平成20年第3回ときがわ町議会定例会

議 事 日 程(第2号)

                            平成20年9月3日(水)  
                            午前9時30分開議     
      開議の宣告
日程第 1 認定第 1号 平成19年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定について
日程第 2 認定第 2号 平成19年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定
             について
日程第 3 認定第 3号 平成19年度ときがわ町老人保健特別会計歳入歳出決算認定につ
             いて
日程第 4 認定第 4号 平成19年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算認定につ
             いて
日程第 5 認定第 5号 平成19年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決
             算認定について
日程第 6 認定第 6号 平成19年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算
             認定について
日程第 7 認定第 7号 平成19年度ときがわ町水道事業会計決算認定について
日程第 8 議案第49号 ときがわ町監査委員に関する条例の一部改正について
日程第 9 議案第50号 比企土地開発公社定款の一部を変更する定款について
日程第10 議案第51号 字の区域を変更することについて
日程第11 議案第52号 平成20年度ときがわ町一般会計補正予算(第2号)
日程第12 議案第53号 平成20年度ときがわ町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)
日程第13 議案第54号 平成20年度ときがわ町老人保健特別会計補正予算(第1号)
日程第14 議案第55号 平成20年度ときがわ町介護保険特別会計補正予算(第1号)
日程第15 議案第56号 平成20年度ときがわ町水道事業会計補正予算(第2号)
日程第16 議案第57号 ときがわ町特別職報酬等審議会条例及びときがわ町議会議員の報
             酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について
日程第17 請願第 1号 ミニマムアクセス米の輸入停止を求める請願
日程第18 請願第 2号 「消費税の税率引き上げ反対を求める意見書」の提出を求める請
             願
日程第19 請願第 3号 「後期高齢者医療制度の中止・廃止を求める意見書」を政府に提
             出することを求める請願
日程第20 議員派遣について
日程第21 議会運営委員会の閉会中の継続調査の申し出について
日程第22 一般質問
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出席議員(16名)
     1番  前 田   栄 議員     2番  野 口 守 隆 議員
     3番  小 宮   正 議員     4番  野 原 和 夫 議員
     5番  鳥 越 準 司 議員     6番  堀 口   宏 議員
     7番  笹 沼 和 利 議員     8番  増 田 和 代 議員
     9番  伊 得 一 夫 議員    10番  市 川   洋 議員
    11番  岩 田 鑑 郎 議員    12番  島 田   豊 議員
    13番  田 中   旭 議員    14番  野 原 兼 男 議員
    15番  長 島 良 男 議員    16番  市 川 金 雄 議員
欠席議員(なし)

地方自治法第121条により、今定例会に説明のため出席する者及び同委任を受けた者の職氏名
町長
関 口 定 男 
副町長
関 口   章 
理事兼町民課長
 蛛@太一郎 
理事兼窓口
センター所長
柴 崎 政 利 
総務課長
野 原 泰 子 
企画財政課長
久 保   均 
税務課長
岡 野 吉 男 
会計管理者兼
会計室長
須 永 文 男 
福祉課長
小 沢 俊 夫 
環境課長
岩 田 功 夫 
産業観光課長
山 崎 政 明 
建設課長
桑 原 和 一 
水道課長
中 藤 和 重 
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教育長
戸 口 皓 雄 
教育総務課長
内 室 睦 夫 
生涯学習課長
小 島   昇 
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代表監査委員
高 蛛@  弘 
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議会事務局長
柴 崎 秀 雄 
書記
荻久保 充 也 
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   ◎開議の宣告
○市川金雄議長 おはようございます。
  きのうに引き続き、大変ご苦労さまでございます。
  ただいまの出席議員は16名でありますので、定足数に達しております。
  これより平成20年第3回ときがわ町定例会第2日目を開会いたします。
  直ちに本日の会議を開きます。
                                (午前 9時30分)
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   ◎議事日程の報告
○市川金雄議長 本日の議事日程を報告いたします。
  議事日程は配付したとおりであります。
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   ◎認定第1号の質疑、討議、討論、採決
○市川金雄議長 日程第1、認定第1号 平成19年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定についての歳出の質疑から行います。
  質疑でございますけれども、昨日も申し上げましたけれども、決算書の何ページに当たるか、あるいは主な施策の成果の何ページに当たるか、そのページ、それと何目の何節、何節の例えば負担金について伺うと、そのようなことではっきりとページ数を示していただきたいと思います。速やかに正しい答弁を求めるためには、やはり質疑についても簡潔にわかりやすく質疑を求めるようにお願いをしたいと思いますが、よろしくお願いします。
  それでは、早速でございますけれども、歳出についての質疑を行います。
  質疑ございませんか。
  9番、伊得議員。
○9番 伊得一夫議員 9番、伊得一夫でございます。
  決算書のほうでお願いします。67ページ、自治振興費のほうで行政福祉バス事業、上から4段目ですね、1,043万7,795円、これが説明だと126回の出動のようですけれども、1回が8万2,839円、歳出になっていますけれども、歳入との比較ではどのくらいになっているんでしょうか。1点、お願いします。
○市川金雄議長 伊得議員の質問に答弁を求めます。
  野原総務課長。
○野原泰子総務課長 歳入につきましては、昨日の雑入の中の行政バス使用料で年間135万4,476円ということで、それにつきましては3種類の区分け方がありまして、まず無料のところ、そして20円、あるいは70円、その形の中で80件ございました。それが先ほどの金額でございます。
  それから、これの運行業務委託料が1,043万7,795円ということで、先ほど伊得議員さんに8万2,839円ということでお話をいただいております。これは毎月毎月、武蔵観光株式会社と契約を結びまして、1月ごとに払っておりますので、利用する回数によってもちろん違います。4月から3月までということで、毎月お支払いを回数によって、武蔵観光のほうに支出を、お支払いをしてございます。
  その辺の金額についてですか。すみません。
○市川金雄議長 伊得議員。
○9番 伊得一夫議員 だから、私は……。この1回が8万2,000円からかかるわけですけれども、歳入のほうで引いてくると、1回はそんなにかからないということですよね。
○野原泰子総務課長 そうですね。
○9番 伊得一夫議員 町からの出費が全部ということじゃないわけですから。
○野原泰子総務課長 はい。
○9番 伊得一夫議員 その辺で、詳細はどうなっているんですかと。
  歳入で、135万4,776円というものが利用者の方から入ってくるわけですよね、お金が。そうすると、ただ1,043万7,795円からマイナスすればいいということですか、町からの持ち出しは。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  野原総務課長。
○野原泰子総務課長 先ほどお話しさせていただきましたが、歳入が135万4,776円、支出が1,043万7,795円、それを差し引いたものが町からの支出ということになります。
○市川金雄議長 よろしいですか。
○9番 伊得一夫議員 はい、結構です。
○市川金雄議長 ほかに。
  2番、野口議員。
○2番 野口守隆議員 2点お伺いさせていただきます。
  初めは、まず歳出の71ページの防犯灯のことと、主要の施策の51ページの施設売り上げ状況一覧についてということで、まず防犯灯のことから伺わせていただきます。
  現在、町の防犯灯は何基あるのか。また、時々点灯というのか、球切れとか、昼間に点灯している外灯も見受けられます。昼間ついていると、昔から昼あんどんということで、私も昼あんどんの気があるんですが、そういったことはどういったことでチェックしているのか。総務課長にはお疲れのところを大変申しわけありませんが、ご答弁賜ります。
○市川金雄議長 1点目の防犯灯について、何灯あるのか、球切れのチェックは。お願いします。
○野原泰子総務課長 それでは、お答えをさせていただきます。
  まず、防犯灯の基数につきましては、旧の玉川で441基、旧の都幾川村で603基、トータル1,044基でございます。
  球切れとか点灯している確認につきましては、地域の区長さんに依頼をして確認をしていただいております。
  以上です。
○市川金雄議長 野口議員、再質問。
○2番 野口守隆議員 今の1,044基ということで、いわゆる昼間ついているのは大変よろしくないと思うんですが、何ですかね、この補正予算には何か防犯灯の関係で上がっておるようですが、いわゆる区長さんなりなんなりにチェックしてもらうという方法もあるでしょうが、今、私のうちのガスなんかも、いわゆるコンピューター管理というんですか、なくなりが近くなるとガスの補給に来たり、あるいは過剰にガスが出るとストップするようなシステムになっておるようです。防犯灯はそういった意味で、そういった機械、いわゆるパソコン管理はできないのか、伺います。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  野原総務課長。
○野原泰子総務課長 コンピューターの管理ということでございますが、今、図面上に玉川村と都幾川村が地図に落としてございます。都幾川村のほうは、確認を一度させていただくような形で、今、担当者が番匠から別所まで、今のところ500基の確認をしてございます。その辺を今度の先ほど野口議員さんがおっしゃられました補正の中で、コンピューター管理をさせていただくような形で、補正のほうを上げさせていただいております。
  以上です。
○市川金雄議長 野口議員、再々質疑です。
○2番 野口守隆議員 ありがとうございます。
  多分、そうするとコンピューター管理になろうかと思います。これは1町民の方に言われたんですが、ゴーヤでエコをしているのも大変結構ですが、是非無駄のないエコをやっていただきたいというご指摘があったので、質問いたしました。
  続いて、よろしいですか。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  野原総務課長。
○野原泰子総務課長 すみません、今、私のほうから、今度の補正の中でコンピューター管理ということで先ほどお話をいたしましたが、図面上、ソフトを購入をして、その中で位置を示すということでございます。だから、コンピューター管理まではいかないということで。
  申しわけございません。
○市川金雄議長 よろしいですか。
○2番 野口守隆議員 その件に関して、もう一回言っていいですか。
○市川金雄議長 では、2点目の質疑について。
○2番 野口守隆議員 もう一回言っていいですか。
○市川金雄議長 はい。
○2番 野口守隆議員 それでは、じゃ是非、区長さんなりそういった方々に球切れ……。球切れのときは、多分早くあると思うんです。ただ、昼間点灯していることはないように要望していただきたいと思います。
○市川金雄議長 要望でよろしいですね。
  続いて。
○2番 野口守隆議員 いいですか、2点目。
○市川金雄議長 2点目について、答弁を求めます。
  施策の成果の関係です。
○2番 野口守隆議員 いや、まだ質問していませんから。じゃ、いいですか。
○市川金雄議長 さっき言ったんじゃなかったっけ。
○2番 野口守隆議員 いや、違います。
          (「言わないよ」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 そうですか。
○2番 野口守隆議員 はい。
○市川金雄議長 質疑は最初に、1点目がこれ、2点目がこれ、3点目がこれというふうに。3問までいいわけですから、その質疑でお願いします。
○2番 野口守隆議員 言ったつもりですが。
○市川金雄議長 2点目をお願いいたします。
○2番 野口守隆議員 言ったつもりですが、失礼いたしました。
  主要な施策の51ページ、施設売り上げ状況一覧表ということがあって、きのうの町長のごあいさつにもありましたとおり、創意と工夫を凝らして、全体的には確かに売り上げ、あるいはお客さんの数もふえておりますが、個々に見ますと、建具会館は平成17年、約3,222万売り上げて、平成19年は2,742万2,009円、それから、いこいの里大附は平成17年で2,226万円が、平成19年には2,007万1,572円ということで、売り上げが落ちています。また、大野特産物販売所は平成17年、約1,314万円が、平成19年には1,130万円ということで、この3つの施設は売り上げが落ちております。さまざまな理由があるのは当然承知しておりますが、ここにも書いてあるとおり、お互いの情報を交換し合い、連携のとれた事業実施と効率的な施設の運営を行っているとありますが、具体的には私もネットワークづくりを提案したんですが、ネットワークづくりをどうやっているのか。
  それと、この3つの売り上げの落ちているところに指導あるいは助言をしているのか、この2点をお伺いいたします。
○市川金雄議長 野口議員の質疑についての答弁を求めます。
  山崎産業観光課長、お願いします。
○山崎政明産業観光課長 それでは、お答えさせていただきます。
  まず、51ページの各町有施設の売り上げの数字でございますが、これにつきましては各施設のレジ通過の数字ということで、もちろん来客数もその数字になっております。
  1点目の、まずネットワークづくりというふうなことでございますが、これはここにも示してございますけれども、平成18年12月に各町有施設の町有施設連絡協議会をまず設置してございます。その中で、先ほど野口議員さんからもお話も出ましたけれども、各この施設の情報交換、それからやはり新商品の開発ですとか、また施設の運営等々について情報交換を行っております。また、施設間のこの連絡協議会の中では、やはりときがわ町を訪れていただいたお客様、これは各施設にやはり回っていただくような取り組みも行えるように協議も行っております。各施設間で、もちろんパンフレットだとか割引券だとか、そういうものを 置いて、次の施設に回っていただくとか、1日ときがわ町の施設をそれぞれ回っていただけるような工夫にも取り組んでおりまして、この町有施設連絡協議会、これを一つの軸としてネットワーク化を図っていきたいというふうに考えておりまして、今、この町有施設連絡協議会も有効的に、やはりこれを活用できるような形で、各施設等々の課題あるいは運営に関すること、そういったことを議論しているところでございます。
○市川金雄議長 関口町長、お願いします。
○関口定男町長 今、野口議員さんのほうから売り上げについてのご指摘等がありましたけれども、全体に見ると、ときがわ町全体がお客さんの数がふえているということでありまして、その中で先ほど、売り上げが減っているところと伸びているところと、今いろいろあるんですけれども、こういうものというのは、やはりつくるのはいいんですが、その後の経営というのが非常に難しいんですよね。ですから、その辺の心配があると思うんですよ。
  私もこの各施設の総会等に出させていただきました。そのときに、実はやすらぎの家の総会でお話を聞いたんですが、このやすらぎの家も、つくったときはお客さんも非常に来てくれたと、一、二年は。3年目あたりからどっと減ってしまったと。そのときにどう考えたかというと、普通、安易にやっていると、お客が悪いんだとか、相手が悪いとか、そういう話をついしがちなんですが、話を聞いてみたら、自分のところの味が悪いんじゃないかと反省したと。それで、あっちこっち見に行って、それで味を変えたと。そうしたら、お客さんが伸びてきたと。これはいい例だと思うんですよ。
  ですから、そうしたやはり運営する人の努力。特にこういう食べ物なんかの場合は、やはりお客さんの舌は肥えていますから、やはり常に相手と。お客さんに合った、ニーズに合った味にしていくということが大事だと思いますし。ですから、いろいろなところの販売にしても何にしても、やはりそうした世間の動向をよく踏まえながら、商売というのは常に変わりますから、そういう方法でやっていくように産観のほうも指導をしていますし、これからもしっかり指導をしていきたいと思います。
  非常にやはり言いづらいんですけれども、でもやはり町のお金を使ってやっている事業ですから、そういう指導はやはり町のほうでもしなくてはいけないと思うんですが、特に先ほど言いましたように、やっている本人の皆さんたちが、そうした常に研究、努力をしていただくというのが一番重要なことではないかなと思いますので、ご理解をいただきたいと思います。
○市川金雄議長 2番、野口議員、再質疑。
○2番 野口守隆議員 今、町長の答弁を聞くと、指導助言も行っているという解釈でよろしいわけですか。
○市川金雄議長 山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 2点目の指導助言についてでございますけれども、先ほど町長の答弁にもございましたとおり、私ども産業観光課それから地域振興室を中心に、町としても各施設に対しましては、しっかり指導はしております。
  以上でございます。
○市川金雄議長 2番、野口議員。
○2番 野口守隆議員 私も実は販売会社に勤めた経験がありまして、セールスしたこともあるんですが、やはり売れないといろいろな理由をつけると。今、町長が言ったとおり、そういった傾向があるのは十分承知しております。いわゆる売り上げの落ちているところに指導助言というのは、言いにくいところもあると思いますが、是非データを示していただいて、前向きに販売するように指導助言をしていただきたいと思います。
  一例を申し上げますが、私、ことしキャンプ場で交通整理に駆り出されたと言っては語弊がありますが、暑い中、行ったんですが、四季彩館の方が参りまして、木のむらキャンプ場に入場している方に1人1人割引券を配っておりました。話を聞いておりましたら、キャンプ場からもかなり四季彩館を利用していただいているということで、そこのところに「木」と書いておいて、キャンプ場から来た人はわかるように配っておるんだと。花菖蒲園でもどこでも同じようにやっているという話を聞きました。そういった営業努力をしているところはやはり、これは都幾川四季彩館も伸びているんだと思います。そういった例も話していただいて、いろいろな条件はあるとは思うんですが、指導助言をしていただいて、すべてのところが売り上げが伸びて黒字になるように、ご指導いただきたいと思います。
  以上です。
○市川金雄議長 続いて、ほかに。
  4番、野原和夫議員。
○4番 野原和夫議員 4番、野原和夫です。
  毎回、町長に対しての交際費について。
○市川金雄議長 何ページでしょうか。
○4番 野原和夫議員 41から45なんですけれども、交際費について1点お伺いします。
  この支出、99万7,200円になっておりますが、平均的に見ると、吉見が86万5,000円、鳩山 が62万、嵐山が80万、大体この線で予算が組めるのではないかなと私は思いますが、予算120万を100万以内の予算に今後努力できるでしょうか。そういうことも含めて。
  それから、議長も大分忙しい中、申しわけないんですが、議長の交際費についても半分以下で予算が計上されておりますので、この見直しも必要ではないかなと思います。この件についてお伺いします。
  それから、もう2点あるんですが、49ページの総務費、この中に秘書事務事業というのがありますが、秘書、これはどういうものに充ててあるのか。136万2,160円ありますが、この説明をお伺いします。
  それから、ページ69から217についてですが、私がいつも指摘しております同和団体の研修会等の問題でございますが、地方自治法122条報告によりますと、5月は9回、6月が5回、7月が5回等出ておりますが、恐らくこれは1泊、泊まりでの参加をしているのではないかなと思いますが、2002年に法律もこれは終了している問題でございますが、同和に対して本当に必要なのかどうか。そして、こういう研修はどんな話をして、どういう研修をしているのか、このことについてお伺いします。
  3点、お願いします。
○市川金雄議長 野原和夫議員の質疑について、答弁を求めます。
  まず、第1点、交際費について。
  野原総務課長。
○野原泰子総務課長 49ページの一番下の交際費についてお答えをさせていただきます。
  ときがわ町につきましては、ときがわ町長交際費支出基準に係る内規です。内規に基づきまして、交際費の支出をしてございます。とりあえず内容につきましては、慶弔、見舞い、会費、協賛ということで、19年度は99万7,200円ということで決算が出てございます。
  他町村比較を野原議員さんのほうでしているようでございますが、ときがわ町につきましては、地域にいろいろな行事がございます。伝統的なものもございます。地域ごとに町長が会費に基づいて招待を受けてございます。その回数がほかの町村に比べて大分多くなってございます。そういう内容のことで、19年度は99万7,200円ということで支出をしてございます。
  私的なことにつきましては、特に交際費は使用してございませんので、つけ加えさせていただきます。
  以上です。
○市川金雄議長 続いて、議長の交際費について、答弁を求めます。
  柴崎事務局長。
○柴崎秀雄議会事務局長 それでは、ただいま質問がございました議長交際費、半分以下に見直しをというようなご質問……
○4番 野原和夫議員 いや、そういうわけじゃないんですけれども。
○柴崎秀雄議会事務局長 議長交際費についてお答えをさせていただきます。
  議長の交際費につきましては、合併前、旧両村とも当初予算に60万円予算計上されておりました。合併後、どの程度必要になるかということがなかなかわからない面もあったということで、当初60万で組ませていただいております。
  実際に17年度の旧の都幾川村では、60万に対して31万3,000円が支出されています。また、旧の玉川では、60万に対して46万3,000円の支出ということでございました。合併後は、18年度が34万2,950円、19年度が27万9,000円ということで、これらの実績を踏まえまして、20年度につきましては50万ということで、10万円減らした形での予算を計上させていただいたところでございます。
  また、支出に当たりましては、18年5月に定めましたときがわ町議会議長交際費の支出基準に係る内規、これに基づいての支出をさせていただいているところでございます。
  以上です。
○市川金雄議長 1点目、よろしいでしょうか。
  4番、野原和夫議員。
○4番 野原和夫議員 交際費については、今、課長のほうから私的流用、そういうことはないということを聞きましたが、大体交際費というのは、公務執行、そのいろいろな問題で町長が忙しいというのはわかりますが、この中にも区長というそのものも55あると思います。そういう中でもいろいろな出席が多くなるというのは、事実わかっております。そういう中で、削減するところは削減して、どこまで出てもいいのかということももう少し議論して考えるべきではないかなと思います。何でもかんでも出るんじゃなくて、その中の慎重さ、そういうことも必要ではないかなと思います。
  その中で、今、大体会費制、そういうものについては、向こうから会費を幾らと言ってくると思いますから、その点はこの分だけ削減されると評価できますが、あくまでも私は、減らせ、減らせというんじゃなくも、その中の必要限度の交際費は私は認めていいと思いますので、その点、間違えのないように。いつも言っているんですが、申しわけないんですが、 その点お願いしておきます。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  関口町長。
○関口定男町長 私のほうからちょっと答えさせていただきますけれども、野原議員、失礼な言い方をしたと思うんですけれども、何でもかんでもと、そういう言い方はないと思います。私はときがわの住民の皆さんからお話があったときは、ちゃんと重く受けとめて、それでやはり。私1人の判断で決めるわけじゃなくて、総務課もちゃんと担当がいますし、総務課長もいますし、そういう中で出席あるいは欠席を通知を出すわけです。
  この交際費につきましては、昔から言えば、仮にいろいろなお祝いにしても、1万円包んできました。旧の時代ですけれども。それが最近では5,000円とか、飲食が伴う場合は、手ぶらというわけにいかないということで、最近はそれでも下げて、3,000円にしました。ですから、前年よりは下がってきていると思います。
  やはり住民の皆さんが一番安心するのは、私が行って顔を出すということが安心なんですね。鳩山町を見てみますと、確かに交際費は50万かもしれないですけれども、また顔を出さないということになると、ああいう結果になるということに私はなるんじゃないかなと思います。やはりまめにですね。
  だから、はっきり言って、その交際費の金というのは、本当に重箱の隅をつつくような話だと思います。56億円の予算を執行する長ですから、やはりそれなりにしっかり皆さんのところにも顔を出していくというのが大事なことだと思います。
  ですから、これからその話し合いの中で、もっと減らすということになれば、地域の皆さんが、いいよ、町長、持ってこなくてもということになれば、持っていかないで行きたいと思うんですが。
  前に一度、これは旧のときなんですが、老人クラブの総会に出たことがあるんですよ。前の村長さんが1万円持っていったんですね。私のときに5,000円持っていったら、変な顔をされて、何だよと、これしか持ってこないんかよと言われたことが実はあるんです。でも、1回言われれば、その次から言われなくて済むんで、あとは私の我慢だなと。それが今度普通になりますので、その辺のですね。今、普通の総会等は3,000円に下げてきていますので。
  幾らぐらい18年度より下がってきたんですか。5万か6万ぐらいか。
          (「まだ減額」と呼ぶ者あり)
○関口定男町長 減額は今していますんで、またさらにその辺も、先ほど野原さんが言うよう に、他の町村を比べますけれども、いろいろな面でもそれ。悪いところだけ比べるんじゃなくて、いいところも比べていただいて、それのご理解をいただきたいと思いますし、私はなるべく顔は……。何でもかんでもという、そういう言い方じゃなくて、やはり町の中の皆さんから、是非、町長、来てほしいというところは、顔を出して、皆さんに安心してもらえばと思っておるんで、その辺はよろしくお願いします。
  そうじゃないと失礼ですよ、相手の人に。私は時間があるときは何でも……。これが何でもなのかい、これがかんでもなのかいという話になりますから、そういう言い方は慎んでいただきたいと思いますし、私は住民1人1人が大事な住民ですので、また……。
  それで、都合がつかなければ行かないですし、それを全部なかなかでき得ません。でも、区にしても、実は区の総会というのは、旧の玉川のほうは区の総会には招待があります。旧の都幾川のほうは、区の区長総会にはないんですよ。お祭りには招待を受けます。ですから、お祭りには相当出ています。ただ、トータルで見ると、満遍なく各地区に、年間通すと顔を出せるかなと思って、そしてまた地区の皆さんには、そして安心をしていただいているのかなと、こう思っていますので、ご理解をいただきたいと思います。
○4番 野原和夫議員 はい、わかりました。
○市川金雄議長 それでは、議長のほうからも一言答弁させていただきたいと思います。
  先ほどの野原和夫議員の質疑に答弁のために、議長を交代をしていただいて、副議長に議長の席に着いていただいて、答弁を申し上げたいと思いますが、よろしくお願いいたします。
  それでは、副議長、お願いいたします。
          (議長、副議長と交代)
○増田和代副議長 それでは、議長にかわりまして、私が進行を務めさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。
  16番、市川金雄議員。
○16番 市川金雄議員 先ほどの野原和夫議員の質疑に対して、答弁をさせていただきます。
  先ほど野原和夫さんから指摘がありました。そういう中で、町長もお答えになりましたけれども、議長として出席するのも、どこへでも行くということでなくて、やはり出席を求められたところには、よく精査をして行きたいと思っております。
  議会は住民を代表する議員をもって構成されている地方公共団体の意思決定機関、そして議員は住民の代表者として議会の構成員となり、議会活動を通じて、住民の個別意思を総合して町の意思を形成するものでありまして、議長は議員を代表するものでございますので、 よく出席する立場、立場を考えまして、これからも出席はさせていただきたいと思っております。
  是非、先ほどの町長もありましたけれども、どこへでも行くということでなくて、いろいろな角度からご支援、ご指導も賜りたいと思いますが、よろしくお願いいたします。
  以上でございます。
○増田和代副議長 4番、野原和夫議員、よろしいでしょうか。
○4番 野原和夫議員 はい。
○増田和代副議長 それでは、議長を交代いたします。
          (副議長、議長と交代)
○市川金雄議長 増田副議長、ご苦労さまでございました。ありがとうございました。
  引き続き、市川議員、議長の座に着かせていただきます。よろしくお願いいたします。
  ただいまの関係はよろしいですね。
  続いて、69ページの同和団体の研修についての……
○4番 野原和夫議員 その前に49ページ。
○市川金雄議長 失礼しました。49ページ、秘書事務事業についての説明をというご質疑がございました。それについてお願いをいたします。
  野原総務課長。
○野原泰子総務課長 49ページの秘書事務事業の内容でございますが、まず普通旅費、交際費、負担金、補助及び交付金でこの事業が成り立ってございます。
  旅費につきましては、町長、2回ほど出席をしてございます民生委員、それから共栄会ということで、毎年のことでございますが、2団体に出席をしてございます。
  交際費につきましては、先ほど99万7,200円ということでご答弁をさせていただいております。
  負担金、補助及び交付金につきましては、県の町村会負担金、郡の町村会負担金ということで、県の町村会の負担金30万160円につきましては、均等割が25万6,300円、人口1人当たり13円ということで、この負担金を納めてございます。郡の町村会負担金につきましては、職員の表彰者の負担金ということで、昨年は3名ほどおりましたので、3万円ということで計上をさせて、決算に至っております。
  以上です。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  4番、野原和夫議員。
○4番 野原和夫議員 今、この説明の中で共栄会というのがありましたが、それはどういうふうな……。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  野原総務課長。
○野原泰子総務課長 共栄会につきましては、このときがわ町の事業を営んでいる方の代表者―今もあれは30件ぐらい入っていますか―30事業所ほどが共栄会に入ってございます。その情報等の収集のために、町長もその会に参加をしてございます。
○市川金雄議長 関口町長。
○関口定男町長 共栄会について、私のほうから申し上げますけれども、共栄会というのは、もう歴史は非常に古い歴史がありまして、主に工業団地の中の会社、また国産機器、今のソーシン等の、どちらかというと町の中で初めから立ち上げた会社というよりも、よそから来た会社が、その発足当時の話、今からもう20年以上前の話なんですが、結局、商工会等に入っていても、やはり地元の企業でないので、そんなに大事に扱ってもらえないと。それで、結局、会社ですから、相当税金は払っているわけですね。固定資産税なり事業税なりを。その割には、だから町のほうは全然タッチ、いろいろなところで接点がないと。20年前に、もっと前だと思うんですが、そのときに、じゃ自分たちの会社をつくって、町のほうとのまた接点をつくる、情報交換の場をつくろうということで始まったのが、この共栄会の皆さんと、また旧の玉川村のほうとのおつき合いなんですね。
  言ってみれば、当時もそうですけれども、もう固定資産税のほとんどがその企業からいただいているわけです。その人たちに村としても知らんぷりしていたわけですから、企業のほうから反対に、それはないでしょうということで、情報交換をするということで、その共栄会のこれに私も出席しているということなので、ご理解をいただきたいと思います。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  野原和夫議員、再々質問です。
○4番 野原和夫議員 今、情報公開等の説明がありますが……
          (「交換」と呼ぶ者あり)
○4番 野原和夫議員 首長個人的なこういう企業との交流というのは、公費の中で差し支えないのかどうか。私はこういうこともちょっと考えなくちゃならないと思うんですが。
  この中で、必ず会の中ではただじゃない、何か支出があると思うんですが、そういう情報 公開、その会議の中で、秘書事務事業の中で136万入っていますから……
          (「違うよ」「23万6,000円」と呼ぶ者あり)
○4番 野原和夫議員 全部のあれですか。
          (「旅費だけだよ」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 静粛にお願いします。
  質問を続けてください。
  よろしいですか。
  では、今のご質疑に答弁を求めます。
  関口町長。
○関口定男町長 私も個人的つき合いをしているわけじゃなくて、会社の社長さんあるいは専務さん、代表者の方30人ぐらいとおつき合いするわけですから、町は町としても、それだけの税金をいただいて、ありがとうございますということで情報交換するわけですから。
  それから、あれですよ、この出ている3万4,000円って、半分のその旅費ですよね。
          (「2分の1だ」と呼ぶ者あり)
○関口定男町長 旅費の話であって、これはあとは民生委員会のですよね。2回出ておるね。
          (「はい、そうです」と呼ぶ者あり)
○関口定男町長 だから、2回ですから。だから、2回で3万4,000円という出費があるんで、百何万というの、それは全体の……。先ほど負担金だとか、全体を合わせて百何万もという話でありますから。
  さっきも言いましたように、個人的じゃないんですよ。絶対に、それは会社の、代表者の会とつき合うわけですから、やはりそういうのを大事にして、ときがわ町に企業として進出してきてよかったと。やはり税金をそれで払ってもらって、それで皆さんのために使えるわけですから。今回の東プレでもそうでしょう。やはり東プレの社長さんと会って話をする。じゃ、個人的に会っちゃだめだとかと、そういう話じゃないんじゃないですか。だから、やはりましてやこういう企業の社長さんと情報交換するということは。それで、町の今の状況を話したり、今の会社の状態はどうだとか、そういう話をするということは非常に大事なことだと思いますよ。ですから、そういうのをやめろとか何とかというのは、それは結局、こういう……
          (「やめろとは言っていないですよ」と呼ぶ者あり)
○関口定男町長 行政の停滞を招くと。それこそ停滞を招くという話になります。やはり常に 情報交換というのは大事ですから、だからそういうのをやはり。それを無駄とか無駄じゃないとかという次元の話じゃないと私は思います。
○市川金雄議長 関口副町長。
○関口 章副町長 1点、秘書事務事業というその名称が妥当かどうかはありますけれども、これはなぜこういう事業にしたかといいますと、今回、ご案内のとおり予算についても事業別予算ということで、決算についてもそれに対応するように、事業別にどういう事業にどういう性質のお金を使っているかということを明らかにして、その費用対効果を検討するのに役立つようにするというのがねらいです。
  今回、秘書事務事業の中にくくったのは、町長の対外的な出張その他による旅費であるとか交際費であるとか、あるいは町村会というのは町長が加入している団体ですので、そういった郡の町村会の負担金等をまとめて1つの事業としてくくったということですので、そのトータル全体で136万2,000円ですので、これはひとつご理解いただきたいと思います。
  それから、もう1つ、よく県でもいろいろな工業団地がありますが、工業団地には当然のことながら、全体の問題を協議するためのいろいろな親睦団体、あるいは検討会みたいなものがあります。そういったものの中の一つとして、今のときがわ町、旧玉川にある共栄会というのはそれに当たるわけで、町との接点というのは非常に重要で、いろいろな道路をどうするとか、あるいはその地域からの苦情があった場合に、それをどうするかというものを個別的にやるんじゃなくて、そこできちっと通して上げてもらうとか、当然のことながら、町のいろいろな今後についても情報を得たいという場合については、それについて十分説明していくと。当然のことながら、多額の税金を納めているので、そういったことは当然の町としての対応だろうということで考えておりまして、町長個人的におつき合いしているわけではないので、そういう点はご理解いただきたいと思います。
  以上です。
○市川金雄議長 ご苦労さま。
  再々質問でございますので……。
○4番 野原和夫議員 ちょっと要望的なものを1つ。
○市川金雄議長 それでは、要望。
○4番 野原和夫議員 今、私が言ったことは、いろいろなことを今、町長は指摘されましたが、そういう意味で言ったわけじゃありません。ただ、一つの例として、前、嵐山町の関根町長がある企業に行って出向いて、交際費から支出した問題がありまして、それを指摘され た場合があったんです。だから、交際費の中から出した場合、いろいろな問題が出ているものですから、企業との癒着、いろいろな問題がかかわることも考えられるということで、嵐山町は指摘された問題があったんです。そういう点を見て、私は情報公開で出ているということで解釈しておりますから、行っちゃいけないとか、個人的にどうのという問題じゃありません。
  ただ、この中で、今、副町長が説明した中で、秘書事務事業の中にこの予算が入っている問題も今、説明されたのでわかりましたから、これで結構です。ただ、こういう中で予算が入っていいのかどうかということも含めて疑問に思いましたから、聞いたわけでございます。
  以上でございます。
○市川金雄議長 続いて、69ページの同和団体に関する質疑についての答弁を求めます。
  野原総務課長。
○野原泰子総務課長 67ページから69ページの人権でございますけれども、一般管理事務でございますが、ときがわ町におかれましても、総合振興計画の中に人権の尊重ということで掲げさせていただいております。その中に、人権に関する相談件数はもちろん少ないんですが、相談件数が少ないからといって、人権の侵害を受けた被害者がいないというわけではございません。埼玉県におかれましても、人権尊重の社会づくりを目標に掲げ、女性とか子供、高齢者、障害者が、その人権にかかわることに対しまして、積極的に施策を推進してまいりましたが、ときがわ町におかれましても、1人1人の人権が尊重される社会を築いていく必要があるということで、この予算を計上をさせていただいております。差別がある限り、この事業に取り組んでいきたいと思っております。
○市川金雄議長 よろしいですか。
  4番、野原和夫議員、再質問です。
○4番 野原和夫議員 先ほどの質問の中で、会議に出て、当然泊まりの会議もあると思うんですが、どういうような内容か聞きます。
  それから、人権問題についての表示でもいいんではないかなと。同和ということは、2002年に法律が終わりましたので、人権問題で同和を削除する、そういう問題も考えているのかどうか、その点についてお伺いします。
○市川金雄議長 ただいまの質疑に対して、答弁を求めます。
  野原総務課長。
○野原泰子総務課長 研修の内容につきましては、同和問題に対する正しい理解と町民全体の 人権意識の向上について、総体的な内容についてはそういうことでございます。
  今、就職差別等が問題になっておりますので、そういうところで、ときがわ町におかれましても、採用の申込書については、余分な内容の必要ないところは今回も省かせていただいております。正しい理解を得るために、やはり研修会を行っております。
  以上です。
○市川金雄議長 2点目について、関口副町長。
○関口 章副町長 それでは、私のほうから、人権という名称で、同和というのは落としてもいいのではないかと、こういうご質問だと思うんですが、昨年もたしかお答えしたと思うんですけれども、やはりもちろん同和も人権問題の典型でありますが、依然として同和問題がなくなったわけではないということは、もうこれは明らかでありまして、その実態的差別とか、そういうものはなくなったけれども、現実問題として、結婚の問題であるとか、あるいは戸籍を集めて、それを就職のときに活用するというような問題が現実に起きております。そういう面と、やはり一般の人権と性質的に違うのは、国家が、つまり政府、幕府というものが、それまであった差別を、一つの、何というんですかね、権力の支配に使ったということで、固定化して、これだけ長い期間続いているという、そういう歴史的な意味がございます。そういう面で、もちろん基本的には、本人の責めに帰することができない理由によって、その人間を差別するという点では同じですので、人権の大きな一つでありますので、その人権の中で、また同和もその特殊性も説明しながら、やはり啓発していくということは必要だろうと思います。
  それから、ことしですね、研修会で私も受講いたしましたけれども、これは宿泊じゃなくて、町の公民館、文化会館かな、文化センターかな、そこでやった研修ですけれども、人権一般について、ドメスティックバイオレンスから、お年寄りの問題から、同和も含めて研修をやりましたけれども、なかなか本質をついた研修で、大変勉強になったというふうに考えております。
  以上です。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  続いて、野原兼男議員。
○14番 野原兼男議員 14番、野原です。
  決算書ですと227から229、成果のほうですと83ページでございます。
  ここに西平運動場管理事業、玉川運動場管理事業ということでありますけれども、そうい った中で、その管理ですか、いろいろ事業について委託されているわけでございますから、この委託について、どのような計画というか、グラウンドのそういった整備ですか、そういったことをされているか、ちょっとお伺いしたいと思います。
  西平運動場については、ちょっと私、まだ見ていないんですけれども、玉川運動場につきましては、今はとても使えるような状況にはありません。非常に広い原っぱがあるかなというような状況であります。公共のこういった総合グラウンドということである中で、そういった中で、子供たちもいろいろ運動したりなんかするわけですから、そういった中で、トラックにつきましては非常にコケも全面に出て、非常に滑りやすくなっている。それから、全体的に草ぼうぼうのような状況になっていますけれども、この委託業務について、どのような中で行っているか、その点についてお伺いしたいと思います。
○市川金雄議長 ただいまの野原議員の質疑に対して、答弁を求めます。
  小島生涯学習課長。
○小島 昇生涯学習課長 生涯学習課では、ここに体育施設の管理ですか、本郷球場、西平球場、この体育センター、それから玉川運動場とトレーニングセンター、田黒運動場、五明運動場というような施設をたくさん持っているわけですけれども、管理につきましては、その運動場内の草刈りですとか、それからトイレ清掃ですとか、玉川運動場についていえば、業者に年4回、土手の草刈りですとか、テニス場の周辺の草刈りですとかを頼んでおります。また、去年につきましては、玉川運動場については、枝おろしなんかもしてもらったりして、委託をしております。
  それは高齢者事業団のほうに委託したわけですけれども、先ほど野原議員さんおっしゃるように、草ぼうぼうになってしまっているというようなご指摘ですけれども、極力、職員のほうも出て、管理のほうはやっておるつもりでいるわけですけれども、どうしても手が回らないというときには、先ほど野原議員さんがおっしゃったように、大分草が伸びてしまったというふうなことがあろうかと思いますけれども、そういったことで、管理のほうは生涯学習課として取り組んでおります。
  以上です。
○市川金雄議長 よろしいですか。
  14番、野原兼男議員。
○14番 野原兼男議員 年4回業者に管理委託しているということでありますけれども、このところの長雨等で、非常にそういった草、それからコケ類のものがいろいろ伸びたのかな とは思うんですけれども、やはりこういった運動するところという、そういったグラウンドですから、常にやはりけがとかそういったものを考えていかなくてはならないだろうと思います。
  そんな中で、やはり子供たちが思い切ってそういったスポーツなどが楽しめる、町民がまたそういったものを楽しめるような維持管理を、そういったものを行政がしっかりしていかないと、何かあった場合、責任というのが問われてくるのかなと思います。
  この利用状況を見ますと、月平均的に利用されているわけでございますから、本来であれば、常にいい良好な状態であるのかなとは思うんですけれども、この間見た中では、やはりトラックの中、もう青いというか、何かコケですか、あれはね。それも全面に出ちゃって、それから草がトラックのところ一面にもう出ちゃっているわけですよね。何かそこに除草剤か何かをまいているようですけれども、そこだけは枯れているような状況になっているわけですけれども、ですから、やはりそういったものを小まめに見回りをして、総合グラウンドという、そういったところでありますから、皆さん町民が楽しく使えるような、いつも良好な状況で管理運営をしていただきたいと思います。
  それから、この83ページの成果の中で、テニスコートですか、私、以前言ったことがあるんですけれども、これを見ますと、4月から9月までは西平テニス場というのは改築で使われていなかったと思うんですよね。その間は玉川のテニスコートが使われていたのかなと思うわけでございます。そのとき、直すとき、私、非常にそこも草ぼうぼうで、使える状況なのかなということで、以前お話ししたことがあると思うんですけれども、その後、西平のテニスコートが整備された以降、玉川運動場の玉川テニスコートですか、こちらは全然使用されていないようですよね。それで、今、見ていると、やはり除草剤か何かをまかれて、草が枯れている状況であるようなんですけれども、もし今後使われないようだったら、このテニスコートのあり方も考えて、その辺のことを今後有効に使えるもの……。もしあれだったら、駐車場にしちゃったっていいわけですから、そういったものをよく今後考えていただければなと思うんですけれども、その点についてをお伺いします。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  小島生涯学習課長。
○小島 昇生涯学習課長 玉川運動場につきまして、テニス場を含めて、今、どうこれから運営していったらいいかということで、検討委員会を立ち上げてございます。玉川運動場を使っておりますスポーツ少年団ですとか、ゲートボール部ですとか、グラウンドゴルフ、それ からあの周りにある法人ですね、そういった方々を集めて、1回目はもう6月ごろ開いたんですけれども、これからこの玉川運動場についてどうやって、どう運営していったらいいかということで、話し合いを持っています。
  このテニス場については、確かに野原議員さんおっしゃるとおり、それ以降は使っておりません。というのは、旧の玉川村にテニス部があったんですけれども、今は活動していないんですよね。そんな状態もありまして、また西平運動場のほうに新しいテニス場もできたということがありまして、玉川運動場のテニスコートは余り使われていないのが現状です。
  そういったことも含めて、この玉川運動場はあそこの総合グラウンドということで、旧の玉川のときはやっていたわけですけれども、運動場とテニス場を含めた形で、今後どうやって、どんなふうに管理していったらいいかということで、検討委員会を持っておりますので、それの検討委員会の結果によって、それに沿ったふうな形でこれからやっていきたいというふうに考えております。
○市川金雄議長 よろしいですか。
  14番、野原兼男議員。
○14番 野原兼男議員 テニスコートを含めた中の総合グラウンドの今後の活用については、そういった検討委員会というところでしっかりご協議いただいて、よりよいこういった運動施設にしていただきたいかなと思うんです。
  それで、私、先ほど言いましたけれども、総合グラウンドも、今、下のグラウンドですか、陸上、ソフトだとか野球とかもありますけれども、そういった中で、やはり体育祭。ことしも10月には体育祭が開かれるわけですけれども、体育祭だけのときにきれいにするというんじゃなくて、やはり常に毎月利用されているわけですから、やはりそういった中で、常に良好なグラウンドを維持していくような体制をとっていただくことを要望しまして、終わりにいたします。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  暫時休憩いたします。
  再開を10時45分からお願いいたしたいと思います。
                                (午前10時31分)
─────────────────────────────────────────────────
○市川金雄議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午前10時45分)
─────────────────────────────────────────────────
○市川金雄議長 引き続き、歳出の質疑を行います。
  質疑ございませんか。
  7番、笹沼議員。
○7番 笹沼和利議員 7番、笹沼です。
  まず、2点質問させていただきます。
  1点目が129ページ、塵芥処理費のところです。それで、これの関連で、主な施策のほうの、これは42ページかな―のところとちょっと見比べながらお願いいたします。
  その中のし尿処理費のほうです。これは19年度が9,728万ということで、その前、18年度が8,800万ということで、1,000万ほど伸びております。こちらの主な施策のほうを見ていただくと、処理量のほうは現実には減っている。18年度に比べて、19年度は2.1%減ですね。ということで、それでも1,000万ぐらい伸びている。これについては前から説明があるとおり、実際に公共下水道が多くなったために、こういう形になってきたのかなというふうに思うんですけれども、正直言うと、ちょっとこういう形というのは、非常にやはり怖いなと思いながらいるんですけれども。
  というのは、ますますこういうことになってくると、収集量が減っても、出すお金がふえていくということになるのかなというふうに思うんですけれども、その辺について、どのような見解があるのか、お聞かせいただければと思います。よろしくお願いします。
○市川金雄議長 まず1点、129ページ、し尿処理費の処理量と処理費の関係だと思います。答弁を求めます。
  岩田環境課長。
○岩田功夫環境課長 お答えいたします。
  確かにし尿処理、収集量のほうは減っております。しかしながら、衛生組合では、このし尿処理の経費につきまして、負担割合、平等割が20%、人口割が10%、利用度割が70%。この部分、利用度割でございますが、全体量が少なくなっても、組合全体の中で収集量が落ちていれば、その分だけ落ちるという計算になってまいりません。
  ちなみに、ときがわ町、前年度は21.57%、この利用割に占める割合でございます。19年度は23.49%。すみません、これは半年の誤差がございますが、計算上、このような形で負担割合が伸びてまいります。このようなことをご了承いただきまして、やはり19年度におきましても負担金増という結果になっております。
  以上でございます。
○市川金雄議長 よろしいですか。
  7番、笹沼議員。
○7番 笹沼和利議員 仕方がないかなと思うんですけれども、非常にやはり怖い部分だと思っているんですよ。やはり、じゃ公共下水道がこれからどんどんいけば、ますますその利用割で負担率がどんどん高くなってくるということが予想されますので、やはり、何というかな、し尿、そのあり方について、もうちょっと何か町のほうから何らかの提案をしていってもいいんじゃないのかなと逆にすごく思うんですけれども、こういう……。もう1,000万というと、やはりそんな並の金額ではないので、そういう形で上がっていく。また来年も1,000万上がるのかなと思うと、やはりちょっと一般財源のほうに考えて、食い込んできますので、その辺についてもう少し検討なり、し尿……。衛生組合のほうに何らかの形でアクションを起こしていただければと思うんですけれども。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  岩田環境課長。
○岩田功夫環境課長 お答えいたします。
  衛生組合への申し入れでございますが、年2回ほど主管課長会議がございます。このような会議の場で、し尿処理費につきましてどのような形で組合全体の費用が落としていけるか、このようなところを提案してまいりたいと、このように考えております。
  以上でございます。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
○7番 笹沼和利議員 よろしくお願いします。
○市川金雄議長 それでは、続いて2点目、お願いします。
○7番 笹沼和利議員 では、2点目。すみません、2点目と3点目とあるんですけれども、同じページなので。97ページのところ、よろしくお願いします。
  97ページのところで、まず最初に、上のところの、これは何費になるのかな、障害者福祉費の中の負担金の中に、障害者生活支援事業負担金というのがあります。これは一昨年度途中から入ったのかなと思っているんですけれども、昨年度は実際にこういう形で546万という金額が決まりました。一昨年に比べれば250万ほど昨年度はふえてきましたけれども、これが実際にどのような形で、この負担金というのをどこにどういう形で負担しているのかというのを1点お聞きしたいんですけれども。
  これもちょっと連動しているので、その下の扶助費の中に、日中一時支援事業給付費というのがあります。これについても、一昨年に比べて80万で、今回は98万ということで、かなり大幅な伸びをしております。その下の移動支援事業給付費のほうも、一昨年に比べて……。一昨年は70万ぐらいだったと思うんですけれども、60万ほどふえております。この辺の中身についてご説明いただければ。よろしくお願いいたします。
○市川金雄議長 97ページの負担金と扶助費の関係の説明という質疑でございます。答弁を求めます。
  答弁の前に、答弁の準備がありますので、2点あったら、2点先にお願いします。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 お答えをいたします。
  まず、第1点目の支援事業の関係でございますけれども、これにつきましては、比企郡内の各町村、それと東秩父村の各自治体のほうで、障害者に対する相談活動ですか、そういった事業を行うために支出をしているものでございます。これは事務局を東松山市で行っております。これにつきましても、その負担金の内容については、事業費の70%を人口割、残りの30%を均等割ということで算出をしております。
  この事業を実施しているところでございますけれども、この事業所につきましては、身体障害者相談支援事業等につきましては、東松山社会福祉協議会のほうで相談事業を実施をしております。それから、知的障害者相談支援事業につきましては、やはり東松山社会福祉協議会の中で実施をしております。それと、社会福祉法人の昴のほうで実施をしております。それから、精神障害者相談支援事業、地域活動支援センター事業でございますけれども、これにつきましては医療法人緑光会、これは東松山病院ですか、それとやはり東松山の社会福祉協議会のほうで実施をしております。これについては、利用者がなかなか、こちらからですと、ちょっと遠い部分がございますので、今年度に入りまして、小川町のパトリアに、やはりこういう出張といいますか、この各事業所のほうにお願いをして、こちらの西部地区、嵐山、小川、ときがわ町それから東秩父という形で、なるべく近いところで相談事業等ができるようにということで、今、試験的に始めております。
  支援事業については以上でございます。
  それと、そのスタッフについては、先ほどの事業者、それから小川町で開くときには、常時1名、それから各町村で持ち回りで1名ずつ、これは月1回開催をしております。
  それから、日中一時支援事業、それから移動支援事業ですか、こちらにつきましては、日 中一時支援につきましては、これはその居場所の確保ですとか、そういった部分等の事業をやっているわけでございますけれども、やはり自立支援法のほうが昨年の10月から本格的な実施がなされてきたということで、利用者の方等にもPR等もしておりますけれども、そういった中で利用者がふえてきたという形で、こういった予算の計上ということで、昨年から比べるとふえている部分でございます。昨年、本格的に始まりましたので、10月からということでございますので、制度等が浸透してきたということで、こういった結果になっているのかなというふうに考えております。
  以上でございます。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  7番、笹沼議員。
○7番 笹沼和利議員 まず、負担金については、これは相談中心ということで考えていてよろしいでしょうか。それ以外はないということでよろしいんでしょうか。それが1点。
  それから、2点目として、日中一時支援事業給付費のほうはどこがやっているのか、そのあたりのことを教えていただければと思います。
  それから、移動支援事業の給付費のほうは、これはどういう形でやっているのか、そのあたりもちょっとお聞かせください。お願いします。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 この相談支援事業につきましては、主に相談事業をやっているというようなことでございます。
  それから、日中一時支援ということですが、こちらは幾つも事業者等がございますけれども、例えば昴ですとか、そういった事業者があるわけですけれども、そういったところでやっていただいているということです。
  それから、移動支援事業についても、やはり町内の事業者等がありますので、そういった事業者、移送サービス等をやってもらっているような事業者ですとか、町外の事業者を使っている方もございますけれども、そういった形で送迎等、移動の部分についてサービスを受けているというようなことでございます。
  以上でございます。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  笹沼議員、再々質問です。
○7番 笹沼和利議員 最後なんで。
  基本的に、移動支援事業のほうは移送では使えないはずだと思っているんですけれども、その辺が。すみません。
○市川金雄議長 答弁願います。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 確かに有償運送では使えないということで、こちらのほうはまた別な移送サービス等がございますので、そちらのほうの事業という形でございます。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
○7番 笹沼和利議員 終わり。
○市川金雄議長 ほかに。
  8番、増田議員。
○8番 増田和代議員 2点ばかり質問いたします。
  予算書の119ページ、小児初期救急運営事業ということで、あとそれから、主要の施策の成果の中の37ページまでにも診療日数ということで書いてはございます。これは、小児初期救急医療運営事業というのは、たしか3年か4年ぐらい前から比企管内でやっている。お医者さんが集って、月曜日から金曜日まで夜間やっていただいていると。子供さんが緊急なときに対応してくださるという、そういうような事業だと思いますけれども、町ではどれぐらいの子供たちが利用しているのか、利用している人数がわかりましたら、お願いいたします。
○市川金雄議長 1点目、蜥ャ民課長。
○蜻セ一郎理事兼町民課長 それでは、小児救急の利用状況についてお答えいたします。ときがわ町では15名の方が利用しております。
  以上です。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
○8番 増田和代議員 そして、大体年齢は3歳未満ぐらいの方なんでしょうか。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  蜥ャ民課長。
○蜻セ一郎理事兼町民課長 ただいま資料がございませんので、年齢等については把握しておりませんが。
○8番 増田和代議員 わかりました。じゃ、後でよろしくお願いいたします。
○市川金雄議長 後ほどということでよろしいですか。
  2点目。
○8番 増田和代議員 2点目なんですけれども、181ページの学校管理費ということなんですけれども、その中の183ページからずっと、学校管理費の中で、テレビの受信料というものがここに1万4,910円ですか、各ところに出ておりますけれども、今後、学校関係でテレビは大体何台ぐらい台数があるんでしょうか。
  それと同時に、2011年に地デジがなっておりますので、今のテレビではなかなかチューナーを買ったりとか、また新しいテレビですか、そういうようなことで対応していくと思いますけれども、ここやはり3年間ありますね。その中で、文部科学省のホームページか何かにちょっとあったんですけれども、これからは学校関係、基本的には42インチの地デジ対応テレビの設置を進め、教育用機材として整備を図りたいと考えているということで、今の小学校、中学校、60%強のテレビを地デジに変える方法ですという、こういうような文部科学省の……、書いてありますけれども、今後3年間、学校関係はどのように進んでいくのか、もしわかりましたら、よろしくお願いいたします。
○市川金雄議長 2点目の質疑、答弁を求めます。
  内室教育総務課長。
○内室睦夫教育総務課長 それでは、ただいまのご質問の学校のテレビの台数でございますけれども、詳細には把握しておりませんが、各学級、クラスごとに設置しておりますので、10台から20台。各学校ごとに、例えば萩ヶ丘小学校ですと、クラス数が少ないですので、10台から、また学校によっては20台程度設置しております。
  それから、テレビの受信、今後の地デジの関係でございますけれども、42インチということで、私どもも情報のほうは得ております。それについて、来年度また再来年度、何年かかけてどのようにやっていくか、検討してまいるところでございます。
  ただ、この42インチというのが、この辺から急に値段も高くなりますので、どんなふうに対応していいかということで、今後検討してまいりたいと考えております。
  以上でございます。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  8番、増田議員。
○8番 増田和代議員 ありがとうございます。
  そうしますと、各学校に大体10台ぐらいは今、テレビが置いてあるということで、5つの学校がありますから、大体小学校、中学校関係では50台ぐらいテレビがあるという、そうい うような計算でよろしいんでしょうか。それが1点。
  あとそれから、その大体50ぐらいが全部42インチぐらいですか、そういうような対応じゃないと思いますけれども、その点、その50台ぐらいある、その中では全部これから液晶とかそういうようなテレビに変えていくのか。それともまた、そのチューナーを入れていくのかという、そういうような関係で、今、3年を……。2011年ですから、3年間ありますけれども、学校関係では新しいテレビに変えていく方向なのか、そういうようなものがわかりましたら。今、全然わからないということでもないと思いますけれども、その点、お願いいたします。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
○内室睦夫教育総務課長 それでは、ただいまのなんですけれども、50台であるか、それをちょっと上回るか、その辺は数字的には今、把握していないところでございます。
  それで、今のテレビの耐用年数等がございますので、そちらの耐用年数が古いものについては、状況によっては買いかえたほうが効率的だとも思いますし、その辺を踏まえまして、あとチューナー、それから実際の買いかえとか、その辺を全体踏まえて、今年度、検討してまいりたいと考えております。
  以上です。
○8番 増田和代議員 わかりました。よろしくお願いいたします。
○市川金雄議長 この今、お願いしている質疑については、決算書に関する質疑でございますので、その点をお考えになっての質疑をお願いをいたします。
  続いてお願いをいたします。
  5番、鳥越議員。
○5番 鳥越準司議員 5番、鳥越でございます。
  3点ばかりお聞きしたいと思います。
  まず最初に、不用額についてお尋ねいたします。まず、59ページの備品購入費の不用額が370万ございます。比較的大きな数字の部分だけ申しますけれども、その次に119ページの負担金、補助及び交付金の152万六千何がしというのと、173ページに備品購入費に同じく518万五千何がしというのがあるんですが、要らないものは買わなくていいというのはもちろんございますと同時に、事務経費の努力でもって減らしたんだということがあるんでしょうけれども、比較的不用額がちょっと大きいものですから、これの内容について、どのようにここまで減っていったのかをまずお聞きします。
  その次に、2つ目、227ページ及び231ページのいわゆる体育センター、玉川のトレセンは231ページにございますけれども、ここに水道光熱費がございますけれども、いわゆる体育センターの水道光熱費が531万8,000円と玉川のトレセンで173万7,000円、比較的大きなものなんですけれども、これのいわゆる使用日数ですかね。つまり、水道光熱費ですから、でもこれは多分電気代がほとんどだと思うんですが、いわゆる何日使ってこれだけのものになったのかというものをお知らせ願いたいと思います。
  それともう1つ、これはこの決算書全般にはなるんですが、各団体に補助金、その辺が、商工会費、その辺を含めてございますけれども、こういったものが……。先ほどちょっと監査委員の方にお聞きしますと、監査のほうにはその決算内容が提出されているというふうにはお聞きしましたけれども、これが果たして私ら議員に対して公開できるものであるかどうか、その辺をお聞きしたいと思います。
  公開できるとなると、どこへどのような形でもって閲覧できるのか。または、議会に対してそういったものを提出を今後されるのかどうか、その辺を含めてお聞きしたいと思います。
  以上、3つです。
○市川金雄議長 鳥越議員の質疑、3点です。
  1点目、不用額についてのご質疑、59ページ、119ページ、173ページとございましたけれども、その不用額について、答弁を願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 私のほうから、59ページの不用額370万ほどございますが、この関係についてお答えをさせていただきます。
  この関係につきましては、職員用のパソコンを145台購入をしておりますが、これが前年度からの繰越明許費ということで予算がついているものでございます。この関係につきましては、入札差金ということでこの額が残ったわけなんですが、繰り越し予算ということで、減額できなくて不用額になってしまったという内容でございます。
  私からは以上でございます。
○市川金雄議長 119ページの負担金の不用額。
  蝸搦磨B
○蜻セ一郎理事兼町民課長 それでは、119ページの不用額152万6,940円についてお答えいたします。
  まず、次のページをごらんいただきたいと思いますけれども、次のページに妊婦の不妊治 療補助金、それから妊婦健康診査補助金というふうなことで、中ほどに計上してございますが、妊婦の不妊治療の補助金につきましては、40万円予算計上いたしましたが、10万円の支出ということでございます。それから、その下の妊婦の健康診査補助金、こちらは町で3回の補助ということで組んだものでございますが、実際に25万1,060円の支出ということで、こちらのほうが67万2,940円の残が出ております。
  それから、次のページをお開きいただきたいと思いますが、次のページの上段の中ほどに、委託料の下に負担金、補助及び交付金ということで、こちらのほうがゼロということになっておりますが、こちらにつきましては、当初予算で中学生のインフルエンザ補助金ということで組んだわけでございますが、委託料のほうに組み替えまして、委託ということで支出をいたしました。そして、中学生、当初組んだ人数より少なかったというふうなことで、こちらのほうで55万4,000円の残というふうなものが出ております。
  以上でございます。
○市川金雄議長 続いて、173ページの関係。
  内室教育総務課長。
○内室睦夫教育総務課長 それでは、173ページの備品購入費、不用額が518万5,735円計上されて出ているということでございますけれども、先ほど久保企画財政課長が申し上げた内容と同じような内容でございますが、繰越明許費でございます。内容といたしましては、学校の教職員用のパソコンを50台購入いたしました。こちらの入札差金のほうが生じております。繰越明許費ということで補正減額できませんので、こちらに計上させていただいております。
  以上でございます。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  5番、鳥越議員。
○5番 鳥越準司議員 差金という形ではもうしようがないと思っているんですが、比較的割合が、例えば173ページのものなんかは非常に大きいというのがあるんですが、当初予算の組み方と、その結果としてはちょっと大き過ぎるんじゃないかというのがあるんですけれども、この辺はどうお考えになっているのか、お聞きしたいと思います。
  最初の59ページのものについては、これはある面では割り引かれてもしようがないと思うんですけれども。
  それともう1つ、119ページのもので、比較的その使い方が、要はお金が少なくて済んだというのはあるんですけれども、この辺のものの当初予算とその辺の差額についてのお考え というんですか、おかしいですけれども、判断はいかがなものでしょうかね。
○市川金雄議長 119ページの関係。
  蜥ャ民課長。
○蜻セ一郎理事兼町民課長 この保健の関係の残金でございますが、こちらのほうは年度途中で終わってしまうものならいいんですが、3月末まで継続になっていますので、いつ出てくるかわからないというふうな状況もございますので、その辺にしましても、ちょっと残金のほうが多いものですから、少し補正予算等で減額等、対応できるようであれば、今後はそういった対応も考えたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
○市川金雄議長 173ページの関係。
  内室教育総務課長。
○内室睦夫教育総務課長 それでは、こちらのパソコンの購入代金が、当初予算1,387万5,000円に比べまして、863万265円ということで落札になっております。入札差金が大きかった原因なんですけれども、実質的に入札をいたしまして、こちらの863万265円、このほかに入札でございますが、例えば1,150万円、それから1,200万円、それから2,300万円とさまざまな見積もりが提出されております。そういう中で低額の会社と契約しておりますので、実質的に、その当初の1,300万円というのが当初計上としては妥当な額ということで計上させていただいておりますので、あとはこちらの入札の結果から判断するほかはないんですが、これより高い金額を入札している会社も2社ほどございますので、ご理解いただきたいと存じます。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
○5番 鳥越準司議員 はい。
○市川金雄議長 1点目が終わりました。
  2点目、227ページ、水道光熱費の関係についての答弁を求めます。
  小島生涯学習課長。
○小島 昇生涯学習課長 227ページの体育センター管理事業の中の光熱水費ですか、それからあと231ページの玉川トレーニングセンター管理事業の中の水道光熱費についてのご質問でございますけれども、まず体育センターの関係ですけれども、体育センターの電気料が349万7,000円です。水道料が21万7,000円、それから体育センターの灯油代ですね、それが159万5,000円、それから西側駐車場の街路灯の電気料が約1万円の内訳になっています。
  それから、あとトレーニングセンターの関係ですけれども、トレーニングセンターについ ては、玉川、田黒、五明運動場、それからトレーニングセンターの水道料として9万2,000円、それでトレーニングセンターの電気料ですけれども、160万6,000円、灯油代で3万9,000円ですね。
  時間のほうは、ちょっと何時間でこれを使ったかというのは把握してございませんので、体育センター、トレーニングセンターもそうですけれども、9時ごろまではやっていますんで、朝の8時半から1日やっていますんで、その辺でちょっとご理解いただきたいと思いますけれども。電気料等についての使用時間というのは、ちょっと把握して……。
○5番 鳥越準司議員 使用日数でいいですよ。
○小島 昇生涯学習課長 日数……。トレーニングセンターと、それから体育センターですけれども、月曜日が休みですから、300日程度ですかね。313日ぐらいになりますか。
○市川金雄議長 よろしいですか。
  5番、鳥越議員。
○5番 鳥越準司議員 まず1つは、電気代から言いますと、体育センターとトレセンでは約3倍くらい体育センターのほうがかかっておりますけれども、多分夜間使用のほうが体育センターのほうが非常に多いんだというふうには思うんですけれども、これはどうですか。光源としては、使用料からいくと約3倍ぐらいあるんですかね、体育センターのほうが。それとも、やはり体育センターのほうは夜間使用頻度が高いということで、これだけのものが出ているのかどうか。
  それと、灯油の使用料が非常に、体育センターのほうが百何万ということと、片方は6万くらいで済んでいるということで、その辺の使用の違いがどういうふうにあらわれているのか、その辺をお聞かせいただければと思います。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  小島生涯学習課長。
○小島 昇生涯学習課長 体育センターのほうは、1年間1,200円という利用料をいただいているんですよ。トレーニングセンターのほうについては、町内の団体とかで使う場合には無料になっています。決算書の21ページですか、歳入のほうの21ページをちょっと見てもらいたいんですけれども、そこの一番上に、トレーニングセンター使用料といって5,500円だけなんですよね。これは個人でトレーニングセンターを使った人1人分なんですけれども、5,500円きり入っておりません。
  それからあと、体育センターのほうですけれども……。
○5番 鳥越準司議員 ちょっと議長、いいですか。
○市川金雄議長 はい。
○5番 鳥越準司議員 今、もうそういう細かいことじゃなしに、なぜこれだけの開きが出るのかどうかの問題なんです。その体育センターとこのトレセンとのこの辺の違いですね。いわゆる光の量が違うのか、それとも使用が夜間が多いから、これだけあるのかどうか。
○小島 昇生涯学習課長 いや、使用のほうはどちらも夜間についてはいっぱいです、予約が。それで、昼間については、こっちは何というんですか、トレーニングマシンというんですか、あれなんかがありまして、昼間でも大分こっちは使っていますんで、使用頻度からいうと、大分体育センターのほうが多いと思います。施設の内容についてもこっちのほうが充実していますんで、規模的にも大きいですし、いろいろなそういった電気関係についても利用が多いんじゃないかなというふうに感じます。
○市川金雄議長 続いて、答弁を求めます。
  教育長。
○戸口皓雄教育長 私のほうから、玉川のトレーニングセンターと、それから体育センターの違いなんですが、まず玉川トレセンは、ご存じのように、あれは体育館のフロアがメーンの施設でございます。それから、こちらの体育センターにつきましては、そのフロアと上にランニングコースがあること、剣道場、柔道場と武道場がありますし、会議室もございます。そのほかには、あの奥のほうに、トレーニングといいましょうか、トレーニングルームがあるという、そういう機能が多くありますので、当然やはり使う電気の数も、恐らく3倍とは言わない数になっているんだろうというふうに思いますし、それからいろいろなやはり団体が、そういう機能がありますので、使用しているということ。そういうことで、恐らくこの料金も相当高くなってきているという状況。やはり機能の違いと、それを利用する団体も、おのずとやはりフロアだけじゃなくて、いろいろな機能を使っていますので、当然利用人数も多いということでご理解いただければと思います。
  以上でございます。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
○5番 鳥越準司議員 はい。もう1つ。
○市川金雄議長 続いて、3点目、各種補助団体の決算書に関する質疑について答弁を求めます。
  関口副町長。
○関口 章副町長 ご質問は、各団体への補助金を出している際のいろいろな関係書類の問題でしょうか。
○5番 鳥越準司議員 はい。
○関口 章副町長 これは、1つは議会から議会として請求があった場合については、当然のことながらお出しするということと、もう1つは、議員さん個人で情報公開請求をされるということで、別に秘密ではございませんので、そういった手順を使っていただければ、出すということになっております。
  以上です。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
○5番 鳥越準司議員 はい。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  ほかに。
  11番、岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 11番、岩田でございます。
  決算書の45ページ、臨時職員賃金、これは予算と500万ほど違うんですが、これは臨時職員の人数がふえたというが、単価というか、時間給がふえているわけじゃないと思うんで、どのくらいふえているのか。
  それから、金額は少ないんですが、ちょっと目についたもので、大変恐縮ですが、47ページ、筆耕翻訳料、12の役務費の一番下のこれに1万120円出ていますが、これは予算にないようなんで、これはどういうようなものなのか、お聞きしたいと思います。
  それから、69ページなんですが、先ほどの13目の人権・同和対策費の中に、予算書には人権政策協議会運営事業とか男女共同参画推進事業というのがここに入っていたんですけれども、どこかへ行っているんでしょうか。その辺を教えていただきたいというふうに思います。
  3問です。お願いいたします。
○市川金雄議長 3点のご質疑でございますが、まず1点目の関係、答弁を求めます。臨時職員の賃金に関する質疑です。
  野原総務課長。
○野原泰子総務課長 45ページの総務一般管理事務の中の賃金の臨時職員、賃金がふえているということでしょうか。
○11番 岩田鑑郎議員 はい。
○野原泰子総務課長 人数的には、19年度が61名ということで、そうですね、人数がふえているということです。
  続いてでいいんですか。
○市川金雄議長 臨時職員の賃金だけ。
  人数がふえているという答弁ですが、よろしいでしょうか。
○11番 岩田鑑郎議員 はい、わかりましたけれども、何名ぐらいふえているんですか。500万ですから、結構ふえているんじゃないでしょうかね。そうでもないのかな。
  要するに、見込み違いだったということなんですか。それとも事務事業がふえたんで、雇ったということなんでしょうか。そのふえた理由は何でしょうか。
○市川金雄議長 増の内容についての答弁を求めます。
  野原総務課長。
○野原泰子総務課長 内容についてはちょっと確認をさせていただきたいと思います。すみません。
○市川金雄議長 後ほどでよろしいでしょうか。
○11番 岩田鑑郎議員 はい。
○市川金雄議長 続いて、2点目、47ページの関係。筆耕料の関係です。
  野原総務課長。
○野原泰子総務課長 筆耕料につきましては、退職の方に感謝状を贈ったわけなんですけれども、それが当初の予定よりかふえたということで。内容はそうです。
○市川金雄議長 よろしいですか。
  岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 筆耕翻訳料となっているのが、英語か何かを、こういうのを訳したのかなと。そのためのあれかなと思って。間違えです。すみません。そうですか、わかりました。
○市川金雄議長 よろしいですか。
  それでは、3点目、69ページ、答弁を求めます。
  野原総務課長。
○野原泰子総務課長 先ほど岩田議員さんがお話をしました男女共同参画、幾つか予算があったと思うんですけれども、執行していないということで、ここに計上してございません。執行していないということで、ここには。予算にはありました。
○市川金雄議長 11番、岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 人権ということに大変興味がある方もいらっしゃるようなんですけれども、人権政策協議会運営事業というのは、協議会というのが実際にそのときは、予算を計上したときはあったんですか。それがなくなってしまったということなんですか。それを1つ。
  男女共同参画推進事業がなくなっちゃったというのは、非常に何か腑に落ちないんですが、実際には男女参画の計画があって、私が質問した際には、いろいろやっているという話を聞いているんですが、多分講演会なんかもやっているんじゃないかと思うんですが。
○市川金雄議長 質問を続けてください。
  それでよろしいわけですか。
  人権の関係、それと男女共同参画の関係。当初にはあって、予算のときにはあったのか。あるいは、男女共同参画についてもあったのか、なかったのか。
  よろしいですか。
  答弁を求めます。
  野原総務課長。
○野原泰子総務課長 人権政策の関係は、当初予算を計上したんですけれども、開催をしなかったということです。
  男女共同参画につきましては、講師謝礼、講演会を開かなかったということで、支出はしてございません。
○市川金雄議長 よろしいですか。
  岩田議員、再々質問でございます。
○11番 岩田鑑郎議員 ちょっと困っちゃうんですけれども、これは……。
○市川金雄議長 再度もう1人、続いての答弁。追加答弁を先ほどのにいたします。
○小島 昇生涯学習課長 総務課のほうでは人権教育の研修会をしていなかったということですけれども、生涯学習課のほうで、決算書の215ページをちょっとお開きいただきたいと思うんですけれども、そこに人権教育推進事業というのがあります。それで、19年度、ときがわ町人権・同和研修会講師謝礼として、総務課と一緒に2万5,000円の支出がございますけれども、総務課と共同で研修はやっております。
  それから、さっきの負担金の関係なんですけれども、その次のページを開いていただきたいんですけれども、そこに人権教育推進協議会の負担金等はあるんですけれども、多分その 辺のところで、こちらに吸収されたような感じがあるんですけれども。
○市川金雄議長 よろしいですか。
  11番、岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 ここで、多分負担されたんだろうとかという答えはないと思うんですよね。きちんと庁内での連絡があって、こちらでやりましたとか、そういう答えを期待したいんですが、よろしくお願いいたします。
○市川金雄議長 今後の答弁については、多分とかそういうんじゃなくて、やったかやらないか、はっきりと答弁をお願いいたしたいと思います。
  岩田議員、質疑よろしいでしょうか。
○11番 岩田鑑郎議員 いいです。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  ほかに。
  4番、野原和夫議員。
○4番 野原和夫議員 4番、野原和夫です。
  3点ばかりお願いします。
  まず、1点目、63ページ、自治振興費の中の下段のほうにあります費用弁償、研修旅費についてのその中身について、内訳をご説明をお願いしたいと思います。
  それから、2点目は、毎回私が質疑している問題ですが、73ページ、町自衛隊父兄会補助金のことでございます。これは昨年は、理事の説明だと、総務課長の説明だと、この中に議員も含まれているということをお聞きしました。これは議員の倫理に係る、そういう問題も含めて質問させていただきます。
  それから、93ページ、更生保護監察協会小川支部、この負担金ですけれども、このお金についても、これは県・国のほうで、上のほうでやっていることではないでしょうか。
  そして、この更生保護監察については、ある住民から私のところに相談がありました。これは募金を募った回覧板が回っています。これは、更生保護はここで、町でしっかりとお金を出しているにもかかわらず、そういう人たちのことで区長にお知らせをして、回覧板を回して、これは行政主導で回した回覧だったということで、私のところに相談がありました。そうしたら、町はやっていないということだったので、この募金は自由ですという、これは私、自分で判断できる問題ですということで言ったら、それはある区では区費の中から相当な金が出ている、そういうこともあったようです。だから、こういう中で更生保護監察協会 の問題は、町はどういうふうに考えているのか。これは重大な問題かなと思うんですが、この点についてお伺いしたいと思います。
○市川金雄議長 3点ほどございました。
  まず、第1点目の自治振興費に関する質疑について、答弁を求めます。
  野原総務課長。
○野原泰子総務課長 63ページの旅費の費用弁償の内容でしょうか。
○4番 野原和夫議員 そうです。
○野原泰子総務課長 これにつきましては、年4回の区長会議がございます。それに対する非常勤特別職の報酬及び費用弁償に関する条例の中で、1,000円という費用弁償がございます。それを支払っております。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
○4番 野原和夫議員 その下はまだ、もう1つ、研修旅費について。
○野原泰子総務課長 研修旅費につきましては、隔年で視察研修に行ってございます。昨年は55人のうち38名だったかな、出席をしております。それの支出の金額でございます。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  4番、野原和夫議員。
○4番 野原和夫議員 この研修旅費については、町長も同行してやっているのでしょうか。この点についてお伺いします。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  野原総務課長。
○野原泰子総務課長 町長の、先ほどの交際費じゃなくて、旅費がありましたよね。
○4番 野原和夫議員 秘書ね。
○野原泰子総務課長 はい、秘書の。その中で2件ほどしか出ておりません。町長は多分ご都合がつかなかったのかな。
          (「出席しています」と呼ぶ者あり)
○野原泰子総務課長 している。じゃ、研修旅費のほうは、2日間の4,400円の負担でございます。出席した方の。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
○4番 野原和夫議員 はい。
○市川金雄議長 続いて、2点目、73ページの町自衛隊父兄会に関する質疑についての答弁を 求めます。
  野原総務課長。
○野原泰子総務課長 73ページの町の自衛隊父兄会の補助金の関係の4万8,000円ですか。
○4番 野原和夫議員 そうです。
○野原泰子総務課長 これにつきましては、正会員が24名、賛助会員が25名の49名の会員となっております。こちらの補助金につきましては、自衛隊法によりまして、都道府県及び市町村が法定の受託事務として処理することとされておりますので、市町村としてもこの募集事務については執行をしてございます。それの4万8,000円です。
○市川金雄議長 4番、野原和夫議員。
○4番 野原和夫議員 この中には、委員の中に議員が含まれているということも昨年聞いております。それで、この父兄会の補助金については、比企郡内でも一部の自治体しかやっていないんですよね。これは重要視されていない問題だと思うんです。これを多くの人が……。本当に予算化されることになれば、比企郡全体が予算化するべき問題だと思うんです。
  それで、多くの人は4万8,000円、ささいなお金と言っていますが、小さなお金じゃないんです、4万8,000円となれば。そういう問題を踏まえて、もう一度お聞きしたいんですが。本当に必要な問題かどうかと。
○市川金雄議長 必要かどうか。答弁を求めます。
  野原総務課長。
○野原泰子総務課長 私の判断では、必要だと思います。もちろん自衛隊法に基づいて、法定の受託事務として法律で決められておりますので、昨年あたり、前の総務課長が答弁したのに、2名ほど募集することができましたので、必要だと思っております。
○市川金雄議長 4番、野原和夫議員、再々質問です。
○4番 野原和夫議員 比企郡内でどこの自治体がこれをやっていますか。少ないと思いますよ。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  野原総務課長。
○野原泰子総務課長 すみません、それにつきましては、近隣町村のはちょっと確認してございませんので、またその辺は確認しながら検討をしていきたいと思っております。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
○4番 野原和夫議員 納得いきませんけれども。検討というのは、検討で済ませる問題じゃ ないと思うんですが、これは今、課長が法的受託と、そういうことは言っていますけれども、ほかに自衛官募集等の問題のパンフレットも張ってあります、あちこちに。そういう中で、この父兄会だけの補助金という。じゃなかったら、いろいろな問題が会員をつくって補助金を募る部分もあります。そうすると、じゃこの団体は必要な補助金ですから出しますとどんどん広がれば、補助金というのは幾らあっても足りません。そういう問題を踏まえて、私は今後、検討より前向きにちゃんと見ていただきたいと思います。
  この問題はこれで終わりにします。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  続いて、93ページですか、更生保護監察協会に関する質疑について、答弁を求めます。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 お答えをいたします。
  更生保護監察協会の小川支部負担金ということでございますけれども、これは昨年度も質問があったかと思うんですけれども、この更生保護につきましては、罪を犯してしまった方が、今度、刑期を終えて社会のほうへ出てきたときに、それをサポートしようと。これを更生してもらうために保護司さんという方がおりますけれども、これは国のほうから、法務大臣のほうから委嘱。町の町長のほうから推薦をいたしまして、法務大臣の委嘱ということで、これは国の特別の国家公務員という形になってきます。この更生保護監察協会の補助金につきましては、やはりあくまでも保護司さんについてはボランティアという形で実施をして、それで報酬等はもらっていませんので、この事業活動等を進める上には、やはり国の事業ではありましても、地域のそういった罪を犯した方等の立ち直り、更生等を行わせる、あるいは地域の安全等を図るといった非常に重要な職務でございますので、やはりこういった町のほうからも、その活動費としてある程度は補助をしないと、全然その予算等もありませんので、活動していただいて。今、ときがわ町でも6名の方ですか、保護司さんということでご尽力いただいておりますので、その辺のところもご承知おきをいただければと思います。
  それから、もう何点かありましたけれども、募金の関係ということでございますけれども、これは保護司さんではなくて、更生保護女性会のことかなということで思っておりますけれども、この更生保護女性会につきましても、やはりボランティアの団体ということで、主に刑務所ですとか、そういった施設の訪問ですとか、あるいは7月に、これは法務省のほうで、社会を明るくする月間という形の中でのPR活動ですとか、そういったものをしている団体でございます。ですから、保護司さん、この監察協会のほうのバックアップをするという、 これは任意の団体でございます。町のほうからは、当然この団体には補助金等は出してございません。この募金についても、その会員の方々が任意に募金を募って、この事業に賛同できる方については賛同してもらっているというところが現状だということでございます。
  以上でございます。
○市川金雄議長 4番、野原和夫議員。
○4番 野原和夫議員 更生保護、この問題は、私は必要だと思っております、実際。ただ、国がやっている事業、こういうものに対して、町も賛同しているのは結構なことでありますが、またこの予算化について、今言った更生保護司、そういう人たちはこれをバックアップする問題と言いましたが、いずれにしろ、この支部のボランティア活動の内容的なものは後で知らされますが、その募金を募るもの自体が、住民からいろいろな問題が来ているという事実があるんです。だから、しっかりこれは町がやっているんだったらやっている、どっちかにしっかり中を受けとめて、別にするか何かして、国が、大きな母体が上でやっているんでしたら、小川支部……。
  この問題は、今、先ほど言った比企郡内でどことどこがやっていますか。その点についてもお伺いします。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 お答えを申し上げます。
  この寄附の関係については、野原議員さんのほうは、保護司さんと更生保護女性会が多分一緒というような形で考えているかと思うんですけれども、団体的には別の団体ということでございます。ですから、この更生保護監察協会の中に保護司さんがおりまして、保護司さんの活動をしていますけれども、それをバックアップするのが更生保護女性会ということで、団体そのものは違ってきます。
  それで、この更生保護女性会につきましても、郡内ですと東松山地区とそれから小川地区ということで分かれておりまして、各町村にこの女性会の会員の方がいると。そういった形の中で、先ほど申し上げました保護司さんが行う社会を明るくする運動ですとか、そういった事業のときに、一緒にパンフレットの配布ですとか啓発活動、それから先ほど申し上げました刑務所等の施設への慰問等々、そういった事業等も行っているということでございます。
○市川金雄議長 続いて、答弁を求めます。
  関口副町長。
○関口 章副町長 区のほうで区費の一部から寄附を出しているという問題と、今、更生保護監察協会とは一応別ですので、その点ご理解いただきたいと思います。
  それから、女性会のほうでありますけれども、確かに非常に紛らわしいということと、それからあたかも恐らく任意の寄附というあたりが、必ずしも徹底されていないということで、区によっての扱いが、区費から取っちゃっているところと、あくまでも任意ですよとやっているところがあるようでございますので、そういう点、あくまでも任意の寄附であるという旨を説明するように、私どものほうからも女性会のほうにお話をするということで対応していきたいと思います。
  以上です。
○市川金雄議長 4番、野原和夫議員、再々質問です。
○4番 野原和夫議員 課長にお尋ねしますけれども、この負担金9万2,000円がありますが、小川町と東松山市が負担金を出しているだけなんでしょうか。ほかは出していないということでよろしいですか。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 お答えいたします。
  この負担金につきましては、更生保護監察協会ということで、埼玉県におかれまして、その中の小川支部と東松山支部ということで、郡内で2つに分かれています。その各支部を構成する市町村でこの負担金を出して、その活動に充てているということでございます。ですから、小川町、東松山市が出しているということじゃなくて、その支部を構成する市町村がおのおの負担金を出して、この活動をしてもらっているというようなことでございます。
  以上です。
○4番 野原和夫議員 ちょっと質問が違っていますけれども、いいですか。
○市川金雄議長 はい。
○4番 野原和夫議員 この負担金は、おのおのの支部が出している。嵐山町もこれは出していないと思うんです、町としては。ありますか。
○市川金雄議長 負担金がときがわだけなのか、ほかでも出しているのかということ。
○4番 野原和夫議員 そういう意味を聞いた。
○市川金雄議長 では、それの答弁を求めます。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 これは各市町村の助成金という形で出しております。この小川地区保護監察協会ですか、こっち……。
          (「そうではない」と呼ぶ者あり)
○小沢俊夫福祉課長 全部出しています、構成町村で。
○市川金雄議長 構成されている町村は全部出しているということでよろしいですね。
  続いて、答弁を求めます。
  関口副町長。
○関口 章副町長 確認的になりますが、どの支部に入っているかという違いがありますが、すべての自治体が、市町村が負担金を納めているということになっています。
  なぜかといいますと、確かにこれは上のほうでやっているというお話がありましたけれども、犯罪のいわゆる更生であるとか、そういった問題とあわせて、やはり地域の犯罪防止であるとか啓発も事業としてやっているんですね。その効果のあるなしは別として、やはり市町村にとって、末端の自治体にとって、その地域の自治体の方々の安全・安心を守るというのは、やはり市町村にとっても大事なことですので、その一部を賄うということで、負担金を納めているということでありますので、ご理解いただきたいと思いますけれども。
○市川金雄議長 続いて、ほかに。
  11番、岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 ちょっと長くなっちゃうかな。
  改めて、69ページ、予算に男女共同参画推進事業というのがあったんですが、ここでは消えております。先ほどの回答の中で、217ページ、社会教育の中の人権の中で、同じような名称の負担金があるんですよね。これはどういう区分けをされているんですか。例えば、負担金の中で東松山地区人権擁護委員協議会負担金5万9,000円を出しています。社会教育のほうですが、比企地区人権教育推進協議会負担金というのはこちらで出しています。これは2万8,000円ですけれども。同じように、69ページの同和団体研修会。要は、男女共同参画推進事業というのはどちらでやるんですかという話と、もう1つは、改めてこの人権教育はどちらが主担当でやるんですか。同じような団体を2つで分けて、縦割り行政のまずいところだと思うんですけれども、その辺の区分けはきちんとされているのかどうか、それが1点。
  それと、95ページ、備品購入費で、これは予算になかったんですけれども、情報支援機器購入費、これはあれか何かで、補正か何かで出されているのか、私ちょっと漏らしているんですが、これは何を買っているんでしょうか。
  それと、いいですか、もう1問。
○市川金雄議長 はい、いいですよ。
○11番 岩田鑑郎議員 経常収支比率が……。これは財政指標の関係なんですけれども、ここでやってよろしいんですか、質問は。経常収支比率の問題なんですが。終わった後、全体でやる。質問を受けてもらえるんですか。
○市川金雄議長 その他でまた。これには一応歳出だけのところでいきたいと思いますので、お願いします。
  暫時休憩をいたします。質問が出たところで、休憩をいたします。
  再開は午後1時からお願いしたいと思います。
  2点ほど質疑があったと思いますが、その辺のところもお調べをいただきたいと思います。
                                (午前11時54分)
─────────────────────────────────────────────────
○市川金雄議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午後 1時00分)
─────────────────────────────────────────────────
   ◎発言の訂正
○市川金雄議長 小沢福祉課長から、発言の訂正の申し出がありましたので、これを許可いたします。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 午前中の笹沼議員さんの移動支援事業の使い方についての中で、誤った答弁がありましたので、訂正をさせていただきます。
  この移動支援事業について、先ほど午前中の答弁では、生活サポート事業ということで私のほうで勘違いをしまして、移送サービスの業者がということで回答申し上げましたけれども、この移動支援事業につきましては、地域支援事業の一つの事業として実施している事業でございまして、この場合につきましては、使い方としては、例えば散歩に出る場合、車を使わないで散歩に出る場合にこの支援事業に当てると。あるいは、例えば東京へ用事があって出かけるという場合に、例えばときがわ町から嵐山町の駅までについては、業者を頼んで生活サポート事業で行くと。あとそれから先の電車あるいはバス、あるいは徒歩した場合については、この移動支援事業で支援をしていくというような使い方になっておりますので、よろしくお願いをしたいと思います。
  以上でございます。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎答弁未了部分について
○市川金雄議長 続いて、総務課長からも発言の申し出がございますので、これを許可いたします。
  野原総務課長。
○野原泰子総務課長 岩田議員さんからご質問がありました決算書の45ページの臨時職員の賃金でございますが、18年度は56名、19年度は61名ということで、その人数の増額分だけ決算の金額がふえてございます。
  以上でございます。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
─────────────────────────────────────────────────
○市川金雄議長 それでは、引き続き、歳出の質疑を行います。
  先ほどの11番、岩田議員の質疑に対しましての答弁を求めます。
  野原総務課長。
○野原泰子総務課長 午前中の岩田議員さんのご質問ですが、69ページの19の負担金、補助及び交付金の負担金が3問ございます。もちろん総務課と教育委員会のほうでも、この同和対策あるいは人権の関係については予算を計上してあるかと思うんですけれども、まず負担金の中の東松山地区人権擁護委員協議会の負担金の内容でございますが、人権擁護委員さんがときがわ町に4名いらっしゃいます。東松山地区のほうは、うちのほうの4人の人権擁護委員さんが年に2回あるいは3回になると思うんですけれども、この協議会のほうの相談員として出席をしてございます。これはあくまでも人権擁護委員さんの協議会ということの負担金でございます。
  その下の比企郡市同和対策協議会の負担金でございますが、これは東松山郡市ということで、職員の構成でございます。この比企郡の同和対策協議会負担金7万3,000円でございますが、これの使い道としては、まず住民に対する啓発のリーフレットを作成をしてございます。そういうものに対する負担金でございます。
  あとは、同和団体研修会等の参加負担金でございますが、とりあえず18回これに参加をしてございます。同和団体の3団体とおつき合いをしているわけでございますが、それの研修 会の負担金でございます。
  以上です。
○市川金雄議長 柴崎理事、お願いします。
○柴崎政利理事兼窓口センター所長 それでは、もう1点、前任者としてご答弁を申し上げますが、この予算の中に男女共同参画プランということで、講師料10万円、そしてあと旅費等で1万円ということで、11万の予算を計上した、これをどうしたんだということでございましたけれども、大変申しわけなく思うわけでございますけれども、講師についてなかなか適当な講師も見つからないということで、この19年については、講演会も実施することができませんでした。そのかわりとして、先ほど生涯学習課長も申し上げましたし、副町長からもほかの答弁でもございましたけれども、人権問題ということで、この中に講師謝金ということで、一番上に2万5,000円、これは生涯学習課と両方で折半で講師料を5万円を出しているわけでございますけれども、講師として格差社会と人権問題ということで講演をいただいて、これにかえたということでございます。是非お許しをいただきたいと思います。こういう形で。
  そして、平成20年度については、男女共同参画ということも含めて講演を予定しているということでございます。
  以上でございます。
○市川金雄議長 11番、岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 そうすると、生涯学習課のほうの負担金はどのような団体というか。要するに、ダブりはないと思うんですけれども。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  小島生涯学習課長。
○小島 昇生涯学習課長 それでは、217ページの比企地区人権教育推進協議会の負担金についてでございますけれども、教育委員会のほうで行っているこの人権教育については、人権の中の教育の部分でございまして、構成しているメンバーは、教育長それから社会教育委員、人推協それから校長ということで、教育関係者で構成されております。
  事業の内容については、広報紙の発行ですとか、啓発活動ということで啓発物資の配布ですとか、講演会ですとか、講習会等でございます。
  それで、市町村については、東松山市を含めて東秩父まで、比企郡の中全体でございます。
  以上です。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
○11番 岩田鑑郎議員 同和のあれは。
○小島 昇生涯学習課長 下の社会同和教育研修会負担金についてでございますけれども、これにつきましては、今、同和団体は3団体あるわけですけれども、その団体で行っております研修会等の負担金でございます。12万4,500円につきまして、昨年度11回、これらの研修会に参加しております。
○11番 岩田鑑郎議員 ちょっとすみません、11回か。
○小島 昇生涯学習課長 11回の研修会に参加していると。
○市川金雄議長 岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 男女共同参画の事業、ちょっと質問がずれちゃって申しわけないんですけれども、この同和団体、総務課のほうは18回で、社会教育……。これは社会教育同和研修会じゃないんですか。社会同和教育なんですか。合っているのかな。これが11回ですか。そんなに多く同和教育というか、そういうところへ参加しているんですか。まことに熱心ですねと思うんですけれども。
  そうですか、参加しているんじゃ、しようがないですね。わかりました。
  ただ、これはそれに参加する人間が多分違うんだろうと思うんですよね。これは社会教育委員が参加するんですか、そちらの生涯学習課のほうは。これ、総務課のほうは一般の人が、一般の職員が参加すると。じゃないんですか。
○市川金雄議長 質疑、続けてください。
  いいですか。
○11番 岩田鑑郎議員 いいです。
○市川金雄議長 では、参加者の関係。
  野原総務課長。
○野原泰子総務課長 総務課のほうの同和団体研修会等参加負担金21万8,000円でございますが、これは職員でございます。職員でも、この研修会には課長レベル、この研修会には担当職員、そのような形で対応をしてございます。
  以上です。
○市川金雄議長 続いて、小島生涯学習課長。
○小島 昇生涯学習課長 生涯学習課のほうにつきましても、職員でございます。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
○11番 岩田鑑郎議員 ちょっと待ってください。
○市川金雄議長 はい、再々で。
○11番 岩田鑑郎議員 要望なんですけれども、この質問の原点に戻ってなんですが、男女共同参画というのは、この計画書を見ると、総務課が計画の推進をすることになっているんですよね。ですから、広報に記事を載せていますよね。あれは多分総務課が書いているんですよね。その辺で、これは確かに生涯学習課と総務課がほぼ同列で推進することになっているんですけれども、取りまとめは総務課になっているんで、是非その推進も……。講師がいなかったということはないと思うんですよね。ただ、やる気があるかないかの話だと思うんで、是非これもきちんと進めていただきたいというふうに思います。
  この質問は終わります。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  ほかに。
          (発言する者あり)
○市川金雄議長 もう1個あったっけ。2つでいいんじゃないか。
○11番 岩田鑑郎議員 違います。
○市川金雄議長 すみません、失礼しました。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 それでは、95ページの障害者福祉の備品購入費、情報支援機器購入についてでございますけれども、これにつきましては補正予算で対応させてもらったところでございます。これにつきましては、自立支援法の臨時対策特例交付金ということで、10分の10の補助率で実施した事業でございます。
  内容的には、活字の文書読み上げ装置、これは例えば雑誌ですとかリーフレット、そういったものの文字を機械で読み上げるわけなんですけれども、ただ通常の冊子では読み上げができないということで、その冊子の右隅あたりのところにバーコードみたいなようなものがあるんですけれども、それがある冊子等であれば、その機械をもって読み上げができると。視覚障害者等の方のために使うようなものでございます。それから、簡易筆談機ということで、相対でお話しするときに、主に聴覚障害の方とのやるものでございますが、大きさが30センチ掛ける20センチぐらい、このくらいのもので筆談をして、相手に見せて、それをすぐ消せますので、お互いに情報をやりとりすると、そういったものでございます。それからあと、電光掲示板でございますけれども、これはパソコンのほうにつなぎまして、その文言を 入れて表示させるというようなものでございます。これを購入したというものでございます。
  以上です。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  それでは、続いて、ほかに。
  7番、笹沼議員。
○7番 笹沼和利議員 3点質問させていただきます。
  まず、第1点は、これはちょっとお聞きしたい。昨年からもずっとついているんですけれども、73ページ、諸費の中の19の負担金の中の内外情勢調査会会費というのはちょっとどういうものか。昨年もついていて、質問をしなかったんですけれども、教えていただきたいと思います。
  それから、2点目が、193ページの、これは小学校費の中の扶助費の中に要保護及び準要保護生徒援助費があります。同じように中学校費の中の205ページ、これも同じになると思いますけれども。それから、同じことが、この主要な施策の報告書の74ページのところに詳細が書いてありますけれども、この人数も、対象人数ですね、それもみんな書いてあるんですけれども、準要保護それから要保護の基準、これは多分ひとり親家庭とかということかなというふうには思うんですけれども、そのあたりもちょっとお聞かせいただきたいと思います。
  昨年度に比べて、かなり人数的にも、予算規模としても50万ぐらい、それから中学のほうでも40万ぐらいふえております。状況としてはどういうふうな状況なのか、そのあたりもお教えいただきたいと思います。
  それから、3つ目の質問で、これは219ページのところです。この中に文化財保護費の中で補助金があって、町指定の無形文化財それから県指定の無形文化財のほうがあって、町指定のほうは10万ぐらい減っているんですけれども、県指定のほうは100万ぐらいふえています。多分これはやぶさめかなというふうに思っているんですけれども、県費のほうの補助金が記載されていないんですけれども、どういう形で県のほうからの補助は来ているのか、そのあたりのことをちょっと。中身とそれから県のほうの補助のところですね、どのような形で来ているのか、その辺をよろしくお願いいたします。
○市川金雄議長 それでは、1点目、73ページの関係。
  野原総務課長。
○野原泰子総務課長 73ページの負担金、補助及び交付金の負担金、内外情勢調査会の会費18 万9,000円でございます。この内外情勢調査会につきましては、昭和29年に創設された公益法人でございます。内外の情報をあまねく収集し、地域のオピニオンリーダーに講演会、資料の配布により、正しい世論の情勢に寄与することを使命としている内外情勢調査会でございます。年10回ありまして、東京において政党の首脳がご講演をしております。その調査会に町長等が出席をしている……
          (発言する者あり)
○野原泰子総務課長 東京だけじゃないですか。東京等において開催されているものでございます。それの18万9,000円の負担金ということで計上をさせていただいております。
○市川金雄議長 続いて、答弁願います。
  関口町長。
○関口定男町長 今、総務課長のほうからも答弁があったんですが、この内外情勢調査会というのは、時事通信社のほうで主催をしまして、内政外交あるいは経済の一流の講師を呼びまして、ふだんは川越の氷川会館でお昼から2時間の講演をやります。年に3回か4回かな、各党の党首とか幹事長クラスを呼んで帝国ホテルで講演をやったりとか、そういう非常に情報を教えていただくと。早い話が、私あるいは私が出られないときは副町長が出ているんですが、何というか、国のほうの情報あるいはそういう今の情勢ですね、それの研修ということであります。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
○7番 笹沼和利議員 結構です。
○市川金雄議長 それでは、続いて、193ページの要保護・準要保護の基準等の質疑についての答弁を求めます。
  内室教育総務課長。
○内室睦夫教育総務課長 それでは、要保護・準要保護の関係でございますけれども、まず人数でございますけれども、人数につきましては、要保護が1名、それから準要保護が小学校が45名、それから中学校が23名。
  それで、この内容でございますけれども、まず要保護につきましては、生活保護を受給している世帯が対象となります。それから、準要保護の世帯でございますけれども、認定要件がございまして、例えば市町村民税が非課税、それから国民健康保険税が減免または徴収の猶予を受けているというような諸条件がございまして、そちらに基づきまして認定された方が対象となっております。
  それから、増加の状況でございますけれども、給食費等の滞納等、その状況を見まして、実質的にこの該当収入等の状況が該当になっておる方については、その辺の情報提供をいたしまして、該当となっておれば申請をしていただきまして、この費用をいただいているところでございます。
  以上でございます。
○市川金雄議長 7番、笹沼議員。
○7番 笹沼和利議員 すみません、こちらのほうの施策のほうでいうと、対象が44人というふうになっているんですよね。今、小学校のほうで準のほうが45人で要保護が1人ということで、対象になっていても受けていない人がいるということなんでしょうか。中学のほうも、施策のほうでは21となっていて、こっちは23人いるということで、これは受けていない人もいるのかなということが1点聞きたいところです。
  あと、多分これは人数がふえているから、金額のほうはふえているのかなというふうに推測はできるんですけれども、そのあたり。多分かなりやはり厳しい家庭がふえているので、ふえているのかなと思うんですけれども、その辺をもう一度確認したいと思いますんで。
  あと、監査のほうでも学校給食の未納という問題で、今、内室課長のほうからも言われたように、未納であれば、当然こちらのほうでやってもらえればと思うんですけれども、そうすると、今、学校給食未納の方でもこれに準ずる方々もいるのかな。その辺がちょっとよくわからないんですけれども、推測なんですけれども、そのあたりも教えていただければありがたいと思います。よろしくお願いします。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  内室教育総務課長。
○内室睦夫教育総務課長 それでは、お答えいたします。
  まず、金額的な増につきましては、人員的にふえているところでございます。
○7番 笹沼和利議員 わかりました。
○内室睦夫教育総務課長 それから、先ほどの人数の違いでございますけれども、こちらの施策の成果のほうに記載しておる数字が、例えば学用品等、それから修学旅行等と区分してございますので、こちらのほうで片方に該当になっている方とかがおりますので、若干人数が変わっているところでございます。
  以上でございます。
○7番 笹沼和利議員 給食費はどうか。
○内室睦夫教育総務課長 給食費につきましては、現在、滞納の方が18名おりまして、その中で要保護・準要保護対象となっている方が8名おります。残りの方等についても、学校のほうに、きちっと連携しまして、状況等を踏まえた中で、該当になる方についてはその辺の申請をしていただくような形で進めたいと考えております。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  7番、笹沼議員、再々です。
○7番 笹沼和利議員 はい、よくわかりました。
  3回目でしたね。
○市川金雄議長 3回。
○7番 笹沼和利議員 わかりました。学校給食の未納について、今、非常によくわかりました。本当に払いたくても払えない人に関しては、多分こういう形で是非積極的に。援助費が出ますので、やっていただければと思います。あと、払えるのに払わない人には、もちろんそれは厳しい対応を必ずしていただければと思いますので、よろしくお願いします。
  ありがとうございました。
○市川金雄議長 続いて、219ページの文化財補助金に関する質疑についての答弁を求めます。
  小島生涯学習課長。
○小島 昇生涯学習課長 まず、第1点目の町指定の後継者育成事業の関係の補助金でございますけれども、10万円ほど少なくなっているというふうなご指摘ですけれども、町指定の無形文化財につきましては、6団体が指定されております。そのうち昨年度、瀬戸の獅子舞保存会がちょっと獅子舞をやることができないというようなことで、辞退があったんです。その関係で、補助金を瀬戸の獅子舞についてはカットしました。
  それから、県指定の補助金の関係ですけれども、先ほど笹沼議員さんおっしゃるとおり、萩日吉神社のやぶさめの関係で多くなっております。やぶさめの関係、萩日吉神社の流鏑馬保存会に80万円、それから明覚郷の流鏑馬保存会に20万円ということでふえております。
  それから、これに対する県のほうの補助金はというご質問でございましたけれども、県のほうの指定を受けたからといって、県のほうから補助金は来ません。ですから、歳入のほうに補助金がないというのはそういうことです。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
○7番 笹沼和利議員 はい。当然県から来るのかなと思っていたんですけれども、来ていなかったんですね。というのは、もうずっと昔から来ていないということなんですか。これか らも来る予定はないか。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  小島生涯学習課長。
○小島 昇生涯学習課長 ないと思います。特別なことがない限り、ないと思います。
○7番 笹沼和利議員 そうですか、わかりました。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
○7番 笹沼和利議員 はい、わかりました。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  続いて、ほかに。
  5番、鳥越議員。
○5番 鳥越準司議員 5番、鳥越でございます。
  引き続きまして、3つばかりお聞きいたします。
  まず最初に、決算書の93ページに、金額は少ないんですけれども、中ほどに、これはどう読むのかな、行旅病人死亡人取扱事業というんですかね、これが出ているんですけれども、これの取り扱い内容、件数は、詳しいことはお話ができる範囲で結構でございますので、お知らせいただきたいのと、この職員手当も入っておりまして、この手当はあれですかね、1件当たり幾らか。そのような単価が多分条例上にあると思うんですが、ちょっとそこまでわかりませんので、できればお知らせください。
  続きまして、次に137ページに中山間地域等直接支払制度事業というのがございまして、主な施策の成果の中にもこれの内容が書いてございます。この交付金の制度、これは国の制度なのか、県の制度なのか、町の制度なのか、ちょっと不勉強で申しわけないんですが、これの制度がどういう制度なのか。それと、それに対する基準なり要件なり、これを満たせば交付いたしますというものがあれば、多少なりともお知らせをいただきたいと思うのと同時に、昨年度、交付件数が集落協定で2地区、それから個別協定で1人ということでございますけれども、これの大体の詳しい内容ですね、それをお知らせいただきたいと思います。
  それともう1つ、この主な施策の成果の中の21ページに、情報管理事業の中にあるんですけれども、保守料の上から2番目、情報系インターネット機器保守というのがございます。185万5,000円。これとその次のページのインターネット管理運営事業とのかかわり合いですね、約110万ぐらいあるんですけれども、これは別だからこう書いているんでしょうけれども、これの取り扱いのどういうことをどうやっているのか、その辺をお知らせいただきたい のと、同じくそのインターネットの、ごめんなさい、21ページの次の3行目、4行目のLGWANサービス提供というのがあるんですけれども、これはどういうことをサービスしているのか、その辺の内容をお知らせください。
  以上です。
○市川金雄議長 3点の質疑でございますが、まず1点目、93ページの行旅病人死亡人の取り扱いに関する質疑についての答弁を求めます。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 お答えをいたします。
  これにつきましては、場所が堂平のあの一番上のところなんですけれども、パラグライダー発着所のところに大きな駐車場があるんですけれども、そこのところで亡くなっていたということでございます。これはそういった形……、失礼しました。そうじゃなくて、これは大野のあれですね。
○市川金雄議長 どっちか。
○小沢俊夫福祉課長 椚平ですね。この方は九州の刑務所に入っていて、それが出てきて、すぐこちらのほうで亡くなったということで、身元がわからないという形で、職員のほうが対応したという形の中で、その中で特殊勤務手当あるいは業務委託料ということで、これは死体検案書ですとか、県への報告だとか、そういったもろもろの費用にかけたと、充てたというものでございます。
  以上です。
○市川金雄議長 鳥越議員。
○5番 鳥越準司議員 この件は25万一千幾らというのは、その椚平の1件だけということですね。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 行旅死亡人の先ほど申し上げました死体検案書、あるいは葬儀のほうが町のほうではちょっとできませんので、業者に委託をして、すべてもろもろの費用を含んだ数字がこの金額だというものでございます。
○市川金雄議長 それ1件だけかということ。
○小沢俊夫福祉課長 1件です。
○市川金雄議長 1件ですね。
  5番、鳥越議員。
○5番 鳥越準司議員 そうしますと、先ほどちょっと質問もしたんですけれども、職員の手当というのは1件で2万5,000円ということですね。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 この場合、職員1人では行きませんので、私ですとか、その担当課の職員等が行きますので、1回につき5,000円ということなんですけれども。
○5番 鳥越準司議員 5,000円だけか。
○小沢俊夫福祉課長 はい、一応そういうことです。すべて一切合財の処理が終わるまでということでございます。
  以上です。
○5番 鳥越準司議員 はい、わかりました。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  続いて、137ページの中山間地域の事業等についての制度あるいは補助内容等についてのご質疑に答弁を求めます。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 それでは、お答えさせていただきます。
  まず、この中山間地域直接支払制度という制度でございますけれども、これにつきましては、中山間地域というふうなことで、対象地域というのが基本的には定められております。例えば特定農山村法ですとか、山村振興法ですとか、過疎法ですとか、さまざまなこういった法律八法というのがあるんですけれども、ここについては、ときがわ町についてはその中の中山間地域というふうな地域に指定してございまして、この中で基本的には平地との格差が生じると。というふうなことは、地形的に平地との生産コスト等の格差が基本的には生じてくるというふうなことで、この格差に対して一定額を農業者に対して補助するというふうな制度でございます。
  要件というふうなことがあるんですけれども、やはりこの制度の中の補助金の要件として、急傾斜それから緩傾斜、こういった、要はその農地の傾斜度というのがございます。それが例えば急傾斜の場合ですと、田んぼが20分の1以上、それから畑が15度以上と。それから、緩傾斜というのもございまして、田んぼが100分の1から20分の1、それから畑が8度から15度と。それから、また高齢化率、過疎化率等々もこの中にはあるんですけれども、そうい った要件を満たした、基本的には農用地になります。農用地の農地というふうなことになるわけですけれども、ここの今、私のほうが申し上げました要件を満たした農地に対して、基本的に現在、平成17年度から5カ年間で、この要件を満たした農業生産活動を行う団体、個人等について、この補助金を交付するというふうなことで、補助率については国が2分の1で、県それから市町村で4分の1というふうなことでございます。
  今回、集落協定が2地区ということで、こちらにつきましては、この2地区については本郷地区それから西平の奥畑地区、面積につきましては、本郷地区が1万2,343平方メートル、これはいずれも補助整備地内の対象農地になります。補助額が7万8,995円。奥畑地区が2万3,778平米、金額につきましては39万9,470円。それから、個別協定は1人ということですが、こちらは玉川地域の認定農業者の方1名ということで、面積につきましては1万903平米、8万7,224円というようなことで、補助金を交付しているところでございます。
  以上でございます。
○市川金雄議長 5番、鳥越議員。
○5番 鳥越準司議員 これは平成17年度からということの5カ年間ということなんですが、1回申請すれば、ずっと毎年いただけるものなんですか。それとも毎年ごとの更新なのか、その辺をお知らせください。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 こちらにつきましては、先ほど私のほうからご答弁させていただきましたけれども、現在のこの制度の支払い対象期間というのが、先ほど言った5カ年間ということになります。この平成17年度以前につきましても、こちらの直接支払制度については、旧玉川、旧都幾川とも、この補助金はお支払いしていました。新たに17年度から5カ年間が始まっているというふうなことで、基本的にこの5カ年間が終われば、この制度についても基本的に継続されるかどうかというのはもちろんございますけれども、基本的に5カ年で終わるということでございます。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  5番、鳥越議員、再々質問です。
○5番 鳥越準司議員 聞きたかったのは、これはあくまでも年額であって、この1回限りなのか、それとも年間、年額でこれだけいただけるのか、5カ年間。その辺をちょっとお聞きしたいと思います。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 これは5カ年間この金額が支払われます。
○5番 鳥越準司議員 毎年か。
○山崎政明産業観光課長 はい。
  ただし、例えば今の対象の面積が変更になるとか、そういったときには、その協定内容を変更しますので、補助金の額は変わってきます。
○5番 鳥越準司議員 わかりました。
○市川金雄議長 続いて、施策の成果の21ページ、情報管理事業に関する質疑についての答弁を求めます。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 お答えさせていただきます。
  まず、施策の成果の21ページの下段でございますが、まず一番上にあります基幹系住基ネット系機器保守、これにつきましては、住民情報、税情報、医療、福祉、保育料等の基幹系システムの保守料でございます。
  2行目の情報系インターネット機器保守料につきましては、庁内のネットワーク、LANシステム、そういったものの保守料及びインターネットにつなげておりますので、インターネットを見られるようにしている機器の保守料でございます。
  その次のLGWANサービスにつきましては、4行目のハウジングにつきましては、町独自のサーバーを株式会社のAGSのほうにハウジングという形で預けておりますので、その設備のハウジング料及び設備の保守料ということでございます。
  LGWANサービスと申しますと、地方自治体を相互に接続した広域ネットワークということで、都道府県、市町村、中央省庁の相互接続ネットワークという、行政機関の独自のネットワークシステムという形で構築をされているものでございます。具体的に今、使われているのは、主に住基情報、住民基本データ情報のやりとり等にこれが活用されているところでございます。
  以上でございます。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
○5番 鳥越準司議員 それとあと、次のそのホームページの管理事業とのかかわり合いの。
○市川金雄議長 もう1つね。
○5番 鳥越準司議員 はい。
○久保 均企画財政課長 次の施策の成果の22ページのホームページの管理運営事業につきましては、シアルシステム株式会社のほうに、現在、ときがわ町のホームページの管理及び運営を委託をしている費用が、まず50万4,000円というものでございます。そして、その下のホームページハウジングというのは、こちらもホームページを登録、運営をするための専用のサーバーを株式会社電算のほうに、町独自のものをハウジングという形で預けておりますので、その委託料ということでございます。これは町独自のホームページを運営するための費用ということで、前のページにあります費用とは、また別のものでございます。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  5番、鳥越議員。
○5番 鳥越準司議員 まず、22ページのほうの株式会社電算のホームページサーバーというのが、いわゆる町独自のインターネットと。町のインターネットの機器と。サーバーですよね。このLGWANサービスのハウジングというのは、インターネットには全くかかわりはないんですか。どうですか。
          (「別物」と呼ぶ者あり)
○5番 鳥越準司議員 別か、全く。
          (「はい」と呼ぶ者あり)
○5番 鳥越準司議員 インターネットには全く使っていないと。
○久保 均企画財政課長 使っていないです。
○5番 鳥越準司議員 はい、わかりました。
○市川金雄議長 今の途中で答弁が入ったけれども、答弁を改めて求めます。
○久保 均企画財政課長 お答えをさせていただきます。
  22ページのほうにありますホームページの保守、ハウジングの費用につきましては、町のホームページを作成また配信するためのサーバーの機器類ということでございます。21ページのほうのLGWANといいますのは、行政間のネットワークシステムということで、全然別なシステムということでございます。
  以上でございます。
○市川金雄議長 5番、鳥越議員、再々質問です。
○5番 鳥越準司議員 一番最初のお答えの中で、この21ページのほうはインターネットサーバーの管理だというお答えだったんですが、これはインターネットと、じゃ直接は関係ない わけですね。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 2行目に情報系インターネット機器保守という形に書いてございますけれども、情報系といいまして、町の庁内のLANシステムの機器等の保守料。そして、その庁内のシステムからインターネットに、外に閲覧できるような、つながるような、庁内のシステムからインターネットを見られるようにするためのシステムがこちらはついているという意味でございます。ですから、こちらは庁内のシステムからインターネットを閲覧するためのシステムということで、町のホームページをインターネット上に配信するためのシステムとはちょっと別なものでございます。
  よろしいでしょうか。
○5番 鳥越準司議員 はい、いいです。
○市川金雄議長 よろしいですか。
  ご苦労さまでした。
  ほかに。
  8番、増田議員。
○8番 増田和代議員 1問質問させていただきます。
  95ページの中ほどにあるんですけれども、就労意欲促進事業補助金31万6,438円ということで、これは去年の予算書には載っていないものなんですけれども、これは新しい、何というのかしらね、事業をする、そういうようなことでしょうか。この内容を、すみません、よろしくお願いいたします。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 この就労意欲促進事業につきましては、自立支援法の関係でできた事業でございますけれども、障害者の方が……。支援の施設等に入所している障害者に対しまして、中で作業等をやっている方もおります。そういった中で、その方にその就労の意欲を高めさせるといいますか、そういったことで、なるべく施設から出て、ほかの企業等に、一般の企業等に就職できればいいんですけれども、そういったことを目指して、勤労意欲を持たせるということで補助する事業でございます。
  以上です。
○市川金雄議長 8番、増田議員。
○8番 増田和代議員 そうしますと、この施設というのは……。その入所していらっしゃるそういう方の施設は何軒ぐらいあるんでしょうか。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 今現在、対象となっている方は6名おりまして、施設が4施設でございます。
  以上でございます。
○8番 増田和代議員 ありがとうございます。
○市川金雄議長 よろしいですか。
○8番 増田和代議員 はい、結構です。
○市川金雄議長 ほかに。
  6番、堀口議員。
○6番 堀口 宏議員 6番、堀口でございます。
  決算書の156ページからの土木費の関係で、まず各項のこの予算は計上してあるかと思うんですけれども、施策の成果の52ページの区長また個人的な要望について、全部で344件ですか。そのうち270件が処理済みということで、約8割が処理をしていただいたということで、大変迅速に対応していただいているということで、大変住民も喜んでおるわけでございまして、感謝を申し上げる次第でございますけれども、そのうち20年度に処理の予定が53、要望が見送りというのが21件でしょうか、あるようでございますけれども、その要望の21件の内訳といいましょうか、要望に対して対応ができないというような個人的なものもあるかと思うんですけれども、主にどんなふうなものがあるのか、お伺いをさせていただきたいと思います。
  もう1件お伺いいたしますけれども、ページ数で127ページでございます。環境衛生費の関係でございますけれども、その127ページの中ごろに、委託料で水質検査の委託料と業務委託というのが全部で六百四、五十万計上してございますけれども、これにつきましては、ゴルフ場が町内に5カ所ですか、あるようでございますけれども、ゴルフ場の排水に対する残留農薬ですか、その検査の委託が200万円ばかり入っているかと思うんですけれども、農薬についてはいろいろ規制がございまして、余り強い農薬は使用ができないというようなことで、ゴルフ場も年1回ですか、報告する義務があろうかと思いますけれども、この約200 万の予算でございますけれども、これは町独自で分析調査をいたしておるかと思うんですけれども、ゴルフ場の企業からの報告と町の報告といいましょうか、分析結果がどのような……。違いが幾らかあるのかどうかですね。特に違いがなければ、ゴルフ場からの報告で、特に町で調査する必要はないんじゃないかなという気もいたしておるわけでございますけれども、そういう点についてお伺いをさせていただきたいと思います。
  以上、2点でございます。
○市川金雄議長 2点の質疑がございました。
  まず、1点目、施策の成果の52ページに係る要望事項等の見送りの関係、それらについての質疑に答弁を求めます。
  桑原建設課長。
○桑原和一建設課長 要望事項の中の見送りの21件の内容でございますけれども、まずこれにつきましては、個人で処理すべきものが対象外、見送りとなっております。あとは、山林や畑の中の舗装新設。要は、人が通らないようなところの舗装をしてくださいとか、そういうものもありますので、あくまで住宅地があるようなところを今、基本として考えておりますので、そのようなものにつきましては見送りとさせていただいております。
  以上です。
○市川金雄議長 6番、堀口議員。
○6番 堀口 宏議員 合併して大変範囲も広くなって、隅々まで目が届くというのは大変だと思うんですけれども、これを見ると、約8割程度がすぐ対応していただいているということで、先ほど申し上げましたけれども、大変町長初め町職員の皆様に感謝を申し上げるわけですけれども、これについては個人的なものはやむを得ないかと思うんですけれども、要望については、できるだけ住民の意向にそって予算化をしていただくよう、お願いをいたしたいと思います。
  次に、2点目についてお願いいたしたいと思います。
○市川金雄議長 続いて、2点目、127ページの残留農薬の調査、ゴルフ場の調査結果と町の調査結果に関する質疑、答弁を求めます。
  岩田環境課長。
○岩田功夫環境課長 ゴルフ場の農薬検査の関係でございますが、ゴルフ場からは町内に所在するゴルフ場、さいたま梨花、越生ゴルフ、それと武蔵の杜ですか、あと玉川ゴルフです。この4つのゴルフ場につきましては、環境保全条例に基づく農薬使用の報告書を求めている ところでございます。しかしながら、これにもう1つ、ときがわ町に隣接しまして、小川町にアドニス、このゴルフ場がございます。ここからも日影のダム公園の上流へゴルフ場内から排水が流れ込んでおります。ですから、そういった報告の漏れているゴルフ場からの問題が1つあります。それと、殺菌剤それから除草剤等について、ゴルフ場で使っている農薬につきましては報告を求めているところでございますが、町で行っている項目につきましては、項目をもっと細分化しまして、多くの農薬を検査しております。このようなことから、町単独で行っておりますゴルフ場からの排水調査、これも必要なものと考えております。
  ちなみに、町で行っているところにつきましては、雀川ダム公園の上流、それから田黒川の合流点前、これは玉川ゴルフの関係です。雀川ダムへ流入する上流につきましては、アドニスカントリー倶楽部の関係、それから折越沼下流ですが、これにつきましては越生ゴルフクラブと。上殿川上流、これにつきましてはさいたま梨花、渋沢川上流、武蔵の杜でございます。以上、この5つの地点で農薬の調査を行っております。
  以上でございます。
○市川金雄議長 6番、堀口議員。
○6番 堀口 宏議員 ゴルフ場からの報告をいただいているということでございますけれども、これについては町独自でやっております項目とは違うかと思うんですけれども、水量によっても……。渇水時期と、またこういう雨量が、水の多いときだと、また違ってくるかと思うんですけれども、その点について、特に数値といいましょうか、値が変動がなければ、ゴルフ場からの報告によって、特に必要はないかとも思うんですけれども、今、課長の答弁だと、必要であるというようなことですけれども、その点についても、約200万円予算も支出しておりますので、ご検討をいただきたいと思います。
○市川金雄議長 要望でよろしいんでしょうか。
○6番 堀口 宏議員 はい、結構です。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  ほかに。
  14番、野原兼男議員。
○14番 野原兼男議員 14番、野原です。
  2点ほどお伺いしたいと思います。
  まず、決算書ですと67ページ、成果ですと25ページ、行政福祉バスの状況なんですけれども、これは年間契約を業者としているかなと思うんですけれども、19年度は126回の実績が あるわけですけれども、これは当初契約するとき、予算の積算をされるかなと思うんですけれども、これはあれですか、ある程度何回という回数を限定して積算されているのか。それと、指名業者はどこの業者を指名しているのか、その点についてお伺いしたいと思います。
○市川金雄議長 3点あるんですか。
○14番 野原兼男議員 2点。
○市川金雄議長 2点ね。では、もう1点を。
○14番 野原兼男議員 失礼しました。
  もう1点は、成果のほうの21ページなんですけれども、あと決算書のほうは、ちょっと出ているかどうかわからないんですけれども、企画課のほうで出しております中板橋商店街、大東文化の学生が町の観光PR等を中板橋商店街等で行っているようなんですけれども、何年かの実績、行われているかなと思うんですけれども、何年ぐらい行われて、その効果というのはどのように。中板橋で、商店街でときがわ町ツアーということで4月に行っているようです。このような効果が徐々に出てきているのか。
  それから、これは大東文化の学生が、実質的ボランティアでやっているのかなと思うんですけれども、町の観光PRを行っているということで、町とか観光協会はどのようなかかわりを持っているのか。補助金的なものは出ているのか。
  その点について、2点お伺いしたいと思います。よろしくお願いします。
○市川金雄議長 最初の質疑、67ページ、行政福祉バスに関する質疑についての答弁を求めます。
  野原総務課長。
○野原泰子総務課長 67ページの行政福祉バス運行事業の中で、委託料で決算のほうが1,043万7,795円という決算になっております。ちょっと回数は申しわけないんですけれども、予算の回数はちょっと把握していないんで、当初予算は1,020万5,000円でした。途中で3月に補正を25万円させていただきまして、このような数字が出ております。
  あとの契約の関係、委託契約の……。
○市川金雄議長 指名業者、何社か。
○野原泰子総務課長 指名業者につきましては、まず一般貸切旅客自動車運送事業の許可のある業者を指定してございます。まず、イーグルバス株式会社、武蔵観光株式会社、大和観光バス有限会社、以上でございます。
○市川金雄議長 よろしいですか。
  14番、野原兼男議員。
○14番 野原兼男議員 補正を組んでいるということですので、当然126回の実績は当初の予算よりオーバーしているのかなと思われるわけですけれども、そういった中で、この契約の内容なんですけれども、これはあれですか、常に行政、あるいは要請したときに、その事業所―バスの企業です。事業所ですね。それがすぐ対応できるというような関係で委託されているのか。
  今回いろいろな計画を立てていく中で、バス会社でその対応ができない、日程の対応ができないということで断られている事例もありますんで、そういった中、ほかのところと重複してしまえば、当然使えない日もあるかなと。その辺はあると思うんですけれども、町でそういった、やっていない場合に、バス会社が対応できないというようなことがあるんですけれども、その点はどういう契約内容になっているのか。
  それからあと、本来であれば、自社バスを用意して対応するのが基本かなと思うんですけれども、その自社バスが対応できないときに、ほかの業者のバスが来る場合が多々あるわけでございます。そういった中で、そういった下請というか、依頼されたバス、そういったバスが……。我々としてみれば、指定業者のバスが来るのかなと思うんですけれども、そういったときにほかの業者のバスが来ている。そういったときに、事前に連絡はないようなんですけれども、そういったことというのは契約上問題ないのか。
  その点について、2点お伺いしたいと思います。
○市川金雄議長 運行に関する契約の内容はどうなっているかということ、それから自社バス以外の対応の関係について、答弁を求めます。
  野原総務課長。
○野原泰子総務課長 先ほどお話をさせていただきまして、一般貸切旅客自動車運送事業許可を所有しているもの、輸送の安全の確保ができるもので、旧都幾川村、玉川村、ときがわ町における実績を有して選定をさせていただいております。
  当初の契約につきましては、1日2台ということで契約を結んでございます。今、野原議員さんから、それ以外のバスが来ているというお話を伺いましたから、その点については武蔵観光とも協議をしながら、お話をしながら、検討をさせていただきたいと思います。
  以上です。
○市川金雄議長 よろしいですか。
  14番、野原兼男議員。
○14番 野原兼男議員 現在、武蔵観光かなと思うんですけれども、1日2台ということであるわけですけれども、ほかの団体はどこも使っていないというときに、バス会社が用意できないということもあったわけなんですよね。そういった場合、そういうのは契約上、そういったこともあるということでの契約をされているのかということなんですよ。
  それとあとは、その指定、下請だと思うんですけれども、それはこちらに何の連絡もなしに配送しているのは問題ないのかということなんですけれども、その点どういうことなんですかね。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  野原総務課長。
○野原泰子総務課長 野原議員さんおっしゃいましたように、特に細かい仕様書あるいは委託契約書の中には、その辺はうたってございません。ただ、うちのほうは武蔵観光ともちろん契約を結んでありますので、そういうことがあるんであれば、武蔵観光とも協議をしながら……。多分、事前にもうお話は来ていないとは思うんですけれども、その辺はちょっと確認をさせていただきますが、何しろそういうことがあるんであれば、武蔵観光にもお話をしながら、今後進めていきたいと思っております。
  以上です。
○市川金雄議長 よろしいですか。
○14番 野原兼男議員 はい、結構です。
○市川金雄議長 それでは、続いて、2問目、中板橋商店街の町のPRに関する質疑に答弁を求めます。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 お答えをさせていただきます。
  中板橋商店街の関連でございますけれども、大東文化大学と大きく地域連携協定を結んでいるというのがもとにあります。そして、大東文化大学との連携につきましては、この3段目に書いてありますけれども、中学校の大学生の指導者の派遣ということで、部活とかに派遣していただいたり、また下から3つ目のところにありますけれども、大東文化の留学生との交流ですとか、玉川中学校との大東文化への1日大学体験とか、そういった大東文化との交流がございます。
  そして、大東文化の学生さんが、また環境工学を勉強していらっしゃる方なんですけれども、環境の勉強ということで、田植えを体験したり稲刈りをしたり、そういった環境を勉強 する意味で、その実体験をしてみるというような行事もございます。
  また、中ほどに書いてあるんですが、大東文化大学学生のインターンシップの実習ということで、職場体験ということで、先日も4名の方が見えたんですが、ときがわ町に1週間ほど滞在をしていただきまして、これは通いなんですけれども、デイサービスの研修ですとか、町内の施設、大附のそば道場で体験をしていただいたり、また玉川保育園ですとか、木のむらキャンプ場ですとか、そういった文化センター、図書館の業務を勉強していただいたりとか、そういう実際の仕事を勉強していただくというインターンシップのものもございます。
  また、議員さん質問の……
○14番 野原兼男議員 ちょっといいですか……。
○久保 均企画財政課長 これから。
  中板橋商店街との関連ですけれども、大東文化大学が中板橋にありまして、その学生さんの実習ということで、中板橋商店街との交流もございます。その大東文化大学とのつながりの中で、中板橋商店街とも観光ですとかそういった面でつながりがあるということでございます。
  そして、一番上にあります中板橋商店街ときがわ町ツアーということで、これは商店街の大売り出しのときに、景品という形で、ときがわ町にバス1台、大体40名ぐらいなんですけれども、無料招待ということで、いろいろな施設を回っていただいたり、温泉に入っていただいたりということで、これはすべて商店街の負担ということで来ていただいております。
  そして、一番下にありますウインターセールへの協力とかというのがありますけれども、これは大東の学生さんにときがわ町のPRをときがわ町の大使という形で委嘱をしまして、パンフレットですとか、そういったものを企画の職員がお持ちをして、学生さんにいろいろPR活動をしていただくという事業でございます。
  このポリタンク50本とありますけれども、これはときがわ町の温泉ですね、温泉をポリタンクで、これは景品として無料で贈呈しているというようなことでございます。
  経費的には、特に参加していただく大東の学生さんに名札をつくってあげるぐらいの経費と、あとポリタンクを運ぶ場合の高速代ぐらいしか経費はかかっていないということなんですけれども、大東文化大学との地域連携の一環として、商店街との連携も実施しているというような内容でございます。
  よろしいでしょうか、以上で。
○市川金雄議長 よろしいですか。
  14番、野原兼男議員。
○14番 野原兼男議員 これが何年ぐらい続いていて、一つの実績がときがわ町ツアーという、これが一つの実績にはなっているのかなと思うんですけれども、そのほかにどういった効果があらわれているか、その辺ちょっと。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 3年ほど前からこの事業は行われておりまして、ときがわ町ツアーにつきましては非常に好評で、いろいろな直売所、特産物の販売所等に帰りには寄っていただきまして、いろいろお土産等も買っていただいたり、経済的な効果が大分出ているということでございます。
  中板橋と申しますと、一応都内なんですけれども、そういった観光PRの面で随分役立っている事業ではないかということでございます。
  以上でございます。
○市川金雄議長 14番、野原兼男議員、再々質問です。
○14番 野原兼男議員 こういった中で、大東文化の学生さんのおかげで、大分ときがわ町の観光PRもしていただいているようでございますけれども、やはり町にも、そういった中で観光課、観光協会とか、そういったものもあるわけですから、より一層そういった大学生とタッグを組んで、やはりもっとときがわ町の観光PRと、そういったものを充実して行ってもらえば、より一層効果が出てくるんじゃないかなと思うわけです。
  観光協会についても補助金等は出しているわけですから、そういった中で、有効にこういった学生さんたちとのそういったPR活動なんかにも是非運用してもらうような、そういった指導もしていただきたいと思いますし、また温泉ポリタンク50本無料でやっているということで、商店街へ50本というと、なかなか少ないのかなと思うわけですけれども、あとはときがわ町の中にも、今言えば、青なすをつくっている人もいますけれども、青なすだとか、のらぼう菜だとか、あとやすらぎまんじゅうだとか、あと各商店でいろいろなものをつくっているわけです。そういったものもの持っていって、是非PRできるように、行政としてもそういった姿勢をお願いできるのかなと思うわけですけれども、その点についてどうお考えですか、お伺いしたいと思います。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 特産品のPRということでございますけれども、今後、引き続き協定連携の中で進めて……
          (「今、やっているんだよ」と呼ぶ者あり)
○久保 均企画財政課長 やっているんですか。
          (「今、やっているの。そういう売り出しのときとか」と呼ぶ者あり)
○久保 均企画財政課長 商店街の売り出しのときに合わせて、青なす等の特産物を今、提供しているということでございますので、今後も引き続き……
○14番 野原兼男議員 もっとどんどんやって、ふやしていただいて。
○久保 均企画財政課長 はい。引き続き続けていきたいというふうに考えております。
○市川金雄議長 よろしいですか。
○14番 野原兼男議員 はい。
○市川金雄議長 暫時休憩いたします。
  再開は2時30分からお願いをいたします。
                                (午後 2時15分)
─────────────────────────────────────────────────
○市川金雄議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午後 2時30分)
─────────────────────────────────────────────────
○市川金雄議長 引き続き、歳出決算認定についての歳出の質疑を行います。
  質疑ございませんか。
  11番、岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 これは質問というよりも、ご検討いただきたいと思います。
  決算書の145ページ、全国森林環境水源税創設促進連盟負担金というのが2万円出ていますが、これは環境税の関係で、これはもう1つ議員連盟というのがあって、議員のほうはやめたんですけれども、町のほうも、これはもう一応埼玉県は環境税ができたからということになって、やめたらいかがでしょうかという、ご検討いただきたいという、何というか、要望というかです。
○市川金雄議長 要望でよろしいんでしょうか。お考えを聞きたいのか。
○11番 岩田鑑郎議員 要望で出したよ。
○市川金雄議長 要望でよろしいですか。
  そういう要望でございますので。
  それでは、ほかにご質疑。
  9番、伊得議員。
○9番 伊得一夫議員 153ページ、4目の観光費ですね。その一番下、まちづくり活動支援事業補助金、報告のほうでは、知恵とアイデアを結集して魅力あるまちづくりを行う団体、グループに対して補助金を交付しましたということですけれども、13団体で125万、10万円ずつだと思うんですけれども、これでちょっと数字がおかしいんですけれども、それがどうなっているか。
  それと、その各団体の決算報告書が出ているか。
  この2点、お願いします。
○市川金雄議長 153ページの関係、答弁を求めます。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 それでは、お答えさせていただきます。
  まず、このまちづくり活動支援事業補助金につきましては、13団体に125万円ということで交付させていただきました。この内訳ですけれども、この要綱では、この補助金につきましては限度額が10万円ということで、先ほど伊得議員が申し上げたとおりでございます。また、金額につきましては、限度額が10万円ということで、この中で1団体が5万円というふうな交付になってございます。ほかの12団体が10万円ずつ、それからそのうち1団体が5万円ということで、計13団体、125万円というふうな内訳でございます。
  それから、2点目の実績報告でございますが、こちらにつきましては、それぞれの団体から初めに内容等の申請をいただきまして、審査会がございますので、それを審査をし、それで決定をし、交付してございますが、実績報告につきましても、団体のほうからそれぞれいただいております。
  以上でございます。
○市川金雄議長 9番、伊得議員。
○9番 伊得一夫議員 125万ということで、1団が5万円の申請だということで、125万になったということで、予算は130万だと思っていたんですけれども、1団体が5万円の申請だったということで、これはわかりました。
  決算報告が出ているということなんですけれども、それでこの13団体の決算報告は、これを閲覧できるか、できないか、お願いします。
○市川金雄議長 実績報告書について、決算報告書について、答弁を求めます。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 こちらにつきましても、これはそれぞれの団体からの実績ということですので、基本的には閲覧はできます。
  以上でございます。
○市川金雄議長 9番、伊得議員。
○9番 伊得一夫議員 今、よく聞こえなかったんだけれども、マイクを近づけてよくやってください。もう一回。
○市川金雄議長 では、もう一度答弁をお願いいたします。
  マイクに近づけて。
○山崎政明産業観光課長 可能です。
  以上です。
○市川金雄議長 伊得議員。
○9番 伊得一夫議員 はい、わかりました。
  後で議会のほうへ書類で提出できますか。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
○9番 伊得一夫議員 閲覧だけでなく、議会のほうへ出せるかどうか。
○関口 章副町長 議会への提出ということであれば、議会意思として決定していただければ、提出するということになります。
○市川金雄議長 再々でございますので、要望にとどめてください。
○9番 伊得一夫議員 要望になりますけれども、この補助金を受けて、物すごくまちづくり活動に貢献している団体もあるわけですよ。しかしながら、この補助金が食糧費のほうに回っちゃっているんじゃないのかと思われるような団体もあるんで、よく精査して補助金を交付してもらいたいと思います。
  これは要望ですから、以上でございます。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  ほかに。
  6番、堀口議員。
○6番 堀口 宏議員 6番、堀口でございます。
  1点お伺いいたしますけれども、各課に土地の賃借料といいましょうか、借上料でござい ますけれども、計上して、今回、決算ということで支払ってあるわけですけれども、中には平米当たり460円ぐらいの非常に高い賃借料もあるようでございまして、坪にすると1,400円ぐらいですか―ような土地も借りておるようでございまして、3月の当初予算のときにも質問させていただきましたけれども、大変高く借りておる土地もあるようでございまして、庁内で土地の検討委員会といいましょうか、何かつくっていろいろ検討をしておるというようなお話でございますけれども、その点について、見直しといいましょうか、考えておるのかどうか、お伺いをさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 お答えをさせていただきます。
  借地の関係につきましては、非常に件数も多いということで、昨年、検討委員会というのを、庁内組織でございますけれども、つくりまして、その今後の対応等について検討をしたところでございます。庁内の理事を筆頭に、合計11名の職員で検討委員会を設けて検討したということでございます。そして、昨年12月に借地活用報告書というものがまとまりまして、今後の方針を一応決定をして、町長のほうに報告をさせていただいたということでございます。
  その内容につきましては、借地料につきましては、固定資産税のおおむね2倍から3倍という範囲内で今後対応していくということでございます。原則2倍ということなんですけれども、過去の経過で、以前から高く借地料を払っている場合がございます。その基準よりもですね。その場合、いきなりそこでどっと下げるというのも、なかなか地主さんとの関係もございますので、更新の時期に合わせて徐々に基準、固定資産税の2倍程度に下げていくような交渉を各課で進めていくというような方針になってございます。
  あと、今後、重要な土地につきましては買い上げの方針ということで、年度ごとにおおむね5,000万円の範囲内で、買えるものから、非常に重要なものについては買っていくというような方針が出ております。また、返したほうがいいような土地も幾つかあるということで、その分別をしたところでございます。
  そういった方針に基づいて、今後、買い取りをすべきものについては順次買い取りをしていく、また料金については、賃借料については、基準に徐々に合わせていくというような方針で、今後、改定時期に交渉をしていくというような方針で現在当たっているところでございます。
  以上でございます。
○市川金雄議長 よろしいですか。
  6番、堀口議員。
○6番 堀口 宏議員 今、見直しをして、固定資産税の2倍ですか―をということで基準にしておるというようなお話でございますけれども、中には手放してもいいんじゃないかというような話も薄々はあるようでございまして、そういうものについては、この決算を見ても、土地の借り上げは何千万というような金額になるわけでございまして、極力買えるものについては、一度にというわけにもいきませんけれども、随時年次計画でも立てまして、極力購入できるものは購入していっていただくよう、ご検討をお願いをいたしたいと思います。
○市川金雄議長 要望でよろしいですか。
○6番 堀口 宏議員 はい。
○市川金雄議長 ほかに。
  14番、野原兼男議員。
○14番 野原兼男議員 14番、野原です。
  111ページなんですけれども、きのうも歳入のほうでちょっと質問させていただいたんですけれども、保育関係ですよね。保育事業の関係なんですけれども、きのうも未収が非常に多い。約630万ですか、ということでお伺いしたわけでございますけれども、この中に町内の私立保育園、それから……。この管外保育園というと、私立、公立等もあるのかなと思うんですけれども、こういった入園をするのは、保護者の希望によってそこへ入園できるのか、その点についてちょっとお伺いしたいと思うんですけれども。
○市川金雄議長 保育園の入園に関する質疑でございますけれども、答弁を求めます。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 お答えを申し上げます。
  保育園の入園でございますけれども、まず保育園の原則としては、保育に欠ける子供さんを入園させるということがまず第1前提でございます。その中で、定員がございますので、定員をオーバーした場合については受けられない部分もあるんですけれども、ときがわ町の町内の保育園については、すべて保護者の希望の保育園に入園しております。
  それから、管外保育につきましても、やはりお勤め等が遠い場合については、その勤め先に近い保育園のほうへ希望を出して、町のほうから相手先の町村のほうへ保育の委託の協議を行って、あきがあれば入れるということになります。あきがない場合については入れない というようなことでございますけれども、今のところは、大方管外保育をしている保護者の子供さんについては、入園できているような状況でございます。
  以上です。
○市川金雄議長 14番、野原兼男議員。
○14番 野原兼男議員 そうしますと、町内私立、町立じゃなくて私立へ行くとか、それから管外保育のどこの保育園へ行くとかというのは、保護者個人の選択で選べるわけですよね。そういった中で、受け入れ先ですよね。受け入れ先で、ここで名前が出て申しわけないんですけれども、はなぞの保育園それから管外保育園、両方の料金の未納が、町内もありますけれども、半分以上は占めているのかなと思うわけです。そういった中で、この未収対策について、そういった保育園との連携、連絡というのは密にとっておるのか、その点についてお伺いしたいと思います。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 お答えを申し上げます。
  この保育料につきましては、この町内の保育園等との連絡はとっておりません。この保育料の未納対策につきましては、福祉課のほうの所管になっておりますので、福祉課とその保護者との対応という形になってきますので。
  滞納金額がどの程度あるかということになりますと、またプライバシー等々の問題もございますので、福祉課の児童福祉の担当で対応しているということでございます。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  14番、野原兼男議員、再々質問です。
○14番 野原兼男議員 そうなりますと、ある程度町立以外の保育園に行っている方で未納になっている方の……。それは福祉課のほうで、いろいろそういった未収対策等は行っているのかなと思うんですけれども、その受け入れ先というのは、まるっきり未収があろうがなかろうが、余り影響ないわけですよね。こっちの町のほうで、やはりそれだけみんなかぶってきているわけでございますよね。そういった中で、やはりいろいろなプライバシーとかいう問題もあろうかなとは思うんですけれども、やはりほかのところだって、別に町内じゃないところの人、ほかの園児も行っていて、未納している方もいるかなと思うんです。そういったところの未納者についても、やはりそれはその各自の保育園等で対応しているのかなと思うんですけれども、そういった中で、やはり町で委託している保育園だから、相手が、受 け入れ先が何も知らなくてもいいんだというような問題ではないかなと思うんですね。その点、やはりある程度そういった受け入れ先との連携を図って、多少できる……。その未収をなくすよう、最大のそういった努力はすべきじゃないかなと思うんですけれども、どうでしょうか。それはやはりプライバシー、いろいろな個人情報等に引っかかってくる問題なんでしょうか。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 お答えいたします。
  保育園の入園と滞納とについては、別の問題として考えるというようなことで、国のほうの方針等も決まっています。ですから、滞納があるから、その保育園に入園させないというわけにはいかないと。
  では、滞納があった場合、どうするかということになりますと、やはりその主管である福祉課のほうで、税務課で行っております地方税法にのっとった滞納処分等を含めた中で対応するということで、今現在も福祉課のほうでは対応しております。
  それから、もう1つは、児童手当等もこういった方には出ておりますので、そういった方については、通常ですと振り込みをして、児童手当をお支払いするわけでございますけれども、滞納等があった場合については、現金払いで窓口までおいでいただいて、納付相談をするとか、あるいはその一部を話し合いの中で納めてもらうとか、そういった方法等で対応をするというようなことでございます。
  以上です。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
○14番 野原兼男議員 はい。
○市川金雄議長 歳出について、ほかにございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 これまで歳出についての質疑をお願いいたしましたけれども、この決算認定についての歳出以外のことでご質問がございましたら、お受けしたいと思います。
  11番、岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 11番の岩田でございますが、決算審査意見書の中でですが、平成19年度の経常収支比率、この決算認定書の意見書の15ページでございます。経常収支比率が89.7になったということでございますが、通常言われているのは、80以上は財政が硬直化し ていると一般的には言われているようでございますが、今の地方自治体の実情から見れば、80以下というのは珍しいと言っても過言ではないくらいの経常収支比率が大変上がっておるところではないのか。
  過日の議員研修会で県の方の講習を受けた際に、90以上になるとイエローカードが発行されるということで、何なりの指摘があるということでございます。ときがわ町は89.7ということで、公債費比率は全国からでいうと五、六番に入るんではないかというふうな予想も考えられますが、硬直化が見えて、非常に不安な部分があります。
  この指標というのは、どうしたら下げられるかというのも施策の一つだろうというふうに考えます。当然この計算をする際に、経常的経費と経常的収入の計算をするわけですから、どれを下げれば、どういう努力をすればこれが下がるかというのは当然考えられることですから、その辺のお考えを披露していただければありがたいと思います。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  関口副町長。
○関口 章副町長 それでは、お答えをいたします。
  まず、経常収支比率でございますけれども、これはご指摘のとおり、ご案内のとおり、財政構造の弾力性を示す一つの指標でありまして、問題は何%かという数値もさることながら、問題は中身がどうなっているかというのが非常に重要だというふうに考えています。
  まず1つは、89.7ということで、先ほどご指摘のあった80%というのは、実を言うと、我々がまだ財政指導をやっていたころで、14年ぐらい前の一つの指標、目標だったのね。なぜかというと、地方財政、国の財政危機によって、結局、地方公共団体の主な財源である地方交付税をいかにして国家財政の中で削っていくかということの中で、かなり交付税のいろいろな意味での削減があった。あるいは、合併を促進させるために、いわばその交付税の……。小規模団体は非効率的だからということで、通常の自治体に比べて、交付税の補正係数を少なくして、余計交付税が行くような仕組みがあったんですが、そういったことをなくして、小さな自治体を極力合併の方向に持っていこうというような交付税改革等々が進んで、現時点での一つの適正な数値としての80%というのは、ほとんど意味がないというふうに考えています。
  それから、もう1つは、平成18年度に比較して比率が高くなっているというのは、1つは平成18年度の予算・決算が通常の予算・決算、つまり平年化されていないと。合併後すぐの予算であって、かなり見たんですが、それぞれの団体の予算を足して2で割って何割掛けた というぐらいの規模で、本当に人口1万3,500人の町の規模の予算かというと、かなり膨らんでいた予算。これはどこの自治体でも、合併直後の予算というのはしようがないんですけれども、そういった特殊性があったんで、18年度と比較して何%どうなったかというのは、余り……。注意して数値を見ないとということはあります。
  それから、平成18年度に比較して比率が高くなったのは、ご案内のとおり三位一体改革で税源移譲をすると。国の国庫補助金を削って、一般財源に回しますと言いつつも、税源移譲した金額より交付税の金額等々を減らしたのね。つまり国庫支出金を減らし、交付税を減らすと。そうすると、財源として、一般財源として自治体に来るお金が少なくなると。つまり分母が……。経常収支比率というのは分母が標準財政規模ですから、分母が小さくなれば、当然のことながら比率が上がると。例えば同じ金額ですとですね。ということになりますので、そういう面でちょっと修正を加える必要があると。
  あともう1つは、経常収支比率を見る場合に、公債費が多い自治体、つまり毎年の借金返しに使うお金が高いということは、まさにこれは義務的経費ですから、経常収支比率を高める一番最大の要因が公債費ですよね。公債費というのは借金を返すためのお金であって、行政サービスに直結しないお金です。つまり経常収支比率を高めることはありますけれども、行政サービスをしたことにならない。その年度においてはですよ。過去にいろいろ借金をして建てた建物のサービスというのは、もちろん継続しておりますけれども、年度、年度で見た場合については、実質上、公債費が少ないということは、実質上の弾力性が高いということですね。それはよくよく分析してみないと、まだ数字を示してお話しできませんけれども、他の自治体と比較していただくと、もう一目瞭然だと思います。
  1つは、他の自治体に比べて、いわゆる投資的経費、いろいろな工事とか建設改良とか、そういったものに使えるお金があるらしいと。つまり、他の自治体に比べて、いわゆる政策的経費がたくさんときがわ町についてはあるというのは、実感でおわかりだと思います。
  それから、もう1つ、したがって耐震工事とか、そういった投資的経費をかなり積極的にやっていると。これができるというのは、財政の弾力性が実態的にあるということです。つまり借金が少ないから、それだけできるということですね。
  それから、もう1つは、図書費とか教育費とか、そういった面を見ていただきますとわかるように、他の自治体、類似団体に比べて、かなり豊かな資金投資をしているということでございます。
  それから、補助費とかあるいは扶助費とか、あるいはいろいろな福祉関係の繰り出しをし ているということは、経常的支出には当たりますけれども、実は政策的にやっているところが非常に大きいんですね。少子化対策その他、医療の無料化等々、これは町が政策的に実施しています。しかし、一たん支出すると、毎年定期的に支出することになるので、経常的支出には入ってきます。だけれども、ほかの自治体以上の仕事をしているわけです。おわかりいただいていると思うんですが。
  それから、また区長要望、中身は大体維持補修関係ですね。そうすると、これはやはり財政の支出でいいますと物件費というもので、物件費の割合が確かにときがわ町は他の自治体より多いです。多いから、経常収支比率が高目になるほうに貢献いたしますけれども、しかし住民サービスに直結するサービスを行っていると。
  だから、確かに経常収支比率は89%で、90%一歩手前ではないかというものの、行政サービスに直結しない経常的支出はごくごく少ないことから、行政サービスをたくさんやっている、できるという意味での行政の弾力性があるということです。
  ただ、もちろん問題はあることはありまして、例えば水道事業。これは問題というか、ときがわ町とか山村近辺のやはり不利な面だと思いますが、例えば水道事業経営は、どんなに努力しても、水道料金で賄うということを考えると、相当高くしなければいけないという。したがって、水道料金を住民の方々が負担できる範囲内に抑えれば、当然のことながら、一般会計から繰り出すと。繰り出したお金は、まさに経常的支出になりますんで、経常収支比率を高めるほうに働くと。こういう幾つかのときがわ町特有のことがあるものの、やはり類似団体と……。これは細かくこれから分析するつもりでありますが、例えば人件費であるとか、そういったところはかなり削減してきているので、類似団体と比べて多くはないと思う。
  あとは、今までの合併前のしがらみとか、補助団体等の問題があるので、シビアに本来の補助金はどうか、本来やるべき補助金はどうか、あるいは徐々に減らしていくものに……。急に減らせないので、今、多額の補助金を出しているとか、そういったことについては、今後なお検討していく必要がありますが、今、ときがわ町の財政をいろいろ見ている段階では、ときがわ町においてはかなり健全であり、経常収支比率が89.何%という数字だけ見ると、ちょっと驚くんですが、実態的にはそれほど心配することないというふうに考えています。
  以上です。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  11番、岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 データのマジック的な部分というのは当然あります。しかしながら、 実際に出てくる数字は高いわけでございまして、先ほど副町長のおっしゃるように、問題はあるということでございます。
  ただ、データのとり方が、確かにこれは投資経費か、政策的経費か、固定費かというのは、どの部分をどういうふうにとれば下がる、上がるというのは、当然数値的にはかなり影響するわけでございますから、その辺も十分考慮の上で、配慮の上で、努力をして下げる方向で、検討というか、努力していただきたいということで、監査役の意見にもあったように、やはり努力をしていただきたいということがありますので、是非お願いしたいというふうに思います。
  以上です。
○市川金雄議長 関口町長。
○関口定男町長 私が最高責任者ですから、その辺の最後のお答えをしたいと思います。
  今、副町長のほうからお話がありましたけれども、ポイントは他の町村と比べていただくということ。あとは、皆さんの手元にあると思いますけれども、公債費比率、この辺が一番のポイントだと思います。これは、公債費比率が低いということは、先ほど副町長のほうから言いましたけれども、借金が少ないわけですから、借金返済の分のお金が皆さんの投資的経費で使えると。そういうことで結構使っていますから、この経常経費が上がっていると。先ほど言いましたように、水道のほうとか、あるいは国保のほうに1億とか。それも弾力性があるから使えているんで、仮に同じ規模の近隣の町村から比べると、年間の一般会計の予算が10億以上違うということでございます。これはまさに、このときがわ町が財政的にいい運営をしているかということであると思います。
  この公債費比率も、今2.8あります。この3年の通年で、約3%ということに今なっておりますけれども、これを将来、これから5年、10年先、どの程度まで維持できるかと。私の試算といいますか、腹算用でやっていますと、これから合併特例債等を使用して光ファイバー等の事業をやっていきます。光ファイバーの事業もどういう費用がかかるかというと、線を引くだけで約5億円ぐらい、その上にいろいろなサービスを今検討しているんですが、サービスをやると約10億円ぐらいかかるということになります。そうなりますと、そのお金はどうするんだという話になります。本来ですと、合併をしていないと、3分の1は国から補助金が来ますから、3分の1。仮に10億だとすると、約3億円ぐらいは来ると。あと7億円をどうするかという話になりますけれども、ときがわ町の場合は幸いに合併をしておりますので、合併特例債が借りられるということになります。そうすると、その残りの7割の中の また7割が交付税でまた算入しますから、それは今度は債務のほうにカウントされないということになりますね。実際、最終的には、これをやるときには、仮に自分のところの一般会計からの持ち出しは約3億前後で、10億から上の仕事ができるということになります。ですから、公債費比率は、これから先いっても、そんなには極端に上がるということはないと思いますし、私の目標とすると、上がっても、公債費比率は10%以下でいくと、推移をしたいと、こう思っております。
  今、3%というのは、もうちょっと低過ぎるような数字でありますので、もう全国で……。今、岩田議員がおっしゃったように、この間8位だったんですけれども、本当に5位か6位ぐらいになっちゃいまして、ある面では、公債費比率が低いからいいという話じゃなくて、いかに住民の皆さんにサービスができるかという話なんで、その辺では、この経常収支比率は上がっていますけれども、その分をしっかりと住民サービスに使っているということを皆さんにご理解をいただきたいと思います。よろしくお願いします。
  以上です。
○市川金雄議長 引き続きお願いします。
  関口副町長。
○関口 章副町長 岩田議員さんご指摘のとおり、経常収支比率は低ければ低いほどもちろんいいわけです。そういう面で、ただ個々の自治体の財政運営に問題がある場合と、それから国の地方財政政策等に起因して経常収支比率が高まると。つまり歳入か少なくなると、こういう両面があります。ただ、やはり我々自治体で努力して経常収支比率をいかに下げるかということも、当然のことながら、これはやっていかなくちゃいけないと思いますので、これは引き続き継続的に見直してまいりたいというふうに考えております。
  以上です。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
○11番 岩田鑑郎議員 はい。
○市川金雄議長 ほかにございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 これをもって質疑を終結いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございますか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 討議を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  4番、野原和夫議員。
  反対ですか、賛成ですか。
○4番 野原和夫議員 反対討論です。
○市川金雄議長 反対討論。
○4番 野原和夫議員 日本共産党の野原和夫です。
  平成19年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算に反対討論します。
  初めに、19年度決算には、福祉を初め生活道路の整備、さらに玉中の耐震工事など、評価できる点もあります。しかし、次の点は認めることはできません。
  第1に、同和問題です。国は2002年に同和への特別法を終了しました。これは同和地区への差別が解消したことを意味しています。同和団体の補助は終了すべきことを第1に指摘します。
  次に、自衛隊父兄会の補助金です。この補助金は、比企郡内の自治体を見ても一部だけです。こうしたことから、必要な予算でないことは明らかです。父兄会の方には厳しい財政状況のことを話し、廃止を伝えるべきです。
  次に、埼玉県後期高齢者医療広域連合負担金についてです。これは12月議会においてたびたび議論していますので、詳述は避けますが、高齢者に負担がふえていく制度のため、制度の開始以来、後期高齢者の方から大きな反発が起きていることはご承知のとおりです。こうした制度開始に至った負担金を認めることができないのは当然です。
  以上の点が改善されることを求めます。
  次に、収入未済額が1億8,728万2,316円もあります。しかし、18年と比較をすると、減額になっていることは評価できます。しかし、まだまだ努力が求められます。ただし、低所得者に対しては、その暮らしの状況を十分把握し、無理な取り立てをしないことは当然です。
  最後に、特別土地保有税の不納欠損額が341万3,400円あります。これは時期が来たからということでしょうが、この中には意図的な倒産をして税金逃れをしている企業がどのくらいありますか。個人も企業も悪質なものは徹底的に取り立てることが、法治国家の仕組みとして必要です。ですから、これで楽になったと思っているようでしたら、まじめに税を納めている町民に影響を与えることになります。まじめに働いている町民が報われる町政を願い、反対討論を終わります。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  賛成討論はありますか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 ほかに反対討論はありますか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 討論を終結いたします。
  これより認定第1号 平成19年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定についてを採決いたします。
  本案は、原案のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立多数)
○市川金雄議長 起立多数であります。
  よって、認定第1号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎認定第2号の質疑、討議、討論、採決
○市川金雄議長 続いて、日程第2、認定第2号 平成19年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  7番、笹沼議員。
○7番 笹沼和利議員 質問させていただきます。1点だけかな、質問させていただきます。
  歳入のほうの部分ですね、253ページのところでお願いいたします。
  これは今回、歳入に関しては、全体としてということで、0.3%悪化しているということになっています。現年度のほうに関しては0.2%上がっているんですけれども、これは昨年、そちらですか、一般会計のほうの歳入、町民税の歳入のほうは1.7%上がっているんですけれども、実際にはなかなか健康保険のほうは収納がなりにくいのかなというふうに思うんですけれども、この辺の悪化した原因、大体予想はできるんですけれども、どのような形で悪化してきたのか、そのあたりのことをひとつお聞かせいただきたいと思います。
  先にそれをよろしくお願いいたします。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  岡野税務課長。
○岡野吉男税務課長 それでは、お答え申し上げます。
  一応国保税担当は税務課ということで、こちらからお答え申し上げます。
  国保税の収納に関しまして、平成19年度、国保税の収納が厳しいということで、年度末、5月31日の閉鎖期間も、税の中でも力を入れて収納努力をいたしました。しかし、残念ながら前年度に比べて収納率が下がったという実情で、残念ということでおわび申し上げたいと思います。
  ただ、かなり国保税に関しましては滞納が多くなっているということで、想定されるそれぞれの実情ですけれども、まず安定した収入がなく生活が苦しい、それから社会保険等と、納税者によっては同等ととらえて、自分で納付するという意識が少ないのではないかなということ、あと世帯主課税であることから、被保険者個々の納税意識が―世帯員ですけれども、少ないのでは。それから、医療機関にかからないと、通常その保険意識がないといいますか、かからないから保険税を納めなくていいというような方もいらっしゃいます。あとは、やはり生活上が全体的に苦しいということで、税金もそうなんですけれども、なかなか国保税に関しましても、納税をお願いしたり、あるいは臨宅徴収、いろいろな方法で徴収努力をしておりますけれども、厳しくなっております。
  そういうことでよろしいでしょうか。
○市川金雄議長 7番、笹沼議員。
○7番 笹沼和利議員 これは町税と違って、なかなか厳しい部分かなというふうにはよく理解はできるんですけれども、これは先ほど給食費の未納とかほかの未納とかいろいろありましたけれども、実際に本当に苦しくて未納になっている部分なのか、実際にそうではなくて、ここにはほかの納税者との均衡を考えた場合に、払えるのに払っていないという場面があるということがありますので、特にこれは短期保険証とかそういうところとかなり絡んでくるのかなというふうには思っているんですけれども、そのあたりで、実際に未納者の中の中身としては、本当に苦しいのか、そうではなくて、払えても払わないのか、そういうのというのは、実際に収納場面でわかるものなんでしょうか。そのあたりをちょっとお聞かせいただければと思うんですけれども。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  岡野税務課長。
○岡野吉男税務課長 その辺で、ご本人の言い分を聞きますと、生活が苦しいという、だから払えないと。ほかにまだ借金がたくさんあるから払えないとかということで、そういうような方が多いです。そこを何とか納めていただきたいということですけれども、ご本人を見て、 それだけで生活困窮云々ということはなかなか実際難しい。あと、その経営状態のやりくりの中で、ある程度、何というんでしょう、借金をしながらやっている。ということは、ある程度収入がありますから、その辺で所得があるというふうに見られる部分もあります。そういった関係で、苦しいけれども、表向きは税金がかかってくるというようなこともありますので。あとは、悪質かどうかという、こればかりはなかなか、何というんでしょう、そのマニュアルがありませんので、判断は難しいんですけれども、今後そういったことを踏まえて、個々の所得状況等を勘案しながら、より収納努力に努めていきたいと思います。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  7番、笹沼議員、再々質問です。
○7番 笹沼和利議員 一方で町民税のほうが98%ということで、実際にこの辺が6%ほど差がありますよね。そういうことで、実際には払えるんじゃないかと僕らのほうからは見えるんですけれども、現実問題、実際にもらうほうにしてみれば、なかなかそれは大変だというのはよくわかるんですけれども。
  そういったときに、1つこれは収納のほうの関係ではなくて、ある程度もう悪質であれば、そういう資格者証とか、そういうことも考えざるを得ないのかなと思うときもあるんですけれども、その辺は実際に、国民健康保険税の場合は税とは違って、実際にそういう保険というものになってきますので、その辺の対応は考えているのかどうか、あるいは考えられるのかどうかということを最後にお聞きしたいと思います。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  蜥ャ民課長。
○蜻セ一郎理事兼町民課長 資格証の関係でございますが、国民健康保険税につきましては、町民課の国保の担当と税務課のほうで共同して徴収には当たるような形をとっております。また、現在は短期保険証ということで、1カ月に一度納税相談をしていただいて、若干でも納入をしていただき、それから保険証のほうを発行するというふうな方法をとっております。また、資格証につきましては、先日も新聞のほうで子供の関係が取り上げられておりましたが、実際に資格証を発行してしまいますと、なかなか納税者と会えないというふうな状況も発生しますので、できる限りは短期保険証のほうで対応していきたいというふうなことで現在のところは考えております。
  以上です。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  ほかに。
  6番、堀口議員。
○6番 堀口 宏議員 6番、堀口です。
  1点お伺いいたしますけれども、国民健康保険も大変毎年、医療費の増嵩等によりまして厳しい財政運営でございますけれども、19年度におきましては、一般会計から約4,100万円程度、また基金が9,000万の上ですか、取り崩したというようなこともございまして、どうにか国保の運営が図られたわけでございますけれども、この決算を見ると、9,000万円の上、残額が出たわけでございますけれども、その金額については、財源として幾らか基金に積み立てるのか、それとも新年度予算に対応するのか、その点についてお伺いをさせていただきます。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  蜥ャ民課長。
○蜻セ一郎理事兼町民課長 それでは、繰越金の関係でお答えさせていただきます。
  国民健康保険のほうは非常に現在苦しいような経営状況でございまして、平成20年度におきましては、一般会計から1億円というような繰り入れをするものでございます。また、国民健康保険税につきましても、税率引き上げ等を行ったわけでございますが、そういった中におきまして、今回繰入金でございますけれども、当初予定しておりました金額を当初予算で1億4,151万9,000円というふうなことで予算計上してございます。そうした中で、実際には5,054万5,000円の減というふうな形になりますので、現在のところ、医療費の動向にもよりますが、とりあえずこちらのほう、会計のほうに繰り入れまして、基金の積み立てということではなくて、ほかの支出もございますので、そういった中で調整をさせていただきまして、残った分につきましては予備費のほうで対応させていただきたいというふうなことで考えております。
  以上です。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  6番、堀口議員。
○6番 堀口 宏議員 医療費も18年度と比べると1億2,000万ばかりふえておりまして、月にすると1,000万円程度伸びておるというようなことで、大変厳しい状況でございまして、今回残高が9,000万円の上出たわけですけれども、それも新年度に対応するということで、大変厳しい運営でございますけれども、先ほど笹沼議員からも出ましたけれども、保険税も 年々徴収率が下がっておるというようなこともございまして、負担の公平性から見ても、また財源を確保するということから見ても、一層のご努力をお願いをいたしたいと思います。
  以上でございます。
○市川金雄議長 ほかに。
  4番、野原和夫議員。
○4番 野原和夫議員 4番、野原和夫です。
  先ほど未済額、不納欠損においても、笹沼議員からもね。見込みについてのことなんですけれども、収入見込みを今後どのように考えているのか。これはもう少し聞きたいんですが。
  それと、これは253から257ページの問題ですが、実際に一般被保険者は減っていると思うんですね。それで、退職者がふえていると思うんですけれどもね、中身から見ると。その中で、一般被保険者、退職者の比率はどのくらいの比率になっているのか。
  それで、厚生年金に入っていた人、この退職は、国保に入っても会社から負担が来るのは来ると思うんですよね。これは経過措置が14年まであると思うんですが。そういう中で、国保の運営状況はいろいろな問題が出ていると思うんですけれども、後期高齢者に移行するものを甘く見ているような内容ではないかなと思うんですが、この点についてもお伺いしたいんですが。
  それから、261ページの繰入金については、国・県も出している分もありますが、地方交付税からも何%かここに繰り入れていると思うんですが、このパーセンテージがわかれば、教えていただきたいんですけれども。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  蜥ャ民課長。
○蜻セ一郎理事兼町民課長 まず、一般と退職の関係の人数のほうをちょっとお答えをさせていただきます。
  退職被保険者と一般の被保険者の関係でございますけれども、平成19年度の末の状況でございますが、加入者の人数でございますけれども、一般が4,229名、それから退職者のほうが1,035人で、合計で5,264名でございます。また、世帯にいたしますと、一般のほうが2,205世帯、退職につきましては422世帯でございます。合計しますと、2,627世帯となっております。これは3月の末の数字でございますので、4月1日になりますと、これから後期高齢者のほうへの移行というものがございますので、数字は変動しますが、今は決算の状況ですんで、昨年の状態ということで答弁をさせていただきます。
○市川金雄議長 4番、野原和夫議員。
○4番 野原和夫議員 4月以降、これは移行するわけですから、19年度の決算ですから、恐らくこの数字は変わると思うんですね。その点はこれで結構です。
  ただ、この1億233万収入未済額もありますが、この収入においてちょっと問題を言いますが、毛呂山町の自治体でちょっといい表を見せていただいたんですが、所得区分の滞納状況を出させていただきました。これは所得100万未満の人が滞納がどのくらいいるかという、全部数字が出ているんです。こういうものを積極的に出して、この中で所得が多くあるのにかかわらず滞納している人がはっきり出ると思うんですね。こういうところは積極的に。滞納を防ぐ何か手だてがあるのではないかなと思うんです。是非こういうことも含めて検討していただくことを私は願いたいと思います。
  いいです。
○市川金雄議長 要望でよろしいですか。
  続いて、2点目。
  岡野税務課長。
○岡野吉男税務課長 今、野原議員さんが述べられた所得階層から見た滞納者の内訳、あるいはそれに対する対策ということだと思いますけれども、そういった視点が欠けていたかもしれませんので、検討させていただいて、活用できるようでしたらば、活用していきたいと考えております。よろしくお願いします。
○4番 野原和夫議員 繰り入れのことについて。
○市川金雄議長 次の質問。
  蜥ャ民課長。
○蜻セ一郎理事兼町民課長 それでは、繰入金についてお答えいたします。
  繰入金の関係でございますけれども、一般会計から基盤安定繰入金とその他一般会計繰入金ということで繰り入れをしておりますが、交付税措置ということでございますが、こちらの算入の対象になっておりますのが、261ページのその他一般会計繰入金の備考欄をごらんいただきたいと思いますが、国保財政安定化支援事業繰入金ということで、445万280円が繰り入れになっておりますが、こちらが交付税の算入ということになっております。
  以上でございます。
○市川金雄議長 よろしいですか。
○4番 野原和夫議員 はい、ありがとうございます。
○市川金雄議長 ほかに。
  4番、野原和夫議員。
○4番 野原和夫議員 259ページの財政調整交付金なんですが、特別調整交付金724万4,000円ですが、これは自治体によってもらっていないところがたくさんあるんですね。一口に言えば、悪いことをやるともらえるといううわさもありますが、この特別の事情ということが考えられるんですが、ときがわ町は特別の事情はどんな事情をもってこのお金をいただいている。いただくことはいいことですが、そのことが1点。
  それから、259ページと271ページにまたがるんですが、高額医療費共同事業交付金ですが、収入済額は3,438万2,894円、それから271ページは高額医療拠出金が2,350万円、プラス1,000万以上あるんですが、これは、高額医療拠出金というのは国保連合へ出して案分した金額が来るわけですから、拠出金が少なくなるということは収入済みが多いということですから、いいんですが、今後このような状況で続くのかどうか。そうすると、国保のあれは安定して、今回引き上げになったのは余り上げなくても済むような状況にも考えられるんですが、この点についてもお伺いします。
○市川金雄議長 2点ございます。
  1点目、特別調整交付金に関することについて、答弁願います。
  蜥ャ民課長。
○蜻セ一郎理事兼町民課長 それでは、特別調整交付金についてお答えいたします。
  こちらの特別なことをやっているのかというふうなことなんですが、こちらの対象となっておりますのが、パンフレットの配布ですとか広報関係ですね。それと、事業でヘルスアップ事業ということで事業を行っておりますので、そちらのほうが対象になっているというふうなことで、こちらの交付を受けております。
  以上でございます。
○市川金雄議長 よろしいですか。
  4番、野原和夫議員。
○4番 野原和夫議員 町としてはいろいろな事業を、いろいろなことをよくやっているから、これだけのお金がもらえるということで。じゃ、ほかの自治体はやっていないということで解釈……。
○市川金雄議長 答弁願います。
  蜥ャ民課長。
○蜻セ一郎理事兼町民課長 ほかの自治体がやっていないということじゃなくて、啓発活動、啓蒙活動ですとか、そういったことはやっておりますし、またヘルスアップ事業というようなことで、実際にはこちらのほうで本年度の特定健診等を踏まえた中で、その準備というふうなことで、積極的な支援グループということで20名と、動機づけというふうなことで40名というようなものを対象に、業者に委託して指導を行ったものでございますが、こういったものにつきましては、ほかの自治体でも行っているところは相当数あると思います。
  以上です。
○市川金雄議長 よろしいですか。
○4番 野原和夫議員 わかりました。
○市川金雄議長 では、続いて2点目、高額医療費に関する質疑について、答弁願います。
  蜥ャ民課長。
○蜻セ一郎理事兼町民課長 それでは、共同事業の関係で、高額医療費についてお答えをいたします。
  高額医療費の共同事業の関係につきましては、1件のレセプトが80万円以上というふうな大きいもの、こちらのほうを対象としたものでございます。こちらのほうが、実際に高額医療費が発生した場合に、財政に急激な影響があるというふうなことで、各市町村のほうでみずからの支払った医療費の規模に応じまして国保連合会に拠出金を出し合いまして、そちらのほうで医療費が発生した保険者に対しまして交付をするというふうなことでございます。
  それから、もう1つ、保険財政共同安定化事業というふうなことで、こちらは平成18年から始まったんですが、やはり高額の療養費の関係でございますけれども、こちらはレセプトが30万円以上ということで、こちらのほうの対応というふうなことで新しく制度が始まりまして、こちらにつきましても拠出金を払って交付をいただくというふうな形になっております。
  以上でございます。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  4番、野原和夫議員。
○4番 野原和夫議員 以前、国保財政が厳しい説明の中で、高額医療が多くなって大変な状況ということも説明されたんですが、この収入済額に対しての比較を見て、その金額的なものがちょっとあるんで、その点はどういうふうに見たらいいか、私もちょっとわからないんで、ご説明いただければありがたいということです。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  蜥ャ民課長。
○蜻セ一郎理事兼町民課長 こちらにつきましては、高額医療費の全額を最終的に保険者が持つということではありませんで、こちらの交付金の中には、国あるいは県のほうの負担という部分がございますので、そういった差額につきましては、最終的には国・県のほうの補助が得られるというふうなことでございます。
  以上でございます。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  ほかにございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 これをもって質疑を終結いたします。
  これより討議に入ります。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 討議を終結いたします。
  これより討論に入ります。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 討論を終結いたします。
  これより認定第2号 平成19年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についてを採決いたします。
  本案は、原案のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立多数)
○市川金雄議長 起立多数であります。
  よって、認定第2号は原案のとおり可決されました。
  ここで暫時休憩をいたしたいと思います。
  3時50分再開ということでお願いをいたします。
                                (午後 3時33分)
─────────────────────────────────────────────────
○市川金雄議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午後 3時50分)
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       ◎認定第3号の質疑、討議、討論、採決
○市川金雄議長 日程第3、認定第3号 平成19年度ときがわ町老人保健特別会計歳入歳出決算認定についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  4番、野原和夫議員。
○4番 野原和夫議員 4番、野原和夫です。
  1億2,125万2,166円、この収支に関する調書なんですが……
          (「何ページだよ」と呼ぶ者あり)
○4番 野原和夫議員 296ページ。この余りにも大きなお金がここに残っておりますが、恐らく半分は一般会計に入れて、半分は予備費ということになるということで、これはおかしいと思うんですね。本来、老人保健、この問題は、老人保健法第25条の規定に基づき、75歳以上の者及び65歳以上で障害の認定を受けた医療という分を繰り入れる、これと決まっているんですよね。必要以外を繰り入れるということは禁止されているわけなんですよ。法律に基づいたお金しか入らないということになっておりますが、こんなに余っているということは、その点についてご説明をお願いいたします。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  蜥ャ民課長。
○蜻セ一郎理事兼町民課長 老人保健につきましては、国・県あるいは支払基金、それから市町村というふうなことで負担割合が決まっております。それに基づいて、それを財源といたしまして、医療費に対しまして支出をするわけでございますが、こちらの今回1億1,277万6,201円というふうなことで、支出済みのほうが残が出ております。こちらにつきましては、今回補正予算というふうなことで、予算も提出させていただいておりますが、その中にはもちろん国・県への返還金というふうなことで、1,761万円も含んでおります。そして、そのほかの余剰金につきましては、野原議員のほうからご指摘がありましたように、5,000万円につきましては一般会計のほうへ戻すという予算措置をとりたいと思っております。これにつきましては、毎年国・県あるいは支払基金のほうには精算をしているわけでございますが、いかんせん老人保健のほうにつきましては、そのほかに財源がないというふうなことで、多少の繰越金がないと次年度の会計がやっていけないというふうなことで、町への返還のほうを今までためていた分が残ったというようなことで解釈をしておりますので、とりあえず今後の会計のほうに支障がないような金額で、残りにつきましては一般会計に戻すとい うようなことで予算措置をしたいと考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
  以上でございます。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  4番、野原和夫議員。
○4番 野原和夫議員 余りにも大きな金額が残っております。嵐山町は100万ぐらしか残っていないんですよね。だから、このお金、一般会計へ入れて、そして予備費というのは必携の中にたしか載っていると思うんですよ。予備費というのは、必要以外の予備費を持つことは禁じるじゃないですけれども、いけないことが載っていると思うんですよね。それで、この中で半分ぐらい予備費を持つわけですから、どうしてこんなに余らせたかという、根本的なものがもう少しわかればというふうに思います。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  蜥ャ民課長。
○蜻セ一郎理事兼町民課長 こちらの決算書のほうの医療費の関係、こちらのほうをちょっとごらんいただければと思うんですが、294ページ、295ページの一番上でございますが、支出済額のところで11億849万円というふうな金額になっております。医療費のほうが高額でございますので、若干伸びただけでも相当な金額になっているようなこともございますので、ある程度余裕を持たせた形で決算になったというふうなことでございます。
  また、こちらのほうの支出額につきましても、幸い、昨年と比較いたしますと31万4,762円の支出増というふうなことで、ほぼ同額で決算できましたので、こういった形になりましたが、こちらのほうが若干でも医療費のほうが伸びますと、場合によればぎりぎりになってしまうというふうなことも考えられますので、こういった余裕を持った決算でできてよかったというようなことで思っております。よろしくお願いします。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  4番、野原和夫議員、再々質問です。
○4番 野原和夫議員 医療費の問題等もあって、余裕を持って予算を組んでいるということであります。はい、わかりました。
  そして、先ほど言った必携の中に載っている予備費のことについてはどういうお考えでいるのか。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  蜥ャ民課長。
○蜻セ一郎理事兼町民課長 通常、そういったふうなことで取り扱いをしなくちゃならないと思いますが、ときがわ町におきましては、今まで都幾川村、玉川村ということで、おのおのの会計でやってございました。そして、私のほうも10年ほど前に、うちのほうでも担当でやったこともありますので、そのときに、やはり野原議員からご指摘を受けたような形で、村のほうへも返還をしなくちゃならないんじゃないかというふうなことも担当とも協議をしたこともございますが、何分にも会計が大きいものですから、そういったものもある程度含みを持った中で措置をしていかないと運営ができなくなってしまうというようなことで、こういった状況をとらせていただきましたので。
  今後につきましては、もう老人保健のほうは3月末で一応終了しまして、今後の未払いの分については対応するというような形になりますので、そういった中で、今回の繰越金につきましても、ある程度の分をとった中で運営ができると思いますので、そういった形で運営していきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  ほかにございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 これをもって質疑を終結いたします。
  これより討議に入ります。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 討議を終結いたします。
  これより討論に入ります。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 討論を終結いたします。
  これより認定第3号 平成19年度ときがわ町老人保健特別会計歳入歳出決算認定についてを採決いたします。
  本案は、原案のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立多数)
○市川金雄議長 起立多数であります。
  よって、認定第3号は原案のとおり可決されました。
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   ◎認定第4号の質疑、討議、討論、採決
○市川金雄議長 日程第4、認定第4号 平成19年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算認定についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  7番、笹沼議員。
○7番 笹沼和利議員 1点ご質問します。
  ページのほうは317ページのところで、介護保険の介護サービスと居宅介護のほうが、これは決算審査のほうでも出ているんですけれども、実際に介護サービスのほうはふえているということで、在宅のほうが……。このあたりで、介護サービスのほうが、サービス給付のほうが4,000万、そして在宅のほうだけでも前年度に比べて2,500万上昇しています。この中身については、決算審査の中にも書かれているとおり、110人から実際に40人ほどが介護保険の利用のほうに回ったということなんですけれども、このあたりの介護保険のほうに回ったという中身。実際に大分知れ渡ってきたんでふえてきたのかなというふうには前にも回答はあったんですけれども、具体的にはどういう形で回ってきたのか、その辺の実態がわかればありがたいなと思っています。
  例えばケアマネジャー等にいろいろ相談等が入って、そこから実際、利用しましょうといって、どんどん利用したのかなというふうに思うんですけれども、今年度に関しては、また在宅介護手当等が出てきましたので、また状況が少し変わってくるのかなというふうに思います。この辺がまず第1点です。
  それから、2番目に、319ページのところで、地域密着型ということでグループホーム、これも以前議論のあったところだと思うんですけれども、グループホームに他のところから、住所地特例が使えないということがありますので、こちらに入ってきた、そのあたりの人数的なものは、結果としてどのぐらいの人数がそういう形で入ってきたのか、わかったら教えていただきたいと思います。よろしくお願いします。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 お答えを申し上げます。
  居宅介護サービスのほうがふえてきたというようなことでございますけれども、これらにつきましては、特にふえている要因といいますのが、居宅ですと、主に要支援から要介護2程度までの方が該当するのが多いのかなというふうなことで考えております。要介護3から上になりますと、なかなか家で介護はできないというようなことで、施設等に入所される方 がふえてくるという傾向にございます。
  特に平成19年度と18年度を比較いたしますと、居宅介護サービスの中で要支援1の方が19年度が13名、それから18年度で9名ということで、4名ふえております。それから、要支援2が平成18年度が24名、それから19年度で42名ということで、18名の増加となっております。それから、2号被保険者の方についても、要支援が昨年度は1名であったんですけれども、3名にふえているというようなことでございます。それから、要介護1についても18年度は30名、それから要介護1の19年度が33名ということで、3名ほどふえているということでございます。それから、やはり要介護2は2名ほど減っているんですけれども、やはり要介護3が50名が55名というふうな形の中で、5名ほどふえております。合計しますと、40名近くの方が居宅介護としてふえていると。
  それから、この介護認定申請につきましても、先ほど議員さんのほうからお話がありましたけれども、やはりこの制度が大分周知徹底されてきたということの中で、申請をしてくる方が多くなってきているというような状況でございます。また、補正予算のほうにもございますけれども、認定件数等も相当な数がふえてくると。そういった中で、この介護給付費についても伸びているというのが現状かと思います。
  以上です。
○市川金雄議長 7番、笹沼議員。
○7番 笹沼和利議員 今の回答の中で、この要支援1とか要支援2のふえているというのは、これは要支援2がふえているんじゃなくて、利用者がふえているというふうに理解してよろしいんでしょうか。
  というのは、利用者総体としては487人で、これ自体は変わっていないんで、利用者がふえているというふうに……。お願いします。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
○小沢俊夫福祉課長 この利用者は変わっていないというようなことの……。ですから、要支援1から2へ1段階上がったと。段階が上がって……。例えば要支援2の場合は、18年度が24名で、19年度が42名ということで、18名ほどふえていますけれども、これは要支援1だった人が要支援2にランクが上がってくるとか、あるいは新規で認定を受けた場合に要支援になる方もおりますけれども、段階的に上がってくると、そういうこともございます。総体的には40名弱の方がふえているんですけれども、そのランクが上がっている場合もございます。
○市川金雄議長 7番、笹沼議員。
○7番 笹沼和利議員 ちょっと私……。この決算のほうのあれでいくと、487名で変わっていないというふうに書かれているんですよ、前年度と。これだけふえていると、ちょっと変だなと思いながら。よろしくお願いします。
○市川金雄議長 その総体はふえていないということで、内容について。
○小沢俊夫福祉課長 487名というのは認定者数だと思います。認定者の中にも、当然介護給付を受けない方もおりますので、認定者数は変わってはおりませんけれども、実際にその認定者の中で介護給付を初めて受けて……。認定を受けてありますので、介護給付を今まで受けていなかった方も、新たにまたその介護給付を受けるという方もおりますので、その認定者数は変わっていないんですけれども、介護給付サービスを受けている方はふえてくる傾向にあるということでございます。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。総体の認定者はふえていないけれども、介護度が変わったりして、受ける人がふえてきたという。
○小沢俊夫福祉課長 それで、こちらにあります、103ページにありますこの受給者数なんですけれども、認定者数はあくまでも認定を受けた方ということで、サービスを受けていない方も、認定を受けていれば、こちらの数字のほうには乗せてございます。それで、この居宅、地域密着、施設介護の欄については、実際にサービスを受けている方ということになります。ですから、487名の認定を受けた方がいらっしゃいますけれども、実際にサービスを使っている方については418名になるかと思います。ちょっとこの表の書き方があれのところがあったかと思うんですけれども。
○7番 笹沼和利議員 わかりました。
○市川金雄議長 それでは、次に、2点目にお願いをしたいと思います。
○7番 笹沼和利議員 今の問題についてはもう質問できませんので。
  ただ、要望だけ1つお願いしたいのは、是非もう少し中身の精査というか、そのあたりを是非していただければありがたいなということで、もうこれについては特に質問ではありません。
  続いて、次の質問のところでよろしくお願いします。
○市川金雄議長 2点目、地域密着型あるいはグループホームに関する質疑について、答弁を求めます。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 お答えを申し上げます。
  この地域密着型施設の入所等の状況でございますけれども、この施設に昨年の9月現在で、全部で45名の方がグループホームに入所しておりました。それで、その内訳として、ずっと前からときがわ町に住んでいる方が15名、それからみなし指定の方が13名。このみなし指定というのは、介護保険制度が始まる前に、既にもうグループホームに入所していた方でございます。これが13名。それから、他市町村でこのホームの指定をして入所した方が2名ということでございます。それから、転入者、新しく他の町村から転入した方が15名ということで、45名。ことしの9月現在ということで、ちょっと聞き取り調査をしてみたんですけれども、内訳が旧来からときがわ町に住んでいる方が23名ということで、8名ほど増加いたしました。それから、みなし指定と他市町村の指定ということで、11名の方が入所してございます。それから、他市町村から転入した方については9人ということで、昨年から比べると、6名ですか、減っております。合計が43名ということで、定員が42なんですけれども、今現在は43名の方が入所しているというような状況になっております。
  以上です。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
○7番 笹沼和利議員 はい、結構です。
○市川金雄議長 ほかに。
  4番、野原和夫議員。
○4番 野原和夫議員 4番、野原和夫です。
  307ページですが、収入未済額において、この中で特別徴収は年金天引きですからゼロ。ほかに普通徴収等がありますが、この未済額において段階別人数、第1、第2……。この中に生活が苦しい人たちもいると思うんですけれども、この人数割合がどのようになっているのか、お伺いします。
  それから、決算との合計比較をちょっと見ますと、私の判断が間違っているかどうかわかりませんが、先ほどの笹沼さんの介護利用、私はむしろ保険料が約1,000万ぐらいふえている、余っている。保険料がふえているが、介護利用者が逆に減っているように見受けられるんですよね。認定者は、受けて多くなっていると思いますが、逆にこれが受けられない人が多くなっているんじゃないかなと比較しているんですが、この点についてもちょっとお伺いします。
  以上2点、お伺いします。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 収入未済の中で、所得段階別の人数等、金額等が幾ら、どの程度あるのかということでございますけれども、これについては、まことに申しわけないんですけれども、そういった分け方は未収の場合はしてございませんので、何名いるかというのは、年度ごとで額が幾らという場合ですとわかるんですけれども、そういった分類方法等はございませんので、またうちのほうでもちょっとその辺を検討して、ちょっと出してみたいというふうには考えております。
  それから、使えないというか、保険料はふえているけれども利用者が減っているというようなことかと思うんですけれども、これは施策の成果の103ページにございます。先ほど申し上げました人数ということで、273名の方が居宅という形ではありますけれども、実際にこの決算書から見ますと、介護給付費等も7%程度ふえているということで、この利用者についても減ってはいないというふうに考えております。実際にその介護給付費等もふえていると。7%程度ふえているというような状況になってきております。
  ただ、伸び率からいいますと、昨年、おととしから比べると伸び率は下がってきていると。昨年が大体10%程度、その前が11%程度伸びていたと思うんですけれども、ここ19年度においては、額そのものはふえていますけれども、伸び率は減ってきているというような形になっていると思います。
  昨年度のこのサービスの利用者が377人かと思います。それで、ことしが418ですので、利用者については40名程度ふえているというような状況になっているかと思います。
  以上です。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  4番、野原和夫議員。
○4番 野原和夫議員 払いたくても払えない人が、この中で大分金額も多い現状なんですね。現在、このときがわ町の介護保険料が高いんではないかと。もう減免すべきではないかな。こういうことも含めて、実態調査をちゃんとしていただくことも必要ではないかなと思うんですね。この中でも不納欠損も結構ありますから、こういう中をどういうふうなことを把握しているのか、今後どういうふうに考えるのか、その点についてお伺いします。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 お答えいたします。
  介護保険料、今現在については、ときがわ町では月額3,888円ということで、嵐山町それから東秩父村については、もう月額4,000円を既に超えているというような状況で、ときがわ町の場合は小川町と額的には同じということで、介護保険料が高いということでは考えておりません。
  この介護保険料については、介護給付費等が上がってくれば、それに対して当然国・県それから町からの繰入金、それと残りはこの保険料で賄わなくてはならないという制度でございますので、今現在の状況とすれば、突出してときがわ町が高いというふうには考えておりません。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  ほかに。
○4番 野原和夫議員 この問題、もう1点。
○市川金雄議長 もう1点ね。
  はい、どうぞ。
○4番 野原和夫議員 私は近隣を比較しておりますが、私も小川町も視察にこの間行ってきましたけれども、徹底して地域密着をきちんとした中で、介護保険料も安く抑えております。たまたま嵐山町、小川町の参考例を今言ってはおりますが、ほかの自治体はもっと低いところもたくさんありますので、そういう点を踏まえて、私は今後このようなこと、軽減、いろいろな問題について考えているかどうかについてお伺いしたわけなんですが。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 介護保険料も、私のほうとしてもそんなに上げたくはないのが本当の気持ちでございます。ただ、そういった中で、じゃどういうふうな形で介護保険料を抑えていくかということで、今、小川町等の話も出ましたけれども、方策等々もいろいろあろうかと思いますけれども、先ほど申し上げました地域密着型におきましても、昨年の9月については町外から転入してきた方が15名いて、その方については当然ときがわ町で負担をすると。ことしの9月については9名ということで、若干減っていますけれども、そういった形の中で、業者の方、事業所の方にもお願いをして、他市町村で指定をしてもらって、その介護保険料は他の市町村で納めてもらうとか、それから3月にもお願いしました高齢者の居宅介護等のいろいろなサービス等も考えながらやっております。また、ほかの包括支援センター等々とまた連携をとりながら、なるべく介護保険料を上げないような形にしていきたいとい うふうに努力はしていきたいと思いますので、よろしくお願いをしたいと思います。
  以上です。
○市川金雄議長 再々質問でございますので、要望にとどめてください。
○4番 野原和夫議員 町としては、いろいろな地域密着等も含めてグループホームはたくさんある。その中で、今回私もこの中、一般質問に入っておりますので、余り言いたくありませんが、居住地特例があります。このことを含めて、私はこういうことを即利用していただければいいのかなと思うんです。そうすると、町の負担は軽減されます。この居住地特例がありますから、その点。
○市川金雄議長 要望ですが、はい、どうぞ。
○小沢俊夫福祉課長 ちょっと確認なんですけれども、居住地特例というのは、これは住所地特例ということでよろしいわけですよね。
  先ほども申し上げましたとおり、施設入所については住所地特例が以前からありましたので、従前の住所地で、住民票等々をこちらへ異動しても対応してくれました。この密着型については住所地特例等がございませんので、強制的に例えば住民登録をしてしまうと、こちらで持つような形になってしまうんですけれども、かなりの額が介護サービスに使われますので、福祉課としても、先ほど申し上げましたとおり、事業者の方にお願いをいたしまして、この住所地特例といいますか、前のみなし指定ですね。この施設を、ときがわ町にある施設をその町でみなしに指定しますというような形の中で指定をしていただいて、その介護費用については前の住所地のほうで措置してもらうような形に努力をしておりますので、よろしくお願いをしたいと思います。
○市川金雄議長 ほかにございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 これをもって質疑を終結いたします。
  これより討議に入ります。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 討議を終結いたします。
  これより討論に入ります。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 討論を終結いたします。
  これより認定第4号 平成19年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算認定について を採決いたします。
  本案は、原案のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立多数)
○市川金雄議長 起立多数であります。
  よって、認定第4号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎認定第5号の質疑、討議、討論、採決
○市川金雄議長 日程第5、認定第5号 平成19年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算認定についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 これをもって質疑を終結いたします。
  これより討議に入ります。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 討議を終結いたします。
  これより討論に入ります。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 討論を終結いたします。
  これより認定第5号 平成19年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算認定についてを採決いたします。
  本案は、原案のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○市川金雄議長 起立全員であります。
  よって、認定第5号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎認定第6号の質疑、討議、討論、採決
○市川金雄議長 日程第6、認定第6号 平成19年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算認定についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  7番、笹沼議員。
○7番 笹沼和利議員 365ページのところで貸付金の部分ですね、前年度よりも若干ふえたとは思いますけれども、実際に予定の金額よりも大分少ないのは事実だと思っております。これについては、前回でもいろいろ議論はなったんですけれども、この奨学金の金額ですよね。1人当たりの金額が、普通奨学金で、多分これは25万程度になっているんじゃないかなと思うんですけれども、どのような基準で出しているのか。実際に親の方にいろいろ聞いても、実際には授業料としても50万から100万ぐらいかかっているというのは聞いております。そうすると、もうちょっとこれは出してもいいんじゃないのかなというふうに思うんですけれども、1人当たりの単価を上げることはできるんでしょうか。そのあたりをひとつお聞かせいただきたいのと、もうちょっと人数もふやしても、実際には1億3,000万、かなりの金額が今、基金として積まれていますので、もっともっと有効に使うためには、人数をふやすということの努力は……。前回でも質問がありましたけれども、その辺を含めて努力をしているかどうか、その辺をお聞きしたいと思います。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  内室教育総務課長。
○内室睦夫教育総務課長 それでは、ただいまのご質問でございますが、上げることができるのかということでございますけれども、条例によりまして金額のほうを決定しております。大学の普通奨学金で年間24万円ということでございます。こちらにつきましては、その金額設定につきましては、今後条例改正等を含めて検討が必要となりますので、現状では現在の金額になります。
  それから、人数をふやすということでございますけれども、こちらについては、毎年度対象となります中学3年生の方に通知等を出しております。また、ホームページ等で周知活動を行っておるところでございます。
  以上でございます。
○市川金雄議長 続いて、答弁を求めます。
  戸口教育長。
○戸口皓雄教育長 金額の件でございますが、金額も含めまして、現在、貸しているというんでしょうか、借りている本人また保護者等には、その都度、今、調査といいましょうか、どのくらいの金額が必要なのか、また返す期間はどのぐらいなのかというのを細かく、いわゆるアンケート関係で、今、通知を出して調べているところでございます。しかしながら、やはり借りて高校、大学と行きますと、通算では7年間。そうしますと、今度は借りを返すほ うも7年間で、先が長期にわたってきますので、その辺のところも金額の面、返す期間などなどにつきまして、今それぞれ要望等をお聞きをして調査しているところでございますので、また後日まとまりましたら……。すぐまとまらないと思いますけれども、まとまりましたら、また報告したいと思います。
  以上でございます。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  7番、笹沼議員。
○7番 笹沼和利議員 ありがとうございます。
  アンケートをとっているということなんで、条例で決まっているということなんで、必要であれば条例の改正も考えてもいいんじゃないかなというふうに思いますので、是非積極的な形でよろしくお願いいたします。
  終わります。
○市川金雄議長 ほかに。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 これをもって質疑を終結いたします。
  これより討議に入ります。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 討議を終結いたします。
  これより討論に入ります。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 討論を終結いたします。
  これより認定第6号 平成19年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算認定についてを採決いたします。
  本案は、原案のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○市川金雄議長 起立全員であります。
  よって、認定第6号は原案のとおり可決されました。
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   ◎認定第7号の質疑、討議、討論、採決
○市川金雄議長 日程第7、認定第7号 平成19年度ときがわ町水道事業会計決算認定につい ての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  4番、野原和夫議員。
○4番 野原和夫議員 水道全体的に、ちょっとこの中で389ページの中なんですが、この有収率が昨年に比べてまた下がっておりますが、この有収率を上げる努力を今度予算の中でどう考えているのか、お伺いします。
  それから、石綿管更新事業が27年、この前の説明会でありますが、この中で町長に聞きたいのは、お金を今いろいろな事業にできるときがわ町という説明をされておりますから、そのお金を一般会計より繰り入れして、この石綿管事業を早くできないのか、その点についてもお伺いします。そうすれば有収率もよくなるし、いろいろな問題が解決できるんではないかと思いますが、この点について。
  2つお願いします。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  1点目の有収率についての質疑。
  中藤水道課長。
○中藤和重水道課長 389ページの有収率、下がっていますけれども、その有収率を上げる方策についてということで、大枠でのご質問についてお答えいたします。
  376ページ、377ページをちょっとお開きいただきたいんですが、有収率が下がっている主な原因は、老朽施設の更新が計画的になされていないということで、こちらの支出の決算額の一番上を見ていただきたいんですが、約3億円。昨年度の4条の支出が2億円で、1億円の増となっております。今後、お金をかけて老朽施設の更新を計画的に行ってまいりたいと考えております。
  以上です。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  では、2点目の石綿管改修事業についてのご質問。
          (「一般会計からですね」と呼ぶ者あり)
○4番 野原和夫議員 そうです、一般会計。
○関口定男町長 それでは、その一般会計からの持ち出しについては、私のほうからお答えさせていただきますけれども、今回も8,000万円、平成20年度、水道会計のほうには出ておりますけれども、これも実は、100%皆さんこの水道に加入しているということではありませ ん。簡易水道等もあります。そんな中で一般会計から出すというのは、もともとはどちらかというと、これは企業会計でありますので、一般会計から出すのはいかがなものかということがあります。しかし、私とすると、新しい町ができて、合併をして、そしてどうしても苦しいからということで、水道料金を上げるというのは非常に忍びないということで、一般会計のほうは、先ほど言いましたけれども、弾力性が今のところありますので、一般会計のほうからとりあえず持ち出ししていく。これは値上げをしないためのやつでありまして、石綿管工事につきましては、やはり企業会計でやっておりますので、水道企業団のほうで、少しずつですけれども、やはり一歩一歩しっかり事業はやっていただきたいということでありまして、今回の繰り入れは、特別に皆さんに負担をかけないようにということで繰り入れしたということでありますので、ご理解をいただきたいと思います。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
○4番 野原和夫議員 はい、わかりました。
○市川金雄議長 ほかに。
  7番、笹沼議員。
○7番 笹沼和利議員 ちょっと絡むんですけれども、401ページのところで、漏水修繕工事費ということで1,115万出ています。これは話の中で96件あったということで言っていますけれども、このあたり、96件、どういう形で……。実は、漏れているから、行って直したんだということだと思うんですけれども、今度漏水対策で3億かけてやっていくということなんですけれども、実際に事前にそういうものは、どのあたりが危ないというとか、そういうことはわかるんでしょうか。そのあたりをちょっとお聞かせいただければと思います。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  中藤水道課長。
○中藤和重水道課長 401ページの漏水修繕工事費に係るご質問ですが、8割から9割は漏れていますよということでの通報です。
○7番 笹沼和利議員 通報ですよね。
○中藤和重水道課長 はい。ということで、あとは職員。水道企業団当時からの職員が現在2名おりまして、その職員の経験値で、あそこは危ないというような把握はされております。
  以上です。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  7番、笹沼議員。
○7番 笹沼和利議員 そうすると、ある程度予測は立つということでしょうか。
  というのは、これからそういう漏水対策で3億円かけてやっていくにしても、まず有収率を上げるためには、一番危ないところからまず手を打たざるを得ないと思うんですけれども、その辺の具体的なところがある程度見えてくるかどうかということです。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  中藤水道課長。
○中藤和重水道課長 漏水も大きいものから小さいものがありまして、小さいものについては、予測はほとんど不可能です。大きいものについては、従来ご説明申し上げていますけれども、石綿あとは大きい施設ということなんで、そこを中心に計画的に更新を行うということでございます。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  7番、笹沼議員。
○7番 笹沼和利議員 ちょっと専門的なことを聞いちゃうとあれかなと思って、ちょっと困るんですけれども、漏れているのというのは、大体基本的にはみんなメーターがついているんで、大体見えてくるのかなというふうに思っているんですけれども、そういうのというのは、末端で取水する……、お金で買うところだけメーターがついていて、途中にメーターがついているとか、そういうことは一切ないということなんでしょうか。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  中藤水道課長。
○中藤和重水道課長 ちょっとご確認なんですが、給水のメーターじゃなくて、大きいマクロのメーターということでよろしいですかね。
○7番 笹沼和利議員 はい。
○中藤和重水道課長 マクロのメーターということでは、来年度、中央監視システムを導入して、ほぼ大きい管の水量を把握できるようにしますが、現時点でのシステムでは、全体量を把握できるシステムになっておりません。
  以上です。
○7番 笹沼和利議員 はい、わかりました。
○市川金雄議長 ほかに。
  12番、島田議員。
○12番 島田 豊議員 12番、島田です。
  401ページなんですけれども、弁護士の報酬というのがあるので、たまたま裁判をしているというふうなお話を聞いたんですけれども、このことについて先行きどうなんでしょうかね。これはもしこれが負けるだとか勝つだとかということになって、水道に対する状況というのはどんなふうになるんでしょうか。これは私はちょっと内容が聞きたいということで、ちょっとお願いしたいわけですけれども。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  中藤水道課長。
○中藤和重水道課長 すみません、ご確認なんですが、401ページの弁護士報酬に係る案件の今後の見込みでよろしいですか。
○12番 島田 豊議員 そうですけれども。
○中藤和重水道課長 この案件については議会で報告していますので、どのような案件かというのはご理解されていると思うんですが。
○12番 島田 豊議員 それは聞いています。
○中藤和重水道課長 現在、裁判になっております。もう1回公判も開かれまして、9月24日に第2回目の裁判が開かれまして、顧問弁護士さんのお話ですと、1年やそこらはかかるだろうということで、1年先のことは、まだ現時点では予測できませんが、裁判をやるからには、いい結果が出るものと信じて取り組んでいきたいと思っています。
  以上です。
○市川金雄議長 よろしいですか。
  12番、島田議員。
○12番 島田 豊議員 それでは、水を供給されている人に影響はないということですか。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  中藤水道課長。
○中藤和重水道課長 裁判所でも、もうあそこの例の問題となっている団地に水が供給されないということになりますと、公共の利益に反しますので、そういった心配はないと思います。
  以上です。
○12番 島田 豊議員 はい、わかりました。結構です。
○市川金雄議長 ほかに。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 これをもって質疑を終結いたします。
  これより討議に入ります。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 討議を終結いたします。
  これより討論に入ります。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 討論を終結いたします。
  これより認定第7号 平成19年度ときがわ町水道事業会計決算認定についてを採決いたします。
  本案は、原案のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○市川金雄議長 起立全員であります。
  よって、認定第7号は原案のとおり可決されました。
  これで決算の審議につきましてはすべて終了いたしました。
  高蜻纒\監査委員につきましては、大変ご苦労さまでございました。
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   ◎延会について
○市川金雄議長 お諮りいたします。本日の会議はこの程度にとどめ延会したいと思います。
  これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 異議なしと認めます。
  よって、本日はこれをもちまして延会することに決定いたしました。
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   ◎延会の宣告
○市川金雄議長 大変ご苦労さまでございました。
                                (午後 4時36分)