ときがわ町告示第95号

 平成21年第3回ときがわ町議会定例会を次のとおり招集する。

  平成21年8月25日

                        ときがわ町長  関  口  定  男

                    記

 1 期  日  平成21年9月1日(火)


 2 場  所  ときがわ町議会議場

                ○応招・不応招議員

応招議員(16名)
  1番  前 田   栄 議員          2番  野 口 守 隆 議員
  3番  小 宮   正 議員          4番  野 原 和 夫 議員
  5番  鳥 越 準 司 議員          6番  堀 口   宏 議員
  7番  笹 沼 和 利 議員          8番  増 田 和 代 議員
  9番  伊 得 一 夫 議員         10番  市 川   洋 議員
 11番  岩 田 鑑 郎 議員         12番  島 田   豊 議員
 13番  田 中   旭 議員         14番  野 原 兼 男 議員
 15番  長 島 良 男 議員         16番  市 川 金 雄 議員

不応招議員(なし)


            平成21年第3回ときがわ町議会定例会

議 事 日 程(第1号)

                            平成21年9月1日(火)  
                            午前9時30分開会     
      開会及び開議の宣告
日程第 1 会議録署名議員の指名
日程第 2 会期の決定について
日程第 3 諸報告
日程第 4 報告第 4号 平成20年度ときがわ町決算に基づく健全化判断比率報告書の報
             告について
日程第 5 報告第 5号 平成20年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づ
             く資金不足比率報告書の報告について
日程第 6 報告第 6号 平成20年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率
             報告書の報告について
日程第 7 認定第 1号 平成20年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定について
日程第 8 認定第 2号 平成20年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定
             について
日程第 9 認定第 3号 平成20年度ときがわ町老人保健特別会計歳入歳出決算認定につ
             いて
日程第10 認定第 4号 平成20年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認
             定について
日程第11 認定第 5号 平成20年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算認定につ
             いて
日程第12 認定第 6号 平成20年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決
             算認定について
日程第13 認定第 7号 平成20年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算
             認定について
日程第14 認定第 8号 平成20年度ときがわ町水道事業会計決算認定について
日程第15 議案第45号 ときがわ町税条例の一部改正について
日程第16 議案第46号 ときがわ町国民健康保険条例の一部改正について
日程第17 議案第47号 ときがわ町後期高齢者医療に関する条例の一部改正について
日程第18 議案第48号 ときがわ町在宅重度心身障害者手当支給条例の一部改正について
日程第19 議案第49号 ときがわ町介護保険条例の一部改正について
日程第20 議案第50号 町道路線の認定について
日程第21 議案第51号 町道路線の廃止について
日程第22 議案第52号 町道路線の認定について
日程第23 議案第53号 町道路線の廃止について
日程第24 議案第54号 町道路線の認定について
日程第25 議案第55号 都幾川橋橋梁整備工事(上部工)請負契約の締結について
日程第26 議案第56号 ときがわ町立都幾川中学校特別教室棟耐震補強及び大規模改造工
             事請負契約の締結について
日程第27 議案第57号 平成21年度ときがわ町一般会計補正予算(第2号)
日程第28 議案第58号 平成21年度ときがわ町国民健康保険特別会計補正予算(第1
             号)
日程第29 議案第59号 平成21年度ときがわ町老人保健特別会計補正予算(第1号)
日程第30 議案第60号 平成21年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1
             号)
日程第31 議案第61号 平成21年度ときがわ町介護保険特別会計補正予算(第1号)
日程第32 議案第62号 平成21年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計補正予算
             (第2号)
日程第33 議案第63号 平成21年度ときがわ町水道事業会計補正予算(第2号)
日程第34 議員派遣について
日程第35 議会運営委員会報告
日程第36 議会運営委員会の閉会中の継続調査の申し出について
日程第37 一般質問
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出席議員(16名)
     1番  前 田   栄 議員     2番  野 口 守 隆 議員
     3番  小 宮   正 議員     4番  野 原 和 夫 議員
     5番  鳥 越 準 司 議員     6番  堀 口   宏 議員
     7番  笹 沼 和 利 議員     8番  増 田 和 代 議員
     9番  伊 得 一 夫 議員    10番  市 川   洋 議員
    11番  岩 田 鑑 郎 議員    12番  島 田   豊 議員
    13番  田 中   旭 議員    14番  野 原 兼 男 議員
    15番  長 島 良 男 議員    16番  市 川 金 雄 議員
欠席議員(なし)
地方自治法第121条により、今定例会に説明のため出席する者及び同委任を受けた者の職氏名
町長
関 口 定 男
副町長
関 口   章
理事兼町民課長
 蛛@太一郎
理事兼
会計管理者
柴 崎 政 利
総務課長
野 原 泰 子
企画財政課長
久 保   均
税務課長
岡 野 吉 男
福祉課長
小 沢 俊 夫
環境課長
岩 田 功 夫
産業観光課長
山 崎 政 明
建設課長
桑 原 和 一
水道課長
中 藤 和 重
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教育長
戸 口 皓 雄 
教育総務課長
内 室 睦 夫 
生涯学習課長
小 島   昇 
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代表監査委員
 蛛@  弘 
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議会事務局長
柴 崎 秀 雄 
書記
荻 野   実 


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   ◎開会及び開議の宣告
○市川金雄議長 おはようございます。
  大変ご苦労さまでございます。
  ただいまの出席議員は16名でありますので、定足数に達しております。
  これより平成21年第3回ときがわ町議会定例会を開会いたします。
  直ちに本日の会議を開きます。
                                (午前 9時30分)
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   ◎議事日程の報告
○市川金雄議長 本日の議事日程を報告いたします。
  議事日程は、配付したとおりであります。
  議会事務局長に朗読させます。
○柴崎秀雄議会事務局長 朗読いたします。
  平成21年第3回ときがわ町議会定例会議事日程(第1号)、平成21年9月1日午前9時30分開会。
  日程、議案番号、件名、開会及び開議の宣告。第1、会議録署名議員の指名。第2、会期の決定について。第3、諸報告。第4、報告第4号 平成20年度ときがわ町決算に基づく健全化判断比率報告書の報告について。第5、報告第5号 平成20年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づく資金不足比率報告書の報告について。第6、報告第6号 平成20年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率報告書の報告について。第7、認定第1号 平成20年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定について。第8、認定第2号 平成20年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について。
  1枚おめくりください。
  第9、認定第3号 平成20年度ときがわ町老人保健特別会計歳入歳出決算認定について。第10、認定第4号 平成20年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について。第11、認定第5号 平成20年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算認定について。第12、認定第6号 平成20年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算認定について。第13、認定第7号 平成20年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算認定について。第14、認定第8号 平成20年度ときがわ町水道事業会計決算認定について。 第15、議案第45号 ときがわ町税条例の一部改正について。第16、議案第46号 ときがわ町国民健康保険条例の一部改正について。第17、議案第47号 ときがわ町後期高齢者医療に関する条例の一部改正について。第18、議案第48号 ときがわ町在宅重度心身障害者手当支給条例の一部改正について。第19、議案第49号 ときがわ町介護保険条例の一部改正について。第20、議案第50号 町道路線の認定について。第21、議案第51号 町道路線の廃止について。第22、議案第52号 町道路線の認定について。第23、議案第53号 町道路線の廃止について。第24、議案第54号 町道路線の認定について。第25、議案第55号 都幾川橋橋梁整備工事(上部工)請負契約の締結について。第26、議案第56号 ときがわ町立都幾川中学校特別教室棟耐震補強及び大規模改造工事請負契約の締結について。第27、議案第57号 平成21年度ときがわ町一般会計補正予算(第2号)。第28、議案第58号 平成21年度ときがわ町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)。第29、議案第59号 平成21年度ときがわ町老人保健特別会計補正予算(第1号)。第30、議案第60号 平成21年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)。第31、議案第61号 平成21年度ときがわ町介護保険特別会計補正予算(第1号)。第32、議案第62号 平成21年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計補正予算(第2号)。
  1枚おめくりください。
  第33、議案第63号 平成21年度ときがわ町水道事業会計補正予算(第2号)。第34、議員派遣について。第35、議会運営委員会報告。第36、議会運営委員会の閉会中の継続調査の申し出について。第37、一般質問。
  以上でございます。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
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   ◎会議録署名議員の指名
○市川金雄議長 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
  会議規則第120条の規定により、5番、鳥越準司議員、6番、堀口宏議員、以上の2名を本会期中の会議録署名議員に指名いたします。
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   ◎会期の決定について
○市川金雄議長 日程第2、会期の決定についてを議題といたします。
  議会運営委員長の報告を求めます。
  野原兼男委員長。
○野原兼男議会運営委員長 おはようございます。
  会期の決定について、議会運営委員会の報告をいたします。
  平成21年第3回定例会における会期及び日程等について、去る8月25日午前9時30分から第二庁舎3階協議会室において議会運営委員会を開催いたしました。委員会は、委員全員の出席と議長、副議長、町長、副町長、総務課長、議会事務局長、書記の出席を得て、平成21年第3回定例会に提出される議案等についての説明を求め、会期について協議いたしました。
  その結果、会期予定表のとおり、平成21年第3回定例会は、9月1日から9月11日までの11日間とすることで決定いたしました。
  それでは、会期予定表をごらんいただきたいと思います。
  本日9月1日9時半から9月3日までが本会議となっております。9月4日は総務常任委員会、議会運営委員会となっております。9月5日、9月6日は休会です。9月7日は産業建設常任委員会、文教厚生常任委員会をお願いしたいと思います。9月8日は休会でございます。9月9日、10日は9時半から本会議ということで一般質問になっております。9月9日は、通告番号1番、笹沼議員から通告番号4番、前田議員まででございます。9月10日が通告番号5番、増田議員から通告番号9番、岩田議員まででございます。9月11日は予備日といたしております。
  以上でございます。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  お諮りいたします。本定例会の会期は、委員長報告のとおり、本日から9月11日までの11日間といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 異議なしと認めます。
  よって、本定例会の会期は11日間と決定いたしました。
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   ◎諸報告
○市川金雄議長 日程第3、諸報告を行います。
  地方自治法第121条の規定により、本定例会に説明のため出席する者及び同委任を受けた者の職氏名は別紙配付したとおりでありますので、ご了承願います。
  次に、監査委員から平成21年6月から平成21年8月までの例月出納検査の報告がありまし た。お手元に配付しておきましたので、ごらんいただきたいと存じます。また、詳細につきましては、議会事務局にありますので、ごらんいただきたいと存じます。
  次に、地方自治法第122条の規定により、事務に関する説明書が提出されておりますので、ごらんいただきたいと存じます。
  次に、地方自治法第243条の3第2項の規定に基づき、比企土地開発公社から経営状況を説明する書類が提出されましたので、ごらんいただきたいと存じます。
  また、今回は決算認定等のため、蜻纒\監査委員に出席いただいておりますので、ご了承願います。
  続いて、一部事務組合における議会報告を行います。
  初めに、小川地区衛生組合議会の報告を求めます。
  岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 おはようございます。11番、岩田です。
  小川地区衛生組合平成21年第2回定例議会の報告を行います。
  去る7月23日木曜日午前10時より行われました。
  提出議案は、議案番号第10号 小川地区衛生組合一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例制定について及び議案番号第11号 平成21年度小川地区衛生組合一般会計補正予算の2議案で、一般質問3名でした。
  議案第10号については地域手当の削除、議案第11号については平成20年度予算の繰越額3,282万5,000円を追加するもので、歳出は予備費での補正となりました。
  なお、各議員に認識しておいていただきたいのは、今現在、小川地区衛生組合で一番大きな問題と思われるのは焼却炉の老朽化であろうかと思います。設備設置より33年経過しており、修理しながら稼働している状況でございます。今、管理者会議等で、新設あるいは受け入れ能力のある事務組合、あるいは設備のある私企業への委託が検討されているところであります。
  以上です。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。どうぞお席にお戻りください。
  続いて、比企広域市町村圏組合議会の報告を求めます。
  鳥越議員。
○5番 鳥越準司議員 おはようございます。5番、鳥越でございます。
  比企広域市町村圏組合議会の報告を申し上げます。
  平成21年第3回比企広域市町村圏組合議会定例会が、去る平成21年8月21日午前10時より東松山市議場におきまして開催され、当町議会からは市川金雄議員、私、鳥越議員が出席いたしました。
  今回の定例会では、東松山市選出の議員の辞任に伴うことによる新たな4名の議員が紹介され、空席となっておりました議長に東松山市選出の榎本栄議員が選出されました。
  本定例会では報告1件、議案8件が提出され、原案どおりに可決されました。
  付議された報告1件は、ことし1月に発生した、一般車両が組合霊きゅう車に追突した車両物損事故の和解が成立した報告であり、相手方が100%の割合で車両の修理費16万4,832円を支払ったものです。
  付議された議案8件は、専決1件、条例の改正1件、平成21年度会計補正予算1件、平成20年度会計決算認定5件でありました。
  1番、専決処分は、一般職員の給与に関する条例の一部改正の専決処分を行ったものであり、各市町村では5月の臨時会で決定された6月の期末手当の引き下げに関するものでありますが、広域市町村圏組合では通常このような条例改正は各市町村が決議された後に提案されることとなっており、今回は日程の都合上、専決処分を行ったものであります。
  2番、条例の改正1件は、比企市町村圏組合個人情報保護条例の一部を改正するもので、法及び埼玉県条例の改正に伴い、字句の一部を訂正するものでございます。
  3番、平成21年度会計補正予算1件は、平成21年度比企広域市町村圏組合消防特別会計予算の補正で、小川消防団の負担金額、消防施設整備費の国庫支出金の額が決定したことによるものであります。予算総額は4,961万8,000円を追加し、32億9,461万8,000円となるものであります。
  4番、平成20年度会計決算認定の決算金額は、一般会計、歳入総額1億1,022万5,000円、支出総額1億583万2,000円、このうち、ときがわ町の管理費等負担金は897万9,000円でございます。次に、消防特別会計、歳入総額33億4,981万3,000円、歳出総額31億7,631万円、ときがわ町の負担金は2億5,762万2,000円でございます。次に、比企ふるさと市町村圏基金特別会計、歳入総額2,446万5,000円、歳出総額1,025万3,000円、ときがわ町の負担金はございません。斎場及び霊きゅう自動車事業特別会計は、歳入総額1億6,058万7,000円、歳出総額1億4,346万円で、ときがわ町の負担金は241万1,000円でございます。次に、介護認定及び障害程度区分審査会特別会計は、歳入総額8,404万2,000円、歳出総額7,312万5,000円、ときがわ町の負担金は569万5,000円。
  以上でございます。
  その他一般質問では、斎場事業についての質問1件がなされました。
  以上、報告いたします。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  以上で一部事務組合議会の報告を終わります。
  次に、町長からあいさつを兼ねての行政報告の申し出があります。これを許可いたします。
  関口町長。
○関口定男町長 皆さん、どうもおはようございます。
  議長のお許しをいただきましたので、ごあいさつを兼ねまして行政報告を申し上げます。
  本日は、平成21年第3回ときがわ町議会定例会を招集申し上げましたところ、議員各位におかれましては、ご多忙のところ全員の出席をいただきまして、会議が開催できますことを心から厚く御礼を申し上げます。
  また、日ごろからときがわ町の発展のために議員の皆様に深いご理解とご協力をいただき、順調に事業が推進しております。この件に関しましても重ねて感謝を申し上げたいと思います。ありがとうございます。
  さて、6月から8月にかけまして西日本を中心に1時間に100ミリを超す集中豪雨が発生いたしまして、多くの生命、財産が被害を受けました。主な原因が集中豪雨による土砂災害によるもので、全国に土砂災害危険箇所が52万カ所以上も存在すると言われております。災害対策や県、気象庁からの警戒情報に基づく避難勧告等を自治体がいかに的確に伝達しているかが問われているときだと思います。ときがわ町におきましても、危険箇所に対する災害対策や地域防災計画に基づく対応について強力に推進し、町民の皆様が安心して生活できる安全なまちづくりを行ってまいりたいと考えております。
  さて、本日ご提案申し上げます議案につきましては、決算に基づく健全化判断比率報告1件、資金不足比率報告2件、一般会計を初め各特別会計・企業会計決算認定8件、条例の一部改正5件、町道路線の認定・廃止5件、工事請負契約の締結2件、一般会計補正予算を初め各特別会計・企業会計補正予算7件であります。各議案ともその都度提案理由のご説明を申し上げますので、議決賜りますようにお願い申し上げます。
  次に、平成21年度における事業の執行状況についてご報告を申し上げます。
  まず、総務課関係について申し上げます。
  椚平生活改善センター改築工事につきまして、昨年度において設計業務、解体工事を行い まして早期完成を目指してまいりました。今年度に入りまして、4月に建設業者を入札により決定いたしまして工事を進めてまいりましたが、工程計画どおりに順調に進捗しておりまして、10月上旬には完成いたしまして地元の行事の開催にも間に合わせることができる予定であります。地元の区長さんを初め建設委員の皆様のご協力に感謝を申し上げるとともに、改築された椚平生活改善センターが地域のコミュニティーの拠点として大いに活用されることを期待しております。
  また、来年度建設に向けての仲井分館設計のため地元建設委員会との協議が開始されました。地元の皆様にとって使いやすい施設となるよう、ご意見を反映して進めてまいりたいと考えております。
  次に、防災関係では、6月に土砂災害に対する全国統一防災訓練を土砂災害警戒区域に指定されております西平清水・宮平地区において実施いたしました。埼玉県、小川警察署、消防団、地元の皆様の協力をいただきまして、情報伝達訓練、避難訓練を実施いたしました。
  また、現在、震災時の防災拠点となる施設の耐震性を確保するため、役場庁舎等の耐震診断事業に着手しております。本年度は、本庁舎、第二庁舎及び都幾川公民館の診断業務を入札により一括契約し、調査を進めているところであります。今後も、町民の生命、身体、財産を災害から守るため、関係機関の協力を得て防災事業の推進を図ってまいりたいと考えております。
  続きまして、企画財政課関係について申し上げます。
  まず、平成20年度の一般会計及び特別会計の決算につきましては、今定例会の認定に付しておりますが、一般会計では実質収支額が2億8,243万8,000円となりました。財政指標では、前年度と比較いたしますと公債費比率では2.8%から2.6%とマイナス0.2ポイントとなりました。財政の健全性や弾力性は若干好転し、低い水準を堅持しております。一方、経常収支比率では、89.7%から89.4%とマイナス0.3ポイントと若干ではありますが下がっております。なお、地方交付税については、合併加算がありまして15億5,798万3,000円の決算となりました。
  次に、バス事業でありますが、平成20年10月1日より運行時刻の一部改正を行いましたが、その後もいろいろな課題が出ております。また、都幾川橋架け替えに伴う迂回措置が予定されておりますので、昨年実施いたしました交通アンケートの意見を踏まえた上で、来る平成21年10月1日から運行時刻表の一部改正を予定しております。完璧な運行ダイヤとまではまいりませんけれども、今後も住民の皆様のご意見を伺いながら、よりよいバスダイヤとした いと考えておりますので、議員の皆様にはご理解をいただきたいと思います。
  また、町全体の交通体系の整備について検討する地域公共交通懇談会では、現在、作業部会におきまして、基本的な交通体系について検討を行っております。今後は実証運行も含め検討してまいりますので、またこれも皆様のご協力をお願いしたいと思っております。
  次に、税務課関係について申し上げます。
  課税関係につきましては、6月に個人町・県民税の納税通知書を3,302通、7月に国民健康保険税の納税通知書を2,315通、納税義務者の皆様へ送付いたしました。
  収納関係につきましては、7月から12月を期限に、東松山県税事務所から課長補佐級の納税担当者を週1回本町税務課へ派遣いただきまして、滞納額の減少に努めております。また、8月には、課税担当、徴収担当が連携し、主に町外の滞納者を対象に特別徴収対策を実施いたしました。依然として厳しい収納環境が続いておりますけれども、各税の納期限後に督促状を発送いたしまして、臨宅徴収の業務を日々重ね、徴収率の向上に鋭意努めてまいりたいと考えております。
  次に、町民課関係について申し上げます。
  昨年度から健診体制が大きく変わりまして、老人保健法に基づいた基本健康診査から、高齢者の医療の確保に関する法律に基づきまして、各保険者が実施主体となる特定健診に変わりました。
  保健センターでは、6月に国民健康保険加入者の40歳から74歳を対象に集団での特定健診を実施いたしまして、同時に一般町民を対象にした20歳から39歳の若もの健診、そして75歳以上を対象といたしましたいきいき健診を5日間実施いたしまして、全体で995人が受診いたしました。今年度の実施に当たっては、住民から要望のありました心電図、眼底検査を全員に実施するとともに、血液検査の項目も追加いたしまして、結核検診、肺がん検診、大腸がん検診も同時に検診できる体制にいたしました。また、5月からは医療機関で個別の胃がん、子宮がん検診に加えて乳がん検診を開始しております。
  地域包括支援センターの事業といたしましては、昨年から憩いの場として毎週月曜日の午前9時から午後3時まで、保健センター玉川分室を開放する事業が順調に進んでおります。軽い運動と折り紙等の手芸を楽しんでおります。時にはボランティアの方も来てくださいまして、和やかな交流の場となっております。
  また、特定高齢者の継続事業といたしましてシニア運動教室を5月から月1回実施しております。介護予防に努めるとともに、7月に介護予防健診を2日間実施いたしました。この 健診は、3月に65歳以上の高齢者を対象に実施した生活機能調査票の回答者2,056人の中から708人の特定高齢者候補者に案内をいたしまして、260人が受診いたしました。今後は、健診結果と健診時の面接内容から特定高齢者を選定し、集団や個別の特定高齢者事業を計画していきたいと考えております。
  続きまして、福祉課関係について申し上げます。
  子育て応援特別手当の支給につきまして5月25日現在の対象世帯は113世帯でありまして、そのうち交付済み世帯は101世帯で、90%の方に交付いたしました。受け付け期間が今月までとなっておりますので、受領されていない方につきましては引き続き受領するよう周知してまいりたいと考えております。
  また、平成22年度から平成26年度を計画期間とする合併後初めてのときがわ町次世代育成行動計画の策定をこれから行ってまいります。
  次に、環境課関係について申し上げます。
  浄化槽設置管理事業につきましては、5月から7月分の申請受け付け件数が20件、完成検査が13件、使用開始届が17件となっております。今後も住民の方への事業の周知・啓発を行いながら事業の円滑な実施に努めてまいります。
  次に、産業観光課関係について申し上げます。
  農業関係につきましては、7月31日の任期満了に伴いまして、新たに農業委員の改選が行われました。そして、新規委員が5名、再選された委員が8名、議会推薦が2名、農協推薦が1名、農業共済推薦が1名の計17名によりまして運営されることになりました。会長には田黒在住の小峰耕三氏、会長職務代理者には本郷在住の坂本久雄氏が就任いたしました。
  続いて、有害鳥獣捕獲につきましては、第1回有害鳥獣捕獲を4月26日から6月21日までの間実施いたしまして、イノシシ4頭、シカ15頭、ハクビシン9頭、ヒヨドリ50羽が捕獲されました。しかしながら、8月になり各地域の方々からイノシシ等による農作物の被害の報告をいただいており、第2回有害鳥獣捕獲を9月6日から11月1日までの約2カ月間また実施する予定であります。
  また、埼玉県アライグマ防除計画に伴う捕獲数でありますが、7月31日現在107頭のアライグマを捕獲しておりましたが、前年度(平成20年度)の年間捕獲数が130頭ですので、半年間で前年の捕獲数に迫る勢いとなっております。農作物への被害を少しでも少なくするために引き続きこの事業も実施してまいりたいと考えております。
  市民農園につきましては、77区画の農地を66名の農園利用者が家族・知人などとともに農 作業を行っております。昼食にはくぬぎむらなどの町内施設を利用いたしまして、また作業後は温泉施設に入浴するなど、施設利用に関して相乗的な効果が生まれております。ときがわ町のイベント情報等も案内いたしまして、さらに町の魅力についてアピールに努めてまいりたいと考えております。
  また、林業関係でありますけれども、7月に緑の雇用研修生を募集したところ6名の応募者がありまして、うち2名を決定したところであります。早速9月から埼玉県中央部森林組合の指導のもとで研修を開始いたしまして、1年目は林業に関する基本的な知識を学び、2年目にはかかり木処理など安全な搬出技術・技能を学び、3年目には高度な技術の習得から林業経営までの研修を行うという予定になっております。将来の地域林業の担い手として大いに期待しているところでもあります。
  商工観光関係につきましては、ことしで7回目を迎えましたたまがわ花菖蒲まつりが6月7日に開催されました。祭り当日は天候に恵まれまして、町内外から約1万2,300人の来園者がありました。今年度は有人による協力金のお願いを行いまして、約57万円の協力がありました。なお、四季彩館の協力によります割引券も214枚、300名を超える人が四季彩館を利用したとのことでありまして、祭りを通して町内施設の活用も図られたと感じております。
  また、6月26日にはテレビ埼玉「ごごたま“勝手にキャッチコピー”」という番組の収録が町有施設星と緑の創造センターとくぬぎむら体験交流館等で行われました。今後もこうした機会を通して意欲的にときがわ町の魅力を発信してまいりたいと考えております。
  ときがわ町の将来の観光を位置づけるときがわ町観光振興計画の第1回検討委員会を8月19日に開催いたしました。町内外の観光にかかわる各種団体を中心に14名の方に委嘱いたしまして、年度末の計画策定に向けて活動を行っております。
  続きまして、建設課関係について申し上げます。
  建設課では、本年度多くの事業を予定しておりますが、その中の主要事業について事業別にご報告申し上げます。
  まず、道路維持管理事業についてでありますけれども、本年4月から7月までの区長要望が98件ありましたので、その要望事項に対して各種事業を積極的に行っております。
  また、道路新設改良事業につきましては、予算計上してあります5路線のうち3路線につきましては工事発注をしておりまして、残りの2路線につきましても早期発注する予定であります。また、道路改良計画に必要な測量設計は6路線ありますが、既に5路線を発注し早期完成に努めているところであります。
  橋梁新設改良事業につきましては、大字本郷及び番匠地内にあります川北橋について、5月に橋梁の詳細設計、取りつけ道路の詳細設計、用地測量等を発注いたしまして事業推進に努めているところであります。また、都幾川橋橋梁整備工事は、8月に下部工、護岸工、旧橋の撤去工、それから仮設の橋、また取りつけ道路工を発注いたしました。さらに、上部工につきましても工事請負契約の締結をすることについて本定例会に議案を提出しておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
  最後に、地籍調査事業についてでありますけれども、現在、田黒2地区の境界点等の調査を実施しておりまして、来年度には旧玉川村地域のすべてが完了することになります。また、旧都幾川村区域につきましては、議会全員協議会の中で具体的にご説明申し上げましたけれども、番匠地区から順次開始していきたいと考えております。さまざまな準備作業を現在、建設課のほうでも行っているところであります。
  続きまして、教育委員会、教育総務課関係について申し上げます。
  教育委員会活動では、月1度の定例教育委員会のほか、6月に教育委員の学校訪問を実施し、管内の小中学校及び私立幼稚園の取り組みについて状況を視察いたしました。
  施設関係では、都幾川中学校校舎内装木質化工事、そして玉川中学校アスベスト除去工事が夏休みに本格的に始まり、順調に進んでおります。都幾川中学校の内装の木質化につきましては、昨日、県の農林部長が視察に参りまして、仕上がっているのを見て非常にびっくりしておりまして、やはりこういう取り組みというのは全県下に広げたいということで非常にお褒めの言葉をいただいたところでもあります。
  また、特に内装木質化につきましては、ときがわ産材を使用して利用促進に当たっているところでもあります。そして、県内の事業所の皆さんからこの木材を提供していただいたということに私としても感謝を申し上げたいと思います。
  また、この木質化による効果を検証するために、東洋大学と連携いたしまして、温度・湿度調査や音などの人に与える影響を施工前と施工後の調査について測定を行っております。また、このいろいろな調査につきましては、埼玉大学、また横浜国立大学にも協力をいただいて、3つの大学の先生方が来ていろいろこの調査をして、鉄筋コンクリートの建物そのままの建物と内装を木質化した建物の前と後のどのような効果があるかということを現在調査をしてもらっているところであります。今後の木材利用につきましても、こうした面でも役立つものと考えているところであります。
  続いて、研修関係では、教職員の管内視察を7月に実施いたしました。本年度、新たにと きがわ町に勤務になった教職員を対象に、町内の巨木や慈光寺等、ときがわ町を代表する特徴的な場所を視察しまして、ときがわ町のよさを再発見することができたと思います。
  国際交流事業では、ニュージーランド生徒招聘事業を5月23日から5月26日までの4日間、オークランド市内のブロックハウスベイ・インターミディエイト・スクールに通う13名の生徒たちを受け入れました。都幾川中学校、玉川中学校の生徒の家にホームステイし、学校での授業を受け、お互いの交流を深めるよい機会となっております。
  また、中学生海外派遣事業を7月20日から7月28日までの9日間、19名の中学生をニュージーランドに派遣いたしました。相互の交流が始まりまして3回目となりまして、今までより以上に友好のきずなが深まりました。特に本町の海外派遣の特徴は、1家庭へ1人のホームステイであることや、学校での体験の中で交流が深められていることです。これらの活動を通して生徒たちがみずからニュージーランドの文化や歴史などについて学び、貴重な体験を積んでいるところであります。
  また、今回のこの生徒の派遣につきましては、インフルエンザが今、大分はやっておりまして、非常に心配しておりました。そして、県内のほとんどの学校で海外派遣につきましては中止ということで決定しておりました。唯一このときがわ町は、ぎりぎりまで教育委員会の教育長を初め教育総務課長、また職員等が是非子供たちを海外に研修にやらせたいということでぎりぎりまで粘って、最終的には父兄の皆さんに集まっていただいて、どうでしょうということで、これだけはやっていると、親御さんのほうで心配だったら中止もしますけれどもいかがでしょうという話をしましたら、親御さんの保護者の皆さんも、こういう機会はめったにない機会なので是非行かせてほしいということになりまして、埼玉県でもときがわ町が唯一このニュージーランドの海外派遣をさせていただきました。結果といたしまして、ここでちょっと言わせていただきますと、1名かかって、中で1名、帰ってきて1名かかったんですが、みんな軽い症状でおさまりまして、本当にほっとしているところでありまして、皆さんも心配したと思うんですが、我々も教育委員会のほうもこの派遣につきましては成功裏に終わってほっとしているところであります。議員の皆さんにもご心配かけましたけれども、本当にありがとうございました。
  また、大東文化大学との連携事業では、町内3つの小学校で大学生から水泳の指導を受けまして、泳ぐことの喜びを味わうことができました。また、中学校両校では、中国から大東文化大学へ日本語研修に来ている学生15名が訪れ、交流を図りました。
  各学校では、1学期を終了し夏休みを迎えることができました。しかし、新型インフルエ ンザの発生により、明覚小学校で1クラスが学級閉鎖となりました。また、全体では、疑いのある児童・生徒を含め4校9人の感染が見られましたが、比較的症状が軽く、現在は全員が完治しておりまして、新学期を迎えることができております。新型インフルエンザは感染力が強くて感染の拡大が予想されますので、今後一層の予防対策に取り組んでまいりたいと考えております。
  次に、生涯学習課関係について申し上げます。
  町民参加事業であります平成21年度第1回和の祭典が、去る6月21日に16団体の参加をいただいて開催されました。
  社会体育関係では、7月12日に親善バレーボール大会が玉川トレーニングセンターで開催されました。町内のママさんチームが中心となりまして、12チームの出場がありました。また、町内ゴルフ大会が7月30日に武蔵の杜カントリークラブで開催されまして、162名の方が参加されまして盛大に開催されました。
  社会教育関係では、8月18日から8月29日にかけまして6回にわたり夏季パトロールを実施いたしました。社会教育委員が中心となって町内の小中学校等の夜間巡回を行ったところであります。
  続きまして、水道課関係について申し上げます。
  水道課関連では、県水受水施設の電気設備工事について6月19日に着工いたしまして順調に工事が進捗しております。
  また、水道施設の中央監視システム更新事業につきましても、年度内の竣工に向けて順調に進捗しているところであります。
  なお、日常業務におきましては、引き続き安心で安全な水の安定供給に努めてまいります。
  以上、主な事業につきまして行政報告をさせていただきました。
  なお、本日ご提案申し上げます各議案につきましては、慎重審議の上、議決賜りますよう重ねてお願い申し上げまして、本定例会開会に当たりましてのごあいさつとさせていただきます。
  ありがとうございました。
○市川金雄議長 大変ご苦労さまでした。
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   ◎議案の一括上程について
○市川金雄議長 お諮りいたします。日程第4、報告第4号から日程第6、報告第6号までは、 地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づき算定された健全化判断比率及び資金不足比率の報告でございますので、一括議題といたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 異議なしと認め、一括議題とさせていただきます。
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   ◎報告第4号〜報告第6号の上程、説明、質疑
○市川金雄議長 日程第4、報告第4号 平成20年度ときがわ町決算に基づく健全化判断比率報告書の報告について、日程第5、報告第5号 平成20年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づく資金不足比率報告書の報告について、日程第6、報告第6号 平成20年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率報告書の報告について、以上を一括議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○柴崎秀雄議会事務局長 朗読いたします。
  報告第4号 平成20年度ときがわ町決算に基づく健全化判断比率報告書の報告について。
  地方公共団体の財政の健全化に関する法律(平成19年法律第94号)第3条第1項の規定により、平成20年度ときがわ町決算に基づく健全化判断比率を、別紙のとおり監査委員の意見をつけて報告する。
  平成21年9月1日提出、ときがわ町長、関口定男。
  2枚おめくりください。
  報告第5号 平成20年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づく資金不足比率報告書の報告について。
  地方公共団体の財政の健全化に関する法律(平成19年法律第94号)第22条第1項の規定により、平成20年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づく資金不足比率を、別紙のとおり監査委員の意見をつけて報告する。
  平成21年9月1日提出、ときがわ町長、関口定男。
  2枚おめくりください。
  報告第6号 平成20年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率報告書の報告について。
  地方公共団体の財政の健全化に関する法律(平成19年法律第94号)第22条第1項の規定に より、平成20年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率を、別紙のとおり監査委員の意見をつけて報告する。
  平成21年9月1日提出、ときがわ町長、関口定男。
  以上でございます。
○市川金雄議長 ありがとうございました。
  報告者から報告理由の説明を求めます。
  報告第4号 平成20年度ときがわ町決算に基づく健全化判断比率報告書の報告についてから順次求めます。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、報告第4号 平成20年度ときがわ町決算に基づく健全化判断比率報告書の報告について報告理由を申し上げます。
  地方公共団体の財政健全化に関する法律に基づき、平成20年度決算に基づく健全化判断比率について報告するものであります。後ほどこれは企画財政課長のほうからご報告を申し上げます。
  続きまして、報告第5号 平成20年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づく資金不足比率報告書の報告について報告理由を申し上げます。
  地方公共団体の財政健全化に関する法律に基づき、平成20年度決算に基づく資金不足比率について報告するものであります。後ほど細部につきましては環境課長から説明を申し上げます。
  続きまして、報告第6号 平成20年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率報告書の報告について報告理由でありますけれども、地方公共団体の財政健全化に関する法律に基づき、平成20年度決算に基づく資金不足比率について報告するものであります。この報告第6号につきましては水道課長よりご説明申し上げます。
  それぞれ細部につきましては課長から説明申し上げますので、よろしくお願いいたします。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  続いて、日程第4、報告第4号 平成20年度ときがわ町決算に基づく健全化判断比率報告書の報告についての細部説明を求めます。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 それでは、報告第4号 平成20年度ときがわ町決算に基づく健全化判断比率報告書の報告についての詳細説明をさせていただきます。
  今回の報告につきましては、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項の規定によりまして健全化判断比率を報告するものでございます。
  それでは、議案書1枚おめくりいただきまして1ページをごらんいただきたいと存じます。
  まず、表の部分でございますが、実質赤字比率についてでございます。こちら数字が入っておりません。この比率は、一般会計等の実質赤字額を標準財政規模で割って算出するものでございますが、ときがわ町におきましては実質赤字が出ておりませんので、この欄には数字が入ってこないというものでございます。
  次に、連結実質赤字比率でございます。こちらの欄にも数字が入ってございません。この比率は、連結実質赤字額を標準財政規模で割って算出するものでございますが、ときがわ町におきましては先ほどと同様連結実質赤字が発生しておりませんので、この欄にも数字が入ってこないというものでございます。
  次に、実質公債費比率でございますが、こちらは3.3%でございます。この比率は、地方債の元利償還金等から特定財源と元利償還金に係る基準財政需要額算入額を差し引いたものを標準財政規模から元利償還金等に係る基準財政需要額算入額を差し引いたもので割って算出いたしまして、その3カ年平均の数字でございます。
  次に、将来負担比率でございますが、こちらは38.5%でございます。この比率は、将来負担額から充当可能金額と特定財源見込み額、また町債現在高等に係る基準財政需要額算入見込み額を差し引いたもの、こちらを分子にいたしまして標準財政規模から元利償還金等に係る基準財政需要額算入額を差し引いたもので、こちらを分母で割って算出したものでございます。
  また、各欄の括弧内の数字でございますけれども、この括弧内の数字につきましては早期健全化基準でございます。早期健全化基準につきましては、この数字を超えた地方自治体につきましては早期の健全化、早期の対応が必要になってくるという数字でございます。ときがわ町におきましてはこの数字よりもずっと低い数字で推移しているところでございます。
  以上で細部説明を終わらせていただきます。慎重ご審議賜りますよう、よろしくお願いいたします。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  続いて、日程第5、報告第5号 平成20年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づく資金不足比率報告書の報告についての細部説明を求めます。
  岩田環境課長。
○岩田功夫環境課長 それでは、報告第5号 平成20年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づく資金不足比率報告書の報告について細部説明をさせていただきます。
  議案書を1枚おめくりいただきたいと思います。
  平成20年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づく資金不足比率報告書でございます。
  この報告書は、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第22条第1項の規定により資金不足比率を報告するものであります。
  資金不足比率の表をごらんください。資金不足比率でありますが、平成20年度浄化槽設置管理事業特別会計の決算は、歳出額が歳入額を超えた決算となっておりません。したがいまして資金不足比率は発生せず、数字は入っておりません。
  備考欄の金額1,895万6,000円につきましては、資金不足比率の算定に用いた事業規模、平成20年度浄化槽使用料の収入金額1,895万6,000円であります。
  以上で細部説明を終わらせていただきます。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  続いて、日程第6、報告第6号 平成20年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率報告書の報告について細部説明を求めます。
  中藤水道課長。
○中藤和重水道課長 報告第6号 平成20年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率報告書について細部説明申し上げます。
  まず、1枚めくっていただきまして、1ページをごらんください。
  表の資金不足比率には数字が入っておりませんが、この資金不足比率の計算方法は、流動負債から流動資産を引きまして事業規模で割るというものです。ここの資金不足比率に正の数字が入るということは赤字が出ているということですが、ときがわ町の水道事業については赤字が出ておりませんので、ここには数字が入っておりません。
  なお、ここの資金不足比率の欄に(20.00)と、これはパーセントですが書いてありますが、これが20%を超えた自治体については早期の経営健全化が必要な公営企業ということで判断されるものです。
  表の備考欄に書いてあります2億5,091万3,000円という数字は、先ほどご説明いたしました事業規模、これは営業収益の数値を示しているものです。
  以上で細部説明を終わらせていただきます。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  ここで、監査委員から平成20年度決算に基づく財政健全化審査及び経営健全化審査意見書が提出されております。
  監査委員から報告を求めます。
  蜻纒\監査委員、お願いいたします。
○蛛@弘代表監査委員 ただいま議長より報告の許可を得ましたので、平成20年度決算に基づく財政健全化審査及び経営健全化審査意見書の報告を申し上げます。
  その前に、お手元に先ほどお配りしましたけども、19年度の指標でございますけれども、県内の町村の各比率、指数、割合等のわかる範囲内での表をお配りしてあります。ご参考にしていただきたいと思います。それと19年度でございますけれども、比企郡内の市町村の財政健全化4指標をお配りしてあります。ひとつ参考にしていただきたいと思います。
  平成20年度決算に基づく財政健全化審査及び経営健全化審査意見書を申し上げます。
  第1、審査の対象。
  1、平成20年度ときがわ町決算に基づく健全化判断比率並びにその算定の基礎となる事項を記載した書類。
  2、平成20年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づく資金不足比率並びにその算定の基礎となる事項を記載した書類。
  3、平成20年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率並びにその算定の基礎となる事項を記載した書類。
  第2、審査の期間。平成21年8月6日の1日でございます。議選の堀口監査委員とともに審査をさせていただきました。
  審査の場所でございますけれども、ときがわ町就業改善センター2階就業改善相談室でございます。
  審査の方法は、平成20年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率並びにその算定の基礎となる事項を記載した書類について、関係担当課長から説明を求め審査いたしました。
  第5、審査の結果。総括的意見、審査に付された健全化判断比率及び資金不足比率並びにその算定の基礎となる事項を記載した書類を審査した結果、適正に作成されているものと認められた。
  次に、平成20年度ときがわ町決算に基づく財政健全化審査意見書でございます。
  審査の概要でございますけれども、この財政健全化審査は、町長から提出された健全化判 断比率並びにその算定の基礎となる事項を記載した書類が適正に作成されているかどうかを主眼として実施いたしました。
  審査の結果、審査に付された下記、健全化判断比率並びにその算定の基礎となる事項を記載した書類は、国の指導をもとにつくられたものであり、いずれも適正に作成されているものと認められる。
  各健全化判断比率についてはごらんのとおりでございます。実質赤字比率、連結赤字比率については赤字比率がないため、バーの表示でもってしてあります。
  (2)個別意見、実質赤字比率について。平成20年度の一般会計等は実質赤字になっていない。
  A連結赤字比率について。平成20年度のすべての会計を合算した結果は、実質赤字になっていない。
  B実質公債費比率について。平成20年度決算に基づく実質公債費比率は3.3%となっており、平成19年度と比較し0.3%上昇したが、早期健全化基準の25%と比較すると、これを下回り問題ない。
  C将来負担比率について。平成20年度決算に基づく将来負担比率は38.5%となっており、平成19年度と比較し12.9%上昇したが、早期健全化基準の350%と比較すると、これを下回り問題ない。引き続き効率的な行財政運営を図るよう望む。
  是正改善を要する事項。特に指摘すべき事項はございません。
  この中で実質赤字比率でございますけれども、マイナス8.19でございました。前年度はマイナス9.7でございます。それから、連結赤字比率でございますけれども、これはバー表示になっていますけれども、19.7の赤字でございます。それから、前年度が23.99でございます。参考にしてください。
  次に、平成20年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づく経営健全化審査意見書。
  1、審査の概要。この経営健全化審査は、町長から提出された資金不足比率並びにその算定の基礎となる事項を記載した書類が適正に作成されているかどうかを主眼として実施いたしました。
  2、審査の結果、総合意見。審査に付された下記、資金不足比率並びにその算定の基礎となる事項を記載した書類は、国の指導をもとにつくられたものであり、いずれも適正に作成されているものと認められる。
  資金不足比率はバーでございます。経営健全化基準比率が20%でございますので、これは問題ございません。
  資金不足比率について。平成20年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計は資金不足額を生じておらず、良好な状態にあると認められる。
  (3)是正改善を要する事項。特に指摘すべき事項はございませんでした。
  次に、平成20年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく経営健全化審査意見書。
  1、審査の概要。この経営健全化審査は、町長から提出された資金不足比率並びにその算定の基礎となる事項を記載した書類が適正に作成されているかどうかを主眼として実施した。
  2、審査の結果、総合意見。審査に付された下記、資金不足比率並びにその算定の基礎となる事項を記載した書類は、国の指導をもとにつくられたものであり、いずれも適正に作成されているものと認められる。
  資金不足比率については、資金不足を生じていないためバー表示といたしました。経営健全化基準比率のパーセントは20%でございます。
  個別意見でございますけれども、@資金不足比率について。平成20年度ときがわ町水道事業会計は資金不足額を生じておらず、良好な状態にあると認められる。
  (3)是正改善を要する事項。特に指摘すべき事項はございませんでした。
  以上でございます。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  これより日程第4、報告第4号 平成20年度ときがわ町決算に基づく健全化判断比率報告書の報告についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 これをもって質疑を終結いたします。
  本案は報告事項でありますので、ただいま報告したとおりでございます。ご了承賜りたいと存じます。
○市川金雄議長 続いて、日程第5、報告第5号 平成20年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づく資金不足比率報告書の報告についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 これをもって質疑を終結いたします。
  本案は報告事項でありますので、ただいま報告したとおりでございます。ご了承賜りたいと存じます。
○市川金雄議長 続いて、日程第6、報告第6号 平成20年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率報告書の報告についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 これをもって質疑を終結いたします。
  本案は報告事項でありますので、ただいま報告したとおりでございます。ご了承賜りたいと存じます。
  暫時休憩いたします。
  再開を11時からお願いいたします。
                                (午前10時44分)
─────────────────────────────────────────────────
○市川金雄議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午前11時00分)
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案の一括上程について
○市川金雄議長 お諮りいたします。日程第7、認定第1号から日程第14、認定第8号まではときがわ町の決算認定でございますので、一括議題といたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 異議なしと認め、一括議題とさせていただきます。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎認定第1号〜認定第8号の上程、説明
○市川金雄議長 日程第7、認定第1号 平成20年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定について、日程第8、認定第2号 平成20年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について、日程第9、認定第3号 平成20年度ときがわ町老人保健特別会計歳入歳出決算認定について、日程第10、認定第4号 平成20年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について、日程第11、認定第5号 平成20年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算認定について、日程第12、認定第6号 平成20年度ときがわ町浄化槽設置管理 事業特別会計歳入歳出決算認定について、日程第13、認定第7号 平成20年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算認定について、日程第14、認定第8号 平成20年度ときがわ町水道事業会計決算認定について、以上を一括議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○柴崎秀雄議会事務局長 朗読いたします。
  認定第1号 平成20年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定について。
  地方自治法(昭和22年法律第67号)第233条第3項の規定に基づき、平成20年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算を別冊のとおり監査委員の意見をつけて、議会の認定に付する。
  平成21年9月1日提出、ときがわ町長、関口定男。
  1枚おめくりください。
  認定第2号 平成20年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について。
  地方自治法(昭和22年法律第67号)第233条第3項の規定に基づき、平成20年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算を別冊のとおり監査委員の意見をつけて、議会の認定に付する。
  平成21年9月1日提出、ときがわ町長、関口定男。
  1枚おめくりください。
  認定第3号 平成20年度ときがわ町老人保健特別会計歳入歳出決算認定について。
  地方自治法(昭和22年法律第67号)第233条第3項の規定に基づき、平成20年度ときがわ町老人保健特別会計歳入歳出決算を別冊のとおり監査委員の意見をつけて、議会の認定に付する。
  平成21年9月1日提出、ときがわ町長、関口定男。
  1枚おめくりください。
  認定第4号 平成20年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について。
  地方自治法(昭和22年法律第67号)第233条第3項の規定に基づき、平成20年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算を別冊のとおり監査委員の意見をつけて、議会の認定に付する。
  平成21年9月1日提出、ときがわ町長、関口定男。
  1枚おめくりください。
  認定第5号 平成20年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算認定について。
  地方自治法(昭和22年法律第67号)第233条第3項の規定に基づき、平成20年度ときがわ 町介護保険特別会計歳入歳出決算を別冊のとおり監査委員の意見をつけて、議会の認定に付する。
  平成21年9月1日提出、ときがわ町長、関口定男。
  1枚おめくりください。
  認定第6号 平成20年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算認定について。
  地方自治法(昭和22年法律第67号)第233条第3項の規定に基づき、平成20年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算を別冊のとおり監査委員の意見をつけて、議会の認定に付する。
  平成21年9月1日提出、ときがわ町長、関口定男。
  1枚おめくりください。
  認定第7号 平成20年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算認定について。
  地方自治法(昭和22年法律第67号)第233条第3項の規定に基づき、平成20年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算を別冊のとおり監査委員の意見をつけて、議会の認定に付する。
  平成21年9月1日提出、ときがわ町長、関口定男。
  1枚おめくりください。
  認定第8号 平成20年度ときがわ町水道事業会計決算認定について。
  地方公営企業法第30条第4項の規定に基づき、平成20年度ときがわ町水道事業会計決算を別冊のとおり監査委員の意見をつけて、議会の認定に付する。
  平成21年9月1日提出、ときがわ町長、関口定男。
  以上でございます。
○市川金雄議長 ありがとうございました。
  提案者から提案理由の説明を求めます。
  認定第1号 平成20年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定についてから順次求めます。
  関口町長。
○関口定男町長  それでは、認定第1号から認定第8号までの議案について概要説明を申し上げ、提案理由とさせていただきます。
  まず、認定第1号 平成20年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定についてご説明を申し上げます。
  歳入総額は59億9,726万842円、歳出総額は56億8,463万2,466円となり、実質収支額は2億8,243万8,101円となりました。構成比が一番大きいのは地方交付税で、15億5,798万3,000円となりまして26.0%の構成比となりました。次に構成比が大きいのは町税で、15億1,339万5,633円となりまして25.2%の構成比となりました。
  次に、認定第2号 平成20年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についてご説明を申し上げます。
  歳入総額は14億3,510万7,719円、歳出総額は13億2,188万6,582円の決算となり、実質収支額は1億1,322万1,137円となりました。
  次に、認定第3号 平成20年度ときがわ町老人保健特別会計歳入歳出決算認定についてご説明を申し上げます。
  歳入総額は2億8,143万2,087円、歳出総額は2億5,119万165円の決算となりまして、実質収支額は3,024万1,922円となりました。
  次に、認定第4号 平成20年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についてご説明を申し上げます。
  歳入総額は1億943万2,819円、歳出総額は1億729万4,090円の決算となり、実質収支額は213万8,729円となりました。
  次に、認定第5号 平成20年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算認定についてご説明を申し上げます。
  歳入総額は8億9,708万3,356円、歳出総額は8億6,184万8,396円の決算となり、実質収支額が3,523万4,960円となりました。
  次に、認定第6号 平成20年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算認定についてご説明を申し上げます。
  歳入総額は1億1,887万7,074円、歳出総額は1億1,835万8,405円の決算となり、実質収支額は51万8,669円となりました。
  次に、認定第7号 平成20年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算認定についてご説明を申し上げます。
  歳入歳出総額はそれぞれ2,117万2,276円の決算となりました。
  次に、認定第8号 平成20年度ときがわ町水道事業会計決算認定についてご説明を申し上げます。
  まず、収益的収入及び支出につきましては、収入2億8,531万871円、支出2億7,338万 6,699円、また、資本的収入及び支出は、収入2億2,516万362円、支出3億3,142万7,323円となりました。
  以上、監査委員の意見を付して提案申し上げますので、認定賜りますようお願い申し上げます。
  なお、細部につきましては、認定第1号から認定第7号までは会計管理者兼会計室長からご説明申し上げます。認定第8号は水道課長からそれぞれ説明申し上げますので、よろしくお願い申し上げます。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  続いて、日程第7、認定第1号 平成20年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定について細部説明を求めます。
  柴崎会計室長。
○柴崎政利理事兼会計管理者 それでは、命によりまして、認定第1号から認定第7号のときがわ町一般会計ほか各特別会計の歳入歳出決算認定について、その内容を説明させていただきます。
  なお、ただいま町長が提案理由で申し上げましたが、重複する点があろうかと思いますけれども、お許しをいただきたいと思います。
  まずは総括的事項について申し上げます。
  会計室で提出いたしました資料ナンバー1、ときがわ町各会計歳入歳出決算参考資料集をごらんいただきたいと思いますが、この議案参考資料の1ページに書いてございます。
  1ページ、総括表について記載してありますが、水道会計を除く一般会計ほか6特別会計の歳入総額は88億6,036万6,173円であります。歳出総額は83億6,638万2,380円の決算を遂げることができたわけでございます。その他、19年度との比較等、詳細につきましては後でごらんいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
  なお、別紙の参考資料、議案水道会計決算認定の後にございますが、議案書のちょうど中ほどにございますが、主要な施策の成果とあわせてこれから説明を申し上げますので、ごらんいただきながらお聞きいただければと思います。
  それでは、認定第1号 ときがわ町一般会計歳入歳出決算書よりご説明申し上げます。
  決算書の254ページをお開きいただきたいと思います。平成20年度一般会計歳入歳出決算実質収支に関する調書をごらんください。
  1の歳入総額でございますが、59億9,726万842円でございます。
  2の歳出総額は56億8,463万2,466円でございます。
  3の歳入歳出差引額は3億1,262万8,376円でございます。
  4の翌年度へ繰り越すべき財源につきましては、平成21年6月議会で繰越明許費計算書及び継続費計算書でご説明申し上げましたが、(1)逓次繰越額115万5,000円については公共財産管理システム構築業務委託事業費で、(2)の繰越明許費繰越額は定額給付金事業、庁用車購入事業等の11事業費2,903万5,275円でございます。
  5の実質収支額は、3の歳入歳出差引額から4の翌年度へ繰り越すべき財源を差し引いた金額となります。2億8,243万8,101円でございます。
  それでは、決算書の初めのほうに戻りまして、12ページをごらんいただきたいと思います。
  これからの説明の中で前年度との比較を申し上げますが、先ほど申し上げました主要な施策の成果、4ページから5ページをごらんいただきながらお聞きいただければと存じます。
  それでは、12ページ、1款の町税全体について申し上げます。
  調定額は16億9,986万7,010円でございますが、収入済額は15億1,339万5,633円で歳入の中で一番多く、25.2%を占めております。この収入済額を調定額で割った比率が収納率でございます。その収納率は、前年度比0.7%減の89.0%となっております。また、不納欠損額でございますが、941万7,461円で、収入未済額は1億7,705万3,916円となっております。
  次に、各税について調定額をもとに説明を申し上げます。
  初めに、1項町民税でございます。1目個人をごらんください。1節の現年課税分の調定額は前年度比2.1%増の6億2,387万2,700円で、収納率97.2%の6億618万7,507円の収入済額となりました。
  次に、2目の法人でございますが、1節の現年課税分の調定額は前年度比13.5%減の1億376万1,100円で、収納率は99.5%の1億326万3,800円の収入済額となりました。
  次に、2項1目の固定資産税でございます。1節の現年課税分の調定額は前年度比4%減の7億2,666万5,000円で、収納率は97.3%の7億682万4,800円の収入済額となりました。減額の要因は、宅地等の下落修正及び会社の規模縮小による償却資産等の減少によるものです。町税の中では一番大きい金額でございます。
  次に、3項1目の軽自動車税の現年課税分でございます。前年度比4%増の2,662万6,900円で、収納率は96.5%の2,569万7,700円の収入済額となりました。増額の要因でございますが、軽自動車の保有台数の増加によるものでございます。
  次に、4項1目の町たばこ税でございますが、前年度比6%減の5,189万6,974円で、同額 の収入額となったわけでございます。嫌煙権の高まりによる町内の売り上げ本数が減ったものと思われます。
  14ページをお開きいただきたいと存じます。
  2款地方譲与税でございますが、収入済額は8,166万9,000円で、前年度より79万7,000円の減額となっております。この譲与税は国が国税として徴収し、一定の基準によって地方公共団体に譲与するものでございます。
  次に、3款利子割交付金でございますが、前年度より6万1,000円減の567万1,000円の収入済額となりました。
  4款配当割交付金でございますが、前年度比268.4%、376万3,000円減の223万5,000円の収入済額となりました。
  5款株式等譲渡所得割交付金でございますが、前年度比435.1%、260万7,000円減の77万8,000円の収入済額となりました。
  次に、16ページをお開きいただきたいと存じます。
  6款地方消費税交付金でございますが、前年度比4.5%、520万4,000円減の1億1,051万7,000円の収入済額となりました。
  7款ゴルフ場利用税交付金でございますが、前年度比1.9%、153万1,000円減の7,831万4,653円の収入済額となりました。なお、この交付金は、県が収納したゴルフ場利用税の10分の7に相当する額をゴルフ場所在地の市町村に交付するものです。町内には4カ所のゴルフ場がございます。
  8款自動車取得税交付金でございますが、前年度比7.0%、422万1,000円減の5,648万3,000円の収入済額となりました。
  次に、下段の9款地方特例交付金でございますが、前年度比198%、701万1,000円増の1,416万4,000円の収入済額となりました。主な増額の要因でございますが、平成20年4月、道路特定財源暫定税率失効による減収を補てんするため、臨時交付金が交付されたものでございます。
  次に、18ページ上段をごらんいただきたいと思います。
  10款地方交付税で収入済額は15億5,798万3,000円でございます。収入の中で2番目に多く、26.0%を占めております。その内訳でございますが、備考欄1行目の普通交付税は前年度比5.6%増の13億325万6,000円、2行目の特別交付税は前年度比8.7%減の2億5,472万7,000円でございます。
  次に、中段の12款分担金及び負担金をごらんいただきたいと存じます。
  収入済額は4,913万3,233円でございます。主なものを説明申し上げますと、上段1目1節の総務管理費負担金ですが、収入済額は259万7,000円でございます。廃止代替バスの運行費に対する小川町、越生町、地産霊園からの負担金収入でございます。
  次に、2目2節の児童福祉費負担金でございますが、収入済額が4,532万3,181円でございます。これにつきましては、玉川保育園ほか各保育園の保育料、一時保育利用料、給食費負担金並びに過年度分保育料でございます。保育料につきましては21万1,200円の不納欠損額と594万1,890円の収入未済額が生じております。
  次に、20ページをお開きいただきたいと存じます。
  13款使用料及び手数料でございますが、収入済額は1,653万6,531円でございます。子育て支援住宅使用料、温泉スタンド使用料、文化センター使用料、体育センター使用料等の使用料でございます。あとはごらんいただきたいと存じます。
  なお、2目の手数料につきましては、各種証明手数料でございます。
  次に、22ページ、下段の14款国庫支出金でございますが、収入済額は2億4,181万9,196円でございます。主なものを申し上げます。1目民生費国庫負担金の1節社会福祉費負担金の備考欄下の障害者自立支援給付費負担金8,038万9,500円は、前年度より884万9,105円の増額となっております。
  なお、2節児童福祉費負担金が調定額に対し450万円の収入未済額となっておりますが、これは子育て応援特別手当でございます。平成21年度になってから執行しております。
  次に、24ページをお開きいただきたいと存じます。
  2項国庫補助金、1目の民生費補助金の4節後期高齢者医療制度創設準備事業費補助金で100万650円の収入未済額につきましては、繰越明許費で総合行政システム管理運営事業の後期高齢者医療保険システムの導入費分でございます。
  次に、3目総務費国庫補助金が調定額3億150万6,000円に対して2億1,832万8,000円の収入未済額となっておりますが、これにつきましては定額給付金分でございます。
  下段、3款国庫委託金の収入未済額8万2,000円につきましては、1枚めくっていただきまして26ページをごらんいただきたいと存じますが、2目2節児童福祉費委託金の備考欄、子育て応援特別手当事業取扱交付金分でございます。
  次に、15款県支出金でございますが、収入済額は3億2,819万1,965円でございます。主なものを申し上げますと、1項2目民生費県負担金、収入済額は1億127万8,276円で、前年度 より1,898万4,626円の増となっておりますが、主に、1節社会福祉費負担金、備考欄の後期高齢者医療保険基盤安定負担金が主な増額の要因でございます。
  2項県補助金、収入済額が1億8,800万360円で、前年度より3,527万9,925円の減額となっておりますが、主に、1枚めくっていただきまして、28ページ中段をごらんいただきたいと存じますが、農林水産業費県補助金、1節農業費補助金、備考欄の中山間地域総合整備事業の減額及び基盤整備促進事業、ほ場整備でございますが、この完了に伴うもの及び5目の土木費県補助金が減額となったものでございます。
  30ページをお開きいただきたいと存じます。
  3項県委託金が、前年度は県知事選、県会議員選挙がありましたので、主にこの分が減額となりまして、収入済額は3,602万5,329円となりました。
  次に、32ページをお開きいただきたいと存じます。
  16款財産収入でございますが、収入済額が1,442万3,943円で、前年度より1,937万8,348円の減額となっておりますが、主に2項1目1節の土地建物売払収入の減額によるものでございます。
  次に、下段の17款寄附金でございますが、収入済額は1,130万7,000円で、前年度より366万7,000円の増額となっておりますが、一般寄附金、民生費寄附金並びに土木費寄附金の増によるものでございます。その主なものを申し上げますと、一般寄附金は、木のむら物産館の売上金の一部としてJAさいたま中央から353万7,000円、木のむら管理委員会から80万円、四季彩館の指定管理者であるときがわ町商工会から150万円、やすらぎの家管理委員会から100万円の寄附をいただいております。また、新しく創設されたふるさと納税寄附金として、3名の方より総額10万円を寄附いただいております。そのほか、2名の篤志家より総額102万円の寄附をいただいております。
  次に、2目民生費寄附金は、地域福祉のために使ってくださいと200万円と、もう一方5万円の計2名の方よりご寄附をいただいております。
  次に、3目商工費寄附金は、NPO法人たまがわから100万円の寄附をいただいております。
  次に、5目土木費寄附金は、道路補修費の一部として1社より100万円の寄附をいただきました。
  なお、木のむら物産館、木のむら管理委員会、やすらぎの家管理委員会、NPO法人たまがわからの寄附金につきましては、後で歳出で申し上げますが、7款商工費において町有施 設整備振興基金へ積み立てております。
  次に、34ページをお開きいただきたいと存じます。
  18款繰入金でございますが、収入済額は7億7,261万9,664円で、前年度より2億4,962万5,966円の増額です。主に、1項他会計繰入金の4目1節老人保健特別会計繰入金1億円及び2項の各基金会計繰入金が各事業増に伴い増額となったものでございます。
  次に、下段の19款繰越金でございますが、収入済額は3億7,178万1,915円で、前年度より5,213万9,696円の減額となったわけでございます。平成19年度よりの繰越金でございます。
  次に、一番下の20款諸収入でございますが、収入済額は9,256万109円で、前年度より990万5,505円の減額となりました。主な減額の要因でございますが、38ページをお開きいただきたいと思います。3節住民検診収入が107万1,200円の減、4節給食費収入が保育園、小中学校合わせて、児童・生徒の減によりまして263万4,672円の減額となったわけでございます。また、5節雑入でございますが、607万6,554円の減額となっておりますが、20年度より、一般質問でありましたが、新たな試みとして町広報紙に有料広告掲載欄を設けました。それらの広告料が、少額ではありますが、41ページ、備考欄上段から3行目をごらんいただきたいと存じますが、広報紙有料広告掲載料として17万円の収入があったわけでございます。
  なお、4節給食費収入の収入未済額38万7,550円は、小中学校の給食費の未納分でございます。
  次に、40ページをお開きいただきたいと存じます。
  21款町債ですが、収入済額が6億7,509万8,000円で、前年度より2億3,613万3,000円の増額で、主に1目総務費、1節合併振興基金積立金1億9,000万円が新設されたこととともに、各種合併特例債事業増加に伴う増額でございます。
  以上、一番下の歳入合計欄をごらんいただきたいと存じますが、平成20年度の収入済合計額は59億9,726万842円の決算となりました。
  なお、歳入の詳細につきましては、主要な施策の成果、7ページから16ページを後ほどごらんいただきたいと存じます。
  次に、42ページをお開きいただきたいと存じます。
  続きまして、歳出についてご説明申し上げます。説明に際しましては、事業別決算となっておりますので、ページを前後する場合もございますのでご了解をいただきたいと思います。
  なお、主な事業につきましては、備考欄で事業名については少しわかりやすく太字で掲載してございますので、ごらんいただければと思います。
  では、お手元の、先ほども申し上げました主要な施策の成果、17ページより歳出の参考となっておりますので、対照しながらごらんいただければと存じます。
  それでは、上段、1款議会費よりご説明申し上げます。歳出済額は8,667万1,027円でございます。主に議員の報酬、職員の人件費、議会活動の諸経費に支出しております。
  次に、44ページをお開きいただきたいと存じます。
  下段の2款総務費ですが、歳出済額は16億5,920万3,920円で、歳出の中では一番多く、歳出総額全体の29.2%を占めております。平成21年度への繰越額が継続費逓次繰越分115万5,000円と定額給付金事業費等の事業の繰越明許費分2億1,929万9,925円がございます。
  次に、1項1目の一般管理費ですが、支出済額は4億6,424万3,032円でございます。主に職員の人件費、臨時職員賃金及び庁舎維持管理費等の経費に支出しております。
  主なものを申し上げますと、46ページをごらんいただきたいと存じます。
  中段、15節工事請負費626万5,800円の支出は、53ページ、備考欄上段に掲載してございますが、庁舎維持管理事業費で、詳細につきましてはお手元の主要な施策の成果、19ページに事業が書いてございますので、ごらんいただければと思います。19ページ下段をごらんいただきたいと存じます。
  続きまして、46ページにお戻りいただきたいと存じます。
  17節公有財産購入費1,443万6,070円につきましては、また前にいきますが、53ページ、最下段の土地購入費として第二庁舎駐車場用地、都幾川公民館裏の土地でございますが、これを購入した経費でございます。
  46ページ、またお戻りいただきたいと思いますが、18節備品購入費につきましては、右の欄の繰越明許費1,150万円、これにつきましては公用車購入費として繰り越しをいたしました。
  54ページをお開きいただきたいと存じます。
  下段の3目財政管理費でございますが、56ページをお開きください。
  24節投資及び出資金で、備考欄上段から6行目に掲載してございますが、地方公営企業等金融機構に60万円を新たに出資いたしました。後ほど出資等の一覧表でもご説明を申し上げます。
  次に、下段、財産管理費で1,052万2,432円支出しておりますが、これにつきましては、町有建物の解体、公有財産管理システムの構築、町有林野の管理等を行っており、詳細につきましては主要な施策の成果の20ページをごらんいただきたいと存じます。後ほど見ていただ きたいと思いますが、掲載してございます。
  続きまして、2枚めくっていただきまして60ページをごらんください。
  9目企画費の2億166万4,103円の支出は、主に職員の人件費ほか企画一般管理事業、町内情報通信基盤整備事業、交通対策事業及び定額給付金給付事業等の費用に支出してございます。
  主なものを申し上げますと、65ページをごらんいただきたいと存じます。
  備考欄中段の町内情報通信基盤整備事業、いわゆる光ファイバー事業でございますが、3,821万1,470円を支出しております。また、その下の交通対策事業として5,020万8,618円の支出を行っておりますが、そのうち67ページ、備考欄をごらんいただきたいと存じますが、嵐山ときがわ間路線バス運行事業負担金として356万9,000円を嵐山町に支出してございます。また、町内バス運行補助金として、イーグルバス株式会社に4,463万1,000円を支出しております。
  備考欄中段の定額給付金事業として201万3,725円を支出いたしました。これは事務費として支出したものでございます。
  なお、企画費の詳細につきましては、主要な施策の成果の20ページから25ページに詳細に掲載してございますので、ごらんいただければと存じます。
  次に、下段、11目自治振興費の1億2,052万4,502円につきましては、区長報酬、各行政区運営費補助金、集会所管理事業、行政福祉バス運行事業、日影分館新築事業費で支出したものでございます。
  主なものを申し上げますと、69ページ、備考欄をごらんいただきたいと存じます。
  上段の集会所管理事業につきましては、町内に35ある集会所の管理費として、また、26カ所の集会所の修繕費、集会所用地購入費として4,802万9,865円を支出いたしました。
  なお、備考欄下段、17節公有財産購入費の土地購入費879万7,032円につきましては、上郷農村センター用地の購入費でございます。
  71ページ、備考欄をごらんいただきたいと存じます。
  上段のコミュニティ推進事業につきましては、町内各行政区で行われております道路愛護及び河川清掃等の経費として町コミュニティ協議会に対して236万9,200円を補助いたしました。
  下の行政福祉バス運行事業につきましては、運行業務委託料として951万900円を武蔵観光株式会社に支出いたしました。
  なお、福祉バスの利用状況でございますが、年間延べ104回、延べ3,701名の方に利用していただいております。
  次に、日影分館新築事業として、平成19年度よりの繰越事業でございましたが、3,804万5,105円を支出いたしました。
  同じく71ページ、備考欄中段より下に難視聴対策事業としてデジタル放送対応のための改修事業費を町内2テレビ組合に対して53万8,650円を補助いたしました。
  その下、駐在所移転事業につきましては、大椚駐在所を西平に移転するに際し、西平バス停所付近に用地を確保するため630万7,952円を支出いたしました。
  なお、自治振興費の詳細につきましては、主要な施策の成果、26ページをごらんいただきたいと存じます。後ほどごらんいただきたいと存じます。
  下段の12目交通安全対策費は278万2,320円を支出いたしました。
  73ページ、備考欄の中段をごらんいただきたいと思いますが、チャイルドシート購入費用補助金といたしまして33基分29万4,100円を支出いたしました。
  次に、74ページをごらんいただきたいと存じます。
  14目家族相談支援センター運営費で2,354万8,190円を支出いたしました。主に職員の人件費、施設の維持管理費ほか総合相談窓口事業、家族子育て支援事業、青少年健全育成事業、ふるさとふれあい事業、美しいまちづくり事業、生活安全事業など各種事業の実施に伴う諸経費として支出したものでございます。
  76ページをお開きいただきたいと存じます。
  15目諸費で3,064万5,235円を支出いたしました。主に防犯推進事業、防犯灯整備事業、諸一般管理事務等の経費として支出しております。
  78ページ、23節償還金、利子及び割引料の1,692万1,677円は、過年度分の税金の還付金及び補助金の返還金でございます。
  次に、80ページをお開きいただきたいと存じます。
  上段の17目合併振興基金費2億円につきましては、合併特例債事業として借り受けたものをそのまま基金として積み立てております。新規事業でございます。
  下段の2項1目税務総務費でございますが、9,438万4,777円の支出をしております。職員の人件費、徴収嘱託員の報酬、業務委託料等でございます。
  次に、82ページをお開きいただきたいと存じます。
  中段の2目賦課徴収費で2,360万2,265円の支出をいたしました。主なものは、備考欄下段 の評価替事務事業に1,331万7,116円を支出いたしました。この事業でございますが、18年度から3カ年間契約で実施しております事業で、本年度、平成20年度をもって終了いたしました。
  次に、84ページをお開きください。
  中段の3項1目の戸籍住民基本台帳費で5,941万242円を支出いたしました。主に職員の人件費、戸籍住民基本台帳に係る諸証明等の発行、電算処理費等の経費に支出しております。年間の戸籍取り扱い件数は2万1,527件であります。なお、第二庁舎窓口センターにおいても年間5,869件、9,632万2,861円の取り扱いを行っております。
  次に、飛びまして、90ページをお開きください。
○市川金雄議長 90ページを開いたところで休憩させていただきます。
  暫時休憩いたします。
  再開は午後1時からお願いいたします。
                                (午後 零時00分)
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○市川金雄議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午後 1時00分)
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○市川金雄議長 日程第7、認定第1号 平成20年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定についての細部説明を求めます。
  柴崎会計室長。
○柴崎政利理事兼会計管理者 それでは、午前中に引き続き説明をさせていただきます。よろしくお願いいたします。
  3款民生費より説明させていただきますが、90ページをごらんいただきたいと思います。
  3款民生費で支出済額が11億8,222万778円でございます。主な施策の成果、33ページからを対照しながらごらんいただければと思います。
  1項1目社会福祉総務費をごらんください。1億2,777万2,750円の決算となりました。主に職員の人件費、関係団体への補助、ひとり親家庭等医療費支給などに係る経費でございます。
  その主なものを申し上げますと、1枚めくっていただきまして、93ページ、備考欄をごらんいただきたいと思いますが、中段下の19節負担金、補助及び交付金で3,400万5,000円を支 出しておりますが、このうち2,847万1,000円を町社会福祉協議会に補助しております。また、最下段のひとり親家庭等医療費支給事業として199万8,858円を支出しております。
  次に、95ページ、備考欄をごらんいただきたいと思います。
  2目地域福祉基金積立金208万81円ですが、歳入で申し上げましたが、お二人の方より寄附をいただいたものをここへ積んだものでございます。お一人の方が2万円、そしてまたお一人の方が5万円、そしてあと利子等々でございます。
  次に、3目障害者福祉費で2億2,915万4,033円を支出しております。主なものでございますが、関係団体への補助、重度心身障害者医療費の支給、障害者・難病患者への支援、給付事業等に係る経費が主なものでございます。
  その主なものを申し上げますと、95ページ、備考欄をごらんいただきたいと存じます。
  上段の障害者福祉事業で13節委託料632万676円を支出しておりますが、そのうち計画策定委託料で157万5,000円の支出をしております。これにつきましては、障害者福祉計画改定のための経費として支出したものでございます。
  下段の19節負担金、補助及び交付金の負担金1億5,585万9,223円のうち、自立支援医療費負担金、補装具費負担金、介護給付費・訓練等給付費負担金として1億5,071万1,684円を支出しております。
  1枚めくっていただきまして、97ページ、備考欄をごらんいただきたいと存じます。
  上段、障害児・者生活サポート事業費補助金を1,161万2,068円と、20節扶助費で在宅重度心身障害者手当として949万5,000円を支出いたしました。
  また、下段の重度心身障害者医療費支給事業で3,053万9,685円を、また、地域生活支援事業で1,084万2,400円を支出いたしました。
  最下段でございますが、4目老人福祉費で3億1,958万1,477円を支出いたしました。主に職員の人件費、敬老金支給事業、老人福祉事業、老人在宅福祉事業、後期高齢者医療事業、老人保健・介護保険特別会計への繰出金等の経費として支出したものでございます。
  主なものを申し上げます。99ページ、備考欄をごらんいただきたいと存じます。
  上段の19節負担金、補助及び交付金で1,031万7,186円を支出いたしましたが、そのうち保養所利用者補助金として8,885件分、266万5,500円を、また、法人化になったシルバー人材センター補助金として600万円を支出いたしました。また、敬老金支給事業では198名の方に255万円を支給いたしました。
  下段、老人福祉総合助成事業での378万7,138円の支給は、主に町内に24ある老人クラブに 対し、運営費並びに事業費補助金として支出いたしました。
  また、下段、老人在宅福祉事業で1,931万7,376円を支出しておりますが、主に13節委託料でデイサービス委託料、紙おむつ支給事業委託料、そして101ページ、備考欄上段の配食サービス委託料に支出いたしました。なお、配食サービス事業では、延べ926人に対して1万4,408食のサービスを行っております。
  下段、後期高齢者医療事業では1億1,337万3,843円を支出しておりますが、そのほとんどが埼玉県後期高齢者医療広域連合会負担金8,555万9,565円と後期高齢者医療特別会計繰出金2,749万9,834円であります。
  103ページ、備考欄をごらんいただきたいと存じます。
  そのほか、4目老人福祉費では老人保健特別会計繰出金へ1,408万1,000円、そして介護保険特別会計繰出金へ1億3,633万3,000円を支出しております。
  下段の5目国民年金費で24万7,507円を支出いたしました。国から委託された国民年金の事務に係る経費でございます。本年3月末現在、町内の国民年金被保険者数でございますが、3,192名でございます。
  104ページをお開きいただきたいと存じます。
  6目国民健康保険事業費で1億6,634万8,868円を支出いたしました。職員の人件費と国民健康保険特別会計繰出事業であります。国民健康保険特別会計繰出金として1億3,228万1,000円を支出いたしました。
  中ほどの2項1目の児童福祉総務費では1億3,007万1,064円を支出いたしました。主に児童手当支給事業、乳幼児医療費支給事業、子育て支援児童医療費支給事業、放課後児童対策事業、家庭保育運営事業、児童遊園地の維持管理事業、特別支援学校放課後児童対策事業、パパ・ママリフレッシュ事業等の経費として支給しております。
  主なものを申し上げますと、107ページ、備考欄をごらんいただきたいと思いますが、児童手当支給事業として2,043件分、7,252万5,226円を支出いたしました。また、乳幼児医療費支給事業として1,142万8,041円、子育て支援児童医療費支給事業として1,641万4,830円をそれぞれ支出しております。放課後児童対策事業として2,050万5,450円。
  1枚めくっていただきまして、109ページ、備考欄をごらんいただきたいと存じます。
  中段のパパ・ママリフレッシュ事業では、延べ180人分、金額で74万4,720円の切符を補助いたしました。
  下段の2目児童福祉施設費で2億696万5,448円の支出を行いました。主に職員の人件費、 町内3保育園並びに管外保育園の運営費や子育て支援センターの維持管理費、保育の実施委託料等に支出されたものでございます。
  ここで保育園の児童数、子育て支援センターの利用状況について申し上げます。年間の延べ園児数は、平保育園が380名、玉川保育園が1,325名、はなぞの保育園が999名、管外委託が133名、合計いたしますと2,837名になろうかと思います。また、子育て支援センターの登録者数でございますが、本年3月末現在で申し上げますと45人、年間利用者数は、延べ子供が523人、大人が509人でございます。
  なお、備考欄、111ページから113ページの公立の玉川保育園及び平保育園については、昨年は一括計上いたしましたが、本年は各保育園ごとに計上してございますのでごらんいただきたいと思いますが、昨年とほぼ同額の経費を支出しております。
  117ページ、備考欄、管内保育事業では、はなぞの保育園で13節委託料及び19節負担金、補助及び交付金で8,135万4,060円を支出しております。また、管外保育事業で991万3,270円を支出いたしました。
  次に、118ページ、4款衛生費をごらんいただきたいと存じます。
  支出済額は5億4,953万5,822円でございます。主要な施策の成果、37ページからをごらんいただきたいと存じます。
  1項1目保健衛生総務費では6,031万1,345円を支出いたしました。主に職員人件費、保健センター管理事業、健康管理システム管理事業、病院群輪番制病院運営事業等の経費として昨年とほぼ同額の支出を行いました。
  122ページ、下段、2目予防費をごらんいただきたいと思います。
  4,712万7,877円を支出いたしました。主に予防一般管理事務、健康づくり推進事業、母子保健事業、成人健診事業、予防接種事業、障害者支援事業などに係る経費として支出をいたしました。
  125ページ、備考欄をごらんください。
  中段の母子保健事業に652万149円、成人健診事業に2,219万5,628円、そして127ページ、中段の予防接種事業に1,474万6,441円、障害者支援事業に76万5,882円を支出しておりますが、健診の状況等詳しくは主要な施策の成果、37ページから40ページに掲載してございますので、後ほどごらんいただきたいと思います。
  128ページをお開きください。
  3目環境衛生費で5,893万3,332円を支出しております。職員の人件費、環境推進委員の報 酬、地域エネルギー活用事業、畜犬登録事務事業、環境検査事業、ゴミ減量化推進事業、浄化槽設置管理事業特別会計繰出事業が主なものでございます。
  主なものを申し上げますと、備考欄最下段に15節工事請負費で262万5,000円を支出しておりますが、これは田中石原地域し尿処理施設撤去工事でございます。
  131ページ、備考欄をごらんください。
  上段、地域エネルギー活用事業の15節工事請負費234万7,653円につきましては、第二庁舎及びくぬぎむら体験交流施設にまきストーブを導入いたしました。この経費でございます。
  下段、環境検査事業では、主に町内の河川水質調査、ゴルフ場排出残留農薬調査及びダイオキシン濃度調査に13節委託料で538万140円を支出いたしました。
  また、下段のゴミ減量化事業としては、133ページの備考欄、上から3行目、資源回収実施団体奨励金として、町内、各学校PTA等11団体に対し74万7,201円を補助いたしました。
  下段の浄化槽設置管理事業特別会計繰出事業につきましては1,789万3,000円を支出いたしました。
  次に、下段の4目上水道費で1億847万3,000円を支出いたしました。内訳は、上水道施設一般管理事務で水道事業会計へ1億823万8,000円を、町内の簡易給水施設の管理費として23万5,000円を支出いたしました。
  次に、2項2目塵芥処理費で1億6,355万1,570円を支出いたしました。塵芥処理委託料として小川地区衛生組合への負担金であります。ごみの年間収集量は昨年とほぼ同じ量であります。一般ごみが2,430トン、事業系ごみが616トン、合計いたしますと3,046トンで、また、資源回収量は447トンでありました。
  1枚めくっていただきまして、134ページの3目し尿処理費で、小川地区衛生組合への負担金として1億1,037万1,000円を支出いたしました。年間のし尿処理量でございますが、103万4,070リットル、浄化槽汚泥収集量は549万8,850リットル、合計いたしまして653万2,920リットルの処理を行ったわけでございます。
  なお、詳細につきましては、主要な施策の成果の41ページと42ページをごらんいただきたいと存じます。
  次に、中段の5款労働費で358万5,320円を支出いたしました。
  137ページ、備考欄上段をごらんいただきたいと存じます。
  雇用対策事業で245万2,815円を観光施設の草刈り、修繕等のために13節委託料として町シルバー人材センターに支出いたしました。
  次に、6款農林水産業費で3億7,142万8,702円を支出いたしました。主要な施策の成果、43ページからを対照してお聞きいただきたいと思います。
  まず、1項1目農業委員会費でございますが、農業委員会運営のために542万6,509円を支出いたしました。
  140ページをお開きいただきたいと思います。
  4目農業振興費で2億6,926万7,812円を支出いたしました。この目では、農業生産支援事業、花のまちづくり事業、有害鳥獣対策事業、山村振興事業、中山間地域総合整備事業等のさまざまな農業振興事業を実施しております。その経費として支出いたしました。
  主なものを申し上げますと、備考欄、19節負担金、補助及び交付金で中段より下に農業生産支援事業補助金で300万円を支出しておりますが、20名の農業者及び団体に対して補助いたしました。
  最下段の花のまちづくり事業では、1枚めくっていただきまして、143ページ、備考欄上段をごらんいただきたいと存じます。
  15節工事請負費226万6,520円につきましては、たまがわ花菖蒲園の木道修繕工事でございます。
  中段、有害鳥獣対策事業では、有害鳥獣駆除委託料及び被害防除対策用電気さく等の資材費として4名の方に補助するなど、178万5,160円を支出いたしました。
  下段の山村振興事業では5,774万4,737円、145ページ、備考欄、中山間地域総合整備事業で1億9,824万8,725円を支出いたしました。両事業とも測量・設計・調査のための13節委託料、15節工事請負費、道路用地購入のための17節公有財産購入費及び物件移転等の22節補償、補てん及び賠償金等の支出であります。箇所別の詳細につきましては、主要な施策の成果、45ページから47ページに掲載してありますので、ごらんいただきたいと思います。
  飛びまして、148ページをごらんいただきたいと思います。
  6目農地費で1,513万9,243円を支出いたしました。主なものを申し上げますと、農道、用水路等の土地改良施設等応急修繕事業で406万8,445円、県費単独土地改良事業として、本郷店下堰改修工事に661万5,000円及び基盤整備事業として玉川地区ほ場整備換地業務及び工事費に382万5,243円を支出いたしました。
  次に、150ページをお開きいただきたいと存じます。
  2項3目林業振興費で3,103万4,678円を支出いたしました。林道維持補修事業、森林整備地域活動支援事業、彩りの森ネットワーク事業、県単独森林管理道舗装事業及び新規事業と して原木キノコ栽培育成整備事業等の経費に支出しております。
  主なものを申し上げますと、153ページ、備考欄上段をごらんいただきたいと存じます。
  森林管理道雲河原線ほか2路線の維持補修事業として1,585万6,465円、下段の彩りの森ネットワーク事業92万397円、町内8団体に、町の木であるミツバツツジ等の苗木を購入し、配付いたしました。また、県単独森林管理道舗装事業では、森林管理道馬生線舗装新設工事として326万円を支出いたしました。また、平成20年度新規事業で、町の特産品育成事業として、最下段の原木キノコ栽培育成整備事業で原木キノコ人工ホダ場設置工事を579万726円で実施いたしました。
  154ページをお開きいただきたいと存じます。
  下の7款商工費で1億2,319万7,962円を支出いたしました。156ページ、1項2目町有施設整備振興基金費で906万8,801円の積み立てを行いましたが、これは歳入の一般寄附金のところで申し上げましたが、木のむら物産館ほか指定管理施設よりの寄附金を積み立てるもので、今後の町有施設の改修等に充てるためのものでございます。
  下段の3目商工振興費で1,471万9,920円を支出いたしました。主なものを申し上げますと、備考欄、商工振興一般管理事務でときがわまつり補助金等に360万9,340円、そして下段、商工会補助金として1,000万円、また、新たに最下段のときがわ町産材活用住宅リフォーム助成金交付事業を創設し、3件、52万8,000円を交付いたしました。
  158ページをお開きいただきたいと存じます。
  4目観光費で5,066万4,906円を支出いたしました。観光パンフレットの作成及びPR、観光協会への活動支援、観光施設整備に係る事業等が主なものでございます。
  161ページ、備考欄をごらんいただきたいと存じます。
  観光施設管理運営事業では3,321万7,862円の支出を行いましたが、町内10施設管理及び修繕等で、特に13節委託料及び15節工事請負費の詳細及び指定管理施設の売り上げ状況につきましては、主要な施策の成果、52ページ、53ページに掲載してございますので、ごらんいただきたいと存じます。
  次に、163ページ、備考欄の公衆トイレ管理事業の455万6,500円は、町内公衆トイレの管理費並びに都幾山公衆トイレ改修工事として15節工事請負費で204万7,500円を支出いたしました。
  次に、164ページをお開きください。
  8款土木費で6億1,544万8,618円を支出いたしました。1項土木費の土木総務費は1億 1,734万1,934円で、主に職員の人件費、関係団体への負担金などに支出しております。
  1枚めくっていただきまして、166ページをお開きください。
  上段の2項1目の道路橋りょう総務費で3,039万9,043円を支出いたしました。備考欄をごらんいただきたいと存じますが、登記業務、道路台帳補正業務の委託料等に支出しております。
  次に、2目道路維持費で1億5,042万6,160円を支出いたしました。主に町道の測量設計業務委託のほか、道路補修工事、道路応急修繕工事、舗装修繕工事、側溝整備工事、道路安全施設整備工事等の各工事を実施しております。
  次に、168ページをごらんいただきたいと存じます。
  3目道路新設改良費で1億9,287万6,281円を支出いたしました。町道5路線の測量・設計業務委託、5路線の新設改良工事、5路線の舗装新設工事を実施いたしました。
  下段の4目橋りょう維持費では1,459万9,090円を支出しております。町内の橋りょう点検業務委託及び滝の鼻橋ほか5橋等の修繕工事を行っております。
  170ページをお開きください。
  5目橋りょう新設改良費で4,343万2,919円を支出いたしました。大字西平地内の都幾川橋整備工事の詳細設計と本郷番匠地内川北橋の予備設計業務委託料並びに砂防指定地慈光寺川改修工事に伴う橋梁整備工事負担金を支出しております。
  中段の3項河川費、1目河川総務費で2,175万1,200円を支出しております。主に日影地内田向川維持補修工事ほか4河川の工事を実施しております。
  172ページをお開きください。
  4項2目の公園費で878万2,186円を支出いたしました。雀川砂防ダム公園、ホタルの里公園、明覚駅前公園、慈光山歴史公苑等の植栽管理委託業務が主なものでございます。
  174ページをお開きください。
  5項1目の地籍調査費で3,573万4,091円を支出いたしました。地籍調査に係る経費でございます。平成20年度は玉川4地区及び田黒1地区、2地区の地籍調査を実施いたしました。
  なお、土木費に係る箇所ごとの事業費等詳細につきましては、主要な施策の成果、54ページから77ページに明記してございますので、後ほどごらんいただきたいと存じます。
  176ページをお開きください。
  9款消防費の支出済額は2億7,499万208円でございます。1項1目の常備消防費で2億1,732万3,000円を支出いたしましたが、比企広域市町村圏組合への負担金でございます。
  次に、2目の非常備消防費で5,136万3,392円を支出いたしました。備考欄、消防施設管理事業で676万6,842円の支出につきましては、主に田中地内に設置いたしました防火水槽の15節工事請負費が主なものでございます。
  最下段、3目防災費で630万3,816円を支出いたしました。主に防災無線の保守点検費のほか、179ページ、備考欄をごらんいただきたいと存じますが、上から3行目、13節委託料91万3,500円でハザードマップの作成を行いました。また、下段、18節備品購入費136万5,000円で防災用トランシーバーを11台購入いたしました。
  次に、下段、10款教育費をごらんください。支出済額は5億3,168万5,044円でございます。
  180ページをお開きください。
  1項2目事務局費で1億495万6,385円を支出いたしました。職員の人件費、外国人青年招致事業、中学生海外派遣事業、関係団体への負担金、補助金等が主なものでございます。
  ちょっと飛びまして187ページ、備考欄の中ほど、英語指導助手招致事業では2名の方の経費として774万6,049円を支出しております。
  最下段のニュージーランド生徒招聘事業では、14名の生徒の町内滞在費として37万6,440円を支出いたしました。
  次に、189ページ、備考欄中段をごらんいただきたいと存じます。
  中学校海外派遣事業では、20名の生徒と4名の引率者の経費として600万円の補助金として交付いたしました。
  下段の少人数学級推進事業では、玉川小学校と都幾川中学校に各1名の指導者の経費として551万3,940円を支出しております。
  下段の2項小学校費、1目学校管理費で1億62万1,382円を支出いたしました。玉川小学校、明覚小学校、萩ヶ丘小学校、各学校医の報酬、教材費、校舎等の維持管理、関係団体への負担金、補助金などが主な経費でございます。
  備考欄には学校ごとに記載してありますが、修繕費及び工事費の詳細につきましては、主要な施策の成果、78ページ、79ページをごらんいただきたいと存じます。
  なお、大きな工事といたしましては、199ページ、備考欄下段の小学校施設耐震・大規模改造工事として明覚小学校を行いました。
  202ページをお開きください。
  2目教育振興費で1,903万550円を支出いたしました。小学校3校のパソコンの借上料、図書購入費、運動会実施事業、小学校就学援助事業、活動バス借上事業等の経費として支出い たしました。
  206ページをお開きください。
  中ほどの3項中学校費、1目の学校管理費で3,202万4,331円を支出いたしました。玉川中学校、都幾川中学校の学校医等の報酬、教材費、校舎等の維持管理、関係団体への負担金、補助金などが主な経費でございます。
  215ページ、備考欄下段をごらんください。
  中学校施設耐震・大規模改造事業として都幾川中学校の耐震補強、木質化のための設計委託料845万1,450円を支出いたしました。
  次に、216ページをお開きください。
  中ほどの2目教育振興費で2,300万522円を支出いたしました。中学校2校のパソコン借上料、図書購入費、就学援助事業、特別支援教育就学奨励費、教育活動バス借上料等の経費として支出いたしました。
  次に、220ページをお開きください。
  4項1目の幼稚園費で332万5,800円を支出いたしました。私立幼稚園就園奨励事業で就園奨励費補助金の対象者数でございますが、45名でございます。
  5項社会教育費、1目社会教育総務費で7,260万1,497円を支出いたしました。職員の人件費、社会教育事業、生涯学習事業、里山活動推進事業が主なものでございます。また、もみじ太鼓まつり、ときめき塾、放課後子ども教室、家庭教育講演会等を開催いたしました。
  224ページをお開きください。
  下段の2目公民館費で1,696万1,770円を支出いたしました。2館ある公民館の維持管理、公民館活動の支援、公民館図書室及びふるさとカレンダー作成等の経費が主なものでございます。
  なお、229ページ、備考欄に掲載いたしましたが、ふるさとカレンダー作成事業費として118万5,178円を支出いたしました。
  中段の3目図書館費で図書館運営の経費として1,621万6,369円を支出いたしました。
  なお、町内に町立図書館と都幾川公民館内の図書室を合わせて年間3,459冊の図書を購入し、蔵書数でございますけれども、両館合わせますと10万2,024冊となりました。また、年間の利用者でございますが、延べ4万2,954冊、利用人数にいたしまして延べ1万3,332名の方に利用していただいております。
  230ページをお開きください。
  下段の5目文化財保護費で903万9,054円を支出いたしました。文化財保護審議委員会の報酬、郷土史講座、巡回文化財展の開催、埋蔵文化財発掘調査、文化財保護団体への助成が主なものでございます。特に、235ページ中段の史跡小倉城跡保存管理計画策定事業では、国指定のための計画策定費として13節委託料241万5,000円を支出いたしました。
  236ページをお開きください。
  下段の6目文化センター費で1,838万5,421円を支出いたしました。文化センターの維持管理費、自主文化事業等の支出が主なものでございます。年間の開館日数でございますが、299日を数え、大ホール、小ホール、展示ホールを合わせて308件、2万2,991名の方に利用していただいております。
  240ページをお開きください。
  6項保健体育費、1目保健体育総務費で1,239万7,867円を支出いたしました。体育指導員の報酬、社会体育行事の開催、関係団体への補助金に係る経費が主なものでございます。
  242ページをお開きください。
  2目体育施設費で3,554万2,856円を支出いたしました。町内にある体育センター、トレーニングセンター、玉川運動場等7施設の管理費として支出いたしました。中でも、245ページ、備考欄中段に掲載してございますが、体育センター管理事業として2,000万9,859円を支出しております。その体育センターの会員登録数でございますが、現在1,835名、年間延べ利用者数でございますが、4万2,958名、196団体の方に利用していただいております。
  次に、248ページをお開きください。
  3目学校給食費で6,570万2,890円を支出いたしました。学校給食センターの維持管理費、児童・生徒の給食調理に係る経費でございます。小中学校の年間延べ食数でございますが、19万7,793食でございます。
  なお、給食費につきましては、小学校が3,800円、中学校が4,500円となっております。
  次に、250ページ、11款災害復旧費についてでございますが、幸いにして支出はございませんでした。
  252ページをお開きください。
  12款公債費の支出済額は2億8,666万4,057円であります。その内訳でございますが、1目元金の償還金が2億3,024万907円でございます。利子の償還金が5,642万3,150円でございます。
  13款予備費でございますが、備考欄にありますように、各科目へ合計1,627万5,000円を充 用してございます。
  以上、歳出合計額は56億8,463万2,466円の決算となったわけでございます。
  次に、1枚めくっていただきまして、右の255ページをお開きいただきたいと存じます。財産に関する調書でございます。
  1の公有財産、(1)の土地及び建物でございますが、まず、表中で、土地の年度中の増減で公園が349平方メートル減となっておりますが、五明児童公園を普通財産として管理するためのものでございます。下段のその他の施設で956.17平方メートル増となっておりますが、内訳は、第二庁舎東側駐車場用地548.9平方メートルと上郷農村センター用地407.27平方メートル、これを購入いたしましたので、その分がふえてございます。
  次に、右の建物の欄、決算年度中増減で、学校の欄で153.56平方メートル減しておりますが、萩ヶ丘小学校校舎の一部を児童保育園部分に所管がえをしたもので、また、その他の施設で37.32平方メートル増しておりますが、内訳は、旧日影分館取り壊し分が199.57平方メートル、新設した日影分館が220.82平方メートル増、そして椚平の生活改善センター取り壊し分が118.41平方メートル減、市民農園の管理棟新築分が134.48平方メートルの増、これらを加減いたしまして37.32平方メートル増となったわけでございます。
  次に、256ページをごらんください。
  (3)の出資による権利でございますが、年度中に、2款総務費、1項総務管理費、3目財産管理費の支出でも申し上げましたが、表中、下段の地方公営企業等金融機構に新たに60万円を出資いたしました。したがいまして、出資・出捐金合わせて1億670万9,200円となったわけでございます。
  257ページをお開きください。
  257ページから259ページにかけて掲載いたしました物品については、原則20万円以上の物品を一覧表として報告させていただいております。年度中の増減でございますが、258ページの上から10行目、パーソナルコンピュータを6台購入いたしまして1台廃棄いたしました。したがいまして5台増ということで340台になったわけでございます。次に、259ページ、上から6行目の耕運機についてでございますが、市民農園使用のため1台購入いたしましたので掲載いたしました。
  次に、260ページをお開きください。
  3の基金について申し上げます。
  (1)の財政調整基金につきましては、年度中に1億9,676万1,267円減額をし、年度末現 在高が5億222万7,755円となりました。
  次に、(2)の減債基金につきましては、年度中に4,746万7,000円増額し、年度末現在高は2億1,835万5,358円となりました。
  次に、(3)公共施設等整備基金につきましては、年度中に7,532万2,000円減額し、年度末現在高は3億7,269万759円となりました。
  次に、(4)町有施設整備振興基金につきましては、年度中に856万8,801円の増額があり、年度末現在高は2,301万6,246円となりました。
  次に、(5)の地域福祉基金につきましては、年度中に208万81円増額し、年度末現在高は1億8,491万4,382円となりました。
  261ページをお開きください。
  (8)の特定分収林事業基金につきましては、年度中に15万4,500円増額し、年度末現在高は2,869万1,373円となったわけでございます。
  中ほど、(9)の緑の雇用創出基金につきましては、年度中に72万円減額し、年度末現在高は6,878万592円となったわけでございます。
  次に、下段、(11)の合併振興基金につきましては平成20年に創設された基金で、合併特例債事業で2億円借り受け、基金としたものでございます。
  なお、262ページ、263ページは平成19年度決算との比較を表にしたものでございますので、ごらんいただきたいと思います。
  以上、一般会計の説明を終わらせていただきます。どうもありがとうございました。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  ここで暫時休憩いたします。
  再開を2時10分からお願いいたします。
                                (午後 1時55分)
─────────────────────────────────────────────────
○市川金雄議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午後 2時10分)
─────────────────────────────────────────────────
○市川金雄議長 引き続いて、細部説明をお願いいたします。
  柴崎会計室長。
○柴崎政利理事兼会計管理者 それでは、続きまして、認定第2号 平成20年度ときがわ町国 民健康保険特別会計の内容説明をさせていただきます。
  まず、298ページをお開きいただきたいと思います。
  実質収支に関する調書でございますが、1の歳入総額は14億3,510万7,719円でございます。
  歳出総額が13億2,188万6,582円でございます。
  3の歳入歳出差引額は1億1,322万1,137円でございます。
  5の実質収支額でございますが、3と同額の1億1,322万1,137円でございます。
  それでは、戻りまして272ページをごらんいただきたいと思います。
  なお、一般会計と同様、お手元の主要な施策の成果、92ページより対照してお聞きいただければと思います。
  初めに、歳入よりご説明申し上げます。
  上段の1款国民健康保険税の収入済額は3億2,330万8,635円でございます。歳入の中では一番多く、22.5%を占めております。また、不納欠損額は350万1,850円で、収入未済額が1億1,107万4,385円でございます。現年課税分の収納率は91.4%でございます。また、現年課税分の調定額の1世帯当たりの平均額は15万5,132円、被保険者1人当たりの額は8万3,884円となっております。
  なお、年度平均の加入世帯数でございますが、2,164世帯、被保険者数にいたしまして4,002人でございます。
  下段の3款国庫支出金の収入済額は3億1,687万6,035円で、歳入総額の22.1%を占めております。国は市町村に対して医療給付費の額、老人保健拠出金の額、介護納付金の額の34%を負担することになっており、その基準に基づいた支出金でございます。
  次に、274ページをお開きください。
  4款療養給付費等交付金で、この交付金につきましては、退職者被保険者療養給付費から退職者被保険者の税を引いた分に退職者被保険者の拠出金を加えたものが交付されるものでございます。収入済額は1億4,375万1,000円でございます。
  下段の5款前期高齢者交付金につきましては平成20年度より新設されたもので、該当者は65歳から74歳までで、団塊の世代が該当いたしますため交付額も多く、収入済額は2億3,838万4,331円で、収入済額全体の16.6%を占めております。
  276ページをお開きください。
  6款県支出金の収入済額は6,138万352円でございます。主なものは財政調整交付金で、県が療養給付費の7%を負担するものでございます。
  次に、7款共同事業交付金の収入済額は1億2,176万1,373円でございます。これは、1目の高額療養費共同事業交付金が1件80万円を超える医療費に対して2目の保険財政共同安定化事業に係るものが30万円を超える療養費に対するもので、国保連合会に支払う拠出金の額の一定割合を国及び県が負担することになっております。
  下段、9款繰入金の収入総額は1億3,228万1,000円で、一般会計より繰り入れております。
  10款繰越金でございますが、9,097万4,424円でございます。前年度繰越金でございます。
  次に、11款諸収入の収入済額は637万3,419円でございます。中でも、280ページをごらんいただきたいと存じますが、3項3目一般被保険者雑入の収入済額は423万3,525円となりますが、これは、平成16年度、17年度の診療報酬の病院からの返還金であります。
  一番下の収入合計欄をごらんいただきたいと存じます。以上、平成20年度国民健康保険特別会計の歳入済額の合計は14億3,510万7,719円の決算となったわけでございます。
  次に、282ページをお開きいただきたいと存じます。
  続きまして、歳出についてご説明申し上げます。
  1款総務費につきましては省略させていただきます。
  284ページをお開きください。
  中ほどの2款保険給付費で8億6,736万1,235円を支出いたしました。支出の中では一番多く、65.6%を占めております。被保険者の疾病、負傷に関し、診療、投薬、入院等の医療費サービスを提供するものです。被保険給付費の1世帯当たりの平均額は40万814円で、被保険者1人当たり21万6,732円となっております。
  少し飛びまして、288ページをお開きいただきたいと思います。
  3款後期高齢者支援金等で1億5,245万3,338円を支出いたしました。
  次に、4款前期高齢者納付金等で20万5,279円を支出いたしました。
  なお、3款、4款とも平成20年度より新設されたものでございます。
  290ページをお開きいただきたいと存じます。
  5款老人保健拠出金で7,010万6,120円を支出いたしましたが、平成20年度より長寿医療制度、いわゆる後期高齢者保険制度に移行いたしますので、制度移行前の老人医療費に要した費用として社会保険診療報酬を支払基金へ拠出するものでございます。
  中段の6款介護納付金では7,460万5,785円を支出いたしました。社会保険診療報酬支払基金へ納付するものでございます。
  7款共同事業拠出金では1億3,369万6,060円を支出いたしました。高額医療費の支払いの ため連合会へ各市町村が拠出するものでございます。
  292ページをお開きください。
  中段の8款保健事業費では980万2,608円を支出いたしました。備考欄をごらんください。主に特定健康診査等事業費でございます。
  何枚かめくっていただきまして、296ページをお開きください。
  一番下の支出総額をごらんいただきたいと存じますが、支出済合計額は13億2,188万6,582円の決算となったわけでございます。
  299ページをお開きいただきたいと存じます。
  財産に関する調書をごらんください。(1)の保険給付費支払基金につきましては、平成19年度に全額繰り出しを行いましたので、現在高はゼロ円であります。
  また、(2)の高額療養費貸付基金につきましては、年度中増減額が7万3,000円の増額で、平成19年度貸し出したものが償還されたものであります。こういたしまして、年度末現在高が455万7,398円となったわけでございます。
  次に、(3)の出産費資金貸付基金につきましては、年度中増減額がゼロ円でございます。20年度は貸し出しを行いませんでしたので、年度末現在高は250万円となっております。
  なお、300ページ、301ページに参考資料として平成19年度との比較を添付いたしましたので、ごらんいただきたいと存じます。
  以上で国民健康保険特別会計の説明を終わらせていただきます。ありがとうございました。
○市川金雄議長 大変ご苦労さまでした。
  続いて、日程第9、認定第3号 平成20年度ときがわ町老人保健特別会計歳入歳出決算認定について細部説明を求めます。
  柴崎会計室長。
○柴崎政利理事兼会計管理者 続きまして、認定第3号 老人保健特別会計の内容を説明させていただきます。
  まず、316ページをお開きいただきたいと存じます。
  実質収支に関する調書でございます。
  1の収入総額は2億8,143万2,087円でございます。
  2の支出総額は2億5,119万165円でございます。
  3の歳入歳出差引額は3,024万1,922円でございます。
  5の実質収支額も3と同額の3,024万1,922円でございます。
  それでは、戻りまして310ページをお開きいただきたいと存じます。
  なお、お手元の主要な施策の成果、98ページより対照してお聞きいただければと思います。
  初めに、歳入でございますが、上段の1款支払基金交付金の収入済額は7,570万7,615円でございます。歳入の26.9%を占めております。医療費交付金と審査手数料交付金でございます。
  次に、2款の国庫支出金の収入済額は5,565万1,000円でございます。医療費交付金でございます。
  次に、3款の県支出金で、収入済額は1,408万1,000円でございます。国庫支出金と同じ医療費交付金でございます。
  次に、4款の繰入金で、収入済額は1,408万1,000円でございます。一般会計繰入金でございます。
  次に、5款の繰越金で、収入済額は1億2,125万2,166円でございます。前年度よりの繰越金でございます。
  次に、312ページをごらんいただきたいと思います。
  一番下の歳入総額をごらんください。平成20年度の収入済合計額は2億8,143万2,087円の決算となりました。
  次に、314ページをお開きいただきたいと存じます。
  続きまして、歳出でございます。
  初めに、1款の医療諸費は1億3,357万9,651円を支出いたしました。支出の中の53.2%を占めております。
  2款諸支出金で1億1,761万514円を支出いたしましたが、このうち1億円は、長寿医療費制度への移行に伴い一般会計に繰り出しを行いました。
  それでは、一番下の歳出合計欄をごらんいただきたいと存じます。歳出合計額は2億5,119万165円の決算となりました。
  なお、317ページ、318ページに参考資料として平成19年度との比較表を添付いたしましたので、ごらんいただきたいと思います。
  以上、老人保健特別会計の説明を終わらせていただきます。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  続いて、日程第10、認定第4号 平成20年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について細部説明を求めます。
  柴崎会計室長。
○柴崎政利理事兼会計管理者 それでは、続きまして、認定第4号 後期高齢者医療特別会計の内容説明をさせていただきます。
  この特別会計は、老人保健特別会計でも申し上げましたが、平成20年4月、長寿医療制度施行に伴う特別会計で、75歳以上の方を対象とした保険制度であります。
  それでは、まず、332ページをごらんいただきたいと思います。
  実質収支に関する調書でございます。
  1の歳入総額は1億943万2,819円でございます。
  2の歳出総額は1億729万4,090円でございます。
  3の歳入歳出差引額は213万8,729円でございます。
  5の実質収支額は3と同額の213万8,729円でございます。
  戻りまして、326ページをごらんいただきたいと思います。
  なお、お手元の主要な施策の成果、102ページよりごらんいただきながらお聞きいただければと思います。
  初めに、歳入よりご説明申し上げます。
  1款の後期高齢者医療保険料で収入済額が8,186万8,710円で収納率は99.7%で、収入未済額が27万6,260円でございます。保険料は原則、特別徴収、いわゆる年金からの天引き納付となっておりますが、希望者並びに年金が年額18万円未満の方と、介護保険料と合わせて保険料が年金額の2分の1を超える場合は、個人が金融機関または役場に直接納める普通徴収となっております。
  なお、平成21年3月末現在の被保険者数でございますが、障害者認定者58名を含め1,685名であります。
  次に、中段の2款繰入金、1項一般会計繰入金は2,749万9,834円で、その内訳は、事務費繰入金が255万5,000円、2目保険基盤安定繰入金が2,494万4,834円となっております。
  328ページをお開きください。
  一番下の歳入合計欄をごらんいただきたいと思います。
  平成20年度の歳入済額の合計は1億943万2,819円となりました。
  次に、330ページをお開きください。
  続きまして、歳出についてご説明申し上げます。
  1款総務費で116万4,786円を支出いたしました。主に徴収費、事務処理費として支出いた しました。
  2款後期高齢者医療広域連合納付金で1億612万9,304円を埼玉県後期高齢者医療広域連合に納付いたしました。支出全体の98.9%を占めております。
  それでは、一番下の歳出合計欄をごらんください。
  歳出合計金額でございますが、1億729万4,090円の決算となりました。
  なお、333ページ、334ページにつきましては参考資料として比較表を添付しておりますので、ごらんいただきたいと思います。
  以上、後期高齢者医療特別会計の説明を終わらせていただきます。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  続いて、日程第11、認定第5号 平成20年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算認定について細部説明を求めます。
  柴崎会計室長。
○柴崎政利理事兼会計管理者 それでは、続きまして、認定第5号 介護保険特別会計の内容を説明させていただきます。
  まず、370ページをごらんいただきたいと思います。
  実質収支に関する調書でございます。
  1の歳入総額は8億9,708万3,356円でございます。
  2の歳出総額は8億6,184万8,396円でございます。
  3の歳入歳出差引額は3,523万4,960円でございます。
  5の実質収支額が3と同額の3,523万4,960円でございます。
  それでは、戻りまして342ページをごらんいただきたいと思います。
  なお、お手元の主要な施策の成果、106ページより介護保険特別会計の詳細がありますので、ごらんいただければと思います。
  初めに、歳入より申し上げます。
  1款の保険料の納付済額は1億4,615万9,248円でございます。収納率は96.8%でございます。収入未済額382万4,452円で、不納欠損額も103万3,700円となったわけでございます。これにつきましては、全額65歳以上の第1号被保険者の保険料納付でございます。
  なお、平成20年3月末現在の第1号被保険者数でございますが、3,113人でございます。
  次に、中段の3款国庫支出金の収入済額は2億34万5,686円でございます。
  次に、344ページをお開きください。
  中ほど4款支払基金交付金の収入済額は2億4,731万8,000円でございます。歳入の中では一番多く、28.7%を占めております。これにつきましては、第2号被保険者、つまり40歳から65歳未満の医療保険加入者が医療保険料として納める保険料が支払基金に納められ、これらから交付金として市町村に交付されるものでございます。
  5款県支出金の収入済額は1億1,693万4,700円でございます。
  346ページをお開きください。
  7款繰入金の収入済額は1億3,696万1,600円で、一般会計からの繰入金でございます。
  348ページをお開きください。
  8款繰越金につきましては、4,631万4,322円が平成19年度より繰越金として入ったわけでございます。
  9款諸収入の収入済額304万8,800円につきましては、主に3項1目雑入で介護予防プラン作成料として302万6,500円が国保連合会より収入されたものでございます。
  一番下の歳入合計欄をごらんください。平成20年度の収入済額の合計額は8億9,708万3,356円の決算となりました。
  次に、350ページをお開きいただきたいと存じます。
  続いて、歳出についてご説明を申し上げます。
  1款総務費で1,626万8,121円を支出いたしました。主に介護保険料賦課徴収並びに認定調査・審査のための事務費でございます。
  次に、354ページをお開きください。
  2款保険給付費で7億9,059万5,019円を支出いたしました。この金額は、昨年に比べて1,938万3,485円、率にして2.5%の増額となったわけでございます。なお、支出全体の91.8%を占めております。
  1項1目の居宅介護サービス給付費で2億5,131万5,782円を支出いたしました。訪問介護、通所、短期入所、福祉用具貸与等の介護サービス費でございます。
  3目地域密着型介護サービス給付費で1億1,588万7,177円を支出いたしました。グループホーム等に係る介護サービス給付費でございます。
  1枚めくっていただきまして、356ページをお開きください。
  5目施設介護サービス給付費で3億1,574万7,015円を支出いたしました。介護老人福祉施設、介護老人保健施設等の各利用者分の給付費でございます。
  飛びまして、362ページをお開きください。
  下段の3款基金積立金で2,095万8,694円を、1目介護給付費準備基金及び平成20年度新設した3目介護従事者処遇改善臨時特例基金に積み立てを行いました。
  下段、4款地域支援事業費では804万5,160円を支出いたしました。この地域支援事業は平成18年度から導入されたもので、地域包括支援センターが行う介護予防のための支出でございます。
  次に、3枚ほどめくっていただきまして366ページをお開きください。
  5款諸支出金では2,598万1,402円を過誤納還付金、国庫への還付金及び一般会計繰出金として支出をいたしました。
  368ページをお開きください。
  それでは、一番下の歳出合計欄をごらんいただきたいと存じます。
  歳出済合計額は8億6,184万8,396円の決算となったわけでございます。
  なお、371ページの財産に関する調書をごらんいただきたいと思います。
  1の基金について説明申し上げます。
  (1)の介護保険給付費準備基金につきましては、年度中に1,366万1,408円増額となり、年度末現在高は2,191万5,548円となりました。
  (2)の平成20年度新設された介護従事者処遇改善臨時特例基金につきましては666万8,686円の積み立てを行いました。
  なお、372ページ、373ページに参考資料として平成19年度との比較を添付いたしましたので、ごらんいただきたいと思います。
  以上をもちまして介護保険特別会計の説明を終わらせていただきます。どうもありがとうございました。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  続いて、日程第12、認定第6号 平成20年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算認定について細部説明を求めます。
  柴崎会計室長。
○柴崎政利理事兼会計管理者 続きまして、認定第6号 浄化槽設置管理事業特別会計の内容を説明させていただきます。
  390ページをお開きください。
  実質収支に関する調書でございます。
  1の歳入総額は1億1,887万7,074円でございます。
  2の歳出総額は1億1,835万8,405円でございます。
  3の歳入歳出差引額は51万8,669円でございます。
  5の実質収支額も3と同額の51万8,669円でございます。
  戻りまして、382ページをごらんいただきたいと思います。
  なお、お手元の主要な施策の成果、118ページよりを対照してごらんいただければと思います。
  初めに、歳入でございます。
  1款分担金及び負担金の収入済額は1,434万2,860円でございます。浄化槽61基設置分の負担金でございます。
  2款の事業収入の収入済額は1,895万5,900円でございます。浄化槽使用料でございます。
  3款の国庫支出金の収入済額は2,542万円でございます。浄化槽設置費補助金として収入されたものでございます。
  5款繰入金でございます。1,789万3,000円を一般会計より繰り入れを行いました。
  次に、384ページをお開きください。
  8款町債でございますが、3,980万円、下水道事業債として借り入れを行いました。
  一番下の歳入合計欄をごらんください。平成20年度の歳入合計額は1億1,887万7,074円となりました。
  続きまして、歳出の説明を行います。
  386ページをお開きください。
  1款1目総務管理費につきましては、主に人件費でございます。省略させていただきます。
  下段の2款施設管理費をごらんください。支出済額は1,779万2,615円を支出いたしました。浄化槽の法定検査の手数料、浄化槽清掃委託料、浄化槽保守点検委託料等に支出しております。
  388ページをお開きください。
  3款施設整備費では8,034万4,675円を支出いたしました。浄化槽の61基分の設置に係る経費でございます。その内訳でございますが、5人槽が26基、7人槽が25基、10人槽が7基、18人槽が1基、30人槽が1基、45人槽が1基、合計61基設置したものでございます。
  4款公債費では、償還金として542万559円を支出いたしました。
  それでは、一番下の歳出合計欄をごらんいただきたいと思います。
  歳出済合計欄は1億1,835万8,405円の決算となりました。
  なお、391ページ、392ページに参考資料として平成19年度との比較を添付させていただきましたので、ごらんいただきたいと存じます。
  以上で浄化槽設置管理事業特別会計の説明を終わらせていただきます。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  続いて、日程第13、認定第7号 平成20年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算認定について細部説明を求めます。
  柴崎会計室長。
○柴崎政利理事兼会計管理者 それでは、続きまして、認定第7号 関口茂八奨学事業特別会計の内容を説明させていただきます。
  404ページをごらんいただきたいと存じます。
  実質収支に関する調書をごらんください。
  1の歳入総額は2,117万2,276円でございます。
  2の歳出総額も同額の2,117万2,276円でございます。
  3の歳入歳出差引額はゼロ円でございます。
  5の実質収支額も3と同額のゼロ円でございます。
  戻りまして、400ページをお開きください。
  初めに、歳入についてご説明申し上げます。
  2款繰入金952万円は、関口茂八基金からの繰入金でございます。
  中段の4款諸収入の1,165万2,276円は、これまでにこの奨学制度を利用された32名の方から奨学資金貸付金の返還金として入ったものでございます。
  それでは、一番下の歳入合計欄をごらんください。平成20年度の歳入済合計額は2,117万2,276円でございます。
  次に、402ページをごらんいただきたいと思います。
  続きまして、歳出についてご説明申し上げます。
  1款の総務費での支出済額1,165万2,276円は、32名からの返還金を関口茂八奨学基金に積み立てたものでございます。
  2款の事業費で952万円を支出いたしました。その内訳でございますけれども、1目21節貸付金の備考欄をごらんいただきたいと思います。1行目の普通奨学金696万円につきましては33名分でございます。普通奨学金は学費に充てるためのもので、年2回に分けて貸し付けを行っております。2行目の特別奨学金256万円につきましては13名分でございます。特 別奨学金は、入学時に入学準備金として貸し付けるものでございます。
  一番下の歳出合計欄をごらんいただきたいと思います。歳出済合計額が2,117万2,276円の決算となったわけでございます。
  次に、1枚めくっていただきまして、405ページをごらんいただきたいと思います。
  財産に関する調書でございます。
  1の基金でございますが、(1)の関口茂八基金につきましては、年度中に213万2,276円増額し、年度末現在高は1億3,597万3,253円となりました。
  これで関口茂八奨学事業特別会計の説明を終了させていただきます。
  なお、406、407ページに参考資料として平成19年度との比較表を添付いたしましたので、ごらんいただきたいと存じます。
  以上をもちまして、認定第1号から認定第7号までのときがわ町一般会計ほか各特別会計の歳入歳出決算について内容説明を終わらせていただきます。
  どうもありがとうございます。よろしくお願いいたします。
○市川金雄議長 長時間にわたり細部説明、大変ご苦労さまでございました。
  続いて、日程第14、認定第8号 平成20年度ときがわ町水道事業会計決算認定について細部説明を求めます。
  中藤水道課長。
○中藤和重水道課長 平成20年度ときがわ町水道事業会計決算について細部説明申し上げます。
  412ページ、413ページをお開きください。
  収益的収入及び支出ですが、この報告書は税込みであることに留意お願いいたします。まず、右側413ページの決算額の歳入の一番上を見ていただきたいんですが、2億8,531万871円、下にまいりまして、支出の決算額2億7,338万6,699円、差し引き1,192万4,172円の黒字となってございます。
  ちなみに、平成19年度の歳入歳出の差し引きは435万2,685円ということで黒字がふえております。
  続きまして、414ページ、415ページをお開きください。
  こちらは資本的収入及び支出ですが、まず収入の決算額ですが、右側415ページの決算額の一番上、2億2,516万362円、下にいきまして支出ですが、決算額の一番上を見ていただきたいんですが、3億3,142万7,323円、差し引き1億626万6,961円の不足となってございます。
  続きまして、416ページ、417ページをお開きください。
  左側416ページですが、こちらは損益計算書になります。下から3行目、当年度純損失61万7,552円の赤字となっております。先ほど税込みで黒字ということでご説明いたしましたが、税抜き処理した損益計算書においては61万7,552円の赤字となっております。平成19年度の当年度純損失につきましては115万1,431円ということで、赤字幅は縮小してございます。その下にいきまして、前年度繰越利益剰余金が137万1,514円、最終的に当年度末の未処分利益剰余金が75万3,962円となっております。
  続きまして、418ページ、419ページをお開きください。
  右側419ページですが、こちらは貸借対照表になっております。ここでのポイントは、中ほどから少し下になりますが、2の流動資産、(1)の現金預金です。1億4,169万6,420円、平成19年度が2億3,026万4,558円ということで大幅減となっておりますが、これには理由がございまして、本来20年度中に入金するはずの国庫補助金5,700万円が4月1日に入金したために大幅減になっております。
  同じく419ページの一番下になりますが、資産の合計が32億7,183万5,090円ということで、1ページお開きいただきます。負債の合計と資本の合計が先ほど言いました32億7,183万5,090円と一致するというものでございます。
  続きまして、424ページ、425ページをお開きください。
  右側425ページですが、この表は、100万円以上の工事につきまして金額の大きい順から並べたものでございます。2の(1)の建設工事の概況ということで、和田の受水場の築造工事、その下にいきまして、(2)改良工事の概況の上から1番目、2番目、3番目、この3つが石綿更新事業で、平成20年度の主な事業でございます。
  続きまして、426ページ、427ページをお開きください。
  右側427ページ、業務量を示した表ですが、上から10行目、有収率をごらんください。20年度の有収率が80.1%ということで、昨年の78.6%に比較しまして1.5%有収率が向上しております。
  続きまして、430ページ、431ページをお開きください。
  重要契約の要旨ということで表示してありますが、これは先ほど説明しました100万円以上の工事を載せた表を契約日年月日の早い順から並べかえたものですので、後ほどごらんになっていただきたいと思います。
  続きまして、434ページ、435ページをお開きください。
  こちらは収益的収支、収益的支出の明細書であります。こちらの表は税抜きになっており ますので、ご注意ください。
  まず、収益ですが、右側435ページの金額及び備考欄をごらんになってください。上から3行目、給水収益2億4,382万583円、昨年と比べますと約330万ほど減となっております。
  金額の一番下をごらんいただきたいんですが、収益の合計が2億7,288万2,701円ということで、昨年と比べて約680万円の減となっております。
  続きまして、436ページ、437ページをお開きください。
  ここからは費用になりますが、438ページ、439ページをお開きください。
  こちらも右側439ページの金額及び備考欄でご説明いたしますが、上から5行目、漏水修繕工事費1,074万8,865円、これは件数は100件になります。参考に昨年の金額を申し上げますが、昨年は1,115万1,840円、件数は96件ということで微減となっておりますが、非常に多い漏水費用がかかっているということになります。
  同じく439ページの下から4行目、弁護士報酬ということで113万8,552円を計上してありますが、全員協議会でもご説明申し上げました馬場のポンプ場に関する弁護士費用であります。内訳としましては、着手金が50万円、昨年度は6回の裁判が開かれまして、6回分の報償費として63万8,552円、合計113万8,552円となります。
  続きまして、442ページ、443ページをお開きください。
  右側443ページの下から2行目、平成20年度不納欠損処理額49万3,253円、昨年の不納欠損処理額が6万3,866円ということで大幅にふえておりますが、大口で1件、約40万円の不納欠損があったために不納欠損額がふえております。
  以上、費用合計が2億7,350万253円となっております。
  続きまして、446ページ、447ページをお開きください。
  これは企業債の明細書となっておりますが、その一番最後、448ページ、449ページをお開きください。
  右側449ページの未償還残高ということで、合計欄、一番下を見ていただきたいんですが、企業債の現在高が8億9,860万7,204円ということになっております。
  以上で平成20年度ときがわ町水道事業会計決算書の細部説明を終わらせていただきます。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
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   ◎決算の監査報告
○市川金雄議長 ここで、監査委員から平成20年度ときがわ町一般会計及び国民健康保険特別 会計ほか6会計に対する決算審査意見書が提出されております。
  監査委員からの報告を求めます。
  蜻纒\監査委員。
○蛛@弘代表監査委員 ただいま20年度の各会計決算審査意見書の報告の許可を得ましたので、ご報告いたします。
  平成20年度決算審査意見書。
  審査の対象、平成20年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算、2番として、平成20年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算、3、平成20年度ときがわ町老人保健特別会計歳入歳出決算、4、平成20年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算、5、平成20年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算、6、平成20年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算、7、平成20年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算、8、平成20年度ときがわ町水道事業会計決算、これにつきましてご報告いたします。
  審査の期間としまして、平成21年7月8日から9日、10日、13日、14日、17日、21日の7日間を審査の期間といたしました。
  審査の場所につきましては、ときがわ町の就業改善センターの2階就業改善相談室並びにときがわ町役場第二庁舎公室で行いました。
  4として、審査の方法でございますが、平成20年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算、同国民健康保険特別会計歳入歳出決算、同老人保健特別会計歳入歳出決算、同後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算、同介護保険特別会計歳入歳出決算、同浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算、同関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算及び同水道事業会計決算の各事項別明細書、実質収支に関する調書及び財産に関する調書は、関係法令に準拠し、かつ議決予算科目等に従って調製されているか、その計数は正確であるか、関係諸帳簿、証拠書類と照合しているかなど、例月出納検査、定例監査の結果を参考にするとともに、関係担当課長から説明を求め、審査いたしました。
  審査の結果でございます。
  1、総括的意見。審査に付された各会計の歳入歳出決算、歳入歳出決算事項別明細書、その他の書類は関係法令の諸規定に準拠して作成されており、その内容についても予算額及び収入支出済額については検算し、関係諸帳簿、証拠書類等照合した結果、計数処理及び予算執行について適正に執行されているものと認められた。
  なお、決算審査に当たりましては、議員選出の堀口監査委員とともに行いました。
  審査の概要及び意見でございますけれども、決算総括としまして、平成21年3月31日現在のときがわ町の一般会計、特別会計及び公営企業会計の決算状況は次表のとおりでございます。
  一般会計が歳入59億9,726万842円、歳出56億8,463万2,466円、歳入歳出差引額3億1,262万8,376円。
  特別会計。歳入総額28億6,310万5,331円、歳出総額26億8,174万9,914円、歳入歳出差引額1億8,135万5,417円。
  特別会計の内訳につきましては下にありますので、合計の歳入総額は88億6,036万6,173円、歳出総額は83億6,638万2,380円、歳入歳出差引額4億9,398万3,793円。
  平成20年度(平成21年3月31日現在)における一般会計及び特別会計の歳入総額は今申し上げました金額でございます。なお一般会計につきましては、翌年度に繰り越すべき財源、繰越明許費繰越額が3,019万275円ありまして、実質収支は2億8,243万8,101円でございます。
  公営企業会計(水道事業会計)でございますが、収益的収入支出。収入総額は2億8,531万871円、支出総額は2億7,338万6,699円、収入支出差引額1,192万4,172円、これは税込みでございます。資本的収入支出2億2,516万362円、支出総額3億3,142万7,323円、収入支出差引額がマイナス1億626万6,961円。
  この収益的収入支出でございますが、前年度につきましては税抜き後の金額が61万7,552円の純損失でございましたので、純損失は前年度より53万3,879円改善されております。
  資本的収支の不足額1億626万6,961円は、石綿セメント管更新事業等の老朽設備更新や和田受水場築造工事の実施により発生したものでございます。
  次に、一般会計の収支決算の状況でございますが、歳入総額59億9,726万842円、前年度が56億2,563万4,980円でございましたので、前年度比106.6%となっております。歳出総額につきましては56億8,463万2,466円、20年3月31日現在が52億5,385万3,065円でございましたので、前年度比108.2%となっております。歳入歳出差引額につきましては3億1,262万8,376円、前年度が3億7,178万1,915円でございましたので、前年度比は84.1%でございます。
  歳入につきまして、この構成でございますが、収入済額の構成比率で上位を占めているものは地方交付税が25.98%、町税が25.23%、繰入金が12.88%、町債が11.26%でございます。
  予算現額に対する収入済額の割合でございますけれども、これは、予算現額に対しましては98.7%、調定額に対する収入割合につきましては93.5%でありました。
  次に、自主財源及び依存財源の推移でございますけれども、18年、19年、20年と、この3年度を一応ここに記入しております。この推移をちょっとごらんいただきたい思います。
  20年度の自主財源は28億4,175万8,028円、構成比としますと47.4%でございました。町税が15億1,339万5,633円で25.2%、その他が13億2,836万2,395円、22.2%でございます。依存財源につきましては31億5,550万2,814円、52.6%、国県依存財源が24億8,040万4,814円で41.4%、町債が6億7,509万8,000円で11.2%でございました。前年度と比較しますと、自主財源は104.7%となっております。また、依存財源は108.4%でございます。
  次に、町税でございますけれども、自主財源の根幹をなす町税は収入済額15億1,339万5,633円で、前年度収入済額15億5,420万155円に比較し4,080万4,522円(2.63%)の減でございます。
  本年度の町税収入額を前年度と比較すると4,080万4,522円(2.63%)の減収となったわけであるが、税目別では、町民税で前年度比304万3,335円(0.42%)の減、固定資産税で3,511万2,885円(4.67%)の減、たばこ税では330万9,002円(5.99%)の減、軽自動車税で65万9,700円(2.6%)の増でありました。
  次に、不納欠損額及び収入未済額を前年度と比較してみると次の表のとおりでございます。
  不納欠損額につきましては、20年度が町民税218万8,588円、19年度が178万8,381円、前年比122.4%でございます。固定資産税につきましては713万1,073円、前年度が749万7,599円、これは95.1%でございました。軽自動車税につきましては9万7,800円、前年度が13万6,600円で71.6%。特別土地保有税は、20年度は不納欠損はございません。前年度は341万3,400円でございました。合計で、不納欠損額は20年度が941万7,461円、前年度が1,283万5,980円、73.4%でございます。
  次に、収入未済額でございますけれども、町民税、20年度が5,534万4,997円、前年度末が4,780万7,174円、115.8%でございます。次に、固定資産税でございますけれども、1億1,845万6,380円、19年度末が1億1,558万273円、102.5%でございます。軽自動車税につきましては281万5,939円、前年度が232万89円、121.4%でございます。特別土地保有税が43万6,600円、前年度が44万600円でございましたので、特別土地保有税につきましては99.1%。合計しますと、収入未済額は1億7,705万3,916円、前年度が1億6,614万8,136円、106.6%でございます。
  不納欠損額941万7,461円は地方税法の規定により不納欠損処分したものであるが、前年度の1,283万5,980円に比較し341万8,519円(26.6%)の減でありました。
  収入未済額は1億7,705万3,916円で、前年度1億6,614万8,136円に比較し1,090万5,780円(6.6%)の増となっています。この中で、固定資産税の収入未済額が全体の66.9%、町民税が31.3%となっています。これらの収入未済額については、その債権確保に十分留意し、徴収事務に当たるよう望むものであります。
  以上が町税の収入状況であるが、軽自動車税及び特別土地保有税を除き、本年度は前年度比減収となっている。このような厳しい状況の中、収納率は前年度を0.7ポイント下回り89%であったが、低徴収率が続いていくと納税秩序を維持することができなくなり、税負担の公平性は損なわれ、町財政に影響を与えるばかりか税制度全体にも影響を及ぼしかねないものと思われる。町税は町の主たる自主財源であり、今後とも納税思想の普及、誠実な納税者との均衡が保たれるよう一層の努力を要望するものであります。
  次に、2款からの収入につきましては、18年度から20年度の予算の推移を表にあらわしてありますので、後でごらんになっていただきたいと思います。
  次に、歳出でございますが、歳出決算額は56億8,463万2,466円で、執行率は、予算現額60億7,656万9,000円に対して93.6%でありました。
  款別の歳出執行状況につきましては、一応ここに3年間の推移を表にあらわしてありますので、ご参考にしていただきたいと思います。
  次に、特別会計でございますけれども、国民健康保険特別会計は予算現額14億3,123万3,000円、調定額15億4,968万3,954円、収入済額14億3,510万7,719円、予算現額に対する収入済額の割合は100.3%、調定額に対する収入済額の割合は92.6%でありました。
  この数字につきましては、前年度よりも調定額に対する収入済額並びに予算現額に対する収入済額をちょっと下回っておりますので、ひとつごらんになっていただきたいと思います。
  次に、老人保健特別会計でございますが、予算現額2億8,070万7,000円、調定額2億8,143万2,087円、収入済額2億8,143万2,087円、予算現額に対する収入済額の割合は100.3%、調定額に対する収入済額の割合は100%でございます。
  次に、後期高齢者医療特別会計でございますが、予算現額1億972万円、調定額1億970万9,079円、収入済額1億943万2,819円、予算現額に対する収入済額の割合は99.7%、調定額に対する割合も99.7%でございます。
  介護保険特別会計でございますが、予算現額9億720万円、調定額994万1,508円、収入済額8億9,708万3,356円、予算現額に対する収入済額の割合は98.9%、調定額に対する収入済額の割合は99.5%でございます。
  浄化槽設置管理事業特別会計につきましては、予算現額1億1,884万9,000円、調定額1億1,887万7,074円、収入済額1億1,887万7,074円、これは予算現額並びに調定額に対して100%でございます。
  次に、関口茂八奨学事業特別会計、予算現額2,125万9,000円、調定額2,125万6,276円、収入済額2,117万2,276円、予算現額に対する割合は99.6%並びに調定額に対する割合も99.6%でございます。
  次に、歳出でございますけれども、国民健康保険特別会計につきましては、予算現額14億3,123万3,000円、支出済額13億2,188万6,582円、不用額1億934万6,418円、執行率92.4%でありました。
  次に、老人保健特別会計でございますが、予算現額2億8,070万7,000円、支出済額2億5,119万165円、不用額2,951万6,835円、執行率は89.5%でございました。
  次に、後期高齢者医療特別会計でございますが、予算現額1億972万円、支出済額1億729万4,090円、不用額242万5,910円、執行率は97.8%であります。
  次に、介護保険特別会計でございますが、予算現額9億720万円、支出済額8億6,184万8,396円、翌年度繰越額はございません。不用額が4,535万1,604円、執行率は95%でございました。
  浄化槽設置管理事業特別会計でございますけれども、予算現額が1億1,884万9,000円、支出済額が1億1,835万8,405円、不用額が49万595円、執行率は99.6%でございました。
  関口茂八奨学事業特別会計でございますが、予算現額2,125万9,000円、支出済額は2,117万2,276円、不用額が8万6,724円、執行率は99.6%でありました。
  次に、公営企業会計でございますが、水道事業会計(収益的収入)でございますけれども、予算現額2億7,886万3,000円、決算額が2億8,531万871円で、予算現額に対する決算の割合は102.3%でありました。
  水道事業会計の資本的収入でございますけれども、予算現額は2億3,423万5,000円、決算額が2億2,516万362円、予算現額に対する決算額の割合は96.1%でございます。
  次に、歳出でございますけれども、水道事業会計(収益的支出)、予算現額2億7,996万7,000円、決算額2億7,338万6,699円、不用額658万301円、執行率は97.6%でございます。
  水道事業会計(資本的支出)でございますけれども、20年度が3億5,882万3,000円、決算額が3億3,142万7,323円、翌年度繰越額が820万円、不用額が1,919万5,677円、執行率は92.4%でございます。
  次に、ときがわ町の主な財政指標でございますけれども、経常収支比率は89.4でございます。前年度が89.7でございましたので、0.3改善されております。
  実質収支につきましては8.2、これが19年度は9.7でございましたので、1.5マイナスになっております。
  公債費比率でございますけれども、これは2.5、19年度が2.8でございましたので、0.3改善されております。
  起債残高でございますけれども、41億6,139万2,000円、前年度が37億1,653万5,000円でごしたので、4億4,485万7,000円ふえております。
  公債費の負担比率でございますけれども、6.1、前年度が5.3でございましたので、0.8ふえております。
  財政力指数でございますけれども、0.618、前年度が0.578でございましたので、0.040%ふえている、よくなっております。
  地方交付税額ですけれども、これは15億5,798万3,000円、前年度が15億1,267万8,000円でございましたので、4,530万5,000円増加しております。
  起債制限比率でございますけれども、1.4、これが前年度は1.5でございましたので、0.1よくなっております。
  町税の賦課額でございますけれども、16億9,986万7,000円、前年度が17億3,318万4,000円、マイナス3,331万7,000円、これは固定資産税の住宅の賦課が減っている状況でございます。
  町税の徴収率でございますが、89%、これが前年度は89.7%でございましたので、0.7悪くなっております。県から今、指導に来ているそうでございますので、今年度は増加するものと予想しております。
  債務負担行為翌年度以降支出予定額でございますが、6,094万1,000円、前年度は1億679万円でございましたので、4,584万9,000円の減になっております。
  町税に対する職員給の割合でございますが、47.9%、前年度が49.4%でございましたので、1.5%減になっております。
  職員数でございますが、123人、前年度が116人でございました。7人の増加になっております。
  補助交付金額でございますけれども、1億7,516万円、前年度が1億8,083万9,000円でございましたので、567万9,000円補助交付金の額は減っております。
  基金残高でございますが、18億5,858万5,952円、前年度が19億1,430万7,613円、マイナス 5,572万1,661円。住民1人当たりの基金残高でございますけれども、これは14万3,254円、前年度が14万1,860円でしたので、1,394円増加しております。
  町税滞納金額でございますけれども、1億8,647万2,000円、前年度が1億6,614万8,000円でございましたので、2,032万4,000円増加しております。
  町税の不納欠損額は941万7,000円、前年度が1,283万6,000円でございましたので、341万9,000円不納欠損は減じております。
  なお、住民の数でございますが、これは21年4月1日現在の1万2,974人を対象としてやっております。
  それから、住民1人当たりの基金残高については、各年度末住民基本台帳の数値、土地開発基金及び自然と親しむまちづくり事業用地取得基金の土地分を除いた基金残高を使用しておりますので、ご理解いただきたいと思います。
  次に、経常収支比率の表が次のページにございますけれども、この数値を出した仕方につきましては、歳出経常一般財源を分子といたしまして、次に歳入の経常一般財源並びに3の減税補てん債はございませんでしたけれども、臨時財政対策債を足して経常の一般財源歳出を割ったものでございます。これが89.4ということでございますので、この数値につきましては下に細目が書いてありますので、ひとつ参考にしていただきたいと思います。
  次に、むすびでございますけれども、以上が、平成20年度一般会計及び特別会計決算審査の概要であります。
  各会計を通じ会計経理はよく整理されており、証書類も整理されておりました。
  平成20年前半までは徐々にではありますけれども景気も回復傾向にあったわけでございますが、前年、アメリカの低所得者向け住宅ローン(サブプライムローン)の不良債権発覚によりまして、(モーゲージ債)米国のリーマン・ブラザーズの経営破綻に端を発し、相次ぐ投資銀行、金融機関の破綻によりまして世界的な不況の中に日本経済も巻き込まれ、急激な経済の減速は企業の生産活動に大きな打撃となり、企業の業績悪化は非常に厳しいもので、減産に伴う人件費の削減は派遣社員等の雇用打ち切り、また、生産調整に伴う稼働日数の削減等、企業・労働界ともに非常に厳しい平成20年度でありました。
  そのような中にあって、ときがわ町の一般会計の歳入総額は、決算額59億9,726万842円で、前年度に比較し3億7,162万5,862円の増加、率にして6.61%の増で、歳入の増加は、町債(合併特例債を含む)と繰入金で前年比4億8,575万8,966円の増加で、ほかは地方特例交付金、地方交付税、国庫支出金等がわずかに増加したのみでありました。歳出総額は、決算額 56億8,463万2,466円で、前年度と比較し4億3,077万9,401円の増加、率にして8.2%の増であった。
  厳しい状況の中にあっての町税、現年課税分の賦課徴収状況は、個人町民税は老年者非課税措置廃止に伴う経過措置等が要因で、調定額6億2,387万2,700円、前年度比1,291万2,500円、率にして2.11%の増、法人町民税は調定額1億376万1,100円、前年度比は1,620万8,400円、率にして13.5%の減でありました。町民税全体では調定額7億2,763万3,800円で、前年度比329万5,900円、率にして0.45%の減でありました。
  現年課税分の収入済額、個人町民税6億618万7,507円は、前年度比金額で1,029万963円、1.73%の増であった。収納率は97.2%、前年度比0.3の減です。法人町民税の収入済額は1億326万3,800円、前年度比金額で1,538万4,000円、13%の減、収納率は99.5%で0.6%増でありました。
  固定資産税調定額は7億2,757万4,600円、前年度比3,015万5,100円、率にして3.98%の減、現年課税分の収入済額の7億773万400円は、前年度比3,237万9,350円、率にして4.37%の減であります。収納率は97.3%。
  本年度の決算を見て、前年に引き続き各交付金は一部の例外を除き減少しておりました。
  自主財源の確保は地方分権の根幹であり、財政基盤の安定及び行財政運営向上のためには不可欠なものである。町税の収納率を引き上げることには絶えず真剣に取り組んでいただきたい。
  一般会計歳出予算は、予算総額60億7,656万9,000円、支出総額56億8,463万2,466円(前年度予算総額54億4,332万4,000円、支出総額52億5,385万3,065円)、不用額1億1,773万5,600円(前年度1億2,491万935円)、今年度の執行率は93.6%(前年度96.5%)でありました。
  歳出予算の不用額は前年度に比較し717万5,326円、率にして5.74%減。不用額の主なものは、総務費2,445万6,155円、民生費2,719万7,222円、教育費1,925万3,956円である。不用額は、早期の財政調整により他事業への有効活用は図れないものか検討いただくことを要望するものであります。
  補助金の交付一般会計補助金支出額は2億231万4,502円、前年度支出済額1億9,850万3,898円に比較し、381万604円、率にして1.92%の増となっている。ただし、町内団体に対しての補助金は、福祉課扱いが4,174万3,550円、産業観光課が1,987万8,800円、生涯学習課が1,030万750円、教育総務課896万82円が主なものであります。
  土地賃借料については見直しを検討すべき契約も見受けられる。契約更新時には、時代に 則した契約に協力していただくよう交渉されることを期待いたします。
  限られた財源で最大の効果が得られるよう、引き続き経費全般にわたる見直しを行い、町の裁量により増減する経費の支出については思い切った見直しを図るよう再度望むものであります。
  一般会計の実質収支は、歳入総額(59億9,726万842円)マイナス歳出総額(56億8,463万2,466円)イコール歳入歳出差引額(3億1,262万8,376円)から繰越明許費繰越額(3,019万275円)、内訳としますと、継続費逓次繰越額115万5,000円プラス繰越明許費繰越額、商工費プレミアムつき商品券発行補助事業(500万円ほか8件2,903万5,275円)を差し引いた2億8,243万8,101円が実質収支金額となります。前年度の実質収支額は3億3,109万6,915円でございましたけれども、単年度収支では前年度比4,865万8,814円減であります。
  次に、国民健康保険特別会計でございます。
  国民健康保険特別会計については、歳入総額14億3,510万7,719円、歳出決算額13億2,188万6,582円で、歳入歳出差引実質収支は1億1,322万1,137円、前年度の実質収支額は9,097万4,424円でございました。
  20年度の国民健康保険税収の収納状況は下表のとおりでございます。現年課税分、一般分が3億319万15円、調定額に対する収入済額は2億7,523万6,397円、不納欠損はゼロでございます。収入未済額は2,795万3,618円、収納率は90.8%。退職分につきましては、調定額が3,251万5,085円、収入済額は3,172万1,107円、不納欠損はゼロ、収入未済額は79万3,978円、収納率は97.6%。
  滞納繰越分につきましては、一般分が9,733万900円、収入済額が1,553万5,171円、不納欠損が331万2,050円、収入未済額が7,848万3,679円、収納率は16%でございます。退職分につきましては、調定額484万8,870円に対して収入済額が81万5,960円、不納欠損額が18万9,800円、収入未済額合計が384万3,110円、収納率が16.8%でございます。
  合計額につきましては、調定額が4億3,788万4,870円、収入済額が3億2,330万8,635円、不納欠損が350万1,850円、収入未済額が1億1,107万4,385円、収納率は73.8%と非常に低い率でございます。
  現年課税分調定額、医療費給付分2億4,119万4,556円、介護納付金分3,341万4,806円、後期高齢者支援分6,109万5,738円の現年度収納率は91.4%(滞納者数285人)、前年度は93.7%(滞納者数233人)でございましたので、収納率は2.3%悪化しております。滞納者は52人増加しております。滞納繰越分を含めた収納率は、先ほど申し上げましたけれども 73.8%、前年度が76.2%でございましたので、2.4%前年度比悪化しております。非常に厳しい状況にあります。
  歳出の状況の中で保険給付費の占める割合は総額8億6,736万1,235円で65.6%を占めています。1世帯当たりの保険給付費は平均で40万814円、前年度は33万7,964円でございましたので、18.6%ふえております。被保険者1人当たりは21万6,732円、前年度は16万9,110円でございました。28.16%の増加となっております。
  誠実な納税者との均衡及び納税秩序維持のためにも自主財源の維持に努め、国保加入者の医療を保証し、住民福祉の増進に機能するよう望むとともに、現年課税分の収入未済額が滞納繰越分の収入額以下になるよう、徴収には真剣に取り組んでいただきたいと思います。
  国民健康保険特別会計歳入歳出決算財産に関する調書。
  保険給付費支払基金は前年度、本年度末もゼロでございます。高額療養費給付費貸付金基金でございますが、前年度末が448万4,398円、決算年度末が455万7,398円でございます。出産費資金貸付基金でございますが、前年度末残高が250万円、決算年度末残高が250万円でございました。
  年度平均の被保険者数でございますが、4,002人でございます。前年度は5,264人、これは長寿医療制度が始まりましたために、そちらに移行されておりますので、減っております。世帯数は、年度平均世帯数が2,164世帯、前年度が2,634世帯、これもやっぱり移行されておりますので、減になっております。
  老人保健特別会計でございますが、決算の概要。
  老人保健特別会計医療受給者等の状況でございますが、受給者はゼロでございます。前年度が1,647人、20年度4月の後期高齢者医療制度移行に伴うものでございます。
  医療件数は3,672件、平成20年度扱い分、前年度が3万8,602件。
  医療費給付額が1億3,324万3,336円、前年度が11億466万6,609円。医療費給付額の内訳でございますけれども、入院が7,946万1,480円、調剤が826万1,023円、医療費の現金支給が558万7,174円、入院外3,359万6,609円、食事療養費269万8,220円、歯科354万2,980円、訪問介護9万5,850円でございます。
  総括収支につきましては、歳入総額2億8,143万2,087円から歳出総額2億5,119万165円を引きまして3,024万1,922円、実質収支も3,024万1,922円でございます。
  老人保健制度は20年4月に長寿医療制度に移行され、平成22年度まで医療費給付の関係で存続が予定されております。
  次に、後期高齢者医療特別会計でございます。
  平成20年4月から設けられた特別会計で、長寿社会の現状から、今後、対象者は増加することが予想されます。3月末現在、被保険者数は1,685人、うち障害者認定者58人を含みます。
  決算の概要でございますが、保険料収入。収入未済額は27万6,260円であるが(主な施策の成果102ページの表)、分納されており、6月末では7万7,970円、対象者は8人でございます。
  後期高齢者医療の扱いは広域連合で、当町の医療費の納付金額は1億612万9,304円。この制度の財政負担は、全体の4割を74歳までの国民健康保険料から支援金として拠出する。滞納者には資格証の発行となるが、現在は発行されていない。当初予算の保険料は1億5,123万6,000円であったが、減額補正されまして補正金額が6,902万3,000円、調定額は8,214万4,970円、収入済額が8,186万8,710円、収入未済額は決算時点で27万6,260円でありました。
  現年度の内訳でございますけれども、特別徴収が5,707万9,300円、普通徴収が2,478万9,410円、収入未済額が27万6,260円でございます。
  平成20年度後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算実質収支につきましては、歳入総額1億943万2,819円、歳出総額1億729万4,090円、歳入歳出差引額213万8,729円、実質収支は213万8,729円でございます。
  次に、介護保険特別会計でございますけれども、介護保険被保険者数については、第1号被保険者(65歳以上)と第2号被保険者(40歳以上65歳未満の医療保険加入者)に分けられております。20年度末の第1号被保険者は3,113人、前年度末が3,050人でしたので、63人、対前年度比伸び率が102.07%でありました。内訳では、65歳以上75歳未満が1,515人、前年度末が1,481人でございましたので、34人、前年度比伸び率は102.3%でございます。75歳以上が1,598人、前年度末が1,569人でございましたので、人数では29人増加、伸び率は101.85%でした。
  第3期介護保険事業計画の3年度であります。平成20年度の見込み額7億5,715万5,569円に対する実績値は7億9,059万5,019円で、3,343万9,450円の増、計画数値に対して4.42%の増加となっております。前年度は見込み値7億963万6,130円に対し実績値が7億7,121万1,534円、計画数値に対しまして6,157万5,404円、率にして8.68%と大幅な増加となっていましたが、本年度の介護給付費は予想を上回る伸び率となっておりましたけれども、前年度を下回っておりました。
  総括収支は、歳入総額8億9,708万3,356円、歳出総額8億6,184万8,396円で、歳入歳出差引額3,523万4,960円、実質収支額は3,523万4,960円である。
  歳入の主なものは、支払基金交付金が2億4,731万8,000円(27.6%)、国庫支出金が1億9,247万2,400円(21.5%)、繰入金が1億3,696万1,600円(15.3%)、県支出金が1億1,693万4,700円(13%)、繰越金が4,631万4,322円(5.2%)などであります。
  歳出総額8億6,184万8,396円のうち保険給付費支出額7億9,059万5,019円、歳出総額の91.7%を占めております。内訳は、居宅給付費等が4億4,318万1,084円のうち、前年度を上回ったのは地域密着型介護(予防)サービス費が1,562万463円の増で、居宅介護(予防)サービス費は1,123万1,840円の減であった。施設給付費については、3億4,741万3,935円のうち前年度を上回ったのは介護老人福祉施設2,411万7,393円の増、特定入所者介護サービス費(施設分)が98万9,590円増加したのみで、他の施設費用は減少しておりました。
  次に、介護保険受給者認定者数でございますけれども、496人、第1号被保険者全体の3,113人の15.93%に当たります。前年度が487人でございました。前年度は第1号被保険者全体3,050人の15.97%、認定者のうち介護保険を利用している人は410人で、86人の方は認定は受けているが介護を利用していない。前年度69人でしたので、17人増加しております。認定者数では、要支援1・2は97名で1名の増加、要介護1・2は143名で2人減であるが、そのうち要介護2が15人増加しております。要介護3・4は181名で、前年度より各5人ずつ10人増加しております。
  第1号被保険者介護保険料の収納額は、調定額1億5,101万7,400円に対し1億4,615万9,248円、収納率は96.78%、前年度の96.90%に比較し0.12%悪化しております。不納欠損額は103万3,700円、前年度は75万3,286円で、前年度比28万414円増加しておりました。収納未済額は382万4,452円、内訳は調定額に対し普通徴収が193万7,600円、188万6,852円の滞納繰越分については、調定額378万9,800円に対し収納額は86万9,248円、不納欠損額103万3,700円で、収入未済額は188万6,852円である。保険料の滞納時効は2年であり、不納欠損については最小限にとどめるよう、保険料の徴収にはより真剣に取り組んでいただきたい。
○市川金雄議長 すみません、大分時間が経過しましたので、一時休憩したいと思います。
  暫時休憩いたします。
  再開を4時15分からお願いいたします。
                                (午後 4時02分)
─────────────────────────────────────────────────
○市川金雄議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午後 4時15分)
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○市川金雄議長 続いて監査報告をお願いいたします。
  蜻纒\監査委員。
○蛛@弘代表監査委員 その前にちょっと修正をいただきたいところがあるんですけれども、最後の付表でございます。保育料の付表が一番最後についていますけれども、保育料不納欠損額内訳というところでございます。
  はなぞの保育園が10万4,800円とあるんですけれども、そのほかに管外保育で坂戸のあさば保育園、この関係で10万6,400円不納欠損がございました。合計で21万1,200円が不納欠損ということでございます。
  続きまして、浄化槽設置管理事業特別会計。
  総括収支の状況でございます。歳入総額1億1,887万7,074円、歳出総額1億1,835万8,405円、歳入歳出差引額51万8,669円、実質収支は51万8,669円であります。
  浄化槽の設置基数は61基であり、前年度は69基でしたので、8基設置基数は減でありました。設置した浄化槽の人槽は、5人槽が26基、7人槽が25基、10人槽が7基、18人槽が1基、30人槽が1基、45人槽が1基の設置であった。現在は管理費、くみ取り清掃費等は遅滞なく収納されているが、おくれぎみの先もあったようであります。今後も遅滞先が発生しない健全な事業展開がなされるよう望みます。
  次に、関口茂八奨学事業特別会計でございます。
  この事業は昭和59年度に1億円の基金に始まり、今日までに貸与した学生は243名となり、人材育成の基金として有効活用されている。平成20年度の貸付総額は952万円、内訳は、特別奨学金13名、256万円、普通奨学金33名、696万円、返還金は32名、1,164万6,834円、収入未済額8万4,000円、1名ございます。
  現在の貸与金額元本残高は3,723万8,200円、決算年度末の基金残高は1億3,597万3,253円、前年度末の基金残高が1億3,384万977円でございました。
  次に、水道事業会計でございます。
  和田浄水場の取水量の低下に対応するため、県水受水施設整備事業の施設築造工事が完成、平成21年度の電気計装工事を残すのみとなる。また、石綿セメント管の更新事業も国庫補助事業、単独事業を含めて1,299.7メートル更新ができた。前年度更新事業は1,928メートルが なされ、石綿管更新の効果もあり、5年ぶりに有水率が改善された。
  総配水量186万1,892立方メートルであり、うち有収水量は149万2,223立方メートルで有水率は80.1%、前年度は有水率は78.56%で、1.54%改善を見ました。総配水量のうち県水の受水量は58万8,743立方メートルで、受水割合は31.6%であります。単純計算になりますけれども、漏水が36万9,669立方メートルであり、県水の受水量の62.78%が漏水していることになります。これは単純計算でございます。給水人口は1万2,629人、前年度は1万2,814人で、185人、前年に続いて減となっております。
  平成20年度の事業収益は2億8,531万871円で、うち給水収益は2億5,601万1,612円で収入全体の89.7%を占めている。水道事業費用は2億7,338万6,699円で、差し引き税込み1,192万4,172円だったが、消費税税引き後は61万7,552円の純損失となります。前年度は115万1,431円の純損失だったので、53万3,879円改善はされておりました。
  資本的収入総額は2億2,516万362円で、内訳は、負担金1,487万7,450円、補助金5,700万円、企業債6,480万円、出資金8,823万8,000円、固定資産売却代金24万4,912円であります。
  資本的支出総額は3億3,142万7,323円、内訳は、建設改良費2億6,218万6,560円、企業債償還金6,924万763円であります。
  建設改良費の主な事業は、県水受水施設整備事業1億3,592万3,500円、石綿セメント管更新事業7,948万9,050円、道路改良に伴う排水管布設替工事8件、2,383万2,900円などであります。
  また、企業債については、通常の償還に加え1,100万9,074円繰上償還しております。
  石綿セメント管については総延長3万786メートルで、更新済みが1万5,976メートル、残りが1万4,810メートルでございます。排水管布設替工事とあわせ、耐用年数を過ぎた設備も多々あり、これの計画的更新等、山間地帯の給水でもあり、給水費用は平地の給水とは比較できない水道事業であるが、安心・安全な水の供給のために引き続き今後とも全力で取り組んでいただきたい。
  ときがわ町の経常収支比率は前年度の89.7%、平成20年度は89.4%で0.3ポイント改善されていたが、経済情勢が関係しているとも思いますが、依然として高く、町の財政は硬直化していると見られる位置にあります。また、財政力指数は地方公共団体の財政上の能力を示す指標で、20年度は0.618%で、前年度比0.04ポイント改善されています。指数が1に近いほど財政力が強いとされる指標でございます。ときがわ町の別表、財政指標をそれぞれ参考としていただきたいと思います。
  道路用地など公共用地の未登記の状況について。産業観光課扱い(別表1)では買収用地、林道4路線の183件、寄附採納用地15路線404件、観光施設買収用地・木のむらキャンプ場(地籍公正登記を要する)6件の合計593件、うち林道買収用地47件、林道寄附採納用地1件の48件については登記が完了し、現在未登記物件は林道買収用地136件、林道寄附採納用地403件、観光施設買収用地6件、合計545件が未登記物件として未処理であります。
  建設課扱い、別表2をごらんになっていただきたいと思いますけれども、旧玉川村40件、旧都幾川村1,562件、合計1,602件で、前年度末より93件処理されていました。残る旧都幾川村分の内訳は買収分628件、交換分48件、地図訂正分247件、認定道路分610件、寄附採納用地29件、合計1,562件が未登記未処理件数です。旧玉川村分、前年度末45件で、5件の処理で40件が未登記未処理件数です。旧玉川村、旧都幾川村合計1,602件、引き続き、未登記物件処理には費用がかかりますが、真剣に取り組んでいただきたい。
  旧都幾川村の継続事業で中山間地域総合整備事業の市民農園が完成、77区画すべての賃貸ができ、それぞれ50平米に野菜等が作付されている。6区画が町内で、ほかは町外の方である。また、キャンセル待ちの希望者がいるとのこと、現在の契約者には是非継続して利用していただくよう指導願いたい。
  次に、保育料、学校給食費について、単年度ではないが、保育料の収入未済額は本年度末594万4,390円(別表3)、また、本年度不納欠損で処理した保育料が21万1,200円(別表4)、これは今、訂正してもらった分でございます。不納処理先は転出者が多いとのことであります。また、小学校、中学校の学校給食費未納状況は154万6,950円(別表5)でございます。これらの未納者は町税、国民健康保険税等の未納者が多く該当しているが、支払い能力のある悪質な保護者に対しては、誠実な納付先との均衡及び均衡維持のためにもそれなりの処置を講ずる必要があるのではないか。県内市町の主な対策も新聞等で報道されており、参考にすべきである。保育料についても、税の徴収員には、税とともに一層意をもって徴収に当たっていただきたい。
  経済情勢が先行き不透明な今日でもあり、ときがわ町もこのままいくと歳入を支える人口は少子化によりますます減少し、予算規模もなだらかに減少するものと思われます。年度末の60歳以上の外国人を除く人口は4,247人(32.7%)、65歳以上の人口は3,180人(24.5%)。継続的な施設の維持管理費や経常経費は、予算規模が減少すればその比率は高くなり、財政の維持は難しくなる。予算の大小にかかわらず出資しなければならない費用は、縮小した場合でも簡単に減らすことはできない性質のものです。次代のときがわ町を支えていく人たち のために今から将来を見据えた気配りが必要であり、町政の進展と住民福祉の向上のため、事務事業の合理化を推進し、経費の削減を図り、費用対効果を十分に検討し、引き続き堅実で効率的な行財政運営が展開されることを期待して、決算監査のむすびといたします。
○市川金雄議長 大変ご苦労さまでございました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎認定第1号の質疑
○市川金雄議長 日程第7、認定第1号から日程第14、認定第8号の質疑は、一般会計に限り歳入歳出に分けて行います。
  これより日程第7、認定第1号 平成20年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定についての質疑に入ります。
  質問者は、ページ番号、科目名、節区分を申し出、質疑してください。
  質疑につきましては、1回につき3問までとし、質問者がない場合、再度質問を許可いたします。
  まず最初に、歳入の質疑を行います。
  質疑ございませんか。
  4番、野原和夫議員。
○4番 野原和夫議員 4番、野原和夫です。
  まず最初に、歳入において、5ページの件ですが、先ほど監査委員も言われたように、19年度に比べて町民税、固定資産税、たばこ税とも減額しております。その中で、第15条の7第4項に該当する、これは滞納処分の執行停止が3年間継続したことによる義務の消滅のことなんですが、この中で個人町民税、また法人町民税、固定資産税、軽自動車税、特別土地保有税は何件あるのか、このことについてお伺いします。
  それから、第18条該当、これは時効による場合なんですが、それぞれ何件があるのかどうか、この点についてお伺いします。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  岡野税務課長。
○岡野吉男税務課長 それでは、議員のご質問にお答えしたいと思います。
  今、議員から問われたことは、不納欠損額の内容についてのご質問かと思います。今言われた第1点目の第15条の7、停止後3年の消滅に関することですけれども、税目別ということですので、税目別にお答えいたします。
  まず、個人町民税に関しましては11件、法人住民税はありません。固定資産税が31件、軽自動車税が1件、合計43件が20年度の件数の実績でございます。
  続きまして、18条関係の同じく税目別に確認した件数ですけれども、個人町民税が32件、法人町民税が4件、固定資産税が67件、軽自動車税が20件、合計で123件でございます。
  以上でございます。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  4番、野原和夫議員。
○4番 野原和夫議員 この中で第18条に該当する時効による場合、金額にしてはその額はどのぐらいの金額になっているのかお伺いしたいんですけれども。
○市川金雄議長 答弁願います。
  岡野税務課長。
○岡野吉男税務課長 それでは、お答え申し上げます。
  不納欠損額の総額が941万7,461円でございますが、そのうち18条関係ですが、585万2,436円です。
  以上です。
○市川金雄議長 よろしいですか。
          (「はい」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 ほかにございませんか。
  11番、岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 今回、室長の大変明快な説明で、透き通る声で大変わかりやすく説明していただいてありがとうございました。
  給食費の滞納なんですけれども……
○市川金雄議長 何ページに当たるでしょうか。
○11番 岩田鑑郎議員 29ページ、決算審査意見書のところでございます。
○市川金雄議長 監査報告の意見書の中の29ページにあるところだそうです。
○11番 岩田鑑郎議員 ほかでもわかるんだけれども、明確に学校別に出されているので。
  私どもの時代には、給食はなかったですからあれですけれども、通常の親の考え方ですと、子供だけには恥ずかしい思いはさせたくないという思いが通常だろうと思うんですけれども、こういうところで、だれが滞納しているかというのは多分個人情報の関係でわからないようになっているんだろうと思うんですけれども、この対応としてはどういうような対応をされ ているんでしょうか、お聞きしたいと思います。
○市川金雄議長 給食費の滞納についての対応、答弁願います。
  内室教育総務課長。
○内室睦夫教育総務課長 それでは、岩田議員の給食費の滞納につきまして、どのように対応しているかというご質問について答えさせていただきます。
  まず、こちらの滞納額でございますけれども、実は既に卒業している子供、それから要保護、準要保護等に認定されている子供、お宅がございます。それで、29ページのほうで、こちら平成15年からの金額のトータルになるわけなんですが、154万6,950円ございます。それで、先ほど申し上げました卒業してしまっている子供、また、要保護、準要保護等の認定を受けている子供を除きますと、現在、47万8,850円ございます。そういう中で、学校で各家庭にその滞納についてお話しして徴収しておるところでございます。
  教育委員会といたしましては、滞納があるお宅については何らかの問題がございますので、そういうものをなるべく保護者から聞きながら対応し、要保護、また、準要保護の必要があればそういう申請手続をとるような形で進めておるところでございます。ですので、滞納している方については支払いを督促しておるところです。
  以上でございます。
○市川金雄議長 11番、岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 督促は文書でやっているんでしょうか、それとも直接伺って事情をお聞きしているんでしょうか。
○市川金雄議長 内室教育総務課長。
○内室睦夫教育総務課長 文書で行っております。ただ、文書だけですとなかなか納入のほうはしていただけませんので、先ほど申し上げましたように、その家庭の状況等をいろいろ相談といいますか、そういうものを含めて口頭と文書両方でやっているような状況でございます。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  岩田議員。再々質問になります。
○11番 岩田鑑郎議員 これは税金ではないんですけれども、税の大切さを、何か標語の募集がございますよね。そういうことを、かつて生涯学習の関係で、税金を滞納しないようにというようなことでPTAが取り組んだというようなことも聞いたことがあるんですけれども、その辺のお考えはないんでしょうか。
  いきなりの推移はあれですから、ともかくPTA等でそういうふうなわざを出す、PTAの役員等はこういう状況というのはご存じなんでしょうか。
○市川金雄議長 答弁を願います。
  内室教育総務課長。
○内室睦夫教育総務課長 全PTAということではないんですが、教育委員の中にもPTAの会長等おりまして、実情を申し上げまして驚いているといいますか、えっ、こんな状況なんですかという話もいただいております。教育委員会としても、教育委員会が今後、直接学校と連携しまして、委員会、それからPTAのほうにもこういう状況で滞納があるというようなことを伝えまして、そういう中で今後どんなふうに進めるのがいいかということで方策を考えていきたいと考えております。
○市川金雄議長 もしあったら次回にまたお願いします。
  ほかにございませんでしょうか。
  2番、野口議員。
○2番 野口守隆議員 まず、33ページのふるさと納税寄附金なんですが、質問した手前、どのようにPRしているのか。ホームページに載っているのは承知しておりますが、いつか読売新聞に出ていたんですが、いわゆるふるさと納税は一生懸命PRしたところに集まっていると。特に大阪府が断トツで多いという話を聞いております。
  どのようなPR方法をしているのかということが1点と、もう1つは、同じページで土木費寄附金100万円というので耳なれない寄附金だと思うんですが、先ほど会計室長のほうから多少の説明はありましたが、どのようなことかということと、また、もう1点は、すみません、戻ります。先ほど野原和夫議員から出ました13ページの不納欠損についてですが、大変勉強不足で申しわけありませんが、不納欠損の基準、判断とはどのように行うのか、この3点をお願いしたいと思います。
○市川金雄議長 それでは1点目、33ページの関係、答弁を求めます。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 それでは、野口議員のふるさと納税のPR方法についてということでご質問でございます。お答えをさせていただきます。
  まず、野口議員もご存じのとおり、ホームページにふるさと納税の効果ですとか手続的なものをいろいろ載せてございます。こちらは既にもうご存じのとおりということでございます。
  また、PR用のパンフレットについて、前回、一般質問でもいただいております。こちらについては現在検討中ということで、素案は一応できているところなんですけれども、また他の団体等、そういったものを参考にそういったパンフレットを作成して各施設等にお配りするような、また、観光客等にお配りするような、そういった方法を考えているところでございます。
  以上でございます。
○市川金雄議長 よろしいですか。
  野口議員。
○2番 野口守隆議員 じゃ、パンフレット作成を考えているということでよろしいわけですか。先ほど言いましたとおり、いかにPRするかということが肝心なことだと思います。特に町外に出ている町内出身者あるいは観光客に是非これはPRしていただきたいと思います。10万円では、せっかく条例までつくっても何か条例倒れと申しますか、是非少なくとも1けた違うような寄附を集めるようにPRしていただきたいと思います。
○市川金雄議長 1点目、よろしいですか。
          (「はい」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 続いて、2点目、同じ33ページですけれども、土木費の関係。
  桑原建設課長。
○桑原和一建設課長 土木費寄附金についてご説明いたします。
  大字玉川地内にあります日野原工業団地の中で鉄筋加工を行っている会社がございます。その会社の前に町道がございまして、その会社は特に大型車の出入りが激しい会社でございまして、その舗装修繕するに当たりまして会社のほうとお話し合いをいたしまして、舗装修繕工事の一部を負担していただけないかということの中で、じゃ、100万円寄附しますという形になりましたので、舗装修繕工事の一部に充てるために寄附をいただきました。
  以上でございます。
○市川金雄議長 野口議員。
○2番 野口守隆議員 いわゆる受益者負担といいますか、道を直すということで、じゃ、町のほうで働きかけていただいたと解釈してよろしいですか。
  過去にこのような例はあったんでしょうか。
○市川金雄議長 答弁願います。
  桑原課長。
○桑原和一建設課長 町のほうからその会社に申し入れまして交渉を行いました。
  過去につきましては、このようなことはございました。
  以上です。
○市川金雄議長 2点目、よろしいですか。
          (「はい」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 それでは、3点目、13ページの不納欠損の関係について。
  岡野税務課長。
○岡野吉男税務課長 それでは、不納欠損についてご回答申し上げます。
  まず、不納欠損の趣旨というか意味なんですけれども、既にご存じかと思いますが、申し上げさせていただきます。
  既に調定された歳入が徴収できなかったことをあらわす会計上の処分です。収入未済額から将来にわたって納入される見込みのない債権額を取り除く、平たく言えば債権放棄という形になると思うんですけれども、そういった事務処理になります。
  先ほど不納欠損の基準ということでご質問がありましたけれども、もちろん地方税法にのっとって税務課でも事務処理を進めております。主な基準なんですけれども、先ほど質問がありましたように、地方税法の第18条関係で、5年を経過すると納税義務が消滅するというような消滅時効が完成したときが1つの基準です。
  もう1つが、そういう滞納処分を行った後、一応それを停止する場合があります。この方は少し無理かなということで停止する場合があります。それから3年を経過したとき、これが第15条の7という地方税法のよりどころの基準です。
  もう1点、法人、会社等が解散したときに残余財産を処分してもなおかつそこに未納額があるとき、請求したくても既に会社等がなくなる場合があります。そういった場合には不納欠損処理をしていると。
  主にこのような事由で不納欠損処理をしております。
  以上です。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  2番、野口議員。
○2番 野口守隆議員 そうすると、今後、不納欠損が出てくる可能性もまだ十分にあると考えてよろしいわけですか。
○市川金雄議長 答弁願います。
  岡野税務課長。
○岡野吉男税務課長 毎年毎年不納欠損につきましては処理をさせていただいておりますし、今後も、額の上下はあると思われますが、不納欠損処理については行われると思われます。
  以上です。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
          (「はい」と呼ぶ者あり)
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   ◎延会について
○市川金雄議長 お諮りいたします。本日の会議はこの程度にとどめて、延会をしたいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 異議なしと認めます。
  よって、本日はこれをもって延会することに決定いたしました。
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   ◎延会の宣告
○市川金雄議長 なお、あすも引き続き歳入の質疑から行います。
  質疑については、答弁側に通告してありませんので、簡潔にわかりやすく質疑をお願いいたしたいと思います。よろしくお願いいたします。
  大変ご苦労さまでございました。以上で延会とさせていただきます。
  きょうはありがとうございました。
                                (午後 4時50分)