ときがわ町告示第56号

 平成24年第2回ときがわ町議会定例会を下記のとおり招集する。

  平成24年5月29日

                        ときがわ町長  関  口  定  男

                    記

 1 日  時  平成24年6月5日(火)


 2 場  所  ときがわ町議会議場
                ○応招・不応招議員

応招議員(12名)
     1番  岡 野 政 彦 議員     3番  小輪瀬 英 一 議員
     4番  瓜 田   清 議員     5番  前 田   栄 議員
     6番  野 口 守 隆 議員     7番  小 宮   正 議員
     8番  野 原 和 夫 議員     9番  鳥 越 準 司 議員
    10番  野 原 兼 男 議員    11番  笹 沼 和 利 議員
    12番  増 田 和 代 議員    13番  岩 田 鑑 郎 議員

不応招議員(1名)
     2番  小 島   浩 議員
            平成24年第2回ときがわ町議会定例会

議 事 日 程(第1号)

                            平成24年6月5日(火)  
                            午前9時30分開会     
      開会及び開議の宣告
日程第 1 会議録署名議員の指名
日程第 2 会期の決定について
日程第 3 諸報告
日程第 4 報告第 1号 平成23年度ときがわ町一般会計繰越明許費繰越計算書の報告に
             ついて
日程第 5 議案第31号 専決処分の承認を求めることについて(ときがわ町税条例の一部
             改正)
日程第 6 議案第32号 ときがわ町税条例の一部改正について
日程第 7 議案第33号 小川地区衛生組合規約の変更について
日程第 8 同意第 7号 ときがわ町監査委員の選任について
日程第 9 議案第34号 防災行政無線施設設置工事(固定系)請負契約の締結について
日程第10 議案第35号 川北橋橋梁整備工事(上部工)請負契約の締結について
日程第11 議案第36号 ときがわ町立明覚小学校屋内運動場耐震補強及び大規模改造工事
             請負契約の締結について
日程第12 議案第37号 玉川公民館耐震補強及び大規模改修工事請負契約の締結について
日程第13 議案第38号 平成24年度ときがわ町一般会計補正予算(第1号)
日程第14 議案第39号 平成24年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計補正予算
             (第1号)
日程第15 議案第40号 平成24年度ときがわ町水道事業会計補正予算(第1号)
日程第16 一般質問
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出席議員(12名)
     1番  岡 野 政 彦 議員     3番  小輪瀬 英 一 議員
     4番  瓜 田   清 議員     5番  前 田   栄 議員
     6番  野 口 守 隆 議員     7番  小 宮   正 議員
     8番  野 原 和 夫 議員     9番  鳥 越 準 司 議員
    10番  野 原 兼 男 議員    11番  笹 沼 和 利 議員
    12番  増 田 和 代 議員    13番  岩 田 鑑 郎 議員
欠席議員(1名)
     2番  小 島   浩 議員
地方自治法第121条により、今定例会に説明のため出席する者及び同委任を受けた者の職氏名
町長
関 口 定 男 
副町長
野 尻 一 敏
総務課長
小 峯 光 好
企画財政課長
久 保   均
税務課長
小 島   昇 
町民課長
桑 原 和 一 
福祉課長
大 島 武 志
環境課長
岩 田 功 夫 
会計管理者兼
会計室長
岡 本 純 一
産業観光課長
山 崎 政 明 
建設課長
内 室 睦 夫 
水道課長
中 藤 和 重 
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教育長
舩 戸 裕 行 
教育総務課長
長 島 富 央 
生涯学習課長
柴 崎 秀 雄 
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議会事務局長
岡 野 吉 男 
書記
荻 野   実 
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   ◎開会及び開議の宣告
○笹沼和利議長 皆さん、おはようございます。
  大変ご苦労さまです。
  ただいまの出席議員は12名でありますので、定足数に達しております。
  欠席届のある議員は1名であります。
  これより平成24年第2回ときがわ町議会定例会を開会いたします。
  直ちに本日の会議を開きます。
                                (午前 9時30分)
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   ◎議事日程の報告
○笹沼和利議長 本日の議事日程を報告いたします。
  議事日程は配付したとおりであります。
  議会事務局長に朗読させます。
○岡野吉男議会事務局長 それでは、朗読いたします。
  平成24年第2回ときがわ町議会定例会議事日程(第1号)、平成24年6月5日午前9時30分開会。
  日程、議案番号、件名、開会及び開議の宣告。日程第1、会議録署名議員の指名。日程第2、会期の決定について。日程第3、諸報告。日程第4、報告第1号 平成23年度ときがわ町一般会計繰越明許費繰越計算書の報告について。日程第5、議案第31号 専決処分の承認を求めることについて(ときがわ町税条例の一部改正)。日程第6、議案第32号 ときがわ町税条例の一部改正について。日程第7、議案第33号 小川地区衛生組合規約の変更について。日程第8、同意第7号 ときがわ町監査委員の選任について。ページをおめくりください。日程第9、議案第34号 防災行政無線施設設置工事(固定系)請負契約の締結について。日程第10、議案第35号 川北橋橋梁整備工事(上部工)請負契約の締結について。日程第11、議案第36号 ときがわ町立明覚小学校屋内運動場耐震補強及び大規模改造工事請負契約の締結について。日程第12、議案第37号 玉川公民館耐震補強及び大規模改修工事請負契約の締結について。日程第13、議案第38号 平成24年度ときがわ町一般会計補正予算(第1号)。日程第14、議案第39号 平成24年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計補正予算(第1号)。日程第15、議案第40号 平成24年度ときがわ町水道事業会計補正予算(第1号)。日 程第16、一般質問。
  以上でございます。
○笹沼和利議長 ご苦労さまでした。
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   ◎会議録署名議員の指名
○笹沼和利議長 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
  会議規則第120条の規定により、3番、小輪瀬英一議員、4番、瓜田清議員、以上の2名を本会期中の会議録署名議員に指名いたします。
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   ◎会期の決定について
○笹沼和利議長 日程第2、会期の決定についてを議題といたします。
  議会運営委員長の報告を求めます。
  小宮正委員長、お願いいたします。
○小宮 正議会運営委員長 皆さん、おはようございます。
  会期の決定について、議会運営委員会の報告をいたします。
  平成24年第2回定例会における会期及び日程等につきまして調整を図るため、去る5月29日午前10時から役場第二庁舎3階協議会室において議会運営委員会を開催いたしました。委員会は、委員の出席と議長、副議長、町長、副町長、総務課長、議会事務局長、書記の出席をいただきまして、平成24年第2回定例会に提出される議案等について説明を求め、会期について協議を行いました。
  その結果、平成24年第2回定例会は、本日6月5日から6月13日までの9日間とすることに決定いたしました。
  会期の予定につきましては、会期予定表をごらんいただきたいと思います。
  本日6月5日は午前9時30分から本会議になっております。議案等の審議を行います。あす6月6日は9時30分から文教厚生常任委員会を、午後1時30分から議員全員協議会を予定しております。あさって6月7日は午前10時から議会運営委員会を、午後1時30分から総務産業建設常任委員会を予定しております。6月8日、6月9日及び10日は休会でございます。翌週の6月11日及び6月12日は午前9時30分から本会議をお願いいたします。一般質問でございます。一般質問は、6月11日は通告者1番、野口守隆議員から通告者4番、小宮正議員まで、6月12日が通告者5番、増田和代議員から通告者9番、小輪瀬英一議員まででござい ます。6月13日は、予備日といたします。
  以上、議会運営委員会からの報告を終わります。
○笹沼和利議長 ご苦労さまでした。
  お諮りいたします。本定例会の会期は、委員長の報告のとおり本日6月5日から6月13日までの9日間といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○笹沼和利議長 異議なしと認めます。
  よって、本定例会の会期は9日間と決定いたしました。
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   ◎諸報告
○笹沼和利議長 日程第3、諸報告を行います。
  地方自治法第121条の規定により、本定例会に説明のため出席する者及び同委任を受けた者の職氏名は、別紙配付したとおりでありますので、ご了承願います。
  次に、監査委員から平成24年3月から平成24年5月までの例月出納検査の報告がありました。お手元に配付しておきましたので、ごらんいただきたいと存じます。なお、詳細につきましては、議会事務局にありますので、ごらんいただきたいと存じます。
  次に、平成24年第1回定例会で議決をいただきました議員派遣について報告いたします。
  平成24年5月11日、埼玉県県民健康センターにおいて、平成24年度第1回埼玉県町村議会議長会広報研修会が開催され、3名が出席いたしました。結果につきましては、別紙により掲げてありますので、ごらんいただきたいと存じます。
  次に、地方自治法第122条の規定により事務に関する説明書が提出されておりますので、ごらんいただきたいと存じます。
  続いて、一部事務組合における議会報告を行います。
  小川地区衛生組合議会の報告を求めます。
  野原和夫議員、お願いいたします。
○8番 野原和夫議員 皆さん、おはようございます。8番、野原和夫です。
  小川地区衛生組合議会の報告をします。
  平成24年第1回小川地区衛生組合議会臨時会が午前10時より小川町議場で開かれました。常任委員会委員の選任について、私野原と笹沼議員が環境衛生常任委員会委員に任命され、環境衛生常任委員会委員長に笹沼議員が指名推選により選出されました。
  管理者提出議案第5号、今回は1件ありました。空気予熱器等更新工事請負契約の締結について審議され、内容としましては、契約金額2億6,880万円、指名競争入札、落札者、荏原環境プラント株式会社でありました。3人の委員から質疑がなされ、指名競争入札10者で8者が辞退についての改善の求め、また競争原理の必要性をただされました。そして、交付税、交付金についての問いも出されましたが、交付金については該当なしとのことでございました。
  以上、議論が交わされた中で、第5号議案は可決されました。
  以上、報告とします。
○笹沼和利議長 ご苦労さまでした。
  次に、町長からあいさつを兼ねて行政報告を行いたいとの申し出がありましたので、これを許可いたします。
  関口町長、お願いいたします。
○関口定男町長 皆さん、おはようございます。
  議長のお許しをいただきましたので、ごあいさつを兼ねまして行政報告を申し上げます。
  本日は、平成24年第2回ときがわ町議会定例会を招集申し上げましたところ、議員各位におかれましてはご多忙のところご出席をいただきまして、会議が開催できますことを心から御礼を申し上げます。
  さて、災害に強いまちづくりの1つといたしまして、町民の皆様に自主防災組織の設立をお願いしてまいりましたが、この4月に全行政区におきまして設立していただくことができました。改めて各行政区の区長の皆様のご努力に対しまして、感謝を申し上げたいと思います。今後は、各自主防災組織と行政との連絡体制の整備を図りまして、災害に強いまちづくりをなお一層推進してまいりたいと考えております。
  本日ご提案申し上げます議案は、専決処分の承認1件、条例の一部改正1件、組合規約の変更1件、委員の選任1件、工事請負契約関係4件及び補正予算3件であります。また、報告案件は繰越計算書であります。提案理由につきましては、その都度ご説明をいたしますので、よろしくお願い申し上げます。
  次に、各課の事業の執行状況についてご報告を申し上げます。
  最初に、総務課関係についてでありますけれども、5月には防災行政無線施設設置工事、固定系でありますが、と大附中央公民館改築工事の入札等を実施いたしました。適正な執行管理に努めてまいりたいと考えております。
  また、6月3日には埼玉県、小川警察署、比企広域消防、ときがわ消防団及び地域の住民の方々の参加をいただきまして、大字西平字宮平地区におきまして、土砂災害に対する全国統一防災訓練を実施いたしました。今回は過去最高の21世帯40人の住民の方々に参加をいただきまして、防災に対する意識の高まりが感じられました。また、情報の伝達方法といたしまして、昨年度完成いたしました防災行政無線を初めて使用いたしまして、地域の方々にも改めて防災行政無線のシステムを確認していただいたところであります。
  続きまして、企画財政課について申し上げます。
  空き家バンクについてでありますけれども、この制度は、町にある空き家につきまして、所有者と利用者の橋渡しをするという制度であります。所有者から申し込みのあった空き家、住宅用地の空き家などの物件情報を空き家バンクに登録いたしまして、インターネットを通じて利用希望者に情報提供を行いまして、宅地建物取引業協会の仲介により契約を進めていく仕組みとなっております。現在、空き家情報登録制度実施要綱を整備するとともに、協力団体であります埼玉県宅地建物取引業協会埼玉西部支部との協定書締結に向けた調整を進めているところであります。
  ときがわ町の空き家バンクの特徴といたしましては、子育て世帯や遊休農地を利用した農業就業者等へ優先的に物件を紹介するところにあります。空き家バンクを利用いたしまして、ときがわ町に移住をいたします子育て世帯には子育て奨励金を、また、修理の必要な物件に対しましてはリフォーム工事助成金を交付することによりまして、町の将来を担う若い方たちの定住につながるよう制度を運営してまいりたいと考えております。
  続きまして、税務課関係について申し上げます。
  所得税、住民税申告相談につきましては、2月16日から3月15日まで延べ21日間にわたって町内3会場におきまして実施いたしました。合計で3,419件の申告相談がありました。課税関係では、5月に軽自動車税の納税通知書を5,856通、固定資産税の納税通知書を5,927通発送いたしました。また、県、町の町・県民税でありますけれども、対象者が3,512人分、この3,512人分に係る特別徴収の納税通知書を1,356事業所にお送りしたところであります。
  徴収関係では、4月に県税事務所と共同で滞納者への催告書を発送いたしまして、5月に特別徴収対策を実施いたしました。景気低迷の中、依然として厳しい納税環境ではありますが、引き続き町税の徴収率向上を目指しまして鋭意努めてまいりたいと考えております。
  続きまして、町民課関係について申し上げます。
  4月1日現在の人口は1万2,662人でありまして、世帯数は4,757世帯となっております。 昨年と比較いたしますと、人口で152人の減、世帯数では5世帯の増となっております。平成23年度中に亡くなられました方が140人でありまして、前年より18人の減、出生は51人で前年より2人の減となっており、高齢化率は26.9%で前年度より1.2ポイント上昇をしております。また、改正住民基本台帳法は来る7月9日に施行され、外国人住民が住民基本台帳の登録対象となることから、円滑な移行を図るため、本人あてに仮住民票を送付し、発送いたしまして、登録内容の確認を行っております。
  次に、国民健康保険事業でありますが、40歳から74歳の加入者を対象に生活習慣病の予防を目的といたしました特定健診の集団健診を5月31日から6月5日まで実施しておりますが、885人の申し込みがありました。また、人間ドックの助成事業につきましては、現在100名の方の申し込みがあります。大勢の方に受診していただくよう進めてまいりたいと考えております。
  次に、保健センター事業では、昨年度から小児用の肺炎球菌ワクチンを公費負担の対象に加えまして、ヒブワクチン、子宮頸がんワクチン、中学生インフルエンザの4種類について、接種費用の全額公費負担による予防接種事業を現在行っているところであります。
  成人保健事業では、国民健康保険の特定健診にあわせて、20歳から39歳までの「若もの健診」と75歳以上の方の「いきいき健診」を実施いたしまして、町民の健康づくりに努めているところであります。
  また、健康づくり開発事業といたしまして、早稲田大学の竹中晃二教授と共同で、「わずかなことから始めよう!スモールチェンジ」を合言葉といたしまして、スモールチェンジ活用リーフレット3,000部を作成いたしまして、健康意識の高揚を目指すとともに、健康づくり開発委員会におきまして、健康行動支援の取り組みを行っているところであります。
  次に、地域包括支援センター事業でありますが、二次予防事業では、健康体力づくり教室を町内の6会場で実施するための準備を進めております。その他、シニア運動教室を開催することで、閉じこもりの予防だけでなく、体力、精神面での向上を図っております。また、一次予防事業といたしまして、月曜日と木曜日に開催する高齢者サロンや水曜日に開催する元気アップ教室では、多くの高齢者の方にご参加をいただきまして、交流を進めているところであります。
  続きまして、福祉課関係について申し上げます。
  平成23年度に第2次ときがわ町障害者計画・障害福祉計画及びときがわ町高齢者福祉計画・第5期介護保険事業計画を策定いたしました。今年度を迎え、地域福祉計画策定に向け ての第6回定例委員会を開催いたしました。また、子育て支援のため、ファミリーサポート事業を4月1日から開始をしたところであります。玉川保育園、平保育園では、保護者を対象にパパ・ママ一日保育士体験事業、こういうのを実施を開始をしております。なお、平保育園におきましては、外部改修工事を実施したいと考えております。
  続きまして、環境課関係について申し上げます。
  子供たちの内部被曝と保護者の不安を払拭するために、小中学校と私立を含む保育園3園の給食に使われる食材の検査を5月7日から開始いたしました。学校給食センターでは当日に納入された食材の中から2ないし3品目と調理した1食分を毎日、自園方式の保育園では調理前または後の食材1食分を週1回、午前中に検査を行っております。検査の結果、厚生労働省が4月に定めた新たな放射性セシウムの規格基準値である1キログラム当たり一般食品で100ベクレルを超えた場合には使用を中止することとしております。5月25日までの検査結果につきましては、学校給食センターで使用する食材のうち、シイタケとキャベツから1キログラム当たり最高9.16ベクレルの放射性セシウムを、また、タマネギとキュウリから1キログラム当たり最高5.21ベクレルの放射性ヨウ素、これは放射性のヨウ素でありますから、ヨウ素131というやつですけれども、これを検出いたしましたが、一般の食品の基準値が100ベクレルということでありますので、この100ベクレルから大きく下回っているというところであります。なお、1食分の食材から放射性ヨウ素131というやつですけれども、あと放射性セシウム、いずれも不検出となっております。
  次に、浄化槽設置管理事業につきましては、5月18日現在、申請受付件数が9件、使用開始届け出件数が9件となっております。今後も住民の方への事業の周知を図りながら、円滑な実施に努めてまいります。
  続きまして、産業観光課関係について申し上げます。
  農業関係につきましては、番匠地内の原野化した耕作放棄地約26アールの農地を再生いたしまして、近隣の農業者による利用が開始されたところであります。また、耕作放棄地等を有効に活用するため、4月より農地情報登録制度、いわゆる農地バンクを開始いたしました。
  林業関係では、昨年の台風で被災いたしました大野地内の森林管理道赤木七重線につきまして、災害復旧工事を発注したところであります。
  また、ときがわ産木材を用いました民間住宅の建設促進につきましては、新たな林業システムの構築に向けたときがわ産木材利用検討委員会を3月27日に立ち上げまして、森林所有者、素材生産者、加工業者、建築設計業者など15名の方に委員を委嘱したところであります。 今後、木材の生産、加工体制や販売流通体制の整備などの検討を行う予定であります。広くときがわ産木材が利用拡大を図っていきたいと思っておりますので、皆様にもご協力をお願いしたいと思います。
  商工観光課関係では、町の観光を紹介するときがわ町観光案内DVDを作成いたしました。今後ときがわ町を積極的にPRする媒体といたしまして、大いに活用していきたいと考えております。
  続きまして、建設課関係についてでありますが、道路・橋梁事業では、大字玉川地内の町道559号線側溝整備工事、大字椚平地内の新屋橋橋梁整備工事や大字本郷と番匠を結ぶ川北橋橋梁工事などの準備を進め、5月に入札を行ったところであります。
  地籍調査事業では、番場・関堀・田中地区の事前調査を行っておりまして、今後1筆調査を開始していくところであります。
  また、県の水辺再生100プラン事業では、都幾川の玉川橋下流から雀川合流地点までの工事が実施されまして、「清流の復活」と「やすらぎとにぎわいの空間創出」に向けた水辺整備が進められ、今月末には完成する予定となっております。また、水辺再生100プランを発展させた事業といたしまして、新たに川のまるごと再生プロジェクトが開始されまして、1級河川都幾川の三波渓谷から下流の嵐山町境まで約7キロメートルの区間の遊歩道整備事業が3月に採択をされました。現在整備計画の策定に向けて取り組んでいるところであります。
  続きまして、教育委員会、教育総務課関係について申し上げます。
  4月9日から新学期が始まり、811人の児童・生徒が元気に学校に通っております。平成23年度から小学校、平成24年度から中学校で本格実施となった新しい学習指導要領によりまして、基礎的、基本的な知識・技能の習得と思考力、判断力、表現力の育成を目指した事業を実施しているところであります。
  施設整備につきましては、明覚小学校屋内運動場耐震補強及び大規模改造工事の一般競争入札を5月に実施いたしました。
  次に、中学生とニュージーランドの生徒との相互交流につきましては、昨年度は中止いたしましたが、今年度は中学生海外派遣につきまして、実施に向けて現在準備を進めているところであります。
  また、関口茂八奨学事業では、新規に17名の申請がありまして、全員の貸与が決定いたしまして、継続と合わせて42名への貸し付けを現在行っているところであります。
  続きまして、生涯学習課関係について申し上げます。
  都幾川公民館の耐震補強及び大規模改修工事が終わりまして、一般利用を再開したところであります。工事期間中は、利用者の皆様には大変ご不便をおかけいたしましたけれども、新しくなった公民館には、明るく、木のよい香りがすると好評を得ているところであります。
  社会教育関係では、4月に里山入門講座を2回開催いたしまして、講師の先生と建具会館を出発し、桜やシャガなど、草花の解説をしていただきながら、慈光寺、霊山院をめぐり、里山の春を楽しんでいただくことができました。
  また、文化センター公演事業といたしまして、エバーグリーンミュージックコンサートを開催いたしました。2回の公演に350名の皆さんに来場をいただいたところであります。川嶋あいさんを初めとする若手アーティスト3名の「人と自然の優しさにふれるまちときがわ」にふさわしい歌声を楽しんでいただくことができました。
  社会体育関係では、4月1日から「体育指導委員」が「スポーツ推進委員」に、「スポーツ推進員」が「スポーツ協力員」にそれぞれ名称が変わりまして、スポーツ推進委員21名、スポーツ協力員48名を委嘱したところであります。名称は変わりましたが、引き続きときがわ町におけるスポーツの推進や指導、各種事業にご協力をいただくことになりますので、これもよろしくお願いしたいと思っています。
  また、5月6日にはワンデーウオークを萩ヶ丘小学校のスタートといたしまして、西平、椚平を中心としたコースで行われたところであります。子供から大人まで、総勢で276名の方に参加をいただきまして、盛大に実施することができました。ときがわ町を再発見するよい機会になったものと考えております。
  続きまして、水道課関係について申し上げます。
  石綿セメント管更新事業を毎年計画的に実施しております。今年度も7月に一般競争入札を実施し、請負業者を決定いたしまして、早期に着工する予定であります。なお、日常業務におきましては、引き続き安心で安全な水の安定供給に努めてまいります。
  以上、各課の事業につきまして報告させていただきました。
  結びに、本日ご提案申し上げます各議案につきましては、慎重審議の上ご議決いただきますようお願い申し上げまして、本定例会の開会に当たりましてのごあいさつとさせていただきます。
  なお、先日、議員全員協議会等でもご説明いたしましたとおり、私8日に手術ということでありまして、加療のため本議会を一部欠席させていただきます。何とぞご了解いただきますようお願い申し上げまして、よろしくお願いします。ありがとうございました。
○笹沼和利議長 ご苦労さまでした。
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   ◎報告第1号の上程、説明、質疑
○笹沼和利議長 日程第4、報告第1号 平成23年度ときがわ町一般会計繰越明許費繰越計算書の報告についてを議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○岡野吉男議会事務局長 朗読いたします。
  報告第1号 平成23年度ときがわ町一般会計繰越明許費繰越計算書の報告について。
  地方自治法施行令(昭和22年政令第16号)第146条第2項の規定により、平成23年度ときがわ町一般会計繰越明許費繰越計算書を別紙のとおり報告する。
  平成24年6月5日提出、ときがわ町長、関口定男。
  以上です。
○笹沼和利議長 ご苦労さまでした。
  報告者から報告理由の説明を求めます。
  関口町長、お願いいたします。
○関口定男町長 それでは、報告第1号 平成23年度ときがわ町一般会計繰越明許費繰越計算書の報告について報告理由を申し上げます。
  平成23年度ときがわ町一般会計において繰越明許費として定めた大附中央会館改築事業ほか6事業に係る繰越計算書について報告をするものであります。
  細部につきましては企画財政課長から報告をいたします。
○笹沼和利議長 ご苦労さまでした。
  続いて、細部説明を求めます。
  久保企画財政課長、お願いいたします。
○久保 均企画財政課長 それでは、報告第1号 平成23年度ときがわ町一般会計繰越明許費繰越計算書の報告について細部説明をさせていただきます。
  この報告につきましては、地方自治法施行令142条第2項の規定により繰越計算書を調製いたしましたので、報告をさせていただくものでございます。
  それでは、繰越計算書をごらんいただきたいと存じます。
  おめくりをいただきまして、事業のほうを見ていただきますと、大附中央会館改築事業ほか6事業について、翌年度の繰越額及びその財源内訳等について記載をしてございます。大 附中央会館改築事業の国庫支出金1,050万円、この国庫支出金につきましては、森林・林業・木材産業づくり交付金ということで、平成23年度の国の第4次補正の補正予算によりまして採択をされた補助金でございます。
  次の地方債3,520万円につきましては、合併特例債を予定しているものでございます。
  次に、下から2段目になりますが、砂防指定地慈光寺川改修に伴う橋梁整備工事負担金の地方債の部分でございますが、1,900万円、こちらも合併特例債を予定しているものでございます。
  一番下の段でございますが、明覚小学校屋内運動場耐震大規模改造事業でございますが、こちらの国・県支出金の欄の2,636万1,000円につきましては、学校施設環境改善交付金ということで、国の平成23年度第4次補正ということで認められた補助金でございます。
  そして次の地方債1億900万円につきましては、緊急防災減災事業の起債ということで予定をしているものでございます。
  以上で報告第1号の細部説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
○笹沼和利議長 ご苦労さまでした。
  これより報告第1号 平成23年度ときがわ町一般会計繰越明許費繰越計算書の報告についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○笹沼和利議長 これをもって質疑を終了いたします。
  本案は報告事項でありますので、ただいま報告したとおりでございます。
  報告第1号を以上で終了いたしますが、ご了承を賜りたいと思います。
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   ◎議案第31号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○笹沼和利議長 日程第5、議案第31号 専決処分の承認を求めることについて(ときがわ町税条例の一部改正)を議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○岡野吉男議会事務局長 朗読いたします。
  議案第31号 専決処分の承認を求めることについて。
  ときがわ町税条例の一部を改正する条例について、地方自治法(昭和22年法律第67号)第179条第1項の規定により別紙のとおり専決処分したので、その承認を求める。
  平成24年6月5日提出、ときがわ町長、関口定男。
  以上です。
○笹沼和利議長 ご苦労さまでした。
  提案者から提案理由の説明を求めます。
  関口町長、お願いいたします。
○関口定男町長 それでは、議案第31号 専決処分の承認を求めることについて提案理由を申し上げます。
  地方税法及び固定資産等所在市町村交付金法の一部を改正する法律が公布され、平成24年4月1日に施行されたことに伴いまして、ときがわ町税条例の一部を改正する必要が生じ、平成24年4月1日、ときがわ町税条例の一部を改正する条例を専決処分したので、地方自治法第179条第3項の規定によりこの案を提出するものであります。
  細部につきましては税務課長よりご説明申し上げます。
○笹沼和利議長 ご苦労さまでした。
  続いて、細部説明を求めます。
  小島税務課長、お願いいたします。
○小島 昇税務課長 それでは、議案第31号、専決処分、ときがわ町税条例の一部改正について細部説明をさせていただきます。
  今回の専決処分による税条例の改正につきましては、地方税法等の一部を改正する法律ほか関係法令が平成24年3月31日に公布されましたが、これに伴う税条例の改正でございます。今回の改正の内容につきましては、個人町民税、固定資産税についての改正、震災特例法に係る税条例の改正、またこれに伴う読みかえ規定でございます。
  それでは、改正内容の細部説明に入ります。
  細部説明につきましては、新旧対照表によりご説明いたしますので、議案参考資料の資料ナンバー1をお開きいただきたいと思います。
  新旧対照表につきましては、左が改正後、右が現行となっております。
  まず初めの36条の2、町民税の申告についての改正についてご説明いたします。
  改正部分のアンダーラインの部分を見てみますと、寡婦(寡夫)控除額が削除されています。これは、寡婦(寡夫)控除がなくなるということではなくて、町民税の申告の際に申告の必要がないということでございます。要するに年金所得以外の所得を有しなかった者で寡婦(寡夫)控除を受けようとする者は、現行では個人住民税の申告書を提出する必要があり ましたが、年金所得者の申告手続の簡素化の観点から、寡婦(寡夫)控除を受けようとする場合の申告書の提出を不要とするものでございます。
  次のページの附則第10条の2に移ります。
  この条文につきましては、地域決定型地方税制特例措置、通称わがまち特例を導入した条文になります。本法則第15条で規定しております固定資産税の課税の特例措置2件について、地方自治体が課税標準の軽減の程度を法律で定める上限下限の範囲内において条例で決定できるようにしたものでございます。
  2件とも現在のときがわ町には該当してきませんが、具体的に申し上げますと、1項につきましては下水道法に規定する公共下水道を使用する者が設置した除外施設に対して課税標準の軽減割合を定めたものでございます。下水道に悪影響を与える下水から有害物質を除去する除外施設の設置に対する負担を軽減し、これらの施設の整備を促進し、公共用水域の水質を改善するものでございます。
  2項につきましては、特定都市河川流域内において雨水浸透阻害行為を行う者が新たに取得した雨水貯留浸透施設に対して課税標準の軽減割合を定めたものです。都市などでは水はけが悪く、昨年にも多く発生しましたゲリラ豪雨等に対応するものでございます。
  次の第10条の3については、施行規則等の他法令の改正により、項送り、項繰り上げがあります。また、次のページの第11条からは、他法令の改正による項送りと評価がえに伴って適用期間について切りかえを行う改正がされております。いずれも条文の内容の改正があったわけではございませんので、概略説明にさせていただきます。
  最初の10条の3の第7項につきましては、高齢者等居住改修住宅等の軽減で、一定のバリアフリー改修工事が行われた住宅に対して、1戸当たり100平米分までを限度として、改修した家屋に係る翌年度分の固定資産税の3分の1を減額する規定でございます。
  次の第8項につきましては、熱損失防止改修住宅、いわゆる省エネ改修工事に伴う固定資産税の軽減措置で、1戸当たり120平米分までを限度として、改修した家屋に係る翌年度固定資産税の3分の1を減額する規定でございます。
  次のページの第11条につきましては、宅地等の課税標準を算出する場合には、前年度分の課税標準額と比較して負担水準により課税標準を算出しますが、その場合の課税標準額について規定したものでございます。
  次の第11条の2につきましては、1項が下落修正価格の適用規定、第2項が下落修正価格を適用した類似適用土地について規定したものですが、据え置き期間中に地価が下落した場 合、市町村長の判断で評価額を修正できる措置、下落修正措置を継続することとしております。
  5ページをお開きいただきたいと思います。
  旧条例第12条第4項が削除されております。4項につきましては、住宅用地に関する平成21年度から平成23年度における負担調整の据え置き特例措置について規定したものですが、この据え置き特例は廃止となります。ただし、20ページにある読みかえ規定にございますように、平成25年度までは負担水準の10分の9以上の住宅用地について据え置き特例を存置する経過的な措置を設け、平成26年度に廃止ということになります。
  そのほか一般農地等に関する負担調整措置については、現行制度を継続します。また、いわゆる下落修正措置についても、現行制度を継続していきます。
  8ページをお開きいただきたいと思います。
  下段に第21条の2が新設されております。この条文につきましては、平成20年12月1日に公益法人関連三法が施行され、公益法人制度改革により設立された一般社団・財団法人の設置する固定資産税等の非課税の申告について規定した条文でございます。図書館、博物館及び幼稚園に係る固定資産税の非課税措置について対象に、特例民法法人から一般社団法人または一般財団法人に移行した法人が設置する図書館、博物館及び幼稚園を追加するものでございます。
  9ページをお開きいただきたいと思います。
  ここからは震災特例法に関連する特例措置ですが、ときがわ町にはほとんど関係していませんので、概要説明にさせていただきます。
  下段に第22条の2が新設されております。この条文につきましては、見出しにもございますように、東日本大震災に係る被災居住用財産の敷地に係る譲渡期限の延長の特例です。この条文の内容の中にはございませんが、震災特例法の11条の6第1項で適用期間の延長がございまして、3年が7年に延長されております。
  なお、10ページの条文の中でいっております附則第17条、附則第17条の2、附則第17条の3、附則第18条の読みかえ規定は13ページの資料ナンバー1の2に再掲されておりますので、ごらんいただきたいと思います。
  10ページの下段の第2項の新規規定は、申告書にこの規定を受けようとする旨の記載を要するという規定でございます。
  次の第23条についても、先ほどの譲渡関連規定と同じ改正ですが、ここでは住宅借入金等 特別税額控除、通称住宅ローン控除と言っているものですが、通常の住宅ローン控除の規定に震災特例法を盛り込み、読みかえて適用しております。なお、この読みかえ規定は16ページの資料ナンバー1の3にございますので、ごらんいただきたいと思います。
  以上が税条例の改正でございます。
  次からが読みかえ規定になりますが、税条例の改正の中でも申し上げましたので、簡単に説明します。
  13ページの資料ナンバー1の2は、先ほどの税条例の改正9ページの第22条の2、譲渡期限の延長の特例の規定の読みかえになります。読みかえている箇所は10ページになります。17条が長期譲渡所得に係る譲渡、第17条の2が優良住宅地の造成等のために土地等を譲渡した場合、17条の3が居住用財産を譲渡した場合、18条が短期譲渡所得に係る譲渡になります。
  16ページの資料ナンバー1の3は、11ページの第23条第1項住宅ローン控除の規定の読みかえになります。
  18ページの資料ナンバー1の4は、12ページの新規規定、第23条第2項の規定の読みかえになります。
  20ページの資料ナンバー1の5は、議案書につけてあります改め文の4ページの下段になります附則第3条第4項の規定による読みかえ規定でございます。
  新旧対照表の4ページ、固定資産税の特例第12条第2項、第4項の規定の中の住宅用地に係る部分に限ってのみ読みかえの規定をしております。
  22ページの資料ナンバー1の6は、議案書につけてあります改め文の5ページ中段から上になりますが、附則第3条第5項の規定による読みかえ規定でございます。
  第4条につきましては、免税店の適用に関する規定ですが、土地に対して課する固定資産税の課税標準となるべき額が30万円に満たない場合は固定資産税を課することができないとされておりますが、附則の第12条等で固定資産税の課税標準の特例について改正がございましたので、免税店についてもこの改正に合わせて読みかえをしております。
  15条につきましては、特別土地保有税に関する規定で、特別土地保有税を計算する際に固定資産税相当分は控除することになっておりますので、先ほどの免税店と同じように、改正に合わせて読みかえをしております。
  以上で専決処分、議案第31号の細部説明を終わりにします。よろしくお願いいたします。
○笹沼和利議長 ご苦労さまでした。
  これより議案第31号 専決処分の承認を求めることについて(ときがわ町税条例の一部改 正)の質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  8番、野原和夫議員。
○8番 野原和夫議員 8番、野原和夫です。
  12条についてお伺いしたいんですが、その前に、36条の2、11条の2というのは継続ということで理解しました。その中で、12条については住宅用地に関する負担調整措置については据え置き特例を、平成25年までは負担水準90%以上の住宅用地については存置した上で、平成26年に廃止ということになると思うんです。この廃止をした後、土地の動きが激しい場所等は増税になるのか。また、26年以降は土地にかかわる固定資産税は上がるのかという、税率が上がるかどうか、この点を伺いたいんです。とりあえずそれを1つお願いします。3点ぐらいよろしいでしょうか。
○笹沼和利議長 どうぞ。
○8番 野原和夫議員 それから、2、14条においては特別土地保有税の課税の特例の延長、26年まで延長で滞納分を取りなさいという、頑張って取れということで解釈してよろしいのかどうか。それをお伺いしたい。
  それと、21条の2について、この図書館、博物館、幼稚園を設置する一般社団にかかわる非課税措置、これはときがわ町にも該当するところがあるのかどうか。この3点を伺います。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  小島税務課長。
○小島 昇税務課長 まず第1点目の5ページの4項の関係だと思うんですけれども、野原議員おっしゃるとおり、そこの範囲内に入ってくれば増税になります。ただし、もうときがわ町においてはほとんどが本則課税になっておりますので、影響がそんなにないということです。これにつきましては、課税の公平性の観点から、そこの部分は、この4項を削除したということでございます。
  次に、土地保有税につきましては、徴収するとかそういうんじゃなくて、今保有税自体休止状態になっておりますので、もしこれがまた復活するようなことがあればというようなことで改正になっているわけです。
  それからあと、図書館等の非課税の関係ですが、ときがわ町には今のところ該当するところはございません。
  以上です。
○笹沼和利議長 8番、野原和夫議員。
○8番 野原和夫議員 先ほどの住宅用地に負担調整措置、現在このときがわ町で25年までの調整措置を受けている人がいるのかどうか伺います。
  それと、特別措置保有税においては、この大型土地開発などで買収などをした人たち、特別税金ということで課せられているものだと思うんだよね。これは、今言ったように取るというだけじゃないというふうにあると思うんですが、これは26年まで延長ということの意味合いというのは、違う対象になるから滞納を抑制じゃなくて、滞納を防げるようにする措置ではないかなと私は解釈したんですが、それは違うんでしょうか。その点伺います。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  小島税務課長。
○小島 昇税務課長 まず1点目の負担調整措置の関係ですけれども、今、固定資産の関係の概要調書という調べがあるんですけれども、それを作成している最中で、どの程度あるかということは今ここで申し上げられないんですけれども、あるのは確かです。本則に全部追いついているわけじゃないですから。ただ、その建設費がうんと少ないと、本則課税になっておりませんので、ほとんど。だから少ないというような感じで受けとめております。
  それから保有税の関係の24、25、26、これにつきましては、要するに24、25、26については、評価がえの年度ですので、その評価がえの改正ですから、負担調整なんかの。滞納整理とか、滞納を少なくするとかそういう問題の保有税の関係ではございません。
○笹沼和利議長 よろしいでしょうか。
○8番 野原和夫議員 はい、わかりました。
○笹沼和利議長 ほかに質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○笹沼和利議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○笹沼和利議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○笹沼和利議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第31号 専決処分の承認を求めることについて(ときがわ町税条例の一部改正)を採決いたします。
  本案は原案のとおり承認することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○笹沼和利議長 起立全員であります。
  よって、議案第31号は原案のとおり可決されました。
  暫時休憩いたします。再開を10時45分といたします。
                                (午前10時32分)
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○笹沼和利議長 休憩前に引き続き再開します。
                                (午前10時45分)
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   ◎議案第32号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○笹沼和利議長 日程第6、議案第32号 ときがわ町税条例の一部改正についてを議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○岡野吉男議会事務局長 朗読いたします。
  議案第32号 ときがわ町税条例の一部改正について。
  別紙のとおりときがわ町税条例の一部を改正する条例を制定することについて議決を求める。
  平成24年6月5日提出、ときがわ町長、関口定男。
  以上です。
○笹沼和利議長 ご苦労さまでした。
  提案者から提案理由の説明を求めます。
  関口町長、お願いいたします。
○関口定男町長 それでは、議案第32号 ときがわ町税条例の一部改正について提案理由を申し上げます。
  経済社会の構造の変化に対応した税制の構築を図るための地方税法及び地方法人特別税等に関する暫定措置法の一部を改正する法律及び東日本大震災からの復興に関し、地方公共団 体が実施する防災のための施策に必要な財源の確保に係る地方税の臨時特例に関する法律の公布に伴い、ときがわ町税条例の一部を改正したいので、この案を提出するものであります。
  細部につきましては税務課長よりご説明申し上げます。
○笹沼和利議長 ご苦労さまでした。
  続いて、細部説明を求めます。
  小島税務課長、お願いいたします。
○小島 昇税務課長 それでは、続いて、議案第32号 ときがわ町税条例の一部改正について細部説明をさせていただきます。
  昨年は東日本大震災の影響で1年を通じて議会において税条例の改正の審議がされておりますが、今回の税条例の改正につきましては、経済社会の構造の変化に対応した税制の構築を図るための地方税法及び地方法人特別税等に関する暫定措置法の一部を改正する法律及び東日本大震災からの復興に関し、地方公共団体が実施する防災のための施策に必要な財源の確保に係る地方税の臨時特例に関する法律、今回の改正は、この法律の公布に伴う税条例の改正となります。法律の公布が昨年の12月ですが、施行期日等を検討した結果、問題はございませんので、専決処分をしないで今回の6月定例会に提出をさせていただきました。
  今回の改正の内容につきましては、たばこ税の税率の改正、退職所得に係る所得割の額の特例等の改正、東日本大震災復興基本法に係る均等割の税率の特例等の新設、以上3項目の改正でございます。
  それでは、改正内容の細部説明に入ります。
  細部説明につきましては、先ほどと同じように新旧対照表条文によりご説明いたしますので、資料ナンバー2をお開きいただきたいと思います。新旧対照表につきましては、左が改正案、右が現行となっております。
  まず初めの第95条、たばこ税の税率とこのページの下段にございます附則第16条の2、たばこ税の税率の特例につきましては、同じたばこ税の税率改正ですので、一括でご説明いたします。
  たばこ税につきましては、平成22年10月に値上げされたばかりですが、今回の改正は値上げではなくて、この改正により町たばこ税の税率を上げ、その上げた分の税率が県から移譲になります。要するに県のたばこ税の税率を下げ、その分町のたばこ税の税率を上げるということになります。
  ただし、この改正の時期は、恐れ入りますが、議案書にございます改め文をごらんいただ きたいと思います。中ほどにございます附則第1条の2号に施行期日が平成25年4月1日とございますので、ご留意いただきたいと思います。
  また新旧対照表に戻っていただきたいと思いますが、移譲される税率は、町たばこ税でいうと1,000本当たり4,618円だったものが5,262円となります、644円の引き上げです。箱に直すと1箱当たり92.36円が105.24円となり、1箱当たり12.88円の移譲となります。県でいいますと、1,000本当たり1,504円だったものが860円になります。
  今申し上げましたのが第95条、たばこ税の税率についてでございます。
  次に、附則第16条の2、たばこ税の税率の特例についても、同じように県から移譲がされます。現行2,190円だったものが305円引き上げになりまして、2,495円になります。この条文で言っておりますこの特例税率が適用されておりますたばこは旧3級品と呼ばれておるもので、6銘柄あります。
  以上が第95条と附則第16条の2のたばこ税の税率改正です。
  次に、附則第9条に移ります。
  退職所得に係る個人住民税の10%税額控除が廃止されます。ただし、この改正の時期は、また恐れ入りますけれども、議案書にございます改め文をごらんいただきたいと思います。中ほどにございます附則第1条第1号に施行期日が平成25年1月1日とございます。退職所得に係る個人住民税の10%税額控除とは、その名のとおり源泉分離課税とされております退職所得に係る個人住民税の税額について10%を減額する特例措置で、個人住民税の諸控除の見直しの一環として廃止することとされました。
  次に、新設される附則第25条、個人の町民税の税率の特例等でございますが、この条文につきましては、東日本大震災からの復興に関し、地方公共団体が実施する防災のための施策に必要な財源の確保に係る地方税の臨時特例に関する法律という長い法律があるんですけれども、この法律の公布に伴う新規条文で、平成23年度から平成27年度までの間において実施する施策のうち、全国的にかつ緊急に地方公共団体が実施する防災のための施策に要する費用の財源を確保するため、臨時の措置として個人住民税の均等割の標準税率について、地方税法の特例を定めることとしております。
  ただし、適用期間は平成26年度から平成35年度までの各年度分に限り500円を加算した金額となります。均等割の税率は町民税、県民税それぞれ500円ずつ上乗せするもので、計1,000円上乗せをするものでございます。これにより町民税が3,500円、県民税が1,500円で、合計で5,000円となります。
  以上で議案第32号の細部説明を終わります。よろしくご審議お願いいたします。
○笹沼和利議長 ご苦労さまでした。
  これより議案第32号 ときがわ町税条例の一部改正についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  8番、野原和夫議員。
○8番 野原和夫議員 8番、野原和夫です。
  先ほど説明されました第25条についての質疑をさせていただきます。
  個人が納める個人住民税については、先ほど説明されたように2014年6月から10年間にわたって均等割が1,000円増税、このうち都道府県分が500円、市町村分が500円。均等割にかかわるので、年収100万円ぐらいの人も恐らく対象になると思います。
  その中で3点ばかり伺います。対象人数、何人いるのか。総額で年間どのくらい税収になるのか。それから、町の財源がふえるということから、つまり基準財政収入額のほうに復興にかかわるこの税収が上がった場合、含むのか除くのか。交付税の減額は考えられるのかどうか。この3点、伺います。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  小島税務課長。
○小島 昇税務課長 均等割の納税者の関係でございますけれども、対象者ということで、22、23年でお答えいたします。23年が6,356人、22年が6,343人ということで、それぞれ500円ずつ掛けると、23年が317万8,000円、22年が317万1,500円ということになります。
  以上です。
○笹沼和利議長 もう1点、お答えください。
  企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 野原和夫議員のご質問にお答えをさせていただきます。
  基準財政収入額のほうにカウントされるかということでございますけれども、他の税収と同じように75%が算入されてくるということでございます。
  以上でございます。
○笹沼和利議長 8番、野原和夫議員。
○8番 野原和夫議員 そうすると、じゃ交付税の減額には、対象になると考えてよいのでしょうか。
○笹沼和利議長 久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 収入がふえますと、その75%が見込まれておりますので、その分が交付税のほうが下がってくるということでございます。
○笹沼和利議長 8番、野原和夫議員。
○8番 野原和夫議員 これは防災のための施策に必要な財源の確保という、今回成立した復興財源確保。この問題について具体的に何をするのか、決まっているようでしたら説明をしていただきたいと思います。
○笹沼和利議長 小峯総務課長、答弁願います。
○小峯光好総務課長 それでは、野原議員のご質問にお答えいたします。
  防災対策につきましては総務課の所管ですので、私のほうからお答えしたいと思いますが、平成23年から27年までの防災対策ということでありますので、大まかなものを申し上げますと、平成23年につきましては、防災行政無線の固定系の整備を行いました。それから、第二庁舎、あるいは都幾川公民館の耐震補強工事、それから平成24年につきましては、防災行政無線、2年目になりますが、固定系の整備、それから玉川公民館の耐震補強、大規模改修工事、それから、明覚小学校の屋内運動場の耐震補強、大規模改造工事ということで予定のほうをしております。それから、平成25年につきましては、本庁舎と就業改善センターの耐震補強及び改修工事のほうを予定しております。それから、26年にもかけてでございますけれども、自主防災等も立ち上がっておりますので、自主防災についての補助金の交付と、それから防災機材の購入を考えております。
  以上でございます。
○笹沼和利議長 よろしいですか。
○8番 野原和夫議員 はい。
○笹沼和利議長 ほかに質疑ございませんか。
  13番、岩田議員。
○13番 岩田鑑郎議員 13番、岩田です。
  まず、たばこ税でどのぐらいをこれ見込んで、税収が上がるというふうに考えておられるのか、1つ。
  あと、防災の関係の500円の上乗せなんですけれども、これを自主防災等に使うということなんですが、この使用先というのは限定されるのかどうか。多分限定されるんだろうと思うんですけれども、こういうものにしか使えないというふうになるんだろうと思うんですけれども、自主防災組織の組織の認識というのが、今ほとんど火災に重点が置かれているんで はないかと思うんですよ、つくった組織の中核になる人たち、あるいは、ですから消防署から来ていただいて火災の云々というようなことになると思うんですけれども。というふうに現状はみんな認識しているようだろうと思うんですけれども、防災そのものの認識をですね、例えばがけ崩れだとか土砂災害だとか、そういう認識を自主防災の組織にどういうふうに浸透させていくのかというのをお聞きしたいんですけれども。
○笹沼和利議長 まず1点目、答弁願います。
  小島税務課長。
○小島 昇税務課長 町たばこ税がどのくらいふえるのかというご質問ですけれども、ちょっとその点調査してございませんので、22、21でもう1度ちょっと精査してみたいと思いますんで、後ほどご報告いたします。
○笹沼和利議長 13番、岩田議員。
○13番 岩田鑑郎議員 たばこ税ということで収入へ入っていますから、大体どのくらいの本数かというのはわかっているわけですよね。
          (「はい」と呼ぶ者あり)
○13番 岩田鑑郎議員 じゃ、いいです。
○笹沼和利議長 よろしいですか。
  では、後ほどということで、2点目の質問、答弁願います。
  小峯総務課長。
○小峯光好総務課長 それでは、岩田議員のご質問にお答えします。
  ご質問の内容につきましては、自主防災の認識をどう各自主防災の皆様に浸透させていくかということだと思うんですが、これにつきましては、自主防災の意義等につきましても、リーダーになる方への研修会ですとか、あるいは町と自主防災の連携の中の会議等設ける中で、その辺のところの趣旨を徹底してもらいたいというふうに考えております。平成23年1月ですべての行政区のほうに自主防災のほうを立ち上げていただきました。なかなかその認識のほうが徹底できていない部分は確かにあろうかと思うんですが、その辺についてはこちらのほうから働きかけをしまして、徹底してまいりたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いします。
○笹沼和利議長 岩田議員、よろしいですか。
○13番 岩田鑑郎議員 いいですよ。
○笹沼和利議長 ほかに質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○笹沼和利議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○笹沼和利議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
  まず、議案に反対の方の発言を許します。
  よろしいですか。
○8番 野原和夫議員 日本共産党の野原和夫です。議案第32号について、ときがわ町税条例の一部改正について、反対の立場で討論に参加します。
  国は、復興費用19兆円のうち全国自治体の行う緊急防災減災事業の地方負担分と年間8,000億円の費用を賄う増税策として、個人が納める個人住民税については2014年6月から10年間にわたって均等割が1,000円の増税、このうち都道府県分が500円、市町村分が500円、均等割にかかるので年収100万くらいの人も対象です。野田内閣は、これとあわせて所得税の増税も行い、全国国民が等しく負担を担うと言いながらも、庶民には所得税と住民税と合わせて8.8兆円の増税を行う一方、大企業には12兆円の減税をさきの国会で決定しました。
  今回の復興増税の本質は、増税分と減税分を相殺するとマイナスになり財源は出てこないというものであります。そういう中で、私たち日本共産党は、復興のための財源は増税だけが財源調達法ではないと考えます。復興財源については、国は歳出予算を見直しにより削減と不公平税制の是正を第一に据え、仮に不足が生じた場合には260兆円もの内部留保を持つ法人には特別の復興支援国債、個人に対しては復興永久国債などを活用するよう、さきの国会でも日本共産党は提案してまいりました。低所得者や被災者を含めた政府の増税に対して反対の立場で、議案第32号に反対し、討論といたします。
○笹沼和利議長 ご苦労さまでした。
  次に、原案に賛成の方の発言を許します。
  討論ございませんか。
          (発言する者なし)
○笹沼和利議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第32号 ときがわ町税条例の一部改正についてを採決いたします。
  本案は、原案のとおり改正することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立多数)
○笹沼和利議長 起立多数であります。
  よって、議案第32号は原案のとおり可決されました。
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   ◎議案第33号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○笹沼和利議長 日程第7、議案第33号 小川地区衛生組合規約の変更についてを議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○岡野吉男議会事務局長 朗読いたします。
  議案第33号 小川地区衛生組合規約の変更について。
  地方自治法(昭和22年法律第67号)第286条第2項の規定により小川地区衛生組合規約を別紙のとおり変更することについて議決を求める。
  平成24年6月5日提出、ときがわ町長、関口定男。
  以上です。
○笹沼和利議長 ご苦労さまでした。
  提案者から提案理由の説明を求めます。
  関口町長、お願いいたします。
○関口定男町長 それでは、議案第33号 小川地区衛生組合規約の変更について提案理由を申し上げます。
  住民基本台帳法の一部改正及び外国人登録法の廃止に伴い、小川地区衛生組合規約を変更することについて協議したいので、地方自治法第290条の規定によりこの案を提出するものであります。
  細部につきましては環境課長よりご説明申し上げます。
○笹沼和利議長 ご苦労さまでした。
  続いて細部説明を求めます。
  岩田環境課長、お願いいたします。
○岩田功夫環境課長 それでは、議案第33号 小川地区衛生組合規約の変更について細部説明をさせていただきます。
  議案書を1枚おめくりください。
  小川地区衛生組合規約の一部を変更する規約であります。
  今回の変更は、住民基本台帳法の一部を改正する法律が来月、7月9日に施行され、外国人住民の住民登録制度が変わります。外国人登録法が廃止され、外国人住民の方も日本人住民の方と同様に住民票に記載されることとなります。これを受けまして、小川地区衛生組合規約第15条第3項第1号のし尿処理人口及び第2号のごみ処理人口の規定を変更する必要が生じましたので、地方自治法第290条の規定に基づき議会の議決を要する協議として提案するものであります。
  説明は、議案参考資料、資料ナンバー3により説明させていただきます。恐れ入ります、資料ナンバー3をお開きください。
  小川地区衛生組合規約の一部を変更する規約新旧対照表、改正案、現行となっております。現行の欄の第15条第3項第1号及び第2号中の下線部分及び「外国人登録人口」、これを削りまして、「住民基本台帳人口」とするものであります。
  議案書に戻っていただきまして、附則をごらんいただきたいと思います。
  施行期日、第1項、この規約は、平成24年7月9日から施行する。
  経過措置としまして、第2項、変更後の第15条第3項第1号及び第2号の規定は、平成25年度以後の年度分の組合町村の負担割合について適用し、平成24年度分までの組合町村の負担割合については、なお従前の例によるとするものであります。
  以上で細部説明を終わらせていただきます。よろしくお願いいたします。
○笹沼和利議長 ご苦労さまでした。
  これより議案第33号 小川地区衛生組合規約の変更についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  13番、岩田議員。
○13番 岩田鑑郎議員 13番、岩田です。
  この外国人登録法というんですか、これが変わって、今ときがわ町の人口というのが何名とあって外国人が何名とかという表記があるじゃないですか。そういう表記もなくなるということなんですか。小川地区衛生組合は登録人口云々という話でこういうふうに出てきたんですけれども、そういう表記というのはどういうふうになるんでしょうか。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  桑原町民課長。
○桑原和一町民課長 人口の中に含まれるような形になります。
○笹沼和利議長 13番、岩田議員。
○13番 岩田鑑郎議員 ということは、そういう別表記というのがなくなるということなんですか。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  桑原町民課長。
○桑原和一町民課長 物によっては別表記のものもございますけれども、一般的には含んだ形で公表になります。
○笹沼和利議長 よろしいですか。
  ほかに質疑ございませんか。
  10番、野原兼男議員。
○10番 野原兼男議員 まことに申しわけない、質疑じゃないんですけれども。議案と関係ないんですけれども。今の震災の瓦れきの処理問題、問題になっておりますけれども、新聞報道によりますと小川衛生組合のほうでは受け入れをしないというような報道がされているわけでございますけれども、これについては処理能力がないのか、それとも放射能、住民の理解が得られないのか、その辺の見解について、どういうあれで受け入れができないかというのを、一応その辺わかれば参考にお聞かせいただけましたらお願いします。
○笹沼和利議長 暫時休憩します。
                                (午前11時13分)
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○笹沼和利議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午前11時14分)
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○笹沼和利議長 議案とは直接関係ないので、執行部が一応答えられるということなんで答えていただきますが、これから議案としてきちんと質疑をお願いいたします。
  答弁願います。
  岩田環境課長。
○岩田功夫環境課長 お答えいたします。
  まず、小川地区衛生組合での震災瓦れきの受け入れですが、これにつきましては、衛生組合の焼却炉、これの処理能力、これが受け入れに対しての能力を超えることができないとい う状況にあります。現在、小川地区衛生組合焼却炉日量62トンの焼却能力に対しまして約7割程度、42トン前後の量しか1日処理できません。これによりまして、これ以上の震災瓦れき、受け入れたくても受け入れられないのが実情という状況になっております。
  以上でございます。
○笹沼和利議長 ほかに質疑ございませんか。
  6番、野口議員。
○6番 野口守隆議員 この各組合町村の負担割合は25年度から変わるということなんですが、外国人の方ですから、そんなに上下はないとは思うんですが、例えば外国人の方が多くいる町村ですか、多分幾らか高くなるんだと思うんですが、ときがわ町の影響というのはどのように考えているんでしょうか。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  岩田環境課長。
○岩田功夫環境課長 それでは、お答えいたします。
  ときがわ町におけるこの外国人住民の方の新たな住民台帳法への移行に関しましては、外国人登録された外国人の方につきましてもそのまま住民票に記載されます。ですから、住民基本台帳人口の中に加わるということになりますので、これによりまして人口の増減が今までの算定方式から変わるものではありません。
  以上です。
○笹沼和利議長 6番、野口議員。
○6番 野口守隆議員 負担割合は変わらないと考えていいということですね。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  岩田環境課長。
○岩田功夫環境課長 お答えいたします。
  人口が同じであれば変わらないということで、従前、これ外国人人口につきましても処理人口の中に加えておりますので、同じということになります。
○笹沼和利議長 ほかに質疑ございませんか。
          (発言する者なし)
○笹沼和利議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○笹沼和利議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○笹沼和利議長 これをもって討論を終結いたします。
  これより議案第33号 小川地区衛生組合規約の変更についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり変更することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○笹沼和利議長 起立全員であります。
  よって、議案第33号は原案のとおり可決されました。
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   ◎同意第7号の上程、説明、質疑、採決
○笹沼和利議長 日程第8、同意第7号 ときがわ町監査委員の選任についてを議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○岡野吉男議会事務局長 朗読いたします。
  同意第7号 ときがわ町監査委員の選任について。
  ときがわ町監査委員に次の者を選任することについて同意を求める。
  住所、埼玉県比企郡ときがわ町大字桃木171番地、氏名、田中正直。
  平成24年6月5日提出、ときがわ町長、関口定男。
  以上です。
○笹沼和利議長 ご苦労さまでした。
  提案者から提案理由の説明を求めます。
  関口町長、お願いいたします。
○関口定男町長 それでは、同意第7号 ときがわ町監査委員の選任について提案理由を申し上げます。
  前任者宮ア康雄氏から、一身上の都合により平成24年4月23日付で同年4月30日をもって退職の申し出があり、後任として田中正直氏を監査委員として選任することについて同意を得たいので、地方自治法第196条第1項の規定によりこの案を提出するものであります。
○笹沼和利議長 ご苦労さまでした。
  これより同意第7号 ときがわ町監査委員の選任についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (発言する者なし)
○笹沼和利議長 これをもって質疑を終了いたします。
  お諮りいたします。本案は人事案件でありますので、討議、討論を省略し、直ちに採決したいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○笹沼和利議長 異議なしと認めます。
  よって、本案は討議、討論を省略し、直ちに採決することに決定いたしました。
  これより同意第7号 ときがわ町監査委員の選任についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり同意することにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○笹沼和利議長 異議なしと認めます。
  よって、同意第7号は原案のとおり同意することに決定されました。
  ただいま監査委員の選任の同意をいただきましたが、ご本人の田中正直さんが本日おいでになっています。ここで議員の皆様にごあいさつをしたいとの申し出がありますので、議場への入場を許可したいと思います。
          (田中正直監査委員入場)
○笹沼和利議長 それでは、田中正直さんあいさつをお願いいたします。
○田中正直監査委員 ただいまご紹介いただきました田中正直と申します。もともと浅学非才ではございますが、名前のように正直に、また一生懸命ときがわ町のために仕事に取り組んでまいりたいと思います。今後ともどうか皆様方のご指導並びにご協力のほど切によろしくお願い申し上げます。
○笹沼和利議長 ご苦労さまでした。
  それではご退席ください。
          (田中正直監査委員退席)
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   ◎議案第34号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○笹沼和利議長 日程第9、議案第34号 防災行政無線設置工事(固定系)請負契約の締結に ついてを議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○岡野吉男議会事務局長 朗読いたします。
  議案第34号 防災行政無線施設設置工事(固定系)請負契約の締結について。
  次のとおり工事請負契約を締結することについて議決を求める。
  1 工事名 防災行政無線施設設置工事(固定系)。
  2 施工箇所 比企郡ときがわ町内全域。
  3 請負金額 金1億9,950万円。
  4 請負業者 住    所 東京都港区芝浦4丁目10番16号。
          氏名又は名称 沖電気工業株式会社統合営業本部官公営業本部。
          代表者職氏名 本部長 小松晃。
  5 契約の方法 随意契約。
  平成24年6月5日提出、ときがわ町長、関口定男。
  以上です。
○笹沼和利議長 ご苦労さまでした。
  提案者から提案理由の説明を求めます。
  関口町長、お願いいたします。
○関口定男町長 それでは、議案第34号 防災行政無線施設設置工事(固定系)の請負契約の締結について提案理由を申し上げます。
  防災行政無線施設設置工事(固定系)の請負契約を締結したいので、ときがわ町議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、この案を提出するものであります。
  細部につきましては総務課長よりご説明申し上げます。
○笹沼和利議長 ご苦労さまでした。
  続いて細部説明を求めます。
  小峯総務課長、お願いいたします。
○小峯光好総務課長 それでは、議案第34号 防災行政無線施設設置工事(固定系)請負契約の締結についての細部説明をさせていただきます。
  本工事につきましては、町長からの提案理由にありましたとおり、ときがわ町議会の議会に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定によりまして議会の議決 が必要となりますので、この案を提出させていただくものでございます。
  資料ナンバー4をごらんください。
  それでは、1の工事概要から説明させていただきます。
  防災行政無線(固定系)設置工事につきましては、平成23年度、平成24年度の2カ年で実施を予定している事業で、平成24年度は屋外拡声子局61局、遠隔制御装置1カ所、戸別受信機145台の設置工事を行うものでございます。(1)の屋外拡声子局61局でございますが、新設が31局、既設の更新工事が30局でございます。高さ14.9メートルのポールに屋外スピーカーがついたものでございます。
  2ページの防災行政無線施設の配置図をごらんいただきたいと思います。
  玉川地域はナンバー1から31番までの31局で、1番から30番までは既設の更新でございます。31番が根際の集会センターでございますが、こちらが新設となります。更新につきましては、交換柱以外の機器につきましては新品となります。ときがわ地域はナンバー32番から61番までの30局を新設いたします。このうち54番の大附中央会館、それから60番の雲河原生活改善センターにつきましては、役場親局と双方向通信のできる拡声子局でございます。
  (2)番の遠隔制御装置でございますが、地域振興室のほうに設置いたします。これにつきましては、NTT専用回線で役場親局と結びまして、遠隔操作のできる無線放送が可能となります。
  (3)番の戸別受信機でありますが、145台設置いたします。音声録音機能のあるもので、屋外拡声子局では解消できないと判断される難聴地域対策として設置いたします。
  2番の予算等でございますが、(1)の予算額、それから(2)の工事費についてはごらんいただきたいと思います。(3)の補助金等につきましては、合併特例債により行うというものでございます。
  次に、契約方法の随意契約についてご説明いたします。
  根拠法令につきましては、地方自治法施行令第167条の2第1項第2号によるもので、性質又は目的が競争入札に適しないものをするときとあります。特殊な、あるいは独自の技術、設備、または技法を必要とする業務で、特定の者と契約しなければ契約の目的を達成することができない場合や競争入札に付すことが不可能、または著しく困難な場合であります。
  本工事につきましては、平成23年度に納入しました親局操作卓からの操作によりまして、すべての運用及び機能が実現できる仕組みで構築されております。防災行政無線同報系システムには、緊急一括、それから一括、グループ、時差放送という機能が実装されております。 これらの機能を実現するために既設業者独自の制御信号を使用しております。これは電波ジャック防止などの対策もあり、公開されない製造メーカー独自の制御信号となっております。よって、異なるメーカーによる構築を考えた場合、この機能が使用できなくなるというものでございます。そうしたことから、既設業者との随意契約の方法と今回はいたしました。
  工期につきましては、平成25年3月21日までといたします。
  以上で細部説明を終了させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
○笹沼和利議長 ご苦労さまです。
  これより議案第34号 防災行政無線施設設置工事(固定系)請負契約の締結についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  13番、岩田議員。
○13番 岩田鑑郎議員 13番、岩田です。
  戸別受信機の関係なんですけれども、これおおよそ幾らぐらい、台で、平均でどのぐらいするものなんですか。というのは、今後聞こえにくいところができるとそういうときにはそれを追加しなくてはいけない。あるいは高齢化の世代に入れて、不幸にもその方が亡くなられたり何かした場合に要らなくなるでしょう。それがほかのところへ設置できるのかどうかという話もあるんですけれども、どのくらいかかるものなのかひとつお願いします。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  小峯総務課長。
○小峯光好総務課長 それでは、岩田議員のご質問にお答えします。
  戸別受信機につきましては、請負額等を145台の数で案分しまして約7万円程度になります。これにつきましては、例えば設置をして、移動できるものですので、先ほどのお話にもありましたように、もし要らなくなればほかのお宅のほうに移動するということは可能な機械でございます。
  以上です。
○笹沼和利議長 13番、岩田議員。
○13番 岩田鑑郎議員 145台を設置するに当たって、屋外拡声子局では解消できないと判断されるというのは、どなたが判断したんですか。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  小峯総務課長。
○小峯光好総務課長 それでは、岩田議員のご質問にお答えします。
  拡声子局を設置する以前の設計の段階で、電波伝搬調査といいますか、ときがわ町の全域について、親局から中継局を通しまして電波がどこまで達するかということで、そういった調査をした上で拡声子局についても設置してございます。それから、実際の音がどの、谷とかありますけれども、どういう形で伝わっていくかということを考えながら設置をしております。その中で、どうしてもその谷間ですとか、離れたところに1軒あるとか、そういった功利性もありますが、そういったことで、どうしてもそこのところへ拡声子局を建てられないという部分のところについては、あらかじめ町のほうとしても把握してございます。その把握してあるデータに基づいて145台については計上のほうをしてございます。
  今後につきましては、実際に設置した後ですべて完了というわけにいかないと思いますし、難聴地域等があれば、その辺については現地等調査する中で対応してまいりたいというふうに考えております。よろしくお願いします。
○笹沼和利議長 よろしいでしょうか。
  ほかに質疑ございませんか。
  8番、野原和夫議員。
○8番 野原和夫議員 8番、野原和夫です。
  先ほど課長の説明で、競争入札に適さない、その随意契約についての説明を受けて理解できました。しかし、全協でも問題提起された比率入札が89.62%、それに1者の見積もりで91.14%ですか。私は少しでも安く落札というか、金額を決めていただきたい旨はあります。ただ、事業については、執行されてきちんとして事業を進めていただく中には、この間のような予算の追加締結をされないように慎重にしていただき、また監督をきちんとしていただきたいことをお願いしたいんですが、この気構えということをあえてお願いしたいんですが、課長、答弁をお願いします。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  小峯総務課長。
○小峯光好総務課長 野原議員のご質問にお答えいたします。
  事業の執行管理につきましては、きちっとですね、それは完成まできちっとした管理の中で進めてまいりたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。
○笹沼和利議長 よろしいですか。
○8番 野原和夫議員 はい。
○笹沼和利議長 ほかに質疑ございませんか。
          (発言する者なし)
○笹沼和利議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (発言する者なし)
○笹沼和利議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○笹沼和利議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第34号 防災行政無線施設設置工事(固定系)請負契約の締結についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり締結することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○笹沼和利議長 起立全員であります。
  よって、議案第34号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第35号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○笹沼和利議長 日程第10、議案第35号 川北橋橋梁整備工事(上部工)請負契約の締結についてを議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○岡野吉男議会事務局長 朗読いたします。
  議案第35号 川北橋橋梁整備工事(上部工)請負契約の締結について。
  次のとおり工事請負契約を締結することについて議決を求める。
  1 工事名 川北橋橋梁整備工事(上部工)。
  2 施工箇所 埼玉県比企郡ときがわ町大字本郷・番匠地内。
  3 請負金額 金5,985万円。
  4 請負業者 住    所 埼玉県さいたま市浦和区岸町7丁目1番4号。
          氏名又は名称 オリエンタル白石株式会社埼玉営業所。
          代表者職氏名 所長 菊地一義。
  5 契約の方法 一般競争入札。
  平成24年6月5日提出、ときがわ町長、関口定男。
  以上です。
○笹沼和利議長 ご苦労さまでした。
  提案者から提案理由の説明を求めます。
  関口町長、お願いいたします。
○関口定男町長 それでは、議案第35号 川北橋橋梁整備工事(上部工)の請負契約の締結について提案理由を申し上げます。
  川北橋橋梁整備工事(上部工)の請負契約を締結したいので、ときがわ町議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、この案を提出するものであります。
  細部につきましては建設課長よりご説明を申し上げます。
○笹沼和利議長 ご苦労さまでした。
  続いて細部説明を求めます。
  内室建設課長、お願いいたします。
○内室睦夫建設課長 それでは、議案第35号 川北橋橋梁整備工事(上部工)請負契約の締結についての細部説明をさせていただきます。
  この工事の請負契約の締結につきましては、ときがわ町議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定に基づき、議決が必要となりますので、よろしくお願いいたします。
  それでは、議案参考資料、資料ナンバー5をごらんください。
  1の川北橋橋梁整備工事(上部工)の工事概要につきましては、(1)延長が27.5メートル、(2)幅員が8.5メートル、車道6メートル、プラス歩道2.5メートルになります。
  3の工式がバイプレ方式PC単純中空床版橋、(4)工事内訳は次に示すとおりとなります、ご参照ください。
  2の工事費等については、予算額が9,300万円で、合併特例債を財源に充てるものです。
  続きまして、2ページをごらんください。
  川北橋の全体一般図です。この図面の左上が側面図で、この側面図中赤の部分が上部工で、請負契約の締結についての議決が必要となる部分です。青の部分が橋台及び橋脚、緑の部分 が護岸で、既に平成23年度に工事が完成しております。
  以上で議案第35号 川北橋橋梁整備工事(上部工)請負契約の締結についての説明を終了させていただきます。よろしくお願いいたします。
○笹沼和利議長 ご苦労さまです。
  これより議案第35号 川北橋橋梁整備工事(上部工)請負契約の締結についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  10番、野原兼男議員。
○10番 野原兼男議員 10番、野原でございます。
  契約額が約6,000万ということで、予算額に対しまして、予算70%切っているわけでございますけども、この入札に参加した中で、これは最低価格を設定してあると思うんですけれども、最低価格を割った業者は何者いるのか。それから、このオリエンタル白石(株)ですね。このすぐ上の入札価格は幾らだったのか。それとあと、最低価格についての算定、判断基準というのはどなたがしているのか、その点についてお伺いできればと思います。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  内室建設課長。
○内室睦夫建設課長 それでは、ただいまの野原兼男議員のご質問にお答えさせていただきます。
  まず、今回の入札でございますが、4者応札がございまして、3者が最低制限価格を下回っておりまして、こちらのオリエンタル白石、1者が最低制限価格を上回ったという形でございます。
  続きまして、今回の入札結果で、そちらを上回っている直近の額ということでございますが、こちらにつきましては、ただいま資料のほうをちょっと持っておりませんので、後ほど……
          (「上回っているのはないんだよ」と呼ぶ者あり)
○内室睦夫建設課長 申しわけございません。1者でございますので、ございません。大変失礼いたしました。
  それから、今回の最低制限価格につきましては、あらかじめ決められておりまして、そちらにつきましては町長に決定していただいております。
○10番 野原兼男議員 幾らですか。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 野原兼男議員のご質問にお答えをさせていただきます。
  最低制限価格の設定につきましては、国等の基準で予定価格の7割から9割の間で設定するということに決められております。ということで、当町につきましては、現在のところ7割で設定をしているというのが実情でございます。これは町長が決定をいたします。
  以上です。
○笹沼和利議長 10番、野原兼男議員。
○10番 野原兼男議員 今回のこの競争入札につきましては、3者が最低価格を割ったということなんで、1者だけ残ったね。それでだから、十分工事ができるというようなことも考えられるわけでございますけれども、今後こういったことで、基準が予算額に対して7割から9割、この国の基準ということで、問題ない範囲の中であろうかなと思うんですけれども、実際、やはりこの川北橋だけではなく、この後に出てくる公民館、それから体育館の耐震、こういったものにつきまして、非常に今後大地震というようなことも予想されている中で、できればしっかりしたものを建築、つくってもらわないと困るわけでございます。やはりそういった中で、前の防災無線については90%以上ということで落札されているわけなんでございますけれども、こういったものについてはあくまでも基準の7割ですべていいんかな、その辺はやっぱり工事の内容について、中で今後できれば最低価格の設定というのは決めていってもらうべきじゃないかなと思うんですよね。ただ基準の中におさまっているからいいんじゃないか、やはりこういった耐震等考えた中で改修するわけでございますけれども、そういった中でしっかりしたものをつくっていただくということを踏まえれば、ある程度の最低価格の上乗せもしていくべきではないかなと私は考えているんですけれども、その点については今回は4者入札の中で3者が最低価格を割ったということでございますから、問題はないんかなと思うんですけれども。今後はそういったことも踏まえて、最低価格の設定については十分検討していただければと思います。これについては回答は結構です。
○笹沼和利議長 よろしいですか、要望ということで。
  ほかに質疑ございませんか。
  4番、瓜田議員。
○4番 瓜田 清議員 4番、瓜田です。
  ちょっとお伺いします。7割という計算のもとは、9,300万に対する7割なんでしょうか。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 瓜田議員のご質問にお答えをさせていただきます。
  予定価格の7割ということでございますので、予定価格のほうが7,916万2,000円でございますので、その7割という形で設定をしております。
  以上でございます。
○4番 瓜田 清議員 7,900……
○久保 均企画財政課長 7,916万2,000円でございます。
  以上でございます。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  町長。
○関口定男町長 一般競争入札については、最低制限価格を設けるか設けないかという、そういう問題があると思うんです。一番初めのときは最低制限価格は設けていなかったんですけれども、議員さんの方から最低制限価格は設けたほうがいいだろうという話があって、それで設けたわけです。それでも、その中でも7割ということで、一番低くということで7割ということになっております。やはり入札というのは、一番談合が怖いわけです。それなんで1億円を超えるやつは一般競争入札でやっていますけれども、そうなってきますと、一般競争入札ですと非常にばらつきが確かにあると思います。やっぱり設計価格というのはあくまでも予算価格、設計して予算になりますから。予算をそのまま執行の金額にするんじゃなくて、入札の当日の朝、最終的には決定をします、公示価格を。それのまた7割ということですので、相当安くなっていますし、確かにそれ以上だと工事をやるほうはただ安くとってしまって、工事の内容がちょっと心配になってしまうというのでは困りますので、そういう方法をとってやっているということですので、ご理解いただきたいと思います。
○笹沼和利議長 ほかに質疑ございませんか。
  4番、瓜田議員。
○4番 瓜田 清議員 ここに予算額というのが9,300万と書いてある中で、今答弁の中にあった7,900云々というのがあるんですけれども、これは予算額が多かったということですよね。だから、予算を立てるときにもう少し厳密に出してもらったほうがいいんではないかと思うんですけれども、いかがでしょうか。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 設計額につきましては、税抜きのこれは金額なんですけれども、8,161万円でございます。税を入れますと8,569万500円ということで、予算のほうはもうちょっと多くなっていますね。もうちょっと精査すればよいという議員のご指摘でございますけれども、今後予算を組む段階で、技術的な面が多いということでございますけれども、その辺は担当課のほうに精査を厳しくしていただくように予算担当のほうからも要請してまいりたいと思いますので、ご理解をお願いしたいと思います。
  以上です。
○笹沼和利議長 よろしいでしょうか。
  ほかに質疑ございませんか。
          (発言する者なし)
○笹沼和利議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○笹沼和利議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○笹沼和利議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第35号 川北橋橋梁整備工事(上部工)請負契約の締結についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり締結することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○笹沼和利議長 起立全員であります。
  よって、議案第35号は原案のとおり可決されました。
  暫時休憩いたします。再開を午後1時といたします。
                                (午前11時51分)
─────────────────────────────────────────────────
○笹沼和利議長 午前中に引き続き会議を開きます。
                                (午後 1時00分)
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第36号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○笹沼和利議長 日程第11、議案第36号 ときがわ町立明覚小学校屋内運動場耐震補強及び大規模改造工事請負契約の締結についてを議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○岡野吉男議会事務局長 朗読いたします。
  議案第36号 ときがわ町立明覚小学校屋内運動場耐震補強及び大規模改造工事請負契約の締結について。
  次のとおり工事請負契約を締結することについて議決を求める。
  1 工事名 ときがわ町立明覚小学校屋内運動場耐震補強及び大規模改造工事。
  2 施工箇所 埼玉県比企郡ときがわ町大字関堀地内。
  3 請負金額 金9,135万円。
  4 請負業者 住    所 埼玉県本庄市東台3−1−26。
          氏名又は名称 株式会社大信工業埼玉支店。
          代表者職氏名 支店長 鈴木一。
  5 契約の方法 一般競争入札。
  平成24年6月5日提出、ときがわ町長、関口定男。
  以上です。
○笹沼和利議長 ご苦労さまでした。
  提案者から提案理由の説明を求めます。
  関口町長、お願いいたします。
○関口定男町長 それでは、議案第36号 ときがわ町立明覚小学校屋内運動場耐震補強及び大規模改造工事請負契約の締結について提案理由を申し上げます。
  ときがわ町立明覚小学校屋内運動場耐震補強及び大規模改造工事の請負契約を締結したいので、ときがわ町議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、この案を提出するものであります。
  細部につきましては教育総務課長よりご説明申し上げます。
○笹沼和利議長 ご苦労さまでした。
  続いて細部説明を求めます。
  長島教育総務課長、お願いいたします。
○長島富央教育総務課長 それでは、議案第36号 ときがわ町立明覚小学校屋内運動場耐震補強及び大規模改造工事請負契約の締結についてご説明させていただきたいと思います。
  先ほど町長の提案理由にありましたとおり、ときがわ町議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により議会の議決が必要となりますので、よろしくお願いいたしたいと思います。
  それでは、細部説明をさせていただきます。
  議案参考資料の資料ナンバー6をごらんいただきたいと思います。
  施設の名称は、ときがわ町立明覚小学校、対象建物は屋内運動場です。この建物は昭和52年に建てられました鉄骨造平屋建てで建物面積は701平方メートルです。
  次に、工事概要について説明させていただきます。
  工事は大きく分けまして、耐震補強工事、外部改修工事、内部改修工事の3つの部門に分かれております。耐震補強工事につきましては、この工事を行うことによりましてIs値の最低値が0.99となるものでございます。
  続きまして、工事費等について説明させていただきます。
  予算額、工事請負費は1億3,000万円、工事費、契約額は9,135万円でございます。補助金等につきましては、学校施設環境改善交付金で2,636万1,000円となっております。
  平面図等につきましては、添付しました資料をごらんいただきたいと存じます。
  以上で説明を終了させていただきます。よろしくお願いいたします。
○笹沼和利議長 ご苦労さまです。
  これより議案第36号 ときがわ町立明覚小学校屋内運動場耐震補強及び大規模改造工事請負契約の締結についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  9番、鳥越議員。
○9番 鳥越準司議員 9番、鳥越でございます。
  先ほどもちょっと同じような質問があったんですが、幾つか質問させていただきます。
  まずこの工事は一般競争入札とここに書いてあるんですが、この一般競争入札における応札の会社数。それと、多分これも最低制限価格が示されたと思うんですが、それにひっかかるというか、それによって失格された会社数、あればお知らせをいただきたいと思います。
  それと、参考資料のこの3の3に補助金等という、学校施設環境改善交付金でございます けれども、この金額は、例えば予算額1億3,000万においても変わらないのか。それとも契約金額によって変わるものなのかどうか、お知らせをいただきたいというふうに思っております。
  それと、予算額1億3,000万、契約額が9,135万なんですが、約4,000万の開きがあるんですが、先ほどもちょっと質問があったんですが、これだけの落ちたことによって、今後例えばこの建物にあったような追加工事、その辺が考えられるかと思うんですが、その辺に対応することについてはどういうふうなお考えを持っているのか、お伺いしたいと思います。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  長島教育総務課長。
○長島富央教育総務課長 それでは、お答えいたしたいと思います。
  まず1点目ですけれども、一般競争入札につきましては、入札参加資格を有する会社は全部で52者、うち14者が入札に参加しております。5月15日に開札した結果、大信工業が落札したわけですけれども、最低制限価格を下回る会社はございませんでした。1点目については以上です。
  それから、2点目についてですけれども、設計額等の、実際の落札価格が下がっているんですけれども、それに対して補助金等の額が変動するかというようなことかと思いますが、補助金につきましては、もう予算額の段階で、国の第4次補正の段階でもうついておりますので、こちらの落札額が出る前に決まっている額ですので、変更はないかと思います。
  それから、3点目についてですけれども、予定価格よりも下がったので、今後の変更契約等があるかというようなことかと思いますけれども、現時点であるかどうかというのは何とも申し上げられませんが、基本的にはすべてを想定して設計を組んでいますので、ないというふうに思っております。ただ、実際にやってみてどうなるかという部分は何とも今の時点では申し上げられませんが、基本的にはそれらを含んで設計しておりますので、考えてはおりません。
  以上です。
○笹沼和利議長 よろしいですか。
○9番 鳥越準司議員 はい。
○笹沼和利議長 ほかに質疑ございませんか。
  8番、野原和夫議員。
○8番 野原和夫議員 今回この問題について議決を得た後、この工事の期間というのはどの ような期間を設けているのか伺います。
  それと、先ほどの中で落札率、率は何%なのかお願いします。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  長島教育総務課長。
○長島富央教育総務課長 まず、契約期間ですけれども、本日議決をいただきましたら、その本日の期日から11月30日までということで契約期間を設定しております。工期につきましては、書類上の完了も含めて10月30日ですので、実際には10月の初旬ぐらいには使えるようになればいいかなというふうには考えております。
  それから、落札率につきましては、大変申しわけありません。すぐちょっと資料がないので、すみません、お願いします。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 落札率について申し上げます。
  78.5%でございます。
  以上でございます。
○笹沼和利議長 よろしいですか。
○8番 野原和夫議員 はい。
○笹沼和利議長 ほかに質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○笹沼和利議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (発言する者なし)
○笹沼和利議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○笹沼和利議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第36号 ときがわ町立明覚小学校屋内運動場耐震補強及び大規模改造工事請負契約の締結についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり締結することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○笹沼和利議長 起立全員であります。
  よって、議案第36号は原案のとおり可決されました。
  ここで、午前中の議案第32号質疑の中で岩田議員の質問に対する答弁を小島税務課長から答弁の申し出がありました。これを許可します。
  小島税務課長。
○小島 昇税務課長 それでは、岩田議員のたばこ税についてのご質問でしたが、これによってどのくらいたばこ税が上がるのかというご質問でしたが、23年度ベースで申し上げます。旧3級品以外で、本数でいきますと1,298万3,139本売れました。上げ幅が1本当たり0.644円ですので、836万1,141円の増額となります。旧3級品で申し上げますと、1年間で57万8,760本売れています。上げ幅が1本当たり0.305円ですので、17万6,521円ということで、合計で853万7,662円ということになります。
  以上です。
○笹沼和利議長 岩田議員、よろしいでしょうか。
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   ◎議案第37号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○笹沼和利議長 では、引き続きまして日程第12、議案第37号 玉川公民館耐震補強及び大規模改修工事請負契約の締結についてを議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○岡野吉男議会事務局長 朗読いたします。
  議案第37号 玉川公民館耐震補強及び大規模改修工事請負契約の締結について。
  次のとおり工事請負契約を締結することについて議決を求める。
  1 工事名 玉川公民館耐震補強及び大規模改修工事。
  2 施工箇所 埼玉県比企郡ときがわ町大字玉川地内。
  3 請負金額 金1億6,212万円。
  4 請負業者 住    所 埼玉県上尾市宮本町15番11号。
          氏名又は名称 株式会社佐伯工務店上尾営業所。
          代表者職氏名 上尾営業所長 神野博光。
  5 契約の方法 一般競争入札。
  平成24年6月5日提出、ときがわ町長、関口定男。
  以上です。
○笹沼和利議長 ご苦労さまでした。
  提案者から提案理由の説明を求めます。
  関口町長、お願いいたします。
○関口定男町長 それでは、議案第37号 玉川公民館耐震補強及び大規模改修工事請負契約の締結について提案理由を申し上げます。
  玉川公民館耐震補強及び大規模改修工事の請負契約を締結したいので、ときがわ町議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、この案を提出するものであります。
  細部につきましては生涯学習課長よりご説明申し上げます。
○笹沼和利議長 ご苦労さまでした。
  続いて細部説明を求めます。
  柴崎生涯学習課長、お願いいたします。
○柴崎秀雄生涯学習課長 それでは、議案第37号 玉川公民館耐震補強及び大規模改修工事請負契約の締結についての細部説明をさせていただきます。
  本工事につきましては、町長からの提案理由にありましたとおり、ときがわ町議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により議会の議決が必要となりますので、この案を提案させていただくものであります。
  議案参考資料、こちらの資料ナンバー7をごらんください。
  初めに、1の施設概要についてでございます。玉川公民館は昭和51年建築の建物で鉄筋コンクリート造2階建て、建築面積1,098平方メートルとなっております。
  次に、2の工事概要でございますが、(1)耐震補強工事の概要についてご説明させていただきます。
  耐震診断の結果Is値の最低値が0.5でございました。本工事では外づけの鉄板内蔵コンクリート巻きブレース補強等工事を行いまして、補強後のIs値の最低値0.91を確保するものでございます。
  次に、大規模改修工事の概要についてご説明いたします。
  (2)の建築工事、内部改修につきましては、木質化工事、自動扉改修工事等行っております。このような工事を実施することによりまして、内装を木質化し、バリアフリー化をす ることで、皆様にご利用いただきやすい施設に改修させていただきます。
  次に、(3)の建築工事、外部改修につきましては、屋根防水工事、外壁補修工事、外部手すり等塗装工事、こういったことの工事を実施いたします。
  (4)の電気設備工事につきましては、幹線動力設備工事がございます。また、電灯設備改修工事につきましては、照明器具、コンセント等を改修するもので、照明器具につきましては省エネタイプに交換しまして、LEDを使用できるところはできるだけ使用したいと考えております。太陽光発電設備設置工事につきましては、屋上に5キロワット1基設置いたします。
  次に、(5)機械設備工事につきましては、衛生器具設備改修工事等となっております。なお、浄化槽につきましては、現在設置されています単独処理浄化槽を撤去しまして、町設置型の高度処理浄化槽を設置いたします。
  3の工事費等及び2ページから7ページに図面が添付してございますが、そちらにつきましてはごらんいただきたいと思います。
  以上で細部説明を終了させていただきます。よろしくお願いいたします。
○笹沼和利議長 ご苦労さまです。
  これより議案第37号 玉川公民館耐震補強及び大規模改修工事請負契約の締結についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  9番、鳥越議員。
○9番 鳥越準司議員 9番、鳥越でございます。
  先ほどと同じ質問なんですが、この一般競争入札に対する応札の数ですね、それと、最低価格を下回る会社があったのかどうか。その辺をお聞きしたいと思います。
  2つ目、3の3、同じ質問なんですが、今回の補助金は社会資本整備総合交付金になっておりますけれども、これが契約金額によって変化するものかどうかをお聞きしたいと思います。
  もう1つ、第二庁舎の関連があったんですが、ここであったような、その後の契約後の調査によって金額が大きく変化する、そういう懸念があるのかどうか、そういう契約になっているかどうか。その辺お伺いしたいと思います。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  柴崎生涯学習課長。
○柴崎秀雄生涯学習課長 それでは、鳥越議員のご質問にお答え申し上げます。
  今回の一般競争入札に応札しました会社につきましては15者でございます。その中で最低制限価格を下回りました会社はございませんでした。
  2番目の補助金の関係でございます。
  ちょっとすみません、お待ちください。補助金につきましては、今回社会資本整備総合交付金、こちらの補助金をいただくことになっております。この補助金の内示につきましては、4月6日にございましたけれども、その後入札によりまして契約額が設計額より下がっておりますので、その入札によった額によりまして、補助金の基礎額も変わってきますので、変動するということになります。
  あと最後に、契約後の調査により金額が変更になるかどうか、そういうことがあるかどうかということだと思いますけれども、契約の段階では耐震、改修工事とも必要な部分を盛り込んでいるとこちらでは考えております。ですので、今の時点では変更というものは予定しておりませんけれども、ただ、実際工事する中で予期せぬことが発生するとか、そういったときにはまた検討を要するかと思っております。
  以上です。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  関口町長。
○関口定男町長 鳥越議員のご質問なんですが、この第二庁舎と都幾川公民館の場合は、これは特別なんですよね。それはなぜかというと、外壁がタイルだからです。あれは難しいんですよ。ほかのところはタイルじゃないですから、全部張りかえたりとか、初めから予定していますので、そういう変更はないです。ですから、初めから足場をかけて全部やればといっても、なかなか足場代がかかってしまうので、タイルを甘くちょっと見過ぎたというところがこの第二庁舎と都幾川公民館の場合なので、あれは特異な、やっぱり専門家がやってもそれだけ誤差が出てしまうと。増改築というのは難しいんですよね。これはだれがやっても、それは出ると思います。
  でも、今回はそんなに出る要素がないということです。前回みたいにタイル張りですと、どの程度の浮きまでとるかとらないかというのを、あれも、だからお金を余りかけないようにするのは、少しぐらい浮いているのはそれで我慢してそのままやってしまえばいいんですけれども、でも後で地震ではがれたらまたやらなくてはならないじゃないですか。だから余計お金がかかったということで、その辺の理解を皆さんちゃんとしてほしいということなん です。
○笹沼和利議長 よろしいですか。
○9番 鳥越準司議員 はい。
○笹沼和利議長 ほかに質疑ございませんか。
  8番、野原和夫議員。
○8番 野原和夫議員 8番、野原和夫です。
  先ほどと関連して、同じように、議決後の工事期間、今回は長くなるんではないかなと思うんですが、それと落札率。それと、先ほど町長が説明されましたけれども、足場と、今回もこの前の工事概要についても足場等が一切載っていないんで、これが足場不足で予算を追加で出されるような心配はないと思うんですが、こういう足場工事についても一切示されていないんですが、そういうことはきちんと入っていての契約で済んでいるのかどうか。この点を伺います。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  柴崎生涯学習課長。
○柴崎秀雄生涯学習課長 それでは、野原和夫議員のご質問にお答え申し上げます。
  契約の期間でございますけれども、契約締結の日から平成24年12月26日ということでございます。また、実際の工事につきましては12月10日ごろまでに、工事については終われればというふうに考えております。契約期間は12月26日、工事の完成は、こちらで考えておりますのは12月10日ごろということで考えております。
  それと、落札率でございますが、落札率につきましては、予定価格に対しまして90.1%、予定価格の90.1%でございます。それから足場につきまして、こちらの本日の説明させていただいた資料ナンバー7につきましては主な部分を載せておりますけれども、外部足場、内部足場につきまして、必要な部分については、設計上は見てございます。
  以上です。
○笹沼和利議長 よろしいですか。
○8番 野原和夫議員 はい。
○笹沼和利議長 ほかに質疑ございませんか。
  6番、野口議員。
○6番 野口守隆議員 いつ聞いていいのかちょっとわからなかったんですが、この議案の35、36、37号で、いわゆる予算額と予定額がたまたまなのかもしれませんが、予算額のおおむね 89から90%が予定額になっております。これの根拠はどうなっているんでしょうか。たまたまこうだったのか。あるいは、当然予算ですから大枠で組んで、また予定額はもう1度、多分積算なり何なりするんだとは思うんですが、いつもこの3つに関しては90%ぐらいなんですが、いつもそうなんでしょうか。その辺を1つ教えていただければと思います。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 予定価格の設定につきましてお答えをさせていただきますが、予定価格につきましては、過去の入札といいますか、そういった実績等を加味して入札当日、朝、町長のほうに決めていただくんですけれども、この過去の実績等でたまたまそのぐらいの数字だったということでございます。ということでございますので、特にこの90%ぐらいにしたという根拠は、数字的な根拠というよりも、過去の実績に基づいてそのくらいの数字になったということでご理解をいただければと思います。
  以上です。
○笹沼和利議長 6番、野口議員。
○6番 野口守隆議員 わかりました。たまたまそうなったと。
  じゃ、いわゆる予算額から予定額に関する積算というのは、別に新たにしないと考えていいんですか。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 お答えをさせていただきます。
  予算額についてはあくまで昨年の12月ぐらいに概算で見込んで見積もった数字でございます。そしてその後詳細な設計をいたしまして、その設計額というのを決めます。設計額から過去の実績等を加味して予定価格を決めるというような手順になってございます。
  以上でございます。
○笹沼和利議長 よろしいですか。
  答弁願います。
  関口町長。
○関口定男町長 ですから、設計やって結局予算額を決めますけれども、予算額はもう公表してしまっているわけですよ、全部。ですから、そのままでいくとまずいんで。それで、その朝に結局何%ぐらい、これだと前年度の実績でカットできるかと、その辺の検討をして何% カットで予定価格を決めていくと、そういう形でやっています。ですから、リースなんかのコピー機、ああいう場合は非常にカット額が大きいですね。普通は本当に数%になりますけれども。それは当日決めるんで、余りそれを言ってしまうと入札にならなくなってしまいますので、そういうことです。
○笹沼和利議長 6番、野口議員。
○6番 野口守隆議員 わかりました。
  いや、いわゆる積算はしていると。それが簡単にいえば、過去の例を通して、言葉は悪いですが、区切りをして予定価格を出していると、そう理解してよろしいわけですね。わかりました。
○笹沼和利議長 ほかに質疑ございませんか。
  10番、野原兼男議員。
○10番 野原兼男議員 10番、野原です。
  第二庁舎のときは非常に、この木質化工事なんですけれども、大分評判がよくなくて、いろいろ批判等もあったわけでございますけれども、この玉川公民館についても木質化については、この材質の等級ですか、その辺が第二庁舎と同じものを使うのか。もう既に2階の講堂は木質化になっていたとは思うんですけれども、それと同等のを使うのか、その辺についてお伺いできればと思います。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  柴崎生涯学習課長。
○柴崎秀雄生涯学習課長 それでは、野原兼男議員のご質問にお答え申し上げます。
  木質化につきましては、ときがわ産材のヒノキを考えております。今お話にありましたとおり、2階の講堂につきましては腰壁も木質化してありまして、節があります、そういった1等材になっております。ですので、今回玉川公民館の部屋の部分の腰壁につきましては、そこと合わせるような形で1等材で考えております。あと、廊下の部分ですとか外の何ていうんでしょう、通路の周りの壁については上小節という形で考えております。
  以上です。
○笹沼和利議長 よろしいですか。
  ほかに質疑ございませんか。
  7番、小宮議員。
○7番 小宮 正議員 7番、小宮です。
  一般競争入札はいいと思うんですね。本当に私も前にお願いしたこともありますけれども。今景気が悪い中で、できれば一般競争入札で比企郡内の業者で入札をさせていただければ、またときがわ町の関連の人が大体仕事をやっている人も多いと思うんですけれども、そういうところまで発展していくんではないかなと。また、税収も上がるんではないかなと私は考えております。できればですね、先ほどときがわ町の場合は70から90ということでございますけれども、今平均、県、国、また各市町村が耐震で今すごい発注をあちこちでしていますけれども、大体先ほど今課長が申したとおり、最低価格を割った業者はいないというけれども、今ほとんどそこまではいないんかなと私も思いますけれども。できればですね、今県は80から60ぐらいでやっています、県、国は。そういうことでそのくらいで上げて、是非とも比企郡内の800点以上からだとある程度の参加者がいるんではないかなと私は考えを持っておりますけれども、町はどういうお考えがあるのか、ちょっとその点をお聞きしたいと思います。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  関口町長。
○関口定男町長 その辺のところは、だから難しいところですね。さっきの橋梁、あったじゃないですか。橋梁は4者応札して3者が安過ぎたんですよね。だから1者しか残らなくて。だから一番高いところがあそこはとったという話なんですね。あと、明覚小学校と玉川公民館は、あれはそれより以下はなかったかなと思います。この第二庁舎のときは予定価格より、我々が設定した価格より2者安かったんです。3者目が三ツ和総合だったんですよね。だから、なかなかそれは難しいですね。やっぱり一般競争入札となると、比企郡だけじゃなくて埼玉県という県内という、または県内近隣というと熊谷とか、どうしても川越とかその辺まで入ってきてしまいますので、比企西部といってもね。ただ、比企郡だけだとやっぱり大手の1級の建築屋さんというのが少ないんですよね。ですから、入札しても数が少な過ぎてしまうということなので、非常に難しいところで。なるべくとったところには地元の業者を使うようにということでうちのほうからお話をするという形でこれからもいきたいと思うんですが。その辺でご理解いただければと思います。
○笹沼和利議長 7番、小宮議員。
○7番 小宮 正議員 大体のことはわかりますけれども、今度は東松山県土内、飯能県土内だとか、今よく新聞には載っていますけれども、そういう条件をつけたほうがいいんかなと思います。
  それと、私も最後のお願いなんですけれども、この第二庁舎のときも、今度は公民館も木質化がうたってあるわけですから、検査だけは本当にしっかり設計士さん、また行政の方を初め、工事をやられる方を踏まえて、材料検査はしっかりやっていってもらいたいと思います。私もここへ来たときに、設計士さんが本当にだらしない検査を受けているなというような、本人が口でしゃべっているようなざまじゃしようがないなと思いますけれども、その点、課長からも、材料検査だけはしっかりして、やっぱりいいときがわ産材をせっかく、議場というのはいろいろな人も来るし、また庁舎はいろいろな人が来ているわけですから、ここへときがわ町は木で売っていく以上は恥じないように、検査だけはちゃんとしっかりしてください。
○笹沼和利議長 今のは要望ということでよろしいですか。
○7番 小宮 正議員 はい。
○笹沼和利議長 ほかに質疑ございませんか。
  8番、野原和夫議員。
○8番 野原和夫議員 今小宮議員指摘のとおり、要望を兼ねてお願いしたいんですが、先ほどの比企管内の業者というのは難しい、一般競争入札と指名とまた違いますから、難しいと思いますが、その中で業者の評価方式等も評価を組み入れることも大事かなと思うんです。その中で、私は大きな事業に対して、特に分離発注をして地元の業者の雇用を促進、それを是非お願いしたいと思います。やっぱりこの中で地元の業者はたくさんすばらしい業者がいますので、分離発注を働きかけて、是非この業者には働きかけていただきたい、このことを強く要望をお願いしたいと思います。
○笹沼和利議長 答弁は。
○8番 野原和夫議員 いただければ。
○笹沼和利議長 では、答弁願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 野原和夫議員のご質問にお答えをさせていただきますが、発注の仕方についてはいろいろございますが、分離発注という形になりますとどうしても割高になるということもございます。工事の内容ですとか規模とか、そういったものの中で一般競争ですとか指名競争、随契とかいろいろありますので、そういった中で地元の業者をできるだけ多く発注できるような形を考えていきたいと思います。一般競争入札は、現在のところ5,000万円以上の議会の議決が要るような工事をやっているところなんですけれども、こう いった大規模な工事については、ちょっと分離発注等は難しいかなと思いますけれども、そのほかの工事の中で、地元の業者の方にお願いできるものはなるべく優先して、数多くいくようにですね、発注の段階でそういったことを検討してまいりたいというふうに思いますので、是非御理解をいただきたいというふうに思います。
  以上です。
○笹沼和利議長 よろしいですか。
○8番 野原和夫議員 はい。
○笹沼和利議長 ほかに質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○笹沼和利議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (発言する者なし)
○笹沼和利議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○笹沼和利議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第37号 玉川公民館耐震補強及び大規模改修工事請負契約の締結についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり締結することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○笹沼和利議長 起立全員であります。
  よって、議案第37号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第38号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○笹沼和利議長 日程第13、議案第38号 平成24年度ときがわ町一般会計補正予算(第1号)を議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○岡野吉男議会事務局長 朗読いたします。
  議案第38号 平成24年度ときがわ町一般会計補正予算(第1号)。
  平成24年度ときがわ町の一般会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。
  歳入歳出予算の補正。
  第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,482万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ58億4,104万9,000円とする。
  第2項 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表歳入歳出予算補正」による。
  地方債の補正。
  第2条 地方債の変更は、「第2表地方債補正」による。
  平成24年6月5日提出、ときがわ町長、関口定男。
  以上です。
○笹沼和利議長 ご苦労さまでした。
  提案者から提案理由の説明を求めます。
  関口町長、お願いいたします。
○関口定男町長 それでは、議案第38号 平成24年度ときがわ町一般会計補正予算(第1号)について提案理由を申し上げます。
  歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,482万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ58億4,104万9,000円とするものであります。
  細部につきましては企画財政課長より説明申し上げます。
○笹沼和利議長 ご苦労さまでした。
  続いて、細部説明を求めます。
  久保企画財政課長、お願いいたします。
○久保 均企画財政課長 それでは、議案第38号 ときがわ町一般会計補正予算(第1号)について細部説明をさせていただきます。
  先ほど町長が提案理由で申し上げましたとおり、予算の総額に歳入歳出それぞれ1,482万4,000円を追加し、予算の総額を歳入歳出それぞれ58億4,104万9,000円とするものでございます。
  1ページ、2ページの第1表歳入歳出予算補正をごらんいただきたいと思いますが、こちらは各款項の区分及び金額が記載されておりますので、ごらんをいただければというふうに思います。
  次に、3ページの第2表地方債補正につきましては、庁舎耐震改修事業ほか3つの事業につきまして、各事業の起債限度額を補正するものでございます。
  次に、各項目の内容を事項別明細書で説明をさせていただきます。
  まず、歳入でございますが、7ページ、8ページをごらんいただきたいと存じます。
  7ページの上段の部分になりますが、国庫補助金の4目教育費国庫補助金でございます。286万1,000円を追加いたしまして、562万3,000円とするものでございます。2節の社会教育費補助金でございます、286万1,000円。こちらは、社会資本整備総合交付金で、玉川公民館の耐震工事に充てるものでございます。
  次に、中ほどになりますが、県の補助金の4目労働費県補助金でございます。1,420万4,000円を追加いたしまして、1,807万6,000円とするものでございます。1節の労働費補助金1,420万4,000円につきましては、緊急雇用対策事業費補助金で、文化財資料のデジタル化事業に充てるものでございます。
  次に、下段の地方債、町債でございますけれども、1目の総務債でございますが、こちらは1,290万円の減額ということで1億540万円とするものでございます。2節の庁舎耐震改修事業債でございますけれども、1,290万円の減額につきましては、本庁舎の事業費、浄化槽部分の事業費が減額になることによりまして、起債のほうを減額させていただくものでございます。
  次に、7目の教育債でございますが、700万円を追加いたしまして2億1,600万円とさせていただくものでございます。1節の小学校施設整備事業債540万円、こちらにつきましては、小学校の校舎、空調機設置に係る設計業務委託に充てるものでございます。
  次に、2節の生涯学習施設整備事業債、こちらは270万円の減額ではございますけれども、こちらは生涯学習施設整備事業の関係で、特定財源、社会資本整備総合交付金が新たに増額をされましたので、その関係で起債のほうを減額するというものでございます。
  次に、5節の中学校施設整備事業債430万円につきましては、中学校の校舎空調機器設置に係る設計業務委託に充てるものでございます。
  次に、おめくりをいただきまして、歳出でございますが、9ページ、10ページをごらんいただきたいと存じます。
  9ページの下段でございますが、こちらは人件費の移動に伴いますもの以外、事業別に主なものを説明させていただきます。
  9ページの下段でございますが、庁舎の維持管理事業でございます。1,195万円の減額を いたしまして、5,643万6,000円とさせていただくものでございます。
  右側のページ、15節の工事請負費1,360万円の減ということで、こちらは本庁舎の浄化槽本体の設置工事費の減によるものでございます。
  次に、19節の負担金補助及び交付金160万円を追加してございますが、こちらは浄化槽設置の負担金ということで、浄化槽の特別会計のほうで浄化槽本体の工事を実施することになりましたので、その負担金を補正させていただくものでございます。
  おめくりをいただきまして、11ページをごらんいただきたいと存じます。
  11ページの上段でございますが、総合行政システム管理運営事業でございます。485万1,000円を追加させていただきまして、3,128万1,000円とするものでございます。14節の使用料及び賃借料485万1,000円につきましては、機械借上料ということでございまして、人事給与、また健康管理システムのサーバーの借上料の補正をさせていただくものでございます。こちらの電算の使用料の関係につきましては、基幹系、情報系につきましてはクラウド化を昨年させていただいたんですが、この人事給与、健康管理システムの関係につきましては、まだクラウド化の対応が電算のほうでできていないということで、ハウジングという形で機器を電算のほうに預けている関係で、その使用料を今回補正させていただくということでございます。
  次の情報システム管理運営事業のほうでございますが、306万2,000円を追加させていただきまして、1,455万2,000円とするものでございます。14節使用料及び賃借料306万2,000円、こちらも機械借上料でございますが、こちらは内部の情報系システムの機器の借上料でございます。こちらの関係につきましても、昨年クラウド化は済んでいるんでございますが、バックアップ機能を充実するために本庁舎のほうに周辺機器ということでバックアップサーバーを設けるということで、こちら別枠に機器を設置するということで今回補正をお願いしたいという内容でございます。
  次に、おめくりをいただきまして、13ページの中ほどでございますが、障害者福祉事業でございます。75万5,000円を減額させていただくものですが、計として2億6,461万1,000円とするものでございます。19節の負担金、補助及び交付金でございますが、額としては75万5,000円の減ということになっておりますが、まず通所サービス利用促進事業補助金、これが123万5,000円の減額というふうになってございます。このサービスの補助金につきましては、報酬改定によりまして通所サービスの送迎等が加算額といたしまして既に算定をされるというふうに制度が変わりまして、補助金という形で出すのではなくて、報酬改定という形 で、報酬の中に含まれるような改正がなされましたので、そういった形で補助金のほうを減額して報酬の加算としてお支払いするような制度が変わったということで減額をさせていただくものでございます。
  次の超重度心身障害児短期入所等促進事業補助金、こちらは48万円を追加させていただくものですが、こちらは利用者が1名増加いたしまして2名ということになりましたので、その1名分を今回補正させていただくという内容でございます。
  次に、おめくりをいただきまして、15ページをごらんいただきたいと存じます。こちら、上段でございますが、児童手当支給事業のほうに1億2,740万円を新たに補正させていただくものでございます。20節の扶助費ということで1億2,645万5,000円、児童手当費ということでございます。こちらにつきましては、そのすぐ下の段の子ども手当支給事業のほうから、制度が変わった関係で予算を組み替えさせていただくという内容でございます。子ども手当のほうから児童手当のほうに予算を組み替えさせていただくという内容でございます。
  次に、おめくりをいただきまして、19ページのほうをごらんいただきたいと存じます。
  19ページの中ほどから少し下になりますが、小学校費の小学校施設維持改修事業でございます。577万円を新たに追加させていただくものでございます。13節の委託料で、577万円は設計委託料でございます。こちらは小学校3校ございます校舎の空調機器設置のための設計を委託するための費用でございます。そのすぐ下の段になりますが、中学校費の中学校施設維持改修事業でございます。こちらは452万8,000円を追加させていただきまして、718万5,000円とするものでございます。13節の委託料452万8,000円は設計委託料ということで、中学校2校ございますが、その中学校の校舎空調機器設置のための設計委託料という形で追加をさせていただく内容でございます。
  次に、おめくりをいただきまして、21ページをごらんいただきたいと存じます。
  21ページの上段でございますが、玉川公民館管理運営事業でございます。こちら255万円を追加させていただきまして、2億2,787万8,000円とするものでございます。右側のページ、19節の負担金、補助及び交付金で250万円を追加させていただくんですが、こちらは浄化槽の設置負担金ということで、こちらの浄化槽につきましても、浄化槽特別会計のほうで設置することになりましたので、その負担金をこちらに計上させていただいたという内容でございます。
  次に、中ほどの文化財資料デジタル化事業でございます。1,420万4,000円を追加させていただきまして、1,444万9,000円とするものでございます。右側のページで13節委託料1,420 万4,000円は業務委託料となってございますが、郷土資料室の民具等の立体測量を行うための委託料でございます。こちらは緊急雇用対策事業が追加で採択になりましたので、その費用を活用させていただいて、郷土資料の民具の立体測量をさせていただきまして、データとして残して後世に伝えていくという内容のものでございます。
  次に、おめくりをいただきまして、23、24ページをお開きいただきたいと存じます。
  こちらは、補正予算の給与費明細でございます。右側の24ページが一般職の内容となってございます。一番上の(1)総括の比較の欄を見ていただきますと、1名職員が増という形になってございますが、こちらは一部事務組合から4月に帰任した職員がおりますので、その分が1名増加になったという内容でございます。
  そして、右側の合計の欄を見ていただきますと、比較で1,798万6,000円の減額という形でございますが、こちらは採用と退職による差額ということで、新入職員が入りまして退職した職員もおりまして、その差額が1,798万6,000円という形になってございます。
  以上で一般会計補正予算の細部説明を終了させていただきます。よろしくお願いいたします。
○笹沼和利議長 ご苦労さまです。
  これより議案第38号 平成24年度ときがわ町一般会計補正予算(第1号)の質疑に入ります。なお、質疑の前にページ数及び款項の項目をお知らせください。
  質疑ございませんか。
  10番、野原兼男議員。
○10番 野原兼男議員 10番、野原です。
  それでは、2点ほどお伺いしたいと思います。
  まず最初に、20ページの空調機の設計委託料でございます。こちらについては各学校にエアコンを設置する、その設計委託料ということでございますけれども、ちょっと素人としての考えなんですけれども、設計委託というのはどのような設計を委託するのか。まず私なんか素人考えでやりますと、もう直接業者に、各学校設置場所が決まっているんで、そこの台数と設置場所が決まっているんだから、簡単に見積もりをとってしまえば設計委託料は要らないんじゃないかな、そんなような思いもするんですけれども、その設計委託というのは必要なものなのか。
  それからあと、当然エアコン設置、電力不足が今叫ばれている中で、今後太陽光発電等の導入、学校等の導入についてどう考えているのか。エアコンを設置しているところ、いろい ろ太田にしろ、今度は仙台なんかも全部やるそうなんですけれども、そういったところも太陽光発電を同時に設置するというような計画であります。そういった中で、ときがわ町はその辺をどのように考えているのか。その点をまずお伺いいたします。
  それからあと、この次の21、22ページなんですけれども、最後の文化財デジタル化事業ということで、これ事業概要を見ますと、緊急雇用事業の追加ということでございますけれども、この緊急雇用ということなんで、先ほどの民具の実態測量とデジタル化を考えているということなんですけれども、直接この緊急雇用というのは、この町内に反映される事業なのか、その点についてお伺いできればと思います。緊急雇用として町内のどういった人たちに反映されるものなのか、その辺についてお伺いできればと思います。
○笹沼和利議長 では、まず第1点、学校管理費について答弁願います。
  長島教育総務課長。
○長島富央教育総務課長 それでは、1点目の小学校費、小学校施設維持管理改修事業と中学校のほうについてお答えいたしたいと思います。
  まず設計委託料ですけれども、エアコン設置という家庭のことを考えると、電気屋さんにお願いしてすぐ設置してもらってというふうなイメージで、自分たちのほうも当初考えていたんですけれども、町内の5校ともかなり電源施設等について古いものを使っているという状況であります。ですから、そのまま機械を持ってつけただけではつかないだろうというようなことなんです。ですから、その辺の電力の受変電設備というんですかね、キュービクルという部分ですけれども、その部分の設計をまずしっかりしておかないと、単純に機械だけ設置というわけにはいかないということで、設計が必要であるというようなことになっております。それが1点目ということです。
  それから、2点目の太陽光についてですけれども、太陽光発電を校舎の上等に乗せるということになるかと思うんですけれども、校舎自体がその太陽光パネルを乗せるという想定のもとにつくっておりませんので、もし乗せたりする場合については、新たにその辺の構造上の検査等して乗せられるかどうか。乗せるんだったらどういう形になるのかというような話になってくるので、そこまでのことを考えていると、エアコン設置のほうもどんどんおくれてしまうということで、エアコン設置と太陽光パネルを据えつけるというのは別のこととして考えて、そのままでは直接は乗らないというようなことで、別物として考えて、今回はエアコン設置ということで提案させていただいています。
  以上です。
○笹沼和利議長 10番、野原兼男議員。
○10番 野原兼男議員 大体その内容については理解できるわけでございますけれども、その電気の今の配線設備ですよね、については、どの学校ももう大規模改造をやっている、改造をやっているわけですよね。そのときにはそういったものというのは考えつかなかったものなのか。
  それとあと、学校の太陽光発電についてでございますけれども、いろいろ屋上等に設置する、その構造等も、これも大規模改造は終わっているわけでございますし、耐震も済んでいるわけです。そういった中で、普通の民家なんかでも今どんどん太陽光を設置しているところは結構あるわけですけれども、大体普通の民家だと4キロから5キロぐらいのものを上へ上げているわけでございますけれども、そういった普通の民家でも四、五キロのものはすっと工事しているわけですよね。そういったことで、既に各学校についての耐震のあれは終わっているんで、そんなに考えなくてもつくんじゃないかな、そう思うわけですけれども。そういったもんで、それは今後進めていきたいと思うんですけれども、別物ということでございますけれども、そういったことを近い将来的に太陽光設置のほうは考えていくのか。その辺についてお伺いできればと思います。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  長島教育総務課長。
○長島富央教育総務課長 太陽光パネルにつきましては、先ほども申したとおり、家庭用のものを学校に乗せるというわけにいかなので、やっぱり乗せるとなればそれなりのものということになると思います、使用する電力等も全然違いますので。ですから、将来的にどうかと言われれば、今の時点でつける予定がありますとか、全く考えがありませんとかというところはちょっと申し上げられないんですけれども、今回についてはエアコンの設置ということで考えているということでよろしくお願いしたいと思います。
○笹沼和利議長 10番、野原兼男議員。
○10番 野原兼男議員 今回はエアコンの設置ということなんですけれども、やはりそういった今、このままあれですよね、今東電なんかでも原子力発電がとまっている状況で、今後稼働していくのか、その辺はなかなか読めないわけですけれども、そういった中で、もう電力不足というのは考えていかなくてはならない。そういった中で、やはりこういった公共施設に太陽光のそういったものを設置する。そういった自治体が今非常に多くなってきているわけですが、そういったことは、これは別物ということではございますが、将来的には早急 に検討をしていくべきではないかなと思うんですけれども、その点についてはどうお考えなんですか。
○笹沼和利議長 舩戸教育長、答弁願います。
○舩戸裕行教育長 それでは、野原兼男議員さんにお答えしたいと思いますが、エコの町というんですかね、そういうものを目指して、学校教育の中でもそういうことを進めていくということは、非常に有効であるし、大事なことじゃないかなと思います。
  今回の玉川公民館工事でも、わずかながらですけれども、太陽光発電が乗るということで、これも非常にいいことではないかなというふうに考えております。将来的には学校でも、そういう太陽光発電だけでなくて、例えば萩ヶ丘小学校なら裏に川が流れていますので、水力発電とかですね。それで、常夜灯についてはずっとそれで賄えるとか。例えばそういうふうな方向で進められれば、それはありがたいなと、こんなふうに私も思っております。ただ、直ちにそれが取り組めるかどうかについては、今後研究させていただきたいと、こんなふうに考えております。
○笹沼和利議長 ありがとうございます。
  続きまして、22ページ、文化財資料デジタル化事業について答弁願います。
  柴崎生涯学習課長。
○柴崎秀雄生涯学習課長 それでは、野原兼男議員のご質問の文化財資料デジタル化事業、これにつきまして町内の方がこの緊急雇用ということで雇用されるように反映できるのかどうかということかと思いますが、緊急雇用のこの事業につきましては、入札で発注をする予定で考えております。新規雇用の方については、計画では8人ということです。物がありますのが今の給食センターの正面にあります郷土資料室、こちらに民俗文化財ということで360点ありますが、これの実測図をまずはつくるという作業があります。ですので、どちらの業者が入札によりこの仕事を受けるかまだ決まっておりませんので、それがすぐに反映できるかどうかというのは今の時点ではわかりません。ただ、場所的に作業場所がときがわ町内にもなりますので、そういった面ではできるだけ町内の方を採用いただけるように、こちらからは働きかけたいと思っております。
  以上です。
○笹沼和利議長 10番、野原兼男議員。
○10番 野原兼男議員 そうしますと、この事業につきましては、対応できる業者というのが町内にはないということで考えてよろしいわけですか。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  柴崎生涯学習課長。
○柴崎秀雄生涯学習課長 お答えいたします。
  町内で入札参加を出されている方でこの仕事ができるかどうか、そういったところがあるかどうかというのは、これからどういう入札資格で行うかということで、あとは指名会議のほうで決定していただくことになりますので、まだ今の段階ではその辺、あるかないかもちょっと調べておりません。
  以上です。
○笹沼和利議長 よろしいですか。
○10番 野原兼男議員 結構です。
○笹沼和利議長 ほかに質疑ございませんか。
  8番、野原和夫議員。
○8番 野原和夫議員 8番、野原和夫です。
  野原兼男議員と同じような質問で、また申しわけないんですが、先ほどの20ページの空調機械設備のことなんですが、私が以前エアコン設置については質問しておりまして、戸口教育長は検討すると答えまして、舩戸教育長は前向きに検討して実現、ちょっと差がありますが、いいことでありますから、その点についてお伺いしますが、この設計委託がやっぱり私はちょっと金額が多く感じるんです。1キロ約15万円ぐらい見ているんではないかなと思う。それで、先ほど課長の説明だと、古い建物だからという説明も踏まえて説明されておりますが、耐震補強を含めて工事をしている中で、そういう説明はちょっと理になっていないんではないかなと思います。その専門知識の中で難しいと思いますが、もう少しその中に突っ込んだ設計委託についての知識を説明していただければ私はありがたいんです。その点を伺います。少し、もっと安くできるんじゃないかなという点です。
  それと、22ページ、同じこの緊急雇用についてですが、私はやっぱり地元の雇用は大事だと思います。その中で、ときがわ町は手を挙げてこれだけの予算をもらったと思うんですが、そもそも24万5,000円の補正前の中で、もう計画はここに入れるようになっていたのかどうか、この緊急雇用の補助金ですね。実際によっては違うんですよね、いろいろ。嵐山はゼロだと思ったな、と思います。川島が6,000万、滑川が2,400万ぐらい来ているんですね。だから、この雇用をもともとここに入れるために手を挙げてこれをいただいたのかどうか。この点を伺います。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  長島教育総務課長。
○長島富央教育総務課長 それでは、野原和夫議員のご質問にお答えしたいと思います。
  先ほど古い建物だからというお話についてということですけれども、耐震補強であるとか内装木質化工事をしていただいたおかげで、非常にきれいな校舎、きれいな学校施設ということで、学校のほうも喜んでおります。また、たくさんの方に視察に来ていただいて、非常に感動していただいているという状況です。ただ、実際に学校での話を聞きますと、内装は非常にきれいになっていると。耐震も非常にしっかりしていると。ただ、それに付随している施設、設備等については、校舎を建てたときのままというものが結構あると。例えば放送施設についても、今年度予算計上させていただいて、都幾川中学校では放送施設を改修していくんですけれども、あの校舎をつくったときのものがそのまま使われているというような状況で、例えば中学校ですとヒアリングテストをやっているときにも支障を来すとか、体育祭のときになかなか音が出ないとかということもあるような話を聞いています。
  今回エアコン設置ということで話が出たときに、ほかの学校からも、うちの学校も非常にそういった設備面も非常に古いものを使っているので、一緒に工事してもらえないだろうかという声も出ているぐらいですから、かなりいろんなところが老朽化しているというのが事実です。昨年度ですと、玉中の浄化槽に上げるポンプが急にとまってしまったりとかということもあったりするんですけれども、いずれにしてもそういったことでかなり古くなっている部分もありますので、この電気の部分についても、実際にここでエアコンを何十台ということで設置するには耐えられないものになっているということから、その辺の設計を含めてやり直さなくてはいけないだろうということでこの金額が出ているということになっております。
  以上です。
○8番 野原和夫議員 それでいいです。
○笹沼和利議長 よろしいですか。
  じゃ、続きまして、次の質問のところで、21ページ、文化財資料デジタル化事業について答弁願います。
  柴崎生涯学習課長。
○柴崎秀雄生涯学習課長 それでは、お答えをさせていただきます。
  こちらに文化財デジタル化事業ということで、補正前の額24万5,000円でございます。こ れにつきましては、今回デジタル化の関係で申請しまして採択されたものとは全く別なものとなっております。今回この民具等のデジタル化をしたいということで緊急雇用創出基金事業の採択をいただいたのが2月6日になっておりまして、この中の金額には24万5,000円というのは入ってございません。
  以上です。
○笹沼和利議長 8番、野原和夫議員。
○8番 野原和夫議員 緊急雇用、緑の雇用等を含めて町でやっています、緊急雇用、雇用促進ですから。野原兼男議員も指摘のとおり、町内の人たちに雇用を生む、そういう目的を、趣旨を求めてこの事業を推進した中でやっていただきたいように私は思っているんですが、是非その点はお願いしたいと思います。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  柴崎生涯学習課長。
○柴崎秀雄生涯学習課長 それでは、今後この議会で議決をいただきました後は入札という形になると思いますけれども、業者さんが決まりましたら、そちらにできるだけときがわ町の方で対象になる方がいれば採用いただけるようにということで、こちらでも働きかけたいとは思います。
  以上です。
○笹沼和利議長 よろしいでしょうか。
  暫時休憩いたします。
                                (午後 2時16分)
─────────────────────────────────────────────────
○笹沼和利議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午後 2時30分)
─────────────────────────────────────────────────
○笹沼和利議長 ほかに質疑ございませんか。
  13番、岩田議員。
○13番 岩田鑑郎議員 3点、まずですね、この補正の全般なんですけれども、前後ろじゃなくて全体的な。要は人事異動等による人件費の補正というのがずっとこう全般に出てきておりますけれども、合併した当時、玉川の職員と都幾川の職員での差があって、まだ解消されていないというような話を聞くんですが、実際にそれは解消されていないんですか。それ はもしあるとすれば、何が原因でそれが統一できないのかということが1点。なければそれで構いません。
  それから、11ページ、総合行政システム管理運営事業、情報システム管理運営事業ですね。この何とかシステムという電算にかかわるシステムが幾つぐらいあるんですか。例えばこの前の繰越明許の中にも何とかシステムというのがありますけれども。その運営をするそれぞれについてどういうシステムでとってあるので、この町の行政が運営されているのかをお聞きしたいと思います。
  それから、またその空調機でございますが、19ページと20ページです。先人は空調機がなくても勉強をしてきたわけでございまして、この緑豊かなさわやかな風に窓を開ければですね、夏は。冬は寒いと思うんですね。その辺のことを考えれば、冬は我々の時代はストーブがありましたけれども、ストーブ等で空調機を入れなくても済んだんではないかというふうに思うんですけれども、特にどこからの要望、一般質問がありましたね、つけたらという、ありましたけれども。これPTAとかそういうところからの要望もあるんでしょうか。要は、だれから言われたからつけるとか、そういうんじゃなくて、環境整備という話ですけれども、どうも軟弱な人間が育つような気がしてしようがないんですよね。言われたからつけてやる、それは環境整備はしたほうがいいと思うんですけれども。その辺の発想の原点というのはどういうところにあるんでしょうか。人間の育て方の問題だとは思いますけれども。
  以上です。3点。
○笹沼和利議長 まず第1点のところなんですけれども、ちょっと今回の一般会計の補正予算からはずれている部分があるかと思いますので、これは答えられますか。よろしいですか。
  では、1点目についてお答え願います。
  小峯総務課長。
○小峯光好総務課長 それでは、岩田議員のご質問にお答えしたいというふうに思います。
  今回の補正につきましては、ごらんのとおり人事異動に伴う組み替えが主ですので、それにつきましてはよろしくお願いいたします。
  岩田議員のおっしゃられました玉川村、旧の都幾川村の職員の給与体系がそれぞれ違うということで、それに伴う差について、合併後の給与についてどうか。その差がまだ現在もあるかということだと思うんですが、これにつきましては、合併のときの協議の後に同じ給料体系にのせております。それに伴う暫定措置等につきましては、現在残っておりません。同じときがわ町の一般職の給与に関する条例等の適用をすべて同じように受けておりますので、 今の段階ではそういう差はないというふうに認識しております。
  以上です。
○笹沼和利議長 岩田議員。
○13番 岩田鑑郎議員 いや、関係ないと議長おっしゃられましたけれども、人事異動等による人件費の補正というのは各所に出てきているわけですよね。玉川の職員の人間をこちらへ異動させれば、例えば賃金格差があるとすれば、それが安いからこっちへ移したとか、そういうことというのは関係としてあると思って質問させていただきました。
  以上です。
○笹沼和利議長 再質問はよろしいですか。わかりました。
  2番目についても、一応11ページということで、総合行政システム幾つあるかということなんですけれども、答弁願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 岩田議員のご質問にお答えをさせていただきます。
  まず、システムの関係ですけれども、大きく分けまして基幹系のシステムと情報系のシステムというふうに2つに大きく分かれます。基幹系のシステムにつきましては、住民基本台帳ですとか税の課税のシステムですとか徴収のシステム、そういったものが主でございます。また、情報系のシステムということになりますと、内部の庁内LANのようなシステムですとか、契約の関係ですとか、あと財務会計のシステム、あと、国・県とつながっておりますLGWANのシステムがございます。こういった電算の関係とは別の系統で、また戸籍のシステムは全然独立したものがございます。そのほかに細かいことを申し上げますと、犬の登録ですとかそういったのも別にございます。また、外部とのつながりの中で、国保連合会のシステム、国保のシステムですとか介護保険のシステム、こういったものがまた別に、連合会とのやりとりの中でそういったもののシステムが含まれているということで、細かく挙げますと非常に多くなりますので、大まかなもので申し上げまして、今のようなものがございます。
  以上でございます。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  関口町長。
○関口定男町長 このシステムにつきましては、岩田議員今ご指摘のように、私どもも首長をやっていて、それぞれの今基幹系だとか、あるいは情報系だとか、その町その町独自でみん な今やっているわけですよ。うちの場合は電算という会社にお願いしてやっているわけですけれども。そうすると、国のほうの条例が1つ変わったということによって、各町村でみんなそれを何百万と払ってシステム改修するわけです。ですから、私が町村会長になって一番やりたかったのは、それを全部まとめようということで、町村会長のときに、実は神奈川県が先進地で、24の町村が30万人規模の1つのクラウドコンピューティングというんですけれども、やっているんですね。それなんで、埼玉県もまとまるだろうということで、今まで全国見ても神奈川は24で一番多いんです。ほかのところでみんなそういうのをやろうといっても、なかなか話がつかないんですね。6つとか7つとか、まとまっても。大体比企広域ぐらいのが一番大きいぐらいだったんです。それを埼玉県で全部でまとまれば、そうすれば57万人になるんですよ。そうすると、57万人のコンピューター上合併ができるから、それを進めるということで今回進めました。
  そして、協議会も立ち上げて県から執行が1人、町村から、伊奈町から執行が出て、あと、職員を2人やって、4人体制で協議会を始めました。そのときに一番高いところは1人当たり、東秩父でそのコンピューターのシステムを変えるときに年間通してやると7万円から8万円かかるんです。一番安いところで7,000円から8,000円くらい。ですから、安いところがちょっと反対というか、うちはいいよというような話をしたんですけれども、今回、将来的にはマイナンバー制度とか、いろいろ平成27年度あたりになるといろいろな法改正があります。そのときに町単位でやっていると非常に経費がかかってきます。先ほど岩田議員が言ったように、本当にこのときがわ町1つ見てもこんなにいっぱいあるわけですよ。それを各町村ごとに対応していたんじゃお金がいっぱいかかってということで。大体5年で120億円ぐらいかかるんですね。今23町村ありますけれども。それを大体四、五十億円ぐらいは削減するようにということで、その辺も落ちついてきましたので、伊奈町にタッチして今回いろいろ一身上の都合ということでやめさせていただいたんですが、2年後あたりから順次、契約しているところもありますので、なかなかその契約期間が切れてからというところもあると思うんですが、大体五、六年以内には埼玉県ではそのクラウドコンピューティングの1つの団体が、57万人の団体をつくるということで、この間も知事ともお会いしたときに、知事から、そうすると埼玉県で3番目に大きい市になるんですねというから、そうですということで、本当に岩田議員が心配したように、やっぱり個々にそれをやって、あれだけ数があるやつを個々にやって大変なことになるんで、将来的にはそういう形でクラウドコンピューティングということでやりますので、その辺の説明も、副町長なんかあたりは、事務方はそうい う説明会とかあったんですが、各町村の議員さんあたりにはそういう話をちょっとしていなかったんですけれども、ちょうどこういうチャンスで、私が会長でまとめた話ですので、皆さんにはちょっと、ついでの話で申しわけないんですけれども、させていただきました。
  そういうことで、今県のほうでも、県の町村会でもその辺をしっかりやろうということでやっています。まず数は多いです、何しろ。
○笹沼和利議長 13番、岩田議員。
○13番 岩田鑑郎議員 そうすると、今10個とか20個とか、そういうシステムがそれぞれの管理をしているんだと思うんですけれども、それぞれの管理は、今町長おっしゃられたように、トータルしたシステムの中というか、会社の中でやるのかどうか。要は、それぞれがそれぞれの業者に任せて今現在はやっているんですか。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 お答えをさせていただきます。
  先ほど町長の答弁の中にもありましたけれども、長野の現在、電算という会社に大もとはお願いしてございます。この中で基幹系、情報系、ほとんどのものが対応していただいているという内容でございます。ということで、こういった総合的に全体的に対応するのは企画財政課のほうで担当してございます。また、各それぞれのシステムの中で個別に、先ほどお話が出ましたとおり、法律が改正になって、今回も住民基本台帳が改正になりまして、基幹系が変わるんですけれども、そういったものについては担当の課と企画財政課のほうが窓口になってそれぞれ対応して改修をしていくというような流れに現在はなっております。
○笹沼和利議長 13番、岩田議員。
○13番 岩田鑑郎議員 そうしますと、最後になると思うんですけれども、町長のおっしゃられた、そういう総合的に各町村が統一的なシステムを構築していくというのは、それはいつごろ、五、六年後ですか。そういう話が始まってもう進んでいるんですか。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  関口町長。
○関口定男町長 この4月に協議会を立ち上げまして、職員が今4人体制で準備をしております。そうすると、今の話の中にあったように、じゃ国保のほうで改正があったというときに、各町村ではなくて、そこの1つでやりますから、非常にコストが安くなってくるということなんですね。ですから、今までは23の町村で、今質問にあったように、1つの改正があると、 全部がそのコンピューター会社と話し合ってそれぞれの町村でやってきたわけです。だから、100万のところが2,300万もかかってしまったわけです。それを1つにしてしまってやれば、100万が、仮に2割高くなっても120万で、今度は23で割ればいいわけですから、非常に安くなると。その負担金も、実は宝くじのほうの関係があって、そっちもちょっと役をやっているんですが、各町村に今まで宝くじ、サマージャンボとかオータムジャンボの配分金というのを二、三百万だったんですけれども、年間今大体ときがわ町で1,300万ぐらい補助金をそっちから出しています。その中から各町村が300万出せば年間の維持管理費は出るんですよね。それなんで、各町村参加してくださいということで。7,000円の安いところも、さっき言った1人当たり7,000円のところも少しは安くなるように、もっと安くなるように、今までの努力も差がありますけれども、やっぱり実らないと困るんで、ちょっとで。その辺を協議会を今度立ち上げましたので、5年以内ですね、大体5年をめどに全部。早いところはもう来年あたりから入ってきます。契約が大体4年とか5年契約になっていますから。うちのほうも今度切れたら入っていくということで。協議会には全町村が入ってくれましたので、はっきりいって毛呂山町が結構その辺進んでいるんで、入らないという話をしたんですけれども、そうすると1つだけ入らないと、ほかのところは将来的には安くなるけれども、毛呂山町1つだけ残ってしまうと結構、今は安いけれども、後が高くなってくるということでありますので、四、五年ぐらいをめどに、今もう実際に進めてやっております。
  以上です。
○笹沼和利議長 ありがとうございました。
  続けて、19ページの学校管理費について答弁願います。
  長島教育総務課長。
○長島富央教育総務課長 それでは、岩田議員のご質問にお答えしたいと思います。
  岩田議員ご指摘のように、昔は窓をあけて、それで涼風を入れて授業をやったという、確かにそういうことで、昔はエアコン等もありませんでしたし、扇風機すらない時代でしたから、そういうふうに私自身も勉強を学校ではしてきました。ただ、以前も申し上げたかと思いますけれども、近年の暑さは非常に暑いということで、特に一昨年ですか、猛暑が続いたときには、子供たちにしてみれば、例えば2キロ、3キロ歩いてきて教室へ入って、教室がもう既に朝から35度近くになっていると、体温とそんなに変わらない状況であると。例えば中学生であれば、朝から朝連して大汗かいて練習して教室へ入ったら体温以上の教室とか、そのくらいの状況が現在あるわけです。そういった中で、我慢しなさいとかというのはかな り厳しいのかなというふうに思っています。私も実際学校現場にいまして、プリント等を使って授業をしますと、プリントが汗でぐしゃぐしゃになってしまって、もう書けないという状況が夏場なんかはありますし、7月の頭ぐらいにある期末テストなんかですと、答案もそれで、書いたものを集めても読み取れないぐらいな汗をかく状況も実際はあります。
  そんな状況で、学校によっては9月当初臨時休校をしてもいいだろうかというような問い合わせが、暑さのためにですね、教育委員会のほうにもあるぐらいでした。また、保護者のほうからも、暑さ対策としてPTA費の予算で子供たちに首に巻くような何かはやったものを全員に買い与えたいんだけれどもというような学校もあったように聞いています。ですから、今回エアコン設置について考えているという話をしたら、保護者や学校からは、もちろんいろんな意見はありますけれども、保護者とすれば非常にありがたいと。それに学習環境整って少しでも勉強が集中してできるんであれば非常にありがたいし、また健康面を考えても、例えば三十数度の中で給食を食べなさいといっても、なかなか食も進まないというような状況もありますので、そういった健康面を配慮しますと非常にありがたいというような声を聞いておりますので、軟弱な子供ができてしまうんじゃないかというようなご心配も確かにあるかなとは思うんですけれども、学校の場合は会社や何かと違って、朝スイッチ入れて夕方まで入れっぱなしで常に涼しい環境の中で過ごすということはほとんどありません。授業が変われば、例えば移動教室で理科室へ行けばまた理科室、体育であれば体育で外へ出る。休み時間で外へ出れば、また外での運動があるということで、そういって戻ってきたときに暑い状態を避けるためのエアコン設置というふうに考えていただければ、ご心配な面も幾らかご理解いただけるんではないかなというふうに考えております。
  以上です。
○笹沼和利議長 13番、岩田議員。
○13番 岩田鑑郎議員 その中で、全部で何教室ですか、選ぶ教室はどういう基準で選んでいただいたんでしょうか。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  長島教育総務課長。
○長島富央教育総務課長 教室については、こちらで予定しているのは各教室単独で冷房設備を設置するということですので、今ご質問のあったように、どこの教室に設置するかというのは十分検討を学校のほうにお願いしました。その基準としましては、実際設置を予定しているのは来年度ですけれども、単年度だけで考えるのではなくて、2年後、3年後の生徒数 等を考慮して、それで設置を考えてほしいと。無駄な設置はできるだけ避けるように。また、後々になって、何であのとき一斉につけていなかったんだろうということがないようにということを根拠に各学校から出していただいています。それをもとにこちらでもその辺を確認しまして、中学校だったら2校、小学校だったら3校ありますので、こちらの学校とこちらの学校それぞれ状況は違いますので、一律同じ教室につけるというわけにはいかないんですけれども、その辺の状況を確認しながら教室については確定したものです。
  以上です。
○笹沼和利議長 13番、岩田議員。
○13番 岩田鑑郎議員 いや、長島課長が暑くて答案用紙がぐちゃぐちゃになってしまうとか、そういう基準でこれを選んだんですかということを私は質問したつもりなんですけれども、要は、必要最低限にしていただきたいと思うんですよ。電力事情云々があって、我々がこういう涼しいところで議会を開いているということに引け目はありますけれども、要は町が金を出すんだからエアコンをつけておいてもらうべえやというような感じでつけてもらうんでは困るわけです。ですから、ちゃんとその管理も十分にして、何度以上というような、何度以下にするとかですね、そういうようなきちんと管理体制もつくってもらいたいと思うんです。それで、これ維持費がどのくらいかかるというのはこれから設計してみないとわからないんですか。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  長島教育総務課長。
○長島富央教育総務課長 最初の質問ですけれども、失礼しました。
  設置する教室については、先ほども申し上げましたとおり、いろいろこちらでも検討してみた結果なんですけれども、比較的階が上がるほどかなり温度が高くなるということで、そういったことで、上の階はぜひつけてほしいという学校の要望もありました。逆に玉中なんかは、一番下は比較的涼しいのでなくても対応できるということで、そういうところは省いていますので、かなり設置するのは、暑さに耐え切れないような状況で子供が学習するのに必要な教室というような形でつくっております。
  それから、管理費につきましては、やはり設計してみないと具体的にはわかりませんが、比較的ランニングコスト等低い機種の選定等をこれから設計の中で検討していきたいと思っております。また、使用方法につきましても、こちらとしてよりよい使い方、子供たちにとってよりよい使い方をきちっと決めてその上で使用させるというようなことを考えておりま す。その辺がないと、やはりいいかげんになってしまうというか、つけたことがマイナスになってしまうことも考えられますので、その辺は十分検討してまいりたいと思います。
  以上です。
○笹沼和利議長 13番、岩田議員。
○13番 岩田鑑郎議員 要望です。是非そのような中で検討した結果、ここは要らないだろうというような教室がありましたら、是非削っていただきたいというふうに思いますし、それから、卒業した子供がズボンをはいているんだかはいていないんだかわからないようなずり下げたような格好で歩くことのないような人間を育てていただくよう期待しますし、それから、町長には是非太陽光発電のですね、これだけ騒がれているんですから、そういう総合振興計画には多分なかったと思うんですけれども、そういうような中で検討していただくようお願い申し上げます。
  以上です。
○笹沼和利議長 ご苦労さまです。
  ほかに質疑ございますか。
  6番、野口議員。
○6番 野口守隆議員 3点お願いします。
  まず、10ページの共済費で総合事務組合負担金1,034万7,000円。多分これは退職金の積み立てだと思うんですが、なぜこのような増額になるのか、増額理由を教えていただきたいということと、もう1つはまた同じところで、全協でも私言ったんですが、いわゆるエアコンの問題なんですが、きょうたまたま読売新聞を見ましたら、夏の節電術ということで、昼間の午後2時の一般家庭の電力の消費はエアコンが1番であると。58%と出ております。学校と一般家庭は違うのかもしれませんが、私はエアコンを入れるというのは教育上よくないとは思っておりますが、先ほどの話を聞くと確かに暑いのかもしれません。それながら今のタイミングとして、こんなに電気が足りません。橋下市長ですら大飯原発を電気が足りないんでやむを得ず限定的に容認しますという発言をして、どうも大飯原発も稼働するようですが、そういったことを考えていただいて、エアコンをすぐ入れるということではなくて、もっと検討期間を設けてやってもらうことはできないんでしょうか。全協のときも申し上げましたが、緑のカーテンをやると、春日部の小学校では温度差が10度あったというようなことも是非やってみてもらって、それでも入れなければということであればまた別ですが、そういった工夫を是非やっていただきたいと思うんです。
  もう1つ言わせていただければ、やはり子供は確かに健康面でも大事だと思います。ただ、炎天下でやっぱり働いている人もいるんですよね、暑い中を。まして9月が今暑いと言いましたけれども、7月、8月も働いている方がいるんです。そういったことも考えるということは私は必要なんじゃないかなと思います。是非そういったことで、25年度に入れる予定のようですが、精査してもらいたいということをひとつお願いしたいと思って、またその答弁もお願いしたいと思います。
  それからもう1つは、24ページの一般職で134人ということでここに給料が出ております。それから、いつ言っていいんかわかりませんが、この浄化槽のほうでも、11ページですか、2人出ていますよね。それから水道課でも、6ページに7人出ていますよね。これは、そうするとこの134人のほかにあと9人一般職の職員がいると考えるんですか。そうであるならば、一般職の職員は、じゃときがわ町に何人にいるのか、このことをお聞きしたいんですが。
  以上でございます。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  小峯総務課長。
○小峯光好総務課長 それでは、野口議員のご質問にお答えいたします。
  10ページの共済費の総合事務負担金の1,034万7,000円の増額のお話だと思うんですが、これにつきましては、議員ご案内のとおり退職手当、以前退職手当組合と申しましたけれども、今総合事務組合のほうで扱っておりますが、そちらのほうの負担金になります。こちらのほうの増額につきましては、通常普通退職と整理、定年退職、それから勧奨退職等によります退職ですと、退職金の額が違ってきます。その差額について特別負担金ということで、町村の負担の中でその分については負担していくということがありまして、その分の特別負担金に、今回退職者2名分の特別負担金の分がこちらのほうの金額ということでお考えいただければ、大きな理由としてはそういうことで考えていただければよろしいかと思います。
  以上です。
○笹沼和利議長 6番、野口議員。
○6番 野口守隆議員 そうすると、簡単に言うと、定年退職の前にやめた方の割増金という言い方は、勧奨なり何になりで。その分がこの補正で余計につけるということになったということで解釈してよろしいですか。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  小峯総務課長。
○小峯光好総務課長 そのとおりでございます。普通退職以外の退職で2名ほどやめておりますので、町のほうの勧奨退職ということでやめておりますので、それによった退職の手当の分ということでご理解いただければと思います。
○6番 野口守隆議員 わかりました。
○笹沼和利議長 よろしいですか。
  では、第2点、20ページのところで学校管理費、答弁願います。
  長島教育総務課長。
○長島富央教育総務課長 それでは、野口議員のご質問にお答えしたいと思います。
  確かに原発問題等、今騒がれている中でエアコン設置というのはタイミングが悪いんじゃないかというようなお話かと思いますけれども、学校の現状を見ますと、震災を受けまして各学校非常に節電の意識は高まっております。前年度比較しましても、この夏場だけでも各校10%以上の節電をやっております。学校によっては生徒会が中心になって、そういったエコ活動をするということで、月によっては20%を超えて30%近くの節電をやっている学校もあります。そういった意識の中で設置するんであれば、かなり子供たちにもその辺は理解してもらえるのかなというふうに考えております。
  ですから、先ほども申し上げたとおり、無駄な使用方法等がないようにこちらでも基準は十分つくっておきますし、逆に心配しているのは、ときがわの子供たちは非常に素直で純朴でいい子が多いので、そういったことが余りに強く出過ぎて、設置しているにもかかわらずスイッチを入れるのがどうなんだろうと思ってしまうようになっても、また逆に困るのかなというぐらいの部分もありますので、その辺を踏まえて適正な使用方法によってエコ活動につなげていけたらというふうには考えております。
  また、その一環として、グリーンカーテンについても、これについても各学校、規模の大小ありますけれども、現在も取り組んでおります。一番大々的にやっているのは都幾川中学校ということで、かなり日陰をつくることによって、部活動等で疲れた子たちがその木陰に入って涼を得ているというような報告は聞いていますし、非常に見た目もさわやかですし、効果はあるのかなというふうに考えておりますけれども、10度下がったという事例については、こちらもちょっと調べてみたんですけれども、なかなかそこには行き着かなかったんですけれども、何らかの効果はあるのかなというふうには考えておりますが、それにしても、それを超えるだけの暑さが現状ではあるということで、今後も引き続いてそういった取り組みはしていくつもりではおりますけれども、あわせてエアコンの設備というふうに考えてい ただけたらありがたいかなというふうに思っております。
 以上です。
○笹沼和利議長 6番、野口議員。
○6番 野口守隆議員 私も岩田議員と同じなんですが、是非、まだ来年の夏場もあるわけですから、再検討なり、あるいは必要最小限に入れてもらうように要望します。
  結構です。
○笹沼和利議長 よろしいですか。
  では、最後の質問は24ページのところで職員について答弁願います。
  小峯総務課長。
○小峯光好総務課長 野口議員のご質問にお答えいたします。
  職員数全体の職員数が何人かということでよろしいんでしょうか。こちらの給与費明細の職員数の欄にございます数字につきましては、教育長が入った数字になっております。現在の職員数でございますけれども、この表の、昨年の改正前の133のときに140、これは浄化槽で2名、それから水道で7名、それから社協へ2名派遣しております。それからシルバーへ1名、それでいきますと145名でございました。それと同じ形で計算をしますと146という形になると思います。
  よろしいでしょうか。
○笹沼和利議長 6番、野口議員。
○6番 野口守隆議員 そうすると、これは146名ということなんですが、私もよくわからないんですが、これ。その意味ある程度職員は減っているんでしょうか、それともふえているんでしょうか。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  小峯総務課長。
○小峯光好総務課長 それではお答えします。
  職員の定員につきましては、定員適正化計画に基づきまして採用等行っている状況でございます。その中では、事業等が非常に合併後多いということで、人数のほうを減らさないで来るということで、145で保持してきていると思います。1名、今回この中で比較で1名ふえているんですが、これにつきましては、衛生組合のほうに派遣になった職員が戻ってきております。そういった形で、きょうも採用職員7名ということで、7名退職しまして7名採用という形なんですが、1名派遣から戻ってきているということで1名増という形になって おります。今後、25年からさらに定員適正化計画についての見直しを行っていくわけですけれども、その辺の財政事情とかいろいろな関係を加味する中、あるいは事業等の増減につきまして、細部を検討する中で定員適正化計画につきましても検討してまいりたいというふうに考えております。
○6番 野口守隆議員 わかりました。
○笹沼和利議長 よろしいでしょうか。
  ほかに質疑ございますか。
  10番、野原兼男議員。
○10番 野原兼男議員 10番、野原です。
  非常にしつこいようでございますけれども、20ページのこの空調関係について、もう1度確認をさせていただきたいと思います。
  今いろいろ岩田議員、野口議員等の質問でいろいろ答弁いただいておりますけれども、そういった中で、今後もそういった緑のカーテンとかの取り組み等で節電対策に取り組んでいくというようなことでございます。是非ですね、これについてはエアコンを設置したから、じゃ緑のそういったカーテン等の取り組みをやめるとかそういうんじゃなくて、やはり緑のカーテンがあれば、その分またエアコンをつけても節電に十分寄与するわけでございますから、そういった取り組みをまず積極的に進めていただくこと。それから、先ほど述べました自然エネルギーの活用ですね。これについても積極的に検討をしていただきたい、今後。
  それとあと、この資料を見ますと67教室に5校で設置するということでございますけれども、冬については多分今まではストーブか何かやっていたんだと思うんですけれども、このストーブの処分については今後どうされるのか。この辺についてお伺いできればと思います。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  長島教育総務課長。
○長島富央教育総務課長 ご質問にお答えいたしたいと思います。
  まず、緑のカーテンにつきましては、先ほども申し上げたとおり、それによってエアコンの少しでも節電につながればということで、引き続きやっていければというふうに考えておりますし、学校のほうにもそういうふうに働きかけてまいりたいと思います。額は、この緑のカーテンについては特色ある学校づくり予算で対応しておりまして、都幾中についてはそのかなりの額をここにつぎ込んでいる状態です。ですから、今後もこの特色ある学校づくり予算をうまく活用することによって続けていけるかなと思いますので、今後ともまたよろし くお願いしたいと思います。
  それから、自然エネルギーについては、先ほど教育長が答弁しましたとおり、今後検討課題ということになるかと思いますので、ご理解いただければというふうに思います。
  それから、冬場のストーブにつきましては、エネルギー効率等を考えまして、ストーブのほうが有効であるということであれば、ストーブのほうを中心に使っていくような形になるかと思いますので、その辺で、どれが一番いい使用方法なのかということを今後検討してまいりたいと思います。
  以上です。
○笹沼和利議長 10番、野原兼男議員。
○10番 野原兼男議員 そうしますと、いろいろこれからの研究課題ということで、今年度はストーブの処分はなしということで、両方で試験的にやるということで理解してよろしいわけですか。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  長島教育総務課長。
○長島富央教育総務課長 ストーブをすぐに処分するということはありません。
○笹沼和利議長 よろしいですか。
○10番 野原兼男議員 はい。
○笹沼和利議長 ほかに質疑ございませんか。
  9番、鳥越議員。
○9番 鳥越準司議員 9番、鳥越でございます。2つばかりご質問させていただきたいと思います。
  まず、15、16ページの玉川保育園の職員の人件費と平保育園の職員の人件費でございますけれども、両者合わせて約550万の減額になっているんですが、保育園の職員の人件費となりますと、保育士さんの人件費だと思うんですが、これはいわゆるメンバーが交代されてこれだけの減額になるのかどうか。つまり、平の方が玉川へ来れば、ふえるか減るか、プラス・マイナスどっちかになると思うんですが、退職ですとあれですよね、もう昨年なり当初の予算のものに含めているんじゃないかというふうに考えるんですが、その辺は今回の補正でもって対処するわけですか。それをご返答いただきます。
  続きまして、21、22ページなんですが、先ほど質問がございました文化財のデジタル化、民具のデジタル化ということでございましたけれども、急遽ついた予算だというふうにお聞 きましたけれども、この民具は大体、数多くちょっと、以前拝見したんですが、結構な数だと思うんですが、どの程度の点数、いわゆる民具の点数ですね、ございまして、1点当たりどういう形でもってデジタル化していくのか。それと、今後このデジタル化したものを、いつもの質問なんですが、これは著作権とかその辺の関係ございませんので、ホームページなり、今後いわゆる広報なり公表をしていっていただけるものなのかどうか、その辺をお聞きしたいと思います。
○笹沼和利議長 では、まず第1点について答弁願います。
  小峯総務課長。
○小峯光好総務課長 それでは、鳥越議員のご質問にお答えいたします。
  ページでいきますと15ページになるかと思います。玉川保育園、それから平保育園の人件費でマイナスの分があるということで、それはどういうわけかということでよろしいでしょうか。
  これにつきましては、きょうの新規採用職員の紹介の中にも、保育園の保育士が2名おりまして、新規採用職員で2名採用しております。やめた職員が主査級、主任級でおりまして、それの入れかえという形になります。そういったことで、給与の高い職員がやめて新規採用職員で採用したということで、そのために減額になっております。
  当初の予算のときにつきましては、やめる職員をそのまま残してですね、給与のほうを残してございます。それで予算計上させていただいておりますので、この6月のときに組み替えをさせていただくということでお願いするわけでございます。よろしくお願いします。
○笹沼和利議長 よろしいですか。
  では、続きまして、21ページのところの文化財資料デジタル化について答弁願います。
  柴崎生涯学習課長。
○柴崎秀雄生涯学習課長 それでは、お答えをいたします。
  まず、民具等何点かということでございますが、360点でございます。
  1点当たりどのようなデジタル化をということでございますけれども、まず最初に実測をいたしまして、それを図面にします。その図面をトレースしましてデジタルデータとして入力をいたします。それからまた、記録用の撮影ということで、こちらもカメラで撮影をしてまいります。そういったデジタル化したもの360点ございますけれども、これを目録を作成をいたします。そういったものを今後ホームページ等で公開していければというふうに考えております。
  以上です。
○笹沼和利議長 9番、鳥越議員。
○9番 鳥越準司議員 多分非常に細かい作業になると思うんですが、この作業の工程予定ですね、大体いつごろから始まっていつごろに終了するのか、その辺がわかればお知らせいただきたいと思います。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  柴崎生涯学習課長。
○柴崎秀雄生涯学習課長 それでは、お答え申し上げます。
  今現在の予定ということでお願いいたします。
  まず、できればですけれども、7月1日から12月28日、年内ということで、前期分としてまず実測を考えております。それから、後期分として、トレースのほうですけれども、これを、実測と重複する期間もありますけれども、10月中ごろから3月の中ごろ、来年の3月の中ごろということで考えております。
  以上です。
○9番 鳥越準司議員 結構です。
○笹沼和利議長 よろしいですか。
  ほかに質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○笹沼和利議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○笹沼和利議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○笹沼和利議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第38号 平成24年度ときがわ町一般会計補正予算(第1号)を採決いたします。
  本案は原案のとおり補正予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○笹沼和利議長 起立全員であります。
  よって、議案第38号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第39号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○笹沼和利議長 日程第14、議案第39号 平成24年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○岡野吉男議会事務局長 朗読いたします。
  議案第39号 平成24年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計補正予算(第1号)。
  平成24年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。
  歳入歳出予算の補正。
  第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,036万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億5,891万円とする。
  第1条第2項及び第2条についてはごらんのとおりです。
  平成24年6月5日提出、ときがわ町長、関口定男。
  以上です。
○笹沼和利議長 ご苦労さまでした。
  提案者から提案理由の説明を求めます。
  関口町長、お願いいたします。
○関口定男町長 それでは、議案第39号 平成24年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計補正予算(第1号)について提案理由を申し上げます。
  歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,036万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億5,891万円とするものであります。
  細部につきましては環境課長から説明を申し上げます。
○笹沼和利議長 ご苦労さまでした。
  続いて細部説明を求めます。
  岩田環境課長、お願いいたします。
○岩田功夫環境課長 それでは、議案第39号 平成24年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別 会計補正予算(第1号)の細部説明をさせていただきます。
  このたびの補正は、歳入においては国庫補助金の補助率引き上げによる増額、歳出では、職員の異動による給与費の減額、本庁舎及び玉川公民館への設置の追加を受けた整備事業費の増額が主なものであります。
  1ページ、2ページをお願いいたします。
  第1表歳入歳出予算補正です。歳入歳出合計欄をごらんいただきたいと思いますが、歳入歳出それぞれ1,036万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ1億5,891万円にするものであります。
  3ページをお願いいたします。
  第2表地方債補正であります。補正前の限度額4,150万円を900万円減額し、補正後の限度額を3,250万円に変更するものであります。
  7ページ、8ページをお願いいたします。
  事項別明細書となっております。
  2、歳入、1款分担金及び負担金でありますが、410万円を追加し、1,194万2,000円とするものです。本庁舎への浄化槽25人槽、玉川公民館への浄化槽50人槽、各1基の設置を受けた分担金であります。
  3款国庫支出金でありますが、1,570万8,000円を増額し、4,038万3,000円とするものです。主な増加要因は、既決設置予定基数70基に係る国庫補助金につきまして、低炭素社会対応型浄化槽集中整備事業の採択を受けた内示により、補助率3分の1が2分の1に引き上げられたことによるものです。
  8款町債につきましては900万円を減額とするもので、国庫補助金の増額を受けた減額であります。
  9ページ、10ページをお願いいたします。
  歳出であります。
  3款施設整備費、浄化槽整備事業につきまして1,096万5,000円を増額し、9,375万6,000円とするものであります。15節工事請負費を645万円、16節原材料費、浄化槽本体購入費につきまして451万5,000円を増額するものです。本庁舎、玉川公民館への整備事業費の追加であります。
  11ページにつきましては、補正予算、給与費明細書となっております。ごらんいただきたいと存じます。
  以上で細部説明を終わらせていただきます。よろしくお願いいたします。
○笹沼和利議長 ご苦労さまです。
  これより議案第39号 平成24年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計補正予算(第1号)の質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○笹沼和利議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○笹沼和利議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○笹沼和利議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第39号 平成24年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計補正予算(第1号)を採決いたします。
  本案は原案のとおり補正予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○笹沼和利議長 起立全員であります。
  よって、議案第39号は原案のとおり可決されました。
  ここで、先ほど議案第36号 明覚小学校屋内運動場耐震補強及び大規模改造工事の契約締結について、長島教育総務課長から質疑についての答弁をしたいとの申し出がありましたので、これを許可いたします。
  長島教育総務課長、お願いいたします。
○長島富央教育総務課長 議長のお許しを得ましたので、先ほどの議案第36号の鳥越議員に対する私の答弁について、訂正をさせていただければと思います。
  先ほどのご質問の中で、補助金等の額が、契約額が下がったことによって変わることはないのかというご質問に対しまして、こちらの決定のほうが先に出ているので、変わることはありませんというふうにお答えしたんですけれども、確かに時期的には2月の段階で決定は しておるんですけれども、これは決定というよりも内定ということで、その後確認をしましたところ、この契約額によって変わるんではなくて、工事の場所の面積と補助単価から算出しているということで、直接契約額等は影響しないんですけれども、工事内容をこの先進めていく中で精査していくことによって若干変更する可能性もあるということです。ただ、額としますと、変わってもそんな大きな額ではないであろうということなんですけれども、変わらないということではなくて、変わる可能性も若干あるということで訂正させていただければというふうに思いますので、よろしくお願いします。
○笹沼和利議長 9番、鳥越議員、よろしいですか。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第40号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○笹沼和利議長 では、続きまして、日程第15、議案第40号 平成24年度ときがわ町水道事業会計補正予算(第1号)を議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○岡野吉男議会事務局長 朗読いたします。
  議案第40号 平成24年度ときがわ町水道事業会計補正予算(第1号)。
  これにつきましては、概要説明をさせていただきます。
  第2条の収益的収入及び支出をごらんいただきたいと思います。
  第1款事業費、補正予定額マイナス5,000円、合計3億520万1,000円です。
  続いて、第3条の資本的収入及び支出関係です。
  下の第1款資本的支出の欄をごらんください。補正予定額600万円、計2億1,752万円です。
  以上、その他はごらんのとおりでございます。
  平成24年6月5日提出、ときがわ町長、関口定男。
  以上でございます。
○笹沼和利議長 ご苦労さまでした。
  提案者から提案理由の説明を求めます。
  関口町長、お願いいたします。
○関口定男町長 それでは、議案第40号 平成24年度ときがわ町水道事業会計補正予算(第1号)について提案理由を申し上げます。
  第3条予算及び第4条予算の過不足等により補正の必要が生じたので、地方自治法第218条第1項の規定により、本案を提出するものであります。
  細部につきましては水道課長から説明を申し上げます。
○笹沼和利議長 ご苦労さまでした。
  続いて細部説明を求めます。
  中藤水道課長、お願いいたします。
○中藤和重水道課長 議案第40号 平成24年度ときがわ町水道事業会計補正予算(第1号)について細部説明いたします。
  今回の補正につきましては、予算第3条の収益的支出を5,000円の減、予算第4条、資本的支出を600万円増額補正するものでございます。
  細部につきましては、12ページ以降でご説明いたします。12ページ、13ページをお開きください。
  右側、13ページの備考欄を中心にご説明いたします。
  これは、3条の収益的支出を補正するものですが、主に人事異動に伴います増減でございます。
  備考欄の一番下、消費税及び地方消費税納税額28万8,000円の減ですが、次ページでご説明いたします4条支出のいわゆる課税支出増加に伴います減であります。
  左側、12ページ、支出合計の補正額のところを見ていただきたいんですが、5,000円減額の3億520万1,000円とするものであります。
  続きまして、14ページ、15ページをお開きください。
  右側、15ページの備考欄ですが、単独工事2件ということですが、1件は県道西平小川線、配水管の布設がえの工事です。これは現在ヤマザキデイリー、昔はセブンイレブンがあったところですが、そこの道を小川に向かったところの県道の改良工事に伴いまして、配水管を布設がえをするものです。金額は380万円。もう1件が大字田中配水管布設工事ということで、第二庁舎の道路の向こう側に空き地があるんですが、その空き地の前面の県道に配水管を布設するというものであります。220万円。
  左側、14ページの支出合計欄の補正額をごらんいただきたいんですが、600万円増額いたしまして2億1,752万円とするものでございます。
  以上で細部説明を終わります。
○笹沼和利議長 ご苦労さまです。
  これより議案第40号 平成24年度ときがわ町水道事業会計補正予算(第1号)の質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○笹沼和利議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○笹沼和利議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○笹沼和利議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第40号 平成24年度ときがわ町水道事業会計補正予算(第1号)を採決いたします。
  本案は原案のとおり補正予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○笹沼和利議長 起立全員であります。
  よって、議案第40号は原案のとおり可決されました。
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   ◎延会について
○笹沼和利議長 お諮りいたします。本日の会議はこの程度にとどめ延会したいと思います。
  これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○笹沼和利議長 異議なしと認めます。
  よって、本日はこれをもちまして延会することに決定しました。
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   ◎延会の宣告
○笹沼和利議長 大変ご苦労さまでした。
                                (午後 3時31分)