ときがわ町告示第88号

 平成25年第3回ときがわ町議会定例会を次のとおり招集する。

  平成25年8月27日

                        ときがわ町長  関  口  定  男

                    記

 1 日  時  平成25年9月3日(火)


 2 場  所  ときがわ町議会議場

                ○応招・不応招議員

応招議員(12名)
  1番  岡 野 政 彦 議員          3番  小輪瀬 英 一 議員
  4番  瓜 田   清 議員          5番  前 田   栄 議員
  6番  野 口 守 隆 議員          7番  小 宮   正 議員
  8番  野 原 和 夫 議員          9番  鳥 越 準 司 議員
 10番  野 原 兼 男 議員         11番  笹 沼 和 利 議員
 12番  増 田 和 代 議員         13番  岩 田 鑑 郎 議員

不応招議員(なし)

            平成25年第3回ときがわ町議会定例会

議 事 日 程(第1号)

                            平成25年9月3日(火)  
                            午前9時30分開会     
      開会及び開議の宣告
日程第 1 会議録署名議員の指名
日程第 2 会期の決定について
日程第 3 諸報告
日程第 4 特別委員会報告
日程第 5 報告第 2号 平成24年度ときがわ町決算に基づく健全化判断比率の報告につ
             いて
日程第 6 報告第 3号 平成24年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づ
             く資金不足比率の報告について
日程第 7 報告第 4号 平成24年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率
             の報告について
日程第 8 認定第 1号 平成24年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定について
日程第 9 認定第 2号 平成24年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定
             について
日程第10 認定第 3号 平成24年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認
             定について
日程第11 認定第 4号 平成24年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算認定につ
             いて
日程第12 認定第 5号 平成24年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決
             算認定について
日程第13 認定第 6号 平成24年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算
             認定について
日程第14 議案第40号 平成24年度ときがわ町水道事業会計資本剰余金の処分及び決算
             の認定について
日程第15 議案第41号 ときがわ町後期高齢者医療に関する条例の一部改正について
日程第16 議案第42号 ときがわ町介護保険条例の一部改正について
日程第17 議案第43号 ときがわ町子育て支援住宅条例の一部改正について
日程第18 議案第44号 町道路線の廃止について
日程第19 議案第45号 町道路線の認定について
日程第20 議案第46号 防災行政無線施設設置工事(移動系)請負契約の締結について
日程第21 議案第47号 平成25年度ときがわ町一般会計補正予算(第2号)
日程第22 議案第48号 平成25年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1
             号)
日程第23 議案第49号 平成25年度ときがわ町介護保険特別会計補正予算(第1号)
日程第24 議案第50号 平成25年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計補正予算
             (第1号)
日程第25 議案第51号 平成25年度ときがわ町水道事業会計補正予算(第1号)
日程第26 議員派遣について
日程第27 一般質問
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出席議員(12名)
     1番  岡 野 政 彦 議員     3番  小輪瀬 英 一 議員
     4番  瓜 田   清 議員     5番  前 田   栄 議員
     6番  野 口 守 隆 議員     7番  小 宮   正 議員
     8番  野 原 和 夫 議員     9番  鳥 越 準 司 議員
    10番  野 原 兼 男 議員    11番  笹 沼 和 利 議員
    12番  増 田 和 代 議員    13番  岩 田 鑑 郎 議員
欠席議員(なし)
地方自治法第121条により、今定例会に説明のため出席する者及び同委任を受けた者の職氏名
町長
関 口 定 男 
副町長
野 尻 一 敏 
総務課長
小 峯 光 好 
企画財政課長
久 保   均 
税務課長
内 室 睦 夫 
町民課長
桑 原 和 一 
福祉課長
大 島 武 志 
環境課長
岩 田 功 夫 
会計管理者兼
会計室長
町 田 英 章 
産業観光課長
山 崎 政 明 
建設課長
岡 本 純 一 
水道課長
中 藤 和 重 
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教育長
舩 戸 裕 行 
教育総務課長
中 村 賢 一 
生涯学習課長
柴 崎 秀 雄 
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代表監査委員
田 中 正 直 
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議会事務局長
岡 野 吉 男 
書記
新 井 裕 文 

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   ◎開会及び開議の宣告
○野原兼男議長 皆さん、おはようございます。大変ご苦労さまです。
  ただいまの出席議員は12名でありますので、定足数に達しております。
  これより平成25年第3回ときがわ町議会定例会を開会いたします。
  直ちに本日の会議を開きます。
                                (午前 9時30分)
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   ◎議事日程の報告
○野原兼男議長 本日の議事日程を報告いたします。
  議事日程は、配付したとおりであります。
  議会事務局長に朗読させます。
○岡野吉男議会事務局長 朗読いたします。
  平成25年第3回ときがわ町議会定例会議事日程(第1号)。平成25年9月3日午前9時30分開会。
  日程、議案番号、件名、開会及び開議の宣告。日程第1、会議録署名議員の指名。日程第2、会期の決定について。日程第3、諸報告。日程第4、特別委員会報告。日程第5、報告第2号 平成24年度ときがわ町決算に基づく健全化判断比率の報告について。日程第6、報告第3号 平成24年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づく資金不足比率の報告について。日程第7、報告第4号 平成24年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率の報告について。日程第8、認定第1号 平成24年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定について。日程第9、認定第2号 平成24年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について。日程第10、認定第3号 平成24年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について。日程第11、認定第4号 平成24年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算認定について。日程第12、認定第5号 平成24年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算認定について。日程第13、認定第6号 平成24年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算認定について。日程第14、議案第40号 平成24年度ときがわ町水道事業会計資本剰余金の処分及び決算の認定について。日程第15、議案第41号 ときがわ町後期高齢者医療に関する条例の一部改正について。日程第16、議案第42号 ときがわ町介護保険条例の一部改正について。日程第17、議案第43号 ときがわ町子 育て支援住宅条例の一部改正について。日程第18、議案第44号 町道路線の廃止について。日程第19、議案第45号 町道路線の認定について。日程第20、議案第46号 防災行政無線施設設置工事(移動系)請負契約の締結について。日程第21、議案第47号 平成25年度ときがわ町一般会計補正予算(第2号)。日程第22、議案第48号 平成25年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)。日程第23、議案第49号 平成25年度ときがわ町介護保険特別会計補正予算(第1号)。日程第24、議案第50号 平成25年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計補正予算(第1号)。日程第25、議案第51号 平成25年度ときがわ町水道事業会計補正予算(第1号)、日程第26、議員派遣について。日程第27、一般質問。
  以上でございます。
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   ◎会議録署名議員の指名
○野原兼男議長 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
  会議規則第120条の規定により、3番、小輪瀬英一議員、4番、瓜田清議員、以上の2名を本会期中の会議録署名議員に指名いたします。
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   ◎会期の決定について
○野原兼男議長 日程第2、会期の決定についてを議題といたします。
  議会運営委員会の報告を求めます。
  小宮正委員長、お願いいたします。
○小宮 正議会運営委員長 皆さん、おはようございます。
  会期の決定について、議会運営委員会の報告をいたします。
  平成25年第3回定例会における会期及び日程等について調整を図るため、去る8月27日午前10時から、役場第二庁舎3階協議会室において議会運営委員会を開催いたしました。委員会は、委員6名の出席と議長、副議長、町長、副町長、総務課長及び事務局の出席をいただきまして、平成25年第3回定例会に提出される議案等について説明を求め、会期について協議を行いました。
  その結果、平成25年第3回定例会は、本日9月3日から9月13日までの11日間とすることに決定いたしました。
  会期中の予定につきましては、会期予定表をごらんいただきたいと思います。
  本日9月3日は、午前9時30分からの本会議開催となっております。議案等審議を行いま す。続きまして、9月4日及び5日も9時30分から本会議を開催いたします。議案審議等でございます。9月6日は午前9時30分から総務産業建設常任委員会を、午後1時30分から議員全員協議会を予定しております。9月7日及び8日は休会でございます。来週月曜日の9月9日は午前9時30分から文教厚生常任委員会を、午後1時30分から議会運営委員会を予定しております。9月10日は休会でございます。続く9月11日及び12日は午前9時30分から本会議を開催いたします。一般質問を予定しております。一般質問は、9月11日が通告者1番、鳥越準司議員から通告者5番、小宮正議員まで、9月12日が通告者6番、小輪瀬英一議員から通告者10番、前田栄議員まででございます。9月13日は予備日といたします。
  以上、議会運営委員会からの報告を終わります。
○野原兼男議長 ご苦労さまでした。
  お諮りいたします。本定例会の会期は、委員長の報告のとおり本日9月3日から9月13日までの11日間といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○野原兼男議長 異議なしと認めます。
  よって、本定例会の会期は11日間と決定いたしました。
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   ◎諸報告
○野原兼男議長 日程第3、諸報告を行います。
  地方自治法第121条の規定により、本定例会に説明のため出席する者及び同委任を受けた者の職氏名は、別紙配付したとおりでありますので、ご了承願います。
  また、今回は決算審査報告等のため田中正直代表監査委員に出席をいただいておりますので、ご了承願います。
  次に、監査委員から、平成25年6月から平成25年8月までの例月出納検査の報告がありました。お手元に配付しておきましたのでごらんいただきたいと存じます。
  なお、詳細につきましては、議会事務局にありますので、ごらんいただきたいと存じます。
  次に、地方自治法第122条の規定により、事務に関する説明書が提出されておりますので、ごらんいただきたいと存じます。
  次に、郵送により陳情書及び要望書が2件提出されております。コピーを配付してありますので、ごらんいただきたいと存じます。
  続いて、一部事務組合における議会報告を行います。
  初めに、小川地区衛生組合議会の報告を求めます。
  野原和夫議員、お願いいたします。
○8番 野原和夫議員 おはようございます。8番、野原和夫です。
  小川地区衛生組合議会の報告をします。
  平成25年第2回定例議会が8月29日に開かれ、管理者提出議案2件提出され、全会一致で可決されました。
  内容としましては、議案第15号 平成25年度小川地区衛生組合一般会計補正予算(第1号)においては、歳入歳出それぞれ696万8,000円を減額し、歳入歳出それぞれ13億235万3,000円とするものです。減額においては総務費、衛生費、職員の給料、委託料の減額です。
  議案第16号 平成24年度小川地区衛生組合一般会計歳入歳出決算認定についてでは、歳入総額13億8,166万8,000円、歳出総額13億3,863万6,000円、歳入歳出差引額4,303万2,000円であり、執行率97.1%です。
  各款においてちょっと説明させていただきます。議会費が91.1%、総務費98.2%、衛生費98.7%、公債費100%、諸支出金99.7%、予備費0.0%となっております。
  また、補足としまして、財産に関する調書の中でごみ処理施設整備基金があります。これは3億1,569万1,000円の基金について質疑が交わされましたが、一般会計よりさらに積み立てしているのでは処理した後に基金は返金されるのかという質問が出されました。このことについては、今、8市町村中部衛生組合ですか、その移行されるときにこの基金についての運用の問題が出されたわけです。管理者答弁では、それぞれ4町1村に負担金に応じて返すということが出されました。そのことも踏まえて報告とします。
  以上です。
○野原兼男議長 ご苦労さまでした。
  次に、比企広域市町村圏組合議会の報告を求めます。
  瓜田清議員、お願いいたします。
○4番 瓜田 清議員 おはようございます。
  それでは、比企広域市町村圏組合議会報告をさせていただきます。
  この間2回ありまして、6月26日に第3回臨時会が行われました。市町村圏組合の一般職員及び消防職員の給与の特例に関する条例、これに関してはちょっと紛糾いたしまして、一応総務常任委員会のほうに付託されるという状況になりました。これは、東松山市と同じように減額が3級以下が100分の3.2、4・5級が100分の6.2、6級以上が8.2というふうな状 況で、なぜこれが必要なのかということで議会が紛糾いたしまして、総務常任委員会のほうに付託されたということになります。それで2回、総務常任委員会が行われまして、7月4日、19日に開かれ、19日に管理者より議会に撤回との申し入れがあったという結果になりました。
  8月4日、第4回定例会が開かれました。この中で、監査選任が1件、財産の取得が2件、条例改正が1件、補正予算1件、決算が4件、追加1件の議案で審議されました。
  監査委員のほうは、嵐山町議会議員、嵐山町大字鎌形1229番地の長島邦夫氏が監査委員に選任されました。
  財産の取得のほうでは、水槽付消防ポンプ自動車1台、これは東松山消防団第1分団のほうに配備されます。2,352万円で落札されています。秩父市東町7番5号、埼玉消防機械株式会社で落札されました。もう1件は水槽付消防ポンプ自動車1台、これは嵐山消防団第1分団第2部、2,310万円で落札されています。こちらのほうは東京都港区西新橋3丁目25番地31、株式会社モリタ東京営業部のほうで落札されています。
  条例改正については、消防法施行令及び建築基本法施行令の改正に伴う条例の改正が行われました。
  補正予算のほうでは、一般会計が177万6,000円追加し8,177万6,000円、消防特別会計のほうが4,702万5,000円追加し35億5,202万5,000円、斎場及び霊柩自動車のほうでは1,164万9,000円追加し1億2,764万9,000円、介護認定及び障害程度区分審査会のほうは611万1,000円追加し8,818万1,000円となっております。
  決算のほうは、一応そのとおりで可決されました。
  それと、追加のほうでありまして、先ほど言った給与特別改定に対することで、行政職及び消防職のほうはともに3級以下が100分の3、4・5級が100分の5、6級以上が100分の7というふうな減額で可決されました。その他管理手当、地域手当等もなっております。
  あと、常任委員会の選任がございまして、総務常任委員会の委員長が川島町の菊地敏昭氏、副委員長がときがわ町の野原兼男氏、それから厚生常任委員会のほうが委員長、吉見町の宮ア善雄氏、副委員長に東秩父村の渡邉均氏。
  以上です。
○野原兼男議長 ご苦労さまでした。
  次に、町長から挨拶を兼ねて行政報告を行いたいとの申し出がありますので、これを許可いたします。
  関口町長、お願いいたします。
○関口定男町長 皆さん、おはようございます。
  議長のお許しをいただきましたので、ご挨拶を兼ねまして行政報告を申し上げます。
  本日は、平成25年第3回ときがわ町議会定例会を招集申し上げましたところ、議員各位におかれましてはご多忙のところご出席をいただきまして、会議が開催できますことを心から御礼を申し上げます。ありがとうございます。
  さて、9月になっても残暑厳しい日々が続いております。議員の皆様におかれましても、熱中症等には十分ご注意をしていただければと思います。
  また、近年の異常気象によりまして、7月28日には山口、島根両県を、また8月9日には岩手、秋田両県を記録的な豪雨が襲いまして、河川の氾濫、土砂災害等で多くの生命、財産が被害を受けました。
  ときがわ町といたしましては、住民の生命、財産を自然災害から守る、関係機関と連携いたしまして防災対策の充実を図りまして、町民の皆様が安心して生活できる安全なまちづくりを行ってまいります。
  さて、本日ご提案申し上げます議案につきましては、決算に基づく健全化判断比率報告1件、資金不足比率報告2件、一般会計を初め各特別会計決算認定6件、企業会計資本余剰金の処分及び決算認定1件、条例の一部改正3件、町道路線の廃止認定2件、工事請負契約関係1件、一般会計補正予算を初め各特別会計、企業会計補正予算5件であります。各議案ともその都度提案理由をご説明申し上げますので、よろしくお願い申し上げます。
  次に、各課の事業の執行状況についてご報告を申し上げます。
  最初に、総務課について申し上げます。
  工事関係では、役場本庁舎、就業改善センターの耐震補強及び改修工事が計画どおり順調に進んでおります。この工事につきましては、総務課の第二庁舎への引っ越しに続き、本庁舎の各課が保健センター玉川分室、あるいは玉川公民館へ7月16日に移転をいたしました。工事完成に伴う移転につきましては、来年の5月上旬を予定しているところであります。何かとご迷惑をおかけしますけれども、よろしくお願いしたいと思います。
  次に、防災関係でありますけれども、ときがわ町地域防災計画の改定業務に着手をしております。また、町民の皆様に緊急の災害、避難情報を伝えるため、携帯電話会社3社のサービスを利用いたしまして、7月11日から緊急速報メールの運用を開始いたしました。防災行政無線とともに災害時の重要な情報伝達を行うことができます。今後も町民の皆様が安心し て暮らせるよう努めてまいります。
  続きまして、企画財政課について申し上げます。
  平成22年10月から実施しておりました路線バス再編のための実証運行が3年の期間を経て終了いたします。この間、町民、そしてバス利用者の方の立場に立った改善を行ってきた結果、実証実験3年目の利用人数は、再編前と比べ35%程度の増加と見込んでおります。10月以降は本運行へと移行いたしますが、今後も必要に応じて見直しを行いながら、よりよい交通体系としてまいりたいと考えておりますので、ご理解とご協力をお願いしたいと思います。
  次に、平成25年4月から地上デジタル放送のテレビ埼玉のデータ放送を利用いたしまして、ときがわ町の情報発信を開始いたしました。ご家庭で所有されているテレビを利用いたしまして情報を発信することで、パソコンや携帯電話などの通信機器にふなれな方にも利用しやすくなっております。災害発生時などの情報伝達手段の1つとしてこれから活用してまいりたいと考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。
  続きまして、税務課について申し上げます。
  課税関係では、6月に個人町県民税の普通徴収に係る納税通知書を、7月には国民健康保険税の納税通知書を対象者の皆さんへお送りいたしました。収納関係につきましては、景気の上向き感はあるものの依然として厳しい収納環境が続いておりますが、平成24年度決算における現年課税分につきましては、国民健康保険税を含めた全ての税目の徴収率が前年を上回ることができました。年度当初には町税の徴収方針を策定いたしまして、徴収率の向上に向け取り組んでおります。この中の1つといたしまして、今年度から始めたコンビニ収納、これは多くの皆さんにご利用をいただいているところであります。
  また、さらなる徴収対策の取り組みといたしまして、滞納者への電話による催告を行うコールセンターの設置を進めているところであります。設置に当たりましては、緊急雇用対策事業を活用し、外部委託方式での実施を予定しておりますので、予算といたしましては全額国の負担ということになります。
  今後も滞納者に対しまして、納税相談や臨宅徴収、各税目の督促状の送付を初め、催告、差し押さえ等の滞納処分、生活困窮者等への滞納処分の執行停止など、さらなる収納率の向上を目指しまして、鋭意取り組んでまいります。
  続きまして、町民課について申し上げます。
  7月8日から外国人住民の方にも住民基本台帳法の全てが適用されることとなりまして、これにより住基カードの交付や住民票の写しの広域交付、転入・転出時の手続の簡素化等、 窓口での待ち時間の短縮につながります。
  国民健康保険では、集団による特定健診を今年度から新たに空腹時血糖などの検査項目を追加いたしまして、実施を行いました。未受診者につきましては、個別健診用の受診券を郵送いたしまして、特定健診の制度の周知を行ったところであります。
  また、人間ドック助成事業では、現在63名の助成券の申請がありまして、年々受診者が増加をしているところであります。
  次に、保健センター事業でありますけれども、20歳から39歳の方の若者健診、75歳以上の方のいきいき健診、胸部レントゲン検査、各種がん検診を実施いたしました。いずれも昨年度より受診者の数が増加しておりまして、スモールチェンジポイントキャンペーンの効果がおかげさまで少しずつあらわれてきたものと考えております。
  また、特定保健指導の該当者に対しまして、昨年まで郵送で送付しておりました結果通知書を本年度は結果報告会に直接取りに来ていただくと、こうした方法にいたしまして、特定保健指導における初回面接実施率の向上につなげてまいりたいと考えております。
  地域包括支援センターでは、シニア運動教室と出張体力づくり教室を開催しております。また、新規事業といたしまして、認知症予防のための認知機能検査と予防教室を実施したところでありまして、いずれも定員を上回る応募がありまして、改めて認知症に対する関心の高さを痛感したところであります。
  続きまして、福祉課について申し上げます。
  福祉課では、平成24年度に策定いたしました地域福祉計画を推進するため、地域福祉計画推進委員が中心となりまして、社会福祉協議会とともに7月9日から8月8日にかけまして町内9カ所で住民懇談会を開催いたしまして、119名の方の参加をいただいたところであります。懇談会では、現在実施されておりますサロン活動の報告や地区のコミュニティー活動などについての意見が交わされました。今後、地域福祉計画推進委員会におきまして、これらの意見を集約いたしまして、地域福祉の推進に向けた討議をしていただく予定になっております。
  続きまして、環境課について申し上げます。
  まず、小・中学校と保育園の給食に係る放射性物質の検査結果についてでありますけれども、学校給食センターでは7月17日現在、保育園では8月9日現在、検出下限値を超える放射性ヨウ素、放射性セシウムはいずれも検出されておりません。引き続き子供たちの内部被曝の防止に努めてまいりたいと考えております。
  次に、浄化槽設置管理事業につきましては、8月22日現在申請受付件数は35件となっておりまして、前年同期の25件と比べ、大幅に増加をしているところであります。
  今後は日影地区を重点地域に設定いたしまして、町民の方への周知、啓発を行いながら、事業の円滑な実施に努めてまいりたいと考えております。
  続きまして、産業観光課について申し上げます。
  農業関係につきましては、玉川地内で町内初の農業生産法人が設立されました。既に1.3ヘクタールの農地に利用権が設定されたところであります。農業の新たな担い手として、現在期待しているところであります。
  商工観光関係では、6月16日にときがわ花菖蒲まつりが開催されました。まつり当日は、午前中の雨にもかかわらず約9,000人の来園者がありまして、開花期間中におきましては2万2,000人の来園者がおいでいただきまして、にぎわったところであります。
  また、川の広場が埼玉県知事から都市・地域再生等利用区域に指定されました。民間事業者といたしましてふれあいの里たまがわが選定され、7月20日にバーベキュー場としてオープンをいたしました。関東地方では第1号であり、新たな観光スポットとして大いに期待をしているところであります。
  今後のイベントにつきましては、11月1日から3日に第8回木のくにときがわまつりが開催される予定であります。産業祭につきましては、3日にせせらぎホールにおいて新たなイベントを加えて開催する予定となっております。
  続きまして、建設課について申し上げます。
  道路維持管理事業につきまして、本年の4月から7月までの間、区長要望が51件ありました。その要望事項につきまして、現在積極的な対応を行っているところであります。
  また、道路補修工事といたしまして、大字別所の町道都1172号線が、また舗装修繕工事では大野地内の町道都8号線が、さらに側溝整備工事として番匠地内消防署裏の町道都101号線が完成いたしました。
  道路新設改良事業につきましては、舗装新設工事のうち玉川小学校北側の町道玉550号線が完成しております。
  地籍調査の事業では、7月から瀬戸地区におきまして一筆地調査のための境界立ち会いを開始いたしました。
  また、東日本大震災の影響で工程がおくれておりました番匠地区と本郷地区の国の認証がおりました。このうち番匠地区につきまして、登記簿への記載事務が現在行われているとこ ろであります。
  最後に、川のまるごと再生事業では、自走式草刈り機を購入いたしまして、地域の皆様の除草の作業に活用いただければと思っておりますので、ご利用いただきたいと思います。
  続きまして、教育総務課について申し上げます。
  教育委員会活動では、7月5日及び7月12日に教育委員の学校訪問等を実施いたしました。管内の小・中学校及び私立幼稚園の取り組みについて状況を視察したところであります。
  施設関係では、萩ヶ丘小学校屋内運動場耐震補強及び大規模改造工事につきまして、現在作業は工程表に基づき順調に進んでいるところであります。
  また、萩ヶ丘小学校特別教室棟につきましても、耐震補強工事に係る実施設計業務を委託しているところであります。
  各小・中学校への空調機器設置工事につきましては、工事が全てこの夏休み中に完了をいたしました。
  研修関係では、8月9日に小・中学校の管理職を対象とした人権教育研修会を開催いたしました。また、8月21日には小学校の全ての教員を対象といたしました英語活動研修会を行いました。
  また、大東文化大学との連携事業では、町内の小学校で、現在水泳部員として活躍しております大学生を招いての水泳指導を実施したところであります。直接大学生から指導を受けた児童は、技術の向上と泳ぐことの喜びを味わうことができたと思います。
  次に、生涯学習課につきまして申し上げます。
  社会教育関係でありますけれども、青少年の健全育成を目的に社会教育委員が中心となりまして、民生委員・児童委員、青少年育成推進委員、町内小・中学校教職員の皆様のご協力をいただきまして、夏季パトロールを実施しております。ことしも夏休み期間中の各週末の計6回、夜8時から町内公共施設などを巡回していただきました。
  文化センター公演事業では、ときがわ町教育委員会、埼玉県教育委員会、公益法人三井住友海上文化財団主催によりまして、和谷泰扶ハーモニカ・トリオといたしまして、ハーモニカ、チェロ、ピアノによるクラシックコンサートを開催いたしました。
  社会体育関係では、5月から7月にかけて第47回比企郡民体育大会が郡内の各町村で種目ごとに分散して開催されました。
  また、6月2日にはときがわ町体育協会を中心に各クラブ、サークルの皆さん138人の参加を得まして、玉川運動場及び本郷球場で早朝除草作業が行われました。利用者がみずから 施設の管理を行っていただきまして、大切に利用していただいていることに対しまして、心から感謝を申し上げたいと思います。教育長も先頭に立って行っていただいたということで、大変ご苦労さまでした。
  文化財関係では、小倉城跡の周辺整備検討委員会におきまして、委員各位のご努力によりまして、周辺部の整備方針案の作成を進めているところであります。整備方針案が作成された後は、小倉城址と周辺部が一体となり、人と自然の優しさを体感できる場として整備できるよう事業を進めてまいりたいと考えております。
  続きまして、水道課について申し上げます。
  水道課では石綿セメント管更新事業につきまして、7月25日に一般競争入札を執行いたしまして、契約を締結いたしました。年度内の竣工に向けまして順調に進捗しているところであります。
  なお、日常業務におきましては、引き続き安心で安全な水の安定供給に努めてまいります。
  以上、各課の事業についてご報告をさせていただきました。
  結びに、本日ご提案申し上げます各議案につきましては、慎重審議の上、ご議決をいただきますよう重ねてお願い申し上げまして、本定例会開会に当たりましてのご挨拶とさせていただきます。よろしくお願いします。ありがとうございました。
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   ◎特別委員会報告
○野原兼男議長 日程第4、特別委員会報告を議題といたします。
  議員定数調査特別委員会の所管事務調査について、委員会報告を求めます。
  小宮正委員長、お願いいたします。
○小宮 正議員定数調査特別委員長 改めまして、おはようございます。
                                 平成25年9月3日
  ときがわ町議会議長 野 原 兼 男 様
                    議員定数調査特別委員会委員長 小 宮   正
  議員定数調査特別委員会報告
  本委員会は、調査中の事件について、下記のとおり調査を終了したので、ときがわ町議会会議規則第77条の規定により報告する。
                    記
  1、調査事項、議員定数について
  2、調査の経過及び結果または意見
  別紙のとおり
  平成25年第1回定例会において調査事項とした「議員定数について」の調査結果及び意見を、次のとおり報告する。
  1、はじめに
  地方議会は、議会の活性化に向けて議員定数削減などの議会改革に取り組んできた。
  本来、議会に求められる改革とは、みずからの政策形成機能や行政の監視機能を強化させるなど、議会の存在を高めることである。
  ときがわ町議会は、平成20年3月にときがわ町議会基本条例を制定し、議員定数についても平成22年2月に3名の削減を図ったが、改めて議員定数のあり方について調査・研究する。
  2、調査研究の経過ですけれども、4月8日から8月19日まで委員会を11回開きましたので、この資料をご参照していただければと思います。
  続きまして、3、視察調査結果。
  (1)6月13日木曜日、入間郡毛呂山町視察研修。
  @毛呂山町の概要。毛呂山町は、埼玉県の南西部に位置し、総面積34.03平方キロメートル、人口3万5,717人で、地形は東西に約9キロ、南北に約7.5キロの広がりがある。市街地となる中央部をJR八高線と東武越生線が走り、都心から50キロ圏内という立地とアクセスのよさから東京都内への通勤圏に入るため、宅地化が進んだ。
  A定数削減の経緯。昭和30年4月1日に毛呂山町と川角村が合併し毛呂山町となったときは人口1万1,403人で議員定数は26名であった。その後、昭和58年9月に行政改革その他諸般の事情により24名に削減。昭和61年9月に行政改革推進委員会の答申により22名に削減。平成11年9月に行政運営の簡素化と合理化に取り組むべきとし18名に削減。平成19年9月に議会組織運営のスリム化を図るため14名に削減し、現在に至る。
  B議員定数の決定要領。定数決定方法は、特別委員会を設置することなく、またアンケートをとることなく、議員みずからが社会情勢を考える中、あるいは民意を酌み取る中で議員発議として提案、決定してきた。議会構成から定数を考えることも必要である。また改革実行の議会としてのプライドもあると考える。
  C毛呂山町が考える定数削減のメリットとデメリット。メリットとしては、議員歳費を削減できる。事務局の職員数及び経費を削減できる。議事の進行が早くなる。一般質問の数の減ということです。会期が短くなる。デメリットとしては、民意の反映が難しくなる。議員 1人当たりの負担が大きくなる。
  続きまして、(2)8月7日水曜日、長野県飯綱町視察研修。
  長野県飯綱町の概要。長野県の北部に位置し、平成17年10月1日に牟礼村と三水村が合併し誕生した。町の面積は75.31平方キロメートル、人口1万2,063人、世帯数は4,162世帯で、北は信濃町、東は中野市、西、南は長野市に接している。標高450メートルから1,900メートルと標高差があり、居住地域はおおむね標高500メートルから1,000メートルの地域に散在している。豊かな自然と清らかな水を活かし、リンゴや水稲を初めとする農業が基幹産業であり、飯綱東高原の温泉を中心にスキー場、ゴルフ場など、年間を通じて多くの観光客が訪れる。
  A定数削減の経緯。平成17年10月1日の合併時は、議員定数は18名であった。合併後第三セクターであった飯綱リゾート開発株式会社の経営破綻により議会の責任も問われたことをきっかけに、町民から信頼される議会に変わるため、精力的に議会改革に取り組んできた。その間、委員会等において30回以上の学習会や自由討議を重ね、また議会の現状を認識するため、町民アンケートを実施した。それら議会改革に関する議論の中に議員定数問題も含まれており、議会運営委員会を中心に議論を交わし、定数に関する議員それぞれの見解を町民に公表し、意見を求めるなどした結果、平成21年10月30日から議員定数を18名から15名に削減し、現在に至る。
  B定数を15名にした経緯。町民アンケートの調査結果から、議会に対する厳しい意見が寄せられ、議会改革を推し進めることが求められた。アンケート調査において、「町の規模からして議員数が多過ぎる」「定数は10名から16名にすべき」等の議員定数に関する意見があり、検討を始め、協議を重ねる中で、定数18名(現状維持)、定数16名(2名減)、定数14名(4名減)の3案が出された。それぞれの主な主張は次のとおりである。
  (1)定数18名(賛成者6名)の主な主張。合併して3年、問題が山積している。議会に民意を反映するには、現状維持でよい。合併により実質的な定数削減となっている。削減によって議員の質が向上するとは思えない。削減によって、女性や若者の進出の妨げとなる。
  (2)定数16名(賛成者4名)の主な主張。議員を削減すべきという民意を考慮し、問題の山積する中で急激な削減は民意を反映できなくなる。近隣町村も参考にする必要がある。
  (3)定数14名(賛成者7名)の主な主張。財政が厳しい折、少数精鋭で質の高い議会を目指すべきである。定数を減らしても民意を吸収する新しいシステムをつくれば民意は反映できる。例えば議会報告会、懇談会などを重ねる。同規模の自治体と比較しても削減すべき である。
  (4)その他。議会改革と行財政改革は別に考えるべきではないか。定数の削減による民意の行政への反映する方策として、政策サポーター制度を創設し、各常任委員会に住民公募者が入って課題を設定して政策研究のための議論を重ねている。ちなみに、平成25年度の課題は、集落機能の強化と新たな人口増対策である。
  4、アンケート調査について。実施時期が平成25年6月21日発送、7月21日が締め切りでございました。対象者は無作為抽出による20歳以上の町内在住者500名で行いました。
  (3)としまして、回答結果は、回答者数211名でございました。回答率42%。
  続きまして、年代別ですが、20代15名、30代24名、40代34名、50代40名、60代以上95名、無記入3ということです。性別につきましては、男性が104名、女性が104名、無記入が3ということでございました。
  質問1でございますが、ときがわ町の議員定数は現在13名ですが、現状と比較して多いほうがよいですか、少ないほうがよいですかということで質問しました。「現状より多いほうがよい」という人は7名、「現状のままでよい」という人が60名、「現状より少ないほうがよい」という人は132名、「わからない」が11名でした。
  続きまして、質問2。質問1で回答した理由はということで、「行財政改革の観点から」68名、「ほかの自治体と比較して」ということで101名、「多くの意見を議会に反映できる」というのが19名、「その他」が14名でした。
  多い場合と少ない場合は何名がよいでしょうかということで、「14名以上」というのが7名、「13名」というのが58人、「12名」が19人でした。「11名」の人が40人、「10名」の人が54人でした。「9名」の人が4人、「8名」の人が5人、「7名以下」が7人でした。
  質問4については、資料をごらんいただきたいと思います。
  なお、このアンケートにご協力いただいた町民の皆様に感謝を申し上げたいと思います。本当にありがとうございました。
  まとめでございます。5、まとめ。毛呂山町は、埼玉県下の町村の中では議員1人当たりの住民数は5番目に多いことを考慮し視察訪問した。議員定数の削減については、行財政改革の一環、社会情勢等を勘案する中で、議会が率先して削減してきたと考えられる。定数を削減したことにより、議員1人当たりの人口が多くなったことで、町民と接する機会が減少し、議会に対する関心も低くなってしまった。前回町議選投票率51%です。また、地区の区長が多数おり、その役割がふえていることで、議員の存在意義が薄れてきている。その他、 議員年金の制度が廃止されたことで若い世代の議員が入ってくることが困難になり、結果として定年退職した世代の立候補が多くなっている等の課題がある。
  議員定数削減によるメリットとして議事進行が早くなることを挙げたが、場合によっては行政のチェック機関である議会が機能しないというデメリットが出てきてしまうので注意が必要である。
  飯綱町は、ときがわ町と同規模の自治体である。議会基本条例、議員倫理条例が制定されており、積極的に議会改革に取り組む中で、議員定数の削減にも取り組んでいると考えられる。現定数の15名は14名と16名の案の妥協の産物とのことであったが、議員定数の削減はやむを得ないが、その対応として行政への民意を取り込むべく、「政策サポーター制度」を考案したのは特筆すべきと考える。町に対して政策提言、予算要求も行われており、財政力指数は0.31と低く、少子高齢化のまちづくりに対する必死さが伝わった。
  議会改革を始めた当初は、議会に対する町民の意見は非常に難しいものであったが、それは議会に対する期待と捉え、その期待に応えるためにさまざまな活動を行ってきた。それらの活動が町民に浸透したことで、現在は定数削減の声は上がっていないとのことであった。
  平成の大合併により各自治体の議員定数は大幅に削減されてきている。合併した自治体はもとより、合併していない自治体でも、行財政改革、あるいは議会改革の中で議員定数は削減されてきた。
  ときがわ町においても平成18年2月に合併した際に、在任特例を適用せず定数を16名とし、平成22年2月にはさらに削減し、13名としている。
  しかしながら、現在は各自治体において行財政改革としての議員定数削減の声は薄らいできている。そのような社会情勢や視察調査結果及びアンケート調査結果を勘案する中で、ときがわ町の議員定数は10名から13名が妥当と考える。
  以上でございます。
○野原兼男議長 ご苦労さまでした。
  小宮委員長はそのままお待ちください。
  これより質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○野原兼男議長 これをもって質疑を終了いたします。
  小宮委員長は自席にお戻りください。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○野原兼男議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○野原兼男議長 これをもって討論を終了いたします。
  お諮りいたします。ただいまの委員長報告を承認することにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○野原兼男議長 異議なしと認めます。
  よって、委員長報告は承認することに決定いたしました。
  暫時休憩いたします。
  再開は10時45分とします。
                                (午前10時27分)
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○野原兼男議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午前10時45分)
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   ◎議案の一括上程について
○野原兼男議長 お諮りいたします。日程第5、報告第2号から日程第7、報告第4号までは、いずれも地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づき算定された健全化判断比率及び資金不足比率の報告でございますので、一括議題にしたいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○野原兼男議長 異議なしと認め、一括議題とさせていただきます。
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   ◎報告第2号〜報告第4号の上程、説明、質疑
○野原兼男議長 日程第5、報告第2号 平成24年度ときがわ町決算に基づく健全化判断比率の報告について、日程第6、報告第3号 平成24年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会 計決算に基づく資金不足比率の報告について、日程第7、報告第4号 平成24年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率の報告について、以上を一括議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○岡野吉男議会事務局長 これより報告をさせていただきたいと思いますが、あらかじめご承知いただきたいと思います。例えば報告第2号の3行目に、法律の後に平成19年法律第94号とあります。このような形で括弧づけの箇所がありますが、この箇所については、以後もそうですけれども、略させていただけたらと思います。
  それでは、よろしくお願いします。
  報告第2号 平成24年度ときがわ町決算に基づく健全化判断比率の報告について。
  地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項の規定により、平成24年度ときがわ町決算に基づく健全化判断比率を別紙のとおり監査委員の意見をつけて報告する。
  平成25年9月3日提出、ときがわ町長、関口定男。
  2枚おめくりください。
  報告第3号 平成24年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づく資金不足比率の報告について。
  地方公共団体の財政の健全化に関する法律第22条第1項の規定により、平成24年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づく資金不足比率を別紙のとおり監査委員の意見をつけて報告する。
  平成25年9月3日提出、ときがわ町長、関口定男。
  2枚おめくりください。
  報告第4号 平成24年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率の報告について。
  地方公共団体の財政の健全化に関する法律第22条第1項の規定により、平成24年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率を別紙のとおり監査委員の意見をつけて報告する。
  平成25年9月3日提出、ときがわ町長、関口定男。
  以上です。
○野原兼男議長 報告者から報告理由の説明を求めます。
  報告理由の説明につきましては、報告第2号 平成24年度ときがわ町決算に基づく健全化判断比率の報告についてから報告第4号 平成24年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく 資金不足比率の報告についてまで、順次説明を求めます。
  関口町長、お願いいたします。
○関口定男町長 それでは、議長のお許しをいただきましたので、報告第2号から報告第4号までの議案について、順次報告理由を申し上げます。
  まず、報告第2号 平成24年度ときがわ町決算に基づく健全化判断比率の報告について申し上げます。
  地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づき、平成24年度決算に基づく健全化判断比率について報告するものであります。内容は実質赤字比率を初めとする4つの指標でございます。
  なお、細部につきましては、企画財政課長からご説明を申し上げますので、よろしくお願い申し上げます。
  次に、報告第3号の平成24年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づく資金不足比率の報告について申し上げます。
  地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づき、平成24年度決算に基づく資金不足比率について報告するものであります。
  なお、細部につきましては、環境課長からご説明申し上げますので、よろしくお願い申し上げます。
  次に、報告第4号 平成24年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率の報告について申し上げます。
  地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づき、平成24年度決算に基づく資金不足比率について報告するものであります。
  なお、細部につきましては、水道課長からご説明申し上げますので、よろしくお願い申し上げます。
  以上の3つの報告につきまして、監査委員の意見をつけてご報告を申し上げるものであります。よろしくお願いいたします。
○野原兼男議長 続いて、報告第2号 平成24年度ときがわ町決算に基づく健全化判断比率の報告について、細部説明を求めます。
  久保企画財政課長、お願いいたします。
○久保 均企画財政課長 それでは、報告第2号 平成24年度ときがわ町決算に基づく健全化判断比率の報告について詳細説明をさせていただきます。
  それでは、1枚をおめくりをいただきまして、1ページの報告書の表の部分をごらんいただきたいと存じます。
  まず、実質赤字比率でございます。こちらには数字が入ってございませんが、この比率は、実質赤字額の標準財政規模等に対する割合を示すものでございますが、ときがわ町におきましては実質赤字が出ておりませんので、ここには数字が入ってこないというものでございます。
  次に、連結赤字比率でございます。こちらの欄にも数字が入ってございませんが、この比率は、連結実質赤字額の標準財政規模等に対する割合を示すものでございますが、ときがわ町におきましては連結実質赤字も出ておりませんので、この欄にも数字が入ってこないというものでございます。
  次に、実質公債費比率でございます。2.8%でございますが、こちらは0.1%の減少となっております。この比率は、地方債の元利償還金等の標準財政規模等に対する割合を示すもので、3カ年の平均の数値でございます。
  なお、この数値の算出に当たっては、特定財源や元利償還金等に対する基準財政需要額への算入額は除かれて計算をしているものでございます。
  次に、将来負担比率でございますが、70.4%でございます。この比率は、将来負担額の標準財政規模等に対する割合を示すものでございます。この数値の算出に当たっても充当可能基金の額、また、特定財源見込み額及び地方債現在高等に係る基準財政需要額、算入見込み額は除いて計算をされております。
  なお、それぞれの欄の括弧の中の数字につきましては、早期健全化基準でございます。この数字を超えてまいりますと、早期の健全化が必要な状況にあるという数字でございます。
  以上で細部説明を終わります。よろしくお願いいたします。
○野原兼男議長 ご苦労さまでした。
  続いて、報告第3号 平成24年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づく資金不足比率の報告について、細部説明を求めます。
  岩田環境課長、お願いいたします。
○岩田功夫環境課長 それでは、報告第3号 平成24年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づく資金不足比率の報告について、細部説明をさせていただきます。
  議案書1枚おめくりください。
  平成24年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づく資金不足比率報告書をご らんください。
  資金不足比率の表でありますが、浄化槽設置管理事業特別会計は、歳出額が歳入額を超えた決算となっておりません。したがいまして、資金不足額は発生しておりません。このことから、資金不足比率は空欄とするものであります。
  続いて、備考欄の金額2,918万4,000円につきましては、資金不足比率の算定に用いた事業規模、平成24年度浄化槽使用料の収入金額2,918万4,000円であります。
  以上で細部説明を終わらせていただきます。よろしくお願いいたします。
○野原兼男議長 ご苦労さまでした。
  続いて、報告第4号 平成24年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率の報告について、細部説明を求めます。
  中藤水道課長、お願いいたします。
○中藤和重水道課長 報告第4号 平成24年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率の報告について、細部説明を申し上げます。
  1ページめくっていただきまして、表をごらんください。
  表の資金不足比率の欄には数字が入っておりませんが、実質的な赤字が出ておりませんので、この欄には数字が入っておりません。
  この欄で資金不足の欄に括弧で20%と書いてありますが、これは資金不足比率が20%を超えた場合には、早期の健全化が必要な公営企業として判断されるというものです。
  なお、備考欄に2億4,380万7,000円と数字が入っておりますが、これは事業規模の数値をあらわしているものでございます。
  以上で細部説明を終わります。
○野原兼男議長 ご苦労さまでした。
  監査委員から、平成24年度決算に基づく財政健全化審査及び経営健全化審査意見書が提出されております。
  ここで、監査委員から審査意見書の報告を求めます。
  田中代表監査委員、お願いいたします。
○田中正直代表監査委員 ただいま議長より許可を得ましたので、平成24年度決算に基づく財政健全化審査及び経営健全化審査意見書を申し上げます。
  審査の対象、1、平成24年度ときがわ町決算に基づく健全化判断比率並びにその算定の基礎となる事項を記載した書類。
  2、平成24年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づく資金不足比率並びにその算定の基礎となる事項を記載した書類。
  3、平成24年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率並びにその算定の基礎となる事項を記載した書類。
  審査の期間。平成25年7月25日の1日間。
  審査の場所。ときがわ町玉川公民館1階会議室。
  審査の方法。平成24年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率並びにその算定の基礎となる事項を記載した書類について、関係担当課長から説明を求め審査した。
  審査の結果。(1)総括的意見。審査に付された健全化判断比率及び資金不足比率並びにその算定の基礎となる事項を記載した書類を審査した結果、適正に作成されているものと認められた。
  平成24年度ときがわ町決算に基づく財政健全化審査意見書。
  1、審査の概要。この財政健全化審査は、町長から提出された健全化判断比率並びにその算定の基礎となる事項を記載した書類が適正に作成されているかどうかを主眼として実施した。
  2、審査の結果。(1)総合意見。審査に付された下記健全化判断比率並びにその算定の基礎となる事項を記載した書類は、国の指導をもとにつくられたものであり、いずれも適正に作成されているものと認められる。詳細は下記表のとおりでございます。
  (2)個別意見。1、実質赤字比率について、平成24年度の一般会計等は実質赤字になっていない。
  2、連結実質赤字比率について。平成24年度の全ての会計を合算した結果は、連結実質赤字になっていない。
  3、実質公債費比率について。平成24年度決算に基づく実質公債費比率は2.8%となっており、前年度と比較し0.1ポイント減少した。早期健全化基準の25.0%と比較すると、これを下回り問題ない。
  4、将来の負担比率について。平成24年度決算に基づく将来負担比率は70.4%となっており、前年度と比較し16.0ポイント上昇したが、早期健全化基準の350.0%と比較すると、これを下回り問題ない。
  それぞれの比率は良好な状態にあると認められる。引き続き効率的な行財政運営を図るよう望む。
  (3)是正改善を要する事項。特に指摘すべき事項はない。
  平成24年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づく経営健全化審査意見書。
  1、審査の概要。この経営健全化審査は、町長から提出された資金不足比率並びにその算定の基礎となる事項を記載した書類が適正に作成されているかどうかを主眼として実施した。
  2、審査の結果。1、総合意見。審査に付された下記資金不足比率並びにその算定の基礎となる事項を記載した書類は、国の指導をもとにつくられたものであり、いずれも適正に作成されているものと認められる。詳細は下記表のとおりでございます。
  (2)個別意見。1、資金不足比率について。平成24年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計は、資金不足額を生じておらず、良好な状態にあると認められる。
  (3)是正改善を要する事項。特に指摘すべき事項はない。
  平成24年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく経営健全化審査意見書。
  1、審査の概要。この経営健全化審査は、町長から提出された資金不足比率並びにその算定の基礎となる事項を記載した書類が適正に作成されているかどうかを主眼として実施した。
  2、審査の結果。(1)総合意見。審査に付された下記資金不足比率並びにその算定の基礎となる事項を記載した書類は、国の指導をもとにつくられたものであり、いずれも適正に作成されているものと認められる。詳細は下記表のとおりでございます。
  (2)個別意見。1、資金不足比率について。平成24年度ときがわ町水道事業会計は、資金不足額を生じておらず、良好な状態にあると認められる。
  (3)是正改善を要する事項。特に指摘すべき事項はない。
  以上、ご報告申し上げます。
○野原兼男議長 ご苦労さまでした。
  これより報告第2号 平成24年度ときがわ町決算に基づく健全化判断比率の報告についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○野原兼男議長 これをもって質疑を終了いたします。
  本案は報告事項でありますので、ただいま報告したとおりでございます。ご了承賜りたいと存じます。
  これより報告第3号 平成24年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づく資金不足比率の報告についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○野原兼男議長 これをもって質疑を終了いたします。
  本案は報告事項でありますので、ただいま報告したとおりでございます。ご了承賜りたいと存じます。
  これより報告第4号 平成24年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率の報告についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○野原兼男議長 これをもって質疑を終了いたします。
  本案は報告事項でありますので、ただいま報告したとおりでございます。ご了承賜りたいと存じます。
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   ◎議案の一括上程について
○野原兼男議長 お諮りいたします。日程第8、認定第1号から日程第14、議案第40号までは、いずれもときがわ町の決算認定に関する案件でございますので、一括議題にしたいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○野原兼男議長 異議なしと認め、一括議題とさせていただきます。
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   ◎認定第1号〜議案第40号の上程、説明
○野原兼男議長 日程第8、認定第1号 平成24年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定について、日程第9、認定第2号 平成24年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について、日程第10、認定第3号 平成24年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について、日程第11、認定第4号 平成24年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算認定について、日程第12、認定第5号 平成24年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算認定について、日程第13、認定第6号 平成24年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算認定について、日程第14、議案第40号 平成24年度ときがわ町水道事業会計資本剰余金の処分及び決算の認定について、以上を一括議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○岡野吉男議会事務局長 朗読いたします。
  認定第1号 平成24年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定について。
  地方自治法第233条第3項の規定に基づき、平成24年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算を別冊のとおり監査委員の意見をつけて議会の認定に付する。
  平成25年9月3日提出、ときがわ町長、関口定男。
  認定第2号 平成24年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について。
  地方自治法第233条第3項の規定に基づき、平成24年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算を別冊のとおり監査委員の意見をつけて議会の認定に付する。
  平成25年9月3日提出、ときがわ町長、関口定男。
  認定第3号 平成24年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について。
  地方自治法第233条第3項の規定に基づき、平成24年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算を別冊のとおり監査委員の意見をつけて議会の認定に付する。
  平成25年9月3日提出、ときがわ町長、関口定男。
  認定第4号 平成24年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算認定について。
  地方自治法第233条第3項の規定に基づき、平成24年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算を別冊のとおり監査委員の意見をつけて議会の認定に付する。
  平成25年9月3日提出、ときがわ町長、関口定男。
  認定第5号 平成24年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算認定について。
  地方自治法第233条第3項の規定に基づき、平成24年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算を別冊のとおり監査委員の意見をつけて議会の認定に付する。
  平成25年9月3日提出、ときがわ町長、関口定男。
  認定第6号 平成24年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算認定について。
  地方自治法第233条第3項の規定に基づき、平成24年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算を別冊のとおり監査委員の意見をつけて議会の認定に付する。
  平成25年9月3日提出、ときがわ町長、関口定男。
  議案第40号 平成24年度ときがわ町水道事業会計資本剰余金の処分及び決算の認定について。
  地方公営企業法第32条第3項の規定に基づき、平成24年度ときがわ町水道事業会計決算に 伴う資本剰余金を剰余金処分決算書のとおり処分し、あわせて同法第30条第4項の規定に基づき、平成24年度ときがわ町水道事業会計決算を別冊のとおり監査委員の意見をつけて認定に付する。
  平成25年9月3日提出、ときがわ町長、関口定男。
  以上です。
○野原兼男議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  提案理由の説明につきましては、認定第1号 平成24年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定についてから議案第40号 平成24年度ときがわ町水道事業会計資本剰余金の処分及び決算の認定についてまで、順次説明を求めます。
  関口町長、お願いいたします。
○関口定男町長 それでは、議長のお許しをいただきましたので、認定第1号から認定第6号までの議案及び議案第40号について概要説明を申し上げ、提案理由とさせていただきます。
  まず、認定第1号の平成24年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定についてご説明を申し上げます。
  歳入総額は59億1,402万1,086円で、歳出総額は56億6,177万9,971円となり、実質収支額は2億1,319万7,115円となりました。歳入の構成比が一番大きいものは地方交付税でありまして、収入の収入済額は18億4,611万5,000円となりまして、31.2%の構成比となりました。
  次に構成比が大きいものは町税であります。収入済額は13億3,395万8,202円となりまして、22.6%の構成比となりました。
  歳出の構成比が一番大きいものは民生費でありまして、支出済額は14億1,384万5,321円となり、25.0%の構成比となりました。
  次に構成比が大きいものは総務費で、支出済額が10億7,766万2,755円となりまして、19.0%の構成比となりました。
  次に、認定第2号 平成24年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についてご説明を申し上げます。
  歳入総額は16億4,850万1,601円で、歳出総額は15億4,506万6,983円となり、実質収支額は1億343万4,618円となりました。
  次に、認定第3号 平成24年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についてご説明を申し上げます。
  歳入総額は1億1,893万8,651円で、歳出総額は1億1,487万5,587円の決算となり、実質収 支額は406万3,064円となりました。
  次に、認定第4号 平成24年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算認定についてご説明を申し上げます。
  歳入総額は10億8,739万46円で、歳出総額は10億5,959万3,346円となり、実質収支額は2,779万6,700円となりました。
  次に、認定第5号 平成24年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算認定についてご説明を申し上げます。
  歳入総額は1億4,704万8,235円で、歳出総額は1億4,643万656円となり、実質収支額は61万7,579円となりました。
  次に、認定第6号 平成24年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算認定についてご説明を申し上げます。
  歳入歳出の総額はそれぞれ2,347万7,040円の決算となりました。
  次に、議案第40号 平成24年度ときがわ町水道事業会計資本剰余金の処分及び決算の認定についてご説明を申し上げます。
  まず、資本剰余金の処分につきましては、資本剰余金1,773万7,577円をご議決いただきまして処分するものであります。
  続きまして、水道事業の決算の概要ですが、収益的収入及び支出につきましては、収入が3億2,623万2,423円で、支出が3億2,129万8,160円となりました。また、資本的収入及び支出につきましては、収入が7,993万1,300円で、支出が1億8,298万5,309円となりました。
  以上、監査委員の意見を付してご提案申し上げますので、ご議決賜りますようお願い申し上げます。
  なお、細部につきましては、認定第1号から認定第6号までは会計室長から、議案第40号は水道課長からご説明申し上げますので、よろしくお願い申し上げます。
  以上です。
○野原兼男議長 続いて、認定第1号 平成24年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定についてから認定第6号 平成24年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算認定についてまで、順次細部説明を求めます。
  町田会計室長、お願いいたします。
○町田英章会計管理者兼会計室長 それでは、認定第1号 平成24年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定から認定第6号 平成24年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出 決算認定についてまでの細部説明をさせていただきます。
  まず最初に、総括的事項について申し上げますので、議案参考資料の資料ナンバー1、ときがわ町各会計歳入歳出決算参考資料をごらんください。
  めくっていただきまして、2ページの平成24年度各会計歳入歳出決算総括表の中央、平成24年度の合計欄をごらんください。
  水道事業会計を除く一般会計ほか5特別会計の歳入総額は89億3,937万6,659円、歳出総額は85億5,122万3,583円で、表の左側にあります平成23年度とほぼ同額の決算となりました。
  それでは、認定第1号 平成24年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定についてから内容説明をさせていただきます。
  決算書の266ページをごらんください。
  平成24年度一般会計歳入歳出決算実質収支に関する調書になりますが、1、歳入総額は59億1,402万1,086円、2、歳出総額は56億6,177万9,971円で、3、歳入歳出差引額は2億5,224万1,115円となりました。4の翌年度へ繰り越すべき財源といたしましては、(2)の繰越明許費繰越額が3,904万4,000円となり、5、実質収支額は2億1,319万7,115円となりました。
  それでは、恐縮ですが、12ページに戻っていただき、一般会計歳入歳出決算事項別明細書の歳入から内容説明をさせていただきます。
  まず、第1款町税ですが、調定額は15億407万9,927円で、収入済額は13億3,395万8,202円となり、徴収率は前年度より1.3ポイント増加して88.7%となりました。また、不納欠損額は1,241万4,352円で、収入未済額は1億5,770万7,373円となりました。
  次に、14ページをごらんください。
  2款地方譲与税ですが、調定額、収入済額ともに6,923万7,095円で、前年度より460万2,996円の減額となりました。この地方譲与税は、国税として徴収された自動車重量税、地方揮発油税などが一定の基準によって地方公共団体に譲与されたものです。
  次に、16ページ上段の6款地方消費税交付金ですが、調定額、収入済額ともに1億1,278万7,000円で、こちらも前年度より235万円の減額となりました。
  次に、下段の10款地方交付税ですが、調定額、収入済額ともに18億4,611万5,000円で、前年度と比較して率で0.5%、金額で846万1,000円増加しました。内訳は備考欄をごらんいただきたいと思いますが、普通交付税が16億6,532万1,000円、特別交付税が1億8,079万4,000円で、それぞれ713万7,000円、132万4,000円の増額となりました。
  次に、18ページ上段の12款分担金及び負担金ですが、調定額5,805万8,680円に対し収入済額は5,418万3,430円で、収入未済額は387万5,250円となりました。
  次に、22ページ下段の14款国庫支出金ですが、調定額3億1,776万8,287円に対し収入済額は2億8,692万3,287円で、前年度より9,668万7,651円の減額となりました。
  なお、収入未済額3,084万5,000円は、平成25年度へ繰り越しとなった社会資本整備総合交付金995万5,000円及び学校施設環境改善交付金2,089万円です。
  次に、26ページ上段の15款県支出金ですが、調定額、収入済額ともに2億8,825万5,730円で、前年度より収入済額で1,107万410円の減額となりました。
  次に、34ページ上段の18款繰入金ですが、調定額、収入済額ともに2億7,018万6,316円で、前年度より1億5,193万6,515円の増額となりました。その主なものは、介護保険特別会計からの繰入金3,734万2,316円、財政調整基金からの繰入金1億497万8,000円、公共施設等整備基金からの繰入金5,724万円、地域福祉基金からの繰入金4,000万円、特別分収林事業基金からの繰入金2,133万3,000円です。
  次に、36ページ上段の19款繰越金ですが、調定額、収入済額ともに2億7,010万1,616円で、前年度より1億1,567万3,228円の減額となりました。これは、平成23年度からの繰越金です。
  次に、20款諸収入ですが、調定額1億1,063万8,191円に対し収入済額は1億968万4,096円で、前年度より収入済額で552万5,574円増額となりました。その主なものは38ページ中ほどになりますが、3目4節給食費収入の4,286万8,161円、5節光ファイバー貸付収入の1,926万9,096円、6節雑入の3,970万7,542円です。
  次に、40ページ下段の21款町債ですが、調定額、収入済額ともに11億3,534万5,000円で、前年度より1億2,869万4,000円の減額となりました。その主なものとしましては、1目1節合併振興基金積立事業債9,500万円、次に、1枚めくっていただきまして、42ページ中段の5目2節橋りょう新設改良事業債1億4,640万円、6目1節防災対策事業債2億10万円、7目2節生涯学習施設整備事業債1億6,050万円、8目1節臨時財政対策債2億8,984万5,000円です。
  そして、42ページ下段の歳入合計をごらんいただきたいと思いますが、平成24年度の歳入合計は、収入済額で前年度より2億2,348万7,114円減額の59億1,402万1,086円となりました。
  これで、ときがわ町一般会計歳入歳出決算の歳入についての説明を終了させていただきます。
  次に、44ページをごらんください。
  引き続き、ときがわ町一般会計歳入歳出決算の歳出についての内容説明をさせていただきます。
  また、この決算書は事業別となっておりますので、よろしくお願いいたします。
  まず、第1款議会費ですが、支出済額は8,403万8,494円です。その主なものは、議員及び職員の人件費と議会運営や議員活動に要した経費です。
  次に、46ページ下段、2款総務費ですが、支出済額は10億7,766万2,755円で、前年度より1億9,105万28円の減額となりました。また、翌年度繰越額の繰越明許費は、特定分収林事業の60万円です。
  次に、総務費の内訳になりますが、1項1目一般管理費の支出済額は3億9,817万9,691円で、その主なものは、特別職や一般職員の人件費、庁舎や庁用車の維持管理に係る経費で、55ページの備考欄中段の庁舎維持管理事業、13節委託料の実施設計委託料525万円は、本庁舎就業改善センター耐震及び改修工事追加実施設計業務委託料を支出いたしました。また、57ページになりますが、庁用車管理事業として車検費用など修繕料184万3,132円を11節需用費から、自動車損害保険料183万1,340円を12節役務費から、庁用車の借上料337万1,760円を14節使用料及び賃借料から支出いたしました。
  次に、60ページをごらんください。
  下段の1項9目企画費ですが、支出済額は2億914万4,264円で、その主なものは、63ページの備考欄下段の総合行政システム管理運営事業の14節使用料及び賃借料や67ページ中段の交通対策事業の19節負担金、補助及び交付金のバス運行費補助金などで、住民記録や税、各種保険業務等、住民サービスを効率的に行うための基幹系電算システムや機器の借り上げ、また、路線バスの運行を維持するための経費に支出いたしました。
  次に、68ページ、1項1目自治振興費ですが、支出済額は9,334万7,593円で、その主なものは集会所管理事業ですが、71ページの備考欄にありますとおり、13節委託料及び15節工事請負費には前年度から繰越明許となった大附中央会館改修工事に係る設計監理委託料210万円と施設改築工事請負費4,305万円が含まれています。
  次に、78ページ下段の1項17目合併振興基金費ですが、支出済額は1億81万7,752円で、地域における住民の連帯の強化及び地域振興のための財源に充てるための合併振興基金へ積み立てをいたしました。
  次に、84ページ中段、3項戸籍住民基本台帳費ですが、支出済額は7,828万9,178円で、前年度より2,051万452円の増額となりました。その主なものは、平成23年度から繰越明許とな った住民基本台帳法の改正に伴う電算システム改修のための経費です。
  続きまして、96ページをごらんください。
  上段の3款民生費ですが、支出済額は14億1,384万5,321円で、前年度より7,929万3,245円の増額となりました。その内訳になりますが、1項1目社会福祉総務費は支出済額1億302万2,717円で、職員人件費や関係団体への補助、ひとり親家庭等医療費支給事業などに支出いたしました。関係団体への補助金につきましては、99ページの備考欄上段になりますが、民生委員活動費補助金387万円、町社会福祉協議会補助金2,476万4,000円などです。
  次に、下段の1項3目障害福祉費ですが、支出済額は3億2,509万5,523円で、その主なものは、障害者福祉事業として、101ページの備考欄上段になりますが、19節負担金、補助及び交付金の負担金で、障害のある方が居宅や施設において受けた介護や訓練等のサービスに要した経費として、介護給付費訓練等給付費負担金2億2,517万4,265円を支出いたしました。
  また下段、重度心身障害者医療費支給事業として、20節扶助費で、障害のある方とその家族の経済的負担を軽減するため、重度心身障害者医療費4,017万9,735円を支出いたしました。
  次に、102ページ中段の1項4目老人福祉費ですが、支出済額は3億4,177万3,566円で、その主なものは、105ページ下段になりますが、後期高齢者医療事業の19節負担金、補助及び交付金の負担金で、埼玉県後期高齢者医療広域連合負担金1億2,264万5,328円を、28節繰出金で後期高齢者医療特別会計繰出金2,822万3,000円を支出いたしました。また、107ページ中段になりますが、介護保険特別会計繰出事業として、28節繰出金で介護保険特別会計繰出金1億4,015万円を支出いたしました。
  次に、下段の1項6目国民健康保険事業費ですが、支出済額は2億1,332万4,037円で、その内容は、職員人件費及び国民健康保険特別会計繰出事業で、109ページになりますが、国民健康保険特別会計繰出事業の28節繰出金で国民健康保険特別会計繰出金1億8,546万円を支出いたしました。
  次に、中段の2項1目児童福祉総務費ですが、支出済額は2億817万3,837円で、その主なものは、児童手当支給事業の111ページ備考欄の上段になりますが、20節扶助費で児童手当費1億2,053万円を、子ども手当支給事業の20節扶助費で子ども手当2,649万5,000円を、中段になりますが、子ども医療費支給事業の20節扶助費で子ども医療費2,732万4,335円を支出いたしました。
  次に、114ページ上段の2項2目児童福祉施設費ですが、支出済額は2億2,207万3,648円で、その主なものは、町立の玉川保育園、平保育園の職員人件費及び運営費と町内の民間保 育園に対する管内保育や町外保育園に対する管外保育のための委託料、子育て支援センターの運営経費などです。
  次に、122ページをごらんください。
  中段の4款衛生費ですが、支出済額は5億2,958万7,444円で、前年度より1,889万3,510円の減額となりました。その内訳になりますが、1項1目保健衛生総務費の支出済額は6,499万5,866円で、その主なものは、保健センターの職員人件費と施設の管理運営費などです。
  次に、128ページ、1項2目予防費ですが、支出済額は5,639万1,103円で、その主なものは、131ページの備考欄中段になりますが、成人健診事業の13節委託料で各種がん検診や健康診査委託料などに1,765万9,324円を、また、133ページ中段になりますが、予防接種事業の13節委託料で中学生や高齢者のインフルエンザ、肺炎球菌ワクチン、子宮頸がんワクチン、ヒブワクチンなどの予防接種委託料2,368万2,565円を支出いたしました。
  次に、1項3目環境衛生費ですが、支出済額は7,772万376円で、その主なものは、職員人件費と、139ページになりますが、浄化槽設置管理事業特別会計繰出金の28節繰出金の2,977万8,000円などです。また、放射線量等測定事業の18節備品購入費で放射線測定機器購入費462万8,610円を支出いたしました。
  次に、1項4目上水道費ですが、支出済額は9,047万1,880円で、その主なものは、上水道施設一般管理事務の19節負担金、補助及び交付金の水道事業会計補助金7,000万円と24節投資及び出資金の水道事業会計出資金2,000万円です。
  次に、下段の2項清掃費ですが、支出済額は2億4,000万8,219円で、その主なものは、140ページ上段の2目塵芥処理費では、塵芥処理一般管理事務の13節委託料の塵芥処理委託料5,625万6,910円と、その下の一部事務組合塵芥処理費負担事業、19節負担金、補助及び交付金の負担金で小川地区衛生組合塵芥処理費負担金1億2,518万5,000円を、3目し尿処理費では一部事務組合し尿処理費負担事業の同じく19節負担金、補助及び交付金の負担金で、小川地区衛生組合し尿処理費負担金5,735万5,000円を支出いたしました。
  次に、142ページをごらんください。
  中段の6款農林水産業費ですが、支出済額は1億7,123万567円で、昨年度より5,130万7,166円の減額となりました。その内訳ですが、146ページ上段の1項3目農業振興費が支出済額2,582万5,348円で、その主なものは、農業振興一般管理事務の19節負担金、補助及び交付金の補助金で、農産物生産体制の強化と経営の安定化を図るための農業生産支援事業補助金279万7,757円など、149ページ中段の有害鳥獣対策事業の19節負担金、補助及び交付金の 補助金で、鳥獣害対策協議会補助金319万3,000円などを支出いたしました。また、152ページ中段になりますが、1項4目農地費は支出済額が2,091万963円で、その主なものは、土地改良施設等応急修繕事業として用水路の修繕などに468万8,613円を、県費単独土地改良事業として大字玉川地区の農道舗装新設工事などに1,131万9,000円を支出いたしました。
  次に、154ページ中段の2項1目林業振興費ですが、支出済額は6,809万4,336円で、その主なものは、森林管理道赤木七重線ほかの林道応急修繕工事など、林道維持補修事業に2,619万4,121円を、159ページになりますが、林道改良事業として森林管理道都幾山線局部改良工事に1,260万円を、林道舗装新設事業として森林管理道泉川線、久保向線の測量設計業務委託料及び工事請負費に1,032万1,500円を支出しました。
  次に、下段の7款商工費ですが、支出済額は1億4,850万6,882円で、前年度より2,946万4,080円の増額となりました。そのうち162ページ、1項4目観光費は、支出済額8,045万4,349円で、その主なものは、165ページ備考欄の下段の観光施設管理事業で15節工事請負費で建具会館屋根・外壁改修工事やハイキングコース案内板等設置工事、ときがわパーク&サイクル整備工事などに4,723万8,430円を支出いたしました。
  次に、168ページをごらんください。
  下段の8款土木費ですが、支出済額は5億86万3,538円で、前年度より3,364万5,515円減額となりました。
  なお、翌年度繰越額の繰越明許費は1億2,629万8,000円で、その事業は、舗装路面性状調査事業、町道都1630号線道路改良事業、町道玉1−4号線道路改良事業、橋梁長寿命化修繕計画策定及び点検事業、和田橋橋梁整備事業です。
  次に、内訳になりますが、172ページ中段の2項2目道路維持費は、支出済額6,785万3,366円で、その主なものは、173ページ備考欄の下段、道路維持管理事業の15節道路請負費5,817万8,475円で、区長要望への対応と適切な道路の維持管理のための道路補修工事、舗装修繕工事、側溝整備工事及び交通安全施設整備工事に支出いたしました。
  次に、174ページ上段の2項3目道路新設改良費ですが、支出済額は6,556万3,211円で、その主なものは、大字玉川田黒地内の町道玉1−5号線ほか2路線の道路改良工事、大字番匠地内の町道都171号線ほか8路線の舗装新設工事などの道路新設改良事業に13節委託料から測量設計委託料877万2,750円、15節工事請負費から道路改良工事3,611万8,250円、舗装新設工事1,153万8,450円を、17節公有財産購入費から土地購入費83万2,196円を、22節補償、補填及び賠償金から補償金120万9,679円、水道管移設補償金405万7,466円、電柱移設補償金 303万4,420円を支出いたしました。
  次に、下段、2項5目橋りょう新設改良費ですが、支出済額は1億6,050万6,450円で、その内訳は、橋りょう新設改良事業で13節委託料の測量設計委託料1,916万1,000円は、大字玉川地内の和田橋橋りょう整備工事の詳細設計業務委託に、15節工事請負費の橋りょう整備工事1億1,632万4,450円は椚平地内の新屋橋橋りょう整備工事と明覚駅北側の1級河川都幾川にかかる川北橋の橋りょう整備工事のうち、上部工、取りつけ道路工、旧橋撤去工及び護岸工に支出いたしました。
  また、19節負担金、補助及び交付金の砂防指定地慈光寺川改修に伴う橋りょう整備工事負担金1,097万2,000円は、平成23年度から繰越明許となった事業です。
  177ページになりますが、22節補償、補填及び賠償金の水道管移設補償金1,404万9,000円は、川北橋橋りょう整備工事に伴う水道管移設補償金などです。
  次に、180ページ中段の5項1目地籍調査費ですが、支出済額は4,296万3,162円で、その主なものは、181ページの備考欄下段になりますが、地籍調査事業の13節委託料の測量委託料2,391万9,000円で、番匠地区、本郷地区及び馬場、関堀、田中地区の地籍測量業務に支出いたしました。
  次に、182ページをごらんください。
  中段の9款消防費ですが、支出済額は4億8,190万4,379円で、前年度より1,189万1,460円の増額となりました。その内訳ですが、1項1目常備消防費は、支出済額2億1,440万8,000円で、比企広域市町村圏組合で組織する常備消防に係る負担金を支出いたしました。その下の1項2目非常備消防費ですが、支出済額5,790万1,495円は、ときがわ消防団の活動支援や防火水槽整備などに支出いたしました。
  次に、下段の1項3目防災費ですが、支出済額は2億959万4,884円で、その主なものは、185ページの備考欄下段の防災行政無線デジタル化再編事業で、187ページになりますが、15節工事請負費で固定系の防災行政無線施設設置工事請負費など1億9,986万9,600円を支出いたしました。
  次に、10款教育費ですが、支出済額は……
○野原兼男議長 ここで暫時休憩いたします。
  再開を午後1時ちょうどとします。
                                (午前11時53分)
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○野原兼男議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午後 1時00分)
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○野原兼男議長 引き続いて一般会計の細部説明を町田会計室長、お願いいたします。
○町田英章会計管理者兼会計室長 それでは、引き続き認定第1号 平成24年度一般会計歳入歳出決算認定について、歳出についての細部説明をさせていただきます。
  186ページをごらんください。
  10款教育費ですが、支出済額は8億6,268万4,803円で、前年度より5,440万9,672円の減額となりました。その内訳になりますが、下段の1項2目事務局費は、支出済額1億3,582万8,911円で、その主なものは職員人件費のほか、195ページ備考欄の上段になりますが、小学校、中学校のきめ細かな学習を推進するため、町費で教員を配置する少人数学級推進事業で4節共済費、7節賃金などに1,211万3,871円を支出いたしました。
  次に、196ページ中段の2項小学校費ですが、支出済額は1億6,272万842円で、翌年度繰越額の繰越明許費は萩ヶ丘小学校屋内運動場耐震補強及び大規模改造事業で1億1,379万1,000円を繰り越しいたしました。小学校費の主な支出ですが、207ページになりますが、備考欄の中段、小学校施設耐震・大規模改造事業で前年度から繰越明許となった明覚小学校屋内運動場耐震補強及び大規模改造工事の監理業務委託及び工事にそれぞれ13節委託料から524万2,650円を、15節工事請負費から9,135万円を支出したほか、玉川小学校、明覚小学校及び萩ヶ丘小学校の管理運営に関する経常的な経費や教育活動に係る経費などを支出いたしました。
  次に、214ページ、3項中学校費ですが、支出済額は5,663万2,829円で、その主なものには、227ページ備考欄の中段になりますが、中学校英語指導事業の13節委託料で中学校英語指導助手業務委託料564万695円を支出したほか、玉川中学校及び都幾川中学校の管理運営に関する経常的な経費や教育活動に係る経費などを支出いたしました。
  次に、下段の5項社会教育費ですが、支出済額は3億4,065万471円で、1目社会教育総務費からは6,973万3,735円を支出いたしました。その主なものは、職員の人件費と、229ページ備考欄の下段になりますが、社会教育総務一般管理事務の19節負担金、補助及び交付金の補助金で、もみじ太鼓まつり実行委員会補助金193万6,000円を、231ページ下段、放課後子ども教室推進事業で萩ヶ丘いきいき教室指導者謝金やときがわスポーツクラブ実施委託などに152万4,752円を支出いたしました。
  次に、232ページ上段の5項2目公民館費ですが、支出済額は1億9,975万2,569円で、その主なものは、235ページ備考欄上段の玉川公民館管理運営事業で、玉川公民館耐震補強及び大規模改修工事の監理業務及び工事にそれぞれ13節委託料から監理委託料640万5,000円を、237ページ上段、15節工事請負費から施設改修工事1億6,492万3,500円を支出いたしました。
  次に、238ページ下段になりますが、5項5目文化財保護費が支出済額は3,151万1,642円で、その主なものは、243ページ備考欄の上段、史跡小倉城跡整備事業の13節委託料から城跡内の米松伐採など、立木等刈り払い業務委託料866万8,811円を、また、245ページ上段、文化財資料デジタル化事業の13節委託料からときがわ町民俗文化財資料図化及びデジタル化の業務委託料1,312万5,000円を支出いたしました。
  次に、246ページ中段の5項6目文化センター費ですが、支出済額は2,407万828円で、その主なものは、文化センターの管理運営に係る経常的な経費のほか、249ページ備考欄の下段、文化センター公演事業の13節委託料で相川七瀬コンサート及び林家木久扇独演会など、公演の業務委託料398万6,000円を支出いたしました。
  次に、下段の6項保健体育費ですが、支出済額は1億6,317万3,350円で、1目保健体育総務費からは1,041万4,757円を支出いたしました。その主なものは、保健体育総務一般管理事務の、251ページ備考欄の下段になりますが、19節負担金、補助及び交付金の補助金から町体育祭補助金、町体育協会補助金及びスポーツ少年団育成費補助金などに481万7,080円を支出いたしました。
  次に、下段の6項2目体育施設費ですが、支出済額は8,052万5,263円で、その主なものは、本郷球場、西平運動場、体育センター、玉川運動場、玉川トレーニングセンター、田黒運動場及び五明運動場の管理運営に係る経常的な経費のほか、257ページ備考欄の中段、17節公有財産購入費で体育センター用地1,949.92平方メートルを土地開発基金から買い戻すために土地購入費2,713万4,682円を、259ページ中段の15節工事請負費から玉川トレーニングセンターの会議室エアコン及び多目的トイレの改修工事費491万4,000円を支出いたしました。
  次に、下段の6項3目学校給食費ですが、支出済額は7,223万3,330円で、町内の小学校及び中学校に給食を提供するための共同調理場管理運営事業のための経費で、その主なものは、261ページ上段の11節需用費の賄材料費4,297万7,769円で、学校給食の材料費です。
  次に、262ページをごらんください。
  下段の12款公債費ですが、支出済額は3億8,811万4,177円で、前年度より3,731万1,525円の増額となりました。その内訳ですが、1項1目元金の支出済額は3億745万6,352円で、町 債の元金償還のために支出いたしました。
  次に、264ページ上段の1項2目利子ですが、支出済額8,065万7,825円で、町債の利子償還のために支出いたしました。
  次に、13款予備費ですが、265ページの備考欄に記載してありますが、4款1項1目保健衛生総務費など4つの科目へ合計302万2,000円を充用いたしました。
  以上、費目ごとにご説明申し上げましたが、その結果、264ページの一番下の欄になりますが、平成24年度の歳出合計は、支出済額が前年度より2億562万6,613円減額の56億6,177万9,971円の決算となりました。また、平成25年度への翌年度繰越額は、繰越明許費で2億4,068万9,000円を繰り越しいたしました。
  次に、267ページをごらんください。
  平成24年度一般会計歳入歳出決算財産に関する調書ですが、まず1、公有財産の(1)土地及び建物ですが、土地につきまして、面積になりますが、決算年度中増減高で変動がありましたのが公共用財産のその他の施設で1,949.92平方メートルの増となっております。これは、体育センター用地の土地開発基金からの買い戻しによるものです。
  次に、建物のうち木造ですが、決算年度中増減高で公共用財産その他の施設が92.98平方メートルの減となっております。これは、大附中央会館の建てかえに伴う面積減と旧玉川村社会福祉協議会事務所の解体によるものです。また、非木造につきましては、公共用財産のその他の施設が91.64平方メートルの増となっておりますが、これは旧大野保育所のプレハブと堂平天文台天体望遠鏡建屋の増設によるものです。
  次に、268ページ、(2)山林の立木の推定蓄積量ですが、決算年度中増減高は2,131.00立方メートルで、立木の成長に伴う増加量から勝負平地内の間伐に伴う減少量を差し引いたものです。
  (3)出資による権利及び(4)預託金については、平成24年度中の増減はありませんでした。
  次に、269ページの2、物品ですが、庁舎などで保管する50万円以上の物品の一覧となっております。決算年度中増減高ですが、放射能物質濃度測定器や放射線測定器などが増加いたしました。
  次に、271ページの3の基金についてですが、決算年度中増減高の大きなものといたしますと、(1)財政調整基金が1億495万9,411円、(3)公共施設等整備基金が5,720万4,960円、(5)地域福祉基金が3,995万6,174円それぞれ減となり、272ページ下段になりますが、 (11)合併振興基金が1億81万7,752円の増となりました。これらは一般会計への繰り入れ、または一般会計からの積み立てによるものです。
  以上で認定第1号 平成24年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定についての内容説明を終了させていただきます。
  それでは、引き続き認定第2号 平成24年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についての内容説明をさせていただきます。
  まず、310ページをごらんください。
  平成24年度国民健康保険特別会計歳入歳出決算実質収支に関する調書ですが、1、歳入総額は16億4,850万1,601円です。2、歳出総額は15億4,506万6,983円で、3、歳入歳出差引額は1億343万4,618円となり、4、翌年度に繰り越すべき財源はゼロ円で、5の実質収支額は歳入歳出差引額と同額の1億343万4,618円となりました。
  次に、恐縮ですが、282ページにお戻りいただきたいと思います。
  歳入についての内容説明をさせていただきます。
  1款国民健康保険税ですが、調定額は4億4,005万4,342円で、収入済額は3億1,287万3,499円となり、収入済額で前年度より204万3,181円の増額となりました。また、不納欠損額が850万1,550円で、収入未済額は1億1,867万9,293円となりました。なお、年度平均の加入世帯数は2,251世帯、被保険者数は4,054人でした。
  次に、284ページ上段の3款国庫支出金ですが、収入済額は3億8,691万7,513円で、前年度より1,208万2,043円の減額となりました。その内訳になりますが、1項国庫負担金は収入済額3億588万4,776円で、療養給付費等負担金、高額医療費共同事業負担金及び特定健康診査等負担金が基準に基づき国から交付されたものです。
  また、2項国庫補助金は、収入済額8,103万2,737円で、財政調整交付金8,099万円と高齢者医療制度円滑運営事業費補助金4万2,737円が交付されました。
  次に、下段の4款療養給付費等交付金ですが、収入済額は9,440万5,000円で、前年度より101万9,613円の減額となりました。この交付金は、退職被保険者等に係る医療給付費に係る費用の額と後期高齢者支援金等に相当する額の合計額から退職被保険者等に係る国民健康保険税を控除した額が社会保険診療報酬支払基金から交付されたものです。
  次に、286ページ上段の5款前期高齢者交付金ですが、収入済額は2億8,329万2,396円で、前年度より2,640万9,642円の減額となりました。この交付金は、65歳から74歳までの人口比に応じて社会保険診療報酬支払基金から市町村の国保に対して支払われる交付金です。
  次に、中段の6款県支出金ですが、収入済額は8,840万7,179円で、前年度より653万9,171円の増額となりました。その内訳は、1項県負担金が1,045万6,179円、2項県補助金が7,795万1,000円で、高額医療費共同事業負担金、特定健康診査等負担金及び財政調整交付金が基準に基づき交付されたものです。
  次に、下段の7款共同事業交付金ですが、収入済額は2億909万1,299円で、前年度より1,758万4,362円の増額となりました。その内訳は、高額な医療費の発生による国保財政に与える影響を緩和するための高額医療費共同事業交付金3,060万9,198円と、288ページになりますが、市町村間の保険料の平準化と保険財政の安定化を図るための保険財政共同安定化事業交付金1億7,848万2,101円です。
  次に、中段の9款繰入金ですが、収入済額は1億8,546万円で、前年度より8,568万239円の増額となりました。その内訳は、1項1目一般会計繰入金で保険基盤安定繰入金2,177万3,455円と、その他一般会計繰入金1億6,368万6,545円です。
  次に、下段の10款繰越金ですが、収入済額は8,481万1,934円で、前年度より3,335万8,146円の増額となりました。その内訳は、1項1目療養給付費交付金繰越金1,928万6,000円とその他繰越金6,552万5,934円で、平成23年度の繰越金です。
  その結果、29ページの一番下の段になりますが、平成24年度歳入合計の収入済額は前年度より1億136万7,529円増額の16億4,850万1,601円の決算となりました。
  続きまして、292ページをごらんください。
  歳出についての内容説明をさせていただきます。
  まず、1款総務費ですが、支出済額は728万504円で、前年度より54万2,083円の増額となりました。その主なものは、国民健康保険事業管理運営するための一般管理費や国民健康保険税の賦課徴収のための経費です。
  次に、294ページ中段の2款保険給付費ですが、支出済額は10億1,484万2,200円で、前年度より498万3,521円の増額となりました。この保険給付費は、被保険者が疾病や負傷して医療機関を受診した際の診察や投薬、入院などの費用に充てられるもので、平均では加入世帯1世帯当たり45万841円、被保険者1人当たり25万331円となりました。
  次に、298ページ下段の3款後期高齢者支援金等ですが、支出済額は2億968万1,550円で、前年度より2,382万7,272円の増額となりました。これは、後期高齢者医療に要した費用を支援するための経費で、その内訳は301ページ備考欄になりますが、後期高齢者支援金2億966万6,406円と後期高齢者関係事務費拠出金1万5,144円です。
  次に、302ページ上段の6款介護納付金ですが、支出済額は1億121万7,523円で、前年度より986万4,045円の増加となりました。これは、国民健康保険に加入している介護保険の第2被保険者の保険料負担分を社会保険診療報酬支払基金へ納付するものです。
  次に、その下の7款共同事業拠出金ですが、支出済額は1億7,173万9,420円で、前年度より2,908万3,668円の増額となりました。この拠出金は、保険財政の安定化や市町村間の保険料平準化のための高額医療費共同事業及び保険財政安定化共同事業に係る拠出金で、埼玉県国民健康保険団体連合会へ支出いたしました。
  次に、304ページ中段、8款保健事業費ですが、支出済額は1,421万741円で、前年度より66万6,794円の増額となりました。その主なものは、備考欄になりますが、特定健康診査等事業費の13節委託料で基本健診委託料877万6,947円、人間ドック委託料212万5,000円を支出いたしました。
  次に、306ページ中段の11款諸支出金ですが、支出済額は2,585万6,332円で、前年度より1,409万8,742円の増額となりました。その主なものは、備考欄の下段になりますが、一般被保険者償還金1,942万7,736円で、平成23年度の国庫支出金及び療養給付費等負担金の精算に伴う返還金です。
  そして、308ページの一番下の段になりますが、平成24年度歳出合計の支出済額は前年度より8,274万4,845円増額の15億4,506万6,983円の決算となりました。
  次に、311ページをごらんください。
  平成24年度国民健康保険特別会計歳入歳出決算財産に関する調書ですが、国民健康保険特別会計に属する財産は、この3つの基金で平成24年度中の増減のあったものは(2)高額療養費貸付基金だけでした。
  以上で認定第2号 平成24年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についての内容説明を終了させていただきます。
  引き続き、認定第3号 平成24年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についての内容説明をさせていただきます。
  まず、328ページをごらんください。
  平成24年度後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算実質収支に関する調書ですが、1、歳入総額は1億1,893万8,651円です。2、歳出総額は1億1,487万5,587円で、3、歳入歳出差引額は406万3,064円となり、4、翌年度に繰り越すべき財源はゼロ円ですので、5の実質収支額は歳入歳出差引額と同額の406万3,064円となりました。
  次に、恐縮ですが、322ページにお戻りいただきたいと思います。
  歳入についての内容説明をさせていただきます。
  1款後期高齢者医療保険料ですが、調定額は8,700万390円で、収入済額は8,662万8,330円となり、収入済額で前年度より595万4,070円の増額となりました。また、不納欠損額が3,730円で、収入未済額は36万8,330円となり、収納率は前年度から0.2ポイント上昇して99.6%になりました。なお、平成25年3月末日現在の被保険者数は1,799人です。
  次に、中段の2款繰入金ですが、収入済額は2,822万3,000円で、前年度より144万5,000円の増額となりました。その内訳は、1項1目事務費繰入金151万8,459円と1項2目保険基盤安定繰入金2,670万4,541円です。
  そのほか3款繰越金398万9,911円、4款諸収入9万7,410円を合わせて、324ページの一番下の段になりますが、平成24年度歳入合計の収入済額は前年度より782万2,031円増額の1億1,893万8,651円の決算となりました。
  続きまして、326ページをごらんください。
  歳出についての内容説明をさせていただきます。
  まず、1款総務費ですが、支出済額は149万3,256円で、前年度より39万7,039円の増額となりました。その主なものは、保険料徴収のための特徴開始通知や納入通知書等の印刷製本費、郵送料などです。
  次に、中段の2款後期高齢者医療広域連合納付金ですが、支出済額は1億1,330万3,341円で、前年度より763万189円の増額となりました。これは、被保険者に納入いただいた保険料の埼玉県後期高齢者医療広域連合への納付金です。
  そのほか3款諸支出金7万8,990円を合わせまして、一番下の段になりますが、平成24年度歳出合計の支出済額は前年度より774万8,878円増額の1億1,487万5,587円の決算となりました。
  以上で認定第3号 平成24年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についての内容説明を終了させていただきます。
  それでは、引き続き、認定第4号 平成24年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算認定についての内容説明をさせていただきます。
  366ページをごらんください。
  平成24年度介護保険特別会計歳入歳出決算実質収支に関する調書ですが、1、歳入総額は10億8,739万46円で、2、歳出総額は10億5,959万3,346円です。3、歳入歳出差引額は2,779 万6,700円となり、4、翌年度へ繰り越すべき財源はゼロ円ですので、5の実質収支額は歳入歳出差引額と同額の2,779万6,700円となりました。
  続いて、歳入について内容説明をさせていただきますので、たびたびで恐縮ですが、338ページへお戻りいただきたいと思います。
  まず、第1款保険料ですが、調定額が1億9,513万8,502円で、収入済額は1億8,896万250円となり、収入済額で前年度より645万7,100円の増額となりました。また、不納欠損額は94万8,052円で、収入未済額は523万200円となり、収納率は前年度より0.2ポイント上昇して96.8%となりました。なお、この保険料の対象者は、65歳以上の第1号被保険者で、平成25年3月末日現在3,469人です。
  次に、中段の3款国庫支出金ですが、収入済額は2億2,992万2,796円で、前年度より2,392万7,832円の増額となりました。その主なものは、1項1目介護給付費負担金の1億7,642万1,026円と2項1目調整交付金4,805万2,000円で、高齢等の基準に基づき交付されました。
  次に、340ページをごらんください。
  上段の4款支払基金交付金ですが、収入済額は2億9,447万4,914円で、前年度より3,113万7,729円の増額となりました。これは、社会保険診療報酬支払基金に集められた40歳から64歳までの第2号被保険者の介護保険料が交付金として市町村に交付されたものです。
  次に、中段の5款県支出金ですが、収入済額は1億5,422万5,605円で、前年度より2,263万2,379円の増額となりました。その主なものは、1項1目介護給付費負担金1億4,515万9,079円で、高齢等の基準に基づき県から交付されました。
  次に、342ページをごらんください。
  中段の7款繰入金ですが、収入済額は1億6,403万7,000円で、前年度より1,018万9,097円の減額となりました。その内訳は、介護給付費や事務費など、法令等に基づき繰り入れた1項一般会計繰入金1億4,015万円と介護給付費準備基金から繰り入れた2項基金繰入金2,388万7,000円です。
  次に、344ページ上段の8款繰越金ですが、収入済額は5,517万9,326円で、前年度より1,665万265円の減額となりました。これは前年度からの繰越金です。
  その結果、一番下の段になりますが、平成24年度歳入合計の収入済額は前年度より5,727万6,393円増額の10億8,739万46円の決算となりました。
  続きまして、346ページをごらんください。
  歳出についての内容説明をさせていただきます。
  まず、1款総務費ですが、支出済額は1,436万8,982円で、前年度より239万3,101円の減額となりました。その主なものは、下段の3項介護認定審査会費991万357円で、介護認定のための調査や認定審査会に要する事務費として支出いたしました。
  次に、350ページをごらんください。
  中段の2款保険給付費ですが、支出済額は9億7,609万7,976円で、前年度より982万8,262円の増額となりました。
  次に、保険給付費の内訳になりますが、1項1目居宅介護サービス給付費の支出済額は3億2,037万2,018円で、訪問介護や通所介護、短期入所、生活介護などに要する費用に支出いたしました。
  次に、下段の1項3目地域密着型介護サービス給付費ですが、支出済額は1億3,863万3,411円で、グループホームなどの町が指定した事業所で利用が町民に限定された地域密着型の介護サービスに要する費用に支出いたしました。
  次に、352ページ中段の1項5目施設介護サービス給付費ですが、支出済額は3億8,498万6,651円で、特別養護老人ホームなど施設入所者に対するサービスに要する費用に支出いたしました。
  次に、下段の1項9目居宅介護サービス計画給付費ですが、支出済額は3,481万1,326円で、要介護者のケアプラン作成に要する経費に支出いたしました。
  次に、358ページになりますが、中段の6項1目特定入所者介護サービス費ですが、支出済額は4,883万8,460円で、サービスつき高齢者向け住宅などの入所者が受けるサービスに要する費用に支出いたしました。
  次に、362ページをごらんください。
  下段の5款諸支出金ですが、支出済額は3,875万75円で、その主なものは、364ページ中段になりますが、2項1目一般会計繰出金3,734万2,316円で、平成23年度介護給付費繰入金及び事務費繰入金などの精算に伴う一般会計への繰出金です。
  そして、一番下の段になりますが、平成24年度歳出合計の支出済額は前年度より8,465万9,019円増額の10億5,959万3,346円の決算となりました。
  次に、367ページをごらんください。
  平成24年度介護保険特別会計歳入歳出決算財産に関する調書ですが、介護保険特別会計に属する財産は、この介護保険給付費準備基金だけで、平成24年度中に971万2,767円の減少と なりました。
  以上で認定第4号 平成24年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算認定についての内容説明を終了させていただきます。
  引き続き、認定第5号 平成24年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算認定についての内容説明をさせていただきます。
  まず、386ページをごらんください。
  平成24年度浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算実質収支に関する調書ですが、1、歳入総額は1億4,704万8,235円です。2、歳出総額は1億4,643万656円で、3、歳入歳出差引額は61万7,579円となり、4、翌年度に繰り越すべき財源はゼロ円ですので、5の実質収支額は歳入歳出差引額と同額の61万7,579円となりました。
  続いて、歳入についての内容説明をさせていただきますので、恐縮ですが、378ページへお戻りいただきたいと思います。
  まず、1款分担金及び負担金ですが、調定額、収入済額ともに1,470万9,433円で、前年度より477万6,483円の増額となりました。これは、浄化槽設置費64基分の分担金です。
  次に、その下の2款事業収入ですが、調定額は2,948万円で、収入済額は2,918万3,500円となり、前年度より102万2,350円の増額となりました。これは、利用者から徴収する浄化槽の使用料です。
  次に、3款国庫支出金ですが、収入済額は3,701万2,000円で、前年度より859万8,000円の増額となりました。これは浄化槽整備事業費補助金です。
  次に、下段の5款繰入金ですが、収入済額は2,977万8,000円で、前年度より191万4,000円の増額となりました。これは一般会計からの繰入金です。
  次に、380ページ中段の8款町債ですが、収入済額は2,840万円で、前年度より800万円の増額になりました。これは下水道事業債で浄化槽設置費に充当するために借り入れたものです。
  その結果、一番下の段になりますが、平成24年度歳入合計の収入済額は前年度より2,549万4,323円増額の1億4,704万8,235円の決算となりました。
  続きまして、382ページをごらんください。
  歳出についての内容説明をさせていただきます。
  まず、1款総務費ですが、支出済額は1,711万5,315円で、前年度より25万256円の減額となりました。その主なものは、職員人件費です。
  次に、下段の2款施設管理費ですが、支出済額は2,666万5,820円で、前年度より115万9,575円の増額となりました。その内訳は、浄化槽維持管理事業で12節役務費の法定検査のための手数料392万6,000円、385ページ備考欄の上段になりますが、13節委託料の浄化槽清掃委託料1,104万720円、浄化槽保守点検委託料1,169万9,100円です。
  次に、384ページ上段の3款施設整備費ですが、支出済額は8,807万1,040円で、前年度より2,276万6,900円の増額となりました。その主なものは、浄化槽整備事業の15節工事請負費の浄化槽設置工事5,382万1,000円、16節原材料費の浄化槽本体購入費2,639万7,000円です。
  次に、その下、4款公債費ですが、支出済額は1,457万8,481円で、前年度より182万8,105円の増額となりました。その内訳は、1項1目元金の公債元金償還金715万2,845円と1項2目利子の公債利子償還金742万5,636円です。
  そして、一番下の段になりますが、平成24年度歳出合計の支出済額は前年度より2,550万4,324円増額の1億4,643万656円の決算となりました。
  以上で認定第5号 平成24年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算認定についての内容説明を終了させていただきます。
  それでは、引き続き、認定第6号 平成24年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算認定についての内容説明をさせていただきます。
  まず、400ページをごらんください。
  平成24年度関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算実質収支に関する調書ですが、1、歳入総額及び2、歳出総額はともに2,347万7,040円で、3、歳入歳出差引額はゼロ円です。また、4、翌年度に繰り越すべき財源もゼロ円で、5、実質収支額もゼロ円となりました。
  続いて、歳入についての内容説明をさせていただきますので、たびたびで恐縮ですが、396ページへお戻りいただきたいと思います。
  まず、1款財産収入ですが、収入済額は2万5,068円で、関口茂八奨学基金を定期預金として運用した預金利子です。
  次に、その下の2款繰入金ですが、収入済額は1,680万円で、奨学金貸し付けのために関口茂八奨学基金から繰り入れたものです。
  次に、4款諸収入ですが、収入済額は665万1,972円で、その主なものは、2項1目貸付金元利収入664万6,500円で、この奨学制度を利用された方から奨学資金貸付金の返還金です。
  その結果、一番下の段になりますが、平成24年度歳入合計の収入済額は前年度より171万8,487円増額の2,347万7,040円の決算となりました。
  続きまして、398ページをごらんください。
  歳出についての内容説明をさせていただきます。
  まず、1款総務費ですが、支出済額は667万7,040円で、その内容は、財産管理費の25節積立金の関口茂八奨学基金積立金で、基金の預金利子や奨学資金貸付金の返還金を積み立てたものです。
  次に、2款事業費ですが、支出済額は1,680万円で、前年度より82万円の増額となりました。これは奨学資金の貸付金として支出したもので、その内訳は、普通奨学金1,074万円と特別奨学金606万円です。
  その結果、一番下の段になりますが、平成24年度歳出合計の支出済額は前年度より171万8,487円増額の2,347万7,040円となりました。
  次に、401ページをごらんください。
  平成24年度関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算財産に関する調書ですが、関口茂八奨学事業特別会計に属する財産は、この関口茂八奨学基金だけで、平成24年度中の増減は1,012万2,960円の減少となりました。
  以上で認定第6号 平成24年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算認定についての内容説明を終了させていただきます。
  以上です。
○野原兼男議長 ご苦労さまでした。
  続いて、議案第40号 平成24年度ときがわ町水道事業会計資本剰余金の処分及び決算の認定について、細部説明を求めます。
  中藤水道課長、お願いいたします。
○中藤和重水道課長 議案第40号 平成24年度ときがわ町水道事業会計資本剰余金の処分及び決算の認定について細部説明を申し上げます。
  408ページ、409ページをお開きください。
  これは収益的収入及び支出ですが、上の表が収入、下の表が支出になっております。右側409ページの決算額の一番上、収入の合計ですが、3億2,623万2,423円です。下の表、支出になりますが、決算額の一番上、3億2,129万8,160円、差し引き493万4,263円の黒字となっております。
  なお、この数字というのは、税込み表示でありますので、ご留意ください。
  続きまして、410ページ、411ページをお開きください。
  こちらも同じく上段が収入、下段が支出となっております。
  右側411ページの上の表、収入の決算額の一番上をごらんください。7,993万1,300円。次に下の表の決算額の一番上をごらんください。1億8,298万5,309円。差し引き1億305万4,009円の赤字となっております。
  続きまして、412ページ、413ページをお開きください。
  ここで右側413ページ一番上の数字になりますが、当年度の純損失177万9,830円、前年度繰越利益剰余金が3,818万1,097円、結果的に当年度の未処分利益剰余金が3,640万1,267円になります。
  続きまして、414ページ、415ページをお開きください。
  剰余金計算書のところなんですが、ここが今までと変更になったところで、これまでは上の表の左の表の、414ページの当年度変動額、その下の除却損への補填ということで、ここの列の資本剰余金のところで価値を落としていたんですが、地方公営企業法が改正されまして、剰余金の処分については24年度からは議決が必要だということになりましたので、下の表を新たに議案として設けまして、決算の認定にあわせまして議決をいただくものです。この処分額は資本剰余金のところで
で表示してありますが、1,773万7,577円となっております。

  続きまして、416ページ、417ページをお開きください。
  貸借対照表ですが、ここでのポイントになりますのは416ページ、下から3分の1当たりの流動資産(1)の現金預金2億900万3,382円ということで、前年比1,769万5,053円の増加となっております。
  続きまして、422ページ、423ページをお開きください。
  左側422ページですが、議会の議決事項、その下にいきまして職員に関する事項、右側423ページは100万円以上の工事を424ページにわたりまして記載しております。
  続きまして、424ページ、425ページをお開きください。
  425ページ右側で業務量の指標を示しておりますが、ここでポイントとなりますのが上から9行目、有収率です。前年度80.4%でしたが、1.5ポイント増の81.9%となっております。
  続きまして、428ページ、429ページをお開きください。
  これは先ほど100万円以上の工事ということでお示ししたものを時系列に示したものでございます。後ほどごらんいただきたいと思います。
  続きまして、432ページ、433ページをお開きください。
  収益費用の明細書になります。右側の金額と備考を中心にご説明いたします。
  433ページ上から3行目、金額のところ、水道料金になりますが、2億3,503万5,579円、前年比155万4,309円の減となっております。これは人口減少しておったんですが、給水件数、今まで微増で来ていたんですけれども、給水件数もちょっと減り始めまして、有収水量が落ちたことによるものでございます。
  金額欄の一番下を見ていただきたいんですが、収入合計が3億1,413万7,610円となっております。
  続きまして、434ページ、435ページをお開きください。
  右側435ページの下から3分の1ぐらいのところに受水費、県水受水量ですが、6,961万1,356円と、これ前年比39万3,294円の減となっております。通常定量受水ですので、県水受水量が減ることはないんですが、これは昨年9月に渇水対策で受水制限をしたために県水受水量が減っております。
  続きまして、438ページ、439ページをお開きください。
  右側439ページのところで中ほど、438ページ、ちょっと左側を見ていただきたいんですが、中ほどに資産減耗費の項目がありますが、ここの金額2,689万6,233円、前年比1,562万1,541円の増となっておりますが、ここで先ほど議決をいただくということで変更点をご説明しましたが、414ページ、415ページをお開きいただきたいと思います。
  この案のところの資本剰余金の処分額1,773万7,577円がこの資産減耗費増の主な要因となっております。
  続きまして、438ページ、439ページをお開きいただきたいと思います。
  備考欄の一番下から2行目になります。平成24年度不納欠損処理額ということで8万2,987円、前年比2万5,426円の減となっております。その結果、金額の一番下になりますが、3億1,591万7,440円となっております。
  続きまして、442ページ、443ページをお開きください。
  442ページから445ページまでは企業債の明細書となってございますので、後ほどごらんいただきたいと思います。
  以上で細部説明を終わります。
○野原兼男議長 ご苦労さまでした。
  暫時休憩いたします。
  再開を午後2時15分といたします。
                                (午後 2時01分)
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○野原兼男議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午後 2時16分)
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   ◎決算の監査報告
○野原兼男議長 ここで、監査委員から平成24年度ときがわ町一般会計、特別会計歳入歳出決算及びときがわ町水道事業会計決算審査意見書が提出されておりますので、監査委員からの報告を求めます。
  田中代表監査委員、お願いいたします。
○田中正直代表監査委員 議長より許可を得ましたので、平成24年度ときがわ町一般会計、特別会計歳入歳出決算及びときがわ町水道事業会計決算審査意見書を申し上げます。
  審査の対象。1、平成24年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算、2、平成24年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算、3、平成24年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算、4、平成24年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算、5、平成24年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算、6、平成24年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算、7、平成24年度ときがわ町水道事業会計決算。
  上記各会計の歳入歳出決算書、歳入歳出決算事項別明細書、実質収支に関する調書、財産に関する調書及びこれらにかかわる証書類。
  審査の期間。平成25年7月25日から7月26日まで。
  審査の場所。ときがわ町玉川公民館1階会議室、ときがわ町役場第二庁舎3階協議会室。
  審査の方法。平成24年度ときがわ町一般会計・特別会計歳入歳出決算及びときがわ町水道事業会計の各事項別明細書、実質収支に関する調書及び財産に関する調書は関係法令に準拠し、各議決予算科目等に従って調製されているか、その計数は正確であるか、関係諸帳簿、証書類と照合しているかなど、例月出納検査、定例監査の結果を参考にするとともに、関係職員から説明を求め審査した。
  審査の結果。審査に付された平成24年度ときがわ町各会計の歳入歳出決算、歳入歳出決算事項別明細書、その他の書類は関係法令の諸規定に準拠して作成されており、その内容についても予算額及び収入支出済額については検算し、関係諸帳簿、証書類等を照合した結果、 計数処理及び予算執行について適正に執行されているものと認められた。
  続きまして、決算の総括にまいります。
  なお、数字が町長、課長の説明の数字とダブる点がありますが、ご了承願いたいと思います。
  平成24年度(以下、「本年度」という。)の一般会計及び特別会計の決算状況は、次表のとおりである。
  なお、比率(%)については、収入率及び執行率を除き原則小数点以下第2位を四捨五入した。詳細は以下の表のとおりでございます。
  なお、本年度における一般会計及び特別会計の歳入総額の合計は89億3,937万6,659円で、前年度に比べ2,980万8,351円、0.3ポイントの減少である。一方、歳出総額合計は85億5,122万3,583円で、前年度に比べ325万1,060円、0.0ポイントの減少である。歳入総額、歳出総額のいずれも前年度に比べ、一般会計は減少し、特別会計は増加している。また、歳入歳出差引額合計は3億8,815万3,076円で、前年度に比べ2,655万7,291円、6.4ポイントの減少となっている。
  続きまして、一般会計歳入歳出決算にまいります。
  決算収支概要。本年度の一般会計歳入歳出決算の収支状況は次表のとおりでございます。
  なお、本年度の一般会計の決算額は、歳入総額が59億1,402万1,086円、歳出総額が56億6,177万9,971円、歳入歳出差引額が2億5,224万1,115円である。3年間の歳入歳出決算の状況を見ると、前年度との比較は歳入歳出差引額のいずれも平成22年度は増加傾向となったが、平成23年度及び本年度は減少している。本年度の実質収支額は2億1,319万7,115円である。その実質収支額から前年度実質収支額2億4,791万4,616円を差し引いた単年度収支額は3,471万7,501円の赤字となった。
  次に、歳入にまいります。
  本年度の歳入決算状況は次表のとおりでございます。
  なお、本年度の収入済額59億1,402万1,086円で、前年度に比べ3.6ポイントの減少である。収入率は対予算が97.1%、対調定が96.6%となった。
  不納欠損額の3年間の比較、収入未済額の3年間の比較は表のとおりでございます。
  なお、前年度に比べ不納欠損額、収入未済額とも減少しております。
  次に、款別歳入決算の状況、自主財源、依存財源の状況。
  自主財源、依存財源の3年間の比較は表のとおりでございます。
  なお、本年度の自主財源は20億6,948万4,064円で、前年度に比べ1.1ポイント増加した。また、構成割合は35.0%で、前年度に比べ1.7ポイントの増加である。自主財源の主なものは町税で、全体の22.6%を占めている。一方、依存財源は38億4,453万7,022円で、前年度に比べ6ポイント減少した。構成割合は65%で、前年度に比べ1.7ポイント減少している。
  続きまして、款別の詳細にまいります。
  第1款町税。決算状況は下記表のとおりでございます。現年・滞納別収入状況の比較はこの表のとおりでございます。
  なお、本年度の収入済額の内訳は、現年課税分が13億1,120万5,807円、滞納繰越分が2,275万2,395円である。また、本年度の徴収率は現年課税分が97.9%、滞納繰越分が13.8%、合計が88.7%となった。徴収率は年々増加の傾向にある。
  科目別収入状況の比較、不納欠損額の比較、収入未済額の比較は、表のとおりでございます。
  なお、本年度の収入未済額は固定資産税が一番多く、8,976万9,251円、次いで町民税の6,446万822円であった。合計額は年々減少の傾向にある。
  次に、第2款地方譲与税から12ページの地方特例交付金は、各表のとおりでございます。詳細に間違いございません。
  次に、第10款地方交付税。決算状況並びに地方交付税の3年間の推移は下の表のとおりでございます。
  なお、本年度の収入済額は18億4,611万5,000円で、前年度に比べ0.5ポイントの増加となった。収入総額に占める割合は31.2%で、年々その比率がふえている。
  次に、第11款交通安全対策特別交付金より15ページの第17款寄附金は、各表のとおりで間違いございません。
  次に、第18款繰入金は、下記表のとおりでございます。
  なお、本年度の収入済額は2億7,018万6,316円で、前年度に比べ128.5ポイントの大幅な増加である。その主な理由は、国民健康保険特別会計への繰出金増額に伴う財政調整基金からの繰入金及び特定分収林事業基金からの繰入金等が増加したためである。
  次に、第19款繰越金は、表のとおりです。
  なお、本年度の支出済額は2億7,010万1,616円で、前年度に比べ30.0ポイントの減少である。
  第20款諸収入は、表のとおりです。
  第21款町債は、表のとおりです。
  なお、本年度の収入済額は11億3,534万5,000円で、前年度に比べ10.2ポイントの減少である。
  続きまして、歳出にまいります。
  歳出の決算状況は、表のとおりでございます。
  なお、本年度の支出済額は56億6,177万9,971円で、前年度に比べ3.5ポイントの減少である。執行率は93.0%であった。
  款別歳出決算の状況。歳出の性質別構成は、表のとおりです。
  なお、義務的経費21億2,327万3,000円は、前年度に比べ4.0ポイントの増加である。決算額に占める割合は37.5%で、前年度に比べ2.7ポイントの増加である。
  投資的経費10億520万5,000円は、前年度に比べ23.7ポイントの減少である。決算額に占める割合は17.8%で、前年度に比べ4.7ポイントの減少である。
  次に、款別明細にまいります。
  第1款議会費から第13款予備費までは、各表に記載のとおりで相違ございません。
  続きまして、国民健康保険特別会計歳入歳出決算にまいります。
  1、決算収支概要。本年度の国民健康保険特別会計歳入歳出決算の収支状況は、次表のとおりでございます。
  次に、歳入にまいります。
  歳入決算の状況も下記表のとおりでございます。
  なお、収入済額は16億4,850万1,601円で、前年度に比べ6.6ポイントの増加である。収入率は対予算が105%、対調定が92.8%であった。
  続きまして、平成24年度款別歳入決算の状況。不納欠損3年間の比較、収入未済額3年間の比較、国民健康保険税の3年間の比較は、表のとおりでございます。
  なお、本年度の国民健康保険税の収入済額は、現年課税分と滞納繰越分を合わせ3億1,287万3,499円となった。また、本年度の徴収率は合計で71.7%となり、前年度に比べ1.2ポイント増加した。
  次に、歳出にまいります。
  歳出決算状況は、表のとおりでございます。
  なお、本年度の支出済額は15億4,506万6,983円で、前年度に比べ5.7ポイントの増加である。執行率は98.4%であった。
  次に、平成24年度款別歳出決算の状況。保険給付費3年間の比較は、表のとおりでございます。
  続きまして、後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算にまいります。
  決算収支概要。本年度の後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の収支状況は、次表のとおりでございます。
  次に、歳入にまいります。
  歳入決算の状況は、表のとおりです。
  なお、本年度の収入済額は1億1,893万8,651円で、前年度に比べ7ポイントの増加である。収入率は対予算が99.3%、対調定が99.6%であった。
  平成24年度款別歳入決算の状況。不納欠損額の3年間の比較、収入未済額の3年間の比較、後期高齢者医療保険料の3年間の比較は表のとおりです。
  なお、本年度の後期高齢者医療保険料の収入済額は8,662万8,330円である。
  次に、歳出にまいります。
  歳出決算の状況は、表のとおりです。
  なお、本年度の支出済額は1億1,487万5,587円で、前年度に比べて7.2ポイントの増加である。執行率は95.9%であった。
  次に、平成24年度款別歳出決算の状況。後期高齢者医療広域連合納付金の3年間の比較は、各表のとおりでございます。
  続きまして、介護保険特別会計歳入歳出決算にまいります。
  決算収支概要。本年度の介護保険特別会計歳入歳出決算の収支状況は、表のとおりでございます。
  歳入にまいります。
  歳入決算の状況は、下記表のとおりでございます。
  なお、本年度の収入済額は10億8,739万46円で、前年度に比べ5.6ポイントの増加である。収入率は対予算が100.5%、対調定が99.4%であった。
  平成24年度款別歳入決算の状況。不納決算額の3年間の比較、収入未済額の3年間の比較は、表のとおりでございます。
  保険料の3年間の比較は、各表のとおりでございます。
  なお、本年度の保険料の収入済額は現年度分と滞納繰越分を合わせ1億8,896万250円である。徴収率は合計で96.8%となった。
  次に、歳出にまいります。
  歳出決算の状況は、表のとおりでございます。
  なお、本年度の支出済額は10億5,959万3,346円で、前年度に比べ8.7ポイントの増加である。
  平成24年度の款別歳出決算の状況。保険給付費の3年間の比較は、各表のとおりでございます。
  続きまして、浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算にまいります。
  決算収支概要。本年度の浄化槽設置管理事業特別会計決算の収支状況は、次表のとおりでございます。
  続きまして、歳入にまいります。
  歳入決算の状況は、下記表のとおりです。
  なお、本年度の収入済額は1億4,704万8,235円で、前年度に比べ21.0ポイントの増加である。収入率は対予算が99.8%、対調定が99.7%であった。
  平成24年度款別歳入決算の状況。収入未済額の3年間の比較、浄化槽使用料3年間の比較は、各表のとおりでございます。
  なお、本年度の事業収入の収入済額は、現年度分と滞納繰越分を合わせ2,918万3,500円である。徴収率は合計で99.0%となった。
  次に、歳出にまいります。
  歳出決算の状況は、下記の表のとおりです。
  本年度の支出済額は1億4,643万656円で、前年度に比べ21.1ポイントの増加である。執行率は99.4%であった。
  次に、平成24年度款別歳出決算の状況。施設管理費、整備費の3年間の比較は表のとおりです。
  なお、本年度の施設管理費と施設整備費の支出済合計額は1億1,473万6,860円である。
  続きまして、関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算にまいります。
  決算収支概要。本年度の関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算の収支状況は、次表のとおりでございます。
  歳入にまいります。
  歳入決算の状況は表のとおりです。
  なお、本年度の収入済額は2,347万7,040円で、前年度に比べ7.9ポイントの増加である。 収入率は対予算が93.5%、対調定が100%であった。
  平成24年度款別歳入決算の状況、収入未済額3年間の比較は表のとおりです。
  なお、本年度は収入未済額はございません。
  貸付金、返還金の3年間の比較は、表のとおりでございます。
  歳出にまいります。
  歳出決算の状況は表のとおりです。
  本年度の支出済額は2,347万7,040円で、前年度に比べ7.9ポイントの増加である。執行率は93.5%であった。
  平成24年度款別歳出決算の状況。奨学資金貸付金3年間の比較は、各表のとおりです。
  続きまして、実質収支に関する調書にまいります。
  1、一般会計。実質収支に関する調書に記載されている計数は、正確であるものと認められた。
  2、特別会計。各会計における実質収支に関する調書に記載されている計数は、いずれも正確であるものと認められた。
  続きまして、ときがわ町財産に関する調書にまいります。
  財産に関する調書に記載されている計数は、関係諸帳簿と照合した結果、調書のとおりいずれも正確であるものと認められた。基金等についても調書に記載されているとおりであり、いずれも適正に保管、処理されていることを確認した。
  公有財産、基金(不動産)、基金(現金)は、表に記載のとおりでございます。
  なお、本年度の一般会計及び特別会計の基金(不動産及び現金)の運用状況の内訳は、前ページから続く2つの表のとおりである。
  基金(現金)の本年度末残高の合計は18億7,737万244円で、前年度末に比べて1億4,462万2,559円、7.2ポイントの減少となった。
  本年度中に増額したのは、金額の多い順に、合併振興基金、町有施設整備振興基金、ふるさと応援基金等で、減額したのは財政調整基金、公共施設等整備基金、地域福祉基金、特定分収林事業基金、関口茂八奨学基金等である。
  続きまして、水道事業会計決算にまいります。
  決算の概要。業務実績の状況は、下記の表のとおりでございます。なお、本年度の給水人口は1万2,046人で、前年度に比べ2.0ポイントの減少である。
  年間総配水量は174万2,221立方メートルである。年間総有収水量は143万1,088立方メート ルで、有収率は81.9%、料金収納率は90.8%となった。
  前年度と比べると、年間総配水量は2.9ポイントの減少、年間総有収水量は1.1ポイントの減少、有収率は1.9ポイントの増加、料金収納率は0.3ポイントの増加である。
  次に、収益的収支の状況にまいります。
  詳細は各表のとおりでございます。
  なお、本年度の収入(事業収入)は3億1,413万7,610円で、前年度に比べると0.2ポイントの増加となった。また、本年度の支出(事業費)は3億1,591万7,440円で、前年度に比べて3.9ポイントの増加である。収益的収支は177万9,830円の赤字となった。
  次に、資本的収支の状況にまいります。
  詳細は各表のとおりでございます。
  なお、本年度の収入(資本的収入)は7,993万1,300円で、前年度に比べて5.7ポイントの減少である。
  また、本年度の資本的支出は1億8,298万5,309円で、前年度に比べて0.3ポイントの増加である。
  資本的収支は1億305万4,009円の赤字となった。
  最後に、むすびにまいります。
  平成24年度(以下「本年度」という。)ときがわ町一般会計、特別会計歳入歳出決算及びときがわ町水道事業会計決算の概要は、以上のとおりである。
  本年度の決算審査では、決算書及び各課から提出された参考資料に基づき、歳入においては各項目で適正に収入されたか、歳出においては各事業がどのように実施され、予算が適切に執行されたかを主眼に審査を実施した。
  本年度の一般会計の決算額は、歳入59億1,402万1,086円、歳出56億6,177万9,971円である。これらを前年度と比べると、歳入は2億2,348万7,114円、3.6ポイントの減少、歳出は2億562万6,613円、3.5ポイントの減少となった。実質収支額は、前年度と比べて3,471万7,501円、14.0ポイント減少し、2億1,319万7,115円の黒字となっている。
  一般会計の歳入の款別構成比率は地方交付税が一番多く、31.2%を占め、次いで町税の22.6%、町債の19.2%の比率となった。前年度に比べ町債の比率は減少したが、地方交付税及び町税は増加している。
  また、歳出の款別構成比率では民生費が一番多く25.0%を占め、次いで総務費の19%、教育費の15.2%の比率となった。前年度に比べ総務費及び教育費の比率は減少したが、民生費 は増加している。
  本年度の主な事業としては、デジタル系防災行政無線(固定系)整備工事、玉川公民館及び明覚小学校屋内運動場耐震補強及び大規模改修改造工事、大附中央会館改築工事、川北橋橋りょう整備工事等が実施されている。
  国民健康保険特別会計を初めとした5特別会計決算の合計額は、歳入30億2,535万5,573円、歳出28億8,944万3,612円となり、これらを前年度と比べると、歳入は1億9,367万8,763円、6.8ポイントの増加、歳出は2億237万5,553円、7.5ポイントの増加となった。
  このうち国民健康保険特別会計、後期高齢者医療及び介護保険特別会計の歳出は、前年度に比べ5から8%の伸びとなった。医療、保険に係る各特別会計の財政運営がより厳しくなっており、今後も高齢化による社会保障費の増加が見込まれる。
  また、浄化槽設置管理事業特別会計の歳出は、前年度に比べ21.1ポイントの大きな伸びを示したが、これは前年度より13基増の64基の浄化槽を設置できたことによる。
  公営企業会計の水道事業会計では、収益的収支は177万9,830円の赤字となった。一方、資本的収支も1億305万4,009円の赤字である。有収率は前年度に比べ1.9ポイント増加し81.9%となった。
  町の健全財政を維持するため、一般会計では徴収対策の努力が実を結び、町税の徴収率が前年度に比べ1.3ポイント増加し、88.7%となった。引き続き負担の公平性を念頭にさらなる徴収率の向上に努められたい。また、わずかだが町税等を含む自主財源が前年度に比べ1.1ポイントの伸びを示し、その逆に町債等の依存財源が減少したのは喜ばしいことである。
  しかし、一般会計及び特別会計の基金の年度末残高合計額は18億7,737万244円であり、前年度に比べ1億4,462万2,557円、7.2ポイントの減少となった。特に財政調整基金が前年度に比べ1億495万9,411円、25.5ポイントと大幅に減少しているのが懸念される。今後のさらなる健全な財政運営を要望して、平成24年度決算審査結果のむすびとする。
  以上、ご報告申し上げます。
○野原兼男議長 ご苦労さまでした。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎認定第1号〜議案第40号の質疑
○野原兼男議長 これより認定第1号から議案第40号までの質疑に入ります。
  質問者はページ番号、項目名、節区分、備考欄の説明事項を申し出て、質疑してください。質疑につきましては、質問者が1回にできる質問は3問までとします。その後質問者がいな い場合には、再度続けて質疑を許します。また、1問に対しできる質問回数は3回までです。
  質疑につきましては、一般会計から順次行います。
  なお、一般会計に限り、歳入歳出に分けて行います。
  それから、質問者、答弁者とも落ちついてゆっくりはっきりとお願いいたします。
  それでは、日程第8、認定第1号 平成24年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定についての質疑に入ります。
  まず最初に、歳入の質疑を行います。
  質疑ございませんか。
  8番、野原和夫議員。
○8番 野原和夫議員 野原和夫です。
  12、13ページについてお伺いします。
  まず最初に、この不納欠損額と収入未済額がありますが、この不納欠損については今後どのように処理するのか。それと、収入未済額について、今後徴収努力、どのようにするのか、この点を伺います。
  さらに、これは何年分か、年度別にわかれば教えていただきたいと思います。
  それから、同じくこの固定資産税の収入未済額も同じようにお聞きします。それに軽自動車税等も含めて、収入未済額、今後の徴収見込みはどのように見ているのかお伺いします。
  以上、最初にこの3点お願いします。
○野原兼男議長 野原和夫議員、不納欠損額と収入未済額、次いでこの固定資産について同じことということは、要するに町税全般ということでよろしいですか。
○8番 野原和夫議員 そうですね。
○野原兼男議長 それでよろしいわけですね。
○8番 野原和夫議員 はい。
○野原兼男議長 じゃ、ただいまの質疑に答弁願います。
  内室税務課長。
○内室睦夫税務課長 それでは、ただいまの野原和夫議員のご質問にお答えさせていただきます。
  まず、不納欠損額について、今後どのようにということでございますが、まず、不納欠損額でございますけれども、資産等がないという状況で、支払うことができないという状況でですね、主には5年間経過したもの。それから、特に町民税でございますが、外国人等で国 外へ出てしまったもの等がこちらの不納欠損の対象になっております。こちらについては、滞納処分等で対応いたしまして、今後徴収に努力しまして、不納欠損額を減らしていきたいというふうに考えております。
  それでは、続きまして、収入未済額についてお答えさせていただきます。
  収入未済額につきましては、こちらに示しますとおり、町県民税の現年分が1,213万8,000円、それから滞納繰越分についてなんですけれども、平成19年度以前が3,889万、それから20年度が1,049万3,000円、21年度が966万2,000円─大変申しわけございませんでした。もう一度ちょっと最初から説明させていただきます。
  個人の町民税につきましては、19年度以前が979万3,000円、20年度が817万2,000円、21年度が1,288万8,000円、22年度が954万2,000円、それから23年度が1,013万9,000円で、合計が5,053万4,000円になります。こちらが年度別の内訳になります。
  それから、収入未済額につきましても、先ほど不納欠損のところで申し上げましたけれども、滞納処分をしっかりいたしまして、今後の収入未済額については減らしていきたいというふうに考えております。
  それから、固定資産税の収入未済額についてですけれども、こちらにつきましては24年度分が1,464万4,000円─失礼いたしました。現年度分が1,464万4,000円、ちょっと1,000円単位で四捨五入してございますが、それから19年度以前が3,880万9,000円、20年度が1,049万3,000円、21年度が966万2,000円、22年度が1,092万2,000円、23年度が1,315万9,000円、滞納繰越分の合計が7,512万5,000円となります。
  以上でございます。
○野原兼男議長 8番、野原議員、よろしいですか。
○8番 野原和夫議員 軽自動車については。
○野原兼男議長 それでは、町民税のほうから順次行ってください。わかんなくなってしまった。
○8番 野原和夫議員 不納欠損においては音信不通後5年、ある程度整理しないとまずいと思うんですよね。そういうことも含めて県のこの税の問題についてはいろいろ指導が最近入ったんではないかなと思うんですが、そのことを含めて、私は税の徴収、今回もほかのもので補正が来ていますけれども、徴収については、やっぱり今までの方向性をきちんと精査して努力をすることが大事ではないかなと思うんですよね。それで今、過去の実績というか過去の問題を説明されておりますが、これがどんどん上積みされている現状、やっぱり徴収は 徴収なりの努力をすること。これは必要ではないかと。
  それで、先ほどの収入未済額については、課長は努力というか、徴収努力をどのように見ているのか、まだお答えされておりませんけれども、どのように見ているんでしょうか。
○野原兼男議長 答弁願います。
  内室税務課長。
○内室睦夫税務課長 先ほど、19年度以前からかなり前にさかのぼって未収額があるということで申し上げたんですが、こちらについてはかなり年数もたっているということで、町外に転出している者とかですね、あと、自分の会社が倒産したりとか、勤めていた会社が倒産したりとか、そういう形で支払いの資産といいますか、能力がなくなってしまっている方とかおりますので、そういう方との、そういうものとのすみ分けといいますか。あと、納税の能力のある者にどう対応していくかとか、そういうことを十分調査しまして、町税の徴収方針のほうも定めまして、それらに基づいて、今後対応していきたいと。その辺は、取れるところからはしっかり徴収していくという考えでおります。
  以上です。
○野原兼男議長 野原議員、よろしいですか。
○8番 野原和夫議員 課長の答弁だと、考えているという方向性なんですけれども、毎年の決算でもこの金額等に見合った金額はいつも未済額、不納欠損等も含めて残っているんですよね。先ほど監査委員の報告は、減少方向性はあると言っていますけれども、やっぱりそれに見合った大きな金額が残っておりますので、どうしても払えない人というのはいると思いますが、その中で、町職員全体として徴収努力をする姿が見えないというのは、私は悲しいというか、残念なことだと思うんですよね。やっぱりそこは、今までのこの24年度の決算においては、以前の退職されました小島課長が引き続きやっておりましたけれども、これからは内室課長が全身全霊努力する姿勢が私は必要かなと思うんですが、この点について、はっきりした答えが、力強い答えがないので、もう一度その点はお伺いします。
○野原兼男議長 内室税務課長。
○内室睦夫税務課長 取り組みのその状況が見えないということで、それは私の責任かと思いますが、先ほど申し上げましたが、徴収方針等を策定いたしまして、税務課の職員一丸となって徴収対策に向けて取り組んでおりますので、徴収率の向上に向けてしっかり取り組んでまいります。
  以上です。
○野原兼男議長 固定資産税に関しては特によろしいでしょうか。
○8番 野原和夫議員 いいです。
○野原兼男議長 ほかに質疑ございませんか。
  11番、笹沼和利議員。
○11番 笹沼和利議員 では、3問質問させていただきます。
  まず、12ページのところで固定資産税ということで、この固定資産税のところで調定額が7億2,906万円ということで、昨年に比べると4,698万減額されているということなんですけれども、ちょっと教えてもらいたいのは、この辺の、多分これは路線価なのかなというふうには思っているんですけれども、この辺の具体的な評価の額がどういう形で評価されて下がってきているのかお教えいただければありがたいと思います。
  それから、2点目が18ページ、19ページのところで、負担金のところの総務費の管理負担金の中で廃止代替バスの負担金で地産霊園のところのが昨年に比べて若干ふえているんですけれども、このふえた理由というのをお教えいただければありがたいと思います。
  それから、3番目が民生費負担金の児童福祉費負担金の中の玉川保育園の保育料、それから平保育園の保育料等あります。前回も聞いたんですけれども、こちらの主な成果のほうに細かく出ているんですけれども、延べ人数で出ていて、実際にこの中の未納額というのが、こちらの主な成果の中の18ページのところに出ているんですけれども、若干減っているいうことで、喜ばしいことかなというふうに思うんですけれども、実際の未納者というのは、これ延べなので、大体人数的にはどの程度の人数なのかお教えいただければと思います。よろしくお願いします。
○野原兼男議長 まず12ページ、固定資産の調定額についての答弁願います。
  内室税務課長。
○内室睦夫税務課長 それでは、ただいまのご質問でございますけれども、まず、評価の関係ですけれども、評価替えといいますか、年度ごとの評価の下がる率がですね、23年度から24年度は町内の平均になるんですが、こちらにつきましては4.379%になります。こちらの純粋な分につきますと、1,100万円程度になります。
  それから、本年度当初予算に比較しますと、昨年度と比べるよりは減額については少ないんですけれども、昨年度予算に比較しまして決算額が多かった分が今回のその下落部分、昨年度と比べますと下落部分になっております。
  以上です。
○野原兼男議長 笹沼議員、よろしいでしょうか。
○11番 笹沼和利議員 すみません、今、手元に当初予算を持ってこなかったものですから、昨年度の決算と比較してしまったんですけれども、そうすると、実際の下落率からいうと1,100万ぐらいの下落というふうに。そうすると、実際にこちらのほうでいうと4,698万の下落ということになっているんですけれども、主な施策の評価のほうでは。それの金額ではないということなんでしょうか。すみません、よろしくお願いします。
○野原兼男議長 答弁願います。
  内室税務課長。
○内室睦夫税務課長 昨年度決算額と比較しますと、その金額の下落になります。
○野原兼男議長 笹沼議員、よろしいでしょうか。
○11番 笹沼和利議員 はい、結構です。
○野原兼男議長 続きまして、18、19ページ、総務費負担金についての答弁願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 笹沼議員のご質問にお答えをさせていただきます。
  こちらの廃止代替バスの運行費、地産霊園の負担金が前年に比べて24万円ふえております。この関係につきましては、地産霊園の負担金といいますと、定期分が110万円、臨時分が1日3万円で、お彼岸とお盆に年4回、4日間ずつ運行しております。ですから、お盆が7月と8月、旧盆と東京のお盆ということなんですけれども、9月と3月のお彼岸ということで年4回、1回が4日分12万円ということで臨時で運行しているものなんですけれども。この会計区分上の話なんですけれども、平成23年3月のお彼岸の運行分が5月の出納閉鎖をまたがって地産霊園のほうで納められてしまったということで、24年のほうに入ったということで、前年が12万減りまして、24年が12万ふえたということで差し引き24万円ふえているような形にはなっているんですけれども。実質はそれほど変わっていないということで。実際ふえていればありがたいんですけれども、そういう数字でございます。
  以上でございます。
○11番 笹沼和利議員 結構です。
○野原兼男議長 よろしいですか。
  続きまして、民生費負担金についての答弁を願います。
  大島福祉課長。
○大島武志福祉課長 それでは、笹沼議員の質問にお答えをしたいと思います。
  18ページ、主な成果にあります延べ人数が書いてありますけれども、その実人数というようなことでお答えさせていただきたいと思います。
  はなぞの保育園につきましては8名、それから玉川保育園につきましては7名、平保育園につきましては5名、管外になりますけれども、これについては2名というような内訳でございます。
  以上です。
○野原兼男議長 笹沼議員。
○11番 笹沼和利議員 わかりました。昨年に比べてトータルとしては3名ほど減っているということなんですね。
  この未納の、滞納という形では現実にはそれは後でまた追っていくような形で入るというふうに考えておいてよろしいんでしょうか。
○野原兼男議長 答弁願います。
  大島福祉課長。
○大島武志福祉課長 滞納部分についての取り扱いでございますけれども、これについてはいろいろ折衝を重ねて、滞納部分、少しでも減らしていこうということで努力のほうをさせていただいております。例えばですけれども、児童手当等を現金支給しまして、その受領に来ていただいたときに折衝をしていく等、いろいろ機会をなるべく多く持つようにしまして、粘り強く滞納を減らしていこうということで考えております。
○野原兼男議長 笹沼議員。
○11番 笹沼和利議員 今ちょっと計算したら、昨年聞いたときには28名だったんですけれども、今回はだいぶ減っているような、22名になっているような感じなんですけれども、これは滞納とかそういう部分もかなりやってきたというふうに考えておいてよろしいんでしょうか。
○野原兼男議長 答弁願います。
  大島福祉課長。
○大島武志福祉課長 先ほど申しましたように、粘り強くこつこつと臨宅、あるいは先ほども申しましたように、何かチャンスがありましたら、それを利用して交渉していった結果ということでございます。
○野原兼男議長 ほかに質疑ございませんか。
  8番、野原和夫議員。
○8番 野原和夫議員 8番、野原和夫です。
  23ページの国庫支出金の3,084万5,000円、これはいつごろ入るのかお伺いします。この交付金について。
  それと、38、39ページの雑入の給食費収入において、これは累積と思いますが、その問題について、また収入未済額がこのように出ております。こういう状態をどのように見ているのか。何名ぐらいこれはなっているのかお伺いします。
  それから、39から41ページについてですが、この中の内訳の中で、雑入の中で、それぞれ建具会館光熱水費、立てかえ分がそれぞれ、幾つか立てかえ分があります。この立てかえ分については町のほうで立てかえて、いずれ入るようになるのか。いつごろそれは収入されるのか。このことについてお伺いします。3点。
○野原兼男議長 初めに、23ページ国庫支出金について答弁願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 それでは、野原和夫議員のご質問にお答えをさせていただきます。
  この3,084万5,000円の内訳につきましては、社会資本整備総合交付金ということで、次の25ページのほうに載っている数字が内訳になってございます。橋りょう維持管理費の補助金ということで638万円、これが橋りょう長寿命化修繕計画策定及び点検事業の関連の補助金でございます。また、次の道路維持管理費補助金の357万5,000円が道路の舗装路面性状調査事業ということで、この2つを足しまして995万5,000円、これが社会資本整備総合交付金ということで既に内示をいただいているものでございます。
  次に、25ページの中ほどでございますけれども、2,089万円、これが学校施設の環境改善交付金ということで、こちらは萩小の体育館の耐震大規模改造の関係の補助金ということでございます。この関係につきましては、社会資本整備総合交付金等につきましては、通年の例でいきますと年度末という形になっております。ですから、来年の3月ごろということでございます。
  また、学校施設環境改善交付金につきましても、これは、昨年の例で言いますと、年内に実績報告を出しまして、それから県のほうから国のほうに上がってということになりまして、昨年も3月ごろ交付になっているという実績でございます。いずれも来年の3月ごろということでご理解をいただければと思います。
  以上でございます。
○8番 野原和夫議員 いいです。
○野原兼男議長 続いて、38ページですか、39ページ、雑入、収入未済額について答弁願います。
  中村教育総務課長。
○中村賢一教育総務課長 それでは、ただいまの野原和夫議員の質問に対して答弁させていただきます。
  39ページの給食費の収入関係でございます。収入未済額合計が95万4,095円という形で計上されております。そちらのほうが平成17年から24年の合計という形になっております。人数につきましては町内の小・中学校全てを合わせまして延べ27名という形になっております。
  以上です。
○野原兼男議長 大変失礼しました。ただいまのは雑入じゃなくて、給食費の収入未済額ということでございますので、よろしくお願いいたします。
  野原議員。
○8番 野原和夫議員 27名ということですが、以前このような問題については、昔、茶封筒で納入するような案は出されましたけれども、そうしたらほとんど毎月お金が入るんではないかという案も出しました。どうしても生活の苦しい人もいると思いますが、そういう中で、この時効となるのは何年で時効になるんでしょうか。ずっと払わないで頑張って卒業して終わりという人もいると思いますが、あくどい人はあくどいなりにちゃんとこっちもやらないといけないと思うんですが、そういう姿勢の中でどのように見ているのかお伺いします。
○野原兼男議長 答弁願います。
  中村教育総務課長。
○中村賢一教育総務課長 それでは、ただいまの野原和夫議員の質問に対して答弁させていただきます。
  時効という形ですが、給食費につきましては、一応請求をし続けている限り時効にはならないということというふうになっておりまして、今のところ請求は続けております。ただ、残念なことに転居してしまったその先もまた転居をしてしまって、郵便等を出しても戻ってきてしまう方もいらっしゃって、その先についてなかなかどう対応していいかということで、今のところ非常に悩ましいことなんですが、実質的に難しい方もいらっしゃいます。
  以上でございます。
○野原兼男議長 野原議員。
○8番 野原和夫議員 難しい方が今いるという、転居した場合もあると思いますが、過去に このような不正というか、そういう人たちの合計的なものはどのくらいあったんでしょうかね。やっぱり今後そういうことも考えて、きちんとそういう方向性を出さないとまずいと思うんで。今、時効がないと言うならば、それなりの努力をする必要もあるし、本当に金額的には、私はむしろ給食費は無料にしてもらいたいほうの1人なんですが、なかなかそこまでいかないと思うんですが、その点、過去にもどのくらいあったのか。わからなければ後で結構ですけれども。
○野原兼男議長 答弁願います。
  中村教育総務課長。
○中村賢一教育総務課長 ただいまの野原和夫議員の質問に対して答弁させていただきます。
  大変申しわけございません。ただいま手元の資料で平成17年度以前のものについてはございませんので、調べて後ほど答弁させていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
○野原兼男議長 続いて、雑入、立てかえ分についての答弁を願います。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 それでは、野原議員の41ページの雑入の建具会館光熱水費の立てかえ分55万2,402円の、これ立てかえ分ということで、いつごろ納入されるのかというふうなご質問でございますけれども、この建具会館につきましては、1階が建具会館、それから地域振興室、それから2階が勤労者福祉会館という用途になっております。基本的には全体の面積割でこの光熱水費を算出しております。電気、水道でございますけれども、この建具会館のこの立てかえ分につきましては、建具会館の中にあります販売フロアの部分として納入をいただいております。これにつきましては、面積が全体の面積の37.32%という面積割合になっております。年間の電気料、それから水道料、これを面積割で算出をして年間の光熱水費ということで納入をしていただいております。それが55万2,402円ということでございまして、この金額については毎年、この決算期までには、出納閉鎖までには基本的には納めていただいているということです。それでこの数字が計上されているということでございます。
  以上です。
          (「まだ幾つもあるんで」と呼ぶ者あり)
○野原兼男議長 ほかの関連する立てかえ分についての答弁をお願いいたします。
  小峯総務課長。
○小峯光好総務課長 それでは、野原和夫議員のご質問にお答えします。
  41ページの立てかえ分で言いますと、社会福祉協議会の光熱水費立てかえ分ということであります。定額の取り決めをしまして、電気料、水道料金、それから電話とか浄化槽等の金額を町のほうで一括立てかえまして、その分を、それで取り決めに従いましてお金をいただくというふうな形になっております。これについては、毎月という形じゃなくていただいているような形になっています。1年まとめてというふうな形で納めているというふうに考えております。
  それから、その下に、シルバー人材センター光熱水費立てかえ分10万8,841円ございます。家族相談支援センターのところの施設の関係の電気料等の関係でありますけれども、これにつきましても、社会福祉協議会と同じような形で取り決めをしまして、一括納入していただくというふうな形になります。
  それから、その下に自動販売機光熱水費立てかえ分ということで、これにつきましても自動販売機がございまして、それのそれぞれ三国コカコーラ、ジャパンビバレッジ等の会社の販売機がございますけれども、個々にメーターをつけて定額の金額で単価を決めまして、それで支払っていただいていますが、これにつきましては各月ごとにいただいているというふうな形になると思います。
  総務課ですと以上だと思うんですが、よろしくお願いします。
○野原兼男議長 野原議員、よろしいですか。
○8番 野原和夫議員 加工室利用者光熱水費立てかえ分と、その中に寄宿舎共通設備使用料立てかえ分も含めてあるんですが、一括してもらうということも含めていただいているように解釈してよろしいのかどうか。分納とかそういうことも含めてお伺いします。
○野原兼男議長 久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 企画財政課の関係でお答えをさせていただたきたいと思います。
  寄宿舎の共通設備使用料立てかえ分というのがございまして、これは旧ローヤル電機のところの、給食センターのすぐ南側のところの、あそこに以前英語の先生ですね、外国人の方が住んでおりましたが、その方たちの共通的な部分の電気料ですとか、浄化槽の使用料ですとか、そういったものをこれは案分して使った月にお支払いをいただいているというものでございます。これは、電気料なんかは毎月案分してということで、浄化槽の関係については浄化槽の使用料等をお支払いするときに案分して請求をしていったという内容でございます。
  以上でございます。
○8番 野原和夫議員 加工室の。
○野原兼男議長 山崎産業観光課長、答弁願います。
○山崎政明産業観光課長 それでは、加工室の利用者の光熱水費立てかえ分ということでお答えさせていただきます。
  この加工室につきましては、基本的には使用されている団体、それから個人の方からいただいております。これは加工室を使用されます方々に基本的な電気、それから水道等について、全体の時間を算定して基本的な金額を算出させていただいております。
  さらにまた使用者には、ガスも使用しておりますので、これは実質のガスの使用量というものをつけていただいておりまして、それに基づいて算定をして請求をさせていただいております。
  これは各団体ごとに、また個人の使用者ごとに、使用された月々で算定をして請求をさせていただいております。
  それから、先ほどの建具会館の野原議員のご質問のちょっと補足なんですけれども、先ほど私のほうで電気、水道ということで、面積案分ということでご説明させていただきましたけれども、基本的には月々の電気、水道等について全体の金額が出ますので、それに対して面積案分して請求をさせていただくという考え方で実施しております。
  以上です。
○野原兼男議長 よろしいですか。
  小峯総務課長。
○小峯光好総務課長 野原議員のご質問の中で、先ほどの答弁の中で、シルバー人材センターの光熱水費の立てかえなんですが、これにつきましては、町の水道料等について、町で契約しておりますので、町で立てかえという形になるんですが、これについては木工体験工房の分だけを、全体の電気料から木工体験工房のものを引きまして、それの2分の1を町のほうで支払っているという形で、電気料ですので、毎月という形になろうかと思います。
  訂正させていただきます。よろしくお願いします。
○野原兼男議長 野原議員。
○8番 野原和夫議員 今、それぞれの説明をしていただきましたが、未納ということは一切ないということで解釈して、ちゃんと払っているということですね。
○野原兼男議長 これは各課に答弁願うんですか。
○8番 野原和夫議員 いやいや、それで判断できればそれでよろしいんで。
○野原兼男議長 小峯総務課長。
○小峯光好総務課長 じゃ、代表してお答えさせていただきます。
  未納のほうはございませんので、よろしくお願いします。
○野原兼男議長 ほかに質疑ございませんか。
  6番、野口守隆議員。
○6番 野口守隆議員 まず、27ページですが、去年も聞いて心苦しいんですが、廃止路線代替貸し切りバスの補助金が去年も減額されておりました。23年度も減額、24年度も減額ということで、この前お聞きしたときには10%カットで減額されたと。私が再度10%カットがずっと続くんですかと言ったら、そういうことはないと思いますし、ないことを期待しているという答弁を受けたんですが、今回の減額はどういった理由だったのかということと、もう1つは、39ページに光ファイバー貸付収入と。順調にいわゆる入っていただいておるんで、122条報告で使ってみると、2,196回線、今加入しているということで、私がたしか一般質問をやったときには1,800回線を超えればペイできますよということで、これで計算しましたら去年の、24年度の決算とこの24年度にかかった経費と貸付収入を聞きますと600万ぐらい、いわゆる黒字と言っていいかわかりませんが、そういった面で経費より600万ぐらいプラスになっているということで、今後、光ファイバーがこのままの状態で故障なく使っていれば、それが一番いいことだと思うんですが、今後どういった例えば故障なり、あるいは補修なりということが予想されるのかお聞きしたいということが2点目です。
  もう1つは、同じページですが、給食センターの、先ほど野原議員でしたか、ご質問しましたが、この主要な施策の18ページに保育料の収入未済額、それから給食費の収入未済額と出ているんです。これは23、24年度が給食費は出ておりますが、少なくとも書き方として、これでいくと24年度は10万1,300円です。それからこちらでいくと11年から25年に95万4,095円発生していますよということであるならば、やはり書き方としては95万何がしのこれを当然ここに同じような方式で記すべきだと思うんですが、是非これは統一していただきたいと思うんです。その点、3点お願いします。
○野原兼男議長 まず初めに、27ページ、廃止路線代替貸し切りバス事業対策費補助金について答弁願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 それでは、野口議員のご質問にお答えをさせていただきます。
  まず、1点目の廃止路線代替貸し切りバス事業対策費補助金ということでございますが、 毎年減額ということで、大変危惧をしているところでございます。24年度も140万円ばかり減額になっているということでございます。
  この補助金につきましては、平成15年を基準にいたしまして、それ以前のバス路線を維持している場合に県の単独補助金という形で交付されているものでございます。県の交通政策課には毎年申請を出すと同時に、毎年補助金の確保をお願いしているところでございますが、県としては、県の単独補助金ということで非常に県の財政も厳しいという中で、全体の予算が毎年10%、15%という形で減額をされていると。そういう中で各市町村の補助金についても、その予算が減額になった割合で減額せざるを得ないという話を聞いているところでございます。
  非常に毎年減額ということで、非常に町としては厳しい状況ではございますけれども、今後も補助金の確保を県のほうにも要望してまいりたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。
○野原兼男議長 野口議員。
○6番 野口守隆議員 先ほど言った平成15年に廃止代替バスに関しての路線のみに補助金を出していただけると、それはときがわ町だけじゃなくてほかのところも当然あると思うんですが。毎年このように10%ずつカットしていくというんであれば、簡単に言うと10年でゼロになってしまうという可能性もないわけじゃないわけですよね。まして今、イーグルバスに委託していて5,800万を払っているわけですが、それでいながら、例えば補助金なり何なり、あるいは地方交付税を算入されるということで町の持ち出しが少なくて済むという説明を受けておるのは承知しておるんですが、少なくとも2年で280万、300万近くを減額されるというのは、バスのいわゆる運営にしては大きな金額だと私は思うんです。例えば、じゃ、140万なり150万なりが運賃収入だと、何日分ぐらいに換算するんでしょうか。
○野原兼男議長 答弁願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 約140万円の減額ということでございます。これは1日、1人片道、通常の金額ですと200円から400円までの幅がありますけれども、200円の金額で乗った場合は往復で400円という形になりますと、延べで3,500人ぐらいが乗らないとこのくらいの数字にならないということでございますので、非常に大きな金額というふうに受けとめております。
  以上です。
○野原兼男議長 野口議員。
○6番 野口守隆議員 やはり公共交通ですから、ある程度それは補助金なり、あるいはそういったいわゆる町の資金を投入するのは、これは当然やむを得ないことだと思うんですが、しかしながら、こういうふうにだんだん減らされて、少なくともこれ以上減らされないように、どういった理由で減額するのか、今後どうなのかということは是非詰めていただいて、これ以上減額されないように、大変でしょうけれども、企画財政課長、頑張っていただきたいと思うんですが、いかがでしょうか。
○野原兼男議長 答弁願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 引き続き交通政策課のほうには補助金の確保を要望してまいります。
  以上です。
○野原兼男議長 続いて、39ページ、光ファイバー貸付収入についての答弁を願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 お答えをさせていただきます。
  この光ファイバーの関係につきましては、1回線が月額798円ということで、回線数がふえておりまして、おかげさまで毎年、今のところ使用料収入がふえているという状況でございます。この辺の費用をどの程度今後改修等が見込まれるかということなんですけれども、まだ今のところ大規模な改修、修繕等は予定をされていないということでございます。現在行っているのは、道路の改修ですとか道路のつけかえ、いろいろそういった電柱が移動する場合に、その分を張りかえるというような形で毎年300万円程度の予算を計上させていただいているという状況でございます。今のところ大きな道路の改修等がなければで300万円から400万円の改修費で済んでいるものと考えております。
  また、通常の維持管理費ということで、またそれも別に委託をしておりまして、しかしながら、この金額ですと若干の余裕が出てくるという状況でございます。これについては、光ファイバーを引いたときにフレッツテレビのサービスを一緒に導入してございます。毎年330万円を負担しているわけなんですけれども、こういったものに充当したり、通信関係のいろいろな整備をするために、この財源を今のところ利用させていただいているという状況でございます。
  以上でございます。
○野原兼男議長 野口議員。
○6番 野口守隆議員 わかりました。
  約600万円ぐらい出ているということで、私が言いたかったのは、例えばこれを将来に備えて基金なり何なり、光ファイバー基金なり何なりに積んだらいかがということを考えてお聞きしたんですが。何か災害が例えばあれば、かなりの修理費なり何なりがかかることも予想されます。そういったことも検討してはいかがかなと思ってお話ししたんですけれども、いかがでしょうか。
○野原兼男議長 答弁願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 野口議員のご提案ということで、十分検討させていただきまして、その部分についても、基金に積むなり、その辺は十分今後検討させていただきたいと思います。ありがとうございます。
○野原兼男議長 続きまして、主要な施策の18ページ、給食関係の書き方についての答弁を願います。
  中村教育総務課長。
○中村賢一教育総務課長 それでは、野口議員のご質問に対してお答えさせていただきます。
  上のほうの福祉課の表のほうと見比べてみますと、確かにこの給食のほう、見にくいな。決算書にある数字が下のところに入るようにという質問というふうに考えさせていただいてよろしいでしょうか。それでしたら、来年度以降、そのような形の表づくりをさせていただきたいと思います。
  以上です。よろしくお願いいたします。
○野原兼男議長 野口議員。
○6番 野口守隆議員 わかりました。是非お願いします。
  そういったことをしていただければ、野原和夫議員からのご質問ももう少し少なくなるような気がいたしたんで申し上げました。
○野原兼男議長 ほかに質疑ございませんか。
  5番、前田栄議員。
○5番 前田 栄議員 21ページなんですけれども、市民農園使用料ということで81万5,300円ということで書いてあるんですけれども、市民農園、いろいろありまして、約五、六千万かけてつくったような気がするんですけれども、この市民農園が大体3年以上たったのかな。それで、今年度の状況というか、賃借人の人というのは変動があるのかどうか、そのことと、 あと、3年たったんで、連作被害とかというような、何ていうんですか、ことは聞いているのかちょっとお伺いします。
○野原兼男議長 答弁願います。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 それでは、前田議員の21ページの市民農園の使用料ということでございますけれども、まず実際に借りておられる方々につきましては、開設当初からまだ継続して借りている方、それから、かわっている方、それぞれあります。この市民農園の使用料については、年間1区画1万1,000円ということで使用料をいただいているわけですけれども、実際に入れかわられた方で、途中で新たに新しい人が借りるというケースもこの中には含まれておりますので、実際にこういった金額が決算として出ております。
  今、77区画ございますけれども、開設当初から借りている方、また2区画を借りている方もおられますし、今、77区画で実際に昨年度は1区画が空き区画というふうな状況になってございます。
  今、この市民農園も借りる方々も継続して借りる方も多い反面、やはりこちらに県内でも県南の方々ですとか、そういった方で、実際に高齢化したり引っ越されたり、通えなくなったということでかわられる方も実際におります。現在町のほうとしても空き区画等が出た場合には実際に募集もかけておりまして、さらにこの市民農園のPRということも含めてホームページ等々でも募集もかけて、産業観光課のほうとしてもできるだけこういった空き区画が生じないように努力はしているところでございます。
  以上です。
○野原兼男議長 連作障害については。
  答弁願います。
○山崎政明産業観光課長 それでは、もう1つの連作障害のご質問でございますけれども、基本的には1区画が約50平米ということで、それぞれ利用者の方々が毎年耕作するに当たって、いろんな病害虫ですとか、そういった連作障害ですとか、そういった内容等について振興センターのほうからもいろいろ講習会等を開いたり、またご助言いただいたり、また、耕作土の新たな購入をして新しい土を入れたり、いろんな現状ではやり方をとっております。実際に耕作される方も、限られた面積の中でいろんな野菜をつくる試みをしておりますので、連作障害というふうなところは、基本的には余り生じていないというふうな状況だと思います。
  以上です。
○野原兼男議長 前田議員。
○5番 前田 栄議員 それから、私が何年か前に質問したクラインガルテンですか、こういうのをつくってもらいたいとか、泊まって自分のつくった野菜をここでバーベキューでもして食べて、アルコールを飲むんで泊まりたいというような話はまだ出ていないですか。
○野原兼男議長 答弁願います。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 お答えさせていただきます。
  今、前田議員さんからのご質問でクラインガルテンということで、これは週末型の家つきの貸し農園というふうなことでございますけれども、今現在、市民農園をご利用されている方から、クラインガルテンの強い要望というのは今のところ出てはおりません。やはりあそこに来る場合に、車で来られる方がほとんどですけれども、実際には朝来て1日農業をやって、それで四季彩館に行ってお風呂に入って帰るような、そんな1日というような方が多いようです。
  以上です。
○野原兼男議長 よろしいですか。
  ほかに質疑ございませんか。
  11番、笹沼和利議員。
○11番 笹沼和利議員 2点質問させていただきます。
  まず1番目が20ページのところの教育使用料の中で体育施設の使用料なんですけれども、昨年に比べて全体的に30万ほど減っているのかなというふうに思うんですけれども、ちょっとこの利用状況の調査なんか見ていると、実際に使う人はふえているのに使用料が減っているというんで、ちょっと、特にテニスコートとか体育センターの使用料が減っているんですけれども、この辺の理由をまずお聞かせいただきたいと思います、1点目。
  それから、2点目は、34ページのところで財政調整基金の繰入金ということで、今年度は1億、一般会計のほうに繰り入れるということで、決算審査のほうのところでも、最後にちょっと1億円大幅に減少しているということで、懸念されるということで、監査委員のほうから指摘がありました。財政調整基金をどのぐらい積めばいいのかというのはちょっといろいろあるんだなというのは、ほかの町村でも非常に莫大に積んでいるところもあったり、余り積んでいないところがあったりということがありますので、町としてはどの程度の金額を常時積んでおけばよろしいのかなというところの考え方をお聞かせいただければありがたい と思います。その2点、よろしくお願いいたします。
○野原兼男議長 初めに、20ページ、体育施設使用料についての答弁を願います。
  柴崎生涯学習課長。
○柴崎秀雄生涯学習課長 それでは、お答えいたします。
  まず、体育施設利用料の中のテニスコート使用料、24年度決算では6万3,000円の収入がございました。こちらにつきましては、過去の使用料の金額を見ますと、21年度が6万500円、22年度が4万5,500円、23年度が7万2,500円ということで、年によって多かったり少なかったりする年があるんですけれども、大体同じような金額になっております。利用者は若干ふえておりますけれども。体育施設の年間登録をしていただきますと、そういった方は無料ということになりますので、登録しない方は大体同じぐらいかなというふうに思っております。
  続きまして、体育センターの使用料につきましてですが、こちらにつきましても22年度が211万7,000円、23年度が205万7,000円、今回が体育センターは181万2,000円ということで若干減っております。こちらの登録者数につきましては、本年度は996件の方が有料の登録をしております。町内町外で若干登録料に変わりがあるんですけれども、登録される方が町外の方が減少しております。そういったことで減少しているのかと思っております。ただ、なぜ町外の方が減少しているかということにつきましては、新しい施設ができているということもあるのか、近隣の人口自体が減っているということがあるのか、その辺の詳しい分析というのはまだちょっと今のところできていない状況でございます。
  以上です。
○野原兼男議長 笹沼議員。
○11番 笹沼和利議員 わかりました。
  利用者が伸びているんだけれも、使用料が減っているということで、多分登録している人が多いので、町外の人が少なくなったということなのかなというふうには思うんですけれども。これだけ利用者がふえていれば、少し使用料も考えたほうがいいのかなという思いはちょっとあるんですけれども、ありがとうございました。わかりました。了解しました。
○野原兼男議長 続いて、34ページ、財政調整基金についての答弁を願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 笹沼議員のご質問にお答えをさせていただきます。
  昨年の財政調整基金からの繰入額が1億円を超えてしまったということでございます。こ の繰り入れの関係につきましては、3月の補正の時点でなるべく戻したいというふうに考えてはいたんですけれども、昨年度は非常に国民健康保険の医療費が高騰いたしまして、これに対して補助といいますか、繰り入れをしないと、国保のほうが立ち行かなくなるというような懸念がありまして、3月補正で、去年は国保のほうを9月と12月と3月と3回も補正をさせていただいて、その都度国保に繰り入れをしたわけなんですけれども、そういった去年については特殊事情ということで、このような大きな額になってしまったということでございます。
  また、財政調整基金の金額の関係でございますけれども、一般的には標準財政規模の10%程度ということで考えております。そうしますと3億6,000万円程度、3億から4億の間ぐらいということで念頭に置いて、なるべく多く積めればいいんですけれども、その辺を目標に念頭に置いてこれからも財政運営をしていきたいというふうに考えております。
  以上でございます。
○野原兼男議長 笹沼議員。
○11番 笹沼和利議員 わかりました。10%ということで。
  それでちょっとお聞きしたいんですけれども、一般会計のほうでは実際に24年度決算で言うと2億5,200万円、実際に差し引きの残高があるということなんで。こういう金額であれば、その辺の国保の関係とかいろいろ出ているんで難しいのかなと思うんですけれども、もう少し金額は、4億弱ぐらいな金額ではこれからも積んでいくというふうに考えておいてよろしいんでしょうか。
○野原兼男議長 答弁願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 その年々のですね、毎年の財政状況によって、その積立金額についてはちょっとこれから見通しが余り楽観的ではないんですけれども、これからそういった状況の中で少しでも多く、4億円ぐらいを目標に積み立てをしていきたいというふうに考えております。
  以上でございます。
○野原兼男議長 よろしいでしょうか。
○11番 笹沼和利議員 はい。
○野原兼男議長 ほかに質疑ございませんか。
  暫時ちょっと休憩します。
                                (午後 3時49分)
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○野原兼男議長 休憩前に引き続き再開します。
                                (午後 3時49分)
─────────────────────────────────────────────────
○野原兼男議長 13番、岩田議員。
○13番 岩田鑑郎議員 収入未済額の関係なんですが、一番多い原因はどういう理由ですか、2つか3つぐらいまで教えていただけますか。それが1つ。
  あと、雑入の関係でですね……
○野原兼男議長 ちょっと待ってください、岩田議員。これは収入未済額は全体を見ての……
○13番 岩田鑑郎議員 はい、そうです。町税。
○野原兼男議長 町税ということでよろしいですか。町税に関してですね。
○13番 岩田鑑郎議員 はい。そうですね。12ページ。
○野原兼男議長 じゃ、次にいってください。
○13番 岩田鑑郎議員 あと、雑入の関係、39ページですか。当初の予算書の関係と連動、これ去年私が話したかなというふうには思うんですけれども、そのようになっていないんで、再度訂正、できれば変えて、予算書と決算書の収入の項目を並べていただければありがたいんですが。それはまあ要望ですけれども。
  埼玉県市町村振興協会市町村交付金、これは宝くじ……
○野原兼男議長 これ何ページ。
○13番 岩田鑑郎議員 39ページ。さっきの質問じゃないですか。その雑入について言います。
  これは宝くじの関係だと思うんですけれども、これ700万多くなっているんですよね。これは宝くじが売れるとこういうあれになるんですか。それとも向こうの決算上の関係で上がるとか、そういう関係なんでしょうか。700万上がっているということは。
  もう1つは、予算書にあった緑化の関係の交付金があるというんですが、49万5,000円。これがこっちになくなってしまっているんですが、これはどこかに入っているんでしょうか。その3点。
  予算書は埼玉県緑化推進委員会支出金となっているんですね。
○野原兼男議長 その雑入に入っていたわけですね。
○13番 岩田鑑郎議員 雑入の中に入っていました。
○野原兼男議長 それでは、まず12ページ、町税に関する収入未済額の多い理由について答弁願います。
  内室税務課長。
○内室睦夫税務課長 それでは、岩田議員の町税の収入未済額、こちらの額が多いといいますか、その原因についてでございますが、まず、税については個人、また法人等の税の状況を調査いたしまして、調査、決定して調定額を起こします。それに伴いまして、納税通知書を発送いたしまして、納付していただくわけでございます。そういう中で、納入していただけないものが収入未済額になるわけでございますけれども、先ほど申し上げましたが、景気の動向等もございまして、納付していただけない方、それから、事業に失敗した方だとか、いろんな状況があるんですけれども、そういう中で納付していただけない状況がございますので、そちらのほうが未収額になっております。そちらのほうの徴収に向けて取り組んでいるわけでございますけれども、さまざまなですね、例えばストレス等で仕事につけない方だとかいろんな方がございますので、そういうものが原因となっております。
  以上です。
○野原兼男議長 岩田議員。
○13番 岩田鑑郎議員 今のお答えいただいたわけですけれども、私はその理由が、多い順にね、例えばこういう理由が何件、こういう理由が何件、金額でもいいんです、件数でもいいんですけれども、金額が多いほうがいいですよね。それで、それをつぶせば、原因をつぶさないと、これは解決できないですよね。つぶせない原因もあります。事業に失敗してしまってだめだという方はだめかもしれませんけれども。要は、その原因別に分けてその対策をとらないと、今度コールセンターを設けて督促をするようですが、絶対的にだめな人のところへコールセンターで電話したってだめでしょう。そういう考え方を是非持ってもらいたいんですよ。原因をね、原因を、何でかという理由を層別して、一番多い理由から、要するに一番多い金額から、じゃ、対策をとりましょうと。対策をとったときには歯どめをしましょうと。歯どめはいろいろな方法があると思いますけれども、そういうことを考えてやってもらわないと、同じようなことを幾らやっても。ここに収入未済額として出てきた金額というのは、最終的にこういうことをやったんだけれども、だめだった。ただばらばらやったんじゃ、多分だめだと思うんですよ。一生懸命やります、頑張ります、同じような答えが毎年返ってくるんですよね。だから、それを是非考えてもらいたいんですよ。副町長には申し上げ ましたけれども、QCサークルみたいな何なりつくって、それで、価格的というかどうかわかりませんけれども、そういうことをやってもらいたいなと思うんですが。是非、それは要望ですよ。お願いします。
○野原兼男議長 続いて、39ページ雑入、宝くじの交付金についての答弁願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 それでは、岩田議員の振興協会の交付金につきましてお答えをさせていただきます。
  こちらは岩田議員のおっしゃいましたとおり、宝くじの売り上げの関係の交付金でございます。この配分方法といたしまして、例えばオータムジャンボの宝くじの場合、均等割が2分の1、これは市町村数で割るということになっております。また、残りの2分の1は人口割ということで決まっておりますので、総体的な売り上げがふえると、やはり配分額もふえて、人口割と均等割でそれぞれふえてくるということで、売り上げに連動しているものと考えております。
  以上でございます。
○野原兼男議長 よろしいでしょうか。
  岩田議員。
○13番 岩田鑑郎議員 私も一端、これ協力しているかなというふうに思うんですけれども。今、郵便局等で地元で売っておられますよね。そういう何ていうかな、宣伝というのはおかしいけれども、もし、ときがわ町で買っても、ふやすだけじゃしようがないですけれども、そういうことを何か、たばこ税はね、たばこを地元で買うとあれが、税収がふえるよというようなのがありますけれども、地元で宝くじを買えば余計に来るというような、そういうのはないんですね。
○野原兼男議長 答弁願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 お答えをさせていただきます。
  宝くじの場合は、地元で買ったから、そこの市町村に多く来るというような制度ではなくて、均等割と人口割という形で配分されるというものでございます。
  以上でございます。
○野原兼男議長 よろしいでしょうか。
  続いて、同じく雑入、埼玉県緑化交付金について答弁願います。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 それでは、岩田議員のご質問にお答えさせていただきます。
  この雑入の埼玉県緑化推進委員会支出金ということで当初予算のほうには計上させていただいております。この交付金につきましては、公益社団法人の埼玉県緑化推進委員会からの緑化事業交付金ということでございまして、決算の中では41ページの上段の上から2行目ですね、緑の募金緑化事業交付金20万円、それから、緑の募金緑化事業、これ(家庭募金)になっていますけれども、緑化事業等交付金19万4,000円、これになっております。
  これは20万円と19万4,000円ということで、この20万円の事業につきましては、町が実施しております彩りの森ネットワーク事業ということで、町の木、町の花等、花木等を配布する事業ということで、地域に植えていただく事業ということでやっておりますが、この事業に充てているものでございます。
  さらに、下の家庭募金の交付金につきましては、こちらは毎年度、区長さん等々にもお願いをして、緑の家庭募金というのを実施してございます。この家庭募金に対します2分の1が町のほうに交付されるというふうな制度で、19万4,000円が交付されているものでございます。
  以上でございます。
○野原兼男議長 岩田議員。
○13番 岩田鑑郎議員 冒頭申し上げましたように、雑入に関して、予算書と決算書の項目をそろえていただけると、このような質問もなくなるし、我々も理解しやすくなると思いますんで、是非お願いしますが、この緑化推進委員会がこの両方募金のあれをやっているんですか。
○野原兼男議長 答弁願います。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 お答えさせていただきます。
  そのとおりです。埼玉県緑化推進委員会がこの緑化事業を行っているというものでございます。
  以上です。
○野原兼男議長 ほかに質疑ございませんか。
  8番、野原和夫議員。
○8番 野原和夫議員 8番、野原和夫です。
  先ほど岩田議員の指摘と同じように、私、収入未済額については毎年質疑をしている中でございますが、やっぱりそれは徴収努力も含めてもう1回見直す1つの点としては、ときがわ町は税金が高いのかどうか、これを安くすればもっと徴収率が上がるんではないか。そういうことを踏まえて精査しながら努力する必要があると思うんですが、この中で、私、法人税について8,769万700円、収入未済額になっております。この法人税においては、つまりもうかっている会社は法人税を払っていただく。もうけに関係なく法人税としても均等割は払わなくてはならない。こういう税率について、こういう法人税を払っている会社、均等割を払っている会社等含めて何社あるのか教えていただければありがたい。
  それと、法人税率は、町はどのくらいの税率を出しているのかお願いします。
○野原兼男議長 答弁願います。
  内室税務課長。
  暫時休憩します。
                                (午後 4時03分)
─────────────────────────────────────────────────
○野原兼男議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午後 4時07分)
─────────────────────────────────────────────────
○野原兼男議長 答弁願います。
  内室税務課長。
○内室睦夫税務課長 それでは、お答えさせていただきます。
  まず、法人税の均等割の会社でございますけれども、法人数が316社でございます。それから、全体がちょっと今、資料ございませんので、明日、税率の詳細とあわせましてご説明させていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
○野原兼男議長 野原議員、よろしいでしょうか。
○8番 野原和夫議員 わかりました。
○野原兼男議長 ほかに質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○野原兼男議長 これをもって歳入の質疑を終了いたします。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎延会について
○野原兼男議長 お諮りいたします。本日の会議はこの程度にとどめ延会したいと思います。
  これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○野原兼男議長 異議なしと認めます。
  よって、本日はこれをもちまして延会することに決定しました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎延会の宣告
○野原兼男議長 大変ご苦労さまでした。
                                (午後 4時08分)