ときがわ町告示第78号

 平成26年第2回ときがわ町議会定例会を下記のとおり招集する。

  平成26年5月27日

                        ときがわ町長  関  口  定  男

                    記

 1 期  日  平成26年6月3日(火)


 2 場  所  ときがわ町議会議場

                ○応招・不応招議員

応招議員(12名)
  1番  神 山   俊 議員          2番  小 島 利 枝 議員
  3番  田 中 紀 吉 議員          4番  山 中 博 子 議員
  5番  岡 野   茂 議員          6番  金 澤 他司人 議員
  7番  岡 野 政 彦 議員          8番  瓜 田   清 議員
  9番  前 田   栄 議員         10番  野 口 守 隆 議員
 11番  小 宮   正 議員         12番  野 原 和 夫 議員

不応招議員(なし)

            平成26年第2回ときがわ町議会定例会

議 事 日 程(第1号)

                            平成26年6月3日(火)  
                            午前9時30分開会     
      開会及び開議の宣告
日程第 1 会議録署名議員の指名
日程第 2 会期の決定について
日程第 3 諸報告
日程第 4 報告第 1号 平成25年度ときがわ町一般会計繰越明許費繰越計算書の報告に
             ついて
日程第 5 報告第 2号 平成25年度ときがわ町一般会計事故繰越し繰越計算書の報告に
             ついて
日程第 6 報告第 3号 平成25年度ときがわ町水道事業会計予算繰越計算書の報告につ
             いて
日程第 7 議案第28号 専決処分の承認を求めることについて(ときがわ町国民健康保険
             税条例の一部改正について)
日程第 8 議案第29号 専決処分の承認を求めることについて(平成26年度ときがわ町
             一般会計補正予算(第1号))
日程第 9 議案第30号 ときがわ町税条例及びときがわ町税条例の一部を改正する条例の
             一部改正について
日程第10 議案第31号 ときがわ町国民健康保険条例の一部改正について
日程第11 議案第32号 町道路線の廃止について
日程第12 議案第33号 町道路線の廃止について
日程第13 議案第34号 町道路線の廃止について
日程第14 議案第35号 ときがわ町都幾川四季彩館の指定管理者の指定について
日程第15 議案第36号 平成26年度ときがわ町一般会計補正予算(第2号)
日程第16 議員提出議案第1号 特定秘密保護法の撤廃を求める意見書の提出について
日程第17 議員提出議案第2号 集団的自衛権行使を容認する解釈改憲を行わないことを求
                める意見書の提出について
日程第18 請願第2号 手話言語法制定を求める意見書の提出を求める請願
日程第19 一般質問
─────────────────────────────────────────────────
出席議員(12名)
     1番  神 山   俊 議員     2番  小 島 利 枝 議員
     3番  田 中 紀 吉 議員     4番  山 中 博 子 議員
     5番  岡 野   茂 議員     6番  金 澤 他司人 議員
     7番  岡 野 政 彦 議員     8番  瓜 田   清 議員
     9番  前 田   栄 議員    10番  野 口 守 隆 議員
    11番  小 宮   正 議員    12番  野 原 和 夫 議員
欠席議員(なし)
地方自治法第121条により、今定例会に説明のため出席する者及び同委任を受けた者の職氏名
町長
関 口 定 男 
副町長
小 峯 光 好 
総務課長
柴 崎 秀 雄 
企画財政課長
久 保   均 
税務課長
内 室 睦 夫 
町民課長
桑 原 和 一 
福祉課長
大 島 武 志 
環境課長
岩 田 功 夫 
会計管理者兼会計室長
柴 田 光 子 
産業観光課長
山 崎 政 明 
建設課長
岡 本 純 一 
水道課長
中 藤 和 重 
─────────────────────────────────────────────────
教育長
舩 戸 裕 行 
教育総務課長
中 村 賢 一 
生涯学習課長
石 川 安 司 
─────────────────────────────────────────────────
議会事務局長
町 田 英 章
書記
新 井 裕 文

─────────────────────────────────────────────────
   ◎開会及び開議の宣告
○野口守隆議長 皆さん、おはようございます。大変ご苦労さまでございます。
  ただいまの出席議員は12名でありますので、定足数に達しております。
  これより、平成26年第2回ときがわ町議会定例会を開会いたします。
  直ちに本日の会議を開きます。
                                (午前 9時30分)
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議事日程の報告
○野口守隆議長 本日の議事日程を報告いたします。
  議事日程は配付したとおりであります。
  議会事務局長に朗読させます。
○町田英章議会事務局長 それでは、朗読いたします。
  平成26年第2回ときがわ町議会定例会議事日程(第1号)、平成26年6月3日午前9時30分開会。
  日程、議案番号、件名。開会及び開議の宣告。日程第1、会議録署名議員の指名。日程第2、会期の決定について。日程第3、諸報告。日程第4、報告第1号 平成25年度ときがわ町一般会計繰越明許費繰越計算書の報告について。日程第5、報告第2号 平成25年度ときがわ町一般会計事故繰越し繰越計算書の報告について。日程第6、報告第3号 平成25年度ときがわ町水道事業会計予算繰越計算書の報告について。日程第7、議案第28号 専決処分の承認を求めることについて(ときがわ町国民健康保険税条例の一部改正について)。日程第8、議案第29号 専決処分の承認を求めることについて(平成26年度ときがわ町一般会計補正予算(第1号))。日程第9、議案第30号 ときがわ町税条例及びときがわ町税条例の一部を改正する条例の一部改正について。日程第10、議案第31号 ときがわ町国民健康保険条例の一部改正について。日程第11、議案第32号 町道路線の廃止について。日程第12、議案第33号 町道路線の廃止について。日程第13、議案第34号 町道路線の廃止について。日程第14、議案第35号 ときがわ町都幾川四季彩館の指定管理者の指定について。日程第15、議案第36号 平成26年度ときがわ町一般会計補正予算(第2号)。日程第16、議員提出議案第1号 特定秘密保護法の撤廃を求める意見書の提出について。日程第17、議員提出議案第2号 集団的自衛権行使を容認する解釈改憲を行わないことを求める意見書の提出について。 日程第18、一般質問。
  以上です。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎会議録署名議員の指名
○野口守隆議長 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
  会議規則第120条の規定により、5番、岡野茂議員、6番、金澤他司人議員、以上の2名を本会期中の会議録署名議員に指名いたします。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎会期の決定について
○野口守隆議長 日程第2、会期の決定についてを議題といたします。
  議会運営委員長の報告を求めます。
  なお、平成26年5月27日開催の議会運営委員会において、前田栄委員長の委員長辞任が許可され、瓜田清議員が議会運営委員会委員長に互選されましたので報告いたします。
  それでは、瓜田清議員、お願いいたします。
○瓜田 清議会運営委員長 おはようございます。
  去る5月27日に新しく議会運営委員長に就任しました瓜田です。よろしくお願いします。
  それでは、会期の決定についてご報告いたします。
  会期の決定について、議会運営委員会の報告をいたします。
  平成26年第2回定例会における会期及び日程等について調整を図るため、去る5月27日午前10時から役場第二庁舎3階協議会室におきまして、議会運営委員会を開催いたしました。
  委員会は、委員全員の出席と議長、副議長、町長、副町長、総務課長、議会事務局長の出席をいただきまして、平成26年第2回定例会に提出される議案等について説明を求め、会期について協議を行いました。
  その結果、平成26年第2回定例会は、本日6月3日から6月11日までの9日間とするものでございます。
  会期中の日程でございますが、会期予定表をごらんいただきたいと思いますが、順次ご説明いたします。
  まず、本日6月3日は午前9時30分から本会議になっております。議案審議等でございます。6月4日は午前9時半から文教厚生常任委員会を予定しております。6月5日は9時半から総務産業建設常任委員会を予定しております。6月6日、7日及び8日は休会でござい ます。週が明けて、6月9日及び10日は午前9時半から本会議をお願いいたします。一般質問等でございます。一般質問は、6月9日は通告者1番、岡野茂議員から通告者5番、神山俊議員まで、10日は通告者6番、野原和夫議員から通告者9番、小島利枝議員まででございます。6月11日は予備日といたします。
  以上でございます。
○野口守隆議長 お諮りいたします。本定例会の会期は、委員長の報告のとおり本日6月3日から6月11日までの9日間といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○野口守隆議長 異議なしと認めます。
  よって、本定例会の会期は9日間と決定いたします。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎諸報告
○野口守隆議長 日程第3、諸報告を行います。
  なお、念のために申し上げますが、議長の諸般の報告及び行政報告に対する質疑は、原則として行わないことになっております。このことは、議員必携の139ページ及び477ページに掲載がありますので、後ほどごらんください。
  初めに、地方自治法第121条の規定により、本定例会の説明のために出席する者及び同委任を受けた者の職氏名は、別紙配付したとおりでありますのでご了承願います。
  次に、監査委員から平成26年3月から平成26年5月までの例月出納検査の報告がありました。お手元に配付しておきましたので、ごらんいただきたいと存じます。
  なお、詳細につきましては議会事務局にありますので、ごらんいただきたいと存じます。
  次に、平成26年第1回定例会で議決をいただきました議員派遣について報告いたします。
  平成26年5月7日、埼玉県県民健康センターにおいて、平成26年度第1回埼玉県町村議会議長会広報研修会が開催され、6名が出席しております。結果につきましては、別紙により掲げてありますので、ごらんいただきたいと思います。
  次に、地方自治法第122条の規定により、事務に関する説明書が提出されておりますので、ごらんいただきたいと存じます。
  次に、郵送などにより陳情書及び要望書が提出されております。コピーを配付してありますので、ごらんいただきたいと存じます。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎行政報告
○野口守隆議長 次に、町長から挨拶を兼ねて行政報告を行いたいとの申し出がありますので、これを許可いたします。
  関口町長。
○関口定男町長 改めまして、皆さん、おはようございます。
  議長のお許しをいただきましたので、ご挨拶を兼ねまして行政報告を行います。
  本日は、平成26年第2回ときがわ町議会定例会を招集申し上げましたところ、議員各位におかれましては、ご多忙のところ全員のご出席をいただきまして、会議が開催できますことを心から御礼を申し上げます。
  さて、本年1月ごろから、ときがわ町を初め、周辺の小川町、東秩父村におきまして、約20件の山林火災などが発生しております。5月12日の東秩父村地内の山林火災では、ときがわ消防団も応援に駆けつけました。中には、不審火が疑われる火災もあることから、先日、小川警察署の呼びかけによりまして、2町1村で情報交換会が開催されたところであります。
  今後も地域住民の皆様はもとより、近隣自治体、町内外の消防団、警察、消防署の皆様との連携を密にいたしまして、防災行政のさらなる充実を図ってまいりたいと考えております。
  さて、本日ご提案申し上げます議案は、繰越計算書の報告3件、専決処分の承認2件、条例の一部改正2件、町道路線の廃止認定3件、指定管理者の指定1件、一般会計補正予算1件であります。各議案とも、その都度、提案理由を説明いたしますので、よろしくお願いいたします。
  次に、各課の事業の執行状況について、ご報告を申し上げます。
  最初に、総務課について申し上げます。
  町では、平成25年度に「移動系のデジタル防災行政無線」の整備を進めまして、この3月に工事が完了いたしました。消防団、各集会施設、小中学校等に設置いたしまして、運用を開始したところであります。
  また、昨年6月から実施いたしました役場本庁舎と就業改善センターの耐震補強工事が無事に完了いたしまして、5月7日に本庁舎の各課がもとの事務室に戻ってまいりました。この工事に伴いまして、昨年4月末の町長室、総務課等の第二庁舎への移転、さらに7月の本庁舎各課の保健センター分室、また玉川公民館への移転の間は、町民の皆様には何かとご不便、ご迷惑をおかけいたしました。
  この間のご理解とご協力に、住民の皆様に対しまして深く感謝を申し上げたいと思います。
  続きまして、企画財政課について申し上げます。
  ときがわ町空き家バンクにつきましては、平成24年7月から正式にスタートいたしましたが、本年5月までに8件の成約がありまして33人の方が転入されました。この8件がいずれも中学生以下の子供のいる若い世帯でありまして、8世帯合わせて17人の子供たちが新しくときがわ町の一員となりました。
  また、空き家の利用を希望する利用者登録につきましては、59世帯の登録がありまして、そのうち44世帯が中学生以下の子供がいる世帯、もしくは夫婦とも45歳以下の世帯となっております。これに対しまして、ホームページで公開することができた空き家の物件数は15件と、利用希望者に対して物件が不足しているという現状であります。引き続き、この空き家物件の確保には全力を挙げて努めてまいりたいと考えております。
  続きまして、税務課について申し上げます。
  所得税・住民税申告相談につきましては、2月17日から3月17日まで延べ21日間にわたって、町内3会場におきまして実施をいたしました。課税関係では、5月に軽自動車税及び固定資産税の納税通知書を、町・県民税関係につきましては、対象者に係る特別徴収の納税通知書を各事業所に送りました。徴収関係では、コールセンター事業として2月に208件、3月に209件、対象者へ電話催告をしたところであります。
  また、4月から5月にかけまして県税事務所と共同で滞納者への催告書を発送いたしました。臨宅徴収を行うなど、特別徴収対策を現在実施しているところであります。依然として厳しい納税環境ではありますが、引き続き町税の徴収率向上を目指しまして、鋭意進めてまいりたいと思っております。
  続きまして、町民課について申し上げます。
  4月1日現在の人口は1万2,205人、世帯数は4,725世帯となっておりまして、前年度と比較いたしますと、人口で198人の減、世帯数では15世帯の減となっております。平成25年度中に亡くなられた方につきましては、179人の方が亡くなっております。そして、平成24年度より5人ふえているということであります。出生につきましては、平成24年度は45人、平成25年度は47人で、2人の増となっております。いつも申し上げるんですけれども、出生の数は少ないんですけれども、大体小学校に上がるときになりますと、全体で70人前後になるということで推移しております。ことしも71人の小学生が入りましたけれども、来年も大体1年生が70人前後になっていくと思われます。そういう推移をしております。
  また、65歳以上の方の占める割合といたしましての高齢化率につきましては29.7%、約 30%でありまして、昨年より1.2ポイント上昇しております。
  また、主な事業といたしましては、早稲田大学と共同で実施しております「スモールチェンジ活動」について、より多くの町民に実施していただき、楽しみながら健康づくりに取り組めると、そういうことを目標にしております。本年度も引き続き5月から「スモールチェンジポイントキャンペーン」を展開しております。
  次に、国民健康保険事業でありますが、40歳から74歳の加入者の方を対象に、生活習慣病の予防を目的といたしました「特定健診の集団健診」、これを実施しておりますが、昨年を上回ります953人の申し込みがありました。これも「スモールチェンジキャンペーン」を初め、啓発活動の成果があらわれてきたものを考えております。
  成人保健事業でありますけれども、国民健康保険の特定健診にあわせまして、20歳から39歳までの「若もの健診」と、75歳以上の方の「いきいき健診」を実施するとともに、5月から個別の各種がん検診を開始いたしまして、町民の健康づくりに努めております。
  次に、地域包括支援センター事業についてでありますが、「シニア運動教室」では高齢者の増加により、今年度から会場をふやしまして開催することで、閉じこもりの予防だけでなく、体力・精神面での向上を図ってまいります。
  また、出張健康体力づくり教室や認知症予防の新規事業といたしまして、「ものわすれ予防教室」を計画しているところであります。さらに、「高齢者サロン」、また「元気アップ教室」も引き続き開催いたしまして、多くの高齢者の方の生きがいづくりや介護予防に努めてまいります。
  続きまして、福祉課では、本年4月からの消費税の引き上げに際しまして、低所得の住民の方や子育て世帯への負担の緩和対策といたしまして、臨時福祉給付金支給事業、子育て世帯臨時特例給付金支給事業を進めております。現在、ときがわ町の広報、またホームページを通じまして、支給対象となる方や申請等について周知するとともに、速やかに支給手続ができるよう準備しているところであります。
  また、「第2次障害者計画・障害福祉計画」の見直し、「高齢者福祉計画・第6期介護保険事業計画」、「子ども・子育て支援事業計画」の策定を予定しております。それぞれ策定委員会の委員選考及び委託業者との打ち合わせを現在進めているところであります。
  次に、環境課について申し上げます。
  小・中学校と保育園の給食に係る放射性物質の検査結果でありますが、検出下限値10ベクレル未満に設定し測定をしておりますが、5月30日現在、検出下限値を超える放射性ヨウ素、 放射性セシウムは検出されておりません。引き続き、子供たちの内部被曝の防止に努めてまいります。
  また、放射性物質濃度測定器の無料開放につきましては、2月から4月におきまして、延べ11人の町民の方に利用していただいております。
  次に、浄化槽設置管理事業につきましては、申請受付件数が8件、使用開始届けが4件となっております。今後も住民の方への事業の周知・啓発を行いながら、事業の円滑な実施に努めてまいります。
  続きまして、産業観光課について申し上げます。
  農業関係につきましては、2月の大雪により農業用のビニールハウスなどに多大な被害が生じました。施設の撤去・再建に要する経費の総額は約1,100万円となりました。町では、国・県の助成制度を活用いたしまして、農業者の一日も早い経営再建に向けて取り組んでまいっております。
  また、林業関係では、弓立山の山林火災への対応といたしまして、県の緑の基金によります「里山・平地林再生事業」、また「水源地域の森づくり事業」、こうした事業を活用いたしまして、約22ヘクタールの森林が再生をされました。
  商工観光関係では、ときがわ町観光PRソング「おいでよ!ときがわ」が3月に完成いたしました。町のイメージアップと観光を町内外にPRする媒体といたしまして、積極的に活用してまいりたいと考えております。
  また、観光入り込み客の数ですが、平成18年度には67万人でありましたけれども、平成24年度には93万人となりました。そして、平成25年度につきましては94万人と、1万人ほど増加しております。入り込み客数100万人を現在目指しておりまして、さらに努力をしてまいりたいと考えております。
  続きまして、建設課について申し上げます。
  平成25年度から繰越明許いたしました事業の大字玉川地内、町道道路改修工事につきましては、5月末に完成をいたしました。また、本年度事業であります田黒地内の町道側溝整備工事、番匠、本郷地内の町道舗装新設工事、馬場地内の町道の用地及び物件調査の業務委託につきましては、発注が終了いたしましたので、今後、早期完成に向けて取り組んでまいります。
  地籍調査事業につきましては、桃木地区及び田中地区の一部について事前調査を行っておりまして、今後、一筆調査を開始してまいります。
  次に、川のまるごと再生事業では、埼玉県の事業といたしまして、別所地内の都幾川左岸の遊歩道整備、玉川地内の花菖蒲園付近の階段工等の工事を予定しております。
  また、ときがわ町の事業といたしまして、玉川小学校から都幾川河川に通じる遊歩道及び田黒地内の遊歩道の整備を行います。このほかに、明覚駅近くの川北橋左岸と田中地区の本郷別所淵付近におきまして、あずまやの整備を予定しているところであります。
  続きまして、教育総務課関係について申し上げます。
  4月8日から新学期が始まりまして、753人の児童・生徒が元気に学校に通っております。少人数指導の充実のために、明覚小学校、玉川小学校にそれぞれ2名、複式学級への対応といたしまして萩ヶ丘小学校に2名の町費の教員を配置いたしまして、きめ細やかな対応を行い、効果を挙げているところであります。
  さらに、町内の小学校1年生から3年生を対象といたしました土曜学習会を都幾川公民館で年間9回実施をいたしまして、子供たちの基礎的な、また基本的な学力向上に向けた取り組みも行っているところであります。
  施設整備につきましては、玉川小学校の校内放送設備更新工事を行いまして、5月中に工事が完了したところであります。
  次に、ニュージーランドの生徒との相互交流では、5月31日からニュージーランドの生徒15名を受け入れるとともに、ときがわ町の中学生のニュージーランド派遣につきましても、実施に向け鋭意準備を進めているところであります。
  また、関口茂八奨学事業では、新規に14名の申請がありまして、継続と合わせて51名への貸し付けを行っているところであります。
  次に、生涯学習課について申し上げます。
  社会教育関係では、生涯学習推進事業といたしまして開催いたします「ときめき塾」のボランティア指導者を募集したところ、多くの応募者がありまして、本年度は茶道教室など11講座を開催したいと考えております。芸術文化活性化事業といたしまして、3月15日に文化センターにおきまして、「第2回ときがわ音楽フェスティバル〜オリパパのトランペットが吹きたい〜」を開催いたしました。町民の方が中心となって構成された実行委員会が主催となりまして、企画、運営をしたものであります。質の高いこのコンサートを継続して行うということが、新たな地域文化の創造をすることだと思っております。ぜひ、このコンサートが続きますように関係者の皆様にはお願いしたいと思っております。
  また、社会体育関係におきましては、5月4日に「ワンデーウオーク」を開催いたしまし た。体育センターをスタートいたしまして、ゴールとして本郷、番匠、玉川、田黒、五明、これをめぐる約14キロメートルの比較的平たんなコースを子供から大人まで252名の皆様にご参加をいただきまして開催されました。今回は、「川」をテーマに都幾川、田黒川、雀川沿いの風景や草花が咲く道を歩きまして、里山の春を満喫していただいたところであります。
  文化財関係では、4月13日に県の指定無形民俗文化財「大野送神祭」、4月29日に「萩日吉神社神楽」が地域住民を中心に行われまして、町内外より多くの観光客が訪れ、にぎわいを見せました。今後も、文化財を通した地域活性化を目指し、積極的に支援をしてまいりたいと考えております。
  次に、水道課について申し上げます。
  水道課関連では、石綿セメント管更新事業を毎年計画的に実施しているところであります。今年度も7月に一般競争入札を実施いたしまして、請負業者を決定し、早期に着工する予定であります。なお、日常業務につきましては、引き続き、安心で安全な水の安定供給に努めてまいります。
  以上、各課の事業につきまして報告をさせていただきました。
  結びに、本日ご提案申し上げます各議案につきましては、慎重審議の上、議決いただきますようお願い申し上げまして、開会に当たりましてのご挨拶とさせていただきます。
  ありがとうございました。
○野口守隆議長 ご苦労さまでございました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎報告第1号の上程、説明、質疑
○野口守隆議長 次に、日程第4、報告第1号 平成25年度ときがわ町一般会計繰越明許費繰越計算書の報告についてを議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○町田英章議会事務局長 朗読いたします。
  報告第1号 平成25年度ときがわ町一般会計繰越明許費繰越計算書の報告について。
  地方自治法施行令(昭和22年政令第16号)第146条第2項の規定により、平成25年度ときがわ町一般会計繰越明許費繰越計算書を別紙のとおり報告する。
  平成26年6月3日提出、ときがわ町長、関口定男。
  以上です。
○野口守隆議長 報告者から報告理由の説明を求めます。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、報告第1号 平成25年度ときがわ町一般会計繰越明許費繰越計算書の報告について、報告理由を申し上げます。
  平成25年度ときがわ町一般会計において繰越明許費として定めた、子ども・子育て支援電算システム改修事業ほか4事業に係る繰越計算書について報告するものであります。
  細部につきましては、企画財政課長から説明を申し上げます。
○野口守隆議長 続いて、細部説明を求めます。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 それでは、報告第1号 平成25年度ときがわ町一般会計繰越明許費繰越計算書の報告について、細部説明をいたします。
  この報告につきましては、地方自治法施行令第146条第2項の規定により繰越計算書を調製いたしましたので、報告するものであります。
  それでは、おめくりいただきまして、繰越計算書のほうをごらんいただきたいと存じます。
  子ども・子育て支援電算システム改修事業ほか4つの事業につきまして、翌年度の繰越額及びその財源内訳を記載してございます。こちらはそれぞれごらんをいただければというふうに存じます。
  以上で報告第1号の細部説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
○野口守隆議長 これより報告第1号 平成25年度ときがわ町一般会計繰越明許費繰越計算書の報告についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○野口守隆議長 質疑なしのようですので、これをもって質疑を終了いたします。
  本案は報告事項でありますので、ただいま報告したとおりでございます。
  報告第1号を以上で終了いたしますが、ご了承賜りたいと思います。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎報告第2号の上程、説明、質疑
○野口守隆議長 日程第5、報告第2号 平成25年度ときがわ町一般会計事故繰越し繰越計算書の報告についてを議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○町田英章議会事務局長 朗読いたします。
  報告第2号 平成25年度ときがわ町一般会計事故繰越し繰越計算書の報告について。
  地方自治法施行令(昭和22年政令第16号)第150条第3項の規定により、平成25年度ときがわ町一般会計事故繰越し繰越計算書を別紙のとおり報告する。
  平成26年6月3日提出、ときがわ町長、関口定男。
  以上です。
○野口守隆議長 報告者から報告理由の説明を求めます。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、報告第2号 平成25年度ときがわ町一般会計事故繰越し繰越計算書の報告について、報告理由を申し上げます。
  平成25年度ときがわ町一般会計において、事故繰越しとなった水源地域の森づくり事業ほか1事業に係る繰越計算書について報告するものであります。
  細部につきましては、企画財政課長から説明を申し上げます。
○野口守隆議長 続いて、細部説明を求めます。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 それでは、報告第2号 平成25年度ときがわ町一般会計事故繰越し繰越計算書の報告について、細部説明をいたします。
  この報告につきましては、地方自治法施行令第150条第3項の規定により事故繰越し繰越計算書を調製いたしましたので、報告するものでございます。
  それでは、おめくりいただきまして、事故繰越し繰越計算書のほうをごらんいただきたいと存じます。
  水源地域森づくり事業ほか1事業について、翌年度繰越額及びその財源内訳を記載されておりますので、こちらもごらんいただければというふうに存じます。いずれの事業につきましても、2月に発生をいたしました大雪の関係の災害の影響で作業が中断、おくれたものでございます。よろしくお願いいたします。
  以上で報告第2号の細部説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
○野口守隆議長 これより報告第2号 平成25年度ときがわ町一般会計事故繰越し繰越計算書の報告についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○野口守隆議長 質疑なし。これをもって質疑を終了いたします。
  本案は報告事項でありますので、ただいま報告したとおりでございます。
  報告第2号を以上で終了いたしますが、ご了承賜りたいと思います。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎報告第3号の上程、説明、質疑
○野口守隆議長 日程第6、報告第3号 平成25年度ときがわ町水道事業会計予算繰越計算書の報告についてを議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○町田英章議会事務局長 朗読いたします。
  報告第3号 平成25年度ときがわ町水道事業会計予算繰越計算書の報告について。
  地方公営企業法(昭和27年法律第292号)第26条第3項の規定により、平成25年度ときがわ町水道事業会計予算繰越計算書を別紙のとおり報告する。
  平成26年6月3日提出、ときがわ町長、関口定男。
  以上です。
○野口守隆議長 報告者から報告理由の説明を求めます。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、報告第3号 平成25年度ときがわ町水道事業会計予算繰越計算書の報告について、報告理由を申し上げます。
  平成25年度建設改良費に係る繰越計算書について報告するものであります。
  細部につきましては、水道課長よりご説明申し上げます。
○野口守隆議長 続いて、細部説明を求めます。
  中藤水道課長。
○中藤和重水道課長 報告第3号 平成25年度ときがわ町水道事業会計予算繰越計算書の報告について、細部説明申し上げます。
  1ページ、おめくりください。
  先ほどの報告第1号におきまして繰り越されました建設課の町道都1630号線道路改良事業の補償工事でありますこの表の事業につきまして、建設課の事業が繰り越された関係で、水道課のこの2事業が繰り越されるものであります。翌年度の繰越額内訳については、この表をごらんいただきたいと思います。
  以上で細部説明を終わらせていただきます。
○野口守隆議長 これより報告第3号 平成25年度ときがわ町水道事業会計予算繰越計算書の 報告についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○野口守隆議長 質疑なし。これをもって質疑を終了いたします。
  本案は報告事項でありますので、ただいま報告したとおりでございます。
  報告第3号を以上で終了いたしますが、ご了承賜りたいと思います。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第28号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○野口守隆議長 日程第7、議案第28号 専決処分の承認を求めることについて(ときがわ町国民健康保険税条例の一部改正について)を議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○町田英章議会事務局長 朗読いたします。
  議案第28号 専決処分の承認を求めることについて。
  ときがわ町国民健康保険税条例の一部を改正する条例について、地方自治法(昭和22年法律第67号)第179条第1項の規定により別紙のとおり専決処分したので、その承認を求める。
  平成26年6月3日提出、ときがわ町長、関口定男。
  以上です。
○野口守隆議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、議案第28号 専決処分の承認を求めることについて、提案理由を申し上げます。
  地方税法の一部を改正する法律等が公布、また施行されたことに伴いまして、緊急にときがわ町国民健康保険税条例を改正する必要が生じたため、平成26年4月1日、ときがわ町国民健康保険税条例の一部を改正する条例を専決処分をしたので、地方自治法第179条第3項の規定によりこの案を提出するものであります。
  細部につきましては、税務課長から説明を申し上げます。
○野口守隆議長 続いて、細部説明を求めます。
  内室税務課長。
○内室睦夫税務課長 それでは、議案第28号 専決処分の承認を求めることについて(ときがわ町国民健康保険税条例の一部改正について)、細部説明をさせていただきます。
  この専決処分は、地方税法の一部を改正する法律等が平成26年3月31日に公布、翌4月1日に施行されたことにより、ときがわ町国民健康保険税条例の一部を改正する条例を4月1日から施行する必要があったため、専決処分により国民健康保険税条例の一部改正を行ったものでございます。よろしくお願いいたします。
  議案参考資料の資料ナンバー1ページをごらんください。
  新旧対照表により説明させていただきます。右欄が現行、左欄が改正後で、アンダーラインが改正部分になります。
  初めに、第2条第3項の後期高齢者支援金等課税額について、課税額の限度額を14万円から16万円に引き上げるものです。
  次に、その下の第4項の介護納付金課税額について、課税額の限度額を12万円から14万円とするものでございます。
  次に、2ページをごらんください。
  8行目でございますが、地方税法施行令の改正による条文のずれを改めたものでございます。
  次に、その下にまいりまして、第21条第1項は国民健康保険税の減額措置になります。具体的には、6割軽減後の後期高齢者支援金等課税額の限度額を14万円から16万円に、介護納付金課税額の限度額を12万円から14万円に、それぞれ改めるものです。
  また、3ページをごらんください。
  3ページの中段、第2号になりますが、こちらは4割軽減対象者について「当該納税義務者を除く」とされておりましたが、この部分を削除したものです。これにより、軽減判定の基準額となる所得額が24万5,000円加算され、減額範囲が拡大されるものでございます。
  議案にお戻りください。条例の1ページになります。何枚かおめくりください。
  こちらの条例の附則でございます。
  第1条、平成26年4月1日から施行するものです。
  第2条では、条例の適用区分について規定しております。
  以上、ときがわ町国民健康保険税条例の一部を改正する条例についての細部説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
○野口守隆議長 これより議案第28号 専決処分の承認を求めることについて(ときがわ町国民健康保険税条例の一部改正について)の質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  12番、野原和夫議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原和夫です。
  このことについては、基礎課税額は現行51万に引き上げ幅を比べてみると、77万が81万になるということで、この中で被保険者、この限度額に対する率というのは、国からの方針だと5%以上をみなして、その人たちが5%いれば引き上げになるというような説がありますが、この引き上げ限度額を納めている、引き上げられる人たちは何人おられるのか。
  それと、これによって、軽減税率、軽減される人たちが、対象者がふえるのではないかと私は思っていますが、この軽減される人たちがこれに比べて何人現状よりふえるのか、お伺いします。
○野口守隆議長 答弁願います。
  内室税務課長。
○内室睦夫税務課長 それでは、ただいまの野原議員のご質問にお答えさせていただきます。
  まず、限度額の関係ですが、対象者となる方が後期高齢者の支援分で7名おります。それから、介護分で8名、それから減額……
○野口守隆議長 ちょっと待って。
  ありますか、質問。
○12番 野原和夫議員 7名、8名と答えられますが、これはやっぱり5%以上となっているんでしょうか、全体の。ちなみに、これは鳩山町では、限度額引き上げは行っていないとのことです。これは自治体でも判断できるかもしれませんが、国の方針を定めた中でのそういう適正な処置というふうに解釈していいのかどうか。今5%というのは、いろんな説の中で国からの方針が来ていると思うんですが、それによってのことなのか。今、7名、8名というのは、そのパーセンテージから言うと低いんではないかなと思うんですが、そういうふうになってよろしいんでしょうか。
○野口守隆議長 答弁願います。
  内室税務課長。
○内室睦夫税務課長 ただいまの対象者のパーセントについては、把握できておりません。
  以上です。
○野口守隆議長 よろしいですか。
          (「いいです」と呼ぶ者あり)
○野口守隆議長 それでは、次の件について、軽減率の人数を。
  内室税務課長。
○内室睦夫税務課長 それでは、軽減されている対象の世帯数でございますが、医療分について現行142が297に、155世帯増となります。それから、支援分についても同じでございます。それから、介護分については87が161世帯で、74世帯の増となります。
  以上です。
○野口守隆議長 よろしいですか。
          (「いいです」と呼ぶ者あり)
○野口守隆議長 ほかに質疑ございますか。
  もう一度、野原和夫議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原和夫です。
  4割軽減、先ほどの資料ナンバー3の中で、この4割軽減の基準額の基礎控除、基礎控除は33万ですよね。それから、これに24万5,000円を足して計算していくのか、この計算方法、4割軽減はどういうふうな計算方法で出るのか、教えていただきたいと思います。
○野口守隆議長 答弁願います。
  内室税務課長。
○内室睦夫税務課長 それでは、お答えをさせていただきます。
  まず、改正前なんですけれども、例でございますが、家族構成が2名の場合で被保険者が1名、それからそれ以外の世帯主が1名という状況で、その場合は33万円プラス24万5,000円、その額が軽減の適用の上限になりましたが、同じ状況で改正後は、33万円に被保険者の24万5,000円プラス世帯主の24万5,000円がプラスされて、そちらの合計額が軽減額の上限になります。
  以上です。
○野口守隆議長 よろしいでしょうか。
  野原和夫議員。
○12番 野原和夫議員 計算の仕方というのが、ちょっと私も調べたんですけれども、被保険者数と特定同一世帯者数を足して、それを掛けるんじゃないでしょうか。そうすると出るんじゃないでしょうか。今の説明だとちょっとわからないんですが、計算の仕方を私は聞きたいんです。
○野口守隆議長 答弁願います。
  内室税務課長。
○内室睦夫税務課長 それでは、お答えいたします。
  私の例が2名でしたので、1人ずつ足しまして、24万5,000円掛ける2名ですので、掛けたので同じ答えに、数字になります。
  以上です。
○野口守隆議長 よろしいでしょうか。
○12番 野原和夫議員 はい。
○野口守隆議長 ほかに質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○野口守隆議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○野口守隆議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (発言する者なし)
○野口守隆議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第28号 専決処分の承認を求めることについて(ときがわ町国民健康保険税条例の一部改正について)を採決いたします。
  本案は原案のとおり承認することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○野口守隆議長 起立全員であります。
  よって、議案第28号は原案のとおり可決されました。
  暫時休憩いたします。
  再開を10時45分といたします。
                                (午前10時30分)
─────────────────────────────────────────────────
○野口守隆議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午前10時45分)
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第29号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○野口守隆議長 日程第8、議案第29号 専決処分の承認を求めることについて(平成26年度ときがわ町一般会計補正予算(第1号))を議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○町田英章議会事務局長 朗読いたします。
  議案第29号 専決処分の承認を求めることについて。
  地方自治法(昭和22年法律第67号)第179条第1項の規定により別紙のとおり専決処分したので、その承認を求める。
  平成26年6月3日提出、ときがわ町長、関口定男。
  以上です。
○野口守隆議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、議案第29号 専決処分の承認を求めることについて、提案理由を申し上げます。
  平成26年5月23日に埼玉県選挙管理委員会で決定された、平成26年6月20日公示、平成26年6月29日執行の埼玉県議会議員補欠選挙(西第15区)の経費を緊急に補正する必要が生じたため、平成26年5月23日付、ときがわ町一般会計補正予算(第1号)を専決処分したので、地方自治法第179条第3項の規定により、この承認を求めるものであります。
  細部につきましては、企画財政課長から説明を申し上げます。
○野口守隆議長 続いて、細部説明を求めます。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 それでは、議案第29号 専決処分の承認を求めることについて、詳細説明をさせていただきます。
  今回の専決処分の内容につきましては、平成26年度ときがわ町一般会計補正予算(第1号)でございます。そして、内容は平成26年6月29日執行の埼玉県議会議員補欠選挙(西第15区)に係る経費でございます。
  2枚おめくりいただいて、一般会計補正予算(第1号)のページをごらんいただきたいと存じます。
  補正予算といたしましては、歳入歳出にそれぞれ655万1,000円を追加いたしまして、予算の総額を歳入歳出それぞれ51億3,736万円とするものでございます。
  それでは、またおめくりをいただきまして、1ページ、2ページの第1表歳入歳出予算補正につきまして、ごらんをいただきたいと存じます。
  こちらの表につきましては、款項の区分及び金額がそれぞれ記載をされておりますので、ごらんをいただきたいと存じます。
  次に、各項目の内容でございますが、事項別明細書のほうで説明をさせていただきます。
  まず、歳入関係、7ページ、8ページをごらんいただきたいと存じます。
  まず、7ページのほうでございますが、歳入でございます。
  15款3項1目総務費委託金でございます。補正額は606万3,000円を補正いたしまして、2,805万2,000円とするものでございます。
  右側の8ページのほうへ移りますが、3節選挙費委託金606万3,000円でございます。説明欄でございますが、県議会議員の補欠選挙選挙費の委託金という内容でございます。その下段にあります財政調整基金の繰入金につきましては、不足分を財政調整基金で調整をしているものでございます。
  次に、歳出について説明をさせていただきます。
  おめくりいただきまして、9ページ、10ページのほうをごらんいただきたいと存じます。
  まず、9ページの中ほどでございますが、事業別に見ていただきたいと思いますけれども、県議会議員補欠選挙執行事業ということで、補正額が新たに655万1,000円を追加するものでございます。
  右側の10ページのほうをごらんいただきたいと存じます。
  主なものにつきましては、3節の職員手当等142万3,000円。内訳といたしまして、時間外勤務手当137万8,000円が主なものでございます。
  その下でございますが、7節の賃金236万2,000円。内訳といたしましては、投票事務職員賃金195万8,000円、開票事務職員賃金40万4,000円でございます。
  そして、下に移りまして、13節の委託料が113万3,000円。説明欄の主なものでございますが、ポスター掲示板の設置撤去の委託料97万6,000円が主なものでございます。
  以上で議案第29号の細部説明を終わらせていただきます。よろしくお願いいたします。
○野口守隆議長 これより議案第29号 専決処分の承認を求めることについて(平成26年度ときがわ町一般会計補正予算(第1号))の質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (発言する者なし)
○野口守隆議長 これをもって質疑を終了いたします。
  質疑がありませんので、討議を省略いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○野口守隆議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第29号 専決処分の承認を求めることについて(平成26年度ときがわ町一般会計補正予算(第1号))を採決いたします。
  本案は原案のとおり承認することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○野口守隆議長 起立全員であります。
  よって、議案第29号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第30号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○野口守隆議長 日程第9、議案第30号 ときがわ町税条例及びときがわ町税条例の一部を改正する条例の一部改正についてを議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○町田英章議会事務局長 朗読いたします。
  議案第30号 ときがわ町税条例及びときがわ町税条例の一部を改正する条例の一部改正について。
  別紙のとおり、ときがわ町税条例及びときがわ町税条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例を制定することについて、議決を求める。
  平成26年6月3日提出、ときがわ町長、関口定男。
  以上です。
○野口守隆議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、議案第30号 ときがわ町税条例及びときがわ町税条例の一部を改正する条例の一部改正について、提案理由を申し上げます。
  地方税法等の一部改正に伴い、法人税割の税率等を改正する必要が生じたため、ときがわ町税条例の一部を改正したいので、この案を提出するものであります。
  細部につきましては、税務課長よりご説明申し上げます。
○野口守隆議長 続いて、細部説明を求めます。
  内室税務課長。
○内室睦夫税務課長 それでは、議案第30号 ときがわ町税条例及びときがわ町税条例の一部を改正する条例の一部改正について、細部説明をさせていただきます。
  まず、この一部改正は、地方税法の一部を改正する法律等が改正されたことによりまして、税条例及び税条例の一部を改正する条例の一部を改正するものでございます。
  まず、主な改正点は、1点目が法人住民税の法人税割を引き下げること。2点目が軽自動車の税率を引き上げること。そのほかに固定資産税の課税の特例等を定めるものでございます。
  説明の中で、条例本文に合わせ、附則中の特例措置、施行期日、経過措置について、一括して説明させていただきます。
  なお、改正の中で、単に課税標準の計算を定めているもの、関係法令の改正等による条文の繰り上げ等、所要の規定の整備を行っているものについては説明を略させていただきますので、よろしくお願いいたします。
  それでは、議案参考資料、資料ナンバー2によりまして説明させていただきます。
  1ページをごらんください。
  新旧対照表になります。右が現行、左が改正後、アンダーラインが改正部分になります。
  初めに、下から13行目、第34条の4、法人税割の税率になります。こちらは税率が現行の100分の12.3から、100分の9.7へ引き下げられます。
  施行期日は平成26年10月1日で、施行日以後に開始される事業年度から税率が適用となります。
  次に、3ページをお開きください。
  下から2行目、第82条、軽自動車税の税率になります。
  次のページ、4ページをごらんください。
  主な部分の税率を説明します。
  まず、第1号の原動機付自転車のア、こちら総排気量が0.05キロワット以下のもの。こちら年額が1,000円から年額2,000円になります。
  それから、中段までいきまして、第2号軽自動車及び小型特殊自動車のア、軽自動車の部分で、3行進んでいただきますと、3輪のもの年額3,100円が年額3,900円に、4行進んでい ただいて、自家用年額が7,200円が年額1万800円に、その3行進んでいただいて、貨物用のものの自家用年額4,000円が年額5,000円にそれぞれ引き上げられます。
  施行期日は、平成27年4月1日です。
  ただし、経過措置によりまして、平成27年3月31日以前に新規登録した3輪以上の軽自動車については、今の税率のまま据え置かれます。
  では、具体的にどの車両かと申し上げますと、この4ページの下から14行目、左の改正後の部分で、3輪のもの、年額が3,900円から、その部分から下にいっていただいて、貨物用のもの自家用、年額5,000円まで、ここに掲げられた5種類、これに限って税額が据え置きとなります。つまり、現在登録されている3輪以上の軽自動車は据え置きとなるものでございます。
  次に、少し飛んでいただいて、13ページをお開きください。
  中段、附則の第16条、軽自動車税の税率の特例になります。こちらについては、軽自動車のグリーン化を進めるもので、新規登録を受けた年から起算しまして、14年を経過した3輪以上の軽自動車、先ほど説明しました税額が据え置かれる3輪以上の軽自動車と同じ車両の5種類です。これについては、平成28年4月1日から重課が課され、こちらの表にあります金額、表中央の4輪の乗用の自家用ですと、年額が1万800円から年額1万2,900円になります。
  具体的には、平成14年以前に新規登録された軽自動車が、平成28年4月1日の施行期日時に対象となるものでございます。
  続きまして、1ページ前の12ページにお戻りください。8行目になります。
  第10条の2、固定資産税、こちらの償却資産になりますが、こちらの課税の特例でその割合を定めています。主なものを具体的に申し上げますと、改正後の、こちらの第1項で下水道法に基づきます汚泥除去装置、それから、第7項では、水防法に基づき設置された地下街等における防水扉等の浸水防止設備になります。これらの装置等の償却資産について、それぞれ総務省令で定める範囲の割合を参酌いたしまして、ここに割合を定めたものでございます。
  ただいま説明しました固定資産税の特例部分が、地方税法の特例割合を参酌し、市町村が独自に定めることができる、通称「わがまち特例」と言われるものでございます。
  では、議案の4ページ、条例の部分にお戻りください。
  4ページの中段、第2条、税条例の一部を改正する条例の一部改正になります。この改正 は、既に一部改正がされている規定で、施行期日が到来する前に再度改正されたものでございます。地方税法附則の改正等によりまして条文のずれが生じたため、繰り上げ等によりまして一部改正を行うものでございます。
  続きまして、5ページをごらんください。
  附則になります。1行目、第1条、この条例の施行期日は、平成26年7月1日になります。
  第1条第1号法人税割の税率引き上げは、先ほど説明いたしましたが、平成26年10月1日から施行となります。第3号の軽自動車税の引き上げは平成27年4月1日からで、以下の記載のとおりでございます。
  中段の附則第2条からは、町民税、固定資産税、軽自動車税について経過措置を定めたものでございます。
  以上で細部説明を終了いたします。よろしくお願いいたします。
○野口守隆議長 これより議案第30号 ときがわ町税条例及びときがわ町税条例の一部を改正する条例の一部改正についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  12番、野原和夫議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原和夫です。
  資料ナンバーのほうで、この法人税の引き下げについて、法人税を引き下げる、それで軽自動車を引き上げる。これは引き下げ、引き上げで不公平としか言いようがありません。この中で法人税の問題については、1億円以下の法人対象となると思います。それと、1億円から10億円、そういうふうに限られたもの全体があると思うんですが、その税率についての引き下げ、引き下げ率は2.6%になるわけですが、この企業の資本金1億円以下も含めて、全部同じの対象になるのかどうか、お伺いします。
○野口守隆議長 答弁願います。
  内室税務課長。
○内室睦夫税務課長 対象の企業につきましては、全企業対象と考えております。
  以上でございます。
○野口守隆議長 野原和夫議員。
○12番 野原和夫議員 では、この対象全部、1億円以下の法人、現行が12.3%、これが改正後は9.7、2.6%減ですよね。そうすると、1億円を超え10億円以下の法人、これは13.5%ですが、これは10.9%引き下げ、それで2.6。みんな税率は同じになるということでいいん ですね。10億円を超える法人は、現在は14.7%だと思うんですよ。それが12.3、全部2.6の軽減税率になるというふうに解釈してよろしいんですか。
  それと、これだけ引き下げられておるんですから、この地方交付税で補填されるのかどうか、この点を伺います。
○野口守隆議長 答弁願います。
  内室税務課長。
○内室睦夫税務課長 それでは、まず、ときがわ町の税率については一律12.3%を適用しておりますので、それが9.7%に。それから、交付税の算定につきましては、現在のところ、国税として新しい税をつくりまして、そちらの税額に基づいて交付税措置がされるということで聞いております。
○野口守隆議長 再々質問です。
  野原和夫議員。
○12番 野原和夫議員 じゃ、交付税措置で補填されるということで期待はされるわけですか。
○野口守隆議長 内室税務課長。
○内室睦夫税務課長 はい。補填されるということで、予定しております。
○野口守隆議長 ほかに質疑ございますか。
  8番、瓜田議員。
○8番 瓜田 清議員 この施行期日の件なんですけれども、一番早いのがことしの7月1日、一番最後が28年4月1日となっております。これに対して、住民のほうに、何がどうでいつからだというものを細かくわかりやすく書いたものを配布していただけるかどうか、その1点です。
○野口守隆議長 答弁願います。
  内室税務課長。
○内室睦夫税務課長 まず、7月1日の施行については、住民に早くお知らせするということで、その日を設定しております。
  それから、法人税割が10月1日になりますが、それらも含めまして、税制改正の状況については、広報、それからホームページ等を通じまして周知を図ってまいる予定でおります。
  以上です。
○野口守隆議長 ほかに質疑ございますか。
  12番、野原和夫議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原和夫です。
  先ほど瓜田議員がご指摘されたように、その原動機付自転車含めて軽自動車一覧表をつくっていただきたいです。どういう車種がどういうふうに上がっているのかという現状を、この説明だと全体の表が出ていないんですよね。やっぱり表をあらわしてもらうことによって、私たち議会編集の中でも、これは編集の中で入れられると思うんですよ。そういうことを踏まえてお願いしたいと思います。
  それと、この中で私は古い車、軽に乗っていますので、28年から重課税、1万2,900円になると予想されている。こういうことの税の加算をされた中で、予算的にどのぐらい追加の予算が組まれるのか。全体にどのぐらい計算をしているのか、お伺いします。
○野口守隆議長 1点目の一覧表を配付できるのかということについて答弁願います。
○内室睦夫税務課長 そうですね。広報に当たっては、一覧表、見やすい表によりお伝えしたいというふうに考えております。
  以上です。
○野口守隆議長 議員に一覧表を配ってくれるということですか。
○内室睦夫税務課長 お配りしたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
○野口守隆議長 それでよろしいんですか。
○12番 野原和夫議員 税収。
○野口守隆議長 税収はどのぐらい上がるのかということで。
  内室税務課長。
○内室睦夫税務課長 それでは、税収についてお答えさせていただきます。
  まず、重課の部分については、現在、初年度の登録が軽自動車協会等においても把握できておらないということがありますので、そちらについては状況がまだ把握できておりませんので、幾らになるかというのはわかりません。
  あと、ほかの税については、概算でしたら、よろしいですか。
          (「はい」と呼ぶ者あり)
○内室睦夫税務課長 そうしましたら、27年4月1日から税率が上がるものについて、原付等なんですけれども、対象車両が約1,500台ありまして約160万円のアップになります。それから、27年4月1日以降に新規登録する場合なんですけれども、現在の車両で計算しますと、約4,500台ありますので、それが全部、新規登録がし終われば、約1,200万円の増額になりま す。現状によって概算を出したものでございます。
  以上です。
○野口守隆議長 よろしいですか。
○12番 野原和夫議員 いいです。
○野口守隆議長 ほかに質疑ございませんか。
          (発言する者なし)
○野口守隆議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○野口守隆議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○野口守隆議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第30号 ときがわ町税条例及びときがわ町税条例の一部を改正する条例の一部改正についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり改正することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立多数)
○野口守隆議長 起立多数であります。
  よって、議案第30号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第31号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○野口守隆議長 続いて、日程第10、議案第31号 ときがわ町国民健康保険条例の一部改正についてを議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○町田英章議会事務局長 それでは、朗読いたします。
  議案第31号 ときがわ町国民健康保険条例の一部改正について。
  別紙のとおりときがわ町国民健康保険条例の一部を改正する条例を制定することについて、議決を求める。
  平成26年6月3日提出、ときがわ町長、関口定男。
  以上です。
○野口守隆議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、議案第31号 ときがわ町国民健康保険条例の一部改正について、提案理由を申し上げます。
  診療報酬の算定方法を定める告示の改正に伴い、規定の整備をしたいので、この案を提出するものであります。
  細部につきましては、町民課長よりご説明申し上げます。
○野口守隆議長 続いて、細部説明を求めます。
  桑原町民課長。
○桑原和一町民課長 それでは、議案第31号 ときがわ町国民健康保険条例の一部改正についての細部説明をさせていただきます。
  具体的に説明させていただきますので、議案参考資料、資料ナンバー3をごらんください。
  資料ナンバー3、ときがわ町国民健康保険条例の一部を改正する条例の新旧対照表をごらんください。この表の右側が現行、左側が改正案となっております。
  改正案のとおり、条例の第5条第2項の一部を改正するもので、下線部分が改正部分となっております。
  まず、最初に、条例第5条第2項の条文について具体的に説明申し上げますと、国民健康保険の被保険者で通院が困難な患者が医療機関、医院や歯科診療所などから訪問診療を受けた場合、医療機関の所在地と訪問先の所在地の距離が一定距離を超える場合などの訪問診療の点数加算について、また、訪問診療を受けた場合の点数加算の部分については、被保険者負担ではなく、保険者負担であることが定められております。なお、本町においては、この条例第5条第2項に当てはまるケースは極めてまれであると考えております。
  次に、改正部分について説明申し上げます。
  現行の第5条第2項の条文の上から4行目の下線部分、「平成18年厚生労働省告示第92号」を改正案のとおり「平成20年厚生労働省告示第59号」に改めるものです。この改正につきましては、この条例で参照している診療報酬の算定方法を定める告示が改正されたことによるものです。
  次に、条文の上から8行目の下線部分、「注7」を改正案のとおり「注8」に改めるもの です。この改正につきましては、条例で参照しております診療報酬の算定方法を定める告示の中で、歯科訪問診療の本部について詳しく説明するために設けられました注意書きの番号、これが1項目追加されたため、「注7」から「注8」に改正するものでございます。
  これで、議案第31号 ときがわ町国民健康保険条例の一部改正についての細部説明を終了させていただきます。よろしくお願いいたします。
○野口守隆議長 これより議案第31号 ときがわ町国民健康保険条例の一部改正についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  8番、瓜田議員。
○8番 瓜田 清議員 ちょっと教えていただきたいんですけれども、平成18年厚生労働省告示の第92号が平成20年厚生労働省告示第59号に変更というんですけれども、今、平成26年だと思うんですよ。そうすると、今回これを出すのに何で20年は現行のほうに来ないで、新法なのか。それと、多分昔で言う往診料ですよね、その算定の方法だと思うんですけれども。そこのところだと思うんですけれども。この辺だと、昔だと、難路だとか悪路だとか、そういうのがあると思うんですけれども、その辺はどうなったのか教えていただきたいと思います。
○野口守隆議長 答弁願います。
  桑原町民課長。
○桑原和一町民課長 ご質問にお答えいたします。
  議員ご指摘のとおり、平成18年告示が平成20年に改正されております。その後、平成20年度の告示につきましては、全部改正し、新規に制定されております。本来であれば、そのときに改正する必要がございましたけれども、見落として現在に至っております。したがいまして、平成26年に20年告示の一部改正がございまして、それでその改正しなくてはいけないということが判明し、今回改正するために提案したものでございます。よろしくお願いします。
○野口守隆議長 この件についていかがですか。
  瓜田議員、再質問どうぞ。
○8番 瓜田 清議員 簡単に言うと見落としだったということですよね。そうすると、またこういうことがあり得るということですか。その辺をお聞かせください。
○野口守隆議長 答弁願います。
  桑原町民課長。
○桑原和一町民課長 ご質問にお答えします。
  この条例の書き方については、ときがわ町においては細かくこのように規定されており、ときがわ町はこういう条例をとっておりまして、もう少し簡素化にしてある市町村もございます。今後、このようなことのないように適切に事務処理を行ってまいりたいと考えております。
  以上です。
○野口守隆議長 じゃ、2点目について答弁願います。
  桑原町民課長。
○桑原和一町民課長 ご質問にお答えいたします。
  このある一定距離というのは16キロ以上でございまして、悪路とかそういうものはございませんで、あくまで距離の16キロメートル以上ということでございます。
  以上でございます。
○野口守隆議長 ほかに質疑ございますか。
          (発言する者なし)
○野口守隆議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○野口守隆議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○野口守隆議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第31号 ときがわ町国民健康保険条例の一部改正についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり改正することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○野口守隆議長 起立全員であります。
  よって、議案第31号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第32号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○野口守隆議長 続いて、日程第11、議案第32号 町道路線の廃止についてを議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○町田英章議会事務局長 朗読いたします。
  議案第32号 町道路線の廃止について。
  別紙のとおり道路法(昭和27年法律第180号)第10条第3項の規定により、町道路線を廃止することについて議決を求める。
  平成26年6月3日提出、ときがわ町長、関口定男。
  以上です。
○野口守隆議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、議案第32号 町道路線の廃止について、提案理由を申し上げます。
  地籍調査による確認作業の結果、ときがわ町大字本郷地内にある町道都371、372号線は、道路としての機能が失われているため廃止する必要があり、この案を提出するものであります。
  細部につきましては、建設課長からご説明を申し上げます。
○野口守隆議長 続いて、細部説明を求めます。
  岡本建設課長。
○岡本純一建設課長 それでは、議案第32号 町道路線の廃止についての細部説明をさせていただきます。
  都371号線、372号線の廃止についてなんですけれども、この路線の廃止につきましては、ときがわ町大字本郷地内の土地改良区域にあり、平成14年度の換地手続の際につけかえが行われておりました。本郷地区につきましては、本年度、地籍調査の成果を法務局に送るための再調査を行ったところですが、この調査の際に、町道路線の廃止手続が行われていないことが判明したものであります。この路線につきましては、既に機能が失われていることがわかりましたので、町道路線を廃止するものであります。
  議案書の1枚をめくっていただきまして、別紙、廃止路線というのがあるので、こちらをごらんいただきたいと存じます。
  路線名は、町道都371号線、372号線で、起点、終点はごらんのとおりであります。
  次に、資料ナンバー4を見ていただきたいと思います。
  まず、1枚おめくりいただきまして、廃止路線の案内図の赤い丸の部分がこの廃止路線の位置となります。
  次のページの位置図をごらんいただきたいと思います。
  町道都371号線につきましては、延長が23メートル、幅員が2メートルとなります。その下の町道都372号線につきましては、延長が42メートル、幅員2メートルとなります。この路線につきましては、平成14年度の土地改良の際に既につけかえられており、道路としての機能は失っております。
  このようなことから、町としてはこの路線が一般交通の用に供さないので、道路法第10条により町道路線を廃止したいと考えております。
  以上で町道路線の廃止についての細部説明を終わらせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
○野口守隆議長 これより議案第32号 町道路線の廃止についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○野口守隆議長 これをもって質疑を終了いたします。
  質疑がありませんでしたので、討議を省略いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○野口守隆議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第32号 町道路線の廃止についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり廃止することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○野口守隆議長 起立全員であります。
  よって、議案第32号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第33号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○野口守隆議長 日程第12、議案第33号 町道路線の廃止についてを議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○町田英章議会事務局長 朗読いたします。
  議案第33号 町道路線の廃止について。
  別紙のとおり道路法(昭和27年法律第180号)第10条第3項の規定により、町道路線を廃止することについて議決を求める。
  平成26年6月3日提出、ときがわ町長、関口定男。
  以上です。
○野口守隆議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、議案第33号 町道路線の廃止について、提案理由を申し上げます。
  ときがわ町大字玉川地内にある町道玉414号線について借り受けたいとの申請がありまして、貸し付けを行うため町道路線を廃止したいので、この案を提出するものであります。
  細部につきましては、建設課長から説明を申し上げます。
○野口守隆議長 続いて、細部説明を求めます。
  岡本建設課長。
○岡本純一建設課長 それでは、議案第33号 町道路線の廃止についての細部説明をさせていただきます。
  まず、この町道路線の廃止につきましては、ときがわ町大字玉川地内に株式会社ベイシアの店舗を開設する計画があります。その計画敷地の一部として貸し付けの要望が出ていることから、この町道路線を廃止するものであります。
  まず、議案書の1枚をおめくりいただきたいと思います。
  路線名は、町道玉414号線で、起点、終点はごらんのとおりです。
  次に、資料ナンバー5をごらんいただきたいと思います。
  まず、1枚めくっていただきまして、廃止路線の所在につきましては、この案内図の赤い丸の位置になります。
  次のページの位置図をごらんいただきたいと思います。
  町道玉414号線につきましては、延長が90メートル、幅員が2メートルとなっております。株式会社ベイシアの敷地は全て借地ということで、町道路線につきましても、この赤い印のついているこの路線、この路線についても借地という方向で相談が来ております。
  このことから、町道につきまして、道路法第10条により町道路線を廃止したいと考えております。
  以上で町道路線の廃止についての細部説明を終わらせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
○野口守隆議長 これより議案第33号 町道路線の廃止についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  12番、野原和夫議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原和夫です。
  ベイシアマートさん、この会社のほうからの借り受け、これ貸し付けということは有料で契約すると思うんですが、どのぐらいの契約をするのか。
  それと、1回廃止した路線というのは、ああいう会社というのは恐らくみんな土地を借りて、撤退するときはもとに戻すというわけですか。もとに戻した場合、また路線として復活するような、また申請をする、やり直しをするわけでしょうか、こういう点については。お伺いします。
○野口守隆議長 答弁願います。
  岡本建設課長。
○岡本純一建設課長 それでは、野原議員の質問に対しましてお答えしたいと思います。
  今のところの予定ですけれども、この路線につきましては、1年間なんですけれども、1平方メートル950円で貸し付けを考えております。はっきりした面積は今は言えないんですけれども、おおむね200平方メートルちょっとありますので、年間20万程度の貸し付け料を予定しております。
  もう1点、この会社が撤退した後どうかということなんですけれども、この地域全部を借地で店舗のほうを展開するということになっております。撤退時につきましては、全部土地を返していただく、当然、道路の敷地も返していただくということで、その撤退のときに原状復帰ということで、道路としての機能がそこにあるということでありましたら、また道路認定のほうでお願いできたらなと思っております。よろしくお願いいたします。
○野口守隆議長 よろしいですか、野原議員。
○12番 野原和夫議員 はい。
○野口守隆議長 ほかに質疑ございますか。
          (発言する者なし)
○野口守隆議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○野口守隆議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○野口守隆議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第33号 町道路線の廃止についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり廃止することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○野口守隆議長 起立全員であります。
  よって、議案第33号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第34号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○野口守隆議長 続いて、日程第13、議案第34号 町道路線の廃止についてを議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○町田英章議会事務局長 朗読いたします。
  議案第34号 町道路線の廃止について。
  別紙のとおり道路法(昭和27年法律第180号)第10条第3項の規定により、町道路線を廃止することについて議決を求める。
  平成26年6月3日提出、ときがわ町長、関口定男。
  以上です。
○野口守隆議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、議案第34号 町道路線の廃止について、提案理由を申し上げます。
  ときがわ町大字玉川地内にある町道玉196号線について、町道敷地の払い下げ申請があり、払い下げを行うため町道路線を廃止したいので、この案を提出するものであります。
  細部につきましては、建設課長から説明を申し上げます。
○野口守隆議長 続いて、細部説明を求めます。
  岡本建設課長。
○岡本純一建設課長 それでは、議案第34号 町道路線の廃止についての細部説明をさせていただきます。
  この町道路線の廃止につきましては、ときがわ町大字玉川地内にあるバクマ工業株式会社から倉庫の敷地として、この町道の払い下げの要望が出ております。
  現況を調査したところ、既に道路としての機能が失われていることがわかりましたので、払い下げを前提に町道路線を廃止するものであります。
  まず、議案書の1枚をおめくりしていただきたいと思います。
  路線名は、町道玉196号線で、起点、終点はごらんのとおりです。
  続きまして、資料ナンバー6をごらんいただきたいと思います。
  1枚おめくりいただきまして、廃止路線の案内図となります。この赤い部分が廃止路線の位置になります。
  次のページの位置図をごらんいただきたいと思います。
  町道玉196号線につきましては、延長が117メートル、幅員2メートルとなります。
  この路線については、バクマ工業株式会社の資材置き場の敷地内にあり、既に道路としての機能は失われております。
  このようなことから、町としましては、この路線が一般交通の用に供さないということで、道路法第10条により町道路線を廃止したいと考えております。
  以上で町道路線の廃止についての細部説明を終わらせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
○野口守隆議長 これより議案第34号 町道路線の廃止についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  3番、田中紀吉議員。
○3番 田中紀吉議員 3番、田中です。
  先ほどの関連もあるんですけれども、ちょっと教えていただきたいんですけれども、先ほどはお貸しすると、今回は払い下げる。払い下げるということは売っちゃうということで理解してよろしいんでしょうか。
  それで、もう1点続けていきますと、例えば今まで実質的にバクマさんが使っていたということになると、変な話ですけれども、先ほど年間20万円も賃料としていただけたところが、今後は売っちゃうんですから、そうすると、今まで相当安く実質的に使っていたかなと思っ たんですけれども、そういう認識でよろしいんでしょうか。おわかりでしょうか。よろしくお願いいたします。幾らで売る予定なのかということも含め、お願いします。
○野口守隆議長 答弁願います。
  岡本建設課長。
○岡本純一建設課長 それでは、田中議員のご質問にお答えしたいと思います。
  議員ご指摘のとおり、今まではバクマ工業というか、その前のトーアトミジ時代からずっとここの地区は資材置き場のところに使っておりました。ただ、以前はここには倉庫とかそういうのはなかったと思いますので、通行はできなかったかもしれないんですけれども、一体的に使われていた可能性はあります。そういうことで、実態は一企業の中の敷地の中にある道路という認識ではおります。
  今後なんですけれども、売り払いの金額でよろしいでしょうか。
○野口守隆議長 ちょっと待ってください。
  それで1回切って、今の1点目について再質問ありますか。
○3番 田中紀吉議員 1点目のほうでいくと、ぜひこういうことはほかのところも調べていただいて、実質的に、例えば工場の一部が町道としてあるとしたら、ぜひ調査をしていただいて、例えば借りていただくんだったら借りていただく。それで、実質的に道路がないんでしたら、今課長がおっしゃるように廃止をしていただいて買っていただくとか、そういうふうにはっきりさせていただいたほうがいいんじゃないかなということが、1点目です。2点目は伺います。
○野口守隆議長 今のは提案でいいということですね。
○3番 田中紀吉議員 結構です。
○野口守隆議長 では、2点目を答弁願います。
  岡本建設課長。
○岡本純一建設課長 それでは、2点目の質問にお答えしたいと思います。
  ここの地区なんですけれども、うちのほうで道路のほうを担当しておりまして、日野原地区というところで道路用地を買収させていただく、宅地だとか農地とか山林というのを平方メートルで幾らというので一応決めております。その金額で、ちなみに、宅地の単価で売り払いたいと考えております。よろしくお願いいたします。
○野口守隆議長 具体的に……。
○3番 田中紀吉議員 幾らなんですか。
○岡本純一建設課長 それでは、具体的にこの地区の道路用地で買う単価なんですけれども、宅地で買う場合、平方メートル1万3,700円となっております。今回が440平方メートルちょっとありますので、おおむね608万円で売り払いたいと考えております。以上です。
○野口守隆議長 ほかに質疑ございますか。
          (発言する者なし)
○野口守隆議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (発言する者なし)
○野口守隆議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○野口守隆議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第34号 町道路線の廃止についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり廃止することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○野口守隆議長 起立全員であります。
  よって、議案第34号は原案のとおり可決されました。
  暫時休憩いたします。
  再開を午後1時といたします。
                                (午前11時45分)
─────────────────────────────────────────────────
○野口守隆議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午後 1時00分)
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第35号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○野口守隆議長 日程第14、議案第35号 ときがわ町都幾川四季彩館の指定管理者の指定についてを議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○町田英章議会事務局長 朗読いたします。
  議案第35号 ときがわ町都幾川四季彩館の指定管理者の指定について。
  ときがわ町都幾川四季彩館の管理運営における指定管理者を次のとおり指定したいので、議会の議決を求める。
  1、名称、ときがわ町商工会。2、所在地、ときがわ町大字玉川2475番地5。3、代表者職・氏名、会長、小野田八郎。
  平成26年6月3日提出、ときがわ町長、関口定男。
  以上です。
○野口守隆議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、議案第35号 ときがわ町都幾川四季彩館の指定管理者の指定について、提案理由を申し上げます。
  ときがわ町公の施設における指定管理者の指定の手続等に関する条例第4条の規定に基づき、ときがわ町都幾川四季彩館の管理運営に関し指定管理者を指定する必要が生じたので、この案を提出するものであります。
  細部につきましては、産業観光課長から説明を申し上げます。
○野口守隆議長 続いて、細部説明を求めます。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 それでは、議案第35号 ときがわ町都幾川四季彩館の指定管理者の指定について、細部説明を申し上げます。
  本案は、ときがわ町都幾川四季彩館の指定管理者に係る指定期間が平成26年6月30日で満了するため、引き続き同施設の管理運営に関し指定管理者を指定するものであります。
  指定管理者に指定する団体の名称、ときがわ町商工会、所在地、ときがわ町大字玉川2475番地5、代表者職・氏名、会長、小野田八郎でございます。
  なお、本施設の指定管理者の候補者選定に当たり、本施設は、平成18年7月からときがわ町商工会により管理運営を行ってまいりました。これまで、当該団体が蓄積した管理運営技術などの経営資源を活用することで、施設の設置目的を効果的かつ効率的に達成できること、地域との一体的な管理運営、密接な連携により活力ある地域づくりが図れることなどの事業効果が期待できること、さらに、地域住民の雇用機会の確保が図れることなど、事業の継続性、運営実績等から、公募によらず再指定とするものであります。
  また、指定管理者の指定の期間は、平成26年7月1日から平成29年6月30日までの3年間でございます。
  次に、議案参考資料、資料ナンバー7をごらんいただきたいと存じます。
  都幾川四季彩館管理運営委員会の役員名簿でございます。ときがわ町商工会では、都幾川四季彩館の管理運営を行う組織として管理運営委員会を設置しており、役員の構成は11名でございます。なお、地元地域から2名の役員が選任されております。
  以上で議案第35号 ときがわ町都幾川四季彩館の指定管理者の指定についての細部説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
○野口守隆議長 これより議案第35号 ときがわ町都幾川四季彩館の指定管理者の指定についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  12番、野原和夫議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原和夫です。
  委嘱委員についてお伺いします。これは通常、任せて頼むということでありますが、この委嘱委員の任命は、どういう趣旨でどういう順序で行われたのか。その中に1つ問題点では、私からも解釈しかねないというか、ちょっとあるんですけれども、委嘱委員のこの2人は、三波渓谷の関係の保存会の役員もしている。それと、8番、9番の、8番の委嘱委員、小島昇さんに対しては、以前、役場の職員でありました。こういうことを含めて、今は支配人という肩書であるようでございます。それで、その下の武田さんは副支配人。そういうことを含めて、委嘱委員はどういう趣旨の順序で選ばれたのか、お伺いします。
○野口守隆議長 答弁願います。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 それでは、野原議員のご質問にお答えさせていただきます。
  まず、この役員の中で委員、それから委嘱委員が選任されております。
  まず、ご質問は委嘱委員でございますけれども、この中で委員につきましては、商工会の会員の中から理事2名以上が推挙した者を、理事会の承認を得て選出するということになってございます。また、委嘱委員につきましては、これは四季彩館管理運営委員会の委員長が、会員の有無を問わず、委員長が選任し、商工会長の承認を得て選任をしております。
  先ほどのご質問の中で、地元の委員さん2名ということでご説明をさせていただきました。こちらにつきましては、先ほど野原議員が申し上げたとおり、地元の別所地域からの選任と いうことで、三波渓谷保存会のメンバーでもあります。この地元のこの委嘱委員につきましては、ちょうどこれが3年前にこの指定管理者の指定をご議決いただく際に、役員等々についてもやはり地域の役員をメンバーに入れるべきではないかというふうなことも、議会等からもご指摘をいただきました。そういう中で、委員会としても、やはり地域と一体となった経営を目指すということで、この2名の方を選任をして、この委員会のほうに参画をしていただいているということでございます。
  また、先ほど、8番の小島さんにつきましては、こちらはこの4月から従来の支配人が商工会に帰任して指導員ということになりまして、小島さんについては支配人ということで、この支配人の業務ということを実際に行っているわけですけれども、役員としても委嘱をされているというふうな状況でございます。
  そのほか、7番の委嘱委員につきましては、ご案内のとおり商工会の事務局長ということで、商工会、それから、地域から委員、それから委嘱委員ということで選任をしているところでございます。
  以上です。
○野口守隆議長 よろしいでしょうか。
  野原和夫議員。
○12番 野原和夫議員 地元の人を受け入れたということでいいと思うんですけれども、3年前にも地元の人が2人ばかり入っていたのかどうか。今回に限りなのか。その点をお伺いします。
  それと、委嘱委員の任命というのは、やっぱり委員長、小野田八郎氏の任命になるのか。そのように解釈していいのか。
  それと、支配人ということは総責任者になりますから、もし何かあった場合は、その支配人が責任を負うような考えになると思うんですが、この点について、この頭に委員長がいます。その委員長の役割と支配人の役割は想定外、違うと思うのかどうか。役割等の答えもお願いします。
○野口守隆議長 答弁願います。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 それでは、お答えいたします。
  1点目の3年前については、地元の役員さんについては選任されたのかどうかというふうなことでございますが、こちらにつきましては、平成23年7月から新しい役員ということで、 これ以降、平成23年7月以降、地元の委員さんが参画していただいているという状況でございます。
  また、2点目の委員長、これは選任の関係でございますが、こちらにつきましては、四季彩館の管理運営委員会の規定の中で、委員会の委員長が選任し、商工会長の承認を得るというふうな規定になってございます。
  また、3点目の委員長と支配人、これは実際にこの役員の中で支配人という役職を決めているわけではもちろんございませんので、あくまでこの管理運営を行う組織の責任者は会長の小野田八郎氏でございます。この中で支配人ということで小島さんが委嘱委員となってございますが、あくまでこれは現場の責任者というふうなことになります。
  以上です。
○野口守隆議長 再々質問になります。
  野原和夫君。
○12番 野原和夫議員 支配人というのは現場に携わるわけでしょう、絶えず。それで、委員長は委員長で携わっていないわけでしょう。だから、その責任の問われ方ということも問題が出てくると思うんですよ。今言ったように、最終的には委員長が責任を問うかどうかということを私は聞いているんですが、その問題についてはやっぱり支配人は現場に携わっている総責任者として扱われているんではないかなと思うんですが、今の課長の答弁だとちょっと曖昧なんで、お願いします。
○野口守隆議長 答弁願います。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 お答えさせていただきます。
  この管理運営委員会につきましては、役員会を毎月1回、定例会議で開催をしております。そういう中で、事業計画ですとか運営等々について、この役員会の中で議論をされております。当然、この組織としての責任者は、会長の委員長の小野田八郎氏でございます。
  また、現場の実際に運営していきます中心になる方は支配人ということになりますが、やはりこういった月1回の当然会議も開かれておりますし、会長につきましては必要があれば現場にも出向いて状況等も確認をして運営に当たっているということでご理解いただければと思います。
  以上です。
○野口守隆議長 ほかに質疑ございますか。
  11番、小宮議員。
○11番 小宮 正議員 11番、小宮です。
  補正になかったんでちょっとお聞きしたいんですけれども、4月でしたか、全協で課長がレジオネラ菌のことで説明を議員のほうにしていただいたんですけれども、それで、今度その改修工事が始まってやって、もうオープンしたのかどうかちょっとわかりませんけれども、改修工事が結構金額がかかったような気がしますけれども、これから補正を組んでまたやるのか、四季彩館独自でお金を払ってやるのか、その点をお聞きしたいと思います。
○野口守隆議長 答弁願います。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 それでは、小宮議員のご質問にお答えさせていただきます。
  過日、議員の皆様には、この四季彩館のレジオネラ菌の検出についてご報告をさせていただきました。その後、保健所等からは再検査の結果、3月25日に再検査、最終的な検査ということで結果が出まして、4月2日には保健所より指導終了の通知がまいりました。四季彩館につきましては、4月3日から営業を開始しております。
  それ以降、保健所等から、特に今回、木の風呂の露天風呂等々から検出されたということで、保健所等からご指摘をいただく中で、5月12日から5月24日まで木の風呂の内湯、外湯、それぞれガラスのコーティング工事を実施させていただきました。
  この工事の予算につきましては、予備費を活用させていただきまして、既に工事のほうは完了しております。工事費につきましては、基本的には予備費を使わせていただいて、実際には約80万程度ということで、既に工事のほうは終了してございます。
  それで、四季彩館につきましては、5月26日からリニューアルオープンということで営業を開始しているところでございます。
  以上です。
○野口守隆議長 小宮議員。
○11番 小宮 正議員 今、80万修理にかかったということでございますけれども、それでは、前もやすらぎの問題で私も質問しましたけれども、実際に今、四季彩館には予備費というのは実際に幾らぐらい持っておるのかを聞きたいと思います。
○野口守隆議長 答弁願います。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 今のご質問の確認なんですけれども、四季彩館としての寄附金とい う……
○11番 小宮 正議員 そうじゃなくて、プール金だよ、要は簡単に言えば。
○野口守隆議長 暫時休憩します。
                                (午後 1時17分)
─────────────────────────────────────────────────
○野口守隆議長 再開します。
                                (午後 1時18分)
─────────────────────────────────────────────────
○山崎政明産業観光課長 お答えさせていただきます。
  この予備費につきましては、平成26年度、今年度の一般会計の予備費から充当をさせていただいたということでございます。
  以上です。
○野口守隆議長 再々質問、どうぞ。
  小宮議員。
○11番 小宮 正議員 わかりました。一般会計のほうで出したということで。
  実際には、この四季彩館は余剰金、実際はプール金という意味でそういうのはもう一銭もないということなんですか。やすらぎの場合は500万ぐらいあって、また、大野直売所だって1,000万ぐらいあると思うんですけれども。そういうのはなくて、きれいに決算をして、余ったお金を修繕費に充てているわけですけれども、町に返還しておるようでございますけれども、実際には、じゃ、プール金というのはないということでよろしいんでしょうか。
○野口守隆議長 答弁願います。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 お答えさせていただきます。
  四季彩館につきましては、平成18年7月にオープンしてから、これまで町に寄附していただいた総額は約450万円です。これは町のほうとしても基金のほうに積み立てをして、これまで四季彩館の、最近では温泉運搬車ですとかそういったもの、四季彩館の改修、あるいは機器の購入等に活用をさせていただいておりまして、今現在ですと、四季彩館から寄附をいただいた基金への積立金というのは、今はございません。
  以上です。
○野口守隆議長 ほかに質疑ございますか。
  よろしいですか。
  12番、野原和夫議員。
○12番 野原和夫議員 管理運営委員会、指定管理者の指定にかかわる問題で、きょうこれで議決を得ると思うんですが、今後の運営状況を踏まえて少し、私はお願いというか要望を、ぜひさせていただきたいと思います。
  今、温泉のポンプの設備の関係で、今回2,000万からの補正も組まれています。そういうお金が大変今厳しい状況になっている中で、やっぱり温泉も活用されている以上は、この有料化に向けて町からその答えを求めるということは、ぜひ私はお願いしたいと思います。
  このままだと、ポンプがまた4年後に壊れちゃって、また2,000万円以上のお金という、大変な状況になるのは目に見えていますので、運営も赤字になっていない現状ですから、ぜひその点はお願いしたいと思います。1つ要望で申しわけないですけれども、お願いします。
○野口守隆議長 要望でいいですね。
○12番 野原和夫議員 はい。
○野口守隆議長 ほかに質疑ございますか。
  11番、小宮議員。
○11番 小宮 正議員 私も野原さんと同じなんですけれども、この四季彩館は、今回はこれでよろしいかなと思うんですけれども、これからは独立してやっていったほうがいいかなと。なぜならば、今まで派遣というか商工会の職員が四季彩館に来ていたわけですよね。結局、今になって全法連のほうから違法だということで商工会の職員がそういうところへ行って、そこのところでは給料をとってはいけないという、違反だということで、結局ことしの4月1日からもとに戻ったようなことを聞きました。
  そういう中で、結局、この名簿を見ても商工会長は小野田八郎さんでございますけれども、これからいずれは平成18年から同じメンバーの管理委員がやっているわけですよ。本当に立派にやっているので、私は常日ごろ、別所の住民の方、また管理委員のこの方でやったほうが商工会というのは一線を抜いて、地元と管理委員会の人でやってもいいんじゃないかなというお話をよくするんですけれども、これから長い目で見て、課長のほうでご指導していただいて、地元歓迎ということではないんですけれども、これから少しは商工会ばかりを頼るんではなくて、これ管理委員さんが立派な人なんで、先々のことを考えてご指導をしていってもらいたいと思いますので、よろしくお願いします。
○野口守隆議長 要望でいいんですね。
○11番 小宮 正議員 はい。
○野口守隆議長 ほかに質疑ございますか。
          (発言する者なし)
○野口守隆議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (発言する者なし)
○野口守隆議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○野口守隆議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第35号 ときがわ町都幾川四季彩館の指定管理者の指定についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり指定することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○野口守隆議長 起立全員であります。
  よって、議案第35号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第36号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○野口守隆議長 日程第15、議案第36号 平成26年度ときがわ町一般会計補正予算(第2号)を議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○町田英章議会事務局長 朗読いたします。
  議案第36号 平成26年度ときがわ町一般会計補正予算(第2号)。
  平成26年度ときがわ町の一般会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。
  歳入歳出予算の補正。
  第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ4,279万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ51億8,015万円とする。
  2、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予 算の金額は、「第1表歳入歳出予算補正」による。
  平成26年6月3日提出、ときがわ町長、関口定男。
  以上です。
○野口守隆議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、議案第36号 平成26年度ときがわ町一般会計補正予算(第2号)について、提案理由を申し上げます。
  歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ4,279万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ51億8,015万円とするものであります。
  細部につきましては、企画財政課長よりご説明申し上げます。
○野口守隆議長 続いて、細部説明を求めます。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 それでは、議案第36号 ときがわ町一般会計補正予算(第2号)について、細部説明をさせていただきます。
  先ほど町長が提案理由で申し上げましたとおり、予算の総額に歳入歳出それぞれ4,279万円を追加いたしまして、予算の総額を歳入歳出それぞれ51億8,015万円とするものでございます。
  おめくりいただきまして、まず、1ページ、2ページの第1表歳入歳出予算補正につきましては、各款項の区分及び金額が記載されておりますので、こちらはごらんいただければというふうに思います。
  次に、各項目の内容を、事項別明細書で説明をさせていただきます。
  まず、歳入でございますが、7ページ、8ページをお開きいただきたいと存じます。
  まず、7ページのほうでございます。
  7ページ、上段、14款2項8目総務費国庫補助金でございます。877万円を新規に補正をするものでございます。右側のページへ移りまして、1節総務管理費補助金877万円につきましては、社会保障番号制度補助金ということで、こちらは電算システムの改修費用に充てる補助金でございます。
  次に、15款2項5目農林水産業費県補助金でございます。817万7,000円を追加いたしまして2,236万円とするものでございます。1節の農業費補助金817万7,000円につきましては、経営体育成条件整備事業県補助金でございます。これにつきましては、ビニールハウス雪害 によりますビニールハウスの再建等に充てるための補助金でございます。
  次に、18款1項6目の町有施設整備振興基金繰入金2,032万8,000円を追加いたしまして、2,410万8,000円とするものでございます。右側のページ、1節の町有施設整備振興基金繰入金につきましては、こちらのいろいろな施設から寄附金等をいただいておりますものを積み立てております町有施設整備振興基金繰入金から、全額を繰り入れるものでございます。こちらは、温泉スタンドのポンプの修繕等に充てるものでございます。
  次に、9ページからの歳出でございますが、こちらをごらんいただきたいと存じます。
  まず、9ページの上段でございます。2款1項9目企画費の中にございます、事業で申し上げますと町の情報システム共同化事業161万円を追加いたしまして、9,557万8,000円とさせていただくものでございます。右側のページの13節の委託料161万円につきましては、電算業務委託料でございます。内容といたしましては、児童福祉、障害者福祉のシステム改修ということで、マイナンバー制度に対応するためのシステム改修費用でございます。
  続きまして、3款2項2目児童福祉費の中の平保育園一般管理事務でございます。121万2,000円を追加いたしまして、1,747万9,000円とするものでございます。右側のページの11節の需用費121万2,000円は修繕料でございますが、こちらは平保育園の屋根の修繕工事ということで、2月の大雪によります被害の雨どいの修繕及び屋根の雪どめを取りつけするための工事の補正でございます。
  続きまして、中ほどになりますが、6款1項3目農業振興費の中の農業振興一般管理事務でございます。1,054万4,000円を追加いたしまして、2,486万9,000円とするものでございます。右側のページの19節負担金補助及び交付金1,054万4,000円につきましては、補助金と記載してございます経営体育成条件整備事業補助金ということで、こちらも2月の大雪によります被害を受けたビニールハウス等農業施設の再建のための費用を補助するための補正でございます。対象者の方につきましては13名、棟数にいたしますと23棟が対象になってございます。そのうち、撤去は1棟のみでございまして、残りは全て再建するというものでございます。
  次に、7款1項4目観光費の中の観光施設管理運営事業でございます。143万5,000円を追加いたしまして、1,532万8,000円とさせていただくものでございます。右側のページの11節の需用費143万5,000円の修繕料につきましては、2施設ございまして、こちらも雪の被害を修繕するものですけれども、いこいの里大附の関係が59万円、くぬぎ村体験交流館の関係が84万5,000円、いずれも雪のため損害がありまして修繕工事を行うための補正でございます。
  次に、左側のページになりますが、温泉管理事業でございます。2,032万8,000円を追加いたしまして、2,318万1,000円とさせていただくものでございます。財源につきましては、その他特定財源ということで、2,032万8,000円を繰り入れております町有施設整備振興基金から全額を繰り入れをさせていただくものでございます。右側のページの11節の需用費2,032万8,000円につきましては、温泉スタンドのポンプの修繕を行うものでございます。こちらは、5月5日にありました伊豆大島近海地震で被害を受けたというふうに考えられているところでございます。揚湯設備、ポンプが故障してしまいまして、くみ上げ機能が非常に今低下をしておりまして、ポンプ自体が現在停止しているというような状況でございます。早急に修繕を行うために今回補正をお願いするものでございます。
  続きまして、左のページへ戻りまして、8款5項1目地籍調査費でございます。事業といたしますと、地籍調査事業でございます。375万5,000円を追加いたしまして、5,258万7,000円とさせていただくものでございます。右側の10ページの13節委託料375万5,000円の内訳でございますが、説明欄のところで測量委託料237万2,000円、こちらは人件費等の単価改正によります増額でございます。
  次の業務委託料138万3,000円につきましては、こちらは法務局のほうに提出をする前に、所有権移転等、また分筆等の変更があった場合の修正、補正をするための経費ということで、今回追加をお願いするものでございます。
  それでは、以上で議案第36号の細部説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
○野口守隆議長 これより議案第36号 平成26年度ときがわ町一般会計補正予算(第2号)の質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  3番、田中紀吉議員。
○3番 田中紀吉議員 3番、田中です。
  先ほどと若干関連があるんですけれども、温泉管理の件で、1点目は基金残高というのが現在お幾らなのか教えていただきたい。
  2点目が、全協のときに説明がありましたけれども、1リットル当たりの単価として、要するに原価がどのぐらいになっているのかを、ぜひ教えていただきたいという2点です。よろしくお願いします。
○野口守隆議長 ちょっと私から、基金残高というのはどの基金。
○3番 田中紀吉議員 失礼しました。今、久保課長が説明しました、基金を取り崩して持ってくるということになると、幾らぐらいあるものから二千何百万持ってくるのかなという、そういう意味です。
○野口守隆議長 答弁願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 田中議員のご質問にお答えをさせていただきます。
  町有施設の整備振興基金ということで、ことしの3月末の金額でございますが、4,202万3,991円が残額でございます。
  以上でございます。
○野口守隆議長 よろしいですか。
  それでは、次の温泉の1リットル当たりの原価はどのぐらいになるのかということで、答弁願います。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 それでは、お答えさせていただきます。
  現在、温泉につきましては、温泉スタンドで20リットルで50円ということで、1リットル当たり2.5円で販売をしております。
  以上です。
○野口守隆議長 原価はどうなのかと聞いているんです。
  温泉スタンドのいわゆる1リットル当たりの原価はどのぐらいなのかと聞いておるんですけれども。
○山崎政明産業観光課長 それでは、お答えさせていただきます。
  これは実際に温泉施設を温泉の掘削から温泉の設備、それから実際に今までかかった費用等々を踏まえて出しませんと、実際に原価というのが今ここのところで幾らというのはちょっと申し上げられませんので、ご理解いただければと思います。
  以上です。
○野口守隆議長 田中紀吉議員。
○3番 田中紀吉議員 私ももちろんそうだと思うんですよね。ただし、この間の説明もありましたように、21年度に2,300万ぐらいの補修費用がかかっているんだそうです、それは過去に終わった話。それで、今回がさらに2,000万円以上のお金がかかるということで見積もりが出たりしている。ということは、それで実際販売しているのは20リットル50円はもちろ ん知っています。それで、温泉、四季彩館に持っていっているのは無料だというのも知っています。ということになりますと、その辺は大体どのぐらいに出るのが減っているというのは前回聞きましたけれども、それはそれなりに精査というのか、全然わかんないというのはいかがなものかなというふうに思っているので、ぜひ、今回すぐわかるということじゃなくて、ぜひその辺も踏まえて、例えば今後20リットルを幾らにするのかは別としても考えていただきたいのと、あと、先ほどの質問でもありましたけれども、四季彩館のほうへそれなりのお金でというのは、ぜひご検討いただきたいという要望も含めて、すぐお答えできないのはもちろんわかりますので、お願いしたいということです。
  以上です。
○野口守隆議長 山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 それでは、お答えさせていただきますが、今回、おおむね温泉のポンプにつきましては、約5年を周期に引き揚げ工事を行ったほうがいいというふうなことで、メーカー等からもご指摘はいただいております。
  当初設置したのは、前回8年間、設置当初から一応交換まで期間を要しました。今回、4年間というふうなことで、実質的には先ほど申し上げたとおり、地震の影響というのがこの日を境にということですので、大だと思うんですが、おおむね5年間を今見込んでいるところでございます。
  今後、先ほど野原議員からもご指摘もいただきましたけれども、この温泉の源泉をやはり維持していく費用を、基本的には今、温泉スタンドのお客様、受益者から料金としていただいているわけでございますが、これも今20リットル50円ということで、今後の維持管理等々を考えますと、やはりこれでは基本的に、かなり維持管理を行っていくには財源としては厳しいものがあります。
  また、さらに、温泉スタンドのお客様だけではやはりこの維持管理費用を賄うというのは厳しい状況にもありますので、さらに四季彩館等々のお客様からもこういったご負担もいただくことをやはり受益者負担というのを基本的に考えて、こういった料金等々についての改正のほうを考えていきたいというふうに、今考えているところでございます。
  以上です。
○野口守隆議長 よろしいですか。
  再々質問、田中紀吉議員。
○3番 田中紀吉議員 3番です。
  1点、違うところから若干聞いて、先ほど言うのを忘れちゃったんですけれども、なかなかポンプの交換だとか、いろんな部分で難しいという話は伺いました。逆に、聞いたところによると、別のやり方もあるんじゃないかというお話もちらっと聞いたんですね。それで、課長のほうではいろいろ当たっていると思うんですけれども、ぜひ、例えば、できれば費用も少なくて済むんだったらそれでお願いしたいし、利用の方法というのはなかなか難しいとは思うですけれども、その辺もぜひ幅広く検討していただいて、できれば費用は少なく、長もちさせるとか、そういうことも含めてご検討の中に入れていただけたらと思います。
  これで終わります。
○野口守隆議長 要望でいいですね。
○3番 田中紀吉議員 はい。
○野口守隆議長 ほかに質疑ございますか。
  8番、瓜田議員。
○8番 瓜田 清議員 8番、瓜田です。
  9ページ、10ページの件で、総務費の町情報システム共同化事業、これで電算委託料が161万円、これは厚労省のほうの分というふうに書いてあるんですけれども、後でどのぐらいくるんでしょうか。
○野口守隆議長 答弁願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 こちらの費用につきましては、児童福祉、障害者福祉の関係のシステムということでございます。このほかにも当初予算等で既に組んでいるものがございまして、交付見込みでございますと、合計で877万円が交付されるという予定を立てております。
  以上でございます。
○野口守隆議長 ほかに質疑ございますか。
  12番、野原和夫議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原和夫です。
  10ページで申しわけないですが、先ほどの経営体育成条件整備事業補助金、先ほど課長の答弁だと継続してやるということで、私は物すごくうれしく思っております。この雪の被害で崩壊してだめになってこのままということでは、本当に農業の前進につながらないと思います。その中で、新たに新設、新しく建てる場合は、本人が1割負担、9割は補助金、撤去は全額負担、補助金でできるということを聞いております。この人たちの申請に基づいて周 知徹底を早くできるとお願いしたいと思います。この点について。
  それから、先ほどの温泉の関係ですが、田中議員が指摘されたように、私は近隣の温泉を使っている業者も含めていろんなことの案を考えながら、もう少し安くやる方法を考えないと大変なことになると思います。それで、ぜひそれを検討して皆さんに図ってもらいたい。お願いできますでしょうか。ここでは、やっぱり玉川温泉も温泉上げています。小川でも花和楽の湯とかいろいろありますから、そういうところもいろんな問題が出ていると思うんですよね。その中で、やっぱりそこの、これはもうすごい高いものが外国から入ってくるわけですよね。だから、それに匹敵する、もっと安くなる方法はあるんじゃないかなと思うんですよ。それを少し調べることは行政の役割ではないかなと思うんですが、その2つをお願いします。
○野口守隆議長 答弁願います。
  1点目の農業振興一般管理費の経営体育成条件のことについて、答弁願います。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 それでは、野原議員のご質問にお答えさせていただきます。
  今回、13名の農家の方、それから23施設ということで、これはビニールハウス、ガラスハウス等々が含まれておりますが、今回この補助金等々を活用していただくに当たって、それぞれ農家の方々にお話をさせていただいております。さらに、これからまた、実際にこれも補助金も業者等に委託してやる場合、また、撤去等については自分で撤去する場合、いろいろ単価等々も、また基準単価も違ってまいります。
  また、再建等々については、それぞれやはり実際に実施をした金額で補助金等々をお支払いするというような形になるわけですけれども、今後も対象の方々には、早く事業が実施できるように、再建できるように周知していきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。
  以上です。
○野口守隆議長 野原和夫議員。
○12番 野原和夫議員 再建できるようにというのは、早く周知をして、これを撤去して再建するようにしなくちゃいけないのだから、もういち早くやってもらいたいということを私は言いたいんで、お願いします。
○野口守隆議長 山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 ご指摘のとおり、これもそれぞれ農家の方々とは調整させていただ いておりますので、一日も早く再建できるように町としても取り組んでまいります。
  以上です。
○野口守隆議長 よろしいですか。
  2点目の温泉スタンドの件について、答弁願います。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 それでは、温泉スタンド、温泉ポンプのご質問についてお答えさせていただきます。
  野原議員ご指摘のように、ほかの温泉施設等々の対応等も調査したほうがいいというようなご指摘でございますが、今回の私どもの業者も、先般の全員協議会以降、また呼びまして、実際の価格等々についての交渉等もさせていただきました。
  また、あわせて、玉川温泉さんのほうからもこういう方法もあるんじゃないかというふうな、これは実際にポンプの交換とかそういうことではなくて、実際に管理していく上での方法ですとか、そういったこともちょっとお話も伺っております。
  これから、やはり当然ポンプの形式ですとか、当然泉質ですとか深さですとか、それぞれ温泉によって源泉は全て違います。そういう中で、できるだけそういった他の温泉施設からのアドバイスも当然いただきながら、なるたけやはり安く設置できるように、また今後維持管理できるように進めていきたいというふうに考えます。
  以上です。
○野口守隆議長 野原和夫議員。
○12番 野原和夫議員 今回、中身については、伊豆大島近海の地震ということの1つの問題として出されておりますけれども、3年前に大きな地震が出てきているわけですから、これがこれの1つの原因ではないかなと私は思うんですが、1つ、これはこの前、町長が言われたように、竹下内閣のときに1億円もらったお金を使ってやったということを含めて聞いておりますから、それからずっとそのポンプの式は変わっていないわけですよね。だから、そういうことをずっと継続して問題点が指摘されているんですから、やっぱりそこの改善策をこれから研究しなくちゃいけないということで、今言ったんですから、ぜひこの問題についてはきちんと研究した中で、いかにお金を少なくしてもらうか、そのことを踏まえてお願いしたいと思います。
  それと、温泉そのものは、現状で保って今後とも出るんでしょうか。掘削して、もっと深く掘らなくてはなくなってしまうんじゃないかなと私も心配しているんですが、それもやっ ぱり確保できる現状なんでしょうか。その点を伺います。
○野口守隆議長 山崎産業観光課長、答弁願います。
○山崎政明産業観光課長 お答えさせていただきます。
  温泉の湧出量ということでございますが、現在ポンプのほうは停止してございますけれども、この地震によって温泉の湧出量が低下しているという事実は、基本的にはございません。湧出量については、従来と同様に湧出しているというふうに考えられます。
  以上です。
○野口守隆議長 ほかに質疑ございますか。
  9番、前田議員。
○9番 前田 栄議員 9番、前田です。
  この地籍測量に関してなんですけれども、今、地籍調査やっていますけれども、今後の予定として、西平、大野、椚平地区、これは合併当時30年後ぐらいと聞いたんですけれども、一応わかっていたとしたら、どのぐらいで西平と大野と椚平を行う予定、プランがあるか、教えていただければ。
○野口守隆議長 答弁願います。
  岡本建設課長。
○岡本純一建設課長 合併のときに再編というんですかね、それでもうあと30年ぐらいということで計画は立てたようなんですけれども、今まで調査してきた中で、ある程度いろんな情報があったんで、一工区1平方キロというのをこなしてこれたんですけれども、今後今までと同じ量のデータが確保できるかというのは、ちょっと今微妙なところなので、それによっては調査面積の変更というのは考えられると思われます。はっきり言えなくて申しわけないんですけれども、よろしくお願いいたします。
○野口守隆議長 前田議員、再質問どうぞ。
○9番 前田 栄議員 早めていただければ大変助かるんですけれども、いずれにいたしましても、大椚のほうは年齢の多い人がいて、多分我々の年代でも大体境は、自分の家の周りぐらいはわかりますけれども、ほかは私もわかりませんし、合併から22年たって、私が58ですから、あと22年後というと80になっちゃって、私もわかんないから、本当に困難を来すと思うんですけれども、できれば早く進めていただければと思うので、要望でよろしくお願いします。
○野口守隆議長 ほかに質疑ございますか。
  12番、野原和夫議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原和夫です。
  10ページ、また引き続きお願いします。
  一番下の測量委託料におきまして、237万2,000円、これは先ほど課長の説明だと、人件費の単価改定等含めてお答えされました。これは消費税税率の引き上げ等も含めての改定も含めて、このような追加になったのか、お聞きします。
  それから、その下の業務委託料については138万3,000円、これについては分筆、移転等のおくれというか、これは行政側の不手際でおくれているのか、どういうふうな趣旨でおくれてこのような追加になったのか、お願いします。
○野口守隆議長 答弁願います。
  岡本建設課長。
○岡本純一建設課長 それでは、野原議員の質問に対してお答えしたいと思います。
  まず、最初の測量委託料なんですけれども、国のほうで技術者の労務費というのがまた改定されました。ことしの2月の話です。具体的には、測量主任技師が今まで3万1,600円だったのが、3万5,200円、その下の測量技師のほうが2万5,700円が2万6,900円、測量技師補については2万2,400円が2万4,600円というようなことで、3,000円前後の労務費のアップがありました。今回ここに当初予算に載せたのが、大体去年の秋口の積算で上げたんですけれども、この労務費のほうが2月に上がっちゃったということで、実際に業務のほうの発注にちょっと金額が追いつかないということで、ここで補正のほうをお願いしたところであります。
  2点目よろしいですか。
○野口守隆議長 いいですか。
  じゃ、2点目どうぞ。
○岡本純一建設課長 それでは、議員ご指摘の登記所のほうに送り込みなんですけれども、実際のところ、具体的には震災の関係で測量は終わっていたんですけれども、その後、基準点や何かのほうが微妙に動いちゃった。それは国土地理院のほうで修正をかけるということになりました。それの修正をかけている間、新しいデータをつくり直す。今度は、そのデータを登記所のほうに送り込むんですけれども、最初の3年前のがおおむね2年ずつずれちゃっておりまして、登記所のほうで受け入れができないということで、ちょうど2年前に送り込む予定だった番匠地区のが、ことしの2月にやっと登記のほうが完了したということで、先 ほどもちょっと予算のほうで出たかなと思うんですけれども、ことしは本郷地区、番匠が終わったので本郷のほうに移らせていただいて、それが終わったら今度は馬場、関掘のほうの調査区域のほうを登記所のほうに送る予定でおります。そんな関係で、どうしてもその地籍ででき上がった成果が2年のずれに伴って、個人で分筆したり、相続だとか売買とかが発生して、それの修正のためにここで業務委託料という格好で上げさせていただきました。
  以上です。よろしくお願いいたします。
○野口守隆議長 ほかに質疑ございますか。
          (発言する者なし)
○野口守隆議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○野口守隆議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○野口守隆議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第36号 平成26年度ときがわ町一般会計補正予算(第2号)を採決いたします。
  本案は原案のとおり補正予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○野口守隆議長 起立全員であります。
  よって、議案第36号は原案のとおり可決されました。
  暫時休憩いたします。
  再開を2時15分といたします。
                                (午後 1時58分)
─────────────────────────────────────────────────
○野口守隆議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午後 2時15分)
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議員提出議案第1号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○野口守隆議長 日程第16、議員提出議案第1号 特定秘密保護法の撤廃を求める意見書の提出についてを議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○町田英章議会事務局長 朗読いたします。
  議員提出議案第1号、平成26年6月3日提出、ときがわ町議会議長、野口守隆様。
  提出者、ときがわ町議会議員、野原和夫。賛成者、ときがわ町議会議員、山中博子。賛成者、ときがわ町議会議員、金澤他司人。
  特定秘密保護法の撤廃を求める意見書の提出について。
  上記の議案を別紙のとおり、ときがわ町議会会議規則第14条第1項及び第2項の規定により提出します。
  以上です。
○野口守隆議長 提出者から提案理由の説明を求めます。
  12番、野原和夫議員。
○12番 野原和夫議員 議員提出議案第1号、平成26年6月3日提出、ときがわ町議会議長、野口守隆様。
  提出者、ときがわ町議会議員、野原和夫。賛成者、ときがわ町議会議員、山中博子。賛成者、ときがわ町議会議員、金澤他司人。
  特定秘密保護法の撤廃を求める意見書の提出について。
  上記の議案を別紙のとおり、ときがわ町議会会議規則第14条第1項及び第2項の規定により提出します。
  提案理由。
  昨年暮れに可決成立した特定秘密保護法は、軍事、安保、外交にかかわるさまざまな情報を国民の目から覆い隠し、調査・研究・取材・報道・言論の自由を奪おうとするものであり、この法律は世界の流れに逆行をして、これから秘密をつくろうとし、日本国憲法の基本原則を根本から覆し、平和、自由、民主主義を脅かす法律です。
  よって、特定秘密保護法の撤廃を求めるため、この案を提出するものです。
  補足としまして、日本の言論自由度は世界で59位、国際ジャーナリストがつくる国境なき記者団が2月12日発表した世界180カ国の順位です。主要先進国で唯一顕著な問題のある国のグループになってしまいました。順位が落ちた大きな理由は、特定秘密保護法にあると指 摘されています。
  以上です。
○野口守隆議長 ご苦労さまでした。
  野原議員は、そのままお待ちください。
  これより議員提出議案第1号 特定秘密保護法の撤廃を求める意見書の提出についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○野口守隆議長 これをもって質疑を終了いたします。
  野原議員は自席にお戻りください。
  質疑がありませんでしたので、討議を省略いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「はい」と呼ぶ者あり)
○野口守隆議長 原案に反対でしょうか、賛成でしょうか。
          (「反対討論」と呼ぶ者あり)
○野口守隆議長 賛成の方ございますか。討論。
  それでは、原案に反対の方の発言を許します。
  岡野政彦議員。
○7番 岡野政彦議員 議席番号7番、岡野政彦です。
  議長のお許しを得ましたので、反対討論をさせていただきます。
  この法律は、国家国民の安全を守ることが目的です。国際常識に沿った情報取り扱いのルールが必要となります。国際的には当たり前の法律、国際常識にかなうようルールがこれまでなかったこと自体問題で、より核心に迫る情報が得られます。一般の方の生活には全く影響はありません。政府の特定秘密のほとんどは衛星写真と暗号です。一般の方が触れることなく、また一般の方の持つ情報が特定秘密の対象となることはあり得ません。一般の方は政府の特定秘密に触れることはありません。より厳格に管理されますので、一般の方が偶然触れるということはありません。何が特定秘密に指定されているか知らない人が責任を問われることは一切ありません。秘密保護法は、官僚の勝手を許さないための法律です。今までルールがなかったことが問題にされ、国民に不安感を与えたルールがあれば、こうした恣意的 な運用を防ぐことができるのです。二重、三重のルールができています。法律で4分野、防衛、外交、スパイ、テロに限定されています。指定は、外部有識者の会議の意見を踏まえた政府統一基準に基づき、大臣が行います。さらに、総理大臣が各省庁の運営、運用状況を厳しくチェックし、有識者の意見を付して毎年国会に報告します。ですから、官僚だけで決めることはできません。国立公文書館を積極的に活用をいたします。秘密が記された文書は歴史的な文書として、国立公文書館等に移されます。公文書は国民共用の知的財産としてしっかりと保管され、一定期間を経て公開されます。
  以上のことから、特定秘密保護法の撤廃を求める意見書に反対をいたします。
  以上です。
○野口守隆議長 ご苦労さまです。
  ほかに討論ございますか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○野口守隆議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議員提出議案第1号 特定秘密保護法の撤廃を求める意見書の提出についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり提出することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立少数)
○野口守隆議長 起立少数であります。
  よって、議員提出議案第1号は否決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議員提出議案第2号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○野口守隆議長 続いて、日程第17、議員提出議案第2号 集団的自衛権行使を容認する解釈改憲を行わないことを求める意見書の提出についてを議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○町田英章議会事務局長 朗読いたします。
  議員提出議案第2号、平成26年6月3日提出、ときがわ町議会議長、野口守隆様。
  提出者、ときがわ町議会議員、瓜田清。賛成者、ときがわ町議会議員、山中博子。賛成者、ときがわ町議会議員、金澤他司人。
  集団的自衛権行使を容認する解釈改憲を行わないことを求める意見書の提出について。
  上記の議案を別紙のとおり、ときがわ町議会会議規則第14条第1項及び第2項の規定によ り提出します。
  以上です。
○野口守隆議長 提出者から提案理由の説明を求めます。
  8番、瓜田清議員。
○8番 瓜田 清議員 8番、瓜田清です。
  集団的自衛権行使を容認する解釈改憲を行わないことを求める意見書の提出について。
  上記の議案を別紙のとおり、ときがわ町議会会議規則第14条第1項及び第2項の規定により提出いたします。
  提案理由。
  憲法は、首相を初め国家権力を厳格に拘束するものであり、内閣に憲法の内容を勝手に変える権限はありません。国民主権の立場で国家権力を制限し、国民の人権を守ることが憲法の役割であり、立憲主義の原則であります。このような憲法の本質に照らして、憲法の解釈は権力者の恣意に任されることがあってはなりません。
  よって、集団的自衛権行使を容認する解釈改憲を行わないことを求めるため、この案を提出するものです。
  ここで、一言だけ言わせていただきたいと思います。
  人を守るのか、国を守るのかというふうなことは、卵と鶏になると思います。でも、人を守ることが大事で、日本は第二次大戦という非常に大きな罪を犯しました。それをまだ悔いていないところがあります。表明しておりません。しっかり悪かったというふうに表明していないと思います。こういう中でこういうようなことをやはり認めてしまうと、1人1人我々の子孫がどうなるのかを考えて討議してもらいたいと思います。
  以上です。
○野口守隆議長 ご苦労さまでした。
  瓜田議員はそのままお待ちください。
  これより議員提出議案第2号 集団的自衛権行使を容認する解釈改憲を行わないことを求める意見書の提出について、質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (発言する者なし)
○野口守隆議長 これをもって質疑を終了いたします。
  瓜田議員は自席にお戻りください。
  質疑がありませんでしたので、討議を省略いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「はい」と呼ぶ者あり)
○野口守隆議長 原案に賛成でしょうか、反対でしょうか。
          (「賛成」と呼ぶ者あり)
○野口守隆議長 反対の討論の方いますか。
          (「はい」と呼ぶ者あり)
○野口守隆議長 それでは、反対の討論の方の発言を許します。
  9番、前田栄議員。
○9番 前田 栄議員 9番、前田栄でございます。
  議長のお許しを得たので、反対討論をさせていただきます。
  この問題ですけれども、なぜこの集団的自衛権の憲法解釈変更が起きたのかというと、皆さんも御存じのように、日本の安全保障関係の法整備に不備がないかを点検し、その改善方法を提案することを図ってきた。5月15日報告の安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会、安保法制懇ということですね。このようなことから、こういういろんなことが出てきたわけでございますけれども。
  そして、集団的自衛権の行使は許されないとした憲法解釈が障害となることが多かったということから、そして、憲法というのは国内の最高法規であるが、他国を律することはできません。憲法を重視し、国際社会の規範である国際法を重視し、かつ適切な防衛力を備えることで安全は守られると思います。
  しかし、昨今、皆さんもご承知のように、このようなことを遵守しなくなった隣国があらわれたことは事実です。やはりいざというときのために、行使できるようにしておくべきことが日本の安全を守ることです。
  また、憲法制定以来、昭和21年11月13日にできてから68年経過して、いろんな東西冷戦が終わり、バランスが崩れてきて、またいろんなことが起きて、いろんな憲法において、この憲法において第9条が問題になりますけれども、対応できなくなった事例も出てきたということで、やはりいろいろ考えなくてはいけないと。
  また、憲法の中でも最も重要なものは国民主権であり、基本的人権です。それらは日本の安全が守られていて初めて可能になるものと思います。だから、憲法を考える際、国民の安 全保障を最優先に考えるのは当然だと思います。
  それゆえ、私は集団的自衛権行使を容認する解釈改憲を行わないことを求める意見書の提出については反対です。
  以上です。
○野口守隆議長 ご苦労さまでした。
  次に、原案に賛成の方の発言を許します。
  12番、野原和夫議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原和夫です。
  集団的自衛権行使を容認する解釈改憲を行わないことを求める意見書に賛成の立場で、討論に参加します。
  集団的自衛権を行使するということは、日本に対する武力攻撃がなくても他国のために武力を行使するということです。その行使を容認するとは、海外での武力行使をしてはならないという憲法上の歯どめを外すということです。2001年9.11、同時多発テロへの反撃として、アメリカはアフガニスタン報復戦争、2003年イラク戦争を開始しました。国連安保理決議に基づく多国籍軍と称して軍隊を派兵して、この戦争を戦いました。この2つの戦争に際し、日本は自衛隊を派兵しました。しかし、どちらの場合も、自衛隊派兵法の第2条で武力の行使をしてはならない、戦闘地域に行ってはならないという歯どめがかかっていました。歯どめの条項については、海外での武力行使はしてはならないという憲法上の歯どめがあったからです。だから、自衛隊の活動はインド洋での給油活動やイラクでの給水活動、空輸活動にとどまったわけです。集団的自衛権が行使できるとなれば、この歯どめが外されてしまいます。米軍と一緒に戦闘活動ができるようになるでしょう。
  安倍政権の狙いは、集団的自衛権の行使、多国籍軍への参加の二本柱で、海外で戦争する国をつくろうというところにあります。この道に踏み込めば、日本の自衛隊が他国の人を殺し、自衛隊員から戦死者が出ることは避けられません。政府の勝手な憲法解釈の変更で、集団的自衛権行使容認を進めようとしています。これに対して多くの人々から立憲主義の否定だとの批判が巻き起こっています。近代の立憲主義は、主権者である国民が憲法によって国家権力を縛るという考え方に立っています。国民を縛るのが憲法ではありません。権力を縛るのが憲法であります。
  だから、憲法の解釈も、時の権力者によって自由勝手に変えることは許されるというものではありません。もしもそれが許されたら、憲法が憲法でなくなってしまいます。解釈変更 が便宜的、意図的に行われるならば、憲法に対する国民の信頼は損なわれてしまいます。
  集団的自衛権行使を容認する解釈改憲を行わないことを求め、討論とします。
○野口守隆議長 ご苦労さまでした。
  ほかに討論ございませんか。
          (発言する者なし)
○野口守隆議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議員提出議案第2号 集団的自衛権行使を容認する解釈改憲を行わないことを求める意見書の提出についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり提出することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立多数)
○野口守隆議長 起立多数であります。
  よって、議員提出議案第2号は原案のとおり可決されました。
  暫時休憩いたします。
  再開を3時といたします。
                                (午後 2時36分)
─────────────────────────────────────────────────
○野口守隆議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午後 3時00分)
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議会運営委員会報告
○野口守隆議長 休憩中に議会運営委員会が開催され、平成26年5月28日に提出された請願の取り扱いについて協議されておりましたので、議会運営委員長より報告を求めます。
  瓜田清委員長、お願いいたします。
○瓜田 清議会運営委員長 それでは、5月28日に提出されました請願について、議会運営委員会の報告をいたします。
  この件について調整を図るため、先ほど午後2時40分から役場第二庁舎3階協議会室におきまして、議会運営委員会を開催いたしました。
  委員会は、委員全員の出席と議長、副議長、町長、副町長、総務課長、議会事務局長の出席をいただきまして、説明を求め協議を行いました。
  その結果、本請願は今定例会の日程に追加し、議案とすることとし、審議の順序を変更し、 一般質問の前に審議することに決定いたしました。
  また、付託先の委員会は文教厚生常任委員会とするものです。
  以上でございます。
○野口守隆議長 ご苦労さまでした。
  お諮りいたします。この際、委員長の報告のとおり日程を追加し、引き続き議事を進めたいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○野口守隆議長 異議なしと認めます。
  ここで追加議事日程を配付いたします。
  配布の間、暫時休憩いたします。
                                (午後 3時02分)
─────────────────────────────────────────────────
○野口守隆議長 会議を開きます。
                                (午後 3時03分)
─────────────────────────────────────────────────
   ◎日程の追加
○野口守隆議長 お諮りいたします。お手元に配付いたしましたとおり、本日の議事日程を追加して議題とし、日程の順序を変更し、審議したいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○野口守隆議長 異議なしと認めます。
  よって、お手元に配付したとおり、本日の議事日程を追加して議題とし、日程の順序を変更して審議することに決定いたしました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎請願第2号の上程、説明、質疑、委員会付託
○野口守隆議長 追加日程第1、請願第2号 手話言語法制定を求める意見書の提出を求める請願を議題といたします。
  請願文書表は配付したとおりであります。
  議会事務局長に朗読させます。
○町田英章議会事務局長 朗読いたします。
  請願文書表、整理番号2、受理年月日、平成26年5月28日、紹介議員、瓜田清。
  件名、手話言語法制定を求める意見書の提出を求める請願。
  要旨、手話が音声言語と対等な言語であることを広く国民に広め、聞こえない子供が手話を身につけ、手話で学べ、自由に手話が使え、さらには手話を言語として普及、研究することのできる環境整備を目的とした「手話言語法(仮称)」を制定すること。
  請願者、住所・氏名、比企郡ときがわ町田黒190―6、比企聴覚障害者の会、会長、西澤登志雄。
  以上です。
○野口守隆議長 ただいまの請願の紹介議員であります瓜田清議員から、請願の趣旨説明を求めます。
  8番、瓜田清議員。
○8番 瓜田 清議員 それでは、趣旨説明をいたします。
  手話が音声言語と対等な言語であることを広く国民に広め、きこえない子供が手話を身につけ、手話で学べ、自由に手話が使え、更には手話を言語として普及、研究することのできる環境整備を目的とした「手話言語法(仮称)」を制定すること。
  理由として、手話とは、日本語を音声ではなく手や指、体などの動きや顔の表情を使う独自の語彙や文法体系をもつ言語である。手話を使うろう者にとって、聞こえる人たちの音声言語と同様に、大切な情報獲得とコミュニケーションの手段として大切に守られてきた。
  しかしながら、ろう学校では手話は禁止され、社会では手話を使うことで差別されてきた長い歴史があった。
  2006(平成18)年12月に採択された国連の障害者権利条約には、「手話は言語」であることが明記されている。障害者権利条約の批准に向けて日本政府は国内法の整備を進め、2011(平成23)年8月に成立した「改正障害者基本法」では「全て障害者は、可能な限り言語(手話を含む)その他の意思疎通のための手段についての選択の機会が確保される」と定められた。
  また、同法第22条では国・地方公共団体に対し情報保障施策を義務付けており、手話が音声言語と対等な言語であることを広く国民に広め、きこえない子供が手話を身につけ、手話を学べ、自由に手話が使え、更には手話を言語として普及、研究することのできる環境整備に向けた法整備を国として実現することが必要であると考えるもので、これを提出させていただきました。
  以上です。
○野口守隆議長 瓜田議員については、そのままお待ちください。
  これより請願第2号 手話言語法制定を求める意見書の提出を求める請願の質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (発言する者なし)
○野口守隆議長 これをもって質疑を終了いたします。
  瓜田議員は自席にお戻りください。
  ただいまの請願第2号につきましては、文教厚生常任委員会に付託したいと思います。これにご異議ありませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○野口守隆議長 異議なしと認めます。
  よって、文教厚生常任委員会に付託することと決定いたしました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎延会について
○野口守隆議長 お諮りいたします。
          (発言する者あり)
○野口守隆議長 間違いね。
○8番 瓜田 清議員 請願のほうで下から4行目、「第」が「弟」になっておりますので訂正させていただきます。すみません、失礼しました。
○野口守隆議長 もう一度、じゃ、お諮りいたします。本日の会議はこの程度にとどめ延会したいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○野口守隆議長 異議なしと認めます。
  よって、本日はこれをもちまして延会することに決定しました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎延会の宣告
○野口守隆議長 大変ご苦労さまでした。
                                (午後 3時09分)