平成20年第1回ときがわ町議会定例会

議 事 日 程(第5号)

                            平成20年3月10日(月) 
                            午前9時30分開議     
      開議の宣告
日程第 1 議案第26号 平成20年度ときがわ町一般会計予算
日程第 2 議案第27号 平成20年度ときがわ町国民健康保険特別会計予算
日程第 3 議案第28号 平成20年度ときがわ町老人保健特別会計予算
日程第 4 議案第29号 平成20年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計予算
日程第 5 議案第30号 平成20年度ときがわ町介護保険特別会計予算
日程第 6 議案第31号 平成20年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計予算
日程第 7 議案第32号 平成20年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計予算
日程第 8 議案第33号 平成20年度ときがわ町水道事業会計予算
日程第 9 選任第 1号 常任委員の選任について
日程第10 選任第 2号 議会運営委員の選任について
日程第11 選挙第 3号 小川地区衛生組合議会議員の選挙について
日程第12 選挙第 4号 比企広域市町村圏組合議会議員の選挙について
日程第13 同意第 1号 監査委員の選任について(議会選出監査委員)
日程第14 推薦第 1号 農業委員会委員の推薦について(議会推薦)
日程第15 議員派遣について
日程第16 議会運営委員会報告
日程第17 一般質問
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出席議員(16名)
     1番  前 田   栄 議員     2番  野 口 守 隆 議員
     3番  小 宮   正 議員     4番  野 原 和 夫 議員
     5番  鳥 越 準 司 議員     6番  堀 口   宏 議員
     7番  笹 沼 和 利 議員     8番  増 田 和 代 議員
     9番  伊 得 一 夫 議員    10番  市 川   洋 議員
    11番  岩 田 鑑 郎 議員    12番  島 田   豊 議員
    13番  田 中   旭 議員    14番  野 原 兼 男 議員
    15番  長 島 良 男 議員    16番  市 川 金 雄 議員
欠席議員(なし)
地方自治法第121条により、今定例会に説明のため出席する者及び同委任を受けた者の職氏名
町長
関 口 定 男
副町長
関 口   章
理事兼
企画財政課長
山 口 文 明
理事兼窓口
センター所長
 蛛@太一郎
総務課長
柴 崎 政 利
税務課長
堀 口 彰 一
会計管理者兼
会計室長
岡 野 吉 男
町民課長
久 保   均
福祉課長
小 沢 俊 夫
環境課長
岩 田 功 夫
産業観光課長
山 崎 政 明
建設課長
桑 原 和 一
水道課長
中 藤 和 重
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教育長
戸 口 皓 雄
教育総務課長
須 永 文 男
生涯学習課長
小 島   昇
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代表監査委員
 蛛@  弘
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議会事務局長
野 原 泰 子 
書記
荻久保 充 也 

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   ◎開議の宣告
○市川金雄議長 おはようございます。
  大変ご苦労さまでございます。
  ただいまの出席議員は16名でありますので、定足数に達しております。
  これより、平成20年第1回ときがわ町議会定例会第5日目を開会いたします。
  直ちに本日の会議を開きます。
                                (午前 9時30分)
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   ◎議事日程の報告
○市川金雄議長 本日の議事日程を報告いたします。
  議事日程は配付したとおりであります。
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   ◎議案第26号の質疑、討論、採決
○市川金雄議長 これより3月7日に引き続きまして、日程第1、議案第26号 平成20年度ときがわ町一般会計の歳出の質疑を続けます。
  質疑ございませんか。
  7番、笹沼議員。
○7番 笹沼和利議員 3点、質問させていただきます。
  まず最初は、105ページのところ、衛生費の中なんですけれども、職員人件費で、保健センター、包括支援センター職員6名分の給与ということになっております。人件費の増はどこからか振りかえたんだと思うんですけれども、その振りかえ先を1つ聞きたいのと、それから包括支援センターで1年間経過した中で、今までの実績と、あるいは問題点等ありましたらお教えいただきたいので、よろしくお願いいたします。
  それから、続いて2番目の質問、147ページのところです。道路維持費管理事業の中で、道路除雪委託事業として299万8,000円入っております。これは前にも質問したかと思うんですけれども、県道は当然別になっておりますけれども、町道が中心にやっていると思うんですけれども、具体的にはどのような形で今順番等を含めてしているのか、その辺のところをお教えいただきたいと思います。
  それから、205ページのところで、図書館管理運営事業で、前回のときにも質問がありま したけれども、この中で情報サービスの中で、本の検索等をホームページでできるような形でできないだろうかというふうに思っているんですけれども、現在は図書館の貸し出し冊数も少なくなっているということで、もう少しこの辺を具体的な形で展開できないだろうかということでお聞きしたいと思います。よろしくお願いいたします。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  まず、第1点目、105ページの関係、お願いいたします。
  久保町民課長。
○久保 均町民課長 お答えをさせていただきます。
  まず、包括支援センターの関係の人件費でございますけれども、前年度包括支援センターの人件費につきましては、福祉課の予算に計上されておりましたので、3名分の人件費がこちらに移ったという関係で大幅にふえていると、そういった内容でございます。
  また、包括支援センターの実績というご質問でございますが、18年度につきましては、アンケート調査を全世帯に行いまして、おおむね80%程度の回収率でしたけれども、特定高齢者の把握について努めました。こちらの特定高齢者になりそうな方を選び出しまして、生活機能調査等を実施した。また、保健師の訪問希望があるかどうかという、あわせてアンケートを行ったんですけれども、そういった訪問ですとか、あと電話でいろいろ状況をお聞きしたいと、そういうことで特定高齢者の世帯の把握が実際18年度としては、実績としてできたということでございます。19年度につきましては、それをベースにさらに特定高齢者の把握に努めるということと、お達者くらぶですとかてまりくらぶ、またヘルスアップ事業とかそういったものにつなげるということで、いろいろなそういった個々の特定高齢者の状況に応じたいろいろな事業を展開していくというのが19年度の方向性でございました。
  以上でございます。
○市川金雄議長 7番、笹沼議員。
○7番 笹沼和利議員 わかりました。
  昨年度は初めてのことなので、当然こういう形でやっていくんだろうなというふうには思っていたんですけれども、今年度はいよいよ本格的な形になるかと思うんです。そういう形で、お達者くらぶとかそういういろいろな、実質これ自体が介護保険のほうにできるだけならない以前のところでとめようということが趣旨だと思っていますので、その辺の実績が上がるような形で、またそれが見えるような形で是非やっていただきたいと思っていますので、これは要望ですけれども、よろしくお願いいたします。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  続いて、2点目、147ページの関係についての答弁を求めます。
  建設課長。
○桑原和一建設課長 道路除雪についてお答えいたします。
  除雪する路線の数でございますけれども、165路線です。延長といたしましては、12万185メートルでございます。町内を7工区に区分をして除雪は行っております。除雪する、いつやるかということにつきましては、降雪状況を建設課の職員が現地で確認した上で除雪を行っている状況でございます。
  以上です。
○市川金雄議長 7番、笹沼議員。
○7番 笹沼和利議員 12万メートルということなんで、12キロですね。そうすると、町道でもすべてというわけではなさそうなので、大体どのような基準の形でやるんでしょうか。よろしくお願いします。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  建設課長。
○桑原和一建設課長 基本的には合併前からの除雪区分を尊重して行っておりますが、基本的には幅員4メートル以上の道路を除雪対象として考えております。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  7番、笹沼議員。
○7番 笹沼和利議員 大体以前からずっと行っているということなので、地元の人はわかっているかと思うんですけれども、例えば町道で幅員4メートル以上で、やっていないんだけれどもやってほしいという要望があれば、それはそれでまた考えるというふうでよろしいんでしょうか。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  桑原建設課長。
○桑原和一建設課長 現地の状況、要は宅地がその幅員4メートル以上の道路に住宅があるかないかもまた重要なポイントでございますので、その辺を含めて対応していければと思います。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  続いて、3点目、205ページの関係についての答弁を求めます。
  小島生涯学習課長。
○小島 昇生涯学習課長 今回の予算でお願いしておりますシステム変更につきましては、合併時において旧村のそれぞれの図書館システムが違っておりましたので、こちらの図書室にあるシステムを図書館のほうのシステムに統一するということでございます。
  先ほど笹沼議員のほうからご質問があったように、最終的にはインターネットを通じてご家庭でも蔵書の検索ができるようになればというふうに考えております。今回のシステム変更につきましては、本に張ってありますバーコードの張りかえ、約2万8,000冊あるわけですけれども、それを全部張りかえてそのシステムを一緒に統一したような形にしたいということでございます。
  以上です。
○市川金雄議長 7番、笹沼議員。
○7番 笹沼和利議員 はい、わかりましたというところなんですけれども、インターネット検索みたいな形は、まだ次の年度とか、来年度は入っていませんので当然ないんですけれども、いつごろまでに検索ができるような形で考えていますでしょうか。よろしくお願いします。
○市川金雄議長 生涯学習課長。
○小島 昇生涯学習課長 今年度につきましては、とりあえずはシステムの統一を図って、21年度以降にということで考えております。できれば、インターネットを用いて携帯電話でもできるようになればいいかなと思っております。
○市川金雄議長 3点目、どうぞ。
○7番 笹沼和利議員 わかりました。
  特に、これは要望に近いかなと思うんですけれども、実際に貸し出し冊数が減っているということがありますので、是非早急にみんながより本を利用できるような形の環境整備が必要かなと思いますので、その辺よろしくお願いいたします。終わります。
○市川金雄議長 ほかに。
  5番、鳥越議員。
○5番 鳥越準司議員 5番、鳥越でございます。
  3点ばかり質問させていただきます。
  まず最初に、153ページの下の欄の橋梁維持管理事業の中の工事請負費でございますけれども、この中で滝の鼻橋維持補修工事ですね。これ、平成19年度では調査設計という形でな されたと思うんですが、それは結果、どういうことをやらなくてはいけないかというのが判明したと思うんですけれども、この105万円の中身をご説明いただければと思っております。
  次に185ページ、これの関連が197ページにございますけれども、教育振興事業の中でパソコン借上料という費用が計上されております。一番上の小学校教育振興事業の中でパソコン借り上げが521万7,000円、これは平成19年度と同じでございます。あと、玉川小学校、その下ですね、これが177万6,000円、これが平成19年度では224万8,000円、減額されておりますけれども、あと明覚小学校、萩ヶ丘には計上されておりません。一番上の520万何がしが、これは旧都幾川分が含まれるのかどうかですね。両方共有したものか、それともなぜ分けられなかったのか、その辺をお知らせいただきたいと思います。これは、同じく197ページも玉中、都幾中から分けているんですけれども、これのもう1つは、多分これは情報教育の中のパソコン授業に使うものだと思うんですが、それぞれの台数ですね。あと、リースですと、そのリース期限、これをお知らせいただければと思っております。
  あともう1つ、223ページ、共同調理場管理運営事業の中で、11番需用費、賄い材料費、これは昨年も同じ質問をさせていただいているんですが、ときがわ産材をなるべく使ってくださいよという要望も申し上げております。その後、これがどのように変わってきたか。つまり、19年度で何%、それから20年度で何%くらい目標だというのがわかればお示しいただきたいと思います。
  以上です。
○市川金雄議長 まず1点目の153ページの関係、答弁を求めます。
  桑原建設課長。
○桑原和一建設課長 滝の鼻橋についてお答えいたします。
  この滝の鼻橋につきましては、部材が鋼材でつくられている橋梁でございます。調査した結果、その鋼材橋全般にわたり、腐食や劣化がしておりますので、今回の工事で劣化、あるいは腐食している部分についての鋼材を取りかえをいたします。それが1つ目です。
  2つ目につきましては、現在ある高欄が88センチしかございませんので、今の基準ですと1メートル10以上ということですので、高欄のかさ上げ工も行います。
  3点目は、塗装、これもかなり腐食しているというか劣化しておりますので、塗装の塗りかえを行う、この3つが調査結果に基づく補修の内容でございます。
○市川金雄議長 5番、鳥越議員。
○5番 鳥越準司議員 今のお答えいただきまして、これを例えば補修した結果、あと何年く らいもつのかどうか、その辺の目標がございましたらお願いしたいと思いますのと同時に、現在は対象はもう歩行者だけ、あと自転車等、バイクなんかの通過は認められているのかどうか、その辺をお知らせいただきたいと思います。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  建設課長。
○桑原和一建設課長 橋の寿命につきましては、先ほど申し上げました一番重要な鋼材部分がもてば、それなりに長くもつと思います。期間的に何年と言われても、それはちょっと厳しいところがありますので、当然、鋼橋、要は鉄でつくられた橋につきましては、何が一番重要かと申しますと、やはり塗装という面がございますので、常日ごろから点検をして少しでも長くもたせるような考え方で今はおります。
  あと、自動車等につきましては、調査したときにちょっと車の通行は厳しいことになりましたので、自転車、歩行者、バイクは通行可で、自動車は通行不可に、通れないような形に現在はしてあります。
  以上です。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  続いて、2点目、185ページの関係、お願いいたします。
  教育総務課長。
○須永文男教育総務課長 お答え申し上げます。
  185ページの小学校教育振興事務のパソコン借上料でございますけれども、ここに521万7,000円、それで玉小に同じくパソコン借上料があります。萩小、明小がないということですけれども、これはご指摘のとおり、萩小、明小が教育振興事務のほうへ一緒に入っているということでございまして、これは旧村単位のときから続いているんですけれども、契約を明小、萩小一緒にした関係で、ちょっとうまく分けられないという形でここへ一括して計上しているということでございます。
  台数につきましては、まず玉小が22台です。明覚小と萩小がそれぞれ25台ずつ、中学校のほうは、都幾中、玉中とも40台ずつということで契約をしております。
  そうしまして、リース期限でございますけれども、これもやはり旧村単位のリースで続いておりますのでちょっと違います。まず、玉小なんですけれども、玉小につきましては、平成15年から続いておりまして20年3月までということでございます。15年から20年ということで5年間、玉中につきましては、16年10月から21年9月までの5年間、次に明覚小学校で すけれども、18年10月から5年間、萩ヶ丘小学校も18年10月から5年間、都幾中が18年11月から5年間というふうな契約になっております。
  その関係で、玉小についての予算のほうは若干減額になっているところについては、期限がちょうど20年中に切れる関係がございまして、その辺で減額になっているという形があると思います。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  5番、鳥越議員。
○5番 鳥越準司議員 わかりました。
  玉小については、20年度途中で切れるということで金額が少なくなっているんでしょうけれども、現在パソコン自体が非常に安くなっているということで、22台程度のものですと、例えば1台10万円にしても200万円ちょっとで済むと。それが何年ももてば年間200万円以上払わなくてもいいわけですね。その辺のこれからの方針に対する目標というんですか、どのようにお考えかお聞かせいただければと思います。
○市川金雄議長 教育総務課長。
○須永文男教育総務課長 お答え申し上げます。
  今後につきましては、昨年もそうだったんですけれども、パソコンにつきましては買い取りがいいか、リースがいいか、その辺よく比較をいたしまして、より有益な方向を探っていきたいというふうに考えております。
  以上です。
○市川金雄議長 5番、鳥越議員。
○5番 鳥越準司議員 これは要望で結構でございますけれども、例えば旧都幾川村の明覚、萩ケ丘から50台で年間500万円も払っているということになりますと、1台当たり年間10万円かかっていると。それが5年ですと、1台50万円くらいかかるわけですね。非常に大きなお金になっておりますので、機材が安くなった現在では、これからもそういったことを積極的に進めていっていただきたいと。買い取りになりますと、またそのほかの機材として残るわけですから、また使えないわけでもございませんので、是非その辺のご検討をお願いしたいと思いまして、これは要望でございますけれども、以上で終わります。
○市川金雄議長 続いて、223ページの関係をお願いいたします。
  須永教育総務課長。
○須永文男教育総務課長 お答え申し上げます。
  共同調理室の管理運営費の関係でございますが、まず賄い材料費の関係でございまして、地元産の食材をどの程度使っているかというふうなご質問でございますけれども、これも前にもありましたけれども、金額ベースで申し上げます。19年度につきましては、現在まで、まだ2月、3月支払いがあるんですけれども、1.3%、55万円程度でございます。大変低いんですけれども、なかなか地元産といいましても量がなかなかそろわないという点がございます。これは前のご質問でも申し上げましたとおり、やはり1.5〜1.6%であったと思います。できるだけ地元産を使うようにしておるわけなんですけれども、現実にこういう数字でございます。
  以上でございます。
○市川金雄議長 5番、鳥越議員。
○5番 鳥越準司議員 昨年もお答えいただきまして、比較的皆さんが思っている以上に非常に率が低いということで、その辺の使えない理由というんですか。本来ならもっと使っていいんでしょうけれども、これは材料がきちっとそろわないとか、または適当なものがないとかということで、どちらかといいますと、これは産業観光課にも影響するんでしょうけれども、いわゆる教育総務というよりは産業観光課長としてはどのようにお考えか、お願いしたいと思います。
○市川金雄議長 答弁願います。
  産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 お答えさせていただきます。
  私どもとしては、今鳥越議員さん申し上げたとおり、地産地消というふうな推進の立場から、やはり地元産を使っていただくというふうなことで教育委員会とも調整等をさせていただいております。やはり、今、教育総務課長のほうも申し上げましたけれども、量がそろわないとか、そういった幾つかの課題はあろうかと思いますけれども、私どもとしては、やはり地元産を地産地消ということで使っていただきたいというふうに考えております。
  以上でございます。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  5番、鳥越議員。
○5番 鳥越準司議員 努力をいただいて、農産物直売所なりその辺で地元農家が非常に努力をして出荷されております。その辺をぜひこれからも、教育委員会でも賄い材料として使っていただくよう努力をお願いして質問を終わります。ありがとうございました。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  ほかにございませんか。
  6番、堀口議員。
○6番 堀口 宏議員 6番、堀口でございます。
  3点ばかりちょっとお伺いをさせていただきますけれども、まず1点目でございますけれども、155ページでしょうか、河川費の関係でございますけれども、これにつきましては、上田知事が選挙の公約といいましょうか、緑と川の再生というようなことで、昔のような川の再生を目指すんだというような形で、河川事業というようなことで、19.9%ですか、約20%、県でもアップの予算を計上したようでございますけれども、昔は魚とか小動物がすんでおったわけですけれども、最近すめなくなった大きな原因は、川の放流の水質の汚濁等もあるわけですけれども、一面に草が茂っておりまして、大変清流の保存といいましょうか、衛生的な生活環境の面からも非常にすみづらいわけでございまして、そういう関係で河川の清掃といいましょうか、草取り等も予算は計上できないのかどうか、その点について、この町内につきましても1級河川、2級河川等もあるわけですけれども、その点について地元の要望も強いわけですので、予算面についてお伺いをさせていただきたいと思います。
  2点目でございますけれども、これは219ページだったでしょうか、体育施設の関係でございますけれども、本郷球場についても土地の借上料でございますけれども、400万円の上計上してございますし、また体育センターですか、これについても219ページの一番の下段にございますけれども、300万円の上、土地の借上料が計上してございます。これについては、単価がどのくらいで借りているのか。それと、できれば一度に買収をするというわけにもいきませんでしょうけれども、年次計画的なものを立てて、できれば買収できるものについては買収したほうがいいのではなかろうかと思っているわけですけれども、その点についてお伺いをさせていただきます。
  最後の3点目でございますけれども、付表の関係といいましょうか、給与の関係でございます。給与明細の関係でございますけれども、227ページでございます。この227ページの(2)の中に給料及び職員手当の増減等の明細ということでございますけれども、その中で、給与改定に伴う増減分ということで、何か給与構造の見直しにより実施ということで500万円の上減額をされておるわけでございます。その下には、これは定期昇給の関係でやむを得ないかと思いますけれども、600万円近く計上してございますけれども、この500万円の上の減額等についてお伺いをさせていただきたいと思います。
  以上、3点でございます。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  まず第1点目、155ページに関する答弁を求めます。
  桑原建設課長。
○桑原和一建設課長 お答えいたします。
  河川につきましては、1級河川で県が管理しているもの、普通河川で町が管理しているという状況です。草刈り等につきましては、地域の方々や、あるいはボランティア団体の方が草刈り等をやっていただいております。
  ご質問の内容は、予算計上してということでございますけれども、やはり管理している河川の延長というものがこれは相当ございまして、じゃそれを全部ということになりますと、非常に予算的な面も厳しくなりますので、今現在行っている地域の方々や、あるいはボランティアの方を今後より一層ふやすとともに、どうしてもやらなくてはいけないところについては、状況を見ながら今後検討していければと考えております。
  以上です。
○市川金雄議長 6番、堀口議員。
○6番 堀口 宏議員 地域によってというようなことでございますけれども、これは確かに私どもの日影等についてもボランティアで何回かやっておるわけですけれども、そういう点についても事故等が起きては、補償なんかの関係も起きておるわけでございますけれども、また河川によっては、河床から3メートルも4メートルも高いようなところからもアシといいましょうか、草が生えておりまして、耕作の田畑にまで影響をして、草が伸びてしておるような場所もあるわけですけれども、そういう関係で、ボランティアもいいんですけれども、事故等が起きては補償の問題等もありますので、その点についても県も、知事も緑と川の再生ということで川を昔に戻すんだというようなことで取り組んでおるわけですので、その点についても県にも要望等をして、お願いをいたしたいと思っておるわけでございます。よろしくお願いいたします。
○市川金雄議長 要望でよろしいですか。
○6番 堀口 宏議員 結構です。
○市川金雄議長 それでは、続いてお願いいたします。
  2点目の219ページの関係の答弁を求めます。
  小島生涯学習課長。
○小島 昇生涯学習課長 本郷球場と体育センターの借上料の関係でございますけれども、本郷球場につきましては、地目によって多少の上限があるんですけれども、260円61銭の単価がほとんどでございます。雑種地、宅地につきましては410円53銭くらいの単価で、面積によって多少割り返すと違うんでしょうけれども、そのくらいの単価で借りております。
  それから、体育センターにつきましても260円50銭、平米当たりの単価はその程度になっております。
  あと、この買収の件なんでございますけれども、生涯学習課だけで借りているのでも80筆くらい全部でありますので、これ一遍にというわけにはいかないでしょうけれども、委員会が立ち上がってございますので、計画的に買収していくというふうなことになろうかと思います。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  6番、堀口議員。
○6番 堀口 宏議員 土地の借上料も大変な金額になっておるわけですし、80筆もあるというようなことでございますけれども、年々所有者が代がかわってしまいますと、なかなかまた登記の面等も出てくるわけでございまして、そういう点について、地主に買収の関係で協議をしたことがあるのかどうか。中には、話の持っていき方によって、じゃ手放してもいいよという方もおいでになるのではなかろうかと思っております。その点についてお伺いさせていただきます。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  生涯学習課長。
○小島 昇生涯学習課長 ことしにつきましては、生涯学習課のほうでは買収に、交渉に行ったことはございません。
○市川金雄議長 6番、堀口議員。
○6番 堀口 宏議員 この辺については、町長はどんなふうにお考えか。非常に旧都幾川村については、土地の借り上げが、面積が多いような気もするわけなので、その点についてちょっとお伺いをさせていただきます。
○市川金雄議長 企画財政課長。
○山口文明理事兼企画財政課長 土地の借り上げですけれども、先ほど生涯学習課長が言われたとおり、件数が多いということでございます。町のほうでも担当者を含めて借地等の活用を今後どうしていこうかということで、3つ考えられるわけですけれども、1つは買収、1 つは継続、1つは返還ということで、借地について全部その3つに振り分けまして、買収につきましては個々の担当課で、契約のときにいろいろ個人の地権者の考えもありますので、確認しながら行っているところです。そういう中で、相続を含めて買収していただきたいという土地もありますので、その辺については年次計画を打って、財政上の問題もありますので、その辺を含めて今後進めていこうと、活用委員会の中では話を持ち上げているところでございます。そういうような形で今進んでいるところでございます。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  続いて、3点目、227ページの関係について答弁を求めます。
  柴崎総務課長。
○柴崎政利総務課長 ご質問にお答えをいたします。
  227ページの給与の明細の中で、給与構造改革の見直しに伴う減額ということで531万7,000円減額してあるわけでございますけれども、この件でございますが、昨年9月の定例議会で給与表の見直しを行いたいということでご議決をいただきました。これに伴いまして、ほとんどの職員が給与の昇給をストップしてございます。現給は保障されているんですけれども、本来でしたら通年でしたら定期昇給というようなことで上がっているわけですけれども、このストップ分についてこれだけ、いわゆる昨年19年は定期昇給を見ておりましたので、今回定期昇給はほとんどストップされておりますので、この分がこれだけ生じてくるということでございます。
  新たに下にありますものが定期昇給分、約60万円の定期昇給による影響であるということでご認識いただければと思っております。通常でしたら141名の職員おりますので、それだけでは済まないわけでございますけれども、給与構造改革の見直しによりまして、若手職員が昇給をするのみで、あとについては定期昇給はストップされているのが現況でございます。
  以上でございます。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
○6番 堀口 宏議員 わかりました。
○市川金雄議長 ほかに。
  8番、増田議員。
○8番 増田和代議員 おはようございます。8番、増田和代でございます。
  1点、質問させていただきます。
  111ページの予防接種事業ということで、これは新規事業ということで予防接種委託料と いうことでここに書いてあるのは、これははしかということで、何かそういう説明がありましたけれども、ちょっと確認していただきたいんですけれども、年2回ということで、中学1年生と中学3年生ということでよろしいんでしょうか。よろしくお願いいたします。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  久保町民課長。
○久保 均町民課長 お答えをさせていただきます。
  はしかにつきましては、昨年都心のほうで大流行いたしまして、大学、高校等が一時閉鎖になったというような、大変社会的にも大きな影響が出たところでございます。そういったことを受けまして、20年度からは予防接種を法定という形でやっていくというふうに変わりました。そして、内容といたしましては、中学1年生と高校3年生を対象にということでございます。中学1年生と高校3年生でございます。
  そして、方法といたしましては、個別方式ということで、対象年齢の方に通知をお出しいたしまして、最寄りの医療機関で受けていただくという個別方式で実施するという内容でございます。
  以上でございます。
○市川金雄議長 8番、増田議員。
○8番 増田和代議員 そうしますと、中学1年生と高校3年生ということで、これは町内で予防接種をするんでしょうか。それとも町外でもよろしいんでしょうか。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  久保町民課長。
○久保 均町民課長 町内でも町外でも指定の医療機関、予防接種を実施する医療機関でしたらば受けられるということでございます。
○8番 増田和代議員 わかりました。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  ほかに。
  4番、野原和夫議員。
○4番 野原和夫議員 4番、野原和夫です。
  3点ばかりお願いします。
  165ページ、国民保護協議会委員会報酬なんですが、これは昨年に比べて半額等の予算を計上されております。どのようなことをやっているのか、この内容についてお伺いします。
  それから、主に223ページの需用費に関してですが、今この燃料費、光熱水費で問題ですが、石油高騰の中で予算的なものはどういうふうにしているのか、統一しているのかどうか。ある自治体では、3社から仕入れていて値段が不規則でいろいろな値段が入っていたということも指摘されておるので、この中身について価格は一定しているのかどうか、この点についてお伺いします。
  それから、ページ223ページ、同じところなんですが、賄い材料費について鳥越さんが質問しましたが、今食の安全が求められている中、中国産の冷凍食品とか学校給食に今まで使われていたのかどうか、そういう何か問題があったのかどうか、今後この中国産、こういうものについて地場産が余りにも少ない中、どのような計画をしているのかどうか、この点についてお伺いします。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  まず、第1点、165ページの関係。
  柴崎総務課長。
○柴崎政利総務課長 お答えを申し上げます。
  まず、第1点目の国民保護協議会の予算が昨年より半額になっているということでございますけれども、ご承知のとおり、国民保護協議会につきましては、武力攻撃事態等における国民の保護のための措置に関する法律によって、ときがわ町として設置をされている協議会でございます。委員としては15名以内ということになっているわけでございますけれども、委員さんとして自衛官、そして郵便局、農協、東電、消防署、消防団、議会、警察等々の方にお願いをして委員さんになっていただいているわけでございますけれども、昨年3月にもその国民保護計画につきましてはご説明を申し上げたかと思いますけれども、ひとつ有事のときに町民をいかに安全に避難をさせるかというのがこの計画でございます。
  今回、組ませていただいた予算につきましては、昨年はこの策定をするための協議会を2回開催しております。先ほど言った委員さんの中で、公共的機関にお務めの方につきましては手当は支給しておりませんけれども、支給する該当者として6名いらっしゃいます。その6名の方に費用弁償ということで支払わせていただいておりますが、ことしにつきましては、去年は2回でしたけれども、ことしは1回のみ計上させていただきました。この1回につきましても、事態、変更等がこの計画に生じたときに開催をするという計画でございます。そういうことで、今回につきましては1回分計上させていただいたということで半額になったということでご理解をいただければと思っております。よろしくお願いします。
○市川金雄議長 4番、野原和夫議員。
○4番 野原和夫議員 6名の人はどのような人たちなのかお伺いします。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  総務課長。
○柴崎政利総務課長 先ほど申し上げました郵便局が民営化されておりますので郵便局、農協、東電、議会、そして消防団等でございます。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
○4番 野原和夫議員 いいです。
○市川金雄議長 続いて、223ページの関係で燃料費の単価は同一価格であるかということについての質疑に答弁を求めます。
  全体的な燃料費のことで。
  柴崎総務課長。
○柴崎政利総務課長 2点目の燃料費の価格でございますけれども、これにつきましては、予算計上のときに燃料費については統一を図っております。町内の燃料店があるわけですけれども、見積もりを出していただきまして、確かに燃料の仕入れ等によって大分各店で差があるようでございますけれども、これについては統一を図るようにということで、価格については統一してございます。そういうことで、指示して予算で計上させていただいているというような現況でございます。
  以上でございます。
○市川金雄議長 4番、野原和夫議員。
○4番 野原和夫議員 ある程度の見積もりという金額は出させて、その中の安いところから仕入れるような割合でいくんでしょうか。そういう中で、指定をして一定のところからとっているのかどうか。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  総務課長。
○柴崎政利総務課長 お答えを申し上げます。
  先ほど言いましたように、指定をしてということというか、見積もりをとって指定をするということになると、正直言って1社ないし2社だけになる可能性もございます。ですから、その中で一番安い価格に合わせた価格を何とかお願いをして入れてもらっているというのが現況でございます。これは、ガソリンの場合は仕入れによって随分差があるようでございま すけれども、そういうことで一番安い価格を入れたところの価格で他の業者も入れてもらっているということでご理解をいただければと思っております。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
○4番 野原和夫議員 いいです。
○市川金雄議長 3点目の同じく223ページ、賄い材料費の関係での中国産の食材に関する質疑について答弁を求めます。
  須永教育総務課長。
○須永文男教育総務課長 お答え申し上げます。
  中国産の食品につきましては、昨年からなんですけれども、ことしの1月30日ですか、例の問題が生じまして、その時点で急遽県のほうからも、あるいは文科省のほうからも調査をいたしました。その時点で、もちろんギョーザについては使っておりません。が、再度調査した2月の時点なんですけれども、1回だけ昨年の12月5日に使ったロールキャベツ、これが中国で加工したものを使っていたという結果が出ました。それ以後につきましては、一切中国で加工したものについては使っておりません。全部国内で加工したものということで、すべてそれに切りかえて給食のほうは実施しております。
○市川金雄議長 4番、野原和夫議員。
○4番 野原和夫議員 1回ロールキャベツを使ったということで、その調査的なことは子供たち、そういうものについて調査したのかどうか。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  教育総務課長。
○須永文男教育総務課長 使った時点でどうだったかということなんですけれども、生徒の状況というのをそれぞれ毎月報告してもらっております。この時点で、これによって腹痛を起こしたとか、そういうふうな障害というのは一切報告されておりません。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
○4番 野原和夫議員 いいです。
○市川金雄議長 ほかに。
  15番、長島議員。
○15番 長島良男議員 15番、長島でございます。
  3点ほどお伺いいたしたいと思います。
  まず最初に、179ページなんですが、萩ヶ丘小学校の委託料の中で電気保安業務委託料と して20万円計上してございます。学校の施設の中を見ますと、玉小で12万3,000円、明小で11万4,000円、玉中で13万9,000円、都幾中で20万というふうな同じ項目の計上がされているわけですけれども、萩小の今現在のグラウンドに夜間照明がついていますけれども、その辺の年間に対しての使用回数と、どのようなものに多く使われているのかをちょっとお聞きしたいと思います。それから、設備容量、そういったものもわかりましたらお願いしたいと思います。
  それから、あと2点目ですけれども、159ページ、ここに下段のほうなんですけれども、委託料の中に明覚駅前公園植栽管理委託業務とございます。これの場合は公園だけかなというふうに思うわけですけれども、明覚の駅前ですと、非常にときがわ町の顔といいましょうか、来町される方、そういう方にいろいろな印象づける一番場所かなというふうに思われます。ここで、非常に地元の福寿会とかという会の方が定期的に掃除をされているというお話を伺っております。そして、いろいろ掃除道具、そういったものも何か皆さんで会費を出し合った中で道具等を調達し、清掃したり、また枝等の剪定をしたりとか、非常に献身的にやられているようでございます。この駅前となると、バスの停留所も当然ございますので、企画課のほうも関係してくるのかな、そして観光的な面についても関係しているのかなというふうな感じがしますので、そういった地元の方に、多少なりとも道具の購入費とか援助ができないか、その辺をお聞きいたします。
  それから、第3点目なんですけれども、これは前日笹沼議員さん、そして鳥越議員さんのほうから質疑がございましたが、64ページの難視聴対策事業ですね。それと、57ページの情報通信基盤整備、その辺等を含めた中でお聞きしたいと思うんですが、この問題については、関連しては私のほうも18年6月定例会だったと思うんですが、一般質問させていただきまして、町長の答弁の中に、旧玉川村地内におきましては、NHKの調査ではほぼ戸別受信は可能というふうなご答弁をいただきました。そして、万が一受信不能の場合には個別に対応していただく、そういうふうにご答弁いただいた記憶がございます。そして、その後に国のほうの通信基盤整備推進交付金、こういった制度が創設されましたらば、幅広く検討していただけるというふうなご答弁もございました。
  その中で、今現在旧の都幾川村さんのほうですと、本当に8組合という協調組合がございますので、受信には非常に心配ないんじゃないかなと。逆に、私が思うのには、旧の玉川村地内のほうが点々と地域全体の中に受信不可能なと申し上げてよろしいと思いますが、そういった家庭があるように感じております。その辺につきまして、私の意見なんですけれども、 今、どのような受けとめ方をされているのか、その辺をお聞きしたいと思います。
  以上でございます。
○市川金雄議長 第1点目の179ページに関する答弁を求めます。
  小島生涯学習課長。
○小島 昇生涯学習課長 萩ヶ丘小学校の夜間照明の件でございますけれども、使用しているのは、今放課後子ども教室で夕方暗くなるのが早いということで、5時ごろから多分つけていると思います。それからあと、秋ごろ、消防の点検前に消防団で練習に使っていると思います。もう1つは、運動会の練習などで地元の方たちが運動会の練習に使っているというふうに思います。
  以上です。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  15番、長島議員。
○15番 長島良男議員 ありがとうございました。
  設備のほうもお尋ねしたんですけれども、もし今わからないようでしたら後でも構いませんけれども。
  私の感じている範囲ですと、非常に管理料が大きな数字が提示されておる。そうしますと、契約容量も当然大きいのかな─設備容量ですね、契約容量でなく─感じているんですけれども、屋外の照明灯を見るのと、校舎も今子供さんが1年から6年まで6教室ですか。そういったふうなことを見ますと、これから違う契約方法もひとつ考えてみていただければいいのかなと。というのは、弾力供給というふうな制度がございまして、それについては、従来ですと電灯動力合わせまして50キロ以上超えると自家用設備をしなければならないというふうなものがございましたけれども、最近制度が変わったものもありまして、電灯49キロまで、動力49キロまでという、低圧で充電できるものも最近ございますので、設備内容等よく把握していただきまして、そういうふうなものも検討していただければ、月々の管理料とかそういったものもなくなるのではないかと思いますので、その辺よろしくお願いいたします。要望として。
○市川金雄議長 要望でよろしいですか。
  それでは、続いて2点目、159ページに関する答弁を求めます。
  桑原建設課長。
○桑原和一建設課長 明覚駅前公園の植栽管理でございますけれども、この9万8,000円につ きましては、基本的に植え込みの剪定と草刈りを高齢者事業団というか生きがい事業団にお願いして管理しております。
  先ほどの清掃していただいている会につきましては、明覚駅前、先ほどのこの公園、あるいは左側にあるトイレと幅広くやっていただいているかと思いますので、その会の方々と調整できればと考えておりますので、よろしくお願いします。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  15番、長島議員。
○15番 長島良男議員 ご答弁、ありがとうございます。
  そういった前向きな姿勢で地域の方が本当に一生懸命やっているということなので、是非よろしくお願いいたします。
○市川金雄議長 続いて、3点目、60ページに関する難聴地区の質疑についての答弁を求めます。
  柴崎総務課長。
○柴崎政利総務課長 それでは、お答えをいたします。
  テレビ難視聴地域の解消事業でございますけれども、この前8組合については申し上げたかと思いますけれども、NHKの今までの説明について若干申し上げさせていただきますと、この間申し上げました平成23年7月23日をもって今のアナログ放送からデジタル放送に切りかえられる、アナログ放送のテレビは使えなくなるというか見えなくなるということでございますけれども、そのアナログ放送のちょうど電波の到達範囲でございますけれども、説明によりますと、ときがわ町の明覚地域の中でも明覚駅くらいまではデジタル放送が、電波が今の東京タワーから発したものが届くということでございます。現在、新タワーを建てているようでございますけれども、これが建てばまた変わってくるだろうと思いますけれども、現況ではそういうことでございます。そういうことで、今までの難視聴地域、明覚駅周辺の組合もあるわけですけれども、どうしますかということだったんですけれども、管理上の問題でやはり共同受信施設組合は残したいということで残していただいているようなわけでございます。そこまでは明確に、今これからデジタルになりますと、見えるか見えないか。今までのアナログのようにちらちらということはなくなります。そういうことでありますので、見えるか見えないかでございますので、NHKでも、今調査をしてございますけれども、玉川の地域でも一部見えない地域が現在あるということでございますけれども、これらの調査についても、NHKで入っているようでございます。そして、現在大野、平地域の方につい ても、今のアナログですと見えると、東京のほうが一望できるところについては見えますので、組合には入っていないところがあります。しかし、そこはこれから電波が届かない場所になりますので、見える、見えないところも出るわけです。秩父と同じ地域になるわけでございます。これについては、NHKでも、やはり国として対策を講じているということを聞いてございますので、平成23年、2011年には見えるであろうと思っております。現状ではアナログですから、玉川地域で一部そういう地域があるということは認識はしてございます。
  以上でございます。
○市川金雄議長 15番、長島議員。
○15番 長島良男議員 はい、ありがとうございました。
  2011年に向けてデジタル放送に切りかえということで、非常に心配をされる地域があるわけです。今、玉川地内に何カ所か受信できない場所があるというふうなことを申し上げましたけれども、細かく申し上げますと、田黒の一部、日影、そして五明の一部もあると思います。そして、あとちょうど和田の浄水場、あの辺も非常に悪い。そうしますと、旧の玉川村の中全域が、全体の中でそういうふうな感じがある。そうしますと、これからこの情報通信基盤整備事業ですか、そういった中でそういったことも頭に置いていろいろ整備されたらいいのかなというふうに思います。
  また、先ほど課長のご答弁の中に、600メートルタワーというお話もありましたけれども、その辺が実際に2011年までにできるものなのかどうか、その辺もまだわからないと思いますし、それからデジタル化になると、今のアナログのBSですか、1チャンネル、3チャンネル、WOWOW、ああいったものは何かまた廃止になるとかというふうな話を聞いておりますので、この情報通信基盤整備事業の中でいろいろの角度から考えていただいて、各家庭が受信できるような対策を講じていただきたいなというふうに思います。要望でよろしいです。終わります。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  暫時休憩いたします。再開を10時45分からお願いいたします。
                                (午前10時36分)
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○市川金雄議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午前10時45分)
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○市川金雄議長 歳出の質疑を続けます。
  質疑ございませんか。
  2番、野口議員。
○2番 野口守隆議員 2番、野口です。
  57ページ、お願いします。一番下で、これは野原兼男議員も質問があったかと思うんですが、いわゆる副町長の答弁ですと、地域公共交通会議を行いたいというような答弁がありました。それにしては、やはり予算が16万8,000円、旅費入れて少ないような気がするんですが、できれば増額して是非充実した地域の交通対策を練ってもらいたいということが1点です。
  それから、143ページですか、土木費、これ計上の仕方なんですが、いわゆる土木費には一括して、例えば土木管理費ですか、節で2、3、4、9、11、19と出ておりまして、節がすべてほかの説明でも1回でわかるようになっております。また、戻っていただきますが、ほかの課では幾つの節が統一していないというか、足せばわかるんでしょうけれども、金額ベースであるのか、あるいは節の事業別であるのか統一されていなく、見にくいところもあるんですが、どちらかに統一できないかということ。大変以前より見やすくなってきて感謝はしておるんですが、統一できないかということ、その2点をお願いいたします。
○市川金雄議長 まず、第1点目、57ページの質疑に対して答弁を求めます。
  企画財政課長。
○山口文明理事兼企画財政課長 お答えします。
  交通関係の会議を立ち上げるということで、町長の施政方針でも交通手段がこの地域とすると重要な課題ということも話されています。そういう中で、今回交通対策事業としまして、委員報酬16万8,000円、また旅費、費用弁償等計上させていただきました。現況の考え方でいきますと、15人程度の委員さんをお願いしまして、2回程度という予定は決めましたけれども、今後状況によって補正等をお願いする可能性もあるかと思いますが、基本的に報酬を出す人は学識経験とかそういう形の方になりますので、状況によっては委員さんの構成によっては3回、4回という可能性は考えられるところでございます。
  以上でございます。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  2番、野口議員。
○2番 野口守隆議員 結構なことなんですが、バスを含めていろいろな移送関係も多分この 中で当然議論されると思います。言葉が適切かどうかわかりませんが、いわゆるバスに関しては、よかれと思ってやったことが簡単に言いますと、明覚駅から上の地区の人の苦情が一番多いと聞いております。是非いろいろ検討していただいて、誤りを正すのにはばかることなかれという言葉がございます。じっくり検討してよりよいものをつくっていただきたいと思っております。
○市川金雄議長 要望でよろしいですか。
  続いて、143ページに関する答弁を求めます。
  予算の組み方でございました。
  山口企画財政課長。
○山口文明理事兼企画財政課長 お答えします。
  予算の組み方のことだと思われますので、お答えさせていただきたいと思います。
  今回特に事業別予算ということでやらせていただきました。町の予算につきましては、一番最初に議会費のほうでもごらんいただきたいと思いますが、このような形でなっているということを最初お話しさせていただきました。まず、38ページをお開きいただきたいと思います。予算の編成はこんな形でやっているというのをご説明させていただければと思います。
  特に、1款の議会費は1項の議会費1目の議会費から成っているところでございます。そのうちで、議会費の例えば事業が、議会費がこれでいきますと8,818万円という本年度の予算になっていますが、その内訳としまして各節、1節の報酬から19節の負担金、補助及び交付金までで構成されているということでございます。これを事業別に内訳したのが、その中ほどにあります議員事業費としまして事業として位置づけられているところでございます。この議員人件費の事業費が6,375万9,000円という予算になっているところでございます。その予算の内訳が39ページの中ほどにあります1節の報酬4,020万円、3節の議員手当1,695万1,000円、4節の共済費660万8,000円という、このような事業の内訳を記載させていただきました。この全部の事業の内訳が議会費の1目の総予算となっているところでございます。そんなような今回の事業別予算の編成になっているところで、そのようにごらんいただければありがたいと思います。全体的な予算の編成はそのようにしてあります。
  以上です。
○市川金雄議長 よろしいですか。
○2番 野口守隆議員 はい。
○市川金雄議長 次、11番、岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 町長の施政方針のお話の中で、需用費を各課10%削減というような指示を出したというお話がございましたが、実際にその効果というか、予算を組むに当たって苦労された点とかありましたら、ひとつお願いしたいと思います。実際どのような効果があったかということをちょっとお聞かせいただきたい、それが1点目でございます。
  それから、施政方針の19ページなんですけれども、さきほどのは9ページです、施政方針の。19ページの環境講座を開催して、要は環境教育をするというようなお話がございましたが、これは予算にのっていないようなんですが、私の見落としでしょうか、ちょっとお聞かせいただきたいと思います。
  それから、3番目ですが、予算書のほうで93ページ、次世代育成支援推進委員報酬というのがございますが、これは昨年度の予算より倍になっているということで、回数をふやすのか、人数をふやすのかわかりませんけれども、今現在どのような内容で会議を実施しているのか。そして、次世代行動支援計画を策定するというようなお話ですが、地域福祉計画は自分たちでやってみるというお話でした。私は大賛成で是非やっていただきたいんですが、子育て支援の次世代行動支援計画ですか、これについても是非業者に丸投げじゃなくて、自分たちでやる方向でのお考えはないかどうかお聞かせいただきます。
  というのは、私も今年度環境計画の推進委員になりまして参加させていただいたんですが、去年の予算ですと580万円の予算、実際にはそれより少ない予算になっているようですが、もったいないなというふうな気がするんですよね。あれだけの計画をつくるのに業者にそれだけの金を払って、だれか1人専従でもやって、そうすると我々の給料は大体355万円ですから、そういうことを考えると、1人つけても十分やれるような気がするんですけれども、要はその辺の自分たちの内製化でやる方向でのご検討はないかどうかお聞かせいただきたいというふうに思います。
  以上です。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  まず、施政方針に関する質疑ですが、9ページの件に関する答弁を求めます。
  山口企画財政課長。
○山口文明理事兼企画財政課長 お答えします。
  前年比で10%の減額を目標としてということで、新規の備品については原則認めないということでやらせていただきました。特に20年度の予算編成につきましては、維持補修費も20%前年対比減額になっております。そういう中で、大分圧縮の査定をさせていただきまし た。それと、またあと1点なんですけれども、新規の自動車の購入、車の購入は一切認めないということで、今回車の購入費は一切計上しておりません。そういう中で、車も圧縮していこうということで、査定の中では強く思料しながら圧縮してきたということでございます。
  以上でございます。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  11番、岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 削減なり圧縮することはいいと思うんですけれども、翌年にまたそれが出るようだと同じことなので、計画的に目標値を出して、そういうような形でやっていただければというふうに思います。じゃ、結構です。
○市川金雄議長 要望でよろしいですか。
  企画財政課長。
○山口文明理事兼企画財政課長 先ほどお話ししたのは事務用庁用車ということでご理解いただきたいと思います。
  以上です。
○市川金雄議長 続いて、2点目、同じく施政方針の19ページに関する質疑についての答弁を求めます。
  岩田環境課長。
○岩田功夫環境課長 お答えさせていただきます。
  町長の施政方針にございます19ページの新たに環境講座を開催するなどの施策ということでございますが、これの施政方針の予算への反映につきましては、112ページ、113ページをお開きいただきたいと思います。
  下から2つ目の事業でございます。資源循環型社会形成促進事業、この事業の中、右側のページ113ページをごらんいただきたいと思うんですが、報償費として6万円計上してございます。この報償費につきましては、講師謝礼、講演会2回ほど予定をさせていただいております。この講演会、身近な環境問題、それから温暖化、今盛んに言われています地球温暖化問題、こういった身近な環境をテーマとして、身近なところから町民の方に環境問題に取り組んでいただきたいということで予定させていただいております。
  以上でございます。
○市川金雄議長 続いて、予算書の93ページに関する質疑についての答弁を求めます。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 お答えを申し上げます。
  この次世代育成支援計画の策定に当たりましては、今年度につきましては基礎調査という形の中で予算計上させていただいております。一応、委員さん15名程度を予定しております。それから、その中でやはり役場の職員ですとか、そういった報酬等払わないで済む方を大体10名程度ということで、年間2回程度を予定しているところでございます。
  それと、この中で、次世代育成についても地域福祉計画と同じような形で、職員で策定ができないかというようなことでございますけれども、これにつきましては、実際計画に当たりましては21年度策定の予定でございますので、その辺のところも十分検討してみたいというふうに考えておりますので、よろしくご理解をいただきたいと思います。
  なお、地域福祉計画とこの次世代育成については、ボリューム的にかなり違う部分というのがあろうかと思うんですけれども、できれば職員でできる部分については職員でやっていければというふうに考えておりますので、また来年度その辺のところも策定に当たりましては、よく検討していきたいというふうに考えております。
  以上です。
○市川金雄議長 11番、岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 これは要望ですが、是非そのような意欲を持って、来年度も福祉課長は小沢さんでひとつよろしくお願いしたいと思います。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  ほかに。
  7番、笹沼議員。
○7番 笹沼和利議員 では、3点質問させていただきます。
  まず最初は、117ページ、衛生費の清掃費の中でじんかい処理費、小川地区衛生組合じんかい処理費、それからその下のし尿処理ですね。両方なんですけれども、前年度に比べるとかなりふえている、540万円、それからし尿のほうは1,300万円ふえているということで、これは前からいろいろ質問があってお答えはいただいてはいるんですけれども、一応来年度こういう予定でということで予算を組んできていますので、今までの結果からこういうふうにでてきたのはわかるんですけれども、その辺についてはどのあたりの結果か再度お聞かせください。そしてもう1つは、また今後もこれもふえていく傾向にあるのかどうか、それもお聞かせいただきたいと思います。
  2番目、今度は153ページの橋梁費の先ほどの質問の1つ上なんですけれども、すみませ ん、道路橋梁費の調査委託料というのがあります。真ん中の下ですね。橋梁点検調査ということで416万円ついております。川北橋、それから都幾川橋ですか、そちらのほうはもう調査のほうは今年度はもう工事のほうに入っていくと思うんですけれども、これについては町内のどの箇所、あるいは全部調査するのか、そのあたりのこともお聞かせいただきたいと思います。
  それから、続きましてその次のページ、155ページの橋梁新設改良の中の負担金ということで、砂防指定地慈光寺川改修に伴う橋梁整備工事負担金ということで1,520万円、これがきています。これについては、県のほうで砂防事業をやるということなので、この橋梁については県のほうに渡して県のほうで行ってもらうということで渡すのかどうか、その辺のことについてお聞かせください。
  以上、3点よろしくお願いします。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  それでは、まず1点目の117ページに関する質疑についての答弁を求めます。
  岩田環境課長。
○岩田功夫環境課長 それでは、お答えさせていただきます。
  まず最初に、小川地区衛生組合のじんかい処理費に係る分でございますが、この費用につきましては、まず1点目としまして、ごみの焼却施設、ここの補修工事等に係る休炉期間、今年度この休炉期間、大分発生しておりますが、この間その焼却施設で焼却処理が行えません。その可燃ごみを他の施設で焼却処理していただくわけでございますが、それの委託費用、それとその可燃ごみの運搬費用、これにつきまして3,200万円ほど組合全体で。
  失礼しました。ごみ処理の委託料につきましては、前年度と比較で900万円ほど、それから焼却施設の修繕工事でございますが、4,830万円ほど増加しております。この焼却施設の修繕工事に当たりましては、まず、ごみクレーンの補修工事、これが20年度、もう補修しないとクレーンが使えない状況になってくるということで予定されております。それから、白防用空気余熱機補修工事としまして2,075万6,000円ほど、それからコンベヤーの補修工事ということで360万円ほど発生しております。それと、20年度の予算要求で出てきた修繕工事の中で、この負担金の増が多くなるということで、20年度修理が見送られたものがございます。この見送られたものにつきましては、1、2号、ガス対流室出口沿道補修工事、このような工事が20年度に見送られてございます。その修繕費につきましては後年度でやはり実施しなくてはならない工事と聞いておりますので、こういった工事費用に係る増加分は発生し てくるものと思われます。
○市川金雄議長 よろしいですか。
  町長、補足の答弁、お願いします。
○関口定男町長 私のほうからちょっと発言させていただきますけれども、先ほど環境課長が説明した内容等も、全協では一度説明してあると思います。
  それから、箇所づけ等につきましても、全部図面を皆さんにお渡ししてあると思いますので、その辺の確認をもう一度お願いしたいと思います。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
○7番 笹沼和利議員 わかりました。
○市川金雄議長 それでは、2点目、153ページに係る質疑についての答弁を求めます。
  建設課長。
○桑原和一建設課長 橋梁点検調査委託料についてご説明いたします。
  橋梁点検につきましては、今のところ詳細点検と簡易点検という2種類の方法で考えております。予算計上いたしました委託料につきましては、詳細点検、これは橋長15メートル以上の橋梁について点検を行いたいと考えております。15メートル以上の橋梁につきましては27橋ありまして、27橋のうち滝の鼻橋と都幾川橋については具体的な経過がございますので、25橋を詳細点検したいと思います。この予算額につきましては、5橋分ということでありますので、今後5年計画でお願いできればと考えております。詳細点検につきましては、建設課職員で調査するというような考え方でございます。
  以上です。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
○7番 笹沼和利議員 結構です。
○市川金雄議長 それでは、続いて3点目、155ページに関する答弁を求めます。
  桑原建設課長。
○桑原和一建設課長 砂防指定地慈光寺川改修に伴う橋梁整備工事負担金ということで、これは砂防工事に伴っての町道の橋梁のかけかえということでございます。事業主体は県で行います。町が負担金で対応するという考え方で、負担金につきましては、昭和44年ごろの建設省の通達で、負担についての考え方が明確になっておりますので、その負担割合に基づいてこの予算を計上したところです。
  以上です。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
○7番 笹沼和利議員 はい。
○市川金雄議長 ほかに。
  9番、伊得議員。
○9番 伊得一夫議員 9番、伊得一夫でございます。
  137ページ、簡潔にお聞きしますので。
  地域活性化振興事業、納涼祭りの補助金ということで50万円計上されておりますけれども、これ第1回ときがわ納涼まつりを行ったんですけれども、これ第2回目の予算かと思うんですけれども、そこを1点。
  これをやるに、第1回の反省点があったか、また協議が行われたかが1点。予算計上するためにですね。この予算計上しましたから、どこの実行委員会に要請するのかお願いします。
○市川金雄議長 ご苦労さまです。
  137ページに関する質疑に対しての答弁を求めます。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 お答えさせていただきます。
  ご質問の納涼祭りの補助金でございますが、これにつきましては、平成18年度まで従来の旧の玉川から玉川納涼まつりということで平成18年度まで実施してきました。この間につきましては、18年度までは16回ということで実施してきたところでございます。また、19年度、昨年度につきましては、この納涼祭りということでときがわまつりと同様に、第1回ときがわ納涼まつりということで実施してきたところでございます。
  今回の20年度の予算につきましては、第2回の納涼まつりということで50万円の予算計上をさせていただいたところございます。実施団体等につきましては、従来これにつきましては実行委員会を組織して実施してきているところでございますけれども、これからまた実行委員会を組織してこの祭りについて進めているわけですけれども、基本的には商工会等を中心とした実行委員会で実施していくというふうなことで予定してございます。
  以上でございます。
○市川金雄議長 9番、伊得議員。
○9番 伊得一夫議員 3点目の反省点があって協議会が行われて予算計上したのか、もう1回お願いします。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 お答えさせていただきます。
  この納涼祭り等についても、反省会等々は実施してきてございますが、実際に商工会が中心になって取り組んでいただいているところでございますが、今後これも町のときがわまつりという位置づけの中で、今後どういうふうな形で運営していくかということも含めて、また今後の課題等もあろうかと思いますけれども、これに関してはやはり実施していくお祭りの今後どういう形での実施ということについては、またことしの納涼祭りを実施する中で、これまたご意見等も聞かせていただければというふうに考えております。
○市川金雄議長 課長、反省点があったかという質疑でございますから、反省点があったのかなかったのか、その辺のところをまず答弁いただきたい。
  産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 反省点があったかというふうなことでございますが、これに関しては、実際に当日の運営の仕方だとか、例えば出演団体だとか、いろいろそういった点でご意見等はありましたけれども、特に運営のあり方をどういうふうにしていったらいいのかというふうなことは、この点に関しては特に出ておりません。
  以上でございます。
○市川金雄議長 9番、伊得議員。
○9番 伊得一夫議員 反省会というか、第1回のは盛大にできてよかったかと思うんです。しかし、この納涼祭りというのは各地でやっているんで、特定の1団体で計上したようなふうだと思うんですけれども、例えば大野、西平だとか桃木だとか番匠だとかって、各地域でも行われているので、そういったところに補助金がこの50万円というのは配分しないで第2回という予定だ、今の説明だとそういうことになっているんですけれども、お祭りは老若男女の共同企業体で行うものだと思うので、やはりその地域地域に根差したお祭りがあるので、そういったところにはこの50万円という補助金はあてがわれないという解釈でよろしいでしょうか。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  町長。
○関口定男町長 私のほうから答えさせていただきますけれども、この納涼祭りの補助金というのは、商工会に対しての補助金でありますので、地域というよりも商工会であります。商工会が主催であそこはやっているということでありますので、ご理解いただきたいと思いま す。
○市川金雄議長 それでは、続いて14番、野原兼男議員。
○14番 野原兼男議員 14番、野原です。
  とりあえず3点ほどお伺いいたします。
  まず、113ページの、これは前伊得議員さんのほうからもあったかなと思うんですけれども、工事請負費の290万円、まきストーブを3基設置するということでございます。町長の施政方針にもありましたように、CO2の削減の軽減活動を積極的に行っていくということで、そういった今環境問題がいろいろ問題になっている中で新たな取り組みかなと思うんですけれども、このストーブの、くぬぎの体験交流館に設置すればある程度、この間言っていたけれども、石油ストーブだとかそういったものの使用はなくなるかなと思うんですけれども、庁舎内に置いた場合に、庁舎の仮にロビーに置いたとして、そうした場合にどのくらいの熱量の範囲ができるのか、これを置いて空調関係の節電ができるのか、その辺についてちょっと1点お伺いいたします。
  それから、これが個人、また民間に奨励できるものなのか、それから町内の森林資源の活用を図るということなんですけど、この燃料の調達、これはもう実際にその辺の対策は立てておるのか、まずそこをお伺いしたいと思います。
  それから、今度はページ139ページですね。商工会の補助金なんですけど、昨年に比べまして350万円減額されているわけでございますけど、この削減した根拠、どういう根拠で削減されたのか、また商工会から300万円下げてもいいというようなことで削減したのか、その点についてまずお伺いいたします。
  それから、もう1点が180ページですね。特色ある学校づくりということで、小学校に対して20万円の増加を図っているわけでございますけれども、これはあれですか、後で岩田議員さんのほうからも一般質問でも出ているわけでございますけれども、その点についてはまた岩田さんのほうでよく確認していただければと思うんですけれども、学校からの要請で20万円上げたのか、それとも行政のほうで自主的に上げたのか、その点ちょっとお伺いいたします。
  以上3点、よろしくお願いいたします。
○市川金雄議長 まず、第1点、113ページに関する答弁を求めます。
  岩田環境課長。
○岩田功夫環境課長 それでは、お答えさせていただきます。
  まきストーブ、これの設置に当たりましての熱量、節電の効果はどの程度期待できるのかということでございますが、まずまきストーブの熱量、後ほどお答えさせていただきたいと思います。今、手元に熱量そのもののどの程度の熱量が発生するか、ちょっと資料がございません。後ほどお答えさせていただくことにさせていただきたいと思います。
  節電の効果でございますが、通常朝、それから晩、冬の時期でございますが、ストーブを燃やすことによりまして室内の温度、ある程度上がるものと期待できます。その間の暖房の強弱、今まで強であったものが弱に設定できる可能性はあると考えております。
  それから、個人、それと民間、これへのまきストーブの普及でございますが、本庁舎、それと第2庁舎、町民の方が多く集まるところへの設置を予定させていただいております。こういった身近にこのストーブを見ていただく、またどのように維持管理したらよいのかということも、庁内の職員に聞けば実際にこれをやっている状況から説明はできるものと考えます。今まで興味はあっても、どのような管理方法をやったらいいのかわからない方につきましては、1つの参考となるものと考えております。
  それから、燃料の調達でございますが、今現在産業観光課、地域振興室、こちらとの連携を図りまして、まきの調達方法確保にどのようにした形でこれを行っていけるか検討中でございます。
  以上でございます。
○市川金雄議長 よろしいですか。
  14番、野原兼男議員。
○14番 野原兼男議員 そういったまきストーブをロビーとかで燃やすということで、そういった庁内の節電にも可能かなということなんですけれども、庁内の空調設備、個々に入るわけじゃないですよね。1階、第2庁舎もそうですけれども、1階がずっとこうなっていて、こっちもこうくの字になっているわけですよね、角字。それから、あと2階等もあるわけなんですけど、そういったところにも熱が行き渡ってそういった中での節電も可能なのか、その点ちょっとお伺いしたいと思います。
  それからあと、町民の方々が集まるところに置いて見てもらう、説明するというんですけど、このまきストーブ自体が個人の家庭にも置けるようなものもあるのか、そういった点をちょっとお伺いいたします。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  副町長。
○関口 章副町長 特に本庁舎関係、第2庁舎ないし本庁舎について、現在の冷暖房の方式や個別につけたりつけなかったりすることを前提にしているのかというお話との関連だと思いますが、本庁舎については当然のことながら、1階なら1階にまきストーブを設置した場合については、その分電気エネルギーをストップさせてまきエネルギーだけで対応するということは可能です。第2庁舎のほうは現行では全館1つの方式ですので、これについてはかなり非効率的な暖房で改善をしなければならないというのは考えています。ただ、それと一応切り離した格好で、今回は今まで研究をしてきましたまきエネルギーを使った暖房方式というのが環境面でも非常に有効であるというようなことから、具体的なデモンストレーションとしてくぬぎむら、人がたくさん集まる本庁舎、第2庁舎にとりあえず設置して、それで今言われたようにどの程度の節電効果があるか、あるいは環境面に対してどの程度負荷が軽減されるかというようなことを実証するということが目的でございます。
  また、特に最近は何というんですか、電気のもとである石油エネルギーが高騰しているとか、そういうのがありますので、さらにコスト的には有効かなと考えておりますが、もう1つまきの供給体制、これが本当に普遍的なエネルギーとして、まきによるストーブというものがもっと市民権を得るためには、まきをより低廉に供給できるシステムというのが必要だと思います。したがって、そういう面も検討していこうじゃないかということを含めて、ここではエネルギー活用事業として考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。
○市川金雄議長 もう1点、ありましたね。
  環境課長。
○岩田功夫環境課長 個人の住宅、これへの設置、このような可能なストーブはございますので、そういったものもあわせてPRしていけたらということで、総合的な形で考えております。
○市川金雄議長 副町長。
○関口 章副町長 それから、1点、今までの説明で申し上げなかったことなんですが、最近ご案内かと思いますが、ある建設会社が別会社として環境エコシステムというペレットを生産することを業とする新しい会社を設立しました。最近、エネルギー対策ということで、まきストーブはもちろんでありますけれども、間伐材とか伐採した樹木等を使ったペレットをエネルギーとするストーブというのがかなり注目されております。つい最近、町のほうに来られて、そういう新しい会社を起こしたからというようなことでPRに来たんですが、その際に、もし本当に有効なのであれば、むしろ無料でそういったものを、例えば町の役場に設 置してどうですかというくらいのPRをしたらどうか、こういう提案をしたところ、検討していただいて、寄附はちょっと建前上できないらしいんですが、役場なら役場に貸与という格好でペレットストーブを貸して、ペレットそのものについては購入していただく、工事その他は当該会社のほうで持つというような話が具体化してまいりました。
  そういう面で、今本庁舎の1階あたりにペレットストーブを無償で設置するということになっております。ですから、まきストーブ、ペレットいずれもときがわ町をいわば間伐材等々を活用してペレットに転用できるということも選択の1つとして考えられるのかなということで、そういったことも一応含めて検討していますので、特に加えさせていただきます。
  以上です。
○市川金雄議長 14番、野原兼男議員。
○14番 野原兼男議員 はい、わかりました。
  本当によく研究していただいて、有効な活用を是非お願いしたいと思います。よろしくお願いいたします。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  続いて、2点目、139ページの質疑に対して答弁を求めます。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 それでは、2点目の商工会補助金の削減の根拠というふうなことでお答えさせていただきます。
  この商工会の補助金につきましては、昨年度19年度が1,350万円ということで、20年度につきましては1,000万円を計上させていただいているところでございます。この1,000万円に関しましては、商工会のほうからもこの予算編成に当たりまして、補助金の要望はいただいたところでございます。この要望額につきましては1,280万円という要望はいただきました。この中で、私どもとしても、いろいろ内容等々も含めて精査をさせていただきました。また、特に人件費等々の経費、これに関しては商工会合併時につきましては7人というふうな事務局の体制でおったわけですけれども、20年度につきましては、実際職員がやめた方もおりますので、5人体制で実施しているというふうな状況もございます。また、それから各事業、歳出のほうで需用費の関係等々も、各部会への助成金等々も一律に昨年よりは削減するというふうな状況もございます。また、商工会としての会費、あるいは手数料等の収入の拡大というふうなことも、昨年来から私どもも商工会さんのほうには申し上げてございまして、やはり商工会としての財源の確保というふうな意味では、今後商工会としてもこういった収入 の拡大というふうに取り組んでいただくというふうなことも申し上げてございます。全体としては、そういった人件費等が特にこの商工会の予算の中には、割合とすれば大きく占めるわけですけれども、そういった商工会のほうにも、今年度人員等の削減もされるというふうなことを踏まえて、1,000万円というふうな数字で計上させていただいたところでございます。
  以上でございます。
○市川金雄議長 野原兼男議員。
○14番 野原兼男議員 当初1,280万円の要望があった、それから人員的には合併時より2人減るということで、それを産業建設課のほうですか、1,000万円まで下げた、この努力は非常に評価できるものですけれども、ただ商工会ですよね。商工会はほとんど1,350万円というのは人件費に充当されていたかなと思うんですけど、それで2人やめられて、それで70万円しか削減してこなかった。ということは、商工会自体がそういったいろいろな効率改善とか、そういったものの努力する気はなかったんじゃないか、そういうような感じも受けるわけですけれども、そういったところについての指導をどのように今後されていくか、お伺いしたいと思うんです。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  町長。
○関口定男町長 私は、野原議員のご指摘がそのとおりかなと、はっきり申し上げまして。
  商工会が合併をして1年が過ぎました。我々行政もやはり合併をして経費の削減、あるいは人件費の削減等は努力をしてまいりましたし、目標もしっかり掲げてやってきました。そんな中で、今野原議員がご指摘のとおり、商工会ではその辺の1年たっても目標等も、産業観光のほうに、これからどういう形で内容の削減をしていくかという提示もなかったように聞いておりますし、そんなこともあって、産業観光課のほうとすると、本来もう少し下げてもいいのかなと。
  現実の問題とすると、数字はあれですか、越生町が同じ人口で500万円ですから、1,000万円というともう小川町と同じの補助金でありますから、私はこの補助金に対して議会、あるいは執行部が安いとか高いとかと言われる筋合いは、はっきり言ってないと思いますし、野原議員がご指摘のとおり、やはり自助努力は議会は議会でやっています、我々も我々でやっています。やはり商工会も商工会でそういう努力をしっかり、他の商工会もあるわけですから、そこと比べてみて努力をしていただければと。今回は、ですから多目に1,000万円とい うことで、本当に皆さんには申しわけないんですが、多目にちょっと組ませていただきましたけれども、本来先ほど言いましたように、越生町では500万円、あるいは鳩山町でもそのくらいの金額であります。嵐山町で恐らく2万人の人口でもっと業者は多いですけれども、それでも700万円か800万円くらいの補助金でやっておりますので、やはりそうした努力は、野原議員ご指摘のように、商工会自体にしていただければと思いますし、その辺を是非町のほうにも相談に来ていただいて、それでこういうふうにしたいけれどもどうだかという話があればいいんですけれども、そういうこともなかったように聞いておりますので、ただその時期になると、予算をくれという話になると、今、議員ご指摘のとおり、では内部はどういう努力をしてどうなのかとこっちが精査もできないわけですよね。
  そんなことで、今回は多目に1,000万円つけさせていただきましたけれども、その辺は来年はもうちょっとしっかり考えていただかないと、その辺は思っていますのでご理解いただきたいと思います。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
○14番 野原兼男議員 是非、その辺を含めた中で改善─どうしても必要なものであれば、やはりそれはしようがないんで、改善できるものはやはり改善してもらうよう指導のほう、よろしくお願いしたいと思います。
  以上です。
○市川金雄議長 続いて、181ページに関する質疑についての答弁を求めます。
  須永教育総務課長。
○須永文男教育総務課長 お答え申し上げます。
  特色ある学校づくりの事業に各校20万円ずつの増額を計上している関係でございますけれども、この特色ある学校づくりにつきましては、従来からそれぞれの学校におきまして、さまざまな体験活動、あるいは学習活動、地域の方々の活動等をやってこられました。そうしまして、実は萩ヶ丘小学校では、平成18年、19年と元気な学校をつくる地域連携推進事業というのを行いました。これは年間150万円でちょっと金額がでかいんですけども、これを使ってそれぞれの先ほど言いました体験活動だとか、あるいは地域に開かれた学校づくりだとか、あるいは地域の教育力を利用した学校教育等をやってきました。そうしまして2年でここで終わってしまう関係がございます。せっかく地域との連携がうまくいきつつあるところでここでおしまいになってはちょっと心配であるということがございます。
  それから、明覚小学校では米づくり、農業委員さんに指導をいただきまして、米づくりを したり、あるいは畑をお借りいたしまして草花の栽培とか、ポピーの栽培等をやってまいりました。その上に、やはり体力向上推進校ということで、これも18年、19年、金額は補助金9万円なんですけれども、こういう形で学校として連帯で体力向上について推進をしてきたということでございます。これも18、19で終わってしまうということで非常に残念である、また総合的な学習の時間の中でまた外部の教育力も取り入れたいということで、より発展的に考えていきたいということがございました。
  玉小につきましては、補助事業はいただいておりませんけれども、総合的な学習活動の時間の中にかわせみタイムというものを設けまして、1年生から6年生までそれぞれ学年ごとに環境問題でありますとか、地域の問題、あるいは国際理解の問題、健康問題、ごみの問題等々をそれぞれ学年ごとにテーマを決めまして、その課題に1年間取り組んでいっているというふうな状況がございます。これを是非またもう少しこれを外にというか、開かれた学校づくりにもう少し生かしていただきたいというふうなこともございまして、より充実した学校づくり体験活動の学校づくりをしていただきたいということで、この20万円というものが出ました。
  したがいまして、学校のほうからもありましたし、また教育委員会としても今後の学習要領の改訂の中でも引き続いて特色ある学校づくりにつきましては、体力向上や生きる力をはぐくむというものは今後も教育課程の中に入ってきておりますので、それらを生かしてより地域と連携した教育力の向上を図っていただきたいということで20万円の増額をしたものでございます。
  以上でございます。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  14番、野原兼男議員。
○14番 野原兼男議員 私は要望があったか、自主的につけてか、その点でよかったんですけど、細かく本当に詳細にご回答いただきましてありがとうございます。
  あとは、また岩田さんのほうで一般質問で出ていることだし、この辺で終わりにしておきます。よろしくお願いします。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  ほかに。
  4番、野原和夫議員。
○4番 野原和夫議員 4番、野原和夫です。
  111ページの委託料について、特定健診委託料についてですが、この中身についてちょっとご説明をお願いします。
  後期高齢者の人たち、広域連合には義務づけられていないんですが、この中に町のこういう予算も入っているかどうか。
  それと、もう1点、先ほど223ページで私の質問の中で燃料費についてもう1点ちょっと聞きたいところがありまして、課長は統一していることのご答弁をいただきましたが、どの程度ガソリンは値段、灯油がどのくらいで統一しているのか、その点、値段をちょっとお伺いしたい。この2点お願いします。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  111ページに関する質疑について久保町民課長。
○久保 均町民課長 お答えをさせていただきます。
  111ページの特定健診の委託料の中身ということでございますが、この中身といたしましては、まず社会保険の方の扶養の方で、集合契約等を町が委託を受けた場合、町の国保のほうで行っております集団健診のほうに入って受けていただく場合が200人です。また、40歳未満の若い方が希望で特定健診を受けたいという場合は、集団の中に入って受けていただくことができますので、希望者ということで150人見ております。そして、ご質問の後期高齢者の関係につきましては、後期高齢者の県のほうの広域連合のほうで予算的にはすべて見ていただいているんですけれども、町として受託事業という形で受ける方向で今進んでおりますので、350人をこの中で見ております。そして、後期高齢者の方で、個人で個別で受ける場合もありますので、この個別の関係を160人見ております。ですから、後期高齢者の関係で510人ですか、個別と集団と合わせて予算化をしているということでございます。
○市川金雄議長 よろしいですね。
  続いて、燃料の購入に関する件についての答弁を求めます。
  柴崎総務課長。
○柴崎政利総務課長 お答えを申し上げます。
  燃料の単価でございますけれども、今も非常に上がっているということで、またこれからも話し合いはしなければいけないかと思っておりますけれども、見積もりを再度提出させなければいけないかと思いますけれども、予算計上時でございますけれども、普通燃料、レギュラー燃料が140円、ハイオクが150円、軽油が123円ということで維持して統一しているということでご理解いただきたいと思います。灯油もまた上がっておりますので......すみませ ん、灯油の値段については、ちょっと後でご答弁申し上げます。
○市川金雄議長 後ほどでよろしいでしょうか。
○4番 野原和夫議員 では、後で教えていただければいいです。
○市川金雄議長 よろしいですか。
  ほかに。
  3番、小宮議員。
○3番 小宮 正議員 1問だけ質問しておきたいと思います。
  215ページの推進委員の謝礼ということで、前回も私も聞いたと思うんですけれども、ちょっと人数のほうは忘れてしまいましたけれども、50人ちょっといるのかなという中で、実際に推進委員の中で1回も出て来ないということで、ちょっと聞いてくれということで私質問するわけですけれども、人数が何人いて、1回も出て来ないというのは何名くらいいるのかちょっと教えていただきたいと思います。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  小島生涯学習課長。
○小島 昇生涯学習課長 スポーツ推進委員につきましては、現在56名おいでになります。年間を通じて1度も顔を見ない人は何人いるかということなんですけれども、会議等の話の中では二、三人というふうに聞いております。56人中二、三人はおいでになるというような話は聞いております。
○市川金雄議長 3番、小宮議員。
○3番 小宮 正議員 二、三人いるということなんですけれども、本当に推進委員の方にはボランティアで金額もごらんのとおり、人数の割には本当に安く頑張っていただいているところでありますけれども、一生懸命やっている人が本当にかわいそうでならないんで聞いているわけですけども、ぜひとも今それぞれの地域で総会をやっていると思うんですね。うちの地域も、きのうは総会がありました。その中で、頑張れということで、推進委員が選ばれましたけれども、引き続きやるようになりましたけれども、ぜひともこれで区長さんもかわっちゃうとまた難しいかなと思うんですけれども、ぜひとも行政のほうで区長さんに、推進委員の出ないところには、何とか出ていただくとか、また出ない人には費用弁償しないとか、そういうことをしていかないと、一生懸命やっている人がかわいそうかなと思うんですけれども、これからそういうやっていく気持ちがあるのか、ちょっとお聞きしたいと思います。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  生涯学習課長。
○小島 昇生涯学習課長 先ほども申し上げましたように、推進委員56人おいでになるわけですけれども、その中で年間を通じまして町のほうからの要請は四、五回ほどあるわけです。体育祭ですとか、町の駅伝大会、郡の駅伝大会等あるわけですけれども、全体に出席要請をかける場合と、部分的というかその近い地区の人の推進委員にかける場合とかございますので、仮に全体にかけたときに何かのご都合で出られなかったということになると、あとは部分的に出る機会がなくなってしまうということで、1度も出ないというケースもあろうかと思います。ただ、スポーツ推進委員は町の要請だけに対してのスポーツ推進委員ではないと思いますので、例えば地区のためのスポーツ振興の推進でとか、そういった部分も含まれますので、ただ単に町の要請に対して1度も出なかったというだけのスポーツ推進委員ではないように思われますので、その点はご理解を賜りたいというふうに考えております。
  それから、今後スポーツ推進委員の事業も徐々にふやしていきたいと考えておりますので、このようなケースがこれから少なくなるというか、なくなってくるのではないかなというふうに考えております。
  そういったことで、謝礼を年間7,000円なんですけれども、それを出す出さないについては、またこれからスポーツ推進委員の皆さんを交えまして、ちょっと事務局のほうと見直しを考えていきたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。
○市川金雄議長 3番、小宮議員。
○3番 小宮 正議員 本当に推進委員におかれては、地域でも頑張っているところがあります。ただ、私が言いたいのは、これからは20年度からは、出ない人はそういうことでいいのかなというような気がありますので、ぜひとも4月ごろまた会議があるのかなと思いますけれども、本当に行政のほうからよく話をしてやっていってもらいたいかなと思いますので、ひとつよろしくお願いしたいと思います。
○市川金雄議長 要望でよろしいでしょうか。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎答弁未了部分について
○市川金雄議長 総務課長。
○柴崎政利総務課長 それでは、お許しをいただきまして、先ほどの野原議員さんのご質問の中の灯油の値段でございますけれども、85円ということでございます。よろしくお願いします。
─────────────────────────────────────────────────
○市川金雄議長 ほかに。
  7番、笹沼議員。
○7番 笹沼和利議員 1点のみ質問させていただきます。
  235ページのところで、調書ですね。その中で、1つは農林水産業債が地方債の12ページのほうで中山間総合整備事業債と山村振興事業債のトータルの金額かなというふうに思っていたら、ちょっと違うので、その辺の違いをひとつお聞かせください。
  それから、これはできるかできないかちょっとわからないんですけれども、普通債に関しては今回に関しては合併特例債ということで交付税算入措置されますね、75%ですか。それから、臨時財政対策債は100%交付税算入措置されるということなんですけれども、今まで過去のやつも積み重なってくるので簡単には出ないかなとは思うんですけれども、この41億円の負債のうちの交付税算入措置が大体どの程度されてくるのか、この全体が簡単には出ないのかな、出なければ仕方ないとは思うんですけれども、わかるようでしたら教えていただければありがたいと思います。よろしくお願いします。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  山口企画財政課長。
○山口文明理事兼企画財政課長 お答えします。
  235ページの農林水産業債の予算が起債額が合わないということでございますが、これにつきましては繰り越し財源がありましたので、一部繰り越しを起債を受けるものがありましたので、その辺合わないということでご理解いただければと思います。
  それと、交付税算入については、ちょっと簡単に出ませんので、その辺はご容赦いただければありがたいと思います。
○7番 笹沼和利議員 わかりました。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  ほかに。
  13番、田中議員。
○13番 田中 旭議員 1問、質問させていただきます。
  113ページの環境推進委員運営事業ということで、ここに運営委員の方の報酬ということが391万2,000円あるんですけれども、これは昔の衛生委員ということで理解をしていいんでしょうか。それからまた、その環境委員の仕事なんですけれども、どの程度執行部のほうで 教育をしているのか、また分別も最近、去年度はやっていたんですけれども、ことしもこれからもやっていくのか、そういった点についてお聞きしたいなと思っておりますので、ごみの分別が本当によくできれば、まだときがわ町といたしましても500万円くらいは利益が出てくるんじゃないかなというふうな感じがしますので、その辺のことについて、今後の方針についてをお伺いしたいと思いますが、よろしくお願いいたします。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  環境課長。
○岩田功夫環境課長 お答えいたします。
  環境推進委員でございますが、旧の呼び名衛生委員、こちらの呼称の名前でございます。それから、環境推進委員につきましては、衛生委員の中で、衛生面の形、保健事業について旧の玉川では保健事業につきましてもお願いしていたところでございますが、環境衛生だけの内容としてお願いする環境推進委員でございます。
  それから、環境推進委員の主な仕事でございますが、環境課からの各地域の町民の方への回覧の配布、それから、ごみの分別に当たりまして各地区のステーションでの指導もお願いしております。この分別につきましては、環境推進委員会議、こういったところでこのような形でお願いしますという内容の見直しとか、そういったことが起きた場合には、その環境推進委員の会議、また環境推進委員さんへの通知、こういったところで環境課としての方針をご理解いただいているところでございます。
  それから、ごみの分別でございますが、議員さんご指摘のとおり、この分別、まだまだ細かく分別することは可能と思います。特に可燃ごみでございますが、可燃ごみの中で今占めております紙類、これにつきましては雑紙として資源として回収できますので、こういったところ、また来年度にかけまして環境推進委員の会議でお願いしてまいりたいと、このように考えております。
  以上でございます。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  13番、田中議員。
○13番 田中 旭議員 その委員の数なんですが、どのくらいいるんだか。それと報酬なんですが、1人どのくらいの平均の報酬であるかということをお聞きしたいと思います。そして、金額によっては、報酬をもらっている委員の方には、ある程度活動をしたというあかしだとか、そういったもののもろもろの日記帳みたいなものが渡してあって、それをいただい ているのか、その辺のところについてもお聞きしたいと思います。よろしくお願いします。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  環境課長。
○岩田功夫環境課長 お答えいたします。
  まず、報酬でございますが、年額としまして均等割でございますが1万6,700円、それと世帯割で1世帯740円となっております。人数でございますが、57名の方にお願いしているところでございます。
  それから、活動方法につきましては、その日の活動報告を記入するような業務報告、こういったものについては、特に求めてございません。通常の地域での活動、その日の活動内容についての改めた報告は求めていないのが実情でございます。
  以上でございます。
○市川金雄議長 13番、田中議員。
○13番 田中 旭議員 あとは、金額につきましては、年報として1万6,700円ということなんですが、世帯割については1件幾ら出して......700ということでいいんでしょうか。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  環境課長。
○岩田功夫環境課長 お答えいたします。
  1世帯740円でございます。
○13番 田中 旭議員 どうもありがとうございました。終わります。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  これをもって質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  野原議員。
  討論は賛成討論でしょうか、反対討論でしょうか。賛成討論ですね。
  それでは、反対討論はございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 それでは、野原議員、討論お願いします。
○4番 野原和夫議員 4番、野原和夫です。
  議案第26号 平成20年度ときがわ町一般会計予算について賛成討論をします。
  本予算において、町長交際費等交際費が前年度と比較して減額され、また子育て支援策も 継続され、生活道路の整備も多く予算化されています。新たに情報通信基盤である光ファイバー網の取り組み、萩ヶ丘小学校内の学童保育所の設置、また家族介護者支援手当、また住宅リフォーム助成制度の創設、このリフォーム助成制度は、町内業者の活性化に大きく寄与するものと思います。
  また、同和予算では、既に差別の実態がないものを引き続き支出され、自衛隊父兄会補助金、さらに戦争準備と思われる国民保護協議会運営事業、これらを認めるわけにはいかないものです。
  しかし、先ほども申しましたように、生活道路の整備など、また住宅リフォーム助成制度など、今まで要望したものが予算にのりました。したがって、本予算に限って賛成したいと思います。
  以上で討論を終わります。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  ほかに賛成討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 討論を終結いたします。
  これより議案第26号 平成20年度ときがわ町一般会計予算を採決いたします。
  本案は、原案のとおり予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○市川金雄議長 起立全員です。
  よって、議案第26号は原案のとおり可決されました。
  ここで暫時休憩をいたします。
  再開は午後1時からということでお願いいたします。
                                (午後 零時00分)
─────────────────────────────────────────────────
○市川金雄議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午後 1時00分)
─────────────────────────────────────────────────
   ◎答弁未了部分について
○市川金雄議長 先ほどの野原兼男議員の質疑の中で、まきストーブの質疑がありました。その質疑に対しての答弁を環境課長から答弁したいという申し出がありましたので、これを許 可いたします。
  岩田環境課長。
○岩田功夫環境課長 それでは、野原議員さんのご質問にお答えさせていただきます。
  今回設置予定のまきストーブの熱量でございますが、一応1万3,800キロカロリー、この熱量を持つものを想定しております。それから、このストーブ、暖房面積につきましては158平方メートル、約48坪の面積が暖房の能力を持つということが予定されるものです。
  以上でございます。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第27号の質疑、討論、採決
○市川金雄議長 続いて、日程第2、議案第27号 平成20年度ときがわ町国民健康保険特別会計予算の質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  4番、野原和夫議員。
○4番 野原和夫議員 4番、野原和夫です。
  この特別会計予算についてですが、まず最初に1つ聞きたいのは、この予算の中には税制改正まだしていないので、税制改正を見込んだ金額は出ているのかどうか、その点についてお伺いします。
  それから、今回の改定の中で、支援分1.3%均等割の支援も8,500円と出ていますが、この中に後期高齢者支援金が含まれておりますが、予算の中に。まだ税制改定していないのにこういう文言が出ているんですが、この説明をお伺いします。
  それから、この予算の中でこれからどうなるかわかりませんが、国保の影響が後期高齢者医療制度ができることによって大きく影響があると思いますが、この影響点について何点かお伺いしたいと思います。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  まず、第1点目、税制改正に関する質疑についての答弁を求めます。
  久保町民課長。
○久保 均町民課長 お答えをさせていただきます。
  まず1点目の税制改正の関係でございますが、現在国会のほうで審議中でございます。この中に、国保税の限度額の規定が盛り込まれております。そういった関係がございまして、 また国保税につきましては町の条例で税率等を定めることが必要になりますので、こういった関係の税制改正関連の国保税については、この予算の中には含まれておりません。あくまで国民健康保険税につきましては、現行の制度の中の税率で積算をした数字が入っております。
  続きまして、後期高齢者の支援金の関係でございますが、こちらの関係につきましては、高齢者の医療の確保に関する法律の中で、市町村の負担も含まれておるんですが、各保険者の40%の部分を各保険者が支援するという規定がございます。この法律に基づいて4月から後期高齢者の医療のほうの40%分を国保のほうでも支援金として拠出をしなければならないということに法律で決められておりますので、後期高齢者の支援金につきましては、予算化をさせていただいております。
  また、後期高齢者の制度が4月から新たに始まりますが、この国保のほうにどんな影響があるかというのが3点目のご質問だと思われますが、まず一番関係してきますのが、75歳以上ですけれども、一部前期高齢者の方で障害認定を受けている方も含まれますが、この方たちが4月からは国民健康保険からすべて資格を喪失いたしまして、新しい保険のほうに、後期高齢者の医療のほうに移っていただくということになります。そういたしますと、約1,200人くらいが国保から資格を喪失して抜けるわけなんですけれども、こういった方の国民健康保険税が影響があります。試算でいきますと約7,600万円程度税金が減るのではないかというふうな試算をしているところでございます。
  また、後期高齢者の医療が始まりますと、先ほど申し上げました支援金の部分が新たにこれは各保険者のほうで負担をするようになってくると。この金額が1人当たり約4万1,000円ちょっとという金額でございますが、これはゼロ歳から74歳までの方全員が4万1,000円ちょっとの金額を保険者のほうで拠出をするということになっておりますので、この部分が大きな影響ではないかというふうに思います。
  また、あわせて前期高齢者の財源の調整制度ができますので、こちらは逆に国保で申し上げますと、前期高齢者の比率が平均よりも高いということで、こちらは財源調整で逆に交付金がいただけるようになるというプラスの面も逆にございます。大まかに申し上げますと、その3つくらいが大きな影響点ではないかというふうに考えております。
  以上でございます。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  4番、野原和夫議員。
○4番 野原和夫議員 この中で後期高齢者支援金1億5,747万9,000円ですか、この数字の内訳、どのような計算、40%というから人数いろいろな計算が出たと思うんですか、この説明をお伺いします。
  それから、国保においては全協で税制改定の話が出ましたが、町長の施政方針の中でも上げないような努力を最小限の税率ということで最小限─比企郡内では私も誇りに思っております。引き上げないように努力もできるのではないかなと思うんですが、それはそれで別として、町長にその点もお伺いしたいんですが、まず最初にこの金額についてお伺いします。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  久保町民課長。
○久保 均町民課長 お答えをさせていただきます。
  262ページの予算書のほうにのっておりますが、下段から2つ目のところですが、後期高齢者支援金という形で1億5,742万6,000円が計上されております。この中身といたしましては、後期高齢者の医療費の40%を支援する部分ということで、ゼロ歳から74歳までの1人当たり4万1,358円の金額が人数を掛けた数字がここにまず載っております。
  もう1つ、額的には少ないんですが、病床転換支援金というのがございます。こちらにつきましては、後期高齢者の医療制度とあわせまして、老人の病棟、療養病床というのがあるんですけれども、いわゆる老人病院と言われるものでございます。この老人病院の病床を順次削減していくという改革があわせて始まります。この部分については、老人保健施設なり特別養護老人ホームなり、どちらかに転換をしていただくということになりますが、その支援金という形で1人当たり24.3円の支援金が求められております。人数的には4,150人を予定しているんですけれども、この金額、額的には9万3,000円くらいなんですけれども、その2つを合わせた金額がこの支援金の中に含まれているという内容でございます。
  以上でございます。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
○4番 野原和夫議員 あともう1点、今引き上げというか、その中身について。
○市川金雄議長 引き上げの中身。
○久保 均町民課長 失礼しました。
  町長からも再三、町長の方針ということで国民健康保険税につきましては、東松山市を含めました郡内市町村で最低の税率の範囲内におさめるということで、町長よりも方針を示させていただいております。郡内ですと、東松山市が比較的低い税率を使っているわけなんで すけれども、その税率以下におさえるということで、現在検討をさせていただいているという状況でございます。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  ほかに。
  7番、笹沼議員。
○7番 笹沼和利議員 3点ほど質問させていただきます。
  まず第1点が、最初はこれで言うと249ページのところですか。健康保険税の滞納繰越分というところになります。監査指摘のほうの6ページのところで、徴収率は1.68%改善されていますが、交付金給付費が急増状況から、滞納繰越分徴収には真剣に取り組んでいただきたいということで、前年度と比較しても、実際には若干改善しているかなというふうに思うんですけれども、やはり監査指摘でこういう形で指摘されていますので、もう少し滞納繰越分についてどのような見解があるか、その辺をまずお聞きしたいと思います。
  それから、続いてちょっとページ数がわからないんですけれども、短期被保険者証の世帯数です。昨年、一昨年に比べて昨年のほうは若干改善したかなということで、昨年153世帯ということで言われています。ただ、今年度どの見積もりをしたのかちょっとお聞きしたい思います。これも同じように監査指摘の中でも、納税者の不公平な負担を図る上からも悪質な被保険者に対しては厳しく対応していただきたいというような指摘がされております。この辺について、町として、短期被保険者証、この辺の悪質というのは非常に難しい部分があるかと思いますけれども、町としてどのような見解を持っているか、その辺についてお聞きしたいと思います。
  それから、第3点目なんですけれども、これは今年度1億円町のほうから、7,000万円は利用者のほうからということで、かなり給付費のほうが急増しております。レセプト点検等を強化してやっていくということで聞いておりますけれども、具体的に最初の話の中では、全協の中ではこれからという話を聞いておりますけれども、やはりこれはかなり緊急を要することだというふうに思っております。ですので、その辺の中身についてどういうふうな形でやっていくのか。これは、これからということなので、具体的な答えは出ないかなと思うんですけれども、例えば今使っているレセプト点検をしながら、あるいはそういう中でそれぞれ病院による格差、同じ病気でも病院によって支払いの格差が生じているとか、そういういろいろなことがあるんではないかなと思いますので、そういう点検のほうもしていってもらえるかどうかお聞きしたいと思います。
  それから、例えば保険者としても、給付をいかにして減らすかというのは緊急の課題だと思っておりますので、例えば病院なんかには保険者のほうから、ジェネリック薬品であれば、そういうものを使ってくださいという要望書を出していただくとか、そういうことがあってもいいのではないかというふうに思うんですけれども、その辺についての町の見解を聞かせていただければありがたいと思います。よろしくお願いいたします。
○市川金雄議長 それでは、第1点目、249ページの滞納繰越に関する質疑についての答弁を求めます。
  久保町民課長。
○久保 均町民課長 お答えをさせていただきます。
  まず、今年度の徴収率の関係でございますが、平成19年度の2月末までという数字でございますが、現年度分で84.3%でございます。昨年が82.1%ということで2.2%ほど増加しているという現状でございます。また、滞繰分につきましては、2月末の実績で収納率15.1%、昨年が15.5%ということで、こちらにつきましては残念ながら0.4ポイントの減ということで、実績で今のところ上がっているところでございます。滞納繰越分については、非常に国保の税収に大きな影響を与えているということで、これについては税務課のほうで一般の税目と一緒に徴収のほうに当たっていただいて努力を日々積み重ねていただいているという現状でございます。国民健康保険税を滞納している方については、またほかの税目も滞納している方が多いということで、全般的に対応していただいているということでございますので、引き続き町税と一体となって町民課のほうも協力して、これには当たっていきたいというふうに考えております。
  続いて、2番目の短期保険者証の関係ですが、これにつきましては、現在短期の保険証を発行している世帯が151世帯ございます。その中で、1カ月が120世帯、3カ月が31世帯ということで、これについては18年度が残っている方ということで対応をさせていただいております。こういう方については、毎月徴収員のほうから連絡をさせていただいたり、通知を出させていただいたりということで対応させていただいているんですが、毎月1カ月の方120世帯の方については、毎月月末くらいに保険料を納めていただいて、そのかわりに保険証をお渡しするということで、非常にご不便をかけているところなんですが、引き続き1年にかかる税額よりも月割にしてそれよりも多い額ということで、目標に少しでも現年の分が減って滞繰のほうまで解消していくようにということで、月々の目標を定めていただきまして対応しているという状況でございます。
  また、3番目のレセプト点検の関係でございますが、現在レセプト点検の内容といたしましては、視覚点検と内容点検という形で主にやっております。視覚点検につきましては、当然の点検なんですけれども、国保から抜けたり、逆に社会保険から国保へ入ってきたりというようないろいろな移動がございますが、こういった関係の主に国保から抜けた方について請求が誤って来てないかとか、こういった内容をするものでございます。また、ダブって請求書が来ていないかとか、そういう縦覧点検というんですけれども、そういった内容もやっております。また、内容点検につきましては、診療報酬1枚1枚見まして、病名と投薬の内容、処置の内容、検査の内容、そういった内容を検査をいたしまして、過誤依頼、または再審査請求依頼という形で現在行っております。
  ちなみに、再審査請求した枚数なんですけれども、これ18年の実績なんですが、枚数的には79枚、レセプトでですね。金額的には542万1,000円を再審査の請求で上げているというようなことでございます。病名と処置の内容とかそういった相関関係等を主に見ているという内容でございます。
  また、後半の質問で、ジェネリック薬品等を使うように要望できないかというようなご指摘がございましたが、こういった関係につきましては、国保連合会という組織がございますので、そういった場を通じまして医師会さんのほうに要望という形で上げていけるように、意見を国保連合会のほうに上げていきたいというふうに考えております。
  以上でございます。
○市川金雄議長 7番、笹沼議員。
○7番 笹沼和利議員 ありがとうございます。
  保険料の滞納部分、ちょっと厳しいかな、正直言って、また今回保険料が上がってくるということで、ますます厳しくなるので、非常にきついなというのは正直言って、努力についてはよくわかります。が、そうは言っても、これくらい保険料というか、国保会計が厳しい状況の中では、やはり滞納に関してはますます頑張って努力していただければと思います。
  それから、2番目の短期保険証の部分で、悪質という言葉がちょっと出てきていたと思うんですけれども、非常にこの判断というのはすごく難しいなと思いながらいるんですけれども、やはりそういう悪質であれば何らかの対応をしなければいけないというのは、税の公平性からも仕方ないことだと思うので、その辺がそちらのほうでわかるかどうか、そういうものがわかるかどうか、わかれば教えていただきたいと思います。
  それから、3番目に関しては、レセプト点検ということで、今回もう1人また雇ってとい うことになると思うんですけれども、全部の枚数をやっていらっしゃるのでしょうか。そして、再審査ということで79枚ということなんですけれども、レセプト点検で言うと、普通に使えば問題ないんだけれどもということなんですけど、例えば同じ病名でもそういう比較対照、比較調査みたいなことはやられているのかどうか。そこまでいってないかもしれないんですけれども、その辺をちょっとお聞きしたいと思います。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  町民課長。
○久保 均町民課長 短期の関係で、悪質かどうかという判断なんですけれども、非常に難しい点も確かにございますが、一応毎月短期で来ていただいて、そういった形で納めていただける方については毎月相談もできますし、ある程度前向きに取り組んでいただけるように毎月お話ができますので、そういう方についてはある程度は理解があるというふうに考えておるんですけれども、実際1カ月で出している方でも、必要なときだけ、今月ちょっと医者に行きたいとか、そういうときだけ来て、例えば何千円かの保険料を払って、そのときだけ1カ月のをもらって、また何カ月も来なくて、また次にかかりたいときに来るというような方が何人かいらっしゃいます。そういった方については、ちょっと厳しく対応しなければならないかなというふうな気がしております。こういった方についても、町税のほうもあわせて滞納している方がほとんどでございますので、全体を見ながら厳しく対応をせざるを得ない方も何人かはいらっしゃるのではないかというふうな気がしております。
  また、レセプト点検の件数なんですけど、これは全件やっております。すべてのレセプトについて検査をしております。
  また、レセプト同士の同じ病名で内容が違うとか、そういう点なんですけれども、そういった病院との比較とか、例えばA病院とB病院を比較するとか、そこまではちょっと今はできてないというふうに感じております。一般的な病名とそれに対する処置の仕方等は見ておりますけれども、病院同士の比較、処置内容とか、そこまではちょっと今現在はできていないというような現状でございます。
  以上でございます。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  7番、笹沼議員。
○7番 笹沼和利議員 これは要望ということなんですけれども、その点検については強化していかなければいけないと思いますので、そういうところまで是非点検をしていただいて、 よりよい医療を目指していただければと思いますので、よろしくお願いいたします。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  ほかに。
  6番、堀口議員。
○6番 堀口 宏議員 6番、堀口でございます。
  1点、お伺いさせていただきます。
  258から9ページにかけましての中ほどの高額療養費の関係でございますけれども、医療の高度化等によりまして年々医療費が増嵩をいたしておるわけですけれども、高額療養費につきましては、今8万100円だったでしょうか、月平均70から100件程度申請があるようでございますけれども、特に一般の高額療養費につきましては、24%ですか、大分医療費が伸びておるわけでございますけれども、2カ月後に医療機関から請求が来るというようなことがございまして、これは生活の安定のためといいましょうか、一時のつなぎ資金ですか、そういうようなことで貸し付け制度が50万円だったでしょうか、基金ができておるかと思いますけれども、大変回転してしまえばよろしいんでしょうけれども、初めの月は医療費の支払いが大変であるというようなことで、住民からも意見を聞いておるわけでございますけれども、貸し付けがどの程度あるのか、またこういう制度がなかなか一般の方は知らないかと思うんですけれども、そのPRは窓口等でしておるのかどうか、その2点ばかりお伺いさせていただきます。
  以上でございます。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  久保町民課長。
○久保 均町民課長 お答えをさせていただきます。
  まず、高額療養費の関係でございますが、確かに率で24.3%ということで大幅増ということでございます。この増加といたしましては、堀口議員さんご指摘のとおり、高度医療、先端医療の進展ということが主な原因になると思うんですけれども、今年度に限っては65歳以上の退職の方が一般のほうに移るというその部分も加味してございますので、大幅にふえているという内容でございます。
  また、高額療養費の貸し付け制度の関係でございますが、こちらにつきましては、ときがわ町国民健康保険高額療養費貸付基金条例というのがございます。この施行規則の中に、貸し付けの規定が細かくされております。高額療養費の9割以内ということで50万円限度とい うことで貸し付けの制度がございます。この関係につきましては、事務的には国保連合会のほうですべて審査をいたしまして、高額医療費に該当する方については、申請書が既に打ち出されて役場のほうにまいります。それで、それが約2カ月おくれで来るわけなんですけれども、その申請書が送られてきましたら全員に配布をさせていただいて、領収書をつけて申請していただくという手順になってございます。その月の25日にお支払いという形になりますので、3カ月後くらいにはなってしまうんですが、該当する方全員に通知を出しておりますので、漏れはないというふうに考えております。
  また、PRの方法についても広報紙等で年1回くらいになってしまうんですけれども、国保の制度については載せております。また、ホームページのほうにも国保の内容が載っております。また、7月に本算定の納税の通知が出るんですが、その中に国保のポケット版の制度の周知のパンフレットが入っております。この中にも高額医療費の制度ですとか、そういったものが載ってございますので、一応国保の加入者全世帯には配布してございますので、そういったものをあわせて見ていただければというふうに思います。
  以上でございます。
○市川金雄議長 貸し付けの状況はという質疑でございますが。
○久保 均町民課長 実績では、19年度が2件ほどありました。これについては、実際国保連合会のほうから通知が来て、通知をお出しして、その中で、その前にお借りをしたいという内容だったんですけれども、それについては実際貸し付けして、その高額療養費が出るときに相殺で返済をしていただくというような形で、19年度に2件ほど実績がありました。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
○6番 堀口 宏議員 わかりました。
○市川金雄議長 ほかに。
  7番、笹沼議員。
○7番 笹沼和利議員 2点ほど質問させていただきます。
  257ページのところで、国民健康保険運営協議会という形で、これは毎年やっていますけれども、実際どの程度この運営協議会でやる、何回くらいやるのか、それを聞きたいのと、それから来年度は特に非常に厳しい状況になってきますので、この運営協議会の役割というのは非常に重要だと思っております。その辺のことも含めて、この運営協議会のあり方、本当を言えばもう少し具体的な中身について、この運営協議会の中でやるのか、あるいはもう少しプロジェクトチームなり組んでこの辺の問題をここのところでやっていくのか、その辺 あたりは運営の仕方も含めてお聞かせいただきたいのが1点。
  それから、今レセプト点検、先ほど言いましたけれども、私たちのところに国民健康保険のほうから通知が来ております。幾ら使ったというのが書いてあるんですけれども、その中に診察内容は見せませんということが書かれているんですけれども、個人が、例えばレセプトを見たいということで、本当を言えばお医者さんのところで見せてもらうのがいいと思うんですけれども、見せてもらえないケースもあると聞きます。また、かなりしんどいところがありまして、自分のかかっているお医者さんに、なかなかそういうのを聞きにくいというところがありますので、保険者のほうにそれが来ていると思いますので、そういうのも個人情報として見たいということがあれば見せていただけるかどうか、それをお聞きしたいと思います。よろしくお願いします。
○市川金雄議長 国保の運営協議会の状況、それともう1点は診察内容、答弁願います。
  久保町民課長。
○久保 均町民課長 お答えをさせていただきます。
  まず、国保運営協議会の会議の回数ですが、1年間におおむね3回開いております。
  まず、1回目といたしまして8月ごろ、決算の状況が大体固まってまいりますので、決算の状況と医療費の動向というような形でまず1回目、そして12月議会前、こちらにその年の医療費の動向がある程度中間的に出てまいりますので、12月の補正予算等を組む場合の内容の審議等をいただいております。そして、2月なんですが、3月定例会の前なんですけれども、これが3回目ということで、内容については来年度予算の内容、また条例改正等があればその内容という形で、医療費の全体の動向と、ことしについては制度改正等もありますので、制度改正の内容、あと今回税率を改定したいというのがございましたので、税率改定の内容ですとか、そういった内容について協議会を開かせていただいております。個々の問題については、運営委員さんに意見をお伺いする中でいろいろな方向を決定していきたいというふうに考えております。
  また、2番目の医療費通知の関係でございますが、確かに議員さんご指摘のとおり、通知の一番下の部分の欄外のほうに、診療内容等についてはという部分があるんですけれども、これについては、個人情報の保護の関係で載せてあるということでございます。ときがわ町については、個人情報保護条例というのがございまして、この中に自己情報の開示請求というのがございます。こういった形で自分のレセプト、診療内容等を開示請求をしていただければ、その中で開示ができると思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。よろしいでしょうか。
  7番、笹沼議員。
○7番 笹沼和利議員 ありがとうございます。
  国保運営会のほうについては、年3回ということなんですけれども、ちょっとこの辺の問題がもう少し回数をふやすのか、あるいはもう少し内容を煮詰めるのか、かなり重大なところだと思っているので、少しできれば改善していただければ、これは要望になるかなと思うんですけれども、少し考えていただいて、具体的な形で医療費に切り込めるようなところに是非持っていっていただければありがたいと思いますけれども、これは要望です。
  以上です。ありがとうございます。
○市川金雄議長 ほかに。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 これをもって質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 討論を終結いたします。
  これより議案第27号 平成20年度ときがわ町国民健康保険特別会計予算を採決いたします。
  本案は、原案のとおり予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立多数)
○市川金雄議長 起立多数であります。
  よって、議案第27号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第28号の質疑、討論、採決
○市川金雄議長 続いて、日程第3、議案第28号 平成20年度ときがわ町老人保健特別会計予算の質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 これをもって質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 討論を終結いたします。
  これより議案第28号 平成20年度ときがわ町老人保健特別会計予算を採決いたします。
  本案は、原案のとおり予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○市川金雄議長 起立全員であります。
  よって、議案第28号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第29号の質疑、討論、採決
○市川金雄議長 続いて、日程第4、議案第29号 平成20年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計予算の質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  4番、野原和夫議員。
○4番 野原和夫議員 4番、野原和夫です。
  後期高齢者医療制度、私は反対の立場からこの内容についてお伺いします。
  特別徴収と普通徴収等がありますが、特別徴収は年金天引き、普通は窓口払いのほうになっていると思うんですが、人数的にどのような人数になっているのかお伺いします。
  それから、徴収義務は市町村がゆだねられていますが、滞納者が出た場合、町はどう対応するのか、この点についてもお伺いしたいんですが。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  久保町民課長。
○久保 均町民課長 お答えをさせていただきます。
  特別徴収の人数でございますが、全体として1,800人程度の被保険者の方を見込んでおります。そのうちの8割程度、人数にいたしますと1,440人になります。そして、普通徴収のほうが2割程度、360人程度を見込んでおるところでございます。これにつきましては、介護保険の実績を見まして、大体その程度ということで試算をしているところでございます。
  また、2点目の滞納の方が出た場合どうするかということでございますが、町といたしましては、制度の趣旨、医療費の1割分を各被保険者の方で負担していただくという制度の趣旨を十分ご理解をいただく中で、少しでも納めていただくように粘り強く働きかけていきたいというふうに思います。
  以上でございます。
○市川金雄議長 4番、野原和夫議員。
○4番 野原和夫議員 どうしても払えない人が当然この中には出てくると思うんですが、町独自の軽減、減免というのは、広域連合に承諾を得ないとできないような内容になっていると思うんですが、その中でやっばり滞納者がどうしても払えないという人は、何らかのあれをしないと、これが広域連合のほうでは資格証を発行するということが出ていますが、そういうことになると、この人たちが今後変な意味でいえば、家の中で孤独死、そういう問題も出てきてしまうこともあると思うんですが、そういう中でこれ以上の待遇ははできないのか。粘り強く徴収というのは、粘り強く徴収してもお金がない人は払えなくなるわけですから、そういう点、町はどのようになるかお伺いします。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  久保町民課長。
○久保 均町民課長 お答えをさせていただきます。
  広域連合条例の中に、所得の低い方については7割、5割、2割の軽減という形で規定をされております。恒常的に収入の低い方についてはこれで対応、また災害等、特別な事情で一時的に保険料を払うのが困難になったという方については、徴収猶予ですとか減免の制度もございますので、そういった形で個別に対応させていただくというのが原則になると思います。どうしても払えないという方については、広域連合とも協議しながら、できれば少しでも払っていただくように粘り強く説得をさせていただきたいと思います。
○市川金雄議長 4番、野原和夫議員。
○4番 野原和夫議員 この間、町村議長会の玉川アスピアで研修会がありましたが、県の職員の説明だと、やっぱりこの中で一番の問題は、低所得者の対応を町がどのように考えるかが大きな課題となっているということをおっしゃっておりました。今、7割、5割、2割、均等割のことを言いましたが、所得割、所得のない人は均等割で1,060円以上は1,062円くらいだと思うんですが、払わなければならない。最終的には経路的には家族が助け合うということになるんではないかなと思うんですが、これは広域連合の中の後期高齢者は一人一人の保険証ですから、そういう点、これから広域連合に話をして、町独自のそういう支えを是非考えていただきたいと思います。
  以上です。
○市川金雄議長 要望でよろしいですか。
  ほかに。
  7番、笹沼議員。
○7番 笹沼和利議員 これはちょっと町に聞くべきかどうか迷っているところがあるんですけれども、今マスコミ等でこの後期高齢者の問題が国会のほうで廃案を出すとか出さないとかいろいろな話が出ていたりとか、延びるとか、一体これ、そうなった場合、どうなるんだろうというのが、正直言って素朴な疑問なんですけれども、これは町が答えようもないかなと思うんですけど、非常に正直言って不安というか、どうなるんだろうと思いながらいるので、ちょっとそういう素朴な疑問ということでよろしくお願いします。
○市川金雄議長 今の質疑というか、質疑なんですが、いかがでしょう。
  久保町民課長。
○久保 均町民課長 お答えをさせていただきます。
  町の立場といたしますと、埼玉県の後期高齢者広域連合の一員という形で、実際は広域連合が実施主体になるわけですけれども、一会員といいますか一組織ということでございます。そういった制度的に変わった場合はどうするかというのは、非常に難しい面はあるんですけれども、広域連合のほうで対応は考えていただけるのではないかというふうに思いますが、町としては、現在法律に定められております方針等に基づいて、もう既に4月1日から始まりますので、粛々と事務のほうを進めてさせていただきたいというふうに考えております。
  以上でございます。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  これをもって質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  4番、野原議員。
  賛成ですか、反対ですか。
○4番 野原和夫議員 反対です。
○市川金雄議長 反対討論。
○4番 野原和夫議員 4番、野原和夫です。
  議案第29号 平成20年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計予算について反対討論します。
  後期高齢者医療制度は、75歳以上と75歳以下で医療に差別が持ち込まれ、75歳以上の高齢者一人一人から保険料を徴収し、医療費が上がればさらに保険料は上がり、後期高齢者の負担増になります。それを認めるわけにはいきません。
  平成20年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計予算に反対し、討論を終わります。
  以上です。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  賛成討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 反対討論はありませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 これをもって討論を終結いたします。
  これより議案第29号 平成20年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計予算を採決いたします。
  本案は、原案のとおり予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立多数)
○市川金雄議長 起立多数であります。
  よって、議案第29号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第30号の質疑、討論、採決
○市川金雄議長 続いて、日程第5、議案第30号 平成20年度ときがわ町介護保険特別会計予算の質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 これをもって質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 討論を終結いたします。
  これより議案第30号 平成20年度ときがわ町介護保険特別会計予算を採決いたします。
  本案は、原案のとおり予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○市川金雄議長 起立全員であります。
  よって、議案第30号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第31号の質疑、討論、採決
○市川金雄議長 続いて、日程第6、議案第31号 平成20年度ときがわ町浄化槽設置管理事業 特別会計予算の質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  11番、岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 岩田でございます。
  浄化槽の設置の数が80基ということで予算を組んでいるようでございますが、一般会計の中での質疑の中で、54棟の新築家屋があると聞いておりますが、54棟で新たに古い方々の家の交換がもしあるとすれば、80基だと26ですよね。もう少し何か努力が足らないような気がするんですよね。新しく建てるというか新築家屋については54基は自然になるわけですよね、浄化槽に。それが対象になるかどうか別にわからないんですけども、全部つけるかどうかわからないんですけれども、その辺、どうなんでしょう、もうちょっと努力をするというような、例えば今までもだんだん減ってきておりますから、戸別に家庭訪問でもないですけれども、していただいて、ふやすような努力をしていただくことが必要じゃないかというふうに思うんですが、いかがでしょうか。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  岩田環境課長。
○岩田功夫環境課長 それでは、お答えいたします。
  平成20年度の浄化槽設置管理事業特別会計の設置基数につきまして80基を見込ませていただいたわけでございますが、これ80基を超えるための努力、これにつきましては引き続き行ってまいりたいと考えております。機会あるごとに普及と啓発、また指定事業者、これにつきましても、啓発をお願いするということで、総体的な中で設置基数80基を上回る目標は立てて推進してまいりたい、このように考えております。
  もし、80基を上回るようなケースが出た場合には補正という形で対応させていただきたいと、このように考えております。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  11番、岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 是非増設の補正が出ますことを祈念申し上げまして......。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  ほかに。
  6番、堀口議員。
○6番 堀口 宏議員 6番、堀口でございます。
  260ページから261ページにかけて施設整備費の関係でございますけれども、この要綱でいくと1割負担というようなことで、7人槽でも11万3,400円ですか、負担で済むというような計算上はなるわけですけれども、この対象外のものがやはりトイレの改修だとか、電気工事費だとか、いろいろ排水管の布設だとか、この補助対象外の経費が相当な経費になるというようなことで、新築の家庭については当然設置は義務づけられるわけですけれども、既存の家庭については、なかなか個人負担もかかってしまうというようなことで、単独浄化槽を使っている方が合併浄化槽になかなか布設がえできないのが現状でございまして、今回も80基ですか、予算を前年から比べると少なく計上してあるようでございますけれども、この撤去費の補助だとか、生活排水の補助ですね、これにも要綱にも決まっておるわけですけれども、くみ取りについては撤去費が4万円だとか、単独浄化槽が6万円ですか、放流ポンプが6万円だとか、いろいろあるわけですけれども、この既存の撤去費用だとか、排水管の布設ですね、こういう関係について、もちろん要綱に基づいて支出をされておるわけでございますけれども、もう少しこれを考えていただいて、今家庭で単独槽を使っておる方について極力合併槽にということで、何かPRといいましょうか、そのような形で取り組んでいただければ幸いでございまして、補助対象外の経費は地形によっても違うでしょうけれども、大体今まで設置している方がどのくらいかかっているのか、ちょっとお伺いをさせていただきたいと思います。
○市川金雄議長 設置費の関係、答弁を求めます。
  環境課長。
○岩田功夫環境課長 撤去費の関係でございますが、まず単独槽、それからくみ取り便槽、この撤去費につきましては20万円前後、それから生活排水路の整備につきましては、ちょっとそのケースケースによって金額のほうはまちまちでございます。一概にこの金額ということは言えない状況です。放流ポンプの設置につきましては30万円ほどかかっているという数字が出ております。
  以上でございます。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  6番、堀口議員。
○6番 堀口 宏議員 いろいろ撤去費用がかかるわけですけれども、その点について、先ほど申し上げましたけれども、ちょっと要綱でいくと補助金が少ないんじゃないかなと思っておるわけでございまして、これについても検討するよう要望させていただきたいと思います。
  以上でございます。
○市川金雄議長 要望でよろしいでしょうか。
  ご苦労さまでした。
  ほかに。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 これをもって質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 討論を終結いたします。
  これより議案第31号 平成20年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計予算を採決いたします。
  本案は、原案のとおり予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○市川金雄議長 起立全員であります。
  よって、議案第31号は原案のとおり可決されました。
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   ◎議案第32号の質疑、討論、採決
○市川金雄議長 続いて、日程第7、議案第32号 平成20年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計予算の質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  6番、堀口議員。
○6番 堀口 宏議員 6番、堀口でございます。
  この奨学事業につきましては、先般の説明だと219人ですか、貸し付けをしておりまして、人材の育成が図られておるわけでございますけれども、この中で283ページの特別奨学金の関係でございますけれども、先般の説明だと15人という説明がございましたけれども、何かこの前の予算概要だと30名というようなことが記入してあったようでございますけれども、どちらが正しいのか、また特別奨学金については、内容ですね、何が何名なのか、ちょっと説明をお願いいたしたいと思います。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  教育総務課長。
○須永文男教育総務課長 お答え申し上げます。
  特別奨学金の貸し付けの内容についてですけれども、30人は前の説明のときはそういう形だったんですけれども、この議案にありますように、特別奨学金15人ということで変更させていただきました。前のは間違いでございました。
  そうしまして、この15人につきましてその内容ですけれども、高等学校が4人、大学生が6人、短期大学2人、医学部・歯学部への進学生が1人、専門学校2人ということで、合計しまして15人ということで予算を組ませていただきました。
  以上でございます。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
○6番 堀口 宏議員 わかりました。
○市川金雄議長 ほかに。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 これをもって質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 討論を終結いたします。
  これより議案第32号 平成20年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計予算を採決いたします。
  本案は、原案のとおり予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○市川金雄議長 起立全員であります。
  よって、議案第32号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第33号の質疑、討論、採決
○市川金雄議長 続いて、日程第8、議案第33号 平成20年度ときがわ町水道事業会計予算の質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  7番、笹沼議員。
○7番 笹沼和利議員 1点質問させていただきます。
  ときがわ町水道企業会計は公営企業会計なので、前の予算とはちょっと違う仕組みという のはわかっているんですけれども、今回企業債の関係でこういう形で企業債の、308ページですか、目的というのが出てきているんですけれども、今までの企業債を、例えば本会計のほうで言うと235ページのような調書という形で作成する義務は負っていないとは思うんですけれども、そういうわかるということができるんでしょうか、できないんでしょうか。よろしくお願いいたします。
○市川金雄議長 企業債に関する質疑に対して答弁を求めます。
  中藤水道課長。
○中藤和重水道課長 お答えいたします。
  これらの水道企業会計の様式につきましては公営企業法で決まっておりまして、この中に笹沼議員ご質問の様式が入っていないということでございます。
  以上です。
○市川金雄議長 7番、笹沼議員。
○7番 笹沼和利議員 公営企業会計の法で決まっているので、こういう形で仕方ないというのはわかってはいるんですけれども、やはり非常に調書という形でわかりやすいので、そういうのも今度公営企業会計についてもいろいろ再生法で変わってくるかとは思ってはいるんですけれども、その辺について何か、本会計の中でなくても結構なんですけれども、お示しいただければありがたいんですけれども。
○市川金雄議長 中藤水道課長。
○中藤和重水道課長 ご要望のとおり、対応したいと思います。
  以上です。
○市川金雄議長 よろしいですか。
  続いてございますか。
  4番、野原和夫議員。
○4番 野原和夫議員 この予算を見ますと、本来純利益がある場合は減債積立金とか建設積立金、これは法で定められてあると思うんですが、なかなか利益がない現状の中で、当年度未処分利益剰余金これも赤字、こういう中でこれも内部留保資金を使ってしまっているんだと思うんですが、このようで説明でよいのかどうか。それで、こういう中で滑川、嵐山町等は、石綿管の移設がもう終わっている状況です。今後、ときがわ町がまだ大分残っている中で、こういう予算の組み方、お金を積めない状態の中で、課長も大分苦労していると思いますが、今後プラス思考に持っていく方法があるのかどうか。それで、石綿管更新事業を進め られる事業がどういうふうに進められて、どのくらいの計画で終わるのか、これも長い年月がかかってしまうようではなかなか大変だと思うんですが、この点についてお伺いしたいんですが。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  中藤水道課長。
○中藤和重水道課長 お答えいたします。
  これまで水道事業につきましては、計画的な事業の更新というのはなかなかなされていない状況でしたが、先般ご説明したとおり、現状を把握しまして、計画的な事業執行ということで、向こう5年間につきまして具体的な事業を設定しているところでございます。
  特に、野原議員ご質問の石綿セメント管の更新につきましては、これまでは従来議会で年間500メートルということでお話ししておりましたが、今後5年間につきましては、年平均1キロということで、約2倍に事業を増加しておるところでございます。現時点での石綿の残りの総延長は16キロでございます。今後5年間は1年1キロ頑張りたいと思いますので、事業の終了につきましては、今後の頑張りようを見守っていただきたいと思います。
  以上です。
○市川金雄議長 4番、野原和夫議員。
○4番 野原和夫議員 年1キロ、16年、見守っていただくのは見守りますけれども、やっぱりこの中で計画そのものがきちんと定められないような内容があるのではないかと思うんだけれども、もう1回、課長も大変だと思いますが、そこを計画的なもの、すばらしいところがあったら是非教えていただければありがたいんですが。
○市川金雄議長 水道課長。
○中藤和重水道課長 質問の趣旨の確認をさせていただきたいんですが、すばらしい......
○4番 野原和夫議員 すばらしいといってもわからないと思いますが、自分はこういうことでこの計画はきちんと遂行していきたい、今の計画だと年1キロ、計画は計画ですから、必ず実行するような強い意思表示があってもいいのではないか。これを2キロに私はふやす計画ですとか、そういう目標があってしかるべきで、そういう点。
○市川金雄議長 水道課長。
○中藤和重水道課長 お答えいたします。
  水道事業が石綿更新だけでよろしいということでしたら、それに全経費を投入しまして行えますが、それ以外にも県水受水事業、あるいは石綿以外の老朽施設がございますので、それらをトータルでバランスよく事業を進めると、石綿事業については1キロということになります。トータルでバランスよく事業を進めてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  ご苦労さまでした。
  ほかに。
  1番、前田議員。
○1番 前田 栄議員 1番、前田です。
  水道会計のところで、課長が平成19年度に経営健全化計画を立てたとおっしゃったんですけれども、考えると、やっぱりときがわ町の水道がこれから一番ときがわ町においてネックになるような気もするんですけれども、この経営健全化計画の座長というかトップはだれなのかと、あと組織の人というのは水道課の人なんだか、ほかの課の人が入っているということが1点と、この経営健全化計画の一番の目的ですか、借金返済なのか、それとも今言った石綿管の設備投資のほうを重点に置いているのか、その目的というか一番のポイントを教えてください。
○市川金雄議長 中藤水道課長。
○中藤和重水道課長 お答えいたします。
  経営健全化計画は、繰上償還を繰り入れ承認していただくに当たり、削減を義務づけられたものでございます。したがいまして、検討委員会等の委員会は設置してございません。
  なお、目的ということですが、今ご説明したとおり、繰上償還に当たって設定したものですから、繰上償還による財政負担の軽減が主な目的でございます。
  以上です。
○1番 前田 栄議員 わかりました。
○市川金雄議長 よろしいですか。
  ほかに。
  15番、長島議員。
○15番 長島良男議員 15番、長島でございます。
  この予算書の数字には直接は関係ないんですが、和田の浄水場の井戸が3本掘ってあると、その中の2本は取水量が減っていると、残る1本も非常に目詰まり等を起こして取水が少ないという話を聞いているんですが、この井戸につきまして、民地をお借りして掘ってあるの かと思うんですけれども、としたら、昔に戻ると思いますけれども、民地の地主さんとの管理上の問題というのは何か契約を結んであるようなものがあるんでしょうか。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  中藤水道課長。
○中藤和重水道課長 お答えいたします。
  お答えいたします前に、民地を借りているというご指摘でしたが、3本のうちのどこか具体的にご指摘いただけるとありがたいんですけれども。
○15番 長島良男議員 3本のうちの和田橋のすぐ下ですね。
  つけ加えてまたお話ししちゃいます。
  実は、河川敷には掘れないと思うんですよね、井戸は。ですから、恐らく河川敷から外れた民地だと思うんですが、その地主さんも世代交代しまして、今若い者がやっていると。そして、いろいろ土地のほうが草になってどうしようもないと。そういったときに、今ですから、若い人は草刈りをいつもやるのは大変と、除草剤をまきたいと、そういったものを、薬を散布させていただいてよろしいのかどうかというようなお話を賜りましたので、質問させていただいたわけなんす。
○市川金雄議長 今のは民地がそういう状況にあるということ、それを踏まえてお願いします。
  水道課長。
○中藤和重水道課長 長島議員さんのご指摘の土地については、今ここに土地の使用貸借一覧表がございますが、こちらで管理はしておりません。
  和田の井戸につきましては、第1、第2、第3の井戸がございますが、それらについては、ときがわ町の水道課が所有している物件でございますので、長島議員ご指摘の土地については、現在こちらの賃借の一覧表には入ってございません。
  以上です。
○市川金雄議長 長島議員。
○15番 長島良男議員 ちょっと私も場所のほうをなかなか口頭で申し上げるというのは非常にあれなんですが、そうするとお借りしている方の地権者の名簿等はあるわけなんでしょうか。
  ですから、私の思っているところと課長のほうの井戸の位置がずれているのかなというふうに思うわけなんですけども。
○市川金雄議長 水道課長。
○中藤和重水道課長 お答えいたします。
  こちらで持っている台帳と長島議員ご指摘の質問とちょっとかみ合いませんので、後ほどちょっと調べさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
○市川金雄議長 町長。
○関口定男町長 では、水道につきましては、先ほど前田議員からもありましたけれども、確かにときがわ町にとっては非常に頭の痛い問題でありまして、これはもうさかのぼること、今から40年前に水道事業とか始められております。一番初めは七重からの水道水で、前都幾川、玉川、旧の両村に水を配水していた。その当時は、配水の管もビニール管、石綿管もありますし、ビニール管も各家庭に給水をする、配水をするときにビニール管を使ってありましたけれども、このビニール管等も民地を通ってしまったりとか、それからまたジョイントも今みたいにちゃんとジョイントしてなくて、あぶって膨らませてそれを突っ込んだり、そういうままの状態のがほとんどであります。ですから、石綿管の今のご質問もありましたけれども、石綿管ももう20年、30年も前の石綿管がありますので、その辺の入れかえもしなくてはいけないですし、それからもともとが、先ほどちらっと滑川の話が出ましたけれども、滑川は面積も狭いですし平らですから、また配水池等もそんなにないですから、県水をいきなり導入していますから、そういう経費はかからないんですけれども、このもともとの都幾川玉川水道企業団、今水道課で管理をしているわけですけれども、これは山間地はありますし、もともと七重から取っていたわけですから、水が足りないということで、今度は和田橋から取ったと。これが足りないというので、本郷あたりから取るかという話もありましたけれども、それは本郷のところはなかなか地主さんのオーケーがとれないという状況がありまして、この水については非常に苦労をしていまして、最終的に私が企業長のときに判断をして、県水の導入を決断したわけです。その前にも、やはり県水導入の決断というのがありまして、平成12年度に大体今の本郷の貯水池までの水道の県水導入は図られておりまして、その返済がこの平成19年度が返済のピークになっております。ですから、そのままいけば、また今度はずっと下がってきて、経営的には楽になっていくかなと思ったんですが、もう先ほど言いましたように、施設も老朽化しています。配水施設も幾つもありますので。ですから、そういう施設も幾つもあって施設が老朽化している、管も老朽化している、そういう状況であります。
  ですから、先ほどの長島議員のご指摘の給水をしている場所についても、はっきりと今返事ができないんですけれども、もし借りてあるんだったら地代を払ってあるからしっかりそ っちに出ていると思うんですが、出ていないということは、そういう契約がはっきりしてあるのかしていないのかというのが定かでないという、それは私なんかちょっと申しわけなかったんですが、前の話で、またそれはちゃんと調べてやりますけれども、早い話が水道につきましても、そういう状況でありまして、今、水道課長が申し上げましたけれども、今回合併をして水道課ということができましたので、水道課としてしっかりと計画を立てて、今までの分を取り返していくということで今努力をしておりますので、その辺のご理解をいただきたいと思います。
○市川金雄議長 よろしいですか。
  長島議員。
○15番 長島良男議員 私のほうも井戸のほうを、本当に場所をこういうふうに口頭で言っているのでなかなか難しいんで、また担当課のほうとも場所等よく確認しまして、やはり除草剤というのは地下へ浸透していきますので、なるべくであればそれは絶対避けたいと思いますので、よく確認しまして、また地主さんのほうへきちんとしたお話を持っていきたいなと思います。ありがとうございます。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  ほかに。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 これをもって質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 討論を終結いたします。
  これより議案第33号 平成20年度ときがわ町水道事業会計予算を採決いたします。
  本案は、原案のとおり予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○市川金雄議長 起立全員であります。
  よって、議案第33号は原案のとおり可決されました。
  ここで、きょうも出席いただきました蜉ト査委員から、予算の関係が終了いたしましたので退席をいたしたいという申し入れがございました。これを許可いたします。
  蜉ト査委員、ご苦労さまでした。
          (蛛@弘代表監査委員退席)
  暫時休憩いたします。再開を2時30分からお願いいたします。
                                (午後 2時14分)
─────────────────────────────────────────────────
○市川金雄議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午後 2時30分)
─────────────────────────────────────────────────
   ◎常任委員の選任について
○市川金雄議長 続いて、日程第9、選任第1号 常任委員の選任についてを議題といたします。
  常任委員の選任については、ときがわ町議会委員会条例第7条第1項の規定により、議長において指名したいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 異議なしと認め、指名いたします。
  まず、総務常任委員会、小宮正議員、笹沼和利議員、伊得一夫議員、島田豊議員、野原兼男議員、市川金雄議員、以上6名です。
  文教厚生常任委員会、野口守隆議員、野原和夫議員、鳥越準司議員、堀口宏議員、田中旭議員、以上5名です。
  産業建設常任委員会、前田栄議員、増田和代議員、市川洋議員、岩田鑑郎議員、長島良男議員、以上5名です。
  これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 異議なしと認めます。
  よって、ただいま指名いたしました以上の議員を、それぞれの常任委員に選任することに決定いたしました。
  ここで暫時休憩いたします。
                                (午後 2時34分)
─────────────────────────────────────────────────
○市川金雄議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午後 2時39分)
─────────────────────────────────────────────────

       ◎常任委員長及び副委員長の互選について
○市川金雄議長 ときがわ町議会委員会条例第8条第1項の規定により、常任委員長、副委員長が互選されましたので、結果を報告いたします。
  総務常任委員長に小宮正議員、副委員長に野原兼男議員。
  文教厚生常任委員長に田中旭議員、副委員長に鳥越準司議員。
  産業建設常任委員長に長島良男議員、副委員長に市川洋議員。
  以上の議員が互選されましたので、報告いたします。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議会運営委員の選任について
○市川金雄議長 続いて、日程第10、選任第2号 議会運営委員の選任についてを議題といたします。
  議会運営委員の選任については、ときがわ町議会委員会条例第7条第1項の規定により、議長において指名したいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 異議なしと認め、指名いたします。
  小宮正議員、野原兼男議員、田中旭議員、鳥越準司議員、長島良男議員、市川洋議員、以上6名です。これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 異議なしと認めます。
  よって、ただいま指名いたしました以上の議員を議会運営委員に選任することに決定いたしました。
  暫時休憩いたします。
                                (午後 2時42分)
─────────────────────────────────────────────────
○市川金雄議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午後 2時45分)
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議会運営委員長及び副委員長の互選について
○市川金雄議長 ときがわ町議会委員会条例第8条第1項の規定により、議会運営委員長、副委員長が互選されましたので、結果を報告いたします。
  委員長に野原兼男議員、副委員長に田中旭議員が互選されましたので、報告いたします。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎小川地区衛生組合議会議員の選挙について
○市川金雄議長 続いて、日程第11、選挙第3号 小川地区衛生組合議会議員の選挙についてを議題といたします。
  お諮りいたします。小川地区衛生組合議会議員の選挙の方法については、地方自治法第118条第第2項の規定により、指名推選にいたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 異議なしと認めます。
  したがって、議長が指名することに決定いたしました。
  小川地区衛生組合議会議員、市川金雄議員、岩田鑑郎議員を指名いたします。
  ただいま議長が指名いたしました市川金雄議員、岩田鑑郎議員を小川地区衛生組合議会議員の当選人と定めることにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 異議なしと認めます。
  したがって、ただいま指名いたしました市川金雄議員、岩田鑑郎議員が当選されました。
  ただいま小川地区衛生組合議会議員に当選いたしました市川金雄議員、岩田鑑郎議員が議場におられます。会議規則第33条第2項の規定によって当選の告知をいたします。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎比企広域市町村圏組合議会議員の選挙について
○市川金雄議長 続いて、日程第12、選挙第4号 比企広域市町村圏組合議会議員の選挙についてを議題といたします。
  お諮りいたします。比企広域市町村圏組合議会議員の選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選にいたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 異議なしと認めます。
  したがって、議長が指名することに決定いたしました。
  比企広域市町村圏組合議会議員、市川金雄議員、鳥越準司議員を指名いたします。
  ただいま議長が指名いたしました市川金雄議員、鳥越準司議員を比企広域市町村圏組合議会議員の当選人と定めることにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 異議なしと認めます。
  したがって、ただいま指名いたしました市川金雄議員、鳥越準司議員が当選されました。
  ただいま比企広域市町村圏組合議会議員に当選いたしました市川金雄議員、鳥越準司議員が議場におられます。会議規則第33条第2項の規定によって当選の告知をいたします。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎同意第1号の上程、説明、質疑、討論、採決
○市川金雄議長 日程第13、同意第1号 監査委員の選任についてを議題といたします。
  地方自治法第117条の規定により、堀口宏議員の除斥を求めます。
          (6番 堀口 宏議員退席)
○市川金雄議長 議会事務局長に朗読させます。
○野原泰子議会事務局長 朗読いたします。
  同意第1号 監査委員の選任について。ときがわ町監査委員に次の者を選任することについて同意を求める。住所、埼玉県比企郡ときがわ町大字日影700番地。氏名、堀口宏。平成20年3月10日提出。ときがわ町長、関口定男。
  以上でございます。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  続いて、提案者から提案理由の説明を求めます。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、同意第1号 監査委員の選任について、提案理由を申し上げます。
  前任者増田和代氏から一身上の都合による退職の申し出があり、後任者堀口宏氏を議会選出監査委員として選出することについて同意を得たいので、地方自治法第196条第1項の規定により、この案を提出するものであります。
  よろしくお願いいたします。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  これより日程第13、同意第1号 監査委員の選任についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 質疑なしと認めます。
  これをもって質疑を終結いたします。
  人事案件でありますので、討論を省略し、直ちに採決したいと思いますが、これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 異議なしと認めます。
  これより同意第1号 監査委員の選任についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり同意することにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 異議なしと認めます。
  よって、同意第1号は原案のとおり可決いたしました。
  堀口宏議員の除斥を解きます。
          (6番 堀口 宏議員入席)
○市川金雄議長 堀口宏議員に申し上げます。
  原案のとおり可決いたしましたので、よろしくお願いいたします。
  ここで堀口宏議員からあいさつの申し出がございますので、これを許可いたします。
  堀口宏議員。
○6番 堀口 宏議員 一言ごあいさつをさせていただきます。
  ただいまは、監査委員というようなことで選任、また同意をいただきましてまことにありがとうございます。三位一体の改革だとか少子高齢化社会を迎えまして、大変厳しい行財政でございます。またいろいろと厳しさを求められておる昨今でございまして、最少の経費で最大の成果が上げられますよう、的確に監査を執行してまいりたいと思いますので、よろしくご指導のほどお願いをいたしたいと思います。大変、きょうはありがとうございました。(拍手)
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。どうぞ、これからもよろしくお願いいたします。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎農業委員会委員の推薦について
○市川金雄議長 日程第14、推薦第1号 農業委員会委員の推薦についてを議題といたします。
  お諮りいたします。推薦の方法は、議長によって推薦したいと思いますが、これにご異議ございませんか。

                     (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 異議なしと認めます。
  よって、推薦の方法は議長によって推薦いたします。
  ときがわ町農業委員会委員の推薦について、農業委員会等に関する法律第12条第1項第2号の規定により、議会が推薦する農業委員会の所掌に属する事項につき、学識経験者を有する者として、次の者を推薦いたします。
  最初に、ときがわ町大字西平465番地、伊得一夫。
  ここで、伊得一夫議員に申し上げます。
  地方自治法第117条の規定により除斥を求めます。
          (9番 伊得一夫議員退席)
○市川金雄議長 お諮りいたします。伊得一夫議員をときがわ町農業委員会委員に推薦することにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 異議なしと認めます。
  よって、伊得一夫議員を推薦することに決定いたしました。
  伊得一夫議員の除斥を解きます。
          (9番 伊得一夫議員入席)
○市川金雄議長 伊得一夫議員に申し上げます。
  ときがわ町農業委員会委員に推薦することに決定いたしました。
  次に、推薦する者として、ときがわ町大字関堀99番地1、市川洋。
  ここで、市川洋議員に申し上げます。
  地方自治法第117条の規定により除斥を求めます。
          (10番 市川 洋議員退席)
○市川金雄議長 お諮りいたします。市川洋議員をときがわ町農業委員会委員に推薦することにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 異議なしと認めます。
  よって、市川洋議員を推薦することに決定いたしました。
  市川洋議員の除斥を解きます。
          (10番 市川 洋議員入席)
○市川金雄議長 市川洋議員に申し上げます。
  ときがわ町農業委員会委員に推薦することに決定いたしました。
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   ◎議員派遣について
○市川金雄議長 日程第15、議員派遣についてを議題といたします。
  お諮りいたします。議員派遣につきましては、ときがわ町議会会議規則第121条の規定により、お手元に配付したとおり派遣いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 異議なしと認め、よって議員を派遣することに決定いたしました。
  なお、結果報告につきましては、議長の諸報告の中で報告いたします。
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   ◎延会について
○市川金雄議長 お諮りいたします。本日の会議はこの程度にとどめ延会したいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 異議なしと認めます。
  よって、本日はこれをもちまして延会することに決定いたしました。
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   ◎延会の宣告
○市川金雄議長 大変ご苦労さまでございました。
                                (午後 2時58分)