ときがわ町告示第86号

 平成20年第3回ときがわ町議会定例会を次のとおり招集する。

  平成20年8月25日

                        ときがわ町長  関  口  定  男

                    記

 1 日  時  平成20年9月2日(火)


 2 場  所  ときがわ町議会議場

                ○応招・不応招議員

応招議員(16名)
  1番  前 田   栄 議員          2番  野 口 守 隆 議員
  3番  小 宮   正 議員          4番  野 原 和 夫 議員
  5番  鳥 越 準 司 議員          6番  堀 口   宏 議員
  7番  笹 沼 和 利 議員          8番  増 田 和 代 議員
  9番  伊 得 一 夫 議員         10番  市 川   洋 議員
 11番  岩 田 鑑 郎 議員         12番  島 田   豊 議員
 13番  田 中   旭 議員         14番  野 原 兼 男 議員
 15番  長 島 良 男 議員         16番  市 川 金 雄 議員

不応招議員(なし)

            平成20年第3回ときがわ町議会定例会

議 事 日 程(第1号)

                            平成20年9月2日(火)  
                            午前9時30分開会     
      開会及び開議の宣告
日程第 1 会議録署名議員の指名
日程第 2 会期の決定について
日程第 3 諸報告
日程第 4 報告第 2号 平成19年度ときがわ町決算に基づく健全化判断比率報告書の報
             告について
日程第 5 報告第 3号 平成19年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づ
             く資金不足比率報告書の報告について
日程第 6 報告第 4号 平成19年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率
             報告書の報告について
日程第 7 認定第 1号 平成19年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定について
日程第 8 認定第 2号 平成19年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定
             について
日程第 9 認定第 3号 平成19年度ときがわ町老人保健特別会計歳入歳出決算認定につ
             いて
日程第10 認定第 4号 平成19年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算認定につ
             いて
日程第11 認定第 5号 平成19年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決
             算認定について
日程第12 認定第 6号 平成19年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算
             認定について
日程第13 認定第 7号 平成19年度ときがわ町水道事業会計決算認定について
日程第14 議案第49号 ときがわ町監査委員に関する条例の一部改正について
日程第15 議案第50号 比企土地開発公社定款の一部を変更する定款について
日程第16 議案第51号 字の区域を変更することについて
日程第17 議案第52号 平成20年度ときがわ町一般会計補正予算(第2号)
日程第18 議案第53号 平成20年度ときがわ町国民健康保険特別会計補正予算(第1
             号)
日程第19 議案第54号 平成20年度ときがわ町老人保健特別会計補正予算(第1号)
日程第20 議案第55号 平成20年度ときがわ町介護保険特別会計補正予算(第1号)
日程第21 議案第56号 平成20年度ときがわ町水道事業会計補正予算(第2号)
日程第22 議案第57号 ときがわ町特別職報酬等審議会条例及びときがわ町議会議員の報
             酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について
日程第23 請願第 1号 ミニマムアクセス米の輸入停止を求める請願
日程第24 請願第 2号 「消費税の税率引き上げ反対を求める意見書」の提出を求める請
             願
日程第25 請願第 3号 「後期高齢者医療制度の中止・廃止を求める意見書」を政府に提
             出することを求める請願
日程第26 議員派遣について
日程第27 議会運営委員会の閉会中の継続調査の申し出について
日程第28 一般質問
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出席議員(16名)
     1番  前 田   栄 議員     2番  野 口 守 隆 議員
     3番  小 宮   正 議員     4番  野 原 和 夫 議員
     5番  鳥 越 準 司 議員     6番  堀 口   宏 議員
     7番  笹 沼 和 利 議員     8番  増 田 和 代 議員
     9番  伊 得 一 夫 議員    10番  市 川   洋 議員
    11番  岩 田 鑑 郎 議員    12番  島 田   豊 議員
    13番  田 中   旭 議員    14番  野 原 兼 男 議員
    15番  長 島 良 男 議員    16番  市 川 金 雄 議員
欠席議員(なし)
地方自治法第121条により、今定例会に説明のため出席する者及び同委任を受けた者の職氏名
町長
関 口 定 男 
副町長
関 口   章
理事兼町民課長
 蛛@太一郎
理事兼窓口
センター所長
柴 崎 政 利
総務課長
野 原 泰 子
企画財政課長
久 保   均
税務課長
岡 野 吉 男
会計管理者兼
会計室長
須 永 文 男
福祉課長
小 沢 俊 夫
環境課長
岩 田 功 夫
産業観光課長
山 崎 政 明
建設課長
桑 原 和 一
水道課長
中 藤 和 重
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教育長
戸 口 皓 雄
教育総務課長
内 室 睦 夫
生涯学習課長
小 島   昇
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代表監査委員
 蛛@  弘
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議会事務局長
柴 崎 秀 雄
書記
荻久保 充 也 
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   ◎開会及び開議の宣告
○市川金雄議長 おはようございます。大変ご苦労さまでございます。
  ただいまの出席議員は16名でありますので、定足数に達しております。
  これより平成20年第3回ときがわ町議会定例会を開会いたします。
  なお、前定例会でも申し上げましたけれども、町長などから1議員の同一質疑に対し3回まで、一般質問に対しては回数制限を設けず、1時間の範囲内で反問を受け入れることになりました。また、十分議論を尽くすため、必要があれば質疑と討論の間に議員間の討議の場を設けることになりました。討議における発言は、1議案につき1議員3回までといたします。あらかじめご承知おきください。
  なお、詳細については議長判断にお任せ願いたいと存じます。
  直ちに本日の会議を開きます。
                                (午前 9時30分)
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   ◎議事日程の報告
○市川金雄議長 議事日程を報告いたします。
  議事日程は配付したとおりであります。
  議会事務局長に朗読させます。
○柴崎秀雄議会事務局長 朗読いたします。
  平成20年第3回ときがわ町議会定例会議事日程(第1号)、平成20年9月2日午前9時30分開会。
  日程、議案番号、件名、開会及び開議の宣告。第1、会議録署名議員の指名。第2、会期の決定について。第3、諸報告。第4、報告第2号 平成19年度ときがわ町決算に基づく健全化判断比率報告書の報告について。第5、報告第3号 平成19年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づく資金不足比率報告書の報告について。第6、報告第4号 平成19年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率報告書の報告について。第7、認定第1号 平成19年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定について。第8、認定第2号 平成19年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について。
  2ページをごらんください。
  第9、認定第3号 平成19年度ときがわ町老人保健特別会計歳入歳出決算認定について。 第10、認定第4号 平成19年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算認定について。第11、認定第5号 平成19年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算認定について。第12、認定第6号 平成19年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算認定について。第13、認定第7号 平成19年度ときがわ町水道事業会計決算認定について。第14、議案第49号 ときがわ町監査委員に関する条例の一部改正について。第15、議案第50号 比企土地開発公社定款の一部を変更する定款について。第16、議案第51号 字の区域を変更することについて。第17、議案第52号 平成20年度ときがわ町一般会計補正予算(第2号)。第18、議案第53号 平成20年度ときがわ町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)。第19、議案第54号 平成20年度ときがわ町老人保健特別会計補正予算(第1号)。第20、議案第55号 平成20年度ときがわ町介護保険特別会計補正予算(第1号)。第21、議案第56号 平成20年度ときがわ町水道事業会計補正予算(第2号)。第22、議案第57号 ときがわ町特別職報酬等審議会条例及びときがわ町議会議員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について。第23、請願第1号 ミニマムアクセス米の輸入停止を求める請願。第24、請願第2号 「消費税の税率引き上げ反対を求める意見書」の提出を求める請願。第25、請願第3号 「後期高齢者医療制度の中止・廃止を求める意見書」を政府に提出することを求める請願。第26、議員派遣について。第27、議会運営委員会の閉会中の継続調査の申し出について。第28、一般質問。
  以上でございます。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
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   ◎会議録署名議員の指名
○市川金雄議長 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
  会議規則第120条の規定により、10番、市川洋議員、11番、岩田鑑郎議員、以上の2名を本会期中の会議録署名議員に指名いたします。
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   ◎会期の決定について
○市川金雄議長 次に、日程第2、会期の決定についてを議題といたします。
  議会運営委員長の報告を求めます。
  野原兼男委員長。
○野原兼男議会運営委員長 おはようございます。
  会期の決定について、議会運営委員会の報告をいたします。
  平成20年第3回定例会における会期及び日程等について、去る8月25日午前9時30分から第二庁舎3階協議会室において議会運営委員会を開催いたしました。委員会は、委員の出席と議長、副議長、町長、総務課首席主幹、議会事務局長、書記の出席を得て、平成20年第3回定例会に提出される議案等についての説明を求め、会期について協議いたしました。
  その結果、会期予定表のとおり、平成20年第3回定例会は、9月2日から9月12日までの11日間とすることで決定いたしました。
  それでは、予定表をごらんいただきたいと思います。本日9月2日9時半から9月4日まで本会議となっております。9月5日は午前中、文教厚生常任委員会、午後が総務常任委員会。9月6日、9月7日が休会とします。9月8日、産業建設常任委員会、午後は議会運営委員会となっております。9月9日は休会とします。9月10日、9月11日は9時半から本会議で一般質問となっております。9月10日、通告番号1番、鳥越議員から3番、増田議員まで、9月11日、通告番号4番、野原和夫議員から7番、伊得議員までであります。9月12日は予備日といたします。
  以上でございます。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  お諮りいたします。本定例会の会期は、委員長報告のとおり本日から9月12日までの11日間といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 異議なしと認めます。
  よって、本定例会の会期は11日間と決定いたしました。
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   ◎諸報告
○市川金雄議長 日程第3、諸報告を行います。
  地方自治法121条の規定により、本定例会に説明のため出席する者及び同委任を受けた者の職氏名は別紙配付したとおりでありますので、ご了承願います。
  次に、監査委員から平成20年6月から平成20年8月までの例月出納検査の報告がありました。お手元に配付しておきましたので、ごらんいただきたいと存じます。また、詳細につきましては、議会事務局にありますので、ごらんいただきたいと存じます。
  次に、地方自治法第122条の規定により、事務に関する説明書が提出されておりますので、 ごらんいただきたいと存じます。
  次に、郵送により陳情書1件が提出されておりますので、コピーを添付してあります。ごらんいただきたいと存じます。
  次に、地方自治法第243条の3第2項の規定に基づき、比企土地開発公社から経営状況を説明する書類が提出されました。ごらんいただきたいと存じます。
  また、今回は決算認定のため、蜻纒\監査委員に出席いただいておりますので、ご了承願います。
  続いて、一部事務組合における議会報告を行います。
  初めに、小川地区衛生組合議会の報告を求めます。
  岩田議員、お願いいたします。
○11番 岩田鑑郎議員 おはようございます。11番、岩田でございます。
  小川地区衛生組合の報告をさせていただきます。
  去る7月24日木曜日10時より小川地区衛生組合平成20年度第2回定例会が開かれました。
  まず、ときがわ町の選出議員の交代がありましたので、市川金雄議員と私、岩田鑑郎の紹介がありました。
  続いて、休憩に入りまして、環境衛生常任委員会が開かれました。常任委員会は1つでございますが、そこで市川金雄議員が委員長に選出され、閉会中の継続調査事項の審議が行われました。
  議会が再開され、議案3件の審議が行われました。長期継続契約を締結することができる契約を定める条例及び埼玉県市町村総合事務組合の規約変更及び一般会計補正予算、それぞれ賛成多数で可決されました。
  続いて、先ほど審議された環境衛生常任委員会より閉会中の継続調査の申し出が行われ、承認されました。
  続いて、一般質問が3名の議員よりあり、閉会となりました。
  以上でございます。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  続いて、比企広域市町村圏組合議会の報告を求めます。
  鳥越議員。
○5番 鳥越準司議員 おはようございます。
  比企広域市町村圏組合議会の報告をさせていただきます。
  平成20年第3回比企広域市町村圏組合議会定例会が、去る平成20年8月19日午前10時より東松山市議場におきまして開催され、当町議会からは市川金雄議員、私、鳥越が出席をいたしました。
  定例会では、鳩山町選出議員1名、東松山市選出議員4名の交代議員の紹介があり、空席となっておりました議長に東松山市選出の榎田達治議員が選出されました。
  次に、報告2件、議案15件が提出され、原案どおりに可決されました。
  報告は消防特別会計及び斎場及び霊きゅう自動車事業特別会計それぞれの繰越明許費で、建築確認のために和室斎場等の改修事業並びに消防本部車庫棟建設事業が繰り越しされたもので、和室斎場改修は10月末に終了し、11月から第2葬祭場として使用を行い、消防本部車庫棟は完成しており、8月5日より使用を開始しております。
  付議された議案15件は、専決処分の認定1件、条例の改正2件、財産の取得3件、平成20年度会計補正予算4件、平成19年度会計決算認定5件でありました。
  まず最初1番、専決処分は斎場の通夜使用にかかわる使用料の条例文の改正であります。
  2番、条例の改正は、地方自治法の一部が改正され、議員の報酬及び費用弁償に関する条例及び非常勤の特別職の職員の報酬及び費用弁償に関する条例文が改正されたものです。また、斎場の設置及び管理運営に関する条例の一部が改正され、葬祭場を第1葬祭場に、和室斎場を第2葬祭場に改めるものです。
  3番、財産の取得は、小川消防署に配置される救助工作車1台8,064万円、消防ポンプ車1台2,299万5,000円及び東支部消防団第1分団第1部に配置される水槽付自動車1台2,625万5,000円を取得するものです。契約はいずれも株式会社モリタ東京ポンプ営業部です。
  4番、平成20年度会計補正予算は、この補正予算は主となるものは平成19年度の会計決算がなされ、繰越金等が確定したことによるもので、補正金額は以下のものとなりました。
  一般会計補正予算の補正金額221万7,000円の追加、予算総額は1億1,021万7,000円となります。消防特別会計補正予算の補正金額は5,565万2,000円の追加がございまして、予算総額は33億1,770万9,000円でございます。次に、斎場及び霊きゅう自動車事業特別会計補正予算の補正金額は549万4,000円の追加がございまして、予算総額は1億2,749万4,000円でございます。続きまして、介護認定及び障害程度区分審査会特別会計の補正予算の補正予算金額は、349万6,000円の追加がございまして、予算総額は8,599万6,000円となりました。
  次、5番目、平成19年度会計決算認定の決算金額は、まず一般会計、歳入総額1億1,963万3,000円、歳出総額1億891万6,000円です。消防特別会計の歳入総額は32億2,406万円、歳 出総額は29億9,662万4,000円です。比企ふるさと市町村圏基金特別会計は歳入総額2,959万4,000円、歳出総額は1,079万5,000円です。斎場及び霊きゅう自動車事業特別会計は歳入総額1億8,867万8,000円、歳入総額は1億2,964万6,000円。次に、介護認定及び障害程度区分審査会の特別会計は歳入総額8,836万4,000円、歳出総額は7,388万8,000円。
  以上でございます。
  その他一般質問では、ドクターヘリ及び斎場の小動物火葬炉についての質問がなされました。
  以上、報告申し上げました。ありがとうございます。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  以上で一部事務組合の報告を終わります。
  次に、町長からあいさつを兼ねての行政報告の申し出があります。これを許可いたします。
  関口町長。
○関口定男町長 皆さん、おはようございます。
  議長のお許しをいただきましたので、ごあいさつを兼ねまして行政報告を申し上げます。
  本日は、平成20年第3回ときがわ町議会定例会を招集申し上げましたところ、議員の皆様にはご多忙のところ、全員のご出席をいただきまして、ここに会議が開催できますこと厚く御礼を申し上げます。
  また、日ごろより、ときがわ町の発展のために、また住民の皆様には大変ご理解とご協力をいただきまして、順調に事業が推移しておりますことに対しましても、重ねて感謝を申し上げたいと思います。
  さて、国際的なイベントでありますオリンピックが中国北京で開催されまして、日本選手を初め多くの選手の活躍が大きな感動を与えてくれました。一方、国内では昨晩、福田総理大臣が突然の辞任表明ということで、非常に国会のほうも混迷をしている状態であります。また、原油価格の高騰が物価高を招き、各種の産業や国民生活に大きな影響を与えておりまして、今後の景気も低迷が予想されております。自治体経営におきましても、今後厳しいものが予想されます。幸い当ときがわ町では、公債費比率が低いほうから全国8位という財政の健全化を確保しておりますが、今後も健全財政の維持にさらに努力をしてまいりたいと考えております。
  さて、本日ご提案申し上げます議案は、報告3件、決算認定7件、条例の一部改正2件、定款の一部変更1件、字界変更1件、補正予算5件であります。
  主な内容につきましては、地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づく報告、一般会計、国民健康保険等特別会計及び水道事業会計の歳入歳出決算認定、さらに監査委員の健全化判断比率等の審査期間制定のための条例改正、特別職報酬審議会条例及び議会議員の報酬及び費用弁償に関する条例中の字句の変更、また比企土地開発公社の定款の一部変更、町営土地改良事業の完了に伴う字界の変更並びに平成19年度決算認定に伴う予算の増減の補正予算等でございますので、よろしくお願いいたします。
  各議案ともその都度、提案理由をご説明申し上げますので、慎重審議の上ご議決いただきますようにお願い申し上げます。
  次に、各課の事業の執行状況についてご報告を申し上げます。
  まず、総務課関係につきまして申し上げます。
  最初に、防災関係事業について申し上げますけれども、埼玉県が指定した土砂災害特別警戒区域にあります市町村を対象にした土砂災害に対する全国統一防災訓練が6月1日に実施されまして、ときがわ町では西平地内での土砂災害を想定した避難訓練、情報伝達訓練を県、国、防災関係機関、消防団、また地域住民の大勢の皆様の参加をいただきまして実施をいたしました。いつ発生するかわからない災害のために、今後もこうした訓練を通して広く住民の皆様に防災意識の普及、高揚を図ってまいりたいと考えております。
  また、最近、埼玉県に負傷者の緊急輸送のためのドクターヘリが配備されまして、ときがわ町にも既に2回ほど出動がありました。早速、緊急性と人命を第一に考え、受け入れ態勢の整備として関係機関と協議を行いまして、町内のヘリポートということで西平グラウンド、本郷グラウンド、玉川グラウンドの3カ所を指定いたしました。今後、関係する皆様のご協力をお願いしたいと思います。
  次に、町内のコミュニティー事業についてでありますけれども、5月から7月までに河川清掃が36の区、2,271世帯の皆様の参加のもとに実施されました。道路清掃につきましては、34区の皆さん、2,271の世帯の皆様の参加のもとに実施をされました。区長の皆様を先頭に、町の環境美化にご協力をいただいておりますことに改めて感謝を申し上げたいと思います。
  次に、生活安全事業についてでありますけれども、相談の総合窓口として家族相談支援センターを住民の皆様にご利用いただいておりますが、6月には男女共同参画週間に合わせまして、DV、すなわち家庭内暴力などの特別相談窓口を設置いたしまして、相談をお受けしたところであります。今後も随時、広報等でお知らせするなど多くの皆様がご利用いただけるようにしてまいりたいと考えております。
  ところで、ときがわ町における死亡事故が残念ながら本年に入って2件発生しております。夏の交通安全運動期間中には交通安全協会、また交通安全母の会の皆様には大変暑い中、街頭指導等も行っておりまして、交通安全の啓蒙活動をしていただいております。今後も警察等と連携を図りながら、交通安全意識の普及、高揚を強力に進めてまいりたいと考えております。
  続きまして、企画財政課関係について申し上げます。
  平成19年度の一般会計及び特別会計の決算につきましては、今定例会の認定に付しておりますけれども、一般会計では実質収支額が3億3,109万7,000円となりました。財政指標では前年度と比較いたしますと、平成20年度の公債費比率では2.6%から2.8%ということで、プラス0.2ポイント上がりましたけれども、若干上がりましたが、依然としてこの数字は低い水準で堅持をしております。
  前回いろいろ雑誌等で公表されております3.4%とか3%とかという数字なんですが、これは3年間の平均で言っておりますので、これは単年度で言いますと、平成19年度は2.6%と、そして平成20年度は2.8%の公債費比率ということになっておりますので、ご理解をいただきたいと思います。
  また、経常収支比率では87.9%から89.7%とプラス1.8ポイント上昇ということであります。
  地方交付税につきましては合併事情が加味されまして、15億1,267万8,000円の決算となりました。
  また、バス事業でありますけれども、平成19年10月1日より武蔵観光株式会社が小川線より撤退するということでありましたので、小川線と大野線の統合を行いまして、運行時刻の改定を行いました。しかし、その後もいろいろな課題が出ておりますので、利用者の皆様の意見を踏まえ、来る平成20年10月1日から運行時刻表の一部改正を予定しております。今後も住民の皆様のご意見を伺いながら、よりよいバスダイヤとしたいと考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。
  また、この交通体系につきましては、町全体の交通体系の整備について検討いたします地域公共交通懇談会を7月9日に立ち上げまして、第1回の会議を開催いたしました。今後は平成22年度を目標に、よりよいときがわ町の交通体系につきまして、あらゆる角度から検討してまいりたいと考えております。地域の公共交通懇談会の皆さんには大変ご尽力いただきますけれども、しっかりとした体系をつくっていきたいと考えておりますので、議員の皆様 にもご理解をいただきたいと思います。
  次に、税務課関係について申し上げます。
  平成18年度から3カ年の継続事業として固定資産評価基準の策定を行っております。今年度はその最終年に当たりまして、土地現況図修正業務、家屋現況図作成業務等を実施いたしまして、順調に事業は進捗いたしております。
  課税関係につきましては、7月に国民健康保険税の納税通知書を普通徴収、特別徴収を合わせて2,191通お送りいたしました。
  収納関係につきましては、各税の納期期限後の督促状の発送や臨宅徴収を行いまして、日々の滞納整理に鋭意努めているところであります。また、これらの通常の徴収対策のほかに、8月から今月にかけては滞納者への特別対策といたしまして、課税担当、管理徴収担当が連携いたしまして、臨宅徴収を毎週定期的に実施をいたしまして、少しでも徴収率のアップを図りたいと鋭意努力をしているところであります。
  次に、町民課関係について申し上げます。
  町民課関係では、今年度より健診体制が大きく変わりまして、老人保健法に基づいた基本健康診査から、高齢者の医療の確保に関する法律に基づき、各保険者が実施主体となる特定健診に変わりました。町では、保健センターにおきまして6月に国民健康保険加入者の40歳から74歳を対象に、集団での特定健診を実施いたしまして、同時にまた一般町民を対象にいたしました20歳から39歳の「若もの健診」、また75歳以上の方を対象といたしました「いきいき健診」、さらに特定高齢者候補者を対象にいたしました「介護予防健診」を6日間実施いたしまして、全体で1,332人の方が受診をされております。今後は健診結果をもとに、腹部エコー検査等の二次検診を実施するとともに、メタボリックの予防としての保健指導を実施してまいります。
  次に、地域包括支援センター事業といたしましては、保健センター玉川分室を高齢者が気軽に集まれる場所として開放することを今年度の事業の柱といたしまして取り組んでおります。7月から毎週月曜日の9時から3時まで、憩いの場として開放しております。現在お達者クラブを月に1回実施しておりまして、今後さらに利用者とともに内容を検討しながら進めてまいりたいと考えております。また、7月には31人の方の参加がありまして、このお達者クラブは開催されておりまして、まずまずのスタートとなっております。
  続きまして、福祉課関係について申し上げます。
  6月から一般住宅に火災警報器の設置が義務づけられておりますが、町では高齢者を火災 から守るために、高齢者の世帯並びにひとり暮らしの高齢者世帯に対しまして、設置費用として1万5,500円を限度といたしまして、火災警報器の助成を行っております。
  また、子育て支援の一環として、保育に欠けない児童であっても、家庭の事情、例えば実家で出産等で一時的に入所が必要な場合などの事情がある場合は、1年以内に限り入所できるよう、私的契約による入所の制度の導入に向けて鋭意検討しているところでもあります。
  次に、環境課関係について申し上げます。
  浄化槽設置管理事業につきましては、5月から7月分の申請受付件数17件、完成検査15件、使用開始届け出13件となっております。今後も住民の方への事業の周知、啓発を行いながら、事業の円滑な実施に努めてまいります。
  次に、産業観光課関係について申し上げます。
  まず町有施設関係でありますけれども、現在農産物直売所や体験交流施設、温泉施設などの10の施設が指定管理者等によりまして事業展開されております。それぞれが創意と工夫を凝らしながら、地域の特色を生かして順調に運営されております。また、企業の福利厚生事業のアウトソーシングサービスを手がける総会員数345万人の業界最大手の株式会社ベネフィット・ワンが、「くぬぎむら体験交流館」を中心として、農業等の自然体験を通じ社員や家族の交流を深める施設ベネ・ワン村を全国に先駆けて、ときがわ町を第1号拠点として展開することになりまして、6月7日には、このくぬぎむらで開村式が行われまして、今後に期待をしているところであります。
  また、町内の観光イベントにつきましては、6月8日に第6回たまがわ花菖蒲まつりが盛大に開催されました。祭り当日は天候にも恵まれまして、約8,200株の花菖蒲が満開となりまして、町内外の約1万9,500人の来園者でにぎわい、過去最高の人出になりました。
  なお、開花期間中の来園者数につきましては、祭り当日を含めまして、昨年より1万800人多い約4万5,000人の方が来園いたしました。地域住民と町との協働により整備されたたまがわ花菖蒲園は、今やときがわ町を代表する観光スポットでありまして、これからも農業・商業の活性化、さらにはときがわ町の活性化に資するものと大いに期待をしているところであります。
  そして、6月29日には、やすらぎの家前の特設会場におきまして、「さと山まつり」が開催されました。当日はあいにくの雨模様でありましたけれども、約1,800人の方が会場を訪れまして、模擬店に並んだ里山の味を楽しんだり、カブトムシやラベンダーの苗の無償配布などが人気で、初夏のときがわ町を満喫できる一日となりました。
  今後のイベントにつきましても、11月1日及び2日に第3回ときがわまつりが開催される予定であります。昨年好評の「木のくにまつり」がことしから合同で開催されるということになりまして、ただいま開催に向けて準備を進めているところであります。是非、議員各位におかれましてもご来場いただきまして、ご協力をいただければと思っておりますので、お願いしたいと思います。
  次に、まちづくり活動支援事業でありますけれども、本年度は新たに2つの団体が活動を開始いたしまして、審査委員会の審査を経て、総額85万円の補助金が9団体に交付されました。活動開始後3年が経過し、補助金交付の対象から外れた団体の継続的な活動も含め、町民の知恵とアイデアを結集した魅力あるまちづくり活動が展開されることを期待しているところであります。
  続きまして、建設課関係につきまして申し上げます。
  建設課では、本年度さまざまな事業を計画しておりますけれども、その中の主要事業について事業別にご報告を申し上げます。
  まず、道路維持管理事業についてでありますけれども、4月から7月までの区長要望が実に109件ありました。その要望事項に対して各種事業を積極的に行っております。また、大字西平地内の町道都1630号線道路災害防除工事につきましては、9月下旬に完了予定となっております。
  次に、道路新設改良事業についてでありますけれども、大字田黒地内の町道玉1−5号線道路改良工事につきましては、計画に必要な測量・設計・調査を発注いたしまして、関係者へ説明を行いました。9月から用地交渉を開始する予定であります。また、大字西平地内の町道都1630号線道路改良工事につきましても、計画に必要な測量・設計を発注いたしまして、関係者へ説明を行いまして、今後用地交渉を開始する予定となっております。
  次に、橋梁新設改良事業についてでありますが、これも大字西平地内の都幾川橋橋梁整備工事につきましては、工事計画に必要な詳細設計を発注し、現在、橋梁整備に必要な用地について交渉を行っているところであります。
  また、大字本郷及び番匠地内の川北橋橋梁整備工事につきましても、河川管理者の埼玉県と事前協議が完了いたしましたので、その結果に基づきまして計画概要を作成し、現在これも関係者の方々とさまざまな今協議を行っているところであります。
  最後に、地籍調査事業についてでありますが、現在大字田黒1地区の1筆ごとの土地について、所在、番地、地目、所有者及び境界点等の調査を地籍調査推進委員の皆様や関係者の 協力を得ながら実施をしているところであります。
  続きまして、教育委員会の教育総務課関係について申し上げます。
  最初に、明覚小学校の校舎の耐震補強及び大規模改修工事について申し上げます。
  7月18日の1学期終了とともに解体工事が始まりまして、鉄骨グレースの取りつけ、屋上防水、外壁塗装、渡り廊下の改修工事と手際よく進められまして、仮設フェンスの撤去も完了し、2学期の始業に間に合わせることができまして、現在皆さんが使っているところであります。特に教育委員会の皆さんには夏休み中、本当に頑張っていただいて、この始業式に間に合わせていただいたということで、教育委員会の労もねぎらってやりたいと思っております。
  次に、今年度の中学生海外派遣事業は、7月30日から8月7日までの9日間、20名の中学生がニュージーランドのオークランド市に派遣されまして、有意義な研修をすることができました。昨年度から双方向の交流が始まりまして、ホストファミリーや、また学校の子供たちとも顔見知りになりまして、今まで以上に友好のきずなが深まりました。また、子供たちは班編成を行いまして、それぞれの班ごとに研究テーマを設け、みずから進んで学習をし、お互いの交流の中で貴重な体験も積んできました。
  一方、学校では、少人数学級制度の導入によりまして、玉川小学校、都幾川中学校に教員を1人ずつ配置いたしました。その結果、子供たちにきめ細かい指導ができる、子供たち1人1人に目が行き届くというような評価の声が学校に寄せられております。また、保護者からも大変ありがたいという感謝の言葉が教育委員会のほうへ寄せられております。
  次に、小中学生のスポーツ部門での活躍をご紹介したいと思います。
  陸上の部でありますけれども、陸上の部では都幾川中学校の3年生の島田愛弓さんが関東大会で5位に入賞いたしました。そして、埼玉県選抜で出場した400メートルリレーで中学生女子の日本新記録を達成したということであります。さらに、全国中学生陸上大会では準決勝に進出いたしました。そして、きのうの新聞なんですが、埼玉県の陸上大会でも優勝しているということで、埼玉新聞に載っておりました。非常に活躍をしております。
  また、玉川中学校の1年生の廣瀬詩織さんが惜しくも1回戦で敗退いたしましたけれども、硬式テニスで関東大会に出場をいたしました。
  また、今年度の1学期には大東文化大学との連携事業で、明覚小学校と玉川小学校で大学生から水泳の指導を受けることができまして、児童に大きな刺激を与えることになりました。この事業は今後も引き続き実施していきたいと考えております。
  次に、生涯学習課関係について申し上げます。
  初めに、町民参加型事業でありますけれども、平成20年度第1回「和の祭典」が去る7月6日に開催されまして、16団体が参加し、約480人の入場者がありました。
  社会体育関係では、7月13日に親善バレーボール大会が玉川トレーニングセンターで開催されました。町内のママさんチームが中心となって10チームの出場がありまして、活気ある大会となりました。また、町民ゴルフ大会が7月23日にさいたま梨花カントリークラブで開催されまして、昨年同様150人を超える方に参加をいただきました。
  社会教育関係では、7月18日から8月30日にかけて6回にわたり、夏季パトロールを実施いたしました。社会教育委員が中心となりまして、町内の小中学校等の夜間巡回を行いました。今後におきましても、こうした事業も、しっかりとやっていただきたいと思っております。非常に子供たちの安全ということが脅かされておりますので、この夜間巡回等は積極的にやっていただければと思います。
  また、最後に今後予定されている主な事業でありますけれども、合併後2回目となります町民体育祭が10月5日に開催されます。また、さいたま芸術文化祭「第16回ときがわもみじ太鼓まつり」が10団体の参加を予定しておりまして、10月19日に開催する予定になっております。また、7歳児のお祝いにつきましては、11月15日に招待児童を男子が45人、また女子が44人の合計で89人を招待者として予定しております。これはアスピアたまがわで開催をいたします。
  続きまして、水道課関係について申し上げます。
  水道課関連では、県水受水施設の増築工事について6月9日に入札を実施いたしまして、株式会社ヤマト埼玉支店が落札いたしました。当該工事は6月12日に契約を締結いたしまして、着工いたしているところであります。
  日常業務におきましては、引き続き安心で安全な水の供給に努めてまいりたいと考えております。
  以上、主な事業について行政報告をさせていただきました。本日ご提案申し上げます各議案につきましては、慎重審議の上ご議決賜りますよう重ねてお願い申し上げまして、本定例会開会に当たりましてのごあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
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   ◎議案の一括上程について
○市川金雄議長 お諮りいたします。日程第4、報告第2号から日程第6、報告第4号までは、平成20年4月1日、地方公共団体の財政の健全化に関する法律の一部が施行されたことによる報告でございますので、一括議題といたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 異議なしと認め、一括議題とさせていただきます。
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   ◎報告第2号〜報告第4号の上程、説明、質疑
○市川金雄議長 日程第4、報告第2号 平成19年度ときがわ町決算に基づく健全化判断比率報告書の報告について、日程第5、報告第3号 平成19年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づく資金不足比率報告書の報告について、日程第6、報告第4号 平成19年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率報告書の報告について、以上を一括議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○柴崎秀雄議会事務局長 朗読いたします。
  報告第2号 平成19年度ときがわ町決算に基づく健全化判断比率報告書の報告について。
  地方公共団体の財政の健全化に関する法律(平成19年法律第94号)第3条第1項の規定により、平成19年度ときがわ町決算に基づく健全化判断比率を別紙のとおり監査委員の意見をつけて報告する。
  平成20年9月2日提出、ときがわ町長、関口定男。
  2枚おめくりください。
  報告第3号 平成19年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づく資金不足比率報告書の報告について。
  地方公共団体の財政の健全化に関する法律(平成19年法律第94号)第22条第1項の規定により、平成19年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づく資金不足比率を別紙のとおり監査委員の意見をつけて報告する。
  平成20年9月2日提出、ときがわ町長、関口定男。
  2枚おめくりください。
  報告第4号 平成19年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率報告書の報告について。
  地方公共団体の財政の健全化に関する法律(平成19年法律第94号)第22条第1項の規定により、平成19年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率を別紙のとおり監査委員の意見をつけて報告する。
  平成20年9月2日提出、ときがわ町長、関口定男。
  以上でございます。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  報告者から報告理由の説明を求めます。
  報告第2号 平成19年度ときがわ町決算に基づく健全化判断比率報告書の報告から順次求めます。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、報告第2号から報告第4号までの議案について順次報告理由を申し上げます。
  まず報告第2号 平成19年度ときがわ町決算に基づく健全化判断比率報告書の報告について申し上げます。
  地方公共団体の財政の健全化に関する法律に係る比率の算定に関する規定が平成20年4月1日施行されたことに伴いまして、報告するものであります。内容は、健全化判断比率の4つの指標であります。
  なお、細部につきましては、企画財政課長からご説明申し上げますので、よろしくお願い申し上げます。
  次に、報告第3号 平成19年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づく資金不足比率報告書の報告について申し上げます。
  地方公共団体の財政の健全化に関する法律に係る比率の算定に関する規定が施行されたことに伴いまして報告するもので、内容は資金不足比率であります。
  なお、詳細につきましては環境課長から説明申し上げますので、よろしくお願い申し上げます。
  次に、報告第4号でありますが、平成19年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率報告書の報告について申し上げます。
  地方公共団体の財政の健全化に関する法律に係る比率の算定に関する規定が施行されたことに伴いまして、報告するものであります。内容は資金不足比率であります。
  なお、細部につきましては水道課長からご説明申し上げますので、よろしくお願い申し上 げます。
  以上3つの報告につきまして、監査委員の意見を付してご報告を申し上げるものでありますので、よろしくお願いしたいと思います。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  続いて、日程第4、報告第2号 平成19年度ときがわ町決算に基づく健全化判断比率報告書の報告について、細部説明を求めます。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 それでは、命によりまして、報告第2号 平成19年度ときがわ町決算に基づく健全化判断比率報告書の報告についての詳細説明をさせていただきます。
  今回の報告につきましては、地方公共団体の財政の健全化に関する法律により、財政の健全性に関する比率の報告、公表の制度が設けられたことによりまして、報告するものでございます。
  この財政健全化法によりますと、地方公共団体の長は前年度の決算の提出を受けた後、速やかに健全化判断比率と、その算定基礎事項を記載した書類を監査委員の審査に付し、その意見をつけて当該比率を議会に報告し、かつその後、公表すると規定をされているところでございます。
  それでは、1ページをごらんいただきたいと存じます。
  平成20年9月2日、ときがわ町議会議長、市川金雄様。ときがわ町長、関口定男。
  平成19年度ときがわ町決算に基づく健全化判断比率報告書。
  地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項の規定により、平成19年度ときがわ町決算に基づく健全化判断比率を次のとおり報告します。
  記。
  単位%。実質赤字比率、こちらは数字なしでございます。連結実質赤字比率、こちらも数字なしでございます。実質公債費比率3.0%。将来負担比率25.6%。この表にあります括弧内の数字につきましては、当該団体の早期健全化基準に関する数字でございます。
  以上、雑駁ではございますが、担当課長としての説明を終わりにさせていただきます。慎重ご審議賜りますよう、よろしくお願いいたします。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  続いて、日程第5、報告第3号 平成19年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づく資金不足比率報告書の報告について、細部説明を求めます。
  岩田環境課長。
○岩田功夫環境課長 それでは、報告第3号 平成19年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づく資金不足比率報告書の報告についての細部説明をさせていただきます。
  議案書1枚おめくりいただきたいと思います。
  平成19年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づく資金不足比率報告書でございます。
  平成20年9月2日、ときがわ町議会議長、市川金雄様。ときがわ町長、関口定男。
  平成19年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づく資金不足比率報告書。
  この報告書でございますが、関口町長の提案理由にありましたとおり、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第22条第1項の規定により、平成19年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づく資金不足比率を次のとおり議会に報告するものでございます。
  資金不足比率の表をごらんいただきたいと思います。資金不足比率でありますが、浄化槽設置管理事業特別会計の平成19年度決算は、歳出が歳入を超えた決算となっておりません。したがいまして、資金不足比率は発生してございません。
  それから、備考欄の金額1,610万5,000円につきましては、資金不足比率の算定に用いた事業規模、19年度浄化槽使用料の収入金額1,610万5,000円でございます。
  以上で細部説明を終わらせていただきます。慎重審議賜りますようお願いいたします。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  続いて、日程第6、報告第4号 平成19年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率報告書の報告について、細部説明を求めます。
  中藤水道課長。
○中藤和重水道課長 それでは、報告第4号 平成19年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率報告書の報告について細部説明申し上げます。
  1枚めくっていただきまして、1ページをごらんください。
  資金不足比率、数字が入っておりませんが、この資金不足比率の計算方法は、流動負債から流動資産を引きまして、事業規模で割るというもので、ここの資金不足比率に正の数字が入るということは赤字が出ているということですが、ときがわ町の水道事業については赤字が出ておりませんので、ここには数字が入っておりません。
  なお、この資金不足比率の(20%)と書いてありますが、これが20%を超えた自治体については、早期の経営健全化が必要な公営企業ということで判断されるものです。
  備考欄2億5,959万8,000円という数字は、先ほどご説明しました事業規模の数値を示しているものでございます。
  以上で細部説明を終わらせていただきます。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  ここで、監査委員から平成19年度決算に基づく財政健全化審査及び経営健全化審査意見書が提出されております。
  監査委員から報告を求めます。
  蜻纒\監査委員。
○蛛@弘代表監査委員 平成19年度決算に基づく財政健全化審査及び経営健全化審査意見書を申し上げます。
  この審査に当たりましては、議選の堀口監査委員とともに審査をいたしました。
  第1としまして、審査の対象。
  1、平成19年度ときがわ町決算に基づく健全化判断比率並びにその算定の基礎となる事項を記載した書類。
  2としまして、平成19年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づく資金不足比率並びにその算定の基礎となる事項を記載した書類。
  3、平成19年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率並びにその算定の基礎となる事項を記載した書類。
  第2として、審査の期間でございますけれども、20年7月14日、16日、17日の3日間でございます。
  第3として、審査の場所は、ときがわ町就業改善センター3階の会議室、ときがわ町役場第二庁舎公室、3階協議会室。
  第4、審査の方法。平成19年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率並びにその算定の基礎となる事項を記載した書類について、関係担当課長から説明を求め、審査いたしました。
  第5として、審査の結果。総括的意見、審査に付された健全化判断比率及び資金不足比率並びにその算定の基礎となる事項を記載した書類を審査した結果、適正に作成されているものと認められました。
  平成19年度ときがわ町決算に基づく財政健全化審査意見書としまして、1、審査の概要。この財政健全化審査は、町長から提出された健全化判断比率並びにその算定の基礎となる事 項を記載した書類が適正に作成されているかどうかを主眼として実施いたしました。
  第2として、審査の結果、総合意見。審査に付された下記、健全化判断比率並びにその算定の基礎となる事項を記載した書類は、国の指導のもとにつくられたものであり、いずれも適正に作成されているものと認められる。
  健全化判断比率、この表でございますけれども、赤字比率、パーセントが出ませんので、早期健全化の基準比率が15%でございますが、率が出ません。連結赤字比率、これもパーセントが出ません。早期健全化基準は20%でございます。実質公債費比率、これが3%。これは早期健全化比率は25%が上限でございます。将来負担比率でございますけれども、これは25.6%。早期健全化基準は350%でございます。
  次に、個別意見でございますけれども、実質赤字比率について。19年度の一般会計等は実質赤字になっていない。連結赤字比率について。19年度のすべての会計を合算した結果、連結赤字になっていない。
  3、実質公債費比率について。19年度決算に基づく実質公債費比率は3%となっており、早期健全化基準の25%と比較すると、これを下回り、問題ない。
  4、将来負担比率について。19年度決算に基づく将来負担比率は25.6%となっており、早期健全化基準の350%と比較すると、これを下回り、問題ない。
  是正改善を要する事項は、特に指摘すべき事項はございません。
  平成19年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づく経営健全化審査意見書。
  この経営健全化審査は、町長から提出された資金不足比率並びにその算定の基礎となる事項を記載した書類が適正に作成されているかどうかを主眼として実施いたしました。
  審査の結果、総合意見。審査に付された書類、下記資金不足比率並びにその算定の基礎となる事項を記載した書類は、国の指導のもとにつくられたものであり、いずれも適正に作成されているものと認められる。
  記として、資金不足比率、これは出ておりません。経営健全化比率は20%でございます。
  個別意見。資金不足比率について、19年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計は資金不足を生じておらず、良好な状態にあると認められる。
  3、是正改善を要する事項。特に指摘すべき事項はない。
  19年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく経営健全化審査意見書。
  1、審査の概要。この経営健全化審査は、町長から提出された資金不足比率並びにその算定の基礎となる事項を記載した書類が適正に作成されているかどうかを主眼として実施した。
  2、審査の結果、総合意見。審査に付された下記資金不足比率並びにその算定の基礎となる事項を記載した書類は、国の指導のもとにつくられたものであり、いずれも適正に作成されているものと認められる。
  記。
  資金不足比率、パーセントは出ておりません。経営健全化比率、これは20%でございます。
  個別意見。資金不足比率について。19年度ときがわ町水道事業会計は資金不足を生じておらず、良好な状態にあると認められる。
  3、是正改善を要する事項。特に指摘すべき事項はない。
  実はこの健全化法につきましては、今後どのように動いていくかというと、これは今度ここでもって19年度の決算に基づきまして一応どういうふうな基準値が出たかということをまずやったわけでございます。これにつきまして、これを参考にして20年度の予算編成にこれを頭に置いて予算編成をしてもらうということで、20年度、21年度の決算のときには本当にこれが正確に出されているかどうか、正確な数字であるかどうかということが試されるわけでございます。一応そういうわけで、19年度は最初の施行の年でございますので、これを参考にした、もととしたことを考えて今後の予算編成に当たっていただきたいということでございますので、ご了承いただきます。
  以上でございます。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  暫時休憩いたします。
  10時55分再開ということでお願いいたします。
                                (午前10時44分)
─────────────────────────────────────────────────
○市川金雄議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午前10時55分)
─────────────────────────────────────────────────
○市川金雄議長 これより、日程第4、報告第2号 平成19年度ときがわ町決算に基づく健全化判断比率報告書の報告についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 質疑なしと認めます。
  これをもって質疑を終結いたします。
  本案は報告事項でありますので、ただいま報告したとおりでございます。ご了承を賜りたいと存じます。
  続いて、日程第5、報告第3号 平成19年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づく資金不足比率報告書の報告についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 これをもって質疑を終結いたします。
  本案は報告事項でありますので、ただいま報告したとおりでございます。ご了承を賜りたいと存じます。
  続いて、日程第6、報告第4号 平成19年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率報告書の報告についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 これをもって質疑を終結いたします。
  本案は報告事項でありますので、ただいま報告したとおりでございます。ご了承を賜りたいと存じます。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案の一括上程について
○市川金雄議長 お諮りいたします。日程第7、認定第1号から日程第13、認定第7号まではときがわ町の決算認定でございますので、一括議題といたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 異議なしと認め、一括議題とさせていただきます。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎認定第1号〜認定第7号の上程、説明
○市川金雄議長 日程第7、認定第1号 平成19年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定について、日程第8、認定第2号 平成19年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について、日程第9、認定第3号 平成19年度ときがわ町老人保健特別会計歳入歳出決算認定について、日程第10、認定第4号 平成19年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出 決算認定について、日程第11、認定第5号 平成19年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算認定について、日程第12、認定第6号 平成19年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算認定について、日程第13、認定第7号 平成19年度ときがわ町水道事業会計決算認定について、以上を一括議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○柴崎秀雄議会事務局長 朗読いたします。
  認定第1号 平成19年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定について。
  地方自治法(昭和22年法律第67号)第233条第3項の規定に基づき、平成19年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算を別冊のとおり監査委員の意見をつけて、議会の認定に付する。
  平成20年9月2日提出、ときがわ町長、関口定男。
  次のページをお願いいたします。
  認定第2号 平成19年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について。
  地方自治法(昭和22年法律第67号)第233条第3項の規定に基づき、平成19年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算を別冊のとおり監査委員の意見をつけて、議会の認定に付する。
  平成20年9月2日提出、ときがわ町長、関口定男。
  次ページをお願いいたします。
  認定第3号 平成19年度ときがわ町老人保健特別会計歳入歳出決算認定について。
  地方自治法(昭和22年法律第67号)第233条第3項の規定に基づき、平成19年度ときがわ町老人保健特別会計歳入歳出決算を別冊のとおり監査委員の意見をつけて、議会の認定に付する。
  平成20年9月2日提出、ときがわ町長、関口定男。
  次ページをお願いいたします。
  認定第4号 平成19年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算認定について。
  地方自治法(昭和22年法律第67号)第233条第3項の規定に基づき、平成19年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算を別冊のとおり監査委員の意見をつけて、議会の認定に付する。
  平成20年9月2日提出、ときがわ町長、関口定男。
  続きまして、認定第5号 平成19年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算認定について。
  地方自治法(昭和22年法律第67号)第233条第3項の規定に基づき、平成19年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算を別冊のとおり監査委員の意見をつけて、議会の認定に付する。
  平成20年9月2日提出、ときがわ町長、関口定男。
  続きまして、認定第6号 平成19年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算認定について。
  地方自治法(昭和22年法律第67号)第233条第3項の規定に基づき、平成19年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算を別冊のとおり監査委員の意見をつけて、議会の認定に付する。
  平成20年9月2日提出、ときがわ町長、関口定男。
  続きまして、認定第7号 平成19年度ときがわ町水道事業会計決算認定について。
  地方公営企業法第30条第4項の規定に基づき、平成19年度ときがわ町水道事業会計決算を別冊のとおり監査委員の意見をつけて、議会の認定に付する。
  平成20年9月2日提出。ときがわ町長、関口定男。
  以上でございます。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  提案者から提案理由の説明を求めます。
  認定第1号 平成19年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定についてから順次求めます。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、認定第1号から認定第7号までの議案について順次提案理由を申し上げます。
  まず、認定第1号 平成19年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定についてご説明を申し上げます。
  歳入総額は56億2,563万4,980円、歳出総額は52億5,385万3,065円となりまして、実質収支は3億3,109万6,915円となりました。特に収入の大宗を占めます地方交付税につきましては、15億1,267万8,000円で26.9%の構成比となりました。また、町税につきましては15億5,420万155円で、構成比が27.6%となりまして、税源移譲の影響もありまして、決算額で交付税を上回りました。自主財源が増加したことは歓迎すべきことであると考えております。
  次に、認定第2号 平成19年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についてご説明を申し上げます。
  歳入総額は14億3,543万8,456円、歳出総額は13億4,446万4,032円の決算となり、実質収支は9,097万4,424円となりました。
  次に、認定第3号でございます。平成19年度ときがわ町老人保健特別会計歳入歳出決算認定についてご説明を申し上げます。
  歳入総額は12億4,202万8,367円、歳出総額は11億2,077万6,201円の決算となりまして、実質収支は1億2,125万2,166円となりました。
  続きまして、認定第4号であります。平成19年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算認定についてご説明を申し上げます。
  歳入総額は8億7,279万5,590円、歳出総額は8億2,648万1,268円の決算となりまして、実質収支は4,631万4,322円となりました。
  続きまして、認定第5号の平成19年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算認定についてご説明を申し上げます。
  歳入総額は1億1,199万7,379円、歳出総額は1億1,140万6,845円の決算となりまして、実質収支が59万534円となりました。
  次に、認定第6号であります。平成19年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算認定についてご説明を申し上げます。
  歳入歳出総額はそれぞれ1,992万5,352円の決算となりました。
  次に、認定第7号 平成19年度ときがわ町水道事業会計決算認定についてご説明を申し上げます。
  まず収益的収入及び支出につきましては、収入が2億9,250万2,021円、支出が2億9,801万5,000円、また資本的収入及び支出は、収入が1億5,275万6,948円、支出3億196万2,922円となりました。
  以上、監査委員の意見を付して提案申し上げますので、認定賜りますようお願い申し上げます。
  なお、細部につきましては、認定第1号から認定第6号までは会計室長から、認定第7号は水道課長からご説明申し上げますので、よろしくお願い申し上げます。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  続いて、日程第7、認定第1号 平成19年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定について細部説明を求めます。
  須永会計室長。
○須永文男会計管理者兼会計室長 それでは、議長よりお許しをいただきましたので、これより認定第1号から認定第6号のときがわ町一般会計ほか各特別会計の歳入歳出決算認定について、その内容を説明申し上げます。
  それでは、まず決算書の238ページをごらんになっていただきたいと思います。
  初めに、実質収支に関する調書で一般会計の全体について説明申し上げます。
  1の歳入総額は56億2,563万4,980円でございます。
  2の歳出総額は52億5,385万3,065円でございます。
  3の歳入歳出差引額は3億7,178万1,915円でございます。
  4の翌年度へ繰り越すべき財源の(2)の繰越明許費繰越額は4,068万5,000円でございます。
  5の実質収支額は、3の歳入歳出差引額から4の翌年度へ繰り越すべき財源を差し引いた金額となります。3億3,109万6,915円でございます。
  それでは、決算書の初めのほうに戻っていただきたいと思います。
  まず歳入のほうですけれども、12ページ、13ページをごらんになっていただきたいと思います。事項別明細書で決算の内容を示したものでございます。
  歳入のほうにつきましては、これは1年間の数字で前年度と比較し申し上げますが、あくまでも一つの目安ということでご承知を願いたいと思います。
  それでは、まず初めに上から1行目になりますが、1款の町税全体について申し上げます。
  調定額は17億3,318万4,271円でございます。収入済額は15億5,420万155円で、歳入の中では一番多くなっております。27.6%を占めております。この収入済額を調定額で割った比率が収納率でございます。その収納率は、前年度比1.7%増の89.7%となっております。また、不納欠損額は1,283万5,980円、収入未済額は1億6,614万8,136円でございます。
  それでは、次に各税の19年度の特徴について、調定額をもとに説明を申し上げます。
  初めに、1項町民税、1目個人をごらんください。1節の現年課税分の調定額は、前年度比36.0%増の6億1,096万200円でございます。増額の要因は、所得税から税源移譲、老年者控除、定率減税の段階的廃止と景気の回復が見られたことによるものです。
  次に、2目の法人でございます。1節の現年課税分の調定額は、前年度比26.1%増の1億1,996万9,500円でございます。増額の要因は、一部製造業等の業績が好調であったことによるものでございます。
  次に、2項1目の固定資産税でございます。1節の現年課税分の調定額は、前年度比 0.3%減の7億5,675万7,300円でございます。減額の要因は、ゴルフ場の評価の見直し、宅地等の下落によるものです。町税の中では一番多い金額になっております。
  次に、3項1目の軽自動車税でございます。1節の現年課税分の調定額は、前年度比4.2%増の2,561万3,600円でございます。増額の要因は、軽自動車の保有台数の増加によるものです。
  次に、4項1目の町たばこ税でございます。1節の現年課税分の調定額は、前年度比4.0%減の5,520万5,976円でございます。町内のたばこの売り上げ本数がやや減ったことによるものでございます。
  次のページ、14ページをごらんいただきたいと思います。
  上段ちょっと下の2款地方譲与税でございます。収入済額、右のページになりますけれども、収入済額は8,246万6,000円で前年度比57.2%の減でございます。この譲与税は国が国税として徴収し、一定の基準によって地方公共団体に譲与されるものでございます。前年度に比べて約1億800万円の大幅な減額となりましたが、その理由は18年度までここにあった所得譲与税が税源移譲に伴い廃止されたためでございます。この減額分につきましては、住民税のほうで収入されております。
  次に、16ページ、17ページをごらんになっていただきたいと思います。
  上段の7款ゴルフ場利用税交付金でございます。この交付金は県が収納したゴルフ場利用税の10分の7の相当額をゴルフ場所在地の市町村に交付するもので、町内には4カ所のゴルフ場がございます。収入済額は7,984万5,677円でございます。
  次に、下段の10款地方交付税をごらんください。収入済額は15億1,267万8,000円でございます。歳入の中では2番目に多く、26.9%を占めております。その内訳ですが、備考欄1行目の普通交付税12億3,372万円でございます。2行目の特別交付税が2億7,895万8,000円でございます。普通交付税は前年度比6.5%の減で、特別交付税は22.8%の減となっております。
  次に、18ページ、19ページをごらんになってください。
  上段の12款分担金及び負担金をごらんください。収入済額は5,265万5,612円でございます。主なものを説明いたします。上段の1目1節の総務管理費負担金ですが、収入済額は270万7,000円でございます。廃止代替バスの運行費に対する小川町、越生町、地産霊園からの負担金収入でございます。
  次に、2目2節の児童福祉費負担金ですが、収入済額は4,891万20円になっております。 これにつきましては、玉川保育園ほか各保育園の保育料、一時保育利用料、給食費負担金でございます。保育料に12万8,100円の不納欠損額と629万4,420円の収入未済額が生じております。
  続きまして、下段の13款使用料及び手数料でございます。収入済額は1,737万2,905円でございます。
  次、1枚余計にめくっていただきまして、22ページ、23ページをごらんいただきたいと思います。
  上段の14款国庫支出金でございます。収入済額は2億3,939万9,050円でございます。
  主なものを説明いたします。1目民生費国庫負担金の1節社会福祉費負担金の備考欄下の障害者自立支援給付費等負担金7,154万395円は、18年度障害者福祉費負担金と障害者自立支援給付費負担金とに分かれていたものを一つにまとめて、この節に持ってきたものでございます。
  下段の1目の民生費国庫補助金でございます。その3節の後期高齢者医療制度創設準備事業費補助金は616万3,000円が繰越明許費の財源として交付され、後期高齢者医療費保険システムの導入に支出されました。
  次に、24ページをごらんになっていただきたいと思います。
  上段の2目教育費、2目2節の中学校費補助金でございます。備考欄の公立学校等施設整備費交付金2,061万5,000円は、玉川中の校舎耐震補強工事及び大規模改造工事に対する補助金でございます。
  次に、3目1節の総務管理費補助金ですが、収入済額は6,953万8,000円でございます。市町村合併推進体制整備費補助金でございます。うち繰越明許費の財源として4,060万円が交付され、情報系パソコン整備事業ほか6事業に支出されました。
  次に、中ほどの15款県支出金ですが、収入済額は3億5,557万3,617円でございます。
  主なものを説明いたします。26ページ、27ページをごらんになっていただきたいと思います。
  中ほどの2目民生費県補助金でございます。1節社会福祉費補助金につきましては、埼玉県在宅福祉事業ほか6事業に対して計2,912万3,368円の補助がございました。また、2節児童福祉費補助金につきましては、2,109万6,522円の補助でございます。備考欄の下段の放課後児童クラブ施設整備費457万円は萩ヶ丘小学校の学童施設の整備費補助金でございます。
  次に、下段の4目農林水産業費県補助金でございます。1節農業費県補助金については、 備考欄にありますように、農業委員会交付金ほか6つの事業に対して1億1,142万9,995円の補助金が交付されました。主な事業として、中山間地域総合整備事業に5,702万円、山村振興特別対策事業に2,810万1,000円、基盤整備促進事業に2,414万円の補助金が交付されたものでございます。
  なお、収入未済額1,437万5,000円につきましては、中山間総合整備事業の市民農園整備事業の繰越明許費に係る未収入分でございます。
  一番下の5目土木費県補助金につきましては、地籍調査費や道路整備事業費に計3,740万5,000円の補助がございました。
  次に、30ページをごらんになってください。
  上段の16款財産収入ですが、収入済額は3,380万2,291円でございます。
  主なものを説明いたします。1目1節の土地建物貸付収入ですが、備考欄1行目の土地貸付収入944万6,937円につきましては、ゴルフ場、企業、スカイスポーツクラブ、駐在所等への用地貸し付け収入でございます。
  2項1目1節の備考欄土地売払収入2,267万6,486円は、大字玉川字日野原の町有地及び大字田中藤坂の県道拡幅部分のその他の土地の売払収入でございます。
  次に、17款寄附金ですが、収入済額は764万円でございます。
  1目の一般寄附金は564万円ですが、その内訳は木のむら物産館の売上金の一部としてJAさいたま中央から334万円、木のむら管理委員会から100万円、ときがわ色彩館の指定管理者であるときがわ町商工会から50万円、やすらぎの家管理委員会から50万円の寄附をいただいたものでございます。また、祓川正嗣様から30万円の寄附をいただきました。
  次に、2目の民生費寄附金でございますが、これにつきましては日本科研株式会社から地域福祉のためにと100万円のご寄附をいただいたものでございます。
  次、3目の商工費寄附金でございますが、NPO法人たまがわから100万円の寄附をいただいたものでございます。
  これらの寄附金のうち木のむら物産館、木のむら管理委員会、やすらぎの家管理委員会、NPO法人たまがわの計584万円につきましては、歳出の7款商工費において町有施設整備振興基金へ積み立てております。民生費寄附金100万円につきましては、歳出の3款民生費において地域福祉基金へ積み立てております。
  次に、18款繰入金でございます。収入済額は5億2,299万3,698円でございます。その主なものですが、1項1目の介護保険特別会計繰入金につきましては、1,763万2,698円の繰り入 れがございました。
  次のページをごらんください。2項の基金繰入金でございます。
  1目の財政調整基金繰入金3億5,506万1,000円につきましては、当初予算及び補正予算の財源調整の上で必要となり、基金から繰り入れたものでございます。
  次に、2目の減債基金繰入金につきましては、6,000万円を基金から繰り入れました。公債費の財源として計上いたしました。
  次に、3目の公共施設等整備基金繰入金につきましては、8,000万円を基金から繰り入れました。これは全額道路維持管理事業に充当したものでございます。
  次に、1つ置いて5目の緑の雇用創出基金繰入金につきましては、緑の雇用創出事業の財源の一部として1,000万円を基金から繰り入れたものでございます。
  次に、19款繰越金でございます。収入済額は4億2,392万1,811円でございます。前年度繰越金でございます。
  次に、20款諸収入でございます。収入済額は1億246万5,164円でございます。主なものを説明いたします。34ページをごらんいただきたいと思います。
  下のほうの4目雑入の4節給食費収入でございます。保育園、小中学校合わせて収入済額5,308万7,885円で決算しております。
  なお、収入未済額46万4,760円は、小中学校の給食費の未納分でございます。
  下段の5節雑入の収入済額は、3,446万391円で決算いたしました。その中で次のページ、37ページの備考欄の下から3段目、建物等損失補償料906万5,910円がございますが、これは田中藤坂地内の県道拡幅工事に伴う土地建物の補償料でございます。
  次に、一番下の21款町債でございます。収入済額は4億3,896万5,000円でございます。
  その内容ですが、1目農林水産業債は2,380万円の収入でございます。
  1節中山間地域総合整備事業債の予算現額2,490万円に対して調定額が1,540万円で、950万円の差がございます。これは市民農園整備事業の繰越明許に係る特定財源の未収入分で、借り入れ先等が未確定なため、未調定なものでありまして、翌年度借り入れが確定した時点で調定し、収入するものでございます。
  次に、2目土木債につきましては1億260万円の収入でございます。
  3目教育債は6,850万円の収入でございます。その内訳は中学校施設整備費事業債でございます。
  次に、38、39ページをごらんください。
  4目臨時財政対策債は2億4,406万5,000円の収入でございます。
  そうしまして、一番下の歳入合計欄をごらんください。19年度の収入済額の合計ですが、56億2,563万4,980円の決算となるものでございます。
  続きまして、40ページ、41ページをごらんください。
  歳出でございます。
  今回の決算書につきまして、平成19年度の予算書に合わせて備考欄を事業別に記載しております。説明箇所によりましては、ページを大きく移動しなければならない場合が出てきます。ご了承お願いしたいと思います。
  それからもう1つ、備考欄にある流用についてでございますが、目をお通しいただくと節によっては流用が少し多いのではという印象を持たれるかと思いますけれども、その理由は年度中に予算が不足したときに節内で調整するのではなく、節を超えてその事業の予算の目の中で流用を優先して行っているため、どうしても多くなってしまうということによるもので、了解を承りたいと思います。
  まず1款の40ページ、議会費でございますけれども、支出済額が8,602万9,983円でございます。主に議員の報酬、職員の人件費、議会活動の諸経費に支出されております。定例会は4回、臨時会は開かれませんでした。そのほか委員会、協議会を含めて44回の会議が開催されております。
  42ページ、43ページをごらんになっていただきたいと思います。
  下段の2款総務費でございます。支出済額は14億1,028万8,052円でございます。歳出の中では一番多く、26.8%を占めております。平成20年度への繰越金は3,836万円でございます。
  次に、1項1目の一般管理費でございます。支出済額は4億7,894万9,967円でございます。主に職員の人件費、庁舎維持管理費等の経費に支出されております。
  その主なものを説明いたします。少し飛びまして、53ページをごらんになっていただきたいと思います。
  53ページの備考欄の上側の最後ですか、上段の段の最後なんですけれども、本庁舎北側駐車場整備事業4,633万1,240円につきましては、農地2筆1,729平方メートルの土地購入と立木補償費でございます。その後、駐車場の整備を行い、ことし6月の花菖蒲まつりに間に合わせることができました。
  それから、下段の3目財政管理費の備考欄、一番最後ですけれども、財務会計予算書改修事業630万円でございますが、これにつきましては20年度予算書に事業別の事業概要の説明 を加えた予算書を作成しました。これの支出でございます。
  次に、57ページをごらんください。
  5目財産管理費の備考欄、57ページ最後ですね。備考欄の最後欄、財産取得事業の公有財産購入費が1,390万円、これは大字田中の藤坂の宅地515.7平方メートルの買い戻しでございます。
  次に、中ほどの6目財政調整基金費2億2,692万9,408円、次の7目減債基金費6,000万円、次の8目公共施設等整備基金費1億円につきましては、それぞれの金額を各基金に積み立てたものでございます。
  次に、下段の9目企画費につきましては、2億454万9,538円で決算いたしました。主に職員の人件費ほか企画一般管理事業、情報管理事業、交通対策事業等の費用に支出しております。
  この目の主なものを説明をいたします。59ページをごらんになっていただきたいと思います。
  右側の備考欄中段の総合行政システム管理運営事業3,949万5円は、住民基本情報をベースにした税、医療、福祉、保育料等の行政システムを運営するための支出でございます。
  その下の情報システム管理運営事業2,216万4,089円は、これは役場内の財務会計、グループウエアのシステム運営に係る支出でございます。
  次に、61ページの同じく備考欄ですが、備考欄の8行目、端末機器管理事業の18節備品購入費2,145万4,702円は、職員用のパソコン145台の購入費でございます。
  同じく備考欄の下のほうですね。町内情報通信基盤整備事業737万3,713円は、町内に光通信を整備するための計画策定業務委託料が主な支出でございます。
  次、63ページをごらんください。
  備考欄の上から6段目、交通対策事業のうち19節負担金、補助及び交付金4,019万7,600円ですが、嵐山ときがわ間路線バス運行事業費負担金375万8,600円は嵐山町への負担金。それから、補助金のバス運行費補助金3,641万6,000円につきましては、廃止代替バスの各路線を運行している武蔵観光及びイーグルバスへの運行費補助金が主な支出でございます。町では昨年10月にときがわ便、小川便のダイヤ改正を行っております。
  次に、下段11目自治振興費でございます。4,943万2,855円を決算いたしましたが、主に区長報酬、各行政区運営費補助金、行政福祉バス運行事業等に支出しております。
  繰越明許費の3,836万円につきましては、前に申し上げましたとおり、日影分館の新築事 業の経費を20年度へ繰り越したものでございます。
  主なものを説明をいたします。
  65ページ、備考欄の8行目をごらんになっていただきたいと思います。
  集会所管理事業の修繕料658万1,834円につきましては、地域集会所18カ所の修繕料でございます。
  その下15節、ずっと飛んで下なんですけれども、15節の工事請負費567万円、これについては一ト市地域事務所の改築工事の支出でございます。
  次、67ページをお開き願いたいと思います。
  同じく備考欄の5行目、上のほうですね。行政福祉バス運行事業は1,043万7,795円を支出いたしました。年126回3,809人の方のご利用がございました。
  それから、中段の12目交通安全対策費でございます。327万4,589円を支出いたしました。その備考欄の下のほう、チャイルドシート購入費補助金に22万8,600円を支出し、25人に補助をいたしました。
  次に、68ページ、14目家族相談支援センター運営費でございます。2,576万3,723円を支出いたしました。主に職員の人件費、施設の維持管理費ほか総合相談窓口事業、家族子育て支援事業、青少年健全育成事業、ふるさとふれあい事業、美しいまちづくり事業、生活安全事業など各種事業の実施に伴う諸経費でございます。
  次に、70ページ、71ページをお開き願いたいと思います。
  中段の15目諸費でございます。1,817万8,476円を支出いたしました。防犯協力員への謝礼、交通安全施設、道路照明灯、防犯灯の修繕、新設等の経費が主なものでございます。
  その節の23節償還金、利子及び割引料、23節償還金、利子割引料736万5,654円は、過年度分の税金の還付でございます。
  次に、72ページ、73ページをごらんになっていただきたいと思います。
  下段の2項1目税務総務費でございます。7,776万8,580円の決算となりました。職員の人件費、徴収嘱託員の報酬、業務委託料等に支出しております。
  次に、76ページをごらんください。
  2目賦課徴収費の76ページの上段13節委託料3,701万887円の支出でございます。この主なものは備考欄の7行目、評価替事務事業に3,256万7,850円を支出いたしました。この業務委託は、18年度から3カ年契約で実施している事業でございます。
  次に、中段の3項1目の戸籍住民基本台帳費でございます。6,510万8,089円を決算いたし ました。主に職員の人件費、戸籍住民基本台帳に係る諸証明等の発行、電算処理等の経費に支出しております。年間の戸籍関係取扱件数は2万3,619件でございます。
  次に、78ページをごらんになっていただきたいと思います。
  中ほどの4項選挙費でございますが、2,063万6,496円で決算されました。平成19年4月8日に県議会議員選挙、7月29日に参議院議員選挙、8月26日に県知事選挙が執行されました。これに係る費用が主な支出でございます。
  次に、少し飛びまして84ページ、85ページを。
  下段の5項2目の指定統計調査費でございます。71万5,748円を支出いたしました。19年度は学校基本調査、町(丁)字別人口調査、工業統計調査、就業構造基本調査、商業統計調査等の各種指定統計調査を実施しております。
  次に、90ページをお開き願いたいと思います。
  上段の3款民生費でございます。支出済額は10億6,366万3,478円でございます。
  次に、1項1目の社会福祉総務費でございます。1億2,298万9,227円の決算となりました。職員の人件費、関係団体への補助、ひとり親家庭等医療費支給などに係る経費が主なものでございます。
  その主なものを説明いたします。上段の1節報酬でございます。備考欄の中ほどに民生委員推薦委員会委員報酬12万3,200円を支出いたしました。これは3年に一度の民生委員、児童委員の委嘱がえのための支出でございます。定員33人のうち17人の方が新しく民生児童委員に委嘱されました。
  それから、下のほうの負担金補助及び交付金でございます。19節3,691万1,300円を支出しております。
  次のページをごらんください。
  その主なものとして、備考欄の補助金の1つ目、民生委員活動費補助金は365万円、次の行の町社会福祉協議会補助金につきましては3,119万4,000円を支出しております。
  次に、下段の3目障害福祉費でございます。2億638万5,748円を支出しております。関係団体への補助、重度心身障害者医療費の支給、障害者や難病患者への支援、給付事業等に係る経費が主なものでございます。
  94ページをごらんになっていただきたいと思います。
  19節負担金、補助及び交付金の1億5,756万5,228円で決算されました。これは備考欄の8行目、19節負担金、補助及び交付金の負担金1億3,684万458円のうち自立支援医療費負担金、 補装具費負担金、介護給付費・訓練等給付費負担金は、障害者自立支援法により扶助費から負担金、補助及び交付金の節へ組み替えが行われました。
  それから、20節の扶助費4,217万1,405円で決算されました。これは備考欄中段下、在宅重度心身障害者手当969万円、重度心身障害者医療費2,835万8,903円、そのほか日常生活用具給付費などでございます。
  次に96ページ、中段の4目老人福祉費でございます。2億8,508万5,583円で決算いたしました。主に職員の人件費、在宅福祉サービスの提供、老人福祉施設の入所、関係団体への補助、老人医療費、敬老金、百歳祝い金の支給、老人保健、介護保険特別会計への繰出金等の経費に支出しております。
  主なものを説明いたします。下段の19節負担金、補助及び交付金でございます。2,020万359円を支出いたしました。
  97ページ、同じページの備考欄の中ほど、高齢者事業団補助金620万円、介護保険利用者負担助成金558万6,823円と、それに99ページ備考欄の下のほう、老人医療費支給事業の埼玉県後期高齢者医療広域連合会負担金336万980円が主なものでございます。
  それから、同じく99ページ、98ページの一番上段に繰出金2億2,377万4,000円は次のページ備考欄5行目、101ページの備考欄の5行目、老人保健特別会計繰出事業と備考欄最後の介護保険特別会計繰出事業の合計でございます。
  次に、下段の5目国民年金費でございますが、24万1,756円を支出いたしました。国から委託された国民年金の事務にかかわる経費でございます。本年3月末日現在、町内の国民年金被保険者数は3,327人でございます。
  次に、102ページをごらんになっていただきたいと思います。
  中ほどの2項1目の児童福祉総務費でございます。1億2,405万5,278円を支出しております。主に職員の人件費、放課後児童対策、家庭保育室運営、児童遊園地の維持管理、乳幼児医療費、児童手当、子育て支援医療費などの経費でございます。
  その主なものを説明をいたします。下段の13節委託料でございます。13節委託料1,639万6,110円を支出いたしました。これは、105ページ備考欄中ほどの放課後児童対策事業で1,356万7,700円を支出いたします。これが主なものでございます。小学校1年生から6年生まで児童が利用しておりますが、ときがわしいの子会には年間延べ974人、ひまわりクラブには延べ968人の児童が入所しております。
  恐縮ですが、戻りまして、102ページの一番下、20節扶助費でございます。支出済額は1 億269万2,997円でございます。備考欄にありますように乳幼児医療費を初め児童手当、子育て支援児童医療費等それぞれの対象者に支出しております。
  なお、子育て支援児童医療費につきましては、18年7月から対象児童を小学3年生から中学校3年まで引き上げました。
  次に、106ページをごらんください。中段の2目児童福祉施設費でございます。
○市川金雄議長 ここまでで、暫時休憩いたします。
  再開は午後1時からお願いをしたいと思います。
                                (午前11時58分)
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○市川金雄議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午後 1時00分)
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○市川金雄議長 続いて、平成19年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定についての細部説明を求めます。
  須永会計室長。
○須永文男会計管理者兼会計室長 それでは、民生費2目の児童福祉施設費でございます。
  106ページ、107ページをごらんになっていただきたいと思います。支出済額が2億5,398万8,282円でございます。
  ここで保育園の園児数、子育て支援センターの利用状況等について申し上げます。年間の延べ園児数は平保育園435人、玉川保育園1,333人、はなぞの保育園1,054人、管外委託が126人、合計いたしまして2,948人でございます。また、子育て支援センターの登録者数は本年3月末日現在で85人、年間利用者数は延べ子供が720人、大人が637人でございます。
  そうしまして、107ページの下のほう13節委託料9,199万5,458円の支出でございます。これにつきましては備考欄の中ほどにあります。111ページですか、少し飛びまして111ページ、備考欄の中ほど、管内保育事業として、はなぞの保育園、管外保育園の保育の実施委託料でございます。
  戻りまして、もう1回107ページの工事請負費、15節工事請負費2,387万6,265円の決算ですけれども、これにつきましては旧玉川保育所の解体工事、放課後児童クラブ、萩ヶ丘小学校の校舎改修事業に支出されました。
  108ページ、109ページをごらんになっていただきたいと思います。
  一番上に17節の公有財産購入費がございます。2,075万3,520円、これにつきましては平保育園の用地、雑種地1,004平方メートル、玉川保育園駐車場用地、雑種地248平方メートルほか1カ所の用地購入費に支出されたものでございます。
  次に、112ページをお願いしたいと思います。
  下段の4款衛生費でございます。支出済額は4億7,346万4,672円でございます。
  次に、118ページ、9ページをごらんになっていただきたいと思います。
  中段の2目予防費でございます。6,434万4,265円を支出しております。その中の下段の13節委託料5,515万2,701円を決算いたしました。これにつきましては住民基本健診、女性総合健診、胃がん検診、予防接種など住民の健康増進のため、さまざまな事業に支出してございます。その中の住民基本健診では20歳以上の町民1,287人、女性総合健診では902人、合計2,189人の方が受診されました。
  次に、122ページをお開き願いたいと思います。
  中ほど下のほうの3目環境衛生費でございます。6,674万562円の支出でございます。
  主なものを説明いたします。次のページの13節委託料1,229万9,550円の支出ですけれども、備考欄の中段下、環境審議会運営事業では、ときがわ町環境基本計画の策定のため環境審議会委員報酬、計画策定委託料など613万9,873円が支出されました。そのほか公園清掃、河川水質検査、ゴルフ場排水残留農薬分析調査などを実施しております。
  126ページをごらんください。
  下段の4目上水道費でございます。2,245万1,000円を支出いたしました。水道事業会計への補助金、簡易給水施設への管理費等が主なものでございます。
  次のページ、128ページをごらんいただきたいと思います。
  中ほどの2項2目塵芥処理費でございます。1億5,740万8,907円を支出いたしました。これにつきましては、塵芥処理委託料と小川地区衛生組合への負担金でございます。ごみの年間収集量は一般ごみが2,428トン、事業系ごみが615トン、合計3,043トンでございます。また、資源回収量は497トンでございます。
  次に、3目のし尿処理費でございます。小川地区衛生組合への負担金として9,728万4,000円を支出いたしました。年間のし尿収集量は109万9,890リットル、浄化槽汚泥収集量は534万3,810リットル、合計644万3,700リットルでございます。
  続いて、その下の5款労働費でございます。支出済額は363万7,613円でございます。
  次に、130ページをごらんになっていただきたいと思います。
  中ほど下の6款農林水産業費でございます。支出済額は3億8,655万2,854円でございます。
  次に、134ページをごらんになっていただきたいと思います。
  上段の4目農業振興費でございます。2億4,910万9,884円を支出いたしました。
  なお、その右にあります繰越明許費の2,620万円につきましては、中山間地域総合整備事業の市民農園整備事業の経費を20年度へ繰り越したものでございます。
  この主なものでございますけれども、中段の13節委託料2,410万3,860円の支出でございます。また、その下の1つ置いて15節工事請負費1億1,461万1,050円、それから17節公有財産購入費3,203万8,809円、その一番下の22節補償、補てん及び賠償金6,008万2,590円で決算しております。これらにつきましては137ページ、備考欄の下段の山村振興事業の山村体験交流施設新築工事、139ページの中段下の中山間地域総合整備事業の農道、集道整備工事等の設計委託料、工事請負費、用地補償補てん費等でございます。
  次に、140ページをごらん願いたいと思います。
  下段の6目農地費でございます。主に土地改良事業、基盤整備促進事業に係る諸経費でございます。5,391万6,071円を支出いたしました。
  主なものを説明いたします。142ページをごらんいただきたいと思います。
  上段から3段目の15節工事請負費4,312万3,710円を支出いたしました。これにつきましては、玉川地区内の基盤整備促進事業で排水路整備工事を実施したものでございます。
  次に、144ページをごらんになっていただきたいと思います。
  上段の2項3目の林業振興費でございます。3,343万5,441円を決算いたしました。中ほどの13節委託料1,234万1,520円を支出いたしました。このうち147ページ、備考欄の中ほど下の事務事業委託料900万円につきましては、緑の雇用創出事業の業務委託料でございます。研修生3名は町有林管理業務に取り組みながら森の担い手育成を目的として、また間伐ヒノキを活用したキノコ栽培の研究も行い、3年間の研修期間を終了いたしました。
  次に、148ページをごらんになっていただきたいと思います。
  中ほどの7款商工費でございます。支出済額が1億213万9,249円でございます。2目町有施設整備振興基金費でございますが、25節積立金としまして717万1,000円は、今後の町有施設の改修等に充てるための基金として積み立てたものでございます。
  下段の3目商工振興費でございますけれども、支出済額1,805万7,886円でございます。その主な内容ですけれども、次のページの備考欄7行目、151ページ7行目、備考欄、ときがわまつり補助金が237万8,000円、中段の商工会補助金としまして1,350万円、ときがわ木の くにまつり実行委員会補助金70万円などでございます。
  次に、4目観光費でございます。2,875万7,405円でございます。観光パンフレットの作成及びPR、観光協会への活動支援、観光施設整備に係る事業等が主なものでございます。
  153ページの備考欄の一番下、まちづくり活動支援事業補助金125万円は、知恵とアイデアで魅力あるまちづくりを行う団体13団体に交付いたしました。
  次に、156ページをごらんください。
  8款土木費でございます。支出済額は5億8,122万8,911円でございます。
  次に、1項1目の土木総務費でございますが、1億2,476万1,258円の決算となりました。
  158ページをごらんください。
  158、159ページの上段の2項1目道路橋りょう総務費でございます。2,585万1,673円で決算されました。登記業務、道路台帳補正業務の委託料等に支出しております。
  次に、中段の2目道路維持費でございます。1億7,373万8,526円を支出いたしました。町道の補修工事、舗装修繕、側溝整備、交通安全施設整備工事等の各工事を実施しております。
  次に、160ページ、中段の3目道路新設改良費でございます。1億8,760万492円を支出いたしました。ここでは町道5路線の測量設計業務委託、9路線の道路改良工事、2路線の舗装新設工事を実施しております。
  次に、一番下の5目橋りょう新設改良費でございますが、938万2,800円を支出いたしました。これにつきましては、大字西平地内の都幾川橋整備工事の予備設計、それと本郷番匠地内、大字本郷番匠地内の川北橋の地形測量業務委託を実施しております。
  次に、162ページをごらんください。
  上段のほうの3項1目の河川総務費でございます。1,455万2,850円を支出いたしました。主に日影地内田向川改修工事と小北地内の水路改修工事を行ったものでございます。
  次に、一番下の下段の4項2目の公園費でございます。793万2,970円を支出いたしました。雀川砂防ダム公園、ホタルの里公園、慈光山歴史公苑等の植栽管理委託業務が主なものでございます。
  次に、164ページ、下段の5項1目地籍調査費でございます。3,457万5,767円を支出いたしました。地籍調査にかかわる経費でございます。19年度は玉川3地区、4地区、田黒1地区の地籍調査を実施しております。
  次に、166ページ、9款消防費でございます。支出済額は2億9,426万928円でございます。1項1目の常備消防費でございます。2億2,298万2,000円を支出いたしました。比企広域市 町村圏組合への負担金でございます。
  次に、2目の非常備消防費でございます。6,762万4,945円を支出いたしました。
  次のページの上段3段目の15節工事請負費1,892万3,100円を支出いたしました。これにつきましては、大字瀬戸地内第2分団第3部の消防団詰所の新築が主な支出でございます。建設工事が主な支出でございます。
  次に、170ページ、中ほどの10款教育費でございます。支出済額は6億712万1,079円でございます。下段の1項2目の事務局費で1億1,428万8,936円を支出いたしました。
  173ページ、備考欄の中ほど下ですね。18節の備品購入費の機械器具費(繰越明許)とありますけれども、849万4,500円につきましては小中学校教職員用のパソコン50台を購入したものでございます。
  次に、少し飛びまして、180ページをごらんになっていただきたいと思います。
  上段の2項小学校費の1目学校管理費でございます。4,425万4,685円の決算となりました。玉川小、明覚小、萩ヶ丘小の学校医等の報酬、教材費、校舎等の維持管理、関係団体への負担金、補助が主な経費でございます。備考欄には学校ごとにその経費が記載してございます。
  その主なものについてご説明申し上げます。その181ページの真ん中にあります15節工事請負費959万5,950円で決算いたしました。これにつきましては189ページをごらんになっていただきたいと思います。備考欄の中段下に小学校施設維持改修事業ですが、これは玉川小の防火シャッター修繕工事、玉川小の外流し改修工事、それから各学校のプールの排水口の改修工事、プールの排水口、非常に注目された点でございますが、改修工事をしたものでございます。
  次の行の小学校施設耐震大規模改修事業323万4,000円については、次の年度、20年度でございますが、施行する明覚小の設計業務委託料でございます。
  次に、その下の188ページ、2目教育振興費でございます。2,183万700円を支出いたしました。小学校3校の教育振興費、子供安心登下校事業、就学援助事業、特別支援教育就学奨励費、そのほか萩ヶ丘小学校の元気な学校をつくる地域連携推進事業、明覚小学校の体力向上推進事業が主なものでございます。
  次に、194ページをお開きください。
  中ほどの3項中学校費、1目の学校管理費でございます。1億2,989万7,313円を支出いたしました。玉川中、都幾中の学校医等の報酬、教材費、校舎等の維持管理、関係団体への負担金、補助金などが主な経費でございます。
  この中の主なものとしまして、203ページ、備考欄8行目の中学校施設維持改修事業507万6,000円、これについては玉川中学校のプール塗装工事、それから都幾川中学校の教室の床の改修などでございます。
  その下の中学校施設耐震大規模改造事業では13節委託料、設計委託料492万4,500円は都幾川中学校体育館耐震大規模改造工事の設計委託料、その下の監理委託料294万円については玉川中学校の耐震工事の監理委託業務でございます。
  その下の15節工事請負費9,274万3,665円につきましては、玉川中の校舎耐震補強及び大規模工事でございます。
  次に、中ほどの2目教育振興費でございます。2,212万1,385円を支出いたしました。中学校2校の教育振興費、就学援助事業、特別支援教育就学奨励費の経費が主なものでございます。
  次に、204ページの下段の4項1目の幼稚園費でございます。249万2,600円を支出いたしました。就園奨励費補助金の対象者数は39人でございます。
  次に、206ページ、207ページ、上段の5項1目社会教育総務費でございます。7,725万3,337円を支出いたしました。
  次に、210ページをごらんになっていただきたいと思います。
  2目の公民館費でございます。1,878万1,039円を支出いたしました。公民館の維持管理、公民館活動の支援、公民館図書室の経費等が主なものでございます。
  211ページ、備考欄の一番下、18節備品購入費265万7,550円の支出ですが、これについてはパソコン教室用のパソコン12台とそのソフトを購入した費用でございます。
  それから、215ページの備考欄の上段5行目ですか、ふるさとときがわカレンダー作成事業114万4,544円を支出しておりますが、これはふるさとときがわを知ってもらうために始めた事業で、合併後初めてふるさとカレンダーを作成をいたしました。
  続いて、中段の3目図書館費でございます。図書館運営の諸経費として820万1,401円を支出いたしました。町立図書館とときがわ公民館図書室を合わせて年間3,486冊の図書を購入し、蔵書数は9万8,707冊となりました。また、年間の利用者数は延べ4万2,316冊、利用人数は延べ1万3,332人でございます。
  続いて、次に216ページをごらんいただきたいと思います。
  5目の文化財保護費でございます。694万7,324円を支出いたしました。
  次に、220ページをお願いいたします。
  6目文化センター費でございます。2,051万4,217円を支出いたしました。文化センターの維持管理費、自主文化事業等の支出が主なものでございます。年間の開館日数は304日を数え、大ホール、小ホール、展示ホール合わせて330件、2万5,415人のご利用がありました。
  次のページ、222ページ、223ページをごらんになっていただきたいと思います。
  6項1目の保健体育総務費でございます。1,121万818円を支出いたしました。社会体育行事ではソフトボール大会、グラウンドゴルフ大会、綱引選手権大会、インディアカ大会、バレーボール大会、駅伝大会など年間を通じて、さまざまなスポーツ行事や大会が実施されております。
  なお、第2回町民体育祭につきましては、統合されまして玉川運動場で開催されました。
  続きまして、224ページ、2目の体育施設費でございます。5,652万5,407円を支出いたしました。その下から2段目の15節工事請負費、2,319万6,600円の支出ですけれども、その内訳は227ページ、下から7行目の15節工事請負費、体育施設改修工事費1,827万円、これは西平運動場のテニスコート4面の改修工事です。
  それから、もう1つが231ページ、備考欄の最後から5段目、15節の工事請負費、田黒運動場管理事業の体育施設整備工事467万2,500円、これについては田黒運動場の防球ネットの設置工事が主な支出でございます。
  体育センターの会員登録状況は1,803人でございます。また、年間延べ4万2,958人、1,096団体のご利用がありました。
  続いて、230ページ、その下の3目の学校給食費でございます。6,904万5,282円を支出いたしました。小中学校の年間延べ食数は21万2,935食でございます。
  なお、月当たりの給食費は小学校3,800円、中学校4,500円でございます。
  続きまして、234ページをごらんになっていただきたいと思います。
  中段の12款公債費でございます。支出済額は2億4,237万9,246円でございます。その内訳は、1目元金の償還金が1億8,737万5,761円、2目利子の償還金が5,500万3,485円でございます。
  次に、一番下の予備費、13款予備費でございます。備考欄にありますように各科目へ合計937万7,000円を充用しております。
  次に、236ページ、7ページ、一番下の歳出合計欄をごらんください。19年度の支出済額の合計でございますが、52億5,385万3,065円の決算となるものでございます。
  1枚めくっていただきまして、239ページをごらんください。財産に関する調書について 申し上げます。
  初めに、1の公有財産、(1)土地及び建物でございます。
  まず、上の表の区分の1つ目、庁舎の欄をごらんください。中ほどの土地の年度中増減高は1,729平方メートルの増ですが、これは本庁舎の北側駐車場の敷地取得によるものです。
  その下の消防施設の欄の土地440.67平方メートルは、大字大野地内の第3分団第4部詰所敷地と防火水槽用地を取得したものです。
  右の建物の欄、決算年度中増減高、消防施設のところですけれども、34.13平方メートルの増になっておりますけれども、これは大字瀬戸地内、第2分団第3部の詰所建てかえによる増分でございます。
  次に、学校の欄の14.9平方メートルの増ですが、これは萩ヶ丘小学校の倉庫の増築分でございます。
  次に、その他の施設の欄ですけれども、土地の年度中増減が1,924.00平方メートルの増で、これはアスピアたまがわの西の駐車場、平保育園用地、玉川保育園駐車場の取得による増でございます。
  また、同じ欄の建物の増396.59平方メートルの増は、これは山村交流体験施設くぬぎむらの建設と大野物産館の増築によるものでございます。
  次に、下の合計欄をごらんください。年度末現在高は、上の表の土地の合計が年度末の現在高27万4,381.55平方メートル、下の表の建物の延べ面積の合計、一番右側ですね。下の合計が5万2,647.11平方メートルとなるものでございます。
  次に、240ページをごらんいただきたいと思います。
  (3)の出資による権利でございますけれども、これは年度中の増減はございません。
  次に、右側の241ページをごらんいただきたいと思います。
  この241から243ページまでの記載しました物品につきましてですけれども、地方自治法施行規則の規定では、財産に関する調書に重要な物品について必要に応じて記載することとありますが、ここでは昨年度と同様、原則20万円以上の物品を一覧表として報告させていただきました。
  年度中の増減といたしましては、241ページ中ほどの給食用球根皮剥離機が1台、7行下のこれが厨房機器、くぬぎむらの体験交流館の厨房機器ですが、2台、5行下のLED電光文字表示機1台、次のページの情報漏洩対策用サーバー1基、パーソナルコンピューター143台、次のページの給食用、上から2段目、消毒保管機1台、仮設シャワー棟1棟が増加 しております。
  なお、車両につきましては乗用車2台を購入いたしましたけれども、同時に廃車の手続をしておりますので、差し引きゼロ台ということになっております。
  次に、244ページをごらんになっていただきたいと思います。
  3の基金について申し上げます。
  (1)の財政調整基金につきましては、年度中に1億2,813万1,592円の減額があり、年度末現在高は6億9,898万9,022円となっております。
  次に、(2)の減債基金につきましては、年度中に増減額はなく、年度末現在高は1億7,088万8,358円となっております。
  次に、(3)公共施設等整備基金につきましては、年度中に2,000万円の増額があり、年度末現在高は4億4,801万2,759円となっております。
  次に、(4)の町有施設整備振興基金につきましては、年度中に687万1,000円の増額があり、年度末現在高は1,444万7,445円となっております。
  次に、5の地域福祉基金につきましては、年度中に101万8,780円の増額があり、年度末現在高は1億8,283万4,301円となっております。
  次に、右側の245ページをごらんください。
  (8)の特定分収林事業基金につきましては、年度中に5万3,550円の増額があり、年度末現在高は2,853万6,873円となっております。
  それから、中ほどの(9)緑の雇用創出基金につきましては、年度中に1,000万円の減額があり、年度末現在高は6,950万592円となっております。
  次に、(10)土地開発基金につきましては、年度中に昨年度購入した土地を一般会計で買い戻しました。その結果、年度末現在高は土地分の面積1,187.7平方メートル、金額1,798万円の減額となり、現金は1,798万円の増額となり、年度末現在高は5,000万円となっております。
  なお、買い戻した土地は、アスピア西側駐車場用地と県道の東松山線道路改良事業の円滑な推進のために購入した大字田中地内の用地でございます。
  以上で一般会計の説明を終わらさせていただきます。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  続いて、日程第8、認定第2号 平成19年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についての細部説明を求めます。
  須永会計室長、お願いします。
○須永文男会計管理者兼会計室長 それでは、続きまして、国民健康保険特別会計の内容説明をさせていただきます。
  278ページをごらんいただきたいと思います。
  実質収支に関する調書でございます。
  1の歳入総額は14億3,543万8,456円でございます。
  2の歳出総額は13億4,446万4,032円でございます。
  3の歳入歳出差引額は9,097万4,424円でございます。
  5の実質収支額も、3の歳入歳出差引額と同額の9,097万4,424円でございます。
  それでは、戻って256ページをごらんください。
  事項別明細書で説明させていただきます。
  上段の1款国民健康保険税でございます。収入済額は3億4,400万3,837円でございます。歳入の中では一番多く、24%を占めております。また、不納欠損額が506万1,400円、収入未済額は1億233万9,670円でございます。現年課税分の収納率は93.7%でございます。また、現年課税分の調定額の1世帯当たりの平均額は13万2,676円、被保険者1人当たりの額は6万6,388円となっております。
  なお、年度平均の加入世帯数は2,634世帯、被保険者数は5,264人でございます。
  下段のほうの3款国庫支出金でございます。収入済額が3億6,419万3,950円でございます。国は市町村に対して療養給付費の額、老人保健拠出金の額、介護納付金の額の34%を負担することになっており、その基準に基づいた支出金でございます。
  次に、258ページをごらんになってください。
  中ほどの4款療養給付費交付金でございます。この交付金につきましては、退職被保険者療養給付費から退職被保険者の税を引いた分に退職被保険者の拠出金を加えたものが交付されるものでございます。収入済額は2億9,186万3,000円でございます。
  次に、5款県支出金でございます。収入済額は5,713万4,289円でございます。主なものは財政調整交付金で県が療養給付費の7%を負担するものでございます。
  次に、下段の6款共同事業交付金でございます。収入総額が1億4,542万2,499円でございます。これは、1目の高額医療費共同事業交付金については、1件80万円を超える医療費、それからその下の2目の保険財政共同安定化事業交付金が1件30万円を超える医療費に対するもので、国保連合会に支払う拠出金の額の一定割合を国及び県が負担することになってお ります。
  260ページをごらんください。
  8款繰入金でございます。1億3,175万31円の収入でございます。
  2項1目の保険給付費支払基金繰入金ですが、9,091万9,031円でございます。
  次に、9款繰越金でございます。収入済額が9,939万4,397円でございます。前年度繰越金でございます。
  262ページ、一番下の歳入合計欄をごらんください。19年度の収入済額の合計ですが、14億3,543万8,456円の決算となるものでございます。
  次に、266ページをごらんになっていただきたいと思います。
  2款の保険給付費でございます。支出済額は8億9,019万7,196円でございます。歳出の中では一番多く、66.2%を占めております。保険給付費の1世帯当たりの平均は33万7,964円、被保険者1人当たり16万9,110円となっております。
  次に、268ページ、下段の3款老人保健拠出金でございます。支出済額が2億2,490万7,548円でございます。老人医療に要した費用として社会保険診療報酬支払基金へ拠出するものでございます。
  次、270ページ、上段の4款の介護納付金でございます。支出済額が8,262万3,051円でございます。社会保険診療報酬支払基金へ納付するものでございます。
  次に、中段の5款共同事業拠出金でございます。支出済額は1億1,965万3,655円でございます。高額医療費の支払いのため、連合会へ各市町村が拠出するものでございます。
  次、272ページをごらんください。
  6款の保健事業費でございます。支出済額は730万1,512円でございます。国保ヘルスアップ事業の実施、健康まつり啓発パンフレットの配布、レセプト内容点検、基本健診補助、保養所利用補助等が主なものでございます。
  それでは、1枚余計にめくっていただきまして、276ページ、7ページです。
  一番下の歳出合計欄をごらんください。19年度の支出済額の合計ですが、13億4,446万4,032円の決算となるものでございます。
  次に、1枚めくっていただきまして、279ページをごらんください。
  財産に関する調書でございますけれども、1の基金ですが、(1)の保険給付費支払基金につきましては9,091万9,031円、全額歳入へ繰り入れました。したがいまして、年度末につきましてはゼロ円ということでございます。
  (2)の高額療養貸付基金につきましては、年度中増減高が7万3,000円の減額でございます。その内訳といたしましては、1名の方に7万3,000円の貸付金をいたしました。そうしまして、年度末現在高は448万4,398円となっております。
  それから、次に(3)の出産費資金貸付基金につきましては、年度中増減高がゼロ円でございます。19年度は貸し付けがございませんでした。
  以上で国民健康保険特別会計の説明を終わらさせていただきます。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  暫時休憩いたします。
  再開を2時10分、お願いいたします。
                                (午後 1時52分)
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○市川金雄議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午後 2時10分)
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○市川金雄議長 日程第9、認定第3号 平成19年度ときがわ町老人保健特別会計歳入歳出決算認定について細部説明を求めます。
  須永会計室長。
○須永文男会計管理者兼会計室長 それでは、296ページをごらんください。
  老人保健特別会計の実質収支に関する調書でございます。
  1の歳入総額は12億4,202万8,367円でございます。
  2の歳出総額は11億2,077万6,201円でございます。
  3の歳入歳出差引額は1億2,125万2,166円でございます。
  5の実質収支額も、3と同額の1億2,125万2,166円でございます。
  戻っていただきまして、290ページをお開き願いたいと思います。
  初めに、歳入でございますが、上段の1款支払基金交付金でございます。収入済額は5億8,296万2,000円でございます。歳入の中では一番多く、46.9%を占めております。医療費交付金と審査手数料交付金でございます。
  次に、2款の国庫支出金でございます。収入済額は3億7,496万2,111円でございます。医療費交付金でございます。
  3款の県支出金でございます。9,620万9,000円でございます。医療費交付金でございます。
  4款の繰入金でございます。収入済額は1億235万円でございます。一般会計の繰入金でございます。
  次に、5款の繰越金でございます。収入済額は8,215万3,246円でございます。前年度繰越金でございます。
  それでは、次の292ページ、一番下の欄の歳入合計欄をごらんください。
  19年度の収入済額の合計ですが、12億4,202万8,367円の決算となるものでございます。
  次に、294ページ、295ページをごらんいただきたいと思います。
  歳出でございますが、1款の医療諸費でございます。支出済額は11億849万949円でございます。ほとんどがこの医療諸費で支出しているものでございます。各医療保険制度に加入すると、75歳以上の方また65歳以上の寝たきりの方に疾病負傷にかかわる診療、投薬、入院等の医療諸費のサービスを提供するものでございます。
  なお、本年3月末現在の医療受給者数は1,647人でございます。
  それでは、一番下の歳出合計欄をごらんください。19年度の支出額の合計でございますが、11億2,077万6,201円の決算となるものでございます。
  以上で老人保健特別会計の説明を終わらさせていただきます。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  続いて、日程第10、認定第4号 平成19年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算認定について細部説明を求めます。
  須永会計室長。
○須永文男会計管理者兼会計室長 それでは、332ページをお開き願いたいと思います。
  介護保険特別会計に係る実質収支に関する調書でございます。
  まず、1の歳入総額は8億7,279万5,590円でございます。
  2の歳出総額は8億2,648万1,268円でございます。
  3の歳入歳出差引額は4,631万4,322円でございます。
  5の実質収支額は3と同額の4,631万4,322円でございます。
  戻って、306ページをごらんください。
  歳入ですけれども、まず1款の保険料でございます。収入済額が1億4,207万1,700円、収納率は96.9%でございます。これにつきましては、全額65歳以上の第1号被保険者の保険料でございます。
  なお、本年3月末日現在の第1号被保険者数は3,051人でございます。
  次に、中段の3款国庫支出金でございます。収入済額は1億9,425万8,963円でございます。
  次に、308ページをごらんになってください。
  4款の支払基金交付金でございます。収入済額は2億5,055万4,130円でございます。歳入の中では一番多く、28.7%を占めております。これにつきましては、第2号被保険者、40歳から65歳未満の医療保険加入者が医療保険料とともに納める介護保険料は支払基金に集められ、そこから交付金として市町村に交付されるものでございます。
  続いて、次に5款県支出金でございます。収入済額は1億1,923万9,169円でございます。
  次に、310ページをお開き願いたいと思います。
  7款の繰入金でございます。収入済額が1億3,350万1,000円でございます。一般会計繰入金と介護納付準備基金からの繰り入れでなっております。
  次に、下段の8款繰越金でございます。3,054万7,668円でございます。前年度繰越金でございます。
  そうしまして、歳入合計ですが、312ページ、一番下段の歳入合計、収入済額8億7,279万5,590円の決算となるものでございます。
  次に、316ページをお願いいたします。
  中段の5項1目地域包括支援センター費でございます。18年4月に新設されたときがわ町地域包括支援センター運営費として267万9,919円を支出したものでございます。
  その下、2款保険給付費でございます。支出済額が前年度比7.8%増の7億7,121万1,534円でございます。
  次に、主なものを説明いたします。
  1項1目の居宅介護サービス給付費でございます。2億6,782万6,563円を支出いたしました。訪問介護、通所、短期入所、福祉用具貸与等の介護サービス費でございます。
  次に、318ページをごらんください。
  上段の3目地域密着型介護サービス給付費でございます。9,906万8,400円の決算となりました。グループホーム等にかかわる介護サービス給付費でございます。
  次に、中ほどの5目施設介護サービス給付費でございます。2億9,761万3,312円の決算となりました。介護老人福祉施設、介護老人保健施設等の各利用者分の給付費でございます。
  次に、324ページをごらん願いたいと思います。
  下段の3款の基金積立金でございます。支出済額は728万795円でございます。これにつきましては、18年度の介護給付費の確定に伴う精算等により、過年度において取り崩しをし過 ぎた分を戻すため、介護給付費準備基金のほうへ積み立てたものでございます。
  次に、その下の4款地域支援事業費でございます。支出済額は583万6,828円でございます。この地域支援事業費は18年度から導入されたもので、地域包括支援センターが行う介護予防のための支出でございます。
  330ページをごらんいただきたいと思います。
  歳出合計でございます。歳出合計が支出済額8億2,648万1,268円の決算となるものでございます。
  次に、1枚めくっていただきまして、右側の333ページ、財産に関する調書でございます。1の基金についてですが、(1)の介護保険給付費準備基金につきましては、年度中に479万6,205円の繰り出しがありました。年度末現在高は825万4,140円となっております。
  以上で、介護保険特別会計の説明を終わらさせていただきます。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  続いて、日程第11、認定第5号 平成19年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算認定について細部説明を求めます。
  須永会計室長。
○須永文男会計管理者兼会計室長 続きまして、352ページをごらんいただきたいと思います。
  浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算の実質収支に関する調書でございます。
  1の歳入総額は1億1,199万7,379円でございます。
  2の歳出総額は1億1,140万6,845円でございます。
  3の歳入歳出差引額は59万534円でございます。
  5の実質収支額も3と同額の59万534円でございます。
  戻って、344ページをごらんになっていただきたいと思います。
  歳入でございますけれども、1款分担金及び負担金でございます。収入済額が1,141万7,905円でございます。浄化槽設置費分担金でございます。
  次に、2款の事業収入でございます。収入済額は1,610万4,700円でございます。浄化槽使用料でございます。
  3款国庫支出金でございます。収入済額2,551万5,000円でございます。浄化槽整備事業費補助金でございます。
  次に、中ほど下の5款繰入金でございます。収入済額は1,292万円でございます。一般会計からの繰入金でございます。
  続いて、346ページ、最後の8款町債でございます。収入済額は4,190万円でございます。下水道事業債でございます。
  歳入合計でございますが、一番下の欄、収入済額1億1,199万7,379円の決算となるものでございます。
  次に、348ページをごらんください。
  下段の2款の施設管理費でございます。支出済額は1,346万98円でございます。浄化槽の法定検査の手数料、浄化槽清掃委託料、浄化槽保守点検委託料等に支出しております。
  350ページをごらんになってください。
  上段の3款施設整備費でございます。支出済額は7,971万4,200円でございます。浄化槽の69基分の設置に係る費用でございます。内訳は5人槽が33基、7人槽が30基、10人槽が5基、25人槽は1基でございます。
  それでは、一番下の歳出合計、19年度の支出済額ですが、1億1,140万6,845円の決算となるものでございます。
  以上で浄化槽設置管理事業特別会計の説明を終わらさせていただきます。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  続いて、日程第12、認定第6号 平成19年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算認定について細部説明を求めます。
  須永会計室長。
○須永文男会計管理者兼会計室長 それでは、366ページをお開きください。
  関口茂八奨学事業特別会計の実質収支に関する調書でございます。
  1の歳入総額は1,992万5,352円でございます。
  2の歳出総額も同額の1,992万5,352円でございます。
  3の歳入歳出差引額はゼロ円でございます。
  したがいまして、5番の実質収支額も3と同額のゼロ円でございます。
  362ページをお開きください。
  まず歳入でございますけれども、上段の2款繰入金でございます。2番目の2款繰入金でございます。収入済額は692万円でございます。関口茂八奨学基金からの繰入金でございます。
  次に、中段の4款諸収入でございます。1,300万5,352円の収入済額でございます。これまでにこの奨学制度を利用された方35人の人から奨学資金貸付金の返還金でございます。そう しまして、歳入合計でございますが、一番下の欄1,992万5,352円の決算となるものでございます。
  次に、364ページをごらんください。
  歳出でございます。
  初めに、1款の総務費でございます。支出済額は1,300万5,352円でございます。返還金を関口茂八奨学基金に積み立てをいたしました。
  次に、2款の事業費でございます。支出済額は692万円でございます。その内訳ですが、1目21節貸付金の備考欄をごらんください。1行目の普通奨学金504万円につきましては、22人分の奨学金でございます。2行目の特別奨学金、188万円につきましては9人分の奨学金でございます。
  歳出合計欄、一番下の1,992万5,352円の決算となるものでございます。
  1枚めくっていただきまして、367ページ、財産に関する調書について説明申し上げます。
  1の基金でございますが、(1)の関口茂八奨学基金につきましては、年度中に608万5,352円の増額がございました。年度末現在高は1億3,384万977円となっております。
  これで関口茂八奨学事業特別会計の説明を終了いたします。
  以上をもちまして、認定第1号から認定第6号までのときがわ町一般会計ほか特別会計の歳入歳出決算について内容説明を終わらさせていただきました。どうもありがとうございました。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  続いて、日程第13、認定第7号 平成19年度ときがわ町水道事業会計決算認定について細部説明を求めます。
  中藤水道課長。
○中藤和重水道課長 それでは、認定第7号 平成19年度ときがわ町水道事業会計決算認定について細部説明を申し上げます。
  決算書の374ページ、375ページをお開きください。
  まず歳入ですが、右側5ページの決算額の一番上、合計になりますが、歳入の合計が2億9,250万2,021円。続きまして、歳出が下の欄の決算額の一番上になりますが、2億8,814万9,336円、差し引き435万2,685円の黒字となります。これは税込み表示における収支でありますので、ご注意ください。
  続きまして、376ページ、377ページをお開きください。
  こちらは資本的収入・支出ですが、まず収入ですが、377ページ、決算額の一番上をごらんください。収入決算額が1億5,275万6,948円。一方、支出ですが、下の支出欄の決算額の一番上、3億196万2,922円。差し引き1億4,920万5,974円の資金が不足しているということになります。
  続きまして、378ページ、9ページをお開きください。
  378ページ、損益計算書になりますが、一番下から3行目、当年度の純損失ということですが、115万1,431円の赤字であります。昨年度の赤字が約1,100万ということでしたので、赤字額は減少してございます。赤字が出たということで、下から2行目になりますが、当年度繰越利益剰余金が赤字分だけ減りまして、252万2,945円ということになります。当年度未処分利益剰余金が137万1,514円となります。
  続きまして、381ページをお開きください。
  381ページ、382ページが平成19年度の貸借対照表になります。
  主なものについてご説明いたしますが、381ページ、下から3分の1のところにあります2の流動資産の(1)現金預金ですが、2億3,026万4,558円、昨年度の額が2億7,515万4,073円ということで、現金預金が減っているという状況でございます。
  一番下、資産の合計が31億3,855万9,025円であります。
  続きまして、382ページをお開きください。
  負債ですが、負債合計、一番右、負債のところの一番右側にありますが、3,068万7,556円。続きまして、下に行きまして資本の合計ということで、下から2行目になります。資本の合計が31億787万1,469円。負債と資本の合計が、先ほどご説明しました381ページの資産合計と合うというものでございます。
  続きまして、決算附属書類について主なものをご説明いたします。
  386ページ、387ページをお開きください。
  右側387ページ、2番の工事ですが、これが100万円以上の工事を金額の大きい順に並べてございます。後ほどごらんになっていただきたいと思います。
  続きまして、388ページ、389ページをお開きください。
  右側、389ページ、業務量ですが、上から9行目、有収率をごらんいただきたいと思います。平成18年度79.7%が平成19年度78.6%ということで、有収率が下がっております。これは後ほどご説明いたしますが、漏水事故の件数がふえたことによるものが原因だと思われます。
  続きまして、392ページ、393ページをお開きください。
  こちらは100万円以上の重要契約ということをお示ししてあります。後ほどごらんになっていただきたいと思います。
  続きまして、394ページ、395ページをお開きください。
  右側、395ページの一番上になります。企業債というところの表の右から2番目、当年度償還金の合計、1億8,297万5,956円。19年度はこの金額を償還したわけですが、このうち1億1,750万5,417円は繰上償還を行っております。そのうちの1億円、この表の当年度借入金の下から2行目を見ていただきたいんですが、1億円につきましては農協からお金をお借りして繰上償還の原資としてございます。
  続きまして、396ページ、397ページをお開きください。
  収益費用の明細書の主なものをご説明いたします。右側397ページ、金額欄でご説明いたします。
  まず給水収益ですが、上から3行目、金額欄のところの上から3行目ですが、2億4,712万2,575円。昨年は2億4,600万ということで微増となってございます。
  収益的支出の合計、一番下になりますが、2億7,971万388円。昨年より約1,000万減っておりますが、その原因の主なものは、昨年度は大附の増圧場に落雷がございまして、その保険金1,300万が昨年度はありましたが、平成19年度はこのような保険金がなかったために減少してございます。
  続きまして、398ページ、399ページをお開きください。
  すみません。ここからは支出になりますが、次のページ、400ページ、401ページをお開きください。
  右側401ページの備考欄でご説明いたします。上から5行目になりますが、漏水修繕工事費1,115万ということで96件の漏水が発生しております。平成18年度は78件、その工事費用が約578万円ということで、漏水事故がふえてございます。
  同じく401ページの下から5行目、15万7,500円ということで弁護士報酬、これは議会でもご説明いたしましたが、MRのポンプの土地について不動産仮処分命令申し立てを行いました。その申請を弁護士さんにお願いした関係で弁護士報酬が発生してございます。これにつきましては現在裁判に移行しておりまして、また新たに別な報酬が発生するというものでございます。
  続きまして、404ページ、405ページをお開きください。
  右側405ページ、備考の一番下になりますが、過年度分水道料金不納欠損処理額ということで、6万3,866円となってございます。昨年度の不納欠損額は22万4,810円でございました。
  以上、支出の合計が2億8,086万1,819円でございます。
  続きまして、408ページから411ページについては企業債の明細書がついてございますが、411ページをお開きください。
  未償還残高ということで、一番下の合計をごらんいただきたいんですが、9億304万7,967円、年度末でこれだけの元本が残っているということでございます。
  以上で細部説明を終わらせていただきます。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
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   ◎決算の監査報告
○市川金雄議長 ここで、監査委員から平成19年度ときがわ町一般会計及び国民健康保険特別会計ほか5会計に対する決算審査意見書が提出されております。
  監査委員からの報告を求めます。
  蜻纒\監査委員。
○蛛@弘代表監査委員 ただいま議長より報告の許可を得ましたので、ときがわ町各会計決算審査意見書の報告を行います。
  平成19年度決算審査意見書。
  第1、審査の対象、1、平成19年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算、2、平成19年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算、3、平成19年度ときがわ町老人保健特別会計歳入歳出決算、4、平成19年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算、5、平成19年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算、6、平成19年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算、7、平成19年度ときがわ町水道事業会計決算。
  第2、審査の期間、平成20年7月8日、9日、11日、14日、16日、17日、18日、23日の8日間でございました。
  審査の場所につきましては、ときがわ町就業改善センター2階就業改善相談室、3階会議室、ときがわ町役場第二庁舎公室、3階協議会室。
  第4、審査の方法、平成19年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算、同国民健康保険特別会計歳入歳出決算、同老人保健特別会計歳入歳出決算、同介護保険特別会計歳入歳出決算、同浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算、同関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算及び 同水道事業会計決算の各事項別明細書、実質収支に関する調書及び財産に関する調書は、関係法令に準拠し、かつ議決予算科目等に従って調製されているか、その計数は正確であるか、関係諸帳簿、証拠書類と照合しているかなど、例月出納検査、定例監査の結果を参考にするとともに、関係課長から説明を求め、審査いたしました。
  なお、議会選出監査委員の堀口さんも同席でお願いいたしました。
  第5、審査の結果、総括的意見。審査に付された各会計の歳入歳出決算、歳入歳出決算事項別明細書、その他の書類は関係法令の諸規定に準拠して作成されており、その内容についても予算額及び収入支出額については検算し、関係諸帳簿、証拠書類等照合した結果、計数処理及び予算執行について適正に執行されているものと認められた。
  審査の概要及び意見、決算総括。平成20年3月31日現在のときがわ町の一般会計、特別会計及び公営企業会計の決算状況は次表のとおりである。
  一般会計及び特別会計でございますが、一般会計。歳入総額56億2,563万4,980円、歳出総額52億5,385万3,065円、歳入歳出差引額3億7,178万1,915円。
  特別会計。歳入総額36億8,218万5,144円、歳出総額34億2,305万3,698円、歳入歳出差引額2億5,913万1,446円。
  内訳につきましては、ごらんになっていただきたいと思います。合計は歳入総額、一般会計、特別会計の歳入総額は93億782万124円、歳出総額86億7,690万6,763円、歳入歳出差引額6億3,091万3,361円。
  平成19年度(平成20年3月31日現在)における一般会計及び特別会計の歳入総額は93億782万124円、歳出総額は86億7,690万6,763円で、歳入歳出差引額は6億3,091万3,361円である。ただし、一般会計については翌年度に繰り越すべき財源(繰越明許費繰越額4,068万5,000円)があり、実質収支は一般会計は3億3,109万6,915円であります。
  公営企業、水道事業会計、収益的収入支出。収入総額2億9,250万2,021円、支出総額2億8,814万9,336円、収入支出差引額435万2,685円。
  資本的収入支出。収入総額1億5,275万6,948円、支出総額3億196万2,922円、収入支出差引額マイナス1億4,920万5,974円。
  水道事業会計における収益的収支の税込み差引額は435万2,685円(税抜き後115万1,431円の純損失)であり、漏水修繕や給水管統合工事等の修繕費が増加したことが主な要因である。資本的収支の不足額1億4,920万5,974円は、石綿セメント管更新事業等の老朽設備更新や企業債繰上償還の実施により発生したものである。
  平成19年度と20年3月31日現在の収支の決算の状況でございますけれども、19年度と20年度の対比がございます。歳入総額は20年3月31日現在が56億2,563万4,980円、19年が63億8,048万6,276円、前年度比88.2%でありました。一般会計ですね。歳出総額、20年3月31日現在が52億5,385万3,065円、平成19年3月31日現在では59億5,656万4,465円、前年度比88.2%でございました。
  歳入歳出の差引額は、20年度は3億7,178万1,915円、19年3月31日現在は4億2,392万1,811円でございました。
  歳入につきまして、款別でございますけれども、この表でございますが、以上が平成20年3月31日現在の一般会計における歳入の概要である。予算現額に対する収入済額の割合は、利子割交付金、株式等譲渡所得割交付金、使用料及び手数料、県支出金及び町債以外は100%以上となっております。
  次に、自主財源及び依存財源の割合でございますけれども、財源基盤の安定性及び行政活動の自立性を図る指標の一つであります。自主・依存財源の平成19年度は、次表のとおりであります。
  平成18年度は自主財源が41.9%、平成19年度は自主財源が48.3%でございました。依存財源は平成18年度が58.1%、19年度は51.7%と自主財源が大幅に増加いたしております。
  次に、第1款からのこの表につきましてはごらんになってもらって、18年度と19年度の比較があります。これをもって、ひとつ参考にしていただきたいと思います。
  次に、歳出でございますが、款別の年度決算額でございます。歳出決算額は52億5,385万3,065円で、執行率は予算現額54億4,332万4,000円に対し、96.5%でありました。
  款別の歳出執行状況につきましては、やはり同じように18年、19年度の比較をつくってありますので、参考にしていただきたいと思います。
  次に、特別会計、国民健康保険特別会計でございますが、19年度、18年度のやはり比較を表でつくってあります。19年度、予算現額13億8,822万1,000円、調定額15億4,283万9,526円、収入済額14億3,543万8,456円、予算執行率は103.4%。調定執行率は93%でありました。前年度が予算執行率が103%、調定執行率額が92.1%でありました。
  次に、老人保健特別会計でございますが、予算現額12億1,437万7,000円、調定額12億4,202万8,367円、収入済額12億4,202万8,367円、予算執行率102.3%、調定執行率100%。前年度が予算執行率が100.2%でありましたので、やはりこれも予算執行率は上がっております。
  介護保険特別会計でございますが、予算現額8億7,225万7,000円、調定額8億7,733万7,376円、収入済額8億7,279万5,590円、予算執行率100.1%、調定執行率99.5%。前年度の予算執行率が100.7%でありましたので、ちょっと下がっております。それから、調定執行率は99.4%でありましたから0.1%ふえております。
  浄化槽設置管理事業特別会計でございますが、予算現額1億1,198万6,000円、調定額1億1,199万7,379円、収入済額1億1,199万7,379円、予算執行率100%、調定執行率100%でございます。前年度も同じでございます。
  関口茂八奨学事業特別会計、予算現額2,026万4,000円、調定額2,026万1,852円、収入済額1,992万5,352円、予算執行率98.3%、調定執行率98.3%。前年度は予算執行率が98.4%、調定執行率が99.2%でございました。歳出につきましては、やはり前年度の比較でもってつくってありますので、参考にしていただきたいと思います。
  次に、公営企業会計でございますが、歳入、水道事業会計(収益的収入)、予算現額2億8,410万1,000円、決算額2億9,250万2,021円、予算執行率103%。18年度は101.8%でございましたので、収益的収支は約2%ふえております。
  水道事業会計の資本的収支、収入でございますけれども、予算現額19年度1億5,340万2,000円、決算額1億5,275万6,948円、予算執行率99.6%。18年度が97.1%でありましたので、収入も一応2.5%ふえております。
  歳出につきまして、水道事業会計(収益的支出)でございますが、19年度予算現額、予算額2億9,801万5,000円、決算額2億8,814万9,336円、不用額は986万5,664円、執行率は96.7%でございました。前年度は不用額が1,325万3,757円の95.9%でございましたので、改善はされております。
  水道事業会計の資本的支出でございますけれども、19年度予算額3億1,825万円、決算額3億196万2,922円、不用額が1,628万7,078円、執行率は94.9%。18年度が94.4%でしたので、資本的支出も0.5%ふえております。
  次に、19年度ときがわ町の財政指標でございますけれども、これは後ほどまた申し上げますけれども、経常収支比率が前年度が87.9%に対して19年度は89.7%と、1.8%ですか、ちょっと硬直状態に陥っております。
  実質収支につきましては11.1%、これが19年度が9.7%となっております。
  公債費比率ですけれども、これが18年度が2.6%、19年度が2.8%。
  起債残高が18年度が34億6,494万6,000円が、19年度は37億1,653万5,000円。
  公債費の負担比率でございますが、4.3%が19年度は5.3%と、これは借入金がふえていることによるものと思います。
  次に、財政力指数でございますが、0.528。これが0.578と大分改善されております。これは財政力指数が1になりますと不交付団体というふうなことになるわけでございます。
  地方交付税でございますが、これは前年度が16億8,035万円が19年度は15億1,267万8,000円、減額になっております。
  起債制限比率でございますが、1.6%、これが1.5%と下がっております。
  あとは町税の徴収率でございますが、前年度が88%だったのが、89.7%と1.7ポイント上昇、よくなっております。
  債務負担行為翌年度以降支出予定額でございますけれども、これは負担金でございます。18年度は1億7,695万7,000円でございましたが、19年度が1億679万円と減額になっております。
  それから、職員数は122人が116人、それから補助交付金の額でございますけれども、18年度は2億545万1,000円だったのが交付金、補助金が1億8,083万9,000円と補助金は減らしておりますね。
  基金残高が18年度が20億1,841万523円、19年度末が19億1,430万7,613円と。これにつきましては、土地開発基金及び自然と親しむまちづくり事業用地取得資金の土地分を除いた基金残高を掲載してありますので、誤解のないようにひとつお願いいたします。
  住民1人当たりの基金残高、これが18年度末が1億4,650万1,000円、これが19年度末が1億4,186万円。
  町税の滞納金額、これは1億6,387万2,000円が1億6,614万8,000円となっております。
  町税の不納欠損額、2,667万9,000円が1,283万6,000円と減っております。
  次は、歳出計上一般財源等、この表につきましては18年度と19年度の比較をつくってありますので、それと構成をつくってありますので、あと参考にしていただきたいと思います。
  むすびとしまして、以上がときがわ町一般会計及び特別会計の決算審査の概要である。各会計を通じ、会計経理はよく整理されており、証書類等もよく整理されていた。
  一般会計の歳入においては、決算額56億2,563万4,980円で、前年度63億8,048万6,276円に対し、7億5,485万1,296円、11.83%の減となっている。
  歳出においては、決算額52億5,385万3,065円で、前年度59億5,656万4,465円と比較し、7億271万1,400円(11.8%)の減となっている。景気は低迷しているが、所得税から町民税へ と税源移譲もあり、平成19年度の町民税については、現年課税分は前年度と比較し1億7,828万8,837円(33.25%)の増加、現年課税分・滞納繰越分を合計した収納状況は前年度に比較し1億6,863万1,746円(30.53%)の増加であったが、滞納繰越分の収納率は前年に比べて16%減であった。
  一方、地方交付税は1億6,767万2,000円(9.98%)減少となっている。国が構造改革を推進する中で、ますます国庫・県支出金の期待活用は多く望めない状況に来ている。前年度に続き、本年度の決算を見ても、各種交付金は一部の例外を除き軒並み減となっている。自主財源の確保は地方分権の根幹であり、財政基盤の安定及び行財政運営の向上のためには不可欠なものである。自主財源の根幹をなす町税の徴収率を引き上げることにより真剣に取り組むとともに、補助金の適正化等も含めてあらゆる方策を検討し、財源確保を図るよう望むものである。幸い必要な事業は、合併特例債の有効活用による特典があるが、限られた町の財源は施策の重点化や優先順位の明確化を図るとともに、引き続き経費全般にわたって節減に努めていただくことを望む。
  一般会計実質収支は、歳入総額(56億2,563万4,980円)マイナス歳出総額(52億5,385万3,065円)イコール歳入歳出差引額(3億7,178万1,915円)から繰越明許費繰越額(4,068万5,000円)を差し引いた3億3,109万6,915円である。
  繰越明許費繰越額は、決算書の歳出合計額の翌年度繰越額6,456万円から県支出金1,437万5,000円及び地方債950万円の未収入特定財源を差し引いた金額である。
  次に、国民健康保険特別会計。
  国民健康保険特別会計については、歳入決算額14億3,543万8,456円、歳出決算額13億4,446万4,032円であり、歳入歳出差引実質収支は9,097万4,424円である。前年度の歳入歳出差引実質収支は9,939万4,397円、前々年度の実質収支は1億4,756万1,979円であった。当年度は保険給付費支払基金9,091万9,031円全額繰り入れと一般会計から4,083万円の繰り入れにより決算されている。保険税の低調な徴収率、現年課税分93.7%、前年度比0.2%の改善はされているが、滞納繰越分を含めた収納率は76.2%と前年度比0.3%悪化している。非常に厳しい状況に置かれているのが現実である。
  誠実な納税者との均衡及び納税秩序維持のためにも、自主財源の維持に努め、ますます増加する国保加入者の医療を保証し、住民福祉の増進に機能するよう望むものであるとともに、今後滞納繰越分徴収においては、一層真剣に取り組んでいただくことを望む。
  収納状況については、表(主要施策の成果90ページ)を参照いただきたいと思います。
  前年度末保険給付費支払基金9,091万9,031円、決算年度末基金残高ゼロ円。前年度末高額療養費貸付基金455万7,398円、決算年度末基金残高448万4,398円。出産費資金貸付基金250万円、決算年度末基金残高250万円であるとなっている。ということで、保険給付費支払基金が全額取り崩しになっているということで、基金残高は年度末ゼロ円でございました。
  次に、老人保健特別会計。
  老人保健特別会計については、対象受給者数は1,647人で前年度比36人の減となっている。総括収支の状況では、歳入総額12億4,202万8,367円、歳出総額11億2,077万6,201円で、実質収支は1億2,125万2,166円である。前年度比歳入では2,905万1,525円の増、歳出では1,004万7,395円の減であった。
  歳入面の内訳では、対前年度比支払基金交付金が2,000万2,687円減、国庫支出金が6,140万3,111円増、県支出金が934万円の増、繰入金が646万8,000円増、繰越金が3,151万6,235円減、諸収入が335万9,336円増で、全体では前年度比102.4%の増であった。
  歳出面での内訳は、対前年度比医療諸費が31万4,762円増、諸支出金が1,036万2,157円の減で、全体では前年度比99.1%であった。
  医療に要する費用は老人保健法の規定に基づき、町が支弁した費用を保険者、国、県及び町がそれぞれ負担している。町の負担分は繰入金として1億235万円で、全体の8.2%である。平成20年4月1日から法改正により、その扱いが広域となるため、前期高齢者(75歳未満)と後期高齢者(75歳以上)の一部負担については、前期高齢者2割、後期高齢者1割(一定以上の所得者3割)となっているが、前記の一部負担は平成21年3月31日までは据え置かれ、平成21年4月1日より実施される。
  なお、後期高齢者医療制度創設における財政負担として、全体の4割を(ゼロ歳から74歳の)国民健康保険から支援金として拠出する。今後の医療費にどのような変化が見られるか注視するところである。また、滞納者対策としては、資格者証の発行となることが予定されております。
  介護保険特別会計。
  介護保険被保険者数については、第1号被保険者は65歳以上75歳未満が1,482人、前年度末が1,465人だったので17人の増加、率にして1.16%の増。75歳以上が1,569人、前年度末が1,526人だったので43人の増加、率にして2.82%の増。合計では3,051人で、前年度比60人の増加で、率にして2.01%の増となっている。第3期計画における見込み値、保険給付費は18年度が6億7,295万1,575円に対し、実績値7億1,512万148円で4,216万8,573円の増、平成19 年度の見込み値7億963万6,130円に対し、実績値7億7,121万1,534円で6,157万5,404円の増、計画数値に対して8.67%の増と、介護給付費は予想を上回る増加となっている。
  総括収支は、歳入総額8億7,279万5,590円、歳出総額8億2,648万1,268円で、歳入歳出差引額実質収支は4,631万4,322円である。
  平成19年度の給付費で18年度に比べて特に増加したのは居宅介護(予防)サービス費が3,356万3,318円、2、地域密着型介護(予防)サービス費が2,370万6,900円である。
  次に、介護保険受給者認定者数は487人(第1号被保険者全体の15.96%)、前年度も487人(第1号被保険者全体の16.28%)で、認定者数は変わらずであったが、認定者のうち介護保険を利用している人は418人で、69人は認定を受けているが、介護保険を利用していない。前年度は110人が介護保険を利用していなかったので、41人利用者が数字的には増加している。
  注視すべきは、要支援1認定者数は昨年に比べ15人減少しているものの要支援2の認定者数は35人増加しており、合計すると要支援認定者数は20人増加していることである。平成18年4月に設置された地域包括センターの活動によって、要支援で食いとめ、要介護認定の増加を防止する活躍を期待するものである。
  第1号被保険者介護保険料の収納額は、調定額1億4,661万3,486円に対し、収納額は1億4,207万1,700円で、収納率は96.9%、前年度97.28%に比べ0.38%悪化している。不納欠損額は75万3,286円、前年度は85万2,062円で、前年度比9万8,776円の減となっていた。収納未済額は378万8,500円で、内訳は調定額に対し普通徴収204万4,200円、収納率86.65%、滞納繰越分は174万4,300円、収納金額は43万3,600円、収納率は14.79%。前年度収納額の19万7,979円、収納率9.47%に比べて5.32%は改善はされているが、保険料の滞納時効は2年であり、不納欠損については最小限に食いとめるよう徴収にはより真剣に取り組んでいただきたい。
  次に、浄化槽設置管理事業特別会計。
  総括収支の状況は、歳入総額1億1,199万7,379円、歳出総額1億1,140万6,845円、歳入歳出差引額59万534円、実質収支59万534円である。
  浄化槽設置基数は69基の設置であった。前年度の設置基数は77基であり、前年度比8基減であった。設置した浄化槽の人槽は、5人槽33基、7人槽30基、10人槽5基、25人槽1基で、浄化槽設置事業が開始されてから設置基数は累計で418基である。平成19年度の設置目標は、110基であったが、目標としていた設置基数に41基少なく、当初予算もぞれぞれ大幅に減額 補正された決算となっている。現在は管理費、くみ取り費、清掃費等も遅滞なく収納されているが、今後も遅滞先が発生しない健全な事業展開がなされるよう望む。
  関口茂八奨学事業特別会計。
  この事業は、昭和59年度に寄附金1億円をもとに始まったものである。今日までに奨学金を貸与した学生数は229名に達し、人材育成に有効に活用されている。当年度の当初奨学金予算は1,070万円であったが、貸与金額は692万円であった。執行率は64.67%、19年度返還金は1,300万4,300円で、収入未済額は33万6,500円(3名)で回収に努めており、現在の収入未済額は10万円程度になっている。これは監査時現在でございます。
  現在の基金残高は1億3,384万977円、償還金で新規の貸与金は間に合っているが、多くの方が利用しやすい奨学金であることを望む。
  奨学金の内訳は、1、特別奨学金188万円、普通奨学金504万円。
  次に、水道事業会計でございます。
  和田浄水場の取水量の低下に対応するため実施した県水受水施設整備事業では、用地の取得も前年度済み、平成19年度は実施設計業務を行う。石綿セメント管の更新事業は、国庫補助事業を含め全体で約1,928メートルの更新がなされていた。平成19年度の水道事業収益は施設の老朽化に起因する漏水もあり、有収率は低下している。水道事業収益は2億9,250万2,021円、内訳は給水収益が2億5,947万8,703円、営業外収益2,011万2,077円など給水収益が水道事業収益の88.71%であった。
  総配水量193万1,695立方で有収水量は151万7,506立方で、有収率は78.56%であり、前年度は79.71%だったので1.15%低下している。単純計算で約41万4,000立方メートルが漏水していることになる。
  総配水量のうち県水受水量は59万5,312立方なので、県水受水量の69.54%は漏水していることになる。総配水量の30.82%は県水で、給水人口は1万2,814人で83人減、水道事業の営業利益は1,334万1,133円、営業外収益が2,011万2,221円、営業外費用が3,190万1,754円で経常利益は155万1,600円であるが、特別損失が270万3,031円で、今期は差し引き115万1,431円の純損失であった。前年度は過年度損益修正損もあったが、1,119万3,696円の純損失だったので、改善をされている。
  当年度は政府債企業債の金利7.1%から8%の1億4,801万31円を借換債1億円、金利0.955%で起債し繰上償還、金利負担の軽減を図る。前年度の減価償却7,553万5,916円、利益の計上ができない中で元利償還金を6,327万5,162円行っている。このような現状では、残 りの16キロメートルの石綿セメント管更新事業も計画どおり進まず、手持ち資金を年々取り崩しているのが現状で、県水受水施設の建設、石綿セメント管の更新、耐用年数の過ぎた施設等の更新などは安心してできない。安心・安全な水の供給を図る上には、今後財政資金の援助がある程度の期間必要であると思います。
  ときがわ町の経常収支比率は、前年度の87.9%から本年度は89.7%と財政構造は1.8ポイント高くなっている。悪化は地方交付税の減、廃目となった所得譲与税の減が主たる要因と思われる。財政は硬直化しているものと見られる位置にある。
  地方分権が進んで自治体の責任が強化されている今日、市町村の力の差、経営能力が問われる時代である。財政力指数は、単年度は0.578%で前年度比0.05%改善されていた。健全な財政運営をされている。改善には痛みもあるが、改善に向けた努力は続けていただきたい。
  次に、未登記物件の処理状況について。産業観光課扱い分、別表、後ろについておりますけれども、このページの次ですけれども、別表1のとおり、平成19年4月1日現在、買収林道183件、観光施設買収用地6件、寄附採納用地404件、合計593件のうち買収用地平成10年分12件、平成11年分17件、平成13年分1件、合計30件は登記申請書類が完成、登記申請できる状態にあり、未登記物件数は当年度当初の数字と変わらずであった。引き続き未登記物件処理には費用かかるが、真剣に取り組んでいただきたい。
  これにつきましては、過日ちょっと聞いてみたんですけれども、まだ登記申請はしていないようですね。まだ現在は登記所のほうには申請はしていないようでございます。
  次に、建設課扱い分、別表2のとおりでございます。平成19年4月1日現在の未登記件数1,772件(旧都幾川村分1,719件、旧玉川村分53件)、平成20年4月1日現在未登記件数1,695件(旧都幾川村分1,650件、旧玉川村分45件)で、77件処理されていた。引き続き未登記物件処理には真剣に取り組んでいただきたい。
  次に、単年度ではないが、保育料の収入未済額が629万4,420円(別表3のとおり)、後ろにございます。不納欠損が12万8,100円(別表4のとおり)、小中学校の学校給食費の収入未済額は126万2,560円(別表5のとおり)である。「権利は主張し義務は果たさず」の規範意識の欠如のある父兄がいると聞くが、嘆かわしいことである。入園、入学の際にはよく父兄に徹底すべきものと思います。
  米国のサブプライムローン(低所得者向け住宅融資)により、世界の金融機関の損失拡大がとまらない。バブル崩壊後に日本の銀行が処理した不良債権に匹敵するとも言われ、投機マネーは不動産、金融資本市場から離れ、原油先物や穀物へと移っている。また、穀物は生 産国の干ばつと新興国の需要の高まりや、バイオ燃料の材料として世界的に需要の拡大が見込まれている。この結果、ガソリン価格は1リットル180円を突破、食料品を初め生活必需品の値上げラッシュが続いている。これも一つにサブプライムローンに原因がある。経済情勢の先行きが不透明な今日でもあり、費用対効果を十分に検討し、町政の進展と住民福祉の増進に引き続き堅実で効率的な行財政運営が展開されますことを期待して、決算審査のむすびといたします。
  以上で報告を終わります。
○市村金雄議長 大変ご苦労さまでございました。
  暫時休憩いたします。
  再開を3時45分でお願いいたします。
                                (午後 3時30分)
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○市川金雄議長 休憩前に引き続き再開いたします。
                                (午後 3時45分)
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   ◎認定第1号の質疑
○市川金雄議長 日程第7、認定第1号から日程第13、認定第7号の質疑は、一般会計に限り歳入歳出に分けて行います。
  これより日程第7、認定第1号 平成19年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定についての質疑に入ります。
  質問者は、ページ番号、科目名、節区分を申し出、質疑してください。
  質疑につきましては、1回につき3問までとし、質問者がない場合、再度質疑を許可いたします。
  まず最初に、歳入の質疑を行います。
  質疑ございませんか。
  14番、野原兼男議員。
○14番 野原兼男議員 14番、野原です。
  ただいま蜉ト査委員からも指摘ありましたけれども、保育料の収入未済額ですよね。これにつきましては大幅に前年度に比べるとアップしているわけです。18年度は約246万5,400円ですか、今回が629万4,420円ということで、倍以上ふえているわけでございます。これに ついての原因と給食費の未納状況については、主な成果のほうで表で出ているんですけれども、これ保育料のこの実績については成果のほうでは取り上げていないんですが、これ意図的に出さなかったということなんですかね。その辺についてちょっとお伺いしたいと思うんですけれども。
○市川金雄議長 保育料の関係についてのご質問がございました。答弁を求めます。
  小沢福祉課長。
          (「決算書の19ページです。失礼しました」と呼ぶ者あり)
○小沢俊夫福祉課長 それでは、保育料の未納がまず大幅にふえたという理由でございますが、これにつきましては、昨年度の決算までについては雑入のほうに計上してあったということでございます。雑入については収入がされた額のみを計上していたわけでございますけれども、ことしの平成20年度の当初予算から、保育料についても負担金という形で現年度分とっておりますので、その部分、滞納繰越分まで含めた額を今回民生費負担金の中に入れて計上したということでございまして、その過年度分、昨年度は現年度分だけの表示でしたけれども、過年度分が加わりましたので、この金額629万4,000円ということで、昨年から比べると400万程度かと思うんですけれども、ふえた。それが理由でございます。ですから、計上する科目を変えたということで、こういった形で大幅にふえたような形になっております。
  それから、施策の成果のほうへ載せなかったのは意図的に載せなかったかということでございますけれども、そういうことはございません。
  以上でございます。
○市川金雄議長 よろしいですか。
  再質問、野原兼男議員。
○14番 野原兼男議員 そうすると、私のほうで去年の決算書のほうの見方と違ったわけで、雑入、そうしますと去年はその歳入未済が実際幾らぐらいになったわけなんでしょうか。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 お答えいたします。
  未収金が昨年度が426万1,000円が過年度分として残っていました。そのほか現年度分で先ほど野原議員さんがおっしゃいました240万ですか、そのプラス。ですから、ことしの629万とほとんど同じ、変わらない数字が残っていたということでございます。
  以上でございます。
○市川金雄議長 野原議員、再々です。
○14番 野原兼男議員 そうすると、同額ということなんで、ある程度現状維持で推移しているかなと思うわけです。それにしても、ちょっとこの約630万ですか、未済額があるというのはちょっと異常な数字だとは思うんですね。やはりこういった、これで、あとこういった中で、ここに成果のほうでは上げられていないわけでございますけれども、実際1件で、どのくらいおくれているとか、そういった現状は把握できないんですけれども、そういったものをやはり原因を追求していく中で、やはり細かく詳細を調べる必要があるのかなと思うわけでございますけれども、今後やはりこういった内容につきましては、できたらこういった成果のほうへ是非公表していただければと思います。その点よろしくお願いいたします。
○市川金雄議長 小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 お答えをいたします。
  来年からはそういった形で対応させていただきます。よろしくお願いいたします。
○市川金雄議長 ほかにございますか。
  7番、笹沼議員。
○7番 笹沼和利議員 1点質問させていただきます。
  ここでいうと12ページ、13ページで、それから主な施策の成果のほうで10ページですね。そちらのほうで滞納繰越金ということで、監査指摘のほうでも滞納繰越金の部分については18年度が33%、32%ですか、町民税の。それが今年度は16%ということで、多分今までの滞納がずっと続いてくる部分もあったので、かなり滞納の未収、未済がふえてしまったのかなというふうには思うんですけれども、この辺の内容的なもの、どのような形でこのような形でふえてきたのか、そのあたりをお聞かせいただきたいというところと……、それでよろしくお願いします。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  岡野税務課長。
○岡野吉男税務課長 それでは、お答え申し上げさせていただきます。
  今、議員がおっしゃられたこと10ページの収納率、18年度が例えば32.2%が16.2%という形で大幅に下がっているというご指摘かと思います。実は平成18年度に大口の納税者の方がいらっしゃいました。そういった関係で一見すると収納率等大幅に半分程度に減っていますので、どういうことだろうと疑問持たれるかと思います。こういった言い方が適切かどうかわかりませんけれども、通常の収納率、毎年の平均的なそういった収納率に戻ったという形 で、逆に18年度は県内でもかなり高い収納率だったということでございます。
○市川金雄議長 よろしいですか。
  7番、笹沼議員。
○7番 笹沼和利議員 わかりました。なかなか実際にはこの滞納繰越分については非常に厳しいなというのが、前からそれは言われていたことなんでわかるんですけれども、この前のページのところでも収納対策については8ページのところにるる書かれているので、いいかなというふうには思うんですけれども、かなり努力しているというのはわかるんですけれども、やはり滞納の部分については、ここの中で税務機関との関係、連携をしながらということで、この辺の具体的にどういうような連携をしているのかなというところがわかればお知らせいただければありがたいんですけれども。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  岡野税務課長。
○岡野吉男税務課長 文章の一番最後の税務関係機関ということでよろしいでしょうか。
          (「はい、結構です」と呼ぶ者あり)
○岡野吉男税務課長 これにつきましては、町外ですと町県民税等が県税と一緒になっております。そういった関係で県の市町村課あるいは県税事務所、税務署のほうからは国税ということで、専門的なことをご指導いただいたりしております。
  あと、税務協議会という東松山市税務協議会あるいは県内の税務協議会がございます。他町村と時折税務署等で音頭とっていただきますけれども、集まる機会がございます。そういった関係で情報収集もしくは似たような状況の悩み等を話し合いながら課題の取り組みをしております。
  以上でございます。
○市川金雄議長 よろしいですか。
  7番、笹沼議員、再々質問です。
○7番 笹沼和利議員 ありがとうございます。3番目ですね。この収納対策というのは、あちこちで今いろいろな形で検討されていると思いますね。差し押さえ等を実際に東京のほうではやっています。不動産だけではなくて、動産も含めて差し押さえをしているようですし、あるいはインターネットを使ってオークションをかけたりとか、そのようなこともやっているようなんですけれども、その辺について、すぐにということではないかもしれないんですけれども、いろいろな形でのやっぱり納めるべき税はきちんと納めてもらわないとまずいの で、そういうことも検討しているかどうか、その辺についてお聞かせいただければと思います。
○市川金雄議長 岡野税務課長。
○岡野吉男税務課長 お答え申し上げます。
  インターネット等につきましては、昨年度もご質問があったかと思いますけれども、埼玉県では不動産公売制度ということで、県がやはり指導していただきまして、県内の市町村が共同でインターネット等を通じた、あるいは不動産会社等の広報等を通じた共同の公売に取り組んでおります。例えば19年度の状況を見ますと、県内の市町村と県、県もなんですけれども、県の例えば市町村課ではなくて、県税事務所あるいは他の機関等が加入しております。そういった関連で昨年度は19件の入札をかけ、うち10件の落札がありました。
  ただし、これにつきましては準備期間とか作業はかなりかかります。そういった関係で例えば近隣ですと飯能の県税事務所あるいは志木市、坂戸市、鶴ヶ島市、そういったところでやっておりますけれども、なかなか小さい自治体では難しい。あるいはそういった差し押さえた物件を抱えておりますけれども、その物件がすぐに売れるというような好条件のものならばよいんですけれども、往々にして逆のものが多いということで、なかなか公売にかけたくてもかけられないというか、そういった条件もありまして、なかなか小さい町村では踏み込んでやっていないというところが現状でございます。
  それ以外のさまざまな徴収体制については、折々担当課でも工夫をしながら努力をしております。
  以上でございます。
○市川金雄議長 ほかに。
  4番、野原和夫議員。
○4番 野原和夫議員 4番、野原和夫です。
  ページにおいては4、5から13ページぐらいに当たるものですが、まず最初に当初予算額14億8,452万6,000円ですが、調定額が17億も見ておられますが、この本来予算、収入済額に対して調定額に近づけるのが本来この中身でなくてはならないかと思われますので、この予算について甘く見た経緯はあるのかどうか、この点についてお伺いします。
  それから、町民税個人・法人におきまして、収入未済額はほかの自治体に比べて現年課税分が余りにも大きくあります。この点についての説明。
  それから、収入未済額、今後どのような回収見込みがあるかどうか。それと不納欠損、町 税において町民税、固定資産税、軽自動車税、特別土地保有税において何件あるか、こういう内訳等お伺いできればありがたいです。
  以上です。
○市川金雄議長 それでは、3問質疑があったと思います。
  まずは調定額についてお答えをいただきたいと思います。答弁を求めます。
  岡野税務課長。
○岡野吉男税務課長 それでは、申し上げます。
  まず予算現額と調定額のかかわりかと思います。確かに議員おっしゃるように予算額が翌年度見越して完全に調定額と同等の額が見込めればベストというか、よろしいかと思いますが、一応前年度の例えば11月、12月時点で、その状況に応じて、まず1点予算を計算させていただきます。その後、状況等が変わる、あるいは昨年度も税源移譲等のこともありましたけれども、さまざまな状況によって当初予定よりは見込みがあったということで、例えば19年度におきましては調定額を入れさせていただきました。もう1つ、滞納額等も、もちろん現年課税と滞納額も入っておりますので、そういった状況でございます。
  あと、収入未済額が他町村より多いのではないかというご指摘なんですけれども、ちょっと手元に他町村との比較も私もちょっと今ないものですから、多いか少ないかと言われると判断できないんですけれども、担当としては収入未済額は日々努力して一日でも早く、一円でも減額するように努力をしていきたいということでご理解をいただければと思います。
  あと……
○市川金雄議長 1点ずつで結構です。まず第1点目の調定額についてよろしいですか。
  4番、野原和夫議員。
○4番 野原和夫議員 今の説明でもわかったようなところもありますが、あくまでも、もう予算は慎重審議で組む必要があると思うんですね。この差額は余りにも大き過ぎたものですから、ちょっと言ったものですから、この点はいいです、これで。
○市川金雄議長 それでは、続いて2つ目の町民税の現年課税分の収入未済額の2件の件について答弁を求めます。
  岡野税務課長。
○岡野吉男税務課長 それでは、滞納額のそれぞれの税目の不納欠損の内訳だと思いますけれども、まず14ページをごらんいただきたい。主要な施策の14ページでございます。中ほどの(7)に町税収入未済額調ということで、例えば平成20年5月31日現在の19年度会計までの 滞納繰越金及び現年課税分の合計額ということで、それぞれの内訳を入れさせていただきました。一応ここにありますようにトータルでは一番右の合計欄のそれぞれの税額及び人数ということで、このような数字になっております。それが1点ございます。
  あと前5年ということで、特に14年度からは年度ごとの数字ということで入れておきましたので、あと平成5年度から13年度については一括して、スペースの関係で一括して記載させておりますので、ここのところについてちょっと申し上げたいと思います。
  まず町税全体から一番下の合計欄ですけれども、申し上げますけれども、平成5年度から13年度が3,949万、380人とありますけれども、その内訳を順次申し上げます。平成5年度が28万2,000円で1人です。次6年度が35万円、4人。7年度が67万8,000円、9人。8年度が113万1,000円、19人。9年度が379万6,000円、26人。10年度が310万6,000円、44人。11年度が648万7,000円、68人。12年度が1,069万9,000円、95人。13年度が1,296万1,000円、114人でございます。
  あと税のそれぞれの内訳でございます。
  次に、個人町民税について申し上げます。5年度から13年度の合計額が930万円、122人とありますけれども、その内訳です。平成5年度が28万2,000円、1人。6年度が19万5,000円、1人。7年度が21万5,000円、3人。8年度が21万4,000円、4人。9年度が234万9,000円、8人。10年度が63万1,000円、18人、11年度が113万9,000円、23人。12年度が234万9,000円、30人、13年度が172万6,000円、34人です。以上が個人町民税です。
  続いて、法人町民税について申し上げます。平成5年度から13年度の合計が70万3,000円、7法人とありますけれども、その内訳ですが、内実は平成11年度からです。平成11年度が10万円、1法人。12年度が32万円、3法人。13年度が28万3,000円、3法人。
  以上でございます。
  続きまして、固定資産税について申し上げます。
          (発言する者あり)
○市川金雄議長 続けてください。
○岡野吉男税務課長 よろしいですか。細かくて申しわけありません。
  続いて固定資産税ですけれども、5年度からの内訳です。平成6年度15万5,000円、3人。7年度46万3,000円、6人。8年度91万7,000円、15人。9年度144万7,000円、18人。10年度247万5,000円、26人。11年度503万6,000円、41人。12年度、802万1,000円、58人。13年度1,049万9,000円、74人。
  以上です。
  次いで、軽自動車税ですけれども、軽自動車税につきましては平成11年度からでございます。11年度が1万2,000円、3人。12年度が6,000円、3人。13年度が1万5,000円、2人。
  以上です。
  特別土地保有税ですけれども、これの平成5年度から13年度の内容ですけれども、10年度が3,000円、1人。11年度が43万8,000円、1人というような内訳でございます。
  以上でございます。
○市川金雄議長 よろしいですか。
  4番、野原和夫議員。
○4番 野原和夫議員 5年で不納欠損になると。今までのこの中で手紙等ちゃんと出して、いろいろな問題は解決に向けて努力していたのかどうか。その点ちょっとお伺いしたいんですが、それで先ほどの現年課税分にちょっと参考で私も言いますが、町民税の個人、収入未済額の現年課税分が1,506万ときがわ町はあるということで、余りにも多過ぎるということなんですが、ちなみに鳩山が700万、吉見が224万、嵐山が730万ということで半分以下ということなんで、ちょっとその点お伺いしたいと思います。今の不納欠損については努力のほう、ちょっとお伺いします。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  岡野税務課長。
○岡野吉男税務課長 それでは、申し上げます。
  まず不納欠損が起きた後ですけれども、督促状、催告書等初めはお出しいたします。それでも来ない場合には電話による催促、あとは臨宅徴収ということで、それぞれのご家庭にお伺いしてお願いしております。ただ、なかなか会えなかったり、あるいは不在であったりすることもありますけれども、極力徴収努力してお伺いして、なるべくお会いして徴収するように努力しております。
  以上でございます。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
          (「はい」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 それでは、ほかに。
  1番、前田議員。
○1番 前田 栄議員 1番、前田です。
  去年もこの問題でちょっとお聞きしたんですけれども、なかなか役場の職員の方だというと、取り立てだとか臨宅というのは難しいのかもしれないんですけれども、去年いずれにしても、ときがわ町じゃなくて、徴収しづらいでしょうから地区外の人を採用してしたほうがいいんじゃないですかというので私が一応言ったら、検討しますということだったんですけれども、半年だか1年前に嘱託員の募集があったと思うんですけれども、それでその人は、1つとして地区外の人か、ときがわ町の人かを聞きたいのが1つと、あとこの徴収嘱託員が実際に合計この15ページで2,725万5,000円を、この徴収嘱託員が集めたのが2,725万5,000円ということなんですか。ということは、ちょっと数字だけではないですけれども、じゃ2人採用したとしたら理論的にはこの2倍近い5,000幾ら徴収できるということになりますよね。それで、徴収嘱託員の給与は75ページを見ると185万7,197円ですよね、1年間の年収は。そういうことは、数字の羅列だけではできませんけれども、プロの人を仮に500万、法的なこともできる人を雇ったとしたら、もっと収納できるんじゃないかと。だんだんこれは難しくなりますけれども、私も実際その取り立てへ行って難しくなりますけれども、理論的にはそういうことも一つのやはり方法じゃないかということで、そういう検討はあるかどうかお聞かせ願いたいです。
○市川金雄議長 ページは何ページに関係することでしょうか。
○1番 前田 栄議員 15ページですね、今この見ていたところの。15ページに嘱託員が2,725万5,000円……
○市川金雄議長 わかりました。15ページの嘱託員の関係の集めた額等についてお願いします。
  答弁を求めます。
  岡野税務課長。どうぞお願いします。
○岡野吉男税務課長 今15ページの徴収嘱託員の徴収実績に伴うご質問かと思います。昨年度、前田議員、専門的職員のということでご質問確かにおありになったかと思います。税務課では税務課独自に雇用するということもできませんので、何とも言えない部分がありますけれども、一応19年度は徴収嘱託員が1名でございました。この職員は平成14年度からこの仕事に携わっております。町内に在住しております。そういった観点で、確かに初めは初めての体験でしたけれども、現在20年度ですから、およそ6年この仕事に携わっておりますので、かなり経験と知識も豊かになってきております。
  もう1名、平成20年度になりまして、税務課ではもう一人、徴収嘱託員を配置してもらいました。この者も町内に在住をしております。そういった関係で、確かに町外の方、直接的 に納税者とかかわりのない方のほうが適切かというお考えも確かにおありになるかと思います。思いますけれども、一応町内では経験と、あともう1名のことし入った方は厳密に申し上げますと住んでおりますけれども、出身はまた町外の方でおります。
  もう1点、ちょうどことし今話が進んでおりますけれども、県の市町村個別支援事業という県の職員が各町村に派遣されて指導とか助言をする制度があります。たまたま今年度その事業をときがわ町が受け入れられることになりました。今、事務レベルで進めておりますけれども、もちろん私ども職員もそうですけれども、徴収嘱託員の質的向上あるいは専門的知識を図れるようにしていきたいと担当課としても考えております。
  以上でございます。
○市川金雄議長 よろしいですか。
  1番、前田議員、再質問です。
○1番 前田 栄議員 茨城県かな、自治体の職員は取り立て屋じゃないから、何でこういう取り立てしなくちゃいけないんだというのを、この間NHKでやっていたんですけれども、確かに難しいんですけれども、いろいろな考えがあって、やはり世の中景気悪くなって、確かに払えない人が払えなくてですけれども、やっぱり実際にそこのうちへ行ったりしないと、なかなか難しくて、机の上で考えていると、やっぱりなかなかそれを実行へ移していかないと、なかなか払えないということがあるんで、この数字を見るとあれですけれども、雇ってもらってしたほうが、皆さん忙しいでしょうから嘱託の専門に雇う人も1つなんじゃないかということで終わりにします。
○市川金雄議長 よろしいですか。
  ほかに。
  11番、岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 気楽な質問を1つさせていただきます。
  毎年これは出てくる話かなというふうに思いますが、ゴルフ場利用税の交付金ですが……
○市川金雄議長 何ページでしょうか。
○11番 岩田鑑郎議員 4ページと5ページです。当初の予算よりも非常に多く徴収できておりまして、交付されておりまして、ゴルフは盛んになってきたのかなと。私自身は2年間クラブを持っておりませんので、それを心配していたわけですけれども、このゴルフ場の関係で、どこから幾らぐらいという、多分そういう質問が出るだろうと思って用意されていると思いますけれども、教えていただければなというふうに思います。町内に3カ所ですか、 4カ所ですか、あるかと思いますが。
  それともう1つ、これは要望なんですけれども、私、大変目が悪くなりまして、決算書は予算書に比べて非常に字が小さいんですね。来年は是非予算書に倣って、字間、列を詰めれば字が大きくなるんじゃないかなというふうに考えまして、是非お願いしたいなというふうに思います。これ要望でございます。最初の質問をひとつ。
○市川金雄議長 それでは、1点のご質疑と1点の要望がございました。
  まず、質疑について答弁を求めます。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 お答えさせていただきます。
  最初のゴルフ場利用税交付金の関係でございますが、これはゴルフ場を利用した場合、1人利用税ということで、県がこれを徴収いたしまして、その10分の7を所在市町村に交付をされるというものでございます。町内にあります4カ所のゴルフ場の利用者が当初見込みの人数よりも多かったといいますか、その当初の予算ということにつきましては、前年の実績等を勘案して金額で算出しているものでございます。そして、その実績の人数的なものは、ちょっと手元に資料が今ございませんので、後ほどちょっと調べさせていただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。
○市川金雄議長 よろしいですか。
  岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 人数じゃなくて金額。ゴルフ場の各金額が出ているんじゃないですか。
○市川金雄議長 ゴルフ場ごとの交付金の金額ということです。
○久保 均企画財政課長 すみません。内訳的なものはちょっとないんですが。
○11番 岩田鑑郎議員 ないですか。従前は聞いて答えていただいていたので。そんな責めるつもりも何もないですが、大変ふえているんですね。いいかなというふうに思いまして質問させていただきましたので、また後で結構です。
○久保 均企画財政課長 すみません、ちょっと調べさせていただいて、後ほど資料で提出をさせていただきたいと思います。申しわけございません。
○市川金雄議長 後ほどということでよろしいでしょうか。
○11番 岩田鑑郎議員 はい。
○市川金雄議長 ほかに。
  5番、鳥越議員。
○5番 鳥越準司議員 5番、鳥越でございます。
  2つばかりちょっとお聞きしますけれども、まず最初は13ページですね。ここに一番下の部分で特別土地保有税、これの不納欠損額が340万程度で、収入未済額が44万1,000円ですかね、なっているんですが、ここの主な施策の成果を見ますと、平成15年以降には、この不納欠損額の340万程度の金額が書いていないんですが、それ以前のものなのかどうか。ここへ来て、なぜこういうふうに載せたのかですよね。それをお聞きしたいのと、あと、その前の収入済額の3,000円、非常に小さい額ですけれども、これは毎年何か分割払いかなんかの契約でできているのかどうか。それをまず知りたいと思います。
  それともう1つ、成果の中の14ページですけれども、18年度に比べ19年度は非常に例えば収入未済、人数ですね。これが例えば町民税及び法人税、それから固定資産税、非常に件数がふえておりますね。ここで、いま一層の努力を職員の方にお願いはしたいと思うんですけれども、これだけのものが今の現体制の中でついていけるのかどうか。努力をしなくちゃいけないんでしょうけれども、どのようにお考えか。それもお聞かせいただきたいと思います。
○市川金雄議長 1点目が土地保有税に関するもの、2点目が収入未済額の件数についてですが、1点目についての答弁を求めます。
  岡野税務課長。
○岡野吉男税務課長 それでは、特別土地保有税について申し上げます。
  確かに平成15年度以降について記入がゼロ円といいますか、含まれておりません。特別土地保有税につきましては、15年度から課税がなくなりました。そういった事情がありまして、その前のものだけ計上してございます。
○市川金雄議長 よろしいですか、1点目。
          (「15年度」と呼ぶ者あり)
○岡野吉男税務課長 全部答えてよろしいんですか。
○市川金雄議長 再質問ね、答弁求めます。
○岡野吉男税務課長 続けてよろしいですか。
  その後3,000円につきましては、今残っている会社へたびたびお伺いして、これは町外の会社なんですけれども、お伺いしてお願いしているわけですけれども、分納で、こういう形でということで、本当にわずかですけれども、こういう形で納めていただいております。3,000円という形ですね。
○市川金雄議長 5番、鳥越議員。
○5番 鳥越準司議員 多分340何万はもう会社がなくなったんだろうというふうには思っております。
  あとこの3,000円、その分納はその都度3,000円なのか、もうそういう分納契約できているのかどうかですね。もう1回その辺をお聞きしたいと思うんですけれども。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  岡野税務課長。
○岡野吉男税務課長 この点、担当に確認してみたんですけれども、一応3,000円という形で逆にこちらにお願いしましたら、何とかなるのが3,000円ということで言われて、続けていますけれども、そうはいっても額が小さいものですから、ことしもそのところへ伺うときに、もっといただけるようにちゃんと言ってくるようにということでお願いした次第です。いつまでも、こちらでもそれでいいと思っている金額ではございません。そういったことでご理解をいただければと思います。
          (「はい、わかりました。次お願いします」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 次の2点目の収入未済額の件数について。
          (「件数はもうわかっているんです。努力をどうするか」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  岡野税務課長。
○岡野吉男税務課長 これについてもお答えになるかどうかわかりませんけれども、一応担当課としても、できるだけ金額は少なくしたい、それから件数を少なくしたいということで思って、日々職員、それから徴収嘱託員も努力しております。
  もう1点それに絡むんですけれども、先ほど体制云々というお話がございましたけれども、一応担当課としては配置された体制及び人数でできるだけ、できる範囲で精いっぱいの努力をしたいということでございます。そういうところで、よろしくお願いいたします。
○市川金雄議長 5番、鳥越議員、再質問です。
○5番 鳥越準司議員 努力していただくんだということは、意思としては伝わってきたんですが、町民税からいくと約倍、それから法人税、なおかつ固定資産になると1.5倍、金額も約1.5倍ぐらいになっております。これが果たして例年どおり徴収がうまくいくのかどうか。より一層のこれをお願いを申し上げまして、答え要りませんけれども、努力をしていただき たいというふうに考えております。
○市川金雄議長 はい、ありがとうございました。ほかに。
  4番、野原和夫議員。
○4番 野原和夫議員 4番、野原和夫です。
  21ページで使用料及び手数料の件なんですが、この中で道路占用料66万7,893円ですか、この占用料が余りにも少ない。ほかの自治体はまた言ってもあれなんですが、吉見が648万、毛呂山が800万、鳩山が566万とありますが、これは申請漏れがないのかどうか、また私有地に入っている場合いただけないのかどうか。これをもっと、申請をちゃんとしてあるのかどうか。この点についてお伺いします。
  それと、37ページの雑入なんですが、この中で備考の中に自動販売機光熱水費立替分とありますが、公共施設に自動販売機があちこちたくさん置いてあります。この設置料について、公共施設にあるわけですが、いずれにしろ管理がどこにあるのか。そして、収益が上がっていた場合、このお金がどこへ回してあるのか、この点についてお伺いします。
○市川金雄議長 2点、道路占用料について、次が自動販売機について、2点ございます。
  まず1点目の道路占用料についての答弁を求めます。
  桑原建設課長。
○桑原和一建設課長 道路占用料についてお答えいたします。
  道路占用料につきましては、まず東京電力、東日本電信電話株式会社、あと町内の会社、個人というふうな形で占用徴収条例に基づいて占用料を徴収しております。他町村より少ないということでございますけれども、あくまでこれは占用料ですから、道路敷地内の占用だということになります。ときがわ町の状況でお話ししますと、道路のわきに電柱は立っておりますけれども、その部分が道路敷地以外というところもかなりございます。そのような状況の中で他町村より額は低いと、少ないということではないかと考えております。
  以上です。
○市川金雄議長 野原和夫議員、再質問。
○4番 野原和夫議員 では、申請漏れはないということでいいんですね。
○市川金雄議長 桑原建設課長。
○桑原和一建設課長 100%ないということは、なかなか難しいかと思いますけれども、当然ながらこちらも少しでも徴収するという覚悟で対応しておりますので、今のところそのようなことはないと考えております。
○市川金雄議長 1点目についてよろしいですか。
  次、2点目について答弁を求めます。
  野原総務課長。
○野原泰子総務課長 総務課からお答えをいたします。
  雑入の中の自動販売機光熱水費立替分でございますか、これですよね。光熱水費の立てかえ分につきましては、こちらで電気料を立てかえておいて、それぞれの自動販売機を設置してある会社から、立てかえした金額を徴収をしております。それでよろしいですか。
○市川金雄議長 修理をした場合どうか、その辺。
  もう一度質問をお願いします。
○4番 野原和夫議員 当然販売機ですから売り上げによって利益が出ると思うんですよね。そういう利益は福祉団体に回しているところもありますが、この利益がもし出た場合、出ているんではないかなと思うんですね。それで、その管理はだれがやっているのか。その点についてお伺いしたいんです。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  関口副町長。
○関口 章副町長 地方公共団体どこでもそうでありますけれども、要するに公共的な財産のところに自動販売機を設置するということは、法律的には地方自治法に基づく行政財産の目的外使用の許可ということで、そこに設置することを認めていると。それで、条例に決められた行政財産の目的外使用料について徴収していると。1件幾らというふうに決めまして、管理は当然のことながら自動販売機の設置者である業者がそこに設置をして、当然のことながら管理をしていると。ただ、電気は配電盤を別にしてなんかしませんので、立てかえて町が実費をいただくという格好になります。
  それからもう1つは、使用料は売れた金額の出来高払いではなくて、一定の定額をもらっていると。これはなぜかというと、なぜ公の施設とか、そういった行政財産に自動販売機を設置されるかというと、そこの施設を利用する者に便宜があるからということで、こちら側としても、その行政財産の目的を妨げない、むしろ利用者のためにそこに販売機があったほうがいいということで設置されるわけですので、定額しか取っていないと。もうけたら、もうけただけもらうというシステムにはなっていないということです。
  以上です。
○市川金雄議長 よろしいですか。
  4番、野原和夫議員、再々質問です。
○4番 野原和夫議員 定額もらっているお金というのはどこへ行っているんでしょうか。要するに電気料の中の定額だけなんでしょうか。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  関口副町長。
○関口 章副町長 電気料はあくまでも実費ですので、それとは別に1基設置すると幾らという格好で行政財産の条例の中で明記しているということでございます。
○市川金雄議長 ほかに質問ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 ないようでしたら、よろしいですか。
          (「はい」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 これをもって歳入の質疑を終結いたします。
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   ◎延会について
○市川金雄議長 お諮りいたします。本日の会議はこの程度にとどめ、延会したいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 異議なしと認めます。
  よって、本日はこれをもちまして延会することに決定いたしました。
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   ◎延会の宣告
○市川金雄議長 なお、あすは歳出の質疑から行います。
  大変ご苦労さまでございました。
                                (午後 4時38分)