したと思うのですけれども、まだ間もないのですけれども進捗状況、何件か大変なことですけれども、出きた件数、これを教えていただきたいと思います。
  以上です。2点です。
○田中 旭議長 ただいまの質疑に対し、答弁を願います。
  山口企画財政課長。
○山口文明理事兼企画財政課長 監査意見書からも出されておりますが、大分財政が硬直化しているということで、経常収支率も上がってしまったということでご指摘を受けているところでございます。そういう中で幸いにも都幾川村と玉川村が合併することができました。そういう中で人件費等の圧縮も大分今後図られると考えております。
  特に、決算統計の資料なんですけれども、単純に比較しますと、17年度の両村の決算と新町の決算を含めてみましても、全体で人件費で1億円程度のスケールメリットがあったということでございます。これは18年度になりますと、合併についてはそういうことで、人件費等については合併後もありますので、自主的に合併したのが、12分の2ですか、そういう中でこれほどスケールメリットもあるという中で、今後その辺も期待できると考えております。
  それと、物件費等につきましても、多少今まで2つの自治体でやっていたものが1つの自治体ということで圧縮されるということで、その辺も大分圧縮されてくると考えています。そういう中で経常経費率の今回何ポイントか上りましたが、2.8ポイント上がったのですけれども、その辺については今後の財政状況のいろいろな圧縮、またこれからの経費の削減等を図りながら圧縮をされていくと考えているところでございます。ただ、交付税とか大分圧縮というか、減額になっておりますので、その辺が大分心配なんですけれども、ただ合併をし、合併特例債ともにらみながら事業を展開するということで、18年度最終的に決算がどうなるかわかりませんが、合併できたということが明るい兆しもあるかなと考えているところでございます。
  以上です。
○田中 旭議長 答弁願います。
  関口町長。
○関口定男町長 今、山口理事の方からもお話がありましたけれども、経費の削減、今回の都幾川村・玉川村が合併して新しいときがわ町ができたというのは、ある面では究極のリストラであるし、究極の経費の削減だと思います。
  今回の比企郡でもこのときがわ町しか誕生しなかったと。どこの町も非常に厳しい中でそうした合併をして経費の削減を図りたいということで進んでいるわけですけれども、なかなか成就しなかったと。そんな中では皆さんご存じのように、非常に、今回のときがわ町の合併につきましては、議員の皆さんも本気になってやってくれた、執行部の方も本気になりました。そういうことで執行部の方も今まで長が2人だったのが1人になる、助役も1人、収入役は置かないということで執行部も半分になりました。そして議員さんも26名の議員さんがおりましたけれども、今度の新しい町では10名減ったということは、やはり合併でないとなかなかそういうこともできません。そんな中で特に執行部も議会もそうした経費の削減をしたということで、私は議員の皆さんもこの合併については誇りを持ってもらっていいのではないかと思います。それだけの思いをしています。ましてや在任特例も使わないということで選挙もしました。そういう面ではこの新しいときがわ町は究極のリストラをやったと、経費の削減をやったという自負を持っていただいて結構だと思います。
  以上です。
○田中 旭議長 1番、前田議員。
○1番 前田 栄議員 大変明確な答えをいただいて、ありがとうございました。
  経常収支比率も89.5%と平均して硬直化しているということで、いろいろそういう民間に倣っていろいろな点で経費削減に努めていただいて、有効な予算の使い方を要望いたします。
○田中 旭議長 2番目の質問であります未登記物件。
  桑原建設課長。
○桑原和一建設課長 お答えいたします。
  道路用地等の未登記につきましては、6月の一般質問の中で答弁させていただきましたけれども、まずは未登記処理台帳を整備いたしますという形のお答えをさせていただいたと思います。それに従いまして現在台帳を整備しておりまして、今現在、1,100弱までの整備が完了いたしました。したがいまして、18年度におきましては基本的には未登記処理台帳の整備が重要だと考えておりますので、それに力を注いでいければと考えております。
  また、未登記の処理件数でございますが、十数件という状況になっております。よろしくお願いします。
○田中 旭議長 1番、前田議員。
○1番 前田 栄議員 なかなかこういういろいろな人が絡んで、未登記の処理問題というのは経費もかさむしお金もかかるし、いろいろな人たちの関係もあると思うのですけれども、 一応未処理になっているので、早急に大変だとは思いますけれども、よろしくお願いします。
○田中 旭議長 よろしいですか。
  ほかに質疑ございますか。
  6番、堀口議員。
○6番 堀口 宏議員 6番、堀口でございます。
  3点ばかりお伺いさせていただきますけれども、まず48ページでございますけれども、家族相談支援センターの関係でお伺いをさせていただきます。
  これにつきましては、当初予算が3,100万円程度計上してあったようでございますけれども、支援センターにつきましては、今いろいろ児童の虐待とか高齢者の虐待、また医療問題等さまざまな問題があるわけでございまして、相談も1,000件以上、実施をいたしたようでございますけれども、職員等の態勢が何名派遣しておるのか、それでこれについては庁舎からちょっと離れておるような関係もございまして、合併前は庁舎がいっぱいだった関係もあろうかと思いますけれども、今庁舎も相当スペースもあるようでございますし、住民サービスのためにも一緒にできないのかどうか、その点をお聞きさせていただきたいと思います。
  次に、2点目でございますけれども、65ページでございます。その一番上段の方の関係でございますけれども、高齢者事業団の補助金が金額的には幾らでもないわけでございますけれども、当初325万2,000円でしょうか、補助を出しておるようでございまして、いろいろ事業団についても問題があったようにお聞きしておるわけでございますけれども、その点についてお伺いをさせていただきます。
  次に、91ページでございますけれども、先ほど野口議員からもご質問が出ましたけれども、道路維持費の関係の工事請負費でございます。
  これにつきましては17年度につきましては、土木関係におきましても130件程度の区長要望、個人要望等があったようでございますけれども、その7割程度がすぐ対処・対応はしておるようでございまして、また先ほど課長からのご答弁だと、個人的なものは個人的要素が強いということでそれはやむを得ないと思います。そういう関係で残りの3割近いものにつきましては18年度ですぐ対応するというようなお話でございます。私の地元の日影地区におきましても何件か要望等があったわけでございますけれども、すぐ対応をしていただいたという関係もございまして、今、町長からもご答弁がございましたが、非常にすぐ対応してくれるというようなことで、住民も喜んでおるわけでございまして、それに対しましては町長の決断の早さといいましょうか、それに対しまして敬意を表するものでございます。これに つきましても土木関係はわかるわけでございますけれども、2月に合併をいたしまして、2カ月を経過して、行政区もまた地域も大変広くなりました。そういう関係で土木以外の区長要望といいましょうか、それにつきましてはどのようなものが何件程度あったのかお伺いをさせていただきたいと思います。
  以上、3点でございます。
○田中 旭議長 ただいまの質疑に対し、答弁を願います。
  家族相談支援センター運営について、柴崎総務課長。
○柴崎政利総務課長 それでは、お答えを申し上げます。
  家族相談支援センターの人員でございますけれども、正規職員が2名、そして相談員が2名、それとあと臨時的に精神的な相談に乗っていただく方が週1度程度なんですけれども、その方にお願いをしている。それと17年度については臨時職員が,電話等も受ける職員が1名おりましたので、計6名の精神相談員ということでお願いをしていた体制でございます。
  今ではいろいろな相談、振り込め詐欺の問題だとか、教育相談だとかということで受けております。先ほど議員さんおっしゃったように千何十件という相談があるようでございます。それと場所でございますけれども、1つにはあれだけ離れているから相談をしよいという点もあるように思います。それと木工のいわゆる体験もやらせておりますので、そういうことで引きこもりの子供たちも何人か指導する中で、社会に巣立っていった子供もおります。そういうことで離れているし、そういうあれだけの施設があるから皆さんが入りよいというところもあるのではなかろうかと思います。それとあそこには子供おもちゃ図書館というのもございまして、お母さん方も自由に出入りができる、そして広場もあるということで活用されているということで、前にも教育相談を旧都幾川でやったことがあるのですけれども、どうしても教育相談になりますと、庁舎内ですと入りづらい、子供たちが毎日、中学生が多かったのですけれども、学校へ行かなくてもこちらで勉強をするという、それも登校に認められるということがありましたので、そういうことで立地的にそういう場所であるから、多い件数があるのではなかろうかとも考えておるところでございます。
  以上、答弁とさせていただきます。
○田中 旭議長 よろしいですか。1問の質問に対しては。
○6番 堀口 宏議員 結構です。
○田中 旭議長 次に、2問目なんですが、高齢者事業団補助金について、答弁をお願いします。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 お答えいたします。
  まず、高齢者事業団の関係でございますけれども、高齢者事業団につきましては旧都幾川村高齢者事業団、それから旧玉川村生きがい事業団、この事業団につきましてはことし4月1日からということで合併をいたしました。ですから平成17年度につきましては各旧村単位での事業を実施していたものでございます。これにつきましては、まず都幾川村の高齢者事業団でございますけれども、村補助金として325万2,000円の補助金が予算として計上してございます。総事業費として5,002万6,000円でございます。そのうち事業収入が4,560万円となっております。それから歳出を見ますと、管理費といたしまして人件費が566万9,000円、それから一般運営費といたしまして、これは消耗品ですとか印刷製本、さまざまな自動車の維持管理等でございますが、127万5,000円、それから事業費といたしまして4,298万2,000円、この中で主な大きいものについては会員に対する配分金ということで、3,904万円というような予算になっております。
○6番 堀口 宏議員 あと、それは結構ですよ。
○小沢俊夫福祉課長 よろしいですか。
○田中 旭議長 6番、堀口議員。
○6番 堀口 宏議員 当初、325万2,000円でしょうか、組んであったわけでございますけれども、それについては職員の人件費ということで補助をしておるのかどうか、その点ちょっと1点だけお伺いをさせていただきます。
○田中 旭議長 答弁願います。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 この補助金すべてが人件費ということではございません。これについてもほかの運営費等についても若干入っている部分がございます。
  以上です。
○田中 旭議長 2問目についてよろしいですか。
○6番 堀口 宏議員 結構ですよ。
○田中 旭議長 それでは、3問目に入りたいと思います。91ページの工事請負費について答弁願います。失礼しました。道路工事以外の請負費について。
○6番 堀口 宏議員 どういう相談があったかというような、答弁お願いします。
○田中 旭議長 柴崎総務課長。
○柴崎政利総務課長 それでは、大変失礼いたしました。お答えを申し上げます。
  どんな要望があるかということでございますけれども、平常、区長さんからの非常に多い要望が集会所の修繕関係、それと道路要望、それとあと街路灯の修繕、それと設置、これが非常に多くあるようでございます。中には区内の支障木を伐採してもらいたいとか、そういう問題もございますけれども、一番多いのがやはり街路灯関係が多いように思います。よろしいでしょうか。
  以上、答弁とさせていただきます。
○田中 旭議長 よろしいですか。
○6番 堀口 宏議員 はい。
○田中 旭議長 ほかに質問ございますか。
  3番、小宮議員。
○3番 小宮 正議員 3番、小宮ですけれども。1問質問させていただきます。
  主要な施策の実績報告書の9ページですか、(3)の三波渓谷整備事業ということで、四季彩館の物品納入の件なんですけれども、103万5,885円という木工製品を買っておるわけですけれども、これは何を買ったのかちょっと教えていただければと思います。よろしくお願いします。
○田中 旭議長 ただいまの質疑に対し、答弁願います。
  山口企画財政課長。
○山口文明理事兼企画財政課長 お答えします。
  木工製品につきましては座卓等でございます。座卓が主体でございます。座卓が12個です。その他つい立て6個、屋台等、そのほかにちょっともろもろの、おふろの座いすだとかそういうものを買わせていただきました。
  以上です。
○田中 旭議長 3番、小宮議員。
○3番 小宮 正議員 主に座卓が金額が張るのではないかと思われますけれども、商工会を受けて、7月に商工会員並びに町民の方がそれぞれいろいろ視察に行って意見が出たわけですけれども、指定管理者を受けた大附のそば道場、そしてやすらぎもそうだと思うのですけれども、余りこの座卓に対しては金額をかけていないですね、四季彩館をオープン前に視察に行った人から何であそこの場所だけ、金額の張るものだと思うのですけれども、私も見てまいりましたけれども、休憩施設に余り、お金をあそこまでかける必要はないのではないか と思ってはおります。そして8月に産業建設の方で新潟県、そして群馬県という指定管理者を受けた施設を視察に行ってまいりましたけれども、本当にそういう座卓とかお金のかからないむだのない経費削減というのですか、そういうことをやっているわけですけれども、とりあえずその場所だけどうしてそういういいものを入れたのかちょっとお聞きしたいと思います。
○田中 旭議長 答弁願います。
  山口企画財政課長。
○山口文明理事兼企画財政課長 特に木のむらということで、旧都幾川村がやっていました、そういう形の中で木をアピールするということで使わせてもらったということでございますのでご理解いただきたいと思います。
○田中 旭議長 よろしいですか。
  3番、小宮議員。
○3番 小宮 正議員 はい、わかりました。
  はい、それは多分木のむらだからというイメージが強いのではないかなというようなお答えも私は住民にはしたのですけれども、余り格差があるのではないかということがありました。最後にこの木工協同組合が落としているわけですけれども、これ何社の指名でやったのかちょっとお聞きしたいですけれども。
○田中 旭議長 答弁願います。
  山口企画財政課長。
○山口文明理事兼企画財政課長 すみません、申しわけないのですけれども、調べさせてもらってよろしいでしょうか。資料、ちょっと、製品名はあるのですけれども、その指名の状況ちょっと再度確認させていただければと思いますので、よろしくお願いします。
○3番 小宮 正議員 後で教えていただければ。
○田中 旭議長 よろしいですか。
○3番 小宮 正議員 はい。
○田中 旭議長 ほかに質疑ございますか。
  4番、野原議員。
○4番 野原和夫議員 4番、野原和夫です。
  今、四季彩館についてでございますが、以前この中で3億4,178万9,701円、この予算を示されておりますが、私はどういうふうに見ても3億6,000万ぐらいかかっているような気が するのでございますが、間違いなくこの予算で計上した中で行ってきた事業なのか、こういう中にもタンクローリー、車の購入も含まれていると思いますが、備品等もあると思いますが、この金額に対しての補助金が5,000万だけで足りているのか、そういう補助金に対しての金額等も教えていただければと思います。
○田中 旭議長 ただいまの質疑に対し、答弁願います。
  山口企画財政課長。
○山口文明理事兼企画財政課長 補助金については5,000万でございます。ご指摘のとおりでございます。事業費についても3億4,178万9,701円ということでございます。ご指摘のとおりでございます。
○田中 旭議長 4番、野原和夫議員。
○4番 野原和夫議員 では、この車等みな入っているということですね、この中に。
○田中 旭議長 山口企画財政課長。
○山口文明理事兼企画財政課長 すべて入っている金額でございます。
○田中 旭議長 よろしいですか。
○4番 野原和夫議員 わかりました。
○田中 旭議長 ほかに質疑ございますか。
  12番、島田議員。
○12番 島田 豊議員 12番の島田です。
  教育関係についてなんですけれども、97ページ、学校の評議員の謝礼ということで、金額的には少ないのですけれども、評議員というのは何名ぐらいでどのようなことをやっているのか、年間どのような評議会を開いているのかということもお願いしたいと思いますけれども。
  次は99ページ、耐震診断の委託料ということで、これは明覚小学校と聞いたのですけれども、明覚小学校は南の校舎はかなり古いのがあるのですけれども、その辺のところについても何年ぐらいたっていて今どうなのかということもお願いしたいかと思います。
  それから、もう1点、101ページ、タクシーの借上料ということで、この辺については何名ぐらいの人がどの地域で使っているのかということをお願いしたいと思うのですけれども、よろしくお願いします。
○田中 旭議長 ただいまの質疑に対し、答弁願います。
  97ページの学校評議員の件なんですが、吉田教育総務課長。
○吉田明弘教育総務課長 それでは、島田議員さんのご質問にお答えいたします。
  この学校評議員の謝礼につきましては、都幾川中学校の評議員さん、2名の3,000円掛ける2ということで支出しております。旧都幾川村では各学校に3名、4名という形でいました。現在はすべての学校にすべてというのは5校、町内のすべての学校に評議員さんはやはり3名から5名任命しております。1回についての相談ということで3,000円支払うということで、年間5回ぐらいまで一応予算取りはしてあるのですけれども、そのような形でやっております。
  校長が相談したい内容があったときに評議員さんに集まってもらってやる場合もありますし、集まらないでこの評議員さんに聞こうということで個人的にアドバイスを求めると、そういうような形で実際の運用はしているようです。
  以上です。
○田中 旭議長 よろしいですか。
○12番 島田 豊議員 結構ですよ。
○田中 旭議長 次に、99ページの委託料ということなんですが、明覚小学校の地震の診断について、答弁お願いします。
  吉田教育総務課長。
○吉田明弘教育総務課長 99ページに関しましては、耐震診断委託料で明覚小学校の普通教室棟とほか1棟ということで、これは体育館の耐震診断を東京ソイルリサーチという会社で行っております。南校舎につきましては、木造ということで耐震診断の対象になっておりませんでしたので、やっておりません。何年ぐらいにつくられたかについてはちょっと手元に資料がないので、調べてまいります。後ほどということでよろしくお願いいたします。
○田中 旭議長 よろしいですか。
  12番、島田議員。
○12番 島田 豊議員 我々が学校へ行っている時分のちょっと後につくりかえたということでかなりの年数がたっていると思うのです。実際にはあそこは今使っていると思うのです。そういうことでやはり耐震性についてはしっかりしてもらわないといけないかなというような感じがしますので、ひとつよろしくお願いしたいと思います。
○田中 旭議長 2問目についてはよろしいでしょうか。
○12番 島田 豊議員 はい。
○田中 旭議長 次に、3問目の学校管理費のタクシーの借上料について、答弁お願いします。
  吉田教育総務課長。
○吉田明弘教育総務課長 それでは、このタクシーの借上料について申し上げます。こちらの方は18万2,580円の内訳ですけれども、萩ケ丘小学校で1月に5万6,620円、2月に3万2,780円、3月に5万9,600円を使っております。こちらの方はバス利用ができないときに子供たちが大野あるいは椚平地区に帰るときに使っております。それから、さらに玉川小学校から玉川クリニックまで、玉川クリニックからその子供の自宅、そして玉小へということで、そのような利用もされております。
  それから、明覚小学校でも1月に7,140円、2月に1万780円、3月に1万860円ということで、こちらも大附地区の方のバスの利用ができないときに使っております。
  以上でございます。
○田中 旭議長 よろしいですか。
○12番 島田 豊議員 はい、わかりました。
○田中 旭議長 暫時休憩いたします。再開、11時20分にお願いします。
                                (午前11時03分)
─────────────────────────────────────────────────
○田中 旭議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午前11時20分)
─────────────────────────────────────────────────
   ◎答弁未了部分について
○田中 旭議長 先ほどの島田議員からの南校舎の築年の質疑に対して、吉田教育総務課長から答弁の申し出がありますので、これを許可します。
  吉田教育総務課長。
○吉田明弘教育総務課長 それでは、先ほど島田議員さんからのご質問でありました明覚小学校の南校舎の築年ですけれども、昭和36年につくられております。
  以上です。
○田中 旭議長 よろしいですか。
○12番 島田 豊議員 はい。
─────────────────────────────────────────────────
○田中 旭議長 ほかに質疑ございますか。
  9番、伊得議員。
○9番 伊得一夫議員 9番、伊得一夫でございます。
  42ページをお願いします。総務費の中で5目財産管理費、15節工事請負費で304万4,790円とありますけれども、これは実績報告書の方には見当たらないようなんですけれども、主要な事業ではなかったのかということではないと思うのですけれども、内容と事業者名がほかの工事はほとんど載っているわけですけれども、これも旧役場の解体工事だと説明があったわけですけれども、何平米の家を解体して何平米ぐらい残っているのか、詳細をお願いしたいと思います。
○田中 旭議長 ただいまの質疑に対し、答弁願います。
  山口企画財政課長。
○山口文明理事兼企画財政課長 お答えします。ちょっと申しわけないのですが、資料が手元にないので、ちょっとお待ちいただればと思いますので。よろしくお願いします。
○田中 旭議長 9番、伊得議員。
○9番 伊得一夫議員 はい、わかりました。
○田中 旭議長 ほかに質疑ございますか。
  11番、岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 11番の岩田でございます。
  きのうも玉川村の基金の預け入れ先をお聞きしたわけですけれども、ときがわ町になりまして、ときがわ町の基金の預け入れ先がどこかということをお聞きしたいと思います。
  もう1つ、監査委員の方から出されている現金等保管状況の内訳表の中に、7月31日で結構でございますが、この現金がどこに保管されているかということをお聞きしたいのですが。どの銀行の何支店に保管したというのをお聞きしたい。
○田中 旭議長 ただいまの質疑に対し、答弁をお願いします。
  基金の預け入れ先ですが、岡野会計室長。
○岡野吉男会計室長 それでは、お答え申し上げます。
  基金の預け入れ先でございますけれども、現状として3月の基金の総額は変わりありません。申し上げさせていただきますが、全額で16億3,719万8,970円でございます。うち、埼玉りそな銀行12億7,047万5,579円。うち、埼玉縣信用金庫が2億2,163万8,357円。うち、埼玉中央農業協同組合が1億4,508万5,034円でございます。
  もう1点、現金の7月31日ということでよろしいわけですね。では申し上げます。まず、埼玉りそな銀行が9億3,762万9,446円、埼玉中央農協が1,513万7,697円、郵便局が8,860万 7,944円でございます。よろしいでしょうか。
○田中 旭議長 11番、岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 それで埼玉りそなの支店なんですけれども、支店名はわかりますか。特に都幾川村のときには担当区域ということで越生毛呂山支店だったと思うのですが、今度担当は東松山支店になったのですか。ということで、ほとんど東松山支店ということでよろしいのですか。
○田中 旭議長 答弁願います。
  岡野会計室長。
○岡野吉男会計室長 それでは、お答え申し上げます。
  都幾川村・玉川村、合併いたしましてときがわ町になった時点で、指定金融機関との契約を結びました。それに伴いまして埼玉りそな銀行ということで、扱いとしましては東松山支店を総括店として進めているということで、りそな銀行の中でも東松山支店を窓口として業務を進めております。
○田中 旭議長 よろしいですか。
  11番、岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 3回目になるのでということなんですけれども、この支店と銀行を選ぶ際に、埼玉りそな銀行が指定金融機関になっているのですけれども、収納代理金融機関として農協、みずほ銀行、東和銀行、三菱東京UFJ銀行、中央労働金庫、飯能信用金庫、武蔵野銀行、埼玉信用金庫等あるわけですね。この合併で、今答えられた埼玉りそな銀行東松山支店へもしいっているとすれば、10億を超える額が東松山支店に動いているわけですね。
  私、実は自治体の私企業や住民に対する公平性の問題の観点から、当然ほかの銀行も使えるのでありますから、地元にも埼玉信用金庫の支店があるわけでございまして、この近くには武蔵野銀行とか東和銀行等が小川にもあります。飯能信用金庫は越生にもあるわけですね。ということでこれは町うちの中小企業の方々というのは、埼玉りそなだけでなくて、いろいろな信用金庫等にお世話になっていると思うのです。確かに便利性とかということであれば当然集中せざるを得ない部分もあろうかと思うのですけれども、先ほど申し上げた公平性の観点、あるいは一時ペイオフの問題がありまして、定期預金は難しくなりまして、分散して定期預金を1,000万ですか、そういうようになると思うのですけれども、特に確実性がある必要があろうかと思うのですけれども、定期預金については。1行だけ、1支店だけに偏るだけでなくて、10億が1支店に動くということは、というのは私、今度ときがわ町の議員に 当選したときに埼玉りそなの東松山支店長から祝電が届いたのですね。私は、全く銀行に縁のない人間でございますから、おかしいなと思ったのですが、やはりそのくらいの金額が動くと確かに電報の1本ぐらい安いものかなというふうに思うのですけれども、先ほど申し上げました公平性あるいは住民に対する公平性というような観点から、是非配分できるような形でできるだけ多くの銀行を使っていただきたいというふうなことですが、いかがでございましょうか。
○田中 旭議長 答弁願います。
  関口町長。
○関口定男町長 金融機関等のおつき合いに関しまして、旧都幾川村、旧玉川村も随分前からいろいろなおつき合いをしていると思います。もう10年以上前、20年、30年というおつき合いを恐らく前の旧都幾川村ですと、りそな銀行、旧埼玉銀行の越生支店のおつき合いだったんではないかなと思います。旧玉川村でいきますと、私も議員になったときにちょっと感じたのですが、何で玉川村は埼玉銀行の小川が玉川村だとすると、エリアなんですね。それが東松山支店ということは何なのかなと思ったのですが、後々聞いてみてみますと、実際、銀行の中には基幹支店というのがありまして、東松山支店が大もとで、その下に小川支店とか越生支店があるのですね。ですからいろいろな借り入れとかいろいろなことを村でやるときに、仮に越生支店ですと、越生支店で1回上げて、稟議書を松山の支店に上げて、そこでまた本社へ上げるとか、そういうことなんです。それが松山支店ですと、そこでまだ稟議ができることもあるという話を聞きました。そういうことで松山支店にしたのかなという経緯もあります。そのままずっとお互い旧村にしても来ていたのかなと、それからまた埼玉縣信用金庫にしてもりそな銀行にしてもATMの導入等のお願いをしたりします。そういうときにはやはりしっかりそういう取引、信頼関係があるとATMも置いていただけるということになります。今回もATMを埼玉縣信用金庫に本庁舎の方へもお願いしたいということでお話したのですけれども、それはやはり利用者の数とかいろいろの考慮をした面で、取引しているかしていないかではなくて、それはちょっと無理だという話でありました。
  それから、埼玉県縣用金庫は旧村のとき玉川支店、また都幾川支店がありましたけれども、そのときも実は玉川支店を引き揚げる理由というのは預金は多いのですけれども、旧玉川村の人はお金を借りてくれないと、我々銀行はお金を借りてもらうのが商売なんだと、そういうことなので、利率とか借りている人の率だとか、そういうみんなデータをいただいたのですが、こういう状態なのでこの地域には1店にしたいと。都幾川の支店の方は新しい支店な のでそちらにしてこちらを引き揚げたいという埼玉県縣用金庫の方からの話がありました。
  ですから、公平に我々も預金をしたいと思いますけれども、そのときにメインバンクをしっかりやっていくと。
  そういう面ではATMを置いたりとかそういうこちらでお願いすることもあるのですけれども、なかなか難しい部分もあるのかなと思います。
  また、公平性というのもあると思いますので、これからもその辺は新しい町としてまたいろいろ検討はしてみたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
○田中 旭議長 よろしいですか。
  11番、岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 基金が文化振興基金とか、なくなった基金が埼玉縣信用金庫に預けられていたのがあってですね、それでなくなったために6,000万ほど埼玉縣信用金庫は少なくなってしまったのです。パイが大きくなれば当然、たまたま文化振興基金というのはどこに納めているかなんて調べないで多分やったのだろうと思って、作為はないと思うのですけれども、パイが大きくなれば各地域にある銀行も信用金庫もそれなりの恩恵というか、あっていいと思うのですね。1行だけでなく是非その点をご考慮いただきまして、多くの銀行、私たちも商工会の集まりなんかで小川、あるいは越生の各支店長にも会うわけでございますけれども、それはやはり商工会がそういう銀行と関係があるということもあろうかと思いますので、是非その辺のご配慮をお願いしたいというふうに思います。
  以上です。
○田中 旭議長 ほかに質疑はございますか。
  16番、市川議員。
○16番 市川金雄議員 16番、市川です。
  再三で申しわけございませんが、1点だけ質問させていただきたいと思います。
  40ページ、41ページのところなんですが、使用料及び賃借料、昨日も都幾川村の決算書で質問させていただきました。土地借上料でございますけれども、ときがわ町になってもこの41ページの総務費のところから113ページの体育施設費まで、13ページにわたって約500万の土地借上料が支払われております。きのう質問させていただいて山口理事の方から資料をいただきました。それについては玉川村の分、都幾川村の分、そしてときがわ町の分、全体の資料をいただきました。それを見ますと、合計で176筆が借上られているということです。この3つの決算書のところで見ますと、借上料、支払ったのが、私の計算で間違いがあるか もしれませんけれども、玉川村が18筆で31万3,685円、この決算書で支出済みとなっておりました。そして都幾川村では1,057万6,200円、そしてときがわ町では504万978円、合わせますと1,593万863円、3つの決算書で私の計算によりますと支払われておりました。このままでいきますと、毎年毎年これは支払っていかなくてはならないと思う。これらを見ますと、借りているのですからいつかは返さなくてはならないと思います。これを返してくださいと言われれば、返さなくてはならないと思います。建物が建っているかもしれません。体育施設になっているかもしれません。ですけれども返せと言われれば返さなくてはいけないものだと思います。いろいろな契約の方法があると思う。契約によっては永久というのがあるかもしれませけれども、そういうのはほとんどないと思いますが、契約の期間によってはすぐ返せと言われるかもしれません。そんな状況もあるのではないか。こうした土地の借上について、玉川もそうですが、都幾川もそうですが、今までにこれらの件について契約の期間であるとか賃貸料であるとか、そうした借上のことについて協議をされたことがあるかどうか、まず1点、お伺いいたします。
○田中 旭議長 ただいまの質疑に対し、答弁願います。
  山口企画財政課長。
○山口文明理事兼企画財政課長 お答えします。
  旧都幾川村時代でございますが、借地用地の検討委員会というのをつくって、一部職員の中でるる検討した経過があります。その中で3点に絞ってやらせていただきました。
  1つは、これからこの用地はどうしても必要だということで買い取りした方がいい土地、またこのまま借りている方が将来を考えると借りていた方がいい用地、また返す用地ということで、3つの考え方で借地を色分けしたきたところでございます。その中で特に買収をしなければいけない土地というのが、建物が建っている土地は必ずできれば買収したいということで、契約の時点で各地権者にお話をしまして、買収の方向でできるだろうかということで各担当課で各使用目的に基づいて交渉をさせていただきました。そういう中で何点かにつきましては前向きに検討していただけるという用地もあります。
  それとまた、今後借地として引き続きお願いしたいような土地もまたあるわけなんですけれども、その辺については建物が建っていないところで、利用価値等を含めて将来については返還していくような、また即返還するという土地も何件かありました。そういうものにつきましては地権者と行政とお互い納得の上で、今まである程度信頼関係の上で契約を交わせていただきましたので、すぐ返すといってもその辺も両者納得の上でないとなかなか原状復 帰もできませんので、その辺も含めて検討しようということで、その借地検討委員会ではしてきたことでございます。
  そういう中で新町になりまして、借地についても新しい考え方の中で検討できるのではないかと考えられますので、その辺も含めて今後借地については検討させていただければと思いますので、よろしくお願いします。
○田中 旭議長 16番、市川金雄議員。
○16番 市川金雄議員 検討委員会を立ち上げて検討なされたということ、そういう中で借りるもの、あるいは買収するもの、返さなくてはならないもの等も検討されたということですが、その辺のところの資料はあるのですか。
  それが1点と、検討委員会は何人ぐらいで立ち上げていただいて、その結果が何か書類に残っているかどうか、結果がどうなっているかその辺のところもお尋ねしたい。検討したということだから、ただ検討しっ放しではだめだと思います。何か議事録、何か結果があると思うのですが。もしないとすれば、あったらで結構なんですけれども、是非その結果も教えていただきたい。ただ検討しっ放しでは私は何にもならないと思う。
  検討委員会は何人で何回くらいの検討をなされたか。個々にも交渉したという先ほどの答弁でしたが、どういう形で交渉したのか、その辺のところももう少し詳しくご説明をいただきたい。まずそれをお願いします。
○田中 旭議長 答弁願います。
  山口企画財政課長。
○山口文明理事兼企画財政課長 お答えします。
  人数の方、ちょっと私も記憶がないのですけれども、五、六人で特に借地の多い教育委員会、企画財政課、総務課等で検討を図ってきたところでございます。内容については各1筆ごとにどうでしょうかということで検討させてもらいました。個々には細かい点が、地権者との関係がありますので、内容については申しわけないですけれども、ご公表できないのですけれども、手持ち資料としては地権者の意向等も含めた中で方針等は書いております。
  そういう中で各担当としては地権者のお宅をお邪魔して、契約更新時にその方針に基づいてお話をさせていただいているところです。特に賃貸借料については旧村のときに固定資産税の2倍ぐらいを標準として今後お願いしていこうという形で、その検討委員会でも諮りながらそれに基づいて各個々に交渉した経過があります。一概に、今までの経過がありますの で、固定資産税の2倍といってもなかなかそれがご理解いただけない面もあります。そういう中で基本的にはそれをベースにしながら、担当課の方では交渉した経過があるところでございます。
○田中 旭議長 よろしいですか。
  16番、市川金雄議員。
○16番 市川金雄議員 ありがとうございました。まだ納得がいくようなご答弁ではなかったのですが、結構です。やったということはお聞きしました。
  しかし、今度はこれからの問題なんですけれども。新しい町になったわけです。新町が誕生してこれから安心・安全な町、これを築いていく、住民がだれしもが豊かさを実感できる町を築いていくわけです。そういう基本としてもこの176筆、この用地を公共建物等をつくっている用地、これをこのままでよいかどうか、もう一度新しくこれらを検討すべきだと思います。
  そこで、是非検討する委員会等を立ち上げて、先ほども申し上げましたけれども契約内容はどうなっているか、あるいは契約期間はどうだ、あるいは契約する単価はどうだとか、これは買い取った方がいいのではないかとか、あるいは返した方がいいのではないか、そういうこともあろうかと。十分ときがわ町で対応できる借地になるのかどうか、その辺のところをきちっとした検討をしていただきたいと思いますけれども、そのお考えがあるかどうかをお尋ねいたします。
○田中 旭議長 答弁願います。
  山口企画財政課長。
○山口文明理事兼企画財政課長 旧村ではそのようなことでやらせていただきました。新町でまた新しくいろいろな調整の仕方もあると思います。そういう中で町長さんとご相談しながら検討させていただければと思います。よろしくお願いします。
○田中 旭議長 16番、市川金雄議員。
○16番 市川金雄議員 是非これらは町全体で取り組んでいただきたい。早急にお願いするように要望いたしまして、終わります。ありがとうございました。
○田中 旭議長 ほかに質疑ございますか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○田中 旭議長 これをもって質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  反対ですか、賛成ですか。
          (「反対討論」と呼ぶ者あり)
○田中 旭議長 4番、野原和夫議員。
○4番 野原和夫議員 4番、日本共産党の野原和夫です。
  平成17年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定について、反対討論をします。
  まず初めに、歳入における収入未済額についてです。調定額が31億5,695万4,322円に対し、収入未済額は1億9,614万3,816円に上っています。この中には、リストラ等で収入が落ち込んで町民税を払うに払えないという方もいると考えます。もちろんこのような方から無理して徴収してはいけないことは当然です。しかし、そのような方だけなのでしょうか。
  払える方から徴収をしていないのです。さらに、軽自動車税、特別土地保有税などもなぜこんなにあるのかと思うほどです。町の努力を求めます。
  次に、歳出では不用額についてです。これが1億2,784万1,458円にもなっています。隣町の嵐山町では52億円の予算に対し、不用額はわずか5,400万円です。当町より予算規模が大きいところが5,400万円ですから、当町の大きさがわかると思います。
  町は徹底して執行率を上げるよう努力を求めます。
  次に、四季彩館についてです。合併前から進められていた事業とはいえ、これを開館したことは果たしてよいかといえば、今後の重荷になることを私は心配します。それはこのような施設は近隣にもまた町内にもあり、既に飽和状態といえるのではないでしょうか。今は新しさと珍しさが手伝ってお客さんが入っているようですが、これが続くとは考えられないからです。私の心配が杞憂に終わればそれは結構ですが、現実になる可能性が高いと思います。このような建設を進めたことを批判します。
  最後に、同和問題です。既に法律も終了し、差別も見られないことから同和と名のつく事業をやめるべきであります。
  以上の点、改善されることを願い、反対討論を終わります。
  以上です。
○田中 旭議長 賛成討論の方ございますか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○田中 旭議長 討論を終結いたします。
  これより認定第13号 平成17年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立多数)
○田中 旭議長 起立多数であります。
  よって、認定第13号は原案のとおり可決されました。
  暫時休憩いたします。再開、1時15分にお願いします。
                                (午前11時52分)
─────────────────────────────────────────────────
○田中 旭議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午後 1時15分)
─────────────────────────────────────────────────
◎答弁未了部分について
○田中 旭議長 午前中の伊得議員、また小宮議員の質疑に対し山口企画財政課長から答弁の申し出がありますので、これを許可します。
  山口企画財政課長。
○山口文明理事兼企画財政課長 午前中にご質問を受けました小宮議員さんと伊得議員さんの内容についてお答え申し上げたいと思います。
  まず、小宮議員さんの関係でございます。三波渓谷の備品関係の木製品のことでございますが、地方自治法施行令第167条の2の第1項第2号の規定によりまして、随意契約により施行したものでございます。当施設につきましては、テーマであります木のぬくもりを生かした施設及び地元業者により製作した木工製品を配置することで観光客への木工製品をアピールしたり、産業の活性化につなげる考えによって行ったものでございます。
  よって、この製品につきましては可能な限り地場産を利用し注文製造といたしました。そのために町内の木工製品を集約したときがわ木工協同組合に依頼し、この事業を行ったものでございます。そういうような中で随意契約としてやらせていただいたということでございます。
  続きまして、伊得議員さんのご質問にお答えさせていただきたいと思います。
  旧庁舎、都幾川村役場の歯医者さんに貸していた部分の取り壊しの解体工事の関係でございますが、数量としまして241.96平米、受け入れ業者につきましては株式会社小宮建材さんにお願いしたものでございます。
  以上です。
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◎認定第14号の質疑、討論、採決
○田中 旭議長 続いて、日程第2、認定第14号 平成17年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  4番、野原和夫議員。
○4番 野原和夫議員 4番、野原和夫です。
  ときがわ町国民健康保険ということですが、この中でも不用額8,198万に対し予備費は4,912万と大幅に予備費があります。通常、予備費としても非常事態ということで、インフルエンザ、いろいろな問題があるので、予備費等は補充するわけですが、この不用額に対して余りにも大きい金額4,912万、この点についての見解をお伺いしたいです。
○田中 旭議長 ただいまの質疑に対し、答弁をお願いします。
  久保町民課長。
○久保 均町民課長 野原議員さんのご質問にお答えさせていただきたいと思います。合併いたしましてときがわ町ということで、国保、新しく運営しておるわけですけれども、毎月の支払い額が約8,000万円から9,000万円という多額の金額になっております。仮に1割額が変動したということによりましても1,000万円近く1カ月に金額が変わってくる場合もございます。こういった医療費の非常に変動が激しいということを念頭に置きまして、予備費につきましてはなるべく多くできるだけとっておきたいというのが保険を運営する側のところでございます。是非保険支払い額の変動をご理解いただきまして、この予備費の額につきましてはご了解を賜りたいというふうに存じますが、よろしくお願いいたします。
○田中 旭議長 よろしいですか。
  4番、野原和夫議員。
○4番 野原和夫議員 今のご説明でも半分わかってわからないというのがありますが、余りにもこの4,912万、通常こんなに予備というのは必要ないのではないかなと思うのです。今の課長さんの説明で私は納得をするようにします。
  以上でございます。
○田中 旭議長 ほかに質疑ございますか。
  7番、笹沼議員。
○7番 笹沼和利議員 162ページ、163ページのところなんですけれども、財産に関する調書 ということで、保険給付費支払基金が9,000万ということで、これは昨年度末から残ってきているものなんですけれども、今年度とちょっと連動してくる部分があるかなと思うのですけれども、実質収支として1億4,756万、前年度、16年度からの繰り越しも1億、結構たくさんの金額があるのですけれども、特に今年度は国民健康保険が平成17年2月から玉川の方は値上げしたということがあって、収支としてはかなり上がってくるのではないかと思っているのですけれども、そうするとこの実質収支の部分で保険給付費支払基金の方に積み増した方がいいのではないかというふうに思うのですけれども、今回の補正の中にも積み増しの部分が入っている、一般会計の方は入っているのですけれども、こっちの方が入っていないのですけれども、これは積み増した方がいいのではないかというふうに思うのですけれども、その辺について決算の部分とちょっと連動して申しわけないですけれどもお願いします。
○田中 旭議長 ただいまの質疑に対し、答弁願います。
  久保町民課長。
○久保 均町民課長 笹沼議員さんのご質問にお答えさせていただきたいと思います。
  実質収支1億4,700万ちょっとということで非常に額的には多くなっているわけなんですけれども、この歳入の予算の方でちょっと既に繰越金を見込んでおりまして、この部分を基金に積むほど余り余裕がないというのが実態でございます。後ほど18年度の補正予算の方で数字が出てまいりますが、既に1億2,000万程度繰越金を見込んでいるということございますので、税収の方が余り見込めない状況というものがありましたので、税率を変えないためにその辺で前年度の繰越金を既に18年度の方で見込んでしまっているということでございますので、基金の方に積み増しする余裕が余りないというのが実態でございます。よろしくお願いいたします。
○田中 旭議長 7番、笹沼議員。
○7番 笹沼和利議員 これは多分年度途中なので、実質まだ難しいのかなというのを思うのですけれども、できることであればやはり基金の方に積んでおいて将来負担について少しでもというふうに思っています。これ以上のところはこれは無理だというふうに思うので、質問の方は終わります。ありがとうございます。
○田中 旭議長 ほかに質疑ございますか。
  6番、堀口議員。
○6番 堀口 宏議員 6番、堀口でございます。
  ちょっと1点ばかりお伺いをさせていただきますけれども。148ページの運営協議会費、 ここに旅費が1,000円、これなんですけれども保険条例の中に2条だったでしょうか、運営協議会を設置をするということでうたってあるかと思うのですが、予算を作成する場合、運営協議会等に諮って通常はやるべきだとは思うのですけれども、2月、3月の予算書のこの決算の中にそういう予算が計上していないわけなんですけれども、その点議会を代表して岩田委員長が出ているかと思うのですけれども、その点について運営協議会等を開催したのかどうか、ちょっと1点ばかりお伺いさせていただきます。
○田中 旭議長 ただいまの質疑に対し、答弁願います。
  久保町民課長。
○久保 均町民課長 この運営協議会の2月、3月の開催状況ということなんですけれども、大変申しわけございませんが、開催はしてございません。旧村におきましてそれぞれの運協の方で当時は暫定予算と言っておりましたけれども、そちらについては2月、3月の暫定予算については古い方の旧村単位の運営協議会の方で審議をしていただいて計上するという申し合わせになっておりましたので、2月、3月につきましては大変申しわけないのですけれども開催してございませんでした。
○田中 旭議長 よろしいですか。
○6番 堀口 宏議員 はい、結構です。
○田中 旭議長 ほかに質疑はございますか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○田中 旭議長 これをもって質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○田中 旭議長 討論を終結いたします。
  これより認定第14号 平成17年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立多数)
○田中 旭議長 起立多数であります。
  よって、認定第14号は原案のとおり可決しました。
─────────────────────────────────────────────────
◎認定第15号の質疑、討論、採決
○田中 旭議長 続いて、日程第3、認定第15号 平成17年度ときがわ町老人保健特別会計歳入歳出決算認定についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  7番、笹沼議員。
○7番 笹沼和利議員 すみません。184ページ、また実質収支の調書のところなんですけれども、昨年度の実質調書として1億1,366万円、これが実質調書として残ってきているということで、老人保健の方は特に基金という形は持っていないので、これが今年度一般会計の方に戻ってくるのかなというふうに思ってはいるのですけれども、昨年度、16年度の部分でいうとこれも多分7,500万ぐらいだったかと思います。それが今回1億1,300万ということで実質的には老人保健の伸びから考えると、これだけのものを持っている必要はないのかなというふうに思うのですけれども、その辺はどのような形になってくるのでしょうか。よろしくお願いします。
○田中 旭議長 ただいまの質疑に対し、答弁願います。
  久保町民課長。
○久保 均町民課長 笹沼議員さんのご質問にお答えをさせていただきます。
  笹沼議員さんご指摘のとおり、老人保健特別会計におきましては基金を設けておりません。ということで急な財政支出等に対応するすべがございません。ということでこの実質収支につきましては翌年度に繰り越しをさせていただいて、特別会計の予算の中で予備費的なものに充てて、医療費が急に伸びた場合の急な医療費支出等に充てさせていただきたいということで、この部分については額的に1億1,300万を超えるということで多いというご指摘でございますけれども、ちなみに1カ月の支払いがもう1億を超えておりますので、この辺はご理解をいただきたいというふうに存じますが、よろしくお願いいたします。
○田中 旭議長 よろしいですか。
○7番 笹沼和利議員 はい、わかりました。
  ほかに質疑ございますか。
  9番、伊得議員。
○9番 伊得一夫議員 9番、伊得一夫でございます。
  老人保健で歳出の方で医療費がほとんどなわけですよね。それで、監査委員さんからのご指摘のように、やはり医療費を削減することを目指してやっていかなければこの老人保健も大変だと思うのですけれども、とある病院でお年寄りが「あら、しばらくでしたね」、「調 子悪くて来れなかったのですよ」。そういったお笑いのような話ですけれども、これが現実なんですよね。ですから、これを解消するためには、決算ですから要望みたいなこともちょっとかとも思いますけれども、これを解消するため、やはり筋力トレーニングとかいろいろな事業をやっているようですけれども、これからの対策を考えていただいて、答弁はもちろん結構ですけれども、この医療諸費、これを削減していただくよう要望いたしまして、これに策があるかどうか。
○田中 旭議長 答弁お願いします。
  久保町民課長。
○久保 均町民課長 伊得議員さんのご質問にお答えさせていただきます。
  現在、保健事業の方でいろいろな筋トレですとか糖尿病対策、高血圧対策、そういった保健事業に取り組んでおります。そういった事業の中で老人保健の加入者につきましても健診等を受けていただく中で、そういったいろいろな事業に参加していただいくという形で、一般的な対策としてやっていきたいというふうに現在のところは考えているところでございます。
  また、事務的なことですけれども各お年寄りに対しまして、2カ月に1回でございますが、医療費通知というものを出しております。実際、窓口で払った額は一般の方ですと1割を窓口で今払っていただいているのですけれども、10割分といたしますとこれだけかかっていますよという医療費通知を出しております。
  また、レセプト点検等も点検の専門の職員を嘱託職員として雇いまして、そういったはしご受診的なものに対しましても、保健師の訪問を通して指導させていただくというような形をとっているところでございます。
  また、これから医療制度改革ということで老人保健の方も大分変わってまいります。現役並みに所得がある方につきましては、この10月から2割負担から3割負担ということで、負担がふえてまいります。また平成20年4月からは新しい老人保健が、名前はちょっと変わるのですけれども、高齢者の医療保険というものが独立してできる予定でございます。そうした新しい制度が始まる中でこれからの運営を協議して、検討していきたいというふうに考えておりますので、よろしくご指導お願いしたいと思います。
○田中 旭議長 答弁願います。
  関口町長。
○関口定男町長 この件につきましては、健康なまちづくりという1つの観点からちょっと申 し上げますと、国民健康保険も、この老人保健も受診をする人が1軒のお医者さんでなくて多重に、町民課長が話したように幾つも行くという例もあるのですね。そういうのを減らしていただいたりとか、特に比企郡がちょっと高いんですけれども、糖尿病の確率が非常に高い。また、このときがわ町も多いんですね。ですからその辺は我々住民が、特に議員さんが住民の皆さんにその辺の話をしていただいて、特に糖尿病予防の運動とかそういうので今保健センター等でも啓蒙活動とかをやっておりますので、是非そういうのに出ていただいて、なるべくこの地域から糖尿病の患者を出さないようにするということが一番この医療費の削減にはつながるのだと思います。ですからその2点、多重診査といいますか、何軒ものお医者さんにかからないで、1軒2軒はいいのですけれども、3軒も4軒もかかるという例もありますので、その辺をお年寄りの皆さんに話していただいたりとか、それから糖尿病の件でいろいろ啓蒙活動をすると、それによって相当医療費の削減も図られるのではないか、そしてさらには今やっております健康診断、ミニドック等やっておりますので、その受診を多くの方に受けていただいて予防していただく、そういう形で全般的に健康に関して皆さんが意識を持っていただければ自然と医療費も方も削減できてくるのではないか、そういう努力はこれからしたいと思いますので、よろしくお願いします。
○田中 旭議長 よろしいですか。
  9番、伊得議員。
○9番 伊得一夫議員 答弁いただいたわけですけれども、医療負担もこれからは3割になると、だんだん高くなってくると行かなくなるのではないかなと。やはりいろいろな事業を展開する中で、この医療費削減を求めていただきたいと思います。終わります。
○田中 旭議長 ほかに質疑ございますか。
  7番、笹沼議員。
○7番 笹沼和利議員 今、伊得議員さんのことにちょっと関連するのですけれども、町長の答弁がありまして、老人保健特別会計の中でこれは不可能かなというふうには思ってはいるのですけれども、例えば予防の部分とかいうものをこの中から出すということはできないでしょうか。多分、これ法律の方で決まっているので難しいのかなというふうには思うのですけれども、可能かどうかちょっとお聞かせいただければと。
○田中 旭議長 ただいまの質疑に対し、答弁願います。
  久保町民課長。
○久保 均町民課長 お答えをさせていただきます。
  老人保健法につきましては、議員さんも十分ご承知ということでございますので、こちらの医療費の老人保健法につきましては医療費をお支払いするこの特別会計と健診を主にやります保健事業の2つの大きな柱で分かれております。そして現在行っております住民健診、ミニ人間ドックですけれども、40歳以上65歳までのミニ人間ドック等につきましては老人保健法の保健事業に基づいて執行されているということでございます。そちらの方で国の3分の1の国庫補助をいただきましてやっている事業の方で対応をしているということでございますので、よろしくお願いしたいと思います。
○田中 旭議長 7番、笹沼議員。
○7番 笹沼和利議員 大体そうだろうなということはわかってはいたのですけれども、もう1つそれと関連してくるのですけれども、医療費の部分、町の財政にとっても非常に大きな部分にこれから占めてきていて、その辺について何でそういう質問をしたかというと、今かかっている人、今過重ということで町長の方から何カ所もかかる人とかいろいろ出てくるかと思うのですけれども、その辺についてやはり実際にかかっている中身を点検する場所、レセプト点検はあるのです、あくまでもそのレセプト点検でしかなくって、だからそういう医療のかかっている中身についてきちんと精査していく、あるいはこういう方向でやれば病気の方は軽くなっていくよとかいうところというのはこの老人保健の中でできるのでしょうか。そういうことができるかどうかということもお聞かせいただければと思います。
○田中 旭議長 答弁を願います。
  久保町民課長。
○久保 均町民課長 現在、レセプト点検の中で縦覧点検といっているわけですけれども、複数の病院ですとか、一般の診療と薬剤の投与の関係ですとか、そういったものについて、また病名について投薬がどうかとか、そういった内容についてレセプトを点検しております。その結果によって保健師の方に訪問指導に行ってもらうという形がとれるようになっておりますので、現在もそういう形で行っております。今後もそういった形で保健指導という形で続けていきたいというふうに考えております。
○田中 旭議長 よろしゅうございますか。
○7番 笹沼和利議員 はい、わかりました。是非その辺は強化していただければと思います。
○田中 旭議長 ほかに質疑ございますか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○田中 旭議長 これをもって質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○田中 旭議長 討論を終結いたします。
  これより認定第15号 平成17年度ときがわ町老人保健特別会計歳入歳出決算認定についての採決をいたします。
  本案は原案のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○田中 旭議長 起立全員であります。
  よって、認定第15号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
◎認定第16号の質疑、討論、採決
○田中 旭議長 続いて、日程第4、認定第16号 平成17年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算認定についての質疑に入ります。
  質疑ございますか。
  16番、市川議員。
○16番 市川金雄議員 196ページ、197ページのところの不納欠損額なんですが、介護保険制度発足後まだ余り年数がたっていないと思うのですが、この不納欠損、82万6,286円、されておりますけれども、何人ぐらいの者を不納欠損したのか、主な原因を教えていただきたいと思います。お願いします。
○田中 旭議長 ただいまの質疑に対し、答弁願います。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 不納欠損の数でございますけれども、延べ件数で145件ございます。主な理由につきましては、これは時効ということでございます。介護保険につきましては税と違いまして、2年の短期時効ということになっております。ということで、2年経過した部分について時効になったものでございます。
  以上でございます。
○16番 市川金雄議員 了解。
○田中 旭議長 よろしいですか。
  ほかに質疑ございますか。
  4番、野原和夫議員。
○4番 野原和夫議員 4番、野原和夫です。
  この点についても不用額についてですが、予備費935万9,000円、これは必要的に私は平均的妥当だと思っております。しかし、この中、予備費を含めて4,548万の不用額、この流れから見て慎重さに欠けている点もあるのではないかと思います。また、この不用額についてでは、介護サービス3,300万、不用があると思われますが、この点、2点についてちょっとお伺いしておきます。
○田中 旭議長 ただいまの質疑に対し、答弁願います。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 不用額の点でございますけれども、やはりこれも医療費と同じような形で、例えば居宅介護サービスあるいは入所施設に対するサービスにつきましては、例えば1人1カ月30万ですとか、かなりの額、年間にしますと相当な額が1人頭かかっているわけでございますけれども、途中で例えばふえたり、当然減ることもありますけれども、ふえた場合にある程度の金額を残しておかないと対応ができないという部分もございますので、そのところもご理解をいただければと思います。
  以上でございます。
○田中 旭議長 よろしいですか。
  4番、野原和夫議員。
○4番 野原和夫議員 いや、まだ。3,300万、これについての、これを含めた中での今の答弁でよろしいのですか。
○田中 旭議長 答弁願います。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 この給付費の3,375万7,378円でございますけれども、やはりこれは介護サービスの中の居宅サービスですとか、それからほかの施設の介護サービス、これを含めた額になっております。それで先ほども申し上げましたとおり、途中で入所者あるいは介護度等が変わりまして、介護サービスの費用等が上がるとそういう緊急的なものもございますので、先ほど申し上げましたとおり、ある程度の余裕を持たせたいということで、その辺のところもご理解をいただければということでございます。
○田中 旭議長 よろしいですか。
  ほかに質疑ございますか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○田中 旭議長 これをもって質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○田中 旭議長 討論を終結いたします。
  これより認定第16号 平成17年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算認定についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立多数)
○田中 旭議長 起立多数であります。
  よって、認定第16号は原案のとおり可決しました。
─────────────────────────────────────────────────
◎認定第17号の質疑、討論、採決
○田中 旭議長 続いて、日程第5、認定第17号 平成17年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算認定についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  16番、市川議員。
○16番 市川金雄議員 市川でございます。1点お伺いします。
  このときがわ町の決算になってから、浄化槽の設置工事はされていないようなんですが、これは申し込みがなければできないわけですから、その辺のところはなぜか、原因についてお知らせいただきたいと思います。
○田中 旭議長 ただいまの質疑に対し、答弁願います。
  堀口環境課長。
○堀口彰一環境課長 お答えをさせていただきます。
  2月、3月の決算ということでございますので、旧都幾川村、旧玉川村いずれも1月31日までに工事完了するものについて施設整備費を行っておりました。2月、3月ですと期間が短いものもありますので、工事が終わらないということもありまして、申請等は旧村で終了したところでございます。
  以上です。
○田中 旭議長 よろしいですか。
  16番、市川金雄議員。
○16番 市川金雄議員 そうしますと、2月1日以降については工事が終了していないということでこの決算に入ってこなかった。手がけていたものはあるわけなんですか。
○田中 旭議長 答弁を願います。
  堀口環境課長。
○堀口彰一環境課長 2月、3月部分につきましては工事を手がけたものはございません。すべて1月31日で終了しております。
  以上です。
○田中 旭議長 よろしいですか。
  16番、市川金雄議員。
○16番 市川金雄議員 もう1回。全部終わってしまって1カ月分は申し込みもなかったということですか。
○田中 旭議長 答弁願います。
  堀口環境課長。
○堀口彰一環境課長 そのとおりでございます。
○16番 市川金雄議員 はい、了解。
○田中 旭議長 ほかに質疑ございますか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○田中 旭議長 これをもって質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○田中 旭議長 討論を終結いたします。
  これより認定第17号 平成17年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算認定についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○田中 旭議長 起立全員です。
  よって、認定第17号は原案のとおり可決されました。
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◎認定第18号の質疑、討論、採決
○田中 旭議長 続いて、日程第6、認定第18号 平成17年度ときがわ町関口茂八奨学事業特 別会計歳入歳出決算認定についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○田中 旭議長 これをもって質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○田中 旭議長 これをもって討論を終結いたします。
  これより認定第18号 平成17年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算認定についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○田中 旭議長 起立全員。
  よって、認定第18号は原案のとおり可決されました。
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◎認定第19号の質疑、討論、採決
○田中 旭議長 日程第7、認定第19号 平成17年度ときがわ町水道事業会計決算認定についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  7番、笹沼議員。
○7番 笹沼和利議員 3点質問させていただきます。
  第1点が、273ページのところで、有収率が説明でいくと前年度に比べて84.1%から82.1%に落ちたということなんですけれども、わかればで結構なんですけれども、大口で落ちたのかあるいは細かく落ちたのかなということで、何か理由があってこれぐらい落ちたかどうか、その辺がわかれば教えていただきたいと思います。
  それから、2点目として、289ページのところで企業債の明細書が出ていまして、その中で特に上の方は償還がずっと終わっているのですけれども、昭和53年からずっとその中で非常に利率の高いのが、途中まで平成6年の公庫債のところまで6%から8%、それが最低でも4.65、そのぐらい非常に率が高いということで、これは政府から買っているのでできないのかなと思うのですけれども、普通でいうとこれは借りかえができないのかなという思いはあるのですけれども、そういうこともお聞きしたいと思います。
  それから、291ページのところで、最終トータルとして現在償還の残高として10億円ほど残っていますけれども、これは企業会計として返さなくてはいけないということなのだと思うのですけれども、国の方からの、あるいは国・県からの償還についての助成みたいな形はあるのでしょうか。その辺のこともお聞きしたいと思います。よろしくお願いします。
○田中 旭議長 ただいまの質疑に対し、答弁願います。
  273ページ、中藤水道課長。
○中藤和重水道課長 お答えいたします。
  まず、273ページの有収率が下がったことの原因でございますが、平成16年度は漏水の件数が97件、今年度が通年で118件ということで件数もふえてございます。金額的には16年度が漏水工事費が約800万、それから平成17年度には1,000万を超えておりますので、件数・漏水規模等、大きくなっているというような状況でございます。
  続きまして、公債費の関係でございますが、水道課で借りてございます公債費につきましては、例えば288ページをごらんになっていただければわかりますが、政府債と公庫債というのがございまして、政府債につきましては借りかえあるいは繰上償還の制度はございません。公庫債につきましては繰上償還が利率7.3から7.5%、借りかえについては6%以上のものについて借りかえが認められております。この表を見ていただきますと公庫債についてその条件に当てはまるものはございませんので、結論から申し上げますと、借りかえ、繰上償還はできないというような状況でございます。
  あと、こちらの公債につきまして交付税措置があるのかということのご質問でよろしいですか。
          (「はい」と呼ぶ者あり)
○中藤和重水道課長 ございません。
  以上でございます。
○田中 旭議長 よろしいですか。
○7番 笹沼和利議員 はい、わかりました。
○田中 旭議長 ほかに質疑ございませんか。
  4番、野原和夫議員。
○4番 野原和夫議員 4番、野原和夫です。
  262ページで、過年度分損益勘定保留資金3,736万1,518円、このお金はどこから出てきたのか、また総額どのくらいまであるのか。
  それと、私のわからなかった点を聞きたいのですが、減債積立金、この1,000万、元金を返す金額でよろしいのか、その点をお伺いしたいのですが。
○田中 旭議長 ただいまの質疑に対し、答弁願います。
  中藤水道課長。
○中藤和重水道課長 262ページの過年度分損益勘定留保資金についてでございますが、これは減価償却費として計上したものがあるのですが。例えば、267ページ、当町で減価償却ということで支出をしているのですが、この減価償却費というのは実際にはお金が出されていないお金でございます。支出はしておりますが、実際の歳出がされていないということで現金として保留されるものでございまして、262ページのところでも説明してございますが、4条の収入と支出の差、ここでは不足しておりますので、その金額を充てるということでございます。最終的にこのお金が幾らになるのかということですが、ここで3,736万1,518円を充てた残り、年度末の残りが2億8,206万7,174円でございます。
  次の265ページの頭にありますが、減債積立金ということで積み立ててございますが、このお金はまさに262ページに戻っていただきまして、4条について不足が生じたときにこちらを充てるというものでございます。
  以上でございます。
○田中 旭議長 よろしいでしょうか。
  4番、野原和夫議員。
○4番 野原和夫議員 この減債積み立て、これ1,000万元金ということで、この水道関係については収益に見合ってこの利子はその中から返済するように私はちょっと見たのですが、そういう考えでいいのではないかと思うのですけれども、間違ってたら教えてください。それから、この収益を上げる努力、対策はどのように考えているか。私はこの中で減価償却を減らすことも多く大になっていると思うのですが、要するに水をたくさん買ってもらうことも第一でございますが、そういう努力、対策的なこともちょっとお伺いしたいのですが。
○田中 旭議長 答弁を願います。
  中藤水道課長。
○中藤和重水道課長 1点目でございますが、質問の趣旨がよくわからないのですが。
○4番 野原和夫議員 いいです、それは後で。
○田中 旭議長 よろしいですか。
○中藤和重水道課長 収益を上げる努力についてでございますが、合併に当たりまして振り込 みの銀行の取り扱い件数が7行でございましたものを10行にふやしてございます。
  さらに、窓口の水道料金の収納は、合併前は都幾川の水道企業団の窓口のみでございましたが、合併後は本庁舎の会計室、あるいはりそなの窓口におきまして料金が納められるような形になってございます。
  以上でございます。
○4番 野原和夫議員 それが努力ということですか。
○中藤和重水道課長 そうです。
○田中 旭議長 よろしいですか。
  答弁願います。
  関口町長。
○関口定男町長 では、私の方からも答えさせていただきますけれども。
  水道の方の事業の努力といいますと、非常にこれまた難しいのですけれども、水道の収益を上げるということは結局水道の水をいっぱい使ってもらうということになるわけなんですけれども、それは有収率ではなくて収益の方ですから、ということになりますと特に一番使うのは工場等、あとは温泉等が使うわけです。工場も、旧玉川の工業団地で非常に相当量使ったところは自分のところで井戸を掘ってしまったというので非常に落ちたものがあります。
  それから今、皆さんが節水ということで水をなるべく使わないような努力をしていますので、それは矛盾しているのですけれども、なるべく節水してくださいというと、そうすると今後は売り上げが減ってしまうのです。売り上げを上げるにはまたある面では、住宅をもう少し建てていただいて、新規の需要を見込むということが一番大事なことだと思いますし、今回四季彩館ができまして、四季彩館の方で水道を使いますので、あの辺の収益は多少は上がってくるのかなと思います。そういうことで、水道の方は非常に難しいところがあるのですね。余り節水して使わないようにしてくださいというのと、あとは使ってください、こっちは使わないでくださいと言いながらも収益を上げたいということで非常に矛盾しているのですが、私の方からはなるべく水は使っていただけるようにお願いできればと、そうすれば収益が上がるということで、特に野原議員さんもその辺は矛盾があるのですけれども、その辺をご理解いただきたいと思います。そういう収益を上げる努力はするということは皆さんに使っていただくということなので、よろしくお願いします。
○田中 旭議長 答弁お願いします。
  中藤水道課長。
○中藤和重水道課長 すみません。収益を上げるということなんですが、水を使っていただくということで、それが即収益には結びつかない状況でございますので、収益を上げるということにつきましては建設課あるいは産業観光課の工事、道路工事にあわせまして、水道の工事も行うと。例えば17年度の決算では、そのような工事を行うことによって建設課あるいは産観課から4,000万ほどの保証金をいただいております。再度申し上げますが、水を売れば即収益に結びつくというような生易しい状況ではございません。
○田中 旭議長 4番、野原和夫議員。
○4番 野原和夫議員 確かにそうだと思う。実際は、水道企業だから水を売ることは大事だと思います。その中で減価償却も減らすことが1つの条件ではないか。
  それと、私はこの有収率82.1%、これをやはりコストをきちんとする、これは重大な問題ではないでしょうか。これがずっと尾を引いている限りやはり漏水も総合的な料金にかかっているわけですから比企郡内で一番高い料金がそのまま据え置いているわけですよ。ただ、町からの補助金が出ていますから、コストを下げてある程度一定に出ていますから、やはり補助金はもっと上げてもらうことも必要かもしれませんが、こういうことは漏水、やはり有収率をきちんと上げること、こういう工事を選別してやらなければ率は上がらないと私は思っているのですが。
○田中 旭議長 中藤水道課長、答弁願います。
○中藤和重水道課長 お答えいたします。
  減価償却を減らそうということでございますが、減価償却につきましては法律で決まっておりまして、減価償却を減らすポイントは結論から申し上げますと、資産を持たない、余り工事をしなければ減価償却は減るようなことになります。
  以上です。
○田中 旭議長 よろしいですか。
  ほかに質疑ございますか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○田中 旭議長 これをもって質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○田中 旭議長 これをもって討論を終結いたします。
  これより認定第19号 平成17年度ときがわ町水道事業会計決算認定についてを採決いたし ます。
  本案は原案のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○田中 旭議長 起立全員です。
  よって、認定第19号は原案のとおり可決されました。
  ここで、すべての決算審議が終了いたしました。
  蜻纒\監査委員にはここで退場を許可いたします。
  大変ご苦労さまでした。ありがとうございました。
  暫時休憩をいたします。再開は2時15分にお願いします。
                                (午後 2時01分)
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○田中 旭議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午後 2時15分)
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◎議案第65号の上程、説明、質疑、討論、採決
○田中 旭議長 日程第8、議案第65号 ときがわ町長期継続契約を締結することができる契約を定める条例の制定についてを議題といたします。
  議案の朗読をお願いいたします。
  議会事務局長。
○野原泰子議会事務局長 朗読いたします。
  議案第65号 ときがわ町長期継続契約を締結することができる契約を定める条例の制定について、次のとおりときがわ町長期継続契約を締結することができる契約を定める条例を制定することについて議決を求める。平成18年9月12日提出。ときがわ町長、関口定男。
  以上でございます。
○田中 旭議長 提案者から提案理由の説明をお願いいたします。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、議案第65号 ときがわ町長期継続契約を締結することができる契約を定める条例の制定について、提案理由を申し上げます。
  平成16年11月に地方自治法及び地方自治法施行令が改正され、長期継続契約ができる対象にこれまでの電気・ガス・水の供給を受ける契約等に加え、政令で定める契約が追加され、 条例で定めることにより、物品を借り入れ、または役務の提供を受ける契約も可能となるため、ときがわ町でもこれに対応する条例の制定をしたいので、この案を提出するものであります。細部につきましては企画財政課長よりご説明申し上げます。
○田中 旭議長 細部説明をお願いいたます。
  山口企画財政課長。
○山口文明理事兼企画財政課長 命により議案第65号 ときがわ町長期継続契約を締結することができる契約を定める条例の制定について、内容説明をさせていただきます。
  町長が提案理由で申し上げましたとおり、本条例により、毎年度当初より役務の提供を受ける契約についてのものでございます。
  それでは、本文についてご説明申し上げます。短い条文ですので、朗読しながら説明させていただきたいと思います。
  ときがわ町長期継続契約を締結することができる契約を定める条例。第1条、趣旨、この条例は地方自治法施行令(昭和22年政令第16条。以下「政令」という)第167条の17の規定に基づきする契約(以下「長期継続契約」という。)を締結することができる契約を定めるものとする。
  第2条、長期継続契約を締結することができる契約、政令第167条の17に規定する条例で定める契約は,次に掲げるものとする。第1号、物品を借り入れる契約であって、商慣習上複数年にわたり契約を締結することが一般的であるもの。第2号、庁舎管理業務その他の役務の提供を受ける契約であって、毎年度当初から役務の提供を受ける必要があるもの。
  第3条、契約期間、長期継続契約の契約期間は次のとおりとする。区分、主な契約の種類、契約期間。第2条第1号関係でございます。事務用機器類、庁用車両等の借り入れ、リース契約とかのものになると思います。借り入れる物品の耐用年数、減価償却資産の耐用年数に関する省令(昭和40年大蔵省令第15号)に規定する耐用年数を基準として6年以内とする。その下段ですが、第2条第2号の関係でございます。これにつきましては毎年4月1日より年間を通じて継続的役務の提供を受ける必要がある業務、施設の管理業務等でございます。借り入れる物品の保守点検等、維持管理に関する契約。物品の借り入れ契約の期間以内とする。その下段にあります施設の警備、清掃、保守点検等施設の維持管理に関する契約、2年以内とする、ただし機械警備については6年以内とする。というものでございます。
  附則、この条例は公布の日から施行するものでございます。
  以上、簡単ですが、内容説明とさせていただきます。
○田中 旭議長 これより日程第8、議案第65号 ときがわ町長期継続契約を締結することができる契約を定める条例の制定についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  11番、岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 第2条の(2)の庁舎管理業務その他の役務の提供を受ける契約であって、毎年度当初から役務の提供を受ける必要があるものというのですが、これは2年以内ということですね。でも、これまた2年たつと当初から提供を受ける必要があるのですから、1年であろうと2年であろうと変わりないような気がするのです。だとすれば、1年ごとにきちんと見積もり合わせ等した方がいいような気がするのですが。
  もう1つ、この管理業務に保守点検、維持管理に重大な瑕疵というか、業務に不備があったときには、この締結を変えるとかそういうのは規則で決めるのですか、その辺をちょっとお聞きしたいと思いますが。
○田中 旭議長 ただいまの質疑に対し、答弁願います。
  山口企画財政課長。
○山口文明理事兼企画財政課長 お答えします。
  それにつきましては契約事務運用要綱等定めてその2点についてはやっていきたいと考えております。
  以上です。
○田中 旭議長 いいですか。
          (発言する者あり)
○田中 旭議長 答弁願います。
  山口企画財政課長。
○山口文明理事兼企画財政課長 2年以内ということですが、基本的に準則にのっとってやらせてもらっております。そういう形の中で2年以内ということで載っていますので、2年以内で定めたものでございます。
  ちょっともう1度ご説明させていただきます。2年というのはことしから、例えばことしの3月に提唱して来年4月までというそういう形の中で2年と明記されております。
○田中 旭議長 よろしいですか。
          (発言する者あり)
○田中 旭議長 答弁願います。
  関口助役。
○関口 章助役 従前、役務の提供が年度開始の4月1日から必ず開始しなければならないような性格の業務については、若干法的に問題がございました。というのは、当然まだ予算が成立していない、したがって、その契約締結の準備行為を、厳密に予算は、成立はしておりますけれども、効力がまだ持っていない、年度が来ていない段階において準備をして、なおかつ業者が決まっていなければならないということで、結果的に事後的に書類等の整理としてやっていたというのが実態です。そういうことがないようにということもあって、2年間の継続という格好になったので、ご理解いただきたいと思います。
  以上です。
○田中 旭議長 よろしいですか。
  ほかに質疑ございますか。
  4番、野原和夫議員。
○4番 野原和夫議員 4番、野原和夫です。
  この物品の借り入れについてですが、中身を細かく分けて想定するのか。
  それと、私はこの継続契約、これは業者が偏り過ぎる問題も出てくるのではないかと思うのです。例えば高いものをそのまま契約して続行されてしまうし、そういう点の心配はないのかどうか、この点についても。
○田中 旭議長 ただいまの質疑に対し、答弁願います。
  柴崎総務課長。
○柴崎政利総務課長 それでは、私の方からお答えをさせていただきますとこの問題につきましては、車等もそうですけれども、当初契約時において入札を行いますが、それからリース契約をするわけです。約5年間のリース契約というのが非常に多いわけですけれども、今まではそれを単年度契約でなければできなかったわけでございます。業者も5年間でこの車を幾らで貸すということでやっておりますので、そういうことはない。ですからこの5年間の契約が今回は結べるようになるというこの条例改正でございますので、ご理解をいただきたいと思っています。
  あと、コピーの機械だとか、そういうものも偏るというより最初の契約のときにちゃんと見積もりをとったり、入札をしたりして行いますので、そういう問題はなかろうかと思います。
  以上です。
○田中 旭議長 よろしいですか。
  ほかに質疑ございますか。
  1番、前田議員。
○1番 前田 栄議員 1番、前田です。
  いろいろな関係上でこの長期契約ができるようになったのだと思いますけれども、車なんかにおいては今まで私も知らなかったのですけれども1年ごとの契約とありますけれども、逆にリース契約、5年、6年でこの車が余りよくなかった、このコピー機がよくなかったとなったら違約金がとられますよね、そういうこともいろいろ考慮してそういう点は考えているんですよね。5年リース契約をしてしまうと違約金が逆にこの機械はよくないということで返すと違約金をとられるのです。その点もやはり長期にすることによってデメリットも出てきますから、そういう点も考慮してですか。
○田中 旭議長 ただいまの質疑に対し、答弁願います。
  関口助役。
○関口 章助役 それでは、お答えをいたします。
  確かに、理由なくこちら側の事情によってリース期間の途中でこの契約を解除するといった場合については法的には違約金が出るような約款になっております。しかしながら、通常の性能が当該物によって予想以下の能力しか発揮できなかったというような場合については一種の債務不履行になりますので、それについてはきちっと主張して、違約金を払わないで、逆に弁償といいますか、それに対する対応をしていただくということは可能だと考えております。
  以上です。
○田中 旭議長 よろしいですか。
  1番、前田議員。
○1番 前田 栄議員 その辺考えて契約のときにしてください。
○田中 旭議長 ほかに質疑ございますか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○田中 旭議長 これをもって質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○田中 旭議長 討論を終結いたします。
  これより議案第65号 ときがわ町長期継続契約を締結することができる契約を定める条例の制定についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり制定することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立多数)
○田中 旭議長 起立多数であります。
  よって、議案第65号は原案のとおり可決されました。
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◎議案第66号の上程、説明、質疑、討論、採決
○田中 旭議長 日程第9、議案第66号 ときがわ町乳幼児医療費支給に関する条例の一部改正についてを議題といたします。
  議案の朗読をお願いいたします。
  議会事務局長。
○野原泰子議会事務局長 朗読いたします。
  議案第66号 ときがわ町乳幼児医療費支給に関する条例の一部改正について、次のとおりときがわ町乳幼児医療費支給に関する条例の一部を改正する条例を制定することについて議決を求める。平成18年9月12日提出。ときがわ町長、関口定男。
  以上でございます。
○田中 旭議長 提案者から提案理由の説明をお願いいたします。
  関口町長。
○関口定男町長 議案第66号 ときがわ町乳幼児医療費支給に関する条例の一部改正について、提案理由を申し上げます。
  障害者自立支援法等の施行に伴い、ときがわ町乳幼児医療費支給に関する条例の一部を改正する必要があり、この案を提出するものであります。細部につきましては福祉課長よりご説明申し上げます。
○田中 旭議長 細部説明をお願いいたします。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 それでは、議案第66号 ときがわ町乳幼児医療費支給に関する条例の一部改正について、細部説明をさせていただきます。
  お手元に配付してございます資料ナンバー1の新旧対照表でご説明をさせていただきたいと思います。
  これまで施設に入所している障害児につきましては、公費負担ということで医療費が個人負担はございませんでした。しかしながら、10月1日から自立支援法が改正されることによりまして、これら施設に入所している児童の医療費についても一部の自己負担10%が発生することになります。このため乳幼児医療費支給条例を改正いたしましてこの障害児に対する一部負担についても補助するということで条例改正をするものでございます。
  新旧対照表をごらんいただきたいと思いますけれども、右側が現行、左側が改正後となっております。その中の3条第2項第2号でございますけれども、児童福祉法第7条に規定する児童福祉施設に入所している者と、この部分を削りまして、施設に入所している障害児の方を対象とするものでございます。以降、現行の3号、4号、5号を1号ずつ繰り上げまして、2号、3号、4号とするものでございます。
  この条例につきましては10月1日から施行するものでございます。
  以上で、細部説明とさせていただきます。よろしくご審議賜りますようお願いいたします。
○田中 旭議長 これより日程第9、議案第66号 ときがわ町乳幼児医療費支給に関する条例の一部改正についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  16番、市川議員。
○16番 市川金雄議員 この改正によりまして、本町の支給事業費はどのぐらいを見込まれているか、お尋ねいたします。
○田中 旭議長 ただいまの質疑に対し、答弁願います。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 これにつきましては医療費でございますので、どの程度かというのははっきりした数字というのはちょっと今ですとちょっとお示しできない状況でございます。
○田中 旭議長 16番、市川金雄議員。
○16番 市川金雄議員 個人負担を10%補助するということですよね。その補助はまだ全くどのくらいになるかはわからないということでよろしいでしょうか。大体の予想でも結構なんですが。
○田中 旭議長 答弁願います。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 医療費については今現在でどの程度かかるかということはまだわかりませんけれども、今現在予算に乳児医療費等について計上されておりますので、その中で対応 していきたいというふうに考えております。
  以上です。
○田中 旭議長 よろしいですか。
  16番、市川金雄議員。
○16番 市川金雄議員 そうしますと、この条例を改正して障害者の医療費の負担、10%負担を出すのだけれども、それについてはまだ予想がつかないので、今組んである予算の中で対応していくということに理解してよろしいですか。実際はまだこれを改正してもどのくらいの負担をするのだか、今のところわからないということ。
○田中 旭議長 答弁願います。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 今までにつきましては全額公費負担ということでございましたので、これからどの程度治療にかかるのかというのはちょっと資料がもともとございませんので、先ほど議員さんがおっしゃられましたとおり、今ある医療費の中で対応していきたいということでございます。
○田中 旭議長 よろしいですか。
○16番 市川金雄議員 はい。
○田中 旭議長 ほかに質疑ございますか。
  4番、野原和夫議員。
○4番 野原和夫議員 4番、野原和夫です。
  1点、ちょっと聞きたいのですが。
  この中で施設に入っている人たちの負担というのはふえない、変わらないということで理解してよろしいのですか。
○田中 旭議長 ただいまの質疑に対し、答弁願います。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 施設に入っているその費用ということですか。
○4番 野原和夫議員 個人負担がふえるのかどうか。
○小沢俊夫福祉課長 これはまた自立支援法の方になってきますと、1割の負担という形になってくるということです。
○4番 野原和夫議員 それだけですね。
○田中 旭議長 ほかに質疑ございますか。

                     (「なし」と呼ぶ者あり)
○田中 旭議長 これをもって質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○田中 旭議長 討論を終結いたします。
  これより議案第66号 ときがわ町乳幼児医療費支給に関する条例の一部改正についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり改正することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○田中 旭議長 起立全員です。
  よって、議案第66号は原案のとおり可決しました。
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◎議案第67号の上程、説明、質疑、討論、採決
○田中 旭議長 日程第10、議案第67号 ときがわ町老人医療費の支給に関する条例の廃止についてを議題といたします。
  議案の朗読をお願いいたします。
  議会事務局長。
○野原泰子議会事務局長 朗読いたします。
  議案第67号 ときがわ町老人医療費の支給に関する条例の廃止について、次のとおりときがわ町老人医療費の支給に関する条例を廃止する条例を制定することについて議決を求める。平成18年9月12日提出。ときがわ町長、関口定男。
  以上でございます。
○田中 旭議長 提案者から提案理由の説明をお願いいたします。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、議案第67号 ときがわ町老人医療費の支給に関する条例の廃止について、提案理由を申し上げます。
  対象者がいなくなったため、本条例については廃止したいので、この案を提出するものであります。細部につきましては町民課長よりご説明申し上げます。
○田中 旭議長 細部説明をお願いいたします。
  久保町民課長。
○久保 均町民課長 それでは、命によりまして議案第67号 ときがわ町老人医療費の支給に関する条例の廃止についてをご説明させていただきます。
  条例本文の方をごらんいただきたいと存じます。
  ときがわ町老人医療費の支給に関する条例を廃止する条例、ときがわ町老人医療費の支給に関する条例(平成18年ときがわ町条例第100号)は廃止する。
  附則、この条例は、公布の日から施行する、という条文でございます。
  この条例の廃止につきましては、昭和52年4月から実施されてまいりました68歳、69歳の方を対象にいたしました埼玉県単独の老人医療費支給事業でございました。平成15年9月の旧村のときの条例改正によりまして、それぞれの旧村で事業の廃止の方向が決定されまして、平成16年1月1日から2年間の経過措置がとられてまいりました。その経過措置の期間も平成17年12月31日をもって終了し、現在は対象者が1人もいない状況になっております。
  そのためこの案を提出させていただきましたものでございます。この関係につきましては超高齢化社会を迎えまして限られた財源を有効に使用すると、そういう必要が生じたために改正をされたものでございます。
  また、埼玉県におかれましても平成18年度をもって事業を廃止するということが既に決定しております。また、県内の各市町村におきましても、9月または来る12月議会に同様の事業廃止条例が提案される予定になっているというふうに聞いております。
  以上で、簡単ではございますが、担当課長としての説明を終わらせていただきます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
○田中 旭議長 これより日程第10、議案第67号 ときがわ町老人医療費の支給に関する条例の廃止についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  4番、野原和夫議員。
○4番 野原和夫議員 4番、野原和夫です。
  これはマル老の問題で、以前玉川村でも私は独自で村でやるよう強く望んだ問題でございますが、これは県が廃止しても町独自でやるべきではないかなと思います。この近隣市町村でも町・市で独自でやっている自治体もあると思いますが、こういう自治体がやっているところの経緯もあると思いますが、幾つかあったら教えていただきたい。
  それと、町独自でもやるべきではないことになるのか、以上の点、お伺いします。
○田中 旭議長 ただいまの質疑に対し、答弁を願います。
  久保町民課長。
○久保 均町民課長 野原議員さんのご質問にお答えさせていただきます。
  この老人医療費、マル老の事業につきましては県内ほとんどの市町村で廃止ということが予定をされております。ちなみにこの近隣といいますか、皆野町におかれましては、身体障害者の方で65歳から69歳の方を対象として単独で事業をやっているようでございますけれども、今この事業の廃止に合わせてその見直しを検討しているというような状況にあるというのは聞いておりますが、ほかの団体におきましてはほとんどが事業廃止ということで聞いております。
  以上でございます。
○田中 旭議長 4番、野原和夫議員。
○4番 野原和夫議員 いろいろな経緯の中で廃止になると思いますが、これは年寄りがふえている中でこういうものも1つの目玉ではないですが、町の方針として残すことも大事ではないかなと思っています。
  今、課長の説明だと、以前、川越、新座もこの問題は独自でやってきた記憶がありますが、これも廃止の検討しているのかどうか、私はちょっとまだ調べてはおりませんが、そういうこともあったと思うのですね。その点についてはいいですから、これ以上は質問しません。
  以上です。
○田中 旭議長 ほかに質疑ございますか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○田中 旭議長 これをもって質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○田中 旭議長 討論を終結いたします。
  これより議案第67号 ときがわ町老人医療費の支給に関する条例の廃止についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり廃止することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立多数)
○田中 旭議長 起立多数です。
  よって、議案第67号は原案のとおり可決されました。
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◎議案第68号の上程、説明、質疑、討論、採決
○田中 旭議長 日程第11、議案第68号 ときがわ町重度心身障害者医療費支給に関する条例の一部改正についてを議題といたします。
  議案の朗読をお願いいたします。
  事務局長。
○野原泰子議会事務局長 朗読いたします。
  議案第68号 ときがわ町重度心身障害者医療費支給に関する条例の一部改正について、次のとおりときがわ町重度心身障害者医療費支給に関する条例の一部を改正する条例を制定することについて議決を求める。平成18年9月12日提出。ときがわ町長、関口定男。
  以上でございます。
○田中 旭議長 提案者から提案理由の説明をお願いいたします。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、議案第68号 ときがわ町重度心身障害者医療費支給に関する条例の一部改正について、提案理由を申し上げます。
  障害者自立支援法の平成18年10月施行令が施行されることに伴い、障害者施設の諸規定が変更となることから、重度心身障害者医療費支給事業においても同様の改正を行う必要があるため、この案を提出するものであります。細部につきましては福祉課長よりご説明申し上げます。
○田中 旭議長 細部説明をお願いいたします。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 それでは、議案第68号 ときがわ町重度心身障害者医療費支給に関する条例の一部改正についての細部説明をさせていただきます。
  今回の改正につきましては、障害者自立支援法の施行等によりまして、現在の身体障害者福祉法、知的障害者福祉法等で規定されている施設が自立支援法に規定されるなど諸規定が変更になることに伴いまして、改正をするものでございます。
  説明につきましては、資料番号でご説明をさせていただきたいと思います。
  まず、1ページ、第2条の改正でございます。2条につきましては右側が現行となり、左側が改正後でございます。平仮名の「もの」を漢字の「者」に改めるというものでございます。これについては字句の整理を図るものでございます。
  続きまして、2条第3項でございますけれども、入院時、食事、療養標準負担額と現行で はなっておりますけれども、これに生活療養標準負担額を追加するものでございます。これにつきましては光熱水費が当たりますけれども、これらがやはり自己負担ということになります。入院、在宅を問わず共通している経費ということで、今回1割負担の対象となることで追加になるものでございます。
  続きまして、第3条の対象者でございますけれども、第3条第1項1号から7号の改正につきましては支援法の改正で、他の法令とも改正されたことから改正するものでございます。
  まず、3条第1項1号でございますけれども、これにつきましてはときがわ町に住所を有する者を対象とするという規定でございますが、この一部のアからカまでの改正でございますが、これについては住所取得令ということで他の市町村からときがわ町の施設へ入所等をしている場合についてはこの重度医療費の対象者から外すという改正でございます。
  続きまして、3ページの第2号でございますけれども、これにつきましては町から他の町村の施設へ入所している方についてはときがわ町で対象にするというものでございます。
  それから、第3号につきましてもこれは知的の関係でございますけれども、やはり町から他の町村の施設に入所している場合については重度医療の対象にするという改正でございます。
  それから、第4号でございますけれども、こちらにつきましてもやはり他町村の施設に入所している方についても町長が入所させた場合につきましては、対象とするという改正でございます。
  続いて、第5号につきましても、やはりこれも他町村の施設に入所している本町の人については対象とするというものでございます。
  それから、第6号についてもやはり同じ考え方でございます。
  続きまして、第7号につきましても、これは児童福祉法の関係でございますけれども、やはりこれが重度医療の対象となるということで、本町以外の区域に設置されている施設に入所している場合については重度医療の対象になるという改正でございます。
  続きまして、第9号でございますけれども、その他町長が特に必要があると認めたものということで規定を追加してございます。
  続きまして、第2項の改正でございますけれども、前項の規定にかかわらず次に該当するものについては対象としないということで、1号といたしまして生活保護法による保護を受けている世帯に属する者、それから児童福祉法6条第3項に規定する里親に委託されている者と、これについては対象外とするものでございます。この1号、2号につきましては医療 費がすべて公費負担となっているために、対象外とすることを明確化するために今回新たに追加をしたものでございます。
  附則として、この条例につきましては18年10月1日から施行するというものでございます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
○田中 旭議長 これより日程第11、議案第68号 ときがわ町重度心身障害者医療費支給に関する条例の一部改正についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  7番、笹沼議員。
○7番 笹沼和利議員 この重度身障児特例に関しては以前からあったような気がしていたのですけれども、それを明確化したのかなと逆に思ってはいるのですけれども、その辺のことについてお聞かせいただきたいです。
  それから、新旧対照表の4枚目の6の知的障害のところで、区域外に設置されている障害者支援施設またはのぞみの園という具体名が入っているのですけれども、これなのかなというその辺がちょっと。
○田中 旭議長 ただいまの質疑に対し、答弁願います。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 お答えいたします。
  この重度障害児特例につきましては、前にもその取得例はございましたけれども、それについては各法律ごとになっていた部分がございますので、それを自立支援法を施行するということに伴いましてまとめてこの支援法の方に移しかえたというものでございます。
  それから、第6号ののぞみの園ということで具体名が載っているということでございますけれども、これにつきましては国立の施設でございます。全国に1カ所ということで、今現在高崎市にあるということで、こちらの方については入所の施設のほかにこういった障害関係の研究ですとか、そういった部分をやる施設を併設しているという施設でございまして、公立の方にもこういったのぞみの園ということで具体名が載っておりますので同じような表記をしたというものでございます。
  以上でございます。
○田中 旭議長 よろしいですか。
○7番 笹沼和利議員 はい、了解いたしました。
○田中 旭議長 ほかに質疑ございますか。
  4番、野原和夫議員。
○4番 野原和議員 4番、野原和夫です。
  この解釈、私なりにしたのですが、これは自立支援法に基づいて負担がふえる問題ではないと思うのですが、個人的に生活療養負担、実費が多くなるというふうに解釈してよろしいですね。生活療養負担が多くなる、この中に先ほど言われた光熱費等実費が多くなるということで理解してよろしいのかなと思うのですけれども、そのようでいいですか。
○田中 旭議長 ただいまの質疑に対し、答弁願います。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 重度心身障害者については、医療費の負担は1割になりますけれども、今までと同じような形で負担はないということなんですが、先ほどの生活療養費ですとか、光熱水費、それから食事等については1割負担が発生してくると、ただしその中で低所得者についてはやはり減額の措置が設けられるということでございます。
  以上でございます。
○田中 旭議長 よろしいですか。
○4番 野原和夫議員 はい。
○田中 旭議長 ほかに質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○田中 旭議長 これをもって質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○田中 旭議長 討論を終結いたします。
  これより議案第68号 ときがわ町重度心身障害者医療費支給に関する条例の一部改正についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり改正することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立多数)
○田中 旭議長 起立多数です。
  よって、議案第68号は原案のとおり可決されました。
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◎議案第69号の上程、説明、質疑、討論、採決
○田中 旭議長 日程第12、議案第69号 ときがわ町国民健康保険条例の一部改正についてを 議題といたします。
  議案の朗読をお願いいたします。
  議会事務局長。
○野原泰子議会事務局長 朗読いたします。
  議案第69号 ときがわ町国民健康保険条例の一部改正について、次のとおりときがわ町国民健康保険条例の一部を改正する条例を制定することについて議決を求める。平成18年9月12日提出。ときがわ町長、関口定男。
  以上でございます。
○田中 旭議長 提案者から提案理由の説明をお願いいたします。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、続きまして議案第69号 ときがわ町国民健康保険条例の一部改正について、提案理由を申し上げます。
  健康保険法等の一部を改正する法律の施行に伴い、本条例の一部を改正したいので、この案を提出するものであります。細部につきましては町民課長よりご説明申し上げます。
○田中 旭議長 細部説明をお願いいたします。
  久保町民課長。
○久保 均町民課長 それでは、命によりまして議案第69号 ときがわ町国民健康保険条例の一部改正についてをご説明させていただきます。
  今回の改正につきましては、健康保険法等の一部改正を受けた医療制度改革に関連する改正が主なものでございますが、あわせまして文言整理等を行っているものでございます。
  条例本文及び資料ナンバー3をあわせてごらんいただきたいと存じます。
  資料ナンバー3は、新旧対照表になってございます。右側が現行、左側が改正案ということでございます。
  まず、第5条第1項第1号の改正規定につきましては、3割負担の対象者を3歳から69歳の方に明確に限定するための言葉の改正でございます。
  また、同項第4号の改正規定につきましては、次のページになりますが、新旧対照表の2ページ中ほどでございますが、10分の2を10分の3に改めてございます。こちらにつきましては現役並みに所得のある方の負担割合を2割から3割に改めるための改正規定でございます。ちなみに現役並み所得のある方と申しますと、70歳以上でございまして、夫婦2人世帯で年収520万円以上。単身世帯でございますと、年収383万円以上の方がこちらに該当してく るという規定でございます。
  続いて、同条第2項の改正規定でございますが、中ほどの第2号でございますが、健康保険法の規定による療養に要する費用の額の算定方法、平成6年厚生省告示第54号というものがございましたが、この告示が診療報酬の算定方法、平成18年厚生労働省告示第92号に改正されたことによるものでございます。
  続きまして、新旧対照表の3ページ、右側になりますが、第6条第1項の改正規定につきましては、出産育児一時金を30万円から35万円に改める規定でございます。5万円ふやす改正でございます。
  続きまして、第7条第1項の改正規定につきましては、葬祭費を10万円から5万円に、こちらは逆に5万円に引き下げる改正規定でございます。大変申しわけございませんが、条例本文の方に戻っていただきたいと存じます。
  附則の部分をごらんいただきたいと存じます。附則の第1項につきましては、この条例の施行日を規定するものでございます。医療制度改革等に伴う改正につきましては、平成18年10月1日から施行したいというものでございます。また診療報酬の算定方法の改正に伴う規定につきましては、平成18年4月1日から適用するものでございます。附則の第2項、第3項につきましては出産育児一時金及び葬祭費の支給に関するそれぞれの経過措置の規定でございます。こちらの出産育児一時金、また葬祭費の改正規定につきましては、少子・高齢化、そういった社会情勢に対応するための改正規定ということでございますので、よろしくお願いしたいと思います。
  以上で、簡単ではございますが担当課長としての説明を終わらせていただきます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
○田中 旭議長 これより日程第12、議案第69号 ときがわ町国民健康保険条例の一部改正についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  4番、野原和夫議員。
○4番 野原和夫議員 4番、野原和夫です。
  この出産育児資金の改正はとても喜ばしいことでございます。先ほど課長の説明、少子・高齢化対策とおっしゃいましたが、高齢化対策には減額しては対策にならないのですよ。10万円を5万円にするということ。死んだ人ですけれども、やはり今は葬儀その費用も大変かかります。こういう人たちのことも考えていただくことは大事ではないでしょうか。これは たとえ下げて10万円でも、年間何百万円でしょう、町のあれは。そういうお金がやはりある程度、ほかの自治体がやっても、この町はこういうことをやっているということもひとついい見本になるのではないかと思う。これは、10万円は据え置いて10万円にしていただきたい。
  以上。
○田中 旭議長 ただいまの質疑に対し、答弁願います。
  久保町民課長。
○久保 均町民課長 野原議員さんのご質問にお答えをさせていただきます。
  葬祭費の実質減額ということでございますが、この改正規定につきましては医療制度改革の中でその中の関連で出てきたものでございます。その減額した分を少子化、出産育児一時金の方に回して、少子化対策に主に振り向けるという国全体の流れの中で、こういった数字が出てきたものでございます。また、5万円という金額でございますけれども、全国の国民健康保険等保険組合の平均が5万円であったというのが大きな参考的な数字になっているということを県の方からも説明を受けているところでございます。ちなみに近隣町村におきましてもほとんど5万円に減額ということで、既に調査票が参っておりますが、53の市町村で5万円に減額するのが決まっているという数字になっております。よろしくお願いいたします。
○田中 旭議長 4番、野原和夫議員。
○4番 野原和夫議員 4番、野原和夫です。
  今、課長の説明、全国的なことも言われて近隣市町村等の説明ともありますが、この53市町村がそういうふうに......。この中でも輝く町、これはこういうものを生かす施策として残しても私は評価されると思うのですよ。本当に今葬祭関係、お金が大分かかる時代ですから、そういうことも踏まえてやはり安心して死ねないなと思うのだけれども、長生きするには、今高齢化の中で、年間、先ほど決算の中でありましたが、両村でどのぐらいあったかちょっと教えていただければありがたいのですけれども。
○田中 旭議長 答弁願います。
  久保町民課長。
○久保 均町民課長 お答えをさせていただきます。
  平成17年度旧村から含めまして、ときがわ町になり1年間ということでございますけれども、出産の方が国保の関係ですけれども15人でございます。葬祭費につきましては、67人という数字でございます。
  以上でございます。
○田中 旭議長 よろしゅうございますか。
  ほかに質疑ございますか。
  6番、堀口議員。
○6番 堀口 宏議員 6番、堀口でございます。
  今、葬祭費について野原議員からもお話がございましたけれども、私は出産一時金の方を今、35万円引き上げるわけでございますけれども、これを独自で、今何か国保で出産が15人というようなお話でございます。そういうことでございますので、これを1人50万円まで上げて若い女の方がときがわ町はすばらしいということでお嫁さんに来るようにPRをしたらどうかと考えております。葬祭費は、これはもう亡くなってしまうので......。少子化によりまして、その対策の一環として私は独自で引き上げしても15人ぐらいの方では幾らでもないかと思うのです。そういう関係でできれば独自でアップをしてやるべきではなかろうかと思っているわけです。それに関連して葬祭費等でございますけれども、支給の方法でございますが、現在は亡くなって2カ月くらいたって葬祭費がおりると思うのです。そういう関係で5万円もらってもそれで葬式ができるわけではないのですけれども。他の町村だと死亡届けに来てすぐ葬祭費が出るような形をとっているかと思います。そういう関係で事務処理と言いましょうか、特にできないわけではないと思いますので、即支払いのような方法をとっていただけたら、住民はたとえ5万円でも助かるのではなかろうかと思っているわけでございます。そういう関係で出産一時金等につきまして、町長にちょっとご答弁をお願いしたいと思います。
○田中 旭議長 ただいまの質疑に対し、答弁願います。
  関口助役。
○関口 章助役 町長というご指名でございますが、私の方からとりあえず答弁をさせていただきたいと思います。
  大変、提言をいただきましてありがとうございます。ただ、国保財政の大変厳しい中で、50万円ということで積極的な少子対策として打って出たらどうかと、こういうご提案でございます。ただ反面、かなり国保税厳しい中でどう資源を有効に配分するかということで、今回葬祭関係については5万円をカットし、少子化対策というか出産育児一時金の方を5万円プラスしたというのは全国的な対応でありますけれども、今の点今後十分検討させていただきたいと。その点はただ国保財政大分厳しくございますので、当然一般会計から税金を投入 するという判断にもなりますので、そういう点を踏まえてどうすべきかということを検討していきたいというふうに考えております。どうぞよろしくお願いいたします。
○田中 旭議長 6番、堀口議員。
○6番 堀口 宏議員 6番、堀口でございます。
  今、財源の関係で厳しいというようなお話でございますけれども、たとえ50万にしても300万も予算を余分に計上すれば十分15人ですので、十分対応できるかと思うのですけれども、きょうの決算を見ても税金の滞納等も相当あるわけでございますけれども、財源については幾らでもないと思うのですけれども、その点そういう何かときがわの特色を持ってPRしませんと、結果的に高齢者ばかり、そろそろこのときがわ町が4人に1人は高齢者の時代を迎えるかと思います。そういう関係で、できれば町営住宅ではありませんけれども、何か特色を持って取り組めれば若い女の方もときがわへ行ってみようやという感じになるかと思うのですけれども、相当な、この町におきましても40代、50代になっても立派な成年でありながら結婚もできないというようなこともございまして、何か特色を持って取り組んでいただけたらと思っておるわけでございます。その点について再度ご答弁をお願いしたいと思います。
○田中 旭議長 答弁をお願いします。
  関口町長。
○関口定男町長 では、私の方からお答えさせていただきますけれども、今、助役の方からもお答えしましたけれども、いろいろ国保につきましても先ほどの決算でお話ししましたように非常に厳しい状況にあります。そんな中で予算の使い方という面ではまた検討はしてみるということであります。そして、ただその予算の使い方であっちもこっちもということになると、それぞれ少しずつでもなかなか非常にお金も要るということになりますけれども、今回補正予算の方で出させていただいております子育て支援の方では、インフルエンザの予防接種等でやはりそのくらいの年間何十万というお金をこれからちょっと提案しますけれども、そういう形で支援をしていくということで一歩一歩やっていきたいと思いますので、今回のこの議案に関しましては、近隣町村また国の方の国保に対する姿勢というのにとりあえずはときがわ町も合わせていくということでご理解をいただきたいと思います。
○田中 旭議長 よろしいですか。
○6番 堀口 宏議員 はい、それと支給方法を。
○田中 旭議長 久保町民課長、答弁願います。
○久保 均町民課長 支給方法の関係のご質問でございます。お答えさせていただきます。
  現在の事務の進め方といたしましては、1カ月間の亡くなられた方、月末に集計をいたしまして、個人あてにすぐ通知を出しまして、10日ごろまでに集約をして、25日の支払い日に振り込むというような形の事務手続をやっております。こういたしますと最長ですと2カ月近くおくれてしまうと、堀口議員さんご指摘のようなケースも出てまいるということでございます。この関係につきましては、事務的なことでございますので、事務局の方といたしましてもうちょっと1カ月単位ではなくて、2週間単位に集約するですとか、もうちょっと集計する期間を短くするような形でなるべく早く支給ができるような形で事務の検討をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
○田中 旭議長 よろしいですか。
○6番 堀口 宏議員 はい。結構です。
○田中 旭議長 ほかに質疑ございますか。
  11番、岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 先ほど堀口議員の方から大変有意義な意見が出ましたので、今年度は無理にしても来年度、国民健康保険の中の制度でなくて、多分矢祭町ですか、合併しなかったところはかなりの金額を出しているやに聞いております。ですから、別の基金を設けて出産あるいは子育ての育児資金を出すという方向も考えていただいた方がいいやに思います。是非来年の予算の中でそのような意見が取り入れられていただければ大変ありがたいと思います。
  以上です。
○田中 旭議長 答弁願います。
  関口町長。
○関口定男町長 先ほど堀口議員、その他議員さん、今岩田議員さんからもこの件につきましてはいろいろ話が出ております。この議案につきましては、国民健康保険ということでありますので、国民健康保険に入っている人だけということになります。そうすると15人ということで、今ちょっと数字が出ましたけれども、年間もう少し、もっと、このときがわ町でも生まれていますからそういう全体的なことも考えながら、出産の祝い金等、新しい町の中でまた各議員さん、委員会等でもその辺の検討もいただきましてまた研究をしていきたいと思っているところでご理解を。全体で考えると、国保だけはなくということでお願いをしたいと思います。
  また、金額的には多少多くなるので、その辺でまたどうなるかということなんですが、その辺の検討は皆さんと一緒にまた検討していただくと。
○田中 旭議長 ほかに質疑ございますか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○田中 旭議長 これをもって質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○田中 旭議長 討論を終結いたします。
  これより議案第69号 ときがわ町国民健康保険条例の一部改正についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり改正することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立多数)
○田中 旭議長 起立多数です。
  よって、議案第69号は原案のとおり可決されました。
  暫時休憩いたします。3時35分、よろしくお願いします。
                                (午後 3時17分)
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○田中 旭議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午後 3時35分)
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◎議案第70号の上程、説明、質疑、討論、採決
○田中 旭議長 日程第13、議案第70号 町道路線の認定についてを議題といたします。
  議案の朗読をお願いいたします。
  議会事務局長。
○野原泰子議会事務局長 朗読いたします。
  議案第70号 町道路線の認定について、次のとおり道路法第8条第2項の規定により、町道路線を認定することについて議決を求める。平成18年9月12日提出。ときがわ町長、関口定男。
  以上でございます。
○田中 旭議長 提案者から提案理由の説明をお願いいたします。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、議案第70号 町道路線の認定について、提案理由を申し上げます。
  ときがわ町大字馬場地内にあります県道大野・東松山線の歩道整備事業に伴い新設道路を設置し、町道として認定する必要がありこの案を提出するものであります。細部につきましては建設課長よりご説明申し上げます。
○田中 旭議長 細部説明をお願いします。
  桑原建設課長。
○桑原和一建設課長 それでは、議案第70号 町道路線の認定についての細部説明をさせていただきます。
  この町道路線の認定につきましては、ときがわ町大字馬場地内にある県道大野・東松山線の歩道整備事業に伴い新設道路を設置し、町道として認定する必要がありますので、よろしくお願いいたします。
  また、この町道路線の認定につきましては本年6月1日に開催いたしました議会全員協議会の中でご説明申し上げました町道認定でございますので、ひとつよろしくお願いいたします。
  次のページをごらんください。認定路線の町道となっており、認定する路線は町道都791号線で、起点及び終点は記載のとおりでございます。
  次に、議案参考資料の資料ナンバー4、認定路線の参考資料により具体的にご説明申し上げます。次のページをごらんください。
  認定路線の案内図となっており、縮尺は1万分の1です。この図面中央より若干下側赤で横に着色した部分が県道大野・東松山線、図面左側の中央黒丸部分がときがわ町第二庁舎、図面中央赤丸部分が認定したい町道都791号線でございます。
  次のページをごらんください。認定路線の位置図となっております。縮尺は500分の1です。この認定につきましては歩道整備の用地交渉に伴い町道敷地の交換を行いました。具体的には赤で着色した部分を個人へ渡しており、緑の着色部分を町道として設置いたしましたので、町道認定するものです。認定する町道都791号線の概要といたしましては、延長が14.1メートル、幅員は3メートル、道路の面積ですが、42.5平方メートルです。
  これで議案第70号 町道路線の認定についての細部説明を終了させていただきます。よろしくお願いいたします。
○田中 旭議長 これより日程第13、議案第70号 町道路線の認定についての質疑に入ります。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○田中 旭議長 これをもって質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○田中 旭議長 討論を終結いたします。
  これより議案第70号 町道路線の認定についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○田中 旭議長 起立全員です。
  よって、議案第70号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
◎議案第71号の上程、説明、質疑、討論、採決
○田中 旭議長 日程第14、議案第71号 町道路線の廃止についてを議題といたします。
  議案の朗読をお願いいたします。
  議会事務局長。
○野原泰子議会事務局長 朗読いたします。
  議案第71号 町道路線の廃止について、次のとおり道路法第10条第3項の規定により、町道路線を廃止することについて議決を求める。平成18年9月12日提出。ときがわ町長関口定男。
  以上でございます。
○田中 旭議長 提案者から提案理由の説明をお願いいたします。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、議案第71号 町道路線の廃止について、提案理由を申し上げます。
  ときがわ町大字馬場地内にある町道について、託児所建設用地の一部として利用したい旨の申請があり、この申請内容を精査した結果、公共性の高い施設として利用されることから道路敷地を払い下げするため、町道都776号線を廃止する必要がありこの案を提出するものであります。細部につきましては建設課長よりご説明申し上げます。
○田中 旭議長 細部説明をお願いいたします。
  桑原建設課長。
○桑原和一建設課長 それでは、議案第71号 町道路線の廃止についての細部説明をさせていただきます。
  この町道路線の廃止につきましては、ときがわ町大字馬場地内にある町道について、託児所建設用地の一部として利用したい旨の申請がございました。この申請内容を精査した結果、公共性の高い施設として利用されますので、道路敷地を払い下げをするため町道都776号線を廃止する必要がありますので、よろしくお願いいたします。
  次のページをごらんください。
  廃止路線の調書となっており、廃止する路線は町道都776号線で、起点及び終点は記載のとおりです。
  次に、議案参考資料、資料ナンバー5の廃止路線の参考資料により具体的にご説明いたします。次のページをごらんください。廃止路線の案内図となっており、縮尺は1万分の1です。この図面中央より少し下に赤で横に着色した部分が県道大野・東松山線、図面中央より下側赤丸部分が廃止をしたい町道都776号線です。
  次のページをごらんください。廃止路線の位置図となっており、縮尺は500分の1です。この図面の中で着色した部分が廃止したい町道都776号線で延長は10.99メートル、幅員は2.39メートル、道路面積は26.27平方メートルです。
  なお、託児所建設用地として利用される部分につきましては、この図面の中で赤で着色した部分、道路敷地とその道路敷地の上下の部分の区域でございます。
  これで、議案第71号 町道路線の廃止についての細部説明を終了させていただきます。よろしくお願いいたします。
○田中 旭議長 これより日程第14、議案第71号 町道路線の廃止についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○田中 旭議長 これをもって質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○田中 旭議長 討論を終結いたします。
  これより議案第71号 町道路線の廃止についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり廃止することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○田中 旭議長 起立全員です。
  よって、議案第71号は原案のとおり可決されました。
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◎議案第72号の上程、説明、質疑、討論、採決
○田中 旭議長 日程第15、議案第72号 町道路線の廃止についてを議題といたします。
  議案の朗読をお願いいたします。
  議会事務局長。
○野原泰子議会事務局長 朗読いたします。
  議案第72号 町道路線の廃止について、次のとおり道路法第10条第3項の規定により、町道路線を廃止することについて議決を求める。平成18年9月12日提出。ときがわ町長、関口定男。
  以上でございます。
○田中 旭議長 提案者から提案理由の説明をお願いいたします。
  関口町長。
○関口定男町長 続きまして、議案第72号 町道路線の廃止について、提案理由を申し上げます。
  ときがわ町大字日影地内にある町道について、工場敷地の一部として利用したい旨の申請があり、この申請内容を精査した結果、適正に計画されていることから道路敷地の貸し付けを行うため町道玉1218号線及び町道玉1221号線を廃止する必要があり、この案を提出するものであります。細部につきましては建設課長よりご説明申し上げます。
○田中 旭議長 細部説明をお願いいたします。
  桑原建設課長。
○桑原和一建設課長 それでは、議案第72号 町道路線の廃止についての細部説明をさせていただきます。この町道路線の廃止につきましては、ときがわ町大字日影地内にある町道について工場敷地の一部として利用したい旨の申請があり、この申請内容を精査した結果、適正に計画されていることから道路敷地の貸し付けを行うため町道玉1218号線及び町道玉1221号線を廃止する必要がありますので、よろしくお願いいたします。
  次のページをごらんください。廃止路線の調書となっております。廃止する路線は町道玉1218号線及び町道玉1221号線で、起点及び終点は記載のとおりでございます。
  次に、議案参考資料の資料ナンバー6、廃止路線の参考資料によりご説明いたします。次のページをごらんください。廃止路線の案内図となっており、縮尺は1万分の1です。この図面中央に赤で縦に着色した部分が県道飯能・寄居線です。図面右側で少し下の黒丸部分が 五明交差点です。図面中央に赤で着色した部分が廃止したい町道玉1218号線と町道玉1221号線です。
  次のページをごらんください。廃止路線の位置図となっており、縮尺は1,000分の1です。この図面の中で茶色の部分が現在工場敷地の一部として貸し付けしている部分です。図面中央より上に赤で着色した部分が廃止をして、貸し付けしたい町道玉1221号線で、延長が73メートル、幅員は2メートル、道路面積は173.7平方メートル。また図面中央より下に赤で着色した部分が貸し付けをしたい町道玉1218号線で、延長が54.7メートル、幅員が2メートル、道路面積が119.3平方メートルです。
  これで議案第72号 町道路線の廃止についての細部説明を終了させていただきます。よろしくお願い申し上げます。
○田中 旭議長 これより日程第15、議案第72号 町道路線の廃止についての質疑に入ります。
  質疑ありますか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○田中 旭議長 これをもって質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○田中 旭議長 討論を終結いたします。
  これより議案第72号 町道路線の廃止についての採決をいたします。
  本案は原案のとおり廃止することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○田中 旭議長 起立全員です。
  よって、議案第72号は原案のとおり可決されました。
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◎議案第73号の上程、説明、質疑、討論、採決
○田中 旭議長 日程第16、議案第73号 埼玉県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の増加及び同組合の規約変更についてを議題といたします。
  議案の朗読をお願いいたします。
  議会事務局長。
○野原泰子議会事務局長 朗読いたします。
  議案第73号 埼玉県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の増加及び同組合の 規約変更について、地方自治法第286条第1項の規定により、平成18年10月1日から埼玉県市町村総合事務組合に熊谷市及び蕨市を加入させること並びに同組合規約を別紙のとおり変更することについて議決を求める。平成18年9月12日提出。ときがわ町長、関口定男。
  以上でございます。
○田中 旭議長 提案者から提案理由の説明をお願いいたします。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、議案第73号 埼玉県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の増加及び同組合の規約変更について、提案理由を申し上げます。
  埼玉県市町村総合事務組合に熊谷市及び蕨市を加入させること並びに同組合規約を変更することについて協議したいので、地方自治法第290条の規定によりこの案を提出するものであります。細部につきましては総務課長よりご説明申し上げます。
○田中 旭議長 細部説明をお願いいたします。
  柴崎総務課長。
○柴崎政利総務課長 それでは、命によりまして議案第73号 埼玉県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の増加及び同組合の規約の変更について、ご説明を申し上げます。
  先ほど、町長が提案理由で申し上げましたように、埼玉県市町村総合事務組合に熊谷市及び蕨市が加入並びに消防組織法改正に伴い、規約の一部を変更したいとするものであります。
  次のページ、別紙及び議案参考資料最後のページになるかと思いますけれども、資料ナンバー7、新旧対照表をごらんいただきたいと存じます。
  まず、「第4条第2号ア中第15条の7」を「第24条に改める」とするものは、消防組織法改正に伴うもので、条文は非常勤消防団員の公務上の災害を明記したものであります。したがいまして、旧法でいいますと第15条の7が第24条に改正されたというものでございます。
  次に、「別表第1中」とあるは、新たに熊谷市及び蕨市が加入したため、富士見市の後に明記したいとするものであります。また、別表第2第4条第2号に掲げる事務は消防組織法、消防法、水防法、災害対策基本法にかかわる事務に従事した場合の災害の事務で、この関係につきましては蕨市のみ加入したいとするものであります。したがいまして富士見市の後に明記したいとするものであります。同じく同表第4条第3号に掲げる事務とは、住民に対する交通災害共済に関する事務で、この関係につきましては熊谷市のみ加入したいとするものであります。したがいまして富士見市の後に明記するものであります。また、「別表第3第1区の項中」とは組合規約第6条の組合議員の定数及び選挙の方法で、新たに加入した熊谷 市及び蕨市をふじみ野市の後に明記したものです。
  なお、附則でこの規約は平成18年10月1日から施行したいとするものであります。
  以上、説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
○田中 旭議長 これより日程第16、議案第73号 埼玉県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の増加及び同組合の規約変更についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○田中 旭議長 これをもって質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○田中 旭議長 討論を終結いたします。
  これより議案第73号 埼玉県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の増加及び同組合の規約変更についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり規約変更等することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○田中 旭議長 起立全員です。
  よって、議案第73号は原案のとおり可決されました。
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◎議案第74号の上程、説明、質疑、討論、採決
○田中 旭議長 日程第17、議案第74号 平成18年度ときがわ町一般会計補正予算(第3号)についてを議題といたします。
  議案の朗読をお願いいたします。
  議会事務局長。
○野原泰子議会事務局長 朗読いたします。
  議案第74号 平成18年度ときがわ町一般会計補正予算(第3号)。
  平成18年度ときがわ町の一般会計補正予算(第3号)は次に定めるところによる。
  (歳入歳出予算の補正)
  第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ7億6,218万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ60億658万8,000円とする。
  2歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算 の金額は、「第1表歳入歳出予算補正」による。
  (地方債の補正)第2条 地方債の変更は、「第2表地方債補正」による。
  平成18年9月12日提出。ときがわ町長、関口定男。
  以上でございます。
○田中 旭議長 提案者から提案理由の説明をお願いいたします。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、議案第74号 平成18年度ときがわ町一般会計補正予算(第3号)について提案理由を申し上げます。
  歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ7億6,218万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ60億658万8,000円とするものであります。細部につきましては企画財政課長よりご説明申し上げます。
○田中 旭議長 細部説明をお願いいたします。
  山口企画財政課長。
○山口文明理事兼企画財政課長 それでは、議案第74号 平成18年度ときがわ町一般会計補正予算(第3号)の内容説明を行います。
  今回の補正の主なものでございますが、平成17年度決算を受け、繰越金、交付税の確定、基金への積み立て、体育センター駐車場の舗装等が大きなものでございます。
  そうしまして先ほど町長が申しましたとおり、歳入歳出予算の総額をそれぞれ7億6,218万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ60億658万8,000円とするものでございます。地方債の補正につきましては、第2表によってご説明させていただきたいと思います。
  それでは、2ページから3ページ、第1表の歳入歳出補正予算についてはごらんいただければと思います。4ページをお開きいただきたいと思います。
  第2表の地方債の補正でございます。減税補てん債につきましては、1,300万でございましたが、減額を150万いたしまして補正後1,150万と改めるものでございます。臨時財政対策債につきましては2億7,000万円を減額の120万しまして、補正後2億6,880万と改めるものでございます。
  5ページ、6ページのその他につきましてはごらんいただきたいと思います。
  8ページをお開きいただきたいと思います。2の歳入でございますが、主なものを申し上げさせていただきたいと思います。1款の町税でございます。1目の個人でございますが、3,197万1,000円を補正しまして4億1,947万1,000円とするものでございます。1節の現年課 税分で所得割でございます。次に1目の町たばこ税でございますが、278万円補正しまして、4,988万とするものでございます。1節の現年課税分、旧3級品以外274万7,000円、旧3級品3万3,000円ということでございます。
  10款の地方交付税でございますが、1億208万8,000円を補正しまして、16億1,208万8,000円とするものでございます。普通交付税の額確定によるものでございます。
  15款の県支出金でございます。2項の県補助金、1目の総務費県補助金でございますが、補正額1,750万で、3,164万5,000円とするものでございます。1節の総務管理費補助金でございます。説明でありますが、個性を競う地域づくり支援事業補助金でございます。1,600万、村おこし基本整備の県の助成でございます。コミュニティ施設特別整備事業補助金150万円、小公園整備でございます。5目の土木費県補助金でございますが、4,325万円補正しまして、6,065万円とするものでございます。3節の道路橋りょう費補助金でございますが、市町村道路整備事業費補助金でございます。町内の3路線の道路改良によるものでございます。
  次のページをお開きいただきたいと思います。10ページでございます。上から2つ目にあります19款の繰越金でございますが、5億748万8,000円補正しまして、6億1,962万3,000円とするものでございます。前年度繰越金、平成17年度決算による繰越金でございます。
  一番下段の方ですが、21款町債でございますが、2目の減税補てん債、3目の臨時財政対策債につきましては、先ほど第2表の地方債の補正でご説明したものによるものでございます。
  そうしまして、歳入合計、補正額7億6,218万7,000円、合計で60億658万8,000円となるものでございます。
  続きまして、12ページをごらんいただきたいと思います。歳出でございます。
  2款の総務費でございます。1目の一般管理費でございますが、814万1,000円を補正しまして、4億2,177万8,000円とするものでございます。11節の需用費380万でございます。修繕費とありますが、これにつきましては第二庁舎のトイレの洋式化6カ所、湯沸室改善によるものでございます。6目の財政調整基金費4億6,000万補正しまして、4億6,006万8,000円とするものでございます。これにつきましては基金積み立てでございます。7目の減債基金でございますが、9,700万補正しまして、9,700万3,000円とするものでございます。同じく積立金によるものでございます。8目の公共施設等整備基金費でございますが、1億円補正しまして、1億5万6,000円とするものでございますが、同じく積立金によるものでござ います。
  下段の方ですが、3款の民生費、1目の社会福祉総務費でございますが、減額の690万9,000円いたしまして、1億4,064万1,000円とするものでございますが、次のページをごらんいただきたいと思います。15ページの上から3段目にあります19節の負担金、補助及び交付金でございます。減額の1,234万円となっております。町社会福祉協議会補助金、合併による人件費等の圧縮によるものでございます。3目の障害者福祉費でございます。2,030万6,000円補正いたしまして、2億4,096万7,000円とするものでございますが、これにつきましてはこの13節の委託料から20節の扶助費につきましてですけれども、障害者自立支援法が10月から本格実施ということでございます。6月定例会でもいろいろ予算を組み替えさせていただきました。その後、国等の指導により再度の組み替えが必要になりましたので、補正をお願いしたものでございます。
  次のページ、16ページをごらんいただきたいと思います。
  4款の衛生費でございます。2目の予防費でございますが、54万8,000円を補正しまして6,849万3,000円とするものでございますが、13節委託料でございます。予防接種委託料でございますが、中学3年生のインフルエンザ予防接種事業による144人分でございます。
  下段にあります7款の商工費でございます。次のページをごらんいただきたいと思います。商工費の関係でございますが、18ページの上段にあります4目の観光費でございます。228万7,000円を補正しまして、2,371万5,000円とするものでございます。11節の需用費でございますが、修繕費としまして木のむら物産館の木さく修繕工事によるものでございます。
  8款の土木費でございます。2項の道路橋りょう費のうちの2目の道路維持費でございます。870万3,000円補正しまして1億808万円とするものでございます。13節の委託料831万6,000円でございますが、測量・設計委託料でございます。町道1号線ほか道路災害防除工事ということで、測量・調査・設計業務委託ということでございます。これにつきまして椚平及び大野地内の道路に亀裂または擁壁等に亀裂が入っているということで、その調査・測量に充てるものでございます。
  3目の道路新設改良費でございますが、1,726万3,000円を補正しまして1億9,571万6,000円とするものでございます。13節の委託料でございますが、866万3,000円、測量・設計委託料、町道62号線道路改良工事、測量・設計業務委託ということでございますが、これにつきましては椚平地内の測量・設計でございます。289万8,000円でございます。同じく下段で、町道57号線道路改良工事地質調査でございますが、業務委託としまして、雲河原地内の道路 改良に伴います調査でございます。576万5,000円でございます。15節の工事請負費でございますが、860万円でございます。道路改良工事ということで、町道都53号線道路改良工事西平地内、宮平地内のヲサキ木工さんの北側にあります道路、運動場に通じる道路ですが、この改良工事によるものでございます。545万円でございます。町道玉2−17号線道路改良工事日影地内でございますが、小北地内の町道改良工事でございます。315万円でございます。4目の橋りょう維持費でございますが、706万7,000円補正しまして、1,477万9,000円とするものでございます。13節の委託料でございますが、測量・設計委託料でございます。滝の鼻橋調査補修設計業務委託でございます。日尺地内の滝の鼻橋、橋長21.4メートル、幅員1.84メートルの橋でございます。
  20ページをごらんいただきたいと思います。
  10款の教育費の関係で一番下段にあります2目の公民館費でございますが、308万9,000円補正しまして2,121万9,000円とするものでございます。11節の需用費でございますが、修繕費でございます、216万9,000円。第二庁舎と併設になっていますときがわ公民館のトイレの洋式化3カ所の改修が主なものでございます。
  22ページをごらんいただきたいと思います。
  6項の保健体育費、2目の体育施設費でございますが、1,393万7,000円補正しまして5,385万7,000円とするものでございます。15節の工事請負費でございますが、1,400万でございます。体育施設整備工事でございますが、体育センターの駐車場の舗装工事でございます。4,500平米、駐車台数103台でございます。
  12款の公債費でございますが、1目の元金が283万6,000円補正しまして6億4,031万2,000円とするものでございますが、これにつきましては償還金、利子及び割引料でございます。2目の利子につきましては、減額の551万7,000円補正しまして5,481万5,000円となるものでございます。同じく償還金、利子及び割引料でございます。
  そうしまして、歳出合計でございますが、7億6,218万7,000円補正しまして60億658万8,000円とするものでございます。
  次に、24ページをごらんいただきたいと思います。
  補正予算給与費明細書でございますが、一般職、総括の比較の中、職員は増減ありませんが、給料が34万8,000円、職員手当が3万9,000円、計上38万7,000円、共済費が7万2,000円、合計で45万9,000円ということでございますが、これにつきましては職員1人分のシステムの錯誤によるものでございます。下段についてごらんいただければと思います。
  次に、26ページをごらんいただきたいと思います。
  継続費についての前々年度末までの支出額、前年度末までの支出額または支出額の見込み及び当該年度以降の支出予定額並びに事業の進行状況等に関する調書でございます。これにつきましては歳入でもご説明申し上げました個性を競う地域づくり支援事業としまして、県から1,600万村おこしの拠点整備事業について補助金をいただくことになりました。その関係によるものでございます。
  7款の商工費、1項の商工費、事業名で村おこしの拠点整備事業によるものでございます。特に全体事業の中で18年度分で年度割5,560万とあります。その財源内訳が、国・県支出金1,600万円いただきましたので、1,600万円が増になりながら一般財源が1,600万円減しながら3,960万となったものでございます。合計は変わりません。計としまして9,160万、国・県支出金が2,700万、一般財源が6,460万となったものでございます。
  続きまして、27ページでございますが、地方債の前々年度末における現在高並びに前年度末及び当該年度末における現在高の見込みに関する調書でございますが、先ほど第2表の地方債の補正でご説明しましたが、減税補てん債、3のその他の(3)の減税補てん債が1,150万に改められました。また(5)の臨時財政対策債、それが2億6,880万と改めました。
  そうしまして、当該年度中の起債見込み額は9億2,126万円とするものでございます。そうしまして、当該年度中の元金償還見込みが6億4,031万2,000円としまして、当該年度末現在高見込み額が34億8,684万5,000円となるものでございます。
  以上、簡単な説明で恐縮ですが、よろしくお願いします。
○田中 旭議長 これより日程第17、議案第74号 平成18年度ときがわ町一般会計補正予算第3号の質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  7番、笹沼議員。
○7番 笹沼和利議員 議長、3問でよろしいですか、同じように。
  まず最初に、9ページの小学校費委託金で教育費委託金で、これ前から続いていたかなと思っているのですけれども、小学校費の中で、元気な学校をつくる地域連携推進事業費委託金というのが今回県の補助金の方で入っているのですけれども、すみません、内容を教えてください、それが第1点。
  それから、第2点目が、道路新設改良費、19ページのところで測量・設計委託料として町道都62号改良工事ということで、これは62号線、ちょっと場所がはっきりわからないのです けれども、これの場所を教えていただきたいのと、同じく工事請負費の町道都53号線改良工事ということで、これはもう途中までできていてその先ができていないということで、これで545万なんで全部完成しないのかなというふうには思うのですけれども、その辺について一緒にお聞きしたいと思います。
  それから、歳入の方なんですけれども、11ページに戻ってしまってすみません。繰入金のところで介護保険特別会計繰入金ということで、旧村のときに赤字にしないということで一般会計の方から介護保険等ほかの会計もそうなんですけれども、お金を入れたと思うのですよね。それの戻しという形になったのかなというふうに考えるのですけれども、そうすると介護保険特別会計しかここのところの繰入金の戻しが入っていないのですけれども、他会計についてはどのような扱いになっているのか、そのことについても教えていただきたいと思います。よろしくお願いします。
○田中 旭議長 ただいまの質疑に対し、答弁を求めます。
  小学校費委託金について、吉田教育総務課長。
○吉田明弘教育総務課長 それでは、笹沼議員さんからの元気な学校をつくる地域連携推進事業についてご説明いたします。
  こちらの方の目的としましては、学校が積極的に家庭や地域の教育にかかわるということによって、学校の活性化を図るということがまず第1の目的で始まった事業でございます。学校と家庭・地域社会が一体となって子供の育成に取り組んでいきましょうということで、大きくはふれ合い推進委員長さんという方を地域の方から選ばせていただいて、さらに学校応援団を編成すると、そういった形でございます。ふれ合い推進委員長さんがほぼ火曜日、子供が来る日ですけれども、そちらに半日ほどいていろいろ教育活動について学校応援団の外部講師等を組織しまして教育活動をサポートしていこうということです。それは学習にとどまらず児童の安全確保、事故防止等への支援であるとか、そういったことも行うということで、登下校等についても安全を確保していただく活動にもかかわってもらうという、そのような事業でございます。
○田中 旭議長 1問についてよろしいですか。
○7番 笹沼和利議員 はい、ありがとうございます。
○田中 旭議長 2問につきまして、町道都62号線及び53号線について、答弁をお願いいたします。
  桑原建設課長。
○桑原和一建設課長 お答えいたします。
  まず町道都62号線の場所でございますけれども、大字椚平地内の町道都1号線の日向根バス停というのがございまして、そこから現在森林管理道馬生線ということで整備しているところへ向かう町道でございます。
  2点目の53号線の道路改良工事でございますけれども、これにつきましては当初予算で道路改良工事費2,200万円を計上しておりまして、増額ということで545万円をお願いしたいところでございます。増の理由といたしましては、あそこにちょうど工場がございまして、工場のわきに現在石積みがしております。あそこの石積みが今度道路拡幅によって石積みより奥に擁壁を建てるような形になりますので、そうしますと建物が崩れるおそれがありますので、そこへ土どめ壁を設置していきたいと考えておりますので、その辺の増額分と、あとは工事内容の整備推進を図るということで545万円を増額したいと考えております。よろしくお願いします。
○田中 旭議長 よろしいですか。
  7番、笹沼議員。
○7番 笹沼和利議員 そうすると、これで全部完成ということでよろしいのでしょうか。
○田中 旭議長 答弁願います。
  桑原建設課長。
○桑原和一建設課長 今年度ですべて完了いたします。
○田中 旭議長 よろしいですか。
○7番 笹沼和利議員 はい。結構です。
○田中 旭議長 3問目の繰入金について、答弁をお願いいたします。
  久保町民課長。
○久保 均町民課長 お答えをさせていただきます。
  笹沼議員さんご指摘のとおり、1月31日の打ち切り決算ということで、その時点で赤字を避けるためということで緊急的に繰り入れを行っております。
  まず、国民健康保険特別会計につきましては1,000万円、これは基金の方から繰り入れを行いまして、そのまま繰り入れた状態になっております。また、老人保健特別会計につきましては、平成17年度のときがわ町の決算書の方に載っているのですけれども、3月中に1,000万円を繰り入れました額をそのまま一般会計の方に返しているということでございます。3月中に老保につきましては1,000万円をお返ししているという状況でございます。
  以上でございます。
○田中 旭議長 よろしいですか。
○7番 笹沼和利議員 はい、了解しました。
○田中 旭議長 ほかに質疑はございませんか。
  11番、岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 駐車場の舗装ということで、体育センターの1,200万計上されているのですけれども、これは多分借りている土地だと思うのですけれども、そこを舗装することはいいのですけれども、市川議員の方からも話があったように、恒久的に借りるような形でなく、もしできれば買い上げて舗装をした方が今後のためになるような気がするのですけれども、その辺まず一つは借りている土地かどうかということですね。それと今後の見通しはどうかということ。それとどこまで舗装するのかということなんですけれども、お願いできればと思います。
○田中 旭議長 ただいまの質疑に対し、答弁願います。
  須永生涯学習課長。
○須永文男生涯学習課長 お答え申し上げます。
  体育センターの駐車場の借地でございますけれども、現在借地になっているところでございます駐車場、これにつきましては先ほど企画財政課長の方からもお話をしましたように、旧都幾川村の中で借地に対する検討委員会を開いているということでございまして、何件か大口につきましては交渉してございます。その時点で、それぞれ個々にいろいろ考え方があるのですけれども買収に応じるような部分もあります。ただ金額も莫大になりますし、いろいろな税制の面だとか、そういう面も全部考えなければならないので、具体的にまだ進んでいないのですけれども、そういう状況でございます。この舗装につきまして、一応地主の方へこういう形で舗装をさせていただきたいということでお話ししましたところ、どういうように使ってもらっても結構ですというふうな了解を今得ております。そういう状況でございます。
○田中 旭議長 よろしいですか。
  11番、岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 全面舗装なんですか。
○田中 旭議長 答弁願います。
○須永文男生涯学習課長 舗装の部分でございますけれども、現在ある砂利であるところを全 部でございます。商工会館のわきのところもすべて舗装したいというふうに考えております。
  以上です。
○田中 旭議長 よろしいですか。
○11番 岩田鑑郎議員 はい。
○田中 旭議長 ほかに質疑ございますか。
  9番、伊得議員。
○9番 伊得一夫議員 9番、伊得一夫でございます。
  18ページで、橋りょう費の方で補正が706万7,000円、滝の鼻橋調査・補修設計業務委託ということですけれども、これ調査費の方はどのくらいで、補修費の方はどのくらいなのか。それと地元としての要望はどういうふうに出ているのですか、そこのところをお願いします。
○田中 旭議長 ただいまの質疑に対し、答弁願います。
  桑原建設課長。
○桑原和一建設課長 お答えいたします。
  まず、この滝の鼻橋の状況でございますけれども、橋長が21.4メートル、幅員が1.84メートルでございます。これは架設年度といたしましては大正14年という橋でございます。それでこの調査の内容ということでございますけれども、主に現地調査をし、それに伴っての補修設計というものが主なものでございます。その調査といたしましては、要は先ほど申し上げましたとおり81年経過しておりますので、細部にわたり調査いたします。具体的には現在青い塗装で塗ってありますけれども、塗装をはいでその部分の構造上安全かどうかチェックし、なおかつ厚みもチェックいたします。そのような形で調査をしていけるかを考えております。
  あと、地元の関係でございますけれども、2回にわたり要望を受けておりまして、非常に危険だからしっかり調べていただきたいという要望を受けております。実は春先にあそこに橋名板ということで、滝の鼻橋ということで橋名板が橋の上にありますけれども、それが春に実は落下をしまして、これは落下して非常に危険だということで、その時点で地元の方から危ないのではないかな、不安だというご指摘も受けております。その後また要望を受けまして、今度は車を通さない方がいいのではないかと、地元としても。町といたしましても当然現在現況を見るだけではちょっと危険なような状況でございますので、現在は自動車通れても軽自動車しか通れませんけれども、軽自動車も通れないような形で措置はしてあります。それについては地元と同意も得ております。ただ地元としては大分年月がたっているので、 よく調べていただきたいという要望がありますので、詳細に調査をし、多分補修は出てくるかと思います。補修をすぐしなくてはいけないというのは高欄の部分で、高欄部分はご存じのように今現在細長い丸綱ということで鉛筆くらいのものの高欄になっておりますので、それですと非常に危険ですので、高欄の補修はほぼ100%出てまいりますし、そのほかに各部材等のところによっては補修あるいは床板も縞鋼板ですけれども、それも場合によっては補修というような可能性がかなり高くなってまいりますので、その辺詳細に調査をし、それに基づいて補修工事をできればと考えております。よろしくお願いします。
○田中 旭議長 9番、伊得議員。
○9番 伊得一夫議員 ただいまご説明いただいたわけですけれども、大正14年の建築で80年もたっているわけです。この補正で706万7,000円、この滝の鼻橋の調査と補修でこんなにかかるのでは、新しくつくった場合ではどのくらいの金額になるのか、地域の要望としては耐久性をよく確認してくださいということだけなのだと思うのですけれども。今まで軽自動車も通れたわけですけれども、今はポールが立って通れないようになっています。しかしあそこは通学路なので、子供たちが学校の登下校をしておりますので、教育委員会側から見ても危険だという判断で、歩行者も通行どめにするか、あるいは早目の調査をして何らかの方法をとるか、お聞かせ願いたいと思います。
○田中 旭議長 答弁願います。
  桑原建設課長。
○桑原和一建設課長 かけかえというようなことも当然考えました。あそこのところで、ではかけかえしたときに2メーターの今までどおりの人道橋でよいのか、あるいは4メーター以上の橋梁にするのか、その辺にまず検討しなくてはならないものが出てきます。
  次に、あそこは県道の丁字路交差点となっております。ですから、今現在あそこに例えば4メーターあるいは6メーターの橋梁をつくった場合には、変則の丁字路の2つの交差点になってまいります。当然交差点のところですので、県警の交通規制課と交差点改良計画の協議を行います。そうした場合には今現在のところで丁字路といった場合には多分無理だと思います。そうした場合には県道のあそこの丁字路のところへ持っていけという話が出てまいります。そうしたときにあそこのところの橋梁を撤去し、かけた場合に1億5,000万とかそういう単位の橋梁かけかえ工事というものが発生してきます。当然その辺の矛盾点というか、疑問点ということにつきましては建設課の中でも協議をいたしました。700万円かけるのであれば、かけかえの詳細設計は700万円あればできます、できますけれども、それをやった ときに次のステップとして工事費というのは1億5,000万で具体的にどこをどういうふうにといった場合には県道の今の信号の丁字路のところに持っていくのが一番の理想でございます。それをやるということになった場合には、川の向こう側は県道から渡った向こう側の道路の部分も下流側に振ってこないと出て、どうしても、ならないのです。そうしたら家の移動も何軒か出てきます。1軒動かすということになれば3,000万からかかってまいります。そうしたときに考えると総事業費とすると2億ウン千万という単位もまた発生してきます。そういうもろもろのことを考慮した中で、まずは現状の、ある橋をきちんと調査をして補修が必要であれば補修をし、当面あの形で対応できればという考え方に落ちつきましたので、その辺については建設課内部でも協議をしていろいろ意見が出たのでは事実でございます。そのような考え方でいければと思いますので、よろしくお願いいたします。
○田中 旭議長 9番、伊得議員。
○9番 伊得一夫議員 私が言っているのは補修と調査費で700万もかかるのだからかけかえも可能ではないかと思うわけで、地元の人だって要望はまだ出ていないわけですよね。諮問へかけてくれとかということは。調査をしますから、それからお話をしますよということなので、調査費が大体こんなにかかってしまうということなのでしょう。もう一度答弁願います。
○田中 旭議長 答弁お願いします。
  桑原建設課長。
○桑原和一建設課長 お答えします。
  これの調査補修設計等につきましては、県の積算基準で積算しますと、こういう形になってまいります。ただ、じゃこれで実際にもう少し安くなるところについては、当然ながら細部ももう一度調査をし、少しでも安くできるような発注については今後再検討させていただきますので、極力安くするということでご理解いただければと思います。
  よろしくお願いします。
○田中 旭議長 3回出たんですが、要望ですか、今度。もう4回目なんですけれども。
○9番 伊得一夫議員 まだ教育委員会の方から答弁もらっていないから、じゃ教育委員会の方。通学路になっているわけですから。
○田中 旭議長 答弁願います。
  清水教育長。
○清水孝一教育長 教育委員会としての立場でお答えを申し上げますが、子供の通学路でござ いますので、完璧に完全に通行できるようにお願いしたいというふうに思います。
  以上でございます。
○田中 旭議長 9番、伊得議員。
○9番 伊得一夫議員 安全にこしたことはないですけれども、今、車が通れないようにしてあるわけですけれども、通学路ですから、そこのところまでまだ調査をしていないわけですから、大変なことになったとき困るわけなので、もう80年もたっている老朽化している橋ですから早い調査をしていただきたいと思います。
  以上です。
○田中 旭議長 よろしいですか。
  暫時休憩いたします。4時55分、再開です。
                                (午後 4時39分)
─────────────────────────────────────────────────
○田中 旭議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午後 4時55分)
─────────────────────────────────────────────────
◎会議時間の延長
○田中 旭議長 本日の会議時間は、議事の都合により、あらかじめこれを延長いたします。
─────────────────────────────────────────────────
○田中 旭議長 ほかに質疑ございませんか。
  8番、増田議員。
○8番 増田和代議員 8番、増田和代でございます。1問、質問させていただきます。
  先ほど岩田議員さんからも質問がありました体育設備整備工事の駐車場の件で、舗装するということでありました。以前から、ここ何年か前からあそこのところに車が1台放置されているものがあります。今回そういうようなものが、きちんと整備されるに当たりまして、私はあの車もきちんとやはり廃止するなり撤去するなり、そういうようなことが必要じゃないかと思いますけれども、その点に対してご答弁よろしくお願いいたします。
○田中 旭議長 ただいまの質疑に対し、答弁願います。
  須永生涯学習課長。
○須永文男生涯学習課長 お答え申し上げます。
  その放置自動車につきましては、もう数年前から指摘をされておりまして、車の持ち主の 方に何回も問い合わせているんですけれども、なかなか動かしてくれないというふうな状況でございまして、現在はその後ちょっとまだ確認していないんですけれども、せっかくきれいになるわけですから、なお一層努力して放置自動車の解消に努めたいと考えていきます。
  以上です。
○田中 旭議長 8番、増田議員。
○8番 増田和代議員 ぜひとも、ここ何年か前からそういうような問題が出ておりましたので、やはり今回そこを整備するに当たりまして、きちんと私は撤去なり、またその持ち主さんがなかなかお答えをいただけないといったら何らかの功を奏しまして、私は撤去の方法で、本当に努力をしてくださっていることはよくわかりますけれども、なお一層努力していただきまして、あそこの車がないような、そういうようなことでよろしくお願いいたします。
  以上です。
○田中 旭議長 ほかに質疑ございますか。
  10番、市川議員。
○10番 市川 洋議員 今の増田さんの質問とちょっと関連しているんですけれども、実は、ちょっと近所の人だと思うんですけれども、あそこへ例えばトラックを一年じゅう置いて、自分の乗用車とすれ違いに今度トラックで仕事に行くような方がいるので、その点、そういうことを含めて、何か駐車禁止だとか、そういう無断駐車とかないように、せっかく舗装にして、みんなが使う場所であって、やはり自分で仕事に行く車は自分で駐車場を借りるなり、そういうようにした方がいいと思いますので、ひとつそういう人がいるということだけご報告して、何とかそういう看板か何か、そのトラックの前書いて立てるようにひとつお願いしたいと思います。これは要望です。
○田中 旭議長 ほかに質疑ございますか。
  7番、笹沼議員。
○7番 笹沼和利議員 2点、ちょっとお聞きします。
  19ページのところで、先ほど観光費のところ、木のむら物産館の木さく修繕費として228万円という金額が上がっています。修繕費ということなので、またさくを修繕するのかと思うんですけれども、これ、木のむら物産館はできてからまだ数年しかたっていないので、もう修繕が必要なのかと思ってちょっとびっくりしているんですけれども、これはどのようなことなんでしょうか。それが第1点。
  それから、24ページのところで、補正予算の給与費明細の中で職員の数、これ前回のとこ ろも出ていたかなと思うんですけれども、133人というふうになっています。こちらの方の17年度の会計決算の監査委員の報告の方は129人ということになっていて、この差は一体何なのかなと、職員がふえたのかなというところでちょっと気にはなっているんですけれども、この辺のご説明をお願いいたします。
○田中 旭議長 ただいまの質疑に対し、答弁願います。
  木のむら物産館修繕料について、山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 それでは、木のむら物産館の修繕料ということでお答えさせていただきます。
  笹沼議員さんおっしゃられたとおり、木のむら物産館につきましては、平成13年度に整備させていただきました。今回補正に上げさせていただいております木さくにつきましては、南側の舗装の駐車場に面する木さくでございます。当時、この木さくについては、間伐材を使った木さくとして設置しておりまして、表面処理だけ、表面の防腐剤だけの木さくということで設置したものでございます。したがいまして、4年経過するわけですけれども、現状では横木の部分等が非常に腐食して、現在危険な状態にあります。ちょうど東側に面して、あそこは擁壁とそれから下が畑になっているわけですけれども、そこに面して木さくが設置してあるわけでございますが、横木の部分が大分腐食してぼこぼこのような状態で、ちょっともう危険な状態になっております。今回につきましては、この木さくをすべて撤去いたしまして設置させていただくということで予算計上させていただいております。
  また、この木さくの新たに設置するものについては、昨年度、木のむら物産館で、増築工事でやはり東側に設置させていただきました木さくがございますが、それは加圧注入ということで防腐処理をきちっとしてございます。それと同様なものを設置して安全対策を図るということで、今回補正させていただくものでございます。
  以上でございます。
○田中 旭議長 よろしいですか。
○7番 笹沼和利議員 わかりました。了解しますけれども、4年でつぶれるようなものはちょっとやっぱり幾ら何でもまずいので、これからはそういうことのないようにぜひよろしくお願いいたします。
○田中 旭議長 2番目の質疑に対して、職員の人数についてなんですが答弁願います。
  柴崎総務課長。
○柴崎政利総務課長 お答えを申し上げます。
  私ども職員数は全員で143名ということで押さえておりまして、この明細に載せてあるのは、その中から水道課の職員、それと環境課、合併浄化槽を担当している特別会計に入っている職員、それと衛生組合に行っている職員10人を抜きまして、133名ということで押さえているわけでございますけれども、この監査委員さんの報告をいたしました129名、4名、これから少ないわけでございますけれども、これにつきましては業務の決算統計上の数字として押さえておりますので、業務の内容的に、国保だとか、あと考えられるのは介護、そういうほかの仕事をやっている人を除いて、数字をちょっと詳細については調べてみたいと思いますけれども、129というのは私どもで押さえている数字じゃないので、大変申しわけございません。決算統計上の数字ということでございます。
  私ども総務課として押さえているのが先ほど申し上げました133名、全体では143名ということで押さえております。申しわけございません。
○田中 旭議長 よろしいですか。
○7番 笹沼和利議員 はい。
○田中 旭議長 ほかに質疑ございますか。
  11番、岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 前回のというか、またぞろ基金の問題なんですけれども、ここでまた6億5,000万ほどの基金が積み立てられるわけなんですけれども、これもまたりそな銀行の東松山支店へ行くんでしょうか。ぜひその辺のご検討をお願いしたいと思いますが、いかがでしょうか。
○田中 旭議長 ただいまの質疑に対し、答弁願います。
  岡野会計室長。
○岡野吉男会計室長 現状のままですと、埼玉りそな銀行の東松山支店に積み立てるということになります。
○田中 旭議長 11番、岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 先ほど町長の方から、公平性の観点から検討するというふうなお答えをいただいておりますので、その辺の町長のお考えはいかがでございましょうか。現実的に6億5,000万出てきているわけでございますが、いかがでしょうか。
○田中 旭議長 答弁願います。
  関口町長。
○関口定男町長 今回の基金に関しましては、先ほども言いましたけれども、合併に伴って新 しい町ができて、そして2カ月の暫定のときがわ町の予算を組んで執行して、そしてまた新しい町ができて、また新しい予算で執行しているという状況にありまして、今までの流れでやっているということでありますので、その件に関しましてもまた検討はしてみたいと思っておりますので、ご了解をいただきたいと思います。
○田中 旭議長 11番、岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 今までの流れですと、旧の都幾川村におきましては埼・信も使っておりましたし、一定の割合で農協も使っておりました。それ以外に、新町になりまして、改めてときがわ町収納代理金融機関として何行か挙げられているわけでございます。これは、使うことを前提にして挙げたんだろうと思うんです。何行か使えない事情もあるでしょうけれども、このような決め方をしてある以上、ぜひ使うことを検討していただきたいと思います。
○田中 旭議長 答弁お願いします。
  関口助役。
○関口 章助役 収納代理金融機関は、収納業務についていわば、町に代理して収納できる機関ということで位置づけてありまして、今言われた浮遊資金をどう配分して保有するかという点については、先ほど町長の方からも答弁申し上げましたとおり、ただ従来からのいきさつがいろいろあって、現在はこうなっていると。ただ、公平性とか危険分散というような面からどうあるべきかを検討していきたいというふうに考えております。
  ただ、現在のこの資金については、急激な資金の変動とか、かなり従来の秩序に大きな変動を及ぼすものでございまして、状況によっては、他の団体においては現実に、何ていうんですか、支店長が左遷になったとか、そういうような問題もありますので、そこら辺十分慎重に見きわめながら考えていきたいというふうに思っております。
  以上です。
○田中 旭議長 よろしいですか。
  11番、岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 実際に、前回というか、先ほど申し上げた12億ぐらいの移動があったわけで、そしてさらにまたここで6億、18億ですよ。1行の支店で18億の金額が集められるというのは、私は貧乏性ですから、そんな1億とか2億はとても考えられない額なんですけれども、それも18億が1行1支店に動くということは、これは非常に大きな問題だと思いますが、ぜひこれは早急に検討すべきだというふうに思っております。
  以上です。
○田中 旭議長 ほかに質疑ございますか。
  6番、堀口議員。
○6番 堀口 宏議員 6番、堀口でございます。大変お疲れのところ申しわけございません。
  13ページでございますけれども、各款項によりまして、人件費等が減額されておるところもございますけれども、この民生費の社会福祉費につきましては、約四百四、五十万でしょうか、給与とか職員手当等が増額をされておるようでございますけれども、これは年度途中で職員をふやしたのかどうかお伺いをさせていただきます。
  2点目でございますけれども、次のページの15ページ、下段の方でございますが、高齢者事業団の補助金が283万円、これは当初予算を見ると620万ばかり補助を出しておるようでございますけれども、そうしますと約900万程度事業団の方へ補助をいたしておるようでございまして、合併に伴いまして事業団の受注といいましょうか、相当仕事もふえておるようでございますし、また1時間当たりの単価も、従来と比べると大分単価が上がったというような、一般の住民から聞いておるわけでございます。そんな形で、事務費も今7%ですか、いただいているかと思いますけれども、そういう関係で900万も町から補助をしなければ運営ができないのかどうか。職員が幾人派遣されておるかわかりませんけれども、今回の補助金の理由といいましょうか、どんな内容で補助を出したのかお伺いをさせていただきます。
  以上でございます。
○田中 旭議長 ただいまの質疑に対し、答弁願います。
  1番目の民生費への人件費について、答弁お願いします。
  柴崎総務課長。
○柴崎政利総務課長 お答えをいたします。
  人件費ということで私の方からお答えをさせていただきます。よろしくお願いいたします。
  13ページの民生費、社会福祉費の社会福祉総務費の人件費関係、給料、職員手当でございますけれども、人事異動に伴う増額でございます。同じく17ページをごらんいただきたいと思いますが、商工費の商工総務費、ここでやはり給料と職員手当が減額になっているのはご承知おきいただけるかと思いますが、この商工費にいた職員、具体的にいいますと、地域振興室にいた職員でございます。四季彩館が商工会への委託ということになりましたので、そこに張りつけるべき職員を福祉の方に異動したというのが具体的なものでございます。
  以上でございます。
○田中 旭議長 よろしいですか。
○6番 堀口 宏議員 はい、結構です。
○田中 旭議長 それでは、2問目の高齢者事業団補助金について、答弁をお願いいたします。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 お答えいたします。
  高齢者事業団の補助金の関係でございますけれども、今回の補正につきましては人件費等に充てるものではございませんでして、今現在、高齢者事業団におきましては、草刈り、あるいは剪定、間伐、そういった作業がかなりウエートを占めている状況でございまして、今現在、剪定、あるいは間伐等をした場合につきましては、剪定、間伐をした場所において後片づけというか、そういった部分等はしていないというような状況でございます。
  これにつきましては、例えば間伐ですとか、剪定の枝等については再利用ができるだろうということで、間伐材、剪定の材料等を細かくチップにして資源の再利用を図るということで、こちらの粉砕機を購入すると、そういった補助金の内容でございます。
  それから、こちらのチッパーの近隣町村の導入状況でございますけれども、嵐山町においても、高齢者事業団に補助金を出して購入をしているということでございます。それから、小川町においてもやはり購入をして、町から高齢者事業団の方に補助金を出していると。それから、鳩山町におきましてもやはり購入をしていると。それから毛呂山町、越生町、それから川島町、坂戸市です。滑川と吉見は今のところないです。近隣の状況ですとそういったところで、剪定等をやった後のごみ等について再利用を図るということで、かなり環境美化が今叫ばれているところでございますのでそういったことで、環境に配慮した事業団にするようにということで今回補正をしたものでございます。
  以上でございます。
○田中 旭議長 6番、堀口議員。
○6番 堀口 宏議員 粉砕機を購入というようなお話でございますけれども、確かに粉砕機でチップにしてしまいますと肥料にもなりますし、またごみの減量化にもなるわけでございまして、私、これは坂戸の方へ見に行ったとき、やはり粉砕機を町で購入して、一般にも貸し出しているようなお話もございます。できればそんなようなことも検討していただいて、これは、じゃ運営費じゃなくて機械の購入に充てたというような回答でよろしいでしょうか。
  結構です。了解しました。
─────────────────────────────────────────────────
◎発言の訂正
○田中 旭議長 先ほどの岩田議員の基金の積み立てで、岡野会計室長から答弁の申し出がありますので、これを許可いたします。
  岡野会計室長。
○岡野吉男会計室長 よろしいでしょうか。
  先ほど岩田議員より基金の積み立ての預金先についてご質問があった件で、私が初めに、りそな銀行の東松山支店というお話をさせていただきましたが、ちょっと現金の積み立ての方のことが頭にとっさにありまして、後ほどちょっと資料を再確認しました。私の発言に間違いがありましたので、訂正させていただきます。
  財政調整基金につきましては、7月31日現在の資料で、まずはおよそでとりあえず申し上げますけれども、6億5,700万円ございます。内訳として、埼玉りそな銀行に4億8,400万、埼玉縣信用金庫に1億5,200万、埼玉中央農協に1,900万。同様に、減債基金も埼玉りそな銀行及び埼玉縣信用金庫、それから公共施設等整備基金はりそな銀行と中央農協ということで、それぞれ複数またがってございます。基金によっては、もちろん例えばりそな銀行だけというのもありますけれども、多額の基金についてはこうやって振り分けてやっている現状を、ちょっと私の方でお答えするときに不十分で、間違ったお答えをしましたので、訂正させていただきたいということでご理解いただきたいと思います。
  そういった関係で、実際この基金の積立金金額をどういうふうに分配するかは、また検討させていただきますけれども、そういった関係でりそな銀行のみではないということをご理解いただければと思います。
○田中 旭議長 11番、岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 今その訂正をしていただくというか、前、私がもらった資料ですと、確かにそれはあります。それは、埼玉中央農協は今までどおりです。そして、埼信も財政調整基金を含めた1億5,266万7,000円ですか、基金の中におきましてはふるさと基金、文化振興基金がなくなった分だけ少なくなっているという状況で、埼信にも行っている、埼玉中央、農協にも行っていることは承知した上で、それだけの額がふえているということで、移動があったということで言っています。織り込み済みでございます。
─────────────────────────────────────────────────
○田中 旭議長 ほかに質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○田中 旭議長 これをもって質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○田中 旭議長 討論を終結いたします。
  これより議案第74号 平成18年度ときがわ町一般会計補正予算(第3号)についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり補正予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立多数)
○田中 旭議長 起立多数です。
  よって、議案第74号は原案のとおり可決しました。
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◎議案第75号の上程、説明、質疑、討論、採決
○田中 旭議長 日程第18、議案第75号 平成18年度ときがわ町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)についてを議題といたします。
  議案の朗読をお願いいたします。
  議会事務局長。
○野原泰子議会事務局長 朗読いたします。
  議案第75号 平成18年度ときがわ町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)。
  平成18年度ときがわ町の国民健康保険特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。
  (歳入歳出予算の補正)
  第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ9,177万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ11億5,666万9,000円とする。
  2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表歳入歳出予算補正」による。
  平成18年9月12日提出。ときがわ町長、関口定男。
  以上でございます。
○田中 旭議長 提案者から提案理由の説明をお願いいたします。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、議案第75号 平成18年度ときがわ町国民健康保険特別会計補正予 算(第1号)について提案理由を申し上げます。
  歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ9,177万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ11億5,666万9,000円とするものであります。
  細部につきましては、町民課長よりご説明申し上げます。
○田中 旭議長 細部説明をお願いいたします。
  久保町民課長。
○久保 均町民課長 それでは、命によりまして議案第75号 平成18年度ときがわ町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)につきまして詳細内容説明をさせていただきます。
  ただいま町長が提案理由で申し上げましたとおり、歳入歳出それぞれ9,177万5,000円を補正いたしまして、予算総額を11億5,666万9,000円とするものでございます。
  2ページ、3ページの第1表歳入歳出予算補正及び5ページから7ページの歳入歳出予算補正事項別明細書につきましてはご高覧をいただきたいと存じます。
  次に、各項目の内容を説明させていただきます。
  まず、歳入でございますが、8ページをお開きいただきたいと存じます。
  2目の保険財政共同安定化事業交付金でございます。こちらにつきましては、新規に6,500万6,000円を追加補正いたしまして、6,500万6,000円とするものでございます。1節の保険財政共同安定化事業交付金といたしまして計上いたしましたものでございます。
  続きまして、2目のその他繰越金でございます。2,676万9,000円を補正いたしまして、1億4,756万1,000円とするものでございます。1節その他繰越金ということでございます。こちらにつきましては、平成17年度のときがわ町国民健康保険特別会計決算の確定によります事業内容で、その繰越金をこちらに計上するものでございます。
  若干戻りますが、保険財政共同安定化事業交付金につきまして申し上げます。保険財政共同安定化事業につきましては、健康保険法等の改正によりまして、県内の市町村の国保間の保険料の平準化、また財政安定化を図るために創設されたもので、この18年10月1日から新たに設けられる制度でございます。こちらの内容につきましては、1件30万円を超える医療費につきまして市町村の国保の拠出金によりまして賄う事業ということでございます。拠出金によりますこの交付金につきましては、交付額はレセプト1件当たり30万円を超える医療費の8万円を超え80万円までの部分の額をプールいたしまして、その合算額の59%が交付されるものでございます。
  続きまして、10ページをお開きいただきたいと存じます。
  歳出関係でございます。
  1款総務費、1目一般管理費でございます。48万8,000円を追加いたしまして430万2,000円とするものでございます。13節の委託料、電算業務委託料といたしまして48万8,000円を計上させていただきました。内容といたしましては、国保データベース年間保守料21万円、システムデータ作成料・計算料等25万8,000円等でございます。
  続きまして、2款の保険給付費の中の1目一般被保険者療養給付費でございます。こちらにつきましては、保険財政共同安定化事業の交付金が新たに設けられました関係で、財源振りかえを行ったものでございます。
  続きまして、5款の共同事業拠出金、4目保険財政共同安定化事業拠出金でございます。4,848万7,000円を新規に追加いたしまして、4,848万7,000円とするものでございます。19節負担金、補助及び交付金に同額を計上させていただきました。この拠出金につきましては、過去3年間の市町村の拠出金の対象額の割合で全体の拠出金の額を割りまして、市町村ごとに拠出するものでございます。
  続きまして、9款諸支出金の中の1目一般被保険者保険税還付金でございます。100万円を補正いたしまして、150万円とさせていただくものでございます。23節の償還金、利子及び割引料に100万円を計上させていただきました。こちらの内容につきましては、一般被保険者の保険税過誤納還付金でございます。こちらの内容につきましては、平成17年度の実績が17件で53万850円でございましたが、平成18年度に入りまして、既に6月までで16件68万4,300円の還付金が発生しております。そういった関係でこちらを補正させていただきました。
  続きまして、予備費でございます。4,179万9,000円を補正いたしまして、6,359万9,000円とさせていただくものでございます。こちらにつきましては、全体の財源調整といたしましてこちらの予備費に計上をさせていただきました。
  以上、簡単な説明でございますが、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
○田中 旭議長 これより日程第18、議案第75号 平成18年度ときがわ町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)の質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  6番、堀口議員。
○6番 堀口 宏議員 細かいことを言って申しわけないんですが、質疑ではないんですが、これちょっと様式の関係で、8ページの上段を見ていただくと、2として歳入とございます けれども、次が歳出の関係なんですが、10ページになりますが、これ、2があるから3で歳出とかというのが入るんじゃないかと思うんですが、ちょっと細かいことを言って申しわけないんですが、それだけちょっと検討していただければと思います。
○田中 旭議長 ただいまの質疑に対し答弁願います。
          (「ほかの予算にも言えると思うんですけれども」と呼ぶ者あり)
○田中 旭議長 久保町民課長。
○久保 均町民課長 大変申しわけございません。予算書の関係で歳出が抜けておりました。大変申しわけございませんが、10ページ以降は歳出でございますのでご訂正をいただきたいと存じます。
○田中 旭議長 いいでしょうか。
○6番 堀口 宏議員 ほかの特別会計の様式についても同じかと思うんですが、その点、一々言うわけにもいきませんので。
○田中 旭議長 答弁願います。
  久保町民課長。
○久保 均町民課長 お答えさせていただきます。
  こちらの様式につきましては、財政の担当の方で統一した形で調整をしていただいた関係で、大変申しわけなく思います。担当課の方でよくチェックをすればよかったんですけれども、財政担当の方に申し上げまして様式の訂正等をさせるようにいたしますので、よろしくお願いいたします。
○田中 旭議長 よろしいですか。
○6番 堀口 宏議員 はい、結構ですよ。
○田中 旭議長 ほかに質疑ございますか。
  16番、市川金雄議員。
○16番 市川金雄議員 市川です。
  8ページ、9ページのところで、新たな事業は保険財政の共同安定化事業ということで、ご説明の中で市町村の保険料の平準化ということで新たに設けたということですが、それぞれ各市町村、保険団体とも保険料は保険税として取っていますが、その辺がまちまち、それらも今後平準化をしていこうということで、まず最初にこうした新たな事業を設けてそちらの方に向かっていくという、そんな目的で始められた事業なんでしょうか、お伺いいたします。
○田中 旭議長 答弁願います。
  久保町民課長。
○久保 均町民課長 市川議員さんご指摘のとおりのことでございます。医療制度改革の中でこういった国保の広域化、県単位の事業に統合したらどうかと、こういった議論がございました。
  老人保健につきましては新しく法律ができまして、平成20年から県単位で事業が行われるという予定になっておりますが、国民健康保険につきましてはまだそこまで議論が到達しておりません。そういった関係で、以前までは高額のレセプト部分、70万円以上のレセプトの部分については共同事業がございまして、各市町村で拠出金を出し合って、急に医療費がふえた部分についてはその拠出金の方から交付金をいただくという制度がございまして、市町村間の財政の不均衡を是正するような制度がございました。この部分を拡大をいたしまして、1件30万円以上のレセプトについて、8万円を超えて、79万ですから80万円までの部分を、今度はそれぞれの市町村で拠出金を出し合って交付金で平準化していくという事業が、新しく10月1日から始まるということでございます。この金額を、30万円をゼロにしていけば完全に国保の負担の方は平準化させていくと、実質的な国保の統合につながるような改正ということでございます。
  国保につきましては、各団体でそれぞれの税率を長い経過の中で設けておりますので、いきなり税を統一したり、県全体で統一した保険にというのはなかなか一遍にはできないという状況がございますので、こういった歳出面の方から徐々に共同事業という形で平準化、統合を目指した改革を進めていくと、その第1段階といいますか、そういう途中の段階ということで、1件30万円以上のレセプトについて今回新しく制度ができたということでございますので、将来につきましては統合していくというような方向で検討されているところでございます。
  以上でございます。
○田中 旭議長 16番、市川議員。
○16番 市川金雄議員 了解いたしました。
  是非こうした事業、これだけではなくてまだ改善される事業もあろうかと思います。新しい事業を取り入れながら、県内市町村が同じ保険税を払って平等な医療にかかれるように、是非これらの事業は推進をしていただきたいと思います。お願いをして終わります。ありがとうございます。
○田中 旭議長 ほかに質疑ございますか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○田中 旭議長 これをもって質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○田中 旭議長 討論を終結いたします。
  これより議案第75号 平成18年度ときがわ町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり補正予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○田中 旭議長 起立全員です。
  よって、議案第75号は原案のとおり可決されました。
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◎議案第76号の上程、説明、質疑、討論、採決
○田中 旭議長 日程第19、議案第76号 平成18年度ときがわ町老人保健特別会計補正予算(第1号)についてを議題といたします。
  議案の朗読をお願いいたします。
  議会事務局長。
○野原泰子議会事務局長 朗読いたします。
  議案第76号 平成18年度ときがわ町老人保健特別会計補正予算(第1号)。
  平成18年度ときがわ町の老人保健特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。
  (歳入歳出予算の補正)
  第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億1,366万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ13億6,039万3,000円とする。
  2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表歳入歳出予算補正」による。
  平成18年9月12日提出。ときがわ町長、関口定男。
  以上でございます。
○田中 旭議長 提案者から提案理由の説明をお願いいたします。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、続きまして議案第76号 平成18年度ときがわ町老人保健特別会計補正予算(第1号)について提案理由を申し上げます。
  歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億1,366万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ13億6,039万3,000円とするものであります。
  細部につきましては、町民課長よりご説明申し上げます。
○田中 旭議長 細部説明をお願いいたします。
  久保町民課長。
○久保 均町民課長 それでは、命によりまして議案第76号 平成18年度ときがわ町老人保健特別会計補正予算(第1号)について詳細説明をさせていただきます。
  ただいま町長が提案理由で申し上げましたとおり、歳入歳出それぞれ1億1,366万8,000円を補正いたしまして、予算総額を13億6,039万3,000円とするものでございます。
  予算書の2ページ、3ページにございます第1表歳入歳出予算補正及び5ページから7ページにございます歳入歳出予算補正事項別明細書につきましては、ご高覧をいただきたいと存じます。
  次に、各項目の内容をご説明させていただきます。
  まず、歳入でございますが、8ページをごらんいただきたいと存じます。
  5款繰越金、1目繰越金でございます。補正額が1億1,366万8,000円を補正いたしまして、1億1,366万9,000円とするものでございます。こちらにつきましては、平成17年度ときがわ町老人保健特別会計決算が確定したことによります繰越金の補正でございます。
  続きまして、10ページをお開きいただきたいと存じます。
  こちらが歳出でございます。
  2款諸支出金、1目償還金でございます。779万6,000円を補正いたしまして、779万7,000円とさせていただくものでございます。23節の償還金、利子及び割引料に779万6,000円を計上させていただきました。内容といたしましては、平成17年度埼玉県老人保健医療費県負担金確定によります返還金でございます。
  続きまして、予備費でございます。1億587万2,000円を補正いたしまして、1億587万5,000円とさせていただくものでございます。こちらにつきましては、全体の財源調整の上で予備費の方に計上をさせていただいたという内容でございます。
  以上、簡単でございますが、担当課長といたしましての説明とさせていただきます。よろ しくご審議賜りますようお願い申し上げます。
○田中 旭議長 これより日程第19、議案第76号 平成18年度ときがわ町老人保健特別会計補正予算(第1号)の質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○田中 旭議長 これをもって質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○田中 旭議長 討論を終結いたします。
  これより議案第76号 平成18年度ときがわ町老人保健特別会計補正予算(第1号)についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり補正予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○田中 旭議長 起立全員です。
  よって、議案第76号は原案のとおり可決されました。
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◎議案第77号の上程、説明、質疑、討論、採決
○田中 旭議長 日程第20、議案第77号 平成18年度ときがわ町介護保険特別会計補正予算(第1号)についてを議題といたします。
  議案の朗読をお願いいたします。
  議会事務局長。
○野原泰子議会事務局長 朗読いたします。
  議案第77号 平成18年度ときがわ町介護保険特別会計補正予算(第1号)。
  平成18年度ときがわ町の介護保険特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。
  (歳入歳出予算の補正)
  第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ9,587万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ7億8,612万4,000円とする。
  2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表歳入歳出予算補正」による。
  平成18年9月12日提出。ときがわ町長、関口定男。
  以上でございます。
○田中 旭議長 提案者から提案理由の説明をお願いいたします。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、議案第77号 平成18年度ときがわ町介護保険特別会計補正予算(第1号)について提案理由を申し上げます。
  歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ9,587万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ7億8,612万4,000円とするものであります。
  細部につきましては、福祉課長よりご説明申し上げます。
○田中 旭議長 細部説明をお願いいたします。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 それでは、議案第77号 平成18年度ときがわ町介護保険特別会計補正予算(第1号)についてご説明を申し上げます。
  今回の補正につきましては、9,587万7,000円を補正いたすものでございます。
  それでは、事項別明細書によりご説明申し上げますので、8ページをお開きいただきたいと思います。
  まず、1款保険料でございますけれども、632万3,000円を補正し1億3,262万円とするものでございます。内訳といたしましては、現年課税の特徴分623万2,000円、滞納繰り越し分普通徴収保険料9万1,000円等でございます。
  続きまして、3款国庫支出金でございますが、740万3,000円を減額いたしまして、1億5,891万5,000円とするものでございます。この減額につきましては、下の段にございます介護給付費国庫負担金として928万2,000円を減額するものでございます。これにつきましては、施設等の給付費の今後の動向を見込みまして積算をいたして、こういった数字を出してございます。
  続きまして、3款2項国庫補助金でございますが、187万9,000円を補正いたしまして、3,820万7,000円とするものでございます。その内訳といたしまして、1目調整交付金でございますが、176万7,000円を追加するものでございます。
  続いて、地域支援事業交付金といたしまして19万3,000円、続きまして地域支援事業交付金の包括的支援事業、任意事業については8万1,000円の減額でございます。
  続きまして、第4款支払基金交付金でございますけれども、こちらにつきましてもやはり 施設等の今後の給付見込みから出したものでございます。1,119万5,000円を補正いたしまして、2億1,484万円とするものでございます。
  続きまして、県支出金でございますけれども、やはり県支出金につきましても同じく施設等の給付見込み額等を推計いたしまして算出したものでございます。2,082万4,000円を追加いたしまして、1億3,982万円とするものでございます。内訳として、介護給付費が2,076万7,000円の補正でございます。
  続いて、3目の県補助金でございますけれども、介護予防事業として9万7,000円を増とするものでございます。
  続いて、2目地域支援事業交付金、包括的な事業、任意事業については4万円の減額でございます。
  7款繰入金でございますけれども、445万1,000円を繰り入れ、1億781万6,000円とするものでございます。内訳といたしまして、1目介護給付費繰入金441万8,000円を繰り入れるものでございます。
  続いて、その他一般会計繰入金としまして22万2,000円を減額するものでございます。
  続いて、次のページでございますけれども、介護予防事業の繰入金といたしまして9万6,000円を増加するものでございます。
  続いて、地域支援事業の繰入金といたしまして、包括支援事業・任意事業ということで15万9,000円を増額するものでございます。
  8款繰越金といたしまして6,126万円を追加するものでございます。そして、6,794万5,000円とするものでございます。
  歳入合計9,587万7,000円を追加いたしまして、7億8,612万4,000円とするものでございます。
  続きまして、12ページをお開きいただきたいと思います。
  歳出についてご説明を申し上げます。
  まず、最初に1款総務費でございますけれども、22万2,000円を減額する補正でございます。この中で、1款3項2目の介護認定審査会費ということで、これは比企広域市町村圏組合の負担金でございますけれども、この額が確定いたしましたので、その分36万8,000円を減額するというものでございます。
  続きましてその下でございますが、趣旨普及費30万円の減額ですが、これにつきましては印刷製本費の減額ですが、パンフレット等は予算の範囲内で既に印刷が終わりましたので、 その余った分の減額ということでございます。
  続きまして、5項の地域包括支援センター費でございますけれども、29万6,000円を補正するものでございます。646万円とするものでございます。内訳としては、需用費、消耗品費が25万円を補正するものでございます。
  続きまして、2項保険給付費でございますが、3,533万9,000円を補正するものでございます。これについても、4月からの給付の実績等を考慮いたしまして積算をしたものでございます。
  1目の居宅介護サービス給付費でございますが、1,486万5,000円を補正いたすものでございます。
  続いて、14ページをお開きいただきたいと思います。
  3目の地域密着型介護サービス費給付費634万円を補正し、7,250万4,000円とするものでございます。これについても、やはり4月からの実績をもとに推計をしたものでございます。
  5目施設介護サービス給付費でございますが、1,117万4,000円を追加いたしまして、2億9,585万円とするものでございます。
  続いて、16ページをごらんいただきたいと思います。
  7目居宅介護福祉用具の購入費ということで33万3,000円を追加し、138万4,000円とするものでございます。
  続きまして、18ページをごらんいただきたいと思います。
  9目の居宅介護サービス計画給付費につきましては940万2,000円を追加し、3,084万円とするものでございます。
  続いて、2項介護予防サービス等諸費でございますが、1,817万2,000円を減額し、1,009万2,000円とするものでございます。これらについても、やはり4月からの実績等で積算をしてございます。
  1目介護予防サービス給付費でございますが、1,326万4,000円を減額し、492万4,000円とするものでございます。
  続きまして、20ページをお開きいただきたいと思います。
  3目地域密着型介護予防サービス給付費につきましては149万9,000円を補正いたしまして、150万円とするものでございます。
  続きまして、22ページをお開きいただきたいと思います。
  7目介護予防サービス計画給付費でございますが、640万7,000円を減額いたしまして132 万8,000円とするものでございます。これらについても、4月からの実績等を考慮いたしまして積算をしたものでございます。
  続きまして、24ページをお開きいただきたいと思います。
  4項高額介護サービス等給付費でございますが、624万8,000円を追加し、1,022万4,000円といたすものでございます。
  続きまして、26ページをお願いいたします。
  5項特定入所者介護サービス等費でございますが、514万9,000円を補正いたしまして、3,114万9,000円といたすものでございます。
  続きまして、28ページでございます。
  3項財政安定化基金拠出金50万円の減額でございますが、これにつきましては、県条例によりまして第3期介護保険事業計画における基金への拠出が要らなくなったということで、全額を補正するものでございます。
  続きまして、4項基金積立金461万円を増額いたしまして、461万1,000円とするものでございます。これにつきましては、介護給付費準備金基金に積み立てるものでございます。
  続きまして、5款地域支援事業費でございますけれども、その中の1目介護予防特定高齢者施策ということで、20万円の減額でございます。これにつきましては、保健師等の賃金等でございます。
  続きまして、ちょっと飛びまして30ページの一番下でございますが、諸支出金5,665万円を増額いたしまして、5,675万6,000円といたすものでございます。その内訳といたしまして、1項償還金及び還付加算金でございます。これは1,753万3,000円を増額いたしまして、1,763万7,000円といたすものでございます。
  それから、3目の償還金でございますが、1,746万6,000円を増額いたしまして、1,746万9,000円とするものでございます。これにつきましては、国・県等への支出金等の還付金に充てるものでございます。
  続きまして、2款繰出金でございますが、3,911万7,000円を増額いたしまして、3,911万9,000円とする補正でございます。これについては一般会計への繰出金でございます。今回9,587万7,000円を増額いたしまして、7億8,612万4,000円とする補正でございます。
  以上で細部説明を終わらせていただきます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
○田中 旭議長 これより日程第20、議案第77号 平成18年度ときがわ町介護保険特別会計補 正予算(第1号)の質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○田中 旭議長 これをもって質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○田中 旭議長 討論を終結いたします。
  これより議案第77号 平成18年度ときがわ町介護保険特別会計補正予算(第1号)についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり補正予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○田中 旭議長 起立全員です。
  よって、議案第77号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
◎議案第78号の上程、説明、質疑、討論、採決
○田中 旭議長 日程第21、議案第78号 平成18年度ときがわ町水道事業会計補正予算(第2号)についてを議題といたします。
  議案の朗読をお願いいたします。
  議会事務局長。
○野原泰子議会事務局長 朗読いたします。
  議案第78号 平成18年度ときがわ町水道事業会計補正予算(第2号)。
  省略をして朗読させていただきます。
  総則第1条、平成18年度ときがわ町水道事業会計の補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。
  第2条、収益的収入及び支出につきましては、第1款水道事業収益、補正予定額4万円、計2億7,917万3,000円。
  続きまして、第1款水道事業費用、補正予定額1,359万5,000円、計3億1,704万8,000円。
  続きまして、第3条、資本的収入及び支出につきましては、第1款資本的収入、補正予定額1,723万8,000円、計4,681万8,000円。
  続きまして、第1款資本的支出として、補正予定額457万8,000円、2億922万2,000円。
  平成18年9月12日提出。ときがわ町長、関口定男。
  以上でございます。
○田中 旭議長 提案者から提案理由の説明をお願いいたします。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、議案第78号 平成18年度ときがわ町水道事業会計予算について、第3条予算及び第4条予算の過不足等により補正の必要が生じたので、地方自治法第218条第1項の規定により本案を提出するものであります。
  細部につきましては、水道課長よりご説明申し上げます。
○田中 旭議長 細部説明をお願いいたします。
  中藤水道課長。
○中藤和重水道課長 議案第78号 平成18年度ときがわ町水道事業会計補正予算(第2号)の細部説明を申し上げます。
  1ページをごらんください。
  予算第3条及び予算第4条の収入及び支出を補正するものでございます。細部につきましては後ほどご説明いたしますので、このページは割愛させていただきます。
  続きまして、2ページ、3ページをごらんください。
  補正をした結果の全体の予算がこうなるということでございますので、ごらんいただきたいと思います。
  続きまして、4ページ、5ページをお開きください。
  4ページにつきましては、今回の補正をした結果、平成19年3月31日時点での資金計画を示したものでございます。右側5ページにつきましては、同じく19年3月31日時点の予定の貸借対照表でございます。
  続きまして、参考資料、補正予算(第2号)の明細書をごらんいただきたいと思います。明細書の1ページ、2ページをお開きください。
  こちらが3条の明細書でございます。主なものについてご説明いたします。
  支出ですが、2ページの右側の備考欄をごらんになってください。158万4,000円、公道舗装本復旧工事ということでございますが、水道工事を行いまして、地面が固まるのを待って本復旧の舗装工事をするための経費の補正でございます。
  その下、96万7,000円の減額でございますが、今回収入よりも支出が多かったために消費税の額が減るということでございます。一番下、1,297万8,000円、大附の第3増圧場落雷故 障修繕ということですが、5月20日に落雷しまして、増圧場の水位ですとか水量を、水道課のテレメーターがあるんですが、そちらにデータを送ってきてもらうんですが、落雷により故障してしまいました。それを修繕するための経費でございます。
  続きまして、3ページ、4ページをお開きください。
  4条関係でございます。右側4ページの備考をごらんになっていただきたいと思います。工事負担金ということで、4事業の負担金が上げてございますが、平成17年度から18年度に繰り越した事業に係る工事負担金でございます。先ほど野原議員さんへの説明で、各課と連携して負担金をもらえるようにということで収益性を上げるというご説明を申し上げましたが、これがまさにその負担金でございます。
  続きまして、その下、消火栓の関係ですが、石綿セメント更新に係りまして消火栓を設置しますが、その負担金をいただくのが3基分95万円。その下が、飯能・寄居線の管の布設工事に係る消火栓の負担金3基分70万円でございます。
  下にまいりまして、支出になりますが、266万7,000円。これは石綿管の更新の附帯事業でございまして、石綿管の本管から各家庭にお水を配る配水管の布設工事に係る補正でございます。詳細設計をした結果、これだけの増額補正となります。
  その下、191万1,000円。これは石綿セメント管、まさに更新事業の本事業でございますが、こちらについても詳細な設計をした結果、191万1,000円の増加の補正でございます。
  以上で、ときがわ町水道事業会計補正予算の細部説明を終わらせていただきます。
○田中 旭議長 これより日程第21、議案第78号 平成18年度ときがわ町水道事業会計補正予算(第2号)の質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  7番、笹沼議員。
○7番 笹沼和利議員 笹沼です。
  1ページと2ページのところで関連してくるんですけれども、営業収入のところ、それから営業外収入、収入合計として2億7,917万円、それから支出の方が3億1,704万円ということで、剰余金のところで過不足の方で3,733万円という赤字ということになるのかなというふうに思うんですけれども、補正の途中ですので最終的なところで出てくるのかと思うんですけれども、やはり赤字会計が続いていくのかというのがちょっと、その辺の最終的な見通しみたいなところをまずお聞きしたいのが1点と、それから、これは見てくると特別損失でかなりの部分が出ているなというところで、それは先ほど説明の中で、大附の第3増圧場の 落雷事故で1,297万というかなりの金額が出ているということであって、前、旧都幾川村のときに後野の簡水のところでもよく落雷事故が起きるということで、保険を掛けています。やはり落雷の可能性のあるところに関しては、ある程度そういう保険対応みたいなことも今後は考える必要があるんではないかなと。やはり事故が起こると莫大な金額がここで出ていくということがあって、それが物すごくこれ圧迫する可能性も出てきますので、ちょっとこれから考えていただければと思うんですけれども、よろしくお願いします。
○田中 旭議長 ただいまの質疑に対し、答弁願います。
  中藤水道課長。
○中藤和重水道課長 まず、1点目でございますが、水道関係の見通しというご質問でございますが、平成18年度予算の予定損益計算書で議会でもご説明したと思いますが、既に赤字予算になってございますので、見通しとしては非常に厳しいと。この赤字予算の中には、20年、30年たった施設が壊れたときの臨時支出は見込んでございませんので、かなり厳しい状況になってございます。
  2点目の落雷等による損害に対する保険の関係でございますが、全くご指摘のとおりでございまして、既に平成17年度から保険を掛けてございます。ちなみに、平成17年度は34万6,040円の保険金、今年度は40万1,870円ということになっております。笹沼議員ご指摘のこの大附第3増圧場の落雷の修繕も、当然のことながら保険の対象となってございます。全額出るかどうかにつきましては、現在保険会社と交渉中でございます。
  以上です。
○田中 旭議長 よろしいですか。
○7番 笹沼和利議員 はい、了解しました。
○田中 旭議長 ほかに質疑ございますか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○田中 旭議長 これをもって質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○田中 旭議長 討論を終結いたします。
  これより議案第78号 平成18年度ときがわ町水道事業会計補正予算(第2号)についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり補正予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。

                     (起立全員)
○田中 旭議長 起立全員です。
  よって、議案第78号は原案のとおり可決されました。
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◎請願第1号の上程、説明、質疑、委員会付託
○田中 旭議長 日程第22、請願第1号 上限金利を引き下げ等により、中小零細事業者・消費者等の健全な生活を守り、多重債務問題根絶のため、「出資の受入れ、預り金及び金利等の取締りに関する法律」及び「貸金業の規制等に関する法律」の改正に関する請願書を議題といたします。
  請願文書表の朗読をお願いいたします。
  議会事務局長。
○野原泰子議会事務局長 朗読いたします。
  請願文書表。
  整理番号1。受理年月日、平成18年8月23日。紹介議員、岩田鑑郎。
  件名。上限金利を引き下げ等により、中小零細事業者・消費者等の健全な生活を守り、多重債務問題根絶のため、「出資の受入れ、預り金及び金利等の取締りに関する法律」及び「貸金業の規制等に関する法律」の改正に関する請願書。
  要旨。国会及び関係行政庁に対し、「出資の受入れ、預り金及び金利等の取締りに関する法律」及び「貸金業の規制等に関する法律」を改正するよう求める意見書を提出する旨の請願。
  請願者住所氏名、さいたま市浦和区高砂3−16−58、埼玉司法書士会会長、早川敏夫。
  以上でございます。
○田中 旭議長 ただいまの請願の紹介議員であります岩田鑑郎議員から趣旨説明をお願いいたします。
  11番、岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 それでは、趣旨説明ということで、提出請願の案内を朗読させていただきます。
  ときがわ町議会議長殿。
  請願者、さいたま市浦和区高砂3−16−58、埼玉司法書士会会長、早川敏夫。
  第1、件名。
  上限金利を引き下げ等により、中小零細事業者・消費者等の健全な生活を守り、多重債務問題根絶のため、「出資の受入れ、預り金及び金利等の取締りに関する法律」及び「貸金業の規制等に関する法律」の改正を求める意見書を政府等に提出することを求める件。
  第2、請願の趣旨。
  ときがわ町議会が、国会及び関係行政庁に対し、「出資の受入れ、預り金及び金利等の取締りに関する法律」(以下、「出資法」といいます。)及び「貸金業の規制等に関する法律」(以下「貸金業規制法」といいます。)を下記のとおり改正するよう求める意見書を提出することを採択していただくよう請願致します。
                    記
  1、出資法第5条の上限金利を、利息制限法第1条の制限金利まで引き下げるとともに、出資法附則に定める日賦貸金業者及び電話担保金融に対する特例金利を廃止すること。
  2、貸金業規制法第43条のみなし弁済規定を撤廃すること。
  請願の理由。
  はじめに。
  2003年(平成15年)7月、ヤミ金融対策法(貸金業規制法及び出資法の一部を改正する法律)が成立し、その付帯決議で、貸金業規制法及び出資法の上限金利の見直しをヤミ金融対策法の施行後3年を目途に行うことが定められています。その具体的期限が、2007年(平成19年)1月ころになることから、金利の見直し等の法改正に向けて、今が極めて重要な時期にあると言えます。
  2、多重債務問題の深刻化。
  2000年、2003年に、貸金業規制法及び出資法の改正等、貸金業に関連した法改正がなされ、それぞれ一定の成果が報告されています。しかし、依然、多重債務問題は深刻さを増し、自己破産の申し立て件数は、2003年には24万2,357件に達し、2004年は21万1,402件、2005年も減少はしたものの18万件を超え、埼玉県内においても3,000件(本庁管轄のみ)を超えているなど、高水準にあります。また、破産に至っていないものの、その虞のある人は、100万人とも、200万人とも言われています。そして、経済的理由による自殺者は約8,000名(2004年度は7,947人)にも上り、全体の自殺者数に占める割合もここ数年で急増しています。
  このように自己破産等の法的救済も図り得ないものも含めると、多重債務者の数は相当数に上ると推測されます。さらに、このような多重債務問題が、ホームレス、離婚、児童虐待、犯罪等の被害を引き起こす要因となっているケースも少なくなく、多重債務問題は、依然、 社会問題として極めて深刻な状況にあります。
  3、多重債務問題の要因は高金利。
  もともと利息制限法は、経済的弱者の立場に置かれた人々を暴利から保護する強行法規であり、その定めを超過する利息は、無効と定められているところ、貸金業者は出資法の制限である29.2%を超えた場合にのみ処罰されるため、利息制限法を超過しつつ、出資法の刑罰金利未満で利息制限法を超過する利息による貸し付けが氾濫しています。このような状況で、銀行貸出約定平均金利は、数年来2%を切る状態で低迷しており、出資法で制限する29.2%が如何に異常な高金利であるかは明らかです。
  そして、一般市民においては、貯蓄がなく、その収入も安定していない者も少なくなく、未だ景気が全面的に回復しているとは言い難い状況です。もともと貸金業者の顧客層は、主として銀行や勤務先から低金利の借入が困難な者であります。また、収入が将来上昇する要素も限られている現状に鑑みれば、生活を破綻しない限度で可能な返済額は限られているものであって、病気、怪我、その他突発的な資金需要のため、出資法の異常な高金利を前提に借入を受ければ、わずかな借入額であったとしても家計を圧迫し、返済困難な多重債務者に陥る要因とならざるを得ません。
  従いまして、早急に出資法の上限金利を引き下げることが必要です。そして、その規制には、保証料等の名目を問わずに禁止をしなければ、容易な脱法を許すことにもなりかねないことは明らかです。
  4、グレーゾーンの不合理性と「みなし弁済」規定の撤廃。
  他方、多くの貸金業者は、銀行等から低金利を利用した資金調達やCM広告等により、出資法の上限金利に近い高金利にて貸付を行い、貸出額等をのばし続け、他企業を凌駕する高収益をあげているところです。
  このような金利による貸し付けの背景には、出資法と利息制限法の2段階による金利の規制という、いわゆるグレーゾーンを設け、利息制限法の制限超過利息の支払いを一定の厳格な要件のもとに有効とする貸金業規制法第43条(以下、「みなし弁済規定」といいます。)の存在があると思われます。
  しかし、前記のごとく、経済的弱者の立場に置かれた人々を暴利から保護する強行法規である利息制限法の例外を認めるみなし弁済規定は、本来的に、その立法趣旨に反する不合理な規定と言わざるを得ません。そして、同法の要件の充足については、最高裁判所(とりわけ2006年(平成18年)1月13日判決)が債務者保護のために極めて厳格な解釈を要求してお り、実際に同法の要件を満たして、利息制限法の制限超過利息を要求している業者は皆無に等しいという状況にあります。
  すなわち、私法上、無効な利息の支払いを要求している業者が大多数であるという現状にあり、みなし弁済規定の存在意義はもはや認めがたいものであるとともに、金利に関するグレーゾーンの存在は不合理なものでしかありません。
  従いまして、出資法の上限金利を利息制限法の制限金利まで引き下げを行い、金利に関するグレーゾーンを撤廃するとともに、存在意義を欠くこととなるみなし弁済規定を撤廃することが必要です。
  5、日賦貸金業者等の特例金利の撤廃の必要性。
  出資法の附則において、日賦貸金業者(日掛け金融)及び電話担保金融については、年54.75%まで認める旨の特例金利が定められています。
  しかしながら、日賦貸金業者については、返済方法の多様化が進んでいる現在において、集金による毎日の返済という形態にのみ特例を認める必要性はなく、むしろ厳格な要件を守ることなく違法行為が横行し、悪質な取立の温床となっているという実情も存在します。
  また、電話担保金融においても、もはや電話加入権の財産的価値が失いつつある現在において、電話担保金融に特例を認める社会的、経済的な必要性は乏しいと言わざるを得ません。
  従いまして、必要性が乏しく、むしろ高金利の徴収の口実として悪用される弊害が大きい日賦貸金業者及び電話担保金融における特例金利の撤廃をすることが必要です。
  6、弁護士会、司法書士会等の動き。
  以上の認識に基づき、日本弁護士連合会、日本司法書士会連合会、その他埼玉弁護士会、埼玉司法書士会をはじめとする全国各地の弁護士会、司法書士会において、上限金利を引き下げる等の意見書、会長声明、総会決議等が採択されているところです。そして、埼玉弁護士会においても、「上限金利引き下げ実現本部」を設置し、活動をしています。本請願も、埼玉弁護士会及び埼玉司法書士会、その他各種団体が連携して行っているものです。
  そして、本年6月定例会にて、埼玉県議会において同旨の意見書を採択していただいておりますとともに、さいたま市、川口市、戸田市、蕨市、川越市、富士見市、ふじみ野市、入間市、熊谷市、上尾市、桶川市、蓮田市、加須市、所沢市、飯能市、狭山市、草加市の17市議会においても請願書(又は意見書)が既に採択されているところです。そこで、埼玉県内の民意をより明らかにするためにも、県内全域の市町村議会に対して同旨の請願書(又は意見書)の採決の要請を行っている状況です。
  また、全国各地においても、北海道、宮城、秋田、群馬、東京、富山、石川、長野、大阪、兵庫、島根、岡山、山口、徳島、福岡、熊本、沖縄などの38の都道府県議会(その他、約850の市町村議会)で同旨の請願書が採択されているところであり、このほか全国に広まりつつあることを申し添えます。
  結び。
  以上の理由で、貴議会に請願いたします。
  以上。
○田中 旭議長 岩田議員につきましては、そのままその場にいていただきたいと思います。
  これより日程第22、請願第1号 上限金利を引き下げ等により、中小零細事業者・消費者等の健全な生活を守り、多重債務問題根絶のため、「出資の受入れ、預り金及び金利等の取締りに関する法律」及び「貸金業の規制等に関する法律」の改正に関する請願書の質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○田中 旭議長 これをもって質疑を終結いたします。
  ただいまの請願第1号につきましては、産業建設常任委員会に付託したいと思いますが、これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○田中 旭議長 異議なしと認めます。
  よって、産業建設常任委員会に付託することに決定いたしました。
  委員長、よろしくご審議のほどお願いいたします。
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◎議員派遣について
○田中 旭議長 日程第23、議員派遣についてを議題といたします。
  お諮りいたします。議員派遣については、ときがわ町議会会議規則第121条の規定によって、お手元に配付しましたとおり派遣いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○田中 旭議長 異議なしと認め、よって議員を派遣することに決定いたしました。
  なお、結果報告につきましては議長の諸般の報告の中で報告いたします。
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◎延会について
○田中 旭議長 お諮りいたします。本日の会議はこの程度にとどめ延会したいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○田中 旭議長 異議なしと認めます。
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◎延会の宣告
○田中 旭議長 よって、本日はこれをもちまして延会することに決定いたしました。
  大変長時間にわたりましてご苦労さまでした。
                                (午後 6時23分)