ときがわ町告示第56号

 平成20年第2回ときがわ町議会定例会を下記のとおり招集する。

  平成20年5月26日

                        ときがわ町長  関  口  定  男

                    記

 1 日  時  平成20年6月3日(火)


 2 場  所  ときがわ町議会議場

               ○応招・不応招議員

応招議員(16名)
  1番  前 田   栄 議員          2番  野 口 守 隆 議員
  3番  小 宮   正 議員          4番  野 原 和 夫 議員
  5番  鳥 越 準 司 議員          6番  堀 口   宏 議員
  7番  笹 沼 和 利 議員          8番  増 田 和 代 議員
  9番  伊 得 一 夫 議員         10番  市 川   洋 議員
 11番  岩 田 鑑 郎 議員         12番  島 田   豊 議員
 13番  田 中   旭 議員         14番  野 原 兼 男 議員
 15番  長 島 良 男 議員         16番  市 川 金 雄 議員

不応招議員(なし)


            平成20年第2回ときがわ町議会定例会

議 事 日 程(第1号)

                            平成20年6月3日(火)  
                            午前9時30分開会     
      開会及び開議の宣告
日程第 1 会議録署名議員の指名
日程第 2 会期の決定について
日程第 3 諸報告
日程第 4 報告第 1号 平成19年度ときがわ町一般会計繰越明許費繰越計算書の報告に
             ついて
日程第 5 議案第34号 専決処分の承認を求めることについて(ときがわ町固定資産評価
             員の選任について)
日程第 6 議案第35号 専決処分の承認を求めることについて(ときがわ町税条例の一部
             改正)
日程第 7 議案第36号 専決処分の承認を求めることについて(ときがわ町国民健康保険
             税条例の一部改正)
日程第 8 議案第37号 埼玉県市町村総合事務組合の規約変更について
日程第 9 議案第38号 ときがわ町事務手数料条例の一部改正について
日程第10 議案第39号 ときがわ町ひとり親家庭等の医療費の支給に関する条例の一部改
             正について
日程第11 議案第40号 ときがわ町乳幼児医療費支給に関する条例の一部改正について
日程第12 議案第41号 町道路線の廃止について
日程第13 議案第42号 町道路線の認定について
日程第14 議案第43号 町道路線の廃止について
日程第15 議案第44号 町道路線の認定について
日程第16 議案第45号 ときがわ町立明覚小学校校舎耐震補強及び大規模改造工事請負契
             約の締結について
日程第17 議案第46号 平成20年度ときがわ町一般会計補正予算(第1号)
日程第18 議案第47号 平成20年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計補正予算
             (第1号)
日程第19 議案第48号 平成20年度ときがわ町水道事業会計補正予算(第1号)
日程第20 選挙第 5号 埼玉県後期高齢者医療広域連合議員選挙について
日程第21 議員提出議案第2号 子宮頸がん予防ワクチンに関する意見書の提出について
日程第22 常任委員会報告
日程第23 議会運営委員会報告
日程第24 一般質問
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出席議員(16名)
     1番  前 田   栄 議員     2番  野 口 守 隆 議員
     3番  小 宮   正 議員     4番  野 原 和 夫 議員
     5番  鳥 越 準 司 議員     6番  堀 口   宏 議員
     7番  笹 沼 和 利 議員     8番  増 田 和 代 議員
     9番  伊 得 一 夫 議員    10番  市 川   洋 議員
    11番  岩 田 鑑 郎 議員    12番  島 田   豊 議員
    13番  田 中   旭 議員    14番  野 原 兼 男 議員
    15番  長 島 良 男 議員    16番  市 川 金 雄 議員
欠席議員(なし)
地方自治法第121条により、今定例会に説明のため出席する者及び同委任を受けた者の職氏名
町長
関 口 定 男 
副町長
関 口   章
理事兼町民課長
 蛛@太一郎
理事兼窓口
センター所長
柴 崎 政 利
総務課長
野 原 泰 子
企画財政課長
久 保   均
税務課長
岡 野 吉 男
会計管理者兼
会計室長
須 永 文 男
福祉課長
小 沢 俊 夫
環境課長
岩 田 功 夫
産業観光課長
山 崎 政 明
建設課長
桑 原 和 一
水道課長
中 藤 和 重
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教育長
戸 口 皓 雄 
教育総務課長
内 室 睦 夫 
生涯学習課長
小 島   昇 
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議会事務局長
柴 崎 秀 雄 
書記
荻久保 充 也 

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   ◎開会及び開議の宣告
○市川金雄議長 おはようございます。
  大変ご苦労さまでございます。
  ただいまの出席議員は16名でありますので、定足数に達しております。
  これより、平成20年第2回ときがわ町議会定例会を開会いたします。
  なお、平成20年4月1日に、議会基本条例が施行されたことに伴い、今定例会より、町長などから、1議員の同一質疑に対し3回まで、一般質問に対しては、回数制限を設けず、1時間の範囲内で反問を受け入れることになりました。
  また、十分議論を尽くすため、必要があれば質疑と討論の間に議員間の討議の場を設けることになりました。討議における発言は、1議案につき1議員3回までとします。あらかじめご承知おきください。
  なお、初めての試みのため、詳細については議長判断にお任せ願いたいと存じます。
  直ちに本日の会議を開きます。
                                (午前 9時30分)
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   ◎議事日程の報告
○市川金雄議長 本日の議事日程を報告いたします。
  議事日程は配付したとおりであります。
  議会事務局長に朗読させます。
○柴崎秀雄議会事務局長 朗読いたします。
  平成20年第2回ときがわ町議会定例会議事日程(第1号)平成20年6月3日午前9時30分開会。日程、議案番号、件名、開会及び開議の宣告。第1、会議録署名議員の指名。第2、会期の決定について。第3、諸報告。第4、報告第1号 平成19年度ときがわ町一般会計繰越明許費繰越計算書の報告について。第5、議案第34号 専決処分の承認を求めることについて(ときがわ町固定資産評価員の選任について)。第6、議案第35号 専決処分の承認を求めることについて(ときがわ町税条例の一部改正)。第7、議案第36号 専決処分の承認を求めることについて(ときがわ町国民健康保険税条例の一部改正)。第8、議案第37号 埼玉県市町村総合事務組合の規約変更について。第9、議案第38号 ときがわ町事務手数料条例の一部改正について。第10、議案第39号 ときがわ町ひとり親家庭等の医療費の支給に 関する条例の一部改正について。第11、議案第40号 ときがわ町乳幼児医療費支給に関する条例の一部改正について。第12、議案第41号 町道路線の廃止について。第13、議案第42号 町道路線の認定について。第14、議案第43号 町道路線の廃止について。第15、議案第44号 町道路線の認定について。第16、議案第45号 ときがわ町立明覚小学校校舎耐震補強及び大規模改造工事請負契約の締結について。第17、議案第46号 平成20年度ときがわ町一般会計補正予算(第1号)。第18、議案第47号 平成20年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計補正予算(第1号)。第19、議案第48号 平成20年度ときがわ町水道事業会計補正予算(第1号)。第20、選挙第5号 埼玉県後期高齢者医療広域連合議員選挙について。第21、議員提出議案第2号 子宮頸がん予防ワクチンに関する意見書の提出について。第22、常任委員会報告。第23、議会運営委員会報告。第24、一般質問。
  以上でございます。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
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   ◎会議録署名議員の指名
○市川金雄議長 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
  会議規則第120条の規定により、8番、増田和代議員、9番、伊得一夫議員、以上の2名を本会期中の会議録署名議員に指名いたします。
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   ◎会期の決定について
○市川金雄議長 日程第2、会期の決定についてを議題といたします。
  議会運営委員長の報告を求めます。
  野原兼男委員長。
○野原兼男議会運営委員長 おはようございます。
  会期の決定について、議会運営委員会報告をいたします。
  平成20年第2回定例会における会期及び日程等について、去る5月26日午前9時30分から第二庁舎3階会議室において議会運営委員会を開催いたしました。委員会は、委員全員の出席と議長、副議長、町長、副町長、総務課長、議会事務局長、書記の出席を得て、平成20年第2回定例会に提出される議案等についての説明を求め、会期について協議いたしました。
  その結果、会期予定表のとおり、平成20年第2回定例会は6月3日から6月13日までの11日間と決定とすることで決定いたしました。
  以上でございます。
  ちょっと、予定表のほうを見ていただきたいと思いますけれども、本日、6月3日、4日、一応、本会議ということになっております。6月5日、6日が各常任委員会になっております。7日から9日までを休会といたします。6月10日から11、12、3日間を一般質問といたします。一般質問につきましては、通告順で、6月10日、堀口議員から鳥越議員まで、2日目が野原議員から笹沼議員まで、12日、3日目が伊得議員から岩田議員までとなっております。それから、13日を予備日としております。
  以上でございます。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  お諮りいたします。本定例会の会期は、委員長報告のとおり本日から6月13日までの11日間といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 異議なしと認めます。
  よって、本定例会の会期は11日間と決定いたしました。
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   ◎諸報告
○市川金雄議長 日程第3、諸報告を行います。
  地方自治法第121条の規定により、本定例会に説明のため出席する者及び同委任を受けた者の職、氏名は別紙配付したとおりでありますので、ご了承願います。
  次に、監査委員から平成20年3月から平成20年5月までの例月出納検査の報告がありましたので、お手元に配付しておきました。ごらんいただきたいと思います。また、詳細につきましては、議会事務局にございますので、ごらんいただきたいと存じます。
  次に、地方自治法第243条の3第2項の規定に基づき、比企土地開発公社から経営状況を説明する書類が提出されました。ごらんいただきたいと存じます。
  次に、3月議会の議決をいただきました議員派遣について報告いたします。議会広報研修会が、平成20年5月1日、埼玉県自治会館において開催され、議会報編集委員3名が出席いたしました。結果報告につきましては、別紙により掲げてありますので、ごらんいただきたいと存じます。
  次に、地方自治法第122条の規定により、事務に関する説明書が提出されておりますので、ごらんいただきたいと存じます。
  続いて、一部事務組合における議会報告を行います。
  比企広域市町村圏組合議会の報告を求めます。
  鳥越議員。
○5番 鳥越準司議員 おはようございます。5番、鳥越でございます。
  比企広域市町村圏組合議会の報告をさせていただきます。
  平成20年第2回比企広域市町村圏組合議会臨時会が、去る平成20年6月2日、昨日でございますけれども、午後2時より東松山市議場におきまして開催され、当町議会からは市川金雄議員、私、鳥越議員が出席いたしました。臨時会では、当ときがわ町選出でありました田中議員、市川洋議員にかわり、今回より出席いたしました市川金雄議員、鳥越議員の紹介があり、常任委員会の指定では市川金雄議員は総務常任委員会、鳥越議員は厚生常任委員会に指定されました。
  提出された議案は、監査委員の選出、財産の取得、平成20年度消防特別会計補正予算及び埼玉県市町村総合事務組合の規約変更、各1件が上程され、原案どおり可決されました。
  付議された議案は、1番、監査委員の選出について、当町選出の田中議員が在籍しました監査委員でございますけれども、辞任に伴い欠員となりました監査委員の選出を行い、吉見町議長の小宮榮氏が選出されました。
  2番、財産の取得について。
  小川消防署東秩父分署の消防車老朽化に伴う新しい消防車への更新を行うものです。購入先は株式会社モリタ東京ポンプ営業所で、契約金額3,496万5,000円(税込)でございます。
  3番、平成20年度比企市町村圏組合消防特別会計補正予算(第1号)につきまして行いました。
  消防車の更新に伴う国庫補助金905万7,000円の確定と、消防団員退職報奨金の支出が予定を超えた消防団員の退職があり、300万円の増額が生じたことにより補正が必要になったことの説明がありました。当初予算に1,205万7,000円を追加し、歳入歳出が32億6,205万7,000円となるものです。
  4番、埼玉県市町村総合事務組合の規約変更について。
  皆野・長m水道企業団が解散したこと、秩北衛生下水道組合が名称を変更したこと、朝霞市が平成21年4月1日から埼玉県市町村総合事務組合規約第4条第3号に掲げる事務を共同処理すること及び組合議員の選出方法等に関しての規定を整備するためのものでございます。
  以上でございます。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  以上で、一部事務組合議会の報告を終わります。
  次に、町長からあいさつを兼ねての行政報告の申し入れがあります。これを許可します。
  関口町長。
○関口定男町長 おはようございます。
  議長のお許しをいただきましたので、ごあいさつを兼ねまして、行政報告を申し上げます。
  本日は、平成20年第2回ときがわ町議会定例会を招集申し上げましたところ、議員各位におかれましては、ご多忙のところ全員のご出席をいただきまして、会議が開催できますことを厚く御礼を申し上げます。
  ときがわ町も合併いたまして2年が経過いたしました。この間、住民の皆様のご理解とご協力をいただきまして、順調に推移をしておりますことに対しましても、重ねて感謝を申し上げます。
  さて、中国・四川で起きた今回の大地震では、日本の緊急援助隊が救出活動に参加したものの、活動要請に多くの時間を要し、援助隊の優秀な能力を十分生かすことができなかったことは、大変残念に思います。
  ときがわ町におきましても、平成19年3月に地域防災計画を策定し、災害対策の総合的・円滑的実施を図るために、災害対策上重要な組織を整備し、防災組織の万全を期することを基本方針に掲げまして、安全確保に取り組んでいるところであります。これから、なお一層気を引き締めていきたいと考えております。
  さて、本日ご提案申し上げます議案は、繰越計算書の報告1件、専決処分の承認を求める件3件、組合の規約の変更1件、条例の一部改正3件、町道の廃止、認定関係4件、工事請負契約の締結1件及び補正予算3件でございます。
  主な内容につきましては、町税、国民健康保険税の専決処分、町道の認定、廃止及び人事異動に伴う予算の増減の補正予算であります。よろしくお願いいたします。
  各議案とも、その都度、提案理由をご説明申し上げますので、慎重審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。
  次に、各課の事業の執行状況についてご報告を申し上げます。
  まず、総務課関係について申し上げます。
  安全・安心なまちづくりのために生活安全推進員により、月2回、平日の午後に町内全域を青色回転灯パトロールカーでの巡回を行っていただいております。また、ウオーキングパ トロールの帽子を着用しての見守り活動に4月末現在1,064名の町民の皆様の登録をいただいております。子供たちに対する日ごろの見守り活動等に多くの町民の皆様のご協力をいただいておりますことに対しまして、改めて御礼を申し上げたいと思います。
  また、美しいまちづくりとして町内のボランティア団体等63団体に、サルビアなどの6種類の草花の苗を合わせて1万8,277本配布いたしました。これから秋まで、町内の道路沿いや公園などで植栽され、美しい花が町民の皆様や観光客の目を楽しませてくれると思います。
  次に、交通安全対策につきましては、2月に「交通事故死ゼロを目指す日キャンペーン」を、4月に「春の全国交通安全運動出発式」など、警察を中心に各種団体等のご協力により実施してまいりました。今後とも引き続き交通安全意識の普及、高揚に努めてまいります。
  また、議員の皆様のご理解をいただき、本庁舎北側に花菖蒲まつり等のイベントに対応できるよう、駐車場を整備いたしました。大いに、町の活性化につながるものと期待をしているところであります。
  続いて、企画財政課について申し上げます。
  まず、企業立地支援についてでありますけれども、ご案内のとおり「東プレ埼玉株式会社」がときがわ町に進出することが決定いたしました。平成21年8月の操業を目指し、11月ごろから建築工事が始められようとしております。町といたしましても、全面的に協力してまいりたいと考えております。
  なお、今後もホンダ関連・IT関連企業等の優良企業の誘致を積極的に推進してまいりたいと考えております。
  次に、廃止代替バス・広域バス路線についてでありますが、平成19年10月1日から小川線と大野線の統合を行い、運行時刻の改定を実施いたしましたけれども、昼間の時間帯の運行が薄くなりまして、一部不便になったなどのご意見が寄せられているところであります。現在、これらのご意見を踏まえ、運行時刻表の一部改正について検討を加えております。さらに、町全体の交通網の整備について検討する、これは仮称でありますけれども、地域公共交通懇談会を6月中に立ち上げ、ときがわ町の実情に合った交通体系について、鋭意検討してまいりたいと考えております。
  また、町内各地域を光ファイバー網でつなぐ情報通信基盤整備につきましては、平成20年度に詳細設計を行うこととなっておりますので、6月中に提案競技方式によりまして、業者を選定したいと。そして、現在、その事務を進めているところであります。
  次に、ホームページの整備についてでありますが、現在、ホームページの内容充実に向け た各課の情報収集や利用しやすくするための検討等を行っております。内容がまとまり次第、順次更新を行っていきたいと考えております。
  次に、入札の制度の見直しについてでありますけれども、電子入札を平成21年度から実施する予定になっております。入札資格審査申請の受付が10月ごろに行われる予定となっておりますが、平成20年4月1日の建設業法改正後の新様式による審査を6月中に受けていただく必要がありますので、各業者に周知徹底してまいりたいと考えております。
  次に、税務課関係について申し上げます。
  所得税・住民税の申告相談につきましては、2月18日から3月17日まで、延べ21日間にわたって町内3会場において実施をいたしました。昨年度と同様、3,566件の申告相談をお受けいたしました。
  納税通知書の発送につきましては、新年度に入り5月に軽自動車税に係る通知を4,115通、固定資産税に係る通知を5,516通発送いたしました。また、町県民税の関係につきましては、対象者3,290人分に係る特別徴収の納税通知書を1,219事業所に、普通徴収の納税通知書を対象者3,239人にお送りいたしました。それぞれ順調に納税していただいておるところであります。
  収納関係では、滞納整理期間の特別徴収を設定し、催告書の発送や休日・夜間の臨宅徴収を実施いたしました。収納率のさらなる向上を目指して、納税者と直接面談する機会を多く設け、定期的な納税の確約や滞納金の徴収に鋭意努めてまいりたいと考えております。
  次に、町民課関係について申し上げます。
  ときがわ町の4月1日現在の人口は1万3,391人、世帯数は4,745世帯となっておりまして、昨年と比較いたしますと人口で140人の減、世帯数では41世帯の増となっております。
  次に、4月1日から新しい保険制度として長寿(後期高齢者)の医療制度が開始されました。ときがわ町の資格者数は4月1日現在で75歳以上の方が1,647人、障害認定による方が57人、合計で1,704人となっております。
  新聞・テレビ等で被保険者証が届かない旨の報道がありましたが、ときがわ町におきましては、全員の方にお渡しすることができました。また、問い合わせ等につきましても、混雑することなく比較的スムーズに開始することができました。
  次に、保健センターの事業といたしましては、老人保健法が廃止され、高齢者の医療に関する法律に基づき、新しい健診体制がスタートいたしました。そのため、3月には20歳以上の全世帯を対象に新しい制度のお知らせと、平成20年度の特定健診や集団のがん検診等の申 込書や、65歳以上の方の生活機能調査を実施いたしました。また、5月からは個別の子宮がん検診、胃がん検診が開始され、特に胃がん検診は好評で今年度は検診期間を8月末まで1カ月間延長をいたしました。
  母子保健事業につきましては、今年度から妊婦一般健康診査の公費負担の回数が2回から5回になりました。さらに、町単独での妊婦健診の補助を3回から5回に補助を拡大いたしました。これより、妊婦健診への補助は5回から10回に拡大され、経済的な負担が軽減され安心して健診を受けられることができる体制が整備されましたが、これによりまして少しでも少子化に歯どめがかかればと考えております。
  予防接種事業では、昨年、大学生等にはしかが流行したことから、麻疹の予防接種の2回目として、平成20年度から平成25年度までの間、経過措置として中学1年生と高校3年生相当の年齢の方に対しましては、麻疹・風疹混合ワクチンの接種が定期予防接種に加わりましたので、4月に対象者294人に通知をいたしました。
  地域包括支援センター事業といたしましては、3月に65歳以上の方2,663人に生活機能調査のアンケートを実施いたしまして、1,887通の返信をいただきました。集計の結果、特定高齢者候補者数は659人でありまして、現在、6月の特定高齢者の健診に向けて準備をしているところであります。
  続きまして、福祉課関係について申し上げます。
  昨年度、町で実施していました放課後児童教室を廃止いたしまして、新たに4月1日から萩ケ丘小学校に学童保育所「やまびこ」を設置して、運営を保護者会に委託し事業が開始の運びとなりました。学童保育所「やまびこ」の設置により、ときがわ町すべての小学校区に学童保育所が設置され、放課後児童対策がより充実されました。
  町独自の施策であります家族介護手当制度、これが4月から施行されましたけれども、この認定者は4月末現在9名で、介護度別で言いますと要介護3の方が2名、要介護2の方が7名となっております。この制度の活用に向けて、さらにPRしてまいりたいと考えております。
  次に、環境課関係について申し上げます。
  狂犬病予防集合注射会を4月17日から22日までの4日間実施いたしまして、総計で650頭に予防接種を行いました。
  また、浄化槽設置管理事業につきましては、4、5月分の申請受付数が13件、使用開始届出が5件となっております。今後も住民の方への事業の周知、そして啓発を行いながら、事 業の円滑な実施に努めてまいりたいと思っております。
  次に、産業観光課関係について申し上げます。
  現在、町の特産品化を目指している原木キノコの栽培につきましては、県の農林総合研究センターの職員を招いて、2月9日にヒノキ間伐材を利用したナメコ栽培講習会を開催するなど、キノコ栽培の担い手づくりを進めるとともに、キノコ栽培の拠点施設として、今年度予定している原木キノコのホダ場の整備、候補地の現地調査を行いました。
  また、平成17年度から取り組んでまいりました緑の雇用創出事業につきましては、3名の研修生が町有林を主な研修場所として、間伐や枝打ち、下草刈りなどの林業技術の習得に努めるとともに、キノコ栽培や薪の販売などの複合経営を見込んだ取り組みを行いまして、3月31日をもって3年間の研修期間が終了いたしました。4月からは、中央部森林組合の職員として、また個人起業家としてなど、林業にかかわりながら新たな道を歩んでおります。町といたしましても、引き続き支援をしてまいりたいと考えております。
  次に、町有施設関係につきましては、2月17日にくぬぎむら体験交流館がオープンいたしまして、地元でとれた四季折々の食材を使った郷土料理の「ひもかわ」や「きつね寿司」が提供され、訪れたお客様から好評をいただいているところであります。また、県が取り組んでいる中山間地域ふるさと事業の調査対象地域に椚地区が選定されまして、県から委託を受けた株式会社農協観光によりくぬぎむら体験交流館を中心施設として、モニターツアーや経営研究などが進められまして、経営の体質強化が図られております。
  また、ことしで6回目を迎えるたまがわ花菖蒲まつりが6月8日に開催されます。地域住民と町との協働による整備されたたまがわ花菖蒲園は、今やときがわ町を代表する観光スポットの1つとなりまして、今後も農業、商業の活性化、さらにはときがわ町の活性化に資するものと大いに期待をしております。初夏の彩り、花菖蒲を心ゆくまでごらんいただければと思っております。
  続きまして、建設課関係について申し上げます。
  予算計上いたしました大字西平地内の町道都1630号線道路災害防除工事や大字田黒地内の町道玉1−6号線舗装修繕工事などを順次発注いたしまして、工事の早期完成に努めております。
  また、大字西平地内の都幾川橋詳細設計も発注し、さらに大字本郷及び番匠地内の川北橋予備設計につきましても、現在、埼玉県東松山県土整備事務所と橋梁整備に必要な事前協議を行っているところであります。
  次に、県事業につきましては、多くの事業が予定されておりますが、その中で一般県道西平小川線の西平交差点から小川町へ向かった500メートルの区間について、道路改良工事計画の詳細設計を行っており、今後、用地測量も実施することとなっております。また、一般県道ときがわ坂戸線の玉川工業高校入口交差点から鳩山町までの区間につきまして、歩道整備の測量・設計を行い、その後、関係者へ説明したいと考えております。
  続きまして、教育委員会、教育総務課関係について申し上げます。
  明覚小学校の校舎耐震補強及び大規模改造工事につきましては、5月13日に指名競争入札を行いまして、その落札業者と請負契約を締結すべく今定例会に議案を提案いたします。この工事は、明覚小学校校舎の耐震補強と外壁塗装が主な工事で、夏休み中にすべての工事が終わる予定であります。
  次に、昨年度の「全国学力・学習状況調査」の結果を踏まえた取り組みですが、ときがわ町学力向上推進委員会を中心に「ときがわ町学力向上推進策」を策定し、読み・書き・計算の基礎学力、思考力・判断力・表現力などの応用力を養う具体的方策を定め、町内すべての小・中学校で取り組みを開始いたしました。
  加えて、「特色ある学校づくり予算」を活用して、地域の教育力を導入した教育の推進、体験活動の充実や本物に触れさせる活動の中で、子供たちに「生きる力」を身につけさせているところであります。
  第6回となります夏休み中の中学生海外派遣事業につきましては、都幾川中学校の生徒17名、玉川中学校の生徒3名、全20名の生徒の派遣が決定いたしました。現在、おのおののテーマの設定やニュージーランドについての学習を行っているところでもあります。
  また、5月8日から12日にかけまして、毎年訪問しておりますブロックハウスベイ インターミディエイト スクールの生徒14名が引率者のデイビット・ホワイト副校長先生を初め3名の先生とともに、4泊5日でときがわ町を訪れました。管内の中学校生徒と一緒に授業を受けたり、くぬぎむら体験交流館で木工工作を体験いたしました。また、14軒の家庭でホームステイを受け入れていただきまして、町民の方も国際交流を体験することができました。この事業は昨年度から、一方通行の交流から相互の交流へと発展させ、海外派遣事業の本来の目的が達成できるものへとなっております。
  次に、生涯学習課関係について申し上げます。
  初めに、近日中に予定されている事業について申し上げます。
  社会体育事業の一つでありますチャレンジ教室の開講式を6月20日に行います。これは、 来年3月13日の閉講式までに10回の教室を予定しております。
  また、文化センター自主事業でありますが、第1回目の和の祭典が7月6日に実施されます。今年度は、43団体の出演希望がありまして、今年度におきましても3回の開演を予定しております。
  次に、既に開催等された事業の結果報告を行います。
  まず、社会体育関係につきまして申し上げますと、5月3日に第1回目となりますワンデーウオークが開催されました。せせらぎホールを10時15分にスタートいたしまして、小倉城跡を折り返す13キロメートルのコースで行われました。朝のうち小雨でしたけれども、参加者が少ないのではないかと心配されましたが、約120名の参加者がありまして、最初の事業としては、まずまずの成果があったものと思っております。また、来年度に向けての事業につきましては、準備を行っていきたいと考えております。
  文化財保護関係でありますけれども、3月28日に正式に小倉城跡が「国指定史跡 比企城館跡群 小倉城跡」として指定されました。また、小倉城跡が国指定を受けたことで、今年度、郷土誌講座を4回開催することといたしました。そして、その第1回目を7月に開催する予定でありますので、どうぞ多くの皆さんにご参加をしていただければと思っております。
  続きまして、水道課関係について申し上げます。
  水道課関連では、県水受水施設の築造工事につきまして、5月19日に一般競争入札の公告を行いました。今後は、6月9日に入札を行いまして、請負業者を決定して早期に着工する予定であります。
  以上、事業につきまして行政報告をさせていただきました。
  本日、ご提案申し上げました各議案につきましては、慎重審議の上、ご議決賜りますよう重ねてお願い申し上げまして、本定例会開会に当たりましてのごあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
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   ◎報告第1号の上程、説明、質疑
○市川金雄議長 日程第4、報告第1号 平成19年度ときがわ町一般会計繰越明許費繰越計算書の報告についてを議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○柴崎秀雄議会事務局長 朗読いたします。
  報告第1号 平成19年度ときがわ町一般会計繰越明許費繰越計算書の報告について。
  地方自治法施行令(昭和22年政令第16号)第146条第2項の規定により、平成19年度ときがわ町一般会計繰越明許費繰越計算書を別紙のとおり報告する。
  平成20年6月3日提出、ときがわ町長、関口定男。
  以上でございます。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  報告者から報告理由の説明を求めます。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、報告第1号の報告理由を申し上げます。
  平成19年度に繰越明許費として定めた日影分館新築事業及び中山間地域総合整備事業に係る繰越計算書について報告するものであります。
  細部につきましては、企画財政課長よりご説明申し上げます。
○市川金雄議長 続いて、細部説明を求めます。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 それでは、命によりまして、報告第1号 平成19年度ときがわ町一般会計繰越明許費繰越計算書の報告について、詳細説明をさせていただきます。
  今回の報告につきましては、地方自治法施行令の規定によりまして、繰越計算書を調整いたしましたので、その報告をさせていただくものでございます。
  それでは、繰越計算書のほうをごらんいただきたいと存じます。
  表の構成でございますが、款、項、事業名、金額、翌年度繰越額、左の財源内訳、収入特定財源、未収入特定財源、その内訳といたしまして、国・県支出金、地方債、その他、一般財源となっております。
  まず、2款総務費、1項総務管理費、日影分館新築事業でございます。金額といたしまして3,836万円を翌年度繰越額ということで計上してございます。財源といたしましては、すべて一般財源でございます。
  続きまして、6款農林水産業費、1項農業費、中山間地域総合整備事業でございます。内容といたしましては、市民農園の整備工事というものでございますが、金額といたしまして2,620万円、この額を繰り越しをしてございます。左のその財源内訳といたしまして、国・県支出金が1,437万5,000円、地方債といたしまして950万円、いずれも未収入特定財源でございます。一般財源といたしまして232万5,000円となってございます。この国・県支出金に つきましては、中山間地域総合整備事業補助金ということで、国が55%、県が20%の補助割合でございます。地方債といたしましては、合併特例債95%充当の交付税算入が70%の起債を予定しているところでございます。
  以上、雑駁ではございますが、担当課長としての説明を終わりにさせていただきます。慎重ご審議賜りますようお願い申し上げます。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  これより、日程第4、報告第1号 平成19年度ときがわ町一般会計繰越明許費繰越計算書の報告についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  8番、増田議員。
○8番 増田和代議員 おはようございます。8番、増田和代でございます。
  1点、ちょっと質問いたします。
  日影分館の新築事業ということなんですけれども、今現在の進捗状況はどういうふうになっているんですか、ちょっとお教えください、お願いいたします。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  野原総務課長。
○野原泰子総務課長 ご答弁をさせていただきます。
  4月17日に、ときがわ町の契約の標準事務手続によりまして、7社で入札を行いました。現在は、浄化槽を埋め込みまして、基礎の工事を行っている状態でございます。今、掘削を行っております。工事の終了につきましては、11月30日を工期として予定をしてございます。
  以上です。
○市川金雄議長 増田議員。
○8番 増田和代議員 ありがとうございます。11月30日に完成ということで、本当に住民の方も一日も早く完成することを願っておりますので、この工事が延びないように、よろしくお願いいたします。
○市川金雄議長 ほかに質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 これをもって質疑を終結いたします。
  本案は報告事項でありますので、ただいま報告したとおりでございます。ご了承を賜りたいと存じます。
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   ◎議案第34号の上程、説明、質疑、討論、採決
○市川金雄議長 日程第5、議案第34号 専決処分の承認を求めることについてを議題といたします。
  ここで、岡野税務課長から本人にかかわる案件でありますので、退席する旨申し出がありますので、これを許可いたします。
          (岡野吉男税務課長退席)
○市川金雄議長 議会事務局長に朗読させます。
○柴崎秀雄議会事務局長 朗読いたします。
  議案第34号 専決処分の承認を求めることについて。
  ときがわ町固定資産評価員の選任について、地方自治法(昭和22年法律第67号)第179条第1項の規定により別紙のとおり専決処分したので、その承認を求める。
  平成20年6月3日提出、ときがわ町長、関口定男。
  以上でございます。
○市川金雄議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、議案第34号の提案理由を申し上げます。
  固定資産評価員は、これまで前税務課長堀口彰一が選任されていたが、平成20年3月31日付の退職に伴い、平成20年4月1日付でその後任として現税務課長岡野吉男を選任したので、地方自治法第179条第3項の規定により、この案を提出するものであります。よろしくお願いいたします。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  これより、日程第5、議案第34号 専決処分の承認を求めることについての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 質疑なしと認めます。
  これをもって質疑を終結いたします。
  人事案件でございますので、討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思います。
  これに、ご異議ございませんか。

                     (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 異議なしと認めます。
  これより、議案第34号は原案のとおり承認することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○市川金雄議長 起立全員です。
  よって、議案第34号は原案のとおり可決されました。
  ここで、岡野税務課長の除斥を解きます。
          (岡野吉男税務課長入席)
○市川金雄議長 岡野税務課長に申し上げます。ただいまの議案につきましては、原案のとおり可決されましたので、報告いたします。
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   ◎議案第35号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○市川金雄議長 日程第6、議案第35号 専決処分の承認を求めることについてを議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○柴崎秀雄議会事務局長 朗読いたします。
  議案第35号 専決処分の承認を求めることについて。
  ときがわ町税条例の一部を改正する条例について、地方自治法(昭和22年法律第67号)第179条第1項の規定により別紙のとおり専決処分したので、その承認を求める。
  平成20年6月3日提出、ときがわ町長、関口定男。
  以上でございます。
○市川金雄議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、議案第35号の提案理由を申し上げます。
  地方税法等の一部を改正する法律が平成20年4月30日に施行されたことに伴い、緊急にときがわ町税条例を改正する必要が生じ、平成20年4月30日ときがわ町税条例の一部を改正する条例を専決処分したので、地方自治法第179条第3項の規定により、この案を提出するものであります。
  細部につきましては、税務課長よりご説明申し上げます。
○市川金雄議長 続いて、細部説明を求めます。
  岡野税務課長。
○岡野吉男税務課長 それでは、議案第35号 専決処分の承認を求めることについて、細部説明をさせていただきます。
  本日、用意させていただいた説明資料は議案第35号のほかに、参考資料として資料ナンバー1−1の新旧対照表及び資料ナンバー1−2の主な改正点の一覧表でございます。既に、議員全員協議会において資料ナンバー1−2につきましては、概要をお話しさせていただいておりますので、ここでは議案及び新旧対照表を中心にご説明申し上げたいと思います。
  まず、議案第35号をごらんいただきたいと思います。
  本案の専決処分の承認を求める内容につきましては、ときがわ町税条例の一部改正でございます。
  国の税制改革の一つの地方税法等の一部を改正する法律の施行に伴い、緊急に町の税条例の一部を改正する必要が生じ、去る4月30日に専決処分させていただいたものでございます。専決処分の取り扱いにつきましては、ご理解を賜りたくよろしくお願い申し上げます。
  それでは、1枚めくっていただきたいと思います。
  専決処分の表紙でございますが、ごらんのとおりでございます。
  続いて、1枚めくっていただいて、専決処分の別紙をごらんいただきたいと思います。
  これにつきましては、改正する税条例の本文でございます。2行目から6行目までを朗読いたします。
  ときがわ町税条例の一部を改正する条例、平成20年4月30日、条例第20号。
  ときがわ町税条例(平成18年ときがわ町条例第55号)の一部を次のように改正する。
  以下、7行目の第19条中から改正の内容が記載されておりますけれども、その詳細につきましては、新旧対照表によりご説明申し上げます。
  それでは、次に議案参考資料をごらんいただきたいと思います。
  スペースの関係で横長の形にさせていただいております。ご了解を賜りたいと思います。
  まずは、参考資料の表紙をめくっていただいて、議案第35号関係の資料ナンバー1−1の1ページをお開きください。
  この表は、ときがわ町税条例の一部を改正する条例の新旧対照表でございます。枠の右側が現行、左側が改正後になっております。文字、あるいは空欄の下に引いてあります罫線の部分が改正の箇所でございます。この新旧対照表では左側の改正後の条文を中心にお話をさせていただきたいと思います。
  まず、1ページ、上段の第19条関係につきましては、賦課徴収に係る規定でございます。上段及び下段の改正、罫線の引いてある部分は公的年金の特別徴収制度に係る引用条文の追加でございます。
  次に、1枚めくっていただいて、上の2ページをごらんいただきたいと思います。
  このページから、全体の中ほどの19ページまでが町民税に係る規定でございます。この2ページ上段の左上にありますが、第23条及び下段の第31条につきましては、公益法人関係税制の整備に係るもので、法人の均等割に関する改正でございます。ページ上段の第23条第1項では現行の条文の削除、ページ下段の第31条第2項では引用条文の追加がなされております。
  次に、下のページ、下の3ページから5ページまで続く第31条第2項に係る一覧表についてご説明いたします。
  この一覧表は、法人の区分による均等割の税率をあらわしたものでございます。右側の現行は税率の高い順に記載してありますが、左側の改正後は税率の低い順の記載となっております。この表の中では、特に最低税率の年額5万円に該当する法人区分が改正され、公益社団法人等の最低税率の適用等を盛り込んだ内容となっております。
  なお、税法では額、率を含めて税率と表記させていただいておりますので、ご理解を賜りたいと思います。
  次に、2枚めくっていただいて、上の6ページをごらんいただきたいと思います。
  ページ中ほどの第34条の7でございます。この条項は、8ページ下段まで続きますけれども、寄附金税額控除に係る規定で、新たに追加された条文でございます。その内容は、民間による自発的な公益活動の促進等を図るため、控除対象寄附金等の拡大や地方公共団体に対する寄附金税制の見直しを行うものでございます。税額控除方式による町民税の控除率6%の適用、総所得金額等に対する控除対象限度額の割合の30%への引き上げ、控除の適用下限額の5,000円への引き下げ等の措置が講じられております。
  次に、1枚めくっていただいて、上の8ページをごらんいただきたいと思います。
  ページ下段の第34条の8及び続く9ページ上段の第34条の9につきましては、上場株式等に係る譲渡所得等に対する課税の規定を改正したもので引用条文の変更でございます。
  次に、9ページ下段から11ページに続く第36条の2につきましては、寄附金控除に係る条文の追加等の改正でございます。
  次に、1枚めくっていただいて、見開きの下の11ページをごらんいただきたいと思います。
  ページ上段の第38条から、17ページの第47条の6まで続く条文は、公的年金からの特別徴収制度の創設、いわゆる年金の天引きに係るものでございます。このうち、13ページの第46条の2まで続く前半部分は、主に引用条文の変更でございます。
  次に、1枚めくっていただいて、下の13ページをごらんいただきたいと思います。
  ページ一番下の第47条の2でございます。これから、18ページの第47条の6まで続く公的年金に係る後半の部分は、条文が新たに追加されたものでございます。
  次に、1枚めくっていただきたいと思います。
  上の14ページをごらんいただきたいと思います。第47条の2の続きでございますが、左側に細かい内容が記されております。さらに、その下のほうにも続きますけれども、この条文は主に特別徴収の対象者や税額、徴収方法等を規定した内容となっております。
  それでは、次に公的年金からの特別徴収制度の概要を簡単ですが申し上げます。
  まず、特別徴収の対象者につきましては、当該年度の初日において、国民年金法に基づく老齢年金等の支払いを受けている65歳以上の方でございます。ただし、当該年度の老齢基礎年金額が18万円未満である方は除かれます。
  次に、特別徴収する税額と徴収方法ですが、公的年金の所得に係る所得割額及び均等割額を年6回の年金支給の都度、電子システムの方法により、平成21年10月支給分から特別徴収をさせていただく予定でございます。公的年金受給者の納税に係る利便性及び徴収の効率化を図るための制度の創設であり、是非ご理解を賜りたいと存じます。
  次に、2枚めくっていただいて、18ページをお願いいたします。
  ページ上段の第48条、続く19ページ上段の第50条及び第51条につきましては、公益法人制度への税制改革に伴う改正で、引用条文の変更が主なものでございます。
  次に、下の19ページの下段をごらんいただきたいと思います。
  ここから21ページまで続く条文が固定資産税に関する規定でございます。ページ下段の第54条第5項をごらんいただきたいと思います。下から3行目の中ほどから始まる罫線の部分につきましては、ごらんいただきたいと思いますが、独立行政法人緑資源機構の解散に伴い、独立行政法人森林総合研究所が承継する業務に伴う固定資産に係る改正でございます。
  次に、2枚めくっていただきまして、上の22ページをごらんいただきたいと思います。
  ページ上段の第131条第4項の改正につきましての、今、申し上げました第54条と同様の独立行政法人に係る改正でございます。
  次に、同じ22ページの下段をごらんいただきたいと思います。これから附則が始まります。
  まず、初めの附則第4条の2につきましては、公益法人に係る新規の条文でございます。その内容につきましては、非課税の対象となる法人が寄附を受けた財産が公共目的事業の用に供されなくなった等の一定の理由により、非課税の承認を取り消されたときには、法人を個人とみなして寄附をした時点に戻って、譲渡所得等に係る町民税の所得割を課税するというものでございます。
  次に、1枚めくっていただいて、上の24ページをごらんいただきたいと思います。
  この24ページの下段から、25ページの上段に続く附則第7条の3第3項につきましては、住宅ローン等の申告手続に係る改正でございます。
  次に、下の25ページをごらんいただきたいと思います。
  ページ中ほどの第7条の4につきましては、寄附金税額控除における特例控除額の特例を規定したもので、新たに追加された条文でございます。
  次に、1枚めくっていただいて、上の26ページをごらんいただきたいと思います。
  ページ中ほどの附則第8条の改正につきましては、肉用牛の売却による事業所得に係る所得税の課税の特例として、免税対象飼育牛の売却頭数が年間2,000頭を超える場合の規定を新たに追加したものでございます。ときがわ町には、かかわりが少ないと思います。
  次に、1枚めくっていただいて、上の28ページをごらんいただきたいと思います。
  左側の附則第10条の2でございます。これにつきましては、町民にとってかかわりある部分が出てまいります。
  まず、第1項の1行目をごらんいただきたいと思います。改正部分の法附則第15条の6第1項、または第2項に規定されるという言い回しがありますけれども、ここに規定される住宅とは新築住宅、新築中高層耐火建築住宅に係る住宅でございます。減額特例に係る申告について規定した条文でございます。新築住宅に係る固定資産税の減額特例につきましては、本年3月31日がその適用期限でございました。それを、さらに平成22年3月まで2年間延長するものでございます。
  なお、特例措置の内容は住宅建設の促進を図ることを目的としており、新築後3年間、または5年間、固定資産税の税額を2分の1減額するものでございます。
  次に、下の29ページをごらんください。
  ページ下段の附則第10条の2の第7項、下から5行目になります。その初めの行の中ほどをごらんいただきたいと思います。
  熱損失防止改修住宅という言葉があると思いますが、この第7項の条文につきましては、 本年4月1日から平成22年3月31日までの2年間に熱損失防止を目的として、または工事を含む天井、床、壁等の省エネ改修工事を行った既存住宅に対し、固定資産税額の3分の1を減額するものでございます。これにつきましては、大きくは地球温暖化防止を初めとした環境問題に対する税制上の対応、また民生部門の省エネルギー対策の促進等を目的としたものでございます。
  次に、1枚めくっていただいて、下の31ページをごらんいただきたいと思います。
  ページ上段の附則第16条の3でございます。これにつきましては、金融所得の一体化に向けての措置等の証券税制の見直しのため、上場株式等に係る配当所得に係る町民税の課税の特例を新たに追加したものでございます。
  次に、1枚めくっていただいて、上の32ページをごらんいただきたいと思います。
  この32ページの下段の第16条の4から、43ページの第20条の2までにつきましては、同様に今申し上げたような上場株式に係る譲渡所得及び配当所得の課税、損益通算の特例等に係る改正を行うもので、地方税法改正に基づく引用条文の変更が主なものでございます。
  次に、大分飛びますけれども、7枚めくっていただいて、最後のページでございますが、47ページをごらんいただきたいと思います。
  ページ中ほどの第21条でございます。これにつきましては、公益法人制度改革への対応のための現行の民法第34条法人から移行した法人等に係る特例を新たに追加した条文でございます。
  次に、再び議案第35号の条例本文に戻っていただきたいと思います。
  議案の条例の18ページをお開きいただきたいと思います。
  条例本文の1ページ目から、この18ページまでの中ほどまで続く本則は、先ほど新旧対照表によりご説明した改正内容をお示ししたものでございます。
  次に、このページの中ほどの改正条例の附則をごらんいただきたいと思います。
  まず、附則第1条につきましては、施行期日を規定したものでございます。各条文のそれぞれの内容により、施行期日が公布の日、平成20年12月1日、21年1月1日、21年4月1日、22年1月1日及び22年4月1日からとなっております。
  次に、右の19ページをごらんいただきたいと思います。
  ページ中ほどの附則第2条につきましては、個人の住民税に関する経過措置を規定したものでございます。条文を補足する形で、第1項から22ページの第24項まで、細かい規定を設けた内容となっております。
  次に、3枚めくっていただいて、左の24ページをごらんいただきたいと思います。
  ページ中ほどの附則第3条をごらんいただきたいと思います。これにつきましても、法人の町民税に関する経過措置を規定したものでございます。附則第2条と同様、条文を補足する形で細かい規定を設けた内容となっております。
  次に、最後のページになりますが、1枚めくっていただいて、26ページをごらんいただきたいと思います。
  ページ上段の附則第4条につきましても同様に、固定資産税に関する経過措置を規定したものでございます。
  なかなかわかりづらい条文で、雑駁とした説明になり、大変申しわけないと思っていますが、以上で議案第35号関係の説明を終わらせていただきます。何とぞ、慎重ご審議賜りますようお願い申し上げます。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  暫時休憩いたします。
  再開は11時5分からお願いいたします。
                                (午前10時50分)
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○市川金雄議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午前11時05分)
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○市川金雄議長 これより、日程第6、議案第35号 専決処分の承認を求めることについての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  4番、野原和夫議員。
○4番 野原和夫議員 幾つかありますが、私もわからないことがたくさんあるので聞きます。
  この中で、47条の2、年金より町民税特別徴収等がありますが、住民税、この税の引き落としを年金から天引きというのは来年の10月からだと思うんですが、それについて、この改定された問題については、地方自治法第321条の7の2のただし書きにあるんですが、ただしその他、特例の事情により特別徴収を行うことが適当でないと認められる市町村においては、特別徴収の方法によらないことができるとあります。年金天引きというのは、今、問題となっていますが、この年金の問題も解決されないまま、それを年金から天引きする。本当 に、異常としか言いようがありません。特に、年金5,000万件、解決してないのに特別徴収するのはおかしいと思います。
  そして、6月議会でこの問題に触れて専決処分せずに、議会で審議すべきではないかなと思うんですね。こういう問題を踏まえて、地方自治にとっては大きな問題ではないかなと思います。税に対する町の対応は、今まで個別に暮らしの事情など丁重に相談に乗り、納税分を少しずつ払ってもらうなど対応してきています。今回の条例改定により、職員のきめ細かな対応ができなくなるのではと思います。この問題については、本人より了解も得ずに天引きすることに対して、執行部としては、どのようなことを考えているのか。
  それと、寄附金控除に対しては、例えばときがわ町に東京のある人から1億円寄附されたとしますが、そういう金額において、地方交付税算入に影響がないのかな。例えば、影響があるとするとなると、この中の25%しか使えない、75%交付税に減らされる、何かそういう点があるんではないかなと思うんですね。それによって、東京都はその分、交付税がふやされる、そういう問題がないのかどうか。新たに、こういう問題もあるのではないかなと思います。
  そして、この個人住民税については、寄附金控除とされているものは地方公共団体、都道府県共同募金会、日本赤十字社の寄附があります。また、所得税においては寄附金控除対象とされているものは、財務大臣が指定した公益法人、特定公益増進法人、国税庁長官の認定を受けたNGO法人、こういう団体があるんですが、新たに町独自の条例もできるということも書いてあるんですが、その部分について、とりあえずこの2つの点をお聞きします。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  岡野税務課長。
○岡野吉男税務課長 それでは、答弁申し上げます。
  まず、第1点の年金の天引きの制度導入の関係でございますけれども、これにつきましては、後期高齢者等で今、社会問題になっておるのは承知しておりますけれども、一応、高齢者の納税の利便性、徴税の効率化を図るということで、今回の地方税法の大きな改正の柱の1つになりました。そういった関係で、是非ご理解を賜りたいと思います。よろしくお願いいたします。
  それから、2点目の寄附金の地方交付税という、東京都の事例のお話がございましたが、現在、県、あるいは国からいただいている資料には、ちょっと交付税がどうなるかというのは、ちょっと条文というか、例もございませんので、これにつきましては、ここでお答えで きなくて申しわけないんですけれども、一応、今回、地方公共団体等に対しての寄附金、ふるさと納税というような、よく新聞等で、テレビ等で報道されていることができるようになったということが1点ございます。
  それから、あと野原議員さんおっしゃっている指定の問題かなと思ったんですけれども、今回、この条例の中に寄附をするところを新たに盛り込んで指定して、寄附もできるということも、そういうような改正の内容がありました。ただし、これにつきましては、周辺市町村、あるいは他町村の様子をお聞きすると、逆に指定すると難しくなるということで、ときがわ町ばかりではなくて、他町村でも特に指定、何とか法人、あるいは何とか法人何とかという形のものは、固有名詞が入るものですから設けませんでした。そのほうが融通がきくという判断で入れてございません。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。4番、野原和夫議員。
○4番 野原和夫議員 ご理解をされてと、私はまだ年金受給者ではありませんから、理解はできない。ただ、今、国民の怒りは相当沸騰しているんですね。この中で、やはり年金を生活の主たる収入としている受給者を中心になっている人たちに対して、町はそういう人たちに、今後こういう説明をきちんとできるのかどうか。きちんと、その旨をしてもらえるかどうか、その点もお聞きします。
  それから、寄附金についてはいいですが、次に株式譲渡の配当についてですが、今回、初めて上場株式等の配当等の損益通算の仕組みを設けてありますが、この中に金融所得に対する分離課税20%は、所得税の累進課税に比べて税率が有利になるもので、今回の改正でも損益通算の上限を設けられておらず、やはり金融資産、一部の富裕層に対する優遇は広がると思うんですが、こういうことについて、もうちょっと聞きます。
  それから、公益法人、一般法人同様のこれがあと公益法人についてですが、一般法人同様の課税になってしまう。非営利型ではあっても、財団法人や普通法人として株式会社などと同様に原則課税が行われることになる。この課税対象もふえたということも、やむを得ないかなと思うんですが、そういう点について、ちょっとお伺いしたいんですが、よろしくお願いします。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  岡野税務課長。
○岡野吉男税務課長 今回の柱の一つとして、証券税制の見直しの中の上場株式等の改正ということがございましたが、一応これにつきましては、個人投資家の株投資のリスクの軽減と いうようなことで盛り込まれております。ただし、大きな柱として税法のほうが中心に変わって、その手続等に関するものが市町村の税法に合わせてなっているということになっているものですから、一応、その点でもそれにあわせて条例改正をさせていただいたということで、ご理解をいただけたらと思います。
  それから、公益法人につきましては、本年の12月から公益法人制度が変わります。今までの法人を5年間の申告の猶予を経て、その間に法人が今まで認可のような形を申告のような形に変わっていくわけですけれども、その辺で法人のそれぞれの方々の判断により、どういう形で法人を変えていくかということにもよるかと思います。そういった関係で、法人制度のところを見てみたんですけれども、これもなかなか法人の公益法人がどういうものであるか、公益法人の目的に合ったもの、あるいは一般法人も特例法人として中間的な5年間という形になって、最後には5年後までに判断して法人の位置づけを決めていただくという形になっておりますので、これにつきましては、それぞれの法人の方々が制度をよくご理解いただいて、対応していただけたらなと考えております。
  あと、最初のほうに戻りますけれども、年金のPRの関係なんですけれども、一応、できるだけ広報等を通じて住民の方にはわかる段階で早目に対応したいと考えておりますけれども、ただ今回の改正につきましても、大枠で地方税法、あるいは条例改正の指示とか通知ありましたけれども、細かい部分については、まだ確定してないところもございます。そういった関係で、ただこういうふうになりますという段階で、今でもしたいのはやまやまなんですけれども、余りいいかげんなこともできないということで、しばらく年金の、一応、現場でも所得の例えば、この間、全員協議会でも所得のご質問が、ほかの所得があった場合にはどうするかというようなご質問がありましたけれども、これにつきましても、例えば給与所得が別途徴収するというような言い回しになっております。そうなると、年金の所得と住民税の計算はどうなるんだろうかということで、正直に言いまして、まだ今の段階では担当窓口でもどうなるんだろうというような、まだ点がございます。そういった点で、もうちょっとそういった細かいものが、具体的にこれから決まってきた段階で、本当に遅くならない時期にPR等、広報等で住民の方にはお知らせをしていきたいと考えております。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  1番、前田議員。
○1番 前田 栄議員 岡野課長が一生懸命、説明していただいたんですけれども、要は地方税制の改正が何のポイントとしているのか、ちょっとわからないんですけれども、住民の目 線に立って個人の町民税が上がるんだか、下がるんだか、多分上がるんだと思いますけれども、どういう点が町民税が住民にとって上がるんだか、軽減になるんだか、ちょっとわからないので、もう一度ポイントを言ってもらいたい。住宅ローンとかは、そういう温暖化のために固定資産税が何分の1だとか、3分の1で借りる側からして申請すれば得になりますよというのはわかりました。
  あと、今、野原議員が言ったように、金融資産、これにおいては金持ちというか、そういう人たちが株式市場が低迷しているから、いろいろな点でやっていくというのは何となくわかったんだけれども、個人の住民税、一般の法人、これが税制改正されて得なんだか、損なんだかわからないので、ちょっとお願いいたします。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  岡野税務課長。
○岡野吉男税務課長 それでは、よろしいですか。基本的には、改正ということですから、よりよいものを目指すということで地方税法、あるいは条例の改正がなされると思います。ただ、時代に応じて、状況に応じて変化してくるということが1点ございます。あとは、全員協議会の折にもご説明申し上げましたが、そういった点で今回の税条例がどういうところが変わって、どういうところがあるいは制度の廃止になったり、あるいはふえたんだろうということで、主な改正点ということで資料ナンバー1−2になりますけれども、それをごらんいただきたいと思います。というのは、全体的にこれがいいということと一概に言えない部分がございます。これ、一番、私が税条例とか、地方税法を見比べて何が変わるんだろうかということ、あるいは国・県の通知等を参考にしながらつくったものなんですけれども、1点は個人町民税に係る寄附金控除の見直しということで、個人の寄附金をしやすくなるように、今までかかっていた控除額をふやしていく。特に、ふるさと納税ということがありましたけれども、ふるさとが例えば遠くにあるような方という方には、そちらにも寄附金をすれば税額控除がありますよという点はメリットだと思います。
  それから、公益法人関係につきましては、これは税法がみずからというよりは、法人制度が変わっていくことに対しての税法の対応というようなことだと思います。
  それから、今、証券とか、上場株式のこともあります。
  あと1点は、一番大きいのは今までにない形というのが、この一覧表の町民税の(4)なりますけれども、やはり町民税の公的年金の特別徴収制度の導入ということが、今回の税条例の中では一番大きな変更点かなと、改正点かなというふうには思います。
  それから、あと固定資産税関係につきましては、今までやっていた例えば住宅建設等につきましては、一応、時限立法的なものでしたが、さらに延長する。あるいは、優良住宅とか、省エネ住宅とか、地球温暖化対策への税制面での配慮というようなことでメリットがあるかなと思っています。
  以上です。
○市川金雄議長 1番、前田議員。
○1番 前田 栄議員 何となく少しわかったんだけれども、今、はやりのNPO法人、これは結局、公益法人だとか、NPO法人だとか、いろいろな形でそういう任意団体をつくっていて、財務省のほうからすれば税金逃れというような感じ、何というのか、言葉がちょっと難しいんですけれども、そういうものをつくっていろいろなことをする、それは少ない団体ができてきたんで、そういうのを強化するというか、NPO法人なんかに関しては損なんですか、税制改正がやられて、損というのか、メリットというか、課税されるというか、その点は。
○市川金雄議長 暫時休憩いたします。
                                (午前11時23分)
─────────────────────────────────────────────────
○市川金雄議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午前11時25分)
─────────────────────────────────────────────────
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  岡野税務課長。
○岡野吉男税務課長 それでは、お答えさせていただきます。
  即答できなくて大変申しわけないんですが、調べさせていただいて後ほどお答えさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか、ほかに。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 質疑を終結いたします。
  これより討議に入ります。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 討議を終結いたします。
  これより討論に入ります。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 討論を終結いたします。
  これより、議案第35号 専決処分の承認を求めることについてを採決いたします。
  本案は原案のとおり承認することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立多数)
○市川金雄議長 起立多数です。
  よって、議案第35号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第36号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○市川金雄議長 日程第7、議案第36号 専決処分の承認を求めることについてを議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○柴崎秀雄議会事務局長 朗読いたします。
  議案第36号 専決処分の承認を求めることについて。
  ときがわ町国民健康保険税条例の一部を改正する条例について、地方自治法(昭和22年法律第67号)第179条第1項の規定により別紙のとおり専決処分したので、その承認を求める。
  平成20年6月3日提出、ときがわ町長、関口定男。
  以上でございます。
○市川金雄議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、議案第36号の提案理由を申し上げます。
  健康保険法等の一部を改正する法律が平成20年4月1日に施行されたことに伴い、緊急にときがわ町国民健康保険税条例を改正する必要が生じ、平成20年3月31日ときがわ町国民健康保険税条例の一部を改正する条例を専決処分したので、地方自治法第179条第3項の規定により、この案を提出するものであります。
  細部につきましては、町民課長よりご説明申し上げます。
○市川金雄議長 続いて、細部説明を求めます。
  蜥ャ民課長。
○蜻セ一郎理事兼町民課長 それでは、議案第36号 専決処分の承認を求めることについて、 細部説明をさせていただきます。
  専決処分の内容は、ときがわ町国民健康保険税条例の一部を改正する条例でございます。
  今回の改正につきましては、3月の議会全員協議会でご協議いただきました内容でございますが、医療制度改革の重要な部分を占めております後期高齢者医療制度が平成20年4月1日から新たに実施されることに伴いまして、後期高齢者支援金の負担が各保険者に求められることや、75歳以上の方が国保から脱退し後期高齢者医療制度に移ることに伴う税収不足に対応するとともに、ときがわ町国民健康保険の医療費が高度先端医療の進展等によりまして、平成18年度に比べ20%近く増加していることに対応するための税率改正等が主な内容でございます。
  議案のほうを1枚おめくりいただきたいと思います。そちらに専決処分書が添付をしてございます。
  そして、もう1枚めくっていただきますと、別紙ということで、ときがわ町国民健康保険税条例の一部を改正する条例でございます。
  それでは、条例本文と資料ナンバー2の新旧対照表をあわせてごらんいただきたいと思います。
  まず、新旧対照表をごらんください。左側が改正後、右側が現行となっております。
  まず、第2条第1項の改正規定につきましては、国民健康保険法施行令が改正されたことによりまして、後期高齢者支援金等課税額の項目を新たに加えるための改正規定でございます。この改正によりまして、国民健康保険税の課税額は基礎課税額、いわゆる医療分でございます。後期高齢者支援金等課税額、いわゆる支援分、介護納付金課税額、いわゆる介護分の3区分となりまして、その合算額となります。
  次に、第2条第2項の改正規定につきましては、基礎課税額の課税限度額を56万円から47万円に改める改正でございます。
  次に、2ページでございますが、第2条第3項は新たに加えられたものでございますが、後期高齢者支援金等課税額は所得割額と均等割額の合算額として、課税限度額を12万円と定める規定でございます。
  次に、第5条の改正規定につきましては、基礎課税額の被保険者均等割額を1万3,000円から1万円に引き下げる規定でございます。
  次に、3ページでございますが、第5条の2の改正規定につきましては、国民健康保険の加入者が後期高齢者医療制度に移ることによりまして、国民健康保険の残る単身世帯となる 65歳以上の者を特定世帯と位置づけまして、特定世帯につきましては、5年間世帯別平等割額を半額の7,500円とする規定でございます。
  次の第6条の規定につきましては、後期高齢者支援金等課税額の所得割の税率を1.3%と定める規定でございます。
  次に、第7条の規定につきましては、後期高齢者支援金等課税額の被保険者均等割額を8,500円と定めるものでございます。
  次に、第8条以降は第6条と第7条が新しく追加されたことに伴いまして、2条ずつ繰り下げられております。
  第8条の改正規定につきましては、介護納付金課税額の所得割の税率を0.8%から1.3%に改めるものでございます。
  次に、4ページでございますが、第9条の改正規定につきましては、介護納付金課税額の被保険者均等割額を8,500円から1万2,000円に改める改正規定でございます。
  次に、6ページでございます。
  6ページの第21条の改正規定につきましては、均等割、平等割の軽減額の規定でございますが、課税限度額の改正、税率の改正、後期高齢者支援金等課税額の創設等に伴う改正でございます。第21条第1項第1号が4割軽減、第2号が6割軽減の額の規定でございます。
  次に、8ページでございますが、第23条は減免の規定でございます。後期高齢者医療制度の創設に伴い、新たに第2号が追加をされました。第2号は、社会保険等の加入者が後期高齢者医療制度に移行し、その扶養となっていた者が65歳以上の者が国民健康保険に加入した場合に、2年間に限って減額し、または免除できるという規定でございます。
  次に、9ページでございますが、こちらで附則の改正でございます。
  第10項の改正規定は、新しく特定同一世帯所得者を加える改正規定でございます。
  次に、10ページでございますが、第11項から第14項の削除の規定につきましては、平成18年度及び平成19年度の公的年金控除に係る特例措置が終了することに伴い削除するものでございます。第11項から第14項までが削除となりますので、第15項以降が4項ずつ繰り上げられることになります。
  次に、12ページでございますが、改正後の第11項以降の改正規定は、新しく特定同一世帯所得者を加える改正と条文の追加、繰り下げによる改正が主なものでございます。
  以上で、新旧対照表の説明を終わらせていただきます。
  続いて、条例本文に戻っていただきまして、5ページの附則の説明をさせていただきます。
  附則の第1項でございますが、この条例は施行期日を平成20年4月1日と規定するものでございます。
  第2項につきましては、適用区分の規定でございます。改正後のときがわ町国民健康保険税条例の規定は、平成20年度以降の年度分の国民健康保険税について適用し、平成19年度分までの国民健康保険税につきましては、なお従前の例によるとするものでございます。
  以上で、専決処分についての細部説明を終わらせていただきますが、よろしくご審議賜りますようお願いいたします。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  これより、日程第7、議案第36号 専決処分の承認を求めることについての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  7番、笹沼議員。
○7番 笹沼和利議員 7番、笹沼です。1点、質問させていただきます。
  この中で、第8条の介護納付金の課税額ということで、今回、100分の0.8から100分の1.3ということで、所得割の部分が上がりました。それから、均等割についても8,500円から1万2,000円ということで、大体、金額的にはどの程度の介護納付金の増額になるんでしょうか。そこだけお聞きしたいと思います。よろしくお願いします。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  蝸搦磨B
○蜻セ一郎理事兼町民課長 今回の改正に伴いまして、介護分の関係でございますが、当初の予算額と比較をいたしますと、退職、一般を含めまして、940万2,000円の増額ということでございます。こちらに伴いましては、国民健康保険から後期高齢者のほうへ移行した人数等も多くなっておりますので、そういったものを勘案いたしますと、940万円程度しか介護分につきましては伸びがないということでございます。
  以上でございます。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  ほかに、4番、野原和夫議員。
○4番 野原和夫議員 野原和夫です。この問題に触れては、私は町長に要望書を提出した経緯があります。この専決処分においては、私の考えでも国の税制改正を専決処分を行うのは、そういうことはしょうがない、仕方ないということもありますが、町の税率を引き上げるこ とを専決処分というのはおかしいのではないかなと。これは、各自治体にも問い合わせたところ、やはり税率改正、引き上げについては議論すべきだという答えが多く聞かれました。このことについても、ちょっとお聞きしたいんですが、今までのときがわ町は安かったと、それは安かったということは言えますが、この中で今までの所得割、計算をしますと医療分と介護分で6.8%、それに比べて今度は支援分が1.3%、介護分が0.5%、1.8%引き上げられたわけですが、この中で老人保健拠出金がなくなったわけですが、それに加えて支援金がありますから、プラマイゼロぐらいに、そんなには比較できないと思いますが、この中で均等割が9,000円だと思うんですが、そのようになった。これは、年間どのくらい引き上げられたのか、1人当たり、そのことについてもお伺いしたいんですが。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  蜥ャ民課長。
○蜻セ一郎理事兼町民課長 今回の引き上げにつきまして、まず1点目の専決処分についてでございますが、こちらの内容につきましては、先ほどご説明いたしましたように、3月の協議会で皆さんにお諮りをいたしまして、専決処分でいいんではないかということで、ご了解をいただいたということで、専決処分をさせていただきました。
  また、今回こういった形で税制改正をさせていただいたんですが、また今後、税制等をですと、いじくるような場合には、またその辺につきましては、慎重に対応させていただきたいと考えておりますので、ご了解をいただきたいと思います。
  それから、引き上げの関係ですが、やはり協議会のときでも税務課長のほうからもお話がありましたように、ときがわ町につきましては、一応、比企郡内では一番低い金額に抑えたいということで、それをベースにいたしまして、改正をしたものでございます。
  それから、今の1人当たりの引き上げ額については、ちょっと計算してないんですが、今回の改正によりまして、どのくらい税収的に伸びるかなということで考えていたんですが、試算をしてみましたら、当初予算額で割り出した金額と改正後の金額で変動がないような状況になってしまったということなんです。と申しますのは、実際には医療分につきましては、退職と一般を合わせまして、やはり後期高齢者のほうへの人の移動等がございましたので、ここで6,856万円ほど減額となっております。
  それから、介護分につきましては、先ほどお話ししたように、940万円ほど増加をしております。
  また、支援分につきましては、5,916万2,000円の増ということで、こちらの区分は新たに できたものでございますが、そちらのほうで計算をいたしますと、一般のほうで4,399万2,000円の増になりますけれども、退職のほうが同額になるということで、税収的には改正前の当初予算と改正後で移動がないということで、ちょっとうちのほうでも少し伸びるのかなということで期待をしていたんですが、実際に試算をしてみましたら、そういった状況でございますので、ご理解をいただきたいと思います。
○市川金雄議長 関口町長。
○関口定男町長 国保税につきましては、非常に町民の皆さん、議会の皆さん、気にしているところだと思いまして、何回か協議会、その他で何回もお話をしているように、平成20年度の国民健康保険のほうは、非常に費用の増嵩が懸念されるということで、一般会計のほうからも持ち出して、住民の皆さんの負担をなるべく軽くするように努力するということで、この比企郡内では上げるけれども、一番低い数値でいきたいということで、何回か皆さんにお話はしてあると思うんですが、その辺のご理解をいただきたいと思います。
○市川金雄議長 4番、野原和夫議員。
○4番 野原和夫議員 専決処分においては、必携の中で町長にそういった議会を開くという予定、そういうあれはないといったように理解してよろしいんでしょうか。
  それと、全員協議会で説明、議論されたということ、十分な説明、議論はなかったと思うんですよ。多くの人がしょうがない、国保財政厳しい、資金がない、その一点張りで上げざるを得ない。ほかの自治体は、うまく振り分けて、中身を、均等割にしろ、そういう中で何とか対応している。そういう中で、やはり私も年度会計の中で、この予算の中で1億4,200万円以上の金額を予算計上した中で、余りにも大きく見て改定による対応が7,000万円ですか、せっかく1億円繰り入れしてくれたんですから、今回は頑張っていただきたいと私は思っていました。住民に、これは国保のあれは7月から納入されるわけだと思うんですが、そういう中で国保加入者、そういう人たちにはきちんとした事情、説明を私はお願いしたいと思うんですが、この点お伺いします。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  蜥ャ民課長。
○蜻セ一郎理事兼町民課長 町民への周知でございますが、やはり限られた国民健康保険の加入者という住民になろうかと思いますが、広報等を活用いたしまして、今回、こういう形で税率が上がりましたということで、本算定が7月になりますので、それにあわせるような形で広報使用ということで、今、検討しているところでございます。
  それから、専決処分につきまして、先ほども町長のほうからもあったんですが、確かに税法等の改正に伴うものにつきましては、ご理解をいただきたいと思いますが、税率等の改正につきましては、先ほど慎重に対応をさせていただきたいということで答弁をさせていただきましたので、またその辺につきましても、いろいろとこちらでも検討はさせていただきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  ほかに、6番、堀口議員。
○6番 堀口 宏議員 6番、堀口でございます。
  1点、ちょっとお伺いさせていただきますけれども、この5条の関係で被保険者の均等割ですか、今回、1万3,000円が1万円にということで安くなるわけですけれども、それに伴いまして、新規に特定世帯、これが7,500円、これ65歳以上の世帯かと思うんですけれども、平等割については1万5,000円ですか、これは変更ないようですけれども、後期高齢者、それが特別な会計になったということもございまして、特定世帯というのができたんでしょうけれども、この特定世帯が7,500円というのは何世帯ぐらい、ちょっと参考にあればお伺いさせていただきたいんですが、よろしくお願いいたします。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  蜥ャ民課長。
○蜻セ一郎理事兼町民課長 特定世帯につきましては、こちらのほうで例えば65歳以上の方が2名で国民健康保険に入っていた場合に、世帯割ということで今まで変わっていたわけでございますが、1名の方が後期高齢者のほうへ行ってしまいますと、1名が残るということで、その方については半額にしましょうという規定でございます。
  それから、こちらの該当者が何名ぐらいいるのかというご質問でございますが、7月が本算定になっておりますので、まだ電算のほうに回してございませんので、データがとれてないという状況でございますので、ご理解いただきたいと思います。
○市川金雄議長 ほかに質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 これを持って質疑を終結いたします。
  これより討議に入ります。
          (発言する者なし)
○市川金雄議長 討議を終結いたします。
  これより討論に入ります。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 討論を終結いたします。
  これより、議案第36号 専決処分の承認を求めることについてを採決いたします。
  本案は原案のとおり承認することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立多数)
○市川金雄議長 起立多数です。
  よって、議案第36号は原案のとおり可決されました。
  暫時休憩いたします。
  再開は午後1時からお願いいたします。
                                (午前11時48分)
─────────────────────────────────────────────────
○市川金雄議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午後 1時00分)
─────────────────────────────────────────────────
   ◎答弁未了部分について
○市川金雄議長 ここで、先ほどの前田議員の質疑に対し、岡野税務課長から答弁の申し出がありますので、これを許可いたします。
  岡野税務課長。
○岡野吉男税務課長 それでは、先ほどの税条例に関する前田議員さんからのご質問にお答え申し上げます。
  NPO法人に関するご質問ですけれども、特定非営利活動促進法に基づく特定非営利活動法人、NPO法人は現行どおり存続するということでございます。
  以上でございます。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第37号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○市川金雄議長 これより、日程第8、議案第37号 埼玉県市町村総合事務組合の規約変更についてを議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○柴崎秀雄議会事務局長 朗読いたします。
  議案第37号 埼玉県市町村総合事務組合の規約変更について。
  地方自治法(昭和22年法律第67号)第286条第1項の規定により、埼玉県市町村総合事務組合規約を別紙のとおり変更することについて議決を求める。
  平成20年6月3日提出、ときがわ町長、関口定男。
  以上でございます。
○市川金雄議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、議案第37号の提案理由を申し上げます。
  皆野・長m水道企業団が解散したこと、秩北衛生下水道組合が名称を変更したこと、朝霞市が平成21年4月1日から埼玉県市町村総合事務組合規約第4条第3号に掲げる事務を共同処理すること及び組合議員の選出方法等に関して規定を整備するため、同組合規約を変更することについて協議したいので、地方自治法第290条の規定により、この案を提出するものであります。
  細部につきましては、総務課長よりご説明申し上げます。
○市川金雄議長 続いて、細部説明を求めます。
  野原総務課長。
○野原泰子総務課長 それでは、議案第37号 埼玉県市町村総合事務組合の規約変更について、ご説明をさせていただきます。
  先ほど、町長提案理由で申し上げましたが、市町村総合事務組合規約の改正を行うものでございます。
  それでは、議案の参考資料をお出しいただきたいと思います。そちらにより、ご説明をさせていただきます。参考資料のナンバー3をごらんいただきたいと存じます。
  まず、第6条といたしまして、現行では長が互選するとありますが、変更後につきましては、それぞれ第1区の選挙区及び第2区の選挙区ごとに推薦をすることを明文化したものでございます。
  また、第6条に1項を加え、推薦された者の人数が定数に満たない場合は、選挙区内の市町村の長が互選するを加えたものでございます。
  以上の2点につきましては、特に規定を整備しただけのもので、推薦方法については変更がございません。
  また、第8条中、組合議員に欠員が生じたときは、3月以内に補欠選挙を行わなければならないを、速やかに補欠議員を選出しなければならないとするものでございます。
  また、別表1において、「秩北衛生下水道組合」を「皆野・長m上下水道組合」に、「東埼玉資源環境組合 皆野・長m水道企業団」を「東埼玉資源環境組合」に改めるものでございます。
  また、裏面をごらんをいただきたいと存じます。
  さらに、別表第2では、第4条第1号に掲げる事務として、「秩北衛生下水道組合」を「皆野・長m上下水道組合」に、また「東埼玉資源環境組合 皆野・長m水道企業団」を「東埼玉資源環境組合」に改め、また同表第4条第3号に掲げる事務といたしまして、「熊谷市」を「熊谷市 朝霞市」に改めるものでございます。
  附則の施行でございますが、まことに恐縮に存じますが、議案第37号の2枚目をごらんをいただきたいと存じます。
  附則の施行でありますが、県知事の許可のあった日から施行し、別表第2、第4条第3号につきましては、平成21年4月1日から施行し、また別表第1及び別表第2、第4条第1号の規定は、平成20年4月1日から施行するものでございます。
  また、変更後の組合規約第6条第1項の規定につきましては、任期が満了するまでの間、引き続き組合の議員として在任をするものでございます。
  以上でございます。よろしくご審議のほど、お願いをいたします。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  これより、日程第8、議案第37号 埼玉県市町村総合事務組合の規約変更についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 これをもって質疑を終結いたします。
  これより討議に入ります。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 討議を終結いたします。
  これより討論に入ります。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 討論を終結いたします。
  これより、議案第37号 埼玉県市町村総合事務組合の規約変更についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり変更することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○市川金雄議長 起立全員であります。
  よって、議案第37号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第38号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○市川金雄議長 これより、日程第9、議案第38号 ときがわ町事務手数料条例の一部改正についてを議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○柴崎秀雄議会事務局長 朗読いたします。
  議案第38号 ときがわ町事務手数料条例の一部改正について。
  別紙のとおり、ときがわ町事務手数料条例の一部を改正することについて議決を求める。
  平成20年6月3日提出、ときがわ町長、関口定男。
  以上でございます。
○市川金雄議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、議案第38号の提案理由を申し上げます。
  戸籍法の一部を改正する法律が5月1日に施行されたことに伴い、ときがわ町事務手数料条例の一部を改正する必要が生じたので、この案を提出するものであります。
  細部につきましては、町民課長よりご説明申し上げます。
○市川金雄議長 続いて、細部説明を求めます。
  蜥ャ民課長。
○蜻セ一郎理事兼町民課長 それでは、議案第38号 ときがわ町事務手数料条例の一部改正について、細部説明をさせていただきます。
  戸籍法の一部を改正する法律が施行されたことに伴い、ときがわ町事務手数料条例の一部を改正するものであります。
  今回の改正につきましては、改正箇所が一部でございますので、新旧対照表のほうは用意してございませんので、ご了解いただきたいと思います。
  それでは、議案を1枚めくっていただきますと、ときがわ町事務手数料条例の一部を改正 する条例でございます。
  内容でございますが、別表中、「第117条の4」を「第120条」に改めるものでございます。
  戸籍法の条番号が改正されたもので、内容の変更はございません。別表の中の戸籍の謄・抄本と除かれた戸籍の謄・抄本の部分で2カ所の改正でございます。
  次に、附則でございますが、この条例は公布の日から施行し、改正後のときがわ町事務手数料条例の規定は、平成20年5月1日から適用するものでございます。
  以上で細部説明を終わらせていただきますが、よろしくご審議賜りますようお願いいたします。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  これより、日程第9、議案第38号 ときがわ町事務手数料条例の一部改正についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 これをもって質疑を終結いたします。
  これより討議に入ります。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 討議を終結いたします。
  これより討論に入ります。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 討論を終結いたします。
  これより、議案第38号 ときがわ町事務手数料条例の一部改正についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり改正することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○市川金雄議長 起立全員であります。
  よって、議案第38号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第39号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○市川金雄議長 これより、日程第10、議案第39号 ときがわ町ひとり親家庭等の医療費の支給に関する条例の一部改正についてを議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○柴崎秀雄議会事務局長 朗読いたします。
  議案第39号 ときがわ町ひとり親家庭等の医療費の支給に関する条例の一部改正について。
  別紙のとおり、ときがわ町ひとり親家庭等の医療費の支給に関する条例の一部を改正する条例を制定することについて議決を求める。
  平成20年6月3日提出、ときがわ町長、関口定男。
  以上でございます。
○市川金雄議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、議案第39号の提案理由を申し上げます。
  平成20年4月1日より、「中国残留邦人等の円滑な帰国の促進及び永住帰国後の自立の支援に関する法律」の一部改正法が施行されることになったこと等に伴い、ときがわ町ひとり親家庭等の医療費の支給に関する条例の一部を改正する必要があり、この案を提出するものであります。
  細部につきましては、福祉課長よりご説明申し上げます。
○市川金雄議長 続いて、細部説明を求めます。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 それでは、議案第39号 ときがわ町ひとり親家庭等の医療費の支給に関する条例の一部改正について、細部説明をさせていただきます。
  お手元にございます参考資料、資料ナンバー4番でご説明をさせていただきます。お開きいただきたいと思います。
  この条例の改正の主なものにつきましては、平成20年4月1日から中国残留邦人等の円滑な帰国の促進及び永住帰国後の自立の支援に関する法律が施行されたことに伴い、改正するものでございます。
  まず最初に、第2条の関係でございますが、これは用語の定義でございまして、第2条第6項の改正についてでございますが、「他の法令の規定」を「法令又はそれに準ずる規定」に改める改正でございますが、法令等に準ずる要綱等による公費負担医療費の給付も助成対象となる一部負担金から控除することを明確にするために改正するものでございます。
  続きまして、第3条、対象者でございますけれども、第3条第2項の改正でございますけれども、旧の条例、第2号から第4号までを1号ずつ繰り下げをいたしまして、1号の次に第2号といたしまして、「中国残留邦人等の円滑な帰国の促進及び永住帰国後の自立の支援 に関する法律(平成6年法律第30号)による支援給付を受けている者」を2号として追加するものでございます。
  今まで、帰国した中国残留邦人等につきましての生活等の支援については、生活保護法によりなされておりましたが、中国残留邦人等の円滑な帰国の促進及び永住帰国後の自立支援に関する法律が改正され、この法律により支援を行うこととなったために改正するものでございます。
  これは、今まで生活保護法で保護されていた中国残留邦人等の世帯が4月以降、この法律で保護されることになりますと、条例上ひとり親家庭等の医療費の対象となってしまうために改正する必要があるものでございます。
  続きまして、1ページをおめくりをいただきたいと思います。
  第11条の改正でございますけれども、「ひとり親家庭等医療費の支給を受けた者があるとき」の次に、新として「、又は他の法律等により医療費の支給を受けた者があるとき」を加える改正でございますが、これは他の法令等により、医療費の附加給付の支給を受けた者があるときは、返還させることができるということを明確にするために改正するものでございます。
  条例の本文をごらんいただきたいと思います。
  1ページをおめくりいただきたいと思います。
  附則、この条例は公布の日から施行し、改正後のときがわ町ひとり親家庭等の医療費に関する条例の規定は、平成20年4月1日から適用するとするものでございます。
  以上で、ときがわ町ひとり親家庭等の医療費の支給に関する条例の一部改正についての細部説明とさせていただきます。よろしくご審議賜りますようお願いいたします。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  これより、日程第10、議案第39号 ときがわ町ひとり親家庭等の医療費の支給に関する条例の一部改正についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  6番、堀口議員。
○6番 堀口 宏議員 6番、堀口でございます。
  1点、お伺いさせていただきますけれども、この中国残留邦人等の関係で、これは対象外というようなことでございますけれども、これは現在、ときがわ町にはないかと思うんですけれども、最近、婚姻の解消といいましょうか、親が亡くなった方が対象になっているかと 思うんですけれども、婚姻の解消が最近大分ふえておるようでございまして、参考にお伺いしたいんですけれども、このときがわ町に何家庭ぐらい該当するのか、質問させていただきます。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 お答えいたします。
  ひとり親家庭の医療費の支給でございますけれども、対象者、約60件ぐらいございます。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  6番、堀口議員。
○6番 堀口 宏議員 60件の中には、ほとんどが婚姻の解消といいましょうか、離婚だと思うんですけれども、中には親が片方が亡くなってしまったような家庭もあるかと思うんですけれども、少子化対策もいろいろあるわけですけれども、その60件の内容がわかったら、お伺いをさせていただきたいと思います。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 個々に、今、こちらには資料がございませんけれども、離婚ですとか、あるいは片親が亡くなったということがほとんどでございますけれども、例えば離婚が何件、それから父親が亡くなったのが何件というのは、ちょっと資料がございませんので、よろしいでしょうか。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  ほかに、4番、野原和夫議員。
○4番 野原和夫議員 4番、野原和夫です。
  この資料を見ますと、今まで生活保護を受けている人、この中に別の法律をつくっているから対象外であったのかどうか、この人たち。それと、何で今ごろ改正するのかについて疑問なんですが、この中で医療費部門の改正があったのどうか、この辺についてお伺いしたいんですが。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 お答えをいたします。
  今までにつきましては、先ほど申し上げましたとおり、生活保護法から支援をしておりま したけれども、今度、新しく中国残留邦人等の法律等で措置をすることになりましたけれども、内容的にはほぼ同じと。実際には、生活保護と同じ基準で同様の給付がなされるというようなことでございます。なぜ、今、違う法律で措置することになったかということなんですけれども、生活保護の関係ですと、年金等の関係がございまして、中国から引き揚げた場合、年金等の適用がなくなってきてしまうような部分がございますので、そちらを救済するという形で新しい法律のほうで今度支援をしていくということで、こちらの法律に変わったというものでございます。
  以上です。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  ほかに。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 これをもって質疑を終結いたします。
  これより討議に入ります。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 討議を終結いたします。
  これより討論に入ります。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 討論を終結いたします。
  これより、議案第39号 ときがわ町ひとり親家庭等の医療費の支給に関する条例の一部改正についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり改正することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○市川金雄議長 起立全員であります。
  よって、議案第39号は原案のとおり可決されました。
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   ◎議案第40号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○市川金雄議長 これより、日程第11、議案第40号 ときがわ町乳幼児医療費支給に関する条例の一部改正についてを議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○柴崎秀雄議会事務局長 朗読いたします。
  議案第40号 ときがわ町乳幼児医療費支給に関する条例の一部改正について。
  別紙のとおり、ときがわ町乳幼児医療費支給に関する条例の一部を改正する条例を制定することについて議決を求める。
  平成20年6月3日提出、ときがわ町長、関口定男。
  以上でございます。
○市川金雄議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、議案第40号の提案理由を申し上げます。
  平成20年4月9日付け国医第2746号で通知のあった「乳幼児医療費支給事業補助金交付要綱」の一部改正に伴い、ときがわ町乳幼児医療費支給に関する条例の一部を改正する必要があり、この案を提出するものであります。
  細部につきましては、福祉課長よりご説明申し上げます。
○市川金雄議長 続いて、細部説明を求めます。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 それでは、議案第40号 ときがわ町乳幼児医療費支給に関する条例の一部を改正する条例について、細部説明をさせていただきます。
  資料ナンバー5の参考資料で、ご説明をさせていただきたいと思います、お開きいただきたいと思います。
  この条例の改正につきましては、埼玉県乳幼児医療費支給事業補助金交付要綱が改正されたことに伴い改正するものでございます。
  8条の改正でございますが、「偽りその他不正の手段により支給を受けた者があるとき」の次に、「他の法令等により医療費の支給を受けた者があるとき」を加える改正でございますが、この改正は他の法律等より医療費の付加給付等がある場合には、支給を受けた額を全部又は一部返還させることとしたものでございます。
  それでは、本文の条例、1ページおめくりをいただきたいと思います。
  附則、この条例は公布の日から施行し、改正後のときがわ町乳幼児医療費支給に関する条例の規定は、平成20年4月1日から適用するとするものでございます。
  以上で、ときがわ町乳幼児医療費支給に関する条例の一部を改正する条例の細部説明とさせていただきます。よろしくご審議賜りますようお願いいたします。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  これより、日程第11、議案第40号 ときがわ町乳幼児医療費支給に関する条例の一部改正についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  11番、岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 これは、他の法令等にというのは、何かダブりで受けていた人が実際にはいたんですか、それを外そうという話なんでしょうか。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 お答えをいたします。
  今回の改正で、ほかの他の法令等で付加給付等を受けた場合については、返還をさせることができるということで改正をしたわけなんですが、今までについても、この規定が明文化されてはおりませんでしたけれども、実際に例えば学校ですとか、あるいは保育園の中で独立行政法人日本スポーツ振興センター法というのがございますけれども、これが学校、あるいは保育園等の活動の中でけが等をした場合については、給付が出るというようなものでございますけれども、こういった中で、こちらのスポーツ振興センター法によります給付を受けて、さらに町の乳幼児医療等のほうからも給付を受けると、無料になるというようなことでございまして、二重に給付されるということでございますので、こちらの町の乳幼児医療費等の支給に関する条例のほうを後にしまして、日本スポーツ振興センター法による給付のほうを優先するというような形で、実際に返還させてもらうケースが多々ございます。
  以上でございます。
○11番 岩田鑑郎議員 今までに、そういうのがあったかどうか。
○小沢俊夫福祉課長 今まで、そういう事例はございました。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  11番、岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 もらうほうにしてみると、両方からもらえたほうがいいような気がするんですが、それはちょっと公平感に欠けるということなんですか。けがをしたり何かするんでしょう。だって、それならけがの手当てをしてやったらどうかなと思うんですけれども、そういうのはないんですか。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 保険と違いまして、医療費でございますので、町の医療費、それからこちらから出る医療費として支給していますので、タブってしまうというようなことでございますので、スポーツ振興センター、例えばの話ですが、こちらのほうを優先させるということで対応してございます。
  以上です。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  ほかに。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 これをもって質疑を終結いたします。
  これより討議に入ります。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 討議を終結いたします。
  これより討論に入ります。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 討論を終結いたします。
  これより、議案第40号 ときがわ町乳幼児医療費支給に関する条例の一部改正についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり改正することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○市川金雄議長 起立全員であります。
  よって、議案第40号は原案のとおり可決されました。
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   ◎議案第41号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○市川金雄議長 これより、日程第12、議案第41号 町道路線の廃止についてを議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○柴崎秀雄議会事務局長 朗読いたします。
  議案第41号 町道路線の廃止について。
  別紙のとおり、道路法(昭和27年法律第180号)第10条第3項の規定により町道路線を廃止することについて議決を求める。
  平成20年6月3日提出、ときがわ町長、関口定男。
  以上でございます。
○市川金雄議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、議案第41号の提案理由を申し上げます。
  ときがわ町大字日影地内にある町道玉1351号線について調査した結果、この道路の一部が河川敷地になっていることから、路線を見直すため廃止する必要があり、この案を提出するものであります。
  細部につきましては、建設課長よりご説明申し上げます。
○市川金雄議長 続いて、細部説明を求めます。
  桑原建設課長。
○桑原和一建設課長 それでは、議案第41号 町道路線の廃止についての細部説明をさせていただきます。
  この町道路線の廃止につきましては、ときがわ町大字日影地内にある町道玉1351号線について調査した結果、この道路の一部が河川敷地となっていることから、路線を見直すため廃止する必要がありますので、よろしくお願いいたします。
  次のページをごらんください。
  廃止路線の調書となっており、廃止する路線は町道玉1351号線で起点及び終点は記載のとおりです。
  次に、議案参考資料の資料ナンバー6、廃止路線の参考資料により具体的にご説明申し上げます。次のページをごらんください。
  廃止路線の案内図となっており、縮尺は1万分の1です。この図面の中で、ピンクで着色した部分が県道飯能寄居線、黄色の部分が主要な町道です。茶色の部分が日影分館、廃止したい町道は赤丸内の赤で着色した部分です。
  次のページをごらんください。
  廃止路線の位置図となっており、縮尺は2,500分の1です。廃止路線の延長及び幅員は記載のとおりです。この図面の中で、赤で着色した部分が廃止したい町道玉1351号線、青で着色した部分が1級河川、雀川です。ごらんのとおり、道路の一部が河川敷地内となっておりますので、この部分を廃止し、その他の部分につきましては、次の議案で認定したいと考えております。
  これで、議案第41号 町道路線の廃止についての細部説明を終了させていただきます。よろしくお願いいたします。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  これより、日程第12、議案第41号 町道路線の廃止についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  2番、野口議員。
○2番 野口守隆議員 ちょっとお尋ねしたいんですが、いわゆる河川敷に町道が入っていたということ、この経緯というのはどういったものだったんでしょうか。例えば、雀川ですか、これがはんらんして河川敷になってしまったのか。あるいは、いつごろから河川敷が道路になっているというのは、ちょっと信じられないんですが、どのような経緯があったか、ご説明願いたいと思います。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  桑原建設課長。
○桑原和一建設課長 1級河川、雀川の河川改修に伴って河川敷地内になってしまったことでございます。
  以上です。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか、2番、野口議員。
○2番 野口守隆議員 そうすると、河川改修をしたから河川敷になったということで理解していいですか。
○市川金雄議長 桑原建設課長。
○桑原和一建設課長 そのとおりでございます。
○市川金雄議長 ほかに。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 これをもって質疑を終結いたします。
  これより討議に入ります。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 討議を終結いたします。
  これより討論に入ります。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 討論を終結いたします。
  これより、議案第41号 町道路線の廃止についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり廃止することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○市川金雄議長 起立全員であります。
  よって、議案第41号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第42号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○市川金雄議長 これより、日程第13、議案第42号 町道路線の認定についてを議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○柴崎秀雄議会事務局長 朗読いたします。
  議案第42号 町道路線の認定について。
  別紙のとおり、道路法(昭和27年法律第180号)第8条第2項の規定により町道路線を認定することについて議決を求める。
  平成20年6月3日提出、ときがわ町長、関口定男。
  以上でございます。
○市川金雄議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、議案第42号の提案理由を申し上げます。
  ときがわ町大字日影地内にある町道玉1351号線は、路線の見直しを行った結果、一般交通の用に供している部分を認定する必要があり、この案を提出するものであります。
  細部につきましては、建設課長よりご説明申し上げます。
○市川金雄議長 続いて、細部説明を求めます。
  桑原建設課長。
○桑原和一建設課長 それでは、議案第42号 町道路線の認定についての細部説明をさせていただきます。
  この町道路線の認定につきましては、ときがわ町大字日影地内にある町道玉1351号線は、路線の見直しを行った結果、一般交通の用に供している部分を認定する必要がありますので、よろしくお願いいたします。
  次のページをごらんください。
  認定路線の調書となっており、認定する路線は町道玉1351号線で起点及び終点は記載のとおり。
  次に、議案参考資料、資料ナンバー7、認定路線の参考資料によりご説明させていただきます。次のページをごらんください。
  認定路線の案内図となっており、縮尺は1万分の1です。この図面の中央に緑で着色した部分が認定したい町道玉1351号線です。
  次のページをごらんください。
  認定路線の位置図となっており、縮尺は2,500分の1です。図面のほぼ中央、緑で着色した部分が認定したい町道玉1351号線で、延長が97メートル、幅員は2メートルです。
  これで、議案第42号 町道路線の認定についての細部説明を終了させていただきます。よろしくお願いいたします。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  これより、日程第13、議案第42号 町道路線の認定についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 これをもって質疑を終結いたします。
  これより討議に入ります。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 討議を終結いたします。
  これより討論に入ります。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 討論を終結いたします。
  これより、議案第42号 町道路線の認定についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○市川金雄議長 起立全員であります。
  よって、議案第42号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第43号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○市川金雄議長 これより、日程第14、議案第43号 町道路線の廃止についてを議題といたし ます。
  議会事務局長に朗読させます。
○柴崎秀雄議会事務局長 朗読いたします。
  議案第43号 町道路線の廃止について。
  別紙のとおり、道路法(昭和27年法律第180号)第10条第3項の規定により町道路線を廃止することについて議決を求める。
  平成20年6月3日提出、ときがわ町長、関口定男。
  以上でございます。
○市川金雄議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、議案第43号の提案理由を申し上げます。
  ときがわ町大字関堀地内にある町道都851号線は、道路改良工事により起点部分が切土法面となり、高低差が発生し通行不能となったことから、この道路の付け替えを行うため廃止する必要があり、この案を提出するものであります。
  細部につきましては、建設課長よりご説明申し上げます。
○市川金雄議長 続いて、細部説明を求めます。
  桑原建設課長。
○桑原和一建設課長 それでは、議案第43号 町道路線の廃止についての細部説明をさせていただきます。
  この町道路線の廃止につきましては、ときがわ町大字関堀地内にある町道都851号線は、道路改良工事により起点部分が切土法面となり、高低差が発生し通行不能となったことから、この道路の付け替えを行うため廃止する必要がありますので、よろしくお願いいたします。
  次のページをごらんください。
  廃止路線の調書となっており、廃止する路線は町道都851号線で起点及び終点は記載のとおりです。
  次に、議案参考資料の資料ナンバー8、廃止路線の参考資料により具体的に説明をさせていただきます。次のページをごらんください。
  廃止路線の案内図となっており、縮尺は1万分の1です。この図面の中で、ピンクで着色した部分が県道の縦が飯能寄居線、横が大野東松山線です。茶色の部分が、ときがわ町第二庁舎、廃止したい町道は中央よりちょっと下の部分ですけれども、赤丸内で赤で着色した部 分です。
  次のページをごらんください。
  廃止路線の位置図となっており、縮尺は2,500分の1です。廃止路線の延長及び幅員は記載のとおりです。この図面の下に、赤で着色した部分が廃止したい町道都851号線で、この851号線につきましては、町道都55号線道路改良工事、図面の中ですと黄色の部分です。道路改良工事及び起点部分が切土法面となり高低差が発生し、通行不能となったことから、この道路の付け替えを行うため廃止するものです。
  また、付け替え部分としては、この図面の下のほうですけれども、緑で着色したところを予定しております。
  なお、この認定につきましては、次の議案で認定したいと考えております。
  これで、議案第43号 町道路線の廃止についての細部説明を終了させていただきます。よろしくお願いいたします。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  これより、日程第14、議案第43号 町道路線の廃止についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 質疑を終結いたします。
  これより討議に入ります。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 討議を終結いたします。
  これより討論に入ります。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 討論を終結いたします。
  これより、議案第43号 町道路線の廃止についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり廃止することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○市川金雄議長 起立全員であります。
  よって、議案第43号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第44号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○市川金雄議長 これより、日程第15、議案第44号 町道路線の認定についてを議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○柴崎秀雄議会事務局長 朗読いたします。
  議案第44号 町道路線の認定について。
  別紙のとおり、道路法(昭和27年法律第180号)第8条第2項の規定により町道路線を認定することについて議決を求める。
  平成20年6月3日提出、ときがわ町長、関口定男。
  以上でございます。
○市川金雄議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  関口町長。
○関口定男町長 続きまして、議案第44号の提案理由を申し上げます。
  ときがわ町大字関堀地内にある町道都851号線は道路の付け替えが完了し、一般交通の用に供していることから認定する必要があり、この案を提出するものであります。
  細部につきましては、建設課長よりご説明申し上げます。
○市川金雄議長 続いて、細部説明を求めます。
  桑原建設課長。
○桑原和一建設課長 それでは、議案第44号 町道路線の認定についての細部説明をさせていただきます。
  この町道路線の認定につきましては、ときがわ町大字関堀地内にある町道都851号線は道路の付け替えが完了し、一般交通の用に供していることから、認定する必要がありますので、よろしくお願いいたします。
  次のページをごらんください。
  認定路線の調書となっており、認定する路線は町道都851号線で起点及び終点は記載のとおりです。
  次に、議案参考資料、資料ナンバー9、認定路線の参考資料により説明させていただきます。次のページをごらんください。
  認定路線の案内図となっており、縮尺は1万分の1です。この図面のほぼ中央に、緑で着色した部分が認定したい町道都851号線です。
  次のページをごらんください。
  認定路線の位置図となっており、縮尺は2,500分の1です。この図面の下側ですけれども、緑で着色した部分が認定したい町道都851号線で、延長は49メートル、幅員2メートルです。
  これで、議案第44号 町道路線の認定についての細部説明を終了させていただきます。よろしくお願いいたします。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  これより、日程第15、議案第44号 町道路線の認定についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  14番、野原兼男議員。
○14番 野原兼男議員 ちょっと、これ確認なんですけれども、非常に延長の短い道路なんですけれども、これは本来、利用される道路のためだと思うんですけれども、主にどんな利用を現在されているのか。
  それと、あと延長は49メートルですけれども、その後、ここは愛宕山のあれかと思うんですけれども、その後、延長は愛宕山を上る山道とか、そういうのにはつながっている状況なんでしょうか。ちょっと、その辺、確認したいと思います。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  桑原建設課長。
○桑原和一建設課長 まず、この町道の利用でございますけれども、主に歩行者専用というか、歩行者のみが通行可能のような地形で利用状況でございます。これは、延長も短い路線で、先ほども廃止した路線と延長及び幅員はほぼ同じような形です。ただ単に、先ほど言ったように、高低差が発生しましたので、それを現状の規模で現状のところに付け替えたというような状況です。
  以上です。
○市川金雄議長 野原兼男議員。
○14番 野原兼男議員 歩行者が利用される道路ということなんで、それはわかるんですけれども、ただ歩くだけの50メートルの道路、何かここに利用価値というのがある道路なんでしょうか。何か、これを使わなくては何か道路、これ使わなくてはならないという道路なのか。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  桑原建設課長。
○桑原和一建設課長 廃止した路線の隣接には、当然、土地がございます。山林がございます。 それが、当然、高低差に先ほども言ったように発生しますので、その土地に入れなくなってしまいます。ですから、今度は付け替えてその土地の利用にもできるようなという形でございますので、廃止した路線、認定した路線、機能的には全く同じような状況でございます。
  以上です。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
          (「いいですよ」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 これをもって質疑を終結いたします。
  これより討議に入ります。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 討議を終結いたします。
  これより討論に入ります。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 討論を終結いたします。
  これより、議案第44号 町道路線の認定についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○市川金雄議長 起立全員であります。
  よって、議案第44号は原案のとおり可決されました。
  暫時休憩いたします。
  再開は2時10分からお願いいたします。
                                (午後 1時54分)
─────────────────────────────────────────────────
○市川金雄議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午後 2時10分)
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第45号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○市川金雄議長 これより、日程第16、議案第45号 ときがわ町立明覚小学校校舎耐震補強及び大規模改造工事請負契約の締結についてを議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○柴崎秀雄議会事務局長 朗読いたします。
  議案第45号 ときがわ町立明覚小学校校舎耐震補強及び大規模改造工事請負契約の締結について。
  次のとおり、工事請負契約を締結することについて議決を求める。
  1、工事名 ときがわ町立明覚小学校校舎耐震補強及び大規模改造工事。
  2、施工箇所 埼玉県比企郡ときがわ町大字関堀地内。
  3、履行期限 平成20年9月19日。
  4、請負金額 6,268万5,000円。
  5、請負業者 住所 東松山市松本町1丁目2番6号。
         氏名又は名称 中里建設株式会社。
         代表者職氏名 代表取締役 中里c夫。
  平成20年6月3日提出、ときがわ町長、関口定男。
  以上でございます。
○市川金雄議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、議案第45号の提案理由を申し上げます。
  ときがわ町立明覚小学校校舎耐震補強及び大規模改造工事の請負契約を締結したいので、ときがわ町議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、この案を提出するものであります。
  細部につきましては、教育総務課長のほうから説明を申し上げます。
○市川金雄議長 続いて、細部説明を求めます。
  内室教育総務課長。
○内室睦夫教育総務課長 それでは、議案第45号 ときがわ町立明覚小学校校舎耐震補強及び大規模改造工事請負契約の締結について、細部説明をさせていただきます。
  この工事請負契約につきましては、平成20年5月13日に実施いたしました指名競争入札によりまして、契約の必要がございますので、よろしくお願いいたします。
  それでは、議案参考資料、資料ナンバー10番をごらんください。
  初めに、1ページをごらんください。明覚小学校校舎耐震補強及び大規模工事の概要により、説明させていただきます。表の3行目をごらんください。
  建築区分が校舎で、階数が3階、構造がRC、鉄筋コンクリート造でございます。
  続きまして、耐震性能の診断の対象となった棟でございます。棟番号21、本資料には平面 図等には記載されておりません。建築年が昭和54年3月で、面積1,462平方メートルの建物でございます。
  適用した診断方法は、第2次診断で建物の耐震性能を示す構造耐震指標の数値Isと申しますが、このIsの数値、強度が不足した方向及び階でございますが、方向が建物が長方形でございますので、その長いほうの方向が不足しております。それから、階でございますが、1階と2階が不足しております。この校舎のIs値、既存でございますが、0.59となっております。今回の設計で0.77まで引き上げるものでございます。この数値が大きいほど耐震性がよいものとなります。今回の耐震補強工事で文部科学省の補助要件であります0.7以上に引き上げるものでございます。
  次に、表の中ほど、1の耐震工事の概要を説明いたします。
  この補強工事は、鉄骨ブレースを4カ所設置いたします。1階の普通教室の南面に2カ所、それから同じく2階に2カ所でございます。このほかに、コンクリートブロックの撤去、それから高架水槽のアンカーボルトの取りかえ、電気設備、機械設備などでございます。
  続きまして、大規模改修工事でございます。
  昭和58年の増築分976平方メートルに、先ほど申し上げました耐震の補強分1,462平方メートルを加えた2,438平方メートルが対象となっております。主なものといたしまして、外壁改修、屋上防水となります。このほかに、内装改修、これはギャラリー室を普通教室にし、内装を木質化するものでございます。また、これらに付随したトイレ改修、電気、機械設備工事などでございます。
  工事の概要につきましては、以上のとおりでございます。
  次に、2ページをごらんください。指名業者の一覧表でございます。
  今回の工事につきましては、番号1番、会社名、株式会社島村工業を初め8社を指名競争入札に付したものでございます。結果につきましては、番号7番目の中里建設株式会社が入札額5,970万円で落札いたしました。
  次に、3ページをごらんください。工事計画工程表でございます。
  表の5行目に記載されております入札を先ほど申し上げましたが、5月13日に実施いたしました。現在、仮契約を行っているところでございます。工事の計画といたしまして、6月中旬から現地調査を開始する予定でございます。続いて、業者による施工図の作成、それから製品の工場製作、外部足場の設置、夏休みに入りまして、鉄骨ブレースの設置、外壁工事、防水工事などを予定しております。夏休み中に工事を終了させ、工期であります9月19日ま でには書類の提出等、すべて終了する予定でございます。
  次に、4ページをお開きください。
  こちら平面図でございます。こちら、学校全体を記載したものでございます。こちらの平面図につきましては、屋上防水の面積が主に記載してございます。
  続いて、5ページをごらんください。
  5ページにつきましては、鉄骨のブレースの設置箇所が記載されております。中ほどから左側、黒の斜線が引いてございます。1階、それから2階の部分でございます。
  なお、外装工事につきましても、この立面図の外壁部分が対象となるものでございます。
  以上で、議案第45号 ときがわ町立明覚小学校校舎耐震補強及び大規模改造工事請負契約の締結について、細部説明とさせていただきます。よろしくご審議賜りますようお願いいたします。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  これより、日程第16、議案第45号 ときがわ町立明覚小学校校舎耐震補強及び大規模改造工事請負契約の締結についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  11番、岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 これ、20年度の予算に入っていたかと思うんですが、私の一般質問で書いたんですけれども、予算を組むときに、その金額を出すに当たって、業者が見積もった額なのか、それとも教育委員会で積算した額なのか、予算を組むときの額ですね。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  内室教育総務課長。
○内室睦夫教育総務課長 これにつきましては、業者に見積もっていただいた額でございます。設計士、業者に見積もっていただいたものでございます。
○市川金雄議長 11番、岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 それは、どこの業者ですか。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  内室教育総務課長。
○内室睦夫教育総務課長 丸岡設計でございます。
○市川金雄議長 11番、岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 これ、見積もり最後になると思いますが、これは1社にお願いした んですか。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  内室教育総務課長。
○内室睦夫教育総務課長 1社でございます。
○市川金雄議長 ほかに、1番、前田議員。
○1番 前田 栄議員 ちょっと、今ので関連なんですけれども、丸岡設計さんというのは、どこの住所の業者なのかと。あと、大体金額ですか。それと、今ちょっとわからなかったんですけれども、中里は8社のうちの1つで、中里と共同なんだか、丸岡は入札なんだかよくわからないんですけれども、丸岡設計がすべてを決めるというような感じで受けていいんですか。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  内室教育総務課長。
○内室睦夫教育総務課長 丸岡設計につきましては、秩父の会社でございます。
  設計の請負額につきましては、ただいま手元に資料がございません。改めまして、準備いたしまして報告させていただきます。
○市川金雄議長 補足説明をお願いします。
  関口副町長。
○関口 章副町長 設計と工事の関係でありますが、設計については、ご案内のとおり、前年度に基本的に予算をとって、設計業者についても当然のことながら、指名競争入札に競争原理で数社の中から丸岡設計が価格的に落札をして設計をやったと。その設計の中で県単価等を参考にしながら見積金額を出して、それに基づいて当然のことながら、その金額どおりではありませんが、予定価格を示して、また工事業者についても、また指名をして最終的に落札するというシステムです。
  以上です。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  再々質問です、前田議員。
○1番 前田 栄議員 19年度において競争入札を丸岡設計、これ秩父の業者さんというんですけれども、この辺の近くというか、地元の設計屋さんというか、それでは入札だから、地元の業者さんも入っているわけですか、設計において。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  内室教育総務課長。
○内室睦夫教育総務課長 先ほどの件でございますが、失礼いたしました。秩父市に本社がございまして、小川町に営業所がございます。その設計の入札業者につきましては、ただいま資料がございませんので、後ほど報告させていただきます。
○市川金雄議長 補足答弁お願いします。
  関口副町長。
○関口 章副町長 手元に資料がないので、具体的にどの業者がどうだということではありませんが、設計についても、これまでの実績、それから代理人のいる営業所等、管内、あるいは近隣ということで、ある程度地域をここらに限定をして、その中から指名選定業者を選定して指名すると、こういう仕組みでやってます。
  以上です。
○市川金雄議長 ほかに、5番、鳥越議員。
○5番 鳥越準司議員 この参考資料の10なんですが、この中でまず2つの工事、耐震補強工事と大規模改造工事に分けてあるんですが、ここをお聞きしますけれども、3番、高架水槽アンカーボルトの取りかえというのがございまして、この最後、後ろに老朽化により高架水槽本体の交換、これは耐震補強の工事に入るのか、それぞれの大規模工事に入るのか、高架水槽の交換、もし大規模工事に入るんだったら、どの番号に上がるのかどうか、お知らせください。
  それと、あと工事金額ですが、耐震補強工事、それと大規模改造工事、大体幾らぐらいの予算規模、ざっとでいいですが、分けられるんでしたらお願いしたいと思います。
  以上です。
○市川金雄議長 2点ありましたが、答弁を求めます。
  内室教育総務課長。
○内室睦夫教育総務課長 まず、高架水槽でございますけれども、こちらにつきましては、アンカーボルトの取りかえ部分につきましては耐震でございます。
  それから、高架水槽の取りかえにつきましては、大規模改造工事で実施を予定しております。
  なお、こちらの高架水槽の工事内訳でございますが、高架水槽につきましては、機械設備でございます。
  それから、工事耐震の金額と大規模工事の金額でございますが、耐震が予算ベースで 1,200万円、それから大規模改造が6,000万円でございます。消費税を抜いてでございますので、失礼しました、1,200万円と6,400万円でございます。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  休憩いたします。
                                (午後 2時32分)
─────────────────────────────────────────────────
○市川金雄議長 休憩前に引き続き再開いたします。
                                (午後 2時33分)
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○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
          (「はい、結構です」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 ほかに、4番、野原和夫議員。
○4番 野原和夫議員 4番、野原和夫です。
  この入札制度においては、今、東松山市が談合疑惑で大分揺れています。今回の予定の掲示を見ますと6,950万4,000円の予定価格に対して、各社の入札の金額を見ますと、5,000万円の会社が1社しかないんですね。全部6,000万円以上なんです。こういうことから見ても、余りにも近寄りがたい金額が示されているのではないかなんて思うんですが、5,970万円、中里建設、ほかも全部6,000万円以上でございます。これから、談合、談合と言って今あちこちで騒がれていますが、そういう中でときがわ町においても、入札、この制度においても十分見直す時期に来ていると思うんですね。そういうこともちょっとお聞きしたいんですが、それと本題の耐震補強においては、鉄骨ブレース、この4カ所、左側の箇所に4カ所集中しておりますが、鉄骨ブレースの4カ所、十分、耐震の力がここで集中してあるのかどうか、もう少し、私はどうも左側に1カ所やっているだけで、この校舎全体から見ると補強度が何だかおかしくなるような感じがするんですが、これは設計士、専門家がはかった数字だと思うんですが、そういう点、ちょっと聞きたいんですが。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  関口町長。
○関口定男町長 入札制度につきましては、我々も今いろいろ検討しておりまして、一般競争入札制度の導入等も今考えております。具体的には、今回の水道の受水槽は一般競争入札で行います。そういう形で今検討しておりますので、ご理解いただきたいと思います。
  それと、今、ブレースの位置が偏っているという話ですが、これはもう専門家がやっておりまして、平成19年度に予算を組みまして、設計予算を組んで専門の設計士さんが設計をして、それによってこういう図面ができて施工するわけですから、我々がとやかく言う筋合いではないと思います。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
○4番 野原和夫議員 担当課長から、もう少し説明してもらえればありがたいんですが。
○市川金雄議長 内室教育総務課長。
○内室睦夫教育総務課長 それでは、ただいまのブレースの位置でございますが、参考資料の5ページをお開きください。
  実は、この建物は屋上のところに建物が2センチぐらいの四角いものが出ていると思いますが、そこから右は増築した新しい部分になりますので、そこから左ですので、真ん中より若干左に寄ったような形の設計となっております。ですので、極端に左に寄っているということではないんですが、全体を見ますと左なんですが、耐震の建物から見ますと、ほぼ真ん中というような形でございます。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  ほかに、7番、笹沼議員。
○7番 笹沼和利議員 ありがとうございます。これとはちょっと違いますけれども、小学校で今回、明覚小学校ということなんですけれども、耐震構造、これからもやっていかなければいけないと思うんですけれども、残っているところはどのあたりのところか。そしてまた、今後の予定はもちろんわかるところで結構なんですけれども、どんなような予定を組んでいるのか。国のほうも、今、こんな状態ですので、その辺のことも含めて、よろしくお願いいたします。
○市川金雄議長 関連ですが、答弁を求めます。
  内室教育総務課長。
○内室睦夫教育総務課長 それでは、これからの残っている建物と、これからの予定でございますが、残っている建物につきましては、まず都幾川中学校の特別教室、それから都幾川中学校の体育館、屋内運動場でございます。それから、玉川小学校の屋内運動場、体育館でございます。続きまして、明覚小学校の体育館、それから萩ケ丘小学校の体育館となっております。
  今後の予定でございますが、来年度以降、古い順から申し上げますと、都幾川中学校の特 別教室が古いんでございますが、そちらにつきましては、今後検討いたしまして、また来年度以降、実施していきたいと考えております。
  以上でございます。
○市川金雄議長 関口町長。
○関口定男町長 済みません、担当者が変わりますので、担当者はまだちょっといろいろ4月になったばかりなので、前のことからちょっとしゃべれないで申しわけないんですが、ときがわ町につきましては、校舎につきましては、この明覚小学校が最後で全部終わります。玉川小学校、玉川中学校、都幾川中学校は去年やりまして、萩ケ丘小学校はもう建った時点で耐震はクリアしておりますので、ですから校舎につきましては、この工事で全部終わります。あとは、先ほど教育総務課長が答えました体育館、特別教育等がどの順番でやっていくかということでございますので、ほかの町村と比べると耐震化率は校舎については、もう全部ですから100%ということになります。あとは、体育館関係、玉川中学校の体育館は新築しましたので、あれもクリアしているということです。先ほど、まずやるんでしたらば、都幾川中学校の体育館になるか、特別教室になるか、順番とするとそういう形で行くようになっております。流れで、ずっと六、七年前からの流れで来ていますので、私のほうから答えさせていただきました。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  ほかに、14番、野原兼男議員。
○14番 野原兼男議員 14番、野原です。
  この大規模改修だけに限ったわけではないんですけれども、入札に関する全般的なことなんですけれども、代表回数につきましては、指名業者、指名入札を行っているわけですけれども、こういった場合に同一指名業者間の下請というのは禁止しているわけでしょう。同一指名業者間で下請を請け負う、下請の請負を禁止はしていないのか。その点について、お伺いしたいと思います。
○市川金雄議長 指名をした業者間で下請をするかしないか、その辺の。
○14番 野原兼男議員 下請の請負のそれを禁止しているか、していないか。
○市川金雄議長 休憩いたします。
                                (午後 2時41分)
─────────────────────────────────────────────────
○市川金雄議長 休憩前に引き続き再開いたします。
                                (午後 2時43分)
─────────────────────────────────────────────────
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  関口副町長。
○関口 章副町長 お答えいたします。
  具体的な今回の大規模改修とか、そういった面についての個別的な契約の中で、どう書いてあるかというのは、ちょっと目で確認しておりませんので、その点まで含めて確認をできませんが、私どものときがわ町建設工事標準請負約款では、当然のことながら、一括して委任したり、あるいは一括下請負を禁止をしております。また、下請負人等を選定する場合については、当然のことながら、相手方を県内に本店を有する者の中から選定するようにというような規定でありますとか、あるいは下請人の重要なことについては通知を求める、だれを下請にするか。それから、そういった規定があります。したがって、下請負契約締結というような場合については、それを見て判断できますが、恐らく具体的にこれこれこういったものについてはやってはいかんということまでの細かい取り決めは、個々の契約の中でやっておらないと思います。相互に競争した中で、他の業者に、また下請するということは想定していないこともあって、個別の契約なのか、そこまでやってはいけませんよということを明文で書いたものまでは、ちょっと気がつかないというか、余り見たことはないですね、ということでございますが、ひとつよろしくお願いいたします。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  14番、野原兼男議員。
○14番 野原兼男議員 ときがわ町には、そういったことは明確には規定してないということ。実際に、私なんかも経験しているんですけれども、同一指名間での下請の禁止というのは、そういったいろいろな公共事業等の競争入札の中では、あらかじめ禁止してやっているところというのは何でかというと、下請を前提に談合が行われると。そういった不正をなくしていくということと、それを図っていくということで、明確に禁止している、実際にやっているところもありますので、そういった今、野原和夫議員さんからありましたけれども、そういった談合、いろいろなもので問題になっていますので、そういったところを町としても明確な基準をつくって、入札業務に当たっていただきたいと思います。よろしくお願いします。
○市川金雄議長 関口町長。
○関口定男町長 皆さん、ご指摘のとおり、やはり一番心配しているのは談合問題だと思うし、そういうことだと思いますので、先ほど言いましたように、来年に向けて一般競争入札制度の導入に向けて、鋭意、努力していますので、ご理解をいただきたいと思います。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  ほかに。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 これをもって質疑を終結いたします。
  これより討議に入ります。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 討議を終結いたします。
  これより討論に入ります。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 討論を終結いたします。
  これより、議案第45号 ときがわ町立明覚小学校校舎耐震補強及び大規模改造工事請負契約の締結についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり締結することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○市川金雄議長 起立全員であります。
  よって、議案第45号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第46号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○市川金雄議長 これより、日程第17、議案第46号 平成20年度ときがわ町一般会計補正予算(第1号)についてを議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○柴崎秀雄議会事務局長 朗読いたします。
  議案第46号 平成20年度ときがわ町一般会計補正予算(第1号)。
  平成20年度ときがわ町の一般会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。
  歳入歳出予算の補正。
  第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ9,849万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ53億632万8,000円とする。
  第2項 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。
  平成20年6月3日提出、ときがわ町長、関口定男。
  以上でございます。
○市川金雄議長 続いて、提案者から提案理由の説明を求めます。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、議案第46号 平成20年度ときがわ町一般会計補正予算(第1号)について、提案理由を申し上げます。
  歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ9,849万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ53億632万8,000円とするものであります。
  細部につきましては、企画財政課長よりご説明申し上げます。
○市川金雄議長 続いて、細部説明を求めます。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 それでは、命によりまして、議案第46号 平成20年度ときがわ町一般会計補正予算(第1号)について、詳細説明をさせていただきます。
  まず最初に、全体事項につきまして、ご説明いたしますが、先ほど町長が提案理由で申し上げましたとおり、予算の総額に歳入歳出それぞれ9,849万9,000円を追加いたしまして、予算の総額を歳入歳出それぞれ53億632万8,000円とするものでございます。
  今回の補正につきましては、4月1日の人事異動に伴います人件費関係の補正及び緊急に必要な補正ということでございます。
  まず、2ページ、3ページでございますが、第1表 歳入歳出予算補正及び5ページから7ページの歳入歳出予算補正事項別明細書につきましては、ごらんいただきたいと存じます。
  次に、各項目の内容をご説明いたします。
  まず、歳入でございますが、8ページをごらんいただきたいと存じます。
  1目の財政調整基金の繰入金でございますが、9,849万9,000円を補正いたしまして、4億9,153万7,000円とするものでございます。この繰入金につきましては、歳出増加分の不足を補うための繰り入れでございます。この繰り入れ措置によりまして、財政調整基金の残額は2億745万2,000円に減少することになります。
  次に、10ページからの歳出でございます。
  人件費に伴います補正以外のものについて、事業別にご説明をさせていただきたいと存じ ます。
  まず、12ページをごらんいただきたいと存じます。
  交通対策事業でございます。補正額20万円、補正いたしまして、4,982万6,000円とするものでございます。内容といたしましては、11節の需用費の修繕費20万円でございます。この内容につきましては、バス停25カ所の修繕による補正ということで、明覚駅から小川町駅間のバス停の時刻表を掲示する板が小さいということで、それをA4、2枚の大きなものに交換をするという内容でございます。
  続きまして、そのすぐ下段でございますが、11目の自治振興費の駐在所移転事業でございます。15万円を補正をさせていただくものでございます。13節の委託料といたしまして、測量委託料、駐在所用地測量委託ということで15万円でございます。駐在所の移転に伴います用地確保のための用地測量業務委託経費の補正ということで、現在、大野地区にございます駐在所の建物が老朽化いたしましたこと、また担当地区が平地区、大椚地区、それに加えまして、大附地区も担当に入っているということで、駐在所を西平地域に移転をしたいという内容でございます。
  続きまして、12ページの下から2段目でございますが、税務総務一般管理事務でございます。補正額104万1,000円を補正いたしまして、423万7,000円とするものでございます。1節の報酬が96万円、徴収嘱託員の報酬でございます。9節の旅費が8万1,000円、同条の費用弁償でございます。徴収嘱託員を1名増員いたしまして、退職者の補充を行うというものでございます。
  続きまして、少し飛びますが16ページをごらんいただきたいと存じます。
  下から4段目ほどになりますが、2目の予防費の母子保健事業でございます。150万円を補正いたしまして、829万1,000円とするものでございます。19節の負担金、補助及び交付金、その補助金といたしまして、妊婦健康診査補助金150万円を補正するものでございます。こちらの内容につきましては、妊婦の健康診査の補助金を5回から町単独で10回に拡大するための費用ということで、1回当たり5,000円、1人5回で60人分を見込んでいるところでございます。
  続きまして、18ページをごらんいただきたいと存じます。
  中ほどよりも少し下段になりますが、中山間地域総合整備事業でございます。4,513万2,000円を補正いたしまして、1億7,318万7,000円とするものでございます。15節の工事請負費といたしまして、400万円を補正をするものでございます。こちらは、集道4号線、大 字別所地内の排水路の整備に伴います工事費でございます。
  次の17節公有財産購入費、土地の購入費といたしまして、104万4,000円を補正するものでございます。こちちは、集道3号線、7名の方の土地を買収するための費用ということでございます。
  次の22節補償、補てん及び賠償金4,008万8,000円でございます。内容といたしましては、物件移転補償金ということでございます。集道3号線、大字田中地内の事業所の移転に伴うもの、補償金でございます。
  続きまして、20ページをごらんいただきたいと存じます。
  やはり、中ほどよりも下段になりますが、道路新設改良事業でございます。5,435万4,000円を補正いたしまして、2億742万5,000円とするものでございます。15節の工事請負費、道路改良工事といたしまして、2,800万円を補正するものでございます。路線といたしましては、町道玉1−4号線、大字玉川地内の工事費でございます。こちらは、東プレ株式会社の関連の道路の工事ということで、緊急に工事をする必要があるというものでございます。
  17節の公有財産購入費の土地購入費といたしまして、2,395万4,000円を補正するものでございます。こちらは、その道路の用地、土地を1,114平米、平米単価2万1,500円で買収するものでございます。
  次の22節補償、補てん及び賠償金240万円でございますが、水道管の移設補償金ということでございます。こちらは、先ほどの東プレ関連の道路に埋設してございます石綿管を更新する工事の補償金ということでございます。
  続きまして、次の22ページをごらんいただきたいと存じます。
  中ほどにございます少人数学級推進事業でございます。281万8,000円を補正いたしまして、556万5,000円とするものでございます。7節の賃金、臨時職員賃金といたしまして、255万円を補正させていただくものでございます。玉川小学校の4年生が36名になったことに伴います教職員1名分の増額補正という内容でございます。小学校は35人学級を基準としているということでございまして、1名増加したことによりまして、教職員が1名増員が必要になったという内容でございます。
  続きまして、24ページをごらんいただきたいと存じます。
  こちら、1番が特別職の方の給与費明細でございますが、共済費11万1,000円の増につきましては、共済組合の負担率の増加によるものでございます。そして、次の25ページ、一般職の給与明細でございますが、3名職員減ということで125名に減員になったという内容で ございます。この3名の内訳といたしましては、退職した職員が2名、そして比企広域へ派遣になった職員が1名ということで、合計3名が減ということでございます。そして、給与費、共済費を合計いたしまして、991万1,000円の減額という内容でございます。手当の内訳につきましては、以下の表にお示ししているとおりでございます。
  以上、雑駁ではございますが、担当課長としての説明を終わらせていただきます。慎重ご審議賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  これより、日程第17、議案第46号 平成20年度ときがわ町一般会計補正予算(第1号)についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  4番、野原和夫議員。
○4番 野原和夫議員 4番、野原和夫です。
  まず、19ページにおいて、この間、説明がありました田中の道路の件ですが、タケダふとんさんですか、この問題ですが、4,000万円からのお金がかかるわけですが、この被補償者1人、建物移転補償費、また工作物移転、営業補償等の金額はどのくらいに補償金がなっているのか、内訳を教えていただきたい。
  それから、21ページの東プレ、この会社の件ですが、議会が始まるとある人に連絡したら、その近くの人からきのう私の家に電話がありまして、プレス工場ということで、恐らく騒音が出るということを言っているんですね。騒音が大分うるさいということも聞いています。この点について、防音壁というか、会社にそういう要求等も町はできるのかどうか、そういうことも聞いてくれないかと。
  それと、交通の面では、玉高の辺80台、大分の多くの車が行き来するということで、近隣のある人からもミラーの設置、安全対策に十分力を入れてくれるのどうか、そういう点についても家に電話がありましたので、その点、町が対応どういうふうにしてくれるか。それは、あと音についての住民説明会は、会社と住民の説明がちゃんとなされたのか、そのことについてお伺いしたい。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 それでは、1点目の集道3号線の物件移転補償金の内訳につきまして、ご答弁申し上げます。
  まず、建物の補償でございますが、この建物につきましては、木造が1棟、それから非木造が1棟、計2棟でございます。金額の内訳でございますが、1,669万7,894円でございます。
  次に、工作物の移転料でございますが、これにつきましては、工場内にあります機械設備の移転になります。先ほどの木造、それから非木造の工場内にある設備、機械設備の移転になります。金額につきましては、698万5,411円となります。
  次に、3番目に動産の移転料90万6,600円、これは工場内の移動式の機械ですとか、荷車ですとか、作業台ですとか、そういったもろもろの動産の移転料でございます。
  それから、4番目が仮倉庫の補償費、これにつきましては、95万円でございます。これは、工場内の機械、あるいは動産等の保管に要する経費ということでございます。
  次に、5番目といたしまして、移転雑費80万2,380円、これにつきましては、建築確認、あるいは建築の際の地鎮祭等々に要する費用ということで、移転雑費として計上してございます。
  それから、最後に営業休止補償、営業補償でございますが、これにつきましては、1,374万5,396円という算定でございます。
  内容につきましては、以上でございます。
○市川金雄議長 続いて、2番目の。
○久保 均企画財政課長 続きまして、2点目の東プレ関連のものにつきまして、お答えさせていただきます。
  まず、騒音問題ということでございますが、過日の平成20年5月18日に勤労福祉センターを会場といたしまして、東プレ株式会社主催によります地元説明会が開催をされました。あちらの区長さんを初め、近隣住民の方、約30名の方がお集まりをいただいたところでございます。その中で、まず騒音問題のご質問がございました。その東プレ側の回答といたしましては、騒音を45デシベル以下に抑えるということで、騒音の規制に関する法律をクリアしたいということでございます。操業については、夜の12時までを予定しておるという話でございました。特に、10時以降については、その辺を厳しくチェックして、例えばフォークリフトのバック音、ピーという音が鳴りますが、そういったものについてもスイッチをつけたりして、十分気をつけるという回答でございました。
  ホンダ関連の部品を提供しておりますので、ホンダの事情によりまして、ホンダが24時間操業に入った場合は、深夜にも操業する場合があるという話がございましたが、その場合も十分、音については気をつけるという話でございました。
  また、2つ目の車の出入りの関係でございますけれども、納入関係の車が約40台程度、そして部品等の外部の会社から搬入される車が約30台程度、そして相模原のほうに工場があります、そういった方面からの車が10台程度、合計80台から85台程度のトラックが出入りをするという内容でございました。そのほかに、朝晩の通勤の職員の方が70から75人程度の車が通るという話でございました。この交通安全の問題につきましては、非常に地域の住民の方も心配をしておりまして、会社としてもトラックを搬入する車、納品に出る車、そういった車を玉高側の道路から一方通行で入りまして、出口は東側の通用口から出て、県道の大野東松山線のほうに出るという形で、一方通行の形で出るというような話がありました。
  また、県道の交差点に近い部分は一方通行で出るほうだけにして、入る車はなしにして、交通の渋滞を防ぐような、そういった方法も考えているということで、今回の補正によりまして、歩道も整備をされますので、そういった交通関係、交通安全については十分運転手にも指導しながら対応していきたいという説明がございました。
  以上でございます。
○市川金雄議長 4番、野原和夫議員。
○4番 野原和夫議員 最初に、さっき言った道路の問題のことについてお伺いしますが、これだけの補償をつけているわけですが、この中で営業補償も大分1,374万円ですか、そういう補償金については、本人の意向、そういう人たちへの希望どおりの予算をつけたのか、この金額はどういうふうな計算で補償金額を出したのか。その点、お伺いします。
○市川金雄議長 山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 まず、補償全般の算定の方法について申し上げます。
  この補償費につきましては、公共用地の損失補償算定基準書というのがございます。これに基づきまして、補償をさせていただいているということでございます。また、先ほどの営業補償につきましては、これにつきましては、過去3年間の工場の確定申告、また決算書等に基づきまして、この営業補償の算定をさせていただいているところでございます。いずれも、先ほど申し上げた公共用地の算定補償基準書に基づいて算定をしているものでございます。
  以上でございます。
○市川金雄議長 4番、野原和夫議員。
○4番 野原和夫議員 今の件はわかりました。
  それと、東プレ関係の問題ですが、この音にしても45デシベルですか、それ以下に抑える ように努力するという話し合いだったと思うんですが、これが24時間操業すると、その音に準ずる音以上に多分出ると思うんですよね。いざとなったときの相談窓口は、あくまでも役場でよろしいんでしょうか、町のほうで。それで、今、住民が問題にしている意見の中でも、やはり出入りの厳しい見通しの悪いところにカーブミラーもつけてほしいということも出ているんで、そういうことも全部、町のほうで話し合いに応じてくれるのか、このことも聞きたいんですが。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 工場立地の窓口といたしましては、企画財政課のほうで一括して担当をさせていただきたいと思います。
  また、建設課及び産業観光課にも、それぞれ並任辞令という形で工業誘致の関係の担当がおりますので、相談のほうも企画を通してやっていただければ、それぞれ担当者のほうに伝えまして、それぞれ対応させていただくという内容でございます。
  騒音の関係、特に深夜の45デシベルという形ですけれども、これは東プレのほうでは敷地の境界のところで以下に抑えるように、必ず守るという説明がございました。
  以上でございます。
○市川金雄議長 桑原建設課長。
○桑原和一建設課長 各県道からの出入りの関係の安全対策でございますけれども、具体的にカーブミラー等々というお話でございましたけれども、その辺につきましては、必要である場合には言っていただければ、現地を確認して対応はしていきたいと考えております。
○市川金雄議長 ほかに、6番、堀口議員。
○6番 堀口 宏議員 6番、堀口でございます。
  まず、歳出の11ページでございますけれども、共済費が総合事務組合負担金ということで700万円の上計上してございますけれども、これは19年度で職員が全部で7名だったでしょうか、退職をなさったようでございますけれども、その後で定年退職が1人が、ほかの方はまだ何年かあったように伺っておるわけですけれども、退職時の特別昇給制度というようなことで、埼玉県下で28の市と町が存続をしておるようでございますけれども、このときがわ町におきましては、自己都合だとか、定年退職の場合は該当しないんだと思うんですけれども、勧奨退職といいましょうか、そういうような場合は特別昇給をしておるための共済費の予算なのかどうか、その点お伺いをさせていただきたいと思います。
  議長、3問くらいいいんですか。2点ばかり、ちょっと済みません。
  17ページでございますけれども、下段のほうの母子保健の関係でございますけれども、増田議員が再三、女性の立場からでしょうけれども、妊産婦の健診の関係でございますけれども、この制度も町長もいち早く5回もということでやって、また10回ということで、他の市町村よりも先駆けてやっていただいておるわけでございまして、少子化対策の一環ではなかろうかと思っておるわけでございますけれども、これについても助成要綱というものができているかと思うんですけれども、当初予算だと委託料で280万円ばかり計上してあったかと思うんですが、今回、補助金というような関係で、これは単独事業ということなんでしょうけれども、補助金がどのような手続といいましょうか、当初予算では委託料で計上してあったようでございますけれども、その点について、申請といいましょうか、助成の要綱について、お伺いをさせていただきたいと思います。
  次に、21ページでございますけれども、これは先ほど野原和夫議員からもお話がございましたけれども、東プレの企業進出というようなことで、大変、町としてもありがたいわけでございますけれども、これは5月28日だったでしょうか、全員協議会のときにもちょっとお話を伺ったわけですけれども、10メートル道路ということで、現在はセンターラインも引いてございませんし、大変危険な道路でございまして、念願かなって今回完成ができるということで、喜ばしいわけでございますけれども、歩道は企業側につくるものかどうか、それは実は今の交通関係で1日小型車が80台以上往来をするということで、大変危険なわけでございまして、あそこにご承知のように、総合グラウンドがございまして、年間延べにしまして約1万2,000人から1万5,000人近くが毎年、総合グラウンドを利用しておりまして、使用件数が生涯学習課の方もおりますけれども、年間二百七、八十回は使っておるかと思います。
  そんな形で、スポーツ少年団、そのような子供もグラウンドに行くにも危険であるというお話も伺っておるわけでございまして、その点について、大野東松山線までできれば歩道でもというようなことで、お願いをいたしたいわけでございますけれども、どんな考えかお伺いをさせていただければと思っているわけでございます。よろしくお願いいたします。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  野原総務課長。
○野原泰子総務課長 まず、第1点目のご質問でございますが、総務費の共済費、総合事務組合負担金でよろしいでしょうか。こちらにつきましては、745万3,000円を補正させていただいております。こちらにつきましては、退職手当組合の負担金でございます。その上をちょ っとごらんいただきたいと思うんですけれども、共済費が特別職の共済費で三角の306万4,000円を減額してございます。こちらにつきましては、当初の予算が退職手当組合を特別職の共済費のほうに入れてございました。退手組合ですと、一般職と同様に負担金を別に分けないでお支払いするものでございますので、一般職に組み替えをさせていただいております。
  それと、あとは退職者分の負担金が今回加算をされてございます。定年退職1名、勧奨退職4名、自己都合1名ということで、それぞれの退職金に係る負担金をプラスにしたものが745万3,000円ということで、今回補正をさせていただいております。
  以上です。
○市川金雄議長 堀口議員。
○6番 堀口 宏議員 今、総務課長のお話しだと勧奨退職は4名ですか、いらっしゃるようでございますけれども、先ほど申されましたけれども、特別昇給というようなことで、ときがわも制度を設けているかと思いますけれども、概算で結構なんですけれども、どの程度、勧奨になりますと退職金といいましょうか、増額がされるのか。給料によって違うと思うんですけれども、その点ちょっとお伺いをさせていただきます。
○市川金雄議長 野原総務課長。
○野原泰子総務課長 それでは、お答えをさせていただきたいと思います。
  勧奨退職の要綱がございまして、退職時に特別昇給1号をアップするということでございます。昔の1号なんですけれども、今は4つに給料表が分けてあります。昔で言うと1号なんですけれども、それを特別昇給として対応するようにしてございます。とりあえず、金額のほうは今出してないんですけれども、よろしいですか。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  それでは、2点目についてお願いします。母子保健の申請手続の関係、蜥ャ民課長。
○蜻セ一郎理事兼町民課長 それでは、妊婦の健康診査の関係のご質問にお答えいたします。
  まず、当初予算で組ませていただきました予算につきましては、全額、県のほうの事業でございます。こちらの事業につきましては、5回までということで、県と医療機関で契約を結びまして、実際には保健センターのほうで医療機関で委託料の請求支払いをやっておるものでございます。それで、当初予算では今まで町のほうで3回補助いたしまして、5回の健診を受けられるということでやりましたので、県のほうで5回までやっていただけるということで、当初予算は見送ってしまったんですが、その後やはり町のほうでも単独で補助した ほうがいいんではないかということで、今までは3回やっていましたので、それに2回上乗せをして、県の分と町の分で合計10回ということで、今回はこちらの補正予算で計上させていただきましたが、この5回分につきましては、補助金という形で実際に領収書を添付して申請をしていただきまして、こちらのほうで事後で支払うという形をとっております。
  また、5,000円の金額につきましても、近隣の産婦人科のほうの先生ともご相談したんですが、なかなか5,000円でおさまる場合と、検査によっては出てしまう場合があるんだけれども、なるべく5,000円でおさまるようには努力していただけるというお話も伺っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
○市川金雄議長 堀口議員。
○6番 堀口 宏議員 大変、有意義な制度と思うんですけれども、前の5回までは委託料ということで、今回、これ町で単独ということで補助金ということでよろしいわけなんですね。
  それと、その5回なんですけれども、妊娠して、妊娠の前期とか後期とかが健診があるかと思うんですけれども、それは回数は別にいつ行ってもというか、その回数とか、その点については、どんなような要綱を考えているのか、ちょっとお伺いさせていただきます。
○市川金雄議長 蜥ャ民課長。
○蜻セ一郎理事兼町民課長 それでは、健診の時期と回数について、お答えいたします。
  まず、県のほうでこちらも定めてございますので、第1回が妊娠3カ月ということで、第2回につきましては妊娠6カ月、それから第3回につきましては妊娠7カ月、それから第4回が妊娠8カ月、第5回が妊娠10カ月ということで、5回の期間については県で定めておりますので、その間を補うような形で町のほうで5回補助したいということで考えております。
  以上でございます。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか、続いて3点目、東プレの歩道の関係、桑原建設課長。
○桑原和一建設課長 歩道計画について、お答えさせていただきます。
  まず、東プレの接している部分につきましては、全協の中で2車線道路で片側2.5メートルの歩道を設置と、全幅が10.25メートルという形で歩道につきましては、東プレ側に設置する計画となっております。その工場建設地から県道大野東松山線に至る町道につきましては、10.25メートルの道路改良計画で計画できればと考えています。東プレ建設地から、玉高のほうですけれども、ときがわ坂戸線のほうに向かいましては、歩道整備で10.25メートルを確保できればと、そんな考え方で計画し進められればと考えております。
  以上です。
○市川金雄議長 ほかに、14番、野原兼男議員。
○14番 野原兼男議員 14番、野原です。
  まず最初に、先ほど野原和夫議員さんのほうからも質問がありましたけれども、19ページの道路移転補償の件につきましてなんですけれども、こちらの全員協議会のほうの説明資料によりますと、移転補償金ということで非木造が36.72平米、木造が211.39平米ということで、木造は211.39平米になっているんですけれども、図面を見ますと鉄骨部分が49.38平米、この差がどういう差なのか、ちょっとその辺をお伺いしたいのと、あと今度、新しく工場新設する場合の建築面積はどのくらいで、その全額を補償しているのか、その点お伺いしたいと思います。
  それから、もう1点、23ページの中ほどにあります玉川小学校の4年生が36人になったので、職員1名増、補正ということなんですけれども、これちょっと私わからないんですけれども、35人学級をやっていまして、36人になるとすぐこれから増員しなくてはならない、そういった決まりがあるんでしょうか。もし、これ逆に減った場合は、すぐ1人に削減する、そういった決まりはあるんでしょうか。この辺について、ちょっとお伺いしたいと思うんですけれども、よろしくお願いします。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  1点目、山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 それでは、お答えさせていただきます。
  1点目の非木造の面積についてでございますが、先般の全員協議会の中の資料の中で、この非木造に関しては49.38平米というふうな図面の表示になっております。これについては、黄色い部分ということで、この面積49.38平米になってございますが、このうちの建物の補償に対する面積ということで、36.72平米ということでございます。
  それから、2点目の新しく再築する場合の考え方でございますが、これにつきましては、あくまで補償という考え方でおりますので、現在、補償させていただく建物の再築ということで補償させていただいております。したがいまして、地権者の方が新たに今現在の工場より広くしたいだとか、例えば3階建てにしたいとか、そういった考え方等がある場合については、自己のご負担ということになります。あくまで、現在支障になる建物の補償ということで算定させていただいております。
  以上でございます。
○市川金雄議長 野原兼男議員。
○14番 野原兼男議員 そうすると、新築する新工場については、要するに移転補償の約1,669万円提示されているわけですけれども、それ以上に新築する、あるいは建設費というのはかかっているということでよろしいわけですね。
○市川金雄議長 山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 お答えさせていただきます。
  この補償の考え方でございますが、先ほどの36.72平方メートル、これ非木造ですね。それから、木造の211.39平方メートル、これを再築した場合の補償ということになりますので、基本的にはこの広さのものであれば再築は可能であるという補償の仕方をしております。
  また、これに関して、新たに床面積を増加するとか、また構造を変えるとか、そういったことに関しては、新たな自己負担でやっていただくということになります。
  以上でございます。
○市川金雄議長 野原兼男議員。
○14番 野原兼男議員 課長の説明はわかるんですよ。わかるんですけれども、ただ私が聞きたいのは、新工場、新しい新築の工場の面積はどのくらいになっているのかということと、新築の建設費、それを教えてくれと言っているんです。
○市川金雄議長 山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 お答えさせていただきます。
  新しく建てる工場につきましては、この面積につきましては、工場の所有者、地権者がもちろん定めて建築をします。また、この建築費に関しましても、これは建築主さんの考え方で当然変わってきます。私どもとすれば、この支障になる建物の移転に係る費用ということで算定をさせていただいておりますので、当然、それ以外の内容等は伴ってくれば、新たな費用は個人の負担になってくるというふうなことになります。
  以上でございます。
○市川金雄議長 次の答弁を求めます。
  内室教育総務課長。
○内室睦夫教育総務課長 それでは、玉川小学校4年生が36人になったことに伴う教職員1名増分の補正の関係につきまして、ご説明させていただきます。
  まず、県の事業でございますが、小学校1、2年生、それから中学校1年生につきましては、小学校で35人が36人になった場合、それと中学校で38人が39人になった場合、県費負担で増員、少人数学級で先生を1名増員することができます。本年、平成20年度からときがわ 町町費でそれ以外の小学校の3年生以上、中学校の2年生以上につきまして、町費でこの人数になった場合に少人数の指導を行うことで要綱を作成しております。そういう中で、本年度、平成20年度でございますけれども、都幾川中学校の2年生が77名おりまして、そちらについて1名の予算措置をいただいておるところでございます。玉川小学校でございますが、本年の3月末に届け出がありまして、4月1日で玉川小学校のほうに入学が決定いたしました。それで、県でございますが、4月6日の時点で人数をとらえております。したがいまして、本町でも4月6日の時点で36人となっておりましたので、今回、少人数学級に該当いたしましたので、こちらの予算にのせさせていただいたところでございます。
  また、減ったときでございますが、こちらにつきましては、例えば4月6日以降ふえた場合は、特に増員にはなりません。減った場合も、4月6日時点ですので、それ以降減った場合は、特に減ということではなく、2名の体制でいくものでございます。
  以上でございます。
○市川金雄議長 野原兼男議員。
○14番 野原兼男議員 そうすると、基準というのは4月6日を、あえて後ろでふえたかふえないかによって増員していくと、以前にふえたんであれ、4月6日以降、転入してきて入ってふえたんでは、そういったものは適用にならないということでよろしいわけですね。
  それから、仮に減ったからといって、すぐは削減の対象にならないということで、それは1年間それでいくということで、その年度はいくということで理解していいわけですね。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  内室教育総務課長。
○内室睦夫教育総務課長 一般の学級につきましても、例えば40人の場合で41人になった場合、2クラスというふうに、そのような基準で進めてまいりたいと考えております。
○市川金雄議長 野原兼男議員。
○14番 野原兼男議員 それは、仮に1名、4年生がふえまして、4年生の教職員が1名ふえたわけですね。その1名というのは、4年生だけをまた指導というか、受け持って、ほかの学年は受け持たない、関係ないということでよろしいわけですか。2クラスになると、35人が36人になって、2クラスにすると10何人になると思うんですが。
○市川金雄議長 それでは、2クラスになったのかどうかということも含めて、教育長、答弁を求めます。
○戸口皓雄教育長 お答えします。
  学級編制の学級数の基準につきましては、40人を1学級の人数とするというのは国で定められております。そうした中で、文科省のほうも各都道府県、弾力的な運用ということで、埼玉県では先ほど内室課長が申し上げましたように、小学校1、2年生では新しく入ってきたばかりで学校になれないということで、きめ細かな指導が必要だろうということで、埼玉県では35人を超える場合については、学級数をふやしてもいいと。中学校1年生につきましては、38人を超えた場合についてということでございます。そうした中で、学級数が決定するのは埼玉県は4月6日でございます。6日で、例えば41人いたために2クラスになりますと、その後は人数は減っても2クラスのままいくというのが今の制度でございます。
  それから、国のほうは5月1日で確定をしているところでございます。そういう状況でございます。そうした中で、過日もお願いしていましたように、ときがわ町では子供たちのこれからの支援をするためにということで、ご理解いただいて、35人、小学校を超える場合、中学校38人を超える場合を全学級に広げさせていただいたところでございます。そうした中で、都幾川中学校、玉川小学校にも町費では1名、県費では1名入っています、既に。ですから、そういう状況でございます。ですから、これから4月6日に県の場合もクラスは人数で確定しますが、これが1クラスが3名を超えている場合については、今までも学級数を途中で変更することが可能でございました。ですから、そういうことも含めまして、このままいくのかと言われるときに、これから人数がどういう状況になるかわかりません。ですから、学校の実態を踏まえて、その辺のところは弾力的にとらえていけばというふうには考えておるところでございます。何分とも、ご理解いただければと思いますので、よろしくお願いをしたいと思います。
○市川金雄議長 ほかに、7番、笹沼議員。
○7番 笹沼和利議員 7番、笹沼です。1点質問をさせていただきます。
  8ページのところで、財政調整基金からの繰入金ということで、今回は収入は全部財政調整基金からですね。財調から、こういう形で残りの金額が2億円ということで、かなり減っているということで、当初予算の中でも本年度は3億9,000万円という財調からの繰り入れをしておりますし、この辺で財調からの繰り入れがこういう形で続いていて、財政の弾力化は大丈夫かなというのは、正直言ってちょっと不安なところがあるんです。もちろん、合併のほうの基金の積み重ねが出てくるのでいいのかなと思いもあるんですけれども、その辺の運営として、どういうふうに考えていらっしゃるのか、その辺のことをちょっとお聞きしたいと思います。よろしくお願いします。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 お答えさせていただきます。
  財政調整基金からの繰り入れということで、今回は対応させていただいております。9月になりますれば、ある程度、国・県の補助金、交付税等が確定をしてくると思います。また、繰越金、19年度から20年度への繰越金等も9月になれば大体はっきり決まってくるという段階でございますので、その時点で財源調整をもう1回やらせていただきたいと思います。また、今回すべて財調で対応しましたが、道路のような建設事業につきましては、起債も考えられると思いますので、追加要望というような形で起債のほうも考えていきたいと思います。
  先ほど、笹沼議員ご指摘のとおり、毎年2億円ずつ基金を積み立てております。この基金については、すぐ使える基金ではないんですけれども、償還が終わった金額から使えるというような基金でございますので、将来的にはこういった基金もあわせて使いながら、財源調整を図っていきたいと考えているところでございます。
  以上でございます。
○市川金雄議長 関口町長。
○関口定男町長 私のほうからも、この財政調整基金については、弾力的に使うための基金でありますので、我々の予算規模からしますと、常時、財政調整基金は3億から4億円ぐらいあればいいのかなと思っております。久保企財課長からもお話がありましたように、繰越金等の財調の受け入れと、それと基金のこの2億円は確実にやっていますので、その辺で何とか調整がつくかなと思っていますので、ご理解いただきたいと思います。
○市川金雄議長 ほかに、5番、鳥越議員。
○5番 鳥越準司議員 先ほど、野原議員にちょっと関連するんですが、23ページの少人数学級のことについて、臨時職員が入ったということで、この臨時職員さんは県からの手当、いわゆる教育事務所から派遣された人なんですか。それとも、町でもって別に職員を補充したのか、その辺の使いわけをどうされているのかと同時に、ほかに学校で臨時職員さん、いわゆる教職員としての臨時職員さんはいるのかどうか。現在、ほかの小学校、中学校で、その辺の給料体系が正職員と臨時職員さんではかなり違うと思うんですよ。その辺のあつれきとかがあるのかどうかと同時に、255万円プラス通勤手当云々、これがあるんですが、これが県の基準か何かありまして決められたものなのかどうか、その辺をお伺いしたいと思います。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  内室教育総務課長。
○内室睦夫教育総務課長 こちらの少人数学級の関係の職員でございますが、こちらにつきましては、県費ではなく町費の負担でございます。採用に当たりましては、3月末で4月ということの採用でしたので、特に教育事務所ということではなく、相談をさせていただきましたが、うちのほうから4月初めの状況で勤務できる優秀な者がおりましたので、そちらにお話をして勤務していただいている状況でございます。
  それから、町費の職員でございますが、ほかにもおります。人数は把握しておりませんが。
  手当につきましては、こちらの少人数学級のための臨時職員の任用等の要綱によりまして、時給を1,350円ということで定めております。日給で8時間勤務でございますので、1万800円になります。県費の職員の場合は、通常の県費の金額になりますので、金額的な差は大分あると。定かな数字は示せませんが、金額的な差はかなりございます。
○市川金雄議長 鳥越議員。
○5番 鳥越準司議員 3月の末に対象者がいらっしゃったということで、改めて募集はしなかったということなんですが、それは個人的にくどき落したということで理解していいかと思うんですが、あと時間当たり1,350円、これは町で一般職員を募集した場合の金額よりは、はっきり言えばはるかに高いというふうには思うんですけれども、その辺の一般職員、または保育園の保育士なんかとの差額、その辺の取り決めみたいなものは、町全体、町の中であるものかどうか。どういうふうに、この1,350円が出てきたものなのかどうか、お伺いしたいと思います。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  教育長。
○戸口皓雄教育長 私のほうから答えさせていただきます。
  教員の採用をするに当たっては、県費の新採用の教員、新しく教員になった者の給与は月額が約22万円でございます。ですから、それとやはり同じような学校の中に入っていく、いわゆる教員の資格を持っている教員でございますので、それに同じとはいきません、若干低いわけですが、それに近い状態の金額ということで、月額約20万円ぐらいですか、それで割っていたときに約1,350円にさせていただいたという状況でございます。
○市川金雄議長 鳥越議員。
○5番 鳥越準司議員 伺いまして、大体見合った金額で決められたということなんですが、これは町全体としてお聞きしますけれども、いろいろな教職員以外の臨時職員を採用してお りますが、正職員と臨時職員の差がある面では結構あるというふうにはお聞きしております。そこで、先ほども言いましたように、それの処遇に見合った金額を出しているんだけれども、教職員は出して、ほかの臨時職員には出さないと、もっと低い金額でいいんだという、その辺の差額を設けているのは、ちょっと統一性がないんではないかと思うんですが、いかがなものでしょうか。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  関口副町長。
○関口 章副町長 教職員につきましては、専門的な資格が必要であるとか、そういった面で特に総務課、町長部局である程度臨時職員の調整をやっていますが、それとはちょっと別の扱いということでなっております。あくまでも、教育委員会の考え方を尊重してやっていただいているということです。それ以外のものについては、当然のことながら、例えば保母さんならば資格があって、学校給食調理員とか、今までの金額、それから町内の他の類似の民間の事業所の賃金とか、あるいは比企地域内の同様に町村の臨時職員の賃金等を勘案して、ある程度定めているというふうな現状でございます。ですから、それが余りにも情勢が変わってきたり、あるいは今度は民間しか適用になりませんが、パート法みたいな関係で臨時職員について、どうするかというまた検討は適時やっていきたいと考えています。
○市川金雄議長 ほかに、11番、岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 済みません、お疲れのところ、大した質問ではないんで大変恐縮なんですが、13ページのバス停の時刻表ですか、これを25カ所A4、2枚分というんだら、A3だと思うんですけれども、ほかのところもA4で全部しているんではないですか。A3になっていますか、ちょっとそれが1つ。
  それと、徴収嘱託員の退職者の補充ということで1名ふやしたというんですが、結局、19年度と20年度では同じ人間なのか、それとも余計1人採用しているのか、それをちょっとお伺いしたいと思います。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  1点目、久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 お答えさせていただきます。
  旧バスの小川線、旧玉川村のほうで運行していたバス停なんですけれども、大きさが幅が10センチぐらいで長さが20センチぐらいの時刻表の板でございました。今回、いろいろ時刻表が見づらいというご指摘もございまして、大きいものに変えるということで、ほかのバス 停については、A4の紙、普通のこの大きさの紙なんですが、これが2枚縦に張れる大きさになっておりますので、ほかのバス停については、板を変えなくてそのまま張りかえられるというもので、旧小川線のバス停については小さい板だったんで、それを大きいものに変えないと張れないということで、今回、急遽補正でお願いしたという内容でございます。
  以上でございます。
○市川金雄議長 よろしいですか、2点目、岡野税務課長。
○岡野吉男税務課長 お答え申し上げます。税務課に関する職員配置について申し上げます。
  平成19年度は一般職10名、嘱託員1名でございました。平成20年度は一般職9名、嘱託員2名ということで合計11名で、トータルでは同じでございます。そのうち1名が、19年度に1名が退職者でございました。
  以上でございます。
○市川金雄議長 11番、岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 これ予算立てるときには10名と1名だったんですか。要は、これ補正で出てきた関係があるんで、それが何で出てきたのかなと。要するに、1名ふやしたということですけれども、これ予算立てるときは何名だったんですか。
○市川金雄議長 休憩いたします。
                                (午後 3時54分)
─────────────────────────────────────────────────
○市川金雄議長 再開いたします。
                                (午後 3時54分)
─────────────────────────────────────────────────
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  関口副町長。
○関口 章副町長 それでは、お答えいたします。
  当初予算の編成の時期と具体的な定員、各課の定数をどうするかという議論がちょっとタイムラグ、時間的な差がありまして、当初予算計上のときには税務課については、定年退職で税務課の職員が予定されておりましたので、それをカウントして正規職員9名、それから徴収嘱託員1名おりましたので、当初予算では9プラス1ということで計上させていただいたと。全体の中で、補充して1名常勤職員を配置するか、それとも徴収嘱託員でいくかという判断がちょっと後になりまして、予想外にやめられたということもありましたので、そう いうことで一方で定数を補充しないで、そのままいくということとの関連で、いろいろグループ制を活用して定数を我慢してもらうというところもありましたし、しかし一方で徴収率を上げなくてはいかんという税務課の特命もありましたので、その判断がちょっと当初予算に間に合いませんでしたけれども、徴収嘱託員を採用してやっていこうという判断になりましたので、結果的に6月に後追い的な補正になって恐縮なんですが、やらせていただいたということでございます。
○市川金雄議長 岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 よくわかりました。徴収嘱託員というのは、これは町内の人をとるのかどうかというのは、広域でこういう嘱託員を採用して、各地域に配置するというのは、町の職員となかなか知っている家は入りづらいんではないですかというような気がするんですが、そういう広域での職員というようなお考えはあるんでしょうか、これで終わりですけれども。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  関口副町長。
○関口 章副町長 具体的に、広域で徴収嘱託員的なものを採用するということも、具体的な話は出てないと思います。ただ、当然のことながら、これはなかなか地域の人で顔見知りだと強制的と言うと変ですが、徴収率を上げるというのは難しいので、例えば県税に応援を頼んだりして、徴収率を上げるという方策はやっています。そういう中で、広域の中でも例えば総務研究会みたいな課長の横で比企管内の総務課長会議とか、課長会議があるので、そういったところで議論していただくというのも1つの方法かなと思いますので、そこで前向きに研究していきたいと思います。
○市川金雄議長 ほかに。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 これをもって質疑を終結いたします。
  これより討議に入ります。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 討議を終結いたします。
  これより討論に入ります。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 討論を終結いたします。
  これより、議案第46号 平成20年度ときがわ町一般会計補正予算(第1号)についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり補正予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○市川金雄議長 起立全員であります。
  よって、議案第46号は原案のとおり可決されました。
  暫時休憩いたします。
  再開を4時15分、お願いいたします。
                                (午後 3時58分)
─────────────────────────────────────────────────
○市川金雄議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午後 4時15分)
─────────────────────────────────────────────────
   ◎答弁未了部分について
○市川金雄議長 先ほどの前田議員、鳥越議員の質疑に対し、内室教育総務課長から答弁の申し出がございます。これを許可いたします。
  内室教育総務課長。
○内室睦夫教育総務課長 それでは、先ほど前田議員からのご質問につきまして、お答えさせていただきます。
  まず、1点目の明覚小学校の今回の耐震補強及び大規模改造工事の設計業務委託に係る業者名、それから金額でございます。
  まず、業者名でございますが、株式会社松下設計、有限会社千葉構造設計コンサルタント、株式会社第一建築設計事務所、株式会社丸岡設計、株式会社細田設計、なお株式会社細田設計につきましては、入札を辞退しております。
  それから、金額でございますが、入札額が308万円でございました。実施額につきましては、336万円のところ308万円でございました。
  続きまして、鳥越議員からご質問がございました学校の臨時の教員の関係でございます。
  玉川中学校に2名、それから都幾川中学校に先ほど少人数学級の関係で当初から予算措置をされておりました教諭を含めまして2名でございます。ほかに用務員、それから生活支援員等、臨時の職員がおります。玉小では、少人数学級の者は1人でございます。
  以上でございます。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第47号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○市川金雄議長 これより、日程第18、議案第47号 平成20年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計補正予算(第1号)についてを議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○柴崎秀雄議会事務局長 朗読いたします。
  議案第47号 平成20年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計補正予算(第1号)。
  平成20年度ときがわ町の浄化槽設置管理事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。
  歳入歳出予算の補正。
  第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ10万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億3,371万9,000円とする。
  第2項 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。
  平成20年6月3日提出、ときがわ町長、関口定男。
  以上でございます。
○市川金雄議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、議案第47号、提案理由を申し上げます。
  歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ10万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億3,371万9,000円とするものであります。
  細部につきましては、環境課長よりご説明申し上げます。
○市川金雄議長 続いて、細部説明を求めます。
  岩田環境課長。
○岩田功夫環境課長 それでは、議案第47号 平成20年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計補正予算(第1号)の細部説明を行わさせていただきます。
  今回の補正につきましては、一般会計に準じた職員2名に係る給与制度の改正に伴う増額、また環境課が第二庁舎に移ったことに伴う職員1名に係る通勤手当の増額補正でございます。
  第1条、歳入歳出予算の補正でございます。
  関口町長の提案理由にもございましたとおり、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ10万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億3,371万9,000円とするものでございます。
  2ページ、3ページをお開きいただきたいと思います。
  第1表 歳入歳出予算補正でございます。
  歳入、5款1項他会計繰入金でございます。10万5,000円を補正し、2,169万6,000円とするものでございます。歳入合計につきましては、1億3,371万9,000円でございます。
  歳出でございます。1款1項総務管理費でございます。10万5,000円を補正し、1,557万7,000円とするものでございます。歳出合計1億3,371万9,000円でございます。
  8ページ、9ページをお開きいただきたいと思います。
  歳入歳出予算補正事項別明細書でございます。
  2、歳入、5款1項1目一般会計繰入金でございます。10万5,000円を補正し、2,169万6,000円とするものでございます。歳出が給与費に充てられる関係上、一般会計繰入金を受け入れるものでございます。
  10ページ、11ページをお開きください。
  3、歳出でございます。1款1項1目一般管理費でございます。この中の事業、一般管理人件費でございます。10万5,000円を補正し、1,323万6,000円とするものでございます。
  右側のページをごらんいただきたいと思います。3節職員手当等でございます。4万3,000円を補正するものでございます。この内訳につきましては、扶養手当6,000円、通勤手当7,000円、期末手当1,000円、勤勉手当2万9,000円でございます。4節共済費でございます。6万2,000円を追加補正するものでございます。この内容につきましては、共済組合負担金の変動による補正でございます。
  12ページをお開きいただきたいと思います。
  補正予算給与費明細書となっております。この内容につきましては、ごらんいただきたいと思います。
  以上で、議案第47号の細部説明を終わらせていただきます。慎重審議賜りますようお願いいたします。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  これより、日程第18、議案第47号 平成20年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計補 正予算(第1号)についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 質疑を終結いたします。
  これより討議に入ります。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 討議を終結いたします。
  これより討論に入ります。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 討論を終結いたします。
  これより、議案第47号 平成20年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計補正予算(第1号)についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり補正予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○市川金雄議長 起立全員であります。
  よって、議案第47号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第48号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○市川金雄議長 これより、日程第19、議案第48号 平成20年度ときがわ町水道事業会計補正予算(第1号)についてを議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○柴崎秀雄議会事務局長 朗読いたします。
  議案第48号 平成20年度ときがわ町水道事業会計補正予算(第1号)。
  総則。
  第1条 平成20年度ときがわ町水道事業会計の補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。
  収益的収入及び支出。
  第2条 予算第3条に定めた収益的収入及び支出の予定額を次のとおり補正する。
  科目、既決予定額、補正予定額、計。
  収入、第1款水道事業収益、2億8,875万2,000円、69万6,000円、2億8,944万8,000円。
  第1項営業収益、2億6,869万円、6,000円、2億6,868万4,000円。
  第3項特別利益、0千円、70万2,000円、70万2,000円。
  支出、第1款水道事業費用、2億8,876万円、104万8,000円、2億8,980万8,000円。
  第1項営業費用、2億5,335万8,000円、74万6,000円、2億5,410万4,000円。
  第2項営業外費用、2,891万7,000円、41万1,000円、2,850万6,000円。
  第3項特別損失、148万5,000円、71万3,000円、219万8,000円。
  資本的収入及び支出。
  第3条、予算第4条本文括弧書き中、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額、1億3,196万9,000円を、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額、1億3,958万2,000円に、過年度分損益勘定留保資金、9,694万円を、過年度分損益勘定留保資金、1億407万7,000円に、消費税及び地方消費税、資本的収支調整額、1,502万9,000円を、消費税及び地方消費税、資本的収支調整額、1,550万5,000円に改め、資本的収入及び支出の予定額を次のとおり補正する。
  科目、既決予定額、補正予定額、計。
  収入、第1款資本的収入、2億6,084万7,000円、238万5,000円、2億6,323万2,000円。
  第1項負担金、2,070万円、238万5,000円、2,308万5,000円。
  支出、第1款資本的支出、3億9,281万2,000円、999万8,000円、4億281万4,000円。
  第1項建設改良費、3億1,726万6,000円、999万8,000円、3億2,726万4,000円。
  議会の議決を経なければ流用することのできない経費。
  第4条、予算第7条に定めた経費の金額を次のとおり補正する。
  科目、既決予定額、補正予定額、計。
  (1)職員給与費、5,790万4,000円、39万2,000円、5,829万6,000円。
  平成20年6月3日提出、ときがわ町長、関口定男。
  以上でございます。
○市川金雄議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、議案第48号の提案理由を申し上げます。
  平成20年度ときがわ町水道事業会計補正予算(第1号)について、第3条予算及び第4条予算の過不足等により補正の必要が生じたので、地方自治法第218条第1項の規定により、この案を提出するものであります。
  細部につきましては、水道課長よりご説明申し上げます。
○市川金雄議長 続いて、細部説明を求めます。
  中藤水道課長。
○中藤和重水道課長 それでは、議案第48号 平成20年度ときがわ町水道事業会計補正予算(第1号)について、ご説明いたします。
  1ページをごらんいただきたいんですが、予算第3条に定めました収益的収入及び支出、予算第4条に定めました資本的収入及び支出について、補正をするものでございます。
  こちらの参考資料でご説明いたしますので、表紙を1枚めくっていただきまして、まず3条の収益的収入ですが、2ページの備考欄でご説明いたします。右側の備考欄のところをごらんください。
  それの1ページ、2ページの2ページ、備考欄のところで和田浄水場残塩計落雷損害保険ということで、浄水場に落雷がありまして、残塩計といいまして、お水の中に塩素がどれくらい残っているかというのをはかる機械が壊れました。保険に入っておりまして、その保険金額70万2,000円でございます。
  続きまして、3ページ、4ページをお開きください。
  これも4ページの右側、備考欄の一番下になりますが、先ほど歳入のところでご説明した落雷による故障を修繕したものでございます、71万3,000円。
  続きまして、5ページ、6ページをお開きください。
  こちらが4条の収入と支出ですが、まず収入、6ページ右側の備考欄、補償工事負担金ということで238万5,000円を計上してございますが、これは一般会計のところでも説明のありました東プレ進出に伴う道路改良に伴う補償金をいただいて、水道管の石綿工事を行うものです。
  下に行きまして、歳出ですが、補償工事については、東プレの補償工事です。下の単独工事2件につきましては、1件は第二庁舎から本庁舎に向かいまして、八高線の高架の下を通りますが、そこの下の部分の配水管の布設工事、金額が271万6,000円。もう1点、単独工事が飯能寄居線の児玉医院付近の県道を横断する配水管の布設工事、210万7,000円でございます。
  以上で、議案第48号 平成20年度ときがわ町水道事業会計補正予算(第1号)の説明を終わらせていただきます。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  これより、日程第19、議案第48号 平成20年度ときがわ町水道事業会計補正予算(第1号)についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 質疑を終結いたします。
  これより討議に入ります。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 討議を終結いたします。
  これより討論に入ります。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 討論を終結いたします。
  これより、議案第48号 平成20年度ときがわ町水道事業会計補正予算(第1号)についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり補正予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○市川金雄議長 起立全員であります。
  よって、議案第48号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎選挙第5号の上程、選挙
○市川金雄議長 これより、日程第20、選挙第5号 埼玉県後期高齢者医療広域連合議員選挙についてを議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○柴崎秀雄議会事務局長 朗読いたします。
  選挙第5号 埼玉県後期高齢者医療広域連合議員選挙について。
  埼玉県後期高齢者医療広域連合規約(平成19年3月1日指令市第2079号)第8条の規定により、選挙を実施する。
  規約第8条第1項第4号の規定による候補者。
  届出番号、候補者氏名、市町村名・公職の種類。
  1、小坂 裕、騎西町、騎西町議会議長。
  2、佐伯由恵、騎西町、騎西町議会議員。
  平成20年6月3日提出、ときがわ町議会議長、市川金雄。
  以上でございます。
○市川金雄議長 埼玉県後期高齢者医療広域連合は、県内の全市町村で組織し、75歳以上の方が加入する医療制度の保険料の決定や医療給付などを行う特別地方公共団体です。
  この広域連合議会議員のうち、町村議会議員から選出の議員に欠員が生じたため、今回選挙が行われることとなりました。
  この選挙は、広域連合規約第8条の規定により、すべての町村議会の選挙における得票総数により当選人を決定することになりますので、会議規則第33条の規定に基づく選挙結果の報告のうち、当選人の報告及び当選人への告知は行えません。
  そこで、お諮りいたします。
  選挙結果の報告については、会議規則第33条の規定にかかわらず、有効投票のうち候補者の得票数までを埼玉県後期高齢者医療広域連合に報告することとしたいと思いますが、ご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 異議なしと認めます。
  よって、選挙結果の報告については、会議規則第33条の規定にかかわらず、有効投票のうち候補者の得票数までを報告することに決定いたしました。
  よって、選挙は投票で行います。
  議場を閉鎖いたします。
          (議場閉鎖)
─────────────────────────────────────────────────
   ◎会議時間の延長
○市川金雄議長 議場が閉鎖されたところですが、お諮りいたします。
  本日の会議時間、終了時刻になっても審議がまだ終了しないことが予想されるため、あらかじめ30分間延長したいと思います。
  これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 異議なしと認めます。
  よって、本日の会議時間は5時30分までに延長することに決定いたしました。
─────────────────────────────────────────────────
○市川金雄議長 ただいまの出席議員は16人です。
  次に、立会人を指名します。
  会議規則第32条第2項の規定により、立会人に1番、前田栄議員、15番、長島良男議員を指名いたします。
  候補者名簿につきましては配付したとおりであります。
  次に、投票用紙を配付します。
  念のため申し上げます。投票は単記無記名です。
          (投票用紙配付)
○市川金雄議長 投票用紙の配付漏れはございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 配付漏れなしと認めます。
  次に、投票箱を点検を行います。
  立会人の方、前へお願いいたします。
          (投票箱点検)
○市川金雄議長 異状なしと認めます。
  ただいまから投票を行います。
  事務局長が議席番号、氏名を読み上げますので、順番に投票を願います。
○柴崎秀雄議会事務局長 議席番号1番、前田議員、議席番号2番、野口議員、議席番号3番、小宮議員、議席番号4番、野原和夫議員、議席番号5番、鳥越議員、議席番号6番、堀口議員、議席番号7番、笹沼議員、議席番号8番、増田議員、議席番号9番、伊得議員、議席番号10番、市川洋議員、議席番号11番、岩田議員、議席番号12番、島田議員、議席番号13番、田中議員、議席番号14番、野原兼男議員、議席番号15番、長島議員、議席番号16番、市川金雄議員。
○市川金雄議長 投票漏れはありませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 投票漏れなしと認めます。
  投票を終わります。
  開票を行います。
  前田栄議員、長島良男議員、開票の立ち合いを求めます。
          (開  票)
○市川金雄議長 選挙の結果を報告します。
  投票総数        16票
   有効投票       16票
   無効投票        0票
  有効投票のうち
   小 坂   裕 候補  13票
   佐 伯 由 恵 候補   3票
  以上のとおりです。
  議場の閉鎖を解きます。
          (議場開鎖)
○市川金雄議長 大変ご苦労さまでした。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議員提出議案第2号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○市川金雄議長 日程第21、議員提出議案第2号 子宮頸がん予防ワクチンに関する意見書の提出についてを議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○柴崎秀雄議会事務局長 朗読いたします。
  議員提出議案第2号。
  平成20年6月3日提出、ときがわ町議会議長、市川金雄様。
  提出者、増田和代、賛成者、田中旭、賛成者、市川洋。
  子宮頸がん予防ワクチンに関する意見書の提出について。
  上記の議案を別紙のとおり、ときがわ町議会会議規則(平成18年議会規則第1号)第14条の規定ににより提出いたします。
  以上でございます。
○市川金雄議長 提案者から提案理由の説明と意見書の朗読を求めます。
  8番、増田和代議員。
○8番 増田和代議員 8番、増田和代でございます。
  皆様におかれましては、大変お疲れだと思うんですけれども、もうしばらくの間、よろしくお願いいたします。
  私のほうから、議員提出議案ということで、提出理由を述べたいと思います。
  子宮頸がん予防の取り組みを推進するため、この案を提出するものである。
  意見書を朗読させていただきます。次のページをお願いいたします。
  朗読いたします。
  内閣総理大臣、福田康夫様。
  厚生労働大臣、舛添要一様。
  子宮頸がん予防ワクチンに関する意見書(案)。
  女性のがんである子宮頸がんの死亡率は高く、国立がんセンターがん対策情報センターの資料によると、毎年約8,000人が子宮頸がんと診断され、約2,500人が亡くなっています。
  子宮頸がんには、他のがんにない特色があります。一つは、発症年齢が低いということです。子宮頸がんの発症年齢層のピークは年々低年齢化しており、1980年ごろは60歳以降だったのに対し、2000年には30代になり、20代、30代の若い女性の子宮頸がんが急増しています。
  もう一つは、子宮頸がんの原因のほとんどが、ヒトパピローマウイルス(HPV)による感染であるということです。8割近くの女性が一生のうちにHPVに感染するものの感染した女性がすべて発症するわけではなく、持続感染により子宮頸がんが発症すると言われています。このHPV感染を予防するワクチンの研究開発が進み、2006年6月に米国をはじめ80カ国以上の国で承認されています。つまり、子宮頸がんは「予防可能ながん」ということになります。
  しかし、まだ日本ではこの予防ワクチンが承認されておりません。わが国においても予防ワクチンへの期待は高まっています。
  よって政府におかれては、子宮頸がんの予防・早期発見のための取り組みを推進するため、以下の項目について早急に実現するよう強く要望いたします。
                    記
  一、子宮頸がん予防ワクチンの早期承認に向けた審査をすすめること。
  一、女性の一生においてHPV感染の可能性が高いこと、また予防可能ながんであることをかんがみ、予防ワクチンが承認された後は、その推進を図るため接種への助成を行うこと。
  一、日本におけるワクチンの開発、製造、接種のあり方に関して、世界の動向等も考慮し検討を進め、必要な対応を行うこと。
  以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出いたします。
  平成20年6月3日、ときがわ町議会。
  以上でございます。
  5月28日の全協のときにも説明をいたしました。今回は、その説明に対してはちょっと割愛させていただきます。やはり、この子宮頸がんのワクチン、ウイルス、それの検査はどのようにして検査するのかという、その方法があります。女性にとっては、子宮頸がんと子宮体がんという2つの子宮に対するがんがございます。その検査、がんの検査というのは、細胞を採取するんですね。それで、今、がんにかかっているか、かかっていないかという、そういうような検査をするんです。それと同時に、このHPV検査というのも、細胞がんのところで同時に検査できる。だから、やはり女性にとってはそんなには負担はないという、そういうことが1点ございます。
  そして、やはり子宮頸がんというのは、ここにも書いてあるんですけれども、何年か前は60歳以上の高齢者の方が多かったけれども、今は若い人が多いという、そういうような特色が1つございます。それが、ほとんどがHPV感染にするウイルスからの子宮頸がんであるという、女性にとりまして1位が乳がんで死亡率が多いんですけれども、この子宮頸がんが第2位ということで、このがんの中でもワクチンに対して予防ができるという、そういうような意見書でございます。日本では、なかなか承認はまだされていませんけれども、こういうような承認をされるように、国のほうに提出いたします。
  今、いろいろな80カ国とここに書きましたけれども、そんなようなアメリカとか、また韓国とか、そんなところでも承認されております。やはり、ワクチン、ウイルスというんですか、そういうのはまだ若い子、アメリカあたりでは12歳ぐらいの子たちが、ワクチンを投与する。そのワクチンの投与の仕方が、6カ月間に3回ワクチン投与するということで、1回投与すると、大体5年間ぐらいは抗体性があるという、そういうことが今の世界の中で言われております。
  以上なんですけれども、よろしいでしょうか。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  これより、日程第21、議員提出議案第2号 子宮頸がん予防ワクチンに関する意見書の提出についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  6番、堀口議員。
○6番 堀口 宏議員 この意見書、趣旨はよろしいわけなんですけれども、発症年齢が年々低年齢化をしているということもございまして、これはがん検診だけでは若い女性なんかはなかなか検診も受けづらいということもございまして、結構なんですけれども、まだ国でも 承認されないというようなこともございますけれども、この意見書というのは、近辺でどの程度、意見書が出ておるのか、おわかりになったらちょっと説明をいただきたいんですけれども、わかりますでしょうか。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  増田和代議員。
○8番 増田和代議員 どれぐらいと言っても、ちょっと私もわかりかねますけれども、多分、嵐山は今回の議会で意見書を提出していると思います。あと、吉見のほうでも多分意見書を提出しておると思います。あとは申しわけないですけれども、ちょっとわかりません。
○6番 堀口 宏議員 事務局はわかるんだろうか。
○市川金雄議長 事務局。
○柴崎秀雄議会事務局長 事務局のほうでは、近隣でどの程度出ているかというのは、ちょっと把握しておりません。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
○6番 堀口 宏議員 嵐山、吉見が出ているということですよね。
○8番 増田和代議員 嵐山は多分出ていると思います。あと吉見のほうも多分出ていると思いますけれども、この意見書というのは、なかなか男性議員では説明とか、そんなのがあるのでなかなか意見書が提出できないということで、女性議員が多分意見書を提出していると思いますけれども、申しわけございませんけれども、ちょっとその程度でわかりかねますので、よろしくお願いいたします。
○市川金雄議長 ほかに、4番、野原和夫議員。
○4番 野原和夫議員 4番、野原和夫です。このワクチンは、たしか何の資料だか忘れたんですけれども、ほかの細胞とか、そのほかにも効力はあると聞いていますが、増田議員はその効力、ほかのどういうものにいいのか、もしわかっていたら教えていただきたいと思います。これは、すばらしいあれがあるんですけど、まだ日本では認められないんですけれども、これは是非進めていただきたいと思います。その点なんですけれども。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  増田和代議員。
○8番 増田和代議員 HPV感染のウイルスなんですけれども、これは大体100種類ぐらいあるという、そういうようなウイルスなんですね。その中に、やはり子宮頸がんは16歳だか、18歳ぐらいの方に、このワクチンが投与されると予防ができるという、そういうことが言わ れております。だから、このウイルスというのは大体ごく本当にありふれたではないけれども、本当に多いウイルスであるということで、その中で今も申したとおり、このワクチンは16歳だか、18歳、ちょうどこの子宮頸がんのほうに予防ができるという、そういうようなワクチンだそうです。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  ほかに。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 これをもって質疑を終結いたします。
  増田議員につきましては、自席にお戻りください。
  これより討議に入ります。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 討議を終結いたします。
  これより討論に入ります。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 これをもって討論を終結いたします。
  これより、議員提出議案第2号 子宮頸がん予防ワクチンに関する意見書の提出についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり意見書を提出することについて賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○市川金雄議長 起立全員であります。
  よって、議員提出議案第2号は原案のとおり可決されました。
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   ◎延会について
○市川金雄議長 お諮りいたします。本日の会議はこの程度にとどめ延会したいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 異議なしと認めます。
  よって、本日はこれをもちまして延会することに決定いたしました。
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   ◎延会の宣告
○市川金雄議長 大変ご苦労さまでございました。
                                (午後 5時01分)