ときがわ町告示第78号

 平成24年第3回ときがわ町議会定例会を次のとおり招集する。

  平成24年8月27日

                        ときがわ町長  関  口  定  男

                    記

 1 期  日  平成24年9月4日(火)


 2 場  所  ときがわ町議会議場
                ○応招・不応招議員

応招議員(13名)
     1番  岡 野 政 彦 議員     2番  小 島   浩 議員
     3番  小輪瀬 英 一 議員     4番  瓜 田   清 議員
     5番  前 田   栄 議員     6番  野 口 守 隆 議員
     7番  小 宮   正 議員     8番  野 原 和 夫 議員
     9番  鳥 越 準 司 議員    10番  野 原 兼 男 議員
    11番  笹 沼 和 利 議員    12番  増 田 和 代 議員
    13番  岩 田 鑑 郎 議員

不応招議員(なし)

            平成24年第3回ときがわ町議会定例会

議 事 日 程(第1号)

                            平成24年9月4日(火)  
                            午前9時30分開会     
      開会及び開議の宣告
日程第 1 会議録署名議員の指名
日程第 2 会期の決定について
日程第 3 諸報告
日程第 4 報告第 2号 平成23年度ときがわ町決算に基づく健全化判断比率の報告につ
             いて
日程第 5 報告第 3号 平成23年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づ
             く資金不足比率の報告について
日程第 6 報告第 4号 平成23年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率
             の報告について
日程第 7 認定第 1号 平成23年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定について
日程第 8 認定第 2号 平成23年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定
             について
日程第 9 認定第 3号 平成23年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認
             定について
日程第10 認定第 4号 平成23年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算認定につ
             いて
日程第11 認定第 5号 平成23年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決
             算認定について
日程第12 認定第 6号 平成23年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算
             認定について
日程第13 認定第 7号 平成23年度ときがわ町水道事業会計決算認定について
日程第14 議案第41号 ときがわ町職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部改
             正について
日程第15 議案第42号 ときがわ町国民健康保険税条例の一部改正について
日程第16 議案第43号 平成24年度ときがわ町一般会計補正予算(第2号)
日程第17 議案第44号 平成24年度ときがわ町国民健康保険特別会計補正予算(第1
             号)
日程第18 議案第45号 平成24年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1
             号)
日程第19 議案第46号 平成24年度ときがわ町介護保険特別会計補正予算(第1号)
日程第20 議案第47号 平成24年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計補正予算
             (第2号)
日程第21 議案第48号 平成24年度ときがわ町水道事業会計補正予算(第2号)
日程第22 議員派遣について
日程第23 一般質問
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出席議員(13名)
     1番  岡 野 政 彦 議員     2番  小 島   浩 議員
     3番  小輪瀬 英 一 議員     4番  瓜 田   清 議員
     5番  前 田   栄 議員     6番  野 口 守 隆 議員
     7番  小 宮   正 議員     8番  野 原 和 夫 議員
     9番  鳥 越 準 司 議員    10番  野 原 兼 男 議員
    11番  笹 沼 和 利 議員    12番  増 田 和 代 議員
    13番  岩 田 鑑 郎 議員
欠席議員(なし)
地方自治法第121条により、今定例会に説明のため出席する者及び同委任を受けた者の職氏名
町長
関 口 定 男 
副町長
野 尻 一 敏 
総務課長
小 峯 光 好 
企画財政課長
久 保   均 
税務課長
小 島   昇 
町民課長
桑 原 和 一 
福祉課長
大 島 武 志 
環境課長
岩 田 功 夫 
会計管理者兼
会計室長
岡 本 純 一 
産業観光課長
山 崎 政 明 
建設課長
内 室 睦 夫 
水道課長
中 藤 和 重 
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教育長
舩 戸 裕 行 
教育総務課長
長 島 富 央 
生涯学習課長
柴 崎 秀 雄 
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代表監査委員
田 中 正 直 
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議会事務局長
岡 野 吉 男 
書記
荻 野   実 
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   ◎開会及び開議の宣告
○笹沼和利議長 皆さん、おはようございます。大変ご苦労さまです。
  ただいまの出席議員は13名でありますので、定足数に達しております。
  これより平成24年第3回ときがわ町議会定例会を開会いたします。
  直ちに本日の会議を開きます。
                                (午前 9時30分)
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   ◎議事日程の報告
○笹沼和利議長 本日の議事日程を報告いたします。
  議事日程は、配付したとおりであります。
  議会事務局長に朗読させます。
○岡野吉男議会事務局長 それでは、朗読いたします。
  議事日程表をごらんいただきたいと思います。
  平成24年第3回ときがわ町議会定例会議事日程(第1号)。平成24年9月4日、午前9時30分開会。
  日程、議案番号、件名、開会及び開議の宣告。日程第1、会議録署名議員の指名。日程第2、会期の決定について。日程第3、諸報告。日程第4、報告第2号 平成23年度ときがわ町決算に基づく健全化判断比率の報告について。日程第5、報告第3号 平成23年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づく資金不足比率の報告について。日程第6、報告第4号 平成23年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率の報告について。日程第7、認定第1号 平成23年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定について。日程第8、認定第2号 平成23年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について。ページをおめくりください。日程第9、認定第3号 平成23年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について。日程第10、認定第4号 平成23年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算認定について。日程第11、認定第5号 平成23年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算認定について。日程第12、認定第6号 平成23年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算認定について。日程第13、認定第7号 平成23年度ときがわ町水道事業会計決算認定について。日程第14、議案第41号 ときがわ町職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部改正について。日程第15、議案第42号 と きがわ町国民健康保険税条例の一部改正について。日程第16、議案第43号 平成24年度ときがわ町一般会計補正予算(第2号)。日程第17、議案第44号 平成24年度ときがわ町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)。日程第18、議案第45号 平成24年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)。日程第19、議案第46号 平成24年度ときがわ町介護保険特別会計補正予算(第1号)。日程第20、議案第47号 平成24年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計補正予算(第2号)。日程第21、議案第48号 平成24年度ときがわ町水道事業会計補正予算(第2号)。日程第22、議員派遣について。日程第23、一般質問。
  以上でございます。
○笹沼和利議長 ご苦労さまでした。
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   ◎会議録署名議員の指名
○笹沼和利議長 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
  会議規則第120条の規定により、5番、前田栄議員、6番、野口守隆議員、以上の2名を本会期中の会議録署名議員に指名いたします。
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   ◎会期の決定について
○笹沼和利議長 日程第2、会期の決定についてを議題といたします。
  議会運営委員長の報告を求めます。
  小宮正委員長、お願いいたします。
○小宮 正議会運営委員長 皆さん、おはようございます。
  会期の決定について、議会運営委員会の報告をいたします。
  平成24年第3回定例会における会期及び日程等につきまして調整を図るため、去る8月27日午前10時から、役場第二庁舎3階協議会室におきまして議会運営委員会を開催いたしました。委員は、欠席1名を除く委員5名の出席と、議長、町長、副町長、総務課長、議会事務局長、書記の出席をいただきまして、平成24年第3回定例会に提出される議案等について説明を求め、会期について協議を行いました。
  その結果、平成24年第3回定例会は、本日9月4日から9月14日までの11日間とすることに決定いたしました。
  会期中の予定につきましては、会期予定表をごらんいただきたいと思います。
  本日9月4日は、午前9時30分からの本会議の開催となっております。議案等の審議を行 います。続けて9月5日及び6日も午前9時30分から本会議を開催いたします。議案審議等を行います。9月7日は午前9時30分から文教厚生常任委員会を予定しております。9月8日及び9月9日は休会でございます。来週月曜日の9月10日は午前9時30分から総務産業建設常任委員会を、午後1時30分から議会運営委員会を予定しております。9月11日は休会でございます。続く9月12日及び13日は午前9時30分から本会議を開催いたします。一般質問を予定しております。一般質問は、9月12日が、通告者1番、瓜田清議員から通告者5番、岡野政彦議員まで、9月13日が、通告者6番、岩田鑑郎議員から通告者7番、小輪瀬英一議員まででございます。9月14日は予備日といたしております。
  以上、議会運営委員会の報告を終わります。
○笹沼和利議長 ご苦労さまでした。
  お諮りいたします。本定例会の会期は、委員長の報告のとおり本日9月4日から9月14日までの11日間といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○笹沼和利議長 異議なしと認めます。
  よって、本定例会の会期は11日間と決定いたしました。
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   ◎諸報告
○笹沼和利議長 日程第3、諸報告を行います。
  地方自治法第121条の規定により、本定例会に説明のため出席する者及び同委任を受けた者の職氏名は、別紙配付したとおりでありますので、ご了承願います。
  また、今回は決算認定等のため田中正直代表監査委員に出席をいただいておりますので、ご了承願います。
  次に、監査委員から、平成24年6月から平成24年8月までの月例出納検査の報告がありました。お手元に配付しておきましたのでごらんいただきたいと存じます。
  なお、詳細につきましては、議会事務局にありますので、ごらんいただきたいと存じます。
  次に、地方自治法第122条の規定により、事務に関する説明書が提出されておりますので、ごらんいただきたいと存じます。
  次に、郵送により陳情書及び要望書が2件提出されております。コピーを配付してありますので、ごらんいただきたいと存じます。
  続いて、一部事務組合における議会報告を行います。
  初めに、小川地区衛生組合議会の報告を求めます。
  野原和夫議員、お願いいたします。
○8番 野原和夫議員 おはようございます。8番、野原和夫です。
  小川地区衛生組合議会の報告をします。
  平成24年8月17日、第2回定例議会が開かれ、管理者提出議案2件提出され、全会一致で可決されました。
  内容としまして、議案第6号 平成24年小川地区衛生組合一般会計補正予算(第1号)であります。歳入歳出それぞれ6,034万4,000円追加し、13億7,807万7,000円とするものです。歳入においては繰越金の増額であります。歳出では、総務管理費、空気余熱器5万円でございます。
  議案第7号においては、平成23年度小川地区衛生組合一般会計歳入歳出決算の認定でございます。歳入総額13億7,199万8,000円に対し、歳出総額12億6,165万4,000円でした。歳入歳出差引額1億1,034万4,000円であり、執行率は92.7%です。また、財産については、購入財産、土地及び建物については変動なしでございました。
  以上で報告とします。
○笹沼和利議長 ご苦労さまでした。
  次に、比企広域市町村圏組合議会の報告を求めます。
  瓜田清議員、お願いいたします。
○4番 瓜田 清議員 4番、瓜田清です。
  比企広域市町村圏組合議会の報告をさせていただきます。
  第2回の議会で、8月20日、議会が行われました。その前に6日に説明会が行われ、その6日の日に、新しくできる小川町の消防署というんですかに、説明を受けながらちょっと見学をさせていただきました。
  では、報告させてもらいます。報告が1件、議案が13件ありました。一応補正予算のものです。一応全部可決ということで終了しております。
  以上です。
○笹沼和利議長 ご苦労さまでした。
  次に、町長からあいさつを兼ねて行政報告を行いたいとの申し出がありますので、これを許可いたします。
  関口町長、お願いいたします。
○関口定男町長 皆さん、どうもおはようございます。
  議長のお許しをいただきましたので、ごあいさつを兼ねまして行政報告を申し上げます。
  本日は、平成24年第3回ときがわ町議会定例会を招集申し上げましたところ、議員各位におかれましてはご多忙のところご出席いただきまして、会議を開催できますことに心から厚く御礼を申し上げます。
  また、日ごろからときがわ町の発展のために議員の皆様に深いご理解とご協力をいただきまして、順調に事業が推移しておりますことに対しましても、重ねて感謝を申し上げたいと思います。
  さて、9月になっても残暑が厳しい日々が続いております。皆様におかれましては、熱中症等には十分ご注意をしていただきたいと思います。
  また、近年の異常気象により7月11日から14日にかけて発生した九州北部豪雨、8月18日に発生した京都府南部豪雨により、河川のはんらん、土砂災害等で多くの生命、財産が被害を受けました。
  ときがわ町といたしましては、住民の生命、身体、財産を自然災害から守るため、関係機関と連携し、防災対策の充実を図り、町民の皆様が安心して生活できるまちづくりを行ってまいりたいと考えております。
  さて、本日ご提案申し上げます議案につきましては、決算に基づく健全化判断比率報告1件、資金不足比率報告2件、一般会計を初め各特別会計、企業会計決算認定7件、条例の一部改正2件、一般会計補正予算を初め各特別会計、企業会計補正予算6件であります。各議案ともその都度提案理由のご説明を申し上げますので、ご議決いただきますようお願い申し上げたいと思います。
  次に、平成24年度における事業の執行状況につきましてご報告申し上げます。
  まず、総務課関係について申し上げます。
  工事関係では、大附中央会館改築工事につきまして、計画どおり順調に進んでおります。完成は、来年2月下旬を予定しているところであります。地元の区長さんを初め、建設委員の皆様のご協力に感謝を申し上げます。改築される大附中央会館が地域のコミュニティーの拠点として大いに活用されることを期待しているところでもあります。
  次に、昨年度から引き続き実施しております防災行政無線設置固定系設置工事でありますけれども、スピーカーの柱の設置場所も確定しつつ、作業は順調に進んでおります。来年4月には、ときがわ町全町におきまして防災行政無線放送が実施されます。災害時の重要な情 報伝達を一斉に行うことができます。町民の皆様が安心して暮らせる安全なまちづくりの1つとなることと考えております。
  続きまして、企画財政課関係について申し上げます。
  空き家バンク制度についてでありますけれども、3月末に制度が発足いたしまして、5月に空き家バンクへの登録募集を開始したところであります。現在までに利用登録数が9件であります。これに対しまして、空き家登録数が1件と、登録された空き家の数が少ない状況にあります。これまで広報紙やホームページなどによる呼びかけ、空き家と思われる家へのリーフレットの配布、さらに不動産業界への協力要請など空き家確保について努めてまいりましたが、思うように空き家登録数がふえていないのが現状であります。
  なお、空き家の利用登録をされた方は、子供がいる若い世代が多く、優良な空き家が登録されれば、町の少子高齢化の緩和にもつながるものと考えられます。
  引き続き、空き家所有者、この皆様への働きかけを行ってまいりたいと考えておりますけれども、議員の皆様にも、この空き家の関係につきましてぜひご協力をお願いしたいと思っておりますので、よろしくお願いしたいと思っております。
  続きまして、税務課関係について申し上げます。
  課税関係につきましては、6月に個人町県民税の普通徴収による納税通知書、7月に国民健康保険税の納税通知書を、対象者の皆様へお送りいたしました。収納関係につきましては、依然として景気が上向きにならず、厳しい収納環境が続いておりますが、平成23年度決算においても、現年課税分については納税者の皆様のご理解のもと、国民健康保険税を含めた全税目の収納率が前年を上回るものとなりました。
  今後も、滞納者に対しまして各税目の督促状の送付を初め、催告、納税相談、臨宅徴収等の徴収対策業務を日々重ね、徴収率の向上を目指して鋭意努めてまいりたいと考えております。
  続きまして、町民課関係について申し上げます。
  町民課関係では、7月9日に改正住民基本台帳法が施行されまして、外国人住民が住民基本台帳法の適用対象に加えられ、本町では139名の外国人の方の住民票が作成されまして、日本人との混合世帯の場合でも、1通の住民票に世帯全員の記載が可能になりました。
  国民健康保険事業では、加入者を対象といたしました集団による特定健診、これを5月31日から5日間実施いたしました。受診者は798人ということであります。
  なお、集団健診未受診者におきましては、個別健診用の受診券を2,096件郵送し、特定健 診の制度の周知を図ったところであります。
  また、平成24年度から人間ドック助成事業の受診期間を通年に変更いたしまして、現在56名の助成券の申請があったところであります。
  保健センターでは、5月31日から国民健康保険加入者を対象に、集団での特定健診と同時に一般町民を対象にした20歳から39歳の若もの健診、75歳以上を対象にしたいきいき健診と胸部レントゲン検査、大腸がん検診、前立腺がん検診を5日間実施いたしました。
  健診にあわせて健康づくり開発事業の一環といたしまして、早稲田大学の竹中教授との協働事業で、健康づくりに関する意識づけの調査、また男女別に作成いたしましたニューズレターを配布いたしまして、スモールチェンジ活動の実践を促したところであります。
  また、希望者には認知症予防事業を行うなど、健診だけでなく健康づくりにも取り組んだところであります。
  5月からは、個別の胃がん、子宮がん、乳がん検診を、7月からは75歳以上の後期高齢者を対象に個別健診を始めたところであります。
  予防接種事業では、9月から実施されております不活化ポリオワクチンの円滑な導入に向けまして、比企管内市町村及び医師会と協議をしたところであります。地域包括支援センターでは、介護予防二次予防事業対策の対象者に、町内6会場での出張・健康体力づくり教室を開催いたしまして、163名が参加をいたしました。
  続きまして、福祉課関係について申し上げます。
  福祉課では、4月から開始いたしましたファミリーサポートセンター事業に、7月末現在で保育サービスを行うサポート会員が16名、利用会員が60名、計76名の登録をいただいたところであります。これまで、児童の送迎や利用会員宅での預かり、病児・病後児の保育などの利用をいただいているところであります。相互援助活動による子育て家庭の支援といたしまして、一定の成果を上げているものと考えているところであります。
  また、支え合う地域づくりを目指すための地域福祉計画の策定につきましては、現在、素案の審議を行っているところであります。10月には案を確定し、パブリックコメントを行いまして、計画を策定してまいります。
  続きまして、環境課について申し上げます。
  子供たちの内部被曝の防止と保護者の不安を払拭するため、給食に使われている食材に含まれる放射性物質の検査を行っているところであります。
  5月には、学校給食センターの食材から1キログラム当たり放射性ヨウ素131が2回、給 食の完成品から1回、5.21ベクレルを最高値として検出したほか、放射性セシウム134及び137の合計で9.16ベクレルを最高値として2回検出いたしましたが、一般食品の新規格の規格値100ベクレル、これを大きく下回っているところであります。失礼しました、新規格規制値ですね。この100ベクレルを大きく下回っているところでありますので、ご安心をいただきたいと思います。
  保育園の給食につきましては、玉川保育園、平保育園、はなぞの保育園のいずれも、放射性ヨウ素、放射性セシウム、これは不検出となっております。
  また、身近な食品に含まれる放射性物質の測定を希望される住民の要望にこたえるために、放射性物質濃度測定器の無料開放を6月1日から実施しているところであります。その利用状況は、6月が24人、7月が12人となっているところであります。
  次に、浄化槽設置管理事業につきましては、8月17日現在、申請受付数が25件、完成検査が12件、使用開始届け出が21件となっているところであります。
  今後も住民の皆様への事業の周知、啓発を行いながら、事業の円滑な実施に努めてまいりたいと考えております。
  続きまして、産業観光課関係について申し上げます。
  農業関係につきましては、4月から農地バンク制度がスタートいたしまして、貸し手の希望者が12名、面積は1.5ヘクタールであります。借り手としての希望者は、現在2名でありまして、既に0.2ヘクタールの契約が成立するという見込みになっているところであります。
  今後も引き続き農地バンク登録者の掘り起こしに取り組みまして、遊休農地の解消に努めてまいりたいと考えております。
  また、地域住民で組織されたときがわブルワリー工房が、ユズを原料としたジュースの生産を7月28日から開始いたしました。このことは、新たな特産品づくりでの取り組みとして大いに期待をしているところであります。
  また、林業関係では、竹笹、小さな雑木等の伐採を中心とした里山・平地林再生事業を町内29ヘクタールの山林を対象に実施することとなりました。
  今後もこの事業を活用し、森林の有する公益的機能の維持、増進を図ってまいりたいと考えております。
  商工観光につきましては、6月16、17日に、ときがわ花菖蒲まつりが開催されました。ことしは、10周年記念事業ということで特設ステージを設置いたしまして、町内の各種団体によるステージ発表が行われまして、2日間で町内外から約1万4,000人の来園者があったと ころであります。
  今後のイベントにつきましては、11月3日、4日に第7回木のくにときがわまつりが開催される予定でありまして、ときがわ町マスコットキャラクターのドームくんに引き続き、「のラビたん」の着ぐるみをお披露目する運びとなっております。
  続きまして、建設課関係について申し上げます。
  道路維持管理事業につきまして、本年の4月から7月までの間に区長要望が73件ありました。その要望事項の対応につきましては、現在、積極的に対応しているところであります。
  また、5月に発生した豪雨や6月の台風4号の影響で、倒木や土砂流出などの被害が発生いたしました。5月の豪雨におきましては、県土整備事務所により災害復旧途中であった坪ノ内橋上流の護岸のり面が流出する2次災害が発生したところであります。町で予定していた坪ノ内橋河床補修工事の進捗にも影響がありましたけれども、無事完了することができました。その他は大きな災害には至らず、現在はすべて復旧しているところであります。
  道路新設改良事業につきましては、予算計上しております3路線の発注準備を行っております。また、道路改良計画に必要な測量設計の2路線については、すべて既に発注し、早期完成に努めているところであります。
  橋梁新設改良事業につきましては、川北橋橋梁整備工事の橋げたの工場製作が進みまして、9月から現場で架設する運びとなっております。また、椚平地区の新屋橋橋梁整備工事につきましては、既に工事が完了いたしました。
  地籍調査事業では、7月から番場・関堀・田中地区におきまして、一筆地調査のための境界立ち会いを開始したところであります。
  また、東日本大震災の影響で工程がおくれてしまいました番匠地区の地籍調査結果の閲覧につきましては、8月2日に全部終了することができました。ご協力をいただきまして、まことにありがとうございました。
  水辺再生事業につきましては、7月に水辺再生100プラン事業が完了いたしました。
  現在は、川のまるごと再生プロジェクトを進めておりまして、地域の皆様の意見を計画に反映するため、地域部会の開催等に現在取り組んでいるところであります。
  続きまして、教育委員会、教育総務課関係について申し上げます。
  教育委員会活動では、月一度の定例教育委員会のほか、6月25日、また7月13日に教育委員の学校訪問等を実施いたしまして、管内の小中学校及び私立保育園の取り組みについて状況を視察したところであります。
  施設関係では、今年度予定していた工事が行われております。明覚小学校屋内運動場耐震補強及び大規模改造工事、この件に関しましては、現在、作業は工程表に基づきまして順調に進んでいるところであります。
  また、来年度施工予定の萩ヶ丘小学校屋内運動場耐震補強及び大規模改造工事に係る実施設計業務を委託しているところであります。
  さらに、本年の6月議会において議決をいただきました小中学校の空調機器設置工事設計業務を委託を開始したところであります。
  研修関係では、7月31日に小中学校の管理職を対象とした人権教育研修会を開催いたしました。大東文化大学との連携事業では、雨のため1校は実施できませんでしたが、町内2つの小学校で、現在水泳部に所属して活躍している大学生を招いての水泳指導を実施いたしました。直接大学生から指導を受けた児童は、技能の向上と泳ぐことの喜びを味わうことができたと思います。
  続きまして、生涯学習課関係について申し上げます。
  文化サークル活性化の新たな取り組みといたしまして、春の文化祭と位置づけ、第1回文化協会芸術祭を開催いたしました。開催期日は6月9日から17日までで、花菖蒲まつりと重なったことから、発表の部は花菖蒲まつり特設ステージで行いまして、来場した多くの皆様に日ごろの活動の成果を見ていただくことができました。
  7月中旬には、玉川公民館耐震補強及び大規模改修工事の仮囲いが設置され、安心して安全に利用いただける施設への改修工事が順調に進んでいるところであります。
  また、青少年の健全育成を目的に社会教育委員が中心となりまして、また民生委員・児童委員、青少年育成推進員、町内の小中学校の教職員の皆様のご協力をいただきまして、今年度も夏季パトロールを7月から8月にかけ計6回、夜8時から町内公共施設等を巡回していただきました。
  さらに、7月7日には、ソニックプライマリーコンサートを開催いたしました。ご来場いただきました皆様には、満席となった会場に流れる、日本フィルハーモニー交響楽団ピアノ六重奏による演奏を楽しんでいただいたところであります。
  社会体育関係では、5月から8月にかけて、第46回比企郡の郡民体育大会が郡内各町村で種目ごとに分散して開催されました。ときがわ町からも10種目に延べ228人の選手が町の代表として出場いたしまして、ソフトボール一般女子、ソフトテニス一般男子、ソフトテニス一般女子、卓球一般女子におきまして、見事優勝するなど、参加された各競技においてすば らしい活躍をしていただきました。
  また、6月3日には、ときがわ町体育協会を中心に各クラブ、サークルの皆さん245人の参加を得まして、玉川運動場及び本郷球場で早朝除草作業が行われました。年々参加者がふえておりまして、利用者のみずから施設の管理を行っていくという、こうした心が伝わってきております。大切にそういった施設を利用していただいていることに対しまして感謝を申し上げたいと思います。
  続きまして、水道課関係について申し上げます。
  水道課関連では、石綿セメント管更新事業につきまして、7月25日に一般競争入札を執行いたしまして契約を締結いたしました。年度内の竣工に向けて順調に進捗しているところであります。
  なお、日常業務おきましては、引き続き安心で安全な水の安定供給に努めてまいります。
  以上、主な事業につきまして行政報告をさせていただきました。
  結びになりますけれども、本日ご提案申し上げます各議案につきましては、慎重審議の上、ご議決いただきいますよう重ねてお願い申し上げまして、本定例会開会に当たりましてのごあいさつをさせていただきます。ありがとうございました。
○笹沼和利議長 ご苦労さまでした。
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   ◎議案の一括上程について
○笹沼和利議長 お諮りいたします。日程第4、報告第2号から日程第6、報告第4号までは、ともに地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づき算定された健全化判断比率及び資金不足比率の報告でございますので、一括議題にしたいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○笹沼和利議長 異議なしと認め、一括議題とさせていただきます。
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   ◎報告第2号〜報告第4号の上程、説明、質疑
○笹沼和利議長 日程第4、報告第2号 平成23年度ときがわ町決算に基づく健全化判断比率の報告について、日程第5、報告第3号 平成23年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づく資金不足比率の報告について、日程第6、報告第4号 平成23年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率の報告について、以上を一括議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○岡野吉男議会事務局長 それでは、議案について朗読いたします。
  報告第2号をお開きいただきたいと思います。
  報告第2号 平成23年度ときがわ町決算に基づく健全化判断比率の報告について。
  地方公共団体の財政の健全化に関する法律(平成19年法律第94号)第3条第1項の規定により、平成23年度ときがわ町決算に基づく健全化判断比率を別紙のとおり監査委員の意見を付けて報告する。
  平成24年9月4日提出、ときがわ町長、関口定男。
  続きまして、2枚めくっていただきまして、報告第3号をお願いたします。
  報告第3号 平成23年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づく資金不足比率の報告について。
  地方公共団体の財政健全化に関する法律(平成19年法律第94号)第22条第1項の規定により、平成23年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づく資金不足比率を、別紙のとおり監査委員の意見を付けて報告する。
  平成24年9月4日提出、ときがわ町長、関口定男。
  続きまして、2枚めくっていただきまして、報告第4号をお願いいたします。
  報告第4号 平成23年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率の報告について。
  地方公共団体の財政の健全化に関する法律(平成19年法律第94号)第22条第1項の規定により、平成23年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率を、別紙のとおり監査委員の意見を付けて報告する。
  平成24年9月4日提出、ときがわ町長、関口定男。
  以上でございます。
○笹沼和利議長 ご苦労さまでした。
  報告者から報告理由の説明を求めます。
  報告理由の説明につきましては、報告第2号 平成23年度ときがわ町決算に基づく健全化判断比率の報告についてから報告第4号 平成23年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率の報告についてまで、順次説明を求めます。
  関口町長、お願いたします。
○関口定男町長 それでは、報告第2号から報告第4号までの議案について、順次報告理由を 申し上げます。
  まず、報告第2号 平成23年度ときがわ町決算に基づく健全化判断比率の報告について申し上げます。
  地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づき、平成23年度決算に基づく健全化判断比率について報告するものでありまして、内容は実質赤字比率を初めとする4つの指標であります。
  細部につきましては、後ほど企画財政課長から説明を申し上げます。
  次に、報告第3号 平成23年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づく資金不足比率の報告について申し上げます。
  地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づき、平成23年度決算に基づく資金不足比率について報告するものであります。
  細部につきましては、環境課長からご説明申し上げます。
  次に、報告第4号 平成23年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率の報告について申し上げます。
  地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づき、平成23年度決算に基づく資金不足比率について報告するものであります。
  なお、この細部につきましては、水道課長からご説明申し上げます。
  以上3つの報告につきまして、監査委員の意見を付しましてご報告申し上げる次第であります。よろしくお願いいたします。
○笹沼和利議長 ご苦労さまでした。
  続いて、報告第2号 平成23年度ときがわ町決算に基づく健全化判断比率の報告について、細部説明を求めます。
  久保企画財政課長、お願いいたします。
○久保 均企画財政課長 それでは、報告第2号 平成23年度ときがわ町決算に基づく健全化判断比率の報告についての詳細説明をさせていただきます。
  それでは、1枚おめくりをいただきまして、1ページの報告書の表の部分をごらんいただきたいと思います。
  まず、実質赤字比率でございますが、この欄には数字が入ってございません。この比率は、実質赤字額の標準財政規模に対する割合を示すものでございますが、ときがわ町におきましては実質赤字が発生しておりませんので、この欄には数字が入ってこないというものでござ います。
  次に、連結実質赤字比率でございます。こちらの欄にも数字が入ってございません。この比率は、連結実質赤字額の標準財政規模等に対する割合を示すものでございますが、この連結実質赤字もときがわ町におきましては出ておりませんので、この欄にも数字が入ってこないというものでございます。
  次に、実質公債費比率でございますが、2.9%でございます。この比率は、地方債の元利償還金等の標準財政規模等に対する割合を示すもので、3カ年平均の数字をあらわしてございます。
  なお、この数値の算出に当たっては、特定財源や元利償還金等に係る基準財政需要額算入額は除かれております。
  この2.9%という数字につきましては、まだ確定をした、全国的に確定しているというものではございませんが、県内では恐らく第1位の数字、また全国でも上位に入るべき数字ではないかというふうに思っているところでございます。
  次に、将来負担比率でございますが、54.4%でございます。この比率は、将来負担額の標準財政規模等に対する割合を示すものでございます。
  なお、この数値の算出に当たっては、充当可能な基金額、特定財源の見込み額及び町債現在高等に係る基準財政需要額算入見込み額は除かれております。
  なお、各欄の括弧内の数値でございますが、早期健全化基準でございます。この数値を超えた自治体については、早期の健全化が必要な状況にあるという数字でございますが、ときがわ町におきましては、この数値を大きく下回っているという状況でございます。
  以上で細部説明を終わります。よろしくお願いいたします。
○笹沼和利議長 ご苦労さまでした。
  続いて、報告第3号 平成23年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づく資金不足比率の報告について、細部説明を求めます。
  岩田環境課長、お願いいたします。
○岩田功夫環境課長 それでは、報告第3号 平成23年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づく資金不足比率の報告について、細部説明をさせていただきます。
  議案書1枚おめくりいただきまして、平成23年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づく資金不足比率の報告書をごらんください。
  資金不足比率の表でありますが、浄化槽設置管理事業特別会計は、歳出額が歳入額を超え た決算となっていないことから、資金不足額は発生しておりません。したがいまして、資金不足比率は空欄とするものであります。
  続いて、備考欄の金額2,816万1,000円につきましては、資金不足比率の算定に用いた事業規模、23年度浄化槽使用料の収入金額2,816万1,000円であります。
  以上で細部説明を終わらせていただきます。よろしくお願いいたします。
○笹沼和利議長 ご苦労さまでした。
  続いて、報告第4号 平成23年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率の報告について、細部説明を求めます。
  中藤水道課長、お願いいたします。
○中藤和重水道課長 報告第4号 平成23年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率の報告について、細部説明申し上げます。
  まず1ページ、1枚めくっていただきまして、1ページの表をごらんください。
  表の資金不足比率の欄に数字が入っておりませんが、この資金不足比率の計算方法は、流動負債から流動資産を引いて、事業規模で割るというものです。ときがわ町の場合、実質的な赤字が出ておりませんので、この欄には数字が入っておりません。
  この欄、資金不足の欄に括弧で20%と書いてありますが、これは資金不足比率が20%を超えた場合には、早期の経営健全化が必要な公営企業として判断されるという基準になるものです。
  なお、備考欄に2億4,346万6,000円という数字が記入してありますが、これは先ほどご説明しましたときがわ町の事業規模の数値を示しているものです。
  以上で細部説明を終わります。
○笹沼和利議長 ご苦労さまでした。
  監査委員から、平成23年度決算に基づく財政健全化審査及び経営健全化審査意見書が提出されております。
  ここで監査委員から審査意見書の報告を求めます。
  田中代表監査委員、お願いいたします。
○田中正直代表監査委員 監査委員の田中でございます。よろしお願いいたします。
  それでは、平成23年度決算に基づく財政健全化審査及び経営健全化審査意見を述べさせていただきます。
  1ページ目をおめくりください。
  平成23年度決算に基づく財政健全化審査及び経営健全化審査意見書。
  第1、審査の対象、1、平成23年度ときがわ町決算に基づく健全化判断比率並びにその算定の基礎となる事項を記載した書類。
  2、平成23年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づく資金不足比率並びにその算定の基礎となる事項を記載した書類。
  3、平成23年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率並びにその算定の基礎となる事項を記載した書類。
  第2、審査の期間、平成24年8月17日の1日間。
  第3、審査の場所、ときがわ町就業改善センター2階就業改善相談室。
  第4、審査の方法、平成23年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率並びにその算定の基礎となる事項を記載した書類について、関係担当課長から説明を求め審査した。
  第5、審査の結果、(1)総括的意見。審査に付された健全化判断比率及び資金不足比率並びにその算定の基礎となる事項を記載した書類を審査した結果、適正に作成されているものと認められた。
  次のページをごらんください。
  平成23年度ときがわ町決算に基づく財政健全化審査意見書。
  1、審査の概要、この財政健全化審査は、町長から提出された健全化判断比率並びにその算定の基礎となる事項を記載した書類が適正に作成されているかどうかを主眼として実施した。
  2、審査の結果、(1)総合意見、審査に付された下記、健全化判断比率並びにその算定の基礎となる事項を記載した書類は、国の指導のもとにつくられたものであり、いずれも適正に作成されているものと認められる。下記の表のとおりでございます。
  なお、実質赤字比率、連結実質赤字比率については、実質赤字がないため、「−」と表示してございます。
  (2)個別意見、1、実質赤字比率について、平成23年度の一般会計等は、実質赤字になっていない。
  2、連結実質赤字比率について、平成23年度のすべての会計を合算した結果は、連結実質赤字になっていない。
  3、実質公債費比率について、平成23年度決算に基づく実質公債費比率は2.9%となっており、平成22年度と比較し、0.5%減少した。早期健全化基準の25%と比較すると、これを 下回り問題ない。
  4、将来負担率について、平成23年度決算に基づく将来負担率は54.4%となっており、平成22年度と比較し6.2ポイント上昇したが、早期健全化基準の350%と比較すると、これを下回り問題ない。要因は起債の増加等で、引き続き効率的な行財政運営を図るよう望む。
  (3)是正改善を要請する事項、特に指摘する事項はない。
  3ページにまいります。
  平成23年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づく経営健全化審査意見書。
  1、審査の概要、この経営健全化審査は、町長から提出された資金不足比率並びにその算定の基礎となる事項を記載した書類が適正に作成されているかどうかを主眼として実施した。
  2、審査の結果、1、総合意見、審査に付された下記資金不足比率並びにその算定の基礎となる事項を記載した書類は、国の指導をもとにつくられたものであり、いずれも適正に作成されているものと認められる。下記の表のとおりでございます。
  なお、資金不足比率については、資金不足額を生じていないため、「−」と表示してございます。
  (2)個別意見、1、資金不足比率について、平成23年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計は、資金不足額を生じておらず、良好な状態にあると認められる。
  (3)是正改善を要する事項、特に指摘するべき事項はない。
  次のページをお願いいたします。
  平成23年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく経営健全化審査意見書。
  1、審査の概要、この経営健全化審査は、町長から提出された資金不足比率並びにその算定の基礎となる事項を記載した書類が適正に作成されているかどうかを主眼として実施した。
  2、審査の結果、(1)総合意見、審査に付された下記資金不足比率並びにその算定の基礎となる事項を記載した書類は、国の指導をもとにつくられたものであり、いずれも適正に作成されているものと認められる。下記の表のとおりでございます。
  なお、資金不足比率については、資金不足額を生じていないため、「−」と表示されてございます。
  (2)個別意見、1、資金不足比率について、平成23年度ときがわ町水道事業会計は、資金不足額を生じておらず、良好な状態にあると認められる。
  (3)是正改善を要する事項、特に指摘すべき事項はない。
  以上、ご報告申し上げます。
○笹沼和利議長 ご苦労さまでした。
  暫時休憩いたします。
  再開を午前10時45分といたします。
                                (午前10時28分)
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○笹沼和利議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午前10時45分)
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○笹沼和利議長 これより日程第4、報告第2号 平成23年度ときがわ町決算に基づく健全化判断比率の報告についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○笹沼和利議長 これをもって質疑を終了いたします。
  本案は報告事項でありますので、ただいま報告したとおりでございます。ご了承を賜りたいと存じます。
  これより日程第2、報告第3号 平成23年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づく資金不足比率の報告についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○笹沼和利議長 これをもって質疑を終了いたします。
  本案は報告事項でありますので、ただいま報告したとおりでございます。ご了承を賜りたいと存じます。
  これより日程第6、報告第4号 平成23年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率の報告についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○笹沼和利議長 これをもって質疑を終了いたします。
  本案は報告事項でありますので、ただいま報告したとおりでございます。ご了承を賜りたいと存じます。
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   ◎議案の一括上程について
○笹沼和利議長 お諮りいたします。日程第7、認定第1号から日程第13、認定第7号まではともにときがわ町の決算認定でございますので、一括議題にしたいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○笹沼和利議長 異議なしと認め、一括議題とさせていただきます。
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   ◎認定第1号〜認定第7号の上程、説明
○笹沼和利議長 日程第7、認定第1号 平成23年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定について、日程第8、認定第2号 平成23年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について、日程第9、認定第3号 平成23年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について、日程第10、認定第4号 平成23年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算認定について、日程第11、認定第5号 平成23年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算認定について、日程第12、認定第6号 平成23年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算認定について、日程第13、認定第7号 平成23年度ときがわ町水道事業会計決算認定について、以上を一括議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。お願いいたします。
○岡野吉男議会事務局長 それでは、認定第1号から順次朗読いたします。
  認定第1号 平成23年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定について。
  地方自治法(昭和22年法律第67号)第233条第3項の規定に基づき、平成23年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算を別冊のとおり監査委員の意見をつけて議会の認定に付する。
  平成24年9月4日提出、ときがわ町長、関口定男。
  続いて、認定第2号 平成23年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について。
  地方自治法(昭和22年法律第67号)第233条第3項の規定に基づき、平成23年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算を別冊のとおり監査委員の意見をつけて議会の認定に付する。
  平成24年9月4日提出、ときがわ町長、関口定男。
  続いて、認定第3号 平成23年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について。
  地方自治法(昭和22年法律第67号)第233条第3項の規定に基づき、平成23年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算を別冊のとおり監査委員の意見をつけて議会の認定に付する。
  平成24年9月4日提出、ときがわ町長、関口定男。
  続いて、認定第4号 平成23年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算認定について。
  地方自治法(昭和22年法律第67号)第233条第3項の規定に基づき、平成23年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算を別冊のとおり監査委員の意見をつけて議会の認定に付する。
  平成24年9月4日提出、ときがわ町長、関口定男。
  続いて、認定第5号 平成23年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算認定について。
  地方自治法(昭和22年法律第67号)第233条第3項の規定に基づき、平成23年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算を別冊のとおり監査委員の意見をつけて議会の認定に付する。
  平成24年9月4日提出、ときがわ町長、関口定男。
  続いて、認定第6号 平成23年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算認定について。
  地方自治法(昭和22年法律第67号)第233条第3項の規定に基づき、平成23年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算を別冊のとおり監査委員の意見をつけて議会の認定に付する。
  平成24年9月4日提出、ときがわ町長、関口定男。
  続いて、認定第7号 平成23年度ときがわ町水道事業会計決算認定について。
  地方公営企業法第30条第4項の規定に基づき、平成23年度ときがわ町水道事業会計決算を別冊のとおり監査委員の意見をつけて議会の認定に付する。
  平成24年9月4日提出、ときがわ町長、関口定男。
  以上です。
○笹沼和利議長 ご苦労さまでした。
  提案者から提案理由の説明を求めます。
  提案理由の説明につきましては、認定第1号 平成23年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定についてから認定第7号 平成23年度ときがわ町水道事業会計決算認定についてまで、 順次説明を求めます。
  関口町長、お願いいたします。
○関口定男町長 それでは、議長のお許しをいただきましたので、認定第1号から認定第7号までの議案について概要説明を申し上げます。
  提案理由でありますが、まず、認定第1号 平成23年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定についてご説明を申し上げます。
  歳入総額は、61億3,750万8,200円で、歳出総額は58億6,740万6,584円となりまして、実質収支額が2億4,791万4,616円となりました。歳入の構成比が一番大きいのは地方交付税でありまして、歳入の歳入済額が18億3,765万4,000円となり、29.9%の構成比となりました。
  次に、構成比が大きいのは町税であります。収入済額は13億5,186万8,116円となりまして、22.0%の構成比となりました。
  歳出の構成比が一番大きいのは民生費でありまして、支出済額は13億3,455万3,076円となりまして、22.8%の構成比となりました。
  次に、構成比が大きいのは総務費であります。支出済額が12億6,871万2,783円となりまして、21.6%の構成比となりました。
  次に、認定第2号 平成23年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についてご説明を申し上げます。
  歳入総額は15億4,713万4,072円で、歳出総額は14億6,232万2,138円の決算となりました。実質収支額は8,481万1,934円となりました。
  次に、認定第3号 平成23年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についてご説明を申し上げます。
  歳入総額は1億1,111万6,620円で、歳出総額は1億712万6,709円の決算となりました。実質収支額は398万9,911円となりました。
  次に、認定第4号 平成23年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算認定についてご説明を申し上げます。
  歳入総額は10億3,011万3,653円で、歳出総額が9億7,493万4,327円の決算となりました。実質収支額が5,517万9,326円となりました。
  次に、認定第5号 平成23年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算認定についてご説明を申し上げます。
  歳入総額は1億2,155万3,912円で、歳出総額は1億2,092万6,332円の決算となりまして、 実質収支額が62万7,580円となりました。
  次に、認定第6号 平成23年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算認定についてご説明を申し上げます。
  歳入歳出総額は、それぞれ2,175万8,553円の決算となりました。
  次に、認定第7号 平成23年度ときがわ町水道事業会計決算認定について説明を申し上げます。
  まず、収益的収入及び支出につきましては、収入が3億2,569万894円で、支出が3億1,053万5,175円となりました。また、資本的収入及び支出につきましては、収入が8,473万9,440円で、支出が1億8,243万2,453円となりました。
  以上、監査委員の意見を付しましてご提案申し上げますので、認定いただきますようお願い申し上げます。
  なお、細部につきましては、認定第1号から認定第6号までは会計室長から、認定第7号は水道課長から説明を申し上げますので、よろしくお願い申し上げます。
○笹沼和利議長 ご苦労さまでした。
  続いて、日程第7、認定第1号 平成23年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定について、細部説明を求めます。
  岡本会計室長、お願いいたします。
○岡本純一会計管理者兼会計室長 それでは、認定第1号 平成23年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定から認定第6号 平成23年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算認定までの内容説明をさせていただきます。
  まず最初に、総括的事項について申し上げますので、議案参考資料の資料ナンバー1、ときがわ町各会計歳入歳出決算参考資料をごらんください。
  2ページの平成23年度各会計歳入歳出決算総括表の合計欄の中央に記載してありますが、水道事業会計を除く一般会計ほか5特別会計の歳入総額は89億6,918万5,010円、歳出総額は85億5,447万4,643円で、表の左側にある平成22年度とほぼ同様な決算となりました。
  それでは、認定第1号 平成23年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定についてから内容説明をさせていただきます。
  決算書の274ページ、平成23年度一般会計歳入歳出決算実質収支に関する調書をごらんください。
  1の歳入総額は61億3,750万8,200円、2の歳出総額は58億6,740万6,584円、3の歳入歳出 差引額は2億7,010万1,616円となりました。4の翌年度へ繰り越すべき財源としましては、(2)の繰越明許費繰越額2,218万7,000円です。5の実質収支額は、3の歳入歳出差引額から4の翌年度へ繰り越すべき財源を差し引いた金額で、2億4,791万4,616円となりました。
  それでは、12ページの一般会計歳入歳出決算事項別明細書の歳入から内容説明させていただきます。
  1款町税の調定額は15億4,625万8,487円で、収入済額は13億5,186万8,116円となり、その収納率は前年度比0.8%増の87.4%です。また、不納欠損額は2,911万6,829円で、収入未済額は1億6,527万3,542円となりました。
  次に、14ページの上段、2款地方譲与税の収入済額は7,384万91円で、前年度より96万円ほど減額となりました。この地方譲与税は国税として徴収し、一定の基準によって地方公共団体に譲与されたものです。
  次に、16ページの上段、6款地方消費税交付金の収入済額は1億1,513万7,000円で、前年度とほぼ同額となりました。
  次に、16ページの下段、10款地方交付税の収入済額は18億3,765万4,000円で、前年度より9,900万円ほどの増額となりました。地方交付税の内容についてですが、17ページの備考欄下段、地方交付税は前年度比6.7%増の16億5,818万4,000円、その下の特別交付税は、前年度比2.6%減の1億7,947万円となりました。
  次に、18ページの上段、12款分担金及び負担金の収入済額は5,366万3,460円で、前年度より529万円ほど減額となりました。
  次に、22ページの中段、14款国庫支出金の収入済額は3億8,361万938円で、前年度より4億2,100万円減額となりました。
  なお、収入未済額は2,636万1,000円、これは平成24年度へ繰り越しした学校施設環境改善交付金となります。
  次に、26ページ上段、15款県支出金の収入済額は2億9,932万6,140円で、前年度より295万円ほど減額となりました。その主なものにつきましては、27ページの備考欄の中段、障害者自立支援給付費負担金4,756万9,015円、その下の後期高齢者医療保険基盤安定負担金1,900万6,464円。29ページの備考欄の中段、緊急雇用対策事業費補助金2,249万9,500円、その下4つ目の森林整備加速化林業再生事業補助金2,929万円、地籍調査費補助金1,792万5,000円が主なものです。
  次に、34ページ上段、18款繰入金の収入済額は1億1,824万9,801円で、前年度より866万 円ほど増額となりました。その主なものにつきましては、35ページの備考欄の中段、公共施設費等整備基金からの繰入金3,505万、その下の地域福祉基金からの繰入金4,500万円が主なものです。
  次に、34ページの下段、19款繰越金の収入済額は3億8,577万4,844円で、前年度より4,287万円ほど増額となりました。これにつきましては、平成22年度からの繰越金です。
  次に、36ページ上段、20款諸収入の収入済額は1億415万8,522円で、前年度より116万円ほど増額となりました。
  次に、40ページの中段、21款町債の収入済額は12億6,403万9,000円で、前年度より2億1,900万円の増額となりました。その主なものとしては41ページの備考欄の下段、庁舎耐震・改修事業債2億2,720万、43ページ備考欄の上段、防災対策事業債1億9,270万円、その下3つ目の臨時財政対策債3億1,603万9,000円です。
  次に、43ページの下段、平成23年度の収入済額の合計額は61億3,750万8,200円となりました。
  これでときがわ町一般会計歳入歳出決算の歳入についての内容説明を終了させていただきます。
  次に、44ページをごらんください。
  引き続き、ときがわ町一般会計歳入歳出決算の歳出についての内容説明をさせていただきます。
  この決算書は、事業別となっておりますので、よろしくお願いいたします。
  それでは、44ページの上段、1款議会費の支出済額は9,482万8,004円で、その主なものにつきましては、議員の報酬、職員の人件費、議会活動の諸経費に支出いたしました。
  次に、46ページの下段、2款総務費の支出済額は12億6,871万2,783円です。翌年度繰越額の繰越明許費は6,203万8,000円で、その事業としては大附中央会館改築事業として4,760万、戸籍住民基本台帳システム改修事業として1,443万8,000円となります。
  次に、48ページの上段、1項1目一般管理費の支出済額は6億1,337万5,277円で、その主なものにつきましては、特別職や一般職員の人件費、庁舎維持管理費等の経費に支出いたしました。具体的に申しますと57ページの備考欄の中段、15節工事請負費2億3,522万2,680円は、ときがわ町役場第二庁舎、都幾川公民館耐震補強及び大規模改修工事などに支出いたしました。
  次に、65ページをごらんください。
  1項9目企画費の備考欄の中段、14節使用料及び賃借料1,884万8,970円は、住民記録、税、収納、介護、後期高齢者医療等の住民サービスを効率的かつ効果的に行うための基幹系電算システム及び機器の借上料として支出いたしました。
  次に、67ページをごらんください。
  備考欄の上段、地上デジタル放送難視聴地域対策事業は、東日本大震災の影響により事故繰り越しとなり、平成23年度で1,177万円を支出いたしました。
  次に、69ページをごらんください。
  備考欄の下段19節負担金補助及び交付金5,552万2,000円のうち、71ページの備考欄の上段、バス運行費補助金5,550万8,000円は、交通対策事業としてイーグルバス株式会社へ支出をいたしました。
  次に、73ページ、1項11目、自治振興費の備考欄の下段、15節工事請負費4,979万6,150円は、集会所管理事業として、桃木中央会館改築工事などに支出しております。
  次に、82ページの中段、17目合併振興基金費の支出済額は1億88万2,410円で、地域における住民の連帯の強化及び地域振興のための財源に充てるため、合併振興基金へ積み立ていたしました。
  次に、88ページの上段、3項戸籍住民基本台帳費の支出済額は5,777万8,726円で、その主なものにつきましては、職員人件費、戸籍住民基本台帳に係る諸証明等の発行や電算処理等の経費に支出しております。なお、年間の戸籍関係取り扱い件数は1万8,727件ありました。
  次に、96ページ下段、3款民生費の支出済額は13億3,455万3,076円です。1項社会福祉費、1目社会福祉総務費の支出済額は1億732万4,255円で、その主なものにつきましては、職員人件費や、99ページの備考欄の下段、19節負担金補助及び交付金の補助金で、町の社会福祉協議会補助金として2,624万9,000円を支出いたしました。
  次に、100ページの下段、3目障害者福祉費の支出済額は2億7,651万9,702円で、その主なものにつきましては、103ページの備考欄の中段、障害者福祉事業の19節負担金補助及び交付金の負担金で、介護給付費、訓練等給付費負担金として、障害のある方に居宅介護等の介護給付費や施設利用等の訓練等に寄附するため、1億9,718万4,846円を支出いたしました。
  次に、103ページの備考欄の下段、重度心身障害者医療費支給事業の20節扶助費の重度心身障害者医療費として、障害のある方とその家族の経済的負担を軽減するため、3,031万708円を支出いたしました。
  次に、107ページの備考欄の中段、4目老人福祉費の後期高齢者医療事業の負担金で、埼 玉県後期高齢者医療広域連合負担金として1億1,087万4,607円支出いたしました。その下段には、後期高齢者医療特別会計繰出金2,677万8,000円を支出いたしました。
  また、109ページの備考欄の中段に、介護保険特別会計繰出事業の介護保険特別会計繰出金1億6,473万2,000円を支出いたしました。
  次に、111ページの備考欄の中段、国民健康保険特別会計繰出事業の国民健康保険特別会計繰出金として9,977万9,761円を支出いたしました。
  次に、110ページの中段、2項児童福祉費、1目児童福祉総務費の支出済額は2億4,647万6,923円で、その主なものにつきましては、113ページの備考欄の中段、子ども手当支給事業の20節扶助費で、子ども手当として1億7,387万4,000円を支出いたしました。
  次に、118ページの上段、2目児童福祉施設費の支出済額は2億2,053万8,906円で、その主なものにつきましては、職員人件費、町内3保育園の運営費、子育て支援センター運営等に支出いたしました。また、保育園児数や子育て支援センターの利用状況等についてですが、年間の園児数として平保育園293人、玉川保育園1,294人、はなぞの保育園878人、管外委託126人、また子育て支援センターの年間利用者数は、子供1,034人、大人931人です。
  次に、132ページの上段、4款衛生費、1項保健衛生費、2目予防費の支出済額は6,227万3,468円で、その主なものにつきましては、135ページの備考欄の上段、母子保健事業の13節委託料の妊婦健康診査委託料に469万8,650円支出し、このページの中段、成人健診事業の13節委託料で、がん検診や集団健診などに1,596万487円支出いたしました。また、137ページの備考欄の中段、予防接種事業として集団予防接種、個別予防接種、中学生や高齢者のインフルエンザ、子宮頸がんワクチン、ヒブワクチン等の必要な経費に3,021万7,815円支出いたしました。
  次に、144ページの中段、2項清掃費の支出済額は2億4,986万5,875円で、その主なものにつきましては、145ページの備考欄の中段、塵芥処理一般管理事務の塵芥処理委託料5,603万7,886円、その下の一部事務組合塵芥処理費負担事業の小川地区衛生組合塵芥処理負担金1億2,361万6,000円などに支出いたしました。
  次に、146ページの下段、6款農林水産業費の支出済額は2億2,253万7,733円です。翌年度繰越額の繰越明許費130万2,000円は、宮ケ谷戸前堰改修調査測量です。
  次に、150ページの下段、4目農業振興費の支出済額は5,986万631円で、その主なものにつきましては、農業生産支援事業、花のまちづくり事業、有害鳥獣対策事業、山村振興事業、中山間地域総合整備事業などのさまざまな農業振興を図るために支出いたしました。具体的 に申し上げますと、157ページの備考欄の上段、山村振興事業の15節工事請負費2,919万円は、大字椚平地内の町道と1920号線ほか1路線を整備するため支出いたしました。
  次に、158ページの下段、6目農地費の支出総額は1,861万9,460円で、その主なものについて、161ページの備考欄の上段、県費単独土地改良の15節工事請負費の1,020万6,000円は、玉川地区農道整備事業の舗装新設工事に支出いたしました。
  次に、163ページの備考欄の中段、林道維持補修事業の15節工事請負費4,244万8,350円は、森林管理道都幾山線ほか3路線等の舗装修繕工事に支出いたしました。
  次に、165ページの備考欄の中段、林道舗装新設事業の15節工事請負費955万5,000円は、椚平地内の森林管理道、泉川線舗装新設工事に支出いたしました。
  次に、168ページの中段、4目観光費の支出済額は4,884万6,652円で、その主なものにつきまして、173ページの備考欄の中段、観光施設管理運営事業の15節工事請負費1,140万6,400円は、堂平天文台ドーム修繕工事やいこいの里大附床板等修繕工事などに支出いたしました。
  次に、178ページの中段、2目道路維持費の支出済額は1億1,781万3,601円で、その主なものについて179ページの備考欄の下段、道路維持管理事業の15節工事請負費1億296万4,410円は、区長要望の早急な対応と適切な道路の維持管理のため、道路補修工事、舗装修繕工事、側溝整備工事、交通安全施設整備工事に支出いたしました。
  次に、180ページの上段、3目道路新設改良費の支出済額は1億3,037万2,633円で、その主なものにつきまして、181ページの備考欄の上段、道路新設改良事業の15節工事請負費の道路改良工事8,199万7,400円は、大字玉川地内の町道玉1−4号線を含む3路線の道路改良工事とともに、町道玉377号線ほか1路線の舗装新設工事を行い、22節補償、補てん及び賠償金の補償金3,070万4,006円は、町道玉1−4号線や町道都1630号線の道路改良に伴う補償などに支出いたしました。
  次に、180ページの下段、5目橋りょう新設改良費の支出済額は6,066万5,650円で、その主なものにつきまして、183ページの備考欄の上段、橋りょう新設改良事業の15節工事請負費の橋りょう整備工事4,363万4,850円は、明覚駅北側の1級河川都幾川にかかる川北橋の橋りょう整備工事のうち、下部工及び護岸工のために支出いたしました。
  次に、184ページの4項2目公園費の支出済額は3,349万5,546円で、その主なものにつきましては、187ページの備考欄の上段、公園施設整備事業の15節工事請負費で、水辺再生100プラン事業を推進するために、玉川地内の川の広場橋りょう整備工事及び駐車場整備に 2,347万9,050円支出いたしました。
  次に、188ページの上段、9款消防費の支出済額は4億7,001万2,919円です。
  1項消防費、1目常備消防費の支出済額は2億1,900万8,000円で、住民の安心・安全のために貢献する常備消防力を維持するため支出し、その下の2目非常備消防費の支出済額は4,013万3,355円で、住民の安心・安全ために貢献するときがわ消防団の活動を支援することなどに支出いたしました。
  次に、188ページの下段、3目防災費の支出済額は2億1,087万1,564円で、その主なものにつきましては、191ページの備考欄の下段、防災行政無線デジタル化再編事業の15節工事請負費の防災行政無線施設整備工事2億44万3,530円支出いたしました。
  次に、192ページの上段、10款教育費の支出済額は9億1,709万4,475円です。
  次に、その下の中段、2目事務局費の支出済額は1億3,184万2,637円で、その主なものにつきましては、201ページの備考欄の中段、少人数学級推進事業で、小学校の35人学級、中学校での38人学級などに町費で教員を配置し、きめ細かな学習を行うための事業に892万254円を支出いたしました。
  次に、202ページの中段、2項小学校費の支出済額は1億7,529万9,691円です。翌年度繰越額の繰越明許費は1億3,618万8,000円で、その事業としては明覚小学校屋内運動場耐震大規模改造事業です。小学校費の支出の主なものにつきましては、213ページの備考欄の中段、小学校施設耐震大規模改造事業の15節工事請負費で、玉川小学校体育館耐震補強及び大規模改造工事に1億652万2,500円支出したほか、玉川小学校、明覚小学校、萩ヶ丘小学校の管理運営に関する経常的な経費及び教育活動に係る経費などに支出いたしました。
  次に、220ページの上段、3項中学校費の支出済額は5,598万1,714円で、その主なものにつきましては、玉川中学校、都幾川中学校の管理運営に関する経常的な経費及び教育活動に係る経費などに支出いたしました。
  次に、232ページの下段、5項社会教育費の支出済額は3億2,410万8,654円です。1目社会教育総務費の支出済額は7,145万5,601円で、その主なものにつきましては、職員の人件費、社会教育事業などです。具体的には、237ページの備考欄の上段、社会教育総務一般管理事務の19節負担金補助及び交付金の補助金で、もみじ太鼓まつり実行委員会補助金220万円を支出いたしました。また、239ページの備考欄の上段、放課後子ども教室推進事業156万9,708円は、子供の安全・安心を地域の力で見守り、健全な発育を推進する事業に支出いたしました。
  次に、238ページの中段、2項公民館費の支出済額は1億7,358万2,839円で、その主なものにつきましては、241ページの備考欄の上段、都幾川公民館管理運営事業の15節工事請負費で、都幾川公民館の維持管理全般と耐震補強及び大規模改修工事として1億3,426万4,550円支出いたしました。
  また、244ページの上段、3目図書館費の支出済額は2,197万7,939円で、その主なものにつきまして、247ページの備考欄の上段、町立図書館空調設備更新事業の15節工事請負費として745万5,000円支出いたしました。
  次に、246ページの中段、5項文化財保護費の支出済額は2,622万5,442円で、その主なものにつきまして、253ページの備考欄の中段、文化財資料デジタル化事業の13節委託料として1,366万500円支出いたしました。
  次に、254ページの中段、6目体育センター費の支出済額は2,825万268円で、その主なものにつきまして、257ページの備考欄の中段、文化センター公演事業の13節委託料633万9,900円は、コーラスグループ、サーカスの公演委託料315万などに支出いたしました。
  次に、258ページの下段、2目体育施設費の支出済額は1億4,223万2,404円で、その主なものにつきましては、261ページの備考欄の中段、17節公有財産購入費5,946万3,650円は、体育センターの借地の一部を買収するため支出いたしました。また、265ページの中段、体育センター管理事業の15節工事請負費759万1,500円は、ジョギングサークルのゴムチップの舗装工事として支出いたしました。このページの下段、玉川運動場管理事業の15節工事請負費724万2,900円はダッグアウト、トイレ、駐車場の整備のために支出いたしました。また、267ページの備考欄下段の五明運動場管理事業の15節工事請負費972万3,000円は、ダッグアウトの修理とグラウンドの整正のために支出をいたしました。
  次に、270ページの下段、12款公債費の支出済額は3億5,080万2,652円で、その主なものにつきましては、271ページの備考欄の下段、公債元金償還事業で、地方債の元金を償還するため2億7,593万1,074円支出し、その下の公債利子償還事業で地方債の利子を償還するため7,487万1,578円を支出しました。
  次に、272ページの上段、13款予備費につきましては、273ページの備考欄に記載されておりますが、各科目へ合計614万円を充用いたしました。
  次に、273ページの下段、平成23年度の支出済額の合計は58億6,740万6,584円の決算となりました。また、24年度への繰越額は繰越明許費の2億2,224万8,000円です。
  次に、275ページのときがわ町一般会計歳入歳出決算財産に関する調書をごらんください。
  1の公有財産(1)土地及び建物についてですが、まず、土地(地積)につきましては、決算年度中増減高の公共用財産その他の施設の欄で4,459.4平方メートル増となっておりますが、その内容は、体育センター敷地、四季彩館の駐車場用地の取得により地積が増となりました。また、建物(木造)につきましては、決算年度中増減高の公共用財産その他の施設の欄で41.2平方メートル増となっておりますが、その内訳は、桃木中央会館の解体及び新築に伴う面積増と星と緑の創造センターのバンガローの増設に伴う面積増です。
  次に、276ページ、(3)の出資による権利についてですが、区分の欄、上から5番目の比企土地開発公社出資金は、平成24年1月31日をもって解散いたしましたので、出資金の合計が100万円減となりました。
  次に、277ページの2の物品についてですが、庁舎等で保管する50万円以上の物品の一覧となっております。
  次に、279ページの3の基金についてですが、(1)の財政調整基金から次の(12)のふるさとの応援基金の増減等につきましては、記載のとおりです。
  これで認定第1号 平成23年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定についての内容説明を終了させていただきます。
○笹沼和利議長 ご苦労さまでした。
  暫時休憩いたします。
  再開を午後1時といたします。
                                (午前11時51分)
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○笹沼和利議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午後 1時00分)
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○笹沼和利議長 なお、2番、小島議員より体調不良のため午後休みたいとの申し出があり、許可してあります。ご了承を願います。
  続いて、日程第8 認定第2号 平成23年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について、細部説明を求めます。
  岡本会計室長、お願いいたします。
○岡本純一会計管理者兼会計室長 それでは、認定第2号 平成23年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についての内容を説明させていただきます。
  まず、318ページをごらんください。
  平成23年度国民健康保険特別会計歳入歳出決算実質収支に関する調書ですが、1の歳入総額は15億4,713万4,072円です。2の歳出総額は14億6,232万2,138円です。また、歳入歳出差引額、5の実質収支額とも8,481万1,934円です。
  次に、290ページをごらんください。
  歳入についての内容説明をさせていただきます。
  上段の1款国民健康保険税の収入済額は3億1,083万318円です。また、不納欠損額は1,120万9,484円、収入未済額が1億2,269万3,342円となりました。なお、年度平均の加入世帯数は2,120世帯、被保険者数は4,119人です。
  次に、292ページの上段、3款国庫支出金の収入済額は3億9,899万9,556円で、国は市町村に対して医療給付費、後期高齢者医療費支援金、介護納付金について定率の負担をすることになっており、その基準に基づく交付金です。
  次に、294ページの上段、5款前期高齢者交付金の収入済額は3億970万2,038円で、65歳から74歳までの人口比に応じ、市町村の国保に対し支払われる交付金です。
  次に、294ページの下段、7款共同事業交付金の収入済額は1億9,150万6,937円で、高額な医療費の発生による国保財政に与える影響を緩和するための高額医療費共同事業交付金と、市町村間の保険料の平準化と保険財政の安定を図るための保険財政共同安定化事業交付金であります。
  次に、296ページの下段、10款繰越金の収入済額は5,145万3,788円で、平成22年度の繰越金です。
  次に、299ページの下段、平成23年度の収入済額の合計は15億4,713万4,072円の決算となりました。
  次に、300ページをごらんください。
  歳出についての内容説明をさせていただきます。
  1款総務費につきましては省略させていただきます。
  次に、302ページ中段、2款保険給付費の支出済額は10億985万8,679円で、具体的には被保険者の疾病や負傷についての診療、投薬、入院等のサービスを提供するものです。この保険給付費の1世帯当たり平均は45万4,891円で、被保険者1人当たり24万5,171円となっております。
  次に、306ページの中段、3款後期高齢者支援金等の支出済額は1億8,585万4,278円で、 昨年度と比較して1,968万円ほど増額となりました。
  次に、308ページの下段、6款介護納付金の支出済額は9,135万3,478円で、具体的には社会保険診療報酬支払基金へ納付するものです。
  次に、下の段、7款共同事業拠出金の支出済額は1億4,265万5,752円で、具体的には高額医療費共同事業、保険財政安定化共同事業に伴う拠出金の支払いのため、埼玉県国民健康保険団体連合会へ拠出したものです。
  次に、317ページの下段、平成23年度の支出済額の合計は14億6,232万2,138円となりました。
  次に、319ページには基金について、次のページには参考資料がありますので、ごらんください。
  これで、認定第2号 平成23年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算承認の説明を終了させていただきます。
○笹沼和利議長 ご苦労さまでした。
  続いて、日程第9、認定第3号 平成23年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について、細部説明を求めます。
  岡本会計室長、お願いたします。
○岡本純一会計管理者兼会計室長 それでは、認定第3号 平成23年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についての内容を説明させていただきます。
  まず、336ページをごらんください。
  平成23年度後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算実質収支に関する調書ですが、1の歳入総額は1億1,111万6,620円です。2の歳出増額は1億712万6,709円です。また、3の歳入歳出差引額、5の実質収支額とも398万9,911円です。
  次に、330ページをごらんください。
  歳入についての内容説明をさせていただきます。
  1款の後期高齢者医療保険料の収入済額は8,067万4,260円で、収納率は99.4%です。不納欠損額は1万2,290円、収入未済額が48万3,330円となりました。この保険料は年金から天引き納付される特別徴収と個人が町へ納付する普通徴収があります。なお、平成24年3月末日現在の被保険者数は1,784名です。
  次に、中段の2款繰入金、1項一般会計繰入金の収入済額は2,677万8,000円です。
  次に、333ページの下段、平成23年度の収入済額の合計は1億1,111万6,620円となりまし た。
  次に、334ページをごらんください。
  歳出についての内容説明をさせていただきます。
  中段の2款後期高齢者医療広域連合納付金の支出済額は、1億567万3,152円を埼玉県後期高齢者医療広域連合に納付いたしました。
  次に、335ページの下段、平成23年度の支出済額の合計は1億712万6,709円となりました。
  次に、337、338ページには参考資料がありますので、ごらんください。
  これで、ときがわ町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定の内容説明を終了させていただきます。
○笹沼和利議長 ご苦労さまでした。
  続いて、日程第10、認定第4号 平成23年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算認定について、細部説明を求めます。
  岡本会計室長、お願いいたします。
○岡本純一会計管理者兼会計室長 それでは、認定第4号 平成23年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算認定についての内容を説明させていただきます。
  まず、374ページをごらんください。
  平成23年度介護保険特別会計歳入歳出決算実質収支に関する調書ですが、1の歳出総額は10億3,011万3,653円です。2の歳出総額は9億7,493万4,327円です。また、3の歳入歳出差引額、5の実質収支額とも5,517万9,326円です。
  次に、346ページをごらんください。
  歳入についての内容説明をさせていただきます。
  1款保険料の歳入済額は1億8,250万3,150円で、収納率は96.6%となり、不納欠損額は101万2,820円、収入未済額は549万7,502円となりました。この保険料の対象者は65歳以上の第1号被保険者で、平成24年3月末日現在3,329人となっております。
  次に、3款国庫支出金の収入済額は2億599万4,964円となりました。
  次に、348ページの上段、4款支払基金交付金の収入済額は2億6,333万7,185円で、これにつきましては、40歳から65歳未満の第2号被保険者が納める介護保険料が支払基金に集められ、そこから交付金として市町村に交付されたものです。
  次に、350ページの上段、7款繰入金の収入済額は1億7,422万6,097円で、主に一般会計からの繰り入れです。
  次に、353ページの下段、平成23年度の収入済額の合計は10億3,011万3,653円の決算となりました。
  次に、354ページをごらんください。
  歳出についての内容説明をさせていただきます。
  1款総務費の支払済額は1,676万2,083円で、主に介護保険料の賦課徴収や認定調査、審査のための事務費に支出いたしました。
  次に、358ページの中段、2款保険給付費の支出済額は8億7,783万9,714円です。その主なものにつきまして、1款介護サービス等諸費、1目居宅介護サービス給付費の支出総額3億128万7,022円は、訪問看護、通所、短期入所、福祉用具貸与等に支出いたしました。
  次に、360ページの上段、3目地域密着型介護サービス給付費の支出済額は1億2,387万1,004円で、グループホームにかかわる介護サービス給付費に支出いたしました。
  次に、この下の5目施設介護サービス給付費の支出済額は3億3,427万7,650円で、支出介護サービス給付費負担金として支出いたしました。
  次に、373ページの下段、平成23年度の支出済額の合計は9億7,493万4,327円となりました。
  次に、375ページには基金についての状況、次の376ページと377ページには参考資料がありますので、ごらんください。
  これで、認定第4号 平成23年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算認定についての内容説明を終了させていただきます。
○笹沼和利議長 ご苦労さまでした。
  続いて、日程第11、認定第5号 平成23年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算認定について、細部説明を求めます。
  岡本会計室長、お願いいたします。
○岡本純一会計管理者兼会計室長 それでは、認定第5号 平成23年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算認定についての内容説明をさせていただきます。
  まず、394ページをごらんください。
  平成23年度浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算実質収支に関する調書ですが、1の歳入総額は1億2,155万3,912円です。2の歳出総額は1億2,092万6,332円です。また、3の歳入歳出差引額、5の実質収支額とも62万7,580円です。
  次に、386ページをごらんください。
  歳入についての内容説明をさせていただきます。
  1款分担金及び負担金の収入済額は993万2,950円で、合併浄化槽51基分の分担金です。
  2款事業収入の収入済額は2,816万1,150円で、合併浄化槽の使用料です。
  3款国庫支出金の収入済額は2,841万4,000円で、浄化槽整備事業費補助金です。
  5款繰入金の収入済額は2,786万4,000円で、一般会計から繰り入れを行いました。
  次に、388ページの中段、8款町債の収入済額は2,040万円で、下水道事業債として借り入れしました。
  389ページの下段、平成23年度の収入済額の合計は、1億2,155万3,912円となりました。
  次に、390ページをごらんください。
  歳出についての内容説明をさせていただきます。
  1款総務費、1項総務管理費は主に職員人件費です。
  次に、390ページの下段、2款施設管理費の支出済額は2,550万6,245円で、浄化槽工程検査の手数料、浄化槽清掃委託料や浄化槽保守点検委託料に支出いたしました。
  次に、392ページの上段、3款施設整備費の支出済額は6,530万4,140円で、その主なものにつきましては、合併浄化槽51基分の設置工事等に係る費用です。
  次の4款公債費の支出済額は1,275万376円で、償還金や償還金利子です。
  393ページの下段、平成23年度の支出済額の合計は、1億2,092万6,332円となりました。
  これで、認定第5号 平成23年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算認定についての内容説明を終了させていただきます。
○笹沼和利議長 ご苦労さまでした。
  続いて、日程第12、認定第6号 平成23年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算認定について、細部説明を求めます。
  岡本会計室長、お願いいたします。
○岡本純一会計管理者兼会計室長 それでは、認定第6号 平成23年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算認定についての内容を説明させていただきます。
  まず、408ページをごらんください。
  平成23年度関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算実質収支に関する調書ですが、1の歳入総額及び2の歳出総額は2,175万8,553円です。また、3の歳入歳出差引額、5の実質収支額ともゼロ円です。
  次に、404ページをごらんください。
  歳入についての内容説明をさせていただきます。
  1款財産収入の収入済額2万5,058円は、関口茂八奨学金を定期預金として運用した預金利子です。
  2款繰入金の収入済額1,598万円は、関口茂八奨学金からの繰入金です。
  4款諸収入の収入済額575万3,500円は、この奨学制度を利用された方からの奨学資金貸付金の返還金です。
  次に、405ページの下段、平成23年度の収入済額の合計は、2,175万8,553円となりました。
  次に、406ページをごらんください。
  歳出についての内容説明をさせていただきます。
  1款総務費の支出済額577万8,553円は、貸付金の返還金及び基金の定期預金利子を関口茂八奨学金に積み立てしたものです。
  2款事業費の支出済額1,598万は、奨学資金貸付金として支出いたしました。
  具体的には、407ページの備考欄の上段、普通奨学金882万円は40名分の貸付金です。また、特別奨学金716万円は26名分の貸付金です。
  47ページの下段、平成23年度の支出済額は2,175万8,553円となりました。
  次に、409ページには基金についての状況、次の410ページと411ページには参考資料がありますので、ごらんください。
  これで、認定第6号 平成23年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算認定についての内容説明を終了させていただきます。
○笹沼和利議長 長時間にわたりましての細部説明、ご苦労さまでした。
  続いて、日程第13、認定第7号 平成23年度ときがわ町水道事業会計決算認定について、細部説明を求めます。
  中藤水道課長、お願いいたします。
○中藤和重水道課長 認定第7号 平成23年度ときがわ町水道事業会計決算書の細部説明を申し上げます。
  決算書の416ページ、417ページをお開きください。
  こちらは収益的収入及び支出でございますが、右側417ページ、収入の決算額の一番上、収入合計ですが3億2,569万894円、下の表にいきまして右側決算額の一番上ですが、支出合計3億1,053万5,175円、差し引き1,515万5,719円の黒字となっております。
  続きまして、418ページ、419ページをお開きください。
  資本的収入及び支出ですが、こちらもまず収入ですが、右側の決算額の一番上8,473万9,440円、下にまいりまして、支出の表の決算額の一番上、1億8,243万2,453円、差し引き9,769万3,013円の資金不足となっております。
  続きまして、424ページ、425ページをお開きください。
  貸借対照表ですが、ここでのポイントは左側424ページの2、流動資産の(1)現金預金1億9,130万8,329円、水道課では経験的に現金預金が2億円ぐらいあれば資金がショートしないということで、2億円というのを目標にしておりましたが、ほぼこれに近づいたという状況でございます。
  続きまして、430ページ、431ページをお開きください。
  右側431ページですが、改良工事の概要ということで金額の多い順から並べてあります。
  435ページをお開きください。
  435ページ、436ページも431ページと同じ内容ですが、こちらは契約の年月日ごとに順序が変わっております。後ほどごらんいただければと思います。
  続きまして、432ページ、433ページをお開きください。
  432ページ左側になりますが、事項の上から8番目、有収率、23年度の有収率は80.4%で、昨年度の80%から0.4%でありますが、有収率が向上しております。
  続きまして、438ページ、439ページをお開きください。
  3条の細部説明資料ですが、右側439ページの金額及び備考欄でご説明いたします。
  右側439ページの水道料金2億3,658万9,888円、昨年に比べまして約515万の減となっております。人口減少に伴う水道料金の減と思われます。一番下に行っていただきまして、収益の合計3億1,361万8,589円、前年に比べまして約458万円の減となっております。
  続きまして、440ページ、441ページをお開きください。
  ここからは費用になりますが、同じように右側の金額と備考欄でご説明いたします。
  441ページ右側の下から3分の1のところに県水受水量ということで7,000万4,650円、これ昨年よりもふえておりますが、昨年366日ということで、1日多いということで金額がふえております。
  それから、右へ行きまして、下から3行目、漏水調査業務委託料ということで125万円支出しておりますが、これはメーター周りの漏水調査ということで、各戸にありますメーター、4,553メーター周りの漏水調査をしたものであります。
  続きまして、442ページ、443ページをお開きください。
  右側の備考欄の上から2つ目、放射線物質検査委託料ということで、13回分の検査委託料9万1,440円であります。
  そして、同じく443ページ一番下になりますが、100万円。馬場の裁判、和解に至りましたので、弁護士報酬ということで100万円を支出してございます。
  続きまして、446ページ、447ページをお開きください。
  支出の合計ですが、3億402万1,417円となっております。
  以下450ページ以降が企業債の明細書となっております。後ほどごらんいただければと思います。
  以上で細部説明を終わります。
○笹沼和利議長 ご苦労さまでした。
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   ◎決算の監査報告
○笹沼和利議長 ここで、監査委員から平成23年度ときがわ町一般会計、特別会計歳入歳出決算及びときがわ町水道事業会計決算審査意見書が提出されておりますので、監査委員からの報告を求めます。
  田中代表監査委員、お願いいたします。
○田中正直代表監査委員 それでは、平成23年度ときがわ町一般会計・特別会計歳入歳出決算及びときがわ町水道事業会計決算審査意見を申し上げます。
  1ページ目をお願いたします。
  平成23年度ときがわ町一般会計・特別会計歳入歳出決算及びときがわ町水道事業会計決算審査意見書。
  第1、審査の対象。1、平成23年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算、2、平成23年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算、3、平成23年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算、4、平成23年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算、5、平成23年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算、6、平成23年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算、7、平成23年度ときがわ町水道事業会計決算。
  上記各会計の歳入歳出決算書、歳入歳出決算事項別明細書、実質収支に関する調書、財産に関する調書及びこれらにかかわる証書類。
  第2、審査の期間。平成24年7月6日から7月13日まで。
  第3、審査の場所。ときがわ町就業改善センター2階就業改善相談室、ときがわ町役場第 二庁舎2階公室。
  第4、審査の方法。平成23年度ときがわ町一般会計・特別会計歳入歳出決算及びときがわ町水道事業会計の各事項別明細書、実質収支に関する調書及び財産に関する調書は関係法令に準拠し、各議決予算科目等に従って調製されているか、その計数は正確であるか、関係諸帳簿、証書類と照合しているかなど、例月出納検査、定例監査の結果を参考にするとともに、関係職員から説明を求め審査した。
  第5、審査の結果。審査に付された平成23年度ときがわ町各会計の歳入歳出決算、歳入歳出決算事項別明細書、その他の書類は関係法令の諸規定に準拠して作成されており、その内容についても予算額及び収入支出額については検算し、関係諸帳簿、証書類等を照合した結果、計数処理及び予算執行について適正に執行されているものと認められた。
  では、次のページをお願いいたします。
  第6、決算の総括。平成23年度(以下、「本年度」という。)の一般会計及び特別会計の決算状況は、次表のとおりである。
  なお、比率(%)については、原則小数点以下第2位を四捨五入した。(以下同様)
  なお、表については読み上げませんので、ご参照をいただければと存じます。
  平成23年度決算総括表、上記のうち、特別会計の内訳。
  2、決算の比較。平成23年度決算各会計の構成比率、各会計の前年度比較、上記表の対前年度増減額・増減率。
  本年度における一般会計及び特別会計の歳入総額の合計は89億6,918万5,010円で、前年度に比べ3,117万5,948円(0.3%)の増加である。
  一方、歳出総額合計は85億5,447万4,643円で、前年度に比べ1億2,930万2,553円(1.5%)の増加である。このうち、一般会計は前年度比2,439万3,694円、0.4%の減少となったが、特別会計の合計では1億5,369万6,247円(6.1%)の増加となっている。老人保健特別会計は平成22年度で終了している。
  また、歳入歳出差引額合計は4億1,471万367円で、前年度に比べ9,812万6,605円(19.1%)の減少となっている。
  続きまして裏側、一般会計歳入歳出決算、1、決算収支概要。本年度の一般会計歳入歳出決算の収支状況は、次表のとおりである。
  決算収支の状況、歳入歳出決算の状況、本年度の一般会計決算額は、歳入総額が61億3,750万8,200円、歳出総額が58億6,740万6,584円、歳入歳出差引額が2億7,010万1,616円で ある。
  3年間の歳入歳出状況をみると、前年度との比較は歳入、歳出、差引額のいずれも平成21年度、22年度は増加傾向となったが、本年度は減少している。
  本年度の実質収支額は2億4,791万4,616円である。その実質収支額から前年度実質収支額3億1,556万4,844円を差し引いた単年度収支額は、6,765万288円の赤字となった。228円ですね、すみません。これ訂正してください。228円。8が1個多かった。228円の赤字となった。
  2、歳入、本年度の歳入の決算状況は次のとおりである。
  歳入決算の状況。本年度の収入済額は61億3,750万8,200円で、前年度に比べ1億4,006万6,922円の減少である。収入率は、対予算(収入済額割る予算現額)が97.7%、対調定(収入済額割る調定額)が96.3%であった。
  不納欠損額の3年間の比較、収入未済額の3年間の比較。3年間の比較では、不納欠損額は年々増加し、収入未済額は年々減少している。
  款別収入決算の状況は、この表のとおりでございます。
  本年度の収入済額の構成比率で上位を占めているのは、地方交付税29.9%、町税が22%、町債20.6%、国庫支出金6.3%、繰越金6.3%等である。
  前年度比較では、収入済額全体で1億4,006万6,922円減額したが、大きく減額したのは国庫支出金、財産収入、町税等である。その逆に増額したのは、町債、地方交付税、繰越金等となった。
  また、構成比率の前年度比較では、国庫支出金、財産収入等は減少し、町債、地方交付税、繰越金等は増加した。
  続きまして、自主財源・依存財源の状況並びに自主財源・依存財源の年度別推移。本年度の自主財源は20億4,706万8,347円で、前年度に比べ1,309万3,611円(0.6%)減少した。また、構成割合は33.3%で、前年度比0.5ポイントの増加である。自主財源の主なものは町税で、全体の22%を占めている。
  一方、依存財源は40億9,043万9,853円で、前年度に比べ1億2,697万3,311円(3.0%)減少した。構成割合は、66.7%で、前年度に比べ0.5ポイント減少している。
  続きまして、款別にまいります。
  第1款町税。決算状況。自主財源の根幹をなす町税の本年度の収入済額は、13億5,186万8,116円で、前年度に比べ2,078万5,688円(1.5%)の減少である。
  現年・滞納別収入状況の比較。本年度の収入済額の内訳は、現年課税分が13億2,473万6,040円、滞納繰越分が2,713万2,076円である。また、本年度の徴収率は、現年課税分が97.6%、滞納繰越分が14.3%。合計が87.4%となった。徴収率の3年間の比較では、現年課税分、滞納繰越分とも年々増加しているが、合計は平成22年度に減少し、本年度再び増加している。
  税目別収入状況の比較。本年度の税目別の収入済額は、固定資産税が一番多く6億6,678万3,304円、次いで町民税の5億9,603万9,896円であった。町たばこ税が大きく伸びているのは、平成22年10月から税率が改正されたことによる。町税全体の収入済額は、年々減少する傾向にある。
  不納欠損額の比較。本年度の不納欠損額は、固定資産税が一番多く1,739万4,990円、次いで町民税の1,145万350円であった。町民税のうち個人は、前年度比529.7ポイントの大幅な伸びを示した。
  収入未済額の比較。本年度の収入未済額は、固定資産税が一番多く9,187万7,985円、次いで町民税の6,955万257円であった。本年度の合計額は、年々減少の傾向にある。
  次に、第2款地方譲与税並びに第3款利子割交付金、第4款配当割交付金、第5款株式等譲渡所得割交付金、第6款地方消費税交付金、第7款ゴルフ場利用税交付金、第8款自動車取得税交付金、第9款地方特例交付金の決算状況は、各表のとおりでございます。
  続きまして、第10款地方交付税。決算状況、地方交付税の3年間の推移。本財源は、町税とともに主要財源の1つであり、歳入構成の3割近くを占めている。本年度の収入済額は18億3,765万4,000円で、前年度に比べ9,897万8,000円(5.7%)の増加となった。3年間の比較では、普通交付税が年々増加する傾向にある。
  第11款交通安全対策特別交付金、第12款分担金及び負担金、第13款使用料及び手数料の決算状況は、各表のとおりでございます。
  第14款国庫支出金。決算状況。本年度の収入済額は3億8,361万938円で、前年度と比べ4億2,101万8,263円(52.3%)の大幅な減少となった。
  項別の内訳は、国庫負担金が2億5,105万7,098円、国庫補助金が1億2,870万7,000円、国庫委託金が384万6,840円である。これらのうち主なものは、国庫負担金では民生費国庫負担金2億5,105万7,098円、国庫補助金では総務費国庫補助金8,310万2,000円、教育費国庫補助金3,126万1,000円、国庫委託金では民生費委託金315万2,840円等である。
  第15款県支出金。決算状況。本年度の収入済額は2億9,932万6,140円で、内訳は県負担金 が1億1,127万8,789円、県補助金が1億6,050万8,010円、県委託金が2,753万9,341円である。前年度と比べほぼ同様である。
  第16款財産収入、第17款寄附金、第18款繰入金は、表のとおりです。
  第19款繰越金。決算状況。本年度の収入済額は3億8,577万4,844円で、内訳は前年度繰越金である。
  第20款諸収入は、表のとおりです。
  第21款町債。決算状況。本財源は、地方財政法の規定に基づき、起債が認められているものである。本年度の収入済額は12億6,403万9,000円で、前年度に比べ2億1,912万4,000円(21%)の増加である。目別の内訳では、総務債が3億4,040万、農林水産業債が5,070万、土木債が1億4,260万円、消防債が1億9,270万円、教育債が2億2,160万円、臨時財政対策債が3億1,603万9,000円等となった。
  次に、歳出にまいります。
  歳出の決算状況は、次表のとおりである。
  歳出決算の状況。本年度の支出済額は58億6,740万6,584円で、前年度に比べ2,439万3,694円(0.4%)の減少である。執行率は、93.4%であった。
  款別歳出決算の状況。前年度の支出済額は総務費の構成比率が一番多かったが、本年度の構成比率は民生費が一番多く22.8%となった。次いで、総務費21.6%、教育費15.6%、衛生費9.4%、土木費9.1%の順で多かった。前年度比較では、支出済額全体で2,439万3,694円減額したが、大きく減額したのは総務費、土木費、農林水産業費等である。その逆に増額したのは、教育費、消防費、公債費等となった。
  また、構成比率の前年度比較では、支出済額と同様に総務費、土木費、農林水産業費等は減少し、教育費、消防費、公債費等の割合が増加した。
  歳出の性質別構成は、以上の表のとおりです。
  歳出状況の性質別構成は、上記の表のとおりである。
  義務的経費20億4,227万円は、前年度に比べ8,815万7,000円(4.5%)の増加である。決算額に占める割合は34.8%で、前年度に比べ1.6ポイントの増加である。
  投資的経費13億1,732万2,000円は、前年度に比べ2,249万4,000円(1.7%)の減少である。決算額に占める割合は22.5%で、前年度に比べ0.2ポイントの減少である。
  その他の経費25億7,814万円は、前年度に比べ9,005万7,000円(3.5%)の減少である。決算額に占める割合は42.7%で、前年度に比べ1.4ポイントの減少である。
  次に、款別の状況にまいります。
  第1款議会費。決算状況。本年度の支出済額は9,482万8,004円で、前年度に比べ2,514万9,179円(36.1%)増加している。その主な理由は、議会人件費(共済費)等が増加したためである。
  平成23年中の議会の本会議開催数は、定例会4回、臨時会1回であった。委員会及び協議会の開催回数は43回で、合計48回の会議数となった。また、本会議における条例、予算及び決算等の議案審議数は83件である。
  第2款総務費。決算状況。本年度の支出済額は12億6,871万2,783円で、前年度に比べ2億3,472万6,647円(15.6%)減少している。歳出総額に占める割合は21.6%で、民生費(22.8%)に次いで多い。
  項別で一番多いのは総務管理費10億9,531万1,207円で、前年度に比べ2億1,469万7,096円減額した。内訳を見ると、一般管理費が庁舎維持管理事業等の増により2億2,751万8,260円増額し、その逆に企画費が前年度に実施した町内情報通信基盤整備事業費等の減により3億221万3,295円減額している。
  項別の内訳で総務管理費に次いで多いのは、徴税費1億616万8,992円、戸籍住民基本台帳費5,777万8,726円等である。
  主な事業としては、役場第二庁舎耐震補強及び大規模改修工事、桃木中央公民館改築工事等が施工されたほか、総合振興計画後期基本計画・町民憲章策定業務等が実施された。
  第3款民生費。決算状況。本年度の支出済額は13億3,456万3,076円で、前年度に比べ2,614万3,985円(2.0%)減少している。歳出総額に占める割合は22.8%で、款別で一番多い。
  項別の内訳は、社会福祉費8億6,753万7,247円、児童福祉費4億6,701万5,829円である。社会福祉費の主なものは、老人福祉費3億5,276万6,789円、障害者福祉費2億7,651万9,702円、国民健康保険事業費1億3,053万8,097円等であった。
  主な事業としては、ひとり親家庭等医療費支給事業、障害者福祉事業、老人在宅福祉事業、子ども手当支給事業、こども医療費支給事業、放課後児童対策事業等が実施された。
  第4款衛生費。決算状況。本年度の支出済額は5億4,848万954円で、前年度に比べ659万156円減少している。歳出総額に占める割合は9.4%で、款別で4番目に多い。
  項別の内訳は、保健衛生費2億9,861万5,079円、清掃費2億4,986万5,875円である。
  主な事業としては、保健衛生費では母子保健事業、成人健診事業、予防接種事業等の各種 事業、環境衛生費では環境検査事業等の実施のほか、東日本大震災の原発事故に伴う対応を図るため放射線等測定事業で放射線量測定器の新規購入が行われた。
  第5款労働費、第6款農林水産業費、第7款商工費は、表のとおりでございます。
  第8款土木費。本年度の支出済額は5億3,450万9,053円で、前年度に比べ1億4,231万8,406円(21%)減少している。歳出総額に占める割合は9.1%で、款別で5番目に多い。
  項別の内訳は、土木管理費1億2,469万563円、道路橋りょう費3億3,325万1,995円、河川費549万4,900円、都市計画費3,659万4,471円、地籍調査費3,447万7,124円である。
  これらの中では、前年度に比べ道路橋りょう費等が主に減額している。
  主な事業としては、道路改良・舗装・修繕工事、道路台帳の整備、登記業務の推進を初め、橋梁工事では川北橋下部工事、昭和橋整備工事等が実施された。また、地籍調査事業では、番匠・本郷・馬場・関堀・田中地区の調査が推進された。
  消防費については、ごらんの表のとおりでございます。
  第10款教育費。本年度の支出済額は9億1,709万4,475円で、前年度に比べ2億774万5,246円(29.3%)増加している。歳出総額に占める割合は15.6%で、款別で3番目に多い。
  項別の内訳は、教育総務費1億3,278万3,417円、小学校費1億7,529万9,691円、中学校費5,598万1,714円、幼稚園費332万6,100円、社会教育費3億2,410万8,654円、保健体育費2億2,559万4,899円である。
  主な事業としては、玉川小学校屋内運動場耐震補強及び大規模改造工事、明覚小学校木床等塗装工事、給食センター施設修繕工事、都幾川公民館耐震補強及び大規模改修工事等が施工された。また、文化財資料デジタル化事業、文化祭、町民音楽祭和の祭典を初めとした自主文化事業、町民体育祭等の各種スポーツ大会が実施された。
  災害復旧費、公債費、予備費は、表を参照していただければと存じます。
  以上が一般会計決算の状況でございます。
  続きまして、特別会計にまいります。
  第8、国民健康保険特別会計歳入歳出決算。
  1、決算収支概要。本年度の国民健康保険特別会計歳入歳出決算の収支状況は、次表のとおりでございます。
  歳入歳出決算の状況。本年度の歳入総額は15億4,713万4,072円、歳出総額は14億6,232万2,138円、歳入歳出差引額は8,481万1,934円である。
  2、歳入。歳入決算の状況。本年度の収入済額は15億4,713万4,072円で、前年度比1億 3,304万402円(7.2%)の増加である。収入率は、対予算が103.0%、対調定が92%であった。
  款別歳入決算の状況。不納欠損額の3年間の比較、収入未済額の3年間の比較、国民健康保険税の3年間の比較は、各表のとおりでございます。
  なお、国民健康保険税の本年度の収入済額は、現年課税分が2億9,196万1,800円、滞納繰越分が1,886万8,518円、合計が3億1,083万318円となった。合計の収入済額の3年間の推移は減少の傾向にある。
  一方、本年度の徴収率は、現年課税分が91.3%、滞納繰越分が15.1%、合計が69.9%となった。合計の徴収率の3年間の推移は、減少傾向にある。
  3番、歳出。歳出決算の状況。本年度の支出済額は14億6,232万2,138円で、前年度に比べて6,998万2,256円(5%)の増加である。執行率は97.4%であった。
  款別歳出決算の状況、保険給付費の3年間の比較は、表のとおりとなってございます。
  なお、保険給付費の中で9割近くを占める療養諸費は、本年度の支出済額が8億9,140万7,633円である。3年間の推移は、保険給付費全体では増加の傾向にあるが、出産育児諸費は減少傾向となった。本年度平均で、国民健康保険の加入世帯数は2,220世帯、被保険者数は4,119人であった。
  次に、後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算にまいります。
  1、決算収支概要。本年度の後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の収支状況は、次表のとおりでございます。
  歳入歳出決算の状況表。本年度の歳入総額は1億1,111万6,620円で、歳出総額は1億712万6,709円、歳入差引額は398万9,911円である。
  2、歳入。歳入決算の状況。本年度の収入済額は1億1,111万6,620円で、前年度比343万6,788円(3.2%)の増加である。収入率は、対予算が99%、対調定が99.6%であった。
  款別歳入決算の状況、不納欠損額の3年間の比較、収入未済額の3年間の比較、後期高齢者医療保険料の3年間の比較は表のとおりでございます。
  なお、本年度の後期高齢医療保険料の収入済額は、現年課税分が8,054万6,430円、滞納繰越分が12万7,830円、合計が8,067万4,260円である。徴収率は、合計で99.4%となった。
  3番、歳出。歳出決算の状況。本年度の支出済額は1億712万6,709円で、前年度に比べて273万7,027円(2.6%)の増加である。執行率は95.4%であった。
  款別歳出決算の状況、後期高齢者医療広域連合納付金の3年間の比較は、表のとおりでございます。
  続いて、第10、介護保険特別会計歳入歳出決算。
  1、決算収支概要。本年度の介護保険特別会計歳入歳出決算の収支状況は次表のとおりである。
  決算収支の状況。歳入歳出決算の状況表。本年度の歳入総額は10億3,011万3,653円、歳出総額は9億7,493万4,327円、歳入歳出差引額は5,517万9,326円である。3年間の推移は、歳入、歳出総額とも増加の傾向にある。
  2、歳入。歳入決算の状況。本年度の収入済額は10億3,011万3,653円で、前年度比4,663万1,233円(4.7%)の増加である。収入率は、対予算が100.1%、対調定が99.4%であった。
  款別歳出決算の状況、不納欠損額の3年間の比較、収入未済額の3年間の比較、保険料の3年間の比較は、表のとおりでございます。
  なお、本年度の保険料の収入済額は、現年課税分が1億8,163万5,800円、滞納繰越分が86万7,350円、合計が1億8,250万3,150円である。合計の3年間の推移は、増加の傾向にある。
  徴収率は、現年課税分が98.8%、滞納繰越分が16.8%、合計が96.6%となった。
  3、歳出。歳出決算の状況。本年度の支出済額は9億7,493万4,327円で、前年度比6,328万1,498円(6.9%)の増加である。執行率は94.7%であった。
  款別歳出決算の状況並びに保険給付費の3年間の比較は、表のとおりでございます。
  続きまして、第11、浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算にまいります。
  1、決算収支概要、本年度の浄化槽設置管理事業特別会計決算の収支状況は、次表のとおりである。
  決算収支の状況。歳入歳出決算の状況。本年度の歳入総額は1億2,155万3,912円、歳出総額は1億2,092万6,332円、歳入歳出差引額は62万7,580円である。
  歳入決算の状況。本年度の収入済額は1億2,155万3,912円で、前年度比1,269万9,476円(11.7%)の増加である。収入率は、対予算が99.9%、対調定が99.8%であった。
  款別歳出決算の状況並びに収入未済額の3年間の比較、事業収入(浄化槽使用料)の3年間の比較は、表のとおりでございます。
  3番、歳出。歳出決算の状況。本年度の支出済額は1億2,092万6,332円で、前年度比1,253万5,458円(11.6%)の増加である。執行率は、99.3%であった。
  款別歳出決算の状況。施設管理費・整備費の3年間の比較は、表のとおりでございます。
  なお、本年度の施設管理費と施設整備費の支出済額合計は9,081万385円である。
  次に、第12、関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算にまいります。
  1、決算収支概要。本年度の関口茂八奨学事業特別会計決算歳入歳出の収支状況は、次表のとおりである。
  決算収支の状況。歳入歳出決算の状況表。本年度の歳入総額は2,175万8,553円、歳出総額は2,175万8,553円である。
  2、歳入。歳入決算の状況。本年度の収入済額は2,175万8,553円で、前年度比682万5,999円(45.7%)の増加である。収入率は、対予算が87.3%、対調定が96.4%であった。
  款別歳出決算の状況、収入未済額の3年間の比較、貸付金返還の3年間の比較は、各表のとおりでございます。
  3番、歳出。歳出決算の状況。本年度の支出済額は2,175万8,553円で、前年度比682万5,999円(45.7%)の増加である。執行率は、87.3%であった。
  款別歳出決算の状況、奨学資金貸付金の3年間の比較は、表のとおりでございます。
  なお、本年度の支出済額は、普通奨学金が882万円、特別奨学金が716万円、合計が1,598万円である。本年度の特別奨学金は、申請方法の改善等により前年度に比べ大幅な増額となった。
  第13、実質収支に関する調書。
  1、一般会計。実質収支に関する調書に記載されている計数は、正確であるものと認められた。
  2、特別会計。各会計における実質収支に関する調書に記載されている計数は、いずれも正確であるものと認められた。
  第14、ときがわ町財産に関する調書。
  財産に関する調書に記載されている計数は、関係諸帳簿と照合した結果、調書のとおりいずれも正確であるものと認められた。基金等についても調書に記載されているとおりであり、いずれも適正に保管、処理されていることを確認した。
  公有財産、基金(不動産)、基金(現金)は、表のとおりでございます。
  本年度の一般会計及び特別会計の基金(不動産及び現金)の運用状況の内訳は、上記の2つの表のとおりである。
  基金(現金)の本年度の末残高の合計は、20億2,199万2,803円で、前年度に比べて105万2,532円(0.1%)の増加となった。
  年度中に増額したのは、合併振興基金、町有施設整備振興基金、介護保険給付費準備基金等で、減額したのは財政調整基金、公共施設等整備基金、地域福祉基金、緑の雇用創出基金、 土地開発基金、関口茂八奨学基金等である。
  続きまして、第15、水道事業会計決算にまいります。
  1、決算の概要。業務実績の状況は、表のとおりでございます。本年度の給水人口は1万2,171人で、前年度に比べ143人(1.2%)の減少である。
  年間総配水量は、179万9,543立方メートルである。年間総有収水量は144万7,626立方メートルで、有収率は80.4%となった。
  前年度と比較すると、年間総配水量は4万7,621立方メートル(2.6%)の減少、年間総有収量は3万105立方メートル(2.0%)の減少、有収率は0.4ポイントの増加である。
  また、本年度の石綿セメント管更新事業では、1,543メートルを更新している。
  続いて、2番、収益的収支の状況にまいります。
  収入(事業収益)の状況、支出(事業費)の状況、収益的収支の状況は、表のとおりでございます。
  本年度の事業収益は、3億1,361万8,589円で、前年度と比較すると458万8,026円(1.4%)の減少となった。うち営業収益は2億4,346万5,713円で、収入全体の77.6%を占めた。
  本年度の事業費は3億402万1,417円で、前年度に比べて165万3,119円(0.5%)の増加である。
  収益的収支は959万7,172円の黒字となった。前年度に比べると624万1,145円(39.4%)の減少である。
  3番、資本的収支の状況。収入(資本的収入)の状況、支出(資本的支出)の状況、資本的収支の状況は、表のとおりです。
  本年度の資本的収入は8,473万9,440円で、前年度と比べて3,872万10円(31.4%)の減少である。資本的収入の内訳は、負担金1,273万9,440円、国庫補助金1,500万円、企業債2,700万円、出資金3,000万円である。
  本年度の資本的支出は、1億8,243万2,453円で、前年度と比べて4,538万3,197円(19.9%)の減少である。資本的支出の内訳は、建設改良費1億1,625万2,994円、企業債償還金6,617万9,459円である。
  資本的収支は9,769万3,013円の赤字である。前年度に比べると666万3,187円(6.4%)の赤字幅の縮小である。
  第16、むすびにまいります。
  平成23年度(以下「本年度」という。)ときがわ町一般会計及び特別会計歳入歳出決算及びときがわ町水道事業会計決算の概要は、以上のとおりである。
  本年度の決算審査では、決算書及び各課から提出された参考資料に基づき、歳入においては各項目で適正に収入されたか、歳出においては各事業が計画的に実施され、予算が適切に執行されたかを主眼に審査を実施した。
  本年度の一般会計の決算額は、歳入61億3,750万8,200円、歳出58億6,740万6,584円である。これらを前年度と比べると、歳入は1億4,006万6,922円(2.2%)の減少、歳出は2,439万3,694円(0.4%)の減少となった。実質収支額は、前年度と比べ6,765万228円(21.4%)減少し、2億4,791万4,616円の黒字となっている。
  一般会計の歳入、歳出の各款別決算状況について前年度と比べてみると、歳入では、主に町債、地方交付税、繰越金等が増額し、国庫支出金、財産収入、町税等が減額している。このうち町税は、前年度に比べると軽自動車税、町たばこ税が増額し、町民税、固定資産税が減額し、町税全体としては2,078万5,688円(1.5%)の減少となっている。
  歳出では、主に教育費、消防費、公債費等が増額し、総務費、土木費、農林水産業費等は減額している。
  本年度は、一般会計においては、役場第二庁舎、都幾川公民館、玉川小学校屋内運動場の耐震補強及び大規模改修(改造)工事等が実施されたほか、2年計画のデジタル系防災行政無線(固定系)整備工事にも着手した。これらの大規模な事業はもちろん、民生費、衛生費、教育費等の分野ではきめ細かな諸事業が展開され、住民の福祉向上の寄与に努めていることがうかがえた。また、道路・橋梁・河川工事や地籍調査等の町の基盤整備が着々と図られる一方、地域振興や農林業・観光対策の面では、町の特色を生かすさまざまな事業にも取り組んでいた。
  国民健康保険特別会計を初めとした、次に「6特別会計」とあるんですが、これ5に訂正お願いできますか。老人保健特別会計が今年度からなくなりましたので、5特別会計になります。5特別会計決算の合計額は、歳入は28億3,167万6,810円、歳出26億8,706万8,059円となり、これらを前年度と比べると、歳入は1億7,124万2,922円(6.4%)の増加、歳出は1億5,369万6,247円(6.1%)の増加となった。実質収支額は、前年度と比べ1,754万6,623円(13.8%)増加し、1億4,460万8,751円の黒字となっている。
  本年度の国民健康保険特別会計及び介護保険特別会計の保険給付費の支出済額は、前年度に比べ五、六%の伸びとなった。年々増加傾向にあり、医療、保険に係る各特別会計の財政 運営がより厳しくなっている状況がうかがえた。浄化槽設置管理事業特別会計では、前年度と同じ51基の設置基数であった。引き続き、町内河川の環境浄化のため、浄化槽設置の普及に努められたい。関口茂八奨学事業では、申請方法の改善等により、奨学資金の貸し付けが前年度に比べ大幅な増額となった。
  また、公営企業会計の水道事業会計では、収益的収支は959万7,172円の黒字となった。一方、資本的収支は9,769万3,013円の赤字である。本年度の石綿セメント管更新事業では、1,543メートルの石綿セメント管が更新された。今後も積極的な事業の継続が望まれる。
  これらの諸事業を実施する上で、歳入の貴重な自主財源として町税がある。町税の収入済額自体は前年度より減額したが、一般会計の歳入総額に占める割合はわずかながらも前年度より増加した。また、収入未済額も年々減少してきている。日々の徴収対策の努力や積極的な不納欠損処理、滞納整理等の成果と見ることができる。国民健康保険税、介護保険料、後期高齢者医療保険料、浄化槽使用料、保育料、給食費等の徴収も同様で、関係各課職員の日ごろの地道な収納努力を評価したい。歳入全般では、今後も市町村合併に伴う利点や地方交付税、各種補助金等を積極的に活用しながら、健全な財政運営にさらに努められるよう要望して、平成23年度決算審査結果のむすびとする。
  以上、ご報告申し上げます。
○笹沼和利議長 ご苦労さまでした。
  暫時休憩いたします。
  再開を2時40分。
                                (午後 2時22分)
─────────────────────────────────────────────────
○笹沼和利議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午後 2時40分)
─────────────────────────────────────────────────
   ◎認定第1号〜認定第7号の質疑、討議、討論、採決
○笹沼和利議長 これより日程第7、認定第1号から日程13、認定第7号までの質疑に入ります。
  質問者はページ、番号、項目名、節区分、備考欄の説明事項を申し出て、質疑してください。質疑につきましては、質問者が1回にできる質問は3問までとします。その後、質問者がいない場合には、再度続けて質疑を許します。また、1問に対してできる質問回数は3回 までです。
  質疑につきましては、一般会計から順次行います。
  なお、一般会計に限り、歳入歳出に分けて行います。
  それでは、日程第7、認定第1号 平成23年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定についての質疑に入ります。
  まず最初に、歳入の質疑を行います。
  質疑ございませんか。
  8番、野原和夫議員。
○8番 野原和夫議員 8番、野原和夫です。
  ページ、13ページの、毎年不納欠損等が出る問題でございますが、先ほど監査委員の評価では、各収納努力を評価したいと述べておりますが、この収入未済額において町税、22年度の比較では減少しております。その中で、今後の収入未済額の徴収的なことをどのようにしていくのか。
  それと、不納欠損は年々増加の中で、今回は616万1,009円ですか、ふえております。この収入未済額の処置の仕方、中身について、また今後の考えについて、町の執行部の考えをお答えください。
  それから、19ページの児童福祉負担金、これも累積だと思いますが、これも収入未済額506万もあります。この調定額に近づける努力、今後どのようになされるのか、それをお伺いします。
  それから、ページ23、27も含めてですが、国庫補助金等が収入未済額2,636万1,000円、この補助金は、今後いつごろ入ってくるのか、その後の県補助金も踏まえて補助金がいつごろ入ってくるのか、お答えいただきたいと思います。
  以上3点お願いします。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  小島税務課長。
○小島 昇税務課長 それでは、野原議員のご質問にお答えしたいと思います。
  まず、1点目の滞納整理をこれからどうやっていくのかというご質問でございますけれども、前にも私申し上げたと思いますけれども、滞納整理の基本は、要するに滞納者との直接面談をして、その上で早期に滞納処分の方向性を決定していくということにあると思います。
  基本には税の徴収ということですけれども、無理やり納税させるということではございま せん。滞納者と直接面談しまして聞き取り調査を行った上で、滞納者に換価できるような資産はあるのか、あるいは預貯金、債権等あるのか、勤め先はどこなのか、所属はどうなのかなどを調査しまして、担税力があると判断すれば税を徴収しまして、場合によっては差し押さえ等の強制執行をやらざるを得ませんが、生活が極度に困窮してしまったなど担税力がないのであれば、早期のうちに徴収担当が中心となって、課内協議をしまして、徴収権の時効消滅まで待つことなく処分提示をしまして、不納欠損等の手続をとっていくということであると思います。
  要するに、そうすることによりまして、町としては徴税権の削減が図られまして、滞納者にとっては早く担税力を身につけていただきまして、町税の納付をまたお願いしていくということが言えると思います。今申し上げましたようなことが、滞納整理の内容ということになると思います。
  以上です。
○笹沼和利議長 8番、野原和夫議員。
○8番 野原和夫議員 収入未済額については、今後徴収見込み何%ぐらい考えられるか。それと、不納欠損については、もうあきらめるのかどうか、この欠損、5年で時効になると思いますが、そういう中で不納欠損を何らかの形で徴収をするか、あきらめの決断をどういうふうにするのか、この点をお伺いしたいんですが。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  小島税務課長。
○小島 昇税務課長 今後、徴収率につきましては、今年度を下がらないように、今年以上の徴収率を考えております。今年度以上、23年度以上の、要するに徴収率になるようにというような努力をしていきたいというふうに考えております。
  それから、不納欠損ですね、不納欠損につきましては、地方税法で決まっておりまして、要するに3点あるわけですけれども、地方税法に決まっておりまして、1つは、地方税法の18条で規定しております時効消滅、ほかの2点につきましては、地方税法の15条の7で規定をしております滞納処分の停止と即時処分の、この3点があるわけです。
  ですから、不納欠損する場合にはこの3点のうちのどれかに該当しているということでございますので、あきらめて不納欠損するということじゃなくて、やっぱりさっき言ったように納税者の方についても早い、早期のうちに不納欠損等の滞納処分をしまして、早く担税力を身につけていただいて、また町税のために納入のほうをお願いしていくというようなこと だと思います。
○笹沼和利議長 8番、野原和夫議員。
○8番 野原和夫議員 3点の中で、最終的の決断は首長、町長の権限で、ある程度は決まるんでしょうかね。そういう中で、それとこの不納欠損については、たとえ少しでももらえばどんどん延長はずっとできると思うんだが、その中で相手も倒産したり、それでいなくなったりいろいろな問題があると思います。そういう処理は早くするところは早くしないと、これはまずいと思うんですが、そういう処置の決断というのは最終的にはだれがやるのか、お願いします。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  小島税務課長。
○小島 昇税務課長 不納欠損につきましては、今、年2回やっているんですけれども、もう最終的には決裁をもらって、町長まで行きますので、最終決断は町長ということになると思います。
○笹沼和利議長 では、続きまして、ページ、19ページ、民生費負担金の中の児童福祉費負担金の質問について答弁願います。
  大島福祉課長。
○大島武志福祉課長 ご指摘いただきました収納未済額506万2,300円、これにつきましては保育料の未納というふうなことでございます。この未納の状況でございますけれども、全体の滞納の実人数が28名ございます。そういった中で、地道にこれは交渉して、納付をいただくしかないというようなことで考えております。夜間徴収あるいは児童手当のときに納付相談をしていただくとか、そういうようなことで地道にやっていくしかないというふうに考えております。
  そういった中で、8月の半ばまでの状況なんですが、28名中11名完納をしていただいております。なかなか思った金額には迫っていないんですが、努力をしながら、なるべく未済額を減らしていくということで考えております。
○笹沼和利議長 8番、野原和夫議員。
○8番 野原和夫議員 地道な努力と、その親に対するいろいろな言葉も説明の仕方もあると思いますが、努力も必要だと思う。
  その中で、これだけ玉川、平、はなぞの、管外保育等もありますが、その保育園の中で滞っている保育所は、一番多いところはどこなんですか。この点お伺いしたい。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  大島福祉課長。
○大島武志福祉課長 先ほど申し上げました全体の滞納人数を28名ということで申し上げたわけですけれども、保育園別で申し上げますと、はなぞのが11名、それから玉川保育園が8名、それから平保育園が8名、管外保育園が2名というような状況でございます。
  なお、28名に、合計にするとならないんですけれども、それについては年度によって保育園を変えているようなところがあるというようなこともございますので、滞納の実人数、先ほど申し上げました28名と、必ずしも足すと一致はしないんですが、そのような状況です。
○笹沼和利議長 8番、野原和夫議員。
○8番 野原和夫議員 調定額に近づける努力も必要ですから、しっかり取り組んでいただきたいと思います。本当に困窮している人もいると思いますが、そういう中には何らかの援助は受けていると思うんですね。そういう中でいろいろなことを考えながら、努力をお願いしたいと思います。
  以上です。
○笹沼和利議長 では、3番目の質問なんですけれども、野原和夫議員、先ほど国庫補助金、22ページのところでいつごろということで質問を受けたと思うんですけれども、違いますよね、これは決算なので。
○8番 野原和夫議員 はい、わかりました。
○笹沼和利議長 いいですか。
○8番 野原和夫議員 取り消します。
○笹沼和利議長 じゃ、これはなしということで、わかりました。
  では、続きまして、ほかに質疑ございませんか。
  10番、野原兼男議員。
○10番 野原兼男議員 10番、野原です。
  3点ほどお伺いいたします。
  まず、これ13ページの町税関係になるんだと思うんですけれども、主な政策の成果のほうで、こちらですね、こちら。15ページですね、15ページの上段に23年度末の町税滞納処分(執行中)の累計件数ということで表が出ているんですけれども、これの中の差し押さえ等実行しているわけでございますけれども、その中で参加差し押さえ、それから交付要求というのはどういうものなのか、ちょっとお伺いしたいと思います。
  それと、この差し押さえ等で競売等を実行して、回収等を図ったものというのはあるのか。その点についてお伺いできればと思います。
  それから、あと2点ですね。それからあと19ページ、先ほどの保育料の関係なんですけれども、28名ということで滞納者が23年度末で出ているわけでございますけれども、金額が506万2,000円というのは、これ単年度の506万2,000円でよろしいのですか。それとも前にさかのぼっている合計なのか、もしできれば、その点についてお伺いできればと思います。
  それであとその長期、この中に長期滞納者ということで一番長期に滞納されている方は何カ月ぐらいになっているのか、その点についてお伺いできればと思います。
  それから、ページが21ページですね、予算書の21ページです。予算書の21ページ、子育て支援住宅、こっちで収入未済額が12万出ているわけでございますけれども、この12万というのは子育て住宅3世帯あるわけですけれども、その滞納者の世帯数ですね、世帯数と、あとこれ何カ月分おくれているのか、その点についてお伺いできればと思います。
  以上3点お願いします。
○笹沼和利議長 まず1点目、答弁願います。
  小島税務課長。
○小島 昇税務課長 主な施策の成果のご質問でございますけれども、野原議員のご質問にお答えしたいと思います。
  その(12)の平成23年度末の町税等滞納処分(執行中)の累計件数の中で参加差押とはどういうものか、あるいは交付要求とはどういうものかということですけれども、差押の次が参加差押ということで、公債権の中で、要するに一番初めに差し押さえというか、押さえるのが差押といいます。2番目以降、2番目、3番目、4番目になるとこの参加差押というような、ただそういった何ていうんですか、字句というか言葉のあれだけで、特にそういった深い意味というのはございません。参加、差し押さえに参加するんだと。2番目、3番目、4番目以降の公債権のそれを参加差し押さえと言っています。
  次に、交付要求についてでございますけれども、これは破産手続とか、あるいは倒産や何かによりまして、弁護士あるいは地方裁判所へこういった滞納額、税金があるので、要するに失効した場合には配当を、要するにときがわ町でこういった税金の滞納があるので、配当があった場合にはもらいたいというような、そういった交付の要求をするわけですね。それを交付要求というような言葉で呼んでおります。
  それから、こういった差し押さえした場合に、入ったお金はあるのかというご質問でよろ しいんでしょうか。競売などをした場合に、した例があるかということですけれども、競売についてはないんですけれども、去年やったのが14ページ、(11)が去年うちのほうで実行した要するに強制換価をしたものです。例えば、この中で債権というのが上から4番目にあるんですけれども、9件となっておりますけれども、預貯金債権ですね、それから国税還付金の差し押さえ、それから保険契約の解除、要するにそれの解除返戻金というんですか、それの差し押さえなんかをやっております。
  それから、これとはちょっと別なんですけれども、去年、熊谷市にある滞納者の自宅へ県税事務所のほうと一緒に捜索というのを実施しました。これも要するに強制滞納整理の1つなので、申し上げたいと思います。
  以上です。
○10番 野原兼男議員 結構です。
○笹沼和利議長 よろしいですか。わかりました。ありがとうございます。
  では、続きまして、2番目の質問、19ページのところで、児童福祉費負担金について再質問ということでよろしくお願いいたします。
  大島福祉課長。
○大島武志福祉課長 それでは、2問目の質問にお答えさせていただきます。
  まず、単年度かどうかというような質問でございますけれども、この収入未済額の額につきましては、平成14年から間、年度は抜けているところもございますが、滞納ということで収入未済になってございます。
  それで、合計なんですけれども、年度ごとに合計を申し上げますと、平成……
○10番 野原兼男議員 いいです、いいです、それ。合計でもう506万ということですよね、14年度から。
○大島武志福祉課長 そういうことです。
○10番 野原兼男議員 それだけで結構です。
○大島武志福祉課長 はい、わかりました。
○10番 野原兼男議員 あとはお願いします。
○大島武志福祉課長 すみません、長い人でというご質問なんですけれども、これについては、今申し上げたように平成14年から23年までというようなことで、園児が入っている期間、それぞれ違っておりますので、最近の方が納めていない場合は何年から納めていない、過去のものについては、何年から何年まで納めていないというような形で、さまざまに状況ちょっ と違うので、その辺の長い人は何年かという統計はちょっととっていないんですけれども、よろしくお願いを申し上げます。
○笹沼和利議長 10番、野原兼男議員。
○10番 野原兼男議員 それでは、現状で今、入園なさっている方で、未納になっている方、それで長いのは何カ月になっているか。その点お伺いできればと。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  大島福祉課長。
○大島武志福祉課長 入園の状況なんですけれども、兄弟がいる場合、1子、2子、3子とかいる場合がございます。1子が卒園しても引き続いて2子が間をあけて滞納とか、また2子、3子があわせて滞納というような状況がありますので、続けてというような形であると再度調べさせていただいて、答弁ということになるわけなんですが、どうぞよろしくお願いします。
○笹沼和利議長 10番、野原兼男議員。
○10番 野原兼男議員 兄弟にまたがってというんじゃなくて、1子、今現在1人で、1人を1子としますよね。現在、入園している中で、いる中での1人で一番長い、3カ月おくれているとか、4カ月おくれているとか、そういうのがもし統計的にとってあるんだったら、後でお伺いできればと思います。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  大島福祉課長。
○大島武志福祉課長 調べまして、またご報告をさせていただきたいと思います。
○笹沼和利議長 では、3問目の質問に入ります。
  3問目、ページが21ページのところ、民生費使用料、子育て支援住宅の使用料について答弁願います。
  大島福祉課長。
○大島武志福祉課長 それでは、第3問目、子育て支援の住宅使用料について申し上げます。
  まず、世帯数でございますが、1世帯ということでございます。
  何カ月かという月数でございますが、これについては4カ月ということになっております。
  現在、今年度になりまして6月でございますけれども、この未済額については、既に収入済みでございます。
  以上です。
○笹沼和利議長 10番、野原兼男議員。
○10番 野原兼男議員 収入済みということなので、結構でございます。
○笹沼和利議長 よろしいですか。
○10番 野原兼男議員 はい。
○笹沼和利議長 ほかに質問ございませんか。
  13番、岩田議員。
○13番 岩田鑑郎議員 13ページの不納欠損の部分ですが、現年課税で不納欠損になっている金額があるんですが、これはどういう事情でそのようになっているのか。それが1点。
  それから、固定資産税で1,700万の不納欠損が出ておりますけれども、これの内訳は、要するに個人とか企業とかその理由と、そういうものを詳細教えていただければというふうに思います。
  それから、17ページのゴルフ場利用税交付金なんですけれども、7,500万の見込みだったわけなんですが、かなり減額ですね。これは何かの見込み違いがあったんでしょうか。その辺の理由をお聞かせいただきたいと思います。3点お願いします。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  まず1点、不納欠損の現年との関係ということで答弁願います。
  小島税務課長。
○小島 昇税務課長 それでは、即時欠損ということのご質問でございますけれども、まず町民税についてでございますけれども、要するに町民税の徴収が明らかでないことが判明したために即時欠損として330万5,888円即時欠損しています。
  これにつきましては、倒産等により消滅した法人や、出国し再入国の可能性が低い外国人などに賦課した場合の町民税について即時欠損をしております。また、限定承認なんか相続のときにあるわけですけれども、限定承認ですね、そういった場合にも、この即時欠損というような方法で処分しております。
  23年度決算では、消滅法人が3名、これ特別徴収分ですけれども3名、それから出国外国人が、64名がこれに該当します。それから、ほかには固定資産税についてもやっぱりありまして、5万1,577円即時欠損しております。23年度決算では、消滅法人1名が該当しております。それから、即時欠損は以上ですね。
  固定資産税についての……
○笹沼和利議長 それはまた後で、2問目になりますので。
○小島 昇税務課長 はい。以上です。
○13番 岩田鑑郎議員 わかりました。
○笹沼和利議長 よろしいですか。
  では、2問目、固定資産税の不納欠損について答弁願います。
  小島税務課長。
○小島 昇税務課長 固定資産税についての1,700万円ほどの不納欠損の内容ということでよろしいでしょうか。
  固定資産税の平成23年度の現滞繰で合わせた不納欠損額は1,739万4,990円になります。件数にして454件でございます。執行停止中の時効によるものが8万3,200円で、23年度の欠損につきましては、3名の方がこれに該当してきます。
  それから、先ほど申し上げました町税が徴税できないんだということが明らかなために即時欠損としたものが5万1,577円ございまして、23年度決算では消滅法人1名が該当しております。
  それから、時効が成立し、徴税権が消滅したことによる不納欠損が1,726万213円でございました。23年度決算では67名がこれに該当しております。
  以上でございます。
○笹沼和利議長 13番、岩田議員。
○13番 岩田鑑郎議員 対象者が67名というのは非常に多いと思うんですけれども、その人数はふえる傾向にあるんですか。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  小島税務課長。
○小島 昇税務課長 この人数がふえるかふえないかというのは、滞納者の数に関係していくわけですけれども、滞納者が今減少傾向にありますので、これからそんなにふえるというようなことはないと思います。徐々にこの滞納者数も減少していくような方向で、滞納整理をやっていきたいというふうに考えております。
  以上です。
○笹沼和利議長 よろしいですか。
○小島 昇税務課長 はい。
○笹沼和利議長 では、3番目の質問で、ページ、16ページ、17ページ、ゴルフ場利用税の件について。
  久保企画財政課長、答弁願います。
○久保 均企画財政課長 岩田議員のご質問にお答えをさせていただきます。
  ゴルフ場利用税の見積もりの関係につきましては、主に前年実績ということで、主に予算計上をしてございます。交付税で毎年各ゴルフ場の利用人数という部分がございまして、その推移を見ますと、平成21年から22年にかけてはふえているゴルフ場もあるんですけれども、減っているゴルフ場もあるということで、全体的には前年と同じぐらいの数字という形になっているんですけれども、ご案内のとおり平成23年につきましては、震災等の影響が大分あったんだと思うんですけれども、23年の交付税の算定のところを見ますと、すべてのゴルフ場で1日当たりの利用者が減っているということで、もう少し厳しく見れば、後から見ますとですね、見ればよかったという形に結果的にはなってしまったんですけれども、そういうことで今後の見積もりのほうもしっかり立てるようにしたいと思いますので、ご理解をいただきたいと思います。
  以上でございます。
○笹沼和利議長 よろしいですか。
  ほかに質問ございませんでしょうか。
  6番、野口議員。
○6番 野口守隆議員 27ページの廃止路線代替貸し切りバス事業対策費補助金959万7,000円、前年度は1,100万円近かったものですが、この減額理由を教えていただきたいということと、それから主要な施策の先ほどの関連するというか、聞き漏らしたのかもしれませんが、この差し押さえの具体的には金額がどのぐらいになったのかと説明したかどうか、ちょっと私聞き漏らしたもので、その辺を教えてもらいたいということと、もう1つ、その下に税目別徴収税額、嘱託員の実績が出ておりますが、これ私前も申し上げたんですが、保育料並びに給食費は大分減っているようですが、この辺の兼ね合いというか、こちらの方にお願いできるのか、あるいはある程度同じ役場内ですから、多分税の滞納している方というのは、保育料なり何なりも多分滞納していらっしゃる確率が高いような気がするので、その辺のもし嘱託員ができないんであれば、情報交換なり何なり、どういうふうにやったら徴収ができるかというような相談はなされているんでしょうか。この2点をお願いしたいと思います。
○笹沼和利議長 では、まず第1点、27ページ、県の補助金、廃止代替バスの補助金について答弁願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 野口議員のご質問にお答えをさせていただきます。
  県の廃止代替バス補助金につきましては、申請額に基づきまして、県の予算の範囲内で交付するという規定がございます。県の予算全体が10%カットということで、補助金全体の数字が減りまして、それに基づいてときがわ町も減ってしまったというのが実情でございます。
  以上でございます。
○笹沼和利議長 6番、野口議員。
○6番 野口守隆議員 では、単純に実績とかそういうことではなくて、県の方針で、多分お金がなくなったので10%カットということで。じゃ、今後もそういうことがあり得ると考えてよろしいですか。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 お答えをさせていただきます。
  平成23年度につきましては10%カットということでございますが、それ以降については特にそういう方針が示されておりませんので、今後はそういうふうな形で減額は特に考えていないといいますか、県のほうからの通知は来ていないということで、同じぐらいの金額は24年度もいただけるんではないかということで期待をしているところでございます。
  以上でございます。
○笹沼和利議長 では、続きまして、2番目の質問、答弁願います。
  小島税務課長。
○小島 昇税務課長 それでは、野口議員のご質問にお答えしたいと思いますけれども、差し押さえに限定したようなご質問なんですけれども、交付要求等についても差し押さえと同じ滞納処分になりますので、あわせて申し上げたいと思います。
  初めに、交付要求、参加差し押さえについて申し上げます。
  破産手続に係るものは16件で、交付要求は1,122万7,160円でございました。不動産競売に係るものが11件で、交付要求は1,232万6,655円でした。交付要求全体で処分件数は27件で、交付要求額は2,355万3,815円でございました。これによる配当額は平成23年度中に配当があったものについては、5件で47万6,289円となりました。24年度になって配当があったものについては、2件で26万8,100円でございました。この中で破産手続に係るものについては、地方裁判所や破産管財人への交付要求となります。不動産競売の要求先は地方裁判所でございます。
  次に、ときがわ町での差し押さえについて申し上げます。
  まずは、銀行等への預貯金債券の差し押さえでございますけれども、確認した債権額は1,098万9,400円、これに対しまして差し押さえを行いまして、586万4,238円を取り立てることができました。処分件数は5件でございます。
  次は、生命保険会社への保険契約の解約による、要するに解約されて解約返戻金を差し押さえようというものなんですけれども、債権額354万2,182円を差し押さえまして6万9,136円を取り立てることができました。処分件数は1件です。
  次に、税務整理の所得税還付金の差し押さえでございます。債権額422万8,350円差し押さえまして、12万3,052円が平成24年度になって、要するに平成24年4月になりまして納入されております。処分件数は3件でございました。
  以上です。
○笹沼和利議長 一緒の質問で構わないですかね、先ほどの。
○6番 野口守隆議員 結構です、続けて。
○笹沼和利議長 続けてお願いします、徴収嘱託員についてということで。
○小島 昇税務課長 徴収嘱託員につきましては、税務課で扱っている税と、それから国保税について徴収してもらっているんですけれども、そのほかの保育料とか給食費ですか、それについては契約はしておりませんので、そっちのほうは現在やっておりません。
  これからやるかどうかについては、私のほうは税なので、そのほかについてはまた別途契約してということになるかと思いますけれども。
○笹沼和利議長 6番、野口議員。
○6番 野口守隆議員 私が言ったのはそういうことじゃなくて、多分お役所の仕事ってなるといつもそうなんですが、縦割りで、税金以外は今度はいわゆる保育料は福祉課、給食費は教育委員会と分かれていると承知しています。
  ただ、普通で考えれば、やはりそういった縦割りでなく、少なくてもとれなくても、とるかとれないかというのは別問題で、そういった情報を庁内で、ある程度、税務課が一番情報をつかんでいると思うんですが、その辺のいわゆる情報をつかんで、庁内で、あそこはこういう状況だよとかなんとかと相談ぐらいはできていいんじゃないかと思うんですが、そういうことは一切やっていないんでしょうか。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  小島税務課長。
○小島 昇税務課長 要するに滞納者の所得情報とかそういうことでしょうか、滞納状況とか。
○6番 野口守隆議員 いわゆる滞納していれば税金だけでなく、先ほども言ったとおり保育料なり給食費なりのダブっている方がいるかどうかというぐらいはやっているんでしょうか、重複していると。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  小島税務課長。
○小島 昇税務課長 ですから、税金あるいは給食なんかも同じように滞納しているというような情報ですよね。それは共有しています。余り立て込んだ、要するに個人情報までいくとちょっと無理なところがあるんですけれども、要するに税は何を幾らぐらい滞納しているとか、要するに保育料はどの程度滞納しているとかというのは、それは横のつながりはもちろん持っていますので。
○笹沼和利議長 すみません、再々質問になるので、また後で質問していただけますか。
  ほかに。
  10番、野原兼男議員。
○10番 野原兼男議員 これは確認なんですけれども、ページ、21ページの土木使用料、毎年出てくるんですけれども、ちょっと私のほうでこれちょっと内容をど忘れしたんかなと思うんですけれども、公園使用料、公共物使用料、道路占用料、この内容についてご説明をいただければと思いますので、よろしくお願いいたします。
○笹沼和利議長 よろしいですか。
  では、答弁願います。
  内室建設課長。
○内室睦夫建設課長 それでは、土木使用料についてご説明を申し上げます。
  まず、公園使用料につきましては、雀川砂防ダム公園の使用でございます。それから、公共物の使用につきましては、水路、それから認定外の道路等を使用した場合の使用料になります。それから、道路占用料につきましては、道路を占用許可を受けたものに対しまして、占用料を徴収しておるものでございます。
  以上です。
○笹沼和利議長 10番、野原兼男議員。
○10番 野原兼男議員 そうすると、あれですか、警察なんかで道路使用というのを出しますよね、もしそういう、それとはまた違う。それの中から入ってくるとかそういうんじゃな くて、この町の町道等を何か利用した場合にこれをあれなんですか、したらどこからとるということで。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  内室建設課長。
○内室睦夫建設課長 警察等に道路使用を出した場合ではなくて、例えば公共物の使用ですと、水路等の敷地に例えば看板を設置して使っているだとか、あと道路占用につきましては、例えば電柱の設置、そういうものでございます。
○笹沼和利議長 よろしいですか。
  ほかに質問ございませんか。
  3番、小輪瀬議員。
○3番 小輪瀬英一議員 1点お尋ねいたします。
  ページが39ページ、光ファイバー貸付収入についてなんですけれども、これ予算額が1,663万2,000円、現収入が1,663万3,302円ですか、これは回線が増加というものはもうこの段階になると見込めなくなって、このほとんど同じ数字が出てきてしまっているのでしょうか。
  それと、現在非常に光ファイバー一気にふえたんですけれども、今後の回線の増加については鈍化してきているのかなという気もしないではないんですけれども、それと直接歳入とは離れてしまうんですけれども、この当時進めたアイフレームですか、アイフレームが非常に最近影が薄くなってしまったんですけれども、答えられるんであればその辺のアイフレームの扱い等、現状はどうなっているのかお聞きしたいのですが、1点です。よろしくお願いします。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 小輪瀬議員のご質問にお答えをさせていただきます。
  まず、光ファイバーの貸し付けの使用料の関係につきましては、これ毎月3カ月ごとの、例えば4月から6月の使用料ですと、3月末といいますか4月の頭ですね、の回線数に応じてその3カ月の使用料をいただくという形でなってございます。
  そういった形で第1・四半期から第2・四半期については70回線、第2から第3が126回線、第3から第4については53ということで、徐々に増加をしてございます。この収入済額と調定額を一緒になっているということなんですけれども、これ3カ月前にわかりますので、 補正予算で合わせた関係でぴったりになっているということでございます。
  今後も、今も若干ふえておりまして、2,000回線にほぼ届くという数字、現在のところ数字でございます。今後もまだ若干ふえるんではないかというふうな予測をしているところでございます。
  そして、アイフレームの関係ですけれども、この事業につきましては、非常にちょっと残念な今状況になってございます。商業者の方ですとか観光関係の方ですとか、そういった方に自由にいろいろな書き込みをしていただいて、PRをしていただくというのが1つの目的だったんですけれども、そういった方の書き込みは今はほとんどなくて、町からのお知らせがたまに載るぐらいというような状況でございます。
  本来というか、当初のもくろみですと、双方向にやりとりができて、お年寄りとの安否確認みたいなのができればという形で始めたんですけれども、機械の都合上、システム上、一方通行の情報を流すだけというような形になりまして、現在余り使われていないような状況でございますので、こういった関係の機器もどんどん年々新しいものが出ておりまして、このシステムについてはちょっと考え直さなくてはならないというふうに今検討しているところでございます。
  以上でございます。
○笹沼和利議長 よろしいですか。
  ほかに質疑ございませんか。
  12番、増田議員。
○12番 増田和代議員 12番、増田でございます。
  2点質問させていただきます。
  ページ数、33ページの下段のほうなんですけれども、教育費のほうで土曜日の活用事業委託金ということで7万5,000円って入っているんですけれども、これは多分学校のほうで土曜日なんか活用して、この1年間、どういう活用方法をしていたのか、1点お願いいたします。
  あともう1点、41ページのちょうど真ん中なんですけれども、町村の魅力を訴えるイベントというすごくすばらしい書いてあるんですけれども、どういうイベントをやっているのか、その点2点よろしくお願いいたします。
○笹沼和利議長 まず1点目、土曜日の活用事業委託金ということで答弁願います。
  長島教育総務課長。
○長島富央教育総務課長 それでは、ご質問にお答えしたいと思います。
  土曜日の活用事業というのは、各学校で取り組んでいるのではなくて、教育委員会として小学生に声をかけまして、土曜日に補習的な授業をやりますので、ぜひ参加してくださいということで実施したものです。
  昨年度、県の委託を受けまして実施したんですけれども、時期も遅かったものですから、実際にできたのは1月から6回、玉川公民館を利用しまして小学生を集めて授業を行ったということです。
  運営につきましては、ボランティアの方をお願いしまして、指導者として指導していただいたということです。
  児童につきましては、3校から大体平均すると1日当たり40名前後ぐらいは集まって、2時間程度ですけれども補習をしたというような授業です。
  以上です。
○笹沼和利議長 12番、増田議員。
○12番 増田和代議員 そうしますと、1月から6回程度ボランティアの方がその補習授業というんですか、勉強ということなんでしょうかね。
  あと1点は、この40名参加したという、それはその年齢別にごちゃまになって40人の方が同じことを勉強するという、そういうことなんでしょうか。それでもなければ、その学年別に40名の方が、ボランティアさんの方が何人かいらして、そこでするという、その内容等をお願いいたします。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  長島教育総務課長。
○長島富央教育総務課長 それでは、内容についてご説明いたします。
  大体先ほど言いましたけれども、40名程度が1回に参加しているんですけれども、玉川公民館の場所を2つの部屋を借りまして、低学年と高学年の2つのブロックに分けまして、指導者も2つに分かれて、それで中心になったのは国語と算数のプリント学習や、学校で出された宿題等を補習的なものですけれども、それに取り組んでいると。それに対してボランティアの指導者がアドバイスしたりとか教えてあげるというような取り組みです。そんなようなことを6回、1月から3月まで6回、土曜日に開校したということです。
○笹沼和利議長 12番、増田議員。
○12番 増田和代議員 そのボランティアの方なんですけれども、元学校の先生とかそうい う方がほとんどやっていただいたということなんでしょうか。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  長島教育総務課長。
○長島富央教育総務課長 県のほうのもともとの方針は、地域の方でどなたでもということなんですけれども、実際に参加していただいたのは元教員ということで、教職経験のある方がすべて対応していただきました。
○12番 増田和代議員 ありがとうございます。
○笹沼和利議長 続いて、41ページのところの町村の魅力を訴えるイベント参加助成金について答弁願います。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 それでは、増田議員の41ページの町村の魅力を訴えるイベント参加助成金3万円についてご説明させていただきます。
  このイベントにつきましては、平成23年の12月3日、4日に東京都内の東京国際フォーラムを会場として全国町村会のイベントが開催されました。このイベントに埼玉県の町村会も参加いたしまして、ときがわ町も参加してまいりました。近隣では、越生町や毛呂山町等も参加して、ときがわ町では建具会館さんに出店をいただきまして、町の魅力をPRするということで、観光PRやまた農産物等の販売等も、これは全国的な規模で全国町村会を主催として実施してきたものでございます。その参加助成金ということで、3万円をいただいたものでございます。
  以上でございます。
○笹沼和利議長 12番、増田議員。
○12番 増田和代議員 ありがとうございます。
  こういうイベントをやって効果はあったんでしょうか。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 お答えさせていただきます。
  町の着ぐるみのドームくんも持っていって、これは全国的にこういった着ぐるみも参加いたしました。そのほか、各全国の町村も積極的にやはり観光PRというのを行っております。それぞれ特色を持ったPRの仕方というのはやっぱりやっておりまして、ときがわ町もパンフレットだけではなくて、やはりそれぞれの町村が町のよさを訴えるというふうな非常にい い機会でしたので、私も直接法被を着て、パンフレット等も配布いたしましたけれども、その中で、来ていただいたお客さんと、やはりときがわ町に行ったことがあるというお話を実際にお聞きした方も何人もおりました。非常にそういった方々とお話をして、またときがわ町出店の物産も買っていただいたり、そういう中でまたPRもできましたし、また今シュウカイドウというふうなことでたくさんのお客さん見えていますけれども、そういったところにもぜひ行ってみたいというふうなお話も直接お話ができたというのは、効果が出ているというふうに考えています。
  以上です。
○笹沼和利議長 12番、増田議員。
○12番 増田和代議員 効果があるということなので、これをきっかけにどんどんやはりときがわ町から出ていっていただいて、やはりPRすることが一番必要じゃないかなと思います。確かに今はインターネットの時代ですから、インターネットを開くといろいろな町のそういうような行事等もかなり出ておりますけれども、やはり町の人間が行って、自分の口でそういうふうにして宣伝してくるという、そういうことが効果があるかなと思いますから、これからはどんどんやはりそういうものに、これはお金がなんですけれども、これから町のこういう予算はどんどん使っていただいて、ぜひとも町のほうに観光客が来るようによろしくお願いいたします。
  以上です。
○笹沼和利議長 いいですか、答弁は。
  ほかに質疑ございませんか。
  8番、野原和夫議員。
○8番 野原和夫議員 8番、野原和夫です。
  ページ、33ページの寄附金において今回一般寄附金も94万ですかありますが、寄附を募るということはいいことで、どんどん寄附をしてもらいたいんですが、この中のそれぞれの内訳をちょっと説明をしていただきたいと思います。
  それから、35ページの財政調整基金の繰り入れにおいて、当初予算より補正減額、大きく減額している中で、これを財源調整のためなのか、この減額についてのちょっとわからないので説明をしていただきたいと思います。
  それから、37ページに、この新たに加わった原因者負担発掘調査費受託料、この問題が教育費受託事業収入の中にありますが、この内容を説明お願いしたいと思います。
○笹沼和利議長 では、まず33ページ、一般寄附金の内訳について答弁願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 それでは、野原和夫議員のご質問にお答えさせていただきます。
  この一般寄附金94万円につきましては、財団法人埼玉県労働者信用保証協会という団体がありまして、それが精算されたということで、精算金ということで町のほうに寄附をいただいたという内容でございます。
  それで、以上でよろしいでしょうか。
○8番 野原和夫議員 あと、それぞれどのくらい、人数的なもの。
○久保 均企画財政課長 次のふるさと納税寄附金につきましては50万円でございますが、町内の方が3件、町外の方が3件、合計6件で50万円という数字でございます。
  次のバスサポートパス寄附金、これは1名1,000円ということで、30名の方からいただいております。
  以上でございます。
○笹沼和利議長 よろしいですか。
○8番 野原和夫議員 はい。
○笹沼和利議長 では、続きまして2番目、35ページ、財政調整基金繰入金金額について答弁願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 野原和夫議員のご質問にお答えさせていただきます。
  財政調整基金の繰入金につきましては、議員おっしゃるとおり財源調整という形でこれを活用させていただいております。当初予算を組む段階で、財源不足等がございます場合、財政調整基金から繰り入れを予定をさせていただきまして、財源調整をさせていただくと。また、年度の途中で歳入が新しく入ってくる見込みがあったという場合は、この財政調整基金を減額をいたしまして、財源調整という形でこの基金を活用させていただいているというものでございます。
  以上でございます。
○笹沼和利議長 よろしいですか。
○8番 野原和夫議員 はい。
○笹沼和利議長 では、続きまして37ページ、教育受託事業について原因者負担発掘費受託料について答弁願います。
  柴崎生涯学習課長。
○柴崎秀雄生涯学習課長 それでは、野原和夫議員のご質問にお答えいたします。
  この原因者負担発掘調査費受託料につきましては、町内の埋蔵文化財の包蔵地、こちらで開発がある場合に、まずは試掘ということで町で試掘をします。その結果、埋蔵文化財が所在しますので、記録保存のために発掘調査が必要ですということで、こちらから事業者に通知いたしまして、事業者が発掘調査をする費用負担をしていただくということで、その費用を負担していただいたものを受託料ということで収入をしたものでございます。
  この場所につきましては、玉川陣屋跡の場所になります。
  以上です。
○笹沼和利議長 8番、野原和夫議員。
○8番 野原和夫議員 今説明あったのは事業者が負担をするということで。わかりました。すみません。
○笹沼和利議長 よろしいですか。
○8番 野原和夫議員 はい。
○笹沼和利議長 暫時休憩いたします。
  再開を3時50分といたします。
                                (午後 3時38分)
─────────────────────────────────────────────────
○笹沼和利議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午後 3時50分)
─────────────────────────────────────────────────
○笹沼和利議長 ほかに質問ございませんか。
  8番、野原和夫議員。
○8番 野原和夫議員 1問させていただきます。
  ページ、39ページですが、雑入の中の給食費収入でございます。この中では、保育料についても給食費についても、毎回決算にはこの収入未済額が出てくる現状です。1日も早く給食費の無料化を訴えたいと思います。
  その中で104万7,095円、22年度の比較では19万171円減額となっていますが、徴収についての考え、このことについてはどのような策で取り組むか、お願いします。
  それと、滞納の関係では、ちょっとこの報告と数字が違うところもあるので、こっちが 104万7,095円ですが、その中身についての説明をお願いします。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  長島教育総務課長。
○長島富央教育総務課長 それでは、野原和夫議員のご質問にお答えしたいと思います。
  まず、この収入未済額についての解消の方法ということですけれども、やはり教育委員会としましても、この給食費の滞納については何とかしたいということで、ここ数年来取り組んでいるところです。
  いろいろやはり基本的に現年度、現在生徒が通っている場合については、学校のほうでかなり動いていただく必要もあるということから、毎月未納者の状況について教育委員会のほうに報告をしていただいています。こちらでもどの程度の額、どの程度の人数が未納になっているのか、把握することもできますし、それを報告することによって学校のほうにも意識してもらえるということから、具体的にその取り組みを始めてから、学校の現年度での未納額は大分減ってきております。やはりそれだけが原因ということではないと思うんですけれども、教育委員会のほうからも、そのことについては働きかけもしておりますので、何カ月も滞納をしないで済むような形で学校のほうで具体的に動いていただいているというような状況です。
  また、教育委員会のほうとしましても、過年度分については、中心は教育委員会のほうで動きますということでやっておりますので、定期的に督促状を送っていたりとか、また徴収に都合がつけば、家庭のほうの都合がつけば徴収に伺ったりというような取り組みも、ここ何年かしております。
  また、先ほどの野口議員の質問にもありましたが、子ども手当等、前の子ども手当等の支給については福祉課の窓口のほうにこちらのほうに出向いて一緒に徴収できる額も、同意が得られればですけれども、そんなところから徴収をしたりとかというような取り組みをしておりますので、議員がおっしゃっていたように、ここ数年間徴収率のほうも若干ですけれども上がってきておりますので、今後ともそういった取り組みをしていければというふうに考えております。
  それから、徴収未済額の内訳ということですけれども、過年度分につきましては101万2,819円。現年度分、23年度ですけれども、3万4,276円ということになるかと思います。
  以上です。
○笹沼和利議長 よろしいですか。
  ほかに質疑ございませんか。
  6番、野口守隆議員。
○6番 野口守隆議員 先ほどの件ですが、15ページ、これはさっき要望でおしまいにしようと思ったので、私も要望で結構なんですが、いわゆる普通の会社であれば、いろいろな売掛金なり何なり、あるいはそういったことで回収できなければ、各いろいろな部署にあったとしても多分1つでやると思うんです。
  ただ、やはり役場でもそういった情報を共有していただいて、先ほども教育委員会もありましたが、ぜひ徴収に努力してもらいたいと思うんです。
  それで、ここで見ますと差し押さえあるいは徴収率も上がっております。それから、未済額も少なくなってきております。税務課は一生懸命努力していると思いますし、気になるのは、不納欠損が多くなったのがちょっと気にはなりますが、小島課長には本当にお骨折りになっているなと思います。ぜひ定年退職した後には、ボランティアで税務課に詰めていただいて、徴収のほうに努力していただければありがたいと思って、要望いたします。
  以上です。
○笹沼和利議長 要望でよろしいですか。
  ほかに質疑ございませんか。
  5番、前田栄議員。
○5番 前田 栄議員 5番、前田でございます。
  高校時代、ちょっと1週間に一遍しかないということで郷土部に入っていたものですから、それで興味があったりなんか。先ほど野原和夫議員も言ったんですけれども、25ページの5番目ですね、埋蔵文化財緊急調査費国庫補助金110万と、あと31ページの一番上ですね、これは県かな、埋蔵文化財緊急調査費補助金55万と、先ほどの野原さんの原因者負担発掘調査費受託料17万1,825円なんですけれども、これは同じ場所なんですか。それでまた、国から来て、県から来て、ちょっとその何ていうんですかね、因果関係というのを教えてください。
  それと2番目なんですけれども、29ページですね、なかなかナーバスなあれなんですけれども、埼玉県自殺対策緊急強化基金補助金ということで90万ですか、リーマンショック以後だとかいろいろ前に聞いたことがあったと思うんですが、これパンフレットが主だったと思うんですけれども90万。それでいろいろな関係で、何ていうんですか、ときがわ町においてはこういうすぐにはあれでしょうけれども、人数的には警察のほうから何人ということで減っているというか、そういう数字というのはよくわかりませんけれども、なんでしょうか。 傾向的なものをお願いします。
○笹沼和利議長 では1番目、埋蔵文化財緊急調査費国庫補助金及び県補助金について答弁願います。
  柴崎生涯学習課長。
○柴崎秀雄生涯学習課長 それでは、前田議員のご質問にお答え申し上げます。
  まず、緊急調査費国庫補助金、それと県の補助金というのがございます。これについては先ほど野原和夫議員からもご質問があったものに関連しているわけですけれども、町内の埋蔵文化財の包蔵地、こちらに開発が発生するというときに、国・県の補助をいただきながら試掘をいたします。これについては町の費用も含めて国が2分の1、県が4分の1、町が4分の1ということで、まずは試掘をいたします。その試掘をした中で、ちゃんとした調査が必要だということがわかりますと、こちらについては、今度は原因者の負担によりまして発掘調査ということでやっていただきます。
  ですから、先ほど申し上げましたところが玉川陣屋の跡ということを申し上げましたけれども、こちらについての試掘については補助をいただきながら町で行いまして、その後調査が必要ということになりましたので、その調査費については原因者の負担をいただいたということになっております。
  以上です。
○笹沼和利議長 よろしいですか。
  では、続きまして2番目、衛生費県補助金の自殺緊急強化基金補助金について答弁願います。
  桑原町民課長。
○桑原和一町民課長 埼玉県自殺対策緊急強化基金補助金につきましては、これは自殺対策の1次予防事業として啓発事業を主に行いました。
  具体的には、心の相談の講演会とかあるいはパンフレットとか、そのようなもので啓発を行いました。
  自殺した人の数については、ちょっとわかりません。
○笹沼和利議長 よろしいでしょうか。
  5番、前田議員。
○5番 前田 栄議員 数というか、一応先ほども言いましたけれどもナーバスな問題で、国のほうがいろいろな関係で収入的な面だとかということで、ときがわ町においても埼玉県か ら来て、いろいろ個人的なあれもあるし、いろいろな事情があるんでしょうけれども、だんだんやることによって、そうですね、何ていうんだろう、啓蒙というわけじゃないけれども、そういう相談、駆け込み寺的なものというのは生活支援センターか、あそこでつくったんですか、そんなようなことを聞いたので、ちょっとあれしたんですけれども、結構です。
○笹沼和利議長 ほかに質疑ございませんか。
  13番、岩田議員。
○13番 岩田鑑郎議員 まだ時間も早いので、ついでの質問で恐縮ですが、こういう質問でいいのかどうかというと恥ずかしいんですけれども、25ページの女性特有のがん検診推進事業補助金というのがあるんですけれども、男性特有のがん検診の補助金というようなものも考える必要があるんじゃないかというふうに思うんですけれども、もしもらうときに県なり国なりにそういうことも、男女共同参画社会じゃないですけれども、平等なので、ぜひそういう要望も出していただきたいというふうに思いましたが、それが1つ。
  37ページの遅延金の話なんですが、これ、税金の滞納等に対する遅延金だと思うんですが、これ利子というか、これは何%でとっているんでしょうか。そういう意味ですよね、この遅延金のあれというのは。
○笹沼和利議長 延滞金ですね。
○13番 岩田鑑郎議員 37、延滞金、延滞金です。
  それから、41ページ、雑入なんですけれども、これどういう基準で雑入というのを入れるんですか。ある程度固まっている部分もあるんですけれども、例えば41ページの自動販売機手数料58万400円は載っているんですけれども、昨年度には載っていないんですよね、22年度には。結構これ、58万というのは結構大きい金額なんですけれども、新しいやつで、新しいというか郷土史講座参加料6,500円、これ小さいものも新しく入っているんですよね。これ金額でやっているんですか、それとも。このその他雑収入というのが173万7,180円なんですが、去年はというか、この前は、22年度は348万9,000円になっているんですよね。そういう意味で、これ何か基準を設けているのかどうか。私は設けたほうがいいような気がするんですけれども、いかがでしょうか。
○笹沼和利議長 では、まず25ページの衛生費国庫補助金について答弁願います。
  桑原町民課長。
○桑原和一町民課長 お答えいたします。
  この事業、女性特有のがん検診推進事業補助金、これは国の補助金でございます。この事 業は市町村が実施するがん検診において、特定の年齢に達した方に対して子宮頸がん、乳がん、大腸がんに関する検査に対する費用を国から交付されるものです。この中ですと、乳がん検診が116名、子宮頸がんが73人、大腸がん検診が202人ということです。あとは事務費で交付されております。
  男性についてはということでございますけれども、歳出のほうの135ページをごらんいただければと思います。
  135ページの中ほどで、成人健診事業というものがございます。その中で13節委託料1,596万487円につきましては、前立腺がん、肺がん、胃がん、大腸がん等については、男女とも行っております。
  この関係につきましては、国の補助金がこの3つに対して出ているという形でございます。よろしくお願いします。
○笹沼和利議長 13番、岩田議員。
○13番 岩田鑑郎議員 これで歳出になっているんですけれども、前立腺がんのこの委託料というか、これは町からの一般財源から出ているわけですよね、この補助金は。ですから、そういうこと、国民的な、今は前立腺がんも私経験しているんですけれども、ぜひここで桑原課長に、桑原課長じゃない、国のほうに言ってくれというのもあれですけれども、ぜひそういう思いを込めて推進していただければ、県のほうにであれば副町長にもぜひお願いしたいというふうに思いますので。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  桑原町民課長。
○桑原和一町民課長 あらゆる機会で積極的に要望してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いします。
○笹沼和利議長 よろしいですか。
  では、続きまして2番目、諸収入の中の延滞金ということで答弁願います。
  小島税務課長。
○小島 昇税務課長 37ページの延滞金についてでございますけれども、23年度決算で439万4,362円ということです。昨年が193万4,577円ということで、大分徴収のほうに力を入れてきたというのがここでもわかると思いますけれども、そういった数字になっております。
  率ですけれども、1カ月7.3で、1カ月超えると14.6%です。
○笹沼和利議長 よろしいですか。
  では、続きまして3番目の質問ということで、雑入について答弁願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 岩田議員のご質問にお答えをさせていただきます。
  一般的な基準はということでございますけれども、歳入面についても、歳出面もそうなんですけれども、自治法の施行令というのがございまして、その中に、税収から順番に、地方譲与税とかこういう順番に例示をされております。そういったものに該当しないものが諸収入の雑入という形で一般的に規定をされております。
  そして、雑入の中でも、恒常的に入ってくるものですとか金額が大きいものですとか、そういったものは毎年項目を上げて、こういった形で予算を組むような形で行っております。それ以外に臨時的に入ってくるものですとか、額の少額のもの、そういったものがその他の雑入という形で、今のところ分類をされているというような状況でございます。
  以上でございます。
○笹沼和利議長 13番、岩田議員。
○13番 岩田鑑郎議員 例えば、刊行物売却収入というのは、これは23年度だけなんですか。これ22年度にはなかったんですか。いや、多分あったんじゃないかなというふうに思うんですよね、これから見ると。それから、先ほど申し上げた自動販売機販売手数料、自動販売機ずっと設置されていますよね。これ上げるんであれば、22年度もあるべきではないかというふうに思うわけです。
  郷土史講座参加料で郷土史の郷土史講座がなければ、去年は、去年というか22年度は載せていないというのはわかるんですけれども、それが最後に載っているというのは何となくわかるんですけれども、真ん中辺の、41ページの真ん中辺、総合事務組合負担金派遣職員分納入金というのが、これは昨年度もありますけれども、この間に刊行物世界の家庭料理と自動販売機が入っているというのが、これ意味合いというのもよくわからないんですね、どういう順番で入るのか。要するに、比較するのに、昨年度に比較するのにこれ多くなった少なくなったというのを私見ているものですから、そういう感じを抱くんですけれども、いかがでしょうか。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 毎年恒常的に入ってくるようなもの、主なものについてはなるべく載せるような形で考えていきたいと思います。そういう形で前年度と比較できるような形で 各課の予算をヒアリングする際に、そういった文言についても計上していただくように、ヒアリングのときにあわせてその辺は指導してまいりたいというふうに考えますので、よろしくお願いいたします。
○笹沼和利議長 よろしいですか。
  ほかに質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○笹沼和利議長 これをもって歳入の質疑を終了いたします。
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   ◎延会について
○笹沼和利議長 お諮りいたします。本日の会議はこの程度にとどめ延会したいと思います。
  これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○笹沼和利議長 異議なしと認めます。
  よって、本日はこれをもちまして延会することに決定いたしました。
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   ◎延会の宣告
○笹沼和利議長 大変ご苦労さまでした。
                                (午後 4時10分)