平成20年第3回ときがわ町議会定例会

議 事 日 程(第4号)

                            平成20年9月10日(水) 
                            午前9時30分開議     
      開議の宣告
日程第 1 常任委員会報告
日程第 2 常任委員会の閉会中の継続審査の申し出について
日程第 3 議会運営委員会の閉会中の継続調査の申し出について
日程第 4 一般質問
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出席議員(16名)
     1番  前 田   栄 議員     2番  野 口 守 隆 議員
     3番  小 宮   正 議員     4番  野 原 和 夫 議員
     5番  鳥 越 準 司 議員     6番  堀 口   宏 議員
     7番  笹 沼 和 利 議員     8番  増 田 和 代 議員
     9番  伊 得 一 夫 議員    10番  市 川   洋 議員
    11番  岩 田 鑑 郎 議員    12番  島 田   豊 議員
    13番  田 中   旭 議員    14番  野 原 兼 男 議員
    15番  長 島 良 男 議員    16番  市 川 金 雄 議員
欠席議員(なし)
地方自治法第121条により、今定例会に説明のため出席する者及び同委任を受けた者の職氏名
町長
関 口 定 男
副町長
関 口   章
理事兼町民課長
 蛛@太一郎
理事兼窓口
センター所長
柴 崎 政 利
総務課長
野 原 泰 子
企画財政課長
久 保   均
税務課長
岡 野 吉 男
会計管理者兼
会計室長
須 永 文 男
福祉課長
小 沢 俊 夫
環境課長
岩 田 功 夫
産業観光課長
山 崎 政 明
建設課長
桑 原 和 一
水道課長
中 藤 和 重
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教育長
戸 口 皓 雄
教育総務課長
内 室 睦 夫
生涯学習課長
小 島   昇
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議会事務局長
柴 崎 秀 雄
書記
荻久保 充 也
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   ◎開議の宣告
○市川金雄議長 おはようございます。
  引き続き大変ご苦労さまでございます。
  ただいまの出席議員は16名でありますので、定足数に達しております。
  これより平成20年第3回ときがわ町議会定例会第4日目を開会いたします。
  直ちに本日の会議を開きます。
                                (午前 9時30分)
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   ◎議事日程の報告
○市川金雄議長 本日の議事日程を報告いたします。
  議事日程は、配付したとおりであります。
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   ◎常任委員会報告
○市川金雄議長 日程第1、常任委員会報告を行います。
  初めに、産業建設常任委員会に付託してあります請願第1号 ミニマムアクセス米の輸入停止を求める請願についての審査の結果報告を求めます。
  産業建設常任委員長、長島委員長。
○長島良男産業建設常任委員長 おはようございます。
  それでは、請願審査の報告を行います。
                                平成20年9月10日
  ときがわ町議会議長 市 川 金 雄 様
                         産業建設常任委員長 長 島 良 男
  請願審査の報告について
  本委員会に付託された請願の審査結果を、会議規則第94条第1項の規定により次のとおり報告します。
  1.付託事件
  平成20年第3回定例会において付託を受けた請願
  請願第1号
  ミニマムアクセス米の輸入停止を求める請願について
  上記請願について、9月8日に委員会を開催し、紹介議員野原和夫議員の説明を受けました。慎重に審査した結果、請願第1号は「不採択すべきもの」と決定しました。
  以上でございます。
  続きまして、審査の経過について簡単にご説明を申し上げたいと思います。
  請願第1号、産業建設常任委員会における審査の経過について簡単に報告をいたしたいと思います。
  審査の日でございますが、先ほど申し上げましたように、平成20年9月8日でございます。
  審査に出席した者、産業建設常任委員全員でございます。そして、紹介議員の野原和夫議員、市川金雄議長、山崎産業観光課長、以上の者が審査に出席いたしました。
  審査の経過でございますけれども、紹介議員、野原和夫議員から、請願の内容説明を受けました。
  紹介議員による説明の要旨につきましては、輸入は義務でない、1999年12月の政府答弁でも、輸入機会の提供にすぎないと認めていると。
  次に、一つとしまして、世界的に米の価格が上昇し、これまでの安い価格で買えなくなった。次に、世界の生産量の数%しか市場に出回らない米を日本が高い価格で買うと、世界の米価上昇に拍車をかけ、米不足の暴動等が起こると。一つとして、ミニマムアクセス米は主に加工と飼料利用のため高い価格で買うとメリットがなくなる。一つ、4割も減反し、新潟県産を上回る量のミニマムアクセス米を輸入している情勢ではないといったような内容でございました。
  続きまして、協議中の意見をちょっと集約してみたものを発表させていただきます。
  世界の貿易機構の中で、輸入停止・中止をした場合、今後の日本に対する影響が懸念されると。一つとしまして、ウルグアイ・ラウンドで決まったことを守らないのは、関係各国への裏切りとなり、勧告等の制裁が懸念される。一つ、輸入停止してしまって、いざ日本の米が凶作になったとき他国に対応してもらえなくなるのではないかと。一つ、ミニマムアクセス米輸入の再考を求める請願だったら賛成できるが、停止とか中止では賛成しがたい。一つ、政府も、現状が問題だということで前向きに改善をしようとしている。一つ、これは米だけ、日本だけの問題ではない。
  以上が主なものでございました。
  慎重な審議と採決を行った結果、国際貿易の中での問題であり、日本だけの問題ではない、ウルグアイ・ラウンドの合意を無視するミニマムアクセス米の輸入停止や中止する行為は、 他の貿易品目への影響も懸念されるため不採択とするという結論に達しました。
  以上でございます。
○市川金雄議長 大変ご苦労さまでございました。
  これより質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 これをもって質疑を終結いたします。
  長島委員長につきましては、自席にお戻りください。
  これより討議に入ります。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 討議を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論は、委員長報告に対する討論でなく、請願を採択することに賛成・反対の討論をお願いいたします。
  討論ございますか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 討論を終結いたします。
  これより請願第1号 ミニマムアクセス米の輸入停止を求める請願について、採決いたします。
  採決は、委員長報告に対する採決ではなく、請願を採択することに賛成か反対の採決を行いますので、ご注意ください。
  請願第1号に対する委員長報告は不採択であります。
  請願第1号について採決いたします。
  この請願を採択することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立少数)
○市川金雄議長 起立少数であります。
  よって、請願第1号は不採択することに決定いたしました。
  続いて、文教厚生常任委員会に付託してあります請願第3号 「後期高齢者医療制度の中止・廃止を求める意見書」を政府に提出することを求める請願についての審査の結果報告を求めます。
  文教厚生常任委員長、田中委員長。
○田中 旭文教厚生常任委員長 
                                平成20年9月10日
  ときがわ町議会議長 市 川 金 雄 様
                         文教厚生常任委員長 田 中   旭
  請願審査の報告について
  本委員会に付託された請願の審査結果を、会議規則第94条第1項の規定により次のとおり報告します。
  1.付託事件
  平成20年第3回定例会において付託を受けた請願
  請願第3号
  「後期高齢者医療制度の中止・廃止を求める意見書」を政府に提出することを求める請願について
  上記の請願について、9月5日に委員会を開催し、紹介議員野原和夫議員の説明を受け、慎重に審査した結果、請願第3号は「不採択すべきもの」と決定した。
  委員会の内容をちょっと説明させていただきます。
  請願第3号は、文教厚生常任委員会における審査の経過について、簡単にご報告します。
  審査の日、平成20年9月5日。
  委員会に出席した者、紹介議員である野原和夫議員を含む文教厚生常任委員全員、市川金雄議長、蝸搦膜湯ャ民課長ほか文教厚生常任委員会が所管する課の課長。
  審査の経過、紹介議員の野原和夫議員から請願内容の説明を受けました。
  紹介議員による説明要旨は、一つ、高齢者への過酷な負担が医療を制限する。一つ、75歳以上の病気になりがちな高齢者に対し、国と企業が負担して十分な医療が受けられるようにすべきといった内容でした。
  参考資料は特に用いません。
  会議中の意見では、一つ、医療の制度の全部が悪いわけではない。多少なりとも受益者負担が必要。一つ、制度の説明不足も問題であった。一つ、6月に軽減などの見直しがあった老人保健制度も当初さまざまな問題があったが、見直しをして運用している。一つ、年金の問題も解決していないのに、年金天引きは容認できないものが主なものでした。
  慎重な審議と採決を行った結果、制度上の問題もあり見直しは必要であるが、今回の請願 は中止・廃止を求めるものであるため、不採択とするという結論に達しました。
  以上です。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  これより質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 これをもって質疑を終結いたします。
  田中委員長につきましては、自席にお戻りください。
  これより討議に入ります。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 討議を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論は、委員長報告に対する討論ではなく、請願を採択することに賛成・反対の討論をお願いします。
  討論ございますか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 討論を終結いたします。
  これより請願第3号 「後期高齢者医療制度の中止・廃止を求める意見書」を政府に提出することを求める請願を採決いたします。
  採決は、委員長報告に対する採決ではなく、請願を採択することに賛成か反対の採決を行いますので、ご注意ください。
  請願第3号に対する委員長報告は不採択であります。
  請願第3号について採決いたします。
  この請願を採択することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立少数)
○市川金雄議長 起立少数であります。
  よって、請願第3号は不採択することに決定いたしました。
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   ◎常任委員会の閉会中の継続審査の申し出について
○市川金雄議長 これより日程第2、常任委員会の閉会中の継続審査の申し出についてを議題 といたします。
  総務常任委員長から、目下委員会において審査中の事件について、ときがわ町議会会議規則第75条の規定によってお手元に配付いたしました申し出書のとおり、閉会中の継続審査の申し出がありました。
  閉会中の継続審査についての報告を求めます。
  総務常任委員長、小宮委員長。
○小宮 正総務常任委員長 それでは、総務常任委員会報告を申し上げます。
                                平成20年9月10日
  ときがわ町議会議長 市 川 金 雄 様
                           総務常任委員長 小 宮   正
  閉会中の継続審査申出書
  本委員会は審査中の事件について、次のとおり閉会中もなお継続審査を要するものと決定したので、ときがわ町議会会議規則第75条の規定により申し出ます。
                    記
  1.調査事件 
  「消費税の税率引き上げ反対を求める意見書」の提出を求める請願の審査について
  2.理由
  本件は、消費税の税率引き上げ反対を求めるものですが、内容について慎重に調査・検討する必要があるため
  3.期限
  平成20年第4回定例会まで
  以上でございます。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  お諮りいたします。
  ただいま総務常任委員長から、なお継続審査に付したいとの申し出がございました。
  継続審査することにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 異議なしと認めます。
  よって、継続審査することに決定いたしました。
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       ◎議会運営委員会の閉会中の継続調査の申し出について
○市川金雄議長 続いて日程第3、議会運営委員会の閉会中の継続調査の申し出についてを議題といたします。
  議会運営委員長から、ときがわ町議会会議規則第73条に関する通知が提出されておりますので、閉会中の継続調査についての報告を求めます。
  議会運営委員長、野原兼男委員長。
○野原兼男議会運営委員長 議会運営委員会報告をいたします。
                                平成20年9月10日
  ときがわ町議会議長 市 川 金 雄 様
                           議会運営委員長 野 原 兼 男
  閉会中継続調査の申出書
  本委員会は、次の事項について、閉会中も継続調査を要するものと決定したので、ときがわ町議会会議規則第75条の規定により申し出ます。
                    記
  1.調査事項
  次期議会の会期日程等の議会運営に関する事項及び議長の諮問に関する事項
  2.期限
  次期定例会まで
  以上でございます。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  お諮りいたします。
  ただいま議会運営委員長から、なお継続調査に付したいとの申し出がございました。
  継続調査することにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 異議なしと認めます。
  よって、継続調査することに決定いたしました。
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   ◎一般質問
○市川金雄議長 日程第4、一般質問を行います。
  一般質問は、通告順に従い、順次行います。
  なお、1人の持ち時間は1時間となっております。
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          ◇ 鳥 越 準 司 議員
○市川金雄議長 それでは、発言順位1番、質問事項1、玉川県道踏切に歩道の設置を。質問事項2、インターネットホームページの改善の進捗は。通告者5番、鳥越議員。
○5番 鳥越準司議員 おはようございます。5番、鳥越準司でございます。議長のお許しをいただきましたので、一般質問2つをさせていただきます。
  まず最初に、玉川県道踏切に歩道の設置をということでお尋ねをいたします。
  県道ときがわ・坂戸線、県道171号線でございますけれども、そこの大字玉川地内根際と下郷地区境界にございますJR八高線玉川県道踏切は、県道西側の部分は両側歩道が設置されております。それで、東側部分はバイパスの延長として、側道形態及び片側歩道はございますけれども、踏切内の歩道は両側の県道の車道幅員よりかなり狭い踏切の車道部分しかございません。通学時間には学童生徒は車両が踏切通過時なんかにおきましては、線路内を歩行している状態でございます。
  町道の踏切は十分とは言えないまでも、道路幅がほとんどの部分はあるんでございますけれども、ここは県道でもあり、ときがわ町が及ぶ部分ではございませんけれども、またJRの管理下でございますが、やはりここは通学路でございますので、安全・安心のためにも早急に改善が必要であると考えております。
  町としても、強く県及びJRに改修の要望を推し進めていただくことが肝要と思いますので、町の姿勢、お考えをお聞きしたいと思います。
  以上でございます。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  関口町長。
○関口定男町長 おはようございます。
  それでは、一般質問、鳥越議員の玉川県道踏切の歩道設置についてのご質問にお答えいたします。
  ときがわ町大字玉川地内にある一般県道ときがわ・坂戸線とJR八高線が平面交差しているところに玉川県道踏切があります。また、この踏切の種別といたしましては、自動踏切遮断機が設置されている第1種踏切となっております。
  この踏切は、鳥越議員のご指摘のとおり、車道のみで構成されている踏切でありまして、 その前後の県道には幅員2.2メートルほどの歩道が設置されておりますが、踏切内には歩道が設置されていないという状況であります。
  このような状況の中で、ことしの6月下旬には玉川小学校PTA会長から、玉川県道踏切の歩道設置についての要望書が町のほうに提出をされまして、現地調査を実施したところ、歩道設置を含めた踏切の拡幅整備をする必要があるということから、7月中旬に埼玉県東松山県土整備事務所へ踏切拡幅整備についての要望書を提出いたしました。そして、拡幅整備の必要性などについて具体的に説明をいたしまして、さらに早急な対応をお願いしたところでもあります。
  また、玉川県道踏切の拡幅整備が行われるまでには相当な期間と多額の費用が必要とされると思います。
  町といたしましては、今後も玉川県道踏切の拡幅整備につきましては、引き続き県、あるいはまたJRのほうへも強く要望してまいりたいと考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。
○市川金雄議長 5番、鳥越議員。
○5番 鳥越準司議員 早速の返答をいただきまして、ありがとうございます。
  この踏切につきましては、今回の私の一般質問が逆に遅きに失した部分がございまして、先に町が県に要望を出されたということをお聞きしていませんでしたので、若干遅きに失した部分がございまして、もっと早くすればよかったと思っております。
  この答弁の中にはちょっと不足の部分がございまして、幾つか質問させていただきますけれども、現在の踏切の、いわゆる幅員及び延長、それと踏切西側の県道の車道幅員及び歩道の幅員ですね、あと踏切改良計画が町として要望がございましたら、それの整備幅員、これをお知らせいただきたいと思います。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  桑原建設課長。
○桑原和一建設課長 ご質問にお答えいたします。
  3点ほどのご質問かと思いますけれども、まず玉川県道踏切の延長及び幅員についてですが、延長につきましては7メートル、幅員は5.6メーターでございます。
  次に、玉川県道踏切の西側の県道の幅員でよろしいんでしょうか。
○5番 鳥越準司議員 車道と歩道がわかればお願いしたいです。
○桑原和一建設課長 玉川県道西側の県道の幅員構成ですけれども、まず歩道が2.2メートル と2.3メーターの両側歩道です。それで、車道につきましては、5.7メートルでございます。
  それと、3点目の踏切拡幅整備の計画幅員かと思いますけれども、当然ながら県道の西側が両側歩道になっておりますので、また踏切内の歩道設置をということでございますので、当然ながら踏切拡幅整備におきましては、両側歩道で歩道付近は2.5メートル、あと車道につきましても、今の県道よりは広くとれるような形で整備できればということで、全幅員としては12.5メーターほどの整備計画で県のほうに要望いたしたいと考えております。
  以上です。
○市川金雄議長 鳥越議員。
○5番 鳥越準司議員 今ちょっとお返事いただきましたけれども、実際の西側の、いわゆる車道の幅員、これはちょっとこの間質問したんですが、はかってまいりまして、実は6.65メーター、これは車道幅員、実際の幅でございますけれども、計画以上にちょっとあると思いますけれども、ございます。これが踏切に入りますと、さっきご答弁がありましたように5.5メーター程度しかないということでもって、非常に狭いということで、早急の改善、改良が必要かと思いますので、一般質問させていただきました。
  ここの答弁の中でございました。鉄道事業者、なおかつ県のほうで、これが改良されるまで相当の期間と多額の費用とございますけれども、まず鉄道事業者なんかと町・県が協議を始めて改良の工事が行われるまで大体どのぐらいの期間が必要なのかと。できれば希望的な観測もございますけれども、目安があればお知らせいただきたいと思います。
  それと同時に、踏切改良工事の大体概算金額、先ほど建設課長がお答えになりましただけの幅を確保するための工事費用が、これは概略で結構でございますので、いかほどかかるものか、わかればお知らせいただきたいと思います。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  桑原建設課長。
○桑原和一建設課長 お答えさせていただく前に、先ほど車道幅員は5.7と6.65という差につきましてですけれども、私が申し上げました車道幅員5.7というのは、車道の舗装のされている部分が5.7です。あと、歩車道境界ブロックで路肩が0.5、0.5ございますので、プラス1メーター足しますので、6.7メートルということで、先ほど鳥越議員さんがおっしゃいました6.65と5センチの差ですので、幅員的には差がないということでよろしくお願いします。
  それと、答弁の中で相当の期間と多額の費用ということで、まず期間につきましては、実は平成18年度で町で大字玉川及び五明のちょうど境にある第一中野原踏切の拡幅整備事業を 行いました。この整備につきましては、当然ながら当時旧玉川村とJRのほうで協議して行いましたけれども、その辺の状況を踏まえた中で判断いたしますと、4年程度は必要になるかなと考えております。
  次に、費用の面でございますけれども、踏切の計画幅員としては12.5メーター程度でできればということで、これも第一中野原踏切から判断しますと、概算になってしまいますけれども、七、八千万程度かかるのではないかと考えております。
  以上です。
○市川金雄議長 鳥越議員。
○5番 鳥越準司議員 計画を始めて、お願いしてから非常に、高くあの踏切等は要ったとしても、結構な期間、費用を要するものでございますので、なるべく早いうちに改良できるように、町からも改めてたびたびお願いしていただきたいと考えております。
  あと、通学路の問題でございますので、このほかわかる範囲で結構でございますけれども、県道に関して、PTAほか保護者の団体、その他から通学路、その他の改良要望が出ている箇所がございましたら、何カ所程度か、それとともに、その箇所の改修計画が県に対してどのような形でもって要望されていくのかどうかお知らせいただきたいと思います。
○市川金雄議長 今の関係、通告外でございますけれども、もしお願いできれば。よろしいですか。
  桑原建設課長。
○桑原和一建設課長 県道に関しての改良要望等というご質問でございますけれども、まず先ほど申し上げましたこの玉川県道踏切の拡幅の要望がございました。もう一つは、大字五明地内にあります飯能・寄居線、五明の比良団地から五明交差点までの歩道整備が出ております。これにつきましては、この議会の中の一般質問でも出ておりますけれども、当然県のほうに要望している状況でございまして、今現在、すぐに改良計画が、今のところはできていない状況です。
  次に、玉川小学校東側にある交差点、玉川橋があるところの交差点から玉川バイパスにあります新玉川橋西交差点のところの歩道整備、1区間ちょっと抜けている区間がございまして、その区間について歩道設置をということになっております。これについても、当然ながら県のほうに要望をしております。
  あとは、県道ときがわ・坂戸線、県立玉川工業高等学校入り口交差点のところから鳩山町境のところまでの歩道の設置の要望が出ております。これにつきましては、当然、先ほども 申し上げましたように、県のほうに要望しておりまして、ここの路線につきましては、本年度測量設計を行うということになっております。
  以上です。
○市川金雄議長 鳥越議員、今の関係、ぜひ通告の中でお願いいたしたいと思います。
○5番 鳥越準司議員 通告外のことまでお答えいただきまして、まことにありがとうございました。
  この件については、県道でもございますけれども、ときがわ町としても、ぜひ強力にお願いを進めていきたいと思いまして、この質問に関しては終わらせていただきます。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  続いて、質問事項2、インターネットホームページの改善の進捗は。5番、鳥越議員。
○5番 鳥越準司議員 続きまして、それではインターネットホームページの改善の進捗はということで、もう一つ一般質問させていただきます。
  平成19年第4回定例会におきまして、ときがわ町のインターネットホームページに対する町長のお考えと改善方法をお尋ねいたしました。そのときは、改定の後でまだ日が浅うございまして、試行錯誤の状態とは思われましたが、それから約1年が過ぎようとしておりますが、ホームページ自体、表向きでございますけれども、何ら進展のないように思われます。
  内容に関しては、だんだん膨らんではおりますが、膨らむことによって、逆にその目的までたどり着くことに時間を非常に要する、ホームページの開き方にちょっと不備があるのではないかと思っております。また、記述の内容に何ら改善が見られていないように考えております。
  そこで、その中で幾つかの質問をさせていただきます。
  まず、平成19年第4回の定例会におきましての答弁の中で、町執行部でホームページのあり方、内容を討議するということでお答えをいただきましたけれども、その討議、会議はどのように、何回くらいなされたのか、その内容と結果をお知らせいただきたいと思います。
  2番としまして、職員の体制づくりは、ホームページに対してですけれども、どのような形で行われたのかお聞きいたします。
  また、そのときの答弁の中で、職員が簡単にホームページに情報を掲載できるシステムにしたことにはなっておりますけれども、それが果たしてできているのかどうか、またその利用活用の度合いと職員教育はどのように行ってきたのかお知らせいただきたいと思います。
  あと、ホームページの構築、記述内容を現在のものと変えるお考えがあるのかどうか、そ のおつもりをお聞かせしていただきたいと思います。
  1年半後には情報通信網がときがわ町の設置でもって光通信が始まることでございます。
  町の顔の一つとして、ホームページの充実と速やかな情報伝達が望ましいと考えておりますので、あえてここで質問させていただきます。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、鳥越議員の2つ目の質問でありますインターネットホームページの改善の進捗はという件についてお答えを申し上げます。
  ホームページにつきましては、平成19年度第4回定例会における鳥越議員からのご指摘を踏まえ、近隣市町村のホームページの内容の確認、関連する文献の調査等を行いまして、ときがわ町のホームページがよりよいホームページとなりますように情報を充実させる作業を進めてまいりました。
  その状況についてでありますけれども、現在までに約140件のお知らせ記事を掲載するとともに、町の概要内に町の財政状況、当初予算、町勢要覧、町が策定した各種計画、統計情報を掲載したほか、入札予定、入札結果等の入札情報や議会の議事録の閲覧など、町政に関する各種情報をホームページからいつでも確認できるように掲載したほか、バスの時刻表につきましても、観光アピールを兼ねた慈光寺、くぬぎむら等、目的別のわかりやすい時刻表を7種類作成し、多くの観光客の皆様方にご利用いただくなど、情報の充実を図ってまいりました。
  また、既に掲載されていた情報につきましても、ホームページ担当職員が近隣市町村のホームページの内容とときがわ町のホームページの内容の比較等を行いまして、他市町村のホームページにあってときがわ町にはない情報の確認を行い、不足している情報の追加を行うとともに、ときがわ町ホームページの問題の一つである必要とする情報が簡単に見つけられないという検索性の問題を解消するための情報の分割、並べかえ作業を実施し、くらしの情報内の22記事106ページ及び人づくり・交流の情報内の文化財・スポーツ関連の21記事49ページの情報の確認、修正が終了いたしました。そして現在、保健福祉の情報について作業を進めているところであります。
  さらに、ホームページには情報を皆様にお伝えするだけでなく、皆様からのご意見、ご要望、お問い合わせを受ける機能があります。環境基本計画の策定に伴うパブリックコメントをホームページで実施したほか、メールで受け付けをしておりましたご意見、ご要望の受け付けについて、ご利用者の方からわかりにくいとの声を受けまして、専用の受付ページを新 しく作成いたしまして、平成20年9月から運用を開始をしたところであります。
  ホームページは、先ほど鳥越議員がご指摘のとおり、町の顔でありまして、広報「ときがわ」と並んで、今、重要な情報通信ツールの一つであるとこう考えておりますし、住民やときがわ町に興味を持っていただく多くの方とのコミュニケーションのツールでもあると認識をしております。
  また、鳥越議員ご指摘のとおり、1年半後には情報通信基盤の整備が行われまして、ときがわ町の通信の環境は飛躍的に向上いたします。情報通信基盤が整備されることによりまして、ホームページは現在の文字や画像などによる静的なものから、動画等を活用した動的なものへと変わりまして、ホームページのあり方も非常に変わってくるものと考えられます。
  したがいまして、鳥越議員を初め、議会の皆様にもご協力をいただきながら、今後ともよりよいときがわ町のホームページの改善を図ってまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
  なお、さらに詳細につきましては、担当課長であります企画財政課長から答弁をさせますので、よろしくお願いしたいと思います。
○市川金雄議長 続いて、詳細答弁をお願いします。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 それでは、各項目についてのご回答をさせていただきたいと思います。
  まず、(1)町執行部でホームページのあり方、内容に関する討議、会議はなされたのか、その内容と結果をお知らせいただきたいについて、お答えをさせていただきます。
  平成19年第4回定例会におきまして鳥越議員からご指摘をいただいた後、担当課であります企画財政課内でよりよいホームページのあり方について検討を行ってまいりました。
  近隣市町村を初めとする多くの市町村のホームページを確認し、住民だけでなく、ときがわ町について知りたいと思いときがわ町ホームページを訪れる人にとって、わかりやすく使いやすいホームページはどのようなものか研究を行うとともに、情報を充実させるため、ホームページ担当職員と各担当課の連絡を密にする全庁的な情報収集体制の確立に努めてまいりました。
  今後は、庁議を通じてホームページの各課の情報内容の確認を行い、各課が情報を発信していくための管理職も含めた体制づくりに努めてまいりたいと考えております。
  次に、(2)職員の体制づくりはどのように行われたかについて、お答えをいたします。
  平成19年第4回定例会におきまして鳥越議員からご指摘をいただいた後、担当課である企 画財政課内の職員配置の見直しを行い、当初1名の職員が兼任で行っておりましたが、担当職員の変更を行いまして、新たに専属の職員1名と兼任の職員2名の合わせて3名の職員を担当とし、検討に当たらせました。現在は、平成20年4月の人事異動によりまして、兼任職員2名といたしたところでございます。
  また、ホームページ担当職員2名を民間企業が実施する研修に参加させまして、中心となる職員のレベルアップに努めてまいりました。
  今後は、ホームページ担当職員のレベルアップだけではなく、各課の職員がホームページを利用した情報発信の重要性を認識し、わかりやすく使いやすいホームページとするような研修を実施し、全庁的なレベルアップと職員体制の強化を図ってまいりたいというふうに考えております。
  また、1年半後に整備されます情報通信基盤に向け、ホームページを初めとする情報通信基盤を活用した情報発信のあり方について、各課担当者により組織されるワーキンググループを立ち上げまして、調査検討を行ってまいりたいというふうに考えております。
  次に、(3)職員が簡単にホームページに情報を掲載できるシステムの利用・活用状況について、お答えをいたします。
  現在のホームページシステムを構築する際のコンセプトといたしまして、すべての職員が利用者の立場に立った情報配信を行っていく必要がありますが、すべての職員がコンピューターやホームページに精通しているわけではないという考えから、技術的な説明は省略をさせていただきますが、CMS、コンテンツ・マネジメント・システムと呼ばれますホームページ作成ソフトを利用いたしまして、お知らせについては各課の職員が自分の机からホームページ上に情報を掲載し、お知らせ以外のページについては業者委託により修正を行うものとして構築をいたしました。
  しかしながら、通常の文章だけによるお知らせの記事の掲載につきましては簡単にできるものの、文章では伝えにくい情報をわかりやすく伝えるために表組みやイラスト、画像を含んだ記事とする場合には、HTML言語と呼ばれますホームページ記述言語を駆使する必要があり、一部のホームページに関する知識を持つ職員でなければ体裁の整った記事を作成することができない状況が判明してまいりました。
  また、複数の職員がお知らせの掲載を行うことにより、記事ごとに体裁が変わってしまいまして、ホームページ全体の統一感がとれず、利用者にとって見づらいホームページとなってしまう問題も発生してしまい、当面の間、各課から情報提供をいただき、ホームページ担 当職員が記事の掲載を行う体制となっているのが現状でございます。
  今後は、ワーキンググループによる全庁的な職員のレベルアップが必要であるというふうに考えております。
  次に、(4)ホームページの構築、記述内容を変えるつもりはあるのかについてお答えをいたします。
  平成19年第4回定例会における鳥越議員からのご指摘をもとに、次のことに主眼を置き、ホームページの修正について検討を行ってまいりました。
  第1の主眼といたしましては、必要とする情報へ少ないステップでたどり着くことができるかという点でございます。トップページから3クリック以内に必要とする情報へたどり着くことが理想とされております。そのためには、トップページ上にわかりやすいメニューを作成する必要があります。例えば、結婚、出産、入学など、ライフイベント別メニューはトピックスの掲載、検索窓設置など、複数の情報への入り口を準備し、利用者が情報へたどり着きやすいトップページづくりの検討が必要となってくるということであります。
  第2の主眼として、たどり着いた情報が十分な内容となっているかという点でございます。せっかくたどり着いた情報が、詳しくは担当課へお問い合わせくださいというところで終わっているのでは、ホームページを作成する意味がありません。ホームページ内で十分な情報を得ることができるよう情報の充実を図る必要があるということであります。
  第3の主眼として、役場のホームページではなく、ときがわ町のホームページとするという点であります。従来のホームページは、役場の情報が中心ですが、ホームページは町の顔であり看板でありますので、役場の情報にとどまらない情報を発信する必要があるということであります。
  以上のような考えをもとに、ホームページの改善を行うべく、現在、ホームページの内容を精査したところ、ホームページの利用者がわかりやすく使いやすいホームページへの修正を行うためには、既存のホームページの構成内容では実現が難しく、全面的なリニューアルが必要であるというふうに現在考えております。
  また、現在のときがわ町のホームページの維持管理関連予算は、近隣市町村と比較いたしまして数倍の予算が計上されているということから、この維持管理関係経費を近隣市町村に近いものにする検討も含め、全面リニューアルに向け、さらに検討してまいりたいというふうに考えておりますので、ご理解をいただきたいと存じます。
  以上でございます。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  鳥越議員。
○5番 鳥越準司議員 ご丁寧なご答弁ありがとうございます。
  このご答弁に対して、じゃ幾つか質問をさせていただきたいと思いますけれども、まず、この質問内容の、いわゆる答えの内容ですね、答弁の内容ですね、これははっきり言いまして、平成19年第4回の中の答弁と余り進歩がないというようなものではないかというふうな感想を受けております。といいますのは、当時の答弁の中で、こういうものを構築したいと、あとは役場の相互の中で連絡をとっていきたいとか、そういった、はっきり言えば、具体的な内容を持たない答弁でございましたけれども、これもはっきり言いますと、それに近いものがあって、余り進歩がないというふうに見られるものであると思います。
  その中で、まず1番の企財の課長さんのお答えの中で、全庁的な情報収集体制の確立に努めてまいりたいと、または各課情報を発信していくための管理職を含めた体制づくりに努めてまいりたいと。これははっきり言いまして、平成19年のご答弁の中でも同じようなことをおっしゃっていて、そこから一つも進歩がしていないと。つまり、各課の情報、いわゆるこれに対して、私の質問の中は、まず検討が各課を集めて何かのものを討議、また会議、これをなされたのかどうか、まずそれについて質問させていただきたいと思います。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 お答えをさせていただきます。
  まず、なぜ全庁的な組織づくりができなかったのかというご質問でございます。
  組織をつくりまして動かしていくためには、中心となる担当、人間といいますか、職員が必要であるというふうな考えがまずございました。そして、組織をどのような方向に持っていくか、中心となる職員がある程度の知識と考え方をまず持っていないと、せっかく組織をつくりましても、組織が有効的に機能していかないばかりか、また悪い結果となってしまうと。まず、ホームページの担当職員が知識を持つことを優先してきたということで、具体的な検討会、会議を持つまでに至らなかったという点が実質ございます。
  というような状況で、今までのところ、担当職員が勉強して中心となれるような状況に持っていきたいということと、情報の充実を図りたいということを優先をしてきたということでございます。
  以上でございます。
○市川金雄議長 補足、関口副町長。
○関口 章副町長 それでは、私から補足的にご答弁をさせていただきますが、大変厳しいご指摘ですが、実態はご指摘のとおりだと思います。といいますのは、従来、ホームページそのものを重視する考え方というのが、いろいろなこともありまして、比較的弱かったというふうに考えております。もう一つは、やはりとかく自治体に多いんですけれども、公務員の場合多いんですが、つまり自分たちのやっている情報を的確に住民の方々に伝えなくてはいけないんだということがもう、必要不可欠なんだという意識がなかなか全庁的にまで行っていないということがございました。
  したがって、ある部分、こういったホームページづくりも担当者任せで、全庁的にどういう情報をどれだけ必要で、そのための住民の要望はこうなっているというような全庁的なコンセンサスというものが必ずしも得ていないと。もちろん、各課によってそれぞればらばらでありまして、かなりそういった意識が高いセクションもありますけれども、全庁的にどうかと考えますと、まだまだ弱かったという実態がございます。
  したがいまして、まず職員の養成についても、今申し上げましたように、とりあえず直接掌に当たる職員も、この考え方、それから職員の技能アップということをまず重点課題として掲げたところであります。
  今後の具体的な体制づくりの問題でありますが、1つは、やはりホームページのソフトをどうするかという問題がありますけれども、それ以前の問題として、やはり全庁的に自分たちがやっている課の仕事の中で、どういった情報をホームページに載せるべきか、またそれをどういう形でわかりやすく表現するかということを各課長が全部把握していると、大きなところはですね。細かいところは、もちろん担当ですが。それがやはり重要なことかなというふうに考えていまして、そういう面で、庁議等を通じて、そういった町全体の情報をホームページにどういう格好で掲載されていて、改善の余地があるだろうかというようなことを随時できるような形に持っていきたいと。すぐそこまで行けるかというのは、ちょっと、まだ段階ではないと思いますが、そういった方向に持っていきたいと。
  そのためには、やはり研修も当然必要になりまして、ホームページの役割、意義といったものについて、やはり全庁的な理解をもう少し深めるための研修も必要なのかなというふうに考えております。
  それと同時に、今それぞれ特技を持って、若い職員の中でそれぞれ直接その仕事に当たっていない職員もいますので、そういった者を集めて、いわばワークショップといいますか、 チームをつくって、具体的な専門的な知識というものが生かせるような組織づくり、これは内部組織ではありますが、立ち上げていきたいとか、そういった地道な努力をつくることと、あとはいろいろな意味で自治体のホームページというのは非常に重要視されてきて、民間の場合はそれがすぐ営業に直結しますので必死でありますが、役所の場合も非常に重要視されてきて、総務省の基準等でもアクセスビリティーをどういった格好でアクセスすることが容易なシステムにできるかというような技術的な基準等もできてきていますので、そういったこともこうあわせ見ながら、よりよいホームページを構築していきたいというふうに考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。
○市川金雄議長 鳥越議員。
○5番 鳥越準司議員 今、副町長からのご答弁で、これはもう全くそのとおりというふうに考えておりますけれども、はっきり言いますと、ここでもう一遍そこを押さえていかなくてはいけないと、進めなくてはいけないと。これははっきり言いますと、初めからわかり切ったことであって、もう進めていかなくてはいけなかったことではないかと。今さら言ってもしようがないわけですけれども、ぜひその辺を努めて進めていただけないかというふうには考えております。
  この答弁の中で、いわゆる企財課担当、当時は3名いたのが、今は2名になっているということでありますけれども、この2名を中心とした全庁的、教育も含めて組織づくりをなるべく早くつくっていって、何を載せるか、何を切り捨てるかも含めて、そういったものの討議も早く詰めていっていただきたいとは考えております。
  非常に優秀な職員でいらっしゃると思いますので、その辺も職員末端にまで伝わるように教育を推し進めていただけないかというふうには考えております。
  あと、この3番の中で各職員がばらばらに情報を操作したのでは統一がとれない部分がありますけれども、逆に言えば、ちょっと聞いたところによりますと、企財課の職員ですら内容変更は簡単にはできない、全部業者さんにある面ではお任せしてつくっているというふうには聞いたんですけれども、それは改良の余地がこれからあるのかどうか、それについてお尋ねしたいと思います。
○市川金雄議長 久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 答弁の内容でも若干触れておりますが、現在のホームページを当初構築した際のコンセプトとして、担当者がこのホームページ更新等に精通していればいいというのが理想だということはあったんですけれども、人事異動等もありますので、そういっ たところまですべてよく知っている職員が必ず担当になるということも想定できないということがございまして、お知らせ記事の部分については、それぞれの担当から記事を載せられるようにできております。
  ただし、トップページを見ていただければわかるんですけれども、トップページの、例えば一つの項目を直すにしても、これは役場のほうではいじれないような構成になっております。このトップページをつくりかえるためには、委託の業者にお願いしてやらないとできないようなシステムに現在なってしまっております。これを変えるためには、もうトップページからつくり直すということを考えないと、現在のホームページを若干修正しただけでは、費用ばかりかかって目標が達成できないというような構築の仕方を当初してしまいましたので、現状といたしましては、これをリニューアルする方向で検討していきいたいというふうに考えております。
  以上です。
○市川金雄議長 鳥越議員。
○5番 鳥越準司議員 そこで、トップページですら変えることは職員の力では無理と。はっきり言いますと、ある程度中の内容変更は業者に委託してもいいと思うんですけれども、簡単にじゃ変えましょうと、トップページを簡単に変えられては困るんですけれども、現在では、はっきり言いますと、多分今、ときがわ町のトップページは非常に不備、不満があるというふうには感じております。
  そこで、というような中で変えるのかどうか、明確な返事はちょっといただけなかったんですが、今のお答えの中で、引き続きもうこれを変えてしまいましょうというご意思があるのかどうか。
  それで、変えるからには、不満点が幾つかあると思うんですけれども、例えばまず検索システムが入っておりません。あとはカウンターなりが入っておりません。あと、当初、一昨年の4回の答弁の中では、読み上げソフトがございますというふうにあったんですが、その記述なりその辺の機能が全くない、または生かされていないのか、どこかに隠れているのかわかりませんけれども、そういったものが入っていないと。それも含めて、今後変える予定があるのかどうか、きっちりとお知らせいただきたいと思います。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 まず、基本的に変える気があるかということでございますけれども、 リニューアルしたいというふうに考えております、担当課としてはですね。
  まず、リニューアルした場合に、どのようにするかということなんですけれども、まず検索窓は設置したいというふうに考えております。現在、トップページの中からこう探していく場合に、非常に情報量が多くなってきたためにもあるんですけれども、検索しづらいというような、たどり着くのに非常にわかりづらいという点が出てきてしまいました。それで、検索窓については、新しくつくるホームページには載せたいというふうには考えております。
  あと、カウンターについては、現在カウンターをつくっている団体とカウンターがないホームページの団体というふうに、いろいろ現在分かれてきております。以前はトップページから入って、それぞれのページへとこういう形で検索を進めていく場合が多かったんですけれども、最近はヤフー等の検索のツールがございますけれども、そういったものから言葉で検索をしますと、トップページを通らないでそれぞれのページへ飛んでしまうというような、直接にページが開くような検索システムができておりますので、必ずしもトップページにカウンターをつけたからといって、何人というのが必ず、正確にはカウントできないようなのが主流になってきております。
  こういった状況も踏まえまして、ただし、各ページで読まれている、閲覧されている頻度が高いページをどのようにカウントするかというのは既にもうできるようなシステムを考えておりますので、それを加工して、トップページについても訪れた人のカウンター数ができるような方向で、ちょっとこれは業者とも打ち合わせをしている段階で、これはできるような方向で検討したいというふうに考えております。
  また、読み上げソフトの関係ですけれども、これは実際余り利用されていないというのが実情でございます。
  いずれにしても、トップページから見直しをしたいというふうに考えております。
  以上でございます。
○市川金雄議長 鳥越議員。
○5番 鳥越準司議員 これからの前向きなお返事をいただきました。
  読み上げソフトに関しては、利用されていないのではなしに、利用できない状態ではないんですか。その辺はもういいです。
  あとは、最後のほうに、いわゆる近隣市町村に対して比較的多額の予算が計上されていると。はっきり言えば、お金が使われているわけですね。これを削減していくためにも、ではどうしようかということもやはり考えていかなくてはいけない、もちろんそうですけれども、 平成18年2月1日にときがわ町ができまして、それから第1次のホームページ、それから昨年10月1日に第2次のリニューアルをされたということなんですけれども、ときがわ町が始まって以来のインターネットホームページに関する支払いの額ですね、その辺の詳細、また金額、支払い先などが、わかる範囲で結構でございますけれども、できれば詳しく、これは後で文書でいただいても結構でございますので、お願いしたいと思います。
  あと、この前いただきました平成19年度の主要な施策の成果の22ページに、ホームページ保守業務委託先にシアルシステム株式会社というのがございますけれども、これも、会社との契約がどのようにして、例えば指名競争入札なのか随契なのか。あと、平成20年度の契約先について、どことお決めになっているのか、わかればお知らせいただきたいと思います。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 お答えをさせていただきます。
  当初の、合併当時のシステムについては、ちょっとこちらに資料がないんですけれども、昨年10月の改修については309万7,500円ということで、300万円強の費用がかかってございます。このうち、半分以上はバスのダイヤの検索システムのほうにかかったというふうに聞いております。路線が非常に複雑でお金がかかってしまったということでございます。
  また、現在運用しておりますときがわ町のシステムにつきましては、ハウジングシステムということで、町で準備しましたサーバーを長野の電算という会社に預けておりまして、その管理費用ですとか、もし事故があった場合の費用ですとか、そういったもの、ハード面で非常にお金がかかっております。この面を何とか通常のインターネット等を利用した民間の会社が運営をしておりますホームページ作成システムを利用することによって、そのハード面に対する費用を削減できないかというふうに現在考えております。
  このハード面の費用を除きますと、ホームページ自体の改修ですとか、またホームページの運用、事故があった場合の対応とか、そういったものに対する費用は100万8,000円だけなんです。それで、全体としてかかっている費用は268万4,000円ということで、半分以上の額がハードディスクですね、ハウジングシステムをするために機械のほうにお金がかかってしまっていると。逆にこれを、機械のほうの経費を通常の会社が運用するようなシステムを採用することによって、逆に情報の充実のほうにお金を振り向けていきたいというふうに現在は考えているところでございます。
  あと、シアルシステムにつきましては、昨年の改修のときに契約した会社なんですけれど も、現在もこの会社と契約をしております。ホームページの構築当時の、先ほど申し上げましたけれども、情報記事につきましては役場のほうで更新できるんですけれども、それ以外の、若干検索内容を変えたりとか、そういう部分については、すべてこのシアルシステムが委託を受けておりまして、この会社で更新をするということに契約上なっております。これについては、随契でさせていただいたという経過がございます。
  以上でございます。
○市川金雄議長 鳥越議員。
○5番 鳥越準司議員 非常に近隣の市町村に比べて支払い金額がちょっと大きいということで、今後見直していきたいというお返事をいただきましたので、なるべく早く進めていただいて、セキュリティーだの、その辺の問題はございますけれども、それはどこの自治体も抱えている問題でございますので、余計なお金を払わなくても済むようなことであれば、同じようなものでもって同じような金額でできるんでしたら、そのように持っていってほしいというふうなのはございます。
  あと、シアルシステムについては、平成20年度、今年度、いわゆる随契で行ったということでございますが、これは随契でも構わないと、というか、随契にせざるを得なかった理由がそこにあるのかどうか。逆に言えば、先ほどの答弁の中では、いろいろな弊害なりその辺が、つまり操作がしにくいとか、全部ここに頼まなくてはいけないとかいうものがありながら随契に持っていった、その辺も若干問題があったのではないかというふうには考えます。
  これも今後、多分表を変えるには、はっきり言いますと、このシアルシステムですら変えなくてはいけない部分が出てくるとは思いますので、ぜひいいほうに検討をしていただきたいというふうに考えます。
  時間がございませんので、これについてはじゃとりあえず終わらせていただきますけれども、まず総合的に、ホームページの掲載記事の内容、これが広報「ときがわ」と比較的重複する、片方は文として、紙として残ると。でも、言ってみると、ホームページも機械の中には全部残るわけでございます。例えば「くらしあらかると」ですか、あとは「情報掲示板」、これについては、比較的共通した部分が、本来ならばインターネットの中にも入っていかなくてはいけないと、載せていかなくてはいけない部分が結構ございますし、町の情報の顔としても、比較的必要ではないかというふうに考えておりますけれども、はっきり言いますと、広報については、長い歴史がございまして、これだけのものが構築されてございます。
  ただ、ここに、例えば広報「ときがわ」に載っていて、インターネットのホームページに は全く載らなかったというのが多々ございます。例えば広報「ときがわ」のナンバー31に親子木工教室、これはみはし株式会社のニュースでございますけれども、これは比較的町民に対しても、これは一つの例でございますけれども、これはインターネットのホームページには一切載らなかったものです。ただ、みはしさんが非常に協力をいただいて、こういった教室なんかも開いていると。これは広報には載っていても、例えばホームページには載らなかったというようなこともございまして、やはりこういった共通のニュースソースを持つべきではないかと、町の全体として。
  それで、持つからには、例えば広報はこれ総務課の担当でございます。それでインターネットホームページは企財課ということでございますけれども、ある面では共通のニュースを持つからには、どっちの課が持つにしても、人員がそれぞれ今あるわけですけれども、それを統合すれば1人、2人若干減らすなり、共通認識がとれるのではないかということはございますけれども、これについては、課長としてはお考えというか、お答えできない部分が多分あるでしょうけれども、これは町長、または副町長、お考えとしてはいかがでございましょうか。
○市川金雄議長 関口副町長。
○関口 章副町長 ただいまのご質問で、要するにホームページの関係と、それから広報紙、こういったものの情報の内容で共通の部分があるので、組織もこう統合してみてはどうかというご案内ですが、必ずしも総務課の広報もみずからそういった情報を総務課で把握しているわけではなくて、各課の必要な情報を広報紙に何を載せるべきかということでまとめ上げるということで、各課との連絡をとりながらやっておりますので、問題はそのホームページにどういう情報を載せるべきかということが全庁的に、広報紙ではこう、ホームページにはこうという振り分けが組織的になされていないというところが問題ですので、それは単に係を云々するということではなくて、こういった情報の編集の仕方、それを確実に整合性がとれるようなやり方をやはり考えていかなければいけないのかなというふうに考えていますので、これは先ほど申し上げたようないろいろな組織、課長会議であるとか、あるいは企画財政課の担当と広報紙の担当含めて、各課のホームページ担当職員みたいなものを集めて、それらの調整を図る等々のまめに作業することによって、そういったことは少しでも少なくなるように持っていきたいというふうに考えています。
○市川金雄議長 あと39秒ですが、鳥越議員。
○5番 鳥越準司議員 もう時間でございますので、これにして一般質問は私はやめたいとは 思うんですけれども、今後、先ほどのご答弁にもございましたように、よりいいものを町の内外に発信できるような形でもって、町の執行部の中でも、私らも含めて、より一層の教育、協力を進めていただきたいというふうに考えて終わりにいたしたいと思います。
  以上でございます。ありがとうございました。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  暫時休憩いたします。
  再開は11時からお願いいたします。
                                (午前10時49分)
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○市川金雄議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午前11時00分)
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          ◇ 野 原 兼 男 議員
○市川金雄議長 続いて、一般質問を行います。
  発言順位2番、質問事項1、既存企業への雇用支援対策。質問事項2、谷川橋について。質問事項3、防災無線の活用について。通告者14番、野原兼男議員。
○14番 野原兼男議員 14番、野原でございます。議長のお許しをいただきましたので、3点質問させていただきます。
  初めに、既存企業への雇用支援対策ということでお願いいたします。
  本田技研工業(株)の小川・寄居町の進出にあわせ、関連企業等の誘致に向けたときがわ町企業立地支援条例がこの3月に制定されたわけでございますけれども、今までときがわ町の発展に長年寄与してきました町内既存企業等に対しても、雇用支援対策を実施できないかということで、その中で雇用推進奨励金制度、それから広報の求人欄設置等、そういったもので対策が実施できないかということでお伺いいたします。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、野原兼男議員の既存の企業の雇用支援対策について、お答えをいたします。
  議員のご質問の中にありますときがわ町企業立地支援条例につきましては、ご承知のとおり、平成24年3月末日までに日本標準産業分類で示す自動車関連産業、また食品産業、流通 加工業に該当する企業が埼玉県知事から承認を受けた立地計画に基づき、新たに工場等を新設し、その創業に係る経費が2億円以上かかった場合に、3年間固定資産税の税率の優遇や、その間、町民を雇用した場合に、雇用奨励金の交付が受けられる制度であります。
  これらの制度を町内の既存の企業にも実施できないかという質問でありますけれども、先ほどお答えいたしました条件に該当した場合には適用することができますが、非常に条件が厳しいのが現状であります。
  今回の東プレにつきましては、この条件に合っていたということでありますので、ご理解いただきたいと思います。
  なお、近年の雇用事業におきましては、企業の求人は低下傾向にある一方、求職者は非正規から正規へ賃金の高い雇用形態やよりよい雇用条件を求めているために、供給人側、求職側の需要と供給が合致しない状況が発生しておりますが、ときがわ町商工会を事務局とする雇用促進協議会でも、合同面接会や共同チラシ、企業見学会などを開催いたしまして、企業の雇用支援を行っておりますけれども、町内企業におきましては、ほぼ充足に近い状況であると商工会のほうから伺っております。
  このような雇用環境の中で、費用競争や経営意欲等、既存企業の人材確保努力に対する雇用奨励金の効果は少ないものと考えております。
  なお、既存企業の雇用支援制度といたしましては、国の中小企業雇用安定化奨励金、また中小企業労働力確保法に基づく新分野進出、人材確保や能力開発に対する助成金制度、また高齢者、障害者、ひとり親家庭の母など、就職困難者の雇用についての奨励制度等もあります。
  いずれも雇用に関する賃金条件の整備や設備の投資、能力開発の訓練の実施等、企業の雇用ニーズに合わせた助成の制度があります。
  今後、町では町の産業経済を支える企業の発展と地域の雇用の拡大のために、商工会、またハローワークなどとの連携をとりまして、求人企業、求職者に対する情報提供など、引き続き既存企業の雇用支援を行うとともに、ご提案いただきました奨励金制度を含め、経済情勢や企業ニーズに合わせた総合的な企業支援対策を研究してまいりたいと考えております。
  次に、広報紙の求人欄設置についてお答えいたします。
  町内の既存企業の雇用支援対策といたしまして、広報「ときがわ」に求人欄を設置できないかとのご質問にお答えいたします。
  行政広報紙の場合、企業等の営利活動へ便宜供与を図る内容の掲載は、平等性、公共性を 基本とする行政広報紙の趣旨として適切ではないものと考えられてきておりました。
  しかし、最近では自主財源の強化として、一定の制限の中で広報紙に有料広告を掲載する自治体もふえてきております。
  ときがわ町も既に広報紙有料広告掲載に関する要綱を定めておりまして、10月号の広報紙で募集を行いたいと考えております。
  この要綱につきましては、他の実施しております自治体を参考にして策定しておりますけれども、求人広告につきましては、掲載内容としては除外しております。これは、求人広告をなりわい、業として行っている会社等が多数存在しておりまして、行政が参入し、民間と競合するということは、行政の守備範囲を超えているのではないかという判断のもとで、求人広告についてはやらないということであります。
  こうしたことから、町内企業の雇用支援として、町広報紙には求人欄を設置することはできない状況でありますし、現在のところは考えておりませんということであります。
  議員のご指摘のとおり、町内の既存企業に対しての雇用対策は非常に重要であると考えておりますので、先ほど説明申し上げました各種の企業支援制度の周知と活用に努めてまいりたいと考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  14番、野原兼男議員。
○14番 野原兼男議員 どうもご答弁のほう、ありがとうございます。
  ちょっと質問させていただく前に、ときがわ町企業立地条例の雇用推進奨励金の件なんですけれども、この奨励金については、企業が新規で稼働したときに雇用した人数、そのときだけに限っての3年間こういった制度が適用されるのか、またそうではなくて、企業が活動して、その後雇用された方にも適用範囲というのがあるのか、その辺だけちょっと確認させていただきたいと思います。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 お答えをさせていただきます。
  この奨励金の制度につきましては、埼玉県知事から承認を受けた立地計画に基づきまして、新たに工場等を設置し、3年間引き続きときがわ町内に在住する方を雇用した場合に1回交付されるというものでございますので、ご理解をいただきたいと思います。
○市川金雄議長  野原兼男議員。
○14番 野原兼男議員 そうすると、途中での採用は適用にならないということでよろしいわけですね。
  この間の広報紙にも載っていますけれども、ときがわ町の人口というのは、減少については歯どめがかからない状況になっているわけですよね。合併当時は1万6,000人以上いましたけれども、今は1万3,000人ですか。この間のやつは1万3,300人ということで載っておりましたけれども、いかに少子化ということであろうが、ちょっとそういった人口減少に歯どめがかかっていない状況でございます。
  ときがわ町というのは、そうした中で福祉、子育て支援等を含めた、そういった行政サービスが他の自治体より、私は充実しているのではないかなと。そういった中で、若い世代の人たちの流出が多いということに、なぜそういったものにつながるかというと、確かに交通の利便性の低さとか、大型商業施設、そういったものがないような原因も考えられますが、やはり一番の理由は、そういった雇用状況が整備されていないというような感じに受け取れるわけでございます。
  そんな中でホンダが進出してきまして、それに関連して東プレなどの関連企業も玉川の工業団地ですか、そのほうに進出してくるということで、そういった人口減少に歯どめがかかるのではないかなというような大きな期待も持っているわけでございますけれども、そういった中で、やはり今までときがわ町の発展に大変貢献してきた、そういった企業に対してのそういった町としての支援対策がとられていないような感じに受け取れます。
  こういった中で、今、経済情勢、景気は後退状況にあって、企業も原油高と、そういうことで非常に苦しい経営に追い込まれているわけでございますけれども、そういった中でも、やはり町内の雇用を推進していただくためにも、やはりそういった何らかの町の支援を考えてもいいのではないかなというような考えを持っているわけでございます。
  この条例等で、今ですと、新規で入ってきたときだけということでありますけれども、既存企業は実際には稼働しているわけでございます。そういった中で、やはり固定資産税とか、そういった税金面ですと、確かに多少難しい面もありますけれども、やはり町内の雇用を充実させるためにも、保障等は同等にとは、条例と同じようにとはいかないとは思うんですけれども、そういった何らかの町内の人を雇用した場合に、やはりそういった企業等に何らかの支援はできないかなということで、先ほどご回答いただいた中ですと、なかなか難しい面もあるというようなことでありますけれども、その点、もう一度確認させていただきたいと思います。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  関口町長。
○関口定男町長 先ほどご答弁申し上げましたけれども、町内の企業等に対する支援につきましては、他の町村ではやっておりませんけれども、利子補給等の制度等もやっておりますし、いろいろ商工会を通じての企業への支援等は行っておりますので、ご理解をいただきたいと思います。
○市川金雄議長 野原兼男議員。
○14番 野原兼男議員 利子補給の制度については理解しているわけでございますけれども、そんな中で、新たなこういった雇用に対しての支援は考えられないかということでお伺いしたいと思います。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  関口副町長。
○関口 章副町長 それでは、先ほどお答えした国の制度といいますか、そういったことに準拠しての雇用奨励金についてはご案内かと思いますが、要するに町外から一定の企業が町の中に進出してくると。そこで、新たなある程度まとまった雇用の需要が発生すると。それに対して町外から雇用するのではなく、町に住んでいる方を雇用することによって、町の経済の活性化等々に役立てようというのが奨励金の趣旨でございます。
  ところで、既に従来からある企業に対する町民の雇用ということになると、ちょっと性質が異なって、なかなか町内の企業が雇用を確保しようとしても、なかなか確保できないという実態があるということが前提での奨励金なんだと思います。
  そういった、果たして需要があるのかということについてでございますけれども、先ほどご答弁申し上げましたとおり、商工会を事務局とする雇用促進協議会でのいろいろな状況を見ますと、町内企業において、ほぼ充足に近い状況ということで、雇用に対するやはり人手不足というものが現実に出た場合に、それをさらに役立てようとか、あるいはもう少し雇ってくれというような余地があるというようなことであれば、もちろんそれを支援するということで企業を支援するということになりますが、一方で、商工会に対してはかなり多額の補助金を出しております。そういう面で、商工会の行う事業に対する町からの補助金という面でも財政支援をしておりますので、それに加えてさらに雇用のための支援が必要なのかどうか、十分実情を見きわめていきたいというふうに考えております。
  以上です。
○市川金雄議長 野原兼男議員。
○14番 野原兼男議員 商工会等を通じてそういった支援をしているということでありますけれども、企業によっては、商工会に加入していない企業等もありますし、またその商工会に支援しているものでそういったものが賄えるのかというところも懸念があるわけでございますけれども、ともかくそういった、町としてやはりこの景気の苦しい中で、やはり1人でも多くの町民が町内の企業に雇用できれば、それにこしたことはないわけですので、そういったことを踏まえた中で、今後ぜひ検討をしていっていただきたいと思います。
  それから次に、求人広告欄の設置なんですけれども、これは非常に難しいと、広報紙に対してそういった求人広告欄を設けるというのはちょっと意味合い的に違うのではないかということでありますけれども、やはり最初の、当初やはり行政でそういった有料広告ですか、これを取り上げるのにもいろいろな議論があったわけです。そういった中で徐々にこういったものが拡大していったわけでございますけれども、ほかの自治体等ではそういったものはやっていないということではありますけれども、やはり今、女性のそういったパートやアルバイト、そういったことを考えても、やはり働き口は非常に見つけにくい、確かに新聞の折り込み等は日曜日に結構入ってくるわけでございますけれども、やはりそういった中ですと、ある一定の地域で雇用を求めるようなあれになるわけですので、町内のそういったパートとか雇用の関係で、ぜひ募集しているというような企業があれば、そういったもの、そうすれば、有料ではなくて、無料でそういったものを積極的に活用してもらえば、やはりそういった町民のほうも安心して、そういったもし希望があれば、そういったものも活用できるのかなと思うわけですけれども、ぜひ求人広報欄ですか、こういったものもやはり積極的にもう少し検討をしていただきたいと思います。
  非常に難しい、広報紙については難しいということでありますけれども、その点について今後も検討していただくことを、これはお願いして、この件につきましては質問を終わらせていただきます。
  以上です。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  続いて、質問事項2、谷川橋について。14番、野原兼男議員。
○14番 野原兼男議員 続きまして、谷川橋について質問させていただきます。
  玉1−6号線延長にあります小倉地区と嵐山町遠山地区にまたがる槻川にかかる谷川橋について伺います。
  町の境界の標識は、橋の手前に設置されているわけですが、この橋の管理者はときがわ町なのか、嵐山町なのか。
  それから、建設年度と、非常に古いように感じられるわけですけれども、耐震性についてお伺いいたします。
  それから、今後の整備計画についてお伺いいたします。
  以上です。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、野原議員の谷川橋についてのご質問にお答えいたします。
  ときがわ町大字田黒地区と嵐山町大字遠山地区との行政境に1級河川槻川がありまして、その河川に架設されているのが谷川橋であります。
  また、この橋の概要につきましては、橋長が20メートル、幅員が4メートルとなっております。
  ご質問の第1点目の町の境界の標識は橋の手前に設置されているが、管理者は嵐山町なのかということでありますけれども、境界、行政界が谷川橋のほぼ中央ということになっておりますことから、管理者はときがわ町と嵐山町になります。また、標識につきましては、市町村案内標識として橋台付近に設置しております。
  それから、第2点目の建設年度と耐震性についてでありますけれども、谷川橋は昭和37年に架設されておりまして、現在も一般交通の用に供しております。また、耐震性につきましては、本年度からの実施する橋梁点検調査の中で検討してまいりたいと考えております。
  また、3点目の整備計画についてでありますけれども、谷川橋につきましては、次のように考えております。
  幅員といたしましては、2車線道路で片側歩道の幅員、全部の幅員なんですが、10メートルを予定しております。橋長を通しては1級河川槻川の河川整備計画との調整、また協議が必要となりますので、今後決定する予定であります。だから、橋の長さについては、協議をしながら決定していくということであります。だから、今の場所になるのか、ちょっとわきに行くのか、その辺を協議するということになってきます。
  それから、橋梁の整備工事といたしましては、1級河川都幾川に架設されております大字西平地内の都幾川橋、その次に、大字番匠及び本郷地内の川北橋、そして、大字玉川地内の和田橋、この整備後に谷川橋の橋梁整備を行ってまいりたいと考えておりますので、ご理解 をいただきたいと思います。
○市川金雄議長 野原兼男議員。
○14番 野原兼男議員 この谷川橋につきましては、地元の小倉地区の方も気にしている方もおられるようでございますけれども、私も境界標識ですか、あれがときがわ町、あそこは橋の手前にありましたので、聞かれたときにどっちが管理しているのかなというのがちょっとわからなかったもんですけれども、両町で一応管理ということで、主体は嵐山町のほうで通常のあれはしているわけなんですかね。両方でやっているということですか。あ、そうですか。
  そういった中で、今の答弁の中に、今後の計画で、2車線道路で片側歩道幅員10メートルということで計画も立っておられるようでございます。あそこのところは、答弁にありますように幅員4メートルで、路面なんかももう既にコンクリートなんかは非常にはげているわけなんですよね。そういった中で、やはり自動車がすれ違うことができない、あそこは歩いているときに車なんかが通りますと、結構揺れるんですよね。それで、結構渓谷が深いから、何か恐怖を感じるような感じもするわけでございますけれども、そういった中で、耐震性、そういったものも含めて、早急に整備していただきたいかなと思うわけでございます。
  この地区は結構嵐山町と接しているわけですが、利用している人は嵐山というのは割と少ないと思うんですよね。ときがわ町玉川地区か、それから小倉のほうから来るような利用者、そういった方が多いと思いますので、ああいう町内、中と違いまして、ちょうど境にあるので、計画が置き去りにされてもう忘れてしまっているのではないかなと、そんな思いもありましたので、ぜひその辺は嵐山町とのいろいろ協議もあろうかなと思うんですけれども、ぜひ早目の計画をお願いしたいと思います。
  橋梁の新設整備については、大きな予算も伴ってくるわけでございますけれども、ぜひ和田橋の後に計画されているということでありますけれども、嵐山町との両方である程度予算を分けて建設のほうに取りかかるのかなと思いますので、町で一つ全部建てるよりは、予算のほうは半額で済むのではないかなと思いますので、早急に整備をしていただき、そしてまた、あそこはこの間ですか、比企城館跡群ということで、菅谷館、松山城、杉山城、小倉城ということで指定されたわけですけれども、そういったものをつなぐ一つの歴史街道でありますし、結構あそこは谷も深くて景観もいいところなんですよね。ですから、やはりそういった中で訪れる人も結構多いように思われますので、早急な整備をぜひお願いして、質問のほうを終わらせていただきます。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  続いて、質問事項3、防災無線の活用について。14番、野原兼男議員。
○14番 野原兼男議員 続きまして、防災無線の活用について質問させていただきます。
  現在、平成21年完成、22年のサービス開始に向け、新しい防災情報システムを含むときがわ町地域情報通信基盤整備計画が進められておりますけれども、現在、旧玉川地区には防災無線が既に設置されているわけですが、私が見ているところによりますと、もっと積極的にこの防災無線を活用してもいいのではないかなと考えているところでございます。
  そんな中で、現状の防災無線の活用状況について、それから今後そういった気象情報、犯罪事件等をあわせた注意情報の呼びかけ等はできないか、それから上記の被害状況について、把握されていればお願いしたいと思います。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、野原議員の第3点目の防災無線の活用についてお答えをいたします。
  第1点目の防災無線の活用状況についてでありますけれども、現在、ときがわ町内には、旧玉川村地内に防災無線施設として、固定系屋外拡声子局が30カ所整備されております。実施しております通信の内容といたしましては、ときがわ町防災行政用無線局運用規則第2条に定められております定時通信及び緊急通信ということで放送をしております。
  定時通信は、一般業務である町内イベント等の広報、防犯に関する広報、そして交通安全に関する広報などを実施しております。この通信の一部につきましては、通信施設のテストも兼ねて実施を現在しているところであります。緊急通信は、町内での火災等の発生を知らせる広報、警察からの行方不明者の情報提供などの依頼による広報などでありまして、緊急事態に関することの広報が主であります。
  火災の発生広報につきましては、比企広域消防本部にて遠隔操作により放送を行うということもできます。現在、こういう形で消防のサイレンの吹鳴等もやっております。
  2点目の気象情報、犯罪事件の発生に合わせた注意情報の呼びかけについてということでありますけれども、気象情報につきましての通信は、町では災害が予想される大雨、台風などの異常気象による町民に対する避難勧告、または避難命令等の通信を基本的には考えております。また、野原議員ご指摘の熱中症、河川の増水等の情報提供については、観測施設及び観測点の情報管理を町でしておりませんので、防災無線での広報というのは難しいもので はないかと考えております。
  なお、インターネット等を利用しますと、国土交通省の防災情報提供センター、熊谷地方気象台などで雨量情報等を入手することが現在できます。
  犯罪事件発生に合わせた注意情報の呼びかけについてでありますけれども、私どもも防災無線だけの広報でなく、それでは十分ではないと認識しておりますので、町では防災無線において広報を行う場合もありますが、基本的には全町的に広報を行う必要性から、家族相談支援センターと連携を図りまして、青色回転灯搭載の広報車によるこうした町内広報を重点的にしていくと、広報活動を青色回転灯という車がありますけれども、それで広報していくという方法で今やっております。
  また、振り込め詐欺等につきまして、家族相談支援センターを核といたしまして、関係機関との情報伝達による連携によりまして、その防止を図っているところでもあります。
  詐欺事件等の発生状況でありますけれども、小川署管内で平成20年7月1日から31日までの間で5件発生しております。これは前年比マイナス8件、前月比でマイナス11件ということで、詐欺2件、侵入窃盗ですね、これは1件、それから器物損傷1件という内容になっていると警察のほうから報告がありました。
  防災無線、固定系屋外拡声子局の運営につきましては、野原議員のご意見のとおり、今後も積極的な活用を行えるように体制等、整備してまいりたいと考えております。
  なお、この固定系屋外拡声子局につきましては、一定地域へ音を伝達をしなければならないということから、設置地点でのボリュームというのがかなり大きいものがあります。近隣の住民の皆さんには大変またご迷惑をかけたりご協力をいただきながらこの防災放送等はやっておりますので、ご理解をいただきたいと思います。
  以上です。
○市川金雄議長 野原兼男議員。
○14番 野原兼男議員 では、何点かお伺いしたいと思います。
  まず、現在行っているものとしましては、町内イベント等の広報、防犯に関する広報、交通安全等の広報を実施しているということでありますけれども、こういったものが実施されているということであります。それから、緊急の場合は火災の発生等をやっているということでございますけれども、私もほとんど町の中に昼間いませんので、なかなかどのようなあれを実際に行っているかというのも正確にはとらえておらないわけでございますけれども、たまにいるときなんか見ますと、やはり決まって、火災のときは当然になりますけれども、 それから交通事故等があった場合には、それも交通安全ということで行っているようでございます。それからあとは、小学生の下校ですか、そういった時期、それからあとは、時間でもうそろそろ子供たちに帰りましょうとか、そういったような周知をしているようでございます。
  そういった中で、やはりこの夏にかけまして、非常に7月は記録的な猛暑が続きまして、この間の消防庁の発表によりますと、全国で熱中症にかかった方が1万2,747人、そのうち死亡された方が33人、この件数というのは、前年同月比3.5倍と非常に今ふえているわけです。そういった中で、65歳以上の高齢者が約5,070人で、約4割近くを占めているということでございます。
  それから、7月28日ですか、神戸の集中豪雨ということで、灘区の利賀川が一瞬の間に、わずか20分の間に1メートル以上水位が上昇して4人の方が亡くなられた。これは典型的な都市型、そういった水路による災害ということでありますけれども、そういった中、やはりときがわ町もいろいろ川等も抱えているわけでございます。それから、7月28日、それから8月28、29日の東海、関東における集中豪雨で多大な被害をもたらしているわけでございますけれども、やはりそういった中で、まず熱中症については、ここでは被害状況が載っていなかったんですけれども、救急車で搬送されたというような状況はなかったのか、その点まず1点お伺いしたいと思います。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  野原総務課長。
○野原泰子総務課長 野原議員さんの質問にお答えいたします。
  私が把握している中では、特にはそのような話は聞いてございません。
○市川金雄議長 野原兼男議員。
○14番 野原兼男議員 先ほど述べたように、非常に7月の猛暑ではたくさんの人が熱中症で倒れて搬送されているわけでございます。そういった中で、やはり65歳以上の人が多かったということは、やはり65歳以上の方といいますと、ときがわ町でいいますと、結構畑に出て作業したり、そういった人、あとはまた労働の中で倒れたりなんかしているのかなと思うんですけれども、ときがわ、玉川の中では農作業、そういった面も多く考えられるわけです。
  高齢者というのは、割と昔のままの体力をそのまま今でも持続しているというような考えでやっているわけでございますけれども、ですからそういった中で、やはりある自治体の防災無線等を聞きますと、こういった熱中症なんかも、やはりきょうは非常に熱中症、気象庁 のほうで予報が出されている、注意してくれということが出されているということで、水分を多目にとって、それで予防等に努めてくださいと、そういった情報も結構流している自治体もあるわけでございますよね。それからあと、大雨が集中して、ことしはゲリラ豪雨というので、本当に予想外の大雨、そういったものが1地区に集中して襲ってきて、川の増水等があるわけでございます。そういった中で、やはり子供たちがちょうど夏休み等に関連してくるわけですから、そういった中で子供たちが川で遊んでいる、そういった中で、やはりそういった危険にさらされるわけですから、そういった中で気象情報を町としても小まめにそういったものをつかんで、これは事故がなければこしたことはないわけです。ですけれども、早目にそれを防災無線、玉川地区には、それは防災無線というのは、やはりそういった大きな予算をかけて防災無線を設置しているわけですから、やはりそういったものを有効に使っていかなければ、防災無線の意味がないのではないかなと思います。
  やはり今は本当に考えられないような異常気象でそういった被害が発生するわけですから、そういった気象庁等でやはりそういった中で情報をあわせて町民の方に注意を呼びかけるということは、やはり事前にやっておいて、それで事故が起きなければそれでいいことですし、まずはそういうことを怠っていて、また事故が発生すれば、またいろいろな防災無線等で何のあれもなかったとか、いろいろそういったものも出てくるかなと思いますので、その点、今後やはりそういったものについては積極的に活用されていただきたいと思いますけれども、その点について。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、防災無線ということで、今、野原議員からもいろいろ質問がありますけれども、野原議員ご指摘のように、この防災無線の制度自体がもう今から20数年前に旧玉川村でやっておりまして、これはアナログでやっておりまして、もう大分老朽化しております。それで今回、皆さんご存じのように、光ファイバーをやって、この防災の放送につきましては、全町にやるように今、計画をしているところであります。全町にやはりやらないと意味がないと思いますので、その辺の整備をするときに、またこの辺の内容、効率的な住民の皆さんへの情報提供等をしっかりと今までの経緯等も踏まえて、また反省点もあると思いますから、その辺も反省しながら、今回新しくできるこうした防災の行政の放送につきましては、しっかりとしたいい放送ができるように努力したいと考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。
  以上です。
○市川金雄議長 野原兼男議員。
○14番 野原兼男議員 今、町長のほうで新しい防災無線に合わせて今後検討していくということでありますけれども、その間に、やはりまだ1年半以上もあるわけです。その間にやはりそういった被害が出ることも想定されるわけでございます。やはり都幾川地区にはそういった防災無線というのは今はないわけですけれども、玉川地区には防災、そういったものがあるわけですから、やはり玉川地区だけでも、その防災無線を使ってそういった注意を呼びかける。それで、都幾川地区については、青色ですか、何か回転灯の広報車、そういったもので呼びかける、これを青色回転灯で、広報車で呼びかけるといったって、では、都幾川地区、玉川地区全部やると、玉川地区だけ防災無線を流して、やはり都幾川地区は広報車でやる、そのほうが非常に効率的ではないかなと思うんですが、その点についてお伺いしたいと思います。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  関口町長。
○関口定男町長 今、野原議員からご指摘がありましたけれども、先ほど言いました小学校の子供さんが帰るときに、これから下校しますとか、あれも一応試験放送ということでやっておりまして、いろいろな情報等、イベント情報等も試験放送ということでやっております。
  先ほど、一番初めに言いましたけれども、こうした防災行政無線の運用細則というのが国のほうでも定めてありますけれども、そういうのがありますので、防災に関連してのということでありますと、防災のほうは、当然ながらそういう火災、あるいはまた水害等の放送もやっております。台風のときも実はやっておりますけれども、ただ、台風のときは聞こえないんですね、家では、はっきり言って。そういうこともあります。だから、かえって台風のときは先ほど言った青色回転灯のほうがかえって住民の皆さんにはよく聞こえるということなんです。もう台風の本当雨・風の音でもう全然、はっきり申し上げまして聞こえません。
  ですから、今回の新しくやる防災放送につきましては、やはりその両方でやっていきたいと考えておりますので、やらないというのではなくて、またその辺もやっておりますので、ご理解いただきたいと思います。
○市川金雄議長 よろしいですか。
  野原兼男議員。
○14番 野原兼男議員 そういった町長のほうでやっているということでありますけれども、 ただ、私はそれ以上に今やっている範囲を広げてやっていただければということでお願いしているわけです。確かにいろいろな、子供たちの登下校のときだとか、そういったもの、交通事故の呼びかけ、そういったものはやってもらっているのは知っているわけでございます。ただ、その範囲を広げて、やはりそういった防災無線等があるわけですから、今現在。やはりそういったものを広く使って住民のほうに注意を呼びかける、これは行政として当然やっていかなければいけないのではないかなと思うわけです。
  台風なんかでは、聞こえないから、台風等では、発生してしまえば、当然これはなかなか風だ大雨だになって聞こえないわけでございますけれども、やはりその前にそういった、気象庁も早目に、ことしの豪雨、ゲリラ豪雨等に合わせた中で、早目にもう情報というのは出しているわけですから、そういった中で、やはりそれが最終的にはそういった注意情報を流しても集中豪雨にはならなかった、そんな大雨が降らなかったということも考えられるかもしれないけれども、やはり事前に流して、事前にそういった事故を未然に防ぐというような観点から、やはりそういった範囲を広げて流していただきたいと思います。
  あと、振り込め詐欺とか、そういった事件関連のものでございますけれども、そういった中でも、やはり今非常に振り込め詐欺が多発しているということで、いろいろな振り込め詐欺もオレオレ詐欺から還付金詐欺、それから今では宅配便を使って代理で受け取る、そんなような詐欺もふえているということで、やはりそういった振り込め詐欺も十分注意してくださいということで行っている、防犯無線を使って行っているところも聞いております。
  そういった中で、やはりこういった振り込め詐欺等も、やはり高齢者がひっかかることが多いわけですから、広報等でも防犯、そういった振り込め詐欺等については気をつけるということで広報等でも知らせているわけですけれども、やはり常に、広報ですと月に1回ですからね。そうしたものではなくて、やはり定期的にそういったもので注意を促す、そういったことも必要ではないかなと思います。
  ぜひ、起こってしまってからでは意味がないわけですから、やはり事前に知らせて、それが、そういったことが未然に防げれば一番これにこしたことはないと思いますので、ぜひそういったことは、ここにいろいろ、何でしたっけ、最後にボリューム等で非常に迷惑がかかるということも載っているわけですけれども、やはりそういったもの、確かに町民にしてみればうるさいという方もいるかなとは思うんですけれども、やはりそういったものではなくて、やはりそういったことは、幾らそういった苦情があっても、そういったことでそういった事故が未然に防げれば一番いいことですので、私は余りこういったことを深く考えないで、 やはりそういった……、もっと積極的に運用していただきたいと思います。
○市川金雄議長 関口町長。
○関口定男町長 余計なことかもしれないんですけれども、すみません、住民のことを深く考えないでということは、それはちょっと私にはできないので、やはり住民1人1人の皆さんが大事でありますし、特に遠くのほうの人に声が聞こえるということは、地元の人にはそれだけ迷惑をかけていると、そういう気持ちで私は地元の人にはご協力いただいて、感謝の気持ちでありますので、そういう深く考えないでということではなくて、私は感謝をしておりますので、その辺、ご理解いただきたいと思います。
○市川金雄議長 野原兼男議員。
○14番 野原兼男議員 深くというのは、そういう意味ではなくて、ただ、やはりボリューム、音が迷惑かということより、一番はやはりそういった人命にかかわること、それを抑えることが一番だと私は思いますので、そういったことで理解していただきたいと思います。
  ですから、今後いろいろなことも、新しいそういった情報システムもできるわけですけれども、今やはりあるものをいかに有効に使ってそういったものを未然に防ぐかということで、ぜひ積極的に防災無線等を使ってお願いしたいと思います。
  よろしくお願いします。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  暫時休憩いたします。
  再開は午後1時からということでお願いいたします。
                                (午前11時51分)
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○市川金雄議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午後 1時00分)
─────────────────────────────────────────────────
          ◇ 増 田 和 代 議員
○市川金雄議長 続いて、一般質問を行います。
  発言順位3番、質問事項1、妊産婦無料健診回数の拡大を。質問事項2、校舎の整備について。通告者8番、増田議員。
○8番 増田和代議員 8番、増田和代でございます。議長より発言の許可をいただきましたので、2項目についての一般質問をさせていただきます。
  午後の一番、また最終ということで、ちょうど睡魔が襲ってくる時間帯でありますけれども、しばらくの間、お耳を傾けていただきたいと思います。
  町長を初めとします行政の方々の希望あふれる答弁をよろしくお願いいたします。
  1項目といたしまして、妊産婦無料健診回数の拡大についてでございます。
  妊産婦健診は、厚生労働省によりますと、妊娠初期から分娩まで14回程度の受診が望ましい回数と示されております。
  町では既に10回まで無料回数の拡大が進んでおります。ことしの4月から10回ということで、本当に若いお母さん方、またこれから結婚して子供を産みたいという、そういうような方からは大変に喜ばれております。
  子育てに対する経済支援と妊産婦健診の負担軽減として、回数拡大の考えを伺いたいという、そういうような質問なんですけれども、これは埼玉新聞の8月14日付に書いてあるんですけれども、出生率に地域格差ということで、これは県が2007年に何か調査して、市町村別出生率と死亡率ということで、70市町村のうち、何とときがわは残念なことに67という、そういうような、本当に低い感じがここに出ております。
  それで、出生率は4.5、それに比べまして、死亡率が12.4ということで、この中に書いてありますのは、出生率の低い市町村は、死亡率が高くなる傾向があるということで、関口町長におかれましては、町といたしまして、いろいろな子育て支援の援助、またそういうようなものも本当にいろいろとやっていただいております。
  ぜひともこの妊産婦健診の回数拡大ということでお伺いいたします。
  よろしくお願いいたします。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、増田議員の妊産婦無料健診回数の拡大をというご質問にお答えいたします。
  妊婦健康診査の助成につきましては、ときがわ町では昨年の10月から町独自の助成を3回実施いたしまして、県内市町村統一の無料の健診2回と合わせて、計5回の補助を実施しておりました。
  そして、平成20年度からは県内統一の無料健診が5回に拡大されましたので、これに伴いまして、町独自の助成を5回にふやしまして、先ほど増田議員がおっしゃったように、10回、現在受けられるように拡大をしております。
  そうした面の、経済面での助成をするということで、妊娠中の健康管理を積極的に支援をしてまいりたいと、またまいってきているところであります。
  そして、妊娠の初期から分娩までには14回程度の受診が望ましいとされております。それのさらなる拡大をというご質問でありますが、実は8月23日の新聞記事によりますと、舛添厚生労働大臣が8月22日の閣議後の記者会見で、少子化対策に関し、若年妊婦などが出産しやすい環境を整えるため、公的支援拡充に着手したことを表明したということで記事があります。具体的には、分娩や妊婦健診の無料化に向けた制度設計に取り組み、来年の4月から開始したい考えで舛添厚生労働大臣はこの中で、出産費用は心配しなくていいように措置したいと強調したと掲載されております。
  このように、国の方針として、妊婦健診の無料化は来年度から実施の方針で進んでおるということであります。
  ときがわ町といたしましても、こうした国の動向を見ながらやっていきたいと思っていますし、もし国ができないようでしたらば、町としてもぜひこの辺は考えてやっていきたいとは思っています。ですから、今のところは国の動向を見ながらということでご理解をいただきたいと思います。前向きには検討するということです。
○市川金雄議長 増田議員。
○8番 増田和代議員 答弁、大変ありがとうございました。
  実を申しますと、私も舛添厚生労働大臣の、それはテレビで放映されてびっくりしたというのが事実なんです。それも、通告書がその前だったもので、本当に通告書を出して二、三日でこういうような国の方針ということで出てきましたので、取り下げることも私もできませんので一般質問をさせていただいたんですけれども、本当にご答弁のとおりで、来年の4月からという、そういうような国としては方向性に向けるというようなことがありました。
  ただ1点だけちょっと質問させていただきたいんですけれども、国というのは、本当に妊産婦のそれ自体が無料化で14回、それぐらい予算化できちんと来ればいいんですけれども、その項目で。ただ、やはり国としては地方交付税とか、そういう措置の場合、やはり地方交付税は子育て支援に対して、何でも自治体で使ってもいいという、そういう目的のないような、そういうことが多々あると思います。
  来年の4月からという動向なんですけれども、もしもそういうような交付税措置で来た場合、町といたしましては、今、町長の答弁では前向きな姿勢という、そういうような答弁もありましたけれども、ぜひともこの妊産婦無料化にその予算をつけていただきたいと。それ 1点だけ、すみません、質問いたします。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  関口町長。
○関口定男町長 私どもも前々からこれはやろうと思っていたことを国のほうでやるというのでこういう答弁になったんですが、実際に10回が14回ということでやりましても、予算的にはそんなにかかる話ではありませんので、前々から、やはり最終的にはこの妊婦さんの健診につきましては、国のほうで14回と言っていますから、14回を目指して、段階的に上げてきたつもりです。
  今回、国のほうでということになると、では国のほうでやってくれるんだったらばうちのほうはいいかということなんですが、もし国のほうの措置がきちんとできないようでしたらば、何しろ14回はできるようにしたいと考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。
○市川金雄議長 増田議員。
○8番 増田和代議員 大変希望あふれる答弁をいただきまして、ありがとうございました。
○市川金雄議長 続いて、質問事項2、校舎の整備について。8番、増田議員。
○8番 増田和代議員 2項目めについて、よろしくお願いいたします。
  これは教育長さんのほうにお願いいたします。
  校舎の整備についてということで、2つについて質問させていただきます。
  1つ目といたしまして、明覚小学校の来賓者用の玄関についてということでございます。
  明覚小学校も本当にきれいになりまして、夏休み中に耐震補強も終わりまして、大規模工事も終わりまして、2学期からは、子供たち、また先生たちがスポーツ、また勉強に安心して励むことができていると思います。
  そして、来賓用の玄関につきましては、なかなか場所がわかりづらいという、そういうようなものが1点ございます。確かに看板は、本当に立派な看板はかかっているんですけれども、ちょうど看板に入った駐車場のスペースが3台ぐらいスペースがあるんですよね。その3台車が来賓用に入ってしまうと、なかなかどこかなという、そういうような、探すということはないんですけれども、本当にわかりづらい。そしてまた、中に入っていただきますと、玄関も本当に小さいんですね。それで、何人かの方が入ると、もうその後ろで、外で待っていなくてはいけないという、そういうような状態もあります。そして、入っていった右側のほうはお台所になっているのかな、勝手口になって、女の方がとかこうやって作業している とか、そういうようなものも本当によく見えます。
  私は、そういう条件でございますから、もし改修、またもしそういう来賓用の玄関がどこかのスペースにありましたら、ぜひともどこか改修して、また玄関等を新しくしていただきたいなと。
  家庭もそうなんですけれども、お宅の顔というのは、やはり玄関が一番だと思います。学校におきましても、やはり玄関が一番私は学校の顔だと思います。あとの各学校を見ますと、スムーズに来賓者が入れるような、そういうようなスペースもございますので、明覚小学校だけ、もしそういうようなのでお考えを伺いたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
  あとそれから、2項目といたしまして、校舎に緑のカーテンの導入ということなんで、これは私も6月議会のほうで庁舎のほうにということで、本当に早急に導入いたしていただきまして、広報「ときがわ」のほうにも町長のにこやかな顔が今回、出ていました、ゴーヤのね。そしてまた、読売新聞等にも大きく載っていました。私も、自分が質問したものに対して、ああやって新聞か何かに出ると、もううれしくなってしまって、人に言って歩いたりするんですけれども。そして、私も庁舎のほうに行ったときに、ゴーヤがかごにありましたので、そのゴーヤもいただいて、ゴーヤジュースをつくって食べましたけれども、今、温暖化が進んでいる中で、まして学校のほうもまた緑化ということで今、各学校でも割かし進んでいるのではないかなと思います。
  それで、これもやはり新聞等に、これは埼玉新聞の6月12日付の新聞に、日高の高萩中学校の校舎に緑のカーテンということで、これが新聞に載っていました。夏の室温を下げる用途、校舎を植物の葉、つるで覆う緑のカーテンを設置する運動を展開していると。わずか7万4,000円の予算で、ことしの8月中旬には緑のカーテンが校舎を覆い、猛暑の中でも自然のエアコンで涼しく過ごせると期待していると、こういう記事が載っていました。
  これは当初、日高の中学校は業者の人にお任せしようと、そういうような考えでいたそうです。それで、業者の方に任せると300万円の予算がかかってしまうということなんですね。それで、市と協議をしていただきまして、予算の7万4,000円を捻出して、その緑のカーテン、ことしはきれいになっているという。
  ただ、私は子供たちにやはり環境に対しての勉強、そしてまた植物を大切にする。植物は肥料とか、やはりお水を上げなければ育たないという、そういう、命と言えばちょっと大げさになると思いますけれども、そういう大切さを子供たちに教えてあげるという、そういう 教育も必要ではないかなと思っております。
  ぜひともときがわの学校にそういうような考えを伺いたいと思います。お願いいたします。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  戸口教育長。
○戸口皓雄教育長 それでは、2の校舎の整備について、初めに(1)の明覚小学校の来賓者用玄関についてのご質問にお答えをいたします。
  増田議員ご質問のとおり、明覚小学校は夏休み中に耐震補強及び大規模改修工事を実施し、ほぼ終了している状況でございます。子供たちが安心して学校生活に取り組むことができるのも、皆様方のご理解のたまものと感謝をしております。
  さて、明覚小学校は現在、校舎の南側と北側に玄関がございます。それぞれ利用しておりますが、増田議員からご指摘いただきました北側の玄関は、校舎の東隅の方向に位置しているため、比較的場所がわかりづらく、またドア1枚分の幅のため、玄関としては決して広い場所とは言えません。
  このため、対策の一部として、昨年度、北側玄関に明覚小学校玄関という表示板を設置したところでございますが、北門を入った場所からはちょっと見やすいとは言えません。
  このような状況の中で、玄関の開閉についての考えということでございますが、1つの方法として、児童・保護者用の玄関として使用している南側の玄関を来賓者用玄関として使用していく方法が考えられます。これは、玉川小学校、玉川中、萩ヶ丘小学校と同じ形態をとるものでございます。
  この方法は、来賓駐車場から校門、そして玄関への動線をつくるものでございます。具体的に申し上げますと、現在、校庭の東側にあります職員駐車場に来賓用のスペースを確保し、学校入り口、玄関の表示を行い、南側にあります玄関に誘導するものでございます。
  次の方法としては、玄関の広さは変えられませんが、北側玄関の表示箇所をふやして、わかりやすくする方法は考えられます。
  また、北側玄関を改修して広くする方法等も考えられますが、給食用のコンテナ車や業者が出入りしておりますし、ご存じのように、北側の駐車スペースは狭く、使用しづらいという問題点もございます。
  今申し上げましたように、幾つかの方法は考えられますが、学校の意向等を踏まえながら、今後早急に検討してまいりたいと考えております。
  続きまして、(2)の校舎の緑のカーテンの導入についてお答えをいたします。
  増田議員ご指摘のとおり、室温を下げ、地球温暖化防止のため、二酸化炭素の削減に貢献できる緑のカーテンを設置することは、環境問題を考える上で重要なことであると考えております。
  庁舎におきましても、6月に外壁南面等にネットを張りゴーヤの苗を植え、緑のカーテンを設置いたしました。
  現在、学校においては環境教育の中でさまざまな取り組みを行っているところでございますが、環境教育の一環として、都幾川中学校では校舎南側の2階、3階全体にアサガオやゴーヤを植え、緑のカーテンを設置をしております。課業日はクラスごと、夏休み中は部活動ごとに当番を決め、生徒みずから水やりを行っております。
  明覚小学校では、南校舎1階で担任と子供たちが協力し、ヘチマを栽培しております。また、玉川小学校では昨年度、生活科の時間を使い、1階校長室前から2階のベランダへ向かい、アサガオ栽培をいたしました。
  このように、各学校では自分たちでできる身近な活動を通して、児童・生徒の発達段階に応じて環境教育を推進しております。
  教育委員会といたしましても指導しているところでございますが、増田議員ご指摘の緑のカーテンの設置につきましては、実践校の取り組みを参考にしながら、各学校の状況に応じまして、環境教育の観点から指導してまいりたいと思います。
  以上でございます。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  増田議員。
○8番 増田和代議員 ご答弁どうもありがとうございました。
  1についてなんですけれども、来賓用の玄関ということで、本当に前向きなご答弁をいただきまして、1案、2案という、そういうようにこの答弁書に出てまいりました。
  本当に学校、またそういうようなところでよくよく調査していただいて、やはりスムーズに。それで今の場所では、もしけがとか、そういうようなものも考えられるかなと思います。広いところで、やはりけがのないように、そして外から来た方が本当にわかりやすい、そういうような玄関にしていただきたいと思います。
  それで、2なんですけれども、ことし、私も中学校へ行ってちょっと見させていただきましたけれども、環境問題というので、ここ何年か、緑のカーテンだけではなく、子供たちができるものの環境教育ということで今やっておりますけれども、ここの最後に書いてありま したけれども、各学校の状況に応じまして環境教育の観点から指導してまいりますという、そういうようなこともご答弁いただきました。
  本当にこれからますます、また来年も暑い日は続くと思いますけれども、エアコンだけではなく、やはりこういう自然な風、そういうようなもの、これからの子供たちにはやはり自然環境ということも本当に必要ではないかなと思いますので、前向きにまた取り組んでいただいておりますことに感謝申し上げます。
  また、これからもよろしくお願いいたします。
  以上で終わらせていただきます。ありがとうございました。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
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   ◎延会について
○市川金雄議長 お諮りいたします。本日の会議はこの程度にとどめ、延会したいと思います。
  これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 異議なしと認めます。
  よって、本日はこれをもちまして延会することに決定いたしました。
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   ◎延会の宣告
○市川金雄議長 大変ご苦労さまでございました。
                                (午後 1時23分)