ときがわ町告示第117号

 平成21年第2回ときがわ町議会臨時会を下記のとおり招集する。

  平成21年10月2日

                        ときがわ町長  関  口  定  男

                    記

 1 日  時  平成21年10月8日(木)


 2 場  所  ときがわ町議会議場


 3 時  間  午後2時30分


 4 付議事件  (1) ときがわ町議会議員定数条例の制定について
         (2) 物品売買契約の締結について


                ○応招・不応招議員

応招議員(16名)
  1番  前 田   栄 議員           2番  野 口 守 隆 議員
  3番  小 宮   正 議員           4番  野 原 和 夫 議員
  5番  鳥 越 準 司 議員           6番  堀 口   宏 議員
  7番  笹 沼 和 利 議員           8番  増 田 和 代 議員
  9番  伊 得 一 夫 議員          10番  市 川   洋 議員
 11番  岩 田 鑑 郎 議員          12番  島 田   豊 議員
 13番  田 中   旭 議員          14番  野 原 兼 男 議員
 15番  長 島 良 男 議員          16番  市 川 金 雄 議員

不応招議員(なし)


            平成21年第2回ときがわ町議会臨時会

議 事 日 程(第1号)

                            平成21年10月8日(木) 
                            午後2時30分開会     
      開会及び開議の宣告
日程第 1 会議録署名議員の指名
日程第 2 会期の決定について
日程第 3 諸報告
日程第 4 議員提出議案第5号 ときがわ町議会議員定数条例の制定について
日程第 5 議案第64号 物品売買契約の締結について
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出席議員(16名)
     1番  前 田   栄 議員     2番  野 口 守 隆 議員
     3番  小 宮   正 議員     4番  野 原 和 夫 議員
     5番  鳥 越 準 司 議員     6番  堀 口   宏 議員
     7番  笹 沼 和 利 議員     8番  増 田 和 代 議員
     9番  伊 得 一 夫 議員    10番  市 川   洋 議員
    11番  岩 田 鑑 郎 議員    12番  島 田   豊 議員
    13番  田 中   旭 議員    14番  野 原 兼 男 議員
    15番  長 島 良 男 議員    16番  市 川 金 雄 議員
欠席議員(なし)
地方自治法第121条により、今臨時会に説明のため出席する者及び同委任を受けた者の職氏名
町長
関 口 定 男
副町長
関 口   章
理事兼町民課長
 蛛@太一郎
理事兼
会計管理者
柴 崎 政 利
総務課長
野 原 泰 子
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教育長
戸 口 皓 雄
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議会事務局長
柴 崎 秀 雄
書記
荻 野   実


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   ◎開会及び開議の宣告
○市川金雄議長 皆さん、こんにちは。大変ご苦労さまでございます。
  ただいまの出席議員は16名でありますので、定足数に達しております。
  これより平成21年第2回ときがわ町議会臨時会を開会いたします。
  直ちに本日の会議を開きます。
                                (午後 2時30分)
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   ◎議事日程の報告
○市川金雄議長 本日の議事日程を報告いたします。
  議事日程は、配付したとおりであります。
  議会事務局長に朗読させます。
○柴崎秀雄議会事務局長 朗読いたします。
  平成21年第2回ときがわ町議会臨時会議事日程(第1号)平成21年10月8日午後2時30分開会。
  日程、議案番号、件名、開会及び開議の宣告。第1、会議録署名議員の指名。第2、会期の決定について。第3、諸報告。第4、議員提出議案第5号 ときがわ町議会議員定数条例の制定について。第5、議案第64号 物品売買契約の締結について。
  以上でございます。
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   ◎会議録署名議員の指名
○市川金雄議長 会議録署名議員の指名を行います。
  会議規則第120条の規定により、7番、笹沼和利議員、8番、増田和代議員、以上の2名を本会期中の会議録署名議員に指名いたします。
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   ◎会期の決定について
○市川金雄議長 日程第2、会期の決定についてを議題といたします。
  議会運営委員長の報告を求めます。
  野原兼男委員長。
○野原兼男議会運営委員長 皆さん、改めまして、こんにちは。
  会期の決定について、議会運営委員会の報告をいたします。
  平成21年第2回臨時会における会期及び日程等について、本日午後2時から第二庁舎3階協議会室において議会運営委員会を開催いたしました。委員会は、委員全員の出席と議長、副議長、町長、副町長、総務課長、議会事務局長、書記の出席を得て、平成21年第2回臨時会に提出される議案等についての説明を求め、会期について協議いたしました。その結果、会期予定表のとおり、平成21年第2回臨時会は、本日1日限りとすることで決定いたしました。
  以上でございます。
○市川金雄議長 お諮りいたします。本臨時会の会期は、委員長報告のとおり本日1日限りといたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 異議なしと認めます。
  よって、本臨時会の会期は1日限りと決定いたしました。
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   ◎諸報告
○市川金雄議長 日程第3、諸報告を行います。
  地方自治法第121条の規定により、本臨時会に説明のため出席する者及び同委任を受けた者の職氏名は、別紙配付したとおりでありますので、ご了承願います。
  次に、町長からあいさつの申し出があります。これを許可します。
  関口町長。
○関口定男町長 改めまして、皆さん、こんにちは。
  本日は、平成21年第2回ときがわ町議会臨時会を招集申し上げましたところ、議員各位におかれましては公私ともにお忙しいところ、全員のご出席をいただきまして、ここに開会できますことに、厚く御礼を申し上げます。
  議員におかれましては、過日の10月4日に開催されました町民体育祭にご多忙のところご協力いただきまして、無事に終了することができました。大変ありがとうございました。
  また、今後予定されております秋のイベント、木のくにときがわまつり、もみじ太鼓まつり等ご協力をいただくわけでありますけれども、是非、盛会裏のうちに終了できますことをお願い申し上げたいと思います。
  また、本日の議案につきましては、町のほうからの提出議案でありますけれども、契約議 決1件でありますので、よろしくお願い申し上げます。
  以上です。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
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   ◎議員提出議案第5号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○市川金雄議長 これより、日程第4、議員提出議案第5号 ときがわ町議会議員定数条例の制定についてを議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○柴崎秀雄議会事務局長 朗読いたします。
  議員提出議案第5号 ときがわ町議会議員定数条例の制定について。
  別紙のとおりときがわ町議会議員定数条例を制定することについて議決を求める。
  平成21年10月8日提出。
  提出者、ときがわ町議会議員、野原兼男、賛成者、ときがわ町議会議員、長島良男、賛成者、ときがわ町議会議員、小宮正。
  以上でございます。
○市川金雄議長 提案者から提案の説明を求めます。
  14番、野原兼男議員。
○14番 野原兼男議員 14番の野原でございます。議員提出議案第5号 ときがわ町議会議員定数条例の制定につきまして、提案の説明を申し上げます。提出者は私、野原兼男、賛成者、長島良男議員、同じく小宮正議員でございます。
  提案理由でございますが、議員定数については、在任特例を適用せず10名削減し、合併後、議会の活性化に向けたさまざまな議会改革に取り組んできました。
  このような中、さらに行財政改革の視点から、議員定数を削減すべきと判断し、この案を提出するものであります。
  現在、ときがわ町議会の議員定数につきましては、比企郡都幾川村及び同郡玉川村の廃置分合に伴う議会の議員の定数に関する協議書に定められている16名となっておりますが、今回、議員定数を改正するに当たり、新たにときがわ町議会議員定数条例を制定するものでございます。
  それでは、お手元の条例本文をごらんいただきたいと思います。
  ときがわ町議会議員定数条例、地方自治法(昭和22年法律第67号)第91条第1項の規定に 基づき、ときがわ町議会の議員の定数は、13人とする。
  この改正により、議員定数3名の減となるものでございます。附則でございますが、この条例の施行日を公布の日後最初に行われるときがわ町議会議員の一般選挙からと規定するものでございます。
  以上で説明を終わらせていただきます。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  野原兼男議員については、そのままお待ちください。
  これより、日程第4、議員提出議案第5号 ときがわ町議会議員定数条例の制定についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  11番、岩田鑑郎議員。
○11番 岩田鑑郎議員 11番、岩田ですが、提案理由の中に、在任特例を適用せず10名削減したとありますが、合併した時点で新しい町ができるわけです。定数ではなく新しい町にふさわしい人数は幾らかということで、16人というふうに決めたと理解しておりますが。そのようなお考えにはならなかったのでしょうか。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  野原兼男議員。
○14番 野原兼男議員 説明の中の10名削減しということでございますが、これについては、旧玉川村12名、都幾川村14名、合計26名の議員定数の中で、合併後、16名にしたということで10名削減ということで説明させていただきました。
  以上でございます。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  11番、岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 削減という言葉は従来の継続性があって、それを削減したという話なんですが、これは新しい町ができたわけです。新しい町ができて1万3,700人の新しい町ができた、その町にふさわしい議員は何人かということなんで、私は削減したというふうな表現は使うべきではないというふうに理解しております。回答は結構ですが、そのような形で削減したという理解の認識の違いだろうと思いますけれども。
  はい、以上です。
○市川金雄議長 ほかに。
  4番、野原和夫議員。
○4番 野原和夫議員 4番、野原和夫です。
  今回、議員定数については多くの議論が交わされましたが、この中で9月10日は12人で否決され、新たに10月2日に全協が開かれて、そのときに14人の定数提出議案ということで運びとなり、野原兼男議員は提出者として名乗りを上げたと思います。その中で議長の折衷案としての7日の全員協議会が開かれ、中をとって13人の定数となりましたが、野原兼男議員は13人の定数での提出議案の提出者にも、今回なったわけです。
  こういう中で、14人についての中、または13人についての中で、自分の意思というものがなかったのかどうか。定数は何でもよいというものではないと思います。私は私なりに定数削減は反対の立場ですが、私は私なりに14人という選択、これは苦渋の選択で、14人の定数ということを決めました。個人個人が定数にきちんとした思いを持って、しっかりと意思を持っているのが当然だと思いますが、この中について、14人の定数を13人に変えた、この思いはどういう考えであるのかお伺いします。
○市川金雄議長 答弁願います。
  野原兼男議員。
○14番 野原兼男議員 9月の定例会で、議会運営報告の中で14人ということで報告させていただいたわけでございます。でありますが、議員提出議案として12名の定員ということで出された中で、本会議で12人が否決されたわけでございます。その後、全協の中で協議した中で一本化が図れなかった。そこで図れなかったわけですが、そこで14名ということで、委員会報告のとおり2名の削減ということで、大方の意見の中で14名ということで私も提出者となったわけでございますけれども、今回こうしてまた13名で私が議員の提出者ということでなったわけでございますけれども、今、野原和夫議員さんにおかれましては、一貫性がないというご指摘でございますが、私としましては、その後またきのう全員協議会、議長の呼びかけで全員協議会を開いたわけでございます。そういった中でも、やはり議員定数につきましては、一本化できなかったわけでございます。そういった中で13名という意見も、10月2日の中では13名という意見も出ていた。
  その後また、きのう議長の呼びかけで全協を開いた中で、13名ということでなったわけでございますけれども、私としては委員会報告で14名と、野原議員指摘のように14名ということではございますが、やはり我々議員の中で決定する中で、私も14名ということで最初は主張しましたけれども、きのうの全協の中で、13名であれば14名より、より賛同者が多いとい うことで、是非やはり同じ議会の中であれば、同じ賛同者が多いほうが望ましいのではないかということで、今回また13名ということで提出者として出させていただきました。
  以上でございます。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  4番、野原和夫議員。
○4番 野原和夫議員 賛同者が多いことで決める問題ではないと私は認識しております。14人の定数を決めて野原兼男議員もそこで意思を通したわけですから、今回に対しても、私はこの問題点はさまざまな問題を考えた中で自分で決めたことを、14人を通すべきではなかったのかなと思います。
  今の答弁だと、賛同者が多いことで決めたということで、少し理解に苦しむ点があります。
  以上です。
○市川金雄議長 ほかに。
  2番、野口議員。
○2番 野口守隆議員 2番、野口守隆です。
  今回、区長会において10人から12人が妥当と思われるという要望書が出されました。これは十分尊重されるべきだと思いますが、こういった要望書が出たということは、私は素直に考えて、我々議員に対する不満があったのではないかなと推察いたします。我々議員が反省すべき点も、やはりあるのではないかと思います。
  例えば、住民の意見を十分に聞いて反映させることができたのか。あるいは議員定数におかれましても、9月9日の議会運営委員会で14名ということで、拙速過ぎたのではないかなという点もあります。
  そういった点で、提案者に反省すべき点が考えられるかどうかお伺いいたします。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  野原兼男議員。
○14番 野原兼男議員 きのうですね、区長会のほうから、区長会の要望として定数についての要望を出されたわけでございます。この点につきましては、十分やはり我々としても尊重し、しなければというようにそれは受けとめております。この議員定数議案につきまして、9月の定例会で報告した、それが拙速過ぎたというようなご意見だと思うのですけれど、議員提出議案につきましては、確かに議員定数につきましては、6月の議会運営委員会で所管事務調査事項として取り上げたものでございます。
  こういった中で、9月で報告をするというような短い期間でありました。そういった中で、いろいろ視察等した中で見ますと、他の自治体におきましては、特別委員会の設置等をやって十分協議した中でのそういった結論に達しているかなと思います。
  そういった中で期間的に短いと言われれば確かにそうだったのかもしれませんが、そういった中で委員会として十分調査研究した中で、委員会の結論としてそういった2名減の14名という結論に至ったわけでございますので、その点につきましてはご了解をいただければなと思います。今こうやってみて反省してみますと、確かに6月で、できればもう少し前から皆さんとの話し合いの中で、特別委員会等の設置も考えた中で、もっと早い時期にそういった取り組みをできれば一番よかったのかなと思いますが、結果的にこういう状況になったということで、その点につきましては私なりにもやはり反省はしております。
  以上でございます。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  野口議員。
○2番 野口守隆議員 わかりました。議員定数に関しては、確かにそういった反省ということで、私がもう一つお伺いしたのは、議員として我々が反省すべき点があったのではないかということを、個人的に野原兼男議員に、そういうことがあったかどうかということをお伺いしたいと思います。
○市川金雄議長 野原兼男議員。
○14番 野原兼男議員 個人的といえば個人的ということで答弁させていただきますと、先ほど述べさせていただいたように、その取り上げる期間等が遅かったと、そういったことについては、私個人としても、今になればそういったことで反省はしているところでございます。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  ほかに。
  岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 野口議員が話されました、区長会からの要望、10人から12人という形で出されたわけで、重く受けとめるということですが、重く受けとめるというのは具体的にどのようなことを考えていらっしゃるのですか。それでお願いします。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  野原兼男議員。
○14番 野原兼男議員 それにつきましては、区長会から出された要望につきましては、やはり区長さんということであれば地域を代表している区長さんでございます。そういった中で出された要望でございますので、やはりその点は十分に考えていかなければいけないのかなと思いますが、今回はこういった形で、議員定数については、皆さんと議論してきた中で、やはり今後そういった批判もあるということで、今後議員定数につきましては十分な認識を持って、そういったまた民意を反映できるような体制をつくっていただいて、次回の新しい議員さんたちで取り組んでいただければと、私自身は、こういう形で今回につきましては、この13人ということでお願いしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
○市川金雄議長 岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 いや、どういう形で受けとめるかということでございまして、結果としては13人、10人から12人という形で出てきておりますよね。それを13人という形で提出するわけですよね、議員としては。その間の区長さんの思いというのはどのように受けとめますか。重く受けとめるというのは、具体的にどういうふうに議会活動なりに生かしていこうと思っているのですか、お聞きします。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  野原議員。
○14番 野原兼男議員 今回、そういった中で区長会のほうから要望があったわけでございますけれども、今回13名ということで私のほうでお願いしたわけでございます。これにつきましては、先ほども述べましたように、合併して26人、今回13人、いろいろな近隣の議員定数から見た中でのそういったいろいろな批判等もあるのかなと思いますが、今回合併してまだ4年たつわけでございますけれども、そういった中で今後そういったことも十分考慮に入れた中で、議員定数についてはやはり慎重に取り扱っていかなければならないのかなということでご理解いただきたいと思います。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  岩田議員。再々です。
○11番 岩田鑑郎議員 その点、はっきりわからないんですけれども、理解できないのですけれども、際限なく質問していても終わりませんから、第3番の質問として、近隣の自治体の地域性はあろうかと思うので、その辺の考え方をどのような形で13人の中に取り入れたのでしょうか。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  野原議員。
○14番 野原兼男議員 近隣の状況につきましては、人口的に見れば、ときがわ町の議員定数は非常に多くなっているわけでございますけれども、この点につきましても、小川町、嵐山町等につきましても、やはりそういった50年という歴史の中で行政運営をしてきた中で、そういった中での長い歴史の中で議員定数の削減に至っているわけでございます。
  ですから、そういった中で今後ときがわ町も、やはりそういった期間がたてば、議員定数の見直しもどんどん図っていかなければならないのかなと思いますが、ただ議員定数だけをしていればいいということだけが行財政の改革ということではなくて、やはり今後は、いろいろな日当制だ、そういったものも考慮に入れながら慎重に協議をしていただければと思いますので、今回小川町の16人等に比べると、議員数はさほど変わらないわけですが、やはりまだまだときがわ町としては、多くの民意を反映していく中でそういった議員の数も必要ではないかということでご理解していただきたいと思います。
○市川金雄議長 ほかに。
  伊得議員。
○9番 伊得一夫議員 9番、伊得一夫でございます。
  今提出者の野原さんのほうから、13人ということで出ていますけれども、区長さんの民意、行政区を代表する区長さんのご意見が10人から12ということで、13ということは区長さんの民意が反映されませんけれども、その点はいかがでしょうか。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  野原兼男議員。
○14番 野原兼男議員 区長さんにつきましては、10人から12人ということでご要望があったわけでございます。今回この13名ということにつきましては、そういった区長さんの要望も考えていかなければならないのかなと思いますが、そういった中でやはり、今回につきましては、議員の皆さんの意見等を集約した中での13人ということでご理解をしていただきたいと思います。
○市川金雄議長 伊得議員。
○9番 伊得一夫議員 それでは、区長さんの民意、ご意見が全然反映されないで議会で妥当だと、13人が妥当だということで提出したわけですから、今回の定数削減は区長会を代表する区長さんの皆さんのご意見はなしということでご理解していいのでしょうか。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  野原議員。
○14番 野原兼男議員 あくまでも、それは区長さんのほうからの人数的な要望はありましたけれども、やはりそういったことも踏まえた中での13名ということで決定させていただきましたので、よろしくお願いいたします。
○市川金雄議長 伊得議員。再々質問です。
○9番 伊得一夫議員 提出者が民意を反映するといって提出したわけですから、民意が反映されていませんよ、13人ではと私は感じるのですが、もう一度いかがでしょうか。
○市川金雄議長 答弁願います。
  野原兼男議員。
○14番 野原兼男議員 民意が反映されていないということでございますから、これは全町民からアンケートをとったわけではございません。ほかの議員さんの中には、支持者の中には議員を削減しなくてもいい、15人、14名でもいいというようなご意見もありました。そういった中で民意を反映していないということではないと思いますので、ご理解いただきたいと思います。
○市川金雄議長 終わりました。
  ほかに。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 これをもって質疑を終結いたします。
  野原兼男議員につきましては、自席にお戻りください。ご苦労さまでした。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 討議を終結いたします。
  ここで、議員提出議案第5号 ときがわ町議会議員定数条例の制定についてに対し、岩田議員ほか1名から修正動議が提出されています。
  よって、本案とあわせて議題とし、提出者の説明を求めます。
  11番、岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 11番、岩田です。
  修正動議を出させていただきました。
  訂正をお願いします。提案理由の下から3行目、「12人」になっているのを16人に訂正し ていただきたいと思います。16人から4人減でございます。
  それでは、提案させていただきます。
  ときがわ町議会議長、市川金雄様。発議者ときがわ町議会議員、岩田鑑郎。発議者ときがわ町議会議員、野口守隆。
  議員提出議案第5号 ときがわ町議会議員定数条例の制定についてに対する修正動議。
  上記の動議を、地方自治法第115条の2及びときがわ町議会会議規則第17条第2項の規定により別紙の修正案を添えて提出します。
  提案理由。
  行財政改革の観点から、可能な限り、議員みずからも定数の削減を図り、行財政改革の一翼を担うことは当然のことと思います。
  議員の定数には、現在、何人が正しいという答えはありません。法律が自治体の人口によって議員定数の上限を定めていることから、自治体の人口規模に論拠を求めたいと思います。地域性を考慮し、近隣自治体、特に近隣の町、小川町、嵐山町、滑川町、鳩山町、吉見町、川島町、越生町、毛呂山町との比較の中で、16人から4人減の12人を提案いたします。民意は10人、11人の声も聞きますが、議会運営を考慮して12人といたします。
  議員提出議案第5号 ときがわ町議会議員定数条例に対する修正案。
  議員提出議案第5号 ときがわ町議会議員定数条例の一部を次のように修正する。
  条例本則中「13人」を「12人」に改める。
  以上です。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  岩田議員については、そのままお待ちください。
  これより、岩田議員ほか1名から提出された修正案に対する質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  7番、笹沼議員。
○7番 笹沼和利議員 岩田議員にご質問します。
  提案理由の中で、行財政改革の観点からというふうにうたわれております。特にそこを強調されて訴えられているなというふうに思っております。行財政改革については私も賛成です。やるべきだというふうには考えております。であるならば、これがなぜ議員定数の削減だけしかないのでしょうか。一方で私は議員の歳費を削減しても、これは大きな行財政改革になると考えておりますけれども、その辺についての意見をまず第1点としてお聞かせいた だきたいと思います。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 まず、そのような案はあります。あることも承知しております。しかし、現段階で必要な定数を提案しているわけで、これからの4年間を何人で議会運営をしていくかという案でございまして、今の時点で可能な限りの状況を12人と判断したわけです。ですから、そのような案もあることは承知しております。
  以上です。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  笹沼議員。
○7番 笹沼和利議員 これは町村議長会から配られた資料があります。
  この中に書かれていることが幾つかあります。重要なことが幾つか書かれておる。それは何かというと、議員定数の削減は、一方で民意の反映がよりしにくくなってくる、そのようなことがここの中に書かれております。私はそれは正論だと思っております。やはり重要なことは、その民意の反映、それが議会の使命であり基本的な立場だというふうに考えています。削減することが、そういうものについてどのように民意の反映が行われていくのか、これは民主主義の原則だと思っておりますので、やはりいろいろな人たちのいろいろな意見があってこそ、初めて民主主義というのは成り立っているというふうに思っています。
  であれば、そういう形で少数であればあるほど、そういう民意の反映はしにくくなると、そういうようなことがこの議長会の中で書かれておりますけれども、それについてどのような意見を持っているかお聞かせいただきたいと思います。
○市川金雄議長 答弁を願います。
  岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 議員定数を削減する反対の多くの方々の反対理由は、常にそれであります。承知しております。ただ、今現段階でほかの自治体と比べて、この人数で運営されているほかの自治体と比べて、民意を反映されてないと逆にお聞きしたいくらいです。他の町でやっていることが、何でこの町の議会でできないのですかというふうに私は考えております。それだけの努力をすれば民意は反映できるというふうに思っております。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
○7番 笹沼和利議員 はい。
○市川金雄議長 ほかに。
  4番、野原和夫議員。
○4番 野原和夫議員 4番、野原和夫です。
  岩田議員の中で、先ほど笹沼議員が言われました行財政改革、それと近隣市町村の世間並み、これは私は評価できない1つの問題でございます。この議員定数削減なぜ反対かというと、議員定数は今言われたように行政財政改革、経費節減、よく言われている世間並み、言われていますが、この中には人口または面積や職域等に応じた住民の多様なニーズ、または意思を正確に反映させることは大事であります。それから、減少によって浮く金額に目をとられ、反対に住民意思の反映機能低下について検討がおろそかになっていく、これも心配です。
  そして執行機関をチェックする者がいなくなれば、地域の均衡ある適正な行政、能率的な行政を、住民の要望に即応した行政を確保できない。議会の批判監視能力の低下は、最終的には住民自身がマイナスを受ける、こういうことも考えられます。それから議員が減れば、批判監視機能が確実に低下するのに、それが表面化していないだけであるわけです。それに加えると、やはりこの中で定数削減、行財政改革、一方的な提出はいかがなものかということで質問させていただきました。
○市川金雄議長 答弁願います。
  岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 議員定数は、先ほどの笹沼議員と同じような回答になろうかと思いますけれども。行財政改革は議員定数の削減だけではありません。きょうは議員定数の削減で論議しているわけでございますから、それ以外に幾らもあります。そして我々は、行政に対して行財政改革を求めていく立場です。それをみずから行財政改革を背負うというのは、必要な議員にとっての努めだというふうに思います。
  それで、1人の抱える住民の数が多ければ多いほど議員は確かに努力しなければいけません。努力する必要はあります。ときがわ町の議員が他の自治体の議員に比べて劣っているのであれば、多くの人数も必要でしょう。しかし、そうは考えたくありません。当然同じような努力をして民意を反映させる努力をする必要があろうかと思います。
  実際に8人、日本では小さい自治体ですけれども、5人とかという自治体もあります。そういうところの議会というのは民意が反映されないのでしょうか。そうではないでしょう。やはり努力によって民意を反映させるようにしなければいけないのではないですか、という ふうにお答えします。
  以上です。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  4番、野原和夫議員。
○4番 野原和夫議員 議員を減らすことばかりじゃないんです。議会の活力を高める改革が必要なんです、議員をふやして。その中で議会への信頼の回復、これは議員定数を減らしても議会への信頼は回復しません。むしろふやして改革をしてもいいことなんです。そういう中で、議員を減らして交代してもらいたい多くの人がいますけれども、定数減で消えるのはまちづくりに必要な議員ですよ。そういう中で定数をふやして議員改革をして皆さんが一層努力すればいいこととなると思います。先ほど笹沼さんが言いましたように、議員報酬を減らしても議員定数はふやすべき、そういうことを私は重視したいと思います。
○市川金雄議長 よろしいですか。要望でいいですか。
  はい、ほかに。
  1番、前田議員。
○1番 前田 栄議員 1番、前田です。
  岩田議員に質問しますけれども、根本的な前提条件として、よく岩田議員もギリシャ制の民主主義と、これをよく言います。日本の民主主義も普通選挙権、これを今、自民党から民主党になりまして、官から民へと、昔は選挙に出たくてもなかなか偉い人、貴族とかそういう人しか出られなかったと、そういう1825年のちょっと記憶があれなんですけれど、普通選挙権をかち取ったと。やはり民衆の戦いの中からかち取ったわけですよ、そういう点を考慮して岩田議員の普通選挙でかち取ったと、それで、その点民主主義の根本的なものをどう考えているのかというと、2点目として、最初14人で出したのが、岩田議員の場合は12人ですけれども、13人と12人はどこが違うんだと、そこのところその2点を聞かせてください。
○市川金雄議長 答弁願います。
  岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 第1点目の質問がちょっと理解できないので再度お願いしたいと思うのですが、13人と12人とどう違うんですかということ、はい、私は先ほど可能な限りと言いました、今の現段階で私の考える可能な限りというのは12人だというふうに思います。
  それで、1人です。約386万と言われていますけれども、それは386万を無駄にしていいということじゃないと思いますよね。無駄になるかどうかわかりませんけれども、要は無駄だ と私は思って、それを少しでも減らしたい。税金です。それを無駄にしているということはないとないというふうに考えます。
  1点はちょっとわからないのですけれども、もう1度。
○市川金雄議長 じゃ、1つずついきましょう。今の質問2点目のほうが先の答弁になりましたけれども、2点目のほうについてはよろしいですか。
○1番 前田 栄議員 2点目。
○市川金雄議長 今の答弁でよろしいですか。
  前田議員。
○1番 前田 栄議員 2点目なのですけれど、岩田議員の386万というのは必要経費ですよね。議員1年間における必要経費、これを一般的に議員の年収と思われて勘違いされている人もいるのですけれども、そういう報酬的なものというのは約310から20ですか、平議員は、それでその金額が多い少ないというのは、これは住民の方が決めることと、また議員1人1人が一生懸命、先ほどやっているか、やっていないかと、議員活動を。またそれは住民の人に対して住民の声を反映してそれを議会に持ってきて、住民の人の要望を可能な限り努力しているかということにつながるかと思うのですけれども、それが決して高いか安いかというのは私には言えませんけれども、議員の定数だけが削減というのが、13人と12人の1人違いでどう違うんだと、わからない。いずれにしてもそれなのですけれども。
○11番 岩田鑑郎議員 逆に聞きたいのですがね、
○市川金雄議長 いいですか。
○11番 岩田鑑郎議員 だって、386万というのは、これ必要経費で大きいお金じゃないんですか。ささいな金だから無駄に使ってもいいという話じゃないと思いますけれども。私はそう思って、可能な限りということで1人でも削減したほうがいいというふうに。現段階でね、可能な限りという話です。
○市川金雄議長 よろしいですか。
  前田議員。再々になります。
○1番 前田 栄議員 私はささいなお金なんてことは一言も言っていません。これは誤解されては困るんですけれども、私は別にお金云々ではなくて、福島県の矢祭町みたいに、1日当たり日当3万円だって構わないです。ただ、やはり議員1人1人が手を挙げて住民のために一生懸命やっていくと、こういうことでお金は後からついてくるものであって、この岩田議員が提出する12人と13人が、1人でどこが違うんだと、これが自分では納得できないので すけれども。数にこだわることで12人……。
○11番 岩田鑑郎議員 はい、じゃ、言います。1人違います。
          (発言する者あり)
○市川金雄議長 では、最初の質問事項がよくわからなかった。それでお答えできませんので、端的にお願いします。
○1番 前田 栄議員 いずれにしても議員というのは、昔はなかなか官の者が独占していてなかなか民間人がなれなかったと、そういう中で、今言ったように13人と12人で住民の方がいらっしゃいますけれども、争ったような感じを受けますと。それで私が岩田議員に聞いたのは、そういうかち取った歴史において、やはり議員というのは、確かにそれは、世の中の流れとすれば減らしたほうがいいというのはありますけれども、日本の国家予算の中で、国会議員から議員の車の運転手のあれから、車から入れると、日本の国家予算の中で約0.7%と、それが多いか少ないかというのはまたその人一人の考え方ですけれども、やはり議員というのはプライドを持ってやっているものであって、別に何ら恥じることはなくて、ただ議員を減らせばいいということというのは、別に減らすことはみんな16人賛成していますけれども、失礼、十何人が賛成していますけれども、今さっき言ったのは、端的に言うと、ギリシャの民主主義の発展から、岩田議員はそういうかち取った歴史をどう思っていますかということで、ちょっと長くなっちゃったのですが、質問したわけです。
○市川金雄議長 わかりましたか。よろしいですか。
  それでは、ご答弁願います。
○11番 岩田鑑郎議員 正義を持って民主主義を守りたいと思います。
○市川金雄議長 よろしいですか。
○1番 前田 栄議員 わかりました。
○市川金雄議長 ほかにございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 これをもって、岩田議員ほか1名から提出された修正案に対する質疑を終結いたします。
  岩田議員につきましては、自席にお戻りください。
  これより、岩田議員ほか1名から提出された修正案に対する討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 討議を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  最初に、原案に賛成討論ございませんか。
          (発言する者あり)
○市川金雄議長 両方が出ておりますので、先ほど原案の討議が終結しております。その後、修正案の討議が終結いたしました。ですから、討議の次は討論に入るということで、最初に提案された原案、数で言うと13の原案に対する賛成討論ございませんかということです。
  7番、笹沼議員。
○7番 笹沼和利議員 7番、笹沼です。賛成討論をさせていただきます。
  私としては、定数の削減に反対です。町民のさまざまな意見を反映していくためには、議員の削減がいいことではないというふうに考えております。
  削減するのであれば、歳費の削減を図るべきと考えます。
  しかし、議員削減案が14人と12人の提案があり、賛否が拮抗していた中で議長が熟慮した結果、13人の提案がなされました。私たちが選んだ議長からの提案は重く、私としては受け入れようと考えました。ただ、せっかくの議論を将来に生かすためにも、議会基本条例の中に議会のあり方の検討委員会を設けなどし、町民の意見反映の場をつくってもらいたいと考えております。
  また、議論の中で住民投票条例の案も出てきました。これも大切な課題だと考えております。検討課題としてもらいたいと考えております。
  以上が、私の苦渋の賛成討論であります。
  以上です。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  続いて、原案に対する反対討論ございませんか。
  1番、伊得議員。
          (「1番じゃ」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 すみません、9番、失礼しました。伊得議員。
○9番 伊得一夫議員 9番、伊得一夫でございます。
  反対討論をいたします。
  まず1点目に、区長さんのご意見、これは全然反映されておりません、13人ということは。行政区を代表する区長さんなんです。この人たちの区長会の席でこれが決定されたというこ とで要望されたわけです、議会へ。ですから、これは全然反映されていないと思います。
  2点目に、大勢の議員から、民意は反映されない、議員定数を削減してしまうと民意が反映されなくなる、停滞するというご意見もありましたけれども、そんなことは私はないと思います。
  例えば、小川町が、今ときがわ町より3倍住民がいます。議員定数16ですよ。それから計算すると、今の16で計算すると3倍ですから、小川町の議員さんは48人いるのと同じなんです。ですから、私はそういう例からいっても、削減は12にしてもまだ多いと私は思っています。ですからこの13人の提案は反対です。
  以上でございます。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
          (発言する者あり)
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  伊得議員、先ほどは1番と申し上げて大変失礼いたしました。9番でございますので。
  続いては、修正案に対する賛成討論ございませんか。
          (発言する者なし)
○市川金雄議長 修正案に対する反対討論ございませんか。
          (発言する者なし)
○市川金雄議長 それでは、もう一度、最初の原案の賛成討論ございませんか。
          (発言する者なし)
○市川金雄議長 原案に反対討論ございませんか。
          (発言する者なし)
○市川金雄議長 修正案に賛成討論ございませんか。
          (発言する者なし)
○市川金雄議長 修正案に反対討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 討論を終結いたします。
  これより、議員提出議案第5号 ときがわ町議会議員定数条例の制定についてを採決いたします。
  まず、本案に対する岩田議員ほか1名から提出された修正案について採決を行います。
  本修正案に賛成の議員の起立を求めます。

                     (起立少数)
○市川金雄議長 起立少数です。
  よって、岩田議員ほか1名から提出された修正案は否決されました。
  次に、議員提出議案第5号 ときがわ町議会議員定数条例の制定についての原案について採決を行います。
  本案は、原案のとおり制定することに賛成の議員の起立を求めます。
  自信を持ってしっかり立ってください。すみません。
          (起立多数)
○市川金雄議長 起立多数であります。
  よって、議員提出議案第5号は原案のとおり可決されました。
  大変ご苦労さまでございました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第64号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○市川金雄議長 これより、日程第5、議案第64号 物品売買契約の締結についてを議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○柴崎秀雄議会事務局長 朗読いたします。
  議案第64号 物品売買契約の締結について。
  次のとおり物品売買契約を締結することについて議決を求める。
  1、事業名、庁用車購入事業。
  2、納入期限、平成21年8月5日。
  3、納入物品、庁用車5台。「INSIGHT(インサイト)本田技研工業株式会社」。
  4、契約金額、金937万295円。
  5、契約業者、住所、埼玉県熊谷市広瀬479番地1、氏名又は名称、株式会社ホンダカーズ埼玉北、代表者職氏名、代表取締役、岩田恵一。
  平成21年10月8日提出。ときがわ町長、関口定男。
  以上でございます。
○市川金雄議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、議案第64号の物品売買契約の締結について、提案理由を申し上げ ます。
  庁用車購入の物品売買契約を締結することについて、ときがわ町議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、この案を提出するものであります。
  細部につきましては、総務課長よりご説明申し上げます。
○市川金雄議長 続いて、細部説明を求めます。
  野原総務課長。
○野原泰子総務課長 それでは、細部説明をさせていただきます。
  町長、先ほど提案理由で申し上げましたが、物品売買契約の締結について、こちらにつきましては、追認を得るための案件でございます。
  今回提出をさせていただく議案につきましては、地域活性化・生活対策臨時交付金として予算を計上し、その一部として庁用車購入事業に充当させていただいたものでございます。
  5月28日、5台一括での予定価格1,150万円を定め、入札に付した結果は、金額937万295円で落札業者を決定することができました。その後、6月の5日に落札業者である株式会社ホンダカーズ埼玉北と、5台一括の契約締結をいたしました。
  実は、落札業者が決定した時点で、ときがわ町議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条により議会の議決に付す必要がありましたが、こちらにつきましては、まことに申しわけございませんが、見落としてしまいました。
  これにつきましては、予定価格を同じ車種の自動車1台当たり230万円と積算をし、5台分として1,150万円を定めた関係で、1つの物品で予定価格が700万円を超えないことから、条例による議会の議決に係る契約として議会の議決が必要であるとは考えが及ばなかったところでございます。こちらにつきましては、まことに申しわけございませんでした。
  今回、追認の議決として提出をさせていただき、ぜひともご議決を賜りますようお願いを申し上げまして、説明とさせていただきます。よろしくお願いします。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  これより、日程第5、議案第64号 物品売買契約の締結についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  4番、野原和夫議員。
○4番 野原和夫議員 4番、野原和夫です。
  これは、6月の先ほど幾日、ちょっとうっかりしましたけれども、契約をされて既に物品 を購入をしている問題でございます。これは重大な問題と私は考えております。本来、地方自治体の行政は、地方自治法に基づいて行われるものであります。そしてこの中で、条例第3条の規定700万円以上の契約の締結については、議会の議決を得るということでなっております。
  物品については230万円くらいの車を個々にやれば700万円にいかない。これを一括して買ったわけですから重大な問題で私は考えておりますが、先ほど言われました契約をもう一度お聞きします。それを契約の時点、その後にすぐこの臨時議会を開くなりしてやればよかったのではないかなと思うのですが、このことについては最高機関である町長が、ある程度の責任を感じるのではないかと思うのですが、この点についてもお伺いします。
○市川金雄議長 答弁を願います。
  関口副町長。
○関口 章副町長 それでは、最初に担当課の上司に当たる私の立場から、まず申し上げたいと存じます。
  予定価格を幾らにするかということは、当初事務方で230万、1台当たり230万円当たりが適当であろうと。いろいろオプションその他を考えて、それで積み上げて結果的に1,000万円強になったということで、確かにその法令の趣旨を十分解して、正しく解釈すべきであったというふうには私は思います。
  ただ、こういった事例が極めて希有、今まで最近なかったということもあって、そういう面ではミスではありますが、間違ったことは事実です。したがいまして可及的速やかに開くはもちろんですけれども、本来、次の定例会というふうに考えておりましたけれども、臨時会がございましたので、この機会に改めてご提案申し上げ、そういったミスについては今後他の事例に倣って厳正なる処分を考えたいと考えております。
  以上です。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  関口町長。
○関口定男町長 私のほうも指導力不足ということで、責任を感じております。
  特に今回の問題につきましては、庁議を開きまして庁議の中で各幹部の皆さんにこういう問題につきましては、人のよいところはよく吸収して見習いなさいと、そして悪いところは他山の石ということで、しっかりと自覚をして、これからもいつ自分たちがそういう立場になるかわかりません。しかし、そうしたことにならないように常に上司がしっかりと指導し て、職員のそうした間違いがないようにするということで、職員、事務職員のことですけれども、責任とすると私もそういう面で痛感をしておりますので、指導力をこれからも発揮していきたいと思いますので、庁議でそういうことで厳正に注意をいたしました。
  以上です。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
          (「契約の関係」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 契約の関係、内容。
  答弁願います。
  野原総務課長。
○野原泰子総務課長 実際には契約につきまして、まず、5月28日の日に入札を行いました。入札につきましては5社でございます。その後、6月5日に同じものを5台買うということで、実際には当初1台1台の契約でございました。その辺も間違いのもとだったと思います。
  その後、同じ車種を5台買うということで、これは一括の契約、一括の予定価格ということで仕事を進めていたものでございますので、一括の契約をさらに締結をいたしました。契約につきましてはそういうことで、6月5日に5台の一括の契約をしてございます。
  実際に、何で6月の議会に間に合わなかったかというご指摘もお受けいたしましたが、実際に、先ほどから1台1台の契約ということで、当初しましたものですから、それをさらに一括の同じものを5台買うということで一括の契約をいたしました。そういう考えの中で9月15日に契約の担当課と話をしながら、それに気がついたわけでございます。
  そういうことで次の定例会にいく前に臨時会で上程をさせていただいているわけでございます。よろしくお願いいたします。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  4番、野原和夫議員。
○4番 野原和夫議員 一括という問題が1つありまして、お聞きしたいのですが、これは一括全部この総務課でなく、各課で1台1台振り分ける何かの策というあれはなかったのかどうか。ほかの自治体もほとんど総務課が一括してやっておりますから、物品においては700万円以上は議会の議決を得るという地方自治法の中には載っていますので、こういう点、契約の担当と話し合いながらこれが出たということで、このままいけば私たち議員も知らない問題で、あったかな、決算のときに気がつくと思います。いろんな問題であったので、この今の総務課の全体の事業としてのこの点、ちょっとお伺いしたい。
○市川金雄議長 答弁願います。
  関口副町長。
○関口 章副町長 庁用車の購入、いろいろ地元のホンダ社の購入ということで、関連の企業が町内にあるということと、それから同じ車種を5台買うということが今までございませんでしたし、今回の臨時交付金は、あくまでもエコ、ハイブリッド車と、こういうことで5台になった、たまたまその集中したということもありますが、総務課がこういった各課からの要望に基づいた車を一括購入したほうが、購入事務手続になれているから、各課ばらばら個別に契約するという方策はとるよりは、事務分掌としていいだろうということでやっておりますので、結果的に気がついた時期が遅かったということから臨時会になってしまったという点につきましても、重ねておわびしたいと思います。
  以上です。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  7番、笹沼議員。
○7番 笹沼和利議員 7番、笹沼です。
  ちょっとインサイトの関係なんですけれども、私たち、インサイトの場合200万切るというふうにずっとイメージというか、そういう宣伝がなされていたと思っております。もちろん車についてはオプションがつくので、当然金額が高くなるのかなとは思いますけれども、実際に230万円で一応指名入札をかけるというふうになったそのあたり、オプションについてはどのように考えているのか。
  あと一括、今回の場合はエコという関係がありましたので、ホンダカーズ以外はなかったのかどうか。ここ1社だけだったのでしょうか。何社かあるような気がするんですけれど、その辺はあったのかどうか。まず、その1点をお聞きしたい。ついでにあとは、もう一つは配属先を後で教えていただければと思います。配属先、よろしく。
○市川金雄議長 1点目について答弁を求めます。
○野原泰子総務課長 笹沼議員のご質問にお答えをいたします。
  当初230万円で5台分ですから1,150万円でございました。それはあくまでも、入札の予定の価格でございます。もちろん予算もその臨時交付金の中で1,150万円ということで、20年度に予算を3月に企財のほうで計上させていただきまして、繰越明許ということで、21年度に繰越明許をしました。予算には1,150万円、230万円で。それで実際に入札の落札価格が先ほどちょっと合計のトータルをお話ししましたが、937万295円という金額が5台分でござい ます。1台につきましては、187万4,059円ということで200万円は欠いてございます。こちらにつきましては以上でございます。
          (「ちょっと待ってください」と呼ぶ者あり)
○野原泰子総務課長 今ちょっと口が足りなかったんですけれども、230万円の中には、税金等も入ってございます。
○市川金雄議長 1点目については、よろしいですか。
  7番、笹沼議員。
○7番 笹沼和利議員 もう一つ。
  この契約業者が何社かあったんでしょうか。それともホンダカーズ1社だけだったんでしょうか。
○市川金雄議長 野原総務課長。
○野原泰子総務課長 お答えをいたします。
  まず、5社ということで先ほどお話をいたしましたが、町内の業者を優先してございます。町内の業者の中で指名参加が出してある業者が2社でございます。そのほか3社ということで、ホンダの車を取り扱っている業者を選定をさせていただいております。
  今回この臨時の対策交付金につきましては、ハイブッリドカーということの補助金の中で動いておりますので、インサイト、プリウス。プリウスにつきましては大分先にいってしまうということで、今回インサイトにつきましても小川町に工場があるということで、そちらを優先させていただいたものでございます。
  以上です。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  ほかに。
○7番 笹沼和利議員 もう1点、配属先。
○市川金雄議長 総務課長。
○野原泰子総務課長 お答えをさせていただきます。
  まず、基本としては、平成6年、7年の車のものを、一番古いものから今回取りかえをさせていただいております。その中で対象とするのが、まず総務課が1台、税務課、保健センター、水道課、窓口センターということで、5台を購入させていただいております。
  以上です。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。ほかに。
  5番の鳥越議員。
○5番 鳥越準司議員 5番、鳥越でございます。
  9月15日に一括購入でいわゆる700万円を超えるのに気がついたということで、今ここで追認の議決を求められているわけですけれども、先ほど、副町長のお言葉の中に、ここの会議の中でもって処分なりその辺も考えていくのかどうかということがあったんですが、1つ問題としては、こういったことが今回はある面で気がつかなかったから、職員の過失であったということはいえると思うのですが、ある面ではしょうがない部分があるからというふうには考えております。
  ただ、これを見過しますと、見過ごすというか、何らかの処分なりその辺を考えていかないと、今後、このような問題が、逆に言えば、役場の仕事の中の逃げ口になるのではないかというふうには1つ考えます。ですから、ある面では罰則処分なりその辺を、こういったことはこういうのだということでもって、今回もきちっとそういったものをお取り上げいただいて決めていただきたい。今後こういったことに対しての、役場の中で内規そのものがあるのかどうか、1つお聞きしたいと思います。
○市川金雄議長 答弁をお願いしたいと思います。
  関口副町長。
○関口 章副町長 それでは、先ほど町長からこういった件についての注意喚起を庁議でさせていただきましたけれども、最近におきましても率直に言ってあってはならないことではありますが、税の問題であるとか手続がおくれるとか、そういった点がありますので、そういった事例にその都度その都度職員に対して、口頭注意であるとか訓告であるとか、そういったミスの程度に応じた処分をやってきております。そういう面で、それに準じた処分をしてまいりたいというふうに考えています。
  内規の問題ですけれども、特にこういう場合はこうということは定められておりませんけれども、今までの経験則上、大体こういった点についてはこうだというのは、大体どこでも1つの考え方がありますので、そういった点に準じてやっていきたいと思います。
  以上です。
○市川金雄議長 5番、鳥越議員。
○5番 鳥越準司議員 今、お答えをいただきまして、これからは、こういったことがないように十分気をつけて行政を進めていっていただきたいと思いまして、質問を終わります。
○市川金雄議長 要望でよろしいわけですね。
○5番 鳥越準司議員 はい。
○市川金雄議長 ほかに。
  6番、堀口議員。
○6番 堀口 宏議員 堀口でございます。
  この契約については、先ほどもご説明いただきまして追認ということで、単独で購入すれば問題はないんでしょうけれども、一括購入ということでこのようなことが生じたと思うんですけれども、これは20年度予算で3月補正で、地域活性化の特別交付金ということで交付金が参るということで、いろんな事業等も予定をしておるわけでございます。
  今回、政権がかわって2兆5,000億円ですか、以上の予算の各省庁ともが予算凍結というようなことでいろいろな報道がされておるようでございますけれども、もちろん契約が済んだもの等については予算が来ないということはないかと思うんですけれども、今回9月補正でいろいろな2億円ですか、これは合併をしたために、やはり他の町村と比べて相当の金額が来ておるわけでございますけれども、これもやはり合併の効果ということではなかろうかと思うわけですけれども、交付金については、現在何か国のほうからそういうことについて、何かまだ通知等については全然連絡等があるのかないのか、その点をちょっと確認させていただきたい。
○市川金雄議長 今の質疑、この議題とは離れますけれども、ご質問が出ました。
  申しわけないのですが、もしありましたらご答弁をお願いいたします。
          (「何の連絡もありません」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 補足で関口副町長。
○関口 章副町長 ただ、政権交代によって既に執行したものとか、地方でやっているものについて影響を及ぼさないようにということで、地方六団体、我々でいきますと町村会でありますけれども、そういったところから新政権に対して要望を出しておりますので、こういった点についてはそれほど影響はなかろうというふうに理解しております。
  以上です。
○市川金雄議長 質疑につきましては、この議案についての質疑をお願いをいたしたいと思います。
  ほかにございませんか。
  11番、岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 最後になると思うんですけれども、要望です。ばか受けというか、 二度とこういうことがないように対策をとることが重要だと思います。
  ひとつよろしくお願いいたします。
          (「はい」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 ほかには、ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 これをもって質疑を終結いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 討議を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 討論を終結いたします。
  これより議案第64号 物品売買契約の締結についてを採決いたします。
  採決の際には、きちっと自信を持ってしっかりお願いいたします。
  本案は原案のとおり締結することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立多数)
○市川金雄議長 起立多数であります。
  よって、議案第64号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎町長あいさつ
○市川金雄議長 本臨時会に付された事件はすべて議了いたしました。
  この際、関口町長からあいさつのための発言を求められておりますので、これを許可いたします。
  関口町長。
○関口定男町長 大変お疲れさまでした。
  平成21年第2回ときがわ町議会臨時会の議案につきまして、皆様のおかげさまで可決、成立ということになりました。まことにありがとうございました。
  また、議員各位におかれましては、これからますますお忙しくなりますけれども、お体に は十分お気をつけていただきまして、地域のため、またときがわ町のためにご活躍をお願い申し上げまして、ごあいさつといたします。
  大変ご苦労さまでした。
  ありがとうございました。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎閉会の宣告
○市川金雄議長 これをもちまして、平成21年第2回ときがわ町議会臨時会を閉会いたします。
  大変ご苦労さまでございました。
  ありがとうございました。
                                (午後 3時50分)

地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。

  平成  年  月  日


         議     長    市  川  金  雄


         署 名 議 員    笹  沼  和  利


         署 名 議 員    増  田  和  代