平成24年第3回ときがわ町議会定例会

議 事 日 程(第2号)

                            平成24年9月5日(水)  
                            午前9時30分開議     
      開議の宣告
日程第 1 認定第 1号 平成23年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定について
日程第 2 認定第 2号 平成23年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定
             について
日程第 3 認定第 3号 平成23年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認
             定について
日程第 4 認定第 4号 平成23年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算認定につ
             いて
日程第 5 認定第 5号 平成23年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決
             算認定について
日程第 6 認定第 6号 平成23年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算
             認定について
日程第 7 認定第 7号 平成23年度ときがわ町水道事業会計決算認定について
日程第 8 議案第41号 ときがわ町職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部改
             正について
日程第 9 議案第42号 ときがわ町国民健康保険税条例の一部改正について
日程第10 議案第43号 平成24年度ときがわ町一般会計補正予算(第2号)
日程第11 議案第44号 平成24年度ときがわ町国民健康保険特別会計補正予算(第1
             号)
日程第12 議案第45号 平成24年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1
             号)
日程第13 議案第46号 平成24年度ときがわ町介護保険特別会計補正予算(第1号)
日程第14 議案第47号 平成24年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計補正予算
             (第2号)
日程第15 議案第48号 平成24年度ときがわ町水道事業会計補正予算(第2号)
日程第16 議員派遣について
日程第17 一般質問
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出席議員(12名)
     1番  岡 野 政 彦 議員     3番  小輪瀬 英 一 議員
     4番  瓜 田   清 議員     5番  前 田   栄 議員
     6番  野 口 守 隆 議員     7番  小 宮   正 議員
     8番  野 原 和 夫 議員     9番  鳥 越 準 司 議員
    10番  野 原 兼 男 議員    11番  笹 沼 和 利 議員
    12番  増 田 和 代 議員    13番  岩 田 鑑 郎 議員
欠席議員(1名)
     2番  小 島   浩 議員    
地方自治法第121条により、今定例会に説明のため出席する者及び同委任を受けた者の職氏名
町長
関 口 定 男 
副町長
野 尻 一 敏 
総務課長
小 峯 光 好 
企画財政課長
久 保   均 
税務課長
小 島   昇 
町民課長
桑 原 和 一 
福祉課長
大 島 武 志 
環境課長
岩 田 功 夫 
会計管理者兼
会計室長
岡 本 純 一 
産業観光課長
山 崎 政 明 
建設課長
内 室 睦 夫 
水道課長
中 藤 和 重 
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教育長
舩 戸 裕 行 
教育総務課長
長 島 富 央 
生涯学習課長
柴 崎 秀 雄 
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代表監査委員
田 中 正 直 
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議会事務局長
岡 野 吉 男 
書記
荻 野   実 
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   ◎開議の宣告
○笹沼和利議長 おはようございます。
  昨日に引き続きまして大変ご苦労さまです
  ただいまの出席議員は12名でありますので、定足数に達しております。
  欠席届のある者は1名であります。
  これより平成24年第3回ときがわ町議会定例会第2日目を開会いたします。
  直ちに本日の会議を開きます。
                                (午前 9時30分)
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   ◎議事日程の報告
○笹沼和利議長 本日の議事日程を報告いたします。
  議事日程は、配付したとおりであります。
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   ◎答弁未了部分について
○笹沼和利議長 昨日に引き続いて、日程第1、認定第1号 平成23年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定についての質疑を行いますが、昨日、野原和夫議員の質問について行き違いがありました。野原和夫議員から再度の質疑の申し出がありましたので、これを許可します。よろしくお願いいたします。
  野原和夫議員。
○8番 野原和夫議員 ありがとうございます。
  23ページと27ページの国庫補助金、これは教育総務費国庫補助金、収入未済額は2,636万1,000円、このことについてと、県補助金、林業費補助金1,050万円、このことについては、当初、補助金を申請したが入らなかったのかどうか、それと、この補助金はいつごろ入ってくるのか。この内容説明を求めたいと思います。
  よろしくお願いします。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  長島教育総務課長。
○長島富央教育総務課長 それでは、野原和夫議員のご質問にお答えいたします。
  これについては、安心・安全な学校づくり交付金の部分かと思いますが、これにつきまし ては、明覚小学校の耐震補強大規模改造工事ということですので、それについては、まだ事業が確定しておりませんので、今年度工事が確定しましたらそれを申請しまして、例年ですと、こちらのほうに入ってくるのは翌年度4月ぐらいというふうになっておりますので、恐らく今回につきましても、そのような時期には入ってくるかと思われます。
  以上です。
○笹沼和利議長 よろしいですか。
○8番 野原和夫議員 はい。
○笹沼和利議長 小峯総務課長。
○小峯光好総務課長 それでは、野原議員のご質問にお答えしたいと思います。
  29ページの林業費補助金の収入未済額1,050万円についてでございますが、これにつきましては、大附の中央会館の改築にかかわる補助金でございまして、平成23年から繰り越しまして平成24年度で事業を行うということで、工期のほうは2月28日を予定しております。その1月下旬に概算払い等の請求を行いながら、県のほうから、それによってお金のほうが町のほうに入るというような予定になっております。
  以上です。
○笹沼和利議長 よろしいですか。
○8番 野原和夫議員 はい。
○笹沼和利議長 では、昨日の答弁について2つほど追加答弁がありますので、これを許可してあります。
  まず、福祉課、大島福祉課長、答弁願います。
○大島武志福祉課長 昨日の野原議員さんからの質問でございますけれども、保育料の滞納状況の件で、現在通っている児童の中で長い滞納の期間、どれくらいかというような質問かということなんですが、33カ月、平成21年から33カ月の期間滞納ということでございます。
  以上です。
○笹沼和利議長 野原兼男議員。
○10番 野原兼男議員 33カ月ということで、非常に長期にわたって滞納しているということでございます。このほかにも、そういった長期にわたる滞納者がおろうかと思うんですけれども、そんな中で、滞納者に対する町の対応としては、確かにこれで、滞納者についてどのような対応しているのか、その点をお聞きしたいと思います。
  町税なんかで、昨日ですと、差し押さえ等積極的にやっているようなんですけれども、こ ういった保育料についてはどのような対応をしているのか。
  それからまた、園児が複数おられる。もともとの園児、最初に入っておられる園児が滞納している場合、それから兄弟がまた後から入ってくる場合に、そういったことも考えられるわけですが、その中で、そういった家庭におきましては、新しく入園することによってまた滞納がふえるというようなことが予想されるわけでございますけれども、そういった中で、いろいろこれは児童福祉法はどうかちょっとよくわからないんですけれども、そこで入園の拒否というのはできないのか。そういうことというのはどのように対応しているのか、お伺いできればと思うんですけれども。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  大島福祉課長。
○大島武志福祉課長 滞納者に対してどのような対応をしているのかということですけれども、やはり粘り強く交渉を重ねていっております。
  児童手当支給月等はもちろんですが、そのほかにも、機会を設けて納税相談に応じたり、あるいはこういう長期の滞納者におきましては、そういった相談の中で納付誓約をいただいて、計画的に納めていただきたいということで、誓約のほうをしていただいております。
  何しろ一遍にというのも難しい状況でございますので、粘り強く今後も重ねていきたい。保育園のほうは退園すれば小学校に入る。小学校に入れば、幾らかそういった面で余裕が出れば、納付の可能性も出てきますので、いずれにしても、粘り強くやっていきたいというふうに思っております。
  それから、兄弟でいる中で、上の子が滞納して、下の子の入園をどうするかというようなことなんですが、これは滞納しているからということで入園を拒否するということはできかねますので、一生懸命働いている家庭、それを応援する保育園というようなことで、入園については滞納しているからということで拒否はしておりません。
  以上です。
○笹沼和利議長 10番、野原兼男議員。
○10番 野原兼男議員 確かに粘り強く根気よく、そういったことで滞納者に対してのあれを根気よく進めてもらうのもいいのかなと思うんですけれども、そういった中で、場合によっては、やっぱり差し押さえするとか、そういったようなこともある意味必要なのかなという考えもあるんですけれども、保育料に関してはそういった事例というのは今のところないんでしょうか。それと、確かに前に滞納されているということで、また新たに兄弟が入って くる場合、これはなかなか拒否できないということではございますけれども、これは法的にできないんでしょうか。その点お伺いできればと思います。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  大島福祉課長。
○大島武志福祉課長 滞納の関係で、差し押さえ等でございますけれども、これは町税の関係とも連絡をいたしまして、対象者につきましては交付要求等をさせていただいております。また、今回、この長期の期間滞納されている方、この方につきましては、差し押さえるべき財産を調査した結果、見受けられないというような状況でございました。したがって、検討はしたわけでございますけれども、そういった庶務行為はできないということで、粘り強くこれはやっていくしかないということで進めております。
  それから、滞納者についての入園の関係なんですけれども、法律のほうにつきましては、特に定めがないものと認識をしております。
  以上でございます。
○笹沼和利議長 10番、野原兼男議員。
○10番 野原兼男議員 いずれにしても、やはりこういった中で長期にわたって滞納されている方も、大変それにはいろいろ理由等はあろうかなと思うんですけれども、そういった中で、やはりだからといってそれが許されるものでもないと思いますので、これにつきましては、今後も根気よく粘り強く努力していくということでございますけれども、是非そういったことで、逃げ得にならないように、ひとつ今後ともよろしくお願いしたいと思います。
○笹沼和利議長 よろしいでしょうか。
○10番 野原兼男議員 はい。
○笹沼和利議長 では、続きまして、桑原町民課長、答弁願います。
○桑原和一町民課長 きのうの前田議員さんのご質問の中で、埼玉県自殺対策緊急強化基金補助金の中で、自殺者数がありましたので、調べてありましたので、お答えをさせていただきます。経緯というか推移がわかるように、ちょっと古い年度から申し上げますので、平成2年4人、平成7年1人、平成12年1人、平成17年5人、平成18年6人、平成19年5人、平成20年7人、平成21年2人、平成22年1人、平成23年については、まだ資料が公表されておりませんので、わかりません。
  以上でございます。よろしくお願いします。
○笹沼和利議長 よろしいですか。はい。
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   ◎認定第1号の質疑、討議、討論、採決
○笹沼和利議長 これより歳出の質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  8番、野原和夫議員。
○8番 野原和夫議員 8番、野原和夫です。
  主要の施策の成果にはちょっと載っていないと思うんですが、55ページの委託料、庁舎維持管理事業において、庁舎警備委託料、清掃委託料、それぞれありますが、場所によっては委託先が業者が全部出ています。しかし、こういう重立ったものには業者が記載されておりませんので、委託先業者を教えていただきたいと思います。これは、庁舎維持管理事業の13節委託料です。その内訳をお願いします。
  それから、71ページの補助金について、バス運行費について、これは、説明の中でイーグルバスということでお聞きしておりますが、平成22年度に比較しましても額として大分ふえております。この中では、平成20年10月から廃止代替バス貸し切り路線確保対策補助金等も説明がありますが、バス運行等路線変更、増便、そういうものを含めての増額なのか、中身の説明をお願いします。
  それから、73ページ、この集会所管理事業、このことについても、やっぱり委託先、委託料が内訳がわかりませんので、どこへどのように委託業者があるのか、そこの説明をお願いします。
  以上、3点お願いします。
○笹沼和利議長 では、まず第1点目、55ページの委託料について、小峯総務課長、答弁願います。
○小峯光好総務課長 それでは、野原議員のご質問にお答えします。
  委託料の3,266万3,692円の内訳なんですが、庁舎警備委託料452万8,750円がまず最初ありますけれども、これにつきましては、本庁舎の警備システムの業務委託料ということで、委託先の名称ということでございますが、セコムによる自動警備ということで、セコムのほうにお願いしております。
  それから、本庁舎、第二庁舎、玉川公民館、それから都幾川公民館の警備業務ということで、これは宿直で警備のほうをしているんですが、そちらのほうにつきましては戸口工業のほうに委託をしております。
  それから、清掃委託料になりますが、これにつきましては、庁舎の受水槽、高架水槽等のの清掃、これは就業改善センターなんですが、あと、本庁舎の高架水槽の清掃等になるんですが、両方とも環境サービス株式会社のほうに委託してございます。
  それから、庁舎清掃委託料なんですが、これにつきましては、本庁舎就業改善センターにつきましては、ムサシ管財さんのほうに受託をしていただいています。
  それから、保守点検委託料でございますけれども、79万2,750円でございますが、これにつきましては、社協の書庫のエレベーターが三菱ビルテクノのほうと契約しております。それから、本庁舎の空調関係についても三菱ビルテクノであります。それから就業改善センターの空調設備でありますけれども、株式会社ケーアイであります。
  以上でございます。
○笹沼和利議長 8番、野原和夫議員。
○8番 野原和夫議員 ある程度の金額においても、やっぱり委託先、業者というのを示したほうが今後わかりやすくなると思うんですが、こういうことを重点にお願いしたいと思います。今の説明だと、まだちょっと把握し切れないので、もしよろしければ、後で表にでもしていただければありがたいと思います。その点、お願いしたいと思います。ちょっとわかりませんので、今後、こういうことについても、やっぱりきちんとした主な施策の評価の中にも入れてもいいんじゃないかなと思うんですね。
  だから、どういう業者がどういうことをしているのかというのを、私たちもそこを精査するなり、ある程度の調査権ではないですけれども、そこを知っておくことも必要ではないかなと思うので、後でその点、よろしくお願いします。この点はいいです。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  小峯総務課長。
○小峯光好総務課長 施策の成果等の事項に受託先といいますか、そちらのほうを入れるということの要望につきましては、検討させていただきます。
○笹沼和利議長 よろしいですか。
  では、2番目の質問で、71ページ、バス運行補助金について答弁願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 野原和夫議員のご質問にお答えをさせていただきます。
  ご案内のとおり、バス事業につきましては、平成22年10月1日からハブアンドスポーク方式ということで、再編を行っております。この再編の中で、嵐山便がございますが、2系統 ございますが、これはときがわ町が主体となって運行する形に変更いたしました。また、大野方面、椚平方面にデマンド車両を配置いたしまして、住民サービスの向上ということで図ったものでございます。
  そういった関係で、主にふえている関係については人件費、また燃料費、こういったものがふえてございます。そういうことで、前年の平成22年から比べますと、1,700万円ぐらい補助金がふえているということでございます。大きくこれに関係しているのは嵐山便の運行費ですね。こちらは2系統ですから、平日ですと午前、午後ございますので、4人の運転手が運行するという形になります。その人件費等が主な増加要因ということで、ご理解いただければと思います。
  以上でございます。
○笹沼和利議長 8番、野原和夫議員。
○8番 野原和夫議員 この路線的なものの変更、人件費等も含めた中で、今後こういうことも精査しながら、いかにお金をかけないように運行を両立するかということも考えながら、考えていただきたいと思います。嵐山便も当初より減らして、また文句が住民からいろいろな意見が出されて、出せば乗らない人も出てくるし、効率よく走らせる考えもあると思うんですが、その点、やっぱり執行部もしっかり精査して、今後の運営に努力していただきたいと思います。この問題はこれで終わりでいいです。
○笹沼和利議長 3問目に入ります。
  73ページ、集会所管理事業について、答弁願います。
  小峯総務課長。
○小峯光好総務課長 それでは、集会所管理事業の委託料の委託項目ごとの委託先の関係なんですが、先ほどの関係と同じような形で、非常に細かい資料になりまして、またその辺のお示し方については検討させていただきますが、とりあえず答弁のほうはさせていただきます。
  最初に、浄化槽の維持管理委託料で244万8,760円の関係なんですが、これにつきましては、集会所20施設の浄化槽の維持管理委託料ということで、6施設が小川清掃株式会社、それから、8施設について滑川環境保全、6施設が有限会社クリナスという会社のほうに委託しております。内訳は、各施設、細かいのですが、そちらのほうもお話したほうがよければ、またご質問いただければと思います。
  それから、測量委託料の99万7,500円でありますけれども、これにつきましては、大附の中央会館改築工事測量業務委託ということで、有限会社門倉測量のほうに委託しております。
  それから、続きまして、設計委託料の525万円でございますが、これにつきましては、同じく大附中央会館改築工事の設計業務委託ということで、株式会社松下設計のほうに委託しております。
  それから、管理委託料210万円でございますけれども、これにつきましては、桃木中央会館改築工事管理業務委託ということで、株式会社丸岡設計に委託しております。
  それから、調査委託料でございます。23万1,000円でございますけれども、これにつきましては、大附中央会館改築工事の地質調査業務委託ということで、株式会社松下設計に委託しております。
  それから、その下の立木等刈払い業務委託料15万4,445円でございますが、これについては、立木刈払いということで、シルバー人材センターのほうに委託しております。
  それから、その下の業務委託料ということで5万7,440円でございますが、これについては、集会所のスズメバチの駆除ということで、株式会社環境サービスのほうに委託しております。
  以上でございます。
○笹沼和利議長 いいですか。
  ほかに質疑ございませんか。
  10番、野原兼男議員。
○10番 野原兼男議員 10番、野原です。
  それでは、3点ほどお願いしたいと思います。
  最初に、163ページから165ページにかけましてあります原木キノコ栽培育成事業なんですけれども、この中に、光熱水費、それから使用料及び賃借料、原材料費ということでなっておりますが、これについての内訳、多分玉川のふれあいの里の裏にあるやつと雲河原の施設によるものなのか、その点ちょっとお伺いできればと思います。
  それから、169ページ、一番下の業務委託料258万5,342円、この中に、多分、昨年度つくりましたときがわ町観光ガイドDVD、600枚129万5,805円というのが含まれていると思うんですけれども、このDVDの活用につきましてお伺いできればと思います。この600枚というのはもう既に処理できたものなのか、その点についてお伺いできればと思います。
  それから、249ページ、この真ん中から下のほうにかけまして、埋蔵文化財発掘調査事業等が掲載されているわけでございますけれども、これにつきまして、発掘調査というのはどなたが中心になって、また、その作業員というのは、どういう人たちを作業員として採用し ているのか、その点についてお伺いできればと思います。
  以上です。
○笹沼和利議長 まず最初に、163ページ、原木キノコについて答弁願います。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 それでは、野原兼男議員の原木キノコの栽培育成事業につきましてお答え申し上げます。
  165ページの上段の光熱水費でございますけれども、こちらについては、西平の萩ヶ丘小学校の手前に旧森林組合の事務所があります。こちらは、現在、町のほうでキノコの作業所ということで活用させていただいております。これは、原木のマイタケの植菌ですとか、そういった作業等を行う場所として活用しているんですが、ここの作業場の光熱水費等でございます。
  それから、2点目の14節の使用料及び賃借料でございますけれども、こちらの土地借り上げ料、こちらについては、ふれあいの里たまがわの人工ほた場の土地の借り上げ料、これが1,920円、それから、もう1つ、先ほどの西平のキノコ作業所の借り上げ料、これが8万2,541円ということで、合計が8万4,461円というふうな内容でございます。
  以上でございます。
          (「原材料費は」と呼ぶ者あり)
○笹沼和利議長 答弁願います。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 続きまして、16節の原材料費でございますが、こちらにつきましては、毎年原木キノコの講習会というものを行っております。これにつきましては、マイタケの講習会に伴います原木のほた木等の原材料というふうなことで、ほた木等の金額になってございます。そのほかに原木のナメコ、また、ヒノキの間伐材、こういったものもこの中に含まれております。
  以上でございます。
○笹沼和利議長 10番、野原兼男議員。
○10番 野原兼男議員 光熱費と原材料費につきましては了解いたしました。
  ただ、この土地借り上げ料、これについて、実際、町も特産品ということで、キノコ栽培に力を入れているわけでございますけれども、そういった中で、やはりそれに当たっております組織、グループ、それが出荷できれば当然そのグループの収益となってくるわけですよ ね。ですから、確かにそれを支援するのはいいんですけれども、金額的にはそんなに高額な金額ではないんですけれども、そういった収益が発生する中で、やはり当初はやむを得ないのかなと思うんですけれども、これはずっと町で負担するより、ある程度やっぱり収益が出ているんですから、そういったグループに負担してもらうのがいいんじゃないかなとは思うんですけれども、その点の考えというのはどうなんでしょうか。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 それでは、お答えさせていただきます。
  まず、このふれあいの里たまがわの原木キノコのほた場の用地でございますが、こちらは町が、これは農地でございますので、県の農地法の3条の許可をいただいて、農地としてお借りしています。これは、町が地権者からお借りする形をとっています。それで、今、平米3円ということでお借りしていますので、この金額なんですけれども、こちらの原木キノコのほた場ということで、施設についても町が設置をし、土地についても町が借り上げるという形をとっておりますので、これは初めて設置した箇所ということで、基本的に賃貸という形でお借りしているわけですけれども、直接、地権者がふれあいの里たまがわの関係者とは別ですので、町のほうが直接お借りする形をとっておりますので、今こういった形で有償でお借りしています。
  また、2基目に設置しております雲河原地内の人工ほた場、それから、今年度予定しております西平地内の人工ほた場、こちらについては、土地については、町が直接地権者からお借りするという形をとっておりますけれども、こちらについては、地権者のほうとお話させていただいて、こちらは使用貸借ということで、無償でお借りしている状況であります。
  今後の借り上げについての賃貸等についてでございますが、直接地権者に関しては町との契約になっておりますので、ふれあいの里たまがわからの負担というものも、これは今後、また協議をしていかなくてはならないかなというふうには考えておりますが、やはりこれから設置していくところについても、できるだけそういった形で、今使用貸借ということで、無償でお借りするような形をとっておりますので、現在ここは有償ということになっておりますが、これについては、また団体とも協議をしてまいりたいというふうに考えております。
  以上です。
○笹沼和利議長 10番、野原兼男議員。
○10番 野原兼男議員 確かに、そういった中で町が全面的に支援していくのもいいんです けれども、やはりそういった中で、最終的にはそういった組織の収益、利益になってくるわけですから、そういった利益を生む中で、やはりそういった組織にそういった、町が地権者から借り上げているというようなことであれば、町が一たん立てかえてもいいんですけれども、そういった中で、町のほうへその見合う部分をそういったところから入れていただくような、そういったことも今後は、全面的に支援するのもいいんですけれども、やはりそういった中で、そういった生産というのが成り立ってくれば、当然収益も上がってくるわけですから、全部町が見るのではなくて、そういった中でグループで、経費についてはある程度自分たちで工面するような、そういったような方法もとっていかれたほうが今後いいのではないかなと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 それでは、お答えさせていただきます。
  ふれあいの里たまがわの敷地につきましては、町の所有の土地と、それから民地をお借りしている借地の部分がございます。現在、ふれあいの里たまがわから、これは決算書の19ページになるんですけれども、こちらに、19ページの下段になりますけれども、商工費負担金の中で、拠点整備事業敷地借り上げ料負担金ということで42万4,800円、これはふれあいの里たまがわ敷地に係る負担金ということで毎年負担をいただいております。今、ご指摘いただいたこのキノコの人工ほた場の土地等についても、またこういった形でご負担いただけるか、今後調整していきたいというふうに考えておりますので、ご理解いただければと思います。
  以上です。
○笹沼和利議長 では、続きまして、169ページ、観光費について答弁願います。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 それでは、引き続きまして、169ページの下段の業務委託料、258万5,342円、この中に、昨年観光DVDというのを制作させていただきました。この金額のうちDVDに係る金額でございますが、施策の成果の63ページ、この中に、ちょうど中段から下段にかけてですけれども、DVDの制作ということで、町内の観光地をPRするためのDVDの制作ということで、観光ガイドということで作成させていただきました。こちらは600枚で129万5,805円というようなことの内訳になってございます。
  活用につきましては、こちらは観光ガイドDVDということで、既に600枚を作成させて いただきましたけれども、町内の関係機関、また、議員さん等にも配布をさせていただきましたが、そのほか県関係、それから観光業者、それから新聞社、また県内の市町村、また埼玉県等々にもこのDVDについては配布させていただいております。
  今後の活用についても、町をPRするためのDVDということですので、積極的にこういった観光のパンフレットだけではなくて、こういったものを活用してPRをしていきたいというふうに考えております。
  また、貸し出しも行っております。こちらはロングバージョンということで39分間のDVD、それからショートバージョンということで21分間のDVDということで、2種類をつくってあるわけですけれども、それぞれ貸し出しも行っているところでございます。
  以上でございます。
○笹沼和利議長 10番、野原兼男議員。
○10番 野原兼男議員 あと、この600枚というのは、もう全部処理できたのか。何枚そういったことで今いろんな各方面へ配布した中で、現在どのくらいそういったことで残っているのかお聞かせいただきたいのと、あと、今後町の観光PRということで是非、せっかくこれだけのお金をかけてつくったわけでございますが、ただ、私見てみますと、確かに私ももらいました。1回見ました。だけれども、なかなかそれをしょっちゅう見るというような機会もないんですけれども、町の施設を見ても、DVDが流れているというのは余りないような気がするんですよね。せっかくDVDをつくったんだから、庁舎の待合室だとか、各農産物の施設等に配ったんだと思うんですけれども、そういった施設でもそういったものを常に放映するような、そういった方法を今後とっていかなければ、確かに観光でこういうものをつくりましたといったって無駄になっちゃうと思うんですよね。是非そういったものをうまく活用していくべきだと思うんですけれども、その点についてどうお考えなのか。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 お答えさせていただきます。
  町内では、今、野原議員がおっしゃったように、町有施設等にも配布させていただいております。そのほか小・中学校あるいは保育園等々にも配布をさせていただいております。町有施設等ではできるだけこれを活用していただいて、お客さんにPRする機会をつくっていただきたいというふうなことで、周知はしているところでございます。
  建具会館等々でも休憩コーナーがございまして、また、実際にDVDを見られるコーナー もありますので、こういったところで、できるだけこういったのを流してほしいというふうなことで、お話はしているところでございます。
  現在、配布した数でございますが、こちら全体では今115枚を配布させていただいております。まだまだこれからの町のほうのPRをしていくには、イベント等々でもこういったものを活用して、パンフレットと同様に町をPRする1つとして活用していきたいというふうに考えております。今、議員ご指摘の、無駄にならないように活用していきたいというふうに考えておりますので、ご理解いただければと思います。
  以上です。
○笹沼和利議長 10番、野原兼男議員。
○10番 野原兼男議員 そういったことで是非お願いしたいと思うんですけれども、各町内施設のほうへそういった、できる限り放映してもらうような依頼をするとともに、是非本庁舎、それから第二庁舎の待合室等、そういったところにはテレビ等は置いてありますよね。そういった中でそういったものを利用して、常に放映するような状況というのはできないんでしょうか。是非そういったことを、まず庁舎からやらなければ、なかなかそういったものというのは広がらないのではないかなと思うんですけれども、その点についてお伺いします。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 お答えさせていただきます。
  現在のところ、庁舎の住民ホール等にはテレビは置いてありませんので、そこで流すということは今とっておりません。また、公民館等々では、こちらのほうも活用していただくように公民館では見られるようにはなっています。できるだけこういった機会をとらえて、できるだけ多くのところでこのDVDを放映できるような形で、今後また進めてまいりたいというふうに考えておりますので、ご理解いただければと思います。
  以上です。
○笹沼和利議長 では、3問目、249ページ、埋蔵文化財発掘事業について、答弁願います。
  柴崎生涯学習課長。
○柴崎秀雄生涯学習課長 それでは、埋蔵文化財発掘調査事業につきましてお答えいたします。
  まず、中心にはだれがなっているのかということでございましたけれども、中心として行っておりますのは、生涯学習課の文化財を担当している職員でございます。
  それと次に、作業員はどういう人かということでございますけれども、これにつきまして は、募集に応じていただきました方、この事業の中では5名の方になっております。
  以上です。
○笹沼和利議長 10番、野原兼男議員。
○10番 野原兼男議員 募集に応じていただいた5名ということなんですけれども、成果のほうを見ますと、いろいろありますよね。小倉城だとか、それからこの慈光寺とかいろいろあると思うんですけれども、そういった中で、ここに249ページに記載されています3つ、これは同じ5名の方がやられたのか、それぞれまた違う人を募集してやったのか、その点についてはどうなんでしょうか。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  柴崎生涯学習課長。
○柴崎秀雄生涯学習課長 249ページの3件の事業につきましては、まず、先ほどの埋蔵文化財発掘事業につきましては4名の方です。次の埋蔵文化財発掘事業調査受託事業、これにつきましては、きのうの質問でもございましたけれども、NTTドコモが基地局を拡張するということで、まずは、試掘をするところは町で補助金をいただきながらやるんですが、その試掘の結果で、調査して保存する必要があるという、そうなったときには、今度は受託者のほうに費用は持ってもらうということで、埋蔵文化財発掘調査受託事業17万1,825円支出しておりますけれども、歳入の37ページになりますが、昨日の質問にありました37ページの中ほどに原因者負担発掘調査費受託料、この金額と一致しております。このときに、作業していただいた方は4名でございます。4名は、その上の事業で作業していただいた方5名のうちの4名ということです。
  それと、文化財発掘国庫補助事業、これにつきましては、業務委託料ということで行っております。この業務委託料というのは、資格を持った方、そういった方にお願いをして、委託契約をして、資格を持つ人に作業をしていただくということになりますので、上の2つの受託事業、あるいは調査事業とは別の方が携わっております。
  以上です。
○笹沼和利議長 10番、野原兼男議員。
○10番 野原兼男議員 そうした中で、こういった作業員の募集に対しまして町内の方が応募してくれるのが多いのか。それとあと、こういった毎年、発掘調査というのは行われているんですけれども、なかなか我々に成果というのは伝わってこないような気がするんですけれども、それは私が広報等を見ていないのかもしれないんですけれども、こういったことは 広報等にそういったものについては常に掲載、発表されているのか、その点についてお伺いできればと思います。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  柴崎生涯学習課長。
○柴崎秀雄生涯学習課長 それでは、お答えいたします。
  広報に常に掲載されるかということになりますと、常に掲載ということではありません。ただ、発掘した中で、報告書というのを作成しております。その報告書については、数が各家庭に配るほどの数はつくっておりませんので、報告書はつくっておりますけれども、あとは過去からずっと発掘したものについては、文化財のデジタル化も、緊急雇用の採択を得てしたものもございまして、そういったものは順次ホームページ上で見られるようにしていければということで、取り組んでいるところです。
  以上です。
○笹沼和利議長 ほかに質疑ございませんか。
  3番、小輪瀬議員。
○3番 小輪瀬英一議員 3番、小輪瀬です。
  59ページ、普通財産管理事業の修繕費として37万4,850円計上されております。これは、主要な施策の成果の中で見ていきますと、商工会の建物のエアコンの修理ということで計上されているようですけれども、商工会の家賃が年間53万200円いただいていて、エアコンの修理ということで37万4,850円かけているわけですけれども、あの建物も建築されてから約20年たっているわけですけれども、今後、非常に経費もかかってくる、例えば、屋上の防水等の修理等も考えられるわけですけれども、契約の段階で、どこまでを行政側で所有者側で持ちますよという契約になっているのか、その辺が明確になっているのか。ほかにもそういった指定管理者等の建物の中で、修繕云々が発生する場所も出てくるのではないかと思うんですけれども、その辺がいかがなものかお聞きしたいんですが。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 小輪瀬議員さんの普通財産の管理の関係でお答えをさせていただきます。
  議員ご指摘のとおり、こちらの修繕料につきましては、商工会館の事務室のエアコンの修理ということで、支出したものでございます。
  これは、昨年夏にエアコンが故障いたしまして、屋上の室外機の部分の修理を行いました。契約上は、こういった修繕等が出た場合は、双方協議して、実際修理等は行うという形になっておりますけれども、特に細かいどこまでが町でどこまでが借りているほうがという細かい取り決めのところは今のところないのが実情でございます。
  商工会館につきましては、もう建築年数が大分たっておりまして、設備関係の更新時期がそろそろ来るということが議員ご指摘のとおり予想されますので、大規模な修繕等については町のほうでやらざるを得ないかなということはしておりますけれども、通常の管理の部分については借りているほうで、小規模修繕と通常の管理の部分については借りているほうでやっていただけるように、この部分については、近々協議をしたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
  以上でございます。
○笹沼和利議長 3番、小輪瀬議員。
○3番 小輪瀬英一議員 確かに、月額4万4,000円の家賃、あれだけの場所と建物を借りて4万4,000円で事務所として使えるというのは、非常に格安な、民間ではあり得ない感覚ではなかろうかと思います。できるものであれば、幾ら以上だとか明確にしておかないと、きりがなく投下するという問題もあると思います。
  それと、先ほどの野原兼男議員の質問とも絡んでくるんですけれども、現在ときがわ町で何カ所も貸し付けている土地だとか、建物があるわけですけれども、これについても参考資料、施策の成果の中の17ページ、数多くの土地等を貸し付けている部分もあります。もう長年、何十年ということで企業等に貸し付けている部分もあるんでしょうけれども、今非常に地価等が下がっておるわけですけれども、これをこのまま貸し付けるのが果たしていいものなのか、それとも買っていただくなりして、固定資産税として入金をしていただくのがいいものなのか、その辺の業者なり借り主さんとの相談等、話し合い等を行った経緯があるんでしょうか。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 現在のところですと、特に個別に売買の相談をしたというような事例は今のところございません。しかしながら、これから財政事情も非常に厳しくなってまいりますので、売却できるものについてはできれば売却したいというふうな基本的な考えは持っております。ただし、この中にありますゴルフ場の用地ですとか、こういったものについ ては、旧道といいますか赤道の敷地とか、そういうものが入っておりますので、こういった売却できないものがございますので、売却できるものについては、そういった希望がある相手方については協議をしてまいりたいというふうに考えております。
  以上でございます。
○笹沼和利議長 3番、小輪瀬議員。
○3番 小輪瀬英一議員 ただいまの説明の中でわかりました。そうすると、借地人なりが買う希望があれば、申し出れば、行政側としては相談に応じていくという解釈でよろしいわけですね。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 そのとおりでございます。売却の方向で協議をできればしたいと思います。
  以上です。
○3番 小輪瀬英一議員 結構です。
○笹沼和利議長 ほかに質疑ございませんか。
  8番、野原和夫議員。
○8番 野原和夫議員 8番、野原和夫です。
  まず、75ページでございますが、行政福祉バス運行事業でございます。この点については委託料、運行業務委託とありますが、委託について、ある業者1社が委託を受け継いでいるのかどうか。
  それと、行政福祉バスは私たち議員も視察研修に利用していると思いますが、農業委員会でも去年利用しまして、バスが来なくて、課長が大分困った経緯があります。こういう運行においては、やっぱり真剣に取り組んでいただく業者を町は率先してやるべきではないかなと思いますが、こういう中で、業務委託の内容説明をお願いしたいと思います。
  それから、109ページの家族介護者支援手当でございますが、平成22年度は、13人で430万6,000円でございます。それと、この金額は減っておりますが、今、支援手当はどの世帯というか何人受けているのか、それと、おむつ購入費においては助成金が昨年と変わっておりませんが、このお金については変動なしで、利用者が限られているのかどうか。この点、ちょっと説明をお伺いします。
  それからもう1点は、169ページの町商工会補助金でございます。この補助金については、 昨年1,000万円が計上されて、決算に出ておりますが、平成23年度、この中では1,121万円、大きく金額も伸びておりますが、121万円ふえていますね。そういう中で内容説明、それと、商工会等のいつも野原兼男議員が指摘する中で、収支等の問題が出されておりますが、そういう経緯もきちんとした上での増額になっているのか。この内容説明をお伺いします。
  以上、3点お願いします。
○笹沼和利議長 では、1点目、75ページ、行政福祉バス運行事業について答弁願います。
  小峯総務課長。
○小峯光好総務課長 それでは、野原議員のご質問にお答えいたします。
  行政福祉バスの運行事業につきましては、4社から見積もりをいただくということでご指名しまして、そのうち2社が辞退ということで、2社の中で選定をするということで、現在、イーグルバス株式会社のほうで受託をしていただいております。これにつきましては、各運行の委託単価によりまして請求をしていただくんですが、主要な施策のほうでもお示しをしてございますけれども、昨年、平成23年度のバスの運行状況につきましては、全部で111回出動しております。そういったことで、それに伴う距離だとか日数等によりまして、バス会社のほうに委託料を支払うというふうなシステムで行っているところであります。
  さらに、先ほどのバスの運行につきまして、いろいろトラブル等の関係でございますが、トラブルがあった場合につきましては、担当者等を呼びまして、こちらのほうでその原因、それから今後の対策等を、委託元でありますうちの役場とあと受託者のほうで協議をする中で、二度と起こらないような形で行っていくということで、対策等を協議しながら進めているということでございます。
  以上です。
○笹沼和利議長 8番、野原和夫議員。
○8番 野原和夫議員 単純にこの914万8,000円を111で割ってしまってはまずいので、距離もいろいろあると思うので、そういう中で、今、小峯課長が言いましたけれども、バスの運行にトラブルがあって、山崎課長も困惑して、いろいろ町の車で視察に行った経緯がある中で、当時お昼を食べているときに途中でそのバスが来まして、受け継いだわけですが、謝罪の仕方が余りにも傲慢というか、余りよくなかったということを私は見ております。そのときは小峯課長が陳謝し、平謝りをしていますが、バス会社のほうが先に謝るべきであったかなと私はいつも思っています。そういう中で、執行部はやっぱりきちんとした方向性を見出して、業者にきちんとやっていただきたいと思います。この点、強く要望というかお願いを して、運行については今の説明で理解しております。
  以上でございます。
○笹沼和利議長 2点目、109ページ扶助費ですね。
  答弁願います。
  大島福祉課長。
○大島武志福祉課長 家族介護の支援手当でございますが、件数というような質問でございます。
  平成23年度状況を見ますと、各月々支給者の数が若干変動はしております。そういった中で、各月々の件数を合計しますと、平成23年度におきましては169件ということで、これを月平均にしますと、14世帯というような形になってございます。昨年に比べて若干減っているというような状況でございます。
  それから、紙おむつの購入費、昨年と変わらないというようなご質問なんですが、おむつ購入費の助成金につきましては、家族介護者支援手当の受給者のための紙おむつということで、平成22年度、平成23年度と同じ方が購入助成を受けていまして、1名ということで数のほうは変わってございませんので、同じ金額ということでございます。
  以上です。
○笹沼和利議長 では続きまして、169ページの商工会補助事業について答弁願います。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 それでは、野原和夫議員の169ページの商工会補助事業の補助金についてお答えさせていただきます。
  金額につきましては1,121万円ということで、この内訳を申し上げさせていただきます。
  施策の成果の62ページをお開きいただきたいと存じます。
  この62ページの上段に、商工会補助金ということで掲載させていただいております。この内訳でございますが、商工会の運営費補助金として1,000万円、これは、当初予算に計上させていただいた金額でございます。
  それから、その下にマスコットキャラクター制作委員会121万円、これが含まれております。昨年マスコットキャラクターということでドームくん等を制作させていただきましたけれども、こちらの金額が補正予算でいただきましたので、増額になっているということでございます。なお、商工会というのは、このマスコットキャラクター制作委員会というのを商工会の中に設置をしておりますので、このキャラクターの制作費ということで121万円を支 出させていただいたものでございます。
  以上でございます。
○笹沼和利議長 よろしいですか。
○8番 野原和夫議員 はい。
○笹沼和利議長 暫時休憩いたします。
  再開を10時55分といたします。
                                (午前10時37分)
─────────────────────────────────────────────────
○笹沼和利議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午前10時55分)
─────────────────────────────────────────────────
○笹沼和利議長 質疑ございませんか。
  7番、小宮議員。
○7番 小宮 正議員 7番、小宮でございます。
  145ページのごみステーションの関係なんですけれども、昨年より120万円近くふえておるわけですけれども、それだけ地域で要望があったのかどうかお聞きしたいと思います。
  また、259ページの町体育協会の補助金についてですけれども、これは町から体育協会に補助金を出して、また体育協会から各団体に補助金が出ていると思うんですけれども、その中で、そういう会計、また決算のそういうのをちゃんと見ているのか、またうまくいっていないところに指導しているのかどうかと、ちょっとお聞きしたいと思います。
  それと、先ほども出たんですけれども、主要な施策の中の63ページですけれども、一番下段のほうに観光協会の補助金の釣り交流会の補助金についてですけれども、これを見ますと110名ということですね。当初は200名を超える人が来ていて、年々減少傾向にあるわけですけれども、そういう中で、反省会等いろいろ協議が終わった後あるとは思うんですけれども、これをもう少し工夫ができないものか。また、町としてこれ、来年やると今度は100を切ってしまうんじゃないかなというような考えを持っておりますけれども、そういう中で、町はこれからどう指導していくのかお聞きしたいと思います。
○笹沼和利議長 では、最初の質問、145ページのごみステーションについて答弁願います。
  岩田環境課長。
○岩田功夫環境課長 それでは、小宮議員のご質問にお答えいたします。
  まず、ごみステーションの設置の関係ですが、地域の要望があったのかという質問の内容ですが、これにつきましては、地域の要望も含めまして環境推進会議、この時点、5月開催の環境推進会議におきまして、地元へのステーションの設置予定、これをお示ししたところでございます。
  その中で、今の時点でちょっと整備がおくれているところもあるんですが、今のステーション、これをまだ使っていきたいと。木製のステーションですね。そこの部分がありまして、ちょっとすべての地域にまだ配置が終わっていないものもありますが、このような形で、地元の意向を尊重しながら町で設置を進めていくという方向で対応しているところでございます。
  以上です。
○笹沼和利議長 7番、小宮議員。
○7番 小宮 正議員 私、先日8月に納涼祭があったわけですけれども、納涼祭のときに準備で行ったときに、アスピアの下とあと保健センター、大分あるんですね。やっぱり町民が余りよく使ってもらえないのかなというような考えもあるんですよ。だから、今、課長がおっしゃったとおり、木製でまだ使って、これがまだ使えるから使うというところも確かにあります。今、私も地籍をやっていて、地域の人といろいろごみステーションの周りで話をしますと、やっぱり使い勝手が悪いですね。もう少し使うんだという町民の方がおりましたけれども、できれば、とりあえずはああいう在庫品が幾つぐらいあるかというのをちょっとお聞きしたいと思います。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  岩田環境課長。
○岩田功夫環境課長 お答えいたします。
  今の平成23年度設置予定して購入しましたステーションの残、ちょっと今私、手元でしっかりした数字を持ち合わせていませんが、20基程度はあるのかなという把握はしているところですが、ちょっとその辺につきましては、また後ほど正しい基数をお答えいたしたいと思います。
○笹沼和利議長 7番、小宮議員。
○7番 小宮 正議員 今の決算で買ったより前のも多分あるような気もするんですけれども、できればこれは町民が余り進んで地域の人が、おれはあれは使いづらいと思っています。要は私も要望して、せっかく買ってくれたんですけれども、多いところは5基も6基もあるわ け。金額を計算すると、高いものについちゃうと思うんだよね、単純に考えて。だったらもっと使い勝手のいいものを2基にするとか、そういうふうにしてもらったほうが私はいいと思うんですね。そうでないと、課長は見ているかわかりませんけれども、今あのごみステーションだと、前の日に置く人が多いんですよ。それはなぜかというと、当日朝持っていくと、本当はいけないんだけれども、置けないんだよね。だからみんな朝行く人は外へ置いていると思うんですけれども、そういうのを1回見ていただければありがたいと思いますけれども、これじゃしようがないと、私もよく言われるんですけれども、やっぱり基本的には前日はいけないことになっているんですから、できればちゃんとしたものを、もう少し使い勝手のいい、ああいうアスピアのああいうところへ置くと、やっぱり町民は何だこんなにあるのかとか、やっぱり町民の方もいろいろ見ますので、無駄のないように、ただ予算で買っちゃえばいいやというのではなくて、そういうのをこれから勉強して、もう少しいいものを考えていただきたいと思います。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  岩田環境課長。
○岩田功夫環境課長 お答えいたします。
  まず、このステーションの使い勝手、これにつきましては、私どもも地元等の要望等お聞きした中で設置しているところでございますが、この使い勝手につきましては、いろいろな考えをお持ちの方もいらっしゃいます。そのような中で、値段的なもの、それと今横になっているわけですが、これを縦にできないかという形も、メーカーのほうに要望を出しているところでございます。そのような中で、このステーションの整備につきましては、早急に設置しなくてはならないところにつきましては平成22年度で終えたところでございます。平成23年度から計画的な配置ということで進めておるわけですが、地元での意向もありまして、まだもう少し待ってもらいたいというような要望の中で現在に至っているわけでございますが、その点につきましては町とまた地元、調整を密に図りながら設置を進めてまいりたいと、このように考えているところでございます。
  以上です。
○笹沼和利議長 では、続きまして、259ページ、町体育協会補助金について答弁願います。
  柴崎生涯学習課長。
○柴崎秀雄生涯学習課長 それでは、お答えを申し上げます。
  町体育協会への補助金ということで250万円でございますが、これにつきましては、体育 協会の決算報告ということで、報告書のほう、決算のほうは見ております。
  また、うまくいっていないところに指導ということでございますが、うまくいっていないというのがちょっとどういったことかよくわからないんですけれども、体育協会のほうでうまくいっていない部分があって、こちらで何か指導できるようなことがあれば、指導はしていきたいと思います。
  以上です。
○笹沼和利議長 7番、小宮議員。
○7番 小宮 正議員 補助金について、ちゃんと見ているということで、各種団体出ていると思うんですけれども、それもやっぱり町として見て、単純に言えばソフトとか少年団、また、ときがわゴルフ連盟とかいろいろあると思うんですけれども、そういう中で決算が上がってきて、補助金以上に金が残っているというのが、だれが見ても納得いかないような気もするんですけれども、やっぱり補助金を出すんですから、有効利用をしていただくように指導するのが行政じゃないかなとは思うんですけれども、その点についてお伺いしたいと思います。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  柴崎生涯学習課長。
○柴崎秀雄生涯学習課長 それでは、お答えいたします。
  町からは体育協会に補助金を出しておりまして、体育協会の中で20団体、こちらに人数割、均等割、あるいは主催事業に応じた割合ということで、公平に配布をしております。体育協会のほうの決算についてはもちろん見ておりますけれども、それぞれの部の決算についてということでよろしいんでしょうか。それぞれの部に出しておりますのは、体育協会からの助成金ということで出しておりますので、助成金の使い方がどうかということになると、今度は、体育協会の中で協議していただくことになるかと思います。
  以上です。
○笹沼和利議長 7番、小宮議員。
○7番 小宮 正議員 今、助成金という話が出たわけですけれども、助成金になると、補助金とここにちゃんといろいろ総会の資料を見ますと。とりあえず資料、これはときがわゴルフ連盟の件なんですけれども、町からの補助金12万7,000円出ているんですよ。それで、平成22年度は12万7,100円出ていて、27万6,610円の金を残してあるわけね。こういう無駄なことを今していいのかな、補助金がもっと有効利用できないのかなと。そういう指導を行政と してしなければいけないのかなと思います。
  平成23年度は20万7,000円近い金が残っているんですよ。町から12万7,000円出て、町からのは確かに郡体参加のと、そういう名目で出ているのかなとは思うんですけれども、そういうのはやっぱりちゃんと有効利用するように、せっかく町から出て、補助金がそんなに残しているのはどうもだれが見ても納得いかないかなと思いますので、そういう指導をこれからしていっていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  柴崎生涯学習課長。
○柴崎秀雄生涯学習課長 町からは先ほど申しましたけれども、町の体育協会に250万円補助しておりまして、各部には体育協会の決算の中で、各部助成金ということでトータル103万5,000円出しております。ですので、各部には体育協会から助成金が行っているということでございます。ですので、その辺、もし何か助成金の配分上見直ししたほうがいいということがあれば、体育協会の中で協議をしていってもらうようにしたいと思います。
  以上です。
○笹沼和利議長 では、次に3問目、171ページの町の観光協会通年分の補助金、それと主要の施策の63ページ、答弁願います。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 それでは、小宮議員のご質問にお答えさせていただきます。
  施策の成果の63ページの釣り交流会の人数が減ってきているというふうなご指摘でございます。平成23年度につきましては110名ということでございますが、こちらも前年から比較しますと、平成22年度は197名というふうな参加でございました。この釣り交流会につきましては、毎年5月の時期に開催をさせていただいております。やはり開催日が天候に非常に左右されます。雨天等ですと、極端に参加者が減ってくるというふうな状況も確かに見受けられます。今年度につきましては5月13日に開催をいたしましたけれども、平成22年度と同様な参加をいただいているところでございます。今後のこういったイベントの開催につきましても、しっかりPRを事前からしておりますけれども、さらに内容等々も工夫をしながら、こういった釣り交流会等も来年以降については対応していきたいというふうに考えております。
  以上でございます。
○笹沼和利議長 7番、小宮議員。
○7番 小宮 正議員 これは子供から大人まで本当に楽しめる事業なんですけれども、やっぱりお客さんが来なくなるのですから、そういうのはやっぱり行政でちゃんと人数もちゃんとわかるわけだから、そういうのは会議があると思うんで、そういうのはちゃんと、どうしてだめだと、一番減ったときはどうしてだめだったかと、魚が悪かったとかそういう話が出ているじゃないですか。そういう中で、ちゃんと釣れなければお客さんは来ない。そういう中で、もう少し行政でやり方を考えるとか何かして、せっかくいい事業をやっているわけですから、1日いて1匹も釣れなければもう次の年は来ないと思いますよ。せっかくいい事業ですから、そういう指導を、また200名ぐらい来るように、また行政からも観光協会と一緒に連携して、力を合わせてやっていってもらいたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
○笹沼和利議長 要望ということで聞いておきます。
  ほかに質疑ございませんか。
  12番、増田議員。
○12番 増田和代議員 12番、増田和代でございます。
  3点、質問させていただきます。
  1点目は、141ページ、ちょうど中ごろなんですけれども、地域エネルギー活用事業ということで、補助金がまきストーブの設置補助金20万円、また、太陽光システムの92万1,000円、この内容等お願いいたします。
  あと、2点目、179ページの一番下段なんですけれども、説明のときに工事請負費ということで、区長要望がほとんどだと、ちょっと私そのようにお聞きしたんですけれども、区長要望は、施策の成果のほうにはきちんと書かれておりますけれども、その内容をお願いいたします。
  あと、205ページ、玉川小学校なんですけれども、その中で、タクシーの借り上げ料ということで、五千ちょっと出ているんですけれども、タクシーの借り上げ料といいますと、明覚小学校も倍近く、かなりの値段が出ております。そしてまた、萩ヶ丘小学校もタクシーの借り上げ料というのがやはり値段的にはかなり出ているんですけれども、玉川小学校の五千幾らのタクシーの借り上げ料の内容をよろしくお願いいたします。
○笹沼和利議長 では、1点目、地域エネルギー活用事業について答弁願います。
  岩田環境課長。
○岩田功夫環境課長 それでは、増田議員のご質問にお答えいたします。
  地域エネルギー活用事業、この補助金でありますが、まきストーブ設置費補助金20万円、これにつきましては、まきストーブの設置、2人の方が申請されました。各10万円ずつ、20万円補助したところでございます。
  それから、住宅用太陽光システム設置費補助金92万1,000円につきましては、これは1キロワット当たり2万円、3キロワットまで最高限度額6万円、1件につきまして補助しているわけでございますが、16名の方が申請されました。この方に対しまして、最高額が6万円として92万1,000円を補助したところでございます。
  以上です。
○笹沼和利議長 12番、増田議員。
○12番 増田和代議員 ありがとうございました。まきストーブということで、年間2人ということなんですけれども、やはり、まきストーブは確かに私の友達も入れているんですけれども、まきを買うとか、収集するとか、そういうものが、山のほうの方は自分の家の木を切ってそれをできると思うんですけれども、ちょうど私のところは番匠の方なんですけれども、それで非常に悩んでいるというようになっているんですね。それでリフォームにしても、かなり下をフローリングにしたりとか土間にしたりとか、そういうようなこともかなりしなくてはいけないということで、ここで、ときがわ町はやはりまきストーブということでやっているんですけれども、年間2人、また、去年一昨年あたりもさほど出ていないのではないかなと思うんですけれども、このまきストーブのあれは今後もやっていくんでしょうか。何か私はそれにかわる何かのほうがいいんじゃないかなと。年間2人ぐらいなら、何かそれにかわるようなことがあればいいかなと思っているんですけれども、今後もずっとこのまままきストーブの補助金をやっていくのか。
  それで、その下の太陽光システムなんですけれども、16人ということで、非常に私はいいことじゃないかなと思います。これもやはり年々少しずつ補助金を上げていただければ、自然エネルギーでいいことじゃないかなと思うんですけれども、来年、平成24年度におきまして、大体まきストーブは目標とあと太陽光システムの目標というのは、やはりある程度その課で年間どのくらいやっていこうという、そういうような目標があるのかどうか。それをお伺いいたします。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  岩田環境課長。
○岩田功夫環境課長 お答えいたします。
  まず、設置の目標ですが、最初に太陽光発電システム、これにつきましては、平成23年度ちょっと補助金の中のやりくりを行いまして、当初これにつきましては15基を目標としました。最終的に1基ふえて16基となったわけでございます。今年度平成24年度につきましては20基、これを最低の目標に掲げております。現在、既に18件の申し込みがございます。
  それから、まきストーブ、ペレットストーブ、これにつきましては、やはりときがわ町としても木質バイオマスエネルギーの活用という形で、新エネルギービジョンで掲げております。今後もこのときがわ町、豊かな森林資源を持っていますので、これの活用、こういった面からも、まきストーブにつきましては推奨していきたいところでございます。
  しかしながら、これは住宅の改築、改修が必要になってまいります。ストーブ1基200キロぐらいありますので、床、それから壁の防火対策、こういったもので費用がかかります。やはり平成23年度に設置された方につきましても、90万円以上から100万円、105万円ぐらいまで、このように費用がかかっております。こういったところも太陽光発電と比べまして、簡単に、太陽光発電システムは屋根があれば乗せられると。しかしながら、ストーブにつきましては改築が必要になってくるという面もあります。それからまた、まきの入手方法、これにつきましても、私ども相談があった場合には、ストーブの販売の代理店、それとシルバー人材センター、こちらでのまきの確保、それと建具会館でのまきの販売という形でPRしているところでございます。
  以上です。
○笹沼和利議長 12番、増田議員。
○12番 増田和代議員 ありがとうございました。
  これからも推進していくということなんですけれども、それはそれで結構でございます。太陽光発電がやはり平成24年度の目標が20基ということで、現在も18基ということで、すばらしい成果だと思います。20基なんて言わないで30基とか40基とか、そういうような目標を掲げて、やはり目標は大きいほうがそれに向かって行けると思うんですね。是非とも20基じゃなくて、30基か40基ぐらいの目標で、課長、しっかりとよろしくお願いいたします。
○笹沼和利議長 では、次の質問で、179ページ、道路の工事請負費、区長要望についてということで、答弁願います。
  内室建設課長。
○内室睦夫建設課長 それでは、増田議員のご質問にお答えさせていただきます。
  179ページの工事請負費、その下段に道路補修工事とございますが、施策の成果の70ペー ジをごらんいただきたいと存じます。
  まず、こちら70ページの(4)の道路補修工事の状況という表がございます。こちらがトータル金額が2,772万2,150円ということで、こちらの金額と一致しておりますが、この中で表に示してございます上段の5つの工事が100万円以上で、その下に町道都206、225号線ほか道路補修工事(アスカーブ設置ほか28件)とございますが、こちらにつきましては、100万円以下の工事のほうをまとめさせていただいて、記載させていただいております。
  この道路補修工事について、この表の一番上の1792号線から52号線までの3つの工事が区長要望になっております。その下の親水散策については水辺再生100プランの関連でございます。それから、町道都58号線については、台風等の影響によるものでございますので、区長要望ではございません。
  それから206、225号線ほかの28件については、区長要望が含まれておるんですが、こちらについては詳細の件数はただいま把握しておりませんので、お調べして後で報告させていただきたいと存じます。
  以上です。
○笹沼和利議長 12番、増田議員。
○12番 増田和代議員 どうもありがとうございました。
  工事の補修工事の状況はわかりました。その前のページの68ページに、これは平成23年度の区長要望ということで、この中に多分道路のあれもすべて入っているんだと思いますけれども、平成23年度が144、個人が138ということで、やはり年々区長要望がふえていくと思いますけれども、それに加わって、やはり個人要望もかなり同じような形で、144と138ということで、平成23年度は282ということなんですけれども、この区長要望はほとんど道路関係が多いんでしょうか。あと、それから、個人要望の内容、こうやって見ますと、見送りが個人要望も8ということで、区長要望の見送りも28ということで、個人要望の見送りが8ということは個人要望も130は処理できたという、そういうような、そうすると、個人要望の内容とかはどういうようなものなんでしょうか。
  個人要望というのは、私もよく地域で言われるんですけれども、道路とかそういうような、あとそれから街灯とか、そういうようなものは地域の区長さんに頼んでくださいといって、よく前から言われていたんですけれども、そうなりますと、地域のことは区長さん、個人となると、どの程度の個人か、そこがちょっと私、境界線みたいなものがなかなかよくわからないんですけれども、その中でもやはり個人要望になっちゃうと、区長さんに言わないで個 人で行けば処理していただけるというなら、個人で行って処理していただいたほうが手間も何もかからないと思うんですけれども、そこの兼ね合いみたいなものをよろしくお願いいたします。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  内室建設課長。
○内室睦夫建設課長 それでは、ただいまの区長要望と個人要望について、境目といいますか、そのようなことについて説明させていただきます。
  まず、区長要望につきましては、例えば道路ですと、舗装するとかそこを整備するとか、事業的にプラス面の内容と考えています。個人につきましては、例えば舗装道路がへこんで穴があいているものを補修するとか、マイナスになっているものをゼロに戻すといいますか、通常の状態に戻すというようなもので、よく連絡とかいただきまして、そういうものについては、マイナス面をプラスに戻すということですので、個人からのお話でも対応させて、迅速に補修だとか、そういうものはさせていただいています。そのような状況が個人要望ということです。
  見送り等については、個人からのお話で連絡はいただいたんですが、例えばそのお話が個人の敷地内だとか、そういうことで町でできない場合、区長要望についてもなんですけれども、個人でやっていただくような内容のものも見受けられますので、そういうものについては見送りとかという形でさせていただいております。
  以上です。
○笹沼和利議長 12番、増田議員。
○12番 増田和代議員 そうしますと、例えば、自分の家の前の側溝のふたが少しこういうふうにして、溝がかなりすき間があいていたとかという場合、そういうのも私は区長さんに今まで言って、それで区長さんのほうからやってもらった経緯もあるんですよ。ということは、そういうことは個人でできるということですよね。区長さんを通さなくても。自分の家の敷地内ではありませんので。もしそういう場合、よろしくお願いいたします。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  内室建設課長。
○内室睦夫建設課長 それでは、お答えいたします。
  側溝にすき間があいているとか、そういう場合に危険な場合で、例えば1枚側溝ふたを入れるとか、そういう場合でしたらその場で対応しております。同じような内容でも、詰めて いくと10枚、20枚とかなり金額もかさんでくるところもあると思いますので、そういうものについては、状況をよく見まして、全体的に影響が出るものについては区長要望で上げてくださいということでお話をさせていただいております。
  先ほど申し上げましたように、危険な場合だとか、即座に補修して金額的にも直営等で余りかからない場合等については、その場で判断しまして、個人要望という形でも危険等を回避するためにすぐ対応しております。
  以上です。
○12番 増田和代議員 わかりました。ありがとうございました。
○笹沼和利議長 続きまして、205ページ、小学校一般事務管理費、玉川小学校タクシー借り上げ料について答弁願います。
  長島教育総務課長。
○長島富央教育総務課長 それでは、増田議員のご質問にお答えいたします。
  小学校の一般管理事務のタクシーの借り上げ料が3校で大分違うという話で、玉小が妙に安いんですけれども、どういうことかということかと思うんですけれども、これにつきましては、萩小と明小については下校時のタクシー借り上げ料が入っております。なので額が高くなっておりますが、玉小についてはそれの使用がありませんので、子供が病気やけがが学校内で起きたときに、基本的に教諭等が自分の車で一緒に連れて行くということは基本的にはしませんので、そのためのタクシーの借り上げ料ということなので、額がこの額になっているということです。
  以上です。
○12番 増田和代議員 わかりました。
○笹沼和利議長 ほかに質疑ございませんか。
  5番、前田議員。
○5番 前田 栄議員 5番、前田でございます。
  161ページ、この下のほうに、去年3月にも聞きましたかもしれないですけれども、補助金で森林組合補助金120万5,000円、これはどこの森林組合だか教えてください。
  それと、278ページ、これちょっと歳出とあれかもしれないですけれども、これ、以前は町有財産に関して物品ですけれども、前は原則20万円以上が書いてあったと思うんですけれども、今回は原則50万円になって、町有財産の基準が変わったのかどうか、ちょっとここのところ教えてください。
  それと、280ページの緑の雇用創出基金なんですけれども、この緑の雇用創出基金ということで、今年度から彩の森のほうで今まで埼玉県中央部森林組合で研修に行っていた人が彩の森で今度するみたいになったんですけれども、そういう緑の雇用の人2人、そういう人を研修生として受け入れると、いろんなそういう設備投資だとか道具だとか、人件費はわからないですけれども、そういう場合に、この緑の雇用創出基金というのは転用というか、そういうお金に使えるのかどうか、ちょっと教えていただきたいんですけれども。
  以上です。
○笹沼和利議長 まず、1点目、161ページ、林業振興費の中の森林組合補助金、答弁願います。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 それでは、前田議員の161ページの森林組合補助金120万5,000円についてお答えさせていただきます。
  この森林組合補助金につきましては、埼玉県中央部森林組合に120万5,000円を補助金として支出させていただいております。
  以上です。
○笹沼和利議長 よろしいですか。
○5番 前田 栄議員 はい。
○笹沼和利議長 続いて、277ページの物品について答弁願います。
  岡本会計管理者兼会計室長。
○岡本純一会計管理者兼会計室長 それでは、前田議員の質問に対してお答えいたします。
  この物品の基準単価なんですけれども、去年まで、ときがわ町は20万円で設定されておりました。近隣町村の状況をちょっと調査したところ、東松山市を初めほとんどの決算書のほうを50万円という設定をされていたということで、近隣町村の数字に合わせて今回はつくらせていただきました。
○笹沼和利議長 よろしいですか。
  すみません、先ほどの緑の雇用は何ページでしょうか。280ページですか。
  では、答弁願います。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 それでは、前田議員の緑の雇用創出基金ということでお答えさせていただきます。
  まず、この緑の雇用事業につきましては、この基金を活用して一般会計に繰り出させていただいて、こちらは163ページ、この中段に緑の雇用創出事業事務委託料というのがございます。こちら483万2,100円、この内容でございますが、こちらにつきましては、先ほど前田議員が申し上げたとおり、昨年度については、中央部森林組合のほうに委託をして、研修を行っております。その委託の内容でございますけれども、こちらについては、研修生の基本的な基本給、人件費、それから社会保険料、それから、これは外部研修等がございますので研修費、それから、諸雑費的なものが生じてきます。これは燃料代ですとか、それから消耗品ですね。チェーンソーあるいは刈払い機、また、作業服ですとかそういったものの経費もこの中に含めさせていただいて、委託をしております。
  また、今年度につきましては、彩の森とき川のほうに2名ということで、この9月3日から新たな雇用生ということで研修がスタートしております。この内容につきましても同様に、業務委託料の中に含めて委託をするという形をとらせていただいております。
  以上です。
○笹沼和利議長 5番、前田議員。
○5番 前田 栄議員 ときがわ産材ということで、町長が一生懸命トップセールスをやって、我々議員もいろいろやっているわけなんですけれども、そうすると、2人雇用すると、いろいろこれからも地元の木ですとかそういうのを売っていくために、いろんな設備投資というか、そっちのほうは余り詳しくはないですけれども、そういう四面カンナだとか、いろいろなものだとか、これからそういう緑の雇用の人たちが木を切るだとか、いろんな管理をしていくのにいろんなそういう道具的なものが出てくる可能性もあると思うんですけれども、そしてまた、いろいろ野口議員のほうでもときがわ産材のほうの委員になっていて、いろいろこれからやっていくのにおいて、いろんなものが出てくると思うんですけれども、そういうある程度の金額的なものも、緑の雇用2人の人のほかにも転用できるんですか。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 それでは、お答えさせていただきます。
  もともとこの緑の雇用事業につきましては、研修生の育成のための基金ということで創設をさせていただいておりますので、そういった設備整備等々についての転用については、基本的にはここではできないというふうに考えております。
  以上です。
○笹沼和利議長 よろしいですか。
○5番 前田 栄議員 はい、ありがとうございました。
○笹沼和利議長 ほかに質疑ございませんか。
  13番、岩田議員。
○13番 岩田鑑郎議員 まず、29ページの上段のほうで、これ、歳入ですけれども、これ歳入がどういうふうに使われているかというのをお聞きしたいんですけれども。それはまずいんですか。
○笹沼和利議長 歳出に絡みますね。わかりました。
○13番 岩田鑑郎議員 県の補助金で、安心・元気保育サービス支援事業補助金、地域子育て支援拠点事業補助金、子育て支援対策臨時交付金というような補助金が来ていますけれども、これはどういうような形で使われているかが1点。
  それから、その下のほうで、同じ29ページ、森林整備加速化・林業再生事業補助金2,929万円、これはどのような形で使われているかお聞きしたい。
  3点目で、ちょっと飛ぶんですが、273ページ、予備費があるんですが、この予備費はどのような基準で予備費が使われるんでしょうか。同じ項の目の中で流用は可能だというふうに私は理解しているんですが、例えばその中で、9款の消防費、1項消防費、2目非常備消防費への充当3,000円、3,000円をこの項とか目の中から流用できないのか。わざわざこういうところからとらなければいけないのか。この基準を教えていただきたいというふうに思います。
  3点お聞きします。
○笹沼和利議長 では、まず1点目、児童福祉費補助の3項目補助金の歳出としてどのように使われているかということで、答弁願います。
  大島福祉課長。
○大島武志福祉課長 岩田議員のご質問にお答えいたします。
  まず、安心・元気保育サービス支援事業費補助金129万7,000円でございますが、これにつきましては、補助率2分の1の事業でございまして、対象事業としましては、1歳児の担当雇用の事業としまして274万円の2分の1、それから乳児途中入所促進事業、この事業につきましては72万円ですけれども、その2分の1、あと障害児保育、これ48万円なんですけれども、その2分の1、アレルギー対策60万円、この事業についても2分の1の補助ということで、合計129万7,000円というような形になってございます。
  それから、その下の埼玉県の特別支援学校放課後児童対策費補助金でございますが、これにつきましては、事業費補助金としまして定額補助の中の3分の1が補助と、206万8,000円の3分の1が補助の対象ということで、68万9,300円いただいてございます。
  続きまして、保育対策費の促進補助事業でございますけれども、これは延長保育事業でございます。保育事業の事業費の3分の2の補助ということで、485万3,000円の3分の2ということで、323万5,000円の助成をいただいております。
  それから、子育て支援拠点事業補助金、これにつきましては、各園10万円ということで、2園行っています。その補助金20万円でございます。
  それから、家庭保育室等運営事業費補助金でございます。これについてもゼロ歳児、あるいは1、2歳児の保育について2分の1、あるいは長時間保育推進費としましての助成ということで、2分の1の補助をいただいて実施のほうをさせていただいています。
  以上です。
○笹沼和利議長 13番、岩田議員。
○13番 岩田鑑郎議員 ありがとうございました。
  保育事業に対して、県のほうも手厚い補助金を出して、補助金ですからそれなりの成果はあろうかと思うんですが、きのうの女性特有のがんの検診の補助金の話がありましたと思うんですけれども、これ、老人に対する老後、今、少子高齢化ということで、老人対策に対する補助金等が、こういう県のほうもそこまで金がないのか頭が働かないのかわかりませんけれども、そのような対応を私は町独自としてもするべきだというふうに思うんですが、今現在、県からの補助金はないわけですけれども、その辺の老人への対応、老後への対応というのを、今後まちづくりの中でどういうふうに考えるのかお聞きしたいんですけれども、これとはちょっと離れるかな。じゃ、結構です。わかりました。これはこれで結構です。
  続きまして、お願いします。
○笹沼和利議長 では次に、同じ29ページの中の林業費補助について、歳出でどのように使われているかということで答弁願います。
  小峯総務課長。
○小峯光好総務課長 それでは、岩田議員のご質問にお答えいたします。
  29ページの森林整備加速化・林業再生事業補助金2,929万円でございますが、これにつきましては、桃木中央会館の建築の工事費に使っております。支出のほうでいいますと、73ページの集会所管理事業の中で15節、工事請負費でございますが、4,979万6,150円の中の工事 費の中の一部ということで桃木中央会館の建築のための工事費として補助金をもらっているというものでございます。
  以上です。
○笹沼和利議長 13番、岩田議員。
○13番 岩田鑑郎議員 これは名目と何か違うような気がするんですが、使用先について、確かに、結果として林業に使いますから、木を使いますから、林業の整備のほうへ行くのかなという結果としてはあるんですけれども、本来的にこれ、県がこういう補助金を出してここへ使うよというようなことで了解を得ているんだろうと思うんですけれども、この3,000万円近い金をときがわ町の林業の整備に使うような補助金の申請というのはできないものなのでしょうか。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 お答えさせていただきます。
  この森林整備加速化・林業再生事業でございますが、こちらにつきましては、平成21年度から23年度までの国の施策として交付を受けているものでございます。この中には、事業の内容として、川上の部分として森林整備、木材生産に関する事業、それから木材の加工施設等の整備、それから木材の利用という目的、この3種類の事業内容でこの補助金が形成されております。
  今回は桃木中央会館への地域材の木材利用という事業内容で、この補助金をいただいているものでございます。したがいまして、この木材利用というのは地場産材の利用というふうなことで、この補助金の内容も木材の使用量、材積ですね、そういったもので補助金が決定されてくるというふうな内容になっております。
  したがいまして、この事業そのものが森林整備から木材利用までの施策として、国が平成21年度から取り組んできている事業でございます。
  以上でございます。
○笹沼和利議長 13番、岩田議員。
○13番 岩田鑑郎議員 これだけの3,000万円近い金が木材利用の関係で、もらえるというのはおかしいですけれども、補助金が来るのであれば、一般質問で森林整備計画について質問しておりますけれども、そういう中にこういう申請をして、名前からいえば当然森林の整備があるんですけれども、そういう形での申請というか、そういうものは加工した結果とし て加工品をこういうふうにつくるからとか、目的はそういうことでしか申請できなかったんでしょうか。目的は。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  野尻副町長。
○野尻一敏副町長 岩田議員からのご質問、この森林整備加速化・林業再生事業補助金をほかの林業再生の目的に使えないかというご質問であったかと思いますけれども、鶏が先か卵が先かみたいなお話でございまして、町としては桃木集会所の改築が必要であったと。こういう中で、今回は農林水産省の補助金ですけれども、いろんな補助金を活用して財源を確保するということで、この事業を今回は使わせていただいたというものでございます。林業再生につきましては、これはきちんとやっていかなければなりませんので、こちらのほうも財源確保についてはきちんと考えていきたいと思いますので、ご了解をいただきたいと存じます。
  よろしくお願いいたします。
○笹沼和利議長 よろしいですか。
  では、3項目め、273ページ、予備費の使い方について答弁願います。
  小峯総務課長。
○小峯光好総務課長 それでは、岩田議員のご質問にお答えいたします。
  具体的なご質問の中で、189ページに、これは非常備消防費負担事業ということでありまして、その中の3,000円を予備費から充用しているということの話がありました。これにつきましては、消火栓等移設あるいは新規設置ということが発生しまして、それに伴う負担金なんですけれども、上の段のところに消火栓維持管理費負担金ということで、224万1,690円ということでございますが、そちらのほうで使わせていただいたということであります。
  本来的には、非常備消防費、目でいきますと、ほかの報酬とか需用費とか、そういった節でございますので、そちらから流用というのがこの予算の中ではあるわけですが、各事業ごとに会計のほうを分けている関係で、各事業の内訳について、まずはっきりさせていくという考えがありまして、予備費から充当してさせていただいたということで、3,000円を充当したということでございます。
  以上です。
○笹沼和利議長 13番、岩田議員。
○13番 岩田鑑郎議員 私は例えば消防費という話であって、予備費から流用する基準というのはどういうものなのでしょうかということでお聞きしているんです。というのは、きの うも雑入の中で、項目を例年と違うような形でぽつぽつと入ってくるけれども、どういう基準で上げるのかということをお聞きしましたけれども、経営手法の中に、トータルクオリティーコントロールというTQCという経営手法があるんですけれども、それはやっぱり見やすいように項目はきちんと決めて、使うなら使う、乗せるなら乗せるというような、時系列で見ればそういうふうなことを厳しく言われるんですよね。この基準はどのようなことなのかということでお聞きしたいと思うんですけれども、
○笹沼和利議長 答弁願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 それでは、岩田議員のご質問にお答えさせていただきます。
  大まかな基準といいますか、予備費につきましては、補正予算等で緊急に必要になった場合等で、補正に間に合わない場合というのが原則にございます。そういった場合、補正予算をするのに時間的な余裕ですとかそういったものがなくて、急遽その部分を執行しなければならないというようなものについて、原則的には予備費を充当すると。その前に、その事業内等で流用するというのが先にあると思いますけれども、当町におきましては、事業別予算という形をとっておりますので、今回につきましては、その事業の中にほかに流用すべき項目がなかったということで、こちらの予備費から充当させていただいたというのが実情でございます。このような、形といたしましては小額の金額という形になっておりますが、事業別予算を執行するという建前のほうからを優先をいたしまして、今回につきましてはこういった形で予備費から充用させていただいたという事情でございます。
  以上でございます。
○笹沼和利議長 13番、岩田議員。
○13番 岩田鑑郎議員 そうすると、目の中での流用もあるわけですよね。そういうこととの違いというのはどこにあるんですか。
  例えば、たまたま開いたので71ページなんですけれども、真ん中辺に使用料及び賃借料の中で、同項9目13委託料へ流用、同項9目12役務費から流用、これ流用していますよね。これ予備費からじゃないですよね。こういうことができるのであれば、別に予備費を使わなくてもいいんじゃないですか。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  野尻副町長。
○野尻一敏副町長 予備費の使い方についてのご質問ですけれども、おっしゃるとおり、款項 目節と予算は分かれていますけれども、款項についてはご議決をいただいて執行するということで、これは原則流用ができないということになっております。ご指摘の目間、あるいは節間では流用できます。ただ、年度の途中ですと、他の予算の執行状況がどうなるかわからないということで、なかなか経費が幾ら不用額が出るわからないということもありまして、そういった場合に、場合によっては予備費を使わせていただいているところもあるところでございます。
  例えば、今回のような3,000円の予備費ですと、本来であれば、仮で予備費で使わせていただいて、最終的に予算がほかのところで余りが出れば、予備費をもとに戻して、中で流用させていただくということも考えられるんですけれども、予備費につきましては、1回使ってしまいますと、それを戻すということはできないということになってございます。本来であれば、款項の下のところできちんと整理をさせていただくべきところでございますけれども、今回につきましてはこのようなことになったということで、ご理解いただきたいと思います。
  よろしくお願いいたします。
○笹沼和利議長 暫時休憩いたします。
  再開を午後1時といたします。
                                (午前11時56分)
─────────────────────────────────────────────────
○笹沼和利議長 午前中に引き続き会議を開きます。
                                (午後 1時00分)
─────────────────────────────────────────────────
○笹沼和利議長 午前中の質疑について、3名の課長より答弁を再度求められております。これを許可しております。
  まず、小宮議員のごみステーションの問題について、岩田環境課長、答弁願います。
○岩田功夫環境課長 それでは、小宮議員の午前中の質問についての答えを述べさせていただきます。
  まず、トレーニングセンター、それと保健センター下の保管されたままのごみステーションの数ですが、きょう9月5日現在、22基となっております。このうちの2基は環境課で保管するものであります。緊急時に地元との対応をとって出すというものとして管理しております。実質残る20基、これが未設置の状態で残されておりますが、現在、この解消に向けて 事務を進めているところでございます。ご理解いただきますようお願い申し上げます。
  以上です。
○笹沼和利議長 小宮議員よろしいでしょうか。
○7番 小宮 正議員 はい。
○笹沼和利議長 では、2番目、増田議員の質問で区長要望について、内室建設課長、答弁願います。
○内室睦夫建設課長 それでは、道路維持費の工事請負費の中での区長要望についてお答えさせていただきます。
  それでは、主要な施策の成果の70ページをごらんいただきたいと存じます。
  (4)の道路補修工事の状況でございますが、こちらが工事件数が34件ございまして、この中の15件が区長要望となっております。
  続きまして、71ページをごらんください。
  (5)舗装修繕工事の状況です。こちらが工事件数が15件ございまして、11件が区長要望になっております。
  続きまして、その下の(6)側溝整備工事の状況についてですが、こちらが工事が11件ございまして、そのうちの7件が区長要望となっております。
  次の72ページをごらんください。
  (7)の交通安全施設整備工事の状況でございますが、こちらにつきましては、道路反射鏡の設置工事等複数の区長要望をまとめて工事をしているものがございますので、工事件数については7件、そのうちに区長要望が12件含まれております。
  以上でございます。よろしくお願いいたします。
○笹沼和利議長 増田議員、よろしいですか。
○12番 増田和代議員 はい。
○笹沼和利議長 では3番目、岩田議員から予備費の流用についてということで質問がありました。それについて答弁を願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 それでは、午前中の岩田議員の予備費の流用等についてのご質問について、追加で答弁をさせていただきます。
  確かに執行科目であります目内での流用も可能であったというふうなものでございました。今後は、各担当者の横の連絡等を密にいたしまして、適切に対応してまいりたいというふう に考えております。
  また、もう1点、雑入の科目の件でもご質問がございましたが、この件につきましては、来年度予算編成にあわせまして項目を整理するなど、わかりやすい予算、決算になりますように調整してまいりたいと考えておりますので、ご理解をいただきますようお願い申し上げます。
  以上でございます。
○笹沼和利議長 岩田議員、よろしいでしょうか。
○13番 岩田鑑郎議員 はい。
○笹沼和利議長 質疑ございませんか。
  6番、野口議員。
○6番 野口守隆議員 57ページなんですが、岩田議員と違った角度で質問させていただきたいんですが、重箱の隅をつつくようなことで申しわけないんですが、今度は流用の件で、工事請負費から備品購入費へ委託料とか流用されておりますが、この委託料の中身と、いわゆるさっきと違う観点になると思うんですが、流用の金額にしてはちょっと多いんですが、流用というのは金額の制限とかそういうのは、同じところからではないんでしょうか。もしこれ間に合うのであれば、これだけの金額であるとすれば、私は補正で工事費を減額して、こちらに入れるのが筋ではないかなと思うんですが、その辺はいかがでしょうか。
  それから、もう1つは、231ページ、これは質問というか提案なんですが、ここに途中で玉中の教材用備品購入費128万4,638円、この中に含まれるかどうか私わかりませんが、常々、学校へ行って、私、違和感を感じておったんですが、というのは木質化をして、簡単に言いますと、細かい話で恐縮なんですが、生徒の名札を見ておりますと、プラスチックなんですよね。それで、教職員は皆さんと同じで木のをつけています。これは教材費から出すのか、あるいは個人負担か、多分これは個人負担になるのかなとは思うんですが、木質化をあそこまでやっていただいたんだったら、生徒にも、支障がないのであれば木の名札をつけたらいかがかなという、これは提案なんですが、ひとつ教育委員会で答え願えればありがたいと思います。
  それともう1つは、主要な施策の68ページです。先ほどの増田議員の区長要望にまた絡む話なんですが、先ほどの内室課長の答弁だと、個人要望でマイナス、いわゆる舗装に穴があいたとか、そういうのを対応しているというお話でございましたが、これは個人で気がついたから役場に言っていただけると思っているんですが、役場でも当然町内に職員が用があっ て、特に建設課の職員は車に乗って回っているようですが、そのときにそういった気がついたことを迅速に対応するシステムはできているんでしょうか。というのは、私なんかも例えばこの役場に来るのに、何度か内室課長なり建設課に言ったことがあるんですが、穴があいているというのは、建設課の職員が見れば気がつくのではないかと。いわゆる受動でなく、能動態でやるような体制はできているのかというのをひとつお願いしたいと思うんです。ある方に言われたんですが、役場の職員は1人1人が関口町長になったつもりで、やっぱりそういった道路でも何でも見ていただいて、そういった対応を是非やっていただきたいと思うんです。私が申し上げるのは、例えば県土整備なんかでも道路パトロールなんかをやっていますよね。そういった意味で道路パトロールを改めて設けなくてもいいとは思うんですが、職員の方に対してそういった意味を徹底してもらいたいということで、お答え願えればありがたいと思います。
○笹沼和利議長 まず1点、57ページの工事請負費の中の委託料への流用について、答弁願います。
  小峯総務課長。
○小峯光好総務課長 それでは、野口議員のご質問にお答えいたします。
  流用の関係につきましては、流用先の事業の緊急性等もありますけれども、款項について議会の議決ということで、目節の中での流用については執行科目ということで流用させていただいているということで、ご理解いただきたいと思いますが、その中で今回、具体的なご質問の中で、工事請負費の中から委託料への流用ということで164万3,000円がまずございますが、これにつきましては、本庁舎就業改善センターの耐震及び改修工事の実施設計におきまして、震災による電力不足等を考慮して、いろいろご意見もいただいているんですけれども、太陽光発電の設計を追加で行っております。そういった調査と設計を追加で行っている費用のほうということで、設計委託のほう追加で行っている費用で使わせていただきました。
  それから、55万円の備品購入費へ流用ということで先ほどこの話がありましたけれども、これにつきましては、第二庁舎のほうの工事で第二庁舎、それから都幾川公民館あわせて工事のほう行っておりましたけれども、その中で改修工事の粉じん等の対策にあわせて第二庁舎と都幾川公民館が1,000平米以上ということで、特定建物ということで指定を受ける、適用を受ける建物として認められているわけですけれども、その中で、湿度を確保しなければいけないというご指摘もあって、そういう意味で加湿器等をつけるという予定もあったんですけれども、改修工事がありまして、そちらのほうの粉じんがひどいということで、それら をあわせまして急遽対応していこうということで、空気の清浄器つきの加湿器を13台購入しております。そういったことに使うということで、予算のほうの流用をさせていただきました。
  それから、加湿器のほかにファンヒーター、それからブルーヒーター、ヒーターですけれども、暖房の器具がボイラーのほうの工事も行っておりましたので、冬にかけて必要ということで、ファンヒーターとブルーヒーターのほうの購入もさせていただいたということで、流用で対応したという内容でございます。
  よろしくお願いします。
○笹沼和利議長 6番、野口議員。
○6番 野口守隆議員 わかりました。これは先ほどと同じことで、予備費からの流用、款項からのということになると思うんですが、少なくとも、どのくらいの金額までは、例えば1,000万円でも2,000万円でもそんなに余ることはないと思うんですが、流用可能なんでしょうか。それから、もう1つは、業務委託料はここだけではなくて、ほかにもいっぱい出ていて、もっとわかりやすく出ている課もあるんです。これ業務委託料、先ほども野原和夫議員が言った、どこまで業者名を書けるかどうかというのもまた疑問なんですが、少なくともどういう業務を委託したのかということは、前も私、申し上げたことがあるんですが、各課によって業務委託料の書き方が違うというのはいかがなものかと思うんですよ。是非これは、業務委託料は業務委託したんだから、業務委託料と書けばわかるだろうと言えばそれまでですが、どういう業務を委託したかということまでわかるように書くことはできないんでしょうか。
  この2点をお伺いいたします。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 それでは、野口議員のご質問にお答えをさせていただきます。
  まず、流用の金額の件でございますけれども、目節関係につきましては執行科目ということになっておりますので、特に議決のほうは款項までということになっておりますので、それ以下の項目につきましては流用可能というのが技術的な問題でございます。特に金額の大きさというのはございませんけれども、多額の金額につきましては、また時間的に余裕がないもの等を除きましては、なるべく補正予算のほうで対応するような形で対応させていただきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
  また、もう1点、委託料の関係ですけれども、確かに、業務委託料とかという形で出ております。具体的な内容等はわかりづらいという点、ご指摘でございますので、主要な施策の成果のほうの説明資料の中で、来年度以降、なるべく細かくその辺を載せるように各課に指導してまいりたいと思いますので、ご了解いただければと思います。
  以上でございます。
○笹沼和利議長 よろしいですか。
  では続きまして、2つ目の質問で、231ページ、教育振興費の中の、これは玉中の振興事務費、教材用備品購入費の中身について、これは長島教育総務課長。
○長島富央教育総務課長 それでは、野口議員のご質問といいますか、ご要望にお答えしたいと思います。
  生徒用の名札ですけれども、これについては個人負担となっております。ですから、この予算の中にはどこにも入っていないんですけれども、入学時にたしか縫いつけ用と夏服でクリップ用ということで、2つほど購入していただいております。それを木製のものにできたらということですけれども、子供たちが使うものですから、機能の面とか金額の面、恐らくプラスチックから木製にすれば金額的には倍近くになってしまうかなと思いますので、その辺を個人負担にするのか、そういうことであれば、町の予算で組み込むのかということまで含めまして、今後検討していきたいと思いますので、ご理解いただけたらと思います。
  以上です。
○笹沼和利議長 6番、野口議員。
○6番 野口守隆議員 わかりました。私としては、やはりあそこまで木にこだわって町長の施策で木質化もしました。それから、職員の方もそうなっております。是非どちらが負担するのか、その辺の確かに検討の余地はあろうかと思いますが、木のよさを子供たちに知ってもらうという意味でも、機能的にもし問題ないのであれば、普及していただければありがたいと思います。
  以上です。
○笹沼和利議長 続きまして、3番目の質問で、主要の施策の68ページ、区長要望の中身について答弁願います。
  内室建設課長。
○内室睦夫建設課長 それでは、野口議員の区長要望の中の個人要望についてお答えさせていただきます。
  先ほど増田議員のご質問の中で、私から個人要望についてお答えさせていただいた中で、職員からの都合といいますか要望についても、個人要望に含まれております。先ほど私の説明が不十分でございましたので、職員の要望も含まれておりますので、ご理解いただきたいと存じます。
  その中で、道路のへこみ等をもう少し周知徹底をということでお話をいただきまして、道路のへこみ、またその他についてよく要望いただきます。そういう中で、職員にも町内に出たときに見回りに出たときに、十分その辺を把握するように、また、行きと帰りの経路を変えるなどして、十分状況を把握するようにということで、申し伝えてあるんですけれども、やはり隅々まで回れるというわけではございませんので、今後、その辺の見回り等、周知徹底するように、また方式等も検討してまいりたいと考えておりますので、ご理解いただきたいと存じます。
○笹沼和利議長 6番、野口議員。
○6番 野口守隆議員 確かに、見ていても、いろいろな観点の違いは当然あると思うんですよ。でも私なんかも1つ感じたのは、例えばバスに何回か乗りまして、バスの運転手さんにあるとき言われたんですが、普通の乗用車が走っているのとバスは当然高さが違いますよね。そうすると、さっきの穴とは違うんですが、いわゆる道路にはみ出ている木があるわけですよね。それが引っかかって、非常に運転しにくい場合もあると。あるいは観光バスにでも、大野のほうまで来る場合もあるけれども、本当に大きいのでぶつかって塗装に傷がついて嫌になるときもあるんですよという話を私聞いております。そういった意味で、もう少し建設課の職員にもそういった目を持っていただいて、バスは企財ですが、そういった配慮をもっとすべきだと思うんです。今十分に配慮しているというのであれば、十二分にでも十三分にも配慮して、是非個人から出る前にそれはやってもらうというのが私はベストだと思うんですが、是非そういうふうにやっていただきたいと思うんですが、いかがでしょうか。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  内室建設課長。
○内室睦夫建設課長 ただいまの木の枝等についてなんですけれども、区長要望または個人要望、それから職員が気がついたりして対応しているところなんですが、県道であったり、あと個人の所有地ということもありまして、その辺いろいろ詰めながら進めているところではございます。そういう中で、対応の方法も変わってくるとは思うんですけれども、個人に実施していただいたりとか、県土整備で、また町でというふうに対応方法をそれぞれ決めて、 進めていきたいと考えております。
  以上です。
○笹沼和利議長 6番、野口議員。
○6番 野口守隆議員 是非、個人のものもあるし、確かに公有地の場合もありますし、区長会がこれからまたあると思うんですが、道路愛護のときにでも是非そういったことで町民の皆さんにもご協力いただきたいということは建設課のほうでも、また産業観光課のほうにもそういった道があると思いますので、要望していきたいと思います。
  以上です。
○笹沼和利議長 ほかに質疑ございませんか。
  10番、野原兼男議員。
○10番 野原兼男議員 10番、野原です。
  3点ほどお願いいたします。
  まず最初に、75ページ、先ほど野原和夫議員さんのほうで質問のほうされたわけでございますが、行政福祉バスについてでございますが、これはイーグルバスに委託されているわけでございますが、多分入札によって決定されたのかなとは思うんですけれども、入札に参加した業者についてお伺いできればと思います。
  それから、次が143ページ、こちらの下のほうに放射線測定事業というのがあるわけですけれども、これは現在で普通であれば要らない事業なんですよね。いろいろ放射能の関係で、いろいろ補償問題等で電気料も値上がってくるようでございますし、そういった中で、こういう事業については東電のほうには請求できないものか、その点についてお伺いできればと思います。
  それから、もう1点なんですけれども、これはちょっとページが定かではないんですけれども、産業観光課と総務課の印刷製本の中に含まれるのかなとは思うんですよ。そういった中で、観光ガイドとかマップ、それから町の要覧等作成する中で、私よく、本来なら一般質問も考えたんですけれども、中身を見ますと、確かに町の施設等はよく案内のほうに入っているわけなんですけれども、民間の件については一切入っていないんですよね。本来ときがわ町というのは、どうしても観光とは切っても切れないそういったつながりの中にあって、やっぱり民間の協力というのは非常に大きなものだと思うんですけれども、そういった中で、私なんか視察等へ行くと、いろんな資料をもらうわけなんですよ、ほかの視察先で。そういった中で要覧等の中に、民間が出している特産品だとかというのが結構載っているんですよ ね。そういった中で、本来やはり特産の認証制度とかいうそういったものの制度を確立した中で、やはりそういった民間の力というか、そういったものを利用するように、そういったものを掲載できないかと。結構いろんなところで資料、要覧等もらうんですけれども、みんな大抵のところは民間のそうした特産品等が結構紹介されているんですよね。ときがわ町にもいろんな豆腐だうどんだお菓子だ何だ、いろんなあれがあると思うんですけれども、そういったものをやはり掲載して観光のPRにどんどん使っていくべきではないかなと。町としても力を入れていくべきではないかなと思うんですけれども、その点についてお伺いできればと思います。
○笹沼和利議長 まず1点目、75ページ、行政福祉バスについて、入札の状況で答弁願います。
  小峯総務課長。
○小峯光好総務課長 それでは、野原兼男議員のご質問にお答えいたします。
  行政福祉バスの運行の委託につきまして、業者の選定でございますが、選定の仕様等が内容がちょっと複雑でして、その関係で、見積もりによりまして業者の選定のほうを行っております。内容としますと、小型、大型、中型ということで、小型が28人、それから中型が40人、大型が55人乗りということで、県内、県外、県外でも関東甲信越地区、そういった場合の日帰り宿泊におけるバスの運賃といいますか、それの基本料金について各社から見積もりをいただく、その中で比較検討して業者の選定させていただいております。
  4社に見積もりのほうを依頼をしております。そのうちの2社が辞退をいたしまして、残る2社のほうで見積もりのほうを提出していただきました。その2社のうち、先ほど野原和夫議員のご質問にもありましたけれども、イーグルバス株式会社のほうで受託をしているということでございます。
  なお、業者のほうの見積もりのお願いをしている業者としましては、町内の業者についても2社ほどお願いをしておりまして、そちらの方にもお願いをして見積もりのほうを提出していただくということでお願いしている状況でもあります。
  以上です。
○笹沼和利議長 10番、野原兼男議員。
○10番 野原兼男議員 2社辞退されたということで、この2社辞退というのは町内の業者ということでよろしいんでしょうか。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  小峯総務課長。
○小峯光好総務課長 辞退されている2社につきましては、ともにときがわ町内の業者の方です。
○笹沼和利議長 関口町長、答弁願います。
○関口定男町長 私なんかとすると、なるべく町内の業者をと思っておりますけれども、これはやっぱり入札、あるいは見積もり、公平にやらなくてはいけないので、単価的に全然合わないということで、それで町内の業者はおりてしまうということですね。
○笹沼和利議長 10番、野原兼男議員。
○10番 野原兼男議員 町長、是非町内の業者にやってもらいたいという強い希望を持たれているようなんですけれども、2社が辞退したのではどうしようもないんですけれども、私たちなんかもこの福祉バスを利用した中で、本社のイーグルバスが来ることは少ないんですよね。ほとんど代車が来ているわけなんですよ。その中には町内のバスも含まれているわけなんですよ。町内2社ありますけれども、2社のバスも代車として来るんですよ。ということは、委託先より代車で受けたほうが安く運行していると思うんですよね。そういうことを考えれば、私はもっと町内業者に強く町のほうから依頼をしてもいいんじゃないかなと思うんですけれども、その点についてご意見等お聞かせ願いたい。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  小峯総務課長。
○小峯光好総務課長 それでは、お答えします。
  主な施策の資料のほうにもありますが、111回、行政福祉バスについては運行しているという状況でございます。そういった全体の事業の運行といいますか、その運行についてやっていくとなると、なかなか町内の業者についても、単価的にもそういった業務的にも厳しいということで多分辞退されたんだと思うんですが、スポット的にそういった形で町内の業者の方が携わっていただけるということは、こちらのほう、発注者とすれば、町内の業者にできるだけやっていただきたいということもありますし、そういう面では、そういう形でやっていただければいいかなというふうに考えております。
  もとの受けがイーグルさんが受けているわけでして、先ほど行政福祉バスの運行のことにつきましても、トラブル等の関係がありましたけれども、その辺のところもきっちりと、町内の業者だからいい加減でいいんだということではなくて、きっちりと運行、あるいはサービス等やっていただく中でやっていただくということで、それを堅持しながら、そういった形でお願いできればというふうに考えております。
  よろしくお願いします。
○笹沼和利議長 要望ですか。はい。
○10番 野原兼男議員 是非そういった中で、代車で対応できるのであれば、町内の業者だって対応できると思うんですよね。2社も相当バスの台数を持っているし、それで自分のところで間に合わなければ代車で運用すればいいわけですから、そういった中で、町内業者に是非協力していただけるよう、今後も強く町のほうからも要請していただければと思うので、よろしくお願いいたします。
○笹沼和利議長 2番目の質問、143ページ、放射線測定事業について東電への請求。
  岩田環境課長、答弁願います。
○岩田功夫環境課長 それでは、野原議員のご質問にお答えいたします。
  まず、町で行っている放射線量等の測定事業、これにつきまして269万3,750円ばかり平成23年度において支出したわけでございますが、本来ならば、この事業、東京電力福島第一原子力発電所の事故がなければ、町としてやる事業ではなかったというふうに考えるものですが、この費用負担の請求につきましては、現在比企郡内、それと東松山市、東秩父村を含めて請求を行っていこうという動きが出ております。このような動きを見据えながら、ときがわ町としても請求に対応していきたいと、このように考えておりますのでよろしくお願いいたします。
○笹沼和利議長 よろしいですか。はい。
  では、3問目、ページがありませんが、印刷物に民間が入っていないので、入れてはどうだろうかという質問ですが、答弁願います。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 それでは、野原兼男議員のご質問にお答えさせていただきます。
  産業観光課のほうでは、毎年、こういった観光ガイド、パンフレット等も作成させていただいております。その中では、町の自然や歴史やそれから特産品、観光名所等々を紹介をさせていただいておりますが、この中でも、特に町の逸品ということで、それぞれこれは官に限定するというふうなことではなくて、町の特産品ということで紹介をしているものももちろんございます。これは、議員もご存じだと思いますが、やはり今、町が特産化を進めている原木キノコやまた農産物でいえばのらぼう菜や青ナス、あるいはミカン、ユズといったものも町の特産品としてご紹介をさせていただいております。また、加工品等も、できるだけこういったパンフレットにも掲載をしていきたいというふうに考えております。
  今、ご指摘いただいております民間というのは、特に町内の商店ですとか、そういったところが扱っている品物というふうなことだと思うんですが、そういったものも、この観光ガイド以外のパンフレット等もございまして、そういったところでもできるだけ紹介をするようにしております。また、今後、町でつくるパンフレットにつきましても、町のそういった民間のよくいううまいもんマップというのなんかもあるんですけれども、そういったもののパンフレットも、今後また工夫をしてつくっていきたいというふうに考えておりまして、また、こういった総合的な観光ガイドにも、できるだけ町内のそういった逸品を紹介できるような案内もしていきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。
  以上です。
○笹沼和利議長 10番、野原兼男議員。
○10番 野原兼男議員 幾つかそうやって載せていただいているということで、私はちょっと載っていないのではないかなという考えだったものですから、ただ、要覧等については、そういったものについては、ほかの町の施設等が掲載される中には、なかなかそういった民間のが載っていないのが現状かなと思います。是非そういった町の個人の力というのも、非常に町の発展、活性化には大変重要だと考えますので、是非、今後要覧等作成する中で、結構豆腐だとかいろんなうどんだとか、いろいろあると思うんですけれども、遠くのほうから買いに来たりとかしていますし、今度はユズの何かがありましたね、ジュースとか、そういったものも、やはり今後、見出していく中でそういった町の案内等にもどんどん積極的に載せていただくよう要望しまして、結構でございます。
○笹沼和利議長 ほかに質疑ございませんか。
  3番、小輪瀬議員。
○3番 小輪瀬英一議員 1点お願いいたします。
  まず、161ページ、補助金についてなんですけれども、一番下段の彩の森とき川に対しての700万円、どんな使用をしているのか説明をお聞きしたいんですけれども。
  それともう1点、181ページ、公有財産購入のところ、1,225万177円、これの成果のところの73ページ、土地購入費の2段目の町道玉754号線の土地購入面積がここだけ飛び抜けて、1,057平米あるんですけれども、地価も非常に安いんですけれども、これだけの面積が道路として使われているものなのかどうかお聞きいたします。
  その2点です。
○笹沼和利議長 では、161ページ、彩の森とき川補助金について答弁願います。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 それでは、小輪瀬議員の161ページの一番最下段の協同組合彩の森とき川補助金についてお答え申し上げます。
  この補助金の内容でございますが、協同組合彩の森とき川に昨年度設置いたしました4面自動カンナへの補助金ということで、支出をさせていただいております。
  以上でございます。
○笹沼和利議長 3番、小輪瀬議員。
○3番 小輪瀬英一議員 確かに私も現物を見にいきました。これは100%補助金で購入なんでしょうか。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 お答えさせていただきます。
  全体の事業費につきましては2,487万3,587円ということで、これが全体の事業費になります。そのほかに、県の補助金が800万円、それから町の補助金が700万円、組合の負担額が987万3,587円というふうな全体の負担ということになってございます。
  以上でございます。
○笹沼和利議長 よろしいですか。
  では、続きまして、181ページ、公有財産購入について答弁願います。
  内室建設課長。
○内室睦夫建設課長 それでは、主な施策の成果の73ページ、町道玉754号線道路改良工事に伴う土地購入費でございます。こちらなんですけれども、こちらにつきまして場所が田黒地内の田黒運動場の入り口でございます。こちらにつきましては過去に道路改良を行った経緯がございまして、その土地が未買収になっておりまして、そこについて登記関係も含めて進める中で、1,057.72平米を買収したものでございます。
  以上です。
○笹沼和利議長 3番、小輪瀬議員。
○3番 小輪瀬英一議員 そうしますと、1,057平米が現在の進入路全体を含めての面積ということで、現在道路として使用されているという解釈でよろしいでしょうか。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  内室建設課長。
○内室睦夫建設課長 進入路、グラウンドの南側の部分、民地の家が建っている部分から先ですね。道路のグラウンドに面した部分全体がここの1,057.72平米に該当する部分でございます。
○3番 小輪瀬英一議員 結構です。
○笹沼和利議長 よろしいですか。
  ほかに質疑ございませんか。
  8番、野原和夫議員。
○8番 野原和夫議員 8番、野原和夫です。
  最初に、先ほど委託料の内訳についての質問の中で求めましたが、今回、これを質問して、それぞれ答えるのは時間がかかると思うんで、一括して表をつくって提出していただきたいと思います。その内容としては、255ページから文化センター管理運営事業、261ページは体育施設一般管理費、263ページには体育センター管理事業、265ページは玉川運動場管理事業、265ページは玉川トレーニングセンター管理事業、267ページは共同調理場管理事業、この表を内訳等つくって、議員の皆さんにも配付していただければありがたいと思います。後ほどお願いします。それは答えると時間がかかると思うので、以上で。
  それと、私の質問最後になりますが、不用額については毎回ちょっと言っていることですが、前関口章副町長は、不用額をふやすような話をちょっとされておりましたので、私は単年度決算でありますので、不用額はそんなに残す必要はないと思うので、今回は平成22年度の比較では大分減らしていただきました。1億8,991万5,416円、平成22年度は2億5,640万円ありましたが、低くされました。評価したいと思います。
  ただ、この中で、やっぱり入札差金を早く出させて、次の事業に向ける努力は必要ではないかなと思うので、早く差金を出させて補正減額をした事業が中には成果としてあるのかどうか、その点伺います。それと、この予算については、私なんかの勉強不足、これでいいのかどうか、3月議会においては最終補正したのが予算減額であると思うんですよね。だからその中で、やっぱり入札差金というのを早く出させての減額補正は十分可能ではないかなと思うので、この質問をさせていただきます。
  よろしくお願いします。
○笹沼和利議長 まず、一番最初の質問については後でということなんですけれども、これについては、一応了解ということでよろしいんでしょうか。答弁願います。
  柴崎生涯学習課長、答弁願います。
○柴崎秀雄生涯学習課長 それでは、お答え申し上げます。
  先ほどの255ページから267ページということになりますと、生涯学習課と教育総務課に関連しているかと思いますので、両課でちょっとどういった形のものをつくるか、項目等検討しまして、作成してお配りさせていただくということでよろしいでしょうか。
○笹沼和利議長 よろしいですね。
  では、続きまして、ページはないんですが、不用額の問題について答弁願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 野原和夫議員のご質問にお答えさせていただきます。
  不用額の関係につきましては、翌年度以降の非常に大切な財源という一面もございます。しかしながら、それを早く入札の時点で、わかった時点で補正をすれば、ほかの事業の財源にもなるという側面もございます。ただし、現在の実情といたしましては、仮に入札を行って差額が出た場合も、例えばほかの区長さんの要望のほうに回すですとか、担当課のほうでそれぞれ有効に活用しているというのが実情でございます。
  3月補正の時期に年度内の精算をするというような形で、今のところなっているというのが実情でございます。野原議員ご指摘のように、早く入札差金のようなものを減額をできればというお話でございますけれども、なかなか担当課それぞれといたしましては、その後に需要が出てきた場合、それに対応するために、一度減額をして、またそこに補正をするというのも確かになかなかやりづらい面もあるかと思いますので、その辺は担当課のほうにお任せしているというのが実情でございます。実情に合った形で、できるだけできるものについては早期に補正で対応していくというような形で対応してまいりたいと考えておりますので、ご理解のほうお願いしたいと思います。
  以上でございます。
○笹沼和利議長 8番、野原和夫議員。
○8番 野原和夫議員 今の課長の説明だと、補正減額をした事業についての内容、内訳、今までそういうのは、今のところないというふうに理解してよろしいんでしょうか。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 早い時期で入札差金を減額したという事例は余りないです。
  以上です。
○笹沼和利議長 よろしいですか。
○8番 野原和夫議員 はい。
○笹沼和利議長 ほかに質疑ございませんか。
  13番、岩田議員。
○13番 岩田鑑郎議員 まず、249ページの町指定無形民俗文化財後継者育成事業補助金、県指定無形民俗文化財後継者育成事業補助金、これ、毎年同じような形で補助をしていると思うんですが、どのような形でこの事業が展開されているか、お願いしたいと思います。
  それと、前に戻るんですが、145ページのごみステーションの購入費なんですけれども、これ、どのくらい1基にかかっているのか。前は木でつくっていたと思うんですが、それとの比較はされているのかどうか。それをお聞きしたいと思います。
  それから、253ページ、文化財資料デジタル化事業なんですけれども、これはどのような形で見るというか、資料を参照できるのか、どのような形で使えるのか、教えていただければというふうに思います。
○笹沼和利議長 まず、249ページの無形文化財後継者育成事業補助金について答弁願います。
  柴崎生涯学習課長。
○柴崎秀雄生涯学習課長 それでは、お答えをさせていただきます。
  町指定と県の指定の無形民俗文化財後継者育成事業につきましては、ときがわ町文化財保存事業補助金交付要綱に基づきまして、上限10万円ということでございますが、町指定が6団体、県指定が2団体、この要綱に基づきまして申請をいただいて、それに対して補助金を交付しております。それぞれ地域でお祭り等行っておりますので、そういったお祭り等を実施するに当たって、新しい方に入っていただくというようなこともありますし、そういった面で活用をさせていただいております。
○笹沼和利議長 13番、岩田議員。
○13番 岩田鑑郎議員 指定の団体というのは、公表はできないんですか。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  柴崎生涯学習課長。
○柴崎秀雄生涯学習課長 それでは、指定団体ということでございます。県指定が萩日吉神社神楽保存会、それともう1つ、大野地域文化財保存会、この2件でございます。それと町指定が一ト市祭り囃子保存会、上サ地区ささら獅子舞保存会、椚平獅子舞保存会、雷電神社獅子舞保存会、大附日枝神社獅子舞保存会、それと町指定につきましては、大野地域文化財保存会にこちらも出ております。こちらは県指定が送神祭、町指定がささら獅子舞ということ になっております。以上がその団体になっております。
○笹沼和利議長 13番、岩田議員。
○13番 岩田鑑郎議員 地域のお祭りというのは地域のコミュニティーにとっては大切なお祭りなんですけれども、我々が育つに当たって、お祭りというのは大変心に残るものだと思いますので、お金を出すだけというのはちょっとおかしいんですけれども、是非この事業を続けていっていただきたいというふうに思っております。お願いします。
  以上です。
○笹沼和利議長 2番目の質問は、145ページのごみステーションの購入費用。
  岩田環境課長。
○岩田功夫環境課長 それでは、お答えいたします。
  まず、ごみステーション、1基どのくらいの費用がかかっているのかというご質問ですが、1基税込みで9万1,350円です。これをときがわ地域につきましては、最低2基程度配置しております。各木製のステーションが置かれた場所での更新に当たりましては2基設置しております。それから、木製との比較については行ってはおりません。ただ、木製のステーション、これにつきましては紫外線等を受け、あと、雨、水の関係で、どうしても腐りが早いということで、このような事象から、町で修繕費用を持ってくれないかという経緯がございました。それのために耐久性のある、また腐食の少ないステンレス製という形でステーションを導入した経緯がございます。
  以上です。
○笹沼和利議長 13番、岩田議員。
○13番 岩田鑑郎議員 前、駐輪機が鉄製のパイプでつくられているんですけれども、これと同じように、ときがわ町は木の町でございますので、確かに耐久性とかというのは劣ると思うんですけれども、木のよさを広めるという意味で、確かに金はかかるかもしれません。それは、このときがわ町が木の町であることの負うべき負担だと思うんですよね。ですから、先ほど野口議員が木でバッジをつくったらどうかというような話もありますけれども、是非、なかなかステーションをすぐ変えろというわけにはいかないですけれども、できるだけ木を使うような、鉄とかステンレスのほうが確かに長持ちはするかもしれませんが、是非木を使う方向で、いろんなものを考えていただければというふうに思って、以上で結構です。
○笹沼和利議長 では、3番目の質問について、253ページ、文化財資料のデジタル化事業について、答弁願います。
  柴崎生涯学習課長。
○柴崎秀雄生涯学習課長 それでは、お答えいたします。
  このデジタル化事業につきましては、平成23年度は県指定史跡亀ノ原窯跡群出土遺物の実測図のデジタル化を行いました。それともう1件、遺跡発掘調査資料作成ということで、これについても過去に作成しました小倉城跡ですとか大附城のそういった図面、これもデジタル化をしております。それと平成22年度になるんですが、都幾川村史のデジタル化をしております。これはすべて県の緊急雇用創出事業の委託を受けて行っておりますけれども、これはどのように見られるかということなんですけれども、なかなか容量が大きいものですから、公開できるものを少しずつということで、ことし3月から町のホームページから入っていただくと見られる部分がありますので、また、それは具体的に町に入ってどこに行くかというのは、ちょっと今細かく具体的に申し上げられないので後で説明させていただきます。
○笹沼和利議長 よろしいですか。
○13番 岩田鑑郎議員 はい。
○笹沼和利議長 ほかに質疑ございませんか。
  6番、野口議員。
○6番 野口守隆議員 主要施策の95ページなんですが、こちらに財政指標が出ております。経常収支比率が平成22年度が83.7、平成23年度が89.1となっております。この上昇の主な原因は何なのか。また、毎年聞いて大変申しわけないんですが、単年度実質収支はどうなっているのか。それともう1つは、これはここに基金残高と住民1人当たりの基金残高が出ております。これは書き方でけちをつけるつもりはないんですが、貯金が幾らあるかということを書くのであれば、今度は借金が幾らあるかということも書くのが私は筋ではないかなと思うんですが、ただ、それに対しては、確かに実質の一般財源見込みで書くのか、それとも期末の残高で書くのかという議論は分かれるところはありますが、どちらを書くにしても、それを普通もし町民の方がこれを見ると、やはり違和感を持つのではないかと思うんですが、いわゆるその辺をちゃんと書いていただきたいと、この3つをお聞きします。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 野口議員のご質問にお答えをさせていただきます。
  まず、経常収支の関係でございますけれども、今年度平成23年度89.1ということで、残念ながら前年度5.4ポイントの上昇という形になってございます。この主な要因といたしまし ては、まず、経常収支と申しますと、恒常的に入ってくる一般財源の入りぐあいによりまして大きくその辺が左右されてまいります。平成23年度の決算で申し上げますと、税収も2,000万円程度落ちておりますし、各種交付金関係、譲与税とか交付金関係が軒並み減額と、また、臨時財政対策債のほうの発行枠も減少ということで、一般財源ベースで約1億3,000万円減っております。これは経常的な一般財源が1億3,000万円減少したというのがございます。逆に、経常的な支出といたしましては、物件費ですとか維持補修費は若干減っているんですけれども、人件費ですとか公債費等が上昇しているということで、支出のほうでそういった人件費、公債費等が上昇し、なおかつ、分母となります経常的な一般財源が減少したということで、非常に数字的には5.4ポイントの上昇という形になりました。
  平成22年度については、確かに臨時交付金ですとか国のほうからの臨時的な収入がありまして、そういった面で、まだ震災の影響等がありませんでしたので、交付金、譲与税関係も順調に入っていたと。その辺が震災の影響で景気の落ち込みに伴って、そのような交付金、譲与税関係が落ちた、そういったことが主な原因ではないかというふうに分析をしているところでございます。
○笹沼和利議長 6番、野口議員。
○6番 野口守隆議員 わかりました。確かに、平成22年度は経常収支比率は確かによかったんですよね。それは恵まれたというところは確かにあると思います。この経常収支比率というのは、いわゆる自治体の財政のバロメーターと言われております。余り高いというのは好ましくないという話も聞いております。理想は80%ぐらいだろうと言われているのは聞いておるんですが、これからお聞きする単年度実質収支も赤字なんでしょうけれども、やはり経常収支比率をいかに今後下げていくかという努力もするべき、この前も6月の一般質問でいたしたんですが、徐々にそういう努力をしていくべきだと思うんですが、とりあえずどういったことが経常収支比率を、一般にかかる経費を減らすにはどういったことから端緒として始めたらいいのかという、どういうふうに考えておるんでしょうか。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 お答えさせていただきます。
  ご案内のとおり、当町は合併をいたしまして、その後、合併算定外ということで、交付税が旧2村の合計額という形で、優遇された形で現在来ております。こういった形が平成27年度で終了いたしまして、平成28年度からは普通交付税の部分ですけれども、これは徐々に減 少してくるというのが予想をされているところでございます。
  こういった形になりますと、それに対応するには、まず経常的な経費を削っていかなくてはならないという形で考えております。主に経常的経費の大きな部分を占めるのは人件費でございます。こういった形で、現在の職員の規模をそのままずっと維持していくというのはちょっと難しいのではないかなというふうに思っております。この辺については、人事の関係に絡みますので、定員管理計画、定員適正化計画というようなものを町でつくっておりますので、こういった部門での検討をする中で、将来的な職員数がどの程度が妥当なものかというのを検討いただく中で、人件費の抑制についても検討していかなくてはならないというのがまず1つございます。
  また、その他の義務的経費といたしまして、扶助費がございます。扶助費につきましては、当町、少子化対策を重点施策としております関係から、子供たちの医療費ですとか、そういったものについては手厚くということがございますので、これを急激に減らすということはちょっと難しいかなというふうに思いますので、こういった部分は維持していくというのが必要だと思います。
  また、もう1つが大きく公債費でございます。公債費につきましては、現在、合併特例債を借り入れして、積極的な財政運営を行っております。大きな事業については、平成25年度、来年度でほぼ終了できるのではないかというふうな予想をしているところでございます。現在も償還を毎年しておりますので、新しい借り入れについては、今、合併特例債と臨時財政対策債のみの運用をしております。これについては、合併特例債が7割の交付税算入、臨時財政対策債については100%算入という形になっておりますので、公債費については、支出の面については若干これから上昇していくというふうに思いますが、その分逆に、交付税のほうに算入されてくる額も大きくなってございます。
  ちなみに、平成23年度の公債費に対する算入率は83%を超えております。公債費の払っている分について、83%を超える部分が交付税に算入されて戻ってきているというような形になりますので、この部分については、そういった有利な起債を借り入れすることで、これからも交付税がふえていくというふうに予想できますので、その部分については、徐々に一般的な借り入れを絞っていくという形で対応をしていくのが一番いいのではないかなというふうに考えております。
  いろいろ、これをすればすべてよくなるというのは、なかなか決定打的なものはございませんので、そういった人件費の抑制ですとか、いろいろな手法を総合的に勘案する中で、 徐々に交付税が減っていく時期を迎えても軟着陸を、合併振興基金も今積んでおりますので、そういったものを活用する中で、徐々に本来のときがわ町の財政規模に落としていくというような形で長期的な視野の中で検討していけば、何とか対応できるのではないかというふうに考えているところでございます。
  以上でございます。
○笹沼和利議長 関口町長、答弁願います。
○関口定男町長 こういう問題につきましては、ときがわ町の将来的な問題でもありますし、経常収支比率の件なんですけれども、これは先ほど、企財の課長のほうから答弁申し上げましたように、まずは人件費の削減等は非常に重要なことだと思いますし、それはまた議員さんのほうにも絡んでくる話だと思いますし、また、先ほど、野原議員から給食費の無料化というのもありますけれども、それを1回組むと、やっぱり固定経費になりまして経常収支比率は上がりますので、非常にときがわ町とすると、サービスはやりたいし、さりとてそれをやっちゃうと上がっちゃうということだと思いますし、どっちを重点に置くかということもやっぱり決断だと思います。
  ですから、こんなに上がっちゃしようがないからということで人件費を削ったり、あるいは子供たちの医療費を削ったり、あるいはお年寄りの福祉を削ったりと、経常的にかかるやつを削ったりと、それは私はできないと思いますし、この辺は人件費とかその辺でしっかりとこれから精査していくべきだと思いますけれども。
○笹沼和利議長 6番、野口議員。
○6番 野口守隆議員 わかりました。私が言いたかったのは、すぐにどうのこうのということではなくて、今、町長が言ったとおり、私は6月の一般質問したときに、野尻副町長が合併の有利な10年たったその後の予算は約50億円だろうと、その後、通常にだんだん戻ってくると、45億円ぐらいになるのではないかというような答弁をいただきました。是非、私としてはずっとこのまま続いてもらえばいいんでしょうけれども、そういう現実を踏まえて、徐々にそういったスタンスをとっていただきたいということでお聞きしたわけです。
  そういうことでお願いしたいと思います。
○笹沼和利議長 よろしいですか。
  では、2番目の質問、単年度実質収支比率でよろしいですか。
  答弁願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 それでは、続いて、お答えさせていただきます。
  平成23年度の決算統計の資料によりますと、平成23年度の実質単年度収支は6,882万円のマイナスということでございます。合併以来、実質単年度収支につきましてはずっとマイナスといいますか、という数字が続いております。この件については、平成22年度がたまたま臨時交付金等が非常に多く来たということでプラスになったんですけれども、平成18年度からずっとマイナスの数字が続いております。
  この件については、合併以来、住民の皆さんの要望が非常に多いと、また、質もどんどん向上しているということで、合併をしたからにはそれを皆さんの要望にこたえないわけにはいかないということで、積極的な財政運営をずっと続けてきております。この件についても、先ほどの経常収支ではございませんけれども、徐々にその辺を調整していくというのが必要ではないかというふうに考えているところでございますので、ご理解いただければと思います。
  以上でございます。
○笹沼和利議長 6番、野口議員。
○6番 野口守隆議員 ずっと赤字が続いているというのは私も承知しておるんですが、是非、今後も計画に沿って進めていただきたいと思います。この件は以上で結構です。
○笹沼和利議長 3問目の質問、1人当たりの基金残高に対して借金1人当たりの残高をという質問について答弁願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 お答えをさせていただきます。
  基金の残高につきましては、現金で現在保有している金額ということで、すぐそのままストレートに出てくるものでございます。借入金のほうにつきましては、当町につきましては、ほとんどが交付税で算入されてくる起債がほとんどでございます。ですから、その金額をそのままストレートにこういった表にあらわして住民の皆様にお示しいたしますと、その部分が、借入金の額が非常に多いというような誤解を与えてしまうのではないかというふうに思います。そういった交付税の制度で、元利償還金の8割を超える部分が今交付税で返ってきている、バックされてくる状態でございますので、余りその部分を強調して書きますと、住民の皆さんに誤解を与えてしまうというような懸念もございますので、その部分については余り公表していないのが実情でございますけれども、予算書等見ていただければ、予算書の一番最後の部分に、年度末の起債の残高という形で載っておりますので、公表はされている というふうに考えているものでございます。
  以上でございます。
○笹沼和利議長 6番、野口議員。
○6番 野口守隆議員 確かに久保課長の言うこともわかるんです。私に言わせれば、この交付税算入額及び一般財源分と出ていますが、これの14億9,300何がしを単純に割れば、ある程度出てくると思うんですよね。そういった意味で、これを割れば出るのは出るかもしれませんが、私としては、これは書き方としては、これでは借入金がないのかなと思っちゃう人もいるので、あえてそういうことを言わせていただいたので、もしもそういうふうに心配であるならば、見込みなり何なりで入れてもらったほうがいいのではないかなと思ってお話ししただけです。いきなりこれを見たら、貯金があるんだけれども、借金はないのかなと思っちゃうのでお聞きしただけなんですが、その辺はいかがでしょうか。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  野尻副町長。
○野尻一敏副町長 ご指摘のとおり、1人当たりの基金残高というのも出ておりますので、1人当たりの町債の残高もきちんと書くようにしていくことで、特段私ども差し支えないと思っております。ただ、もちろん交付税の関係がございますので、そういったことも含めて、きちんと町民の方にご理解をいただくように示していきたいと思っております。
  よろしくお願いいたします。
○笹沼和利議長 ほかに質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○笹沼和利議長 これをもって歳出の質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○笹沼和利議長 これをもって討議を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○笹沼和利議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより認定第1号 平成23年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定についてを採決い たします。
  本案は原案のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○笹沼和利議長 起立全員であります。
  よって、認定第1号は原案のとおり可決されました。
  暫時休憩いたします。
  再開を2時30分といたします。
                                (午後 2時14分)
─────────────────────────────────────────────────
○笹沼和利議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午後 2時30分)
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   ◎認定第2号の質疑、討議、討論、採決
○笹沼和利議長 これより日程第2、認定第2号 平成23年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  8番、野原和夫議員。
○8番 野原和夫議員 8番、野原和夫です。
  287ページにおいて、この問題においても、不納欠損額についてちょっと質問させていただきます。
  収入未済額においては3年間の推移、減少傾向という報告があります。また、問題になっている徴収率の3年間の推移は減少傾向という、徴収率の減少というのは余りよくないと思いますが、この不納欠損は何件分に当たるのか、何人分に当たるのかということと、理由等の説明を求めます。
  その1点と、町税の普通徴収の多くの人は国保に加入すると思いますが、所得の少ない人が多く国保に加入していると思います。その中で、やっぱり今言った不納欠損をふやさない努力、徴収努力、そのようなことについては、景気の低迷もありますが、いろいろ努力していただくことも必要ではないかなと思います。
  それと、料金改定引き下げをして徴収率を上げる1つの考えもありますが、こういう点について伺います。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  小島税務課長。
○小島 昇税務課長 不納欠損の内容でよろしいんでしょうか。
  まず、国民健康保険税の平成23年度の現年滞繰を合わせた不納欠損額は1,120万9,484円になります。件数にして571件でございます。執行停止中の時効成立によるものが271万1,634円となります。平成23年度決算では5名の方がこれに該当して、執行停止を行いました。
  次に、税の徴収ができないことが明らかであるために即時欠損としたものが17万7,900円ございます。これにつきましては、出国しまして、再入国の可能性が低い外国人6名に賦課された国民健康保険税でございます。徴収が不可能でありますので、時効を待たずに欠損といたしました。
  もう1点、時効成立し、徴収権が消滅したことによる不納欠損額が831万9,950円でございます。平成23年度決算では51名の方がこれに該当しまして、時効が成立してしまったということでございます
  以上です。
○笹沼和利議長 8番、野原和夫議員。
○8番 野原和夫議員 あと、今言った徴収率が、その中では、徴収率は3年間の推移は減少傾向という報告が出ているので、その減少を妨げない何か策として徴収率を上げる努力を聞きたいんですが、その点いかがですか。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  小島税務課長。
○小島 昇税務課長 徴収率の減少というのは、現滞繰合わせた徴収率を言っているんだと思うんですけれども、現年課税分であれば上昇しております。その点、どう考えるかということになりますけれども、今まで積み重なってきた滞納繰越額が余りにも大きいために、幾ら現年で徴収しても、滞納繰越分のほうがやっぱり多いので、徴収率がどうしても現滞繰合わせると上がってしまうということが現実です。ですから、今やれることとしましては、現年課税分の滞納繰越分をふやさないということで、要するに、新しい滞納者をふやさないように徴収努力をしていくということが一番大事なのではないかなと思います。
  滞繰分につきましては、徴収ももちろんやりますけれども、先ほど言った時効といいますか、不納欠損を積極的に徴収できないものについては落としていくというような方法で、徴収率を上げていく方法が一番ベストではないかなというふうに考えます。
  以上です。
○笹沼和利議長 8番、野原和夫議員。
○8番 野原和夫議員 わかりました。この中で徴収嘱託員の報酬ということで出ていますが、嘱託員の成果も出ているということで評価してよろしいんでしょうか。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  小島税務課長。
○小島 昇税務課長 そのとおりです。一般会計のほうにも徴収嘱託員の報酬関係がありますけれども、約3分の1分国保のほうに上げているわけです。もちろんそれは評価してほしいと思います。
○笹沼和利議長 よろしいですか。
○8番 野原和夫議員 はい。
○笹沼和利議長 ほかに質疑ございませんか。
  6番、野口議員。
○6番 野口守隆議員 この保険税の収納率なんですが、年々下がっておりますが、ほかの例えば近隣の町村はどういう状況なんでしょうか。これでいくと、70%を割っているというのはかなり深刻で危機的な状況と私は考えるのか、ほかの町村もこんなような状態なんでしょうか。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  小島税務課長。
○小島 昇税務課長 近隣町村の状況についてもときがわ町と同じように、やっぱり徴収のことについては苦慮しているのが現状です。先ほど申し上げましたように、現年分についての収納率は上がっているんです。現滞繰で年々下がっているということでありますので、その点、ちょっと間違わないようにお願いしたいんですけれども。
○笹沼和利議長 6番、野口議員。
○6番 野口守隆議員 では、わかったら、近隣の町村がどのくらいの収納率かというのを後で教えてください。
○笹沼和利議長 ほかに質疑ございませんか。
  13番、岩田議員。
○13番 岩田鑑郎議員 1点だけ、313ページの人間ドック委託料なんですけれども、177万5,000円、これは人間ドックの補助金を、今、受診される方に補助金を出していますけれど も、これ、委託料というのは各病院に出されるものなんですか。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  桑原町民課長。
○桑原和一町民課長 人間ドックの補助金ですか。これは1人当たり2万5,000円……
          (「委託料です」と呼ぶ者あり)
○桑原和一町民課長 人間ドック委託料の177万5,000円、これは日赤、武蔵嵐山、成恵会、医師会と契約しまして、その契約をした病院へ国保加入者が人間ドックを受診できるという形で、2万5,000円まで町で補助しております。
○笹沼和利議長 13番、岩田議員。
○13番 岩田鑑郎議員 私も人間ドックを受けるので2万5,000円、大変助かるんですけれども、それを支出するために、こういう契約をしないと、そこで事務手数料か何かでこれだけのお金を払うんですか。一般的に人間ドックやっているところだと、我々人間ドックは例えば埼玉医大へ行って受けますよね。実費を支払いますよね。もし補助金があるなら2万5,000円もらうということなんですけれども、それ以外に病院に対してこういう契約とか何とかで契約料とか何とか、それを払わなくてはならないんですか。ただ、行って補助金を私はもらうと……
○笹沼和利議長 桑原町民課長。
○桑原和一町民課長 この委託料につきましては、各病院によっては3万円かかる病院がございます。そのうちの2万5,000円は町からの補助ということでございますので、町からについてはあくまでも2万5,000円で、あとは病院によって人間ドックの受診項目や何々によって3万円から3万5,000円とかその辺、あるいはその方がプラスアルファで希望したり、オプションとしてこの検査も入れてやりたいということになった場合には、当然、検査料は上がってきますので、町からについてはあくまでも2万5,000円の部分ということです。
○笹沼和利議長 ほかに質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○笹沼和利議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○笹沼和利議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○笹沼和利議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより認定第2号 平成23年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○笹沼和利議長 起立全員であります。
  よって、認定第2号は原案のとおり可決されました。
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   ◎認定第3号の質疑、討議、討論、採決
○笹沼和利議長 これより日程第3、認定第3号 平成23年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  8番、野原和夫議員。
○8番 野原和夫議員 8番、野原和夫です。
  後期高齢者医療特別会計、後期高齢者医療保険については、民主党政権は先送りして、いまだに廃止されておりませんが、不満でいっぱいでございます。
  その中で、不納欠損も前年度との比較では若干またふえております。今現在、ときがわ町では後期高齢者、滞納者においては保険証の取り上げはしていないと思いますが、その点ひとつお聞きします。
  それと、普通徴収は普通の直接払いですから、お金のない人もたくさんいる中で、こういう欠損が出る、収入未済額がふえる状況だと思いますが、この人たちの私からは思いやり的な徴収を町はどのようにしてなされているのか。そういうことについてお願いします。
  それと、不納欠損においては、累積的にどこまでこれを認めるのか、そういう点もお伺いしたいと思います。
○笹沼和利議長 3点でよろしいですね。まず第1点、保険証の問題について答弁願います。
  桑原町民課長。
○桑原和一町民課長 保険証につきましては、後期高齢者につきましては1年に1度の保険証 でございます。したがいまして、滞納者等につきましても、同じ保険証で現在は対応している状況です。
○笹沼和利議長 よろしいですか。
  2番目の普通徴収の仕方について、答弁願います。
  桑原町民課長。
○桑原和一町民課長 お答えいたします。
  後期高齢者の被保険者の方は、75歳以上の私たちにとって大先輩でございます。当然、その辺には配慮しながらお願いをしております。ただ、これも皆さんで出し合って賄っている制度でございますので、その点についてはきちんと説明し、お願いをし、徴収をしているということでございますので、議員からのご指摘の思いやりについては、最大限その辺は配慮して対応している状況でございます。
○笹沼和利議長 よろしいでしょうか。
○8番 野原和夫議員 はい。
○笹沼和利議長 では、3点目、不納欠損について答弁願います。
  桑原町民課長。
○桑原和一町民課長 お答えいたします。
  ここで不納欠損につきましては1万2,990円出ております。この内容につきましては、2人の方が死亡、1人の方が所在不明ということで、時効が来てしまいましたので、不納欠損という手続で対応させていただきました。
  以上です。
○笹沼和利議長 よろしいですか。
○8番 野原和夫議員 はい。
○笹沼和利議長 ほかに質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○笹沼和利議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○笹沼和利議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○笹沼和利議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより認定第3号 平成23年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立多数)
○笹沼和利議長 起立多数であります。
  よって、認定第3号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎認定第4号の質疑、討議、討論、採決
○笹沼和利議長 これより日程第4、認定第4号 平成23年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算認定についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  8番、野原和夫議員。
○8番 野原和夫議員 8番、野原和夫です。
  同じく収入未済額等の3年間の推移では増加傾向であるという指摘が中にあります。
  それから、不納欠損においてはそれぞれ何人分かについてお伺いします。
  それから、3年間の推移の増加、収入未済額についての傾向状況の説明をお願いします。
  それから、払いたくても払えない人もこの中にたくさんいると思いますが、払えない人たちの配慮、また1号被保険者の65歳以上の保険料についても、今、黒字でありますから、基金もたまってきている中で、前回、町長の配慮で少しながらも減額されていただきました。さらなる努力も、この次の改正までには基金を見合わせた中で改正をしていただくよう努力をお願いしたいと思います。その点については、まだこれから先のことなので、未済額と不納欠損については、ちょっと質問お願いします。
○笹沼和利議長 これは未済額と不納欠損一括でよろしいですか。
○8番 野原和夫議員 はい。
○笹沼和利議長 では、一括で答弁願います。
  大島福祉課長。
○大島武志福祉課長 野原議員の質問に対してお答えさせていただきます。
  まず、収入未済のほうから申し上げたいと思います。
  収入未済につきましては、平成18年から未済のほうを行っているものがおります。平成18年から23年までの合計が延べで180名という数になってございます。8月までの完納者をちなみに申し上げますと、30名のほう完納のほうしてございます。額のほうが8月の半ばなんですが、こちらのほうに記録してある額が80万円というような状況でございます。残りの額についても暫時収納に向けて努力をしていくということで思っております。
  収納に臨宅した際には、本人はなかなか払える状況にないというような家庭も数多く見られます。しかし、本人が払えなくても、いずれは介護になる可能性も十分にある。そのときには家族でみんな支えなくてはならないので、何とか家族の応援を得て収納のほうしていただきたいということで、お願いをしております。昨年に比べて、徴収状況も今現在は上向きな関係で進んでいるというように思っておりますので、引き続いて、滞納者に接する中で努力のほう重ねていきたいというふうに思っております。特に現年分といいますか、滞納を新しくした方、平成23年度から24年度に新たに滞納のあった方、その辺については十分に説明をする中で、早目の納付というようなことでお願いをしております。
  どうしても65歳からすぐ年金をもらって特別徴収になるんだというような気持ちの方が多いように思われます。1回65歳になりますと、ちょっと普通徴収に入って、それからゥ手続を経まして特別徴収に行くということで、どうしてもタイムラグが出てしまう。そこに普通徴収の部分が生じて、説明をしないと、天引きだからいいんじゃないのというような質問も返ってきますので、その辺については十分説明する中で、この間については普通徴収でお願いしますよと、年金を18万円以上もらっているような方でもうっかりしている場合がございますので、十分その辺を注意して、滞納を減らしていこうということで取り組みを進めております。
  それから、不納欠損の関係でございますけれども、不納欠損につきましては、合計33人の方の欠損をしております。額につきましては、決算書にあるとおりの額でございますけれども、平成18年度の欠損が1件、それから平成19年度が4件、それから平成20年度が28件、平成21年度が26件というようなことでございます。被保険者数に直しますと33人の方の欠損をさせていただいております。介護保険法第200条による徴収権の消滅が主なわけでございますが、死亡者の方、転出の方、あるいは職権抹消された方、それらの方合計しまして33件というようなことでございます。
  以上です。
○笹沼和利議長 8番、野原和夫議員。
○8番 野原和夫議員 収入未済額の3年間の推移で増加傾向、今、課長の説明だと、普通徴収との絡みというか、普通徴収の人がこういう収入未済額になってきていると、ふえているという現状なのでしょうか。推移で増加ということで、今の徴収のところをきちんと説明すれば、もっと推移が下がるというふうに解釈していいのか、この点、ちょっとお伺いします。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  大島福祉課長。
○大島武志福祉課長 今まで説明が足りなかったということではないんだと私自身は思っているわけなんですが、さらによく説明をするということで、普通徴収の方、特に新たな方については重点的にこれからも進めていって、なるべく現年分の繰り越しを少なくするというようにしていきたいというふうに考えております。
○8番 野原和夫議員 わかりました。
○笹沼和利議長 よろしいですか。
  ほかに質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○笹沼和利議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○笹沼和利議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○笹沼和利議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより認定第4号 平成23年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算認定についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○笹沼和利議長 起立全員であります。
  よって、認定第4号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎認定第5号の質疑、討議、討論、採決
○笹沼和利議長 これより日程第5、認定第5号 平成23年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算認定についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  8番、野原和夫議員。
○8番 野原和夫議員 393ページについてお伺いします。
  施設管理費の中の浄化槽管理費の中で、一番上ですが、13節委託料について、浄化槽清掃委託料、浄化槽保守点検委託料、この委託業者について説明を求めます。
  それと、当初目標は70基ということを掲げて頑張っていると思いますが、51基という報告でございます。目標に達するにはどのような努力をするかという今までの経緯を、山間部のほうでもなかなか浄化槽の設置までいかない現状を聞いておりますが、配管等の補助も出るようになって、幾らか進められたと思いますが、この中で今後の努力をどのようにされるのか、目標に向かっての努力をひとつ伺いたいと、今のような委託料についての委託先についてをお願いします。
○笹沼和利議長 では、まず1点目、393ページ、浄化槽清掃委託料、保守点検委託料について答弁願います。
  岩田環境課長。
○岩田功夫環境課長 それでは、野原議員のご質問にお答えいたします。
  まず、浄化槽維持管理事業の中の13節委託料、浄化槽清掃委託料、この部分につきましては、まず小川清掃、それから嵐山町にありますウェイスト、滑川環境保全、小川町にありますクリナス、この4社になっております。
  それから、浄化槽保守点検委託料の中の委託先ですが、これにつきましては、環境サービス、有限会社クリナス、それから滑川環境保全、ウェイスト、それから瀬尾設備、町内の業者です。これが委託先であります。
  以上です。
○笹沼和利議長 8番、野原和夫議員。
○8番 野原和夫議員 この中で、小川清掃さんに対しては、環境サービス、1つの会社で分かれているところがあると思うんですが、この中で分かれている会社はあるんでしょうか。
○笹沼和利議長 岩田環境課長、答弁願います。
○岩田功夫環境課長 実態的な形で分かれているのが小川清掃と環境サービスですが、ほかの委託先についてはすべて1つです。
○笹沼和利議長 よろしいでしょうか。
○8番 野原和夫議員 はい。
○笹沼和利議長 では、2番目、70基の目的達成のためにどのようなということで、答弁願います。
  岩田環境課長。
○岩田功夫環境課長 お答えいたします。
  まずこの70基、これは大変難しい状況でございます。長引く景気の低迷、これによりまして、所得は伸びず、それから雇用のほうも不安定というような中で、町の浄化槽で事業展開を行うに当たりまして、自分で所有する建物内、これの改修費用が発生します。これの費用負担の問題、それから配管費、それから単独処理浄化槽、それからくみ取り式便槽、それと合併処理浄化槽、これからの転換につきましては、撤去費用、この浄化槽の撤去費用につきましては、ほぼ補助金10万円の範囲内でどうにか賄えるという状況であります。
  それから、配管費、これにつきましては、町で行う浄化槽の設置に当たりまして、本体の前後流入、放流、1メートルは町で設置しておりますが、建物内からの浄化槽までの配管、それからその先、公共用水池への放流まで、これ、20万円の補助が今現在出ております。これにつきましては、延長大体25メートルから7メートルまで、20万円の範囲内で対応できるというような形で、大変有効な補助金となっております。今年度、2年目になるわけですが、平成23年度に引き続き今年度におきましても、こういった補助制度の周知、これとあとあわせて町内の河川の汚染度合い、これを水質検査を行っておりますので、これの水質の状況、各地域の方々に説明しながら、浄化槽の普及に向けて情報提供、周知啓発を行い、理解を得ていきたいと、このように考えております。
  ただ、平成22年度、平成23年度、51基ということでございますが、生活排水処理、この観点から見ますと、合併前の時点で平成15年3月31日現在、この時点で旧の都幾川村で生活排水処理率が33.6%、旧の玉川村で37.2%でした。この生活排水処理率の状況、平成22年度で61.5%、平成23年度末で63%と、このように確実に向上しております。生活排水処理は確実に向上しておりますので、清流の保全に貢献していると、このように考えているところでございます。
  以上です。
○笹沼和利議長 8番、野原和夫議員。
○8番 野原和夫議員 この比率、平成23年度63%、この数字も1つの原因ではないかなと思うんですが、つい最近では、滑川町で文教のほうで視察に来られまして、この数字の評価を高く見ております。今、ときがわ町も模範となってきているので、推進を広げて浄化槽の設置に目標に向けて努力し、頑張っていただきたいと思います。
  以上です。
○笹沼和利議長 ほかに質疑ございませんか。
  12番、増田議員。
○12番 増田和代議員 質問ではないんですけれども、本当に環境課の職員さんに私は一生懸命やっているなという、そういうような気持ちでいっぱいのことがあります。というのも、去年12月に職員さん2人で私の家に来まして、何の用事かなと思ったら、合併浄化槽ということでお話をいただいて、その前まで主人と一緒に、まだやらなくても大丈夫だよねという、そういうような話をしていたんですね。そうしたらたまたま2人の方がいらして、やはりそういうふうにして1軒1軒、私は職員さんが足で歩いて努力していくという、そういう後ろ姿に引かれまして、はいという返事をして、今、合併浄化槽を使っているんですけれども、またこの1年間大変でしょうけれども、やはり1軒1軒足で歩いて、自分の口で言っていただければ、やはり70基の目標に近い目標ができるんじゃないかなという私の気持ちなんですけれども、是非ともそのようにまたこの1年間、努力していただきたいなと思います。
  以上でございます。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  岩田環境課長。
○岩田功夫環境課長 環境課職員、平成23年度、これにつきましては増田議員のところへも伺いまして、当時議長でしたが、積極的な対応をとっていただき、まことにありがとうございました。このような形、やはり地域、ある程度限定しながら、職員が直接個々の家庭へ出向いてお願いして、理解をいただいたところなんですが、平成24年度以降につきましてもこのような形はとっていきたいと、このように考えております。
  よろしくお願いいたします。
○笹沼和利議長 ご苦労さまです。
  ほかに質疑ございませんか。
  13番、岩田議員。
○13番 岩田鑑郎議員 水質の基準というか、水質がBODとかいろんな水質で検査していると思うんですが、その状況で年々よくなっているという効果は見られるんでしょうか。お願いします。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  岩田環境課長。
○岩田功夫環境課長 それでは、岩田議員のご質問にお答えいたします。
  まず、河川の水質につきましてはBOD、これで判断させていただきたいと思いますが、まず、大野下、ここで平成22年度7月に採取したとき、これにつきましては、0.5ミリグラム1リットル当たり、これ未満という形でありました。平成23年度、ほぼ同じ時期でやった場合、ちょっと若干状況も変わっていますので、水温等の変化もありますので、0.7ミリグラムと、ほぼこの2ミリグラム清流と言われる部分の指標値は下回った結果で継続されております。
  こういった形で、極端に水質が悪化した地点は、この2ミリ、これを超えた部分については今のところないと。河川の水質が保たれているという判断をしているところです。
  以上です。
○笹沼和利議長 13番、岩田議員。
○13番 岩田鑑郎議員 それはどこの地点なんですか。いわゆる清流と言われるのは、この数値がどの辺までいけば清流と言われるんですか。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  岩田環境課長。
○岩田功夫環境課長 それでは、まず、清流と言われる視点ですが、これが判断になるか1つの指標が出ていますので、まず、pHにつきましては7.0前後、BOD、2ミリグラム以下1リットル中、これにつきましてヤマメ、イワナが住めると。それから、BOD3ミリでアユ、サケと。BOD5ミリグラムでコイ、フナ。ですから、3ミリグラム以下が清らかな水が流れているという判断できると思います。
○13番 岩田鑑郎議員 測定箇所は。
○岩田功夫環境課長 比企合同河川ではかっております測定地点、これにつきましては、まず大野下モ、それから氷川だと西川原橋、それから西平の宿、それから県道にかかります本田橋で、明覚駅の北側、川北橋、それから、玉川橋の下流、それから雀川と都幾川の合流点下流、それから河川は違いますが、雀川、中野田、この地点ではかっております。ただ、雀川 につきましてはちょっと汚染が進んでいる状況と。
  以上です。
○笹沼和利議長 よろしいですか。
○13番 岩田鑑郎議員 はい。
○笹沼和利議長 ほかに質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○笹沼和利議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○笹沼和利議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○笹沼和利議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより認定第5号 平成23年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算認定についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○笹沼和利議長 起立全員であります。
  よって、認定第5号は原案のとおり可決されました。
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   ◎認定第6号の質疑、討議、討論、採決
○笹沼和利議長 これより日程第6、認定第6号 平成23年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算認定についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  8番、野原和夫議員。
○8番 野原和夫議員 決算認定ですから、議長の許可を得てちょっと質問というか、お願いをさせていただければありがたいんですが、実は、私の近くの団地の人から相談がありまして、大学院に行く息子の奨学金を受けさせてもらいたいということで言っているのですが、 そのことについて、教育総務課長は条例を改正しないと無理だということを言っていましたが、改正しなくも済むということをついこの間聞きました。それで私はその人に知らせに行きましたが、課長だと町からその人に答えたと言っていましたが、本人、お母さんに聞いたら、まだ聞いていないということを言われましたので、やっぱりそこの旨はきちんと知らせていただいて、せっかくいい制度でありますから、これを広くお金もまだたくさん、町長も言ったようにあるんですから、奨学金制度、これは近隣ではないんですよね。こういういいものが。是非そこの活用を知らせていただいて、一日も早く奨学金が受けられるようにしていただければということで、議長のお許しを得て、ちょっとこの問題に触れたんですが。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  長島教育総務課長。
○長島富央教育総務課長 それでは、野原議員のご質問にお答えしたいと思います。
  この場で言った言わないといっても、なってしまいますけれども、今のお話のように、大学院についても要綱を改正しなくても支出できるということについては確認できましたので、議員にお知らせしたとおりですし、また、恐らく議員がおっしゃっている方だと思うんですけれども、こちらのほうにも直接問い合わせは来ております。担当のほうからその旨伝えておりますので、了解していただいているものだとはこちらも把握しております。ただ、いまだにその後、申請のほうが出てきておりませんので、ちょっとその辺の手違いはあるのかなと思うんですけれども、確実にはお伝えしてあるのかなと思います。
  以上です。
○笹沼和利議長 よろしいですか。
○8番 野原和夫議員 はい。
○笹沼和利議長 ほかに質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○笹沼和利議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○笹沼和利議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○笹沼和利議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより認定第6号 平成23年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算認定についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○笹沼和利議長 起立全員であります。
  よって、認定第6号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎認定第7号の質疑、討議、討論、採決
○笹沼和利議長 これより日程第7、認定第7号 平成23年度ときがわ町水道事業会計決算認定についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  5番、前田議員。
○5番 前田 栄議員 5番、前田です。
  この間、中藤課長が、5ページ、流動資産で現金預金が大体2億円あると、目標数字が2億円あると達成のようなことを言ったんですけれども、ちょっとそれに関してなんですけれども、ときがわ町は県水をどのくらい年間で払っているのだかということなんですけれども、これは2ページの支出の部の営業費用の原水及び浄水費の9,800万円というか、どこを見れば県水は、ということと、県水を買ったとしたら月に決裁するのか年に決裁するのか。そのために現金預金が大体2億円要るんだかという、因果関係がわからないもので、よろしくお願いします。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  中藤水道課長。
○中藤和重水道課長 お答えいたします。
  まず、県水の購入量ですが、決算書の441ページをごらんいただきたいんですが、原水及び浄水費、右側441ページの下から3分の1のところになります。7,000万4,650円です。
  それと、県水の決裁は一括じゃなくて、四半期ごとだったか、いずれにしろ、一括ではなくて時期時期でお支払いしている状況です。
  以上です。
○笹沼和利議長 5番、前田議員。
○5番 前田 栄議員 そうすると、これは、ここの先ほど言った決算書というか収益的収入及び支出というか、ここのどこに出てくるんですか、この7,000万円というのは。
○笹沼和利議長 中藤水道課長、答弁願います。
○中藤和重水道課長 お答えいたします。
  支払いですよね。
○5番 前田 栄議員 そうですね。県水の7,000万円かかっているというのが、この収益的と資本的で見たとすると。
○中藤和重水道課長 417ページの収益的収入及び支出の中の支出、下の表の第1項営業費用、合計のところ、決算額のところをちょっと見ていただきたいんですが、2億8,718万7,024円の中に入っております。
  先ほど、この表をより詳しく説明したのが441ページということです。
  以上です。
○笹沼和利議長 5番、前田議員。
○5番 前田 栄議員 課長の言うのはわかるんだけれども、それを一番後ろのほうにあるじゃないですか。議案第48号のときがわ町水道事業会計補正予算のこの収益的と資本的というのは、ここのどこの科目に入るのかなと思って、それはどこに出てくるんですか。
○笹沼和利議長 答弁願います。
  中藤水道課長。
○中藤和重水道課長 大変申しわけございません。ちょっと質問の趣旨がよくわかりません。
○5番 前田 栄議員 ではもう1回言うと、県水に約7,000万円かかっていますよね。そうすると、今417ページのは聞いたんですけれども、この後ろの議案第48号があるじゃないですか。2ページ、3ページの。
○笹沼和利議長 ちょっと待ってください。補正予算ではなくて、今、あくまでも決算認定のところですから、お間違えなく。
  よろしいですか。
○5番 前田 栄議員 そうでしたよね。わかりました。
○笹沼和利議長 ほかに質疑ございませんか。
  8番、野原和夫議員。
○8番 野原和夫議員 419ページの中で、この間の課長の説明で、資本的支出額不足9,769万 3,013円をそれぞれ補てんしてあります。補てんできるということは、お金があるから補てんできるということで、現在、このお金、内部留保はどのくらいあるのかお伺いします。
  それから、432ページ、有収率、0.4%伸びて80.4%といいますが、近隣ではときがわ町が一番低いんです。ちなみに、鳩山町が93.5%、小川町が90%、嵐山町が93%、滑川町が96.8%、吉見町が91.6%、川島町が87%。この有収率をやっぱり上がる努力、今後必要ではないかなと思うんですが、この問題について2つ目に聞きます。
  それから、嵐山で聞きましたら、配管についてはダクタイルという配管の種類を使っているそうですが、これはとてもいいものだそうです。町はこのダクタイルを使っているのかどうか、この点について伺います。
  3点お願いします。
○笹沼和利議長 まず、1点目、内部留保について答弁願います。
  中藤水道課長。
○中藤和重水道課長 お答えいたします。
  内部留保につきましては、留保資金のご説明でよろしいでしょうか。
○8番 野原和夫議員 はい。
○中藤和重水道課長 留保資金の内訳なんですが、平成23年度には減価償却で約9,000万円、繰り延べ勘定償却あるいは固定資産除却等で1,200万円、合計で1億200万円留保資金が発生しております。そのうち、4条の資金不足分で約9,100万円を支出しております。
  一応、今年度の留保資金の内容については以上でございます。
○笹沼和利議長 よろしいでしょうか。
○8番 野原和夫議員 はい。
○笹沼和利議長 では、2番目の有収率について答弁願います。
  中藤水道課長。
○中藤和重水道課長 お答えいたします。
  野原議員ご指摘のとおり、比企の中ではときがわ町の有収率が非常に低くなっております。その対策ということですが、まずは漏水調査、決算の中でもご説明しましたが、全メーターのチェックを行って漏水調査を行いました。この漏水調査は一度行ったからよいというのではなくて、毎年継続して行わないといけないという内容のものです。
  次に、中央監視システムを導入いたしましたが、エリアごとの配水量データが365日集積されておりまして、1日の配水流量の平均というのが出ています。漏水がありますと、その 流量が平均流量から外れますので、流量が外れると異常を示す警報が飛ぶようなシステムを構築しておりまして、以前ですと、住民からお水が出ているよという通報をいただきまして初めてわかるという状況でしたが、事前に、同時かそれ以前に漏水を発見できるような体制を構築しております。
  あとは、これは地道に職員が道路の上を音聴というんですけれども、漏水していると音が出ますので、暑い中、職員が道路の音を聞くというような作業もやっております。これが対症療法なんですが、それとは別に、根本的な対策としても、老朽管、漏水の多い箇所というのがある程度把握できていますので、その漏水の多い箇所を更新してしまうということで、計画的な更新を立てております。
  以上でございます。
○笹沼和利議長 8番、野原和夫議員。
○8番 野原和夫議員 漏水的なものは石綿管の問題が多くあると思うんですよね。その努力に対してもお金はかかると思いますが、有収率を上げる努力をお願いしたいと思います。
  今の問題で結構です。
○笹沼和利議長 3問目、ダクタイル管について答弁願います。
  中藤水道課長。
○中藤和重水道課長 お答えいたします。
  ダクタイル管につきましては耐震性が高いと言われておりまして、ときがわ町ではNSダクタイル管というやつなんですが、平成20年から導入しております。
  以上です。
○笹沼和利議長 よろしいですか。
○8番 野原和夫議員 はい。
○笹沼和利議長 ほかに質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○笹沼和利議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○笹沼和利議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○笹沼和利議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより認定第7号 平成23年度ときがわ町水道事業会計決算認定についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○笹沼和利議長 起立全員であります。
  よって、認定第7号は原案のとおり可決されました。
  これをもちまして決算の審議につきましてはすべて終了いたします。
  田中代表監査委員におかれましては、2日間にわたり大変ご苦労さまでした。
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   ◎延会について
○笹沼和利議長 お諮りいたします。
  本日の会議はこの程度にとどめ、延会したいと思います。
  これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○笹沼和利議長 異議なしと認めます。
  よって、本日はこれをもちまして延会することに決定いたしました。
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   ◎延会の宣告
○笹沼和利議長 大変ご苦労さまでした。
                                (午後 3時26分)