平成20年第3回ときがわ町議会定例会

議 事 日 程(第3号)

                            平成20年9月4日(木)  
                            午前9時30分開議     
      開議の宣告
日程第 1 議案第49号 ときがわ町監査委員に関する条例の一部改正について
日程第 2 議案第50号 比企土地開発公社定款の一部を変更する定款について
日程第 3 議案第51号 字の区域を変更することについて
日程第 4 議案第52号 平成20年度ときがわ町一般会計補正予算(第2号)
日程第 5 議案第53号 平成20年度ときがわ町国民健康保険特別会計補正予算(第1
             号)
日程第 6 議案第54号 平成20年度ときがわ町老人保健特別会計補正予算(第1号)
日程第 7 議案第55号 平成20年度ときがわ町介護保険特別会計補正予算(第1号)
日程第 8 議案第56号 平成20年度ときがわ町水道事業会計補正予算(第2号)
日程第 9 議案第57号 ときがわ町特別職報酬等審議会条例及びときがわ町議会議員の報
             酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について
日程第10 請願第 1号 ミニマムアクセス米の輸入停止を求める請願
日程第11 請願第 2号 「消費税の税率引き上げ反対を求める意見書」の提出を求める請
             願
日程第12 請願第 3号 「後期高齢者医療制度の中止・廃止を求める意見書」を政府に提
             出することを求める請願
日程第13 議員派遣について
日程第14 議会運営委員会の閉会中の継続調査の申し出について
日程第15 一般質問
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出席議員(16名)
     1番  前 田   栄 議員     2番  野 口 守 隆 議員
     3番  小 宮   正 議員     4番  野 原 和 夫 議員
     5番  鳥 越 準 司 議員     6番  堀 口   宏 議員
     7番  笹 沼 和 利 議員     8番  増 田 和 代 議員
     9番  伊 得 一 夫 議員    10番  市 川   洋 議員
    11番  岩 田 鑑 郎 議員    12番  島 田   豊 議員
    13番  田 中   旭 議員    14番  野 原 兼 男 議員
    15番  長 島 良 男 議員    16番  市 川 金 雄 議員
欠席議員(なし)
地方自治法第121条により、今定例会に説明のため出席する者及び同委任を受けた者の職氏名
町長
関 口 定 男 
副町長
関 口   章
理事兼町民課長
 蛛@太一郎
理事兼窓口
センター所長
柴 崎 政 利
総務課長
野 原 泰 子
企画財政課長
久 保   均
税務課長
岡 野 吉 男
会計管理者兼
会計室長
須 永 文 男
福祉課長
小 沢 俊 夫
環境課長
岩 田 功 夫
産業観光課長
山 崎 政 明
建設課長
桑 原 和 一
水道課長
中 藤 和 重
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教育長
戸 口 皓 雄
教育総務課長
内 室 睦 夫
生涯学習課長
小 島   昇
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議会事務局長
柴 崎 秀 雄 
書記
荻久保 充 也 
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   ◎開議の宣告
○市川金雄議長 おはようございます。
  きのうに引き続き大変ご苦労さまでございます。
  ただいまの出席議員は16名でありますので、定足数に達しております。
  これより平成20年第3回ときがわ町議会定例会第3日目を開会いたします。
  直ちに本日の会議を開きます。
                                (午前 9時30分)
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   ◎議事日程の報告
○市川金雄議長 本日の議事日程を報告いたします。
  議事日程は配付したとおりであります。
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   ◎議案第49号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○市川金雄議長 これより日程第1、議案第49号 ときがわ町監査委員に関する条例の一部改正についてを議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○柴崎秀雄議会事務局長 朗読いたします。
  議案第49号 ときがわ町監査委員に関する条例の一部改正について。
  別紙のとおりときがわ町監査委員に関する条例(平成18年ときがわ町条例第23号)の一部を改正する条例を制定することについて議決を求める。
  平成20年9月2日提出、ときがわ町長、関口定男。
  以上でございます。
○市川金雄議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  関口町長。
○関口定男町長 おはようございます。
  それでは、早速ですが、議案第49号 ときがわ町監査委員に関する条例の一部改正について、提案理由を申し上げます。
  地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び第22条第1項の規定による審査について、その期間を定めておく必要が生じたため、この案を提出するものであります。
  細部につきましては、監査委員事務局から説明を申し上げます。
○市川金雄議長 続いて、細部説明を求めます。
  柴崎事務局長。
○柴崎秀雄議会事務局長 命によりまして、議案第49号 ときがわ町監査委員に関する条例の一部改正につきましてご説明させていただきます。
  それでは、お手元の条例本文と参考資料ナンバー2、新旧対照表を一緒にごらんいただきたいと存じます。
  今回の改正につきましては、地方公共団体の財政の健全化に関する法律が平成19年6月に公布され、健全化判断比率及び資金不足比率について監査委員の審査に付されることになる規定が平成20年4月1日から施行されたことに伴い、その審査の期間を定めるため改正するものでございます。
  法律では健全化判断比率等を監査に付し、その意見書をつけて議会に報告することになっておりますが、審査期間やいつまでに議会に報告するという規定はございません。健全化判断比率につきましては、前年度の決算に基づきまして算出されるものでございますので、前年度の決算についてご審議いただく議会で報告させていただくことが最善と判断し、審査期間を決算審査と同様30日以内と定めさせていただくものでございます。
  それでは、初めに、資料ナンバー2新旧対照表でございます。右が現行、左が改正後となっております。
  まず、現行の第8条、第9条をそれぞれ1条ずつ繰り下げまして、新たに第8条として「地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び第22条第1項の規定により審査に付されたときは、30日以内に意見をつけて町長に回付しなければならない」と審査期間を定めるものでございます。
  次に、条例本文をごらんいただきたいと思います。
  下段2行の附則でございますが、この条例の施行日を公布の日からと規定するものでございます。
  以上で細部説明を終わらせていただきます。よろしくご審議賜りますようお願いいたします。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  これより、日程第1、議案第49号 ときがわ町監査委員に関する条例の一部改正についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 質疑なしと認めます。
  これをもって質疑を終結いたします。
  これより討議に入ります。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 討議を終結いたします。
  これより討論に入ります。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 討論を終結いたします。
  これより、議案第49号 ときがわ町監査委員に関する条例の一部改正についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり改正することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○市川金雄議長 起立全員であります。
  よって、議案第49号は原案のとおり可決されました。
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   ◎議案第50号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○市川金雄議長 日程第2、議案第50号 比企土地開発公社定款の一部を変更する定款についてを議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○柴崎秀雄議会事務局長 朗読いたします。
  議案第50号 比企土地開発公社定款の一部を変更する定款について。
  公有地の拡大の推進に関する法律(昭和47年法律第66号)第14条第2項の規定により、比企土地開発公社定款の一部を、別紙のとおり変更することについて、議決を求める。
  平成20年9月2日提出、ときがわ町長、関口定男。
  以上でございます。
○市川金雄議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  関口町長。
○関口定男町長 続きまして、議案第50号 比企土地開発公社定款の一部を変更する定款につ いて、提案理由を申し上げます。
  公有地の拡大の推進に関する法律(昭和47年法律第66号)の一部改正により、定款の変更を行いたいので、この案を提出するものであります。
  細部につきましては、企画財政課長よりご説明申し上げます。
○市川金雄議長 続いて、細部説明を求めます。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 それでは、命によりまして、議案第50号 比企土地開発公社定款の一部を変更する定款についての詳細説明をさせていただきます。
  議案第50号と議案参考資料、資料ナンバー3をあわせてごらんいただきたいと存じます。
  今回の改正につきましては、公有地の拡大の推進に関する法律の一部が改正されまして、その施行が平成20年12月1日と定められましたが、この改正の中で土地開発公社の監事の職務が改正されたことによりまして、公社定款の一部を変更する必要が生じたことによるものでございます。
  また、昨年10月実施の郵政民営化施行による変更も、今回の変更とあわせて変更させていただきたいというものでございます。
  まず、資料ナンバー3をごらんいただきたいと存じます。
  新旧対象表になっておりまして、右側が現行、左側が改正後というふうになっております。
  第7条第4項の改正規定につきましては、土地開発公社監事の職務の根拠法令が改められましたことによる改正でございます。
  続きまして、中段でございますが、19条第1項第1号イの改正規定につきましては、文言の整理でございます。
  下段にあります第25条の改正規定につきましては、余裕金の運用規定でございますが、第1号に規定をされております主務大臣の規定する有価証券及び第2号に規定されております主務大臣の指定する金融機関につきましては、資料ナンバー3の2ページ目になりますが、こちらの中段及び下段のほうに記載をされておりますので、こちらをごらんいただければというふうに思います。
  条例、本文のほうに戻っていただきまして、附則でございますが、この定款の施行期日を埼玉県知事の認可のあった日からと規定するものでございます。
  以上で雑駁ではございますが、担当課長としての説明を終わらせていただきます。慎重ご審議賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  これより、日程第2、議案第50号 比企土地開発公社定款の一部を変更する定款についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 これをもって質疑を終結いたします。
  これより討議に入ります。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 討議を終結いたします。
  これより討論に入ります。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 討論を終結いたします。
  これより、議案第50号 比企土地開発公社定款の一部を変更する定款についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり変更することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○市川金雄議長 起立全員であります。
  よって、議案第50号は原案のとおり可決されました。
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   ◎議案第51号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○市川金雄議長 日程第3、議案第51号 字の区域を変更することについてを議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○柴崎秀雄議会事務局長 朗読いたします。
  議案第51号 字の区域を変更することについて。
  地方自治法(昭和22年法律第67号)第260条第1項の規定により、本町内の字の区域を別紙変更調書のとおり変更することについて議決を求める。
  平成20年9月2日提出、ときがわ町長、関口定男。
  以上でございます。
○市川金雄議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、議案第51号 字の区域を変更することについて、提案理由を申し上げます。
  ときがわ町営土地改良事業玉川地区の工事の完了に伴い、道路、水路が完備されたが、従前の字界では行政執行上及び土地の維持管理上支障があるので、換地処分後の整備された道路界、水路界をもって新たな字界とするため、この案を提出するものであります。
  細部につきましては、産業観光課長よりご説明申し上げます。
○市川金雄議長 続いて、細部説明を求めます。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 それでは、命によりまして、議案第51号 字の区域を変更することについて、細部説明申し上げます。
  平成16年度から整備を進めてまいりましたときがわ町営土地改良事業玉川地区の工事の完了に伴い、換地処分後の整備された道路界、水路界をもって新たな字界とするため、この案を提出するものでございます。
  議案書の次の1ページでございますが、新たな字に編入する区域の調書でございますが、細部につきましては、議案参考資料でご説明申し上げます。
  恐れ入りますが、議案参考資料の資料ナンバー4の7ページをごらんいただきたいと存じます。
  土地改良事業に係る区域の明細図及び換地図でございます。
  図面の上段は現在の区域を示す明細図で、県道ときがわ坂戸線から東側の区域となっており、図面中黒の点線が現在の字界、赤の実線が変更後の字界を示しております。
  また、下段は工事完了後の換地図で、赤の実線が変更後の字界を示しており、整備された道路、水路界をもって新たな字界としております。
  次に、8ページの図面をごらんいただきたいと存じます。
  県道ときがわ坂戸線から西側の区域を示した図面で、上段が現在の区域の明細図、下段が工事完了後の換地図でございます。7ページの図と同様、黒の点線が現在の字界、赤の実線が変更後の字界を示しております。
  次に、議案参考資料の2ページをお開きいただきたいと存じます。
  区域の変更の一筆調書で、大字玉川字狐塚に編入する区域の一覧でございます。
  次に、3ページは大字玉川字伊勢台に編入する区域の一覧、4ページは大字玉川字上ノ台 に編入する区域の一覧、5ページは大字玉川字衆生谷戸に編入する区域の一覧、6ページは大字玉川字中宮に編入する区域の一覧でございますので、ごらんいただきたいと存じます。
  以上で、議案第51号 字の区域を変更することについての細部説明とさせていただきます。
  よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  これより、日程第3、議案第51号 字の区域を変更することについての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 これをもって質疑を終結いたします。
  これより討議に入ります。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 討議を終結いたします。
  これより討論に入ります。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 討論を終結いたします。
  これより、議案第51号 字の区域を変更することについてを採決いたします。
  本案は原案のとおり変更することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○市川金雄議長 起立全員であります。
  よって、議案第51号は原案のとおり可決されました。
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   ◎議案第52号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○市川金雄議長 日程第4、議案第52号 平成20年度ときがわ町一般会計補正予算(第2号)についてを議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○柴崎秀雄議会事務局長 朗読いたします。
  議案第52号 平成20年度ときがわ町一般会計補正予算(第2号)。
  平成20年度ときがわ町の一般会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。
  歳入歳出予算の補正。
  第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3億1,650万3,000円を追加し、歳入歳出 予算の総額を歳入歳出それぞれ56億2,283万1,000円とする。
  2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。
  継続費。
  第2条 地方自治法(昭和22年法律第67号)第212条第1項の規定による継続費の経費の総額及び年割額は、第2表継続費による。
  地方債の補正。
  第3条 地方債の変更は、「第3表 地方債補正」による。
  平成20年9月2日提出、ときがわ町長、関口定男。
  以上でございます。
○市川金雄議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、議案第52号 平成20年度ときがわ町一般会計補正予算(第2号)について提案理由を申し上げます。
  歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3億1,650万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ56億2,283万1,000円とするものであります。
  細部につきましては、企画財政課長よりご説明申し上げます。
○市川金雄議長 続いて、細部説明を求めます。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 それでは、命よりまして、議案第52号 平成20年度ときがわ町一般会計補正予算(第2号)の詳細説明をさせていただきます。
  先ほど町長が提案理由で申し上げましたとおり、歳入歳出にそれぞれ3億1,650万3,000円を追加いたしまして、予算総額を歳入歳出それぞれ56億2,283万1,000円とするものでございます。
  初めに、総括的な事項についてでございますが、2ページ、3ページ目をごらんいただきたいと思います。
  第1表、歳入歳出予算補正につきましては、各款項の金額が記載されておりますので、ごらんをいただきたいと存じます。
  次に、4ページでございます。
  第2表継続費でございますが、平成23年度から予定をされております財務諸表の4表、貸 借対照表、行政コスト計算書、純資産変動計算書、資金収支計算書の4表でございますが、この作成公表に備えまして公有財産台帳管理システム構築のための予算をこちらに計上させていただいているものでございます。年次割は平成20年度が588万円、平成21年度が1,281万円、合計で1,869万円でございます。
  次に、5ページの第3表地方債補正でございます。
  臨時財政対策債の同意限度額を859万8,000円を増額いたしまして、2億2,859万8,000円とするものでございます。
  次に、7ページから9ページにかけましての歳入歳出予算補正事項別明細書につきましては、ごらんいただきたいと存じます。
  次に、各項目の内容を説明をさせていただきます。
  まず、歳入関係でございます。10ページ、11ページをごらんいただきたいと存じます。
  今回の補正につきましては、普通交付税の確定、前年度決算に基づく繰越金等の確定によるものが主なものでございます。
  主なものといたしましては、10款1目地方交付税でございます。9,155万円を追加をいたしまして、14億5,155万円とするものでございます。普通交付税の確定による補正でございます。
  10ページの下段になりますが、17款1目一般寄附金でございます。150万円を追加いたしまして、150万2,000円とするものでございます。一般寄附金といたしまして、こちらは四季彩館を管理をしていただいております商工会から寄附をいただいたものでございます。
  次に、12、13ページをごらんいただきたいと存じます。
  2目民生費寄附金でございますが、190万円を補正いたしまして、200万円とするものでございます。こちらは民生費寄附金といたしまして、西平地内の桑山さんからいただいたものでございます。
  そして18款繰入金、4目老人保健特別会計繰入金でございます。5,000万円を新たに追加するものでございます。こちらは老人保健特別会計からの繰入金でございます。
  次に、19款繰越金の1目繰越金でございます。1億3,109万6,000円を追加いたしまして、3億3,109万6,000円とするものでございます。前年度平成19年度決算の確定によるものでございます。
  次に、歳出関係の説明に移ります。14、15ページをごらんいただきたいと存じます。
  主なものを説明をさせていただきますが、まず、2款総務費の1目一般管理費の中にござ います事業名で申し上げますと、総務一般管理事務でございます。23万4,000円を補正いたしまして、1億968万9,000円とするものでございます。18節の備品購入費16万円、庁用器具費となっておりますが、ICレコーダーを16台購入する内容でございます。こちらは行政対象暴力に対応するための備品というものでございます。
  次に、下段になりますが、5目の財産管理費でございます。事業名、普通財産管理事業といたしまして225万4,000円を追加し、397万4,000円とするものでございます。
  13節の委託料81万5,000円につきましては、設計委託料といたしまして大字大野地内にございます旧オウム真理教施設解体工事の積算業務委託といたしまして47万3,000円、また検査委託料、同建物のアスベスト分析検査、これは5検体を予定しているんですけれども、この分析の委託料を34万2,000円を計上したものでございます。建物といたしましては、鉄骨造スレートぶき2階建ての延べ床面積605.72平米の建物でございます。
  次に、15節工事請負費でございます。143万9,000円を計上してございます。この主なものは施設解体工事ということで、一般県道大野東松山線歩道工事に伴う建物解体工事ということで、大字田中藤坂地内にあります木造2階建て延べ床面積107.34平米の建物を解体するための工事費でございます。
  続きまして、最下段にあります公有財産管理事業でございます。588万円を新規に補正するものでございます。業務委託料、こちらは先ほど継続費で申し上げました公有財産管理システムの構築業務ということで、公有地およそ8,830筆ほどが見込まれております。そして建物160程度の調査ということで、財産台帳を構築するための費用でございます。
  次の16、17ページをごらんいただきたいと存じます。
  6目財政調整基金費でございます。事業名、財政調整基金積立金といたしまして、2億760万8,000円を追加いたしまして、2億769万8,000円とするものでございます。25節の積立金2億760万8,000円を計上してございます。こちらは決算確定に伴います前年度の決算剰余金の2分の1以上を積み立てるための補正でございます。
  次に、事業名、総合行政システム管理運営事業でございます。353万4,000円を補正いたしまして、2,405万4,000円とするものでございます。13節委託料353万4,000円につきましては、電算システムの改修委託料といたしまして、個人住民税の年金からの特別徴収に関する町の電算システムをこちらに対応させるためのプログラム改修経費というものでございます。
  次のネットワーク管理運営事業でございます。143万6,000円を補正いたしまして、519万5,000円とするものでございます。こちらにつきましては、町の社会福祉協議会及び社会福 祉協議会玉川支所及び玉川公民館の通信環境改善というものが内容でございます。
  次に、交通対策事業137万5,000円を補正いたしまして、5,120万1,000円とするものでございます。こちらは交通体系の総合的な検討を行う上で、町民のアンケート調査を実施するための費用でございます。内容といたしましては、これから構築をするわけでございますが、世帯構成、生活圏、移動方法、高齢者世帯の意向等を調査したいというふうな予定でおります。
  続きまして、事業名、集会所管理事業でございます。1,296万4,000円を補正いたしまして、3,668万円とするものでございます。13節委託料145万円につきましては、測量委託料といたしまして椚平生活改善センター改築工事の測量調査業務委託といたしまして45万円、次にあります設計管理委託料につきましては、日影分館の外構工事の委託料でございます。100万円でございます。次の15節工事請負費1,150万円につきましては、日影分館の外構工事の工事費ということでございます。
  次に、事業名、駐在所移転事業でございます。616万3,000円を追加いたしまして、631万3,000円とするものでございます。主なものは17節公有財産購入費615万1,000円でございます。土地購入費といたしまして大字西平地内に移転先の駐在所用地358.48平米を購入するための費用でございます。平米単価は1万7,400円でございます。
  次に、18、19ページをごらんいただきたいと存じます。
  15目諸費の中の防犯灯整備事業でございます。中ほどになります。111万9,000円を補正いたしまして、979万5,000円とするものでございます。こちらにつきましては、防犯灯の台帳を整備する業務委託料でございます。78万8,000円でございます。
  続きまして、諸一般管理事務事業でございます。1,469万9,000円を補正いたしまして2,097万5,000円とするものでございます。23節償還金利子及び割引料1,469万9,000円につきましては、過誤納還付金ということで、所得税から住民税に税源移譲がありましたが、低所得者等に対する還付金がこちらのほうに計上されているものでございます。
  次に、下段のほうになりますが、2目賦課徴収費の地方税電子申告事務事業でございます。238万4,000円を新規に追加するものでございます。13節委託料228万9,000円につきましては、個人住民税の年金からの特別徴収に係る電算業務改修費でございます。
  次に、2目地域福祉基金積立金でございますが、次の20、21ページをごらんいただきたいと存じます。地域福祉積み立て事業でございます。190万円を補正いたしまして、203万円とするものでございます。積立金190万円でございますが、先ほど歳入で申し上げました西平 在住の桑山さんからの寄附を地域福祉基金のほうに積み立てるための補正でございます。
  次に、障害者福祉事業費でございます。245万4,000円を補正いたしまして、2億2,773万6,000円とするものでございます。主なものといたしましては、19節負担金補助及び交付金、まず負担金の自立支援医療負担金が88万5,000円、補助金といたしまして、事務運営円滑化事業補助金、共同生活介護重度障害者支援強化事業補助金等にそれぞれ補正をするものでございます。
  中ほどになりますが、4目老人福祉費の老人在宅福祉事業費288万9,000円を追加いたしまして、2,663万2,000円とするものでございます。13節委託料188万9,000円につきましては、生きがいデイサービスの委託料でございます。20節扶助費100万円につきましては、寝たきり老人手当が減額となっておりますが、日常生活用具給付費ということで220万円、こちらは高齢者の世帯火災報知器の設置ということで165件分を予定をしているものでございます。
  次に、介護保険特別会計繰り出し事業ということで147万4,000円を追加いたしまして、1億2,958万円とするものでございます。28節繰出金で147万4,000円、これは介護保険の特別会計への町の法定負担分の補正でございます。
  最下段になりますが、2目児童福祉施設費の中の管外保育事業187万9,000円を追加いたしまして、914万9,000円とするものでございます。13節委託料管外保育料といたしまして179万9,000円を計上してございます。
  次に、22、23ページをごらんいただきたいと存じます。
  1目保健衛生総務費の中の保健センター玉川分室管理事業でございます。173万6,000円をこちらは減額をいたしまして、313万9,000円とするものでございます。8節報償費173万6,000円の減ということで、保健センターの玉川分室につきましては、常勤職員、看護師がおりましたが、その分を減員ということでこちらで減額をさせていただきました。
  次に、中ほどになりますが、6目農地費の中の土地改良施設等応急修繕事業でございます。240万4,000円を追加いたしまして、470万4,000円とするものでございます。15節工事請負費202万1,000円、こちらは土地改良応急修繕等、また地元要望にお答えする経費等で、内訳はごらんのとおりでございます。
  次に、県費の土地単独改良事業でございますが、756万円を補正いたしまして946万8,000円とするものでございます。15節工事請負費756万円につきましては、本郷店下堰の改修工事費でございます。
  次に、3目林業振興費の林業維持補修事業でございますが、477万4,000円補正いたしまし て、1,655万8,000円とするものでございます。15節工事請負費477万4,000円、こちらは森林管理道都幾山線応急修繕工事ということで、慈光寺へ上がっていく道なんですが、側溝等の修繕工事をするための費用でございます。
  次に、最下段になりますが、町有施設整備振興基金費ということで、次のページ、24、25をごらんいただきたいと思いますが、町有施設整備振興基金積み立て事業ということで150万円を追加いたしまして、325万7,000円とするものでございます。こちらは歳入で申し上げましたとおり、四季彩館の管理をしていただいています商工会からの寄附金でございます。
  次に、4目観光費の中の観光施設管理運営事業でございます。511万7,000円を追加補正いたしまして、3,265万7,000円とするものでございます。15節工事請負費455万3,000円につきましては、内訳といたしまして、いこいの里大附の浄化槽修繕工事47万3,000円、ふれあいの里たまがわ屋外展示施設設置工事168万円、また、いこいの里大附の屋根改修工事240万円、これは原材料費の高騰による追加補正でございます。
  続きまして、下段のほうになりますが、2目道路維持費の中の道路維持管理事業でございます。730万円を追加いたしまして、1億4,046万2,000円とするものでございます。工事請負費の730万円は、町道玉221号線舗装修繕工事に当てるものでございます。これは株式会社アイコーの日野原の工業団地にあります工場ですが、その前の道路の修繕工事というものでございます。
  下段になりますが、地籍調査費の中の地籍調査事業でございます。108万2,000円を追加いたしまして、3,809万2,000円とするものでございます。委託料の108万2,000円につきましては、地籍調査実施に伴います導水路の境界杭の復元業務の委託ということで140本を予定しているものでございます。
  次の26、27ページをごらんいただきたいと存じます。
  2目非常備消防費でございますが、消防施設管理事業ということで647万2,000円を補正いたしまして697万4,000円とするものでございます。15節工事請負費570万円、こちらにつきましては、大字関堀地内にあります防火水槽を移転するための費用でございます。570万円でございます。
  その上にありますが、修繕料77万2,000円につきましては、事業概要のところに書いてありますけれども、防火水槽修繕費の補正ということで大野地内の修繕が31万5,000円、消防団詰所空調機修繕工事の経費ということで45万7,000円でございます。これは3カ所あるんですけれども、第3分団の第2部、第3部、第4部の空調機の修繕工事というものでござい ます。
  続きまして、次の28、29ページをごらんいただきたいと存じます。
  中段になりますが、2目体育施設費の中の体育施設一般管理費でございます。125万円を追加いたしまして、434万6,000円とするものでございます。15節工事請負費125万円につきましては、体育センター、せせらぎホールの駐車場舗装修繕工事という内容でございます。
  次の30、31ページの給与費明細書でございますが、こちらにつきましては、期末手当の比較の部分が54万円増加しております。こちらは町長、副町長、議員の期末手当0.1カ月分の増額によるものでございます。
  31ページの一般職関係につきましては、職員手当、やはり期末手当6万5,000円の増、こちらは教育長の期末手当0.1カ月分の増額によるものでございます。
  以上、雑駁ではございますが、担当課長としての説明を終了させていただきます。慎重ご審議賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  これより、日程第4、議案第52号 平成20年度ときがわ町一般会計補正予算(第2号)についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  4番、野原和夫議員。
○4番 野原和夫議員 4番、野原和夫です。
  まず最初に1点、17ページの、これは全協でもお話されました個人住民税、年金からの特別徴収のことなんですが、税制改正のあれで決まったことですが、受給者年金天引き、こういう場合、年金受給者の権利がある程度あると思うんですが、拒否したらどうするか、この拒否の問題もどう考えているのか。
  それから、町が電算システム導入しなかった場合はどうなるのか、これも協議会である程度聞いておりますが、改めて聞きたいんですが。そしてこの電算システムの協議会の会社ですが、今国でも官僚天下りの問題が出ていますが、この経由機関、電子化協議会、これは総務省の管轄の官僚の天下りみたいに見えるんですが、この点についてどういうふうに見ているのか、この3点お願いします。
○市川金雄議長 野原議員の質疑に答弁を求めます。
  岡野税務課長。
○岡野吉男税務課長 それでは、お答えをさせていただきます。
  全員協議会においても同様なご質問があり、そのときもお答えをさせていただきましたが、ただ十分ではなかったかと思います。それで、その後、資料、数値等改めて確認して、現段階でわかるお答えをさせていただきたいと思います。
  まず、条例制定自体の国の考えをまずお示ししたいと思うんですけれども、地方税法の第321条の7の2の規定におきましては、市町村に対し、公的年金を受給している納税義務者に係る個人住民税について、特別徴収の方法により徴収することを義務づけております。したがって、各市町村において条例を整備する必要があり、個々にかかわる規定を設けていない条例については、地方税の規定に反する。そういう総務省の見解でございます。したがって、本年4月30日に専決処分、6月議会においてご承認をいただいたということになっております。
  それから、拒否した場合にはどうなるかということですけれども、これについても、総務省の今の段階の考えが県を通じて来ておりました。まず、本人の意思に基づく選択ができるかどうかという観点なんですけれども、基本的には先ほど申しましたように、年金からの天引きは特別徴収によることが著しく困難であると認めるもの、その他の政令で定めるものを除き、原則として公的年金を受給しているすべての納税義務者が対象となっております。
  政令で定めるものとしましては、施行令の第48条の9の11第3項というものがございますけれども、老齢基礎年金の額が年額18万円未満、介護保険でも同様かと思いますけれども、それらの規定のほか、特別徴収によることが著しく困難であると市町村長が認めるものなどを上げております。ただし、あくまで特別徴収の実施が著しく困難であることについては、市町村長が認めるものとされておりまして、本人による選択は認められておりません。ということの見解でございます。給与からの特別徴収においても、本人による選択は認められておらず、これと同様の取り扱いとしているということでございます。
  今申し上げました特別の事情ではどういうことかということかと思いますけれども、今の施行令のただし書きのことなんですけれども、その他特別の事情により適当でないと認められる場合には、特別徴収の方法によらないことができるとされているが、これは先ほど申し上げましたように、給与からの特別徴収の場合と同様に規定を設けた、給与からの天引きと同様の観点でそういう規定を設けたということが1点ございます。特別な事情とは、納税上の便宜等の見地からかえって特別徴収の方法により徴収することが不適当であると認められる場合などが考えられるというような言葉書きで示されております。
  ただ、では、不適当であるものはどういうものかということがさらに疑問等がおありにな るかと思いますが、現段階ではこれ以上の内容説明は示されておりません。恐らく今後、この事業を実施するに当たって、この該当はではどういう方がなるのかということは、ときがわ町ばかりでなく各市町村においても実例においては悩むところかと思います。この特別徴収天引きにつきましては、徴収の効率化とともに年金納税者の便宜を図るという観点から、ときがわ町でも国の方針に従って今後も実施をしていきたいと考えております。
  地方税協議会ですね、これにつきましては、会員が全国の知事会の役職の方、あるいは全国の市長会の役職の方、あるいは町村会、そういった方が役員として名を連ねております。あとは具体的に全国の政令都市、あるいは幾つかの市等でこの事業既に自主的に取り組んで電子システムの事業を取り組んでおりますけれども、そういう先進的な市町村の代表の方が入っております。そういったことでよろしいでしょうか。
  以上です。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  4番、野原和夫議員。
○4番 野原和夫議員 市町村長の権限というか、認めるということは重要視されているんですが、これは町長においても重要課題の1つになると思うんですが、これはこれから住民が、年金受給者がどのような運動を起こすか、これからまた問題が10月において起きると思いますが、それによってはまた中身が変わると思いますが、私は今国でも年金問題がまだ解決されていない中で、こういうことは許されないことではないかなと。
  そしてもう1点ちょっと聞きたいんですが、ときがわ町には10月においての年金受給者65歳、どのくらいの人が対象になるのか、その点についてお伺いします。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  岡野税務課長。
○岡野吉男税務課長 それでは、申し上げます。
  対象者数、本年4月1日現在で一応積算した資料でお答えさせていただきたいと思うんですけれども、4月1日現在の65歳以上の町内の年金受給者数3,250人でございます。特別徴収に該当する方がどのくらいいるだろうという国の試算なんですけれども、およそ2割ぐらいではないかということを国、あるいは県等の説明会の資料の中では出てきております。
  ただし、こちらの積算で、例えば65歳以上で所得割の非課税、住民税の均等割の非課税の方々を除いた方々を想定しますと、1,000人少しと、1,051人ということになりました。ですから、そうすると約3割ということですね。その辺のずれがありますけれども、およそ2割 から3割ぐらいの間、実際にやってみるとそのくらいの該当者になるだろうと想定しております。
  以上でございます。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  暫時休憩いたします。
  再開を10時40分からお願いいたします。
                                (午前10時23分)
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○市川金雄議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午前10時40分)
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○市川金雄議長 続いて、一般会計補正予算の質疑を行います。
  質疑ございませんか。
  11番、岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 17ページ、日影分館外構工事の関係なんですけれども、全員協議会で説明をいただきましたけれども、この外構工事についての要望というのはどういう形で今になって出てきたのか、その経緯をお願いしたいというふうに思います。
  地元の人に聞きましても、説明会があったときに要望は出したという話を聞いております。どういう形で要望が処理されなかったのか、お聞きしたいと思います。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  野原総務課長。
○野原泰子総務課長 平成20年度の予算の中で当初外構工事ということで850万5,000円ですか、計上させていただきまして、今回1,150万円ということで補正をさせていただきました。当初850万5,000円につきましては、地元との打ち合わせがない中で予算を計上いたしました。それで、どっちにしても今年度、平成20年度になりまして、外構工事の地元の打ち合わせをしなくてはならないということで、7月17日、そして8月5日だったでしょうか、まずは地元の堀口議員さんに、その辺の打ち合わせをするのにどういう方をお呼びすればいいでしょうかということで、とりあえず新旧の区長さん、そして新旧の分館の役員さん、それと隣接している地主の方、老人クラブの会長、それからゲートボールの会長でしたか、その方をお呼びをして、全部で38名、その中で当初約30名出席をしていただきました。それで今年度に なって外構工事ということで地元の打ち合わせをしながら要求を聞きまして、実際にまとまったのが1,150万円ということで今回補正をさせていただきました。実際には課題にというか、小屋があったりとか、ゲートボール場があったりとか、以前の、現状維持のものでもちろんやらせていただいておりますので、その辺のご了承をお願いしたいと思います。
  以上です。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  11番、岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 これは平成19年度の予算で3,000万円強の予算が出されまして、これは改築工事ということで出されまして、その後、耐震の関係で増改築が間に合わない。私はそのときにそういうしっかりした計画のない、計画がないというのではなくて、しっかりした調査もなく計上することがいいのかどうかということで質問させていただきましたけれども、これは町長のお答えの中で、設計事務所も何社も気がつかないような耐震の関係で、事件であったというふうな話で、これはやむを得ないかなと考えたんですけれども、しかし、今の時代で耐震の関係が気がつかないというふうな設計屋というのは、本当にどういう設計屋なんだろうというふうに考えたわけでございますが、結局手続が間に合わないで、平成20年度に繰越明許という行為としてはなったわけでございます。
  そしてまた今度の補正でまた1,100万円ほど出てくる。これが町長の標榜する計画的な行財政運営ということになるのかどうか。これは本来であれば、外構工事も含めて当然平成19年度の、もしだめであれば平成19年度の補正というか、新築工事になったときにあるべき問題だというふうに考えるわけですけれども、その辺はどうお考えになりますか。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  柴崎理事。
○柴崎政利理事兼窓口センター所長 お答えを申し上げます。
  この日影分館につきましては、るる今岩田議員のほうからも経過もお話をいただいたわけでございますけれども、この外構工事につきましては、私のほうの責任で当初850万5,000円を組ませていただいたわけでございますけれども、当初の中では建物が後ろへ移って、ゲートボール場がなくなる。ただ、そのゲートボール場を設置する、前へ設置するという観点から、すると敷地を40センチ上げる、それでその敷地を上げるについては、ただ残土を活用したいということで経費の節減を含めて考えておりました。また、自然転圧、そしてゲートボール場をそこへ設置してということだけで、拡幅、広くするということも余り考えずに、私 のほうでは一応積算見積もりをしてみたわけでございます。
  今回、地元との調整も余り深くやらなかったというのは大変申しわけなく思っているわけでございますけれども、ゲートボール場の設置については、るるありましてなかなかまとまらないところがあったわけでございまして、そういうこともありまして、私のほうでも地元との調整がなかなかできなかったということで大変申しわけなく思っているわけでございます。
  今回見ましたら、残土を入れますと40センチ高くなりますと、当然敷地は狭くなるわけでございまして、その土留めとして擁壁を組んだり、それとあと排水口の暗渠排水をやったり、私の場合は残土を活用だけで転圧も深く見ておりせんでしたので、全部仕上げるということでありましたら、その転圧をして、そしてその上を舗装する、舗装まで見ておりませんでした。そういうこともありまして、増額になってしまったということで、今回話を聞いているわけでございますけれども、そういうことで、地元とも深く調整はとれなかったということで大変申しわけなく思っているわけでございます。
  今回、これで全部仕上がるということでございましたけれども、私の場合は工事費も当初の予定より大分かさみましたので、余り敷地にもかけられないなということも頭の中にはありましたし、最小限で仕上げて様子を見ていくということも考えておりましたので、大変申しわけなく思っているわけでございます。
  以上、雑駁ですけれども、答弁とさせていただくわけでございます。よろしくお願いします。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  11番、岩田議員。再々質問です。
○11番 岩田鑑郎議員 柴崎理事の企画立案した責任上ということなんでしょうけれども、今聞いておりますと、私が判断した、私が判断したということで答えが出てきているんですけれども、こういう問題を例えば議事録、地元との調整とか話し合いの中身を議事録にとって、これ自分で判断するのではなくて、そういう経路というか、要領というか、上司には上げないのでしょうか、それを1人の判断で、当時総務課長だったはずですけれども、総務課長の判断で、ほかの課長いらっしゃったかもしれませんけれども、それだけで決めてしまうのでしょうか。この責任は、トータルの責任としては町長が当然負うわけですから、こういうふうになったよ、こういうふうにしたよというのは、町長、副町長なりに上げられるべき問題ではないかというふうに思うんですが、その辺の上げる手続とか、処理要領というのは どのように考えておられるか、お聞きしたいと思います。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  関口副町長。
○関口 章副町長 それでは、私のほうからご答弁させていただきます。
  先ほど岩田議員から計画的な行財政運営という話がありましたけれども、私はこの時点についても計画的な財政運営以前の問題というふうに考えております。そういう点では、私ども、特に副町長の責任は重いというふうに考えております。
  なぜかと申しますと、地元との調整について逐一その報告とか、状況について報告がなかった。また、金額についてどう専門家の意見を判断してやっていくか、ある部分当然のことながら地元の調整のうちどれをやって、どれをやらないかというふうな判断であるとか、あるいはそれに対してどの程度の費用がかかるかというのは、自分の今までの経験に基づく判断ではなくて、ある程度相場とか、建設単価、その他から考えて、この程度の費用がかかるだろうという積算がやってしかるべきというふうに考えておりましたけれども、残念ながら我々も、私の監督不行き届きでこっちまで上がってこなかったというふうな事態でございます。そういう点では、監督責任については私の責任は重いというふうに考えておりますので、その点ご理解いただきたいと思います。
  以上です。
○市川金雄議長 今のそういうことであったんだけれども、そのシステム、上げる担当者だけということでなく、そのシステムはどうなっているかということが、決裁システムになると思います。
  関口副町長。
○関口 章副町長 どうなっているかというのは、どうあるべきかという問題でもありますが、現実的には通常は当然のことながら、いろいろな場面において決裁文書があります。つまりやりとりの結果、いついつかこういう話し合いをして、その結果どうなったというのは当然のことながら、その掌に当たったもの及びその部下が文書にして上げて、その上で判断を求めるというのが本来のやり方だろうというふうに考えます。この件については、そういったことなかったということは事実です。
○市川金雄議長 よろしいですか。
  またわかったら後ほどでも結構ですから。
  続いてほかに、14番、野原兼男議員。
○14番 野原兼男議員 14番、野原です。
  3問続けて……。
○市川金雄議長 一度に3問あったら3問まで。一応3問申し上げてください。その次に、答弁は1問ずつ行っていきますのでお願いします。
○14番 野原兼男議員 とりあえず3問お願いしたいと思うんですけれども、15ページ、下のほうですね、委託料、旧オウム真理教の解体工事なんですけれども、こちらの天文台を上がっていくところの施設かなと思うんですけれども、解体工事その後の計画はどうなっているのか、ある程度煮詰まっているのか、その点についてまず1点お伺いいたします。
  それから、もう1点がその下の工事請負費ですね、田中藤坂の県道歩道工事に伴う解体工事なんですけれども、この解体は町有物件かなと思うんですけれども、その辺は私の勘違いかなと思うんですけれども、町有物件、あるいは個人か、ちょっと私、町有物件かなと思ったんですけれども、県道に絡む歩道工事について町のほうで一般財源で組むと、この辺県からのそういった補償等はないのかというまずその1点をお願いいたします。
  それから、もう1点が、23ページ、中ほどの農業振興費の臨時職員賃金50万4,000円、これは国の補助金で賄うわけなんですけれども、この遊休農地の解消活動対策臨時職員の賃金、これは一体どういうことをなさるのか、その点についてお伺いしたいと思います。
○市川金雄議長 それでは、お願いいたします。
  まず、施設の解体について、久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 まず1点目の旧オウム施設の解体工事の関係につきましてご説明をさせていただきます。
  現状は大字大野地内ということで、人家が途切れてから最初の右側のところにある、もう現状は廃墟に近いような状況になっております。そして中へ入っていたずらをしたり、危ないような状況になっているというのが現状でございます。そしてなるべく早く解体、壊していただきたいというような地元からも要望がありまして、今回この設計費を計上させていただいたということでございます。
  その後の活用方法ということでございますが、特にこれという形でもう確定しているというものではないんですが、構想としては原木キノコを推奨しておりますので、そういった間伐材等を一時そこに貯牧場といいますか、キノコのための原木をためておくような場所に活用できたらというような考えが1つございます。これに確定しているということではないんですけれども、そのような案もありますということでございます。
  そして2番目の大字田中藤坂地内の物件の解体工事でございますが、これは町有物件でございます。以前町のほうで土地建物等を購入した経過がございまして、それが今回、県道が今年度中に県のほうから解体していただきたいということで、以前補償費はもういただいております。ということでございます。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  14番、野原兼男議員。
○14番 野原兼男議員 県道のほうの解体工事につきましては、了解いたしました。
  それから、最初の旧オウム真理教のほうなんですけれども、今度町のほうで収集しますキノコの原木というか、そういった置き場等に活用するということなんですよ。これは地域住民、そういう人たちとの協議というのは十分なされているんでしょう。その点についてだけお聞きします。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 地元の議員さん等はお話はさせていただいているんですけれども、地元住民を集めて説明会というような形のものはまだしてございません。
○市川金雄議長 続いて、答弁を求めます。
  関口副町長。
○関口 章副町長 先ほど企画財政課長のほうからご答弁申し上げましたとおり、あくまでもキノコの目的というのは、当面我々考えている目的でありまして、なぜ今回そういった格好でやるかということは、あのまま継続すると防犯上、治安上非常に問題があるというのがまず前提にあります。そういう点で、そういった目的を踏まえてやるためには、まず取り壊しとか、そういったものが必要かということで着手いたしますので、ご理解と思います。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  14番、野原兼男議員。
○14番 野原兼男議員 大変建物もぼろぼろになっているわけですけれども、そういった安全面から解体することは非常にいいことなんですけれども、そういった跡地利用等は、地域にして見れば大変建物ができた当時からいろいろな苦労をしてきたわけですから、やはりこういった地域住民との意見交換の中で、地域のためになるようにそういった活用方法を考えていく。このキノコのほうで使うということも、1つそういう中で、キノコのほうの栽培が盛んになれば、そういったものがまた地域のために潤うかなと思いますので、十分そういっ た地域との連携を図ってぜひ進めていただきたいと思います。よろしくお願いします。
○市川金雄議長 続いて、2点目の23ページ、農業振興費の関係の臨時職員の関係。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 それでは、お答えさせていただきます。
  今回、臨時職員の賃金ということで、遊休農地解消活用対策による臨時職員の賃金ということで計上させていただきました。これにつきましては、現在これは国のほうで耕作放棄地が非常に増加しているということで、これは全国的に耕作放棄地の解消に取り組むというふうなことになっております。
  したがいまして、今回全国的になるんですけれども、耕作放棄地の現状を調査するというふうなことになりました。これは農業委員会が主体となって調査を進めるというふうなことになりました。今回、実施した調査のデータを処理するための臨時職員ということで、半年間、6カ月間1名をお願いしたいというふうなことでございます。
  なお、この調査につきましては、全体調査をほぼこの12月いっぱいぐらいまでにはまとめて県のほうに報告し、また、それを踏まえてこの耕作放棄地の解消計画というのも基本的には立てるというふうなことも示されております。したがいまして、今回この調査のデータ処理ということでお願いするものでございます。
  以上でございます。
○市川金雄議長 よろしいですか。
  14番、野原兼男議員。
○14番 野原兼男議員 趣旨については理解しました。その中で、臨時職員というのは、1名を職員として採用してやるのか、それとも地域の、なんかこういった複数の人をお願いして調査するのか、その点だけちょっとお伺いしたいと思います。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 お答えさせていただきます。
  調査につきましては、基本的には職員が実施をいたします。このデータの処理を臨時職員のほうにお願いする予定でございます。
  以上でございます。
○市川金雄議長 よろしいですか。
  ほかに、2番、野口議員。
○2番 野口守隆議員 今の旧オウム真理教の関連で1つ。
  このところはいわゆる施設のところに民有地があって、ちょっと今のまま解体しても民有地の扱いはどういうふうに考えているのかということが1点と、もう一つは、17ページの交通対策事業についてですが、アンケート調査をするということですが、対象世帯数をどのくらい見ているのか、また、対象世帯の交通弱者ということで、子供たちの関係で保護者、学校関係も入っているのかということと、アンケート調査を地域公共交通懇談会ですか、そこで多分利用するんだと思うんですが、どのような形で意見を吸い上げるのかということと、もう一つは、27ページ教育委員会関係ですね、「親の学習」講座実施事業というのは、具体的にどのような講座を考えているのか。
  以上3点お願いします。
○市川金雄議長 1点目について、答弁を求めます。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 お答えをさせていただきます。
  まず、1点目の旧オウム施設の隣にあります入り口の部分が民有地になってございます。この部分を活用するためには、この民有地をお借りするなり何かできないと、この土地の入り口の部分が確保できないということがありますので、今後、隣接地の方にご相談申し上げまして、今後の活用を図りたいということで相談をさせていただきたいというふうに思います。
○市川金雄議長 施設関係だけね。
  2番、野口議員。
○2番 野口守隆議員 もう一度確認なんですけれども、私もいろいろないわくをあそこは知っておるんですが、入り口を入らせないためにある民有地から、端的に言いますと、生産森林組合が買収したわけですよね。その件に関しては、今のまま借りるのか、買収するのかということはどのように考えているのかということです。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 まだ具体的に買収するか、仮に賃貸借にするかというところまではちょっとまだ検討は実際していないんですけれども、いずれかの形でご協力をいただかないと土地全体の活用ができないということでございますので、今後検討させていただきまして、相談をさせていただきたいというふうに思います。
○市川金雄議長 よろしいですか。
  続いて2点目、17ページの関係についての答弁を求めます。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 お答えをさせていただきます。
  この交通体系のアンケートにつきましては、議員ご指摘のとおり、交通問題懇談会という懇談会が立ち上がってございまして、この第1回の会議の中で意見を出し合う中にも住民の方のアンケート、意見の集約が必要ではないかということが冒頭に出まして、これを急遽実施したいということでございます。
  アンケートの対象といたしましては、全世帯を対象としております。そしてバスを実際利用している方ですね、その方の車内でそういうアンケート調査をお配りしてということも予定をしております。全世帯につきましては、郵送でお送りをするという形を考えております。
  調査の方法としては、先ほどもちょっと申し上げましたけれども、生活圏ですとか、移動の方法ですとか、高齢者世帯の意向ですとか、そういったものを考えているんですけれども、こちらの分析を埼玉大学のほうに委託をする予定でございます。この埼玉大学の先生とアンケートの構築を、設計からかかわっていただくということで、近々町内をいろいろな施設ですとか、地形ですとか、そういったものを大学の先生が調査に来ていただくという予定になっておりますので、そういった形でよりよい意見が求められるようなアンケートを設計していきたいというふうに考えております。
  そしてまた、保護者、学校等は対象になっているかということでございましたが、特に学校を対象にして調査というのは考えてはいなかったんですけれども、今後ちょっと検討をさせていただきたいと思います。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  2番、野口議員。
○2番 野口守隆議員 確かにアンケートをとるというのは重要なこととも承知しておりますが、いわゆるアンケートだけとって、その結果を分析して、それでこの交通対策に反映するというのでは、やはり大変申しわけない言い方なんですが、今バスの体系に対してかなりの町民の方が不満を持っております。それは多分アンケート調査から出して今の交通体系をつくったんだと思うんですが、生の声を聞く機会はぜひ持っていただきたいと思います。アンケートはある意味で希望を書いたり、無責任なことが出ないとも限らないと思います。ぜひ聞き取り調査なり何なりを真剣にやっていただいて、私も前々から申しておりますが、例え ば2年でも、また3年かけてもいいと思うんですが、じっくり調査していただいて、よりよい交通体系ができることを望んでいます。そういうことで、ぜひ懇談会のほうでもいろいろな方の意見を聞く会を設けていただきたいと思います。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  関口副町長。
○関口 章副町長 野口議員のただいまのご質問にお答えをしたいと思います。
  従前はどちらかとというと直接の利用者の意見を吸い上げてきたということがございます。今回は逆に利用する人、しない人含めて町民全体がどういう考え方でどういう生活実態かということを踏まえて、もちろん個々人のご意見もそうですけれども、生活実態から踏まえてどういう交通体系が必要なのかということをいろいろな多面的に検討する資料としたいということで、今回町民利用者、それから交通弱者等々の意見をすべからく吸い上げたいということでございます。そういう手法の問題について野口議員からご提案がございましたので、そういう点も含めて多くの意見を反映できるようにしていきたいというふうに考えます。
  以上です。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  続いて3点目、答弁を求めます。
  内室教育総務課長。
○内室睦夫教育総務課長 それでは、親の学習講座実施事業につきましてご説明させていただきます。
  まず、この事業でございますが、県から委託を受けまして、親の学習講座実施事業の委託ということで10万円受けまして行う新規事業でございます。
  内容といたしましては、家庭の教育力を高めるための講座ということで、2点ございます。まず1点目でございますけれども、子育て中の親を対象に親が親として育ち、力をつけるための学習ということでございます。2点目としましては、近い将来親となる高校生、中学生を対象とした親になるための学習でございます。
  具体的には、1点目の親が親として育ち、力をつけるための学習ということで、来年度小学校に上がります保護者を対象といたしまして3回、それからPTAを対象として2回、それからその次の親になるための学習として、中学校の生徒を対象にして4回実施する予定となっております。
  以上でございます。
○市川金雄議長 2番、野口議員。
○2番 野口守隆議員 わかりました。趣旨はわかりましたが、この間の学力テストのときにも結果分析で出ておりましたが、いわゆる規則正しい生活をしている子供が学力が高いというデータが出ております。当たり前のことなんですが、親の方にもそのことを十分講座で説明していただいて、規則正しい生活ができるように指導をしていただければありがたいと思います。
  以上です。
○市川金雄議長 ほかに、15番、長島議員。
○15番 長島良男議員 15番、長島です。
  17ページの一番下段なんですけれども、公有財産購入費としまして土地購入費615万1,000円計上されていますが、説明によりますと、大椚駐在所の移転ということですが、移転するこの土地の場所と土地を求めて、いつごろ移転の計画があるのか、その辺をお聞きいたしたいと思います。
  それと2点目なんですが、25ページですか、真ん中辺に15節工事請負費が計上されておりますが、いこいの里の屋根改修工事ですね、240万円、これが鋼材単価の上昇に伴う補正というわけでありますが、材料費の高騰というのは、今非常に高くなっていると思いますが、当初に600万円組んであると思うんですが、材料費の高騰ということで240万円というのは、数字的に非常に大きな数字かなというふうに感じますので、何か大幅に修理内容等変わったところがあるのかどうか、内容的なものをご説明いただきたいと思います。
  以上でございます。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  まず、1点目についての答弁を求めます。
  野原総務課長。
○野原泰子総務課長 17ページの公有財産購入費615万1,000円につきましてご答弁申し上げます。
  まず、場所につきましては、西平、建具会館ありますよね、その手前というか、こちらから行って左側のところで西平642番地の4と642番地の6の場所になっております。面積につきましては、これお二人の方なんですけれども、330.63平米の方と12.96平米の方でございます。どっちにしても、県警からも話がありまして、当初バス停があります急傾斜地に指定をされているところを予定していたわけなんですけれども、そこでは許可がおりないという ことで、本年度になりまして5月ごろから土地を探してこちらで動いたわけでございます。何件か当たったんですけれども、とりあえず先ほどの西平の場所に決定をいたしました。県のほうの予算も今年度もうついたということです。要するに建物。建物のほうの予算がついたということで、今回こちらの土地の公有財産購入費を補正で上げさせていただいて進めてまいりたいと思っております。
  以上です。
○市川金雄議長 いつごろ移転する予定かということ。
○野原泰子総務課長 いつごろというのは、どっちにしてもこの予算と、県警のほうでも予算がつきました。それでこれがつきましたら早急に建築のほうに、まず、今回測量のほうの委託料もお願いしてありますので、早急に始めて、移転のほうはいつごろということでございますけれども、建物がどの程度で建てられるのかちょっとわからないので、でき次第移動するということになります。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  続いて、2点目の関係についてご答弁を求めます。いこいの里の関係です。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 それではお答えさせていただきます。
  このいこいの里大附の屋根の改修工事ということで、当初予算で、長島議員ご指摘のとおり、600万円の今年度予算をいただいております。現在設計のほうも発注しまして、調査等を再調査を進めた中で、1つは、先ほど申し上げた原油の高騰によります鋼板等の屋根材の上昇、これは現在の屋根がアスファルトルーフィングという具材を使っているんですが、その上にガルガリューム鋼板を全体的にかけるというふうな改修の内容でございますが、この資材の高騰、それから今の既存の屋根材のこれが今度下地になるんですけれども、これらのやはり下地がかなり腐食が進んでいるということで、これらの一部交換も追加というふうなことで考えております。また、それから足場関係でございますけれども、足場関係については、外部足場等は当初の設計で見ているわけですけれども、設計の段階で屋根の改修ということで、屋根の足場の一部追加というふうなことでも今回この中に含まれてございます。
  以上でございます。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  15番、長島議員。
○15番 長島良男議員 ありがとうございました。
  最初の予算を組むときの設計屋さんと、また補正を組むときの設計屋さんというのはどうなんですか、同じ方なんでしょうか。やはり屋根の下地とか、足場関係というのは、最初の段階でわかることではないのかな、そういうふうな感じがいたしますので、ちょっとお願いします。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  関口町長。
○関口定男町長 何か設計屋さんという話がありましたけれども、最初の事態は設計屋さん入れないんですよね。先ほどもそうなんですが、大体を事務局のほうで組んで、それで大体予算を組んでそれで設計屋さんに入札でやってもらうわけなんです。それから本格的にやるから、どうしてもそういう結果が出てくるというのも、それは確かに事務的にもうちょっと専門家が中にいればそういうこともないのかとも思うんですけれども、私の聞いたところによると、前回のいこいの里の屋根については、そういう報告が私のところにあったんですが、実は前の工事のときも予算がないということで、途中でなっちゃっているところがあるんです。アスファルトルーフィングで、そういうことのないようにということは、今回はよく言っております。やはり予算だけで先決まってしまったら、補正出すのはちょっとあれだからということで、だから、早く屋根傷んでしまうんですね。予算がないから終わってしまっていると。それなんで、その辺のやり直しのところはちゃんとやりなさいという話で、今度は専門の設計が入ってもう1回やり直したらば、その辺もきちっとやったほうがいいという話ですね。ということなんです。だから、その辺のご理解をいただきたいと思います。
  ですから、補正というと、やはり皆さんもちょっと気になると思うんですが、初めはどちらかというと、予算を組むときは、はっきり申し上げると大ざっぱといえば大ざっぱに組むということなんですね。皆さんが行って屋根の上まで上って組むということがないわけです。それを初めからでは設計士さんに頼んでしまうというと、今度は設計士さんにやらせてしまうと、設計士が入札のときにとっちゃうという話になってしまうではないですか。それを皆さんは談合とか、そういうのでよくないという話で、独自に組むものですから、専門的な人がやったらいいですけれども、なかなか皆さんそれを言うと、建築士を持っていない人がやるのでそういう結果になる。
  これは難しいところなんですね。できれば、初めの段階から専門の設計士さんにお願いしてやるべきですけれども、そうすると、それは設計予算を組んでからでないとできないという話です。その前にまた当初予算も組んでいる。その辺我々としてもちょっとジレンマがあ るんですけれども、今回はそういうことで、やはりどうせ直すんだったら、その辺の、前回途中でやめてしまって雨漏りしてしまっているところがあるらしいんですよ。それは予算がないからということで。だから、それはそういうことは絶対ないようにということ、それで補正を出すと、多分議員からそういうことを言われると思うけれども、その辺はしっかり、その後また、補正出して皆さんに言われるのがいやだからと言ってそのまま通してしまうと、また雨漏りがそのまま続いてしまう。それはよくないのではないか。そういう話は課長とはしました。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  15番、長島議員。再々質問です。
○15番 長島良男議員 いろいろ事業やる中に、設計予算というふうなものを計上してやっているように見えましたので、当初にも設計入ったのかなというふうな形で私質疑したのでございまして、そうすると、今回の場合は、このいこいの里については、そういった設計士を入れないで、そうすると非常に数字を出すのは難しいのかなと思いますけれども、漠然とした形で取りかかったというふうな解釈でよろしいでしょうか。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 それでは、お答えさせていただきます。
  当初の予算につきましては、このいこいの里を設置したときの図面と設計書等ございます。これを基本に職員のほうで積算をいたしました。したがいまして、今回こういうふうな現地のほうの設計士さんの調査でこういったことが判明しましたけれども、基本的には職員のほうで設置した、新築した設計書を基本に積算したものでございます。
  以上でございます。
○市川金雄議長 続いて、関口町長。
○関口定男町長 ですから、非常にその辺はちょっと難しいと思うんですね。ですから、初めに予算をとるときにもっとふかしてしまって、大きい予算を取ってしまえば、そうすればそういうことはないんですよ。そうすると、今度はあとで残ってしまうということもありますし、まあ私とすると、職員をかばうわけではないですけれども、職員は職員として、こういうところは県の積算単価等ありますから一生懸命積算をする。でも、やはり最終的に設計が決まって、その設計士さんが、こういう改修工事の場合特に1回入って、設計士さんが実際入って始めてみると、そういう結果が出てくるということなんです。
  さっきの公民館のこともそうですけれども、初め改修だといって、ではだんだん確認申請の問題が出てくると、そうすると、もう確認申請が通らないという話なんですね。通すには全部柱を抱かせなくてはいけないとか、基礎に鉄筋が入っているのか入っていないのか、今度はその調査まで全部しなくてはならない。そうすると、考えてみると、新築の8割ぐらいかかってしまうのでは、では新築のほうがいいのではないかという話にもなってくるんですね。
  ですから、一番いいのは、難しいところだと思うんですが、今回のいこいの里の場合も全然でたらめを設計しているんではなくて、その県単価によってちゃんと積算しているんですが、実際に現場へ行って専門の人が調査してみると、そういう前回の工事をやったときのことも発見できてしまったので、それはやりっぱなしにしておくわけにいかない、事情を聞いたらば、もう予算がなかった、補正を組むわけにいかないんで、それでいってしまったという話なんです。ですから、そういうことがないようにということで、今回は多少事務方で補正を出すというのは恥ずかしいことだけれども、出してしっかり後々そういうことがないようにということで、産業観光課長のほうも本当に出すの苦しいと思うんですが、そういう形でやりました。
○市川金雄議長 続いて、ほかに、7番、笹沼議員。
○7番 笹沼和利議員 3点質問させていただきます。
  まず第1点が15ページの一番下のところ、これは4ページのほうの公有財産管理システムと絡んできますけれども、これについての質問と、それから2番目は、17ページのところの町内情報通信整備基盤事業でまた今回アンケート調査をするということなので、この辺の中身をお聞きしたいということと、それから3点目が21ページのところの家族介護老人在宅福祉事業ですね、家族介護支援手当受給者分の利用者増加による生きがいデイサービス委託料ということで、この辺で家族介護支援手当、今年度から始まったんですけれども、現実にどの程度、それからこういうデイサービスのほうはその方々が対象なのかどうかということでお聞きしたいと思います。
  まず、最初の1点目のところですけれども、公有財産管理システムということで今年度補正の中で、県費のほうかな、国のほうかな、入ってきているかと思います。これは先ほど前回のところ健全化法と絡んでいるのかどうか、行政コスト計算書とか、財務諸表のところで出てきていますので、そういうものとちょっと絡んでいるのか、あるいはこれが平成21年度で継続費ですので、実際にこれが完成した暁にはどのような形で公表等されていくのか、そ のあたりをお聞かせいただければと思います。
○市川金雄議長 2点目、3点目も詳しく質疑をされて、いいですか、今の状況でわかりましたね。
  まず、15ページ、1点目から答弁を求めます。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 お答えをさせていただきます。
  まず、公有財産管理システムでございますが、このシステムをつくらなくてはならないという理由なんですけれども、総務省、国のほうから新地方公会計制度ということで、公会計制度を改革しろというような通知が来ております。これによりまして、バランスシートですね、貸借対照表、行政コスト計算書、資金収支計算書、純資産変動計算書、こういったものをつくって、人口3万人以上の市は平成21年度の秋から、またそれ以外の町村については平成23年の秋から、総務省の改定モデルと言っているんですけれども、現在つくっているのが総務省モデルということでバランスシートをつくっております。この関係については、行政といいますか、公有財産の土地関係ですけれども、取得価格で全部決算統計、町の会計は現金主義、発生主義ということでございますので、取得価格でずっと公有財産の価格を計算をしてきております。これを民間の公会計制度に少しでも近づけるという意味で、現状の価格といいますか、実勢価格に近づけていくということで、改定モデルという形で総務省のほうで指導をしているということで、こういう新しい会計制度に対応するために、公有財産台帳を作成しなければならないというような実務上の理由がございます。
  それによりまして台帳を作成するわけなんですけれども、町の土地おおむね5万2,000筆ほどあります。この中から公有財産を税務課の課税台帳をもとに、土地の所有者ですとか、評価ですとか、そういったものを洗い出しまして、そのうちの町所有の土地、こういったものを拾い上げて、その中で普通財産に当たるものの実勢価格にあわせた形でこのバランスシートの中に反映させていくというのが総務省改定モデルということでございます。
  将来的には民間の基準モデルというのがあるんですけれども、これには行政財産、土地の道路ですとか、水路ですとか、そういったものも含めた形ですべての公有地を算入しろという指導があるわけですけれども、当面は総務省改定モデルということで、普通財産の土地、建物について現状の価格に合わせたような形で公会計制度を改定していくというような国の方針で、それに基づいてこの財産台帳をつくるというような内容でございます。
  公表等につきましては、3万人以下の町村については、平成23年の秋からということで公 表をさせていただきたいというふうに考えております。現在つくっているバランスシートの公有財産の内容は取得価格ということで、現在実勢の価格を反映していないということで、国のほうからの指導でこの部分を改定していくための財産台帳の作成ということでございます。
  以上でございます。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  7番、笹沼議員。
○7番 笹沼和利議員 わかりました。多分いろいろな側面からこれは、財政のことは明確にしていこうという立場なのかなと思うんですけれども、1つお聞きしたいのは、例えば道路などもこれの中に入ってくるということになるんでしょうか、最終的には。道路敷地とか、いろいろな敷地もありますよね、それもこのバランスシートの中にみんな入ってくるということでしょうか。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 将来的には民間の基準モデルというのがございまして、そのすべて、道路とか、水路ですとか、公有地すべて入ってくるという考えなんですけれども、当面は総務省改定モデルということで、財産の処分が可能な普通財産等に限定されているということでございます。当面はこの普通財産の評価ということが中心になってくるというふうに思います。
○市川金雄議長 続いて、関口町長。
○関口定男町長 バランスシートにつきましては、私も全国で一番初めにつくったという自負がありますので申し上げますけれども、今課長から答弁ありましたけれども、普通財産、公有財産、いろいろありますけれども、今総務省モデルというのは、さっき言いましたように、2つつくったほうが私はいいと思うんですね。結局売れる財産と売れない財産があるんです。橋だとか、道路だとか、こういう建物というのは売れないんではないですか。それを全部ひっくるめてバランスシートをつくる場合と、そういう売れない財産はもうしようがないんだ、売買できる財産は資産として計上して、そっちでバランスシートをつくる。それは2つつくって両方見たほうが私はいいと思いますけれども、今はとりあえずは公有財産含めていない。売買できないものは含めていないんですけれども、橋とか、道路だとか含めていないんですけれども、今後のはそれも全部含めてつくるということなんですが、できればだから両方あ ったほうが、実勢はよく見られるということですよね。それから、あとは土地の評価等も変わってきていますので、その取得価格で普通資産計上するんですけれども、取得価格ではなくて実勢価格でやったほうがより現実にはあっているということだと思いますので、その辺のご理解をいただきたいと思います。
○市川金雄議長 よろしいですか。
  笹沼議員。再々です。
○7番 笹沼和利議員 実勢価格ということなので、ちょっと難しいかなと思いながらいるんですけれども、実勢価格の場合はかわるたびにかえなくてはいけないということ、これ一度そういうのをつくってしまえば、自動的にそれで計算できるということになってしまうのでしょうか、その辺だけちょっと……。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 この価格等につきましては、税務課の固定資産の評価の関係で、何年かに1回ですけれども実際土地の価格を調査をしております。その価格をもとに固定資産税を計算しているわけなんですけれども、そういった定期的に実勢価格に合わせてやっているということでございますので、その価格をもとにこちらの財産台帳のほうもつくっていきたいというふうに思っておりますので、1回つくったからもうそれの金額で決定しているのではなくて、実際の土地の価格が動けば固定資産税も変わりますので、それに連動させてこちらも変わってくるということでございます。
○市川金雄議長 続いて、2点目についての答弁を求めます。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 2点目の関係についてお答えさせていただきます。
  情報通信基盤整備の関係のアンケートということでございます。情報通信基盤整備につきましては、光ファイバーを全町的に布設するということで現在実際の設計を始めているところでございます。この関係につきましては、国の交付金をいただく予定になっております。その実際の申請が11月ごろということで予定をされているわけなんですけれども、その実際の住民の方のどの程度の方が光ファイバー、インターネットを利用されるかですとか、どういったサービスを今後求めていらっしゃるとか、そういったものを住民の声を反映をその計画の中でさせていただきたいということと、国のヒアリングがあるんですけれども、その実際の交付金のヒアリングの場合に、実際どういうことを整備するか、住民の方どういうこと を要望しているからというようなことが、内容がヒアリングのときに聞かれるということが想定されておりますので、そういった交付金の対策とまた計画上も住民の方の要望を最大限に実際の整備のほうに移していきたい、反映させていきたいということで、このアンケートを考えて実施させていただきたいということでございます。
  内容といたしましては、全世帯を対象とした郵送によりますアンケート調査ということで考えております。また、企業等も情報通信の関係には関心を持たれているということでございますので、企業の方も対象にしてアンケートを実施していきたいというふうに考えております。
  以上でございます。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  7番、笹沼議員。
○7番 笹沼和利議員 前回アンケートをやりましたよね。あれはまだピックアップしてやったということなんですけれども、今回は全体ということなんで、中身的にはそういう具体的な、今言ったような具体的な中身を全部盛り込んで答えていただくということで、このあたりは記名みたいな形になるんでしょうか。それから、時期的にはいつごろ、総務省との絡みがあるので、秋、11月ぐらいなのかなとは思うんですけれども、いつごろにやるんでしょうか。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 いつごろということなんですけれども、もう11月に国の交付金のヒアリングが予定されておりますので、予算が通り次第早急に実施したいというふうに考えております。
  この関係につきましては、NTT東日本のほうで実際の実施設計ですね、それを担当していただくことに決まっておりますので、その担当の方とも相談しながら、また国のほうでことしも実際交付金を申請している団体もNTTのほうで担当しているということでございますので、そういった情報も踏まえてどのようなヒアリングといいますか、その内容があるかというふうな、実際の実務的なことも含めて、将来の計画も含めて幅広いアンケート調査を実施したい、早急にこれは実施したいというふうに思っています。
○市川金雄議長 もう1点、記名か無記名か。
○久保 均企画財政課長 記名か無記名かについては、別に名前までは求めようと思っており ません。性別ですとか、年齢とか、どの辺の地区に住んでいらっしゃるかぐらいの感じで考えております。
  以上でございます。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  7番、笹沼議員。再々質問です。
○7番 笹沼和利議員 大事なことだとは思うんですけれども、さっきの交通のアンケートと同じで、結構無責任な形で答えるケースというのは結構多いような気がして、入りますよと言いながら現実にはなかなか入らないとか、いろいろなことが現実に出てくるので、そのあたりでちょっとそういうことがあったので、記名とか、そういうこともあってもいいのかなと逆に思ったりもしたんですよね。それは難しいところがあるので、それはご自由にということになるかなと思うんですけれども、ですから、そういうことも含めてちょっとアンケートの中身の精査というのはかなり重要かなと思いますので、ぜひその辺だけは要望ですけれども、くれぐれもよろしくお願いいたします。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  ほかに、すみません。申しわけありません。もう1点ございました、21ページの関係。
  答弁を求めます。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 21ページの家族介護者支援手当等のご質問にお答えをいたします。
  ことしの4月から家族介護者支援手当、それから生きがいデイサービス等の事業が新しく始まったわけでございますけれども、この家族介護者支援手当の受給者につきましては、今現在は19名の方が受給をされております。発足当初はたしか一番最初は6名程度だったということで、かなりふえてきているというような状況でございます。
  それから、このデイサービスにつきましては、手当は支給しておりますけれども、今現在は2名の方が利用しているというような状況でございます。この利用については、この家族介護者支援手当を受給している方、それから障害老人の日常生活自立度判定基準とかございまして、それの生活充実ランクJ、または準寝たきりランクがAに該当するものというふうなことで、この家族支援手当だけの方が利用できるということではございません。
  以上でございます。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  7番、笹沼議員。
○7番 笹沼和利議員 19名ということで、実際にきのうの答えの中でも、実際に介護認定というか、されていても受給していない人たちがまだ40名でしたっけ、ぐらいいるかなと思うんで、まだ半分ぐらいは受給していないのかなと思うんですけれども、その辺は受給していくのかなというところをちょっとお聞かせいただきたいのと、それからこの生きがいデイサービスの188万円委託料になっていて、実際に看護支援手当の人は2名ということなんですけれども、ほかの人も大体何名ぐらいこれのほうの利用があるんでしょうか、その辺をお聞かせいただければと思います。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 この生きがいデイサービスの利用につきましては、188万9,000円ということで、今回補正をさせていただいたわけでございますが、この中にはその介護度によって若干単価が違っておりますけれども、要介護2の方が1人、それと要介護3の方が1名ということで、今現在は2名ということでございます。この方が要介護2の方ですと大体年間70万円前後かかります。それから要介護3で約85〜86万円というような形になっております。それと今後、手当等の受給者が大分ふえてまいりましたので、この予算には現在利用している方は2名でございますけれども、1名分を見込みという形の中で計上をさせていただきまして、188万9,000円というような形で対応をさせていただきました。
  以上でございます。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  ほかに、14番、野原兼男議員。
○14番 野原兼男議員 14番、野原です。
  2点ほどお伺いしたいと思います。
  15ページ、中ほど借上料、AEDを保育園に2台設置したわけでございます。現状どこに設置されているか、これで2台設置してどことどこ、何台設置されているか、1点お伺いしたいと思います。
  それから、もう1点は、27ページですか、27ページ、一番下、タクシー借上料、こちらなんですけれども、これはバス通学者の借上の増加ということなんですけれども、バス通学は都幾中も行っているかなと思うんですけれども、今回、小学生だけがタクシー借上料と出ているわけですけれども、この経緯についてちょっとお伺いしたいと思います。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  まず、1点目について。
  野原総務課長。
○野原泰子総務課長 15ページの機械借上料の件でございますが、今回保育園を2カ所出させていただいてあります。まず、小中学校の5校、両方の庁舎、それからアスピア、せせらぎホール、9カ所です。
  以上です。
○市川金雄議長 14番、野原兼男議員。
○14番 野原兼男議員 これで9カ所設置されているということで、大分充実してきたことでございますけれども、きのう私ちょっと総合グラウンド、原っぱみたいなところと言ったあれはあるんですけれども、総合グラウンド、玉川、西平も含めて不特定多数の人が大変利用するわけで、そういった中でやはり運動等の中でそういった危険性もありますので、そういった運動場の設置も考えていただければと思うんですけれども、その点についてお伺いいたします。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  小島生涯学習課長。
○小島 昇生涯学習課長 運動場にAEDを設置ということなんですけれども、この件につきましては、父兄のほうからも要望が上がってきています。来年当初予算に載せるかどうか検討していくわけなんですけれども、ただ、保管をどういうふうにしていったらいいかという問題がちょっとありますので、その辺のところをちょっと検討していきたいというふうに考えております。
  以上です。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  14番、野原兼男議員。再々です。
○14番 野原兼男議員 一応設置の方向で考えていらっしゃるということなんですけれども、借上料を見ても2台で7万4,000円ですか、ということを考えてみれば、そういった今後そういった緊急を要する非常に多いところなんですから、ほかの場所もいろいろ検討しなくてはならないかと思うんですけれども、早急に必要であれば補正を組んでもいいかなと思うんですけれども、来年ということではなく、その点早急に設置していただくようよろしくお願いいたします。
  以上で結構です。
○市川金雄議長 続いて、2点目についての答弁を求めます。
  内室教育総務課長。
○内室睦夫教育総務課長 それでは、バス通学者の下校時のタクシーの借上料の増加につきましてお答えさせていただきます。
  実はこちらのバス通学者なんでございますが、朝は町のスクールバスを利用しております。それで本年度でございますけれども、帰りもこちらのバスを利用する予定で空き時間、バスの状況を把握しまして、空き時間等をバスのあいている時間を利用してそこを使って送りをする予定でおりました。その中で進めている中で、子供たちの動きとか、その辺ちょっと見積もりが甘かったんですけれども、実際に運行する準備したところ、バスの時間がそこに当てはまらないような状況になりましたので、バスではなくタクシーのほうを利用して送りのほうをするような形で予算措置をさせていただいております。
  ですので、借り上げの増加、子供が何人ふえたということではなく、当初の運行形態、利用形態が変わってしまったというような状況での補正でございます。ご理解のほどお願いしたいと思います。よろしくお願いします。
○市川金雄議長 14番、野原兼男議員。
○14番 野原兼男議員 先ほどの質問、これは小学生に限っただけで、中学生が一般に使っているバス、そちらのほうには全然支障はなかったということなんでしょうか。
○市川金雄議長 はい、答弁を求めます。
  内室教育総務課長。
○内室睦夫教育総務課長 中学生のほうはバスの時間等、町のバスの時間等ございまして、影響ございませんでした。明覚小学校の大槻方面の送りについて、そのような当初のバスの関係がございましたので、今回補正のほうを上げさせていただいたところでございます。
○市川金雄議長 よろしいですか。
  暫時休憩いたします。
  再開は午後1時からお願いをしたいと思います。
                                (午前11時51分)
─────────────────────────────────────────────────
○市川金雄議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午後 1時00分)
─────────────────────────────────────────────────
○市川金雄議長 続いて一般会計補正予算についての質疑を行います。
  質疑ございませんか。
  9番、伊得議員。
○9番 伊得一夫議員 眠ったい時間ですけれども、17ページ、駐在所の件ですけれども、長島議員の質問で大体わかっているんですけれども、追加でちょっとお聞きします。
  土地の評価、借上料が平米当たり1万7,400円ということなんですけれども、この土地の単価をどう積算したのか、1点、それとこの土地を町で購入して駐在所を建設したとして、隣との境の問題で問題はないかをお願いします。
  それと21ページ、中ほどの高齢者住宅火災警報器設置助成事業の扶助費補正ということで165件分ということで、これは補正予算は幾らになっているか。日常生活用品の用具給付費の220万円とは違うと思うんですけれども、これに当たるかどうか、その2点をお願いします。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  まず、第1点目についての答弁を求めます。
  野原総務課長。
○野原泰子総務課長 17ページの公有財産購入費、土地購入費の615万1,000円の関連のご質問でございます。積算したのは、鑑定コンサルティングに鑑定の専門のところにお願いをして、平米当たり1万7,400円ということで見積もってございます。
  すみません、伊得議員さん、土地のなんでしたっけ。
○市川金雄議長 隣接地との問題はないか。
○野原泰子総務課長 境界のほうは測量が入りまして、特に問題はございません。
○市川金雄議長 9番、伊得議員。
○9番 伊得一夫議員 単価については鑑定士さんを入れてやったということなんだけれども、今やはりこういう時期ですから、単価とすればなかなか決めにくいようなあれだと思うんですけれども、正当かなと、鑑定士さんを入れたということでオーケーします。
  それと2点目の隣との境は問題ないという回答だったんですけれども、隣の家が今車を入れている道路があるんですけれども、今の境でいくと、今度購入した場合に、そこにフェンスかなんかかけると隣の家が入っていけなくなってしまうような状態になっているんですけれども、その点は話し合いができているのかどうか、お願いします。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  野原総務課長。
○野原泰子総務課長 隣の家というのは長島さんでしょうか。
○9番 伊得一夫議員 はい。
○野原泰子総務課長 長島さんのところは、ちょっと隣の家に出ているんですよね。そこのところを境界をするのに、2坪ぐらい出ているところと引っ込んでいるところと直線にして2坪ぐらい交換をするような形で話がついております。
○市川金雄議長 伊得議員、再々質問です。
○9番 伊得一夫議員 それはご苦労さまでした。なかなかそれが問題だったんですよ。やはり車が、町で購入されてしまってから道路だなんてなると困るので、その点をでは2坪ぐらいずつ交換するということで決まったそうでありがとうございました。それで結構です。
  では、21ページのほうお願いします。
○市川金雄議長 続いて、2点目についての答弁を求めます。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 お答えをいたします。
  22ページの高齢者住宅の火災報知器の助成事業の関係でございますけれども、この扶助費のなかの日常生活用具給付の220万円、これが高齢者の住宅火災報知器の設置の部分でございます。21ページ分。
○市川金雄議長 よろしいですか。
  9番、伊得議員。
○9番 伊得一夫議員 日常生活用具のほうで220万円ということで、この寝たきり老人手当が減額補正になってございます、120万円。この120万円はつけ加えないで、220万円だけでこの165件分の補助ということでいいんでしょうか。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 お答えいたします。
  この火災報知器につきましては、当初30万円計上してございます。それで寝たきり老人手当120万円減額でございますけれども、この寝たきり老人手当につきましては、平成19年度でこの事業のほうを打ち切りまして、住宅介護支援手当のほうに移しましたので、この事業がなくなったということで減額しましたので、これと相殺していなくて、ふやすものはふやして減らすものは減らしたという形でこちらのほうへ計上させてもらっております。
  以上です。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  9番、伊得議員、再々質問です。
○9番 伊得一夫議員 この住宅用の高齢者の最初のサービスとして、補助は変えたんですよね。一番最初出した予算と広報でお知らせした寝たきりの人がいる家庭について補助をするということだったんですけれども、その後変わって、高齢者の65歳以上の方がお住まいだけの家が補助対象になるということで、それは町としても発表までしていないように思われるんですけれども、その点はいかがでしょうか。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 先ほど伊得議員さんのほうからありました寝たきり老人に対してもやろうというようなことではおりましたけれども、ただ、実際に寝たきり状態になっておりますと、介護者、寝たきり老人の方をずっと1人で置いておくということはまずあり得ないということで、相当寝たきり老人の場合ですと介護の手間といいますか、時間をとられるということで、火災があっても介護者がいるということで判断をいたしまして、逆に高齢者1人世帯でありますと、例えば耳が遠くなったり、あるいは日常生活の動作等も鈍くなる。実際火災が発生してすぐ逃げられないというような形で、危険度といいますか、その介護者がいるのといないということを考え合わせた中で、やはり高齢者1人世帯、あるいは高齢者世帯を対象にするということで、今回、高齢者住宅火災警報器設置という形にさせていただいたということでございます。
  以上です。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  再々質問でございますので、要望だけにとどめてください。
○9番 伊得一夫議員 窓口を広げていただいてありがとうございますと言いたいんですけれども、この事業を今ときがわ町の商工会の建設部会で取り入れて、いろいろとかかわっているんですけれども、この火災警報器、義務化ですから、つけるのが普通なんですけれども、それに対して悪徳業者に引っかからないようにということで、町の商工会の建設部会が今本気になってやっているところですけれども、今区長さんにその取りまとめをしていただいているというお話も聞いています。町でどんどん進めていっていただいて、悪徳業者に引っかからないように、どんどん早い対策をとって進めていただきたいと思います。要望でござい ます。
○市川金雄議長 はい、ご苦労さまでした。
  ほかに、6番、堀口議員。
○6番 堀口 宏議員 6番、堀口でございます。
  ちょっと3点ばかりお伺いさせていただきますけれども、まず、15ページでございますが、中ほどに財産管理費の中の委託料でございますけれども、電子入札の関係ですが、当初320万円ばかり計上してあったかと思いますけれども、今回の補正でございますけれども、追加対応というふうなことでございますけれども、どんな内容が変更したのかどうか、その点お伺いをさせていただきます。
  次に、23ページでございますが、中段からちょっと上の環境衛生費の関係で公園清掃委託、金額的には11万3,000円ということで少額でございますけれども、親水公園というふうなことで本郷のグラウンドのそばにある公園かと思いますけれども、8月から一般に開放というふうなことで追加のようでございますけれども、この清掃については、老人クラブのほうからも何か10万円ぐらい出ていたような気もいたすわけですけれども、その点について清掃の仕様といいましょうか、仕方がどのように変わったのか、お伺いをさせていただきます。
  次に、3点目でございますけれども、一番最後の保健体育費の関係でございますけれども、体育センター工事だと思いますけれども、駐車場の舗装の関係でございますが、ここにつきましては、平成18年度の年度末だったでしょうか、約1,400万円程度で舗装ということで整備をいたしたわけでございますけれども、バスの置き場というふうなことで、特にこの100万円の上かけて舗装する、どのように舗装をするのか、役場の前の元歯科医師さんがありました更地になったところにもバスが2、3台いつもとまっているようですけれども、あそこも更地になっておるようですけれども、その点、またはどんなふうに考えているのか、お伺いをさせていただきたいと思います。
  以上、3点だけ願います。
○市川金雄議長 1点目、15ページに関する答弁を求めます。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 お答えをさせていただきます。
  この電子入札の共同システムの関係につきましては、埼玉県の共同システムでございます。それに各自治体が参加して共同で運営をしていただいているという内容でございますが、これは埼玉県の電算システムの中にときがわ町の基本的な団体名ですとか、そういったデータ をつくる部分があるんですけれども、そのシステムの中にときがわ町の情報を、エリアを設けて新しくつくる、その経費が別途必要になったということで、これは新規に対応するものでございます。
  今までは電子入札システムを運営する共同の負担金という形で各市町村が案分して、負担金を納めるという部分については、予算化既にしてあったんですが、この埼玉県のシステムの中にときがわ町のデータを入力する、処理するために、新しく別の日立情報システムが入っているんですけれども、そちらのシステムのほうで改修する必要があるということで、別途費用が必要になったということで今回補正をお願いしたということでございますので、よろしくお願いいたします。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  続いて、2点目、23ページの関係。親水公園に係る答弁を求めます。
  岩田環境課長。
○岩田功夫環境課長 それでは、お答えいたします。
  今回お願いします公園清掃委託料11万3,000円でございますが、ことしの7月地元の区長さんから都幾川河原に訪れた観光客の方がトイレに困っている、この親水公園につきましては、フェンスで閉鎖されております。その関係で周辺に用を足されると、汚れが出ているという状況でどうにかしてもらえないかということで、緊急的な形で8月からこのトイレを開放いたしました。その関係でトイレが汚れていますと、使われる方もまた気分的なものが出てくるということで、8月に限っては週3回、9月から3月までにつきましては週2回、8月の場合には週3回、月水金、9月から3月までは月曜、金曜で週2回、この清掃を新たに高齢者事業団へお願いいたしました。この公園の場所につきましては親水公園ということで、本郷野球場の西側の公園でございます。
  それから、従来行っておりました高齢者事業団への清掃委託、これにつきましては、公園の除草作業、それからごみの散乱している状況の清掃活動、それとトイレの清掃も含めてお願いしておりましたが、これの清掃委託を今回新たにお願いすることによりまして、除草作業とか、そういった公園の清掃に集中していただくと、従来の10万円につきましては。委託契約を結んでおります10万円につきましては、清掃活動に専念していただくという方向で切りかえてございます。
  以上でございます。
○市川金雄議長 6番、堀口議員。
○6番 堀口 宏議員 開放するということで9月から週2回ですか、確かにトイレはきれいにしていなければならないわけですけれども、老人クラブの連合会のほうからも何か補助金といいましょうか、10万円支出しているのではないかと思うんですけれども、二重になっているのかなという気もいたすわけですけれども、では、委託先は高齢者事業団なのか、老人クラブとして契約を結んでいるのか、その点と、果たして委託料でいいのか、補助金でいいのかちょっとわかりませんけれども、その点についてお伺いをさせていただきます。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  岩田環境課長。
○岩田功夫環境課長 お答えいたします。
  まず、従来の公園の清掃につきましては、老人クラブ連合会、こちらへ委託してございます。
  それから、今回の新たなトイレの清掃につきましては、高齢者事業団ということで、この契約先2つに分かれるわけでございますが、一定期間の一定した回数の清掃ということで、委託方式といたしました。
  以上でございます。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  続いて、28ページの関係、答弁を求めます。
  小島生涯学習課長。
○小島 昇生涯学習課長 最後のページの29ページの体育センター駐車場舗装修繕工事についてのご質問でございますけれども、場所は酒本さんのすぐわきのよくスクールバスが駐車してある場所なんですけれども、大分舗装がめくれ上がってしまって、ひびが入ってしまったような状態になっておりますので、そこの周辺185平米あるわけですけれども、そこの周辺の185平米の舗装をはぎまして、1メートルほど掘削しまして、セメント材を入れて路床の安定処理した後に、また5センチ舗装するというような工程でございます。
  以上です。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  6番、堀口議員。
○6番 堀口 宏議員 185平米ですか、舗装ということで、これについては、平成18年度の年度末にやったときには、そういうところは舗装はやらなかったんでしょうか。それと先ほども申し上げましたけれども、役場の県道の北側といいましょうか、更地になっているとこ ろがバスが今も2、3台置いてあるかと思うんですが、その関係については、この補正予算書には特に関係ないかと思うんですけれども、どんなお考えか、ご説明をお願いをいたしたいと思います。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  小島生涯学習課長。
○小島 昇生涯学習課長 体育センターの駐車場の件についてお答えしますけれども、そこの場所はもう前から舗装してありました。ただ、以前あそこの場所が田んぼだったということで、軟弱だったということがあろうかと思うんですけれども、予想以上に路床のほうが弱かったということで、修繕するような状態になってしまったということだと思います。
  以上です。
○市川金雄議長 もう1点、今バスがとめてあるというその場所の関係。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 役場の前の県道の北側の旧都幾川歯科があった場所だと思いますが、あそこはイーグルバスで会社のほうで借りて、イーグルバスのバスを置いている場所ということで、ときがわ町とは直接関係がない場所でございます。
  以上でございます。
○市川金雄議長 続いて、ほかに、5番、鳥越議員。
○5番 鳥越準司議員 5番、鳥越でございます。
  1つだけ簡単ですけれどもお聞きいたします。
  19ページの上から3段目なんですが、防犯推進事業、これは必要な事業なんですけれども、当初予算が105万6,000円ですね、これがマグネットシートを購入するための補正ということで53万4,000円が計上されておりますけれども、これは当初計画した105万円何がしのものがふえたためなのか、全く新しくマグネットシートを購入する必要ができたのかどうか、これをお聞きしますとともに、このマグネットシートの単価と個数、それから配布方法、この辺を少しお知らせいただければと思います。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  柴崎理事。
○柴崎政利理事兼窓口センター所長 お答えを申し上げます。
  これは53万4,000円でございますけれども、新たにマグネットシートをつくりたいということでございます。「防犯パトロール中」という黄色いマグネットシートで車に張って走っ ているのを見受けると思いますけれども、あれが非常に足りなくなったといいますか、要望が強いものですから、町の安全・安心という意味で、特にPTAの方から要望がありました。そこで今回新しくときがわ町のマークを入れてつくりたいということで、今見積もりをとったところでございます。1枚当たりでございますけれども、正確には1,695円という数字が出てまいりまして、300枚つくって町内の学校、PTA関係にお配りしていきたい。希望する方については、つけて走っていただくということで考えているわけでございます。その新しい事業として取り組むということでございますので、よろしくお願いしたいと思います。
  以上でございます。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  5番、鳥越議員。
○5番 鳥越準司議員 では、当初私のちょっと思っていたものと違いまして、マグネットシート、個人あてになんか防犯的な足にまいて明かりをとるとか、そういうものではなしに、車に張りつけるシートだと、そういうことですか、これは今まで非常に古くなったものもあるので、一種の張りかえもほしいという要望があったわけですね。
○市川金雄議長 柴崎理事。
○柴崎政利理事兼窓口センター所長 今ご質問のとおりでございまして、要望も強くありまして、個数も足りなくなっておりますし、もうなくなっておりますので、配布をして意識の高揚という意味で皆さんにつけていただければということで考えたわけでございます。
  以上でございます。
○市川金雄議長 鳥越議員、再々質問です。
○5番 鳥越準司議員 それは例えば私が、では自分の車に張りたいなと言ったときには、要望を出せばいただけるものなんですか。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  柴崎理事。
○柴崎政利理事兼窓口センター所長 現時点では、つけていただければそういう形で考えております。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  ほかに、11番、岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 2問です。1問は、桑山さんという方から大枚なお金をいただいたんですが、寄附をいただいたんですが、こういうものに使ってほしいというような思いを込 めての寄附なんでしょうか。ただ、何でもいいからということで寄附をいただいたんでしょうか、それが1つ。これは21ページですか。
  23ページの地元要望の件で、区長さんの要望等処理していただいて大変喜ばれているところですが、この地元要望の決裁の方法、かつて私は一般質問でそういう公的な処理機関というか、そういう会議を持ったらどうだろうという話をしたことがありますが、そういう決済の経路等どこまで処理がどういう形で上がっていくのかということをお聞きしたいと思います。よろしくお願いいたします。
○市川金雄議長 2点ございました。1点目について答弁を求めます。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 お答えを申し上げます。
  この地域福祉基金の積み立ての寄附の関係でございますけれども、桑山さんのほうからお父さんが亡くなったということで、大変今までお世話になったということで、ぜひ福祉のために、町の福祉のために活用していただきたいということでいただきました。
  以上でございます。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  2点目について答弁を求めます。
  野原総務課長。
○野原泰子総務課長 地元要望の関係なんですけれども、一応区長さんから自治振興の窓口のほうに区長さんが要望を持ってまいります。総務課が決裁をいたしまして、副町長、町長まで上げまして、了解を得ながら各担当課のほうに振り分けをいたします。担当課で判断のもとで実施をしているような状況でございます。
  以上です。
○市川金雄議長 続いて答弁を求めます。
○関口定男町長 区長要望につきましては、今まで担当課から副町長、私のところにはそういう上がってきていなかったんですが、現在は全部こういう要望が上がってきましたというだけ上がってきます。あとは担当課に全部任せて、担当課で判断する。先ほど建設課、特にこの要望でわかるように、一番多いのは道路の補修関係、U字溝の補修、また道路の新設といっても大きなものではなくて小さいもの、あとは街路灯のこととか、どちらかというと細かいのが多いです。その中で、はっきり言って私のところに上がってきたものを見ても私的なものも結構ありますので、その辺は各課で全部処理をしてやっているという状態でありまし て、あとは私のほうに上がってくる、副町長、私と上がってくるのは、現在はこういう要望が区長さんから来ていますというのが総務課のほうから上がってきて、それで総務課であとは振り分けているという形でやっております。
  ですから、やるやらないはその課でやっております。
○市川金雄議長 続いて、答弁をお願いします。
  副町長。
○関口 章副町長 それでは、ちょっと補足させていただきますが、各課長に任せるということよりも、各課長で判断で、各課長としてその判断をまずして、重要な案件については、当然のことながら予算支出負担行為とか、支出命令という格好で来ますので、そういうところでチェックをする、あるいは事前に非常に重要なものについては口頭で報告をするということで、かなり頻繁に報告なり、状況については経過説明はあります。町長まではそれ以降はよほどでない限りは町長にそのままいきませんけれども、私のところでは全部そういう格好でチェックをしておりますので、ご理解願いたいと思います。
○市川金雄議長 11番、岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 金額によってこれどれくらいかかりそうだという話で、その金額は課長決済、この金額は町長決済というような金額のあれは決まっているのでしょうか。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  関口副町長。
○関口 章副町長 予算執行に係る意思決定といいますか、決済区分については、町の会計規則の中で金額によって割り振っております。したがって、その金額で該当するもの、比較的小規模で、例えばそういった100万円以下のもの、幾らだったかな、ちょっと今手元にありませんけれども、細かいものについては各課長までですが、多くの場合については、金額の大きいものについては、副町長とか、町長まで上がるということになっております。
○市川金雄議長 11番、岩田議員、再々質問です。
○11番 岩田鑑郎議員 金額の大きいのはわかるんですけれども、その金額の額は決まっているんですかという話です。
○市川金雄議長 暫時休憩いたします。
                                (午後 1時31分)
─────────────────────────────────────────────────
○市川金雄議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午後 1時32分)
─────────────────────────────────────────────────
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  関口副町長。
○関口 章副町長 それでは、会計規則の中で各項目、費用によって決済金額が違いますけれども、一般的な工事請負費については、課長が工事請負費100万円以下、100万円以上1,000万円以下については副町長という格好で決済区分が決まっております。
  以上でよろしいでしょうか。
○市川金雄議長 例規集のページもお願いします。
○関口 章副町長 1,461ページ、例規集の1の1,483ページ。
○市川金雄議長 それでは、要望にとどめてください。
○11番 岩田鑑郎議員 私も例規集を見ていなかったことは大変恥ずべきことなんですけれども、ぜひ課長さんもそんなことが全部理解した上で行政の執行をよろしくお願いしたいと思います。
  以上です。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  今の岩田議員の質疑の中で、1点目の関係で小沢福祉課長から補足答弁をしたいという申し出がありました。これを許可いたしますのでお願いいたします。
○小沢俊夫福祉課長 それでは、第1点目の福祉基金の関係で補足説明をさせていただきますけれども、先ほど桑山さんのほうからご寄附をいただいたということの中で、補正額が190万円ということでなっておりますけれども、実際にいただいた額は200万円ということでございますので、よろしくお願いをしたいと思います。
  以上です。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  先ほどのがまだ1点残っております。
○11番 岩田鑑郎議員 それは税金か何かの関係であれなんですか、200万円もあったのを190万円で計上するというのは、税金か何かの関係ですか。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
○小沢俊夫福祉課長 補正前の額のところに13万円当初ありますので、それの関係でやっております。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  ほかに、4番、野原和夫議員。
○4番 野原和夫議員 日影分館、17ページの問題で、これは岩田議員が質問した後の補足、ちょっと聞きたいことがあります。これはその当時総務課長、理事にお伺いします。
  当初この問題はいろいろな問題が出た経緯があると思うんですが、ゲートボール場は本来別なところにつくるという案が出ていたと思うんですね。それがこういう話し合いでここへできたと思うんですが、ゲートボール場を利用する人たちが大分多くいるのか、それと一般の人がここに公民館、分館を使う場合、ゲートボール場が余りにも目の前にあって、駐車場の管理というものを含めて一般の人と町民、この仲間の分別があっては困ると思うんですが、いろいろな意見が交差しているのではないかなと思うんですが、こういう話し合いがどの程度できていて、これができたのか、それで今後この問題、地域全体の話し合いがきちんとまとまってこの結果出たのか、この点についてお伺いしたいのですが。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  柴崎理事。
○柴崎政利理事兼窓口センター所長 それでは、お答え申し上げます。
  このゲートボール場の関係でございますけれども、当初日影分館については、改築ですと動くことはなかったわけでございますけれども、新築をするということでどこがよかろうかということで二度ほど説明会は持ちました。そして新築をするについて、用地についてはそれでは今ゲートボール場になっているところへ移すのがよかろうということで、これについては、地域の老人クラブからも正直言って反対も大分ございました。あそこですと隔離されていて車も今も入らない、そういうことで安全であるということと、子供の遊び場にもなっているということで、老人クラブからはあそこを主張をされました。ところが、地域の人たちの大宗の意見の中で、今後のいわゆる集会所といいますか、建物の利用を考えたときに、一番いい場所へつくるのがこれからよかろうということで、現在今まで使っていたゲートボール場のところへさっとつくるということで決定はしたわけでございます。
  さて、では、ゲートボール場でございますけれども、町長にもお話をして、町長としてはもしそれでは要望があれば、ほかにつくるということで提案をしていただきました。それで場所的にも具体的に日影の今のバス停がございますけれども、あそこにどうだろうということで、用地のほうも含めてバス停と休憩所を含めて建物を建て、その前にゲートボール場、反対側がバスの回転場という形で具体的に提案をさせていただきました。その後、老人クラ ブのほうで代表の方が町長のところへ見えまして、どうしてもあそこではだめだということで、現在のところへということで、今度建てる建物の前に配置をしてもらいたい、それでもよいということで意見がありまして、その後、もう一度集会所の図面が全部でき上がりましたので、その説明会のときにも、具体的には配置はしませんでしたけれども、ゲートボール場は前へつくるということで、地域については話をして、全体の方が賛成したというわけではございませんけれども、るる意見はありましたけれども、そこにやむを得ないだろうという結果になったわけでございます。
  以上の経過でございます。
○市川金雄議長 よろしいですか。
  4番、野原和夫議員。
○4番 野原和夫議員 私も心配しているのは、地域の人たちが利用する分館ですから、今後いろいろな問題が出てきては困ると思うんですよ。そして、いや、いざとなったら、ゲートボール邪魔だからまた移設、そうするとまた補正。そういうことがないように私は願いたいので、住民全体がやっぱり意志統一、ある程度は話し合いの中で理解の上でやったことだと私は理解したいんですが、それでよろしいでしょうか。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  関口町長。
○関口定男町長 結論から言いますと、最終的には地元の人の結論として今回の補正になったということであります。まずは先ほどの話のゲードボール場というときに、初めの要望があったのは、ゲートボール場のところへつくるという話で要望があって、そこで計画を始めました。そうこうするうちに、今度は老人クラブのゲートボールやっている人が、先ほど理事が言いましたけれども、ゲートボール場はつぶしてもらっては困るという話になりまして、そういうことになると、では、前方に建てられないと、では、ほかの場所はどうですかということでほかの場所も探しまして、ほかの場所でどうですかという話をしました。区長さん初め皆さんは何しろ前に建てる、老人クラブはそこではだめだということで、私のところへ老人クラブの方が4名の方が来ました。ですから、私はその人たちに言ったのは、私は今回の日影の公民館については、皆さんが話がまとまらないんだったらば、中止します。中止するにはいかない、もうはっきり言って、今度は予算が組んでしまってあるのに中止するわけにいかないんだけれども、それこそ皆さんに何だと言われるから中止するわけにいかないんだけれども、そういうふうにはっきり言いました。地元の紛争のために私は公民館をつくる のではなくて、皆さんがあっちだこっちだ、建てることによってそういう仲が割れるんだったらば、そういうことはやりませんよと言ったらば、いや、それでは困る、何しろやってもらいたいということなんですね。最終的に、では、今の公民館を後ろへ下げて、前にやる。そうすると、今度は初めやってくれという人たちが、それでは駐車場がないという話なんです。台数が前と同じにほしい。それで今回の補正になって、駐車場を確保するために土留めをしてやる。
  ですから、そういう理由があるので、私はちゃんと補正を出しているので、それは確かに読めないと言えば読めないかもしれないですけれども、それは地元の人と話し合いの中できちっとやってきた。それが結論であります。
○市川金雄議長 よろしいですか。
  ほかにございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 これをもって質疑を終結いたします。
  これより討議に入ります。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 討議を終結いたします。
  これより討論に入ります。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 討論を終結いたします。
  これより、議案第52号 平成20年度ときがわ町一般会計補正予算(第2号)についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり補正予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立多数)
○市川金雄議長 起立多数であります。
  よって、議案第52号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第53号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○市川金雄議長 日程第5、議案第53号 平成20年度ときがわ町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)についてを議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○柴崎秀雄議会事務局長 朗読いたします。
  議案第53号 平成20年度ときがわ町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)。
  平成20年度ときがわ町の国民健康保険特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。
  歳入歳出予算の補正。
  第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2,905万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ14億6,407万2,000円とする。
  2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。
  平成20年9月2日提出、ときがわ町長、関口定男。
  以上でございます。
○市川金雄議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  関口町長。
○関口定男町長 議案第53号 平成20年度ときがわ町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について、ご説明申し上げます。
  歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2,905万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ14億6,407万2,000円とするものであります。
  細部につきましては、町民課長よりご説明申し上げます。
○市川金雄議長 続いて、細部説明を求めます。
  蜥ャ民課長。
○蜻セ一郎理事兼町民課長 それでは、議案第53号 平成20年度ときがわ町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)の細部説明をさせていただきます。
  今回の補正につきましては、歳入歳出予算に2,905万9,000円を追加いたしまして、歳入歳出予算の総額を14億6,407万2,000円とするものであります。
  それでは、事項別明細書で説明いたしますので、8ページ、9ページをお開きください。
  最初に、歳入でございますが、1款国民健康保険税につきましては、1,254万9,000円を減額し、3億1,689万1,000円とするものでございます。国民健康保険税につきましては、4月に税率改正を行いまして、6月の定例会において専決処分の説明をさせていただいた中で、当初予算ベースで後期高齢者医療制度へ移行したものを控除いたしまして、改正後の税率で試算したところ、予算額は変わらないと説明をいたしましたが、6月下旬になりまして、住 民税データの確定に伴って本算定をいたしましたところ、所得が減少したことに伴いまして、1,254万9,000円の減額となってしまいました。
  まず、1目一般被保険者国民健康保険税でございますが、3,541万7,000円を増額いたしまして、2億8,857万1,000円とするものでございます。新しく後期高齢者支援金が設けられたために増額となったものでございます。
  節の欄をごらんいただきたいと思いますが、医療給付費分が2,476万4,000円の減、介護納付金分が839万1,000円の増、後期高齢者支援分が5,179万円の増ということで、こちらは新設でございます。
  次に、2目退職被保険者国民健康保険税でございますが、4,796万6,000円を減額いたしまして、2,832万円とするものでございます。こちらにつきましては、退職者医療制度が改正されたことに伴いまして、65歳から74歳までの791名の方が退職から一般へ変わったための減額でございます。
  節の欄でございますが、医療給付費分が5,234万9,000円の減、介護納付分が6万7,000円の減、後期高齢者支援金分が445万円の増ということで、こちらは新設となってございます。
  次に、3款国庫支出金でございますが、1目療養給付費等負担金4,061万8,000円の減でございます。計のほうが2億4,756万7,000円でございますが、こちらは交付決定によるものでございます。
  説明欄をごらんいただきたいと思いますが、療養給付費負担金が8,499万1,000円の減、老人保健医療費拠出金負担金が1,063万7,000円の増、介護納付金負担金が609万7,000円の減、それからこちらのほうは新しく細節を設けたものでございますが、後期高齢者医療費支援金負担金が3,981万1,000円、病床転換支援金負担金が2万2,000円でございますが、こちらにつきましては、療養給付費負担金のほうからこちらに移行したものでございます。
  次に、2目高額医療費共同事業負担金でございますが、260万4,000円の増でございます。こちらにつきましても交付決定によるものでございます。
  次に、4款療養給付費等交付金でございますが、4,427万6,000円を増額いたしまして、1億5,182万7,000円とするものでございます。こちらにつきましても、交付決定によるものでございます。
  次の5款前期高齢者交付金でございますが、8,328万7,000円を増額いたしまして、2億3,838万4,000円とするものでございます。こちらの前期高齢者交付金につきましては、65歳から74歳の加入者の割合によりまして決定するものでございますが、ときがわ町の加入者の 割合が28.7%でございます。全国平均ですと12.2%ということでございますので、この12.2%を上回っている場合には交付を受けられるということで、このような高額な交付金になったものでございます。
  次に、6款県支出金でございますが、260万4,000円の増ということで、こちらにつきましても交付決定によるものでございます。
  次に、10款繰越金でございますが、5,054万5,000円の減ということで、計のほうが9,097万4,000円とするものでございます。
  歳入の合計でございますが、2,905万9,000円を増額いたしまして、計として14億6,407万2,000円とするものでございます。
  次に、10ページ、11ページをお開きいただきたいと思います。
  歳出でございますが、2款保険給付費でございます。こちらにつきましては、補正額はゼロでございますが、国県支出金等の金額の変更に伴う財源の組みかえでございます。
  次の3款後期高齢者支援金等でございますが、こちらにつきましては、502万5,000円の減、計として1億5,245万4,000円とするものでございます。こちらにつきましては、額のほうが決定したことによるものでございます。
  次のページ、お開きいただきたいと思います。
  5款老人保健拠出金でございますが、3,035万2,000円を増額いたしまして、6,396万5,000円とするものでございます。こちらの老人保健拠出金につきましても、拠出金の金額が決定したことによるものでございます。
  次に、6款介護納付金でございます。介護納付金につきましては、1,049万7,000円を減額をいたしまして7,460万6,000円とするものでございます。こちらにつきましても、納付額のほうが決定したことに伴いまして補正するものでございます。
  次に、7款共同事業拠出金でございますが、1,041万4,000円を増額いたしまして、1億4,268万9,000円とするものでございます。こちらにつきましても、拠出金の額の決定に伴うものでございます。
  8款保健事業費でございますが、次のページお開きいただきたいと思います。
  特定健康診査等事業費でございますが、こちらは補正額はゼロでございますが、集団健診を行いまして、その後の保健指導を委託で考えておりましたが、動機づけの部分につきましては、保健センターのほうで対応できるということで委託料から報償費、需用費に組みかえるものでございます。委託料を41万6,000円減額いたしまして、報償費25万円、需用費16万 6,000円に組みかえるものでございます。
  次に、12款予備費でございますが、350万円を増額いたしまして2,350万円とするものでございます。
  歳出の合計といたしまして、2,905万9,000円を増額いたしまして、14億6,407万2,000円とするものでございます。
  以上で細部説明のほうを終わらせていただきますが、よろしくご審議賜りますようお願いいたします。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  暫時休憩いたします。
                                (午後 1時52分)
─────────────────────────────────────────────────
○市川金雄議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午後 2時10分)
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○市川金雄議長 続いて、国民健康保険特別会計補正予算についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  4番、野原和夫議員。
○4番 野原和夫議員 4番、野原和夫です。
  総合的にこの補正予算、これは6月議会で出すべき問題ではないかなと私は思っているんですが、これの2ページと9ページについてお伺いしますが、2ページの国民健康保険税と国庫支出金、この補正前の額というのは、どう見ても含み予算で多く見ているように思われます。そして繰越金が1億4,151万9,000円、この中には高齢者医療者の移らない、移行しない計算もここに含まれていた計算でこういうふうになっているのではないか、この点について説明。
  それから、9ページの一般被保険者国民健康保険税の現年課税分とその下段の退職被保険者現年課税分、この計算についても計算違いではないかなと思われるんですが、この説明をお願いしたいと思います。
  それから、療養給付費負担金ですが、これは一般の人の医療は減ってこれだけの減になっているんだと思うので、この点についてはどういうふうになっているのか、お伺いします。その下の現年分の療養給付費の4,427万円、これは退職者がふえた分の金額でいいのかどう か、これについてお伺いします。
○市川金雄議長 3点について質疑がございました。まず、1点目についての答弁を求めます。
  蜥ャ民課長。
○蜻セ一郎理事兼町民課長 それでは、第1点目の今回の補正の関係なんですが、6月の議会では間に合わなかったんだというふうなご質問にお答えいたします。
  こちらのほうを見ていただきますと、歳入につきましても、国庫出金ですとか、療養給付費等の交付金、こちらのほうの決定が5月の下旬から6月、7月ぐらいになってしまうんですよ。そういった形でありまして、6月の議会には間に合わないというふうなことでございます。
  それから、繰越金につきましても、昨日認定いただきまして、それでこちらのほうへいただいているというふうな形になります。それから、税につきましても、やはり住民税が突出して、所得が固まった段階で本算定という形で7月になりますので、その時点まではなかなか数字がつかめないというふうなことで、今回の9月の議会の提出というふうなことになっておりますので、その辺につきましては、ご理解をいただきたいと思います。
  それから、当初予算の税の関係でございますが、こちらのほう、昨年後期高齢者の関係でございましたが、まだ税の区分等もはっきりしておりませんでしたので、その辺につきましては、控除しない段階で当初予算については組んであるものでございます。
  以上でございます。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  続いて、2点目、9ページに関する質疑について答弁を求めます。
  現年課税分の税の積算についての説明。
  岡野税務課長。
○岡野吉男税務課長 それでは、税に関しまして、私のほうから申し上げたいと思います。現年課税分ということかと思います。一般被保険者の現年課税分の当初と補正後の大きく変わったところということでご理解いただきたいと思います。
  まず、所得割につきまして大きく所得の大もとの加入者の所得税の合計額が1つ変わりました。大枠でちょっと申し上げたいと思うんですけれども、当初24億8,963万円を見ておりました。補正後ですけれども、22億4,230万円ということで、その所得額をもとに税率、そして収納率等を積算し、さらに軽減額、それと限度を超えた額を差し引いたりして積算いたします。所得割につきましては、その所得合計額が変わったということが1点ございます。
  それから、資産割につきましても、所得額のもとの額が変わりました。1億2,451万円見込んでおりましたけれども、9,222万円という金額でございます。
  それから、均等割でございますけれども、当初4,229人見込んでおりました。その後、後期高齢者への移行ということで3,756人、マイナス473人ということで人数が変わったということでございます。
  それから、平等割の世帯の計算ですけれども、2,205世帯が2,011世帯というような、これは大きく変わっておりませんが、それでも194世帯減っております。そういった歳出根拠をもとに積算した結果、一般の関係では2,476万4,000円減額したというふうになった次第でございます。
  それから、今の関係で介護関係でも同様に所得の合計額等積算をもとにいたしますので、影響を受けております。
  それから、後期高齢者につきましては、全額増額したというふうなことでございます。
  それから、退職被保険者のことでもほぼ同様な傾向なんですけれども、所得割のまず大もとの加入者の合計額が7億458万円ですね、それが2億371万円ということで、この大もとの額がそもそも変わってきているということでございます。
  それから、資産割の税額の関係なんですけれども、これも3,957万8,000円が989万円というふうなもとの算定数値でございます。それから均等割の人数が1,035人が244人、ここが先ほど町民課長から話が出ましたように、791人減ったというところがここでございます。あと平等割が422世帯が95世帯ということで、当初に比べて今回補正させていただいた国保税の歳出根拠はこういった次第で積算させていただいたことです。よろしくお願いします。
  以上です。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  4番、野原和夫議員。
○4番 野原和夫議員 総合的に見まして、平成20年度町長が1億円区切りでいただいたわけですが、税制改正のもとで今度多くの人たちが負担を強いるわけなんですが、そっくり1億円このままいくと余るんではないかなと私は推測するんですが、そういうことがないんでしょうか。このままのあれでやっぱり税を引き上げたというのがプラスになるのかどうか、ちょっと疑問にあるんですが、その点お尋ねします。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  蜥ャ民課長。
○蜻セ一郎理事兼町民課長 それでは、医療費の関係についてお答えいたします。
  この予算の関係で最終的に先ほどちょっと細部説明のほうで予備費の関係でございますが、現在2,350万円というふうな金額しか予備費がないわけなんですよ。総体で調整した中でこれだけ予備費ということであるんですが、今昨年と医療費の比較、まだ7月までしか出ていないんですが、若干この辺について説明のほうさせていただきたいと思います。
  まず、月当たりの療養給付費と療養費、それから高額療養費、こちらのほうを合計いたしまして、当初予算の段階では月額で8,045万3,000円というふうなことで予算のほう組んでおります。それから4月につきましては、7,775万8,000円ということで、昨年に比べますと520万6,000円という額になっております。それから5月につきましては、7,470万6,000円ということで、昨年と比較すると1,032万7,000円の増、それから6月につきましては、7,620万8,000円ということで、昨年と比較いたしますと183万9,000円の増、それから7月になりまして6,805万6,000円ということで、昨年と比較いたしますと816万4,000円の減ということで、7月分からが減額のほうに転じておりますので、このままの状態で落ち着いてくれれば、予算で月額で8,045万3,000円というふうな組み方をしてございますので、何とか療養費の分も当初組んだ予算で間に合うのではないかなというふうなことで見ているんですけれども、昨年1年間でやはり月額で平均いたしますと、7,322万2,000円というふうなことでございますので、4月から7月までの平均をいたしますと7,343万2,000円ということで、ほぼ今の段階で昨年の月額の平均と近いような数字になっておりますので、6月がマイナスになってきたということで、これから若干落ち着いていただければ、何とかこういった形で賄えるかなというふうなことで期待を持っているところでございます。
  以上でございます。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  4番、野原和夫議員、再々質問です。
○4番 野原和夫議員 一般の人が給付金の問題についても今後減ってくるんではないかなというんですけれども、そういうことはないでしょうか。この中身の中で。
○市川金雄議長 見込みについて答弁を求めます。
  蜥ャ民課長。
○蜻セ一郎理事兼町民課長 やはり昨年極端に目立ちましたのが、退職の方のほうも目立っていたんですけれども、やはり一般も前年と比較いたしますと伸びておりましたので、今回退職の取り扱いにつきましては、65歳以上の方から全部一般のほうへ移っておりますので、 当然一般のほうも今まで退職の方が伸びておりましたので、その伸びというふうなものも一般の保険者のほうも反映されてくると思いますので、その辺のところが伸びないような形で何とか推移していただければというふうなことで、希望と期待を持っているところなんですけれども、まだ医療費の関係でございますのでこちらでどうこうできるような、すぐ何かをしたからというふうな状況ではございませんので、その辺については慎重に見きわめていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  それでは、ほかに、7番、笹沼議員。
○7番 笹沼和利議員 1点のみ質問させていただきます。
  8ページのところの前期高齢者交付金ですね、先ほど人数が多いということで、28.7%ということで交付決定のほうがかなりの金額が交付されたなというふうに思っているんですけれども、これは基本的には年齢の多分比率というのは余り変わらないような気がするんですけれども、交付金は大体このぐらいの金額で毎年これからも入ってくるというふうに予測しといてよろしいんでしょうか。あるいは国の基準がこれからまた変わる可能性もあるからということでしょうか。その辺ちょっとわかればよろしくお願いします。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  蜥ャ民課長。
○蜻セ一郎理事兼町民課長 それでは、前期高齢者の交付金について説明させていただきたいと思います。
  こちらのほうが各保険に入っておりますゼロ歳から74歳までの方ということで、そちらのほうの方が、1人当たりにしますとこちらのほう3万8,210円というふうな数字が出ております。そちらを試算をしていただいて、加入者の前期高齢者の加入の割合によって12.2%ということで全国平均申し上げましたが、それを超えたところについては、交付を受けられるという形になっておりますが、それより若い世代を抱えている保険ですと、もっと低くなってしまいますと、逆に今度はそれを全部保険のほうで持ち出しになりますので、せんだって新聞のほうで西濃運輸ですかね、保険の組合が解散したというふうな部分もございますが、こういった前期高齢者の負担金、あるいは後期高齢者の負担金ということで、若い世代を抱えた法人につきましては、そういった負担が多くなっているということで、何かその辺の解散というのが加速するのではないかというふうなことで新聞等に出ておりましたが、また、こういった負担になっておりますけれども、この辺のところもそういった時代背景がござい ますので、またいつ数字的なものが補正に来るかというのはちょっと予測できないところなんですが、私ども国保としますと、こういった形で後期高齢者の方が抜けてしまいましたので、今まで保険税は払っていただいていて老人保健的な扱いだったんですが、その保険で足りなくなってしまいましたので、なるべくこういったところで何らかの財源を確保しないと、国保そのものが成り立たないような時代にもなりますので、なるべく変わらないことを願っているんですが、今の社会背景といたしますと、何か変わってくるのではないかなというふうな見方をしている人も多いようでございます。
  以上でございます。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  ほかにございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 これをもって質疑を終結いたします。
  これより討議に入ります。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 これをもって討議を終結いたします。
  これより討論に入ります。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 これをもって討論を終結いたします。
  これより、議案第53号 平成20年度ときがわ町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり補正予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立多数)
○市川金雄議長 起立多数であります。
  よって、議案第53号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第54号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○市川金雄議長 日程第6、議案第54号 平成20年度ときがわ町老人保健特別会計補正予算(第1号)についてを議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○柴崎秀雄議会事務局長 朗読いたします。
  議案第54号 平成20年度ときがわ町老人保健特別会計補正予算(第1号)。
  平成20年度ときがわ町の老人保健特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。
  歳入歳出予算の補正。
  第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億2,190万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ3億9,488万8,000円とする。
  2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。
  平成20年9月2日提出、ときがわ町長、関口定男。
  以上でございます。
○市川金雄議長 これより提案者から提案理由の説明を求めます。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、議案第54号 平成20年度ときがわ町老人保健特別会計補正予算(第1号)について、提案理由を申し上げます。
  歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億2,190万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ3億9,488万8,000円とするものであります。
  細部につきましては、町民課長よりご説明申し上げます。
○市川金雄議長 続いて、細部説明を求めます。
  蜥ャ民課長。
○蜻セ一郎理事兼町民課長 それでは、議案第54号 平成20年度ときがわ町老人保健特別会計補正予算(第1号)の細部説明をさせていただきます。
  今回の補正につきましては、歳入歳出予算に1億2,190万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を3億9,488万8,000円とするものであります。
  それでは、事項別明細書で説明させていただきますので、8ページ、9ページをお開きいただきたいと思います。
  まず、歳入でございますが,5款繰越金1億2,125万1,000円を増額をいたしまして、1億2,125万2,000円とするものでございます。この補正につきましては、昨日認定をいただきました平成19年度の繰越金でございます。
  次の6款諸収入でございますが、65万円を増額いたしまして、65万6,000円とするものでございます。
  こちらにつきましては、第3者納付金ということで交通事故の関係の納付金がございましたので、こちらを受け入れたものでございます。
  次のページお開きいただきたいと思います。
  歳出でございますが、2款諸支出金でございます。1目償還金1,761万円を増額いたしまして、1,761万1,000円とするものでございます。こちらの償還金につきましては、平成19年度の精算による返還金ということで、国・県へ返還するものでございます。
  次に、2項繰出金、1目一般会計繰出金でございますが、4,999万9,000円を増額いたしまして5,000万円とするものでございます。こちらにつきましては、余剰金が出ておりますので、その一部を一般会計のほうに繰り出しするものでございます。
  3款予備費でございますが、5,429万2,000円を増額いたしまして、5,429万6,000円とするものでございます。
  歳出の合計といたしましては、1億2,190万1,000円を増額いたしまして、3億9,488万8,000円とするものでございます。
  以上で細部説明のほうを終わらせていただきますが、よろしくご審議賜りますようお願いいたします。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  これより、日程第6、議案第54号 平成20年度ときがわ町老人保健特別会計補正予算(第1号)についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  4番、野原和夫議員。
○4番 野原和夫議員 4番、野原和夫です。
  5,000万円は一般会計からこの間繰り出して入れたんですけれども、この予備費5,429万2,000円、余りにも多い予備費がありますが、老人医療費どのようにかかっているのか、この点についてお伺いします。
  そして予備費はきのうも言いいましたように、必携の中には「予備費の充用は市町村長の裁量でできるもので、多額に計上することは好ましくない」と載っておりますので、これはいずれここに入れたものがあるけれども、時期が来たら一般会計へ入れるのか、その点についてお聞きします。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  蜥ャ民課長。
○蜻セ一郎理事兼町民課長 それでは、お答えいたします。
  老人保健の特別会計につきましては、ことしの3月31日で一応老人保健のほうは終了というふうなことで、この残務整理というふうなことで会計のほうに残っているわけでございますが、今現在医療給付費につきましては支出した金額が今年度になりましてから1億2,697万1,000円を支出しております。
  それから、そのほかにこちらは医療支給費のほうでございますが、こちらが557万2,000円というふうな支出になっております。こういった形でまだ支出のほうも続いておりますので、今回予備費のほう多いというふうなご指摘でございますが、当然こちらのほうで支出がしぼんでくれば歳入のほうも減ってまいりますので、一応こういった形で予備費を組まさせていただいて、対応させていただきたいと考えております。
  それから、最終的な形でまだ会計のほうは残るわけでございますが、きのうもちょっとお話ししたんですが、老人保健につきましては、国・県、それから支払い基金、それから市町村ということで負担割合が決まっておりまして、その金額で運営をしておりますので、現在残っている金額につきましては、すべてが町のほうから支出今までにしたものをためたものでございますので、最終的に不要になった場合には、全額一般会計のほうへ繰り入れるような予定でおりますが、まだ会計のほう残っておりますので、ある程度は予備費ということで備えたいということで対応したいと思いますので、よろしくお願いいたします。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  ほかに質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 これをもって質疑を終結いたします。
  これより討議に入ります。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 これをもって討議を終結いたします。
  これより討論に入ります。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 これをもって討論を終結いたします。
  これより、議案第54号 平成20年度ときがわ町老人保健特別会計補正予算(第1号)についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり補正予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。

                     (起立多数)
○市川金雄議長 起立多数です。
  よって、議案第54号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第55号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○市川金雄議長 日程第7、議案第55号 平成20年度ときがわ町介護保険特別会計補正予算(第1号)についてを議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○柴崎秀雄議会事務局長 朗読いたします。
  議案第55号 平成20年度ときがわ町介護保険特別会計補正予算(第1号)。
  平成20年度ときがわ町の介護保険特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。
  歳入歳出予算の補正。
  第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ4,252万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ9億4,663万3,000円とする。
  2 歳入歳出予算の補正は款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。
  平成20年9月2日提出、ときがわ町長、関口定男。
  以上でございます。
○市川金雄議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  関口町長。
○関口定男町長 議案第55号 平成20年度ときがわ町介護保険特別会計補正予算(第1号)について、提案理由を申し上げます。
  歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ4,252万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ9億4,663万3,000円とするものであります。
  細部につきましては、福祉課長よりご説明申し上げます。
○市川金雄議長 続いて、細部説明を求めます。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 それでは、平成20年度ときがわ町介護保険特別会計補正予算(第1号)の細部説明をさせていただきます。
  平成20年度特別会計補正予算第1号でございますけれども、4,252万3,000円を補正いたしまして、歳入歳出それぞれ9億4,663万3,000円とするものでございます。
  事項別明細によりご説明申し上げますので、8ページからをお開きをいただきたいと思います。
  第3款の国庫支出金でございますけれども、32万5,000円を補正するものでございます。この国庫支出金から繰入金の介護給付費繰入金の部分については、歳出の介護給付費に当たる費用のおのおのの負担割合で算出したものでございます。国庫支出金については25%。
  続きまして、支払基金交付金でございますけれども、50万4,000円を追加いたしまして、2億6,710万4,000円とするものでございます。率については50%でございます。
  続きまして、県支出金ですが、20万3,000円を補正するものでございます。1億2,670万3,000円ということで、12.5%でございます。
  続きまして、繰入金でございますが、186万6,000円を追加いたしまして、1億4,067万4,000円とするものでございます。そのうち一般会計繰入金、1目介護給付費繰入金でございますけれども、20万3,000円、県と同額12.5%分でございます。その下のその他一般会計繰入金でございますけれども、127万1,000円を補正するものでございますが、これについては事務費一般会計繰入金といたしまして、歳出の認定調査費の費用に充てるものでございます。
  続いて繰越金ですが、3,962万5,000円を補正するものでございます。
  続きまして、10ページをお開きをいただきたいと思います。
  まず、総務費でございますけれども、127万1,000円を追加するものでございます。内訳といたしまして1目認定調査費127万1,000円を追加し、721万9,000円とするものでございます。主なものは13委託料で100万8,000円でございます。
  続きまして、保険給付費でございますけれども、162万7,000円を追加いたしまして、8億6,162万7,000円とするものでございます。この介護給付費につきましては、平成20年6月までの実績に基づきまして、7月以降、それから推計をいたしまして補正をしたものでございます。
  続いて1目介護予防サービス費100万円の補正でございます。1,632万5,000円とすもるのでございます。
  続いて介護予防住宅改修費でございます。62万7,000円を追加いたしまして、143万円とするものでございます。これにつきましても、今までの実績から推計をいたしまして算出したものでございます。
  続きまして、3款基金積立金でございます。1,366万2,000円を追加いたしまして、1,366万3,000円とするものでございます。これは介護給付費準備基金積立金として積み立てるものでございます。
  続きまして、5款諸支出金でございますが、2,596万3,000円を追加いたしまして、2,612万8,000円とするものでございます。
  1項2目第1号被保険者保険料還付金でございますけれども、28万6,000円を追加し、43万6,000円とするものでございます。これは平成19年度決算におきまして過誤納保険料等が発生しておりますので、それらを処理するためのものでございます。
  続いて12ページをお開きをいただきたいと思います。
  3目償還金でございますが、1,393万6,000円を追加し、1,394万4,000円とするものですが、これは国・県支出金等への精算に基づく返還金が生じたためのものでございます。
  続きまして、2項繰出金でございますが、1,174万1,000円を追加をいたしまして、1,174万7,000円とするものでございます。
  1目の説明ですが、介護給付費一般会計繰出金284万8,000円を追加いたしまして、284万9,000円とするものでございます。
  続いて介護保険事務費一般会計繰出金ですが、672万円を追加し、672万2,000円とするものでございます。
  それから、地域支援事業費一般会計繰出金ですが、217万3,000円を追加し、217万6,000円とするものでございます。この繰出金についてもやはり決算に基づくものでございます。
  以上、補正額4,252万3,000円、9億4,663万3,000円とするものでございます。
  以上で細部説明を終了させていただきます。よろしく審議賜りますようお願い申し上げます。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  これより、日程第7、議案第55号 平成20年度ときがわ町介護保険特別会計補正予算(第1号)についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  7番、笹沼議員。
○7番 笹沼和利議員 10ページのところで基金積立金ということで、今回お金が決定ということで残ってきた部分かな、償還金とか、そういうものが国のほうに返さなくてはいけない部分とか、そういうものがあるので、この基金の積み立てがほかのほうの一般会計の繰出金 とか、そういうものを全部引いた残りを入れているというふうに判断してよろしいんでしょうか、それとも準備基金というのは、ある程度積んでおかなければいけないかな、このぐらい積んでおきましょうという発想なんでしょうか、その辺ちょっとよろしくお願いします。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 お答えいたします。
  この基金については、償還等すべて終わった後のものを積み立てるということでございます。
  この基金がなくなってしまいますと、これは一般会計から通常、ほかの特別会計と違いましてすべて繰り入れるわけにいきませんので、結局県のほうから借り入れるということになります。借り入れをした場合に、今度は償還については、次期の介護保険計画の中で保険料に上乗せして算定していくという形になります。
  以上です。
○市川金雄議長 よろしいですか。
  ほかに質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 これをもって質疑を終結いたします。
  これより討議に入ります。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 これをもって討議を終結いたします。
  これより討論に入ります。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 これをもって討論を終結いたします。
  これより、議案第55号 平成20年度ときがわ町介護保険特別会計予算(第1号)についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり補正予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○市川金雄議長 起立全員です。
  よって、議案第55号は原案のとおり可決されました。
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       ◎議案第56号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○市川金雄議長 日程第8、議案第56号 平成20年度ときがわ町水道事業会計補正予算(第2号)についてを議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○柴崎秀雄議会事務局長 朗読いたします。
  議案第56号 平成20年度ときがわ町水道事業会計補正予算(第2号)。
  省略して朗読をさせていただきます。
  総則。
  第1条 平成20年度ときがわ町水道事業会計の補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。
  収益的収入及び支出。
  第2条 予算第3条に定めた収益的支出の予定額を次のとおり補正する。
  支出、第1款 水道事業費用、補正予定額67万3,000円、計2億9,048万1,000円。
  資本的収入及び支出。
  第3条、予算第4条本文括弧書中「資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額1億3,958万2,000円」を「資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額1億5,567万4,000円」に、「過年度分損益勘定留保資金1億407万7,000円」を「過年度分損益勘定留保資金1億1,936万8,000円」に「消費税及び地方消費税資本的収支調整額1,550万5,000円」を「消費税及び地方消費税資本的収支調整額1,630万6,000円」に改め、資本的収入及び支出の予定額を次のとおり補正する。
  収入、第1款資本的収入、補正予定額72万2,000円、計2億6,395万4,000円。
  支出、第1款資本的支出、補正予定額1,681万4,000円、計4億1,962万8,000円。
  平成20年9月2日提出、ときがわ町長、関口定男。
  以上でございます。
○市川金雄議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、議案第56号 平成20年度ときがわ町水道事業会計補正予算(第2号)について、第3条予算及び第4条予算の過不足等により補正の必要が生じたので、地方自治法第218条第1項の規定により、本案を提出するものであります。
  細部につきましては、水道課長よりご説明申し上げます。
○市川金雄議長 続いて、細部説明を求めます。
  中藤水道課長。
○中藤和重水道課長 それでは、議案第56号 平成20年度ときがわ町水道事業会計補正予算(第2号)の細部説明を申し上げます。
  1ページ目ですが、今回の補正は予算第3条に定めます収益的支出、予算第4条に定めます資本的収入及び支出の補正をするものであります。
  参考資料の明細書でご説明いたしますので、参考資料の1ページ、2ページをお開きください。
  右側、2ページの備考欄でご説明いたします。
  まず、修繕費150万8,000円ですが、七重の濾過池からお水を排出するときの弁の修繕101万9,000円が主なものでございます。消費税の83万5,000円の減額については、収入支出の差し引きの関係で消費税が減るということであります。
  続きまして、3ページ、4ページをお開きください。
  資本的収入及び支出ですが……
○市川金雄議長 ちょっと待ってください。ページが見つからないところが。
○中藤和重水道課長 大変申しわけございませんでした。
○市川金雄議長 もう一度参考資料。
○中藤和重水道課長 議案書の続きの中の参考資料です。
○市川金雄議長 別綴じではないほう。
○中藤和重水道課長 一応議員の皆さんの動向は確認しつつ説明しておりましたが、よろしいでしょうか。
○市川金雄議長 いいですか、皆さん。もうちょっと待って、もうちょっと待って。
○中藤和重水道課長 1ページ、2ページからもう一度やり直しますので。
          (「これの続きでしょう」と呼ぶ者あり)
○中藤和重水道課長 そういうことです。
○市川金雄議長 予算書の中にある参考資料のところ。
○中藤和重水道課長 よろしいでしょうか。
  すみません、明細書の説明、もう一度最初から。
○市川金雄議長 最初のページからお願いをいたします。
○中藤和重水道課長 議案書の続きの参考資料の1ページ、2ページの右側2ページ、備考で ご説明しますが、修繕費150万8,000円、これは七重の濾過池の水を排出するときの弁が故障しておりまして、101万9,000円、これが主なものでございます。
  続きまして、3ページ、4ページをお開きください。
  よろしいでしょうか。
  資本的収入支出のまず収入でございますが,右側4ページの備考欄、消火栓設置負担金ということで、第二庁舎を小川に向かいまして本田橋を渡ってすぐの交差点を右に曲がったところの消火栓の設置工事の負担金を一般会計からいただいております。
  続きまして、下にいきまして、支出、78万8,000円、浄水場給水加圧ポンプ交換工事、これは七重と和田の浄水場の場内のお水を出すポンプが故障しておりまして、それぞれ各1台を修繕するものであります。
  下にいきまして工事請負費、まず補償費2件ですが、1件は先ほど歳入のところでご説明した消火栓、もう1件は農道6号、正木屋酒店付近の農道6号ですが、予算では120メートルだったものを230メートルに延長することに伴います増加です。
  最後に、その下の単独事業1件ですが、これは町道玉504号線、北山橋付近になりますが、これは本郷エリアと春日山エリアの連絡管を設置する工事に伴う増額であります。
  以上で補正の細部説明を終わらせていただきます。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  これより、日程第8、議案第56号 平成20年度ときがわ町水道事業会計補正予算(第2号)についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 これをもって質疑を終結いたします。
  これより討議に入ります。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 これをもって討議を終結いたします。
  これより討論に入ります。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 これをもって討論を終結いたします。
  これより、議案第56号 平成20年度ときがわ町水道事業会計補正予算(第2号)についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり補正予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○市川金雄議長 起立全員です。
  よって、議案第56号は原案のとおり可決されました。
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   ◎議案第57号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○市川金雄議長 日程第9、議案第57号 ときがわ町特別職報酬等審議会条例及びときがわ町議会議員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正についてを議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○柴崎秀雄議会事務局長 朗読いたします。
  議案第57号 ときがわ町特別職報酬等審議会条例及びときがわ町議会議員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について。
  別紙のとおりときがわ町特別職報酬等審議会条例(平成18年ときがわ町条例第18号)及びときがわ町議会議員の報酬及び費用弁償等に関する条例(平成18年ときがわ町条例第41号)の一部を改正する条例を制定することについて議決を求める。
  平成20年9月2日提出、ときがわ町長、関口定男。
  以上でございます。
○市川金雄議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、議案第57号 ときがわ町特別職報酬等審議会条例及びときがわ町議会議員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について、提案理由を申し上げます。
  地方自治法の一部を改正する法律が、平成20年6月11日に成立し、同月18日に公布されたことに伴い、ときがわ町特別職報酬等審議会条例等を改正する必要が生じたので、この案を提出するものであります。
  細部につきましては、総務課長よりご説明申し上げます。
○市川金雄議長 続いて、細部説明を求めます。
  野原総務課長。
○野原泰子総務課長 それでは、議長のお許しをいただきましたので、議案第57号 ときがわ町特別職報酬等審議会条例及びときがわ町議会議員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について細部説明をさせていただきます。
  今回の一部改正につきましては、地方自治法の一部を改正する法律が平成20年6月11日に成立し、同月18日に公布されたことに伴い、報酬の名称を議員報酬に改めるものでございます。
  それでは、議案参考資料、資料ナンバー5をお開きいただきたいと存じます。
  まず、1ページにおきましては、ときがわ町特別職報酬等審議会条例の一部改正でございます。第2条で「報酬の」を「議員報酬の」に、「報酬等」を「議員報酬等」に改めるものでございます。
  また、2ページ、3ページにおきましても、こちらはときがわ町議会議員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正でございます。こちらも第1条から第5条の「報酬」部分を「議員報酬」に改めるものでございます。
  それでは、議案第57号に戻っていただきたいと思います。
  こちらの附則につきましては、この条例は、公布の日から施行することとなります。
  以上で、議案第57号の細部説明を終了させていただきますが、よろしくご審議賜りますようお願いいたします。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  これより、日程第9、議案第57号 ときがわ町特別職報酬等審議会条例及びときがわ町議会議員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 これをもって質疑を終結いたします。
  これより討議に入ります。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 討議を終結いたします。
  これより討論に入ります。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 討論を終結いたします。
  これより、議案第57号 ときがわ町特別職報酬等審議会条例及びときがわ町議会議員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり改正することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○市川金雄議長 起立全員です。
  よって、議案第57号は原案のとおり可決されました。
  暫時休憩いたします。
                                (午後 3時00分)
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○市川金雄議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午後 3時33分)
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   ◎請願の取り下げについて
○市川金雄議長 先ほど全員協議会で申し上げましたとおり、日程第11、請願第2号 「消費税の税率引き上げ反対を求める意見書」の提出を求める請願について、請願者2名から議長あて請願を取り下げたいとの申し出がありました。これにつきましては、取り下げを許可いたします。
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   ◎請願第1号の上程、説明、質疑、委員会付託
○市川金雄議長 これより日程第10、請願第1号 ミニマムアクセス米の輸入停止を求める請願を議題といたします。
  請願文書表の朗読を求めます。
  議会事務局長。
○柴崎秀雄議会事務局長 朗読いたします。
  請願文書表。整理番号1。受理年月日、平成20年8月19日。紹介議員、野原和夫。件名、ミニマムアクセス米の輸入停止を求める請願。
  要旨。政府関係機関に対して、ミニマムアクセス米の輸入を一時中止し、制度の見直しをWTO交渉の場で強力に働きかけるよう意見書を提出してください。請願者住所氏名、埼玉県熊谷市押切2540−2。埼玉県農民運動連合会、会長立石昌義。
  以上でございます。
○市川金雄議長 ただいまの請願の紹介議員であります野原和夫議員から趣旨説明を求めます。
  4番、野原和夫議員。
○4番 野原和夫議員 趣旨説明を行います。
  ミニマムアクセス米輸入停止を求める請願。
  2008年8月19日提出、ときがわ町議会議長、市川金雄殿。
  請願団体、埼玉県農民運動連合会、会長立石昌義。埼玉県熊谷市押切2540−2。
  紹介議員、野原和夫。
  請願趣旨。
  この間、トウモロコシ、大豆、小麦などの輸入穀物を原料とする食品の値上がりや、飼料穀物が思うように確保できない事態が生まれ、食料自給率がカロリーで39%、穀物で27%というなかで国民のなかに大きな不安が広がっています。
  米や穀物の価格高騰は、全世界に深刻な影響を及ぼし、フィリピンやインドネシアなど多くの国で暴動が起きハイチでは首相が解任されるなど深刻な事態となっています。国連のパン・ギムン国連事務総長は「かつては1日3食とれた家庭でも2食か1食に減らさざるをえなくなった」と、新たな飢餓の広がりに重大な懸念を示し、問題解決のための支援を呼びかけています。7月に北海道・洞爺湖で開催される「G8」(主要国首脳会議)でも、環境問題とあわせて食糧問題の解決が重要なテーマになりました。
  食料不足、食料高騰の原因は、原油の高騰、地球の気候変動による生産の不安定化、途上国の経済成長・人口増にともなう需要の急増、世界的なバイオ燃料ブームによるトウモロコシの爆発的な需要増、ヘッジファンドなど大量の投機資金が穀物市場に流れ込んでいることにあります。
  このように、原因が複合的で構造的であるだけに価格高騰の長期化は避けられず、今後、影響はさらに深まることが懸念されています。
  現在、国民が食べることを望まないミニマムアクセス米が毎年、77万トンも輸入されています。政府は今年度、飼料用に70万トン振り向ける計画といわれています。この量は、米不足に苦しむフィリピンが緊急に手当てを必要とする米の量に匹敵するもので、人道上も許されるものではありません。
  また、日本が不必要なミニマムアクセス米の輸入を継続することは、国際的な価格の高騰を助長することにならざるを得ません。その一方で、国内では「生産過剰」が米価下落の原因であるとして、生産調整が拡大・強化されているのです。矛盾は明らかです。
  政府は、輸入があたかもWTO農業協定上の「義務」であるかのようにいいますが、本来、輸入は義務ではなく「輸入の機会を提供する」というものにすぎません。(99年11月の政府答弁)。
  今や自国の食料自給に責任を負うことがその国の固有の権利=『食糧主権』という考えは 世界の大きな流れとなっています。
  国際的に米や穀物の供給がひっ迫し、価格が高騰するという食料事情の急変のもとで、従来の枠組みにとらわれることのない対応が求められています。よって、次の事項を実現する意見書を政府関係機関に提出することを請願します。
  〔請願事項〕
  1、ミニマムアクセス米の輸入を一時中止し、制度の見直しをWTO交渉の場で強力に働きかけること。
  以上でございます。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。野原議員においては、そのままお待ちください。
  これより、日程第10、請願第1号 ミニマムアクセス米の輸入停止を求める請願の質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  11番、岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 11番の岩田ですが、勉強不足で大変申しわけございませんが、ミニマムアクセス米というのはどういうお米なんでしょうか。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
○4番 野原和夫議員 これは最低限度の米の輸入の枠のことでございます。ミニというのは小さいということでミニマム、これが輸入の限度になることで、意味でございます。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  ほかに。
  10番、市川洋議員。
○10番 市川 洋議員 米の輸入を一時中止ということなんですけれども、これはこのとおりに解釈すると、一時的な考えでこういう請願を出すということなんですか。
○市川金雄議長 もう一度質問。
○10番 市川 洋議員 請願の一番下の事項なんですけれども、米の輸入を一時中止ということになっているんですけれども、一時的な考え方でいいわけですか。制度の見直し、WTO……
○4番 野原和夫議員 最終的には一時でなく、これは中止を願っていることなんですが、これは細川内閣が自由化を求めてつくったものですから、それがずっと尾を引いているわけですが、それで今日本の農業の自給率、そういう問題含めていろいろな問題が含まれておりま すので、この一時中止というのは強く求める1つの問題でございます。
○市川金雄議長 よろしいですか。
  ほかに。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 これをもって質疑を終結いたします。
  野原和夫議員につきましては、自席にお戻りください。
  ただいまの請願第1号につきましては、産業建設常任委員会に付託したいと思いますが、これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 異議なしと認めます。
  よって、産業建設常任委員会に付託することに決定いたしました。
  委員長、よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎請願第2号の上程、説明、質疑、委員会付託
○市川金雄議長 これより、日程第11、請願第2号 「消費税の税率引き上げ反対を求める意見書」の提出を求める請願を議題といたします。
  請願文書表の朗読を求めます。
  議会事務局長。
○柴崎秀雄議会事務局長 朗読いたします。
  請願文書表。整理番号2。受理年月日、平成20年8月19日。紹介議員、野原和夫。件名、「消費税の税率引き上げ反対を求める意見書」の提出を求める請願。
  要旨。政府に対して、消費税の税率引き上げを行わないよう意見書を提出してください。請願者住所氏名、埼玉比企郡ときがわ町玉川923−4。埼玉土建比企西部支部、大澤一夫。埼玉県比企郡小川町奈良梨89−2。埼玉県農民運動連合会小川嵐山支部、鈴木一衛。埼玉県比企郡ときがわ町別所310−1。岩田木工所、代表者岩田豊彦。埼玉県比企郡ときがわ町別所243−1、巨剴c建設、杉田賢司。埼玉県比企郡ときがわ町玉川874。有限会社小林建材土木、代表取締役小林春義。
  以上でございます。
○市川金雄議長 ただいまの請願の紹介議員であります野原和夫議員から趣旨説明を求めます。
  4番、野原和夫議員。
○4番 野原和夫議員 趣旨説明を行います。
  2008年8月19日提出、ときがわ町議会議長、市川金雄様。
  事業所名、埼玉土建比企西部支部、ときがわ町玉川923−4、代表者氏名、大澤一夫。
  紹介議員、野原和夫。
  「消費税の税率引き上げ反対を求める意見書」の提出を求める請願。
  請願趣旨。
  国や自治体の公共工事の予算が大幅に縮減され、土木・建設の仕事が激減、住宅建設も、昨年6月20日に改定された建築基準法の影響や景気の低迷などで新築住宅着工戸数が減少しました。また、建設資材やガソリン・軽油などの燃料代が値上がりし、出費の増大を余儀なくされています。仕事不足と経費の負担増が事業の経営に深刻な影響を与えています。加えて、今年4月から後期高齢者医療制度が施行され、将来に対する生活不安も禁じ得ません。
  こうしたなか、5月12日、日本経団連の御手洗会長が「消費税率を来年度から2〜3%引き上げる準備をすべき」と発言、15日には与謝野前官房長官が「消費税率の5%引き上げを国民にお願いできるかどうか、正念場となる」と強調しました。また、政府も19日、基礎年金を全額税方式で導入すると、消費税率は最高で18%になるという試算を発表しています。消費税率引き上げはあたりまえ、という世論作りを行っています。
  2003年に消費税法が改定され、消費税課税事業者の免税点が3,000万円から1,000万円に引き下げられました。これによって、多くの中小零細事業主が消費税の課税事業者となり、消費税の納税に悩まされています。
  消費税率引き上げは仕事と暮らしに大きな打撃を与え、また、国民の消費を冷え込ませ、景気下降の懸念材料にもなりこれ以上の税率引き上げは到底受けられない状況です。
  よって、以下の事項について、政府に意見書を提出することを請願します。
  請願事項。
  政府に対して、消費税の税率引き上げを行わないよう意見書を提出してください。
  以上です。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  これより、日程第11、請願第2号 「消費税の税率引き上げ反対を求める意見書」の提出を求める請願の質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 これをもって質疑を終結いたします。
  野原和夫議員につきましては、自席にお戻りください。
  ただいまの請願第2号につきましては、総務常任委員会に付託したいと思いますが、これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 異議なしと認めます。
  よって、総務常任委員会に付託することに決定いたしました。
  委員長、よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎請願第3号の上程、説明、質疑、委員会付託
○市川金雄議長 日程第12、請願第3号 「後期高齢者医療制度の中止・廃止を求める意見書」を政府に提出することを求める請願を議題といたします。
  請願文書表の朗読を求めます。
  議会事務局長。
○柴崎秀雄議会事務局長 朗読いたします。
  請願文書表。整理番号3。受理年月日、平成20年8月19日。紹介議員、野原和夫。件名、「後期高齢者医療制度の中止・廃止を求める意見書」を政府に提出することを求める請願。
  要旨。「後期高齢者医療制度の中止・廃止を求める意見書」を政府に提出すること。請願者住所氏名、埼玉県比企郡ときがわ町玉川923−4、埼玉土建比企西部支部、大澤一夫。埼玉県東松山市柏崎397−4、東松山民主商工会、会長野口光男。埼玉県比企郡ときがわ町別所310−1、岩田木工所、代表者岩田豊彦。埼玉県比企郡小川町奈良梨89−2、埼玉県農民運動連合会小川嵐山支部、鈴木一衛。
  以上でございます。
○市川金雄議長 ただいまの請願の紹介議員であります野原和夫議員から趣旨説明を求めます。
  4番、野原和夫議員。
○4番 野原和夫議員 では、請願趣旨説明を行います。
  「後期高齢者医療制度の中止・廃止を求める意見書」を政府に提出することを求める請願。
  2008年8月19日提出、ときがわ町議会議長市川金雄様。
  団体名、埼玉土建比企西部支部、代表者、大澤一夫。住所、ときがわ町玉川923−4。
  紹介議員、野原和夫。
  請願趣旨。
  政府は、今年4月から75歳以上の高齢者を対象に「後期高齢者(長寿)医療制度」を実施しました。この制度は高齢者への過酷な負担を強い、医療内容は制限され、高齢者の命と健康を脅かすものです。とりわけ保険料の年金からの天引きによって、高齢者からの苦情は役所に殺到し、制度の周知をおこなえばおこなうほど、全国で怒りの声がまき起こっています。
  制度の中身は、一部凍結措置はとられているものの、@75歳以上すべての高齢者から保険料を徴収すること、A少ない年金からの天引き、B保険料を払えない人に対する保険証の取り上げ、C受けられる医療を制限し、差別する「別建て診療報酬」の実施などです。
  そもそも病気になりがちな高齢者の医療については、長年の社会貢献にふさわしく、国と大手企業は財政負担を増やし、高齢者が安心して医療を受けられるようにすることが政治の責任です。
  また、運営は広域連合ですが、住民にとって相談の窓口は市町村であり、これまで以上に大きな役割と責任を担わせるものです。
  高齢者がいつでも、どこでも、安心して医療が受けられるよう、地方自治法第99条に基づき、下記、私たちの要望について、国と関係省庁へ意見書を提出していただくよう請願いたします。
  請願事項。
  「後期高齢者医療制度の中止・廃止を求める意見書」を政府に提出すること。
  以上です。
○市川金雄議長 これより、日程第12、請願第3号 「後期高齢者医療制度の中止・廃止を求める意見書」を政府に提出することを求める請願の質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  6番、堀口議員。
○6番 堀口 宏議員 6番、堀口でございます。この制度も4月に発足したばかりでございまして、いろいろ制度そのものには問題点があるようでございますけれども、この請願をこの近辺といいましょうか、市町村では提出してある議会はどこなのか、おわかりになりましたら紹介議員のほうからご説明をいただきたいと思いますけれども、よろしくお願いいたします。
○市川金雄議長 答弁願います。
  野原和夫議員。
○4番 野原和夫議員 比企郡では今回は出していると思います。比企郡内ではほとんど出しているんです。全部が。嵐山町、鳩山町、小川町と出していると思います。
○市川金雄議長 ほかに。
  11番、岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 執行部に参考意見を求めたいんですが、「とりわけ保険料の年金からの天引きによって、高齢者からの苦情は役所に殺到し、制度の周知をおこなえばおこなうほど、全国で怒りの声がまき起こっています。」実際に役所にどのくらいの苦情が殺到しておりますか、今まであった苦情等を参考までにお願いします。
○市川金雄議長 参考までにということでございます。
  蜥ャ民課長。
○蜻セ一郎理事兼町民課長 数のほうは把握はしていないんですが、まず、4月、一番最初に年金から天引きというふうなことで通知を申し上げまして、それで何名かの方が来庁したり、電話での問い合わせというものがございました。また、その後で保険証を3月に送ってあったんですが、逆に保険証を小さいということでなくしてしまったとか、見つからないというふうな形で、保険証の再発行というのは、4月には毎日1件ぐらいずつあるような形でございました。それから、その後で最近になりまして、制度がまた改正になるというふうな話が流れまして、その前に本算定ということで保険料のほうが固まりまして、それで通知を送りまして、やはりその通知につきましても問い合わせということで何件かございました。また、その後で今度は制度で保険料の軽減の関係がございましたので、軽減の通知をまた送りましたので、同じような通知が2回続けていきましたので、これは何なんだろうかというふうな問い合わせが来ております。
  また、確かにこちらにございますように、高齢者の方から保険料を中止するというふうなことで、これではやはり苦しいんだから保険料は払いたくないというか、そういったお話も何名かでございますが来ました。また、それと同時に、ある程度所得のある方なんかにつきましては、額結構、国民健康保険と比較して若干上がったというふうなことで問い合わせ等が来ましたけれども、そういう方なんかにつきましては、何かの形で払えるものは払えなくてはならないんだからというふうなことで、理解はしている方もお見えになりました。一応そんなふうな状況でございますが。
○11番 岩田鑑郎議員 ありがとうございました。
○市川金雄議長 ほかに。
  ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 これをもって質疑を終結いたします。
  野原和夫議員につきましては、自席にお戻りください。
  ただいまの請願第3号につきましては、文教厚生常任委員会に付託したいと思いますが、これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 異議なしと認めます。
  よって、文教厚生常任委員会に付託することに決定いたしました。
  委員長、よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
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   ◎議員派遣について
○市川金雄議長 日程第13、議員派遣を議題といたします。
  お諮りいたします。議員派遣については、ときがわ町議会会議規則第121条の規定により、お手元に配付いたしましたとおり派遣したいと思いますが、これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 異議なしと認め、よって、議員を派遣することに決定いたしました。
  なお、結果報告につきましては、議長の諸報告の中で報告いたします。
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   ◎延会について
○市川金雄議長 お諮りいたします。本日の会議はこの程度にとどめ延会したいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 異議なしと認めます。
  よって、本日はこれをもちまして延会することに決定いたしました。
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   ◎延会の宣告
○市川金雄議長 大変ご苦労さまでございました。
                                (午後 3時59分)