平成22年第3回ときがわ町議会定例会

議 事 日 程(第4号)

                            平成22年9月15日(水) 
                            午前9時30分開議     
      開議の宣告
日程第 1 議案第45号 平成22年度ときがわ町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)
日程第 2 議案第46号 平成22年度ときがわ町老人保健特別会計補正予算(第1号)
日程第 3 議案第47号 平成22年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)
日程第 4 議案第48号 平成22年度ときがわ町介護保険特別会計補正予算(第1号)
日程第 5 議案第49号 平成22年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計補正予算(第1号)
日程第 6 議案第50号 平成22年度ときがわ町水道事業会計補正予算(第1号)
日程第 7 同意第 9号 ときがわ町監査委員の選任について
日程第 8 議員派遣について
日程第 9 議会運営委員会の閉会中の継続調査の申し出について
日程第10 一般質問
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出席議員(13名)
     1番  岡 野 政 彦 議員     2番  小 島   浩 議員
     3番  小輪瀬 英 一 議員     4番  瓜 田   清 議員
     5番  前 田   栄 議員     6番  野 口 守 隆 議員
     7番  小 宮   正 議員     8番  野 原 和 夫 議員
     9番  鳥 越 準 司 議員    10番  野 原 兼 男 議員
    11番  笹 沼 和 利 議員    12番  増 田 和 代 議員
    13番  岩 田 鑑 郎 議員
欠席議員(なし)
地方自治法第121条により、今定例会に説明のため出席する者及び同委任を受けた者の職氏名
町長
関 口 定 男 
副町長
関 口   章
理事兼町民課長
 蛛@太一郎
理事兼
会計管理者
柴 崎 政 利
総務課長
桑 原 和 一
企画財政課長
久 保   均
税務課長
岡 野 吉 男
福祉課長
小 沢 俊 夫
環境課長
岩 田 功 夫
産業観光課長
山 崎 政 明
建設課長
内 室 睦 夫
水道課長
中 藤 和 重
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教育長
戸 口 皓 雄 
教育総務課長
柴 崎 秀 雄 
生涯学習課長
小 峯 光 好 
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議会事務局長
小 島   昇 
書記
荻 野   実 

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   ◎開議の宣告
○増田和代議長 おはようございます。
  引き続き大変ご苦労さまです。
  ただいまの出席議員は13名全員であります。
  これより平成22年第3回ときがわ町議会定例会第4日目を開会いたします。
  直ちに本日の会議を開きます。
                                (午前 9時30分)
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   ◎議事日程の報告
○増田和代議長 本日の議事日程を報告いたします。
  議事日程は配付したとおりであります。
  議会事務局長に朗読させます。
○小島 昇議会事務局長 朗読します。
  平成22年第3回ときがわ町議会定例会議事日程(第4号)、平成22年9月15日午前9時30分開議。
  日程、議案番号、件名、開議の宣告。日程第1、議案第45号 平成22年度ときがわ町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)、日程第2、議案第46号 平成22年度ときがわ町老人保健特別会計補正予算(第1号)、日程第3、議案第47号 平成22年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)、日程第4、議案第48号 平成22年度ときがわ町介護保険特別会計補正予算(第1号)、日程第5、議案第49号 平成22年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計補正予算(第1号)、日程第6、議案第50号 平成22年度ときがわ町水道事業会計補正予算(第1号)、日程第7、同意第9号 ときがわ町監査委員の選任について、日程第8、議員派遣について、日程第9、議会運営委員会の閉会中の継続調査の申し出について、日程第10、一般質問。
  以上です。
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   ◎議案第45号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○増田和代議長 これより日程第1、議案第45号 平成22年度ときがわ町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)についてを議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○小島 昇議会事務局長 議案第45号 平成22年度ときがわ町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)。
  平成22年度ときがわ町の国民健康保険特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。
  歳入歳出予算の補正。
  第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ817万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ14億282万1,000円とする。
  2 歳入歳出予算の補正は款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表歳入歳出予算補正」による。
  平成22年9月7日提出、ときがわ町長、関口定男。
  以上です。
○増田和代議長 続いて、提案者から提案理由の説明を求めます。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、議案第45号 平成22年度ときがわ町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について提案理由を申し上げます。
  歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ817万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ14億282万1,000円とするものであります。
  細部につきましては、町民課長よりご説明申し上げます。
○増田和代議長 ご苦労さまでした。
  続いて、細部説明を求めます。
  蜥ャ民課長
○蜻セ一郎理事兼町民課長 それでは、議案第45号 平成22年度ときがわ町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について細部説明をさせていただきます。
  今回の補正予算につきましては、歳入歳出それぞれ817万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ14億282万1,000円とするものであります。
  細部につきましては、事項別明細書で説明させていただきますので、7ページ、8ページをお開きください。
  7ページでございますが、こちらは歳入でございます。
  まず3款の国庫支出金でございますが、1目の療養給付費等負担金97万7,000円を減額い たしまして2億7,844万5,000円とするものでございます。こちらは現年度分でございますが、97万7,000円の減でございます。説明欄をごらんいただきたいと思いますが、内訳につきましては、療養給付費負担金が940万5,000円、老人保健医療費拠出金負担金が145万円の減、後期高齢者医療費支援金負担金が791万4,000円の減、介護納付金負担金が101万8,000円の減でございます。こちらにつきましては交付額の決定によるものでございます。
  次に、2目の高額医療費共同事業負担金でございますが、171万5,000円を増額いたしまして、807万3,000円とするものでございます。
  次に、4款の療養給付費等交付金でございますが、212万9,000円を減額いたしまして、7,784万9,000円とするものでございます。現年度分につきましては334万3,000円の減、過年度分につきましては121万4,000円の増でございます。こちらにつきましては、退職者分を社会保険診療報酬支払基金から交付を受けるものでございますが、交付額の決定によるものでございます。
  次に、5款の前期高齢者交付金でございますが、749万7,000円を増額いたしまして、2億2,977万8,000円とするものでございます。現年度分といたしまして交付を受けるものでございますが、こちらにつきましてはときがわ町では65歳から74歳の前期高齢者が1,154人おります。加入率にしますと29.2%でございます。全国平均の加入率が12.5%でございますので、加入率が高いということで交付を受けるものでございます。
  次に、10款の繰越金でございますが、1目の療養給付費交付金繰越金でございますが、1,738万3,000円を増額いたします。こちらの繰越金につきましては、国・県支出金等の返還金に当たるものでございます。
  次のその他繰越金につきましては、1,781万4,000円を減額いたしまして、7,933万円とするものでございます。この繰越金につきましては、国・県への返還金が生じたために今回減額をさせていただくものでございます。
  次に、11款の諸収入でございますが、1目の一般被保険者第三者納付金につきましては239万円増額いたしまして、239万1,000円とするものでございます。こちらにつきましては、交通事故等の第三者行為によるものが5件納入がございましたので増額をさせていただきました。
  次に、3目の一般被保険者雑入でございますが、11万2,000円の増額でございます。こちらにつきましては不当利得といたしまして、社会保険に加入していた方がおりまして、2名の方から納入がございまして増額をさせていただくものでございます。
  次に、9ページ、10ページ、お開きください。
  こちらは歳出でございます。
  まず、2款の保険給付費でございますが、1目の一般被保険者療養給付費、2目の退職被保険者等療養給付費につきましては、歳入に合わせての財源の組み替えでございます。
  次に、3款の後期高齢者支援金等でございますが、こちらは後期高齢者支援金として1,161万7,000円を減額いたしまして、1億6,615万円とするものでございます。こちらにつきましても、決定通知による減額でございます。
  次に、11ページ、12ページをお開きください。
  5款の老人保健拠出金でございますが、今回89万3,000円を増額いたしまして、894万1,000円とするものでございます。こちらにつきましても決定通知によるものでございます。
  6款の介護納付金につきましては、497万8,000円を増額して、8,077万9,000円とするものでございます。こちらも決定通知による増額でございます。
  7款の共同事業拠出金でございますが、こちらは財源の組み替えでございます。
  次の11款の諸支出金でございますが、次の13ページ、14ページをお開きください。
  一般被保険者償還金でございますが、こちらが1,738万4,000円を増額いたしまして、1,738万5,000円とするものでございます。療養給付費等負担金の返還金として計上いたしました。こちらは国へ返還するものでございますが、内訳といたしまして、療養給付費負担金が1,731万9,337円、老人保健拠出金負担金が6万5,522円でございます。
  次に、12款の予備費でございますが、406万8,000円を減額いたしまして、1,593万2,000円とするものでございます。
  以上で細部説明とさせていただきますが、よろしくお願いいたします。
○増田和代議長 ご苦労さまです。
  これより日程第1、議案第45号 平成22年度ときがわ町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○増田和代議長 これをもって質疑を終結いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○増田和代議長 これをもって討議を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○増田和代議長 これをもって討論を終結いたします。
  これより議案第45号 平成22年度ときがわ町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり補正予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○増田和代議長 起立全員です。
  よって、議案第45号は原案のとおり可決されました。
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   ◎議案第46号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○増田和代議長 これより日程第2、議案第46号 平成22年度ときがわ町老人保健特別会計補正予算(第1号)についてを議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○小島 昇議会事務局長 議案第46号 平成22年度ときがわ町老人保健特別会計補正予算(第1号)。
  平成22年度ときがわ町の老人保健特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。
  歳入歳出予算の補正。
  第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ163万8,000円を追加し、歳入歳出の総額を歳入歳出それぞれ297万2,000円とする。
  2 歳入歳出予算の補正は款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表歳入歳出予算補正」による。
  平成22年9月7日提出、ときがわ町長、関口定男。
  以上です。
○増田和代議長 続いて、提案者から提案理由の説明を求めます。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、議案第46号 平成22年度ときがわ町老人保健特別会計補正予算 (第1号)について提案理由を申し上げます。
  歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ163万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ297万2,000円とするものであります。
  細部につきましては、町民課長よりご説明申し上げます。
○増田和代議長 ご苦労さまです。
  続いて、細部説明を求めます。
  蜥ャ民課長
○蜻セ一郎理事兼町民課長 それでは、議案第46号 平成22年度ときがわ町老人保健特別会計補正予算(第1号)について細部説明をさせていただきます。
  今回の補正予算につきましては、歳入歳出それぞれ163万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ297万2,000円とするものであります。
  細部につきましては、事項別明細書で説明をさせていただきますので、7ページ、8ページをお開きください。
  7ページにつきましては、歳入でございます。
  歳入につきましては、5款の繰越金163万8,000円を増額いたしまして、296万1,000円とするものでございます。こちらにつきましては、前年度の繰越金でございます。
  次に、9ページ、10ページをお開きください。
  こちらは歳出でございます。
  2款の諸支出金でございますが、償還金として5万円を増額して5万1,000円とするものでございます。こちらにつきましては、平成21年度の精算金による返還金でございます。支払基金、国・県への返還金でございます。
  3款の予備費につきましては、158万8,000円を増額させていただきまして、258万8,000円とするものでございます。
  以上で細部説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
○増田和代議長 ご苦労さまです。
  これより日程第2、議案第46号 平成22年度ときがわ町老人保健特別会計補正予算(第1号)についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○増田和代議長 これをもって質疑を終結いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○増田和代議長 これをもって討議を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○増田和代議長 これをもって討論を終結いたします。
  これより議案第46号 平成22年度ときがわ町老人保健特別会計補正予算(第1号)についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり補正予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○増田和代議長 起立全員です。
  よって、議案第46号は原案のとおり可決されました。
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   ◎議案第47号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○増田和代議長 これより日程第3、議案第47号 平成22年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)についてを議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○小島 昇議会事務局長 議案第47号 平成22年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)。
  平成22年度ときがわ町の後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。
  歳入歳出予算の補正。
  第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ242万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億1,704万8,000円とする。
  2 歳入歳出予算の補正は款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表歳入歳出予算補正」による。
  平成22年9月7日提出、ときがわ町長、関口定男。
○増田和代議長 続いて、提案者から提案理由の説明を求めます。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、議案第47号 平成22年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について提案理由を申し上げます。
  歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ242万円を追加いたしまして、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億1,704万8,000円とするものであります。
  細部につきましては、町民課長よりご説明申し上げます。
○増田和代議長 続いて、細部説明を求めます。
  蜥ャ民課長
○蜻セ一郎理事兼町民課長 それでは、議案第47号 平成22年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について細部説明をさせていただきます。
  今回の補正予算につきましては、歳入歳出それぞれ242万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億1,704万8,000円とするものであります。
  細部につきましては、事項別明細書で説明をさせていただきますので、7ページ、8ページをお開きください。
  7ページにつきましては、歳入でございます。
  3款の繰越金でございますが、242万円を増額いたしまして、341万5,000円とするものでございます。
  次に、9ページ、10ページ、お開きください。
  こちらにつきましては、歳出でございますが、歳出も4款の予備費ということで242万円を増額いたしまして、342万円とするものでございます。
  以上で細部説明とさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
○増田和代議長 ご苦労さまです。
  これより日程第3、議案第47号 平成22年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○増田和代議長 これをもって質疑を終結いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○増田和代議長 これをもって討議を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○増田和代議長 これをもって討論を終結いたします。
  これより議案第47号 平成22年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり補正予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○増田和代議長 起立全員です。
  よって、議案第47号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第48号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○増田和代議長 これより日程第4、議案第48号 平成22年度ときがわ町介護保険特別会計補正予算(第1号)についてを議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○小島 昇議会事務局長 議案第48号 平成22年度ときがわ町介護保険特別会計補正予算(第1号)。
  平成22年度ときがわ町の介護保険特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。
  歳入歳出予算の補正。
  第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ4,837万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ10億517万4,000円とする。
  2 歳入歳出予算の補正は款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表歳入歳出予算補正」による。
  平成22年9月7日提出、ときがわ町町長、関口定男。
○増田和代議長 続いて、提案者から提案理由の説明を求めます。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、議案第48号 平成22年度ときがわ町介護保険特別会計補正予算(第1号)について提案理由を申し上げます。
  歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ4,837万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ10億517万4,000円とするものであります。
  細部につきましては、福祉課長よりご説明申し上げます。
○増田和代議長 ご苦労さまです。
  続いて、細部説明を求めます。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 それでは、議案第48号 平成22年度ときがわ町介護保険特別会計補正予算(第1号)についての細部説明をさせていただきます。
  今回の補正につきましては、平成21年度の介護保険特別会計の決算に伴うものでございます。
  歳入歳出それぞれ4,837万4,000円を追加いたしまして、歳入歳出それぞれ10億517万4,000円とするものでございます。
  それでは、歳入についてご説明申し上げますので、7ページをお開きをいただきたいと思います。
  1款1項1目第1号被保険者保険料でございますが、これにつきましては、8月に本算定によりまして保険料が確定したために特別徴収、それから普通徴収の割合が決まったということで、特別徴収を481万4,000円を増加し、普通徴収を481万4,000円減額するものでございます。
  続きまして、繰入金でございます。基金繰入金でございますけれども、介護給付費準備基金繰入金を3,000円を減額し、2目の介護従事者処遇改善臨時特例基金繰入金を3,000円増額するものでございます。これにつきましては、処遇改善臨時特例基金繰入金のところで利子が発生を、3,000円いたしましたので、その部分を増額補正をし、その3,000円分について準備基金のほうを減額したというものでございます。
  続きまして、繰入金でございます。4,837万4,000円を補正するものでございます。これは前年度の繰越金でございます。
  続きまして、歳出についてご説明申し上げます。
  11ページをお開きをいただきたいと思います。
  3款基金積立金でございます。2,429万5,000円を増額するものでございます。これについては、21年度の決算に伴いまして、介護給付費の準備基金へ積み立てるための補正でございます。
  続きまして、5款諸支出金、1項の償還金及び還付加算金でございます。これにつきましては、第1号被保険者等々の、これも決算によりまして、第1号被保険者へ還付する部分が確定をいたしましたので2万2,000円を増額補正するものでございます。
  続きまして、3目償還金1,545万6,000円の補正でございますけれども、これについては平成21年度の決算に伴いまして介護給付費の返還額が確定したために補正をするものでございます。これにつきましては、国・県支出金への還付でございます。国の負担分2割、それから県への負担割合12.5%分に相当するものでございます。
  続きまして、2項繰出金でございます。13ページをお開きいただきたいと思います。
  一般会計繰出金860万1,000円を増額するものでございます。内訳といたしまして、介護給付費の一般会計繰出金として397万5,000円、その下の介護給付費事務費一般会計繰出金462万9,000円でございます。これにつきましては、町負担分の12.5%分を、21年度決算に伴う精算金として返還するものでございます。
  続きまして、一番最後の地域支援事業一般会計繰出金、3,000円の減額でございます。これは、精算した結果、還付がなくなったため減額するというものでございます。
  以上で介護保険特別会計補正予算(第1号)の細部説明を終了させていただきます。
○増田和代議長 ご苦労さまです。
  これより日程第4、議案第48号 平成22年度ときがわ町介護保険特別会計補正予算(第1号)についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  11番、笹沼議員。
○11番 笹沼和利議員 笹沼です。
  3点質問させていただきます。
  第1点は、繰入金の中で、これは繰入金3,000円ということで、特に問題はないんですけれども……。すみません。介護従事者処遇改善です。
  これ前にも質問したと思うんですけれども、実際に介護従事者の方々のために、こういう形でということでやっていたんですけれども、これは以前から国のほうも出してきたということなんですけれども、実際に介護従事者の方に、どのような形でなっていったのか、処遇改善がなされたのか、そのあたりのことがわかったら教えていただきたいと思います。
  それから12ページのところで、基金の積立金準備金です。これは21から23ということで、県のほうから借り入れないという形でやらないと、また保険料が値上がりしてしまうという ことがあるので、こういう繰り入れをしたということで、今年度は決算のところでも議論がなされまして900万円減額したという、2,490、29万残ってきますけれども、今の状況で言うと、このまんま23年のほうも、多分この数字であれば問題ないかなというふうに思うんですけれども、このあたりについての予想等、わかれば教えていただきたいと思います。多分大丈夫だろうとは思っていますけれども。
  それから、3点目、これは、ちょっと今回は、特に高額サービスとか補正はないので問題はないのかなと思うんですけれども、決算の中でも……、決算ではない。一般会計のほうでも問題になりました。例えば介護保険の増加ということが、今年度はもうついにいよいよこの補正で10億円を超えるという、非常に厳しい状況になってきたのかな。総予算から見ても、相当大きな、伸び率もすごいし大きなところだと思っています。
  スプリンクラーの問題とかありまして、実際につけましょうという話になって、今回は議決はされましたけれども、本当にグループホームのあり方についても考えるべき時期に入ってきている。それから家族、介護支援手当、これも介護保険ではなくて一般会計のほうですけれども、やはりその問題もあるということで、介護保険のあり方についての、審議会は現実には設けられているんですけれども、余り見てても、それほどの意見が、議論したという形が余り見えてこないので、やはりときがわ町のあり方についての将来像、介護保険のあり方の検討会等を考えるべき時期に入ってきたのではないかなと思うんですけれども、この辺についての町の姿勢等をお伺いできればありがたいと思います。よろしくお願いいたします。
○増田和代議長 1点目につきまして、繰入金について答弁を求めます。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 お答えいたします。
  第1点目の繰入金の、処遇改善の繰入金の関係でございますけれども、先ほど笹沼議員のほうでお話のありましたとおり、職員の処遇を改善するというようなことで、第1年度目は100%、それから2年目が50%というような形の中で、国から交付されたものでございます。今年度が最終年度ということになりますけれども、その内容につきまして、どういうふうなことで改善されているのかというようなことだと思うんですけれども、これについては介護給付費の中に算入をされまして、それを町のほうから、各施設のほうへ、請求に応じてこちらから出していくというのが現状でございます。
○増田和代議長 11番、笹沼議員。
○11番 笹沼和利議員 介護保険上、それができないということだと思うんですけれども、 現実にはこういう形で従事者の改善をしなさいという形でおりてきているので、やはり何らかの形で、町としてもその結果を聞くとか、そういうことがあってもいいのではないかなと思うんですけれども、その辺について、町のほうとしては、こういう従事者改善ということで、何らかの形で聞いているのかどうか、その辺だけお願いいたします。
○増田和代議長 答弁を求めます。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 今現在のところは、改めては、どういうふうな、実際に改善、人件費というか、そういった職員の処遇改善に充てているかどうかというのは、こちらからは直接は聞いておりませんけれども、そういった中で、やはり適正に使われてほしいというようなことがございますので、何かの折に、そういったものをまた聞いていければというふうに考えております。
○増田和代議長 11番、笹沼議員、再々質問でございます。
○11番 笹沼和利議員 結構です。今の質問ではないですけれども、わかりました。
  今、何らかの折にということで言われたので結構なんですけれども、是非こういう形でお金が出ていますので、是非要望という形で、処遇改善ということで、働きかけをよろしくお願いいたします。ありがとうございます。
○増田和代議長 2点目、ページ数11ページ、基金の積立金について答弁を求めます。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 それでは第2点目の基金についてのご質問にお答えをいたします。
  まず、今現在のときがわ町の介護保険の状況でございますけれども、昨年度、21年度につきましては、20年度と比較して大体6%程度給付費がふえているというような状況でございます。
  以前、第3期計画のときですと、大体10%程度ふえてきたということで、今現在はその伸び率は、若干でございますけれども下がっているということでございます。
  ここ何年か、例えば5期、こちらで今考えているというか思っているのは、第5期の計画でありますと、後期高齢者といいますか75歳以上の方でなくて、65歳から74歳までの方がこれからふえていくというような、団塊の世代の方がふえていくということで、実際に介護を使う人より介護保険を使わない方のほうが多くなっていくということで、今までのような10%、15%の伸びというのは、ここ数年間はないとは思いますけれども、そういった中で、今現在の第4期計画で見ますと、21年度におきましても、計画よりは給付費は少なくて済ん でおります。
  23年度につきましても、今現在の状況ですと、昨年度と比べて伸びも割と少ないというような状況の中で、何とか対応できるのではないかと、計画の数値の中で対応はできるというふうに、今現在の状況でいきますと考えております。
  基金については、今回の補正等を含めまして、平成22年度、今回の補正分を積み立てますと、約3,800万程度の基金残高となります。
  ただし、22年度の取り崩し、22年度分の介護保険料の中で700万ほど取り崩しということで予算を計上してありますので、これが取り崩しするのかどうか、はっきりまだ今のところはわかりませんけれども、それを勘案していきますと、取り崩した後、22年度末で、大体3,000万ぐらいの基金になるだろうというふうな形で予測はしております。
  ですから、今現在23年度、23年度分についても、今のところは、県からの借り入れですとか、そういったことはしなくて済むような状況で、今現在は推移しているということです。ただ、これから先、どの程度伸びるかというのは、ちょっとなかなか予測もできませんので、今の状況はそういう状況でございます。
○増田和代議長 よろしいでしょうか。
○11番 笹沼和利議員 結構です。
○増田和代議長 3点目に入らせていただきます。
  介護保険の増加について答弁を求めます。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 続きましてお答えをいたします。
  審議会等はあるけれども、なかなか議論等が進んでいないのではないかというようなことでございますけれども、この介護保険の第4期計画については、23年度で終了するといった中で、既に来年度になりますけれども第5期計画を策定をするというようなことでございます。
  そういった中で、その第5期計画を作成するに当たって、皆様方のさまざまな意見等を反映させながら、お聞きしながら、介護保険、給付が……、失礼しました。介護保険事業が、スムーズにいくような形で計画等をつくっていければというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。
○増田和代議長 11番、笹沼議員。
○11番 笹沼和利議員 今までのことからいうと、審議会については、どうしてもやはり事 業者等さまざまなところがあって、いろいろな意見の交換というかなされているとは思っているんですけれども、やはり介護保険が、こういう形でこれからもあり方について、例えば今回県のほうからも、これは町民課のほうですけれども、そういう事業についてのさまざまなアクションがあったり、国のほうでも今考えようとしているんですけれども、やはり介護保険そのものは、もともと自治事務の第1号ということで、これは市町村が考えていきましょうということで始まった制度だと思っております。
  そういうことも含めて、やはりもう少し大きな枠で、あり方については検討する必要があるのではないかということを考えています。
  家族介護支援手当もそうなんですけれども、やはりそういう大きな枠で物事を考えていくようなところが、もう少しあってもいいのではないかなと。もちろん審議会は、これは法定ですので、国のほうで定められてつくっているとは思うんですけれども、やはりあり方について、ときがわ町の将来像も含めて、考えるべき時期に来ているのではないかなというふうに考えるんですけれども、その辺について、これは来年度予算になるかもしれないんですけれども、これから積み上げていくときにも必要なことかなというふうに思いますので、その辺についての見解を聞かせていただければと思います。
○増田和代議長 答弁を願います。
  関口副町長。
○関口 章副町長 それでは、大変大きな問題ですので、今、笹沼議員が言われている、いわゆる介護保険のあり方という問題について、どのように考えているかということでありますけれども、1つは、確かに自治事務ではありますが、制度の枠組みそのものは国で定めています。したがって、現在負担がかなりふえてきて、このままでは介護保険について、かなり問題があるという問題意識を持って、今現在、従前から介護保険のあり方について国で検討して、また近々のうちに一定の結論を出すというふうに、先日の日本経済新聞でも報道されておりました。
  したがって、私ども自治体としては、やはりそこら辺のあり方を踏まえた上で、ときがわ町としてどう考えるのかと。
  既に、町村会を通じて、つまり全国町村会を通じて、現行の介護保険のあり方については、やはり給付をしている一番末端自治体が自治体ですから、やはり負担がかなり大きくなっているなということであるとか、あるいは必ずしも介護のサービスというものが、必要なところに十分行っているだろうかと、逆に浪費されているのではないだろうかと、いろいろな課 題が一番わかるわけです。
  そういった問題点を、町村会として、各自治体、特に弱小自治体の声を強い格好で全国町村会では上げておりますので、そういったことの中で、さらにときがわ町の実態を踏まえて、それをどう運用したらいいのか、あるいはさらにそれに使い切ることがないかという問題意識は持っていくべきだと思います。
  ただ、現段階で、その審議会とか、あるいは審議会にかかわる、かわる、その諮問機関的なもの、あるいは懇談会的なものは、果たしてときがわ町で立ち上げてどれだけ、つまり方向がまだ定まらない中で、そこら辺の結論を出すというのは、ちょっと難しいのかなというふうに考えていますのでご理解いただきたいと思います。
  以上です。
○増田和代議長 11番、笹沼議員。
○11番 笹沼和利議員 正直言って、今、副町長の言っているとおり、確かに国のほうも今、審議している真っ最中なので、今の時点でというのはわかるんですけれども、ただそういうのが出てきた段階でということも含めて、今すぐというふうに言っているわけではないんですけれども、やはりあり方については検討すべき時期に入ってくるのではないかなというふうに思いますので、これは結構です、答弁は。この先、是非考えていただければありがたいなというふうに思っております。
  以上です。
○増田和代議長 ほかに質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○増田和代議長 これをもって質疑を終結いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○増田和代議長 これをもって討議を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○増田和代議長 これをもって討論を終結いたします。
  これより議案第48号 平成22年度ときがわ町介護保険特別会計補正予算(第1号)につい てを採決いたします。
  本案は原案のとおり補正予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○増田和代議長 起立全員です。
  よって、議案第48号は原案のとおり可決されました。
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   ◎議案第49号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○増田和代議長 これより日程第5、議案第49号 平成22年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計補正予算(第1号)についてを議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○小島 昇議会事務局長 議案第49号 平成22年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計補正予算(第1号)。
  平成22年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。
  歳入歳出予算の補正。
  第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ6万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億3,402万5,000円とする。
  2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表歳入歳出予算の補正」による。
  地方債の補正。
  第2条 地方債の変更は、「第2表地方債補正」による。
  平成22年9月7日提出、ときがわ町長、関口定男。
○増田和代議長 続いて、提案者から提案理由の説明を求めます。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、議案第49号 平成22年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計補正予算(第1号)について提案理由を申し上げます。
  歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ6万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億3,402万5,000円とするものであります。
  細部につきましては、環境課長よりご説明申し上げます。
○増田和代議長 ご苦労さまです。
  続いて、細部説明を求めます。
  岩田環境課長。
○岩田功夫環境課長 それでは、議案第49号 平成22年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計補正予算(第1号)の細部説明をさせていただきます。
  1ページ、2ページをお開きください。
  最下段でございますが、歳入歳出それぞれ6万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ1億3,402万5,000円とするものであります。
  3ページ、お願いいたします。
  第2表地方債補正であります。
  下水道事業債の補正前の限度額4,310万円を1,280万円減額し、補正後の限度額を3,030万円に変更するものであります。
  7ページ、8ページをお願いいたします。
  歳入であります。
  3款国庫支出金、1項1目設置整備事業費補助金でありますが、1,274万4,000円を追加し、3,823万2,000円とするものです。平成22年度循環型社会形成推進交付金の浄化槽整備モデル事業の採択を受け、補助率3分の1が2分の1に引き上げられたことによるものであります。
  6款繰越金につきましては、平成21年度の決算を受け59万7,000円を追加し、69万7,000円とするものであります。
  8款町債につきましては、国庫支出金の追加を受け1,280万円を減額するものであります。
  9ページ、10ページをお願いいたします。
  歳出であります。
  3款施設整備費でありますが、これにつきましては歳入を受けた財源組み替えとなっております。
  以上で細部説明を終わらせていただきます。よろしくお願いいたします。
○増田和代議長 ご苦労さまです。
  これより日程第5、議案第49号 平成22年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計補正予算(第1号)についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  8番、野原和夫議員。
○8番 野原和夫議員 8番、野原和夫です。
  お願いの質疑になりますがお願いします。
  この間、水辺再生の、県のほうの許可がおりました補助金の関係で、工事進められる中でありますが、この中で新玉川橋のそばの排水問題が、大分指摘されておりますので、この合併浄化槽の推進を、今回の第1号では無理だと思うので第2号補正予算、それを含めて、推進をしていただきたい、そういう旨の声もありましたので、ぜひこれを取り入れていただきたいと思います。
  大分汚れているらしいので、せっかくできる水辺再生でありますので、浄化槽設置の働きかけをお願いしたいと思います。よろしくお願いします。
○増田和代議長 答弁を願います。
  岩田環境課長。
○岩田功夫環境課長 お答えいたします。
  まず、この新玉川橋の下流、流域、ここへの生活雑排水の流れ込み、これに関しましては、私どもも、この改修のために、浄化槽整備事業を推進して、引き続き推進してまいりたいと、このように考えておりますが、この中で、昨年度、21年度、県の里川再生浄化槽モデル事業、これの指定を受けまして、役場周辺の地域、まず本庁舎周辺であります。それと、県道大野東松山線の直線の町並み部分、これの南側、これの住宅、これを含めた地域63世帯、これに対しまして、県と連携を図りまして、この浄化槽の、単独処理浄化槽の転換を進めた経緯がございます。
  既にこの地域では、28世帯が生活排水処理を終えている世帯があります。それ以外の方たちに働きかけまして、5世帯の転換を見ることができたところでございます。引き続き町の浄化槽の整備事業、このような形で、地域をある程度限定、重点地域を設けた中で推進していくことも1つ必要だと考えておりますので、今後このような進め方を検討してまいります。
  以上でございます。
○増田和代議長 よろしいでしょうか。
  ほかに質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○増田和代議長 これをもって質疑を終結いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○増田和代議長 これをもって討議を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○増田和代議長 これをもって討論を終結いたします。
  これより議案第49号 平成22年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計補正予算(第1号)についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり補正予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○増田和代議長 起立全員です。
  よって、議案第49号は原案のとおり可決されました。
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   ◎議案第50号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○増田和代議長 これより日程第6、議案第50号 平成22年度ときがわ町水道事業会計補正予算(第1号)についてを議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○小島 昇議会事務局長 議案第50号 平成22年度ときがわ町水道事業会計補正予算(第1号)。
  総則。
  第1条 平成22年度ときがわ町水道事業会計の補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。
  収益的収入及び支出。
  第2条 予算第3条に定めた収益的支出の予算額を次のとおり補正する。
  科目、既決予定額、補正予定額、計。
  支出 第1款事業費3億1,364万円、124万6,000円、3億1,488万6,000円。
  第1項営業費用2億8,200万3,000円、139万5,000円、2億8,339万8,000円。
  第2項営業外費用2,189万円、14万9,000円の減、2,174万1,000円。
  資本的収入及び支出。
  第3条 予算第4条本文括弧書中「資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額1億4,440万4,000円」を「資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額1億4,663万9,000円」 に、「過年度分損益勘定留保資金1億3,632万5,000円」を「過年度分損益勘定留保資金1億3,845万3,000円」に、「消費税及び地方消費税資本的支出調整額807万9,000円」を「消費税及び地方消費税資本的収支調整額818万6,000円」に改め、資本的支出の予定額を次のとおり補正する。
  科目、既決予定額、補正予定額、計。
  支出 第1款資本的支出2億4,379万2,000円、223万5,000円、2億4,602万7,000円。
  第1項建設改良費1億6,979万2,000円、223万5,000円、1億7,202万7,000円。
  議会の議決を得なければ流用することのできない経費、第4条予算、第7条に定めた経費の金額を次のとおり補正する。
  科目、既決予定額、補正予定額、計。
  (1)職員給与費4,835万2,000円、42万3,000円、4,877万5,000円。
  平成22年9月7日提出、ときがわ町長、関口定男。
○増田和代議長 続いて、提案者から提案理由の説明を求めます。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、議案第50号 平成22年度ときがわ町水道事業会計補正予算(第1号)について提案理由を申し上げます。
  第3条予算及び第4条予算の過不足等により、補正の必要が生じたので、地方自治法第218条第1項の規定により、本案を提出するものであります。
  細部につきましては、水道課長よりご説明申し上げます。
○増田和代議長 ご苦労さまです。
  続いて、細部説明を求めます。
  中藤水道課長。
○中藤和重水道課長 議案第50号 平成22年度ときがわ町水道事業会計補正予算(第1号)について細部説明を申し上げます。
  予算第3条に定めました収益的支出及び予算第4条に定めました資本的支出を補正するものです。
  細部につきましては、10ページ、11ページをお開きください。
  右側の11ページでご説明いたしますが、人件費の増減につきましては、異動に伴う増減でございます。
  その他主なものにつきましては、中ほど備品消耗費11万8,000円とありますが、これはポ ータブル濁度計を購入するものでございます。濁度計というのは、漏水工事があったときに、お水を給水開始する際に、お水が濁っていないかを現地で職員が確認して、濁っていないことを確認した上で、お水の給水を開始するというものであります。
  次に、その下、備考欄の給水管統合工事58万8,000円、これは川北橋の先になりますけれども、民地解消に伴う給水管統合であります。
  続きまして、12ページ、13ページをお開きください。
  こちらは資本的支出になりますが、右側13ページ、まず工事請負費150万ですが、これは都幾川橋に水道管をかける工事で、民地を通る給水管を解消をするために新たに150万円計上して、給水管の民地解消を図ったものであります。
  その下、水道施設台帳更新73万5,000円とありますが、これは今年度予算で水道台帳のデジタル化を図りましたが、データの加筆修正を行える機能を加えたことによる増額が主なものであります。
  以上で細部説明を終わらせていただきます。
○増田和代議長 ご苦労さまです。
  これより日程第6、議案第50号 平成22年度ときがわ町水道事業会計補正予算(第1号)についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  9番、鳥越議員。
○9番 鳥越準司議員 9番、鳥越でございます。
  確認なんですが、まず11ページの修繕費の中で、給水管統合工事、民地にかかわることだということで、一応この統合なんですが、もう少し給水管統合というのは、どういうものを言うのか、ご説明をいただければと思います。
  それと、次のページ、13ページなんですが、委託料の中で、水道施設台帳更新とございますけれども、これはプログラムなりその辺の修正ができるように、追加ということで理解して構いませんか、お願いいたします。
○増田和代議長 1点目につきまして答弁を求めます。
  中藤水道課長。
○中藤和重水道課長 お答えいたします。
  10ページ、11ページ、11ページの中ほどですが、給水管統合の内訳ということですが、このケースは、新たに建て売りが2軒、追加になりました。そこにお水を引くんですが、現状 では民地を入っている給水管がその近くにあって、なおかつ建て売り2軒が加わったことによって管を引かなくてはならないというケースが生じまして、その管を引く分については、建て売りの2軒の業者に負担していただくんですが、民地を通っている管を解消するために、その業者の引く管に加えて、ときがわ町のほうでお金をかけて、さらに口径を太くして統合するというようなケースです。
  以上です。
○増田和代議長 9番、鳥越議員。
○9番 鳥越準司議員 そうしますと、あれですか、新しく引く管、建て売り用の管、普通ならば通さねばならないというのが、それを、民地通っているものを解消するために、もう少し太くすると。
○中藤和重水道課長 そういうことです。
○9番 鳥越準司議員 そういう意味ですか。
○増田和代議長 答弁願います。
  中藤水道課長。
○中藤和重水道課長 鳥越議員のおっしゃるとおりです。
○増田和代議長 よろしいでしょうか。
○9番 鳥越準司議員 はい。
○増田和代議長 2点目、委託料、ページ13ページに答弁を求めます。
  中藤水道課長。
○中藤和重水道課長 お答えいたします。
  水道台帳の更新というのは、新たな機能の追加でよいかということでよろしいですか。
  当初、デジタル化をするに当たって経費を最小限にするということで、データーの更新機能はつけなかったんですが、例えば3年から5年に1度、データー更新を業者に委託してデーターを更新していただこうということで考えていたんですが、その更新料に結構お金がかかるということがわかりまして、それでしたら自前でデーター更新できるようにしたほうが、トータルのコストとしては安くなるという結果が出ましたので、修正ができる機能を新たに加えました。
  以上です。
○増田和代議長 9番、鳥越議員。
○9番 鳥越準司議員 では確認なんですが、その修正は当初は職員ではできなかったことが 職員でもできるようなものにするということの理解でいいでしょうか。
○増田和代議長 答弁を求めます。
  中藤水道課長。
○中藤和重水道課長 鳥越議員のおっしゃるとおりでございます。
○増田和代議長 よろしいでしょうか。
○9番 鳥越準司議員 いいです。
○増田和代議長 ほかに質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○増田和代議長 これをもって質疑を終結いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○増田和代議長 これをもって討議を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○増田和代議長 これをもって討論を終結いたします。
  これより議案第50号 平成22年度ときがわ町水道事業会計補正予算(第1号)についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり補正予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○増田和代議長 起立全員です。
  よって、議案第50号は原案のとおり可決されました。
  暫時休憩いたします。
  再開を10時50分。
                                (午前10時34分)
─────────────────────────────────────────────────
                                (午前10時50分)
─────────────────────────────────────────────────
   ◎同意第9号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○増田和代議長 これより日程第7、同意第9号 ときがわ町監査委員の選任についてを議題といたします。
  本案につきましては、宮ア康雄氏に対する監査委員の選任同意ですので、久保企画財政課長の一身上に関する案件であると認められますので、地方自治法第117条の規定を準用して、久保企画財政課長の退席を求めます。
          (久保 均企画財政課長退席)
○増田和代議長 議会事務局長に朗読させます。
○小島 昇議会事務局長 同意第9号 ときがわ町監査委員の選任について。
  ときがわ町監査委員に次の者を選任することについて同意を求める。
  住   所 埼玉県比企郡ときがわ町大字大附463番地。
  氏   名 宮 ア 康 雄。
  平成22年9月15日提出、ときがわ町長、関口定男。
○増田和代議長 続いて、提案者から提案理由の説明を求めます。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは同意第9号 ときがわ町監査委員の選任について提案理由を申し上げます。
  前任者蜊O氏から一身上の都合により、平成22年9月1日付で同年9月30日をもって退職の申し出がありましたので、後任として宮ア康雄氏を監査委員に選任することについて同意を得たいので、地方自治法第196条第1項の規定により、この案を提出するものであります。よろしくお願いいたします。
○増田和代議長 ご苦労さまでした。
  これより日程第7、同意第9号 ときがわ町監査委員の選任についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  10番、野原兼男議員。
○10番 野原兼男議員 10番、野原でございます。
  1点ほどちょっと確認をさせていただきたいと思うんですけれども、今回監査委員の選任についてということで、宮ア康雄氏ということでございます。
  経歴等から判断しましても、監査委員としての知識、能力、そういった十分お持ちで、蜉ト査委員の後任には適任と考えているところでございますけれども、現在勤務されている木のむらキャンプ場は、町からの補助金を受けている指定管理者に指定されているわけでご ざいますけれども、副町長の議運のときの説明では、宮ア氏は木のむらキャンプ場の事務職員で勤務していて、受付等の事務を行っているということで、直接指定管理者には該当しないということではございますが、平成15年から木のむらキャンプ場に勤務しており、その間も町のほうから補助金等で施設の建設等はされているわけでございますけれども、今後監査委員になられて、そういった関係で、今後監査委員として、町のそういった補助金の見直し等、そういったものについても検証していっていただくようなことになろうかとは思うんですよね。
  そういった中で、今後の木のむらキャンプ場については、今後いろいろそういった施設の修繕、そういったまた建設等で町の補助金等も予想されるわけでございますけれども、そういったことを考えまして、引き続きそういったところに勤務するとして、監査委員として、そういったことには特に障害というものはないのか、その辺についてお伺いできればと思います。
○増田和代議長 答弁を願います。
  関口副町長、お願いいたします。
○関口 章副町長 それでは、私のほうから、宮ア康雄氏が木のむら管理委員会、つまり町から木のむらキャンプ場という、公の施設の管理を委託されている管理委員会において、どういう地位を占めるかということをまずご説明したいと思います。
  木のむら管理委員会については、13人の委員がいて、方針とか、そういったものを決めておりますが、その中、木のむら管理委員会の役員が、森田洋さんを委員長として7人、畑 誠さん、堀口哲男さん、荻野光好さん、山口博司さん、荻野 直さん、それから山口元行さんということでなっていまして、木のむら管理委員会の規約では第9条で管理責任者という項目で委員会に管理責任者、これは森田委員長です。それから、及び補助職員を置くということで、現在は栗原 清さん、それから宮ア康雄さんが、月大体15日程度、それぞれ15日、15日ということで1カ月間、年大体、これは4月から10月までですので7カ月間勤務されているということで、実際の貸すとか受け付けをするとか、あるいは毎日あそこにいて事実上の管理をすると、お金の受け取りをすると、こんなようなことをやっておられるということであります。
  ご心配の監査に支障があるかということでありますが、これは監査が公正、厳正に行われるかということを疑われるような関係にあるということについては、自治法の199条で、監査委員は自己もしくは兄弟姉妹の一身上に関する事件、またこれらの社の従事する業務に直 接の利害関係のある事件については監視することができないという規定がございます。
  これは、仮に監査委員が、自己または兄弟姉妹が、例えば役場の課長しているというようなことについて、やはり適正性を確保する意味で、そういった疑われないように監査するに当たっては、直接監査に従事できないという規定があります。これは、したがって、例えば具体的に申し上げますと、企画財政課の監査については、宮アさんを監査にはできないという規定になります。
  しかし、当然のことながら、もう一方の監査委員さんがおられるので、それによって監査を執行するということを前提としております。
  今の木のむら管理委員会につきましては、いわゆる今申し上げたような、直接の利害関係のある事件、つまりそこで事実上働いているというだけでは、監査をしたとしても、そういったことを疑われる、それは大丈夫です。それは、この規定からは、通常であれば、今おっしゃったような、実弟が校長として勤務する高等学校の監査であるとか、あるいは実兄が課長をしている課の監査は、本条に該当するという規定で、それ以外については特にこれに当たらないとされております。
  以上です。
○増田和代議長 関口町長。
○関口定男町長 私のほうからもつけ加えさせていただきますけれども、この監査委員につきましては、私のほうの選任でありますけれども、議会からの推薦によりまして議会の監査委員もおります。議会の監査委員、2人で監査するわけですから、その辺の公平、公正さは確保できるものと思っておりますのでご理解いただきたいと思います。
  以上です。
○10番 野原兼男議員 はい結構です。
○増田和代議長 よろしいでしょうか。
  ほかに質疑ございませんか。
  8番、野原和夫議員。
○8番 野原和夫議員 まず最初に、この宮アさんについては、人格高潔、すぐれた識見を有しているものと私は理解しております。
  ただ、選ばれた、一般から選出された代表監査委員の一番の責任を、この問題を含めて質疑させていただきます。
  まず、内容を見ますと、この企画財政の監査は代表監査委員、宮アさんは監査できないと いう1つの問題。しかし、除斥された場合には、除斥されない監査委員、議員選出の人が1人で行う、そういうことは法的に問題はないと思います。
  ただ、代表監査委員として職務を全うできない問題、例えば企画財政課の監査報告は議員選出の監査委員が報告するのか、これは合議によって報告するのかどうか、そういう問題も含めて、代表監査委員の役割、代表監査委員は全体の監査をまとめ報告するのが当然ではないでしょうか。
  そして、私は個人の問題より職務の問題も含めて疑問点もあります。例えば、住民の代表で、部分において、代表監査委員が監査ができない。法的に問題、さっきも言ったように除斥した人ができるということも含めて、この問題等を含めて聞きたいんですが。そして、まして企画財政という問題、そこの財政課は、地方交付税また補助金等大きな金額、この大きな枠の中に入っている課なんです。これは代表監査委員が監査をできないとなると問題ではないかなと思います。法的に問題がないふうにしても、監査の職務の問題も含めてお伺いします。
○増田和代議長 答弁を求めます。
  関口副町長。
○関口 章副町長 それではまず全体として、今、野原議員ご指摘のとおり、制度上は当然のことながら、監査委員になれるという、それをなれるということを前提として、ただ慎重を期して、さらに職務執行する上で、除斥として監査する立場から外すという規定も用意されているということをまず1つはご理解いただきたいと思います。
  それと、確かにその点について言われますと、ただ企画財政課が特別の課であるということでは、それはちょっと。
  つまり、いろいろな全体の仕事をやっていて、ただ内部管理的な仕事であるとか、予算を編成する上での補助をやるということであって、それ自体、多大なお金をみずから会計事務処理しているというわけではないです。
  それと、代表との関係でありますけれども、監査委員は、まず基本的には他の行政委員会と異なって独任制の機関として構成されています。ただ、監査の慎重な実施を確保するということで、監査結果の報告の決定、それからまた意見の決定については合議になるというふうになっています。
  もう一度言いますと、監査結果の報告の決定と、それから意見の決定については合議によるということです。
  これは、当然のことながら、職務執行上除斥された監査委員さんは、当然こういった監査結果の報告の決定及び合議には参画するというのは、当然でありまして、これに参画したとしても、公正な職務の執行が損われないという前提、そういったおそれがないということで、これになおかつ加わることを禁止していないということであります。
  制度的にはそうなっていて、極力避けるべきではないかというご意見があるのかなと思いますけれども、そういったことを考えても、先ほど言いましたように、さらに経歴について補足させていただきますと、川越の小川信用金庫の、川越の本部のときには、支店の実態的な監査、検査をやっておられるということで、企業会計にも通暁していると。またそういった内部、金融機関内部ではありますけれども、その監査業務にも通暁されているということで、我々考えられる範囲で、いわば最善のやはり選択かなというふうに、他にどうしても、具体的にこういう完璧な、全くそういうおそれがない方いらっしゃるということであれば別ですけれども、そういったことを総合的に勘案して、考えられる範囲で、最善の方だなということで今回、今回の町長から提案させていただいたということですのでご理解いただきたいと。
  以上です。
○増田和代議長 8番、野原和夫議員。
○8番 野原和夫議員 今、副町長の説明あったように合議によって、合議によって、では代表監査委員は、全体の報告はやるということだと思うんです。
  ただ、私はこの中では、やはり久保課長の人柄もいいし、そういう問題も踏まえて、やりづらいよな、そういうことも踏まえて、ちょっと。
  こういうことも、割と私もある程度、報告的なもので調べたんですけれども、その例は実際ないんですよね、余りね。その担当課に属する課は、そこで代表監査委員は監査できない。そういう例は余りないんですよ。
  それで、どうしても、私は1人の議員として、それは自分の判断で決める以上は、そういう問題踏まえて、この住民の代表で、今言ったように、除斥がある以上は、1人の監査委員ができる。それは法的に問題はないんですけれども、しかし監査委員というのは代表監査委員ですから、やはりそこのところが、法的には問題なくても、私はちょっと理解に苦しむところもあるんですよ。
  そして、この自治法の服務の問題については、監査委員はその職務を遂行するに当たっては、常に公正、不偏の態度を保持して監査しなければならないということも踏まえて、やは り公正である以上、代表監査委員は公正であっていたい。そういうものを踏まえて、今の問題は、町長も、私も法的には何ら問題もない。そういうことを踏まえて、考えておりますが、いろいろな問題踏まえて、逃げ道というか法的に問題はないといっても、1つ代表監査委員については事故があるときとかそういう問題も踏まえて文言が出ているんです。
  だから、事故があるときはということも想定しているんですよ。事故があるということも、肯定の中で監査委員を選ぶ問題も、ちょっと引っかかるところもあるんだけれども、事故、いろいろな問題を踏まえて、その一部の監査ができないということは事故に見るか、私はちょっと難しいところもあるんですけれども、そういう問題を踏まえて、もう一度お伺いします。
○増田和代議長 答弁を求めます。
  関口副町長。
○関口 章副町長 まず、事故があるときの代理といいますか、職務執行については事故、こういうケースについては全く事故に当たるケースに当たらないということはまず明確であります。
  それと、代表という言葉を、かなり重きを置いておりますけれども、制度的にはそういうことですし、またある課の執行について、逆にやりにくいという点、言われるかもしれないんですけれども、逆に、よりそういったことをうたわれないようにという、自分でコントロールが働くので、逆に言うと、そのより厳正にしなければならないという、やはり気持ちになるだろうと。またそういった、当然そういう気持ちになっていただけるだけの方かなというふうに理解しております。
  そういう面で、答えになるかどうかわかりませんけれども、やりにくいとか手を抜くというような方では決してないので、だからそういう面でも、現実に直接担当する課の監査からは外れますけれども、全体的に見て、また課の問題があれば、当然もう1人の監査委員さんの指摘を、また全体の監査委員としての報告にそのまま当然、意見として取り入れられるということは、当然十分期待できると思いますので、そういった点は、こういうご心配は要らないのかなというふうに考えています。
  以上です。
○増田和代議長 8番、野原和夫議員。
○8番 野原和夫議員 ご指摘のとおり、もう理解します。
  ただ、先ほど私は、代表監査委員ということにこだわるのは、やはり議員選出の監査委員 と住民代表で選ばれる監査委員というのは、あくまでもその人が代表監査委員になるわけではないのでしょうか。
  そこのところの意味合いで、私は代表監査委員の役割として、部分的にそこの課において監査ができないということが、事例として余りないんですよ。
  だから、そういうことを踏まえて、法的に問題がなくても、そこのところがどうしても理解できない。
  この答えは結構ですから、一応そういうことを、私は報告して質疑は終わりにします。
○増田和代議長 よろしいでしょうか。
  ほかに質疑ございませんか。
  13番、岩田議員。
○13番 岩田鑑郎議員 質問というよりも、確認なんですけれども、こういう環境の中で、選ばれたご当人が苦しむようなことはないのでしょうね。それを確認したいと思います。
○増田和代議長 答弁願います。
  関口副町長。
○関口 章副町長 苦しむということはどういう意味か、ちょっとよくわかりませんけれども、そういった規定があって、そういった監査からは外れるということはご承知の上で、もし議会の議決されれば、就任するという意思表示をいただいております。そういう点でご理解いただきたいと思います。
○増田和代議長 関口町長。
○関口定男町長 いろいろご質問等がありますけれども、私のほうも、今までの経歴等、しっかり見させていただいて、そして信頼をして選任をいただきたいということであります。
  皆さんもご存じのとおり、先ほども言いましたけれども、議会からも、幹事も出ていますので、監査も出ていますので、是非その辺はしっかりやっていただきたいと思います。
  もうその辺の覚悟が本人もできて引き受けていただけたと思いますので、よろしくお願いします。
○増田和代議長 13番、岩田議員、よろしいでしょうか。
  ほかに質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○増田和代議長 これをもって質疑を終結いたします。
  本案は人事案件でありますので、討議、討論を省略し直ちに採決したいと思いますが、こ れにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○増田和代議長 異議なしと認めます。
  これより同意第9号 ときがわ町監査委員の選任について原案のとおり同意することにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○増田和代議長 異議なしと認めます。
  よって、同意第9号は原案のとおり同意することに決定されました。
  久保企画財政課長の除斥を解きます。
          (久保 均企画財政課長入席)
○増田和代議長 それでは、ここに監査委員に同意されました宮ア康雄氏がおられますので、ごあいさつをお願いいたしたいと思います。
  壇上してください。
○宮ア康雄監査委員 ただいまご紹介にあずかりました宮アと申します。
  まだ、町の監査の仕事ですとか初めてなものですから、何もわかっていない状態なんですけれども、諸先輩方にいろいろ教えていただいて、一日も早く仕事になれます。町の監査、町民のため、皆様のために、一生懸命頑張って、一日も早く仕事になれてお役に立っていきたいと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。(拍手)
○増田和代議長 ありがとうございました。
  これをもって退場してください。
  ご苦労さまでした。
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   ◎議員派遣について
○増田和代議長 日程第8、議員派遣についてを議題といたします。
  お諮りいたします。議員派遣につきましては、ときがわ町議会会議規則第121条の規定により、お手元に配付しましたとおり派遣いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○増田和代議長 異議なしと認め、よって議員を派遣することに決定いたしました。
  なお、結果報告につきましては、議長の諸報告の中で報告いたします。
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   ◎議会運営委員会の閉会中の継続調査の申し出について
○増田和代議長 続いて、日程第9、議会運営委員会の閉会中の継続調査の申し出についてを議題といたします。
  議会運営委員長から、ときがわ町議会会議規則第73条に関する通知が提出されております。閉会中の継続調査についての報告を求めます。
  議会運営委員会、鳥越準司委員長。
○鳥越準司議会運営委員長 それでは、閉会中の継続調査について申し出いたします。
                                平成22年9月15日
  ときがわ町議会議長 増 田 和 代 様
                           議会運営委員長 鳥 越 準 司
  閉会中の継続調査申出書
  本委員会は、次の事項について、閉会中も継続調査を要するものと決定したので、ときがわ町議会会議規則第75条の規定により申し出ます。
                    記
  1.調査事項
  次期議会の会期日程等の議会運営に関する事項及び議長の諮問に関する事項
  2.期限
  次期定例会まで。
  以上でございます。
○増田和代議長 ご苦労さまでした。
  お諮りいたします。
  ただいま議会運営委員会委員長から、なお継続調査に付したいとの申し出がございました。継続調査にすることにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○増田和代議長 異議なしと認めます。
  よって、継続調査することに決定いたしました。
  暫時休憩いたします。
  開会を1時。
                                (午前11時17分)
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○増田和代議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午後 1時00分)
─────────────────────────────────────────────────
   ◎一般質問
○増田和代議長 日程第10、一般質問を行います。
  一般質問は、通告順に従い、順次行います。
  なお、1人の持ち時間は1時間となっております。
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          ◇ 笹 沼 和 利 議員
○増田和代議長 それでは、発言順位1番、質問事項1、ときがわ産の木材利用拡大のため、「彩の森ときがわ」の充実を、質問事項2、温水プールの設置の検討を、通告者11番、笹沼和利議員、お願いします。
○11番 笹沼和利議員 ありがとうございます。議長の許しを得ましたので、2点について質問をしていきたいと思います。よろしくお願いいたします。
  まず、質問事項1のときがわ産の木材利用拡大のため、「彩の森ときがわ」の充実をという質問をさせていただきます。
  これについては、木材利用促進法が、5月に衆議院と参議院で全会一致で可決され成立しました。町長のこれまでの熱心な取り組みに敬意を表します。
  この法律は、公共建築物に国内産の木材利用を活用するよううたわれていて、今後国と都道府県、市町村レベルで具体的な基本計画の策定作業が進むことになります。そのため学校の木質化など「ときがわ方式」が全国の注目を集めています。
  そこで、ときがわ町の木材の利用を促進、強化するために、協同組合「彩の森ときがわ」の強化を図るべきではと考えます。
  彩の森には、製材事業者だけでなく、森林組合、林業家、林業従事者、木工事業者など幅広く参加しています。ときがわ材ブランドを公共部門だけでなく、市場へおいても対応できるところまで充実させることが、今こそ重要な事業と考えます。そのような質問をさせていただきますけれども、これについては、昨年、私も参加していました総務常任委員会で光ファイバー網の有効利用というところで三条工業会、三条市、そちらのほうに出かけました。
  そのときに、越後ものづくりネットワークということで協同組合のほうに、町の議会とし て協同組合へ行くのは初めてだというふうに言われたんですけれども、向こうから。やはりそういう形で、具体的にこういう形で、やっているところを現実に見させてもらって、やはり感じるところが多かったんですけれども、やはり具体的にそういう組合で活動していく、そこに町のほうが援助しながらやっているというのを目の前で見させてもらって、やはりときがわとしても、三条の場合、当然ここは鉄鋼業、鉄の町ですので、そういうものが中心で工業会のほうはやっておりますけれども、ときがわにとってみれば、やはり木材の利用ということになるのかなというふうに思っております。
  また、町長が一生懸命やって法律ができたということで、これから利用促進が、来年度急激に進んでいくのではないかなというふうに思います。そうなってくると、実際にときがわ産材を使っていく場面がかなりふえてくるのではないかと思いますので、そうするとそれを実際にときがわの中で生産して活用していくようなものがどうしても必要だと。それを考えたときに、やはり彩の森という今ある協同組合をより充実させた形で進めていくのが、ときがわ町にとっても、これからのことを考えた場合はとても重要ではないかということを感じております。
  そういうことがあって、このような質問をさせていただきました。よろしくお願いいたします。
○増田和代議長 答弁願います。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、笹沼議員のときがわ産の木材利用拡大のため、「彩の森ときがわ」の充実をということでありますけれども、先ほど笹沼議員からお話がありましたように、ことしの5月です。5月の第174回の通常国会で、国産材の利用拡大による木材需給率の向上をということで、公共建築物等における木材の利用の促進に関する法律が成立いたしました。
  ご案内のとおり、国内では、戦後造林されました人工林が資源として利用可能な時期を現在迎えております。また一方、木材価格の下落等の影響などによりまして、森林の手入れが十分に行われておりません。また、土壌、そのことによって、土壌保全などの機能低下が懸念されているところでもあります。
  こうした事態を克服するために、この法律では、今後の需要が期待できる公共建築物にターゲットを絞って、木材利用に取り組むとともに、住宅など一般建築物への波及効果も含めて、木材全体の需要拡大をねらいとしております。今まさに、日本の林業施策の転換期がや ってきたと私は思っております。
  これまで、ときがわ町におきましては、木材利用推進への取り組みの一環といたしまして、内装木質化による教育環境の整備をやってきました。小・中学校の校舎の改修をしてきましたけれども、校舎の新築と比較し財政を圧迫することなく、より短期間の工事で校舎のリニューアルを可能にするという、このときがわ方式と言われております耐震補強と、また内装、また外壁工事、屋根の防水工事、これをセットでやるということで、ときがわ方式ということでありますけれども、こうして全国的に評価をいただいているところでもあります。今回の木でつくる木の学校ですか、文部科学省と農林水産省のほうの冊子にも取り上げられたところでもあります。こうした手法に近隣の自治体からも注目をされまして、同時にときがわ産材の木材の積極的な推進が図られております。
  現在までも、川島町、また嵐山町、滑川町、鳩山町、今度は吉見町、この近隣の町村でもときがわ産材を使っていろいろな、学校の内装木質化もそうですけれども、鳩山につきましては体育館、あるいは武道館、そして吉見町につきましては保育所等の建物にときがわ産材を使っていただいております。
  その平成15年度に設立をいたしました協同組合彩の森ときがわ、これに関しましては、乾燥材の需要が増大してきたことに対応するための施設を整備したものでありまして、木材乾燥施設の整備を行うことで、地元材を中心としたときがわ産材の木材の利用拡大など地場産業の振興、発展に取り組んできたところであります。
  また、平成19年度から23年度の5カ年を計画期間といたしまして、ときがわ材のブランド化を旗印に、天然乾燥と人工乾燥木材を併用した家づくりの提案を事業化いたしまして、将来にわたり木材産業の振興と公共施設でのときがわ産材を積極的に活用していただくことで販路の拡大を図っているところでもあります。
  これによりまして、昨年度事業につきましては、木材乾燥施設を活用した木材乾燥施設利用事業、杉またヒノキなどのときがわ産材の販売を行う共同販売事業が、いずれも好調な成果を上げているところでもあります。彩の森では、売り上げが約3倍ぐらいに伸びたという話も聞いております。
  今年度からは、これまで主に、製材業者が主な構成員だった組合に新規組合員を迎えまして、木材供給のほかにも間伐材を利用した商品開発、また間伐作業道の設置など、多面的な経営が可能となる体制を整備していきたいと思っています。
  今後は、さまざまなニーズに対応するために、低温乾燥機の導入、また集材機の加工機械 の導入などの整備も充実してまいりたいと考えておりまして、将来的には、より総合的な経営を目指すこととしております。
  町といたしましても、ときがわ産材のさらなる利用促進と販売の、販路の拡大のために、組合の体制強化を図るために積極的に支援してまいりたいと考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。
○増田和代議長 11番、笹沼議員。
○11番 笹沼和利議員 ありがとうございます。
  町長の答弁でほとんどいいのかなというところもあるんですけれども、二、三聞いておきたいなというところがあります。
  すごく積極的に支援してまいるということで言われていますけれども、実際に今、話の中で、天然乾燥と人工乾燥材を併用した家づくりの提案というのがなされているというふうに聞いているんですけれども、すみません、私のほうとしては、そこのところがなかなか、よく提案の中身的なものがよくわからないので、まずその1点、どのような形での提案を、どのような部分にどこに発信してきたのか、まず1点お聞きしたいと思います。
  それから、共同販売事業、彩の森ときがわですので、製材事業者等がみな入っております。共同販売事業という形で、今やっているんだよということで言われていますけれども、その辺の共同販売事業が、具体的にどういう形で行われていくのか、そして町のかかわり方等もお教えいただければありがたいと思います。
  それから、今言われたとおり、新規組合員が入ったということで、だんだん大きな組織になってくるのかなというふうに思っているんですけれども、やはりそうなってくると、今の場所で、状況でいいのかなということで、さまざまな意見があるかと思うんですけれども、そういうところについて、これから、これから考えていかなければいけない部分というのも、かなり多いのかなというふうに思うんですけれども、積極的な支援という形ですので、これからの具体的なところも含めて、今考えられるところで含めて、どの程度、例えば、今は製材のほうは各製材事業者で行っていると思うんですけれども、そういうのも共同化する方向があるのか、あるいは今は材を売るというところしかないですけれども、それからもう少し考えて、いろいろな部材を売ってくるみたいな、そういうところも、これからは考えなければいけないのではないか、外へ出すだけではなくて、内部でできるものも、これからは少し、こういう協同組合のところでできないだろうか。
  本来であれば、それぞれの事業者のところでやるべきだという議論もあるんですけれども、 やはりときがわのその木材利用ということを考えると、より強い共同化が必要ではないかなというふうに私のほうは思うんですけれども、その辺について、町のほうの考え方をお聞かせいただければありがたいと思います。よろしくお願いいたします。
○増田和代議長 答弁願います。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 それでは、お答えさせていただきます。
  まず、1点目の人工乾燥材と天然乾燥材の特性を生かした家づくり提案というふうなご質問でございますけれども、こちらにつきましては、平成19年の11月に彩の森ときがわで、これは経営革新計画というものを立ててございます。この中の事業の取り組みということで、この家づくり提案というものを、その計画の中に掲げております。
  こちらの経営革新計画につきましては、平成19年の4月から平成24年の3月までの5カ年計画ということでございます。
  なお、この計画につきましては、平成19年の11月29日に、県の知事の承認をいただいた計画としております。
  具体的な計画、取り組みでございますけれども、こちらについては、都市住民等々を対象にして、これは住宅づくりというふうなことで、彩の森の具体的な取り組みとしては、年3回程度、設計事務所さんや工務店さん、それから施主さん等々を対象にした伐採見学会等々も行っております。
  その中で、実際に現地に来ていただいて、それから実際に材の、伐採の見学あるいは製材の見学等々も取り組んでおります。
  そういう中で、民間の住宅の促進というふうなことで、こういった取り組みも行っているわけですけれども、現在、平成19年度から3年、この計画が経過しておりますが、民間の住宅ということで、受注実績が、現在8棟という実績を上げております。
  今後も、こういったときがわ産材を使った家づくりということで、民間の住宅を対象とした、この計画の取り組みを進めていくというふうな予定になってございます。
  1点目については、以上でございます。
          (「一緒に」と呼ぶ者あり)
○増田和代議長 では3つ一緒に。すみません、お願いします。
○山崎政明産業観光課長 続いて、共同販売事業でございますけれども、こちらについては、現在彩の森ときがわについては、木材乾燥施設の管理運営、それから共同販売に関する事業 ということで、おおむねこの2つの事業を中心として運営してございます。
  この中で、共同販売事業につきましては、基本的には組合員の扱います素材、それから木材加工品を買い取りまして、組合が需要先に共同で販売するというふうな内容になってございます。
  これは、地域材の安定供給、それから利用促進と、地域産材の利用促進というふうなことで取り組んでいる事業でございます。
  この共同販売事業の中で、先ほど町長の答弁にも申し上げました公共施設のときがわ産材、こういったときがわ産材を、この事業の中で提供しているというふうなものでございます。
  それから、3点目の組合員の共同化というふうなご質問だと思うんですけれども、現在、組合員の構成としては、主に製材業者が主になっております。
  そういう中では、このそれぞれ組合員が持っている製材機については、組合としても、一本化するということよりは、やはり個々の今の製材機を活用して、今後もこの製材に関しては進めていきたいというふうな考え方を持っております。
  そういう中で、各組合員、製材関係ですけれども、やはり統一した品質管理というふうなものも当然必要になってきますので、今後は同一の製品を分業化して各製材所で取り組んでいきたいというふうな考え方を持っております。
  また、今、組合のほうでも、高温の乾燥機は2基設置してございますけれども、今、お客様からのいろいろなニーズにこたえていくには、やはり今の高温乾燥機を改良した低温乾燥機の導入というものも組合としては考えております。
  また、それとあわせて、製品のやはりより精度の高い製品を供給するというふうな考え方の中で、製材しながらかんな加工ができるプレーナーという機械があります。こういったものも、これは組合として導入していきたいというふうな考え方を持っております。
  また、先ほど町長の答弁の中にもありましたけれども、やはりこの集成材の加工機、こういったものも、やはりいろいろな今、公共施設、それから民間の施設に順にこたえていくには、やはり集成材というふうな加工機も必要というふうなことで考えているところでございます。
  そういった中で、町のほうの支援といいますか、そういったもののご質問もあったかと思うんですけれども、こういったやはり機械を、今まではもちろん補助金というふうな形で、今後も国の補助金等々も活用しながら導入を図っていくというふうな考え方でおりますけれども、そういう中でも組合の負担、またこれ町が支援する補助的なもの、そういったものも、 やはり今後、木材業推進を図っていくには、町のほうとしても積極的に支援をしていきたいというふうに考えております。
  以上でございます。
○増田和代議長 関口副町長。
○関口 章副町長 それでは、今、産業観光課長のほうから実務的な話、あるいは現在の動きについて話しましたけれども、私ども町としては、ときがわ産の木材利用拡大という単なる視点のみならず、非常に彩の森ときがわの今後の活動については大いに期待しております。
  といいますのは、やはりいかにして、最近IターンとかUターンとかいいますが、定住促進を図る、あるいは雇用創出を図るということをやるためには、やはり何といっても雇用の創出、産業の育成が、振興が重要であります。
  そういう面では、公的な建物に対する取り組みについては、町長がいわば先頭になって、自治体に働きかけたり全国に提案したりして、大分実績は上がってきましたけれども、民間住宅への木材の供給というものを、確かなものにするためには、まだまだ不十分であるというふうに考えています。
  例えば、その木材の生産体制の整備でありますとか、これも取り組んでもおりますが、さらなる実績が必要であろうと。また、木材の加工体制の整備の問題。これも、やはり今後まだ充実していかなければいけない。さらに、もし住宅までやるということになれば、販売ベースについても、きちんと取り組む必要があるというふうに考えています。
  ただこれは、いろいろな全国の先駆的な取り組みを参考にしながら、ときがわとしてどういう方式をとったらいいかということを、真剣にやはり、現実にそういった事業に当たる方々が、まずやる気になっていただくこと。それからそれに対して、町が何ができるかということを徹底的に考えること、これが必要かなと考えています。
  そういう面で、一歩一歩、これについてよく話し合いながら取り組んでいきたいというふうに考えています。
  基本的な考え方については以上です。
○増田和代議長 11番、笹沼議員。
○11番 笹沼和利議員 どうもありがとうございました。かなり細部までご答弁いただいてありがとうございます。
  こういう形で、これから補助金になるか、組合もある程度負担しながらやっていくとか、さまざまなことが、私も必要だと考えております。
  そういう中で、ここが実働部隊になるということが大きいと思いますので、正直言うと、今の現状から言うと、なかなかやはり市場で、ときがわ産材が対抗するには、まだちょっと厳しい状況にあるのかなというのは正直、実際にときがわの木材、事業者自身も、外から買っているという事例も数多く聞いておりますので、なかなか厳しいかなと思うところがあるんですけれども、それを何とか、こういう形でやっていくというのは、少しでも自立できるような形でやっていく、それが最終的な産業の育成になるかなというふうに思っております。
  前回、総務常任委員会で行ったとき、これは光の関係で、そういう販路というところで、三条工業のほうに行ったんですけれども、やはりそういう販路を広げていくというところも、かなり重要だと思っております。
  公共部門に関しては、町長が積極的に今、販路を広げていただいているんですけれども、そういう民間の部分に関しても、販路を広げていくためには、もう少し、例えば彩の森に、インターネットではないですけれども、いろいろな形での宣伝ができるような組織体もどこかでは必要ではないかなという感じがしているんです。その辺での強化の仕方も、少し考えていただければありがたいと思うんですけれども、その辺についてよろしくお願いします。
○増田和代議長 答弁願います。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 お答えさせていただきます。
  現在、彩の森の販路拡大に関して、PR等々も積極的に行ってはおりますけれども、先ほど笹沼議員のご質問の中にも、インターネット等の発信というふうなお話もございましたけれども、現在、また彩の森については、そういったインターネットを使っての発信というものは基本的にまだ行われておりません。
  やはり、今後のいろいろな需要にこたえていくためには、こういった発信方法というのも、もちろん導入していかなければならないというふうなことで、私どもも考えておりますので、やはりこの辺についても、今後の販路拡大には、こういった施策も必要だというふうに考えておりますので、政府、国のほうとも、その辺は十分また協議をしていきたいというふうに思っております。
  以上でございます。
○増田和代議長 よろしいでしょうか。
○11番 笹沼和利議員 はい。
○増田和代議長 続いて、質問事項2、温水プールの設置の検討を、通告者11番、笹沼議員。
○11番 笹沼和利議員 2番目の質問をさせていただきます。
  温水プールの設置の検討をということで、設置をということまで、まだちょっと言っておりません。さまざまな要素があるので、まず検討していただければなという思いがあって、このような質問をさせていただきました。
  昨年度、文教厚生常任委員会の所管事務調査で「プールを使った健康づくりの推進」が取り上げられました。これについて報告のほうは、議会のほうでやられています。
  私も、これについては、かなりそうだなと思うところが多くて、このような質問をさせていただくことにしました。
  提言には、町民全員が使えるプール、それから小・中学校のプールの老朽化の問題、これも提言のほうもなされております。それから1年じゅう使えるプールなどから温水プールの設置の提言がなされました。
  提言にもあるように、設置に四、五億円かかります。また、維持費の問題など多くの課題はありますが、町民の健康維持や小・中学校の体育、今後の保健行政を考えたとき、具体的に検討する価値はあると考えますがいかがでしょうかというような質問要旨を書かせていただきました。
  実際に、プールの設置に関しては、昨年の文教厚生常任委員会だけではなくて、旧玉川村のときにも、この話が出ていたというふうに私も読ませていただきました。実際に、ずっと、これは課題に上がっている。ところが、現実にはお金が物すごいかかるということがあって、これは各町村でもそうです。実際にプールを使ったけれども利用率が上がらないとか、実際のランニングコストが物すごくかかるとか、近々、近いところで言えば小川ですね。小川などでも、そのような議論がなされ莫大な費用がかかるということでちゅうちょ感があったんだというのは聞いております。
  ただ、逆に、そういうことも含めて、是非、実際にどういうことになるんだろうか。その検討の中身としては、さまざまな検討がなされなければいけないかなというふうに思っているんですけれども、やはり検討してみる価値は十分にあるのではないかなというふうに感じております。
  各学校の、今、年数もたってきまして、プールのほうの改修は、この間の予算でも、改修の費用が少し見積もられておりましたけれども、もうだんだん寿命が近くなってきている。学校の実際にプールなんかを見ても、この先、このまんまでもつんだろうかという思いもあるし、そうなってくると、こういう全体で1つというのは、逆に経費としてもかなり節減で きるのではないかなという思いもありますし、それから町民のことを考えて、町民の方々の健康ということを考えても、かなり使う要素があるのではないかなというふうに感じております。
  そういうことも含めて、全体的な計画の中で、ぜひこれについては検討会等の立ち上げなどをしていただいて検討していただければありがたいなという思いがあって、このような質問をさせていただきました。よろしくお願いいたします。
○増田和代議長 答弁願います。
  戸口教育長。
○戸口皓雄教育長 それでは、笹沼議員の温水プールの設置の検討をのご質問にお答えをいたします。
  平成21年12月の定例会におきまして、文教厚生常任委員会の所管事務調査事項として、プールを使った健康づくりの推進についての委員会の報告についての質問でありますが、プールを使った水中での運動は、ひざや腰に負担がかからず健康づくりには有効な手段であることはよく認識をしております。
  しかしながら、現在実施している健康づくりの各種教室への参加も高齢者が多く、参加者の人数も固定化しているのが現状でありますので、温水プールを建設した場合には、若い世代の利用者がどのくらいになるのかが大きな課題となってまいります。現在、温水プールを設置している他の自治体では、利用者が少ないのが現状のようでございます。
  委員会報告にありましたように、温水プールの建設には、4億から5億と、非常に高額な費用がかかるとともに、建設後の施設の維持管理費にも多くの予算が必要とされており、費用対効果が大きな問題となってまいりますので、現在のところ健康づくりを目的とした温水プールの建設についての検討は行ってはおりません。
  また、所管事務調査結果及び意見報告の中で、町内小・中学校のプールの老朽化が進み、補修の要望がなされている状況であり、今後多額の補修費が見込まれる。老朽化した学校プールを、各学校ごとに改築するものでなく、それを統合して効率運用を図ることが望ましいと考えると、小・中学校のプールの状況報告及び提言がなされました。
  ご報告のとおり、町内小・中学校に設置されているプールにつきましては、昭和42年9月に設置以来、43年が経過しているものから、一番新しいものでも昭和49年7月に設置され、既に36年が経過し老朽化が進んでおります。
  老朽化に伴い、小さな補修はもとより、塗装工事、プールサイド修繕、ろ過装置交換等、 大きな修繕や補修も行ってまいりました。引き続き修繕等が必要になるものと考えております。
  提言のように、小・中学校のプールを、各学校ごとに改築せず統合した場合、小学校1年から中学3年まで、同じプールを使用することになるため、水深の問題やプールまでの移動して授業を、時間を確保する対応等、検討すべき課題もあります。
  以上のように、温水プールの設置には、多額の建設費用と維持管理費がかかることから、健康づくりという一面からとらえた場合、費用対効果の問題があり、学校プールとして考えるときには、1カ所になることによって、管理等の課題が生じてくるといったように、個別に検討したのでは温水プールの設置が厳しい状況であります。
  このようなことから、今後健康づくり、小・中学校のプールの老朽化問題、生涯学習等のさまざまな面から、町民の皆様に年間を通じて利用していただくことが可能かどうか、温水プールの有効活用について調査し、設置場所、設置費、維持管理費、運営方法、熱源確保等も含め、総合的に検討する必要があると考えております。
  以上でございます。
○増田和代議長 11番、笹沼議員。
○11番 笹沼和利議員 ありがとうございます。答弁の要旨は、非常によくわかります。現実に、あちこちの自治体で多くの問題を抱えていることは聞いております。簡単ではないなというふうに思いながらも、このような質問をさせていただきました。
  そういうことがありますので、逆に今、あちこちの自治体でつくっている中で失敗事例もかなりあるというのは聞いております。中には、成功事例も、数カ所見受けられるというふうに私は思っているんですけれども、数カ所あると思っております。数10カ所かな、あるかなというふうに思います。
  そういうことも含めて、実際に何で失敗したのか、何でうまくいっているのか、そういうことも含めて、是非検討していただくという形で、今はもう予算がないからできないよというだけではなくて、さまざまな側面から。その結論としては、つくらないということになったとしても構わないと思うんですけれども、せっかくこういう形で、文教厚生常任委員会のほうからこういう形で、以前からも出されているし今回も出されていますので、是非検討する形でやっていただければありがたいかなというふうに思っております。
  例えば、これは学校の、小・中学校のというところで、先ほど小学校1年から中学3年までということであれば、今のプールであれば、水深が変えられるようなプールが幾つでもで きておりますし、それからプールまでの移動ということで考えれば、今度バスの路線が大分整備されてきております。そういうことも含めて、移動もかなりできるのではないかなというふうに考えておりますし、それから管理上であれば、管理ができるところで、ほかともコラボレーションというか合体した形でつくることも、かなり可能ではないかなということで、もう1つ1つの考えながら、それでもできるかできないか、まだ大きな問題を抱えております。実際に温水プールであれば燃料費の問題で、実際にかなりお金がかかるとかいうこともありますので、つくり方によってはかなり可能ではないかなというふうに思っております。
  そういうことも含めて、是非調査をしていただければ、この中に、有効活用について調査しということで書かれていますので、その辺の調査のほうをしていただけるかどうか、再度質問させていただければやりますよというふうに言えるかどうか、ちょっとわからないところがあるんですけれども、是非そういうところで調査に入っていただければありがたいと思うんですけれども、その辺については、今回の質問は、町長、教育長、町長、よろしくお願いします。
○増田和代議長 答弁願います。
  関口町長。
○関口定男町長 ではご指名ですので私のほうから。
  今、教育長のほうから、基本的なお答えはさせていただいたんですけれども、私ももともと、やはりこの調査・研究、議員時代にやったことがあります。将来的には、やはりプールというのは必要ではないかなとか、いろいろ考えたんですが、いざ現実の問題となると、先ほど答弁書にあるように、非常に難しい課題が山積しております。
  特にさっき4億から5億というお話でしたが、いやそんなものではできないと思います。やはり20億とか、10億とか20億とかで、多分、かかるのではないかなと。
          (発言する者あり)
○関口定男町長 ちょっとその辺は、でも検討する余地はあると思いますので、先ほどお話が出たように、小学校、中学校のプールも、大分老朽化しておりまして、もう何とかしなければならないということがあります。
  それから、高齢化が進んできて、やはりお年寄りのリハビリ等に、その温水プールが使えたらいいな。また健常者、健康な方も、そのプールを使って、健康維持のために使っていただくと、いろいろな方法があると思います。
  あとは、その財源、あるいは将来的にどのくらいかかるか、その辺をしっかり検討した上 で、また実施するなり、構想なりということになると思います。
  ですから、笹沼議員が指摘のように、しっかりと検討はしてまいりたいと思いますので、ご理解いただきたいと思います。
○増田和代議長 11番、笹沼議員。
○11番 笹沼和利議員 ありがとうございます。検討していただけるということで、検討の結果はまだわかりませんけれども、是非積極的な形で検討していただければありがたいと思っております。
  私の質問のほうは、これで終わりにしたいと思います。ありがとうございました。
○増田和代議長 暫時休憩いたします。
  再開は1時50分。
                                (午後 1時41分)
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○増田和代議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午後 1時50分)
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          ◇ 野 口 守 隆 議員
○増田和代議長 一般質問を続けます。
  発言順位2番、質問事項1、サイクリストに対する観光施策について、質問事項2、社会福祉協議会(社協)について、通告者6番、野口守隆議員。
○6番 野口守隆議員 6番、野口守隆でございます。議長より許可をいただきましたので、一般質問させていただきます。
  この夏は、気象庁が統計をとって以来、113年間で一番暑い夏だったと言われております。ここへきて、ようやく暑さも和らぎ、行く風や虫の音に秋の訪れを感じるようになりました。秋というのは、何となく物悲しく寂しさを感じる季節です。今多分、民主党の小沢一郎さんも、秋の訪れをしみじみと感じている1人ではないかと思います。
  それでは、通告順に質問させていただきます。
  1、サイクリストに対する観光施策について。
  平成16年に埼玉国体が開催され、ときがわ町が自転車ロードレースのコースの一部になって以来、サイクリストの来町者が増加しております。
  確かに、一部マナーの悪いサイクリストも見受けられたり、あるいは車との接触事故を起 こしたりして、町民の皆様には正直な話、余り歓迎されておりません。サイクリスト来町者に対しては、道路交通法では規制できないと聞いております。
  規制することができないのであれば、サイクリストがただ通過するだけでなく、滞在できるシステムづくり、あるいは町民の皆様と共存できるような環境などを整えるべきと考えますが、町の考えを伺います。
○増田和代議長 答弁願います。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、野口議員のサイクリストに対する観光施策についてということでご質問にお答えいたします。
  サイクリングをする人たちの増加につきましては、平成16年に開催されました埼玉県国民体育大会を機に、休日のみならず平日におきましても個人またグループで町を訪れる光景が、全町内、町域において見られるところであります。これに伴いまして、交通マナー違反、また事故につながるような運転についての苦情などを耳にすることがあります。
  このような状況の中で、平成20年6月に、町内の区長から、自転車の運行マナーについての要望書が提出されました。
  この要望を受けまして町では、競技自転車の交通法規遵守についての要望書を、小川警察署長に、また交通安全マナーの向上につきましては要望書を、埼玉県自転車競技連盟代表者及び埼玉県高等学校体育連盟自転車競技専門部委員長に提出したところであります。さらに、小川警察署及び埼玉県東松山県土整備事務所と、その対応について、具体的な協議を行いまして、自転車の安全走行に関する啓発、また道路環境の改善に向けて取り組んでまいってきているところであります。
  その結果、県道につきましては、埼玉県県土整備事務所で、自転車の交通安全マナーの向上を図る看板、また路面表示などの対策を行っていただきました。町道につきましては、平成21年度に、大字雲河原地内と、慈光寺周辺の11カ所に、自転車の交通安全マナーの向上を図る看板を設置したところであります。
  なお、ときがわ町といたしましても、サイクリストとの共存を図るべく施策の立案に現在着手しているところでもあります。
  ことしの2月に、町内28の店舗と、また店舗を訪れたサイクリストを対象にアンケートを実施いたしました。その結果、サイクリストの人たちの目的は、趣味、トレーニング、健康増進でありまして、またそういう人たちが求めているものはどういうことかといいますと、 駐輪場、それから自転車スタンド、飲食店、コンビニ、トイレ、休憩所であります。また、サイクリストのスタート地点につきましては、そのアンケートによりますと、清瀬、新座、朝霞、所沢、入間、さいたま、これはさいたま市ですね。それから上尾、桶川、川越市など、そこをスタート地点として、またそこにゴールするという方たちが大半となっております。
  また、サイクリストが注意している点につきましては、交通ルール、車などとの車間、左側通行、歩行者走行スピードなどで、安全面に注意を払っている状況がうかがわれるところでもあります。
  先ほどもちょっと話が出ましたマナーの悪いサイクリストというのは一部であると、私どもも認識はしております。
  また、昨年度策定いたしましたときがわ町の観光振興計画におきましても、自転車を生かした観光コース、資源の充実、これを施策に掲げまして、町内を楽しく巡るための気軽な足として自転車を位置づけまして、自転車に適した観光コースの開発、また町外から多く訪れているサイクリストを温かく迎えるなど、自転車を活用した観光振興事業の展開を図ることとしております。
  したがいまして、サイクリストの経由地となっているときがわ町で、滞在できる休憩所の充実、また経済効果が期待できる町内各施設の利用など、町民と共存できる環境の整備を、これからも図ってまいりたいと考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。
○増田和代議長 6番、野口議員。
○6番 野口守隆議員 ありがとうございました。
  今、答弁書によりますと、アンケートをとって、私も驚いたんですが、かなり遠くから、やはり自転車で来町しているということで、望んでいることも書いてあります。
  私は、再質問というより、やはり提案を、ひとつさせていただきたいと思っておるのですが、初めに申し上げましたとおり、113年間で一番暑い夏だったというのは、やはり大気汚染により地球が温暖化したのが原因だと思っております。大気汚染は、我々人類が豊かさ、便利さを追求した結果であることは否めません。大気汚染は、CO2の排出量の増大が大きな要因と言われております。試算によると、ガソリン1リッターで10キロメートル走る車が時速60キロで1分間1キロ走行した場合、自転車が1キロメートルを走行した場合の人間が呼吸によって吐き出すCO2の、車は約300倍と言われておるそうです。
  近年、ヨーロッパでは、都市部に入る車を規制し、都市部での移動は電車、バス、自転車を推奨しております。都市における交通の優先順位は歩行者が第一優先、次に自転車やバス やタクシーの公共交通、そして最後が乗用車を中心とする一般の自動車と整理して、自動車の速度規制と流入規制を盛んに行っているそうでございます。
  また、韓国では、李明博大統領が、自転車を主要交通手段にというスローガンで、CO2を排出しない自転車を交通手段として復活させ、我々は自転車が走るのが遅過ぎると転んでしまうように、自転車時代へ進むのが遅過ぎないように急がねばならないと強調し、2020年度までに、全国に3,000キロメートルの自転車道路をつくると述べたと、韓国の中央日報が報じております。
  他方、日本では、自転車の保有台数は約8,600万台で、世界第3位と言われておりますが、その多くはいわゆるママチャリと言われている自転車で、通勤、通学に最寄りの駅まで利用されていて、ヨーロッパのように道路体系も整備されていきません。
  化石燃料は無尽蔵ではなく、何年か後にはガソリン1リッターが200円になり、電気自動車の普及にも二、三十年はかかり、車に乗れない人たちが増加するという説もあります。21世紀は、自転車の時代になり、特に都市部では自転車は重要な交通手段になると予想されています。
  前置きが長くなりましたが、本題に入らせていただきます。
  さまざまな分野のサイクリストがいる中で、現在町に来ているサイクリストは、ロードレースを楽しむサイクリストがほとんどです。私は、サイクリストと、その業界の人と話をする機会がありました。私は彼らに、あなた方は、ただ通過するだけで招かれざる客であると申し上げました。彼らの答えは、ときがわ町は平たんなところ、あるいはアップダウンの道があり景色もよく、私たちの業界では有名なところであると言われました。確かに通過するだけでは心苦しく思っていますが、休憩したり食事したり買い物をしたりしたくても立ち寄れる場所がないとも返事は書いてありました。そのわけを尋ねますと、以下のような要望がありました。
  1、安心してとめられる駐輪場がない。彼らの自転車は非常に高価なんです。安いもので30万、高いもので100万くらいするものらしいです。重さは約7キロから10キロと非常に軽量でございます。軽量であることがゆえに、盗難やいたずらされるおそれがあると。それから、トイレ使用に対しては、彼らのジャージを脱着する、できる、脱着できる広いスペースのトイレが少ない。身障者トイレでも代用できるとは申しておりました。それから、私たちの自転車は、そもそも荷物を積むようにできていないため、ときがわ町の特産物などを買いたくても、いわゆる宅配したいわけですよね。宅配システムが完備していない。そのほかこ まごました要望などがありましたが、要約すると以上のようなことでした。
  先ほども答弁にもありましたが、私は町内10カ所すべてを、彼らの寄れるようなところにする必要はないと思いますが、その中の何カ所かを、彼らの望む駐輪場やトイレを整備して、安心して休憩、食事、買い物、トイレ、シャワーを利用できる拠点とすべきではないのかと思います。また、一般のお店にも、是非働きかけていただきまして、サイクリストが寄れるような店を募るべきではないかと考えますが、その提案に対していかがでしょうか。
○増田和代議長 答弁願います。
  関口副町長。
○関口 章副町長 それでは、ただいまのご提案にお答えをしたいと思います。
  実態を踏まえた貴重なご提言でございますので、それを取り入れて、今後実施をする方向で検討したいと思います。
  以上です。
○増田和代議長 6番、野口議員。
○6番 野口守隆議員 ありがとうございます。
  例えば駐輪場1つにとりましても、私は聞いて驚いたんですが、例えば置いて、部品にちょっと竹を差したとか、そのくらいだけでも、修理費が五、六万かかるそうです。彼らの望んでいるのはボックス型で木で、是非ときがわは木でやっていただきたいと。その中にとめてかぎをかけられることにしてもらいたいということはありました。私も時々コンビニとか、丘の上のパン屋さんですか、寄っているのを見るんですが、必ず自転車のそばにいますよ。やはり盗難が怖いんだと。是非彼らの意見を聞いていただきたいと思います。
  私は、あの路上を走行する姿は、余り彼らによい印象は持っておりませんでした。皆さんも多分同じだと思います。サングラスやヘルメットを外して話をしたときには、私と同様に善良な方だった。ときがわはよいところだと、異口同音に申しておりました。一部マナーの悪いサイクリストがいるかもしれませんが、できる限り業界でも指導していきたいと言っておりました。また、自転車に乗る楽しさを、町内の子供たちにも教えてみたいという申し入れも受けております。ときがわ町はロードレースの練習コースには適地であるということを、思いを新たにいたしました。
  大附の嶌田義明さんが、高校時代に海外のジュニアロードレースに参加しております。現在は、ブリジストンに入社して海外のレースに時々参加していると聞いております。私はでき得るならば、近い将来に、町からツール・ド・フランスの選手が育ったらいいなと思って おります。
  以上で1の質問を終わります。
○増田和代議長 よろしいでしょうか。
  続いて、質問事項2、社会福祉協議会(社協)について、6番、野口議員。
○6番 野口守隆議員 続きまして2、社会福祉協議会(社協)について。
  今後、ますます少子高齢化が進み、民間事業者ではカバーできない福祉の重要な部門を担っている社協のさらなる充実が求められています。その点を踏まえて幾つか質問いたします。
  1、社協の主な事業内容、収支、職員数、できれば正職員、臨時職員、ヘルパーなどの内訳。
  2、社協運営のチェック体制はどうなっているのか、問題点、改善点があった場合の町の指導、助言の範囲はどのくらいあるのか。
  3、社協の局長は、町から出向しておおむね二、三年で交代しております。マンネリ化を防ぎ新陳代謝を図るという点ではよいのかもしれませんが、中・長期的の視野に立ち、これからの福祉の充実の観点から考えると、局長は二、三年ではなく、ある程度長くとどまるべきではないかと思っております。局長には専門職を採用したらよいのではないかと考えますが、町の考えを伺います。
○増田和代議長 答弁願います。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、続きまして、野口議員の社会福祉協議会の質問なんですが、まず質問の第1点目の主な事業内容ということでありますけれども、社会福祉協議会の定款によりますと、第2条におきまして、地域福祉の推進を図るため19の事業を行うと定められております。そのうちの主な事業を申し上げたいと思います。
  まず、介護福祉事業として、1つには、ホームヘルパーによる訪問介護事業、2つ目に、要介護者等のケアプランを作成する居宅介護支援事業、3つ目に、大字本郷地内にあります、運営しておりますデイサービス事業、また認知症対応型老人共同生活援助事業といたしまして、大字大附地内で行っておりますグループホームやまゆりの運営、またさらに、介護福祉事業のほかには、1つとして、貸付事業といたしまして生活に困窮している方のための福祉資金の貸し付け、また2つ目には、福祉用具貸与事業といたしまして、高齢者や障害者の方のために福祉用具の貸し出しをやっております。そして3つ目には、福祉有償運送事業といたしまして、移動の困難な方のための移送サービス事業を行っております。また、共同募金 への協力を毎年行いまして、町民の皆様から、貴重な寄附金をいただいて、社会福祉事業に活用しているところでもあります。さらに、ボランティアセンターでは、ボランティアの育成や活動の支援を行っているところであります。
  続きまして、社協の収支でありますが、平成21年度の決算なんですが、収入総額が1億6,711万8,021円であります。支出の総額が、1億5,565万3,893円であります。収支のこの差額が、1,146万4,128円ということで、この1,146万4,128円が黒字ということになっております。
  また、職員の数でありますけれども、総数が34名であります。内訳といたしますと、正職員が6名であります。そのうち町からの派遣の職員が2名であります。プロパーの職員が4名であります。臨時職員が20名、ヘルパーが8名となっております。
  続きまして、2点目のチェック体制についてのご質問でありますけれども、社会福祉協議会は、社会福祉法で定められた社会福祉法人で、定款をもとといたしまして、理事会で業務の決定を行いまして、評議委員会で予算、決算、事業計画、財産処分、定款変更など、重要な事項を議決するほか、業務執行の状況について意見を述べまして、役員からの報告を徴することができることとなっております。
  また、監事は、業務状況や財産の状況を監査し、理事会、評議委員会及び埼玉県知事に報告することになっております。
  なお、社会福祉法では、町の職員は役員となることができるとなっておりまして、運営に関して発言ができるようになっております。
  以上のような社会福祉協議会のチェック体制となっております。
  町の指導、助言の範囲はとのご質問でありますけれども、社会福祉法によりまして社協に対する一般的な監督権限は県知事にありまして、必要があるときは業務または会計の状況に関し報告を徴しまして、また業務、財産の状況を検査できることとなっております。
  町は、社協に対し、補助金を交付しておりますけれども、町が助成をした場合、社会福祉法第58条第2項の規定に基づきまして、町長は1つには、事業または会計の状況に関し報告を徴すること、2つには、助成の目的に照らし予算が不適切であると認める場合におきまして、必要な変更をすべき旨を勧告することができます。また3つとして、法人の役員が法令に基づいて行う行政庁の処分または定款に違反した場合において、その役員を解職すべき旨を勧告することができるとされております。
  また、個々の事業実施に当たって問題点が生じた場合、助言を行い、また情報の提供を行 って事業の円滑な推進が図れるよう連携をとっているところであります。
  3点目の事務局長についてのご質問でありますけれども、県内の平成21年度の事務局長の就任状況なんですが、県内70の社協がありまして、70の社協のうち、民間からの選任が、この局長の選任が35名であります。行政職で兼任、兼務をやっている方が7名であります。派遣選任の方が28名ということで、官民の割合はちょうど半々となっておりまして、派遣選任職員につきましては26名のものが就任から3年以内の事務局長となっているのが現状であります。
  ご案内のとおり、社会福祉の専門職は社会福祉士、介護福祉士など分野ごとにさまざまな専門職がありますけれども、社会福祉協議会を運営していくためには、協議会の全体を掌握する必要があります。町との関係にいたしましては、町で実施するべき事業の委託、各種事業の実施に当たっての相互の調整、また民生委員の方などの団体との協力など、密接な連携が必要であります。
  社協の事務局長につきましては、運営に当たって、町との調整を円滑に行い、また社会福祉協議会の内部を統括することや、企画、財政運営など広範囲にわたります。
  こういうことから、従来から行政で経験を積んだものが適当と考え、派遣職員をもって対応していたところでもあります。
  しかしながら、議員ご指摘のとおり、余り短期間で局長が交代するということによります事業の継続性等の問題や新しい考え方を導入するという視点からも、既に導入している他の市町村の事例も参考にしながら、その我々の派遣の局長のメリットあるいはまたデメリット、これを含めて、これからは検討をしてまいりたいと思いますのでご理解をいただきたいと思います。
○増田和代議長 6番、野口議員。
○6番 野口守隆議員 ありがとうございました。
  幾つか質問をさせていただきます。
  今年度の社協の一般会計収支予算を見せていただいたんですが、支出では法人運営事業、居宅介護支援事業、訪問介護事業、通所介護事業、認知症対応型老人共同生活援助事業、非常に長い事業名ですが、いわゆるグループホームやまゆりのことだと思うんですが、この事業だけで支出の約80%を占めております。
  1つ、社協での町内の訪問介護利用者数、また通所デイ介護利用者数及びグループホームやまゆりの利用者数は、それぞれ実人数でどのくらいかお伺いします。
○増田和代議長 答弁願います。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 お答えをいたします。
  まず、訪問介護でございますけれども、派遣利用者数が、延べ人数が422人、実人数で52名ということになっております。これが、21年度、1年間のあれでございます。派遣回数が4,528回の派遣回数となっております。
  それから続きまして、質問前後してしまいますけれども、やまゆりでございますけれども、定員数が9名でございまして、現在入居者は9名ということで満床になっている状況でございます。
  それから、デイサービスでございますけれども、これが月によりまして変動がございますけれども、おおむね45人程度、多いときですと47名が一番多い、これが昨年の7月だったんですけれども47名。一番少ないときがことしの3月、38名ということで、おおむね大体平均すると45名程度になろうかと思います。1カ月の利用者です。
  延べでいきますと、延べ利用者でいきますと、年間で3,697人、月平均で見ていきますと月当たり320人程度、これが平均延べ人数になろうかと思います。
  以上のような状況でございます。
○増田和代議長 6番、野口議員。
○6番 野口守隆議員 わかりました。
  それから、21年度、決算審査の意見書の中で、近年居宅介護サービスが増加している、要支援、要介護認定者が大幅にふえているわけではないので、1人1人の給付費がふえていることになる。有効に使われていればいいのだが、不必要なものまでに使われているとしたら問題である。ケアプランチェックを徹底してもらいたいと指摘されております。
  社協では、適正にケアプランチェックを行っているのかという点と、また、社協から、社協に町から補助金が交付されていますが、補助金は社協のすべての事業が対象なのでしょうか、この2点お願いします。
○増田和代議長 答弁願います。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 お答えをいたします。
  先ほどの質問ですと、要介護、要支援のほうが、ふえてない割に介護費用がふえているかというようなことだということでございますので、その中で、介護保険については全体的に、 昨年も6%程度、給付費がふえたという中で、今年、ことしの2月から昨年度の12月に補正予算をいただきまして、ことしの2月からケアプランチェックを開始をいたしました。
  これについては、社協だけでなく、すべての事業所を対象として、実際にそのケアプランチェックを実施しているところでございます。
  それで昨年度の、21年度の実績でございますけれども、これが2月、3月分のケアプランチェックということでございます。かなり利用者の方が多い部分もありますし、事業所のかなり数がございますので、この2カ月間ですべてを完了するということにはできませんので、その中から抽出をさせていただいて、これが2月、3月分のときがわ町にある施設のケアプランチェックの実施した状況でございますけれども、社会福祉協議会に対しては、そのケアプランのチェックを、5件を対象にチェックをしております。
  それから、エスコケアセンターが5件、よし乃郷が5件、ふきのとうが3件、ゆうゆうの会が3件、さくら・さくらが3件、計24件のケアプランチェックを実施しております。
  それから、ことしに入りましても、ケアプランチェックを引き続いて実施をしているところでございます。
  そのケアプランチェックをした中で、こちらからその内容が、修正していただくようなところがあれば、こちらのほうから事業所あてにまた結果通知を出しまして、こういうところを修正してください、訂正してくださいというような形でお願いをしているというような状況でございます。
  それから、補助金でございますけれども、補助金については、社会福祉協議会運営に対する補助金ということで、事業全体にわたっているわけでございますけれども、実質的には派遣職員が2名、ときがわ町から社協のほうにも派遣してございますので、そういった人件費ですとかその他の事業にも充てているようなことになっております。
  ただ、この介護保険事業については、収支という形の中で、例えばグループホームですとか、そういったものの中では、できれば黒字経営といいますか、そういった中で、その事業の中で採算がとれるように努力をしていただきたいというようなお話はしてございます。
  以上です。
○増田和代議長 6番、野口議員。
○6番 野口守隆議員 はいわかりました。
  確かに、ケアプランチェックというのは、非常に大事でありますがなかなか大変だということも承知しております。是非、なあなあにならないできっちりとチェックしていただきた いというようなことをお願いしたいと思います。
  それから、もう1つ、今の説明で、補助金は、ではすべての事業に該当すると考えてよろしいのでしょうか、ちょっとその辺をもう1度お願いしたいんですけれども。
○増田和代議長 答弁願います。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 お答えをいたします。
  この事業については、決算書を、社協の決算書を見てもらうとあれですけれども、町からの補助金収入ということで、社会福祉協議会を運営する全体の事業が運営事業ということでございますけれども、その部分。それから地域活動推進事業、それとボランティアセンターというのがありますけれども、そういったところ、主に充当しているような形になっております。
  先ほども申し上げましたとおり、収支というか、その介護保険のやまゆりですとかデイサービス等については、その中で、事業の中で黒字経営をしていっていただければということなんですけれども、そういった中で、すべて、人件費等も絡んできますので、一般の事務職、あるいは介護事業所のほうに行っている職員の分にも充てている部分というのはあるかというふうに考えておりますけれども、主に社会福祉協議会、運営をしていく面での全般的な事業のほうに充てていると、法人運営事業に充てているというような状況でございます。
○増田和代議長 6番、野口議員。
○6番 野口守隆議員 わかりました。これ以上は聞きません。
  次は、過去に社協に対して問題点、改善点などが、国や県から指摘されたことはあったのでしょうか。
○増田和代議長 答弁願います。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 お答えいたします。
  過去に問題点といいますか、県のほうの指導監査が3度ほど入ったということは社協のほうから聞いております。
○増田和代議長 6番、野口議員。
○6番 野口守隆議員 では、それはもう改善されたと考えてよろしいんですか。
○増田和代議長 答弁願います。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 この指導監査で改善されたという話は聞いております。
○増田和代議長 6番、野口議員。
○6番 野口守隆議員 私は補正予算でも質問いたしましたが、グループホームやまゆりの件ですが、2階が入所者の居室になっているわけですよね。身動きが不自由な方が2階に休むというのは危険も伴い緊急時には避難もおくれる懸念があります。
  先日は、俳優の谷啓さんが、階段で転んで脳挫傷で亡くなっておると聞いております。施設として適切とは思えないのですが、そのような点などを、県などの関係機関から指摘されたことはあったのかということと、またやまゆりにここで国・県の支出金を受けてスプリンクラーを設置する予定ですが、設置した場合にはグループホームとして何年間か継続するような、いわゆる制約はあるのでしょうか、この2点をお願いします。
○増田和代議長 答弁願います。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 このグループホームにつきましては、県からの指摘が避難誘導等と、災害時等使うときに、避難誘導がおくれるといった、そういった問題点等が考えられるということでございますけれども、県からの指摘があったかというようなことですけれども、県からも指摘はあったということは、私合併してからはございません。
  それから、スプリンクラーの設置後、何年かやまゆりを継続しなくてはいけないのかというようなことで、スプリンクラーを設置してから何年か後まで施設を継続しなければいけないのかというようなことだと思うんですけれども、それでよろしいわけですよね。
  そのあれは、指定の何年しなければいけないというようなことはございません。
○増田和代議長 6番、野口議員。
○6番 野口守隆議員 はいわかりました。
  それであるならば、スプリンクラーを設置するということは決まったことだからやむを得ないと思うんですが、是非平屋で安全に暮らせるグループホームを検討していただきたいと思うんです。
  例えば民家で平屋のところが、ときがわ町内にあるとか、あるいは、これはなかなか難しいかもしれませんが、あのとき申し上げましたが、施設が競合しております。競合しているところを改修して、そういった施設はできないかということを、是非早急に検討していただきたいと思うんですがいかがでしょうか。
○増田和代議長 答弁願います。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 お答えをいたします。
  確かに、今のやまゆりにつきましては、2階が居住空間という形の中で、火災等が発生した場合に、避難等が非常に難しい部分等もございまして、今、野口議員のご質問にありました中で、平屋建ての検討をということでございますけれども、やはりどうしてもグループホームについては、できれば平屋で、何かあったときには避難がすぐできるようなところは当然好ましいというふうに考えておりますけれども、そのような中で、やはり介護福祉計画が3年に1度見直しになってくるということで、第5期が今度、来年策定をする予定で、24年度から実施になるわけでございますけれども、そういった中で、利用者が必要数ですとか、そういったもの等も勘案しながら、もしこういう建てかえ等が必要な時期が生じたときには、平屋建てでつくっていくと。
  それで、町のグループホームがどの程度必要なのかというところも検討していかなければならないとは思っておりますけれども、これから高齢化がさらに進行する中で、必要な、ベッド数が必要であれば、また平屋建てというような中で検討していければというふうに考えておりますのでよろしくお願いいたします。
○増田和代議長 6番、野口議員。
○6番 野口守隆議員 わかりました。
  グループホーム、地域密着型のグループホームというのは、ときがわ町の方しか入れないという原則になっております。是非、安全で安心できるグループホームにできるよう努力していただきたいと思います。
  それから、先ほどの社協の局長の話ですが、半々ということで、いろいろなデメリット、メリットを検討してからということですが、大変申しわけない言い方なんですが、50代の課長クラスが今、大体あちらに行っていらっしゃると思うんですが、もし専門職が無理であるならば、やはり40代の係長クラスの方でも向けていただいて、2年、3年ということではなくて、5年なり、10年は長いかもしれませんが、そういったことも是非検討していただければありがたいと思います。
○増田和代議長 これは、答弁は。
○6番 野口守隆議員 結構です。
○増田和代議長 結構ですか。
○6番 野口守隆議員 先日実は、私は、寄居町の社協に伺う機会がありました。寄居町社協 は、さまざまな事業を積極的に展開しておりました。特に目を引いたのは、平成10年より、行政区におおよそ30世帯1人に福祉委員を委嘱していたことでした。
  福祉委員の主な活動は、ひとり暮らしの高齢者などの見守り活動、例えば新聞がたまっていないか、簡単な支援活動、蛍光灯の取りかえなど、福祉問題、困っていることの意見を民生委員に連絡すると。あるいは配食サービス、ときがわでもやっておりますが、福祉委員の会食交流会ということで、ふれあいいきいきサロン活動と名しておりましたが開催しています。福祉委員の活動費は年2,000円ほどで、ほとんどボランティアで、90%は五、六十代の女性でありました。
  ふれあいいきいきサロンは、1人当たり200円から400円の実費を補助し、各地区で当町とは違い年数回開催されております。福祉委員、民生委員、社協との連絡は非常に密であり、活動の上でも細かい配慮がなされていました。一朝一夕にはできないことは十分承知していますが、見習うべき点はあるのではないかと思います。
  また、局長は、若いが社協の勤務年数は長く、非常に意欲的であったのが印象深かったです。
  私は、初めに申し上げたとおり、社協は町の福祉の重要な部分を担っておると思っております。リーダーシップを発揮して、福祉の充実に取り組んでいただきたいと思っております。
  以上で私の質問を終わります。ありがとうございました。
○増田和代議長 暫時休憩いたします。
  再開を2時55分、お願いいたします。
                                (午後 2時39分)
─────────────────────────────────────────────────
○増田和代議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午後 2時55分)
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          ◇ 鳥 越 準 司 議員
○増田和代議長 一般質問を続けます。
  発言順位3番、質問事項、ときがわ花菖蒲園に対する今後、町の取り組みは、通告者9番、鳥越準司議員。
○9番 鳥越準司議員 9番、鳥越でございます。議長のお許しをいただきましたので、ときがわ花菖蒲園に対する今後、町の取り組みはということについて一般質問をさせていただき ます。
  日本には四季がございまして、春夏秋冬、非常にあちこちにきれいな花鳥風月が、さまざまございますけれども、このときがわ町でも、シャガ、花菖蒲、シュウカイドウ、コスモス等も、ある時期に応じて咲き乱れ非常に観光名地として、町としても町外の皆さんを歓迎しているところでございます。
  その中で、花菖蒲は、あちこち、都道府県、例えば県の花ですと三重県、東京都の区の花ですと葛飾区及び渋谷区、この葛飾区は多分堀切花菖蒲園なり水元公園なり、あと渋谷区では明治神宮の菖蒲園が有名でございますけれども、それにちなんだものだと思っております。ほかに市の花としましても、北は北海道の苫小牧から南は九州の鳥栖市まで、市の花で通して定めているようでございます。このように、花菖蒲は、日本全国の、日本国民からも比較的親しみやすい花だというふうに私は思っております。
  ときがわ花菖蒲園、これは今年度からというふうにお聞きしております。昨年度までは玉川花菖蒲園ということで、もうあの一角は、ときがわ町の観光施設の1つとして、花菖蒲園まつりも、町の観光行事の大きな要として定着してきたのではないかというふうには考えております。
  ことしも、6月6日日曜日に、花菖蒲まつりが開催され、嵐山駅から無料のバスも出て、ことしは、この定例会の報告によりますと、入園者数が2万5,200人、当日においても9,500人の来園者があったというふうに記載されております。若干、昨年に比べては、少し入園者数が減ったのではないかというふうに思われますが、いずれにしても多くの方々が町内外、特に町外から見えられたというふうに思います。
  ただ、ことしの花菖蒲園の花菖蒲の咲きぐあいにつきましては、作柄は例年に比べ若干の物寂しさがあったのではないかというふうに、これは私の感じでございますけれども思われます。
  花菖蒲に限らず、美しい花々、いわゆる植物は、やはり日ごろの愛情あふれた手入れの仕方によって美しく保つと、保たれるものであるというふうに言われております。ときがわ花菖蒲園の手入れが、別に疎かであったというふうには考えませんけれども、花菖蒲にとっても連作障害だとかその辺を避ける意味でも、植えかえ等を定期的に行うことの、花を盛んにするためには大切な手入れの1つであるというふうには聞いております。
  現在の花菖蒲園の保守に当たっては、花菖蒲を育てる会の人々の努力、あとは町の除草援助による人的な補助及び肥料等の補助がなされていると聞いております。本年度の予算にお きましても、花のまちづくり事業でもって170万円を超すもの、それと花菖蒲まつりの支援事業といたしまして130万円弱が計上されております。
  町としても、玉川村の時代から木道の整備など十分な周辺施設整備を行ってきていただきまして、現在の花菖蒲園を築き上げてきたものというふうに評価はしております。
  これからも、ときがわ町の花菖蒲園を、季節の観光施設の大きな柱として維持、発展させるためにも、町としてより一層の取り組みが求められるというふうに考えております。
  そこで、次の質問をさせていただきたいと思います。
  まず1番、連作障害回避のため、花菖蒲園管理サポーターの登録を募集する回覧がされておりました。これは、先月8月1日回覧におきましては、いわゆる花菖蒲をお持ち帰りいただくと同時に花菖蒲サポーターとして連作の被害を避ける意味でも、自宅にお持ち帰りいただいて育てていただいて、また花菖蒲園に戻していただくというふうな試みだというふうに、ここに記載がございますけれども、このサポーターの登録に関しては、どういう方が何人くらいお見えになって登録していかれたのか、その辺をお知らせいただきたいと思います。
  そのほか2番としまして、花菖蒲園まつり、過去から随分騒がれて、話題にはなっておりますけれども、入園料を取ったらどうか、または駐車場を指定して、ここの駐車場には駐車料金をいただくようなシステムをつくれたらどうかということに関して、そういう料金の徴収に対する町のお考えをお聞かせください。
  あと出店業者等の料金、協力金、多分いただいているとは思うんですが、まずその金額と、あとそれに対する、収入に応じてというのも難しいかもわかりませんけれども、増額なりその辺のいわゆる協力金の金額に対する町のお考えをお知らせください。
  あと今後、花菖蒲園、あと花菖蒲まつりへの町の取り組みを今後どういうふうに取り組んでいくか。非常に大まかな質問で申しわけございませんけれども、その辺について具体的な案がございましたらお知らせいただきたいと思います。
  以上でございます。
○増田和代議長 答弁願います。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、鳥越議員のときがわ花菖蒲園に対する今後の町の取り組みについてというご質問でありますけれども、花菖蒲園管理サポーターにつきましては、花菖蒲の育成体制強化の一環といたしまして、連作障害を避けるために土地を休ませる間、苗の株分けをしてサポーターの方に1年間育てていただきその苗を花菖蒲園に植栽するという試みであ りましたが、趣旨はご理解していただけたのでありますけれども、残念ながら申し込みはなかったということであります。
  要因といたしましては、1年間育てると、苗を育てるというような不安が大きかったのではないかと考えられますので、今後も参加者の不安解消策等も考えながら、育成体制の強化を図ってまいりたいと考えております。
  また次に、花菖蒲まつりの入園料、駐車料金の徴収についてでありますけれども、入園料を徴収するためには、現在の運営方法を変更する必要がありまして、次の3つの手法が考えられます。
  まず第1番目といたしましては、民営化で管理の団体を組織をしていただいて、地権者と直接賃貸借の契約を結んでいただくと、そして料金を徴収すると、これが第1番目の手法です。第2番目といたしましては、公の施設として公園条例を制定いたしまして、指定管理者を指定して管理をすると、こういう方法もあります。第3番目といたしましては、公の施設として、町が直接、管理をすると。
  以上が、入園料の徴収の手法でありますけれども、育成体制整備の進捗状況によりまして、これからまた検討してまいりたいと考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。
  また、駐車料金につきましては、現在役場または教育施設の駐車場を、花菖蒲まつり実行委員会で、行政財産の目的外使用許可によりまして使用しているのが現状であります。
  花菖蒲園来場者と他の施設への来場者の見きわめが困難である等々の問題が現在ありますので、現状では駐車料金の徴収というのは、ちょっと今考えておれないというところでありますのでご理解いただきたいと思います。
  次に、出店業者等の料金、協力金の増額でありますけれども、これにつきましては花菖蒲まつりの実行委員会で決定しておりますので、増額等につきましても、実行委員会のほうでこれは決めていただきたいと考えておりますのでご理解をいただきたいと思います。
  最後に、花菖蒲園、花菖蒲まつりへの町の今後の取り組みでありますけれども、町の観光資源として定着いたしましたこの花菖蒲園でありますので、園内等の除草、肥料等の援助、木道の補修等、引き続き町のほうでも実施するとともに、花菖蒲管理体制の強化を支援をしてまいりたいと考えております。
  花菖蒲まつりにつきまして、花菖蒲まつりの実行委員会の助成と、また実施体制の援助も行ってまいりますので、これからも是非関係各位のご協力をお願いしたいと思います。よろしくお願いいたします。
○増田和代議長 9番、鳥越議員。
○9番 鳥越準司議員 花菖蒲園につきましては、町としては非常に積極的に取り組んで、今後取り組んでいただけるものというふうに思って感謝をしておりますけれども、そのこと以外について、若干質問をさせていただきたいと思います。
  まず、現在の花菖蒲園の土地、これにつきましては、土地の所有関係は、町道部分があれば公の土地になるんですが、それ以外はどういうふうな土地所有者に借地権ですかね、であるのかどうか、お知らせいただきたいと思います。
○増田和代議長 答弁願います。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 お答えさせていただきます。
  現在、花菖蒲園の土地につきまして、土地の所有者から町が借り上げて、直接町が借り上げまして賃貸料をお支払いさせていただいております。
  面積につきましては、全体で8,496平米でございます。
  賃貸料でございますけれども、こちらは、町のほうが農地ということで借り上げていますので、現在の農地法の3条によります賃貸借契約ということで県の許可をいただいて賃貸借をしておりますので、農地の価格でお借りさせていただいておりますけれども、全体では1平米3円ということで、全体では2万5,488円というふうなことでお借りしております。
  以上でございます。
○増田和代議長 9番、鳥越議員。
○9番 鳥越準司議員 では町が借り上げているということで、これは農地法という話がございましたけれども、農地法3条で町が借り上げている場合、3条ですと、いわゆる農業者が借りるということ、その辺私よく知りませんので、農地法上の問題というのはあるのかどうか、お知らせいただきたいと思います。
○増田和代議長 答弁願います。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 お答えさせていただきます。
  こちら町が、これはもともと遊休農地解消のために、この花菖蒲園というのを始めたことでございますけれども、これに当たって、この農地を借り受けるに当たって、先ほど農地法3条というふうなお話をさせていただきましたけれども、この3条については、農地を借り上げて、農地の状態で使用するというふうなことになります。それを町が地権者から直接借 り上げるというふうな方法をとっておりますのでご理解いただければと思います。
  以上でございます。
○増田和代議長 9番、鳥越議員。
○9番 鳥越準司議員 農地法上問題なければ別に問題はないんですが、この土地借用については、当初、例えば、玉川村の時代だったんですが、花菖蒲を育てる会の方たちがあそこに花菖蒲を始めたというときから、初めから町でこれで借り上げた、ごめんなさい、土地もとして借り上げたのでございましょうか。
○増田和代議長 答弁願います。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 お答えさせていただきます。
  これは合併前の玉川村のときから、町で直接お借りしていると、借り上げておるということでございます。
○増田和代議長 9番、鳥越議員。
○9番 鳥越準司議員 わかりました。土地の貸借関係は結構でございます。
  あと先ほど言いました8月1日、花菖蒲のサポーターということで、どなたもいらっしゃらなかったということで非常に残念なんでございますけれども、今後こういうことは、この回覧でいきますと、一応産業観光課長の名前も出ておりますので、今後こういう働きかけは続けていくのでございましょうか。
○増田和代議長 答弁願います。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 お答えさせていただきます。
  今回、花菖蒲園管理サポーターというふうなことで、花菖蒲を育てる会の皆さんと、里親制度というふうなことで、試験的に今回導入させていただいたものでございます。
  やはり今、この制度についても今回は、残念ながら申し込み等はなかったんですけれども、やはり1年間育てるというふうな、ある意味ではちょっと責任感といいますか、そういったものも大分1つ課題としてあるのかなというふうなことも考えています。
  今後、このサポーター制度についても、花菖蒲を、やはり栽培するというふうな中で、講習会ですとかそういったことも、やはり取り入れながら進めていかないと、なかなか現実として、1年間育てていくというのは厳しいものがあるのかなというふうに思っています。
  ただ、今回、試験的に導入をして募集をしましたけれども、今後も、こういったやはり制 度は、今後活用しながら、この育成に努めていければというふうに考えております。
  以上でございます。
○増田和代議長 9番、鳥越議員。
○9番 鳥越準司議員 残念ながら申し込みはなかったんですが、今後も町民にいろいろ花菖蒲そのものの理解を深める意味でも、いわゆる講習会なりそういうものを開くなりして、できるだけご協力をいただけるような形をとっていただきたいというふうには考えます。
  と当時に当日、苗をお持ち帰りくださいということも書いてあるんですが、この、単にお持ち帰りをいただいた方は、どなたかいらっしゃいましたでしょうか。
○増田和代議長 答弁願います。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 このただいまのご質問に関しては、私どものほうでは、ちょっと花菖蒲を育てる会のほうから、何人持ち帰ったかというのは伺っておりません。
○増田和代議長 9番、鳥越議員。
○9番 鳥越準司議員 では、お返事というか返答いただけなかったんですが、そのでは当日は、花菖蒲を育てる会に全部お任せで、回覧は産業観光課長の名前で出ていたんですが、町としてはどなたも出てなかった、立ち会いはしてなかったわけですか。
○増田和代議長 答弁願います。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 お答えさせていただきます。
  今回の回覧につきましては、産業観光課長、それから花菖蒲を育てる会の会長さん名の連名で出させていただいております。
  当日、8月1日については、産業観光課のほうについては立ち会っておりません。
  以上でございます。
○増田和代議長 9番、鳥越議員。
○9番 鳥越準司議員 花菖蒲のサポーターだとか、その辺の関係は、ではそれで結構でございます。
  次に、花菖蒲まつりの入園料、駐車場の徴収についてでございますが、3とおりの手法が考えられますというふうにあるわけですけれども、まず1番目は民営化で、管理団体を組織し地権者と直接賃貸借契約を結び料金を徴収するということでございますけれども、これはこういう管理団体、組織する、別にしても、これ地権者と直接賃貸借契約を結び料金を、こ れは多分駐車場料金ではなしに、いわゆる公園そのものだというふうに理解いたしますけれども、こういう賃貸借契約を結ばないと料金は徴収できないものなんですか。
○増田和代議長 答弁願います。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 お答えさせていただきます。
  まず、料金の徴収方法ですけれども、先ほど町長の答弁でも申し上げさせていただきましたけれども、町が直接入園料という形で徴収するには、やはり公の施設としての位置づけが必要になります。条例の制定、またそれに伴います指定管理者あるいは直営で管理するという方法が生じてきます。
  1点目の民営化して管理団体が直接、賃貸借契約を結び料金を徴収するという方法については、こちらについては、今、例えばちょっと事例で申し上げますと、越生町の梅林ですとか五大尊ですとか、そういったつつじ園、公園等ありますけれども、ここについては観光協会が直接地権者と賃貸借契約を結びまして、入園料という形で観光協会が徴収しているというふうなやり方をとっております。また、嵐山町の嵐山渓谷のバーベキュー場でございますけれども、こちらについても、観光協会が直接地権者と賃貸借契約を結んで、この観光協会が、ここの場合は駐車料金というふうな形で徴収をしているというふうなことでございます。
  以上でございます。
○増田和代議長 9番、鳥越議員。
○9番 鳥越準司議員 花菖蒲園そのものの料金徴収については、いろいろなご意見ございますけれども、今後またどういう形にするか、取るか取らないかも含めて、今後煮詰めていただければというふうに考えております。
  次に、今度駐車料金でございますけれども、現在は役場及び教育施設の駐車場を花菖蒲まつり実行委員会で行政財産の目的外使用許可により使用している状況だというふうに考えておりますけれども、目的外使用につきましても当日だけでございますので、締め切って、いわゆる花菖蒲入園者用専用臨時駐車場という形でもって料金を徴収することが、もちろん管理上の運営者が必要でございましょうけれども、そういうことができないのでしょうか。
○増田和代議長 答弁願います。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 お答えさせていただきます。
  現在、花菖蒲園の駐車場として、トレーニングセンターの地下、それからアスピアたまが わの地下、それから役場の駐車場、またお祭りのときは農協の駐車場等々もお借りして駐車場としております。
  1つは、この駐車場が、まずはそれぞれの施設の駐車場ということであります。
  先ほどのご質問の中で、お祭り当日だけでもというふうなお話がございましたけれども、実際に開花期間というのは、平日も含めて、お客さんは来場しております。そういう中で、これをお祭りの専用の駐車場というふうなことで位置づけて、位置づけるというふうなことは、ここでまた料金を徴収するというのは、それぞれの施設の駐車場というふうな1つの機能がございますので、基本的にはそのお祭り以外の駐車場というふうなところまで含めて考えていかないと、この料金徴収というのは基本的には難しいというふうに思っております。
  以上でございます。
○増田和代議長 9番、鳥越議員。
○9番 鳥越準司議員 今、質問いたしましたのは、祭り当日だけというふうに限って区域を決めて駐車場というふうに使用して駐車料金をいただくということが可能かどうかをお聞きしたわけで、ずっと開花時期を通じて駐車料金を取るということではございませんので、当日だけでも取ることができるかどうか、そういうことが可能かどうかをお聞きしたわけでございますがいかがでございましょうか。
○増田和代議長 答弁願います。
  関口副町長。
○関口 章副町長 先ほど答弁の中で、行政財産の目的外使用というご説明をさせていただきましたけれども、これは地方自治法に規定がございまして、例えば庁舎の駐車場であるとか、あるいはいろいろな公園の駐車場、公園のための駐車場を含めて、いわゆる使用目的や行政目的に供するということを決定した公有財産の1つです。
  それを、例えば庁舎の駐車場であるとかということで、まさに行政財産で、庁舎のために使われている駐車場として位置づけられていると。それを、仮に1日であっても借りる、他の目的に使う場合については、正式に行政財産の目的外使用の許可ということで、本来の目的との関連において、支障があるかないかということを判断してその使用を許可するという位置づけになっています。
  問題は、行政財産の目的外使用の許可を受けたものを料金取れるかという話で、これについては今、恐らくまだ検討しておりませんので、法的にできるかどうかは理論的に詰めたわけではございません。取れるのが一番よくて、1日、その仮に取ったとしても、それによっ て、その庁舎のために用意した、あるいは図書館の利用者に対して用意した駐車場が、支障がないということであれば許可をしてなおかつ、許可してあるんですから、その日に料金を取るかどうかというのは、また別のその考え方として可能になることもあり得るのかなというふうに今、答弁聞いてまして、そう思いました。
  だからそういう点についてはなお、ちょっと理論的に詰めさせていただきたいというふうに思います。
  以上です。
○増田和代議長 9番、鳥越議員。
○9番 鳥越準司議員 駐車場の料金の徴収については、今、副町長お答えいただきましたように、今後詰めていただいて、はっきり言いますと、そう大した金額ではございませんし、台数も限られていますけれども、幾らかかいただければ、多少なりとも花菖蒲の実行に関しても多少の潤いが出てくるのではないかというふうには考えますので、今後の検討をよろしくお願いいたします。
  次に、出店等の料金云々がございましたけれども、この中で花菖蒲まつり実行委員会という言葉が出てきておりますけれども、この花菖蒲まつり実行委員会について幾つかお尋ねいたしたいと思います。
  委員会ですので委員がいらっしゃるわけですけれども、この委員の方々の構成そのものはどういう方々が入っているのかどうかお知らせください。
○増田和代議長 答弁願います。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 お答えさせていただきます。
  この花菖蒲まつり実行委員会の組織の構成でございますけれども、商工会、それから農業推進協議会、観光協会、花菖蒲を育てる会ということで構成されております。
  以上でございます。
○増田和代議長 9番、鳥越議員。
○9番 鳥越準司議員 この中で、農推協なり観光協会なりございましたけれども、観光協会そのものは、ちょっと、しかし当初の質問から逸脱が若干あるかもわかりませんけれども、この花菖蒲のいわゆる実行委員会の実行度、言われているわけですけれども、これに関して、いわゆる観光協会そのものがどこまでかかわっていっているのかどうかわかればお知らせいただきたいと思います。
○増田和代議長 答弁願います。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 お答えさせていただきます。
  この観光協会のかかわりということでよろしいのでしょうか。
○9番 鳥越準司議員 はい。
○山崎政明産業観光課長 観光協会については、この花菖蒲まつりのためのお祭りの実行する組織ということで、この実行委員会に加わっていただいておりますので、当日は観光のパンフレットを配付したり、またアンケートをとったり、そういったことを観光協会のほうで行っていただいております。
  以上でございます。
○増田和代議長 9番、鳥越議員。
○9番 鳥越準司議員 委員の構成の中で、もう1つ、農推協がございましたけれども、ちょっと小耳に挟んだ話でいきますと、農推協の方々は、はっきり言えば全くご協力をしてないということをチラッとお聞きしたんですが、そのあたりいかがでございましょうか。
○増田和代議長 答弁願います。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 お答えさせていただきます。
  ときがわ町農業推進協議会につきましては、このお祭りの期間を通して出店もしております。
  そういう中で、実際のお祭りの運営に当たります実行委員会にも参加をしていただいているところでございます。
  以上でございます。
○増田和代議長 9番、鳥越議員。
○9番 鳥越準司議員 出店の関係でもって出ているということで理解はいたしますけれども、あと実際に動いているのは、はっきり言えば町の職員がかなり主体的に動いているんですけれども、いわゆる町の職員の、はっきり言えば産業観光課と実行委員会の関係というのは、どういうことでございましょうか。
○増田和代議長 答弁願います。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 お答えさせていただきます。
  この実行委員会と町のほうのかかわりということでございますけれども、町のほうについては産業観光課の職員が、一応事務局ということで担当させていただいております。
  以上でございます。
○増田和代議長 9番、鳥越議員。
○9番 鳥越準司議員 そうしますと、いやその産業観光課のこの職員は、当日、その実行委員会の事務局ということの判断として、そういうお考えでいいわけですか。
○増田和代議長 答弁願います。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 お答えさせていただきます。
  この花菖蒲まつりの実行委員会というのは、設置要綱というのを設けてございます。その要綱の中で、構成団体あるいはこの実行委員会の委員の人数、それから事務局等定めさせていただいております。
  その中で、この実行委員会の事務局は産業観光課のほかに置くということで定めさせていただいております。
  以上でございます。
○増田和代議長 9番、鳥越議員。
○9番 鳥越準司議員 実行委員会だとかその辺の中身についてはお聞きしたとおりだというふうに解釈をいたしまして、こういうことについての質問は終わらせていただきたいと思います。
  その中で、花菖蒲園そのものが、単なる花菖蒲の時期だけだというのがもったいないという意見もございまして、花菖蒲園の中にも、ほかの植物なり果樹なり植えて、1年を通じてまでは言いませんけれども、何かそういったことの、その土地、園の活用を図っていくために、何かお考えがあればお知らせいただきたいと思います。
○増田和代議長 答弁願います。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 お答えさせていただきます。
  今、最初にご答弁をさせていただいた、このサポーターについては、連作障害等々やはり生じてきているという中で、またその土地も休ませなくてはいけないというふうなことが生じてきています。
  やはりそういう中で、今、花菖蒲を育てる会の皆さんが、いろいろまた苦労しながら、株 分けをしたり、またこの連作障害の解消のために、いろいろご努力をいただいております。
  そういう中で、例えばでは土地を休ませたところについて、何か別のものをというふうなことも考えられないわけではないんですけれども、やはり平成13年から花菖蒲ということで取り組んできていただいて、やはり観光の、ときがわ町の観光の1つのスポットということで、ここまで成長してきておりますので、やはりこれから、この花菖蒲というものを、1つの町の財産として、やはりあそこについては花菖蒲で、今後も取り組んでいきたいというふうに思っております。
  以上です。
○増田和代議長 9番、鳥越議員。
○9番 鳥越準司議員 では花菖蒲でもって続けていきたいということでございますと、やはりもっと花菖蒲を育成するためにも努力がやはり今後も続けていかなければいけないというふうに考えております。
  その中で、花菖蒲を育てる会のメンバーの方の中には、その花菖蒲を育てるための道具類、工具、いわゆる用具類、その辺を近隣、できれば中にでも、道具置き場なり設置させていただけないかという意見をチラッと聞いたことがございますけれども、そのあたりについてのお考えはいかがでございましょうか。
○増田和代議長 答弁願います。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 お答えさせていただきます。
  花菖蒲の育てる会の皆さんからの要望もございまして、今年度、ちょうど花菖蒲園の入り口に当たりますところにコンテナを設置をしまして、これはトラックの荷台のコンテナです。これを設置をして、その中に肥料ですとか、また道具類も入れていただくということで、既に今年度設置をさせていただいたところでございます。
  以上でございます。
○増田和代議長 9番、鳥越議員。
○9番 鳥越準司議員 町としても、花菖蒲園については、いろいろなご努力を願いまして、今後もっと盛んに花菖蒲園を、そのときがわ町の観光目玉の1つとして、どんどんやはり盛り立てていっていただきたいということで、そういうことのご答弁をいただきましたので、安心して今後の花菖蒲園の盛り上がりを期待しております。
  これでもって私の質問を終わらせていただきたいと思います。ありがとうございました。
○増田和代議長 ご苦労さまでした。
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   ◎延会について
○増田和代議長 お諮りいたします。本日の会議はこの程度にとどめ、延会したいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○増田和代議長 異議なしと認めます。
  よって、本日はこれをもちまして延会することに決定いたしました。
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   ◎延会の宣告
○増田和代議長 大変ご苦労さまでした。
                                (午後 3時35分)