平成21年第3回ときがわ町議会定例会

議 事 日 程(第5号)

                            平成21年9月10日(木) 
                            午前9時30分開議     
      開議の宣告
日程第 1 一般質問
日程第 2 議員提出議案第3号 ときがわ町議会議員定数条例の制定について
日程第 3 議員提出議案第4号 ときがわ町議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条
                例の一部改正について
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出席議員(16名)
     1番  前 田   栄 議員     2番  野 口 守 隆 議員
     3番  小 宮   正 議員     4番  野 原 和 夫 議員
     5番  鳥 越 準 司 議員     6番  堀 口   宏 議員
     7番  笹 沼 和 利 議員     8番  増 田 和 代 議員
     9番  伊 得 一 夫 議員    10番  市 川   洋 議員
    11番  岩 田 鑑 郎 議員    12番  島 田   豊 議員
    13番  田 中   旭 議員    14番  野 原 兼 男 議員
    15番  長 島 良 男 議員    16番  市 川 金 雄 議員
欠席議員(なし)
地方自治法第121条により、今定例会に説明のため出席する者及び同委任を受けた者の職氏名
町長
関 口 定 男 
副町長
関 口   章
理事兼町民課長
 蛛@太一郎
総務課長
野 原 泰 子
企画財政課長
久 保   均
税務課長
岡 野 吉 男
福祉課長
小 沢 俊 夫
環境課長
岩 田 功 夫
産業観光課長
山 崎 政 明
建設課長
桑 原 和 一
水道課長
中 藤 和 重
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教育長
戸 口 皓 雄
教育総務課長
内 室 睦 夫
生涯学習課長
小 島   昇
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議会事務局長
柴 崎 秀 雄
書記
荻 野   実



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   ◎開議の宣告
○市川金雄議長 おはようございます。
  引き続きまして、大変ご苦労さまでございます。
  ただいまの出席議員は16名でありますので、定足数に達しております。
  これより平成21年第3回ときがわ町議会定例会第5日目を開会いたします。
  直ちに本日の会議を開きます。
                                (午前 9時30分)
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   ◎議事日程の報告
○市川金雄議長 本日の議事日程を報告いたします。
  議事日程は、配付したとおりであります。
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   ◎一般質問
○市川金雄議長 日程第1、きのうに引き続きまして一般質問を行います。
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          ◇ 増 田 和 代 議員
○市川金雄議長 最初に、発言順位5番、質問事項1、職員の食堂設置について。質問事項2、女性特有の乳がん検診率向上について。通告者8番、増田議員。
○8番 増田和代議員 おはようございます。
  最終の初めということで、行政の方々もさわやかな気持ちと顔をしていらっしゃいます。よろしくお願いいたします。
  議長より発言の許可をいただきましたので、2項目について質問をさせていただきます。町長初めとする行政の方々の希望あふれる答弁をよろしくお願いいたします。
  1項目といたしまして、職員の食堂設置についてでございます。
  職員は、今現在昼食を自分の机の上で食事をしていると思います。住民サービスとしては昼食を自分の机の上で食事をすることにより、来庁した方々には窓口業務がスムーズに行くとは思いますが、一方では、来庁した方が、職員がお食事をしているので声をかけるのも何となく心苦しい、そういう町民の声も私のところに来ております。私もたまたまちょうど昼食時期に、本当に申しわけなく行ったんですけれども、何となく声をかけるのが何か本当に 心苦しいなという、そういうような気持ちがいたしました。
  それにいたしまして、食堂を設置することによりまして、昼休みに窓口業務を交代制にすることによって、住民サービスと言うんですか、そういうようなものが私は支障がないんじゃないかな、そういうように思います。
  それと同時に、毎年新しい職員さんが採用されております。職員さんにおきましては、本当に課に配置されまして、課の中ではコミュニケーションがやはり十分になされると思いますけれども、課を超えた、そういう職員さん同士の話し合いというのはなかなかできないんじゃないかなと、そういうような気がいたします。それについて、やはり少しでもそういう食事の時間があって、後の例え10分でも15分でも皆さんと一緒に、そこにいる方と一緒に会話ができたら、やはりその職員さん同士におきましても、私は効果があるんじゃないかなと思います。そしてまた、そのテーブルの上で食事をしているということは、胃の中にすすーっと入っていくような、本当に早口で食べなければいけないとか、皆さんに見られているという、行政というのはサービス業の一環といたしまして、常日ごろ人から見られているというものにはなれているとは思いますけれども、せめて食事のこの時間帯ぐらいは、やはり落ち着いて食事をできたらというような、私考えております。町のお考えを伺いたいと思います。よろしくお願いいたします。
○市川金雄議長 答弁願います。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、増田議員の職員の食堂設置についてということで、ご質問にお答えしたいと思います。
  職員のお昼の休憩時間は、原則として午後零時から1時と、1時間とされておりますが、家族相談支援センター、地域振興室及び保育園は休憩時間を取得する時間帯をいつにするか、その所属長が定めるとしております。その間、職員の大半は来庁者の対応や電話応対を行いながら自席で昼食をとっているのが実情であります。これは、増田議員ご指摘のとおり、来庁されるお客様に対しまして不要なお気遣いをさせてしまうことだけではなくて、中には不快な印象を与えてしまうということもあろうかとも思います。そして、職員としても十分な休憩もとれないという状況でもあります。
  町といたしましてもこの状況を解消するために、休憩時間のとり方に交代制を採用したいということで検討をいたしました。しかしながら、ときがわ町においては少ない職員で広い分野の業務分担を行っているということから、担当職員でないとスムーズな対応ができない という事例も多くあります。交代制を導入した場合に、どうしてもお客様をお待たせする時間がふえると。昼休みに来るお客さんが結構多いですから、そのときに担当がいないとお客様をお待たせする時間がふえると。また、残って対応する職員にとっても大きな負担が想定されるということで、今回検討したんですがなかなか踏み切れないという状況であります。
  職員食堂となりますと、職員休憩室は第二庁舎には設置されておりますが、本庁舎には設置されておりません。本庁舎におきましては、就業改善センターの2階の就業改善センター保健相談室というのがありますから、現在、そこの場所はほとんど使われておりませんので、この部屋を職員の休憩室として利用していければと考えております。今後、窓口業務の多い課や職員組合との調整を重ねて、住民の皆さん、来客の皆さんにご不便をかけないような方法で、よりよい職場環境づくりを検討してまいりたいと考えております。
  以上です。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  よろしいでしょうか。
  8番、増田議員。
○8番 増田和代議員 ありがとうございます。
  本当にお昼休みは、この町長の答弁にありますようにいろんな方が電話等、また来庁ということで、本当に担当職員がいないとスムーズに対応できないという、そういうような事例が多いという、そういうような回答をいただきました。
  それにつきまして、ちょっと質問させていただきたいんですけれども、今、窓口業務というのは、ほとんどお昼休みにいらっしゃる方は、町民課とか福祉課、あとは税務課ですか、そういうところが多いんじゃないかなと思いますけれども、この町民課を1つ例にとってみますと、この窓口に一番近いところというのは臨時職員さんを1人置いて、あと主任さんが1人います。それで、福祉課のところの窓口も臨時職員さんがいて、また主事補とかそういう方が一番通路に近いところに机を置いております。この1時間の間、この方たちはここで食事をしていると。皆さんそうですけれども、食事をしていらっしゃると思うんですけれども、この担当課というのは、もしもこの臨時職員さんが、もし戸籍をとりたいんですけれどもとか、そういうような来庁者におきましては、ここの担当課、この方じゃなくちゃ、そのお仕事ができないんでしょうか。その仕事の分野におきまして、その方だけなんでしょうか。それでもなければ、その課の中でやはり融通はできる、そういうものなんでしょうか。
  たまたま町民の方がそこの窓口に行きまして、そこの課のところでいたんですけれども、 たまたまその方がいらっしゃらなくて連絡がつかなかった。それでずっと待たされたという、そういうような町民の声もあります。ということは、私が思うことには、やはりその人1人だけがその担当しているものか、そこをちょっとよろしくお願いいたします。
○市川金雄議長 答弁願います。
  蜥ャ民課長。
○蜻セ一郎理事兼町民課長 それでは、ただいまのご質問にお答えいたします。
  町民課のほうで戸籍あるいは住民票ということで取り扱いをしておりますが、特に戸籍につきましては、町民課の職員の中でも取り扱いできる者は法務局のほうに届け出をして、それでやるような扱いをしております。ですから、臨時職員のほうは、戸籍のほうはそんなような形でということで、やはり守秘義務等もございますので、そちらにつきましてはそういう対応をしております。
  それから、ただいま住民の方がその人でないというふうなご質問でございますが、例えば年金等の問い合わせにつきましては、その問い合わせを受けた職員がその方については対応しているような形をとっておりますので、ほかの職員だと、それまでのいきさつ等がわからない場合がございますので、そういった場合には、その職員でないと対応できないという場合もございます。
  あと、窓口の証明書等の発行につきましては、職員のほうで今機械で発行しておりますので、町民課の職員であれば発行できますので、その職員でないとということはないと思います。たまたまその職員でないとというのは、その方が受けて、相談等を受けまして、その受けた職員でないとわからないというふうな場合だったと思いますので、その辺につきましてはご理解いただきたいと思います。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  8番、増田議員。
○8番 増田和代議員 よくわかりました。
  そうしますと、今ここの答弁に書いてありますとおり、担当職員でないとスムーズな対応ができない事例も多いという、こういうことが書いてありますけれども、今、やはり理事さんのそういう答弁の中には、1人じゃなくて、いろいろな来庁する人の問題でしょうか、そういうのによっては担当1人じゃなくてはできない場合もあるけれども、ほとんどができるような、その課において話し合いができているという、そういうように受けとめてよろしいんでしょうか。
○市川金雄議長 答弁願います。
  蜥ャ民課長。
○蜻セ一郎理事兼町民課長 その辺につきましては、職員のほうで窓口も重複してまいりますので、その辺は職員で対応するような体制はとっております。ただ、現在土曜開庁というふうなことで、土曜日の開庁で出勤した職員につきましては、普通の日に1日、かわりに休むというふうな形になっておりますので、その辺のところで職員がいなくなる場合、それと窓口センターのほうも町民課の場合には兼任となっておりますので、そちらへ職員を出したりというふうなことで、出張等が重なった場合には、人数が手薄になる場合もございます。一応そういった形で、他の職員でも対応できるような体制はとっております。
○市川金雄議長 8番、増田議員。
○8番 増田和代議員 よくわかりました。
  それとあと1つなんですけれども、職員さんが全部、昼休みあそこでお食事をしていない方も多分中にはいらっしゃって、たまたま外に、零時から1時間の間ですから、それは休息時間に入りますけれども、その間、やはり席を外すことも、ただただ私はあるんじゃないかと思います。その中におきまして、この窓口にいる方たちが零時から1時間、そこでずっとお食事して、それで来庁者が来れば、そこで対応しなければいけないという、そういうような現実だと思いますけれども、そうしますとそれが365日ということじゃないですけれども、1年間、そこのずっと窓口業務にいる方にとりましては、私はすごい負担になるんじゃないかなと。もし私がそういうような立場だったら、やはり、せめて交代制ですか、そういうようなものに変えていただければ、全部が平等になるんじゃないかなという、そういうような懸念をされております。
  そして、第二庁舎におきましては、確かにあります、下に。食堂があります。庁舎におきましてはないということで、大体来る方は本庁舎のほうが、やはり戸籍とかお金を払いに来るとか、またそういうようなものでかなり多いと思いますけれども、この答弁にある2階の就業改善センターというのがありますけれども、そこの部屋を職員の休息室で利用していきたいということなんですけれども、この休息室ということは、食堂という、そういうようなことにとってもよろしいんでしょうか。それでもなければ、あくまでも職員さんの休息室ですか、休むところという、あくまでも食事は自分の机のところでお食事はするという、そういうふうにこの言葉というのはとってもよろしいんでしょうか。そこをお願いいたします。
○市川金雄議長 答弁願います。
  関口町長。
○関口定男町長 今、私のほうで答弁したように、第二庁舎はあるので、本庁舎のほうの特に住民課、町民課ですね、あるいは福祉課、税務課等が、また総務課もそうなんですけれども、お昼休みを利用して来庁される方が多いので、今そういう形になっているということであります。就業改善センターとあります隣の建物で、税務課の2階になりますけれども、あそこのところの保健相談室というのがあいていますから、そこで食事をしたり休憩をとったりしてもらうということで、食堂となると、今度は賄いというか、つくったり何かするという、そういうのじゃなくて、そこの場所で食事をして、お茶を飲んで休憩をして、また仕事に帰ると、そういうつもりの休憩室ということになんです。ですから、食堂兼休憩室ということです。
○市川金雄議長 増田議員。
○8番 増田和代議員 よくわかりました。
  そうしますと、食事の時間、12時から1時までの間ということで、その窓口業務をやる方は交代制で食事をするという、そういうふうに受けとめてよろしいんでしょうか。
○市川金雄議長 答弁願います。
  野原総務課長。
○野原泰子総務課長 増田議員のご質問にお答えをいたします。
  正午から1時ということで、休憩という時間になっております。今おっしゃるように、12時から1時の間は、現在は交代制はしてありませんけれども、実際には、今増田議員さんが先ほど来おっしゃるように、今後その辺も、窓口の担当課というのがもちろん幾つかあります。先ほど町民課長がお話をさせていただきましたが、対応、土曜開庁をしているので、対応できないもちろん課も出てきますので、その辺は今後庁議、課長会議とか職員団体とも協議をしながら、その交代制については対応、取り組みをしてまいりたいと思っておりますので。
○市川金雄議長 よろしいですか。
  8番、増田議員。
○8番 増田和代議員 今後、そういう課長会議とか云々の会議のときにそういうお話を出していくという、本当に前向きの姿勢で答弁していただきありがとうございました。
  本当に住民の方々からすると、やはりそういう皆さんがお食事していたところに声をかけるのは申しわけないという、そういうような住民にとっては切なる願いじゃないんですけれ ども、悪いという、そういうような感じで私のほうにも住民の方からそういう声もありまして、私も現実に行ったときに、なかなか声がかけられなかったという、行政の方々にとってはそれは毎日のことですから、当たり前といえばそういうふうになるかもしれませんけれども、やはり住民サービスの面からおきまして、そういうような交代制を今後検討していただくということですから、もう本当に早急にこれは検討していただきまして、今回就業センターの2階が休憩室ですか、それになりましたので、そこにせめてお弁当なりでも何でも持っていって食べられる、そういうような時間帯を是非ともお願いいたしたいと思います。
  これで、私のこの第1の質問を終わらせていただきます。
○市川金雄議長 大変ご苦労さまでした。
  それでは、続いて、2番目の女性特有の乳がん検診率の向上について、8番の増田議員。
○8番 増田和代議員 2項目といたしまして、女性特有の乳がん検診率の向上についてでございます。
  女性が元気で生き生きと輝いている家庭を望む人が多いのではないでしょうか。私も女性の1人として、女性特有のがん検診率向上については何回か質問をさせていただきました。本当に質問をさせていただきまして、今回の補正予算の中にもきちんと盛り込まれております。
  乳がんは、近年出産年齢の高齢化などのライフスタイルの変化や食生活の変化に伴う女性ホルモンの影響等で、国では1年間におよそ3万5,000人の女性の方が乳がんと診断されております。日本の女性の30歳から60歳の死亡率第1位は乳がんでございます。女性の場合、乳がんにかかる人の数は、乳がんで死亡する人の数の3倍以上と言われております。これは、女性が乳がんにかかる人の生存率が比較的に高いという、そういう関連をしております。女性にとりまして、本当にお医者さんの触診と言うんですけれども、女性の方のお医者さんならいいんですけれども、男性の方のお医者さんでこの触診をされるというのは、やはり女性にとってもちょっと抵抗があるかな、だからといって全部女医さんばかりじゃございません。
  本当に乳がんにとりましては早期発見につながる、そのために乳がん検査グローブというのが、自己検診特殊手袋と、それが東京都の板橋区、また豊島区で現在実施されております。これは、区民の方に無料で配布しているということなんです。
  この検査グローブといいますのは、これをつけたからといってお医者さんに行かなくていいという、そういうものではないんです。ただ、やはり女性にとりまして、乳がんだけは自分でこういうふうにして手を当てたときにしこりがあればわかるという、本当にがんの中で、 自分の手で触って、奥のほうだとなかなかわかりませんけれども、乳がんだけはそういうようなものです。この検査グローブというのは、それ以上によく当たるとしこりを見つけやすいという、そういうような道具でございます。本当に受診率向上の一助にもつながると思いますけれども、それの導入、無料配布のお考えを伺いたいと思います。よろしくお願いいたします。
○市川金雄議長 答弁願います。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、増田議員の質問の第2番目の女性特有の乳がん検診率の向上についてというご質問ですが、お答えいたします。
  乳がん検診につきましては、厚生労働省では40歳以上を対象に2年に1回、視触診―これは見るのと触って診るというやつのほうの触診であります―マンモグラフィーによる検診等と同時に奨励をしているところであります。マンモグラフィーによる検診は、40歳代は2方向、50歳以上は1方向の撮影となっております。
  ときがわ町では、年1回の乳がん検診を実施しておりますけれども、集団検診では、増田議員ご指摘のように、マンモグラフィーの撮影や触診等は受診者に抵抗感がありますので、乳がん検診の委託機関であります健康づくり事業団と交渉いたしまして、女性の技師、女性の医師による検診体制を強くうちのほうから要望しておりまして、女性スタッフによる体制で実施しております。
  また、検診の対象年齢につきましては、20歳代からのエコーによる乳がん検診を実施いたしまして、若いころからがん検診に関心を持てるような体制づくりを進めているところであります。
  ご指摘の受診率の向上に向けての施策といたしましては、今年度新たに個別の乳がん検診を開始いたしまして、比企管内のマンモグラフィーによる検診が実施できる3医療機関で5月から来年の1月まで実施いたします。目標は100人でありますけれども、5月からの4カ月間で44人の方が現在申し込んでおります。また、国会において成立いたしました女性特有のがん検診推進事業を4月にさかのぼり実施することになりました。この事業は、乳がん検診の受診率の向上を目的に、40歳から60歳の5歳ごとに、節目の方に無料のクーポン券と手帳を配布する事業で、9月末の開始に向けて準備を進めているところでもあります。
  ご質問の乳がん検査グローブの活用につきましては、東京都の北区等でも行っていると聞いております。無料配布することで、乳がん検診への若い人の関心を高める効果を期待して 実施したと伺っております。
  町といたしましても、乳がんの早期発見には受診率の向上が重要であると思いますので、今後、自己検診法の普及も含め啓発方法を検討いたしまして、受診率の向上に努めてまいりたいと考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  よろしでしょうか。
  8番、増田議員。
○8番 増田和代議員 ありがとうございます。
  今後、自己検診法の普及も含め啓発方法を検討し、受診率の向上に努めてまいりたいという、そういうような本当に前向きの答弁をいただきました。是非とも普及のほうをよろしくお願いいたします。
  それで、私もこの質問にいたしまして、これは一番最初北区のほうでやっていて、そしてそれを豊島区のほうで導入されて、今はやっております。私も豊島区の池袋保健所に行ってまいりました。担当課の方に聞いてまいりました。そして、やはり豊島区におきましては、すごく乳がんというのは受診率がすごく悪いということで、こういうことによって少しでも受診率を上げられればということで始めたそうです。
  豊島区におきましては、6月15日から先着1,000名ということで、そしてその啓発の方法を伺ってきましたら、区報と言うんですか、その区の広報を、まずそれで大々的にやりまして、先着順に来た方にお渡ししたという、それでその1,000枚はとてもじゃないけれども、足らなかったと。今後は、やはり大きな区ですから、そういう健康のセミナーとかいろいろあるそうなんです。そういうところに職員さんが行って、実際にこういうふうにしてやるんですよという、そういうような実地、そういうようなことも検討していきたいという、そういうようなことを言っていました。
  これが実物なんです。私もいただいてきたんです。これが本当にこういうふうにしてやっていただいて、乳がんでない人には全然しこりもありませんからわからないんですけれども、いざこういうふうにしたときに、もしここに髪の毛1本あるとしますね、そうするとなかなか自分の手ではわからないという、そういうことなんです。ただこれをやりますと、その髪の毛の凹凸ですか、そういうものがすぐわかるという、そういうものなんだそうです。私も実際やってみましたけれども、自分はしこりがありませんので、するっといってしまったんですけれどもね、しこりがない人におきましては何の、効果じゃないんですけれども、わか らないですけれども、少しでもしこりのある方が見落とさないという、そういう補助の道具ということなんです。
  やはり、豊島区におきましては、そういうふうにして受診率を向上するために今やっているということで、これは実物大です。これは効果はどうですかとお聞きしたんですけれども、まだ6月からやったから効果というものは、まだすごくよかったとか、これはもうすごく普及してくださいとか、そういうような声というものはなかなか聞かれないというような、そんなように担当の職員さんは言われておりました。ただ、やはりその豊島区におきましても、乳がんというものはがんの中でも、先ほど申しましたように、一番自分の手でわかる、自分で触ってわかるという、そういうような何ていうのか、がんの中でも自分で診断できるという、それに少しでも一助ですよね、助けられればという、そういうようなことを申しておりました。是非とも、答弁の中で今後こういう普及を考えていっていただけることを願いまして、皆さん本当に女性の乳がんは早期発見が一番大切なことだと思いますので、是非とも導入していただければという、そういうような気持ちでいっぱいです。是非とも22年度の予算に計上されることを願いまして、私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
○市川金雄議長 大変ご苦労さまでした。
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          ◇ 田 中   旭 議員
○市川金雄議長 続いて、発言順位6番、質問事項1、家庭より出る生ごみの再利用する考えは。質問事項2、今後のまちづくりの推進について。通告者13番、田中議員。
○13番 田中 旭議員 議長のお許しをいただきましたので、議席番号13番の田中でございます。2問質問をさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
  1問目につきましては、現在家庭より出る生ごみの再利用ということで、ときがわ町におきましては、その再利用ということが今のところやられてないかなというふうな気がしますので、この質問をさせていただきます。
  現在、町内の各家庭より出る生ごみは相当の量である。それを小川地区衛生組合に町から料金を払って処理している。そこで、生ごみを堆肥にし再利用すれば、家庭でも肥料として使える。衛生組合に支払う金も少なくなり、一石二鳥と考えた。その堆肥をつくることに対して、町として今後町民に指導する考えはあるかお伺いしたいということで、よろしくお願いします。
○市川金雄議長 答弁願います。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、田中議員の家庭より出る生ごみの再利用する考えはというご質問にお答えいたします。
  ときがわ町の一般家庭から排出されるごみの量というのは、平成20年度におきましては2,430トンであります。このうち1,855トン、全体の76.3%が可燃ごみでありまして、この半分近くを生ごみが占めております。生ごみは水分を多量に含みまして焼却炉の温度を下げてしまうことから、焼却処理のコスト増の要因の1つとなっております。町では、水切りをして排出するように皆さんにお願いしておりまして、減量化に努めているところでもあります。
  また、生ごみの再利用につきましては、家庭から排出される生ごみの減量化推進を図るために、家庭用生ごみ処理器設置補助金交付要綱によりまして、原則として購入価格の2分の1の補助をすることとしておりまして、コンポスト式容器等は5,000円、また電動式処理器は2万円を限度額といたしまして補助を行いまして、生ごみの堆肥化、減量化を推進しているところでもあります。
  しかしながら、現行の補助制度を利用した堆肥化による減量には、生ごみ処理器が比較的高価であることから、処理量がさほど多くないことなどから、その普及に多くを期待できない状況であります。しかし、多くの方ができた堆肥を利用してガーデニング、菜園を楽しみたいと考えておりますことから、これらに加えて家庭で簡単にできる段ボール箱を利用した手づくり生ごみ処理器、段ボールコンポストの普及を図ることも減量化の1つの方法と考えております。
  これは、段ボールの箱ですね、この中に生ごみを入れて堆肥化する。これはですね、段ボールの箱にもみ殻くん炭、またおがくずを混合して入れて、その中に毎日出る生ごみを入れてかき混ぜるだけで、入れられた生ごみはバクテリアの力で二、三カ月でほぼ分解されまして、ごみを分解する際もにおいもほとんど発生せず、設置場所の制限も少ないことから、ベランダや軒下などにも設置できるとのことでもあります。家庭から出る生ごみの削減は、収集・運搬するときや焼却するときに発生する温室効果ガスの主な要因である二酸化炭素の抑制とごみ処理経費の削減が図られるだけでなくて、堆肥として再利用して土に返すことにより、循環型社会の構築にもつながります。
  今年度の「ときがわまつり、環境講座」を通しまして、段ボールコンポストの展示、つくり方のパンフレットの配布により普及啓発活動を進めまして、家庭における生ごみ再利用の 多様化を図ることにより、さらなる生ごみの減量化を推進してまいりたいと考えております。
  以上です。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  よろしいでしょうか。
  13番、田中議員。
○13番 田中 旭議員 ただいま町長さんのほうからのご説明ですけれども、前向きに考えていただくというような感じに受け取りました。この問題につきましては、町民全体で取り組まないと効果が上がらないんじゃないかなというふうに思っております。それには、啓蒙運動が必要と考えます。どのようなPRを考えているか、またそれを実施する時期ですけれども、先ほど町長さんのほうの答弁の中にありましたけれども、できるだけ早くその時期をお願いしたいなと思っております。
  それと、現在ときがわ町では、小川地区衛生組合に可燃ごみとしてこれを出しているわけですけれども、それをしますと、先ほどの答弁のとおり、大分生ごみが少なくなるということでございますので、それらを踏まえますと環境にもよいし、非常にときがわ町の財政も幾分なりとも報われるというふうな感じがしますので、是非実施していただきたいと思います。
  今後の成果を上げるためには、やはり環境課の方たちの努力も必要だし、小まめに地域を歩いていただいて、そして指導していただくということもお願いできたらと思いますので、その考えをもう一度質問したいと思います。よろしくお願いいたします。
○市川金雄議長 答弁願います。岩田環境課長。
○岩田功夫環境課長 それでは、田中議員のご質問にお答えいたします。
  まず、この段ボールコンポスト、これの啓発・啓蒙活動ですが、これにつきましては先ほど関口町長が答弁で申し上げましたとおり、今年度予定されております「ときがわまつり、環境講座」、それと町の広報紙、広報「ときがわ」等を利用しまして、段ボールコンポストの機能、そのつくり方、管理方法、こういったものを周知していきたいと、このように考えております。
  また、早期の取り組みということでございますが、これにつきましては、今年度こういった普及に向けた啓発活動を行った後に来年度、22年度から取り組んでいけたらと、このように考えております。事務局としての考えでございます。
  それから、衛生組合、この費用の負担についてでございますが、確かにこの生ごみ処理、宅内で行った場合、ある程度の減量が期待できます。ちなみにこの段ボールコンポスト、こ れで1年間通して行った場合、1日500グラムの生ごみを処理できると想定しまして、年間で18万2,500グラム、約183キログラム、これだけの量が1つの段ボールコンポスト、これを導入した結果得られると想定されます。これにかかる負担金相当額につきましては、小川地区衛生組合のときがわ町での負担金に対しまして、家庭ごみで出る量2,403トン、これを割りますと単純的に1キログラム当たりの処理費用が44円ほどかかっていると。このような金額となります。この金額に先ほどの183キロ、これを掛けますと8,217円という数字が出ると。この金額はそのままですね、組合方式でやっている関係で、ときがわ町のごみ処理費の負担軽減とは100%なりません。これについては衛生組合の平等割20%、人口割10%で利用度割70%、この割合を掛けてまいりますので、この金額そのものが軽減されるとはなりませんが、確実に費用のほうは減っていくと。このようなことにつきましては、さらなる減量に向けて取り組んでいきたいと、このように考えております。
  それから、地域の実情の把握、これにつきましては、私どもの限られた人数でやっている関係上、地域の方の苦情の電話、こういったときには極力地元へ出かけての実情調査、こういった形で心がけているところですが、環境汚水審査からの情報提供、また町で持っている情報提供というような形で、このような会議、それとあと環境講座、地域の人を対象にした環境問題に対する講座、これらの参加の啓発、こういった機会をとらえまして地域の実情をつかんでまいりたいと、また町の情報提供を行っていきたいと、このように考えております。
  以上でございます。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  13番、田中議員。
○13番 田中 旭議員 ただいまの答弁の中に、環境推進委員のほうに連絡をしていろいろとこれから模索してやっていただけるというふうなお話でございますので、それで、実施するのはちょっと先に行くのかなと思いますけれども、これは必ずやっていただけるというふうな方向に是非持っていっていただいて、成果を上げていただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたしまして、質問の1問目を終わらせていただきます。ありがとうございました。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  続いて、質問事項2、今後のまちづくりの推進について、13番、田中議員。
○13番 田中 旭議員 2項目に入らせていただきたいと思います。
  今後のまちづくりの推進についてなんですけれども、ときがわ町も平成22年2月で合併を して4年が経過する。この間、各事業が積極的に推進され、新しいまちづくりが着々と進められてきた。任期満了に伴う来年2月の町長選のことですが、現在の町長さんは、立候補を引き続いてする気はあるか、この点についてお伺いしたいと思います。よろしくお願いいたします。
○市川金雄議長 答弁願います。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、田中議員の2番目の質問の今後のまちづくりの推進についてということでお答えをしたいと思います。
  このときがわ町が誕生いたしまして、現在3年7カ月が経過いたしまして、平成22年2月には4年を迎えようとしております。この間、町民の方々から、また議会議員の皆様から大変なご尽力をいただきまして、おかげさまで旧村からの継続事業、また新町の諸施策事業が順調に執行されておりまして、一体的なまちづくりが着実に進んでいるところであります。
  さて、合併後の平成18年3月に開催されました第1回の臨時議会におきまして、私は今後4年間、「新町の礎づくり」に邁進することをお誓いいたしました。そして、新町建設計画並びに18年度末に策定いたしました第1次ときがわ町総合振興計画に基づき、常に住民の皆様のニーズにこたえる行政運営をということで、現在まで各種事業の推進に全力で取り組んでまいりました。
  平成18年度末には、新しい町政運営の道しるべとなる総合振興計画を初め、重要な計画であります地域防災計画、障害者計画・障害者福祉計画、ごみ処理基本計画などを策定いたしました。また、合併補助金、普通交付税の合併算定替えや特別交付税、さらには合併特例債などの合併による財政上のメリットを最大限に生かし、第1次ときがわ町総合振興計画の町の将来像であります「人と自然の優しさにふれるまち ときがわ」の実現を目指し、安心・安全・快適の視点から生活環境を充実させ、「住みたい、住んでよかった」と言えるまちづくりに積極的に取り組んでまいりました。
  また、ただいま申し上げました合併による財政上のメリットに加えまして、これまでの健全な財政運営の結果、実質公債費比率が3%と埼玉県内でトップであります。また、全国でも1,800ある市区町村の中で8位という健全財政を堅持しております。また、住民1人当たりの年間で7万5,000円余りと、平成19年度の決算数値によりますと、さいたま市を含む県下70市町村で上から3番目に多い額の公共の投資を行っております。これまでなかなか進まなった町道・農道、また集落道等の生活道路の整備もかなり進んでまいりました。
  しかしながら、本町のような中山間地域の多い地域にとりましては、町の均衡ある発展、町民の皆様方の生活の利便性、安全性の観点から、生活道路の整備は極めて重要でありまして、これからも積極的に整備を進めていく必要があると考えております。
  また、同じく安全性の確保という観点から、老朽化いたしました橋梁の整備といたしまして、現在、川北橋、都幾川橋の整備に取り組むこととし、来年度、また今年度と続けて必要な予算を計上いたしまして、計画的にこの橋梁の事業も進める予定となっております。
  また、急速に進む情報化社会におきまして、好むと好まざるとを問わず、コンピューターネットワーク、携帯電話、地上デジタル放送への移行等、情報通信は町民の生活に深くかかわってまいります。そこで、新町建設計画や総合振興計画にはありませんでしたが、平成19年度にときがわ町地域情報化計画を定めまして、全町に超高速の情報通信基盤であります光ファイバー網を設置することといたしまして、今年度はその敷設工事を進める段階となっております。この情報基盤をどう住民の皆さんに生かすか、これがこれからの正念場と考えております。
  また、住民の安全・安心の確保という観点から、防災対策は極めて重要であります。そのようなことから、平成21年度から新たにデジタル方式によります同報系防災行政無線の整備に着手いたしました。同報系防災行政無線というのはちょっとわかりにくいと思うんですが、一方通行ではなくて、双方向でできるやつであります。
  次に、少子高齢化対策につきましても、全国的な人口減少社会を迎えまして、本町でも急激な少子高齢化に直面しておりますことから、子育て支援という観点から、全国に先駆けて中学卒業までの児童・生徒の医療費の無料化を初め、中学生全学年のインフルエンザの予防接種の無料化も実施しております。また、乳幼児のチャイルドシートの助成など、町独自の施策に積極的に取り組んでまいりました。さらなる少子化対策を検討し、今年度策定を予定しております次世代育成支援行動計画に盛り込んでまいりたいと考えております。
  また、高齢者対策といたしましても、これまで積極的に支援を行ってまいりました。介護認定は受けたものの法に基づくサービスを受けていない方々、この方々に対する町独自の在宅介護支援手当の支給を初め、医療給付費の急激な増加による国民健康保険税の引き上げを抑制するために、平成20年度におきましては一般会計から1億円を超える額の繰り入れを行うなど方策を講じてまいりました。
  さらに、水道料金の引き上げを抑えるという意味から、これも一般会計から同じく1億円を水道事業会計に繰り入れを行っております。
  また、町には活性化が極めて重要であります。私は、町の活性化を図るために、町の面積の7割が森林という特性を生かし、間伐材の利用促進や広葉樹の活用を図り、ナメコや原木キノコを町の特産品として推奨し、産地化を目指したいということでホダ場の設置を行ったところであります。去る9月6日の読売新聞の朝刊の埼玉版に、ときがわ町のNPO法人「山のめぐみ」が、マイタケ完熟ホダ木の商品化に成功したとの記事が大きく取り上げられました。今後とも産地化に向けて積極的に施策を進めてまいりたいと考えております。
  また、ときがわ町の活性化、少子化対策として、観光の振興も極めて重要であります。
  四季彩館、くぬぎむら、ふれあいの里たまがわ、市民農園等観光・交流施設の整備などの結果、毎年のように入り込み客が増加しておりまして、平成18年度は67万人の入り込みのお客様がありました。平成19年度は79万人、平成20年度は84万人と着実に入り込み客がふえております。避けて通れない少子化、人口減少に対応するためには、さらなる観光の振興が不可欠であります。今年度は、今後のときがわ町の観光の方向性を定め、行政、観光協会、町内企業や団体及び町民の協働により、どのような戦略で観光振興に取り組んでいくかという観光ビジョンともいうべき観光振興計画の策定に取り組むこととしております。
  さらに、中小企業振興対策といたしまして、地元町産材による住宅リフォーム制度助成金も創設いたしました。
  また、学校教育の充実という観点から、各学校の耐震補強及び大規模改造工事等を計画的に行うこととし、これまで、平成18年度には玉川小学校及び都幾川中学校を、平成19年度には玉川中学校を、平成20年度には明覚小学校を実施し、平成21年度は都幾川中学校の特別教室棟の耐震・大規模改造工事と都幾川中学校校舎の内装木質化を実施いたしました。この内装木質化につきましては、9月4日のとことん訪問ということで、埼玉県の上田知事が視察に訪れました。上田知事もこの内装木質化につきましては非常に感激をしておりまして、早速帰ったら教育長に連絡をして、県の教育長にもこの都幾川中学校を見に来るように指示を出すという話で、次の日、早速、県のほうから教育長が視察に来るというお話もありましたので、皆さんにご報告を申し上げたいと思います。引き続き、また平成22年度には、都幾川中学校屋内運動場の耐震補強工事の実施も予定しております。
  以上、この4年間の新町ときがわ町のまちづくりへの取り組みの一端を申し上げましたが、議員各位を初め各種団体、町民の方々のご支援、またご協力によりまして、予想以上に新生ときがわ町の礎づくりができたことと考えております。
  私は、これまでの実績をもとに、ときがわ町のさらなる発展を確実なものにするために、 来年2月の町長選挙に立候補いたしまして、微力ではありますが、身を粉にして、「住んでよし、訪れてよし」のときがわ町を実現するために、全力で取り組んでまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。ありがとうございました。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  よろしいでしょうか。
  13番、田中議員。
○13番 田中 旭議員 ただいま次の選挙にも全力で取り組みたいというお話を聞きましたので、大変うれしく思っているところでございます。
  町長におかれましては、今の答弁書の中にもいろいろ書いてありますけれども、現在合併して3年7カ月が経過しているところに対して、これだけの今の答弁の仕事をしているということでございます。まことに頭が下がる思いでございます。この間、さまざまな問題があると思うんですけれども、町長におかれましては精力的に取り組んでいただき、まことにありがたいなと思っております。私も、合併当時の町長の仕事ぶりを目の当たりに拝見させていただきましたが、町長職は日曜、祭日もなく、非常に激務だと感じた次第でございます。これからも体には十分気をつけていただいて、町政のために頑張っていただけたらと思いますので、お願いいたしまして、質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
○市川金雄議長 大変ご苦労さまでございました。
  暫時休憩いたします。
  再開を10時45分からお願いいたします。
                                (午前10時30分)
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○市川金雄議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午前10時45分)
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          ◇ 鳥 越 準 司 議員
○市川金雄議長 続いて、一般質問を行います。
  発言順位7番、質問事項1、町道に名称をつける考えは。質問事項2、不耕作農地への対策を。通告者5番、鳥越議員。
○5番 鳥越準司議員 5番、鳥越準司でございます。議長のお許しをいただきましたので、一般質問を2つさせていただきます。今回の一般質問は、要望も含めてご提案なんですけれ ども、なるべく町にお金の負担のないような形のご提案をさせていただいていますので、よろしくご返答をお願いしたいと思います。
  まず最初に、町道に名称をつける考えはということで、周辺市町村、例えば鳩山なんかでも道路に名前をつけて、それの維持管理に一部のボランティアだとかが入っているというふうに動きもしております。小川なんかでもあることは聞いておりますけれども、道路に名前をつけ、それに看板をつけて案内を示すとともに、地域住民に対して愛着なり、案内の便利さ、その辺を図っているというふうにお聞きをしております。当ときがわ町でも町道に適当な愛称を募集するなどを考えて、同時に清掃等の管理ボランティア制度をつくるなど、町民に道路への配慮を促進していただくなどの施策を行ってはいかがかと思いますので、町のお考えをお伺いしたいと思います。
○市川金雄議長 答弁願います。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、鳥越議員の町道に名称をつける考えはというご質問にお答えいたします。
  鳥越議員のご指摘のとおり、ときがわ町の道路に愛称をつけるということは、道路に対する住民の関心を高めて、さらに親しみを深めていくために道路の愛称は必要であると考えております。
  また、道路の愛称につきましては、どのような方法で愛称を決定するのか、さらにその決定方法を広く町民に公表することが必要であると考えております。
  そのためには、まず道路の愛称について、対象とする道路、公募方法、愛称の選考基準、愛称選考委員会などを今後幅広く検討してまいりたいと考えております。
  次に、道路清掃等の管理ボランティア制度につきましては、現在県道について、快適で美しい道路環境づくりを進める取り組みといたしまして、彩の国ロードサポート制度の認定を受けた町内の2つの団体が清掃美化活動を行っております。
  また、町のコミュニティー協議会補助金交付要綱に基づく道路清掃やまちづくり活動支援事業補助金交付要綱に基づく生活環境の清掃などがありますので、これらの事業を考慮するなどして、鳥越議員ご提案の道路清掃等の管理ボランティア制度について、今後幅広く検討してまいりたいと考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  よろしいでしょうか。
  5番、鳥越議員。
○5番 鳥越準司議員 今のお返事、非常に前向きなお返事をいただきまして、大変ありがとうございます。こういったことが町の発展の一助になるというふうに考えておりますので、この中にありますような募集方法、または愛称の選考基準、愛称の選考委員会などを広くこれ町民に知らせていただいて、どのようにやっていくかということを今後考えていっていただきたいと。できるだけ早くやっていただければというふうに考えておりますので、あえて追加質問はいたしません。これで終わります。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  続いて、質問事項2、不耕作農地への対策を、5番、鳥越議員。
○5番 鳥越準司議員 続きまして、不耕作農地への対策をという質問事項で質問をさせていただきます。
  ここでいう不耕作農地は、耕作放棄地その他を含めて全く耕作されていないというものが、町内にも農地が目立っておりますので、質問をさせていただきました。
  町内では、いわゆるこういった農地が目立つ半面、今回開かれました市民農園の利用、当初は心配されたんですが、マスコミに紹介された途端、全区画の契約がなされたと聞いております。さきの6月定例会の町長の当初の諸報告、あいさつの中では、「新設された市民農園につきましては4月から募集活動が始まり、当初受付件数が伸びなかったものの、5月10日の新聞に掲載されたこともあり町内各地から応募が殺到し、77区画が全部埋まり、キャンセル待ちも5月末において20名を超える状態になっている」というふうに書いております。いかにマスコミの宣伝なりそういったものが大切であるかというものも一端としてうかがえますけれども、それはそれとしまして、高齢化のため、いわゆる農業後継者がおらず、耕作を断念せざるを得ない農業者が多くなっておると耳にいたします。
  そこで、町でも農地の耕作放棄地にならないような対策を考慮すべきだというふうに考えております。さきに述べましたように、市民農園の応募者の様子を見ても、余暇として耕作を希望する人たちの多さを考え、市民農園等を使った、市民農園に限らず建具会館とか、例えば庁舎の中においても、広報の提供場所といたしまして町内各地の耕作地の情報の収集や耕作者の募集を図り、そのあっせんを行う窓口等を設ければ、農地の活性化につなげていけるものと考えております。この農地というのは、農地法の制約、その他がいろいろございますと思われますけれども、町として何らかの施策はできないものかということで、農業不耕作地へのこれからの取り組みも含めお伺いいたします。
○市川金雄議長 答弁願います。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、鳥越議員の2番目の不耕作地への対策ということでお答えいたします。
  現在農業を取り巻く現状は、農業従事者の減少、高齢化による地域農業の担い手不足や農業生産性の悪化等に伴いまして耕作放棄地が増加しております。昨年実施いたしました耕作放棄地全体調査では、町内全体の農地面積が540ヘクタールありますけれども、このうちの耕作放棄地の面積が173ヘクタールで、農地全体の32%となっております。耕作放棄地の内訳は、107ヘクタールは草刈り等の保全管理を行っているものでありますけれども、66ヘクタールが全く管理をされていないという農地になっております。
  このような状況の中で、町では耕作放棄地の解消に向けた取り組みといたしまして、町農業委員会、農業協同組合等が中心になりまして、ときがわ町地域耕作放棄地対策協議会を平成21年7月に設立いたしました。この協議会は、地域における耕作放棄地の再生利用に資することを目的といたしまして、耕作放棄地解消計画の策定や再生利用等に関する事業を実施するものであります。協議会が事業を進める上には、農地利用に関するさまざまな情報が必要となります。市民農園等を活用した農地の需要情報を収集するのも1つの方法と思います。また、町内各地の地主さんからの耕作地の提供情報についても、市民農園を利用しての広報提供もまた考えられます。これらの利用について、今後、地域耕作放棄地対策協議会を中心に検討をお願いしたいと考えております。
  このほかにも町では、就農対策といたしまして、専業農家、兼業農家及び離農者など、非農家を含めた話し合いに基づく農地の利用調整によって、認定農業者など、地域の担い手であります中核的農家への農地利用集積を推進いたしまして、地域農業の集団化、農業生産組織の安定化、地力の維持増進の強化を進めてまいりたいと考えております。
  新規就農者に対しましては、農業に興味のある若年層の就農を促すために、県、また県農林公社、そして農協等と連携を強化いたしまして、国、県の助成制度を活用するとともに、農地や空き地を借り入れやすいシステムづくりを進めるなど、受け入れ態勢の整備を図りたいと考えております。
  なお、農業、農村を愛する人づくりを進めるために、地元食材での給食の推進や、子供、保護者、地域を含め食育食農教育の推進を図ってまいりたいと考えております。
  さらに、地域の実情を踏まえた遊休農地の解消に向けて、遊休農地の実態把握や再活用に 適した作物の選定や販路確保などの調査を行うことにより、耕作放棄地解消に向けた取り組みを今後も進めてまいりたいと考えております。よろしくお願いします。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  よろしいでしょうか。
  5番、鳥越議員。
○5番 鳥越準司議員 これも前向きなお返事をいただきまして大変ありがたいんですが、この中で幾つか質問をさせていただきます。
  ここに、昨年実施いたしました耕作放棄地全体調査では、町内全体の農地面積が540ヘクタールあるというふうに書いてありますが、これはあれですか、いわゆるポケットデータなんかにはどこか出ていますか、それともこれから出すべきものなのか。それと同時に、農家の戸数ですね。ポケットデータでは499戸ですか、農業人口で667あるんですが、この中で、農業者の年齢が、各層があると思うんですが、どのような、例えば10歳単位ぐらいでいいんですが、それがわかればお知らせいただきたいと思います。
○市川金雄議長 答弁願います。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 それではお答えさせていただきます。
  今回の耕作放棄地の全体調査につきましては、昨年の8月から12月までに実施させていただきました。この中で、町内農地の農地面積ということで540ヘクタールとなってございます。このうち、耕作面積でございますけれども、367ヘクタールということでございます。先ほどご答弁申し上げましたけれども、このうち、耕作放棄地の面積については173ヘクタールということになってございます。
  それから次に、農家戸数でございますが、こちらにつきましては2005年の農林業センサスの数字で申し上げさせていただきます。まず、こちらにつきましては自給的農家が349戸、この自給的農家というのは、耕地面積が30ヘクタール未満、かつ農産物の販売金額が50万円未満の農家でございます。こちらが349戸。それから、販売農家というのがございます。こちらが154戸で、この販売農家につきましては経営耕地面積が30ヘクタール以上、または農産物の販売金額が50万円以上の農家ということでございます。この販売農家の中には、専業農家、それから兼業農家が含まれてございます。全体で農家数として503戸ということでございます。
  それから、農業者の年齢の関係でございますが、こちらについては県全体的にも非常に高 齢化も進んでおりまして、県全体の数字でよろしいでしょうか。
○5番 鳥越準司議員 はい。
○山崎政明産業観光課長 まず、この2005年の県全体の高齢化の状況でございますが、販売農家数が全体で23万429人おります。このうち、60歳から64歳までの人口が1万4,236人、65歳以上が7万243人ということで、この販売農家人口の中でも30.5%を占めております。また、2005年の5年前に比較いたしますと、5年前の数字が、先ほど申し上げました65歳以上が23.5%でしたので、この2005年、5年後については30.5%ということで、かなり高齢化が進展しているということでございます。
  以上でございます。
○市川金雄議長 5番、鳥越議員。
○5番 鳥越準司議員 高齢化が非常に進んでいるということ、多分ときがわ町ではもっと顕著に出ているんじゃないかと。ここで今私が質問させていただきましたきっかけは、ある元農業者、現在は年をおとりになってなかなか耕作ができないと。自分の畑は比較的広い部分があるのと同時に、隣近所でも同じような状況なもんだから、もう荒れ畑になっているということで、何とかだれかやってくれるかどうかとかそういうお話があったもんですから、質問させていただきました。こういうことについて町でも、さっき言いましたように、データ収集を行い、比較的町外の方ができれば市民農園から外れた人も借りて、少しでも自分の楽しみ、どっちかというと余暇的な農業に携わる傾向は多分あると思うんですが、そういう人たちにも多少なりともご提供できて、なおかつときがわ町にも入ってもらい活性化につながるんじゃないかというふうなことで、少し町でもお骨折りをいただいて、そういったことのあっせんができることがあるのではないかというふうに考えております。ですから、そういったことで市民農園が、また建具会館、または本庁舎、またはふれあいの里たまがわなりを利用して、そういった形ができるものかどうかお伺いしたいと思います。
○市川金雄議長 答弁願います。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 お答え申し上げます。
  この耕作放棄地の再利用というふうなことで、先ほど町長のご答弁でも申し上げましたけれども、やはり今後7月に設立いたしました対策協議会の中で、こういった情報のシステム化も検討してまいりたいというふうに考えております。
  その中で、やはり農地の貸し借り情報、それから、それと含めてこういった空き家情報で すね、こういったものも登録制度等も検討する中でシステム化が構築できればというふうに考えております。またなお、そういった情報も、県内でも深谷市等についてはインターネット等で地主さんと協議をしてこの農地を貸せる、または売買できる、そういった情報も既に提供を県内でもしている市町村もございます。やはり、先ほど鳥越議員のほうから市民農園を借りている方の情報等々のお話もございましたけれども、既に市民農園を借りている方についても、もう少し広く借りたいというふうなことを相談されている方もおりますし、また新しい新規作物等にも取り組んでいきたいというふうなお話もいただいております。今後そういったいろんな情報を総合的に検討いたしまして、こういったシステムの構築、情報提供を行っていきたいというふうに考えております。
  以上でございます。
○市川金雄議長 5番、鳥越議員。
○5番 鳥越準司議員 これから、いわゆるときがわ町地域耕作放棄地対策協議会、7月に立ち上げたばっかりなので、これからどんどんそういったことを活動していただけるんだと思うんですが、追加の質問なんですが、まずさっきちょっと市民農園のことが上がりましたけれども、5月のときには市民農園のキャンセル待ちが20名だということをお聞きしましたんですが、それから何カ月かたちまして、キャンセル待ちがふえているのかどうか、それと、問い合わせ等がどのくらいの件数であったのか、その辺をお知らせいただきたいと思います。
○市川金雄議長 答弁願います。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 現在の市民農園の状況でございますが、77区画で現在66名の方が耕作をしております。その中で、キャンセル待ちの方が現在25名おります。新たな問い合わせ等についても何件かございました。今、キャンセル待ちの状況もこういう状況、25名の方がいますということも、問い合わせをいただいた方には情報提供してやっております。
  以上でございます。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  鳥越議員。
○5番 鳥越準司議員 キャンセル待ちも、5月の時点よりは若干ふえてきているということがございます。こういったキャンセル待ち、市民農園のキャンセル待ちも、あれは5年でしたか契約は、3年でしたか、ちょっと、それはいいんですが、ちょっと長期の間待ちになってしまうおそれがありますので、できれば早目に少し手を打って、ほかにお借りする、いわ ゆるあっせんをできて、そういったものを転用というのはおかしいですけれども、できるようなものを早く見つけていただきたいと思います。
  なお、ときがわ町地域耕作放棄地対策協議会というものが7月にできたばかりだけれども、これはどのくらいの期間をめどに答申なり結果を出せるようなお考えでやっているものなのか、お聞かせいただきたいと思います。
○市川金雄議長 答弁願います。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 この耕作放棄地対策協議会でございますが、まずこの耕作放棄地の解消というものは、今、国全体で課題として取り組んでおります。これはときがわ町だけではなくて国全体で耕作放棄地が増加しているということで、国の施策としてこの解消に向けて取り組んでいるところでございます。
  計画でございますが、基本的には5年間の計画でございまして、計画の策定、それから解消の実施ということで、国のガイドラインに示されているのはこの5年間で解消を実施するということで、非常にこれについても、5年間というのも課題が残るところはありますけれども、現在、そういったことで5年間の計画で進めるということでございます。
  以上でございます。
○市川金雄議長 5番、鳥越議員。
○5番 鳥越準司議員 5年間、比較的長いんじゃないかというふうに、これ私は思いますけれども、いいものができればそれにこしたことはございません。この辺も含めて、ときがわ町からなるべく耕作放棄地、いわゆる不耕作地、不耕作地というのは雑草がぼうぼうになりまして、周りでちゃんと耕作されている農業の方にも比較的迷惑になるんじゃないかというふうには聞いておりますので、できるだけなるべくそういったものがなくせる方策を町でも考えていただきまして、よろしくお願いしたいと思います。
  簡単な質問になりましたけれども、きょうの一般質問を終わらせていただきます。
  以上でございます。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
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          ◇ 伊 得 一 夫 議員
○市川金雄議長 続いて、一般質問をお願いいたしたいと思います。
  通告順位8番、質問事項1、インフラ整備について。通告者9番、伊得議員。
○9番 伊得一夫議員 9番、伊得一夫でございます。議長より発言の許可をいただきましたので、通告書により一般質問をさせていただきます。
  きょうは、ときがわ町議会始まって以来かと思うほど傍聴人の方がおいでいただきまして、元気よく質問させていただきますので、よろしくお願いいたします。
  インフラ整備ということでお伺いします。
  町は、住民の利便と観光客を迎える目的で多くのインフラ整備を行っているが、何点かお伺いします。
  1点目に、県道大野東松山線、西平交差点信号横の滝の鼻橋上流のカーブの河川改修と道路幅員改良の推進はどうなっているのかお伺いします。
  2点目に、信号機に名前をつけたらどうか。町内に信号機が押しボタンを含めて25カ所あるが、案内に有効だと思うが、いかがでしょうか。ただ、この25カ所と通告したのは、今度四季彩館の入り口のところに新設されたので、26カ所だと思うんですけれども、いかがでしょうか。
  3点目に、慈光山歴史公苑整備事業は終了したのか。慈光寺の焼失した釈迦堂下のカーブは危険である。今後、整備をする考えはあるのかお尋ねします。
  4点目に、玉川の川の広場の整備工事を21年度予算に計上したが、その後の進展はどうなっているのかお伺いします。よろしくお願いします。
○市川金雄議長 答弁願います。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、伊得議員のインフラ整備についてのご質問にお答えいたします。
  まず最初に、第1点目の大字西平地内にある県道大野東松山線・西平交差点西側の河川改修と道路改良についてでありますけれども、この西平交差点西側にあります1級河川都幾川の改修につきましては、県に確認をいたしましたところ、河川改修計画はないということであります。
  次に、この西平交差点西側にある一般県道大野東松山線の道路改良につきましては、旧都幾川村時代、当時平成4年度に延長120メートルの区間について必要な測量、設計を行いまして事業推進を図っていたということでありますが、さまざまな課題があり、ずっと休止ということになっております。そのために、平成19年に県と町で協議をいたしまして、再度事業推進に取り組みました。しかし、さまざまな課題がありまして、厳しい状況となっております。
  なお、今後もこの事業につきまして取り組む必要があると思っておりますので、ご理解をいただきたいと思います。
  第2点目の信号機に名前をつけたらどうかということでありますけれども、信号機の名称表示につきましては、通常地点名標識というもので示されております。道路管理者が信号機の設置者であります警察と協議し、つけられているものであります。県道につきましては埼玉県、町道につきましてはときがわ町が設置いたしまして、その後の維持管理等を行います。
  ご指摘の町内にある信号機でありますけれども、現在時差式の定周期式と言われているものが16カ所、押しボタン式が11カ所あります。そのうち地点名標識のある信号機は定周期式のみで、9カ所に設置されております。主要地方県道が交差する地点におきましては、すべて地点名標識が設置されておりまして、町道との交差する地点では、西平の宿、それと玉川工業団地入り口、この2カ所に表示されております。
  伊得議員ご指摘のとおり、観光客に対する観光施設などの案内、位置の確認、あるいは緊急車両の救急車や消防車の誘導などの大きな目標物として活用できるものと考えております。
  押しボタン式につきましても、現在は設置されている例もありまして、警察との協議の中で条件に適合すれば可能だということであります。
  今後の設置につきましては、地域の振興や安全の確保等を目的といたしまして、設置の必要性などを検討いたしまして、県、また警察に対しまして要望を行って、また協議を行ってまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
  それから、第3点目の慈光山歴史公苑整備事業についてと慈光寺・釈迦堂付近の道路整備の考えはあるかということでありますが、まず最初に、慈光山歴史公苑整備事業につきましては、この事業の骨格となっております慈光山歴史公苑整備計画を、これも平成2年度から平成3年度におきまして、旧都幾川村民の代表者が集まりましてさまざまな意見や要望を踏まえ、整備計画についての基本構想を策定いたしまして、この計画に基づき旧都幾川村が事業主体となりまして事業を行ってまいりました。その後、平成19年2月に慈光山歴史公苑整備計画に基づく整備状況や今後の対応について、新町として具体的な協議を行いました。
  その結果、慈光山歴史公苑整備計画の中で位置づけております5つの拠点整備事業につきましては、おおむね完了しております。さらに、平成17年に合併協議会で作成いたしました新町建設計画の基本方針などを含め幅広く検討した結果、慈光山歴史公苑整備事業につきましては、事業完了ということで判断をしたところであります。
  なお、この事業区域は、第1次ときがわ町総合振興計画基本構想の土地利用構想の中でレ クリエーション緑地となっておりますので、慈光山歴史公苑整備計画の基本方針は継承いたしまして、今後も慈光寺周辺の歴史的な環境を保全してまいりたいと考えております。
  次に、慈光寺・釈迦堂付近の道路整備についてでありますけれども、この道路は、森林管理道都幾山線として森林管理を目的に開設されました。今では、地域住民の生活道、あるいは町内外からの観光を目的に多くの人たちも利用する道路となっております。
  路線全体の幅員は平均で4.0メートルでありますが、この箇所のカーブは急でありまして、沢が横断しているために小さいカーブの連続となっております。特に、大型車の通行には大変支障を来すという状況になっております。また、この路線は町営バスの路線でもあり、慈光寺へは自家用車や観光バスでの通行も多く、奥には霊山院もありまして、一層の安全対策が必要と考えております。
  そこで、この箇所の局部、それぞれの局部の改修をすることで急なカーブを緩和いたしまして交通の安全を図ってまいりたいと考えております。ところどころ蛇がこうカエルをのんだような形の、車が交差できるような、そういう改良を行ってまいりたいと考えております。今後、また詳細な測量等を行いまして、関係する機関、地主さん等と工法及び用地等の協議を行いまして、協議が調った後、この箇所の部分改良を実施してまいりたいと考えております。
  また、町といたしましては、本来の森林管理道としての機能の維持管理とともに、また生活道路や観光用としての多くの人が利用する本路線の安全確保を図ってまいりたいと考えております。
  それから、第4点目の川の広場整備事業の今後の進展についてでありますけれども、この事業につきましては、埼玉県の地域づくり提案事業の採択を受けて行うことになりました。この採択を今度受けましたので、この事業の補助対象事業費、これが2,764万9,000円でありますけれども、このうちの約2分の1の1,300万円が補助金として町に交付されます。また、この事業を実施するに当たり、現在、関係法令に基づくさまざまな手続を行っておりますので、本年の10月までには工事発注をしてまいりたいと考えております。ということで、補助金のほうが1,300万円、半分つくということになりましたので、本年度10月までには工事発注をしたいということでありますので、ご理解をいただきたいと思います。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  よろしいでしょうか。
  再質疑について、1点ずつ行きましょう。お願いします。
  9番、伊得議員。
○9番 伊得一夫議員 それでは、1点目の答弁で、県道大野東松山線、西平交差点の信号機の横の滝の鼻橋の上流のカーブの改修工事は、県としては行わない、凍結しているというご返答ですけれども、その河川改修をしなければ、反ったカーブがもう広がらないというようなことになってしまうので、何としてでもその河川改修を県で行ってもらえるような方法はないのか、1点目としてお伺いします。
○市川金雄議長 答弁願います。
  桑原建設課長。
○桑原和一建設課長 お答えをいたします。
  まず、この道路改良と河川改修につきましては、先ほど議員さんがおっしゃったとおり関連がございます。先ほど答弁をさせていただきました、新しく町になりまして交渉を行いました。交渉を行った結果、具体的にはちょっと申し上げられませんけれども、その河川改修と道路改良を含めた中で交渉は行っておりますので、河川改修のみを行わなくても、2つの事業を一緒にやって交渉を行っているという状況でございますので、ご理解をいただければと思います。
○市川金雄議長 伊得議員。
○9番 伊得一夫議員 今、課長からのご答弁で、両方を合わせた要望を行っているということなんですが、私もこの改良工事についてはなかなか地権者等の関係もありまして難しいというお話は伺っております。しかしながら、今現在、ただその河川改修のほうは行えなくても、今の道路幅員のところに、今U字溝の上に残土、草が生えていて幅員が狭くなってしまっているんですね。その手前にガードレールが4メートルぐらいあります。そのガードレールは1メートルぐらいは引っ込められる、セットバックできると私は考えているんですけれども、そのU字溝のふたの上の残土回収と、そのガードレールのセットバックはできないものなんでしょうか、お伺いします。
○市川金雄議長 答弁願います。
  桑原建設課長。
○桑原和一建設課長 お答えいたします。
  そのガードレールの移設と土砂の撤去で仮に広くなるということになるかもしれませんけれども、逆に今度はそれをしたことにより、あそこにつきましては議員さんもよく承知はしているかと思いますけれども、10メートルの幅員から約5.5メートルの幅員に減少しており ますので、逆にそれらがあって安全確保が図れるという面もあるかと思います。ですから、今ご提案いただいたことにつきましては、現地確認等をした中で対応してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いします。
○市川金雄議長 9番、伊得議員。
○9番 伊得一夫議員 ですから、私も先日町営バスの運転手さんに、私は町の議員の伊得一夫ですけれども、ちょっとお伺いしていいですかということで聞いたんですよ。そうしたら、やはり、町内の路線バスの運行している箇所で最もあそこが危険だというお話を伺いました。大型バスですから、あの幅員の中央線から、どうしてもあのカーブを曲がるのにバスはセンターラインをオーバーしなければ回り切れない。回り切ったところにまた左側に梅の木がある。サイドミラーに当たってしまう。どうしてもあそこはうまくいかない。ただ、県のほうの計画はないということで要望を町でもしているかもしれませんけれども、いろんな関係でできないとも思うんですけれども、それだったら、その手前の山を削ったらいかがでしょうか。お願いします。
○市川金雄議長 答弁願います。
  桑原建設課長。
○桑原和一建設課長 お答えいたします。
  山を削るというのは、今の現道ではなくて、山側へバイパス的に新しく道路を設けるということでしょうか、確認ですけれども。
○市川金雄議長 伊得議員。
○9番 伊得一夫議員 私が言っているのは、そのカーブだけを広げるために、カーブへ入る手前の山を削ったらどうでしょうか。そうすればカーブも緩やかにあそこがなるんじゃないかなと思って、そっちの山主の方のご意向を聞いて、それでもいいよと言うんであれば、県道ですから県に言わなければだめだと思うんですけれども、県道を町で整備することはできないと思いますけれども、そういった要望は県のほうにお伺いできるかどうか、お願いします。
○市川金雄議長 桑原建設課長。
○桑原和一建設課長 お答えいたします。
  先ほど申し上げましたが、平成19年に県と十分協議をし、直接私が行って交渉を行いました。交渉する中で、さまざまなご指摘、あるいは課題というかその辺を聞いて、それも踏まえた中で県と協議をいたしました。なかなか非常に難しい問題が何点かございます。それら については今現在も県とは、調整はしている状況です。状況的にはそういう形をやっておりますけれども、先ほど山のほうにやることが、ということはその部分についての改修が逆にできなくなるという要素もございますので、ご提案いただいたことにつきましては、現在協議を行っておりますので、その協議の中で含めて検討できればと考えております。よろしくお願いします。
○市川金雄議長 伊得議員。
○9番 伊得一夫議員 どうもご苦労さまでございます。なかなかもう難しいところなんですよ。難しいからといって手をつけていかないというのは、町の交通の安全面から見て適当ではないと思っておりますので、これからも建設課長さんにはご努力をお願いして、1点目を終了します。
  次に、2点目なんですけれども、信号機に名前をつけたらどうでしょうか。町内に信号機が押しボタンを含めて26カ所ありますけれども、案内に有効だと思いますが、これのご答弁をいただきましたけれども、信号機があるのは26カ所で、名前がついているのは嵐山町方面から玉川工業団地入り口、玉川高校入り口、新玉川橋、一ト市、五明、明覚駅入り口、田中、西平、宿で9カ所だと思うんですけれども、信号機に名前のないところは、嵐山方面から和田の小野田材木店のところ、荒井屋酒店のところ、コワセ設計のところ、日影、高山左官のところ、前澤屋のところ、金井食品のところ、番匠・岩渕神社の前、馬場、明覚小学校前、瀬戸、満腹食堂の前、木のむら物産館のところ、第二庁舎入り口のところ、本田橋、四季彩館入り口、萩ヶ丘小学校、以上17だと思うんですけれども、これについては回答で、つけられないことはないと思うんですけれども、県の表示だとだめだと思うんですけれども、町では表示をここにはできないもんでしょうか。お願いします。
○市川金雄議長 答弁願います。
  野原総務課長。
○野原泰子総務課長 伊得議員のご質問にお答えをいたします。
  まず最初に、現在設置してある信号機は27カ所でございます。
  そして、地点名標識の設置でございますが、町道におかれましても、もちろん松山の県土整備事務所と協議しながら許可を得たものに設置をするということになっております。もちろん県土整備事務所におかれましては、要望に対する基準とか設置に対する基準も明文化はされておりませんが、安全性を考慮した中で優先順位を決定して設置をしていただくということでございますので、期間的にはかなり今までのケースにつきましてもかかってございま す。
  以上です。
○市川金雄議長 9番、伊得議員。
○9番 伊得一夫議員 総務課長さんね、私は町自身でできないかという質問なんですから、そこのところをお願いします。
○市川金雄議長 野原総務課長。
○野原泰子総務課長 町自身で、町道であれば町自身ということにはなりますけれども、一応信号機の設置でございますので、県土の整備事務所あるいは、もちろん公安委員会、警察の中に公安委員会がございます、公安委員会には必ず協議をさせていただいた中で決定をしていただくということになっております。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  9番、伊得議員。
○9番 伊得一夫議員 課長のご答弁で、法律がかなり厳しくて勝手につけるわけにはいかない。許可をもらわなくてはいけない。しかしながら、私とすれば、今度何カ所かに案内板を設置しましたけれども、それも有効ですよ。しかしながら、観光客、用のある人を案内するには、信号機のあの名前のところを右折とか左折とか、そういったほうが早いんじゃないかなと思うんですが。自分が説明するにもそのほうがいいと思うんですよ。今は車社会で、案内といってもカーナビがありますから余り関係ないと思いますけれども、そんなことはないと思います。つけることによって幾らかでも観光客、来客者に案内は、その信号機に名前をつけることで緩和されるんじゃないかなと思っていたんですけれども、総務課長の答弁でなかなか県土整備事務所、警察、公安委員会のほうのこともありますので、順次進めていくという答弁でございますので、それで結構だと思います。
  次に、3点目でございます。
  慈光山歴史公苑整備事業はもう終了したと。しかしながら、ここは観光地であるので、緑化に対しては取り組んでいくという答弁ですけれども、私が言っているのは、町長も蛇がカエルをのんだような道路になってしまうのかもしれないんですけれども、それよりもいいと思いますが、今度青石塔婆からその地点までは舗装をやりかえてもらって物すごくよくなりました。しかしながら、車がすれ違うことができません。そのカーブでは、私が覚えているのは、もうかなり前なんですけれども、大型観光バスが宙づりになってしまって、危なく転落するところでございました。そのところでありますので、改修はそこだけでもできないか ということでお伺いしたところ、随時、全部の幅員を広げるというわけにはいかないけれども、そういった危ない箇所は整備されていくというお話をいただきましたので、じゃ、その計画をいつ、今年度の補正予算か来年度に盛り込むとか、そういった具体的なことをお願いしたいと思います。
○市川金雄議長 答弁願います。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 お答え申し上げます。
  ご指摘の箇所につきましては、先ほどご答弁申し上げましたけれども、森林管理道都幾山線ということの路線になってございます。この局部改良の計画でございますが、答弁の中でも申し上げましたけれども、今後ここについては、国有林あるいは慈光寺等々の地権者となってございます。今年度からこの関係機関と協議を開始したいというふうに考えております。また、その協議に伴いまして、今後、測量、設計、それからまた一部用地買収というふうなことも伴ってくるかと思いますが、これについては22年度から実施してまいりたいというふうに考えてございます。
  以上でございます。
○市川金雄議長 9番、伊得議員。
○9番 伊得一夫議員 産業観光課長は、今、私の言っていることとちょっと違った答弁だったと思うんですけれども、全面的にと私は言っているんじゃないんですよ。局部的でいいんですよ。森林管理道ですから町道じゃないんでしょう。そこのところをお願いします。
○市川金雄議長 答弁願います。
  山崎課長。
○山崎政明産業観光課長 お答え申し上げます。
  私がただいま答弁申し上げたのは、全面的ではなくて、この箇所の局部改良の計画ということでご答弁申し上げさせていただきましたので、ご理解いただきたいと思います。よろしくお願いします。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  9番、伊得議員。
○9番 伊得一夫議員 私が理解できなかったようなんで、申しわけございませんでした。早目の改良ということで、予算計上もされなくてはなりませんので、調査だけでも早くお願いしたいと思います。
  以上で3点目を終了します。
  4番目ですけれども、川の広場の整備工事を21年度に計上して行うということになっていますけれども、答弁のほうで、この事業は補助対象事業になるということで2,764万9,000円、うち2分の1、1,300万、これが県からくるということでいろんな手続を行っていますけれども、ことしの10月から工事を着工するというお返事ですけれども、完成をいつに見ているんですか、よろしくお願いします。
○市川金雄議長 答弁願います。
  桑原建設課長。
○桑原和一建設課長 お答えいたします。
  事業完了につきましては、平成22年3月の完成を予定しております。
○市川金雄議長 9番、伊得議員。
○9番 伊得一夫議員 確認ですけれども、22年の3月ですか。そうすると、21年度事業で行えるという解釈でよろしいですか。
○市川金雄議長 答弁願います。
  桑原建設課長。
○桑原和一建設課長 平成21年度事業ですべての事業を完了するということでございます。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  9番、伊得議員。
○9番 伊得一夫議員 もう待っている人もいると思うんですけれども、どうぞ早く仕上げて、これ町の観光事業に最も適当だと私は思っております。今、嵐山町に嵐山渓谷、千手堂橋の上流部に相当のお客さんが来ます。そのお客さんを引き上げるためには有効だと思います、あの整備をすることによって。それをまた川の広場まで来たら、また上流部へどんどんどんどん、三波渓谷まで行ってしまう。もっと上ミまでどんどん上げていく、お客さんを。そうすれば、町に入り込み客が相当入ってくると思います。
  町は、緑と清流が売り物です。キャンプ場の関係の人もおりますけれども、緑だけじゃだめなんですね。やっぱり遊び場、緑と川がセットにならないと。ですから、ほかの町、市が山のほうに建設しましたけれども、停滞してしまっております。川と緑をセットした木のむらキャンプ場なんかは相当入り込み客を収容しているので、最高だと思うんですけれども、玉川川の広場、これを早急に、もうことしは呼ぶわけにはいかないと思うんですけれども、3月いっぱいで完成させるという建設課長のお話でございますので、来年度に向けてその後 の事業計画をどう持っているかお尋ねします。
○市川金雄議長 答弁願います。
  桑原建設課長。
○桑原和一建設課長 お答えさせていただきますけれども、川の広場自体の今後の事業計画ということでよろしいんでしょうか。
○市川金雄議長 伊得議員。
○9番 伊得一夫議員 今年度予算で完成するわけですから、その後の事業計画というか、お客様を収容するに当たってどういった方法等があるかどうか。ただ道をつくりました、トイレをつくりました、何か事業計画がなければ、お客さんは多分来ないと思うんですけれども、いかがでしょうか。
○市川金雄議長 桑原建設課長。
○桑原和一建設課長 お答えいたします。
  川の広場につきましては、今現在県の事業で立ち木、シンボル的な立ち木の植栽という事業がございまして、それについて今現在県と調整をしている事業が1つございます。それともう1つは、川の広場の下流に1級河川都幾川と雀川が合流しております。合流しているところがあります。そこから上流に向かいまして、農協さんのわきに玉川橋という橋がございます。その区間約800メートルの区間がございますけれども、その800メートルの区間につきまして水辺再生100プランの関係で、町内の2団体の皆様が県の川の再生100プランのほうに公募いたしました。この公募した結果につきましては、今年度中には、要は公募をし、選定されるかどうかの決定がなされるかと思いますけれども、今の段階ですと今後の事業というか計画というか、その2つのものがある予定というか、そんな形にはなっております。
  以上です。
○市川金雄議長 よろしいですか。
  9番、伊得議員。
○9番 伊得一夫議員 今、課長のお話で水辺再生事業、これを800メートル、多分玉中の裏側まで、玉川橋の堰堤のところまでが区間だと思うんですけれども、その県との交渉で2点について計画があるということなんで、つくっても、ああつくっただけじゃないなというのは承知しました。どうぞ早目の計画をして、あそこを一大産業の場所に早く取り組んでいただきたいと要望しまして、私の一般質問を終了させていただきます。ありがとうございました。
○市川金雄議長 大変ご苦労さまでした。
  暫時休憩いたします。
  再開は午後1時からお願いいたします。
                                (午前11時50分)
─────────────────────────────────────────────────
○市川金雄議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午後 1時00分)
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          ◇ 岩 田 鑑 郎 議員
○市川金雄議長 午前中に引き続き、一般質問を行います。
  発言順位9番、質問事項1、ときがわ町高齢者福祉計画・第4期介護保険事業計画について。質問事項2、生涯学習推進計画について。通告者11番、岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 11番、岩田です。それでは、議長のお許しをいただきましたので、一般質問をさせていただきます。
  その前に、私の敬愛する作家の1人に野坂昭如という作家がおりまして、今は脳梗塞でリハビリ中でございますが、彼が若いころ座談会の中で、私は歯を磨かない。なぜなら犬は歯を磨かなくても虫歯にならないという、私はそれを信用しましてしばらく歯を磨かなかったことがあります。その影響か、最近歯が抜けてしまいまして、入れ歯がうまく合いませんで、言葉がはっきりまとまらないと思いますが、大変聞きづらいかと思いますが、ひとつお許しをいただきたいと思います。
  ほとんど最終で質問させていただきますけれども、過日、近隣の一般質問の席で傍聴をさせていただきました。それで比較しまして、この議場がこじんまりしているせいもあるかと思いますが、町長の丁寧な回答と職員各位の白熱したというか、質問の応答が、本当に議会が活性化しているなということを他の議会と比較して思いました。それは、議会運営委員の方々の努力もあろうかと思いますが。
  それでは、質問に入らせていただきます。
  自治体でつくる計画は、大体が装丁が豪華で立派な計画書ですが、この3期、4期のこの計画は、装丁も質素で大変節約しているというか、小沢課長の人柄がにじみ出ているような感じで大変私は好感を持ちます。ただ、内容はですね、体系が不十分でないというか、3期と4期は体系が全然違うんですね。ページ数を削減するためか、データが乏しいのか、私の 読解能力では大変わかりづらいというか、見づらい形になっていますので、率直な感想でございます。
  この質問ですが、6月定例議会で質問いたしましたが、不十分に終わってしまったために再度の質問になります。6月議会では、主に第3期計画の上に立って第4期の計画が立てられているか、要はPDCAを回しながら事業計画が行われているかを問うたつもりでした。第3期中に比企広域市町村圏組合の構成市町村から資料を取り寄せて第4期に生かした、あるいは高齢者生活機能調査や介護予防事業の評価に関する調査をして第4期に生かしたということで、PDCAは回したよというようなことでした。
  今回は、そうして立てられた計画が実際に実行され、高齢者保健福祉の向上や住民にとって有意な介護保険事業となりますかということの質問でございます。ときがわ町高齢者福祉計画・第4期介護保険事業計画についてということで、1番目で、第3期、第4期とも実施計画は作成されていないとのこと。これは6月議会での回答でございました。その1つの理由に、計画の中に基本方針、具体策が記述されているとのことですが、具体策について、下記の1、2、3がありますけれども、いつまでに、だれが、どのようにというのはだれが決めるのか、いつまでに決めるのかということをお聞きするわけです。
  介護予防意識の高揚、産業振興・生涯学習などの分野との連携、要介護認定調査、ケアマネジメント等の適正化、1の2として、介護保険料が県内の自治体の中で高い、県内では2番目、東松山に次いで2番目に高いということで、今後さらに介護サービスの需要が増加することが予想されている。対応策はできているんでしょうか。きのうの野原議員の質問の中で、高福祉高負担を標榜するんだというような町長からの話もありましたけれども、第3期の中で、19年3月に出されている高齢者生活機能調査結果報告書の中のアンケート、自由意見の中で4番目に多い意見として、介護保険料が高いという感想を持たれている高齢者の方がいるということでございますので、対応策はできているのかということです。
  それから、3番目に、計画作成時、担当者会議が持たれている、これは第4期の計画の最初の計画策定の基本的な考え方の中に持たれたということですが、どのような課題があり、どのような解決のための方策が検討されたかということでお聞きしたいと。
  そして4番目に、計画の策定委員の選定は適正であったのか、もちろん適正ということでお選びいただいたんでしょうが、疑問が残る点がありますので、お聞きしたいと思います。
  以上です。
○市川金雄議長 答弁願います。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、岩田議員のときがわ町の高齢者福祉計画・第4期介護保険事業計画についてということでお答えいたします。
  最初に、第4期計画についての具体策はいつまでに、だれが、どのように決めるかという質問でありますけれども、介護保険事業として介護予防事業の見込みにつきましては、第4期事業計画において、一般高齢者施策、特定高齢者施策別に具体的事業及び対象者の見込み数が記載されております。また、年度ごとの事業につきましては、地域包括支援センター運営協議会で年間計画が協議されまして決定することになっておりまして、平成21年度の事業につきましては、3月中に決定をしております。
  このほかに、第4期計画については、地域における高齢者の自主的な活動支援に着目しております。例えば、スポーツや文化活動などの生涯学習事業に高齢者が継続的に参加ができるよう支援したり、あるいは町内に多数ある農産物直売施設や観光施設への高齢者の皆様の参加促進など、生活の目標や地域社会での役割を与えたりすることにより、高齢者の生き生きと生きる力を高め、結果的に健康で暮らす期間を長くできるのではないかと考えております。特に、ときがわ町には、他の自治体に比べて町が設置いたしました直売施設や観光施設が多数あります。これらの施設の運営や販売品の生産には、既に多くの高齢者の方がかかわっておりまして、健康維持に大きく寄与しているものと考えております。高齢者の地域における活動量を高め介護を予防するためには、福祉課と地域包括支援センターだけの取り組みでは不十分でありますので、昨年度実施いたしました関係部局とのヒアリング結果をもとに、連携をとりながら、全庁的に事業を実施していきたいと考えております。
  次に、介護サービス需要の増加に関しての対応についてお答えいたします。
  平成21年度から3年間の第4期介護保険事業計画期間中において設定されましたときがわ町の介護保険料は、埼玉県内におきましては2番目に高い金額となりました。町内には数多くの介護事業所がありまして、町の隅々にまで介護サービスが浸透した結果、高齢者への保険料負担が膨らむ結果ということを招いております。町の高齢化率は今後も上昇を続けることが予測されておりまして、介護給付費がこのまま伸び続けますと、3年後の第5期計画期間におきましては保険料を再度値上げすることも考えられます。高齢者になっても介護を必要としない健康な状態であること、そのためには介護予防の施策をさらに進める必要があります。
  また、介護サービスの給付適正化に向けて、町では介護給付費通知認定調査の直営調査を 実施しております。
  また、現在ケアプランチェックの実施、住宅改修に対する実地検査の実施に向けた準備を進めております。
  さらに平成20年度からは、家族介護者支援手当を町独自の制度として新たに設けまして、介護サービスに頼らない家族介護者を支援することにより、介護給付費を抑制する施策を実施しております。
  また、平成20年4月号の広報で、介護保険会計の実情、家族介護の支援、介護予防意識の啓発など、10ページにわたり介護保険の特集記事を掲載いたしました。地域包括支援センターのケアマネジャーから、高齢者の方からの話として、広報を読んだということで、その広報を読んで、サービスの使い過ぎは自分にとってよくないんだねという反応があったということであります。ということはどういうことかというと、この広報を読んで、どうして介護保険料が上がるのかというと、かかる人が余りにも多いからということになるわけです。
  先ほど、岩田議員がおっしゃいましたけれども、高福祉・高負担を標榜しているというんじゃなくて、ときがわ町の場合は高福祉になっていると。ですから、10カ所も福祉の施設があります。ですから、そこに皆さんが、間近にあるもんだからどんどん使うという、そうするとその給付費が上がる、そうすると自然に今度は保険料も上げなくてはならない、そういう循環になっていますから、高福祉であるから、今、ときがわ町の場合は負担も高負担になってしまっていると。その辺をしっかりと予防介護のほうで抑制していくようにしたいと、そういう意味でありますので、よろしくお願いしたいと思います。
  そういうことで、一応成果はいろいろあったものと思われますけれども、引き続き、この啓発活動につきましては、さらにそうした認識を持っていただくということで啓発活動に取り組みたいと、こう考えております。これらの施策を多角的に実施することによりまして、今後も保険料の上昇を抑えていきたいと考えております。
  次に、第4期事業計画策定に際して開催いたしました計画策定担当者会議についてでありますけれども、主に計画策定に当たり福祉課職員と地域包括支援センターの職員で役場の関係部局とか、あるいは関係団体に対して行ったヒアリング調査をもとに、第4期の計画期間中の事業を考える上での課題の整理を行いました。具体的には、社会福祉協議会や健康おばさんの会からはこういう意見が出ました。「見守り活動の推進や高齢者が家の外へ出る仕組み」という、そんな考え方でやったらどうかとか、一方、くぬぎむら体験交流館のほうからのお話ですと、「今までは家にいるだけだったけれども、こんな体験交流館ができて、来客 者と交流することが楽しく、生きがいになっている」と、こういうご意見もございます。これらをもとに事業の方向性について検討いたしまして、計画書の基本的視点、重点事項を定めました。
  最後に、計画の策定委員の選定は適切だったかとのご質問がありましたが、ときがわ町介護保険事業計画策定委員会設置要綱第3条の規定に基づき、知識経験者、また保健医療・福祉関係者を初め、いずれも計画策定に当たって意見をいただける方ばかりでありましたので、適切な人選を行ったと考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。
  以上です。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  よろしいでしょうか。
  11番、岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 ご回答いただきましてありがとうございます。
  まず再質問として、「スポーツや文化活動などの生涯学習事業に高齢者が継続的にできるように支援したい」というのは、どんな具体的に支援があったのでしょうか。
  それから、「健康維持に大きく寄与しているものと考えている」という中で、「直売所や観光施設が多くありますが、施設の運営、販売品の生産には多くの高齢者」、もう既にこれ新しい施策じゃないですよね。これは新しい施策をどういうふうにして対策をとっているかというのが本来の考え方ではないでしょうか、それが2番目です。
  次に、「福祉課と地域包括支援センターだけの取り組みでは不十分でありますので、関係部局とのヒアリングの結果をもとに連携をとり、全庁的に事業を推進したいと考えます」、これはいいと思うんですが、どんな形で協議会なり運営委員会なりをつくるんでしょうか。
  それがこの回答に対するまず第1問目の質問なんですけれども、その前に、介護意識予防のこの1の1の中の介護予防意識の高揚、産業振興、生涯学習の分野との連携、要介護認定調査、ケアマネジメント等の適正化について、これはだれが、いつまでにやるかというようなことを質問の中で言っているんですが、この回答がなかったようなんですが、それを含めてお願いできればと思います。
○市川金雄議長 答弁願います。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 それでは、岩田議員のご質問にお答えをいたします。
  まず、こちらの答弁書のほうにあります1番からということなんですけれども、この介護 予防意識の高揚ということでございますけれども、これらについては地域包括支援センターのほうで、町長の答弁にもありましたけれども、平成21年度については3月中に事業計画という形の中で、介護予防事業あるいは包括的な支援事業、これはケアマネジメント事業等でございますけれども、それから任意事業というようなその3つに分かれておりますけれども、その中で計画を立てて、例えば特定高齢者の把握事業ですと生活機能調査に対する通知等の発送というようなことで、おのおのの事業について計画を立てております。それから、一般高齢者施策についても、やはり啓発普及事業ということで保健センターで中心になってやっておりますが、元気アップ教室ですとか、そういったものの回数ですとか、そういったことを具体的に書いて進めているというものでございます。
  それから、2番目の産業振興、生涯学習などの分野との連携ということでございますけれども、これいつごろからかということですが、この計画策定の前にも一度関係の各課に集まっていただいて、どういった事業で高齢者の方に向いた事業があるのかというような話し合い等もしたことがあるんですけれども、これからもそういった各課の担当者等と、そういったこの介護予防につながるような事業がどういったものがあるかというような形で検討していきたいというふうに考えております。
  それから、3番目の要介護認定調査、ケアマネジメント等の適正化についてでございますけれども、これにつきましては、国のほうでも介護給付費等が上がっているというようなことの中で、この適正化に向けて5点について、町村のほうでも実施をしてもらいたいというようなことでこちらにも連絡が来ておりますけれども、まず1点目としては、介護給付通知の発送ということで、実際どの程度介護給付費が使われたかということで、これ医療費通知と同じような形で各利用者の方について発送しているということで、これは実施済みでございます。
  それから2点目として、要介護認定の適正化でございますけれども、これにつきましても、今までは包括支援センターあるいは事業所のほうに委託等をしていたわけでございますけれども、特に新規の認定に当たりましては直営をするということで、ほぼ平成20年度、昨年度から実施をいたしております。それで実際に始まったのは5月から新規の方の介護認定の調査でございますけれども、これについては実施をしております。
  この介護認定調査の適正化でございますけれども、本来であれば、当然国の基準によって介護認定調査をするわけですけれども、やはり若干のばらつき等々も出てきますけれども、同一の者が認定調査をしていくということになりますと、ばらつき等が少なくなって、公平 に調査ができるというようなことで、こちらのほうも既に実施をしております。
  それから、続いてでございますけれども、ケアプランチェックの実施ということで、こちらのほうも先ほど町長が答弁をいたしましたけれども、これの実施に向けて今推進をしているというような状況でございます。
  それから次に、住宅改修、それと福祉及び給付の適正化でございますけれども、これについても今年度中には着手をしていきたいというふうに考えております。
  それから、最後になりますけれども、医療情報等との突合ということで、未実施、これについては未実施なんですけれども、これは医療と介護の費用のダブリのチェックということでございますが、これらについても国保連合会等々の資料と突合しながらダブリのチェック等々をしていきたいというふうに考えております。
  それから、その前にありました農産物直売所等の関係でございますが、実際に既にもう実施といいますか、高齢者の方が、たくさんの方が携わっておりますけれども、さらにこれから高齢者の方がまだまだふえてくるというふうなことで、こういった今ある制度等もうまく活用しながらなるべくそういった形の中で参加していただいて、人生にはりを持ってやっていただければというふうに考えております。
  それから、関係部局については先ほどお話をしましたけれども、関係等の各課のほうから協力をいただきまして、定期的にどういったところで連携ができるのかということで、これから集まっていただきまして検討していきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
  以上です。
○市川金雄議長 11番、岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 例えば、農産物直売所ができているんで、そういう高齢者の方に参加していただくということなんですけれども、今実際もう行われているんです。行われていながら給付費は、給付料というのはふえていくんですよね。ですから、今現在もやっていて、さらにというのは何をやろうとしているんですかということが1つ。
  それから、生涯学習に高齢者が健全に参加できるように支援をしたりということは、したということなんですが、具体的にはどんなことをやったんですかということをお聞きしているんですが。
○市川金雄議長 答弁願います。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 お答えいたします。
  その農産物直売所の部分についてはもう既にやっているということでございますけれども、じゃ、例えば直接農産物を直売所に出さないとしても、今度町長のほうで原木のホダ木のホダ場等をつくったわけでございます。これ考え方として1つの考え方なんですけれども、例えばシイタケをつくったとしても、一気にどっと出たときには、なかなか農業者だけではもぎ取りといいますか、そういった部分ができないという部分等があれば、やはり高齢者の方でそういうお手伝いができるという方がもしあれば、そういった方等とも活用はしていきたいというふうに考えております。
  そういった部分で、ですから今農産物直売所だけじゃなくて、今言ったそういったもぎ取り、あるいは例えば大野の堂平の上にあります、星と緑のところにありますブルーベリー等もやっていて、ことしそのもぎ取り等をやったというような話も聞いておりますけれども、そういったところで、もぎ取り等についてもやはり人手等が不足する場合等についてはそういった方々に参加をしていただいて、生きがいを持って、なるべく介護を使わないで生き生きとした、本当に丈夫で健康な体をなるべく長く維持していっていただきたいということで、そういった張り合いを持っていただいて仕事をしていただけるということで考えております。
○市川金雄議長 岩田議員。
  では、その前に補足答弁。
  関口町長。
○関口定男町長 岩田議員のほうから直売所の施設が何か既にそこに勤めている人は高齢者の方もいると思うんですが、そのほかに農産物を出す方もいますので、そういう面の高齢者の方、あるいは高齢者といってもまだ60ちょっとですね、高齢者とは言わないと思うんですが、会社をリタイアして自分の家の前畑で何かつくっているとか、そういう人たちには、あるいは農産物直売所に製品を出してもらうという方向も、だから今少しずつ浸透はしていると。それには、この比企地域の比企ののらぼう菜だとか、あるいは青ナスだとか、先ほど課長から答弁がありましたけれども、ホダ木を使って原木キノコをつくったりとか、そういう形での皆さんの働く、あるいは自分たちが健康でいられるためのそういう仕事を与えていくということでやっていますが、逆質問で申しわけないんですが、岩田議員とすると、そのほかにどういう、もし岩田議員としたらほかに何かありましたらご提案をいただければと思うんですが、よろしくお願いします。
○市川金雄議長 反問と認めまして、岩田議員に答弁を求めます。
○11番 岩田鑑郎議員 私は、まずこの中で、回答の中で効果があったということの事業をさらに拡大したい、それが1つあります。それから、今現在やっていると言われながら、実際に私も6万9,900円から8万一千何がしかに介護保険が上がりました。そういう中で、上がらないように準備金の取り崩しはできなかったということで、ないのでできなかったということなんですが、それなりの補助なり何なりを考える必要があるんじゃないかと思うんです。それが1つ。その制度的に私がちょっと不案内なもんですから、実際に政府の制度にどういうふうに補助金を加えていくかというのは、あるホームページを見ていましたら、清瀬市のたまたまその1ページに載っていたもんですから、それを見ましたら、清瀬市では特例交付金と準備金を使って急激な上昇を抑えましたというホームページのあれが載っていましたので、その辺の考え方、具体的にまだ聞いていませんけれども、そういうことが必要なんではないかというふうに、急激な高いものを抑えるには、それが必要だと思います。
  それと、ほかで準備金を取り崩していたのに、ときがわ町は給付料が多くでできなかったということですよね。ですから、それ以上に施策を考える必要、施策というは補助金なり準備金なりのあれを考える必要があったんじゃないかと思うんですが、それができなかったのかどうかという1つの反省ですけれども、そこで反省してさっきの補助金等をできないかどうかということを考えたいと思います。
  それと、まだあるのは、これ何で私がこう介護予防の高揚とか何とかを実際にやっているかどうかというのを、ここに述べていたことが実際にやられているかどうかということを私は確認しているんで、ですから確実にやっていきますよということを私はまず1つ上げたいと思います、この出ていることの計画を確実にやる。そのためには、施設の運営や販売品の生産性には多くの高齢者がかかわっており、確実に寄与しているものと考えますと言うんですが、それをさらに拡大するためには、広報とか話し合いとか、それが必要じゃないかと思うんですね、高齢者を集めて、参加したい人を集めて呼びかけが必要じゃないかと思うんですよ。そういうこともやりたいと思います。
  そんなところですが、まだ足りなければ出しますけれども、そんなところなんです。どうなんでしょうか。
○市川金雄議長 反問については答弁よろしいですか。
  関口町長。
○関口定男町長 では、準備金についてちょっと、一番肝心な介護保険料ですね。この件につきましては、旧の都幾川村、玉川村も非常に初めは介護保険料は安く設定をしました。とい うことはどういうことかというと、皆さんが介護保険の施設等の給付費を使っていなかったから、給付費が安かったんです。ですから、旧の都幾川あるいは玉川は近隣と比べると介護保険を安くやっていました。それで少しずつ上がってきたんですが、なるべく介護の保険料は安く抑えようということで、ずっと近隣で一番安かったです。ほかのところは、当時ちょっと過大に見積もって、少し余計に皆さんから保険料をいただいて、それを準備金にしていたと。現在、例えば川島町あたりはそれを取り崩してやっているから、今は上げなくても済んでいるんですけれども、将来は上げざるを得ないと。ときがわの場合は、準備金がなくて、本当にそのままにやってきたから、今回、先ほど言った非常に皆さんが使うようになったと。越生町と比べても、同じ人口で比べても、ときがわ町のほうが3億円から4億円余計に皆さんが使っています。ですから、その分はどうしても負担は皆さんがやらなくてはならない。
  この辺をやはりしっかりと、準備金をこう積むにはさらに上げなくては、そういう苦しいところはありますけれども、しっかりとその辺を将来を見据えながら、先ほど野原議員のときも話しましたけれども、私としては、できれば保険料というのは上げたくないですし、それはもちろんの話です。安く抑えたいんですが、本来だったらば低負担で高福祉が一番いいわけです。日本の国自体がもともと低負担、低福祉で来たわけです。それで今はどちらかというと、目指しているところは低負担、低福祉じゃなくて、中福祉、中負担を目指していると、国全体からいえばそういうことだと。
  ときがわ町の場合は、先ほど言いましたように施設がいっぱいありますから、もういつでもすぐ入れて、はっきり申し上げます、自分のところでも、施設に入らなくても大丈夫な人まで入って使っているという部分もあります、はっきり申し上げましてそういう部分もあります。ですから、その辺もしっかりと福祉課のほうで指導をして、このアンケートの中にもありましたけれども、結局自分が使うと自分のところに返ってくるんだよね、やっぱり自分のことは自分でなるべく健康にいるように頑張ろうという、そういうアンケートがあったようですね。そういう形になるように、やはり我々行政のほうでしっかりと住民の皆さんに周知徹底というか、やっていく、ご理解をしていただくということ、そういう啓発、啓蒙活動が大事だと思いますので、そういう反省の上に立ってしっかりと将来に向けて啓蒙啓発活動をやっていきたいと思っていますので、ご理解いただきたいと思います。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  では、続いて答弁願います。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 お答えをいたします。
  基金の取り崩しを、ときがわ町につきましては基金がちょっと少なかったということで取り崩し等は、準備基金のほうはしていないんですけれども、そういった形で給付のほうを減らす施策は何かできなかったというようなご質問があったかと思うんですが、これらについてもときがわ町でも新たな、これ全国で多分、ほかのところではやっていないと思いますけれども、家族介護者支援手当、これが、前にお話はしたかと思うんですけれども、ことしの1月の資料でちょっと計算したものなんですけれども、大体影響額として2,200万円ぐらい、居宅介護を使った場合と比較しますと2,200万円程度少なくなっているということでございます。これを仮に、今3,100人ほどおりますけれども、3,000人の1号被保険者で割ってみますと、年額1,500円程度保険料を少なくできたというふうなことで考えております。これを月に直すと125円ということでございますけれども、そういったことで、そういった新たな試み等も実施しておりますし、やはり包括支援センターのほうでもこちらの介護予防、そういった形の中で実際に事業を実施して、その評価等も、こちらの評価書ができ上がっておりますけれども、そちらのほうで評価をしてまた来年につなげていくというふうな方法で介護給付費を抑えるために事業を実施しているということでございます。
  それから、あるいはまたほかの、例えば広報ですとか、高齢者等々の方との話し合い等も持ってはどうかということでございますけれども、この話し合い等についても、これをつくっているときには一度だったんですけれども、一ト市地区のほうで自分たちで自主的な取り組みをするということで、健康マージャンというのを始めたということで、どんなふうなのかなということで見に行ったんですけれども、お年寄りが集まって、若い人が来て教えて、1日を楽しく過ごすということで、そういった事業等もありますし、ですから地区の方等とも何かいいアイデア等を話し合いながら、いいアイデア等がありましたら積極的にやっていきたいというふうに考えています。
○市川金雄議長 11番、岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 こういう事業がありますとか、こういう事業をやりましたというのはわかります。だから、その事業をやるんですかやらないんですか、いつまでやるんですかということを私は聞いているつもりなんですよ。私は民間で、物事を、企画書を書いたり何かするときは、5W1Hが大切と。What、Who、When、Where、Why、Howですか、最近はHow machがついて2Hというようなことだそうですけれども、そういうことを、だれが、何を、いつまでに、どのようにというのが計画策定をしたときに、 施策については必要ではないかというふうに思っているというか、そういうふうに育てられたというか、覚えてきたもんですから、そういう点で、こういうことをやりますよと言って、次の生涯学習もそうなんですけれども、具体性がないんですね。そういう意味で実施計画をつくったらどうですかと。なくてもできればいいですよ、できればいいです。
  ですから、これをいつまでにというのを、まあ押し問答になりますから結構ですけれども、是非計画をつくった以上は、それをどういうふうにやるかということを、いつまでに、だれがということを頭の中に入れながら計画を運営していただきたいというふうに思います。
  6月議会の最後に、副町長のほうから「今後の計画で考えておりますので」と、計画があるのはわかりますよ。だから、それを実際にやって減らしてもらいたい。やっても減らなかったら、政治というのは結果だと思うんですよね。減らなかったら、さらに施策を加える必要があるんじゃないかというふうに思うわけです。時間がないですから、次は結構ですけれども、そういうふうに考えて……
○市川金雄議長 関口町長。
○関口定男町長 高齢化が進むこのときがわ町にとっては、非常に重要な問題だと思って認識しておりますので、私のほうからもう一度答弁させていただきますけれども、この介護保険と国民健康保険、一体だと思うんです。特に埼玉県の中でもモデルになる地域が、小鹿野町があります。小鹿野町は国保税も安い、あるいは介護保険料も安い。なぜかというと病院があって、そこでもう予防を徹底的にやっていると。それをモデルにしようということで、今回うちのほうでも、これは町民課のほうで今やっているんですが、この間ちょっとお話しましたけれども、埼玉県健康長寿実証事業ということで、ですから今の健康な人たちが病気にならないような方法とか、これを実施して国民健康保険税もそうですし、介護保険料もそうですし、抑えるような、そういう事業を国のモデルとして今度ときがわ町がやりますので、それが最終的に結果が出るか出ないかという形になります。
  この介護保険料につきましては、この間もちょっとお話しましたけれども、国民健康保険の場合は、一般会計のほうから1億円持ち出して国民健康保険料は上げないでということで頑張って今回やりましたけれども、この介護保険のほうについては、そういう制度をやってはだめだと。広域でやっている関係もありますからもう決まってしまっておりますので、その辺がきついところがありますので、先ほど言いましたように福祉課だけの問題じゃなくて、福祉課あるいは町民課、庁内全体で今度のこの埼玉県の健康長寿実証事業と、これにしっかり力を入れて、この辺で医療費を、あるいは介護の費用を下げるように努力したいと思って いますので、ご理解いただきたい。
○市川金雄議長 11番、岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 努力していただくのは大切で、是非やっていただきたいと思いますが、ホームページで公表するとか、広報に載せましたとかという段階ではなくて、もう個別に相対で話をする必要があるんじゃないかと思うんですよ。その計画の中でもいろいろありますけれども、そういう話を広報するにしても集まってもらうか、こちらから出向くかして話し合いを持つとか、そういうことが、それこそ心の通う行政になると思いますんで、是非実施していただきたいと思います。いや、いいです、要望ですから。
  あと最後にですね、これ人事の問題、計画策定委員の選定は適正だったか、これ適正じゃなかったという答えは返ってこないと思いますけれども、ただ一般の目から見て、業者が2名入っております。介護事業に携わっている業者が2名入っています。そういう中で、一般の人がこれは高いんじゃない、余計な介護をやっているんじゃないかとか、それからそういうようなことを、忌憚のない意見をその中で話が出せるかどうかということが問題だと思ったんです。ですから、個人のあれにもなりますんで、プライバシーの問題もありますんで、ですから私としては、できればそういう人は参考意見を聞くというような形での参加は必要かと思いますが、実際の策定委員会の中で忌憚のない意見を出してもらうにはちょっと出しにくい雰囲気があったんじゃないかなというふうに考えまして上げました。ですから、これは私の危惧、疑念でございますので、よろしくお願いしたいと思います。
  以上で終わります。
○市川金雄議長 1点目についてはよろしいでしょうか。
  続いて、質問事項2、生涯学習推進計画について、11番、岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 生涯学習については、過去何回か質問させていただいております。というのは、長寿社会をこの生涯学習計画でうまく展開できれば、有益で楽しく過ごせる社会があるのではないか、高杉晋作の「辞世の句」に「おもしろきことのなき世をおもしろく住みなすものはこころなりけり」、心だけじゃないと思うんですよね。我々凡人は、やはり何かに携わって、事によって心もそれにつられていくんではないかというふうに思いまして、それには生涯学習という政府でも国でも、国を挙げてというかどうかは別にしても、とにかく推進しているわけですから。ときがわ町は計画ができなかったという経緯があって、計画ができました。介護保険事業とは違って装丁も立派で、町長の写真も、これカラーじゃなかったかな、カラーですね、すばらしい装丁なんですけれども、内容が、どうも私にとっては 具体性に欠ける部分があるような気がいたしまして、この質問になります。
  ときがわ町の生涯学習推進計画がおくれた理由は、教育基本法の改正があって、中教審で検討中である、要するに生涯学習の指針がですね。それで、平成20年の中教審の答申は、今回の計画の中にどのように取り込まれているかということでございます、特に施策及び施策の推進についてというのが最終ページのほうにあると思うんですが。
  それから2番目で、事業評価の中で住民のニーズをとらえることが重要であると。これは、町長、副町長等が中心になってやっている事業評価ですが、そこに載っているが、住民のニーズをとらえることが重要であるとの指摘があるが、計画にはどのようなところに反映されているかということです。
  施策・事業の対応方針は具体的に欠けていると思うが、どのような体制組織で対応するのか。それこそこの文言を見ますと、「現在の取り組みを適宜見直し、より有効な事業とするよう努める」。現在の取り組みを適宜見直しというのが何項目もあるんですよね。より有効な事業とするように努めるというのは、これは確かに言われてみれば、ああそうかなとは思うんですけれども、じゃ実際に何するんだいと言われたときにわからないもんですから。これは決算書を見ますと360万ほどかかっているようなんで、予算のときはだから450万ぐらいだったような気がするんですが、下がったのかなというふうに思うんですけれども、そういうことで、大金もかけておりますので、是非この辺のことについてご回答いただければと思います。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  戸口教育長。
○戸口皓雄教育長 岩田議員の生涯学習推進計画についてのご質問にお答えをいたします。
  まず最初に、今回の生涯学習推進計画を策定するに当たっての、まず基本的な考え方から申し上げたいと思います。
  まず1つは、なるべく多くの町民の方々から、抱えている課題や意見、意向等を出していただき、計画の中に盛り込んでいくこと。
  2つ目は、旧村当時の生涯学習計画の内容は両村とも内容が異なるので、これにこだわらず、合併後の新ときがわ町の内容とした計画にしていくこと。
  3つ目といたしましては、教育基本法の改正に伴いまして、中教審で提言された内容を踏まえた計画とすること。
  4つ目としては、わかりやすい表現に努める。
  そういう考え方に沿って計画の策定をいたしました。
  それでは、ご質問の1点目の中教審の答申は今回の計画の中にどのように取り込まれているのか、特に施策及び施策の推進についてお答えをいたします。
  ときがわ町の生涯学習推進計画は、合併協議において、「合併後、速やかに策定します」とされておりました。しかし、議員ご指摘のとおり、平成18年12月に約60年ぶりに教育基本法が改正され、「生涯学習の理念」が新しく規定されたことを初め、家庭教育、社会教育、学校・家庭及び地域住民等の連携協力等、学校教育のみならず生涯学習・社会教育関係の規定の充実が図られました。
  この改正を受けまして、生涯学習の推進について中央教育審議会で審議され、平成20年2月に「新しい時代を切り開く生涯学習の振興方策について」、副題としまして「知の循環型社会の構築を目指して」という答申が出されました。
  この答申では、各個人が、みずからのニーズに基づき学習した成果を社会に還元し、社会全体の持続的な教育力の向上に貢献するといった知の循環型社会を構築することの重要性を掲げ、生涯学習による持続可能な社会の構築を目指すためには、国民が生涯にわたって各個人のニーズに応じ学習を継続することができる環境を整備し、国民1人1人がこのような社会を生き抜いていくための総合的な力を身につけることを支援することが必要とされております。そのためにも、国民1人1人の生涯を通じた学習の支援等に社会全体の教育力の向上、学校・家庭・地域が連携するための仕組みづくりが必要とされ、学習の成果を活用していくことが重要となっています。
  今回の生涯学習推進計画の策定に当たりましては、こうした中教審答申の考え方や留意点を踏まえ、町民1人1人の学習支援、地域社会の教育力の向上を目指した施策を推進していくことが必要であると考えました。この施策の内容については、推進計画の第6章「生涯学習の推進に向けた主要事業の整理」の中に盛り込んでおります。具体的には、町民1人1人の学習支援につきましては、生涯学習のきっかけの提供、取り組みへの支援、環境の整備、地域社会の教育力の向上を目指した施策については、生涯学習の成果の活用と推進体制の構築に盛り込んでおります。
  合併後間もない時期での生涯学習推進計画ですので、まずは合併したときがわ町の現状と課題をもとにできることを整理したものでございます。
  次に、2点目の住民のニーズをこの計画の中にどのように反映されているのかについてですが、住民のニーズの把握につきましては、直接住民の声を聞いたほうがより効果的と考え、 町内で活動する文化団体、スポーツ団体の79団体の代表者に参加をいただき、グループインタビュー方式で実施をいたしました。インタビューの結果、メンバーの高齢化、新規入団・入会者の確保、指導者の確保、情報発信力の強化、活動に役立つ情報の入手等の面で問題や課題を把握することができました。これらの課題を解決するため、より迅速で有効な情報発信の方法や町内に潜在する新規入団・入会者、指導者の掘り起こし等を推進していくという視点から、第6章の「生涯学習の推進に向けた主要事業の整理」の中に施策として盛り込んでおります。
  また、策定委員会の構成についても、各主要な団体の代表者の方々に出席を願っており、幅広く意見をいただいておるところでございます。
  次の3点目の施策・事業の対応方針は具体性に欠けると思うが、どのような体制・組織で対応するのかについてお答えをいたします。
  合併前の旧村当時から生涯学習の推進につきましては、地域の活性化やまちづくり施策として取り組まれ、旧村それぞれ方策や取り組み方に違いがありましたが、生涯学習の充実がこれまで図られてまいりました。
  合併して3年が経過した今、活動拠点である施設の整備や各文化団体、体育団体等の体制の充実も図られ、いつでも、どこでも、だれもが活動しやすいように環境が整いつつ、生涯学習活動が活発に行われております。今後も文化団体、体育協会等の運営支援を図り、より町民が主体となった生涯学習の一層の推進・充実を図ってまいりたいと思います。
  また、生涯学習は文化・スポーツにとどまらず、町民のあらゆる活動につながっておりますので、生涯学習の理念を踏まえ、生涯学習課の事業と他の課の事業のかかわりを精査し、各課を初め各団体、学校、企業、地域などが連携協力し、一体となった推進体制づくりに努めてまいります。
  次に、施策・事業の対応方針は具体性に欠けていると思うがとのご指摘ですが、中教審の答申においても、「具体的な内容が提示されていないという指摘があるが、生涯学習は各個人が自発的意思に基づいて行うことを基本とし、手段についても必要に応じて、可能な限り、自己に適した手段及び方法を、みずから選びながら行うものとの考えがあることに留意する必要がある」と述べ、さらには、「生涯学習の具体的な内容そのものを定義することよりも、行政として生涯学習を振興するに当たって、どの分野を対象とするのかなどを検討することが今後の生涯学習振興行政にとって重要である」としています。
  ですから、今回の推進計画の策定に当たりましては、これらのことを踏まえ策定をしたも のでございます。
  以上、よろしくお願いいたします。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  よろしいでしょうか。
  11番、岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 行き当たりばったりのような形になってしまいますけれども、今、教育長は生涯学習活動が活発に行われておりますということのような認識ですけれども、そのような認識で、今までは推進計画もなかったわけで、その中で活発に行っているのであれば、推進計画なんかつくらなくてもいいんじゃないですかというふうに私は理解しますが、活発にするためにどうするかということを考えるのが推進計画じゃないんですか。その辺のお考えはどうでしょうか。
○市川金雄議長 答弁願います。
  戸口教育長。
○戸口皓雄教育長 では、お答えをいたします。
  文化団体、体育団体それぞれそれに属さないいろいろなグループがございますが、いろんなときがわ町を見ていただいてもわかるように、その地域で、例えば日影でありますと、自然に親しむ会ですか、あのグループなどを見ましても、その地域の方々が力を合わせていわゆる生きがいを見つけて取り組んでおられたり、また各地区にある文化財でありますささら獅子舞の保存会ですか、において見ても、そのリーダーを中心として次代の者に文化を伝えていこうという、非常に私は活発といいましょうか、力強く私は活動しているんだろうというふうに思います。
  そうした中で、この推進計画は今まで旧村から新しい町になって4年目になるわけですか、なる中で、より一層今後それぞれの地域で、またそれらのグループが一層活発にするためにはどうしたらいいかというので、今回のこの策定委員会といいましょうか、策定をさせていただいているわけで、今の現状で私どもはこれでいいというふうに思っているものじゃなくて、やっぱりそれぞれの団体がそれぞれ生きがいを持って取り組む、そういう活力あるまちづくりというものをこれから進めていく必要があるんだろうという。ですから、すべてを私は満足しているということじゃございませんで、まだ満足できないところがあるので、これをもとにしてやっていきたいという、そういう意味でございます。
  以上でございます。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  11番、岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 意欲的な計画ということでございますが、実際にはこの生涯学習の答申が具体性に欠ける、当然具体性に欠けるかと思うんですよ。実施主体は各自治体ですから、それを規定するまではいかないと思うんです。それだから、この計画の施策が具体性に欠けていいということはないと思うんです、実施主体なんですから。
  それで、私の個別な質問としては、現在の取り組みを適宜見直し、じゃこれはだれが進めるんでしょうか、この進捗管理は。生涯学習課長、課でいいんですね。
○市川金雄議長 答弁願います。
  小島生涯学習課長。
○小島 昇生涯学習課長 生涯学習といった場合に、生涯学習課の事業だけではございませんので、この計画書の中にもございますように、全庁挙げてというような考えのもとでこの生涯学習計画ができています。視点が、行政に立っての視点の計画なのか、あるいは町民の視点に立った計画なのかという部分もあるかと思います。行政の視点に立って考えると、生涯学習というのは要するに町民の福祉というか、幸福のために支援していくという立場になろうかと思います。町民からすれば、生涯学習で、要するにより幸せな人生を送るための活動というような部分になってくるかと思いますので、生涯学習課長がやるとかという計画ではございませんので、よろしくお願いしたいと思います。
○11番 岩田鑑郎議員 わかりました。ありがとうございました。
○市川金雄議長 ご苦労さまでございました。
  時間いっぱいになってしまいました。ご苦労さまでした。
  暫時休憩いたします。
  再開を2時15分からお願いいたします。
                                (午後 2時01分)
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○市川金雄議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午後 2時15分)
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   ◎議員提出議案第3号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○市川金雄議長 これより、日程第2、議員提出議案第3号 ときがわ町議会議員定数条例の 制定についてを議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○柴崎秀雄議会事務局長 はい、朗読いたします。
  議員提出議案第3号 ときがわ町議会議員定数条例の制定について
  別紙のとおりときがわ町議会議員定数条例を制定することについて議決を求める。
  平成21年9月10日提出
                     提出者 ときがわ町議会議員 田 中   旭
                     賛成者 ときがわ町議会議員 岩 田 鑑 郎
                     賛成者 ときがわ町議会議員 島 田   豊
  以上でございます。
○市川金雄議長 提案者から提案の説明を求めます。
  13番、田中議員。
○13番 田中 旭議員 提案理由を朗読いたします。
  議員提出議案第3号 ときがわ町議会議員定数条例の制定につきまして、提案の説明を申し上げます。
  提出者は、田中旭、賛成者、岩田鑑郎議員、同じく島田豊議員でございます。
  提案理由ですが、議員定数については、在任特例の適用をせず10名削減し、合併後、議会の活性化に向けたさまざまな議会改革に取り組んできました。
  このような中、より議員定数の削減を求める意見もあり、更に行政改革の視点から、議員定数を削減すべきと判断し、この案を提出するものであります。
  現在、ときがわ町議会の議員定数につきましては、比企郡都幾川村及び同郡玉川村の廃置分合に伴う議会の議員の定数に関する協議書に定められている16名となっておりますが、今回議員定数を改めるに当たり、新たにときがわ町議会議員定数条例を制定するものです。
  それでは、お手元の条例本文をごらんください。
  ときがわ町議会議員定数条例。
  地方自治法(昭和22年法律第67号)第91条第1項の規定に基づき、ときがわ町議会の議員の定数は、12人とする。
  この改正により議員定数4名の減となるものです。
  附則でございますが、この条例の施行日を公布の日後最初に行われるときがわ町議会議員の一般選挙からと規定するものでございます。
  以上で説明を終わらせていただきます。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  田中議員については、そのままお待ちください。
  これより日程第2、議員提出議案第3号 きがわ町議会議員定数条例の制定についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  6番、堀口議員。
○6番 堀口 宏議員 6番、堀口でございます。
  今、提出者の田中議員から提案がございましたけれども、地方自治法の第91条によりまして、市町村の議会は定数が定められておりまして、人口が1万から2万でしょうか、条例でいきますと26名だったかと思うんですけれども、そういう関係もございまして、今回削減というふうなことでございますけれども、行財政改革、また最近の景気ですね、また他市町村の状況、また世論の意見等を勘案いたしまして、定数の削減につきましては賛成でございます。ただし、今回、昨日だったでしょうか、会議規則の第77条によりまして委員長から報告がございましたけれども、その中で、調査の結論といたしまして、各議員の意見を集約してということで2名減の14名というふうな報告がございました。田中議員でございますけれども、提出者になっておりますけれども、田中議員は議会運営委員の中のどういう立場にいらっしゃったのか、まずお聞きしたいと思います。
  また、私も昨日、全員協議会の中で4名減の12名が適当であろうかというような意見を申し上げましたけれども、もう少し時間をかけまして議論をし、検討をし、昨日も私も申し上げましたけれども、その中で、特別委員会の設置だとか報酬の問題だとか、まだそこまで煮詰めていないわけでございまして、もう少し時間をかけて、臨時議会でもよろしいかと思いますけれども、もう一度検討する必要があろうかと思います。私の意見として申し上げます。
○市川金雄議長 答弁願います。
○13番 田中 旭議員 私の立場ということでございますが、私も議会運営委員会の一員としてやりました。しかしながら、その委員会におきましては、私はできる限り12人ということで主張したわけでございます。でも、議会運営委員会のほうで14人と決まったんですけれども、私は行財政改革ということと近隣の町村の議員の数ですか、そういったところを見合わせたところ、1万3,000ぐらいの人口で14人じゃ多過ぎるんじゃないかなと解釈したわけ です。そして、私とすると1,000人に1人ぐらいの議員の数でいいんじゃないかなと思いまして12人ということで、委員会では14人ということですけれども、全協のときに12人ということで、12人のほうへ賛成させていただきました。
  以上です。
○市川金雄議長 堀口議員。
○6番 堀口 宏議員 では、昨日の委員会の報告でございますけれども、各意見を集約したということで報告がございました。そういうことで、じゃ議会の運営委員としては意見がまとまらず提案をしたということなんでしょうか、報告を。
○市川金雄議長 答弁願います。
○13番 田中 旭議員 まとまらなかったということではないんですけれども、やはり自分の意思とすると、どうしても全協でかけて、そして全協のところで12人ということで申し上げたところでございます。
○市川金雄議長 よろしいですか。
  ほかに。
  野原和夫議員。
○4番 野原和夫議員 堀口さんの立場から、私も議論を深める立場の1人として解釈して、きのうの全員協議会についての中身について、私も勉強不足で仕方ないのですが、全員協議会というのは法的な根拠のない事実上の会議でありまして、全員協議会は事実上の意見調整、または話し合いの場であるということなんですね。全員協議会は法的根拠は持たない会議であり、決定機関がありません。そういう中で、私はこの採決をすべきではないという考えでおります。そして、今、堀口議員の指摘のとおり、議論を深めるということは大事な問題でありますが、特別委員会を設けるには第110条があります。これは条例で特別委員会を置くことになりますから、いろんなさまざまな時間もかかると思いますが、そういう立場で、私はきのうの全協では議員定数削減には14ということで挙手をした1人でございますが、そういう中で、全協のあり方、法的根拠はないということについて、提出者はどのように考えてこの問題を提起してやったのか、お伺いします。
○市川金雄議長 答弁願います。
○13番 田中 旭議員 どういう条件でということですけれども、先ほど申されたとおり、私の信念として、この全協で決まったことに対して12ということで、きょう議会に諮っておるところでございます。
○市川金雄議長 野原和夫議員。
○4番 野原和夫議員 立場といっては副委員長でありますね。じゃ、自分の立場ということで出したということで。
○市川金雄議長 答弁願います。
  田中議員。
○13番 田中 旭議員 立場ということで、一応出させていただきました。
○市川金雄議長 ほかに。
  11番、岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 堀口議員に質問は、これは、提出者だけにしているんですか。
○市川金雄議長 はい。これについては……
○11番 岩田鑑郎議員 意見を述べたいんですが。
○市川金雄議長 それは討議の場でまたお願いしたいと思います。
  ほかに質疑はございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 それでは、これでもって質疑を終結いたします。
  次に、討議に入ります。討議ございませんか。
  11番、岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 堀口議員にお尋ねいたします。
  全員協議会というのは議員の信頼を築く場であって、討論をし、その中で出しましょうという結論に達したわけですよね。それを本会議で覆すというのは、どのような考えからそんなことをするんでしょうか。信頼関係がなくなると思うんですが。
○市川金雄議長 ちょっとお待ちになってください。
  田中議員におかれましては、自席にお戻りください。ご苦労さまでございました。
  岩田議員の討議について、堀口議員、お願いいたします。
○6番 堀口 宏議員 私は、全協のときにはいろいろ財政改革等、町の財政も苦しいというようなことで4名減というような意見は申し上げましたけれども、私も冒頭、全員協議会の中でもう少し議論をしたらどうかというようなことを一番最初に申し上げましたけれども、そういう関係も本当はございまして、もう少しいろんな、まだまだ細かい煮詰めがございます。そういう関係で、先ほど申し上げましたけれども、時間をいただいて、きょう決めないでも臨時議会等で世論の意見等も聞いて決めたらどうかということを申し上げたわけでござ います。
○市川金雄議長 11番、岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 堀口議員もそういう意見を述べました、全員協議会で。私も聞きました。そういう中で、12人でいいという結論になったと思いますよ。それを何で、本来であれば、それじゃ、それであるなら本会議に出る前に、出す前に、その意見で再度全員協議会を開きましょうということを出すべきじゃないんですか。
○市川金雄議長 堀口議員。
○6番 堀口 宏議員 ですから、先ほど申し上げましたように、私は一度、協議の場を設けたほうがいいんじゃないかということで冒頭申し上げたわけでございます。
○市川金雄議長 岩田議員、再々になりますので。
○11番 岩田鑑郎議員 いや、ですから、本会議に出す前に、再度やりましょうという話をどうして出さなかったんですかとお聞きしたいんです。
○市川金雄議長 もう一度、質問をお願いします。
○11番 岩田鑑郎議員 本会議に出す前に全員協議会でやったことです。本会議に出す前にもう一度全員協議会をやりましょうというのは、人間の道義じゃないんですか、それは。
○市川金雄議長 堀口議員。
○6番 堀口 宏議員 いや、私は別に14がいい、12がいいということじゃなくて、もう少し煮詰めて、この委員会報告にも特別委員会を設置したらどうかとか報酬の問題、またいろんなもろもろの問題があろうかと思います。そういう関係で、もう一度臨時議会なりで結論を出した方がいいんじゃないかということで、今申し上げたわけなんです。
○市川金雄議長 ほかにございませんか。
  8番、増田議員。
○8番 増田和代議員 8番、増田和代でございます。
  堀口議員にちょっとお聞きいたします。
  きのうの全員協議会の中で、やはりこの問題についてはそういう、確かに特別委員会を設けてやったほうがいい、もう少し報酬とかそういうようなものに対しては時間をかけていいという、そういう意見は確かに何人かの方から出ました。でも、そのときに、やはり集約したものは全協の中で、じゃそれをずっと臨時議会まで持っていくか、それともそこの場所で決めるかという、そんなようなので、皆さんにたしか多数決で私はとった記憶があるんです。そのときに、じゃその場所で今回は決めましょうという、そういうような結論に達したかと 思いますけれども。私の間違いでしょうか。
○市川金雄議長 堀口議員。
○6番 堀口 宏議員 再三申し上げていますけれども、私は今言ったように、12がいいとか14じゃなくて、もう少しですね、実は当初野口議員も話を出しましたけれども、実際に話を聞いたのがきのうの全協で初めて話があったわけでございまして、そういう点についてもう少し、世論といいましょうか、意見を聞いたほうがということで思っておるわけでございます。
○市川金雄議長 よろしいですか。
  ほかに。
  野口議員。
○2番 野口守隆議員 先ほど野原和夫議員が言ったとおり、全員協議会に対しては法的根拠がないということはこれにも書いてあります。しかしながら、先ほどの岩田議員の話で、全員協議会に法的根拠がないのであるならば、それはそれで結構なんですが、少なくとも議会を円滑に行うために全員協議会があるということなんで、いわゆる全員協議会で決まったことを本会議に上程して、またそれを議論するというのは、いわゆる信頼関係が損なわれると思うんで、その辺を是非堀口さんにご説明願えればありがたいと思います。
○市川金雄議長 堀口議員。
○6番 堀口 宏議員 信頼関係というお話でございますけれども、再三申し上げていますように、私は定数が幾人ということじゃなくて、そのときにもいろんな意見がございましたけれども、もう少し協議をしたらいいんじゃないかというような意見も皆さんから出たようでございます。私もそういうことで、延ばしてもいいんじゃないかということで思っておるわけでございます。
○市川金雄議長 まだ、野口議員が3回までですので、野口議員、再質問です。
○2番 野口守隆議員 いわゆる全員協議会でもこのような同じことの繰り返しを何度もいたしました。そして結論を出したわけですから、全員協議会を今後はしても意味がないんではないかなと思います。
  以上です。
○市川金雄議長 それでよろしいですか。
          (「はい、結構です」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 ほかに。
  4番、野原和夫議員。
○4番 野原和夫議員 討議ということで、野口議員が今指摘したように法的根拠はないという全協の中身でございます。それで、今、野口議員が言いました議論すべきでない本会議のことを言いましたが、本会議というのは議論できる立場です。議論は十分できる立場なんですね。そこで、全協で決まったことを覆すことも十分にあり得る。これは本会議のあり方が大事なんです。本会議で議論してそれを可決、否決するのは議員の役割でありますから、本会議で議論する立場です。
  以上です。
○市川金雄議長 9番、伊得議員。
○9番 伊得一夫議員 ただいま野原和夫議員のほうから、全員協議会は根拠がないと言うんであれば、全員協議会を開く必要はなくなりますよ。それを本会議で覆していくんであれば、何のために全員協議会を開くんだかわかりません。本会議で議論をすればいいと言いますけれども、その前の前提で全員協議会で議論するんですから、それのときに、私はこういう意見がありますというので質疑するんならいいですけれども、この根拠のある、この本会議で全員協議会で集約したものを覆すんであれば、全員協議会は必要ないと思いますけれども、そこのところをご答弁お願いしたいと思います。
○市川金雄議長 どなたですか。
○9番 伊得一夫議員 野原さんです。
○市川金雄議長 野原和夫議員。
○4番 野原和夫議員 全協というあり方、私はその中身を言っているんですが、例えば議員提出議案というのは、今8分の1、今は12分の1の賛同者がいて、賛成者が1人、そういう中で提出者1人で賛成2名以上で出せますから、議員提出議案というのはいつでも出せるんです。そういう中で、全協で決めたことがあくまでも議員提出議案で出されて、これを何も議論しないで決めるということじゃないんです。会議そのものは議論できるんですよ。そのことを言っている。全協のあり方と本会議のあり方は別なんです。そこのところを解釈していただきたいと思います。
○市川金雄議長 伊得議員。
○9番 伊得一夫議員 それはそうですよ。本会議で議論すればいいんです。しかし、全員協議会で議論したものが全然反映されないということであるんであれば、全員協議会を開く必要はないと思うんですけれども、そこのところをもう一度、野原さんにお願いします。
○市川金雄議長 野原議員。
○4番 野原和夫議員 あくまでも全員協議会は意見調整とか話し合いの場であるんですね。それを決めたからと、挙手で決めた以上、本会議にかける。それは、だから全協で決めたことを本会議で覆すのなら全協を開くことはないということは別なんですよ、さっきも言ったように。全協は、皆さんで議論して話し合いの場なんです。そこを重要視して本会議にかけるわけですから。だから、私は今、伊得さん言っている、全協を開く必要はないというのは間違いだと思うんです。全協のあり方をもう少し理解していただきたいと思います。
○市川金雄議長 9番の伊得議員、再々になりますので。
○9番 伊得一夫議員 野原さんが全協をもっと理解してもらいたいというけれども、理解できませんよ、これでは。法的に根拠がないと言うんであれば、何も全員協議会をしないで、一発でここでやればいいと思いますよね。それで、全員協議会で採決までしたんですから、そのときに何で言わないんですか。この本会議に出すんですか。そこのところを野原さん、もう一度お願いします。
○市川金雄議長 野原和夫議員。
○4番 野原和夫議員 先ほど申し上げましたように、私も勉強不足ということを一字加えました。その中で、決定権がないというのが全協の中身なんです。だから、提出議案というのは出せるんですよ。例えば14議席の提出議案を議員の署名で出す。それで12名の提出議案を出せるんですよ。それで、問題は、最初に出したものから可決、否決をやりますから、それで決まれば次の議案は終わりになるわけなんです。そういうことが意味の中であるんです。だから、私は全協のあり方は、だから今、伊得さん、全協は開く必要はないというのは違うんですよ。
○市川金雄議長 再々が終わりました。また後でお願いします。
  岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 野原さんにお伺いします。
  全協で、確かに法的根拠はなくて、野原さんの言うことはわかります。しかし、全協で多数決をとって、7対8だったと思いますけれども、それで提出議案を出しましょうという話になったわけですよね。だったとすれば、それは信頼関係だと思うんです、議決権があるとかないとかじゃなくて。その場所で野原さんは、じゃ、ここで議論するんだから、議員提出議案として出してもそれは通るかどうかわからないということをちゃんと述べるべきじゃないですか。それが、知らない人もいて、知識不足だと言われればそうかもしれませんけれど も、信頼関係で出した提出議案、もしあそこで否決されているなら提出議案出しませんよ、12人の議案を。何で出したんですか。それじゃ、田中さんがかわいそうじゃないですか。かわいそうというのは議決にはありません。だけれども、人間は信頼関係を失うことは、それでいいんですかということを私は言いたい。どう思いますか。
○市川金雄議長 野原和夫議員。
○4番 野原和夫議員 信頼関係というのは、これは大事な1つのはずだと思います。ただ、それぞれ議員の考えは違います。ただ、堀口議員が今言ったように、その中で、夕べ考えていろんな問題も提起した中で発言したんだと思いますから、ほかの自治体でも、例えばこういう議員提出議案でも賛同者が動く、こういう中で否決された例もあるんですよ。だから、そういう中で、あくまでも全部通すじゃなくて、議論した結果で、まだ賛成あるいは否決、そういうのは出ていませんけれども、これは仕方のないことじゃないですか。信頼関係は信頼関係でありますけれども、議員それぞれの考えはあるんです。そういうことをわかっていただきたいと思います。
○市川金雄議長 岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 議員それぞれの考え方があるのはわかります。先ほど議会運営委員会で出された副委員長の田中さんが出されたということを、何か責めた人もおるようですけれども。だけれども、本来であれば、まだ間に合うんですよ、議会を開く前に、皆さんどうでしょうかと。夕べ考えたんだけれども、出す前に。だって、田中さん、出しましょうという話に皆さん承知しているでしょうが。議会を開く前に、考えがあるんだけれども、提出議案ちょっと待ってくれと言うんだったら話はわかりますよ。出させておいて、みんなで決めて出させておいて、それで反対と、そんなの信頼関係ができますか。いや、それはよその議会は知りません。ときがわ町議会はそれでいいんですか。
○市川金雄議長 野原和夫議員。
○4番 野原和夫議員 きのうの全協でも7人と8人に分かれましたから、これで提出議案を出されまして、賛同した中で出したわけですから、これが否決、可決というのは、議会は本会議が重要視されている、何回も言いますが、そこで議論して賛否を問うわけですから。信頼関係だけで議会運営はできるわけじゃないんですよ。議員のそれぞれの考えがあるわけですから。だから否決、可決は議会の本会議で何でも決まるんです。そういう中で、私は信頼関係で田中さんかわいそう、それは立場としてそういう気持ちはありますけれども、これは本会議の中で決まることですから、これは重要視される問題だと思います。
○市川金雄議長 よろしいですか。
  岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 いや、問いたいのは、実際に間に合わないんだったら、出されても全然、また討論の場を設けてもいいけれども、全員協議会の場で田中さんに提案者になってもらいましょうと。いや、確かにいいですよ、議論したって構わないですよ。構わないけれども、それで堀口さんが間に合わないと言うのと、間に合うのに何でそこでそういう話をしなかったんですかということを、それは道義に恥じないですかということを言っているんですよ、私は。
○市川金雄議長 野原和夫議員。
○4番 野原和夫議員 別に私は道義に恥じないと思います。それで、道義というより別で、今も提出者よりこの議案説明をしました。その中で、議長の権限の中で質疑もありましから、それによって質疑をした人も、私も含めていましたから、それも自由ですから。だから質疑をすることも自由。その中で賛成、反対をするのも、私は自由だと思います。そういう中で、おのおのの議員が考えを持った中で賛成、反対をするわけですから、信頼は必要だと思いますけれども、議員の考えもその中で重視されてもよいのではないかなということです。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  ほかに。
  8番、増田議員。
○8番 増田和代議員 8番、増田和代でございます。
  きのう全員協議会をやりまして、一応皆さんのほうは7対8で、12名ということできょうこの議員提出議案第3号というものをここに提出いたしました。きのう全協をやるに当たりましては、議運の報告書のそれは、やはり議運は議運の調査研究の結果報告であるということですよね。それで、じゃ全員協議会では議員定数の見直しを皆さんでお話をしましょうと、そういうので、結論じゃないんですけれども、一応こういうようなので12名という、こういう結論と言っては申しわけないんですけれども、こういうようなことが出ました。
  私も、やはり岩田さんと同じ、やはりあそこで、全員協議会で皆さんいろんな意見を集約してこれに落ち着いたと。そうしたらこの本会議の前に、私は朝来て、実々はこうなんだけれども、もう少し全員協議会で協議をしたらいいんじゃないですかという、それぐらいの気持ちは、ここで本会議で、それは終結することですから、ここは本会議は本会議、その前に、朝来たら一言、やはり時間はあったんじゃないですか。そうすることによって、やはり人間 ですから感情をむき出しになるという、12と14という、自分が12名、私は14名という、そういうことに対しておのおのの議員の、私はこういうことで12名にする、14名だったら私はこういう意見をして14名とするという、おのおのやはり議員1人1人のそういう気持ちがあると思います。そのために私は、本当に朝来て、そうすれば終わった後に、全員協議会でまた白紙に戻すんなら白紙に戻す、これをまた特別委員会とか何かのあれで、じゃもう少し、12月じゃ遅いから10月ぐらいの臨時議会に提出しようとか、それぐらいの期間というのはあるんですよね。せめて私は、本当にそこが何か信頼関係じゃないんですけれども、本当に朝出していただきたかったという、そういうような気持ちでいっぱいです。
          (発言する者あり)
○市川金雄議長 よろしいですか。
  堀口議員。
○6番 堀口 宏議員 どうして朝そういう話をという話でございますけれども、私も先ほども申し上げましたけれども、全協の中でも、一番冒頭に少し早過ぎて、もう少し煮詰めたらどうかということを申し上げました。そういう関係もありまして、私も選挙の支持者等もおりまして、果たして何名減がいいのか、そういうことも世論の意見もございます。そういうことで、私は12名がどうの、14名がどうということではなくて、もう少し議論する場が欲しいというようなことで申し上げたわけでございまして、信頼関係というようなお話でございますけれども、私もちょっとそれは足らなかったんであろうかと思いますけれども、もう少し、昨日も皆さんからそういう意見がありましたけれども、12月の議会では遅過ぎるということはわかっております。けれども、臨時議会なりで協議をもう少し待ってできるんじゃないかというようなことで申し上げたわけでございます。
○市川金雄議長 ほかに。
  伊得議員。
○9番 伊得一夫議員 じゃ堀口さん、何できのうの全員協議会でそういうことを言わなかったんですか。支持者の意見を聞いて、私は検討するという話をしていただければよかったと思うんですけれども、そこのところ。
○市川金雄議長 堀口議員。
○6番 堀口 宏議員 私も冒頭、先ほども申し上げましたけれども、もう少し協議の場が欲しいんじゃないかということと、また鳥越議員だったでしょうか、支持者の意見もということで、私もその意見には賛同いたしたわけです。
○市川金雄議長 よろしいですか。
  ほかに。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 これをもって討議を終結いたします。
  討議の中でいろいろな経緯がございましたけれども、既に提出はされておりますので、これより討論に入りたいと思います。
  討論ございませんか。
  7番、笹沼議員、賛成討論ですか、反対討論ですか。
○7番 笹沼和利議員 反対討論です。
○市川金雄議長 反対討論。
  笹沼議員。
○7番 笹沼和利議員 今回の議案について、反対討論をさせていただきます。
  私は、今回の12人削減についてなんですけれども、その中で、理由は幾つかるる説明されております。行財政改革、それから町民の声等あったかと思っております。でも、果たして本当にこの議員の削減が行財政改革につながるんでしょうか。それから、町民の声が議員の削減だけで解決できるんでしょうか。私はどうしても疑問に感じております。本来的に、この行財政改革は何もこれは必要だと私自身も考えております。ですが、議員の声というのはやはり多ければ多いほど住民の声が集約できるのではないか。このような議論は、全国あちこちで議論がなされております。中でも、矢祭町では日当制を敷いて議員の数を減らさないでやっていく、そういうような、これは1つの行財政改革としてもあり得る議論だと思っております。やはり、そういうことも含めて議論をしていただきたいということで、昨日はそういうような議論をいたしました。特別委員会を設けて本当に議会のあり方をもう1回見直していく、そういうことが今とても必要ではないかというふうに感じております。
  こういう形で単に人数を減らす、後は何もないよというようなことではいいとは思えません。やはりこれから議会のあり方を検討していくというところは、町民の方々も含めて議論をしていくべき課題ではないかと思いまして、やはり特別委員会をつくって、きちんとこれは議論をしていく。その中で実際に議員の人数が削減ということであれば、それはそれで私も納得しますし、そうではなくて、やはり日当制を設けてもっと人数を集めてやっていこう、そして行政改革をしていこうという意見もあるということを考えております。
  そういうことで、今般の4名削減の案については、私は反対ということで討論させていた だきました。ありがとうございます。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  ほかに。
  11番、岩田議員、賛成討論。
○11番 岩田鑑郎議員 11番、岩田です。提出議案に賛成の討論をさせていただきます。
  この議員の定数が幾らでいいかというのは、議会構成から言って法的に許されるのは3名ではないかというふうに思っております。それは、議長がいて討論ができるからですが、そこまで究極の削減をする必要は考えておりません。私は、本来は8人から10人がいいんではないかというふうに思っておりますけれども、それは討論をする数が多ければ多いほどいいという考え方じゃなく、一番まとまりやすい、話し合いのしやすい数ではないかというふうに思っております。
  12人という数字ですけれども、いろんな賃金あるいは生活レベル等、この近隣の市町村で考えられれば、住民サービスの点からおいても議員が果たすべき役割として、近隣の市町村の議員数を勘案するのが私は一番いいと思います。今、越生町の定数は11人が10人でございます。嵐山が14人です。ということで、議員1人当たりの住民の数からいえば、12人でも、嵐山、小川あるいは吉見等から比較しても、かなり低い数字になります、越生町とほぼ同数ですけれども。そういう世間のレベル、住民から見れば世間のレベルというのは当然議員の見方として必要ではないかというふうに、必要というか、なるのではないかと思います。そういう意味で12人が現在では適当ではないかというふうに思います。
  先ほどの議論の中では10人という意見もございますが、議員1人当たりの住民数は1,000人と900、多分35人ぐらいですか、になるかと思いますけれども、そういう意味で12人でしたら1,000人を超えます。そういう意味で世間並みの数字ということで、12人に賛成をいたします。
  討論を終わります。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  ほかに討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 これをもって討論を終結いたします。
  これより、議員提出議案第3号 ときがわ町議会議員定数条例の制定についてを採決いたします。
  採決に当たっては、自信を持ってきちっと立っていただきたいと思います。そして、事務局のほうでよく数えますので、起立何人と言うまでちょっとしっかりと立っていただきたいと思いますが、よろしくお願いいたします。
  本案は、原案のとおり制定することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立少数)
○市川金雄議長 起立少数です。
  よって、議員提出議案第3号は、否決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議員提出議案第4号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○市川金雄議長 これより日程第3、議員提出議案第4号 ときがわ町議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正についてを議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○柴崎秀雄議会事務局長 はい、朗読いたします。
  議員提出議案第4号 ときがわ町議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について
  別紙のとおりときがわ町議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例を制定することについて議決を求める。
  平成21年9月10日提出
                        提出者 ときがわ町議会議員 野原兼男
                        賛成者 ときがわ町議会議員 鳥越準司
                        賛成者 ときがわ町議会議員 長島良男
  以上でございます。
○市川金雄議長 提案者から提案の説明を求めます。
  野原兼男議員。
○14番 野原兼男議員 14番、野原でございます。
  議員提出議案第4号 ときがわ町議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正につきまして、提案の説明を申し上げます。
  提出者は野原兼男、賛成者、鳥越準司議員、同じく長島良男議員でございます。
  提案理由ですが、ときがわ町議会は合併後、議会の活性化に向けた様々な議会改革に取り組んできました。
  このような中、更に行財政改革の視点から、費用弁償を廃止すべきと判断し、この案を提出するものであります。
  それでは、お手元の資料ナンバー14、初めに3ページをお開きいただきたいと思います。
  今回の改正は、左から2欄目にあります費用弁償1日につき1,000円と、右から3つ目の欄になりますが、日当宿泊を伴わないもの1,000円、この2つの費用弁償を廃止しようとするものです。
  資料2ページが、改正後の別表第1になります。
  なお、この費用弁償を廃止した場合、20年度の実績でございますが、郡県主催議員研修、広報研修、文教厚生常任委員会視察等で5万円、定例会、委員会55万円、議長会議出席分2万円、合計62万円が20年度の実績でございます。
  なお、埼玉県内の町村、30町村の実情でございますけれども、30町村ある中、現在この費用弁償が支払われている町村は12町村でございます。
  次に、資料1ページ、新旧対照表をごらんいただきたいと思います。
  右が現行、左が改正後となっております。
  現行の第6条第1項は、先ほど申しました費用弁償1,000円を議員が招集に応じ議会等に出席した場合支給することを定めていますが、これを削除するものです。
  現行の第6条第4項では、前項に定めるもののほか、議員に支給する旅費については、一般職の職員に支給する旅費の例によると定めていますが、ただし、ときがわ町職員等の旅費に関する条例第16条第2項の規定は適用しないとなっております。ときがわ町職員等の旅費に関する条例第16条第2項の規定は、宿泊した場合のほかは、日当は支給しないと定めたものでして、宿泊した場合は1日につき2,200円となっております。
  今回の改正により、議員も日当は宿泊した場合に限り支給することになり、一般職同様になることから、ただし、以下を削除するものです。
  なお、第6条第1項を削除することにより、第2項から第4項をそれぞれ1項に繰り上げます。
  次に、条例本文をごらんいただきたいと思います。
  附則でございますが、この条例の施行日を平成21年10月1日と規定するものでございます。
  また、経過措置として、施行日前に応じた招集若くは委員会へ出席した又は完了した旅行については、従前の例とするものでございます。
  以上で説明を終わらせていただきます。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  野原議員については、そのままお待ちください。
  これより日程第3、議員提出議案第4号 ときがわ町議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 これをもって質疑を終結いたします。
  野原議員につきましては、自席にお戻りください。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 討議を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 討論を終結いたします。
  これより議員提出議案第4号 ときがわ町議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正についてを採決いたします。
  先ほどと同様、しっかりと立っていただきたいと思います。
  本案は、原案のとおり改正することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立多数)
○市川金雄議長 起立多数であります。
  よって、議員提出議案第4号は、原案のとおり可決いたしました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎町長あいさつ
○市川金雄議長 本定例会に付された事件はすべて議了いたしました。
  この際、関口町長からあいさつのための発言を求められておりますので、これを許可いたします。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、第3回定例会閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げま す。
  9月1日に開会いたしました本定例会は、慎重かつ真摯なご審議をいただきまして、平成20年度の各会計の決算を初め、平成21年度補正予算、条例改正等の各案件につきましては、いずれも原案のとおり議決をいただきました。本日閉会の運びとなりましたことに対しまして、厚く御礼を申し上げたいと思います。ありがとうございました。
  また、今回議決いただきました予算等につきましては、早急に実施をしてまいりたいと考えておりますので、より一層のご支援とご協力を議員の皆様にはお願いしたいと思います。
  また、今年も椚平地内のシュウカイドウ自生地につきましては、9月5日にNHKテレビで放映されまして、新聞等にも掲載されたことから問い合わせが殺到いたしまして、県内外から5,000人を超える観光客が訪れました。このシュウカイドウは、地域活性化のさらなる発展に結びつくことを期待しております。
  結びに、議員各位におかれましては、この秋の行事も控え、ますますお忙しくなると思いますが、健康には十分ご留意なされましてご活躍されますよう心からご祈念申し上げまして、閉会のあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。(拍手)
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎閉会の宣告
○市川金雄議長 これをもちまして平成21年第3回ときがわ町議会定例会を閉会いたします。
  なお、先ほど議員提出議案について、定数削減の関係、否決をされました。決まっておりませんので、この後全員協議会を開いて、その後の対応をどうしたらいいかを、皆さんのご意見を伺いたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。3時20分からお願いをしたいと思いますが、よろしくお願いいたします。
  大変ご苦労さまでした。
  ありがとうございました。
                                (午後 3時07分)

地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。

  平成  年  月  日


         議     長    市  川  金  雄


         署 名 議 員    鳥  越  準  司


         署 名 議 員    堀  口     宏