平成24年第1回ときがわ町議会定例会

議 事 日 程(第5号)

                            平成24年3月13日(火)
                            午前9時30分開議
      開議の宣告
日程第 1 議案第24号 平成24年度ときがわ町一般会計予算
日程第 2 議案第25号 平成24年度ときがわ町国民健康保険特別会計予算
日程第 3 議案第26号 平成24年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計予算
日程第 4 議案第27号 平成24年度ときがわ町介護保険特別会計予算
日程第 5 議案第28号 平成24年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計予算
日程第 6 議案第29号 平成24年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計予算
日程第 7 議案第30号 平成24年度ときがわ町水道事業会計予算
日程第 8 選任第 1号 常任委員の選任について
日程第 9 選任第 2号 議会運営委員の選任について
日程第10 選挙第 3号 小川地区衛生組合議会議員の選挙について
日程第11 選挙第 4号 比企広域市町村圏組合議会議員の選挙について
日程第12 同意第 6号 監査委員の選任について(議会選出監査委員)
日程第13 推薦第 1号 農業委員会委員の推薦について(議会推薦)
日程第14 議員派遣について
日程第15 一般質問
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出席議員(13名)
     1番  岡 野 政 彦 議員     2番  小 島   浩 議員
     3番  小輪瀬 英 一 議員     4番  瓜 田   清 議員
     5番  前 田   栄 議員     6番  野 口 守 隆 議員
     7番  小 宮   正 議員     8番  野 原 和 夫 議員
     9番  鳥 越 準 司 議員    10番  野 原 兼 男 議員
    11番  笹 沼 和 利 議員    12番  増 田 和 代 議員
    13番  岩 田 鑑 郎 議員
欠席議員(なし)
地方自治法第121条により、今定例会に説明のため出席する者及び同委任を受けた者の職氏名
町長
関 口 定 男
副町長
関 口   章
理事兼町民課長
 蛛@太一郎
会計管理者兼
会計室長
桑 原 和 一
総務課長
小 峯 光 好
企画財政課長
久 保   均
税務課長
小 島   昇
福祉課長
小 沢 俊 夫
環境課長
岩 田 功 夫
産業観光課長
山 崎 政 明
建設課長
内 室 睦 夫
水道課長
中 藤 和 重
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教育長
舩 戸 裕 行
教育総務課長
長 島 富 央
生涯学習課長
柴 崎 秀 雄
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議会事務局長
岡 野 吉 男
書記
荻 野   実
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   ◎開議の宣告
○笹沼和利議長 皆さん、おはようございます。
  大変ご苦労さまです。
  ただいまの出席議員は13名全員でありますので、定足数に達しております。
  これより平成24年第1回ときがわ町議会定例会第5日目を開会いたします。
  直ちに本日の会議を開きます。
                                (午前 9時30分)
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   ◎議事日程の報告
○笹沼和利議長 本日の議事日程を報告いたします。
  議事日程は配付したとおりであります。
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   ◎答弁の訂正
○笹沼和利議長 ただいま小峯総務課長から、昨日の鳥越議員の質疑に対する答弁の申し出がありますので、これを許可いたします。
  小峯総務課長、答弁願います。
○小峯光好総務課長 皆さん、おはようございます。
  議長のお許しをいただきましたので、昨日の鳥越議員の、ページで行きますと49ページ、職員研修事業になりますが、委託料についてのご質問に対する答弁について訂正をさせていただきたいというふうに思います。
  答弁の中で、彩の国さいたま人づくり広域連合の町負担金を、19節で負担金1万円から支出すると申し上げましたが、彩の国さいたま人づくり広域連合につきましては、町から負担金のほうは支出しておりません。
  なお、19節の負担金につきましては、職員が参加する防火管理者講習だとか、そういったときの負担金に充てるというものでございます。
  ご訂正をよろしくお願いいたします。
  以上です。
○笹沼和利議長 鳥越議員、よろしいですか。
○9番 鳥越準司議員 はい、結構です。
○笹沼和利議長 次に、久保企画財政課長から、昨日の岩田議員の質疑に対する答弁の修正の申し出がありますので、これを許可いたします。
  久保企画財政課長、答弁願います。
○久保 均企画財政課長 議長のお許しをいただきましたので、昨日の岩田議員のご質疑の関係でご訂正をさせていただきたいと思います。
  バスの許認可の関係のことでございます。イーグルバスが現在運行している形態については、道路運送法の第4条の許可を得て運行する一般旅客自動車運送事業ということでございます。通常は路線バスというふうに言われているものでございます。道路運送法の第4条の許可を受けて運行する路線バスということで、ご訂正をお願いしたいと思います。よろしくお願いいたします。
○笹沼和利議長 岩田議員、よろしいでしょうか。
  13番、岩田議員。
○13番 岩田鑑郎議員 道路運送法ですか。道路運送法によっているんですか。それが、そういうことは、町のバスをイーグルバスに貸しているというんですか、それで運行していることですよね。運行するのに、その道路運送法に該当しているバスを運転しているということでいいですか。
  私の質問は、どういう形態で運送しているとか云々じゃなくて、要は、ときがわ町のバスがイーグルバスの商標をしょって動くことはおかしいんじゃないですかということを言っているんです。動かすこと自体は、私は構わないです。少なくとも、ときがわ町のバスですよということが必要なんじゃないですかということを言っているんです。ということです。どういう形で動かすかは私は聞いていません、動かすこと自体のことはね。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 運行形態については、ただいま申し上げましたとおり、イーグルバスが路線の許可をとって運行している路線バスという形で、そちらの車両として、町が所有するバスを貸与しているという形になっております。その町のバスについては、イーグルバス仕様の外装にはなっておりますが、町の町章をちゃんと入れているというのが現状でございます。
  以上でございます。
○笹沼和利議長 よろしいでしょうか。
          (「もっとわかりやすく説明します」と呼ぶ者あり)
○笹沼和利議長 そうですか、はい。
  答弁願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 それでは、ちょっと経過等を若干申し上げさせていただきたいと思いますが、平成14年2月の道路運送法の改正によりまして、乗り合いバスの規制緩和という流れがございました。この中で、バス路線の廃止ですとかこういったものが、許可制から届け出制ということで、一連の規制緩和の中で緩和がございました。そういった中で、路線バスについては、廃止するのも廃止しやすくなったという形がありました。路線を設けるのも同様に自由にできることになりましたけれども、逆に廃止するのも事業者の裁量という形に規制緩和されました。
  こういった状況の中で、不採算路線の路線バスについては撤退が相次ぎまして、現在も日本全国で、この余り利益が上がらない路線については撤退が相次いでおります。そういった中で、近隣でも東秩父村のバスが、川越観光が撤退いたしましたし、近々飯能市でも、国際興業がすべての営業所も廃止して、路線もすべて、25路線全部廃止するという方針が出されております。こういった一連の形の中でいろいろな動きがあるということでございます。
  また、その後のこういったバス路線の廃止の流れを何とかとめようということで、その後、18年に道路運送法も改正になりまして、地域の公共交通の運営の仕方を、地域が主体になって運営していくように、地域の実情に合った運営の仕方を検討してもらいたいということで、地域に公共交通会議というのを設けて、バスの事業者ですとかいろいろな方の、地域の住民の方ですとか、県ですとか国ですとか、いろんな事業者が集まって、公共交通会議というのを、法定協議会を設けまして、運行をスムーズに続けていけるようにと、そういう会議を設けるような改正がなされました。
  その形を受けまして、町としても、地域の公共交通をどうやって守っていくかということを主眼に置いて、地域公共交通会議を立ち上げて、バス路線のいろいろな改正ですとか、どうやったらば利便性が上がるかですとか、いろいろな検討を3年前から始めさせていただいたという状況にございます。
  その中で、バスが老朽化していて、非常にもう買いかえ時期に来ていたというところで、バスについては、国の臨時交付金をいただけるという状況がありまして、これをバスの更新に充てさせていただいて、町で購入をいたしました。そして、運行自体については、イーグ ルバスのほうに路線の許可を取っていただきまして、町のバスを無償で貸与して、かわりに運行していただくという流れになりました。
  その中で、イーグルバスのほうからの要望、運転手さんからの要望が強かったんですけれども、イーグルバスの社員として、以前はいろいろな色のバスを交互に乗っていて、どこのバスかわからないというようなこともあって、イーグルの社員としては、イーグルの会社の車装をしたバスを運行したいという、そして士気も上がっているので、ぜひそういうふうにさせていただきたいとイーグルのほうから要望がございまして、町としても協議をいたしました結果、そういう一生懸命運行をやっていただくんでしたらばということで、外装についてはそういう形で承諾をいたしまして、かわりに町の町章をバスのほうに入れさせていただくということで、町のバスであるということを表示させていただいたと、そういう経過でございます。
  以上でございます。
○笹沼和利議長 13番、岩田議員。
○13番 岩田鑑郎議員 飯能のほうも、聞くところによると、イーグルバスが参入するようですよね。赤字路線バスを国際興業が撤退する中でというふうな話を聞いております。
  要は、企業としてイーグルバスはそういうことも引き受けて、自分の販路、将来を見据えた販路を拡大しているんだと思うんですけれども、ときがわ町は、赤字にならないシステムになっているんですよね。というのは、ある意味では赤字も補てんしているわけですよ。それだけ有利なイーグルバスとの契約、イーグルバスが有利な契約をしているというふうに私は考えられるんですよ。
  その中でさらに、愛社精神とか何とかというのは、そういうものでかき立てられるかどうかわかりませんけれども、まあ精神論の話ですからね、思いませんけれども、そういうのじゃなくて、イーグルバスとときがわ町は、きちんとしたその営業する会社と自治体との関係の中で、契約で、これはときがわ町のバスなんだからときがわ町にしてくれということをどうして言えないのかなというふうに思うんです。ただそれだけです。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  関口副町長。
○関口 章副町長 バスの所有権がどこにあるかという問題と、バスの運行主体がどういう主体であるかということをちょっときちっと分けて考えていただきたいと。もし仮にときがわ町のバスを提供しなければ、当然のことながら、イーグルバスが、みずからバスを調達して 乗り合い自動車を運行するという格好になります。したがって、当然のことながら、それはイーグルバスのコストになる。したがって、収益をあそこで上げようと思っても、さらに赤字額は拡大すると。したがって、撤退ということも十分考えられると。
  こういう観点から、従前、武蔵観光も路線から撤退しましたし、そういうことで、どうしたら町民の足を確保するかという中でいろいろ検討してきた。契約がイーグルバスに有利だというお話でありますけれども、コストとかその他についてはきちっと計算されて、赤字部分については、努力をかなりしていただいたり、私どもとしても、やはり利用していただくための努力をしておりますけれども、その採算の合わない部分については補助金をもって補てんすることによって、その住民の足を確保するというこの措置をとっているわけですね。
  もし町がイーグルバスにお願いをして事業をできないということになれば、当然のことながら、町が直営をするとか、あるいは他の事業者にお願いするという方法ももちろんあろうかと思いますけれども、やっぱり確実にその内容をチェックしながら、住民の足を継続的に確保するという職員等の努力、こういったものが結果として出ているんだろうというふうに思います。
  所有権が町にあるという表示を出すべきかどうかというのはちょっと別ですけれども、町民のために使っていただくということもあるし、また、補助金を出しているということもあるので、町の町章といいますか、マークについてはバスにつけていただいていますが、通常の補助金を出しているという部分を除けば、事業主体は、あくまでもイーグルバスが運行する事業だということでありますので、その点はご理解いただきたいと思います。
○笹沼和利議長 13番、岩田議員。
○13番 岩田鑑郎議員 ですから、ときがわ町の所有するバスなんだよということがわかるようにしていただければ私はいいと思うんですけれども、あれだと、イーグルバスの所有するバスだと町民は勘違いするんじゃないですかということを言っています。
  いいです。
○笹沼和利議長 よろしいですか、はい。
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   ◎議案第24号の質疑、討議、討論、採決
○笹沼和利議長 では、昨日に引き続き、これより日程第1、議案第24号 平成24年度ときがわ町一般会計予算の歳出の質疑を行います。
  質疑ございませんか。
  5番、前田議員。
○5番 前田 栄議員 おはようございます。
  58ページですね、地上デジタル放送難視聴地域対策事業というところですか。ここで、負担金ということで330万円ですね。地デジに関しては本当に町のほうではいろんな一般質問あり、どんなことが予想されるのかということでしましたけれども、本当に大した問題もなく実際に映ったわけなんですけれども、ここで新たな難視聴地域の解消を図るための事業ということなんですけれども、これは、日影のほうだとか、池ノ入とかいろいろありましたけれども、新たな場所というのは、何て言うんですか、地デジができたことによってどこかできたかどうかということと、その新たな難視聴地域で、テレビの現在の状況というか、テレビの場合、映るか映らないかということなんですけれども、どのような状況にあるかということが1問です。
  それと、71ページのここにこころの相談100万円とあるんですけれども、これは家族支援センターのところにいる人なんですけれども、一応、こころの相談をやっている人においては、どのような資格が要るのかということをちょっとお願いします。
○笹沼和利議長 まず第1点は、58ページの地上デジタル放送難視聴地域対策事業について答弁願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 前田議員のご質問にお答えをさせていただきます。
  この新たな難視聴地域と申しますのは、デジタル放送に移行したことによりまして新たに難視聴になったということでございまして、先ほど議員ご指摘いただきました日影ですとか池ノ入ですとか、大附の一部ですとか、そういった形で、若干、そういったテレビが映りづらいというような場所がありました。
  そうした中で、このフレッツテレビについては、別の形で、インターネットといいますか、光回線を使いまして、こういった形で別な方法で、電波という形ではなくて有線方式の形で受信できるようにということで導入した事業でございます。
  その後の動きといたしましては、テレビ放送でも、ご案内のとおり、スカイツリーのほうが間もなく実際に稼働といいますか、試験電波のほうを発信するような時期に今来ております。その試験電波が発信されるようになりましたらば、その電波によって、現在、このセーフティネットという形で衛星放送を通じて地上デジタル放送をごらんになっていただいている家庭について、どのような電波状況かというのをまた調査いたしまして、その後、どうい た形でそのデジタル放送への対応をしていくかというのを今後順次進めていくというような形になっております。日影地区につきましては、共同受信組合ができましたので、そちらのほうは解消されております。
  今後、その大附ですとか池ノ入ですとか、個別に幾つかの地点があるんですけれども、現在、衛星放送で見ている方については、その試験電波を利用しながら受信状況を見て、その後の高性能アンテナをつけるとかいろいろな方策がありますので、そういった形で今後も支援をしていくという形になってございます。
  以上でございます。
○笹沼和利議長 5番、前田議員。
○5番 前田 栄議員 余談になりますけれども、スカイツリーのほうを早くつくってもらえば、日本全体的に考えればコスト的になかったのかなと。縦割り社会だからしようがないですけれども。そういうわけですか、わかりました。
○笹沼和利議長 では続きまして、71ページ、こころの相談について答弁願います。
  小峯総務課長。
○小峯光好総務課長 それでは、前田議員のご質問にお答えいたします。
  こころの相談につきましては、精神保健福祉士という資格を持った方に年間で50回ほど相談を受けていただきまして、いろんな悩み事とか、あるいは精神的な部分についての相談を受けていただいているという状況でございます。
  以上です。
○笹沼和利議長 5番、前田議員。
○5番 前田 栄議員 精神保健福祉士ということですね。
  それで、これの場合はちょっとあれなんですけれども、ときがわ町でこころの相談をする人を必要としたときに、この今いらっしゃる人というのは、これは公募というか、県に要請するというか、こういう人はいますかという、その募集というか、そういう形はどういう形でその人が選ばれたのか。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  小峯総務課長。
○小峯光好総務課長 それでは、お答えいたします。
  現在、精神保健福祉士さんのところにお願いしている方につきましては、合併前、都幾川村、玉川村の時代ですね、都幾川村の時代のときに家族相談支援センターが立ち上がってお りますが、そのときに、総合相談業務ということで、家族相談支援センターのほうも行っております。その中の一つのメニューとして、こころの相談ということで始めました。そのときに、こころの相談の担当ということで、精神保健福祉士さん、どなたかいい方いらっしゃいますかということで、保健関係のご紹介等も受けながら選ばせていただいたという経過でございます。公募のほうは行っておりません。
○笹沼和利議長 よろしいですか。
○5番 前田 栄議員 すみませんでした。
○笹沼和利議長 ほかに質疑ございませんか。
  2番、小島議員。
○2番 小島 浩議員 2番、小島です。2点、お伺いさせていただきます。
  170ページの地籍調査事業です。本年度は928万5,000円の増額を見込んでおります。東日本大震災による基準点の変化というお話もございました。それはそれの影響なのか。この増額の要因です。あるいは、その現場で作業される職員、推進委員の皆さんのその安全面、補償等のことを考えてなのか、その点をお伺いしたいと存じます。
  もう1点は、230ページです。保健体育総務一般管理事務なんですけれども、その右のページ、231ページの説明欄のところに、これは確認の意味の質疑になってしまうかと思うんですけれども、説明欄のところに、体育指導委員というその漢字の6文字が3カ所あるんです。これが、今回の定例会の議案で可決されましたその内容によりまして、スポーツ推進委員ということになるということなんでしょうか。その点、お伺いいたします。
○笹沼和利議長 では最初に、地籍調査について答弁願います。
  内室建設課長。
○内室睦夫建設課長 それでは、小島議員のご質問にお答えさせていただきます。
  本年度の事業費がふえているということのご質問でございますが、内容的には、メインの事業といたしまして、本郷地区の事業、こちら、23年度事業でございますが、そちらの区域が0.74平方キロメートル、こちらが実施区域になっております。24年度に実施いたします馬場、関堀、それから田中の一部地区、こちらの面積が1.2平方キロメートルになっておりますので、増額の要因といたしましては、その調査地区がふえましたことが大きな要因となっております。
  以上でございます。
○笹沼和利議長 2番、小島議員。
○2番 小島 浩議員 はい、わかりました。調査地域の拡大が要因ということですか。はい、理解しました。
  地籍調査事業につきましては、大変な事業だと思います。私も五明地区で、10年前ぐらいでしょうか、させてもらった経験があるんですけれども、土地の境を知る方が高齢の方であったり、それから境に打ち込むくい等も非常に重くて、非常に重労働だと思います。健康面等くれぐれも気をつけていただいて、職員の皆さんもそうなんですけれども、作業していただけるよう、ご配慮を特にお願いしたいと思うんです。
  私もその地籍調査推進委員で、山間部のほうに、山の下から上のほうにきょうは行きますということで過去経験したときに、皆さんの弁当をしょって行かせていただいたんですけれども、ほかの作業員の皆さんは、くいを10本ぐらいしょっていきました。くいは、お昼前にだんだん打ち込めば減っていくんですが、弁当は減らずに、せめて皆さんの水筒を背負わなかったのは幸いだったんですけれども、弁当は減らずにお昼までしょいまして、急勾配の最後、山の頂上近辺でお昼にしましょうということで、そこを登るときにかなり私も、若いんですけれども、疲労しておりまして、ひっくり返るようなことがあったら、あのとき、今がないんじゃないかなというふうな、そんな状況もありまして、くれぐれもその辺の安全面ですか、夏場も暑いし、これから山間部にも入るということもございますので、その辺のところは十分ご配慮をお願いしたいと思います。
  以上で結構でございます。答弁いただけますか。
○笹沼和利議長 じゃ、答弁願います。
  内室建設課長。
○内室睦夫建設課長 その辺の配慮でございますが、推進委員の方につきましても、例年、二十七、八名ということで従事していただいておりますが、今回、範囲も広いということで、30名を超える推進委員の方に委嘱を申し上げまして、実施していただく予定になっておりまして、一部、既に事前調査ということで取り組んでおります。
  以上でございます。
○笹沼和利議長 よろしいでしょうか。
○2番 小島 浩議員 はい。
○笹沼和利議長 では続きまして、231ページ、体育指導委員について答弁願います。
  柴崎生涯学習課長。
○柴崎秀雄生涯学習課長 それでは、小島議員のご質問にお答え申し上げます。
  231ページに体育指導委員ということで名称が載っております。これにつきましては、新たにスポーツ推進委員というふうに名称が変わります。ですので、ここにあります体育指導委員につきましては、4月1日以降はスポーツ推進委員となります。この予算書を印刷するのが定例会前でございましたので、そのような旧の名称となっております。
  以上です。
○笹沼和利議長 2番、小島議員。
○2番 小島 浩議員 はい、ありがとうございます。理解させていただいております。
  その説明欄の、またもう一度確認なんですけれども、5行目に推進員謝礼34万3,000円という、推進員という文字がございます。これが従前からあったスポーツ推進員という意味合いだと思うんですけれども、確認なんですがお願いいたします。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  柴崎生涯学習課長。
○柴崎秀雄生涯学習課長 今のご質問のあったとおり、推進員謝礼とございますが、これにつきましては、現在のスポーツ推進員さんの謝礼ということでございます。
○笹沼和利議長 2番、小島議員。
○2番 小島 浩議員 すみません、申しわけありません。委員ではなくて員だったわけですか。理解しました。ありがとうございました。
  そうしますと、この推進員、員のスポーツ推進員という、従前のスポーツ推進員の選考の仕方が地区によって違って、それによって、組織を形成する上での運営がちょっと大変な面があるというふうなことを耳にしたことがあります。その辺の検討というのはされておりますでしょうか。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  柴崎生涯学習課長。
○柴崎秀雄生涯学習課長 今現在、スポーツ推進員さんは49名という定員で、体育祭の7ブロックありますが、各ブロックから7名ずつ出ていただくようになっております。ただ、それは基本ですけれども、実質的には今47名活動していただいていまして、今年度で任期が2年で切れます。今、それぞれの地区のスポーツ推進員さんのほうにも、続けていただける方は続けていただくということでお願いしていますし、もしかわるという方がいる場合には、どなたか適任の方がいるかということで、ほぼ、今、候補者が出そろっている状態です。大体、新年度の推進員さんもここで決まってきている状況でございます。
  以上です。
○笹沼和利議長 ほかに質疑ございませんか。
  8番、野原和夫議員。
○8番 野原和夫議員 8番、野原和夫です。
  ページ114、115ですが、この中の19節負担金、補助金、この予算については変動が余りない。今までの経緯を見ていますとないと思うんですが、実はこの母子、成人、老人、精神障害者等の予防事業ということで、この特に愛育班の補助金等が大分、今携わっている人の話を聞くと、ぎりぎりの線で補助金の増額拡大をぜひお願いしたいという意見も出ております。一度、この人たちのかかわっている人たちの意見交換をして、この評価に基づいた予算を計上する必要があるんではないかなと思うので、あえて質疑させていただきます。ぜひこの点、お伺いします。
  それから、ページ102、103でございますが、瓜田議員からも質問されましたファミリーサポート事業、これはやっぱり内容がよくわからないことが、疑問点が多いんですね。その中で、このサポート内容をどのように周知して皆さんに知らせるかということをお伺いします。
  それと、この利用状況、近隣では越生町と嵐山町がやっているとのことです。この近隣の状況も把握しているのではないかなと思うんですが、この点お伺いします。
  それから、122、123ページの放射線等測定事業でございます。18節の放射線測定器購入、これはいち早く新聞でも載せられまして、私たちの議員団の会議でも高く評価されました。町長の方針がいち早く伝えられたということで評価されました。鳩山町でもこの予算計上をされて、今、近隣ではときがわ町と鳩山町がいち早くやっていることなんですが、当然、この測定に係る雇用的なものが生まれると思うんですね。この人たちはどういうふうにこの測定にかかわって雇用をするのか、その人たちの選出、選び方をお伺いします。
○笹沼和利議長 では、まず最初、第1点、115ページ、補助金について答弁願います。
  蜥ャ民課長。
○蜻セ一郎理事兼町民課長 それでは、115ページの愛育班の補助金についてお答えいたします。
  こちらの補助金につきましては、ときがわ町愛育班事業補助金交付要綱ということで、例規集の6699ページで定めておりますが、補助金につきましては、補助額は予算の範囲内の額とするというふうなことで決めております。
  愛育班につきましては、子供からお年寄りまでということで、幅広く保健事業のほうで活 動いただいておりまして、保健センターのほうでも大変感謝しております。
  また、こちらの愛育班につきましては、担当の保健師がおりまして、事務局ということで、常時一緒に活動しております。そうした中で、また班員さん等から意見等を伺いながら、また補助金の額につきましては検討させていただきたいというふうなことで考えておりますので、よろしくお願いいたします。
○笹沼和利議長 8番、野原和夫議員。
○8番 野原和夫議員 ぜひそういう意見を集約して、前向きにお願いしたいと思います。
  以上です。
○笹沼和利議長 よろしいですか。
  では続きまして、103ページ、ファミリーサポート事業について答弁願います。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 お答えをいたします。
  まず、このファミリーサポートセンターの内容の周知でございますけれども、これにつきましては、利用会員と、それからサポート会員ということで、お互いに会員になっていただくということでございますけれども、まず、このサポート会員につきましては、今月の2日、それから6日の2日間にわたって研修をしたということで、昨日お話ししたと思うんですけれども、16名の方が登録をしていただけるというようなお話をいただいております。
  それから、利用者会員につきましては、各学校、あるいは保育園等を利用いたしまして、保護者の方に会員になっていただくように個々に通知を発送する予定でございます。できれば今週中ぐらいには発送して、会員になっていただくというようなことで実施したいと考えております。
  それから、そのほかに、広報、それからインターネット等でお知らせをするというようなことで考えております。
  それから続きまして、利用の状況でございますが、これは嵐山町と越生町ですが、まず、嵐山町が23年4月から実施をしておりますけれども、こちらでいただいている資料を見ますと、半年間の状況ですが、おおむね、嵐山町ですと、平均、9月は30人が利用しているということです。あと平均でいきますと、25人ぐらいの平均になってきております。それから会員数ですが、会員につきましては、108名が9月現在で登録をしております。
  続きまして越生町ですが、越生町については6月からということで、9月までの数字ですが、これが月平均でいきますと、19名の方が利用をしております。会員数が全部で34名とい うような状況でございます。
  以上です。
○笹沼和利議長 8番、野原和夫議員。
○8番 野原和夫議員 その状況だと、嵐山町は充実していて、大分利用されているようですが、越生町の状況だと、一つの例としますと、塾の送迎を頼まれたという、そういう経緯もあるそうです。だからこのサポート自体がどこまで入るか、あらゆる面でサポートできるのか、その点も疑問なんですけれども、そういう広い範囲というのは、どういう程度まで、このサポート事業というのは、これはあるのか、その点をお伺いします。
○笹沼和利議長 小沢福祉課長、答弁願います。
○小沢俊夫福祉課長 お答えいたします。
  このサポートの範囲でございますけれども、通常のサポート事業につきましては、保育園等の施設への送迎、あるいは買い物等の外出の際の預かり、それから緊急サポートといたしましては、急に例えば保護者の方が保育園に迎えに行けなくなったといったようなときにお預かりをするというようなこと、あるいはまた、病児・病後児保育ということで、病気、あるいは病気が完治まではいかない間の面倒を見ると、そういった内容の事業ですので、ほぼ、どういったというか、ほとんどのことでお預かりができるような状況だというふうなことでございます。
○8番 野原和夫議員 いいです。
○笹沼和利議長 よろしいですか。
  では続きまして、123ページ、放射線測定器購入費について答弁願います。
  岩田環境課長。
○岩田功夫環境課長 それでは、お答えいたします。
  今回購入を予定していますガンマ線スペクトロメーター、これの操作につきましては、プログラムに従って進めてもらえればだれでも操作できるという機種を選定する予定です。ですから、特にこの機器を備えた関係で操作員の配置、これについては必要ないものと今のところ考えております。これに各測定される方につきましては、前もっての講習、これを開催しまして、使用についての方法、注意するべき項目、これを周知してまいりたいと、このように考えております。また、講習について参加できなかった方が測定にお見えになった場合には、職員がこの指導を行いまして、その辺のところの操作、これを指導してまいります。
  それから、この機器に関してのマニュアル、これを作成しまして用意しておきます。この マニュアルにつきましては、欲しい方については事前に配布することも考えておりますので、そのようなことで対応してまいりますので、特にこの設備の導入に関しまして新たな雇用という面では考えておりません。
  以上です。
○笹沼和利議長 8番、野原和夫議員。
○8番 野原和夫議員 講習を受ければだれでもできるような、今、説明ですが、この中で1つ、私は鳩山町のことを伺ったんですが、鳩山町では、震災で避難してきた人たちに雇用を与えてやるという、そういう前向きなことを考えたらしいんですよね。だからそういう人たちの雇用も大事かなと思ってあえて質問したわけです。その人たちにやっぱり雇用を与えて、少しでも仕事をして収入を得る。そういう人たちの心思いというか、そういうことを提案しているらしいんですけれども、ときがわ町は、十二、三人ですか、少ない、14人ですか、避難している、そういう人たちにやっぱり目を向ける雇用も大事ではないかなと思って質問したんです。
  この問題は、じゃ、新たな雇用はないということで理解します。
○笹沼和利議長 では、よろしいですか。
○8番 野原和夫議員 はい。
○笹沼和利議長 ほかに質疑ございませんか。
  12番、増田議員。
○12番 増田和代議員 おはようございます。12番、増田和代でございます。3点質問させていただきます。
  151ページのちょうど下段のほうで、観光施設案内板設置工事ということで374万円、中の説明をお聞きしたところ、2基というようにちょっとお聞きしたんですけれども、そこは、どこに設置するのか。
  また、その下のハイキングコース案内板設置工事、これもどの辺に設置するのか。
  あとそれから、昨日、野原兼男さんが質問しました堂平山のことなんですけれども、あそこは、天文台のところがあるところは、ときがわ町と東秩父村と小川町さんがたしか土地をなっていると思うんですね。以前、村のときというんですか、その前は、東京大学のほうであの天文台は建てたと思うんですね。そのときからずっと、ここでも何十年もたっているんですけれども、その東秩父村さんと小川町さんの、そういうような土地をお借りして、そういうような契約とか、そういうようなものをきちんとしてあるのかどうか、その点、お聞き いたします。
○笹沼和利議長 一つ一つ分けたほうがよろしいですね。
○12番 増田和代議員 はい、お願いいたします。
○笹沼和利議長 わかりました。
  ではまず、151ページのその工事請負費の中の観光施設案内板設置工事について答弁願います。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 それでは、増田議員のご質問にお答えさせていただきます。
  151ページ、観光案内板の設置工事ということで、374万9,000円を計上させていただいております。これにつきましては、ときがわ町の行政界、具体的に申し上げますと、嵐山町、あるいは越生町等の行政界付近に、このときがわ町の歓迎の観光案内板ということで設置を計画しているところでございます。
  以上でございます。
○笹沼和利議長 12番、増田議員。
○12番 増田和代議員 2基ということで、嵐山町と越生町のその境界のところということなんですけれども、今までの観光板だと、その町内のどこそこはここから見て何キロございますとか、そういうような看板だったんですけれども、今回、この2基というのは歓迎する内容だと言うんですけれども、ということは、よく毛呂のほうにもあるんですけれども、ようこそ毛呂山町へとか、そういう立て看板のすごい大きなのが立っているんですけれども、そういうようなイメージでよろしいんでしょうか。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 お答えさせていただきます。
  この看板の内容でございますが、やはりときがわ町に入って、ときがわ町をイメージできる看板ということで、既にこれまで設置した看板の中では、交差点付近には各施設等の案内板ということで、それからふれあいの里たまがわの施設の交差点付近、それから木のむら物産館の県道沿いに大きな看板を設置させていただいています。これは、ときがわ町に入って、ときがわ町にどういう施設があるかというふうな看板になっています。
  そういったものもあわせて、また一つには、これは看板のまた裏側を使って、ときがわ町のミツバツツジやカワセミや、そういった町の木、町の花、ヤマモミジも含めて、そういっ たときがわ町をイメージできる看板ということで既に設置をさせていただいておりますけれども、やはり行政界というふうなことですので、ときがわ町がイメージできる、また歓迎、今、増田議員からも提案いただいておりますけれども、そういった町として歓迎できる看板にできればということで考えております。
  以上です。
○笹沼和利議長 12番、増田議員。
○12番 増田和代議員 はい、よくわかりました。
  ということは、将来的に小川町とか、また鳩山町とか、そういう行政界のほうにも設置する考えはあるのでしょうか。
  あと1つは、私は思うのには、JRの明覚駅は、やはりハイキングコースの方とか、また、ときがわ町に来る方が、やはりこれから春になると、リュックサックしょってかなりいらっしゃるんですね。そういうときに、やはり何も今、明覚駅のところを見ると、そういう立て看板というのは一つもないんですね。確かにバスのところには大きな立て看板はあります。それはときがわ町の何かちょっと書いてありますけれども、ほとんどじゃなくて、やはりそういうような町の玄関、そういうところも考えていただきたいと思います。
  もう一つは、今、せせらぎホールがハブになっておりますね。そこにもやはり観光客も来ると思います。あそこのところにも何もないんですよね。だからそういうところにも私は必要じゃないかなと思います。今後、どのように考えているのか、答弁願います。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 お答えさせていただきます。
  今、議員から、今後の行政界等の設置の予定ということで、小川町の境も含めて考えてはおります。
  今回の場合は、主要の県道ということで、大野東松山線や飯能寄居線ということで、そちらのほうをまずメインに考えていきたいなというふうに考えておりまして、やはり小川町との境についても、そういった看板の設置も計画していきたいというふうに考えております。
  また、ご指摘いただきました明覚駅、それからせせらぎホールの前のバスセンターということで、いずれもこの2カ所については、町全体の観光案内板というのは設置をさせていただいております。これは、大きさは明覚駅とせせらぎのバスセンターは違いますけれども、そういった案内板も設置はさせていただいております。
  なお、またやはり観光客が多くそういった集客する場所、特に駅等については、やはりそういった今お話しいただいたような歓迎等のまた看板についても検討していきたいというふうに考えております。
  以上です。
○12番 増田和代議員 じゃ、すみません、要望で結構でございます。いいでしょうか。
○笹沼和利議長 はい。
○12番 増田和代議員 じゃ、ぜひともJRの入り口、ときがわ町の玄関口、明覚駅とハブのところ、今後よくよく検討していただきたいと思います。これは要望で結構でございます。
  以上でございます。
○笹沼和利議長 続きまして、ハイキングコース案内板設置工事について答弁願います。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 それでは続きまして、ハイキングコースの案内板の設置工事についてお答え申し上げます。
  今回設置を予定しております箇所につきましては、椚平地内の大築城のコースということで考えております。こちらについては、このときがわ町のハイキングコースでは、チャレンジコースということで山間部のハイキングコースになっているわけですけれども、やや、この指導標がまだまだ不十分な点がまだありますので、今後、この観光振興計画にも上げさせていただいておりますけれども、やはりこういったハイキングコースの看板については、できるだけわかりやすい、そしてやはりハイキング客が迷わないような、そういった指導標をできるだけこまめに設置していきたいというふうに考えております。
  以上でございます。
○笹沼和利議長 12番、増田議員。
○12番 増田和代議員 ありがとうございます。
  ときがわ町におきまして、大体、ハイキングコースというのはどれぐらい、何カ所ぐらいあるんでしょうか。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 それでは、お答えさせていただきます。
  現在、ときがわ町で設置しておりますハイキングコースにつきましては、各地域ごとにコースを設定して設置をさせていただいております。
  まず、里山コースということで、明覚駅からこれは玉川地内等を回るコースということで、これは里山コースということで3コース。それから、ときがわ町の中間に当たる部分といいますか、こちらは都幾川四季彩館等からの出発点になるんですけれども、景観コースということで3コース。それから、チャレンジコースということで、西平から大椚地域になるんですけれども、こちらが4コースということで設定をしてございます。
  なお、これは平地から山間部ということで、里山コースにつきましては、こちらは比較的初級者コースということで設定をさせていただいております。景観コースにつきましては中級者のコース、また、チャレンジコースにつきましては中上級者コースということで設定をさせていただいております。
  以上でございます。
○笹沼和利議長 12番、増田議員。
○12番 増田和代議員 その中に今回は、椚平と言いましたね、そっちのほうに設置するということなんですね。私もほとんどこういうものはチャレンジはしていないんですけれども、この里山コース一つにとりましても、明覚から玉川に行く3コースってあるんですけれども、そういうようなものは、そのパンフレットじゃなくちゃわからないというようなことなんでしょうか。
  駅のところに、ときがわ町にこういうハイキングコースはありますよとか、そういうようなものがちょっとあれば、また、確かに駅を利用する、バスを利用する、また車で利用する方はそれなりに、やはりきょうはここのハイキングに行きますというのは事前と計画は立ててくると思います。でも、たまたまそこに駅におりた方が、あ、町にはこういうコースが、いいところがあるんだなという、そういうようなことがちょっとわかれば、明覚駅の中にでもちょっと飾っていただくとか、そういうような方向はできないんでしょうか。
  あともう一つなんですけれども、これはトレッキングコースありましたね、七重のほうに行く。私も3回挑戦させていただいたんですけれども、トレッキングコースもちょうど西平のバス停のところに、トレッキングコースへ行く駐車場というのが、すごいのがありますけれども、そこの西平へ行くたんびに見るんですけれども、あそこの車とまっている方が全部トレッキングコース行くのかなと思ったら、なかなか違って、あそこは駐車場に使っているみたいな感じなんですけれども、今現在、トレッキングコースというのは、私が行ったときには、あれは確かに予算をかけて、草を刈ったり枝を切ったり等して、かなりのお金をかけてつくったコースなんですね。
  今、そういうようなものは、町として、これが、チャレンジコースというんですか、そういうような名目になっているんでしょうか。そこの1点、お願いいたします。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 お答えさせていただきます。
  まず、このハイキングコースのご紹介、それからPRなんですけれども、町のほうでも、このハイキングコースを訪れるお客さんも最近は大分ふえてきまして、町のほうでもまずパンフレットを中心にご紹介をさせていただいております。また、ホームページ等々でもご紹介させていただいておりますが、このハイキング客につきましては、ほとんどの方がやはり事前にいろいろとお問い合わせをいただいたり、パンフレットを取りに来ていただいたり、そういった方々が多いです。
  また、このハイキングコースにつきましては、ときがわ町と、それからお隣の越生町と毛呂山町を回る、この3町でのハイキングコース等も設定させていただいています。こういう中では、やはり3町でのパンフレット等も作成させていただいて、主要な駅ですとかそういったところにも置かせていただいております。できるだけこういったコースの紹介については今後もPRに努めていきたいというふうに考えております。
  以上です。
○12番 増田和代議員 あとトレッキングコース。
○山崎政明産業観光課長 それから、2点目のトレッキングコースでございますが、このトレッキングコースにつきましては、西平のバス停の隣が駐車場ということで、現在、県の工事の関係で一部駐車場を使っておりますけれども、ここを出発点ということで、やはりトレッキングコースとしての紹介もさせていただいておりますし、毎年、草刈り等のやはり管理も行っております。これはときがわトレッキングコースということでコースの紹介もさせていただいておりますし、管理も毎年行っております。
  以上です。
○笹沼和利議長 ありがとうございました。
  続きまして、星と緑の創造センターについての質疑にお答えください。答弁願います。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 それでは、お答えさせていただきます。
  この星と緑の創造センターにつきましては、ときがわ町、小川町、東秩父村ということで、 3町にまたがっております。今回の、従来、この堂平天文台として使用していた、もちろん、ここから、その3町にまたがってこの施設は配置されておりました。今回、ときがわ町がこの施設を整備するに当たって、お隣の小川町さん、それから東秩父村さんには、この土地の契約ということで、土地を無償でお借りするというふうな契約は結ばせていただいております。
  以上でございます。
○笹沼和利議長 12番、増田議員。
○12番 増田和代議員 その契約というのは何年契約なんでしょうか。
  それから、町、私は思いますけれども、天文台はもうときがわ町のところに建っておりますので、ぜひともあそこを町でその土地を買ったらいかがかなと思います。山の上ですからそんなに高い値段でもないと思いますけれども、ぜひとも、そういうような町の考えは全然ないんでしょうか。ずっとこれは無償で借りているという、そういうような考えだけなんでしょうか。その点、お願いいたします。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 契約の期間でございますけれども、これは施設が存続する期間ということで契約のほうはさせていただいております。
  この土地の取得についてでございますけれども、こちらについては、小川町、それから東秩父村、いずれも町有地、それから村有地ということになっております。この買収については、いずれも町、それから村が所有しているということで、こちらについてはまだ直接買収ということは今のところ考えておりません。やはり町、村が所有しておりますので、無償という形でお借りもできていますので、当面はお借りするという形でいきたいというふうに考えております。
  以上です。
○笹沼和利議長 12番、増田議員。
○12番 増田和代議員 天文台が存続するまで、この先100年ぐらいあるのかなというような気もいたしますけれども、それまでずっとその無償でということなんですけれども、ただで借りているのが一番効果があるかなと私も思いますけれども、そのときに何かあったら、契約書なんかきちんとあるんでしょうから大丈夫でしょうけれども、今、せせらぎホールのその下の土地にいたしましても、本郷のその土地にいたしましても、借りている土地はなる べく町の土地にしていこうという、そういうような前向きの姿勢が私は見えているかなと思います。
  今、課長の答弁では、今は考えはないような、そういうような答弁でしたんですけれども、今後、やはり自分のところで建っているところは、やはり町の土地にしていただきたいという、そういうようなことで、これは答弁は結構でございます。私の要望といたしまして、よろしくお願いいたします。
○笹沼和利議長 ほかに質疑ございませんか。
  じゃ、ちょっとお待ちください。
  暫時休憩いたします。
  再開は10時45分にいたします。
                                (午前10時31分)
─────────────────────────────────────────────────
○笹沼和利議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午前10時45分)
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○笹沼和利議長 質疑ございませんか。
  13番、岩田議員。
○13番 岩田鑑郎議員 141ページ、緑の雇用の関係なんですけれども、大変貴重な事業だと思うんですけれども、この間もある林業家の方に、あとおれも何年できるかなというような感想を述べておられました。
  ただ、この緑の雇用を終わった人が、就職先、これが一番問題だと思うんですよ。この事業を始めるときにも私はこんな質問をしたことがありますけれども、これの就職先がきちんとしていないと、やるだけやって、おっ放されると、また結局、林業家にならなければ、この仕事につかなければ同じことですから、その辺の考えというのは、今のところではあるんでしょうか。あと2年間なり3年間なりありますから、そういうところを探すということも必要でしょうが。それが1点。
  それから、143ページ、ときがわ産材活用推進事業、これは私の記憶では、去年からの施策のような気がするんですが、こういう予算書にのってくるのはですね。そのときもお聞きしたと思うんですけれども、どのようなシステムの確立を目指しているのかと。そのときは多分、商工会の木工部会だとかそういうところの力をかりて、林業の活性化も含めて検討す るんだというような話をお聞きしたような気がするんですけれども、ときがわ町は8割近いところが山林ですので、こういう施策は大いに展開していただきたいというふうに思います。
  林業の活性化、ここにも篤林家の方はおられますけれども、篤林家の方だけでなく、戦後は、孫子に少しでも役立つようにと、うちを建てるようにということで、小さいところへ何本かの杉やヒノキを植えたうちもあるんですよ。そういうところの人にも、こういう手入れとか何とか、そういうことも含めて、できなくなっているところがあります。ですから、そういうことも含めて、緑の雇用とも関係しますけれども、ぜひこういう施策を大いに展開していただきたいと思うんですが、どんなシステムというか、これから考えておられるか。
  ただときがわ産材を使うための事業というんじゃなくて、やっぱりシステムとして何か考えていただきたいなというのが私の思いです。ここにシステムということがありますから、ぜひそれをどんなシステムかお願いしたいと思います。
  それから、183ページ、特色ある学校づくりなんですが、全員協議会のときに、英検とか漢検とかの試験を受けさせるというような話も聞いたような気がするんですけれども、その漢検とか英検とか受けること自体が、特色ある学校につながるのか。
  要は、その特色ある学校づくりということに私が、ときがわ町はこういうことに特色があるんだよというようなことをイメージしているからいけないのかもしれませんけれども、その成果が実際に見えないですよね。じゃ、何人合格して、漢字検定のこれだけのレベルが上がりましたとか、そういう形で他の町村に、ときがわ町の学校はこれだけのレベルを上げているんですというようなことがPRできるなら別ですけれども、それが特色あるかどうかわからない。
  英検とか漢検なんていうのは、自分で受ければいいんじゃないですか、やる気があればですね。そのための下地づくりはしなくちゃいけないと思うんですよ。漢字を多く勉強するとかですね。
  あと、総合的な学習の時間というのはまだあると思うんですけれども、特色あるというのであれば、私は、例えばですよ、都幾川中学校はビオトープなんかで蛍をふやしたらどうかなというふうに思うんですよ。というのは、ちょうど桃木川の奥に、要するに水田がこうありますから、そこに貯水池があるんですけれども、その下にはカワニナが結構いるんですよ。実際に蛍も多少出ています。蛍は、出れば成果が上がって、子供たちが喜ぶと思うんですよ。私たちの育てたものが飛んでいるんだというような思いがある。要するに、結果を見せると喜ぶと思うんです。
  そういう授業があってもいいような気がするんですが、これからの特色ある学校というのをどういうふうに考えているのかお聞かせいただきたいと思います。
  以上です。
○笹沼和利議長 では、3点。
  まず1点、141ページ、緑の雇用、答弁願います。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 それでは、岩田議員の緑の雇用についてということでお答えさせていただきます。
  このご質問の就職先ということで、やはりこの緑の雇用につきましては、3年間の研修を経て、やはりこれまでも就職が一番の課題でありました。特に今回、3期生ということで3期目になるわけですけれども、1期生については3人を研修生として採用して、それぞれ1名がこの地域の森林組合、また1名が町内で起業していると、1名はまた地元へ帰って林業関係に従事しているということで、いずれも3人がこの林業という仕事に従事しております。
  これは、この事業の成果として、こういった若い人たちが、やはりこのそれぞれ3人が林業に携わって今仕事をしておりますので、やはり一定の成果はあったというふうに思っております。
  2期生については、21年度からこの23年度までということで2名を募集いたしまして、中央部森林組合に委託という形で研修を行ってきておりますが、残念ながら、この2名のうち1名については病気ということで研修は続けられませんでしたけれども、現在、残りの1名については、これで3年間の研修がここで修了するわけですけれども、こちらについても、就職先ということで、中央部森林組合に就職のもう内定をいただきました。これも当初、この2期生に取り組むときに、また、森林組合に委託をお願いするときに、やはり就職先というのが一番の課題でありましたし、やはり本人、研修生についても、就職先というのが、この研修に当たっての一番の思いでありました。そういう中で、2期生についても、今回、地元の森林組合のほうに就職が内定できたということで、これも、これからまたこの地域林業に従事する若い人ということで、森林組合のほうも期待をしておりますし、町のほうとしても、これからのやはり取り組みについても期待をしているところであります。
  今回、3期生ということで、24年度から26年度までということで3年間でございますけれども、やはり今回は、この町内の協同組合彩の森とき川に委託をするということで予定をしているわけですけれども、やはりこちらについても就職というのが一番の、この事業を実施 するに当たってのそれぞれ新たに採用する研修生にとっても、将来がどうかというふうなことがやはり一番だと思います。
  1つは、やはり起業する。もちろん、この事業で3年間修了した後には、この林業に従事するということがまず一つの条件ということで、地域林業に従事するというふうなことで、当然、起業するということもまた一つの考え方だと思いますし、また、今回は町内の組合のほうに委託をするということで、やはりそういった就職先についても、町内の事業所に就職できるような、そういったことでこの事業は実施していきたいというふうに考えております。
  以上です。
○笹沼和利議長 13番、岩田議員。
○13番 岩田鑑郎議員 私は、ときがわ町がお金を出してそのような技術者を養成するんであれば、ときがわ町に帰ってきて、帰ってきてというか、ときがわ町で仕事ができる体制をつくってもらいたいと思うんですよ。中央部森林組合は、ときがわ町だけでなくてほかのところへも、もちろん寄居とか鳩山とかにも行っていますし、玉川ももちろん、小川にもありますけれども、要は、地元で作業している人が少なくなっちゃって、少なくなっちゃうと、やっぱり隣近所に頼まれて行くその作業者がいないわけですよ。それでそのまま山が荒れるような状態になりますから。
  中央部なんかはやはり公共事業が主体ですから、余り細かいところまで行き届かないような気がするんですよ。ですから、ぜひ、その起業されている方もおりますけれども、その彩の森でもいいですから、彩の森でそういうようなことができるような形で起業を助けるとかですね、あとは、今は高性能機械を入れないとなかなかその搬出なんかできないですから、この間は彩の森に補助金を出してプレーナー買いましたけれども、そういうのじゃなくて、やっぱり山の手入れの機械もそこでできればいいんではないかなというふうに思っています。
  ですから、その思いがうまく話ができないんですけれども、要は、ときがわ町の山を主にやるその起業を手助け、あと、生産森林組合が2つありますね、大椚生産森林組合、平生産森林組合ね、それは山を持っていますから。そういう人たちへの手助けというのも、そういうのもできるんではないかというふうに思うんですよね。ぜひその点もお考えいただきたいと思うんです。
  要するに、既成の組合だけでの就職先ではなく、ときがわ町に帰ってくるような施策をぜひ考えていただきたいというふうに思うんです。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 お答えさせていただきます。
  この協同組合彩の森につきましても、平成22年度から森林整備、これは間伐事業、それから作業道の整備ということで、特に緑の雇用の起業した卒業生がこの組合員になりまして、現在、川上のそういった仕事も始めています。これから彩の森につきましても、今、岩田議員が申し上げられました林業機械、そういったものもやはり購入をして、町内を基点とした、そういった森林整備、そういった事業にも力を入れていくというふうなことであります。
  今回、やはりこの研修生についても、ときがわ町内を基本とした研修ということで考えておりますし、また高性能林業機械の研修等々については、やはり中央部森林組合等々の協力もいただかないと、なかなかそういった研修もでき得ないというところもありますけれども、基本的には、そういった町内でのやはり施業研修ということで考えております。
  当然、これから将来的に、そういった卒業生がやはりこの町内で仕事ができる、そういった環境整備というのも整えていく必要がありますし、また町のほうとしても支援をしていく必要はあろうかと思いますので、今後、こういった研修生がやはり町内で仕事ができる、そういった環境づくりは行っていきたいというふうに、また支援していきたいというふうに考えております。
  以上です。
○笹沼和利議長 よろしいですか。
  では続きまして、143ページ、ときがわ産材活用推進事業について答弁願います。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 それでは、2点目のご質問にお答えさせていただきます。
  このときがわ産材活用推進事業でございますけれども、まず、この事業推進に当たりまして、今回、ときがわ産木材利用検討委員会という委員会を立ち上げる予定でございます。この3月27日に委員会を設置する予定であります。
  この中では、従来のこの公共施設のときがわ産材の利用にもちろん加えて、これからこのときがわ産材を用いたまた民間住宅の建設等への利用拡大ということで、今回、この検討委員会を立ち上げて、いろいろご議論いただいてご提案いただくというふうな内容で考えております。
  今回、この検討委員会のメンバー等につきましては、まず、議会から1名お願いしています。それから、木材の生産者、こちらは、森林の所有者、それから生産者ということで、中 央部森林組合であったり、協同組合彩の森であったり、また、平生産森林組合、それから大椚生産森林組合等々の代表の方をお願いしてございます。また、木材の加工業者ということで、こちらは商工会のほうにお願いしてございまして、商工会のこれは工務店に当たります建設部会、それから建具のほうの関係で、こちらは木工部会、そして木工協同組合ということで、こちらは加工というふうなことで、協同組合彩の森等も入りますけれども、加工事業者、それから利用販売というふうな事業者で、こちらは設計事務所、これは主に、現在も県産材、それからときがわ産材を使った民間住宅、家づくりを行っていただいています設計事務所2社を予定しています。
  そのほか、県の関係で、寄居林業事務所、それから森づくり課等にもお願いしておりますし、また、これは木質バイオマスというふうなことで、これは間伐材の利用というふうなことがありまして、こちらは木質バイオマスの加工事業者というふうなことでお願いしてございます。
  メンバー的には、内部組織も含めて全体では18名ということで、もちろん篤林家の方も2名お願いしてございます。
  今回のこのトータル的なシステムというふうなことでございますが、基本的には、この木材生産者、これは第1次産業、それから木材の加工を行います第2次産業、それから販売・利用を行う第3次産業でございますけれども、こちらが、この3次産業までの一連の地域林業の仕組みを確立するというふうなことで考えております。
  具体的には、民間住宅への利用拡大ということで、やはり実際にときがわ産材を使った民間住宅への拡大というふうなことでございますので、それぞれ川上から川下までのそれぞれ事業者さんが一貫したシステム、受注システムというのができればというふうに考えております。
  これは、ときがわ町では、ときがわの材を使った家づくりということで、当然、大工さん、それから建具事業者等々おるわけですけれども、やはりこの木材生産から、それから加工利用販売ということで、これらの事業者が一体的に連携をした組織づくりができればというふうなことで考えています。
  今回のシステムということで、それぞれの川上の事業者さんから川下までの事業さんが、この検討委員会でいろいろ検討をいただくわけですけれども、これについては、やはりそれぞれの立場からいろいろご提案をいただきまして、この川上から川下までの一貫したその林業システムというのが確立できればというふうなことで考えております。
  以上です。
○笹沼和利議長 13番、岩田議員。
○13番 岩田鑑郎議員 国のほうも、この木材の利用については、森林の段階から使う段階まで、いろいろな法律なりプランなりをつくって推進しているように思います。埼玉県においてもみどりの基金ができておりまして、そういう森林を再生するには、やっぱり使うほうがきちんとできれば、森林もよみがえる可能性というのは高くなるわけです。
  森林は、使うだけでなくて、公益的な機能がありますね。CO2の削減だとか、土砂災害とか国土保全だとか、そういうような意味からもこの事業を、委員会ができてどのような形で展開するかわかりませんけれども、ぜひそういうようなことも含めて、ときがわ町の財産である森林、あるいは材木を大いに売り出す方向で考えていただきたいというふうに思います。
  それにはやはり時代背景として、国、あるいは県の後押しも頼む必要があろうかと思うんですよね。ぜひ自治体でそのような事業が展開できれば、その日本のモデルになるような気持ちでやっていただければというふうに思います。
  以上です。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  関口副町長。
○関口 章副町長 1点、課長から説明しなかった点でありますけれども、先ほどの緑の雇用の問題と、この木材、ときがわ産材活用推進事業と密接な関連がありまして、やはりこの事業も含めて、やっぱりときがわの定住をどうやってふやすかという中から出てきた考え方であります。
  それで、昨年、彩の森のほうで、根羽村という、こういうシステムを確立して頑張っている人口1,000人の村がありますので、そこに具体的に視察に行って、かなり中心的な役割を担う方々がやる気になってきています。やはりいかに行政がお手伝いしようとしても、やはり現実にそういう取り組む方々が、積極的に取り組もうという意欲を持っていただくことが大事でございますので、その上で、できることは積極的に町としても対応していきたいということで、こういった検討会を開いたところです。
  いろんなご意見をいただきながら、モデル的なシステムは一応ありますけれども、ときがわ町にとってよいものは何かということでいろいろ知恵を出し合って、それが、町としてお手伝いしていくということが大事かなというふうに考えていますので、ご理解いただきたい と思います。
  以上です。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  関口町長。
○関口定男町長 私のほうからも、この特に森林の問題につきましては、先ほど岩田議員がおっしゃったように、ただときがわ町だけの問題じゃないと思います。これはもう全国的な問題で、日本の国土の6割が山林であります。この山林をいかに活用するかというのは、日本の将来にとっても非常に重要なことだと思います。特に、この森林を資源としてとらえるということも、非常に大事なことであります。
  なぜ、じゃ、こういう、今、現状のようになってしまったかというと、昭和26年に法律ができまして、これは国のほうの閣議決定でありますが、公共建築物等においては木材を使用してはいけないと、不燃の建物をつくりなさいということで、それがずっと60年間続いてきました。ですから、公共の施設には木を使っちゃだめだということなんですね、不燃の面で。
  それが一昨年の10月に、今度はその逆に、皆さんにちょっとお話ししたことがあると思うんですが、公共建築物等における木材利用推進に関する法律というのが新しくできまして、日本の国全体で木材を使って、まずは公共施設に使って、そして民間に広めていこうという、大きくその国のほうの施策が転換をして、一昨年の10月ですが、それが施行されました。
  ですから、今までは使っちゃだめだと言って、外材がどんどん入ってきちゃったのを、今度は国の方針として積極的に国内産材を使いなさいということでありますので、その辺は非常に有利になってくると私は期待をしております。
  現にときがわの小中学校は、全学校は木質化してあります。これも実は非常に難しい問題がありまして、今回の第二庁舎もそうなんですが、建築確認等で言うと、確認をとってやらないといけない。壁の腰壁の高さが1,200以下だったらば、そうした許可を得なくていいわけです。ですから、小学校、中学校の場合は、なるべく低目でやると、そのまま使えちゃいますので、一番初め、玉川小学校をやるときには、腰壁を1,200以下にしました。そうすると許認可等は要りませんので、ずっと使ってやりました。
  当時、いろんな批判がありました。学校にそういうものを、不燃の問題、あるいはとげが子供の足に刺さったらどうするんだとか、そんなのってすぐ腐っちゃうんじゃないかとか、いろんな話があったんですが、現在、東洋大学でもいろんな研究をして、このくらいの冊子がこの間、ちょっと届いた。また議員の皆さんにもお見せしますけれども、国のほうでも、 そういういろいろな、今、この日本の状況を見たときに、木を何しろ使わなくちゃいけないと。
  先ほど岩田議員もおっしゃいましたけれども、使わなくては始まらないんですよね。山で切って腐らせちゃったのでは始まらないわけです。ですから、これを何とかしなくちゃということでやっておりまして、特に公共施設につきましては、平成12年から、埼玉県、あるいは埼玉県というよりも日本全体からいくと、学校の公共施設の木質化ということは、一番初めに私がやりました。これは、それぞれの学校で、教室単位ではやっていたんですね。校長室を木質化するとか、あるいは教室の一部を木質化すると。学校全体を木質化にするということはなかなかできなかったんですね。それだけなかなか踏ん切りがつかなかったと。それがだんだん認められてきて、各学校で、予算があれば木造の学校もつくるということであります。
  今回も法律ができまして、低層の建物、低層というのは2階建てまでの建物につきましては、木造でつくってもいいという法律ができました。ですから、平屋の場合は特に公共建築物等は木造を使えるということで、この間も、皆さんもご存じのように、特に木造という面では、吉見の保育園が、240人規模の大きな保育園ですけれども、この吉見の保育園にときがわ産材を使っていただいてつくっていただきました。つい最近では、嵐山の小中学校の体育館、2校の体育館の内装の木質化、これも今、ときがわ産材を使ってやっております。それと松伏町ですね、松伏町の体育館もときがわ産材を使っていただいております。つい最近、NTTの埼玉支社のショールーム、ここにもときがわ産の材料を使っていただきました。特に今までは学校とか公共施設等が多かったんですけれども、だんだん民間でも使っていただけるようになってきました。
  こういう一つ一つの、本当に一歩一歩ですけれども、木質化をしていっていただいて、何しろ木をまずは使っていただいて、先ほども岩田議員がおっしゃっていましたけれども、最終的には、切ってまた植えて、やっぱり水の涵養も大事ですし、CO2の削減、それには、もう育っちゃった木よりも新しい木のほうがCO2を吸うわけですから、そういう循環型社会をつくるには、またぜひまずは木を使うということで、私どももやっておりますし、ぜひ各議員の皆さんも、今、はっきり申し上げまして、埼玉県がこの木質化、木材の利用については日本の国をリードしていると言っても過言ではないと思います。この間も本も出ましたけれども、そういう形でやっておりますので、ぜひ皆さんも、各議員さんがそれぞれそういう形で発信をしていただければ、さらにこの木材が出てきて、このときがわ町の活性化につ ながっていくと。
  私は、法律が変わったということは、非常に期待をしているところであります。ぜひ議員の皆さんにもご協力をお願いして、木材の利用をさらに推進していきたいと思います。よろしくお願いします。
○笹沼和利議長 13番、岩田議員。
○13番 岩田鑑郎議員 町長の造詣の深い思いはよくわかります。いろんな、林業で成功した事例集みたいな本はいっぱいあります。それを実践するかしないかの話だろうと思うし、そういう思いがあるかどうかの話だろうというふうに思います。
  ぜひ、先ほど申し上げましたように、他の自治体の模範になるような林業システムができるような形で活動していただければというふうに思いますが、最後に、これはお答えいただかなくても結構ですけれども、前も申し上げましたけれども、ごみステーションも間伐材でできるんじゃないか、あるいは駐輪機も木材でできるんじゃないか、そういうようなことも考えの中に入れて、少しでも木を使うようにときがわ町で考えていく必要があるんではないかというふうに思います。これは希望です。
○笹沼和利議長 では続きまして、183ページ、学校教育事務事業の中の特色ある学校づくり補助金について答弁願います。
  長島教育総務課長。
○長島富央教育総務課長 それでは、ページ183の岩田議員のご質問、特色ある学校づくり補助金についてお答えいたしたいと思います。
  まず、英検であるとか漢検が、特色ある学校づくりにふさわしいのかというようなご質問だったかと思うんですけれども、また、その成果はどうなんだということかと思いますが、漢字検定につきましては、今年度、小学校で初めて取り入れたところです。特色ある学校づくりというのは、次のその蛍の話ともつながりますが、使い方については各学校に任せてあります。その学校でいろいろアイデアを出していただいて、その中で特色ある学校を展開する中で、その費用を有効に活用してほしいというふうに考えております。
  その中では、学校緑化の面であるとか、先日もありましたけれども、地域の伝統文化であるとか、自然に親しむとか、そういった流れの中で、学力向上という観点で検定に取り組んでいるということです。
  それで、成果というのをどこに見るかということだと思うんですけれども、じゃ、受験して、合格率が何%だったから成果が上がったとか、そういうものではないのかなというふう に考えております。実際にこの取り組みを見まして、小学校、中学校とも非常に意欲的に取り組んでいるというような報告を受けております。
  また、小学校については、今年度から始まったということで、保護者等の関心も高く、学校のほうにも、ふだん勉強していない我が子が机に向かって勉強しているということで、非常にありがたいというような声も学校に届いているということを聞いております。
  結果については、先日、漢字検定の結果は出ているようですけれども、すべての学校の結果がまだ届いてはいない状況ですけれども、小学校3校のうちの1校は、その特別表彰をされるというような報告もあるようですので、それは結果がいいから特別表彰になったのか、そこまではちょっとわかりませんが、そういったこともありますので、非常にその学校の特色というか、ときがわ町の小中学校で取り組んでいるこの学力向上に向けての特色というのは、非常にいいのかなというふうに考えております。
  また、そんなことをやらなくても意欲等は出せるんじゃないかというお話ですけれども、もちろん、これを使わなくても出す方法はいろいろあると思いますし、学校ではその辺を非常に課題と感じておりまして、いろいろな取り組みをやっております。
  ただ、やはりそういった何もしなければ、割とときがわの子供たちというのは非常に純朴で素直でいい子なんですけれども、あえて自分から検定に挑戦しようとか、そういったところは実際に少ないのかなという現状があります。中学校で英検、ただ単に英語科の教師のほうで受けなさいと言っても、なかなか応募者がいなかったりとかということがあるんですけれども、こういったことにやることによって、毎回毎回お金を補助するわけにいかないんですけれども、1回は経験させることによって、次はもっと上の級を目指したいとか、あるいは特別に支援が必要な子でも一生懸命勉強して、国で認められる資格が取れるわけですから、そういった面で努力をしている姿が見られるとかということで、非常にいいのかなというふうに思っております。
  そんなことで、特色ある学校づくりが有効に活用されているんではないかなというふうにこちらでは認識しております。
  また、蛍をふやす活動等に使ったらどうかというお話ですけれども、もちろんこれについても、都幾川中学校でも数年前から取り組んでおりまして、年々、蛍が飛ぶ数がふえてきております。校長等からも、なかなか子供たちを夜残して見せるというわけにいかないので、機会があったら見なさいという程度ではあるようですが、実際、PTAの会議等、夜で行われたときに、その足で、飛んでいる時期であれば見に行ったりとかということで、職員のほ うでは、例年、数を数えて、ふえてきているということを非常に喜んでおりますし、それに対する環境整備等については子供たちも実際行っておりますので、そういった取り組みも行っているのかなというふうに思っています。
  ということで、いろんな取り組み、与えられた金額を一つのことにつぎ込むのも一つの使い方だと思いますし、学力面であるとか、環境面であるとか、あるいは学校によっては伝統文化ということで、地域の方を呼んで、いろいろな、太鼓の指導を受けたりとか、伝統文化のことをやらせてもらったりとかということに使ったりとかと、いろんな使い方をできるこの予算のよさかなというふうに思っておりますので、ぜひその辺をご理解いただけたらというふうに思っております。
  それから、教育委員会として、この特色ある補助金についてどういう考えを持っているのかということが最後にあったかと思うんですけれども、特色ある学校づくりというのは、以前の学校というのは、全国どこで受けても同じ教育が受けられるというのが原則であって、言い方は悪いですけれども、金太郎あめみたいな、どこの地区で受けても同じ教育ということなんですけれども、平成に入りまして指導要領が何度か改訂される中で、特色ある学校づくりというのもそのころから言われ出したのかなというふうに思っております。
  その中で、そういった議論が出てきているときには、特色ある学校というのは、以前の学校はなべて横並びであっていたところを、違ってもいいとか、違っているからいいとかというようなとらえ方をするようになってきたと。その中で、ただ、それは間違ってはいけないところは、決して奇をてらったものではないと、特別なことをしないと。日本全国どこでもやっていないけれども、うちの学校だけやっているというのが特色なんだというとらえ方ではないんだというようなことが言われております。
  ですから、そういった中で、子供たちがこの学校へ来てよかったと、この地区のこの学校で生活してよかったんだというような学校づくりをすることが、特色ある学校づくりにつながるというようなことなのかなというふうに考えております。
  ということで、さまざまな教育活動を展開するのは、そういったものの延長線上にあるというふうに考えて、その予算の有効な活用を目指していければというふうに教育委員会のほうでは考えております。
  以上です。
○笹沼和利議長 13番、岩田議員。
○13番 岩田鑑郎議員 教育というのは、教え育てるということだと思うんですけれども、 意欲を持たせるのも教育、勉強させようとする意欲を持たせるのも教育ではないかと思うんですね。
  確かにおっぽらかしておれば、性悪説、性善説、どっちをとるかは別にしても、その教え導くこと、要は意欲を育てることも教育だと思うんですよ。そういう教育をしたらどうかなというふうに、もし意欲がないんであれば、そうしたらどうかなというふうに思います。
  それで、あと総合的な学習の時間というのも今もあるんですよね。そういう中で、金太郎あめじゃない授業もできるんではないかと思います。それが、その総合的な学習の私のとらえ方が違うのかもしれませんけれども、私は、そういうふうに考えていいような思いがありまして、ですから、もしこの特色ある学校づくり、連綿として、ときがわの、私は、外に対して、ときがわ町はこういう教育をして、これだけのレベルが上がったとか、こういう豊かな感性の持ち主が、生徒ができた、人間ができたとか、そういうのが、私は、特色がある学校だというふうに理解しているんですよ。
  ですから、これはいろんな考え方がありますから、ここで議論していても時間がたちますから、ぜひそういうことも考えの中に入れて教育行政を推進していただきたいというふうに思います。
  以上です。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  長島教育総務課長。
○長島富央教育総務課長 ありがとうございます。
  議員、今おっしゃったように、意欲を高めるという意味では、先ほどの検定のほうですけれども、いろんな活動を通して、子供たちの意欲というものを高める手段を講じているわけです。その中の一つとして、幾つかの取り組みがあるというふうにとらえていただければありがたいかなと思っています。
  また、総合的な学習の時間ですけれども、現在も実際に新しい教育課程の中でも入っておりますので、その中で、そういった、先ほどちょっと申し上げましたけれども、地域の伝統文化を学ぶであるとか、体験学習ということで農業体験をやったりとか、地域に出ていって地域の中でのそういったいろんな活動をするというものも当然活動できますので、その辺については、非常にいろいろ学校で取り組みやすい時間になっていることがありますので、そういった時間を有効に活用して、今後もそういった特色のある学校を経営できるようにしていければと考えております。
  以上です。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  舩戸教育長。
○舩戸裕行教育長 岩田議員のご質問にお答えしたいと思いますが、今、課長が答えたとおりでございますけれども、総合的な学習も含めて、ときがわ町でもさまざまな特色ある教育活動を取り組んでいるわけでございます。
  例えば上サの天然スケートリンクがございますよね。こちらも地域の方の本当のご尽力でああいうスケートリンクをつくっていただいて、町内の子供たちも一緒にその設立等に携わっております。そして、実際に授業でもそこで滑っております。
  ただ滑るだけでなくて、地域の方にご指導していただいておるんですけれども、その滑った後、必ずほうきをかけて平らにして帰るというところまでが、一貫として、教育活動として取り組んでいるわけでありますけれども、こうした活動ができるのも、地域の方と学校が連携してできている、非常に特色ある、私は、教育活動ではないかなというふうに思っております。こうしたことが、ことしにおきましてもテレビ等でも報道されているわけであります。
  また、この過日、都幾川中学校の生徒が2名、全国大会に出場いたしました。3年生の女の子は、1,500だったかな、5位です。会場が沸いたと。それはなぜかというと、ほとんど上位の子は、全国で上位の子というのは、北海道とか長野しか名前が出ていない。そこに埼玉の名前があったということで、すごいというか、びっくしたというんでしょうかね。そこまで活躍していると。
  過日、町長さんのところにもその成果を報告に行ったわけですけれども、待っている間に生徒に私が聞きました。多分、全国で名をとどろかせることから、相当ちっちゃいときから始めたのか、いつから始めたのと聞いたら、小学校4年生だったんですね。4年生というのは、上サのスケート場で初めてスケート靴を履いたと、そういうことなんです。もう1人の中学2年生の男の子にも聞いたら、この子は、じゃ、もっとちっちゃいときからやっているか、僕も4年生からだと。
  やはりそうしたその上サのスケートリンクの地域の方のご尽力と学校との連携で、そうした取り組みができていて、その成果がそうした形であらわれているということで、これはときがわ町の特色ある教育活動に位置づけられるものではないかな、こんなふうに考えております。
  それは余り積極的に学校がPRしていないという部分もあるかもしれないんですけれども、そんな形で、さらに予算をつけていただければ、さらに教育委員会としても一段と頑張っていけるのではないかなと思いますので、よろしくご理解のほうをお願いいたします。
  以上でございます。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  13番、岩田議員。
○13番 岩田鑑郎議員 昔、二宮金次郎は、薪をしょいながら勉学に励みました。ぜひ、予算がなくても、篤学の精神に燃える人を育てていただきたいと思います。
  なお、漢検とか英検については、何かのきかっけになって、それによって英語のレベルが上がることを期待して終わります。
○笹沼和利議長 答弁よろしいですね、はい。
  ほかに質疑ございませんか。
  鳥越議員。
○9番 鳥越準司議員 9番、鳥越でございます。
  岩田議員の高邁な質問の後に、稚拙というか、具体的な質問をしますけれども、まず、189ページから191、193、同じく学校関係でございますが、201、203ページの管理業務、学校管理業務の委託料の中に、同じ項目で検査委託料というのがございます。この検査委託料は、どういう検査なのかをお知らせいただければ幸いでございます。
  それと、同じく、同じ項目の中で、電気保安業務委託料、玉小で12万3,000円、これは昨年と同じでございます。
  次に、191ページの明覚小は12万3,000円、昨年が11万4,000円、若干の増加でございます。
  それと、193ページ、これは萩ヶ丘小で21万6,000円、昨年が20万円で、1万6,000円増加。
  201ページ、玉中で15万1,000円、昨年が13万9,000円で、増加しております。
  同じく203ページの電気保安業務委託料、これが都幾中で21万6,000円、昨年が20万円でございますけれども、これの電気保安業務委託料を上げていくか、予算の増加部分と増加していない部分等があるんですが、これの中身はどういうことなのかをお知らせいただきたいと思います。
  次に、3つ目が225ページです。一番下です。天然記念物保存管理事業でございまして、町指定天然記念物、七重のヤマザクラ大枝落下・同木倒壊予防第二期事業とございますけれども、第二期事業ではどのような業務委託をするのか。それと、これにおいて、業務委託が 終わった後、工事が伴うのかどうか、その辺もお知らせいただきたいと思います。
  もう一つですね、じゃ、追加いたしまして、3つ目が、さっきと同じ189ページから193ページでございますけれども、各小学校には土地借上料が入っております。中学校はございませんけれども、この土地借上料の各学校の所有者数、それと筆数がわかればお知らせいただきたいのと、この土地借上料、土地について、将来、購入をするということで、折衝なりその辺があるのかどうか。それともずっと借り上げていくのか、その辺のお考えをお知らせいただきたいと思います。
○笹沼和利議長 では最初に、189ページからの委託料の中の検査委託料と電気保安業務委託料について答弁願います。
  長島教育総務課長。
○長島富央教育総務課長 それでは、お答えいたします。
  まず、検査委託料ですけれども、内容につきましてはプールの水質検査です。それから、簡易専用水道の検査ということで、水道水の検査が含まれております。それが検査委託料ということです。
  それから、電気保安業務委託料につきましては、なぜその昨年度と料金が変わっているのかということについては、大変申しわけありませんが、ちょっと今データがないので、後ほどお答えするのでよろしいでしょうか。
○笹沼和利議長 よろしいですか。
          (発言する者あり)
○笹沼和利議長 いいえ、先に順番でいきます。
  225ページの……
○9番 鳥越準司議員 だから、同じページのことで、土地でありますから、先にそっちのほうをお願いいたします。
○笹沼和利議長 はい、わかりました。
  土地借上料について答弁願います。
  長島教育総務課長。
○長島富央教育総務課長 それでは、土地の借上料ですけれども、小学校のほうは、駐車場であるとか玉小のふれあい広場という、運動場ですけれども、そちらの部分が借り上げているわけなんですけれども、すみません、これについても、何筆あるかとかという、そこまでのデータがありませんので、後ほどお答えしたいかと思いますが、今後の方向ですけれども、 できれば購入の方向でということで、昨年度というか、以前からふれあい広場のほうはいろいろ交渉しているところです。今後、そういった方向で動いていければというふうに思っております。細かい筆数については後ほどということでお願いします。
○笹沼和利議長 9番、鳥越議員。
○9番 鳥越準司議員 土地購入の方向に持っていきたいということで折衝をされているということでございますけれども、今、玉小のほうはいただいたんですが、そのほかについても、どういうことかわかればお知らせいただきたいのと、折衝した結果、感触というんですか、購入できる方向にあるのかどうか、その辺の感触をお伺いしたいと思います。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  長島教育総務課長。
○長島富央教育総務課長 ほかの土地については、町の方針がそういう方向ですので、そういった方向でというふうには考えていきたいかなと思っております。ふれあい広場のグラウンドのほうについては、ここ何年かずっと交渉してきているんですけれども、今年度については、ちょっと実際にまだ交渉の段階までいっていないんですけれども、なかなか要望等もあって難しい状況であるということです。
○笹沼和利議長 よろしいですか。
○9番 鳥越準司議員 じゃ、筆数と所有者数については後ほどお願いします。
○笹沼和利議長 225ページ、天然記念物保存管理事業について答弁願います。
  柴崎生涯学習課長。
○柴崎秀雄生涯学習課長 それでは、お答えを申し上げます。
  この七重のヤマザクラの二期工事の関係ですけれども、林道に面したところに根が大分出ていて、木が弱っているということで、とりあえず、補正を3号補正でいただいて、大枝が3本出ておりますけれども、これを道に落下するのを防ぐという工事をまずはさせていただきました。
  その二期工事ということで、今度、主に幹の部分になりますが、これが倒壊するのを防ぐという工事を予定しています。内容につきましては、ステンレスのワイヤーロープ、これを、アンカーを打ち込みまして、そこから引っ張って木の倒壊を防ぐという、こういった工事でございます。
  以上です。
○笹沼和利議長 9番、鳥越議員。
○9番 鳥越準司議員 今のは工事でございますけれども、ここには委託料となっておりますが、さっきの答弁は工事と。委託とその辺の違いなんですが、お願いします。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  柴崎生涯学習課長。
○柴崎秀雄生涯学習課長 すみません、業務委託料ということで、これについては、先ほど申し上げました、木自体が倒壊するのを予防するために、この工事といいますか、作業を委託するための費用でございます。
○笹沼和利議長 9番、鳥越議員。
○9番 鳥越準司議員 作業を委託となると、工事料でいいんじゃないかと思うんですが、委託となりますと、例えば設計委託とかそういうもので、いわゆる倒壊防止とかその辺の内容を検討することを委託すると、普通はそういうふうに考えるんですが、工事とは別のものじゃないかというふうに考えますけれども。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  柴崎生涯学習課長。
○柴崎秀雄生涯学習課長 これにつきましては、ステンレスワイヤーロープを、そのアンカーを打ち込みまして設置するという、そういった作業の業務を委託するということでお願いするということであります。
○9番 鳥越準司議員 結構です。
○笹沼和利議長 ほかに質疑ございませんか。
  8番、野原和夫議員。
○8番 野原和夫議員 8番、野原和夫です。
  ページ142、143ですが、これ、野原兼男議員も質問した、15節の原木キノコ栽培育成整備事業でございますが、この事業において、以前、議会報告会では無駄な補助金という指摘をされまして、現場を見てこいというご指摘をいただきました。これは町長の施政方針の中でも、特産品として力を入れている町長の方針を私は伝えました、相手に。
  そういうことで理解されましたけれども、今後、この原木ホダ場をどのような情勢でふやすのか。まだふやさないといけないのかどうか、この点をお伺いするんですね。
  今現在2つはできていますが、これで3カ所目ですが、特産品になるには、まだまだ生産能力をふやさないといけないと思うんですが、その目標がどういう目標になっているか、余り、ときがわ町も今、特産品としておむすびの問題も出たり、いろいろ出たんですよね、み んな中途半端なんですよ、実際。だからこの原木キノコへ力を入れて、マイタケのキノコ、これをどこまで力を入れるかということを、先を見通してちょっとお伺いしたいんです。
  それと、200ページ、206ページから207ページの玉川中学校、都幾川中学校の社会体験事業でございます。この勤労体験、これはとてもいいことだと思うんですね。ぜひ多くやってもらいたいんですが、この予算も少し減額されておりますが、毎年のこの計画をきちんとやっていると思うんですが、計画に基づいてどのようにやっているのか。
  それと、その意識改革、この体験した子供たちがどういう意識を持ってこれに臨んで結果が出ているか、そういう評価的なものをお伺いします。
  2点お願いします。
○笹沼和利議長 まず、143ページ、原木キノコについて答弁願います。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 それでは、野原議員のご質問にお答えさせていただきます。
  まず、人工ホダ場でございますが、こちらについては3期目というふうなことでございます。この人工ホダ場につきましては、この原木キノコの栽培普及というふうなことで、その技術的な研究、それから普及というふうなことの拠点として整備をしてきているものでございます。
  特にこの人工ホダ場につきましては、この最初に、ふれあいの里たまがわに整備をさせていただきましたけれども、やはりこのキノコの特産品化に向けて、平地でどれだけやっぱり収穫ができるのか、実際に栽培ができるのかということで、それらの実証の実験も含めて整備をさせていただいているものです。
  非常にこの人工ホダ場については、地域の取り組んでいる団体の方から要望ももちろんございまして、整備をさせていただいておりますけれども、やはり今後の整備についても、やはりこのキノコを町の特産品として推奨して普及を図っていく上では、もちろん、これまで3期ということではなくて、やはり今後も設置する必要ある箇所については、設置はしていきたいというふうに考えております。
  特に、まだまだこの原木キノコについては、生産していただく団体の育成、それから住民の取り組みということで、現在普及を図っているところです。そういう中で、昨日の野原議員のご質問にもお答えしましたけれども、町内の直売所等々への出荷も見込んで、実際に出荷も出てきております。まだまだこれからこの原木キノコにつきましては普及を図っていく必要があるというふうに考えております。
  これはあわせまして、間伐材の利用促進というふうな面からもこの事業に取り組んでおりますので、今後も、町民の皆様方にも積極的にこの原木キノコの栽培普及に取り組んでいただければというふうに考えております。
  以上です。
○笹沼和利議長 8番、野原和夫議員。
○8番 野原和夫議員 この22年度の実績、説明だと、マイタケ111キロ、ナメコは375キロ、これはふれあいの里の評価であるのでしょうか。
  それで、この出荷のキロに対して、特産品になるには何キロぐらいの目標を掲げるかというのも大事だと思うんですよね。ただホダ場をつくる、つくるじゃなくて、計画はきちんとした中で、何カ所つくって、それを、例えば地元で加工場をつくるなりして、その加工したものをつくって売るとか、実際的に、総合的にかかわる問題であると思うんですよ。
  ただ、この前も指摘されたのは、現場へ行って見てこい、何もつくっていないじゃないかということで、大分お小言をいただいたんですよ。だからそういうことを踏まえて、やっぱり計画は計画でいいんですよ。ただ、実践にどこまでやるかというのを、もっと目標をきちんと定めたほうがいいと思うんですが、その点を伺います。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 それでは、お答えさせていただきます。
  この昨日、収穫量ということで、22年度の実際の出荷量ということで申し上げさせていただきました。これの数字につきましては、ふれあいの里たまがわのホダ場の数字ではなくて、これは町内で収穫しております総計ということでご理解いただきたいと思います。あくまでホダ場だけでなくて、それぞれ町内で取り組んでいただいておりますグループ、それから個人から出荷した量ということでございます。
  この数値のほうの目標というご指摘でございますけれども、これは、それぞれこのホダ場を使って取り組んでいただく団体、それから、もちろん山林等を使って栽培を取り組んでいただいている団体、これはそれぞれ栽培の仕方というのは、確かに形態は違います。当然、原木ということで、山の中にホダ木を据えて栽培するという団体もあります。
  この数値の目標というふうなことでございますけれども、やはりキノコ自体が、やはり期間的には、かなり限定される期間ということになりまして、まだまだ、町内の直売所に出荷をしていただいておりますけれども、やっぱり数字としては、出荷量としてはまだまだ少な いというふうに考えております。
  やはり販売価格というのも当然あるわけですけれども、やはりこれらも特産品として、またキノコづくりということで普及を図っていくには、この販売額というのもまだまだ低い数字だと思っています。
  そういったことで、数字的な例えば出荷量、それから販売額というふうなことでございますけれども、こちらもやはり数値の目標というのも今後設定はしていきたいというふうには考えております。
  以上です。
○笹沼和利議長 8番、野原和夫議員。
○8番 野原和夫議員 私は農業委員のときにその予算の計上をされまして、今、雲河原のほうにも1つできたのが、今2期目にあるんですが、町内で取り組んでいる人たちの共同的にこのホダ場を利用した中で生産を向上させて、町の特産物、加工場を設置して、やっぱり瓶詰めでナメコの販売とか、そういうものにも将来的に力を入れられるようにしていただくことが、私は、地元の雇用にも大いに役立つと思うんですが、その点、課長、将来的にその加工場も計画の中に入ってやるのかどうか伺います。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 お答えさせていただきます。
  この特産品づくりということで、昨日もお答えさせていただきましたけれども、この特産品づくり協議会の中で、町の特産品としてのご提案ということで、この原木キノコを使った加工品、こういったものも提案していただいています。
  やはりキノコそのものだけでなくて加工品も必要であるということで、またそれには、そういった通年を通したやっぱり出荷ですね、そういったものができる加工施設というものもご提案をいただいております。この特産品づくり協議会からのやはり提案も、今後のその加工場の設置等についても、やはり特産品づくりには必要だというふうに考えておりますので、今後しっかりやっぱりその辺は検討していきたいというふうに考えています。
  以上です。
○笹沼和利議長 暫時休憩いたします。
  再開を午後1時にいたします。
                                (午前11時56分)
─────────────────────────────────────────────────
○笹沼和利議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午後 1時00分)
─────────────────────────────────────────────────
○笹沼和利議長 野原和夫議員の2番目の質問から続けていきます。
  206ページ、中学生体験事業について答弁願います。
  長島教育総務課長。
○長島富央教育総務課長 それでは、野原議員のご質問にお答えしたいと思います。
  中学生社会体験事業の予算額が減額になっていますけれども、こちらについては、決して事業の縮小ということで減額されているのではありません。この事業の重要性については、学校も、あるいは教育委員会も十分、その存在意義というか、感じております。
  下がった原因ですけれども、単純に言いますと、生徒数が少なくなったということで、受け入れの事業数が減ったりとか、あるいは、例えば食品関係で行くときに保菌検査なんかをするんですけれども、そういった人数が減るとか、当然、入る保険も人数によって額が変わりますので、そういったことで減額になっております。
  これについては、両校とも、先ほども申したように、その意義を十分感じておりまして、計画的に取り組んでおります。その実施については、どういう方向がいいのかということで、ここ数年、いろいろ検討を重ねてきまして、実施する学年をどうしようかとか、あるいは実施時期であるとか、実施期間であるとか、そういったものについて十分検討して実施しております。
  その結果、玉中では、今まで2日間で実施していたものを、今年度については3日間に、1日ふやして実施しております。また、都幾中については、今年度までは1年生で実施していたんですけれども、今後は2年生での実施を考えていくというような方向で、いろいろ内容を精査しながら、よりよい方向にということでやっております。
  その実施後の成果ということでは、具体的には、体験したことを冊子にまとめたりとか、新聞等にまとめたりということで発表会なんかを行っております。子供たちの意識も、やはり社会へ出て、たとえ、2日なり3日という短期間ですけれども、その働く大変さであるとか、そこで体験した貴重なことを今後に生かしたいというような感想を多く述べておりますので、非常に意義のある事業かなと思っております。
  ただ、これについては、実施する側だけではなくて、受け入れ側の対応ということもいろ いろ難しい面もありまして、なかなか、日数も多ければ多いに越したことはないんですけれども、受け入れ側とすると、やはり3日も4日も、実際に中学生が入ってきますと職員もそれに取られてしまうということで、難しい面、あるいは安全面等を考えて、早々希望どおりにいかないとかという部分もあって、いろいろ交渉しながら、今後もよりよい方向を検討していきたいというふうに考えております。
  以上です。
○笹沼和利議長 8番、野原和夫議員。
○8番 野原和夫議員 過去の体験というのは、どのようなところを体験したのか。
  それと、今の社会情勢を考えた中の体験も踏まえて考えるもよしではないかなと思うんですね。
  私の近所にスタンドがありますけれども、スタンドのところに、それは高校生なんですけれども、バイト来ていますけれども、その人たちが終わると、必ず感想を書いて店長に渡しているんですね。それで、いい体験をしたとか、そういう将来に向けての思いを語って文章で書いて、あそこに飾ってあるんですけれども、それぞれ読ませてもらうと、やっぱり体験というのは大事かなと思うんです。
  だから今の情勢も考えた中でのその協議をして、その体験を、現地に行って体験することは必要だと思うんですが、今までの体験というのはどのような状況をしてきたのかお伺いします。
○笹沼和利議長 長島教育総務課長。
○長島富央教育総務課長 それでは、お答えいたします。
  基本的には、町内の事業所ということになります。交通等を考えますと、遠くまでということではできませんので、町内で、基本的には自転車等で行けるということで考えているんですけれども、具体的には、町内の商店ですとか、都幾中の場合は木工所なんかもありますので、そういった箇所も含まれていますし、今お話のあったガソリンスタンドとかそういったところもあります。あるいは公共施設ということで図書館とか、そういったものも含めて、町内の中でご協力いただける事業所の中でやっております。
  以上です。
○笹沼和利議長 8番、野原和夫議員。
○8番 野原和夫議員 町内の事業所といいましたら、その中でも農業体験、そういうものも必要ではないかなと思うんです。それで、その安心・安全な野菜がどういうふうな趣旨でつ くられているかというのも、体験の一つの糧にできればいいかなと思うけれども、幅広くこれからはお願いして、ただ、私のさきの答弁の中では、報告をしているという、個人個人の意思表示をはっきり報告して、目標を持ったりしているということは、とても評価できると思うんですね。
  それで、ある学校の、前、高橋校長先生がいたときは、その下の副校長、校長の下の人は、やっぱりその中で、各生徒にそういう発想、そういう意見を必ずまとめて発表して、父兄に配っていたという情報を聞いているんですね。そうすると意識改革も高まって、やっぱり将来を見据えた目標がきちんと出てくると思うので、ぜひそういうことを踏まえて、力を入れてお願いしたいと思います。それは要望でお願いします。よろしくお願いします。
○笹沼和利議長 ここで、先ほどの答弁について各課長から修正答弁及び追加答弁の申し出があります。
  まず、山崎産業観光課長から増田議員の質疑に対する答弁の修正の申し出がありますので、これを許可いたします。
  山崎産業観光課長、答弁願います。
○山崎政明産業観光課長 それでは、午前中の増田議員の星と緑の創造センターの小川町と東秩父村の土地の契約期間についてでございますが、この契約期間につきましては、10年契約で、同一の条件で契約更新ということになってございますので、訂正をさせていただきます。
  以上でございます。
○笹沼和利議長 増田議員、よろしいですか。
○12番 増田和代議員 はい。
○笹沼和利議長 長島教育総務課長から鳥越議員の質疑に対する答弁の申し出がありますので、これを許可いたします。
  長島教育総務課長、答弁願います。
○長島富央教育総務課長 それでは、先ほど午前中いただきました質問についてお答えいたしたいと思います。
  まず、2点ありまして、1点目の電気保安業務委託料が前年度と比較して変わっている点についてですけれども、こちらについては、主にキュービクル等の保守、あるいは点検というような内容になっております。
  玉小については変わっていないんですけれども、玉小だけ実は業者が別の業者で対応しているということで、ほかの4校とは若干状況が変わっております。残りの4校につきまして は金額が上がっているわけなんですけれども、点検項目が変更になる、変更というか追加になるということで、その分の額の増額ということになります。もともとの規模も違いますので、一律同額でのアップにはなっていないんですけれども、理由ということについては、そういう理由から増額ということになります。
  以上です。
○9番 鳥越準司議員 はい、結構です。
○笹沼和利議長 よろしいですか。
  ほかに質疑ございませんか。
  もう1点、はい。
○長島富央教育総務課長 それでは、2点目の現在学校のほうで借りている借地の件ですけれども、現在契約している方が5名おります。
○9番 鳥越準司議員 玉中ですか。
○長島富央教育総務課長 全部でです。
  それで、全部で筆数は8筆ということになります。
  よろしいでしょうか。
○笹沼和利議長 9番、鳥越議員。
○9番 鳥越準司議員 8筆の面積はわかりますか。
○笹沼和利議長 長島教育総務課長、答弁願います。
○長島富央教育総務課長 個々には出ているんですけれども、まだ合計しておりませんので、ちょっとお時間をいただければと思います。
○9番 鳥越準司議員 じゃ、後ほどお願いします。
○笹沼和利議長 では、後ほどということにさせていただきます。
  ほかに質疑ございますか。
  6番、野口議員。
○6番 野口守隆議員 きのう言えばよかったんですが、初めに、実は土曜日に前年度予算の予算書を見て、今年度のを見ましたら、非常に今年度は字が大きくなって、老眼の私には大変ありがたかったので、お礼を申し上げたいと思います。
  それでは、159ページですか、159、160、161で、それぞれ区長要望の予算が減額されておりますが、これの理由を教えていただきたいということなんですが、区長要望はいろいろこたえていただいて、区長も大変喜んでおりますので、この減額理由をひとつ教えていただき たいということと、次が、203ページの下段の14節、タクシー借上料99万3,000円ということで、この内容を教えていただきたいと思います。多分、一斉下校か何かのときの問題かなと思っておるんですが。
  それともう一つは、217ページの玉川公民館の管理運営事業で、来年、24年度、大規模改修工事、耐震補強と行うとのことですが、これのいわゆる入札方法は、一般競争入札をやるのかと、あるいはほかの入札をやるのかということをお聞きします。
  以上3点、お願いします。
○笹沼和利議長 ではまず、159ページ、道路維持管理事業で、区長要望について答弁願います。
  内室建設課長。
○内室睦夫建設課長 それでは、野口議員の区長要望に対する予算措置の額が減額になっているということで、お答えさせていただきます。
  こちらにつきましては、本年度、こちらに計上してございます個別箇所を示した工事箇所なんですが、例年に比べますと区長要望の箇所が多くなっております。そういう中で、傾向としまして、区長要望が上げてこられまして、それをその年度に実施するということでこちらは予算計上してあるんですが、翌年度に、また内容を検討しまして、計上する事業が割合的にふえてまいりましたので、当年度の分につきましては減額をさせていただきまして、また24年度に区長要望が上がってまいりまして、また検討して、翌年度という事業を想定したものでございます。
  以上です。
○笹沼和利議長 6番、野口議員。
○6番 野口守隆議員 はい、わかりました。
  そうすると、年度をまたぐものや、あるいは大型のものが出たので、そういった工事になったという可能性もあるということで、区長要望を極力聞いていただけると解釈してよろしいんでしょうか。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  内室建設課長。
○内室睦夫建設課長 そちらにつきましては、従来どおり、要望に対しましては対応させていただきたいと考えております。
○笹沼和利議長 6番、野口議員。
○6番 野口守隆議員 じゃ、とりあえずこれで足りると考えてよろしいですね。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  内室建設課長。
○内室睦夫建設課長 昨年度等、いろいろ勘案した中で、24年度につきましてはこれで足りるということで予算措置をさせていただいております。
○6番 野口守隆議員 はい、わかりました。
○笹沼和利議長 続きまして、203ページ、中学校一般管理事務のタクシー借上料について答弁願います。
  長島教育総務課長。
○長島富央教育総務課長 それでは、野口議員のご質問にお答えしたいと思います。
  203ページのタクシー借上料99万3,000円ですけれども、これは、都幾川中学校の生徒が下校時に、現在、路線バスを利用しているんですけれども、下校時に走っているバスが、ワゴンタイプの10人乗りのバスが運行しているということで、来年度については、大野方面の生徒が、予想される生徒が12名いるということで、空のバスが来たとしても全員乗り切れない状態が予想されるんですね。それで、それについて、タクシーをそれに充てて下校時に利用していただくというようなことで、年間通して275台を想定して予算を計上させていただいております。
  以上です。
○笹沼和利議長 6番、野口議員。
○6番 野口守隆議員 275台ということなんですが、そうするとこれは、ある程度、いわゆる何月何日のというので一斉下校を想定して多分組んだと思うんですが、部活があって、それぞれ3人なり4人なり下校するというのだと、そのワゴンタイプで足りると思うんですが、これは一斉下校での、日付から何からわかっていて、こういった275台分を計上したんでしょうか。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  長島教育総務課長。
○長島富央教育総務課長 お答えいたします。
  中学校の場合は小学校と違いまして部活動等がありますので、最大見込んでこの数ということで、部活動の下校時刻が決まっておりますので、その時刻に乗るであろうバスで、全員、基本的には、来年度の1年生が部活加入率がどうなるかということはわかりませんので、全 員部活に入ったとすると、同じ時刻にほぼ毎日乗るだろうという想定のもとです。ですから、特別行事等があってこの日は一斉下校とかということではなく、中学校の場合は大体、部活の下校時刻、完全下校時刻が決まっていますので、それに合わせたバスの運行に、みんなが乗った場合にということです。
  以上です。
○笹沼和利議長 6番、野口議員。
○6番 野口守隆議員 去年の10月に、このワゴンタイプにかわるということで、私も全員協議会で、もしも乗れなかったときはといった場合、タクシー対応というお話は伺っております。
  ただ、それながら、例えば私が危惧するのは、ワゴン車に生徒の家族、いわゆるおじいさん、おばあさんだと思うんですよね、そういう方が乗って、生徒がタクシーで下校するというのは、やはり不自然であり、おかしなことになると思うんです。これは考え方としては逆だと思うんですよね。それは対応が難しいというのはわかりますが、もしもそういう場合でしたら、やはりおじいさん、おばあさんがタクシーで帰るべきじゃないでしょうか。これ、スクールバスなり路線バスなりで対応できないんでしょうか。その辺はどうも、どう考えてみても本末転倒のような気がしてならないんですが、いかがでしょうか。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  長島教育総務課長。
○長島富央教育総務課長 おっしゃるとおりかなと思うんですね。実際、子供たちも、路線バスについては都幾中前で乗ります。そのときに既に乗っている状態であれば、子供たちですので、そういった形を優先してもらえるかなと思っているんですけれども、デマンドバスについては事前に予約を入れてしまうので、ほかの予約の状況がわからないので、結果的に中学生が占めてしまうということもあり得るのかなとは思うんですけれども、なかなか、中学生にとっても、そのバスに乗れないとなると、また下校時刻も遅くなってしまうとかということで、難しい問題もあって、実際、保護者に急に迎えに来ていただいたりとかということもあるように聞いていますので、何とかそれを避けたいと思って、こちらでもタクシーのほうを手配して、下校がスムーズにいくようにというふうには配慮をしているところです。
  ちょっと、すみません、回答がはっきりしなくて申しわけないですけれども。
○笹沼和利議長 よろしいですか。
  答弁願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 路線バスの対応はということだと思うんですけれども、当初、ハブアンドスポークにしたり、いろいろバスを改革するときに、圧倒的に多かった意見が、これは自由記述なんですけれども、バスが大き過ぎて、ほとんど乗っていなくて、2台一緒に走っていて無駄だという意見が圧倒的に多かったです。そういった意味も含めて今回小型にしたという経緯があるんですけれども、その後のいろいろなそういう問題も出てきたということでございますので、今後、活性化協議会の中で検討させていただきたいと思います。
  以上でございます。
○笹沼和利議長 要望ですね。
○6番 野口守隆議員 はい。
○笹沼和利議長 野口議員。
○6番 野口守隆議員 これは大変失礼な言い方かもしれませんが、今12名いると言ったわけですよね。そうすると、ワゴン車に替るときに12名が乗ったら、ワゴン車はいっぱいになって、帰れないということを想定したのかどうか、私はこれはちょっと疑問に思ってしまいます。少なくとも、さっき言ったとおり、お年寄りがワゴン車に乗って子供がタクシーで帰るというのは教育上非常にまずいと思いますので、早急に教育委員会と打ち合わせしまして、スクールバスなり、あるいは路線バスなりを回すようにしていただきたいと思います。
  以上です。
○笹沼和利議長 続いて、217ページ、玉川公民館管理事業、工事請負費について答弁願います。
  久保企画財政課長。
          (「休憩」と呼ぶ者あり)
○笹沼和利議長 暫時休憩します。
                                (午後 1時23分)
─────────────────────────────────────────────────
○笹沼和利議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午後 1時24分)
─────────────────────────────────────────────────
○久保 均企画財政課長 お答えをさせていただきます。
  新年度の入札の関係については、新年度になりまして、指名委員会等で決定することでは ございますけれども、今までの例を見ますと、金額的に2億を超える事業ということでございますので、一般的には一般競争入札という形になろうかと思います。
  以上です。
○笹沼和利議長 6番、野口議員。
○6番 野口守隆議員 はい、わかりました。
  予算書には、補正で、繰越明許で出ています明小の体育館もあると思うんですが、今、県では、総合評価方式というので入札を行っていると聞いております。これには、いわゆる会社の状態、あるいは工事の今までの技術、あるいは地元に貢献したかというようなことで、導入していると聞いております。
  あるいは自治体によっては、最低制限価格を公表して入札を行っているということもあると聞いております。そうなるとくじ引きだという話を聞いておりますが、このことも私は言いたくないんですが、鳥越議員も言いましたし、ほかの議員も言いましたけれども、やはりときがわの第二庁舎と公民館の工事でああいうような追加が出てきたということは、私にとっては非常に残念であり、不自然であります。
  ぜひ総合評価方式をある程度取り入れればそういうことはなくなるんではないかなと私は思うんですが、総合評価方式を取り入れる考えはあるのかということで、確かにこれ取り入れるとかなり煩雑になると聞いております。県のほうのデータとかいろいろあると思うんですが、入札をする側も、いわゆる役場のほうも、事務的には大変事務量が多くなると思うんですが、そういった意味も加味しながらも、総合評価方式というのを取り入れたらいかがかなと思うんですが、いかがでしょうか。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 野口議員のご質問にお答えをさせていただきます。
  総合評価方式につきましては、野口議員のご指摘のとおり、技術者の数ですとか、今までの経験ですとか、いろいろな項目を評価いたしまして、その点数をつけて、その中で、入札金額も加味した中で総合的に入札者を決めるという制度になってございます。
  ときがわ町におきましては、2年ほど前に1度、道路工事の関係で総合評価を導入した経過がございます。その中でわかった点なんですけれども、非常に期間がかかります。最低でも3カ月ぐらいはかかります。
  そういった中で、県の評価委員会というのがございまして、この中でいろいろ条件を決め たり、その会議の中で審査をしていただきながら手順を踏んでやっていくということでございますので、3カ月から4カ月はかかってしまうということで、夏休みに実施する工事等については、もう工期的に非常に難しい工事になろうかと思います。
  また、そうでない工事についても、非常に工期の長いものについては、非常に年度内に終わらないというような状況も出てくるかと思いますので、今のところですと、例年やっております制限つきの一般競争入札というのが、一番事務的にも期間的にも妥当ではないかというふうに考えております。
  以上でございます。
○笹沼和利議長 6番、野口議員。
○6番 野口守隆議員 じゃ、要望で結構です。
  じゃ、ぜひ、一般競争入札でも結構ですが、今度は追加工事が出ないようにきっちりと管理してやっていただきたいと思います。
  以上でございます。
○笹沼和利議長 ほかに質疑ございませんか。
  10番、野原兼男議員。
○10番 野原兼男議員 10番、野原です。それでは、3点ほどお願いいたします。
  まず最初に、151ページ、先ほど増田議員からの質問もありましたけれども、ハイキングコース案内板設置工事ということで、今期13基を設置するということでございますけれども、これまでも案内板の設置はしてきたんですけれども、今回で、これで何コース終了したかということですね、設置が終わったのか。
  それとあと、先ほどの課長の答弁の中でも、大変、そういった訪れる人がふえている、ハイキングコースを利用した、そういった観光客の人がふえているということでございますけれども、里山コースは明覚駅起点ですから、バスは余り問題ないのかなとは思うんですけれども、明覚駅の前にも観光案内板があるんですけれども、こちらのほうにそういったコースが全部載っているのかということ、それから、明覚駅にはそういったコースのパンフレットが置いてあるのかなということ。これはインターネット等を調べてくれば当然わかるのかなと思うんですけれども、そういった中で、そういったパンフレットも明覚駅にどの程度置いてあるのか。
  それと、あとバスですね。バス、要するに、先ほども言いましたけれども、里山コースでしたら、明覚駅からですから特に問題ないんですけれども、山系のほうのハイキングコース になりますと、バスで移動しなきゃならないと思うんですよね。そういった中で、直行便というのはないんですよね、明覚駅から。どう行ったらいいのか、そうった、明覚から、今、ハブ、体育センターのところまで来て乗りかえるということなので、そういった案内標識等、Aコースは何線に乗るとか、明覚駅へ行ったらまずどのバスへ乗ってくださいとか、あと、ハブへ来たらAコースは何線に乗ってどこのバス停で下車するのとか、そういった案内板の表示も必要になってくるのかなと思うんですけれども、その点についてお伺いできればと思います。
  続きまして、153ページですね、花菖蒲関係なんですけれども、下から、まあ下段のほうなんですけどね、真ん中から下段のほうなんですけれども、今回、イベントのステージも設置するということでございますけれども、花菖蒲まつり等になると、非常に露店等、あそこはいっぱいになるわけですね。来園客と、そういった中で、どの辺にどの程度のそういったものを設置するのか。
  そして今、花菖蒲園を見ると、まるっきり花の木もないんですよね。今後、花菖蒲まつりについて、今花がないんですけれども、どのようにやっていくのか。全然、今、花が、木がないんですけれども、その辺は多分問題ないと思うんですけれども、ちょっと見た感じ、そういったことがちょっと心配なので、その点についてお伺いできればと思います。
  それからあと、147ページですね、中段のところに商工会補助金ということで、ことしも1,000万円計上されているわけでございます。多分、今回これで4年連続ぐらい1,000万円が計上されているのかなと思うんですけれども、今回、商工会のほうからは実際に幾らの申請があって1,000万円になったのか、その点についてお伺いできればと思います。
  以上3点、お願いいたします。
○笹沼和利議長 まず第1点、151ページ、観光施設管理運営事業の案内板について答弁願います。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 それでは、野原議員のご質問にお答えさせていただきます。
  まず、このハイキングコースの案内ということでございますが、明覚駅には観光案内板がございますが、この中には、このハイキングコースの案内の表示については、特にこの案内板の中にはございません。
  また、パンフレット等についてでございますが、こちらについても、直接、第二庁舎等々には置かせていただいておりますが、このマップについては、駅に直接まだ置いてはおりま せん。今後、この辺については設置してまいりたいというふうに考えております。
  また、それぞれのコースのバスの利用というふうなことなんですが、こちらについても、確かにそれぞれのコースによって、ご利用するバスについても変わってきます。こちらのほうとしては、それぞれお問い合わせのときに、各コースではどこでおりたらいいかというふうなことで、このハイキングコースの中にも案内はあるんですけれども、そういった対応を現在のところしているところでございます。
  それぞれがかなり、来るお客様が、ハイキングコースとしてこの紹介しているコースというのが、かなりコースもありますし、それぞれのお客様の対応ということでご案内させていただいているわけですけれども、できるだけ、こういったバス等のダイヤを含めた案内についても、今後もまた詳細にご案内できるようにしていきたいというふうに考えております。
  それから、これまでのこのハイキングコースの整備ということでございますけれども、これは、ハイキングコースの案内板につきましては、現在、雷電山のコース、こちらは里山コースになるわけですけれども……、失礼、景観コースですね。それから、里山のコースのほうで、小倉城跡、湯郷玉川温泉から小倉城跡を回るコース等も整備をさせていただいております。また、同じく景観コースで、こちらの弓立山のコース等についても整備をさせていただいております。
  このハイキングコースの案内板につきましては、まだまだ今後、順次また整備を行っていく予定でありますので、特にそれぞれのコースの指導標ということで整備を進めているわけでございますが、それまでの間のまた案内等も今後また整備をしていきたいというふうに考えておりますので、ご理解いただければと思います。
  以上です。
○笹沼和利議長 10番、野原兼男議員。
○10番 野原兼男議員 駅のほうには、観光案内板にはそういったコース等はまだ表示されていないということと、また、バスの案内ということはまだされていないということなので、駅を利用した場合に、この辺のやっぱりハイキングに来る人というのは、割と車で来るというのは少ないと思うんですよね。そういった中で、バスの利用者というのは結構多いのかなと思うんですよ。
  そういった中で、やはり駅を利用して来た場合に、すぐ、どこへ行ったらいいかというのは、私はもうよく行くんですけれども、すぐまず観光案内板を見たり、バス停のところに、このハイキングコース、登山のところもそうですけれども、何行きに乗ってくれとかという ので表示されているわけなんですけれども、ぜひそういった中で、せっかく多くの方がこのときがわ町を訪れていただけるわけですから、そういったサービスをやはり充実させていただくことが望ましいかなと思うんですよね。
  やはりそれで今、バスも明覚駅から全部わかって出ていればいいんですけれども、全部がいったん、せせらぎホール行きだけで、バス、乗りかえないわけですよね。そうするとなかなかわかりづらいので、そういった中で、やはりその辺の表示ですか、やはりわかりやすくしてもらうために、見て、駅をおりて、どう行ったらいいのか、そのコースでどこで使うのか、あとは、せせらぎホールのバス停でもそうですけれども、このバス停からは何々コースがありますとか、そういったやはり掲示をぜひしていただければと思います。
  それからあと、私、前、1度、一般質問で、雷電山コースのところで一般質問をしたあれがあるんですけれども、その中で、雷電山コースは割と気軽に歩きやすいコースなんですけれども、そういった中で、頂上は前にも行ったので、頂上の景観が非常に悪いわけですよね。ぜひ、やっぱり登山、ハイキングというのは、頂上へ行ってその美しい景観を見るのが一つのやはり楽しみですからね。そういった中で、地権者のいろいろ問題もあると思うんですけれども、それが余り歩いても楽しいというようなコースでもないんですよね、雷電山コースというのは、余り景観もよくないし。ぜひ、頂上へ行ったら、頂上からこう見晴らせるような、そういった整備も今後考えていただければいいんじゃないかなと思うんですけれども、その辺についてお伺いできればと思います。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 それでは、お答えさせていただきます。
  野原議員ご指摘のとおり、この雷電山の頂上ということで、見晴らしの面ではまだやはりもう少し見通しがいいほうが、やはり頂上からの眺望としてはいいと思います。今後もまた関係者とも調整をさせていただければというふうに考えております。
  以上です。
○笹沼和利議長 よろしいですか。
○10番 野原兼男議員 バスの方はやるということで理解して、それでいいわけですよね。今後、そういったものを。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 それでは、お答えさせていただきます。
  やはりハイキング客の方にわかりやすいようなご案内ができるように改善していきたいと思います。
  以上です。
○笹沼和利議長 よろしいですか。
○10番 野原兼男議員 はい。
○笹沼和利議長 続いて、花菖蒲まつり支援事業について答弁願います。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 それでは、153ページの花菖蒲まつり支援事業ということでお答えさせていただきます。
  この平成24年度の花菖蒲まつりにつきましては、実行委員会への補助金ということで増額をさせていただいております。こちらについては、今回、平成24年度につきましては、10周年の記念イベントを実施させていただければというふうに考えております。この10周年記念イベントということで、ちょうどスペース的には、旧の花菖蒲園、今、埋め立てをして駐車場にしましたけれども、そちらにステージをつくって、これは仮設のステージでございますけれども、これを設置していきたいというふうに考えております。
  従来ですとお祭りの期間も、花菖蒲まつり当日というのは、例年、日曜日1日ということでございましたけれども、今回は土日の2日間をお祭り、イベントということで開催していきたいというふうに考えております。
  このステージでは、この2日間にわたりまして、町内の団体、それから文化団体等々に、この2日間にかけて演奏等々で出役していただくというふうなことで考えております。
  以上です。
○10番 野原兼男議員 苗が一本もないんですけれども。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 失礼いたしました。
  花の関係については、確かに今、花菖蒲を育てる会の皆様にそれぞれ毎年、植えかえ等を行っていただいております。従来の花菖蒲園全体での開花という形ではなくて、植えかえ等をして、花を育てるエリア、それから花を見せるエリアということで、そういった形で毎年管理を行っていただいているわけですけれども、特にここで、やはりここ数年、ちょっと花 の数が少ないというふうなご指摘もいただいておりまして、やはりその辺も踏まえて、育てる会の皆さんも、各、あのエリアの中で、見せるエリア、それから育てるエリアということで現在取り組んでいただいておりますので、全体的な花の開花という形ではありませんけれども、毎年、なるべく多くお客さんが来ていただくように取り組んでいただいておりますので、この花についても、やっぱり花を見ていただくエリアということで、今、会の皆さんにも一生懸命取り組んでいただいておりますので、ご理解いただければと思います。
  以上です。
○笹沼和利議長 10番、野原兼男議員。
○10番 野原兼男議員 今回は10周年記念ということで、そういったステージ等をつくって、土日、大々的にそういったものを行うということでございます。そういった中で、ぜひ来ていただくお客さんに喜んでいただくような、そういった催し等をたくさんやっていただければいいかなと思うんです。
  そういった中で、せっかくステージをつくるんですから、土日2日間だけということじゃなくて、せっかく、開花時期というのは、大体1カ月ぐらいは咲いているわけですよね。どこの、梅祭りにしても、大体、梅祭り期間ということで1カ月ぐらいとって、その土日等を利用した中で、イベント等も数多くやって、来ていただけるお客さんに喜んでいただいているわけでございますけれども、そういった中で、できる範囲で、せっかくこういったステージ等を設置するわけですから、無駄にならないように、その期間中、いろんな各団体等に働きかけて、多くのイベントを開催していただけるように努力していただければと思います。
  それから、花なんですけれども、今見て、花菖蒲園全体に一本もないわけですよね。普通はあって、植えかえるところは植えかえて、それで実際やっているわけですけれども、今見ていると一本もないので、実際、そういった、来て本当に花を見ていただけるような、そんなあれが期待できるのかなという心配もあるわけでございます。
  そういった、今、これから苗を植えるということですから、当然、その苗は育てる会の人たちが各自持って、個人的に持ってそれで育てて、また持ってきて植えるのか、それとも、これを見ると予算的に計上されていないんですよね。その花をどう全体に植えるかと、苗を植えるかということで、予算がどこに計上されているのか。予算はなくてもそういったことができるのかなということも考えるんですけれども、ただ、今、本当に苗が一本もないので心配しているんですけれども、その点、どういうふうに今計画されているのかお伺いできればと思います。ちょっとすみません。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 お答えさせていただきます。
  花の苗についてでございますが、ちょうど花菖蒲園へ入ってすぐのところのことをおっしゃっているんでしょうか。全体にないということなんでしょうか。昨年、植えかえ等々を行って、花菖蒲園に入って、木道へ入っていただきますと、奥に植えかえした場所なんかもあります。そういったところは、ことし、花も期待されるところでして、やはり連作障害ですとかそういったところを考慮しながら、やはり花を育てるところ、また見せるところ、また土地を休ませるところ、そういったローテーションを考えながら今取り組んでいただいておりますので、その辺は、一時の花菖蒲園全体が同じように花を咲かせるというのは、これからかなり現実としては厳しい状況にありますので、そういった中で、やはり育成するところ、見せるところ、休ませるところ、そういったところをうまくローテーションしながら、今後もやっぱり花菖蒲については、それぞれ関係者の皆様にご協力をいただきながら進めていければというふうに考えております。
  それからもう1点、この花の関係の予算というふうなことなんですけれども、ページが132、133ページということで、133ページをごらんいただきたいと思うんですが、このページの下段になります。花のまちづくり事業、こちらのほうで、花菖蒲園の除草作業の業務委託等の予算等も計上させていただいております。ここの中で、この花菖蒲園に関する維持管理等についての予算は計上させていただいているということでございます。
  以上でございます。
○笹沼和利議長 10番、野原兼男議員。
○10番 野原兼男議員 そうしますと、これは133ページですか、今、197万6,000円と、その下の9万円の補助金があるんですけれども、そうした中に、その中にも含まれているということで理解してよろしいわけですね。
  そういったことで、ぜひ、来ていただけるお客さんに満足していただけるような、ぜひ、そういった、ことしは10周年ということで大々的にやるということなので、ぜひそういったことでよろしくお願いできればと思います。
  以上で結構です。
○笹沼和利議長 続きまして、147ページの商工会補助金について答弁願います。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 それでは、147ページの商工会の補助金につきましてご答弁させていただきます。
  この商工会の補助金につきましては、商工会からの毎年要望をいただいております。今回につきましても、昨年の11月18日付で1,000万円の要望をいただいたところでございます。
  以上でございます。
○笹沼和利議長 10番、野原兼男議員。
○10番 野原兼男議員 そうしますと、商工会のほうから1,000万円の要望があって、今回もまるまる1,000万円の補助を出すということでよろしいわけですね。
  その後、この近隣の状況をちょっとお知らせいただきたいんですけれども、近隣の商工会のそういった町からの補助とか、商工会の職員数、それから、その商工会が管理している対象事業所等の件数等わかれば、この近隣の幾つかのところをちょっとお伺いできればと思います。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 それでは、お答えさせていただきます。
  近隣の商工会への補助金の状況ということでお答えさせていただきます。これは平成24年度の補助金の予定額ということでご理解いただきたいと思います。
  まず、小川町でございますが、補助金につきましては1,000万円が予定額でございます。それから商工会の会員数、696事業所、商工会の職員数でございますが、6名でございます。
  続きまして、嵐山町でございますが、補助金につきましては806万円、商工会会員数につきましては453、職員数につきましては6名でございます。
  続きまして、滑川町でございますが、補助金の額でございますが、648万円、会員数285、職員数4名でございます。
  続いて、吉見町でございますが、1,100万円、会員数495、職員数5名でございます。
  続いて、川島町でございますが、補助金につきましては1,100万円、会員数499名、職員数5名でございます。
  鳩山町でございますが、補助金につきましては470万円、会員数264名、商工会の職員数5名でございます。
  続きまして、東秩父村でございますが、315万円、会員数128名、職員数につきましては4名です。
  お隣の越生町でございますが、補助金につきましては580万円、会員数が436名、職員数は7名でございます。
  なお、ときがわ町につきましては、商工会の会員数でございますが、平成23年4月1日現在の数字でございますが、440名、それから職員は、パートも含めて6名ということになってございます。
  以上でございます。
○笹沼和利議長 10番、野原兼男議員。
○10番 野原兼男議員 今、課長のほうから近隣の状況等をお知らせいただいた中で、会員数におきましては大体中間クラスかなと思うんですけれども、そういった中で、補助金については1,000万ということで、吉見、川島は1,100万ですよね、小川町が同じ1,000万ということ。職員数については、6名ということで、パートを含めた中で6名ということでございますけれども、そういった中を比較してみましても、ちょっとときがわ町の補助金については、少し多いんじゃないかなという気もするわけでございます。
  それで、まあまあ、私、平成20年のときに1度、この件についても質問させていただいておるわけでございます。そのときに、やはり近隣の状況を比べると、ときがわ町は少し補助金が多くなっているということ。
  そういった中で、やはり今後、商工会の人件費を含めた、そういった経費等の削減の自助努力をぜひしてもらわなくてはならないというような答弁もいただいているわけでございますけれども、その後、一向に、補助金がそのまま申請どおり、今まで4年間ずっと出ているということでございます。
  そういった中で、20年にそういったことで答弁いただいている中で、どのように指導してきたのか。ある程度、町としてもこういった経済状況等を勘案した中で、やはり補助金の見直し等を図った上で、そういったことで、商工会についてはどのような指導をされてきたのか、それについてお伺いできればと思います。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 それでは、お答えさせていただきます。
  この商工会への指導ということでございますが、毎年、この商工会に対しては、要望書等を上げていただいている段階で、それぞれ経費の見直し、それから節減等々についての内容の審査、指導も行わせていただいております。特に人件費等々についても、手当関係等々に ついても、削減等々について商工会としても実施しておりますし、そのほか、管理費等の事務的経費等についても節減等も行ってきております。
  そういう中で、町としても、大変、商工会自体も会員数等々の減少もありまして、非常に厳しい状況もあるわけですけれども、そういう中では、やはり全体の経費の見直し、それから人件費等の見直し等についても、町としても指導は行っているところでございます。
  以上でございます。
○笹沼和利議長 じゃ、要望ですね、はい。
○10番 野原兼男議員 町のほうでも指導した中で、商工会のほうでもいろんな経費の削減等を図ってきたということであれば、本来ならば、もう少しその補助金についても金額が削減されてもいいのかなという思いもするわけです。
  そういったことで、今後、やはり言われた額をそのまま補助するのではなく、そういったことで、町としてもある程度強い態度で、ほかの商工会ではそれなりにやっぱり努力して、そういった少ない中で、やはり人員的にも同じな中で、給与体系も大体同じだと思うんですよね、みんな。そういった中で皆さん努力してやっているんですから、ぜひその点について今後さらなる指導をお願いいたしまして、この質問は終わらせていただきます。
○笹沼和利議長 先ほどの鳥越議員の質疑に対する答弁の申し出があります。これを許可いたします。
  長島教育総務課長、答弁願います。
○長島富央教育総務課長 それでは、議長のお許しが出ましたので、先ほどの鳥越議員の小学校のほうでの借地の総面積ということでお答えしたいと思います。
  全部合わせまして4,585平方メートルとなっております。
  以上です。
○笹沼和利議長 鳥越議員。
○9番 鳥越準司議員 お答えをいただいたんですが、予算としては3つの小学校に分かれておりますので、できればそれぞれの所有者と筆数、それから個別の面積をお願いできればと思っております。
○笹沼和利議長 申しわけないんですけれども、先に言っておいていただければ説明がそのときしやすいので、これからはそのようによろしくお願いします。
  今、それはすぐ出ませんね。
○9番 鳥越準司議員 後でいいよ。
○笹沼和利議長 じゃ、後ほどということにさせていただきます。
  ほかに質疑ございませんか。
  7番、小宮議員。
○7番 小宮 正議員 3つばかし質問させていただきます。
  141ページの、先ほども言ったんですけれども、141ページの下段の16節の苗木の関係なんですけれども、この22年、都幾川村のときからこれはやっている事業なんですけれども、どうしてこう毎年減ってしまうのか。これだといずれなくなってしまうのかなというような形もあるわけですけれども、うちらの地域は、率先して道路整備をしながら、花をいただいてやっている事業なんですけれども、これが減るということは、もうこれはそれだけ補助金の団体が減るのかなと。減って、お金をもらっちゃったらはあいいやという、そういう団体がいるのかなとは思うんですけれども、この事業をもう少し率先してやる考えはないのか、お尋ねをしたいと思います。
  それと、これは若者定住化促進事業もそうですけれども、また、先ほど岩田議員も申しました、ときがわ産材活用推進事業、また、ときがわ町住宅リフォーム助成金ですけれども、この事業自体はけっこう私はいいと思うんですね。町の材料、また町の業者を使ったり、そういう事業はいいと思うんですけれども、一番、今、苦情は、苦情というか意見が寄せられているのは、材料が高いということと、ものが悪いということが、一番のことと言われています。
  せっかく関口町長が外部でときがわ産を売り込んでいる中で、そういうことを行政ももう少ししっかり指導して、これは多分、彩の森のほうで出しているんじゃないかなと思いますけれども、そういうことをこれからしっかりしてやっていかなければ、やっぱりこの木を売るには胸を張って営業しているわけでして、また、それを売る人は、やっぱりそういう営業費まで払っていなくて、町が一方的にこう宣伝を無料でしていただいて、そういうことでありますので、もう少し行政としてこれからどう指導していくのかお尋ねをしたいと思います。
  それと、先日、野原兼男議員が質問した、177ページのこの自主防災組織の補助金ということです。課長は、私の聞き方が悪かったのかわかりませんけれども、昨年より100万アップしていただいたということです。それで、この500円掛ける世帯数、300円掛ける世帯数というのは、これは当初、前からの、100万アップしたからこれにしたというのではなくて、これは昨年度予算でやっていると思うんですね。できればこの100万の上がった理由がわかれば、私も地域に戻ってまた報告をしたいかなと思います。
  それはなぜかというと、私も先週日曜日に地域防災をやりました。地域防災をやって、大字の総会をやり、多くの方が、ほとんど全員に近い人が参加して自主防災をやりました。そういう中で、あいさつの中で私も、今、今度は100万円も自主防災にかけてくれるんだよということを意見したわけですけれども、よく中身を聞いてきますよということを言ったんですけれども、できれば、中身がわかれば教えていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
○笹沼和利議長 暫時休憩いたします。
  再開2時20分に、します。よろしくお願いします。
                                (午後 2時08分)
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○笹沼和利議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午後 2時20分)
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○笹沼和利議長 まず第1点、141ページ、苗木購入費について答弁願います。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 それでは、小宮議員の141ページの彩りの森ネットワーク事業につきましてお答えさせていただきます。
  この事業につきましては、生活の拠点や観光の拠点等に町の木、町の花等の花木を植栽するということで、これらの苗木について、各地域・団体等にこの苗木を配布いたしまして、この豊かなまちづくり、彩り豊かなまちづくりを進めるための事業ということでございます。
  議員ご指摘ありました、苗木のその配布に対する予算についてということで、今年度につきましても、全体的には35万7,000円の減ということでございますが、この取り組んでいただける団体ということで、こちらについては、毎年、ホームページ、また区長会等でも区長さん等にこの事業のPR等もさせていただいております。
  その中で、苗木を直接配布していただいて、地域等々にこの苗木を植栽していただいて、また管理をしていただくというふうな制度になっているわけですけれども、町といたしましても、一昨年ですか、22年度におきまして1戸1花木事業ということで、町内の全世帯を対象としてこの苗木を配布させていただいております。
  この事業につきましては、今後のまた観光振興の面においても重要な事業ということで考えておりますので、今後も積極的にPRさせていただく中で、また地域等にも働きかけをし まして、この事業を積極的に活用していただくように周知してまいりたいというふうに考えております。
  以上でございます。
○笹沼和利議長 7番、小宮議員。
○7番 小宮 正議員 それと、できれば、今、町としては、1団体に、申請するじゃないですか、苗木を。そういう場合は、もし、今回応募が少なかったねとか、そういうときには、できればそういう力を入れている団体に、もう少し本数を出していただければありがたいかと思うんですけれども、その点をお伺いしたいと思います。
○笹沼和利議長 暫時休憩します。
                                (午後 2時23分)
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○笹沼和利議長 再開します。
                                (午後 2時24分)
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○笹沼和利議長 答弁願います。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 お答えさせていただきます。
  毎年、この事業に対して積極的に取り組んでいただいている地域の団体等がございます。この団体につきましては、私どももまた積極的にこの事業の活用についても働きかけをさせていただいております。
  そういう中で、この事業の一つの要件というのもございまして、200平米以上の敷地、また道路沿いに関しては、100メートル以上道路に面した敷地ということが一応要件ということであるんですけれども、毎年、そういった中で、新たに新しいところに植栽していただくという団体もあります。そういう中で、小宮議員ご指摘のそういった団体への配布というのは、今後も積極的に行ってまいりたいと考えておりますので、ご理解いただければと思います。
  以上です。
○笹沼和利議長 7番、小宮議員。
○7番 小宮 正議員 ぜひお願いしたいと思います。
  できれば予算を削らないで、苗木なら苗木で、やっぱりことし植えたものが来年咲くよう な、そういうやっぱり効果の、都幾川村のときはそうだったんですね。これは苗木も細いのじゃなくて、ちょっと太目のをお願いします。
  やっぱりこういう事業は、植えて、やっぱりボランティアでみんなやっていますので、やっぱり早く見たい、早く咲いたのを見たいというので、今、こちらの愛宕山には、ロウバイを昔もらって、いい道をつくっていただいて、ロウバイを植えてありますけれども、やっぱり作業をする人に当たっては、早くそういう成果を見たいということがあるので、やっぱり予算をもう少しあげて、いいものをそれぞれの地域に提供してあげていただければいいかなと思いますので、よろしくお願いいたします。
○笹沼和利議長 要望でよろしいですか。
○7番 小宮 正議員 はい。
○笹沼和利議長 続きまして、2番目、142ページのところで、ときがわ産材の活用、ときがわ産材の品質についてということで答弁願います。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 それでは、私のほうから答弁させていただきますけれども、147ページの住宅リフォームの助成金というところにもかかってくるわけですけれども、ときがわ産材の利用促進ということで、こちらの住宅リフォーム助成金につきましても、この町内のときがわ産材を活用した助成金というふうな内容になってございます。
  ご指摘いただいた、材料のまた品質、それから価格等についてでございますが、現在、この事業の町内産の出荷証明ということで、取り扱い事業者が町内で5事業者ございます。こちらから基本的には材料を取っていただくというふうな形になりますが、この材料の品質面、それから価格面等についても、ご指摘いただいた内容については、また十分、各事業者とも調整を図ってまいりたいというふうに考えておりますので、ご理解いただければと思います。
  以上です。
○笹沼和利議長 7番、小宮議員。
○7番 小宮 正議員 これはなぜかというと、この20万の補助金も本当にいいんですけれども、ある人が、ある工務店では、20万の補助金をもらうのなら、リフォームして20万値引きしますよという、そういう業者もいるんですね。
  やっぱり私なんかも、先ほど来、町長も言っていましたけれども、できればときがわ産材を使って町の活性化のために頼むよと言っても、やっぱりある工務店に言わせると、いや、いいものは来ない、私が買っているより材料が高いということで、逃げてしまうんですね。 その分、また、先ほど言ったとおり、じゃ、20万は負けますよと言って、こう今実際にリフォームをやっている業者もおるようでございます。
  それではやっぱり、せっかくこの助成制度をつくってももったいないかなということで、私も意見を述べているわけですけれども、実際に、私は個人的には思うんですね。村のときにはせっかく乾燥室をつくったわけでしょう、補助金で。今度は4面カットのプレーナーも補助金で使っていて、何で同じときがわ産材を使ってそこだけの材料が高いんだというのが、我々にも、皆さんの企業にも、本当にやっている商売の人にはそういう機械を買っていただきたいようなことも言っていましたけれども、やっぱり補助金をもらってやる事業ですから、ある程度はやっぱりそれでいいものをつくって販売をしようとやる事業ですからね、やっぱり余りこう値段、まあ多少のね、やっぱりときがわ産というのはプライドのあるものをつくって、多少の値があって、いいものならこれは値段があっていいと思うんですね、やっぱりそれだけの価値があるんですから。やっぱりそういうふうなことで、ぜひともそういうものをご指導していただきたいと思います。
  また、ときがわ産の今度は検討委員会が7月27日になされるようでございますけれども、そういう中でも多分意見は出てくるかなと思いますけれども、ぜひとも、行政としても、もう少し踏み込んで、材料はやっぱりいいものを出すように本当に力を入れていかないと、やっぱり玄関へ入って、やっぱりどこででも、個人でもそうだと思うんですけれども、やっぱり一番目立つところはちゃんとしっかり、そのぐらいのやっぱり配慮というのが必要だと思うんですね。
  そういう中で、やっぱり地元業者につくっていただき、また地元の業者が材料を使うことで補助を出すわけですから、やっぱりそういうものをしっかりと行政でご指導していただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 お答えさせていただきます。
  今、議員ご指摘いただいた内容につきまして、今後もやはりときがわ産材の品質、それから価格という面で、非常に今後これは大事なことだと思いますし、町といたしましても、やはりこれを活用いただくには、そういった面での内容の検討、それから指導等も今後行ってまいりたいというふうに考えております。
  以上でございます。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  関口町長。
○関口定男町長 私のほうからも答えさせていただきます。木のことなので。
  材料については、いい悪い、等級があるんですね。一等、小節、上小節、無地というのが、基本的に4つ分かれているんですけれども、建具材に使う場合は全部無地。ですから結局は、この辺の建具屋さんが使っている材料が、一番いい材料を使って、それをしょっちゅう見ているから、それが普通の木だと思っているんですね。でも、普通に流通しているのは、一等とか小節とか上小節だとか、建築材なんかの場合ですと、柱の見えないところは一等材とかで使うわけです。
  その材料は置いておいて、先ほど出た、その山の木の出し方なんかがあるんですけれども、この辺で一番利益を上げている山のその出す森林組合、どこかと、こだま森林組合なんですね。どういう出し方をやっているかというと、山へ行って、木で、いい木しか出さないんです。あとは切っても、悪い木は全部それで腐らせちゃう、そこへ倒したままなんです。現場へ行ったら、本当にこんなもったいないと思うんですけれども、そうじゃないと利益は出ないと。
  ですから、こだま森林組合は今、一番最先端をいっています。ということは、でも、現場を見たときに、これでいいのかなと。早い話が、一等材を出さないんですよ。山で切ってそのままにしてきちゃうわけ。それで、無地のいい木だけ出すわけです。そうすると高く売れるから、ですから出し賃も出るわけです。ですから利益が上がっていると。それがこだま森林組合のやり方です。
  どうしてもこの辺で我々の、私も元業者ですけれども、見たときに、もったいないなと思いますから、どうしても一等材も出してくるわけです、原木。そうすると、どうしても一等材も出てきちゃう。
  本来、いい木だけ出しておけば、ああいう問題というのは出ないんです。でも、私は、彩の森の皆さんにも言っているんですけれども、やっぱりこれから新興勢力として西川材と張り合うという場合は、それくらいのやっぱり思い切った手を打たないと、そのこだまの森林組合みたいな、そういうやり方をしないと、コストが安く出てこないんですね。だから、悪い材料も一緒に出してきますから、それだけかかっちゃうわけですね。
  だから、こだま森林組合がもうかっているというのは、何でもうかっているかというと、山を一山買って、もう変な一等材は入れないんですよね。いいのだけ出して、高く売っても うけていると。だからそういうやり方じゃないと、はっきり言って、これからの山のこの木の販売とか、あるいはこれからのというのは、そのくらい極端にやらないと、改革というか、思い切ってやらないといけないかもしれないです。
  今回、確かに一等材が使ってありました。でも、私なんかからすると、やはり一等材も木ですから、やっぱりもったいないなと、それを捨てちゃうのは。それはあとは小宮議員も言いましたけれども使い方なんですよね。やっぱりその辺は、設計士さんなり大工さんなり施工業者が、見えるところはちゃんと無地を使って、少し一等材でもいいところは一等材を使うと、そういう使い方もできるわけですから、その辺もしっかりプロフェッショナルの皆さんですから、我々もこれからも指導して、ときがわ産材を売るときに私が行って、ぜひ使ってくださいと言ったときに、実はこの間もNTTの埼玉支店でそういう問題がありました。材料はよかったんですけれども、大工さんの使い方が悪かった。それでクレームがあって、それはほかの業者だったんですね、向こうの。急遽こっちに話があって、何とかしてくれないかと泣きついてきて、私の知り合いの腕のいい大工、じゃ、悪いけど行ってやってくれないとやって、張り方をきちんとやったんですね。
  木というのは、どういうことかといいますと、やっぱり赤身と白太があるわけですよ。プロフェッショナルならわかると思いますが。赤身というのは、芯のほうの赤いところと、外側の白太。刺身で言うと赤いところと白いところとあると思うので、あれをやっぱり上手に組み合わせないと、やっぱり張ったときにばらばらに見えちゃうんですよ。せっかく節がなくて無地だけれども、だけど張ったのを見ると全然だめなんですね。
  それであとは、材木屋さんから持っていったやつを、木口切りというんですけれども、切らないでそのまま大工さんが張っちゃって、ですからすき間があいちゃっているんですよね。だから素人と同じですよ。今の大工さんはみんな工場のを組み立てるだけですから、建築なんかも。だからそういう作業をやらないんですね。ばたばた張っちゃうから。
  だから、その辺もちょっと変な話になっちゃいましたけれども、そういうのもしっかりと我々も指導して、せっかくときがわ産材を、いい材料が出ても、今度、使い方を変な使い方をされちゃうと、ときがわ産材は何だという話になってしまいますので、その辺まで山からやっぱり一番、その加工から、使う現場からずっと通して、しっかりその辺のやっぱりその関連している皆さんにも勉強してもらって、やはり上手に木を使ってもらうと。そうすれば、ときがわ産材といって、一つのメーカーとして、ときがわ産のメーカーとしてできると思いますけれども、今の考え方でやっていると、一生懸命、ときがわ産材と言っていますけれど も、なかなか難しい。
  やっぱりそれはもうなぜかというと、西川材というのはもう手入れから違うじゃないですか。山の手入れから違うわけですよ。でも、野口議員さんのうちの山の木なんかは、西川材と同じようなぐらいの手入れをしていると、西川材と変わらないんですね。だからなるべくそういう木を安く売ってもらって、そして、まずはときがわブランドをつくっちゃうと。安く売っては失礼ですかね。そんなに安くなくてもいいですけれども、ある程度の値段で売ってもらって、ときがわブランドをつくっちゃわないと、ときがわの木というのは、そういう節があったりとか、そういうまちまちなんだという話になっちゃいますから、一番はっきり言って大事なときなんですね。これは皆さんの指摘を受けるとおりだと思います。
  私も現場へ行ってみて、これはもちろん、だから、はっきり言って、素人の人にだって、こんなことだったら笑われちゃうよという、そういう形でした。私もちょっとがっかりしたんですけれども、そういう面ではしっかりと今度はうちのほうも指導していきたいと思いますので、ひとつよろしくお願いします。
○笹沼和利議長 7番、小宮議員。
○7番 小宮 正議員 ありがとうございました。
  ぜひ、これからときがわ産の検討委員会がなされるようですから、そこできっちりと議論して、やっぱりときがわ産のブランドとして恥じないように、いろいろと失敗のないように頑張っていってもらいたいと思います。よろしくお願いします。
○笹沼和利議長 続きまして、177ページ、自主防災について答弁願います。
  小峯総務課長。
○小峯光好総務課長 それでは、小宮議員のご質問にお答えいたします。
  まず、自主防災組織ということで関堀のほうで立ち上げていただきまして、先ほどの話ですと、活動していただいたということで、ありがとうございます。
  小宮議員の昨年の当初の予算措置と比べまして100万円ふえている、この理由ということでございますが、自主防災組織につきまして、現在、55の行政区におきまして、52の行政区で立ち上がりがしております。団体数でいきますと、44団体になっております。そういったことで、団体数が昨年に比べまして非常に多くなってきているということで、先ほどの小宮議員のお話にもありましたけれども、補助金の交付要綱そのものは昨年と変わってございません。最初の立ち上げのときに世帯数掛ける500円プラス5万円、2年目から資材費のみで、世帯数掛ける500円を支給する。あるいは活動費としまして300円掛ける参加世帯ということ でお支払いするということで、今回の350万円についてはそういったことで計上いたしました。
  これにつきましては、現在立ち上がっている実績、平成23年度の実績でいきますと360万5,361円の実績でございます。この辺のところの実績を踏まえまして、予算のほうは計上をさせていただきました。
  以上でございます。
○笹沼和利議長 7番、小宮議員。
○7番 小宮 正議員 要は、昨年より団体がふえたということで、その分だけまた補助率、あれが変わったということなんですか。はい、わかりました。すみません。
○笹沼和利議長 先ほど鳥越議員の質疑に対する再答弁の申し出がありますので、これを許可いたします。
  長島教育総務課長、答弁願います。
○長島富央教育総務課長 それでは、議長のお許しが出ましたので、鳥越議員のご質問にお答えします。何度もすみません。
  玉川小学校分ですけれども、2名の賃貸借契約者がおります。筆数で言うと2筆、面積で言うと1,669平方メートルです。続きまして、明覚小学校については、お一方で1筆です。面積でいきますと608平方メートル。それから、萩ヶ丘小学校については、お二方で、筆数で言いますと5筆、それで面積ですけれども、2,308平方メートルです。
  以上です。
○笹沼和利議長 鳥越議員、よろしいですか。
○9番 鳥越準司議員 結構です。
○笹沼和利議長 ほかに質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○笹沼和利議長 これをもって歳出の質疑を終結いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○笹沼和利議長 これをもって討議を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○笹沼和利議長 これをもって討論を終結いたします。
  これより議案第24号 平成24年度ときがわ町一般会計予算を採決いたします。
  本案は原案のとおり予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○笹沼和利議長 起立全員であります。
  よって、議案第24号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第25号の質疑、討議、討論、採決
○笹沼和利議長 これより日程第2、議案第25号 平成24年度ときがわ町国民健康保険特別会計予算の質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  8番、野原和夫議員。
○8番 野原和夫議員 8番、野原和夫です。4点というか4問、4点をお伺いします。
  最初に、ページが266、267でございますが、今回、一般会計繰り入れ、法定外6,800万、昨年より増額、これは評価したいと思います。今、国民健康保険税、景気の低迷などで減額となっている中で増額でございます。
  そこで、2011年、1人当たりは2万4,580円でしたが、この中で、加入世帯の中で被保険者1人当たり、平均どのくらいになるのかお願いします。
  それから、今、国保、介護、後期高齢者とも、ほとんどの自治体が引き上げとなっている中で、私、この2012年1月24日の国保新聞、国民健康保険制度の基盤強化ということで、各首長との協議の内容を見まして、この中では、財政基盤の強化に2,200億円程度投入する方向を示されましたが、低所得者の保険料負担がどの程度になるか、被用者保険の保険料負担率にどの程度近づくのかシミュレーションが必要だと。これは秋田県の井川町長も述べておりますが、まさにこの安定化基盤が2,200億円で、3,600億必要だと言っているんですね。
  そういう中でときがわ町においては、私も以前もずっと訴えておりますが、資格証を唯一発行しないで、近隣では頑張ってくれています。これは大きな評価をされておりますが、資格証を発行するというのは、国が示して、今、強制的に発行しろということを進めているんですよね。その中でもやらないで頑張っているというのは、何らかのペナルティーを科されるということを言われております。この中で何の財源に影響されるのか、改めてこの点をお 伺いします。
  この2点、最初にお願いします。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  蜥ャ民課長。
○蜻セ一郎理事兼町民課長 それでは最初に、267ページのその他繰入金でございますが、こちらは今年度6,800万円ということで計上させていただきました。
  ときがわ町の被保険者が4,131人でございますので、1人当たりにいたしますと1万6,460円でございます。
  以上です。
○笹沼和利議長 8番、野原和夫議員。
○8番 野原和夫議員 昨年より加入者、被保険者は、昨年は4,126人、若干伸びていると思うんですが、これは4月の統計でございます。その中で滞納者が295人いました。そして分納世帯数というのが117人いるんですね。
  こういう中で、今、格差社会が進んでいる中で、国保税を払えない人も出てきている現状はあるんですが、唯一、資格証を発行しないで頑張っている、これは評価できますが、こういう中で、町としての窓口、この滞納者とか分納している人たちの対応の仕方、その思いやる心というか、そういうものをどのように対応していただけるのかお願いしたいんですが。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  小島税務課長。
○小島 昇税務課長 分納誓約につきましては、税務課のほうで扱っております。その滞納者の所得に応じて、月幾らとかというような決め方をしてもらいまして、短期保険者証というのを発行しているわけですけれども、資格証にかわるものですね、それを発行して、その分納者に対応しております。
  以上です。
○笹沼和利議長 8番、野原和夫議員。
○8番 野原和夫議員 短期保険者証を発行すればじゃなくて、その中に、やっぱり無理のないようなことで、分納も、たとえ1カ月延びても、ある程度我慢はできる限界もあるんじゃないかなと思うんですが、多少なりのこの毎月5,000円ずつ分納するからということも踏まえて、優しい言葉が必要ではないかなと思うんですよね。
  以前、そういうことで窓口に行ったら物すごいけんまくで怒られて帰った。ただ、その人 を見ると、旧坂戸にいて玉川へ移ってきて、ずっとその経緯が、滞納していたのが延びていたんだよね。だから、一応分納した約束は守ってくれということで私は指導したんですが、その中で町の対応が物すごくきつかったということを聞いているので、そういう点、お願いしたいんですが。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  小島税務課長。
○小島 昇税務課長 お答えします。
  町の対応がその悪かったということだとは思うんですけれども、税務課としましても、その滞納者の所得に応じてその分納の金額を決めているわけですから、こちらで勝手に決めるんじゃなくて、その分納者と話し合いの中で、1万5,000円じゃきついから、じゃ、1万円にしたらどうですかというようなやりとりの中で分納誓約をつくっているわけですから、それはお互いの契約のもとにやっている、民法上の契約のもとにやっていることでありまして、もちろん誓約どおり毎月いつまでにお支払いするというのは、契約はあるわけですから、その折におくれれば電話等で対応して、おくれていますので納税のほうをお願いしますというようなことで対応はしているつもりでございます。
○8番 野原和夫議員 いいです。
○笹沼和利議長 2番目の資格証の問題について答弁願います。
  蜥ャ民課長。
○蜻セ一郎理事兼町民課長 それでは、資格証についてのご質問にお答えいたします。
  ときがわ町におきましては、資格証を発行するより短期証を発行して、滞納者となるべく接触を図りたいというようなことで、今、資格証で対応しております。あと、資格証を発行してしまいますと、医療機関で10割の負担を窓口でするようになりますので、実際に医療が必要な人が医者にかかれないというふうな事態もあろうかと思いますので、そういったことも考慮した中で、こういった短期証での対応をしております。
  ご質問の中で、資格証を発行しない場合のペナルティーということでございますが、こちらが直接かかわってきますのが、特別調整交付金の交付にかかわってきます。この特別調整交付金につきましては、10項目の基準がございまして、そちらの項目の一つに資格証のほうが入っております。こちらにつきましては、1人当たりの医療費ですとかレセプトの点検の成果、あるいは現年の徴収率、滞納繰越分の収納率、それから差し押さえ等の関係、それから保健事業の関係、また、特定健診の受診率、それから県の指導・助言の状況というふうな ことで10項目がございます。このうちの6項目以上が該当となった場合に、特別調整交付金の対象ということでございます。
  ときがわ町につきましては、せんだって補正予算でお願いしましたが、約200万円の特別調整交付金、23年度はいただけるような形になっております。
  ですから、資格証を発行しないからといって、即それがこちらの不利益をこうむるかというと、そういったわけでもございませんので、その辺につきましてはご理解をいただきたいと思います。
  それから、県内の参考ですが、資格証の発行の状態でございますが、63市町村のうち発行しておりますのが38団体、それから発行することとなっておりますが、該当者がいなかったということで発行していないのが7団体、それから、最初からときがわ町のように発行しないという団体が18団体ございます。これは23年6月の状況でございますが、県内でもこういった状況で、発行していないのがときがわ町だけではないということで、現実に発行していないのが25団体ございますので、そういったところもご理解いただければと思います。
  以上です。
○笹沼和利議長 8番、野原和夫議員。
○8番 野原和夫議員 国保財政も厳しい中でございますが、そういう中でぜひ頑張っていただきたいと思います。
  ちなみに小川町においては、資格証を発行して調整交付金、このことが影響されたということも聞いたので、ちょっと心配になって聞いたわけです。その問題はいいです。
○笹沼和利議長 よろしいですか。
  ほかに質疑ございますか。
  13番、岩田議員。
○13番 岩田鑑郎議員 13番、岩田です。
  まず最初に、特定健診の受診率は23年度どのくらいかというのをお聞きして、あと……
○笹沼和利議長 申しわけございません、ページ数を。
○13番 岩田鑑郎議員 ごめんなさい、281。
  当然、今年度は100%を目指しているんだろうと思うんですが、その辺の受診率の関係をお聞かせいただきたいというふうに思います。
  あと、今、20年度から一般会計、特別会計を見てみまして、介護保険がここでやや落ちついた感がありまして、ふえているのは国保の予算だけなんですね。年々ふえている。
  その対応として、前、お聞きしたと思いますけれども、広域化の話が出ているということで、その広域化に一番ネックになるのは何なんでしょうか。
  要は、その対応のために、医療制度改革に対応するために、町長の施政方針の中では、対応するために医療費の適正化を図りながら対応していくということですが、その問題点は何か、そのために何をする必要があるのかというふうに考えますが、いかがでしょうか。
○笹沼和利議長 まず第1点、特定健康診断について答弁願います。
  蜥ャ民課長。
○蜻セ一郎理事兼町民課長 それでは、281ページの特定健康診断の関係の受診率ということでございますが、23年度につきましては、集団健診で737人、それから個別で160人、こちらのほうの健診で897名が受診しております。そのほかに、今年度、新しく人間ドックのほうを実施しておりますので、今現在、人間ドックのほうの関係では86人が受診しているということでつかんでおります。こちらのほうの合計が983人というふうな状況でございます。
  この受診率につきましては、年間、ときがわ町の国民健康保険に加入していた方ということになりますので、まだ受診率のほうをはじき出しておりませんが、最終的には40%弱ぐらいで落ちつくんではないかなというふうなことで見ているところですが。
  以上でございます。
○笹沼和利議長 13番、岩田議員。
○13番 岩田鑑郎議員 先ほどのペナルティーの話の中にも受診率は入ってきているということですが、その受診率は、60%、70%かな。かなというのはおかしいですけれども、50%で……、
          (「60」と呼ぶ者あり)
○13番 岩田鑑郎議員 60でしたっけ。要は、60%の見込みでこの予算を立てているということでよろしいでしょうか。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  蜥ャ民課長。
○蜻セ一郎理事兼町民課長 それでは、お答えいたします。
  最初の2年度ぐらいは、一応、目標の受診率ということで予算のほうを計上させていただきました。それで、毎年度、減額というふうな状況になってまいりましたので、今回の予算につきましては、ある程度見込める人数で一応計上してございます。
  ちなみに、来年度が最初の計画の最終年度で、目標が65%というふうな状況になっており ます。ただ、今の状況ですと、国民健康保険につきましては、どこの町村を見ましても、そこの受診率まではとてもいかないというふうな状況でございますので、来年度につきましては、少しでも受診率を上げようということで、今まで世帯主あてに受診券を送付しておりましたが、ここで発送したわけでございますが、個人あてに発送して、なるべく健診に関心を持ってもらいたいということで、そういった対応もしておりますので、よろしくお願いいたします。
○笹沼和利議長 13番、岩田議員。
○13番 岩田鑑郎議員 昨年度から人間ドックの補助を始めて、86名ぐらいですか、昨年度は期間限定というか、7月ごろからでしたっけ、ことしは4月からというふうに考えてよろしいんですか。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  蜥ャ民課長。
○蜻セ一郎理事兼町民課長 人間ドックにつきましては、今年度につきましては最初の年ということで、特定健診に合わせまして12月の末までということで期間を区切らせていただきました。そうしましたら、7月からスタートしたんですが、もう埼玉医大等につきましては年内の予約はできないというふうなお話も伺いましたので、来年度につきましては、年間を通してということで、通年で行いたいというふうなことで考えておりますので、よろしくお願いいたします。
○笹沼和利議長 次の問題に移ります。広域化の問題について答弁願います。
  蜥ャ民課長。
○蜻セ一郎理事兼町民課長 広域化の関係につきましては、せんだっての補正予算の中でも申し上げましたが、埼玉県のほうで広域化計画ということで立てておりますが、こちらにつきましては、あくまでも保険者は市町村で、それを支援していくというふうな内容でございます。
  まず、この広域化のネックでございますが、一番ネックになるのが、埼玉県は今の状況ですと市町村が保険者になるというふうなことで法律が決まっておりますので、県は保険者に今の状況だとなれないというふうなこともございます。
  それからまた、広域化につきましては、後期高齢者の広域連合がございますが、ああいった形で広域連合を立ち上げるというふうな方法も一つかと思いますが、一番ネックになりますのが、やはり保険料の関係が、県内一律の保険料というふうなことになりますので、今の 保険料よりも負担がふえるところもありますし、減るところもあるというふうなこともございます。
  それから、今の状況で、一般会計からの繰り入れの関係等も市町村まちまちでございますので、そういったものの考え方等がネックになってくるのではないかと思っております。
  以上でございます。
○笹沼和利議長 13番、よろしいですか。
○13番 岩田鑑郎議員 いいです。
○笹沼和利議長 ほかに質疑ございませんか。
  8番、野原和夫議員。
○8番 野原和夫議員 8番、野原和夫です。1点、お伺いします。
  ページ278、279ですが、共同事業拠出金でございます。この高額医療費共同事業拠出金、80万以上レセプト、これ、国が2分の1、県が2分の1の拠出だと思うんですが、これは何人見込んでいるのか。
  それと、保険財政共同安定化事業拠出金で、これは国・県は負担なしだと思うんですが、これは先ほど言った広域化のねらいがあると思うんですが、10万の拡大レセプト、初めて出たと思いますが、これは何人、それぞれ目標をお伺いします。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  蜥ャ民課長。
○蜻セ一郎理事兼町民課長 それでは、お答えいたします。
  まず、高額医療費の共同事業の拠出金でございますが、こちらにつきましては今回、算定のほうに所得割ということで、所得割が算定されました。それによりましてときがわ町のほうでは大分、県全体で見ますと所得は低いほうになりますので、そういったメリットもございます。
  そういったもので、それから医療費のほうにつきましては、今現在、まだ3月請求分等は見ておりませんが、80万を超えるものにつきましては、現在までで115件のレセプトが出ております。こちらのほうの金額につきましては、1億5,650万8,780円というふうなことでございます。
  ただ、昨年は1,000万円というふうなものが2件ほどあったんですが、今年度につきましては、一番高いのがまだ500万円台というふうなことで、そんなに1件でというふうなのはないんですが、全体的には件数のほうが、昨年と比較いたしますと13件増加をしております。
  それから、保険財政共同安定化事業の拠出金でございますが、こちらにつきましては、今回、30万円以上が対象だったものが、10万円超ということで対象が拡大されたというふうなのが主な原因でございます。また、算定につきましても、所得割のほうが算入されたということで、ときがわ町につきましては大分有利な改正でございます。
  今年度、30万を超えたレセプトにつきましては、まだ1カ月残っておりますが、現状では694件ございます。実際の人数にいたしますと231人でございます。こちらにつきましても、昨年と比較いたしますと112件ということで、件数のほうも増加をしております。こういった状況を見据えた中で、予算につきましては見込ませていただきました。
  以上でございます。
○笹沼和利議長 8番、野原和夫議員。
○8番 野原和夫議員 先ほどの高額医療のほうは115件で、何人かお伺いしたいんですが、大体。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  蜥ャ民課長。
○蜻セ一郎理事兼町民課長 高額のほうにつきましては、件数で拾っちゃっておりますので、今現在、ちょっと人数のほうは把握しておりませんので、後で調べてまたお答えさせていただきます。
○8番 野原和夫議員 以上です。
○笹沼和利議長 よろしいですか。
  ほかに質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○笹沼和利議長 これをもって質疑を終結いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○笹沼和利議長 これをもって討議を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○笹沼和利議長 これをもって討論を終結いたします。
  これより議案第25号 平成24年度ときがわ町国民健康保険特別会計予算を採決いたします。
  本案は原案のとおり予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○笹沼和利議長 起立全員であります。
  よって、議案第25号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第26号の質疑、討議、討論、採決
○笹沼和利議長 これより日程第3、議案第26号 平成24年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計予算の質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  8番、野原和夫議員。
○8番 野原和夫議員 8番、野原和夫です。
  この後期高齢者医療保険制度、この特別会計においては、廃止を求めて、私は反対の立場を貫いておりますが、この資料、私は新聞を見ますと、値上げ43都道府県ということで、ときがわ町では、所得割1,560円ですか、上がりましたよね。それで、埼玉県のこれは平均ですが、3,334円、4月から平均保険料が7万5,058円ということで、全国的に高い水準を保っております。
  そういう中で、特別徴収、普通徴収を含めて所得の少ない人は、課長もそのことをよく強調されますが、資産割というあれがない、所得割と均等割だけですが、この2011年4月以降の調査では、やっぱり先ほどの国保と同じように滞納者も多いですね。1,928人の中で、被保険者、その当時の総合的な問題ですが、22人滞納者が出ております。その中で健康診査、健診が4.1%、比企管内では小川町が2.8%なんですね。それに次いで低いんです。やっぱりこの低い状況をいかに緩和しなきゃいけないか、これは健康づくりの中で大事な問題かなと思うんですよね。
  そういう中で、納入状況を見ながら現在の滞納者、今後の問題として考えて、この問題をどう考えるかと同時に、特定健康診査についてどう考えているのか伺います。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  蜥ャ民課長。
○蜻セ一郎理事兼町民課長 それでは、お答えいたします。
  ご質問の保険料につきましては、新聞等でも埼玉県の状況につきましては公表があったか と思います。ただ、ときがわ町では、せんだって説明の中でさせていただきましたが、1人当たりの保険料につきましては4万8,369円ということで、県平均が7万5,058円ですので、相当開きがあるというふうなことで申し上げました。
  また、こちらの保険料につきましては、今回引き上げになったというのが、2年前に引き下げを行いましたので、その反動といいますか、そちらの分の上乗せも今回かぶってきたというふうな状況でございます。
  保険料につきましては、基金から75億円を繰り入れて、それでこの保険料におさめたというふうな状況でございます。
  それからあと健診の関係でございますが、ときがわ町では、いきいき健診ということで、75歳以上の方、集団と個別と健診のほうで呼びかけてはいるんですが、なかなか受診率が伸びないような状況でございます。また、個別につきましては、町内の医療機関を回りまして、ぜひ血液検査等がある場合にあわせて健診をしていただきたいということでお願いをしているんですが、また来年度に向けまして、これからも町内の医療機関の先生方にお願いをしてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
○笹沼和利議長 8番、野原和夫議員。
○8番 野原和夫議員 健康診査、これはやっぱり力を入れてもらう問題だと思います。
  それで、先ほど課長の説明だと、平均、ときがわ町では4万8,369円という、県の7万より低いのは確かにわかるんですが、この後期高齢者医療制度の欠陥というのは、やっぱり75歳以上の医療費と人口の増加に伴って際限なく上がるという根本的な欠陥があるんですよね。そこのところが大事な問題だと思うんですよ。
  だから今のところ、所得水準どうのこうのじゃなくて、その中身がやっぱり医療費と人口の割合で上がっていくというのが現実だと思うんですが、ときがわ町もそのような状況になるんではないかなと思うんですが、その点を伺います。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  蜥ャ民課長。
○蜻セ一郎理事兼町民課長 それでは、お答えいたします。
  議員ご指摘のとおり、医療費、上がっているのは事実でございます。ときがわ町におきましても、1人当たりの75歳以上の医療費になりますと、80万6,000円というふうな金額でございます。
  ただ、この制度そのものが、全体の医療給付費の1割を被保険者が負担するというふうな 制度になっておりますので、医療費が上がれば、当然、個人個人の保険料についてもはね返ってくるというのがこの制度でございます。
  以上です。
○笹沼和利議長 よろしいですか。
○8番 野原和夫議員 いいです。
○笹沼和利議長 ほかに質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○笹沼和利議長 これをもって質疑を終結いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○笹沼和利議長 これをもって討議を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
  8番、野原和夫議員。
○8番 野原和夫議員 反対討論です。
  議案第26号、日本共産党の野原和夫です。平成24年度後期高齢者医療特別会計予算に反対討論します。
  後期高齢者医療制度の後期医療の保険料は、各都道府県の広域連合で2年ごとに改定され、75歳以上の医療費と人口の増加に伴って際限なく上がるという根本的な欠陥があります。保険財政の剰余金や財政安定化基金を活用しても、大幅な保険料増が迫られる結果となっています。
  民主党政権は、政権公約で同制度の廃止を掲げながら先送り、消費税増税とセットで今国会に法案を提出するという新制度も、75歳以上は別勘定で、保険料が際限なく上がる仕組みは変わりません。
  後期医療の保険料は、頭割りで課される均等割と、所得に応じた所得割から成り、両方据え置きでも所得の増減で平均保険料が変わるほか、保険料の上限で引き上げでも、平均保険料も上がります。後期高齢者だけの独立した保険、そして介護保険と同様の年金天引きの方式などで保険料を徴収されています。
  高齢者いじめの後期高齢者医療制度の廃止を求め、反対討論を終わります。
○笹沼和利議長 ご苦労さまでした。
  次に、原案に賛成の方の発言を許します。
  賛成討論ありますでしょうか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○笹沼和利議長 これをもって討論を終結いたします。
  これより議案第26号 平成24年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計予算を採決いたします。
  本案は原案のとおり予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立多数)
○笹沼和利議長 賛成多数であります。
  よって、議案第26号は原案のとおり可決されました。
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   ◎議案第27号の質疑、討議、討論、採決
○笹沼和利議長 これより日程第4、議案第27号 平成24年度ときがわ町介護保険特別会計予算の質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  8番、野原和夫議員。
○8番 野原和夫議員 8番、野原和夫です。
  318ページですが、支払基金、この中で1,341万8,000円、前年度と比較では減額でございます。この減額の中身の内容、予算では2億7,206万1,000円ですが、この内容説明をお願いします。
  それから、23年度末準備基金、この積み立て状況をお伺いします。
  以上2点をお願いします。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 お答えをいたします。
  まず、介護保険の予算の立て方なんですけれども、まず、歳入の介護給付費、それから地域支援事業等々の歳出を見込みまして、それに対応いたしまして保険料、国庫支出金、支払基金、県、町の支出等ということで、法定負担割合がありますので、それらを乗じて出すものでございます。
  したがって、支払基金については、全体の予算額のうちの30%、この部分が今年度は2億6,854万円ということで、昨年度と比べて1,346万円少なくなったというような形でございます。
○笹沼和利議長 よろしいですか。
○8番 野原和夫議員 はい。
○笹沼和利議長 では続きまして、次の準備基金について答弁願います。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 お答えをいたします。
  23年度末見込みの、介護給付費の準備基金が4,202万3,839円の予定です。
○8番 野原和夫議員 もっとゆっくり。
○小沢俊夫福祉課長 4,202万3,839円の予定です。
○笹沼和利議長 よろしいですか。
○8番 野原和夫議員 はい。
○笹沼和利議長 ほかに質疑ございませんか。
  13番、岩田議員。
○13番 岩田鑑郎議員 特別なページはございませんが、今、団塊の世代よりやや若い世代かな、55歳から59歳が1,107人、これ1月4日現在の資料ですけれども、60歳から64歳が1,331人、この5歳の年齢層で一番高いのがこの年代なんですね、ときがわ町は。これが介護保険にかかるような年齢になるというのがあと10年ですよね。
  そういう中で、今、介護保険の計画を立てまして、そういうふうな見通しというのはどういうふうにその保険の計画の中では考えられているか、考えてあるのか、お聞かせいただきたいと思いますが。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 お答えをいたします。
  まず、この介護保険の計画ですけれども、これが、第3期の計画が、基本的な最初の計画の中で3期分、第3期、第4期、第5期ということでございまして、この最終計画の期間が今度の第5期というふうになっております。
  そういった中で、先ほど岩田議員がおっしゃっていました、団塊の世代が介護保険の年齢になってくるということの中で、今回の計画については、平成26年度の計画として人数を積 算してございます。
  まず、平成24年度、来年度が、1号被保険者ということで65歳から74歳までの方が1,733名ということで見込んでおります。それから、75歳以上の方が1,674名ということで、24年度から第1号被保険者のほうが、1号被保険者の後期高齢者を上回る数字が出てきていると。今までは後期高齢の方のほうが多かったんですけれども、そういった傾向が続くと。
  平成25年度が、前期、74歳未満が1,817名、75歳以上が1,698名、最終年の26年が1,987名、これが74歳未満で、75歳以上が1,745名ということで、これから10年程度はこういった傾向が、前期といいますか、74歳未満の方がふえてきますので、介護保険については、その大きな伸び、給付費の伸びというのは、今までのような急激な伸びというのはないと思いますけれども、これから10年後になってきますと、この74歳と74歳以上の人数がまた逆転してきますので、それから少子・高齢化等も進んでまいりますので、かなり厳しい介護保険の運営になろうかというふうに考えております。
  以上です。
○笹沼和利議長 13番、岩田議員。
○13番 岩田鑑郎議員 私、先ほどここで、介護保険の予算が落ちついたというようなことを申し上げましたけれども、5年間で6,000万ぐらいは上がっているんですよね、予算がね。今後もこれは多分上がるだろうというふうに思いますので、その辺の対応も含めて、介護保険の計画を考えていく、あるいは予算を考えていかなければいけないというふうに考えておりますので、よろしく。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 伸び率は少なくなってくるとは思いますけれども、若干ずつはふえてくるというふうに感じております。そういった中で、介護保険の給付、それから介護予防、特に包括支援センター、保健センター等々の協力を得ながら、介護予防に力を入れていくようにしたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。
○笹沼和利議長 よろしいですか。
  ほかに質疑ございませんか。
  8番、野原和夫議員。
○8番 野原和夫議員 8番、野原和夫です。
  326ページのこの保険給付費でございますが、この給付費の増減があります。居宅介護サ ービス給付費、この減額、給付費が下がるということはいいことだと思うんですが、その中で、その減額の内容をどのように見ているのか。
  それから、地域密着介護サービス給付費、これは増額でございますが、居宅と地域密着との関係をどういうふうに見ているのか。
  この2つをお伺いします。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  小沢福祉課長。
○小沢俊夫福祉課長 お答えをいたします。
  まず、居宅介護サービス給付費が減ってきたということですが、これは23年度等の推移を見てみますと若干ずつ減っているという形の中で、こういった予算を出させていただきました。
  あとは地域密着型介護サービス給付費ですが、これについては、グループホームですとか小規模の施設等がございますけれども、こういった中で、今まで定員に満たないようなところもありましたので、そういったところが入ってきたと、埋まってきたというようなことの中でこの金額がふえてきているというような状況でございます。
  以上です。
○笹沼和利議長 よろしいですか。
○8番 野原和夫議員 はい。
○笹沼和利議長 ほかに質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○笹沼和利議長 これをもって質疑を終結いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○笹沼和利議長 これをもって討議を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○笹沼和利議長 これをもって討論を終結いたします。
  これより議案第27号 平成24年度ときがわ町介護保険特別会計予算を採決いたします。
  本案は原案のとおり予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○笹沼和利議長 起立全員であります。
  よって、議案第27号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第28号の質疑、討議、討論、採決
○笹沼和利議長 これより日程第5、議案第28号 平成24年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計予算の質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  7番、小宮議員。
○7番 小宮 正議員 浄化槽の更新70基ということでございますけれども、これは、補助申請は最後は何日で締め切っているんでしょうか。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  岩田環境課長。
○岩田功夫環境課長 お答えいたします。
  この申請につきましては、国庫補助の兼ね合いがございますので、例年12月25日ごろをめどに募集を締め切っております。ただ、設置可能な浄化槽につきましては、年度内、この3月31日までに設置可能であるという浄化槽につきましては、この時点までに連絡いただければと。環境課といたしましては、年度内の事業として取り使いをさせていただいているところです。
  以上でございます。
○笹沼和利議長 7番、小宮議員。
○7番 小宮 正議員 70基、目標としてはいいんですけれども、もう少し、使っていただくんであれば、この期日をもう少し延ばして、もう少し浄化槽を設置してもらうように、70基を目標にして、やっぱり70基にならないというので、やり方を少し、補助というか申請を少し延ばしてやってみてもいいんではないかなとは思うんですけれども、いかがなものでしょうか。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  岩田環境課長。
○岩田功夫環境課長 お答えいたします。
  この締め切りを延ばすということに関しましては、国庫補助の締め切りがございます。これと合わせなくてはなりませんので、この12月25日ごろの締め切りにつきましては、変更するのはちょっと難しい状況でございます。その間に、環境課といたしましても、今年度、個別的な形で浄化槽の設置に向けまして訪問させていただきまして、事業の拡大を図ってきたところでございます。
  それと、町の浄化槽設置に関する補助金、配管費補助20万円、それから撤去費補助10万円、この補助につきまして拡大しまして今推進しているところでございますが、この配管費につきましては、ほとんどの家庭で、浄化槽の流入から公共水域までの配管、これ、20万円で十分賄える金額と見込んでおります。ぜひこういった補助制度を利用していただいて、この初期投資の負担軽減、十分に活用していただければと思います。
  以上でございます。
○笹沼和利議長 7番、小宮議員。
○7番 小宮 正議員 たしか補助申請の件もあろうかとは思いますけれども、できれば1基でも多く入れるようにやっぱり頑張って、できるものであれば、ぎりぎりいっぱいぐらいまでは私はやってもいいんじゃないかなと思いますけれども、それなりに努力してみてください。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  岩田環境課長。
○岩田功夫環境課長 1点申しおくれましたので、つけ加えさせていただきます。
  この年度内の補助事業が実施可能であれば、これにつきましては、見込みを対象とさせていただきますので、その締め切り時点で、指定工事店さん、こちらと相談を行って、見込み可能なものについては設置基数の中に算入してありますので、ご理解いただきたいと思います。
  以上です。
○笹沼和利議長 ほかに質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○笹沼和利議長 これをもって質疑を終結いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○笹沼和利議長 これをもって討議を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○笹沼和利議長 これをもって討論を終結いたします。
  これより議案第28号 平成24年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計予算を採決いたします。
  本案は原案のとおり予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○笹沼和利議長 起立全員であります。
  よって、議案第28号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第29号の質疑、討議、討論、採決
○笹沼和利議長 これより日程第6、議案第29号 平成24年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計予算の質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○笹沼和利議長 これをもって質疑を終結いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○笹沼和利議長 これをもって討議を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○笹沼和利議長 これをもって討論を終結いたします。
  これより議案第29号 平成24年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計予算を採決いたします。
  本案は原案のとおり予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○笹沼和利議長 起立全員であります。
  よって、議案第29号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第30号の質疑、討議、討論、採決
○笹沼和利議長 これより日程第7、議案第30号 平成24年度ときがわ町水道事業会計予算の質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  8番、野原和夫議員。
○8番 野原和夫議員 8番、野原和夫です。
  ページ数は別にないんですが、この21、22、23、この国の補助金活用で石綿管の移設工事が進められているんですが、この補助金がなくなっていますが、新たに今年度、来年度予算ではこの2カ所、町の補助も使い、できるようであります。その中で、移設工事、この石綿管の工事については何年計画で目標を定めているのか、それが1点です。
  それと内部留保、何項目かあると思いますが、ためたお金は幾らあるかお伺いします。
  それから、企業債、23年度末で幾らあるかお伺いしたいですが。
  この3点、最初にお願いします。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  まず第1点、石綿管について、中藤水道課長。
○中藤和重水道課長 それでは、お答えいたします。
  まず、1点目の石綿、今後の何年計画で行うのかというご質問ですが、来年度、平成24年度、石綿更新事業を行いますと、残りの延長が約8.4キロになります。常々ご説明申し上げておりますが、1年間1キロやりたいということでご説明していますので、それからすると9年ということになるんですが、残りの事業が進みまして更新が進みますと、残りは、まとまった面積じゃなくて、例えば20メートルだけとか短い区間がばらばらに入っていきますので、そういうことを考慮しますと、9年プラス三、四年ぐらいふえます。ですから、9年プラス三、四年ということで、13年ぐらい、現時点での見通しではかかるのではないかなと予想しております。
  以上です。
○笹沼和利議長 8番、野原和夫議員。
○8番 野原和夫議員 以前も13年ぐらいのことを聞いているような気がするんですね。近隣 では吉見がまだ現状終わっていないらしいんです。ほかは大体終わっていると思うんですね。だからやっぱりこの石綿管の移設というのは大事な事業で、早くやっていただきたいと思います。
  計画どおりいかないで、計画を5年にしてもいいんですから、そういう思いをぜひ予算計上を町長にもお願いして、一般会計の繰り入れをしっかりしてもらって、私は、早くやることはいいと思うんですよね。そこのところをお願いしたいんですが。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  中藤水道課長。
○中藤和重水道課長 私が水道課に来たときは、年間500メートルやりたいということでお話ししていたんですが、野原議員のご指摘もありますし、私自身も一生懸命やらないといけないということで、200%の増ということで、1年1キロということで頑張ってきていますので、ご了解をお願いいたします。
○8番 野原和夫議員 それはいいです。
○笹沼和利議長 よろしいですか。
  続きまして、内部留保について答弁願います。
  中藤水道課長。
○中藤和重水道課長 内部留保資金、どれくらいあるかというご質問なんですが、23年度の末で約1億5,000万程度ございます。
  以上です。
○笹沼和利議長 8番、野原和夫議員。
○8番 野原和夫議員 内部留保としては、ほかの自治体に比べると少ないように感じますね。だからこのお金を使うには、きちんとした計画を持って使わないといけないと思いますが、このお金の一部も石綿管のほうにも活用できるんじゃないかなと思うので、ぜひ真剣に考えていただきたいと思います。
  この問題はこれで。
○笹沼和利議長 3問目、企業債について、中藤水道課長、答弁願います。
○中藤和重水道課長 企業債、23年度末でどれだけあるかというご質問ですが、23年度末で8億……、きっちりお答えしたほうがよろしいでしょうか。概数で。きっちりお答えしたほうがよろしいですか。
○8番 野原和夫議員 いいえ、数字だけ言ってもらえれば。
○中藤和重水道課長 概数でいいですか。
○8番 野原和夫議員 はい。
○中藤和重水道課長 約8億3,500万ぐらいの元本が残っております。
  以上です。
○笹沼和利議長 よろしいですか。
  8番、野原和夫議員。
○8番 野原和夫議員 これから次の質問にいくんですが、その前に、この企業債の返済ですが、この自己水をふやしてそこへ返すというようなやり方はできないものでしょうか。そういう点は考えられないのかどうか伺います。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  中藤水道課長。
○中藤和重水道課長 お金の高い県水を減らして自己水をふやすというご質問でよろしいでしょうか。
○8番 野原和夫議員 はい。
○中藤和重水道課長 現在、日量約5,000トンのお水を配っているんですが、そのうち県水が3,100トンで、残りの1,900トンが自己水です。自己水については七重がメインなんですが、七重の自己水をふやすにも、すぐ急にはふやせない、水源に限りがありますので、例えばお水の少ない時期は、この自己水が足らなくなって県水をふやさないといけないというような状況も発生しますので、現時点では、県水を減らして自己水をふやす、これから地球規模で雨が多くなったりとか、そんな事情があれば別なんですが、現状の地球の天候を考慮しますと、なかなか難しい状況になっております。
  以上です。
○8番 野原和夫議員 いいです。
○笹沼和利議長 よろしいですか。
  ほかに質疑ございませんか。
  3番、小輪瀬議員。
○3番 小輪瀬英一議員 417ページ、工事請負費という、本郷受水場発電機設置工事4,500万円という説明がありました。非常に災害に強いまちづくりということでやむを得ないかなとは思うんですけれども、この発電機の容量だとか、これ、設置する場所があるものが、その施設の中にあるのか。
  それとあと、今後の、これは設置したものの、一度も使わないで済んでしまうかもわかりません。すぐに使うようになるかもわかりませんけれども、その辺が、やはりエンジンのものでしょうから、メンテだとかは外部業者に依頼するものなのかをお聞きしたいんですが。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  中藤水道課長。
○中藤和重水道課長 お答えいたします。
  本郷の非常電源の概要についてのご質問ですが、まず、その非常電源の概要なんですが、軽油120リットル、出力が160キロワットで、二、三時間の発電ができるというような概要です。設置場所につきましては、本郷の受水場、小輪瀬議員、行かれたことは……。すみません。受水場の受水槽があるんですが、そこが、すみません、目見当で申しわけないんですけれども、30掛ける30ぐらいの広さがありますので、設置場所については問題ないということで、現場を確認してあります。
  維持管理については、町職員ではできませんので、業者に定期的な点検等をお願いするような形になると思います。
  以上です。
○笹沼和利議長 3番、小輪瀬議員。
○3番 小輪瀬英一議員 思ったより、160キロですか、大きな容量になるわけなんですけれども、私のこれは提案なんですけれども、例えば非常電源車両ということで、要は、電源を供給すればいいものだと思うんです。160キロぐらいの車両というのはできると思うんですね。価格的に果たして4,500万かかるかどうか、私はちょっとその辺の細かい内容はわかりませんけれども、万が一これ車両として動くのであれば、別の場所で災害が発生した場合にはその車両を持っていくだとか、町内で行う野外イベント等にも使えるんじゃなかろうかというのと、例えば、私、今回、東北の仙台から、知り合いが依頼がありました。発電機を集めてくれということで、この近辺のリース会社を回りまして、発電機を集めて向こうへ送ったという経緯もあります。
  ただ、やはり本郷のあそこは、私、行ったことはありますかということで尋ねられましたけれども、場所もわかりませんので、ただ一概に車両に、土砂崩れだとか云々で道がなかったら行けないということもあるんですけれども、同じお金をかけるんだったら有効に使えるようにして、ただ、あとやはり外部業者に委託して管理を、メンテをしていただくんであれば、車両としておけば、どこか例えば運送会社だとかそういう会社にも委託できるんではな かろうかと思いますので、ご検討をお願いしたいと思います。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  中藤水道課長。
○中藤和重水道課長 お答え申し上げます。
  非常にすばらしい提案ありがとうございます。
  1点ちょっと気になるのは、施設の法規制で、もしかしたら固定の電源を置かなくちゃいけないという、その法的規制があるかもしれないんですが、それは当然調べまして、貴重なご提案をいただきましたので、その予算の執行に当たりましては、小輪瀬議員のご指摘も選択肢として俎上にのせ十分検討して、予算の執行に当たりたいと思います。
  以上です。
○3番 小輪瀬英一議員 結構です。
○笹沼和利議長 ほかに質疑ございませんか。
  8番、野原和夫議員。
○8番 野原和夫議員 8番、野原和夫です。
  先ほどの企業債の続きなんですが、返済期間をお伺いします。
  それから、県水、自己水の割合、過去3年間のデータがあれば教えていただきたい。
  それから、県水の契約、これは第2条の申し込み、毎年2月に待って申し込むんじゃないかと思うんですが、その契約、値段、受水量、どういうふうに決めているのかお伺いします。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  まず、企業債について。
○中藤和重水道課長 企業債の返済期間ですが、直近で借りますのは、今年度、23年度借りるものがあるんですが、返済期間は20年間です。
  以上です。
○笹沼和利議長 よろしいですか。
○8番 野原和夫議員 いいです。
○笹沼和利議長 続きまして、県水、自己水の比率について答弁願います。
  中藤水道課長。
○中藤和重水道課長 お答えいたします。
  まず、23年度、日量、先ほどもご説明しましたが、日量5,000トンのうち3,100トンが県水、残りの1,900トンが自己水。これは22年度から県水増量しましたので、22、23は一緒です。 21年度につきましては、県水が1,500、自己水が3,500でございます。
  以上です。
○笹沼和利議長 よろしいですか。
  8番、野原和夫議員。
○8番 野原和夫議員 21年度は自己水3,500、これは、自己水はまだまだ余裕もあるんではないかなと思うんですが、先ほど七重浄水場のほうのを言いましたけれども、高い料金より、自己水の安いのを活用するのもいいんではないかなと思うんですが、この比率から言うと、どんどん県水が主体になるというような状況になるんでしょうか。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  中藤水道課長。
○中藤和重水道課長 お答えいたします。
  21年度の自己水3,500のうちの1,500については、和田の浄水場で自己水を取っていたんですが、水量の関係ですとか水質の関係で取れなくなってしまったということで、県水にやむなく切りかえたという事情がございます。
  今後の見込みということなんですが、自己水も持っていないといけないので、七重の自己水については、このまま現時点では保っていきたいと。そうしますと、3,100対1,900というような比率が今後も続くと思われます。
  以上です。
○笹沼和利議長 よろしいですか。
  8番、野原和夫議員。
○8番 野原和夫議員 年々、この給水収益というのは減ってきているんですよね。ある自治体の調査だと、今、はやっています無洗米、それから冷凍食品が多く活用されているので、その水道のほうも、水の需要も少なくなっているという、そういうデータも出ているようなんですが、その中で、今、課長が言いましたように、七重、その自己水はある程度守るということで伺ったので、これでいいと思います。
  以上です。
○笹沼和利議長 次に、契約の問題について答弁願います。
  中藤水道課長。
○中藤和重水道課長 お答えいたします。
  県水の契約につきましては、日量3,100トンということで契約になっておりまして、これ を毎年3,100トンということになっております。金額につきましては、予算書の407ページの、右側407ページの区分の欄の下から3行目、県水受水費ということで7,413万4,000円となっております。
  以上です。
○笹沼和利議長 8番、野原和夫議員。
○8番 野原和夫議員 この値段については、受水量99から100%を見込んでの計算でよろしいのか。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  中藤水道課長。
○中藤和重水道課長 すみません、確認なんですが、受水量の90……
○8番 野原和夫議員 だから、全部漏れたりするがね、全部の計算でするのか。
○中藤和重水道課長 県から買う金額です。日量3,100は必ず県から買うということです。
○笹沼和利議長 よろしいでしょうか。
○8番 野原和夫議員 はい、いいです。
○笹沼和利議長 ほかに質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○笹沼和利議長 これをもって質疑を終結いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○笹沼和利議長 これをもって討議を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○笹沼和利議長 これをもって討論を終結いたします。
  これより議案第30号 平成24年度ときがわ町水道事業会計予算を採決いたします。
  本案は原案のとおり予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○笹沼和利議長 起立全員であります。
  よって、議案第30号は原案のとおり可決されました。
○笹沼和利議長 暫時休憩いたします。
  再開4時。
                                (午後 3時46分)
─────────────────────────────────────────────────
○笹沼和利議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午後 4時00分)
─────────────────────────────────────────────────
   ◎常任委員の選任について
○笹沼和利議長 続いて、日程第8、選任第1号 常任委員の選任についてを議題といたします。
  お諮りいたします。常任委員の選任については、委員会条例第7条第1項の規定により、議長において指名したいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○笹沼和利議長 異議なしと認めます。
  よって、常任委員の選任については、議長において指名することに決定いたしました。
  それでは、指名いたします。
  総務産業建設常任委員会、瓜田清議員、野口守隆議員、小宮正議員、鳥越準司議員、野原兼男議員、笹沼和利議員、岩田鑑郎議員、以上7名です。
  文教厚生常任委員会、岡野政彦議員、小島浩議員、小輪瀬英一議員、前田栄議員、野原和夫議員、増田和代議員、以上6名です。
  お諮りいたします。ただいま指名いたしました以上の議員をそれぞれの常任委員に選任することにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○笹沼和利議長 異議なしと認めます。
  よって、ただいま指名いたしました以上の議員をそれぞれの常任委員に選任することに決定いたしました。
  ここで暫時休憩いたします。
                                (午後 4時01分)
─────────────────────────────────────────────────
○笹沼和利議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午後 4時03分)
─────────────────────────────────────────────────
○笹沼和利議長 委員会条例第8条第1項の規定により、常任委員長、副委員長が互選されましたので、結果を報告いたします。
  総務産業建設常任委員長に野口守隆議員、副委員長に小宮正議員。
  文教厚生常任委員長に野原和夫議員、副委員長に岡野政彦議員。
  以上の議員が互選されましたので、報告いたします。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議会運営委員の選任について
○笹沼和利議長 続いて、日程第9、選任第2号 議会運営委員の選任についてを議題といたします。
  お諮りいたします。議会運営委員の選任については、委員会条例第7条第1項の規定により、議長において指名したいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○笹沼和利議長 異議なしと認めます。
  よって、議会運営委員の選任については、議長において指名することに決定いたしました。
  それでは、指名いたします。
  議会運営委員会、岡野政彦議員、野口守隆議員、小宮正議員、野原和夫議員、野原兼男議員、増田和代議員、以上6名です。
  お諮りいたします。ただいま指名いたしました以上の議員を議会運営委員に選任することにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○笹沼和利議長 異議なしと認めます。
  よって、ただいま指名いたしました以上の議員を議会運営委員に選任することに決定いたしました。
  ここで暫時休憩いたします。
                                (午後 4時05分)
─────────────────────────────────────────────────
○笹沼和利議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午後 4時07分)
─────────────────────────────────────────────────
○笹沼和利議長 委員会条例第8条第1項の規定により、議会運営委員長、副委員長が互選されましたので、結果を報告いたします。
  議会運営委員長に小宮正議員、副委員長に増田和代議員。
  以上の議員が互選されましたので、報告いたします。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎小川地区衛生組合議会議員の選挙について
○笹沼和利議長 続いて、日程第10、選挙第3号 小川地区衛生組合議会議員の選挙についてを議題といたします。
  お諮りいたします。小川地区衛生組合議会議員の選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選にしたいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○笹沼和利議長 異議なしと認めます。
  よって、議長が指名することに決定いたしました。
  小川地区衛生組合議会議員に笹沼和利議員、野原和夫議員を指名いたします。
  お諮りいたします。ただいま議長が指名いたしました笹沼和利議員、野原和夫議員を小川地区衛生組合議会議員の当選人に定めることにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○笹沼和利議長 異議なしと認めます。
  よって、ただいま指名いたしました笹沼和利議員、野原和夫議員が当選されました。
  ただいま小川地区衛生組合議会議員に当選いたしました笹沼和利議員、野原和夫議員が議場におられます。会議規則第33条第2項の規定によって、当選の告知をいたします。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎比企広域市町村圏組合議会議員の選挙について
○笹沼和利議長 続いて、日程第11、選挙第4号 比企広域市町村圏組合議会議員の選挙についてを議題といたします。
  お諮りいたします。比企広域市町村圏組合議会議員の選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選にしたいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○笹沼和利議長 異議なしと認めます。
  よって、議長が指名することに決定いたしました。
  比企広域市町村圏組合議会議員に、笹沼和利議員、瓜田清議員を指名いたします。
  お諮りいたします。ただいま議長が指名いたしました笹沼和利議員、瓜田清議員を比企広域市町村圏組合議会議員の当選人に定めることにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○笹沼和利議長 異議なしと認めます。
  よって、ただいま指名いたしました笹沼和利議員、瓜田清議員が当選されました。
  ただいま比企広域市町村圏組合議会議員に当選いたしました笹沼和利議員、瓜田清議員が議場におられます。会議規則第33条第2項の規定によって、当選の告知をいたします。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎同意第6号の上程、説明、質疑、採決
○笹沼和利議長 続いて、日程第12、同意第6号 監査委員の選任について(議会選出監査委員)を議題といたします。
  地方自治法第117条の規定により、鳥越準司議員の除斥を求めます。
          (9番 鳥越準司議員退席)
○笹沼和利議長 議会事務局長に朗読させます。
○岡野吉男事務局長 朗読いたします。
  同意第6号 ときがわ町監査委員の選任について。
  ときがわ町監査委員に次の者を選任することについて同意を求める。
  住所、埼玉県比企郡ときがわ町大字玉川1192番地2。
  氏名、鳥越準司。
  平成24年3月13日提出、ときがわ町長、関口定男。
  以上です。
○笹沼和利議長 ご苦労さまでした。
  続いて、提案者から提案理由の説明を求めます。
  関口町長、お願いいたします。
○関口定男町長 それでは、同意第6号 ときがわ町監査委員の選任について、提案理由を申し上げます。
  前任者笹沼和利氏から一身上の都合により退職の申し出があり、後任者鳥越準司氏を議会選出監査委員として選任することについて同意を得たいので、地方自治法第196条第1項の 規定によりこの案を提出するものであります。よろしくお願いいたします。
○笹沼和利議長 ご苦労さまでした。
  これより同意第6号 監査委員の選任について(議会選出監査委員)の質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○笹沼和利議長 これをもって質疑を終結いたします。
  人事案件でありますので、討議、討論を省略し直ちに採決したいと思います。
  お諮りいたします。討議、討論を省略し直ちに採決することにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○笹沼和利議長 異議なしと認めます。
  よって、これより同意第6号 監査委員の選任について(議会選出監査委員)を採決いたします。
  本案は原案のとおり同意することにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○笹沼和利議長 異議なしと認めます。
  よって、同意第6号は原案のとおり可決いたしました。
  鳥越準司議員の除斥を解きます。
          (9番 鳥越準司議員入席)
○笹沼和利議長 鳥越準司議員に申し上げます。原案のとおり可決されましたので、よろしくお願いいたします。
  ここで、鳥越準司議員からあいさつの申し出がありますので、これを許可いたします。
  鳥越準司議員、ご登壇ください。
○9番 鳥越準司議員 ただいま議会選出の監査委員に同意いただきました鳥越準司でございます。まことに浅学非才ではございますけれども、議会の皆様、執行部の皆様のご協力をいただきまして、代表監査委員とともに監査に務めさせていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。
○笹沼和利議長 ご苦労さまでした。
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   ◎農業委員会委員の推薦について(議会推薦)
○笹沼和利議長 続いて、日程第13、推薦第1号 農業委員会委員の推薦について(議会推 薦)を議題といたします。
  お諮りいたします。推薦の方法は、議長によって推薦したいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○笹沼和利議長 異議なしと認めます。
  よって、推薦の方法は、議長によって推薦することに決定いたしました。
  ときがわ町農業委員会委員の推薦について、農業委員会等に関する法律第12条第1項第2号の規定により、議会が推薦する農業委員会の所掌に属する事項につき、学識経験を有する者として次の者を推薦いたします。
  最初に、住所、ときがわ町大字五明659番地。
  氏名、小島浩。
  ここで小島浩議員に申し上げます。地方自治法第117条の規定により除斥を求めます。
          (2番 小島 浩議員退席)
○笹沼和利議長 お諮りいたします。ときがわ町農業委員会委員として小島浩議員を推薦することにしたいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○笹沼和利議長 異議なしと認めます。
  よって、小島浩議員を推薦することに決定いたしました。
  ここで小島浩議員の除斥を解きます。
          (2番 小島 浩議員入席)
○笹沼和利議長 小島浩議員に申し上げます。ときがわ町農業委員会委員に推薦することに決定いたしました。
  次に推薦する者として、住所、ときがわ町大字五明792番地3。
  氏名、野原兼男。
  ここで野原兼男議員に申し上げます。地方自治法第117条の規定により除斥を求めます。
          (10番 野原兼男議員退席)
○笹沼和利議長 お諮りいたします。ときがわ町農業委員会委員として野原兼男議員を推薦することにしたいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○笹沼和利議長 異議なしと認めます。
  よって、野原兼男議員を推薦することに決定いたしました。
  ここで野原兼男議員の除斥を解きます。
          (10番 野原兼男議員入席)
○笹沼和利議長 野原兼男議員に申し上げます。ときがわ町農業委員会委員に推薦することに決定いたしました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議員派遣について
○笹沼和利議長 日程第14、議員派遣についてを議題といたします。
  お諮りいたします。議員派遣については、会議規則第121条の規定により、お手元に配付しましたとおり派遣したいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○笹沼和利議長 異議なしと認めます。
  よって、議員を派遣することに決定いたしました。
  なお、結果報告につきましては、議長の諸報告の中で報告いたします。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎延会について
○笹沼和利議長 お諮りいたします。本日の会議はこの程度にとどめ、延会したいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○笹沼和利議長 異議なしと認めます。
  よって、本日はこれをもちまして延会することに決定いたしました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎延会の宣告
○笹沼和利議長 大変ご苦労さまでした。
                                (午後 4時19分)