平成19年第1回ときがわ町議会定例会

議 事 日 程(第4号)

                             平成19年3月9日(金) 
                             午前10時開議      

      開議の宣告
日程第 1 議案第19号 平成19年度ときがわ町一般会計予算
日程第 2 議員提出議案第3号 議案第19号平成19年度ときがわ町一般会計予算に対す
                る付帯決議案
日程第 3 議案第20号 平成19年度ときがわ町国民健康保険特別会計予算
日程第 4 議案第21号 平成19年度ときがわ町老人保健特別会計予算
日程第 5 議案第22号 平成19年度ときがわ町介護保険特別会計予算
日程第 6 議案第23号 平成19年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計予算
日程第 7 議案第24号 平成19年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計予算
日程第 8 議案第25号 平成19年度ときがわ町水道事業会計予算
日程第 9 議案第26号 平成18年度ときがわ町一般会計補正予算(第5号)
日程第10 議案第27号 平成18年度ときがわ町国民健康保険特別会計補正予算(第3
             号)
日程第11 議案第28号 平成18年度ときがわ町老人保健特別会計補正予算(第2号)
日程第12 議案第29号 平成18年度ときがわ町介護保険特別会計補正予算(第2号)
日程第13 議案第30号 平成18年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計補正予算
             (第2号)
日程第14 議案第31号 平成18年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計予算(第1
             号)
日程第15 議案第32号 平成18年度ときがわ町水道事業会計補正予算(第4号)
日程第16 諮問第 1号 人権擁護委員候補者の推薦について
日程第17 議会運営委員会報告
日程第18 一般質問
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出席議員(16名)
     1番  前 田   栄 議員     2番  野 口 守 隆 議員
     3番  小 宮   正 議員     4番  野 原 和 夫 議員
     5番  鳥 越 準 司 議員     6番  堀 口   宏 議員
     7番  笹 沼 和 利 議員     8番  増 田 和 代 議員
     9番  伊 得 一 夫 議員    10番  市 川   洋 議員
    11番  岩 田 鑑 郎 議員    12番  島 田   豊 議員
    13番  田 中   旭 議員    14番  野 原 兼 男 議員
    15番  長 島 良 男 議員    16番  市 川 金 雄 議員
欠席議員(なし)
地方自治法第121条により、今定例会に説明のため出席する者及び同委任を受けた者の職氏名
町長
関 口 定 男
助役
関 口   章
理事兼
企画財政課長
山 口 文 明
理事兼窓口
センター所長
 蛛@太一郎
総務課長
柴 崎 政 利
税務課長
小 島   昇
会計室長
岡 野 吉 男
町民課長
久 保   均
福祉課長
小 沢 俊 夫
環境課長
堀 口 彰 一
産業観光課長
山 崎 政 明
建設課長
桑 原 和 一
水道課長
中 藤 和 重
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教育長
清 水 孝 一
教育総務課長
吉 田 明 弘
生涯学習課長
須 永 文 男
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代表監査委員
 蛛@  弘
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議会事務局長
野 原 泰 子
書記
荻久保 充 也



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   ◎開議の宣告
○田中 旭議長 おはようございます。
  引き続きまして、大変ご苦労さまです。
  ただいまの出席議員は16名でありますので、定足数に達しております。
  これより平成19年第1回ときがわ町議会定例会第4日目を開会いたします。
  直ちに本日の会議を開きます。
                                (午前10時00分)
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   ◎議事日程の報告
○田中 旭議長 本日の議事日程を報告いたします。
  議事日程は配付したとおりであります。
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   ◎議案第19号の質疑、討論、採決
○田中 旭議長 それでは、きのうに引き続き、歳出予算の質疑を行います。
  質疑ございませんか。
  14番、野原議員。
○14番 野原兼男議員 14番、野原です。
  最初に、3点ほどちょっとお伺いいたします。
  135ページ、きのう長島議員の方からも質問がありましたけれども、商工会補助事業1,350万について、まず第1点お伺いいたします。
  きのう町長からも、今後は厳しいそういった姿勢で臨んでいくというようなご答弁をいただいたんですけれども、ちょっと確認の意味なんですけれども、当初、商工会の方で一応補助金に対して大体1,600万ぐらい要求があったということで、その後見直して1,350万になったということ。この減額した内容というのは、どういったものを減額したのか。人件費等を減額してきたのか、その辺をお伺いいたします。
  それから第2点目なんですけれども、申しわけない、戻りますけれども、125ページですね。市民農園の件についてお伺いいたします。
  この市民農園につきましての対象になっているところなんですけれども、私もちょっと見させていただいたんですけれども、きちんと圃場整備がされて、大変整備されているところ なんですけれども、その圃場整備はいつ行われて、どのくらいの資金がかかったのか、その辺をお伺いいたします。
  それから、この後、町長の施政方針の中に、この市民農園につきまして、都市との交流というようなことで、都市住民との交流を図るためということでうたってありますけれども、この都市住民というのは、都市というのはどの辺を対象にしての都市なのか、その辺をお伺いいたします。
  それから第3点目は、139ページですね。あっちこっち行って申しわけないんですけれども、139ページ、工事請負費、大野特産物の増改築の分なんですけれども、この増築する理由ですね、その点についてお伺いします。
  それから、決算書を見ますと、この施設を使用しているのに、施設の利用料ですか、家賃、地代というものが支払われていないようなんですけれども、この点についてお伺いいたします。
  以上3点お願いします。
○田中 旭議長 商工会補助事業について、答弁をお願いいたします。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 それでは、1点目の商工会補助事業につきましてお答えさせていただきます。
  まず、お手元にお配りさせていただきましたけれども、1,350万ということで、きのうも町長の方からご答弁させていただきましたけれども、この平成18年度につきましては、都幾川商工会、玉川商工会、玉川商工会が830万、都幾川商工会が756万というふうなことで補助金の方を支出させていただいているわけでございますが、この新年度の予算等につきましては、商工会の合併協議会の中でも協議をされておりまして、その中で当初町への補助金というふうなことで、事務局サイドでも金額等について示されましたが、私どもといたしましても、この全体の中身について、人件費、それから事業費等についても精査させていただきました。
  その中で、県の補助金も入ってございますが、県の補助金につきましては、基本的には従前どおり支給されるというふうな状況になっておりまして、全体の支出の状況について、私どもも中身を精査させていただいたわけでございますが、この中で、やはり人件費の方については、基本的には従前の指導員、それから補助金、記帳専任職員ということで6名の人員が要ります。それから局長というふうなことでございますけれども、この人件費等について は、特にこれは下げるというふうなことは基本的にできないというふうなことがありました。また、ほかの事業費等について、地域総合振興費と各部のこういった振興費等についても精査させていただく中で、商工会さんの方でも新年度の予算については検討していただきましてこの金額になったわけですけれども、商工会からの要望がこの金額というふうなことになったわけでございますが、私どもといたしましても、十分こういった支出の内容等、精査させていただく中で減額させていただいているというふうなことで、この金額というふうなことでご理解いただきたいと思いますが、よろしくお願いします。
○田中 旭議長 14番、野原兼男議員。
○14番 野原兼男議員 きのう長島議員からも人件費が非常に高いのではないかということで指摘があったわけでございます。
  この提出されました予算書を見ますと、予算書の4ページを見ますと、指導員が1人544万7,950円、これが3人分ですね。合計で1,634万3,850円。補助員が2名ということで、1人約340万円、2人で680万円、それから記帳専任職員ということで1人約273万ですね、それから局長、これの分として390万円の県補助がついているわけです。このほかに福利環境設備費ということで補助もついているわけでございます。
  そういった中で、我々がどう民間から見た感じですと、やはりこの県補助金の分だけでありましても、相当いい報酬となっているわけです。それが次の6ページの方へいきますと、これに町の補助金がほとんど人件費としてこの分に上乗せされているということでございます。
  それで、この中でちょっと私がわからないのが、指導員と補助員で、4ページの1,630万と680万を足しますと、6ページで言いますと、一番上の2,311万、これの数字に値してくるわけなんですけれども、そうすると、この2,300万というのは、5人分を合算した分だなと私は解釈するわけです。それに諸手当が約1,100万、それから福利厚生費が540万、福利環境整備が約290万ということで、そういった内訳になっているわけでございますけれども、その中で、4ページに記帳専任職員ということで270万円、これは県の方から補助が来ているんですけれども、この270万というのは、補助員の補助金の給料というんですか、これはどこへ行ってしまっているんですか。ちょっと見た感じ、どこにあるのか私の方も、これは6ページのを見たのではちょっとわからないんですよね。
  それで、局長が390万円ということで、県の方から補助金が出ているわけでございます。これが6ページの中ほどの一番下の方ですね、そこに商工会等指導環境推進費395万円とい う、これが5万円プラスされての局長の給与となってくるのではないかなと思うんですけれども、この専任職員の270万というのがここには、6ページの方には記載されていないんですけれども、この辺についてはどうなっているのかお伺いしたいと思うんですけれども。
○田中 旭議長 答弁願います。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 お答えさせていただきます。
  6ページのこの支出でございますが、基本的にこの一番上の、これは給料になるわけですけれども、それから諸手当、これにつきましては、指導員、補助員、記帳専任職員の給与と、それから手当ということでございます。局長につきましては、野原議員さんが申し上げたとおり、この中段の395万が局長の給料に当たるというふうなことでございます。
  それから、この福利厚生費につきましては、局長も含めた職員の社会保険、労働保険料というふうなことでございます。
  以上でございます。
○田中 旭議長 14番、野原兼男議員。
○14番 野原兼男議員 そうしますと、専任職員の給与というのは、こちらの6ページの諸手当を含めた中に、両方含めますと、給与等含めますと、約3,400万あるんですけれども、この中に含まれているということなんですか。そういうことなんですか。
○田中 旭議長 答弁願います。
  産業観光課、山崎課長。
○山崎政明産業観光課長 お答えさせていただきます。
  局長さん以外の職員の給与については、この指導職員設置費の中に含まれているというふうなことでございます。
  以上でございます。
○田中 旭議長 14番、野原兼男議員。
○14番 野原兼男議員 そうすると、私の方から見ると、ちょっと納得はいかないんですけれども、一番上の5級というんですか、給料ですが、2,300万というのは、指導員と補助員の5人分を合わせるとこの金額になるわけですよね。それで、その人たちの諸手当、局長も入れての諸手当ですか、約1,100万あるわけですけれども、そうだと私は解釈していたんですけれども、記帳専任職員の給与270万というのは、その諸手当の中に入れてしまってあるということなんですか。その辺ちょっと、私の理解が悪いかもしれないんですけれども、計 算するとそうなってしまうんですよね。
○田中 旭議長 野原兼男議員、これで4回目ですので、これでもう終わりにしてください、これについては。
○14番 野原兼男議員 ちょっと私も理解できないんですけれども、要するに、今回補助金の要望のあったほとんどが、きのうもありましたけれども、人件費に費やされているということ。それで、今の説明の中に、商工会で職員の給与を下げられないという、こういうような回答があったわけですけれども、こういった商工会に加盟している商店、事業所等があるわけです。こういったところのために一生懸命働いていただいているとは思うんですけれども、そういった皆さん、今このときがわ町内の商店にしましても、そういった、嵐山あたりに大型店舗等が進出してきて大変苦しい状況にいるわけでございます。
  そういった中で、自分たちの給与だけ下げられないから行政にお願いするというのではなくて、やはりこういったものを商工会としての運営が厳しいものであれば、是非そういった人件費等もやはり自分たちも考えて、今後商工会の運営に当たっていただきたいと思います。
  きのうは町長は、来年からは厳しい態度で臨むということでご答弁いただいておりますので、その辺は期待して質問の方を終わらせていただきます。
○田中 旭議長 次に、市民農園について答弁をお願いします。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 市民農園につきまして、お答えさせていただきます。
  1点目の圃場整備の整備費等の状況につきましては、ちょっと資料等を持ってきてございませんので、後ほど答弁させていただきたいと思うんですが、よろしいでしょうか。
○14番 野原兼男議員 いいですよ。いつごろやったとかいうのは。
○山崎政明産業観光課長 それも含めて、整備費とお答えさせていただきます。
  2点目の山村都市交流というふうなことで、都市の方の対象者というふうなことでございますが、基本的には、これは都市部の方々というふうなことで考えておりまして、では、これがどこまでかというふうなことになりますが、これはあくまで基本的に町外の方々というふうなことでご理解いただきたいというふうに思います。
  以上でございます。
○田中 旭議長 14番、野原兼男議員。
○14番 野原兼男議員 私もあそこをちょっと見に行って、本当にきちんと圃場整備された場所で、多分圃場整備したときには、そういった地元の人たちが、今後そういった農業、い ろいろなものを栽培、耕したり何かしてやっていくということで、相当な資金をかけて基盤整備をしたと思うんですよね。
  そういった場所を今回どういう状況で市民農園というようなものが上がってきたのかもちょっとわかりませんけれども、いろいろ後継者がいなくなって、そういった農地を耕していくようなことが困難になってきたからだなと思うんですけれども、だからといって、そういった農地を耕す人がいなくなったから市民農園にして運営していこうと、確かに発想的にはいいわけでございますけれども、このときがわ町内におきましても、いろいろまだ遊休農地なんていうのはいっぱいあるわけです。農業の後継者がいなくて荒れ地になっているところはたくさんあるわけでございます。
  そういったことを考えますと、莫大な資金をかけて圃場整備したところに、また今度はそこが利用していくのが難しくなったから、今度はここを市民農園にして、またそこに莫大な資金を投じると、そういった簡単な考えでこの市民農園を開発していくというか、そうなると、確かに市民農園にして、地主さんたちですか、その組合の人たちがどういった研究をしたか。実際に今、そういった市民農園としてやっていくのであれば、そういった開発をする前に、今あるそういった土地をほかの人たちに利用してもらったり、そういった形で広がってきて、これはどんどん市民農園としてやっていけるというような見込みがあればいいんですけれども、ただつくってから、市民農園をつくれば、そういった利用する人があるんだというような、雲をつかむような感じで私はとらえるんですけれども、実際にここで3,000万円かけて市民農園をつくって、ではそれが全部利用されるかと、そういったものの研究をどれほどしてあるのか、その辺をちょっとお伺いしたいと思うんですけれども。
○田中 旭議長 答弁を願います。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 お答えさせていただきます。
  この市民農園の計画でございますが、旧都幾川村のときに、平成15年度におきまして、中山間地域総合整備事業の中で市民農園の整備ということで計画をさせていただいたものでございます。
  この中山間地域総合整備事業につきましては、平成16年度から20年度までの5カ年計画で実施しているところでございますが、旧都幾川村のときに農村振興基本計画というものも策定してございます。その中で、こういった市民農園、体験農園の整備も計画として掲げさせていただいております。
  そういったことで、新町になりまして、新町建設計画の中でもこの中山間地域総合整備事業の中の市民農園の整備ということで位置づけを行っているところでございます。
  また、きのう町長の方から答弁もさせていただきましたけれども、この計画自体が平成15年度に県、国の認可をいただいて事業を実施してきておりますので、やはり当時の計画から若干そういった中身につきましても、今後見直し等も必要になってきておりますので、そういったこともあわせて、この事業に関しては取り組んでいきたいというふうにも考えているところでもございます。
  また、この運営関係等につきましては、当時の計画の中で、収支等の計画等も策定しているわけでございますが、これら等についても、やはり区画等、それからこれは年間の収入というようなことももちろんございますし、そういったものも計画とすれば設定はさせていただいているわけでございますが、やはりこういった中身等についても、全体の計画としては策定してございますけれども、やはりこういったところも十分検討させていただければというふうに考えております。
  以上でございます。
○田中 旭議長 14番、野原兼男議員。
○14番 野原兼男議員 確かにその地域の人たちの活性化、そういったことでこういったものも開発することも、本当に悪いということではないわけです。確かにこれで活性化があれば、それにこしたことはないわけでございますけれども、やはりこういったところに、大分資金を投じて圃場整備をしたけれども、今度は地域でそれを利用していくことが難しくなったから、また今度はお金をかけて市民農園にしてしまえばいいんだと、そんな簡単な考えで、いざ3,000万もかけて、これで今度は利用者が全然つかなかった場合、そういったところの責任というのは今度はだれがとっていくんですかね。
  ある程度、やはりそういった中で、今、圃場整備、ほかの遊休農地になっているところに比べれば、非常にきれいに整備されているところで、そういったところでいろいろな、まだそういったところを都市部の人が来て利用したり、そういった例があるんであれば、まるっきりそういったものがなくて、つくれば来るのではないかと、そんなような考えでつくって、もしこれがそういったことで利用されないでお金をかけっ放しでまたそのままになっていく、そういったときの責任というのはだれがとっていくのか。
  確かに15年度から計画をして、合併も継続審議として、合併協でも継続事業として取り上げてきたわけでございます。これはそれで結構だと思うんですけれども、やはりこういった ことを合併して町長もかわったわけでございますから、そういった事業の見直しというのもやっていくのも大切なことではないかなと思うんですけれども、その辺についてお伺いいたします。
○田中 旭議長 答弁願います。
  関口町長。
○関口定男町長 今、野原議員からは、市民農園の件につきましての、昨日もあった2回目の質問なんですが、野原議員ご指摘のとおりの件だとも思います。やはり同じところに2回も投資するというのは、ある面ではちょっと二重投資ということになるかなとは思います。
  しかし、先ほどから産業観光課長の方から言っておりますように、平成15年から旧都幾川村で始めた事業でありまして、今回の合併協議の中でもそういうことは続けて、お互いの、両村の事業はたすきがけのような形なんですけれども、新町まちづくり計画の中に入れて協定を結んで合併をして、ですから町長は新しい町長が立ったからそれを極端に変えるというのは、それは約束違反だと私は思いますし、ですから、合併協議会で新町まちづくり計画というのはそういうためにつくったわけですから、やはりそれをちゃんとまた実行していくというのは、私も選挙のときに言いましたけれども、合併協議会の会長としてそれをまとめたと、それをやはり実行していくのが私の責任ではないかと。ですから、第1回目のときがわ町の町長は私にやらせてくださいということで私は立候補いたしました。それは皆さんもご存じだと思います。ですから、私は町長になって、新町まちづくり計画をつくった、それをしっかりと実行していく。それは、責任は私にあると思います。
  以上です。
○田中 旭議長 14番、野原兼男議員。
○14番 野原兼男議員 そういったことで、確かに合併協等の協議の中でそういった約束はされていたということでありますけれども、四季彩館とかというのは、もうつくってしまっているんですから、これはしっかりとした運営をしていかなければならないわけでございますけれども、この市民農園については、まだ手つかずだったんですよね。ですから、よく検討して、町の財政的負担になるようであれば、これはやはりきちんとして、町長としても見直す、これはやはり勇気が必要だと思うんですよね。やはり合併して、それをそのまま事業をしていくということではなくて、継続だから事業をしていくことではなくて、やはり町長はそういった今後の財政運営も期待されて町長に選ばれたわけですから、こういった事業、採算の合うか合わないような事業も、やはりはっきりしていかないものも、すぐ継続だから やらなくてはならないのかということではなくて、やはりそういった見直す首長としての決断、勇気も必要ではないかなと思うんですけれども、そういったことで、今後はひとつそういったことを視野に入れて行政運営に当たっていただきたいと思います。
  以上です。
○田中 旭議長 答弁願います。
  関口町長。
○関口定男町長 野原議員のご指摘のとおり、やはり新しい町になって新しい町長として、確かに基本的なそういうものは新町まちづくり計画、また第1次のときがわ町の振興計画の中で基本的にはそれをやっていくという中で、ご指摘のとおり、やはり見直しというのは大事なことだと思いますし、先ほど産業観光課長の方から言いましたけれども、初めの計画より大分変わってきております。さらにその辺も見直して、本当に実のある事業をやって、本当にそれが有効に施設が使えるように、そしてそこを拠点にまた活性化するように、これからもしっかり見直しはしていきたいと思っております。
  一つ例に挙げれば、大椚の第二小学校の跡地の問題もそうですけれども、皆さんにも話しましたけれども、あの問題も初めは8,000万という中山間地域の補助金の額だけがひとり歩きしてしまって、それでやっておりました。そんな中で、町長に就任してすぐ第二小学校の方に行って、見直しをするということで、石垣はそのままにすると、それでさらにその予算の中でキャンプ場の方にも予算を回すという形で、有効にその予算を使っていくということで見直しをしておりますので、その辺も努力をしますので、ご理解をいただきたいと思います。
○田中 旭議長 大野販売所の工事請負費について、答弁をお願いいたします。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 それでは、3点目の大野特産物販売所の増築工事についてご答弁させていただきます。
  まず、増築の理由というふうなことでございますが、この施設については、平成元年に設置をされた建物でございまして、地域の方々が管理委員会を組織して実施してきたところでございますが、この大野特産物販売所につきましては、先般、要望等も出ております。この増築に関しては、今、基本的には売り場だけの、それからトイレ等は設置されておりますが、この施設の中でやはり休憩施設、それから飲み物等も出したいというふうなことで要望等もいただいております。
  その中で今回、この特産物販売所につきましては、やはり売り上げ等も若干下がってきております。平成16年度につきましては約1,600万の売り上げ、17年度につきましては1,300万、それから18年度につきましては1,300万を若干割ってきているというふうなことで、売り上げ等も若干ここのところ下がり傾向というふうな状況でございました。
  そういう中で、この大野特産物販売所につきましては、やはりこういった資料も今回出させていただいておりますけれども、昨年の決算でいきますと、若干マイナスだったというふうな状況になっているわけでございますが、やはりこの大野地域にとっても、今、商店等も1軒もなくなってきておりまして、やはりこの大野特産物販売所で、この売り場面積の拡大や、それから日用品等もこの増築した中で置いていきたいというふうな考え方もございまして、あわせて、やはり来たお客さんが休める場所、またコーヒー等の飲み物も提供したいというふうな要望等もございまして、今回5坪程度の増築になるわけでございますが、工事請負費として計上させていただいたものでございます。
  以上でございます。
○田中 旭議長 14番、野原兼男議員。
○14番 野原兼男議員 この増築に関しましては、トイレの改修、それからちょっと喫茶程度の飲み物を提供する場ということで、これはこれでしようがないかなとは思うわけです。
  今、課長さんの方からもご説明があったように、日用雑貨、大野地区に商店がなくなってきたから、日用雑貨を置いて販売する、そういうことは、大野特産物所としての意味はまた違うのではないかなと思うわけでございます。
  実際、大野には店は1軒もないわけですか。仮になくなってしまったとしても、以前はお店があったわけでございますよね。だけれども、お店があって、それが運営が成り立っていかないということは、利用客が少なかったと。地元の利用客が少ないから売れなかったから、店は閉鎖しなければならないというようなことになったと思うわけでございますけれども、だからといって、行政がそういった日用雑貨をつくる場所を、施設を行政がつくればいいのかなというと、そうしますと、この日本全国、商店のない限界集落とかいろいろあるわけでございます。そういったところのことを考えれば、幾らつくったってつくり切れないという、切りがないというふうなことになりますよね。
  ですから、大野地区におきましては、まだそこまでのそういった僻地的なものはないわけでございますから、日用雑貨を売りたいからそれを増築するというのは、ちょっと特産物販売所の趣旨としてはまた違うのではないかなとは思うんですよね。
  それであと、家賃が入っていないんですよね。要するに、行政の施設を使ってやってもらうのはいいんですけれども、なぜ家賃が入っていないのか。私だってそうですよ。行政が施設をつくってくれて、家賃もいいから商売してくれと言われれば、喜んで商売しますけれども、こういったことというのは、なぜ家賃を取らないのか、その辺をちょっとお伺いいたします。
○田中 旭議長 答弁願います。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 それでは、お答えさせていただきます。
  先ほど、私の説明の中に、日用品というふうなお話も申し上げましたけれども、答弁させていただきましたけれども、基本的にはこれは休憩所の増築、それからそこで農業等も提供したいというのが主な目的でございます。その中で、農産物、それから仕入れ品等も現在直売所の方で販売しておりますけれども、また増築する部分について、日用品等も置ければというふうなことで考えているようですので、これはあくまで日用品を置くために増築するということではもちろんございませんので、ご理解いただきたいと思います。
  それから、家賃のお話でございますが、これは町の施設ということで指定管理者制度を導入している施設でございますので、基本的に家賃の方についてはいただいておりませんので、ご理解いただきたいと思います。
  以上でございます。
○田中 旭議長 答弁願います。
  関口町長。
○関口定男町長 野原議員のおっしゃることも、それはもちろんわかるんですけれども、新しいこのときがわ町の中で、私とすると、ときがわ町の最高責任者でありますし、一家の家族で言えば、1万3,600人が私の家族であります。
  そんな中で、大野地域というのは、先ほども言いましたように、ちょっと戸数も減っておりますし、ある程度行政でしっかりバックアップをしてやらなければいけない地域だと私は思っております。
  そんな中で、今回地元の方からそういう特産物販売所の増築の話があったときも、今までは自分たちの自力でいろいろできたと。しかし、新しい直売所等も明覚地域、また玉川地域でもできていると。そんな中で販売の売り上げの方も減ってきているというふうな話も聞きました。そして、このままいくと、やはりその地域がさびれてしまうと。そうなってくると やはり困るわけですので、このところで増築をして、その部分でお客さんにコーヒーを出したり、またおでんを出したりというのも一つはあると。もう一つは、地元の人たちが、自分たちがつくった野菜を持ってきて、そこでまたお茶を飲むという場所にも使いたいという話もあります。
  先ほどから話が出ていますけれども、大野地域にはこれを拠点として、私は是非地元の皆さんには活性化を図っていただきたいと、そういう意味を込めまして、今回、恐らく野原さんがさっきおっしゃいましたけれども、全国でそういうところはないというかもしれないけれども、でも、そういうところもあるんです。ときがわ町の場合は、そうした弱いところに光を当てるという施策をやるということで、ご理解をいただきたいと思います。
  以上です。
○田中 旭議長 14番、野原兼男議員。
○14番 野原兼男議員 ただ、活性化活性化と言えば、いいふうにとらえるわけです。何でも活性化という名目で、町のそういった、町だって大変財政は厳しいわけです。こういった補助金だって、やはりその地域の人たちのためから来ているあれではなくて、みんな、町全体からしての税金ですからね。やはりそういったものを考えた中で、今後そういった、こうした観光施設の事業等はよく考えていただきたいんですけれども、指定管理者というのは、これは家賃とかそういうものは取ってはいけないという規定になっているわけですか。
  そういうんであれば、町の施設を貸して、それを管理してもらっているというような感じですよね。でも、今度はまたどこか改築したいから直してもらいたい、増築したいからまた資金を出してくれと、そんなことがいつまでも続いたのであれば、かえってこの地域に安く売ってしまってもいいし、くれてしまった方が町の今後のそういった財政的にもいいのではないかなと思うんですよね。これを売却すれば、固定資産税等も入ってくるわけですから。
  ただ施設を管理していただいているって、確かに管理はしていただいているかもしれないですけれども、その管理している人たちは、ここにもあるように、給与とかというのは取っているわけですよね。きちんと給与は取っているわけですよ。ですから、これだけの給与はとれるし、それから大野特産物所は手数料販売しているわけですから、出している人たちはその利益も取っているわけですから、別にこれを指定管理者に売却してしまったって、運営は成り立っていくんだと思うんです。実際に見れば、定期預金等もあるわけですから。やはりほかの町民から考えれば、町の施設をただで借りて、ただで商売をして自分の給料を取って、それで何か問題が起きれば、また補助をお願いして、それを改装してもらう、また増築 してもらう、こんなほかの町民にとってみれば、本当にこんな恵まれたあれはないのではないかなと思うんですよね。
  この指定管理者から家賃が取れないんであれば、違った方法で、やはり多少指定管理者もある程度利益を上げているわけですから、家賃という名目で取れないんであれば、違った方向でそういったものを取っていくようなことも考えていただきたいと思うんですけれども。
○田中 旭議長 答弁願います。
  関口助役。
○関口 章助役 それでは、ただいまのご質問に答弁させていただきます。
  1つは、指定管理者につきましては、上がった収益を基金として積み立てておりまして、今般の施設の改築等についても、町有施設整備基金から30万ですけれども、繰り入れるという格好で、その一部を負担していただいております。
  それからもう一つは、地域振興というふうなことを言えば何でもできるかと、詰めが甘いのではないかと、こういうご意見でございますけれども、さびれれば、やはりめぐりめぐって、町の全体の沈滞にも行ってしまうと、また財政的にも影響を受けていると。やはりきちっと活性化していただくことによって、町全体としてうまくいくということでございますので、そこら辺ひとつご理解いただきたいと思います。
○田中 旭議長 ほかに質疑ございませんか。
  16番、市川議員。
○16番 市川金雄議員 16番、市川です。
  3点ほどお願いをしたいと思います。
  まず第1点でございますけれども、47ページの一番上段のところに文書のファイリング事業というのがございますが、文書のファイリング事業、これはもう終わっていたのではないかと思うんですが、今回計上されたのはどのような事業を行っていくのかお伺いをいたします。
  それから第2点でございますけれども、115ページをお願いしたいと思います。これは中ほどにある委託料のところなんですけれども、まず、じん芥処理委託料ということで5,601万9,000円計上されておりますし、負担金、補助及び交付金のところで1億371万円が処理委託ということで計上されております。このごみ処理、じん芥処理については、この処理は小川地区衛生処理組合で処理をしているのではないかと考えております。それで、ここに計上されている委託料のじん芥処理委託はどこの処理場へ委託をしているのか、まずお伺いをし たいと思います。
  それともう一点は、ここのところで、委託料のところで、ごみを収集したり運搬したりする、その収集をしている委託料があるのではないかと思うんですが、その辺がここには記載されていない、その辺がどうなっているのか、まずそこをお尋ねいたします。
  それから、155ページですけれども、一番上段にある地籍調査事業でございますけれども、地籍調査事業を現在、玉川地区で行っております。そういう中で、いろいろな声を聞いております。合併をしたんだから、都幾川地域でもどうしてやらないんだ、玉川だけ何でだというようなことも聞かれますし、またその終わった後の玉川地区で最初に始めたときには玉川地区が終了するまでは税については、土地の固定資産税等については、地籍調査が全部終了してから一斉に課税をするんだということがございました。
  そういうことを住民は受けて、合併したんだから、今度は玉川地区が終わってしまって、では玉川地区だけ先に課税されるのかな、それでは公平ではない、不公平ではないかなという声がだんだん強くなってまいりました。そういう中で、前回の議会のときにもあったと思うんですが、これが玉川地区だけでなくて、都幾川地区にも同時にできないかというご質問があったと思いますけれども、そういう中で検討して、できるものであればというようなお答えをいただいたと思うんですが、その検討はなされたのか、その結果をお尋ねいたしたいと思います。
  以上3点でございますけれども、お願いをいたします。
○田中 旭議長 文書ファイリング事業について、答弁をお願いいたします。
  柴崎総務課長。
○柴崎政利総務課長 それでは、文書ファイリング事業についてお答えを申し上げます。
  議員ご承知のとおり、ファイリングシステムにつきましては既に終了しておりまして、ロッカー等の購入はすべて終わっております。この予算につきましては、文書につきましては、ご承知のとおり、単年度1年保存、3年保存、5年保存、10年保存、永久保存ということで毎年たまっていくわけでございます。これらのフォルダーが主な消耗品として購入させていただくということでございます。この中では、一番多く使うのが個別フォルダー、いわゆる書類を挟んでおくわけですけれども、このフォルダーが主な予算になろうかと思います。ファイリングシステムの中には細々としたものもやはり必要でございます。ラベル等も購入しなければならないということで、そういうものが主な予算でございます。
  以上でございます。
○16番 市川金雄議員 了解です。
○田中 旭議長 じん芥処理費の委託料について、答弁をお願いいたします。
  堀口環境課長。
○堀口彰一環境課長 お答えさせていただきます。
  じん芥処理委託料、ページで言いますと、115ページですけれども、5,601万9,000円と小川地区衛生組合への負担金であります1億371万円の関係でございます。
  じん芥処理委託はどこにしているのかということと、収集委託はどこに計上してあるのかという内容でよろしいでしょうか。
○16番 市川金雄議員 はい。
○堀口彰一環境課長 じん芥処理委託費の関係でございますけれども、これにつきましては、じん芥処理委託料5,601万9,000円の中に入っておりまして、内容的には、資源物回収運搬業務、各家庭に配布してありますごみカレンダーに沿って実施しているものでございますが、これにつきましては、リサイクル業者に委託をしております。それから、一般廃棄物収集運搬業務でございます。それと、粗大ごみ運搬収集業務につきましても、収集業者に委託をして、小川地区衛生組合で処理をしているということでございます。そのほか、小動物死体処理収集運搬業務、不法投棄防止パトロール業務委託、これは高齢者事業団に、週3回ほど実施しておりますが、委託をしているものでございます。そのほかに、山間地域ということもありまして、不法投棄がたまに起きることがございますので、不法投棄撤去収集運搬業務等も含めた内容のものでございます。
  以上でございます。
○田中 旭議長 16番、市川金雄議員。
○16番 市川金雄議員 わかりました。一番、町長の施政方針の中で、この予算書を事業別の予算書に変えていくということでありました。わかりやすくということであったんですが、ここのところが、内訳が収集運搬料がどうなっているか、その辺が知りたかったところなんですが、そうしますと、資源ごみの収集運搬の委託料が幾らであるか、一般ごみ、それから粗大ごみ等、この収集運搬の委託料の内訳を教えていただければと思いますが、お願いいたします。
○田中 旭議長 答弁願います。
  堀口環境課長。
○堀口彰一環境課長 そうしますと、5,601万9,000円の内訳ということでよろしいんでしょう か。
○16番 市川金雄議員 はい。
○堀口彰一環境課長 まだ見積もりの段階で、正式契約ではございませんが、予算計上した段階での内容を説明させていただきます。
  資源物回収団体でございますが、306万4,000円、一般廃棄物収集運搬業務ですが、4,800万円、粗大ごみ収集運搬業務ですけれども、82万円程度です。小動物死体処理収集運搬業務ですが、51万円、不法投棄防止パトロールでございますけれども、163万2,000円、それから不法投棄撤去収集運搬委託業務ですが、120万円等でございます。
○田中 旭議長 16番、市川金雄議員。
○16番 市川金雄議員 ありがとうございました。昨日の質問の中でも申し上げました。資源ごみの販売高、約80万円ほど増額をされて2,400万円ほど収益を見込んでいるというお話も聞きました。また、そうした中でごみ減量の大切さ、その辺もお話をいただきました。是非、経費対効果、その辺を考えますと、こうしたところを詳しく計上し、一般ごみの収集がキロ当たりどのぐらいで行われているのかとか、あるいは粗大ごみはどうかとか、やはり資源ごみを回収したら、その売り上げがこれだけかかってこれだけ効果があるんだというような、そういうことも念頭に置いて今後執行をしていただきたいと思います。要望いたしまして終わります。
○田中 旭議長 地籍調査事業について、答弁をお願いいたします。
  桑原建設課長。
○桑原和一建設課長 市川議員さんのご質問にお答えいたします。
  地籍調査事業につきましては、町としての考え方につきましては、以前の協議会の中で説明をさせていただきました。その中では、旧玉川村におきましては、平成10年度に開始し平成22年度に完了すると。それで、旧都幾川村地域につきましては、旧玉川村完了後の二十二、三年ごろから開始するということで説明をさせていただきました。
  それで、ご質問の並行して進められないかということだと思いますけれども、職員数あるいは費用等を考えた場合には、今のところ旧玉川村が完了後に旧都幾川村を開始できればと考えております。ただし、その辺については今後も検討してまいりたいと考えております。
○田中 旭議長 答弁願います。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、地籍調査事業につきまして、今、建設課長の方からも話がありま したけれども、今回も3,500万の予算を組んでいるわけですけれども、この事業は旧玉川村では平成10年から始めております。旧都幾川村もそのころから始めていれば、両方から攻めてきて、あと少しで終わるということになると思いますけれども、たまたまやっていなかったということで、今回合併をして、ではすぐに旧都幾川地区がどうだと言われましても、やはり順番というのがあると思います。
  それと、この地籍というのは、本当に地味な仕事なんですね。やはり何億というお金がかかりますけれども、ちなみに、きのうもちょっと休憩中に皆さんに言いましたけれども、この土地、ときがわ町のこの土地から上がる税ですね、全部で幾らあるかといいますと、2億8,000万なんですね、全体で。山林から農地から。2億8,000万ですよ、税収があるのが。それで、山林が390万、固定資産税が上がってくるのが。それから田畑ですね。田畑でやはり380万ぐらい。こういう土地です。あとは雑種地とか、ほかの残りが大体原野で28万ということになります。雑種地で7,400万。それを足していきますと、2億8,000万という数字になるんですけれども、この全体で2億8,000万の土地のために地籍測量というのは、すごいお金を、この10倍以上のお金をかけて測量します。これもやはり住民の皆さんの安心・安全で住めるまちづくりの一つとして、やはり境界はしっかりしていなくてはいけないと、土地のやはり争いがあっては、とかく隣の家との境界争いで隣同士が仲悪いというのは結構あります、現実に。ですから、地籍測量をやって、ちゃんと国調をやって、境界が決まれば、それですっきりするのではないかなと。
  そういう面では、山の方でもそうなんですけれども、住宅地の方でも境界の問題で争っているというのが結構あります。それを一つ一つ解決していくということなわけですから、実際に旧玉川で日影から順番にやってきて、大概、一つの工区の中で1カ所か2カ所は未筆界というのがあります。これはもう民民同士の話ができないということで、それは申しわけないけれども、あとは自分のお金でやってくださいということになるわけです。今やるんだったらば、町、また国・県から補助金が来る。それで、町の方で全部費用持ちで境を決めますよと。でも、その境が決まらないんだったらば、そのままいってしまいますよと。あとは、もし自分で後でその土地が分けたいとかなったら、自分のお金でやるしかないですよと。最後はそれで、未筆界ということでいってしまいます。そういうのが何件かありました。ですから、これからもまだ何件かあると思うんですけれども、そういう形でやっていきます。
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  それで、この地籍につきましては、先ほども言いましたように、本当に地味な仕事、年数もかかる、お金もかかるということなんですが、一歩一歩進めていきたいと思います。確かに年間に3,500万をかけてというと、ちょっと期間が長くなります。では、これをもっと早くということになりますと、では職員をあと3人張りつけるということになると、やはり今度はほかのところの事業とのバランスから考えると、ちょっとバランスが崩れるということがありますので、とりあえずのところは今3人専従でやっていますけれども、3人が張りついてやっていくという形でいきたいと思っていますので、ご理解をいただきたいと思います。
  以上です。
○田中 旭議長 16番、市川金雄議員。
○16番 市川金雄議員 わかりました。今町長から税の関係がございまして、安心しました。住民感情は本当に、損得がすぐわかるものですから、非常にそういう声が徐々に上がりつつあります。ですので、是非それらについては慎重にお願いをしていただきたいと思います。
  また、確かに地籍調査そのものは、金もかかるし時間もかかるということなんですが、私 たちのところは終わったところなんですけれども、やはり自分の持っているところも自分の境がわからなくなってしまうというふうな、だんだん年を重ねていくと、そういう地権者がふえてくるんだと思います。それは自分の責任ですからやむを得ないことなんですけれども、そういうことも考えると、これから先40年ずっと、うちの方なんかはとっくになくなってしまってわからなくなってしまうという部分もあるわけですが、地籍調査、自分の土地を、あるいは隣の土地との境は、そして自分の土地の正規の面積を知りたいというのは、住民だれも同じだと思いますので、いろいろな事情はあろうかと思いますけれども、極力並行してできるようにご検討いただくよう要望して終わりたいと思います。
  ありがとうございました。
○田中 旭議長 暫時休憩いたします。
  再開は11時20分でお願いします。
                                (午前11時06分)
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○田中 旭議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午前11時20分)
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○田中 旭議長 歳出予算の質疑を行います。
  答弁をお願いします。
  関口町長。
○関口定男町長 誤解があるとあれなんで、もう一回、ちょっと市川議員の地籍の課税について、またお話をしたいと思います。
  税務課長ともちょっと今いろいろとお話をしたんですが、確かに旧玉川村で始めたときには、玉川全体が終わったときに全部上げるという話で始めた話でありまして、本来だったら、終われば上がるという話なんですが、これで合併したので、その辺の話がどうなるかという話であります。ですから、非常に、もともとは国の方の指導だとすると、もうはかったところが上げていきなさいというのが国の指導であったんですが、旧玉川はそんなに大きくないですし、そんなに長い時間かからないでできるので、全体が終わってからでいいのではないかということで、旧公簿のままでということでやってきました。
  それで、これは非常に難しい問題ですので、.....................................................................................................................やはり審議会でしっかり皆さん、議員さんも含め ながら、皆さんでその辺はしっかり検討して決めていただきたいと思いますので、.......................................よろしくお願いをします。
○田中 旭議長 質疑ございませんか。
  6番、堀口議員。
○6番 堀口 宏議員 6番、堀口でございます。
  3点ばかりお伺いをさせていただきます。
  まず153ページでございますけれども、その中ほどに13の委託料がございます。その中に植栽の管理委託料というのが150万ばかり計上してございますけれども、その中に7カ所でしょうか、業務委託の場所がございますけれども、上の2つについては従来どおりやっているかと思うんですが、その他については新規で取り組むのではなかろうかと思っているわけですけれども、金額的には幾らでもないわけですけれども、この程度で適正な管理ができるのかどうかですね。
  それと、その下の業務委託の中の遊具等の安全点検というのがございますけれども、これについては、数年前、県内におきまして、子供が遊具に指を挟まれて切断をしたというような事故もございまして、いろいろと旧玉川におきましては、児童公園等の点検等もいたしたわけでございますけれども、合併してどのような、ここに書いてあるほかにも児童公園、また集会所等の庭等にも遊具等があろうかと思いますけれども、どのような点検管理をしておるのかお伺いをさせていただきます。
  次に、ちょっと飛ぶんですけれども、209ページをお願いしたいと思います。
  体育施設の中でございますけれども、ここの中に本郷のグラウンドだとか、また西平だとか、体育センターの土地の借上料がございますけれども、金額が合計すると、約800万近くになろうかと思います。これについては、地主さんも大勢いるかと思うんですけれども、町として、やはり10年借りていれば、この10倍の金額になるわけでして、買収する考えがあるのかどうかですね。できれば、地権者と協議、相談をして、買収できるものについては、公共の建物が建っている場所につきましては、買えるものについては買収した方がいいのではなかろうかと思っているわけでございます。
  最後の3点目でございますけれども、終わりの方でございますけれども、216ページをごらんいただきたいと思います。その中に、給与費明細がございまして、特別職でございますけれども、ここに前年度と比較して89人ですか、人数が増員になっているようでございますけれども、これもいろいろ、審議会だとかいろいろな関係で委員がふえたのではなかろうか と思っておるわけでございますけれども、主にどういうものがふえたのか、増員の理由をお聞きしたいと思います。
  その中で、また給与明細の中に一般職が比較すると7名減員になっておりますけれども、これは年度途中で退職等したのかどうか、その点についてもお伺いをさせていただきます。
  以上でございます。
○田中 旭議長 公園費の植栽管理委託料について、答弁をお願いいたします。
  桑原建設課長。
○桑原和一建設課長 堀口議員さんのご質問にお答えします。
  植栽管理委託料につきまして、砂防記念碑から慈光山までの5点かと思いますけれども、これにつきましては、まず川の広場につきましては、芝刈りの管理でございます。砂防記念碑につきましては、除草でございます。明覚駅前についても、除草でございます。都幾川球場わきのところについても、同じく除草でございます。玉川二本木公園につきましては、平成18年度事業で実施しておりまして、19年度からということになりますので、これは新規になります。これにつきましても、基本的には人力による除草でございます。慈光山についても除草でございます。
  適正な管理ができるかということでございますけれども、その場所等において、平均的に年4回程度の除草等を実施すれば、適正な管理ができると考えております。
  続きまして、遊具の点検でございますけれども、これにつきましては、当然その遊具類につきまして、その個々の部分について、子供さんたちが遊んでけががないように、詳細に点検を実施しております。
  なお、点検につきましては、年1回、専門業者に委託して実施しております。
  以上でございます。
○田中 旭議長 6番、堀口議員。
○6番 堀口 宏議員 この砂防の記念碑とか慈光山とかいろいろございますけれども、年4回の除草というようなお話でございますけれども、これについては、日影におきましては、自然を親しむ会というのがございまして、いろいろダムに行く沿道のサツキの剪定とかもやっておるわけでございますけれども、これについては高齢者事業団等にお願いをしておるのか、また地元とそういうような契約を結んでおるのか。
  あと、この遊具の点検でございますけれども、ここにあるほかにもいろいろ児童公園等におきましての遊具等もいろいろあるかと思います。その点について、ほかの課の所管になろ うかと思いますけれども、その点についてもお伺いをさせていただきます。
  以上でございます。
○田中 旭議長 答弁願います。
  桑原建設課長。
○桑原和一建設課長 基本的には、高齢者事業団に委託をしております。
  それと、遊具の点検につきましては、事業が公園費の中で雀川砂防公園の管理事業とその他の公園管理事業ということになっておりまして、これは安全点検につきましては、建設課で所管しております部分のみということですので、よろしくお願いします。
○田中 旭議長 小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 お答えいたします。
  遊具の点検等の関係でございますが、福祉課の所管についてご答弁申し上げます。
  福祉課で所管しております箇所につきましては、25カ所、これは児童遊園地の管理でございます。
  それで、先ほどお話の出ました昨年ですか、金沢市の方で子供さんが亡くなった、その何年か前にもやはり亡くなっているということでございまして、昨年点検をいたしまして、同じような遊具について、旧玉川地区でございますけれども、一ト市の児童遊園地、それから小倉の大福寺の境内にあります遊園地、それと7区の1の文化会館のところにあります遊具、その3カ所につきましては、危険だということで撤去してございます。
  また、この点検につきましては、建設課と同じような形で、専門の業者に1年に1度点検をしてもらっているという状況でございます。それで、修繕が必要であれば早急に修繕をするというような形で対応していますので、ご理解をいただきたいと思います。
  以上でございます。
○6番 堀口 宏議員 旧都幾川村は。
○小沢俊夫福祉課長 旧都幾川につきましては、危険な遊具というのは、もう以前に撤去してあるということでございます。それで、旧都幾川の児童遊園地等につきましても、同じような形で対応しています。
○田中 旭議長 6番、堀口議員。
○6番 堀口 宏議員 遊具については、やはり点検をしておきませんと、やはり何か事故とか起きては、行政の過失責任はとられる場合が往々にしてございますので、点検等については、年1回点検をしておるというようなお話でございますので、是非これについても取り組 んでいただきたいと思います。
  次に、2点目をお願いしたいと思います。
○田中 旭議長 体育施設の土地借上料について、須永生涯学習課長。
○須永文男生涯学習課長 お答え申し上げます。
  体育施設の借り上げの関係でございますが、主に大きなものとしまして、先ほど申し上げました本郷球場、それから体育センターの敷地ということでございます。
  この借地の検討委員会というのが、これは昨年の11月ですか、市川議員のこの間の質問でもありましたけれども、検討委員会を立ち上げまして、その中で1筆ごとにどういう状況にあるかというのを調査を今している段階でございます。そうしまして、利用継続あるいは利用形態の見直しだとか、最終的には返還とか、そういうものを区分けいたしまして、利用を継続する場合には譲渡交渉、買収するか、あるいはそのまま借地でいくか、その辺の検討を現在しているというふうな状況でございます。
  そうしまして、体育センターなんかは特に施設が建ってしまっているような場所等につきましては、買収をしていかなければならないというふうな考え方でございます。
  そういうことで、今検討委員会で検討して、具体的になりましたら、また予算等に反映できるというふうに考えております。
  以上でございます。
○田中 旭議長 6番、堀口議員。
○6番 堀口 宏議員 6番、堀口でございます。
  検討するというようなお話でございますけれども、体育センター等につきましては、もう建物が建っておるわけでございまして、壊して返せというわけにもいかないと思います。そういう関係で、地主から買収、買ってくれというようなお話が来ておるのかどうか、その点についてお話がございましたらば、公共施設でございますので、なるべく町の財産として購入していただいた方が後々いいのではないかということで、これはちょっと町長にお伺いさせていただきたいと思います。
○田中 旭議長 答弁願います。
  関口町長。
○関口定男町長 運動場とか、その辺のところは、また地主さん等のお許し等があれば、その辺は話し合って購入という方も考えていかなくてはいけないと思っています。
  課長の方からその辺ちょっと。
○田中 旭議長 須永生涯学習課長。
○須永文男生涯学習課長 これは旧都幾川村時代に地主さんの意向を打診したところもありまして、一部には買ってほしいというふうなところもございました。そういうことで、そういうところにつきましては、買収の方向でということなんですが、いずれにしましても、莫大な経費がかかるということがあるので、なかなか予算の方は組めなかったというふうな状況でございます。
  以上でございます。
○田中 旭議長 よろしいですか。
○6番 堀口 宏議員 では、結構です。
  3点目をお願いします。
○田中 旭議長 給与明細書、非常勤特別職の人数について、答弁をお願いします。
  柴崎総務課長。
○柴崎政利総務課長 お答えを申し上げます。
  非常勤特別職の人員の、特にその他の人員のふえている要員は89名でございますけれども、平成18年につきましては、両村の定員数を足して出したということで受けているわけでございますけれども、平成19年につきましては、詳細がここに、何々が何名ということはないので、大変申しわけないんですけれども、予算計上上の理由をそのまま載せさせていただいたということでございます。
  ここに資料として、各条例上に載っております費用弁償を支払う委員さんの人数が明確でないので、もし必要でありましたら、後日出したいということでありますので、大変申しわけございませんが、よろしくお願いしたいと思います。
  それと、職員数の7名減でございますけれども、これにつきましては、平成18年につきましては、合併当初の人員を計上させていただいております。その後、3月31日をもって県に帰任された職員とやめられた職員、この予算につきましては、昨年の18年の1月ごろ、ほぼ確定をしていきますので、この人員で押さえてございます。その時点でまだ明確でない者については、本年もそうなんですけれども、そのまま人員を計上させていただいておりますので、先ほど言いましたように、県に帰任なさった方が5人、それと途中というか、3月31日をもってやめられた方が2人いるということで、7名減という形でございます。
  以上でございますが、よろしくお願いをいたします。
○田中 旭議長 よろしいですか。
○6番 堀口 宏議員 はい、結構です。
○田中 旭議長 ほかに質疑ございませんか。
  11番、岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 11番の岩田でございます。
  まず、この予算の全体のことなんですけれども、補助金が地方分権化の中で補助金は削減されるというふうに理解しておりますけれども、この事業の中で、中山間地域総合整備事業補助金が7,000万、そしてまた基盤整備促進事業補助金が2,400万ぐらいですね。それ以外にこの事業を実施するに当たって、国・県の方からの補助金をもらえるような事業というのは、今現在の中で、例えば市民農園実施に当たっては、どういう援助があるのかというような思いがあるわけでございまして、合併そのものも国の方向というか、施策の中での実施でございまして、国や県の動きの中で地方分権と言われながらも、やはり独自性は出していく必要があるんですけれども、やはりそういう世の動きの中でいろいろな政策を展開する必要があろうかと思います。そうすることによって、国や県の援助というか、そういうものが得られるような気がするんですが、この実施の事業に当たって、これから補助金を申請してあって、これは入るのではないかというような事業がありましたらお聞かせいただきたいのが1点。
  あと、図書館費でございます。これはページ数というか、これもトータルでいいんですけれども、図書館費というのがございまして、196、197ページにあるんですけれども、これは図書館が2つ町にありますから、それ以外にも小学校、中学校に従来どおりの図書館費が計上されているというふうに理解しております。
  まず、この間の新聞で、産経新聞ですけれども、図書館費が学校まで届かないで、学校というか、本を買わないで、その担当の職員に必要な図書を購入していたというような事実があったというような記事が載っておりました。
  そういうことで、学校については、どういう形でその本を選んでいるのか、そしてきちんと購入されているかどうかというのがチェックされているのかどうかというのが一つ。
  あと、何年か前に学校に司書を置くというようなことを、法律で決められたかどうかはわからないんですけれども、そういう司書を置くようにというような指導があったというふうに理解しておりますが、ときがわ町の学校図書館管理の関係で司書が各学校におられるのかどうか、それが一つ。
  あと、町の図書館でございますけれども、199ページの負担金等で、公共図書館負担金だとか協議会負担金、要するに負担金が4万4,000円ですけれども、あります。そういうとこ ろの連絡があって、今、町の図書館というか、購入図書ですね、どんな形で買われているのか。協会とか参加されていろいろな勉強をされているのかどうかわかりませんけれども、そういうことをされているのかどうか。
  かつて都幾川の公民館の図書館の古くなった図書が出された中で、「小説的強度」というかなりハードな文学の評論、これはすが秀実という評論家ですけれども、その本が出されておりまして、私はもらっていって、読まないで今本棚に飾ってありますけれども、そういうような専門的なものが確かに必要でしょうけれども、余り借りられないような本を買うのはどうかなというふうな思いもありまして、どんな基準で買われているのかお聞かせいただきたいと。
  それから、120ページ、有害鳥獣捕獲委託料等を前年度よりも20万か30万多いのではないかというふうに思いますけれども、非常にイノシシ、あるいはアライグマ等の被害があって、その対策を強固にすると、対策を強めるというようなことで補助金が増額されているんだと思いますけれども、これはときがわ町だけでなく、近隣の町村との連携というか、そういう中での鳥獣対策というのは、近隣の自治体はどこも困っておりますよね。その中での対策というのも必要ではないかというふうに思うんですが、増額してどのような形で今までと変わったやり方をするのかお聞きしたいんですが。
  3点でひとつよろしくお願いいたします。
○田中 旭議長 中山間地域、また基盤整備事業等の補助事業のほかに補助事業があるのか、答弁をお願いいたします。
  山口企画財政課長。
○山口文明理事兼企画財政課長 お答えします。
  岩田議員さんのご質問につきましては、合併に対して、今後どの程度、補助金だとかいろいろな事業を展開できるかという話だと思います。
  まず、合併につきましては、18年度、特に今回補正をお願いしたところでございますが、合併の補助金ということで、予算額で1億4,400万ほど事業の予算額の補助をいただくことになりました。その関係で要望した結果、1億400万ほどの18年度事業についての合併の補助金をいただけることになりました。そして、今回の3月補正で、特に18年度予定した事業の7事業ですか、それを前倒しするということで、前倒しの事業を展開したいと思います。
  この辺につきましては、12月26日の日経新聞に合併市町村助成の補正を今年度するという情報が入りましたので、それに基づいて急遽7事業を追加して、その事業に割り当てるべく、 県、国の方へ要望を出したところでございます。そういう中で、今回の3月補正で急遽補正をさせてもらった事実もあるところでございます。
  それで、新年度、19年度予算につきましては、幾つか補助事業に該当するものをピックアップしながらやっていきたいと思います。
  まだその辺の詳しい内容が入っていませんので、極力アンテナを高くしながら、補助事業に該当すべく情報が入りましたら、急遽その事業に充てていきたいと考えておりますが、今のところ、それがどの事業が入るか情報が入っていませんので、今後対応していきたいと思います。
  そのような形の中で、基本的に補助事業をなるべく受けるべく、アンテナを高くして、今後、企画財政課としては努力していきたいと思います。何しろ、この交付税につきましても、地域振興が大きなウエートを占めてきているということのお話を受けておりますので、そういうものを含めながら、交付税のことも考えながら、補助金の状況をアンテナを高くしながら行政についての執行を図っていきたいと思いますので、今のところ、合併について、これが該当になる、該当にならないということはちょっとお話できないんですけれども、その辺は今後の状況を見ながらやっていきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
○田中 旭議長 いいですか。
○11番 岩田鑑郎議員 うん。
○田中 旭議長 図書館費の図書購入等について、答弁をお願いいたします。
  吉田教育総務課長。
○吉田明弘教育総務課長 それでは、岩田議員さんからの小・中学校の図書費ということについてお答えしたいと思います。
  1つは、図書をどのような選定方法で選定しているのかということでございますけれども、こちらの方は、各学校の図書主任というのがおります。図書主任あるいは中学校になると国語の先生、そういった方が中心になって児童・生徒の発達段階及び蔵書の状況等を見まして、いろいろなカタログであるとか展示会であるとか、そういったところに出向いたり、あるいはカタログ等から選定をしております。それが1点です。
  2番目のその購入のチェックについてですけれども、教育委員会の方にすべてこのようなものを買いましたというのが上がってきます。ですので、こちらの方でチェックはできます。ということで、それに伴いまして、予算の適正な執行をしてほしいということで、なるべく図書についても年度末でなく、早い段階で買ってほしいということでお願いはしております。
  3番目の学校図書館司書教諭ということでございますけれども、これは司書とはまた違いまして、学校図書館司書教諭という資格がございます。これは講習を受けて取れるものでございますけれども、こちらの方は平成15年から12学級以上の学校には司書教諭を置かなければならないという学校図書館法の規定でそのようになりました。これにつきましては、管内の学校12学級以上のところについては全部置いております。また、教員の人事異動に関しても、そのような司書教諭を持っているか持っていないかということについては考慮して人事異動等も行っております。
  以上でございます。
○田中 旭議長 よろしいですか。
○11番 岩田鑑郎議員 はい。
○田中 旭議長 須永生涯学習課長。
○須永文男生涯学習課長 お答え申し上げます。
  町立の図書館の関係でございますけれども、どのような形で図書を買っているのかということでございますけれども、図書館につきましては、きのうもちょっと申し上げましたけれども、図書館流通センターと契約をいたしまして、そこのデータを見ながら、司書が町立の図書館にはございますので、そのデータを見ながら図書を購入しているというふうな状況でございます。特別に図書の選定のための委員会とか、そういうものは設けてございません。司書が責任を持って購入しているというふうな状況でございます。
  そうしまして、その確認はどうしているかということですけれども、すべて購入の場合には決裁を上げなくてはなりませんので、決裁がこちらへ上がってきまして、それで許可をしているというふうな状況でございます。
  それから、公共図書協議会への負担金ということでございますけれども、これらにつきましては、やはり図書館情報の関係の、お互いの交流とか、あるいは先ほど学校の方の図書館もありましたけれども、展示フェアだとか、あるいはカタログ展示会に直接司書が出向いて、例えば子供用の図書の展示会がありますというふうな案内が来ます。そういうふうな形を利用して図書の選定にも当たっているというふうな状況でございます。
  以上でございます。
○田中 旭議長 11番、岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 学校図書の関係なんですけれども、その購入図書担当の思惑というか、この辺ではないかなとは思うんですけれども、思想的な変更があって、そういうふうな 図書を好んで買うということが関西の方ではあったようでございますが、どういう本を買ったかというのは、教育総務課の方へ上がってくるということでございますので、その辺のチェックも当然されているんだろうと思いますが、ひとつその辺を確認したいなというのが1つ。
  それとあと、流通センター等の購入なんですけれども、これはどんな本を購入するかということでインターネットをやっているんですか。今は、インターネットで個人的には、別に流通センターを使わなくても、インターネットで幾らでも本は買えるわけでございますから、こういうものが買いたいというのであれば、幾らでも、流通センターを通さなくても、契約しなくても買えるのではないかと思うんですよね。
  ただ、あそこで買いますと、カバーがないんですね。それがちょっと私のあれに合わないんで、インターネットで買いますけれども。それで、図書館なんかはそういうカバーは必要ないと思うんですけれども、そういうことで、必要ないのではないかというふうに思うんですが、インターネットが当然ありますよね。パソコンが入っていると思うんで、そういう町民からの要望等によってそういうものを買えば、すべてが町民からの要望だけでいいかという問題はありますけれども、特にそういう流通センター等を通さなくても買えるのではないかと思うんですが、その辺いかがでしょうか。
○田中 旭議長 答弁願います。
  須永生涯学習課長。
○須永文男生涯学習課長 流通センターを通さなくても買えるのではないかということでございますけれども、これは要するに、図書館に納めていただいて貸し出しができるまでにするには、ただ買ってきただけではだめでございまして、そこへラベルを張ったり、全部情報を登録するというふうな、そういう一連の作業が全部契約でこちらの方とやっております。そういう図書が入ってきた、それが入ってきても、まだ貸し出しシステムの方に組み込んでいないと貸し出しができないということもありまして、そういう一連の全部のデータを含めた形で流通センターと契約をして購入しているというふうな状況でございまして、これがないと、莫大な数の図書は現在の職員ではとても賄い切れないというふうな状況でございまして、ただ購入のあれだけということではなくて、その後の処理、貸し出しができるまでの処理ということが含まれますので、よろしくお願いしたいと思います。
○田中 旭議長 11番、岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 私はちょっと勘違いしていまして、私は当然司書がラベルとかパソ コンへの登録とか、そういうことを。でも、これはあれでしょう。560万ぐらいの本を買うわけでしょう。年に何冊ぐらい買うかわかりませんけれども、そのぐらいは自分でやったらどうかなというふうに思いますが、やり方ですので、是非司書の方にあそこでただ貸し出しをするだけではなくて、そういうこともやっていただいたらいかがでしょうかということで、これは要望です。
  以上です。
○田中 旭議長 有害鳥獣駆除補助金について、答弁をお願いいたします。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 それでは、有害鳥獣捕獲の委託料についてご説明させていただきます。
  まず、有害鳥獣捕獲につきましては、19年度につきましては年3回を計画させていただいております。春といたしまして、4月、5月、また夏の時期といたしまして、6月、7月、それから秋でございますが、9月、10月ということで、2カ月単位で年3回を計画しているところでございます。
  この委託料の方の増額というふうなことでございますが、平成18年度におきましては、この捕獲委託料につきましては、猟友会さんの方に委託をお願いしているわけでございますが、18年度につきましては36万円の委託料で計上してございます。
  現在、猟友会さんにつきましては、小川猟友会都幾川支部、小川猟友会玉川支部ということで、2支部ございます。ここに委託料ということで、18年度につきましては18万円ずつ、計36万円ということで、1団体18万円としてお願いしてございます。
  それで、19年度におきましては、これを1団体27万円ということで増額させていただいております。これにつきましては、非常に昨年も有害鳥獣、これは深刻なことで、クマの捕獲等も行いましたけれども、非常にやはり出る回数も猟友会さんの方は多くなってございますし、そういった諸経費等も多くなってございます。やはり今回、この有害鳥獣捕獲に対して、この委託料の方を1団体9万円増額させていただいて、27万円ずつの委託ということで、計54万円を計上させていただいているところでございます。
  また、広域的、近隣市町村との対策についてというふうなことでございますけれども、広域的に実施できないかというふうなことだと思うんですが、これについては、やはりこれは広域的な実施ということは非常に効果があるというふうに考えておりまして、近隣市町村の担当者とも協議を進めております。それで、被害の出ている市町村、また各地区の猟友会さ ん等も連携、また日程調整をとりながら、今後広域的な捕獲が実施できればということで現在進めているところでございます。
  以上でございます。
○田中 旭議長 11番、岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 とるというか、駆除するのは、それはいいと思うんですが、駆除したものを有効に利用できないかどうかということを考えるわけです。
  大野特産物販売所を増築するということでございますけれども、増築したからといって売り上げが伸びるかということは、私は考えられないんですね。人が来ないんですから。来るようにする方法、400万で増築するようでございますが、コーヒーを飲ませるとかいうことをやるようでございますが、小菅村ですか、イノシシの肉を、調理場をつくらなければだめですから、かなりの額はかかるだろうと思いますが、そういうことをやって、そこで特産物販売所を拡張するとか、400万では足らないかもしれない、もし食事をやると、当然調理施設はもっとかかるでしょうから。
  だから私は、逆に一つの山を囲って飼育したらどうかというような思いもあるんですけれども、きちんとそういうことを、ですから、要は駆除するだけではなくて、それを使う方法も考えたらどうかということを提案申し上げまして、質問を終わります。
  ありがとうございました。
○田中 旭議長 暫時休憩をいたします。
  再開は1時にお願いいたします。
                                (午後 零時03分)
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○田中 旭議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午後 1時00分)
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   ◎発言の取り消し
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   ◎答弁未了部分について
○田中 旭議長 続いて、野原兼男議員からの市民農園の質疑に対し、山崎産業観光課長から答弁の申し出がありますので、これを許可いたします。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 それでは、午前中の野原議員さんの市民農園についてのご質問の中で、圃場整備の整備年度、それから事業費についての質問がございましたので、お答えさせていただきます。
  まず、事業年度でございますが、昭和63年度から平成元年度までの2カ年ということでございます。事業面積でございますが、3.8ヘクタールを整備いたしました。事業費につきましては、5,030万円でございます。このうち県の補助金が2,515万円、村の単独費が2,052万円、地元負担金が463万円ということで、合計で5,030万円ということでございます。
  以上でございます。
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○田中 旭議長 これより、歳出予算の質疑を行います。
  質疑ございませんか。
  6番、堀口議員。
○6番 堀口 宏議員 大変お疲れのところで恐縮でございますけれども、2問ばかり最後にお伺いさせていただきたいと思います。
  81ページの民生費の関係でございますけれども、その後段の方に社会福祉協議会の補助金がございますけれども、これは前年と比べますと1,200万ばかり減額がされておるわけでございますけれども、これは事業を減らしたためになっているのか、それとも人件費に充当してあったのか、その点とあと、一般の町民から会費等もいただいておると思います。一般会 費、また賛助会費、特別会費ですか、いただいて運営もいたしておるわけでございますけれども、その会費の状況といいましょうか、一般会費は何%ぐらい加入しておるのか、その点についてお伺いをさせていただきたいと思います。
  次に、ちょっと飛ぶんですけれども、109ページをごらんいただきたいと思いますけれども、上段に委託料がございまして、住民基本健診から始まりまして、腹部超音波検診等がそれぞれ計上してございまして、4,000万円ほど計上してございまして、健康づくりにつきましては、町長も大きな柱の一つとしていろいろ取り組んでいただいておるわけでございますけれども、その中で、一番委託料の下の方で、どんな効果だとか、腹部エコーの検診委託料がございますけれども、これにつきましては、2月20日ごろからだったでしょうか、幾日かかけて検診をやったかと思うんですけれども、何か非常に申し込みが多かったというようなこともございまして、何か受けたくても受けられないようなお話も聞いておったわけでございます。その点について、金額が前年度と同様に計上してあるわけですけれども、そういう点について、これで間に合うのかどうか、ちょっとお伺いをさせていただきたいと思います。
  以上でございます。
○田中 旭議長 社会福祉協議会の補助金についてを答弁お願いします。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 お答えいたします。
  社会福祉協議会の補助金の減額の理由でございますけれども、これにつきましては、昨年12月の補正予算でもお願いしてあるかと思うんですけれども、合併当初、この18年度の当初予算を編成したときには、局長2名分という形で、まだ体制がわかりませんでしたので局長2名分、それから臨時職員が退職しましたので、その分ということでこの金額が減っているということでございます。
  それから、会員の加入率でございますけれども、この数字についてはちょっと手元に資料がございませんので、後ほどお答え申し上げたいと思いますが、よろしくお願いいたします。
○田中 旭議長 6番、堀口議員。
○6番 堀口 宏議員 減額の要素は人件費だというようなことでありますので、了解をいたしたわけでございますけれども、高齢化を迎えて事業費が減るのでは困るということでちょっとご質問させていただいたわけですけれども、その点は了解をいたしました。
  あと、加入の関係につきましては、何か後日、資料等がございましたら、一般会費、特別会費、賛助会費ですか、その点について資料をご提出いただければと思います。この点につ きましてはわかりましたので、2問目の方はお願いいたしたいと思います。
○田中 旭議長 久保町民課長。
○久保 均町民課長 それでは、2問目の住民健診の中の動脈硬化検診、また腹部超音波検診の関係につきまして、お答えをさせていただきます。
  まず、対象人数といたしましては、動脈硬化検診100人、腹部超音波検査の関係が120人ということで、堀口議員さんご指摘のとおり、昨年と同じ人数を当初予算では見込んでおります。
  今年度のこういった腹部エコー等の検査の関係につきましては、堀口議員さんのご指摘のとおり、2月から通知をいたしまして実施をしているところなんですけれども、非常に希望者が多かったということで、急遽予定人数をふやしたり、また日数もふやして対応をしたところでございます。この人数につきましては、合併当時のすり合わせによりまして、それぞれ旧村単位でやっておりました事業の人数ということでこれは計上した人数だったんですけれども、今年度の健診につきましては、住民健診、ミニ人間ドックの中で結果を見まして、コレステロールが若干高目の方を案内のパンフレットを送付したということでございます。この案内を申し上げたということは、精密検査が必要だというふうに、ちょっと重く受けとめてしまった方がいたということで、急に受診者がふえてしまったというようなのが実情ということで保健センターの方から報告を受けているところでございます。
  この辺の通知の出し方、また周知の仕方等につきましては、また19年度の健診のやり方等につきましても、十分検討いたしまして、誤解のないような通知の出し方、また連絡の仕方等を十分検討いたしまして、急激にこの予算が足りなくなるようなことのないように十分やりたいと思います。
  また、こちらはやはりご本人の方の希望で受け付けている健診でございますので、ご本人の希望ということで、人数がふえた場合については、予算がどうしても足りないような場合でしたら、補正予算等をまたお願いするなり、ほかの事業の中で融通するなりして、ご希望の方については全員受けられるような形で対処してまいりたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。
○田中 旭議長 6番、堀口議員。
○6番 堀口 宏議員 いろいろ細かい答弁をいただいたわけですけれども、申し込みが多いということは、それぞれ自分の健康に関心が出てきたというようなことで大変喜ばしいわけでございまして、今、補正をしてまでもというようなお話がございました。ひいては、国保 また老人保健等の医療費にもはね返ってまいりますので、その点についても、せっかく申し込みをして受けられないというようなことでは非常に、せっかく町としてもPRをして予算も不足をしていたということでは困るわけでございまして、その点についてもお願いをして、質問を終わりにさせていただきたいと思います。
○田中 旭議長 ほかに質疑ございますか。
  9番、伊得議員。
○9番 伊得一夫議員 131ページをお願いします。
  下から4行目の彩の森ネットワーク事業なんですけれども、この事業は町内どこに行っても花が見られるようにということで、いろいろなところに植栽をするような事業だと思うんですけれども、この予算で169万5,000円ということなんですけれども、町内何カ所ぐらいに配布する予定なんでしょうか。
  それと、149ページ、道路橋梁費の方で、説明欄の工事請負費で橋梁維持補修工事ということで、前家橋ほか5橋の塗装の塗りかえ工事ということであるんですけれども、この5つがどこなんだか教えていただきたいと思うんですけれども、よろしくお願いします。
○田中 旭議長 彩の森ネットワーク事業について、答弁をお願いします。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 それでは、伊得議員さんの彩の森ネットワーク事業についてご説明させていただきます。
  この事業につきましては、平成18年度でございますが、9団体で約2,120本植栽してございます。また、19年度につきましては、5団体から6団体を予定しているところでございます。
  以上でございます。
○田中 旭議長 9番、伊得議員。
○9番 伊得一夫議員 19年度は5団体か6団体ということなんですけれども、これはせっかく配布してもらっても、手入れが十分行き届かないで枯れてしまっているようなところが大分見受けられるんですけれども、こういった事業で、どこの地域に行っても町内できれいだなというところが数あってもいいと思うんですけれども、この計画でもいいんですけれども、1カ所に集中してこういった事業を展開できないのでしょうか。お願いします。
○田中 旭議長 答弁願います。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 お答えさせていただきます。
  この事業につきましては、町内の200平米以上の土地、また道路沿いにつきましては、延長100メートル以上の道路に面した敷地ということでこの事業の要項が定められております。
  それで、この事業に対して、各町内の団体あるいはグループに苗木を配布して、そこに植栽をしていただくというふうなことで、管理等についても、配布したこの団体で基本的にはお願いしているわけですけれども、伊得議員さんの1カ所に集中してできないかというふうなことでございますが、これにつきましては、各団体の方でそういった形で、ある程度集中した形での植栽スペースといいますか、敷地といいますか、そういったところが考えられれば、できればやはりそういった形でも、花も咲けば、これはにぎやかになりますし、やはりこれは団体に苗木を配布してやっていただくものですので、やはりこの辺のところは、各種団体あるいはグループがいろいろまた検討していただく中で植栽をしていただければ、それに苗木等は補助していきたいというふうなことで考えております。
  以上でございます。
○田中 旭議長 9番、伊得議員。
○9番 伊得一夫議員 今のご説明でわかるんですけれども、例えば秩父のシバザクラでも、最初はあんなでかいわけではなかったと思うんですね。最初から計画を立ててずっとやったんだと思うんですけれども、たまがわ花菖蒲園もそうだと思うんですよ。最初からあんなにでかくできてしまったわけではないと思うんですよね。補助金を多分つけてあれだけでかくなったのではないかと思うんですけれども、そういったふうな、169万5,000円ですから、5団体から6団体に分けてしまうと大したことないような感じになってしまうわけですけれども、それで、ときがわ町に行けば、例えばたまがわ花菖蒲園がある、観光にというんで、お客さんも、入り込み客も呼べるのではないかと思うんですよね。それをばらばらこういうふうにまいてやっても、あっちでも咲いていますよ、こっちでも咲いていますよというのもいいかもしれませんけれども、観光客を呼びつけるのは、1カ所でだんだんでかくしていく政策の方がいいのではないかと思ってちょっとお聞きしたところでございます。これは結構でございます。
  では、2問目をお願いします。
○田中 旭議長 橋梁維持補修工事について、答弁をお願いします。
  桑原建設課長。
○桑原和一建設課長 伊得議員さんのご質問にお答えいたします。
  前家橋ほか5橋橋梁塗装塗りかえ工事の箇所ということでございますけれども、具体的には、大字日影地内に日影分館という公民館がございます。それで、その前に一級河川雀川がございます。それで、雀川からその奥へ、砂防ダム公園に上がっていく河川が一級河川雀川で、その河川にかかっている2橋を行います。それともう一つが、その日影分館から左側に砂防指定されている河川がございます。その河川にかかる橋4橋の塗装の修繕でございます。
○田中 旭議長 9番、伊得議員。
○9番 伊得一夫議員 そうすると、数が違ってしまうのではないんですか。6になってしまうのではないですか。いいんですか。前家橋を含めてですか。わかりました。
  雀川がきれいになって、私も一般質問の方でちょっと申し込んでありますので、またそこのところは詳しくお聞きしたいと思います。
  ありがとうございました。
○田中 旭議長 ほかにありますか。
  8番、増田議員。
○8番 増田和代議員 8番、増田和代でございます。
  1点質問させていただきます。
  ページ数は115ページの中のちょうど中段のところなんですけれども、負担金及び補助金ということで、これは小川地区衛生組合の方の負担金だと思いますけれども、18年度の予算を見ますと、比べると、約1,000万ぐらい、かなりの高額なお金がことし計上されておりますけれども、その1,000万近い計上した理由というんですか、どういうものなのか、その内容をよろしくお願いいたします。
○田中 旭議長 答弁お願いします。
  堀口環境課長。
○堀口彰一環境課長 115ページの小川地区衛生組合の負担金で、約927万円の増額でございます。これにつきましては、し尿の負担金でございますけれども、し尿の負担金の算定に当たりましては、公共下水道人口は除かれて算定されます。それで、負担割合が平等割、人口割、利用度割という形で算定されるんですけれども、構成町村の中に公共下水道の整備等が進んでいる町村がございます。そして、生し尿の収集量が減少しているということが主な原因なんですけれども、また一つ、構成町村の財政事情も大変厳しいということもございまして、組合の中で積み立てていた基金を取り崩しながら今まで管理費に充当していたという経緯もございます。
  こういうことから、収入減となるし尿の収集手数料が毎年減額されていました。そしてまた、積み立てていた基金が底をついたということから、負担金がそれぞれ増額になったということでございます。
  以上でございます。
○田中 旭議長 8番、増田議員。
○8番 増田和代議員 今の説明によりますと、生し尿がやはり減ってきているということで、浄水場がふえてということなんですけれども、そうしますと、これから先、やはり合併浄化槽、町でも推薦しておりますけれども、どんどんこの負担金というのはふえる可能性があるということなんでしょうか。
○田中 旭議長 答弁願います。
  堀口環境課長。
○堀口彰一環境課長 今後の補助金の推移について、ちょっと私の方でもまだ理解していないといいますか、勉強不足で大変申しわけないんですけれども、ちょっとその辺の先のことは読めない状態でございます。
  いずれにしても、公共下水道が整備されているという事実はありますので、公共下水道人口がこの負担金の中から除かれるということになりますと、ときがわ町とか東秩父等については、合併浄化槽が進んでいるということで、そちらの負担金はふえてくる可能性があるということでご理解いただければと思うんですけれども。
○田中 旭議長 8番、増田議員。
○8番 増田和代議員 はい、わかりました。
○田中 旭議長 ほかに質疑ございませんか。
  14番、野原兼男議員。
○14番 野原兼男議員 14番、野原です。
  私の質問はこれで最後になると思うんですけれども、2問ほどお願いいたします。
  121ページですね。下の方の委託料、たまがわ花菖蒲園の委託料なんですけれども、去年の花菖蒲まつりの期間中にどのくらいの入園者があったか、その辺をつかんでいたら、よろしくお願いしたいと思います。
  それから第2点目は、これは町長の施政方針に沿った中で、今回、一般質問も出ております。そんな中で、町長も非常に少子化対策についてはいろいろ支援を強化しているわけでございます。ときがわ町においては、中学3年生までの医療費の無料化だとか、今回新たにチ ャイルドシートの補助金をつけたり、いろいろ取り組んでいるわけでございます。
  先般、群馬の太田市長ですが、少子化対策ということで、第3子以上の子供に対しては、一切かかる費用を無料にするという大胆なそういった政策が打ち出されたわけでございますけれども、その辺について、町長としては、何か思い切った町としてのそういった踏まえての対策は今後考えておられるのか、その辺はあったらでいいんで、ちょっとその辺、差し支えなければ聞かせていただければと思うんですけれども。
  以上2点です。
○田中 旭議長 花菖蒲園の入場数について、答弁願います。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 それでは、お答えさせていただきます。
  昨年、平成18年度のたまがわ花菖蒲園の来園数でございますが、6月4日から23日までの間でございますが、2万8,700人が来園してございます。この中で、6月10日の花菖蒲まつりにつきましては、1万2,000人が来園してございます。
  以上でございます。よろしくお願いいたします。
○田中 旭議長 14番、野原兼男議員。
○14番 野原兼男議員 この花菖蒲園につきましては、先ほども伊得さんの方からもありましたけれども、本当に少数のグループによって始められた事業でこれだけの大きなそういった事業になったわけでございます。これこそ本当の町の活性化というか、そういったまちづくりに匹敵するものだと思います。
  今回もトイレの清掃業務だとか駐車場整備だとかでいろいろ補助が出ているわけでございますけれども、やはりこれだけ、2万8,700人、町内の方もおられると思うんですけれども、町外の方も結構来ているわけです。そんな中でいろいろ施設のそういった休憩所、トイレ、駐車場、あとは遊歩道等の整備等も今後やはりかかってくると思うんです。
  ですから、今はただ無料でやっているのかなとは思うんですけれども、たとえ100円でも入園料をいただければ、今後こういった施設の充実も図れるのではないかなと思うので、その辺どう考えているかお伺いいたします。
○田中 旭議長 答弁願います。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 お答えさせていただきます。
  来園者が2万8,700人ということで、17年度につきましては、2万5,800人ということで、 非常に18年度についてはふえてございます。
  この中で、今ご質問の入園料等だと思うんですが、入り口のところに協力金等の募金箱も置かせていただいておりますけれども、やはりこれは町のイベントというふうなことで、今まで多くの方々にご努力いただいてここまでの祭りになってきているというふうに考えております。これも来園者からの入園料等につきましては、やはり観光協会等々ともいろいろ今、今後の実施等に当たっても、どういうふうにやっていったらいいのかというふうなことで、観光協会の方で実施したらどうかというふうなところのお話も聞きますけれども、こういった入園料等についても、やはり今後検討はしていきたいと思うんですが、今のところでは、そういった来ていただいた方に協力金等をいただいて、それで実施していくということで、今のところ入園料をすぐいただくということは考えておりません。
  以上でございます。
○田中 旭議長 14番、野原兼男議員。
○14番 野原兼男議員 今のところは考えていないということなんですけれども、せっかく町外、遠くの方から来ていただいて、確かに花はきれいなんですけれども、周りのこういった環境が余りにも、かえってトイレなんかもこういう仮設トイレ等を置くのかなと思うんですけれども、やはりこういった環境整備をしていって、花もきれいだったけれども、そういった施設も本当によかったなと言われるような充実した設備をしていただきたいと思いますので、その辺を十分考えていただいて、今後の取り組みにひとつよろしくお願いしたいと思います。
○田中 旭議長 子育て支援事業について、答弁をお願いします。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、子育て支援につきまして、お答えをさせていただきます。
  今、大分少子化ということで、皆さんも心配しております。私もこのときがわ町も非常に少子化が進んでいるので心配をしております。
  まず、今お話がありました太田市では、第3子が生まれると補助金という話もあるそうですけれども、本来、冷静に考えていただくと、このときがわ町は他の町村と比べると、相当子育てには力を入れていると思います。特に、先ほど野原議員のお話ありました医療費につきましては、乳幼児の医療費から小・中学生の医療費まで全額負担ということで、またそれに増して、窓口払いも廃止しておりますので、本当にかかっただけでそのままいいという制度をやっております。これは県内でも窓口払いまでというのはなかなかないと思います。そ れから、インフルエンザの予防接種等も、これは全国でも珍しいと思うんですが、これも中学校3年生だけだったんですが、平成19年度は中学生全員という形でやります。これもやって、また効果が出るようならば、小学生の方にも広げていきたいなとは思っております。
  それからまた、パパママリフレッシュという制度、これも旧都幾川から引き継いだ制度ですけれども、非常にそうした、ときがわ町と、するといろいろな制度があります。
  先ほど補助金という形で、第3子で、ピンポイントでやるという施策と、あるいは全体にやるという、いろいろな手法があると思うんですけれども、私とすると、やはり子供たち全体を見ながらということになりますので、そうなりますと、今回皆さんからいろいろお話がありましたけれども、では、高校生になったときの足はどう確保するんだということで、嵐山町までバスを2路線設置いたしました。これもやはり子育て支援の一環でありまして、やはり高校に進学するときにいろいろな高校が選択できるようにということで、今までは越生線の方に接続、アクセスをしていたのが、今度はじかに東上線にアクセスできるようにということで、バス路線等も設置したわけです。
  それから、これも他の町村よりもいいのではないかなというのは、奨学金がございます。この奨学金も、まだまだ皆さんに浸透していないのかなというのがありまして、それからこの奨学金も昔からこの奨学金の額がずっと据え置きになっておりますので、その辺も平成19年度にはまたしっかり見直して、もう1億円を超える基金がありますので、多少崩してもその基金を有効に使って、子供たちの支援をやっていければと思っております。
  何はともあれ、何しろ子育てをする環境を整備するというのが一番大事なことだと思いますし、それには全体の施策をそういう形でしっかりしていくというのが大事だと思います。それと、少子化につきましては、このときがわ町だけではなくて、日本全体の問題だと思いますし、そういう面では、日本の国の方の政策としても、私はまた個人的というと、後で取り消しになってはあれですけれども、意識しないでしゃべりたいと思いますが、今、企業では、大学に上がるまで全部会社で持ってしまうと、そういう会社もあらわれたという話も聞いております。ある面では、私は高校卒業するまでは、やはり国費の方でしっかり持って、義務といいますか、その辺のところは国の方でやった方がいいのではないかなとは思いますけれども、それは個人的見解であります。それがすぐできるという話ではありませんけれども、私はそう思っていますけれども、是非声を大きくして、是非そういう子供たちの支援は国の方で、もうそういう形でもしっかりしていただきたいなと思っています。
  そうすれば、結局、それぞれの経済的事情で、子供を3人、4人産むと、高校へ行ったら、 やはりこれだけお金がかかる、大学に行くともっとかかる、それを思うと、やはり2人産むところを1人にするかと、3人はちょっと無理だなと。結局経済的な話になってしまうわけですから、その辺は国だとか─特に国ですね、国の方の支援をしっかりすれば、多少その辺の少子化の対策にはなるんだと思います。
  それで、我々は我々でやはり地元でときがわ町の少子化対策とすると、今言ったいろいろなことをやっていますけれども、さらに皆さんからもご意見をいただきながら、また子供を現に育てている皆さんからももっとこうしてほしいという意見がありましたら、是非そういう形に持っていきたいと思います。
  先ほど、増田議員からもちょっとお褒めの言葉をいただきましたけれども、チャイルドシートの問題もそうなんですが、やはりチャイルドシートも増田議員の方から提案がありまして、子育て経験のある人が言うのが一番やはりそういうのは現実味があると思いまして、今回もその予算も組ませていただきました。
  そういう形で、是非議員の皆さんからも、これからの子育てについて、こんなことをしたらいいか、こんなことをしたらいいのではないかという意見が出ましたら、どんどん言っていただいて、議会、町民、また執行部と一体になってこれから子育て支援にも邁進していきたいと思いますので、よろしくお願いします。
  以上です。
○田中 旭議長 よろしいですか。
○14番 野原兼男議員 はい。
○田中 旭議長 ほかに質疑はございますか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○田中 旭議長 これをもって質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  4番、野原和夫議員。
  反対ですか、賛成ですか。
  反対討論申し出がありました。
○4番 野原和夫議員 日本共産党の野原和夫です。
  平成19年度ときがわ町一般会計歳入歳出予算に反対討論します。
  初めに、本予算には、福祉タクシー券をふやしたことや生活道路の整備、さらには玉中の耐震工事など、評価できる点も多くあります。
  しかし、次の点は認めることはできません。
  第1に同和問題です。
  国は、2002年、平成14年に同和への特別法を終了しました。これは同和地区への差別が解消したことを意味しています。しかし、同和団体は、今までの利権を手放すまいと、心理的差別など、ありもしない差別をあると言って恫喝し、続けさせているわけです。
  今、解同の不正や不祥事が相次いでいます。奈良県奈良市では、5年間に8日しか出勤していないのに、ほぼ満額の給与を受け取っていたのが大きく報道されました。また、大阪市では飛鳥会が大阪市から駐車場の管理委託を長年受けていました。駐車場料金を全額市に上げなければならないのに、市との癒着から、飛鳥会の者は約6億円もの金額を私物化し、市民の反発から、市もついに告発し、昨年逮捕されました。ともに解放同盟の者です。
  こうしたことが表面化したことは、偶然ではないでしょう。差別が実態的にあるのなら必要ですが、既になくなっている現在、同和団体への補助は終了すべきです。
  次に、自衛隊父兄会への補助金についてです。
  この補助金は、比企郡内の自治体を見ても、全部が支出していないのです。こうしたことから、必ずしも必要でないことは明らかです。父兄会の方には厳しい財政状況のことをお話しし、廃止を伝えるべきです。
  また、憲法改悪準備、戦争準備と思われる国民保護協議会運営事業は必要ないです。
  次に、埼玉県後期高齢者医療広域連合負担金についてです。
  これは12月議会において討論の中で詳しく述べましたので詳述は避けますが、高齢者に負担がふえていく制度です。こうしたものを認めることができないのは当然です。
  以上の点が改善されることを求めます。
  さて、個人町民税が定率減税廃止の影響でふえています。一般的に企業業績はよいと言われていますが、国民の購買力は上がっていないことを国も認めています。つまり、国民の所得が上がっていないことを示しており、ときがわ町民も同じだと言えます。その町民に増税をするわけですから、果たして払い切れるのか、思いをめぐらせることが必要ではないでしょうか。そして、払い切れない方には助ける施策が必要です。
  このような町民に目を向けた町政になることを求め、反対討論を終わります。
  以上です。
○田中 旭議長 賛成討論ありますか。
  16番、市川金雄議員。
○16番 市川金雄議員 16番、市川です。
  議長のお許しをいただきましたので、平成19年度予算編成、賛成討論をさせていただきます。
  今回、歳入歳出それぞれ47億809万1,000円とする平成19年度一般会計予算が提案されたところでございますが、この予算、新町建設計画に基づき編成されており、これまで実施されてきた施策をより拡充されるとともに、中学全学年のインフルエンザの予防接種の実施、チャイルドシートの購入費補助、放課後子ども教室推進、移送サービス利用料助成事業を初め、それぞれの所管課において、新たな施策が数多く創設されるなど、合併2年目のまちづくりに向けて、関口町長の意欲が私には強く伝わってまいりました。
  また、予算書についても、事業別方式を採用され、見やすくわかりやすい予算編成にも努力の跡がうかがえます。
  しかし、一部の事業や補助金の出し方等において、内容が一部不明な点もあり、質疑により説明を受けたところも何点かありますけれども、中には執行する際に精査すべきと思われるものもないとは言えません。
  合併2年目を歩み出す平成19年度予算。町政を取り巻く環境は、依然として厳しい状況にある中、安心・安全なまちづくり、魅力あるまちづくりのために、執行部一丸となって努力された予算編成であると高く評価をしているところでございます。
  予算の執行に当たっては、町民の期待に十分こたえられるよう、適正に、また積極的に執行されるよう要望いたしまして、賛成討論とさせていただきます。
  以上でございます。
○田中 旭議長 続いて、反対討論ありますか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○田中 旭議長 賛成討論ありますか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○田中 旭議長 これをもって討論を終結いたします。
  これより、議案第19号 平成19年度ときがわ町一般会計予算を採決いたします。
  本案は原案のとおり予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立多数)
○田中 旭議長 起立多数。
  よって、議案第19号は原案のとおり可決されました。
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   ◎付帯決議案の提出
○田中 旭議長 ここで、笹沼議員ほか1名から議案第19号に対する付帯決議案が提出されております。
  暫時休憩いたします。
                                (午後 1時45分)
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○田中 旭議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午後 2時23分)
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   ◎日程の追加
○田中 旭議長 ここで、笹沼議員ほか1名から議員提出議案第3号 議案第19号平成19年度ときがわ町一般会計予算に対する付帯決議案が提出されております。
  所定の賛成者があり、提出条件を満たしております。
  お諮りいたします。議員提出議案第3号 議案第19号平成19年度ときがわ町一般会計予算に対する付帯決議案を日程に追加し、議題とすることにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○田中 旭議長 異議なしと認めます。
  よって、議員提出議案第3号 議案第19号平成19年度ときがわ町一般会計予算に対する付帯決議案を日程に追加し、議題とすることに決定いたしました。
  ここで、議事日程、付帯決議案を配付いたします。
          (付帯決議案配付)
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   ◎議員提出議案第3号の上程、説明、質疑、討論、採決
○田中 旭議長 日程第2、議員提出議案第3号 議案第19号平成19年度ときがわ町一般会計予算に対する付帯決議案を議題といたします。
  事務局長に朗読させます。
○野原泰子議会事務局長 朗読いたします。
  議員提出議案第3号
  議案第19号平成19年度ときがわ町一般会計予算に対する付帯決議案
  下記のとおり、議案第19号平成19年度ときがわ町一般会計予算に対する付帯決議案について議決を求める。
  平成19年3月9日提出
                        提出者 ときがわ町議会議員 笹沼和利
                        賛成者 ときがわ町議会議員 鳥越準司
  以上でございます。
○田中 旭議長 続いて、付帯決議案の説明を求めます。
  笹沼議員。
○7番 笹沼和利議員 7番、笹沼です。
  付帯決議案の提案理由を述べさせていただきます。
  議案第19号平成19年度ときがわ町一般会計予算の議決に伴い、その執行に対し議会として要請する必要があるので、この案を提出するものである。
  議案第19号平成19年度ときがわ町一般会計予算に対する付帯決議(案)
  現在ときがわ町においては、行政改革が大きな課題になっている。町当局においても、ときがわ町集中改革プランを作成し、行政改革に取り組もうとしている。
  平成19年度ときがわ町一般会計予算に関し、補助金の執行に当たって、補助金といえども税金であり、適正かつ効率的な執行が求められる。
  そこで、補助金交付団体にあっては、補助金の有効活用に十分留意されることを望む、また町当局にあっては、行政改革の趣旨を踏まえ、助成団体への積極的な啓発を要請する。
  以上です。
  若干説明させていただきます。
  今回、一般会計予算の中で補助金の部分で、町の商工会への補助金等について幾つかの質問がなされました。また、賛成討論の中でもそこについての疑義が出されております。
  その補助金については、今回執行されましたけれども、また先般、これは都幾川村時代ですけれども、高齢者事業団の問題等もあります。やはり補助金は十分に適正な形で使用されることが大きな課題ではないかということで、今回は特に特別なことですので、このような付帯決議として出させていただき、議会の議決をいただければと考えて提出させていただきました。
  以上です。
○田中 旭議長 ご苦労さまでした。
  笹沼議員には続いてここにいていただきたいと思います。
  大変ご苦労さまでした。
  続いて、質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  4番、野原和夫議員。
○4番 野原和夫議員 4番、野原和夫です。
  今の趣旨説明でございますが、助成団体への積極的な啓発を要請する、これをその後の説明の中で商工会、高齢者事業団と説明しておりますが、この文面を見ると、助成団体全体の意味にとられますが、この点どう解釈していいのか。19年度ときがわ町一般会計の歳入歳出の中ではほかの助成団体もあると思うのですが、そういう点を踏まえてお聞きします。
○田中 旭議長 答弁願います。
○7番 笹沼和利議員 まず、特にという形で説明させていただきました。補助金の交付に当たっての問題が一番、今回に関しては大きいところではないかな。団体そのものの会計等、それはそれぞれの団体の責任において行われることと考えていますけれども、やはり補助金が使われているところに関して、きちんとやはり適正に使っていただきたい。これは先ほどの説明の中で特にという形で言わせていただきましたけれども、これは助成金、補助金団体すべてに言えることということで、これは全体ということでこのような文面にさせていただきました。
  よろしくお願いいたします。
○田中 旭議長 ほかに質疑ございませんか。
  11番、岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 19年度の予算の質疑の中でも、要望として当然補助金等の非交付団体についてはきちんと執行されるように、当然のこととして執行部としてはチェックする必要があるし、そういう要望も出されまして、執行部の方としては真摯に受けとめるわけでありまして、念には念を押す理由というようなことから言えば、特に従来からの補助金は全体に出されていたわけで、それの執行についてのチェックというか、契約というか、そういうのは当然なされるべきで、本来そういうことをしているかということをチェックするのが我々議員の役目かとは思いますけれども、今回特別に出した理由というのが、商工会の問題についての意味でこれを特別出されたということですか。
○田中 旭議長 答弁お願いします。
○7番 笹沼和利議員 お答えいたします。
  1つは、都幾川商工会の問題も大きな課題だというふうに考えています。それから、高齢者事業団、これは旧都幾川村のときの問題ですけれども、やはりこのような不正行為が行われたということがあって、それは私たち議会としても問題であったのかなというふうに思っております。
  それで、やはり補助金については、きちんと適正にというのは、今の時代の中でとても重要なことであるということで、これは議会の議論の中で当然そのようなことが反映されてきているとは思いますけれども、やはり議会としてもきちんとこのことについてははっきりと打ち出すべきではないかというふうに考えて、このような付帯決議を出させていただきました。
  以上です。
○田中 旭議長 ほかに質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○田中 旭議長 質疑を終結いたします。
  笹沼議員につきましては、席にお戻りください。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○田中 旭議長 討論を終結いたします。
  これより、議員提出議案第3号 議案第19号平成19年度ときがわ町一般会計予算に対する付帯決議案を採決いたします。
  お諮りいたします。本決議案のとおり決定することに異議ございませんか。
          (「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり)
○田中 旭議長 ご異議がありますので、起立により採決いたします。
  ただいまの付帯決議案を決定することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立多数)
○田中 旭議長 起立多数。
  よって、決定することに決定いたしました。
  つきましては、可決された趣旨を尊重し、今後最善の努力をされるよう町長に強くお願いいたします。
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   ◎答弁未了部分について
○田中 旭議長 先ほどの堀口議員からの質疑において、社会福祉協議会の会員数について、小沢福祉課長から答弁の申し出がありますので、これを許可いたします。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 先ほどの堀口議員さんの社会福祉協議会の会員数についてのご質問にお答えをいたします。
  まず、会員でございますけれども、特別会員についてはゼロと。続きまして、賛助会員でございますけれども、67名でございます。あと、一般会員として3,675人でございます。加入率については、おおむね78%程度ということでございます。
  以上でございます。
○田中 旭議長 ここで、一般会計予算が終了いたしましたので、蜻纒\監査委員については、退席いただきますので、ご了承願います。
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   ◎議案第20号の質疑、討論、採決
○田中 旭議長 日程第3、議案第20号 平成19年度ときがわ町国民健康保険特別会計予算の質疑を行います。
  質疑ございませんか。
  4番、野原和夫議員。
○4番 野原和夫議員 4番、野原和夫です。
  今、町民負担がふえている中で、国保の今後についてお伺いしますが、この国民健康保険につきまして、共同事業拠出金、これは全県の取り組みで1億435万円ですか、これは評価は大変できると思いますが、保険給付費については1億412万、前年に比べてふえています。
  今後、このような計算をしますと、国保の値上げにも関係する影響が出るかなと思うんですが、当分値上げしないで、基金もあることですから、繰り入れするなり努力をして当分上げないでいくのかどうか、この点強くお願いしたいんですが、この点お伺いします。
○田中 旭議長 答弁願います。
  久保町民課長。
○久保 均町民課長 野原議員さんのご質問にお答えをさせていただきます。
  国保の財政運営についてというご質問だと思いますが、平成20年度からはご案内のとおり、 医療制度改革によりまして、国保にも影響が出てまいります。
  例えば75歳になりますと、国民健康保険に入っていらっしゃった方は国保を抜けまして、新しい後期高齢者の医療制度の方に加入をされます。今まで老人保健ですと、どちらかの保険に入っていて、老人保健で医療を受けるという2階建てになっておりましたが、平成20年4月からは、一つの保険の扱いになりますので、75歳になられた方につきましては、そちらの後期高齢者医療の方に移るということになります。
  そして、国保に入っていた方につきましては、世帯主だった方が多いと思うんですけれども、こういった方については、国保を抜けますと、そういった方は資産をお持ちの方が多いと思います。ですから、国保を抜けるということで、資産割の国保税の方に減少の影響があるという懸念がございます。
  また、歳出面に関係でも、平成20年4月からは住民健診が各保険者の義務的な事業になります。国保の加入者については、国保の方で責任を持って住民健診を行うというようなことになりますので、健診の費用の増大が見込まれております。
  また、後期高齢者の医療制度につきましては、ゼロ歳から74歳の方で、その医療費の4割を支援するという支援金制度ができます。ですから、この支援金の新しい支出が国保の方にも影響してくると。老人保健の方の拠出金の方は、こちらは減ってくると思うんですけれども、かわりに後期高齢者の支援金がふえてくるということで、こちらは支出要因ということで、国保の方に影響があります。
  こういったいろいろな制度的な変更によりまして、国保財政につきましても非常に厳しい状況になってくるような予想をしております。細かい試算につきましては、平成19年度の税率の、課税の事務等の中で試算をしていきたいというふうに考えておるところなんですけれども、国保にとっては懸念する部分が若干出てくるというのもございます。
  この後期高齢者の支援金については、財源調整制度が前期高齢者の部分についてはありますので、その部分については大分軽減されるのではないかという考えもございます。
  そういった制度の改革に対するいろいろな試算を的確に行いまして、見積もりを行っていきたいというふうに考えております。
  税の関係につきましてですけれども、現在、ときがわ町につきましては、比企地区で今一番安い税率で運営を行っております。おかげさまで国保の方は基金が約9,000万ほどありますので、ここで急激に税金を上げなければならないというようなことにはならないとは思うんですが、今後の医療費の動向、また平成20年度からの後期高齢者医療に対応するための支 出と、こういったバランスの中で税率の改正をお願いするというような状況も出てくる可能性はございますので、その節は是非よろしくお願いしたいと思います。
○田中 旭議長 4番、野原和夫議員。
○4番 野原和夫議員 その節はよろしく上げないように私はお願いしますけれども、今のところ近隣では小川町が資格証明書を出していますけれども、ときがわ町は出していません、短期と。住みよい町で国保も安定し、安くする、これはいいことだと思うので、町長みずから、絶対に上げないように、ひとつ答えが得られれば、その点強くお願いしたいんですけれども、どうでしょうか。
○田中 旭議長 答弁願います。
  関口町長。
○関口定男町長 私もできるだけ上げたくないのが本音でありますので、この高齢者の対策の、国民健康保険もそうですし、子供たちの保育園の保育料、これも近隣と比べると一番今安く設定しております。そういう面では、これをしっかり維持するように、議員さんの皆さんともども頑張りたいと思います。よろしくお願いします。
○田中 旭議長 ほかに質疑ございませんか。
  6番、堀口議員。
○6番 堀口 宏議員 6番、堀口でございます。
  1点ちょっとお伺いをさせていただきますけれども、248ページでございますけれども、下段の国保予算の大部分を占めている保険給付費でございますけれども、その中に高額療養費の関係でお伺いをさせていただきます。
  約15%ぐらい伸びておるようでございますけれども、患者の負担限度額が今8万100円だったでしょうか。何か毎月80件近い高額療養の申請件数があるようでございますけれども、この中に人工透析等の長期の疾病の患者が何名ぐらいいらっしゃるのか。小さい保険者だと、やはり高額療養費の発生によって、保険給付費に大分波があるのではなかろうかと思いますけれども、長期に及ぶ患者といいましょうか、何人ぐらいいらっしゃるのか、ちょっとお伺いをさせていただきます。
○田中 旭議長 答弁願います。
  久保町民課長。
○久保 均町民課長 この人工透析等の患者さんと申しますと、特定疾病という形で国保の方で認定をしている方でございます。現在5名いらっしゃいます。
  以上でございます。
○田中 旭議長 よろしいですか。
○6番 堀口 宏議員 はい、結構でございます。
○田中 旭議長 ほかに質疑ございますか。
  16番、市川議員。
○16番 市川金雄議員 16番、市川です。
  2点ほどお伺いしたいんですけれども、この国民健康保険の保険者、被保険者は何人になるのか。というのは、国保の財政が厳しい、いろいろあるところですけれども、国民健康保険税を納めているのは1人当たりどのくらいになるか、それが知りたいんです。それが、被保険者数がわからなかったのでちょっと計算できなかったんですけれども、まず被保険者1人当たりの国保税は幾らを見込んでいるか。
  それともう一点は、被保険者1人当たりの税はそれだけいただく、今度は保険給付の額は1人当たりどのくらい給付をしているのか、それを教えていただきたいと思います。
  その2点をお願いしたいんですが、よろしくお願いいたします。
○田中 旭議長 答弁願います。
  久保町民課長。
○久保 均町民課長 国保の被保険者につきましては、平成19年度、おおむね5,179人を予定しております。平均被保険者ということで、5,179人を予定しております。
  税の方なんですけれども、まず1人当たりに割り返しますと、6万1,976円になります。これは予算ベースで割り返した数字でございます。そして、逆に医療費としてかかる方なんですけれども、一般被保険者につきましては、療養給付費、療養費、高額療養費等を合計いたしまして、一般被保険者17万2,570円でございます。退職被保険者につきましては、28万8,370円でございます。退職被保険者28万8,370円を予定しているところでございます。
  以上でございます。
○16番 市川金雄議員 ありがとうございました。
○田中 旭議長 ほかに質疑ございませんか。
  7番、笹沼議員。
○7番 笹沼和利議員 3点質問させていただきます。
  資格者証がないということで、短期の保険の方が、昨年が全部で133人ということだったんですけれども、来年度は大体どのぐらいな短期保険証を予定しているんでしょうか。それ をまず1点お聞きしたいと思います。
  それから2番目は、248ページのところですけれども、退職被保険者のところが、ここで18年度に比べると、約1億ほど激増しています。この辺が、内容的にはどのような内容なのか、少し説明していただければと思います。
  また、他の町村と比べて、このような激増、本当に激増というふうに思っているんですけれども、2億のうちの半分がここでふえていますので、ほかに比べて実態としてはどうなんでしょうか。他の町村との比較のところを教えていただければと思います。
  それから、255ページのところで、保健衛生普及ということで、その中の255ページの一番上のところで委託料ということで、メタボリックとかいろいろ、この辺でいろいろな委託をして保健衛生の普及を行うということなんですけれども、具体的に、大きなところだけで結構ですけれども、中身としてどのあたりの普及を中心に図っていこうとしているのかということを教えていただければと思います。よろしくお願いします。
○田中 旭議長 答弁願います。
  久保町民課長。
○久保 均町民課長 まず、短期被保険者の関係でございます。現在、短期扱いになっている方が182世帯ほどございます。このうち、若干大まかな数字なんですけれども、40から50世帯の方が保険証を受け取っていない方がいらっしゃいます。いろいろ通知をしたりしても、保険証を受け取りに来ていただけないという方ですね。納税の方もない方なんですけれども、こういった方が40から50世帯ぐらいはあります。
  ですから、差し引きますと、昨年と同じぐらい、130から140世帯ぐらいの方が短期で出ているというような内訳になると思います。
  次に、2つ目の退職関係の療養給付費の増加要因ということでございます。
  先ほど、被保険者数の関係があったんですけれども、この中で退職被保険者の方の人数なんですけれども、1,104人を19年度は予定をしております。18年に比べまして227人増加を見込んでおります。人数の増加ということで、こちらの退職関係の医療費は大幅に増加を見ているというところでございます。
  次に、3点目の保健事業の委託料の関係でございます。
  国保のヘルスアップ事業、これは国の補助金をいただいて実施する事業なんですけれども、800万円の予算を組んでいるところでございます。こちらにつきましては、糖尿病教室、高血圧教室それぞれ3カ月間をかけまして講座を予定しております。それぞれ、糖尿病につい ては20人、高血圧については30人ということで、それぞれ3カ月をかけて予定をしているというところでございます。
  また、この委託料の中には特定健診の計画を策定するという委託料も予算化をしているところでございます。こちらが312万9,000円という予算になっております。こちらにつきましては、平成20年度からの後期高齢者の医療制度が始まりますが、その医療制度改革の一環といたしまして、国保が健診の事業主体になるということでございまして、特定健診、住民健診なんですけれども、この実施計画を立てるという予定になっておりますので、その計画がこちらに予算化されているということでございます。
  以上でございます。
○7番 笹沼和利議員 はい、了解しました。
○田中 旭議長 ほかに質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○田中 旭議長 これをもって質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○田中 旭議長 討論を終結いたします。
  これより、議案第20号 平成19年度ときがわ町国民健康保険特別会計予算を採決いたします。
  本案は原案のとおり予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○田中 旭議長 起立全員。
  よって、議案第20号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第21号の質疑、討論、採決
○田中 旭議長 日程第4、議案第21号 平成19年度ときがわ町老人保健特別会計予算の質疑を行います。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○田中 旭議長 これをもって質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○田中 旭議長 討論を終結いたします。
  これより、議案第21号 平成19年度ときがわ町老人保健特別会計予算を採決いたします。
  本案は原案のとおり予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○田中 旭議長 起立全員。
  よって、議案第21号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第22号の質疑、討論、採決
○田中 旭議長 日程第5、議案第22号 平成19年度ときがわ町介護保険特別会計予算の質疑を行います。
  質疑ございませんか。
  6番、堀口議員。
○6番 堀口 宏議員 6番、堀口でございます。
  1点お伺いさせていただきますけれども、296ページをごらんいただきたいと思いますけれども、その中に5目として、施設介護サービスの給付費が3億円の上計上してございますけれども、約1割、8.7%ぐらいの増かと思いますけれども、その中で介護老人施設というようなことで、福祉施設だとか保健施設、また療養型の医療施設等があるわけですけれども、おわかりになりましたらば、何人ぐらいそういう施設に入所しておるのかお答えをいただきたいと思います。
○田中 旭議長 答弁願います。
  では、答弁は後でいただきたいと思います。
  ほかに質疑ございませんか。
  4番、野原和夫議員。
○4番 野原和夫議員 4番、野原和夫です。
  介護保険につきましては、老齢者控除が廃止し、課税対象となり、当然介護保険料がふえていると思うんですが、一つお願いなんですが、この近隣の市でも町村でも、段階的に軽減をしているところが多いんですね。例えば嵐山では1段階100%、2段階30%と、こういう軽減、こういうこともぜひ真剣に考えていただきたくお願いしたいんですが、この点ちょっ と聞きたいんですが。
○田中 旭議長 答弁お願いします。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 介護保険の軽減の関係でございますけれども、これにつきましては、低所得者の方につきましては、低所得の1段階、2段階という形で軽減をしております。それで、これについては上限額が決まりまして、1万5,000円ですとか2万6,000円というような形で上限額、それ以上払った場合については町の方で負担をすると。これは一般会計予算の方にも計上してございますけれども、介護保険利用者負担金補助ということで、655万ほど計上してございます。これにつきましては、先ほど申し上げました低所得者の方の上限額の2分の1あるいは3分の1を減額するというような形で減額をしておりますので、よろしくお願いをしたいと思います。
○田中 旭議長 ほかに。
  7番、笹沼議員。
○7番 笹沼和利議員 ページがどっちになるかちょっとわからないんですけれども、293か、あるいは310、310の方かな、そのところですけれども、介護予防の特定高齢者の件です。特に、昨年、包括支援センターができて、特定高齢者を行うことによって、介護保険がどんどんたくさんふえてきているということで、非常に危機感を持っているということがあって、この特定高齢者、包括支援センター、それをつくるということで、そのときに特定高齢者という形できちんと把握しなければいけないということなんですけれども、県内では大体3%ぐらいいるだろうと言われているんですけれども、現実に県内では0.44%、昨年末現在ですね、0.44%しか把握していないと言われています。
  結局、把握が進まないと、その後事業実施もできないということがありますので、ときがわ町としてはどの程度の把握をしているのか、その辺をまず1点お聞きしたいと思います。
  お願いいたします。
○田中 旭議長 答弁願います。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 お答え申し上げます。
  この特定高齢者等の把握等のアンケートを昨年実施したわけでございますけれども、発送件数が2,334件発送いたしまして、未提出が209件というような状況でございました。
  それで、この中で特定高齢者の把握につきましては、これは10月末までの実績でございま すけれども、4月から9月までが14名、それから10月分で12名で計26名ということで把握してございます。
  以上でございます。
○田中 旭議長 7番、笹沼議員。
○7番 笹沼和利議員 26名ということで、多分計算すると、まあまあ0.44よりは多いのかなというふうに思っております。
  それで、この中でちょっと問題になるのは、多分アンケートの未回収部分というのが一番大きな問題なのかなというふうに思っています。
  あと、これは一般の方で109ページのところで、特定健診ということで特定高齢者の健診を行っているということなんですけれども、やはり特定高齢者が把握できるかできないかというのは、これは非常に重要な要素だと思いますので、できれば健診に来てくれればいいんですけれども、来ない方々も結構多いというふうに考えています。それで、何らかの考えを導入しなければいけないのかなと。例えば往診とか、そういうことも含めて、健診の出前みたいな形で考えてもいいのではないかというふうに思うんですけれども、その辺で把握の仕方、今後の把握をどういうふうにしていくか、その辺のことについてよろしくお願いいたします。
○田中 旭議長 答弁願います。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 お答えをいたします。
  先ほどのアンケートの結果、送付は2,334件と申し上げましたけれども、その中で未提出が209件でございます。それで、回収率にしますと91%の回収率ということでございますけれども、この未提出者209人、約1割近い方が未回収ということで、実際そのアンケートが書ける方であるかどうか、その辺も内容的にはあると思うんですけれども、こういった中で高齢者の方でアンケートが書けないというような方も多分いらっしゃると思います。
  そういった中で、保健師等が現地を訪問して確認をとるとか、あるいは電話ですとか、そういった形の中で、これから特定高齢者の把握につきまして、積極的に把握できるように努めてまいりたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。
○田中 旭議長 ほかに質疑ございませんか。
  16番、市川金雄議員。
○16番 市川金雄議員 1点お願いします。
  先ほどと同じ、介護保険について、介護保険の該当者数、保険料1億3,800万円ほど見込まれておりますけれども、介護保険の1人当たりどのぐらいになるか、それをお願いします。該当者数と保険料1人当たりをお願いします。
  それと、やはり介護サービス、これを受ける人数、これの何人になるか。それで、1人当たりは何人になるか教えていただきたいと思います。
  よろしくお願いします。
○田中 旭議長 答弁願います。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 お答えいたします。
  まず、介護保険料の総額と1人当たりの保険料ということだと思いますけれども、19年度の当初予算につきましては1億3,586万2,000円ということでございます。それで、1人当たりの保険料に直しますと、これは2月28日現在の人口でちょっと割らせてもらったんですけれども、月当たり3,774円が平均で、年に直すと、約4万5,000円ほどになります。
  それから、受給者1人当たりの給付費ということでよろしいわけですね。
  まず、施設給付費としては、3億4,270万3,000円です。それで、今現在93名おりますけれども、想定数を100人として計算いたしますと、月当たり28万5,586円となります。それで、年当たりですと、1人当たり342万7,030円となります。
  それから、居宅介護給付費でございますけれども、合計で3億6,732万8,000円の予算でございますけれども、これも今現在の人口ですと278名おりますけれども、当初予算で計上したときには300名ということで想定しまして、それを割りますと、10万2,036円、これは月当たりでございます。それで、年当たりに直しますと、122万4,426円ということになります。
  以上でございます。
○田中 旭議長 ほかに質疑ございませんか。
  12番、島田議員。
○12番 島田 豊議員 12番の島田です。
  291ページの負担金及び交付金ということで、この介護保険の全国サミット参加負担金ということで1,000円出ているわけですけれども、このことについて、全国のサミット会というのはどういうところから始まっているわけですか。それと、この今の1,000円で果たしてどうなのか。科目設定ではないと思うんですね。全国の大会だと、1,000円で終わりでは少ないのではないですか。
○田中 旭議長 答弁お願いします。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 お答えいたします。
  この介護保険全国サミット参加負担金ということでございますけれども、これについては、実際には今のところ参加はしていないんですけれども、ほかの町村とも載せているような形で、もし参加するようなことがありましたらということで、一応科目設定だけさせていただいてということでございます。
○12番 島田 豊議員 わかりました。
○田中 旭議長 ほかにありますか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○田中 旭議長 これをもって質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○田中 旭議長 討論を終結いたします。
  これより、議案第22号 平成19年度ときがわ町介護保険特別会計予算を採決いたします。
  本案は原案のとおり予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○田中 旭議長 起立全員です。
  よって、議案第22号は原案のとおり可決されました。
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   ◎答弁未了部分について
○田中 旭議長 先ほどの関係で、小沢福祉課長から答弁がありますので、お願いいたします。
○小沢俊夫福祉課長 先ほどの堀口議員さんからの施設介護サービスの受給者の数ということでございますけれども、まず老人福祉施設に入所の方が合計で62名でございます。それから、介護老人保健施設、これが老健施設と言われているものでございますけれども、これが17人。それから、介護療養型医療施設でございますけれども、これが14人でございます。それで、合計で93名ということでございます。
  よろしくお願いいたします。
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   ◎議案第23号の質疑、討論、採決
○田中 旭議長 日程第6、議案第23号 平成19年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計予算の質疑を行います。
  質疑ございませんか。
  6番、堀口議員。
○6番 堀口 宏議員 6番、堀口でございます。
  ちょっと1点お伺いをさせていただきますけれども、334ページの施設整備費の関係でございますけれども、当初説明をいただきまして、110基計上をしてあるようでございますけれども、昨年が180基で、70基の減になっておるようでございますけれども、これは10カ年計画ぐらいで推進を図るというようなことで、町長のあいさつの中にも、水質浄化を図るために引き続き浄化槽の設置を推進して、生活環境の向上を図るんだというようなごあいさつをいただきましたけれども、この110基というのは、前年の実績によって減らしたのか、今の職員の体制だと、それぐらいしかできないのか、その点についてPRがどうなのかお伺いをさせていただきます。
○田中 旭議長 答弁願います。
  堀口環境課長。
○堀口彰一環境課長 お答えさせていただきます。
  議員おっしゃるとおり、110基で一応予定をさせていただきました。これにつきましては、平成15年度から平成18年度まで整備を進めてきたところでございますが、過去の設置状況を見ましても、やはり年度100基程度が整備できる可能な数字かなということで、今回110基ということで計画をさせていただいたところでございます。
  平成18年度につきましては180基ということで、合併して1年目の年でもありましたし、旧玉川につきましては、事業を開始して2年目の年ということでありましたので、当初立てました年次計画に基づいて、一応180基ということで予定したんですけれども、どうしてもここへ来て、大分住民の方の理解が少なかったとかPR不足だったのかわかりませんが、いずれにしても、77基しか整備できなかったということもございましたので、一応110基を目標にしながら整備を図っていきたいということで基数を設定させていただいたところでございます。
  以上です。
○田中 旭議長 6番、堀口議員。
○6番 堀口 宏議員 110基ということで、実績に基づいてというようなお話でございます けれども、河川もいろいろと、年々きれいにはなっているかと思うんですけれども、まだいろいろの問題も出ておるようでございまして、これにつきましては、やはり当初計画したように、あるいは10カ年で設置が終わるような体制で取り組んでいただきたいと思うんですけれども、これについては現在、専門の職員が幾人おるのかちょっとお伺いをさせていただきたいと思います。
○田中 旭議長 答弁願います。
  堀口環境課長。
○堀口彰一環境課長 環境課職員5名でございますけれども、そのうち一応浄化槽担当ということで2名を張りつけておりますが、環境は5名でございますので、相互協力しながらやっている状況でございます。
  以上です。
○田中 旭議長 ほかに質疑ございませんか。
  9番、伊得議員。
○9番 伊得一夫議員 9番、伊得でございます。
  今の説明では、今年度は大分減らしたわけですけれども、これはもともと計画が15年計画で全戸という目的は、この分で達成できるんでしょうか。
○田中 旭議長 答弁願います。
  堀口環境課長。
○堀口彰一環境課長 お答えさせていただきます。
  平成15年度から平成29年度までの15年間において、旧都幾川村、旧玉川村合わせまして2,603基を設置する予定で一応計画は立てたところでございます。
  しかしながら、水質汚濁防止法に基づく指定のときには、生活排水処理率を60%以上に向上させるということを目的に生活排水処理計画をつくりました。今回の2,603基というのは、単独浄化槽とくみ取り槽を合わせた数字ということでございまして、それをやりますと100%以上になってしまいます。生活排水処理率を60%に向上させるということを目的にするならば、大体100基程度のペースで29年度から30年度にかけてはクリアできるということでおります。
  以上です。
○田中 旭議長 9番、伊得議員。
○9番 伊得一夫議員 クリアができればいいわけですけれども、一日も早い、1年でも早い 全戸設置を計画してもらった方が、排水を流したのをまたもう一度飲むわけですからね、結果的には。ですから、なるべく早い設置をお願いして、質問を終わります。
○田中 旭議長 ほかに質疑ございませんか。
  11番、岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 質疑というより、要望なんですけれども、これは当初旧都幾川村で始まったときは、全戸合併浄化槽というふれ込みだったわけで、当初は110基、業者が足らないという状況だったわけですが、一挙に落ちてきまして。ただ、去年までは180基で77基ですか。数字を並べれば、それが達成するんであれば管理は要らないわけでございまして、110基、これを到達するには何をするかですよね。それで、何で減ってしまったかということを考えないと、これはまた数字を並べただけですよ、110基。
  だから、小集団活動をやるようでございますが、現状把握をきちんとし、そして真の原因を突きとめて対策を打っていただきたいというふうに思います。希望です。
○田中 旭議長 ほかに質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○田中 旭議長 これをもって質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○田中 旭議長 討論を終結いたします。
  これより、議案第23号 平成19年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計予算を採決いたします。
  本案は原案のとおり予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○田中 旭議長 起立全員です。
  よって、議案第23号は原案のとおり可決されました。
  暫時休憩いたします。
  再開は3時35分をお願いします。
                                (午後 3時20分)
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○田中 旭議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午後 3時35分)
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   ◎議案第24号の質疑、討論、採決
○田中 旭議長 これより日程第7、議案第24号 平成19年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計予算の質疑を行います。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○田中 旭議長 これをもって質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○田中 旭議長 討論を終結いたします。
  これより、議案第24号 平成19年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計予算を採決いたします。
  本案は原案のとおり予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○田中 旭議長 起立全員。
  よって、議案第24号は原案のとおり可決されました。
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   ◎議案第25号の質疑、討論、採決
○田中 旭議長 これより日程第8、議案第25号 平成19年度ときがわ町水道事業会計予算の質疑を行います。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○田中 旭議長 これをもって質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○田中 旭議長 討論を終結いたします。
  これより、議案第25号 平成19年度ときがわ町水道事業会計予算を採決いたします。
  本案は原案のとおり予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立多数)
○田中 旭議長 起立多数。
  よって、議案第25号は原案のとおり可決されました。
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   ◎議案の一括上程について
○田中 旭議長 続いて、お諮りいたします。日程第9、議案第26号から日程第15、議案第32号までは平成18年度の補正予算でございますので一括議題といたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○田中 旭議長 異議なしと認め、一括議題とさせていただきます。
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   ◎議案第26号〜議案第32号の上程、説明、質疑、討論、採決
○田中 旭議長 日程第9、議案第26号 平成18年度ときがわ町一般会計補正予算(第5号)、日程第10、議案第27号 平成18年度ときがわ町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)、日程第11、議案第28号 平成18年度ときがわ町老人保健特別会計補正予算(第2号)、日程第12、議案第29号 平成18年度ときがわ町介護保険特別会計補正予算(第2号)、日程第13、議案第30号 平成18年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計補正予算(第2号)、日程第14、議案第31号 平成18年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計補正予算(第1号)、日程第15、議案第32号 平成18年度ときがわ町水道事業会計補正予算(第4号)を一括議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○野原泰子議会事務局長 朗読いたします。
  議案第26号 平成18年度ときがわ町一般会計補正予算(第5号)。
  平成18年度ときがわ町の一般会計補正予算(第5号)は、次に定めるところによる。
  (歳入歳出予算の補正)
  第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億7,051万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ62億7,990万円とする。
  2項 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表歳入歳出予算補正」による。
  (繰越明許費)
  第2条 地方自治法第213条第1項の規定により、翌年度に繰り越して使用することがで きる経費は、「第2表繰越明許費」による。
  (地方債の補正)
  第3条 地方債の変更は、「第3表地方債補正」による。
  平成19年3月6日提出。
  ときがわ町長、関口定男。
  続きまして、ずっとめくっていただきまして、議案第27号 平成18年度ときがわ町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)。
  平成18年度ときがわ町の国民健康保険特別会計補正予算(第3号)は、次に定めるところによる。
  (歳入歳出予算の補正)
  第1条 歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ2,950万3,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ11億8,394万8,000円とする。
  2項 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに歳入歳出予算の金額は、「第1表歳入歳出予算補正」による。
  平成19年3月6日提出。
  ときがわ町長、関口定男。
  その後にいきまして、議案第28号 平成18年度ときがわ町老人保健特別会計補正予算(第2号)。
  平成18年度ときがわ町の老人保健特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。
  (歳入歳出予算の補正)
  第1条 歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ1億4,989万5,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ12億1,049万8,000円とする。
  2項 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表歳入歳出予算補正」による。
  平成19年3月6日提出。
  ときがわ町長、関口定男。
  続きまして、議案第29号 平成18年度ときがわ町介護保険特別会計補正予算(第2号)。
  平成18年度ときがわ町の介護保険特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。
  (歳入歳出予算の補正)
  第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3,283万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ8億1,895万5,000円とする。
  2項 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表歳入歳出予算補正」による。
  (繰越明許費)
  第2条 地方自治法第213条第1項の規定により、翌年度に繰り越して使用することができる経費は、「第2表繰越明許費」による。
  平成19年3月6日提出。
  ときがわ町長、関口定男。
  続きまして、議案第30号 平成18年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計補正予算(第2号)。
  平成18年度ときがわ町の浄化槽設置管理事業特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。
  (歳入歳出予算の補正)
  第1条 歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ1億2,084万円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億1,868万円とする。
  2項 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表歳入歳出予算補正」による。
  (地方債の補正)
  第2条 地方債の変更は、「第2表地方債補正」による。
  平成19年3月6日提出。
  ときがわ町長、関口定男。
  続きまして、議案第31号 平成18年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計補正予算(第1号)。
  平成18年度ときがわ町の関口茂八奨学事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。
  (歳入歳出予算の補正)
  第1条 歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ414万円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1,841万7,000円とする。
  2項 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表歳入歳出予算補正」による。
  平成19年3月6日提出。
  ときがわ町長、関口定男。
  続きまして、議案第32号 平成18年度ときがわ町水道事業会計補正予算(第4号)。
  こちらにつきましては、省略して朗読させていただきます。
  第1条 (総則) 平成18年度ときがわ町水道事業会計の補正予算(第4号)は、次に定めるところによる。
  第2条 (業務の予定量)
  第3条 (収益的収入及び支出)
  収入、第1款水道事業収益、補正予定額1,727万2,000円、計2億9,696万4,000円。
  支出、第1款水道事業費用、補正予定額
265万5,000円、計3億2,135万1,000円。

  4条 (資本的収入及び支出)
  収入、第1款資本的収入、補正予定額
178万5,000円、計4,503万3,000円。

  続きまして、2ページをごらんください。
  支出、第1款資本的支出、補正予定額
3,715万4,000円、計1億8,794万6,000円。

  平成19年3月6日提出。
  ときがわ町長、関口定男。
  以上でございます。
○田中 旭議長 提案者から提案理由の説明を議案第26号から順次求めます。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、議案第26号 平成18年度ときがわ町一般会計補正予算(第5号)の提案理由を申し上げます。
  歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億7,051万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ62億7,990万円とするものであります。
  続きまして、議案第27号 平成18年度ときがわ町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について提案理由を申し上げます。
  歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ2,950万3,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ11億8,394万8,000円とするものであります。
  続きまして、議案第28号 平成18年度ときがわ町老人保健特別会計補正予算(第2号)に ついて提案理由を申し上げます。
  歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ1億4,989万5,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ12億1,049万8,000円とするものであります。
  続きまして、議案第29号 平成18年度ときがわ町介護保険特別会計補正予算(第2号)について提案理由を申し上げます。
  歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3,283万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ8億1,895万5,000円とするものであります。
  続きまして、議案第30号 平成18年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計補正予算(第2号)について提案理由を申し上げます。
  歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ1億2,084万円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億1,868万円とするものであります。
  続きまして、議案第31号 平成18年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計補正予算(第1号)について提案理由を申し上げます。
  歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ414万円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1,841万7,000円とするものであります。
  議案第32号 平成18年度ときがわ町水道事業会計予算について、第3条予算及び第4条予算の過不足等により補正の必要が生じたので、地方自治法第218条第1項の規定により、この案を提出するものであります。
  細部につきましては、それぞれ各担当の課長より説明を申し上げます。
○田中 旭議長 ご苦労さまでした。
  続いて、細部説明に入ります。
  議案第26号 平成18年度ときがわ町一般会計補正予算(第5号)の細部説明を求めます。
  山口企画財政課長。
○山口文明理事兼企画財政課長 命を受けましたので、議案第26号 平成18年度ときがわ町一般会計補正予算(第5号)の細部説明をさせていただきます。
  今回の補正につきましては、合併補助事業により、平成19年度事業の前倒し事業による補正及び執行残によるものが主なものでございます。
  第1条でございますが、歳入歳出予算の補正でございますが、歳入歳出それぞれ1億7,051万5,000円を追加して、歳入歳出それぞれ62億7,990万円とするものでございます。
  第2条の繰越明許費でございますが、第2表繰越明許費によるものでございます。
  第3条の地方債の補正ですが、第3表地方債補正によるものでございます。
  2ページをお開きいただきたいと思います。
  第1表の歳入歳出予算補正につきましては、ごらんいただきたいと思います。
  5ページをお開きいただきたいと思います。
  5ページの第2表繰越明許費でございます。
  今議会で10事業1億4,219万7,000円を繰り越すものでございます。うち、上記の関係で情報系パソコン整備事業、コンピューター情報漏えい対策事業、1欄あきまして、徴収用庁用車購入事業、2欄あきまして、都幾川消防団第2分団第3部詰所新築工事、これにつきましては、大字瀬戸地内でございます。小・中学校教職員用パソコン整備事業、公民館パソコン整備事業、教育委員会用庁用車購入事業につきまして、この7事業につきまして6,858万9,000円ですが、合併に関係する補助事業となったものでございます。行政事業となったものでございます。
  6ページをごらんいただきたいと思います。
  第3表の地方債補正につきましては、事業費の確定により記載の補正でございます。
  小学校施設整備事業債でございます。これは玉川小学校関係でございますが、3,900万円を改めまして、3,160万円とするものでございます。740万の減額でございます。
  中学校施設整備事業債でございますが、これにつきましては、都幾川中学校の関係でございます。1億1,900万を1億450万円と改めるものでございます。1,450万円の減額をするものでございます。
  続きまして、7ページでございますが、歳入歳出予算補正時項別明細についてはごらんいただきたいと思います。
  10ページをごらんいただきたいと思います。
  10ページの2の歳入ですが、主なものを申し上げさせていただきたいと思います。
  1款の町税でございます。1目の個人でございますが、1,100万円を補正しまして、4億3,047万1,000円とするものでございます。滞納繰越分でございます。
  その下段にあります2目の法人でございますが、2,022万円を補正しまして、8,017万円とするものでございます。現年課税分でございます。
  中ほどにあります1目の地方交付税でございますが、3,094万円補正をお願いしまして、16億4,302万8,000円とするものでございます。特別交付税12月交付分でございます。
  その下段にあります2目の民生費負担金でございますが、1,082万9,000円を補正しまして、 6,113万2,000円とするものでございます。2節の児童福祉費負担金でございますが、1,155万9,000円の増額となっているところでございます。各保育料の増額によるものでございます。
  続きまして、12ページをお開きいただきたいと思います。
  中ほどにあります3目の総務費の国庫補助金でございます。皆増でございますが、1億405万円を補正するところでございます。説明欄をごらんいただきたいと思いますが、市町村合併推進体制整備費補助金としまして、18年度事業は21事業が補助事業をいただけることになりました。それに対する補助金額でございます。
  続きまして、14ページをお開きいただきたいと思います。
  中ほど下段にあります4目の雑入ございます。1,097万9,000円を補正しまして、8,845万7,000円とするものでございますが、5節の雑入でございますが、1,127万9,000円、大きなものですが、説明欄の下段にあります埼玉県市町村振興協会市町村交付金をいただけることになりました。938万1,000円でございます。
  一番下段にあります1目の教育債でございます。補正額が2,190万円減額でございます。そうしまして、1億3,610万円とするものでございます。1節の小学校施設整備事業債でございますが、740万の減額及び2節の中学校施設整備事業債でございますが、1,450万円の減額ということでございます。これにつきましては、先ほど3表でご説明した地方債の補正によるものでございます。
  続きまして、16ページをお開きいただきたいと思います。
  3の歳出でございますが、中ほどにあります2款の総務費、1目の一般管理費でございます。250万5,000円補正しまして、4億2,518万3,000円とするものでございます。11節の需用費ですが、300万補正をお願いしたいところでございます。消耗品費としまして、法令加除等の費用が不足してまいりましたので、補正をお願いしたいところでございます。
  続きまして、18ページをごらんいただきたいと思います。
  18ページの一番上段にあります財政調整基金でございます。補正額が5,660万9,000円お願いしまして、5億1,667万7,000円とするものでございます。そうしまして、現在の財政調整基金と合わせますと、約8億2,700万ほどになるところでございます。
  7目の減債基金ですが、6,000万補正しまして、1億5,700万3,000円とするものでございます。現況の減債基金の額ですが、1億7,000万程度になるところでございます。
  8目の公共施設等整備基金でございますが、8,000万補正しまして、1億8,005万6,000円 とするものでございますが、これにつきましても、公共施設等整備基金の積立金、この補正をしますと、4億2,800万程度になるところでございます。
  9目の企画費でございますが、3,927万6,000円を補正しまして、2億2,526万3,000円とするものでございます。13節の委託料でございますが、2,661万9,000円、説明欄にありますが、電算業務委託料2,728万6,000円をお願いしたいところでございます。これにつきましては、後期高齢者関係の事務対応によるものでございます。
  2欄あきまして、18節の備品購入費ですが、1,927万2,000円でございます。機械器具費ございます。合併助成に伴う事務の整備事業費でございます。
  18ページの一番下段にあります11目の自治振興費でございます。671万6,000円減額しまして、4,324万5,000円とするものでございます。19ページの下段にあります19節の負担金、補助及び交付金で142万6,000円、自治組織運営費負担金としまして、土地の借上料142万6,000円を計上させてもらったところでございます。
  20ページをお開きいただきたいと思います。
  中ほど下段にあります1目の税務総務費でございますが、232万7,000円減額補正しまして、1億1,385万2,000円とするものでございます。この中で18節の備品購入費、増額補正をお願いしているわけですが、111万8,000円。説明欄にありますが、自動車購入費でございます。これにつきましても、合併関係の助成をいただけることになりましたので、前倒し事業として購入することになりました。
  24ページをお開きいただきたいと思います。
  24ページの中ほどにあります4目の老人福祉費でございますが、1,020万3,000円を補正しまして、2億8,491万円とするものでございます。
  25ページの節の中ほど下段にあります28節の繰出金1,595万9,000円、介護保険特別会計の繰出金に充てるものでございます。
  26ページをお開きいただきたいと思います。
  26ページの中ほど上段にあります2目の児童福祉施設費でございます。1,040万7,000円を補正しまして、2億2,219万円とするものでございます。
  27ページの中ほどにあります13節の委託料1,003万3,000円、19節の負担金、補助及び交付金262万4,000円につきましては、保育人員の増員によるものでございます。
  28ページをお開きいただきたいと思います。
  28ページの中ほどにあります3目の環境衛生費でございます。2,107万1,000円減額しまし て、5,034万7,000円とするものでございます。28節の繰出金でございます。1,901万3,000円減額になっているところでございますが、浄化槽設置管理事業特別会計の繰出金、設置数が少なくなったためによるものでございます。
  30ページをお開きいただきたいと思います。
  中ほど下段にあります4目の農業振興費でございます。122万6,000円補正しまして、2億42万6,000円とするものでございますが、15節の工事請負費120万8,000円を補正したところでございます。説明欄にありますが、花菖蒲園内の木製遊歩道補修工事でございます。これにつきましては、今回補正をお願いしまして、繰り越ししまして、菖蒲園の開園までには間に合わせたいところでございます。
  34ページをお開きいただきたいと思います。
  中ほどにあります3目の道路新設改良費でございます。1,901万8,000円減額しまして、1億8,549万3,000円とするものでございます。19節の負担金、補助及び交付金でございますが、説明欄にありますが、踏切拡張工事負担金としまして、工事費の確定により減額になったものでございます。
  36ページをお開きいただきたいと思います。
  中ほど下段にあります2目の非常備消防費でございます。1,891万9,000円を補正しまして、6,030万8,000円とするものでございます。13節の委託料143万9,000円、15節工事請負費1,690万5,000円、これにつきましては、第2分団第3部の詰所の新築工事に係るものでございます。これにつきましても、急遽、国庫がいただけることになりましたので、前倒し事業として3月補正をお願いしたところでございます。
  36ページの下段にあります10款の教育費でございますが、2目の事務局費でございます。1,083万3,000円を補正しまして、1億1,923万6,000円とするものでございますが、39ページをお開きいただきたいと思います。39ページの上段の方にあります18節の備品購入費1,342万5,000円。説明欄にありますが、機械器具費としまして1,367万5,000円の補正をお願いしたいところでございます。各学校の教職員用パソコンに充てるものでございます。これも合併による補助事業によるものでございます。
  40ページをお開きいただきたいと思います。
  中ほど下段にあります1目の社会教育総務費でございますが、149万4,000円を補正しまして、7,184万8,000円とするものでございます。18節の備品購入費164万4,000円、自動車購入に充てるものです。これも合併関係の助成をいただけることになりましたので補正をしたと ころでございます。
  その下段にあります2目の公民館費でございますが、357万9,000円。2,479万8,000円とするものでございます。18節の備品購入費357万9,000円、機械器具としまして生涯学習用パソコン整備に充てるものでございます。
  46ページをお開きいただきたいと思います。
  最後でございますが、地方債の関係ですが、先ほど地方債補正でお話ししましたが、教育債が減額になっております。今まで6,496万をいただいておりましたが、2,190万減額しまして、6億1,906万円とするものでございます。普通債が6億1,906万円になりまして、合計しますと、8億9,936万円とするものでございます。当該年度中の償還見込み額6億4,031万2,000円を引きますと、当該年度中末の現在高見込み額が34億6,494万5,000円となるものでございます。
  以上、議案第26号の内容説明とさせていただきたいと思います。
  まことに簡略な説明で恐縮ですが、よろしくお願いしたいと思います。
○田中 旭議長 どうもご苦労さまでした。
  続いて、議案第27号 平成18年度ときがわ町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)及び議案第28号 平成18年度ときがわ町老人保健特別会計補正予算(第2号)の細部説明を求めます。
  久保町民課長。
○久保 均町民課長 それでは、命によりまして、議案第27号及び議案第28号につきまして内容説明をさせていただきます。
  まず、議案第27号 平成18年度ときがわ町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について申し上げます。
  先ほど町長が提案理由でも申し上げましたとおり、歳入歳出からそれぞれ2,950万3,000円を減額いたしまして、予算総額を歳入歳出それぞれ11億8,394万8,000円とするものでございます。
  予算書の方を見ていただきますと、2ページから7ページにわたりまして、第1表歳入歳出予算補正、歳入歳出予算補正事項別明細書が載っております。こちらはごらんいただきたいと存じます。
  各項目の説明をさせていただきます。
  まず、歳入でございます。
  8ページ、9ページをお開きいただきたいと存じます。
  まず、国民健康保険税の1目一般被保険者国民健康保険税でございます。830万円を補正いたしまして、2億6,733万8,000円とするものでございます。節、区分金額欄を見ていただきますと、3節の医療給付費分滞納繰越分720万円、4節の介護納付金分滞納繰越分ということで110万円、それぞれ滞納繰越分ということで、収納実績によります補正でございます。
  続きまして、主なものを申し上げます。
  3款の2目療養給付費等負担金でございます。2,290万2,000円を減額いたしまして、2億3,563万1,000円とするものでございます。こちらは、療養給付費等の34%が国から交付されるものでございます。内訳は説明欄のとおりでございます。
  続きまして、国庫補助金の1目財政調整交付金でございます。367万4,000円を減額いたしまして、6,579万3,000円とするものでございます。財政調整交付金につきましては、国から療養給付費等の9%が交付されるものでございます。内訳は説明欄のとおりでございます。
  続きまして、県支出金の2目財政調整交付金でございます。こちらは345万9,000円を補正増いたしまして、4,334万5,000円とするものでございます。県の財政調整交付金につきましては、7%相当額が交付されるものでございます。こちらは県の普通調整交付金の交付決定額による補正でございます。
  続きまして、共同事業交付金の中の2目保険財政共同安定化事業交付金でございます。こちらは1,418万4,000円を減額いたしまして、5,082万2,000円とさせていただくものでございます。保険財政共同安定化事業交付金につきましては、30万円以上のレセプトがこちらの事業に該当してくるものでございます。
  歳入合計といたしまして、補正額が2,950万3,000円の減ということでございます。
  続きまして、10ページ、11ページをお開きいただきたいと存じます。歳出関係でございます。
  主なものを申し上げます。
  中ほどでございますが、保険給付費の中の一般被保険者療養給付費でございます。こちらは、補正額はゼロでございますが、歳入関係の補正によりまして、財源振りかえを行ったところでございます。
  10ページ一番下段の高額療養費の中の一般被保険者高額療養費につきましても、同じく財源振りかえでございます。
  続きまして、12、13ページをお開きいただきたいと存じます。
  1目の老人保健医療拠出金でございます。こちらは327万8,000円を減額いたしまして、1億7,139万8,000円とするものでございます。こちらは、医療費の見積もりによります支払基金から来た通知に合わせるための補正でございます。
  また、次の介護納付金でございますが、こちらは884万9,000円減額いたしまして、8,700万円とするものでございます。こちらは、国保連合会の方から参りました見積もり額に合わせるものでございます。
  続きまして、共同事業の中の高額医療費共同事業医療費拠出金でございます。99万3,000円をこちらは減額させていただいております。
  次の4目保険財政共同安定化事業拠出金265万5,000円を減額いたしまして、4,583万2,000円とさせていただくものでございます。こちらは30万円以上のレセプトが医療費の対象、こちらの交付拠出金対象になるものでございます。
  続きまして、保健事業の中の保健衛生普及費でございます。314万4,000円減額いたしまして、1,069万4,000円とさせていただくものでございます。こちらは、内訳の説明欄の方にありますけれども、13節の委託料219万4,000円減ということで、こちらは主なものが保健事業の推進委託料ということで、ヘルスアップ事業の関係が135万8,000円減額になっております。
  次に、予備費でございますが、986万1,000円を減額いたしまして、こちらで全体の財政調整を行ったものでございます。
  歳出合計といたしまして、2,950万3,000円を減額させていただいたところでございます。
  以上で議案第27号の説明を終わらせていただきます。
  続きまして、議案第28号 平成18年度ときがわ町老人保健特別会計補正予算(第2号)につきましてご説明をさせていただきます。
  先ほど町長が提案理由で申し上げましたとおり、歳入歳出からそれぞれ1億4,989万5,000円を減額いたしまして、予算総額を歳入歳出それぞれ12億1,049万8,000円とするものでございます。
  2ページから7ページにわたります総括的な表につきましては、ごらんいただきたいと存じます。
  8ページ、9ページをお開きいただきたいと存じます。
  まず、歳入関係でございます。
  1款支払基金交付金の中の1目医療費交付金でございます。7,052万円を減額させていただきまして、5億9,659万5,000円とさせていただくものでございます。こちらは、支払基金 の方から医療費の見積もりによります交付金の交付決定がございましたので、その額に合わせるものでございます。
  次の国庫支出金の中の医療費負担金でございます。6,996万3,000円の減ということで、3億1,355万9,000円とさせていただくものでございます。こちらは、国の医療費負担金交付決定金額に合わせるものでございます。
  次に、県支出金の中の県負担金でございます。901万2,000円を減額いたしまして、8,686万9,000円とさせていただくものでございます。こちらも県の交付決定に合わせる補正でございます。
  歳入合計といたしまして、補正額が1億4,989万5,000円を減額させていただくものでございます。
  続きまして、歳出関係、10ページ、11ページをお開きいただきたいと存じます。
  まず、1款の医療諸費の中の1目医療給付費でございます。7,000万円を減額させていただきまして、11億5,000万円とさせていただくものでございます。こちらにつきましては、12月までの9カ月間の医療費の支払い実績によります見込み額に合わせる補正でございます。
  次の医療費支給費審査支払手数料、こちらにつきましては、歳入の変更によります財源振りかえでございます。
  続きまして、諸支出金の中の1目償還金でございます。1,485万1,000円を補正いたしまして、2,264万8,000円とさせていただくものでございます。この償還金につきましては、平成17年度国庫負担金の確定によります返還金というものでございます。
  最後に、予備費でございますが、9,474万6,000円を減額させていただきまして、1,112万9,000円とさせていただくものでございます。こちらは、歳入歳出の全体の中で財源調整といいますか、調整をさせていただいたものでございます。
  歳出合計といたしまして、補正額が1億4,989万5,000円の減ということで、歳出合計12億1,049万8,000円とさせていただくものでございます。
  以上、簡単な説明で申しわけございませんが、慎重によろしくご審議をお願いしたいと思います。
○田中 旭議長 どうもご苦労さまでした。
  続いて、議案第29号 平成18年度ときがわ町介護保険特別会計補正予算(第2号)の細部説明を求めます。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 続きまして、議案第29号 平成18年度ときがわ町介護保険特別会計補正予算(第2号)について、細部説明をさせていただきます。
  今回の補正につきましては、歳入歳出それぞれ3,283万1,000円を追加いたしまして、8億1,895万5,000円とするものでございます。
  まず、4ページをお開きいただきたいと思います。
  第2表繰越明許費でございます。
  1款総務費、1項総務管理費、事業名介護保険システム改修事業、金額197万4,000円でございます。このシステム改修につきましては、後期高齢者医療制度の創設に伴いまして、介護保険システムの改修を必要とするため設定をするものでございます。
  続きまして、8ページ、9ページをごらんいただきたいと思います。
  歳入についてご説明を申し上げます。
  最初に、保険料でございますけれども、619万を補正いたしまして、1億3,881万円とするものでございます。これについては、収入見込みによる補正増でございます。
  続きまして、国庫支出金の国庫負担金でございますけれども、325万1,000円を増額いたしまして、1億2,395万9,000円とするものでございます。これにつきましては、国からの内示による補正額でございます。
  続きまして、国庫補助金でございますが、84万4,000円を増額するものでございます。これにつきましては、先ほど申し上げましたシステム改修による国の補助金でございます。
  続きまして、支払基金交付金でございます。333万6,000円を追加し、2億1,577万7,000円とするものでございます。これは、変更交付による確定した額でございます。
  続きまして、県支出金でございます。325万1,000円を追加いたしまして、1億526万2,000円とするものでございます。これについては、県からの内示によるものでございます。
  続きまして、繰入金でございますが、1,567万9,000円。これにつきましては、一般会計からの繰入金でございます。
  続きまして、10ページをごらんいただきたいと思います。
  歳出についてご説明を申し上げます。
  総務費の一般管理費の委託料でございます。197万4,000円。これにつきましては、先ほど申し上げましたとおり、後期高齢者医療制度の新設に伴いまして、保険料算定のために介護保険料の特別徴収システムをもとにするために、このシステムの改修をするということで、委託料として計上したものでございます。
  続きまして、一番下のところにいきますが、居宅介護サービス給付費として1,149万3,000円を増額し、2億4,122万4,000円とするものでございます。これは、給付費の増加によるものでございます。
  続きまして、12ページ、13ページをお開きいただきたいと思います。
  地域密着型介護サービス給付費でございます。307万2,000円を増額するものでございます。地域密着型サービスにつきましては、グループホーム、それから小規模多機能型の施設に係るものでございます。
  続きまして、施設介護サービス給付費でございますが、1,100万円を増額し、3億685万円とするものでございます。
  続きまして、14ページ、15ページをお開きいただきたいと思います。
  一番下のところでございますが、介護予防サービス給付費負担金168万9,000円を増額いたしまして、661万3,000円とするものでございます。
  続きまして、18、19ページをお開きいただきたいと思います。
  一番下の欄ですが、特定入所者介護サービス費負担金といたしまして、400万円を増額いたしまして、3,496万4,000円とするものでございます。
  歳入歳出それぞれ3,283万1,000円を増額し、8億1,895万5,000円とするものでございます。
  よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。
○田中 旭議長 ご苦労さまでした。
  続いて、議案第30号 平成18年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計補正予算(第2号)の細部説明を求めます。
  堀口環境課長。
○堀口彰一環境課長 命によりまして、議案第30号 平成18年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計補正予算(第2号)につきまして、内容説明をさせていただきます。
  歳入歳出それぞれ1億2,084万円を減額いたしまして、1億1,868万円とするものでございます。浄化槽の設置基数の減少によります減額でございます。
  4ページをお開きいただきたいと思います。
  第2表の地方債でございます。
  起債の目的が下水道事業債。補正前が1億1,200万円でございましたが、4,830万円に改めるものでございます。
  8ページ、9ページをごらんいただきたいと思います。
  1目の設置費分担金でございます。747万8,000円を減額いたしまして、1,264万5,000円とするものでございます。
  次の2款1目の浄化槽使用料932万5,000円を減額しまして、1,208万3,000円とするものでございます。
  3款1目の設置整備事業費補助金でございます。3,646万7,000円を減額しまして、2,960万6,000円とするものでございます。いずれも設置基数の減少に伴います減額でございます。
  5款1目の一般会計繰入金でございます。1,901万3,000円全額を減額するものでございます。
  6款1目の繰越金でございますが、1,581万2,000円を増額いたしまして、1,591万2,000円とするものでございます。前年度の繰越金でございます。
  8款1目の下水道事業債でございます。6,370万円を減額いたしまして、4,830万円とするものでございます。
  次の10ページ、11ページをごらんいただきたいと思います。
  1款1目の一般管理費でございますが、39万7,000円の減額をいたしまして、1,259万6,000円とするものでございますが、職員手当、役務費等の減額によるものでございます。
  2款1目の浄化槽管理費864万5,000円を減額しまして、1,013万3,000円とするものです。
  3款1目の浄化槽整備費でございます。1億1,064万1,000円を減額しまして、9,098万円とするものですが、いずれも浄化槽の設置基数の減少に伴います減額でございます。
  4款2目の利子でございます。56万6,000円を減額しまして、358万1,000円とするものです。15年から17年に設置しました浄化槽の起債に係る償還金で、利子分の返還でございます。
  そうしまして、補正額1億2,084万円を減額しまして、1億1,868万円とするものでございます。
  14ページをごらんいただきたいと思います。
  地方債の現在高の見込みに関する調書でございます。
  下水道事業債で、当該年度中の起債見込み額が4,830万円でございます。現在高見込み額が2億2,370万円とするものでございます。
  以上、簡単でございますが、内容説明とさせていただきます。
○田中 旭議長 どうもご苦労さまでした。
  続いて、議案第31号 平成18年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計補正予算(第1号)の細部説明を求めます。
  吉田教育総務課長。
○吉田明弘教育総務課長 命によりまして、議案第31号 平成18年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計補正予算(第1号)について、細部説明をさせていただきます。
  1ページをお開きください。
  第1条、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ414万円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1,841万7,000円とするものでございます。
  2ページ、3ページの第1表及び5ページから7ページの歳入歳出予算補正事項別明細書総括については、ごらんいただきますようお願いいたします。
  詳細につきましては、8ページ、9ページをごらんください。
  歳入につきましては、基金繰入金は、当初1,080万円でありましたが、18年度の継続での貸与者10名に対して228万円、新規の10名に対して438万円、貸与総額が666万円でありましたので、414万円減額したものです。
  歳出につきましては、10ページ、11ページをごらんください。
  奨学資金貸付金は、当初入学金に当たります特別奨学金は15名分348万円を、学費に当たる普通奨学金を36名分732万円を計画しておりましたが、結果として特別奨学金は8名分で198万円、当初より150万円の減額、普通奨学金は20名分で468万円、当初より260万円の減額、合計414万円を減額とするものでございます。
  以上、簡単な説明で申しわけございませんが、よろしくご審議賜りますようお願いいたします。
○田中 旭議長 ご苦労さまでした。
  続いて、議案第32号 平成18年度ときがわ町水道事業会計補正予算(第4号)の細部説明を求めます。
  中藤水道課長。
○中藤和重水道課長 それでは、議案第32号 平成18年度ときがわ町水道事業会計補正予算(第4号)の細部説明を申し上げます。
  1ページ、2ページにおきまして、3条予算、4条予算の増減を行ってございます。詳細につきましては、後ほど明細書でご説明申し上げます。
  続きまして、3ページ、4ページにつきましても、明細書でご説明申し上げますので、割愛させていただきます。
  右側5ページ、ときがわ町水道事業会計補正予算(第4号)の資金計画でございますが、 これは予算のところでもご説明申し上げましたが、現金ベースでどうなるかと、3月末時点で現金預金がどうなるかということでございますが、枠が2つございまして、下の枠の一番下、差し引きの計のところを見ていただきたいんですが、2億8,289万8,000円の現金が3月末時点であるということでございます。
  続きまして、6ページから7ページにつきましては、後ほどごらんいただきたいと思います。
  続きまして、補正予算の明細書でございます。
  1ページ、2ページをお開きください。
  右側2ページの備考欄で主なものをご説明申し上げます。
  一番下、大附配水池、大附第3増圧場落雷事故保険金ということで、1,301万6,000円保険会社から入金がございましたので、増額補正でございます。
  その結果、左側1ページの収入合計の補正額のところをごらんいただきたいんですが、1,727万2,000円を増額し、2億9,696万4,000円とするものでございます。
  続きまして、3ページ以降が3条予算の支出でございますが、主なものにつきましては、5ページ、6ページをお開きください。
  こちら右側6ページの備考欄のところですが、一番下、先ほど保険のところでもご説明申し上げましたが、実際保険をいただいて直した結果の実績に基づく減額でございます。
  その結果、左側5ページ、支出合計の補正額をごらんいただきたいんですが、265万5,000円を減額いたしまして、3億2,135万1,000円とするものでございます。
  続きまして、7ページ、8ページをお開きください。
  4条予算の収入と支出でございますが、収入につきましては、左側7ページの収入合計の補正額178万5,000円を減額し、4,503万3,000円とするものでございます。
  続きまして、支出の主なもののご説明ですが、右側8ページの備考欄、下から3つ目でございますが、新受水場用地購入費、実際購入が終了しましたので、その実績に基づきまして、3,083万1,000円を減するものでございます。
  その結果、左側7ページの支出合計の欄の補正額を見ていただきたいんですが、3,715万4,000円減いたしまして、1億8,794万6,000円とするものでございます。
  以上で細部説明を終わらせていただきます。
○田中 旭議長 暫時休憩いたします。
  再開は5時5分前でお願いします。失礼しました。4時55分まで。
                                (午後 4時37分)
─────────────────────────────────────────────────
○田中 旭議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午後 4時56分)
─────────────────────────────────────────────────
   ◎会議時間の延長
○田中 旭議長 ここで皆さんに申し上げます。
  本日の会議時間は、議事の都合により、あらかじめこれを延長いたします。
─────────────────────────────────────────────────
○田中 旭議長 これより日程第9、議案第26号 平成18年度ときがわ町一般会計補正予算(第5号)の質疑を行います。
  質問者は、ページ番号、目名、節区分を申し出て質疑をしてください。
  なお、質疑につきましては、1回につき3問までとし、質問者がない場合に再度質問を許します。
  質疑ございませんか。
  4番、野原和夫議員。
○4番 野原和夫議員 4番、野原和夫です。
  5ページの繰越明許費、19年度前倒しの事業において、どのくらいの年月とは言わず、月で完了するのかお伺いします。
○田中 旭議長 答弁願います。
  山口企画財政課長。
○山口文明理事兼企画財政課長 お答えします。
  今回、繰り越しで10件お願いしたところでございますが、山村振興事業につきましては、8月中、8月いっぱいぐらいかかるのではないかと考えられます。
  また、都幾川消防団第2分団第3部の詰所新築工事につきましても、設計、工事がありますので、8月いっぱいぐらいかかると見込んでいるところでございます。
  ただ、花のまちづくり整備事業につきましては、これは菖蒲園の関係ですので、開園前には間に合わせたいと考えているところでございます。
  以上です。
○田中 旭議長 ほかに質疑ございませんか。
  5番、鳥越議員。
○5番 鳥越準司議員 5番、鳥越でございます。
  1点だけご説明をお願いいたします。
  その前に、例の八高線の踏切事業、たしか18年度当初予算が約5,600万円あったんですが、それを約2,000万円減らしていただいたのは、非常に建設課の努力なり積算の結果だと思って、評価いたします。
  続きまして、35ページです。河川総務費の中の土地購入費、普通河川田向川の改修工事で、当初1,000万の予算であったんですが、400万円減っているんですけれども、これの減った理由、いわゆる面積が減ったのか、それとも何か大きな変更があったのか、それだけちょっとお知らせください。
○田中 旭議長 答弁願います。
  桑原建設課長。
○桑原和一建設課長 鳥越議員さんのご質問にお答えします。
  当初計画していた河川改修の断面を小さくいたしました。というのは、事業費等の関係で、大分事業費的に1億5,000万ほどかかるような形になってきまして、当然単独事業ですと、非常に厳しい状況ですので、県の補助が受けられるか具体的に協議をいたしました。そのところ、具体的には県の河川改修事業の要項に合致しないと。ということになりますと、単独事業でいかざるを得ないと。それで、本当に大きな断面で改修することが必要なのかということで再検討いたしまして、悪いところだけ直すということで計画変更をいたしました。それで、その計画変更につきましては、当然地域の関係者の皆様に具体的に説明をした中で、ご理解をいただきましたので、最低限の整備というか、縮小いたしまして、それに伴いまして買収面積も減少したというような状況でございます。
○田中 旭議長 ほかにありますか。
  7番、笹沼議員。
○7番 笹沼和利議員 7番、笹沼です。
  これはページはちょっとないんですけれども、最初の説明のところで、合併特例債の方で21事業ということでありましたけれども、今回の補正の中では、一応合併特例債の方で使えるのが15事業ということで、前回までの補正の中に入っていたのかなと、申しわけございません、今ちょっと資料が手元にないので、入っていたのかどうかをまずお聞きしたいのと、今後、これで多分補正が最後になるかと思うんですけれども、合併特例債、今年度分につい てはもうこれで終わりというふうに考えておいてよろしいんでしょうか。
  よろしくお願いいたします。
○田中 旭議長 答弁願います。
  山口企画財政課長。
○山口文明理事兼企画財政課長 今回繰越明許の関係の補助金の関係でよろしいんでしょうか、合併と私もお話しして。そうでなくて、特例債、起債の方でしょうか。
○田中 旭議長 7番、笹沼議員。
○7番 笹沼和利議員 私の方が間違えているのかどうか、ちょっとお聞きしたいのは、市町村合併推進体制整備補助金というのが、これが合併特例債なのかというふうに勘違いしていたんですけれども、これは違うんでしょうか。
  よろしくお願いいたします。
○田中 旭議長 答弁願います。
  山口企画財政課長。
○山口文明理事兼企画財政課長 合併特例債とさっき言った合併の補助金については違うものでございます。合併補助金につきましては、当初につきましては、14事業を予定しておりました。それを21事業に拡大された、補助金がふえたということでございます。
  そういうことで、予算ベースで言いますと、補正を含めて1億4,448万2,579円、これが補助事業該当になったということです。それで、1億405万円という形で補助金がいただけたということです。
  そういうような形の中で、今回3月補正をしたのが先ほど繰越明許費でご説明申し上げました事業によるものでございます。
○田中 旭議長 答弁願います。
  関口町長。
○関口定男町長 これがちょっと、合併したときにいろいろなものが来るのでごっちゃになってしまっているので、ちょっと整理して私の方から話をさせていただきますけれども、地方交付税と、それからこの間の地方特別交付税というのは別物でありまして、あれをまた合併特例債と勘違いしている人もいましたし、今話した合併の補助金というのは、またこれも合併特例債とは違って、合併に関してこちらで申請を出して、この合併をしたことによってこういうことが発生したと。これについて補助金をいただけますかという申請を出して、それが向こうで精査すると、いいというのと悪いというのがあるんですよね。それを大体1億 4,000万近く今回いいよということになったので、ぽんとついてきた。それなので、補正でやるという形。これもだから、今まで予定していなかったぐらいの金額で来たと。
  それで、あそこのせせらぎホールの駐車場の関係も、あそこも単独というか、こちらの予算で組んでいたんですけれども、あれも結局そういう補助金対象になったという形になったりとか、結構合併した合併効果といのうが、そういう形で出てきているのではないかと思います。
  ですから、合併特例債については、都幾川、玉川で合併してときがわ町だとすると、総額で約52億円ぐらいの特例債を借りられるということになっています。それで、今のところ、合併協議会等で一応新町まちづくり計画の中では、大体その中の32億円ぐらいを10年間で予定はしておりますけれども、まだまだ余裕は、ある面では、合併特例債についてはあるということでありますので、その辺、合併特例債と補助金と、それから特別交付金というのは別物ですから、その辺をちょっと理解いただきたいと、そういうことです。
○田中 旭議長 ほかに質疑ございますか。
  7番、笹沼議員。
○7番 笹沼和利議員 今の件でありがとうございます。
  ということは、補助金ですので、全額これは来るというふうでよろしいでしょうか。
  はい、わかりました。
○田中 旭議長 ほかに。
  6番、堀口議員。
○6番 堀口 宏議員 人権教育費の43ページでございますけれども、上段に補助金ということで、人権教育の協議会の補助が25万ばかり減額をされておりますけれども、これについては、当初予算で25万円計上してあったかと思いますけれども、全額を減額したというようなことでございまして、県からの補助金の10万円が来なかったのでこれを減額したのか、今、人権というようなことで、いじめの問題だとか児童の虐待だとかいろいろ社会問題になっておるわけですけれども、この協議会というものが18年度で廃止をしてしまうのかどうか、その点お伺いをさせていただきます。
○田中 旭議長 答弁願います。
  須永生涯学習課長。
○須永文男生涯学習課長 お答え申し上げます。
  人権教育推進協議会ですか、これにつきましては、合併いたしまして、新たに旧両村の方 たちを含めて委嘱をいたしまして、46人で協議会は発足してございます。
  その補助金として25万が全額減額ということになっているんですけれども、これは過去、たしか旧玉川ではこういう補助金を出して、その補助金の中で旅費だとかいろいろな研修会を賄っていたんですけれども、旧都幾川はこういう補助金がなくて、予算の中で研修等をやっていたわけですけれども、これが今年度、一般会計の方の予算の中で賄えるということで、補助金の方は使わなくて大丈夫ということで、それで減額したということでございます。
  それからあと、県補助金の10万円が減額されているという関係は、その報償費と、それから印刷製本費の方の20万円の歳出の方の減額ということで、これについては、18年度から県補助金は廃止ということでなっていました。これはちょっとうっかりいたしまして、合併のときにそのまま10万円を残してしまったということでございまして、ここら辺については、今年度来ていないということで減額したという状況でございます。
  以上でございます。
○田中 旭議長 6番、堀口議員。
○6番 堀口 宏議員 46名の方に委嘱をしておるというようなことでございますけれども、当然協議会等を開けば、費用弁償等もあるかと思いますけれども、せっかく25万円計上してございまして、先ほど申し上げましたけれども、いろいろないじめの問題等が起きているわけでございまして、そういう点について、せっかく当初で25万円計上したものを全額減額してしまって、果たしてそれで、当初どういうことで予算を計上したのか。これは18年度で廃止をして、19年度からはこういう協議会は廃止をしてしまうということでよろしいんでしょうか。再度お伺いさせていただきます。
○田中 旭議長 答弁願います。
  須永生涯学習課長。
○須永文男生涯学習課長 先ほど申し上げましたように、報償費、それから旅費等、かなり予定どおり組んでございますので、そちらの方で賄えるということで、こちらの方は減額しました。
  それで、19年度の予算につきましても、減額してあります。
  以上です。
○田中 旭議長 ほかに質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○田中 旭議長 これをもって質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○田中 旭議長 討論を終結いたします。
  これより、議案第26号 平成18年度ときがわ町一般会計補正予算(第5号)を採決いたします。
  本案は原案のとおり補正予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立多数)
○田中 旭議長 起立多数。
  よって、議案第26号は原案のとおり可決されました。
  日程第10、議案第27号 平成18年度ときがわ町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)の質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○田中 旭議長 これをもって質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○田中 旭議長 討論を終結いたします。
  これより、議案第27号 平成18年度ときがわ町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)を採決いたします。
  本案は原案のとおり補正予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○田中 旭議長 起立全員。
  よって、議案第27号は原案のとおり可決されました。
  日程第11、議案第28号 平成18年度ときがわ町老人保健特別会計補正予算(第2号)の質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○田中 旭議長 これをもって質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○田中 旭議長 討論を終結いたします。
  これより、議案第28号 平成18年度ときがわ町老人保健特別会計補正予算(第2号)を採決いたします。
  本案は原案のとおり補正予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○田中 旭議長 起立全員。
  よって、議案第28号は原案のとおり可決されました。
  日程第12、議案第29号 平成18年度ときがわ町介護保険特別会計補正予算(第2号)の質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○田中 旭議長 これをもって質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○田中 旭議長 討論を終結いたします。
  これより、議案第29号 平成18年度ときがわ町介護保険特別会計補正予算(第2号)を採決いたします。
  本案は原案のとおり補正予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立多数)
○田中 旭議長 起立多数。
  よって、議案第29号は原案のとおり可決されました。
  日程第13、議案第30号 平成18年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計補正予算(第2号)の質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○田中 旭議長 これをもって質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○田中 旭議長 討論を終結いたします。
  これより、議案第30号 平成18年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計補正予算(第 2号)を採決いたします。
  本案は原案のとおり補正予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○田中 旭議長 起立全員です。
  よって、議案第30号は原案のとおり可決されました。
  これより、日程第14、議案第31号 平成18年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計補正予算(第1号)の質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  7番、笹沼議員。
○7番 笹沼和利議員 7番、笹沼です。
  歳出のところで、11ページですね。奨学資金の貸し付けのところで先ほど説明をいただきましたけれども、実際に非常に少なかったということで、合併をしたばかりで無理もないかなと思うところもあるんですけれども、来年度、町長の答弁にもあるとおり、やはり少し変えていかなければいけないのではないか、増額もということでありましたけれども、この414万少なかったというところで、どのようなことが宣伝不足なのか、皆さんに行き渡らなかったのか、あるいは今の制度だとなかなか使いにくかったのか、その辺のことはこちらの方としてはどのように考えているか、その辺についてお聞かせいただければと思います。
○田中 旭議長 答弁願います。
  吉田教育総務課長。
○吉田明弘教育総務課長 それでは、笹沼議員さんのご質問にお答えします。
  今、議員さんのご指摘のとおり、やはり宣伝不足というか、そういう部分もあったかなとは思います。これが何年かたてばということで、合併直後であったために、特に旧都幾川村のエリアの方については、やはり2名ということで、ちょっと少なかったです。結果的に10名ということで、本来もう少し借りていただけるとということは考えたわけなんですけれども、実際に要項を取りに来ていただくことは来ていただくんですけれども、そういう中でなかなかたくさん申し込まれる方がちょっと少なかったという、そういう現状がありますので、来たときに是非ということで、こちらも声かけはしているんですけれども、今後そのように、なるべく借りていただくようにということで宣伝はしていきたいと思います。
○7番 笹沼和利議員 ありがとうございます。
○田中 旭議長 ほかに質疑ございませんか。
  4番、野原和夫議員。
○4番 野原和夫議員 質疑というより、要望を強く訴えたいんですが、町長もこの中で不足分はまた増額すると言っていますので、合併して1年過ぎています。是非もっと広く伝えて、こんないいものがあるんですから、利用するように広げていただきたいと思います。これはやはり父兄の人にはどんどん勧めることが大事ではないんでしょうか。今の景気の中でも、こういう奨学金を使う人はたくさんいると思うので、是非広く伝えるように強く要望します。
○田中 旭議長 ほかに質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○田中 旭議長 これをもって質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○田中 旭議長 討論を終結いたします。
  これより、議案第31号 平成18年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計補正予算(第1号)を採決いたします。
  本案は原案のとおり補正予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○田中 旭議長 起立全員であります。
  よって、議案第31号は原案のとおり可決されました。
  これより、日程第15、議案第32号 平成18年度ときがわ町水道事業会計補正予算(第4号)の質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○田中 旭議長 これをもって質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○田中 旭議長 討論を終結いたします。
  これより、議案第32号 平成18年度ときがわ町水道事業会計補正予算(第4号)を採決いたします。
  本案は原案のとおり補正予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○田中 旭議長 起立全員です。
  よって、議案第32号は原案のとおり可決されました。
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   ◎諮問第1号の上程、説明、質疑、討論、採決
○田中 旭議長 日程第16、諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦についてを議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○野原泰子議会事務局長 朗読いたします。
  諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦について。
  人権擁護委員候補者として次の者を推薦することについて議会の意見を求める。
  住所、埼玉県比企郡ときがわ町大字日影42番地。氏名、関口純子。
  平成19年3月6日提出。
  ときがわ町長、関口定男。
  以上でございます。
○田中 旭議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦について、提案理由を申し上げます。
  平成19年6月30日をもって任期満了となる遠井加津子氏の後任として、関口純子氏を人権擁護委員候補者として推薦したいので、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、この案を提出するものであります。
  よろしくお願いいたします。
○田中 旭議長 これより、日程第16、諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○田中 旭議長 これをもって質疑を終結いたします。
  人事案件でありますので、討論を省略し、直ちに採決したいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○田中 旭議長 異議なしと認めます。
  これより、諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦についてをお諮りいたします。
  本案は原案による者を適任と認めることにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○田中 旭議長 異議なしと認めます。
  よって、諮問第1号は適任と認めることに決定いたしました。
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   ◎延会について
○田中 旭議長 お諮りいたします。本日の会議はこの程度にとどめ延会したいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○田中 旭議長 異議なしと認めます。
  よって、本日はこれをもちまして延会することに決定いたしました。
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   ◎延会の宣告
○田中 旭議長 大変ご苦労さまでした。
                                (午後 5時20分)