平成27年第1回ときがわ町議会定例会

議 事 日 程(第4号)

                            平成27年3月6日(金)  
                            午前9時30分開議     
      開議の宣告
日程第 1 議案第25号 平成27年度ときがわ町国民健康保険特別会計予算
日程第 2 議案第26号 平成27年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計予算
日程第 3 議案第27号 平成27年度ときがわ町介護保険特別会計予算
日程第 4 議案第28号 平成27年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計予算
日程第 5 議案第29号 平成27年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計予算
日程第 6 議案第30号 平成27年度ときがわ町水道事業会計予算
日程第 7 請願第 1号 消費税10%への増税中止を求める請願
日程第 8 一般質問
─────────────────────────────────────────────────
出席議員(12名)
     1番  神 山   俊 議員     2番  小 島 利 枝 議員
     3番  田 中 紀 吉 議員     4番  山 中 博 子 議員
     5番  岡 野   茂 議員     6番  金 澤 他司人 議員
     7番  岡 野 政 彦 議員     8番  瓜 田   清 議員
     9番  前 田   栄 議員    10番  野 口 守 隆 議員
    11番  小 宮   正 議員    12番  野 原 和 夫 議員
欠席議員(なし)
地方自治法第121条により、今定例会に説明のため出席する者及び同委任を受けた者の職氏名
町長
関 口 定 男 
副町長
小 峯 光 好 
総務課長
柴 崎 秀 雄 
企画財政課長
久 保   均 
税務課長
内 室 睦 夫 
町民課長
桑 原 和 一 
福祉課長
大 島 武 志 
環境課長
岩 田 功 夫 
会計管理者兼会計室長
柴 田 光 子 
産業観光課長
山 崎 政 明 
建設課長
岡 本 純 一 
水道課長
中 藤 和 重 
─────────────────────────────────────────────────
教育長
舩 戸 裕 行 
教育総務課長
中 村 賢 一 
生涯学習課長
石 川 安 司 
─────────────────────────────────────────────────
議会事務局長
町 田 英 章 
書記
新 井 裕 文 

─────────────────────────────────────────────────
   ◎開議の宣告
○野口守隆議長 皆さん、おはようございます。
  大変ご苦労さまでございます。
  ただいまの出席議員は12名全員でありますので、定足数に達しております。
  これより、平成27年第1回ときがわ町議会定例会第4日目を開会いたします。
  直ちに本日の会議を開きます。
                                (午前 9時30分)
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議事日程の報告
○野口守隆議長 本日の議事日程を報告いたします。
  議事日程は、配付したとおりであります。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第25号の質疑、討議、討論、採決
○野口守隆議長 これより日程第1、議案第25号 平成27年度ときがわ町国民健康保険特別会計予算の質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  3番、田中紀吉君。
○3番 田中紀吉議員 3番、田中です。皆さん、おはようございます。
  ご存じだと思うんですけれども、3月3日の閣議決定により、3年後に国保自体が広域化になるというのが決定されました。ぜひ教えていただきたいのは、今、国保の運営協議会等でいろいろご相談をしていると思うんですけれども、かなりときがわ町では国保税が影響を受けると思うんですね。その点についてぜひお伺いをしたいと。それで、ほぼ課税の方式が4方式から2方式に多分なるんじゃないかと思います。
  それともう1つは、自治体による努力ということで、標準税率というんですかね、標準なのが示されて、それに自治体の努力ということで、いわゆるインセンティブということで、少し加算されたり何かだとかということがというふうに書いてありました。それで、ときがわ町としての今運営協議会でどのような論議がされていて、どのくらいの影響が出るのかわかれば教えていただきたいと思うんですけれども、よろしくお願いします。
○野口守隆議長 答弁願います。
  桑原町民課長。
○桑原和一町民課長 お答えいたします。
  まず、国保運営協議会では今、税の関係で国保財政厳しいということで、税率のアップを検討しております。それにつきましては、議員の皆様にも全協で国保運営協議会の結果を全て報告しております。当然今回の全協でも国保運営協議会で行った資料に基づきまして、議員の皆様にも説明をし、理解をいただけるように行っているところでございます。
  内容としては、さっき申し上げましたとおり、税率の引き上げ、あるいは今現在ときがわ町は4方式で行っておりますけれども、それを2方式にということで、ただ、それも当然ながら被保険者の方の影響等々細かく検討し、運営協議会の委員の皆様の意見を聞きながら、あるいは議会の皆さんに説明しながら、なるべく影響のないような形でやっていければという、国保運営協議会の状況はそのような状況です。
  議員ご指摘のとおり、平成30年度から広域化になります。これはそのようにもう国のほうも示しております。それに向けて当然行っていく予定です。標準税率というのは、国保新聞等を見ますと、ときがわ町ではこの税率ですという標準税率は示すと思います。示された上で多分公表もすると思います。全て県内標準ということになったときに、先ほど申し上げましたとおり、ときがわ町は税率は1人当たり低い状況、高いところと約3割程度国保税は現在違いますから、それを30年で一気に県内63市町村全て同じということは当然できないと思います。ただ、標準税率は示しますけれども、当初はその状況、状況で分賦金という形で納めるような形になると思いますけれども、その分賦金も、じゃ果たして具体的にどこまでどうだというのはまだ示されておりません。ですから、今後その辺は見守っていければというところでございます。
  以上です。
○野口守隆議長 再質問、田中紀吉議員。
○3番 田中紀吉議員 当然もちろん3年後ということなんで、確定的なところはもちろんないとは思っています。ただ、1つ国保会計に一般会計からときがわ町はかなりの部分の繰り入れをしているんですね。だから、そのことが例えばだめだということになると、大幅な影響を受けるんですね。だから、そのことがまず1点お聞きしたいのと、もう1点は、いわゆる国保会計から皆さん健康になっていただいたりということで、もちろん努力をしているのは知っています。ただ、知っていて、これからそれを強化しなければいけないと思うんですね。
 ですから、あちらで示されているのは、具体的に言うとジェネリック医薬品の使用率をどうかとか、徴税率がどうかとか、それから具体的にもうあそこで示されていますよね。それでときがわ町はどういう方向に向かっていくのかというのは、もうあると思うんですけれども、そこのところをもう少し3年後を見据えた中で具体的に取り組んでいく目標を持っていくということがないと、影響力がかなり大きいと思うんですけれども、まず一般会計からの繰り入れができるのかどうかお伺いします。
○野口守隆議長 答弁願います。
  桑原町民課長。
○桑原和一町民課長 お答えいたします。
  まず、一般会計からの繰り出しですけれども、今現在は当然ながら平均して約9,000万円弱のここ5年間平均で一般会計から繰り出しをしていただいて対応しております。その平成30年の広域化になったときに、その繰出金と税を含めて分賦金として、広域化の連合であれば広域連合に納めるという形になるときに、繰出金を入れてはいけないという話だと思うんですけれども、県内のほとんどの市町村が繰り出しをしております。ですから、それを3年間かけて税率を上げてということになると、一般的には不可能な状況です。ですから、当然広域化になっていても、その分賦金の中で一般会計の繰り出し等については考慮していただけるものとこちらは考えております。その辺の、議員からそれはもうあるんではないかということになっておりますけれども、残念ながらまだそういうことは具体的に示されておりません。当然ときがわ町としては繰り出し等を含めた中の対応ということで、今後もいかなくてはいけないという考え方を持っております。
  もう1つ、では、それに備えてといったときに、先ほど申し上げましたとおり、税について若干値上げをさせていただきたいということは、当然ながらその広域化を踏まえた考え方と、あとは国保の歳入歳出等を考えた中で上げざるを得ないということでございますので、その辺は広域化あるいは歳入面を捉えたという考え方で今検討をしているところでございます。
  以上です。
○野口守隆議長 答弁願います。
  関口町長。
○関口定男町長 この国民健康保険の問題につきましては、町民の4割程度がこの国民健康保険に加入をしております。あと6割の人は社会保険あるいは共済です。ですから、4割の方 に対しての約1億の繰り出しをやっていますけれども、これは皆さんにご了解をいただきながら、特にときがわ町として、私の方針とすると、なるべく国保の加入者の皆さんには負担をかけないようにということで今まで頑張ってやってきました。ということは、ほかに影響が出ているわけですよね、財源は決まっているわけですから。ですから、そっちも上げない、介護保険も上げない、じゃ、そっちも繰り出し、こっちも繰り出しといったら、全然それは行政にならないじゃないですか。じゃ、どこから持ってくるんですかという話になるわけです。ですから、私とすると、国保に絞って、そこのところを上げないように今まで頑張ってきた。その辺のご理解はいただきたいと思いますし、その辺の評価はしていただけてないようですけれども、評価はしてほしいですね。今までそれだけ頑張ってきた。ほかのところも繰り入れていますけれども、ときがわ町ほど繰り入れているところはないです。
  ですから、今県内でも国民健康保険税というのは安いんですよ、非常に。安いところは皆さん言わないで、高いところばかりよく質問の中で言いますけれども、そういうところを今回どうしてもときがわ町だけでなくて、日本の国全体でこの国民健康保険については非常に大きな問題になってきているわけです。ときがわ町の場合は合併特例債あるいは算定替え等がありますから、合併特例債で事業費のほうはかからなくて、合併特例債があるので、ですから、橋をつくるにしても一般会計から持ち出さないでできるからということで、この10年間やってきて上げなかったんです。それを5年延ばすといったら、それに反対しているという、それは私は理解できないんですけれども、だから、それがないと全部今度は何もできなくなってしまいますし、だから、そういう全体的に、よく私が言うんですけれども、木ばかり見ていて森を見ていないでやっぱり物事を議論するというのはいけないと思うことだし、今、田中議員が質問していますけれども、この問題については町民課のほうでもう広報等で何回出しているかな。1年ぐらい出しているよね、もうね。
         (「2年近く」と呼ぶ者あり)
○関口定男町長 2年近く出しているんですよ。将来こうなるだろうということで。でも、今踏ん張っていますけれども、将来はこうなりますよと。今回の閣議決定についても、もう半年ぐらい前かな、菅官房長官が記者会見の中でそういう話をしています。
  ですから、ときがわ町だけじゃなくて、皆さん森を見たときに、全国の町がそれで困っているんですね。ですから、広域化をしないと無理だということなんですね。ですから、それに合わせていくと。そうなると、ときがわ町も国保の持ち出しは少なく、余りしてはだめだということになりますから、そうなると一遍に上げるのは厳しいですから、今、課長が言っ たように、それは大変なことになりますから、徐々に上げていくような形になると思うんですけれども、その辺のご理解をいただきたいということで、2年かけて準備はしているんです。ですから、その辺の理解は、協議会でも何回も言っていると思いますよ、その辺は。もう何回ぐらいやっているかな。協議会でも何回も、そのたびごとやっている。
         (「もう三、四回やっています」と呼ぶ者あり)
○関口定男町長 三、四回やっているよね。聞いていますよね、それ。
○3番 田中紀吉議員 知っています。
○関口定男町長 知っていますよね。
○3番 田中紀吉議員 もちろん知っています。
○関口定男町長 ですから、そういうことで町のほうも努力をしています。住民のそうした負担を上げたいと思って我々執行部はいるわけじゃないんですよね。誰もやっぱり負担は少なくしたいというのはそれは当然の話です。サービスはやっぱり上げたい。それは当然の話ですよね。負担が少なくてサービスが高いというのは不可能でしょう。それで合併特例債を借りてはだめだといったら、事業もできなくなってしまう。そういう話になってしまいますよ。ですから、その辺をしっかり議員として森を見ながら物事の判断をしていただきたいというのが私からの要望です。
○3番 田中紀吉議員 わかりました。
○野口守隆議長 再々質問どうぞ。
  田中紀吉議員。
○3番 田中紀吉議員 ちょっと何か勘違いしているようなんですけれども、私は上げてはいけないとか、そういう意味で言っているんではありませんし、町民課で広報にかなり詳しく載っているのももちろん知っています。ただ、町民から見ると、影響力が大きいというのがあると思うんですね。だから、そこの点をもう少し、じゃどうやったら減らせるか、負担が少なくて済むかというのをみんなで考えようと、努力しようと、そういうことも含めて論議をしていかなければいけないんじゃないかという提起だというふうに自分では思っています。私自身もそういう努力にかかわっていきたいと思いますし、実は1件の点では町民課長には提案をしましたら、ほろろにぽろっと蹴られましたけれども、それはそれとして、全国的に取り組みをして、かなり減らしているというところもあるんですね。今度渡しますけれども、6,000万ぐらいの赤字になったところが、例えば黒字に転化しているというところまであるんですね。だから、それはいろいろな努力の結果としてなんですけれども、ときがわ町でも 小さい努力ももちろんしているのは知っていますけれども、そういうところも工夫しながらやっていったらどうかなと思います。
  以上です。
○野口守隆議長 答弁願います。
  関口町長。
○関口定男町長 田中議員は知っていますと言いますけれども、じゃ、そういうことを、何を知っているんですか。どういう努力をしているのを知っているんですか。だから、スモールチェンジだとか、そういう形で医療費を少なくするように努力をしているじゃないですか。それで、じゃ、ストレッチしていますかと言ったら知らないと、できないと言ったじゃないですか。だから、そういう努力を町民1人1人にやってもらうように啓発活動してもらうのは議員さんの仕事なんですよ。それが医療費を下げる一番効果が出るということです。今、6,000万とか何とかと言っています。町は多分そういう努力をしていると思うんですよ、議員さんも一緒に。じゃ、スモールチェンジやりましょうと言ったら、みんなできますとか、町民の皆さんやってくださいと。そういうことだと思いますよ、私は。原因は、もとはいつも言っているように、健康長寿のまちづくりというのは、スモールチェンジだとか、あるいはTOKIGAWAストレッチだとか、自分の健康は自分で守ると、そういう町民1人1人が意識を持っていただければ検診にも行く。受診率が60%に設定してあるのに、なかなか40%から上がっていかない。これは我々だけの責任でなくて、議員さんも責任があると思うんですよ。代表ですから。町民から選ばれた代表は、町民の皆さんにそういうのをどんどん啓発活動していく。そうすればさっき田中議員が言ったような数字になってきますよ。絶対なってきます、それは。絶対なってきます。それはそういう努力が足りないんですよ。皆さんが。
         (「わかりました」と呼ぶ者あり)
○野口守隆議長 よろしいですか。
○3番 田中紀吉議員 はい。
○野口守隆議長 桑原町民課長、答弁願います。
○桑原和一町民課長 まず、広域化につきましては、やっとここのところで30年というものが今までは29年だ、あるいは30年だというその辺に広域化になるんであろうという動きの中で今まで来ております。今回は国保新聞等を見ますと30年というものが明確にうたわれてきました。したがいまして、今後広域化に向けての先ほど議員からのいろいろご指摘の部分は、 当然これからその部分は加速していくと思います。ですから、その部分については、議会の皆様あるいは町民の皆様にも、その辺については適切に説明し、理解をいただけるような措置はとらせていただきたいと思います。
  それと、医療費軽減ということで、平成25年12月に国保財政健全化計画というものを策定いたしまして、その中でときがわ町は県の平均よりかなり医療費が高いと。その分析をして、こういうところに特に問題があるということで、それを踏まえて今までいろいろ取り組んでまいりました。スモールチェンジ活動もその一環でございますけれども、いかんせんなかなかそれがすぐ効果が出るというものではございませんで、残念ながら医療費につきましても徐々に上昇しております。順位も下がるというよりは若干上がっているのが現状です。ですから、一、二年やったからといってすぐ効果が出るようなものではないという非常に厳しいものと認識しております。ただ、それは継続的にやることが最終的に効果が出るということだと思います。ですから、今後も医療費削減に向けて努力してまいりますので、ご協力をよろしくお願いいたします。
○野口守隆議長 よろしいですか。
○3番 田中紀吉議員 はい。結構です。
○野口守隆議長 ほかに質疑ございますか。
  12番、野原和夫議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原和夫です。
  ときがわ町では、先ほど言われました国保会計への法定外繰り入れをしていただき、国保税の引き上げをせずに今日まで至っている現状です。このことについては町長、桑原課長のその努力には敬意を表したいと思います。
  この中で私、伝えたいのは、法定外繰り入れの問題ですが、2013年では1世帯3万402円、そして、2014年では2万6,762円、1世帯繰り入れております。そして、1人当たりに計算しますと、2013年では1万7,006円、2014年では1万5,082円と繰り入れている現状でございます。そういう中で今大変な運営の中で厳しい状況もありますが、この努力ということも踏まえて私は敬意を表して質疑に入りたいと思います。
  平成26年度の加入世帯、これは2,211人でしたが、その当時被保険者は3,923人です。現在の平成27年度についてはどのくらいの世帯と人数か教えていただきたい。
  それから、平成27年度には後期高齢者へ移行する人が何人いるのか。そして加入してくる人が何人いるのか、お願いします。
  それから、3番目として、2013年では特定健診受診率が37.7%ありました。2014年では45%と、これは45%という数字は比企管内でも高い水準であります。以前、私は東松山の講演でこの問題については評価をして、皆さんの前で伝えました。この特定健診受診率については何%を目標にしておられるのか。この3点を伺います。
○野口守隆議長 答弁願います。
  桑原町民課長。
○桑原和一町民課長 まず、国保の加入でございますけれども、これは町民課のほうとしますと、加入者というのは最新の例えば平成26年11月30日現在というものと、末で予算的に幾ら見込んでいるという2つの考え方がございます。町民課のほうで把握しているのはどっちかというと現状の……
○12番 野原和夫議員 現状でいいです。
○桑原和一町民課長 よろしいですか。
 そうしますと、私が今持っている資料の中で一番新しいのは、平成26年11月30日現在という時点での加入状況ということで説明をさせていただければと思います。まず、世帯数でございますけれども、2,181世帯、被保険者数としては3,827人。その中の一般被保険者が3,505人、退職被保険者等が322人の内訳でございます。
○野口守隆議長 よろしいですか。
○12番 野原和夫議員 はい、いいです。
○野口守隆議長 じゃ、2点目、答弁願います。
○桑原和一町民課長 国保から後期高齢へ移るという数でございますけれども、これは平成27年4月1日時点でどういうふうになるかということでよろしいですか。
○12番 野原和夫議員 はい。
○桑原和一町民課長 すみませんが、それはちょっとまだそこまでの資料は用意してございませんので、後ほどその部分についてはお答えさせていただきます。よろしくお願いします。
○野口守隆議長 3点目でよろしいですか。じゃ、3点目、答弁願います。
  桑原町民課長。
○桑原和一町民課長 お答えいたします。
  特定健診等の受診率の目標ということだと思いますけれども、これにつきましては高齢者の医療の確保に関する法律というものがございまして、それに基づきまして特定健康診査等実施計画というものを策定しております。その策定が平成25年度から平成29年度の5カ年計 画で策定しております。平成25年度で40%、平成26年度で45%、平成27年度で50%、平成28年度で55%、平成29年度で60%という目標でございます。平成25年度につきましては40%の目標ですので、目標は達成できました。平成26年度につきましては目標は45ということですので、ちょっと厳しい状況もございます。ただ、当然計画でございますので、その計画を達成できるよう、今後も受診率向上に向けて努力してまいりたいと考えております。
○野口守隆議長 答弁願います。
  関口町長。
○関口定男町長 課長のほうから話がありましたけれども、受診率の件、先ほど私60%と言いましたけれども、これは一番初めにこういう計画を策定したときの目標は60%なんですね。ですから、現実とすると40からなかなかいかないんで、現実での目標を立てながら、その目標を達成するように努力をしているということなんです。ですから、皆さんに協力してもらわないと、なかなか最終目標である最低60%はいくという、そういう一番初めの目標を達成するまでまだまだちょっと努力が、我々も努力が足りないかもしれないですけれども、それをぜひ皆さん、協力していただきたい。そうすれば自然と医療費も下がってきますし、受診率が上がるということは早期発見になりますので、後になってから手術をしたとか、特に肝臓、腎臓とかという手術、あるいは脳とか早目に発見できれば、早い治療で医療費がかかりませんけれども、やっぱり手術をすると1,000万単位でお金がかかってきます。そうすると、やはり国保の財政にも非常にも大きな影響も与えてくるということです。
 一番国保の持ち出しで多かったときが1億5,000万くらい出たことがあると思います。そのときはやはり手術だとか、あるいは透析をすると大体年間1人600万円前後かかると思います。ですから、こういう小さい町の中で割合がだから1人、2人ならいいですけれども、5人になるとすごい大きな負担になってくるということなんですよね。ですから、そういうときには広域にしておいたほうがいいかなと思うんです。
 ですから、目標については、今、桑原課長が言ったように、現実の目標を掲げていますけれども、それに少しでも追いつくように頑張っていきたいと思いますし、ぜひ先ほども言いましたように、皆さんにもそうしたご協力をしていただきたいと思います。
○野口守隆議長 再質問、野原和夫議員。
○12番 野原和夫議員 当時ときがわ町40%のときには、東松山市では23%そこそこのときがあったんですよね。やっぱり大きな市でも検診率が低いという現状があったんで、今、町長が言われましたように、目標を60%に掲げている中で努力ということは私たちにも必要だ と私は感じております。このことについては目標に向かって努力することは全体としてそこは考えていくことだと思いますので、このことについては先ほど40%、45以上になると平均より高い水準に現状なっているわけですから、少しずつ皆さんと努力していく以上しかないと思うんです。よろしくお願いします。
○野口守隆議長 よろしいですか。
○12番 野原和夫議員 いいです。
○野口守隆議長 ほかに質疑ございますか。
  12番、野原和夫議員。
○12番 野原和夫議員 今、国保税を引き下げる戦いということが全国的に行われております中で、来年度の国保税の引き上げを発表する自治体が今本当に多くなっている中で、引き下げの背景には国の2015年度からの保険者支援金約1,700億円があります。これは低所得者対象の強化のため、保険料の軽減対象となる低所得者数に応じた実際の財政支援を拡充するとして、保険支援金約1,700億円が今国の予算で定められております。そして、この2015年度から国保のレセプト処理が全て市町村が共同で都道府県ごとにつくっている国保連合に移ろうという大きな制度改定が実施に移されますが、この国保の都道府県調整交付金で多くのところで影響を少なくする調整が可能になったことも、今回の引き下げを可能にしている現状なんですが、ときがわ町はこの保険者支援金1,700億円の問題について、引き下げ可能になるんではないかなと思いますが、この点についてお伺いします。
○野口守隆議長 答弁願います。
  桑原町民課長。
○桑原和一町民課長 ご質問にお答えいたします。
  保険者支援金、この制度でございますけれども、これは消費税増税を財源としてこの制度を行うということでありましたけれども、消費税見送りになりました。国の動きとすると、赤字国債で補うような話も聞いております。これは低所得者の多い保険者に対して交付されるものと、また正直なところ私どもも2月20日の国保新聞でこの保険者支援金について初めて知ったところでございます。当然ながらそういう状況ですので、平成27年度の予算編成に当たっての留意事項ということで、県から予算編成に伴う点について、この点は注意しなさいというのが来ております。当然その中にもこの部分には記載されておりません。
 ですから、この保険支援金、議員のお話ですと1,700億ということで、これは国保新聞にも1,700億円と記載はされておりました。これが実際問題、ときがわ町にまず配分されるか。
   配分されたら幾らなのか、これは全く今現在わかりません。ただ1,700億円保険者支援金がありますという2月20日の国保新聞でぽっと出ましたんで、正直なところどういうふうになるかなと、私どももまだわからない状況です。ただ、いただけるものであれば当然いただくような形で努力はいたします。それで平成27年度でということになれば、当然補正でお願いする形をとらせていただきます。
  あと、その支援金を活用して国保税引き下げというご提案でございますけれども、実際問題は一般会計から繰り出しというのが平均すると9,000万円弱ということの中で、その部分が幾ら来るのかと今、皆目見当がつかない状況ですので、今現在それについてどうこうというのは、申しわけございませんけれども、お答えできない状況です。
○野口守隆議長 答弁願います。
  関口町長。
○関口定男町長 この国保につきましては、私、これは私的な意見といいますか、町長として考えたときに、国民健康保険自体が本来これは国でやるべき保険制度だと私は思っています。最終的には国民健康保険も、あるいは社会保険も、それから共済も、私的意見ですよ、一本のやっぱり保険制度でやるべきではないかなと思っています。これは私的なことです。そんな中で、ときがわ町とすると、国のほうで今回広域にしなさいということで、県単位でということになるわけですね。そうすると、この埼玉県の中でもときがわ町みたいに国保税を低く抑えているところと高いところがあります。だから、高いところとしてみれば値下げになるんですよね。ですから、そこを突いて値下げの町村があるじゃないかと。ときがわは何で上げるんだ。ということは現状を見ないで、ただそのところだけ見て言われると、それはちょっと違う議論になりますよね。
  それで今、課長からもいろいろ非常に不透明だという話がありましたけれども、はっきり申し上げまして、国のほうがなかなかその辺をはっきり言ってこないんで困っているんですよね、実は。その辺の設定をどうするかというのは。町民課にしても、私にしても、やっぱり執行側とすると、町民の皆さんには少しでも負担を少なくするように、そういう方法をとるにはどうしたらいいかというのを常にそれは考えながらやっております。ですから、今、町民課長が言ったように、この問題については非常に国のほうがまだ玉虫色といいますか、はっきり言ってきていないので、なかなかはっきりとこうですという答えはできないというのが現状なので、その辺のご理解をいただきたいと思います。
○野口守隆議長 野原和夫議員、再質問。
○12番 野原和夫議員 今、町長の言うように、国がやることは国が本来は国庫補助を引き上げて守るべきなんですけれども、国は財政今苦しい中で、国庫補助は引き下げてこういう現状になっているのが事実だと思う。課長の答弁の中で保険者支援金がいただけるようになったら、国保税引き下げは無理にしても、一般財源の繰り入れを少し減らすこともできると思うんですが、その点もいただいたらうまく調整をしていただきたいと思いますけれども、よろしくお願いします。
○野口守隆議長 答弁よろしいですか。
○12番 野原和夫議員 課長に、じゃ一言お願いします。
○野口守隆議長 答弁できますか、課長。
  桑原町民課長。
○桑原和一町民課長 まだ全然よくつかめていない状況の中で具体的にお答えはできない状況ですので、ご理解をいただければと思います。
○野口守隆議長 よろしいでしょうか。
○12番 野原和夫議員 はい。
○野口守隆議長 ほかに質疑ございますか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○野口守隆議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○野口守隆議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○野口守隆議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第25号 平成27年度ときがわ町国民健康保険特別会計予算を採決いたします。
  本案は原案のとおり予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○野口守隆議長 起立全員であります。
  よって、議案第25号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第26号の質疑、討議、討論、採決
○野口守隆議長 これより日程第2、議案第26号 平成27年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計予算の質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  12番、野原和夫議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原和夫です。
  2014年では後期高齢者1,809人でした。今回は1,865人になるんではないかなと思いますが、この中で県のほうのお金が大分あると思いますが、その活用を町のほうからぜひ発言していただいて、この利用をしてもらうようにできるかどうかお願いします。その問題。
  それから、健康診査受診率を見ますと、2013年では13.7%、2014年では20%がこの目標でございます。2015年のこの目標についてお伺いします。
  以上、お願いします。
○野口守隆議長 答弁願います。
  桑原町民課長。
○桑原和一町民課長 まず、県の広域連合のほうに当然基金等はございます。平成26、27年度の保険料の引き上げというときには、その基金等についての活用も検討はされました。広域連合のほうで予算編成等々の中で各市町村に説明をする機会がございます。そういう機会の中では、当然ながらそういう活用も含めて検討はしていただきたいという話も各市町村から出ております。ただ、最終的には広域連合の議会のほうで決定をいたしますので、当然ながらそういう要望等につきましては、そういう会議等で発言できる場がございますので、そういう保険料が少しでも安く、低く抑えられるような形は今後も努力してまいりたいと考えております。
○野口守隆議長 1点目の答弁、よろしいですか。
○12番 野原和夫議員 はい。
○野口守隆議長 じゃ、2点目の健康診査の受診率の件について答弁願います。
  桑原町民課長。
○桑原和一町民課長 後期高齢者の健康診査につきましては、いきいき健診ということで毎年実施しております。ただ、これにつきましては具体的な計画に基づいて、先ほどの国保とは違いまして、具体的な目標は定めておりません。ただ、なるべく健康づくりという形の中で は前年度より多くの方が受診していただくように努力はしております。申しわけない、具体的な目標はちょっと定めてなくて、何しろ増加するということを目標とすれば、前年度より多くの方が受診していただけるようにということで努力はさせていただいております。
  以上です。
○野口守隆議長 野原議員、再質問。
○12番 野原和夫議員 いきいき健診、この働きかけというのはいろいろな周知の仕方もあると思いますが、現在やっていると思いますが、どのような方向性でこれを働きかけるかお伺いします。
○野口守隆議長 答弁願います。
  桑原町民課長。
○桑原和一町民課長 一般的に一番多いのは広報と、あるいは回覧等でやっておりまして、あとはそういう75歳以上の方が集まる機会の中で、こういうものがございますよ、ぜひ受けてくださいというお話で推進を図っていければと考えております。
○野口守隆議長 よろしいでしょうか。
○12番 野原和夫議員 はい。
○野口守隆議長 ほかに質疑ございますか。
          (発言する者なし)
○野口守隆議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○野口守隆議長 これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
  原案に反対でしょうか、賛成でしょうか。
          (「反対討論です」と呼ぶ者あり)
○野口守隆議長 反対討論ですか。
  じゃ、まず反対討論の発言を許可いたします。
○12番 野原和夫議員 日本共産党の野原和夫です。
  議案第23号 平成27年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計予算に反対の立場で討論に参加します。
  現実に高齢者を支える年金、医療、介護などが改悪され、お年寄りの安心が奪われています。後期高齢者医療制度は75歳以上と別枠の保険制度であり、高齢者がふえていくにしたがい、1人当たりの負担もふえていく制度になっています。負担は限界に来ているのに、さらに負担増が必要な制度を認めることはできないのは当然ではないでしょうか。今こそ安心して医療が受けられるように、国の抜本的な補助金の拡充こそが必要であることを訴え、反対討論を終わります。
○野口守隆議長 ほかに討論ございますか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○野口守隆議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第26号 平成27年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計予算を採決いたします。
  本案は原案のとおり予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立多数)
○野口守隆議長 起立多数であります。
  よって、議案第26号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第27号の質疑、討議、討論、採決
○野口守隆議長 これより日程第3、議案第27号 平成27年度ときがわ町介護保険特別会計予算の質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  8番、瓜田清議員。
○8番 瓜田 清議員 ちょっとお伺いしたいんですけれども、310ページに認定調査費と、それから介護認定審査会費、これ2つがあるんですけれども、認定調査費は町独自のものなんでしょうか。それと、認定審査会費というのは広域でやるものなので、この認定調査費が減額になって、審査会費のほうが増額になっていると。このギャップはどこに来るのかお教え願いたいと思います。
○野口守隆議長 答弁願います。
  大島福祉課長。
○大島武志福祉課長 それでは、瓜田議員のご質問に対し、お答えをさせていただきます。
  まず、認定調査費の関係で、これは町のほうで行っている調査の費用が大半でございまし て、非常勤の職員報酬が184万8,000円ということで計上のほうはさせていただいております。認定件数でございますけれども、昨年度については419件こなしているような状況でございます。ちなみに平成24年につきましては409件というようなことで、400件以上というような調査をさせていただいております。
  それから、調査の委託料の関係かと思いますが、これについては調査を委託している状況をちょっと説明申し上げますと、平成25年が167件というような状況でございます。来年度27年度の見込みにつきましては、実績等を考える中で240件ということで件数を予定させていただいて、予算のほうを計上させていただきました。
  以上です。
○野口守隆議長 瓜田清議員、再質問どうぞ。
○8番 瓜田 清議員 去年が167件、それで一気にことしが240件、その根拠はどこにあるんでしょうか。
○野口守隆議長 答弁願います。
  大島福祉課長。
○大島武志福祉課長 この委託の関係なんですが、過去のを見ますと、かなりばらつきがございます。今、平成25年度のを申し上げましたけれども、過去におきましては平成21年度については307、平成22年度については300と、それから平成23年度については211というようなことで、下がり傾向にはあるんですが、かなりばらつきがあるというようなことで、予算的にはちょっと多目になるかどうか最終的な実績を見ないとわからないんですが、240件を想定して予算のほうを計上させていただきました。
         (「結構です」と呼ぶ者あり)
○野口守隆議長 よろしいですか。
         (発言する者あり)
○野口守隆議長 私語はやめてください。
  ほかに質疑ございますか。
  12番、野原和夫議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原和夫です。
  最初に、今回の改正に基づいて基準額がときがわ町5,100円になってしまいました。ほかの自治体でも、近隣でも4,000円台という自治体がまだまだ多いと思います。この中で今回は一般会計の準備基金の繰り入れは一応ゼロになっております。9月の決算でわかると思い ますけれども、現時点で準備基金がまだどのくらいあるのか伺います。
  そして、この中で私が再三求めた中で法定外という繰り入れは見当たらないんでありますから、ないと思いますが、これもないというふうに判断できると思いますが、この中で財政状況を踏まえた中のこの介護保険の厳しさというのはわかりますけれども、町長は上げることに反対ばかりすると、いつも怒られますが、そういう中で私はこの人たちを守るための一つの策としては、基準額はある程度守っていただきたい旨がありましたので、あえてその点をお伺いします。
○野口守隆議長 答弁願います。
  関口町長。
○関口定男町長 野原議員から上げることについてすぐ反対すると怒られるとか言っていますけれども、私も先ほど言いましたように、上げたくて上げるという話ではないんで、この介護保険につきましても、国のほうから一般財源から持ち出さないようにということで、これは恒常的になってしまうということですので、ですから、国のほうもそれは懲りていると思うんですよ。それはいつも言う臨時財政対策債というものです。臨時財政対策債というのは借金とカウントされていますけれども、あれは国とすると一時期一般の普通の交付金を下げたんですね。そうしたら足りなくなってしまったものだから、臨時財政対策債という形で一応それを出すから、お金を借りておいてやってください。そのかわり後でそれは国のほうから返済分は全部出しますかと、100%出しますからと。早い話が借金を先にしておいてください。そのかわり返済は国のほうでやりますからという話なんですね。
  実際あれは交付税なんですね。それが臨時財政対策債とつくって、もう何年も何年もずっと、臨時というのはそのときだけの話のわけが、もう恒常的に臨時になってしまっているわけですよ。臨時じゃないんですよ。我々にすればその臨時財政対策債というのは、そうすると勘違いして、町の借金だと、そういう討議になってしまうじゃないですか。知らない人が見ると。借金だ、借金だと大騒ぎになってしまう。そういう国は失敗しているから、だからこういうことでやっているんじゃないかなと思います。
  これでまた国のほうで臨時何とかといって、じゃ、町で臨時で出していると。恒常的に結局国保税と同じようになってしまう。だから、これはやはり保険制度というのは何々保険、何々保険、その中でやっていくべき問題ですね。ですから、私はさっき言いましたように、これは国全体でやらないとなかなか大変なことですよという話はしているんですけれども、国ではやらない。大体はみんな県単位とか、そういう国はやりたがらないんですよね。です から、それで国のほうは自分のところの一般会計から出してはだめですよと言うと、やっぱり上げざるを得なくなってしまうんですね、結局。これはだから我々に言われてもしようがないんで、国のほうでやっぱりそういう制度もやっていただかなくてはいけない。
  あと、特に介護保険が上がるとか下がるとかとあるじゃないですか。そのときに介護保険料をちょっと比べてもらうとわかるんですけれども、仮に川島なら川島とうちを比べた場合に、介護保険料は非常に高いと思うんですよ、うちのほうより。あと人口が多いところはいいんですよね。人口が少ないところというのは非常に介護保険料というのは、その小さい中でやるから大変なんですよ。だから、ちょっとさっき言ったように、医療費が上がってしまうと、もうすぐ足りなくなってしまうと。初めのうち設定したときの介護保険料が少し高目に設定してあると貯金ができるわけです。ですから、その貯金がたまっていれば、多少その次の年に上げなくてはならなくても、その貯金を取り崩してやっていますから、何とか上げずに済む。だから、結構高く設定しているところは基金がいっぱいありますので、そっちで対応しているんですね。でも、いつかは上げなくてはならないと思います。ときがわはもう大体それを今まで上げない。頑張って少し今まで余ってきたものを足してそっちへ出して、一般会計じゃなくて、中の基金で繰り入れて上げないようにしてきたんですけれども、もうはっきり申し上げまして、その基金が底をついてしまったということなんですね。それなので、皆さんにご負担をしていただく。
  それから、野原議員といつもそういうやりとりをしていますけれども、別に上げたくて上げているわけじゃなくて、そういう事情があって上げている。野原議員とすれば、なるべく弱者のということで、我々だって弱者のことは考えているけれども、じゃ、その財源はどうするんですかと一番問題はそこに行き着くんですね。財源をどうするか。それをどこからどういうふうに持ってくるか。それを工夫しながら今やってきているということなんです。
  ですから、野原議員は合併特例債反対しましたけれども、延長。あれだって延長していなければ、仮に橋をつくるというときに、3億円かかるといったら全部自己財源で賄わなくてはならないわけでしょう。そうなると、やっぱりほかへ回すどころの騒ぎじゃなくなってしまうわけじゃないですか。7割負担してもらえれば3割でできるわけですから、その分で何とかこっちを上げないようにとか、いろいろな負担をかけないようにと回せるわけですよ。ですから、そういう工夫をしている。財源の部分でそれを反対されてしまったら大変じゃないですか、その辺は。だから、物の考え方というのをやっぱり基本的に、さっき言いましたように、森を見てやっていかなくては、1本1本それを見ていったんではいけないんじゃな いですかというのを何回もくどく言っているんですよ。
  以上です。
○野口守隆議長 町長に申し上げます。
  賛成、反対は議員の自由でございますので、反対してはいけないというようなことは言わないでいただきたい。
○関口定男町長 はい、わかりました。いけないとは言っていない……
○野口守隆議長 反対する、しないは自由ですから、その辺の発言は慎重にお願いしたいと思います。
○関口定男町長 ですから、反対したでしょう。
○野口守隆議長 それはしたかもしれませんけれども……
○関口定男町長 だめだとは言ってないですよ。
○野口守隆議長 でも、少なくともそういうニュアンスに感じますから、そういう表現は控えていただきたいと思います。
○関口定男町長 でも、反対したんですよ。
○野口守隆議長 反対、賛成は議員のそれは自由です。
○関口定男町長 だから、自由ですから反対したでしょうと。ということは、反対したということは財源はそれになりますよということ。
○野口守隆議長 それはそれで別問題ですから、ぜひそれは……
○関口定男町長 いや、別じゃない。一番原点の話じゃないですか。
  以上です。    
○野口守隆議長 以後気をつけていただきたいと思います。
○関口定男町長 いや、いいですよ。はっきり言います。
○野口守隆議長 じゃ、具体的答弁お願いします。
  大島福祉課長。
○大島武志福祉課長 それでは、野原議員の質問に対してお答えのほうをさせていただきます。
  基金の状況でございますけれども、広報等にも載せさせていただいている関係もございます。第4期の終了の平成23年度については4,202万ということでありましたが、平成25年度年度末基金については1,451万ということで、ここにつきましては基金を取り崩しながら保険料を運営してきたというような経過がございます。
  現在の基金ということで、平成26年度末の基金の状況、これは見込みでございますけれど も、約1,620万ということでございます。平成26年度につきましては給付のほうが大分抑えられた部分があるということで、基金のほうを平成25年度に比べて使わずに済んだというような状況でございます。
  以上です。
○野口守隆議長 野原和夫議員、再質問どうぞ。
○12番 野原和夫議員 基金は1,620万たまってきたんですよ。それで、基金というのはこの介護保険、保険者たちが使えるお金なんですよ。だから、基金をためる必要はない。どんどん使えばいいんですよ。それで保護するべき。それでどうしても赤字になったら県から借りて、県から借りれば借金かい。また大変になりますけれども、そういうことも含めて、ある程度。
  それで、1つ聞きます。2014年では被保険者3,564人に対して、滞納者が125人いたんですよ、現状が。それで、滞納者で給付制限している人が1人いるんです。だから、これは今後介護保険の保険料改正で引き上げた場合は、滞納者がさらにふえるという現状が生まれるんではないかなと思うんですよ。だから、この中でやっぱり運営上大変な中でもありますから、その中でやっぱり基準を引き下げて守っていただきたいということが私の思い。
  それで、先ほど町長は一般財源からできないということは、この間も私、発言しましたけれども、その余地が残っているんですよね。介護保険法の中にも。だから、決してやってはいけないという規制はないんです。だから、そこのところを、今のほかの自治体はこれをやればペナルティーがあるとか何とか言われています。しかし、ペナルティーというのはたかが知れている。本当の少しのペナルティーなんですよ。だから、そういうことを踏まえてやれば、できないことはない。一般財源がないということも踏まえて、大変だと思いますが、今基金のあれも考えた中で、この滞納者が今後現時点、2014年に125人今いましたと言いましたが、その関係も含めて今後の考えはどのように思っているのか伺います。
○野口守隆議長 答弁願います。
  大島福祉課長。
○大島武志福祉課長 それでは、お答え申し上げます。
  基金については議員おっしゃるとおり、各期別できれいに使うのが一番被保険者に対して公平な使い方というようなことでは思ってはおります。ですから、3年の計画の中で、1年目は基金が残る。2年目は大体ツーペイといいますか、標準どおりいく。3年目は1年目にあった基金を充当する中で、きれいに基金が使い終わるというのが理想かというふうには思 っております。そういうような理想に向けて、今後も基金については考えていきたいということで思っております。
  また、滞納者に関してでございますけれども、特別徴収と普通徴収とある中で、大半が特別徴収という状況です。普通徴収の方につきましては、制度の関係で年金が18万以下の方とか、あるいは年金の前借り等をした方などが一応普通徴収の対象者になるような中で、大分徴収には苦慮しているところでございます。そういう中であっても、やはり年金支給月等に声をかけて、粘り強く徴収については努力をしていきたいというふうに考えております。
○野口守隆議長 よろしいでしょうか。
  ほかに質疑ございますか。
  4番、山中博子議員。
○4番 山中博子議員 4番、山中です。
  ちょっとお伺いしたいんですが、325ページの一次予防事業費の中の委託料217万、業務委託料とございます。この業務委託料というのはどのような委託なのかお伺いします。
○野口守隆議長 答弁願います。
  大島福祉課長。
○大島武志福祉課長 それでは、お答えを申し上げます。
  委託料の内容でございますけれども、これにつきましては、一次予防事業という中で、元気アップ事業、それから脳の健康度テスト事業、物忘れ予防教室、集いの場事業等の事業が該当する事業として委託をするものでございます。
○野口守隆議長 4番、山中博子議員。
○4番 山中博子議員 集いの場事業委託というのはどのような委託なのでしょうか。
○野口守隆議長 答弁願います。
  桑原町民課長。
○桑原和一町民課長 ご質問にお答えいたします。
  この集いの場につきましては、まだ仮称ということでご理解をいただければと思います。それで、社協にこの部分は来年度委託をして実施していくというものでございまして、事業的には新規事業でございます。
  内容的には高齢者等の閉じこもりを防止するということでございますので、「やすらぎの場」とか「憩いの場」とか、いろいろ高齢者の皆様を対象として一次予防、二次予防、高齢者の方が元気で今後も生きていけるような形ということの事業でございますので、高齢者の 方を対象ということで集まっていただいて、運動指導士がいろいろ教えたり、お話をしたりということでございます。
○野口守隆議長 よろしいですか。
○4番 山中博子議員 はい。
○野口守隆議長 ほかに質疑ございますか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○野口守隆議長 これで質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございますか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○野口守隆議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございますか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○野口守隆議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第27号 平成27年度ときがわ町介護保険特別会計予算を採決いたします。
  本案は原案のとおり予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立多数)
○野口守隆議長 起立多数であります。
  よって、議案第27号は原案のとおり可決されました。
  暫時休憩いたします。再開を10時55分といたします。
                                (午前10時35分)
─────────────────────────────────────────────────
○野口守隆議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午前10時55分)
─────────────────────────────────────────────────
   ◎答弁未了部分について
○野口守隆議長 ここで議案第25号の野原和夫議員の質疑に対しまして、桑原町民課長から答弁の申し出がありましたので、これを許可いたします。
  桑原町民課長。
○桑原和一町民課長 国保加入者から後期高齢者医療のほうに移行する人数でございますけれども、平成27年度中に移行するということで調べました。男性63人、女性72人、合計で135人でございます。よろしくお願いします。
○野口守隆議長 よろしいでしょうか。
○12番 野原和夫議員 はい。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第28号の質疑、討議、討論、採決
○野口守隆議長 続いて、日程第4、議案第28号 平成27年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計予算の質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  12番、野原和夫議員。
○12番 野原和夫議員 平成27年度また昨年26年と同じ70基の目標を掲げております。平成26年度には達成しなくて、私は課長の責任を問われる。そこまでいかないにしても、いろいろな問題として大変な現状だと思います。今回70基新たに目標を掲げておりますが、国・県の補助を活用しての運動、また周知をして、ぜひ広報等を踏まえてやっていると思いますが、もう少し具体化して、多くの人に合併浄化槽を推進するように働きかけていただきたいと思いますが、長年、岩田課長が携わってきましたが、ここで退職ということになりますから、ぜひこの指導を部下またはこれが建設環境課になります。この中で受け継いでいただくためにも、指導を徹底して後継者に委ねていただきたいと思いますが、その点も含めてお答えをお願いします。
○野口守隆議長 答弁願います。
  岩田環境課長。
○岩田功夫環境課長 それでは、野原議員のご質問にお答えいたします。
  まず、この浄化槽の設置管理事業の推進に当たりましては、私どもも一生懸命地元の戸別訪問を行うなど進めてまいりました。そのような中で、まず第一に今後の取り組みといたしましては、引き続き周知啓発活動といたしまして、広報紙、それから必要によっては回覧、こういったものを利用しまして、この補助制度、県補助、この配管費、それから撤去費、大変有利な補助金になっております。ほとんど負担がかからない補助ということのこの利用、ぜひこういった補助制度のあるうちに転換を行ってくださいというこの啓発、これについてはぜひとも引き続き行っていきたいと、このように考えております。
  70基の目標、これの達成に向けまして引き続き平成27年度、今度は雀川流域、五明地区を戸別指導を予定しております。こういった取り組み、引き続き行ってまいりたいと。
  それから、2点目。
○野口守隆議長 2点目、答弁どうぞ。
○岩田功夫環境課長 2点目のこの取り組みについての環境課、今度は建設環境課に課が統合になってまいりますが、職員へのこういった取り組みにつきましては、引き続き町として市町村整備推進事業を進める中では、この取り組みにつきまして変わらぬ、またさらなる充実、できるものにつきましては充実をお願いしていきたいと、このように考えております。
  以上でございます。
○野口守隆議長 野原和夫議員、再質問。
○12番 野原和夫議員 ぜひきちんとした方向性をお願いしたいと思います。
  この問題については国・県の補助も含めて、割と自己資金というか負担割合が少なくできるんですが、毎月の維持費も含めて、この維持費の軽減ということは考えられないのかどうか。1つ、私の地域の人が町の勧めでやって、その後毎月お金を取られてというふうに私のところに相談に来まして、そういう方向性がきちんと説明されなかったと、その人は言われたんです。でも、一応説明書とか含めて、いろいろ書いてあるから、その中では毎月の検針料、点検ですか、そういうことを踏まえて年に三、四回のことも含めてうたってあるのもそこに周知できなかったということが私のところに相談に来た理由なんですが、よく説明をして、その毎月の費用も含めて説明したら理解されましたが、そこのところも町が推進した浄化槽を設置した場合は、町が主体となってこの検針も含めてやるんだと思いますが、業者の設定というか、業者によってその基準というのが差があるんでしょうかね。それは業者を選ぶ権利が個人の人に選べる権利があるかどうか。そこのところの毎月の負担割合がどうなるかも含めてお伺いします。
○野口守隆議長 答弁願います。
  岩田環境課長。
○岩田功夫環境課長 それでは、お答えいたします。
  まず、維持費の軽減、これにつきましてはこの浄化槽に係りましては適正な維持管理、これを行うことが最大の目的としております。
  まず、保守点検、これにつきましては年間4回の保守点検を行っております。この中で機器の作動状態、それから薬剤塩素消毒、これは浄化槽につきましては、この塩素消毒を行わ ない限り大腸菌を減少させる機能を持っておりません。これについては特に期限内に、三月になりますので、この期間内でまれに切れてしまうという浄化槽もあります。こういったところにつきましてこの保守点検表、こういったものを参考にしまして、この補足を行っているところでございます。これにつきましては1回4,000円プラス消費税で4,320円かかっております。
  それから、大きな費用としましては清掃、これは年1回。第1槽につきましては40センチの汚泥の堆積、第2槽で20センチ、これを超えますと浄化槽本来の機能を果たしていきません。これにつきましては必要な堆積量に達した段階では必ず引き抜きが必要になってくると。汚濁物質の除去、こういったところで支障が出てまいります。こういった費用につきましては、これは月額使用料からまた別と。随時の使用料として、大体一般の家庭ですと2万5,000円から3万円ぐらいの費用が発生している状況です。こういったもろもろの保守費用に関しまして、この月額使用料で、浄化槽の維持管理につきましてはブロアーの交換、これは5年に一度ぐらいは故障、交換が必要になってくるケースもあります。こういった交換費用につきましてもこの使用料の中で賄っているという状況でございます。これの軽減につきましては、今現在トータルしますとちょっと不足する部分も出ていると。これ以上の軽減は大変厳しいものがあるという状況にあります。最低限の維持管理費と。
  それから、この保守点検業者、それから清掃業者、これについての業者の差、これは一律同じ点検の内容、清掃の内容で実施しておりますので、引き抜き料の差、それから交換部品、どうしても個人負担の家庭、浄化槽内の虫の駆除剤、こういったものにつきましては各家庭での注文、オプションになりますので、それにつきましては費用が発生する。それ以外の町でお願いしている部分については一律同じですので、その差は発生しません。業者の対応につきましても一律同じ対応ということでできている状況でございます。
  以上です。
○野口守隆議長 あと、業者は自由に選べるのか。
○岩田功夫環境課長 業者の選定につきましては、一応私どもで公平になるような形。ですから、個々の家庭での要望が特に強い場合につきましてはそれなりの対応は考えておりますが、一律平均になるように配分しております。保守点検につきましては4業者プラス個人が1名、計5件の業者で対応しております。
  以上です。
○野口守隆議長 よろしいですか。
○12番 野原和夫議員 はい。
○野口守隆議長 ほかに質疑ございますか。
  4番、山中博子議員。
○4番 山中博子議員 4番、山中です。
  一般質問でも何度も質問していますので、もう一度お願いしておきたいと思います。
  まず、確かに新しい浄化槽を入れることはとても大切なことだと思います。平成35年度までには100%にしていただけるというお約束もいただきました。その中で、既存のものについて何度もお願いしております。私の近所でもやはり点検をしていないのではないかなと思われる家庭も見られます。そのようなところにも、一般質問のときでは県でなければわからないとお答えになられて、県と相談して、そちらのほうも対処していきますというお答えをいただきました。それを次のときに質問したときには、まだしていらっしゃらないようでしたので、これからも既存のものについて点検しろというのではなく、啓発ですか、ちゃんと点検をしたり、そういうことをしないとくみ取りをしなければ川の汚染につながる。清流の町、ときがわというものをうたっているのですから、川の汚染につながらないような方向に考えていただきたいと思います。要望でなく、一応課長にお答えいただきたいと思います。
○野口守隆議長 答弁できますか。
  岩田環境課長。
○岩田功夫環境課長 それでは、山中議員のご質問にお答えいたします。
  まず、既存の浄化槽、個人設置の浄化槽になりますが、この浄化槽の維持管理につきましては設置者、所有者、この方が責任を持って行わなくてはならないという大原則が浄化槽の中でございます。その中で公共用水域に放流される浄化槽の水質に異常があった場合につきましては、私ども県と連携をとりまして指導を行っている状況でございます。
  それから、こういった浄化槽からの放流水の異常につきましては何件か発生しております。その都度私どもに連絡が入った時点で、県と、また私どもで状況把握した中で対応できるものにつきましては、その地域の限定した、どこの家庭かということは特定できませんので、その地域を一くくりとしまして回覧を回していただいて、注意、啓発、これを行っているところでございます。全て私どもで把握することができませんので、これにつきましては、もしそういった異常な状況が出ているようでしたら、連絡いただければと。その対応につきましてはとってまいります。
  それから、既存の浄化槽につきましての啓発、適正な維持管理、このためには浄化槽法で 定められた保守点検の回数、浄化槽の機種によって違ってまいりますが、通常の分離曝気であれば年3回以上、それから清掃、これにつきましては年1回以上義務づけられております。こういった保守点検、それとプラス今自宅の浄化槽がどのような水質のものを放流しているかという検査、これにつきましては浄化槽法の第11条の水質検査に義務づけられております。このような検査による適正な維持管理、これにつきましては引き続き広報、また戸別訪問を行ったときの啓発指導として進めてまいりたいと、このように考えております。あくまでもこの生活排水処理率の達成、ときがわ町生活排水処理基本計画、これは平成37年度100%と定めております。この目標に向かいまして、毎年度普及に向けた努力、設置に努めてまいります。
  以上でございます。
○野口守隆議長 山中博子議員、再質問。
○4番 山中博子議員 申しわけありません。平成35年でなくて平成37年度でした。
  わからないではなく、やはり川をきれいにしていく目的のためには既存の合併浄化槽のほうも周知徹底、そちらのほうをよろしくお願いいたします。
○野口守隆議長 ほかに質疑ございますか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○野口守隆議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (発言する者なし)
○野口守隆議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○野口守隆議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第28号 平成27年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計予算を採決いたします。
  本案は原案のとおり予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○野口守隆議長 起立全員であります。
  よって、議案第28号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第29号の質疑、討議、討論、採決
○野口守隆議長 これより日程第5、議案第29号 平成27年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計予算の質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○野口守隆議長 これをもって質疑を終了いたします。
  質疑がありませんでしたので、討議を省略いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○野口守隆議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第29号 平成27年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計予算を採決いたします。
  本案は原案のとおり予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○野口守隆議長 起立全員であります。
  よって、議案第29号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第30号の質疑、討議、討論、採決
○野口守隆議長 これより日程第6、議案第30号 平成27年度ときがわ町水道事業会計予算の質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  12番、野原和夫議員。
○12番 野原和夫議員 野原和夫です。
  一括してちょっと質問させていただきます。
  水道会計はその中で収益的収入、資本的収入支出が別々にありますが、収益的収入については975万2,000円の今回黒字という計算が出ておりますが、資本的収入及び支出においては9,849万5,000円、計算上、数字的には赤字という計算が出ております。この資本的収入及び この支出においては最終的には内部留保で調整するのか。この問題についてお伺いします。
○野口守隆議長 答弁願います。
  中藤水道課長。
○中藤和重水道課長 野原議員のご質問にお答えいたします。
  4条支出は表面上から見ると赤字になりますが、その赤字補填は留保資金を使用しているのかというご質問でよろしいでしょうか。
         (「はい」と呼ぶ者あり)
○中藤和重水道課長 野原議員ご指摘のとおり、計算上は赤字になりますが、その赤字部分を留保資金、例えば減価償却費あるいは資産減耗費、繰り延べ勘定償却などの支出としては計上しますが、実際に現金が出ないもの、それを野原議員ご存じだと思いますが、留保資金ということで、その資金を使って4条の赤字部分を埋め合わせるものでございます。
  以上です。
○12番 野原和夫議員 わかりました。
○野口守隆議長 よろしいですか。
○12番 野原和夫議員 はい。
○野口守隆議長 ほかに質疑ございますか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○野口守隆議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○野口守隆議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○野口守隆議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第30号 平成27年度ときがわ町水道事業会計予算を採決いたします。
  本案は原案のとおり予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○野口守隆議長 起立全員であります。
  よって、議案第30号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎請願第1号の上程、説明、質疑、委員会付託
○野口守隆議長 日程第7、請願第1号 消費税10%への増税中止を求める請願を議題といたします。
  請願文書表は配付したとおりであります。
  議会事務局長に朗読させます。
○町田英章議会事務局長 朗読いたします。
  請願文書表、整理番号1。受理年月日、平成27年2月16日。紹介議員、田中紀吉。
  件名、消費税10%への増税中止を求める請願。
  要旨、消費税10%への増税を中止すること。
  請願者住所氏名、比企郡ときがわ町大字桃木442、全日本年金者組合、ときがわ町支部、支部長、西澤久江。
  付託委員会。
  以上です。
○野口守隆議長 ただいまの請願の紹介議員であります田中紀吉議員から請願の趣旨説明を求めます。
  3番、田中紀吉議員。
○3番 田中紀吉議員 3番、田中です。よろしくお願いします。
  この請願は憲法第16条及び自治法124条に基づいて行うものです。
  ときがわ町議会議長、野口守隆様。
  全日本年金組合ときがわ町支部、支部長、西澤久江、比企郡ときがわ町大字桃木442番。紹介議員、ときがわ町議会議員、比企郡ときがわ町玉川515−6、田中紀吉です。
  消費税10%への増税中止を求める請願。
  町民の福祉増進に対する貴議会の日頃のご尽力に敬意を表します。
  さて、消費税率8%への増税による負担が、消費者の家計に重くのしかかっています。多くの中小零細業者が、売り上げ減少と消費税分の価格転嫁の困難さにより、事業継続の危機にさらされています。
 この上、消費税10%への再増税が実施されれば、くらしや営業は成り立たなくなります。景気の更なる後退が避けられません。
 そもそも消費税は、赤ちゃんからお年寄りまで、収入の有無・多少にかかわらず負担をしなければならない不公平な税金です。所得の少ない人ほど負担が重くなる欠陥が避けられない消費税は、格差と困難をいっそう広げる税金であり、社会保障の財源にはふさわしくありません。
 私たちは消費税の増税によってではなく、「生計費には税金をかけない」、「負担能力に応じて課税する」という立場で、社会保障制度の財源確保を図るべきだと考えます。
  よって、地方自治法第99条の規定に基づく意見書を国に提出されるよう請願します。
  請願事項
 1、消費税10%への増税は中止すること。
  以上です。
○野口守隆議長 田中議員についてはそのままでお待ちください。
  これより請願第1号 消費税10%への増税中止を求める請願の質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  9番、前田栄議員。
○9番 前田 栄議員 9番、前田栄です。
  消費税の関係なので、総務の担当というか、税務課はうちのほうの担当に入っていますので、その点からちょっと2点ほどお聞きしたいんですけれども、…………………………………………………………………………………………これはいろいろ先ほども社会保障の点からいろいろな点が考えられると思いますけれども、2点ほど田中議員にお聞きしたいんですけれども、消費税の増税は何のためにやっているのか、田中議員にお聞きしたいのが1点と、それから、仮にこの消費税が上がらなかったとして、社会保障がやっぱり財源が足らないということでやっていますけれども、あと2%はじゃどこからどうやって持ってくるか、どういうふうにしたらいいか、田中議員個人の考えをお聞かせ願いたいんですけれども。
○野口守隆議長 答弁願います。
  3番、田中紀吉議員。
○3番 田中紀吉議員 まず、1点目の何のためにやっているかという点ですよね。
         (「そうですね」と呼ぶ者あり)
○3番 田中紀吉議員 何のためにというのは、税金というのは国民全体の義務として納めると。ただし、その納め方、集め方についてはいろいろな議論だとか状況だとかというのが基本ですね。その基本は担税能力に基づいてやるというのが私の考え方です。だから何のため にやるというのは、それは社会的に全体を治めるために必要な財源を確保するために集める。ご意見はいろいろあると思うんですね。ある中で今現在なっているということですので、何のためにやるかといえば、使うために、基本的な必要な財源を得るためにやっていると。そういうことだと思います。
  それから、2点目なんですけれども、上げなかったらどうするかという点でいけば、現在のところのまずアンケートでいっても、毎日新聞の調査でいくと73%は反対の意見を持っています。それから、現在も20年以上にわたって消費税は導入されてありますけれども、社会保障に使うということでずっとやってきたんですね。そのお金が実際に社会保障のためだけに使うということで集めたんですけれども、それが使われていないということで言われています。
  あともう1つは、上げることに厳しいというのか、一人一人の要するに上げることによって消費を冷ましているということにもなっていると思います。
  あともう一つは、前田議員もよくご存じだと思うんですけれども、法人税がここでずっと下がっています。内部留保は逆にどんどん積み上がっています。そのこともお考えがあるのはありますね。片方では世界的な状況はどうだとかと、それは考え方や立場が違えば、もちろん考え方はございます。ただし、圧倒的にはそういう形でふえているんじゃないかと思うんですね。
  もう1点加えれば、皆さんもご存じだと思いますけれども、貧困率というのを言っていますね。貧困率というのは社会的に平均的な所得の半分以下が貧困率というんだそうです。
○野口守隆議長 田中議員に申し上げます。前田議員の聞いたのは、2%の財源をどちらから持ってくるのかということで、貧困率はまた別の問題だと思います。
○3番 田中紀吉議員 わかりました。でも、それは関係ないことではないんですね。税金を納めている人たちが減ってしまうわけですから、どこから持ってくるといったら、消費税を上げるほうに持ってくるんじゃなくてという私の意見です。
○野口守隆議長 田中議員に申し上げます。貧困率は別な問題ですので、社会保障に関しての財源をどちらから持ってくるかということを、具体的に答弁をお願いします。
○3番 田中紀吉議員 わかりました。
 それは具体的に言えば、要するに税金を納められる人、法人税の問題、それともう一つは、今フランスの経済学者が言いましたけれども、具体的に所得が多い人、可処分が多い人から持ってくるというのが持っていき方です。
○野口守隆議長 わかりました。よろしいですか。ちょっと待ってください。
  再質疑しますか。
  前田議員。
○9番 前田 栄議員 田中議員の考えはということでお聞きしたら田中議員の考えを述べていただいたと思うんですけれども、私が言った1問目の質問というか、失礼、聞いたのは、消費税の増税を5%から3%上げて2%になるのは、何のために消費税の増税をやっているかということを聞いたんですね。何のためにやっているかと。何のためにやるんだと。何のために選挙が終わって自公で、そういう一応政権与党が決めたんだということを聞いたんです。消費税の増税は何のためにやるんですかということですね。
○野口守隆議長 消費税の目的について。増税の目的についてどう考えていますかということですね。
○3番 田中紀吉議員 一応建前としては社会保障に使うということで言っていたんですね。ただし、使われてないんじゃないかということで、100%、政府で言っていたのは、上げたものは全部使いますよと。これ言っていたんですよね。言っていたんだと思うんですよ。だから、そのためにきょうも話し合ったように、いろいろなものに使うんだと。ただし、使われてないんじゃないかという話がありますね。だから、その辺は片方では使われている。間違いなく上げたのは全部使っているというふうにも言っていますけれども、違うんじゃないかという資料も出ていますので、また私もその辺はよくわからない部分もあるんですけれども、そういうことです。
○野口守隆議長 ちょっと待ってください。
  再々質疑です。
  前田議員。
○9番 前田 栄議員 田中議員個人的にそういうふうに使われているとか、そういう資料が出ているとか、何となく推測で物事を言われたというと、議員である以上困ってしまうんですよね。ただ、国でこれは社会保障費のために今度は3%上げて、2%上げるんですよと。国で決めたことなんで、田中議員個人的に聞いたわけなんですけれども、だから、ああいう経済学者のピケティだとかそういう貧困というのは関係なくて、その2点、田中議員がどう思っているかちょっとお聞きした次第です。
○3番 田中紀吉議員 わかりました。
○野口守隆議長 よろしいですか。
  ほかに質疑ございますか。
          (発言する者なし)
○野口守隆議長 これをもって質疑を終了いたします。
  田中議員は自席にお戻りください。
  ただいまの請願第1号につきましては、総務産業建設常任委員会に付託したいと思います。これにご異議ありませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○野口守隆議長 異議なしと認めます。
  よって、総務産業建設常任委員会に付託することに決定いたしました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎延会について
○野口守隆議長 お諮りいたします。本日の会議はこの程度にとどめ延会したいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○野口守隆議長 異議なしと認めます。
  よって、本日はこれをもちまして延会することに決定いたしました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎延会の宣告
○野口守隆議長 大変お疲れさまでございました。
                                (午前11時28分)