平成23年第1回ときがわ町議会定例会

議 事 日 程(第5号)

                             平成23年3月9日(水) 
                             午前9時30分開議    
      開議の宣告
日程第 1 議案第28号 ときがわ町物品売買契約の締結について
日程第 2 同意第 1号 ときがわ町教育委員会委員の任命について
日程第 3 常任委員会報告
日程第 4 議員提出議案第1号 環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)への加入反対に関
                する意見書の提出について
日程第 5 議会運営委員会の閉会中の継続調査の申し出について
日程第 6 一般質問
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出席議員(13名)
     1番  岡 野 政 彦 議員     2番  小 島   浩 議員
     3番  小輪瀬 英 一 議員     4番  瓜 田   清 議員
     5番  前 田   栄 議員     6番  野 口 守 隆 議員
     7番  小 宮   正 議員     8番  野 原 和 夫 議員
     9番  鳥 越 準 司 議員    10番  野 原 兼 男 議員
    11番  笹 沼 和 利 議員    12番  増 田 和 代 議員
    13番  岩 田 鑑 郎 議員
欠席議員(なし)
地方自治法第121条により、今定例会に説明のため出席する者及び同委任を受けた者の職氏名
町長
関 口 定 男
副町長
関 口   章
理事兼町民課長
 蛛@太一郎
理事兼
会計管理者
柴 崎 政 利
総務課長
桑 原 和 一
企画財政課長
久 保   均
税務課長
岡 野 吉 男
福祉課長
小 沢 俊 夫
環境課長
岩 田 功 夫
産業観光課長
山 崎 政 明
建設課長
内 室 睦 夫
水道課長
中 藤 和 重
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教育長
戸 口 皓 雄
教育総務課長
柴 崎 秀 雄
生涯学習課長
小 峯 光 好
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議会事務局長
小 島   昇
書記
荻 野   実

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   ◎開議の宣告
○増田和代議長 おはようございます。
  引き続き大変ご苦労さまです。
  ただいまの出席議員は13名でありますので、定足数に達しております。
  これより平成23年第1回ときがわ町議会定例会第5日目を開会いたします。
  直ちに本日の会議を開きます。
                                (午前 9時30分)
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   ◎議事日程の報告
○増田和代議長 本日の議事日程を報告いたします。
  議事日程は配付したとおりであります。
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   ◎議案第28号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○増田和代議長 これより日程第1、議案第28号 ときがわ町物品売買契約の締結についてを議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○小島 昇議会事務局長 議案第28号 ときがわ町物品売買契約の締結について。
  次のとおり物品売買契約を締結することについて議決を求める。
  1 事 業 名 町路線バス車両購入事業。
  2 納入場所 埼玉県比企郡ときがわ町大字瀬戸元下地内。
  3 履行期限 平成23年4月28日。
  4 請負金額 1,407万4,115円。
  5 請負業者 住    所 埼玉県熊谷市佐谷田2228。
         氏名又は名称 東京日野自動車株式会社 熊谷支店。
         代表者職氏名 支店長 並木一郎。
  平成23年3月9日提出、ときがわ町長、関口定男。
○増田和代議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  関口町長。
○関口定男町長 おはようございます。
  それでは、議案第28号 ときがわ町物品売買契約の締結について提案理由を申し上げます。
  ときがわ町物品売買の請負契約を締結したいので、ときがわ町議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、この案を提出するものであります。
  細部につきましては、企画財政課長よりご説明申し上げます。
○増田和代議長 ご苦労さまです。
  続いて、細部説明を求めます。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 それでは、議案第28号 ときがわ町物品売買契約の締結について詳細説明をさせていただきます。
  まず、事業名といたしまして、町路線バス車両購入事業でございます。
  納入場所といたしまして、ときがわ町大字瀬戸元下地内。こちらはイーグルバスときがわ営業所でございます。履行期限が平成23年4月28日でございます。請負金額が1,407万4,115円でございます。請負業者は東京日野自動車株式会社熊谷支店、支店長、並木一郎でございます。
  今回購入いたします車につきましては、日野自動車のリエッセステップリフトバス1台でございます。このバスにつきましては、以前4台購入いたしましたバスと全く同じ型の車両でございます。このバスの特徴といたしましては、まず運賃の収受方法は中乗り、前降りで後で精算する方式でございます。また、車いす対応が可能となっておりまして、バリアフリー化に資する車でございます。また、小型化にすることによりまして、燃費の向上が図れ、排気ガス対策も向上しております。ちなみに燃費はリッター6.5キロほどでございます。
  そして、OBCビジョンの導入を図っております。このOBCビジョンによりまして、行き先や運賃の表示が非常に見やすくなりますし、仮に行き先等を変更する場合にも、ソフトを変更することによりまして簡単にできるようになっております。ちなみにソフトにつきましては既に前回購入しておりますので、今回はございません。
  また、大きな特徴といたしまして嵐山線との一体化がスムーズに運行できるようになります。現在、嵐山線は小型のバス1台と中型のバス1台、主にこの2台で運行しております。せせらぎバスセンターでの停車場所が出発場所を特定するために、行き先によりまして場所がすべて決まっております。この中型バスを停車するということでスペースが非常に限られてしまいますので、車両の配車にも制約が出てくるというようなことがございまして、この 中型バスを小型化することによりまして車両の配車もスムーズに、また時刻のダイヤの改正にも、その車両のやりくりが簡単になりますので、ダイヤ改正にもスムーズに効率的な運行が可能になるというようなものでございます。
  こういったバス路線を中心といたしまして、新しい交通体系を再編を、今実証実験を行っておりますが、こういった事業にこの新型の小型のバスを導入することによりまして、さらに役立っていくというふうに考えているところでございます。
  以上で、細部説明を終わらせていただきます。よろしくお願いいたします。
○増田和代議長 ご苦労さまでした。
  これより日程第1、議案第28号 ときがわ町物品売買契約の締結についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  8番、野原和夫議員。
○8番 野原和夫議員 8番、野原和夫です。
  この売買契約については全協で光交付金を充てるという説明を受けました。この住民生活に光をそそぐ交付金というのは1,433万9,000円の金額が示されておりましたが、現時点でデマンドバス購入326万8,000円、図書館の空調設備等で大幅にこの1,433万9,000円を超えておりますが、この交付金の中身、現状はどういうふうになっているのか、お伺いします。
○増田和代議長 答弁願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 野原議員のご質問にお答えをさせていただきます。
  この住民生活に光をそそぐ交付金につきましては、社会的な弱者対策ということで国から交付される交付金でございます。ちなみに補正予算で、議員ご指摘のとおり1,433万9,000円の予算を計上させていただいておりますが、その後追加交付ということで内示が現在来ております。追加交付の金額が1,461万2,000円でございます。合計いたしますと光交付金の交付予定額が2,895万1,000円になります。こういった増額が見込まれておりますので、交付金の充当率につきましては予算の3つの事業、デマンドバスの購入、町路線バスの車両購入、町立図書館の空調設備工事、この3つの予算の合計が3,384万3,000円となっておりますので、この交付金の充当率につきましては85.5%の交付金充当率になります。
  ということで、国の光交付金を有効に活用させていただきまして、この事業を執行させていただきたいということでよろしくお願いいたします。
  以上でございます。
○増田和代議長 よろしいでしょうか。
○8番 野原和夫議員 はい、わかりました。
○増田和代議長 ほかに質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○増田和代議長 これをもって質疑を終結いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○増田和代議長 これをもって討議を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○増田和代議長 これをもって討論を終結いたします。
  これより議案第28号 ときがわ町物品売買契約の締結についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり締結することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○増田和代議長 起立全員であります。
  よって、議案第28号は原案のとおり可決されました。
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   ◎同意第1号の上程、説明、質疑、採決
○増田和代議長 日程第2、同意第1号 ときがわ町教育委員会委員の任命についてを議題といたします。
  地方自治法第117条の規定を準用し、戸口教育長の除斥を求めます。
          (戸口皓雄教育長退席)
○増田和代議長 議会事務局長に朗読させます。
○小島 昇議会事務局長 同意第1号 ときがわ町教育委員会委員の任命について。
  ときがわ町教育委員会委員に次の者を任命することについて同意を求める。
  住所、埼玉県比企郡嵐山町大字越畑1348番地。
  氏名、舩戸裕行。
  平成23年3月9日提出、ときがわ町長、関口定男。
○増田和代議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  関口町長。
○関口定男町長 同意第1号 ときがわ町教育委員会委員の任命について提案理由を申し上げます。
  教育委員会委員戸口皓雄氏から一身上の都合により、平成23年2月4日付で同年3月31日をもって辞職の申し出がありましたので、後任として舩戸裕行氏を任命することについて同意を得たいので、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定により、この案を提出するものであります。よろしくお願いいたします。
○増田和代議長 ご苦労さまでした。
  これより日程第2、同意第1号 ときがわ町教育委員会委員の任命についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○増田和代議長 これをもって質疑を終結いたします。
  本案は人事案件でありますので、討論を省略し直ちに採決したいと思いますが、これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○増田和代議長 異議なしと認めます。
  同意第1号 ときがわ町教育委員会委員の任命について原案のとおり同意することにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○増田和代議長 異議なしと認めます。
  よって、同意第1号は原案のとおり同意することに決定されました。
  戸口教育長の除斥を解きます。
          (戸口皓雄教育長着席)
○増田和代議長 戸口教育長に申し上げます。
  原案のとおり同意されましたので、ご報告をいたします。
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   ◎常任委員会報告
○増田和代議長 日程第3、常任委員会報告を行います。
  初めに、総務産業建設常任委員会に付託してあります請願第1号 TPP(環太平洋パートナーシップ協定)へ参加しないことを求める請願についての審査の結果報告を求めます。
  総務産業建設常任委員会、前田委員長。
○前田 栄総務産業建設常任委員長 おはようございます。
                                 平成23年3月9日
  ときがわ町議会議長 増 田 和 代 様
                    総務産業建設常任委員会委員長 前 田   栄
  請願審査の報告について
  本委員会に付託された請願の審査結果を、ときがわ町議会会議規則第94条第1項の規定により次のとおり報告します。
  1 付託事件
  平成23年第1回定例会において付託を受けた請願
  請願第1号
  TPP(環太平洋パートナーシップ協定)へ参加しないことを求める請願
  上記請願について、3月7日に委員会を開催し、紹介議員野原和夫議員の説明を受け、慎重に審査した結果、請願第1号は「採択すべきもの」と決定しました。
  続きまして、請願第1号の総務産業建設常任委員会における審査の経過について、簡単にご報告いたします。
  審査は平成23年3月7日に、協議会室において行いました。審査に出席した者は、委員を兼ねる増田議長を含む総務産業建設常任委員全員と山崎産業観光課長です。また、紹介議員であります野原和夫議員にも出席いただきました。
  審査の結果でございますが、3月7日に紹介議員の野原和夫議員から請願の内容説明を受け慎重に審査しました。
  紹介議員による説明の要旨は、TPPへの参加は日本の将来を危うくするものであり、参加しないことについて意見書を政府関係機関に提出してくださいといった内容でした。
  説明を受けた後、委員から出された意見ですけれども、いろいろありまして、自由化は重要でありTPPへの参加も必要。韓国や中国はTPPに参加しない。しかし、FTAのような個別自由化交渉を積極的に行っている。日本もそのような対応が必要ではないか。現時点では関税の一括撤廃は問題がある。全国の農業委員会ではTPPへの参加には反対をしてい る。農業の崩壊はTPPがあろうがなかろうが起きている。自由化に耐えられる農業をつくるべきではといったような内容でありました。
  慎重な審議と採決を行った結果、自由化の必要性と農業問題を付記し、現時点では反対として採択すべきものという結論に達しました。
  以上です。
○増田和代議長 ご苦労さまでした。
  前田委員長につきましてはそのままお待ちください。
  これより質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  8番、野原和夫議員。
○8番 野原和夫議員 8番、野原和夫です。
  今、委員長の報告を受けまして喜んでいる次第でございますが、けさの埼玉新聞がありましたが、菅直人首相は8日のTPP交渉入り後でも状況によっては参加を見送ることもあり得るという考えを表明したことが載っておりました。このことを踏まえて私はこの問題は重要だと思います。これは世論の動きが菅首相の心を動かしたようなことも考えられるので、報告というか発言をさせていただきました。
  以上です。
○増田和代議長 ほかに質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○増田和代議長 これをもって質疑を終結いたします。
  前田委員長につきましては自席にお戻りください。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○増田和代議長 討議を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論は委員長報告に対する討論ではなく、請願を採択することに賛成、反対の討論をお願いいたします。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○増田和代議長 討論を終結いたします。
  これより請願第1号 TPP(環太平洋パートナーシップ協定)へ参加しないことを求める請願についてを採決いたします。
  採決は委員長報告に対する採決ではなく、請願を採択することに賛成か反対の採決を行いますので注意してください。
  請願第1号に対する委員長報告は採択であります。
  請願第1号について採決いたします。
  この請願を採択することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○増田和代議長 起立全員であります。
  よって、請願第1号は採択することに決定いたしました。
  暫時休憩いたします。
                                (午前 9時49分)
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○増田和代議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午前10時04分)
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   ◎日程の追加
○増田和代議長 ここで議員提出議案第1号 環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)への加入反対に関する意見書の提出についてが提出されました。
  議案及び議事日程を配付いたします。
          (議案及び議事日程配付)
○増田和代議長 お諮りいたします。
  議員提出議案第1号 環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)への加入反対に関する意見書の提出についてを日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○増田和代議長 異議なしと認めます。
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   ◎議員提出議案第1号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○増田和代議長 これより日程第4、議員提出議案第1号 環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)への加入反対に関する意見書の提出についてを議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○小島 昇議会事務局長 議員提出議案第1号 環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)への加入反対に関する意見書の提出について。
  上記の議案を別紙のとおり、ときがわ町議会会議規則(平成18年議会規則第1号)第14条の規定により提出いたします。
                               平成23年3月9日提出
  ときがわ町議会議長 増 田 和 代 様
                               提出者 笹 沼 和 利
                               賛成者 小 宮   正
                               賛成者 野 原 兼 男
  以上です。
○増田和代議長 提出者から提案理由の説明を求めます。
  11番、笹沼和利議員。
○11番 笹沼和利議員 11番、笹沼です。
  議員提出議案第1号 環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)への加入反対に関する意見書の提出について。
  上記の議案を別紙のとおり、ときがわ町議会会議規則(平成18年議会規則第1号)第14条の規定により提出いたします。
                               平成23年3月9日提出
  ときがわ町議会議長 増 田 和 代 様
                               提出者 笹 沼 和 利
                               賛成者 小 宮   正
                               賛成者 野 原 兼 男
  環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)への加入反対に関する意見書
  政府は、経済連携に関する閣僚委員会でAPECの経済統合構想「アジア太平洋自由貿易圏(FTAAP)と経済連携協定(EPA)推進のための閣僚会合」を設置することを決めました。
  TPPは全ての貿易品目の関税を撤廃する協定で農業を初めとする第一次産業など国内産 業に重大な打撃を与える恐れがあります。農業分野に於いては、農水省の試算からも米の生産量は90%減、砂糖、小麦はほぼ壊滅し食料自給率が40%から14%に急落すると予想されています。
  経済的損失についても、農業生産額が4兆1,000億円、農業の多面的機能3.7兆円の喪失、実質GDPが7.9兆円減、雇用が340万人失われ、地域経済と国民生活に甚大な影響を与えるとされています。
  日本に今求められていることは、食料をさらに外国に依存する政策は取らず世界の深刻な食料受給と向き合い、国内農業を振興し食料自給率を40%から早急に50%台に引き上げることです。
  しかし、ときがわ町議会としては、自由化は避けて通ることはできないと考えます。
  まずは自由化にも対応できる農業の確立を目指していくことが先決と考えます。
  以上の主旨から、環太平洋戦略的経済連携協定に加入することに現時点では反対するものです。
  以上、地方自治法第99条の規定に基づき意見書を提出いたします。
                                 平成23年3月9日
                                埼玉県ときがわ町議会
  衆議院議長 横 路 孝 弘 様
  参議院議長 西 岡 武 夫 様
  内閣総理大臣 菅   直 人 様
  農林水産大臣 鹿 野 道 彦 様
  経済産業大臣 海江田 万 里 様
  国土交通大臣 大 畠 章 宏 様
○増田和代議長 ご苦労さまです。
  笹沼議員におかれましては、そのままお待ちください。
  これより質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○増田和代議長 これをもって質疑を終結いたします。
  笹沼議員につきましては自席にお戻りください。
  ご苦労さまでした。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○増田和代議長 討議を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○増田和代議長 討論を終結いたします。
  議員提出議案第1号 環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)への加入反対に関する意見書の提出について採決いたします。
  本案は原案のとおり提出することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○増田和代議長 起立全員であります。
  よって、議員提出議案第1号は可決されました。
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   ◎議会運営委員会の閉会中の継続調査の申し出について
○増田和代議長 続いて、日程第5、議会運営委員会の閉会中の継続調査の申し出についてを議題といたします。
  議会運営委員長から、ときがわ町議会会議規則第73条に関する通知が提出されておりますので、閉会中の継続調査についての報告を求めます。
  議会運営委員会、鳥越委員長。
○鳥越準司議会運営委員長 議長の命によりまして、閉会中の継続調査の申し出をいたします。
                                  平成23年3月9日
  ときがわ町議会議長 増 田 和 代 様
                           議会運営委員長 鳥 越 準 司
  本委員会は、次の事項について、閉会中も継続調査を要するものと決定したので、ときがわ町議会会議規則第75条の規定により申し出ます。
                    記
  1.調査事項
  次期議会の会期日程等の議会運営に関する事項及び議長の諮問に関する事項
  2.期限
  次期定例会まで
  以上でございます。
○増田和代議長 ご苦労さまでした。
  お諮りいたします。
  ただいま議会運営委員長から、なお継続調査に付したいとの申し出がございました。継続調査することにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○増田和代議長 異議なしと認めます。
  よって、継続調査することに決定いたしました。
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   ◎一般質問
○増田和代議長 日程第6、一般質問を行います。
  一般質問は、通告順に従い、順次行います。
  なお、1人の持ち時間は1時間となっておりますので、ご注意ください。
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          ◇ 小輪瀬 英 一 議員
○増田和代議長 それでは、発言順位1番、質問事項1、小倉城跡観光化について。質問事項2、企業施設等排水状況について。最初に質問事項1、小倉城跡観光化について、通告者3番、小輪瀬英一議員。
○3番 小輪瀬英一議員 3番、小輪瀬英一です。
  この議場に入るようになりまして、私も1年が過ぎまして、いつまでも新人議員というわけにもいきませんので、一生懸命質問させていただきますので、明確なご回答をよろしくお願いいたします。
  それでは、通告書に基づき2点ほど質問をさせていただきます。
  まず最初に、小倉城跡観光化について。
  昨年の6月定例会にも質問させていただきましたが、小倉城跡の槻川対岸は県のトラスト指定地域により、四季を通じて多くのハイカーが訪れております。今後、国が行う小倉城跡の整備とあわせ、槻川の景観の散策を含めた観光コースの整備を考えていく上で、ときがわ町の目玉観光スポットとするために、相互をつなぐ景観にマッチするつり橋、または飛び石 を槻川に設置したらどうか。町の考えを伺いたい。
  また、ときがわ町だけの事業でなく、隣接嵐山町、県、国への働きかけの考えは。
  以上です。
○増田和代議長 答弁願います。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、小輪瀬議員の小倉城跡の観光化についてということでご質問ですが、その前に私のほうから、一応統一したほうがいいんではないかなと思っておりますが、この小倉城跡、昔はあそこは小倉城址と言ったんですね。あそこの碑にも小倉城址と書いてあるんですね。県の指定になったときに、県のほうは小倉城跡と言ったんですね。今も議長さんも跡と言っているし、今、小輪瀬議員も城址と言ったり跡と言ったり、私の答弁は跡なんですよ。これは統一しておいたほうがいいじゃないかと思いまして、この間、教育委員会ともその辺よく話し合ったんですけれども、松山城、あるいは菅谷城、この3つが一緒に国のほうの指定になりました。最終的に跡ということで統一しようということで決まりましたので、小倉城跡ということでこれからは統一したいと思います。よろしくお願いします。
  小倉城跡観光化についてということで、それでいいんですよね。ということで質問にお答えしたいと思います。
  ご案内のとおり、あの小倉城跡の対岸は緑のトラスト保全地に指定されておりまして、大平山山頂公園を中心にハイキングルートが整備されておりまして、槻川に沿ったルートも整備されているところでもあります。この小倉城跡側は地元の皆さんによります、小倉渕と小倉城跡への遊歩道の整備によりまして、対岸への眺望も非常にすばらしいものとなっております。
  私もよく春に行くんですけれども、非常にすばらしい借景なんですね、嵐山側の、小倉側もいいですけれども、全体的にいい、すばらしいところで、これから町のほうもしっかりあの辺を力を入れていきたいなと思っていますけれども、今、ご提案いただきました相互をつなぐ景観にマッチするつり橋または飛び石につきましては、ハイカー等をときがわ町に呼び込むためには大変魅力的なご提案であると思いますけれども、また大変大きな計画となります。ときがわ町の観光振興計画の基本施策であります観光資源の開発・整備、この中に城跡を生かした観光事業という実施計画、そうした実施計画の中でしっかりと、この件につきましては検討していきたいと考えております。
  それと、先ほど言いましたように、大きな計画になるということでありまして、嵐山町、 また県、国等へ働きかけをいたしまして、先ほど申し上げましたとおり、大きな計画となることが見込まれますので、計画の概要が固まった段階で、必要に応じて嵐山町、県、国等へ働きかけて、しっかりとしたすばらしい整備ができればと思っていますので、ご理解をいただきたいと思います。
○増田和代議長 ご苦労さまです。
  小輪瀬議員。
○3番 小輪瀬英一議員 ありがとうございます。
  昨年の6月の定例議会でも質問をさせていただきましたが、答弁の中に、谷川橋下流の観光化にご尽力する人たちの協力をいただきながら観光化を進めていくという回答をいただきました。その回答に基づきまして、地元でボランティア活動を行っている夢道場の人たちが、いち早く槻川の対岸から小倉城跡を通るハイキングコースの検討を始めておりますので、ぜひとも行政も耳を傾けていただきたいと思います。
  一応参考に、きょうお持ちしたんですけれども、ちょっと小さくて見づらいかもしれませんが、現在、嵐山町のここが通常言う嵐山という地域に駐車場がここに置いてありまして、嵐山の先端まで来て、ハイカーはほとんどまたこの駐車場に戻って終わってしまう状況なんです。
  それで、今町長がおっしゃった大平山というのはこの南側にある山なんですけれども、夢道場の皆さんはここからこう回りまして、今ほど伝えました、ここへつり橋をかけて、つり橋から今回町で予算をつけていただきました駐車場整備ですね、ここへ駐車場を整備をして回って小倉渕に戻って、また駐車場をずっと回る、そこそこの距離の案を夢道場の皆さんたちはもう下見をしたり、場所を買ってみたりして、実際に検討を始めておりますので、ぜひとも町もこの意見を取り入れていただけたらと思いますが、ご検討をお願いしたいと思います。
○増田和代議長 答弁願います。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 お答えさせていただきます。
  この谷川橋下流の遊歩道等の整備につきましては、今、小輪瀬議員さんのほうからもお話が出たとおり、平成19年度から地元の皆様が積極的にこの小倉渓谷の再生事業ということで取り組んでいただいております。今、ご提案いただきました新たなコース等についても、今後計画に当たって地元の皆様と十分ご意見、またご協力をいただきながら調整をしていきた いというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。
  以上でございます。
○増田和代議長 小輪瀬議員。
○3番 小輪瀬英一議員 先ほど質問の中で伝えましたつり橋についてなんですが、よその観光地等を見ても、非常につり橋1つででも観光の要素を含めたものがあると思います。できるものであればつり橋を実現したいということで、私、模型はできませんので、現在のかけようという場所に、こういう形に合成写真でつり橋をつくってみましたので、是非、これ以上のデザインのものを─非常にこの場所は夢道場の皆さんが想定した、河原にこの橋をかけて上から見られるということで、観光要素が非常にあると思いますので、ぜひとも早期に橋だけでも考えていただく。または橋ができる間だけでも大勢の皆さんが来る、ハイカーを導くためにも今回川の再生事業でやっているような、川を飛び越えてくるような飛び石だけでも早急に設けていただいて、小倉城跡の価値観を上げていただければと思うんですが、よろしくお願いいたします。
○増田和代議長 答弁願います。
  関口町長。
○関口定男町長 私も小倉城址と言ってしまいそうなんですけれども、その辺は大丈夫ですから。大目に別にそうでなくて、法律で決まっているわけではないし、一応統一すると言ってもどうしてもついくせが出てしまうので、私も小倉城跡と言ってしまうこともありますので、その辺はお許しをいただきたいと思います。
  名称はともかく、私も特にときがわ町として、観光客の入り込み客100万人を目標にということでやっております。特に今、力を入れるのが三波渓谷の景観の整備、それと小倉城跡地の周辺の整備、この2つはしっかりと力を入れてやっていきたいと思っておりますので、また、そういうご提案をいただいて、しっかりとそれを検討材料として、うちのほうも実施に向けて頑張っていきたいと思っていますので、ご理解をいただきたいと思います。
○増田和代議長 小輪瀬議員。
○3番 小輪瀬英一議員 町長から力強いお言葉をいただいたものですから、これを確信して夢道場の者たちも励みになると思いますので、是非よろしくお願いしたいと思います。
  それと、次年度予算として多額の650万円という、整備のために予算をつけていただきましたけれども、この多額の予算が無駄にならないように、大勢の方に見ていただいての価値観だと思いますので、是非この橋、並びにハイキングのコースの実現をお願いいたしまして、 この質問は以上とさせていただきます。
○増田和代議長 続いて、質問事項2、企業施設等排水状況について、小輪瀬議員。
○3番 小輪瀬英一議員 それでは、次の企業施設排水状況について。
  ときがわ町においては、家庭用高性能合併浄化槽の導入を積極的に進めた結果は出ているようであるが、町内既設企業及び施設からの排水状況は把握できているのか、お聞かせ願います。
○増田和代議長 答弁願います。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、2番目のご質問であります企業施設等排水状況についてということでありますが、河川、沼等の、普通は湖沼というんですか、湖と沼。湖の場合はときがわ町にないので河川と沼等の公共用の水域における水質汚濁の防止に係る水質規制は、ご承知のとおり埼玉県の所管事務とされておりまして、水質汚濁防止法、埼玉県の上乗せ条例である水質汚濁防止法の第3条第3項の規定に基づきまして排水基準を定める条例等によりまして、町内の既設企業及び施設から排出される排出水への規制・指導が現在行われているところであります。
  町内既設企業及び施設からの排水状況の把握につきましては、規制・指導事務とあわせて、東松山環境管理事務所で調査の上、事業所の名称、所在地、有害物質の取り扱い状況、1日当たりの排水量、立入検査の結果等を記載した台帳で管理をしているところであります。
  町の排水状況の把握につきましては、東松山環境管理事務所から提供された立入検査の結果通知、特定事業者等概要リストを活用いたしまして、排水基準を超える汚染状態の高い排出水が流れ込む河川の水質監視のほか、町内に立地する特定事業者の所在と種類、有害物質取り扱いの有無、1日当たりの排水量等の把握を行っております。
  また、工場、事業所からの排水、家庭からの生活雑排水による公共用水域の水質汚濁防止対策といたしまして、町内河川等の水質調査を現在実施しております。特に、企業が集約されております日野原地区に流れる日野原川、木曽園川につきましては、生物化学的酸素要求量BOD等の生活環境項目のほかに、有害物質でありますカドミウム、六価クロム、トリクロロエチレン等、13種類の調査項目を追加して水質の監視を現在行っているところでもありますので、ご理解をいただきたいと思います。
○増田和代議長 小輪瀬議員。
○3番 小輪瀬英一議員 ありがとうございます。
  答弁の中にありましたが、東松山環境管理事務所からの情報として町は把握しているという答弁でございましたが、ときがわ町は大量に排水を流すような食品加工等の企業は少ないかとは思いますが、大型の浄化槽を設置している企業、店舗の中には、当初合併処理を推進する以前の単独処理浄化槽を使っているところも数多くあるようですが、その辺についての把握はできているものでしょうか。
○増田和代議長 答弁願います。
  岩田環境課長。
○岩田功夫環境課長 それではお答えいたします。
  まず既設企業に対する浄化槽でありますが、これに関しましては一定の基準となるわけでありますが、これをすべて管理しているかという状況下にはありません。この管理につきましては、水質汚濁防止法の規制の中では、この浄化槽につきましては排水基準、この中でし尿浄化槽処理対象人員が201人から500人で指定地域内、これにつきましては水質汚濁防止法の規制を受ける地域でありますが、これに対しての排水基準、これになります。これに該当する浄化槽となると少ないのが実情です。
  現在、提供されています資料に基づきますと、浄化槽での規制につきましては、まず関堀第2地区の団地、これの合併処理浄化槽、コミュニティプラント。それから、ときがわ町の第二庁舎、これの浄化槽。それからパチンコロッキー、ここでの浄化槽、これについては把握しております。
  以上です。
○増田和代議長 小輪瀬議員。
○3番 小輪瀬英一議員 ありがとうございます。
  200人槽を超えるものについては把握しているということですけれども、やはり多いのは10人槽を超える家庭用の浄化槽以上の大きさの、例えば50人槽、100人槽程度のものの設置がかなり多いかと思います。これについて古い基準なり、あとは会社の経済状況等もありまして、きちんと管理ができていればいいんですけれども、できていないところもあるように思います。
  それと、今後会社の内容にもよるんでしょうけれども、そういった会社等を一応回っていただいて、できるものであれば町で推薦している高性能の浄化槽を勧めるということは可能でしょうか。
○増田和代議長 答弁願います。
  岩田環境課長。
○岩田功夫環境課長 お答えします。
  この公共用水域の水質汚濁の防止、これに関しましては浄化槽、これは有効であるという形で私どもも認識しているところであり、また町の浄化槽、市町村設置管理に基づく浄化槽、これを推進しているところでもあります。このような観点から、古い単独槽は事業所におきましても従業員の昼食、それから手洗い、こういった排水につきましては設置可能でありますので、このような事業所を私どもも把握に努めまして、この設置に向けた推奨を行っていきたいと、このように考えております。
  これに関しましては県の補助、こういった形も出ております。個人の住宅から出る排水、この対策について、今、町で優先的に取り組んでいるところでありますが、この導入を進めるための手法、こういったものにつきましても重点地域として取り組んでいるところを設定、また定員補助の絡み、平成23年度、これにつきましては新たな補助が創設されております。この補助金、単独浄化槽の転換の補助、それから排水管、これに対する補助、これは県で新たに創設されておりますので、このような補助と町の取り組み、これをあわせもちまして、来年度以降取り組んでまいりたいと、このように考えているところであります。
  以上です。
○増田和代議長 小輪瀬議員。
○3番 小輪瀬英一議員 是非取り組んでいただきたいわけですけれども、実際に企業も設置当時よりも、例えば従業員が多くなっただとか、例えばお店等で業績がよくなりまして排水量も多くなった業者だとか、実際ににおいが出ているだとか、そういう声も各所で聞いているようでありますので、是非その辺のところをもう一度町としても浄化槽の、実際に現地に行って確認をしていただければと思います。
  それと住民からの声なんですが、玉川総合グラウンド近辺の側溝に白濁の排水が流れているという通報がありましたけれども、その辺については把握できているのでしょうか。また、原因の究明と、指導のお願いをしたいと思いますが。
○増田和代議長 答弁願います。
  岩田環境課長。
○岩田功夫環境課長 お答えいたします。
  総合グラウンドの周辺、ここでの企業からの排水という形で、私どももこの確認につきましては、つい最近までちょっと、まことに申しわけありませんが、できていませんでした。 これにつきましてこの規制の関係、県で立入検査を行っているわけですが、この特定施設を設置する工場、事業所、これに関しまして、公共用水域に放流する場合には立入検査、これが埼玉県の環境管理事務所によって行われております。ただ、この工場の立地当時、自社内の敷地、ここで処理します。この特定施設、有害物質を含む汚水、排水、それから生活環境項目に係る被害が生ずるおそれがある汚水、排水、このいずれかを流す施設を持つ事業所につきましては、公共用水域に流す場合についてのみ立入検査が行われております。これが自社内の敷地内で処理するということになってまいります。この水質汚濁防止法の規制の対象外ということになって、この届け出がそのまま現在まで至っているケースと想定されます。
  こういうような事業所につきましては、町内からの情報、こういったものが一番身近なところで暮らす人たちからの情報、これも大変重要な意味を持ちます。これにつきましては私どももその調査をどのような形で公共用水域、道路側溝等に流れ込んでいるのか、これを確認しまして、東松山の環境管理事務所へ、特定事業所としての観点からの規制指導、これをお願いしていきたいと、このように考えています。
○増田和代議長 小輪瀬議員。
○3番 小輪瀬英一議員 是非お願いしたいと思います。
  ただ、白濁ということで、もう目で見ただけで汚染状況なり何なりがわかるものですから、住民も不安の要素だと思いますので、その辺は早急にお願いしたいと思います。やはり他にも排水としてにおいがあるだとか、濁っているだとかという箇所も数カ所あるかと思いますので、是非ともその辺も究明をお願いしたいと思います。
  それと、現在県と町で推薦しているときがわ町の水辺再生事業の中央部に流れ込んでおります一ト市川の排水なんですけれども、大分以前からひどい状況の排水が流れておりますし、水辺の再生事業が完成をすると、やはり水辺ということですから川の中に入ったりする人たちも出ると思われます。特にあの排水が入っているあたりを見るとイメージを半減してしまいますので、その辺についての取り組みをお聞かせ願いたいと思います。
○増田和代議長 答弁願います。
  岩田環境課長。
○岩田功夫環境課長 お答えします。
  この新玉川橋下流右岸に流れ込む一ト市川、この河川の水質につきましては、確かに白濁した状態、コンクリートの壁の部分、河床の部分、これにつきましては白い物質が付着している。藻が生えている、その藻についても白濁物質がついているというふうな状況を把握し ております。この水質の改善につきましては、まずこの一ト市川に流れ込む各一般家庭からの生活雑排水が1つ、それと事業所、店舗、小規模な店舗になりますが、この店舗からの排水が想定されると考えております。この水質汚濁の防止につきましては、町で推進をしています、まず単独浄化槽の各世帯に設置してある単独浄化槽、これを転換の推進。
  それと各事業所につきましては少量の、県の水質汚濁防止法に係る小規模事業所に対しましての指導、県の指導といたしまして小規模事業所排水指導指針、これを持っております。1日平均排水量、これが10トン未満の事業所、こういった事業所への水質改善に対する指導、このようなものもあります。これを事業所に対しましては東松山環境管理事務所と連携をとって進めてまいります。
  また一般家庭、これにつきましては先ほど申し上げましたが、県の補助金の活用、これは単独浄化槽で1基当たり10万円。それから生活排水路につきましては排水管の整備として20万円の補助が出るというような形で、大変有利な補助制度が平成23年度始まります。これのPR、これとあわせて町の浄化槽の事業のPRという形。それと重点地域としての取り組み、役場周辺、それと県道東松山、大野東松山線の側溝に流れ込む各家庭からの生活雑排水、これの浄化に重点地域として取り組んでまいりたいと、このように考えています。
  以上です。
○増田和代議長 小輪瀬議員。
○3番 小輪瀬英一議員 ありがとうございます。
  水辺再生事業も近々完成するわけですけれども、一ト市川は長年の懸案であります、降雨時等では皆さんの想定を外するにおいのある水が流れることもあります。その辺も是非把握していただいて、個人の住宅に幾らお金を補助で投下するよりも、そういった、私、あとときがわ町の浄化槽の、玉川の時代からですけれども、補助云々もそういう事業所に一括で補助して、ただででも直さない限りはこの排水路は直らないのではないのかという提言を村役場にしたこともございますけれども、早急に水辺再生事業に間に合わせて、その辺の水辺の改善ということは可能なのでしょうか。
○増田和代議長 答弁願います。
  岩田環境課長。
○岩田功夫環境課長 お答えいたします。
  大変難しいご質問ですが、あくまでも町で進めている浄化槽設置管理事業、これにつきましては住民の方の理解をいただいた中での設置ということで、町で一方的な形で推し進める ことも大変難しいものがあります。やはり何年かかけた中での水質の改善という方向以外にないのではないかなと、この事業を担当する環境課としては考えているところでありますが、やはり水辺再生事業、この川の広場とその上流の施設、この整備が予定されていますここへ流れ込む水、この清流を取り戻すということがやはり大きな意味合いがあると思います。
  これに似たようなところとしましては、また花菖蒲園、ここのところへ唐沢川、ここに流れ込む一ト市地区の変動側溝から流れ込む排水、これもちょっと汚濁の面も見えています。これにつきましては事業所、個人世帯の協力が得られない限り、この水質の改善は大変難しいものがあります。
  このような状況ではありますが、町としましては1台でも多くの浄化槽の設置ということに向けて水質の改善に取り組んでまいりたいと、このように考えていますので、よろしくお願いいたします。
○増田和代議長 小輪瀬議員。
○3番 小輪瀬英一議員 趣旨はよくわかりました。すぐやれと言ってもできないこともよくわかりますけれども、水辺に来た方たちをがっかりさせないためにも、一日も早く水質を、きれいな水を維持できるように努めていただきまして、この質問も終わらせていただきます。ありがとうございました。
○増田和代議長 ご苦労さまでした。
  暫時休憩いたします。
  再開を11時にお願いいたします。
                                (午前10時44分)
─────────────────────────────────────────────────
○増田和代議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午前11時00分)
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          ◇ 野 原 和 夫 議員
○増田和代議長 一般質問を続けます。
  発言順位2番、質問事項1、道路整備について。質問事項2、地デジ対策対応は。質問事項3、区長要望について(住民要望等含めた)。最初に質問事項1、道路整備について、通告者8番、野原和夫議員、お願いいたします。
○8番 野原和夫議員 日本共産党の野原和夫です。
  一般質問をさせていただきます。
  まず道路問題ですが、日本共産党ときがわ支部で昨年、おととしやって、要望等を踏まえたアンケートの中で要望を提出した問題です。この中ではソーシンの前の南側の山のU字溝の除去、その道路除去等も早速やっていただきまして、感謝する次第でございます。この問題について、ほかの道路問題について質問させていただきます。
  昨年、住民アンケートの結果をもとに施策へ反映、道路問題などを求める要望書に対する回答の中から、道路整備について質問します。
  まず1番目において、番匠の明覚駅から本郷に向かう道路から都幾川沿いの住宅へ向かう道路の拡幅について。これは川北橋へ明覚の駅のほうから渡る手前を左へ行って、あの狭い道の問題です。その奥に住宅地がある問題ですが、このことについては平成23、24年度の施行を予定している川北橋橋梁整備工事の際に、川北橋東側から1級河川都幾川の上流に向かって45メートルの区間について、道路幅員4メートルに拡幅する予定とのことです。地権者との話し合い、買収など含めて進捗状況はということでお願いします。
  それから2問目においては、玉川工業高校入り口、この質問については私と野原兼男議員、鳥越議員、前の長島議員も大分質問している問題でございます。こういう中で、これも特に要望として多くあった問題ですが、平成21年度に用地測量を行い、平成22年度補償調査を行う予定でその後、歩道整備に必要な用地交渉を行い、その結果を踏まえ施工計画を決定するとのことですが、今後の計画についてお伺いします。
  それから、3番目としては大野・東松山線の道路改修についてですが、(1)番目として、西平交差点西側にある一般県道大野・東松山線の道路改良、延長120メートルの区間、これは酒屋さんの手前のカーブのところが狭く危険ということで多くの要望がありました。このことについて、現在は休止となっているとのことで、今後も県と緊密な連携を図り、この事業に取り組むとのことですが、計画性、実現を含めた進捗状況について伺います。
  それから、慈光寺入り口バス停付近の道路の見通しの確保ですが、これは建物を撤去し、側溝整備を行った、その前後にあるカーブ等も踏まえて緩和を図るための措置について、今後検討するとのことですが、県と町で連携を図って取り組むのか、この点について伺います。
  以上です。
○増田和代議長 答弁願います。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、野原和夫議員の道路整備についてということでお答えいたします。
  第1点目の、番匠の明覚駅から本郷に向かう道路から都幾川沿いの住宅へ向かう道路の拡幅の進捗状況についてはということでありますが、これは川北橋取付道路部分の用地買収が完了しておりますので、平成23年、24年度の橋梁工事がありますけれども、この中ですりつけ道路工事として拡幅工事を実施する予定になっております。
  次に、第2点目の玉川工業高校の入り口のところから高校までの間、これは玉川工業高校入り口の信号、スタンドがあるところからですね、あそこから高校までの間の県道の歩道整備についてということでありますけれども、これは延長が長いために、町道玉1−3号線、これは仲井方面から来ている道路とのT字路になっています。あそこから町道玉1−4号線、これは玉川工業高等学校の北側の道路ですね。ですから、鳩山から来ると右に曲がる工業団地に入っていくところから仲井とのT字路。あの間ですね。そのT字路までの区間が優先して行われています。
  この区間につきましては、平成22年度に補償の調査が完了しております。来年度、平成23年度に用地交渉が行われまして、用地交渉の結果を踏まえ整備計画が進められるということであります。その他の区間につきましては、この区間の整備完了後に引き続き補償調査を行い計画が進められる予定となっております。この問題につきましては、やはり地権者の問題がありますので、順次地権者との交渉をやっているということでありますので、ご理解いただきたいと思います。
  第3点目の、大野・東松山線の道路改修につきましては、最初の西平交差点西側にあります一般県道大野・東松山線の道路改良についてはさまざまな課題がありまして、現在休止となっております。現在も問題解決に向けて取り組んでおりますけれども、進展はしていないということであります。今後、問題解決に向けまして、引き続き取り組んでまいりたいと思います。是非地元の議員の皆さんにもご協力をいただきながら、しっかりと道路の整備は行っていきたいと思いますので、ご理解をいただきたいと思います。
  次に、慈光寺入り口バス停の前後にある道路カーブの緩和を図るための措置につきましては、県と協議を行いまして、カーブに対し車両がスムーズに進入できるよう、今年度支線誘導のラインを設置いたしまして、走りやすくなるよう対応したところであります。今後も道路管理者である県と協議をいたしまして、カーブに対する円滑な車両走行の対策を検討していきたいと思っていますので、ご理解をいただきたいと思います。
○増田和代議長 8番、野原議員。
○8番 野原和夫議員 1点目の番匠明覚駅、これは川北橋と並行してやっていただくという ことで、やるからにはこの地権者と、私の質問の中で買収も含めて進捗状況は買収等済んでいるからやることで理解して、是非実現に向けてお願いしたいと思います。
  それから、玉高の入り口の問題は、地権者と住宅地もあって、その中にお墓もある現状があるので難しい状況もあると思いますが、積極的に地権者との交渉を踏まえ、実現に向けて努力していただきたいと思います。
  この2つはいいですが、3点目の交差点西側のカーブのところでございますが、ちょうどこれは1月に行われた賀詞交換会で地元の人たちにそういうお話をいただきまして、是非議会でもう一度言って、実現に向けて働きかけてくれというお言葉をいただきましたので、今回も早速これは入れたんですが、これは、ちょうどそのときも松本県議もおられまして、どういう問題だということも話をしていたところでございました。そういう中で、県との協議、パイプ役もあると思いますが、県とのパイプをしっかり持って、また地権者もあります。それで現在の状況はその事業においては今、すぐれている技術がありますので、川のほうを少し傾斜を広げる、川のほうとか山のほうもありますが、それは工事の中で十分今の技術で生かされると思うので、早い時期に進めていただければありがたいと思います。
  というのは、今、都幾川もサイクリング、自転車等の利用が多くなって、あそこは本当に狭いところなので、何か事故があったら困るという、ちょうど賀詞交換会で多くの人が今、都幾川は自転車のあれを進めているんだぞということを言われまして、そういうことを踏まえて事業を進めていただくようにということでした。是非お願いします。
  それで、今、そのほかの慈光寺バス停のことについては、ラインを設置することで、カーブの前後には住宅もありますので難しいと思いますが、これも円滑な車両走行の対策を検討していくことで、是非検討を前向きにお願いしたいと思います。
  その前の交差点に県道の先ほど酒屋さんのカーブのことについてはこれからの状況というか、計画をわかる範囲でお願いしたいと思います。
○増田和代議長 答弁願います。
  内室建設課長。
○内室睦夫建設課長 それではお答えいたします。
  今後の予定でございますが、先ほど申し上げましたようにさまざまな問題がございまして、その問題解決を図ることが第一と考えて、地権者等と交渉しているところでございます。ただ、先ほど町長が申し上げましたように、現状では進展しておりません。引き続きまして地権者等と交渉をもちまして、理解が得られるように努力してまいりたいと考えております。
  以上でございます。
○増田和代議長 8番、野原議員。
○8番 野原和夫議員 是非、働きかけるには極力現場に足を向けて、やはり努力する必要があると思います。それで、県にも働きかけることも重要でありますから、これは積極的にできるかできないかは課長も、その動きも左右されると思うんですが、是非全力を尽くしていただきたいと思います。この道路問題については終わります。
○増田和代議長 続いて、質問事項2、地デジ対策対応は、通告者8番、野原議員。
○8番 野原和夫議員 地デジ対策対応についてお伺いします。
  平成23年7月にアナログ放送が地デジ放送に変わる準備が進められております。相談窓口等は国、総務省が窓口となっていますが、しかし、相談は町へ多く寄せられていると思います。地デジ難民をふやさない取り組みが今、求められていると思います。難視聴対策、対応について、町の今後の取り組みについて伺います。
○増田和代議長 答弁願います。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、2番目の野原議員の質問であります地デジ対策対応はということでお答えいたします。
  平成23年7月24日のアナログ放送完全停波まで、もう250日を切りました。ときがわ町でもフレッツテレビの導入を初め、全世帯へのチラシの配布、広報紙、ホームページによる対策の呼びかけ、総務省と連携した説明会の開催、本庁舎、第二庁舎への相談窓口の設置など、住民の皆様がスムーズに地上デジタル放送へ移行していただけるよう、できる限りの対策を行ってまいりました。
  多くのご家庭で地上デジタル放送への対応を進めていただいているところでありますが、まだまだ完全と言える状況ではありません。地上デジタル放送への移行に伴い発生する新たな難視聴地域はときがわ町内に18地区、270世帯存在いたしますけれども、共同受信アンテナの設置に至ったのは、大字日影の地内、吉沢地区の30世帯が、この共同アンテナの設置ということでやっております。これ一つであります。
  残りの17地区、240世帯につきましては、対象地区内の世帯数が10世帯未満と少ない地区が多くありまして、また、UHFアンテナによる受信ができる世帯と、またできない世帯が混在する等さまざまな問題から、具体的な解決策が現在は決定していないという状況にもあります。
  この17地区、240世帯につきましては、国のセーフティネットと呼ばれております衛星放送を利用した対策の対象となっておりまして、既に対象となる全地区に対しまして、総務省の機関である地デジ難視対策衛星放送受付センターというのがありまして、この職員によります訪問受付活動が行われております。順次、BSアンテナ及びチューナーの取りつけが進められているところでもあります。
  総務省と町なんですが、最も心配しているのが高齢者の世帯、低所得者世帯における対策のおくれであります。先日、低所得者世帯への対策といたしまして、地上デジタル放送簡易チューナーの無償給付が、生活保護受給世帯等のNHK放送受信料全額免除世帯から、市町村民税の非課税世帯まで拡大をされました。ときがわ町におきましても、本庁舎玄関に申し込みのための必要書類を設置するとともに、広報紙、ホームページを通じて住民の皆様に周知してまいりたいと考えております。
  また、本年6月から8月までの3カ月間、役場本庁舎に、総務省による専門の相談窓口を、総務省と直接とつながる窓口を設置いたしまして、住民の方が自由に使える相談専用電話が設置される予定になっております。必要に応じて、相談された世帯を総務省から委託された相談担当者が直接訪問して、電波状況の測定も含め、対応に当たってまいります。引き続き7月24日のアナログ放送完全停波後に、先ほど野原議員がおっしゃいました地デジ難民が出ないように、総務省、また関係機関としっかりと連携をとって、適切にときがわ町としても対応していきたいと考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。
○増田和代議長 ご苦労さまでした。
  8番、野原議員。
○8番 野原和夫議員 今、最後に力強く連携を深めてやっていくというお答えをいただきました。
  ときがわ町においては、以前も私言いましたが、ほかの自治体に比べて物すごく企画財政課、担当課、窓口を主にやっていただいて、極力こういう難民をふやさないための努力をしていただける議員団会議の中でも高く評価されている一つです。ほかの自治体はなかなか進められていない現状らしいです。この中でも今、町長が言われました17地区240世帯、この問題も大きな問題だと思いますので、訪問受付活動、こういう受付活動を行える準備として、この人たち、17地区240世帯については極力この問題解決に向けて努力していただきたいと思います。
  それと、国の方針が前倒しして実施される問題が簡易チューナーの、先ほど無償給付の対 象、これを住民税非課税世帯にも拡大するということでありますが、現在この住民税非課税世帯、それから現在支援対象となっている生活保護世帯公的扶助受給世帯、世帯全員が市町村民税非課税世帯、こういう世帯、あと障害者のいる世帯、社会福祉施設入所世帯等はありますが、現在、住民税非課税世帯を含めて、このような世帯は何世帯がときがわ町にいるのかどうか、わかる範囲で教えていただきたいと思います。
○増田和代議長 答弁願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 野原議員のご質問にお答えをさせていただきます。
  まず、NHKの放送受信料の全額免除世帯でございますが、主に生活保護世帯でございますけれども、対象世帯は21世帯でございます。そのうち、現在、支援希望が出ている世帯が7世帯という数字になってございます。また、今回対象範囲が拡大されました住民税非課税世帯でございますが、これはまことに申しわけないんですが、ちょっと税務課のほうでも世帯単位の集計が、税のシステム上ちょっと今できないような状況になっておりまして、この実際の数字についてはちょっと把握ができないという状況でございます。
  その点につきましては広報ですとかインターネット、ホームページ等を通じまして周知をする中で、こういう非課税世帯については対象になりますということを十分周知をさせていただく中で、是非申請をしていただければというふうに考えております。
  以上でございます。
○増田和代議長 8番、野原議員。
○8番 野原和夫議員 生活保護世帯の21世帯の中で支援7世帯の申し込みということで、この中で今、住民税課税世帯はわからないということもありますが、こういう生活的な困窮している中にもいろいろな人がいますので、わかる範囲であったら、是非この近隣の区長を通してでもいいですから働きかける、何かの策をつくって、窓口を企財課長のところに、窓口に行ってもいいのではないかなと思うんですが、そういう相談窓口を極力開いていただきたいと思います。
  国がせっかくこのチューナー無償給付をやっていただいて、それから無償給付のプラス電話、そういう相談も来ているんですね、だからそういうものを含めて、是非やっていただきたいと思います。地デジ難民をふやさない努力。それで、この中で一つ、日影地区のあるお年寄りの人から、以前も言いましたが、やはりテレビが、水戸黄門が見られなくて寂しいという声が聞かれていますので、ひとり暮らしの人もたくさんまだ近隣では、あの中で地区に よってはひとり暮らしのお年寄りが暮らしている中がいっぱいいるんですね、そういう人たちにも極力テレビの受信を含めて、これから地デジに対応する政策面を含めて伝えてやっていただきたいと思います。是非比企管内でもこういう対策はピカ一のときがわ町になっていただいて、みんなから喜ばれる町というか、そういうものに推進していただきたいと思います。
  是非これは力を入れて、総務省、国の管轄というのはなかなか住民は相談しにくいのでございますから、窓口は役場でよろしいというように、どんどん宣伝なりして対策を練っていただきたいと思います。これは是非よろしくお願いしたいと思います。この問題はこれで終わりにしたいと思います。
○増田和代議長 続いて、質問事項3、区長要望について(住民要望等含めた)、通告者、8番、野原議員。
○8番 野原和夫議員 区長要望について、住民要望もありますが、それを含めてお願いします。
  町では区長要望において積極的に要望にこたえているとのことです。要望にこたえられないことなどあると思いますが、この中で@として、問題解決に向けて対応はということ。それから、A番目として、要望事項についての回答等の期限。B番目において、区長要望、住民(個人、町民全体)要望、議員要望など、それぞれの対応、取り扱いについて伺います。
○増田和代議長 答弁願います。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、野原和夫議員の3番目の区長要望についてのご質問でありますけれども、まず最初に、今年度、平成22年度4月から平成23年1月、ことしの1月末までの10カ月間なんですけれども、この10カ月間に244件の区長要望がありました。
  そして、町の処理状況といたしましては、完了が171件、対応中のものが52件、要望の見送りが21件。この要望の見送りというのは主に個人的要望が多いんです。これは結構見送りというのが入ってしまいます。これの半分ぐらいはそういう形で見送りとなっていると思います。この完了済み及び対応中の件数を含めた実施率で言いますと91.4%であります。244件が出て91.4%の実施率ということでありますので、これは非常に高い実施率であると自負をしております。町といたしましては、区長要望につきましては、今後も積極的かつ早期完了に努めてまいります。
  さて、ご質問の1点目の、問題解決に向けての対応はということでありますが、区長要望 につきましてはさまざまな要望がありますので、各担当課におきまして、できる限り区長要望にこたえるとの基本方針に基づきまして、問題解決に向けて積極的に対応しているところであります。
  次に、2点目の要望事項について回答等の期限はということでありますが、まず総務課で区長要望の受付を行います。その後、各担当課へ区長要望を送付いたしまして、早ければ当日、遅くとも1週間以内に区長さんへ連絡いたします。早ければ当日ということも、実はこういうことがありました。朝、電灯が切れていたという話があって、夕方にはついていたと。前の日は切れていたけれども、次の日はついていたと、そういうことで非常に区長さんに喜ばれたという事例もあります。また、さらに要望事項を適切に把握し処理するため、現場確認を行いながら、要望事項の実施の有無や処理する時期などについて文書で区長さんのほうに回答をしております。
  次に、第3点目の区長要望、住民要望、議員要望など、それぞれの対応、取り扱いについてでありますけれども、区長要望につきましては、先ほど申しましたように総務課で受付を行いまして、その後、各担当課へ要望書を送付し、対応しているということであります。また、それ以外の住民要望や議員さんの要望などのさまざまな要望につきましては、各担当課で受付をいたしまして、区長要望と同様にできる限り要望にこたえるという基本方針のもと、積極的に対応をしているところでありますので、ご理解をいただきたいと思います。
  以上です。
○増田和代議長 ご苦労さまです。
  8番、野原議員。
○8番 野原和夫議員 区長要望においては総務課で受理ということです。ということは、総務課が各担当へ提出して解決を図るということです。それと、この中で、要望については中身は町長の権限範囲という何かそういう範囲があるのかどうか。よく町長は、区長要望を、実績を評価しておりますが、別にこういう町長の権限という範囲、この問題はやれと命令的なことは発しないで、あくまでも総務課が各担当に発信している状態でよろしいんでしょうか。
○増田和代議長 答弁願います。
  桑原総務課長。
○桑原和一総務課長 お答えいたします。
  内容等につきましては、当然ながら総務課で受付をいたしまして、各担当課へ依頼をして おります。その内容によりまして、課長対応の部分と町長へ報告する部分と、2つの方法で対応しております。基本的には担当課長が判断し、それを町長に報告するという形で処理をしております。
  以上です。
○増田和代議長 関口町長。
○関口定男町長 今、総務課長のほうが言ったように、各担当課で処理をしています。ですから、私のほうとすると、先ほど申しましたように、できる限り要望にこたえるように頑張れと、そういう指示を出しています。
○増田和代議長 8番、野原議員。
○8番 野原和夫議員 要望、極力そういうお言葉をいただきました。この要望について、解決に満たないとか、回答がきていない状況も踏まえて、2点ばかりこの中で建設課と産業観光課長にもお伺いしたい問題があるんです。
  実は、上郷農村センター近くの光明寺近くの道路、県道に面してですが、私のところにも1年前ですが、大型が通ると振動でもう精神的に参っている家族がいまして、振動が激しいということで、その道路を舗装する前に調査するということをしないで、また舗装してしまった問題で、大分悩んでいる問題で、私が早速担当課のほうに行きまして、課長には伝えていることでありましたが、たまたま3月でしたか、上郷の総会に町長が見えられまして、町長にその旨伝えたら、これは区長要望として出してくれということで、区長要望で出したといういきさつがあります。私も課長に言って、町長がみずから区長要望で出してくれということで区長要望から出して、ことしになってその回答が見られたんですけれども、この回答の中身を見ると、県道に関してですが進行性は見られるんですね、道路の整備の問題について、ただ、その中の結論的な、いつごろやるとか、現在、そういうあれがない状況です。
  そして、町長がせっかく要望として出してくれて、区長要望で率先して、できないこともあると思いますが、この住民の不満を解消するためにも結論的なものを出してやって、できなければできないことはあると思う。進行性がある回答書を私も見させてもらいました。進めている事業であるということでやっていますので、今後のこの問題はどういうふうに解消するのかお伺いします。
  それから、あと、今、椚平の工事、道路整備をやっておりますが、シュウカイドウのところの急カーブがあります、上っていくところに。そこのカーブが拡幅されていなくて狭いので、その中の岩盤、反対側の山のがけが崩れるということで、これも区長要望が出ていると 思うんですが、この問題については、私、地権者と30分以上、40分か、お話しさせていただきまして、私はにくまれ的な発言をしたわけではないんですが、にくまれ的な発言を受けてしまいましたが、でも住民の皆さんの願いを実現するために協力をしてくださいということを言いまして、話し合いが苦手という意識が大いにあるように感じられます。この人たちとの話し合いを極力、区長、また皆さんの住民との対話を深めて、実現に向けてやる必要があるんではないかなと思います。
  地権者の問題もいろいろありますから、聞く耳を持って、相手のことも聞いて、それからこちらも皆さんの声を伝えてやるということ、これも大事だと思うんですが、回答は来ていないような状況でありますので、この区長要望、また私も要望した中で、こういう意見の中で、町長の先ほどの区長要望を率先してやるということを前向きな運動というか、そういうことについては各担当課長がある程度は、やはりそこに目を向けて動くことも大事ではないかなと思うんです。そのままにしているということはまずいと思うんです。
  それと、私は以前、桑原課長が建設課長にいたとき、課長は必ずそういう事業をしたことを町長に報告していたそうです。そういうことを踏まえて、町長はこういう事業をだれがしているかもう全部把握しているんですね。だから、やはり担当課長がしっかりとした礎の中で、そういう中で取り組んでいただくことは必要ではないかなと思うんですが、このことについても各課長にお伺いしたいんですが。
○増田和代議長 関口町長。
○関口定男町長 ちょっと細かいことは各担当課からまた話しますけれども、区長要望について、よく私も確かにあちらこちら会議に出たり何かすると、私に言ってくるんですよ。ここはどうだ、ここはああだって。それを私が全部受けて私がやるというのではなくて、誤解があってはいけないんですけれども、私は必ずでは区長さんに言って、区長要望で出してくださいと。結構冷たいかもしれないんですけれども、私は話は聞きますよ、聞きますけれども、でもそれはちゃんと区長さんを通して言ってくださいと。そうでないと、私が全部聞いていたら、それこそ出るたびにいろいろなことを言われてしまいますので、それは全部前に出る話ではないと思うんです。
  だから、私の言っているのは、誤解のないようにというのは、何しろそういう問題等があったらば、担当課が区長さんにちゃんと話してくださいと、そういう言い方をしています。ですから、さっきの上郷の問題も多分その総会に行ったときに私は言われたから、では、そういう問題は一応聞いたけれども、直接担当課に言ってくださいという話はあったと思いま す。
  その対応が遅くなったというのは、私は多分、県道絡みなので、その辺が多少遅くなったというのは、その辺はご理解をいただきたいと思います。
○増田和代議長 答弁願います。
  内室建設課長。
○内室睦夫建設課長 それではお答えいたします。
  ただいまの県道都ときがわ・坂戸線の平松地区のところの関係なんですけれども、要望がございまして、その内容については県土整備事務所のほうへすぐ要望いたしまして、その区長要望の取り扱いにつきましても町長のほうには報告してございます。県土整備のほうで検討いただいて、今その期間中なんでございますが、近々結論が出まして、工事のほうも実施する方向で今、進んでおります。
  以上でございます。
○増田和代議長 山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 それでは、2点目の椚平の町道と1925号線の改良工事の関係でございますが、こちらについては山村振興事業ということで産業観光課が担当いたしまして、現在、工事を進めているところでございますが、ご指摘のこの改良区間の中で、ちょうど今、野原議員さんがご指摘いただいた、下から上って橋がありますけれども、その先の一部の改良区間が、用地買収が基本的にまだできていなくて、今回の計画で本来であれば改良工事を行うというふうなことで事業は進めております。しかしながら、今、地権者の方との交渉等も以前から進めてきておりますが、今現在はまだご理解をいただいていないというふうな状況であります。
  以前、旧都幾川村のときに、あそこの橋の改修は行っておりますが、その当時からも地権者の方とは交渉は行ってきております。いろいろな内容等々があるようなんですけれども、今後この1925号線も基本的に改良計画については、3年間という計画は国の補助事業はここで終了するわけですけれども、ここの用地の理解というものをこれからも地権者の方、また地元の方等も含めてお願い申し上げて、実現できるように努力していきたいというふうに考えております。
  以上でございます。
○増田和代議長 8番、野原議員。
○8番 野原和夫議員 今、私も町長の言葉で誤解されると困るんですが、そういう総会でも あると、町長に相談が行くということは町長が身近な相談相手というか、それだけ近くなっていることなんですよね。だから本当に評価できる。それが、町長が冷たい考えで、思いやりがない町長だと行かないんですよ。だから、町長がそれだけ住民の立場になって考えてくれることですから町長に相談に行くんですから、それだけはわかってやってください。是非、そういう町長はほかの自治体にいませんから、町長は思いやりがある心を持っているから、そういう相談が行くんだと理解してください。
  それから、先ほどの椚平の件ですが、この地域は向尾根、日向根地域等の意見の相違というか、そういうのが私も聞いておりますが、やはりこれはもう今の、今度は神社のところの集会所へ、向尾根、日向根一緒に使うわけで、そういう事業も含めて仲良くできる一つのいいきっかけであると思うんですよね。いまだにそういうこだわりというか、何かが話の中で聞かれますので、私は住民の人たちはそういう考えは1人もいませんとはっきり言いました。みんな地元の人たちのあれを大切にして、心を一つにしているんですよという、そういう話を聞いてやってくださいと、この間、奥さんにも話をしたわけです。そういう中で、やはりきちんと話し合って解決策を見出すということはできると思うんですが、是非考えてやってください。よろしくお願いします。
  それから、さっきのこの要望に対しては、早ければ当日、遅くとも1週間以内に区長さんに連絡するということでありますが、先ほどの根上の問題は回答を得るということだから、口頭ではなくても何かこの人が、自分が不安がっている何かの要望について答える範囲だったら早目に答えを出してやるなり相談に乗ってやるということを是非お願いします。
  それから、最後に住民要望、議員要望、区長要望等を踏まえて、できる限り要望にこたえる、町の基本方針で積極的に対応して、全部そういうふうに積極的に対応できるということで伺っておりますので、要望については先ほど言いました1週間以内に区長さんに届けるということも聞いております。今後できることはできる、できないことはありますが、個人要望も含めた中で要望も積極的にお願いしたいと思います。質問を終わります。
○増田和代議長 ご苦労さまでした。
  暫時休憩いたします。
  再開を1時、よろしくお願いいたします。
                                (午前11時41分)
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○増田和代議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午後 1時00分)
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          ◇ 鳥 越 準 司 議員
○増田和代議長 一般質問を続けます。
  発言順位3番、質問事項1、ときがわ町に町民憲章の制定を、通告者9番、鳥越議員。
○9番 鳥越準司議員 9番、鳥越でございます。議長のお許しをいただきましたので、3番目、ときがわ町に町民憲章の制定をという題につきまして、一般質問をさせていただきます。
  午後ですのでゆっくりとした口調でもって皆様の気持ちを阻害しないような形でもって質問させていただきます。
  ときがわ町は5年前の2村の合併からここまで来まして、町民が希望する明るい住みよい町を目指すことが議会においても肝要だと思いますし、行政もそのつもりで進んでいるというふうに私は考えております。
  以前、玉川村には村民憲章がございました。引っ張り出しますと、5つの項目から、簡単でございますのでここで読み上げますけれども、1、自然を大切にし、環境を整え、美しい村をつくります。1つ、歴史を重んじ、文化を育て、心豊かな村をつくります。1つ、勤労を尊び、生産を高め、活力ある村をつくります。1つ、スポーツを愛し、心身を鍛え、明るい村をつくります。1つ、ふれあいを深め、人権を尊重し、住みよい村をつくりますということを挙げられておりまして、当時の村民の目指すところを書いております。
  近隣の自治体のを見まして、ときがわ町のある比企郡内、東松山市を含めてすべての市及び東秩父村を含めれば、市町村がすべて憲章を持っております。同じくときがわ町に接する隣の横瀬町にもございますし、近隣の越生町、それと毛呂山にもございますし、ほとんどの町村が村民憲章を定めておりますけれども、ときがわ町には、5年たちましたけれども、まだ町民憲章が定められてはおりませんので、ここでもって町民憲章はいかがでございましょうかという質問をさせていただくわけでございますけれども、憲章は広辞苑によりますと非常にかたいことが書いてありまして、重要なおきて、原則的なおきてということが書いてございます。
  憲章となりますと非常に壮大なものでは国連憲章がございます。これはもうまさしく成り立ち、憲法のようなもので、前文等19編のもので膨大なものでありますけれども、近隣の市町村の憲章を、先ほど玉川村の憲章を読みましたけれども、このような形、いわゆる行政、または町民、村民が目指すものの一つの標語的なものというふうにでき上がりがどこの市町 村もそういう形でつくっております。
  この町民憲章につきましては、去る平成21年9月、第3回の定例会におきまして、野原兼男議員からも一般質問として質問がされておりまして、そのときに、次の総合振興計画の見直しの中で、あわせて町民憲章を制定し、町民に広くPRをしてまいりたいというご返答を町長からもいただいております。そのときには、野原議員の質問は全部で3問ございまして、その一つとして取り上げたもので、深くはその後求めてはおりませんので、もう少し、ちょっと突っ込むと言ったらおかしいんですが、詳しい質問を含めてここでさせていただきたいと思います。是非それにつきまして町としてのご返答をいただきたいと思います。
○増田和代議長 答弁願います。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、鳥越議員の、ときがわ町に町民憲章の制定をということで、ご質問にお答えいたします。
  鳥越議員のご指摘のとおり、近隣ではすべての市町村で憲章が定められております。その市町村の向かうべき姿が端的に、だれもがわかりやすく表現されております。ときがわ町といたしましても同様に制定したいと考えております。それを前提に、平成21年9月の定例会で野原兼男議員のご質問に対する答弁でも申し上げましたけれども、町民憲章はまちづくりを進めていく上での指針はもとより、町の一体性を確保する上で非常に重要なものと考えております。そうしたことから、同様にまちづくりの方向を示した総合振興計画後期基本計画の策定と時期を一にして、町の向かうべき姿を町民がどう考えているか、アンケートにより把握いたしまして、町全体で意思を統一して取り組めるような町民憲章を制定したいと考えております。
  具体的には来年度の早い段階でアンケートを実施いたしまして、それを受けて審議会で検討をし、総合振興計画の中に盛り込むとともに、平成23年度中には全世帯にこれをつくって配布をいたしまして、周知してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
○増田和代議長 ご苦労さまです。
  9番、鳥越議員。
○9番 鳥越準司議員 町長のご答弁をいただきまして大変ありがとうございます。
  総合振興計画の後期の基本計画の中で策定をしていくということでご返答いただいておりますので、来年度中には何とかなるかなというふうに考えております。どこも、いわゆる市 民憲章、町民憲章というのは比較的、言っては悪いんですが形骸化されたものでございますので、比較的町民に対しても取り組みやすい文面だとか、その辺ももう一歩進んで考えていただければというふうには考えております。
  先ほど言いました東松山、嵐山、東秩父、鳩山、小川、玉川村、吉見町、滑川町、川島町につきましても、全部は全部5つの項目で町民憲章ができております。比較的その中は自然と環境だとか、文化と歴史、勤労に精励しましょうとか、産業の発展でまちづくりをしますとか、健康と福祉、思いやりと調和、人権の尊重、規律の遵守、こういったものが並べられておりますけれども、これを求めるのが町の姿勢及び議会の姿勢にもなるんですけれども、もう少しわかりやすいような表現があってもいいんではないかというふうに、これは私の考えでございますけれども、あります。
  今、町長のご答弁をいただきまして、この中から幾つかまた質問をさせていただきますけれども、最後のほうに審議会で検討しということと、その前にアンケートを実施しということなんですが、まず最初の審議会、これはいわゆるこの審議会は町民憲章の策定の審議会をつくるのか、または別の中の審議会の中で検討するのか、その辺ちょっとお伺いしたいと思います。
○増田和代議長 答弁願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 鳥越議員のご質問にお答えをさせていただきます。
  総合振興計画の審議会を後期の計画を立てるためにつくりたいと考えております。前回もそのような審議会をつくって、総合振興計画を定めておりますので、その見直しのための審議会を立ち上げまして、その中で見直しの計画と同時に町民憲章も同じ審議会で審議をしていただきたいというふうに考えております。
  以上でございます。
○増田和代議長 9番、鳥越議員。
○9番 鳥越準司議員 総合振興計画の見直しの審議会ということのご答弁をいただいたんですが、これは、では町民憲章も含めてもう全部この審議会の中でやってしまうのか、この審議会の中でも別部会をつくって、審議会に対する町民憲章の策定にするのか、この辺の突っ込んだ考えになりますけれども、お答えいただきたいと思います。
○増田和代議長 答弁願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 今のところ、同一の審議会で審議をしたいというふうに考えております。
○増田和代議長 9番、鳥越議員。
○9番 鳥越準司議員 どこの市町村も市民憲章というのは例規集の中の一番トップの部分で述べられておりまして、比較的、さっきちょっと私、広辞苑の文章を述べましたけれども、非常に重要なものであると、原則的なおきてということがございまして、果たしてその振興計画の審議会全体の中でもって制定すべきものかどうかというふうにはちょっと疑問を感じますし、やはり町民憲章制定には少し委員会をつくるなり、その辺でもっていずれここでアンケートを実施しということがあるんですが、アンケートを配るにしても何にしても、単にアンケートを配って町民が、例えば町民憲章制定をしますので何か考えてくださいよというふうに出して集まるものかどうか、それとも幾つかの例を示して、その案の中からこういうものを基本的には選んで、そこから少し色をつけていくというふうに、本来はそうしないとなかなか集まりにくいものではないかということで、審議会でも制定委員会のようなものをおつくりになってはいかがでしょうかというふうに提案いたしますけれども、それについてはいかがでしょうか。
○増田和代議長 答弁願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 今のところの考えでございますけれども、総合振興計画の見直しの審議会の中で審議をしていただければというふうに思っております。別な組織をつくってというところまでは考えておりません。
  また、選ぶ方法にするか、書いてもらう方法にするかという点なんですけれども、できれば書いてもらう方法で考えていただきたいというふうに考えておりますけれども、これもアンケートをつくる段階で審議会のほうに諮りまして、その中の委員の皆さんの意見を聞きながら、その場で決定していきたいというふうに考えております。
 以上でございます。
○増田和代議長 9番、鳥越議員。
○9番 鳥越準司議員 では、アンケートをおとりになるということで、そのアンケートの手段としては、アンケートの数量とか団塊世代とか、その辺はいかがなようにお考えでございましょうか。
○増田和代議長 答弁願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 お答えをさせていただきます。
  一応規模といたしましては1,000人規模のアンケートを考えております。1,000人で大体年代ごとに分けましてアンケートをとっていきたいというふうに考えております。
○増田和代議長 9番、鳥越議員。
○9番 鳥越準司議員 1,000人程度ということと、世代ごとの措置を決めてということなんですが、多分その方の、これはもう個別にランダムに抽出してそのアンケートを送るという考えでいいわけでしょうか。
○増田和代議長 答弁願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 議員ご指摘のとおり、電算の住民情報のほうから年齢、性別等をランダムに抽出いたしまして、年代ごとにそういった方に送るということで、個人あてに送っていきたいというふうに考えております。
  以上でございます。
○増田和代議長 9番、鳥越議員。
○9番 鳥越準司議員 では、現時点での町民憲章に対する町の考えがこれで大体伺えたということなんですが、先回の、当時も久保企画財政課長でございましたけれども、その中の平成21年9月のご答弁の中には、町民憲章はまちづくりを進めていく指針であると。また、町の一体性を確保する上での重要な一般的に標語的な位置づけということでございますけれども、単なる標語で終わらないようにということをお願いをしておきます。
  そのときにちょっと、これは字句のあれでしょうけれども、そこであわせて見直しというご返答があったんですが、まだ町民憲章はできておりませんので、見直しではないんだということで、それは結構でございます。
  1つ憲章ができてしまえば、ときがわ町が多分続く限り変更がないものということで、町民の指針となるようなものでございますので、十分ご検討を重ねていただいて、町民が十分満足と同時に、それを目指すものの指針となるような形でもって決めていただきたいと思いまして、私の一般質問を終わらせていただきたいと思います。ありがとうございました。
○増田和代議長 ご苦労さまです。
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          ◇ 笹 沼 和 利 議員
○増田和代議長 発言順位4番、質問事項1、空き家バンク対策を。質問事項2、町の各部門の発信力を高めてもらいたい。最初に質問事項1、空き家バンク対策を。通告者11番、笹沼和利議員。
○11番 笹沼和利議員 11番、笹沼です。
  2点質問させていただきます。
  まず、第1点、空き家バンク対策をということで、これは昨年3月、この定例議会で質問させていただきました。空き家バンクということで、特にときがわ町にとってみれば若者の定住化ということで、これは大きな課題であるということで、町長のほうからも施政方針の中でもそのように述べられていたかと思います。具体的な形で、やはりこれからは考えていかなければいけないということがありましたので、前回はどちらかというと優遇税制のところから質問させていただいたんですけれども、今回は空き家バンク対策という形で質問させていただきたいと思い、このような質問をしました。
  現在、空き家というのがどの程度あるのかなということであちこちで調べてきたんですけれども、大体今1,000万戸ぐらい日本全体であると言われています。15%を超えているということで、私のここの中には300軒というふうに書いたんですが、この計算でいくと600軒以上の空き家が町内にもあるのかなというところで、すべての空き家が使えるというわけではありませんが、そのぐらいの数が現実には今、日本のあちこちであるということです。
  実際に今、空き家バンクを始めている自治体もかなりふえてきまして、130ぐらいの自治体がたしか始めてきているんではないかなというふうに思うんですけれども、そのような形で、やはりこれは大きな課題になってきましたので、ふえてきたのかなというふうに思っております。
  空き家バンクについてはときがわ町も来年度、予算を組んで、金額的にはとてもまだ少ないということで、まだ準備段階ということだとは思っているんですけれども、初めて予算が組まれて始まるということで、これについての対策の取り組みがこれから始まるのかなというふうに思っております。その辺についてきょうはこれからのこともありますけれども、質問させていただいて、どのような取り組みをこれからしていくのか、そのことをお聞かせいただければということで、このような質問をさせていただきました。よろしくお願いいたします。
○増田和代議長 答弁願います。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、笹沼議員の空き家対策ということでご質問にお答えいたします。
  平成20年に実施いたしました住宅土地統計調査によりますと、埼玉県内では住宅総数の10.7%が空き家状態でありまして、これは前回5年前から1ポイント増加した数値となっております。全国においても空き家は増加傾向にありまして、住宅総数の今、約15%と言いましたが13%から15%ぐらいの空き家があるとされております。
  ご承知のとおり、ときがわ町では人口の減少傾向が続いておりまして、これと連動して空き家も増加傾向にあると考えられます。統計の数字を当てはめてみますと、ときがわ町にある専用住宅、これが4,443戸あります。このうち、おおむね470戸の空き家があるのではないかと推計をされるところであります。
  そこで、町では平成23年度予算におきまして、空き家バンク制度の調査経費を計上いたしました。そして、4月より調査検討を本格的に進めてまいりたいと考えております。
  また、町の大きな課題といたしまして、少子高齢化問題があります。また、空き家バンクの制度設計、これも一つ間違えますと高齢者のみが入居するということで、かえって高齢化を加速させる結果になりかねないということもあります。このような事態にならないように、空き家バンクを若者定住化対策事業と位置づけまして、これからのときがわ町を支える若い勤労世代や子育て世代などに的を絞りまして、Uターン、Iターン希望者を支援する施策としてとらえまして実施していきたいと考えております。
  さて、ときがわ町を若い世代の永住地とするためには、町内に働く場所があり、魅力的な町であることが必要であります。豊富な森林資源を活用した林業・木材関連産業などの育成、それと遊休農地の担い手の育成、これらの産業従事者の受け皿として空き家を紹介できればと考えております。この遊休農地の担い手につきましては、今、若い人たちが何人か希望があるということで入ってきておりますので、早い時期にそういう人たちの空き家が紹介できればと考えております。産業育成の仕組みの一つとしてこの空き家バンクが機能することによりまして、少子高齢化抑制効果だけではなくて、町の経済面での活性化にも寄与する効果が大きくなると期待しているところでもあります。
  全国各地で空き家バンクが実施されておりまして、財団法人地域活性化センターの調査でありますと、空き家提供者の確保が課題であるとの結果が出ております。ときがわ町でもこの辺の空き家の提供者の確保と、これは非常に課題ということで今やっているんですが、この問題を解消するには、何より空き家を所有する方たちのご理解、これとまたご協力が不可欠であります。また、相当の工夫と投資が必要となると思われます。これらのことを踏まえ まして、町にふさわしい空き家バンクの実施方法を模索してまいりたいと考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。
  先ほど言いましたように、平成23年度の予算におきまして、空き家バンク制度の調査経費を計上しておりますので、一歩一歩こうした取り組みを積極的に進めていきたいと思っていますので、よろしくお願いします。
○増田和代議長 ご苦労さまです。
  11番、笹沼議員。
○11番 笹沼和利議員 前向きな答弁でとてもありがとうございます。
  これからということもありますので、これからどういう形でやっていくのかというところが大きな課題になるかなというふうに思っております。私も現在までどういう形であちこちでこのような取り組みが、先ほど120自治体を超えるような自治体で取り組みがもうなされているということで、ただ、正直言うと余り成功していないというのが、これはデータからも余り成功してはいないのかなということがあって、簡単ではない。今、町長の答弁の中にもあったとおり、なかなか貸してくれないとか、こういう実態があるとか、そういうこともいろいろ聞いております。
  それから、借りたい人が高齢者が多いということがあって、それを今回、町長の話の中では若者定住化という形で絞るということで、これはとても私はいいことだというふうに思っております。でないと、ただ空き家を解消するだけでということで私も質問したつもりはありませんので、そういう形でやっていただけるのはとてもありがたいかなというふうに思っています。
  その辺で、もう勉強も始めているかなというふうに思っているんですけれども、そのあたりでときがわ町としてどの辺をメーンに据えてやっていかれるのか、ここのところまでまだとても行かないよと言われると、ちょっとどうしようもないかなと思っているんですけれども、ある程度のメーンとかそういうところ、あるいは他の町村での失敗事例も含めて、どういう形でやっていけるのか、そのあたりも一つお聞かせいただければ、わかる範囲で結構ですので、ありがたいなというふうに思っています。それが1つ。
  それから、2つ目は、これはあちこちの自治体で、この空き家対策をやるときに宅建協会とか不動産関係のデベロッパーとか、それぞれ不動産屋さんとかといろいろ組んでやっていくということもやっているところも多いかなというふうに思っています。ただ、実際に不動産屋さんがやるとなっても、空き家に関しては利幅が少ないということで、余り積極的では ないという話をちょっと聞いておりますので、町としてある程度これを進めていかなければいけないのかなという思いはあるんですけれども、その辺について、すぐに今、宅建協会でやるということではないのかもしれないんですけれども、どんなようなことを考えていられるか、わかればで結構ですのでお教えいただければありがたいかなというふうに思っております。
  それから、今、借り手の問題のところで、先ほど高齢者ではなくて若い人ということで、実際にはいろいろな問題がここでは起きてくる。具体的な問題になればいろいろな問題が起きてくるのかなというふうに思っておりまして、いろいろなトラブルが現実にはあるという話も聞いておりますし、そういうこともありますので、町としてまだ研究段階だとは思うんですけれども、多額の予算が、先ほど町長の話の中にも多額の投資が必要になるかもしれないということで、このあたりがどのような投資が考えられるのか。
  ただ、私のほうとしては、例えば若者定住化住宅をときがわ町としてはつくってやっております。今回もその改造工事で何百万円か金をかけるということになっていまして、ああいう1棟1,000万円ぐらいで3,000万円ぐらい都幾川村の時代につくったわけですけれども、それよりも実際には空き家を活用できれば、はるかに安くできるかなという思いがあって、そのあたりはどういう形での投資ということが考えられるか。その辺が3番目としてお教えいただければありがたいかなというふうに思います。差し当たってその3つをよろしくお願いします。
○増田和代議長 答弁願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 それでは、笹沼議員のご質問にお答えをさせていただきます。
  まず、この空き家バンクの位置づけでございますけれども、町長の答弁にもありましたとおり、若者定住化策の1つの施策という形で考えていきたいというふうに、大前提として考えております。また、この施策を実施する中には、やはり住む場所と、そして働く場所、この2つが重要になるということで、林業ですとかそういった活性化、働く場所を設けて、そういう人たちに住む場所を提供してと、そういったような2つの方向からこの地域の活性化なり、若者の定住化策、そういう形でまず取り組んでいきたいというふうに考えているところでございます。
  そして、どういった空き家バンクをどういう形でというご質問でございますけれども、今、私、いろいろなホームページ等でも調べておりますけれども、実際に山梨市というところで やっている制度がございます。この山梨市では近隣の市町村でも幾つかやっているところもありまして、同じホームページに幾つもの市町村が載っているというような状況でございまして、物件の紹介ですとか、もう非常に細かく載っております。そういった形で、そのようなホームページに載せるような形で考えていきたいというふうに考えております。
  また、宅建協会との関連でございますけれども、ほかの市町村でやっている例を見ましても、やはり情報を提供して、まず貸す人と借りる人で相対で交渉してもらう場合がまず一つございます。直接貸すのはちょっとという方について、間にだれかが入るということでございまして、その間に入って紹介をする場合、宅建協会のほうと協定を結んでおきまして、宅建協会の方に間に入っていただいて貸すような形がとられておりまして、町としてもそういった方法がいいんではないかというふうに考えております。
  また、3番目として投資がどのくらい必要、どんな投資が必要なのかというご質問でございますけれども、まず、今まで空き家も探してはいたんですけれども、どうしてもお仏壇の関係ですとか、お墓が近くにあるとか、お盆にはお彼岸とか帰ってくるのでちょっと貸せないとか、そういうやはり直接貸してしまいますと、なかなかいろいろ返してもらえないとか問題があるということでございまして、町で直接空き家を借り上げて、その空き家を若干改修をさせていただいて、数百万円程度かけて改修をして、町から希望者に貸しつけるというような方法が考えられるんではないかというふうに考えておりまして、その改修費が若干投資が必要ではないかというふうに考えているところでございます。
  以上でございます。
○増田和代議長 11番、笹沼議員。
○11番 笹沼和利議員 ありがとうございます。
  ほかの市町村のあれよりももう少しかなり踏み込んだ形で考えているのかなと。多分その辺が一番ちょっと大きな問題、貸してもらえないというところが非常に大きな問題ですので、そのような形で町が間に入ってやっていくというのはかなり効果がある、これは建てるより安いですし、改修ですからかなり金額的にも安くなるしということで、一番大きな問題は多分それをどうやって借りるかというところが一番大きいかなというふうに思っていまして、どうしたらいいんだろうかということで、私もちょっと頭を悩ましながら、実際にその情報をどうやってもらうのか。
  前回の3月に質問したのは、これは空き家優遇税制を使ったらという思いもちょっとあったんですね。どうやったら貸してもらえるかということで、むちとあめというところがあっ て、実際には使っていなければ、当然それは住宅の課税ではなくて固定資産税の分ですけれども、そういうのができる。だから、逆にずっと空き家になっていれば、それは普通の固定資産税の課税でやる。逆に貸してもらえればそれなりのメリットがあるみたいなところも、ちょっとこれも考えてもよろしいんではないかなというふうに思っていまして、いかにして空き家って、やはり非常に大きな資産価値があるものですから、それをうまく使うということがとても大事なので、そういうこともちょっと考えてもらってもよいのではないかなというふうに思っております。これも何かあったらこれについてひとつお答えいただければありがたいと思います。
  それから、次に情報の提供、空き家をどうやって見つけていくのか。その辺の情報の提供の部分で、例えば地元の、これはなかなか空き家を調べるというのは、役場としてもなかなかこれは難しいかな。例えば消防団とかから聞く、それから地域の区長さんともいろいろな話を聞くとか、そういうこともちょっと必要になってきて、かなり大きな作業になってしまうかなということがあって、本当を言うと職員を1人配置、つけていただいて、それに当たっていただくぐらいのことがあってもいいのかなという思いがあるんですけれども、そのぐらいちょっとやり始めると大きなことになるかなという思いがあるんですけれども、そのあたりについて、お聞かせいただければありがたいなというふうに思いますけれども、よろしくお願いします。
○増田和代議長 答弁願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 それではお答えをさせていただきます。
  まず、空き家の優遇税制の優遇をなくしたほうがいいんではないかという関係でございますけれども、前回の一般質問の中でもその点がございまして、検討はしているところなんですけれども、ほかの自治体等でこういう形で優遇税制を外しているというような例もないということでございますので、これについては今後も引き続き検討させていただきたいというふうに考えております。
  また、2番目の募集の方法でございますけれども、今考えているところにつきましては、まず区長さんにお願いをいたしまして、ご近所でもしそういう空き家がありましたらということで、区長さんに情報を上げていただいて、職員が出向いて実態調査をするというような形をひとつ考えております。また、ホームページ等でも空き家の募集をかけまして、広報紙もそうですけれども、そういった媒体を通じて募集して、現地調査をしてそういった物件が 確保できればというふうに考えているところでございます。
  以上でございます。
○増田和代議長 11番、笹沼議員。
○11番 笹沼和利議員 ありがとうございます。
  その辺は具体的な話になってくるところかなと思うんですけれども、ただ、先ほどちょっと、これは非常に始めるとなると相当人的な問題が必要になってくるかなというところが、正直言ってちょっとどうなんだろうかと思いながらいるんですけれども、そういうことがあるので、逆にそういう不動産屋さんとうまく連携しながら、人員配置をしなくても、その不動産屋にある程度任せながら、民間の活力を使ったほうがいいとは思っているので、全部役場がやるということではなくてもいいと思うんですけれども、やはりそういうのもちょっと考えていただいたほうがいいのかな。そういう形でうまく回転させていくみたいなことも考えられるんではないかなと思うんですけれども、その辺についてはいかがでしょうか。
○増田和代議長 答弁願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 直接相対で交渉していただく場合ではなくて、間に不動産屋さんですとか宅建業者の方が入ってという事例については、最初にもう貸していただけるという方の希望といいますか、要望をとりまして、直接貸すんではなくて間にだれか入ってもらいたいということがありましたらば、調査の段階からその不動産業者なり宅建協会の方に入っていただいて、その段階から役場と一緒に進めて実際の貸す場合などについても、そういった形で仲介をしていただきたいというふうに今のところ考えています。
  以上でございます。
○増田和代議長 11番、笹沼議員。
○11番 笹沼和利議員 ありがとうございます。
  これからの問題ですので、余り先走ってどうのこうのと言っても仕方がないところがあるんですけれども、ただ、具体的に来年度から始めていきますので、その辺のことも含めてちょっとお聞きしました。
  あと、借り手の問題というところで、いかにしてここに入ってきてもらえるのか、あるいはUターンの人たちも含めて、どうやって情報発信をしていくのかというところが、先ほどインターネットとかそういうところを言ったんですけれども、インターネットだけではなくて、やはりかなりこれは口コミとか、実際に観光客が100万人来ているということがあるの で、そういうのも利用しなければいけないということがあって、例えばそういう来ている人たちにお店にとか、そういうことも考えてもよろしいんではないかなという思いがあります。結局口コミがすごく強くて、今回ちょっと3月に若い夫婦と子供4人の人がときがわに入ってきます。これは百姓をやりたいということで入ってくる人たちがいまして、一気にまたふえるということになるんですけれども、やはり結構口コミとかそういうものとか、そういういろいろな情報網というのは非常に重要なところになってくるような気がしていて、戻ってきたいという思いにも駆られてくると、非常に相乗効果が出てくるような気がしますので、そのあたりも考えていただければなというふうに思うんですけれども、その辺についての見解をちょっと最後によろしくお願いします。
○増田和代議長 答弁願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 笹沼議員ご指摘のとおり、口コミといいますか、そういう紹介のような部分が非常に重要であるというふうに私のほうも認識をしております。また、観光客の方もいらっしゃっているということで、町のいろいろな施設がございますので、そういったところに掲示をしたり、また市民農園を借りてきている方もいますので、そういった部分でもそういう情報提供等を考えまして、いろいろな方面からそういった情報は発信していきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。
○増田和代議長 11番、笹沼議員。
○11番 笹沼和利議員 ありがとうございました。
  今の質問はこれからの問題という形になりますので、ちょっと先走っているところがあったかなというふうに思っています。ただ、非常に重要な案件だと思っていますので、是非またこれからもよろしくお願いしたいと思います。ありがとうございました。
○増田和代議長 続いて、質問事項2、町の各部門の発信力を高めてもらいたい、通告者11番、笹沼議員。
○11番 笹沼和利議員 町の各部門の発信力を高めていただきたいということで、これはちょっといろいろこの間ありまして、私がちょっと気になったことが幾つかありまして、というのはいろいろな事業があるんですけれども、なかなかそういう町でやっているすばらしいこと、ついこの間も町長からDVDをいただいたんですけれども、ああいう松井先生というか、せっかくの講演会も、もちろん回覧板では流れたんですけれども、やはりすごくいいなと思うんですけれども、そういうのが何かこう、もっともっとどうやってみんなに知らせて いけばいいのかな、あるいは以前これは去年ですけれども、玉川中学の音楽会があって、それは民生文教の委員さんたちはみんな行ったんですけれども、僕もちょっと寄らせてもらいました。その後、ちょっと都幾川中学の音楽のあれがあって、それは特にそういうお知らせはなかったんですけれども、行かせてもらいました。
  物すごくよくて、もったいないな、いろいろな人が聞きにくればいいのになと思いながら帰ってきたんですけれども、せっかくあれだけのことをやっていて、座席もまだいっぱいあいているので、いろいろな地域の人にも来ていただけるといいなと思いながらいて、そういうのをなかなかそういう発信がなくて、たまたまそういう口コミでわかったということがあったりしております。だから、もっと何か発信力を高めるといいのになという思いがちょっともともと駆られまして、このような質問をさせてもらいました。
  今回、光通信が始まり加入者も順調にふえていきました、ということで、光iフレーム、これも情報発信の一つの大きなところかなと。インターネットが今、始まって、情報発信が始まってこういうのが出てきた。ところが、実際はまだまだ、これは始まったばかりだから仕方がないかなと思うんですけれども、やはり、例えば商品情報にしても、実際には今、3事業所かな、4事業所かな、まだそのぐらいしかない状態で、せっかくそういうのが出てきたならば、もっとそういう情報発信をできる、そのことによっていろいろなものが外に出ていくような気がしています。そのための整備も今回もずっとしているので、是非そういうところで、この情報発信をいかにして外にきちんと出していけるかというのは非常に大きな課題だというふうに思いました。
  ソフトも充実が重要ですが、ホームページは以前と比べ内容もすごく充実してきたと思っております。以前のことを知っているとすごく違うなと思いながらいるんですけれども、ただ、情報はまだまだ少ないようにちょっと思っています。いろいろなところでさまざまな動きがあるんですけれども、どうも発信力が弱いかなというのが私の今の実感です。
  また、ときがわ町は観光を大きな柱に据えています。観光基本計画の中にも書かれておりますけれども、情報発信の弱さというのはやはりときがわにとっては非常に大きな、致命的な問題ではないかなというふうに思っておりまして、これは行政職員ももちろんそうですけれども、教育関係者も、それから商工業者などさまざまな事業所にとっても、この情報発信というのはこれからの大きなところではないかなということで、これを何とかして高めていただければということでこのような質問をさせていただきました。よろしくお願いいたします。
○増田和代議長 答弁願います。
  関口町長。
○関口定男町長 笹沼議員の、町の各部門の発信力を高めてもらいたいということであります。
  ときがわ町ホームページは合併以来2度の大幅なリニューアルを実施いたしました。現在のホームページは平成20年7月1日のリニューアル以後の17カ月間で30万件を超えるトップページへのアクセスがありました。これは月平均に直しますと1万8,000件となりまして、1日に平均600件という、非常に高い注目を集めているところであります。
  現在のホームページの情報は1,700ページを超えておりまして、近隣の市町村のホームページと比べても決して引けをとらない内容となっております。笹沼議員の言われるとおり、区長回覧や通知などで発信している情報、また町内で行われている取り組みがホームページに掲載されていないことが多く、また、ホームページに掲載されていても、配布されている文書以上の情報が掲載されていないこともあるというのが現状であります。
  先ほども申し述べましたけれども、ときがわ町のホームページは非常に多くの注目を浴びておりまして、このホームページに町のさまざまな取り組みを詳しく掲載することによりまして、日本全国、時には世界にまでときがわ町を広くアピールすることのできる、非常に有効な広報媒体と考えているところであります。また、ホームページは広報紙や回覧等の紙媒体のものと違い紙面の制限がなく、色や写真、動画など、さまざまな情報を伝えることができまして、広報紙や回覧等では伝え切れない詳細な内容をお知らせすることにより、住民や利用者の方々にとってわかりやすく、有益な情報の提供が可能となります。
  これらホームページを活用した情報発信のメリット、重要性を職員1人1人が理解し、住民や利用者の方々の立場に立った情報発信を行っていけるよう、今後も努力をしてまいりたいと考えております。
  また、12月より募集を開始いたしました、地域情報配信実証実験「i−かわらばん」でありますけれども、このモニター事業には現在200件を超すモニターの皆様にご参加をいただいております。その中には商工業関係者の方々にも数多く参加をいただいておりまして、「i−かわらばん」には町役場からの情報だけでなく、商工業関係者みずからが情報発信を行える仕組みを加え、多くの商工業関係者の方が情報発信をする側として参加をしていただいております。今後も商工業関係者、商工会と連携して、より情報発信のしやすい環境の整備を進めてまいりたいと考えております。
  情報につきましては、情報発信はこちらでいろいろしているんですが、確かに足りない部 分もあるかと思います。実はきのう、ある区長さんが私のところに寄りまして、何て言ったかと言いますと、ときがわ町は議員さんは何人でしたっけと言うんです。何人でしたっけと言われても、区長さんでしょうって、私は知らないんですかと言ったら、知らないと言うんですよ。きょう読売新聞を見たら議員は減らせとか何とかと書いてあるからどうなんですかと言うから、もうときがわの町とすると合併をして10人、その後3人、もう13人減っていますよと。確かに住民の皆さんから見ると人数がまだ多いと言うかもしれないけれども、それはそれでまた議員の皆さんが考えると思いますけれども、でも、その区長さんが自分の町の議員さんの数ぐらいは、それは私に聞くんではなくて、自分でそのくらい調べてくださいと言いました。
  ですから、結構、情報については今、どちらかというと町に対してよく皆さんが言うのは、そういう情報は私は知らないとか、それは聞いてないという。ちゃんと回覧板で回ったりとか、ちゃんともうやっているわけですよ。それを知らないという人が結構いるんですね。ですから、ある面では自分でそういう知る努力もしてくださいという、そういうPRも是非議員の皆さんもしていただければと思います。議員の数を知らないんですよ、何人いるか、区長さんが。反対に怒ってしまいましたよ、区長は何を考えているんだって。区長さんなんだから、それは確かに年俸は安いかもしれないけれども、そうでなくても区長さんだったら、やはり議員の数ぐらいは知らなかったら、私に聞いて多いんだか少ないんだかと言うから、それはないでしょうと。そういうこともありますので、私たち情報発信者も責任があるかもしれないけれども、やはり情報をとるほうの皆さんもしっかりと情報を得る努力も是非していただきたいと思います。
  以上です。
○増田和代議長 ありがとうございました。
  11番、笹沼議員。
○11番 笹沼和利議員 久しぶりに反問権をいただきまして、ありがとうございます。
  反問権にまた反問で返すのもあれですけれども、確かに言っているとおりなんですけれども、ただ、一つすごく重要なところがありまして、例えば議会報もそうだと思うんですけれども、議会の関係のところもそうなんですけれども、正直言うとまだあれをただ見ても魅力がないというところがあると思っているんです。だから、出していても、やはり魅力がないのでなかなか興味がわかない。これは議会の広報の中でも読んでもらわない広報だったら、それは全く意味がないよと言われることもよく、僕らも議会報の中で実際に言われておりま す。ですから、読んでもらえて何ぼの世界だよと。
  だから、新聞や雑誌のようにぱっと飛びついてくれるような情報を出しなさいということを、議員もみんな言われております。これは多分すごく大事なところで、区長さんが今、言われたとおり、興味がないというのは逆に私たちの責任でもあるのかもしれない。逆に興味を持ってもらえるような議会をつくらなければいけないし、そういう情報発信をしなければいけないというのは非常に強く感じました。これからもちょっとその辺については努力をしていきたいなというふうに思っております。
  もう1回ちょっともとに戻りますけれども、この情報の中で、例えばこれからこの情報の出し方も含めてすごく大事な部分があると思っております。今、町長の中にもありましたとおり、非常にホームページに関しては充実している。ところが、現実にそのホームページに飛びついてというところまで、もっともっとまだそこに情報が行っていないというのがいっぱいあるような気がしています。ホームページをつくるときにも、これはちょっといろいろ、町の職員さんとも話す中でも、例えば定点観測のものをつくってもよろしいんではないか。例えば星空を見るところであれば、星空を24時間ライブカメラで撮っておくとか、東京を堂平からだと非常に見やすいところがあるので、そういうものをつくっておくとか、さまざまな工夫が必要だと思っているんです。
  そういうものをやりましょうよという話をしたんですけれども、簡単にできるわけではないかもしれないと思っているんですけれども、やはりそういうところの努力というか工夫もかなり必要ではないかなと思っております。ただ、これはホームページをつくる方だけではなくて町のほかの職員も、これは多分ホームページをつくるところだけではなくて、情報というのはそれぞれの職員の方々とか皆さんがみんな持っているわけですね。それをいかにして外に出してもらって、それを載っけて出していけるかというところがすごく重要になるんではないかなという思いがあります。
  観光で言うと、例えば観光の今回の振興計画の中におもしろいことが書かれていて、59ページのところで、ときがわ町の弱みというのが書かれております。ここの中に交通が不便だというのと、もう1つ、PR不足、認識不足ということが書かれています。例えば2番目の国宝のある町でありながら国宝をアピールしていない。資源があるのに活用されていない。それから町の魅力を地元住民が把握していない。ときがわ町ならではの町の魅力が町内外に十分認識されていないようなことがここに書かれています。これもかなりの情報のところかな、そういうPRというのはそういうところになります。
  あるいは観光の振興計画の中でも、やはり観光情報の提供というのも非常に大きなウェートを占めて今回やられていると思うんですけれども、その辺で、役場の庁内の中でも情報をどういうふうな形で外に、皆さん持っている情報をいかにして出してもらって、それをうまくホームページとかさまざまな媒体を使って出していくのかというところが、どのような形でやっているか、その辺のことをお聞かせいただければありがたいと思います。よろしくお願いします。
○増田和代議長 答弁願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 それでは笹沼議員の町の情報をどうやって出しているかというようなご質問でございます。
  まず、町の一番発信の媒体としては、やはり町の広報紙がございます。広報紙に一番情報は集約されているというふうに考えております。広報で間に合わないものとかについては回覧板ですとか個人通知のようなものがあります。また、そういったものを集約してネット上に載せているのがホームページということになりますけれども、どうしても広報ですとか回覧に載っているものがホームページに載っていないというような状況が今まで幾つかございます。
  ホームページの担当のほうから各課のほうに、こういう情報が広報に載っているけれども、ホームページに載っていませんが情報提供をお願いしますというような形で、随時お願いをして載せているような状況でございます。そういった形で各課にホームページの担当ですとか、それぞれ一応各課に1名ずつはいるわけでございまして、そうした人を通じて、今後もこういった情報漏れのないようにしていきたいというふうに考えております。
  また、これに関連して、広報の担当との連携ですとか各課との連携、情報提供、そういったものが、もうちょっと綿密にできないか、素早くできないかというふうに考えておりまして、新年度からもうちょっと内部的な情報を早く伝達できるような方法をもう少し工夫してみたいというふうに考えるところでございます。
  議員ご指摘のとおり、ホームページについては情報を早く伝えられるという1つの特徴と、内容を深く伝えられるという2つの大きな特徴がございます。こういったものを各課の職員にもご理解をいただきまして、ホームページを是非、せっかくありますので、有効に活用していただくように、新年度からさらに検討を進めてまいりたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。
  以上でございます。
○増田和代議長 関口副町長。
○関口 章副町長 私のほうからも補足的にちょっとお答えをさせていただきますが、ホームページでありますとか、町の広報紙等々について、客観的に他の自治体と比べてみても、率直に言ってかなり、特に広報紙なんかもかなり評価されているというふうに考えています。
  ただ、問題は今、言われたように、これでいいということでは絶対なくて、そういう面でいかに自分たちのやっていることをわかりやすく、せっかくいいことをやっていても、それがよく伝わらないということになるともったいないということで、1つはパブリシティー活動、つまり記事にしてもらうための努力もやっております。
  記事にしてもらうためにどういうことをいつやるからということで、記事に投げ込みをしたり、そういったことに基づいて記者が取材に来て、テレビとか、あるいは新聞等に載っけてもらうという機会が比較的この小さな自治体にしては多いほうだというふうには思っています。
  ただ、職員によってかなりそこら辺が徹底されているところと徹底されていないところ、せっかくいいことをやっているんだけれども、それを伝える手段がまだ十分でないというふうなことはあります。そういう面で繰り返し、特に企画財政課あたりには私は口を酸っぱくして言っているんですけれども、そういったことがだんだん浸透してくれば、もっとよくなってくるんだろうというふうに思います。
  そういう面でそういった発信力とか情報発信というのは非常に重要なことだということは我々も十分承知しておりますので、議員ご指摘のような面もさらに力を入れてやっていきたいというふうに考えています。
  以上です。
○増田和代議長 11番、笹沼議員。
○11番 笹沼和利議員 ありがとうございます。
  確かにときがわのあれは、例えばユーチューブとかさまざまな動画のサイトも見れるようになっていて、かなりいいなというふうには思ってはいるんですけれども、ただ、今、副町長の言われた、いかにしてこの皆さんの発信力を高めてもらうかというところがあると思います。
  例えば、これは新潟のほうでやっているんですけれども、そういう情報発信を高めるためのそういう研修とか、ある程度絞った形、大っぴらではなくて、広報の研修ではなくて情報 発信をするためにはどういうふうなものがいいのか、具体的な形で広報職員の質をどこかで高めてもらわないと困るということがありますので、そういう講習とか研修とかもちょっと考えてもよろしいんではないかなという思いがありまして、そういうこともできれば考えていただければありがたいなというのが一つあります。
  それからあと、今、ホームページをやっていて、あとこれは民間の、個人のやっているところでときがわ町という形でブログをつくっているところがあって、かなり情報が入ってくるというところがあるような気がしています。やはり、このごろはだんだん双方向性ということもかなり言われていますので、ブログの部分も少し考えてもよろしいんではないかなと思うんですけれども、その辺について、その2点についてちょっとお聞かせいただければと思います。よろしくお願いします。
○増田和代議長 答弁願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 職員の発信力を高める研修等を行ったらどうかということでございますので、これについても新年度からホームページ担当、ICTE推進担当を新しく組織しますので、そういった組織を通じて、今後そういったものも検討して実施していく方向で検討してまいりたいというふうに考えます。
  また、個人のブログの関係ですけれども、これについては非常にときがわ町についていろいろな情報をブログですとかプロフですとか、いろいろな形で載せている人もかなりいるのは承知しています。そういった情報の中で、ときがわ町が公式にそういったものを取り入れるとなると、やはりどこかの自治体かでもニュースで言っていましたけれども、正しい情報ばかりではなくて、ちょっと余り正確ではないような情報も載っているというようなこともありますので、そういった面の検討も、仕分けも必要になってくるかと思いますので、そういったものをあわせて、これについては今後ちょっと検討をまたさせていただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。
○増田和代議長 関口町長。
○関口定男町長 それと、情報発信については、私とするとこれは全体に町を見るわけですから、そのときに、ではそのホームページを開いてやっていましたけれども、では本当に町の人でインターネットをやっている人が何人かというと、そんなに半分以上もやっていないわけですよ。ですから、これだけが進んだところでどうという話ではないと思うし、でもやはり他の県、あるいは全国に発信したりとか、若い人は見ると思います。だから、私はこのホ ームページのほうの充実ももちろんなんですけれども、ちょっと回覧板の充実というか、回してもだから見ないんですよ。見なくて、それで言ってくるわけですから、そうするとそちらのほうが早くやったほうがいいのではないかなと思っています。それは議員の皆さんもその辺、徹底してもらって、だってそれで皆さんがインターネットをやっていないではないですか。
  今、iフレームでやっていますけれども、あれは将来に向けてのiフレームをやってなれてもらって、皆さんに使ってもらって、こういういいものがあるよと。そういうお年寄りのインターネットをやっていない人もこういうのを家に置いておいて、最終的には双方向で連絡ができるようになりましたと。その布石を今、一つずつ打っているわけでありまして、今、笹沼議員さんから情報発信を高めてもらいたいと言っても、はっきり言って、そちらのインターネットだけ高めても、なかなか見ていないですから。
  だって、今の話だって、失礼な話なんですが、議員の皆さんがちゃんと議会が終わって、議員の議会報をきっちり出しているではないですか。あの中に1人1人の名前だって出ているわけですよ。数を数えれば何人いるか、それを知らないと言っているんだから、だから私とすれば本当にそういうふうに言いたくなりますよ。もっと自分自身努力してくださいということだと思うんですけれども、こういうこともやりますけれども、我々とするとそれだけではなくて、やはり紙媒体のほうもまだまだ、これになってしまったから紙媒体はいいんだという話はないと思います。
  よく私も職員に言われるんですけれども、インターネットに掲示してあります、それだけではだめなんですね。だから、その辺をしっかりフォローしなさいと言っておりますので、その辺の理解をしていただきたいと思います。
○増田和代議長 11番、笹沼議員。
○11番 笹沼和利議員 私も紙媒体を軽視しているわけではないんですけれども、紙媒体もとても大事です。本当を言うとときがわの広報もかなりいいとは思うんですけれども、もっと読んでもらえるためにどうしたらいいか、これは研究の一つの課題かなと思っています。
  それから、高齢者の部分で言うと、例えば今回のiフレームを本当は高齢者のところにどうやって、例えば今、500世帯ほどありますね。そういう方々に渡せる手段もないのかなと思いながら、今回はNTTのほうが光のフレッツのほうですか、それをかなり金額を下げてきています。
  そういうのを含めて、そういう高齢者のところに持っていけるかなという思いもあって、 それは結構情報発信ができてくるし、高齢者だからと言ってインターネットから遠いというわけではなくて、割とこのごろ高齢者の人でもインターネットに入ってくる人がすごくふえてくるし、やってくれるのかな、やっていけるかなという思いもちょっとありましたので、そういうせっかく光を全部引いてあるんだったら、皆さんのところに引けるようなものをつくって、そこがいつも、うちもいつも電気をつけっ放しでそれを見ているんですけれども、料理をしながらでもぱっと見れて、すごく便利なので、ああいうものももっと多くの家庭に、今回はその実験として始めましたので、高齢者のところにそういう形で渡せるかなという思いもしていたんです。
  だから、もちろん広報も必要だけれども、そういうものももう少し高齢者にも広げていくみたいなところも、是非これからやっていただければありがたいなというふうに思っております。これは特に質問から離れますので、そういう要望も含めてよろしくお願いいたします。ありがとうございました。
○増田和代議長 ご苦労さまでした。
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   ◎延会について
○増田和代議長 お諮りいたします。本日の会議はこの程度にとどめ、延会したいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○増田和代議長 異議なしと認めます。
  よって、本日はこれをもちまして延会することに決定いたしました。
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   ◎延会の宣告
○増田和代議長 大変ご苦労さまでした。
                                (午後 2時07分)