平成23年第1回ときがわ町議会定例会

議 事 日 程(第6号)

                            平成23年3月10日(木) 
                            午前9時30分開議     
      開議の宣告
日程第 1 一般質問
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出席議員(13名)
     1番  岡 野 政 彦 議員     2番  小 島   浩 議員
     3番  小輪瀬 英 一 議員     4番  瓜 田   清 議員
     5番  前 田   栄 議員     6番  野 口 守 隆 議員
     7番  小 宮   正 議員     8番  野 原 和 夫 議員
     9番  鳥 越 準 司 議員    10番  野 原 兼 男 議員
    11番  笹 沼 和 利 議員    12番  増 田 和 代 議員
    13番  岩 田 鑑 郎 議員
欠席議員(なし)
地方自治法第121条により、今定例会に説明のため出席する者及び同委任を受けた者の職氏名
町長
関 口 定 男 
副町長
関 口   章
理事兼町民課長
 蛛@太一郎
理事兼
会計管理者
柴 崎 政 利
総務課長
桑 原 和 一
企画財政課長
久 保   均
税務課長
岡 野 吉 男
福祉課長
小 沢 俊 夫
環境課長
岩 田 功 夫
産業観光課長
山 崎 政 明
建設課長
内 室 睦 夫
水道課長
中 藤 和 重
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教育長
戸 口 皓 雄
教育総務課長
柴 崎 秀 雄
生涯学習課長
小 峯 光 好
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議会事務局長
小 島   昇
書記
荻 野   実

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   ◎開議の宣告
○増田和代議長 おはようございます。
  昨日に引き続き、大変ご苦労さまです。
  ただいまの出席議員は13名でありますので、定足数に達しております。
  これより、平成23年第1回ときがわ町議会定例会第6日目を開会いたします。
  直ちに本日の会議を開きます。
                                (午前 9時30分)
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   ◎議事日程の報告
○増田和代議長 本日の議事日程を報告いたします。
  議事日程は、配付したとおりであります。
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   ◎一般質問
○増田和代議長 日程第1、昨日に引き続きまして、一般質問を行います。
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          ◇ 瓜 田   清 議員
○増田和代議長 それでは、発言順位5番、質問事項1、介護保険サービス利用の地域格差について。質問事項2、子ども手当給付金からの学校諸費用の徴収について。通告者4番、瓜田清議員。
○4番 瓜田 清議員 4番、瓜田です。議長のお許しを得ましたので、初めて一般質問させていただきます。
  何分、なれないのであがっておりますので、支離滅裂なところは多々あると思います。その辺をご理解いただいて、回答していただきたいと思います。
  それでは、1番の介護保険サービス利用の地域格差について。
  高齢化社会に入り、介護保険制度の重要性は、ますます高まるとともに、受給者の要望に介護サービスが十分こたえられているものとなっているかが大きな課題であります。
  そこで、当町での介護サービスの受給者の状況をお伺いします。
  1番、居宅介護支援受給者の概要、世帯数及び人数、これ、わかる範囲で結構でございます。お伺いします。
  2番で、介護サービス提供事業所(者)等の事業拠点から車で片道20分以上かかる地域に住んでいる介護サービス受給者(遠隔地居住者)はどのくらいおられるのかをお伺いしたいと思います。よろしくお願いします。
○増田和代議長 答弁願います。
  関口町長。
○関口定男町長 おはようございます。
  それでは、瓜田議員の質問第1番目の介護保険サービス利用の地域格差についてのご質問にお答えいたします。
  最初に、居宅介護支援受給者の概要についてでありますけれども、ときがわ町の65歳以上の第1号被保険者の推移を見ますと、平成14年度末の被保険者数は2,734人、高齢化率が19.2%であります。これに対しまして、平成23年1月末の被保険者数は3,197人、高齢化率が24.9%、約25%と、8年で463人、5.7ポイント上昇をしております。
  団塊の世代が65歳以上となる来年から10年程度は、ますます高齢化は進むものと考えておりまして、瓜田議員ご指摘のとおり、介護保険の重要性が増すものだと考えているところであります。
  この居宅、介護予防も含めますけれども、居宅サービス受給者数は、平成23年1月末現在で、276人、世帯数は、統計数値にはありません。把握はしておりませんが、ほぼ同数の数と思われます。
  続きまして、第2点目の介護サービス提供事業所(者)等の事業拠点から片道20分以上かかる地域に住んでいる介護サービス受給者、遠隔地の受給者でありますけれども、これは、どのくらいおられるのかということでありますけれども、ときがわ町内に、事業所を有する居宅介護支援事業者は5事業所でありまして、大字田中、それから桃木と番匠と、五明と、それと玉川地内でありまして、大字西平より以西、西平からの西には居宅介護支援事業所はありません。
  仮に、ときがわ町社会福祉協議会の大字桃木地内にある事業所を例にした場合、事業所から片道20分以上かかる地域、これは大野と椚平地区と捉えております。平成23年1月末現在で、大野地区の介護サービス受給者が31名おります。それと、椚平地区の介護サービスの受給者が5名であります。この36名の方が居宅介護サービスを現在受給しているところであります。
  地区の受給者を見ますと、耐震高齢者世帯の高齢者のみの世帯も見られます。町全体を見 ましても、今後、少子高齢化、核家族化の進行や団塊の世代の第1号被保険者への移行が進むことによりまして、増加することが考えられます。
  地域によっては、介護サービスを提供するに当たり、介護サービス提供事業者において、サービスに対する事業効率が低下すれば、収益も当然、減ってしまうというようなことが考えられまして、サービスを提供することを控えてしまうことも考えられます。
  このようなことになりますと、地域によっては、介護サービスの低下を招くようなことも考えられます。この点は、介護保険制度自体の問題でありますので、このようなことがないように、機会を捉え、国、県に対しまして制度改正の要望をしてまいりたいと考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。
  以上です。
○増田和代議長 4番、瓜田議員。
○4番 瓜田 清議員 ありがとうございます。
  それでは、遠隔地の方、表現が適切かどうかわかりませんけれども、36名、全体の十何%かにはなるかと思います。その方たちのサービス提供に対してなんですけれども、訪問介護の場合に、その方に対しての、20分以上かかる方に対する報酬、対価というものは、どのようになっているのか、ちょっとお伺いしたいと思います。
○増田和代議長 答弁願います。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 お答えします。この訪問介護、遠隔地に対する訪問介護の報酬ですが、これは介護保険法にのっとった形の中で、通常の介護サービスの報酬となっております。特別加算等の、ほかの加算、通常の介護報酬に対して加算して介護報酬を支払うというような制度もございますけれども、ときがわ町においては、その加算対象の事業者はないということで、通常の介護保険サービスの単価を使用しているということでございます。
○増田和代議長 4番、瓜田議員。
○4番 瓜田 清議員 そうしますと、その移動の時間というんですか、それは提供事業所、あるいはヘルパーさんのほうの負担になるというふうなことでよろしいのでしょうか。
○増田和代議長 答弁願います。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 お答えをいたします。
  この訪問介護に要する費用等については、この報酬のみというようなことでございます。
  以上です。
○増田和代議長 4番、瓜田議員。
○4番 瓜田 清議員 そうしますと、ヘルパーさんは、行きたがらない、あるいは事業所もそういう所は、あまり利用者として適切でないというか、表現は合っていないと思いますけれども、そういうふうな形が見受けられるかどうか、ちょっと、お伺いしたいと思います。
○増田和代議長 答弁願います。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 お答えをいたします。
  こういった、今、町長のほうからの答弁も申し上げましたとおり、現在の介護報酬でいきまして、遠隔地といいますか、その事業所からかなり遠く離れた所へということになってきますと、それで介護を受ける方の家が点々とした中でいきますと、当然、そのサービスに対する単価等も上がってくるというような状況でございます。しかしながら、今のところは、ときがわ町でその介護サービスを受けられない、受けられなかったというようなお話は、こちらとしては聞いていない状況です。
  以上です。
○増田和代議長 4番、瓜田議員。
○4番 瓜田 清議員 たびたびすみません。
  受けられなかったという報告は受けていないというのは事実だと思います。ただ、満足に受けているのかどうかが問題だと思うんです。それが格差だと思うんですよ、制度の中で。そこで、町長のほうからも国、県に要望していきたいと。事業所が遠隔地にある場合は、加算点がなされているというのが現状なんです。利用者のほうを中心に考えてもらわないと、この保険に対して平等性がないかと思うんです。地域が違うから保険料が安いとか、算定が違うとかというのはないと思うんです。全員、同じ住民であって、保険料も同じだったら、やはり、サービスも同じように受けられるのが妥当だと思うんです。
  で、当ときがわ町だと中山間地域なんですけれども、保険に関しては中山間地域指定は受けていないんですよ。そこの辺も含めて、今後、前進するように、自分も今、民主党なんですけれども、ちょっとおかしいかと思いますけれども、国等に要望して制度の改正をお願いしたいと、これは強く要望したいと思います。
○増田和代議長 答弁願います。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 お答えをいたします。
  現在のときがわ町の特別加算といいますか、加算についてでございますけれども、現在は特別地域加算ということで、ときがわ町の中の大椚地区がこの地域として加算の対象の地域になっています。特別地域加算については、15%ですね。
  それから、小規模事業加算については、大椚以外の旧のときがわ村、この地域が加算の地域の対象となっています。これは10%。それから、先ほど瓜田議員がお話をしておりました中山間地域の加算ということで5%、この3種類があるわけでございますけれども、いずれの加算にも該当していないということでございます。
  これについては、やはりその加算ごとに要件がございます。で、まず特別地域加算については、事業所がその当該地域に所在しているということで、大野、椚平地区には事業所はないということで、これは対象の外になると。
  それから、中山間地域加算についてでございますけれども、これについては、利用者が居住する地域に事業所があったとしても通常の地域、その例えば、ときがわ町からほかの町村、例えば川越ですとか、そちらのほうへ、居宅介護サービスに行っても、実際の事業の実施地域に位置づけていないというようなことになりますと、それは対象外ということになりまして、それから小規模事業所の要件等についても、介護の回数ですとか、あるいは、介護予防の場合、利用者が何人以下であるとか、そういったもろもろの要件を満たしていないということで、今現在は、ときがわ町の事業所においては、加算に対して受けているところがないという事態でございます。
  で、こういった中で、遠隔地の方のサービスの低下、介護保険料は同じ、しかし受ける介護のサービスのほうが低下しているのでは困ると、どこに住んでいても平等に受けられるというようなことでなくては、この介護保険制度も成り立っていかなくなるのではないかというふうに考えていますけれども、これらについても、やはり、先ほど町長が答弁いたしましたとおり、国、県等に機会があるごとに、制度等の見直し等を含めた中で、要望していきたいと考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。
  以上です。
○増田和代議長 4番、瓜田議員。
○4番 瓜田 清議員 ありがとうございます。
  課長のほうからも町長の答弁と同じように、国、県に要望していくというふうに理解したいと思います。
  短いんですけれども、これはこれにて、要望という形で、最後、締めくくらせていただきます。
○増田和代議長 続いて質問事項2、子ども手当給付金からの学校諸費用の徴収について、通告者4番、瓜田議員。
○4番 瓜田 清議員 子ども手当給付金からの学校諸費用、これ保育園の保育料も含めてのことですけれども、徴収について。
  先般の新聞のほうにも書かれていたとおり、子ども手当、これどうなるか、今、状況がわかりませんけれども、成立したというふうな感覚で質問させていただきます。
  子ども手当の支給に伴い、懸案の学校給食費や保育料の滞納、父兄の了解のもと、相殺する措置がなされることにより、各自治体では滞納金の徴収改善が進んでおります。そこで、当町でこうした子供の手当金の相殺措置による給食費などの滞納金の改善状況について、経緯、状況をお伺いしたいと思います。
  よろしくお願いします。
○増田和代議長 答弁願います。
  戸口教育長。
○戸口皓雄教育長 それでは、瓜田議員の子ども手当給付金からの学校諸費用の徴収についての質問にお答えをいたします。
  平成22年度に1年間の時限措置として子ども手当の支給に関する法律案が平成22年3月26日に可決成立し、同年4月1日に施行をされました。子ども手当の趣旨は、子ども手当法第1条に規定されているとおり、次代の社会を担う子供の健やかな育ちを支援するためのものであります。ときがわ町では、法の施行に伴い、6月、10月、2月の支給月に窓口払い、または口座振り込みにより子ども手当を支給したところでございます。
  給食費の未納への対応につきましては、子ども手当が支給される以前から教育委員会では学校と連携を図り、給食費未納ゼロを目標に取り組んでまいりました。平成22年度に子ども手当が支給されたことに伴い、給食費の滞納改善に向け、次のような取り組みをしております。
  まず、過年度分については、教育委員会として子ども手当支給日前に未納者全員に納入期限を入れた納付依頼書を送付し、その後、納付依頼書を送付した全員に電話連絡や家庭訪問を行い、窓口払いの方には、子ども手当を受領する日時を確認しております。
  支給日当日は、教育委員会職員が福祉課窓口で、給食費の納入についてお願いし、直接会 計室へ納入していただいております。
  口座振り込みの方につきましては、納付依頼通知、電話連絡及び家庭訪問を行い、納入していただく約束をしています。しかし、それでも納入されなかった場合には、再度、電話連絡及び家庭訪問を行い、粘り強くお願いをしているところでございます。
  また、現年度分の納入につきましては、主に学校で対応し、指定期日までに納入するよう、月ごとに未納分の納入願いを保護者へ送付し、直接、現金を学校に持参するか、あるいは、指定口座に振り込むか、いずれかの方法で納入していただいております。
  次に、改善状況について申し上げます。
  平成21年度末における給食未納額は、20家庭、32名で、151万5,767円であります。その中で、平成22年度に平成21年度までの過年度分をすべて、いわゆる完済していただいた方は11家庭、15名で32万4,700円でございます。さらに、平成22年度分の未納額につきましては、平成23年1月31日現在、9万3,140円となっているものの、すべての月で滞納している世帯はなく、改善されている状況であります。
  以上、給食費の滞納に対する取り組みについて申し上げましたが、今後も引き続き、教育委員会、学校、福祉課等で連携を図りながら、未納者に対し、きめ細かく納入を働きかけ、適切に対応してまいりたいと存じます。よろしくお願いをしたいと思います。
  続きまして、保育料について申し上げます。
  町の保育料の負担については、厚生事務次官通知であります児童福祉法による保育所運営費国庫負担金についての内容に順じ、ときがわ町保育所保育料の徴収に関する規則で定めていますが、保育料を滞納する方もおり、滞納を解消するため、電話催告、督促、臨宅徴収、また滞納処分として交付要求を行い、徴収に努めております。
  しかしながら、保育料滞納している世帯があるのが現状であり、毎年、滞納額が増額する傾向にありましたので、その対策として、平成20年から原則として口座振り込みによる支給を行っておりました児童手当の支払いについて、高額滞納者や長期にわたり、納付が確認されない方を対象に窓口払いに切りかえ、滞納者と話し合いの上、納付していただいておりました。
  昨年、4月から児童手当制度が子ども手当制度に変更されましたが、引き続き、高額滞納者や長期にわたり納付が確認されない方については、支給月に役場窓口においでいただき、納付方法や滞納額を減らすための納付相談を行うとともに、納付意識の高揚を図ってもらうために、窓口での支給を行っております。窓口での子ども手当の支給にあわせ、保護者との 合意により分割で保育料を納めていただいております。
  22年度の窓口での現金支給の状況及び収納状況といたしましては、6月期の支給件数は14件で、支給総額75万4,000円のうち、保育料として26万7,000円、10月期は支給件数18件で、支給総額176万8,000円のうち、保育料として69万6,140円、2月期は支給件数19件で、支給総額184万6,000円のうち、保育料として33万5,400円となり、3回の支払いで129万8,540円の納付があり、完納した方もおられます。
  22年度の滞納額に対する窓口払いで、徴収した納付にかかる徴収率は20%であります。今後も子ども手当の窓口払いは、滞納、保育料の徴収に当たっての有効な方法の一つであり、かなりの成果も上がっていることから、今後も窓口払いの方法を続けるとともに、先ほど申し上げました臨宅徴収を初めとして、さまざまな方法で滞納額の減少に向け、努めてまいりたいと考えております。よろしくご理解をいただきたいと思います。
○増田和代議長 ご苦労さまでした。
  4番、瓜田議員。
○4番 瓜田 清議員 はい、ありがとうございました。
  大分、徴収されているようではございますけれども、21年度が151万5,000何がし、で、平成22年の徴収が32万4,000何がし、あと120万くらいが滞納になっているという理解でよろしいのでしょうか。
○増田和代議長 はい、答弁願います。
  柴崎教育総務課長。
○柴崎秀雄教育総務課長 では、お答え申し上げます。
  答弁にございましたとおり、過年度分の滞納の金額として、現在119万1,067円ということでございます。
○増田和代議長 瓜田議員。
○4番 瓜田 清議員 100何がしというのは、児童数というか、全体の何%くらいなんでしょうか。
○増田和代議長 答弁願います。
  柴崎教育総務課長。
○柴崎秀雄教育総務課長 この金額に対しまして、滞納している人数でございますけれども、17名でございます。で、17名のうち、既に町外に転出されている方が5名、それと要保護の制度を受けている方が9名、その制度を受けていない方が3名という内訳でございます。
  児童・生徒数に対しての割合ということでございますけれども、平成22年度の小・中学校の給食費、これを計算したときの児童・生徒数904名で見ております。給食費全体、これ教職員等の金額も含めてしまっているんですけれども、4,588万3,000円、こういった生徒数、あるいは金額に対しての現在の滞納ということになっております。
○増田和代議長 4番、瓜田議員。
○4番 瓜田 清議員 そうしますと、パーセンテージは少ないように見えると思うんですけれども、ただ払っておられる父兄の方、それと払わないで済まされている方、当町では、収入が少ない云々というのは、減免等が施行されていると思うんですよ。その中でも払わないというのは、意図的に払っていないのかどうかをちょっとお伺いしたいと思います。
○増田和代議長 答弁願います。
  柴崎教育総務課長。
○柴崎秀雄教育総務課長 こちらでも給食費が未納になっている方とは電話、あるいは直接訪問して何回かお話をしているわけですけれども、先ほど申し上げましたけれども、準要保護、そういった制度を活用している方がほとんどでございまして、そういう方には、給食費について、そちらから現在は負担をしておりますので、過去の古い部分の滞納というのがほとんどでございます。
  それから、そういった制度を受けていない2世帯につきましても、古いものが残っておりまして、ここで順次入れてはいただいております。ですので、意図的に滞納しているという何かその、払いたくないとか、そういった方につきましては、現在、存在はしておりません。
○増田和代議長 4番、瓜田議員。
○4番 瓜田 清議員 ありがとうございます。
  では、一応、給食費のほうは、改善に向かっているという理解でよろしいでしょうか。
○増田和代議長 答弁願います。
  柴崎教育総務課長。
○柴崎秀雄教育総務課長 それでは、お答え申し上げます。
  給食費につきましては、全体的に過年度分を納めてもらっていますので、総体的には減少して改善しているということで、21年度末と現在と比べまして、世帯数で約半分、未納の家庭が約半分、それから未納になっている児童・生徒数も約半分ということで、人数的にはかなり改善はしているんですけれども、金額的には、準要保護とか受けていまして、経済的に、なかなか厳しい方も多いものですから、そういう方は、古いもので残っているということで、 全員の方から少しずつは入れていただいている状況で、改善の方向にはございます。
  また、過年度が減っても現年度がまた滞納になりますと、総体的にふえていくということで、現年度についても学校と連携しながら、力を入れて納めていただくような形をとっておりまして、この答弁の中で現年度分として9万3,140円、1月31日現在で残っているという答弁を申し上げましたが、このうちもう入れてもらっている金額がございますので、昨日現在では、この額が5万2,140円ということで、かなり、現年度についての滞納も減ってきているということで、改善の方向に向かっていると考えております。
  以上です。
○増田和代議長 4番、瓜田議員。
○4番 瓜田 清議員 子ども手当のほうから新年度の、どうなるかわかりませんけれども、新年度のほうでそういう徴収を云々というのが新聞で掲載されましたけれども、現年度分が今、5万2,140円残っているというのは、この方は、過年度においても未納だったんですか、滞納していたんですか。新しい人かどうかという意味です。
○増田和代議長 答弁願います。
  柴崎教育総務課長。
○柴崎秀雄教育総務課長 この方のうち、過年度も滞納されている方というのは、数はちょっと把握していないんですけれども、ほんとに数名です。あとは、過年度の滞納がない方です。ただ、1年を通じてずっと滞納ではなくて、1カ月分、2カ月分ということで、たまたま、そこが納まっていないということで、それについても、今、学校のほうでも納めていただくような努力をしておりますので、ほとんどの方、納めていただけるようになるとは思っております。
○増田和代議長 4番、瓜田議員。
○4番 瓜田 清議員 過年度の分の方が、現年度分も残っているという方は、そうすると、先ほど意図的ではなく、生活が云々というんだったら、それなりの措置を講ずるのが当然ではないかと思うのですが、いかがでしょうか。
○増田和代議長 答弁願います。
  柴崎教育総務課長。
○柴崎秀雄教育総務課長 そうですね、この方につきましても電話連絡、あるいは家庭訪問、土曜日とかも校長先生とも一緒に伺っているんですけれども、もし何か、なかなか個人的なこともありますので、聞きにくい部分もあるんですけれども、もし経済的に何か支払えない という理由があるのであれば、制度等を活用できるものがあれば、ご相談させていただきたいという、そういった話はしております。
  ただ、具体的にこういう理由でということはないのですが、ちょっとずつは払ってはいただいているんですけれども、どうしても金額が古いものも残っていますので、一度に全部払えないということで、少しずつ、払ってはいただいております。
  ただ、現年度がこのまま滞納が進んでしまいますと、総体的に金額が多くなりますので、この方に対しては、常に連絡等をとって、実際にもうちょっと深いところまで相談しようということで、今、連絡をとっているところでございます。
  以上です。
○増田和代議長 4番、瓜田議員。
○4番 瓜田 清議員 徴収に当たっては、あまり強制するものではないし、かといって払わなくていいというものではないので、その辺のところ、難しいところがあるかと思いますけれども、払っている方たちとの平等性を考えた場合に、無理のない程度に徴収をお願いしたいと思います。
  続いて、保育料のほうについてなんですけれども、こちらのほうは現状としてはどうなんでしょうか。
○増田和代議長 答弁願います。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 お答えをいたします。
  この子ども手当からの窓口払いのときの徴収をやった結果、かなり徴収率も上がってきているような状況でございます。今、現状といたしましては、これは、平成23年当初の数字でございますけれども、滞納額が634万4000円。昨年度、21年度分として新たに滞納となった額が181万7,000円でございます。今年度徴収したものが2月まで払った額でいきますと、199万5,890円ということで、若干ですけれども、滞納額より徴収した額が上回っているというような状況でございます。
  この手当を窓口払いで受けて、これが4月現在、滞納者の数が38人おりましたけれども、今現在ですと、4名の方が完納いたしまして、34名というような状況でございます。
  以上です。
○増田和代議長 4番、瓜田議員。
○4番 瓜田 清議員 ありがとうございます。
  そうすると、今、子ども手当等で出ればの話ですけれども、今年度はそういうほうがうまく、何て言うんですか、納付してもらえる形になるんでしょうか。
○増田和代議長 答弁願います。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 この子ども手当についても、まだ、制度上どうなってくるのか、はっきり先は見えませんけれども、このまま子ども手当が支給ということになりましたら、同じような形で対応していきたいというふうに考えております。
  それから、この子ども手当ではなく、また違う制度になったとしても、同じような形で、窓口においでいただいて、窓口払いをして、そちらのほうから納付していただくように、こちらとしては、進めていきたいというふうに考えております。
  以上です。
○増田和代議長 4番、瓜田議員。
○4番 瓜田 清議員 この保育料の件なんですけれども、多分、親が働いている方だと思うんですよ。そういう方の中で、貧困のために払えないという方がおられるのかどうか。あるいは、払っていない方の中に給食費と同じように意図的に払っていない方がおられるのかどうか、ちょっとお伺いしたいと思います。
○増田和代議長 答弁願います。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 お答えをいたします。
  こういった、滞納している方の中に、やはり家族の中の収入ですとか、そういったものを見てみますと、かなり厳しい家庭の方も実際におります。それから、ある程度の収入、保育料を十分払っていけるというような方も中には見受けられる人もおります。しかしながら、そういった中で、やはりこちらといたしましても、意図的にと申しますか、保育料を納付する意欲というんですかね、考え方というんですか、そういったものが欠けている方も見受けられるような方もおりますけれども、そういった方については先ほど、ご答弁申し上げましたとおり、この窓口払い以外の方法で強制的といいますか、滞納処分というような、最終的にはそういった形もとっていきたいというふうに考えております。
  以上です。
○増田和代議長 4番、瓜田議員。
○4番 瓜田 清議員 入園申込書等のときに、そういう説明はなされているのか、お伺いし たいと思います。
○増田和代議長 答弁願います。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 この滞納の関係と、それから保育の入所というのは、別に考えるというようなことで、国のほうの考え方がございます。そういった中で、入園については、入園といたしまして入園の方法ですとか、そういった入ったあと、どういうことをするのかというようなお話はしますけれども、滞納については今のところはしておりません。
  以上です。
○増田和代議長 4番、瓜田議員。
○4番 瓜田 清議員 ちょっと私の質問が不適切だったと思います。そうではなくて、入園の契約というんですか、申込みのときに、保育料が幾らですということを確認を双方するわけですよね。そこんとこなんですが。
○増田和代議長 答弁願います。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 入園をすると、通常の入園をするときに、ついては、4月から入園ということになりますので、所得のほうが確定するのが、確か、6月に所得のほうが確定します。そのあと、7月から保育料を決定をして支払いの通知をお渡ししますので、4月1日現在ですと、そういった保育料が幾らになるかというようなお話はしてはございません。
  以上です。
○増田和代議長 4番、瓜田議員。
○4番 瓜田 清議員 できるだけ、そういうものがないように、こちらのほうもお願いしたいと思います。今後の改善を望んで、この質問を終わらせていただきます。
○増田和代議長 ご苦労さまでした。
  暫時休憩いたします。
  再開を10時25分、お願いいたします。
                                (午前10時11分)
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○増田和代議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午前10時25分)
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          ◇ 岩 田 鑑 郎 議員
○増田和代議長 引き続き、一般質問を行います。
  発言順位6番、質問事項1、三波渓谷整備について。質問事項2、地域コミュニティでの見守りや支え合いのシステム構築を。通告者13番、岩田鑑郎議員。
○13番 岩田鑑郎議員 13番、岩田でございます。
  議長のお許しをいただきましたので、一般質問をさせていただきます。
  まず初めに、平成23年度の予算が、あらゆる面で施策の補充、拡大が見られ、大型積極予算が全員の賛成のもとに成立いたしました。ときがわ町のさらなる活性化が期待されるところでございます。
  特に、私は昨年の10月、公共建築物等木材利用促進法が施行される中で、ときがわ町産材活用推進事業に期待するところ大であります。欲を言えばでございますが、若者や子育ての手厚さだけでなく、過疎化や高齢化対応にもさらに目を向けていただければと考えていたところでございます。
  さて、ニュージーランドでは悲しい事件が起きました。世界にはばたきたいとする意欲のある人間が、とうとい命を失いました。人生の運、不運、不条理を感じざるを得ません。ここに謹んで哀悼の意を捧げます。無念の限りであります。さらに今、世界では、世界というか、北アフリカでは、チュニジアに端を発した市民革命がエジプトを席巻し、今、リビア等で大きな広がりを見せております。さらには、中東、中国にまで広がろうとしておりますけれども、議会制では守れる大衆のための民主主義は大衆の手によって、自ら勝ち取ることができるという証かとも思います。確かに犠牲は多いとは思いますが、民主主義は市民や大衆のためのものでこそ、真の民主主義といえると考えます。権力者による自らの地位を守るためのつくりあげた議会民主主義は、やがて崩壊していくようであります。
  民主主義はともかく、お陰様で影響は世界に広がり、日本でもやっと上向き始めた株は下がり、ガソリンは上がり、我々の生活にも影響が大きくなっているというほかはありません。前置きはこのくらいにして、質問に入らせていただきます。
  三波渓谷整備についてということですが、2番目の訂正をお願いをしたいと思います。ご案内かと思いますけれども、Aのですね、平成10年度に策定された、これ9年度で、10年の3月に策定されたというように訂正していただければと思います。
  三波渓谷整備検討委員会、これは定例会前の全員協議会で話されたことですが、正式な予算では、予算書の151ページの中で、三波渓谷周辺を新たな観光拠点として整備をするため の実施計画の策定をするとの事業概要の説明がありました。ご承知のように、私は、一昨年の9月議会に提案された廃工場の解体、借用することに反対いたしました。最初に構想があってやるなら別だがと申し上げましたように、本来なら、このような実施計画ができた中で提案されるべきであったろうというふうに思います。
  提案された当時の解体・借用の提案理由はですね、あの場所は駐車場を拡張するなり、有効利用するなりということは、必要不可欠だとのことでした。また、昨年の3月の議会の中では、策定中の観光振興計画の中で、提案にあった観光案内所等を基本にして、と答弁されております。現在の事務方の案としては何かお持ちでしょうかということでございます。
  質問2番目として、どのくらいの予算を考えておられるかということですが、都幾川村時代の平成17年度に提案された三波渓谷周辺整備事業は、当時の議事録を見ますと、1万平米の敷地内に入浴施設を初め散策路や広場などを整備するとして、施政方針で述べられておりまして、最終的には3億4,000万ほどの事業でありました。右岸までの範囲は考えていなかったようであります。ちなみに、平成18年3月議会で、関口町長はある議員の一般質問の答弁で、開発面積9,722平方メートルでありまして、その中に散策路、ピクニック広場、青空広場、それから駐車場などを配しておりますと答弁されております。要は、新たな事業としてどのくらいを考えておられるのか、お考えをお聞かせいただきたいと思います。
  小さい3番ですけれども、慈光寺は、平村、都幾川村時代には、村のシンボルとも言える名刹地でありました。国宝のある村は、日本で何村もなかったように聞いておりました。ときがわ町になったとしても、その考えは持ち続けていただいておるようですが、50年ほど前は、慈光寺のご開帳というと、近在近郷から多くの人々が集まりました。地区の四つ角から街道へはぞろぞろと人が行き交う状況で、そういう記憶がございます。伝統文化、神社仏閣を基調としたまちづくりも一考に値すると思います。慈光寺周辺は、今、ボランティアの人々が掃除をしたり、シャガを植えたり、道路を整備したり、慈光寺7井戸の復活もしております。7石もあります。以前の慈光山整備計画は、平成19年2月で終了したとのお話も聞いておりますが、19年3月にできた第1次総合振興計画に載っておりますので、新たな計画をつくる検討委員会をつくるお考えはないかということでございます。
  同様に、その振興計画には、慈光山の歴史公苑や三波渓谷、堂平山等の周辺等の景勝地を有効に活用整備するというふうにありますので、堂平山に関する整備検討委員会もつくるお考えはあるのでしょうかということでございます。
  Aとして、平成17年度の温浴施設をつくった三波渓谷周辺整備事業、あるいは平成9年度、 平成10年3月にできたと言われている三波渓谷整備基本構想との関連ですが、先ほど申し上げたように平成17年度の事業には、廃工場跡地は入っていなかったわけですが、山崎課長の昨年3月議会の答弁から、平成9年度の基本構想には、センターゾーンとして、観光や情報の拠点としての機能を持たせるとのことです。要は、今後、トータルの三波渓谷周辺整備事業として、こういう考えを入れていくのか、それとも、新たに町の考えの中で、新たな実施計画をつくろうとしているのかということをお伺いいたします。よろしくお願いいたします。
○増田和代議長 答弁願います。
  関口副町長。
○関口 章副町長 それでは、まず冒頭で、岩田鑑郎議員から平成23年度の予算について、評価する旨の発言いただきまして、まことにありがとうございます。
  それでは、岩田議員の三波渓谷整備についてのご質問にお答えをいたします。
  ご質問の冒頭でふれていただきましたけれども、平成23年度に三波渓谷整備検討委員会を設置いたしまして、三波渓谷整備計画の策定に着手いたしたいと考えております。委員につきましては、地元の代表者等に加え、観光の専門家等の外部委員、旅行会社等のですね、そういった外部委員にも参画をいただきたいと考えております。
  まず、1点目の旧木工所跡地についてのご質問でありますが、平成22年3月に策定した観光振興計画の中では、必要な観光施設として、観光案内所や休憩所、自転車駐輪施設の整備等が掲げられております。このような施設も視野に入れながら、どのような整備がふさわしいのか、ここでは予断を持たないで検討委員会で、具体的に検討していただければというふうに考えております。
  2点目の今後、三波渓谷整備にどの程度の予算を投入するおつもりかというご質問でございますが、検討委員会の結果を踏まえた整備計画を策定の上、各年度の予算の範囲で計画的に実施してまいりたいというふうに考えております。
  続いて、3点目の慈光山歴史公苑と堂平周辺整備の検討委員会についてでありますが、慈光山歴史公苑につきましては、先ほど議員にふれていただきましたとおり、平成21年第3回定例会におきまして、伊得議員の一般質問に答弁いたしましたとおり、慈光山歴史公苑整備につきましては、一応、事業が完了したものと判断しております。
  また、堂平周辺整備につきましては、平成18年度で計画をした施設の整備が完了し、来年度にはバンガローの整備を予定しているところでありますので、現時点では、いずれも検討委員会の設置を考えておりません。
  しかしながら、ときがわ町観光振興計画では、その基本方向の一つでありますときがわ観光ものづくりということで、快適で楽しい空間(場所)の創出のため、必要な施設の整備・充実を進めることといたしております。従いまして、これらについても観光振興計画の実施に当たり、必要に応じて検討委員会の設置について、検討してまいりたいというふうに考えております。
  最後に、平成17年度の三波渓谷整備事業と、平成10年3月に策定された三波渓谷整備基本構想との関連についてでありますけれども、ご案内のとおり、平成17年度の事業につきましては、地域振興を図る重要な施設として、左岸側に四季彩館等を整備したものと考えておりまして、観光振興計画では景勝地である三波渓谷周辺について、町の観光拠点としてのさらなる活用が求められておりますことから、左岸側と右岸側が連携した総合的な観光の拠点として考えております。
  また、三波渓谷整備基本構想との関連についてでございますけれども、基本構想の理念や地域の中での位置づけを考えて整備計画など、今後の整備検討の柱としてまいりたいというふうに考えております。
  具体的には、三波渓谷整備計画基本構想の中では、越瀬橋下流部の方針として、三波渓谷の核心部分を含むエリアであり、広域観光拠点として、早期に整備を推進するエリアであるという位置づけで、かなり重要視している。
  それから、この中では旧都幾川村の入り口としての総合情報発信拠点という位置づけもしております。また、都幾川の自然環境との調和のある整備と保全というようなことを指摘をしておりまして、こういった理念、考え方を活かしていければと考えております。
  以上です。
○増田和代議長 ご苦労さまです。
  13番、岩田議員。
○13番 岩田鑑郎議員 ありがとうございます。
  現在の跡地は観光案内所や休憩場、自転車駐輪施設の整備ということを視野に入れて検討委員会で検討するということですが、あそこを今年度の予算で70万円ですか、柵をつくりなおすということですが、あそこを下りていった時には、下りていって、崖を下りていった所は、いきなり深い場所なんですね。ですから、そこからどちらへ動くというような状況がつくれない状況ですから、その辺は、どうするのかわかりませんけれども、本来はあそこから上が三波渓谷としての石とかがあるわけで、あれから全然見渡せないんですね、あのまんま ではね。で、そういうわけで、あそこにもし景勝地としてですね、三波渓谷を眺望するような場所をつくるとすると、大変な大工事になるかなというふうに思いますが、そのための駐輪場とか、そういうことを考えておられるのか。要は、三波渓谷ですね、眺望するようなことは、場所をつくるというようなことは考えておられるのかどうか、いかがでしょうか。
○増田和代議長 答弁願います。
  関口副町長。
○関口 章副町長 それでは、お答えいたします。
  いろいろな考え方があろうかと思います。ただ、先ほどふれました、従前にかなり大規模に考えられた構想の中で位置づけておりますように、あの観光資源をいかに活かすかということが非常に重要だというふうに考えております。
  先ほど言われた岩田議員のご意見ですけれども、そういったことを踏まえて、やっぱり検討委員会で自由に議論を出していただいて、それを踏まえて検討するというのが、やはり一番いいのかなというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。
○増田和代議長 13番、岩田議員。
○13番 岩田鑑郎議員 いろいろ検討されるようですけれども、私は100から200メートルくらい、渓谷というのは、そんな川の流れというか、場所が渓谷として認められるような場所かというふうに思います。ですから、両岸が、屹立した、もう崩れかけている部分もありますけれども、それは、そのまんまにしておくほうが景観としてはいいかなというふうに思っております。
  ですから、上流から見ても下流から見ても三波渓谷そのものをですね、見られる場所というのは、ないですね。上から見るしか、全体を見るのであれば、というふうに思います。
  それと、三波渓谷の整備について、どのくらいの予算というふうに申し上げましたけれども、どのくらいの期間というのは考えておるのでしょうか。
○増田和代議長 答弁願います。
  関口副町長。
○関口 章副町長 これまた先ほどお答えしましたとおりですね、その整備する内容によって期間がかわってきますので、現時点で2年とか、3年とか、具体的にお答えすることは難しいのかなというふうに考えております。
  以上です。
○増田和代議長 13番、岩田議員。
○13番 岩田鑑郎議員 あと、関口町政は3年ほど残されている、現在の段階ではそういうことなんですけれども、そういう中で、完成させるというおつもりはあるんでしょうか。
○増田和代議長 答弁願います。
  関口副町長。
○関口 章副町長 当然、今現に関口町長が任についておりまして、その時点での考え方ですので、そういったことは当然、意識の中にあると思います。
  以上です。
○増田和代議長 13番、岩田議員。
○13番 岩田鑑郎議員 というのはですね、三波渓谷基本構想も、長期にわたっての構想でありましたし、それから振興計画は10年ですね。任期は、4年、4年ですから、10年というと、それ以外の期間も、要するに任期以外の期間も入るわけですし、3期務めれば、その中で収まってしまうんですけれども、そういうことがあるので、今、お伺いしたわけでございます。長期にわたるかどうかは、また検討委員会の中で伺えるようでございますが、わかりました。私も三波渓谷症候群から抜け出さないと、なかなか思想も小さく、考え方も小さくなりますので、三波渓谷そのものは100メートルか200メートルの渓谷でございまして、デッキをつくる等は、本当に大工事になるだろうというふうに考えますが、その中で、ここにこだわることなく、この町を流れる、中心を流れる都幾川をトータルで整備したらどうかなというふうに思います。
  昨日の小輪瀬議員の提案の中で小倉城跡を観光の拠点にするために、吊り橋はどうかというようなご提案もありますが、都幾川を、都幾川だけでなくて川を起点にした中心に据えたまちづくり、観光づくりを考えたらどうでしょうかというふうに思います。
  例えばですね、上サのスケート場の上流の渓谷、渓谷というか、渓流、散策には最適な場所かと思います。あそこの上には民家がありませんし、車が走る状況もスギ林で見えませんので、そういうところを整備する散策路みたいに整備する、もっとも、あそこには、魚道のない堰が3つほどあります。そこを整備すれば、ずっと登れるというふうに思います。しかも、あそこには、現在のキャンプ場に劣らぬキャンプ場に適した場所もあります。簡単に開発はできないでしょうけれども、そういう考えもあるし、全地域の方に桜なり、木をというか、花を植えると、花壇は規制があるそうで、植えるのはまずいが、生えてしまうのはしようがないというような考え方もあるようでございますので、そういうことも考えられると思います。
  早く言えばですね、都幾川村時代の第3次総合振興計画にありました全村公園化構想、というようなものを考えたらいかがでしょうかということを提案させていただいて、この質問を終わらせていただきます。
○増田和代議長 続いて質問事項2、地域コミュニティでの見守りや支え合いのシステム構築を。通告者、13番、岩田議員。
○13番 岩田鑑郎議員 ここでも大変申しわけないのですが、修正をお願いしたいと思います。小沢福祉課長からご指摘もいただいたんですが、地域福祉計画を平成23年度中に策定すると、策定に着手するという文言にかえていただければというふうに思います。
  今年度中の予算の中で、先ほど申し上げましたように、欲を言えば、過疎化や高齢化に対するもう少しの予算というようなことを申し上げましたけれども、少子高齢化の波で、高齢化率が高くなることが目に見えております。
  10年後には、40%くらいになるのではないかというふうに、勝手な試算ですから、私の勝手な試算ですけれども、地域によっては、限界集落に陥る集落も考えられます。
  そういう中で現在、民生委員さんが中心になっている地域の福祉の部分を補完する意味で、このようなシステムを考えたらどうかというふうに思います。
  確かに、地域福祉計画の中核は過疎化や高齢化に対する支え合いや見守り合いをする、どういうふうにするかというのが、地域福祉計画の中核だろうとは思うんですけれども、まだまだ、策定からそれから実施の計画までには、時間がかかるかというふうに思います。
  今でもですね、買い物等に困っている町民がおると聞いております。
  というのは今、西平の2軒の八百屋さんというのか、魚屋さんと言うんですか、それが引き売りで、大野とか、椚平に行っているようでございますが、高齢化によりまして、定期的に行けない場合も出てくると、買い物に困るというような話も聞きます。他町村では、他町村で芽生えたというのは、この近隣では、鳩山町ですね。鳩山町では、鳩山地域見守りネットワーク、見守りはとネットというものを昨年の7月ですか、町に立ち上げたようでございます。それから、鶴ヶ島市ではですね、高齢者お手伝いの謝礼に地域商品券というようなことで新聞に載っておりますが、24団体で支え合いをしているというようなこともございまして、どうかなということで質問をさせていただきます。
○増田和代議長 答弁願います。
  関口副町長。
○関口 章副町長 それでは、岩田議員のご質問に地域コミュニティでの見守りや支え合いの システム構築についてのご質問にお答えをいたします。
  現在、ときがわ町では、高齢者の見守り活動につきまして、民生児童委員さんに中心となっていただき、ひとり暮らしの高齢者等の見守り活動を行っていただいております。過日、開催されました民生児童委員協議会定例会議でも地域内の見守りとして、児童の登下校時の安全や高齢者の見守り活動や支援として、防犯、パトロールキャップを活用した生活安全事業への参加や、ふれあいサロンの継続と発展、災害時の取り組みや障害者への支援などについて話し合われております。
  民生児童委員の皆様には、日ごろから地域のためにご尽力をいただいているところでございまして、改めてこの席をお借りして感謝を申し上げたいと存じます。
  また、その他見守り活動として、配食サービス時に事業者の方が、不審に思ったときに町に通報していただくようお願いしており、年に数件の報告がございます。
  このほか、取り決めはしておりませんけれども、新聞配達をされている方から通報が町にあり、職員が訪問し異常が発見されたという事例もございます。
  同様に、郵便局のご協力をいただくことも可能であるというふうに考えています。これも既にご案内かと思いますが、地域福祉というのは誰もが地域の一員として、尊厳を持って安心して自立生活を営むことができるよう、行政、住民、団体などが連携して地域全体で課題解決に取り組む活動と定義されております。
  具体的には、法律等の制度に基づいて提供される公的サービスや住民、ボランティア団体等による支え合いの取り組みなどを活用しながら住民のニーズにこたえていくものと言われております。
  埼玉県で進めております地域支え合いの仕組みづくりとして提唱され、愛称は安心お助け隊というボランティアの制度がございます。今後、こうした制度も本町の各地域の中に定着することができるよう、各いろいろな団体のご協力をいただきながら検討してまいりたいというふうに考えております。
  また、今年度に着手する地域福祉計画の策定の中でも重要な課題として位置づけて計画に盛り込んでいきたいというふうに考えておりまして、この点、策定委員の方にも特にお願いをしたいといふうに考えております。
  いずれにいたしましても、地域で安心して暮らしていく上で、行政のできること、地域の住民の方、お互いに協働してできること、こういったことを明確にしながら、町全体で支え合いのシステムの構築を図ることは極めて重要であるというふうに私どもも考えております ので、ひとつ、よろしくお願いしたいと思います。
  以上です。
○増田和代議長 ご苦労さまです。
  13番、岩田議員。
○13番 岩田鑑郎議員 ありがとうございました。
  今、配食サービスの事業所の方がとか、新聞配達をされる方だとか、郵便局のご協力をいただくのも可能だということですが、実際にシステムとして契約なり、話し合いなりは、持たれているのでしょうか。それが1つ。かつて、配食サービスを村でやっておりました。村のボランティアでやっておりました。それは、経費の関係もあって業者でなく、ボランティアの人でやっておりました。そういう見守りではないんですけれども、配食する際にですね、声が掛けられたわけですけれども、もうやめて3年くらいになるんですけれども、どうしたんだんべという声も聞くんですけれども、その事業者の方にですね、そのようなちゃんと依頼をしているのかどうかなんですが、その辺を聞きしたいと思います。
○増田和代議長 答弁願います。
 小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 お答えをいたします。
  今の配食、それから新聞配達、それから郵便配達の関係でございますけれども、まず配食については、これは2事業所に委託契約を結んで実際に配達に行ったときに異常があるかどうかということを確認をしていただいております。もし、朝、配食を届けて、その回収、器の回収に行ったときにそのままになっているとか、そういったときには、こちらにお話をいただいて、福祉課のほうから現地に出向いて確認をしているということで、契約をした中で対応しております。配食サービスについては、契約業者の方と町で契約をして実施をしております。
  それから、新聞配達の方についても、これらも実際に報告事例がございましたけれども、新聞配達については契約等はしてはございません。しかしながら、この新聞配達の方が何日も新聞がたまっているから、様子がおかしいのではないかということで実際に行ってくださいということで、実際に行ってみたら、その方がかなり衰弱していたという中で、救急車で病院のほうに搬送したという事例もございます。
  それから、郵便局においても必ずといいますか、郵便配達等が毎日ではないでしょうけれども、行く場合がございますけれども、そういった中で、やはり郵便物等がたまっていた場 合については、こちらへ連絡をしていただいて、こちらとしては対応していきたいということでございまして、実際の契約をしている、お願いをしているのは配食サービスのみでございます。
  以上です。
○増田和代議長 13番、岩田議員。
○13番 岩田鑑郎議員 今、先ほど申し上げました買い物難民ですね、そういう人の声というのは、入ってきておりませんでしょうか。もう1つ、今現在、高齢者の世帯、特に後期高齢者の方の、あるいは独居老人というか、そういう個別の調査というか、今どのくらいの人間がそういう状況に置かれているかというのは調査はしているのでしょうか。
○増田和代議長 答弁願います。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 確かに、高齢者の方で、介護認定等を受けていないという方で、実際に自分の行動といいますか、それがなかなか1人で自由にできないというような方で、制度の狭間にいる方もかなりいるというふうには認識をしております。そういった中で、有償運送のサービス、そういった部分も、これは一定の要件が必要でございますけれども、輸送サービスについては医者が必要だと認めれば、有償運送等も使えるという制度も、これは社会福祉協議会、あるいはそのほかやっている事業所等でもやっているわけですけれども、主に社会福祉協議会のほうでやっている、そういった制度も使える部分もございます。
  これらの制度を使えない方については、バス等を利用していただくというような今現在の状況ですとなってくるような形でございます。
  それから、独居老人ですとか、あるいは高齢者世帯等がどの程度いるのかということなんですけれども、これについては、民生委員協議会のほうで、毎年、調査をしておりますので、民生委員さんについては、各地区ごとのそういったお年寄りの方の把握はしているということでございます。
  以上です。
○増田和代議長 13番、岩田議員。
○13番 岩田鑑郎議員 質問の中に入っていなかったので、どのくらいの調査実態か、調査した結果かというのは、お聞きしても入っていなかったんで申しわけないのですが、あとで、私が歩けばいいんでしょうけれども、その辺の調査の結果というのは見せていただけますか。
○増田和代議長 小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 お答えをいたします。
  各地区ごとの人数は把握できておりますので、個人ごとにはできませんけれども、その地区ごとに何人いるかということであれば、ご回答させていただきたいと思います。
○増田和代議長 13番、岩田議員。
○13番 岩田鑑郎議員 議員の中には有償運送のプロの方もいらっしゃいますけれども、各地域にまだ、若い方というか、60歳定年で引っ込んだ方等がおられまして、そういう方にボランティアをお願いするような形でですね、買い物難民を救うというようなことも考えられると思います。実際に、私の部落でも30軒くらいの部落なんですけれども、1人ですか、今、健康でぶらぶらしているっていうと恐縮ですけれども、シルバー人材センター等にももちろん入っていますけれども、そういう方もおられます。鶴ヶ島は商品券を渡すということで、地域で使える商品券を報酬で渡すということは、地域の購買力が上がるということもこの新聞には書いてあります。どの程度上がるかは、私はわかりませんけれども、そういう効果も期待できるということで新聞には載ってございます。是非、訪れてよし、住んでよしのときがわ町をつくろうとする関口町政でございますので、是非、難民が出ないような形で、最後まで見守ってこの地域が支え合えればいいかなと思いますので、よろしくお願いいたします。
  以上で質問を終わります。
○増田和代議長 はい、ご苦労さまです。
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          ◇ 野 原 兼 男 議員
○増田和代議長 一般質問を続けます。
  質問事項1、借地の実態。通告者10番、野原兼男議員。
○10番 野原兼男議員 10番、野原でございます。
  議長のお許しをいただきましたので、一般質問のほうをさせていただきます。
  ただいま、岩田議員から世界情勢につきまして、報告また思いが熱く語られましたので、私からは性格的に控えめですので、前置きなしに速やかに質問のほうに入らせていただきますが、ただ午後に予定しておりましたので、まだ気持ちの整理もついておりませんので、その点、何分ともよろしくお願いしたいと思います。
  それでは、借地の実態ということでございます。
  町には、多くの公共施設が存在して、町民の皆さんに有効に利用されていただいております。そういった中で、施設の中には、町所有の土地だけではなく、町民の方等のご協力をい ただいている土地に建設されている施設も数多くあると聞いております。
  平成23年度予算概要の中に、町が所有している土地を町民の方等に貸している土地貸し付け収入の一覧表が添付されていることから、内容等は知ることはできますが、町が借り受けている土地等についての資料がないので、把握が難しいことからですね、対象となる土地の内容についてお伺いさせていただきたいと思います。
  まず、1点目としましては、施設ごとの筆数、数量、これ面積ですね。それから、借上料、それから全体の年間借上料の合計をお願いできればと思います。
  多いようでしたら、一覧表でも結構ですので、お願いいたします。
  2点目につきましては、借上料の指標となる算定方法についてお伺いできればと思います。
  3点目ですが、この中でですね、最も古い借地はいつ頃か、どのような施設が対象となっているのか、お伺いできればと思います。
  それから、現状でですね、利用されていない借地等はあるのか、その状況についてお伺いできればと思います。
  5点目として、借地の購入予定があるのか、その辺の計画などもお願いできればと思います。
  以上、よろしくお願いいたします。
○増田和代議長 答弁願います。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、野原兼男議員の借地の実態についてということで、お答えいたします。
  まず、借地の筆数でありますけれども、公共施設の看板敷地、また光ケーブルの支線などの小さなものを除きまして、現時点で176カ所、筆数で271筆あります。これらすべての借地の年間賃借料を合計いたしますと、1,870万円となります。借地のうち、1つの施設で金額の大きいもの、これが一番大きいのが関堀地内の体育センター敷地が312万円、続いて本郷地内の都幾川第二球場の214万円、同じく本郷地内の都幾川第一球場、これが185万円となっております。
  借地契約の古いものはどこかということでありますけれども、昭和47年に建設いたしました集会所、これは本郷農民センターであります。これの借地が一番古くて、既に40年近くお借りしているということであります。
  次に、借地の賃借料の算定方法でありますけれども、合併後に新規契約する借地につきま しては、固定資産税の2倍を契約金額とする方針のもとに、地権者と交渉をしております。
  公共用の施設を建設する、あるいは付帯施設である駐車場などを確保する必要があるときには、基本的には買収による取得をすると。これが望ましいと考えておりますけれども、所有者の同意が得られずに買収が困難である場合、やむなく借地で対応してきた経緯があります。
  町では、合併後に町有管理財産有効活用検討委員会というのを組織いたしまして、職員レベルで借地の今後の取り扱いについて協議をいたしました。その結果、今後も引き続き賃貸者契約の継続が予想される重要施設につきましては、平成31年度までの借地買収計画を立てまして順次買収をしているところであります。
  現在、体育センター及び保健センターの敷地買収に取り組んでいるところでもあります。
  今後もこの計画に従いまして地権者と買収交渉をする一方で、公共用地として不要になった借地につきましては速やかに返還を実施してまいりたいと考えております。
  以上です。
○増田和代議長 ご苦労さまでした。
  10番、野原議員。
○10番 野原兼男議員 どうもありがとうございます。
  最初の質問の中に、現在、利用されていない借地があるのかということにつきましてのご答弁がなかったのかなと思いますが、この点については、あるのかないのかお伺いできればと思います。
○増田和代議長 答弁願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 野原議員のご質問にお答えさせていただきます。
  現在、使われていない借地というのはございません。
  以上でございます。
○増田和代議長 10番、野原議員。
○10番 野原兼男議員 それではないということですので、有効に活用されているということで理解したいと思っております。
  この答弁の中に、現時点で176カ所ですか、筆数で271筆ということで、相当数の数があるわけでございますけれども、最初に大きいものとして取り上げていただきました、体育センター、それから都幾川本郷球場ですね、第一、第二とあるようでございますが、この地権者 の人数がわかりましたら、お伺いできればと思います。
○増田和代議長 答弁願います。
  小峯生涯学習課長。
○小峯光好生涯学習課長 それでは、野原議員さんのご質問にお答えいたします。
  体育センターにつきましては地権者11名でございます。
  本郷第一球場につきましては4名ですね。
  本郷第二球場については8名というふうに把握してございます。
○増田和代議長 10番、野原議員。
○10番 野原兼男議員 やはり、敷地が広いということで、相当の地権者がおられるということです。それで、その中で、誠に申しわけないんですけれども、通告はしていなかったんですけれども、この現状でこの176カ所と筆数271の内訳としまして、旧村単位で簡単にわかればおおまかで結構ですが、お願いできればと思います。
○増田和代議長 答弁願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 箇所数の関係なんですけれども、箇所数の関係につきましては、1つの箇所で地主さんが数人いる場合ですね、それをちょっと、施設で数人いる場合は箇所数をその人数でカウントしている関係で、ちょっと多くなっております。実際、施設の数でちょっと申し上げさせていただいてもよろしいでしょうかね。
  実際の施設の数が、旧玉川村地内で24カ所ですね、24施設です。そして、旧都幾川村地内で80施設、合計で104施設ございます。
  この関係については、1つの施設で地主さんが数人いる場合は、ちょっと箇所数としては、その分を足している関係で多くなっているということでございます。
  また筆数の関係……。
          (「いや、結構ですよ」と呼ぶ者あり)
○久保 均企画財政課長 わかりますので。
  筆数につきましては、旧玉川村地区がちょうど50です。旧都幾川村地内については221ですね、合計で271筆ということでございます。
  以上でございます。
○増田和代議長 10番、野原議員。
○10番 野原兼男議員 どうもありがとうございます。
  そうした中で、合併後の、そういった契約については、固定資産税の2倍を契約金額とするということで基準を決められておられるようでございますが、その合併前ですね、合併前はどのような基準があったのか、その点についてお答えしていただければと思います。
○増田和代議長 答弁願います。
○久保 均企画財政課長 合併前の話で、ちょっと古い話なんですけれども、旧都幾川村の地区については買収するのが本当はよかったんですけれども、いろいろな地権者の関係ですとか、また財政的な面もありまして、とりあえず借地でという施設が多くございます。先ほどの筆数とかそういう関係でも、旧都幾川地域のほうが4倍以上あるということで、非常に苦慮しているところもあるんですけれども、旧都幾川村、最初はお米ですね、米の値段を基準に借地料を決めておりました。畝俵と言いまして、一畝1俵という形で、1反で10俵ですね。そういったとれるといった形で、それを面積で割って、田んぼの換算でほとんどが借りておった時代がございます。
  その後、お米の値段がどんどん下がってまいりますと借地料も下がってしまうということで、その頃は、バブルちょっと前の時代だったんですけれども、土地の値段がどんどん上がっておりました。そういう関係で、番匠地内の宅地を中心に土地の公示価格というのを基準に、そこの中心地から離れていけばいくほど公示価格が安くなるような形を設定しまして、そういった形から一時期、計算していた時期がございます。
  その後も、土地が今度バブルはじけまして下がってまいりまして、また賃貸料が下がるという形になりまして、また地主さんの同意が得られないということで、合併直前は固定資産税の2倍から3倍ということでやっておりました。基本的には、2倍なんですけれども、それ以前、高く借りていた地主さんについては急に下げるということもあれですので、3倍までは許容範囲ということで、2から3倍という形でやっておりました。
  旧玉川村さんのほうについては、あまりこういう統一的な見解みたいなものはなかったようなんですけれども、おおむね固定資産税相当額ということで借りていたようでございます。
  そういった状況で合併後はですね、固定資産税の2倍ということで統一してやっているという状況でございます。
  以上でございます。
○増田和代議長 10番、野原議員。
○10番 野原兼男議員 昔は、米の値段等でそういった賃貸料の算定をしていたということでございますが、今のこの時代になると、そういった米の値段というわけにもならないと思 いますが、そういった中で値段が下がれば、今までまた高いほうの基準に持っていって、また下がれば違うほうに持って行くと、そんなような繰り返しだったんですが、最終的には、固定資産税の3倍が今一番高くなっているということで、よろしいでしょうか。
○増田和代議長 答弁願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 合併後は固定資産税の2倍を基準ということで、最大3倍までということで、それぞれ更新時期にあわせまして、その金額に高いほうについては下げていただくような交渉を進めてございます。
  ただし、どうしても相手方がございますので、その辺が納得していただけない場合は、同額で更新しているような場合も若干ございます。
  以上でございます。
○増田和代議長 10番、野原議員。
○10番 野原兼男議員 ちなみに更新期間というのは2年とか、5年とか、その辺の定めはあるのでしょうか。
○増田和代議長 答弁願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 お答えさせていただきます。
  建物なんかですと、20年とかという長いのもありますけれども、おおむね5年か10年が多くなってございます。ですから、その辺で、その更新時期に合わせて、更新をすると金額についても交渉をするというような形でございます。
  あわせてですね、借地から買収していく計画もございますので、その更新時期にあわせて、買収についても交渉をしていくという状況でございます。
○増田和代議長 10番、野原議員。
○10番 野原兼男議員 そうするとですね、その中にはですね、まだ固定資産税の3倍の、そういった物件等もあるということでございますが、それは更新のときの交渉ということになるとは思うんですけれども、この交渉はやはり地権者あっての交渉になってきますので、大変これは難しいというか、慎重に行っていただかなければ、ならないとは思うんですけれども、こういった中で、やはり町としましても地権者のご理解が得られるのは大変難しいのかなと思うんですけれども、そういった中でですね、やはり更新時にあわせて、今2倍から3倍ということで、できれば2倍、そういったようなことで、交渉のほうは是非進めていっ ていただき、またですね、可能な買収交渉につきましては是非進めていただきたいと思います。
  こういった中で、やはり交渉を進める中で、実際の地権者の方の機嫌を損ねて、その物件を返せというようなことも当然考えられるのではないかなということもあるんですけれども、それとは別にですね、地権者の方の都合等によりまして、急遽返還を求められるといったときの、そういったことの対応というのは、何か取り決めというのは、その辺の保障についてどうなっているのかお伺いできればと思います。
○増田和代議長 答弁願います。
○久保 均企画財政課長 お答えをさせていただきます。
  契約に基づいて、それぞれ土地をお借りしているわけなんで、急に返していただきたいとか、そういうのは今まで事例がございません。ただ、借地に施設をつくっているところがございます。例えば、保健センターですとか、体育センター、せせらぎホールですね。こういったもの、借地の上に建物が乗っております。こういったものについては、もし返してもらいたいというような地主さんとトラブルになった場合の状況が、仮にないとも言えない状況はございます。
  そういった意味で、権利金と称しまして旧都幾川村の時代には借地権相当額の金額をお支払いをして、長期契約ということで20年とか30年とかで継続していくような形で、権利金のようなものを払って契約をしているという、なるべく長期に建物が続くぐらいの間は、そういった形で貸していただけるような長期契約で済んでおりまして、実際そういった形で、どうしても返してくれというような事例は今までありませんでした。
○増田和代議長 10番、野原議員。
○10番 野原兼男議員 今の課長のご答弁の中にも権利金というものですか、よくアパートを借りると、そういったものを一時預けるということがあるようでございますけれども、私もこの賃貸契約の中に、そういった別契約というか、補償金等みたいな存在があるということを耳にしたことがあるんですが、実際、そういった権利金等、地権者の方に預けておらる件数、金額等がもしわかればお伺いできればなと思います。
○増田和代議長 答弁願います。
  企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 お答えさせていただきます。
  権利金をお支払いしているのは体育センターですね。せせらぎホールの関係と保健センタ ーもお支払いしています。それで、ときがわ球場にも一部、デイサービスの施設がございますので、その部分等を払っている部分がございます。金額はちょっとあとで足して提供させていただきたいと思います。
○増田和代議長 10番、野原議員。
○10番 野原兼男議員 そうした場合、地権者の方に保証金等を預けているということでございますけれども、仮に契約が白紙になった場合には、この保証金というのは戻ってくるものと考えてよろしいのでしょうか。
○増田和代議長 答弁願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 法的といいますか、細かく言うと権利金というのは戻ってこないというもののようでございます。また、それではございますけれども、契約の中で土地を買収するという形でいつも交渉しておりますので、買収する場合は、その権利金の金額を土地の代金から差し引いた形で買収するという契約になっているものがほとんどでございますので、買収をなるべくさせていただくという形で、権利金はその分を差し引いて買収するという契約になってございます。
○増田和代議長 10番、野原議員。
○10番 野原兼男議員 こういった制度というのは、ときがわだけではなく、ほかの自治体でも常に、普通に行われているというようなことで理解してもよろしいでしょうか。
○増田和代議長 答弁願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 お答えさせていただきます。
○10番 野原兼男議員 ほかの団体がどの程度やっているかというのは、今ちょっとデーターがないので申し上げられないんですけれども、旧都幾川村については、確かに借地が非常に多いということで、これについては買収計画も立てておりますので、そういった契約に基づいて少しでも建物が建ててあるような場所については、順次買収していきたいというふうに考えています。
  以上です。
○増田和代議長 10番、野原議員。
○10番 野原兼男議員 そういった中で、ちょっと件数等が非常に多いので、すべて把握するということは、なかなかできないんですけれども、そういった中で貸付収入のほうには一 覧表というのはつけていただいているんですけれども、この借り上げ、こちらの収支のほうというのは、個人情報的なものもありまして、この一覧表についてはいただけるものならいただきたいのですが、これはちょっと難しいものなのでしょうか。
○増田和代議長 答弁願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 個人情報ということで、個人に対する収入とかも細かく載っておりますので、そういった部分を目隠しといいますか、そういう形でしたら提供できるというふうに考えています。
○増田和代議長 10番、野原議員。
○10番 野原兼男議員 我々議会としても、そういった行政の中身を知るという上でも、非常に大事な資料等にはなるかなとは思うんですが、個人情報的なものもあって非常に難しいかなとは思いますけれども、注釈した、そういった個人的なものというか面積とか、そういった施設の筆数とか、そういったものでも結構なので、個人の名前とかそういったものは結構ですので、その施設、あとそれに対する筆数、あと人数くらいですね。そういったものとあと金額等がわかれば、もし、そうやって示していただけるようなら、それをお願いしたいと思いますので、その点ちょっとご検討いただけますでしょうか。
○増田和代議長 はい、答弁願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 お答えさせていただきます。
  それでは、個人名等を伏せた形で施設ごとの一覧表的なものを調整をして、お渡しできるような形で、ちょっと検討させていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
○増田和代議長 10番、野原議員。
○10番 野原兼男議員 是非お願いしたいと思います。
  町のほうでも、いろいろ計画等を立てて、そういった施設、土地等についての買収計画を順次進めていただいているところでございますので、今後もそういった中で借地料につきましても引き下げられるものは、更新時に相手方もあります、地権者の方のそういった機嫌を損なわない程度に、丁重に根気よく交渉を進めていただければと思います。
  こういった中で、今後こういった経済情勢、また将来的な財政状況を考えた中で、こういったものがおいおい、財政上響いてくると思いますので、できる範囲で頑張っていただいて、早めの買収交渉等をできる限りお願いいたしまして誠に簡単ではございましたけれども、こ れで質問を終わらせていただきます。
  どうもありがとうございました。
○増田和代議長 はい、ご苦労さまでした。
  暫時休憩いたします。
  再開を1時。よろしくお願いいたします。
                                (午前11時35分)
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○増田和代議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
  一般質問を続けます。
                                (午後 1時00分)
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          ◇ 岡 野 政 彦 議員
○増田和代議長 発言順位8番、質問事項1、児童・生徒、学生への援助を。通告者1番、岡野政彦議員。
○1番 岡野政彦議員 改めまして、執行部の皆さん、こんにちは。
  議席番号1番、岡野政彦でございます。議長のお許しを得ましたので、通告書に基づきまして、一般質問をさせていただきます。
  その前に、議員になりまして1年が経ちました。自分なりにいろいろと勉強させていただいておりますが、まだまだ、わからない点が数多くあります。先輩、執行部の皆様にご指導を受けながら、頑張ってまいりたいと思います。よろしくお願いいたします。
  それでは、質問事項1、児童・生徒、学生への援助ということで、@といたしまして、小・中学校、高校、大学へ、ここには電車としか書いてありませんが、バス、電車通学をしている学生に対して、定期乗車券への一部援助をということでございます。
  参考のために、電車の旅客営業規則にのっとって料金が決められています。通学定期乗車券は児童や生徒のための定期券で、特徴は小学生、中学生、高校生、大学生と料金の割引が違い、小学生は中学生の半額で、中学生は大学生の30%引き、高校生は大学生の10%引きです。また、通学定期乗車券を購入する際は学生証の提示を求められます。
  しかし、JRまた私鉄が指定した学校でないといけませんし、学校の最寄り駅までしか購入はできません。有効期限といたしまして、1カ月、3カ月、6カ月があります。3カ月の定期は1カ月の定期の5%引き、6カ月の定期は1カ月の10%引きです。一部の自治体では、 公共交通機構の利用促進のために通学定期乗車券に補助金を支出したりするところもあります。
  例を挙げますと、長野県下伊那郡阿南町、南信州まつり街道の里とも言われています。本州の中央に位置する南アルプスと中央アルプスにはさまれ、太平洋に注ぐ天竜川の右岸にあり、長野県の南端、下伊那郡の南部に位置しており、面積はときがわ町の約2倍強で森林が84%を占め、人口は約5,000人で小学校4校、中学校2校がある町でございます。その町に、子育て支援補助金の中に高校通学下宿代補助、これ25年前から実施しているということでございます。そして、平成21年4月の改正版でございますが、内容といたしまして、高校通学のためのバスまたは電車の定期券を購入していること、高校通学者が町内に住所を有しながら通学のため、下宿またはアパートで生活していること、定期券及び下宿などの代金の2割以内とし、月額5,000円を限度とする。これも先日、担当者にいろいろと電話で聞いたことでございます。その担当者が申しますことには、この阿南町の地域性によりまして、下宿の方が結構いまして、月4万円掛ける12カ月、48万円としても2割を掛けて9万6,000円としても、やはり月5,000円ということで、年間で6万円が限度ということでございました。
  なぜ、阿南町という所は高校生だけ対象かと申しますと、やはり地域的に阿南高等学校は1校しかございません。それに比べまして、我がときがわ町は阿南町に比べると地域的にも恵まれて、バス、電車の利用客も多い中、私立中学、私立高校、県立高校、専門学校、短大、大学と通学されている方が大勢いらっしゃいます。
  参考のためですけれども、人数は約ですけれども、私立の中学校に行かれている方が10名ほどいらっしゃると聞いております。
  また、高校生が県立高校、私立高校、合わせて約400名弱だと思います。専門学校、短大、大学、単純に高校生の数を3で割って約4倍掛けますと、約500人の方がいるかと思います。その中で、この定期券を使われる方は高校生はもちろん、私立の中学に行っている方も使っていると思いますが、そのほかに下宿されている方、自分の車で行かれている方を除くと、約半分くらいといたしまして600人くらいが定期券を利用されていることかと思います。
  そして、この600名弱の方で1人でも多くの方が、やはりこの定期券という補助金がもし実現する中であれば、ときがわ町も少子化対策とか、人口減少を考えるのであれば、いろいろとこの定期券に関しては問題も考えられますが、将来のときがわ町を担う子供たちのため、定期乗車券の一部援助ということで町のお考えを伺いたい。
  また、本日、3月の初めの議会のときに、町長が申したとおり施政方針の中でも第2とい たしまして、少子定住対策の推進にもつながるのではないかと、私、個人的に思っております。それが@でございます。
  Aといたしまして、町内の小学生、中学生に対して関東大会、全国大会等への参加において費用の一部援助をということで、町のお考えを伺いたい。
  以上です。よろしくお願いいたします。
○増田和代議長 答弁願います。
  戸口教育長。
○戸口皓雄教育長 それでは、岡野議員の児童・生徒、学生への援助のご質問にお答えいたします。
  1点目の小・中学校、高校、大学へ電車通学をしている学生に対して定期乗車券への一部助成をについてですが、現在、町外の私立の学校に通学している中学生から大学生までそれぞれの実情に応じ、自宅あるいは下宿先から電車、路線バス、スクールバス、自家用車など、さまざまな交通機関等を利用して通学していますが、主に電車、路線バスにおいては通学定期を活用して通学しているものと考えられます。
  昨年、10月8日からときがわ町では、交通体系が新しくなり、廃止代替バス及びデマンドバスを運行しております。その通額定期は、普通運賃のおよそ4割から7割引きの定額の通学定期で、町内どこに住んでいても同じ料金でサービスが受けられるようになっております。
  それにより、子育て世帯の保護者の負担軽減と居住地による格差の平準化に努めております。しかも、全域乗り放題という形で、学生の皆さんには非常に有利な形でご利用いただいておるところでございます。
  また、電車の通学定期運賃の割引については、JR東日本及び東武鉄道に確認しましたところ、運賃は距離によって定められており、10キロから30キロの通学定期3カ月分を普通旅客運賃と比較してみますと、約7割から8割引きとなっております。
  このように、通学定期運賃は相当な割合で優遇割引がされていることから、現在のところ定期乗車券の一部援助を行うことについては考えておりません。ご理解いただきたいと思います。
  続きまして、町内の小学生、中学生に対して関東大会、全国大会等への参加において費用の一部援助についてのご質問にお答えいたします。
  ときがわ町では町内の小・中学校の児童・生徒を体育活動または文化活動に係る各種大会に派遣する場合、ときがわ町小・中学生各種大会等派遣費補助金交付要綱に基づき、補助金 を交付し、派遣に要する経費の一部を援助をしております。
  具体的に申し上げますと、1人あたりの限度額を国際大会5万円、全国大会3万円、関東大会1万円として、交通費、宿泊費、楽器運搬費を対象に補助しております。このほか、埼玉県教育委員会から交通費補助として、埼玉県庁所在地の浦和駅から会場のある都道府県の県庁所在地の駅までの運賃の4割が補助されるとともに、埼玉県中体連からも激励費として、1人あたり2,000円が援助されております。
  平成22年度の町からの補助金交付実績を申し上げますと、ときがわ中学校陸上部が400メートルリレーで第38回関東中学校陸上競技大会に出場し、決勝に進出し5位に入賞を果たしました。派遣した6名分を要綱に基づき交付をいたしました。また、スケートではときがわスケート連盟に所属する中学生3名が長野市にありますエムウェーブで行われた第31回全国中学校スケート大会に出場し活躍いたしました。こちらに派遣した3名分も同様に補助金を交付をいたしました。
  以上のように町内の小・中学校が関東大会、全国大会等に参加する費用については、その一部を援助しているところでございますので、ご理解をいただきたいと存じます。
  以上でございます。
○増田和代議長 ご苦労さまでした。
  1番、岡野議員。
○1番 岡野政彦議員 ありがとうございました。
  まず、1問目の定期乗車券についてお聞きしたいと思います。答弁から申しますと、10キロから30キロの通学定期が3カ月分を比較してみると、7割から8割引きとなっております、と書いてありますが、多分、思いますところ、都心からときがわは55キロ圏内と言われておりますけれども、これ以上の所にときがわ町から通われている方の定期、私もちょっと調べ不足ですけれども、その辺のところをちょっとお聞かせ願いたいと思うんですけれども、よろしくお願いいたします。
○増田和代議長 答弁願います。
  柴崎教育総務課長。
○柴崎秀雄教育総務課長 それでは、お答え申し上げます。
  この10キロから30キロにつきましては、1つは東武鉄道、こちらの料金表がございまして、大人、子供のキロによりまして、それぞれの一般の乗車料金となります。それと、一覧表で通学定期運賃対キロ表というのがございまして、通学定期ですと何キロでしたら、1カ月、 3カ月、6カ月幾らというような表がございまして、通勤ですと幾らというような表がそれぞれございます。その中で、通学の定期の10キロ、20キロ、30キロの部分の金額と、あとはその一般の乗るときの乗車券の金額、これで計算しまして出してみますと、10キロのところで、おおむね7割くらい引かれた金額になっているということです。30キロで8割。さらに、遠い距離があるところということで、これも東武鉄道なんですけれども、東武東上線ですが、小川町から池袋、この通学定期、それと普通の運賃で比較してみますと、月数によっても違うんですけれども、9割くらいの割引がされているという状況を確認しております。
  以上です。
○増田和代議長 1番、岡野議員。
○1番 岡野政彦議員 ありがとうございました。
  多分、これは1人1人、大学とか専門学校、また短大等、特に中にもありましたとおり抱えている、ときがわ町で先ほど私が少ししゃべった中で、確か約600名の方がと思いましたけれども、全部の方が遠い近いというのもあると思うんですけれども、先ほど阿南町の話をして、2割で約上限5,000円という話をしましたけれども、1カ月、3カ月、6カ月で考えてみますと、例えば3カ月ですね、例えばときがわ町の明覚駅から乗りまして、東武東上線を利用して都内ないしは神奈川、千葉あたりまで通われている方で、普通乗車券よりも9割引ということで考えてみましても結構な、例えば単純に3カ月、3万、4万と考えてみますと、その9割を引いた値段でそのくらいかかっていると仮にしますと、大分、今のこういったご時世では、家庭環境もいろいろ違った中で、負担するのも結構大変ではないかなと。私、個人的には思って、こういう乗車券の関係を出しておりますけれども、そういった件に関しまして、やはり9割引だから、これだけ引いてもらっているから、値段のほうが大分考慮してあるという考えも必要ですけれども、引いても結構な距離だと料金をとられているという方の生徒も多々いると思うんですけれども、そういった方に関しての、先ほど、JRまた東武鉄道さんのほうの考慮とかというのはあるんでしょうか。すみません、答弁、よろしくお願いいたします。
  意味わからないですか。先ほど、30キロ以上に関しましては、小川から池袋の普通乗車券と比べると、定期乗車券は小川から池袋は約9割、例えば単純に2万円だとすると9割だから、2,000円ということだと思うんですけれども、引いても値段がそんなに下がらず、数万円かかる所という感覚でいうと、そのJRとそういった東武さんのほうで多分、教育総務課さんのほうでも結構調べていると思うんですけれども、その辺は、やはり調べて、こういう のは個人的に調べるものかわからないですけれども、そういった面に対してのJRからの、答えはあったでしょうか。ちょっと意味的にわからないですかね。難しいですか。
  ちょっと私の質問の仕方が、こういう場で答えるものではないかわからないですけれども。
  9割を引いても結構、3万、4万とかかっている学生に対して、そういうのに対して、JRも東武も多分、調べていただいていると思うんですけれども、それに関してはどういった対処をしていただけるのかというのはあるのでしょうか。
○増田和代議長 答弁願います。
  柴崎教育総務課長。
○柴崎秀雄教育総務課長 それでは、お答え申し上げます。
  通学定期を通学定期料金に基づいて購入した、その金額に対してさらに何か鉄道各社で助成の手だてがあるかどうかということかと思うんですけれども。
○1番 岡野政彦議員 値段の3万、4万とちょっとはる……。
○増田和代議長 すみません、今、答弁しているので、お願いいたします。
○柴崎秀雄教育総務課長 金額が、例えば3カ月で幾ら以上の通学定期に対して、さらに鉄道会社で助成があるということは、こちらでは確認していません。
○増田和代議長 1番、岡野議員。
○1番 岡野政彦議員 すみません、無理な質問をしてしまいまして。
  このように考えますと、やはり割引が多い、少ないがあるかと思いますが、その中でも、先ほど私が言ったとおり、3カ月、6カ月にしても、本当に3万とか5万とかかかってしまう学生の方が現在いらっしゃると思います。そういう方に関しても前向きにですね、この乗車券の一部援助、割引、補助金等を考えていただければと、要望でよろしくお願いをしたいと思います。
  1番はこれで終わります。
  このまま続けてよろしいですか。
○増田和代議長 先ほど、質問しましたよね。それについてのAの答弁をお願いすればよろしいですよね。質問はしてありますよね、Aは。
  すみません、1番、岡野議員。
○1番 岡野政彦議員 すみません、Aといたしまいて、先ほど教育長のほうから答弁いただきました小・中学校の児童・生徒の各種大会に派遣する費用、各議員に渡されております例規集の中にページといたしまして、1万5,929ページに、先ほど教育長のほうで答弁された 事柄が載っております。これも平成18年合併当時からということとなっておりますが、これを決めた根拠をお聞きしたいんですけれども、よろしくお願いいたします。質問です。
○増田和代議長 答弁願います。
  柴崎教育総務課長。
○柴崎秀雄教育総務課長 それでは、お答え申し上げます。
  今、岡野議員がお話しいただきました要綱につきましては、平成18年4月1日に公布をしております。それ以前、合併前それぞれの旧自治体で、こういった明文化されたものがあったかということで調べてみたんですけれども、それについては特にございませんでした。
  そういう大会等に出場するときに、その都度どうするかというのを決めていたものかと思います。
  それをその18年の4月1日の時点でちゃんと明確に明文化しようということで決めたのがこの要綱でございます。交付対象が国際大会、全国大会、関東大会ということで、それぞれ、5万、3万、1万ということで、経費については交通費、宿泊費、楽器運搬費ということで対象としております。
  ここ3年間、ここのところで大会等、全国あるいは関東そういった所に出場しておりますけれども、宿泊費を平均しますと、その3年間で出場している宿泊費が1万500円、平均で。ですので、当時の宿泊費用を考えますと、1万円程度ということで、1泊で1万というぐらいの数字を出していたのかと思います。ですので、適正な数字ということで、それプラス県等の補助金、交通費についても助成がございますので、そういったものを含めますと、おおむねこの金額が妥当であろうということで、算出したものでございます。
  以上です。
○増田和代議長 1番、岡野議員。
○1番 岡野政彦議員 今、全国大会ですけれども、国際大会、この5万円の根拠もよろしくお願いいたします。
○増田和代議長 答弁願います。
  柴崎教育総務課長。
○柴崎秀雄教育総務課長 この国際大会の5万につきましては、すみません、海外に行くとか、そういったことも想定が当時あったのかどうか。全国大会ですと、大体、大会の中身にもよるんですけれども、3泊程度というのが過去の実績では多いです。それに、やっぱり全国大会よりも国際大会ですと、範囲も広がるということで5万にしたのではなかろうかといこと で、ちょっと明確にそれがなぜ5万かというのは、当時これを決めたものに確認がとれていませんので、単価的には1泊1万で見ているというのは、実際に当時の宿泊料を見てもそういう形ですので、1泊あるいは3泊、関東、全国でしたら、そのくらいということで、国際大会について5万、この辺をどういうふうに算出したかというのは、申しわけありません、ちょっと確認しておりません。
○増田和代議長 1番、岡野議員。
○1番 岡野政彦議員 ありがとうございました。
  こういう決まっている補助金があるところというのは、私も調べてみましたところ、近隣ではほとんどなく、このときがわ町だけ、例規集のほうに載っているというのを私も近隣に電話して確認してみましたところ、ときがわ町というのはこういうことに関しても、先ほど教育長さんの答弁にもございましたとおり、やはり全国、関東大会、全国大会等々、出ている方も過去多いと聞いております。
  また、今年度も空手等で全国大会に出られるということも聞いております。先ほど言った国際大会、私の記憶で、多分、5年前に私の娘と同級生だと思うんですけれども、番匠の方が国際大会の野球の部で、確かそのときは、国内だったと聞いておりまして、多分、海外へ行っていなかったと思うんですけれども、そういうのを聞いておりまして、こういった値段というか、補助金の限度額が少ないか多いかと申しますと、個人的には関東大会、全国大会、国際大会を見てみますと、関東大会の場合は1都6県、1万円、1泊2日で、とりあえずはこういった値段も民宿等に泊まるというのもありますが、一緒についていきます親御さん、また小学校、中学校の関係でいくと、引率というかついていく先生方は聞くところによると公費で出ているということも聞いています。また、県のほうからも結構お金のほうも出ていると、答弁で申されましたけれども、全国大会というのは北海道から沖縄まででございますけれども、この辺に関しても難しいかと思いますけれども、個人的にはもうちょっとレベルアップしてもいいのではないかという感覚がございます。また、国際大会の5万円のほうも、これが仮に反対側と言いましょうか、日本の。本当にどこで行われるかわからない国際大会、そのときは多分、この5万円だとちょっと大変かなというふうにも考えますので、その辺をちょっと、ケースバイケースで、そのときはまた考えるということもあるんでしょうか。答弁、よろしくお願いします。
○増田和代議長 答弁願います。
  柴崎教育総務課長。
○柴崎秀雄教育総務課長 それでは、お答え申し上げます。
  例えば、国際大会で飛行機に乗って、本当によその国まで行くというような大会ということですと、飛行機代だけでもかなりかかると思います。で、そういう国際大会の場合、国の代表として、出席ということになると思いますので、その辺、大会の中身にもよると思いますが、国のほうの補助がどう出るかとか、そういうのもあると思いますので、そのときに本当にその海外に、遠くに行って、1週間から10日とかという場合には、その実情に応じて考えざるを得ないかと思います。
  以上です。
○増田和代議長 1番、岡野議員。
○1番 岡野政彦議員 ありがとうございました。
  私も先ほど申したとおりですけれども、ときがわ町でのこういった小学生、中学生のために用意された補助金でございます。有意義にというか、これを先ほど答弁されたのも含めまして大いにこういうものを、たくさんの小学生、中学生の方が、体育ということで、スポーツ、また文化事業、ここに文化事業と書いてございますが、過去に文化事業といたしまして関東大会、全国大会、国際大会というので、国際大会は無理として、関東大会、全国大会に出た経緯というのはございますでしょうか。よろしくお願いします。
○増田和代議長 答弁願います。
  柴崎教育総務課長。
○柴崎秀雄教育総務課長 お答え申し上げます。
  これにつきましては実は、合併後の出場のほうは確認しているんですけれども、文化団体について、特に関東、全国に行ったということは、合併後は確認しておりません。ただ、楽器の運搬費ということで対象としておりますので、吹奏楽ですとかそういったもので、関東に出場するとか、そういったことも想定されていますので、是非そういうのに出場できるように頑張っていければということでございます。
○増田和代議長 1番、岡野議員。
○1番 岡野政彦議員 ありがとうございました。
  2問目の、この例規集に載っているとおり、これからもこういったものの、関東大会、全国大会、国際大会のこういった、これに補助金が出るから出ないからというのは抜きで、ときがわ町を担う子供たちのために、いろいろな面で、こういったものを含めて補助していただこうと思っております。よろしくお願いいたします。
  これで終わります。ありがとうございました。
○増田和代議長 ご苦労さまでした。
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          ◇ 前 田   栄 議員
○増田和代議長 一般質問を続けます。
  発言順位9番、質問事項1、明覚駅ほか公衆トイレの早期洋式化を。通告者5番、前田栄議員。
○5番 前田 栄議員 5番、前田栄でございます。
  議長のお許しを得て、1問質問させていただきます。
  日ごろより町長初め、執行部の皆様には、大変お世話になっております。改めまして感謝申し上げます。そして、この質問が最後になりますけれども、よろしくお願いいたします。
  早速ですけれども、明覚駅ほか何カ所かの公衆トイレの、できれば早期洋式化をということで質問いたします。
  JR明覚駅、慈光寺、西平のトレッキングコース入り口、川の広場など公衆トイレは一般的に衛生面を考えてか、和式が多く見られます。しかし、昨今、洋式トイレの家庭が多く、また介護的、高齢者の足腰の弱体的観点からも和式では介護、介助、足腰のふんばりが大変困難を伴います。その上、便器の外へのはみ出し、美的観点からも大変悪いような気がします。また、掃除においても洋式のほうが簡単にできるのではないかと思います。
  これから、入り込み観光客100万人を目指すときがわ町にとって、ときがわ町はトイレもきれいなんだなと思われるよう公衆トイレを早期に洋式化するお考えをお伺いします。
  また、何人からかの住民の方からも洋式へと私に言われていますので、よろしくお願いいたします。
○増田和代議長 答弁願います。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、前田議員の明覚駅ほか公衆トイレの早期洋式化をというご質問にお答えいたします。
  現在、ときがわ町で設置しております公衆トイレは、合計で18カ所あります。内訳といたしましては、くみ取り式及び簡易水洗トイレが5カ所、合併浄化槽を設置した水洗トイレが13カ所となっております。洋式化の現状でありますけれども、多目的トイレを含めますと、洋式を設置しているトイレは10カ所であります。最近の駅などで、不特定多数の方が利用す る場所でありますと、複数の、また個室がある場合ですと、洋式とか和式がですね、それぞれ設置されておりまして、以前は、その中の一つだけ洋式ということで設置しているところもあります。また、現在では、その逆に1つだけ和式というのもあります。比率が逆転して、現在でいるという状況だと思われます。洋式化が非常に進んでいるということだと思います。
  このような状況と、町内公共施設の洋式化を推進している状況を踏まえて、来町された方々の観光の町ときがわをアピールするために、公衆トイレにつきましては、順次洋式化を進めてまいりたいと考えております。
  なお、水の供給と利用者数の関係から、くみ取り式のトイレ3カ所につきましては、利用状況等を踏まえて検討していきたいと思っております。
  このトイレにつきましては、洋式、和式というのは川の広場のときもそうですし、ほかのときでもそうですけれども、いつもいろいろ議論になります。その人の生活スタイルですね、是非、洋式がいいという人もいれば、洋式は座るときに、ちょっと前の人が座ったところに座るのはいやだから、和式にしたほうがいいという、いろいろな意見があって、なかなか一本化するのはなかなか難しいんですけれども、最近ではどこのうちでも洋式というのが多くなってきておりますので、そういう方向でいきたいかなと思っています。
  そういう中で、1つくらいは和式がないと、そういったこともあるということで、今、先ほど言いました洋式化のほうが率が多くなっているということで、お年寄りのほうとしても、洋式化をなるべくしていくという方向でいきたいと思っていますので、よろしくお願いします。
○増田和代議長 ご苦労さまです。
  5番、前田議員。
○5番 前田 栄議員 大変、ありがとうございました。
  回答の答弁においても1番下に公衆トイレにつきましても、順次、洋式化を進めてまいりますということで、前向きな回答をいただいたのですが、順次、早期洋式化としていただければ、大変助かりますけれども、いずれにいたしましても何点か、ちょっと私もわからない点があるので質問させていただきます。
  それで、ときがわ町の公衆トイレということで18カ所あると。ちょとこの数字は私もわからなかったんですけれども、一応明覚の駅ほかと書いてあるんですけれども、別にトイレが好きで行っているわけではないんですけれども、トイレの何カ所か、どうなっているのかなということで、私は見させてもらったんですけれども、イギリスのロンドンに近い大野から いいますと、七重のトイレですね、あそこは洋式で、最初は男、女ということで、洋式なんですよ。山の中においても洋式なんですね。大野特産物直売所というのは、3年前かな、あれしたんですけど、洋式なんですね、1つなんですけれども。それから、西平に行くと、慈光寺のほうが男のほうが和式で、女の人が和式と、和式と洋式になって、洋式が1こあるんですね。2月中旬頃、ちょっとお伺いさせてもらったんですけれども、寒いせいか凍結していまして、きたない状態でしたね。
  それから、西平の総合グラウンドにおいては、この間予算がついて直していただいてので、当然、洋式、洋式です。それから、明覚へ行って四季彩館がこれが男のほうが洋式で、女の人も洋式で、真ん中に身障者の人のがあって、これがウォシュレットがついているんですね。本郷グラウンドはすべて和式で、大附のそば道場は当然、和式、和式なんですね。
  玉川へ行って、川の広場が最近つくったわけなんですけれども、男のほうが和式で、女の人が和式と和式ですね。ただ、身障者のところが洋式になっていて、ウォシュレットがついているんですよね。それから、ホタルの里公園においては和式、和式で、ここを凍結していたから、なんか汚い状態でありました。雀川砂防ダムの公園においては、あそこも凍結していて和式と和式と。それから、これは公衆トイレ、ふれあいの里ですね。ふれあいの里が、これは洋式と洋式になっています。それで、うちというか、うちの会社の五明のよし乃郷の前の高齢者の方がゲートボールをやるところのトイレ、あれ町でつくったか、ゲートボールの人たちがつくったかわかりませんけれども、やはり高齢者かどうかわかりませんけれども、洋式と洋式なんですね。
  それからちなみに、関係ないんですけれども、小川町の東秩父へ行くところの腰越の公衆トイレはやっぱり和式、和式で、あとこれたまたま竹沢の官ノ倉山トレッキング的な入り口のところが、6カ月前かな、つくった新しいトイレは、小川の場合は、そういうことを考えているかどうかわかりませんけれども、和式と和式でした。
  ちょっと自分で調べたところなんですけれども、公衆トイレとはちょっと関係ないんですけれども、小学校、中学校、これをわかる範囲で結構なんですけれども、小学校と中学校にはトイレまで見に行かなかったんで、萩ヶ丘小と、玉川小と都幾川中と玉川中、わかったら洋式が多いんだか、和式が多いんだか、全部洋式なんだか、ちょっと参考のためにお願いいたします。わかる範囲で結構です。
○増田和代議長 答弁願います。
  柴崎教育総務課長。
○柴崎秀雄教育総務課長 お答えを申し上げます。
  都幾川中学校体育館、ここで大規模改造ということで実施しましたので、これは当然、洋式でございます。あと、校舎のほうなんですけれども、都幾川中学校、それぞれの階に男性用、女性用、あと教職員用とあります。それぞれの場所で、若干違うんですけれども、どこのエリアにも洋式は設置されていまして、例えば洋式1、和式1、洋式が2、和式が1とか、洋式のほうが多い状況になっております。
  ですので、1つのエリアの中に洋式がないというところはなくて、3つ、4つある場合には同数、あるいは洋式のほうが多いというそんな状況、現状です、都幾川中学校です。
  それから、玉川中学校、玉川小学校、萩ヶ丘小学校につきましては、教室は、洋式化されております。教室といいますか、校舎のほうは。体育館のほうは、ちょっと萩ヶ丘小、それから明覚小等、年数がたっていますので、洋式のものはないという状況がございますが、今後、大規模改造等のときは、そういったものも洋式化していければというふうには考えております。
  ですので、全体から見ますと、洋式のほうが多いという状況になっております。
  以上です。
○増田和代議長 5番、前田議員。
○5番 前田 栄議員 ありがとうございました。
  この一般質問をするので、いろいろトイレですとか、いろいろな資料をしていて、たまたま新聞を見ていたら、3月3日のひな祭りの日に読売新聞なんですけれども、投書のところに、私がこれからいろんな点で洋式にしていったほうがいいと思っている最中、朝、新聞を開きましたら、この10ページのところに、これは岩手県の花巻市の高校生の女の子が全トイレ洋式化、学校では不要と。何か人の考えていること違ったことを書いている人もいるんだなと思って、これは個人いろいろですから思ったんですけれども、読ませていただくと、「市内の小・中学校のトイレが洋式化される計画だという。家庭で洋式トイレが主流になり、和式が苦手な子供がふえたため、保護者から強い要望があったそうだと。私は、学校のトイレすべて洋式化する必要はないと思っている。大勢の人が使う公共のトイレは便座に直接肌が触れないほうがよいと思うからだ」と。そういうようなことで、何ですか書いてあって、最後に和式を使いたい生徒がいることも忘れないでほしいというようなことで、いろんな人がいるんだなと。町長の回答にもあったように、和式と洋式が学校の中においてミックスと、これは当然のことだと思います。
  ただ、私がたまたま一般質問を考えた朝、見たらこれがあったもので、ちょっとあれしたんですけれども、次にこのトイレの和式か洋式かということで、基準的なところでちょっと質問させていただきたいんですけれども、町でトイレをつくるときに、洋式か和式か、どの段階で決定されるのかなと。これは、設計士の段階ですとか、担当する課の部門だとか、最終的に町長からとか、そういう基準法との関連はということで、簡単で結構なんで教えてください。
○増田和代議長 答弁願います。
  関口町長。
○関口定男町長 基準はありません。私は、どちらかというと洋式派でして、いつもつくるときは、そういう話をします。そうすると必ずあるのは、洋式だとそういう形で触れるからということで、そういう声もあるということになると、じゃ担当に任せるからということで、担当がよく使用者ですよね、福祉なら福祉課の建物だと、福祉の関係の人がよく使う。また、川の広場は、いろんな人が使う。その中で、よく調べて各担当課でやりなさいということ。だから、洋式をやってしまうというと、必ずそういう話も出ますし、和式であるというと、そういう話も出ますし、各担当のほうでしっかりと把握をしながらやっていきなさいということで、そのときに、たまたまアンケートはとりませんけれども話を聞いて、洋式のほうが多い場合は、多分洋式にして、和式が多い場合は和式に、そういう形でしか、今のところ基準はないので、そういう形でやるしかないかなと思って、今、やっています。
  以上です。
○増田和代議長 5番、前田議員。
○5番 前田 栄議員 大変、ありがとうございました。
  何て言うんですか、ちなみに約4年前に大野の集落センターで、社協主催の高齢者の食事会が昼間あったんですけれども、このときに町長と内室課長が社協の事務局長のときに大野に来ていただいたときに、中カ耕地はときがわ町でも一番高齢化率が高いようなところで、たまたま男のある高齢者の方がトイレで用を足そうとしたんですけれども、やはり足腰が悪くて、失礼、集落センターの場合は、すべて昔ですから和式だったわけですね。それでそのときに、社協の人がトイレ介助をしようとしたんですけれども、やはり和式のため困難を伴ったわけですね。これを聞いていた関口町長に、早期に和式から洋式にかえていただいて、地元の人も大変感謝しています。このような、いろいろな点があって、私もその福祉のほうの会社といろいろありますけれども、確かに便座の関係、衛生面から見て便座の関係でいろ いろありますけれども、洋式トイレのメリットの点というのがあるので、これを言わせてもらったんですけれども、椚平の文化センターも洋式に、和式もなかったような気がしたんですけれども、洋式にしてもらったと思いますね。
  そんなんであるんですけれども、仮にこれを洋式化したとしたら、大体でいいんですけれども、どのくらいの費用が、トイレの個室だけですね、仮に1つしたとしたら、かかるのか。洋式の便器トイレは幾らぐらいする、洋式と和式の便器トイレは1こ幾らぐらいするのか。大体、10万前後でしょうけれども、わかったら教えていただいて、仮に和式から洋式にかえたとしたら、このつなぎ部分だとか、水道のちょっとこれ、多分すると思うんですけれども、どのくらいかかるのかなと、ちょっとお聞かせ願えれば。大体で結構です。
○増田和代議長 答弁願います。
  桑原総務課長。
○桑原和一総務課長 そのトイレを和式から洋式にかえるといった場合に、和式の部屋というか、大きさ、その大きさによってもかわってきます。ただ単純に和から洋に変更できる所とできない所がございます。
  ですから、ただ単純に幾らということではなくて、その場所によってかなりの差が出てまいります。
  それと、先ほど町長のお話の中で、和とか洋とかというそういう話の中で、担当課でやるときには、その利用者にこういうところで、こういうトイレをつくった場合に、どうでしょうかという意見を聞きます、それを参考として。で、その参考に基づきまして、決定しております。ですから、そういうところだと、やはり衛生面を考えて、私ですと和のほうがいいですね、あるいは洋がいいですねと、そういう幅広い意見を聞いて、それで各実施する担当課で決定をしておりますので、先ほど議員さんが調べた場所、場所等により、差が出ているという状況でございます。
  以上でございます。
○増田和代議長 5番、前田議員。
○5番 前田 栄議員 桑原課長らしい明確な答えをいただいてありがとうございます。全くそのとおりだと思います。いずれにいたしましても、全部で18カ所あるということで、明覚駅はまだ言っていませんでしたよね、国宝のある慈光寺のトイレにちょっと移らさせてもらうんですけれども、慈光寺のトイレは約3年前ですかね、町のほうでも予算をつけたと思うんですけれども、慈光寺の場合は、日本のものですから、あそこの慈光寺においては男が和 式で、女は和式と洋式で確かにミックスしていただいてあります。
  それで、日本の寺なものですから、当然和式でつくったと考えられますけれども、あそこのところは凍結していて、やはりちょっと和式の場合流れなくて、外から入ってみると、何て言うんですか、ちょっと美観がよくなかったんですけれども、ちょっとこれそれますけれども、凍結防止という観点から凍結の防止の工事ができるかどうかというのは問題からはずれますね、失礼、やめます。
  川の広場に移りますけれども、川の広場で、ちょっと私が見に行ったときに代表的なところで慈光寺だとか、川の広場に行ったんですけれども、あそこは、男は和式なんですよ。女の人は和式と和式なんですね。それで、真ん中に身障者用があって、あそこはウォシュレットなんですね。それで、たまたまトイレに行けば、女の人のほうを見に行く場合に、男が行くと痴漢か何かと思われてしまうので、調べずらかったんですけれども、たまたま女の人がいなかったから見たら、女の人のところは和式と和式だったんですけど、そうしたら、たまたま身障者用のところから、40歳ぐらいの営業をやっている女の方が、ちゃんとした健常者の人ですよね、この方が身障者のほうから出てきたんですね。だから、40歳くらいの女の人だから、洋式のほうがよかったのかなと思って、また身障者じゃないですけれども、身障者用のトイレから出てきて用を済ませたのかなと思ってたんですけれども、こういう観点からもいろいろ思うんですけれども、本題の明覚駅にいきますけれども、明覚駅の場合は、あれは全部和式ですね。それで男のトイレの場合に、入った方はわかると思うんですけれども、男のトイレが何て言うんですか、開きっぱなしのドアなんですよ。で、入っていって、私もたまに使わせてもらうんですけれども、入って行くと、そこのところに、大をする和式のトイレがあって、その便器が小さいかどうか、基準がどうなのかわかりませんが統一だと思うんですけれども、便器の外になってしまっているわけですね。やはり、明覚駅というのは、これから、そういうトレッキングコースだとか、ハイキングコースだとか、観光客の方が来て、バスに乗るのに、女の人の場合は、ちょっとそこのところはトイレは汚くなかったんですけれども、男の場合は、それが枠外にあったわけなんですね。
  そういうのを観光客の人が来て、何て言うんですか、駅におりてトイレに行こうと思って入ったら、便器のほうが汚れていたと。去年、ヒットした植村花菜の「トイレの神様」の歌の中の、毎日きれいにしたら、神様みたいにべっぴんさんになれるんやでというフレーズがありますけれども、あそこの掃除をする人は多分、近くの人だと思うんですけれども、これは毎日掃除をすればいいんですけれども、多分、これは掃除の人は週何回かだと思うんです けれども、週何回ぐらい掃除をやってらっしゃるか、ちょっと教えていただければ。
○増田和代議長 答弁願います。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 お答えさせていただきます。
  明覚駅の公衆トイレの清掃については、週に3日でお願いしてございます。週3日です。
  以上です。
○増田和代議長 5番、前田議員。
○5番 前田 栄議員 週3日やっていましたか。たまたま行った時に、掃除のおばさんがいて、1カ月に2回って言って、明覚駅に関して人が入れかわるわけですか。
○増田和代議長 答弁願います。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 公衆トイレ全般なんですけれども、清掃についてはシルバー人材センターにお願いしている箇所が多くございますので、週3日というふうなことで、人ももちろん、入れかわるというふうなことも考えられます。ということで、当然毎日お願いしているところも中にはございますけれども、やはり清掃する方がかわるというふうなこともあります。
  以上でございます。
○増田和代議長 5番、前田議員。
○5番 前田 栄議員 わかりました。JR明覚駅ですから、シルバー人材の人はときがわのほうでやってくださいと頼んでいるかもしれないですけれども、トイレの構造においては、ちょっと、私、契約書を見ないとわからないですけれども、これを仮に明覚駅のトイレを和式か洋式かというのは、これはJRとの話し合いになるのでしょうか。
○増田和代議長 答弁願います。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 お答えさせていただきます。
  明覚駅の公衆トイレにつきましては、これは洋式化については、町の考え方で洋式化できます。
  以上でございます。
○増田和代議長 5番、前田議員。
○5番 前田 栄議員 たまたま、私がトイレに行って、10日だか1週間後に行ったときに、 またその便器の外にあったものですから、そのときおばさんがいたものですから、失礼、掃除してくれる人がいたものですから聞いたら、私、1カ月に2回来ていますということで、それは、その人が1カ月に2回ということで、私が勘違いしていたんですね。
  それを仮に、便器の脇にはみ出て、私がそこで掃除をすればよかったんですけれども、どこに道具があるかわからなかったものですから、掃除しないで帰ったということは、大変、今でも反省していますけれども、いずれにいたしましても、そういうようなことと、衛生面的なこともあると思うので、できれば便座の関係もありますけれども、そういう何て言うんですかね、介護の面からもそういう観光客の面からも、やはり洋式のほうが仮にはみ出すということは、多分よっぽどの人以外ではないと思うんですね、座れば。なもので、外から見れば、和式の場合は、明覚駅の場合、特にドアが開きっぱなしのものですから、完璧に見えてしまうわけですね。掃除のおばさんがタイミングよく来てくれればいいけれども、やはり、そこでその人が気がついて掃除すればいいんですけれども、一般の人は多分しないと思うので、いろいろな点、これから新築だとか、改築をしていくときに、やはりトイレというのは計画的に洋式化にしていっていただければ、大変、私としてはいいかなということで、要望として一般質問を終わりにさせていただきたいと思います。
  ありがとうございました。
○増田和代議長 ご苦労さまでした。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎町長あいさつ
○増田和代議長 本定例会に付されました事件はすべて議了いたしました。この際、関口町長からあいさつのための発言を求められております。これを許可いたします。
  関口町長。
○関口定男町長 大変ご苦労さまでした。
  それでは、議長のお許しをいただきましたので、平成23年第1回ときがわ町議会定例会の閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。
  去る、3月1日に開会されました本定例会は10日間の会期によりまして、慎重かつ真摯なご審議をいただき、平成23年度一般会計予算並びに特別会計を初め、平成22年度の各会計の補正予算、条例の一部改正など各案件につきましては、いずれも原案のとおりご議決をいただきまして、本日、閉会の運びとなり、議員の皆様には心から感謝を申し上げたいと思います。ありがとうございました。
  また、本定例会でご議決いただきました平成23年度の一般会計予算及び5つの特別会計の総額は86億円を超える予算となりまして、これからも議員の皆様のご協力をいただきながら、本年も引き続き、常に町民の皆様の目線に立った行政運営を心がけて、これからもときがわ町に住んで良かった、訪れて良かった思っていただけるまちづくりに全力で取り組んでまいりたいと思います。
  結びに、日増しに春を感じる季節となりましたが、議員各位におかれましては健康に十分ご留意なさいまして、ご活躍をされますようご祈念申し上げまして閉会のあいさつとさせていただきます。
  大変ありがとうございました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎閉会の宣告
○増田和代議長 これをもちまして、平成23年第1回ときがわ町議会定例会を閉会いたします。大変にご苦労さまでした。
                                (午後 2時04分)
地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。

  平成  年  月  日


         議     長    増  田  和  代


         署 名 議 員    岡  野  政  彦


         署 名 議 員    小  島     浩