ときがわ町告示第126号

 平成21年第4回ときがわ町議会定例会を次のとおり招集する。

  平成21年11月19日

                        ときがわ町長  関  口  定  男

                    記

 1 期  日  平成21年11月30日(月)


 2 場  所  ときがわ町議会議場

                ○応招・不応招議員

応招議員(16名)
  1番  前 田   栄 議員           2番  野 口 守 隆 議員
  3番  小 宮   正 議員           4番  野 原 和 夫 議員
  5番  鳥 越 準 司 議員           6番  堀 口   宏 議員
  7番  笹 沼 和 利 議員           8番  増 田 和 代 議員
  9番  伊 得 一 夫 議員          10番  市 川   洋 議員
 11番  岩 田 鑑 郎 議員          12番  島 田   豊 議員
 13番  田 中   旭 議員          14番  野 原 兼 男 議員
 15番  長 島 良 男 議員          16番  市 川 金 雄 議員

不応招議員(なし)

            平成21年第4回ときがわ町議会定例会

議 事 日 程(第1号)

                            平成21年11月30日(月)
                            午前9時30分開会     
      開会及び開議の宣告
日程第 1 会議録署名議員の指名
日程第 2 会期の決定について
日程第 3 諸報告
日程第 4 議案第65号 ときがわ町情報公開条例及びときがわ町個人情報保護条例の一部
             改正について
日程第 5 議案第66号 ときがわ町議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一
             部改正について
日程第 6 議案第67号 ときがわ町町長及び副町長の給与等に関する条例の一部改正につ
             いて
日程第 7 議案第68号 ときがわ町教育委員会教育長の給与等に関する条例の一部改正に
             ついて
日程第 8 議案第69号 ときがわ町一般職の職員の給与に関する条例の一部改正について
日程第 9 議案第70号 埼玉県市町村総合事務組合の規約変更について
日程第10 議案第71号 比企広域市町村圏組合を組織する地方公共団体の数の減少、共同
             処理する事務の変更及び同組合の規約の変更について
日程第11 議案第72号 比企広域市町村圏組合からの鳩山町の脱退及び共同処理する事務
             の変更に伴う財産処分について
日程第12 議案第73号 比企ふるさと市町村圏基金出資金に係る権利の放棄について
日程第13 議案第74号 ときがわ町星と緑の創造センターの指定管理者の指定について
日程第14 議案第75号 平成21年度ときがわ町地域情報通信基盤整備工事請負契約の締
             結について
日程第15 議案第76号 ときがわ町物品売買契約の締結について
日程第16 議案第77号 平成21年度ときがわ町一般会計補正予算(第3号)
日程第17 議案第78号 平成21年度ときがわ町介護保険特別会計補正予算(第2号)
日程第18 議案第79号 平成21年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計補正予算
             (第3号)
日程第19 議案第80号 平成21年度ときがわ町水道事業会計補正予算(第3号)
日程第20 議員提出議案第6号 子宮頸がん撲滅のための施策を求める意見書の提出につい
                て
日程第21 議員提出議案第7号 県立玉川工業高等学校の存続を求める意見書の提出につい
                て
日程第22 諮問第 1号 人権擁護委員候補者の推薦について
日程第23 諮問第 2号 人権擁護委員候補者の推薦について
日程第24 議員派遣について
日程第25 常任委員会報告
日程第26 議会運営委員会の閉会中の継続調査の申し出について
日程第27 一般質問
─────────────────────────────────────────────────
出席議員(16名)
     1番  前 田   栄 議員     2番  野 口 守 隆 議員
     3番  小 宮   正 議員     4番  野 原 和 夫 議員
     5番  鳥 越 準 司 議員     6番  堀 口   宏 議員
     7番  笹 沼 和 利 議員     8番  増 田 和 代 議員
     9番  伊 得 一 夫 議員    10番  市 川   洋 議員
    11番  岩 田 鑑 郎 議員    12番  島 田   豊 議員
    13番  田 中   旭 議員    14番  野 原 兼 男 議員
    15番  長 島 良 男 議員    16番  市 川 金 雄 議員
欠席議員(なし)
地方自治法第121条により、今定例会に説明のため出席する者及び同委任を受けた者の職氏名
町長
関 口 定 男
副町長
関 口   章
理事兼町民課長
 蛛@太一郎
理事兼
会計管理者
柴 崎 政 利
総務課長
野 原 泰 子
企画財政課長
久 保   均
税務課長
岡 野 吉 男
福祉課長
小 沢 俊 夫
環境課主幹
清 水 誠 司
産業観光課長
山 崎 政 明
建設課長
桑 原 和 一
水道課長
中 藤 和 重
─────────────────────────────────────────────────
教育長
戸 口 皓 雄
教育総務課長
内 室 睦 夫
生涯学習課長
小 島   昇
─────────────────────────────────────────────────
議会事務局長
柴 崎 秀 雄
書記
荻 野   実

─────────────────────────────────────────────────
   ◎開会及び開議の宣告
○市川金雄議長 おはようございます。大変ご苦労さまでございます。
  ただいまの出席議員は16名でありますので、定足数に達しております。
  これより、平成21年第4回ときがわ町議会定例会を開会いたします。
  直ちに本日の会議を開きます。
                                (午前 9時30分)
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議事日程の報告
○市川金雄議長 本日の議事日程を報告いたします。
  議事日程は配付したとおりであります。
  議会事務局長に朗読させます。
○柴崎秀雄議会事務局長 朗読いたします。
  平成21年第4回ときがわ町議会定例会議事日程(第1号)、平成21年11月30日午前9時30分開会。
  日程、議案番号、件名。開会及び開議の宣告。第1、会議録署名議員の指名。第2、会期の決定について。第3、諸報告。第4、議案第65号 ときがわ町情報公開条例及びときがわ町個人情報保護条例の一部改正について。第5、議案第66号 ときがわ町議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について。第6、議案第67号 ときがわ町町長及び副町長の給与等に関する条例の一部改正について。第7、議案第68号 ときがわ町教育委員会教育長の給与等に関する条例の一部改正について。第8、議案第69号 ときがわ町一般職の職員の給与に関する条例の一部改正について。
  1枚おめくりください。
  第9、議案第70号 埼玉県市町村総合事務組合の規約変更について。第10、議案第71号 比企広域市町村圏組合を組織する地方公共団体の数の減少、共同処理する事務の変更及び同組合の規約の変更について。第11、議案第72号 比企広域市町村圏組合からの鳩山町の脱退及び共同処理する事務の変更に伴う財産処分について。第12、議案第73号 比企ふるさと市町村圏基金出資金に係る権利の放棄について。第13、議案第74号 ときがわ町星と緑の創造センターの指定管理者の指定について。第14、議案第75号 平成21年度ときがわ町地域情報通信基盤整備工事請負契約の締結について。第15、議案第76号 ときがわ町物品売買契約の 締結について。第16、議案第77号 平成21年度ときがわ町一般会計補正予算(第3号)。第17、議案第78号 平成21年度ときがわ町介護保険特別会計補正予算(第2号)。第18、議案第79号 平成21年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計補正予算(第3号)。第19、議案第80号 平成21年度ときがわ町水道事業会計補正予算(第3号)。第20、議員提出議案第6号 子宮頸がん撲滅のための施策を求める意見書の提出について。第21、議員提出議案第7号 県立玉川工業高等学校の存続を求める意見書の提出について。第22、諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦について。第23、諮問第2号 人権擁護委員候補者の推薦について。第24、議員派遣について。第25、常任委員会報告。第26、議会運営委員会の閉会中の継続調査の申し出について。第27、一般質問。
  以上でございます。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎会議録署名議員の指名
○市川金雄議長 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
  会議規則第120条の規定により、9番、伊得一夫議員、10番、市川洋議員、以上の2名を本会期中の会議録署名議員に指名いたします。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎会期の決定について
○市川金雄議長 日程第2、会期の決定についてを議題といたします。
  議会運営委員長の報告を求めます。
  野原兼男委員長。
○野原兼男議会運営委員長 おはようございます。
  会期の決定について、議会運営委員会の報告をいたします。
  平成21年第4回定例会における会期及び日程等について、去る11月19日午前9時30分から第二庁舎3階協議会室において議会運営委員会を開催いたしました。委員会は、委員全員の出席と議長、副議長、町長、副町長、総務課長、議会事務局長、書記の出席を得て平成21年第4回定例会に提出される議案等についての説明を求め、会期について協議いたしました。
  その結果、会期予定表のとおり、平成21年第4回定例会は、11月30日から12月9日までの10日間とすることで決定いたしました。
  それでは、会期予定表をごらんいただきたいと思います。
  本日11月30日と12月1日は9時半から本会議となっております。12月2日、3日は各委員会をお願いいたします。2日につきましては議会運営委員会、文教厚生常任委員会をお願いしたいと思います。3日は産業建設常任委員会、総務常任委員会でお願いしたいと思います。4日、5日が休会でございます。7日、8日は9時半から本会議ということで一般質問をお願いしたいと思います。12月7日、通告番号1番、堀口議員から通告番号3番、鳥越議員までお願いいたします。8日は、通告番号4番、増田議員から通告番号8番、岩田議員でございます。12月9日は予備日となっております。
  以上でございます。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  お諮りいたします。本定例会の会期は、委員長報告のとおり本日から12月9日までの10日間といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 異議なしと認めます。
  よって、本定例会の会期は10日間と決定いたしました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎諸報告
○市川金雄議長 日程第3、諸報告を行います。
  地方自治法第121条の規定により、本定例会に説明のため出席する者及び同委任を受けた者の職氏名は別紙配付したとおりであります。
  次に、監査委員から、平成21年9月から平成21年11月までの例月出納検査の報告がありました。お手元に配付しておきましたので、ごらんいただきたいと思います。また、詳細についは議会事務局にありますので、ごらんいただきたいと存じます。
  次に、9月議会の議決をいただきました議員派遣について報告いたします。
  埼玉県町村議会議長会主催による議員研修会が平成21年10月16日、三芳町文化会館「コピスみよし」において開催され、16名が出席いたしました。また、議会広報研修会が平成21年11月18日、埼玉県県民健康センターにおいて開催され、議会報編集委員4名が出席いたしました。結果報告につきましては、別紙により掲げてありますので、ごらんいただきたいと存じます。
  次に、地方自治法第122条の規定により、事務に関する説明書が提出されておりますので、ごらんいただきたいと存じます。
  次に、郵送により陳情書2件が提出されておりますので、コピーを添付してあります。また、要望書1件が提出されておりますので、コピーを添付してあります。ごらんいただきたいと存じます。
  続いて、一部事務組合における議会報告を行います。
  初めに、小川地区衛生組合議会の報告を求めます。
  11番、岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 11番、岩田です。
  小川地区衛生組合議会の報告をいたします。
  去る11月27日金曜日、第3回小川地区衛生組合議会が開催されました。
  提出議案は平成20年度の一般会計決算の認定ほか6議案でしたが、すべて賛成多数で可決、承認されました。一般質問は2名から3問がありました。
  主な議決された議案の内容ですが、まず定例議会が現在2月、7月、11月の3回ですが、来年からは2月、8月の2回となります。また、起債償還額が平成22年度より多く減額されることもあり、現在は基金の積み立てがごみやし尿の処理手数料のみからの積み立てというふうになっておりましたが、町村の負担金からも積み立てることができるようになりました。ちなみに起債の償還額ですが、平成20年度は4億1,694万6,000円、平成21年度が3億6,958万2,000円、平成22年度は1億6,023万6,000円、平成23年度が9,373万9,000円、平成24年度が1,203万円という経過となっておりますので、参考です。
  次に、平成20年度の一般会計決算の認定は、歳入15億1,000万円、歳出14億6,700万、実質収支額4,282万5,000円であります。
  9月議会の報告でも申し上げましたが、現在の小川地区衛生組合の近い将来の大きな問題としては、焼却施設の更新の問題であろうかと思います。
  以上で報告を終わります。
○市川金雄議長 大変ご苦労さまでした。
  続いて、比企広域市町村圏組合議会の報告を求めます。
  5番、鳥越議員。
○5番 鳥越準司議員 おはようございます。5番、鳥越でございます。
  比企市町村圏組合議会の報告を申し上げます。
  初めに、10月14日、比企広域消防本部総合訓練場におきまして、比企広域消防本部、比企地区危険物防火安全協会主催による平成21年度第26回自衛消防総合訓練大会が開催されまし て、ときがわ町役場から防火管理者、野原総務課長のもと3名の職員が参加し、見事女子の部で優勝しましたことをまず報告いたします。
  平成21年第4回比企市町村圏組合議会臨時会が去る平成21年11月27日午前10時より、東松山市議場におきまして開催されまして、当町議会からは市川金雄議員、鳥越議員が出席いたしました。
  今回の定例会では、嵐山町、小川町選出の議員の辞任に伴うことによる新たな4名の議員が紹介され、空席となっていた副議長に小川町選出の千野議員が、総務常任委員長に嵐山町選出の藤野議員が選出されました。
  本臨時会では議案6件が提出され、原案どおりに可決されました。
  付議された議案6件は、財産の取得1件、規約の変更1件、条例の改正1件、平成21年度会計補正予算3件でありました。
  財産の取得1件は、小川消防団第1分団第2部に配置される水槽付消防ポンプ自動車1台2,436万円を取得するものです。契約は秩父市の埼玉消防機械株式会社です。
  規約の変更1件は、埼玉県市町村総合事務組合の交通災害共済事務に加須市が加わるもので、それに伴い埼玉県市町村総合事務組合規約の一部を変更するものです。
  条例の改正1件は、平成21年8月の人事院勧告にかんがみ、組合一般職員の給料、期末手当、勤勉手当等を引き下げ、改定するものであります。
  平成21年度会計補正予算3件は、平成20年度会計決算に伴う繰越金の確定と組合一般職員の給料、期末手当、勤勉手当等の改定に伴う補正予算であります。
  まず一般会計補正予算は、予算の総額に104万2,000円を追加し、歳入歳出総額それぞれ1億1,254万2,000円とする。消防特別会計補正予算は、会計のうち消防費の減額2,838万円を予備費に繰り入れ、予算総額の変更はございません。介護認定及び障害程度区分審査特別会計補正予算は、予算の総額に114万6,000円を追加し、歳入歳出総額8,114万6,000円とする。
  以上でございます。
  以上、報告いたします。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  以上で一部事務組合の報告を終わります。
  次に、町長からあいさつを兼ねての行政報告の申し出があります。これを許可いたします。
  関口町長。
○関口定男町長 皆さん、おはようございます。
  議長のお許しをいただきましたので、ごあいさつを兼ねまして行政報告を申し上げたいと思います。
  本日は、平成21年第4回ときがわ町議会定例会を招集申し上げましたところ、議員各位におかれましてはご健勝にて全員のご出席をいただきまして、厚く御礼を申し上げます。
  さて、政府の刷新会議が開催され、行政の無駄遣いを洗い直すという目的で事業仕分けが行われております。対象として447事業・組織を選定、公表されました。また、仕分け対象とならなかった類似事業も厳格査定され、多くの事業が廃止や見直しと仕分けられ、その状況が連日のように報道されております。
  これまで国の予算編成において、このように個々の事業の内容が国民に明らかにされてこなかった実態からすると、国民が国の予算に関心を持つようになったという点で大きな意義があり、国民の7割を超える方々が評価しているとのアンケート結果が示していると思います。
  一方で、1つに無駄の判断基準があいまいである。2つ、東大など10大学の学長が批判しているように、科学技術や福祉、教育といった分野はもちろんのこと、他の分野についても効率的とか短期的成果主義に偏っているのではないか。3つ目に、地域や現場の声が反映されていないのではないか等々の疑問が投げかけられております。
  私も玉川村、また都幾川村、またときがわ町時代、事務事業評価ということでこのシステムをやっております。仕分け事業という言い方ではありませんけれども、事務事業評価システムということで大学の教授からも外部評価もいただいておりまして、そうしたシステムで現在ときがわ町もやっております。そういった観点から、国の事業仕分けを実施する上で多くの課題があると考えております。
  さて、12月定例会にご提案申し上げる議案ですけれども、議案16件、諮問2件であります。議案につきましては条例の一部改正、規約変更、契約の締結及び補正予算等であります。各議案ともその都度ご提案申し上げますので、ご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。
  次に、事業の執行状況についてご報告を申し上げます。
  まず、総務課関係について申し上げます。
  交通安全関係についてでありますけれども、9月に交通安全母の会による交通安全全国キャラバン隊メッセージ伝達式が当町を会場に行われました。小川警察署管内の各町村の交通安全母の会や町内交通安全協会各支部、交通指導員、老人クラブ連合会の皆様にご参加をい ただき、盛大に行うことができました。また、秋の全国交通安全運動の期間には恒例の街頭指導を行い、交通事故ゼロに向けての啓発活動に取り組んでおります。
  続いて、町職員の人事関係について申し上げます。
  平成21年度職員採用試験を昨年に引き続き10月に町単独の試験日を設けて実施いたしました。一般事務職等の職種について募集を行ったところ、1次試験に177名の受験がありました。ときがわ町職員定員適正化計画に基づき、職員の採用を行うもので、より有能な職員の確保に努めてまいります。
  自治関係につきましては、区長要望として行政区内の町民の皆様の要望をまとめていただき、本年度当初から現在までに180件申請されております。町では各担当課が連携して常に早い対応を行うように心がけておりまして、このうち約93%について着手しております。
  また、家族相談支援センターの教育相談事業につきまして、町内小中学校や保健センターの担当者との連携を図り、的確な相談対応が行えるよう教育相談ネットワーク会議を開催いたしました。今後も定期的な開催を行い、相談業務の充実を図ってまいりたいと考えております。
  続きまして、企画財政課について申し上げます。
  平成22年度の予算編成に当たりましては、集中改革プランと総合振興計画の事業実施計画も踏まえまして、「人と自然の優しさにふれるまち ときがわ」を実現するよう調製を行うこととし、10月5日付で各課へ指示したところであります。また、今年度は平成22年度主要事業の副町長ヒアリングを10月26日と27日に実施いたしまして、特に推進すべき事業等の指示を行ったところであります。
  なお、合併後の懸案であります生活道路、義務教育施設、水道施設、防災無線、集会施設等の生活基盤整備事業につきましては、引き続き重要課題として推進することといたしました。
  次に、情報通信基盤整備事業の進捗状況でありますが、国の地域情報通信基盤整備推進交付金の決定を受けまして、NTT東日本株式会社埼玉支店と工事契約の請負仮契約を締結いたしまして、工事に着手するところであります。国の手続の関係から工事の開始がおくれてしまったため、インターネットサービス提供開始時期につきましては、平成22年6月から7月ごろを予定しているところであります。
  この事業に合わせて、携帯電話不感地帯対策といたしまして、埼玉県の携帯電話等エリア整備事業補助金の交付決定を受けまして、堂平地区、舟の沢地区への携帯電話基地局整備を 実施いたします。また、国の地域活性化経済対策臨時交付金を活用いたしまして、株式会社NTTドコモへの事業費負担方式により、後野地区、女鹿岩地区への携帯電話基地局整備を実施いたします。
  また、バス事業につきましては、10月1日より都幾川橋架け替え工事に伴う運行時間の若干の変更を行ったところであります。今後も地域住民の重要な交通手段として多くの方にご利用いただけるよう努力してまいりたいと考えております。
  なお、町全体の交通体系の検討を行う地域公共交通懇談会では、9月16日に第4回の会議を開催いたしまして、平成22年10月1日の実証実験開始に向けて交通体系の見直しのスケジュールを決定いたしましたが、現在その地域公共交通懇談会を公共交通活性化協議会に改組し、実証実験を行うための地域公共交通総合連携計画の素案づくりを進めているところであります。
  続いて、税務課関係について申し上げます。
  まず国税庁では、今年度も租税教育の一環として、次代を担う中学生・高校生に税の役割や使われ方について正しい知識と理解を求めてもらい、税により親しみを持っていただこうということで、税についての作文の募集を行いまして、東松山税務署管内で26名の方が入賞されました。そのうち当町関係では都幾川中学校から2名、玉川中学校から1名、計3名の作文が優秀作品として入賞され、去る11月18日に表彰式が行われました。
  次に、徴収関係につきましては、東松山県税事務所と町が共同で11月に滞納者への催告書の送付を行いました。また、この12月には、町民課、福祉課及び税務課の3課が共同で税や保険料等の特別徴収対策を実施する予定であります。依然として税を取り巻く環境は厳しいものがありますが、少しでも徴収率が上がるよう今後も日々対策に鋭意努めてまいりたいと考えております。
  続いて、町民課について申し上げます。
  9月から女性特有のがん検診事業が始まり、乳がん検診332人、子宮がん検診455人の該当する方に無料クーポン券を配布いたしました。9月から実施した集団の乳がん検診では、118人、約36%の方が受診されました。また、集団の胃がん検診は、申し込み902人に対しまして受診者は625人で、申し込みに対する受診率は70%で、受診率の低さが今後の課題となりました。
  次に、春から流行し始めた新型インフルエンザが本格的な流行期に入り、感染の拡大を防止するため、パンフレットを全戸配布いたしまして、予防を呼びかけました。新型インフル エンザのワクチン接種は11月に入り、優先接種対象者から順次接種が開始されておりますが、ワクチンの供給が十分でない状況にあり、予定より少しおくれております。優先接種対象者の中で生活保護世帯及び非課税世帯の方は、国・県・町の補助で接種費用を全額無料となっております。また、新型インフルエンザの感染者の80%が14歳以下の子供であるということから、町の独自補助として1歳から中学校3年生まで全額補助することといたしました。
  次に、地域包括支援センターでは特定高齢者の事業として生活機能チェックと7月の健診結果から、運動、栄養、口腔等の面で予防の必要な高齢者を抽出し、10月からシニア体操教室を実施し、12月からはシニア口腔教室とシニア栄養教室を実施いたします。また、生活機能チェックに基づく単身高齢者の訪問事業も10月から実施しております。
  続いて、福祉課について申し上げます。
  民生・児童委員協議会並びに社会福祉協議会と連携し、12月に歳末助け合い援助金の配布事業を実施いたします。
  児童福祉関係では、ときがわ町次世代育成行動計画の策定の資料とするため、10月21日に子育て中の保護者や施設関係者の参加を得て子育て懇談会を開催いたしました。学識経験者を交え、活発な意見、提言が出され、大変有意義であったと思っております。
  続きまして、環境課について申し上げます。
  浄化槽設置管理事業につきましては、8月から10月分として申請受け付け済み件数15件、完成検査実施18件、使用開始届け出15件となっております。今後も住民の方への事業の啓発を行いながら、事業の円滑な実施に努めてまいります。
  次に、産業観光課関係について申し上げます。
  まず農林業関係ですが、工事関係につきましては、国の補正予算関連によりまして森林整備加速化・森林再生事業費補助金及び美しい森林づくり基盤整備交付金など補助金の交付が心配されましたが、計画のとおり交付される予定であります。
  事業関係につきましては、11月17日、18日の2日間、埼玉県において全国の農業の担い手が一堂に会し、担い手サミットが開催されました。2日目には、地域交流会の一環として視察バス5台中3台がときがわ町内の施設を視察いただきました。大いにときがわ町のPRになったと考えております。
  次に、秋の収穫時期を迎え、農作物の被害がふえる中、第2回有害鳥獣捕獲を9月6日から11月1日までの約2カ月間実施いたしました。この間、イノシシ18頭、シカ12頭などの鳥獣が捕獲されました。今後も引き続き農作物を鳥獣被害から守るため有害鳥獣の捕獲を進め てまいります。
  次に、町有施設関係でありますけれども、8月下旬から椚平の「シュウカイドウ」の群生がテレビや新聞で取り上げられたこともありまして、大勢の皆さんが訪れ、やすらぎの家、くぬぎむら体験交流館など食事どころの施設や各直売所、さらには体験施設ともに連日にわたりまして大盛況でありました。また、特産品の「青なす」もテレビに取り上げられまして、話題を提供いたしました。
  さらに、秋の到来とともに、各直売所の店頭には原木マイタケ、原木ナメコ、ヒラタケなど数多くのキノコが並び、季節の味覚であるキノコをふんだんに使ったキノコうどんなど観光客の皆様に大変喜んでいただきました。
  町内の観光イベントは、10月にやすらぎの家のきのこまつり、11月に大野特産物販売所の紅葉まつりなどが開催され、キノコなどの秋の味覚を求める大勢の方が町内外から訪れました。そして、11月1日から3日にかけましては、「まなびピア埼玉2009inときがわ第4回木のくにときがわまつり」が開催されまして、メーンイベントであります模擬上棟式では間伐材を利用した建物が建てられまして、木のくにときがわをアピールいたしました。町の文化活動の向上や地域の活性化が図られ、ここで改めて出展団体の皆様のご協力に感謝を申し上げる次第であります。
  また、ときがわ町観光振興計画につきましては、分科会も含め4回の会議が開催されました。各委員の立場から積極的な意見が出されており、年度末の策定に向け、取り組みが進められております。
  続いて、建設課関係について申し上げます。
  本年度多くの事業を計画しておりますが、その中で主要事業の執行状況について事業別にご報告を申し上げます。
  まず、道路維持管理事業についてでありますけれども、本年4月から10月までの建設課への区長要望の件数が154件ありまして、これは場所等により細分化した件数になりますが、その要望事項について積極的な対応を現在行っているところであります。
  次に、道路新設改良事業についてでありますけれども、大字五明地内の町道玉2−19号線を初め4路線について現在道路改良工事を行い、早期完成に努めているところであります。
  次に、橋梁新設改良事業についてでありますが、大字本郷及び番匠地内の川北橋橋梁整備工事につきましては、計画に必要な測量や設計が終了したことから、平成22年度で用地買収ができるよう、さまざまな準備作業を行っております。
  また、都幾川橋橋梁整備工事につきましては、歩行者や自転車等が利用できる仮設橋が完成いたしまして、さらに旧都幾川橋の撤去作業を行い、新しい都幾川橋の橋台について工事施工を現在行っているところであります。
  次に、地籍調査事業についてでありますが、来年度から本格的に調査を開始する番匠地区内の26名の方に地籍調査推進委員を委嘱いたしまして、さらに12月19日には番匠地区の皆様へ地籍調査についての具体的な説明会を実施する予定となっております。
  次に、教育総務課関係について申し上げます。
  最初に、施設関係では、都幾川中学校の校舎内装木質化工事と玉川中学校校舎アスベスト除去工事が夏休み中に完了いたしまして、2学期の始業式に間に合わせることができました。
  また、第3回定例会で契約の議決をいただきました都幾川中学校の特別教室棟耐震補強及び大規模改修工事も年内完成に向けて順調に工事が進んでいるところであります。
  学校では、9月に管内の小学校で日ごろの学習の成果を生かすとともに、地域の特色を生かした運動会がそれぞれ開催されました。また、中学校の文化祭では、生徒の研究成果など工夫を凝らした展示や発表が行われるとともに、地域の皆様の協力をいただき、着付け、うどん打ちなどの体験も行われました。
  次に、去る9月30日には、大東文化大学の留学生13人が玉川中学校を訪れまして、国際交流授業を行いました。
  続いて、中学生のスポーツ部門の主な活躍を紹介いたします。
  今回、2年生以下の新人戦が行われまして、比企郡の予選会を経て県大会へ出場いたしました。比企郡の予選会では、都幾川中学校のバドミントン部の男子が団体優勝、個人戦でもダブルス、シングルスともに上位独占し、陸上についても男子総合第1位、女子総合6位で男女総合2位となりまして、男女合わせて9種目で県大会出場を果たしました。
  県大会の結果は、バドミントンで男子が団体2位、陸上でも男子400メートルリレーが2位となったほか、短距離種目で2名が入賞いたしました。玉川中学校では、硬式テニスのシングルスで1名が県大会3位となっておりました。今回は新人戦であり、今後の活躍が期待されます。
  次に、文化活動の部について紹介いたしたいと思います。
  都幾川中学校では、埼玉県木材協会主催の児童生徒木工作品コンクールや郷土を描く美術展において、それぞれ1名が県知事賞を受賞いたしました。また、英語弁論大会において1名が比企郡大会で優勝し、県大会へ出場いたしました。玉川中学校では、埼玉県交通安全協 会主催の交通安全ポスター・作文・イラストコンクールの作文の部で1名が金賞を受賞いたしました。このように文化活動でも子供たちが優秀な成績をおさめることができました。
  次に、4月に実施されました全国学力学習状況調査の結果でありますけれども、文部科学省により国と県の平均回答率と生活の状況が公表されました。ときがわ町の状況は、小学生が基礎的・基本的な問題、活用する力・応用力を見る問題ともに平均をやや下回るという結果が見られました。また、中学生は、基礎的・基本的な問題、活用する力・応用力を見る問題ともに平均以上の達成率が見られました。
  ときがわ町では、過度の競争や序列化など悪影響があることが予想されるため、結果につきましては公表しないことに決定いたしました。これは文部科学省の趣旨に沿ったもので、全国でも多くの自治体が同様の対応をとっているところであります。
  続いて、生涯学習課について申し上げます。
  初めに、社会教育関係について申し上げます。
  10月18日、好天のもと「もみじ太鼓まつり」が県内10団体の出演をいただきまして開催されました。今年度は「まなびピア埼玉2009」協賛事業に登録されていたため、昨年よりも多い約2,000人の来場者がありました。
  また、10月30日から11月3日まで全国生涯学習フェスティバル「まなびピア埼玉2009」がさいたまスーパーアリーナで開催されまして、約40万人の来場者がありました。県内70市町村や多くの企業・団体が参加いたしまして、ときがわ町では森づくりの取り組みや文化財・観光PRのブース出展を行いまして、多くの方にときがわ町を紹介することができました。
  公民館事業では、アスピアたまがわを中心に11月1日から3日間、文化祭を開催いたしました。約3,400人の方のご来場がありました。文化協会関係の展示の部には213人の方が出展されまして、発表の部では76人の方々が出演されております。この文化祭につきましても、「まなびピア埼玉2009」市町村主催事業として参加をしているものであります。
  社会体育関係では、合併後3回目となります合同の第4回町民体育祭が10月4日に好天のもと開催されまして、盛況のうちに終えることができました。これも議員各位や区長の皆さん、そして体育協会等体育関係の役員の皆様の協力のたまものと深く感謝を申し上げる次第であります。
  また、スリーデーマーチが11月1日から3日間開催されました。ときがわ町では玉川運動場といこいの里大附が3日目の30キロコースと50キロメートルコースの通過ポイントとなっておりまして、玉川運動場では2,921人が、また、いこいの里大附では663人が通過されてお ります。
  文化センター事業では、町民参画事業であります第2回和の祭典が去る10月25日に開催されまして、21演目、198名の方が出演されまして、500人の入場者がありました。
  次に、水道課について申し上げます。
  本年度主要事業の県水受水施設の電気設備工事と水道施設の中央監視システム更新事業でありますが、いずれも年度内の竣工に向けて順調に進捗しております。
  なお、日常業務におきましては、引き続き安心で安全な水の安定供給に努めてまいりたいと考えております。
  なお、本日ご提案申し上げます各議案につきましては、慎重審議の上ご議決賜りますよう重ねてお願い申し上げまして、本定例会開会に当たりましてのごあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。
○市川金雄議長 大変ご苦労さまでした。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第65号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○市川金雄議長 これより、日程第4、議案第65号 ときがわ町情報公開条例及びときがわ町個人情報保護条例の一部改正についてを議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○柴崎秀雄議会事務局長 朗読いたします。
  議案第65号 ときがわ町情報公開条例及びときがわ町個人情報保護条例の一部改正について。
  別紙のとおりときがわ町情報公開条例及びときがわ町個人情報保護条例の一部を改正する条例を制定することについて議決を求める。
  平成21年11月30日提出、ときがわ町長、関口定男。
  以上でございます。
○市川金雄議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、議案第65号 ときがわ町情報公開条例及びときがわ町個人情報保護条例の一部改正について提案理由を申し上げます。
  情報公開及び自己情報開示に係る請求者の費用の負担軽減等を図るため、この案を提出するものであります。
  細部につきましては、総務課長よりご説明申し上げます。
○市川金雄議長 続いて、細部説明を求めます。
  野原総務課長。
○野原泰子総務課長 それでは、議案第65号 ときがわ町情報公開条例及びときがわ町個人情報保護条例の一部改正について細部説明をさせていただきます。
  町長提案理由で申し上げましたが、費用の負担軽減等を図るため、別表の改正を行うものでございます。
  それでは、お手数ですが、議案参考資料の資料ナンバー1をお開きをいただきたいと思います。
  こちらにつきましては、右が現行、左が改正後でございます。現行のA3までのコピー代1枚30円を1枚10円に、そしてカラーコピー代1枚100円を1枚50円に改正をし、さらにA3の規格を超える場合、またその他の場合を実費相当額として定めたものでございます。
  それでは、恐れ入りますが、もう一度条例本文をごらんをいただきたいと思います。
  条例本文附則でございますが、この条例は公布の日から施行するものでございます。
  これで細部説明を終了させていただきますが、よろしくご審議賜りますようお願いを申し上げます。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  これより、日程第4、議案第65号 ときがわ町情報公開条例及びときがわ町個人情報保護条例の一部改正についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  6番、堀口議員。
○6番 堀口 宏議員 6番、堀口でございます。
  この条例の改正でございますけれども、これは町の公文書を公開をして住民の知る権利を保障するというようなことでございますけれども、金額的には安くなるというようなことでございますけれども、A3判ですか、これは紙の仕上がり寸法を言っていると思うんですけれども、今度A列の3番ということですか、これこの番が適当かどうかわかりませんけれども、A列、B列がございまして、1から8段階まで分かれているんじゃないかと思うんですけれども、これについては大きさ等は特に関係ないのかどうか。あと公文書の公開請求などはここ1年あったのかどうか、その点もお伺いをさせていただきます。
  もう1点なんですが、そのほかにこれに関係しないもので住民が控えをコピーとってくれ とかという場合があるかと思うんですけれども、そういう場合、今1枚20円ですか、いただいているかと思うんですけれども、その点の改正をするのかどうかお伺いをさせていただきます。
  以上です。
○市川金雄議長 堀口議員の質疑に対し、答弁を求めます。
  野原総務課長。
○野原泰子総務課長 それでは堀口議員のご質疑にお答えをいたします。
  まず規格の関係ですが、A3以上を超える場合ということで、A1だったりA0、A2ということで実際には今決定はしていないんですけれども、A3の倍がA2ということになるんですが、金額的にはA3を10円にいたしますと、その倍の大きさなので、例えば20円、その上がA3が4枚になるとA1という大きさになるんですが、その辺はA3を10円と考えたときに、その大きさによって金額を今後決定をしていこうと思っております。
  それと、あとは情報公開の件数でございますが、20年度につきましては、情報公開が8件、個人情報はございませんでした。8件のうちコピーを必要としたのが4件でございました。それと、21年度につきましては11月まで情報公開6件、うちコピーをとっているのが3件、個人情報が2件、うちコピーをとったのが1件という状況になってございます。
  そして、こちらの通常の場合が10円、20円ということでコピーをとっております。その中で実際に要綱を定めてコピーをとっておりますが、今20円と100円ということで要綱の中で通常のコピーをとっているのがそういう金額になっております。今後ときがわ町のコピー機、印刷機利用取扱要綱という中に別表で入っているんですが、その金額も改めていきたいと思っております。
  以上です。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  6番、堀口議員。
○6番 堀口 宏議員 先日新聞でも報道されて、この件がときがわ町も載っておりましたけれども、負担軽減ということでやっていただくのはありがたいわけなんですけれども、今、町内のセブンイレブンみたいなところにも普通10円だったでしょうか、コピーやっておるようですけれども、カラーについては50円ですか、それに同額だというようなことで、これについても、また一般的にも今、総務課長が見直しをするような、しますというようなお話でございますので、この件につきましては了解をいたしました。
  以上でございます。
○市川金雄議長 ほかに。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 これをもって質疑を終結いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 討議を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 討論を終結いたします。
  これより、議案第65号 ときがわ町情報公開条例及びときがわ町個人情報保護条例の一部改正についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり改正することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○市川金雄議長 起立全員であります。
  よって、議案第65号は原案のとおり可決されました。
  暫時休憩いたします。
  再開を10時40分からお願いをいたします。
                                (午前10時26分)
─────────────────────────────────────────────────
○市川金雄議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午前10時40分)
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第66号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○市川金雄議長 これより、日程第5、議案第66号 ときがわ町議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正についてを議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○柴崎秀雄議会事務局長 朗読いたします。
  議案第66号 ときがわ町議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について。
  別紙のとおりときがわ議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例を制定することについて議決を求める。
  平成21年11月30日提出、ときがわ町長、関口定男。
  以上でございます。
○市川金雄議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、議案第66号 ときがわ町議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について提案理由を申し上げます。
  平成21年8月11日付でなされました国家公務員の給与についての人事院勧告を踏まえ、ときがわ町議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する必要が生じたため、この案を提出するものであります。
  細部につきましては、総務課長よりご説明申し上げます。
○市川金雄議長 続いて、細部説明を求めます。
  野原総務課長。
○野原泰子総務課長 議案第66号 ときがわ町議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について細部説明をさせていただきます。
  町長提案理由で申し上げましたが、人事院勧告に伴いまして期末手当の支給月数を改正するものでございます。
  今回、平成21年度に支給される期末手当の総支給割合を0.35月分の引き下げとして、6月期で特例措置として凍結した支給割合0.2カ月分を一部充当し、残りの0.15月分を12月の期末手当で調整をするものでございます。
  それでは、恐れ入りますが、議案参考資料の資料ナンバー2をお開きをいただきたいと思います。
  右が現行、左が改正後でございます。
  先ほどの勧告を踏まえまして、期末手当の0.35月分を引き下げるものでございます。こちらの第5条第2項下線部分6月期の期末手当として「100分の215」を「100分の195」に、そして12月期の期末手当「100分の235」を「100分の220」に改正するものでございます。
  恐れ入りますが、条例本文をごらんをいただきたいと存じます。
  附則でございますが、この条例は公布の日の属する月の翌月の初日、公布の日が月の初日であるときはその日から施行するものでございます。
  これで細部説明を終了させていただきますが、よろしくご審議賜りますようお願いを申し上げます。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  これより、日程第5、議案第66号 ときがわ町議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 これをもって質疑を終結いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 討議を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 討論を終結いたします。
  これより、議案第66号 ときがわ町議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり改正することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○市川金雄議長 起立全員であります。
  よって、議案第66号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第67号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○市川金雄議長 これより、日程第6、議案第67号 ときがわ町町長及び副町長の給与等に関する条例の一部改正についてを議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○柴崎秀雄議会事務局長 朗読いたします。
  議案第67号 ときがわ町町長及び副町長の給与等に関する条例の一部改正について。
  別紙のとおりときがわ町町長及び副町長の給与等に関する条例の一部を改正する条例を制定することについて議決を求める。
  平成21年11月30日提出、ときがわ町長、関口定男。
  以上でございます。
○市川金雄議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、議案第67号 ときがわ町町長及び副町長の給与等に関する条例の一部改正について提案理由を申し上げます。
  平成21年8月11日付でなされた国家公務員の給与についての人事院勧告を踏まえ、ときがわ町町長及び副町長の給与等に関する条例の一部改正をする必要が生じたため、この案を提出するものであります。
  細部につきましては、総務課長よりご説明申し上げます。
○市川金雄議長 続いて、細部説明を求めます。
  野原総務課長。
○野原泰子総務課長 議案第67号 ときがわ町町長及び副町長の給与等に関する条例の一部改正について細部説明をさせていただきます。
  町長提案理由で申し上げましたが、人事院勧告に伴いまして、先ほどと同様、期末手当の支給月数を改正するものでございます。
  それでは、議案参考資料、資料ナンバー3をお開きをいただきたいと存じます。
  右が現行、左が改正後でございます。
  第6条第2項期末手当、下線部分6月期の期末手当として「100分の215」を「100分の195」に、そして12月期の期末手当「100分の235」を「100分の220」に改正するものでございます。
  それでは、恐れ入りますが、条例本文をごらんをいただきたいと存じます。
  附則でございますが、この条例は公布の日の属する月の翌月の初日、公布の日が月の初日であるときはその日から施行するものでございます。
  これで細部説明を終了させていただきますが、よろしくご審議賜りますようお願いを申し上げます。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  これより、日程第6、議案第67号 ときがわ町町長及び副町長の給与等に関する条例の一部改正についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  4番、野原和夫議員。
○4番 野原和夫議員 今回この手当についてですが、年間どのくらい減額されるのかお伺いしたいと思います。議員報酬並びにそれぞれ職員の給与も引き下げるこの人事院勧告ですが、どのくらい引き下げられるのか、ちょっとお願いします。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  野原総務課長。
○野原泰子総務課長 金額につきましては54万1,800円でございます。
  以上です。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  ほかに。
  2番、野口議員。
○2番 野口守隆議員 勉強不足でわからないんですが、いわゆる議員、副町長、教育長、一般職員と、この国家ですか、人事院勧告でこうなったと思うんですが、これは大体すべて右へ倣えということになっておると思うんですが、逆に例えばこれよりか少ない、あるいは多いという自治体はあるんでしょうか。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  野原総務課長。
○野原泰子総務課長 野口議員のご質問にお答えをいたします。
  この比企管内はございません。右へ倣えでございます。
  以上です。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  2番、野口議員。
○2番 野口守隆議員 じゃ、県下ではどうなんでしょうか。
○市川金雄議長 答弁を願います。
  野原総務課長。
○野原泰子総務課長 ちょっとまことに申しわけないんですが、県下全市町村はちょっと調べてございませんので、申しわけございませんが、後ほどお答えをさせていただきます。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
○2番 野口守隆議員 はい、結構です。
○市川金雄議長 ほかに。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 これをもって質疑を終結いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 討議を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 討論を終結いたします。
  これより、議案第67号 ときがわ町町長及び副町長の給与等に関する条例の一部改正についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり改正することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○市川金雄議長 起立全員であります。
  よって、議案第67号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第68号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○市川金雄議長 これより、日程第7、議案第68号 ときがわ町教育委員会教育長の給与等に関する条例の一部改正についてを議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○柴崎秀雄議会事務局長 朗読いたします。
  議案第68号 ときがわ町教育委員会教育長の給与等に関する条例の一部改正について。
  別紙のとおりときがわ町教育委員会教育長の給与等に関する条例の一部を改正する条例を制定することについて議決を求める。
  平成21年11月30日提出、ときがわ町長、関口定男。
  以上でございます。
○市川金雄議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、議案第68号 ときがわ町教育委員会教育長の給与等に関する条例の一部改正について提案理由を申し上げます。
  平成21年8月11日付でなされた国家公務員の給与についての人事院勧告を踏まえ、ときがわ町教育委員会教育長の給与等に関する条例の一部を改正する必要が生じたため、この案を提出するものであります。
  細部につきまして、総務課長からご説明申し上げます。
○市川金雄議長 続いて、細部説明を求めます。
  野原総務課長。
○野原泰子総務課長 議案第68号 ときがわ町教育委員会教育長の給与等に関する条例の一部改正について細部説明をさせていただきます。
  町長提案理由で申し上げましたが、人事院勧告に伴いまして、先ほどと同様、期末手当の支給月数を改正するものでございます。
  それでは、恐れ入りますが、議案参考資料、資料ナンバー4をお開きをいただきたいと存じます。
  右が現行、左が改正後でございます。
  第6条第2項期末手当、下線部分6月期の期末手当として「100分の215」を「100分の195」に、そして12月期の期末手当「100分の235」を「100分の220」に改正するものでございます。
  恐れ入りますが、条例本文をごらんをいただきたいと存じます。
  附則でございますが、この条例は公布の日の属する月の翌月の初日、公布の日が月の初日であるときはその日から施行するものでございます。
  これで細部説明を終了させていただきますが、よろしくご審議賜りますようお願いを申し上げます。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  これより、日程第7、議案第68号 ときがわ町教育委員会教育長の給与等に関する条例の一部改正についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  4番、野原和夫議員。
○4番 野原和夫議員 4番、野原和夫です。
  先ほど同様、教育長のこの年間手当のどのくらい減額になるのかお伺いします。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  野原総務課長。
○野原泰子総務課長 野原議員のご質疑にお答えをいたします。
  22万7,000円の減額でございます。
  以上です。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  ほかに質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 これをもって質疑を終結いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 討議を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 これをもって討論を終結いたします。
  これより、議案第68号 ときがわ町教育委員会教育長の給与等に関する条例の一部改正についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり改正することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○市川金雄議長 起立全員であります。
  よって、議案第68号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第69号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○市川金雄議長 これより、日程第8、議案第69号 ときがわ町一般職の職員の給与に関する条例の一部改正についてを議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○柴崎秀雄議会事務局長 朗読いたします。
  議案第69号 ときがわ町一般職の職員の給与に関する条例の一部改正について。
  別紙のとおりときがわ町一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例を制定することについて議決を求める。
  平成21年11月30日提出、ときがわ町長、関口定男。
  以上でございます。
○市川金雄議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  関口町長。
○関口定男町長 続きまして、議案第69号 ときがわ町一般職の職員の給与に関する条例の一部改正について提案理由を申し上げます。
  平成21年8月11日付でなされた国家公務員の給与についての人事院勧告を踏まえ、ときがわ町一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する必要が生じたため、この案を提出するものであります。
  細部につきましては、総務課長よりご説明申し上げます。
○市川金雄議長 続いて、細部説明を求めます。
  野原総務課長。
○野原泰子総務課長 議案第69号 ときがわ町一般職の職員の給与に関する条例の一部改正について細部説明をさせていただきます。
  町長提案理由で申し上げましたが、人事院勧告に基づき、給与の改正を行うものでございます。
  今年度の勧告につきましては、厳しい経済雇用情勢が民間の給与に反映されたことを受けまして、公務員給与と民間の給与について実地調査を行った結果、公務員給与が民間を上回っていることが明らかになりました。そのため、月例給で平均0.22%、給料表の引き下げ改定を行い、ボーナスにつきましても年間で0.35月分引き下げる、今回厳しい内容の勧告でございます。
  それでは、議案参考資料、資料ナンバー5をお開きをいただきたいと存じます。
  まず第1条関係でございますが、右が現行、左が改正後でございます。
  第17条の3第2項期末手当でございますが、下線の部分12月に支給する場合においては「100分の160」を「100分の150」に改正し、また下にいきまして、第3項では、こちらは再任用職員でございますが、そちらの期末手当の改正でございます。「100分の160」とあるの は「100分の85」を、「100分の150」とあるのは「100分の80」とするものでございます。
  また、17条の6第2項の勤勉手当でございますが、次のページをごらんいただきたいと存じます。枠の一番下でございますが、「100分の75」を「100分の70」に改めるものでございます。
  続いて、3ページをごらんいただきたいと存じます。こちらは第2条関係でございます。
  まず17条の3第2項、6月に支給する期末手当については「100分の140」を「100分の125」に改め、3項では再任用職員の期末手当、現行の「100分の140」とあるのは「100分の75」を、「100分の125」とあるのは「100分の65」と改正するものでございます。また、ここで12月に支給する分を「100分の80」から「100分の85」に改正をするものでございます。
  続いて、第17条の6、次のページでございますが、第2項、下の第2号でございます。再任用職員の勤勉手当でございますが、「、6月に支給する場合においては」及び「、12月に支給する場合においては100分の40」を削除するものでございます。
  続いて、5ページをごらんをいただきたいと存じます。
  こちらは第3条関係でございますが、平成19年9月12日、条例第18号の附則第2項、号給の切替えにおいて「附則別表」を「附則別表第1」に改めるものでございます。
  また、6項、5ページ、6ページになりますが、切替日の前日から引き続き同一の給料表の適用を受ける職員については、100分の99.77を乗じて得た額とするものでございます。
  それでは、条例本文5ページ中ほどをごらんをいただきたいと思います。条例本文、中ほど5ページでございます。こちらが続いて附則別表第2になりますが、今回減額対象とならない職員でございます。
  それでは、続いて附則でございますが、附則第1項として、この条例は公布の日の属する月の翌月の初日、公布の日が月の初日であるときはその日から施行するものでございます。ただし、第2条の規定については平成22年4月1日から施行するものでございます。
  第2項として、施行日前に職務の級を異にして異動した者の調整でございます。
  続いて、6ページをごらんをいただきたいと存じます。
  3項として、前項の規定については、給与条例及び規則の規定によって定められたものでなければならないという規定の適用でございます。
  また、第4項第1号、4月から11月までの給与については100分の0.19を乗じて得た額を調整額とするものでございます。
  また、第2号では、期末・勤勉手当についても100分の0.19を乗じて得た額を調整額、こ れは6月分でございますが、調整額とするものでございます。
  7ページをごらんをいただきたいと存じます。
  第5項として、ときがわ町企業職員の給与の適用を受ける者であった者が、引き続き新たに職員となった場合は、企業職員等との権衡を考慮して定めるというものでございます。
  また、6項として附則第2項から前項までに定めるもののほか、必要な事項は規則で定めるものでございます。
  これで細部説明を終了させていただきますが、よろしくご審議賜りますようお願いを申し上げます。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  これより、日程第8、議案第69号 ときがわ町一般職の職員の給与に関する条例の一部改正についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  4番、野原和夫議員。
○4番 野原和夫議員 4番、野原和夫です。
  私は、この問題は反対の立場でございます。まず、この中で組合との合意がちゃんとなされているのかどうかお伺いします。
  それから、平均給料について平均どのくらい毎月減額、平均月額ですね、どのくらいになるのか。それと、期末手当の平均どのくらいになるのか。それと、はね返り分、地域手当、これも月どのくらい減額になるのか。わかったら教えていただきたいんです。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  野原総務課長。
○野原泰子総務課長 まず組合との合意は、今回上程させていただいたものについては合意をしてございます。
  それから、平均でございますが、今回給料表が改正をされまして、3級の途中、1級、2級、3級は途中から減額になります。4、5、6と全部が減額になるんですけれども、まず1カ月にして、200円から800円が減額になります。若年層の場合は200円ぐらい、あとは5級、6級にいきますと月に800円が減額になります。
  続きまして、期末手当の平均の減額金額でよろしいわけでしょうか。
  まず3級につきましては、平均なんですけれども、13万3,000円です。それから、4級につきましては16万8,000円、そして5級につきましては18万5,000円、6級につきましては20 万6,000円が平均ですから、多い少ないもちろんありますが、そういう形の中で年間減額をされます。
  それと、先ほど地域手当のことをおっしゃいましたけれども、地域手当につきますと、地域手当を入れ、期末手当の減額を含めますと、3級が33万2,000円、そして4級が42万3,000円、5級が45万4,000円、6級が49万7,000円程度が年間で1人当たり減額をされます。
  以上です。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  4番、野原和夫議員。
○4番 野原和夫議員 この景気の低迷の中で、この減額は大きく響く問題ではないかなと思います。そして、ちょうどこの級に関しての議案でありますので、旧都幾川村と旧玉川の賃金格差がまだいまだに生じていると思われます。これにかかわる問題等、給与に関してこの問題についてもちょっと触れてお聞きしたいんですが、4年もたっております。旧都幾川村では組合がありまして、旧玉川にありませんでしたが、この改正に伴った中で、旧都幾川村に給与改正合わせるべきではないかなと私は思っております。こういうことについても4年もたっておりますものですから、この働きかけを町長はどのように考えているのか。やっぱり働く環境もきちんとしたものをつくって定めることも必要ではないかなと思うんです。議員報酬については、ある程度都幾川に合わせたその経緯もありますので、その点についてもお伺いしたいんですが、よろしくお願いします。
○市川金雄議長 答弁願います。
  関口副町長。
○関口 章副町長 ご指摘の旧都幾川村、また旧玉川村の職員のいわゆる給料格差の問題ですけれども、これについては、でき得る範囲内での格差是正はもう終わっております。これは個人個人前歴も違うしということですから、完全な格差是正というのは、これはだれも恐らく新たにまた手をつければまた別の格差が出てくるということで、何回も組合とやりとりをやりながら、格差是正は適切に終わったと考えております。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  野原和夫議員。
○4番 野原和夫議員 終わっていると聞きましたけれども、中にはそういう意見も私も聞いておりますので、1つ聞きたいんですが、これ是正してきちんと定める中で、合併債という適用はできないのかどうか。そういうことを踏まえてお聞きしたいんですが、これは使えな いのかどうか。
○市川金雄議長 答弁願います。
  関口副町長。
○関口 章副町長 合併債を何に充てるということですか。
○4番 野原和夫議員 この給与格差です。
○関口 章副町長 まず申し上げましたように、その給与格差と言っていいのかどうかが問題があるんですね。個別的に見て行きますと、旧都幾川については管理職手当は出ていなかったと。その反面、給与水準が高かった。旧玉川の場合は、管理職手当は出ていたけれども、給与の格付等が低かった。なおかつ給与の級ごとによって違うんですね。級によって違うし、入った年によっても前歴のあるなし、またどれだけカウントするかの考え方の違いによって必ずしも画一的でなかったので、そういった諸事情の中で現時点でもう一度過去にさかのぼって評価して入れるべきかどうかというのを個別的に検討して是正をしたと。だから、でき得る限りの格差は終わったというふうに考えております。
  それと、合併特例債は住民に直結するような施設であるとか道路であるとか、そういったものですので、これは合併特例債の適用にはなりません。
○市川金雄議長 ほかにございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 これをもって質疑を終結いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 討議を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
  4番、野原和夫議員。賛成討論ですか、反対討論ですか。
○4番 野原和夫議員 反対討論させていただきます。
○市川金雄議長 お願いいたします。
○4番 野原和夫議員 日本共産党、野原和夫です。
  議案第69号 ときがわ町一般職の職員の給与に関する条例の一部改正に限り、反対討論します。
  私は、町民が役場職員を減らすことや給料を減らすことなど公務員の風当たりが強いことを知っています。しかし、今回の職員の給与の引き下げは問題だと考えます。今、民間が低過ぎる状況にあると思われます。この間、公務員給与は下げ続けられてきました。そして、公務員給与を下げたのだからと民間も下げられてきています。これは給与の引き下げ競争が働いていると言えます。これで一時的には企業や自治体にとってはよいでしょうが、しかし給与が下がれば消費の落ち込みにつながり、結局企業は売り上げも減り、自治体も税収が減ってくると考えます。景気回復を求める声にこたえようとしない人事院勧告は、労働基本権制約の代償措置を投げ捨てるものです。
  職員の生活と権利を守る立場に立ち、暮らしや子育てに必要な給与水準になっているか、自主的に判断することも必要です。民間を含めた賃下げの悪循環に歯どめをかけるためにも、職員の賃金引き下げを行わないと決断すべきです。
  したがって、職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について反対を表明して討論を終わります。
  以上です。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  賛成討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 ほかに反対討論は。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 賛成討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 これをもって討論を終結いたします。
  これより、議案第69号 ときがわ町一般職の職員の給与に関する条例の一部改正についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり改正することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立多数)
○市川金雄議長 起立多数であります。
  よって、議案第69号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第70号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○市川金雄議長 これより、日程第9、議案第70号 埼玉県市町村総合事務組合の規約変更についてを議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○柴崎秀雄議会事務局長 朗読いたします。
  議案第70号 埼玉県市町村総合事務組合の規約変更について。
  地方自治法(昭和22年法律第67号)第286条第1項の規定により、埼玉県市町村総合事務組合規約を別紙のとおり変更することについて議決を求める。
  平成21年11月30日提出、ときがわ町長、関口定男。
  以上でございます。
○市川金雄議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、議案第70号 埼玉県市町村総合事務組合の規約変更について提案理由を申し上げます。
  加須市が埼玉県市町村総合事務組合規約第4条第3号に掲げる事務を共同処理するため、同組合規約を変更することについて協議したいので、地方自治法第290条の規定により、この案を提出するものであります。
  細部につきましては、総務課長からご説明申し上げます。
○市川金雄議長 続いて、細部説明を求めます。
  野原総務課長。
○野原泰子総務課長 議案第70号 埼玉県市町村総合事務組合の規約変更について細部説明をさせていただきます。
  町長提案理由で申し上げましたが、埼玉県市町村総合事務組合の規約別表の改正でございます。
  議案参考資料、資料ナンバー6をお開きをいただきたいと存じます。
  右が現行、左が改正後でございます。
  別表第2になります。第4条第3号関係でございます。加須市が交通災害共済事務を共同処理することに伴いまして、「朝霞市」を「朝霞市 加須市」に改めるものでございます。
  以上で細部説明を終了させていただきますが、よろしくご審議賜りますようお願いを申し上げます。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  これより、日程第9、議案第70号 埼玉県市町村総合事務組合の規約変更についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 これをもって質疑を終結いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 これをもって討議を終結いたします。
  これより討論に入ります。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 これをもって討論を終結いたします。
  これより、議案第70号 埼玉県市町村総合事務組合の規約変更についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり変更することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○市川金雄議長 起立全員であります。
  よって、議案第70号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第71号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○市川金雄議長 これより、日程第10、議案第71号 比企広域市町村圏組合を組織する地方公共団体の数の減少、共同処理する事務の変更及び同組合の規約の変更についてを議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○柴崎秀雄議会事務局長 朗読いたします。
  議案第71号 比企広域市町村圏組合を組織する地方公共団体の数の減少、共同処理する事務の変更及び同組合の規約の変更について。
  地方自治法(昭和22年法律第67号)第286条第1項の規定により、平成22年4月1日から比企広域市町村圏組合から鳩山町が脱退し、共同処理する事務を変更し、及び組合の規約を別紙のとおり変更することについて議決を求める。
  平成21年11月30日提出、ときがわ町長、関口定男。
  以上でございます。
○市川金雄議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  関口町長。
○関口定男町長 議案第71号 比企広域市町村圏組合を組織する地方公共団体の数の減少、共同処理する事務の変更及び同組合の規約変更について提案理由を申し上げます。
  比企広域市町村圏組合から鳩山町が脱退し、共同処理する事務を変更し、及び同組合の規約を変更することについて協議したいので、地方自治法第290条の規定により、この案を提出するものであります。
  細部につきましては、企画財政課長よりご説明申し上げます。
○市川金雄議長 続いて、細部説明を求めます。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 それでは、議案第71号 比企広域市町村圏組合を組織する地方公共団体の数の減少、共同処理する事務の変更及び同組合の規約の変更について詳細説明をさせていただきます。
  今回の規約の変更につきましては、鳩山町の比企広域市町村圏組合からの脱退に伴います変更でございます。
  ここで、鳩山町が脱退することにつきましての背景等についてご説明をさせていただきます。
  従来の広域行政圏につきましては、昭和40年代前半の高度経済成長の中でモータリゼーションの進展等によりまして日常圏域が広域化、拡大化をいたしました。この部分を背景といたしまして、都市及び周辺農村地域を一体とした地域の振興整備を進める広域市町村圏施策が開始をされまして、それ以降また社会情勢の変化につれまして、ふるさと市町村圏の選定も行われ、この推進計画が図られてきたことでございます。
  近年、社会情勢が変化をしてまいりまして、人口の減少また少子高齢化等が進行してまいりました。また、平成の大合併と言われます市町村合併の進展に伴いまして、広域行政圏内の市町村数が著しく減少した圏域、また広域行政機構を有しない圏域等が広がるなど、広域行政圏を取り巻く状況は圏域ごとに大きく異なってまいりました。このような社会経済情勢の変化や市町村合併の進展等の中で、県知事が圏域を設定し、行政機能の分担等を推進してまいりました広域行政圏施策は当初の役割を終えたものと考えられまして、平成21年3月31日をもって国の施策は廃止をされたというところでございます。
  今後の広域行政の広域連携につきましては、地方自治法に基づきます一部事務組合、広域連合等の事務の共同処理の諸制度を活用しながら、関係市町村が自主的な協議に基づきまして取り組むこととなりました。
  比企広域市町村圏組合におきましても、検討の結果、国の広域行政圏施策の廃止に伴いまして、新たな広域行政圏計画の策定は行わず、比企ふるさと市町村圏計画は平成22年3月31日をもって廃止することとなりました。この結果、鳩山町につきましては、比企広域市町村圏組合におきまして共同処理する事務はすべてなくなりまして、脱退することとなったものでございます。
  それでは、議案参考資料の資料ナンバー7、新旧対照表のほうをごらんいただきたいと存じます。新旧対照表の第2条の関係でございますが、右側が現行、左側が変更後と、変更案というふうになってございます。
  第2条の規定につきましては、組合を組織する市町村から鳩山町を除くための規定で、組合市町村数は9市町村から8市町村に変更されます。
  そして、第3条の関係につきましては、共同処理する事務の関係の規定でございます。第1号から第3号を削除し、第4号以降を3号ずつ繰り上げるものでございます。
  第1号が削除されることによりまして、比企ふるさと市町村圏計画策定等の事務が廃止となります。
  次に、第2号が削除されることによりまして、比企ふるさと市町村圏計画に基づく地域振興事業の実施が廃止をされることになります。
  第3号が削除されることによりまして、養護老人ホームの設置及び管理運営事務が廃止をされるものでございます。
  第4号から第9号までの「鳩山町を除く」の文言がございますが、この文言を削除するための改正でございます。
  第6条につきましては、議員定数の規定でございます。鳩山町分の定数2名を減ずる規定で、議員定数は20名から18名となります。
  第10条の規定につきましては、副管理者の定員を鳩山町分1名を減じる改正規定でございます。これによりまして、管理者及び副管理者の定数は8名から7名に変更になるものでございます。
  第15条第2項の改正規定につきましては、鳩山町の脱退と事務の減少に伴います事業に要する費用の支弁方法を変更するための規定でございます。
  第16条の削除規定につきましては、比企ふるさと市町村圏基金を廃止するための規定でございます。
  次に、規約本文に戻っていただきまして、附則の部分をごらんいただきたいと存じます。
  この規約の施行期日を平成22年4月1日からとするものでございます。
  以上で担当課長としての説明を終了させていただきます。慎重ご審議賜りますよう、よろしくお願いを申し上げます。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  これより、日程第10、議案第71号 比企広域市町村圏組合を組織する地方公共団体の数の減少、共同処理する事務の変更及び同組合の規約の変更についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  6番、堀口議員。
○6番 堀口 宏議員 6番、堀口でございますけれども、ちょっと参考にお聞きさせていただきますけれども、鳩山町につきましては県の権限に属します事務処理でございますけれども、今まで比企また入間のほうへ、両方へいろいろな事務所によって分かれておったと思うんですけれども、その点を県の権限に属する事務処理等も全部鳩山は今度入間のほうへ行ってしまうんでしょうか。その辺ちょっと参考にお伺いをしたいと思います。
○市川金雄議長 答弁求めます。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 堀口議員のご質問にお答えをさせていただきます。
  鳩山町につきましては、従前から消防の事業、斎場の事務等、西入間のほうの組合に加入してございます。従前どおり、ほかの西入間のほうの組合のほうで処理をされるということでございます。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  6番、堀口議員。
○6番 堀口 宏議員 その辺わかるんですけれども、あといろいろ教育関係だとか保健所だとか税務署だとか、そういう関係のことをちょっとお伺いしたいんですけれども、よろしくお願いしたいと思います。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  答弁求めます。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 保健所の事務ですとかにつきましても、坂戸の保健所ですとか税のほうもそちらのほう、全部入間圏域の共同事務ということで現在も処理をされておりますが、そういった形で引き続き実施するということでございます。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  ほかに。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 これをもって質疑を終結いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 これをもって討議を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 これをもって討論を終結いたします。
  これより、議案第71号 比企広域市町村圏組合を組織する地方公共団体の数の減少、共同処理する事務の変更及び同組合の規約の変更についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり減少及び変更することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○市川金雄議長 起立全員であります。
  よって、議案第71号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第72号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○市川金雄議長 これより、日程第11、議案第72号 比企広域市町村圏組合からの鳩山町の脱退及び共同処理する事務の変更に伴う財産処分についてを議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○柴崎秀雄議会事務局長 朗読いたします。
  議案第72号 比企広域市町村圏組合からの鳩山町の脱退及び共同処理する事務の変更に伴う財産処分について。
  地方自治法(昭和22年法律第67号)第289条の規定により、平成22年4月1日から比企広 域市町村圏組合から鳩山町が脱退すること及び共同処理する事務を変更することに伴う財産処分を別紙のとおりとすることについて議決を求める。
  平成21年11月30日提出、ときがわ町長、関口定男。
  以上でございます。
○市川金雄議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、議案第72号 比企広域市町村圏組合からの鳩山町の脱退及び共同処理する事務の変更に伴う財産処分について提案理由を申し上げます。
  平成22年4月1日から比企広域市町村圏組合から鳩山町が脱退することに伴う財産処分について協議したいので、地方自治法第290条の規定により、この案を提出するものであります。
  細部につきましては、企画財政課長より説明申し上げます。
○市川金雄議長 続いて、細部説明を求めます。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 それでは、続きまして、議案第72号 比企広域市町村圏組合からの鳩山町の脱退及び共同処理する事務の変更に伴う財産処分について詳細説明をさせていただきます。
  この議案につきましては、比企広域市町村圏組合から鳩山町が脱退することに伴います財産処分について定めるためのものでございます。
  議案の次のページでございますが、比企広域市町村圏組合の財産処分をごらんいただきたいと存じます。
  1といたしまして、鳩山町に帰属させる財産でございます。
  第1号につきましては、平成21年度比企広域市町村圏組合の一般会計決算によりまして生じた剰余金につきましては、鳩山町の負担金額の占める割合を乗じて得た額を返還するための規定でございます。
  第2号につきましては、平成22年3月31日現在の、こちらは比企広域市町村圏組合の財政調整基金につきまして、鳩山町の負担金額の占める割合を乗じて得た額を返還する規定でございます。
  第3号につきましては、平成21年度比企ふるさと市町村圏基金特別会計決算によりまして生じた剰余金につきまして、鳩山町の出資金額の占める割合を乗じて得た額を返還する規定 でございます。
  第4号は、比企ふるさと市町村圏基金造成に係ります鳩山町の出資金7,524万8,000円を返還する規定でございます。
  2といたしまして、1以外の財産で比企広域市町村圏組合に帰属せしめる財産ということでございます。例を申し上げますと、例えば備品類、また比企広域で所有しております公用車、また事務の機器等を使用しております。こういった備品、什器類等につきましては、比企広域市町村圏組合に帰属するとする規定でございます。
  以上で担当課長としての説明を終わらせていただきます。慎重ご審議賜りますよう、よろしくお願いを申し上げます。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  これより、日程第11、議案第72号 比企広域市町村圏組合からの鳩山町の脱退及び共同処理する事務の変更に伴う財産処分についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 これをもって質疑を終結いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 これをもって討議を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 これをもって討論を終結いたします。
  これより、議案第72号 比企広域市町村圏組合からの鳩山町の脱退及び共同処理する事務の変更に伴う財産処分についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり処分することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○市川金雄議長 起立全員であります。
  よって、議案第72号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────

       ◎議案第73号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○市川金雄議長 これより、日程第12、議案第73号 比企ふるさと市町村圏基金出資金に係る権利の放棄についてを議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○柴崎秀雄議会事務局長 朗読いたします。
  議案第73号 比企ふるさと市町村圏基金出資金に係る権利の放棄について。
  地方自治法(昭和22年法律第67号)第96条第1項第10号の規定に基づき、次のとおり比企ふるさと市町村圏基金出資金に係る権利を放棄することについて議決を求める。
  1 放棄する権利の内容 比企ふるさと市町村圏基金に対するときがわ町の出資金9,299万6,000円のうちの金5,230万2,000円の請求権。
  2 放棄により利益を受ける者 東松山市松葉町一丁目2番3号、比企広域市町村圏組合管理者、坂本f之輔。
  3 放棄の理由 比企ふるさと市町村圏基金を廃止し、当該基金出資金を比企広域市町村圏組合の施設整備基金に充てるため。
  4 放棄の時期 平成22年4月1日。
  平成21年11月30日提出、ときがわ町長、関口定男。
  以上でございます。
○市川金雄議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  関口町長。
○関口定男町長 議案第73号 比企ふるさと市町村圏基金出資金に係る権利の放棄について提案理由を申し上げます。
  比企ふるさと市町村圏基金を廃止し、当該基金出資金を比企広域市町村圏組合の施設整備基金に充てるため、当該基金に対する当町の出資金の請求権の一部を放棄するものであります。
  細部につきましては、企画財政課長よりご説明申し上げます。
○市川金雄議長 続いて、細部説明を求めます。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 それでは、続きまして、議案第73号 比企ふるさと市町村圏基金出資金に係る権利の放棄について詳細説明をさせていただきます。
  比企ふるさと市町村圏基金につきましては、現在10億円の基金を持っております。これは 関係市町村からの出資金9億円と埼玉県からの補助金1億円で造成したものでございます。この基金を廃止した場合は、原則的には関係市町村及び県に全額返還しなければならないこととなっておりますが、組合には斎場や消防庁舎の設備があり、その一部には老朽化が進んでいるものもございます。建てかえ等の時期が近づいている施設もあるところでございます。その際は関係市町村から新たに多額の負担を支出しなければなりませんが、昨今の市町村の財政状況からいたしますと極めて厳しいものがございます。
  そこで、今回廃止となります比企ふるさと市町村圏基金を市町村へ全額返還することなく、今後の組合施設整備のために市町村の出資負担割合に基づきまして放棄をして、財源として使用するため、出資金の返還請求権の一部を放棄するためのものでございます。
  なお、放棄する権利の内容につきましては、出資金9,299万6,000円のうち5,230万2,000円の金額の請求権を放棄するものでございます。
  権利の放棄の理由につきましては、比企ふるさと市町村圏基金を廃止し、当該基金出資金を比企広域市町村圏組合の施設整備基金に充てるためでございます。
  放棄する出資金の内訳につきましては、別紙資料ナンバー8、比企ふるさと市町村圏基金の取り扱いについてをごらんいただきたいと存じます。
  資料ナンバー8のときがわ町の欄をごらんいただきたいと存じます。
  ときがわ町の出資金は9,299万6,000円でございます。このうち斎場施設整備基金に充当するものが3,271万5,000円でございます。そして、消防施設整備基金、こちらは小川消防署の建設費の充当のためのものでございますが、1,958万7,000円でございます。権利放棄額は一番右の欄になりますが、合計いたしまして5,230万2,000円でございます。
  その1つ左の欄になりますが、市町村に返還額、ときがわ町に返還される額は4,069万4,000円でございます。この金額につきましては、平成22年度に返還される予定でございます。
  この小川消防署の建設につきましては、総事業費およそ10億円程度を見込んでいるというお話でございます。また、斎場の施設整備の金額でございますが、おおむね50億円程度を見込んでいるというお話でございます。いずれも75%起債充当を予定してございますので、その残りの25%を各市町村からの負担金で出資する、出資といいますか、負担するという内容でございます。この消防署、小川消防署の建設費につきましては、起債を除きます金額が2億5,000万円ということで、この金額で建てかえのほうはできる予定になってございます。
  以上で担当課長としての説明とさせていただきます。慎重ご審議賜りますよう、よろしく お願いを申し上げます。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  これより、日程第12、議案第73号 比企ふるさと市町村圏基金出資金に係る権利の放棄についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  11番、岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 直接関係するかどうかわからない質問で大変恐縮なんですけれども、越生町との境に焼き場というか斎場がございまして、その斎場をつくる際には都幾川村時代に大変反対をした経緯がございまして、実際には都幾川村に隣接しているんですけれども、使用できない状態で、そのままであります。大変近い馬場の奥でございまして、大変近いところなので、そこが使用できると大変便利というか、特殊な場合にしか今使われていない。要するに高い斎場料を払って焼き場として使わせてもらっているという状況がございますので、そういう新生のときがわ町になって、その辺のうらみつらみを抱えている越生町の町民等も減ったんではないかというふうにも思いまして、その辺利便性を考えて話ができないかどうかということをこの際で。当然、基金等の出資はありますから、こういうお金を使ってできないものだろうかというふうに考えているんですが、いかがでございましょうか。
○市川金雄議長 この議題とは直接関係ではないんですが、よろしいでしょうか。
  それでは、答弁をお願いします。
  関口町長。
○関口定男町長 では、私のほうから答弁させていただきますけれども、この比企の広域市町村圏組合は、比企郡の各市町村といろいろな連携をとりながら、いろいろな事業等もやっています。そんな中で今回の斎場問題につきましても松山の斎場というのは長い歴史の中で、このお互いの信頼関係の中で築いてきた斎場だと思います。また、たまたま越生町に斎場ができるということで、旧の都幾川村のときにいろいろな経緯があったという今のお話ですけれども、隣にあるからといって、今まで我々は出資してもいないですし、これから新たに出資するという予定はありません。今のところ先ほど言いましたように、こうした我々のところへ戻ってくるお金も権利を放棄して、そして斎場の新しい建てかえのときに準備する、そういう形でやっておりますので、今のところ考えていないということでご理解いただきたいと思います。
  以上です。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  ほかに。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 これをもって質疑を終結いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 これをもって討議を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 これをもって討論を終結いたします。
  これより、議案第73号 比企ふるさと市町村圏基金出資金に係る権利の放棄についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり放棄することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○市川金雄議長 起立全員であります。
  よって、議案第73号は原案のとおり可決されました。
  暫時休憩いたします。
  再開は午後1時からお願いをいたします。
                                (午前11時53分)
─────────────────────────────────────────────────
○市川金雄議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午後 1時00分)
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第74号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○市川金雄議長 これより、日程第13、議案第74号 ときがわ町星と緑の創造センターの指定管理者の指定についてを議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○柴崎秀雄議会事務局長 朗読いたします。
  議案第74号 ときがわ町星と緑の創造センターの指定管理者の指定について。
  ときがわ町星と緑の創造センターの管理運営における指定管理者を下記のとおり指定したいので、議会の議決を求める。
  1 名     称 星と緑の管理委員会。
  2 所  在  地 ときがわ町大字西平709番地3。
  3 代表者職・氏名 委員長 西澤明彦。
  平成21年11月30日提出、ときがわ町長、関口定男。
  以上でございます。
○市川金雄議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、議案第74号 ときがわ町星と緑の創造センターの指定管理者の指定について提案理由を申し上げます。
  ときがわ町の公の施設における指定管理者の指定の手続等に関する条例第4条の規定に基づき、ときがわ町星と緑の創造センターの管理運営に関し指定管理者を指定する必要が生じたので、この案を提出するものであります。
  細部につきましては、産業観光課長よりご説明申し上げます。
○市川金雄議長 続いて、細部説明を求めます。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 それでは、議案第74号 ときがわ町星と緑の創造センターの指定管理者の指定について細部説明を申し上げます。
  本案は、平成16年に設置したときがわ町星と緑の創造センターについて、指定管理者の指定の期間が平成21年12月19日で満了するため、指定管理者を指定する必要がありますので、議決をお願いするものでございます。
  本施設の指定管理者の候補者選定に当たって、この施設の中心となる観測ドームは専門性の高い機器を有しており、管理運営に関し、専門的な知識を必要とする特殊性を持っていることから、ときがわ町公の施設における指定管理者の指定の手続に関する条例第5条第1項の規定により、公募によらず指定管理候補者を選定したものでございます。
  指定管理者の候補者の名称は星と緑の管理委員会、所在地、ときがわ町大字西平709番地3、代表者職・氏名、委員長、西澤明彦でございます。
  次に、議案参考資料の資料ナンバー9をごらんいただきたいと存じます。
  星と緑の管理委員会の役員及び職員名簿でございます。委員会の構成は役員8名、職員6名、計14名で、元天文台職員や林業関係者、旅行業取扱業者など専門家を含めた管理体制としております。
  星と緑の管理委員会は、平成16年に施設の設置以来、星と緑の創造センターの設置目的である堂平山を中心とした周辺の自然環境を生かした事業展開により、着実に利用者を伸ばしてきました。公の施設の管理に関する事業計画では、堂平天文台を中心とした星と緑の創造センター諸施設の管理運営を中心に、自然や星空の体験学習の実施、周辺の自然環境を野外学習、森林学習など体験の場として広く提供することで都市と山村の交流を促進し、町への集客やイメージアップを図るとともに、施設のさらなる知名度アップに努め、新規利用者を開拓していく方針としております。
  なお、指定管理者の指定の期間につきましては、平成21年12月20日から平成26年12月19日までの5年としております。
  以上で議案第74号 ときがわ町星と緑の創造センターの指定管理者の指定についての細部説明とさせていただきます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  これより、日程第13、議案第74号 ときがわ町星と緑の創造センターの指定管理者の指定についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  6番、堀口議員。
○6番 堀口 宏議員 6番、堀口でございます。
  この指定についてでございますけれども、2条に公募にするというようなこともうたってあるわけですけれども、今、課長の説明だと専門性を有するというようなことで公募しなかったというようなお考えのようですけれども、今後このように施設の管理というようなことで指定管理者を指定する場合、今後どのように考えておるのかお伺いをさせていただきたいと思います。期間も5年というようなことで長いわけですので、その点についてですね。
  もう1点なんですけれども、この代表者でございますけれども、西澤さんは教育委員をなさっているんじゃないかなと思いますけれども、特にその点については差し支えないのかどうかお伺いをさせていただきたいと思います。
  以上でございます。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 それでは、堀口議員のご質問にお答え申し上げます。
  まず第1点目の指定管理者の公募についてでございますが、先ほどご説明申し上げました候補者の指定につきましては、今回公募によらず候補者を選定させていただきました。こちらにつきましては、ときがわ町公の施設における指定管理者の指定の手続に関する条例の第5条に、公募によらない指定管理者の候補者の選定がございます。こちらの第1項第1号では当該施設の性格、また規模及び機能等により公募することが適さないと認められるときというふうなことで、これに基づきまして、今回の星と緑の創造センターにつきましては、公募によらず候補者を選定をさせていただいたものでございます。
  ご質問の今後の指定管理者についての公募の考えはということでございますが、現在ときがわ町の町有の施設につきましては10施設ございます。そのうち9施設が指定管理者制度を適用してございます。この中で9施設の指定管理者の団体につきましては、9施設すべてが地域の振興ということを基本に考えておりまして、地域の方々が主体として運営に当たっていただいております。特に各施設におきましては、それぞれ各施設の特徴を生かしながら運営を行っていただいておりまして、なおかつ地域の雇用というものも非常に各指定管理者の団体につきましては、そういった面では大きな成果をおさめていると考えております。
  今回、公募というふうなことでございますけれども、やはり将来的には公募というのも考え方の当然1つにございますけれども、やはり地域の方々が中心となって、こういった施設を運営していただくということが私としては大事だというふうに思っておりますので、公募についても今後の指定については十分検討をしていきたいというふうに思っております。
  また、2点目の委員長の西澤さんでございますけれども、教育委員というふうなことで問題はないかというふうなことなんですが、こちらについては特に指定管理者の代表ということでございますので、星と緑の管理委員会の代表ということで特に問題ないというふうに考えております。
  以上でございます。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  6番、堀口議員。
○6番 堀口 宏議員 公募については、今、課長がお話ございましたように地域の特色を出すというようなことで、できれば町内のというようなことで、それについてはわかりました。
  ただ、この2点目の委員長の関係でございますけれども、町から補助金をもらっていない からというようなこともあろうかと思いますけれども、今回議会の基本条例等もできておりまして、その点について特にメンバーという、代表でございますので、再考したほうがいいんじゃないかなというようなことでお聞きをさせていただきました。
  以上でございます。
○市川金雄議長 関口副町長。
○関口 章副町長 2点目の今、堀口議員さんからご質問の教育委員を兼ねているということでの問題性でありますけれども、地方教育行政の組織運営に関する法律の第6条では兼職禁止規定があります。この中で禁止されているのが議会の議員であるとか、あるいは地方公共団体の常勤の職員、それ以外については特に兼職禁止はございません。また、趣旨からしても、要するにそういった能力のある方について適切だと考えた場合については禁止規定に触れない限りは人材を活用するということも必要かなと思いますので、ご理解いただきたいと思います。
  以上です。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  ほかに。
  14番、野原兼男議員。
○14番 野原兼男議員 ただいまの課長の説明の中に、旅行業者を新たに委員として加えているということなんですけれども、旅行業者の委員というのはメンバーの中でどなたになっているのか。
  それとあと、収支等の状況なんですけれども、その中に星の部会と緑の部会という2つに分かれているんですけれども、緑の部会というのは、これは19年度で一応終わっているということなんです。これは緑の雇用ということでよろしいのか。その辺についてお尋ねします。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 それでは、1点目のこの役員の名簿の中で旅行業取扱業者ということでご説明申し上げましたけれども、上からこの6番目の理事さんで清原誠さん、こちらの方がイーグルバスの関係グループでイーグルトラベル株式会社のマネジャーということで、今回今後の施設の運営に当たって、観光面等々からも、さらにこういった方を加えて、またノウハウ等も教えていただきながら新たな利用客の拡大を図っていきたいということで、今回清原さんにも入っていただいております。
○市川金雄議長 1点目について、よろしいでしょうか。
○14番 野原兼男議員 はい、結構です。
○市川金雄議長 いいですか。
  じゃ、続いて2点目お願いします。
○山崎政明産業観光課長 それから、2点目の星の部会と緑の部会ということでございますが、緑の部会につきましては平成17年度から19年度までの3年間、緑の雇用事業を、星と緑の管理委員会に委託しておりました。この関係で、この組織についても星の部会と緑の部会ということで部会制を設けまして、施設の運営に当たってきたところでございます。
  以上でございます。
○市川金雄議長 野原兼男議員。
○14番 野原兼男議員 今のご説明で一応了承しましたけれども、あと確認なんですけれども、収支報告見ますと一定の利用料等を計上しているわけですけれども、主にどういった団体の利用者が多いのか、それについてわかる範囲で結構ですけれども、お伺いできればと思います。
○市川金雄議長 答弁求めます。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 まず施設の利用者の内訳ということでございますが、こちらについては各施設の利用料ということで予算については計上してございますけれども、利用者については各施設とも例えばドーム、それから下のログハウス、モンゴル式テントということで、ここは宿泊施設ということで運営を行っておりますが、団体、それから家族でお借りするお客さんが多いです。また、団体等につきましては、町外からのグループ・団体等も多く利用していただいております。
  以上でございます。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  再々質問ですね。
○14番 野原兼男議員 町外からの団体って、まずその団体がどういう会の団体だか、ちょっとわからないですけれども、こういった天体に関する特別な施設、都内からも近距離にあるこれだけの施設というのはなかなかないと思うんですよね。そういった関係で、やっぱりこういった中で、これを有効に利用を図っていただくためにも、やはり今の天体、いろいろな星の観察とか、そういったもので結構そういった、この間も何とか流星とか何とかという ので騒ぎになりましたけれども、結構そういったマニアの人は多いと思うんです。また、子供たちも、そういったことでいろいろな興味を持っている、多いと思うんですけれども、そういった関係で、都会の学校等に、やはりそういった利用の促進を図っていただくためにも、PR等を積極的に行っていただければということをお願いします。これは要望で結構ですので、要望としてお願いしたいと思います。
○市川金雄議長 答弁よろしいですね。
  ほかに。
  7番、笹沼議員。
○7番 笹沼和利議員 指定管理者制度、今回指定管理者のということで上がっているんですけれども、指定管理者制度で今回の件については理解はしているんですけれども、本当にこれでいいのかなという思いがどこかに正直言ってありまして、というのは、指定管理者の場合は非常に公募という要素がすごく強いという。例えば埼玉県なんかでも非常に公募という形でやっているところが多というふうに聞いておりまして、そうすると本当に今の課長の答弁でいうと、その地域のためにということで考えてくると、本当にこれになじんでくるのかなというのが正直言ってちょっと考えてしまうところがあります。将来的には少しこのあたりを考えていかなければいけないんではないかな。例えばその地域で法人化していくとか、何かそういうことがあってもいいのかなという思いがあるんですけれども、そのあたりで、この辺をもう1回すぐにということではないんですけれども、見直していくみたいなところはあるかどうか、そのあたりを少しお聞かせいただければと思います。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 それでは、笹沼議員のご質問にお答えさせていただきます。
  笹沼議員さんが申し上げたとおり、将来的には公募というものも、やはり視野に入れて考えていく必要はあろうかと思います。また、現在の指定管理者に指定している施設についても9施設ございますけれども、こういった施設の方々も実際に精力的にこの施設を運営していただいておるんですが、やはり全体的には高齢化等々も大分進んでいるというのも現状ですし、今回、星と緑の創造センターの中に旅行業者というふうなことで専門家の方も入っていただきましたけれども、やはりこういった観光面でのノウハウというものも今後施設の運営に当たっては非常に重要な部分というふうなことで考えておりまして、今後、町内全体のこの施設についても、幾つかをこういった形で統合して法人化していくとか、法人化した団 体に管理をお願いしていくとか、そういったこともまた含めて今後の施設の運営のあり方については、やはり検討していく必要があろうかと思っております。
  以上でございます。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  ほかに。
  4番、野原和夫議員。
○4番 野原和夫議員 4番、野原和夫です。
  公の施設を指定管理者に委託して営業するわけですが、一番私はこの中で利用料、こういう問題が管理委託された場合、変動されて高くなる、そういうことも踏まえていろいろ問題が出てきてしまうことも考えられるんです。この点やっぱり利用が少なくなれば当然上げたくなる。その施設の運営の仕方が異なってくることもあるんで、その点きちんと定めた中でできるのかどうか。また、これからなるわけですが、そういう点、課長等はその教育的なものをどういうふうにしているのかお伺いします。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 それでは、お答えさせていただきます。
  この施設の利用料に関しては、それぞれの公の施設の設置における条例に、この施設の利用に関しての使用料というものも定めております。その中で、これはほとんどが限度額ということで定めさせていただいておりますが、各施設とも、この限度額を基本に料金設定をし、運営をしていただいております。したがいまして、料金についてはこの条例に基づく料金の範囲ということで、それぞれ今、運営をしていただいておりますが、この指定管理者が行う業務というふうなことで、この条例の中でも利用の許可に関する業務あるいは利用料金の徴収に関する業務、こういったことがこの指定管理者の行う管理業務ということで定めておりますので、今後こういった料金の設定等々についても各指定管理者ともいろいろ協議する中で、やはり改定をしたほうがいいんじゃないか、条例改正をしたほうがいいんじゃないかということも、指定管理者との協議の中では出てきている施設もございます。
  ただ、やはりこの辺の料金設定というのは、今条例で設定している料金の範囲の中で、やはり運営していただくということが私どもとすれば、今適切だというふうに考えておりますし、やはり見直す必要があれば、こちらは条例改正をして見直していくということも当然視野に入れて今後検討してまいりたいというふうに思っております。
  以上でございます。
○市川金雄議長 よろしいですか。
  4番、野原和夫議員。
○4番 野原和夫議員 今まで公の施設を利用した人がやっぱり指定管理者に委託されて、その場合やっぱり料金が上がっちゃった、いろいろな問題が当然出ることもあるので、今条例改正というのはやっぱり上げる改正をしない、何かの努力も必要ではないかということでお願いしたいんです。先ほどの課長の説明でわかりましたから、その点をしっかり位置づけて頑張っていただきたいと思います。
○市川金雄議長 要望でよろしいですか。
○4番 野原和夫議員 はい。
○市川金雄議長 ほかに。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 これをもって質疑を終結いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 これをもって討議を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 これをもって討論を終結いたします。
  これより、議案第74号 ときがわ町星と緑の創造センターの指定管理者の指定についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり指定することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○市川金雄議長 起立全員であります。
  よって、議案第74号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第75号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○市川金雄議長 これより、日程第14、議案第75号 平成21年度ときがわ町地域情報通信基盤 整備工事請負契約の締結についてを議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○柴崎秀雄議会事務局長 朗読いたします。
  議案第75号 平成21年度ときがわ町地域情報通信基盤整備工事請負契約の締結について。
  次のとおり工事請負契約を締結することについて議決を求める。
  1 工 事 名 平成21年度ときがわ町地域情報通信基盤整備工事。
  2 施工箇所 埼玉県比企郡ときがわ町全域。
  3 履行期限 平成22年3月31日。
  4 請負金額 金3億3,379万5,000円。
  5 請負業者 住    所 さいたま市浦和区常磐5丁目8番17号
                さいたま常磐ビル3F。
         氏名又は名称 東日本電信電話株式会社 埼玉支店。
         代表者職氏名 埼玉支店長 佐藤謙一。
  平成21年11月30日提出、ときがわ町長、関口定男。
  以上でございます。
○市川金雄議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、議案第75号 平成21年度ときがわ町地域情報通信基盤整備工事請負契約の締結について提案理由を申し上げます。
  平成21年度ときがわ町地域情報通信基盤整備工事の請負契約を締結したいので、ときがわ町議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、この案を提出するものであります。
  細部につきましては、企画財政課長よりご説明申し上げます。
○市川金雄議長 続いて、細部説明を求めます。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 それでは、議案第75号 平成21年度ときがわ町地域情報通信基盤整備工事請負契約の締結について詳細説明をさせていただきます。
  工事名につきましては、ただいまこちらの議案に載っているとおりでございます。
  工事の概要につきまして、資料ナンバー10のほうをごらんをいただきたいと存じます。資料ナンバー10でございます。
  平成21年度ときがわ町地域情報通信基盤整備工事の概要ということで、1といたしまして架空光ケーブル敷設工事ということで65局内、これは電話局の65局内でございますが、8万6,812メートル、67局内5万5,672メートル、合計14万2,484メートルということで、キロに直しますと142.484キロメートルという長さになります。
  2といたしまして、引上げ管の新設、こちらは玉川地内にあります65局の局舎の前でございますが、地下から局舎の内部に線を引くということで、こちらの引上げ管の新設工事8.7メートルが必要になります。
  そして、3といたしまして、サイフォン(地下管路)でございますが、こちらは番匠地内にあります八高線のガード下、こちら地下を掘りまして、そちらの地下の管路を新設するというものでございます。28.7メートル。そして4番といたしまして、主要予定電柱数につきましては65局内が2,911本、67局内が1,738本、合計4,649本でございます。
  5番といたしまして、携帯電話基地局向けの電送路は27カ所を予定をしてございます。
  こちらの工事を実施することによりまして、超高速のインターネットサービスが町内全域で提供できるようになります。ただいま工事概要でも申し上げましたとおり、携帯電話につきましても町内の不感地域がなくなるように、なるべく今後も引き続き携帯電話基地局等の工事も行ってまいりたいというふうに考えております。
  以上で雑駁でございますが、担当課長としての説明を終了させていただきます。慎重ご審議賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  これより、日程第14、議案第75号 平成21年度ときがわ町地域情報通信基盤整備工事請負契約の締結についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  5番、鳥越議員。
○5番 鳥越準司議員 5番、鳥越でございます。
  架空光ケーブルで町内だけでも142キロ強ということで非常に長いものでございまして、こんなに必要なんでしょうけれども、大したものだというふうには考えておりますけれども、ただ、いただいた資料の中で配置図を見ますと、町道全部、県道も含めてですけれども、まだ足りない部分があるんですが、例えばこの赤い線から外れて、遠いところですと逆に言えば数百メートル離れた家屋も出るんじゃないかということなんですが、この赤い線からそこまでもっていくには、それの費用負担、その辺はどういうふうにお考えなのか。例えば、い わゆる家屋の目の前に線がある方と、全く離れてうんと遠いということでもって、それの引き込みの費用に不公平が若干生じるんじゃないかというふうな意見がございましたので、その辺をひとつお伺いしたいと思います。
○市川金雄議長 答弁願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 鳥越議員のご質問にお答えをさせていただきます。
  こちらの資料の10番のほうに議員ご指摘のとおり、町全体の整備経路等が赤い印刷で記載されております。こちらの主な主要幹線等でございますが、こちらでほぼ町内全域の網羅できるというふうに設計にはなってございます。ただし、若干お宅までの近くまでは行くんですけれども、若干距離が残る家も出てくると思いますが、そういった家についてはNTTの負担で、そのお宅までは引いていただけるというお話になってございますので、ご心配をいただかなくても大丈夫でございます。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  ほかに。
  7番、笹沼議員。
○7番 笹沼和利議員 これは前にも聞いたと思うんですけれども、前アンケートなんかとって、企業のほうの加入についてアンケートもとったと思うんですけれども、その辺で企業、こちらでいうと春和のほうの企業とかいろいろいっぱいあるかなと思うんですけれども、その辺のことは結構皆さん加入していただけるのかどうか、そのあたりは大丈夫なんでしょうか。よろしくお願いします。
○市川金雄議長 企業の加入について、答弁を求めます。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 以前インターネットに関するアンケート等を実施させていただきました。この中でも一般家庭ですと約17%程度は入っていただけるということで、企業向けも引き続き勧誘をさせていただきたいと思います。目標といたしましては、20%程度を目標ということで、回線数にしますと1,000回線程度、こちらは加入の目標ということで努力してまいりたいということでございます。企業につきましても、是非入っていただけるように働きかけをしてまいりたいというふうに考えております。
  以上でございます。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  ほかに。
  2番、野口議員。
○2番 野口守隆議員 関連があるかどうかちょっと疑問なんですが、先日、町長が行政懇談会で我が地区に参りまして、大変わかりやすく財政から福祉から光ファイバーから説明聞いておりました。ある方からそのときに、いわゆる高齢者の方に安否情報ということで、この光ファイバーを使って将来的には行いたいというような町長話されましたが、具体的にはいつごろを想定しているのかお聞きいたします。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  関口町長。
○関口定男町長 この間は大野のほうへ行ったときも議員さんにも大変ご協力いただきまして、皆さんにおいでいただいて行政の報告をさせていただきました。その中で、この光ファイバーの話もさせていただきまして、また高齢者に向けてのそういうサービス、それ以前に現在ADSLと光フレッツと2つ、これから引く工事をしていく、とりあえず今ADSLというのが今出ているんですが、もともとがこのADSLというのが、これが65局と67局と2つあるんですけれども、そこにもういっぱいで入れないんでということで、速度も遅いということで、それで光フレッツ等を入れると。これを入れて一番問題はまず加入者なんですが、まず加入者を1,000件から1,500件、目標とするとそのくらいの人に入っていただくように努力したいと。その中で料金の件でよく質問が出るので、皆さんにもちょっとその辺の啓発活動というかやってほしいんですけれども、ADSL、今皆さんがやっている普通のやつで大体4,000幾らかな、四千四、五百円とかという料金になります。それから、光フレッツでやると7,000幾らかで、約2,000ちょっとくらい差が出るんですね。
  これをインターネットだけとか、そういうのではなくて、あと固定電話と光電話をやるかやらないかということで、これは差がいろいろ出てくるらしいんですよ。ですから、光フレッツを使った場合に今の電話、固定電話を光電話にしていただくと。そうすると電話料が光の電話の場合は8円40銭、3分間8円40銭、ずっと3分間8円40銭でいくんですね。それが固定電話ですと距離によって違ったりして、ですからなるべく光電話を使ってもらうようにすると、その電話料を比べると、かえって光フレッツのほうが安くなるという結果が出るそうです。ですので、是非新しい光ファイバーが引けたら光電話も一緒に入れてもらってインターネット等に使っていただくということがいいんではないかということで話していただければと。
  それと今、野口議員のご質問のその光ファイバーに、光ファイバーというのは結局いろいろな情報をどんどん流せるというのが非常に、道路で言えば高速道路ができるようなものですから、これを利用して将来的には福祉のものもいろいろ、また町民課のほうも、いろいろな使い道があると思います。
  その一端として私が話をしたのが、仮に今これから高齢化が大分進んでいます。このときがわ町で今高齢化率が24%を超えて、もう25%になっています。そんな中で、結局ひとり暮らしあるいは高齢者の世帯が多くなると。そうした場合に高齢者の世帯にモニターテレビを置いて、使いやすい普通の操作が簡単なモニターテレビで、仮に役場なら役場と押せば役場に通じるとか、あるいは保健センターに通じるとか、そういう方法のモニターテレビがありますので、そういうものを将来設置したいという話をしました。
  その将来というのはいつごろかといいますと、今回のこの光ファイバーも本当は4月には開局の予定でおりましたけれども、国のほうの補助金等のずれで11月には決定ということで、開通するのは来年7月か8月ごろになると思います。それで、まずは皆さんに光ファイバーを利用していただくというのがまず第一だと思います。その利用していただいたりしている間に、またそういうお年寄りの今の状況等を見ながら検討に入りたいと思っています。
  ですから、具体的に何年先というかはあれですけれども、そんなに遠くない将来、3年とか4年とか、それぐらいにはそういうのをやりたいと思いますし、今交通懇談会等で交通網の整備等も、そんな話もこの間しましたけれども、ハブ形式のハブターミナル式の交通網にすると。そういった場合にも役場との連絡等も光ファイバーを使っていろいろできるようになる。そういうのも将来やっていきたい。
  ですから、この光ファイバーを引くことによって、将来いろいろなサービスが利用できますので、そういう話をしました。ですから、具体的にモニターテレビの件につきましては、光引いて、来年引けますから、その後1年かけて、しっかりその辺の整備をして、その翌年かその翌年までにはそういう事業を順次進めていきたいと思っていますので、ご理解いただきたいと思います。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  2番、野口議員。
○2番 野口守隆議員 ありがとうございました。今の町長の説明ですと、三、四年後と。いわゆる加入がどのくらいあるかということによっても大変違ってくると思うんです。前回、私が一般質問したときには、たしか1,160回線で通常経費が賄えるというような答弁を受け たような記憶があるんですが、今だと1,000回線目標ということなんですが、是非それは目標は実現できなければ意味がないんですが、とりあえず1,000回線と言わないで1,200回線ぐらい目標にしてもらわなければ、やはりいわゆるこれから経費が余りかかるのは好ましくないと思うんで、それを是非努力していただきたいと思います。
  以上です。
○市川金雄議長 答弁願います。
  関口町長。
○関口定男町長 我々とすると、野口議員ご指摘のように努力をしなくちゃいけないと思っていますし、それには議員の皆さんにもご協力をいただいて、是非1,160件と言わず、さっき言いました1,500件は最低目標にやっていただきたいと思います。そうして皆さんに努力をいただければ、先ほどご質問の年寄り向けのサービス、福祉の関連も早ければ平成22年度、来年度にいろいろ計画を立てて、早ければ23年度には実施できるかもしれません。その辺は23年度にするか24年度、その辺の一、二年はちょっとどっちにずれるか、早ければ平成23年度には仮に75歳以上の家庭とか、そういうのに限定すれば、そんなに大して多くなくて済みますから、全家庭となるとやはりえらい数になりますので、とりあえずは障害を持った方とか70歳以上だとか、そういう形で整備していくんであれば平成23年度でも可能ですので、その辺の努力はしたいと思います。
  ですから、まず加入をしていただく努力を是非皆さんも一緒によろしくお願いしたいと思います。よろしくお願いします。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  野口議員、再々質問になります。
○2番 野口守隆議員 ありがとうございます。いや、大変ありがたい答弁ですが、一番のいわゆる75歳以上に例えば限定した場合に、そこに契約料なり何なりの問題が当然生じてくると思います。例えば1,200回線なり何なり入ったら、いわゆるその75歳以上の家庭に対して、契約料なり何なりを免除するなり何なりの方法を考えないと、お金を例えば7,000円払って安否情報をやりますよと言っても、なかなか入ってくれないと思うし、その辺を是非考えていただきたいと思うんですが。
○市川金雄議長 関口町長。
○関口定男町長 その辺は当然考えながらやっていきたいと思います。そして、またその機械につきましても結局は貸与というような形になると思いますので、その辺もまた議員の皆さ んといろいろ協議しながら、ある面ではそういう委員会も立ち上げて、しっかりと住民サービスができるようにやっていきたいと思いますので、よろしくお願いします。
○市川金雄議長 よろしいですか。
  ほかに。
  14番、野原兼男議員。
○14番 野原兼男議員 14番、野原です。
  非常に水を差すようで、ちょっと申しわけないですけれども、この計画につきましては当初計画の段階では5億円以上かかるということを予算的なことで見ていたわけですけれども、実際積算をして4億5,000万、それで最終的には約3億3,000万ということになったわけでございます。これにつきましては、非常にこういった企画課長等の努力、また企業の努力、そういった協力もあったからこういった金額に落ちついたのかなと思うんですけれども、ただこれが安くなったからいいというんじゃなくて、今回最初からNTT1社ということで契約を結ぶということだったわけで、競争相手もいないわけで、ここまで下げてきたというのは非常にいいことではございますけれども、競争相手がいないで最終的に積算から約30%ぐらい値段が下がっているわけですよね。その辺もっと当初から具体的にその辺の設計ができなかったのか、それについて。それはあくまでも企業努力だったのか。ここまで下げられるんであれば、当初もっと、今、野口議員からありましたように、いろいろなサービスということも考えられたとは思うんですけれども、お互いに町の努力、また企業の努力ということで片づけちゃえば一番おさまるんですけれども、なぜこれだけの30%も積算から1社だけの契約でそこまで、そういった根拠というか、その辺についてお伺いできればと思うんですけれども。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 野原議員のご質問にお答えをさせていただきます。
  当初4億5,800万程度の積算でございました。この積算につきましては、国の積算基準というのがございます。国の土木工事の標準積算基準書というのが基本的にございます。国土交通省で出しておりますこの積算書でございますが、基本的には国庫補助をいただく場合は、この積算に基づき積算するということになってございます。そして、NTTのほうに委託をして積算をしていただいたところ、この4億5,800万程度ということで出たものでございます。この積算基準書にも載っていないものもあるんですけれども、そういったものについて は市場価格ということで3社以上から見積もりをとって、単価等をすべて調査をして低い金額でやっておりました。
  なおかつ、その後NTT独自に国からの積算上の指示等も、指示といいますか、質問等がありまして、NTT内部で独自にまた積算をしていただきまして、若干なんですけれども、下がった部分もあるんですけれども、その後NTTのほうで内部ですべてNTTとして国の単価を使うんではなくて、NTTのほうで単価を使って、すべて積算をし直していただいたところ、こういった3億3,300万、この程度の金額でできるということで、NTTの規模を駆使をいたしまして、調達価格等をなるべく低く抑える、工事も効率的に行うというようなそういった企業努力をしていただいた結果、こういった形で下げていただいたという経過でございますので、ご了承いただければというふうに思います。
  以上でございます。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  野原兼男議員。
○14番 野原兼男議員 そうしますと、補助を申請するには国の積算のあれに照らし合わせて出さなくちゃいけないということで、初めからそういった企業努力をした積算では申請はできないということでよろしいわけですね。
○市川金雄議長 関口町長。
○関口定男町長 ですから、今回のこの補助金につきましても、国の補助決定は1億5,000万でありました。ですから、本来ですと1億5,000万で補助金もらって、残りの3億円は自分で調達してやれという、国のほうの単価でいくとそういう形になるんですが、今回3億3,000万ということですので、1億5,000万の補助決定ありましたけれども、4,000万円は国のほうにまた返納するという形になります。ですから、補助金をもらったんだから、その補助金を返すのはもったいないからということになると、工事が余計かかります。そうすると、また借り入れが余計になるということになりますので、その辺は国庫に返納という形になりますので、その辺のご理解をいただきたいと思います。
  残りの3億3,000万のうちの1億1,000万円が国庫の補助金で、残りの2億2,000万につきましては合併特例債を使いますので、7割は交付税で来るということですから、自前、ときがわ町から出すお金とすると6,600万ということになりますので、その辺のご理解いただきたい。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  ほかに。
  1番、前田議員。
○1番 前田 栄議員 先ほど野口議員のあれで町長がおっしゃった光電話を入れるとADSLの場合は大体4,000円と、それで予想として光電話をして光フレッツにすると大体7,000円と。それで光電話にしていただいたほうが、いろいろな点で3分8円40銭と。そういうことなんですけれども、その結局光電話を入れるとなると、その光電話の機械というか電話、あれも変えるわけですか。
○市川金雄議長 答弁願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 それでは、前田議員のご質問にお答えさせていただきます。
  光電話と申しましても、通信方法が変わるだけで機械もそのまま使いますし、番号も電話番号もそのまま使いますので、実際そのまま機械も使えるし電話番号もそのまま使えるという形でございますので、その辺、誤解のないようにお願いしたいと思います。
  また、町長先ほど申し上げましたとおり、光電話にいたしますと3分間8.4円ということで通話料が大分安くなります。今の固定電話については距離に応じて8.925円からずっと距離が長くなりますと42円とかというふうな形にどんどん距離数に応じて高くなりますので、その部分が光電話にすると節約できると。また、基本料金も固定電話ですと1,627円ということでございますが、光電話にしますと525円ということで、基本料金も3分の1になりますということで、通話料を加味していただければ光電話に切りかえていただいたほうがずっと安くなりますということで、総体的にもそれほど電話料も加味していただければ、総体的な通信料、それほど上がらなくてインターネットを使っている期間は使えるということでございます。
  以上でございます。
○市川金雄議長 よろしいですか。
  1番、前田議員。
○1番 前田 栄議員 議員のほうは一生懸命、私ももう町長に4年前からインターネットのことは早くときがわ町しなくちゃということで言った一人なんですけれども、いろいろな点でやっぱり住民の人に言っていくのに、セールストークというか、そういう付加価値をNTTでどんどん言っていただいてしないと、なかなかやっぱり機械は苦手だよという人が多い可能性があるんで、そういう点をよろしくお願いいたします。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  ほかに。
  15番、長島議員。
○15番 長島良男議員 15番、長島です。
  この見積もりの内訳なんですけれども、これについてちょっとお尋ねするんですが、これ光ファイバーの特性上の問題があるのかどうかわからないんですが、非常に4芯から始まって528芯ですか、非常に細かく40芯があったり44芯があったりということで分かれているようなんですけれども、この辺について積算の段階で、もっと数を少なくしてもいいんじゃないかなというふうに思うんですけれども、8芯とか12芯がありますが、こういうふうなところも20芯ぐらいにしちゃうとか、また36とか40芯、この辺についても50芯ぐらいのを張っちゃうとかという、その辺についてちょっと聞きたいと。
  あと528芯ですか、これを全部フルに使うとどのくらいの回線が利用できるのかお聞きいたしたいと思います。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 お答えをさせていただきます。
  芯線数につきましては、局舎から出るところについてはご指摘のとおり太い芯線数で出ていって、そこからどんどん枝分かれをしていきますので、その都度その先の世帯数等を勘案いたしまして、だんだん芯線数が減っていくという積算になってございます。
  当初の積算では、若干最後の端末のほうへいきますと4芯とか、もうちょっと8芯とか、もうちょっと数が余裕を持ってやっていたんですけれども、国の指摘といいますか、余り空き芯線をつくらないようにというご指摘がございまして、その分を必要な部分だけで、そこから先はどんどん細く少なくしていくというような設計にすべてやりかえた経過がございます。それによって、財政的にといいますか、工事費的に、そんなに何千万という差が出るわけではないんですけれども、たとえ数百万でも低く抑えなさいというような国のご指摘がございまして、細かく積算していった結果がそういった形で細かい芯線数の設計になったという経過がございます。
  また、1芯線で8回線まで使えますので、最高8倍までは使えるということでございます。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  15番、長島議員。
○15番 長島良男議員 ありがとうございます。芯線数を落としていって、先へいくことによって、だんだん少なくなるわけですけれども、そうしますと地域性もあろうかと思いますけれども、これからだとこの地域もそう住宅団地とかというふうなものを考えられないかと思うんですけれども、もし末端のほうで需要が今度ふえた場合、そうすると幹線をまたある程度大改修で張りかえなくちゃならないというふうな状態も出てくるのかなというふうに思います。そのために何か芯線数の少ないところをちょっとランクアップしてやっておくことも必要じゃないのかなと感じるんですけれども、その辺については、それじゃ国のほうの指導で無理ということのようなので。
  それから、やはりこれ線を張ると、後でやっぱり保守面があると思うんですよね、保守管理。そういった場合にはやっぱり線種を少なくしておいたほうが保守管理は楽なんじゃないなというふうに思うわけですけれども、いかがでしょうか。
○市川金雄議長 答弁を願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 ご指摘のとおり、芯線数についても、もうちょっと余裕を末端まで持って設計といいますか、工事を実際は要望したわけなんですけれども、やはり国の交付金をいただく関係で、最低限のぎりぎりの芯線数でやりなさいということで、国のほうの指導ということでございます。今後の管理上もそういった議員ご指摘のとおりの問題も出てくるかと思います。また、線を少なくしていきますと、接続する部分も多くなるということで、損失等も出てくる面もあるんですけれども、もう国の指導で強力に、この部分は空き芯線は認めませんということで強く指導がございまして、そういった形で必要最低限の芯線数に設計を落とさせたということで、是非ご理解をいただきたいと思います。
○市川金雄議長 よろしいですか。
  ほかに。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 これをもって質疑を終結いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 これをもって討議を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 これをもって討論を終結いたします。
  これより、議案第75号 平成21年度ときがわ町地域情報通信基盤整備工事請負契約の締結についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり締結することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○市川金雄議長 起立全員であります。
  よって、議案第75号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第76号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○市川金雄議長 これより、日程第15、議案第76号 ときがわ町物品売買契約の締結についてを議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○柴崎秀雄議会事務局長 朗読いたします。
  議案第76号 ときがわ物品売買契約の締結について。
  次のとおり物販売買契約を締結することについて議決を求める。
  1 事 業 名 ときがわ町路線バス車両購入事業。
  2 納入場所 埼玉県比企郡ときがわ町大字瀬戸地内。
  3 履行期限 平成22年3月31日。
  4 請負金額 金6,232万7,318円。
  5 請負業者 住    所 埼玉県熊谷市佐谷田2228。
         氏名又は名称 東京日野自動車株式会社 熊谷支店。
         代表者職氏名 支店長 並木一郎。
  平成21年11月30日提出、ときがわ町長、関口定男。
  以上でございます。
○市川金雄議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、議案第76号 ときがわ町物品売買契約の締結について提案理由を申し上げます。
  ときがわ物品売買の請負契約を締結したいので、ときがわ町議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、この案を提出するものであります。
  細部につきましては、企画財政課長よりご説明申し上げます。
○市川金雄議長 続いて、細部説明を求めます。
  企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 それでは、議案第76号 ときがわ町物品売買契約の締結について詳細説明をさせていただきます。
  今回の売買契約につきましては、議案に記載してあるとおりでございます。路線バスを4台すべて買いかえるという内容でございます。
  資料ナンバーの11番にバスの見積書と、またパンフレットといいますか、写真ですね、そういった参考資料でつけてございますので、そちらもあわせてごらんをいただきたいと存じます。
  現在バスの関係につきましては、公共交通懇談会ということで町全体の交通体系、バスを中心として、いろいろな交通体系を組み合わせた交通体系を構築していくということで、現在検討を行っております。その中でアンケート調査を実施をさせていただきましたが、そのアンケートの中でも非常に現在のバスが老朽化をしていて、形も大きいバスが走っていて、排気ガスも出ておりますし、大きなバスを走らせていて無駄じゃないかというご指摘も非常にございました。そういった住民の方のご意見を踏まえまして、今回国の経済対策の臨時交付金を活用させていただきまして、4台を買いかえさせていただくという内容でございます。
  この購入いたします車につきましては、日野のリエッセというタイプのバスでございます。ステップリフトバスということで、リフトという名前がついてございますとおり、車いすをリフトで乗せられるというような機能がございます。最大車いすは2台まで乗れるという内容でございます。
  また、このバスを導入することによりまして、まず現在問題になっております運賃の収受方法でございますが、今のバスは前から乗っていただきまして、その場で申告をしていただいて、どこまで乗りますという形で先払いという形でございます。一般的な路線バスにつきましては、後で精算払いというのが一般的なバスということで、こういう一般的な精算の形に収受方法を変えたいというふうに考えております。
  また、先ほど申し上げましたとおり、車いす対応が可能になりますので、バリアフリー化が図れるということでございます。また、燃費も今のバスよりは大分よくなります。平均燃 費でカタログ上の数字でございますけれども、リッター当たり6.5キロ走るということで、現在のバスが大体4キロ程度ということでございますので、1.5倍ぐらいは走るようになるということでございます。
  また、OBCビジョンというものをつけます。これはバスの行き先ですとか、車内の運賃の表示等をすべて電光掲示にいたします。それにすることによりまして見やすくなりますし、車内の運賃表につきましては、中央で2分割をすることによって、左側で運賃を表示して、右側でいろいろな観光地の案内を載せたりですとか、そういった2分割の表示もできるようになるというような非常に便利なものでございます。
  また、現在のバス停等がふえたりした場合、その方向幕という形で言っているんですけれども、行き先を告げる方向幕ですけれども、あれはすべてつくりかえなくちゃいけないんですね。その部分がこのOBCビジョンを導入しますことによって、電子上パソコンでそのソフトを組みまして入れかえるということで、簡単に行き先等も表示ができるようになるということで、非常に事務の効率がよくなります。そういった形で数10万円、1回方向・バス停がふえるたびにかかっていた費用が浮くということで、1回導入しておけば、それがずっと使えますし、非常に事務の効率化につながるという場合もございます。
  また、現在ときがわ町の代替バス等嵐山線という便がございます。嵐山便につきましては、日影から嵐山行き、また第二庁舎から嵐山行きという形で2系統バスが走ってございます。このバスにつきましても、こちらは嵐山町が中心になりましてイーグルバスが運行しているバスなんですけれども、将来的にはこのバスも、ときがわ町のバスのほうに統合を考えております。そういった形で嵐山町にも働きかけをしてまいりたいというふうに考えております。そういった形で車につきましては、嵐山便の車と同じような統一できるような車に今回買いかえることによって、そういったことを念頭に置いて、バスも更新をするという内容でございます。
  こういった形でバスを、バス路線を中心といたしました新しい交通体系の再編にこの新しいバスを導入することによりまして、非常に役立つんではないかというふうに考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
  以上で担当課長としての説明とさせていただきます。慎重ご審議賜りますよう、よろしくお願いいたします。
○市川金雄議長 ご苦労さまでした。
  これより、日程第15、議案第76号 ときがわ町物品売買契約の締結についての質疑に入り ます。
  質疑ございませんか。
  1番、前田議員。
○1番 前田 栄議員 このバスに関して、ときがわ町の現状をあれした高齢者用ということで車いす固定装置が2つついているわけなんですけれども、大体この車いすオプションですか、21ページに26から27ページの標準装備ということで、オプションのほうはちょっとこれないんですけれども、ちなみにどのくらいこの2つをつけることによってオプション代がかかったんですか。
○市川金雄議長 答弁願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 前田議員のご質問にお答えします。
  路線バスにつきましては、既にバリアフリー化が義務という形になってございまして、特にオプションでつけるという形ではなくて、もう最初からこういうふうにできているバスでございます。
  以上でございます。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  ほかに。
  4番、野原和夫議員。
○4番 野原和夫議員 4番、野原和夫です。
  この今回の車いす利用可能というバスで、私はこれとてもいいことだと思います。そして、車いすの利用の方々が外出できるチャンスが大いにあると考えられます。ただ、乗車については、この前の説明だと5分ぐらいかかるということで、運転手とこの利用する人のコミュニケーション、こういうものを考えて、きちんと指導していただいていきたいと思います。この点についてお伺いします。
  それから、障害者車いすの負担、この利用者の負担軽減についてはどのように考えているのか、そういうことをお聞きします。
  それから、今回のこのバスは一回り小さいということで、私が望んでいるのはデマンド交通化、そういうことも踏まえて福祉の向上に努めていただきたいと思うんですが、こういうことも後々考えていただけるのかどうか。この点についてお伺いします。
○市川金雄議長 答弁を求めます。3点あったと思いますが、1点ずついきましょう。お願い します。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 まず1点目の運転手と利用者とのコミュニケーションということでございますが、このタイプのバス、既に嵐山便で1台導入されております。既に走っておりますので、そういう形でイーグルバスの運転手には交代で乗車していますので、もう既に実際使っているということで、その辺についてはお客様に対しては研修を通じまして、十分対応できるようにイーグルバスのほうにも指導してまいりますので、よろしくお願いしたいと思います。
○市川金雄議長 1点目ずついきましょう。一問一答でいきましょう。
  1点目よろしいですか。
○4番 野原和夫議員 是非指導を徹底して、やっぱり安心・安全の中で利用者が大いにふえるということを私は望みたいと思います。よろしくお願いします。
○市川金雄議長 それで、1点目よろしいですね。
  続いて、2点目について答弁を願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 それでは、野原議員の2点目の障害者の方に対する負担軽減策ということでございますが、現在も既に障害者手帳をお持ちの方につきましては、運賃半額ということでのご利用いただいておりますので、これにつきましては引き続きそういう形で運賃のほうは半額でご利用いただけるということでございます。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。2点目よろしいですか。
  それでは、3点目についての答弁を求めます。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 3点目のきめ細かな対応、デマンド方式等はということでございますが、現在の公共交通懇談会のほうで、そういった路線等について検討を行っております。今後、実証実験等に入りますと、公共交通の協議会という形に町長の朝の施政方針といいますか、その中でもありましたけれども、そういう形でデマンド交通も新しい交通体系の中で導入して実証実験をやっていきたいというふうに考えておりますので、またそれについては小型の車両を新たに導入するような形で現在検討しているところでございます。今後、導入して実証実験ということで走らせてみたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
○市川金雄議長 3点目よろしいですか。
  4番、野原和夫議員。
○4番 野原和夫議員 是非このすばらしい福祉の向上に尽くしたデマンド、そういうことも踏まえて、よろしくお願いしたいと思います。
  関口町長。
○関口定男町長 野原議員が今バスの件で質問していただきましたので、今、行政懇談会で各地域を回っています。この中で多分皆さんが一番不安に思っているのは、このバスの路線が走っていますけれども、空気を運んでいて相当大赤字じゃないかという心配していると思いますので、その辺も皆さんにしっかり説明を今しています。具体的に申しますと、年間でこの路線バス全体で約5,500万円費用がかかっています。そのうちの運賃収入が約2,000万円、残りの3,500万につきましては県と国のほうから助成金が来ますので、実質ときがわ町から出している金は20万ちょっとであります。
  さっき出ました嵐山線、嵐山便につきましては嵐山とときがわ町で今やっていまして、嵐山が主でやっているんですけれども、嵐山のほうで大体1,000万ちょっと出して、うちのほうで350万円ぐらい出しておりまして、全体のバス路線の町の持ち出しというのは、これだけ空気を運んでいると皆さん心配しているんですけれども、370万ぐらいでおさまっていますので、その辺はその心配はちょっと大丈夫だと思います、補助金とかありますので。
  それよりも今目指しているのは、いろいろ皆さんから心配があるように、このままじゃしようがないわけですから、いろいろハブ化をする。今、民主党でやっています飛行場のハブ化ということで羽田空港をハブ化にしてやると。ハブというのは、自転車の輪っかのしんのことなんですが、それを新しい交通体系の中で、仮に来年、ことしの秋から来年にとりあえず実証実験をやってみるんですが、第二庁舎をハブにして、そこをハブにして、そこから小川行き、あるいは嵐山行き、越生行きと、それを出すようにして、そこにはじゃどういう形でやるかというと、今の路線もあるんですが、小型車を来年1台一応買う予定になっています、小さいマイクロバスを。それで、役場のほうへ連絡していただいて、それで何時ごろのバスに乗りたいというのを運ぶと。それをちょっと実験的に山のほうを中心にちょっとやってみて、それがいいようならば、それをまた発展していくという形になると思うんですが、そんな形で今、町のほうでも積極的にいろいろ交通網の整備、あるいは通信網の整備等やっていると。
  そういう話を今、各地域回ってやっていますので、議員さんにも是非協力いただいて、少 し皆さんもうちょっと人数を多く来てもらうと、そうするといろいろ皆さんにそういう話ができますので、あと介護保険の話だとか、あるいは国民健康保険の話だとか、本当に皆さんにかかわる問題ですので、本当に知らないとバスが出ちゃって、相当赤字になっているんじゃないかというときに、町の持ち出しはそんなにないですよとか、どうして介護保険料は高いと言われるのかと。それはかかっているからです。どうしてというそういう細かい話もまたしておりますので、余計な話になっちゃいましたけれども、是非行政懇談会、今夜も根際でありますので、是非どうか聞き損なった人はまだずっと21日までやっていますので、よろしくお願いします。
  以上です。
○市川金雄議長 ほかに。
  14番、野原兼男議員。
○14番 野原兼男議員 14番、野原です。
  今回、日野バス4台購入ということなんですけれども、日野バス以外、これは指名のほうはほかにも指定業者のほうはあったのか。その辺お伺いしたいのと、今旧玉川の代替バスですか、これはこの契約には関係ないですけれども、前澤屋のラッピングで宣伝収入等いろいろ上げておりますけれども、そういった関係で今後この新しいバスもそういったものを考えているのか、その辺についてお伺いしたいと思います。
○市川金雄議長 2点あったと思います。
  まず答弁を願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 今回この日野のバスを指定した経緯でございますけれども、アンケートにあったとおり、非常に空気を運んでいると。大型過ぎるという非常にたくさんの方の意見がありました。そういった形で交通体系を変更するについても、細かいところまできめの細かくなるような路線も検討するというのも1つの検討課題になっておりますので、なるべく車両については燃費もいいし小型化していきたいということで、この小型の乗り合いのバスを選定したという経緯がございます。
  そして、小型のバスということになりますと、日野自動車しかつくってございません。そういった形で日野ブランドと、もう1ついすゞブランドでもあるんですけれども、これは日野の車をいすゞで名前といいますか、変えて売っているだけなんで、実質すべて日野の車ということでございます。後々のサービスですとか修理、そういったものを考えまして、日野 の車が一番ベストだろうということで今回この日野の車に選定をさせていただきました。小型でこういう路線バスはもう1つしか日本でつくっていないということでございますので、こういった形になりました。
  また、この契約の相手先でございますけれども、東京日野自動車でございますけれども、東京都と埼玉県の日野のバスを扱っている会社はこの1社しかないということで、そういう形で、もう自由競争といいますか、入札形式にはちょっとできないということで、随意契約という形で日野の会社と契約をさせていただきたいという経緯になった次第でございます。
○市川金雄議長 1点目よろしいですか。
  じゃ、続いて2点目お願いいたします。
○久保 均企画財政課長 野原議員さんご指摘の前澤屋さんのラッピングバスでございますが、これにつきましては既にもう6年ほど契約をしまして、たっております。そういった形で前澤屋さんとも実際もうお話をさせていただきまして、このバスを更新する場合には、もうそこで契約のほうは打ち切らせていただきたいということで申し入れをさせていただきました。前澤屋さんのほうでも快くご理解をいただきまして、それで契約のほうは結構ですということでございました。
  また、今後についてはラッピングという形はちょっと考えておりません。車内広告のようなものを考えております。車内には広告スペースがございますので、例えば電車の中づりのような形で車内の壁等に掲示するような広告というような形で現在のところは考えていることでございます。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  ほかに。
  7番、笹沼議員。
○7番 笹沼和利議員 1点ちょっとお聞きします。
  今回これで6,300万ですか、6,200万で一応契約したということなんですけれども、当初のときには7,000何百万だったと思いますね。向こうのほうから経済対策臨時交付金ということで来ているので、この差額は何か別のに入れていくのか、そのあたりのことをひとつお聞きしたい。返すということではないですよね。その辺のちょっと確認と、どういうふうに使うのかお聞きしたいのが1点と、すみません、もう1点ありました。この中に内訳書の中に特別仕様と書いてあるんですけれども、このあたりはどういう意味なのかなというところをちょっと。別紙参照となって、別紙がよくわからないので、ないなと思いながら見ていたん ですけれども、よろしくお願いします。
○市川金雄議長 2点あったと思います。
  まず、1点目についての答弁を求めます。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 まず1点目の経済危機対策の臨時交付金でございますが、総額の約2億円、2億円ちょっとですけれども、内示既にいただいております。これについては、その工事の中で融通できるようになってございますので、一般財源分を見ております。そういった関係で対象事業の中で調整をいたしまして、返還のないように十分有効に活用させていただきたいというふうに考えております。
  以上でございます。
○市川金雄議長 1点目よろしいですか。
  それでは、続いて2点目について答弁を求めます。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 特別仕様等につきましては、ちょっと細かい内訳書がついていなくて大変申しわけなく思います。非常にバスは1つ1つが手づくりのような車でございますので、1つ1ついすから始まりまして、窓の仕様から床の仕様から細かくすべて入っております。そういった基本的なものに加えまして、先ほど申し上げましたOBCビジョンですとか、そういったいろいろな装備がついているという内容でございまして、ちょっと細かい内訳書が非常に膨大なものになりますので、後ほど資料のほうで提供させていただけると思いますので、よろしくお願いいたします。
○市川金雄議長 よろしいですか。
  ほかに。
  2番、野口議員。
○2番 野口守隆議員 非常に素朴な質問なんですが、いわゆる定期バスにリフトつきの車いすの方が乗れるということで非常に結構だと思うんですが、実際利用する場合にはバス停まで車いす1人では来られないと思いますし、どういった場面を想定しているのか。あるいは嵐山便に今使っていると言いましたが、いわゆる付き添いがいなければ多分乗れないんじゃないかと思います。そういった意味で、またデマンドで、いわゆる車いすまで対応できるようにするのであれば、いわゆる町長が言いましたドア・ツー・ドアであるならば、この定期バスに車いすを使うと、どういった利用形態を想定したのかお伺いしたいんですが。
○市川金雄議長 答弁を求めます。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 車いすが乗り合いバスについては、もう既に標準装備という形になってございますので、想定されるものについては野口議員ご指摘のとおり付き添いの方もついていただいて、バス停から歩ける範囲内の方が利用されるような形が想定されるというふうに考えます。
  また、デマンド方式の小型の車につきましては、車いす対応まではちょっと今のところ考えておりません。全体の交通体系を検討する中で福祉の有償運送という形もございます。ですから、そういった福祉の有償運送ですと車いす当然ドア・ツー・ドアで対応できますので、そういったものも含めて利用していきたいというふうに考えております。すべてバスで賄うんではなくて、町の中にあるいろいろな交通の資源を組み合わせまして、利用者の方がどれかいろいろな形で利用できるようなそういった形全体で考えておりますので、ご理解をいただければというふうに思います。
  以上でございます。
○市川金雄議長 よろしいでしょうか。
  2番、野口議員。
○2番 野口守隆議員 今、嵐山便で運行していると言いましたが、嵐山便では、じゃどういった形で今利用されているんでしょうか。
○市川金雄議長 久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 嵐山便に実際このタイプの車1台走ってございますけれども、実際その車いすを載せたという事例は特にまだ聞いていないんですけれども。
  以上でございます。
○市川金雄議長 よろしいですか。
  野口議員、再々質問です。
○2番 野口守隆議員 国の指導というか、そういう法律で決まっているということでやむを得ないのかもしれませんが、特に山間地ではバス停まで出て行くのが大変なわけですし、例えばリフトつきがあったとしても利用できにくい状況になるわけですよね。その辺をひとつ是非今後は考えてもらわないと、ただあるだけで使わないんでは意味がないような気がするんで、その辺を是非、公共交通会議なり何なりで議論して検討していただきたいと思います。これは要望です。
○市川金雄議長 ほかに。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 これをもって質疑を終結いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 討議を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 討論を終結いたします。
  これより、議案第76号 ときがわ町物品売買契約の締結についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり締結することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○市川金雄議長 起立全員です。
  よって、議案第76号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎延会について
○市川金雄議長 お諮りいたします。けさほど会議に入る前に事務局長のほうから、きょうの審議が終了した後に全員協議会を開きたいということでお願いをいたしましたけれども、全員協議会についても議題が多くございます。それなので本日の会議はこの程度にとどめて延会をしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○市川金雄議長 異議なしと認めます。
  よって、本日はこれをもちまして延会することに決定いたしました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎延会の宣告
○市川金雄議長 大変ご苦労さまでございました。ありがとうございました。
                                (午後 2時32分)