ときがわ町告示第66号

 平成22年第3回ときがわ町議会定例会を下記のとおり招集する。

  平成22年8月30日

                        ときがわ町長  関  口  定  男

                    記

 1 期  日  平成22年9月7日(火)


 2 場  所  ときがわ町議会議場

                ○応招・不応招議員

応招議員(13名)
  1番  岡 野 政 彦 議員          2番 小 島   浩 議員
  3番  小輪瀬 英 一 議員          4番 瓜 田   清 議員
  5番  前 田   栄 議員          6番 野 口 守 隆 議員
  7番  小 宮   正 議員          8番 野 原 和 夫 議員
  9番  鳥 越 準 司 議員         10番 野 原 兼 男 議員
 11番  笹 沼 和 利 議員         12番 増 田 和 代 議員
 13番  岩 田 鑑 郎 議員

不応招議員(なし)

            平成22年第3回ときがわ町議会定例会

議 事 日 程(第1号)

                            平成22年9月7日(火)  
                            午後1時30分開会     
      開会及び開議の宣告
日程第 1 会議録署名議員の指名
日程第 2 会期の決定について
日程第 3 諸報告
日程第 4 報告第 3号 平成21年度ときがわ町決算に基づく健全化判断比率報告書の報
             告について
日程第 5 報告第 4号 平成21年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づ
             く資金不足比率報告書の報告について
日程第 6 報告第 5号 平成21年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率
             報告書の報告について
日程第 7 報告第 6号 平成21年度ときがわ町一般会計継続費精算報告書の報告につい
             て
日程第 8 認定第 1号 平成21年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定について
日程第 9 認定第 2号 平成21年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定
             について
日程第10 認定第 3号 平成21年度ときがわ町老人保健特別会計歳入歳出決算認定につ
             いて
日程第11 認定第 4号 平成21年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認
             定について
日程第12 認定第 5号 平成21年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算認定につ
             いて
日程第13 認定第 6号 平成21年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決
             算認定について
日程第14 認定第 7号 平成21年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算
             認定について
日程第15 認定第 8号 平成21年度ときがわ町水道事業会計決算認定について
日程第16 議案第41号 ときがわ町国民健康保険条例の一部改正について
日程第17 議案第42号 ときがわ町ひとり親家庭等の医療費の支給に関する条例の一部改
             正について
日程第18 議案第43号 ときがわ町こども医療費支給に関する条例の制定について
日程第19 議案第44号 平成22年度ときがわ町一般会計補正予算(第3号)
日程第20 議案第45号 平成22年度ときがわ町国民健康保険特別会計補正予算(第1
             号)
日程第21 議案第46号 平成22年度ときがわ町老人保健特別会計補正予算(第1号)
日程第22 議案第47号 平成22年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1
             号)
日程第23 議案第48号 平成22年度ときがわ町介護保険特別会計補正予算(第1号)
日程第24 議案第49号 平成22年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計補正予算
             (第1号)
日程第25 議案第50号 平成22年度ときがわ町水道事業会計補正予算(第1号)
日程第26 議員派遣について
日程第27 議会運営委員会の閉会中の継続調査の申し出について
日程第28 一般質問
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出席議員(13名)
     1番  岡 野 政 彦 議員     2番  小 島   浩 議員
     3番  小輪瀬 英 一 議員     4番  瓜 田   清 議員
     5番  前 田   栄 議員     6番  野 口 守 隆 議員
     7番  小 宮   正 議員     8番  野 原 和 夫 議員
     9番  鳥 越 準 司 議員    10番  野 原 兼 男 議員
    11番  笹 沼 和 利 議員    12番  増 田 和 代 議員
    13番  岩 田 鑑 郎 議員
欠席議員(なし)
地方自治法第121条により、今定例会に説明のため出席する者及び同委任を受けた者の職氏名
町長
関 口 定 男
副町長
関 口   章
理事兼町民課長
 蛛@太一郎
理事兼
会計管理者
柴 崎 政 利
総務課長
桑 原 和 一
企画財政課長
久 保   均
税務課長
岡 野 吉 男
福祉課長
小 沢 俊 夫
環境課長
岩 田 功 夫
産業観光課長
山 崎 政 明
建設課長
内 室 睦 夫
水道課長
中 藤 和 重
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教育長
戸 口 皓 雄
教育総務課長
柴 崎 秀 雄
生涯学習課長
小 峯 光 好
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代表監査委員
 蛛@  弘
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議会事務局長
小 島   昇
書記
荻 野   実

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   ◎開会及び開議の宣告
○増田和代議長 皆さん、こんにちは。暑い中、大変ご苦労さまでございます。
  皆様におかれましては、ご健勝にてご活躍のことと存じます。
  ただいまの出席議員は13名全員であります。
  これより、平成22年第3回ときがわ町議会定例会を開会いたします。
  直ちに本日の会議を開きます。
                                (午後 1時30分)
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   ◎議事日程の報告
○増田和代議長 本日の議事日程を報告いたします。
  議事日程は配付したとおりであります。
  議会事務局長に朗読させます。
○小島 昇議会事務局長 朗読します。
  平成22年第3回ときがわ町議会定例会議事日程(第1号)、平成22年9月7日午後1時30分開会。
  日程、議案番号、件名。日程第1、会議録署名議員の指名。日程第2、会期の決定について。日程第3、諸報告。日程第4、報告第3号 平成21年度ときがわ町決算に基づく健全化判断比率報告書の報告について。日程第5、報告第4号 平成21年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づく資金不足比率報告書の報告について。日程第6、報告第5号 平成21年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率報告書の報告について。日程第7、報告第6号 平成21年度ときがわ町一般会計継続費精算報告書の報告について。日程第8、認定第1号 平成21年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定について。日程第9、認定第2号 平成21年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について。日程第10、認定第3号 平成21年度ときがわ町老人保健特別会計歳入歳出決算認定について。日程第11、認定第4号 平成21年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について。日程第12、認定第5号 平成21年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算認定について。日程第13、認定第6号 平成21年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算認定について。日程第14、認定第7号 平成21年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算認定について。日程第15、認定第8号 平成21年度ときがわ町水道事業会 計決算認定について。日程第16、議案第41号 ときがわ町国民健康保険条例の一部改正について。日程第17、議案第42号 ときがわ町ひとり親家庭等の医療費の支給に関する条例の一部改正について。日程第18、議案第43号 ときがわ町こども医療費支給に関する条例の制定について。日程第19、議案第44号 平成22年度ときがわ町一般会計補正予算(第3号)。日程第20、議案第45号 平成22年度ときがわ町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)。日程第21、議案第46号 平成22年度ときがわ町老人保健特別会計補正予算(第1号)。日程第22、議案第47号 平成22年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)。日程第23、議案第48号 平成22年度ときがわ町介護保険特別会計補正予算(第1号)。日程第24、議案第49号 平成22年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計補正予算(第1号)。日程第25、議案第50号 平成22年度ときがわ町水道事業会計補正予算(第1号)。日程第26、議員派遣について。日程第27、議会運営委員会の閉会中の継続調査の申し出について。日程第28、一般質問。
  以上です。
○増田和代議長 ご苦労さまです。
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   ◎会議録署名議員の指名
○増田和代議長 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
  会議規則第120条の規定により、9番、鳥越準司議員、10番、野原兼男議員、以上の2名を本会期中の会議録署名議員に指名いたします。
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   ◎会期の決定について
○増田和代議長 日程第2、会期の決定についてを議題といたします。
  議会運営委員会の報告を求めます。
  鳥越準司委員長、お願いいたします。
○鳥越準司議会運営委員長 こんにちは。暑い日が続いておりますけれども、大変ご苦労さまでございます。
  議会運営委員会から会期の決定について報告をいたします。
  平成22年第3回定例会における会期及び日程等につきまして調整を図るため、去る8月30日午前9時30分から第二庁舎3階協議会室におきまして議会運営委員会を開催いたしました。委員会は、委員全員の出席と議長、副議長、副町長、総務課長、議会事務局長、書記の出席 を得まして、平成22年第3回定例会に提出される議案等につきまして説明を求め、会期について協議をいたしました。
  その結果、平成22年第3回定例会は、9月7日、本日からから9月17日までの11日間とすることに決定いたしました。
  会期中の予定につきましては、会期予定表をごらんいただきたいと思います。
  本日9月7日午後1時半から本会議となっております。9月8日、9日につきましても本会議をお願いしたいと思います。9月10日は午前9時30分から午前中、総務産業建設常任委員会をお願いしたいと思います。午後1時30分から文教厚生常任委員会をお願いいたします。9月11日、12日につきましては、土曜、日曜日ですので休会でございます。9月13日は午前9時30分から午前中が議会運営委員会、午後1時30分から全員協議会をお願いいたします。9月14日は休会です。9月15日は午前中、議案の審議、午後から一般質問予定をしております。16日が本会議で一般質問をお願いいたします。一般質問は、9月15日が通告番号1番、笹沼和利議員から通告番号3番、鳥越準司議員までです。9月16日は通告番号4番、岡野政彦議員から通告番号9番、岩田議員まででございます。9月17日は予備日といたします。
  以上でございます。
○増田和代議長 ご苦労さまでした。
  お諮りいたします。本定例会の会期は、委員長報告のとおり本日9月7日から9月17日までの11日間といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○増田和代議長 異議なしと認めます。
  よって、本定例会の会期は11日間と決定いたしました。
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   ◎諸報告
○増田和代議長 日程第3、諸報告を行います。
  地方自治法第121条の規定により、本定例会に説明のため出席する者及び同委任を受けた者の職氏名は別紙配付したとおりでありますので、ご了承願います。
  また、今回は決算認定等のため蜻纒\監査委員に出席いただいておりますので、ご了承願います。
  次に、監査委員から平成22年5月14日から平成22年8月12日までの例月出納検査の報告がありましたので、お手元に配付しておきました。ごらんいただきたいと存じます。
  なお、詳細につきましては議会事務局にありますので、ごらんいただきたいと存じます。
  次に、地方自治法第122条の規定により、事務に関する説明書が提出されておりますので、ごらんいただきたいと存じます。
  次に、郵送により陳情書1件が提出されましたので、コピーを添付しておきました。ごらんいただきたいと存じます。
  次に、地方自治法第243条の3第2項の規定に基づき、比企土地開発公社から経営状況を説明する書類が提出されましたので、ごらんいただきたいと存じます。
  続いて、一部事務組合における議会報告を行います。
  初めに、小川地区衛生組合議会の報告を求めます。
  鳥越準司議員、お願いいたします。
○9番 鳥越準司議員 9番、鳥越でございます。
  小川地区衛生組合議会の報告をさせていただきます。
  去る7月15日午後2時30分より、小川地区衛生組合議会の環境衛生常任委員会が開かれました。
  常任委員会委員長の互選が行われ、ときがわ町の増田和代議員が選ばれました。
  続きまして、閉会中の所管事務調査につきまして協議がなされ、次の事項が決定されております。
  1番、調査事項については、環境衛生の諸問題についてとされました。
  2番、目的につきましては、本組合が抱える環境衛生の諸問題に期すためということでございます。
  3番、方法につきましては、視察を行うこととなりました。
  視察場所として、児玉郡広域市町村圏組合ごみ処理施設、小山川クリーンセンターと寄居町汚泥処理センターが提案されております。
  視察の期間といたしまして、10月25日月曜日から29日金曜日の間とされました。
  平成22年第2回小川地区衛生組合議会の定例会が去る8月27日午前10時より開催されまして、ときがわ町からは増田和代議員、私、鳥越準司が出席をいたしました。
  まず議事に先立ち、組合の新しい議員として、ときがわ町からの議員が紹介され、あいさつをいたしました。
  引き続き環境衛生常任委員会が開かれ、過日決定されました委員長の確認と視察先及び視察日の決定が報告されました。
  新議員での委員長の決定は、新議員が定例会で紹介を受けた後、委員会で諮ることが本来ではないかというふうな指摘がございまして、今までは慣例として定例会前に行われてきましたが、今後は修正するとのことでございます。
  定例会に提出された議案は、専決処分1件、条例の制定1件、条例の一部改正2件、補正予算1件、決算の認定1件、人事案件1件が上程されまして、すべて原案どおり可決されております。
  専決処分の承認を求めることについてでございますけれども、これは埼玉県市町村総合事務組合の規約変更についてでありまして、これは加須市、騎西町、河辺町、大利根町が合併して加須市に、久喜市、菖蒲町、栗橋町、鷲宮町が合併し、久喜市になったため、埼玉県市町村総合事務組合の規約の一部を変更する協議につきまして緊急の必要があったため、平成22年7月5日に専決処分したことによるものでございます。
  条例の制定は、小川地区衛生組合職員の給与の一部の控除に関する条例制定についてでありまして、小川地区衛生組合が職員の給与を支給する際、福利厚生事業の会費、団体保険、組合費、通勤のために使用する駐車場料金等の控除を定める条例でございます。
  条例の一部改正は、小川地区衛生組合職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例の制定についてと、小川地区衛生組合職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでございまして、法律の改正により前記の条例に改正の必要が生じたためでございます。
  補正予算は、平成22年度小川地区衛生組合一般会計の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3,145万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ13億7,586万9,000円とするものでございます。これは、平成21年度決算によります繰越金及び予備費の増加が主なものでございます。
  決算の認定は、平成21年度小川地区衛生組合一般会計決算を、歳入の調定額14億6,092万7,362円、歳出の支出額を総額14億452万1,008円、歳入歳出差し引き額を5,640万6,354円とするものでございます。
  人事案件は、公平委員会委員についての同意で、小川地区衛生組合公平委員会委員に任期満了に伴うときがわ町大附の元都幾川村教育長の宮崎政次氏の引き続き選任の同意が求められました。
  このほか2名による一般質問がなされ、終了いたしました。
  以上でございます。
○増田和代議長 ご苦労さまでした。
  続いて、比企広域市町村圏組合議会の報告を求めます。
  野原和夫議員、お願いいたします。
○8番 野原和夫議員 8番、野原和夫です。
  比企広域市町村圏組合議会報告をさせていただきます。
  第3回比企広域市町村圏組合議会定例会が8月25日開催されました。
  今定例会において、管理者、東松山市長、森田光一氏が選出され、東松山市選出議員4名の交代議員があり、この紹介もありました。空席の議長に、東松山市選出の鷺沢義明議員が選出されました。
  次に、報告4件、議案12件が提出され、原案どおり可決されました。
  報告は、消防特別会計、斎場及び霊きゅう自動車事業特別会計、介護認定及び障害程度区分審査会特別会計など付議され、議案12件において条例の一部改正4件、決算認定5件、補正予算3件であり、一般会計補正予算では485万5,000円を追加し、11億1,285万5,000円となり、介護認定及び障害程度区分審査特別会計補正予算は396万8,000円を追加し、8,396万8,000円となり、消防特別会計補正予算は4,430万2,000円を追加し、35億5,892万1,000円とすることです。
  今定例会の一般質問は、消防行政について、斎場行政についての一般質問が1名からありました。
  以上でございます。
○増田和代議長 ご苦労さまでした。
  以上で一部事務組合議会の報告を終わります。
  次に、町長からあいさつを兼ねての行政報告の申し出があります。これを許可いたします。
  関口町長、お願いいたします。
○関口定男町長 それでは、議長のお許しをいただきましたので、ごあいさつを兼ねまして行政報告を申し上げたいと思います。
  本日は、平成22年第3回ときがわ町議会定例会を招集申し上げましたところ、議員各位におかれましてはご多忙のところ全員のご出席をいただきまして、ここに会議が開催できますこと心から厚く御礼を申し上げます。大変ありがとうございます。
  また、日ごろから、ときがわ町の発展のため議員の皆様に深いご理解と、またご協力をいただき、順調に事業が推移しておりますことに対しましても重ねて感謝を申し上げます。あ りがとうございます。
  さて、7月に西日本を中心に1時間に60ミリを超す集中豪雨が発生し、多くの生命、財産が被害を受けました。主な原因が集中豪雨による河川のはんらんや土石流、また斜面崩落等によるものでありました。
  災害対策や県、気象庁からの警戒情報に基づく避難勧告等を自治体がいかに的確に伝達しているかが問われております。ときがわ町におきましても、危険箇所に対する災害対策や地域防災計画に基づく対応について強力に推進し、町民の皆様が安心して生活できる安全なまちづくりを行ってまいりたいと考えております。
  また、ときがわ消防団におきましては、8月7日、第26回埼玉県消防操法大会にポンプ車の部で出場をいたしました。各分団から精鋭10名が名乗りを上げまして、5月7日から毎週3回、7月に入りますと日曜日も練習をいたしまして、団員全体で厳しい訓練に励んでまいりました。
  大会当日は気温が35.9度という猛暑日になりましたが、選手たちは大勢の方々の声援を背に受けて、したたり落ちる汗をものともせずに、練習の成果を余すところなく発揮いたしまして、見事な操法を披露したところでもありました。惜しくも全国大会出場の切符を手に入れることはできませんでしたけれども、全力を出し切った選手たちからは達成感と満足感がうかがいとれました。この体験は、これからの消防活動、災害活動に生かされることと思います。
  なお、暑い中、大会当日会場へ応援に駆けつけていただきました議員の皆様にも厚く御礼を申し上げたいと思います。ありがとうございました。
  さて、本日ご提案申し上げます議案につきましては、決算に基づく健全化判断比率報告1件、資金不足比率報告2件、継続費精算報告1件、一般会計を初め各特別会計、企業会計決算認定8件、条例の一部改正2件及び制定1件、一般会計補正予算を初め各特別会計、企業会計補正予算7件であります。各議案ともその都度、提案理由のご説明を申し上げますので、ご議決賜りますようお願い申し上げます。
  次に、平成22年度における事業の執行状況についてご報告を申し上げます。
  まず、総務課関係について申し上げます。
  仲井分館改築事業につきましては、工程計画どおり順調に進捗しております。11月下旬の完成を予定しているところであります。地元の区長さんを初め建設委員の皆様のご協力に感謝を申し上げるとともに、改築される仲井分館が地域のコミュニティの拠点として大いに活 用されることを期待しているところでもあります。
  また、来年度建設に向けての桃木中央会館設計のため、地元建設委員会との協議が開始されました。地元の皆さんにとって使いやすい施設となるようご意見を反映して進めてまいりたいと考えているところであります。
  次に、防災関係では、6月に土砂災害に対する全国統一防災訓練を、土砂災害警戒区域に指定されております大字西平の清水・宮平地区において実施いたしました。埼玉県、小川警察署、消防団、地元の皆様のご協力いただき、情報伝達訓練、避難訓練を実施したところであります。
  また、現在、震災時の防災拠点となる施設の耐震化を推進しているところでありますが、役場第二庁舎、都幾川公民館耐震補強及び大規模改修工事実施設計、それと就業改善センター耐震診断調査は順調に進んでいるところもあります。
  今後も町民の生命、財産を災害から守るため、関係機関の協力を得て防災事業の推進を図ってまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
  続きまして、企画財政課関係について申し上げます。
  平成21年度の決算では、今定例会の認定に付しておりますが、一般会計では実質収支が2億8,903万4,189円となりました。財政指標では、前年度と比較いたしますと実質公債費比率では3.3%から3.5%とプラス0.2ポイントの上昇となりましたが、依然低い水準を堅持しているというところであります。一方、経常収支比率では89.4%から88.4%と1.0ポイントマイナスということで、若干改善されております。
  なお、地方交付税につきましては、普通交付税の合併算定がえがありまして、15億7,072万8,000円の決算となりました。
  次に、バス事業でありますけれども、平成20年度から検討してまいりました公共交通の再編案がまとまりましたので、平成22年10月4日からデマンドバスを含めた路線バス再編のための実証運行を開始してまいりたいと思います。
  今後もアンケート調査等を通して住民の皆様のご意見を伺いながら、よりよい交通体系としてまいりたいと考えておりますので、ご理解とご協力をお願いしたいと思います。
  バスターミナルにつきましては、もう完成をしておりますので、何しろ10月4日のこの開通はできるということでありますので、よろしくご理解のほどお願いしたいと思います。
  また、町内の情報通信基盤整備事業が6月末に完了いたしまして、フレッツ光インターネットサービスが7月15日から開始されました。8月末日までの現在の加入者の数であります けれども、現在1,355回線ということで加入率が28.5%となりました。非常に早いペースで申し込みをいただいているところでもあります。最先端技術による通信速度を是非とも実感していただきたいと思います。町といたしましても、この情報通信網を活用したサービスをさらに検討してまいりたいと考えているところでありますので、よろしくお願いしたいと思います。
  次に、税務課関係について申し上げます。
  課税関係につきましては、6月に個人町・県民税の納税通知書3,286通、7月に国民健康保険税の納税通知書2,281通を対象者の皆さんへお送りいたしました。収納関係につきましては依然として景気が上向きにならず、厳しい収納環境が続いておりますけれども、滞納者に対しましては、各税目の督促状の送付を初め電話催告、納税相談、臨宅徴収等の徴収対策業務を日々重ねておりまして、今後も収納率の向上を目指して鋭意努めてまいりたいと考えております。
  次に、町民課関係について申し上げます。
  町民課関係では、保健センターにおきまして6月に国民健康保険加入者の40歳から74歳を対象に集団での特定健診を実施いたしまして、また同時に一般町民を対象にいたしました20歳から39歳の若もの健診、また75歳以上を対象にしたいきいき健診と結核検診、肺がん検診、大腸がん検診も同時に5日間実施いたしまして、1,047人の方が受診されました。
  また、5月から個別の胃がん、子宮がん、乳がん検診を開始いたしました。女性特有のがん検診推進事業も継続実施いたしまして、対象者に無料クーポン券を発行いたしました。秋に予定している集団の胃がん検診、乳がん検診につきましても実施に向けて準備をしているところでもあります。
  予防接種事業におきましては、70歳以上の肺炎球菌ワクチン接種に対しまして3,000円の補助事業を6月から開始いたしました。
  また、子宮頸がん予防ワクチン及びヒブワクチンの接種の全額補助事業を10月から実施するために、今定例会に補正予算を計上いたしました。よろしくお願いしたいと思います。
  地域包括支援センターの事業といたしまして申し上げます。
  一般高齢者事業として玉川分室を会場に実施しております憩いの場、てまりクラブが高齢者の集う場として定着してきております。事業を拡大する目的で、西平地区の勤労者福祉会館を利用して6月からてまりクラブを、また7月からは憩いの場を開始いたしました。
  介護予防健診は、70歳以上を対象に7月に2日間実施いたしました。この健診は、7月に 65歳以上の高齢者に実施いたしました生活機能調査票の回答者中70歳以上の519人の特定高齢者候補者にご案内をいたしまして、180人が受診されました。今後は特定高齢者を選定し、集団や個別の特定高齢者事業を予定しております。
  続きまして、福祉課関係について申し上げます。
  児童福祉関係では、乳幼児医療費及び子育て支援児童医療費をこども医療費として、郡内医療機関への窓口払いの廃止拡大を進めておりまして、この10月からこの窓口払いの廃止を実施する予定であります。
  次に、平成22年10月1日から玉川保育園の保育時間の延長を行います。現在、朝の午前7時半から午後6時30分までの時間帯で保育を行っておりますけれども、今回、朝は15分早く7時15分からといたします。また、夜は30分遅く午後7時までの保育時間の延長を行いまして、公立保育園での延長保育時間の統一を図ってまいりたいと考えております。平保育園は現在もこういう形で運営をしております。
  次に、環境課関係について申し上げます。
  浄化槽設置管理事業につきましては、5月から7月分の申請受け付け件数13件、完成検査11件、使用開始届14件となっております。今後も住民の方への事業の周知、啓発を行いながら、事業の円滑な実施に向けて努めてまいります。
  次に、産業観光課関係について申し上げます。
  農業関係につきましては、第1回有害鳥獣捕獲を5月9日から7月4日までの間実施いたしました。しかしながら、8月になり各地域の方々からイノシシ等による農作物の被害の報告をいただいておりまして、第2回有害鳥獣捕獲を9月5日から10月31日までの約2カ月間実施いたします。
  また、埼玉県アライグマ防除計画に伴う捕獲数でありますけれども、7月31日現在85頭のアライグマを捕獲しております。前年度の年間捕獲数が213頭でありますので、この半年間においては前年並みの捕獲数となっております。農作物への被害を少しでも少なくするために引き続き捕獲に努めてまいりたいと思っております。
  また、市民農園につきましては、77区画の農地を65名の農園利用者が家族・知人などとともに農作業を行っております。昼食については、くぬぎむらなどの町内施設を利用していただいておりまして、また作業後は温泉施設に入浴するなど施設利用に関しまして相乗的な効果が生まれているところでもあります。
  林業関係でありますけれども、このたび文部科学省と農林水産省は学校の新築や改築の際 に国産材を使ってもらうということで、木造校舎の施工例や建築コストの削減のノウハウを盛り込みました事例集「こうやって作る木の学校」をまとめました。この事例集では、ときがわ町が積極的に取り組んでいる学校木質化事業につきまして、町内小中学校に木を豊富に使った事例を紹介いたしまして、木の質感がぬくもりを感じさせ、生徒のストレスを軽減する、また集中力アップに役立つとの教育効果にも触れた内容となっております。
  なお、今年度ときがわ町は、勤労者福祉会館の内装木質化を計画するなど公共施設の内装木質化を順次進めてまいりたいと考えております。
  次に、町有施設関係につきましては、平成21年度町有施設10施設全体の来客数が昨年度より1万5,000人多い約50万8,000人、2.9%の増となりまして、また売上金額におきましても約5億7,800万円、昨年度より1.1%の増加となりました。これらは日ごろから各施設の指定管理者等が中心となりまして、それぞれが創意と工夫を凝らし、地域の特色を生かした事業を展開するなど今日まで順調に運営されております。地域のそうした皆様の努力に対しまして、心から敬意を表したいと思います。
  また、商工観光関係につきましては、ことしで8回目を迎えまして、名称を新たにいたしました「ときがわ花菖蒲まつり」が6月6日に開催されました。祭り当日は天候に恵まれまして、町内外から約9,500人の来園者がありました。
  今後のイベントにつきましては、11月3日から7日にかけまして、第5回木のくにときがわまつりが開催される予定でありまして、メーンイベントであります模擬上棟式につきましては、間伐材を利用した建物を計画すべく現在打ち合わせをしているところであります。
  続きまして、建設課関係について申し上げます。
  建設課では本年度、多くの事業を予定しておりますけれども、その中の主要事業につきまして、事業別にご報告をいたしたいと思います。
  まず道路維持管理事業についてでありますけれども、本年4月から7月までの区長要望がこの建設課関係で88件ありましたので、その要望事項に対しまして各種事業を積極的に行っているところでもあります。
  道路の新設改良事業につきましては、予算計上しております8路線のうち6路線の工事を発注しておりまして、残りの2路線につきましても早期発注する予定であります。また、道路改良計画に必要な測量設計は4路線ありますけれども、既に3路線を発注いたしまして、早期完成に努めているところでもあります。
  橋梁新設改良事業につきましては、都幾川橋橋梁整備工事が8月に完成いたしまして、9 月1日に完成式典を実施することができました。議員の皆様にも大変お世話になりまして、心からお礼を申し上げたいと思います。ありがとうございました。また、番匠と本郷を結ぶ川北橋につきましても、来年度工事に向けて用地買収等の事業推進に努めているところでもあります。
  次に、地籍調査事業についてでありますけれども、田黒2地区がおおむね完了いたしまして、玉川地区の地籍調査が今年度で完了する予定であります。現在は番匠地区で境界立ち会いを開始いたしまして、現在事業が順調に進捗しているというところでありますので、ご理解をいただきたいと思います。
  最後に、水辺再生事業につきましては、地元の住民や活動団体等によりますワーキング会議が開催されまして、清流の復活、また安らぎとにぎわいの空間創出に向けた水辺整備の計画が進められております。これは今年度と来年度に向けて県のほうでまたやる事業でもあります。
  続きまして、教育委員会、教育総務課関係について申し上げます。
  教育委員会活動では、月1度の定例教育委員会のほか、6月24日及び7月2日に教育委員の学校訪問を実施いたしまして、管内の小中学校及び私立幼稚園の取り組みについて状況視察をしたところであります。
  施設関係では、今年度予定しておりました工事が着工されております。玉川小学校アスベスト除去工事につきましては問題なく順調に工事が進み、実質工事については既に完了をしているところであります。
  また、都幾川中学校の屋内運動場耐震補強及び大規模改造工事に関しましては、安全面を確保するための耐震補強工事、アリーナ壁面改修部分を木質化すること、新たに合併浄化槽を設置すること等を内容とする大規模改造工事となっております。本工事につきましても作業は順調に進んでおりまして、9月末までには実施工事が完了する予定となっております。
  続きまして、研修関係では、教職員の管内視察を7月に実施いたしました。本年度、新たにときがわ町に勤務になった教職員を対象に、町内の巨木や慈光寺等、ときがわ町を代表する特徴的な場所を視察いたしまして、ときがわ町のよさを再発見するということができたと思います。
  国際交流事業では、ニュージーランド生徒招聘事業を5月8日から5月11日までの4日間オークランド市内のブロックハウスベイインターミディエイトスクールに通う13名の生徒たちを受け入れました。都幾川中学校、玉川中学校の生徒の家にホームステイし、学校での授 業を受け、お互いの交流を深めて、よい交流ができたと思います。
  また、中学生海外派遣事業を7月27日から8月4日までの9日間、14名の中学生をニュージーランドに派遣いたしました。本事業につきましては、今年度で5回目に当たります。相互交流が始まりまして4回目となりますけれども、今まで以上に友好のきずなが深まりました。特に本町の海外派遣の特徴は、1家庭へ1人のホームステイであるということでありまして、学校での体験の中で交流が深められているところでもあります。これらの活動を通し、生徒たちがみずから進んでニュージーランドの文化や歴史などについて学び、貴重な体験を積んでくることができたところであります。
  また、大東文化大学との連携事業におきましては、町内3つの小学校で大学生から水泳の指導を受けました。技術の向上と泳ぐことの喜びを味わうことができたと聞いております。
  次に、生涯学習課関係について申し上げます。
  社会教育関係事業では、青少年の健全育成を目的に町内の夜間パトロールを社会教育委員が中心となり、民生児童委員、町内小中学校の教員の皆様の協力をいただきながら毎年実施しているところでもあります。本年も7月から8月の夏休み期間中、計6回、延べ74人の皆様に主に週末の夜間に実施していただきました。大変ご苦労さまでした。
  また、当町の公共施設にも万一の事態が発生した際には、その場に居合わせた人が自由に使えるようなAED自動体外式除細動器を設置しております。7月下旬の2日間にわたりまして、比企広域消防本部ときがわ分署のご協力をいただき、公民館利用者を対象にAEDの使用方法につきましての講習会を開催いたしました。多くの皆さんにご協力、またご参加をいただきましたことに御礼を申し上げたいと思います。今後も安心してご利用いただける施設を目指し、講習会の開催を企画してまいりたいと考えております。
  また、社会体育関係事業では5月から8月にかけ、第44回比企郡の郡民体育大会が比企郡内の各町村に種目ごとに分散して開催されました。ときがわ町からも13種目に延べ280人の選手が町の代表として出場いたしました。バドミントン、ソフトテニスの一般男子が見事優勝するなど、参加された各競技におきましても、すばらしい活躍をしていただきました。
  一方、6月6日玉川運動場の早朝除草が行われまして、ときがわ町体育協会及び関係団体の皆さん136名の皆様の参加によりまして、この除草作業が行われました。これは昨年度を上回る参加でありまして、玉川運動場は昨年度に改修工事を行っておりまして、利用者の皆様により施設管理を行っていただき、大切に利用していただけるということで感謝を申し上げているところでもあります。
  文化財関係事業におきましては、小倉城跡に係る地元からの駐車場整備要望による候補地の遺跡の確認調査が終了いたしました。今後は調整結果に基づきまして、関係機関と協議を行い、早急に整備について進めてまいりたいと考えているところであります。
  続きまして、水道課関係について申し上げます。
  水道課関係では、石綿セメント管更新事業につきまして7月21日に一般競争入札を執行いたしまして、契約を締結いたしました。年度内の竣工に向けて順調に進捗しているところであります。
  なお、日常業務におきましては、引き続き安心で安全な水の安定供給に努めてまいりたいと考えております。
  以上、主な事業につきまして行政報告をさせていただきました。
  本日ご提案申し上げます各議案につきましては、慎重審議の上、議決賜りますよう重ねてお願い申し上げまして、本定例会開会に当たりましてのあいさつとさせていただきます。
  ありがとうございました。
○増田和代議長 ご苦労さまでした。
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   ◎議案の一括上程について
○増田和代議長 お諮りいたします。日程第4、報告第3号から日程第6、報告第5号までは、ともに地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づき算定された健全化判断比率及び資金不足比率の報告でございますので、一括議題としたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○増田和代議長 異議なしと認め、一括議題とさせていただきます。
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   ◎報告第3号〜報告第5号の上程、説明、質疑
○増田和代議長 日程第4、報告第3号 平成21年度ときがわ町決算に基づく健全化判断比率報告書の報告について、日程第5、報告第4号 平成21年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づく資金不足比率報告書の報告について、日程第6、報告第5号 平成21年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率報告書の報告について、以上を一括議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○小島 昇議会事務局長 朗読します。
  報告第3号 平成21年度ときがわ町決算に基づく健全化判断比率報告書の報告について。
  地方公共団体の財政の健全化に関する法律(平成19年法律第94号)第3条第1項の規定により、平成21年度ときがわ町決算に基づく健全化判断比率を、別紙のとおり監査委員の意見をつけて報告する。
  平成22年9月7日提出、ときがわ町長、関口定男。
  2枚おめくりください。
  報告第4号 平成21年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づく資金不足比率報告書の報告について。
  地方公共団体の財政の健全化に関する法律(平成19年法律第94号)第22条第1項の規定により、平成21年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づく資金不足比率を、別紙のとおり監査委員の意見をつけて報告する。
  平成22年9月7日提出、ときがわ町長、関口定男。
  同じく2枚おめくりください。
  報告第5号 平成21年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率報告書の報告について。
  地方公共団体の財政の健全化に関する法律(平成19年法律第94号)第22条第1項の規定により、平成21年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率を、別紙のとおり監査委員の意見をつけて報告する。
  平成22年9月7日提出、ときがわ町長、関口定男。
  以上でございます。
○増田和代議長 報告者から報告理由の説明を求めます。
  報告理由の説明につきましては、報告第3号 平成21年度ときがわ町決算に基づく健全化判断比率報告書から報告第5号 平成21年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率報告書まで、順次説明を求めます。
  関口町長、お願いいたします。
○関口定男町長 それでは、報告第3号 平成21年度ときがわ町決算に基づく健全化判断比率報告書の報告について提案理由を申し上げます。
  地方公共団体の財政健全化に関する法律に基づき、平成21年度決算に基づく健全化判断比率について報告するものであります。報告3号につきましては、企画財政課長より細部につ きましては説明をいたします。
  続きまして、報告第4号 平成21年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づく資金不足比率報告書の報告について提案理由を申し上げます。
  地方公共団体の財政健全化に関する法律に基づき、平成21年度決算に基づく資金不足比率について報告するものであります。報告第4号につきましては、環境課長より細部につきましてご説明申し上げます。
  続きまして、報告第5号 平成21年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率報告書の報告について、報告理由につきまして申し上げます。
  地方公共団体の財政健全化に関する法律に基づき、平成21年度決算に基づく資金不足比率について報告するものであります。報告第5号につきましては、水道課長より細部につきましてご説明を申し上げます。
  順次、各課長から説明いたしますので、よろしくお願いしたいと思います。
○増田和代議長 ご苦労さまでした。
  続いて、報告第3号 平成21年度ときがわ町決算に基づく健全化判断比率報告書の報告について、細部説明を求めます。
  久保企画財政課長、お願いいたします。
○久保 均企画財政課長 それでは、報告第3号 平成21年度ときがわ町決算に基づく健全化判断比率報告書の報告について、詳細説明をさせていただきます。
  今回の報告につきましては、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項の規定により、健全化判断比率を議会に報告するものでございます。
  それでは、1枚おめくりをいただきまして、1ページをごらんいただきたいと存じます。
  まず表の実質赤字比率につきましては、数字が入ってございません。この比率は一般会計等の実質赤字額の標準財政規模等に対する割合を示すものでございますが、ときがわ町におきましては実質赤字が出ておりませんので、この欄には数字が入ってこないというものでございます。
  次に、連結実質赤字比率でございますが、こちらの欄にも数字が入っておりません。この比率は連結実質赤字額の標準財政規模等に対する割合を示すものでございますが、ときがわ町におきましては連結実質赤字が出ておりませんので、この欄にも数字が入ってこないというものでございます。
  次に、実質公債費比率でございますが、3.5%でございます。この比率は、地方債の元利 償還金等の標準財政規模等に対する割合を示すもので、3カ年平均の数値となってございます。
  なお、この数値の算出に当たりましては、特定財源や元利償還金等に係る基準財政需要額算入額が控除されております。
  次に、将来負担比率でございますが、45.9%でございます。この比率は将来負担額の標準財政規模等に対する割合を示すものであります。
  なお、この数値の算出に当たりましては、充当可能な基金額、特定財源の見込み額及び地方債現在高等に係る基準財政需要額算入見込み額は除かれております。この基準財政需要額算入額と申し上げますのは、普通交付税の算出する際にそれぞれ交付税で算入されるというようなものでございます。
  なお、各欄の括弧内の数値がございますが、早期健全化基準でございます。この数値を超えた自治体につきましては、早期の健全化が必要な状況にあるということでございます。ときがわ町につきましては低い値と、この早期健全化の基準よりも随分低い値という形になってございます。
  以上で細部説明を終わります。よろしくお願いいたします。
○増田和代議長 ご苦労さまでした。
  続いて、報告第4号 平成21年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づく資金不足比率報告書の報告について、細部説明を求めます。
  岩田環境課長。お願いいたします。
○岩田功夫環境課長 それでは、報告第4号 平成21年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づく資金不足比率報告書の報告について、細部説明させていただきます。
  1枚おめくりいただき、平成21年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づく資金不足比率報告書をごらんください。
  この報告書は、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第22条第1項の規定により、資金不足比率を報告するものであります。
  資金不足比率の表をごらんいただきたいと存じます。
  資金不足比率でありますが、平成21年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計の決算は歳出額が歳入額を超えた決算となっておりません。したがいまして、資金不足比率は発生せず、数値は入りません。
  続いて、備考欄の金額2,379万9,000円につきましては、資金不足比率の算定に用いた事業 規模、21年度浄化槽使用料の収入金額2,379万9,000円であります。
  以上で細部説明を終わらせていただきます。よろしくお願いいたします。
○増田和代議長 ご苦労さまでした。
  続いて、報告第5号 平成21年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率報告書の報告について、細部説明を求めます。
  中藤水道課長。お願いいたします。
○中藤和重水道課長 報告第5号 平成21年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率報告書の報告について、細部説明申し上げます。
  まず1枚めくっていただきまして、1ページの表をごらんください。
  表の資金不足比率の欄に数字が入っておりませんが、この資金不足比率の計算方法は、流動負債から流動資産を引いて事業規模で割るというものです。実質的な赤字が出ていないということで、ここに数字は入っておりません。
  なお、この欄に括弧で20%ということで示してありますが、これは20%を超えた自治体については早期の経営健全化が必要な公営企業として判断される基準となるものです。
  なお、備考に2億4,849万1,000円という数字が記入してありますが、これは先ほどご説明いたしました事業規模、営業収益の数値を示しているものです。
  以上で細部説明を終わらせていただきます。
○増田和代議長 ご苦労さまでした。
  ここで、監査委員から平成21年度決算に基づく財政健全化審査及び経営健全化審査意見書が提出されております。
  監査委員から報告を求めます。
  蜻纒\監査委員、よろしくお願いいたします。
○蛛@弘代表監査委員 ただいま議長より平成21年度決算に基づく財政健全化審査及び経営健全化審査意見書の報告の許可を得ましたので、ご報告いたします。
  第1に、審査の対象でございますが、平成21年度ときがわ町決算に基づく健全化判断比率並びにその算定の基礎となる事項を記載した書類。
  2として、平成21年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づく資金不足比率並びにその算定の基礎となる事項を記載した書類。
  3、平成21年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率並びにその算定の基礎となる事項を記載した書類。
  第2、審査の期間。平成22年8月17日の1日間でございます。
  第3、審査の場所。ときがわ町就業改善センター2階就業改善相談室。
  第4、審査の方法。平成21年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率並びにその算定の基礎となる事項を記載した書類について、関係担当課長から説明を求め審査した。
  第5、審査の結果。総括的意見、審査に付された健全化判断比率及び資金不足比率並びにその算定の基礎となる事項を記載した書類を審査した結果、適正に作成されているものと認められた。
  次に、平成21年度ときがわ町決算に基づく財政健全化審査意見書、申し上げます。
  審査の概要。この財政健全化審査は、町長から提出された健全化判断比率並びにその算定の基礎となる事項を記載した書類が適正に作成されているかどうかを主眼として実施しました。
  2として、審査の結果。総合意見、審査に付された下記健全化判断比率並びにその算定の基礎となる事項を記載した書類は、国の指導をもとにつくられたものであり、いずれも適正に作成されているものと認められる。
  健全化判断比率、実質赤字比率、実質赤字比率につきましては赤字になっておりませんので、バー表示として表示してあります。連結赤字比率、これも赤字でありませんので、バー表示でございます。実質公債費比率3.5%、将来負担比率45.9%。
  個別意見、実質赤字比率について。平成21年度の一般会計等は実質赤字になっていない。これは、一般会計につきましては実質収支の金額が黒字でございますので、そういうことでございますので、ご了解願いたいと思います。
  連結赤字比率について。平成21年度のすべての会計を合算した結果は実質赤字になっていない。これは、水道会計あるいは特別会計、一般会計全部あわせたものが赤字になっているかどうかというふうなものを合算して基準財政規模の数字で割ったものでございます。ですから、赤字になっておりませんので、バー表示としてあります。
  実質公債費比率について。平成21年度決算に基づく実質公債費比率は3.5%となっており、平成20年度と比較し0.2%上昇したが、早期健全化基準の25%と比較すると、これを下回り問題ない。
  将来負担比率について。平成21年度決算に基づく将来負担比率は45.9%となっており、平成20年度と比較し7.4%上昇したが、早期健全化基準の350%と比較すると、これを下回り問題ない。この上昇した原因でございますけれども、これは起債の増加と、それから基金の減 少でございます。これが要因でございまして、引き続き効率的な行財政運営を図るよう望みたいと思います。
  3として、是正改善を要する事項。特に指摘すべき事項はない。
  平成21年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づく経営健全化審査意見書。
  審査の概要。この経営健全化審査は、町長から提出された資金不足比率並びにその算定の基礎となる事項を記載した書類が適正に作成されているかどうかを主眼として実施した。
  2、審査の結果。総合意見、審査に付された下記資金不足比率並びにその算定の基礎となる事項を記載した書類は、国の指導をもとにつくられたものであり、いずれも適正に作成されているものと認められる。
  資金不足比率、赤字になっておりませんので、これはバー表示でございます。
  個別意見。資金不足比率について、平成21年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計は資金不足額を生じておらず、良好な状態にあると認められる。
  是正改善を要する事項。特に指摘すべき事項はない。
  平成21年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく経営健全化審査意見書。
  審査の概要、この経営健全化審査は、町長から提出された資金不足比率並びにその算定の基礎となる事項を記載した書類が適正に作成されているかどうかを主眼として実施した。
  審査の結果。1、総合意見、審査に付された下記資金不足比率並びにその算定の基礎となる事項を記載した書類は、国の指導をもとにつくられたものであり、いずれも適正に作成されているものと認められる。
  資金不足比率、資金不足を生じていないため、これはバー表示でございます。これは流動資産から流動負債を引いた金額がマイナスでないということでございます。
  個別意見、資金不足比率について。平成21年度ときがわ町水道事業会計は資金不足額を生じておらず、良好な状態にあると認められる。
  3、是正改善を要する事項。特に指摘すべき事項はない。
  それと、この実質赤字比率につきましての算式でございますけれども、これは実質収支が2億8,903万4,000円の数字でございました。この数字を標準財政規模で割ったものでございます。これが8.12%ということでもって、これはプラスでございますので、一応バー表示と。去年が8.19%でございました。ことしが8.12%で0.07マイナスになっているということでございます。
  次に、連結赤字比率についてでございますけれども、これは前年度は19.7、ことしが17% てございます。ですから、2.7%悪化しているということでございます。これは標準財政規模で各会計の実質収支金額を足したものを、割ったものでございます。ですから、一般会計、特別会計、水道会計の差し引き収支額を足して、それを財政規模で割った数字がこの金額になるということでございます。
  これは実質公債費比率につきましては、先ほどご説明ございましたけれども、0.2%前年度と比べると悪化しております。これは単年度じゃなくて3年間の実質公債費比率を足したものを3で割るわけですね。その数字が3.5%ということでございます。ですから、19年度が3.26、20年度が4.64、21年度が2.79と、これを足したものを3で割ったものが3.5という数字になっております。
  それから、将来負担比率でございますけれども、これは地方債の残高プラス公営企業等の繰入見込み額、組合等の負担見込み額、退職手当の見込み額から充当可能な財源を引いて、それを財政規模で割るんですけれども、財政規模の中で合併特例債によった基金が4億円ばかり積んでありますけれども、これは使えないものでございまして、基金から差し引かなくちゃならないです。そのために一応金額的には基金が減っているから、本年度のあれは45.9%というふうに上がったと、将来負担比率が。そういうわけでございますので、ご了解いただきたいと思います。
  以上でございます。
○増田和代議長 ご苦労さまでした。
  これより日程第4、報告第3号 平成21年度ときがわ町決算に基づく健全化判断比率報告書の報告についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○増田和代議長 これをもって質疑を終結いたします。
  本案は報告事項でありますので、ただいま報告したとおりでございます。ご了承を賜りたいと存じます。
  これより日程第5、報告第4号 平成21年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づく資金不足比率報告書の報告についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○増田和代議長 これをもって質疑を終結いたします。
  本案につきましても報告事項でありますので、ただいま報告したとおりでございます。ご了承を賜りたいと存じます。
  これより日程第6、報告第5号 平成21年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率報告書の報告についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○増田和代議長 これをもって質疑を終結いたします。
  本案につきましても報告事項でありますので、ただいま報告したとおりでございます。ご了承を賜りたいと存じます。
  暫時休憩いたします。
  再開を3時にお願いいたします。
                                (午後 2時45分)
─────────────────────────────────────────────────
○増田和代議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午後 3時00分)
─────────────────────────────────────────────────
   ◎発言の訂正
○増田和代議長 蜻纒\監査委員さんから、意見書の報告についての訂正の申し出がありましたので、これを許可いたします。お願いいたします。
○蛛@弘代表監査委員 ただいまの報告の中で、私「悪化」という言葉を使いましたけれども、これはひとつ「増加」と、あるいは「低下」というふうにひとつご訂正願いたいと思います。よろしくお願いします。
○増田和代議長 ご苦労さまでした。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎報告第6号の上程、説明、質疑
○増田和代議長 日程第7、報告第6号 平成21年度ときがわ町一般会計継続費精算報告書の報告についてを議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○小島 昇議会事務局長 報告第6号 平成21年度ときがわ町一般会計継続費精算報告書の報告について。
  地方自治法施行令(昭和22年政令第16号)第145条第2項の規定により、平成21年度ときがわ一般会計継続費精算報告書を別紙のとおり報告する。
  平成22年9月7日提出、ときがわ町長、関口定男。
  以上です。
○増田和代議長 報告者から報告理由の説明を求めます。
  関口町長、お願いいたします。
○関口定男町長 それでは、報告第6号 平成21年度ときがわ一般会計継続費精算報告書の報告について報告理由を申し上げます。
  平成21年度継続費として定めた公有財産管理システム構築業務に係る継続費精算報告書について報告するものであります。細部につきましては、企画財政課長よりご報告申し上げます。
○増田和代議長 ご苦労さまでした。
  続いて、報告第6号 平成21年度ときがわ町一般会計継続費精算報告書の報告について、細部説明を求めます。
  久保企画財政課長、よろしくお願いいたします。
○久保 均企画財政課長 それでは、報告第6号 平成21年度ときがわ町一般会計継続費精算報告書の報告について、詳細説明をさせていただきます。
  今回の報告につきましては、地方自治法施行令第145条第2項の規定によりまして、平成20年度から平成21年度にかけて設定いたしました継続費に係る事業であります公有財産管理システム構築業務が完了いたしましたので、議会に報告するものでございます。
  それでは、1枚おめくりをいただきまして、ちょっと横の表になりますが、ごらんをいただきたいと存じます。
  公有財産管理システム構築業務のまず年割額という欄をごらんいただきたいと存じます。全体計画の中の年割額でございます。平成20年度が588万円、平成21年度が1,281万円、計1,869万円でございます。
  支出済額、中ほどの実績の支出済額の欄をごらんいただきたいと存じます。平成20年度が472万5,000円、平成21年度が1,312万5,000円で計1,785万円でございます。
  そして、比較の欄の年割額と支出済額の差でございますけれども、平成20年度が115万5,000円、平成21年度がマイナスの31万5,000円、計84万円でございます。
  なお、平成20年度の差額115万5,000円につきましては、その全額を平成21年度に逓次繰越 をして予算を執行しているところでございます。
  また、平成21年度の特定財源1,190万円は市町村合併推進体制整備費補助金でございます。
  以上で細部説明を終わります。よろしくお願いいたします。
○増田和代議長 ご苦労さまでした。
  これより、日程第7、報告第6号 平成21年度ときがわ町一般会計継続費精算報告書の報告についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○増田和代議長 これをもって質疑を終結いたします。
  本案は報告事項でありますので、ただいま報告したとおりでございます。ご了承を賜りたいと存じます。
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   ◎議案の一括上程について
○増田和代議長 お諮りいたします。日程第8、認定第1号から日程第15、認定第8号までは、ともにときがわ町の決算認定についてでございますので、一括議題といたしたいと存じますが、これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○増田和代議長 異議なしと認め、一括議題とさせていただきます。
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   ◎認定第1号〜認定第8号の上程、説明
○増田和代議長 日程第8、認定第1号 平成21年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定について、日程第9、認定第2号 平成21年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について、日程第10、認定第3号 平成21年度ときがわ町老人保健特別会計歳入歳出決算認定について、日程第11、認定第4号 平成21年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について、日程第12、認定第5号 平成21年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算認定について、日程第13、認定第6号 平成21年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算認定について、日程第14、認定第7号 平成21年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算認定について、日程第15、認定第8号 平成21年度ときがわ町水道事業会計決算認定について、以上を一括議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。お願いします。
○小島 昇議会事務局長 朗読いたします。
  認定第1号 平成21年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定について。
  地方自治法(昭和22年法律第67号)第233条第3項の規定に基づき、平成21年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算を別冊のとおり監査委員の意見をつけて、議会の認定に付する。
  平成22年9月7日提出、ときがわ町長、関口定男。
  次のページをお願いします。
  認定第2号 平成21年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について。
  地方自治法(昭和22年法律第67号)第233条第3項の規定に基づき、平成21年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算を別冊のとおり監査委員の意見をつけて、議会の認定に付する。
  平成22年9月7日提出、ときがわ町長、関口定男。
  次のページをお願いします。
  認定第3号 平成21年度ときがわ町老人保健特別会計歳入歳出決算認定について。
  地方自治法(昭和22年法律第67号)第233条第3項の規定に基づき、平成21年度ときがわ町老人保健特別会計歳入歳出決算を別冊のとおり監査委員の意見をつけて、議会の認定に付する。
  平成22年9月7日提出、ときがわ町長、関口定男。
  次のページをお願いします。
  認定第4号 平成21年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について。
  地方自治法(昭和22年法律第67号)第233条第3項の規定に基づき、平成21年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算を別冊のとおり監査委員の意見をつけて、議会の認定に付する。
  平成22年9月7日提出、ときがわ町長、関口定男。
  次のページをお願いします。
  認定第5号 平成21年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算認定について。
  地方自治法(昭和22年法律第67号)第233条第3項の規定に基づき、平成21年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算を別冊のとおり監査委員の意見をつけて、議会の認定に付する。
  平成22年9月7日提出、ときがわ町長、関口定男。
  次のページをお願いします。
  日程第13、認定第6号 平成21年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算認定について。
  地方自治法(昭和22年法律第67号)第233条第3項の規定に基づき、平成21年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算を別冊のとおり監査委員の意見をつけて、議会の認定に付する。
  平成22年9月7日提出、ときがわ町長、関口定男。
  次のページをお願いします。
  認定第7号 平成21年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算認定について。
  地方自治法(昭和22年法律第67号)第233条第3項の規定に基づき、平成21年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算を別冊のとおり監査委員の意見をつけて、議会の認定に付する。
  平成22年9月7日提出、ときがわ町長、関口定男。
  次のページをお願いします。
  認定第8号 平成21年度ときがわ町水道事業会計決算認定について。
  地方公営企業法第30条第4項の規定に基づき、平成21年度ときがわ町水道事業会計決算を別冊のとおり監査委員の意見をつけて、議会の認定に付する。
  平成22年9月7日提出、ときがわ町長、関口定男。
  以上です。
○増田和代議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  提案理由の説明につきましては、認定第1号 平成21年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定から認定第8号 平成21年度ときがわ町水道事業会計決算認定まで、順次説明を求めます。
  関口町長。よろしくお願いします。
○関口定男町長 それでは、認定第1号から認定第8号までの議案につきまして概要説明を申し上げます。そして、提案理由とさせていただきます。
  まず、認定第1号 平成21年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定についてご説明を申し上げます。
  歳入総額は60億9,019万6,763円で、歳出総額は57億4,729万9,844円となりまして、実質収支額は2億8,903万4,189円となりました。歳入の構成比が一番大きいのは地方交付税でありまして、15億7,072万8,000円となります。25.8%となりました。次に構成比が大きいのは町 税でありまして、14億2,090万6,847円となり、23.3%の構成比となりました。
  次に、認定第2号 平成21年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についてご説明を申し上げます。
  歳入総額は14億7,464万6,603円で、歳出総額は13億7,793万2,067円の決算となりまして、実質収支額は9,671万4,536円となりました。
  次に、認定第3号 平成21年度ときがわ町老人保健特別会計歳入歳出決算認定についてご説明を申し上げます。
  歳入総額は3,032万3,172円で、歳出総額は2,868万4,372円の決算となりまして、実質収支額は163万8,800円となりました。
  次に、認定第4号 平成21年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についてご説明を申し上げます。
  歳入総額は1億1,224万5,469円で、歳出総額は1億982万5,457円の決算となりました。実質の収支額は242万12円となりました。
  次に、認定第5号 平成21年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算認定についてご説明を申し上げます。
  歳入総額は9億5,748万7,598円で、歳出総額は9億97万9,305円の決算となりました。実質収支額は5,650万8,293円となりました。
  次に、認定第6号 平成21年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算認定についてご説明を申し上げます。
  歳入総額は1億4,865万3,952円で、歳出総額は1億4,795万6,138円の決算となりました。実質収支額は69万7,814円となりました。
  次に、認定第7号 平成21年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算認定についてご説明を申し上げます。
  歳入歳出総額はそれぞれ1,752万9,954円の決算となりました。
  次に、認定第8号 平成21年度ときがわ町水道事業会計決算認定についてご説明を申し上げます。
  まず収益的収入及び支出につきましては、収入が2億8,162万9,266円で、支出が2億5,250万4,244円となりました。また、資本的収入及び支出につきましては、収入が2億2,620万1,513円で、支出が3億9,871万1,425円となりました。
  以上、監査委員の意見を付して提案申し上げますので、認定賜りますようお願い申し上げ ます。
  なお、細部につきましては、認定第1号から認定第7号までは会計室長から、また認定第8号は水道課長からご説明申し上げますので、よろしくお願いいたします。
○増田和代議長 ご苦労さまでした。
  続いて、日程第8、認定第1号 平成21年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定について細部説明を求めます。
  柴崎会計室長、お願いいたします。
○柴崎政利理事兼会計管理者 それでは、命によりまして、認定第1号から認定第7号のときがわ町一般会計ほか各特別会計の歳入歳出決算認定についてその内容の説明を申し上げます。
  まずは総括的事項について申し上げます。
  お手元の議案参考資料あろうかと思いますけれども、この資料ナンバー1ときがわ町各会計歳入歳出決算参考資料集をごらんください。
  1ページ、総括表に記載してありますが、水道会計を除く一般会計ほか6特別会計の歳入総額は88億3,108万3,511円、歳出総額は83億3,020万7,137円で、ほぼ平成20年度と同様な決算を遂げることができました。
  その他、平成20年度との比較等詳細につきましては2ページ以降にございますので、後ほどごらんをいただきたいと存じます。よろしくお願いいたします。
  なお、議案の中ほどの認定第8号の後につづってありますが、参考資料、主要な施策の成果、これと一緒にごらんをいただきながら説明を聞いていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。ちょうど中ほどにあろうかと思います。よろしいですか。
  それでは、認定第1号 ときがわ町一般会計歳入歳出決算書よりご説明を申し上げます。
  決算書の274ページをお開きください。平成21年度一般会計歳入歳出決算実質収支に関する調書をごらんをいただきたいと思います。
  1の歳入総額は、先ほど町長申し上げましたが、60億9,019万6,763円でございます。
  2の歳出総額は57億4,729万9,844円でございます。
  3の歳入歳出差引額は3億4,289万6,919円でございます。
  4の翌年度へ繰り越すべき財源につきましては、平成21年6月議会で繰越明許費計算書及び継続費計算書でご報告申し上げましたが、(1)逓次繰越額はございませんが、(2)の繰越明許費繰越額は町内情報通信基盤整備事業や国の景気対策に伴う地域活性化きめ細かな臨時交付金事業等で地域集会施設空調設備設置工事等の16事業費5,386万2,730円でございま す。
  5の実質収支額は、3の歳入歳出差引額から4の翌年度へ繰り越すべき財源を差し引いた金額となります。2億8,903万4,189円でございます。
  それでは、決算書の初めに戻りまして、12ページをお開きください。
  これからの説明の中で前年度との比較を申し上げますが、主要な施策の9ページから11ページをごらんをいただきなからお聞きいただければと思います。
  それでは、決算書12ページ、1款の町税全体について申し上げます。
  調定額は16億2,767万396円でございますが、収入済額は14億2,090万6,847円で、歳入の中では2番目に多く、23.3%を占めております。この収入済額を調定額で割った比率が収納率でございます。その収納率は前年度比1.7%減の87.3%となっております。また、不納欠損額は1,242万7,652円で、収入未済額は1億9,433万5,897円となりました。
  次に、各税について調定額をもとに説明を申し上げます。
  初めに、1項町民税、1目個人をごらんください。
  1節の現年度課税分の調定額は前年度比1.3%減の6億1,569万6,187円で、収納率95.8%の5億8,982万4,440円の収入済額となりました。
  次に、2目の法人でございますが、1節の現年度課税分の調定額は前年度比76.6%減の5,874万9,200円で、収納率98.7%の5,799万100円の収入済額となりました。減額の要因はこの不況によるものと思われます。
  次に、2項1目の固定資産税でございます。1節の現年度課税分の調定額は前年度比2.9%減の7億584万3,300円で、収納率は97.3%、6億8,672万8,323円の収入済額となりました。減額の要因は、宅地の宅地補正率導入と平成21年度評価替えに伴うもので、町税の中では一番大きい金額でございます。
  次に、3項1目の軽自動車税の現年度課税分でございますが、前年度比2.5%増の2,730万8,000円で、収納率は96.3%、2,630万1,000円の収入済額となりました。増額の要因は、この景気低迷により、普通乗用車を軽自動車に乗りかえたことによる軽自動車の保有台数の増加によるものと思われます。
  次に、4項1目のたばこ税でございますが、前年度比21.7%減の4,264万8,336円で、同額の収入済額となりました。この大幅な減額の要因としては、嫌煙権の高まりによる町内での売り上げ本数が減ったものと思われます。
  14ページをごらんください。
  2款地方譲与税でございますが、収入済額は7,658万4,544円で、前年度より508万4,456円の減となりました。この譲与税は国が国税として徴収し、一定の基準によって地方公共団体に譲与されるものでございます。
  次に、3款利子割交付金でございますが、前年度より242万6,000円増の466万1,000円の収入済額となりました。
  4款配当割交付金でございますが、前年度より45万9,000円減の177万6,000円の収入済額となりました。
  5款株式等譲渡所得割交付金でございますが、前年度より17万8,000円増の95万6,000円の収入済額となりました。
  次に、16ページをお開きください。
  6款地方消費税交付金でございますが、前年度比6.7%、740万3,000円増の1億1,792万円の収入済額となりました。
  7款ゴルフ利用税交付金でございますが、前年度比3.0%、236万6,454円減の7,594万8,199円の収入済額となりました。
  なお、この交付金は、県が収納したゴルフ場利用税の10分の7に相当する額をゴルフ場所在地の市町村に交付するもので、町内には4カ所のゴルフ場がございます。各ゴルフ場の状況につきましては、先ほど申し上げました主要な施策の成果16ページをごらんいただきますと詳細が載っておりますので、ごらんをいただきたいと思います。
  8款自動車取得税交付金でございますが、前年度比58.6%、2,337万2,000円の大幅な減額となり、3,311万1,000円の収入済額となりました。
  次に、下段の9款地方特別交付金でございますが、前年度比45.1%、639万3,000円増の2,055万7,000円の収入済額となりました。
  次に、18ページ上段をごらんをいただきたいと存じます。
  10款地方交付税で収入済額は15億7,072万8,000円でございます。収入の中では先ほど町長申し上げましたが、一番多く、26.8%を占めております。その内訳でございますが、備考欄1行目の普通交付税は前年度比6.9%増の13億9,371万4,000円、2行目の特別交付税は前年度比30.5%減の1億7,701万4,000円となりました。ここ数年の推移につきましては、先ほど申し上げました主要な施策の成果16ページをごらんをいただきたいと思います。ここ数年の推移が載っております。
  次に、11款交通安全対策特別交付金でございますが、収入済額は258万9,000円で、前年度 より1万円の増となっております。
  次に、中段の12款分担金及び負担金をごらんをいただきたいと存じます。収入済額は前年度比39.1%、金額にして1,921万8,218円増の6,835万1,451円となりました。
  主なものをご説明を申し上げますと、上段の1目1節の総務管理費負担金ですが、収入済額は274万円ですが、廃止代替バスの運行費に対する小川町、越生町、地産霊園からの負担金収入でございます。
  次に、2目2節の児童福祉費負担金ですが、収入済額は5,416万6,370円でございます。これにつきましては、玉川保育園ほか各保育園の保育料、一時保育利用料、給食費負担金並びに過年度分保育料と、前年度は雑収入で計上しておりましたが、備考欄の保育所運営費他市町村負担金948万3,130円となっております。この948万3,130円につきましては、前年度は雑収入ということで計上しておりましたが、ここへ本年度から計上させていただきました。保育料につきましては、633万5,890円の収入未済額が生じております。
  次に、20ページをお開きください。
  6目の農林水産業費負担金の備考欄、土地改良事業受益者負担金1,295万5,201円となっております。
  13款使用料及び手数料でございますが、収入済額は1,549万6,465円でございます。子育て支援住宅使用料、温泉スタンド使用料、文化センター、体育センターと新たな市民農園使用料等でございます。
  なお、2項の手数料につきましては、各種諸証明手数料でございます。
  次に、22ページ下段の14款国庫支出金でございます。収入済額は前年度より332.4%、5億6,199万8,962円と大幅な増となっております。8億381万8,158円でございます。
  主なものを申し上げますと、1目民生費国庫負担金の1節社会福祉費負担金の24ページをお開きいただきたいと存じます。右の欄の25ページ、最上段をごらんください。障害者自立支援給付費負担金8,728万5,000円は、前年度より689万1,000円の増額となっております。
  2項国庫補助金、1目総務費国庫補助金の調定額は9億9,936万3,000円で、収入済額が5億3,053万7,000円と収入未済額に掲載いたしましたが、22年度への繰越財源4億6,882万6,000円であります。これにつきましては繰越事業としてなったわけでございます。財源となるわけでございます。21年度事業として備考欄に掲載してありますが、定額給付金事業等でありますので、ごらんをいただきたいと存じます。
  2目民生費国庫補助金につきましては、昨年度とほぼ同額の補助金となっております。
  次に、下段の3目教育費国庫補助金1億527万9,998円の収入済額となっております。
  27ページ上段の備考欄をごらんいただきたいと存じます。安全・安心な学校づくり交付金とありますが、この事業により都幾川中学校の特別教室等の工事を行いました。
  左、26ページをごらんをいただきたいと存じますが、下段3項国庫委託金の収入済額220万につきましては、2目民生費委託金で子ども手当に対応するための電算システム改修事業に係るものでございます。
  次に、最下段の15款県支出金でございますが、収入済額は3億1,312万9,982円でございます。主なものを申し上げますと、28ページをごらんいただきたいと存じます。
  1項2目民生費県負担金収入済額1億486万3,204円で、前年度より358万4,928円の増となっておりますが、主に1節社会福祉費負担金、備考欄の障害者自立支援給付費負担金が主なものでございます。
  2項県補助金、収入済額1億7,012万4,177円で、前年度より1,787万6,183円減額となっておりますが、主に、1枚めくっていただきまして、30ページ中段をごらんをいただきたいと思います。4目農林水産業費県補助金、1節農業費補助金、備考欄、中山間地域総合整備事業の減額によるものでございます。
  32ページをお開きください。
  3項県委託金ですが、1目総務費委託金で備考欄上段の個人県民税徴収取扱費交付金が税収の落ち込みにより978万295円の減額となりましたが、衆議院選挙委託金等により前年度よりほぼ変わらない収入済額となり、3,588万6,001円となりました。
  次に、最下段の16款財産収入ですが、収入済額が1,785万4,988円で、前年度より343万1,045円の増額となっておりますが、1枚めくっていただきまして、34ページ中ほどの5目権利売払収入で、右の欄をごらんをいただきたいと存じます。右の備考欄をごらんいただきたいと存じますが、出資金精算収入として四季彩館への出資金500万円を返還していただきましたので、ここに計上いたしました。
  なお、土地建物等の貸付収入等明細につきましては、主要な施策の成果17ページに掲載してございますので、ごらんをいただきたいと思います。
  次に、17款寄附金ですが、収入済額は675万8,000円で、前年度より454万9,000円の減額となっておりますが、一般寄附金、民生費寄付金及び土木費寄附金の減額によるものであります。
  次に、下段18款繰入金ですが、収入済額が3億333万3,595円で、前年度より4億6,928万 6,000円の減額で、主に1項他会計繰入金の4目1節老人保健特別会計繰入金9,100万及び2項の各基金会計繰入金の1目財政調整基金が3億1,880万1,000円、減債基金が6,000万、公共施設整備基金が7,532万2,000円の減額となっております。
  また、増額につきましては、介護保険特別会計繰入金が1,249万2,931円、地域福祉基金が200万円、緑の雇用創出基金が410万2,000円、自然と親しむまちづくり事業用地取得基金が土地開発基金へ繰り入れとしたために、5,000万円のそれぞれ増額となっております。
  次に、38ページ、19款繰越金ですが、収入済額は3億1,262万8,376円で、前年度より5,915万3,539円の減額となっております。平成20年度よりの繰越金でございます。
  次に、20款諸収入ですが、収入済額が9,380万1,158円で、前年度より124万1,049円の増額となっております。詳細につきましては、各項目の備考欄をごらんをいただきたいと存じます。
  次に、42ページをお開きいただきたいと存じます。
  21款町債ですが、収入済額が8億2,928万7,000円で、前年度より1億5,418万9,000円の増額で、主に1目総務費、1節合併振興基金積立債を前年度と同額の1億9,000万を借り入れるとともに、各合併特例債事業増加に伴う増額でございます。
  以上、44ページ一番下の歳入合計をごらんをいただきたいと存じます。平成21年度の歳入合計は60億9,019万6,763円の決算となり、20年度比較9,293万5,921円の収入増となりました。
  なお、収入の詳細につきましては、主要な施策7ページから、先ほど申し上げました18ページを後ほどごらんをいただきたいと存じます。
  次に、46ページをお開きください。
  続きまして、歳出についてご説明を申し上げます。説明に際しましては、事業別決算となっておりますので、ページを前後することもあろうかと思いますが、ご承知いただきたいと存じます。
  なお、お手元の主要な施策の成果19ページより歳出の参考資料となっておりますので、対照しながらお聞きいただければと思います。
  それでは、上段1款議会費よりご説明を申し上げます。支出済額は8,385万9,815円でございます。主に議員の報酬、職員の人件費、議会活動の諸経費に支出されております。議会等開催状況につきましては、主要な施策の19ページをごらんいただきたいと存じます。
  次に、50ページをお開きください。
  2款総務費ですが、支出済額は15億8,795万6,376円で、歳出の中では一番多く、歳出全体 の27.6%を占めております。平成22年度への繰越額は、町内情報通信基盤整備事業等の繰越明許費分4億7,646万6,930円でございます。
  次に、1項1目の一般管理費ですが、支出済額は4億7,810万4,326円でございます。主に特別職、一般職の人件費、臨時職員賃金及び庁舎維持管理費等の経費に支出しております。
  その主なものを申し上げますが、主要な施策の21ページをごらんいただきたいと存じます。
  決算書の中段下、13節委託料2,742万8,317円を支出しておりますが、うち783万5,100円で本庁舎及び第二庁舎の耐震診断等を行いました。また、15節工事請負費841万4,700円の支出は、本庁舎階段の木質化及びアスピア西側駐車場の舗装等を行い、18節備品購入費966万870円は主にハイブリッド車5台を購入いたしました。
  なお、車の購入につきましては、平成20年度よりの繰越事業でございます。
  60ページをお開きください。
  中段の2目文書広報費につきましては、年間12回の町民向け広報の発行のための経費でございます。
  62ページをお開きください。
  財産管理費で3,134万9,030円を支出しておりますが、ここでは13節委託料で20年度よりの継続事業の先ほど説明を申し上げました公有財産管理システム構築業務委託料1,197万円を支出いたしました。また、19節工事請負費で町有建物の解体、これにつきましては大野地内のオウム関連施設として1,308万3,000円を支出いたしました。詳しくは主要な施策の22ページをごらんをいただきたいと思います。
  1枚めくっていただきまして、64ページをお開きください。
  企画費の4億5,983万6,473円の支出は、主に職員の人件費ほか企画一般管理事業、町内情報通信基盤整備事業、交通対策事業及び定額給付金給付事業等の費用に支出をいたしました。主なものを申し上げますが、主要な施策の25ページから26ページをごらんをいただきながらお聞きください。
  それでは、決算書の69ページをごらんください。
  備考欄で町のホームページを活用しやすいものとするためにホームページの管理運営事業として154万560円を支出いたしました。中段より下の町内情報基盤整備事業、いわゆる光ファイバーケーブル設置事業に4,660万638円を支出しております。
  71ページをごらんください。
  交通安全対策事業として1億807万1,654円の支出を行っておりますが、そのうち備考欄中 段、18節備品購入費6,232万7,318円で、路線バス4台を購入いたしました。また、嵐山町ときがわ間路線バス運行事業負担金として404万3,000円を嵐山町に支出しております。また、町内バス運行費補助金としてイーグルバス株式会社に3,815万6,000円を支出しております。
  73ページ、備考欄をごらんください。
  備考欄上段の定額給付金給付事業費として2億179万900円を支出いたしました。
  65ページへお戻りいただきたいと存じます。
  中段の翌年度繰越額、繰越明許費4億5,616万6,930円につきましては、町内情報通信基盤整備事業及び地域活性化きめ細かな臨時交付金事業等で平成22年度へ繰り越す事業でございます。
  72ページをごらんください。
  中段、11目自治振興費の8,399万5,411円は、主に区長報酬、各行政運営費補助金、集会所管理事業、行政福祉バス運行事業、椚平生活改善センター新築事業等に支出しております。
  主なものを申し上げますと、73ページ、備考欄をごらんください。
  下段の集会所管理事業につきましては、町内に35ある集会所の管理費と17施設28件の集会所修繕等で4,832万7,581円を支出いたしました。
  75ページ、備考欄をごらんください。
  中段より下のコミュニティ推進事業につきましては、町内各行政区で行われております道路愛護、河川清掃の経費として町コミュニティ推進協議会に対して274万5,000円を補助いたしました。
  下の行政バス運行事業につきましては、運行業務委託料として996万2,640円をイーグルバス株式会社に支出しております。
  なお、福祉バスは年間延べ115回、延べ利用者数で4,099名の方に利用されております。
  同じく75ページ、備考欄下段に難視聴対策事業としてデジタル放送対応のための改修事業費を西平テレビ組合と大築テレビ組合に対して670万8,000円を補助いたしました。
  なお、自治振興費の詳細につきましては、主要な施策の成果の29ページをごらんをいただきたいと存じます。
  それでは、決算書に戻りまして、76ページをお開きください。
  下段の12目交通安全対策費は284万8,209円を支出いたしました。
  右の77ページ、備考欄中段、ここでチャイルドシート購入費補助金として26基分20万4,100円を支出しております。
  次に、78ページをお開きください。
  14目家族相談支援センター運営費で1,807万1,196円を支出いたしました。主に職員の人件費、施設の維持管理費ほか総合相談窓口事業、家族子育て支援事業、青少年健全化育成事業、ふるさとふれあい事業、美しいまちづくり事業、生活安全事業、各種事業の実施に伴う諸経費でございます。
  なお、総合相談といたしまして、年間544件の相談に応じております。
  80ページをお開きください。
  最下段の15目諸費で6,352万927円を支出いたしました。主に防犯推進事業、防犯灯整備事業、諸一般管理事業等の経費として支出しております。特に83ページ最下段、23節償還金利子及び割引料の5,146万9,148円は、過年度分の税金の返還金及び補助金の精算に伴う返還金等であります。平成20年度より3,454万7,471円の増額となっております。
  次に、84ページをお開きください。
  17目合併振興基金費2億100万円につきましては、合併特例債事業として借り受けたものをそのまま基金として積み立てております。うち100万円につきましては、19年度の利子分の収入であります。
  なお、この基金は借り入れからそのまま1年間の定期とさせていただいております。
  1節土地開発基金費でございますが、5,000万円につきましては自然と親しむまちづくり事業用地取得費基金を取り崩し、組み替えたものでございます。
  下段の2項1目税務総務費で7,022万3,651円を支出しております。職員の人件費、徴収嘱託員の報酬、業務委託料等であります。
  次に、86ページをお開きいただきたいと存じます。
  最下段の2目賦課徴収費で3,944万9,296円の支出をいたしました。主なものは右の備考欄町税賦課事務事業に3,510万3,389円を支出いたしました。
○増田和代議長 柴崎室長、すみません、ここでとめてください。
○柴崎政利理事兼会計管理者 じゃ、ちょっと待ってくださいね。
  89ページ、備考欄をごらんください。
  中ほどの13節委託料で土地建物家屋台帳履歴管理システム導入費で2,257万5,000円を支出いたしました。
  以上でちょっと休憩とさせていただきます。
○増田和代議長 暫時休憩いたします。
  再開を4時15分にいたします。
                                (午後 4時00分)
─────────────────────────────────────────────────
○増田和代議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午後 4時15分)
─────────────────────────────────────────────────
○増田和代議長 引き続き、日程第8、認定第1号 平成21年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定について細部説明を求めます。
  柴崎会計室長、お願いいたします。
○柴崎政利理事兼会計管理者 それでは、90ページをお開きいただきたいと存じます。
  3項1目の戸籍住民基本台帳費でございますが、5,804万485円を支出いたしました。主に職員の人件費、戸籍住民基本台帳に係る諸証明等の発行、電算処理等の経費に支出しております。ここで、年間の戸籍関係取扱件数でございますが、2万204件でございます。
  なお、第二庁舎の窓口センターにおいても税金や諸証明等年間6,369件、金額にして9,866万9,430円の取り扱いを行っております。
  次に、92ページをお開きください。
  4項選挙費、2目衆議院議員選挙費では、708万5,127円を支出いたしました。また、94ページ最下段5目町議会議員選挙費では、809万7,877円を支出しております。
  96ページをお開きください。
  下段の5項統計調査費では、2010年に行われる主に国勢調査、世界農林業センサスの準備費等として301万8,629円を支出しております。
  次に、飛びまして、102ページをお開きください。
  3款民生費で11億2,118万3,636円を支出いたしました。
  なお、右の欄、繰越明許費220万800円につきましては、子ども手当対応電算システム改修事業費でございます。
  主要な施策の成果35ページからを対照しながらお聞きいただきたいと存じます。
  決算書1目社会福祉総務費をごらんください。1億733万6,918円の決算となりました。主に職員の人件費、関係団体への補助、ひとり親家庭医療費支給などに係る経費でございます。
  その主なものを申し上げますと、1枚めくっていただき、105ページ、備考欄をごらんください。
  中段下の19節負担金、補助金及び交付金で3,324万を支出しておりますが、このうち2,771万3,000円を町社会福祉協議会に補助してございます。また、107ページ上段、ひとり親家庭医療費支給事業として189万4,122円を支出しております。
  右106ページをごらんください。
  3目障害者福祉費で2億4,323万5,128円を支出しております。関係団体への補助、重度心身障害者医療費の支給、障害者や難病患者への支援、給付事業等に係る経費が主なものでございます。
  主なものを申し上げますと、107ページ、備考欄をごらんください。
  中段の障害者福祉事業で19節負担金、補助及び交付金の負担金1億8,804万3,786円のうち、自立支援医療費負担金、補装具費負担金、介護給付費・訓練等給付費負担金として1億7,425万9,595円を支出しております。
  最下段、障害児者生活サポート事業費補助金を1,000万4,931円を支出しております。
  1枚めくっていただきまして、109ページ、備考欄をごらんください。
  重度心身障害者医療費支給事業で3,059万9,330円を、地域生活支援事業で1,062万9,028円を支出いたしました。
  下段、4目老人福祉費で3億635万3,718円を支出しております。主に職員の人件費、敬老金支給事業、老人福祉事業、老人在宅福祉事業、後期高齢者医療事業、老人保健・介護保険特別会計への繰出金等の経費に支出しております。
  主なものを申し上げますと111ページ、備考欄をごらんください。
  上段の19節負担金、補助及び交付金で1,237万8,231円を支出いたしましたが、そのうち保養所利用者補助金として8,129件分、243万7,800円を、またシルバー人材センター補助金として960万円を支出いたしました。また、敬老金支給事業では171名の方に217万円を支給いたしました。
  中段、老人福祉費総合助成事業での895万2,968円の支出は、主に15節工事請負費で597万7,800円を支出いたしましたが、旧春和ゲートボール場返還工事でございます。また、負担金、補助及び交付金329万5,000円につきましては、町内に25団体、会員数にして1,422名の老人クラブに対して運営費並びに事業費補助金として支出いたしました。
  なお、下段、老人在宅福祉事業で1,545万4,849円を支出しておりますが、主に13節委託料でデイサービス委託料、紙おむつ支給事業委託料、そして配食サービス委託料に支出いたしました。
  なお、配食サービス事業では、延べ893人に対して1万4,043食のサービスを行っております。
  次に、113ページ、備考欄上段をごらんください。
  後期高齢者医療事業では、1億2,080万3,333円支出しておりますが、そのほとんどが埼玉県後期高齢者医療広域連合負担金9,224万3,587円と後期高齢者医療保険特別会計繰出金2,816万2,000円でございます。
  115ページの備考欄をごらんください。
  そのほか4目老人福祉費では、介護保険特別会計繰出金へ1億2,970万8,000円を支出しております。
  右、114ページをごらんください。
  5目国民年金費で25万3,633円を支出いたしました。国から委託された国民年金の事務に係る経費でございます。窓口取扱事務件数は年間1,101件となっております。
  6目国民健康保険事業費で、1億2,082万6,593円を支出いたしました。職員人件費と国民健康保険特別会計繰出事業であり、国民健康保険特別会計繰出金として8,556万5,000円を支出いたしました。
  なお、繰出金につきましては、20年度決算額より4,671万6,000円の減額となっております。
  116ページをお開きください。
  上段2項1目の児童福祉費総務費では、1億3,912万8,968円を支出いたしました。主に児童手当給付事業、父子家庭給付事業、乳幼児医療費支給事業、子育て支援医療費支給事業、放課後児童対策事業、家庭保育運営事業、児童遊園地の維持管理事業、特別支援放課後児童対策事業、パパ・ママリフレッシュ事業等の経費として支出しております。
  主なものを申し上げますと、右備考欄をごらんください。中ほどより下の児童手当給付金事業では1,821件、6,889万3,003円を支出いたしました。
  なお、平成20年度決算より363万2,223円の減額となっております。
  次に、119ページ、備考欄をごらんください。
  上段、乳幼児医療費支給事業として900万3,514円、子育て支援医療費支給事業として1,720万3,862円をそれぞれ支出いたしました。放課後児童対策事業として2,234万1,480円。
  1枚めくっていただきまして、121ページ、備考欄をごらんください。
  中段のパパ・ママリフレッシュ事業では延べ174人分、金額にして79万9,530円分の切符を補助いたしました。
  下段の2目児童福祉施設費で2億394万8,104円の支出を行いました。主に職員の人件費、町内3保育園並びに管外保育園の運営費や子育て支援センターの維持管理費、保育の実施委託料に支出しております。
  ここで、保育園の園児数、子育て支援センターの利用状況について申し上げます。年間の延べ園児数は平保育園で368人、玉川保育園で1,288人、はなぞの保育園で954人、管外委託で70人、合計2,680人の昨年より157名減となっております。また、子育て支援センターの登録者数は本年3月末現在41名で、年間利用者数は延べ子供1,344人、大人988人でございます。
  なお、備考欄、123ページから127ページの公立の玉川保育園及び平保育園ごとの支出を掲載いたしましたが、昨年とほぼ同様な経費となっておりますので、ごらんをいただきたいと思います。
  127ページ、備考欄、管内保育事業につきましては、はなぞの保育園で13節委託料及び19節負担金、補助及び交付金で8,436万2,540円を支出しております。また、129ページ、備考欄最上段の管外保育園事業として504万310円を支出いたしましたが、昨年より487万2,960円の減額となっております。
  次に、4款衛生費をごらんください。
  支出済額は5億6,224万2,989円でございます。主要な施策の40ページからをごらんいただきながらお聞きいただければと存じます。
  1項1目保健衛生総務費では、6,648万568円を支出いたしました。主に職員人件費、保健センター管理事業、健康管理システム管理事業、病院群輪番制病院運営事業等の経費として支出しております。
  飛びまして、134ページ、2目予防費をごらんいただきたいと思います。
  5,176万6,230円を支出しております。主に予防一般管理事業、健康づくり推進事業、母子保健事業、成人健診事業、予防接種事業、障害者支援事業などに係る経費として支出しております。
  135ページ、備考欄をごらんください。
  下段の母子保健事業に759万2,771円、1枚めくっていただきまして、137ページ、備考欄をごらんいただきたいと存じます。中段の成人健診事業に2,291万2,414円、そして139ページ、下段の予防接種事業に1,584万6,086円を支出しておりますが、健診の状況等詳しくは主要な施策の成果40ページから48ページに掲載してございますので、後ほどごらんをいただきたいと思います。
  決算書140ページをお開きください。
  3目環境衛生費で6,408万7,802円を支出しております。職員の人件費、環境推進委員運営事業、畜犬登録事務事業、環境検査事業、ゴミ減量化推進事業、浄化槽設置管理事業特別会計繰出事業が主なものでございます。
  143ページ、備考欄、下段をごらんください。
  環境検査事業では、主に町内の河川水質調査、ゴルフ場排水残留農薬調査等に13節委託料として458万1,440円を支出いたしました。
  また、ゴミ減量化推進事業として145ページ、備考欄の上段の資源改修実施団体奨励金として町内学校PTA等11団体に対し、74万327円を補助いたしました。
  中段上の浄化槽設置管理事業特別会計繰出事業には、2,331万2,000円を支出いたしました。
  次に、中段の4目上水道費で1億733万7,000円を支出いたしました。内訳は水道施設一般管理事業事務費で水道事業会計へ1億710万2,000円を、町内の簡易水道施設の管理費として23万5,000円を支出いたしました。
  次に、2項1目衛生費で208万3,810円を支出いたしました。
  右の備考欄をごらんください。18節備品購入費では、ごみステーションを従来の地域への補助制度を改めて町で整備し、12基を設置いたしました。
  146ページをお開きください。
  2項2目塵芥処理費で1億7,123万5,579円を支出いたしました。塵芥処理委託料と小川地区衛生組合への負担金で、ごみの年間収集量は昨年とほぼ同じ量の一般ごみで2,390トン、事業系ごみで620トン、合計3,010トンであります。また、資源回収量は423トンで、この売却代金は309万910円となっております。
  3目し尿処理費で小川地区衛生組合への負担金として9,927万2,000円を支出いたしました。年間のし尿処理量でありますが、96万4,400リットルで浄化槽汚泥収集量は556万1,460リットルであります。合計いたしますと、652万1,900リットルの処理費としての負担金であります。
  なお、詳細につきましては、主要な施策の成果43ページから45ページをごらんをいただきたいと存じます。
  次に、中段の5款労働費で643万6,291円を支出いたしました。
  1枚めくっていただきまして、149ページ、備考欄をごらんください。
  雇用対策事業として248万5,702円を観光施設等の草刈り、修繕のために、また13節委託料 としてシルバー人材センター等に支出しております。また、緊急雇用対策事業としてハイキングルートの調査整備事業を実施し、284万3,000円を支出いたしました。
  なお、詳細につきましては、主要な施策の成果45ページをごらんをいただきたいと存じます。
  次に、6款農林水産業費で2億5,009万6,105円を支出いたしました。主要な施策の成果46ページからを対照しながらお聞きいただければと存じます。
  まず1項1目農業委員会費ですが、農業委員会運営のための551万8,035円を支出いたしました。
  152ページをお開きください。
  4目農業振興費で1億279万9,114円を支出いたしました。この目では農業生産支援事業、花のまちづくり事業、有害鳥獣対策事業、山村振興事業、中山間地域総合整備事業等のさまざまな農業振興事業を実施しており、その諸経費でございます。
  主なものを申し上げますと、右の備考欄で19節負担金、補助及び交付金の下段に農業生産支援事業補助金で309万5,000円を支出しておりますが、20名の農業者及び団体に対して補助いたしました。
  下段の花のまちづくり事業では、1枚めくっていただき、155ページ、備考欄上段をごらんいただきたいと存じますが、主にたまがわ花菖蒲園の管理経費として支出いたしました。
  中段、有害鳥獣対策事業では、有害鳥獣駆除委託料及び被害防除対策用電気さく等の資材費として10名の方に補助するなど、177万1,566円を支出いたしました。
  下段の山村振興事業では6,710万5,378円、157ページ、備考欄、中山間地域総合整備事業で2,321万6,878円を支出いたしました。両事業とも測量・設計・調査のための13節委託料、15節工事請負費、道路用地購入のための17節公有財産購入費及び物件移転等の22節補償、補てん及び賠償金等で支出しております。
  また、157ページ、備考欄最下段の市民農園管理運営事業として108万1,647円を支出いたしました。
  なお、市民農園につきましては、77区画66名の方々に利用していただきました。箇所別の詳細につきましては、主要な施策の成果48ページから49ページに掲載してありますので、後ほどごらんをいただきたいと存じます。
  決算書160ページをお開きください。
  6目農地費で4,105万2,099円を支出いたしました。主なものを申し上げますと、農道、用 水路等の土地改良施設等応急修繕事業で714万9,661円、県単独土地改良事業として大堰改修工事ほか5事業に2,322万6,000円及び63ページ、備考欄の基盤整備促進事業として玉川地区ほ場整備関連工事に308万179円を、農地有効利用支援整備事業として、ため池改修工事等に730万8,000円を、それぞれ支出いたしました。箇所別の詳細につきましては、主要な施策の成果50ページから52ページに掲載してございますので、ごらんをいただきたいと存じます。
  次に、決算書左162ページをごらんください。
  2項最下段、3目林業振興費で5,047万2,652円を支出いたしました。林道維持補修事業、森林整備地域活性化支援事業、彩りの森ネットワーク事業、美しい森林づくり基盤整備交付金事業及び原木キノコ栽培育成整備事業等の経費に支出しております。
  主なものを申し上げますと、165ページ、備考欄下段、森林管理道馬生線ほか林道維持補修事業として1,905万3,162円を支出いたしました。
  167ページ、備考欄をごらんください。
  最上段、緑の雇用創出事業で一時中断しておりましたが、緑の研修生2名を採用し、森林の担い手として育成をする委託料として482万2,650円を支出いたしました。
  なお、委託先は中央部森林組合であります。
  下の森林整備地域活動支援事業で平生産森林組合、大椚生産森林組合、埼玉県農林公社の3団体に対し、284万9,600円の交付金を交付いたしました。この事業は、所有境界の明確化や山道などの整備の経費として交付するもので、平成19年度から24年度の5年間の継続事業です。
  次の彩りの森ネットワーク事業では、町内11団体が行うミツバツツジ、ヤマモミジの植樹に対し苗木を購入し、配布する経費として118万6,804円を支出いたしました。
  なお、ミツバツツジ502本、ヤマモミジ144本を購入いたしました。
  下段の平成20年度より町の特産品育成事業として取り組んでおります原木キノコ栽培育成整備事業では、原木キノコ人工ほだ場管理費として113万4,039円を支出いたしました。
  なお、林業費の箇所別の詳細につきましては、主要な施策の成果52ページから54ページに掲載してありますので、ごらんをいただきたいと思います。
  決算書168ページをお開きください。
  7款商工費で1億8,199万3,772円を支出いたしました。1項2目町有施設整備振興基金費で540万8,000円の積み立てを行いましたが、これは歳入の一般寄附金のところで申し上げましたが、木のむら物産館ほか指定管理施設よりの寄附金を積み立てるもので、今後の町有施 設の修繕等に充てるものであります。
  下段の3目商工振興費で2,063万300円を支出いたしました。その主なものを申し上げますと、備考欄、商工振興一般管理事務で次の171ページ、備考欄上段のときがわまつり補助金等に370万4,000円、そして下段の商工会補助金1,000万円、またプレミアムつき商品券発行補助事業で商工会に対して499万4,000円を補助いたしました。また、昨年創設したときがわ町産材活用住宅リフォーム助成金交付事業につきましては、8件で132万6,000円を交付いたしました。
  なお、この事業は昨年度より件数にして5件、金額で79万8,000円の増額となっております。
  4目観光費で1億736万5,293円を支出いたしました。観光振興の先行計画の策定、観光パンフレットの作成及びPR、観光協会への活動費の支援、観光施設整備に係る事業等が主なものでございます。
  まず、観光事業一般管理費では909万1,615円を支出いたしました。主に観光計画の策定事業費に232万3,650円、観光パンフレットの作成に193万7,145円を支出し、観光協会に対しては通年度分として271万円を補助いたしました。
  飛びまして、175ページ、備考欄をごらんください。
  中段の観光施設管理運営事業では7,903万4,614円の支出を行いましたが、町内10施設管理及び修繕等で、特に13節委託料及び15節工事請負費で支出いたしましたが、観光費の詳細並びに指定管理施設の売り上げ状況につきましては、主要な施策の成果55ページから59ページに詳細に明記してございますので、ごらんをいただきたいと思います。
  次に、178ページをお開きください。
  8款土木費で7億291万4,626円を支出いたしました。1項1目の土木総務費は1億1,908万8,121円で、主に職員の人件費、関係団体への負担金などに支出しております。
  1枚めくっていただきまして、180ページをお開きください。
  中段の2項1目の道路橋りょう総務費では、3,089万2,738円を支出いたしました。備考欄をごらんください。登記業務、道路台帳補正業務等の委託料等に支出しております。
  次に、最下段2目道路維持費で1億3,661万3,762円を支出いたしました。主に町道の測量設計業務委託のほか道路補修工事、道路応急修繕工事、舗装修繕工事、側溝整備工事、交通安全施設整備工事等の各工事を実施しております。
  次に、182ページをごらんください。
  道路新設改良費で1億8,674万5,391円を支出いたしました。町道8路線の測量・設計業務委託、5路線の道路改良工事、11路線の舗装新設工事を実施いたしました。
  次に、184ページをお開きください。
  上段の4目橋りょう維持費では586万2,230円を支出いたしました。主に町内の橋長15メートル以上の橋りょう点検委託業務及び5橋の修繕工事を行いました。
  5目橋りょう新設改良費で1億1,635万2,413円を支出いたしました。大字西平地内の都幾川橋整備工事と本郷番匠地内川北橋の詳細設計業務委託並びに砂防指定地慈光寺川改修工事に伴う橋りょう負担金として支出をいたしました。
  下段の3項河川費、1目河川総務費で2,665万3,550円を支出いたしました。主に日影地内田向川維持補修工事、別所地内水路護岸復旧工事を施行いたしました。
  186ページをお開きください。
  下段4項2目の公園費で3,792万8,798円を支出いたしました。川の広場工事並びに雀川砂防ダム公園、ホタルの里公園、明覚駅前公園等の植栽管理委託業務が主なものでございます。
  190ページをお開きください。
  5項1目の地籍調査で4,045万3,202円を支出いたしました。地籍調査に係る経費でございます。田黒1地区、2地区の地籍調査実施並びに番匠地内実施のための調査を行いました。
  なお、土木費に係る箇所ごとの事業費等詳細につきましては、主要な施策の成果の60ページから80ページに明記してございますので、ごらんをいただきたいと存じます。
  192ページをお開きください。
  9款消防費の支出済額は2億8,235万2,533円でございます。
  1項1目の常備消防費で昨年度とほぼ同額の2億1,058万3,000円を支出いたしましたが、比企広域市町村圏組合への負担金でございます。
  次に、2目の非常備消防費で4,836万6,820円を支出いたしました。最下段、3目防災費で2,340万2,713円を支出いたしましたが、主に防災無線の保守点検のほか、195ページ、備考欄をごらんいただき、15節工事請負費並びに18節備品購入費で支出いたしましたが、本庁舎北側駐車場を防災拠点基地として整備するとともに、防災倉庫を設置いたしました。
  消防費並びに防災費の詳細につきましては、主要な施策の成果81ページに明記してございますので、ごらんをいただきたいと存じます。
  次に、決算書下段、10款教育費をごらんください。
○増田和代議長 柴崎会計室長、すみません、ここでとめてください。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎延会について
○増田和代議長 お諮りいたします。本日の会議はこの程度にとどめ、延会したいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○増田和代議長 異議なしと認めます。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎延会の宣告
○増田和代議長 よって、本日はこれをもちまして延会することに決定いたしました。
  なお、明日も引き続き一般会計歳入歳出決算の細部説明から行います。
  大変にご苦労さまでした。ありがとうございました。
                                (午後 4時57分)