平成21年第3回ときがわ町議会定例会

議 事 日 程(第2号)

                            平成21年9月2日(水)  
                            午前9時30分開議     
      開議の宣告
日程第 1 認定第 1号 平成20年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定について
日程第 2 認定第 2号 平成20年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定
             について
日程第 3 認定第 3号 平成20年度ときがわ町老人保健特別会計歳入歳出決算認定につ
             いて
日程第 4 認定第 4号 平成20年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認
             定について
日程第 5 認定第 5号 平成20年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算認定につ
             いて
日程第 6 認定第 6号 平成20年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決
             算認定について
日程第 7 認定第 7号 平成20年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算
             認定について
日程第 8 認定第 8号 平成20年度ときがわ町水道事業会計決算認定について
日程第 9 議案第45号 ときがわ町税条例の一部改正について
日程第10 議案第46号 ときがわ町国民健康保険条例の一部改正について
日程第11 議案第47号 ときがわ町後期高齢者医療に関する条例の一部改正について
日程第12 議案第48号 ときがわ町在宅重度心身障害者手当支給条例の一部改正について
日程第13 議案第49号 ときがわ町介護保険条例の一部改正について
日程第14 議案第50号 町道路線の認定について
日程第15 議案第51号 町道路線の廃止について
日程第16 議案第52号 町道路線の認定について
日程第17 議案第53号 町道路線の廃止について
日程第18 議案第54号 町道路線の認定について
日程第19 議案第55号 都幾川橋橋梁整備工事(上部工)請負契約の締結について
日程第20 議案第56号 ときがわ町立都幾川中学校特別教室棟耐震補強及び大規模改造工
             事請負契約の締結について
日程第21 議案第57号 平成21年度ときがわ町一般会計補正予算(第2号)
日程第22 議案第58号 平成21年度ときがわ町国民健康保険特別会計補正予算(第1
             号)
日程第23 議案第59号 平成21年度ときがわ町老人保健特別会計補正予算(第1号)
日程第24 議案第60号 平成21年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1
             号)
日程第25 議案第61号 平成21年度ときがわ町介護保険特別会計補正予算(第1号)
日程第26 議案第62号 平成21年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計補正予算
             (第2号)
日程第27 議案第63号 平成21年度ときがわ町水道事業会計補正予算(第2号)
日程第28 議員派遣について
日程第29 議会運営委員会報告
日程第30 議会運営委員会の閉会中の継続調査の申し出について
日程第31 一般質問
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出席議員(16名)
     1番  前 田   栄 議員     2番  野 口 守 隆 議員
     3番  小 宮   正 議員     4番  野 原 和 夫 議員
     5番  鳥 越 準 司 議員     6番  堀 口   宏 議員
     7番  笹 沼 和 利 議員     8番  増 田 和 代 議員
     9番  伊 得 一 夫 議員    10番  市 川   洋 議員
    11番  岩 田 鑑 郎 議員    12番  島 田   豊 議員
    13番  田 中   旭 議員    14番  野 原 兼 男 議員
    15番  長 島 良 男 議員    16番  市 川 金 雄 議員
欠席議員(なし)
地方自治法第121条により、今定例会に説明のため出席する者及び同委任を受けた者の職氏名
町長
関 口 定 男 
副町長
関 口   章
理事兼町民課長
 蛛@太一郎
理事兼
会計管理者
柴 崎 政 利
総務課長
野 原 泰 子
企画財政課長
久 保   均
税務課長
岡 野 吉 男
福祉課長
小 沢 俊 夫
環境課長
岩 田 功 夫
産業観光課長
山 崎 政 明
建設課長
桑 原 和 一
水道課長
中 藤 和 重
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教育長
戸 口 皓 雄
教育総務課長
内 室 睦 夫 
生涯学習課長
小 島   昇 
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代表監査委員
 蛛@  弘
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議会事務局長
柴 崎 秀 雄 
書記
荻 野   実 

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   ◎開議の宣告
○市川金雄議長 おはようございます。
  引き続きまして、大変ご苦労さまでございます。
  ただいまの出席議員は16名でありますので、定足数に達しております。
  これより、平成21年第3回ときがわ町議会定例会第2日目を開会いたします。
  直ちに本日の会議を開きます。
                                (午前 9時30分)
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   ◎議事日程の報告
○市川金雄議長 本日の議事日程を報告いたします。
  議事日程は配付したとおりであります。
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   ◎認定第1号の質疑、討議、討論、採決
○市川金雄議長 きのうに引き続き、日程第1、認定第1号 平成20年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定についての歳入の質疑を行います。
  質疑ございませんか。
  4番、野原和夫議員。
○4番 野原和夫議員 4番、野原和夫です。
  13ページから15ページについてですが、町税全体に、この歳入において全体に言えることは、調定額に近くなる収入を本当はちゃんとやるべきではないかと思うんですが、そこで、この収入未済額、町税全体ですが、相当な金額が未済額で出ております。今後、不納欠損をふやさないためにも徴収努力を求めたいが、目標について何%、またどのように目標を掲げているのかお伺いします。
  それから19ページの児童福祉費負担金についてでございますが、この収入未済額、これも594万1,890円、これも今後徴収率、また累計だと思いますが年度別に説明ができれば、これもお伺いしたいと思います。
  それから21ページの土木施設使用料でございますが、公共物使用料、道路占用料、これは19年度と比較しまして増額となっています。しかし、19年度に記載されていた公園使用料が今回はなくなっておりますが、この点の増額と、公園使用料がなくなっていることの説明を お伺いします。この3点お願いします。
○市川金雄議長 答弁を求めます。13ページから15ページにかけての質疑。
  岡野税務課長。
○岡野吉男税務課長 それでは、ご質問にお答え申し上げたいと思います。
  まず徴収率の目標ということかと思いますが、平成20年度の町税全体の徴収率は89.0%でございました。前年度に比べて0.7ポイントの減ということです。これにつきまして、当初、昨年の9月以降、景気低迷、景気不況ということで、かなり心配をしておりました。もっと下がるかなと心配していたんですけれども、0.7ポイントということで、その時点では正直思ったよりということだったんですけれども、県内の状況を見ますと、県内全体では0.1ポイント減ということですので、県内に比べてときがわ町の状況はやはり厳しいのかなという判断をしております。
  もう1点、現時点で例えば景気が上向きということも、まだ全然ありませんで、これからじわりじわりと町民の方にも生活の中にも影響が出てくるだろうというふうにも心配をしております。そういった関係で最低限、このまま今の傾向でいきますと、大まかな見方ですと半年間で0.7ポイント下がったという見方をとるとすれば、そのままいくと1ポイントぐらい下がってしまいますので、とにかく最大限現状維持したいと。20年度の徴収率を下げたくないということを目標にしております。
  ただ、そうは言っても、それじゃ甘いじゃないかというような見方もあると思います。それにつきましては、もちろん、これでいいという気持ちではありませんので、できるだけ上回るように、できれば19年度に戻したいというような、19年度が89.7ポイントですので、少しでも上積みできるように担当課としては努力したいと思います。とにかくいろいろ町民の方が窓口に来られて、仕事が厳しいとか、仕事を首になったとかということで納税交渉をしますけれども、そういった声が大きくあります。そういった厳しい状況でありますけれども、日々粛々と徴収に努力したいというふうなことでお願いしたいと思います。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  4番、野原和夫議員。
○4番 野原和夫議員 是非70%にならない率だと大変なことになると思います。それで是非89.7%、19年度に戻す努力が必要だと思いますが、何しろ景気の低迷、いろいろなことも考えられますが、税の軽減策を何かを考えて徴収をもっと具体的にできるかできないか、その人にはそういう援助じゃないけれども、そういうことはできないんでしょうか、この点お伺 いします。
○市川金雄議長 答弁願います。
  岡野税務課長。
○岡野吉男税務課長 私も心情的には野原議員の気持ちがよくわかるんですけれども、一応私も税務課に来て税の仕組みについていろいろ勉強させていただきました。税の課税に関しましては、かなり所得の大小によって課税がそもそも基本的にされております。そういった中で、税金自体が国民の義務ということで、全国の市町村津々浦々、基本的には一つの方針であるという形になってきております。ですから、軽減策についても同じような形で、どこの市町村でもやるように、多少の市町村によっては幅があるかもしれませんけれどもという方針でありまして、ときがわ町でもそれに従って今までもやってきましたし、基本的にはこれからもそれに従ってやっていきたいと思っています。
  以上です。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  4番、野原和夫議員、再々質疑です。
○4番 野原和夫議員 是非、不納欠損の額をふやさない努力をお願いしたいと思います。
  以上です。
○市川金雄議長 1点目、よろしいでしょうか。
○4番 野原和夫議員 はい。
  続いて2点目、19ページの関係、答弁願います。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 お答えをいたします。
  民生費の収入未済額594万1,890円の内訳でございますけれども、これは平成14年度が一番古い部分になっています。これが12万4,500円、それから15年度が15万4,500円、それから16年度が47万9,200円、17年度が92万4,900円、18年度が105万4,340円、19年度が138万4,450円、20年度が182万円というような内訳になっております。この未収につきましても、この徴収に当たりましては、臨宅徴収ですとか、あるいは電話催告、また文書による催告等も実施して、なるべく徴収率が上がるように対応していきたいというふうに考えております。
  それから平成21年度に入ってからですけれども、滞納処分ということで交付要求等も1件しているような状況でございます。そういった部分を含めながら、総体的に考えた上で徴収率の向上に努めていきたいというふうに考えておりますので、ご理解いただきたいと思いま す。
  以上です。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  野原和夫議員。
○4番 野原和夫議員 不納欠損においても19年に比べて多くなっております。この問題においては、保育料が高いので払えなくなっている現状はないのかどうか、この点について軽減して徴収率を上げる努力はできないのかどうか。こういうことも伺いたいんですが。
○市川金雄議長 答弁願います。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 保育料の決定に当たりましては、その方の所得に応じた、ときがわ町ですと10段階の階層で賦課の決定をしているわけでございますけれども、その所得の状況に応じて課税しておりますので、無理な額ではないというふうに考えております。
  それから、このときがわ町が高いのではないかというようなことだと思うんですけれども、ほかの町村から比べても、ときがわ町としては低く抑えてあるというふうに考えております。
  以上です。
○市川金雄議長 野原和夫議員、再々質問です。
○4番 野原和夫議員 先ほど課長の説明だと14年から金額的にどんどんふえておりますが、さらなる徴収率を努力を求め、引き続き先ほどと同じように不納欠損額を抑える努力を是非お願いしたいと思います。
  以上です。
○市川金雄議長 続いて3点目、21ページの関係、答弁を願います。
  桑原建設課長。
○桑原和一建設課長 公共物使用料の中の公園使用料の有無についてですが、平成20年度におきまして、公園のテレビあるいは映画等の撮影あるいは露天商の方の出店等に伴って使用料を徴収しておりますけれども、そのようなことがございませんでしたのでゼロとなっております。
  以上です。
○市川金雄議長 もう1点、増加している理由というのが1つ、そのほかのについては増加をしているということなんだけれども、その理由をということです。
  課長、お願いします。
○桑原和一建設課長 増加につきましては、公共物につきましては水路敷あるいは認定外道路の使用等がふえておりますので、使用料も増加しているような状況です。
  以上です。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
○4番 野原和夫議員 はい、わかりました。
○市川金雄議長 ほかに。
  7番、笹沼議員。
○7番 笹沼和利議員 笹沼です。
  3点、質問させていただきます。
  まず1点目は、19ページのところの分担金及び負担金の廃止代替バス、これは以前ちょっと聞いたかなという思いもちらっとあるんですけれども、小川町の負担金が19年度に比べて10万円少なくなっているということで、この辺のちょっと理由を、もう1度再度で結構です、お聞かせください。
  それから、23ページの国庫支出金の中の障害者自立支援給付費負担金、19年度に一本化されたということで、19年度に比べて1,000万円弱ふえております。この辺のふえた中身についてお教えください、よろしくお願いします。
  それから3つ目は、35ページの歳入の繰入金の中の財調で、20年度に4億9,000万、ほぼ5億円、財調のほうから繰り入れをしました。このため基金のほうが決算年度としては5億円まで、その前の年度が7億近かったんですけれども、5億円まで減っておりますけれども、この辺の財調に対する町の考え方というか、どの程度、財調として持っていればよいものか、そのあたりのことを聞かせていただければありがたいと思います。よろしくお願いします。
○市川金雄議長 答弁を求めます。まず1点目の関係。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 まず1点目の廃止代替バスの運行負担金、小川町の分でございますけれども、こちらについては昨年10月1日でダイヤ改正等を行いまして、便数等もふやしている状況でございます。そして総体的に言いますと、町全体の路線の中の割合といいますか、小川町を走っている部分の全体の中での割合が総体的に若干減ったということで、赤字をその割合で補てんをしていただいているわけなんですけれども、全体の便数がふえましたので、そういった感じで総体的に見て路線の距離数が減ったということで、負担金のほうも若干減っているというような感じでございます。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  笹沼議員。
○7番 笹沼和利議員 ということは、それは便数の計算ですから、あくまでもそういう計算上も出てくるというふうに考えておいてよろしいでしょうか。
○市川金雄議長 久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 議員ご指摘のとおり、路線の便数がふえたり減ったり、また小川町を走る区間が総体的に何%の距離になるとかと、そういう形で計算しますので、そういう割合で変わってくると負担金も変わってくるというような状況でございます。
○市川金雄議長 笹沼議員、再々質問になります。
○7番 笹沼和利議員 ということは、越生町についても、それから地産霊園についても同じような考え方であるというふうに考えていてよろしいでしょうか。
○市川金雄議長 久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 越生町につきましては、以前、もうずっと前から51万円ということで定額の負担金をいただいております。これについては、以前、越生町との協定を結びまして、定額でということでやっておりますので、こちらは定額制になっております。
  また、地産霊園については、定期分については110万円ということで、こちらも定額制でございます。それ以外に臨時でバスを走らせる場合がございます。例えばお彼岸の時期ですとか、お盆の時期ですとか、こういった時期に走らせることがございます。お盆ですと2回、お彼岸も2回走らせますので、こちらも1回が12万円ということで、やはり定額制になっております。それ以外、特別な事情がない限りは、臨時で走らせない限りは定額という形になっております。
  以上でございます。
○市川金雄議長 続いて2点目、23ページの分。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 笹沼議員の障害者自立支援給付費の増加についてのご説明をさせていただきます。
  これにつきましては、支給に当たりましては支給決定を町のほうでは行うわけですけれども、これについては認定を受けた方全員に支給決定を出しているわけでございますけれども、実際に決定を受けただけで使わない方もおるわけでございますけれども、昨年度に比べてかなりふえたということですが、これにつきましては、1人の方で、例えばサービスを目いっ ぱい使うというような方がかなりふえてきたと。多い方ですと、大体1カ月1人100万の上、給付費、特に介護給付費の増加なんですけれども、そういった方等もございまして、年々利用が多くなっているというような状況で、こういった形でふえてきたというようなことでございます。
  以上です。
○市川金雄議長 笹沼議員。
○7番 笹沼和利議員 介護保険とよく似ているかなと思うんですけれども、そうすると、余り認定者数はそれほどふえてはいないというふうに理解しておいてよろしいでしょうか。
○市川金雄議長 小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 お答えいたします。
  認定者数については、そんなにふえてはおりません。ただその量を、支給決定をした中で、その計画によりまして使う量はふえてきている傾向にあるというようなことです。1人が多くなってきているような傾向にあるというようなことでございます。
○市川金雄議長 よろしいですか。
  笹沼議員、再々質問です。
○7番 笹沼和利議員 これについては、もしもその認定された人が全額使うとしたら、どの程度の金額になるか、今すぐお答えいただかなくても結構なんですけれども、よろしくお願いします。
○市川金雄議長 小沢福祉課長。
  慌てなくていいですよ。ちょっとお待ちくださいね、今やっていますから。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 お答えをいたします。
  まず95ページのところ、これは歳出のほうになっちゃうんですけれども、95ページの下から5行目と6行目、自立支援の補装具、これが250万、それから介護・訓練等給付ということで1億5,000万、それから次の下の通所サービス等がございますので、これを足してもらうと大体1億5,500万円ぐらいになると思うんですが、そのほかに、これに上乗せして約2,000万程度は全員の方、この支給決定の人数が現在、6月末現在で75人いるわけですけれども、総計でいきますと大体1億8,000万前後かかってくるのかなというふうに考えております。全部その方が、その支給決定どおりに使ったとした場合に、大体1億8,000万程度がかかるのかなというふうに考えています。
  以上です。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  続いて、35ページの関係、答弁願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 それではお答えをさせていただきます。
  財政調整基金はどの程度を考えているかというご質問でございます。県の基準等で言いますと、大体標準財政規模の1割程度ということで一応基準がございます。ときがわ町で申し上げますと、標準財政規模が33億ぐらいでございますので、1割といいますと3億3,000万ということでございますが、財政運営上、若干の余裕を持たせたいということで、1.5倍ぐらいということで5億程度を今は考えているところでございます。
  また、ときがわ町におきましては、交付税に算入される起債をほとんど借りておりますので、こういった関係で、毎年普通交付税の算定の中に交付税分が元利償還金分が算入になってございます。この金額が平成20年度で申し上げますと1億9,180万3,000円が交付税の中に算入されて入ってきております。この額を毎年積み立てをしまして、交付税に入ってくる額ぐらいは毎年残して運用していきたいと、回していきたいというふうに考えておりますので、減債基金を約2億ぐらい、今のところ。
  また今後、耐震工事、庁舎ですとか公共の建物の耐震工事ですとかというのを考えておりますので、こういったものの公共施設を改修するための費用ということで、公共施設の基金も若干とっておきたいというふうに、ちょっと欲張りなんですけれども、財政運営上はそのような形で今のところ考えているところでございます。
  以上でございます。
○市川金雄議長 ご苦労さまです。よろしいでしょうか。
○7番 笹沼和利議員 いいです。
○市川金雄議長 それでは、ほかに。
  6番、堀口議員。
○6番 堀口 宏議員 6番、堀口です。
  33ページでございますけれども、ちょっと2点ばかりお伺いさせていただきますけれども、財政収入の貸し付けの関係でございますが、土地の貸し付けと建物がございますが、前年度と比較して40万ばかり減少しておるようでございますけれども、減少したものだけで結構ですので、お答えをいただければと思います。
  もう1点でございますけれども、そのちょっと下なんですけれども、土地の売払収入がございますけれども、339万円ですか、これは大野東松山線の歩道の関係かと思いますけれども268万9,000円ですか、4号補正でやっておるようでございますけれども、補正をしたときには大体確定がしておるんじゃないかと思うんですけれども、それに対して予算額に対して70万ぐらいですか、ふえておるようでございますけれども、このほかにどこか売り払いをしたのか、また単価とかが上がったのか、その点お伺いを2点ばかりでございますけれども、お願いをいたしたいと思います。
  以上でございます。
○市川金雄議長 答弁願います。貸し付けの関係。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 貸付金の関係ですけれども、主なものは各ゴルフ場の関係の道路ですとか水路敷、こういったものに貸しているものが主なものでございます。若干減少しているのは、日野原の工業団地の中の会社に貸していた土地があるんですけれども、そういったものを売り払いをしたり、あと臨時の駐車場等で貸していたものものあるんですけれども、そういったものが減少しているのが主な理由ということでお願いしたいと思います。
  また、土地の売払収入でございますが、こちら議員ご指摘のとおり、田中の藤坂の県道改修の予定地でございますけれども、こちらの売り払いの収入ということでございます。そのほかに本郷地内に町道の改修をした部分があるんですけれども、その用地を提供していただいた方に代替地という形で売り払いをしたという部分が若干ふえているという状況でございます。
  以上でございます。
○市川金雄議長 すみません、2点あって、2点とも答えてしまったんですが、1点目についていかがでしょうか。
  堀口議員。
○6番 堀口 宏議員 土地の貸し付けの関係で18万円ぐらいですか、あと建物が22万円ぐらい、40万円ぐらい前年度と比較して減っていると思うんですけれども、今、日野原の工業団地というようなお話もございましたけれども、建物等についてはどこなのか、再度お伺いをさせていただきます。
○市川金雄議長 貸し付け収入の関係、建物のほうが減っている、そこの理由ということです。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 建物につきましては、第2庁舎のすぐ西側にございます、もとの消防の庁舎といいますか、分署の建物がありますけれども、こちらを民間の会社に貸し付けしていた部分があるんですけれども、そちらが返還になったということで、その部分が11万円減っておりますね、それが主なものということでございます。
○市川金雄議長 堀口議員。
○6番 堀口 宏議員 逆に収入が減っているわけですよね。
○市川金雄議長 答弁願います。それぞれまとめていきましょう。今のは、じゃ、回数に数えないとして、減っているところ。
  久保財政課長。
○久保 均企画財政課長 民間の会社に貸していた旧消防の分署の部分が返されたということで、その部分が貸し付けがなくなりましたので、収入も減っているということでございます。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  堀口議員、今度は再々質問になりますので。
○6番 堀口 宏議員 わかりました。
  では2問目ですけれども、土地の売り払いの関係ですけれども、これは県道の歩道と、これは本郷だったでしょうか、2点というようなお話でございますけれども、予算額に対して70万程度ですか、ふえておるような関係もございまして、その点売り払い、単価的に増になったのかどうか、その点、お伺いをさせていただきます。
○市川金雄議長 桑原建設課長。
○桑原和一建設課長 お答えいたします。
  土地の売り払いの関係なんですけれども、まず1点目に、大字玉川地内に、株式会社ステムという会社がございます。その会社のほうから水路敷の払い下げということがありましたので、その部分については水路改修済みの余っている水路敷の払い下げということでございますので、その部分につきまして約13平米弱ですけれども、当時の宅地の買収価格1万6,000円で払い下げをいたしました。
  2点目でございますけれども、これは大字西平地内で、昭和45年ごろの道路改良工事に伴いまして払い下げをするという約束がしてあったわけですけれども、その関係で役場のほうに払い下げをしてもらえることになっているんだけれども、払い下げていないということでおしかりを受けまして調査した結果、払い下げておりませんでしたので、その部分につきまして約9平米ほどですけれども、当時の買収価格1,550円で払い下げをいたしました。
  続きまして、これも大字西平地内でございまして、これも昭和40年代の道路改良の関係なんですけれども、道路改良の説明会を行いました。そのときにその方が来まして、道路改良の説明以外に、実は昭和40年代で道路改良のときの約束で払い下げがしていないとおしかりをいただきましたので、調査した結果、していないということが判明いたしましたので、300平米ほどの道路敷地を払い下げました。単価につきましては、その当時220円ということでしたので、220円で払い下げをいたしました。
  もう1つ、それと所有者が違いますけれども、これも同じところで100平米ほどですけれども、やはり220円で払い下げを行いました。
  もう1つは、平成18年8月ですか、馬場地内ですけれども、払い下げの申請がありまして、平成18年9月に道路について廃止したかと思います。その関係で24平米ほど払い下げております。価格につきましては、価格の1万6,300円で払い下げをいたしました。
  それともう1つは、本郷地内の道路改良の工事の関係の用地が、条件として約30平米弱ですけれども1万4,300円で払い下げを行いました。あとは堀口議員さんのほうからお話があった県道の歩道の用地の関係が2件ございます。
  以上でございます。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  堀口議員、再々質問になります。
○6番 堀口 宏議員 4号補正で最後の補正だと思うんですけれども、そこで補正をした数字とちょっと開きがございましたので、今、課長の答弁で古いものの約束をしてあったものを、ここで始末をしたというようなお話でございまして、その辺は了解をいたしました。結構でございます。
○市川金雄議長 久保課長。
○久保 均企画財政課長 大変申し訳ございませんでした。建設課の部分が70万円ちょっとありましたということで、補正予算等、今後気をつけまして、落ちのないようにやらせていただきたいと思います。大変失礼いたしました。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  ほかに。
  8番、増田議員。
○8番 増田和代議員 8番、増田和代でございます。おはようございます。
  1点質問させていただきます。
  31ページの一番上なんですけれども、いじめ・不登校対策充実事業補助金ということ、これは県から253万4,000円ということで、これは19年度も同じ金額で出ている思うんですけれども、この内容、それを教えていただきたいと思います。
○市川金雄議長 答弁願います。
  内室教育総務課長。
○内室睦夫教育総務課長 こちら各中学校に、さわやか相談員を1名ずつ配置してございます。そちらの賃金が主なものでございます。
  以上でございます。
○市川金雄議長 増田議員。
○8番 増田和代議員 さわやか相談員ということでよくわかりました。現実に、この中学校、小学校で、ときがわではいじめ、また不登校ですか、そういうお子さんがいらっしゃるのかどうか。もしいらっしゃるんでしたら、どういうような対策をとっているのか、お願いいたします。
○市川金雄議長 答弁願います。
  内室教育総務課長。
○内室睦夫教育総務課長 いじめ、また不登校の児童・生徒、ございます。家族等から相談が、また児童・生徒から、さわやか相談員等、また教育委員会等、相談がございましたときには速やかに解決策を、事情を聞きまして問題を解決して対応してございます。現時点ではいじめ等、すべて解決している状況でございます。
○市川金雄議長 よろしいですか。
  増田議員。
○8番 増田和代議員 すみません、不登校は。
○市川金雄議長 まだ何かありますか。
○内室睦夫教育総務課長 失礼いたしました。不登校についても、また不登校から登校するようになったりとか、またその後、また不登校の児童・生徒が新たに発生したりという状況がございますので、そういう点についても家族の状況、保護者等と相談しながら対応しているところでございます。
  以上でございます。
○市川金雄議長 増田議員、再々質問です。
○8番 増田和代議員 わかりました。いじめは現実にいらっしゃるという、そういうような ことなんですけれども、今本当に何日か前に、何か自殺した、そういうようなお子様も、何かテレビで放映されておりました。本当に私も前のときに、このいじめの問題で一般質問させていただいたんですけれども、本当に学校のほうの対応がよくて、そのときは、もういないということだったんですけれども、やはりいじめというのは底辺でくすぶっているという、そういうような現状も多いと思います。
  その中におきまして、このさわやか相談室というんですか、その中の役割というのは、私はかなり重要じゃないかなと思いますけれども、この253万4,000円ですか、これは1年間だと思いますけれども、来年度は引き続きこの事業を、さわやか相談員は中学校で設置していただけるのかどうか。そしてやはり一日も早くいじめのない、また不登校のないような、そういうような環境づくりというんですか、そういうようなものをしていきたいと思いますけれども、その1点、今後どうするのか、もしわかったらお願いいたします。
○市川金雄議長 答弁願います。
  内室教育総務課長。
○内室睦夫教育総務課長 こちらのさわやか相談員の設置につきましては、来年度のことではございますが、設置してまいりたいと考えております。
  以上でございます。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  ほかに。
  11番、岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 5ページ、毎度おなじみの質問で大変恐縮ですが、ゴルフ場利用税の内訳をお教えいただきたいんですが。しばらく3年ほど、私はゴルフの現場を離れておりまして心配していたんですが、大変予算よりも多く入っているようでございまして何よりだと思いますが、お教えいただければと思います。
  それと2つ目は、町税の収入未済額の関係で、野原議員との関連にもなろうかと思いますけれども、毎年、同じような手法で同じようなことをやっていると、やはり同じぐらいの徴収率しかできないんではないかというふうに思うんですが、何か新しい手だてを、ときがわ町だけでなくて、ほかの自治体も当然困っているわけでございますから、その協議会とか、そういうような場を設けられているのか、もし設けられていなければ、設けるというようなことができるのかどうか、その辺をお聞きしたいと思います。これはきのう質問しました給食費の問題も同じような状況だというふうに思います。何らかの手だてを考えないと、その 何らかの手だてというのがないんで、同じような手法で同じようなことをやっているというのが現状ではないかと思うんですが、何か考えられないかどうかをお聞きしたいと思います。
  もう1点は、39ページの諸収入の中で、埼玉県市町村振興協会市町村交付金、これが予算にはなかったような気がするんですが、どのようなものであったのかお聞きしたいと思います。
  以上です。
○市川金雄議長 答弁を求めます。まず1点目。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 それでは、岩田議員のご質問にお答えをさせていただきます。
  まず1点目のゴルフ場利用税の関係でございます。ゴルフ場利用税につきましても、景気の低迷等を考慮いたしまして、予算的には6,500万の予算ということで、大分減らしておったわけなんですけれども、実際それほどの落ち込みがなく、若干の昨年の実績から比べますと落ち込みはあったんですけれども、昨年の実績から見ると減額が153万1,024円減っているわけなんですけれども、町内各4つのゴルフ場がございます。まず武蔵の杜カントリークラブが913万4,871円、また越生ゴルフが1,582万2,807円、さいたま梨花カントリークラブが2,813万2,790円、玉川カントリークラブが2,522万4,185円ということで、4カ所のうち玉川カントリークラブがふえております。こちらについては率的に1.6%ぐらいふえておりまして、4つのゴルフ場の中では玉川カントリーが入場者がふえているということで、総体的には若干減っているんですけれども、それほどの落ち込みにはならなかったという状況でございます。
  以上でございます。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
○11番 岩田鑑郎議員 はい。
○市川金雄議長 2点目についてお願いいたします。
  岡野税務課長。
○岡野吉男税務課長 それではお答え申し上げます。
  徴収の仕方について、何らかの手だてを新たに考えないとというご心配の質問かと思いますけれども、確かに岩田議員、おっしゃるように、果たして今までの徴収のやり方が、こちらとしてはいいと判断してやってきたわけですけれども、何か足らないところがあるのかないのかということは、この徴収率が下がっている傾向の中で担当課としても心配して考えて おります。
  まず先に、協議会の関係でお答え申し上げますけれども、税務課の市町村関係の協議会というのは既にはあります。1つは県全体ですと埼玉県市町村税務協議会というのがありまして、市町村の主に税務担当者が集まるんですけれども、そんな集まりがあります。もう1つは、東松山税務署管内、税務署があちこちありますけれども、ここですと東松山税務署があります。そこの管内の市町村が集まる東松山税務協議会というのがあります。これは東松山市、あとは周辺の比企郡の町になります。そこには東秩父は入っておりません。入間のほうも外れております。折々そういった会議に出て情報交換等はしております。ただ、本格的に今までも徴収のあり方云々についての議題は上がっていなかったかと思います。
  あと、県の税務行政を指導する立場としては、1つは県の市町村課の税制担当があります。あとは直接、県税ですと税務課があります。あと現場では松山県税事務所、松山県税事務所を中心とした集まりもあります。あと県内の市町村がなかなか現場に追われているというか、市町村は町の税収の徴収が手いっぱいですので、総合的には県の市町村課の税制担当が、ここ最近かなり熱心に、初任者あるいはそういった徴収の管理者の研修、あるいは徴収の専門の研修を開いてくれています。ですから、ときがわ町としても、できるだけそういった研修にまずは参加して、ノウハウを把握する。それから先進市町村の話を聞いて、ときがわ町のやり方に合わせて、何らかの形で改革できないかということを考えております。
  そういった形で、今すぐここで明快な回答ができなくて申しわけないんですけれども、決して今までのものがいいとは思っておりませんし、何かいい形があったらやっていきたい。あと、まずはできることはということで、去年は県の個別支援事業ということで、週2回来ていただいて、例えばときがわ町の徴収の進め方に何らかの不十分さがあったら指摘をいただきたいということでご指導いただいていました。ことしは松山県税事務所のほうから、あえて、これは手を挙げて、是非お願いしますという形で来ていただいたわけですけれども、実際に現場に入っていただいて、その滞納整理の業務に携わっていただきながら指導していただくという形で、実際の生の形でご指導いただいています。そういった中から、具体的には方策を見つけていって、今後の徴収の方向性を見きわめていきたいと考えております。
  以上です。
○市川金雄議長 よろしいですか。
  岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 滞納者の実態というのは、同じ人が同じように滞納しているのか、 それとも一応滞納して徴収した人はもう滞納しないで、また新しい人が滞納しているのか、その辺はどうなんでしょうか。余りにも悪質であれば、私は公表してもいいような気がするんですけれども、その辺の個人情報の保護というんですか、その辺との関係がよく私にも、私はいいと思うんですけれども、その辺はどうなんでしょうか。
○市川金雄議長 答弁願います。
  岡野税務課長。
○岡野吉男税務課長 では、お答え申し上げます。
  まず、どんな方が滞納しているかということだと思いますけれども、今までの傾向としては、先ほど今、悪質というようなお言葉が出ましたけれども、そういった何というんでしょう、本当に生活困窮でという方ももちろんいらっしゃいますし、常習的にやるような方もいらっしゃいます。あと、税をまたがっているというか、例えば個人町民税だけではなくて、ある方は固定資産税とか国民健康保険税も同時に滞納していらっしゃるという傾向で、長い年月の間に、この方かなという形が出てまいります。ただ、ここ1年の傾向は景気低迷で、新しく滞納される方がふえている傾向は否めません。ですから、1つは従来の滞納している方のところへ引き続いていくという形と、新しくふえた方をできるだけ、またその方々を新たな滞納者の、何というんでしょう、つけ加えていかないような形で気を配っていかなくてはならないというふうに考えております。よろしいでしょうか。
○市川金雄議長 よろしいですか。
○11番 岩田鑑郎議員 そうですね……
○岡野吉男税務課長 公表ですね、公表も一つの方策かと思いますが、その前に、まずは足元固めといいますか、きちんと税の徴収の仕方に従ってやっていない点をまずはやること、例えば差し押さえとか、いろんな手だてがありますので、それをまずやることが先決だと考えていまして、そういったことを、まずいろいろやった上で、公表というのはまだ先になるかと。決して否定するわけじゃないんですけれども、公表するとなると、ある程度こちらの準備も、つまり公表した後、どう対応するかということを十分に考えてやらないと、正しく堂々と弁解できないとできないことですので、そういった関係で、まずは基礎的なことを先にやりたいということでございます。
○市川金雄議長 よろしいですか。
  それでは続いて、39ページの関係について答弁願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 それでは3点目の埼玉県市町村振興協会市町村交付金の関係についてお答えをさせていただきます。金額的には711万6,000円ということで収入しております。こちらは宝くじのサマージャンボとオータムジャンボの売上金のうち市町村に配分されているものでございます。こちらの配分金につきましては、売り上げの状況によりまして増減、ふえたりへったりということであります。そういった関係で、当初予算等には組んでいないという状況でございます。
  これから、ことしもまだ通知が来ておりません。まだオータムジャンボはこれからでございますので、そういった関係で当初予算等には計上していないということでございます。この費用につきましては、主にお年寄りの配食サービスの事業に充当をしてございます。
  以上でございます。
○市川金雄議長 よろしいですか。
  ほかに。
  4番、野原和夫議員。
○4番 野原和夫議員 4番、野原和夫です。
  1点お願いします。
  その前に、先ほど岩田議員のゴルフ場利用交付金、また堀口議員の土地貸し付け、建物貸し付け等を施策の報告の中にきちんと明記すれば、毎回この質問は出されないで済むと思うんですが。この収入にかかわることは大事な問題ですから、是非公表してちゃんと明記していただきたいことを最初にお願いします。
  それから、質問においては39ページ、この給食費収入のことですが、きのうも岩田議員が言ってきた問題ですが、この収入未済額38万7,000円ばかりありますが、この内容については低所得者が多いのかどうか。それから準要保護対象があるのかどうか、この点について伺います。
○市川金雄議長 答弁を願います。
  内室教育総務課長。
○内室睦夫教育総務課長 それでは、20年度の給食費の滞納の内容でございますけれども、こちらにつきましては、要保護、準要保護の方が、このうちに5万3,200円分含まれております。内容、人数は2名でございます。特にこちらの要保護、準要保護の方については、所得の関係等ございますので、その中で把握してございます。低所得者ということの、そういう形でのとらえ方をしてございます。
  以上でございます。
○市川金雄議長 野原和夫議員。
○4番 野原和夫議員 生活の事情、いろんな問題があると思うんですが、この金額においても、今、給食費、保育料とも問題が多くなっておりますが、その所得の対応について、何らかの援助というか、補助策を考えないといけないのではないかと思うんですが、その点についてお伺いします。
○市川金雄議長 答弁願います。
  内室教育総務課長。
○内室睦夫教育総務課長 制度的にはこの制度を利用しておりまして、学校としましても、例えば滞納がある方等については、こういう制度もございますので、状況によっては相談して、教育委員会のほうへ行くようにということで指示してもらいまして、うちのほうでも見えた方については状況を把握しまして、該当になる場合は、すぐに申請をしていただいているような状況でございます。
○市川金雄議長 野原和夫議員、再々質問です。
○4番 野原和夫議員 制度がある中で、町独自の何かの策を考えていただきたいということを私は常にお願いしたいんです。そういうことをお伺いします。
○市川金雄議長 内室教育総務課長。
○内室睦夫教育総務課長 所得によりまして、こちらの給食費については全額になりますので、こちらで対応をしていきたいと考えております。ですので、新しい制度ということについては、特に考えておりません。
  以上でございます。
○市川金雄議長 補足で。
  戸口教育長。
○戸口皓雄教育長 私のほうから、ちょっと補足させていただきます。きのうは岩田議員からもありましたので、学校の給食費の未納についての対応につきましては、わかった時点で学校からは給食費の納入のお願いという文書を持って、原則的には担任が家庭へまず行きます。行ったときに生活で困っている方も当然おられるということも想定して、準要保護という、そういう制度がありますよということで細かく話をしてまいります。それによって、生活に困った方については教育委員会のほうへ相談して、準要保護の申請をしていただいている方もおります。ただ、この中に途中で未納になって準要保護にしますと、その前の給食費はそ のままここへ残ってしまいますので、ですから準要保護になりますと給食費はそちらは出ますけれども、それ以前のものがここへ残ってしまう、いわゆるそういう状況でございます。
  そしてそういう中で、先ほど制度ということがありましたけれども、今、こちらのほうでとらえているのは、やはりどちらかというと生活に対しての苦しい場合についてはそういう制度がある、それをとにかくやっていきたいという中で、そのほかのところは、どちらかというと、なかなか家庭の生活が中心になっちゃってという部分がございますので、その辺のところをどうするか、今、教育委員会とも検討しているところでございます。学校に、全員が一生懸命取り組んでおりますのでご理解いただいて、これができるだけ少なく、理想としては未納がゼロということを目標に、これからも取り組んでいきたいと考えております。
  以上でございます。
○市川金雄議長 ほかに。
  12番、島田議員。
○12番 島田 豊議員 12番の島田でございます。
  21ページをお願いしたいと思いますけれども、このトレーニングセンターの使用料について8,300円ということで、大体年間どのくらいの人たちがあそこを使用しているのかということ。
  それから次に、体育センターの使用料、これについて279万1,550円ということで、これは町内外の人数。
  それから特に体育館等でお金をもらってやっている以上は、風雨等があっても運動ができるようにしていただく、快適な運動ができるようにしていただくのがよろしいかなと思いますけれども、この体育センターにつきましては、私も柔道の関係でちょくちょく行っているんですけれども、雨が降ったときはかなりの雨漏りがしております。そんなことで、ちょっと運動するには支障があるかなというふうなこともあります。町長もご存じだと思いますけれども、あれができて、まだそんなにはたっておりませんけれども、何回かそういう質問をしましたらば、業者がつぶれちゃったから直せないんだとか、いろんな意見を聞いたこともあります。しかし、やはりお金をもらってやっている以上は、快適に運動ができるのがよいのではないかなと思いますけれども、その辺についてお伺いしたいと思います。よろしくお願いいたします。
○市川金雄議長 1点目、トレーニングセンターの使用料の関係で。
  小島生涯学習課長。
○小島 昇生涯学習課長 21ページのトレーニングセンターの使用料の関係でございますけれども、この徴収されている8,300円に対しての利用人数なんでしょうか。全体のは施策の成果の87ページにございますので、それをごらんいただきたいと思います。この8,300円の利用者につきましては、7名の方から徴収した金額でございます。
○12番 島田 豊議員 7名……
○小島 昇生涯学習課長 はい、個人ですね。それから体育センター……
○市川金雄議長 トレセンのほうで1点いきましょう。トレセンのほうはよろしいですか。
○12番 島田 豊議員 この内容的に、やることは運動ですから同じような感じだと思うんですけれども、これは農林水産省関係というふうなことで、この辺がちょっとよく詳しいことはわからないんです。これはどういうことで、ここになっているんですか。
○市川金雄議長 小島生涯学習課長。
○小島 昇生涯学習課長 農林施設ということで予算上はあるんですけれども、このトレーニングセンターをつくった当初、農村地域定住促進対策事業という補助金を使って、このトレーニングセンターはつくっているんです。ですから、そのままの旧玉川のときに、それはつくったんですけれども、そのままの予算項目の中に入れて現在に至っているということで、体育センター、体育関係のことなんですけれども、補助金がそういった補助金でつくってございますので、予算上はそこにのってきているということでございます。
○市川金雄議長 よろしいですか。
○12番 島田 豊議員 はい、結構です
○市川金雄議長 じゃ、1点目について。
  続いて2点目について、体育センターの関係についてを答弁願います。
  小島生涯学習課長。
○小島 昇生涯学習課長 同じくその下の体育センターの使用料の関係でございますけれども、279万1,550円ということでございます。これは登録料がほとんどでございまして、町内の人については1,200円、年間の登録料をいただいているわけですけれども、それがほとんどここでございます。この中には有料のも入っていますけれども、ほとんどこの登録料の関係でございます。2,559名分ですか、登録料がここにほとんど含まれているということでございます。
  それから、雨漏りの……、よろしいですか。
○市川金雄議長 いいですよ。
○小島 昇生涯学習課長 雨漏りの関係でございます。確かにご指摘のとおり、ちょっとした大雨が降ると体育センター、雨漏りする部分がございます。そういうことなので、ことしはこっちの公民館のほうの雨漏り改修をことしやるわけですけれども、その設計士に、どういった部分が悪いのかということを今調査しているところでございますので、それによっては費用が余り莫大にかかってしまうと、ちょっとできないかと思いますけれども、どの程度の補修をしたら、その雨漏り改修ができるのかということも含めて、今調査してございますので、その結果によって、また対応していきたいというように考えております。
○市川金雄議長 12番、島田議員。
○12番 島田 豊議員 このことについては、もう私も2回目ぐらいになるかと思うんですけれども、その都度話しても、なかなか進展してもらえないということで、特に最近はひどくなってきたんです。そんなことで、少しぐらいちょこちょことならいいんですけれども、バケツを置くような状況になってきたということは、もう真剣に考えてもらわないと困るじゃないかと思うんですよ。そんなことで、できれば早急に調べていただいて、その部分については直していただければありがたいと思いますので、そんなことで私の質問は終わらせていただきます。どうもありがとうございました。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  次に、8番、増田議員。
○8番 増田和代議員 8番、増田和代でございます。
  今の島田議員さんのとちょっと重複するんですけれども、21ページのトレーニングセンターの使用料ということで、今7人で8,300円ということなんですよね。そうしますと、1人が1,186円ということで、これは年間が1,186円ということだと思います。それと同時に、体育館の使用料というのは、これは使用料、同じ体育館なんですけれども、使用料は両方とも同じなんでしょうか、それとも別々なんでしょうか、そこをお願いいたします。
○市川金雄議長 答弁願います。
  小島生涯学習課長。
○小島 昇生涯学習課長 この8,300円という金額は、年間じゃなくて1回に幾らというような徴収の仕方をしていますので、トレーニングセンターですよね。
○8番 増田和代議員 はい、そうです。
○小島 昇生涯学習課長 そういうことです。
  それから、これは合併のときからの課題なんですけれども、各体育館の使用料等、違って おります、実際に。体育センターに年間登録料1,200円払えば、すべて、ほかの施設については無料だということは同じなんですけれども、個々の使用料の金額については、すべて違っております。要するに午前、午後とか、夜間とかというような徴収の仕方をしているわけですけれども、金額はすべて違います。
○市川金雄議長 増田議員。
○8番 増田和代議員 トレーニングセンターは、1回について1,186円ということですよね。今、年間じゃないということをおっしゃいましたんで、ということは1回使用をすることで1,000円以上取られるというのは、私は非常に高いんじゃないかなと思います。それと同時に、やはり体育センターの使用料も、こことは違っているということなんですけれども、今もう合併しまして、もう4年がたっているんですね。同じ町内でトレーニングセンターするんならば、私は同じ使用料でやっていただきたい。こっちのほうはトレーニング、玉川のほうが高くて、もしかしたら、その都幾川の体育センターのほうが安ければ、人間は安いほうに流れていくというのは、私は当たり前じゃないかなと思うんですけれども、もう今度は合併がもう4年たっていますので、課長さんのほうも、それは大変な作業かもしれませんけれども、同じ町にあって、同じ使うんだったら、同じ料金でというのが私はそれがベースじゃないかなと思いますけれども、その点お願いいたします。
○市川金雄議長 答弁願います。
          (「とめてもらえますか」「休憩」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 今の関係、ちょっと休憩いたします。
                                (午前10時39分)
─────────────────────────────────────────────────
○市川金雄議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午前10時55分)
─────────────────────────────────────────────────
○市川金雄議長 先ほどの増田議員の再質問に対する答弁を求めます。
  小島生涯学習課長。
○小島 昇生涯学習課長 トレーニングセンターの使用料の関係でございますけれども、この8,300円というのは7件で8,300円と申し上げました。だから、ほとんど施策の成果を見てもらうと1,800件ぐらいの人が使っているわけです。ですから、ほとんど無料で使っているということですけれども、町内の人については無料で使用できるというふうなことです、登録 してあればということですけれども。体育センターのほうの登録ということで。何か……
○市川金雄議長 補足がありましたらお願いします。
  戸口教育長。
○戸口皓雄教育長 再々質問ですので、私のほうからお答えをさせていただきます。
  まずはこの体育センターの使用につきましては、体育センターで登録を年間去年1,200円かな、登録すると、すべての施設が無料で使えるということでございます。ここに上がっていますこの数字につきましては、主に町外の方が使うときでございます。したがいまして、体育センターも町外の者が登録する場合についてはその倍額の2,400円でしょうか、そうすれば使えるということでございます。
  以上でございます。
○市川金雄議長 よろしいですか。
○8番 増田和代議員 いいです。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  じゃ、ほかに。
  5番、鳥越議員。
○5番 鳥越準司議員 5番、鳥越でございます。
  何点か質問をさせていただきますけれども、39ページの雑入ですが、この中で資源物売却収入580万ちょっとあるわけですけれども、昨年に比べますと約60万円弱ですが減少しております。これの減少理由、いわゆる収集が少なかったのか、それともそれは変わらないけれども売却単価が変わったものか、どのように変化しているかをお知らせいただくとともに、いわゆる売却先の業者、これの変化があったのかどうか、この辺をお知らせいただきたいと思います。
  それともう1つ、金額は少ないんですが、陶芸窯電気料、これは5万円ございますけれども、これは昨年も5万円がのっけられておりますけれども、これはもう定額でいただいているものなのか。それと陶芸窯というのは、不勉強で申しわけないんですが、どこにあるのか、どういう方がお使いになっているのか、これをお知らせいただきたいと思います。
  それともう1つ、建具会館光熱水費立てかえ分、これが57万3,000円強ございますけれども、昨年が約40万、率にして約1.5倍程度の増加ができておりますけれども、これのいわゆるふえた理由、つまり使用者の方が多く使ったのか、それともいっぱい使ったのか、あと使用者数、団体数ですね、これがどのように変遷があったのかどうかをお知らせいただきたい と思います。
  以上です。
○市川金雄議長 39ページで3点ほどございました。まず1点目、答弁を願います。
  岩田環境課長。
○岩田功夫環境課長 お答えいたします。
  まず資源物の売却収入でございますが、19年度と比較しまして57万6,565円ほど9.0%の売却代金の減少となっております。この減少につきましては、施策の成果42ページ、ごらんいただきたいと思うんですが、資源物の資源ステーションにおける収集量でございますが、有料となる段ボール、新聞、雑誌、アルミ缶につきましてはほとんど同じ量ということで減少傾向にございます。この中で一番の主な減額の要因でございますがアルミ缶でございます。4月、1キロ当たり130円、売却代金しておりました。これが11月からは、この売却単価が30円、キロ当たり、このように激減しております、暴落しております。この関係によりまして総体的な売却代金が少なくなったということでございます。
  それから、業者でございますが、これにつきましては永田紙業株式会社、こちらの業者が毎週水曜日、これはすべて対応できるということで委託しております。
  以上でございます。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
○5番 鳥越準司議員 はい。
○市川金雄議長 続いて2点目、お願いいたします。
  小島生涯学習課長。
○小島 昇生涯学習課長 陶芸窯の電気料の関係でございますけれども、これは陶芸サークルで使っている陶芸窯がございますけれども、それに対しての電気料でございます。10回使っていますので、1回当たり5,000円ということで5万円いただいて、もうこれはずっと前からそんなふうな形できているということです。場所は健康広場館のところにあると思いますけれども。本郷球場のところにある建物でございます。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
○5番 鳥越準司議員 はい。
○市川金雄議長 続いて3点目、お願いいたします。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 それでは、3点目の建具会館の光熱水費の立てかえ分ということで 57万3,236円ということでございます。こちらにつきましては、まず、これにつきましては建具会館の1階の、これは店舗の部分、それから地域振興室の部分、それから2階が勤労者福祉会館の部分のこの3つに分けられて、基本的には面積案分で、これを納めていただいております。したがいまして、光熱水費につきましては、この3つの施設が入ってございますので、それぞれ面積案分で分けたものを、この光熱水費として納めていただいております。この建具会館の立てかえ分につきましては、建具会館の1階の販売部分に関する光熱水費ということで、建具会館の運営委員会のほうから納めていただいている金額ということでございますので、特にこれは個人の利用とかいうことの立てかえ分ではございません。昨年に比べての金額につきましては、これは電気、水道、ガス等の使用等に関して、基本的には数字が変わってきているということですので、これはあくまで実績ということでご理解いただきたいと思います。
  以上でございます。
○市川金雄議長 鳥越議員。
○5番 鳥越準司議員 ご説明ありがとうございました。そのほかで実績ということなんですが、大体1.5倍近く、1.47くらいですか、ふえているんですが、こんなにふえるものなのかどうか、その辺の分析はなさっておられるのでしょうか。
○市川金雄議長 山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 こちらにつきましては、特に電気料等々の、やはり昨年等々値上がりした時期がございますけれども、そういった関係で増加しているというふうなことだと思います。これはあくまで、あの施設全体の光熱水費として計上して、なおかつそれを面積案分で分けているということでございますので、ご理解いただきたいと思います。
  以上でございます。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
○5番 鳥越準司議員 はい。
○市川金雄議長 ほかに。
  14番、野原兼男議員。
○14番 野原兼男議員 1点だけお願いしたいと思います。
  41ページに上段のほうに、これは昨年、増田議員からの一般質問で、早速、広報紙の有料広告掲載ということで取り上げていただいたのかなと思います。昨年の8月か9月から広報紙のほうに有料広告ということで載っているかなと思うんですけれども、実際、実績として 何社ほどあったのか。
  それと募集方法ですが、こちらについては年単位で募集しているのか、また月単位で募集されているのか、その辺ちょっとお伺いをいたします。
○市川金雄議長 答弁願います。
  野原総務課長。
○野原泰子総務課長 野原議員のご質疑にお答えをいたします。
  業者につきましては5社でございます。5社のうち、もちろん年間でございますが、1回の掲上が1社、そして3回の掲上が2社です。4回の掲上が1社、そして5回の掲上が1社でございます。そのうちに広報紙の1段が2万円、1段の半分が1万円ということで規則のほうをつくりまして掲上しているわけでございますが、その中の1社だけが1回2万円、それ以外は1万円で対応をしてございます。
  以上です。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  野原兼男議員。
○14番 野原兼男議員 これは昨年から始めた新規事業でございますけれども、これについての反響というか、そういった中で、今年度に入っての、そういったあれですか、今年度はそういった応募、申し込みというか、実績のほうはふえているんでしょうか、その辺についてお伺いします。
○市川金雄議長 答弁願います。
  野原総務課長。
○野原泰子総務課長 お答えをいたします。
  今年度につきましては、20年度と同じ業者でございます。
○市川金雄議長 募集方法がさっき抜けていたかな、募集方法というのがありましたね。
○野原泰子総務課長 募集方法につきましては、当初は回覧等で周知をさせていただきました。広報紙の中でも、こちらの募集のほうも行っております。
  以上です。
○市川金雄議長 野原兼男議員、再々質問です。
○14番 野原兼男議員 昨年度は17万ということで、金額的には小さいわけですけれども、これも貴重な収入になるわけでございます。是非こういったもので少しでも収益を上げられるような方法をとっていただければと思うんですけれども、是非こういった中で、安定した、 そういった実績を、そういった中で年間契約すれば1回分、少し安くなるとか、そういったような特典とか設けて、そういった業者に安定して申し込んでいただけるような、そういった方法とか、また自治体によっては行政で使っている封筒、ああいったものをやはり契約して、いろいろ工夫しているわけでございますけれども、そういった中で、今後、ときがわ町としては有料広告についての範囲を広げていくことも考えていくのか、そういった点についてお伺いいたします。
○市川金雄議長 答弁願います。
  野原総務課長。
○野原泰子総務課長 お答えをいたします。
  もちろん、こういう形の中で広報紙に掲上をするような形になっておりますが、実際には広げていくという考え方の中で対応をしてまいりたいと思っております。野原議員からも貴重なご意見をいただいておりますので、その辺も検討しながら、今後進めていきたいと思っております。
  以上です。
○市川金雄議長 ご苦労さま。
  ほかに。
  6番、堀口議員。
○6番 堀口 宏議員 1点お伺いいたします。
  39ページの先ほど鳥越議員がご質問いたしました関連しているような関係があるわけですけれども、この雑入の関係で上から7行目ですか、光熱水費立てかえ分というのがございます。これも建具会館の加工所の関係かと思うんですけれども、前年度と比較して3分の1ぐらい電気料ということで、光熱水費が少なくなっているようなんですけれども、この使用はそれだけ減っているのかどうか、どんなふうな計算でこれを出しておるのか、お伺いをさせていただきます。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  小島生涯学習課長。
○小島 昇生涯学習課長 まず、生涯学習課の関係なんですけれども、この光熱水費立てかえ分というのが13万1,665円あるんですけれども、そのうちの360円は生涯学習課の分でございまして、和の祭典のときにコーヒーの販売をやっておりますけれども、そのときの電気料として360円徴収してございます。
  以上です。
○市川金雄議長 堀口議員。
○6番 堀口 宏議員 今、私、加工所の利用というようなことで申し上げましたけれども、失礼いたしました。41ページの上段にございまして、この光熱分につきまして、今、生涯学習課長からお話がございましたので了解をいたしました。
  以上でございます。
○市川金雄議長 それでは、ほかに。
  7番、笹沼議員。
○7番 笹沼和利議員 2点質問させていただきます。
  29ページのところで、県補助金の中の衛生費県補助金、これは20年度の予算のときに質問して、ちょっとすみません、余りちょっと記憶になかったものですからもう1度聞かせてもらいたいんですけれども、県のほうから健康増進事業補助金として40万6,000円、それから埼玉県妊娠検査支援基金事業補助金として2万9,000円、これは19年にはなくて20年から入ってきていると思うんですけれども、このあたりの県のほうの目的をちょっともう1度再確認しておきたいなと思っておりますので、よろしくお願いします。
  2点目は、これも20年度のときにちょっと聞いたかなと思っているんですけれども、基盤整備、その下の4番の農林水産業費県費補助金で基盤整備、今後、基盤整備の予定はあるのかないのか、考えているのかいないのか、そのあたりのことを、19年で大体終わっているので、今後の予定について、わかれば教えていただければと思います。
○市川金雄議長 答弁願います。
  蜥ャ民課長。
○蜻セ一郎理事兼町民課長 それでは、最初の衛生費の県の補助金についてお答えいたします。
  こちらの健康増進事業の補助金と、あとは埼玉県妊婦健康診査支援基金事業補助金でございますが、こちらの補助金につきましては、当初はないというふうなことで予算のほうを見ていただければ、当初予算は2万8,000円ということで献血しか組んでございませんでした。こちらは年度末になりまして、まず健康増進事業の関係なんですが、老人保健事業の残りというふうなことで、健康教育ですとか健康相談、こちらのほうが補助金の対象になるというふうなことで、3分の2の金額ということで40万6,000円を補助していただきました。
  それから、その下の妊婦健康診査の関係でございますが、こちらも当初は補助金のほう予 定をしていなかったわけでございますが、妊婦健診のほうが6回から14回に拡大をされたということで、こちらが1月からというふうなことで、3月までの分というふうなことで小額なんですが、2万9,000円の補助金をつけていただいたというふうなことでございます。こちらも制度が年度ではなくて年で変わりまして、1月から拡大になったというふうなことで、その拡大分についてというふうなことで補助をいただいたものでございます。
  以上でございます。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  笹沼議員。
○7番 笹沼和利議員 ありがとうございます。ということで、健康診断、以前からときがわ町独自でやっていたので、それにくっつけたということなんですけれども、これはこれからもずっと出てくるというふうに考えておいて、県のほうは補助金を出してくるというふうに考えておいてよろしいでしょうか。
○市川金雄議長 答弁願います。
  蜥ャ民課長。
○蜻セ一郎理事兼町民課長 こちらのほうが、老人保健法のほうが廃止になっておりますので、残りというふうなことで聞いておりますので、今後、特定健診のほうに健診等も移行しておりますので、その辺の絡みがございますので、一応この補助金については見込めないのではないかなというふうなことで考えております。
  以上でございます。
○市川金雄議長 1点目、よろしいでしょうか。
○7番 笹沼和利議員 はい、結構です。
○市川金雄議長 続いて、2点目について答弁を願います。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 お答え申し上げます。
  この基盤整備促進事業につきましては、この玉川地区、平成16年度から平成20年度までということで、5カ年事業として国庫補助事業につきましては完了してございます。今年度、21年度につきましては、この部分の暗渠排水等を県の補助金をいただきまして実施する予定でございますが、今後のほ場整備、基盤整備の予定でございますが、現在のところ計画としてはございません。
  以上でございます。
○7番 笹沼和利議員 わかりました、結構です。
○市川金雄議長 よろしいですか。
  ほかに。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 これをもって歳入の質疑を終結いたします。
 次に、日程第1、認定第1号 平成20年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定についての歳出の質疑を行います。
  質疑ございませんか。
  4番、野原和夫議員。
○4番 野原和夫議員 4番、野原和夫です。
  まず最初に、47ページの臨時職員の賃金でございますが、職員の人数等をもう1度、ちょっと中身についてお伺いします。
  それから51ページ、秘書事務事業でございますが、この110万、日程管理等についてお伺いします。
  それから53、69、71ページ、この3つにおいては土地購入費、この場所については首長の説明で聞いておりますが、面積等はわかりませんので、それぞれ53ページの土地購入費、それからこれはあと69ページの土地購入の面積、上郷農村センター、71の土地購入費、大椚から西平へ移転した駐在所の面積等を伺います。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  まず1点目、47ページの関係。
  野原総務課長。
○野原泰子総務課長 47ページの臨時職員の賃金についてお答えをいたします。
  こちらにつきましては69人です。実績が69人でございます。
  以上です。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
○4番 野原和夫議員 はい、わかりました。
○市川金雄議長 続いて、51ページの関係、答弁を求めます。
  野原総務課長。
○野原泰子総務課長 野原議員のご質疑にお答えいたします。
  もう1度確認をさせていただきたいんですが、51の秘書事業の……
○4番 野原和夫議員 日程管理、今までどういう予定でされたかどうか。
○野原泰子総務課長 こちらにつきましては、決算書をごらんいただきたいと思うんですが、秘書事務事業ということで、まずは町長の旅費、そして交際費に負担金、これで構成をされております。
  まず旅費につきましては、招待をいただきました1カ所、そちらの研修に出席をしております。
  そして53ページの交際費につきましては、予算が115万円ということで計上をさせていただいておりましたが、実績がこちらにも計上してありますが78万4,400円でございます。こちらの内訳が会費が118件、50万8,000円、弔意、冠婚葬祭、こちらが20件で20万6,400円、協賛の事業といたしまして4件で2万円、お見舞いが3件、3万円、お祝いが2件で2万円ということで、足していただきますと78万4,400円、こちらが町長の交際費でございます。こちらにつきましても、ときがわ町の交際費支出基準に係る内規がございますが、そちらに基づきまして支出をしているもののみでございます。
  そして負担金補助及び交付金、こちらは県の町村会の負担金でございます。均等割が25万6,300円、そして人数的に人口割が1万3,271人に対しまして13円を掛けます。計算式があるんですけれども、それの30%が減額になって30万160円という負担金の計算式、これは一律にやってございます。
  秘書事業につきましては、以上でございます。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
○4番 野原和夫議員 はい、どうも。
○市川金雄議長 続いて、3点目、53ページ、69ページ、71ページにまたがる土地購入費の面積、答弁願います。
  野原総務課長。
○野原泰子総務課長 まずは53ページの使用料及び賃借料の土地借上料でよろしいんですね、購入費……
○市川金雄議長 公有財産購入費です。
○野原泰子総務課長 すみません、53ページの17番、公有財産購入費、土地購入費でございます。1,443万6,070円、面積につきましては1,729平米でございます。それでよろしいですか。
○4番 野原和夫議員 はい、わかりました。
○市川金雄議長 それから69ページと71ページと、お願いします。
  野原総務課長。
○野原泰子総務課長 69ページの17番の公有財産購入費、土地購入費879万7,032円でございますが、上郷の農村センター407.27平米でございます。
  あとは……
○市川金雄議長 それから71ページです。
○野原泰子総務課長 すみません、お待たせしました。お答えをさせていただきます。
  地権者が2名ということで、1名は343.59平米と合計で356.55平米でございます。
  以上です。
○4番 野原和夫議員 合計ですね、今のはね。
○野原泰子総務課長 はい。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
○4番 野原和夫議員 はい、ありがとうございました。
○市川金雄議長 ほかに。
  7番、笹沼議員。
○7番 笹沼和利議員 3点質問させていただきます。
  1点目が71ページの、これは何だ、総務管理費の中の行政福祉バス運行事業で、これは今年度は104回ということで951万ということなんですけれども、20年度は。19年度が126回で100万円ぐらい減っているんですけれども、このあたり何か具体的にどういう理由で減っているのかなというのを1つお聞きしたいなと思います。
  それから2番目は、83ページで徴税費の中の下のほうの地方税の電子申告として事業を行っていますけれども、実際にe−Taxで何人ぐらい、これは使ったのか、そのあたりをお聞かせいただければと思います。
  それから、93ページのところの民生費の社会福祉費の中の移送サービス利用料助成金で、これはかなり伸びていると思うんですけれども、実際にどの程度の方々が使ったのか、それをお聞かせいただければと思います。よろしくお願いします。
○市川金雄議長 答弁を求めます。まず1点目、71ページの関係。
  野原総務課長。
○野原泰子総務課長 笹沼議員のご質疑にお答えをいたします。
  19年度と20年度の比較をしていただきましたが、利用数は20年度が3,701人、そして平成19年度が3,809人です。減っている理由ということで、実際にはこのバスの利用の基準がご ざいます。この町内で利用するわけですけれども、1回について無料の団体、そしてキロ20円の団体、そして70円の団体と3種類に分かれております。ですから、お金を取る団体が減っているということだと思います。無料の団体が逆にふえている、そういうことだと思います。
  以上です。
○市川金雄議長 よろしいですか。
  笹沼議員。
○7番 笹沼和利議員 ついでにその辺、ちょっと1キロ無料と20円と70円、これ違いというのがわかれば、ちょっと教えていただければと思います。
○市川金雄議長 答弁願います。
  野原総務課長。
○野原泰子総務課長 お答えをいたします。
  町の行政団体で条例規則で定められている団体につきましては無料でございます。そして走行キロ70円の団体につきましては、幾つかもちろんあるんですけれども、それ以外のものになってしまうんですけれども、その町内の団体の中で条例規則、そういうものに定められていない協議会等ございます。そちらにつきましては、キロ当たり70円でございます。そしてもう1つが1キロ当たり20円というのがございます。こちらにつきましては町村会に登録をしてございます研究会、協議会等の団体でございます。こちらは20円ということで基準の中に定められております。
  以上です。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  笹沼議員。
○7番 笹沼和利議員 ありがとうございます。大体わかるんですけれども、ちょっとよくわからないところがありますので、町内で条例外ということで、だれでもいいよというわけではないわけですよね、当然。どこのところまで条例外でオーケーで、どこのところから先はだめよというところはわかりますでしょうか、大体で。
○市川金雄議長 答弁願います。
  野原総務課長。
○野原泰子総務課長 お答えをいたします。
  実際に条例外と申しますと、例えばこれは具体的に少し挙げてみてよろしいですか。
○7番 笹沼和利議員 お願いします。
○野原泰子総務課長 議会事務局であれば、退職の議員さんの会があります。そういうものについては庁内でも1キロ当たり70円をいただいております。あるいは役場をやめた年金者連盟とか小川地方交通安全協会のときがわ玉川支部とかあるんですが、こういうものとはうたっていないので70円をいただいております。あるいはときがわ町の社会福祉協議会とか産業観光課でいいますと、建具会館の運営委員会とか農業推進協議会とか、そういうものですね、教育委員会でいいますと、ときがわ町文化協会、条例以外に定められて許可をしているものが、そのような団体でございます。
  以上です。
○7番 笹沼和利議員 ありがとうございます。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
○7番 笹沼和利議員 はい。
○市川金雄議長 続いて、83ページの関係について答弁を求めます。
  岡野税務課長。
○岡野吉男税務課長 お答え申し上げます。
  地方税電子申告事務事業というご質問だと思いますけれども、これにつきましては、まず本年度10月から住民税の年金徴収にかかわるシステムの導入にかかわる事業でございます。そういった関係で、先ほどe−Taxは国の国税の関係ですので、ちょっとこちらでは把握できないんですけれども、給与のそれぞれの個人の社内報告書、そういった関係のデータを取り込むという作業でございました。その作業のための費用ということで本格的な申告は今年度にかかわるということでご理解いただければと思います。
○市川金雄議長 よろしいですか。
○7番 笹沼和利議員 わかりました。
○市川金雄議長 それでは、続いて93ページの関係について答弁を求めます。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 移送サービスの利用状況についてご説明を申し上げたいと思います。
  平成20年度の移送サービスの利用の関係でございますけれども、件数でいきますと年間で137件でございました。合計金額として5万4,050円、これについては1回1時間を超える部分について300円の補助ということで300円、それからそのほか業者のほうに委託をしておりますので、実際の助成額に手数料をプラスした分ということで合計で5万4,050円となって おります。これにつきましては平成20年度におきましては本庁舎から10キロ以上の地域、それから10キロですから、大野、椚平、それと雲河原の一部の後野ですとか、そういったところが該当していたわけでございますけれども、今年度からは10キロという制限を廃止いたしまして、1時間を超えた部分については300円の補助をするということで、この制度の拡充を図ったところでございます。ですから、今年度につきましては昨年度より利用者の数が多くなってきているというような状況でございます。
  以上です。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
○7番 笹沼和利議員 はい。
○市川金雄議長 ほかに。
  4番、野原和夫議員。
○4番 野原和夫議員 81ページの徴収嘱託員の報酬について、これは19年度に比べて金額も伸びておりますが、この人数もふえて、この成果がどのように得られたのか、この点についてお伺いします。
  それから113ページの玉川保育園のことだと思うんですが、金額はが少ないんですが、砂購入費があります。これは昨年度は4万9,287円、今回6万5,520円、この砂が毎年このように購入される目的等もお伺いします。その中で工事請負費が20万円になっていますが、この工事はどのような工事なのかお伺いします。
  それからもう1点、115ページの平保育園工事請負費94万8,360円ありますが、どのような工事をされたのか、この点をお伺いします。
  以上。
○市川金雄議長 答弁を求めます。まず1点目、81ページの関係について。
  岡野税務課長。
○岡野吉男税務課長 それでは、徴収嘱託員のご質問にお答え申し上げます。
  徴収嘱託員につきましては、町税及び国保税の徴収に当たっております。ですから、両方の合算の数字のデータでお答え申し上げたいと思います。両方合わせますと、ここにあります町税の報酬と国保税合わせまして299万6,399円の報酬額を支出しております。19年度が1名の嘱託員でした。20年度が2名の嘱託員です。そういった関係で増額をしております。増額率は25.5%でございます。
  それから、もしできたら主要な施策の15ページをごらんいただきたいんですが、15ページ の中ほどから(10)として徴収嘱託員の徴収実績というものを紹介させていただいております。ここにありますように、税目別徴収税額としては、右下になりますけれども、現年、滞繰り合わせまして、各税目を合わせまして3,180万8,000円の徴収額になります。これにつきましては前年度比16.7%です。あとAの税目別徴収件数、これにつきましては1,398件で、前年度に比べて287件の増で増加率は25.8%ということで、ほぼ報酬額の伸びに応じて徴収件数も当たっている。あと下の訪問件数は2,208件ということで、これが10.4%の増になります。したがいまして、単純に、例えば1人から2人にふえれば徴収額も倍になるとかというような、1つは見方もあるかと思うんですけれども、実際、徴収される方がある程度決まっておりますし、例えば、今まで1回行っていたものを2回行く、2回行くものを3回行くという形で徴収に当たっております。そういった関係で、なかなか徴収件数等は報酬額に応じておりますが、徴収税額は伸びないという見方もあると思うんですけれども、なかなか滞納に関しましては、行って、すぐ頭を下げればもらえるというものではありませんので、そういった関係で精いっぱい徴収担当員は、それこそ徴収業務の最先端に当たっております。いろいろな苦情とかもあわせて聞きながら当たっておりますので、この辺の実績ということでご理解を賜りたいと思います。
  以上です。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  野原和夫議員。
○4番 野原和夫議員 成果は上がっているとの答弁でありますので、多いに期待し、またいろんな問題で嘱託員が気まずい思いをしてくると思うんですが、是非、課長等もフォローし合って、支え合って嘱託徴収を成果を上げていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  続いて、113ページの関係についての答弁を求めます。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 野原議員のご質問にお答えをいたします。
  まず最初に、これは玉川保育園の原材料費の砂の購入でございますけれども、この砂については保育園の砂場の砂でございます。それで年によって若干の変動はございます。というのは、その砂場の砂、子供さんが砂場で遊ぶ場合に、砂場の中で遊んでいればいいんですけれども、その砂場の砂を校庭のほうにまいたり、そういった部分がかなりありますので、そ の補充という形で毎年購入をしているというようなことでございます。
  それから工事請負費でございますけれども、玉川保育園につきましては、この砂場のところが全然日よけがございませんので、こちらのほうの日よけをつくるということで、日射病から子供さんを守るというようなことで、単管パイプを組んで日よけをつくったというようなものでございます。
  それから115ページの……
○市川金雄議長 115ページはちょっと待ってもらって、113ページ、よろしいですか。
○4番 野原和夫議員 はい、わかりました。
○市川金雄議長 それでは、115ページについての答弁をお願いいたします。
○小沢俊夫福祉課長 115ページの平保育園の工事請負費の関係でございますけれども、これにつきましては、平保育園のトイレが和式でございましたので、これを洋式に変えたというような工事でございます。内容的には乳幼児用が1カ所、それからその他が2カ所ということでございます。それと給食室の排水のところのグレーチングが入れてあったんですけれども、昔の鉄製でございまして、かなり間が開いているということで、ゴキブリ等も出てくるというようなことで、こちらを新しいものに入れかえて、目の細かいものにしたというような工事でございます。
  以上です。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
○4番 野原和夫議員 はい、わかりました。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  ほかに。
  11番、岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 まず49ページ、情報公開個人情報審査会委員報酬8万4,000円出ていますが、この会の開催状況等と、個人情報ですから言えない部分があるかと思いますが、どんな内容で開かれているのか。
  それと131ページ、水質検査委託料と出ておりますが、成果のほうでは、どこで何回はかったというのはわかるんですけれども、その結果はどうだったんでしょうか。いろいろあってあれなんですが、わかる範囲でお答えいただきたいと思いますが。
  以上です。
○市川金雄議長 答弁を求めます。まず49ページの関係についてお願いいたします。
  野原総務課長。
○野原泰子総務課長 49ページの情報公開個人情報保護推進事業の報酬についてお答えをさせていただきます。
  まず開催につきましては3回開催をいたしました。9月30日、12月25日、3月23日ということで5人全員お集まりをいただきまして、通常の定期的な会議、そして今回は災害の関係で要援護者、民生委員さんが集めていただいたデータを災害の名簿として適用することにつきまして、やはり個人情報なので審査会にかけるということで、今回2回ほど開催をさせていただいております。3回分の報酬でございます。
  以上です。
○市川金雄議長 岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 そうしますと、こういう情報公開をしてほしいというような要望があっての会議でなくて、定例的な会議ということなんですか。
○市川金雄議長 答弁願います。
  野原総務課長。
○野原泰子総務課長 先ほども申し上げましたが、1回は定期的なものでございます。そして今回は災害の関係で、その名簿、要援護者の福祉課で集めた名簿を、災害の要援護者の名簿として使用することについて、やはり民生委員さんが集めたのは、災害で使うために集めたのでないですから、実際に、そうじゃないですね、まずは福祉課で持っている、その身体障害者とか単身世帯の老人、あるいは老人世帯、その名簿を福祉課で持っております。それを要援護者、災害のために、そういう福祉課で持っている情報を災害があったときにその名簿を使わせていただいてよろしいかどうかというのを、やはり個人情報なので、個人情報の審査会にかけないと使えないんです。それで今回2回ほど審査会を開かせていただきました。通常ですと、年間一、二回の定例的な開催でございます。
  以上です。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  岩田議員、再々質問です。
○11番 岩田鑑郎議員 そうすると、その結果は使っていいという方向であれが出たんでしょうか。
○市川金雄議長 答弁願います。
  野原総務課長。
○野原泰子総務課長 それにつきましては、承諾をいただきました。
  以上です。
○市川金雄議長 続いて、答弁願います。131ページの関係についての答弁を求めます。
  岩田環境課長。
○岩田功夫環境課長 お答えいたします。
  水質検査委託料、この結果ということでよろしいでしょうか。この水質検査につきましては、3件ほど主なものを実施しております。まず1点目が比企広域河川合同水質調査業務でございます。これにつきましては町内8カ所、水質調査を行っております。いずれの場所につきましても、pH、BOD、SS─浮遊物質ですが─、それとDO、これにつきましては基準値を満たしております。
  しかしながら大腸菌、これにつきましては、検出数値でございます100ミリリットル当たり100個、これが水浴び場として適正な水質ということの指針でありますが、これにつきましては大幅に超えているという状況になっております。大野の下も、ここで第3回、夏に実施した数値でございますが1,700、検出されております。西川原橋で1,400個、それから本田橋で4,900個、通常の河川ですと1,000個以下という環境基準になっております。それから川北橋で7,900個、雀川でございます2,100個、中ノ田橋で3,300個、玉川橋下流で1万3,000と、このような大腸菌につきましては検出されております。
  それから町内河川の水質検査でございます。旧都幾川村地域で10カ所、旧玉川村地域で8カ所、計18カ所実施しております。これにつきましても、pH、BOD、SS、COD、それから大腸菌という形で検査しております。採取日、水をとった日にちにつきまして10月でございますが、一部1カ所ですが、木曽園川、こちらで、これは旧玉川村地内の河川です。大腸菌が17万個ほど検出されております。それから日野原川につきましては54万個、ちょっと異常な個数が検出されております。それから旧都幾川村地内、番匠川につきまして4万9,900、桃木川で1万7,000、高の堀川で22万、慈光寺川付近で13万という形で大腸菌、検出されております。
  それから、ゴルフ場の排水、残留農薬の分析業務でございます。これにつきましては、いずれのゴルフ場、アドニス、これは小川町に所在するわけですが、排水が日影地域へ流れ込んでおります。それから玉川ゴルフクラブ、越生ゴルフ倶楽部、さいたま梨花ゴルフクラブ、武蔵の杜ということで5カ所調査しておりますが、いずれも農薬については指針値について検出されず、それから指針値以下という状況になっております。殺虫剤、殺菌剤、除草剤、 これの3種類の農薬につきまして分析調査を行っております。
  以上でございます。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 大変大腸菌については驚くほどの菌が検出されておりますが、こういう川では水遊び云々の話というのは大丈夫なんでしょうか。
  それともう1つ、唐沢川水質浄化施設水質分析というのがやられているようなんですが、これはどうなったんでしょうか。
○市川金雄議長 答弁願います。
  岩田環境課長。
○岩田功夫環境課長 お答えします。
  この河川につきましては時期的なものもございます。この3回目につきましては夏場にかかっております。それから通常の河川で100ミリリットルについて1,000以下という指針がございますが、ちょっと水浴び、川で泳ぐ、こういった点につきましては注意を要するものと、このように考えます。注意をされたほうがよろしいかと思います。
  それから、唐沢川の浄化施設の水質分析でありますが、これにつきましては水素イオン、pH、生物化学的酸素要求量のBOD、それと浮遊物質、SS、全窒素、全リン、このようなもの、流入水と放流水とに分けて分析しております。この中で改善が大きく見られるのがBODであります。ひどいときのBODの数値、流入水につきまして4.5あったものが2.1に改善されております。これは5月に実施したときの数値であります。それから1月8日に実施したときに、BODが21ありました。これが放流水で2.8と、このような形で、この浄化施設につきましても一定の成果をおさめているものと考えております。
  以上でございます。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 ときがわ町は、緑と清流ということで売り物にしているわけでございますから、そして現在、川遊びをされている子供たちが結構おりますよね。そういう人たちへの広報というか注意というか、そういうのが、もしこれが害があるのであればやる必要があるし、この結果によって対策をとる等の必要性があるんではないかというふうに思います。はかって、データをそのまま保管しているんでは、はかる意味が薄れるというか、はか る意味がないわけですから、是非その対応、対策を考えていただきたいというふうに思います。
○市川金雄議長 岩田環境課長。
○岩田功夫環境課長 お答えいたします。
  まず、啓発的なものにつきましては、現在、比企広域河川合同水質調査の結果、これにつきまして最終の調査が終わった後に、広報紙に掲載して啓発を行っているところでございます。その項目を利用しまして、川の利用についての注意的な呼びかけ、これを加えていきたいと、このように考えております。
  それから、この対策的なものにつきましては、やはり河川の清流を保持するため、浄化槽の普及啓発、これが最善の方策かと思います。
  また、既設の浄化槽の保守点検、これをきっちり行う必要もあるかと、このように考えております。この観点に立ちまして、この汚染対策に対応するべく浄化槽の普及啓発活動、それと既存浄化槽の保守点検の実施の啓発という形で取り組んでまいりたいと、このように考えます。
  以上でございます。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  ほかに。
  4番、野原和夫議員。
○4番 野原和夫議員 4番、野原和夫です。
  毎回問題提起している私が、これをなくすまで闘わなくちゃならない問題だと思いますから、ひとつ73ページの人権・同和対策費でございますが、これが支出済額が130万、昨年が89万ありますが、41万ばかりふえております。この増額の必要性についてどのように考えていたのか。
  そして、この問題は同和対策、同和関係のあれは終了しておりますので、名目的には人権対策費、そういう名目でよいのではないかなと思うんですが、この件伺います。
  それから79ページ、町自衛隊父兄会補助金、これも金額は少ない問題でございますが、これも補助金といえば少しの団体、何らかの団体、少しは補助金を出す、そういう方向性をやっぱりやめるべき、これは比企郡内の自治体を見ても一部だけなんですね。これも私はなかなか賛成できない問題で、このことについてもお伺いします。
  それから、123ページの小児初期救急運営事業でございますが、19年度は15名の利用者だ ったそうですが、20年度の決算を見ますと155万6,200円多くなっております。何名の利用があったのか、この3点についてお伺いします。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  暫時休憩いたします。再開は午後1時からお願いをいたします。
                                (午後 零時01分)
─────────────────────────────────────────────────
○市川金雄議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午後 1時00分)
─────────────────────────────────────────────────
○市川金雄議長 午前中の野原和夫議員の質問、1点目の73ページの関係についての答弁を求めます。
  関口副町長。
○関口 章副町長 それでは、野原和夫議員の73ページの人権・同和対策一般管理事務についてのご質問のうち考え方について、私のほうからご答弁をさせていただきたいと思います。
  野原和夫議員さんもご案内のとおり、平成8年5月17日に、いわば地域改善対策特別措置法が失効になる直前に、地域改善対策協議会が内閣総理大臣、関係各大臣等にあてた具申の中で、こういうふうにまず述べております。同和問題の関係で27ページでは、同和問題の早期解決を図るために、いわゆる実態的な差別、これはかなりほとんど解決したけれども、心理差別の解消に向けた課題がかなり残っているというふうに踏まえた上で、基本的な考え方の中で、地域改善対策特定事業の一般対策への円滑な移行という中で、こういうふうに述べております。現行の特別対策の期限をもって一般対策へ移行するという基本姿勢に立つことは、同和問題の早期解決を目指す取り組みの放棄を意味するものではないと。それで社会福祉の分野であるとか教育の分野であるとか、あるいは就労の分野であるとか、農林漁業対策の分野、それから中小企業対策の分野、教育機関の分野について啓発あるいは一般対策移行後も、特別にとらえて、これら問題の解決に努力すべきであるというふうに指摘しております。
  それを受けて、今度は平成12年に人権教育及び人権啓発の推進に関する法律というものが制定されましたけれども、その中で同和問題については、人権については基本計画を定めて、その基本計画に基づいて推進していくんだというふうに指摘した上で、平成14年3月15日に定められた人権教育啓発に関する基本計画の中で、同和問題について、かなりの部分を割い て分析をしています。ここの中で、同和問題は我が国固有の重大な人権問題であり、その早期解決を図ることは国民的課題である。これらの施策によって差別意識は着実に解消に向けて進んでいるが、地域により程度の差はあるものの、依然として根深く存在していると。
  あと細かく説明は省略いたしますが、同和問題は現在でも結婚問題を中心とする差別事象が見られるほか、教育、就職、産業等の面での問題等があるということで、最近においては行政書士による戸籍の問題であるとか、あるいは戸籍を同和地区であることを調べて本にするとか、そういった問題等々が現実問題として発生してきております。そういう中において人権の問題ではありますけれども、やはり歴史的な沿革についてはご案内かと思いますが、権力が絡んで差別というのはできてきたという面では、他の人権と違う部分もあるということから、単なる人権一般ということととらえないで、並行して人権・同和問題という格好で掲げて実施しているところであります。
  ご心配のような、ただ過去の同和問題への行政の取り組みというのは、やはり行政の主体性に欠けるところがあったことは事実であります。これは既に今までの行政、国・県・市町村等も認めておりますし、また団体のほうもいろいろな事件を起こす中で、団体の自主性といいますか、主体性を損なうようなえせ同和問題であるとか、そういった問題については、やはり同和問題の根本的な解決にならないということで、真剣に取り組んできているということはご理解いただきたいと思います。そういう面で、必要最小限で、また人権問題の解決について、同和問題を通して、また人権一般を理解してもらうということも必要なことだと考えておりますので、この点についてはご理解いただきたいと思います。
  以上です。
○市川金雄議長 4番、野原議員。
○4番 野原和夫議員 よく説明のほうを聞かせていただきましたが、今、人権対策費という名目でもよいのではないかと。私の考えでは、この同和という名前がある以上、そういう問題が消えなくなってしまう。それで、その同和の問題についても、私、昨年、深谷のほうで、その団体の協議会に参加しましたら、ある団体が、その同和団体のほうの補助金を幹部の人が1人で占めて、そのお金を自由に使っていたということも明らかになって問題になっていまして、そういう問題が各自治体で起こされている。そういうことも踏まえて、同和という字そのものが、もう同和問題、法律も終わっているもんですから、一つの私は人権対策ということで解釈させていただきましたが、今まで、さっきの中で予算を41万も全体的にふえておりますが、この予算については、どういうふうな経緯で増額してあるのか、その点伺いま す。
○市川金雄議長 答弁願います。
  野原総務課長。
○野原泰子総務課長 野原議員のご質疑にお答えをいたします。
  予算の関係につきましては、昨年と比較ということは、昨年の決算を持ってきてございませんので、予算に対する比較になるかと思うんですけど、実績につきましては、先ほど副町長がお話をしましたけれども、人権と同和問題、もちろん、こちらの総合振興計画の83ページに人権の尊重がございますが、その中にやはり同和だけじゃなくして、すべての女性、子供、いじめ、障害者とかあります、そういった研修が年間23回ございます。そのうちの泊まりが10回という形の中で、研修のほうは行ってございます。
  主な予算につきましては以上です。
○市川金雄議長 野原和夫議員、再々質問になろうかと思います。
○4番 野原和夫議員 20年度の今の予算的なことを、決算のことをちょっと見ますと、同和団体研修会等の参加負担金というのは減額されておりますので、全体の問題で人権関係との予算もふえたのかなと思います。今、副町長も言いましたが、同和の根強い問題は私も理解しておりますが、少しずつ解決策に先立って、町もそういう同和の名前そのものも、もう今、法律も終わっていることですから、人権対策ということは全体の人権問題にかかわるのではないかなと思うんで、そういうもの、文言の考えの1つも位置づけて、町としても努力をしていただきたいということでお願いします。
  以上です。
○市川金雄議長 続いて、79ページに関する答弁をお願いいたします。
  野原総務課長。
○野原泰子総務課長 野原議員のご質疑にお答えをいたします。
  自衛官の募集事務事業の関係でよろしいでしょうか。
○4番 野原和夫議員 いや、自衛隊父兄会補助金。
○市川金雄議長 父兄会の補助金に関する……
○野原泰子総務課長 その事業の中の町の自衛隊父兄会の補助金でございます。こちらにつきましては自衛隊法がございます。予算のときにもご説明を差し上げましたけれども、自衛隊法の第97条「都道府県知事及び市町村長は、政令で定めるところによって自衛官の募集に関する事務の一部を行う」という条文がございます。そういった中で、この補助金を交付をし ているわけでございますが、自衛官の募集の事務の一部を行うということで、広報等にも自衛官の募集とか、その辺の募集事項も掲載をしてございます。そういうことで補助金のほうも交付をさせていただいております。
  以上です。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  4番、野原和夫議員。
○4番 野原和夫議員 説明の中で、事務の一部ということで広報等にも掲載して、募集を募っているんですから、それで十分ではないかなと思います。その補助金、父兄会補助金、その団体の、例えば補助金の問題に多いんですが、農産物直売所に関しても農業関係で補助金は出ています。そういうさまざまな補助団体をつくれば、何でも補助金が出るような解釈の仕方もされて、今住民からも来ています、声が。そういうことで、私はこの1つの問題というのは、前にも言いましたが、前会長がふさわしくないということで会長もおりていると思うんです。その問題の中味を追及しても私は仕方ありませんが、そういうことも踏まえて、この自衛隊父兄会の補助金、ほかの自治体でも一部だと思うんですね。ただ4万8,000円だという考えもありますが、今、国でも政権交代で無駄な事業を外すというようなことを言っていますので、町でもそういうことも一つの考えとして、十分広報で自衛官募集の広報はうたってあるんですから、それで十分ではないかなと思う。この団体がどのような活動をしているのかよくわかりませんが、もう1度検討して見直すこと、これも必要ではないかなと思うんですが、この点についてお伺いします。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  野原総務課長。
○野原泰子総務課長 お答えをいたします。
  参考にご説明をさせていただきたいと思いますが、野原議員のご質疑の中で、自治体の一部というお話がございました。まず自衛隊がないところが2カ所、郡内でございます。そしてあるが補助金は交付をしていないという市町村が2カ所ございます。そしてあとの4の町村においては、すべて一部ですけれども、補助金の支出をしてございますので、とりあえず野原議員さんのお話にあるように、金額的なものは幾らでもないんですけれども、そういう形の中で、他の町村も4町村、交付をしてございます。毎年毎年、実績の報告書を出していただいておりますので、その辺の中身もよく確認をいたしまして、今後、この辺の金額あるいは交付について検討してまいりたいと思っております。
  以上です。
○市川金雄議長 野原和夫議員。
○4番 野原和夫議員 今、課長の説明で、4の自治体ということで、名目的なものはときわ町と同じ名目の文言でうたってあるのかどうか、その点を伺います。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  野原総務課長。
○野原泰子総務課長 お答えをいたします。
  確認をしていただきましたのが、自衛隊父兄会に対する補助金ということで確認をさせていただきました。
  以上です。
○市川金雄議長 続いて、9番、伊得議員。
○4番 野原和夫議員 まだあるんですが、もう1問です。
○市川金雄議長 もうちょっと待ってください。すみませんでした。
  79ページについては以上でよろしいでしょうか。
  続いて、123ページの関係。
  蜥ャ民課長。
○蜻セ一郎理事兼町民課長 それでは、小児初期救急医療運営事業について、利用の人数ということでございますが、平成20年度は5人でございました。こちらにつきましては、施策の成果の37ページに記載をしてございますので、後でごらんいただければと思います。
  以上です。
○市川金雄議長 4番、野原和夫議員。
○4番 野原和夫議員 そうしますと、19年度の15名に対しての金額と、5名についての金額との差はありますが、この金額的にはどういうふうな内容なんでしょうか。
○市川金雄議長 蜥ャ民課長。
○蜻セ一郎理事兼町民課長 それではお答えいたします。
  こちらの金額でございますが、負担金につきましては人口割が90%、均等割が10%というようなことでやっておりますので、利用者の割合によって、こちらの負担金に差をつけてございません。一応そういった負担金の内容になっております。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
○4番 野原和夫議員 いいです。
○市川金雄議長 それではほかに。
  9番、伊得議員。
○9番 伊得一夫議員 いいんですか。
○市川金雄議長 どうぞ、先ほどは失礼いたしましたが、どうぞお願いします。
○9番 伊得一夫議員 9番、伊得一夫でございます。眠たいところですけれども簡潔にお聞きしますから。
  99ページ、社会福祉費の中で、シルバー人材センター補助金600万、これはいつからシルバーになったのか。前は高齢者事業団だったかと思うんですけれども、いつからシルバーになったのかお願いします。
  それから141ページ、農業振興費の中で、備考欄に農業生産支援事業補助金300万、これ20名の方に補助しているということですけれども、これは何に補助したのか、お願いします。
  それと、これは前にお聞きしたかと思うんですけれども、161ページ、まちづくり活動支援事業補助金85万、予算では9団体で1団体10万円ということで90万円の予算だったと思うんですけれども、この85万円というのはどういうことだかお願いします。
○市川金雄議長 3点ございました。答弁を求めます。まず第1点の99ページの関係。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 伊得議員のご質問にお答えいたします。
  シルバー人材センターがいつから、高齢者事業団からなったのかということでございますけれども、これにつきましては、昨年の10月1日に法人登記を設立をいたしまして、法人登記を済ませたところでございます。ですから、10月1日からシルバー人材センターということで法人格を持ったというようなことでございます。今までは高齢者事業団につきましては任意の団体でしたんですけれども、法的に人格を持ったというようなことでございます。
  以上です。
○市川金雄議長 9番、伊得議員。
○9番 伊得一夫議員 昨年の10月1日、シルバー人材センターとなったということなんですけれども、122条報告の22ページで、高齢者事業団に委託とあるんですけれども、これがシルバー人材センターになったのには、高齢者事業団に委託しているんだか、シルバー人材センターに委託しているんだか、そこのところをお願いします。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 これの件に関しましては、高齢者事業団からすべての事業を高齢者事業団が引き継いだというような形になっております。
          (「シルバー人材センター」と呼ぶ者あり)
○小沢俊夫福祉課長 高齢者事業団からシルバー人材センターのほうへ移ったと。
          (「高齢者と……」と呼ぶ者あり)
○小沢俊夫福祉課長 そうですか、失礼しました。そういうことでございます。
○市川金雄議長 よろしいですか。
  9番、伊得議員。
○9番 伊得一夫議員 再々になっちゃうと思うんですけれども、122条報告の中で、22ページのあれで高齢者事業団に委託したということは、これは間違いですか。
○市川金雄議長 122条報告の一番上に書いてあるのが間違いかということです。答弁を求めます。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 お答え申し上げます。
  5月から7月の高齢者事業団委託ということになっておりますけれども、これにつきましてはシルバー人材センターに委託ということでございます。まことに申しわけございませんでした。
○市川金雄議長 伊得議員、再々です。
○9番 伊得一夫議員 了解しました。じゃ、訂正しますから。
○市川金雄議長 それでは、続いて2点目、141ページの関係、答弁を求めます。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 それでは141ページの農業生産支援事業補助金300万円の内訳を申し上げます。
  どんなものを購入したかというふうなことのご質問でございますが、主にトラクターあるいはコンバイン、また、リターンカルチ等の管理機が主でございます。そのほかにパイプハウスの資材、それからこれは噴霧器等々の機械等が、この300万円の補助の内訳でございます。
  以上でございます。
○市川金雄議長 9番、伊得議員。
○9番 伊得一夫議員 今、トラクターだとか、いろんなものに助成したということですけれ ども、20名だと1人15万ですよね。それは均等に分けたんですか。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 この農業者支援事業の補助金の要綱でございますが、これは基本的には補助率については2分の1、補助の限度額が20万円となっております。そういうことで、それぞれ補助した内訳といたしましては、最高限度額20万円の方もおりますし、それ以下の方もおりますので、この要綱の補助率、限度額に基づきまして交付をさせていただいております。
  以上でございます。
○市川金雄議長 伊得議員、再々質疑です。
○9番 伊得一夫議員 こういう決算でできたということはいいんですけれども、農業生産が低迷している中ですから、これからも補助していただきたいと思います。
  この件については以上であります。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  続いて、161ページに関する答弁を求めます。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 それでは、161ページのまちづくり活動支援事業補助金85万円の内容につきましてご答弁申し上げます。
  補助団体につきましては9団体でございます。このうち、この補助金につきましては10万円をそれぞれの限度額として支給してございますが、この9団体のうち1団体が5万円の補助ということで85万円というふうな内訳になってございます。
  以上でございます。
○市川金雄議長 9番、伊得議員。
○9番 伊得一夫議員 1団体5万円でいいよということだったそうですね。このまちづくり活動支援事業の補助金というものは、町内にPRが少し足らないのではないかと。年々この団体が少なくなっていく。これは3年間ですから、ほかにできてこないとどんどん減っていくわけですけれども、決算だから、こういうことを聞いてもいいかわからないんですけれども、これをもっと年数を長く継続していくかどうか。まちづくりに大分貢献している、この9団体にもあるんですよ。そういう団体が3年間で打ち切られると、だんだん薄れていっちゃうんですよね、活気も。ですから、これを5年にするとか、そういう考えはありますか。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 まずPRの関係でございますが、こちらにつきましては広報等でご案内を申し上げさせていただいておりますが、今ご質問の、この補助金につきましては3年間という期限が定めてございます。その中で5年間にできないかというふうなことでございますが、もともとこのまちづくり活動支援事業補助金というものが、これは町民の魅力あるまちづくりを推進するということで、新たに新規の団体に対して、町のほうが予算の範囲内で補助するという制度になっております。伊得議員、今、3年間ではまだまだ補助は必要なんじゃないかというようなご指摘でございますが、こちらについては新しい団体を3年間の中で補助をして、その中でその団体を育てていく、支援していくというふうな制度になっておりますので、おおむね今の3年間というのは、やはり補助した団体が、やはり今後活動していく、その基礎の部分を支援するという制度になっておりますので、やはりこれから私どもとすれば、もっともっとこういった新しい団体を、やっぱりふやしていくというふうな活動も取り組みもしていく必要はあると思いますので、当面は今の3年間というものを基本に交付できればというふうに考えております。
  以上です。
○市川金雄議長 9番、伊得議員。
○9番 伊得一夫議員 課長の言っていることはよくわかります。3年間で補助金をもらって、これで立ち上がらないような団体は、もう多分だめだと思いますよ。それを5年間にどうですかと言っていることは、その団体がこの9団体の中でも、もうその補助金がないとなかなか難しくなっちゃう団体も出てきているんですよ。そういう中で、あと年々、19年度なんかは12団体ぐらいあったと思うんですよ。ですから、こういうのをもっと、これ担当は地域振興室ですよね、ですから地域の振興なんですから、もうどんどんPRをして、課長の言っていることはわかるんですけれども、どうぞこれからもうまくリードしていっていただきたいと思います。
  以上で答弁願います。
○市川金雄議長 山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 このまちづくり活動支援事業につきましては、もともと旧都幾川村のときの制度ということで、合併当初につきましては、比較的まだ玉川地域のほうには、まだまだ浸透していなくて、ご利用していただく団体も少なかったわけです。しかしながら、 私どももPRに努め、また団体等にもお話をかけて、玉川地域のほうも、この事業を活用していただく団体もふえてきております。今後も伊得議員、ご指摘のように、私どもとしては、この事業を多くの団体に、また新しい団体に使っていただくようにPRしてまいりたいと思います。
  以上です。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  ほかに。
  1番、前田議員。
○1番 前田 栄議員 1番、前田です。
  今の伊得議員と似たような質問なんですけれども、153ページですが、彩りの森ネットワーク事業というのが92万397円なんですけれども、これも私が議員になった当時は、最初500万の予算があったが、毎年年々減ってきまして、この間、柴崎理事が言うことには8団体になったということなんですけれども、この8団体の内訳は、旧都幾川と旧玉川ですか、それを教えてください。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 それでは、彩りの森ネットワークの交付団体、8団体の内訳を申し上げさせていただきます。
  こちらにつきましては、それぞれ個々の団体の名称を申し上げたほうがよろしいですか。
○1番 前田 栄議員 言ってください、すみません。
○山崎政明産業観光課長 そうですか、はい。
○1番 前田 栄議員 わからなかったら別にいいです、旧都幾川だけでも。
○山崎政明産業観光課長 こちらにつきましては、あたご山の会、これは関堀ですね、椚平の花泉の会、次に椚平の山野草の会、それから本郷の高砂会、それからこちらは田黒でございますが夢道場、それからこれは大字椚平の行政区です。それから三波渓谷保存会、これは別所です。それからこれは大野になりますけれども、都幾川高原緑の会、こちらはグリーライン沿いに桜を植えていただいています。
  以上でございます。
○市川金雄議長 1番、前田議員。
○1番 前田 栄議員 どうもありがとうございました。これを見ると、旧玉川のほうは、田 黒の夢道場ということで、旧都幾川から始まったから7つが都幾川なんですけれども、いずれにしても私も一般質問でしていますけれども、春はミツバツツジと、秋はモミジということで、やはりときがわは緑と清流というか、そういう観光な町なもんですから、やはりこれをここに載っているとおりネットワークということで、先ほどのあれで産業観光課のほうもう一生懸命やっていらっしゃるのは十分理解しているんですけれども、これをどんどん活用していっていただいて、都幾川と玉川ですか、そういう花のネットワークと、それといろんな点で、是非観光のまちづくりということで努めていっていただきたいと思うんで、よろしくお願いします。
  以上です。
○市川金雄議長 ほかに。
  2番、野口議員。
○2番 野口守隆議員 主要な施策の52、53ページで、施設売上状況一覧というのがございますが、それで前年度の比較が出ております。まず星と緑の創造センターについては、人員が来客数がふえているのに、売り上げ金額は減っているのはどういうことかということと、ほかにも売り上げ、来客数とも減っているところがありますが、それに対して前も申し上げましたが、指導なり助言なりをしているのかということが1点。
  もう1点目は、毎年、監査委員の報告の中で出ておりますが、道路と施設の未登記の処理が毎年出ておりますが、まだまだ随分残っておるようです。かなり古いものもあると思うんですが、いわゆるその当時に買収、寄附などの同意書あるいは契約書は、すべてそろっているのかということをお伺いいたします。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。2点ございました。まず1点目の施策の成果の52、53ページの関係で答弁を求めます。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 それでは、野口議員のご質問にお答え申し上げます。
  まず、施策の成果の52、53ページの町有施設の売り上げ、来客数等の実績でございますが、この中で星と緑の創造センターが、今、議員ご指摘のように、売り上げ額が下がっているというふうなことでございますが、こちらにつきましては、星と緑の創造センターの売り上げの中には、平成19年度までは緑の雇用事業を実施しておりまして、その中で星と緑の創造センターに緑の部会という部会がございました。そこで町有林の管理事業、またこの中には緑の雇用の研修生が、キノコづくりや、また、まきづくりにも取り組んでおりました。こちら の収入が平成20年度からはなくなってございますので、それに伴っての減少ということで、実際に来ているお客さんはふえて、もちろんおりますし、星の部会の決算は前年に比べてもふえております。そういったことで、この星と緑の創造センターの売り上げ等についての要因につきましては、以上のような内容になってございます。
  そのほかの売り上げが下がっている施設に対する指導等ということでございますが、それぞれのこの10施設の運営に関しては、それぞれ運営している皆さんが本当に努力をして、日夜売り上げを上げるために本当に努力していただいております。そういう中で、施設によっては前年より若干下がっているというふうなところもございますが、やはり私どもとしても、それぞれの施設が、これだけ町内に観光客が、入り込み客自体もふえている中で、やはり施設が若干下がっている施設もあるということで、そういったところは、やはり私どもとしても、何かこういった運営面での改善あるいは新しいものを取り入れたりとか、そういったこともいろいろ皆さんとも協議をしながら進めさせていただいております。
  とにかくこの施設が、それぞれの施設が、やっぱり特色を持った施設として、やはり売り上げが向上していくように、私どもとしても支援していきたいというふうに考えております。
  以上でございます。
○市川金雄議長 2番、野口議員。
○2番 野口守隆議員 課長の言うことはよくわかります。やはり売り上げが落ちているところは、それなりに当然理由があると思いますので、助言もいいですし、是非てこ入れとか、そういうことに力を入れていただきたいと思います。
  観光客は確かにふえていますが、こういった売り上げがどんどん落ちていくと、どんどん低下傾向にあるというのは、どこでも同じだと思います。そういったことで商品構成あるいはいわゆる売り子の問題とか、そういったことも是非指導していただければと思います。これで結構です。
○市川金雄議長 それでは続いて2点目、道路用地の未登記の関係について答弁を求めます。
  桑原建設課長。
○桑原和一建設課長 ご質問にお答えいたします。
  道路用地の未登記件数につきましては、平成21年4月1日現在で1,602件ほどございます。その未登記の内容につきましてはいろいろございまして、具体的に申し上げれば、道路用地で買収して未登記のものとか、あるいは寄附をしていただいたけれども未登記とか、道路用地の交換の約束でしていないとか、いろいろございます。その中で先ほど議員のほうからご 指摘の、第三者に対抗できる契約書、同意書等々の数でございますけれども、正確にはちょっとわからない状況です。おおむね2割程度はないんではないかと今思っているところです。申しわけございませんけれども、その辺の正確な数字というのは、ちょっとまだ把握できていない状況です。
  以上です。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 続きまして、産業観光課が所管いたします林道用地の未登記についてお答え申し上げます。
  この林道用地につきましては、用地買収分、それから林道の寄附採納用地分ということで区分されておりますが、この林道用地買収分につきましては、契約書等につきましては基本的にはございます。また寄附採納用地につきましては、年代が昭和24年度から昭和63年度までということで、特に昭和20年代、30年代の路線につきましては、もう寄附採納の書類がない路線もございます。同意書はあって、寄附採納はないという路線も、特にこの昭和20年代、30年代については、ない路線もございます。
  今、こちらについても詳細等について、調書、台帳等を整備しておる段階で、まだ最終的にどこまで同意書並びに寄附採納があるかというふうなところは、まだ現在のところは把握できていないというふうなことでございます。
  以上でございます。
○市川金雄議長 2番、野口議員。
○2番 野口守隆議員 私は、公図と公簿が合っていない、縄延びしたり、公図が違っていて、なかなか登記できないということは十分承知しております。そのために、今後、地積調査に入っていくということも承知しておりますが、ただ、その当時の同意書なり契約書がないとすると、もしもその時点に登記をしようとして代がわり、あるいは記憶がないというようなことになった場合は、かなりゆゆしき大変な問題になると思います。それは初め、同意書なり契約書は、多分、とったんだと思いますが、それがないということは間違って廃棄処分してしまったのか、あるいはどこかに紛れているのかと思いますが、その辺はどうなんでしょうか。
○市川金雄議長 答弁願います。
  桑原建設課長。
○桑原和一建設課長 お答えいたします。
  建設課での書類がないという年代別に見ますと、昭和30年あるいは40年の時代のものが非常に多うございます。当然ながら、未登記書類につきましては、今、全力で解決に向けて努力しておりますけれども、やはり未登記の関係者に交渉するときに、事実をきちっと説明し交渉しておりますので、今のところ、当然、初めはおしかりを受けますけれども、今の段階ですと、きちっと説明をさせていただく中で理解を得ておりますので、なるべく早く解決するように、誠意を持ってそういうものに対しては当たっていければと考えております。
  以上です。
○市川金雄議長 山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 林道関係につきましては、図面関係、特にこの20年代、30年代は、これは古い和紙に記載した図面ということで、そういうものをあわせて検証しながら調査も進めておりますが、やはり野口議員が申し上げましたけれども、最初の段階で、その事業全体の同意書というふうなものがとられているんじゃないかというふうなことですが、もちろんその辺のところは、実際に始めるときに事業の同意書等はとってあります。そういう中で、寄附の申込書といいますか寄附願い、そういったものが伴ってない路線もやはりあるということで、同意書だけで事業を執行しているというふうなところも、中にはあると思います。そういう中で、これから実際に林道の場合も登記を進めるに当たっては、改めてまた現地の道路境界等を立ち会っていただいて、その中でまた登記のご承諾をいただいて、登記は進めております。
  特に林道の場合は、山林ということで、ほとんどが地積更正を伴うということで、すべての筆を1筆調査、はからないと登記はできないというふうなことになる物件がほとんどでありますので、地権者の方にはそういったこともご理解いただきながら、特に古いものはそういった課題も多くなると思いますので、私どもとしてもなるだけ早目に、そういったことを登記のほうについては進められるように努めてまいりたいというふうに考えております。
  以上でございます。
○市川金雄議長 野口議員、再々質疑です。
○2番 野口守隆議員 先ほども申し上げましたとおり、例えば大野地区では山林が100倍に延びているなどというのが結構あります。そういった意味で、登記できないというのはよく承知しているんですが、先ほど言ったとおり、少なくとも同意書と契約書だけはなければ、代がわりをしたときに必ず私は知りませんということになろうかと思います。過去には、旧 都幾川村で登記していない林道を封鎖され、迂回路をつくったということも過去にはありました。そういったことで、最低限、同意書なり契約書なりは至急、ない方に対しては、先ほど桑原課長が言いましたが、誠意を持ってという話がありましたが、そのくらいはしていただかないと、登記以前のこれは問題だと思います。是非それは進めていただきたいと思います。
  以上です。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  ほかに。
  5番の鳥越議員。
○5番 鳥越準司議員 5番、鳥越でございます。
  3つばかり質問をさせていただきます。
  何ページかにわたりまして、例えば最初は53ページ、次に71ページ、ほかにも145ページといったように公有財産購入費、これがいろいろ費目として上げられております。金額は別にしまして、公有財産を購入したときの、先ほど野口議員の質問にもあるんですが、登記そのほか、そういったことに対する費用がここに入っていませんけれども、こういうものは必要がないのかどうか。
  これと、先ほど質問の中にも監査の27ページの20年度分の、これは林道の関係する48件、それと28ページの建設に関する305件がなされておりますけれども、こういったことの費用はどうなっているのか。建設課の土木費の中の167ページの真ん中に、登記委託料として1,553万何がしか記載されていますけれども、これの登記委託料の費目と、そのほかの例えば公有財産の購入の登記及び先ほどの古いものの登記の手数料、こういったものの関係はどうなっているのか、その辺をお知らせいただければと思っております。
  もう1つ、今度は203ページに、教育振興費の中に小学校教育振興事務の中で、一括してパソコン借上料521万六千何がし、それと次に、玉川小学校のパソコン借上料として177万5,000円、これは昨年より若干少なくなっておりますけれども、その次の明覚小及び萩ヶ丘小には、これの記載はございません。多分先ほどの521万6,000円が、この2つの明覚小、萩ケ丘小ということの一括計上になっているかと思うんですが、これは以前、質問なり要望を申し上げて、これはできれば2つに分けて計上してくれないかというふうに要望したと思うんですが、その後、この取り扱いはどのようになっているのか。
  それと、この同じくパソコン借上料、これは各小学校から中学校、ございますけれども、 これはどういうような形のパソコンなのか。つまりインターネットのパソコン教育のためのパソコンなのかどうか、その辺をお知らせいただきたいと思います。
  それともう1つ、213ページに特色ある学校づくり事業として、玉川中学校及び都幾川中学校に50万円ずつ補助金が出されておりますけれども、これは例えば20年度、どのような形でもって各中学校がおやりになったのか、これは報告が来ているかどうか、あと何をしたのかどうか、その辺をお知らせいただきたいと思います。
○市川金雄議長 3点でございます。まず1点目、ページは53、71、145等にまたがっておりますけれども、公有財産購入費の登記に関する質疑についての答弁を求めます。
  桑原建設課長。
○桑原和一建設課長 それでは、まず建設課関係のほうからお答えさせていただきますけれども、建設課関係では、168、169ページの中ほどに道路新設改良費というのがございます。その右の欄の中段ですけれども公有財産購入費というのがございます。
  続きまして、170、171ページの橋りょう新設改良費がございます。171ページの上段のほうに公有財産購入費がございます。これらの登記費用につきましては、先ほどちょっとお話がありましたけれども、167ページの中ほどよりちょっと上ですけれども、登記委託料1,553万9,265円、この中で対応しております。また、未登記等につきましても、この委託料で対応しておる状況でございます。
  以上です。
○市川金雄議長 建設課関係については。
  産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 続きまして、産業観光課の公有財産購入費の登記についてお答え申し上げます。
  まず産業観光課につきましては、145ページの上段に公有財産購入費、土地購入費、こちらにつきましては山村振興事業に伴う土地の購入費となっております。
  また同じく145ページの中山間地域総合整備事業の中段に公有財産購入費がございます。こちらにつきましては山村振興事業の公有財産購入費の登記につきましては、13節の委託料、143ページでございますけれども、下段の委託料673万4,490円、この中の一部に含まれてございます。
  それから中山間地域総合整備事業の登記につきましては、こちらの登記委託につきましては、用地測量等を実施した段階で登記申請等の資料はつくってございますので、こちらのほ うは職員が申請事務ということで実施しております。
  それから153ページ、こちらの上段の林道維持補修事業、この中の13節の委託料の中に登記委託料がございます。この委託料で先ほどの林道関係の未登記の登記を行っております。
  以上でございます。
○市川金雄議長 建設課、産業観光課、出ました。ほかには……。
  総務課長。
○野原泰子総務課長 鳥越議員のご質疑にお答えをいたします。
  53ページの土地購入費でございますが、実際には、この予算につきましては20年度の補正第4号で金額を計上させていただいたものでございます。それですので、職員であるか次年度の予算に委託料が計上してあるか、ちょっとここは確認をさせていただきたいと思いますけれども。そして71ページの駐在所の移転事業の土地購入費でございますが、これにつきましては21年度に登記の委託料としてお支払いをしてございます。53ページだけちょっと確認をさせていただきたいと思います。よろしくお願いします。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  5番、鳥越議員。
○5番 鳥越準司議員 大体わかりましたので、143ページの最下段の委託料の中の調査測量設計委託料として、その中に登記も含むということでございますので、できれば誤解のないように登記も含んだという形の記載を、できればこれからはお願いしたいと思います。
  以上でございます。
○市川金雄議長 1点目についてはよろしいでしょうか。
○5番 鳥越準司議員 はい。
○市川金雄議長 続いて2点目、203ページ、パソコンの借上料についての答弁を求めます。
  内室教育総務課長。
○内室睦夫教育総務課長 それでは、パソコンの借上料につきましてご説明させていただきます。
  まず、こちらの521万6,400円でございますが、こちらは明覚小学校のパソコンと萩ヶ丘小学校のパソコンの借り上げの料金となっております。こちらについては契約が一括してございましたので、こんな形での計上となっておりまして、こちらについては21年度予算についても同じ状況になっております。
  続きまして、その下の玉川小学校のパソコンの借り上げでございますが、下の177万5,222 円は同様に玉川小学校のパソコンの借り上げです。こちらについてはパソコン教室のパソコンになっておりまして、インターネット等は接続は可能な状況になっております。
○5番 鳥越準司議員 玉中も同じ……
○内室睦夫教育総務課長 都幾中と玉中……
○市川金雄議長 答弁、続けてください。
○内室睦夫教育総務課長 都幾中と玉中についても、別途、中学校予算についておりまして、同じくパソコン教室のパソコンでございまして、インターネットの環境は整っております。
  以上でございます。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
○5番 鳥越準司議員 はい、わかりました。
○市川金雄議長 2点目については。
  3点目について、213ページの関係についての答弁を求めます。
  内室教育総務課長。
○内室睦夫教育総務課長 それでは、213ページの特色ある学校づくり事業でございますが、こちらにつきましては実績の報告書のほうを提出していただいております。そういう中で、まず玉川中学校の取り組みでございますけれども、主な点でございますが、総合的な学習の時間の充実推進ということで、自然農業、それから環境学習、福祉体験、国際理解、あと地域文化コース、それぞれの体験コース等を設けまして、そちらに取り組みます講師の謝金だとか消耗品等を利用してございます。
  それから、環境づくりの推進でございますが、玉川中学校、ご存じのとおり、入りましてからずっと左側に花が植えてございまして、玄関の周りにも花がいっぱいあると思いますけれども、そういうものを通しまして環境教育に役立てております。玉川中学校については、本当に主なものでございますが、そのような取り組みを実施してございます。
  続いて、都幾川中学校の取り組みでございますけれども、まず都幾川中学校、ご存じのとおり緑のカーテンということで、自然環境の整備といいますか、環境教育に取り組んでおりまして、そちらの緑のカーテンを現在も校舎の南面にいっぱいに広がっておりますが、そういうもの。それからホタルが飛ぶ環境づくりの推進ということで、南側に水路が流れておるんですが、そちらのほうにいろいろな木材を使っての表示だとか、それから階段だとか、そういうものも含めまして、生徒に校庭にある環境を十分に生かした形での環境教育に取り組んでいただく、その材料といいますか、下地づくりに使っていただいております。
  それからあと、大東文化大学との交流等を年に何度か実施しておりまして、そういうものの学生が来たときの消耗品だとか、そういうものに利用してございます。こちらについては、各学校とも一般会計にとらわれず利用できるところがございますので、緊急的といいますか、必要なときに使えるような状況もございますので、そういう面も含めて利用させていただいて、授業に役立てているところでございます。
  以上でございます。
○市川金雄議長 鳥越議員。
○5番 鳥越準司議員 特色ある学校づくりということで、いろんなことに取り組んでいるとは思うんですが、先ほどありました玉川中学校の花づくりだとか、都幾川中学校の緑のカーテンなんかは、これの発案そのものが学校主導なのか、それとも生徒さんなりの発案なのか、どちらから出たものでしょうか。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  内室教育総務課長。
○内室睦夫教育総務課長 こちらについては、教師が主導で、あとこのほかにも細かいものがございますので、そういうものについては子供たちの意見を取り入れたりとかということでやっておりますが、今の先ほどの都幾川中学校のホタルの関係だとか緑のカーテン等については、先生のほうの主導でございます。
○市川金雄議長 鳥越議員、再々質問です。
○5番 鳥越準司議員 いずれにしても、こういったことを確保できれば、各中学校なりで本当に特色あるもの、つまりときがわじゃないとできないとか、そういったものを、これからもどんどん取り入れてやっていただくことを希望いたしまして質問を終わります。
○市川金雄議長 大変ご苦労さまでした。
  暫時休憩いたします。再開は2時25分に再開お願いいたします。
                                (午後 2時08分)
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○市川金雄議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午後 2時25分)
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   ◎答弁未了部分について
○市川金雄議長 先ほどの鳥越議員の質疑に対し、総務課長から答弁の申し出がありますので、 これを許可いたします。
  野原総務課長。
○野原泰子総務課長 それでは、先ほどの鳥越議員のご質疑にお答えをさせていただきます。
  ページにつきましては53ページと71ページの土地の購入費に係る登記でございます。両方とも職員の処理で行いまして、まず53ページが20年12月11日に所有権移転が済んでございます。71ページの駐在所の関係でございますが、こちらが20年10月17日に所有権移転が処理されております。
  以上です。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
─────────────────────────────────────────────────
○市川金雄議長 続いて、引き続き質疑を行います。
  8番、増田議員。
○8番 増田和代議員 8番、増田和代でございます。
  3点質問させていただきます。
  1点目は、主要な施策の成果の54ページの中ほどにあります要望、区長さん要望と個人要望ということで、今、本当に区長要望ということで、本当に住民の方から区長さんに言うと、すぐやっていただけるということで、うちのほうの地域もそうなんですけれども大変喜んでおります。区長さん要望じゃなくて、私は個人要望のほうをお聞きしたいんですけれども、平成20年度の処理が95.4%ということで、かなり処理をされていると思いますけれども、この個人要望のどういう内容があるのか、その内容をお願いいたします。
  あとそれから177ページの非常備消防費の中の消防審議会運営事業ということで13万5,800円となっているんですけれども、19年度の決算を見ますと6万8,000円ということで、ここがかなり20年度は増額されているんですけれども、6万7,000円と、その下の消防審議会委員報酬、これも5万6,000円増額されておりますけれども、その増額された内容をお願いいたします。
  あと、227ページの上のほうの委託料の中で、保守点検委託料ということで82万9,150円ということが掲載されております。19年度を見ますと81万円、20年度は増額されているんですけれども、この保守点検の委託料の内容ですが、どういうようなものがなされて81万円もの増額されたか、その内容をお願いいたします。
○市川金雄議長 3点だったと思います。まず1点目の施策の成果の54ページに係る質疑に対 しての答弁を求めます。
  桑原建設課長。
○桑原和一建設課長 ご質問にお答えいたします。
  個人要望の要望内容ということでよろしいわけですか。
○8番 増田和代議員 はい。
○桑原和一建設課長 54ページの上段に(1)で道路、水路等に対する区長及び個人要望の状況とございます。区長要望、個人要望と書いてありまして、左側に路面損傷、敷砂利、道路反射鏡と、その内容が書いてあります。個人要望の下に件数を書いておりますので、これらが要望する内容でございます。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  増田議員。
○8番 増田和代議員 すみません、下ばかり見ていて上を見なくて申しわけございませんでした。恥ずかしい質問をしてしまいました、すみません。
  その中で個人要望ということで、道路の照明とかいうのもありますよね。防護さくとかというものもあるんですけれども、私はこういうものは、私のほうにも住民の方から、ああいうところをやってくださいという場合には、区長さんを通してやっていただいているんですけれども、個人でもこういうようなものは受け付けていただけるという、そこの何か境界線みたいなものが、すべて区長さんに言わなくちゃいけない、照明1つでも、消してあったら区長さんに言わなくちゃいけないとか、そういうようなものはあります。この内容を見ますと、やはり照明とかそういうようなもの、それから側溝のふたなんですか、これは、そういうようなものも個人でできるという、そういうようなことなんですけれども、すみません。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  建設課長。
○桑原和一建設課長 要望につきましては、基本的には区長さんのほうにお願いをして、区長さんのほうから出していただくことを原則としております。ただし、その個人要望をされる多くの方が緊急的、あるいはその内容等についてご不満があるとか、そういうものがございますので、そういうときに、いや、それは区長さんにお願いしますという話をした場合に、幾らかその内容的にご不満を持っている方に対して、区長さんに言うということはいかがなものかということは、区長さんも大変でしょうから、そういうときには建設課のほうで対応しておりまして、言ってくる方が、区長さんのほうに話していただけないでしょうかねと言 って、わかりましたということで区長さんに上がってくる場合もあります。ですから、その個人、区長については、その状況状況により随時判断をさせて対応させていただいている状況です。
  以上です。
○市川金雄議長 よろしいですか。
  増田議員。
○8番 増田和代議員 そうしますと、個人要望は、その区長さん、55人いらっしゃいますよね、その中でやはりやっていただける人と、なかなか対応してくれない人も、多分いるんじゃないかなと思いますけれども、その不満を持っている方というのは、区長さんに対して不満を持っている方が多いんでしょうか。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  桑原建設課長。
○桑原和一建設課長 行政のほうの不満ということでございます。
○8番 増田和代議員 そうですか。
○市川金雄議長 補足説明を関口町長。
○関口定男町長 区長要望について、区長要望と個人要望というのは、ちょっと誤解があるかもしれないですよね。要望については、大体まずは総務課のほうで、区長さんの場合は受けます。それは建設課の問題か、あるいは福祉課の問題か、どこかということで、区長さんの要望はそこで全部やるんですが、そのほかにまた建設課長が言ったように、個人的に役場に電話をかけてくる人もいるわけですよね、あそこがこうなっておりますよと、カーブミラーが曲がっていますよとか電気が切れていますよと、それは個人要望になっちゃうわけです。でも、すぐ直しに行くんですよ、区長さんを通さないで。後で区長さんに、あそこを直しましたというのが個人要望というので上がっている物件です。
  ですから、個人要望とは自分ちの道路を直してくださいというのは、そういうのは絶対やっていないです。その個人要望とは違う、ただ、個人が公共のものに対して、あそこをこういうふうにやってほしいとかというのがあるんです。さっき建設課長が言ったように、それを個人が言ったときに、簡単にできることを、じゃ、とりあえず区長さんに言ってくださいというと、そこでまたワンクッション置いちゃうと、わけがわからなくなっちゃうから、はい、じゃ、やりますよと言って、必ず、多分区長さんのほうには、やりましたからという話は返してあります。ですから、要望がどっちから上がってきても、我々とすると、困ってい るわけですから、すぐやるということであります。誤解のないようにしてもらいたいのは、個人のものはやりません。だから見送りというのは、結構それも調子にのってと言っては失礼ですけれども、個人の分まで結構言ってくるんですよ。それはもうだめですよというのは、ちゃんとやっていますので、その辺はご安心いただきたいと。ちゃんと分けながらやっています。その辺のご理解はいただきたいと思います。
○8番 増田和代議員 わかりました。じゃ……
○市川金雄議長 再々になってしまいました。
○8番 増田和代議員 よろしいですか。
○市川金雄議長 また次のときにお願いします。再々に……
          (「もう終わり」と呼ぶ者あり)
○8番 増田和代議員 もう終わりだっけ……
○市川金雄議長 もう終わりになってしまいました。この次、なかったら、またさらにやってください。
  すみません、今度は決算書の177ページの関係、答弁を求めます。
  野原総務課長。
○野原泰子総務課長 増田議員のご質疑にお答えをいたします。
  177ページの消防審議会の運営事業の報酬でよろしいでしょうか。昨年度と比較をしていただきまして、20年度につきましては消防審議会、9名の委員さんがいらっしゃいますが2回開催をさせていただいております。従前ですと年度末に1回ということであったわけなんですけれども、審議会におきましても消防行政の円滑な運営ということがございまして、次の予算に反映をできる時期に開催をしてほしいということで、年度の初めと年度末に2回、20年度は開催をさせていただきました。1人の報酬が5,600円ですので、1回分9人掛ける1回、そしてそれに伴う費用弁償が1,000円ということで、約その差が1回分の差だと思っております。
  以上です。
○市川金雄議長 増田議員、再質問です。
○8番 増田和代議員 そうしますと、通常は大体2回という、そういうふうにして受けとめてよろしいんでしょうか。たまたま、じゃ、この19年度の予算、すみません、過去になっちゃうんですけれども、そのときはたまたま1回だったけれども、これからは2回の審議会をしていくと、そういうふうに受けとめてよろしいでしょうか。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  野原総務課長。
○野原泰子総務課長 増田議員、おっしゃるとおり、年に2回開催をする予定でおります。
  以上です。
○市川金雄議長 2点目、よろしいですか。
○8番 増田和代議員 はい、結構です。ありがとうございます。
○市川金雄議長 続いて3点目、227ページの関係についての答弁を求めます。
  小島生涯学習課長。
○小島 昇生涯学習課長 それでは227ページのご質問でございますけれども、保守点検委託料の82万9,150円の関係ですけれども、まず内容から申し上げます。冷暖房設備の保守点検業務委託料、それからエレベーター保守点検委託料、それからピアノ調律、それから防火対象物の定期点検の内容でございます。それで82万9,150円なんですけれども、19年度のときは、このエレベーターの関係と、それから空調関係、その関係を業務委託料のほうに、多分組まれちゃっているんじゃないかなと思うんですけれども、その関係で組み替えを行ったことということだけなんで、内容が変わったわけではございません。委託の内容が変わったわけじゃないです。
○市川金雄議長 増田議員。
○8番 増田和代議員 内容は同じということで、組み替えだけが変わったという、そういうことですね。この中に19年度はエレベーターの点検の委託料とは別個になっていましたし、今回はその中にこの82万9,150円の中にこのエレベーターとかピアノの調律ですか、そういうようなものも含めたという、そういうことですね。今後はこういうようなやり方でやっていくんでしょうか。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
○小島 昇生涯学習課長 保守点検委託料のほうが正しいと思いますので、そちらで組んでいきたいというふうに考えております。20年のこの決算のような方向でやっていきたいというふうに考えております。
○8番 増田和代議員 わかりました。
○市川金雄議長 よろしいですか。
  ほかに。
  7番、笹沼議員、お願いします。
○7番 笹沼和利議員 3点、質問させていただきます。
  まず第1点が、95ページなんですけれども、ここにちょっと載っていなくて、質問のする場所がちょっとなかったので、ここの場で質問させていただきたいんですけれども、前年度の同じここの予算の中にあった活字読み上げ機93万円で買っていると思うんですけれども、それのその後の何というか、使用頻度というか、実際に結構な金額で買っていると思うんですけれども、使用頻度としてはどの程度、実際に使われているのかなというところを、まず1点お聞きしたいところです。
  それから2点目が97ページ、次のページで地域生活支援事業、これは自立、障害者のその中で市町村への丸投げの部分ですね、それが1,000万円ぐらいあって、その中で障害者生活支援事業負担金として543万、それからあと日中支援とか訪問入浴とか、いろいろあるんですけれども、移動支援のほうで142万使われておりますけれども、その辺の生活支援事業負担金とか、それから移動支援事業給付費として、中身としてはどの程度使われているのか、そのことを2点目としてお聞きしたいと思います。
  それから3点目が、135ページのところの小川地区衛生組合し尿処理費負担金、昨年もちょっと聞いてはいると思うんですけれども、今回は去年に比べて1,000万以上ふえました。先ほどの報告の中で、し尿のくみ取りのほうで103万円で浄化槽のほうの関係で653万リットルと聞いたんですけれども、間違いなければ。問題はその浄化槽のほうのし尿くみ取りのほうが100万リットルぐらいふえています。実際、今、浄化槽のほうをやっておりますので、ますますこれはふえてくるということで、負担金が増額してしまうのかなということで、もちろん負担金の中には定額の部分と、それから実際に使用した部分の割合があるかなと思うんですけれども、この辺についてお聞かせいただければありがたいと思います。よろしくお願いいたします。
○市川金雄議長 ご苦労さまです。3点ございました。まず1点目、95ページの関係についての答弁を求めます。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 まず第1点目の活字読み上げ機の使用頻度はどうかということなんですが、これについては普通の本ですと、ちょっと読み取りができないということで、バーコードみたいなものがついているような形のでないと読み取りができないというようなことでございまして、今現在、そういった書籍等がないということで、実際の使用したという実績は今のところございませんけれども、活字の読み上げ機の、例えば雑誌等を例えば購入された 方で読みたいという方がおられれば、そちらのほうを使って読んでいただくというようなことにはしていきたいというふうに考えておりますけれども、今現在のところは、申しわけないんですけれども使っていないというような状況でございます。これも国の臨時的な部分で補助金が昨年度来たわけですけれども、これは100%の国の補助金ということで、そういったものを買いなさいということで買ったわけですが、今のところは、ちょっとそういった書籍等についても、それに対応した書籍等がございませんので使っていないような状況ですが、この辺についても啓発等を図って、活用ができるように考えていきたいというふうに考えていますので、よろしくお願いをしたいと思います。
○市川金雄議長 7番、笹沼議員。
○7番 笹沼和利議員 実際にグループによっては読み上げて、それをCDか何かに入れて、皆さん、配ってとやっている人もいるんですけれども、せっかくこういう機械が来たので、もうちょっと何か活用できればいいのになと思うんですけれども、実際になかなかみんな知らないような気がするんですよ。ちょっとすごく引っかかっていたので、そのあたりもう少しみんなに、視覚障害の人、特に多いですけれども、高齢者にも結構あると思っているんですね。結構、高齢者の人も視覚障害になっている人多いと思いますので、何かそういうものが活用できるといいのになと思っていますので、図書館でも、そういう本を購入するとか、何か少し知恵と工夫を講じていただければありがたいと思うんですけれども。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 ただいま笹沼議員さんもおっしゃられたとおり、図書館等、あるいは社会福祉協議会等ともまたよく相談をしながら、有効活用が図られるようにしていきたいというふうに考えています。よろしくお願いいたします。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  続いて、2点目について答弁を求めます。97ページです。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 お答えをいたします。
  この地域生活支援事業につきましては、障害を持っている方が地域で生活をしていくというようなことで、それを手助けをするというようなことで始まった事業でございますけれども、これらについては、コミュニケーション事業、それから先ほどの移動支援事業ですとか、さまざまな事業があるわけでございますけれども、今現在のところの日中一時の支援事業等 につきましては、今現在、利用している方は6人ございます。
  それから、委託料のコミュニケーション事業でございますけれども、これにつきましては今現在は1名の方が、これは手話通訳の派遣事業という形で派遣をして、例えば通院ですとか、あるいは講演会ですとか、そういったところに手話通訳を派遣してもらって利用しているというようなことでございます。
  それから、あとは日常生活用具の給付等についても、これについてはストマですとか紙おむつですとか、そういった部分でございます。ストマについては、今現在11件、それからそういった形で使用されております。
  それから、障害者生活支援事業負担金、これは520万ほどございますけれども、これは比企地域で障害者に対する支援を行うということで、相談事業ですとか、あるいは日中、そこで過ごす事業ですとか、主に東松山を中心にやっておるわけでございますけれども、昨年度から東松山ですと、こちらのときがわ町から東松山の施設のほうまで通うというのが大変だということで、東松山の緑光会ですとか、あるいは東松山の社協等とも協力をいただいて、月1度でございますけれども、小川町のほうへ出張をしてもらいまして役場の職員も小川町では毎月出ているんですけれども、ほかの町村については順番で相談事業ですとか日中一時過ごす、そういった事業について手助けをしているというようなことでございます。
  東松山でやっているときについては、全然利用者がいなかったんですけれども、小川町で月1回開くというようなことになりまして、1名の方が今現在利用しているということでございます。
  これにつきましては、相談事業ですとか、さまざまな事業をやっているわけですけれども、各緑光会、それから東松山にある医療関係、精神それから身体障害者等の3事業所に対して、人件費等々の関係で、この負担金を出しているというようなことでございます。
  以上でございます。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  7番、笹沼議員。
○7番 笹沼和利議員 実際に、この生活支援事業は1,000万ぐらい来ていて、結構市町村の裁量で任されている部分があると思っているんですよ。やはり使い方としても、よりもっと使えるところに使ったほうがいいんじゃないかという思いはどこかにあって、その負担金とか、そういう形よりも、もっとそこの組み方も自由だと思っているんですけれども、もう少し利用者さんの要望に近いところに使えればいいんではないかなと思っているのが1つある んですけれども。
  それから、一番下の移動支援、こちらも結構要望が多いと思うんですけれども、この辺についてはどの程度の要望があって、実際にどの程度、昨年度はやってきたのか、そこのところをお聞かせいただければありがたいんですけれども。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 お答えをいたします。
  まずこの生活支援事業については、専門的な知識が特に必要な部分ということで、事業者に委託を、各町村で負担金を出して委託をしているわけでございますけれども、これについては事業のほか、相談件数がかなり出てくるとか、そういった部分でかなり件数等も多くなっているというような状況でございまして、これらについては是非、かなり悩みを持っている方等々もございますので、そういった方の悩みが払拭できればというふうに考えております。
  それから、移動支援事業でございますけれども、これについては屋外での移動の困難な者に対しまして、外出のための支援を行いまして、自立支援あるいは社会参加を促すというようなことでやっている事業でございますけれども、この中でときがわ町の実際に使っている方については、今現在5名の方が利用しております。この支援については、グループ支援あるいは個別支援というようなこともありますし、あるいは車両での移動、そういったものを利用して送迎ですとか公共施設、駅への送迎、そういったものをやっていくということでございます。こういった中で、今現在のところは利用者が5名というようなことでございます。要望があった場合については、こちらのほうの事業については対応していきたいというふうに考えております。
  以上です。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
○7番 笹沼和利議員 はい、結構です。
○市川金雄議長 続いて3点目、135ページの関係についての答弁を求めます。
  岩田環境課長。
○岩田功夫環境課長 お答えいたします。
  まず施策の成果の42ページ、この上から2つ目の表を見ていただきたいと思うんですが、ときがわ町における平成20年度のし尿収集量、浄化槽汚泥収集量と19年度が記載されており ます。し尿収集量につきましては6万5,820リットルの減ということで、浄化槽の普及に伴いまして、浄化槽汚泥収集量が15万5,040リットル増となっております。この部分の量につきまして、小川地区衛生組合のし尿処理施設、ここの運営費用の案分が求められてまいります。実際にはこのし尿処理施設のときがわ町の負担としての案分ですが、全体で平等割で20%、人口割で10%、利用度割で70%と。ここの利用度割の部分に影響してまいります。この20年度の利用度割につきましては、し尿収集量の期間が平成18年10月から19年9月、これが20年度の数値として入ってまいります。この関係で全体を小川地区衛生組合の100とした場合の23.49%、これが利用度割として負担金に求められてくる数字となっております。
  このような負担金の求め方になっておりますので、浄化槽汚泥がふえていく、生し尿の収集量が減っていく、このような状況の中でも全体としてとらえてまいりますので、極端な数字の変動は起こらないということになってまいります。
  以上でございます。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  7番、笹沼議員。
○7番 笹沼和利議員 極端なというところがあるんですけれども、確かに極端ではないんですけれども、実際には、昨年に比べて1,300万ぐらいふえている、これはちょっと数字が私の聞いた数字と間違っていたんで、それほど量としてはふえていないけれども、結構金額としてはふえているあたりは、分担金のあれが違ってきたのかなと、逆にちょっと気にはなるんですけれども、お願いします。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  岩田環境課長。
○岩田功夫環境課長 お答えいたします。
  この負担金の増減につきましては、し尿処理施設の工事、これの発生度合いが大きく影響してまいります。20年度の場合に、し尿処理施設として行った工事につきましては、ドラムスクリーンの整備工事として470万ほど、薬品注入管の整備工事として250万ほど、それから流下液循環ポンプ整備工事として340万円、計装機器の更新工事として824万3,000円、これらの工事費としまして3,085万ほど工事費が出ております。これの利用度割の部分が影響しているということでございます。
  以上でございます。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  7番、笹沼議員、再々質問になろうかと思います。
○7番 笹沼和利議員 わかりました。それならば理解できますので、そういうのが表に出てこないので、ちょっと非常にわかりにくくて困ったなと思っているんですけれども、そうすると21年度に関しては、それはもうなくなる、単年度だけの話というふうに考えておいてよろしいんでしょうか。
○市川金雄議長 岩田環境課長。
○岩田功夫環境課長 お答えいたします。
  し尿処理施設につきましては、やはり老朽化が進んでおります。21年度におきましては、また別の工事として4,600万ほど予定されておりますので、またふえてくると。ただ、この中で小川地区衛生組合のし尿処理施設の平成5年度の施設債、これが20年度4,700万ほどありましたが、これがなくなると。償還が終わるということで、この部分は負担軽減となってまいります。
  以上です。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  ほかに。
  3番、小宮議員。
○3番 小宮 正議員 3番、小宮です。
  2問ばかり質問させていただきます。
  239ページの文化センター公演事業ということで、夏川りみさんの、これは盛況に終わったわけですけれども、その中で往復はがきでこれはやったと思うんですけれども、その中で残念ながら、当たりましたということが当選した人には来るわけですけれども、その上にシールが張られて残念でしたと、そういうようなことで、大分町民の方から苦情が来ました。そういう中で、何枚ぐらいそういうシールを張って、シールを張った人が下を見たら当たっていたとがっかりして怒って電話が来たわけですけれども、何件ぐらいそういうはがきがあったかということを、ちょっと教えていただきたいと思います。
  また、2点目といたしまして、これは全般なんですけれども、工事請負費に関してちょっとお聞きしたいんですけれども、旧都幾川村のときには、指名でやるんですけれども、大体年間町内業者5本、町外業者3本というようなことを私はうわさを聞いたこともあるんですけれども、町になったら、ちょっとその辺も、旧のやり方でやっているのか、ちょっとその点をお聞きしたいと思います。
○市川金雄議長 ご苦労さま。2点があると思います。まず1点目、239ページの関係についての答弁を求めます。
  小島生涯学習課長。
○小島 昇生涯学習課長 239ページの文化センターの公演事業の関係なんですけれども、小宮議員のおっしゃっている質問については、ことしの事業でございますので、ことしの7月5日に行われた夏川りみさんのショーだと思うんですけれども、来年度決算で出てくることなんですけれども、把握しておりますので申し上げます。往復はがきが760枚ほど来ました。ですから1枚当たり2人ですから約1,600人ぐらいの応募があったということになります。それでそのうちパソコンで抽選のほうはやったんですけれども、はがきのほうはパソコン処理をしましたので、ちょっとパソコン操作を間違いまして100枚ぐらい間違って印刷してしまいました。そのためにシールを張って対応したわけですけれども、シールが少し薄かった関係で、下がちょっと透けて見えてしまったというようなことがあるんですけれども、まことに申しわけなかったと思っているわけですけれども、そういう経緯でございます。
  以上です。
○市川金雄議長 小宮議員。
○3番 小宮 正議員 100件ぐらいあったということですけれども、本当にこれは町民の方が喜んだ事業だと思います。是非とも来年もまたやるようでしたら、そういうことのないように、よく注意をしていただきたいと思います。
  また、応募のやり方もまた苦情も来ましたけれども、できれば本当にもう胸を張って、町民のみというような、町外者を対象にしないで、そういう紛らわしい文章をつくらないで、前向きにやっていただきたいと思います。
○市川金雄議長 応募の仕方について、答弁を願います。
○小島 昇生涯学習課長 応募の仕方につきましては、ことしは抽選ということで行ったんですけれども、過去に先着順ということで並んでやった経緯があるんですけれども、非常に人気のある芸能人だと、やっぱり朝早くから並ばれてしまって、もうチケットを引きかえるときに、もう前の何名というか、その分きりやらないで、ずっと並んで待っているような状態で、それに対してもやっぱり苦情があったということで、どちらがいいのかなというのもちょっとあるんですけれども、今回は抽選で行ったわけでございます。
  町外の人の募集はかけないでということなんですけれども、万が一、町内だけだと募集人員に足りない場合もありますので、町内に回覧出しているわけではないですけれども、ポス ターを見たりして、町外の人も申し込みがあるのは事実なんですけれども、町内優先ということで今回も町外の人には抽選した、要するにはがきは行っていないはずです。町内優先ということでありました。
○市川金雄議長 小宮議員、再々質問です。
○3番 小宮 正議員 町外には流れていないというんですけれども、それではこれは要望もしておきますけれども、たまたま西平のこの人は女性の方なんですね。嵐山町に嫁に行きまして、実家へ帰ってきたら、そういうのがあったんじゃないかなと思うんですけれども、そういう実家で来て、そういえば夏川りみが来るんだということで、十何枚かはがきを出したらしいんですけれども、そういうんで町外の人を受け付けないのであれば、はがきが無駄になっちゃったという、そういう苦情もありますので、よそには漏れていないんですけれども、嫁に行って、たまたま実家に帰ってきて、そういうことを聞いたんじゃないかなと思いますので、そういうのもやっぱり注意していただきたいと思います。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。補足ですか。
  戸口教育長。
○戸口皓雄教育長 今の文化事業でございますが、ずっと続けてきた中で、先ほど課長が言ったように、当日の受け付けをしますと並んでいて、それで番号が来ると、前の人ならば有効だけれども、あとの人はだめだと、そういうことも現実にはあったそうです。そういうことで、今回は今までも人気のあるものについては往復はがきでということ、それから当然、大事に預かっている町税を使いますので、できる限り町民を対象にということで、今回も町民優先ということで、早目に受け付けをして、そしてやったところが、町民の方でも外れるような多くの方に希望をいただいたところでございます。ですから、中にはどの芸能人を呼んでも、いわゆる追っかけというんですか、そちらの方が全部券を何らかの方法でとっちゃって、実際に聞きたい方がとれないという、そういう状況も実際にはあるんです。必ず追っかけというんですか、そういうのがやっぱりグループがあって、そういうのが全部来ているんですね。それもありますので、できれば町民を対象にという形で今回やらせていただいたところでございます。
  ですから、これがどういう方法がうまくいくのかというのも、また検討はしていきますけれども、基本的には是非、私は町民を優先にして実施したいということについては、やはり基本的には押さえていきたいというふうに考えております。またご理解いただければというふうに思います。
  以上でございます。
○市川金雄議長 ご苦労さまでございました。
  続いて、ページ数は全般にわたることですが、工事請負についての質疑に対しての答弁を求めます。
  関口町長。
○関口定男町長 すみません、工事請負の件について、ちょっと答えるほうで、もう1回、申しわけないんですけれども、質問の内容を細かくお願いします。
○3番 小宮 正議員 工事請負費のことで、旧都幾川村の時代には、町内業者は5本までは何とか指名に入るようなことを聞いたんですね。町外業者3本までということで、5本の中で終わっちゃえば、検査が終われば、また入るんじゃないかなと思いますけれども、そういうようなことがあったようでございますけれども、町になっては、またそういうふうに5本までという制限を決めてあるのかないかということだけ教えてください。
○市川金雄議長 よろしいですか、もう1回。
○関口定男町長 入札ですか、持っている手持ちの工事、それとも入札の、意味がちょっとわからないので、もう1回。
○3番 小宮 正議員 工事、入札で発注するでしょう、とりあえず入札して、工事5本というか、何本もあるでしょう。5本までは入札しますよと、1社に。
○関口 章副町長 入札が5件までというのは、旧都幾川で云々という話はちょっと聞いていません。ただ、施工能力との関係から、あるいは特定の業者に偏ってはいけないということで、もう既に発注してある事業の工事が、合わせて5つ以上発注している場合については指名しないという基準は内規的に定めてやっています。
  以上です。
○市川金雄議長 よろしいですか。
○3番 小宮 正議員 はい、わかりました。
○市川金雄議長 じゃ、2点目については全部よろしいですか。
○3番 小宮 正議員 はい。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  ほかに。
  14番、野原兼男議員。
○14番 野原兼男議員 14番、野原です。
  まず131ページ、これは、まきストーブの件でございますけれども、こちらのまきストーブにつきましては、今、第2庁舎とくぬぎ体験施設ですか、設置してあるようでございます。第1庁舎のほうは、もうそろそろストーブが要らなくなってからの設置で、どれだけの成果があったかちょっとわかりませんけれども、これについては地域エネルギー活用事業ということで、町内にも普及させていこうという取り組みかなと思うんですけれども、こういった中で、事業所なんか等で設置した実績というのはあるのか、その辺についてお伺いいたします。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  岩田環境課長。
○岩田功夫環境課長 お答えいたします。
  まず、このまきストーブの第2庁舎設置後の実績でございますが、この第2庁舎にまきストーブ設置後、町内の事業所にまきストーブが設置されたというお話は、環境課としては聞いておりません。なお、このまきストーブにつきましては、ときがわ町の新エネルギービジョン、こちらで町の新エネルギーの導入につきましては、まきストーブが適しているという結果を踏まえての設置ということで、とりあえず公共施設に設置して、そのまきストーブについて、実際に触れていただいて、まきストーブの暖かみ、それによっていやされる、このいやされるという言葉は、第2庁舎ロビーにおいでいただいた方、まきストーブの暖かさに触れて、一番多く言葉を出していました。いやされると、非常にいやされるということを私は聞いております。
  以上でございます。
○市川金雄議長 野原兼男議員。
○14番 野原兼男議員 実際に触れた人から、大変いやされるということで、非常に明るいそういった言葉や意見が出されているようですけれども、今後やっぱり普及していくには、まきストーブについては単価的には高価なもので、今後やっぱり一般に普及していくには、ある程度の補助的なものも考えていかなければ、ちょっと難しいのかなと思います。その点についてお伺いする1点。
  あと今後、町施設にもっとまきストーブを設置することも考えているのか、その点についてお伺いいたします。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  岩田環境課長。
○岩田功夫環境課長 お答えいたします。
  野原議員ご指摘のとおり、このまきストーブ、非常に高価なものでございます。35万円前後するということで、この工事費まで入れると、このくぬぎむら体験交流館、これを設置した費用的なものは一般住宅に近いような設置形態となっておりますが、80万ほど費用的には要するということで、この普及を図っていくためには、補助制度の検討についても必要なのかなと事務局としては考えているところでございます。この補助のあり方につきましては、今後検討してまいりたいと、このように考えております。
  それからもう1点、公共施設への設置予定はということでございますが、今後の設置予定につきましては、公共施設へは今のところ考えておりません。
  以上でございます。
○市川金雄議長 よろしいですか。
  野原兼男議員、再々質問です。
○14番 野原兼男議員 町でも何というんですか、環境何とかというのはビジョンの中にまきストーブの普及ということで入っているということであれば、町施設にもうちょっと積極的に設置をしてもいいんじゃないかなと思います。
  あと、本体が35万、工事を入れて80万ということなんですけれども、もう少し単価的に一般的に普及がしやすいような、そういったまきストーブというのはないんでしょうか。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  岩田環境課長。
○岩田功夫環境課長 お答えいたします。
  普及形態のやりやすいまきストーブということでございますが、これ以外のものについても安価なストーブはあります。ただ、余りにも価格を追求しますと、煙突について特に問題が生じるんですが、屋根部分、壁とか、そういったところに接する煙突につきましては二重構造の煙突と、これでないと火災のおそれがあるということを聞いております。
  以上でございます。
○市川金雄議長 補足答弁。
  関口副町長。
○関口 章副町長 地域エネルギーの活用ということで、まきストーブの設置でありますが、課題もいろいろ出てきておりまして、今、環境課長から答弁申し上げましたように、新たに既存の建物に設置する場合については、建築基準法の一定の要件を満たさなくてはいけない ということで、防火壁であるとか、あるいは煙突を二重式にするとか、そういったことの関係で、かなり費用はかかるということがだんだんわかってまいりました。
  そこで、今、ペレットストーブなんかも使っておりますけれども、エコという面から見て、せっかくペレットをボイラーとして今後活用しようということですので、もう1度原点に戻って、地域エネルギー活用という面から、まきストーブがベストなのかということをもう1度見直した上で、それに対して、もし必要であれば助成策を講じて普及していくということが必要だと考えておりますので、今のところ公共施設に設置して、その設置したことによって安らぎとか、あるいは一時期石油が高騰したときにおいてはコストが安いというようなことも出てまいりましたけれども、今後は石油エネルギーが大分需要が低下することによって価格が下がった場合についても、費用面でまきストーブは対応できるのかというようなことも考えていかなきゃなりませんので、もうしばらく検討する時間をいただきたいというふうに考えているところです。
  以上です。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  もう1つ、補足答弁。
  関口町長。
○関口定男町長 この新エネルギービジョンにつきましては、合併前からもそれぞれの町村のほうでビジョンが出ておりまして、それを引き継いでやってきました。それは引き継いで、いいことだからということでやってきましたけれども、副町長のほうからお話がありましたように、やはりやってみて、それだけの効果があるかどうか。また一般に普及をできるのかどうか、その辺がちょっと今、再検討をしなくちゃならないのではないかと。ビジョンをつくったんだから、それを突き進むというのではなくて、やはりやってみて、これはまた方向が違うとなれば、やはりビジョンがつくってあっても、それは多少は方向を変えていかざるを得ないと思います。そういう面では、今、とりあえずまきストーブから、今、ペレットのほうに変えて、今回は四季彩館のほうにとりあえずペレットを入れて、そういう資源を活用していくということで、まきじゃなくてペレットということで、とりあえずは半公共の施設といいますか、四季彩館にやってみるという形であります。
  時代の変化というのは激しいもので、今、自分たちの周りを見てみますと、今ではオール電化という、そういう家もありまして、おふろからお勝手から全部電気でやっている、そういう時代にも入ってきておりますし、そういうのを考えたときに、またしっかりここでその 辺のエネルギービジョンも見直すほうがいいのではないかと思えて、今、私のほうからもあえて責任者としてこのまま突き進むのではなくて、しっかりと少し見直していきたいと思っていますので、ご理解いただきたいと思います。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  ほかに。
  15番、長島議員。
○15番 長島良男議員 長島です。
  それでは2点ほど、ちょっと質問させていただきます。
  とりあえず最初は197ページです。これは萩ヶ丘小学校の電気保安業務委託料なんですが19万9,000円計上されております。前に予算のときもちょっと私、質疑させていただいたかと思うんですが、ほかの4校と比較しますと、何か非常に数字合わせというふうな形になろうかと思うんですが、ちょっと金額が大きいのかなと。仮に玉川小学校が12万2,000円ですね、明覚小学校が11万3,000円、玉川中学校が13万8,000円、こういったものについて経費の削減ということで、何か方法というものを何か考えたことはあるのかどうか、その辺、1点お伺いします。
  それから続いて235ページ、下段から4行目の土地借上料なんですが、これにつきましては小倉城の関係だと思うんですが、金額が2万9,573円とございます。この主要な施策の成果のほうの83ページを見ますと2万6,573円ということで3,000円の差があるので、これについて借りる土地をふやしたのかどうなのか、その辺ちょっとお聞きいたしたいと思うんですが、よろしくお願いします。
○市川金雄議長 2点ございました。答弁を求めます。まず第1点は197ページの関係についての答弁を求めます。萩ヶ丘小学校、電気保安業務委託料の関係。
  内室教育総務課長。
○内室睦夫教育総務課長 それでは、長島議員ご質問の萩ヶ丘小学校の電気保安業務の委託料につきましてですが、まず萩ヶ丘小学校なんですけれども、設備の容量は、例えば明覚小学校が70、それから玉川小学校が80というところに、萩ヶ丘小学校が150というような容量がなっております。そういう容量が大きいという原因で、こちらの料金のほうが高くなっております。こちらについても見積もり等を徴しまして、極力下げる方向ではおるわけでございますが、やはり物が違いますので、そういうところで差が出ておるものと存じます。
  以上でございます。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
○15番 長島良男議員 その辺の容量につきましては、前に質疑させていただいたときに把握してあって、先ほど私のほうから申し上げないでまことに失礼いたしました。
  この萩ヶ丘小学校について、150KVAということですね、これだけの設備が必要なのかどうかということが一番の問題かなというふうに思います。こういった設備については、今現在は余裕がありますよと。しかしながら、また数年後には必要になる設備をしますよということであれば、このままの設備を維持する必要があろうかと思うんですが、実際に、ですから150KVA必要なのかどうなのか、その辺、ちょっとお願いいたします。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  内室教育総務課長。
○内室睦夫教育総務課長 こちらでございますが、萩ヶ丘小学校の夜間照明がこちらに含まれております。ですので、そちらをまたよく調べまして、もし必要ない容量であれば、また検討してまいりたいと考えます。
  以上でございます。
○市川金雄議長 15番、長島議員、再々質問です。
○15番 長島良男議員 今、夜間照明というようなお話をいただいたんですが、この夜間照明については別契約になっているように私は感じております。前回、質疑をさせていただいたときにも、そのような答弁をいただいた記憶がございます。いずれ何はともあれ、やはり本当に過剰な設備で無駄なお金を払うのでなくて、前にも申し上げたと思いますが、低圧でできるような範囲の設備ではないかなというふうに思いますので、前向きにちょっと検討していただきたいと思います。
○市川金雄議長 内室教育総務課長。
○内室睦夫教育総務課長 こちらにつきましては、ただいま議員ご指摘のとおり、十分調査しまして対応してまいりたいと考えております。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
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  ほかに。
  6番、堀口議員。
○6番 堀口 宏議員 6番、堀口です。
  157ページの関係でございますけれども、町有施設整備振興基金の関係でお伺いをさせていただきます。900万の上ございまして、これは町内に直売所等を含めて10の施設があるかと思いますけれども、その中で全部で売り上げが5億7,000万ですか、約1割売り上げが伸びておるというような関係もございまして、何か農協を初め、寄附ということで700万の上ですか、寄附をいただいたようでございまして、それに伴いまして、ここに基金をということで積み立てをいたすわけだと思うんですけれども、予備費から200万円充当というようなことでございますけれども、この基金については、これを積み立てする以前にも1,400万の上あろうかと思います。その関係で予備費から200万円充当をなぜしたのか。予備費から充当する必要はないんじゃないかというようなことを考えておるわけですけれども、その点についてお伺いをさせていただきます。これについては95ページの社会福祉費の基金の関係もあるわけですけれども、それも予備費から5万円充当しておるようでございますけれども、その関係についてお伺いをさせていただきたいと思います。
  以上でございます。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 お答えさせていただきます。
  157ページの町有施設整備振興基金の積立金、これは予備費からの200万円の流用というふうなことでございますが、こちらにつきましては、ちょうど平成21年3月9日付で、やすらぎの家の管理委員会から寄附金を100万円いただきました。また平成21年3月30日、これは NPO法人たまがわから100万円ご寄附をいただきました。これは歳入のほうでもご説明申し上げましたが、ちょうど3月期のそれぞれの施設等の決算期に合わせて、この3月に2件200万円をご寄附いただいた関係上、この基金に積み立てをする予算措置として3月でございましたので、予備費を充当させていただいたということでございます。
  以上でございます。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  6番、堀口議員。
○6番 堀口 宏議員 皆さんのご努力で売り上げも約1割伸びておるというようなこともございまして、それに伴いまして収益の一部ということでご寄附をいただいているということで大変ありがたいわけでございますけれども、年度末に200万円納入をいただいたということでのお答えでございますので、この点につきましてはよくわかりました。
  また、先ほどお話ししました95ページの福祉基金の関係でございますけれども、これにつきましても予備費から5万円充当しておるようでございますけれども、この積み立ても現在1億8,000万の上、社会福祉基金があろうかと思います。今こういう景気でございまして、介護保険等も値上がりをしておるということもございまして、この福祉基金を積んでおけばいいというものでもございませんし、今回205万円だったでしょうか、お二人からご寄附をいただいたようでございますけれども、これについてもいろいろと国保税の値上げだとか介護保険、いろんな福祉関係にもございまして、そういう点につきましても1億8,000万もございますので、基金の運用も適正にやっていただければと思っておるわけですけれども、その点についても1点お伺いをさせていただきたいと思います。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 地域福祉基金の活用ということで堀口議員さんのご質問にお答えしたいと思いますが、この地域福祉基金につきましては、以前、交付税に算入があった時期があるんですね。もう十何年前だと思うんですけれども、そのときに定額の基金の性格で当初はできたものなんですね。ですから、基本的に利子を運用して、その利子をいろいろな事業に充てていくという定額基金的な基金として始まったものなんです。そういう性格のもので当初始まっておりますので、今までこれを取り崩して運用すると、何かに活用するというような活用方法は基本的には考えておりませんでした。ただし、近隣の市町村なんかの状況を見ますと、非常に財政状況が厳しいということで、この基金を取り崩して何かの事業に活用 している事例もございます。そういった状況も踏まえまして、基本的には、これを取り崩して何かするという予定は今のところないんですけれども、財政状況を見まして、今後、福祉関係のいろいろな施設を整備したりですとか、そういった多額の財政上の支出が見込まれるような状況がありましたらば、また議会のほうにお諮りをいたしまして、活用について検討してまいりたいというふうに考えております。当面は、これを崩すという予定は今のところございません。
  以上でございます。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
○6番 堀口 宏議員 わかりました。
○市川金雄議長 ご苦労さん。
  暫時休憩いたします。再開を3時50分からお願いをいたします。
                                (午後 3時33分)
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○市川金雄議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午後 3時50分)
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   ◎発言の取り消し
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   ◎発言の追加
○市川金雄議長 それでは次へ入る前に、関口町長から発言を求められましたので、これを許可します。
  関口町長。
○関口定男町長 それと今度は私のほうからなんですけれども、私も区長要望については、非常に早急に対応しようということは職員には言っていまして、先ほど増田議員のほうから、区長要望についてのお話があって、土木関係、特に路面の損傷なりとか、建設課関係のお話が出て、建設課関係で今400件という数字が出ていますけれども、大体あと総務課、産業観光課、全部入れると年間に500件以上の区長要望が出ております。今、職員全力でその区長要望に対応しておりますので、その辺のご理解をいただきたいと思います。
  以上です。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
─────────────────────────────────────────────────
○市川金雄議長 それでは引き続き、日程第1、認定第1号の平成20年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定についての歳出の質疑を行います。
  4番、野原和夫議員。
○4番 野原和夫議員 4番、野原和夫です。
  ちょっと確認等のお願いなんですが、131ページで19年度決算では環境審議会運営事業ということで613万9,873円の事業がありましたが、これは基本委託料だと思うんですが、今回これがないので、この確認、どのような問題になっているのか、その点お伺いします。
  それともう1点は、私はこの決算の中では反対理由でいつも述べている問題ですが、不用額が1億1,770万、この大きな金額が出ております。毎年不用額をふやすということは、予算の組み方の前に私も質疑すればいいんですが、予算のときに言えばいいのですが、そういうことを踏まえてちょっときちんとお聞きしたいんですが、まずこれは入札差金、差額の金、差金が出ますから、これを次の事業に向けるということを努力すべきではないかなと思うんですけれども、そして入札差金、早目に出させてやれば、十分この不用額を減らすこともできると思うんですが。そしてこのことによって補正も減額できる、その内容を見ますと、特に総務費、土木費が不用額が多く見られますので、この点についてご説明お願い申し上げま す。
○市川金雄議長 2点ございます。1点目、131ページの関係について、どちらでしょうか。
  岩田環境課長。
○岩田功夫環境課長 お答えいたします。
  20年度の環境審議会の関係でよろしいでしょうか。
○4番 野原和夫議員 環境審議会運営事業というのが19年度には、この中で大きな金額を占めているんですけれども……
○岩田功夫環境課長 19年度での環境審議会運営事業、この中につきましては環境基本計画、これを策定するための事業費、これを組んでございました。20年度につきましては、環境審議会を開催しておりませんので、環境審議会に係る事業費そのものが発生しなかったということでございます。
  以上でございます。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか、1点目について。
  2点目についての答弁を求めます。
  関口副町長。
○関口 章副町長 それでは、野原議員の不用額についてのご質問にお答えをしたいと思います。不用額の問題については、予算編成、また予算執行上の基本にかかわる問題ですので、私のほうから基本的な考え方についてお話をしたいと思います。
  ご質問の意図は予算を有効活用しろと、こういうことだと思います。そういう意味では、監査委員さんの監査意見書の中にも指摘がございまして、予算を有効活用しなさいという点については、まことにもっともなご意見だというふうに考えております。そういうことで、通常、当初予算編成して計上した予算でありますけれども、予算の編成の段階での、つまり適切な金額の計上ということが難しい場合がまず1つあるということですね。例えば非常に当初予算が、中によっては安全を見て過大に見積もっているということも中にはあると思います。また、単価が決まっているようなものについては積算しやすいんですけれども、初めてのものであったり、あるいはそういうことから民間で出ているような、民間から見積もりをもらって、それを参考にしてやると。ただ、実際には入札なりなんなりやった結果、競争が激化して、かなりの低い金額で落札するということもあるということもかなりあります。
  それから、ときがわ町の場合については、通常であればこれだけの予算規模になりませんけれども、合併をしたということで、いろんな意味で生活基盤整備に相当な合併特例債等が 来て、予算額そのものが非常に大きいし、1つ1つの事業費についてもかなり大きいということで、例えば何%であってもその不用額が出るということです。
  それから最近の考え方でありますが、従前はつけた予算は目いっぱい使うというのが正しい予算の使い方みたいな格好で言われてまいりました。これは1つは、国の補助金行政に悪癖があるわけでありますけれども、補助金返してもらうなと。返してもらうと、結果的に今で言えば財務省でありますけれども、財務省に対する予算要求上、執行が残ってしまうということは来年度の予算が削られてしまうということから、目いっぱい使えと、こういうことで必要ないんだけれども、補助金をうまく使うというために、いろいろ苦労をして事業を捻出して、結果的にあまり効果はないということは、もう皆さん、ご案内のとおりだと思います。
  そういう面で、我々としては当初予算、これだけの職員でこれだけの事業をやっていますから、やはり当初段階で予算段階で我々幾ら言っても、100%ないし九十何%、適正な金額を積算するということは、まず難しいと思います。そういう面で不用額が出るということは避けられない。問題は出た不用額について、どう使っていくかということで、まず基本的には町長がいつも言われていますが、年度途中であっても、これだけ世の中の変化が激しいときには、臨時的な、あるいは緊急的な行政需要については、予算がないということで対応しないということではなくて、臨機に対応しろと、こういうふうに言われております。
  そういう面で、当然のことながら、そういった不用額があった場合については、それを活用するということがありますが、ただ、ご案内のとおり議決勧告、執行勧告等が合って、簡単に右から左に使うというわけにいかない。一定の金額を計上した場合について、使うとすれば、その当該費目の中で使うというのは原則で、それを使わない場合については流用するとか。ただ、流用禁止科目なんかもありますから、そういう面で、なるべくそういったものを逆に不用額として残して補正予算の財源に使うとか、あるいは今は予算があるけれども、いつ何時、今回みたいな格好での税が減る、交付税が減らされるということがあるので、財政運営上、決算剰余金の2分の1は財政調整基金に積むということになっていますが、なるべく財政調整基金に余らせてためておくというのが健全な財政運営ということを図る面からすると、絶対必要なことかなというふうに考えています。
  もちろん不用額の1つ1つを見て、これはおかしいんじゃないんですかというのは、あるいはあるかもしれません。そういったご指摘については、真摯に受けとめて改善をしていきたいというふうに考えておりますが、不用額はけしからんという考え方については、むしろ 我々のほうはなるべく節約して不用額を出せと、こういうふうにやっていますので、実際によっては不用額を出したものについては、また新たに提案させて、新たな効果的な事業をそちらで使っていいよと。これはどちらかというと、予算が非常に厳しいところほど奨励を職員のやる気を出すために、プレゼンテーションじゃないけれども、職員のアイデアに金を出すと。そのために今、組んだ予算だけれども、もう1度見直して、もっと安くできないかと、なるべく不用額出せということをやっていますので、ご理解をいただきたいと思います。
  以上でございます。
○市川金雄議長 よろしいですか。
  4番、野原和夫議員。
○4番 野原和夫議員 今、副町長から不用額を出すことにけしからん、けしからんという意味で私は言っているんじゃなくて、今までの中身を見て、ほかの自治体ともいろいろな協議をして、私も勉強会へ行っていますけれども、余りにもほかの自治体に比べて、ときがわ町が多い、毎年の不用額が多いことに私はこの中で疑問をいつも抱いているんですが、今の説明だと、入札を低くおさめられたことについて差金、それが出ないということがあると思うんですが、ほとんど差金は出ると思うんですがね。その差金を早く次の事業に変えるということ、そして今、補正でも使えると言いましたが、補正予算は減額できるんですよ、この金が流用できれば。だから、そういう意味で執行をきちんとした中で、今、副町長も町長も不用額をふやすということの意味合いと、私の言っているのとちょっと合わない点があるので、私は不用額を大いにふやせということじゃないと思うんですが、その点、もう少し分かりやすく、不用額を……
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  関口町長。
○関口定男町長 私のほうからも一言言わせてもらいますけれども、不用額というと、何となくちょっとイメージが悪いので、私に言わせてもらうとコスト削減という、そういう言葉にしてもらいたいと思うんですよ。私は常に職員にはコストの削減ということで言っておりますので、なるべく入札差金を出したりとか、1年間通して、やっぱり余計なものは使わないとか、そういう形で予算はあっても、やはり予算を目いっぱい使うんじゃなくて、コスト意識を持ってやっていきなさいという、そういう指導をしておりますので、私とすると、やはりコストはそれだけ安く上がったということはいいことだと思っていますし、それをただ不用額という言葉になると何となく余らせちゃったという文字になっちゃいますけれども、そ れはやっぱり考え方としてコスト意識ということで考えていただければ、コストが下がるということは出が少なくなるということですから、私は町にとっていいことだと思っていますので、その辺のご理解をいただきたいと思います。
○市川金雄議長 補足で。
  関口副町長。
○関口 章副町長 確かに不用額を出せというふうに、そういう誤解されるおそれがありますので、そういう点については、不用額と言うよりか、つまり節約をして、当初予算額に計上したから安易に使うなと、こういうことを申し上げているわけです。
  もう1つ、じゃ、契約差金が出たから、例えば道路関係でどんどん使って、別の仕事をやるということについても、やっぱりもう1度、そういった事業をやることについて必要かどうかという判断は十分検討しないで使っちゃうという点ですとまずいので、それは当然のことながら、なるべくであれば我々のやっている、要するに年度途中で補正で、もう明らかに年度に執行しない分については、その段階で減額をして別の費用に使うという措置はやっております。ただ、さっき言いましたように、これだけの大きな予算規模になりますと、私の感じでは、この程度の不用額はやむを得ないのかなというふうに考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。
○市川金雄議長 よろしいですか。
  再々質疑、野原和夫議員。
○4番 野原和夫議員 わかるように努めたいと思いますが、差金をやっぱり早く出させて執行、このこともひとつ重要ではないかなと思いますよね。今、財政調整基金、基金を積み立てる、これは財政調整基金、自由に使えるお金だと思うんですが、余りにも基金基金ということよりも、また精査してしっかりとした予算、予算はいろいろコストを下げて不用額をふやす意味はいいと思います。ただ、その予算の中で最初に予算を執行して予算を組むときに、この不用額のところもきちんと定めた中の予算を組むんではないかなと思うんです。余りにもいつも予算、この不用額がふえるということは、そこに疑問があるんではないかなと私は思っているんですけれども答弁はいいです。私なりに考えて努力したいと思います。ありがとうございます。
○市川金雄議長 答弁はよろしいですね。
○4番 野原和夫議員 いや、言ってくれればいいですけれども……
○市川金雄議長 ほかに。
  野原兼男議員。
○14番 野原兼男議員 2点ほどお願いします。先ほど3点聞こうと思って、1点で終わっちゃったんで、すみません。
  153ページの一番下段、原木キノコ栽培育成事業、この件につきまして、町長も大分力を入れているようでございます。その中でいろんなところでPRとか宣伝しているわけですけれども、あと、視察に来られた方などにも特産ということで大いにPRしていただいているわけですが、実際これを建設しまして、今現在、商品化の見込み、またそれは事業としての見込みがどの程度ついているのか、その進展についてお伺いしたいと思います。
  もう1点は、総務管理費の自治振興費に当たると思うんですけれども、この決算には出ていないんですけれども、ちょっと私、気がついたことなんですけれども、特に玉川地区なんですけれども、玉川村、行政の掲示板があるんですけれども、非常に掲示板が壊れていて、掲示板として用をなしていないようなほど壊れているのが多いわけですけれども、その点について区長要望等で、補修等でなかったんで、そういったものはしていないのかなと思うんですけれども、実際、役場の職員の方も町内、パトロールしているわけで、そういったところというのは自然に目につくと思うんですよね。そういった中で、やはり区長要望等、そういった要請がないんで修繕等は行わないというんじゃなくて、やはりそういった中で、目についたものはどんどんやっぱり修繕をして、本当に非常に今、観光で売り出している町としては非常にみすぼらしい、そんなようなあれにとられますので、是非その辺、今後、掲示板を買い足していくのか、その点について、このまま残していくのか、その点についてまたお伺いしたいと思います。
  以上です。
○市川金雄議長 それでは答弁を求めます。まず1点目、153ページの関係。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 お答えさせていただきます。
  この原木キノコの栽培育成整備事業でございますが、昨年度20年度におきまして、ふれあいの里たまがわに隣接して、キノコのホダ場を整備させていただきました。こちらの今、運営に関しては、ふれあいの里たまがわの互笑会の皆さんが、実際にホダ場の活用をしていただいて、原木キノコの栽培育成に取り組んでいただいております。町としても、このホダ場につきましては、実際にこれは、ときがわ町内全体で、特に平地の部分等については、こういったホダ場を整備してキノコの普及を図っていくというふうなことで設置させていただい ておりますけれども、今段階でこの取り組んでいただいている状況を見ますと、今、ホダ場の中には原木のシイタケ、それから原木のナメコ、それからクリタケ、ヒラタケ等の栽培等に取り組んでいただいておりますけれども、非常に皆さんも積極的に取り組んでいただいておりますので、また昨年には、この原木キノコの栽培育成整備検討委員会というのも立ち上げてございます。こういう中で、このキノコの普及に全町的に町の特産品として取り組むというふうなことで、現在この検討委員会でも取り組んでいるところでございます。
  今後、やはりいつも町長が申し上げておりますけれども、この原木キノコを町の特産品ということで、今後も普及に努めてまいりたいというふうに考えております。
  以上でございます。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
○14番 野原兼男議員 その中で、さっき商品化というか、事業、そういった見込みのほうはどうなんでしょうか。
○市川金雄議長 答弁を願います。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 今この原木キノコの栽培に取り組んでいただいている団体も数多くなってきております。昨年来からも、町内の直売施設、建具会館、また、ふれあいの里たまがわ等々に、実際にキノコのほうを出させていただいております。また、ことしはさらに昨年を上回る出荷、直売所にも出せるんではないかというふうなことで見込んでいるところでございます。
  また、今後もこういった栽培に取り組んでいただく団体等の育成、それから、とにかく商品化というふうなことで、今、先ほど検討委員会のお話を申し上げましたけれども、この中でも、やはり加工というふうなことも今、検討委員会の中でも商品化に向けて検討等も進めてございます。そういったことで、今後、さらにこの原木キノコを町の特産品ということで商品化をさらに進めるように取り組んでまいりたいというふうに考えております。
  以上でございます。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  野原兼男議員、再々質問です。
○14番 野原兼男議員 それですと、いろいろな研究をされているということなんですけれども、そういったやはり町の特産として、これを大いに盛り上げていくということになります中で、ふれあいの里のところは、互笑会という会で主に運用しているということなんです けれども、ほかの団体等も、そういった取り組みをしているという中で、このホダ場については、そういった団体を一緒に活用しているのか。また今後、新たな、そういった補助的なもので、そういったホダ場の整備をしていくのか、その点についてお聞かせください。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 現在のふれあいの里たまがわに隣接したホダ場については、ふれあいの里たまがわの互笑会の皆さんが中心に活用させていただいております。そのほかに玉川地域には夢道場という団体がございまして、ここでは原木キノコも積極的に取り組んでいただいております。また、ふれあいの里たまがわ等にも、このキノコを出して、昨年あたりもかなり評判がよくて、出すとすぐ売れてしまうというふうな状況でございます。
  今後のホダ場の整備等でございますけれども、今そういったホダ場の研究段階として、今回初めて設置させていただきました。これは全町的には、やはりこういったホダ場についても設置していきたいというふうに考えております。ただ、いろんな気候的な条件ですとか、そういったこともございますので、やはり設置する場所等々についても、やはりどういう場所がいいのかというふうなこともあわせて研究をしながら進めてまいりたいというふうに考えております。
  以上でございます。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  ほかに……
          (「まだ1点……」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 すみません、少しはしょっちゃって申しわけございませんが、これは全般的なこと、自治振興費に係ることではないかということなんですが、町の掲示板についての答弁を求めます。
  野原総務課長。
○野原泰子総務課長 野原兼男議員のご質疑にお答えをいたします。
  区長さんからの要望は今までございませんでした。ないからといって、気がつかなかったことは、まことに町としても申しわけないと思っているわけなんですけれども、この辺は実際に、またこれからすぐ区長会議もございます。区長さんに確認をしながら、また町としてもその場所をもう1度確認をして、各地域で必要性を考えながら、今後、対応してまいりたいと思っておりますので、ご了承いただきたいと思います。
  以上です。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
○14番 野原兼男議員 はい。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  ほかに。
  11番、岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 最後になろうかと思うんですけれども、ときがわ町が65年で消失するか100年で消失するかの問題でございまして、主要な施策の成果の12ページ、参考なんですが、ときがわ町の世帯数、人口なんですけれども、世帯数が4,736世帯、人口が1万3,183人となっておりますが、この数字は正しいのでしょうかというのは失礼な言い方かもしれませんが、というのは、私が第4期の介護保険事業計画の一般質問をするに当たって、その基礎データを見ておりましたら、10年間で1,300人減っております。1,300人減りますと、ときがわ町は100年後には消失するわけですね。この1万3,183人を見ますと、ぽけっとデータを見ますと1月1日現在で、これは3月31日ですが、1万3,245人です。世帯数が4,783世帯になっています。この3カ月間なのに世帯数は47世帯ぐらい減っているんですね。ぽけっとデータから見るとそうなんですけれども、それで7月1日の人口を事務局に聞きましたら、1万3,099人という答えが返ってきました。ぽけっとデータから換算してみると146人今減っているんですね、7月末で。そうしますと推計ですけれども、ことしは200人ぐらい減るんじゃないかというふうに考えられまして、200人年間に減っていきますと、65年でときがわ町は消失する。そういうことで、この人口を幾らにとらえたらいいのかというのをお聞きしたいんです。
  埼玉新聞等によりますと、人口は1万二千五、六百人になっているんじゃないですか。それは何の調査で基礎データがどうなっているかわからないですけれども、その辺の人口、総世帯数を確認したいと思います。
○市川金雄議長 施策の成果の12ページの関係、答弁を求めます。
  関口副町長。
○関口 章副町長 それぞれの数字がどういうあれかということにつきましては、町民課長から答えてもらいますけれども、ときがわ町の人口動態、これは組織が変わったんですが、人口問題研究所による市町村別人口推計と注意統計、それ以外の統計を見ても、大体2035年で大体ときがわ町の人口が八千何百人という数字です。埼玉県も当然のことながら700万人を 大幅に割り込んで、全国も同じような状況でありますが、今言われている絶対的に毎年200人単純に減るという数字にはなっておりませんので、ただ、そういったことを念頭に置きながら、どうしていくかということを今後検討したいと考えています。
  以上でございます。
○市川金雄議長 蜥ャ民課長。
○蜻セ一郎理事兼町民課長 それでは、私のほう町民課のほうで、登録になっている、こちらが実際の人口になりますので、その辺のところをちょっと参考に説明させていただきます。
  まず、ときがわ町が合併した平成18年2月1日でございますが、こちらで人口が1万3,714名でございます。世帯が4,538、それから先ほど施策の成果でありました、この3月末の人口につきましては、1万3,183人、世帯につきましては4,736世帯でございます。これは合併時から比較いたしますと、人口では531人の減、世帯では逆に198世帯増加しております。それから一番新しいデータでございますが、122条の報告のほうの11ページに7月の人口世帯が出ております。こちらのほうの人口につきましては1万3,099人、世帯数が4,714世帯でございます。こちらのほうが一番今、資料として持っております一番新しい数字でございます。
  こういった状況で、人口のほうにつきましては岩田議員からご指摘がございましたように、相当減少をしているのが現状でございます。昨年と比較いたしますと、同じ3月末現在でも人口につきましては208人が20年度で減少しております。世帯につきましては9世帯の減ということでございますので、世帯につきましては単身世帯等も多いもんですから、世帯については余り変動がないような状況でございます。
  以上でございます。
○市川金雄議長 11番、岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 そうしますと、世帯数については、今年度の1月1日現在4,783というのは合っているんですか、ぽけっとデータのデータですけれども。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
○11番 岩田鑑郎議員 いいです。
○市川金雄議長 岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 じゃ、それはまた後で調べてお願いしたいと思いますが、我々がそういう中で生活して、この町の運営をするわけですので、そういう基礎データをもとにした中で、いろんなことを施策を考えていく必要があろうかと思いますので、よろしくお願いい たします。
  以上です。
○市川金雄議長 よろしいですか。ありがとうございます。
  ほかに。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 よろしいですか。
  これをもって質疑を終結いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 討議を終結いたします。
  これより討論に入ります。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 討論を終結いたします。
  これより認定第1号 平成20年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立多数)
○市川金雄議長 起立多数であります。
  よって、認定第1号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎会議時間の延長
○市川金雄議長 お諮りいたします。
  本日の会議時間は終了時刻になっても、審議がまだ終了しないことが予想されるために、あらかじめ1時間延長いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 異議なしと認めます。
  よって、本日の会議は6時まで延長することに決定いたしました。
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   ◎認定第2号の質疑、討議、討論、採決
○市川金雄議長 続いて、日程第2、認定第2号 平成20年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  4番、野原和夫議員。
○4番 野原和夫議員 4番、野原和夫です。
  質疑をしないといけません。国保の国民健康保険税の問題でございますが、不納欠損額、それと収入未済額を含めてのことで質疑したいと思います。19年、20年との比較では2.3%、収納率が低くなっています。一般的に、この町税の普通徴収の多くの人は国保に加入していると思うんですね。所得の少ない人が最も多く加入されているのではないかと思うんです。そしてこの収納率が悪くなった、この1つの原因は料金改定ではないかなと思うんです。国保料の引き上げが大きく影響しているのではないかなと思うんですが、この点。
  それと、確かに給付率が40歳以上の給付費も上がっていますが、これも国保会計を圧迫しているのは事実ですが、主に払いたくても払えない、本当に苦しい人たちの町独自の軽減策も含めて、こういうものの取り組みをどう考えているのか、この内容についてご説明をお願いしたいと思います。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  岡野税務課長。
○岡野吉男税務課長 それでは、お答えを申し上げたいと思います。
  まず、徴収率が2.数ポイント減少いたしました。その理由は何だろうかということが1点かと思うんですけれども、1つは、全般的な納税意識の希薄化というものが1つは確かにあると思います。
  もう1点は、今言われたように昨年度の後半から景気低迷によって、それぞれの個々の方々の所得が減じてきて、納税自体が苦しくなってきているということはあるかと思います。
  もう1点、これは全体的な傾向ですけれども、ときがわだけではないということですけれども、これまで高い収納率を見込めた75歳以上の被保険者が、後期高齢者医療制度へ移行したことによる影響も、今年度に限ってはかなり大きいのではないかというふうに思っております。
  ちなみに、比企郡内の他町村の減少の比率を参考までに紹介したいと思います。ときがわ町が2.4%の減ということでありましたけれども、東松山市から順次申し上げたいと思います。東松山市がマイナス3.8ポイント、それから滑川町がマイナス4.9ポイント、嵐山町がマ イナス2.2ポイント、小川町がマイナス4.2ポイント、川島町がマイナス4.4ポイント、吉見町がマイナス2.5ポイント、鳩山町がマイナス3.4ポイントということで、確かに一見すると町税に比べますと国保税がかなり落ち込んでいるというふうな印象をいただくかと思うんですけれども、それ以上に他町村では落ち込みが厳しくなっております。
  そういった関係で、国保税の特に今年度の減については、制度的なものの影響が大きいという、一方で認識しております。そういった関係で、徴収率の減についてのこれはご理解をいただければと思います。
  あと、国保税の軽減につきましての、これも町税について申し上げましたように、通常の所得が少ない方については軽減あるいは減免という形で、地方税法に基づいて、ときがわ町において措置をとらせていただいております。そういった形で、逆に不平等性がないように、その基準に従ってやっていきたいと思っています。
  以上です。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  4番、野原和夫議員。
○4番 野原和夫議員 給付費、この問題を解決するには、やっぱり予防医療、早期治療も大事な問題だと思うんですが、ときがわ町は法定減免は6割、4割減免等がありますが、この6割、4割の人たちはどのぐらいいるのか。
  そして今後、私は1つは短期保険証も発行しておりますから、本当に重くならないとかからない、要は短期保険証のたびに医者にもかかれない現状も生まれておるんじゃないかなと思うんですが、やっぱり健診の中味、特定健診等も含めて、町が健診の中味をきちんと位置づけて、健康づくりをどのようにやるか、それも大きな問題ではないかなと思うんですが、収納率も含めて各自治体でも問題になっていると思うんですが、嵐山町は引き下げた影響もあると思うんで、この中では2.2、小川も引き上げで4.2、そういうことも含めて介護保険の保険料も大きな原因の1つではないかと思うんですが、とりあえずこの中で6割、4割の減免している人たちが、どのぐらい対象者がいるのか。
○市川金雄議長 減免の4割、6割の人数についての……
          (「その前に健診関係をいいですか」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 それでは、人数より、最初に健診の関係について。
  蜥ャ民課長。
○蜻セ一郎理事兼町民課長 ときがわ町におきましては、健診等には今までも非常に力を入 れて実施をしていたんですが、ここで法の改正がございまして、やはり特定健診の導入が20年度に行われました。今までの健診の仕組みというのがすっかり崩れてしまったような状況になりまして、昨年健診をやった中で、健診の内容がこんな内容になったのでは受けなくてもというふうな結構意見も聞きました。そうした中で、住民また議会のほうからも心電図、眼底等、検査を入れたらどうかというふうなご意見もいただきましたので、21年度につきましては心電図、眼底、また貧血等の検査を入れまして、従来の健診に近いような形で実施をしているところでございます。
  また、保健指導等につきましても、今までもやっていたわけでございますが、今度、メタボリックというふうな形で、本当に保健指導のほうも今までと違った形になっておりますので、そういったものも踏まえた中で、今までやっていて、続けられるものにつきましては続けていきたいというようなことで考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。
○市川金雄議長 1点目の関係……
○4番 野原和夫議員 後でもいいです。
○市川金雄議長 後でもよろしいですか。
○4番 野原和夫議員 もう1回、質疑させてください。
○市川金雄議長 それでは、最初のは人数は後ということで、続いてどうぞ、再質問です。
○4番 野原和夫議員 この中で、是非私は、これもう一般質問の中に入れているので、それ以上、追及しませんが、町独自の軽減、減免、そういうことも含めて、もう少し力を入れれば収納率も上がるのではないかなと思うんですが、その点についてもちょっと最後にお伺いしたいんですけれども。
○市川金雄議長 収納率の向上策。
  岡野税務課長。
○岡野吉男税務課長 先ほどもお答え申し上げましたが、町独自の軽減策は考えておりません。従来どおりの徴収の努力で、納税の喚起をしていきたいと思います。
○市川金雄議長 補足答弁。
  蜥ャ民課長。
○蜻セ一郎理事兼町民課長 それと、ときがわ町国民健康保険税の関係なんですけれども、近隣と比較いたしましても決して高くございません。比企郡では、やはり一番低くなっておりますし、埼玉県で見た場合でも、医療分と後期高齢者支援分、こちらは全員の方に課せられているものでございますが、こちらのほうを見ましても、ときがわ町より低いのは6市町 村というふうなことで、蕨市が低いんですが、そのほかは秩父方面が若干低いというふうな形になっておりますので、参考ですけれども、1人当たりの調定額はときがわ町では20年度の関係なんですが、7万352円というふうな形になっておりますので、比企郡では一番低いというふうなことでご理解をいただきたいと思います。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  それでは、ほかに。
  6番、堀口議員。
○6番 堀口 宏議員 6番、堀口でございます。
  先ほど町民課長からもお話がございましたけれども、大変健康づくりに取り組んでいただいておりまして、成果が上がっておるものと思います。昨年と比較して保険給付費におきまして2,300万円ばかり減少をしておるようでございますけれども一般会計からの1億3,200万円の上ですか、繰り入れているようでございますけれども、支払基金もゼロということでなくなってしまったようなこともございます。大変厳しい財政でございますけれども、この決算によりますと不用額がまず差し引き残額でございますけれども1億1,322万1,137円ですか、残額が出ておるようでございますけれども、この財源でございますけれども、21年度予算に800万の上、充当しておるようでございますけれども、その残りを21年度で財源として全部充当をできるのかどうか。
  また、医療費が伸びなかったというようなこともございまして、実績によって返還分等があるのかどうか、その点についてもお伺いをさせていただきたいと思います。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  蜥ャ民課長
○蜻セ一郎理事兼町民課長 それでは、お答えさせていただきます。
  まず、保険給付費の関係、昨年より2,200万円ほど減となっておりますが、こちらのほう、決して医療のほうが減ったというふうなことではなくて、20年度制度改正がございまして、70歳から74歳までの方が窓口負担が1割から2割に改正されました。ただし、この1割の負担につきましては、被保険者のほうに負担をさせるのではなくて、国で今現在負担をしていただいております。そういった関係で、町の国保としましては、今まで9割払っていたものが8割で済むというふうなことで、そちらの影響が大きいものと考えております。
  それから、本年度の歳入歳出差引残金というふうなことで1億1,322万1,137円というふうな形で出ておりますが、こちらにつきましても、278ページをちょっとごらんいただきたい と思います。
  こちらのほうで20年度の繰越金というふうなことで、これは20年度についてでございますが、当初では1億4,151万9,000円というふうなことで見込んでおったわけでございますが、昨年の決算が確定した段階で5,054万5,000円を減額いたしまして、最終的には9,097万4,000円というふうな数字になっております。こういったことで昨年の20年度当初につきましては1億4,100万円というふうな形で繰越金を見込まないと予算の編成ができなかったというふうなことでございます。
  また、21年度につきましても、当初予算の段階で、繰越金につきましては8,776万7,000円というふうなことで見込んでおります。正直言って、この金額を今回の差し引き残金が超えたというふうなことで、まずは安心しているところではございますが、こういったことで大きな繰越金を見込んだ中で予算編成を行っておりますので、そういったところもご理解をいただきたいと思います。
  以上です。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  堀口議員。
○6番 堀口 宏議員 繰り越しが1億円の上、出たわけですけれども、その中で今、ご答弁がございましたように8,700万の上、繰越金が21年度ということで充当してあるわけでございますけれども、そのあと残りの分が21年度で全額財源として充当できるのかどうか、その辺ちょっとお答えをお願いしたいと思います。
○市川金雄議長 蜥ャ民課長。
○蜻セ一郎理事兼町民課長 この後、今回の補正予算という形で提出をさせていただいておりますが、療養費につきまして伸びてきておりますので、療養費のほうに充てさせていただきたいと思います。実際に補正予算の中で繰越金だけではちょっとやりくりできないというふうなことで、予備費を若干ではございますが削らせていただくというふうな補正予算を出させていただいておりますので、ちょっと今年度は余り医療費が伸びなければいいというふうなことで、今現在ちょっと心配をしているところでございます。
  以上です。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
○6番 堀口 宏議員 結構です。
○市川金雄議長 ほかに。
  7番、笹沼議員。
○7番 笹沼和利議員 2点質問させていただきます。
  1点目はちょっと野原和夫議員と引っかかるかなと思っておりますけれども、滞納者が285人いるということで、この実際に短期保険証としてどの程度発行したのか、まず1点お聞きし、20年度の発行ですね、それをお聞きしたいのが1点。
  それから、監査委員さんの指摘の21ページのところにあります、その中で、これは老人健保の話の中に出てきているんですけれども、入院とか入院外とか、歯科とか調剤とか、こういう形で出ていまして、非常に何に幾ら使われているか、すぐわかりやすいなと思いながら見ていたんですけれども、やっぱりそのあたりの詳細、これで言うと、基本的にはみんな療養給付費で一括してぼんとなっているんで、こういう中味なんかもわかれば教えていただければありがたいなというふうに思っております。もちろん高度医療とか、そういうのもあるとは思うんですけれども、そういう逆に入院とか、そういうところの入院外のところがわかればありがたいと思うんですけれども、よろしくお願いします。
○市川金雄議長 答弁を求めます。1点目、短期保険証の発行件数。
  蜥ャ民課長。
○蜻セ一郎理事兼町民課長 短期保険証につきましては、ことしの4月1日現在で117世帯に発行しております。また、今月でございますが、保険証の切りかえというふうな時期に来ておりますので、ここでこのままの状態ですと短期の保険証になりますよというふうなことで、平成20年度の滞納のある方につきましては告知の通知を発送したところでございます。こちらの発送した方が94名というふうなことでございます。もう現在に短期保険証の行っている方は除いた、ほかの新しくという方94名おります。また、こういった形で通知を出した中で納めていただける方もおりますし、また一たん、短期保険証を交付いたしまして、その後で納付があった場合に、また普通の保険証に戻すというふうな場合もございます。そういった形でいった中で、ことしの4月では117まで落ちたというふうなことでございますので、ご理解をいただきたいと思います。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  2点目について答弁を求めます。21ページの関係。
  蜥ャ民課長。
○蜻セ一郎理事兼町民課長 なかなか決算書の段階では、療養給付費ということで一まとめになってしまうんですが、またこういった形で細かく区分ができるようであれば、また資料 として出させていただきたいと思います。
  それから、参考でございますので、高額のほうの関係、若干説明させていただきたいと思います。高額の医療費につきましては、30万以上のレセプトの関係、それから80万円というふうなことで取りまとめをいたしましたので報告をさせていただきます。まず30万円以上のものでございますが、年間を通しまして544件ございました。こちらの総額が3億860万4,760円でございます。こちらを1件当たりに換算いたしますと55万7,048円でございます。
  またこちらの実際の人数につきましては204名でございます。病気につきましては、がんの関係が一番多く28名、それから精神関係が24名、心臓、血液の関係の方が14名、腎臓関係が20名、脳の関係が18名でございました。
  またそのうちで特に大きいものということで80万円以上のものでございますが、こちらが年間を通して84件ございました。金額にいたしまして1億1,648万3,510円でございます。こちらを1件当たりに換算いたしますと138万6,708円でございます。こちらの実際の人数につきましては58人でございます。それから、病気の内容でございますが、がんの関係が17名、心臓、血液関係が14名、脳の関係が8名、腎臓関係が2名というふうな状況でございます。
  それから、昨年一番大きいレセプトが500万円を超えるものが1件ございましたので、これは500万と申しましたが、600万円に近い500万円でございますので、一応こういった大きいものも出ておりますので、小さい保険者ですと、こういった影響ももろにあらわれてしまうというのが現状でございます。
  以上でございます。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
○7番 笹沼和利議員 結構です。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎答弁未了部分について
○市川金雄議長 先ほどの野原和夫議員の質疑に対し、岡野税務課長から答弁の申し出がありますので、これを許可いたします。
  岡野税務課長。
○岡野吉男税務課長 それでは、時間をいただきまして申しわけありませんでした。野原議員からの世帯軽減者人数の状況についてお話をしたいと思います。これは平成21年度予算を組み立てるときに把握したデータということでご承知いただきたいと思うんですけれども、ま ず均等割で人の関係なんですけれども、6割軽減が622人、算定額が373万2,000円、それから4割軽減が246人、98万4,000円です。それから平等割ということで、世帯にかかわるものですが、6割軽減世帯が412世帯、算定額が370万8,000円、それから4割軽減が107世帯、64万2,000円の軽減でございます。
  以上、合計で906万6,000円の軽減というような、20年度の途中で積算した資料ですので、ほぼ20年度の状況ということでご理解をいただければと思います。よろしくお願いいたします。
○市川金雄議長 ご苦労さまでございました。
─────────────────────────────────────────────────
○市川金雄議長 蜥ャ民課長。
○蜻セ一郎理事兼町民課長 先ほど細かい資料について、後で出そうということでお話をしたんですが、施策の成果のほうの95ページに、入院ですとか入院外ですとか、細かい数字出してございますので、こちらのほうをごらんいただければと思います。一応こちらが平成20年度の療養給付費等の内訳というふうなことで、件数ですとか日数ですとか費用額というふうなことで、詳細計上してございますので、こちらのほうをごらんいただければと思います。
  以上でございます。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。細部の資料は、この施策の成果にかえさせていただくということでございます。よろしいですか。
○7番 笹沼和利議員 はい。
○市川金雄議長 ほかに質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 これをもって質疑を終結いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 討議を終結いたします。
  これより討論に入ります。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 討論を終結いたします。
  これより認定第2号 平成20年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定につ いてを採決いたします。
  本案は原案のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立多数)
○市川金雄議長 起立多数であります。
  よって、認定第2号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎認定第3号の質疑、討議、討論、採決
○市川金雄議長 続いて、日程第3、認定第3号 平成20年度ときがわ町老人保健特別会計歳入歳出決算認定についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 これをもって質疑を終結いたします。
  これより討議に入ります。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 討議を終結いたします。
  これより討論に入ります。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 討論を終結いたします。
  これより認定第3号 平成20年度ときがわ町老人保健特別会計歳入歳出決算認定についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○市川金雄議長 起立全員であります。
  よって、認定第3号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎認定第4号の質疑、討議、討論、採決
○市川金雄議長 続いて、日程第4、認定第4号 平成20年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 これをもって質疑を終結いたします。
  これより討議に入ります。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 討議を終結いたします。
  これより討論に入ります。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 討論を終結いたします。
  これより認定第4号 平成20年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立多数)
○市川金雄議長 起立多数であります。
  よって、認定第4号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎認定第5号の質疑、討議、討論、採決
○市川金雄議長 続いて、日程第5、認定第5号 平成20年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算認定についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  7番、笹沼議員。
○7番 笹沼和利議員 1点、質問させていただきます。
  345ページで、介護従事者処遇改善臨時特例交付金という形で、これは介護従事者に対しての処遇改善なんですけれども、よくわからないところが、処遇改善のための交付金が出てきているんですけれども、実際にどんな形で処遇改善というのが図られているのか、お聞きしたいと思います。よろしくお願いします。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 お答えいたします。
  この処遇改善につきましては、例えば職員の夜間の勤務の加算ですとか、いろんなところにあれがついてくるわけなんですけれども、例えば地域密着型のサービスの小規模多機能型居宅介護ですとか、介護施設のほうに加算をするとか、そういった加算による部分でござい ます。平均3%程度上がったということなんですけれども、その内容によって平均的に3%上がったということですけれども、その内容によりまして、それより上がっている部分等もありますし、そういった状況でございます。
  それと実際にときがわ町の関係ですと、中山間地域等における小規模事業所等への評価ということで、ときがわ町なんかの場合ですと該当する部分がございますけれども、やはりこれも要件等がございまして、なかなかすべての事業所が該当するというようなことがございませんので、おのおのによりまして該当するところにつきましては、その加算分を町のほうへ請求をいたしまして、それをうちのほうから事業所のほうへ払うというような形になっております。
  以上です。
○市川金雄議長 7番、笹沼議員。
○7番 笹沼和利議員 加算は事業所へ払うということなんですけれども、現実によくちょっと聞いている話が幾つかあるんですけれども、現実には、本来は給与とか、そういうのが加算されて3%値上がり、上がればいいと思っているんですけれども、現実に処遇改善になっていないんじゃないかという話が来ているんですね。その辺のチェックというか、実際にやっぱりそのために加算というのは出しているはずなんですけれども、職員の処遇の改善のほうにつながっているかどうか、ちょっと気になるところがあるんですけれども、その辺について、町としては何か指導とか、この分は完全に加算なので、処遇改善のほうに充ててくださいねということで指導とか、そういうのはしているんでしょうか。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 お答えいたします。
  改めて指導はしてございません。事業所のほうから、その加算額の請求があった部分について、こちらからお支払いしているというような形になっております。
  以上です。
○市川金雄議長 笹沼議員、再々質問になろうかと思います。
○7番 笹沼和利議員 結局、事業所が赤字のために、その事業所の運転資金のほうに使っちゃったという事例も幾つか聞いていて、すごく処遇改善でせっかくつくったはずなのに、なかなか処遇改善に結びついていないんじゃないかという話があるので、できればきちんと支払うときに、この加算は、あくまでも処遇改善ですよということを言っていただくような形 でやっていくべきではないかなと思うんですけれども、いかがでしょうか。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 請求のときに、この部分が加算分ですよと、これを処遇改善に使ってくださいというようなことは、なかなか言えないというか、総体的に来ちゃいますので、これについては、うちのほうからは、それに使ってくださいということで、なかなか言えない部分というのがございますので、ご理解いただきたいと思います。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  ほかに。
  野原和夫議員。
○4番 野原和夫議員 野原和夫です。
  この問題においても不納欠損、また収入未済額等についてお伺いします。
  いずれにしろ、この介護保険、本来この制度は、だれでも安心して介護を受けられる制度ではないかなと思うんですが、この中身については大分複雑な問題でありまして、不納欠損、この問題に触れてみますと、特別徴収というのは年金天引きでほとんどこれはゼロに近いんですが、普通徴収のあれは年金収入のない人が大変困っているんではないかと思うんです。その中で介護を受けられない人、本当に我慢の生活を強いられている人というのは大変多いと思うんですが、どのぐらいの割合で普通徴収の人たちがいるのか。
  ときがわ町では、私はほかの自治体でもいつも評価しているんですが、さまざまなサービスというのは一般会計ですばらしいことをやっているのは、本当に私はうれしく評価できております。ただ、介護保険についても、どこの自治体でも、これは困っていることだと思うんですが、本当に普通徴収、年金収入の少ない人たちの手だて、やっぱり町でも何らかの形でやらないといけないんではないかなと思うんですが、その中で介護保険料の軽減、または利用料の減免、町独自の減免というのはなされていないんですが、これも一般質問の中にありますけれども、この点についてもちょっとお伺いしたいんですが。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 お答えをいたします。
  普通徴収の方の割合でございますけれども、おおむね大体1割程度の方が普通徴収になっております。この中で1割の中で65歳に新しくなった方については、その年については特別 徴収、年金のほうから特別徴収ができませんので、1年間については普通徴収ということになります。そういった方も含まれている、あるいは途中で所得の更正、修正等があった場合についても、保険料の額が変わってきますので、年金からの天引きができなくなるということで普通徴収に変わる場合等もございますので、これがすべて年金だけの収入だけでという方以外の方も普通徴収になっているというところもございます。先ほども申しましたとおり約1割と。
  それから軽減の関係でございますけれども、この中でときがわ町におきましては6段階というようなことで区分を設けて実施をしておりますけれども、その第4段階の部分が標準的な部分ですが、その所得の少ない方につきましては、2分の1の軽減ですとか、そういった軽減策を法律上講じておりますので、新たにまたときがわ町独自の減額というのは考えておりません。その軽減額を独自にやった場合、もしやりますと、当然どなたかが負担をしなくてはならないというような状況になってきますので、新たな軽減策は考えていないということでございます。
  以上です。
○市川金雄議長 よろしいですか。
  野原和夫議員。
○4番 野原和夫議員 1割、65歳以上の人、保険料を払っている人、3,113人ぐらいいるんではないかなと思うんですが、その1割、300人ぐらい、ただその町独自のあれは考えていない、考えていないと言うんでなくて、このまま行くと収入未済額のほうは不納欠損のほうがどんどんふえると思うんですよ。やっぱり安心して介護を受けられる町独自の考えは示さないと、少数の人数的なものだから仕方ないじゃなくて、やっぱりその少数の人たちの介護を受けられる人たちの手助けは全面的に町としてやるべきではないかなと思うんですが、いろんな問題に触れてみますと、この介護の問題というのは、生活相談の中でも割と多い問題でございますので、町はやっぱり積極的に考えて、この中で収入未済額のほう、不納欠損もふやさない手だて、それには町独自の手助けをすべきではないかなと思うんですが、その点については努力をお願いして、決算でございますので、以上で終わりにします。
○市川金雄議長 よろしいですか。ご苦労さまでした。
  ほかに。
  7番、笹沼議員。
○7番 笹沼和利議員 すみません、たびたび。昨年度のこの決算の中で、実際に認定者の数 なんですね。結構全国的には厳しくなってきていて、要介護とか、そういうところは減っているという話を聞いていたんですけれども、町のほうでは3、4が5人ずつふえているということ、それから要支援1、2が1名増加ということでかなり、私はいいと思ってはいるんですけれども、この辺のところについて、町としてはどういうふうに考えているのかお聞きしたいなと思っております。
  それからもう1つ、実際に認定者数が496名ということで、その中で実際、居宅とか地域密着とか施設介護とか、合わせても410名ということは、残りの86名は使っていないというふうに考えてよろしいんでしょうか、よろしくお願いします。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 お答えいたします。
  この介護度につきましては、再認定をしたときに、かなり介護度が落ちるというようなことで、国のほうとしても暫定期間といいますか、そういった中で、ことしの4月から例えば介護度が下がった場合につきましては、本人の申し出によりまして下がる前の介護度の状況、状態でお願いしますと。あるいは下がったら下がった介護度でお願いしますというような申し出がございまして、その介護度が下がった方の中でも、前の介護度を使いたいというような方がかなりおります。ただ、これは暫定的な部分でございますので、またことしの介護認定の調査方法が、今お話しをしたことを受けまして、平成21年10月から、また介護認定の調査方法が一部見直されますというようなことがございます。そういった中で、これからまた、ことしの10月から若干、介護認定の方法が見直されてくるということでございますので、どういうふうな形にふえるか減るかというのは、また若干時期を見てみないとわからないというような状況でございますけれども、今までの4月からですと、下がった方でも前の介護度へ戻せたというような方が何人かいるというふうなことでございます。
  それから、介護の認定を受けても使っていない方、これは86名、その差額は使っていないというような形で考えています。この中で一般施策で行っております高齢者の家族介護支援手当の関係で、このうち32名の方が家族支援手当の受給をしております。介護度別でいくと要介護2が19人、それから介護3が9人、4が2人、介護5が2人というようなことで介護保険そのものは使っていませんけれども、手当を受けて違う給付を受けているというような状況になっています。
  以上です。
○市川金雄議長 笹沼議員。
○7番 笹沼和利議員 わかりました。できるだけ介護度の問題は大きな問題ですので、本人のほうの意見とか、周りのいろんな意向を見ながら、是非やっていただければありがたいと思います。
  それから2番目のほうで、一応86人使っていない中で32人が支援手当を使っているということで、残りの54人の方は特に何もなし、それも要らないということなんでしょうか、それとも知らないということなんでしょうか。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 残りの54人の方についても広報等はしていますけれども、実際に、今軽い要支援1程度であれば、ほとんど介護保険を使わないでも済むような方がかなり多いというようなこともあろうかと思います。
  以上です。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
○7番 笹沼和利議員 結構です。
○市川金雄議長 ほかに。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 これをもって質疑を終結いたします。
  これより討議に入ります。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 討議を終結いたします。
  これより討論に入ります。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 討論を終結いたします。
  これより認定第5号 平成20年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算認定についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立多数)
○市川金雄議長 起立多数であります。
  よって、認定第5号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎認定第6号の質疑、討議、討論、採決
○市川金雄議長 続いて、日程第6、認定第6号 平成20年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算認定についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
  これをもって質疑を終結いたします。
  これより討議に入ります。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 討議を終結いたします。
  これより討論に入ります。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 討論を終結いたします。
  これより認定第6号 平成20年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算認定についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○市川金雄議長 起立全員であります。
  よって、認定第6号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎認定第7号の質疑、討議、討論、採決
○市川金雄議長 続いて、日程第7、認定第7号 平成20年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算認定についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 これをもって質疑を終結いたします。
  これより討議に入ります。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 討議を終結いたします。
  これより討論に入ります。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 討論を終結いたします。
  これより認定第7号 平成20年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算認定についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○市川金雄議長 起立全員であります。
  よって、認定第7号は原案のとおり可決されました。
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   ◎認定第8号の質疑、討議、討論、採決
○市川金雄議長 続いて、日程第8、認定第8号 平成20年度ときがわ町水道事業会計決算認定についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  9番、伊得議員。
○9番 伊得一夫議員 416ページ、水道事業損益計算書ですが、これの営業外収益で他会計補助金2,000万円、他会計からというのは一般会計からでしょうか。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  中藤水道課長。
○中藤和重水道課長 そのとおり一般会計からです。
○市川金雄議長 9番、伊得議員。
○9番 伊得一夫議員 そうしますと、当年度で純損失で61万7,552円という赤字が出ましたけれども、これは一般会計から繰り入れたということは、実際にはプラス2,000万の赤字になったというようなことで理解してよろしいでしょうか。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  中藤水道課長。
○中藤和重水道課長 仮に2,000万円の補助金がなかったとすると、その部分が実質的に赤字になります。
○市川金雄議長 9番、伊得議員。
○9番 伊得一夫議員 損益計算書でありますから、これは単年度の赤字ですけれども、償還金のほうはもう全然これでは回らないというようなことになるんだと思うんですけれども、 水道事業会計、損益計算書だけで見るとこういうことですけれども、もう少し監査委員さんからは19年度より改善されているというお話ですけれども、いま少し努力して改善していただきたいと思います。
  以上でございます。
○市川金雄議長 中藤課長。
○中藤和重水道課長 経営努力、これまで以上に経営努力し、改善していきたいと思っております。
○市川金雄議長 再々でございましたので、その後になかったら、後にお願いをいたします。
  ほかに。
  野原和夫議員。
○4番 野原和夫議員 4番、野原和夫です。
  439ページなんですけれども、前回、課長の説明で漏水修繕工事なんですが、19年度96件、20年度は100件ありますけれども、この漏水問題は、私のうちの前の道路も野原兼男議員の前も、もう絶えずちょくちょく穴を掘ったり埋めたりしていますけれども、この1回の修繕でどのくらいかかるんでしょうかね。やっぱりここのところをきちんと定めた中で、漏水はもうこの予算をなるべく縮減して、全体的に補修をきちんとやる予算を組んでやらなくちゃいけないのかなと思うんですが、この点伺います。
  それとあと1点は、弁護士報酬の件ですが、この間、手付金50万支払ったそうです。それでこれは私、数字書いたのが合っているかどうか、6回裁判がありまして63万8,552円かかったそうですが、これが6回、7回、8回、9回、10回となると、なかなか進まない。副町長も大分お骨を折っているようですが、この問題について、ひとつその当時にかかわった幹部の職員並びにかかわった実力者でありますけれども、そういう執行部の方々の、一度そういう参考人じゃないけれども、ちゃんときちんと呼び込み、またそういう内容を含めて地権者との話し合いをして解決策を見出して、早急にそういうものも含めてやっていただけないかなと私は思うんですが、裁判が長引けばお金もかかることですし、税金もお金もかかることだし、そういうことを踏まえて、その点、2点お伺いしたいんですが。
○市川金雄議長 1点目について、中藤水道課長。
○中藤和重水道課長 まず439ページ、上から5行目の漏水修繕工事なんですが、1点、事実関係を確認させていただきたいんですが、野原議員さんの近くで漏水がいっぱいあるということなんですけれども、いつ、年にもう何回もありましたでしょうか。
○4番 野原和夫議員 もう何回もあります。
○中藤和重水道課長 こちらでデータを持っているんですけれども、年に1回なんですけれども。
○4番 野原和夫議員 年に1回というのは毎年あるということだから。
○中藤和重水道課長 年に1回ということで、何回もというお話だったんですけれども、年に何回もあるというお話だったんですけれども。
○市川金雄議長 これは反問になろうかと思います、どうなのかという……
○4番 野原和夫議員 年に何回という言い方も失礼かもしれないけれども、私の前の道路と、それから100メートル、200メートル東側へ行った三差路のところが絶えずやっている状況なんです。それを含めた、絶えずですよ。やっぱり1年に1度ということは、私は含めると毎年やっているように考えちゃうわけですけれども、その点について、そういう問題の解決策の1つとしてやらなくてはならないかと思います。
○市川金雄議長 何回もは年に1回だからということですが、それについて、よろしければ、次の答弁に入ってください。
○中藤和重水道課長 次の答弁でよろしいですか。
○市川金雄議長 はい。
○中藤和重水道課長 わかりました。漏水修繕につきましては、もうこれは予測がつかないもので、漏水したところを修繕するしかありません。したがいまして、野原議員おっしゃるように、計画的に更新することはできません。ただ、漏水については計画的にできないんですが、常々ご説明しているとおり、石綿管等々については、もうこれは1度漏水が起こると大漏水になりますので、そういうところについては漏水のいかんにかかわらず、重要な箇所から計画的に更新を行っているところであります。
  ちなみに三差路のところは平成17年に漏水になっております。
  以上です。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  再質問。
○4番 野原和夫議員 計画、私は課長、この工事に携わった当時の事業主、その問題がずさんな事業をやったんじゃないかと私は思います。そういうことを踏まえて時効があるかどうかわかりませんが、その工事にかかわった人が余りにも短期間で漏水を含めた事故、そういうものがあったら、やっぱりある程度その事業に責任を問わせることも必要ではないかな、 事業者に。そういうことを踏まえて、その点もお伺いします。
○市川金雄議長 答弁願います。
  中藤水道課長。
○中藤和重水道課長 例えば二、三年前の工事で漏れたとかいうことでしたら責任も問い得る可能性はあると思うんですが、30年前工事をして、恐らくその工事業者さんも、恐らく法人組織としては残ってなかったり、あるいは個人として工事をされていたりするような状況ですので、責任を問うというのは期間的な問題、当時、工事をした人、組織が存在しているかどうかの問題等々から、非常に難しい問題であると思います。
  以上です。
○市川金雄議長 よろしいですか、まだもう1回ありますよ、さっきのは反問でしたから反問にお答えしたので再々がございます。この問題についてはよろしいですか。
○4番 野原和夫議員 はい。
○市川金雄議長 それでは、続いての質疑にお答えを願います。
  中藤水道課長。
○中藤和重水道課長 439ページ、下から4行目の弁護士報酬の関係ですが、当時の幹部の人を証人に呼んで解決できないのかという話でよろしいですか、質問の確認なんですけれども。
○4番 野原和夫議員 そのような内容です。
○中藤和重水道課長 全協のときにもちょっとお話ししたんですが、今回の陳述書の署名人であります小澤、当時の主査は、当該案件の事業に当時から携わっておりましたので、一番当時の事務を知っている職員が裁判に携わっておりますので、かえって幹部を呼ぶよりは実務を知っている職員が裁判に出席して、事実関係を争うというのが一番適切だと考えております。
  以上です。
○市川金雄議長 野原和夫議員。
○4番 野原和夫議員 小澤さんは、この前も聞いておりますが、その当時の都幾川・玉川水道企業団の関係もあるんではないかなと思います。そのトップはだれがいたのか、やっぱりそういうことも踏まえてやることも大事な問題ではないんでしょうか。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  中藤水道課長。
○中藤和重水道課長 質問の確認なんですが、当時の企業長は、トップはだれだったかという お話ですか。
○4番 野原和夫議員 はい。
○中藤和重水道課長 すみません、ちょっと調べないとよくわからないんですけれども、平成7、8年ぐらい……
          (「平成8年……」と呼ぶ者あり)
○中藤和重水道課長 じゃ、当時の玉川村の村長です。
○市川金雄議長 再々になりますが……
○4番 野原和夫議員 平成8年ですか。
          (「平成8年ですね」と呼ぶ者あり)
○4番 野原和夫議員 平成8年だったら柏俣さんじゃないんじゃないですか、柏俣さんですか。じゃ、もう亡くなっていますからだめですね。
○市川金雄議長 答弁願います。再々質問ですから。
○中藤和重水道課長 平成7、8年でしたら、柏俣当時の玉川村の村長です。
○4番 野原和夫議員 もうだめですか。
○市川金雄議長 再々になってしまったので、もしなければ。
  ほかにございますか。
  笹沼議員。
○7番 笹沼和利議員 1点のみ質問させていただきます。
  決算報告のほうで24ページのところにありまして、有収率が1.54%改善されましたということで書かれています。これは石綿セメント管の更新事業が推進されたことによって改善されたのかなというふうにも思うんですけれども、実際にこの辺の改善された中に、この更新工事はかなり大きな影響を占めているかどうか、水道課のほうでお聞きしたいと思います。
  また、将来的にこの更新することによって、あと3キロのところ、あと残り1.4キロということだと思うんですけれども、それで有収率がどの程度上がるか、予想値として立てることはできるかどうか。立てるとしたらどの程度、これが全部更新されたとして、どの程度有収率が上がってくるのかということを1点お聞きしたいなと思っております。
  それ以外に、今、新しい県水受水施設ができて、計装装置についても新しく改善されるということで聞いておりますので、それらを含めてどの程度まで有収率が上がってくるのか、わかれば教えていただければと思います。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  中藤水道課長。
○中藤和重水道課長 お答えいたします。
  まず1点目の平成20年度の有収率が80.1で上がった要因ということなんですが、これは確定ではない、あくまでも推測なんですが、これまで石綿セメント管の更新を行っておりますので、世間一般には漏水の大きな原因の1つと言われていますので、その更新に寄与する有収率の上昇だと考えております。
  2点目の今後予測できるかどうかという部分につきましては予測できません。
  3点目の中央監視システムを、ことし整備しておりますが、中央監視システムを整備することによって、どの地区でお水が漏れているかというのがわかりますので、中央監視システムを入れることによって、漏水エリアをこれまで以上、より細かく、きめ細かく把握できるようになりますので、例えば本郷地区が怪しいということになれば、そこを徹底的に洗えばいいということになりますので、より有収率向上のための対策は立てやすくなると考えております。
  以上です。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  笹沼議員。
○7番 笹沼和利議員 ありがとうございます。もう質問ではないんですけれども、これが県水が入ってくると、ここにも書かれているとおり、やはり県水を買ってやるということになりますので、非常に厳しくなると思いますので、やはりこの有水率の上昇というのは物すごく重要だというふうには感じてはいるんですけれども、そのあたりは是非考えていただいて、よろしくお願いいたします。ありがとうございます。
○市川金雄議長 それでは、中藤水道課長。
○中藤和重水道課長 笹沼議員ご指摘のとおり、県水が入りますと、よりお金のかかったお水になりますので、春日山地区、本郷地区を重点的に整備を行うという計画を立てております。
  以上です。
○市川金雄議長 ほかに。
  9番、伊得議員。
○9番 伊得一夫議員 またまたでございますけれども、中藤水道課長、一生懸命やっているのはよくわかります。しかし、水道事業は公益事業であって公共事業じゃないですよね、水道事業は。
○市川金雄議長 その質問ですか、まだ続くんですか。
○9番 伊得一夫議員 まだありますよ。
○市川金雄議長 続けてください。
○9番 伊得一夫議員 ですから、言い方は悪いですけれども、水道事業の貸借対照表では、もう負債と資産の合計が同じ、これはもう当たり前のことなんで、やっぱり公益事業ですから、もうけてもらって決算してもらうように努力してもらいたいと思います。
○市川金雄議長 よろしいですか、質問は。
○9番 伊得一夫議員 はい。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  関口副町長。
○関口 章副町長 まことにもっともなご意見で、つまり公共事業ではない、公益事業だと。これは公共性と経済性が必要だということで、経済性の面を言われたと思うんでありますが、ただ、やはりときがわを始め、こういった、ともかく戸数が少なくて延長は多いというところでやるためには、もうけることはまずできないと思います。ただ、もうけることはできないけれども、とんとんにするということは可能だと思います。ただ、それは1つは単価を上げること、水道料金を引き上げることです。ただ、水道料金を、水というのは基本的なインフラでございますので、それをどうするかと。やっぱりどうしても、ときがわを始め秩父でもいろんな地域がありまして、皆野とかかなり高料金ですね。ときがわももちろん高いですが、さらにそれを一般会計から繰り入れないでやるためには、相当な料金引き上げが必要になると。
  そういうことの中で、一方で県への助力を頼みながら、一方で水質を確保しながら、また水量を確保しながらやっておりますが、その点、大変難しい命題ですが、今後とも努力していきたいということであります。
  以上です。
○市川金雄議長 よろしいですか。
○9番 伊得一夫議員 はい。
○市川金雄議長 ほかに。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 これをもって質疑を終結いたします。
  これより討議に入ります。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 討議を終結いたします。
  これより討論に入ります。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 討論を終結いたします。
  これより認定第8号 平成20年度ときがわ町水道事業会計決算認定についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○市川金雄議長 起立全員であります。
  よって、認定第8号は原案のとおり可決されました。
  これで決算の審議につきましては、すべて終了いたしました。
  蜻纒\監査委員につきましては、大変ご苦労さまでございました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎延会について
○市川金雄議長 お諮りいたします。本日の会議はこの程度にとどめ延会したいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 異議なしと認めます。
  よって、本日はこれをもちまして延会することに決定いたしました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎延会の宣告
○市川金雄議長 大変ご苦労さまでございました。
                                (午後 5時30分)