平成24年第1回ときがわ町議会定例会

議 事 日 程(第4号)

                            平成24年3月12日(月)
                            午前9時30分開議
      開議の宣告
日程第 1 議案第24号 平成24年度ときがわ町一般会計予算
日程第 2 議案第25号 平成24年度ときがわ町国民健康保険特別会計予算
日程第 3 議案第26号 平成24年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計予算
日程第 4 議案第27号 平成24年度ときがわ町介護保険特別会計予算
日程第 5 議案第28号 平成24年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計予算
日程第 6 議案第29号 平成24年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計予算
日程第 7 議案第30号 平成24年度ときがわ町水道事業会計予算
日程第 8 議員派遣について
日程第 9 一般質問
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出席議員(13名)
     1番  岡 野 政 彦 議員     2番  小 島   浩 議員
     3番  小輪瀬 英 一 議員     4番  瓜 田   清 議員
     5番  前 田   栄 議員     6番  野 口 守 隆 議員
     7番  小 宮   正 議員     8番  野 原 和 夫 議員
     9番  鳥 越 準 司 議員    10番  野 原 兼 男 議員
    11番  笹 沼 和 利 議員    12番  増 田 和 代 議員
    13番  岩 田 鑑 郎 議員
欠席議員(なし)
地方自治法第121条により、今定例会に説明のため出席する者及び同委任を受けた者の職氏名
町長
関 口 定 男
副町長
関 口   章
理事兼町民課長
 蛛@太一郎
会計管理者兼
会計室長
桑 原 和 一
総務課長
小 峯 光 好
企画財政課長
久 保   均
税務課長
小 島   昇
福祉課長
小 沢 俊 夫
環境課長
岩 田 功 夫
産業観光課長
山 崎 政 明
建設課長
内 室 睦 夫
水道課長
中 藤 和 重
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教育長
舩 戸 裕 行
教育総務課長
長 島 富 央
生涯学習課長
柴 崎 秀 雄
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議会事務局長
岡 野 吉 男
書記
荻 野   実
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   ◎開議の宣告
○笹沼和利議長 皆さん、おはようございます。
  大変ご苦労さまです。
  ただいまの出席議員は13名全員であります。定足数に達しております。
  これより平成24年第1回ときがわ町議会定例会第4日目を開会いたします。
  直ちに本日の会議を開きます。
                                (午前 9時30分)
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   ◎議事日程の報告
○笹沼和利議長 本日の議事日程を報告いたします。
  議事日程は、配付したとおりであります。
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   ◎議案第24号の質疑
○笹沼和利議長 これより日程第1、議案第24号から日程第2、議案第30号までの質疑に入ります。
  質問者は、ページ番号、項目名、節区分、説明事項を申し出て質疑してください。
  質疑につきましては、質問者が1回にできる質問は3問までとします。その後、質問者がない場合は再度続けて質問を許します。また、1問についてできる質問回数は3回までです。
  質疑につきましては、一般会計から順次行います。
  なお、一般会計に限り歳入歳出に分けて行います。
  これより議案第24号 平成24年度ときがわ町一般会計予算の歳入の質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  8番、野原和夫議員。
○8番 野原和夫議員 8番、野原和夫です。
  ページ18から19ページにおきまして、最初、質問させていただきます。
  町税においてですが、年少扶養控除廃止、さらなる16歳から18歳の特定扶養控除縮小も踏まえて、この扶養控除の影響、住民税等の数字をお知らせ願いたいです。
  それから、固定資産税の評価替えということで、この間の説明だと家屋が大分減額課税ということを言われましたが、土地のほうの評価も下がるんではないかなと思いますが、その 内容説明をお願いします。
  それから、たばこ税については、これは県税分を町に移譲するものと思われますので、この数字、私ちょっと調べたところによると、1,000本当たり644円という数字が出ているようですが、この数字について確かめたいのでよろしくお願いします。
  3点お願いします。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  小島税務課長。
○小島 昇税務課長 それでは、野原和夫議員のご質問にお答えしたいと思います。
  個人住民税についてのご質問で、税法改正による増減はどのようになったのかということでございます。これは、野原議員ご指摘のとおり、年少扶養控除の廃止がまず1点ございます。そのほかに寄附金控除額の拡充がありました。そんな関係で、税法等ということで数字を示しますと、1,078万5,000円の増額を見込んでおります。
  年少控除についての内容についてのご質問があったかと思いますけれども、まず、年少扶養控除の関係ですけれども、現行では16歳未満の扶養親族については、年少扶養控除として38万円、所得税の控除額で申し上げます、38万円の控除額があったわけですが、改正によりまして16歳未満の扶養親族については扶養控除の適用はなくなりました。この人数が1,426人でございます。
  それから、特定扶養控除が分かれたわけですけれども、現行では16歳以上23歳未満の扶養親族については、特定扶養控除として63万円の控除があったわけですが、法の改正によりまして2つに分かれ、16歳以上19歳未満は一般の扶養控除38万円の控除に、19歳以上23歳未満は特定扶養控除として63万円が控除できることになりました。人数につきましては、16歳以上19歳未満は416人、19歳以上23歳未満は622人ということでございます。
  それから、次に固定資産税……
○笹沼和利議長 すみません、1問ずつで。
○小島 昇税務課長 はい、すみません。
○8番 野原和夫議員 いいです、今の説明で。
○笹沼和利議長 よろしいですか。
○8番 野原和夫議員 はい。
○笹沼和利議長 では、続きまして、2番の固定資産税の答弁願います。
  小島税務課長。
○小島 昇税務課長 次に、固定資産税の土地についてのご質問でございますけれども、評価替えについてどのくらいの伸びがあったかということでございますけれども、町内の宅地の前年の時点修正と平均下落でございますけれども、平成22年7月1日が時点修正の日になっております。それと平成23年7月1日を比べると、下落率が4.379でございます。
  次に、対評価替えの平均下落率でございます。平成22年7月1日と平成23年7月1日の下落率でございますけれども、下落率13.3でございます。
  以上です。
○笹沼和利議長 8番、野原和夫議員。
○8番 野原和夫議員 率といいましても、全体的に土地、家屋の割合がどういうふうになるのか。全体の下落じゃなくて、その数値、別々に教えていただければありがたいんですが、わかりますか。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  小島税務課長。
○小島 昇税務課長 評価替えにつきましては、宅地については下落があるんですけれども、田畑山林については前年と同額でございます。
○8番 野原和夫議員 土地については。
○小島 昇税務課長 はい。
  以上です。
○笹沼和利議長 よろしいですか。
○8番 野原和夫議員 はい、いいです。
○笹沼和利議長 では、3番目の質問で町たばこ税について答弁願います。
  小島税務課長。
○小島 昇税務課長 たばこ税についてのご質問でございますけれども、市町村たばこ税については1,000本当たり4,618円です。野原議員がご質問になった六千幾らというのは、ちょっと私にはわからないんですけれども、市町村たばこ税、旧3級品以外のものは4,618円ですね、1,000本当たり。旧3級品につきましては1,000本当たり2,190円でございます。
○8番 野原和夫議員 いいです。
○笹沼和利議長 よろしいですか。
○8番 野原和夫議員 はい。
○笹沼和利議長 ほかに質疑ございませんか。
  12番、増田議員。
○12番 増田和代議員 おはようございます。12番、増田でございます。
  ページ数、29ページ。下段から3つ目なんですけれども、地域人権啓発活動活性化事業委託金、これは県の委託金だと思いますけれども、説明のときに、小学校を3校にそれぞれ3万円ずつというような、ちょっと説明をお聞きしたんですけれども、この内容をお聞かせください。お願いいたします。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  小峯総務課長。
○小峯光好総務課長 それでは、増田議員のご質問にお答えします。
  これにつきましては、地域人権啓発活動活性化事業ということで、人権啓発の一環ということで行っていく事業でございまして、町内の各小学校に3万円ずつお金を配りまして、パンジーの苗とか培養土、プランター等を購入のためのお金ということで、各学校のほうで取り組んでいただくということであります。
  内容としますと、命の大切さだとか、そういったことを学んでいただくということで、これは国から県にお金が委託事業としてされまして、再委託ということで、県のほうから市町村のほうに参るお金でございます。人権関係の人権擁護委員といいますか、そういった法務局の関係の事業でございます。
  以上です。
○笹沼和利議長 12番、増田議員。
○12番 増田和代議員 そうしますと、各学校に3万円ずつ渡しまして、パンジーの苗しか、そういうふうにして、ただお花を植えるだけとか、そういうような意味なんですか。それとも、人権に関しての啓発のチラシとか、そういうようなものを全生徒に渡すとか、そういうようなことではないんですか。ただそういうお花を植えるって、確かにプランターのところに人権何とかというのを書いてあるのを確かに見ますよね。私、見ているんですけれども、ただそれだけが各学校に3万円ずつという。ちょっと私内容が把握できないんです。ただ苗だけ、そういうのだったら、人権に対して、そういうチラシとか、そんなようなものを全部小学校に配布するとかという。ちょっともう一度すみません、内容をお願いします。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  小峯総務課長。
○小峯光好総務課長 それでは、お答えいたします。
  花を育てることを各小学校の児童生徒さんのほうに協力していただきまして、花を育てる事業ということで行っていただきます。そういった植物を育てることによって、生命といいますか、そういったものの大切さを勉強していただくということの内容でございます。
○笹沼和利議長 12番、増田議員。
○12番 増田和代議員 そうしますと、お花を育てる、種から育てるという、人間にとっても同じなんですけれども、そういう植物の大切さ、命の大切さということはよくわかりました。それで、各3校に3万円ずつで、そのお花の苗を買うのに3万円ずつ各学校に配布するという、そういうようなとらえ方でよろしいんでしょうか。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  小峯総務課長。
○小峯光好総務課長 それでは、お答えします。
  3万円というふうなお話をしているんですが、これについては、苗あるいは培養土等、物をお配りするような形に、相当分をお配りしてそれを育ててもらうというようなことでして、3万円というのは現金をこう配布するということではございませんので、そういう中で行っていきます。よろしくお願いします。
○笹沼和利議長 ほかに質疑ございませんか。
  9番、鳥越議員。
○9番 鳥越準司議員 9番、鳥越でございます。3つほどお伺いします。
  まず23ページでございますけれども、民生費負担金の中の児童福祉費負担金、これの、それぞれの保育園の保育料が入っているんですが、これの今年度予算の中の人数はどのくらいの児童数で計画しているのかということをお伺いします。
  それと、同じページの下のほうですけれども、農林水産業使用料の中の農業施設使用料で、トレーニングセンター使用料とあるんですが、この農業トレーニングセンター、どこの農業施設なのかというのと、市民農園使用料が85万9,000円なんですが、昨年ですと84万7,000円、このときは全部の区割りを入れたのが84万7,000円だったのですが、若干ふえていますけれども、この経緯をちょっとお知らせいただきたいと思います。
  それと、32ページ、33ページの中の繰入金です。特定分収林事業基金繰入金が2,133万3,000円ございますけれども、現在、特定分収林の基金全額、昨年の決算の中の平成22年度ですと2,869万何がしというのがあったんですけれども、これを全部使わないということなのか、それとも現在の基金の全額がわかればお知らせいただきたいと思います。
  以上です。
○笹沼和利議長 では、まず第1点、23ページの児童福祉費負担金の保育料、保育人数ですね、答弁願います。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 お答えをいたします。
  各保育園の保育料算定に当たっての人数ということでございますけれども、まず、玉川保育園につきましては109名を見込んで積算してございます。続きまして、平保育園については25名、それから、はなぞの保育園につきましては90名、それから、管外保育園につきましては6名ということで、この保育料を積算しております。
  以上です。
○笹沼和利議長 9番、鳥越議員。
○9番 鳥越準司議員 ありがとうございます。
  それで、平保育園の保育料、25名ということなんですが、384万7,000円、これが昨年では20名で全く同じ額なんですけれども、これはいかがなものでしょうか。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 お答えをいたします。
  これについては、その年によって所得等も変わってきますし、徴収率等も前年より、前年というか22年度、21年度と比較しますと徴収率も上がってきたという形の中で、同じような形で数字的には同じという形で、ですから、徴収率ですとか所得の変動によりまして、こういう形になってきたということでございます。
○9番 鳥越準司議員 結構です。
○笹沼和利議長 よろしいですか。
  では、続きまして、同じ23ページの農林水産業使用料ですね。農業施設使用料について答弁願います。
  柴崎生涯学習課長。
○柴崎秀雄生涯学習課長 それでは、鳥越議員のご質問にお答え申し上げます。
  農業施設使用料の中にトレーニングセンター使用料6,000円計上してございますが、どこのトレーニングセンターかということでございますけれども、これにつきましては玉川トレーニングセンターでございます。なぜここに計上しているかと申しますと、補助金の関係が ございまして、玉川トレーニングセンターを建設するに当たりまして、農業水産業定住促進事業、こちらの補助金を使って建築したということがございまして、こちらの農業施設使用料のほうに計上しております。
  以上です。
○笹沼和利議長 9番、鳥越議員、よろしいですか。
○9番 鳥越準司議員 今のは結構です。
○笹沼和利議長 いいですか。
○9番 鳥越準司議員 はい。
○笹沼和利議長 わかりました。
○9番 鳥越準司議員 それともう1個。
○笹沼和利議長 山崎産業観光課長、お願いします。
○山崎政明産業観光課長 それでは、市民農園の使用料ということで、85万9,000円の内訳ということでご説明をさせていただきます。
  この市民農園の使用料につきましては、77区画で1区画当たり1万1,000円ということでございます。77区画で84万7,000円になります。それから、それに今年度は耕うん機の使用料ということで1万2,000円を計上させていただいております。これを合わせまして85万9,000円ということになります。なお、この市民農園にあります耕うん機の使用料につきましては、1回当たり200円ということで、昨年は雑入のほうに計上させていただきました。
  以上でございます。
○9番 鳥越準司議員 結構です。
○笹沼和利議長 よろしいですか。
  では、続きまして、33ページの特定分収林事業基金繰入金の問題で答弁願います。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 それでは、特定分収林の基金の繰り入れということでご説明をさせていただきます。
  なお、基金の総額でございますが、議案参考資料の資料ナンバー12なんですけれども、こちらのほうに資料がございまして、22年度末の決算の残高ということで、それから資料ナンバー13に、同じくこちらは23年度末の見込みということで計上させていただいております。基金の残高でございますが、2,869万1,373円ということで、こちらが23年度末の見込みということになってございます。
  今回、このうちの今回の分収林の精算金に当たりまして、2,133万3,000円を繰り入れさせていただいて精算をさせていただくということでございます。
  以上でございます。
○笹沼和利議長 9番、鳥越議員。
○9番 鳥越準司議員 そうしますと、ただいまお知らせいただいた基金の2,869万1,373円のうちの基金の繰り入れ額が2,133万3,000円になった経緯というんですか、これの金額、こういう金額に何でなったかということをちょっとお知らせいただきたいと思います。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 それでは、お答えさせていただきます。
  この2,133万3,000円の内訳でございますが、この分収林事業につきましては、昭和57年契約の方が111名おります。それから、昭和61年契約が45名おります。その中の基金につきましては、今回精算に当たりましてこの基金を充当させていただくわけですけれども、この111人プラス45名ということで、こちらを、この基金を人数割に割らせていただいて配分をさせていただいております。
  なお、これには一部、昭和57年契約の中で……
          (「昭和56年」と呼ぶ者あり)
○山崎政明産業観光課長 昭和57年の、年度でいきますと昭和56年度になるんですけれども、契約は昭和57年の3月ということになりますが、この契約の中で一部災害等で保険金が生じております。それも一部含まれているということでございます。
  以上でございます。
○笹沼和利議長 9番、鳥越議員。
○9番 鳥越準司議員 111名と45名、ですから156名ですか、それの111人分という理解でしますと、これ案分しますと、2,869万1,373円を案分しますと、2,041万5,000円程度になるんですが、これと2,133万3,000円の、これの差というのは、さっきの保険とかそういうものでいいわけでしょうか。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 金額で案分いたしますとこの金額にはなりません。先ほど申し上げたとおり、この昭和57年契約の中には国の国有保険ということで、災害等であった保険金が おりております。それらが約318万円ございまして、これについてはこの昭和57年契約の111名のほうに配当をするという考え方をとっております。
  以上でございます。
○笹沼和利議長 ほかに質疑ございませんか。
  8番、野原和夫議員。
○8番 野原和夫議員 8番、野原和夫です。
  ページが20、21に関係ですが、地方交付税について伺います。
  今回、この地方交付税の中で普通交付税、含みを見ているように思われますが、通常、特別交付税は災害などの特別財政需要に対応するということで6%ぐらい、6%を見て、普通交付税は標準行政を保障するということで94%を見るのが通常だと思うんですが、大分含みを見ている中で、町の計画の中、財政試算の中で当然需要額がふえているんではないかなと思うので、この需要額についての説明をお願いします。
  それから、今回、いろんなお金についてですが、緊急防災・減災事業ということで国の地方財政計画が出ております。この中では、東日本大震災の教訓を踏まえ、全国的に緊急に実施する防災・減災実施、この中にも地方単独事業費1,400億円見込まれております。それと、学校施設等の防災対策ということで、公立学校耐震化等の、これは国の3次補正予算ですが、2012年度まで予算が入っております。企画財政課長の説明だと補正予算にも含まれているような内容をお伺いしましたが、この国の予算についてどう、ときがわ町が活用、運営、運用できるのかどうか。この中身について町の考えをお願いしたいと思います。
  以上。
○笹沼和利議長 では、まず第1点、地方交付税について答弁願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 野原和夫議員のご質問にお答えをさせていただきます。
  まず、地方交付税の関係でございますが、平成24年度の地方財政対策の関係から申し上げますと、地方交付税全体では0.5%の増額を見込んでおります。これは出口ベースということで0.5%増ということで見込まれております。
  そして、実質的な地方交付税であります臨時財政対策債、こちらの発行額も加味いたしますと、それでも0.2%ということで増額をされておりまして、地方の全体の一般財源ではプラスに計画をされているところでございます。
  議員ご質問の普通交付税の算定につきましては、基準財政需要額ということでかかる費用 の見積もりから基準財政収入額、税等の一般財源を引いた部分、その差額が普通交付税という形で交付されるという制度でございます。この需要額の算定につきましては、まだ国の方から正確な単位費用ですとか補正係数、いろいろなものがあるんですけれども、そういったものが示されてはおりませんので、細かい計算というのはちょっと今のところ実際はできないというのが実際的なところでございます。
  しかしながら、平成23年の算定資料等を見ますと、社会福祉関係の費用、また保健衛生関係、高齢者福祉関係、こういったものは年々増加してきている。ときがわ町の場合は年々増加をしてきております。こういったものを加味して需要額を増という形で見込んでおるところでございます。
  また、公債費関係につきましても、こちらは事業費補正という形で公債費も算定されているんですけれども、こちらも臨時財政対策債分、合併特例債分、これ毎年増額をされておりますので、そういったものを加味しながら、また23年度の実際交付される額等を加味して、本年度増額を見込んだということでございます。
  よろしくお願いいたします。
○笹沼和利議長 8番、野原和夫議員。
○8番 野原和夫議員 それでは、この中で事業のほうがまだはっきり今示されておりませんが、この中では、測定単位ということで、消防費、道路橋りょう費、小学校費、中学校費と生活保護費、この中で社会福祉費、先ほど言いましたが清掃費など、そういうものを含めた測定単位、またその人口1人当たりの幾らかかるか、単位費用、またその中には農村に係る人口密度も含めた福祉補正係数ですか、そういうものを需要額に充てるんだと思いますが、先ほど社会福祉費等伸びている現状を示されておりますが、この中で小学校、中学校費等も、橋りょう等も含めて需要が上積みされているんではないかなと思うので、そのように解釈してよろしいのかどうか伺います。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 野原議員のご質問にお答えをさせていただきます。
  先ほどもちょっと申し上げさせていただきましたが、平成24年度の地方交付税の算定につきましては、先ほど申し上げましたとおり、単位費用ですとか、段階補正の係数ですとか、そういった細かい数字がまだ示されていないということで、大変申しわけないんですけれども、今の段階ではそういう細かい積算については実際的にはできないというのが実情でござ います。平成23年度の実績を見ますと、先ほど議員ご指摘のとおり、消防費ですとか、道路橋りょう、港湾、都市計画、いろいろな費目があるんですけれども、それぞれ計算をされて需要額が算定されているということで、23年度実績を見ますと、社会保障ですとか保健衛生、高齢者福祉、農林水産業費、住民基本台帳費、そういったものが増額をされている、需要額がふえているというような実情でございますので、こういった傾向は24年度もそれほど変わらないのではないかというふうに考えております。
  以上でございます。
○笹沼和利議長 8番、野原和夫議員。
○8番 野原和夫議員 それから、先ほど私が指摘しました特別交付税の震災復興等を含めた国の予算をどう活用、町ができるか、計画を見ているのかどうか、この点について伺います。
○笹沼和利議長 それは、すみません、質問項目別にしようと思っていたんですが、よろしいですか。
○8番 野原和夫議員 ええ、いいです。さっきの質問はそれでいいですから。
○笹沼和利議長 よろしいですか。
○8番 野原和夫議員 ええ。
○笹沼和利議長 わかりました。じゃ、次の質問はなしということで。
○8番 野原和夫議員 今2つ質問した、今次の質問しているんですけれども。
○笹沼和利議長 次の質問ですか、わかりました。では、それについて答弁願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 野原議員のご質問にお答えをさせていただきます。
  国の緊急防災・減災事業という関係ですけれども、国の23年度の第3次補正の関係で、ときがわ町におきましては学校施設環境改善交付金ということで2,340万円交付を予定をさせていただいております。これは、明覚小学校の屋内運動場耐震補強及び大規模改造工事に充てる交付金でございます。こちらは、以前から事業のほうは計画していたところですけれども、こういった国の補正予算の中で緊急防災・減災事業ということで採択をされまして、23年度のほうでこれは補正をさせていただいたということで、国のこういった防災事業の事業補助金、交付金等についても積極的に活用していきたいということで考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
  以上です。
○笹沼和利議長 8番、野原和夫議員。
○8番 野原和夫議員 あと、先ほど、今言ったのは総務省の地方財政計画、24年1月に出された問題で、学校施設等の防災対策ということは先ほど言った国の3次補正の活用でよろしいんだと思うんですが、あと前に述べたように、総務省の地方財政計画の24年1月の計画がこのように出ているので、ほかに事業計画がそこに入るかどうか、その点伺いたいんですが。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 お答えをさせていただきます。
  当面、24年度の予定している事業は明覚小学校の体育館の改修ということで、ほかには特に大きな事業というのは、これに該当してくるものはないというふうに考えております。また、この緊急防災・減災事業については、国の補助裏が原則ということになっております。そういったものについて有利な起債を充てていくという事業でございますので、当面は明覚小学校の屋内運動場を充てるということでございます。
  また、単独事業についても認められてはいるんですけれども、これについては、町として緊急的な防災事業を計画を別につくって、計画どおりにやった場合にということでございますけれども、単独事業の場合は充当率が低くなりますので、合併特例債を使ったほうが有利ということでございますので、合併特例債で対応をさせていただきたいというふうに考えております。
  以上です。
○笹沼和利議長 よろしいですか。
○8番 野原和夫議員 はい。
○笹沼和利議長 ほかに質疑ございませんか。
  5番、前田議員。
○5番 前田 栄議員 5番、前田でございます。
  31ページの商工費委託金ですが、この中の、金額的にはあれなんですけれども、16万5,000円、首都圏遊歩道管理委託金があるんですけれども、いろいろ川の再生の絡みとか、そういう三波渓谷で遊歩道の計画の予定があるということですけれども、これと別とは思うんですけれども、これはどこが、この首都圏に関しては管理、主催、何というんですか、自治体というか、管理しているところはどこかということと、どのような計画かということ、それからいつごろからかということをちょっと教えていただければと思います。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 それでは、前田議員のご質問にお答えさせていただきます。
  この首都圏、これは自然遊歩道ということになります。これは現在、この首都圏遊歩道につきましては、埼玉県を初めとして神奈川県、群馬県、栃木県、茨城県、千葉県、東京都ということで、こちらの各都県を結ぶ自然遊歩道というのがございます。これは関東ふれあいの道ということで、ときがわ町についてはちょうど刈場坂峠から白石峠までの間、こちらが約5.6キロございますけれども、これがコース名でいきますと「峠の歴史をしのぶみち」というコースに指定されております。全体では県内で約155キロ、13コース設定されているわけですけれども、ここがときがわ町に係る首都圏遊歩道ということで指定をされております。
  この委託金につきましては、埼玉県から委託を受けまして、このコースの遊歩道の維持管理を委託を受けて実施をするということでございますので、特に新しい計画ですとか、そういったことではなくて、今のコースの維持管理というものを県から委託を受けているものでございます。
  以上でございます。
○笹沼和利議長 5番、前田議員。
○5番 前田 栄議員 そうすると、町としては産業観光課が管理というか、商工会というか、そこだけ。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 こちらは埼玉県が管理になるんですが、それを町のほうで委託を受けて維持管理を行っているというふうなことでございます。
  以上です。
○笹沼和利議長 よろしいですか。
○5番 前田 栄議員 はい。
○笹沼和利議長 ほかに質疑ございませんか。
  12番、増田議員。
○12番 増田和代議員 12番、増田でございます。
  町長の施政方針からでもよろしいんでしょうか。
○笹沼和利議長 はい、結構です。
○12番 増田和代議員 よろしいですか。
○笹沼和利議長 はい、結構です。
○12番 増田和代議員 ページ数、19ページ、下から4行目ぐらいになるんですけれども、新たな試みといたしまして、体育施設と観光施設がタイアップして町外の方に利用していただけるような取り組みを実施してまいりますと、このように施政方針はなっておりますけれども、そこで、私はこのイメージがなかなかつかめないんですけれども、どういうイメージをして取り組んでいくのか、よろしくお願いいたします。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  柴崎生涯学習課長。
○柴崎秀雄生涯学習課長 それでは、お答え申し上げます。
  これにつきましては、歳出のほうで54万6,000円計上させていただいておりまして、屋内体育館ですとか、あるいはグラウンドでありますとか、そういったいろいろと体育施設を町で保有しておりますけれども、町民の方がご利用していない、あいているときに、例えばキャンプ場ですとか、星と緑の創造センターですとか、そういうところをご利用した方が何か町の施設を使ってやりたいとか、あと県内のスポーツ少年団とかが夏の暑い時期にときがわ町のほうに来て、そういう施設を使いたいという方がいるようでしたら、観光施設をご利用いただいたのと同時にこういう施設もご利用いただければということで、パンフレットを作成して配布する考え方で予算の計上を歳出のほうにさせていただいております。大きさについてはA3サイズを2万枚つくれればというふうな形で、ときがわ町を訪れた方が観光施設も体育施設も、来た方たちのいろいろと利用の状況に応じて両方使っていただけたらということで、タイアップをしてということで考えてございます。
  以上です。
○12番 増田和代議員 わかりました。
○笹沼和利議長 よろしいですか。
  ほかに質疑ございませんか。
  10番、野原兼男議員。
○10番 野原兼男議員 2点ほどお願いいたします。
  25ページです。上のほうの体育施設使用料、テニスコート使用料5万1,000円。これの算定の根拠をひとつお願いいたします。
  それから……、ではちょっと今見つからないので結構です。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  柴崎生涯学習課長。
○柴崎秀雄生涯学習課長 それでは、お答え申し上げます。
  体育施設使用料の中のテニスコート使用料、歳入で5万1,000円計上させていただきました。これについての算出根拠ということでございます。これについては、例規集の1万7,058ページに利用料の金額が出ておりますけれども、この5万1,000円につきましては、19年度から22年度までの実際の利用を、使用料をお支払いしていただいたその平均を出して5万1,000円ということで計上させていただいております。
  以上です。
○笹沼和利議長 10番、野原兼男議員。
○10番 野原兼男議員 事業実績から算定だということでありますけれども、昨年に比べて、本当に少額ですけれども、2,000円ほど減額となっております。そういった中で、ここの西平のテニスコートだと思うんですけれども、そうですよね。
○柴崎秀雄生涯学習課長 はい。
○10番 野原兼男議員 こちらなんかの場合に相当、2,000万円とか3,000万円かけて全面的な改修を行ったという経緯があります。その中で、そのときの理由として皆さんからのそういった要望が強い、それからこの近辺にそういった施設がないということで、それだけの大きな予算計上して改修したわけですが、一向に利用状況が進まないという状況、その辺、ただじゃあ直したからいいという、やっぱりそういった要望の中でこういった施設を改修したわけですから、その辺のやはり取り組み姿勢がちょっと低いんじゃないかなと思うんですけれども、その点についてお伺いできればと思います。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  柴崎生涯学習課長。
○柴崎秀雄生涯学習課長 それでは、お答え申し上げます。
  確かにテニスコートを改修して利用者数がふえていないということになるかと思います。どういうふうにしたら多くの方にご利用いただけるかということをいろいろと検討はしているんですけれども、その一つの対策としまして、町内だけではなかなか利用、テニスをやる方の数というのが限られてきますので、先ほどの観光施設との連携をということがございましたが、県内、そういったところにも広くパンフレットつくってご案内して、ご利用いただければということで今後考えていきたいと思っております。
  以上です。
○笹沼和利議長 10番、野原兼男議員。
○10番 野原兼男議員 是非、これを改修するときも、やはり町内だけじゃなくて町外からのそういった要望も非常に高いということで改修に踏み切ったわけですから、今これからそういったことを今後考えていくというのじゃなく、当然もう考えているべきだと思うんですよね。それが普通だと思うんですけれども、ただ改修して、そのままただ利用していただいただけのそれを毎年計上していく、それだったら別にそんなに利用するのがなかったら、そんなに高額な金をかけて改修すべきであったか、その辺も疑問と思うんですけれども、そういった中で、やはりやったからにはある程度そういったことで利用してもらうよう、多くの人に利用してもらうよう、やはりいろいろ働きかけ、いろいろそういった研究をしていただかないといけないんじゃないかなと思うんですけれども、是非そういったことを踏まえた中で今後はひとつ検討をよろしくお願いしたいと思います。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  柴崎生涯学習課長。
○柴崎秀雄生涯学習課長 それでは、お答えいたします。
  大変体育施設、テニスコートに限らず、利用をどうできるだけしていただけるかということにつきましては、本当に大きな課題かと思っております。今、今までの取り組みのような話もありましたけれども、今後についても今までの取り組みを踏まえてさらに新しい取り組みを考えていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
○笹沼和利議長 ほかに質疑ございませんか。
  13番、岩田議員。
○13番 岩田鑑郎議員 まずページ、18ページ、町税の関係ですが、前年と比較して多少の計上費があるんですけれども、22年度から比べると1億8,000万円ぐらい減っているんですよ。将来の見通しというか、5年後ぐらいまでは考えるべきじゃないかと思います。という意味で、18ページです。
  それから、ページ、20ページです。地方交付税の関係なんですけれども、先ほど野原議員のほうから話がありましたけれども、基準財政需要額と収入額の、歳入の差という面というのは、それはわかるんですけれども、質問されたときに、必ず、まだ詳細が決まっていない、ですから詳細がよくわからない中である程度見込みで立てているという回答がいつもされるんですけれども、その詳細がわかるのはいつごろなんですか。その辺をお聞かせいただきたい。
  地方交付税は年々上がってきております。昨年度、22年度の町税と比較したので、22年度が2億7,000万円ですか、そのくらい上がっているんですよ。それは、町が貧乏になっていくから、町税が上がらないからという、需要額と収入額がそれぞれのということになるかなというふうに思うんですけれども、その辺どう感じるのかも含めてお聞かせいただきたいと思います。
  それから、ページ21のゴルフ場利用税なんですけれども、経由して何か、これちょっと再度お願いしたいんですけれども、この制度というか、ゴルフ場利用税の町に配られる額というのが何かマイナスになったというようなことの説明を私が聞き間違いかどうかしれないですけれども、今までの制度の中でこの金額が出てきているのかどうかというのをお尋ねします。
○笹沼和利議長 まず、第1点、町税についてということで答弁願います。
  小島税務課長。
○小島 昇税務課長 それでは、ご質問にお答えしたいと思います。
  5年後の税収はどうなっているのかというようなご質問かと思いますけれども、町税全体についてであると思うんですけれども、それにも今落ち込んでいる、要するに税収ですか、収納率を上げていくということも一つの方法だと思います。個人住民税についていえば、税法改正等ございますので、そういった中で徴収を上げていくような方法を考えていくということであると思います。固定資産税なんかについては、年々土地家屋なんかは下落しているわけですけれども、そういった中で税収を見込むというのがやっぱり徴収のほうに力を入れて、要するに税収を上げていくというような方向しかないのかなというふうな感じでいます。
  以上です。
○笹沼和利議長 13番、岩田議員。
○13番 岩田鑑郎議員 所得税とか、そういうものの総額がだんだん減っているというふうに、町全体の個人の収入が減っているからというのはわかります。そういう中で、制度そのもので変わっていくならしようがないと思うんです。しようがないということではないと思うんですけれども、国のそういう中で、そういう制度を動かしていく中で減っちゃっている。じゃ、国の枠から金を受け取るという話はできないことですが、この町の中でそういうことを、要するに景気が悪いとか、所得が減っているからということ、それから人口が減っているからということは、ゆゆしい問題でありますから、それへの対応というのは当然していくべきだろうと思うんですよ。
  ですから、そういう意味でどのくらいになるかという、今の制度の中で考えるべきではないかと思うので、町のほうで幾らと多分試算していないでしょうから、是非試算するようにしてお願いしたいというふうに思います。
○笹沼和利議長 答弁ですね。答弁願います。
  小島税務課長。
○小島 昇税務課長 当然そういうことで考えていきたいというふうに考えております。
○笹沼和利議長 よろしいですか。
  では、続きまして、第2点、地方交付税の問題について答弁願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 岩田議員のご質問にお答えをさせていただきます。
  地方交付税につきましては、先ほど野原議員のご質問にもお答えしましたとおり、基準財政収入額ということで、税収等が減りますとその分が交付税は逆にふえていくというような制度でございますので、制度的に、税収が減ってくるとその75%を収入に見るということでございますので、逆に交付税はふえていくという制度になってございます。税収が確かに岩田議員ご指摘のとおり減っておりますので、逆に交付税のほうは増額していくという制度でございます。
  以上でございます。
○笹沼和利議長 13番、岩田議員。
○13番 岩田鑑郎議員 じゃ、詳細がうまく出ていないということだけ。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 平成24年度の地方交付税算定につきましては、平成24年7月に国から正確な単位費用、補正係数等細かい数字がすべて示されまして、7月中におおむね算定をされる予定でございます。8月の初めにはそういった形で算定したものが正式に示されるという日程になってございます。
  以上でございます。
○笹沼和利議長 13番、岩田議員、よろしいですか。
  続きまして、3番目、ゴルフ場利用税の問題について答弁願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 岩田議員のゴルフ場利用税の関係についてお答えをさせていただき ます。
  ゴルフ場利用税につきましては、県のほうで徴収をいたしまして、それを市町村のほうに交付をされるという制度でございます。県の予算を通って交付されるということになってございますので、県の予算が2.9%、24年度の予算では減っているということで、町としても多少の減額を見ていると。また、実績等を見ても減ってきております。
  なお、23年度の地方交付税の算定の中にこのゴルフ場を利用した人数、平均人数というのが入っているんですけれども、平成23年度の交付税算定したときの平均人数も1日当たり6名減少しております。こういった状況を見て、平成24年度については減額の予算を立てさせていただいたというのが実情でございます。
  以上でございます。
○笹沼和利議長 13番、岩田議員。
○13番 岩田鑑郎議員 人数が減っているということですが、比較的少ない推移で、減り方は少ない推移で移っているんだなというふうに思うんですけれども、このゴルフ場に来る人というのは、観光客の中に人数として入れられているんですか。どうなんでしょうか。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 お答えさせていただきます。
  町内の入込客の中に入っているかというふうなことなんですが、こちらはスポーツ・レクリエーションというふうなことで、その中に計上はさせていただいております。
  以上です。
○笹沼和利議長 よろしいですか。
  ほかに質疑ございませんか。
  10番、野原兼男議員。
○10番 野原兼男議員 ページ、35ページです。一番下段の下のほうなんですけれども、加工室利用者光熱水費立替分、30万、これも毎年30万円が計上されているわけでございます。そういった中で、これは、ですから利用しなければこれだけの収入が見込めないわけでございますけれども、毎年30万ぐらい計上されていて、あれだけの施設という、立派な施設があるわけでございますけれども、そういった中で、いろいろ事業のほうでも加工体験だとか、いろんな料理教室だとか、いろいろ町の特産品のそういったものの取り組みがなされているわけでございますけれども、そういった中で、是非この加工施設を有効に使ってもらうよう に、そういったことをやはり行っていただければいいんじゃないかなと思う。今は大体決まった団体、個人等の人によって利用されているのかなと思うんですけれども、是非こういった加工施設があるということをもっとPRしてもらって、多くの人に使ってもらうような取り組みを是非推進していただければと思うんですけれども、その点についてお考えをお聞かせいただければと思います。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 それでは、野原兼男議員のご質問にお答えさせていただきます。
  この建具会館の加工室につきましては、平成23年度でございますが、団体として4団体、それから個人として4人ということで、計8団体または個人の方が利用していただいております。この中では、特産品の開発の関係で使用をなされている方、それから漬物等で個人でまた使用されている方、そういった方々がおりますが、また今後、特産品の開発等々もこれから積極的に取り組んでいただいている団体もおりますし、これからそういった団体も、また個人も育成していくというふうなことが重要だというふうに考えております。せっかくのこういった施設ですので、できるだけこういった研究、また加工開発というふうな面では積極的に多くの方に、また団体の方に使っていただくように考えていきたいというふうに考えております。
  以上です。
○笹沼和利議長 よろしいですか。
  ほかに質疑ございませんか。
  4番、瓜田議員。
○4番 瓜田 清議員 4番、瓜田ですけれども、先ほどの25ページ、テニスコート使用料の件で、さかのぼって5年間の使用日数、それと人数をわかる範囲でお聞かせ願いたいと。というのは、予算かけて改修したんですけれども、その前と後がどれだけ推移しているのかをちょっとお聞かせ願いたいと思いますので、よろしくお願いします。1点です。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  柴崎生涯学習課長。
○柴崎秀雄生涯学習課長 それでは、お答え申し上げます。
  テニスコート、先ほど平成19年度から22年度までの実際の使用料の平均で5万1,000円と出させていただいたというお話をさせていただいたんですけれども、その19から22年度の各 年度の使用日数と使用者数ということでよろしいでしょうか。
○4番 瓜田 清議員 はい。
○柴崎秀雄生涯学習課長 すみません、これにつきましては、ちょっと今手元に数字がなかったので、調べさせていただきまして、後ほどということでよろしいでしょうか。
○4番 瓜田 清議員 はい、了解しました。
○笹沼和利議長 ではよろしいですか。
○4番 瓜田 清議員 はい。
○笹沼和利議長 ほかに質疑ございませんか。
  9番、鳥越議員。
○9番 鳥越準司議員 9番、鳥越でございます。
  37ページの一番上なんですが、市民農園農業体験料、15万円ですけれども、これの体験事業が、どのような事業が計画されているのかというのをお知らせいただきたいと思う。ちなみに、昨年は37万9,000円、5事業ということだったのですが、これがうんと減っているんですけれども、これはいかがなものでしょうか。
  それと、次の4行目なんですが、文化財刊行物売上料4万円、昨年も4万円なんですけれども、図書館のほうに一度尋ねたことがあるんですが、ほとんど売れていないということなんですが、これ売り上げ実績というのはあるんでしょうか。その辺をお知らせいただきたいと思います。
○笹沼和利議長 同じ雑入の中なので、1つで答えてよろしいでしょうか。
○9番 鳥越準司議員 はい。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 それでは、鳥越議員の市民農園農業体験料ということで、各事業の内訳ということでお答えさせていただきます。
  今回は、昨年から比較しますと金額は減額になってございますが、事業につきましては7事業を考えております。それぞれ内訳を申し上げますと、大豆づくり体験、それから、これは大豆に絡んでおりますが、豆腐づくり体験、それからみそづくり体験、これは米づくりということでお米のほうの体験です。それから、そばづくり体験、それからサツマイモづくり体験、それからジャムづくり体験ということで、以上7事業を予定してございます。それぞれの参加費の金額につきましては、おおむね500円から1,000円をいただいております。
  昨年から減額になっております理由につきましては、こちらの中に昨年はキノコの栽培の体験ということでキノコのこま打ち体験というふうなことが入ってございました。これについては、都市と農村の交流事業というふうなことで委託事業のほうに、キノコのこま打ち体験はそちらのほうに実施していただくということで24年度は考えてございますので、その分が減額にはなっているというふうなことでございます。
  以上です。
○笹沼和利議長 申しわけございませんでした。先ほど、別の項目でしたので、1問ずつ。
  9番、鳥越議員。
○9番 鳥越準司議員 今のは結構です。
○笹沼和利議長 よろしいですか。
○9番 鳥越準司議員 はい。
○笹沼和利議長 では、続きまして、文化財刊行物売上料について答弁願います。
  柴崎生涯学習課長。
○柴崎秀雄生涯学習課長 それでは、お答え申し上げます。
  売り上げ実績なんですが、図書館でもご希望の方には販売してございますし、特に買っていただくのが多いのは建具会館、こちらでかなり販売がございます。
  以上です。
○笹沼和利議長 9番、鳥越議員。
○9番 鳥越準司議員 建具会館で販売している分があるということなんですが、昨年実績はどのような形でしょうか。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  柴崎生涯学習課長。
○柴崎秀雄生涯学習課長 それでは、お答え申し上げます。
  昨年の実績につきまして、ちょっとすみません、また調べて後ほどのお答えということでご容赦いただければと思うんですけれども。
○笹沼和利議長 9番、鳥越議員。
○9番 鳥越準司議員 じゃ、後ほどお願いいたします。
○笹沼和利議長 暫時休憩いたします。
  再開は10時55分です。よろしくお願いします。
                                (午前10時37分)
─────────────────────────────────────────────────
○笹沼和利議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午前10時55分)
─────────────────────────────────────────────────
○笹沼和利議長 ほかに質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○笹沼和利議長 これをもって歳入の質疑を終結いたします。
  続いて、歳出の質疑を行います。
  質疑ございませんか。
  3番、小輪瀬議員。
○3番 小輪瀬英一議員 3番、小輪瀬です。3点質問させていただきます。
  まず、ページ、100ページ。出産祝金について、以前にもこれ私質問させていただきまして、設けていただいたんですけれども、それのどのくらい利用しているものか。それと、急に成果が出るものではありませんけれども、その設ける前との成果等があったらお聞きしたいと思います。
  2番目が123ページ。その中ほどにゴルフ場排水残留農薬水質分析調査、これは時期だとか、回数だとか、どのような形で行っているかお聞きしたいと思います。
  それと、もう1点が、そのページの下のほうの備品購入費、放射線測定器購入費440万円とあるんですけれども、これ何か給食用のかなり高性能な測定器を購入するということでお聞きしておりますけれども、私の認識不足かわかりませんけれども、放射能、自然界にも放射能もあるわけですけれども、その辺の影響を受けないようにクリーンルームだとか、そういったものに入れた中での測定なのかなということで認識しているんですけれども、そういった設置等もあり得るのかお聞きしたいんですが。
  以上です。
○笹沼和利議長 では、答弁願います。
  まず、第1点、出産祝金について。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 お答えをいたします。
  出産祝金の交付状況でございますけれども、平成23年度から制度が変わりまして、22年度以前につきましては第1子ということでございましたけれども、23年度から第1子が5万円、 第2子が7万円、第3子以降が10万円ということで制度が改正になりました。23年度の実績でございますけれども、第1子が15名、それから第2子が9名、それから第3子が9名でございます。ちなみに、第1子が今年度は15名ということで、昨年度につきましては9名、21年度が5名ということで、制度が変わりましたのであれですが、第1子だけで見てみますと人数的にはふえてきているというような状況になっております。
  以上です。
○笹沼和利議長 3番、小輪瀬議員。
○3番 小輪瀬英一議員 私、以前にもこの額をふやせ、もっとたくさん出せないかということも伝えたつもりなんですけれども、なかなか額をいきなりふやすということは非常に難しいんでしょうけれども、それと、先日の雑談の中で、奨励金を受け取ったところですぐにどこかへ転出してしまうという方もいるとお聞きしたんですけれども、もしこれを、例えば少子高齢化対策に特効薬で一番子供を、結婚されない方だとか、そういう方がいる中で、まだ子供をつくれる可能性があるわけですから、増額をした上に、すぐにその額を渡さないで、例えば手形のように、この出産祝金を半額なら半額やりまして、小学校入学時までにいたときにはその半額を渡すとか、そういった形はとれないものでしょうか。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 お答えをいたします。
  出産祝金の増額、これに対するまた増額ということでございますけれども、少子化対策については、この出産一時金、祝い金だけではなくてほかの制度等もございますし、かなりときがわ町としては他町村と比べても遜色のない水準になっているかと思いますけれども、そういった中で、当初全額支払うということではなく、小学校入学時にまた違う形で払うというようなことのご提案でございますけれども、その辺のところも、かなり5年間という時間の、生まれて小学校に上がる、6歳で上がるんですかね、6年間ということの期間があいてしまいますのでその辺の管理等が非常に難しく、職員の異動等々もございますし、検討はしてみますけれども、そういったことで果たしてそれがちゃんとお渡しできるかどうかということも非常に期間がありますので、その辺のところも検討はしてみたいと思いますけれども、すぐそういう形でやりますよというふうなことはこの時点では申し上げられないということでご理解をいただきたいと思います。
○笹沼和利議長 3番、小輪瀬議員。
○3番 小輪瀬英一議員 ただいま回答をいただきましたけれども、要望ということでこの問題は結構です。
○笹沼和利議長 続きまして、123ページ、ゴルフ場排水残留農薬水質分析調査について答弁願います。
  岩田環境課長。
○岩田功夫環境課長 それでは、小輪瀬議員のゴルフ場排水残留農薬水質分析調査、この関係についてお答えいたします。
  まず、このゴルフ場排水残留農薬の関係でございますが、農薬の分析につきましては、殺虫剤で8種類、殺菌剤で13種類、除草剤で14種類、この水の採取につきましては、毎年9月中旬から10月上旬にかけて実施しております。今年度、23年度は9月29日に採水しております。その結果につきましては、いずれも不検出という状況にあります。この採水地点につきましては、参考までに申し上げますと、大字日影、雀川砂防ダム公園の流入の上流部、これにつきましてはアドニス小川カントリー倶楽部、こちらの関係です。大字玉川の槍沢川の上流部、ここにつきましては玉川カントリークラブですか、こちらのゴルフ場。それから大字番匠、ここで越生ゴルフクラブの排水の関係。大字西平地内、さいたま梨花カントリークラブの関係ですね。それと大字大附、ここで渋沢川の上流で1点、これにつきましては武蔵の杜カントリークラブですか、こちらのゴルフ場の関係ということで、5地点、町内に立地、隣接するゴルフ場から町内河川に排出される河川で行っております。
  以上です。
○笹沼和利議長 3番、小輪瀬議員。
○3番 小輪瀬英一議員 非常に細かくやっていただいているわけですけれども、時期等にもよるんでしょうけれども、例えば雨が降ったりだとか、そういう時期のほうが流れ出す量だとか、その辺も加味して検査の実施をお願いできたらと思います。
  それと、あくまでこれゴルフ場自体が一企業なわけですから、これに対して検査料として195万円ですか、を見ているわけですが、例えばこれはゴルフ場にも負担をいただくだとか、そういうことはまず不可能なんでしょうか。
  それと、今後、今回ゴルフ場の排水検査ということで、例えば町内に排水を流すような企業だとか施設だとか出た場合にも、そういった形で監視をするようになった場合のことも考えると、例えば事業者なり何なりにもその辺の負担をお願いしたいということを伝えていただけたらと思います。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  岩田環境課長。
○岩田功夫環境課長 お答えいたします。
  まず、採水の時期ですが、そういったところも考慮して現在行っているところでございます。
  それから、ゴルフ場から排出される排水につきましての検査、これにつきましては、この調査につきましては町単独で行っているわけでございますが、町の環境保全条例、こちらでゴルフ場のほうからゴルフ場で使用している農薬の残留農薬について報告を年1回求めているところでございます。このような状況ですので、個々の費用負担につきましては、今後どのような形がとれるか検討してまいりたいと考えております。
  それから、町内のほかの事業所等からの排水につきましては、現在、町内河川、特に工場を多く抱えた大字玉川地区の日野原、この地域、ここを流れる河川につきましては、他の町内河川とは別に砒素とか、それから六価クロム、こういったものの有害物質の測定を行っているところでございます。今後、ここの工場の排水につきましては、やはりゴルフ場と同じような形で負担的なもの、これを求めていくのはちょっと難しいところがあるかと思いますが、今後とも引き続きこの監視体制的なものは続けていきたいと、このように考えております。
  以上です。
○笹沼和利議長 3番、小輪瀬議員。
○3番 小輪瀬英一議員 わかりました。できれば、ときがわ町の開発指導要綱の中に、そういった排水等を流出するような企業だとか施設ができる場合には、是非検査云々に対して協力をするという内容を開発指導要綱の中にも盛り込んでいただければ、なお業者に伝わるんじゃなかろうかと思いまして、この質問は終わります。
○笹沼和利議長 答弁は。
○3番 小輪瀬英一議員 結構です。
○笹沼和利議長 続きまして、その下の放射性物質測定業務委託料、これについて答弁願います。
  岩田環境課長。
○岩田功夫環境課長 それでは、2点目の放射線の関係、放射性物質の測定機器の購入、これについてお答えいたします。
  まず、この機器につきましては、クリーンルーム、外界との遮断ということが求められるところでありますが、この測定機器につきましては、外界との放射線の影響を遮断するために鉛のシールド、これで、この容器の中に入れて対象物質を測定するということになっております。このシールドにつきましては厚さ5センチ、それと厚さ3ミリのしんちゅう、これで構成されております。大きさにつきましては幅47、奥行き57、高さが60センチ、この大きさになりまして、重さにつきましては240キロということになります。ちょっと簡単に設置以降は移動するのが難しい機器となっております。
  この外界との放射線関係の影響につきましては、自然界で、今手元にある資料につきましては、世界平均でございますが2.4ミリシーベルト、これが1年当たりに1人当たりが浴びていると、自然界から。このような放射線の影響につきまして考慮した中でのシールド対応と、これを今回の機器につきましては対応しているというところでございます。今後とも、こういった外界から受ける放射線の影響につきましては、定期的な自然界から受ける放射線の量、これを除外した数値で積算していくということになっております。これは蒸留水に含まれた放射性物質、これを基準にしまして最低の下限値、基準を定めていくというシステムになっておりますので、自然界から受ける影響はさほど問題視する範疇にないと、このように考えているところです。
  以上です。
○笹沼和利議長 3番、小輪瀬議員。
○3番 小輪瀬英一議員 内容を今お聞きしました。そういう機能で使われる商品なんでしょうけれども、例えばときがわ町自体が放射能自体が高くないから別にそういった外気云々、例えば外部で設置して使うものじゃなくて、室内に置いて使われるものでしょうから、さほど外部からの放射能云々は問題ないんでしょうけれども、余り例えば粉じんが飛んだりだとか、そういうところからの放射能もあろうかと思いまして、クリーンルームという意見をあれしたわけですけれども、例えば、ちなみにこれは設置するのはどういう場所に設置を予定なんでしょうか。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  岩田環境課長。
○岩田功夫環境課長 お答えいたします。
  この設置場所につきましては、この測定器ではかる対象の食材につきましては給食、これがメインになります。小中学校、それと保育園と、ここでの給食に対する食材の検査。やは り理想とすれば給食センターの近くと、もしくは中ということが理想とは考えられますが、現在のところ、そのようなスペース、ちょっと確保することが難しい状況にあります。今後、その設置場所については総合的な形で対応をとっていきたいと考えておりますが、まず第一に、小輪瀬議員がご指摘のとおり、粉じん、ほこりの関係ですね。こういった影響を受けないところと。なおかつ、あとこの場合には、給食の食材以外に一般住民の方を対象とした野菜の測定、これも対象としております。このようなこともありますので、給食センター、衛生上の問題もあろうかと考えております。そうなってきますと第2庁舎に設置せざるを得ないのかなということは、今考えておるところですが、正式な設置場所については今後精査して決めていきたいと、このように考えているところです。
  以上です。
○笹沼和利議長 3番、小輪瀬議員。
○3番 小輪瀬英一議員 わかりました。是非とも、住民も正確な情報を得たいと思いますし、万が一外気によっての数値が上がるというのも困りますので、きちんとしたところへ設置をお願いするということで終わります。
  以上です。
○笹沼和利議長 ほかに質疑ございませんか。
  4番、瓜田議員。
○4番 瓜田 清議員 4番、瓜田です。3点ばかりお願いいたします。
  89ページ。お出かけご一緒ボランティア事業費補助金100万円とあるんですけれども、この登録の仕方、それと運用の仕方、例えば1回幾らとか距離で幾ら、それと資格が必要なのかどうか、これが1点。
  それから、その下のほうの成年後見人等報酬33万6,000円、これに対してなんですけれども、今、国等では市民後見人制度を云々という話がちらほら聞かれているんですけれども、町としてはその辺のことをどのように推移させるのか、それが1点。
  それから、次が103ページ。19番の負担金、補助及び交付金のファミリーサポート事業補助金、これはNPO等を考えているということで、登録されているNPOが今何社、何件というのかな、あって、どのような形でこれを養成するのか。この3点をお願いします。
  以上です。
○笹沼和利議長 まず、第1点、お出かけご一緒ボランティアについて答弁願います。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 お答えをいたします。
  この事業につきましては、新規事業ということで平成24年度から実施する事業でございます。この事業主体につきましては、社会福祉協議会のほうで実施する事業です。この事業に対しまして、経費として、町のほうから補助金として補助を出すというような形でございます。
  この趣旨としては、まず地域のコミュニティーづくりですとか、高齢者の社会参加、それから交通不便者の救済、それから乗り合わせによる環境への配慮というようなことで実施することを目的としている事業でございます。これについては、資格というものは別にございません。
  それで、これはまず制度として会員登録をしていただきまして、65歳以上の方で運転ができる方ということを会員に登録をしていただきます。その中で、自分で自家用車を持っていて運転ができる、それから対人対物無制限の保険に加入しているというようなことが資格となってきます。その登録した会員の方が、近所の例えば運転ができない方等と一緒に例えば買い物に行く、あるいは通院する、あるいは例えばゲートボールの大会なんかありますと、よく近所の方を乗せてゲートボール場の大会の会場まで行ったり、そういうことをしておりますけれども、そういったことに対して、乗せていった場合に保険料に対して最高3万5,000円を限度として補助金を出すというような制度でございます。
  以上です。
○笹沼和利議長 4番、瓜田議員。
○4番 瓜田 清議員 今、最高3万5,000円というんですけれども、最低は幾らぐらいなんでしょうか。それと、65歳以上でなければこのボランティアには登録できないのかどうか。その2点に対してお願いします。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 最低といいますと、同乗者の数ですとか、回数によって違うんですけれども、先ほど申し上げました最高で50日同乗した場合、5人で50日以上ということで3万5,000円。最低というか、お2人を乗せて20日間以上30日未満活動した場合については8,000円というようなことで、その活動日数ですか、そういった形の中で補助額が変わってくるというようなことでございます。
  会員については65歳以上でなくても対象にはなってくると思います。乗せていく方、一緒 に近所の方というかお年寄りの方、乗っていく方、これについては65歳以上の方が対象になってくるというようなことでございます。
  以上です。
○笹沼和利議長 4番、瓜田議員。
○4番 瓜田 清議員 今、65歳以上の利用者ということなんですけれども、障害者のほうも加えてもらえればということが、これは要望です。
  それと、これに関してデマンドバスとの兼ね合いはどうなるのか。一般的に見ると、デマンドバスというのはあくまでも登録して予約すればできるというふうに理解しているんですけれども、それとの兼ね合いがどうなるのか、ちょっとわからないので説明をお願いしたいと思います。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 お答えをいたします。
  デマンドバスにつきましては、先ほどお話のありましたとおり、予約をして乗って行くということが原則になっていると思うんですけれども、この事業につきましては、例えばお年寄りの方がバス停までなかなか行けない方もあるかと思うんですけれども、あるいはそういった方を、デマンドバスとか、それから通常のバス、代替バス等を利用できないような方等を買い物等の送迎ですとか、そういうふうに充てるということで、デマンドでは対応し切れない部分等を近所の地域の方を地域の中で助けていこうというようなことでございます。ですから、公共交通では対応できない部分を補えればというようなことでございます。
○笹沼和利議長 ありがとうございます。続きまして、2番目、成年後見人等の制度について答弁願います。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 お答えをいたします。
  この後見人制度につきましては、通常でありますと家族の方がなると思うんですけれども、家族の方がいない等の理由によりまして、町のほうで申し立てをして成年後見の指定をするというようなことになっているわけですけれども、これについては、この報酬につきましては町のほうで成年後見人のほうに報酬を出すというような、これも裁判所のほうで金額等は指定してきますので、こういった額になろうと思います。
  それから、市民後見人制度も、これからのことを見てみますと、かなりお1人の方、それ から病人のいる方等がときがわ町でもふえているような状況にあるかと思うんですけれども、そういった方につきましては、当然すべて町でというわけにもなかなかいかない部分等もございますし、また、通常の後見人、おひとり暮らしの方等についても人数がふえてくれば、当然市民後見人の方にもお願いをしていくような形にはなろうかと思うんですけれども、そういった中で、今後もこういった制度があるというふうなことについては、PRはしていきたいというふうに考えております。
○笹沼和利議長 4番、瓜田議員。
○4番 瓜田 清議員 今、市民後見人の件で、町として今どこまでその市民後見人制度を推奨しているのか、進捗状況というのかな、その辺をお聞かせ願いたいと思います。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 今現在のところ、市民後見人制度そのものについては窓口にパンフレットを置く程度ということでございます。今後については、こういった制度がさらに皆さんにわかるような形の中でPRをしていきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。
○笹沼和利議長 よろしいですか。
  続きまして、103ページ、ファミリーサポート事業について答弁願います。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 お答えいたします。
  このファミリーサポート事業でございますけれども、これは、地域の中で育児の援助を受けたい方、これを利用会員ということで呼びますけれども、それと援助したい方ということで、これはサポート会員が、お互いに育児について助け合うというような会員の組織でございます。これにつきましては、利用会員それからサポート会員がファミリーサポートセンターに登録をしていただきまして、利用会員が利用したいというときには、このファミリーサポートセンターのほうへ申し込みをいたしまして、ファミリーサポートセンターが利用者会員とサポート会員からお話を聞いて、そういった中で育児サポート会員が利用者会員のお子さんを預かって育児をするというようなことでございます。
  これにつきましては、今現在この近辺ですと嵐山町と越生町がやっているというようなことで、これも嵐山町も23年度から、越生町も同じ23年度から実施をしているというものでございます。
  このファミリーサポートセンターの委託につきましては、今現在NPO法人の緊急サポートセンター埼玉というのが川口市にございます。これにつきましては、先ほど申し上げました嵐山町、それから越生町についてもこのサポートセンターのほうへお願いをしているということでございます。
  これから、24年度からの新規事業でございまして、サポート会員、こちらの方に、今月の3月2日と6日の日にこちらのファミリーサポートセンターのほうで主催していただきまして、講習会を2日間にわたって行いました。この講習会を受ければサポート会員として登録ができるというようなことでございます。通常でありますとこの講習会については実技等も含めまして5日から6日間ということなんですけれども、今回につきましては、今現在ときがわ町で実施しているパパ・ママリフレッシュ事業のサポーターがおりまして、既に町とそれから保育園のほうと共同で年1回講習会を実施、実地も含めて講習会をやっておりますので、町のほうの講習を受けたということで重複する部分があるということで、2日間で今年度については講習のほうは終了したと。来年以降については5日から6日間の予定でやっていくというようなことでございます。
  将来的には、このNPOの緊急サポートセンター埼玉からときがわ町のほうでこういったサポートセンターといいますか、NPO、こういった組織を立ち上げていただいて、最終的には町の方が運営できればというふうに考えております。
  以上です。
○笹沼和利議長 4番、瓜田議員。
○4番 瓜田 清議員 その埼玉サポート云々というのが川口のほうということで、距離的だとか時間的な問題があると思うんですけれども、そちらのほうまで連れて行くようなんでしょうか。それともこちらへ来てくれるんでしょうか。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 お答えいたします。
  これについては、かなり遠くだということでございます。これについては、電話等で受け付けをいたしまして、サポーターさんと利用者さんの予定が合えば、別に向こうまで行かなくて、町のほうで保育をするというようなことでございます。
○笹沼和利議長 4番、瓜田議員。
○4番 瓜田 清議員 その町のほうでというのは、自宅なのか、あるいは公のところを提供 するのかお願いします。最後になります。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 本来ですと、この制度につきましては利用者のお宅かサポート会員のお宅、どちらかでやるということでございますけれども、ときがわ町の場合におきましては、既にリフレッシュ事業ということで子育て支援センターですとか、家庭保育室等で実際に事業を行っておりまして、今現在考えておりますのは、通常の保育の場合については町の公設の施設、それから病児・病後児保育につきましては、これも実施する予定でございますけれども、感染等が、例えば健康なお子さんと病児・病後児のお子さんを一緒にした場合については、感染するおそれがあるということで、今のところ病児・病後児についてはそのお子さんの自宅、あるいはサポーターの自宅のほうで見ていただくというふうに考えてはおります。
  以上です。
○笹沼和利議長 ありがとうございました。
  ほかに質疑ございませんか。
  2番、小島議員。
○2番 小島 浩議員 2番、小島です。
  ページは209ページになります。209ページの中学校の教育振興事務のところの玉川中学校と都幾川中学校のパソコンの借上料が、都幾川中学校のほうが約半額なんですが、206万2,000円、玉川中学校のほうは424万円ですか。この差は、生徒の数からいって都幾川中学校のほうが多いとは思うんですけれども、この差はどういうことなのかということが1点です。
  次の質疑ですが、同じページなんですけれども、下段のほうです。中学校就学援助事業、438万円なんですけれども、増額になっておりますが、支援すべき生徒がふえてしまっているのかということと、それから経済的な理由により就学が困難と認められる生徒へ費用を補助するわけですけれども、どなたが認めて、その費用の一部を援助する基準的なもの、規約的なものがあるのかどうか、その辺をお伺いしたいと存じます。
○笹沼和利議長 2点についてということで、まずパソコンの借上料について答弁願います。
  長島教育総務課長。
○長島富央教育総務課長 それでは、小島議員のご質問にお答えしたいと思います。
  まず、1点目ですけれども、パソコンの借上料が両校で大分差があるというご質問ですけれども、都幾川中学校については現在再リースということで継続してリースを行っておりま す。それで、24年度中にその再リース期間が終わってから、新しい機器を導入する予定になっております。そういった関係で、再リースについてはかなり額は低く抑えられるということなので、その分での差がここにあらわれているということになります。台数等については両校とも同じ台数が入っております。その部分の差ということになります。
  以上です。
○笹沼和利議長 小島議員、よろしいですか。
○2番 小島 浩議員 はい。2点目をお願いいたします。
○笹沼和利議長 続きまして、中学校就学援助事業について答弁願います。
  長島教育総務課長。
○長島富央教育総務課長 要保護及び準要保護児童生徒援助費についてですけれども、これにつきましては、見込みとしますと要保護1名、準要保護を40名ということで見込んでおります。これについては、その負担の額が若干変わってくるということで、年々多少は変わってきております。人数的には、大体このくらいの人数を見込んで、例年予算を計上させていただいております。
  また、その判断ということですけれども、それを支給するかどうかという基準がありますので、それにのっとって教育委員会のほうで審議して決定をしているということになります。
  以上です。
○笹沼和利議長 よろしいですか。
○2番 小島 浩議員 はい。
○笹沼和利議長 ほかに質疑ございませんか。
  10番、野原兼男議員。
○10番 野原兼男議員 10番、野原です。3点ほどお伺いいたします。
  まず89ページ、先ほど瓜田議員からの質問もありましたけれども、お出かけご一緒ボランティア事業、これにつきまして、この事業につきましては町独自の事業なんでしょうか。
  それと、その中の説明の中で、損害保険、自動車保険、そういった形で補助していくということでございますけれども、会員65歳以上、それを手助けする会員の方、サポート会員だと思うんですけれども、そういった中で既に、自分の車で行かれるという、サポートしていくということであれば、当然保険には入っているのかなと思うんですよね。そういった中で、これは無制限の保険に入り直してもらうと、そういったようなものなのか。既に無制限に入っている人の取り扱いはどうなるのか。
  それと、あと当然、それを通院、買い物等に車でいろいろ補助していくとなれば、その人の報酬、ボランティアだから報酬はないのか、そういった燃料費だとか、そういったものについてはどういうふうな運用をしていくのか、その点についてお伺いできればと思います。
  それから、ページ、121ページですね。121ページの地域エネルギー活用事業、今回158万円ということで計上されているわけでございますけれども、22万円の減額になっています。この根拠をお願いしたいと思います。
  それから、ページ、177ページです。ページ、177ページの上のほうですね。補助金、自主防災組織350万円です。こちらにつきましては昨年、各地域で自主防災を立ち上げまして、そのとき各団体に約10万ですか、補助等を出して、その備品購入等に充ててもらっているわけでございますけれども、今回、この350万円というのはどういう経緯で計上されているのか、その点について具体的にお伺いできればと思います。
  この3点よろしくお願いいたします。
○笹沼和利議長 では、最初にお出かけご一緒ボランティアについて答弁願います。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 お答えをいたします。
  まず、この事業については町独自の事業かということですが、この事業については社会福祉協議会で実施する事業でございます。その事業に対して町から補助金を出すというような形で、これは社会福祉協議会独自の事業というようなことでございます。
  それから、保険の関係につきましては、対人等については当然無制限に入っていただくというような形の中でこの申請をしていただくというようなことでございます。
  それから、報酬ですとか燃料費等のことでございますけれども、これについては、報酬ですとか燃料費になりますと有償運送、これは道路運送法の関係等も絡んでくるということで、あくまでもこれはボランティアというようなことでございますので、その辺については保険料の一部補助という形で実施をするというようなことでございます。
○笹沼和利議長 10番、野原兼男議員。
○10番 野原兼男議員 これはそうしますと、ときがわ町の社協独自、ほかの社協にはない独自の事業ということと、あと今これの補助につきましては損害自動車保険でしたっけ、それに対しての補助ということなんでありますけれども、そういったことでボランティア等の報酬等は一切ないと、あくまでも無報酬ということでございますけれども、そういった中で、先ほど瓜田議員のほうからデマンドとの兼ね合いということであったんですけれども、福祉 タクシーとの兼ね合いはどうなんですかね。こういった中で、その辺、福祉タクシーも通院とか買い物等で利用していただいているわけでございますけれども、そういった中の兼ね合いは今後あるのかなとは思うんですけれども、その点についてお伺いできればと思うんですけれども。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 まず1点目に、ほかの町村ではやっていないかどうかということですけれども、これについては、これに似たような制度はほかの町村でもやっているところはございます。
  それから、あと福祉タクシーの関係ですが、福祉タクシーについては、これはタクシー利用券等を渡して、福祉タクシーについては障害をお持ちの方に対して出していますので、そういった形でこちらの制度とは若干違ってくるというようなことでございます。
○笹沼和利議長 よろしいですか。
○10番 野原兼男議員 はい。
○笹沼和利議長 では、2点目、地域エネルギー活用事業について答弁願います。
  岩田環境課長。
○岩田功夫環境課長 それでは、野原議員の地域エネルギー活用事業、この補助金22万円の減額と、この要因でありますが、まず、薪ストーブにつきましては、平成23年度と比較しまして2基減となっております。20万円。ペレットストーブ、これにつきましては実績がなかったという意味合いもありまして1基対応しまして、4基、32万円の減となっております。この反面、太陽光発電システム、これにつきましては好評いただきまして15基の設置予定につきまして16基の補助となっております。以上、実績を見込みまして、今回22万円の減と内容的なものの充実を図ったということでございます。
  以上です。
○笹沼和利議長 10番、野原兼男議員。
○10番 野原兼男議員 今、岩田課長のご答弁をいただきまして、前年度の実績からそういった内容的な充実を図って今回こういった計上をされたということであるんですけれども、これにつきましては、金額的には22万円なんですよ、昨年からの減額が。町長の施政方針にもありました。やはり今後そういった新エネルギーということで、薪ストーブ、ペレット、それから太陽光発電の推進を積極的にしていくと、そういった中で、後期基本計画の中にも うたわれているわけなんですよね。
  そういった中で、確かに内容の充実を図るということであれば、それもそれなのでいいんでしょうけれども、こういった中で、町の計画の重要項目の中にも入っているわけですよ。そういった中で、この22万円、金額的に小さいのをわざわざ削減する必要があるのか。あえて言えば、もう少し乗せてもいいんじゃないかな、そのような考えもあるんですけれども、原発で今いろいろ全国でエネルギー問題についてのいろんな問題があるわけでございますけれども、ときがわ町はそういった中でも原発事故等の前からこういった新エネルギーに対しての施策を推進してきているわけでございます。そういった中で考えて、確かに前年度の実績がなかったからといって22万円を削減すればいいのか。そういった中で、じゃ町長の施政方針、後期基本計画の中でも重点項目として推進していくということでうたっているわけなんですけれども、その点についてどうお考えなのかお伺いできればと思います。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  岩田環境課長。
○岩田功夫環境課長 お答えいたします。
  まず、ときがわ町における木質バイオマスエネルギーの利用、これにつきましては、新エネルギービジョン、それから環境基本計画、それと第一次総合振興計画、この中で位置づけまして推進しているところでございますが、今回の当初予算の計上額、この問題につきましては、先ほど申し上げましたが、22万円の減額につきましては内容的なものの見直しということも申し上げました。ただ、この補助金につきましては、今後、薪ストーブ、それからペレットストーブにつきましては、原発の影響を受けましての電気からこういった木質バイオマスエネルギーの利用という流れも出てきております。そのような動向を踏まえながら、今後、私どもも、この木質バイオマスエネルギーの普及につきましては推進して、補助金の減とは違いますが、普及につきましては啓発を行っていきまして、この増を目指していきたいと考えております。
  したがいまして、今後、要望が出てきた場合には、その要求数につきましては補正対応してこの補助金は確保していきたいと、このように考えているところでございます。
  以上です。
○笹沼和利議長 10番、野原兼男議員。
○10番 野原兼男議員 簡単に、今後出てくれば補正すればいいという考えかもしれませんけれども、やはり町として重点項目で挙げているものをあえてこんな下げることの必要があ るのか。かえって予算をふやして積極的にそういったものを推進していくように町が働きかけていくのが当然じゃないかなと思うんですよね。こういった取り組みについて、本当にただ上げただけじゃないかなという、そういうやる気があるのかなというような考えも予算の計上を見るとうかがわれるんですけれども、本来なら、町長も施政方針でしっかり述べているわけですよ。基本計画にも入っているわけですよ。そういった中でなぜ、こんな全国的に新エネルギーについて見直しを図っていく、今、先ほど課長からもあったそういった問い合わせ等もふえてきているという中で、なぜ削減するのか、それが私理解できないので、その点についてもう一度お伺いできればと思います。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  岩田環境課長。
○岩田功夫環境課長 お答えいたします。
  この問題につきましては、予算に計上した時点での不用額の問題、こういったものもございます。確かに薪ストーブ、それからペレットストーブ、設置時の費用が非常に高いものになっております。それと、住宅の改修、最低限でも床の補強、それと床面の耐火れんがでの耐熱補強というものは最低限でも行わなくてはなりません。その費用につきましては、1つの家庭で設置した場合には最低100万円ほどかかります。このようなことから普及がまだ進まないものと私どもは認識しているところでございます。今後、この木質バイオマスエネルギーにつきましては、ときがわ町としてもその利用に関しましては拡大、推進するという計画上の位置づけもございます。引き続きこの普及につきましては啓発を行ってまいります。その補助の対応につきましては今後の状況を踏まえた中での対応をとらせていただくと、このように考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。
  以上です。
○笹沼和利議長 10番、野原兼男議員。
○10番 野原兼男議員 確かに、ペレット、薪ストーブ等を設置しますと確かに……
○笹沼和利議長 3回、すみません。
○10番 野原兼男議員 終わりなの。
○笹沼和利議長 終わりです。
○10番 野原兼男議員 そんなにやったっけ。
○笹沼和利議長 3回です。
○10番 野原兼男議員 じゃ、もしまた何かあったらこれについて質問させていただきます。
○笹沼和利議長 また後ほど質問してください。
  177ページ、防災対策事業、自主防災について答弁願います。
  小峯総務課長。
○小峯光好総務課長 それでは、野原議員のご質問にお答えします。
  自主防災組織補助金でございます。350万円でございます。昨年に比べますと増額ということで計上させていただきました。これにつきましては、一昨年来から自主防災の組織の設立あるいは育成に町としても力を注いでいるところでございます。
  補助金につきましては、補助金の交付要綱等を定めまして支給をしているということでありますが、24年3月1日現在で55の行政区がございますが、その中で52の行政区のほうで皆様のご協力をいただきまして設立の運びとなっております。あとの3地区につきましても、一緒に設立するということでお話等もいただいておりまして、町からも説明等伺って、早期に設立していただくように働きかけているところでございます。
  補助金の内容でございますけれども、設立当初におきましては、世帯数に500円、それからプラスとしまして資材費として5万円ということで、最初の設立時につきましては世帯数掛ける500円プラス5万円ということで支給しております。さらに、これは最初の1年、1回目なんですけれども、次年度以降につきましては、世帯数掛ける500円ということで、やはり資材費として援助していくということで考えております。
  それから、活動、防災訓練等、設立した団体につきましては非常に一生懸命今やっている状況がございます。そういった活動につきまして、参加世帯数掛ける300円ということで補助のほうもしておりまして、設立あるいは活動両面につきまして、町としては補助をしていくということで、要綱の中で定めまして行っていくわけでございます。それに係る予算のほうを計上させていただきましたので、よろしくお願いいたします。
○笹沼和利議長 10番、野原兼男議員。
○10番 野原兼男議員 そうしますと、これにつきましてはあれですか、いろいろ防災訓練等に参加しますと、ある程度そういった中でジュース等はこうやって出されたりするんですけれども、そういった運用費用等に使われるのかなと思うんですけれども、300円掛ける世帯数ということでありますからね。それで、既存の設立をもうしているところで新たに備品等の購入、そういった希望等があったときには、この中でまた申請すれば別途そういった補助も得られるのか。その点についてお伺いできればと思います。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  小峯総務課長。
○小峯光好総務課長 それでは、お答えいたします。
  最初の設立のときに5万円の金額の上乗せがございますが、それ以降の年については資材費ということで500円掛ける世帯数、それから活動費については参加世帯数掛ける300円ということで支援をしていくというものでございます。
  以上です。
○10番 野原兼男議員 含まれているということですね。
○小峯光好総務課長 はい。
○笹沼和利議長 よろしいですか
○10番 野原兼男議員 結構です。
○笹沼和利議長 続きまして、ほかに質疑ございませんか。
  8番、野原和夫議員。
○8番 野原和夫議員 8番、野原和夫です。
  まず最初、61ページの交通対策事業でございますが、この中には1節委員報酬、この間の説明だと5回分の協議会、説明されましたが、今、バス路線問題、デマンド交通、いろんな問題が指摘されております。これを改善を求める声が多いんですね。この協議会の内容を教えていただきたいです。
  それから、バス運行補助金5,900万円、これはほとんど人件費という見込みだと思いますが、この内容についてお願いします。
  それから、63ページの若者定住化促進事業、これは新しい事業ですが、この協力者謝礼10万円、空き家バンクに登録すると10万円この中でもらえるという、こういう若者の定住補助金、婚活事業と、それぞれの内容説明をお願いしたいと思います。この中に改修費補助金もありますが、上限を決めないでこれを50万円、どういうふうにこの補助が出るのか、この説明をお願いします。
  それから、ページ、86から89ページ、先ほどの新規事業、お出かけご一緒ボランティア事業補助金、私もこの要綱を定めたものを見させてもらいましたが、路線バス、バスの関係もあるし、さまざまな問題を協議して、熱して熱して話し合ってちゃんとやる事業はいいと思いますけれども、ふっとわいたものをぱっと入れるのではいい事業にならないんですよね。先ほどの説明でも、中身が本当おかしいんですよね。だから、そういうことを踏まえて、もう少し熟さないとこの事業は成功しないんではないかなと思います。
  その中で、1つ、自動車の会員の資格の認定を受けようとする者はということで書いてあるんですが、自動車の任意保険証写し、これは当然です。また運転免許証写し、車検証の写し、その後誓約書というのがあるんですね。この誓約書という意味は、ほとんど社協が責任はもうないという、この人たちのボランティアの人たちでやってくださいよという内容ではないのか。こういうことを推進しても事業は絶対成功しないと思います。この中身をもう少し議論して、この事業、私はこの事業はいいと思います。ただ、バス路線もデマンドもありますから、交通体系とも話し合った中でこれは必要ではないかなと思うんですが、もう一度この内容について説明をお願いします。
  3点お願いします。
○笹沼和利議長 まず第1点、交通対策事業について答弁願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 野原和夫議員のご質問にお答えをさせていただきます。
  まず、委員報酬の関係ですけれども、先ほどありましたとおり、5回分の予算を組んでおります。この予算につきましては、知識経験者の大学の先生ですとか、大東文化と埼玉大学の方にも参加していただいております。こういった知識経験者の方、また実際バスを運行している会社、バス協会の役員の方、また実際の運行経路等については小川警察の方、東松山の県土整備事務所の方、そういった実務的な方からもご意見をいただくというような組織になってございます。住民の方も当然、これバス利用者の方も入っております。区長さんの代表も入っております。そういうような形で、地域住民の方の意見を吸い上げる中で、いろいろ専門家の方の意見を聞く中で、よりよい交通体系を目指していくという会議の内容でございます。
  また、今後の課題としては、現在、明覚駅を中心とした関係が出ております。明覚駅につきましてはJRのダイヤ改正が近々あるということで、これには若干の対応をするということで現在計画をしているところでございますが、それ以外にも、デマンド地域の拡大ですとか、また以前ありました田黒方面の方のご要望ですとか、いろいろなご要望がございます。こういった地域の方々の要望にどこまでこたえらえるかということで、24年度、実証運行の3年目ということでございますが、最大限公共交通の中でできることを検討してまいりたいというふうに考えている内容でございます。
  以上でございます。
○笹沼和利議長 すみません、時間があれなので再質問は午後からということで。
  人件費の補助金のことをお願いします。
○久保 均企画財政課長 じゃ、ただいまの公共交通会議の関係は、実際、陸運事務所の方も入っていただいております。そういった関係で、公共交通会議という国の法律で指定されたメンバーを入れて、法定要件を満たした会議となってございます。そういった形でダイヤ改正ですとか、バス停の増設とか、そういったものがスムーズにできるような組織ということで立ち上げているものでございます。
  また、先ほどの補助金の関係でございますけれども、主にバスの運転手さんの人件費ですとか、燃料費、車両の修繕費、自動車税等の税金、また保険料といったような実際かかる費用、こういったものを算定いたしまして、その費用から運賃収入で入った部分を除いて、差し引き不足だった分を町の予算の範囲内で補てんするという予算でございます。
  以上でございます。
○笹沼和利議長 暫時休憩いたします。
  再開を午後1時。
                                (午前11時58分)
─────────────────────────────────────────────────
○笹沼和利議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午後 1時00分)
─────────────────────────────────────────────────
○笹沼和利議長 野原和夫議員の再質問からお願いします。
  8番、野原和夫議員。
○8番 野原和夫議員 先ほどの協議会の5回分について再質疑させていただきます。この中では、町民代表等も含めて今議長をやられております笹沼議長も出ていると思いますが、この住民参画を私は強く願いたいんですね。1つは、やっぱり直接かかわるのは住民なんですよね。そういう中で協議会をしっかり位置づけるということは大事だと思いますよ。確かに学識経験者等も必要ですが、住民参加、例えば福祉有償サービスをやっている人たちも交通に直接かかわっている人ですから、そういうことを踏まえて、そういう人たちの参加を呼びかけて、住民参画を強くこれはお願いしたいと思います。
  それから、バスの運行補助金については、町の路線バスがなかなか運行が大変らしいですけれども、この中で補助金を出しながらも皆さんが活用しているということは特に評価できると思います。ただ、補助金のあり方、この補助金のことについては、この中身はもう少し 審議しながら改善していくことも必要ではないかなと思いますので、この点はよろしくお願いしたいと思います。この点については答弁はいいです。
  ただ、先ほど言った協議会について、もう一度、もう少し幅の広い住民参画を願いたいんですが、その点についてお伺いします。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 野原和夫議員のご質問にお答えをさせていただきます。
  住民参加のあり方についてという点でございますが、当初、ときがわ町の地域公共交通活性化協議会を立ち上げました時点では、現在ありますバス路線を中心として、公共交通としていろいろなものを組み合わせて、どういった形がときがわ町に一番適した公共交通のあり方かというのを研究するという形で立ち上げました。そういった関係から、バスの利用をしている方ですとか、これは住民の方ですね、バスを利用している方ですとか、区長さんということで、日影の区長さんと椚平の区長さんということで、それぞれバス路線が行っているところ、そういったところの方を中心に当初は立ち上げさせていただいたという経過がございます。その協議会の内容の中で、町内の交通事業者ということで福祉有償の事業者の方も集まっていただきまして、ヒアリングといいますか、ご意見をお伺いする機会も設けて進んできているところでございます。
  今後、いろいろなご意見を踏まえながら進めていきたいと思いますが、また一方、住民の方の意見をお伺いするということで、バスのアンケートを実施しております。例年ですと10月1日で改正をしているところなんですけれども、アンケートを事前のアンケート、そしてダイヤが改正になった後の事後のアンケートという形で常に住民のご意見をお伺いする中で、次の改正に役立てていくということで取り組んでいきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
  以上です。
○笹沼和利議長 よろしいでしょうか。
○8番 野原和夫議員 いいです。
○笹沼和利議長 では、続きまして2番目の質問ということで、63ページ、若者定住化促進事業、答弁願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 野原和夫議員の次のご質問にお答えをさせていただきます。
  若者定住促進化事業ということで、まず1つ大きなものが空き家バンクの立ち上げでございます。空き家バンクにつきましては、まず議員からご指摘がありました8節の報償費10万円、この内容につきましては、空き家を提供すると申し出をいただいた方に対してお1人1件1万円の謝礼を申し上げるという内容でございます。この予算につきましては、実際、空き家を提供していただくとなった場合に、登記簿謄本をおとりいただいたり、その権利関係ですとか、いろいろ調査をしなければなりません。そういった関係で、いろいろな書類をそろえていただくような場合もありますので、そういったことに対する謝礼ということで組んでいるものでございます。
  また、次の印刷製本費については、空き家バンクのリーフレットを1万枚程度刷りまして、これを全戸配布したり関係機関にお配りしたりということで考えております。
  次のホームページの作成につきましては、空き家バンクの専門のホームページを立ち上げたいというふうに考えております。町のホームページの中の一部につくるんではなくて、独立したホームページを立ち上げたいというふうに考えております。これについては、将来仮に商工会ですとか宅地建物取引業協会のような不動産業界、そういった別の組織のほうにお願いをできる可能性もありますので、そうった場合にホームページを別に持っていたほうがいいのではないかということで、また独立したホームページのほうがどうしても目立ちますし、見やすくなりますので、そういったことで立ち上げるということでございます。
  そして、補助金の関係でございますけれども、空き家の改修費の補助金を50万円を限度に、これ2分の1の補助率で考えております。2分の1の補助率で50万円限度ということで、空き家を借りる方が改修する場合に補助金を交付するということで、ときがわ町産材といいますか、ときがわ町の木材を使っていた場合ということを条件に考えております。これを2件分を考えております。
  また、次の婚活事業の補助金でございますけれども、こちらについては、3団体分ということで3件、1件10万円ということで3団体分を考えているものでございます。婚活のいろいろなイベント等を実施していただいた場合に補助金を交付する、10万円を限度に交付するという内容でございます。
  以上でございます。
○笹沼和利議長 8番、野原和夫議員。
○8番 野原和夫議員 詳しく説明していただきありがとうございます。
  婚活事業については1団体10万円ということですが、1回につき10万円使っちゃった場合 は、もうその事業は次は予算化されないでしょうか。1回この事業をやって5万円かかったら5万円、その中の残りはまた5万円補助が受けられるというシステムなものかどうか。その点お伺いします。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 お答えをさせていただきます。
  10万円を限度ということで、回数については2回やっていただければ5万円ずつで10万円というような形で、1回だけということでは考えておりませんので、10万円限度ということで考えておりますのでよろしくお願いいたします。
○8番 野原和夫議員 もういいです。
○笹沼和利議長 よろしいですか。
  続きまして、3問目ということで、89ページ、成年後見人制度について答弁願います。すみません、お出かけご一緒ボランティアのほうです。すみませんでした。答弁願います。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 お答えをいたします。
  このボランティア事業でございますけれども、野原議員からはもっと検討すべきであっただろうというようなお話がございましたけれども、このお年寄りの車を運転できない方の足の確保等については、どこの町村においても課題となっているような状況だというふうに認識しておりますけれども、そういった中で、先ほどの公共交通のところでもありましたけれども、いろんな公共交通を含めた中で、例えば移送サービスですとか、デマンド、それから代替バス、それから過疎地有償運送、いろんな方法があろうかと思うんですけれども、その中の1つとして、今回こちらのお出かけご一緒ボランティア事業を4月から進めるということでございますけれども、この制度につきましても完全な制度では当然ございませんので、3年程度をめどに、これからこの制度をさらに続けていくのか、あるいは内容をまた直して、修正をしてよりよい制度にしていくのかというようなことで、時限的にやるというようなお話も聞いておりますので、その辺のところでご理解をいただきたいと思います。
  それから、誓約書の件でございますけれども、誓約書につきましては、強制的にということではなくて、この運転をしていただく方に、これもこの要綱についてもまだ完璧なものではないということでございますけれども、この誓約書については、会員の方が交通法規を遵守をしていただいて安全運転をしてもらうというような観点の中で、交通安全意識を喚起す るということで提出していただくというふうなものでございますので、よろしくお願いをしたいと思います。
○笹沼和利議長 8番、野原和夫議員。
○8番 野原和夫議員 よく私言いますけれども、思いやりと優しさがこれにはないように感じます。先ほど、課長の説明だと完璧でないものという強調されましたけれども、完璧でないものを予算化されて、これから実証実験して、あいまいなことをやるのでは、やらないほうがいいと思うんですよ。そういう意味じゃないんです。私は、このお出かけプラン、これはいいと思います。いい事業だと思います。ただ、一つの例としまして、この間、私の一般質問にも入っていますけれども、説明の中に、飯能の人がこの間講演に見られまして、社協の車を自由に送迎で利用していると。それでガソリンも保険も全部社協が持っているという、そういう飯能の名栗の人が来て、ボランティア活動をやっている人が来て講演してくれました。そのときは清水主幹も出ていますので。これだと社会福祉協議会がほとんどその中に加わらない、ボランティア活動の人たちは自由にやってくださいと言わんばかりじゃないでしょうか。
  この誓約書を見ましても、規制がきちんとただしてあって、交通事故を起こさないよう、これは細心の注意をするのは当然です。しかし、この同乗者に迷惑をかけないことを努めることも当然なんですが、この誓約書の意味、もし万が一大きなことが起きて、裁判ざた、いろんなことになったら、この人がどう責任をとるのか。社協は一切関係ない、この誓約書があるからということで逃れると思うんですが、中身をやっぱりもう少し皆さんが参加できやすく、それで社協がバックアップするようなシステムにしないと私はいけないと思うんですが、もう一度この点をお伺いします。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 お答えいたします。
  先ほど、制度に完璧がないということでお話ししましたけれども、町の条例等においても、やはり直すべきところは直していくということで、制度を変えていっていると思うんですけれども、そういった意味でお話をしましたので、これもこの事業を今後継続していくのであれば、いいところは伸ばしていく、また改正すべき点は改正していくというようなことでお話ししたわけでございます。
  それから、社協のほうの車を名栗では自由に使っているというようなお話でございました けれども、責任も社協のほうにあるというようなお話だったかと思うんですけれども、今回のこの制度については、ときがわの社協は全然責任はないというような、逃れているというようなことでございます。この誓約書なんですけれども、誓約書の内容といいますか、その辺、どのようなことで書いてあるのかちょっと確認をしたいんですけれども、もしお持ちでしたらわかりますか。
○8番 野原和夫議員 先ほど言った説明のことが主に書いてあります。
○小沢俊夫福祉課長 トラブル等があった場合にはすべてその自己の責任で処理するというような。
○8番 野原和夫議員 そういうのはないです。
○小沢俊夫福祉課長 じゃなくて。
  今回、先ほど申しましたけれども、この誓約書については、交通安全、交通事故を起こさないというような喚起をするという意味合いでとるというようなことでございます。実際事故等があった場合については、これでいくと運転者の保険を使って対応をしていただくというような条項にはなっています。
  あと、この社協のほうの貸し出しでございますけれども、ときがわ町におきましても、社協のほうでワゴンR、軽自動車だと思うんですけれども、レンタルということで昨年の4月からことしの2月までで55件貸し出しをしたと。これは車いす対応の車です。これにつきましては、条件としては、ガソリンは満タンにして返していただくと。運行範囲の制限というのはないようだということでお伺いしています。ですから、この制度、こちらの今回新しくする制度につきましても、実施した後についてもまたその内容の見直しというようなことは当然、不都合があればやっていくような形で、よりよい制度にしていくというような形で社協のほうも考えているというお話は聞いています。
  以上です。
○笹沼和利議長 8番、野原和夫議員。
○8番 野原和夫議員 さっきの誓約書の文言は、やっぱり交通法規を遵守し、いろいろ書いてあって、それは正当のことなんです。ただ、誓約書というのはどこまでが、この問題についてですけれども、例えば事故が起きた場合とか何かはもう個人の保険を使うと。ただ、先ほど言った飯能の場合は、お金の援助は飯能市が援助しているそうです。社協は全般的に車も援助している。ガソリン等も皆無償でやっていると。保険もそのように入っているということで、ちょっと参考にしたまでです。
  だから、ボランティア活動というのは、持続が必要なんです。長く、ただ中身がやっぱり、その人たちが、ボランティアする人たちに理解されてこそボランティア活動できるので、やっぱり社協のかかわりというのは大事だと思うんですよね。そこのところを、今課長が言ったように、これはさっき言った実証的な、実験的なことでやるというふうに理解していいのかどうか。先ほどそういう説明していますけれども、やっぱりそこのところを改善するところは改善して、社協の、この協議会でいろんな意見が出たと思うんですけれども、そういう意見は出なかったんですか、この問題については。最後にそのことをお伺いします。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 実証実験ということで、この附則で3年間、公布の日から3年間経過した日に効力を失うというような形が書いてあるんですけれども、これらについても、これを3年間のうちに状況を見ながらさらにこれを続けていくのか、あるいはまた違う新しい制度があれば、これよりいい制度があれば、また変えていくというような方向になってくるかというふうに考えています。
○8番 野原和夫議員 協議会の意見が。
○小沢俊夫福祉課長 それと、これについて当然社協の理事会等がございますので、そちらのほうにはこれは当然お話をして承認を得なくてはなりませんので、そういう形で行くというふうに思っております。
  以上です。
○笹沼和利議長 ほかに質疑ございませんか。
  すみません、その前に、申しわけございません。先ほど、質問の中で柴崎生涯学習課長への質問がありまして、回答をしたいということで柴崎生涯学習課長のほうからありましたので、回答を許したいと思います。
  よろしくお願いします。
○柴崎秀雄生涯学習課長 それでは失礼します。
  議長のお許しをいただきましたので、午前中の瓜田議員と鳥越議員のご質問に回答が未了だった分についての回答をさせていただきます。
  まず初めに、瓜田議員から西平テニスコートの使用者数と日数ということで、平成19年度から22年度まで、これについてというご質問をいただきました。これにまずお答えをさせていただきます。
  平成19年度の利用者数が2,331人で、件数、これは日数ということだったんですが、同じ日に利用される方もいますし、午前、午後、4面ありますのでちょっと日数では出ていなくて件数になってしまいますけれども、平成19年度の件数が184件で、20年度が利用者が4,426人、件数が554件。21年度が利用者が6,569人、件数で575件。22年度が利用者が7,928人、件数が561件。基本的には年末の12月28日から年始の1月4日を除いてはご利用いただけるようになっております。
  金額が下がったというお話があったんですけれども、体育施設を利用いただくに当たりまして、登録をしていただきますと、町内と町外では差があるんですけれども、登録をしていただきますと年間無料でご利用いただけいるということで、登録者数がふえてきたので、利用者数がふえているにこう比例して利用料はふえていないという、そういう現状がございます。
  以上です。
○笹沼和利議長 瓜田議員、よろしいでしょうか。
○4番 瓜田 清議員 はい。
○笹沼和利議長 では、続きまして、2番目の質問、回答をお願いします。
  柴崎生涯学習課長。
○柴崎秀雄生涯学習課長 それでは、続きまして、鳥越議員から文化財刊行物、昨年の売り上げ実績ということでご質問をいただきました。これにつきましては、平成22年度の売り上げ実績が6万5,570円です。4万円で計上させていただいていますのは、21年度の売り上げが2万8,000円だったということで、大分差がこう上がったり下がったりという、そういったことがありまして、23年度は現在までは4万6,000円でございます。そういったことがあって4万円で計上をさせていただいたところです。
  以上です。
○9番 鳥越準司議員 結構です。
○笹沼和利議長 よろしいですか。
  では、ほかに質疑ございませんか。
  12番、増田議員。
○12番 増田和代議員 12番、増田でございます。3点質問をさせていただきます。
  1点目は、ページ数113ページの保健センター玉川分室の管理事業ということなんですけれども、これは、一般質問にも出ておりますので詳しいことはちょっと聞くのは悪いかなと 思いますけれども、ここの保健センターは、たしか雨漏りがするというようなことをお聞きしていたんですけれども、その雨漏りは、今現在もう修復したのかどうか。それから、もし町として今後どのような、改善して使う見通しがあるのかどうか。それぐらいは多分一般質問には触れないかと思いますので、よろしくお願いいたします。
○笹沼和利議長 すみません、3問。
○12番 増田和代議員 ごめんなさい。すみません、あと2点目、117ページなんですね。上のほうから2行目、妊婦健康診査委託料ということで、本当にありがたいことで498万円、前年度に比べて100万円も増額していただきました。これのその増額した要因をよろしくお願いいたします。それが2点目。
  あと3点目は、その下から1、2、補助金のところなんですけれども、妊婦健康診査補助金ということで、昨年度は何かこれの支出がなかったように思われますけれども、これのちょっと内容をお願いいたします。
  以上3点、よろしくお願いいたします。
○笹沼和利議長 では、第1点、保健センター玉川分室について回答を願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 増田議員さんのご質問にお答えをさせていただきます。
  保健センター玉川分室の雨漏り調査の関係ですけれども、工務店の方に見ていただきまして、実際、雨が降っていて雨漏りしている状態でちょっと調査しないと今のところはっきり言えないということがありまして、また後日詳しく調査ということで今のところなっているところでございます。
  また、今後の保健センターの利用方法ということでございますけれども、これにつきましては、計画のほうが白紙撤回ということでございまして、今のところ特にこうした形で使うというようなものは全く白紙ということでご理解をいただきたいと思います。
○笹沼和利議長 12番、増田議員。
○12番 増田和代議員 町の、白紙撤回しましたので、これからどういう形でなるかわかりませんけれども、是非とも再利用していただきたいなというような気持ちでおります。
  それから、雨漏りなんですけれども、まだ調査をしていないということなんですけれども、やはり12月に白紙撤回いたしまして、1月、2月、3月、3カ月あったと思うんですね。その間に雨が降る日もかなりあったと思います。そして、やはり個人のうちでしたら、雨漏りしたら早急に直さないと、すべてがもう、いろんなところから大変な工事をしなくちゃいけ ないというのが一つあると思いますけれども、私は、早急にやはりそういう調査というのは必要じゃないかと思うんですね。これからまたやっていくと、6月はもう入梅に入ってしまいます。多分6月が入梅になってそのときに調査するというような町の考えかどうだかわかりませんけれども、3カ月もたっているのにまだ調査もしていないというのは、少しやはり手ぬるいところもあるんじゃないかなと、そういうような気持ちもいたしますけれども、その点、お願いいたします。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 お答えをさせていただきます。
  雨漏りの状況については、実際雨漏りしているか、また、天井に若干しみがついている程度でございまして、冷房機からの水滴ですね、結露による管を伝って冷房からの水滴が出ているのか、その辺の細かいところまでがまだよく、調査していないと言えば調査していないんですけれども、それほど大規模に漏れてということではなくて、ちょっと天井にしみがついている程度でございまして、はっきり調査をこれからしたいというふうに考えているところでございます。それほど大量には漏れていないということで、ちょっと時期がおくれてしまったんですけれども、冷房機からの水滴が垂れているか、その辺をちょっと確認をしたいというふうに思います。
  以上でございます。
○笹沼和利議長 12番、増田議員。
○12番 増田和代議員 今の答弁になりますと、雨漏りはちょっとどうだかわからない、もしかしたら冷房機のそういうところから漏れているんじゃないかというようなことなんですけれども、私がお聞きしたときには、雨漏りがあるからその調査をするというような、雨漏りというのは、雨が降るから雨漏りというような、私はそういう認識をずっとしていたんですけれども、今の答弁だと、何か方向性が違うのかなというような感じもいたします。いずれにしても、雨漏りにしても、そういう冷房機のほうからしみてくるということに対して、もう早急にやはり調査していただきたい、そういうような気持ちでいっぱいです。
  それで、あれなんですけれども、そういうことをしっかりと、やはり原因をしっかりと調査していただいて、そういう言葉に出していただきたいなというような感じ。私はちょっと凡夫でなかなかあれなんですけれども、ただ雨漏りと言えば雨漏りだけと思ってしまいますので、その点、もし説明するんでしたら、こういうところはもしかしたら雨漏りかもしれな い、でももう1つの方法としてはこういうものもあるかもしれませんというぐらいは、やはり報告をしていただきたい。そういうような気がいたしますので、今後、早急に調査していただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
○笹沼和利議長 よろしいですか、回答は。
○12番 増田和代議員 いいです。
○笹沼和利議長 では、続きまして117ページのところの委託料、答弁願います。
  蜥ャ民課長。
○蜻セ一郎理事兼町民課長 それでは、妊婦健康診査の委託料についてお答えいたします。
  こちらの金額につきましては、妊婦の健康診査14回ということで、50人分を見込んだものでございます。こちらにつきましては、前年よりふえておりますが、前年度は今までの実績を見込みまして0.8掛けをして予算計上しておりました。そうした中で、12月に補正予算をさせていただいたというふうなものでございます。
  最近、この妊婦健康診査につきましては、14回しっかり受診をしていただいているということで、人数がふえたということではなくて、受診の回数を適度にやっていただいているということで増加をしておりますので、よろしくお願いいたします。
○12番 増田和代議員 結構でございます。
○笹沼和利議長 よろしいですか。
○12番 増田和代議員 はい。
○笹沼和利議長 では、続きまして、その下の補助金、答弁願います。
  蜥ャ民課長。
○蜻セ一郎理事兼町民課長 それでは、妊婦健康診査の補助金でございますが、こちらは今年度初めて計上させていただきました。今までは、埼玉県のほうで全国で契約をしていたんですが、24年度からは関東のみということで契約するようになりました。といいますのは、関東から出てしまいますと契約対象外になってしまいますので、里帰りとしてそちらで受けた場合には、逆に今度は補助金ということで申請をしていただいて支払うということで、今まではそれが県のほうで契約していましてできたのですが、今度は関東地区ということで絞られてしまいましたので、関東以外で受診した場合には補助金で支払うというふうなことで計上したものでございます。
  以上です。
○笹沼和利議長 12番、増田議員。
○12番 増田和代議員 ありがとうございます。
  そうしますと、里帰りに関東から出た場合もかなり女性の方も多いと思うんですね。そういうときは、補助金として向こうのお産したところに補助金として出すのか、それでもなければ一時立て払いしておいてそれを後から償還払いじゃないですけれども、本人にお金を渡していただくのか、すみません、どちらでしょうか。お願いいたします。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  蜥ャ民課長。
○蜻セ一郎理事兼町民課長 今までは、契約ということで払わないで済んだんですが、今度は契約外ということになってしまいますので、一度負担をしていただいて、その分を申請していただいて補助金で支払うというふうなことで考えております。
  以上です。
○12番 増田和代議員 わかりました。ありがとうございました。
○笹沼和利議長 よろしいですか。
  ほかに質疑ございませんか。
  6番、野口議員。
○6番 野口守隆議員 まず、町長の施政方針の7ページなんですが、また諸般の理由により当初予算への計上はできませんでしたが、快適な教育環境の実現に向けて、取り組みとして、町内の各小中学校の全教室にエアコンを設置する事業に平成24年度中に着手してまいりますという項があるんですが、この件に関してちょっとお聞きいたします。
  まず、ここまで町長がおっしゃるのであれば、設置費、あるいは設置後の維持管理費はどのくらい試算したのか。また、教育委員会で当然これは議論したと思います。どのような議論だったのかということと、また教職員、あるいは保護者の意向も調査したのかということをお聞きします。
  続きまして、51ページの、50ページから続いているんですが、庁舎維持管理事業、光熱水費1,006万円、これは去年度、23年度分よりかふえておりますが、庁舎全体、わかる範囲で結構なんですが、かなり公共施設はあると思うんですが、いわゆる電気料というのは、各課でそれぞれ光熱水費ということで上げておりますが、おおむねどのくらいになるのかということと、もう1つは、例の原発事故で東電がことしの4月より大口需要者に17%の値上げをという要望を出しておるようですが、当町にも来ておるのかということ。
  それから、もう1つは、再三で申しわけないんですが、89ページの関係で、例のお出かけ ご一緒ボランティア、私もこれ要綱いただいたんです。私、これ見て一番初めに感じたことは、例えば50日以上で5人を乗っけて3万5,000円補助しますよということですが、現在も、今こういうことを個人的にやっている人何人もいるんですよね。それで、50日以上というと1週間に1遍か2遍、多分4人なり5人なり乗っけて行っていると思うんです。それで3万5,000円。これでいくと、はっきり申し上げましてお金を当てにしてこれに参加しようという方はいないと思います。善意でやっていて、それで、いわゆる保険代を補助しますよということはそれで結構なことなんですが、非常に結構なことだと思うんですが、私の感じたことによると、基本計画に載っている優しさのかけらもないような気がいたします。いわゆるこれを、誓約書も結構なんです、この書類を見ると65歳以上の人がこの書類を書いて、果たしてやるでしょうか。もう少し上から目線でなく、こういったボランティアでやっている方の心情を酌んでいただければありがたいんです。社協として、先ほど野原和夫議員が言いましたけれども、飯能では無償で貸してご自由に使ってくださいというところもあるんです。それは社協の姿勢だと思うんですよね。小沢課長に言わせれば、社協だから課長は管轄外なのかもしれませんが、少なくともこういったことをやるときには、もう少し温かみのある要綱なり何なり、これ、安全運転するのは当たり前ですよ。65歳以上の人は暴走族じゃありません。安全運転しますよ。スピードも出しませんよ。そういった意味で、これは責任逃れというか、ただお金を出すからということで、もう少し違った姿勢を出していただけないかなということをお聞きします。
○笹沼和利議長 では、最初に町長の施政方針の7ページのところで、全教室にエアコンへということで答弁願います。
  長島教育総務課長。
○長島富央教育総務課長 それでは、野口議員のご質問にお答えしたいと思います。
  小中学校のエアコン設置について、まず設置費等の大まかな見通しはあるのかというご質問ですけれども、近隣で設置している市町村であるとか、そういったところからの話を聞いて、こちらのほうでも業者のほうに話をして、大まかな概算ですけれども、出してもらうようにしております。ただ、実際に話を進めてまいりますと、単純にエアコンを設置すればいいというものではなく、それに伴って電源施設であるとか、そういったものの工事もかなり入ってくるということで、特にときがわ町内の5校ともかなり施設が古いということから、単純に今幾らかかりますよというふうな見積もりは出せないということで、設計する必要が出てくるということになりました。それで、設計費用から見て、大体設置にかかわってはど のくらいになるんだろうかというような流れで今後進めていくというようなことになっております。
  ただ、まるきりわからなくても話が進みませんので、とりあえず学校に設置するには何台ぐらい現在で設置が見込まれるのか、それに対して機械については1台どのくらいかかるのかという見積もりについてはいただいております。各学校のほうに問い合わせて、5校で大体70台弱ぐらいの台数があれば必要な教室には設置できるだろうというふうに見込んでおります。
  これも学校によってまちまちなんですけれども、また機種によってもいろいろありまして、近隣で聞いてみますと、ガス式であるとか電気式、そういうようなものがあるそうです。電気式でも最近は電気料等を考えてエコアイス式というんですか、そういったものもあるそうですけれども、現在、学校の使用状況を見ると、普通の電気式が一番効率もよく設置も適しているだろうということで、大まかな機械代だけですけれども、それについては見積もりを出しております。
  それを設置したときの電気料についてなんですけれども、これについては使用によっても大分変わるということで、これにつきましても業者等の話を聞いてみますと大体10年、15年ぐらい前の機種から比べると電気代は約2分の1から3分の1というようなものになるそうです。ですから、大分電気料的には抑えられるのかなというふうに見ております。
  また、一昨年ですか、近隣の市町村でもつけたところがありますので、そこに問い合わせてみたんですけれども、夏休みの工事で秋から使用したということで、年間でどのくらいかかるかというのはまだ出ていないということで、具体的な数値はそのエアコンを設置したことによる電気料のアップ量というのはわからないということでしたので、それについても今後またいろいろ調べていく必要があるかなというふうに思っております。
  予算的なものについては以上です。
  それから、委員会での議論はどのような形で進んだかということですけれども、定例の教育委員会でもこの件につきましては投げかけております。教育長が以前の一般質問のときにも申し上げたとおり、暑い中でも暑さに耐える、寒い中でも寒さに耐えてということでやっていきたいという話はあるけれども、実際近年の状況を見ますと、そうはいっても暑さの限度を超えている状況もあるということで、その辺は教育委員さん方も一致した考えであります。ですから、設置については非常にありがたいと、ただ、その使用方法等については十分検討してやってほしいというような話が議論されました。
  それから、保護者や教職員の意向についてはどうかという話ですけれども、予算も確定した中で、大々的に保護者等に意見をアンケート等でとるのはどうかなというふうに思って、保護者の意見については聞いておりません。ただ、教職員のほうは、先ほども言いましたけれども、最近の暑さから考えると、特に9月、夏休みを通して教室等が暖まっちゃってきて、9月当初、1階、2階、3階と上がると、教室によっては40度近い教室もあるということで、臨時休業してもいいですかみたいな問い合わせもあるぐらい、かなり暑い状況で授業をやっているということもありました。ですから、今年度当初予算の中でも、学校のほうからエアコン設置を要望してきたという学校もありましたので、教職員とすれば、子供の健康管理、あるいは快適な授業ができるようにということで、エアコンの設置については要望があるというふうにこちらでは考えております。
  以上です。
○笹沼和利議長 6番、野口議員。
○6番 野口守隆議員 わかりました。でも、おおむねなり何なりもじゃ、今のところわからないと考えてよろしいわけですか。
  それから、もう1つは、私、やはり思うことは、いわゆる東電の事故からあって、確かに教育長の答弁も私も読ませてもらいましたが、暑さに耐え寒さに耐えると、賛否両論あるのは当然知っております。しかしながら、これからの電力の状況を考えますと、また節電という格好に夏はなるんじゃないかなと思います。去年のように企業に土日を操業して普通の日に休んでもらいたいというような状況が考えられないわけでもありません。先ほどの長島教育総務課長によると40度になると、以前と違うということは私も承知しております。しかしながら、電力事情、あるいは、こちらに今萩小の児童数、全校の児童数が出ております。今年度が53名、29年度になると33名になるんですよね、今の予定だと。果たして、長島教育総務課長と去年研修に行ってまいりましたが、統合の問題などもこれからやっぱり考えなければいけない時期にすべての教室に果たして入れていいのかなというのが私の一つの疑問なんです。
  今いるからそれは全部入れるというのは公平性としていいのかもしれませんが、長期的には、やはり児童がどんどん減少しておりますから、学校も当然減らさざるを得ないんじゃないかなと思います。そういった意味で、是非もう一度再検討していただきたいなというのが一つでございます。
  それから、さきほど保護者の話を私いたしましたが、実は何軒かの保護者に私聞いてみま した。エアコンは確かにありがたいと思います。でも、あんまりお金がかかるんであれば、今言ったような萩小の問題も出ておりましたが、実質的には、例えば学童保育なり保育料なりの免除、直接にしてもらったほうがありがたいと。それから、中学に入るときにかなりの保護者の今負担になっておりますよね、制服、それからジャージ、上履きなどで。そういった意味に使っていただいたほうがありがたいんですがというような意見も承っております。そういったことも是非保護者の意向調査をしたり、あるいは教育委員会として今後学校がどういったことになるのかということで、予算の絡みも当然あると思いますが、検討すべきでは、全部というのは検討すべきではないかなというのが私の私見でございます。そういったことで、検討していただければありがたいと思っておりますが。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  長島教育総務課長。
○長島富央教育総務課長 それでは、ご質問にお答えしたいと思います。
  小中学校全教室に設置というふうな表現にはなっておりますが、どの教室に設置するかということについては、各学校に問い合わせをしたときに、この先4年5年先を見通してほしいというようなことで投げかけております。ある程度の児童数については、4、5年先までは読めますので、学級数がふえていくのか減っていくのか、また小学校がはっきりすれば中学校の学級数もわかりますので、その中で例えばホームルームとして使わざるを得ない教室には当然、こっちのクラスはあってこっちのクラスはないというのは、それは子供にかわいそうですので、そこは基本的に入れると。ただ、この先、その中でクラスがなくなっちゃって、ここで入れておく必要がなくなってしまうとかということをよく精査して、学級数を出すようにということで調査をしております。
  ですから、実際、現在設置されていない教室については、83教室はエアコンが現在ないんですけれども、その中で、学校のほうに問い合わせた結果、4、5年先を見てエアコン設置が望まれるというか、予定される教室数等どのくらいになるかというと65教室ということで、大分そこでも減っております。その中でも十分今後4、5年先までは対応できるというような見通しでやっておりますので、そういった面での極力無駄のないようにというようなことで設置の教室等についても検討はしております。
  また、電力料については、確かに17%アップということで、そういった中での電力料のアップについてはかなり心配される部分かなというふうに思っておりますが、使用の規定等つくっていく中で、有効な使用の仕方等を検討する中で、ある程度の節電は可能になってくる のかなというふうに思っております。また、昨年度の震災の影響で各小中学校とも節電にはかなり取り組んでおりまして、学校によっては生徒会を挙げて節電の運動をしようということで、かなり成果を上げている学校もありますので、そういったところで子供たちや職員の意識を変えていくことによって、無駄な使用は避けられて効率的になるのかなというふうに思っております。
  ただ、いろいろご意見もありますので、設置に向けては、先ほどもちょっと申し上げましたように、設計から今年度入っていかなくてはならないかなと思っていますので、その中でどういう方法がいいのか、どういう機種を選定すればいいのか、使用方法についてはどんなことがいいのかということは十分検討してまいりたいというふうに思っております。
  以上です。
○笹沼和利議長 6番、野口議員。
○6番 野口守隆議員 わかりました。是非、ある程度精査していただきたいと思います。私の孫は神戸にいるんですが、今年度やっぱりエアコンが入ると言っていました。ただ、やはり3階のみというような話も聞いております。そういった意味で、確かに公平性もあろうかと思いますが、神戸に比べればはるかにこちらのほうが涼しいんですよね。そういったことで、保護者の意向も聞いていただきたいと思います。また、エアコンが嫌いな家庭もあるんですよね。また、エアコンかけるとアレルギーを起こす子もいます。そういったことで十分精査して、また使用方法ですよね。確かに9月は暑いですよね。ただ、炎天下でも労働していらっしゃる方もいるわけですから、教育的に考えて、すべて恵まれるのが果たしていいのかなというのが私の素朴な疑問でございます。そういったことで、是非精査していただきたいと思います。結構です。
○笹沼和利議長 いいですか。
○6番 野口守隆議員 はい。
○笹沼和利議長 では、続きまして、51ページ、庁舎維持管理事業の光熱水費についての答弁を願います。
  小峯総務課長。
○小峯光好総務課長 それでは、野口議員の庁舎維持管理事業の中の光熱水費、予算計上額ですと1,006万円になりますが、それにつきましてご説明を申し上げたいと思います。
  これにつきましては、本庁舎、第二庁舎の電気料、それから水道料を計上させていただきました。ご案内のとおり、第二庁舎のほう、今年度改修のほうを行っておりますが、今まで ボイラーと、あと冷凍機等で冷暖房のほうはやっていたものを、今後につきましては電気を使いましてエアコンということで、各部屋ごとにということになります。そういったこともありまして、まだ初めてこれから運用していくということで、光熱水費についても不確定な部分が非常に多いものですから、平成22年度の実績をもとに、それから重油等を使ってボイラーは行っていましたので、それらの金額等を合わせまして、検討しまして1,006万円という数字で計上のほうをさせていただきました。今後、1年たってみたところで、実績のほうは積み上がると思いますので、次年度については実績に基づいて計上できるかなというふうなことであります。
  昨年につきましては、電気料が、先ほどのお話にもありましたけれども、非常に節電ということで、庁舎でいくと大体75%ぐらい、25%削減という形で来ております。そこの辺のその数字を使っていくんじゃなくして、前年の22年度の数字を実績をもとに計上したところでございます。
  それから、ご質問の中で、町で全体でおおむねどのくらいというご質問ございましたけれども、これにつきましては、道路の防犯灯とか道路照明灯等、すべての町のほうで支払っている電気料でいきますと4,936万2,000円ぐらいですね。4,936万2,000円ということで端数はちょっと切らせてもらいますけれども、全体ですとその金額となります。そういった形で支払いのほうをしております。
  それから、今後懸念されます値上げについての関係なんですが、東京電力のほうから契約ごとに通知のほうを出しているんだと思いますが、平成24年2月4日の日に庁舎、本庁舎と第二庁舎の分ということで総務課のほうには来ているんですが、電気料金の値上げに伴う年間電気料、料金比較についてということで通知のほうは来ております。その中で試算もされているんですが、本庁舎と第二庁舎で年間、引き上げ率ですと大体9から10%ということで、合わせますと大体110万円ぐらいの値上げになるということであります。いろいろと各団体反対を表明している等がございまして、今のところそういった動きの中でありますけれども、その辺のところで動いていく中でまた電気料金については確定次第補正、あるいはそういった節電等対応していく中で、町としても対応していきたいとは思っているんですけれども、計上についてはそういった経過の中で計上させていただいております。
  以上です。
○笹沼和利議長 6番、野口議員。
○6番 野口守隆議員 今、4,936万円と言われました。これは、じゃ、いわゆる町で管理し ている公共施設の全部の電気料と考えてよろしいんでしょうか。
  それから、今課長が言いましたとおり、川口市とか坂戸市では値上げを撤回してもらいたいということで要望書を出しておるようですが、ときがわ町ではそういった考えはあるんでしょうか。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  小峯総務課長。
○小峯光好総務課長 1点目の先ほどの金額については全体かという話ですけれども、これは道路照明灯とか町で管理している電気の関係すべてです。よろしくお願いします。
  それから、値上げについての関係でございますけれども、これは、関東町村会のほうでも東京電力と、あと国の方に要望書等上げております。そういったことで上げている立場と同じ形で町としても考えているということで、いろいろな経済的な影響等もありますので、その辺のところの配慮と、あと十分な説明をしてほしいというふうな内容の要望書でございますけれども、そういった形で関東町村会のほうで国等に上げておりますので、そういった形で、その傘下ですので、町についてもそういう考えでいるということでございます。
○笹沼和利議長 6番、野口議員。
○6番 野口守隆議員 わかりました。きのうのテレビをずっと見ていると、東日本大震災のことでいっぱい報道されておりました。特にこの原子力発電についてはかなり深刻になっていると思っております。先ほどのエアコンの話と同じなんですが、確かにこれは人災だったと思っております。東電に大きな責任があるのは当然だとは思いますが、それながら、今火力発電をやっているわけですよね。原子力発電を再開するかどうかというのは政治的判断だとは思いますが、もう少し東電に努力してもらって、ただ値上げを認めるんではなくて、是非強く言っていただいて、東電の責任追及もする必要があるんじゃないかなと思っております。これは答弁は結構です。
  以上です。
○笹沼和利議長 では、続きまして、89ページ、お出かけご一緒ボランティアについて答弁願います。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 お答えをいたします。
  この制度につきましては、既にご近所の方と乗り合わせ等を行いまして通院ですとかゲートボールの練習、そういったところへ行っているということで、善意で行っていただいてい る方もおりますけれども、これもあくまでもボランティアという形の中で地域のコミュニティーづくりのためにこういった形で既に活動といいますか、実施している方について少しでも援助ができればというようなことで始めるというようなことでございますけれども、そういった中で、飯能市の車の無償貸し出しにつきましては、飯能市の社協、またときがわ町の社協につきましても、内容等が違う部分があろうかと思いますけれども、まず例えば貸し出しにつきましても、自由に使える車の台数ですとか、あるいは予算の関係、予算規模の関係等、さまざまなこともあると思いますので、先ほどご意見いただきましたけれども、こちらも社協のほうには話をしておきたいというふうに考えております。
  それから、誓約書についてでございますけれども、誓約書も、先ほども申し上げましたとおり、この制度の中でまた見直して、もし必要がなければ見直していくということで、またこの制度の改正の中でよりよい方向に進めればというようなことですので、またこちらについても社協のほうによくお話のほうはさせていただきたいと思いますけれども。よろしくお願いいたします。
○笹沼和利議長 6番、野口議員。
○6番 野口守隆議員 わかりました。是非そうしていただき、この要綱はこれ見直していただきたいと思います。本当に上からの目線でお金を出すから事故起こしたらあんた全部責任を持ちなさいと、確かに責任を持つのは当たり前なんですが、そこまで念を押されて、やはりこれ善意でやっていることですから、要綱の見直しはお願いしたいと思います。
  以上です。
○笹沼和利議長 回答はよろしいですか。
  暫時休憩いたします。
  再開を2時20分。
                                (午後 2時02分)
─────────────────────────────────────────────────
○笹沼和利議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午後 2時20分)
─────────────────────────────────────────────────
○笹沼和利議長 ほかに質疑ございませんか。
  7番、小宮議員。
○7番 小宮 正議員 2つばかりちょっと質問したいと思います。
  51ページの備品購入費のリースから今度は車を買うということでございますけれども、何台ぐらい買うのかなということで、台数がわかれば教えていただきたいと思います。
  それと、155ページの都市と農山村の交流事業委託で林業体験というのがあるわけですけれども、この中身がわかればちょっと教えていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
○笹沼和利議長 答弁、まず51ページ、備品購入、庁用車購入事業ですね。答弁願います。
  小峯総務課長。
○小峯光好総務課長 それでは、小宮議員のご質問にお答えいたします。
  庁用車の購入の予定ということでございますが、24年度の計上としましては4台を予定しております。
  以上です。
○笹沼和利議長 7番、小宮議員。
○7番 小宮 正議員 4台ということですけれども、これはやっぱりことしの4月から補助制度ができたと思うんですね、税金の。そういう補助対象車を買う予定はあるんですか。よろしくお願いします。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  小峯総務課長。
○小峯光好総務課長 それでは、お答えいたします。
  一応4台ですが、この中で、環境の対策がされている車ですと、環境対策の補助金等も適用になると思うんですが、特に電気自動車とか、そういった車については考えておりません。
  以上です。
○笹沼和利議長 7番、小宮議員。
○7番 小宮 正議員 電気自動車はまだだと思うんだけれども、普通の今エコカーなんかの場合は、特殊な車、ハイブリッド車なんかは多分補助金が出ると思うんですけれども、ほか以外は車の場合は規制がなかなか厳しそうなので、どうせ4台買うと大体1台約10万円近い補助金が来る予定だと思うんですね。できればそういうものをうまく使って買うように努力していってもらいたいと思いますので、よろしくお願いします。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  小峯総務課長。
○小峯光好総務課長 十分に検討した上で購入のほうをしてまいりたいというふうに考えてい ます。
○笹沼和利議長 続きまして、155ページ、都市と農山村の交流事業、林業体験、答弁願います。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 それでは、小宮議員のご質問にお答えさせていただきます。
  まず、この都市と農山村の交流事業の委託費ということで55万円を計上させていただいております。この事業につきましては、都市と農山村の交流ということで、こちらは委託先を、昨年ですと2団体に委託してございます。特にこの中で、ご質問の林業体験等につきましては、NPOのほうに委託をさせていただきまして、都幾川の源流の森づくり事業ということで、これは実際に間伐をいたしまして広葉樹を植栽する等々の事業を実施してございます。
  それから、もう1つ、竹林の間伐事業というふうなことで、これは竹林を伐採して間伐をいたしまして、それを炭焼きに活用するというふうな事業も実施してございます。今年度についても、これを委託ということで、こういった形での林業体験ということで、引き続き間伐等の体験等を実施していきたいというふうに考えております。
  それから、もう1つ、里山体験ということで、これは地元の西平のやすらぎの家の裏のどんぐり山がございますけれども、こちらの守る会のほうに炭焼き体験、あるいはキノコのこま打ち体験、そういったところも委託して、今年度、23年度実施しています。来年度についても引き続きそういった体験事業をこの中で実施していくというふうな予定でございますので、よろしくお願いいたします。
  以上です。
○笹沼和利議長 7番、小宮議員。
○7番 小宮 正議員 これ、本当にいい事業だと思うんですね、私も。それで、その関係で、先ほど野原議員が薪ストーブの件もあったと思うんですね。この薪ストーブもやっぱりそういうふうに間伐したものを、せっかく今地域振興室には薪割り機もございます。せっかく昔買って、あそこで、平のほうで、お祭りですかね、お祭りのときだったかな、そういう体験コーナーもあったと思うので、あれはふるさと、西平の今のやすらぎのところで昔やったような気もあったと思うんですけれども、そういうやっぱり間伐材をここをうまく、キノコもいいと思うんですけれども、炭もまたいいと思うんですね。全部使えるわけではないと思うので、せっかく林業体験で来ていただいた人にそういう間伐材を再利用してまきにするとか、そういうことをして、また、薪ストーブの啓発にもなるように、薪ストーブを買った人には 今度はその間伐材をあげるとか、何とかこううまく環境課と産業観光課のほうで手をしっかり組んで、両方いいようにいくチームワークづくりができればいいかなと思いますけれども。そういうこれからのネットワークをやっていく考えがあるかお聞きしたいと思います。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 お答えさせていただきます。
  まさしく、今、小宮議員がおっしゃるように、この間伐材の活用というのは町のほうの課題として取り組んでいます。有効活用ということで、こういった体験事業で出た間伐材も、薪づくり等も含めてこういった事業の中に取り入れられればというふうに考えておりますので、また今後こういった事業で出た材の有効活用、こういったものもまた環境課とも連携しながら積極的に活用してまいりたいというふうに考えております。
  以上です。
○笹沼和利議長 よろしいですか。
○7番 小宮 正議員 はい、いいですよ。
○笹沼和利議長 ほかに質疑ございませんか。
  9番、鳥越議員。
○9番 鳥越準司議員 9番、鳥越でございます。3つばかり質問させていただきます。
  まず、49ページでございますけれども、職員研修事業、ここに町職員能力向上研修ということで15万円計上されております。昨年はちなみに20万円、今回5万円減っているんですけれども、5万円となりますと25%の減なんです。ただ、やっぱり職員の方にも研修をどんどん受けていただいて能力は向上していかないと、特にこういった小さな町ですと、なかなか能力向上、その辺を経験だけではうまくいかない部分があると思います。大きな都市ですとそれなりの上達者、その辺の方がいらっしゃいますので教育はできるんでしょうけれども、やっぱり教育を受けてみて初めて能力を向上できるという部分はあると思います。例えば、今問題になっておりました第二庁舎、それと都幾川公民館の、あのいわゆる施工監理、あれは、ある面では町の職員の若干の能力不足、やっぱり技能向上があればああいったことも多少はなかったんではないかというふうに考えております。
  例えば、ここで計画している町職員の能力向上研修は、何を目的としているのかというのはまだわかっておりませんけれども、昨年の20万円とは中身が何であったか。それと、今年度の15万円はどういう目的と内容を求めてこういう計上をしたのか。その辺をお知らせいた だきたいと思います。
  次に、55ページ、下のほうの町有林野管理事業の立木補償金3,330万円。これは、先日の予算説明の中では特定分収林の事業のオーナーの方への返還金だということで、111名、1人30万円で3,330万円ということなんですが、先ほど、午前中の質問の中で積み立て、いわゆる基金の繰入金が2,133万3,000円、これで行きますと、111名で割りますと19万3,189円になるんですが、約10万円部分の上乗せということで、一昨年の私の一般質問の中では、例えば飯能市は現在の価格でもって分収林の分収を行ったというご返答がございました。
  分収林は、過去の都幾川村でもってやった事業でございます。その中で、返答の中では分収林はいわゆる元本を保証したものじゃないということで、現在の価格は、21年度に調査しましたところ、大体当時の4分の1くらいになっているということでございます。持ち分、いわゆる分収割合からいきますと町が50、出資者が50となりますと、この111人の倍になって本来は222で割るべきじゃないかと。ある面では、優しさの町ですので10歩譲ったとしても、ちょっと現在の価格からいったとしても30万円は多過ぎるというふうには考えます。つまり、約1,000万以上の町の持ち出しになってくるわけです。これが111名の方に対して町民が1,000万円をかぶるのかということを考えますと、ちょっと多過ぎるというふうには考えますが。
  あと、そのときのご答弁、一般質問のご答弁ですと、いわゆるオーナー会議を持って、どう分収するかということの説明をしたいということなんですが、この30万円という額はその会議を持った席で出資者の方にもうお話をしたのかどうか。つまり、予算もまだ決まっていないのに、そこまで、わかりませんけれども、言ってあるのかどうか。どういうお話をそのときにしたのかということをお知らせいただきたいと思います。
  続きまして、61ページ、ホームページのデザイン変更ということなんですが、これはいつごろおやりになるのか。中身はちょっと私個人的に聞きましたので結構でございますけれども、大体いつごろをめどにホームページをお変えになるのかということと、インターネット環境提供事業の中で、無線LAN訪問設定サービス料、業務委託料が4万9,000円ございますけれども、この訪問設定サービスというのは、何に対してサービスをするのか。と同時に、昨年はこの欄にウィジェット開発ということで300万円が計上されておりますけれども、このウィジェット開発がどのように今生きているのかということについてお聞きしたいと思います。
  以上です。
○笹沼和利議長 では、最初に49ページ、職員研修事業について、町職員能力向上研修について答弁願います。
  小峯総務課長。
○小峯光好総務課長 それでは、鳥越議員のご質問にお答えいたします。
  まずは役場の職員の研修についてでございますが、お答えする前に、研修につきましては町独自で研修をやっている研修と、それから、節でいきますと負担金、補助及び交付金のところに負担金で市町村職員研修一部負担金ということで1万円上げてありますが、こちらのほうは彩の国さいたま人づくり広域連合という組織がございます。これは、埼玉県と埼玉県下の全市町村をもって組織する組織でございますが、そちらのほうで行う研修が、各階層、課長とか係長とか、そういう階層区分の能力を開発する研修、あるいは専門研修等も行っております。そこへの職員の派遣が1つございまして、そちらの研修と、あと役場の中で全体の職員を対象にして研修する、あるいは管理職だけを研修対象として研修をするということで、町独自で行っている研修と2通りの中で職員については研修を行っている実情でございます。
  お尋ねになっております委託料の中の町職員能力向上研修が15万円計上させていただいております。その下に、管理職研修ということで15万円、予算のほう計上させていただいております。上の町職員能力向上研修については5万円のご案内のとおり減になっておりますが、そちらの下の管理職研修については15万円ということで新規につけてございます。全体でいきますと10万円の上昇といいますか、という形になるわけですけれども、そういった形で職員の研修については充実させていこうということであります。
  13の委託料のところで、メンタルヘルス研修ということで、管理職対象ということで掲げてございますが、管理職員につきましてはメンタルヘルスの研修等も特にことしについては進めていきたいということで、こちらのほうにも計上させていただいております。人事管理等も含めまして管理職職員の研修を充実するということで新たに計上もしまして、職員のほうについても充実させていきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いします。
  以上です。
○笹沼和利議長 9番、鳥越議員。
○9番 鳥越準司議員 今、お返事いただきまして、管理職はもう、研修をすればよくなるんだったらそれでいいんですが、はっきり言えば、もっと下の方の研修をどのようにして能力向上を図るかということが目的だと思うんですが、先ほどの質問の中では、これの15万円の 中身、それから昨年の20万円の中身は何でかというご質問を差し上げたんですが、ご返事がなかったものですから、その辺についてお知らせいただきたいと思います。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  小峯総務課長。
○小峯光好総務課長 失礼しました。平成23年度の研修の内容でございますが、行政介入暴力研修、それから情報公開研修、それから人事評価研修ということで、3回ですか、全体の職員を対象に行っております。
  以上です。
○笹沼和利議長 もう1つ。答弁願います。
○小峯光好総務課長 それでは、お答えします。
  24年度につきましては、まだ項目等が決まってございません。各研修については今検討中でございます。
○笹沼和利議長 9番、鳥越議員。
○9番 鳥越準司議員 今お聞きしますと、昨年にはどちらかというと文科系、人事能力とかその辺の研修だったと思うんですが、今問題になっているところは、どちらかというと技術系の技能向上、これをやっぱりきちっと図るべきじゃないかということもありますので、この辺の研修については何かお考えございますか。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  小峯総務課長。
○小峯光好総務課長 各専門の建築だとか土木だとか、そういった研修については、各事業系の事業の中で国あるいは県等の研修等も、細かい技術者に対する研修というのがございますので、そちらのほうの研修には参加しておりますので、その辺のところを充実させていきたいというふうに考えております。
○笹沼和利議長 続きまして、55ページ、町有林野管理事業、答弁願います。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 それでは、55ページの町有林野管理事業の立木補償金3,330万円ということでご質問いただきました。お答えさせていただきます。
  まず、午前中の歳入のところでもご質問いただきましたけれども、こちらの基金のほうの充当ということで2,133万3,000円を計上させていただいておりますが、こちらにつきましては、この内訳として、この2,133万3,000円のうち318万3,902円、こちらがこの30年間に発生 しました災害等におけます立木の保険の配当金になります。それから、この基金には今の保険金が含まれておりまして、それと基金を活用して、これが1,814万9,546円ということで、両方合わせますとこの2,133万3,000円ということになります。
  基金全体の残高につきましては、午前中もお答えさせていただきましたけれども、2,869万1,373円ということでございまして、この57年契約に当たります人数111人、これはこの保険金を含めた金額として今回配当させていただく金額ということで計上をさせていただているものでございます。
  昭和61年契約の方がおりますが、こちらは、この基金につきましては735万7,000円という金額になります。この基金全体からこの保険金を除いて、その残りの額をこの分収林オーナーの全体の人数で配分しますとそういった金額になります。今回2,133万3,000円というのが、保険金を含めたこの昭和57年契約の配当額という金額でございます。
  ご質問のオーナーへの説明会等でございますけれども、こちらにつきましては、昨年のまず第1回目でございますが、7月21日に開催をさせていただいております。その中で、今回のオーナーの説明会で町が評価した金額、こちらを提案させていただきました。これについては、30年たちまして実際の立木の評価がどの程度になるかということで、こちらのほうで評価をいたしまして、そちらを提示させていただきました。金額としては、これは従来契約どおり伐採をして50%ずつ配当いたしますと、1人当たり約3万5,000円という金額になりました。こういった金額を提示させていただく中で、説明会を開催する中で非常にオーナーの皆さんからはいろんな意見をいただきました。これではとても承諾できないという意見が大半でありました。そういったことを踏まえまして、町のほうでもいろいろ検討させていただきまして、議会のほうにも、これは議会の全員協議会の中でご説明をさせていただきました。現状と、それから今回1人当たり30万円ということで精算させていただきますけれども、この考え方をご説明させていただきました。
  この考え方に関しては、当時とすれば非常に木材が、昭和55年がピークだったと思うんですけれども、そこから若干、これは昭和57年ですから、やや下降ぎみになってきた。それの30年後ということで、非常に当時とすればこの30年後の価格については想定する額をおおむね、当然30万円ということではなくて、30万円プラスアルファということでオーナーさんにはお返しできるという算定をしていたわけです。今回、ときがわ町だけではなくて、この分収林特定事業に取り組んでいる、県内ですと飯能市さん、それから秩父市さん等々の実績を見ますと、ほとんどこの当時の費用負担額相当の金額が評価されているところはありません。
  そういう中で、町のほうとしても、このオーナーの方々にいろんなご指摘をいただく中で、町のほうとしても第2回の説明会を実施いたしました。これは10月29日に説明会を実施してございます。その中で町の考え方ということで、それぞれオーナーの方々に、この10月29日の説明会を開催するに当たりまして、町の精算額というものを1口当たり、1人当たり30万円というものを提示させていただきました。それは、この10月29日の説明会の開催の通知とあわせて町の考え方を提示させていただきました。これが30万円です。先ほどもご説明いたしましたけれども、議会の全員協議会の中でもこの町の30万円の考え方というのもご説明をさせていただきました。その中で、各オーナーの皆様にもこの30万円のご提示をさせていただいたわけです。
  その中で、2回目の説明会を行う中で各オーナーさんから意向確認というのをとりました。この町の考え方、30万円で精算するという考え方についてはどう考えるかということも改めて意向確認をさせていただきました。この中では、約111名の方のうち85名から回答をいただきました。賛成する方が約60%で、中には町に寄附をしますというふうな方も少数でありましたけれども、いました。無記入の方もおりましたけれども、おおむねこの町の考え方にご賛同いただける方が大半というふうに町のほうは考えています。ただ、中には30万円プラスアルファを望まれている方もいます。これは何名かの方々ですけれども、やはりこれからそれぞれ111名の方に今同意書をいただくことでこの精算をするということで、111名それぞれから同意書をいただいて、いただいた方から精算をしていくというふうな今考え方でおります。
  今回、当然、基金だけではこの精算額、3,330万円は不足しますので、今回、一般財源ということで約1,196万7,000円ということで、一般財源を充当させていただきまして精算をするというふうなことでお願いしたいかと考えています。あくまでこれから、これは111名ですので1年間ですべて精算できるかどうかというのはありますけれども、これはとにかく皆さんはもう大分、30年経過していますので、年をとられている方が多いです。当然、県外に転出されている方もおりますので、やっぱり精算を望まれている方がほとんど多くなっていますので、町のほうとしても、これで予算をいただいた後に、順次同意いただいた方から精算をしていきたいというふうに考えております。
  以上です。
○笹沼和利議長 9番、鳥越議員。
○9番 鳥越準司議員 今ご返答いただきまして、まず30万円はもうオーナーの方にご提示を されたということでございますけれども、まず最初に、1つは、現在の立ち木は伐採をしないで、いわゆる町のもとするということでいいわけですね。それと、この30万円、オーナーの方に提示して、現在の価格でいきますと3万円ぐらいだと、3万5,000円ですか、それが10倍近いお金が黙っていても返ってくるということで、はっきり言いますと賛成されるのが当たり前だというふうに考えております。これは、あくまでも当時としては約束のできない金、先ほど言いましたように元本保証がないわけですから、一つの投機なんですよね。だというふうに私は考えますけれども、それが、はっきり言えば、その30万円出したのが丸々返ってくる。それは町の一般財源、税金の上乗せでもって返ってくるということで、その111名の方はいいでしょうけれども、そのほかの町民の方が果たして1,000万円以上超える一般財源の持ち出しに対して理解ができるかどうかということについて、その辺のお考えはいかがかなと。それでいいのかどうかと思いますけれども、どうでしょうか。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 お答えさせていただきます。
  確かにこの当時、この分収林事業につきましては当然元本割れ等は考えておりません。もちろん、対象としてこれは埼玉県がまず募集をして、あっせんをしたということでありますけれども、その当時は、やはり県民の方を対象にしているわけですね。もちろん、個々の方々がそれぞれ応募して、これはこの当時は大変応募が多くて抽せんということでもありました。その中で、確かに契約書、当初から元本割れについてはこれは一切確かに書かれてはおりません。ただ、そういう中で、やはりオーナーさんとすれば、今後30年後、自分たちが出資して森林づくり、森づくりを行うというふうなことで、ある面ではよく夢を買ったという方もおりました。
  しかしながら、やはり当時30万円を出資をして、実際に配当される額というのが、当時の算定とすると約48万円ぐらいになってくるんですね。やはりそういったところも、オーナーさんとすれば、特にこういった事業につきましては、県や、それから当時村ですけれども、そういったところがこの事業を実施していますので、それぞれ皆さんとすれば、県や村がやることだから、当然そういったことはないだろうというふうに皆さんやっぱり考えています。町としても、そういった元金保証という義務は契約書の中にはありませんけれども、これまでオーナーさんと30年間、このときがわ町の応援団ということでいろいろご支援もしていただきましたし、信頼関係も築いてきています。今後、やはり町としても、こういった方々が 積極的に町を応援していただく、そういった信頼関係を継続していきたいというふうなこともございます。そういう中で、今回はオーナーさんには当初の負担額ということで、それ以上についてはお出しできませんけれども、当初の費用負担額相当でこの立木を町のほうで買い取らせていただくというふうなことでご提示をさせていただいたものでございます。
  なお、この立木についてでございますけれども、先ほど私が3万5,000円というふうなお話を申し上げましたけれども、全体的な立木の評価というのは、立木自体では約2,900万円あります。そういう中で、伐採費用ですとか、そういった運搬費ですとか、諸費用を除いて、これはよく山売りというんですけれども、そういった諸費用を除いて材木業者さんが買い取る価格というのが総額で約460万円。これを契約どおり配当しますと約3万5,000円というふうな金額になっております。
  当然、これから町のほうが立木を買い取るということですので、これは本数にして約1万5,000本あります。これを町のこれから財産として管理していくということで、当然、当時とすれば20年経過している木を分収していますので、30年経過していますから、約50年たっているわけです。まだ実際にヒノキ等については管理が必要かなと、まだ細い部分がありますので、そういったことで今後町が町の財産として管理をしていくというふうなことでございますので、ご理解いただければと思います。
  以上です。
○9番 鳥越準司議員 町民に対するあれはどうなんですか。
○笹沼和利議長 町民に対する説明についてどのように考えるか。追加答弁お願いします。
○山崎政明産業観光課長 町民に対してということでございますが、これは確かにこの基金と、それから一般財源というふうなことで約1,200万円充当させていただくわけです。これは貴重な税金というふうなことで、これは基金についても全くそのとおりで、すべてがこれは投資していただいた金額の残金とそれからこれは貴重な税金ということでご精算させていただくわけですけれども、やはり住民の皆様には、先ほど申し上げたとおり、町の財産としてはやはりこれだけの、あそこは大野の浅間というところになるんですけれども、最上流に当たりますし、源流にも当たりますし、そういった水源涵養的な森林、それからこれからの町が進めております木材利用という面からも、きちっと財産として当然この森林は残っていくわけですから、そういった意味で住民の皆様にもご理解いただければというふうに考えています。
  以上です。
○笹沼和利議長 9番、鳥越議員。
○9番 鳥越準司議員 この件については、もうご質問してもいい答えも出てこないしなんですが、この立木だって、はっきり言えば、あと20年、30年ほうっておくわけにはいかないと思うんですが、その後、計画としてはどのような形でもって伐採なり材木化していくのかということだけをお聞きして、この質問は終わりたいと思います。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 お答えさせていただきます。
  もう50年経過しておりますので、ほぼ森林の整備については手は抜けてきています。ただ、先ほど申し上げたとおり、まだ間伐のほうは若干必要だと思っています。作業道等は当時、この30年の中で入れさせてもらっていますので、実際に木を伐採して搬出するときになっては作業道等も補足で入れる必要はあろうかとは思いますが、今後は、現在の木の管理については間伐等を実施する中で管理していくというふうなことで、おおむね、もう50年からの木になっていますから、60年、70年というふうなことで、一度に今伐採するということではなくて、順次そういった形で間伐を実施していければというふうに考えております。
  以上です。
○9番 鳥越準司議員 結構です。
○笹沼和利議長 続きまして、61ページのところで、インターネット、ホームページ関係で答弁願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 鳥越議員のご質問にお答えをさせていただきます。
  ホームページのデザイン変更につきましては、現在のホームページが新しくなりまして、既に2年半ほど経過をしてございます。新しいホームページではワイド画面等に移行しているものも多く、そういった今風の新しいデザインに変更したいということで、いつごろまでに変更するのかというご質問でございますけれども、新年度に入りましたらば早急に手をつけまして、なるべく早い時期に、年度の後半に入らないようになるべく早く実施したいと思います。
  以上でございます。
○笹沼和利議長 続いて、一緒にお願いします。
○久保 均企画財政課長 はい。次の無線LAN訪問設定サービスの関係でございますけれど も、これにつきましては、光の回線を使いましてWi−Fi環境ということで、無線LANが無料で使える環境をどんどんふやしていこうということで計画をしてございます。これについては、一般の飲食店さんですとか、お店ですとか、そういったところでお申し込みをいただいた方については機器を取りつけて、設定を無料でさせていただくということで考えております。
  また、次の3点目のウィジェットの関係でございますけれども、昨年は、ウィジェットの開発ということで300万円の予算を計上させていただいておりました。その後、いろいろ検討いたしまして、バスの時刻表を検索するシステムをつくれないだろうかということで検討をいろいろいたしました。そして、見積もり等を精査する中で、この技術についてはまだ開発途上の技術ということで、見積もりを徴しましたところその倍近くのお金がかかるということで、一たんその部分については断念をいたしまして、その後、埼玉大学さんと協議をいたしまして、埼玉大学さんと共同で開発していこうということで、金額的には100万円なんですけれども、共同開発ということで現在取り組んでおりまして、年度内の完成を目指しているということで、バスの時刻表検索システムを別途開発するということで現在進んでいるところでございます。
  以上でございます。
○笹沼和利議長 9番、鳥越議員。
○9番 鳥越準司議員 そうしますと、ウィジェットについては、ただいま別に埼玉大学と共同で時刻検索なんですが、大体今年度中にはめどがつきそうですか。
  それと、さっきのホームページの早急にということだったんですが、大体何カ月ぐらいかかるんでしょうか。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 埼玉大学さんのほうの関係につきましては、現在進めているところということで、年度内完成を目指して今一生懸命努力しているところでございます。
  ホームページのデザイン変更につきましては、新しく設計し直しというところもございますので、早急にということで年度の後半には入らないように、なるべく早くしたいと思います。
  以上でございます。
○9番 鳥越準司議員 いいです。
○笹沼和利議長 よろしいですか。
  ほかに質疑ございませんか。
  2番、小島議員。
○2番 小島 浩議員 2番、小島です。
  ページ、213ページ、中ほどにもみじ太鼓まつり実行委員会補助金220万円という歳出の予定がございます。この事業内容と申しましょうか、220万円の使い道ですか。既存のステージの前に木製で臨時のステージを広げるがためにつくってある台、そういったところに多く費やしているのかどうか、その点ちょっとお伺いしたいなと。お願いいたします。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  柴崎生涯学習課長。
○柴崎秀雄生涯学習課長 それでは、お答えを申し上げます。
  もみじ太鼓まつりにつきましては、これは補助金もいただく中で実施しております。今年度19回ということで、来年度20回になるんですが、毎年10団体、町内の団体にも2団体入ってもらっていまして、そういった団体への参加していただく費用ということと、あとステージを設置するための費用、こういったものを主に支出として出しております。
  以上です。
○笹沼和利議長 2番、小島議員。
○2番 小島 浩議員 わかりました。ありがとうございます。
  その220万円の用途についてはわかりました。ときがわ町は、観光入れ込み客100万人を目指して今いろんな試行錯誤、政策を模索中ですけれども、先ほど課長の答弁にもございましたが、もみじ太鼓まつりには町外からも多数の団体いらっしゃいますので、そういう団体の皆さんに、太鼓チームの皆さんですね、ときがわのよさをどういう形でアピールしているのか。その辺の、もう来るとわかっている団体の皆さん、そういったところを通じて100万人を目指し、施策を展開してもいいかなと思うんですけれども、どういうアピールをされているか、その辺ちょっとお伺いしたいと存じます。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  柴崎生涯学習課長。
○柴崎秀雄生涯学習課長 まず、申し込みを毎年、町の太鼓をやっている団体の方も含めて、その年度年度で申し込みをいただく団体を募集をしております。町のよさをアピールということで、特に何かこちらから、こういういいところがありますとかということはありません けれども、やっぱり現場へ来てもらって、あそこは雀川砂防ダム公園ですか、そちらのやっぱりきれいな水とか景色を見ていただいて、あとは町内を通っておいでになりますので、そういう中で町のよさを知っていただくということと、あとは町のパンフレットを当日はお渡しするという、そのような取り組みをしております。
  以上です。
○笹沼和利議長 2番、小島議員。
○2番 小島 浩議員 わかりました。是非、100万人を目指していろんなところから輪を広げていただいて、多くの観光客を誘致し、多くのお金を落としていただけるように、そのような政策をひとつお願いしたいと思います。
  以上で結構です。
○笹沼和利議長 ほかに質疑ございませんか。
  8番、野原和夫議員。
○8番 野原和夫議員 8番、野原和夫です。何点かお伺いします。
  毎回質問している内容で、ページが70ページの町自衛隊父兄会補助金、これは旧玉川にはなかった予算が、旧都幾川と合併した当時に予算化された問題でございますが、金額は少ないにしても、内容としては聞くところによりますと、賛助会員、この議員ほとんどが賛助会員になっている、私を除いてなっているのかわかりませんが、そういう人たちが運動していて、果たして自衛隊に入隊した人がいたのかどうか、この点を伺います。それと、この問題はそれを聞きます。
  それから、94ページ、95ページに老人在宅福祉事業が13節あります。この委託料が大分金額が行っておりますので、この委託問題は、委託先をお知らせ願います。
  それから、116、117の13節で、成人健診事業、これ新規事業でございますが、この問題についても、健康意識調査業務、これはどこへどのように委託されるのか。
  この3点をとりあえずお願いします。
○笹沼和利議長 まずは1点、71ページ、自衛官募集事務事業について答弁願います。
  小峯総務課長。
○小峯光好総務課長 それでは、野原議員のご質問にお答えいたします。
  自衛隊の募集事務の関係で、最近ときがわ町から自衛隊のほうに入隊された方がいらっしゃるかという話ですが、ときがわ町のほうから、ここ私の記憶ですと2名ぐらい入隊しているということに記憶しております。年度についてはちょっと記憶の中にないんですが、ごく 最近2名入隊したという話を聞いておりますので、ご報告します。
  以上です。
○笹沼和利議長 8番、野原和夫議員。
○8番 野原和夫議員 実は、賛助会員の人たちが働きかけて入隊したのかということを聞いているんですが。ほかに会員の人もいると思いますけれども、そういう人たちの手助け、そういうもとがあって2名入ったのか。
  以前、この問題に触れて、ちょっと会員の中で少し問題があったので、会長はふさわしくないんじゃないかということも指摘したら、その会長は任命されていないということも指摘があったので、それで前の蜉ト査委員のときにはこれはよくないということで答弁をいただきましたが、その後、賛助会員ということで認められてしまいましたけれども、賛助会員というのはお金を出し合って助ける会員だと思いますが、どのようにこの2名を入隊させたのかどうか、事実はあるのかどうか、その点を伺います。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  小峯総務課長。
○小峯光好総務課長 それでは、お答えいたします。
  自衛隊父兄会につきましては、ご案内のとおり、正会員と賛助会員ということで会員がございます。正会員につきましては、実際にお子さんが自衛隊に入隊されているとか、そういったことの方が正会員、それから自衛隊父兄会の趣旨に賛同するということで会員となられている方が賛助会員という形の中で、組織立って活動されているというふうに思います。
  じゃ、その2人の入隊者について、正会員が勧誘したのか、賛助会員が勧誘したかということについてはこちらでは把握してございませんので、活動の中で自衛隊父兄会の事業の中には自衛隊の広報その他行事に関する協力ということがございます。そういった意味で、町としましても自衛官の募集事務について自衛隊父兄会と協力関係ありまして、補助も出しているということであります。そういった中で、今回隊員については入隊されたということだと思います。自衛隊父兄会の最近の事業の中には、募集の中で自衛隊の説明会等も開いていただいているようです。そういったことの中で、そういった機会のときに高校生とか入隊したい方、希望者の方が説明会に来られて、それで入ってみようということで入隊されたというふうに考えております。
  以上です。
○笹沼和利議長 8番、野原和夫議員。
○8番 野原和夫議員 先ほど私が述べました、私を除いてかはわかりませんが、この議員の中で賛助会員は何名いるのか、お伺いできればありがたい。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  小峯総務課長。
○小峯光好総務課長 それでは、お答えいたします。
  議員の皆さんで自衛隊父兄会のほうに加入されている方は11名いらっしゃるというふうに聞いております。
○8番 野原和夫議員 もういいです。
○笹沼和利議長 続きまして、95ページの老人在宅福祉事業の委託料について答弁願います。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 お答えをいたします。
  この委託料の委託先でございますけれども、まずデイサービスについての委託料については社会福祉協議会、それからその下のホームヘルプ事業についてもやはり同じ社会福祉協議会でございます。その下の紙おむつ支給事業についても、社会福祉協議会でございます。それから、寝具乾燥サービス委託料、これはサンクリーンシノということで、町内にある洗濯の業者でございます。それから、配食サービスの委託ですが、よし乃郷とセブンイレブン玉川店、この2事業所に委託をしているものでございます。
  以上です。
○笹沼和利議長 8番、野原和夫議員。
○8番 野原和夫議員 その中で、配食については前年度比較では減額になっておりますが、サービスが向上されているのか、サービスの向上は減らしているのかどうか、この点をお伺いします。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 お答えをいたします。
  サービスについては前と変わらないサービスは実施しております。この配食サービスについても、やはりその月々によって対象者がふえたり減ったり、あるいは配食を一時休む方もおりますけれども、そういったことでかなりの変動が出てくるということでございます。
  以上です。
○笹沼和利議長 よろしいですか。
○8番 野原和夫議員 はい。
○笹沼和利議長 では、続きまして、117ページのところの成人健診事業、答弁願います。
  蜥ャ民課長。
○蜻セ一郎理事兼町民課長 成人健診事業の中の委託料の一番下になりますが、業務委託料ということで、健康意識調査業務でございますが、こちらは大腸がんにつきましてクーポン券の発送をしようということで23年度から実施をしております。そのクーポン券の発送にあわせまして、アンケートしたいというふうなことで考えております。また、この委託の業者でございますが、来年度のことですから契約については来年度になりますが、一応予算の積算ということで見積もりをいただきましたのは、まちづくり研究所というところからいただいております。
  以上でございます。
○8番 野原和夫議員 いいです。
○笹沼和利議長 よろしいですか。
  暫時休憩します。
  再開3時35分。よろしくお願いします。
                                (午後 3時17分)
─────────────────────────────────────────────────
○笹沼和利議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午後 3時35分)
─────────────────────────────────────────────────
○笹沼和利議長 ほかに質疑ございませんか。
  13番、岩田議員。
○13番 岩田鑑郎議員 13番、岩田です。
  ページ、49ページの職員研修の件なんですけれども、鳥越議員が細かい質問をされていたようでございますが、私も職員の研修については十分研修していただきたい。
  職員の研修なり教育なりは人材育成基本方針という中でされているということでございまして、23年度からは人事評価も入れたという話なんですが、例えばこのホームページを更新するのに外部の人間を使わなくちゃいけないとか、それから一級建築士ですか、二級建築士ですか、そういうのは、資格を私はとるのに援助してやっていいと思うんですよ、人材育成をするのであれば。こういうあり方は仕方がないのかなとは思うんですけれども、議員研修 にこの予算よりも余計に、職員の研修予算よりも余計にいただいておりまして、じゃ今何をどういうふうにやるかという決まっていない中で、じゃ議員は何やっているんだと言われると返す言葉がないんですけれども、議員研修があったからこれだけの議員になれたということもありますけれども、是非そのような形で、同じようなことが書いてあるんだけれども、ことしは「気づき」に提起をして自己改革を促すこと、自分たちで勉強する雰囲気をつくってくださいという研修を是非入れてもらいたいんですよ。その辺のお考えはいかがですか。お伺いしたいと思います。
  それから、ページ118、自殺対策費用というのがページ118にあると思いますけれども、これが、今年度予算が消えちゃったんですよね。これは県の事業だったような気がするんですが、全国で3万人を超える自殺者がいるということもあって、そういう事業が出てきたんだろうと思うんですけれども、ここでそういう必要性がなくなって事業を中止するのか、必要性があるのなら町の考え方でどういう形でその対策を展開していくのか。それをお聞きしたいと思います。それが1つ。
  それから、バス運行費補助金、ページ61ですけれども、ちょっと戻っちゃうんですけれども。
          (「前に戻るんだ」と呼ぶ者あり)
○13番 岩田鑑郎議員 すみません。ちょっと順番が。よろしいでしょうか。
          (「はい」と呼ぶ者あり)
○13番 岩田鑑郎議員 5,900万円ですか、補助金が出ておりますけれども、これは、ある人に聞かれたんですけれども、町の中を走っているイーグルバスにはときがわ町という標章というのが非常に見えにくいと、書いてあるのかどうかちょっと私も確認していないんですけれども、あれイーグルバスですよね。どういうか、確かに塗装というか、ああいう色彩をつくるのに大変金がかかるだろうと思うんですけれども、要は町内イーグルバスが走っている、町内のバス、町のバスじゃないんじゃないかというような雰囲気になるわけで、その辺の向こうとの話し合いというのはどういうことでイーグルバスとなっているのかお聞きしたいと思います。
  以上3点お願いします。
○笹沼和利議長 では、最初にまず49ページ、職員研修事業について答弁願います。
  小峯総務課長。
○小峯光好総務課長 岩田議員のご質問にお答えいたします。
  職員の専門的な技術の習得のための研修をしたらどうかということでありますけれども、これにつきましては、先ほどの議員のご質問にもありましたけれども、例えば専門的な土木だとかそういった研修につきましては、土木技術の職員の研修の機会がありまして、それにときがわ町の職員も参加するというようなことの中で対応していた部分もございます。今、岩田議員が言われたように、ホームページだとか、いろんな資格が必要だという、そういったそのものに対する支援をしていったらどうかということでご質問になりますけれども、通信教育等で資格をとるというふうな道もございます。そういったものに対する支援等も検討もしてございますので、それについては十分検討して前向きに進めて、職員の能力開発といいますか、それの向上を目指して進めてまいりたいというふうに考えております。よろしくお願いします。
○笹沼和利議長 13番、岩田議員。
○13番 岩田鑑郎議員 是非お願いしたいと思います。例えば、欲を言えば切りがないんですけれども、いろんな計画が町でできますけれども、これをコンサルタントに任せるんじゃなくて、各課長が中心になって自分たちでつくっていくというような考えになるというか、そういうような思いでやって、今のところですと大体コンサルタントが概要をつくってきて、こういうのを入れたらどうかというような話で美しい言葉が並んでいますけれども、実際はもうちょっとどろどろしたものだと思うんですよ、いろんな施策というのは。
  ですから、そういうことが、こういう計画なり何なりできる、あるいはすべて外注にするんじゃなくて、自分たちの能力を開発する中でそういうことができればいいかなというふうな思いでやっておりますので、これは結構です。
○笹沼和利議長 では、続きまして、119ページ、自殺対策事業ですね。これについて答弁願います。
  蜥ャ民課長。
○蜻セ一郎理事兼町民課長 それでは、119ページの関係でございますが、埼玉県自殺対策緊急強化事業ということで、平成23年度におきましては100万円の予算ということで、最終的には1割カットということで90万円の補助をいただいております。それで、来年度につきましては、この補助金の関係でございますが、なかなか制約が厳しくなりまして、自殺対策だけで検討委員会を立ち上げろとか、そういったふうな方向に来ております。
  そうした中で、保健センターのほうでも大分煮詰めたんですが、ほかの事業の中に組み込んだ形で対応できるだろうということで、その上の障害者支援事業の関係でございますが、 こちらのほうで報償費で22万9,000円昨年より増額しております。また、その下の需用費につきましても8万6,000円ということで増加をしております。特に報償費の中で講師の謝礼ということで19万円計上してございますが、こちらにつきましては、この事業の中で自殺予防に対しても対応していこうということで計上したものでございます。
  よろしくお願いします。
○笹沼和利議長 13番、岩田議員。
○13番 岩田鑑郎議員 89ページに青少年相談員というのに補助というかがあると思うんですけれども、89ページ。活動費補助金というのがあるんですが、そこでは、そういうような青少年に対する生き方というか、挫折したときの相談とか、若いときにはそういう苦しい場面もあるかもしれませんので、そういうような形での取り入れというのはないのか、そもそも、その青少年相談員というのがどういうような活動をしているのかというのもちょっと説明していただければというふうに思います。お願いします。
○笹沼和利議長 自殺関連ということで、青少年相談員について答弁願います。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 お答えをいたします。
  そもそもこの青少年相談員活動というのは、もともと昭和42年ごろだったと思いますけれども、県の事業として始まりました。県のほうから補助金が出ていましたけれども、今現在は県からの補助金はいただいていないと。それで、委嘱については県知事の委嘱に今現在もなっております。今現在は9名の方が青少年相談員として委嘱を受けておりますけれども、その活動については、これ以前、もう前ですけれども、昭和40年代の後半から50年代の前半あたりについては中学生あたりまで対象にした事業等もやっていたんですけれども、今現在では、小学生を対象に日曜日に年6回程度集めて催し物をしたり、あるいは夏休みのキャンプを開いたり、そういった活動をしているというのが今の実態でございます。
  以上です。
○笹沼和利議長 13番、岩田議員。
○13番 岩田鑑郎議員 年寄りが自殺する一番大きな原因というのはやっぱり借金とか、そういう会社が倒産したとか、そういう経済的な問題が非常に多いと思うんですけれども、青少年、子供たちについてはやっぱり精神的な問題があろうかと思うんですよ。ですから、そういう指導をそういうところでしていくような、要するに自殺対策ですか。一般の大人の人に講師を招いて自殺はよくないんですよというようなことを説明しても、よくないことです から、若い人を対象にしたそういう自殺対策とか、そういうことを指導していくような、生き方を指導していくような方向を是非考えていただきたいと思うんです。ときがわ町にはそのような方が余りいないかもしれませんけれども、是非お金を使うんであればそうしてもらいたいなという思いでありますけれども。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  蜥ャ民課長。
○蜻セ一郎理事兼町民課長 若い人への対応ということでございますが、保健センターのほうでも精神保健福祉士等も活用いたしまして、うつですとか、そういった情報があれば訪問をしたり、相談を受けたりというふうなことで対応しておりますので、今後もその辺につきましては力を入れていきたいというふうなことで考えておりますので、よろしくお願いいたします。
○笹沼和利議長 ありがとうございました。続きまして、61ページ、交通対策事業で答弁願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 岩田議員のご質問にお答えをさせていただきます。
  バス運行事業の補助金につきましては、現在イーグルバスのほうで運行をしていただいているものについて、不足額を予算の範囲内で補助するという内容の補助金でございます。この路線バスにつきましては、現在イーグルが道路交通法の認可を受けて運行しております路線バスでございます。あくまで町のバスではございません。路線バスでございます。そういった中で、イーグルが認可を受けて運行するバスということで、その不足額を町が補助しているという形になっております。
  また、バスを更新する際に、昨年、おととしですが、バスを更新いたしました。その際に、国の方から臨時交付金が参りました。臨時交付金については、市町村に来る交付金でございますので、市町村が予算を執行しないといただけないということで、町のほうでバスが非常にもう老朽化していたということで、新しく更新するということで、その臨時交付金が使えると、いただけるということになりまして、町で購入をして、イーグルのほうに無償提供といいますか、無償で貸し付けをして運行をしていただいているというのが現状でございます。
  またその外装ですね。バスの外装につきましては、現在イーグルの運転手が20名の方が交代で運転をしているわけなんですけれども、以前はいろいろな、旧都幾川のバスですとか、旧玉川のバスですとか、いろいろな外装の仕様のバスが走っておりまして、どこのバスとい うのがよくわからないというようなご指摘もありまして、イーグルバスで運行する路線バスですので、イーグルの仕様にということで、これは町とイーグルの話し合いの中で決めた外装でございます。その外装を決めた大きな理由というのは、イーグルさんのほうの要望の中にあったんですけれども、愛社精神といいますか、イーグルの仕様の車を運転したいという、自分の会社の仕様に合った車を運転したいという希望がありまして、町としては運行をしていただくということで、その外装の件についてはその部分を承諾をいたしまして、かわりに、町の町章をバスのほうに入れるということで、お互いの話し合いの中でそのように外装については決めさせていただいたという経過でございます。
  以上でございます。
○笹沼和利議長 13番、岩田議員。
○13番 岩田鑑郎議員 車そのものの所有権というか、財産というのはときがわ町の財産なんでしょう。
○久保 均企画財政課長 はい、そうです。
○13番 岩田鑑郎議員 それを、イーグルバスが営業で使うということなので、どうしてときがわバスではだめなんだ。愛社精神とは言いつつも、ときがわ町の車を運転することで、しかも会社が委託を受けるわけですよね。いわゆる商売のために委託を受けるんじゃないんですか。それが私はちょっとあれですね。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 お答えをさせていただきます。
  委託では現在ございません。イーグルが道路交通法の認可を受けて運行する路線バスでございます。路線バスです。町の委託ではないです、今は。現状、法律上です。
○笹沼和利議長 13番、岩田議員。
○13番 岩田鑑郎議員 町が買って、町の財産をイーグルバスが使っているわけですよね。
○久保 均企画財政課長 はい。
○13番 岩田鑑郎議員 町の財産であるのにときがわ町と書いちゃどうしてまずいのかなというふうに思うんですけれども。要するに、ときがわ町のバスをイーグルバスが運行しているというわけで。どういう話し合いでそういうふうになったか、どうもよく理解できませんね。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 岩田議員ご指摘のとおり、所有はあくまで町の所有のバスでございます。デマンドの車両についても町の車両ということで、イーグルのほうにはその車両を無償で貸し付けをしているという形になってございます。
  その運行経費については、イーグルのほうで車両を調達した場合は、当然その部分が経費のほうが余計にかかりますので、その余計にかかった部分は町で補助金で補てんしなくてはならないと、これは一般財源で補てんしなくちゃなりませんけれども、今回、バスをたまたま更新するときには、国の臨時交付金が使えましたので、全額国庫の費用で更新できたということで、一般財源を投入しないで更新ができたということで、町としては非常に有利な形で更新ができたということでございます。
  仕様の関係については、イーグルさんの要望もありまして、そういった形でイーグルの仕様にさせていただいたということもありますけれども、町のマークはちゃんと入っておりますので、是非ご確認をいただければと思います。
○笹沼和利議長 ほかに質疑ございませんか。
  10番、野原兼男議員。
○10番 野原兼男議員 10番、野原です。それでは、3点ほどお願いいたします。
  ページ、143ページ。原木キノコ人工ホダ場、今回は西平地内に建設予定でございますけれども、その詳細等をお願いできればと思います。
  それから、151ページの工事請負費の中に星と緑の創造センターモンゴル式テント移設工事266万7,000円というのが計上されていますけれども、この移設する理由についてお伺いできればと思います。
  もう1点は、185ページ、これは確認なんですけれども、下段のほうに中学生海外派遣事業600万円と、その上のオークランドとの交流事業等があるわけでございますけれども、これについては、昨年両国が大地震が起きたということで一時中断となっていたわけで、今回、来年度はこれを再開するということでございますけれども、そういった中で、まだまだそういった地震等が両国ともおさまっていない、地震大国ということで余震等も今活発に続いている中で、そういった中でこれを再開したということは、先方、当事者同士の話し合い、また当事者のPTA等、そういった中での協議の中で再開されたのか、その点についてお伺いできればと思います。これは確認ですけれども、よろしくお願いします。
○笹沼和利議長 まず、143ページ、工事請負費、原木キノコ人工ホダ場、答弁願います。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 それでは、野原議員のご質問にお答えさせていただきます。
  今回の原木キノコのまず人工ホダ場でございますが、場所については、ここに記載してあるとおり、大字西平地内でございます。具体的には西平地内、萩ヶ丘小学校のちょっと先になるんですけれども、萩日吉神社の手前の左側に今回設置を予定してございます。この設置の規模でございますけれども、今回、面積としては101平方メートルのホダ場を整備するというふうなことでございます。それから、今回の原木キノコのホダ場ということで、これはこの地域の団体で、名称で里味という団体がございます。これは、この地域の方々で原木キノコの栽培普及に取り組んでいる団体ということで、原木キノコを中心にこの施設を活用していきたいというふうなことでございます。
  以上でございます。
○笹沼和利議長 10番、野原兼男議員。
○10番 野原兼男議員 今回、西平、これで多分町内4カ所か3カ所。3カ所ですけれども、当然、そこのふれあいの里たまがわが一番最初にできたわけでございますけれども、こういった中で、この販売等は主に町内で販売されているのか、その辺の、雲河原については昨年でしたので実績があるかわからないんですけれども、そういった販売実績についてお伺いできればなと思います。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 お答えさせていただきます。
  この原木キノコのホダ場については、今回で3棟目ということでございます。平成20年度にふれあいの里たまがわのわきに整備させていただきました。また、平成22年度には雲河原地内に整備をさせていただきました。
  ご質問の原木キノコの出荷量ということでございますけれども、平成22年度の実績で申し上げさせていただきます。この出荷先は、主にこちらは町内の直売所ということでございます。まず、原木のマイタケが112キロ。それから、原木のこれはヒノキのナメコでございますが、375キロということで出荷をしてございます。
  以上でございます。
○笹沼和利議長 10番、野原兼男議員。
○10番 野原兼男議員 今の実績、22年度ということで、これは当然ふれあいの里たまがわ のところにあるあれ、何という会でしたっけ、まあいいですが、あそこのホダ場のあれだと思うんですけれども、そういった中で、今度は当然雲河原、それから今度は西平ということで、生産が開始されて販売等が行われるわけでございますけれども、そういった中で、ときがわ町もこれを特産品ということで大変原木キノコには力を入れているわけでございますけれども、当然、今後もそういったホダ場の申請等が予想される中で、町内だけで決してこれが消費できるかということも今後考えていかなきゃならないと思うんですよね。やはり地産地消ということである程度観光客、あるいはまた町内だけでこれがさばければいいんですけれども、今後やっぱり多くなった場合に、こういった商品がだぶついてくるというようなことも当然考えるわけでございます。そういった中で、やはり特産物ですから、町内だけでこれを消費、販売するのもいいんですけれども、やはり町のPRとして地産外消というんですか、ほかへ進出できるような体制も今後とっていく必要もあるんじゃないかなと思うんですよね。
  そういった中で、是非今後こういった原木キノコホダ場の申請等が今後もふえると考えられる中で、そういった販売網の拡張ですね。そういったことも今後視野に入れた中で検討していただければと思いますけれども、その点についてもしお考えがあればお伺いできればと思います。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 現在は町内の直売所が中心というふうなことで答えさせていただきましたけれども、この原木キノコにつきましては、町の特産品ということで積極的に推奨しているわけですけれども、今回、今年度特産品づくり協議会というのが、協議会の報告書がまとまりまして、先般町長のほうにもご提案をさせていただきました。この中で、特産品づくりでこの原木キノコについても町の特産品として、また加工品として提案してございます。これから、このほかにも特産品ございますけれども、町としてもこの特産品、特に加工品、お土産品、こういったものをまた開発し、また販売していきたいというふうに考えておりまして、販路先についても、当然お土産品等々になってくるわけでございますので、町外のみなならず積極的にそういったPRもまたしていきたいというふうに考えております。
  以上です。
○10番 野原兼男議員 じゃ、要望としまして、そういった中で、是非これからこういったときがわ町の特産品ということで広めていく中で、インターネット販売だとか、町外へのそ ういった販売網の拡張を是非今後検討していただければと思いますので、よろしくお願いいたします。
○笹沼和利議長 151ページ、観光施設管理事業で工事費、モンゴル式テントの移設について答弁願います。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 それでは、151ページの星と緑の創造センターのモンゴル式テントの移設工事ということで、266万7,000円を計上させていただきました。これにつきましては、現在、この天文台、星と緑の創造センターの敷地内にモンゴル式テントが4棟ございます。この中で、ちょうど堂平天文台はときがわ町、小川町、東秩父村、3町村にかかっております。そういう中で、このモンゴル式テント4棟のうち2棟が小川町の部分に設置されております。これは設置当時、これは簡易式テントということで建築物には当たらないというふうなことで、特に開発許可、建築確認等々の中では、県のほうでは建築物に当たらないということで、この小川町の部分に設置することについても特に問題はありませんでした。
  今年度、平成23年度にバンガロー1棟建設させていただきました。この許可をいただく際に、現在の県の判断では、やはりこのモンゴル式テントについては建築物に当たるという考え方が示されました。そういう中で、やはりときがわ町の敷地分に移してくださいということが、これは建築確認上の指摘事項として挙げられております。今回、バンガロー1棟を建設、建築確認申請許可をいただく際にそういったご指摘をいただいておりまして、今回それに基づきまして、小川町分に係るこの2棟をときがわ町分まで引き家するというふうなことで、この移設の費用として計上させていただいたものでございます。当時の考え方と今の考え方が若干相違があって、こういった経緯が生じてきたというふうなことで、ご理解をいただければというふうに思います。
  以上です。
○笹沼和利議長 10番、野原兼男議員。
○10番 野原兼男議員 当然、当時小川町分に建てても問題はないということで、そちらに設置したんだかと思うんですけれども、これは、設置するときには小川町に確認をしないで設置したのか、設置してあるのか。その辺、幾ら問題がないからといったって、人のうちへ勝手にテントを設置するというのは問題がないんじゃなくて、問題があるんではないかな、その辺をちゃんと確認していれば、今回別にこのバンガローを申請したって小川町から許可とってあるから、まあそこへ置いておいてもいいよと言われる場合もあるのかなと思うんで すけれども、そういうことがきちんとされていれば、今回のこの移設費用なんていうのはなかったんじゃないかなと、そう思うんですけれども、よろしくお願いします。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 それでは、お答えさせていただきます。
  天文台の敷地については、先ほどご説明しましたけれども、小川町、東秩父村、それからときがわ町にかかっています。現在の境界がちょうど天文台のドームの真ん中が境界になっています。それぞれ町有地、それから村有地ということになっているんですが、当然、議員ご指摘のとおり、当初の計画の際に、これは当然開発許可、それから建築確認等をいただいて整備をしてきているんですが、小川町、それから東秩父村にも当然協議をして、土地についても一部をお借りしているというふうなことで計画のほうは進めてきましたので、今回はこういったことで、簡易式のテントということで従来、越生町に、ゆうパークさんのほうにこういった形式のものがあったんですけれども、やはりそれも当時とすれば建築物に当たらないということで簡易のテントという扱いでしたので、その辺の許可は必要なかったということで、今回の県のほうの許可に当たっては、やはり建築物として判断されたということですので、それに基づいて今回移動させていただくということでございますので、ご理解いただければと思います。
  以上です。
○笹沼和利議長 10番、野原兼男議員。
○10番 野原兼男議員 そうしますと、東秩父村とか小川町には了解を得ていたということですから、それはいいんですけれども、そんな中で、当時はこれが建築物に当たらなかったということ、それが今回にはこれが建築物に当たるということで変わってきたということで理解してよろしいわけですか。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 今回、バンガロー1棟を整備する際に建築確認許可をいただく際に、そういうご判断ということで、建築物に当たるという判断で是正をしてくださいというようなご指示でございます。
  以上です。
○笹沼和利議長 続きまして、185ページ、ニュージーランド及び中学生海外派遣事業につい て答弁願います。
  長島教育総務課長。
○長島富央教育総務課長 それでは、185ページの件につきまして、野原兼男議員のご質問にお答えしたいと思います。
  予算については議決前ですので、正式というか、きっちりした話はまだ相手方にはしておりませんが、ただ、意向としましては、昨年度残念な結果になってしまいましたので、今年度というか、24年度につきましては、是非計画を進めていきたいので受け入れてほしいというような要望は出しております。それに対して向こうからは、是非お待ちしていますと、ときがわ町は第二のふるさとなのでというような感じで返信が来ておりますので、これで予算を議決いただきましたら、具体的に日数、日程等詰めて、派遣に向けて具体的に動いていきたいというふうに思っております。
  また、招聘についても、是非行って帰ってということで相互交流をずっとやってきておりますので、ときがわ町としても来ていただけるのであれば受け入れを待ち望んでおりますというようなことを送っておりますので、今後、両事業については進めていきたいと考えております。
  以上です。
○笹沼和利議長 10番、野原兼男議員。
○10番 野原兼男議員 本当、昨年はそういった中で不幸な事態が両国で起こってしまった、そんな中での一時中断ということだったと思うんですよね。これはやはり日本としましても、そういったことで、海外からのそういった旅行者等も激減しているわけでございますけれども、そういった中で一回中断しちゃうと、これはなかなかまた再開というのは難しいわけですよね。そういった中で、両当事者同士でお互いにそういった検討をした中で、両方で推進していくということが、そういった中では是非進めてもらうのもいいわけでございますけれども、やはり両国とも地震大国ということがあって、今後、その辺も不安もあるわけですけれども、PTA、保護者のそういった考え方というのは、要望というのはPTAのほうからもそういった声が結構上がっているんでしょうか。その辺についてお伺いできればと思います。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  長島教育総務課長。
○長島富央教育総務課長 お答えいたします。
  具体的にアンケート等とったわけではありませんけれども、こちら教育委員会のほうにも昨年度実施できなくて残念だったということで、ことしは実施できる方向なんでしょうかという問い合わせは何件か来ております。また、教育委員さんの中でも、このことについては予算要求等の中でもそういった話が出ておりまして、是非継続できたらいいんではないかというような話も出ておりますので、そういった方向でこちらのほうも進めていきたいというふうに考えております。
  以上です。
○10番 野原兼男議員 結構です。
○笹沼和利議長 よろしいですか。
  ほかに質疑ございませんか。
  4番、瓜田議員。
○4番 瓜田 清議員 4番、瓜田です。時間も余りないので2点だけお願いします。
          (「時間あるよ、いっぱい」と呼ぶ者あり)
○4番 瓜田 清議員 自分で勝手に決めちゃうんです。
  213ページ、先ほどの小島議員のもみじ太鼓まつりの220万円の件ですけれども、これは補助ということなので、これたしか県の事業かと思うんですけれども、県のほうの負担はどのくらいあるのかお聞かせ願いたいと思います。
○笹沼和利議長 1点のみ。
○4番 瓜田 清議員 あと、もう1点は、そのページなんですけれども、文化団体協議会補助金というのが50万円、それと231ページの体育協会のほうの補助金が250万円とあるんですけれども、その辺との差というんですか、250万円と50万円の差というのはどうなのか。
  それから、もみじまつりのほうの件ですけれども、その上に体育祭の補助金が100万円になっているんですよ。もみじまつりのほうが220万円で体育祭が100万円、そこの根拠はちょっとわからないので教えてもらいたいと思います。
○笹沼和利議長 すみません、2番目の質問のページ数がちょっとよくわからなかったんですが。
○4番 瓜田 清議員 231と今のページの213とが兼ね合っちゃうんですよ、両方とも。
○笹沼和利議長 わかりました。
○4番 瓜田 清議員 もみじまつりと体育祭。
○笹沼和利議長 答弁願います。まず、もみじ太鼓まつりについて、よろしくお願いします。
  柴崎生涯学習課長。
○柴崎秀雄生涯学習課長 それでは、お答えをいたします。
  まず、もみじ太鼓まつりの補助につきましては、埼玉県芸術文化祭開催費の負担金ということで、23年度、22年度は20万円いただいております。それから、町からの補助は220万円ということで、おおむね240万円の金額になっています。先ほど小島議員からもご質問いただきましたけれども、これについては事業を実施するに必要な出演団体への謝礼、それから舞台とか観客席を設置するに当たりましての委託費用が約156万円、それから需用費ということで出演者、そういった方の昼食代、こういったものが50万円ということで、この事業を実施するに当たりまして必要な費用を補助をしているということでございます。
  1点目については以上です。
○笹沼和利議長 4番、瓜田議員。
○4番 瓜田 清議員 今、答弁ですと県のほうが20万円、これは県のほうの文化祭の一環という形でやるのが市町村のほうに負担が大なんですか。その辺をお聞かせ願いたい。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  柴崎生涯学習課長。
○柴崎秀雄生涯学習課長 これは、埼玉県につきましては、埼玉県芸術文化祭開催費というのがございまして、ときがわだけじゃなくて、県内にこの芸術文化祭に賛同するところ、それとあと中身が埼玉県芸術文化祭の趣旨にあっている事業であればということで、それで負担金をいただいています。この負担金については、県のほうの予算もございますので、変わってきております。過去から変わってきておりまして、来年度は、今のお話をいただいている中では、最初こういう負担金はもうなくなるという話があったんですが、来年度は結局なくならずに、20万円以上がときがわ町には負担金で来るんじゃないかという見込みになっています。ですので、県が主催する事業でなくて、町のほうの事業でございますので、それに負担金をいただいているということでございます。
  以上です。
○笹沼和利議長 4番、瓜田議員。
○4番 瓜田 清議員 町民体育祭のほうの補助金が100万円ということの、その意味合いというんですか、120万円差の意味合いというのは何なのかをお聞かせ願いたい。これは再々になりますので。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  柴崎生涯学習課長。
○柴崎秀雄生涯学習課長 それでは、お答えさせていただきます。
  体育協会への補助金につきましては、体育協会に加盟します……
          (「体育協会じゃない」と呼ぶ者あり)
○柴崎秀雄生涯学習課長 すみません、体育祭につきましては、体育祭を実施するに当たり、必要となる費用を補助していくということでございます。ですので、全くその事業で内容も……、差がということじゃなかったでしたっけ。事業で必要となるものを補助しているということです。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  関口町長。
○関口定男町長 県のいつもの手なんですけれども、芸術文化祭やるといったら、手って失礼な言い方で申しわけなかったんですが、初めのうちは180万円くらい県のほうから補助金がきたのが、だんだん減ってきちゃって20万円になっちゃったと。出演団体はもう期待して来ているし、観客も大体2,000人から来るので、予算が減ったからやめちゃうというわけにいかなくてやっていると。現実の問題とすると、そういうことなんですね。県内、結構、川口だとか、相当有名な太鼓の団体が来ていますし、出演するところも楽しみにしていると。また、観客も先ほど言いましたように2,000人から来て、非常に楽しみにしているということでありますので、県のほうからの補助金が減っちゃいましたけれども、何とか単独でということで今やっているということでご理解いただきたいと思います。
○笹沼和利議長 続きまして、次は231ページと213ページ、文化団体協議会の補助金と町の体育協会の補助金の差についてご答弁願いたいと思います。
  暫時休憩します。
                                (午後 4時22分)
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○笹沼和利議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午後 4時23分)
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○笹沼和利議長 答弁願います。
  柴崎生涯学習課長。
○柴崎秀雄生涯学習課長 大変失礼しました。
  ときがわ町体育協会への補助金につきましては、体育協会に加盟しています各部で事業を実施するに必要な部分、それの助成金ということで体育協会のほうから、体育協会自体ということではなくて、各部にわたって、各それぞれの部が活動をしていただいております。また、文化協会につきましては、文化協会のほうで例えば今、きのうも芸能部のほうで「春だおどりとカラオケまつり」というのをやりましたけれども、そういうときの助成をするということで、それぞれの団体ごとに取り組んでいる事業によって、今までにこれぐらいの補助があってこういう活動ができるということから差が出ております。
  以上です。
○4番 瓜田 清議員 ありがとうございました。
○笹沼和利議長 よろしいですか。
  ほかに質疑ございませんか。
  9番、鳥越議員。
○9番 鳥越準司議員 9番、鳥越でございます。3つばかりお伺いしたいと思います。
  ほとんど確認事項なんですが、71ページの防犯灯整備事業の道路照明灯設置工事、それの基数、予定基数の内訳をお願いしたいと思います。
  続きまして、これは、小島議員からも質問があったんですが、197ページ及び199ページ、これは小学校の部でございますけれども、パソコン借上料が、玉小が302万2,000円、明覚小が189万5,000円、それと萩ヶ丘小が175万8,000円なんですが、これは明覚小の金額が少ないんですけれども、これは中学校の部の玉中と都幾中の構成と同じでいいのかどうか、お知らせをいただきたいと思います。
  続きまして、224ページ、文化財資料デジタル化事業なんですけれども、今回はのっておりませんけれども、660万円減額されているということで、昨年の予算の質問の中で、いわゆる文化財のデジタルにしたものを町のホームページに今年度中に載せて公開するというお約束をいただいているんですが、その後の進捗はいかがなものかお伺いしたいと思います。
○笹沼和利議長 では、まず最初に71ページ、防犯灯整備事業について答弁願います。
  小峯総務課長。
○小峯光好総務課長 それでは、鳥越議員のご質問にお答えいたします。
  防犯灯整備事業の中の工事請負費、道路照明灯設置工事の163万8,000円でございますが、その設置基数、予定基数は何基かということだと思うんですが、照明灯につきましては1基を予定しております。それから、防犯灯については30基を予定しております。
  以上です。
○笹沼和利議長 9番、鳥越議員。
○9番 鳥越準司議員 これにつきましては、全く新規のものでと考えていいわけですね。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  小峯総務課長。
○小峯光好総務課長 はい、そのとおりでございます。
○9番 鳥越準司議員 はい、結構です。
○笹沼和利議長 よろしいですか。
  続きまして、197ページの小学校教育振興事務費のパソコンです。答弁願います。
  長島教育総務課長。
○長島富央教育総務課長 それでは、鳥越議員のご質問にお答えしたいと思います。
  議員ご指摘のように、中学校の2校の差と同じで、旧都幾川地区と旧玉川地区で、旧都幾川地区の学校については24年度に新しいリース契約が始まるということで、その間に残っているリース料がリースの延長期間ということで額がかなり落ちているんですね。大体夏休み前後を境に新しい機器を入れるために、玉小については年間通してもう既にリース契約が契約されているので額は高いんですけれども、萩小と明小については、1学期分ぐらいは安いリース料で済んでいて、リースを入れかえした2学期以降に通常のリース料金になるということで、額はそこで差が出ます。小学校3校、基本的には同じような形で20台、児童用は20台入るんですが、いろいろここでも精査しまして、萩小については児童数が少ないということで、20台必要ないだろうということで、15台で5台減らして入れております。これについても、先々考えても15台あればそれでも十分対応できるということで、その分でまたその2校の料金の差が出ているということです。
  以上です。
○笹沼和利議長 9番、鳥越議員。
○9番 鳥越準司議員 ありがとうございます。
  今の説明の中で、明覚小及び萩小については、今年度中に新しいものにリース契約を入れかえるというお考えなんですが、これは新しいものに入れかえた場合、現在の年間とした場合には、多少安くなるのか、それとも同程度の予定なのか、その辺がわかればお知らせいただきたいと思います。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  長島教育総務課長。
○長島富央教育総務課長 基本的には、入れかえて額が安くなるとかということでは、台数とか、そういったものについては同じですので、それで値段が安くなるとかということではないんですけれども、大体5年契約リースでやっているので、5年も前のパソコンですとかなり性能的には落ちてくるということで、そういったことで大体5年ないし、再リースで今回1年延ばして6年になっているんですけれども、5年から6年で見直すというような形になっております。
○9番 鳥越準司議員 結構です。
○笹沼和利議長 よろしいですか。
  では、続きまして、225ページ、文化財資料デジタル化事業について答弁願います。
  柴崎生涯学習課長。
○柴崎秀雄生涯学習課長 それでは、お答えいたします。
  文化財資料のデジタル化につきましては、緊急雇用の創出基金をいただいて、10割補助ということで順次進めておりまして、まず都幾川村史、こちらのデジタル化をして、亀ノ原遺跡から出土したもの、さらには遺物の調査資料ということでしてきました。ホームページで公表ということで、一般質問でご回答させていただいているんですが、デジタル化したものの資料、膨大ですし、すべてをホームページに公表ということではなくて、当面、都幾川村史の中の著作権の問題がない部分というんでしょうか、そういったものから公開できればということで、今進めているところです。
  ただ、その進捗状況何%ということにつきましては、パーセントというのは、今のところちょっと出ておりませんので、申しわけないんですが、公表できるようにということで進めております。
  以上です。
○笹沼和利議長 9番、鳥越議員。
○9番 鳥越準司議員 現在進んでいるということなんですが、以前のお答えですと今年度中にというお答えをいただいているので、全部は全部じゃないというのは、これはもう以前から答えをいただいて、膨大な資料ですので、ただ、幾分かでもホームページで公開できればというふうには思っていたんですが、まだ公開されていませんので、今年度中にできますでしょうか。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  柴崎生涯学習課長。
○柴崎秀雄生涯学習課長 一般質問でもお答えしましたけれども、今年度中にということで準備のほうはさせていただいております。極力今年度中にホームページに掲載できるように取り組んでいきたいと思います。
○笹沼和利議長 よろしいですか。
○9番 鳥越準司議員 はい。
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   ◎延会ついて
○笹沼和利議長 お諮りいたします。本日の会議はこの程度にとどめ、延会したいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○笹沼和利議長 異議なしと認めます。
  よって、本日はこれをもちまして延会することに決定いたしました。
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   ◎延会の宣告
○笹沼和利議長 大変ご苦労さまでした。
                                (午後 4時34分)