ときがわ町告示第4号

 平成24年第1回ときがわ町議会臨時会を下記のとおり招集する。

  平成24年2月1日

                        ときがわ町長  関  口  定  男

                    記

 1 期  日  平成24年2月6日(月)


 2 場  所  ときがわ町議会議場
         ときがわ町就業改善センター3階集会室(仮議場)


 3 時  間  午後3時00分


 4 付議事件  (1) 専決処分の承認を求めることについて(ときがわ町税条例の一部改
            正)
         (2) ときがわ町役場第二庁舎、都幾川公民館耐震補強及び大規模改修工
            事請負契約の変更契約の締結について
         (3) 防災行政無線施設設置工事(固定系)請負契約の変更契約の締結に
            ついて


                ○応招・不応招議員

応招議員(13名)
  1番  岡 野 政 彦 議員           2番  小 島   浩 議員
  3番  小輪瀬 英 一 議員           4番  瓜 田   清 議員
  5番  前 田   栄 議員           6番  野 口 守 隆 議員
  7番  小 宮   正 議員           8番  野 原 和 夫 議員
  9番  鳥 越 準 司 議員          10番  野 原 兼 男 議員
 11番  笹 沼 和 利 議員          12番  増 田 和 代 議員
 13番  岩 田 鑑 郎 議員

不応招議員(なし)
            平成24年第1回ときがわ町議会臨時会

議 事 日 程(第1号)

                            平成24年2月6日(月)
                            午後3時00分開会
      開会及び開議の宣告
日程第 1 会議録署名議員の指名
日程第 2 会期の決定について
日程第 3 諸報告
日程第 4 議案第1号 専決処分の承認を求めることについて(ときがわ町税条例の一部改
            正)
日程第 5 議案第2号 ときがわ町役場第二庁舎、都幾川公民館耐震補強及び大規模改修工
            事請負契約の変更契約の締結について
日程第 6 議案第3号 防災行政無線施設設置工事(固定系)請負契約の変更契約の締結に
            ついて
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出席議員(13名)
     1番  岡 野 政 彦 議員     2番  小 島   浩 議員
     3番  小輪瀬 英 一 議員     4番  瓜 田   清 議員
     5番  前 田   栄 議員     6番  野 口 守 隆 議員
     7番  小 宮   正 議員     8番  野 原 和 夫 議員
     9番  鳥 越 準 司 議員    10番  野 原 兼 男 議員
    11番  笹 沼 和 利 議員    12番  増 田 和 代 議員
    13番  岩 田 鑑 郎 議員
欠席議員(なし)
地方自治法第121条により、今臨時会に説明のため出席する者及び同委任を受けた者の職氏名
町長
関 口 定 男 
副町長
関 口   章 
理事兼町民課長
 蛛@太一郎 
総務課長
小 峯 光 好 
税務課長
小 島   昇 
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教育長
舩 戸 裕 行 
生涯学習課長
柴 崎 秀 雄 
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議会事務局長
岡 野 吉 男 
書記
荻 野   実 
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   ◎開会及び開議の宣告
○増田和代議長 皆さん、こんにちは。大変ご苦労さまです。
  ただいまの出席議員は13名でありますので、定足数に達しております。
  これより平成24年第1回ときがわ町議会臨時会を開会いたします。
  直ちに本日の会議を開きます。
                                (午後 3時00分)
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   ◎議事日程の報告
○増田和代議長 本日の議事日程を報告いたします。
  議事日程は、配付したとおりであります。
  議会事務局長に朗読させます。お願いいたします。
○岡野吉男議会事務局長 それでは、朗読いたします。
  平成24年第1回ときがわ町議会臨時会議事日程(第1号)、平成24年2月6日午後3時開会。
  日程、議案番号、件名、開会及び開議の宣告。日程第1、会議録署名議員の指名。日程第2、会期の決定について。日程第3、諸報告。日程第4、議案第1号 専決処分の承認を求めることについて(ときがわ町税条例の一部改正)。日程第5、議案第2号 ときがわ町役場第二庁舎、都幾川公民館耐震補強及び大規模改修工事請負契約の変更契約の締結について。日程第6、議案第3号 防災行政無線施設設置工事(固定系)請負契約の変更契約の締結について。
  以上です。
○増田和代議長 ご苦労さまです。
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   ◎会議録署名議員の指名
○増田和代議長 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
  会議規則第120条の規定により、11番、笹沼和利議員、13番、岩田鑑郎議員、以上の2名を本会期中の会議録署名議員に指名いたします。
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   ◎会期の決定について
○増田和代議長 日程第2、会期の決定についてを議題といたします。
  議会運営委員長の報告を求めます。
  鳥越準司委員長、お願いいたします。
○鳥越準司議会運営委員長 会期の決定について申し上げます。
  会期の決定につきまして、議会運営委員会の報告をいたします。
  平成24年第1回臨時会における会期及び日程等につきまして、本日午後1時半から就業改善センター2階相談室におきまして議会運営委員会を開催いたしました。委員会は、委員全員の出席と議長、副議長、町長、副町長、総務課長、議会事務局長、書記の出席を得まして、平成24年第1回臨時会に提出される議案等について説明を求め、会期について協議をいたしました。お配りいたしました臨時会の会期予定表をごらんください。その結果、会期予定表のとおり、平成24年第1回臨時会は、本日1日限りとすることで決定いたしました。
  以上でございます。
○増田和代議長 ご苦労さまでした。
  お諮りいたします。本臨時会の会期は、委員長報告のとおり本日1日限りといたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○増田和代議長 異議なしと認めます。
  よって、本臨時会の会期は本日1日限りと決定いたしました。
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   ◎諸報告
○増田和代議長 日程第3、諸報告を行います。
  地方自治法第121条の規定により、本臨時会に説明のため出席する者及び同委任を受けた者の職氏名は、別紙配付したとおりでありますので、ご了承願います。
  次に、町長からあいさつの申し出があります。これを許可いたします。
  関口町長、お願いいたします。
○関口定男町長 改めましてごあいさつを申し上げます。
  本日は、ときがわ町の平成24年第1回臨時会ということで、皆様にはそれぞれお忙しい中をお集まりいただきまして、会議が開催できますことを厚く御礼を申し上げます。
  今年度に入ってからのいろいろな行事等は、先ほど協議会の中でもお話ししましたけれども、それぞれの行事に関しまして本当に皆さんが協力的にやっていただいております。心か ら御礼を申し上げたいと思います。
  また、今回の臨時会につきましては、議案が3件あります。議案第3号までであります。ぜひ慎重審議いただきまして、議決賜りますようお願い申し上げまして、ごあいさつとさせていただきます。よろしくお願いいたします。
○増田和代議長 ご苦労さまでした。
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   ◎議案第1号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○増田和代議長 これより日程第4、議案第1号 専決処分の承認を求めることについて(ときがわ町税条例の一部改正)を議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。お願いいたします。
○岡野吉男議会事務局長 朗読いたします。
  議案第1号 専決処分の承認を求めることについて。
  ときがわ町税条例の一部を改正する条例について、地方自治法(昭和22年法律第67号)第179条第1項の規定により別紙のとおり専決処分したので、その承認を求める。
  平成24年2月6日提出、ときがわ町長、関口定男。
  以上です。
○増田和代議長 ご苦労さまでした。
  提案者から提案理由の説明を求めます。
  関口町長、お願いいたします。
○関口定男町長 それでは、議案第1号 専決処分の承認を求めることについて、提案理由を申し上げます。
  地方税法の一部を改正する法律、地方税法施行令の一部を改正する政令及び地方税法施行規則の一部を改正する省令が平成23年12月14日にそれぞれ公布され、同日施行されたことに伴い、ときがわ町税条例の一部を改正する必要が生じ、平成23年12月21日ときがわ町税条例の一部を改正する条例を専決処分したので、地方自治法第179条第3項の規定により、この案を提出するものであります。
  細部につきましては、税務課長よりご説明申し上げます。
○増田和代議長 ご苦労さまでした。
  続いて、細部説明を求めます。
  小島税務課長、お願いいたします。
○小島 昇税務課長 それでは、議案第1号 専決処分の承認を求めることについて、ときがわ町税条例の一部を改正する条例についての細部説明をさせていただきます。
  地方税法の一部を改正する法律ほか関係法令が平成23年12月14日に公布されました。今回の改正は、これに伴う条例改正でございます。今回の改正につきましては、大震災に係る雑損控除等の改正についての条文1条のみですが、復興支援関連の法令改正に係る条例については、平成23年度の個人住民税から適用されるもののみを今回廃止し、平成24年度以降の個人住民税から適用されるものについては、年度末の改正時にまとめて廃止する予定とのことですので、今後においても随時復興支援関連の法令改正に係る税条例の改正の議案を提出することになると思いますが、よろしくお願いいたします。
  それでは、改正内容の細部説明に入ります。
  細部説明につきましては、新旧対照条文によりご説明いたします。
  資料ナンバー1をお開きいただきたいと思います。
  新旧対照表につきましては、左が改正後、右が現行となっております。
  今回改正します税条例附則第22条につきましては、昨年の6月の定例会において議決をいただいた新規定で、例規集の12,736ページにございますので、後ほどごらんいただきたいと思います。
  改正理由につきましては、災害関連支出を通年にわたって支出するケースであっても特例の適用を可能とするために、用語の定義を明確化したということですので、内容の改正とは違います。改正前の1項、2項が特例損失金額についての規定、3項、4項が親族資産損失額の規定になっておりますが、改正前の2項、4項を削り、改正後の1項、2項に改めるものでございます。
  改正の内容につきましては、現行の特例損失金額は、災害関連支出のうち、申告提出の前日までに実際に支出したものを指していましたが、改正後の特例損失金額は、概念が現行の定義より広くなり、現時点で支出されていない金額についても実際に支出された際には特例の対象とするために、改正後はそれらも特例損失金額の定義に含めることといたしました。このため、申告前日までに実際支出した部分が当該年度の特例の対象となるため、それについては損失対象金額と新たに定義したものでございます。現行の条文にある特例損失金額が、改正後の損失対象金額と同意語になります。
  2項につきましては、親族資産損失額について、同様に前年適用についての規定がされております。
  改正後の3項につきましては、改正前の2項が削除されたために、項送りされております。
  3項の内容につきましては、雑損控除について、控除し切れなかった金額については翌年度以降に繰り越すことができますが、この雑損控除の特例措置の適用を受ける場合には、その雑損失の金額に関する事項を記載した申告書を提出し、その後も連続して申告書を提出している場合に限り適用することができるとした規定でございます。
  以上で議案第1号の細部説明を終わります。よろしくご審議お願いいたします。
○増田和代議長 ご苦労さまでした。
  これより、日程第4、議案第1号 専決処分の承認を求めることについて(ときがわ町税条例の一部改正)の質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  8番、野原和夫議員。
○8番 野原和夫議員 8番、野原和夫です。
  この問題は、6月議会の改正に伴い、また出ましたけれども、当該損失対象金額を生じた年、この23年度、これを東日本大震災に係る雑損控除額等の特例ということでありますが、ときがわ町には対象者がいるのかどうか、その点を伺い、それと税の減免について、内訳等を説明お願いします。それと、当然これは罹災証明書を提出しなければならないと思いますが、この証明書の受け付けはどこの窓口になっているのか、この3点をお伺いします。
○増田和代議長 答弁願います。
  小島税務課長。
○小島 昇税務課長 まず、第1点目のときがわ町には対象者がいるのかどうかということでございますけれども、この雑損控除を受ける場合には罹災証明が必要でございます。現在のところ、発行はしてございませんけれども、1名申請に来るということになっておりますので、最低1人はいるということになります。そのほかに、ときがわ町には被災地から避難されている方もおられますし、申告期限の延長中の地域へ平成23年1月1日以降転出された人がこれらの特例の申告をすることができるということになります。ですから、まだはっきりはわかりませんけれども、罹災証明、とりあえず1人は申請に来るということです。
  それから、減免の方法ですけれども、損害金額、例えば1,000万あったとしますと、そこから保険で補てんされた分は差し引きます。ですから、損害金額から保険で補てんされた金額、さらに前年の総所得の10分の1を控除した金額が雑損控除ということになります。この雑損控除については、通常だと3年間繰り越しができるんですけれども、この震災によって 5年に延長されておりますので、23年度限りというわけじゃなくて、これから5年繰り越して、控除し切れない分については控除できるということです。
  それから、もう一つは罹災証明の受付場所なんですけれども、総務課で発行しております。
  以上です。
○増田和代議長 よろしいでしょうか。
          (「はい」と呼ぶ者あり)
○増田和代議長 ほかに質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○増田和代議長 これをもって質疑を終結いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○増田和代議長 これをもって討議を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○増田和代議長 これをもって討論を終結いたします。
  これより議案第1号 専決処分の承認を求めることについて(ときがわ町税条例の一部改正)を採決いたします。
  本案は原案のとおり承認することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○増田和代議長 起立全員であります。
  よって、議案第1号は原案のとおり可決されました。
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   ◎議案第2号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○増田和代議長 日程第5、議案第2号 ときがわ町役場第二庁舎、都幾川公民館耐震補強及び大規模改修工事請負契約の変更契約の締結についてを議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。よろしくお願いいたします。
○岡野吉男議会事務局長 朗読いたします。
  議案第2号 ときがわ町役場第二庁舎、都幾川公民館耐震補強及び大規模改修工事請負契 約の変更契約の締結について。
  次のとおり工事請負契約の変更契約を締結することについて議決を求める。
  1 工   事   名 ときがわ町役場第二庁舎、都幾川公民館耐震補強及び大規模改             修工事。
  2 施工箇所 埼玉県比企郡ときがわ町大字桃木地内。
  3 変更請負金額 金3億6,638万2,800円。
  4 今回変更による増額 金3,986万4,930円。
  5 請負業者 住    所 埼玉県熊谷市宮町2丁目144番地。
              氏名又は名称 三ツ和総合建設業協同組合熊谷営業所。
              代表者職氏名 所長 橋秀明。
  平成24年2月6日提出、ときがわ町長、関口定男。
  以上でございます。
○増田和代議長 ご苦労さまでした。
  提案者から提案理由の説明を求めます。
  関口町長、お願いいたします。
○関口定男町長 それでは、議案第2号 ときがわ町役場第二庁舎、都幾川公民館耐震補強及び大規模改修工事請負契約の変更契約の締結について、提案理由を申し上げます。
  ときがわ町役場第二庁舎、都幾川公民館耐震補強及び大規模改修工事の請負契約の変更契約を締結したいので、ときがわ町議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、この案を提出するものであります。
  細部につきましては、総務課長よりご説明申し上げます。
○増田和代議長 ご苦労さまでした。
  続いて、細部説明を求めます。
  小峯総務課長、よろしくお願いいたします。
○小峯光好総務課長 それでは、議案第2号 ときがわ町役場第二庁舎、都幾川公民館耐震補強及び大規模改修工事請負契約の変更契約の締結についての細部説明をさせていただきます。
  この工事の当初請負契約の締結につきましては、平成23年6月第2回定例会でご議決いただきましたが、今回請負額に変更が生じたため、変更契約の締結について、ときがわ町議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決が必要となりますので、この案を提出させていただくものであります。
  まず、議案の中で、1、工事名、2、施工箇所、5、請負業者につきましては変更ございません。
  3の変更請負金額ですが、変更後の本工事の請負額を3億6,638万2,800円とするものです。なお、当初の請負金額は3億2,651万7,870円でした。差額が3,986万4,930円で、これが4、今回変更による増額の金額となります。
  資料ナンバー2をごらんください。
  2ページをお開きいただきたいと思います。
  2番の予算の概要等の項目をごらんください。
  (3)変更額、変更契約額で、今申しました全体の変更額の内訳でございます。第二庁舎部分が2,118万1,545円、都幾川公民館分が1,868万3,385円でございます。
  それでは、変更工事の概要についてご説明いたします。
  最初に、ときがわ町役場第二庁舎耐震補強および大規模改修工事の変更概要についてご説明いたします。
  1ページをお開きください。
  1、変更工事の概要、(1)第二庁舎、(ア)直接仮設工事でございます。
  外部足場につきましては、外壁工事の増加によりまして追加となっております。
  内部階段足場、それから住民ホール内部足場、議場内部足場の追加。
  足場防音シートの追加でございます。これにつきましては、近隣住民への騒音の対策ということで設置をしたものでございます。
  (イ)耐震補強工事でございます。
  スリット補強工事のカッター工法によるコンクリート切断を削除し、コア抜きサイレント工法の追加でございます。これにつきましては、騒音、ほこり等の対策のために、コア抜きサイレント工法のほうを採用しまして、追加工事として行ったものでございます。これにつきましては、小さなコアを細かく抜きまして切断する方法でございます。
  (ウ)建築工事(内部改修)でございます。
  木質化工事の壁でのヒノキ羽目板についてでございます。217.0平方メートルから311.2平方メートルとしまして、94.2平方メートルの増加でございます。
  内装工事の町長室、議員控室、防炎カーペット張りかえ79.2平方メートルの追加。
  内装工事の1階廊下、職員休憩室、2階公室町長室の防炎カーテンの追加でございます。
  (エ)としまして、建築工事(外部改修)でございます。
  外部改修工事の外壁タイル張りかえでございますが、105.0平方メートル、これは全体の面積の6%の見込みでございます。353.0平方メートルにしまして、これは全体の20%に相当いたしますが、248.0平方メートルの増加となっております。
  屋上防水工事の議場屋根ALC改修内容変更によりまして、ALC版の敷き設筋工法を削除いたしまして、ALC補修NEWリフレモル工法を追加いたしました。これにつきましては、1回撤去して設置する方法でなくして、既存のALC版を補修して行う方法で行っていくということで検討しまして、そちらの方法を採用いたしました。なお、内容につきましては、超高速の硬化セメントをベースにしまして、グラスファイバー入りのコンクリート断面修復剤で補修していくというものでございます。
  続きまして、都幾川公民館耐震補強及び大規模改修工事の変更概要についてご説明いたします。
  2ページをお開きください。
  (2)都幾川公民館、(ア)直接仮設工事、外部足場の追加でございます。これにつきましては、外壁工事の増によるものでございます。
  (イ)耐震補強工事、これにつきましては、スリット補強工事のカッター工法によるコンクリートの切断を削除しまして、コア抜きサイレント工法を採用して追加したものでございます。これにつきましては、第二庁舎と同じ理由でございます。
  (ウ)建築工事(内部改修)でございます。
  木質化工事の壁でのヒノキの羽目板の増加でございますが、66.9平方メートルから124.4平方メートルとしまして、57.5平方メートルの増加でございます。
  内装工事の1階の談話コーナーの床のヒノキのフローリング張りの追加がございます。
  それから、シャッターの防火シャッター改修の追加がございます。これにつきましては、第二庁舎と公民館の間に防火シャッターがございますが、そちらのほうの不良が確認されましたので、そちらの不良の対応ということも含めまして追加のほうをしております。
  それから、(エ)建築工事(外部改修)でございます。
  外壁補修工事の外壁タイル張りかえを削除しまして、ネット被覆工法の追加でございます。これにつきましては、当初設計で全体の61%のタイル張りかえということで見込んでおりましたけれども、外部足場による調査を実際に工事の時点で行いまして、83%となることが判明いたしました。工種等の検討を行った結果、ネット被覆工法に切りかえるということで、追加のほうをしております。これにつきましては、外壁の落下事故を防ぐため、外壁タイル をそのままとしまして、ピンでモルタルをコンクリートへ固定しまして、ひび割れ及び剥離したモルタルをネット層で補修するというふうな、そういった工法でございます。
  2番の予算の概要につきましては、先ほど触れましたので省略させていただきます。
  これで、議案第2号 ときがわ町役場第二庁舎、都幾川公民館耐震補強及び大規模改修工事請負契約の変更契約の締結についての細部説明を終わらせていただきます。よろしくお願いいたします。
○増田和代議長 ご苦労さまでした。
  これより、日程第5、議案第2号 ときがわ町役場第二庁舎、都幾川公民館耐震補強及び大規模改修工事請負契約の変更契約の締結についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  9番、鳥越議員。
○9番 鳥越準司議員 9番、鳥越でございます。
  幾つかご質問をさせていただきます。
  まず、この設計変更の増額分、多いんですが、多分この増額分については外壁補修のものだというふうに、さっきの説明いただきましたけれども、外壁については当初、調べてみないとわからないという部分があって、ある面ではしようがないかと思うんですが、先ほど小輪瀬議員のご質問の中に、いわゆる内容の欠落が多いんじゃないか、例えば足場の部分というのがございますけれども、こういったことの当初の数量なり積算する部分で、いわゆる設計事務所と役場担当がどの程度協議をして数量を決定したのか、その辺の経緯をちょっとお知らせていただきたいのと、いわゆる数量の欠如がちょっとはなはだしいんじゃないかというふうには考えております。
  それと、第二庁舎の(ウ)の建築工事、そこの防炎カーテンの追加というふうにございますけれども、先ほどの全協の中の説明では、消防法の問題だというご指摘があったんですが、これはこの耐震によって消防法の適用が変わったのか、それとも初めから消防法なりの適用があるのに見落としたのか、その辺のご説明をちょっといただきたいと思います。
  以上です。
○増田和代議長 答弁願います。
  小峯総務課長。
○小峯光好総務課長 それでは、鳥越議員のご質問にお答えいたします。
  まず、1点目の外壁の関係でございますが、外壁の設計につきましては、担当あるいは設 計者に委託しておりますけれども、足場を組まない状況の中で、例えば2階ですと窓から調査をする、あるいは1階であれば届く範囲の中になると思うんですが、打診による調査を行いまして、その調査の範囲内の中である程度割合を決定しています。その中で、見込みとして定めたものを設計の中に反映させていくというもので、公民館ですと60%、第二庁舎ですと6%ということで見込んでございます。それが実際には大幅に、80%等にふえてしまったということでありますが、足場を組みましてきちっと全体を調査した上で設計を組めば、工事と一致するというふうなことになると思うんですが、設計段階の中では、非常に費用対効果等を考える中で、設計のほうも見込みという部分はある程度やむを得ないという部分の中で設計をのほうを組ませております。そういった中の誤差ではあるんですが、かなりの誤差になってしまっているということは事実だと思います。その辺のところは、そういう手順によりまして設計のほうを組んでおります。
  それから、防炎カーテンにつきましては、今回工事をやっている中で、カーテンのほうが非常にもう古くなって、ちょっとみすぼらしいという部分がありましたので、その辺について新しく設置をするということであります。新しく設置するにつきましては、消防法で規定しております防炎カーテンを設置するということで、こちらのほうでは消防法に適合する防炎カーテンを設置するということで、追加工事ということで、のせさせていただきました。
  以上です。
○増田和代議長 9番、鳥越議員。
○9番 鳥越準司議員 今の外壁の件についてはいいんですが、いわゆる外部足場と内部足場の数量上の欠落がちょっとあるんじゃないか、多いんじゃないかというのと、例えば先ほどちょっと言いませんでしたけれども、都幾川公民館の建築工事の最後のシャッター工事の防火シャッター改修、これははっきり言えば、調査してみれば、ある面では最初に数量としてはのせられるものだというふうには考えるんですが、いわゆる設計事務所の若干の調査不足と、足場についても同じようなことが言えるんじゃないかと。その辺については設計事務所のいわゆる瑕疵、その辺をどういうふうにお考えなのかというふうには考えます。
  あと、防炎カーテンにつきましても、これは当初あれですか、防炎カーテンでしたのか、それとも防炎カーテンじゃなかったのか、その辺をお知らせいただきたいと思います。
○増田和代議長 答弁願います。
  柴崎生涯学習課長。
○柴崎秀雄生涯学習課長 それでは、すみません、お答えをさせていただきます。
  まず、シャッターの件で、公民館のほうですが、お答え申し上げます。
  もともとシャッターは改修予定がございませんでした。ところが、実際に工事をする中で、第二庁舎と公民館のほうをシャッターをおろして工事をするというような工種が出たときに、おろしたんですけれども、それが終わって上げようとしたところが、上がらなかったということで、それでふぐあいが見つかりまして、そこでよく中の部品とかを見ていただいて、交換の必要があるということが判明しました。公民館は、建築して去年の3月までで約31年経過するわけですけれども、その間使っているシャッターですので、なかなかふだんは気がつかなかったんですが、そういう工事をしているときに、実際おろして、上げるときに上がらなかったということが出てしまいまして、それで調べてもらったわけです。
  その調査をしてもらう中で、巻き込んでいく機械とかが中に入っているんですけれども、開閉機はもう交換しなくちゃだめだということになりました。それと、ブレーキ装置についても経年劣化しているということで、これも修理が必要かなということで指摘がありました。それを修理するに当たりまして、実は平成17年だと思うんですが、シャッター等でいろいろな事故が発生していたということがあって、建築基準法でも若干の改正がありまして、シャッターがおりてきて、例えば人がぶつかったときに自動的にとまる、また人がどいて10秒たったらまたおりてくるというような、例えば、何というんですかね、こういう上についている感知器等と連動しておりるような、そういったものが今結構あるらしいんですが、それが公民館の場合はそれ以前につくったものだったので適用されていなかったので、この際、火事が起きたときに煙感知等をしたときに、自動で防火シャッターとしておりて、しかもそのときに人がぶつかって何か挟まれる事故がないようにということで、それもあわせて開閉機をかえるのであればかえようということで、そういった交換も追加でさせていただきました。ですので、もともと設計上は入っていなかったもので、工事をやっているときに、たまたまおろしたときにふぐあいが出たということで、新たに追加をさせた工事となっています。
○増田和代議長 あとすみません、カーテンの問題、初めから防災カーテンだったんですかという。
○9番 鳥越準司議員 当初から防炎カーテンだったのかどうかです。
○小峯光好総務課長 それでは、お答えいたします。
  防炎カーテンの場所の取りかえる部分ですけれども、当初については防炎カーテンではありませんでした。
○増田和代議長 9番、鳥越議員。再々質問になります。
○9番 鳥越準司議員 最後の質問になりますけれども、当初から防炎カーテンではなくて、今回消防法で防炎カーテンにしなくちゃいけないと。これは新しく取りかえれば防炎カーテンなのか、それともほっておけば防炎カーテンでなくてよかったのか、そこが問題だと思うんですよ。そうなると、取りかえれば防炎カーテンにしなくちゃいけない、またはしなくてもいいとか、そういうふうな判断は、いわゆる設計事務所でやるべきじゃないかと。その辺は、逆に言えば見落としたのかどうかですよね。
  それと、公民館のシャッターの問題。これは、やってみて初めて気がついたと。こういう改修をするときに、いわゆる防火シャッターなりその辺は普通は判断をして、ちゃんといいものに直すというのが当たり前でしょう。それを設計事務所がしなかった、または気がつかなかったのか、その辺のいわゆる設計事務所の瑕疵はどうなのかということをお伺いしたいわけです。
  以上です。
○増田和代議長 答弁願います。
  小峯総務課長、お願いいたします。
○小峯光好総務課長 先ほどのカーテンの関係でもありますけれども、防炎カーテンで、消防法でいけば防炎カーテンでなくてはいけないということだと思いますけれども、その辺ところは今回の工事で行うかどうかということもあると思うんですが、今回の工事にあわせまして防炎カーテンにかえるということでございます。
  それから、やってみて初めてわかったということで、その辺のところの設計事務所と役場のやりとりの関係になると思うんですが、その辺のところにつきましては、役場のほうで指示不足というところは正直言ってあると思います。細部の細かいところまで指示ができなかったという部分ではあると思うんですが、実際やってみて現地でわかれば、それなりの対応をしていくということの中で今回は対応してございます。
  以上です。
○増田和代議長 ほかに。
○9番 鳥越準司議員 最後ですけれども、ちょっと一言。
○増田和代議長 再々質問、もう終わりました。
○9番 鳥越準司議員 いや、質問じゃないよ。
○増田和代議長 質問じゃなきゃ何でしょうか。
○9番 鳥越準司議員 だから、いわゆる役場としての調査不足とか協議不足はあったと思う んですが、そういうのが今後ないように気をつけていただきたいと。これは要望です。
○増田和代議長 ほかに質疑ございませんか。
  じゃ、それについて柴崎生涯学習課長。
○柴崎秀雄生涯学習課長 すみません、じゃ、シャッターの関係で。
  こちらで当初、それももう年数がたっているものであれば、設計事務所のほうで設計に組み入れてもいいんじゃないかというお話かと思うんですけれども、そのふぐあいがわかったのが10月末になってからなんです。それ以前は、特に必要があって、手動ですけれども、あけ閉めのときには動いていたということで、それを修繕するということは当初は想定しておりませんでした。実際10月末にそういったふぐあいがあるということで、どうしようということで、内容を話してみてもらった結果、いろいろともう経年劣化して交換部分もあるということでございました。それに伴いまして、先ほど申し上げましたけれども、平成17年12月1日以降、建築確認の際、申請をする際にシャッター等をつける場合には、何というんでしょうか、被害防止装置というんですか、そういうものの設置が義務づけられているということで、それ以前のものにつきましても、場合によったら指導がされることもあるというようなことになっているようですので、この際安全なものに交換しようということで、修繕を急遽させていただいたというものでございます。
  当初、古くなっている施設ですので、いろいろなものを細かく見ればよかったかもしれませんけれども、いろいろなものをばらしてみるという、そこまで当初なかったものですから、このような結果になりました。
  以上です。
○増田和代議長 ほかに質疑ございませんか。
  5番、前田議員。
○5番 前田 栄議員 たびたびそのシャッターと防火何ですか、何というんですか、するわけなんですけれども、ここには消防団長経験者が何人かいらっしゃる、2人いらっしゃいますけれども、ちょっと次元が違うというか、一般の民間では、防火カーテンだとかシャッターだとかというのは、防火訓練というか消防法の関係で義務づけられているわけですよね。ところが、役場というか公共施設の場合は、定期検査というか、そういうのはないんですか。それが1点と、工事したから防火カーテンだとか防火シャッターじゃなくて、一般的に民間には防火管理者というのがいるわけですよね。歌舞伎町で何人か死んだ事故がありますけれども、あれから判例でもって、死亡者が出た場合には防火管理者は逮捕の問題になるんです よ。役場の場合は、木のむらキャンプ場においても大野直売所においても、消防法でこれとこれはだめだから、これはここにしなさいということを言っておいて、ところが灯台もと暗しじゃないですけれども、役場が防火カーテンだとかというのは当然のことで、工事をやったから防火カーテンじゃなくて、消防法の関係で最初から防火カーテンが当然なんじゃないですか。
  それから、防火シャッターも、閉まるか閉まらないか、仮に第二庁舎から都幾川公民館に、これは町有財産ですよね、役場の庁舎というのは。それで、その火を遮るために防火シャッターがあるのに、あかないとかあくとかというのはもう次元が違う問題で、役場の防火管理者の人はだれがやっているんだ、だれが責任者なのか、定期訓練があるか、ちょっとそこのところを教えてください。
○増田和代議長 答弁願います。
  柴崎生涯学習課長。
○柴崎秀雄生涯学習課長 それでは、まずシャッターの関係ですけれども、閉まるか閉まらないかということにつきましては、夜9時半以降になると思いますけれども、警備員さんがいますので、通常は終わればそこを閉めて、それで次の日の朝、またあけるということは、毎日してはいたわけですけれども、そのときにはそういった具体的なふぐあいがなかったということで、たまたま、では点検で1年に1回とかそういうのを見ていないのかということになりますけれども、消防設備については毎年定期点検みたいなこともしていますので、そういう中ではわかるはずなんですが、ただここで言っていますシャッターについては、防火の意味ももちろんありますけれども、どちらかというと第二庁舎と公民館のほうを区切るという意味で夜閉めておくというものでして、今回は例えば火災等で感知器等が作動すれば、当然それとともに下がるような、防火シャッターという意味合いのシャッターになりましたけれども、それ以前は単なるシャッターの開閉のためものということだったので、工事の前は普通に閉まって、あいている状態だったということで、そこまで当初は残念ながらこちらとしても見込めなかったということでご理解いただければと思います。
  シャッターについては以上です。
○増田和代議長 次に、小峯総務課長。
○小峯光好総務課長 それでは、前田議員のご質問にお答えいたします。
  防火管理者の選任につきましては、各施設ごとに防火管理者のほうを選任をしております。だれがやっているかという部分につきましては、ちょっと名前については私もわからないん ですが、職員を選任しております。それから、消防署の立ち入り等の検査も定期的に来ております。ただ、その中で、先ほどのカーテンについては漏れていたという部分であると思いますので、今後はそういうことがないように対応してまいりたいというふうに考えております。よろしくお願いします。
○増田和代議長 5番、前田議員。
○5番 前田 栄議員 消防署が来て漏れていましたか。一般的な施設へ来て一番見るのはやっぱり防火カーテン、これは高いんだけれども、施設の場合は当然利用者がいたり、公共の場だと違うお客さんがいるからそういうことで、防火カーテンの場合は当然かえますけれども、消防署が見落としていたということは、これはやっぱり消防審議会副会長として、今度は消防署に対して何を見ているんだというようになるので、よく言っておきます。役場のほうもよろしくチェックのほうはしてください。
  以上です。
○増田和代議長 よろしいでしょうか。
  ほかに質疑ございませんか。
  4番、瓜田議員。
○4番 瓜田 清議員 再度お伺いします。
  防火シャッターの件なんですけれども、工事をしたらそうなったというふうにお聞きしたんですけれども、そうなんでしょうか。
○増田和代議長 答弁願います。
  柴崎生涯学習課長。
○柴崎秀雄生涯学習課長 それでは、お答え申し上げます。
  工事をしたらというふうに受けとめられたとしたら、こちらの言い方が悪かったと思いますので、おわびを申し上げます。工事をしたらというよりも、工事中に下げて、閉めて、それであける必要が生じたので作動させたところ、上がらなかったということでございます。ですから、工事のために作動させたわけですけれども、工事をしたから壊れたとか、そういうことではございません。
○増田和代議長 4番、瓜田議員。
○4番 瓜田 清議員 というのは、毎日警備員の方が開閉しているというときには異常がなかったというふうにさっき答弁をされたんですけれども、その後、工事のところでそういうふうになったということは、工事のところに何かふぐあいがあったのかどうか確認はしたん でしょうか。
○増田和代議長 答弁願います。
  柴崎生涯学習課長。
○柴崎秀雄生涯学習課長 すみません、ちょっとうまく話ができなかったのかと思いますが、工事が始まる前、普通に公民館のほうも第二庁舎のほうも業務をしている工事前の段階では、警備員さんが夜警備をするときに、時間になれば閉めていたということですので、工事中については毎日閉めていたということじゃないんです。
○4番 瓜田 清議員 質問の趣旨とちょっと違うから、答え直して。
○柴崎秀雄生涯学習課長 はい。工事をしたことによって故障したという原因があるかどうかということで、特には調べていません。
○増田和代議長 4番、瓜田議員。
○4番 瓜田 清議員 これじゃ再々になっちゃうんだよね。質問の趣旨と答えが違うので、もう一回聞きます。
  工事前は開閉できたわけでしょう、確かにね。それで、工事のときにそれをチェックしたところ、できないということになったということですよね。ということは、工事に何ら不手際があったのかというものを、工事業者のほうに問いただしてみたのかどうかということを聞いているんですけれども。
○増田和代議長 答弁願います。
  柴崎生涯学習課長。
○柴崎秀雄生涯学習課長 工事の期間中にそれを作動した際にふぐあいが発見されたということでございまして、それを工事が原因かどうかというので問いただしたというようなことはございませんでした。
  以上です。
○増田和代議長 質疑ございますか。
  8番、野原和夫議員。
○8番 野原和夫議員 8番、野原和夫です。
  全協のときにも小輪瀬議員から指摘されました外部足場問題、内部足場問題で、私はこういう、この予算についてはひとつ認められないと思います。というのは、工事概要の中で、外部改修の中での外壁補修工事、またたてどい改修工事、屋上防水工事等もうたってあるんですね。当然外部の足場も組まれなければ工事ができない現状ではないかなと思う。これを 追加工事、追加で認めるということはおかしな問題ではないか。通常こんなことをやったら、一般の業者は首になっちゃいますからね。そういう問題も一つ踏まえてお聞きします。
  それから、町長室防炎カーテンとか議員控室、町長室等もありますが、この6月の議会のときの資料には、斜線、線の部分は設備改修に伴う天井仕上げのみ張りかえと書いてあるんですね。これは新たに追加工事として町のほうで発注したのかどうか。町長、職員の休憩室、議員控室防炎カーペット、7.91、こういう問題です。この点もお伺いします。
  それから、外壁補修工事、外壁タイル張りかえ105から353、この面積はどの部分がこれだけ伸びたのか、差額、それと羽目板が大分追加になっているところも含めて、その羽目板の部分はどの部分が新しくなったのか、それは町のほうの提案で追加工事になったのかどうか、これは業者との関係で複雑になってくると思うんですね。町が要望を出したものに対しては、ある程度私たちも議員としても責任を見なくちゃいけない。ただ、設計ミス、どうのこうのうたっている場合には、予算についてはやっぱり質疑してきちんと私たちはたださないといけないと思います。そういう点をお伺いします。
○増田和代議長 答弁願います。
  小峯総務課長。
○小峯光好総務課長 野原和夫議員さんのご質問にお答えいたします。
  まず、1点目の外部足場の話ですけれども、これにつきましては、外部足場を全く見ていなかったという話ではなくて、外壁の工事の量がふえましたので、それに伴う外部足場の期間がふえたということで、その分が増額になったというふうな内容でございます。
  それから、防炎カーテンの追加ですけれども、これにつきましては庁舎側のほうについては、当初は見ていなかったものですので、追加で工事のほうを発注しております。
  それから、ヒノキの羽目板の増量の部分なんですが、これにつきましては廊下と階段、住民ホールの形状の複雑な部分があるんですが、そこの数量が読み切っていなかった、落としてしまっていたということになるんでしょうか、その部分が算入されていなかったということで、そこについては実際の実績に基づいて数量を計測し、それで認めているということで、設計のほうを追加しております。
  それから、もう一点ありましたでしょうか。
○8番 野原和夫議員 いいですよ。
○小峯光好総務課長 いいですか。それだけですか。
  以上でございます。よろしくお願いします。
○増田和代議長 8番、野原和夫議員。
○8番 野原和夫議員 この足場にこだわるようですが、議場内部足場追加、これもこの絵だと黄色い色つきで、この仕様の中では塗りかえ、張りかえ位置、ほか木質化に伴う改修、塗りかえ等も含まれている、当然やっぱり塗りかえするには足場も必要じゃないか、これも追加。全体的に足場の追加がどのくらい追加になっているんですか。これは認められないと思いますよ。
  それと、先ほど言った内装工事の町長室、議員控室、防炎、あと職員休憩室、先ほど町長、防炎カーテンの追加、これは新たに全部町のほうの提案で追加ということになったわけなんでしょうか。先ほど言ったように全部これが追加で、斜線のところの部分ですから、この中には内訳は天井仕上げのみ張りかえと書いてありますので、全部追加で町が発注をしたのか、それで認めてよろしいんでしょうか。
○増田和代議長 答弁願います。
  小峯総務課長。
○小峯光好総務課長 それでは、お答えします。
  先ほどの足場の関係につきましては、外部の足場の関係につきましては、ちょっとくどいようで申しわけないんですが、期間が増加になったために、その追加ということでご理解をいただきたいというふうに思います。
  それから、内部の足場につきましては、全協でも申し上げましたように、当初見ていなかった部分でありますので、そちらのほうが必要だということで見たということで、追加のこちらのほうの発注という形になります。
  それから、カーテン等についても追加で発注でございます。
  以上です。
○増田和代議長 8番、野原和夫議員。
○8番 野原和夫議員 じゃ、先ほど言った町長室と議員控室と職員休憩室、このもろもろは町の提案で追加ということでいいんですね。
  それと、足場は工期延長ということで、追加……
          (発言する者あり)
○8番 野原和夫議員 いいですか、今。
○増田和代議長 いいですね。
○8番 野原和夫議員 だから、じゃ、さきのあれは町長室を含めて、これは全部町の発注で 認めていいんですね。
  それと、今言った足場、工期延長というこの工期、工期延長のために追加ということね。やっぱりそれはそれである程度設計価格の中に、設計のもとで積算を出すわけですから、これはあくまでもこちら側のミスだと思うんですよね。そのミスを私たちは認めるわけにはいかないんじゃないでしょうかね。そういうことを踏まえると、これだけの12.何%の追加というのは通常考えられない追加でありますので、ちょっとおかしいんじゃないかなと思いますけれども。
○増田和代議長 答弁願います。
  小峯総務課長。
○小峯光好総務課長 外部足場のほう、ちょっと誤解があるようなんですが、外部足場については、当初から外壁の補修については見ておりました。それに伴う足場についても当然見ているわけですが、今回60から80、あるいは6%から20%ということで、庁舎側についても外壁の補修の量がふえております。それによって工事の期間が長くなっているわけです。その間の足場の価格等も見なくてはいけないので、その辺を見ているということの増加をここで上げさせていただいたわけでございまして、まるっきり今までなかったものを上げたということではございませんので、よろしくお願いします。
○増田和代議長 ほかに、もう再々質問だよね。
○8番 野原和夫議員 さっきのを、じゃ、認めていいなら。
○増田和代議長 ほかに質疑は。
  7番、小宮議員。
○7番 小宮 正議員 3点ばかり。
  できれば今、耐震の図面をつけていただければ非常にありがたいかなというふうなことなんですけれども、きょうはもう間に合いませんけれども、次回は補修のところの図面、金額もでかいし、できれば図面をつけていただければありがたいかなと思います。
  その後、先ほど全協でもお話が出ましたけれども、課長の話だと、コンクリートの切断を削除してサイレント工法にするということであります。それで、確かに音はうるさい、騒音はすごくうるさいと思いますけれども、あそこの庁舎のほうから苦情は来たのかどうか。来て、やっぱり地域の住民からうるさいとか、これはどうやっても出ると思うんですけれども、そういう関係で設計変更したのかお聞きしたいと思います。よろしくお願いします。
○増田和代議長 答弁願います。
  小峯総務課長。
○小峯光好総務課長 小宮議員のご質問にお答えさせていただきます。
  サイレント工法につきましては、地域の住民の方から苦情等は特別ございませんでした。工事をやる前の段階で、近隣の住宅の方にはごあいさつ等を行っていますし、当初のところでも防音シート等の措置も行うということで、できるだけ地域の方にはご迷惑かけないように配慮したつもりでいるんですが、それでもカッター等を入れてやった場合については騒音が出るということと、それはむしろ中、職員、お客様が来場されて、中で接待する等の中で騒音で聞こえないとか、会議をやっていて聞こえないとか、そういったこと、それからほこり等の関係ですね、お客様はもちろんですが、職員のほうについてもほこりが大分、粉じんの関係で苦労しておりましたので、それの対策もとったんですが、そういうところもあわせて工法の変更を検討して行ったということでございます。
  以上です。
○増田和代議長 7番、小宮議員。
○7番 小宮 正議員 別に苦情が来なければ、これはやっても別にいいんじゃないかと。でも、実際に今外でやって、工事で音が聞こえると思うんだけれども、実際に耐震をやって、うちは隣だからよくわかっているんだけれども、土日はすごい音だよ。だけれども、苦情も来なくて、進んでできるなら無理してお金を、同じ金額でできるのであればやってもらったほうがいいかなと私は思うんですけれども。ほこりに対しては、やっぱり相当、私も行ってわかりますけれども、町民の方が来たり、職員も余りほこりを吸うと害になりますから、それはそれとしても、何でもかんでもやってもしようがないような、私は気がいたしますので、これからはもう、工事も進んでいるようでございますけれども、気をつけてその分をやっていただけたらありがたいかなと思いますので、その点はどういうふうに、またこれからも耐震があると思うんですね。今これから終わってまたこっちに来るわけですから、そういう中でよく検討していただきたいと思いますので、その点をよろしくお願いします。
○増田和代議長 それ、答弁は。
○7番 小宮 正議員 してもらって。
○増田和代議長 じゃ、答弁。
  小峯総務課長。
○小峯光好総務課長 それでは、お答えいたします。
  今回の第二庁舎と都幾川公民館の工事につきましては、特に第二庁舎についてはいながら 施工ということで、仕事をしながら、その中で場所を変えたり土日を使ったりということで施工をしていくということであったんですが、先ほどから出ているように、騒音とほこり等のこともありますし、結局上が、天井が抜けたような状態でお客様に来ていただくというふうなこともありますので、今後については仮設ということをある程度視野に入れながら検討を進めていきたいというふうに考えております。
  以上です。
○増田和代議長 7番、小宮議員。
○7番 小宮 正議員 最後に、今この追加、補正を組んでやっているわけですけれども、工事はどのくらいはかどっているのか、わかれば教えていただきたいと思います。
○増田和代議長 小峯総務課長。
○小峯光好総務課長 それでは、お答えいたします。
  現在の工事の進捗率なんですが、85.3%ということであります。
  以上です。
○増田和代議長 ほかに質疑ございますか。
  13番、岩田議員。
○13番 岩田鑑郎議員 まず、防火管理者がどなたかというのを総務課長がわからないんですか。これはちょっと問題でしょう。副町長もご存じないんですか。防火管理者は、年に一度避難訓練をするとか、そういうふうなことを当然するべきものだと思いますよ。それが1つ。そういうときには、防火シャッターを点検するとかというのは当然の防火管理者の責任だと思うんですけれども、それがわからないというのはおかしいなというのと、もう一つ、全協でも申し上げた、それぞれの金額というのは出ないんですか、すぐ。私に言わせると、会計のいいかげんな計算かなというふうに思わざるを得ないんですけれども、それぞれを積み上げて、これがどのくらい安くなるかということも検討されているんですか。それが1つ。
  第二庁舎のほうの最後の屋上防水工事の議場屋根ALC云々という話があるんですけれども、これは既存のものを利用してやると高くなるんですか。新しくやるよりも高くなる。だったら、古いままやればいいんじゃないですかと思います、それが1つ。
  あと、それと同じような考えなんですけれども、都幾川公民館の外壁補修工事の外壁タイルの張りかえを削除し、ネット被覆工法の追加をしたと。これは、落下防止云々であるからというんですが、これは張りかえしたほうが安ければ、張りかえしたらいかがですか。というふうな思いがあるんですが、それは違うのか、私の勘違いなんでしょうか。その2つ、お 願いします。
○増田和代議長 答弁願います。
  小峯総務課長。
○小峯光好総務課長 1点目のご質問にお答えいたしますが、防火管理者の関係でございますけれども、職員のほうもいろいろかわっておりますので、ちょっと確認してきちっとお話をしなきゃいけないと思いますが、総務課の職員が庁舎の場合については行っていると思うんですが、いろいろと職員の異動に伴って変更していると思いますので、その辺のところを確認をしないとお答えできないということで、先ほどお答えしなかったんですが、確認させていただきたいと思います。
  それから、ALC版の関係なんですが、ALC版の補修につきまして、入れかえと補修によりましての金額でいきますと増加になりますが、そちらのほうの取り壊しが、今まであったものを取り壊していくという部分がなくなりますので、全体としてはマイナスになっています。ただ、この中では、その補修と工事の比較でいくとふえるという部分ではあるんですが、取り壊しの部分の中でいくとマイナスになるということで、全体の工事の中では、議場の屋根の補修全体の中では安くなるということになります。ただ、工種で見るところが、処分の部分と修繕の部分と別に計上していくものですから、その中での差し引きの部分ではプラスになっているということでございます。
  以上でございます。
○増田和代議長 柴崎生涯学習課長、お願いいたします。
○柴崎秀雄生涯学習課長 公民館の外壁の関係ですが、タイルの張りかえのほうが安くなるんであれば、そういう形でというお話かと思うんですけれども、これは当初6割程度の張りかえでということで設計しておりましたけれども、足場を組んで全体を打診した結果、83%張りかえる必要があるだろうということになりました。部分的になんですけれども、取り壊しをして詳細な調査もした結果、躯体が、何というんでしょう、そのときの施工の関係かどうかわかりませんけれども、若干波打っているような部分もあったということがわかりまして、タイルを張るための下地モルタルが2度、3度塗ってある状態で、下地自体も悪かったということがありました。仮にタイルでやり直した場合に、幾らぐらい、今60%少々で見込んでいるのと、増額するかというのを見ましたところ、ネット被覆と石調の吹きつけ、そういうのでやったのと張りかえたのとで差額が、経費とか請負率を見ない段階で1,800万ぐらいタイルを張ったほうが高いという結果になりました。ですので、そういう金額の面もございま すし、もともとの躯体の精度というのもありまして、また同じように全部モルタルをはがして2度、3度塗りをしてやった場合に、将来やっぱり接着面が何層にもなっていますので、果たしてまたタイルが落ちやすい状態というのが発生するんじゃないかというようなそんなこともあって、金額とそういったことから考えて工法を変更したということです。
  以上です。
○増田和代議長 13番、岩田議員。
○13番 岩田鑑郎議員 先ほどの防火管理者の問題なんですけれども、避難訓練なんかは担当はされていないんですか。日にちを決めてやっていないんですか。
  それと、もう一つ、そのときに消防署の立ち会いとかというのが当然ありますから、チェック項目の中に多分防火シャッター等の点検もあろうかと思うんですけれども、それが1つ。
  それから、第二庁舎はどのくらい安くなるんですか。これをやった場合とどれくらいの差があるんですか。
  あと、外壁の、話飛んじゃうから、まあいいや、それでお願いします。
○増田和代議長 答弁願います。
  小峯総務課長。
○小峯光好総務課長 防火管理者の関係につきましては、各施設ごとに設置をしてありまして、書類の持ち出し訓練とか、そういった訓練は行っているということで聞いております。
  それから、ALC版の話だと思うんですが、どれだけ安くなるかという数字なんですけれども、ちょっと私も持っておりませんので確認をさせていただきたいと思いますが、よろしくお願いします。
○増田和代議長 13番、岩田議員。
          (「確認をさせてもらって」と呼ぶ者あり)
○増田和代議長 確認させていただくと、よろしいでしょうか。
○13番 岩田鑑郎議員 はい、見せてください。
          (「休憩とってもらっていいですか」と呼ぶ者あり)
○増田和代議長 今すぐやっていただけるんですか。
          (「そうすれば、ちょっととってきます」と呼ぶ者あり)
○増田和代議長 そうですか。
  じゃ、暫時休憩いたします。よろしくお願いいたします。
  じゃ、再開を4時25分。
                                (午後 4時11分)
─────────────────────────────────────────────────
○増田和代議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午後 4時25分)
─────────────────────────────────────────────────
○増田和代議長 岩田議員の質問に対して、答弁よろしくお願いいたします。
  小峯総務課長。
○小峯光好総務課長 それでは、岩田議員のご質問にお答えいたします。
  ALC版の修繕の関係になりますが、修繕につきましては8万8,000円の増になります。これは直行の設計ベースになるんですが、8万8,000円の金額がプラスになりまして、先ほど申し上げましたように、撤去処分費の部分でやはりこのALC版の関係が出てきております。それが40万円の減になります。それで、プラス・マイナスをしますと31万2,000円の減ということで、相対的には安くなるということで、そちらのほうの工事を選定したということでございますので、よろしくお願いします。
  それから、防火管理者の関係でありますけれども、第二庁舎と本庁舎のほうの防火管理者のほうを今確認しまして、第二庁舎については正木という職員が指定されております。それから、本庁舎については総務課の荻久保のほうで防火管理者ということで現在選任しておりまして、訓練等も防災計画等も立てなくてはいけませんので、その中での書類の持ち出しだとか、そういった訓練をしているということでありますので、よろしくお願いいたします。
○増田和代議長 13番……
○13番 岩田鑑郎議員 質問していいの。
○増田和代議長 さっき再々だったものね。あと1回大丈夫。
  13番、岩田議員。
○13番 岩田鑑郎議員 防火管理者の関係は特にあれはないんですけれども、この工事とは直接は関係ないんですけれども、これからの防災の体制を各施設にも広める意味でそういうのは必要だと思うんですが、これは関連して衛生管理者というのはあれなんですか、必要ないんですか、ここは。おれは必要だと思うんですけれども、多分いると思うんですけれどもね。ですから、引っ越しだとか人事異動のときは、1つのマニュアルの中に防火管理者の引き継ぎだとか、それを通常入れていくのが通常のやり方ですよね。通常というか、私の民間なんかではそういうことをやっています。わかりました。
  あと、この少なくなった部分ですよね。少なくなった部分も、要は内容を知ってもらうためにこの増額の中に入れて出したということなんですか。そうすると、ほかのところはどうなっているんだという話ですよね。ほかの、ここは少なくなった、だからここは多くなった、こういうことを検討して安くなるように努力したという話があればいいんですけれども、何か検討されていないような気がするんですが、いかがなんでしょうか。要するに、どれだけ工事費を安くしようかという努力が見えないんですけれども、いかがでしょうか。
○増田和代議長 答弁願います。
  小峯総務課長。
○小峯光好総務課長 岩田議員のご質問にお答えいたします。
  どれだけ工事のほうを安くできるかということで検討ということでございますが、例えば先ほどの外壁につきましても、ピンネット工法でやるべきなのか、あるいはれんがの張りかえでやったほうがいいのか、その辺のところについては費用対効果等も実際に出してみて、見積もり等もいただく中で検討してございます。その結果によりまして、公民館についてはピンネット工法を採用、役場の第二庁舎については張りかえということで行っていくというふうなこともあります。それから、ほかの部分、エアコンの設置等につきましても、加湿器等の設置だとかそういった部分で、できるだけ工事を安く上げられるような形で各工種ごとに検討はしてございます。
  細かい変更前、変更後の金額について申し上げればよろしいんですが、当然今回の変更設計を起こしている段階では、すべての事項について変更前、変更後について設計金額を定めまして、それで検討しているわけでございますけれども、まとめたものがありませんので、すべて見ていただくわけにもいきませんので、ご要望あれば、またそれをまとめたものをご提出させていただきたいというふうに思います。
  以上です。
○増田和代議長 ほかに質疑ございませんか。
  10番、野原兼男議員。
○10番 野原兼男議員 10番、野原でございます。
  今まで皆さんからいろいろなご意見等、指摘等があったわけでございますけれども、ある程度これだけの工事になりますから、追加工事等はやむを得ない場合もあるんじゃないかなと思うわけでございますけれども、そんな中でやはり答弁等を聞いておりますと、何か余りにも業者任せで、綿密な打ち合わせ等がどれだけ行われたのか、その辺についてある程度、 今後本庁舎等の工事におきましてもやはり反省をしていただいて、そういった本庁舎の工事等にぜひ生かしてもらいたいと思います。今、実際こうやって変更契約が出てきたんですけれども、実際工事は進んじゃっているわけですから、お金は払わないというわけにはなかなかいきませんが、そういった中で、やはり外壁の工事等につきましても、本庁舎のほうは当初6%から20%にふえたとか、そういうのはしようがないと思うんですけれども、もともと公民館のほうは当初から60%やり直さなきゃだめだというようなあれが出ているわけですよね。ということは、80にふえたということですから、それでやりかえたということ、ですから60以上最初から出ているんですから、その辺でネット工法等のそういう変更等をやはり業者等でもう少し丁寧な打ち合わせ等をやっていれば、最初からある程度把握できたのかなと思います。
  そういった中で、これについては結構なんですけれども、いろいろ変更している中で、私は6月、その前の予算のときにもお話ししたんですけれども、当初の請負契約から相当差が出ているわけです。そういった中で、あれでしたか、電気ですね、10キロワット、何でしたか、あれは。
          (「LEDか」と呼ぶ者あり)
○10番 野原兼男議員 LEDじゃなくて。
          (「ソーラー」「太陽光発電」と呼ぶ者あり)
○10番 野原兼男議員 ソーラーですね、その関係で、いろいろもっと容量をふやせないかということをお伺いしたんですけれども、そのときの答弁で、課長のほうから、耐震の問題もあるんで、その辺を十分精査しながら、できればそういった中で考えていきたいということを答弁いただいたんですけれども、今回まるっきりその辺のことは考えてもらえなかったのか。その点について、例えば5キロワットでも大きく容量をしていただくようなことも、ある程度これからのそういった自然エネルギーを活用していく中であってもよかったのかなと思うんですけれども、その点についてお伺いできればと思います。
○増田和代議長 答弁願います。
  小峯総務課長。
○小峯光好総務課長 野原議員さんのご質問にお答えいたします。
  太陽光発電の設備の工事の関係でご要望をいただいてあったんですが、屋上のほうにそれを設置するということで、発電電力については最終的にはやはり10キロワットになります。これにつきましては、パネルといいますか、その設置のほうが1万2,000、これは12メータ ーですかね、と3.6メーター、それが1基と、6メーターの3メーター60のものを1基、その2つを屋上のほうに設置しまして、それで10キロワットの発電ということで行っていきたいというふうに考えております。その辺のもう少し増量というふうなお考えもあるかと思うんですが、屋上の面積等もありますし、あとはそれを乗せた場合の荷重の関係もありまして、その辺も検討させていただいたんですけれども、こちらのほうで設定のほうをするということで、申しわけないんですが、こういった形で設定のほうをさせていただきます。よろしくお願いします。
○増田和代議長 10番、野原兼男議員。
○10番 野原兼男議員 当然屋上に設置するものですから、屋上のそういった面積等のことも考えていかなきゃならないかなと思うんですけれども、そういったソーラーシステムについても、今私たちも山梨のほうへちょっと視察研修もしたんですけれども、そういった中で、今いろいろニュース等を見ますと、性能もまたよくなっていて、やはりそういっただんだん小型化してきて、それなりに容量も多くできるような機械も今できているようなんですけれども、そういったところもぜひ考えていただければよかったのかなと思うんですけれども、今後本庁舎等をやる場合に、その辺も十分考慮しながらぜひ今後進めていただければと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
○増田和代議長 要望でよろしいんですか。
○10番 野原兼男議員 はい。もうだって、検討したんだけれども、だめだったというから。
○増田和代議長 じゃ、要望でよろしくお願いいたします。
  ほかに質疑ございませんか。
  すみません、関口副町長、よろしくお願いいたします。
○関口 章副町長 それでは、先ほど来、各議員から多くのご指摘をいただいておりますが、私どもも今回の変更契約についてはかなりの大きな変更を求める内容になっていると。これについては、私どもも重々その課題を認識しておる部分がありまして、1つはやはり専門職員の確保ということがときがわの場合も課題かなと。一昨年、建築職を初めて採用させていただきましたけれども、2級建築士の資格を持っておりますが、1級建築士の資格は、そういった資格そのものを持っていないと。もちろん勉強はしておりますけれども、そういったことで充てられている職員、それぞれ担当している職員は精いっぱい努力して、また経費的にもそういった判断の中から極力コスト削減ということでは努力しておりますけれども、今回の場合については、いろいろな要因が重なったというふうに考えております。
  1つには、やっぱり設計費用を軽減させるということから、逆に設計の精度というか、そういったものがやはり足場を組んできちっと全部チェックするという精度の高い設計になっていなかったということにあるのかなと、1つの要因としてですね。それから、もう一つはやはり、そうはいっても、もともとの建物を実際はがして見てみると、報告によりますとかなりもとの建築の状態がよろしくなかったというようなこともある。それから、庁舎等として利用しながらの改修ということで極力いこうと思ってやったんですが、しかしながら、予測し得ない防音対策であるとか、そういったものが複数生じたということとか、それまで防災、防炎カーテン等について、本来ならもっと早くやるべきものをここまで引き延ばして、この中で追加した等々の要因が重なったと。
  今回のことについては、やはり私ども全員でしっかりと受けとめて、こういったことが極力ないように今後考えていきたいというふうに思っています。
  以上でございます。
○増田和代議長 3番、小輪瀬議員。
○3番 小輪瀬英一議員 ただいま副町長のほうから答弁を先にいただいちゃった形なんですけれども、今回約4,000万円の高額な額なんですけれども、この変更についてはここで契約を結ぶという段階まで来て、工事も85%ですか、終了しちゃっているわけですけれども、例えばきょう議会にかけられて否決になっちゃった場合ということがあるわけですよね。そういった場合には、こういうお金を払わないで済む、発注担当者とするとそれを決断をしたわけでしょうけれども、どういう過程で決断の最終的な決断、業者とこれで進めましょうという取り交わしをしたわけでしょうけれども、まだお金を払えるかどうかわからない状態の中で決断をしたわけでしょうけれども、その辺はどの部署でどういう形でされたのかお聞きしたいんですが。
○増田和代議長 答弁願います。
  関口副町長、答弁願います。
○関口 章副町長 今のもしここで認められなかった場合はどうかという問題について、私のほうから申し上げますけれども、当然議会の議決がなければ予算執行できませんので、その分については支出できないという状態が続くということです。
  以上です。
○増田和代議長 3番、小輪瀬議員。
○3番 小輪瀬英一議員 確かにそういうことで、払わないでこのまま済むというわけにもい かないこともよくわかりますけれども、ただ非常に今回の額は大きな額、今後こういう改修工事等は予測のつかない予算等が発生することも私はよくわかっております。ですから、できるものであれば、ある程度着手する前に、こういう方法、選択肢のどっちを選んだらいいのかということを投げかけていただけたらと思いまして、これはお願いとして終わります。
○増田和代議長 関口町長。
○関口定男町長 今回、本当に皆さんにはご心配をかけたといいますか、大変ご指摘のそれぞれごもっともな点だと思います。現場のほうも、非常に職員のほうも、先ほど精いっぱいやっていたわけですけれども、今回改修という非常に難しい問題でした。先ほどちらっと副町長からも出ましたけれども、建物自体が多少曲がっていたりだとか、あるいは先ほどタイルをどうしたんだという話もありますけれども、タイルの下地が1センチのところと10センチ以上のところとあったという段階で、もう80%だめだったらば、もうそれは多分現場の担当者とすると、これは全部壊してやり直したほうがいいと。結局は、追加のほとんどが、80%が外壁だと思います。外壁ですよね、80%以上は。外壁の追加が出てしまったということは、先ほど言いましたように、初めの何%かというその見方が甘かったというのが一番の原因だと思われます。
  総体的に言いますと、先ほど予算ベースで言いますと約4億9,000万円。入札のときに、この三ツ和総合建設は3番目でありました。多分追加が出たこの金額だと3番目か4番目ぐらいの見積もりの額だと思いますし、そんな中で先ほど外部の足場につきましても、足場はちゃんと見てありましたけれども、ただ追加になったと。議場の足場の場合は、確かにその辺のミスが多分設計であったと思いますけれども、その辺のチェックができなかったと、職員にできなかったということも反省をしておりますし、それはやはりうちのほうからも設計事務所等にはしっかりとその辺の注意をしていきたいと思います。施工業者というよりも初めの見積もり、設計時点でそれが多分入っていなかった、簡単に張れると設計者が見積もっていたんでしょうね、多分ね。いざ現場に入ったら、とても足場がなければ常識からしてこれは無理だということだと思います。
  そういうことで、我々とすると苦渋の選択で、見積もり、足場についても、内部の足場の場合ですけれども、やはり足場がないと仕事ができませんので、皆さんにお願いして追加をさせていただいて、何とかお認めいただきたいというのが本音でありますので、ひとつよろしくお願いします。
○増田和代議長 ほかに質疑ございませんか。
  6番、野口議員。
○6番 野口守隆議員 副町長並びに町長に答弁いただきましたが、基本的に私が思うことは、今のリフォームするというのは確かに思いがけないことが起きるというのは、私も自分のうちをリフォームしてよく承知しております。ただ、今のいろいろな説明を聞きますと、やはり業者が悪いのか、ミスがあったのか、設計にミスがあったのか、あるいは町で追加したからこういった増額になるとかということをもう少し明細にこれは出していただきたいというのが1点と、それからもう一つは、都幾川公民館は2月7日にオープンするというのでは、工事は当然終わっているわけですよね。先ほどの小輪瀬議員のことに関連いたしますが、少なくとも工事が終わっていて、その後この予算をというのは、簡単に言えば議会軽視としか私は言いようがないと思います。出す時期もいろいろあったと思いますが、臨時議会であるならば、いつでも町長が招集を議長にお願いすればできるわけですから、もう少し早い時点でこれを出すべきではなかったのかということをお尋ねしたいんですが。
○増田和代議長 答弁願います。
  柴崎生涯学習課長。
○柴崎秀雄生涯学習課長 それでは、お答えを申し上げます。
  公民館の工事につきましては、あしたから一般の利用も再開されるということで、もうほぼ100%終了しているということでございます。この変更契約の提出期限、もっと早くできなかったかということかと思うんですけれども、契約自体が第二庁舎と1本の契約ということでございましたので、公民館のほうだけを変更契約ということで出すということはちょっとこちらでも頭の中にありませんでしたので、その辺についてはまた今後ちょっと、もしそういうことがあるようであれば研究したいと思いますので、よろしくお願いします。
○増田和代議長 6番、野口議員。
○6番 野口守隆議員 私は個々のことを言っているわけじゃございません。確かに第二庁舎と公民館は別な工事であれでしょうけれども、少なくとも出す時期をもう少し早くこういった、さっきも言ったように臨時議会を持つのはできるわけですから、早く臨時議会で出して、少なくとも工事が終わる前には出すのが道理だと思うんですが、いかがなものでしょうか。
○増田和代議長 答弁願います。
  小峯総務課長。
○小峯光好総務課長 野口議員さんのご質問にお答えいたします。
  大きな工事でして、実は事務局といたしましても、変更契約の時期につきましていろいろ と検討をしていたことは事実なんですけれども、その辺の工事がある程度進捗した時点で金額等の精査をしていくその時点、固めるといいますか、そういった部分のことと、あと臨時議会で皆さんにご議決をいただく時期というそのタイミングについて、何回も議会を開いてもらうというような部分も出てくるわけですけれども、その辺のところの兼ね合いを考えながら来てしまって、最後のほうである程度固まった段階で臨時議会を開いていただいて変更契約をするというふうなことで考えました。その辺のところで、途中で変更契約をもう一度していくというのも一つの方法であると思いますので、今後大きい工事につきましては、その辺のところのタイミング等考慮しながら、変更契約の締結の時期等をまた見定めてまいりたいというふうに考えております。
○増田和代議長 よろしいでしょうか。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎会議時間の延長
○増田和代議長 皆さんにお諮りいたします。
  本日の会議時間は、議事の都合によりあらかじめ5時30分まで延長いたします。
  よろしいでしょうか。
          (「はい」と呼ぶ者あり)
─────────────────────────────────────────────────
○増田和代議長 ほかに質疑ございませんか。
  8番、野原和夫議員。
○8番 野原和夫議員 8番、野原和夫です。
  全協での小峯課長の答弁というかお答えの中で、内部工事において、私、足場にこだわって申しわけないんですが、足場を組まなくても工事ができるような趣旨でこれは見積もりというかそれが落としてあって、設計士のミスだというようなことを言いましたけれども、これをチェック機能で町がしなかったことも大きな問題ではないかと。設計士の責任とか業者の責任という問題じゃないと思うんですよね。やっぱりそこのところをきちんとして、現場を見てもらいたかったと思います。
  そして、もう現在追加分を含めた工事が進められていると思うんです。その中で、先ほど野口議員が言いましたけれども、変更契約の議決を経ないまま進められているということは、議会にとっては本当にまずいというか情けないというか、私たち議員としては芳しくないと思います。そういう中で、やっぱりもう少し早く臨時議会を開くなり、この内容説明をして いただきたかったかなと私は思います。やっぱり今後こういうことはしっかり受けとめていただきたいと思います。
  以上です。答えが出ればお願いします。
○増田和代議長 答弁は。
  関口町長、お願いいたします。
○関口定男町長 今後、こういうことがないようにしっかりとやっていきたいと思います。
○増田和代議長 ほかに質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○増田和代議長 これをもって質疑を終結いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○増田和代議長 これをもって討議を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○増田和代議長 これをもって討論を終結いたします。
  これより議案第2号 ときがわ町役場第二庁舎、都幾川公民館耐震補強及び大規模改修工事請負契約の変更契約の締結についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり締結することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立多数)
○増田和代議長 起立多数であります。
  よって、議案第2号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第3号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○増田和代議長 日程第6、議案第3号 防災行政無線施設設置工事(固定系)請負契約の変更契約の締結についてを議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。お願いいたします。
○岡野吉男議会事務局長 朗読いたします。
  議案第3号 防災行政無線施設設置工事(固定系)請負契約の変更契約の締結について。
  次のとおり工事請負契約の変更契約を締結することについて議決を求める。
  1 工   事   名 防災行政無線施設設置工事(固定系)。
  2 施工箇所 比企郡ときがわ町内全域。
  3 変更請負金額 金2億37万1,500円。
  4 今回変更による増額 金664万6,500円。
  5 請負業者 住    所 東京都港区芝浦4丁目10番16号。
              氏名又は名称 沖電気工業株式会社統合営業本部官公営業本部。
              代表者職氏名 本部長 小松晃。
  平成24年2月6日提出、ときがわ町長、関口定男。
  以上でございます。
○増田和代議長 ご苦労さまでした。
  提案者から提案理由の説明を求めます。
  関口町長、お願いいたします。
○関口定男町長 それでは、議案第3号 防災行政無線施設設置工事請負契約の変更契約の締結について、提案理由を申し上げます。
  防災行政無線施設設置工事の請負契約の変更契約を締結したいので、ときがわ町議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、この案を提出するものであります。
  細部につきましては、総務課長より申し上げます。
○増田和代議長 ご苦労さまでした。
  続いて、細部説明を求めます。
  小峯総務課長、お願いいたします。
○小峯光好総務課長 それでは、議案第3号 防災行政無線施設設置工事(固定系)請負契約の変更契約の締結についての細部説明をさせていただきます。
  この工事の当該請負契約の締結につきましては、平成23年6月第2回定例会でご議決をいただきましたが、今回請負金額に変更が生じたため、変更契約の締結について、ときがわ町議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により議会の議決が必要となりますので、この案を提出させていただくものであります。
  まず、議案の中で、1、工事名、2、施工箇所、5、請負業者につきましては変更ございません。
  3、変更請負金額ですが、変更後の本工事の請負額を2億37万1,500円とするものです。なお、当初の請負金額は1億9,372万5,000円でした。差額664万6,500円で、これが4、今回変更による増額の金額となります。
  ここで増額した工事の概要についてご説明申し上げます。
  資料ナンバー3をごらんください。
  1、変更工事の概要でございます。
  (1)材料費の増加でございます。アとしまして、役場親局の設備でございますけれども、親局の設備の電源供給ルート変更に伴う数量の増加であります。内容につきましては、役場本庁舎の受変電設備より直接電源引き込みルートに変更するものであります。これは、親局操作卓に近い庁内の既存の電源からとる計画でおりましたが、細部を調査したところ、配線に不明確なところがあり、防災対策施設としては好ましくないと判断し、より安全で安定した供給方法としたためでございます。
  イ、弓立中継施設でございますけれども、中継局設備の電源供給ケーブル等の数量の増加でございます。当初設計では近くにある電柱から電源を供給することとしておりましたが、東京電力と協議を行う中で、旧のKDDの中継局が運営しているときに、東京電力は市道入り口まで送電しまして、そこからは旧のKDD中継局において私設電柱を使用して電気を供給していたことが判明いたしました。私設電柱も町に寄贈されておりました。今回の中継局設置につきましても同様に電気の供給を受けることにいたしましたが、その区間約450メートルの電源供給ケーブルについて、平成15年に町に寄贈されてから保守を行っておりませんので経年劣化等もあり、安全で安定した電源の供給ということを考えまして、本施設が防災行政無線の施設の中でかなめ的な極めて重要な施設であることから、新たにケーブルを設置することといたしました。
  それから、中継局の広さの変更でありますが、中継局舎の広さを、無線設備の保守点検等の作業性を考慮いたしまして広さを大きくするものであります。縦と横それぞれ60センチほど大きくしまして、3.36平方メートル増加してございます。
  (2)付帯工事の増加でございますが、アとしまして弓立中継局設備でございます。
  中継局の電源供給ケーブル引き込みに伴う立ち木等の伐採処分の増加であります。これは、450メートルにわたる電源供給ケーブル設備の設置沿線の支障木の伐採、刈り払い等の処分費でございます。8年間その辺の保守等を行っておりませんでしたので、そのために雑木が生い茂っておりました。その辺について、新たにケーブルを張る段階で刈り払い等を行った わけでございます。
  2番の予算の概要でございますが、(1)としまして予算額、(2)が工事費でございますけれども、これにつきましては既にご説明申し上げましたので省略させていただきます。
  次ページをごらんいただきますと、ときがわ町の防災行政無線の施設の配置図ということでご用意させていただきました。屋外拡声子局の施設の配置図で、当初の予定地と変更になりましたので64番のみでありまして、これにつきましては、西平の後野地区の後野公会堂敷地内から慈光寺敷地内に変更してございます。慈光寺につきましては国宝等もございますので、その周辺のほうに移動したわけでございます。他については、建て位置の調整はございましたが、ほとんど変わっておりません。
  これで、議案第3号 防災行政無線施設設置工事(固定系)請負契約の変更契約の締結についての細部説明を終了させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
○増田和代議長 ご苦労さまでした。
  これより日程第6、議案第3号 防災行政無線施設設置工事(固定系)請負契約の変更契約の締結についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  11番、笹沼議員。
○11番 笹沼和利議員 3点質問させていただきます。
  まず1点は、まずこれらの増加の部分の、実際にどのぐらいの金額が、アとか、イとか、(2)のほうもありますね、金額としてはどの程度の増加になるんでしょうか。それが第1点。
  それから、2点目は、弓立中継局のところでKDDIが前使っていたということで、電柱を使ってやるということなんですけれども、その辺の電柱、特にこれは防災の関係ですので、電柱の保守管理というのもされてきたのかなと、あるいは大丈夫なのかなというのが2つ目です。
  それから、3点目は、今回慈光寺のほうにこの防災行政無線のあれが移動したということで、後野のほうの地区が今回あいたということになると思うんですが、公会堂のほうかな。そちらのほうは戸別受信機で対応するのかどうか、そのあたりのことをお聞かせください。よろしくお願いします。
○増田和代議長 答弁願います。
  小峯総務課長。
○小峯光好総務課長 それでは、笹沼議員さんのご質問にお答えいたします。
  各工種の材料費等の金額がどのくらいかということでございますが、変更の請負金額等ですね、経費と直行ということで構成になっているんですが、その辺のところの算出が非常に、先ほどの第二庁舎の関係でもそうなんですが、あるんですが、単純に変更契約の増額分といいますか、それを案分しまして出したものでよろしければ、それでお出ししたいと思うんですけれども、材料費の増加の部分でいきますと89万6,000円ぐらいです。それから、イの弓立中継局のほうでいきますと472万3,000円ぐらいになります。それから、付帯工事の増加でいきますと160万ぐらいということで、大変申しわけないんですが、そういったことで、これが確定的な数字じゃないんで、一応積み上げていって数字が出るものですから、そういったことで目安にしていただければというふうに思います。もちろん設計の中では一つ一つ新旧で積み上げておりまして、先ほど言ったような効率性なんかも考慮しながら選定しております。
  それから、KDDIの電柱の保守でございますけれども、実際にその話がありましてから、電柱については確認をして、電柱が使えるということを確認した上で、その電柱を使いましてケーブルのほうをはわしてございます。ただ、先ほど申し上げましたように、沿線の立ち木が相当大きくなってしまっておりますので、そちらのほうにつきましては、地権者の方のご了解をいただきまして切らせていただきました。ケーブルについては450メートルありますので、その間の抵抗等も考える、あるいはきちんと電力の供給ができるということを考えて、新たなケーブルを設定したということの判断でございます。
  それから、もう一点が慈光寺の関係なんですが、これにつきましては、裏側の後野公会堂の近くの人家の数等も多くございません。実際に住んでいらっしゃらない方も多いものですから、その辺のこと等を考慮しながら場所について再設定をさせていただきました。当然、いらっしゃる方につきましては、戸別受信機等で対応してまいりたいというふうに考えております。
  以上です。
○増田和代議長 ほかに質疑ございませんか。
  3番、小輪瀬議員。
○3番 小輪瀬英一議員 1点お伺いいたします。
  中継局舎とありますが、先ほど小峯課長が面積は約3平米ですか、ふえたということで、舎ということで、建物としての建築確認だとかそういうこと、例えば建築確認をとってあっ て、面積が変わりますと計画変更だとかが発生しますけれども、その辺のまた費用とかは見られているものなんでしょうか。
○増田和代議長 答弁願います。
  小峯総務課長。
○小峯光好総務課長 小輪瀬議員さんのご質問にお答えいたします。
  中継局舎については、構造物ということで建築確認の対象から外れておりまして、建築確認をとらなくても済むということでありましたので、建築確認申請等は必要ないということであります。よろしくお願いします。
○増田和代議長 よろしいでしょうか。
  ほかに質疑ございますか。
  8番、野原和夫議員。
○8番 野原和夫議員 8番、野原和夫です。
  先ほどの追加、笹沼議員のあれでいろいろ金額を示していただきましたが、この付帯工事等も160万、業者としては現地調査をしながらこの金額を出して、設計価格を出して、当初の予算を契約したんではないかなと思うんですが、どの程度こういう業者は現場を把握して、現地を見てやったのか、そういういきさつ等、わかっていれば教えていただきたいと思います。
○増田和代議長 答弁願います。
  小峯総務課長。
○小峯光好総務課長 野原和夫議員のご質問にお答えいたします。
  設計の段階でのお話だと思うんですが、KDDIのときからの電源の供給の関係については、町のほうでもちょっと落としてしまっておりました、実際。それで、今回の東京電力との協議の中で、この場所についてはということで発覚をいたしましたので、追加工事ということで、これについては設計士さん、それから業者の方と相談しながら、打ち合わせをしながら、どうしたらいいかということで、設計のほうも追加といいますか、工事のほうも決めさせていただきました。
○増田和代議長 8番、野原和夫議員。
○8番 野原和夫議員 町が落とした、設計士が落とした、先ほどと同じように、やっぱり真剣な取り組みも必要ではないかなと思うんで、金額的には660万といっても大きな金額でありますので、慎重に現場を観察するなり、業者とのコミュニケーションを図るなり、きちん としたものを出すべきではないかなと思うんで、今後の糧にしていただきたいと思います。注意をしていただきたいと。
  以上です。
○増田和代議長 よろしいでしょうか。
  ほかに質疑。
  13番、岩田議員。
○13番 岩田鑑郎議員 KDDIの8年間保守点検をしなかったと、保守点検をする必要があったのかなかったのか、あったのにしなかったのか。
  それと、もう一つ。今後、防災無線ができた後は、保守点検契約なりをするわけですよね、どちらかと。役場がするわけじゃないですよね、保守点検を。その辺の見通しというかはいかがなんでしょう。というのは、先ほどの防火管理者じゃないですけれども、役場自身がちょっとできないと思うんですよね。どうなんでしょうか、その辺は。考えがあれば。
○増田和代議長 答弁願います。
  小峯総務課長。
○小峯光好総務課長 岩田議員のご質問にお答えいたします。
  KDDIの電柱あるいは既存のケーブルについての保守でありますけれども、既にあちらのKDDのほうが撤退してから、撤退したのが15年12月に町のほうに寄贈したと思うんですけれども、その時点であそこの中継局がなくなっておりますので、それ以降の活用についてもはっきりしていなかった部分もありますので、その部分についての保守点検は、KDDのほうから町のほうへ寄贈されてあって、町のほうで保守をしたという経過はないと思います。
○13番 岩田鑑郎議員 使っていない。
○小峯光好総務課長 使っていないので。必要も出てこなかったと思いますので、そういった状況です。
  今後につきましては、当然ケーブルがありますので、その周りの雑木だとかケーブルの状況だとか、そういった部分については町が保守管理をしていかなくちゃいけないんですが、それを業者の方にお願いするか、その辺のところは今後の課題ということで検討してまいりたいというふうに考えております。
  以上です。
○増田和代議長 13番、岩田議員、よろしいでしょうか。
  ほかに質疑ございますか。
  10番、野原兼男議員。
○10番 野原兼男議員 10番、野原です。
  直接この変更契約とは関係ないんですけれども、私はこの弓立山の中継基地の現地、行ったことはないんですけれども、遠くから見るとハンググライダーの基地がすぐありますよね。そういった中で、今後町が管理する敷地とハンググライダーが使っているところの区別というのは、これははっきりできているんでしょうか。その点についてお伺いできれば。
○増田和代議長 答弁願います。
  小峯総務課長。
○小峯光好総務課長 野原議員さんのご質問にお答えいたします。
  中継局舎につきましては、フェンス等がきちっとできておりますので、その中に中継局舎がございます。その辺については管理の関係もありますので、周りとの区別ははっきりして運営していきたいというふうに考えております。よろしくお願いします。
○増田和代議長 よろしいでしょうか。
  ほかに質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○増田和代議長 これをもって質疑を終結いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○増田和代議長 これをもって討議を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○増田和代議長 これをもって討論を終結いたします。
  これより議案第3号 防災行政無線施設設置工事(固定系)請負契約の変更契約の締結についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり締結することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○増田和代議長 起立全員であります。
  よって、議案第3号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎町長あいさつ
○増田和代議長 本臨時会に付された事件はすべて議了いたしました。
  この際、関口町長からあいさつのための発言を求められておりますので、これを許可いたします。
  関口町長、お願いいたします。
○関口定男町長 大変お疲れさまでした。
  平成24年の第1回ときがわ町議会臨時会、今回3議案提案したわけですけれども、皆さんのいろいろなご意見等をしっかりと踏まえて、これからもこうした、特に変更契約等は我々反省をして、しっかりと頑張っていきたいと思います。よろしくお願いします。
○増田和代議長 ご苦労さまでした。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎閉会の宣告
○増田和代議長 これをもちまして、平成24年第1回ときがわ町議会臨時会を閉会いたします。
  大変ご苦労さまでした。ありがとうございました。
                                (午後 5時11分)
地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。

  平成  年  月  日


         議     長    増  田  和  代


         署 名 議 員    笹  沼  和  利


         署 名 議 員    岩  田  鑑  郎