平成28年第1回ときがわ町議会定例会

議 事 日 程(第4号)

                            平成28年3月9日(水)
                            午前9時30分開議    
      開議の宣告
日程第 1 議案第26号 平成28年度ときがわ町一般会計予算
日程第 2 議案第27号 平成28年度ときがわ町国民健康保険特別会計予算
日程第 3 議案第28号 平成28年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計予算
日程第 4 議案第29号 平成28年度ときがわ町介護保険特別会計予算
日程第 5 議案第30号 平成28年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計予算
日程第 6 議案第31号 平成28年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計予算
日程第 7 議案第32号 平成28年度ときがわ町水道事業会計予算
日程第 8 選任第 1号 常任委員の選任について
日程第 9 選任第 2号 議会運営委員の選任について
日程第10 請願第 1号 安全保障関連法案の採決無効と同法の廃止に関する意見書提出を
             求める請願
日程第11 一般質問
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出席議員(12名)
     1番  神 山   俊 議員     2番  小 島 利 枝 議員
     3番  田 中 紀 吉 議員     4番  山 中 博 子 議員
     5番  岡 野   茂 議員     6番  金 澤 他司人 議員
     7番  岡 野 政 彦 議員     8番  瓜 田   清 議員
     9番  前 田   栄 議員    10番  野 口 守 隆 議員
    11番  小 宮   正 議員    12番  野 原 和 夫 議員
欠席議員(なし)
地方自治法第121条により、今定例会に説明のため出席する者及び同委任を受けた者の職氏名
町長
関 口 定 男
副町長
小 峯 光 好
総務課長
柴 崎 秀 雄
企画財政課長
久 保   均
税務課長
中 藤 和 重
町民課長
柴 田 光 子
福祉課長
大 島 武 志
会計管理者兼会計室長
金 子 加代子
産業観光課長
山 崎 政 明
建設環境課長
岡 本 純 一
水道課長
内 室 睦 夫
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教育長
舩 戸 裕 行
教育総務課長
清 水 誠 司
生涯学習課長
石 川 安 司
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議会事務局長
町 田 英 章
書記
村 田 宏 美

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   ◎開議の宣告
○小宮 正議長 皆さん、おはようございます。
  大変ご苦労さまです。
  ただいまの出席議員は12名でありますので、定足数に達しております。
  これより平成28年第1回ときがわ町議会定例会第4日目を開会いたします。
  直ちに本日の会議を開きます。
                                (午前 9時30分)
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   ◎議事日程の報告
○小宮 正議長 本日の議事日程を報告いたします。
  議事日程は、配付されたとおりでございます。
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   ◎議案第26号の質疑、討議、討論、採決
○小宮 正議長 おとといに引き続き、これより日程第1、議案第26号 平成28年度ときがわ町一般会計予算の歳出の質疑を行います。
  質疑ございませんか。
  1番、神山議員。
○1番 神山 俊議員 1番、神山です。3点ほどお聞きします。
  1点目ですが、50ページ、中ほどにあります公有財産管理事業になります。その中に公共施設等総合管理計画策定業務委託料とありますが、私の認識では、平成28年度にこれを策定し、それをもとに町が独自の公共施設のあり方について考えるという認識なんですけれども、その認識でよろしいのかどうか、1点目。
  2点目ですが、54ページ上段、総合振興計画審議会運営事業、また下、総合振興計画策定事業ですが、前回と同様なやり方なのか、これが2点目です。
  3点目です。138ページ、地域振興一般管理事務の中に地域おこし協力隊と書いてありますが、この募集、採用、また隊員が活動するまでのタイムスケジュールがわかれば教えていただきたいと思います。
  以上3点、お願いします。
○小宮 正議長 1点目について、答弁お願いします。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 それでは、神山議員のご質問にお答えをさせていただきます。
  まず1点目の公共施設総合管理計画でございます。
  総合管理計画と申します計画については、公共施設等の全体的な状況を総括的に分析・整理をいたしまして、町の目指すべきまちづくりの骨格を担う公共施設等の将来のあり方について、総括的な方向性を示すものという位置づけでございます。ですから、総論的な町の財政と、それから公共施設を財政状況を見て、どの程度の数を維持していくか。公共サービスを維持していけるかですね、そういった形の総論的な計画になります。それに基づきまして、後年度、29年度以降ですけれども、実施計画という形で個別の施設をどうしていくかという形になると思います。
  以上でございます。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか、神山議員。
  再質疑を許可いたします。
  神山議員。
○1番 神山 俊議員 29年度、その実施計画なんですけれども、それはまた新たに実行委員会等を立ち上げて進めていくということでよろしいのでしょうか。
○小宮 正議長 答弁願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 お答えをさせていただきます。
  29年度以降につきましては、まず庁内の検討部会を立ち上げまして、その中で検討をして、そして議員の皆さん、また住民の皆さんの意見を聞きながら実施について検討していくという段取りになろうかと思います。
  以上でございます。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  じゃ、2点目について答弁をお願いします。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 それでは、総合振興計画の策定業務について、お答えをさせていただきます。
  第2次のときがわ町の総合振興計画を新たに策定するために業務の委託を実施するための経費でございます。
  この第2次の総合振興計画につきましては、今年度、27年度に地方創生の関係に絡めまして、アンケート調査等を一部行っております。その資料をもとに来年度検討をしていくということでございまして、庁内に作業部会、そして策定委員会、さらに住民の皆さんに入っていただいた審議会というものを3段階でつくりまして、実施するということになっております。これ、神山議員も先日の地方創生の会議の中には出席をメンバーとしていただいておりますけれども、そういった形になろうかと思いますが、また、住民のヒアリング等もあわせて実施できればというふうに考えております。
  以上でございます。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  神山議員。
  再質疑を許可いたします。
○1番 神山 俊議員 簡単に言うと、前回と同じ方法であるということでよろしいでしょうか。
○小宮 正議長 答弁願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 おおむね前回と同様な形でやっていきたいというふうに思っております。
  以上でございます。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  じゃ、3点目について答弁を願います。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 それでは、3点目の神山議員のご質問にお答えさせていただきます。
  まず、138ページの地域おこし協力隊の関係でございますが、これのスケジュールというふうなことでございます。今回は、この協力隊につきましては、2名ということで予定をしております。起業型と就業型ということで2名募集をかける予定でございます。
  スケジュールでございますが、これにつきましては、まず募集を4月ないし5月からいたしまして、おおむね7月ごろには決定していきたいというふうに考えております。そして、8月、9月には、やはり研修等も期間を設けまして10月から活動開始というふうな目標で進めてまいりたいというふうに考えております。今年度分につきましては、年度途中ということで、6カ月分ということで10月から活動開始ということで、目標を定めて進めてまいりた いというふうに考えております。
  以上です。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  ほかに質疑ございませんか。
  3番、田中議員。
○3番 田中紀吉議員 おはようございます。3番、田中です。
  町長の施政方針の中から3点ほどお伺いします。
  まず1点目ですけれども、ファミリーサポート事業ということで、予算案でいくと96ページに載っておりますけれども、朝の5時から夜の10時まで対応するということで触れていますけれども、具体的にはどういう形でやる。会員制ということで書いてありますけれども、ちょっとイメージがつかめなかったので、それと、あと、予算もことしふやしておりますので、その点、説明いただければと思います。それが1点目。
  2点目は、観光事業関連ということで、今、始まる前から数字の話を伺いましたけれども、130万人ということで意欲的な目標を掲げるということで、地域おこしの件も伺おうと思ったんですけれども、今、神山議員の件でわかりましたんですけれども、その他にどのような具体的な取り組み、施策を考えているのか。あと、あわせて、自転車の点にも触れておりますけれども、その点が予算の点から見ると、ちょっとわからなかったという点で、その辺もあればお答え願いたいのが2点目です。
  それから3点目、水道事業についてなんですけれども、私、前から触れていますけれども、広域化がぜひとも必要なんじゃないかなというふうに提案も含めて思っております。一般会計からずっともう大きな額の繰り入れを行っておりますけれども─失礼しました。じゃ、2点目まで申しわけない。2つお願いします。
○小宮 正議長 じゃ1点目について、答弁願います。
  大島福祉課長。
○大島武志福祉課長 それでは、田中議員の質問に対してお答えさせていただきたいと思います。
  時間の関係でございますけれども、時間につきましては、ファミリーサポート事業、これ5時から22時までの間ということですね、お預かりのほうをさせていただいております。また病児・病後児についても同様な扱いになっております。この事業につきましては、地域において育児の援助を行うことを希望する者と援助を受けることを希望する者を組織化しまし て、総合援助活動を行うことにより、地域における仕事と育児の両立が可能な環境の整備及び子育て支援の充実を図るというような事業でございます。会員同士の合意のもとに子供さんを預かっていくというふうなことでございます。
  それから予算につきましては、これは委託費が若干変わっておりまして、昨年度の予算が61万、今年度委託料が上がりまして77万2,000円というようなことで、この辺の委託料の値上げが予算に反映されているということでございます。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  3番、田中議員、再質疑を許可いたします。
○3番 田中紀吉議員 具体的なイメージとして、例えばどこへ申し込みをして、どちらが受託というか、委託を受けるのかという点を伺います。
○小宮 正議長 答弁願います。
  大島福祉課長。
○大島武志福祉課長 それでは、お答えいたします。
  会員の方が委託先のNPO法人「病児保育を作る会」、そちらのほうに連絡をして、それで相互の了解の中で事業を実施というようなことでございます。
○小宮 正議長 よろしいですか。
○3番 田中紀吉議員 もうちょっと……
○小宮 正議長 じゃ再々質疑を許可いたします。
  田中議員。
○3番 田中紀吉議員 私の認識では、会員になってというふうに書いてありますと、例えばそういう事例というか希望が起きたときに、まず会員になって、そのNPO法人にお願いするというイメージでよろしいんでしょうか。まず最初に会員にならないとだめだという認識ですけれども、例えばそういう事例が、そういうことが起きたときには、最初に会員にならなければいけないという認識でよろしいんですか、お願いします。
○小宮 正議長 答弁願います。
  大島福祉課長。
○大島武志福祉課長 それでは、お答えします。
  まず会員になっていただくことがサービスの利用につながるということで、まず会員になっていただくということでございます。
○小宮 正議長 じゃ、2点目、答弁願います。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 それでは、田中議員のご質問にお答えさせていただきます。
  まず、観光施策というふうなことでございます。
  先ほど、神山議員のご質問にもお答えさせていただきましたが、まず新しい事業として、この地域おこし協力隊、これを1つの観光振興につなげたいという、これが新しい取り組みの1つということで、こちらについては2名募集するわけですけれども、やはり起業型の支援ということで、こちらについては特に観光部門等にも、こちらの人材をやはり期待しているというところでございます。
  それから、2点目でございますけれども、これ、町のほうも観光PRというふうなことで、従来から「ぶらっとときがわ」等については、非常に好評の中で、これまで多くのところでPRをさせていただいてまいりました。
  来年度につきましては、さらに関越道の三芳パーキングエリア、それから高坂パーキングエリアについて、こちらについて設置する期間をさらに充実していきたいというふうなことも、新たに予算としては増額をさせていただいております。
  それから、公衆トイレのほうの関係でございますけれども、こちらについては、143ページの中段に、公衆トイレの洋式化というふうなことで工事請負費のほうに計上をさせていただいておりますが、さらに、これ、やはりトイレのサインの看板ですね、こういったものも新たに整備してまいりたいというふうなことで、こちらはこのページの上段にありますけれども、まず明覚駅等々からトイレの看板等も設置していきたいというふうに考えております。
  それから、自転車のほうの関係でございますけれども、こちらについても観光振興推進事業の中で、予算はそんな大きくはありませんが、従来のレンタサイクル等々もさらに充実していきたいということで、現在4台のほうのレンタサイクルを設置させていただいておりますが、これらに係る保険、あるいは修繕等も計上させていただいております。
  特に、それからもう1点、都市と農村の交流事業、これも従来から予算化をさせていただいておりますが、非常に山村都市交流事業等々については好評でありまして、いろんな面の体験事業というものを、里山の体験ですとか、そういった体験事業を実施させていただいておりますけれども、さらに、こういった体験事業も新しいメニュー等々も開発しながら進めてまいれればというふうに考えております。
  以上です。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  再質疑を許可いたします。
  田中議員。
○3番 田中紀吉議員 ありがとうございました。前から若干の1つ提案はしておりますけれども、ツーリズムということでいくと、今課長がおっしゃったような交流事業に大きく関連するんだと思うんですけれども、そういう、もう少し広めなというんですか、飯能なんかでは、極めていい成績、実際に入り込み客、あと観光消費、それから移住につながるとか、いろんな形の関連があると思うんですね。まず、ときがわ町に来てもらって、いろんな体験をしてもらう、見てもらう。そういう中で、次は例えば移住を考えるだとか、お試しの住まいだとか、いろんな形が考えられると思うんですけれども、だからぜひこの辺は継続的、計画的に進めていただいて、いろんな形であと協力隊のことも含めて、これ、今後いろんな形でつなげていただけたらと思いますので、よろしくお願いします。
○小宮 正議長 答弁願います。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 それでは、お答えさせていただきます。
  以前の議会でも、田中議員からのご質問でツーリズムについてのご質問をいただきました。非常にやはり交流事業、体験事業、これは観光客等々を集客し、さらには定住につなげていく1つの施策としては、町としても非常に重要というふうに考えております。こういった行政だけでなくて、やはり民間との連携の中で、こうしたツーリズム、また体験事業、それからときがわをまず知っていただくというふうなことを、町としてもやはり積極的に話を進めていきたいというふうに考えております。それがやはり定住というふうなところにつながってくると考えております。
  以上です。
○小宮 正議長 ほかに質疑ございませんか。
  4番、山中議員。
○4番 山中博子議員 4番、山中です。
  57ページ、OD調査業務委託1,000万のところが1点目、質問、26年、27年度地域公共交通活性化協議会は1度しか開かれていません。アンケート調査に協議会がかかわるべきと思います。町民の声を取り上げていただきたいと思いますので、協議会が開かれるのかどうかということ。
  それから61ページ、大椚第一小学校の件で、設計業務委託471万3,000、解体工事管理業務 委託297万6,000、解体工事5,497万2,000、27年度には山村振興事業委託料として解体工事設計業務委託で648万円、そして登記委託料として107万1,000円、合計しますと、7,021万2,000円となります。その後、建築が加わって総合的にはどのくらいかかるのか。また、その合併特例債として使えるのはどこまでなのか伺います。
  それから63ページ、運行業務委託料、行政バスが約245万円少なくなりました。利用に関する料金は上がったが、少なくなったのは利用が少なくなったのか伺います。
  以上、3点お願いします。
○小宮 正議長 1点目について、答弁を願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 それでは、山中議員のご質問にお答えをさせていただきます。
  OD調査の関係でございますけれども、現在9日間を予定をしております。これは朝の1便から最終便まで、全ての便に調査員を同乗させまして、どういった方がどこからどこまで乗って、どういうふうに移動しているかという実態を細かく調べる調査ということで考えております。こういったOD調査を実施したり、その結果に基づいていろいろ検討するという段階になりますと、実際、協議会のほうに諮って、その結果に基づいて今後どうしていくかという協議をいただくような形になろうと思いますので、協議会に諮っていきたいというふうに考えております。
  以上でございます。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
○4番 山中博子議員 はい。
○小宮 正議長 2点目について、答弁をお願いいたします。
  柴崎総務課長。
○柴崎秀雄総務課長 それでは、お答えをいたします。
  旧大椚第一小学校の跡地に大野地区の集会所を建設する関係で、解体とか設計とか新たに建てる建物、新たに建てる建物につきましては、詳細については今後の設計になりますので、全体の概算ということでございますが、約1億程度ということで現在は数字が出ております。
  以上です。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
○4番 山中博子議員 合併債のこと……
○柴崎秀雄総務課長 特例債につきましては、該当事業、これ該当しますので、事業費の95% の7割が特例債ということで入ってくることになります。
  以上です。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  再質疑を許可いたします。
  山中議員。
○4番 山中博子議員 その合併債の山村振興事業委託料というのも入って95%の7割ということですか。
○小宮 正議長 暫時休憩いたします。
                                (午前 9時54分)
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○小宮 正議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午前 9時55分)
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○小宮 正議長 答弁を願います。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 それでは、山中議員のご質問にお答えさせていただきます。
  ご質問の山村振興事業で予算化しております内容につきましては、平成27年度におきまして、旧大椚第一小学校の校舎の解体工事の設計業務委託、これが648万円、それから敷地の確定業務ということで、合わせて登記委託料、これが107万1,000円ということで、平成27年度予算化をさせていただいております。その中でご質問のこれについては合併特例債等々が適用になるかというふうなご質問でよろしいでしょうか。これについては基本的には、町単独の予算ということで合併特例債の対象としては、現在しておりません。
  以上です。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  再々質疑を許可いたします。
  山中議員。
○4番 山中博子議員 今回私は、この全部まとめてという5カ所の集会所全て回って大一小も見てまいりました。確かに集会所はくみ取り槽のような古いものもありましたので、建てかえが必要かなと思われるのもありました。そして、大一小のほうも行ってみたんですが、私は初め木造の校舎だけは何か昔を思い出させるような建物だったので、残したらどうかな と思っていました。でも行ってみたら、やはり傷みが大分ひどくて、これを改修するのにはさすがにお金がかかるのかな、それを改修してどのくらいもつのかなという疑問を持ってしまいました。そこのところの人数ですとか人口というか、392人、そして168世帯、そして高齢化率というのが一番高いところで58%、そして一番低いところで38%なんですが、平均すると48%で大分高齢化が進んでいます。集会所からその大一小までの距離も出していただきました。上サのところは1,130メートルですけれども、行ってみましたら、そのまま下におりられる。もっと近かったら車では行けませんが、人なら近くて、そこまで大一小まで行けるというふうに思いました。そして、今の集会所の掃除等の管理ができないからと申し出るお年寄りがふえているということで、まとめて集会所をつくってほしいと要望があったとも聞いています。1つにまとめることによって、その後の管理体制、それは十分なのか。そして、この照明も木も取り除いて集会所だけになると、とても広いものになります。それの土地の有効利用をもう少し考えたほうがいいのではないかと思うのですが。
○小宮 正議長 答弁を願います。
  柴崎総務課長。
○柴崎秀雄総務課長 それでは、お答えいたします。
  こちらは大椚第一小学校が閉校になりましてから、地域の皆さんが跡地利用については、本当に長い間いろんな意見が出る中で検討してきたものでございます。やはり地域の活性化とか、そういったことも話は当然出ていますけれども、結局、最終的に将来の高齢化の進み方とか、いろんなものを勘案したときに、最終的には地域の皆さんが集会所の建設ということで意思決定をされて要望が出てきたわけです。集会所の管理を今後新しいものがどうできるかということなんですが、その辺については、地域が広くまとまりますので、そういった中で、またどんなふうな管理をするかというのは、地域の皆さんが実情の中で一番しやすい管理、適正にできる管理というのを検討していっていただけると思いますので、そういった形で、町のほうとすれば新しいものをつくっていくということで、地域の意思に従いましてやっていきたいと思っております。既存の建築物も今お話がありましたが、昭和50年とか、そういった集会所が多いんですね。ですから、建てかえの時期にも来ていますので、そういった地域の皆さんの決定をこちらでは尊重したいと思っております。
  以上です。
○小宮 正議長 3点目について答弁を願います。
  柴崎総務課長。
○柴崎秀雄総務課長 すみません、お待たせしました。
  行政福祉バスでございますが、運行業務委託の減につきましては、これは利用件数の減によるものでございます。
  以上です。
○小宮 正議長 よろしいですか。
  再質疑を許可いたします。
  山中議員。
○4番 山中博子議員 その理由というのは、やはり年間利用回数が制限されたとか、取り決め事ができたことによるものなのでしょうか。
○小宮 正議長 答弁願います。
  柴崎総務課長。
○柴崎秀雄総務課長 利用回数の減につきましては、制限を加えたとかということではなくて、有料でご利用いただく団体と無料でご利用できる団体が2つの種類があります。無料でご利用できる団体はほとんど変わっていないです。ただ、有料で利用できる団体につきましては、一般貸切旅客自動車運送事業のこれの変更命令というのが事故によりましてありまして、点検から配車場所まで行く時間、それからあとは、終わって配車場所から車庫に戻って点呼するまでの時間、こういったものを全部業務委託料に含めるようにという、そういったのがあって、業務委託料自体がふえています。それから、過去にはご利用1キロ当たり95円という形で計算していたんですが、そういった見直しに伴って、負担いただく額2分1という改正もございましたので、町も負担がふえましたが、利用される方の負担もふえたということから、利用が有料団体については減ったという、そういった事由があるかと思います。
  以上です。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  ほかに質疑ございませんか。
  6番、金澤議員。
○6番 金澤他司人議員 6番、金澤です。
  町長の施政方針の中で、自主防災組織への支援を引き続き行い、地域の防災計画の強化ということで、ときがわ町の防災計画概要版が一応平成26年度に全戸配布されました。それで、我々の住んでいる地域においても、一応2区ですね、上下で共同で防災訓練を実施しました。それと萩ヶ丘小学校でも昨年、地域の方々の参加をいただいて児童の避難訓練を一応実施い たしました。地域の住民の方から、学校の子供たちを地域とともにいかに守っていくかということで、地域防災だから地域に任せるのではなく、やはり重要な人材、情報、ノウハウを集積しているのはあくまでやはり行政でありますということで、行政の関与は欠かせないものではないかということがあります。それと、町と教育委員会が地域の連携のあり方や避難のあり方をぜひ取りまとめていただきたいと。
  実はこの萩ヶ丘地区は、特に土砂災害警戒区域に何重にも重なっているところであります。そういうことで、萩ヶ丘小学校を中心とする地域防災会議を主催して、地域全体の防災の充実を図っていただきたいということ。やはり町当局が主体的に参加する萩ヶ丘小学校の防災体制の確立が急務ではないかということを地域の人からも一応指摘されておりますので、その辺についてどうお考えなのか、お伺いしたいというのが1点。
  2点目は、先ほど山中議員が質問されました、ページ数でいきますと、60、61ページの集会所事業ということで、旧の大椚第一小学校のまず設計の委託の件と解体の委託の件、それを別々に一応確認いたしますが、まず最初に、61ページに書いてありますように、順次確認いたしますと、設計の委託のほうですね。設計の委託に関しては、設計そのものは、集会所ということで一応目的はどうも集会所ということになっておりますが、ここに設計委託の金額が記載されておりますが、この数値が出る上では、必ず設計構造という外形構造というものがないことには設計はできないはずなんですよ。どのような構造のものを考えているのか。
  もう1点、そこでもう1つは、ちょうど大椚第一小学校の地域も、旧大椚第一小学校の地域も土砂災害警戒地域にぴったり入っているのが現状です。ときがわ町の場合は、特に地震よりも土砂災害のほうが一番警戒する必要性があるんじゃないかと思いますので、その辺がどういうふうに考慮されているのか。それに対する土砂災害の防災対策というものは、設計上に考慮されていないんじゃないかと思いますけれども、その辺をちょっと伺いたいということ。
  それと、解体工事の件ですが、一応解体工事は、当校舎、校舎関連の建物は、木造校舎と多分鉄筋コンクリート3階建ての校舎、それと体育館、プール、それにグラウンドの照明設備ありますよね。その5点の構造物が全て解体の対象になっているのかどうか。その中でプールの活用は別の意味で防災に使えるんじゃないか。また、照明設備は別の意味で、いろいろな面で活用できるんじゃないかなと思いますが、その辺はどうなのか。旧校舎は昨年、Artokigawaというイベントが行われました。その中でやはり主催者の数名の方から、木造校舎はやっぱりいろいろな意味で観光等で活用したいと。実はこの観光等で活用したい という話は、平成22年の第2回の定例会のときに、この活用に関して観光に産業を興す上で活用をしていくということを検討していきますということでありましたが、その辺が今日に至っていろいろ変わってきたんだと思いますけれども、その辺を含めてちょっとお伺いしたいと思います。
○小宮 正議長 答弁願います。
  柴崎総務課長。
○柴崎秀雄総務課長 では、まず1点目の自主防災組織への支援という質問でございますが、金澤議員もご存じだと思いますけれども、防災関係というのは、何がいつどういう形で起こるかというのは全くわかりません。小規模のものもあれば大規模なものもあります。そういうものに対応するには、町だけではとても対応し切れないです。ですから、よくいろいろなところで言われていますけれども、まずは自分の命は自分で守るということですね。それから次は地域で守る、近い皆さんで守る。最後は公助、町、公の機関ができることをするということが、これがうまく組み合わさって初めて減災ということができることになります。
  自主防災組織も全地域で立ち上げていただいて、自主防災組織の訓練をそれぞれの地域でやっていただいております。そういう中では、町も当然行って、ご協力をしているところもありますが、あくまでも自主的にその地域でやっていただかないと、いざというときに機能しないということがあります。町頼みでいきますと、いざというとき機能しないですので、自主防災組織の皆さんに自主的に行っていただいて、手助けは当然しています。
  また、萩ヶ丘小学校を中心にした子供たちをどう守るかというところあると思います。これについても、やっぱり学校で主体的に計画をつくり、それに対して町あるいは教育委員会ができることをやっていくというふうな形で考えております。
  以上です。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  6番、再質疑許可いたします。
  金澤議員。
○6番 金澤他司人議員 学校の先生方も地域の先生方がいるわけじゃないし、また学校の先生方も何年かに1回は必ず転勤になります。広域の地方公務員の関係上ですね、やはりそれに対しては、じゃ去年は学校と地域で防災訓練を行いました、4月1日付でその先生が転勤いたしましたと。また新しい先生が来るわけですね。それに対してやっぱりはっきりしたマニュアルというものを、町が主体になってそれをつくっていかないことには、学校と地域が いかに連携していいかというのは、新しく転任してこられた先生方というのは地域がわからないから、どうすればいいかというのは大変難しいことだと思います。また、ゼロからじゃないです、1からもう1回見直ししていかなければだめだということには、大変な時間がかかると思います。そういうことで、やはり町がリーダーシップをとって、その辺をマニュアル化をしていかないとだめなんじゃないかなと思いますが、その辺についてどうお考えですか。
○小宮 正議長 柴崎総務課長。
○柴崎秀雄総務課長 お答えいたします。
  確かに教員の方も人事異動でかわります。町の職員も人事異動で部署がかわりますので、防災担当だった者が違う部署に行くこともあります。そういった中で、引き継ぎというものはしっかりしていくことになります。マニュアルというのは当然必要かと思います。このマニュアルについては、町が主体というよりも子供たちを守るということであれば、子供たちの実情を知っている学校のほうが主体になっていただいて、そこに町も教育委員会も入って一緒につくっていくという形がよろしいのかと思っております。
  以上です。
○小宮 正議長 関口町長、答弁願います。
○関口定男町長 金澤議員も区長さんを経験しているからわかると思うんですが、今テレビでもやっているじゃないですか、今総務課長が言ったように、金澤議員は、災害についての認識が、まだだからちょっと不足しているんですよ。防災というのは、まずは自分で守る。そして共助・公助、全部があったときに、幾ら行政が行政がといっても行政が助けに行けないですよ、消防が。ですから、自助が一番大事だと言っているわけです。今、総務課長が言ったように、萩ヶ丘小学校の問題だったら自分たちで一番現場なんですから、先生たちがしっかり考えて子供たちをどうするかというふうに考えて、それで、じゃ、さらに共助という形で地域の区長さんを中心に皆さんと話し合って子供たちをどう助けていくか。さらにその上で町は行くんで、町に町に、何でもすぐに町に町にと話しますけれども、そうじゃないんですよ。特にこの災害については、まずは自助、そして、学校、地域、それから行政が来ますから、その順番をしっかり頭に入れておいてください。
○小宮 正議長 再々質疑を許可いたします。
  金澤議員、6番。
○6番 金澤他司人議員 今町長が言われたことも、それは十分ご理解はできます。ただ、や はり物事をまとめていく上では、町の頭がはっきり決まっていないことには、なかなかまとまりづらいと思います。ということで私は思っていますので、その辺を含めて、これからもっともっと、防災組織というものをつくったのはいいんですけれども、やはり縦ばかりじゃなくて、横のつながりも大事です。その両方のつながりを、縦横のつながりをしっかりしていけばいいんじゃないかと思います。特に萩ヶ丘小学校の場合は、避難区域じゃ今回はたまたま都幾川橋を過ぎたところまで避難してきたんですよ。実際、現実は災害起きてもらいたくはないんですけれども、起きた場合に、もう逃げ道はないよということで、そういう意味で、地域の先般この防災に参画された方からそういう意見があったんで、私はここで改めて町のお考えを問いただしたわけです。そういうことで、よろしくお願いします。
○小宮 正議長 答弁願います。
  関口町長。
○関口定男町長 確かに防災の問題というのは非常に大事な問題です。ただいま、金澤議員が言いましたように、行政が頭がしっかりと言いましたけれども、具体的にお願いします。
○小宮 正議長 反問でございますので、6番、金澤議員。
○6番 金澤他司人議員 そうですね。地域の消防、また地域の自治会、自主防災組織というものはありますけれども、それに対して、一番その辺の情報に関して知っているのはやはり役場の人が一番情報網を握っているし、ノウハウも持っている。単なる防災だけでありますと、それは個々の人はやっぱりいろいろ、じゃここに逃げよう、あそこへ逃げようというふうには思いますけれども、でも、やはりそれは個人それぞれだと思いますので、我々のほうもじゃどこへ逃げようか。一応とりあえず西平地区うちの地区では建具会館というふうになっていますけれども、そこもやはり実際は土砂災害地域になっているんですよね。だから、実際本当に町のほうではせせらぎのほうに逃げてくださいとなっているわけですよ、書類上はですね。せせらぎ、または都幾中のほう、そこが一応人が集まる集結所というふうになっていますんで、そういう意味で、確かに防災でどうのこうのと避難するのは非常に難しいことだと思いますよ。でも、やはり日ごろからそれを文章的には明確化されていますけれども、とはいっても、そこまで逃げ切れないというのが現状ですよね。もし何かあった場合、途中の経路が遮断されますから。そういうところに難しいところがある。
○小宮 正議長 暫時休憩いたします。
                                (午前10時21分)
─────────────────────────────────────────────────
○小宮 正議長 では、会議を開きます。
                                (午前10時28分)
─────────────────────────────────────────────────
○小宮 正議長 よろしいですか。金澤議員。
○6番 金澤他司人議員 はい。
○小宮 正議長 じゃ、2点目について答弁願います。
  柴崎総務課長。
○柴崎秀雄総務課長 それでは、2点目の大椚第一小学校跡地の集会所の設計委託についての話だと思うんですけれども、これにつきましては、新しくつくる集会施設の設計委託ということでよろしいんでしょうか。
○6番 金澤他司人議員 はい。
○柴崎秀雄総務課長 それにつきましては、確かに土砂災害警戒区域の中にありますので、検討委員会というのを、地元の皆さんにも入っていただいて何回も開いております。そういった中で検討をしてきておりますけれども、実際に、じゃ、どの程度どういうものをしたら安全になるかというのについては、なかなか計算上出ておりません。ですけれども、大野の地域で集会所をつくるとなると、ああいう平地で、ある程度の規模があるところというのは、区域に入っていないところはほとんどないんですね。ですので、土砂災害だけじゃなくて、いろんな災害ありますので、最適な場所というのは言えないかもしれませんが、あそこしかないということで、あそこにつくるということに決まっております。
  以上です。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  再質疑を許可いたします。
  金澤議員。
○6番 金澤他司人議員 じゃ構造的に、例えば設計依頼しますから、例えば平家的なものを考える設計と2階建てのものをつくる設計と、やっぱり設計費用というのは違いますよね。その中に対しても、ある程度我々もそうなんですけれども、外形図というのは、外形図と我々はよく言うんですけれども、外形図的なものをもとにして設計依頼をかけるはずなんですけれども、その辺はどうなっているんですか。
○小宮 正議長 答弁願います。
  柴崎総務課長。
○柴崎秀雄総務課長 大変失礼しました。そういった建物の構造につきましても、地元の建設委員会とよく協議しまして平家建てで考えております。それから構造は木造でございます。先ほどちょっと落としてしまいましたが、解体につきましては、金澤議員が言った木造校舎、鉄筋コンクリートの建物、プール、照明、体育館、こういったもの全て解体の対象になっております。プールにつきましては、今度なくなってしまいますので、地元の要望で防火水槽1個設置予定でいます。それから照明につきましては、これも活用ができるかどうかというのは検討したんですが、もうかなり古いものですし、活用ができないというか、希望もございませんでしたので、撤去ということで考えております。
  以上です。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  再々質疑を許可いたします。
  金澤議員。
○6番 金澤他司人議員 じゃ、プールは防火水槽、照明は全然使わないんですか。この何年か前からは使っていないということなんですか。じゃ、今この解体の中に入っているのは木造とその木造とつながっている鉄筋コンクリートの校舎の解体ということですか。
○小宮 正議長 答弁を願います。
  柴崎総務課長。
○柴崎秀雄総務課長 それでは、お答え申し上げます。
  解体に含まれているものですけれども、金澤議員が今おっしゃったもののほかに、渡り廊下とかもございます。そういったものの解体、それから段差が結構あるんですね。それを平らにするという、そういったものも含んでおります。それから工事に支障がある木とか、とにかくいろんなものがございます。体育館については、アスベストも含有されている部分がございますので、そういった処分等もあります。ですから、工種とすると、かなり多くの工種がございます。こういった金額になっているということでございます。
  以上です。
○小宮 正議長 暫時休憩いたします。
  再開を10時50分といたします。
                                (午前10時32分)
─────────────────────────────────────────────────
○小宮 正議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午前10時50分)
─────────────────────────────────────────────────
○小宮 正議長 引き続き、平成28年度ときがわ町一般会計予算の歳出の質疑を行います。
  なお、質疑、答弁については、簡潔にお願いいたします。
  ほかに質疑ございませんか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原です。静かに聞いてください。
  61ページ、先ほど山中議員、2人がこの問題について質問しました。大野地区の集会所の新築工事についてですが、これは検討委員会を開かれてきたそうです。その中で、住民全員の合意形成が図られたのかどうか、この点をひとつ伺います。
  それと、先ほど避難所という災害避難所、これは指定できないということで、曖昧な問題が残っております。そういうことを含めて、どのような対応の仕方をするのかを伺います。
  それから、1つ私は提案をしたいと思いますが、この学校、以前もイベントを開いて大盛況でしたが、私はこの学校を残していただく1人であります。というのは、住む以外なら補修で修繕すれば使えます。住居となると、これは耐震に引っかかりますので、ぜひこの問題については、環境保全条例の条例の中身のいいところを引っ張り出して残していただき、そして、教育委員会からは、この大野神社、神社の文化財も守り、その地域をハイキングコースにして、この学校も生かしていただければ、多くの人が訪れる1つの手だてとなるのではないかなと思います。今、大野地域は人口が減少しております。そこでもっとその人たちにそこに住んでもらうこともよし、ふやすこともよしではないでしょうか。
  越生町がこの間1時間たっぷり宣伝をされました。その中でもハイキングコースが示されて、多くの人が訪れている現状が見えました。それと飯能では名栗のほうですか、学校跡地をひな人形を飾って皆に開放している姿もテレビで放送されました。だから、そういうことも生かせる十分要素がある学校であります。確かに古い学校ですが、修繕しながらも残せる基礎があるんではないかなと思います。そういうことを踏まえて、この問題、ちょっと質問させていただきます。
  それから2点目は、85ページの町社会福祉協議会補助金でございますが、前年度の比較では520万の減額です。この根拠においては、介護保険事業の関連なのか。職員の配置、撤退、この給与に関する問題なのか伺います。
  それから、91ページの問題ですが、これには老人在宅福祉事業があります。前年度、27年 度のこの予算、今年度ですか、前年度ですね、前年度のその事業の中ではデイサービスの委託、これが委託料として示されて210万8,000円の計上がされておりました。今回はこの問題がありません。これは今、社協でやっている介護保険3事業の影響なのか、この問題について。
  それとその下に大事な問題があります。配食サービス委託料、これは今年度は650人ということですが、減額になっております。たしかこれは負担割合、受益者負担が上がった経過ではないかなと思いますが、この点について伺います。
  以上、3点お願いします。
○小宮 正議長 1点目について答弁を願います。
  柴崎総務課長。
○柴崎秀雄総務課長 それでは、1点目ということですが、3項目あったかと思います。
  まず大野地区集会所、こちらについては住民全員の合意形成ができていたかということだったかと思います。
  まず、ここについては跡地利用の検討委員会ずっと開いていまして、25年2月18日に要望書が町に出てまいりました。これは区長さん4名による大野地区の4区長の連名です。大野地区集会所を含めた複合施設の設置などということで要望が出てきました。その後、回答を25年3月28日にいたしまして、協議をした結果、25年の7月17日に5施設統合の集会施設ということで、要望ということで最終確認しています。ですから、こちらとすれば、4つの区の区長さんからの要望で合意形成していますので、地域の合意ができているというふうに考えております。
  それからまた、避難所の指定ができない、その対応ということですけれども、集会所ということでつくりますので、地域コミュニティーの拠点ということで考えています。そうはいっても、集会施設を避難所にしている場所多いですので、今度は新しい施設ですから、耐震には、基準には適合すると思います。今ある5つの施設の中で、耐震基準をクリアしているのは1カ所だけなんですね。そうすると、今の施設でも逃げても地震でもだめということになってしまいますから、そういう面では使える、地域の皆さんが避難する場所としては広がるのかと思います。
  先ほども申しましたけれども、災害はいろんな形があります。安全なことで避難できるということになれば、十分使っていただくことはできます。ただ、町としての指定はできないということです。
  それからもう1点、学校を残したいということで野原議員申しておりましたが、私もあそこ母校ですので、残したい気持ちは十分あります。ただ、耐震の問題とか、見ていただくとわかると思うんですが、もう下がコンクリートがひび入ったりとか危険な状態であります。じゃ、そこを住まないからいいと言って、何かイベントで人がいたときに地震が起きて、けがとか潰れたとか、そういう可能性というのも残されているわけですね。それをじゃ耐震補強して残すのかという話にもなると思うんですけれども、そういったことを考えたときに、地域の皆さんも一生懸命考えていただいた中で最終決定していますので、そこはご理解いただきたいと思います。
  以上です。
○小宮 正議長 再質疑を許可いたします。
  野原議員。
○12番 野原和夫議員 柴崎課長も私と同じ思いはあるということで聞いて、これは実現に向けて動きたいと思いますが、いかがでしょうか。無理かと思いますが、いいです、それは。
  避難場所については指定はできない。これ曖昧な点があります。仕方がないと思います。ただ今回の場合においては、総額1億円以上なんですよね、実際見ると。相当なお金なんですよ。ただこれによって皆さんが竹の谷だ遠くの人が全部そこを利用して活用できるかということ、これ疑問なんですよ。それで、今現時点で、5つの施設がありますよね、じゃそこもこれから残すんじゃなくて解体して、そこも費用かかるんじゃないでしょうか。全体から見ると総額幾らかかるんでしょうか。そうしたら、今はそういうことより、もう少し違う行き方をしたほうがいいかなと私は思うんですが、いかがでしょうか。
○小宮 正議長 答弁願います。
  関口町長。
○関口定男町長 これは重要な問題ですので、私のほうから答えさせていただきます。
  住民の生命・財産を守るというのは、行政、私の大きな責任です。そんな中で大野地区の皆さんの生命・財産を守る、そのために今回の集会所はつくるんです。お金の問題でやっているんではありません。幾らかかろうが大野地区の皆さんの生命・財産は行政が守ります。
  以上。
○小宮 正議長 柴崎総務課長。
○柴崎秀雄総務課長 野原議員、今多くのお金がかかるということで、金額確かにかかります。ただちょっと考えてもらいたいのは、5つの施設を建てかえたときの金額と、ここで1つに して建てるというのを考えたときに、今、解体費用を除いて、ここで町でつくっている集会所の設計費と建築費、解体費とか除いてです。平均だと4,236万ぐらいです。それをじゃ5つつくったら2億以上かかってしまいますよね。仮にここで合併特例債使いますから、1億かかってやったとしても、実際町の持ち出しというのは4,000万切るんですね。ですから、1戸建てるのと同じぐらいでできるということです。ですから、お金は確かにかかりますけれども、そういった有利なものも使えますので、それで地域の皆さんが方針を決めたことですので、この時点でぜひやっていきたいということです。
  以上です。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  再々質疑を許可いたします。
  野原議員。
○12番 野原和夫議員 今、町長は、生命・財産を守ると言いましたけれども、大きな災害であっても生命・財産を全部守れる自信はおありでしょうか。そういうことは違うと思うんですよね。財産を守る、中にはそれなりの覚悟と実績等を踏まえて、その行動が示されるわけですから、私は今の状態でこの大野の中で集約して、全員がそこで活用できるかということの疑問点があるんですよ。ただ先ほどでも災害の指定はできないという、そこにもクエスチョンマークがあります。だから、いろんな面で大事な問題をどうするかということを、もう1回協議する必要があるかと思うんですよ。それで、先ほど私の質問では、提案としまして、その環境保全を含めて、そこにハイキングコースを含めて、そういうことも提案しましたが、そういう答えはいまだにまだいただいていませんが、何かそういうあれは、完全に拒否されたんでしょうか、先ほどの質問の中に入れましたけれども、お答えください。
○小宮 正議長 答弁願います。
  関口町長。
○関口定男町長 今、町長は、じゃ生命・財産を守れるのかと言いましたけれども、守るように努力するのが私の責任です。無責任なこと言わないでください。これだけ責任を持ってやっているんです。大野地区の皆さんの生命・財産を守るためには、こうした施設をつくると。災害、災害と言いますけれども、先ほども言いましたけれども、災害というのは、ただ土砂崩れだけじゃないんですよ。地震もあるし、洪水もあるし、そのとき、そのときによって違うわけですよ。十分あの場所で避難はできます、いろいろな災害に対して。ですから、今回の地震に対しては、耐震補強をやるよりも、新築のしっかりした建物をつくったほうがよっ ぽど皆さんの生命・財産を守れます。そういうことでやっていますから、その辺はご理解を。お金の問題じゃありません、そういうことでご理解いただきたいと思います。
○小宮 正議長 答弁願います。
  柴崎総務課長。
○柴崎秀雄総務課長 引き続き、お答えいたします。
  住民の皆さんの生命を守るということで、じゃ今の5つの施設でそれが大丈夫かといったら、やっぱり土砂災害警戒区域に入っているんですね、ほとんどが。しかも耐震もできていないです。ですから、今よりは向上するというのはあります。仮に土砂災害が起きたときに、ハザードマップを全戸にお配りしましたが、大野の皆さんが、例えばじゃ都幾中とか、せせらぎホールに避難するといったときに、夜夜中に雨が降って、逃げていく途中もそういうエリアがいっぱいあるんですね。そういう中で、そこまで逃げろというのは、当然こちらじゃ言えないです。そういうときに、地元の皆さんが一番こういう雨のとき、どこが危ないというのはわかりますし、そのために自主防災組織をつくって、ふだん、こういうときはどう避難しようというのを、皆さんで決めていただくというのが一番やっぱり命を守るというのは大事かと思います。町も当然いろんな努力はしますが、それは地元の皆さんと一緒にということでございますので、そこはご理解いただきたいと思います。
  また、ハイキングコースの話も出たんですが、これについては、あそこをそういうふうに活用するかどうかというのは、今後、地元の皆さんのそういったご意見も聞きながら、地元でやっぱりこういう形がいいというのがあれば、それは検討に入っていくと思います。
  以上です。
○小宮 正議長 2点目について答弁を願います。
  大島福祉課長。
○大島武志福祉課長 それでは、野原議員の質問に対してお答えをさせていただきます。
  社会福祉協議会の補助金の関係でございますが、これについて介護事業との関係はあるのかというような話でございますが、この補助金については、社会福祉協議会の介護保険事業への補助ということではありません。現在、町では、2名の職員を社会福祉協議会に派遣しておりますが、来年度については、1名派遣というようなことで1名減になる予定でございますので、その人件費に係る減額ということで理解をお願いしたいと思います。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  再質疑を許可いたします。
  野原議員。
○12番 野原和夫議員 520万という1名分の、これは全額1名分の職員の報酬というか給料の面でしょうか、その点を伺います。
○小宮 正議長 答弁願います。
  大島福祉課長。
○大島武志福祉課長 それでは、お答えします。
  この補助金については、社会福祉協議会から要望を受けての補助金というようなことで、社会福祉協議会1名減、そのほかにも経費を削れるものもあろうかと思うんですが、そういった中で、予算要望に応じた形で計上をさせていただきました。基本的には1名減というようなことが大きな要因でございます。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  3点目について答弁を願います。
  大島福祉課長。
○大島武志福祉課長 それでは、3点目のご質問に対してお答えを申し上げます。
  デイサービス委託の減というようなことでございますけれども、これにつきましては、社会福祉協議会のほうに施設を管理していただくというようなことですね、デイサービス運営を含めまして委託のほうをしておりましたが、社会福祉協議会のほうで理事会、評議会の決定を受けて、来年度廃止ということでございますので、それを受けまして予算のほうを削らせていただきました。
  続きまして、配食でございますが、1食当たり現在700円でつくっていただいておりますが、個人負担が100円来年度上げさせていただくということを考えております。その関係で町の持ち出しが100円少なくなるというようなことですね。減額というようなことです。食数については27年度とほぼ同様な食数で積算のほうはさせていただいております。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  再質疑を許可いたします。
  野原和夫議員。
○12番 野原和夫議員 デイサービス委託料を含めて、社協の問題で介護保険事業3事業、その中の特に大事にしたデイサービスも廃止、これがここに出てきて計上されませんでした。残念で仕方ありません。その中で配食サービス、このサービスについても、受益者負担、負担割合が今年度は多くなってきている。こういうささいな小さな問題ですが、やっぱり守っ ていただきたいことは大事かなと思うんですが、時代の流れでこういうふうになるか、お金がない、お金がないという町の行政の考え方であるのか、そこはどのような考えで受益者負担をこういうふうに考えたのか伺います。
○小宮 正議長 答弁願います。
  大島福祉課長。
○大島武志福祉課長 受益者負担につきましては、以前協議会のほうでも説明のほうをさせていただきましたが、周りの町村の状況等を勘案しまして、ここで100円値上げのほうをさせていただくということでご理解いただきたいと思います。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  ほかに質疑ございませんか。
  5番、岡野茂議員。
○5番 岡野 茂議員 5番、岡野でございます。
  議長の許可を得たので、質問させていただきます。
  まずページ数にして50ページ、51ページです。
  下から3段目の町有林の管理事業の中で、右側、間伐事業の業務委託料ということで、432万円出ているんですが、これは町有林を管理するためにやっていただくんだと思うんですが、去年度ですか、大野の方が業務委託されてやったということなんですが、ちょっと私が聞いた中では、これ彩の森を通しての業務委託かと思うんですが、その作業をした方がかなり素人的な方がいるということなんですけれども、その辺の状況がどんなふうなのか。
  また最近、私も自分でやっていてよくわかるんですが、伐採というのは非常に危険が伴う、また死亡事故が起きたというのを事例として幾度も聞いております。ですから、その辺でそういうちょっとなれていないような方に業務委託した場合に、何か事故があった場合に、どんな補償をされているのか、その辺をちょっとお伺いしたいと思います。それが1点目です。
  それから、あと2点目で154ページの雀川砂防ダムの公園維持管理事業ですね、これが546万8,000円だったのが245万5,000円減額されているということで、以前にも雀川砂防ダムの管理が高いんではないかというような話を聞いていたんですけれども、これが下がっております。これは非常にいいことだと思うんですが、この辺はどんな理由で下げられたのか。お伺いしたいと思います。
  以上2点、お願いします。
○小宮 正議長 それでは、1問目について答弁を願います。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 それでは、岡野議員のご質問にお答えさせていただきます。
  町有林のこれは水源地域の森づくり事業ということで、これはご質問の内容は、ことし実施した委託先等々についてということで、お答えさせていただきます。
  まず、今年度につきましても、勝負平の町有林の間伐、それから作業道等の事業を実施してございます。委託先につきましては、町内の協同組合彩の森とき川に委託をしております。その中で岡野議員から、作業員が地元大野の方が実際に作業にかかっているというふうなご指摘だと思いますが、これは先ほど申し上げたとおり、大野の方に委託をしたものではなくて、彩の森のほうから地元の大野地域の方々、これは経験者を中心に作業のほうをお願いしているということでございます。その中で彩の森が管理、それから実際の現場のほうの管理等々を行ってきているというふうな状況でございますので、ご理解いただきたいと思います。
  以上です。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  再質疑を許可いたします。
  岡野議員。
○5番 岡野 茂議員 そうしますと、そういう作業員の方の保険だとか、そういうものについて入っているか入っていないか。あるいはチェーンソーとか草刈り機を使う場合に、免許等がなくてはできないという条件がついていると思うんですが、その辺の確認はしているんでしょうか。
○小宮 正議長 答弁願います。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 お答えさせていただきます。
  まず、この作業のほうの管理については、彩の森とき川の、これは緑の雇用の研修生だった卒業生が基本的に機械等々、それから現場管理等々も行ってきております。また、彩の森のほうの事務局長等々も現場を確認しながら、そういった指導も行っております。実際にそういった作業の機械の関係ですとか、そういったことは先ほど私のほうで申し上げたとおり、経験者等々を踏まえてお願いしているというふうなことで、実際に心配されている補償等のことについては、これは請負者であります彩の森のほうで実際に対応しているというふうなことでございます。
  以上です。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  再々質疑を許可いたします。
  岡野茂議員。
○5番 岡野 茂議員 今、課長の答えの中にそうした経験者を使っているということですが、この作業道の入れることについては、非常に私もいいことだし、効率が上がって、町長も進めている木質化等に資材として出すのに非常にいいと思うんですが、そうした作業道等はプロの方がしているような感じがするんですけれども、この伐採について、ちょっと私心配なんでお聞きしたんで、雇用面の厚生面について、これからももう少し徹底していただいて、今年度重機をまた購入するということで、そうしたものを大活躍できるような環境をつくりながら、役場のほうでもよく管理していっていただければと思いますんで、よろしくお願いしたいと思います。
○小宮 正議長 答弁願います。
  関口町長。
○関口定男町長 岡野議員も、もう伐採や何かプロ並みの腕持っていますけれども、やっぱり町のほうでこういう予算をとって、じゃ、委託するときに、岡野さんが上手だからと、直接岡野さんにお願いしますというわけにはいかないわけですよね。彩の森ですと、協同組合ですから、あそこにお願いをして、その協同組合で知っている中の人たちを選んで彩の森に責任を持ってやっていただくということなんですよ。ですから、責任はどこにあるかとなると、今度は彩の森にあるということになるわけですね。我々は委託するわけですから。そうじゃないと、直接私が岡野さんに頼んで、岡野さんやってくださいと言って、岡野さんがけがをしたら町が責任とらなくてはいけないですから。だから、そういうだけの問題じゃなくて、ただし岡野さんしか知らない。もっと上手な人がいるかもしれない。それはだから町よりも彩の森のほうがよく知っているので、それで委託しているということなんです。その辺のご理解いただきたいと思います。
○小宮 正議長 2点目について答弁をお願いいたします。
  岡本建設環境課長。
○岡本純一建設環境課長 それでは、岡野議員からの質問にお答えさせていただきたいと思います。
  雀川砂防ダムの植栽管理のことですけれども、昨年度の予算がちょうど276万4,000円ということで、予算計上させていただきました。去年の3月議会でも、やはり植栽管理の金額が 高いんじゃないかという質問を受けた中で、地元の有志の方ですね、いろいろご相談させていただいた中で、地元の方でも植栽管理していただけるというところで、去年の作業は地元の方のほうに組織を立ち上げていただいて、そちらの方に作業を進めていただきました。28年度につきましても、同様の作業で予算計上させていただいた中で、今回委託料50万という金額に下がったところでございます。よろしくお願いします。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  再質疑を許可いたします。
  岡野議員。
○5番 岡野 茂議員 こうしたことは非常にすばらしいことだと思うんで、もっと進めていただきたいと思うんですが、ほかでもいろいろ公園があると思うんですが、今、岡本課長がお話になったように、地元の人のボランティア的な部分も非常に多いと思うんですけれども、そうしたチームというか、協力してくれるような人をほかの公園なんかでも使えるという考え方というのはないでしょうか。
○小宮 正議長 答弁を願います。
  岡本建設環境課長。
○岡本純一建設環境課長 ほかの地域でも、例えば二本木公園などにつきましては、地元の老人の方に定期的に管理のほうをしていただいております。そういうところで、今後そういう方々が出てきましたら、どんどんそういう方向に進めていきたいかなとも考えております。よろしくお願いします。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  じゃ、再々質疑を許可いたします。
  岡野議員。
○5番 岡野 茂議員 私、去年ですか、一般質問でも、ときがわ球場の周辺の管理だとか、あと桜山公園ですね、あの辺の管理の問題もお聞きしたんですけれども、その辺の管理なんかもシルバー人材さんを頼んでやっているということだったんですが、もう少し地元の方に協力を得たら、維持管理が経費がかかんないで、またきれいになるんではないかと思うんですが、その辺も含めていかがでしょうか。
○小宮 正議長 答弁願います。
  岡本建設環境課長。
○岡本純一建設環境課長 ほかの公園等につきましても、もしそういう方がおりましたら積極 的に進めていきたいと思います。
○小宮 正議長 ほかに質疑ございませんか。
  2番、小島利枝議員。
○2番 小島利枝議員 議席番号2番、小島です。
  ページ数87ページ、障害者福祉事業の中の一番下の在宅超重症心身障害児の家族に対するレスパイトケア事業補助金というのがあるんですが、この内容が前回まで、昨年まで入っていなかったものなんですが、この事業の内容を教えていただきたいことと、ここの同じ障害者福祉事業の中に、昨年まで入っていました超重症心身障害児短期入所等促進事業補助金が60万円入っておりましたが、これが本年度は入っておりません。なぜなくなってしまったかということを伺います。
  そして3点目につきましては、193ページ、中学校国際交流事業について、異なる文化を持った人々とともに、生きていく資質を育成する事業ということで昨年度より始まりました事業ですが、まだ1年ですが、このやってみた成果というか、子供たちにとってよりよい経験ができたかどうかの様子を伺いたいと思います。
  以上3点を伺います。
○小宮 正議長 1点目について答弁を願います。
  大島福祉課長。
○大島武志福祉課長 それでは、小島議員の質問に対してお答えをさせていただきます。
  昨年までありました超重症心身障害児短期入所等促進事業につきましては、27年度に名称変更になりまして、今回予算計上をさせていただきました在宅超重症心身障害児の家族に対するレスパイトケア事業ということで、名称が変更になっております。それで、予算でございますけれども、昨年は60万という予算を計上させていただきましたが、途中補正をさせていただいて、かなり高額になっていると思います。来年度の予算につきましては、その辺を見込みまして、予算のほうを計上させていただきました。
  以上です。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  小島議員。
  続けて答えていいですか、2点目も。
○2番 小島利枝議員 今ので、2点一緒にいただいたので結構です。
○小宮 正議長 じゃ、3点目について答弁を願います。
  清水教育総務課長。
○清水誠司教育総務課長 では、小島議員の中学校国際交流事業につきましてお答えいたします。
  この国際交流事業につきましては、都幾川中学校並びに玉川中学校、それぞれの学校で大東文化大学のほうから留学生を招聘しまして、そして時間的には午後ということなんですが、子供たちとの交流をさせていただいて、各クラス1名ずつ入っての交流ということでございました。主に台湾、中国、韓国、そちらのほうの留学生の方においでいただきまして、交流をしたということですが、大東文化に留学生として来ている学生でございますので、また年齢的にも若い人たちということで、中学生もいろいろその国の文化等、話を聞いたり、また一緒に歌を歌ったりとか、そういうような交流を通じて、また今までにない交流国際感覚をつけたのではないかというふうに思っております。
  以上です。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  ほかに質疑ございませんか。
  9番、前田議員。
○9番 前田 栄議員 9番、前田でございます。
  143ページのトイレの関係なんですけれども、公衆トイレ管理事業ということで、私も一般質問して、トイレのほうが明覚駅のところとか洋式化してもらったり、今回の上サですか、スケート場のところの上サトイレにおいても、トイレを水洗化やってもらって、あそこのトイレにおいては、子供たちが流れた水で手を洗ったりということで、いろいろあったんですけれども、やっていただいて、それからことし、公衆トイレサイン看板設置業務委託ということで7万6,000円ですとか、慈光寺入り口バス停公衆トイレから七重まで、これ、村のときにつくったトレッキングコースのそばのことのトイレをやっていただくなど、大変観光客誘致のためにもいいと思うんですけれども、一応この公衆トイレということで、一般質問させていただいた看板設置ということで、山崎課長から説明受けたんですけれども、これはちょっと聞き漏らしたかわからないんですけれども、奥畑の市民農園のところも「トイレあり」というのも入っていたんでしょうか、ちょっと確認で、それが1点です。
  それから、慈光寺関係で慈光寺バス停公衆トイレということは、この慈光寺のところのトイレだと思うんですけれども、これ冬になると凍結してしまうということで、これは当然凍結しないように暖房便座か何かということでやるんでしょうけれども、これを2点、どのよ うにやるのか、ちょっとお聞きしたいんですけれども。
○小宮 正議長 答弁願います。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 それでは、前田議員のご質問にお答えさせていただきます。
  前田議員からの一般質問で、今後のトイレサインの計画ということで、町のほうとしても計画的に実施していくということでお答えさせていただきました。来年度につきましては、まず明覚駅の公衆トイレについて、トイレサインの看板を設置していきたいというふうに考えております。ご指摘の奥畑等のトイレサイン等につきましても、計画の中には入れ込んで今後実施をしていきたいというふうに考えております。まず来年度については、一番玄関口であります明覚駅等から始めていきたいというふうなことで、今後計画的に実施してまいりたいというふうに考えております。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
          (「はい、いいですよ」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 じゃ、2点目について答弁をお願いいたします。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 それから2点目の慈光寺バス停の公衆トイレ等々、これについては、現在多目的トイレ等々については、ウォシュレット化等はされておりません。今回予定しておりますのは、この多目的トイレについてもウォシュレットを設置をしたいと。それから男女別でいきますと、男子が1、女子が2ということで洋式化とあわせてウォシュレットも実施してまいりたいというふうに考えております。ここは特に浄化槽が循環式の浄化槽というふうなことで、手洗い等、このウォシュレット化に伴いまして、給水工事も基本的には実施していくような計画としております。
  以上です。
○小宮 正議長 再質疑を許可いたします。
  前田議員。
○9番 前田 栄議員 町長の方針で、トイレのほうはきれいにすると。増田議員もこういう庁舎においては、そういうトイレを洋式化ということで一般質問したことあるんですけれども、先ほど観光客ですか、入り込み客が100万人を達成したということで、地方創生の委員でも神山議員と私で出ているんですけれども、その中で委員の1人が、これから100万を130万に持っていくためにと、あと、ときがわをやっぱり活性化するためには、今度は日本人も まだたくさんいますけれども、外国人の誘致というのも1つだろうと。やっぱり外国人がなかなか小川町だとか、固有名詞出しては悪いけれども、ほかの自治体の場合は和式のトイレがやっぱり多いんですよね。ときがわにおいては、洋式とちょっと話は飛ぶんですけれども、飲食業においても、洋式トイレにしないと、高齢者が忘年会だとか新年会だとかいって、和式というと、やはりきつい人がいるんで、飲食業の人に洋式化したほうがお客さんふえますよと言ったことあるんですけれども、外国人が来て、やはりそういうこれからのことを思ったら、どんどん洋式化していただいて、やはり見ばえもいいし、掃除のおばさんに聞いても、洋式のほうがやりやすいんですね。公共のトイレというのは、お昼前ですけれども、和式なんか小さいから掃除がやっぱり余計かかると。洋式ならそのままいってしまうということなんで、いろんな点でそっちの洋式のほうをやっていただきたいと思います。
  それと、トイレのことに関して、この慈光寺入り口のバス停とかというんで、これ、今さっき言った村のときのトレッキングコースで七重のほうまでつなっているトイレなんですけれども、ちょっと質問が違ってしまうんですけれども、ここのところ、何か地域の人がとめるせいか、駐車禁止という看板ですか、これがちっこいのがあるんですけれども、見えないかどうかわからないので、お客さんにトレッキングコースのところへ行ったら駐車場がいっぱいだったというので、関係のない人が駐車禁止にするような看板を新たにもし予算があったらつくりかえていただきたいなというのは、質問外れてしまうんですけれども、要望としてよろしくお願いします。
○小宮 正議長 答弁願います。
  関口町長。
○関口定男町長 まず、私のほう先ほどのトイレのほうの関連として、このトイレをなぜ直すかというと、観光に関係してくるわけで、皆さん多分、どこかに旅行に行っても一番心配なのは、トイレがどこにあるのかな、トイレがなくて苦しい思いをした人は結構いると思います。昔は、自動車のパーキングがありますよね。あそこのトイレも非常に昔は粗末といいますか、特に女子トイレなんて数が少なくて、いつも行列ができていました。今ではもうみんなウォシュレットになって、女性トイレは非常に数多くしてあります。それは当然ですよね。男性より女性のほうが今、観光の客は多いですから、女性のトイレをつくるのは当然で、今回も慈光寺につくるのも女性を2つ、男性を1つということで、その辺はやはり観光客の皆さんをおもてなしというのは、そういうところにも通じてくると思いますし、その辺でトイレはしっかりやっていきたいと思います。
  それと、先ほどの外国人の皆さんをというときに、実は私もある人に今度はうちも外国人もぜひあれだから、いろいろ、じゃ、英語とか中国語だとかあるいはフランス語だとかいろいろという話をしたら、「町長、古い古い」と言われました。神山議員ぐらいの若い年代の人に聞いたんですけれども、その人が言ったのは、町長Wi−Fiですよと言われました。私も使っていますけれども、Wi−Fiを各所で使えるようにしておけば、外国人が自分で検索してわかってしまうということらしいです。今は看板というよりもWi−Fiだそうです。一応そういうことで。
○小宮 正議長 答弁願います。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 それでは、前田議員のご質問にお答えさせていただきます。
  先ほど、西平バス停のところのトレッキングコースの駐車場ということでご指摘をいただきました。ここの駐車場は、トレッキングコースの駐車場ということで、実際に歩く方の専用の駐車場として設けさせていただいております。今、前田議員からのご指摘は、通常とめてしまっている車があって、お客さんがとめられないんじゃないかというふうなご指摘だと思いますが、これに関しましては、実際にお客さんの車と、それから地元の方の駐車場もあるかと思います。この辺は十分また地元の方等も含めて、また看板等の検討も含めて進めさせていただければというふうに考えております。
  以上です。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  ほかに質疑ございませんか。
  3番、田中議員。
○3番 田中紀吉議員 3番、田中です。
  端的にお伺いします。67ページ、防犯灯のLED化の工事は、ことし進めていただきまして、うまくいっているし、皆さんに好評いただいていると思います。それで、さらに計画的にもう一歩進めて、消費電力の20ワットのを今回やったわけですけれども、効果が高いのは大きいのが効果が高いんだそうです。それで、電気代が230万円ぐらい減っていますので、今後、すぐということではなくて、ぜひそういう計画的に大きなものを取りかえていただけるようにお願いしますというのが1点目です。
  それと2点目ですけれども、211ページ、スポーツ推進委員とスポーツ協力員と別立てで予算がちゃんと組んでありますけれども、この違いと人数、それとその下にある今度ユニフ ォームを新調するということで85万円の予算が新たに組んであります。それで、これはどういうのかよくわかんないので、ぜひわかるようにというか、説明をお願いいたします。
  以上です。
○小宮 正議長 1点目について答弁を願います。
  柴崎総務課長。
○柴崎秀雄総務課長 それでは、お答えさせていただきます。
  今、20ワット相当のLED化させていただいたということで、好評だということでありがとうございます。さらに大きいものにつきましても、今、やりかえるときはLED化にしております。ただ、一括でLED化に一度に変えるかどうかというのは、今後検討させていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
○小宮 正議長 よろしいですか。
  再質疑を許可いたします。
  田中議員。
○3番 田中紀吉議員 ありがとうございます。ぜひ計画的に進めていただきたいのと、もう1点、外から見るとというんですけれども、防犯灯と街路灯がありますね。私も提案した関係で、いろいろ注意をして見ました。例えばということで、一ト市の中心的なところを見ると、防犯灯は1個もないんですね。逆に街路灯だけなんですね。だから、町としても街路灯の件はいろいろあるのは知っていますけれども、その辺は協議をしながら、うまく相乗効果を出すようにすると、一般の通行者から見ると、街路灯があって防犯灯があってという明かりの通りとでは見えないわけですよね。だからその点も含めた計画をぜひお願いしたいと思います。
○小宮 正議長 答弁願います。
  柴崎総務課長。
○柴崎秀雄総務課長 おっしゃるとおり、防犯灯と街路灯と道路照明と一緒だと思うんですけれども、そんな区分けになっています。この辺につきましても、同じ住民の方から見れば明かりですので、十分協議しながら進めたいと思っております。
  以上です。
○3番 田中紀吉議員 ぜひお願いします。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
○3番 田中紀吉議員 はい。
○小宮 正議長 じゃ、2点目について答弁を願います。
  石川生涯学習課長。
○石川安司生涯学習課長 田中議員のご質問にお答えいたします。
  スポーツ推進委員とスポーツ協力員の違いということでございますが、いずれも町のさまざまな体育事業に協力をいただくわけですが、いずれも地域割りというんですかね、それぞれの地域から出てきていただいております。
  まずスポーツ推進委員につきましては、主にスポーツ推進のための事業にかかわる連絡調整ということで、より総括的な部分で協力をいただいております。スポーツ推進委員の方でございますが、町等が行うスポーツ事業に協力をいただくということで、こちらは両者ともさまざまな事業に協力していただくんですが、より協力員さんは名前のとおり協力をという部分で、いずれも条例で定められております。人数なんですが、スポーツ推進委員につきましては、31名以内ということで現在21名の委嘱をさせていただいております。スポーツ協力員のほうにつきましては、条例上は55名以内ということで─すみません、ちょっと名簿を置いてきてしまったので、調べて、こちらのほうは現在の委嘱名については改めて回答させていただきたいと思います。
  あと、ユニフォームの件ですか、こちらのほうにつきましては、合併以前から2年に1遍ということで、ジャージの更新をさせていただいているところです。スポーツ推進委員の方はより対外的な部分で、外にも出ていったりする部分もありますが、協力員の方は町内が主に活動ということになるんですが、ジャージはそういった形で2年に1度、合併後も予算化をさせていいただいているところです。
  以上です。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  再質疑を許可いたします。
  田中議員。
○3番 田中紀吉議員 大体経過はわかったんですけれども、何回ぐらい出るのかわかりませんけれども、もうちょっと今ふうに改正したらというふうに思うんですね。例えばですよ、スポーツ推進協力員と1本にすれば、それでできてしまうわけですよね、と思うんですね。中身については詳しくはわかりませんけれども、例えばそういう点でいけば一本化もできるし、それで、ジャージが2年に1回という話を今お伺いしましたけれども、もうちょっと利用の仕方というか、今ふうにいけば例えばビブスだってあるし、帽子だってあるし、いろん なジャージというだけじゃなくてのことがあるんじゃないかなと思うんですね。だから、もうちょっと現場だとか、出役というのか参加の問題とか、もう少し予算の使い方について検討が要るんじゃないかなと思うんですけれども、いかがでしょうか。
○小宮 正議長 答弁を願います。
  石川生涯学習課長。
○石川安司生涯学習課長 今のご指摘でございますが、今回は予算化をさせていただいておりますが、執行に当たりましては、ちょうど28年度は更新の時期でございまして、これからなんですけれども、新たに委嘱される方がまずいらっしゃいます。そういった方には、ぜひご理解をいただきまして、ジャージの更新をさせていただくと。既存の継続の方につきましては、それぞれの団体の町を含めて実態をよく調整をさせていただき、慎重に対応させていただきたいと思いますので、ご理解をいただきたいと思います。
  以上です。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  再々質疑を許可いたします。
  田中議員。
○3番 田中紀吉議員 じゃ、最後に一言だけ触れますと、やっぱり80万円というと大きなお金なんですね。それで前年度もカレンダーの件もありましたけれども、そういうことも含めて、ぜひ予算の使い方については、今ふうな工夫もできると思うんですね。ですから、慎重な執行の形をお願いします。
  以上です。
○小宮 正議長 舩戸教育長、答弁願います。
○舩戸裕行教育長 田中議員のご質問にお答えしたいと思いますが、先ほどのスポーツ推進委員とスポーツ協力員というのはわかりにくいと、ごもっともだと思うんです。1つにできないかというところあったんですけれども、実は歴史がございまして、スポーツ推進委員というのは体育指導員と言われていたものでございます。上位法が変わりまして、スポーツ推進委員という名前になったんですね。ところが、ときがわ町には既にそのときにスポーツ推進員がいらっしゃったんです。いわゆるここで言っているスポーツ協力員さんなんです。そうすると、もうわかんなくなってしまう。しかしながら、体育指導員のほうはもうスポーツ推進委員というふうに名前が変えようがないので、それはもうそのまま生かすと。そうすると、今までのスポーツ推進委員じゃなくて員さんのほうを変えようということで、いろいろ名前 も考えたんですが、最終的にはスポーツ協力員となりました。ですから、基本的な組織が違ってきているというところがあるので、1つにできないかという研究の余地はあると思いますが、現行ではこのままお願いしたいというところがございます。本当にこれはわかりにくくて申しわけないと思うんですが、我々もこんがらかってしまって、いまだにスポーツ推進委員さんは体育指導員と言ったほうがわかやすいんですよね。
  実際に体育指導員さんというのは、町のスポーツ振興、指導的な立場で非常に活躍していただいております。もう体育祭等見ても、本当にこの昔は体育指導員さんが本当にメーンで動いていただいておりますので、そしてスポーツ協力員さんはそれを補充する形で非常にご活躍いただいて、この2つの委員さんがいないことには、もちろん体育協会もございますが、体育祭等も町としての事業が盛り上がっていかないという状況がございますので、ぜひこの辺はご理解をいただければと思います。
  そうした中で、ユニフォーム等のお金の使い方の問題も確かに今流の工夫という点については研究させていただきたいと思いますが、そうした中でスポーツ推進委員さん、スポーツ協力員さんとして共通のユニフォームを着ていただいて、一体感を持って体育祭等の運営に当たっていただいています。町民にの皆さんから見ても、あの方委員だなとすぐわかるわけでございまして、確かに有効活用という点ではご指摘があるかと思いますが、こちらからお願いする立場でいくと、せめてユニフォームぐらいというと言葉は失礼、町としても使っていただいて、本当に町のためにもご活躍いただいているので、何とか、もっと本当いろいろ帽子も何もかも全部提供できればいいんでしょうけれども、そういう部分ございますので、何とぞご理解いただければと思います。
  以上です。
○小宮 正議長 ほかに質疑ございませんか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原です。
  ページ142、143ページですが、観光振興推進事業の委託料について、この中に弓立山山頂周辺境界確定業務91万3,000円というのが上がっていますが、この山においては以前火災に見舞われて、………………………をしている経緯があると思うんですが、この中身、弓立山山頂付近の境界をどのように、これとは違う場所なのかどうか、この内容についての説明を伺います。
  それから、133ページの原木キノコ栽培育成整備事業、これにおいては原木キノコを町の 特産というふうに生かしていくと思いますが、今までの実績と今現在ふれあいの里裏側、北側にありますあの場所なんですが、ほとんど使用されていないように見受けられます。この中身については、どのように見ているのか伺います。
  一応2点、お願いします。
○小宮 正議長 1点目について答弁をお願いいたします。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 それでは、野原議員のご質問にお答えさせていただきます。
  ご案内のとおり、この弓立山山頂周辺につきましては、平成25年の5月に山林火災で多くの山林が焼失したところでございます。野原議員の……………というご指摘については、これは埼玉県でこの焼失後に水源地域の森づくり事業ということで間伐事業を行っております。これは約20ヘクタール、それから、町のほうで、これも県の補助金をいただいて里山・平地林再生事業ということで、これは竹の伐採ですとか、雑木の伐採ですとか、そういった県と町のほうで県のみどりの基金を使って事業を実施してきております。平成27年度から企業の森づくりということで株式会社ジーテクトという会社と森づくり協定を結んでおりまして、そこで植栽作業を行っております。この費用については、全て企業のほうから経費を支出していただいておりまして、協定については5年間で森づくりを行っていくというふうなことで、これは企業のほうで森づくりを進めていくというふうなことになっております。
  今回の予算につきまして業務委託料につきましては、ちょうど弓立山山頂周辺、ここは非常に眺望もよくて関東平野が一望できるというふうなことで、今後、企業の森で町の花、町の木等々を中心に植栽をして、1つの観光地にしていく、観光スポットにしていきたいというふうなことで、企業と町のほうの考え方もそういったことで一致しております。そういう中で、この頂上付近の土地を取得していきたいというふうなことで、今回、その前の測量、境界確定等、それから土地の評価等の予算を計上させていただいたところでございます。そういったことで、用地の取得については、今後また取得させていただくというふうなことでございます。
  以上です。
○小宮 正議長 答弁願います。
  関口町長。
○関口定男町長 先ほどの野原議員のちょっと発言、削除をお願いしたいんですが、………………………と言いましたけれども、先ほど言いましたように、…………………………じゃな くて先ほど言いましたように、ジーテクトが植林をしていますので、……………………はしていませんので、それを削除いただければ……
○小宮 正議長 12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 その前に県の補助金、みどりの基金という基金はある程度流用していますよね。この基金は……でしょう、……じゃないでしょうか。
○小宮 正議長 関口町長、答弁願います。
○関口定男町長 だから、植林のことを言っているんですよ。植林と言ったから……………………と言ったから、植林じゃないですよ。……………じゃないですよ。
○小宮 正議長 12番、野原和夫議員。
○12番 野原和夫議員 ……………じゃなくて基金を流用したのは一部に何か使われたのは……を使われたのは事実だと思うんです。それはそれで結構です、もう。
○小宮 正議長 関口町長。
○関口定男町長 違うと言っているでしょう。植林と伐採は違うんですよ。野原議員は……………………………すると言ったんですよ。県でやっている事業は伐採なんですから。植林とは違うんですよ。
○12番 野原和夫議員 じゃ、いいがね、削除するということで。
○小宮 正議長 暫時休憩いたします。
                                (午前11時51分)
─────────────────────────────────────────────────
○小宮 正議長 再開いたします。
                                (午前11時52分)
─────────────────────────────────────────────────
○小宮 正議長 12番、野原和夫議員。
○12番 野原和夫議員 観光スポット、景観がいい、いずれにしろ、この山は個人の持ち物ですよね。それを町が買い上げることになるんじゃないんでしょうか。全体としては、この観光スポットにどれだけの……
○小宮 正議長 暫時休憩いたします。
                                (午前11時53分)
─────────────────────────────────────────────────
○小宮 正議長 再開いたします。
                                (午前11時53分)
─────────────────────────────────────────────────
   ◎発言の取り消し
○小宮 正議長 12番、野原和夫議員。
○12番 野原和夫議員 植林について…………………………ということで削除していただきたいと思います。
○小宮 正議長 ただいま野原議員から発言の一部削除の発言がありましたので、これを許可することにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 異議なしと認めます。
  よって、野原議員からの発言の一部削除の申し出を許可することに決定いたしました。
─────────────────────────────────────────────────
○小宮 正議長 それじゃ、続けて。
  野原議員、12番。
○12番 野原和夫議員 先ほどの質問に続いて、この場所においては、先ほど言いましたように、個人の所有地だと思うんですが、これを町が買い上げて観光スポット、将来性がどういうふうになっているのか、将来のビジョンというものがはっきり見えないままやっているような気がするんですよね。この問題についてはどのように考えて計画をしているのか、お答えいただきたいと思います。
○小宮 正議長 答弁願います。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 それでは、野原議員のご質問にお答えさせていただきます。
  まず将来的な考え方ということでございますけれども、現在企業が植林している土地については、これは民有地です。民有地をお借りして植林を行っています。これは目的は森の再生ということで行っています。焼失した山林を再生させる、その目的で植林をしています。これは実際に植樹等の樹種については、杉、ヒノキ等ではなくて、やはり町のほうとしても町の花、町の木、ミツバツツジ、それから山もみじ等々を基本に植栽してほしいという要望も出させていただく中で、将来的には、あそこの山がやはり彩りの森になるような、そんな計画を持っています。企業もそれに賛同していただいて町の木、町の花を植えていただいております。
  今回、用地を取得する予定のところは、そういった植栽した民有地を、民有林を買収するということではなくて、あくまで頂上の平らな部分ですね、かつてはパラグライダーで使用していた駐車場等の周辺を買収させていただくということで考えております。今回のこの事業については、企業の森づくりということで、地元の大附地域の区長さん初め皆さん方にもご協力をいただいて、大附地域に社員の方々が足を運んで、そしてやはり家族の方も連れてきていただいたり、観光客の集客にもつなげる。そういったことも、町のほうとしては考えておりまして、地域も積極的に参画していただいておりますので、将来的にはそういったスポットとして、また地域も含めて、この弓立山山頂付近をやはり1つの観光スポットとしていきたいと、これが今の考え方でございます。
  以上です。
○小宮 正議長 答弁願います。
  関口町長。
○関口定男町長 今、産業観光課長のほうからお答えしましたけれども、お答えしたとおりであります。先ほどから皆さんから話が出ていますように、これからの観光入り込み客を130万に設定してどうするんだという話です。トイレをきれいにしたり、あるいはそういう形で。そして新しい観光スポットもつくらなければ、130万人目標だと言っても、それは言うだけであって、いつも言うように種まきはしなければ実はなりません。種をとってしまったらいつも潰されてしまったら、観光客ふえないんですよ。せっかくふえてきたんです。100万人をクリアして今度130万人いくには、そうした新たな観光スポットの種をまかないと130万人はだめですよ、幾ら言っても。ですから、そういう協力はぜひ議員の皆さんもしてください。よろしくお願いします。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  再々質疑を許可いたします。
  野原和夫議員。
○12番 野原和夫議員 議員の協力も必要だと思います。しかし、この計画は何年計画でやったのか。そういうことも踏まえて、計画性がきちんとされて協議をしてきたのかと。じゃ1つ言いますよ。三波渓谷も観光スポットにする事業で1つ掲げていましたよね。いまだに進んでいますか。そういうことも考えた中でやるべきじゃないでしょうか。順序を踏まえてやれば成果は必ず実りますよ。そういうことも私は言いたいんです。やっちゃいけないとは言っているんじゃないですよ。計画はきちんとした方向でやれば実るものも実る。その中に は議員も賛同できますよ。
  以上です。
○小宮 正議長 答弁願います。
  関口町長。
○関口定男町長 三波渓谷のは言われたくないですよ。三波渓谷は芽を摘んだのは誰ですか。ああいう仕事というのは、そのときに、するときにやらなければ、芽を1回摘まれたら立ち上がれないんですよ。三波渓谷のことは言われたくないですよ。
○小宮 正議長 山崎産業観光課長、答弁願います。
○山崎政明産業観光課長 それでは、この弓立山山頂周辺の森林の再生ということで、計画性がないんじゃないかと。そんなことはもちろんなくて、こういった突発の山林火災が発生して、それに対応する計画として県がやはりみどりの基金という基金を投入してくれて森林を再生しています。それに当然行政だけでなくて、今は企業の力をかりて、こういった森林を再生する。これは企業としても、非常に企業の価値が見直されます。今このジーテクトという会社は一部上場企業の会社です。そういった企業が実際に5年間で約1,000万円予算を組んで出してくれます。そういったやはり民間の力もかりて、ここを再生してきているということが今の計画です。今後、まだ5年間のやはり森づくり協定というのがありますので、その計画の中で民間の力をかりて森林も再生し、なおかつ町のほうとしては、この頂上付近の土地を確保して、やはり地域とも連携しながら、こういった観光スポットづくりを進めていきたいというふうに考えております。当然、植栽も年数がたたなければ、花ですとか、山もみじ等の紅葉ですとか、そういったものはやはり期間がかかります。これは将来的なことも踏まえた企業の考え方で投資していただいておりますので、ぜひその辺はご理解いただきたいというふうに思います。
  以上です。
○小宮 正議長 暫時休憩いたします。
  再開を午後1時5分といたします。
                                (午後 零時01分)
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○小宮 正議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午後 1時05分)
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       ◎答弁未了部分について
○小宮 正議長 ここで午前中の田中紀吉議員の質疑に対しまして石川生涯学習課長から答弁の申し出がありましたので、これを許可いたします。
  石川生涯学習課長。
○石川安司生涯学習課長 午前中の田中議員のご質問でお答えできなかった部分にお答えいたします。
  スポーツ協力員の現在の人数ということでございますが、41名ということであります。よろしくお願いいたします。
  以上です。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
─────────────────────────────────────────────────
○小宮 正議長 引き続き平成28年度ときがわ町一般会計予算の歳出の質疑を行います。
  午前中の野原和夫議員の質疑の2点目について答弁をお願いいたします。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 それでは、野原議員の2点目のご質問にお答えさせていただきます。
  原木キノコの人工ほだ場、ふれあいの里に設置しておりますほだ場が活用されていないんじゃないかというふうなご指摘だったと思います。これに関しましては、まず、これまで今、野原議員の動いていないというふうなご指摘がありました。まずこれについて、ちょっとご説明をさせていただきます。
  原木キノコのほだ場につきましては、当初の設置したほだ木等々が古くなって、実際に入れかえ等を行いました。当初設置したものは、処分をし、新しいほだ木を入れるということで取り組んできたところ、ご案内のとおり、原木キノコのほだ木、これの放射能の検査を実際にいたします。実際、組合員の皆様が用意したこのほだ木が、検査をいたしましたところ、基準値を超えるセシウムが検出されたということで、このほだ木は全て使えないということになりました。昨年来、この検査をし、新しいほだ木が使えないということで、新しいほだ木の確保ということで苦慮してきたところでございますが、今年度になりまして、新たな場所でこのほだ木が確保できることになりました。実際に放射能のほだ木の検査をいたしましたところ、基準値以下というふうなことになりましたので、既に4人の方々がこのふれあいの里たまがわのほだ場にほだ木を、今の予定でいきますと、650本入れる予定で進めてきております。そういったことで、いろいろと放射能等の影響はありましたけれども、新たにま たこのほだ木が確保できたことによって、ここでのまた取り組みが実際に行われるというふうなことで、町のほうとしても、これまでもそういった放射能の関係、またほだ木の確保等々についてはいろいろとふれあいのほうとも協議しながら試行錯誤してきたところでございますが、今回そういったことで新たに取り組みがまたできるということで、今4人の方々、また650本新たにほだ木がここに設置されるというふうなことで予定しておりますので、ご理解いただければと思います。
  以上です。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  再質疑を許可いたします。
  野原議員。
○12番 野原和夫議員 現在に至る実績というのは、先ほどの質問の中に言っていると思うんです。どのくらい購買力が上がっているかということを含めて質問させていただきたいんですけれども、よろしくお願いします。
○小宮 正議長 山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 まず、全体的なことで申し上げさせていただきたいと思います。
  今、原木キノコの生産者につきましては、現在、26名の団体、それから個人の方々がシイタケ、ナメコ、クリタケ、マイタケ、ヒラタケ等々の原木キノコの栽培に取り組んでおります。これはまだ今年度の1月末現在の集計ではございますが、平成28年の1月末現在の数字となりますけれども、町内の4直売所で総出荷量が2,463キロという数字になっています。これはまだ先ほど申し上げたとおり、1月末現在の数字ということで、まだ3月までの集計はできておりせんが、26年度の数字を申し上げますと、この直売所の出荷量で大体全体としては約3,100キロ、金額にして約400万という数字になっています。
  この中でも特に出荷量、それから販売額が多いのは、やはり原木のシイタケということになっております。
  以上です。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  再々質疑を許可いたします。
  野原和夫議員。
○12番 野原和夫議員 主体としてはシイタケということですが、当時はヒノキのナメコですか、それを基準に、ときがわ産物というか、そういう地名を受けて皆さんが進んでやった と思いますので、ぜひ特産物として生かす事業、課長のほうからもこういう人たちにはさらなる指導も踏まえてお願いしたいと思います。
  以上です。
○小宮 正議長 山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 それでは、お答えさせていただきます。
  町の特産品ということで原木キノコ、現在ももちろん町のほうとしては積極的に支援をさせていただいております。特に原木のヒノキのナメコ、また先ほどシイタケの出荷量等申し上げましたけれども、やはり次にはマイタケ、これらもやはり出荷量、それから売り上げも原木のマイタケということで、非常に値段的には高く販売できます。こういった取り組みを今後も町のほうとしては、やはり生産者の皆さんにはしっかり支援もしていきたいですし、また町の特産品として位置づけをしていきたいと。また支援をしていきたいというふうに考えておりますので、もちろん町のほう、また専門家等の指導もいただきながら進めてまいりたいと考えております。
  以上です。
○小宮 正議長 ほかに質疑ございませんか。
  4番、山中議員。
○4番 山中博子議員 4番、山中です。
  85ページの事務事業委託料、公共交通機関等の利用が困難な高齢者及び障害者の外出のための経済的負担を軽減する事業とありますが、地域支え合いサポート事業や有償運送事業とは違うのかということ。
  それから91ページ、家族介護慰労金、たしか介護保険を受けなかった家族への慰労金と聞きましたが、平成27年は1件だったと思うのですが、これはその家族がふえたのかということでお聞きします。
  もう1つ、141ページ、需用費のところです。修繕費とありますが、旧給食センターの焼却炉とか高架水槽などの処理費用と聞きました。行ってみましたら、周りは廃棄するものが散らばっていて、ガラスは欠け、壁はひびが入り、とよは欠けたり草が生えたりしています。貸すに当たり、できるだけよい状態でと言われましたが、どこまで修繕し、どのくらいかかるのか。
  以上3点、お願いします。
○小宮 正議長 1点目について答弁を願います。
  大島福祉課長。
○大島武志福祉課長 それでは、山中議員の質問に対してお答えを申し上げたいと思います。
  移送サービスの関係でございますけれども、これは有償運送と違うのかというような内容かと思うんですが、福祉有償運送につきましては、社会福祉協議会とかNPOの団体とかが行っているということで、この移送サービスの事業とは違うというようなことでございます。
  移送サービスの事業につきましては、この目的でございますけれども、高齢者や障害者等、単独では公共交通機関での移動困難者に対しまして、有償運送等の移送サービスの利用料の一部を助成するというものでございます。
  以上です。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  再質疑を許可いたします。
  山中議員。
○4番 山中博子議員 この事業についてはどのくらいの方が利用していて、どのような補助をしているのか、尋ねます。
○小宮 正議長 答弁願います。
  大島福祉課長。
○大島武志福祉課長 それでは、内容についてご説明のほうさせていただきますが、年間1名について36枚つづりの利用券を発行しております。利用料の助成については、300円を助成しているというようなことでございます。実績でございますけれども、一応予算に見ましたのは、交付45人というようなことで予算のほうを計上させていただきました。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  2点目について答弁を願います。
  大島福祉課長。
○大島武志福祉課長 引き続いて2点目について答弁のほうをさせていただきます。
  家族介護慰労金ということでよろしいんでしょうか。
○4番 山中博子議員 はい。
○大島武志福祉課長 家族介護慰労金につきましては、慰労金1件につきまして10万円の助成ということでなっております。内容につきましては、要介護度4、5に該当する住民税非課税世帯に属する在宅の高齢者であって、過去1年間、介護保険サービスを受けなかった者を介護する家族に対して支払われるものでございます。一応予算のほうは3人分、28年度につ いては計上のほうをさせていただきました。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  再質疑を許可いたします。
  山中議員。
○4番 山中博子議員 少し不安なんですが、このような制度のために家族が介護保険を使わないように我慢してしまうようなことはないでしょうか。
○小宮 正議長 答弁願います。
  大島福祉課長。
○大島武志福祉課長 家族介護、かなり難しい問題でございますけれども、やはり介護度の重い方については、家族で見るのがなかなか困難ということで、ほとんどの方が介護サービスのほうは利用されています。この助成を受けるために無理をして介護を使わないかというと、これはその家族の状況によって違うとは思うんですが、こちらとすれば、そういうことはないということでは考えております。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  じゃ、再々質疑を許可いたします。
  山中議員。
○4番 山中博子議員 ないと想像するのではなくて、やはりそこの家族との会話、そういうものを持っていっていただきたいと思います。
○小宮 正議長 大島福祉課長、答弁願います。
○大島武志福祉課長 介護サービスについては、利用者とよく相談の上、使っていただくようなことで今後も進めてまいりたいと考えております。
○小宮 正議長 3点目について答弁願います。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 それでは、山中議員のご質問にお答えさせていただきます。
  まず141ページの観光施設管理運営事業の中の修繕料ということでお答えさせていただきます。
  まず、山中議員からご指摘がありました旧給食センターの修繕料は、これには含まれておりません。さきの補正予算においては、旧給食センターの中にあります備品類ですとか、外にあります先ほど山中議員からもご指摘ありましたけれども、いろんな機材等々がございます。それの処分費を補正予算で計上させていただいて、ご議決をいただいたものです。した がいまして、この旧給食センターの修繕に係る費用については、この192万8,000円の中には計上されておりません。主なものを申し上げますと、これは町有施設等のほうの修繕というふうなことで予定しておりますので、毎年、町有施設等の修繕が発生してきておりますので、毎年計上させていただいている修繕費、それから、ときがわ花菖蒲園の木道の一部修繕、これは床と、それからくいの部分、それから観光案内板等々の修繕、こういったものが主なものとしてここに計上されているものでございます。そのほか、細かい修繕等もございますけれども、全体合わせてここに計上をさせていただいているというふうなことでございます。
  以上です。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  ほかに質疑ございますか。
  6番、金澤議員。
○6番 金澤他司人議員 6番、金澤です。
  簡潔明瞭に1点だけです。139ページの観光協会、通年の補助金はさておきまして、今、観光協会は、西平の建具会館の以前地域振興室がありまして、その奥にあるんですが、その観光協会ということでありますんで、その辺はちょっと何とも言えないんですが、観光協会そのものの事務所を道路側のほう、奥のほうじゃなくて道路の前側のほうに持ってきたほうが、いろいろ観光で来られる上で手助けになるんじゃないかと思います。そういう面をちょっと考えてもらいたいと思いますが、いかがでしょうか。
○小宮 正議長 答弁願います。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 それでは、金澤議員のご質問にお答えさせていただきます。
  金澤議員ご指摘のとおり、昨年度から観光協会の事務所を地域振興室が産業観光課に統合したことによって、そこの事務所を観光協会の事務所として、また案内所として今、活用させていただいております。道路側のほうに持ってきたらどうかというふうなご指摘でございますけれども、現在、建具会館につきましては、道路側のほうについては、販売スぺースというふうなことで建具会館の管理運営委員会のほうに指定管理者として管理をお願いして、それから休憩施設等もございますけれども、やはり売り場と、それから休憩施設というふうなことで、今活用していただいております。事務所とすれば、道路側というのは、今販売スペースということで非常に限られた中で、そこに事務所をつくるというのはちょっと厳しいかなというふうに思っています。ちょうど道路から入って販売スペースがあって、それから 正面が観光協会の事務所というふうなことになっておりますので、ちょうど建具会館との連携もとれる位置というふうなことで私ども考えておりますので、さらにここのところがまた活用できるように、町のほうとしてもまた支援していきたいというふうに考えております。
  以上です。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  再質疑を許可いたします。
  金澤議員。
○6番 金澤他司人議員 今、言われる趣旨はわかりました。ただ一応観光協会というものが、せっかくそこに一応本部ですね、あるんですから、表から一応そこに観光協会がありますよということを明確にしたほうがよろしいと思いますんで、その辺明確にしてもらいたいと思います。
○小宮 正議長 山崎産業観光課長、答弁願います。
○山崎政明産業観光課長 今、観光協会の看板、表示については、ちょうど北側の玄関のところの入り口の付近に1つ設置させてもらっています。これは道路から見える位置、それから中に入って、ちょうど事務所の前に観光協会の看板も設置させていただいております。今、またさらには建具会館の玄関のドアですね、そういったところにも表示をしてやったほうが観光協会の位置づけ、位置等もわかりやすいんじゃないかということも実は検討しておりまして、建具会館とあわせて、そういった表示も、できるだけ見やすい場所といいますか、お客さんが来てわかりやすい場所、そういったところにも、やはり表示をしていきたいというふうに考えております。
  以上です。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  ほかに質疑ございますか。
  12番、野原和夫議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原です。
  2点ばかりお願いします。44ページの職員健康管理事業でございます。この内容については健康診断、とてもこれは大事な事業だと思います。その中で内容、そして、これは希望者を募る健康診断にするのか。全体を強制というよりも自主的、もうどうしてもやってもらいたいという意味で持たれているのか。内容を説明していただきたいと思います。
  それからページが一番最後のほう219ページですが、この中で公債費、公債元金償還事業 でございます。この一般単独事業債、地域総合整備事業債繰り上げ償還ということで2億3,558万円、減債基金を活用した内容でございます。これにより今後の財政運営等を踏まえて、町はどのような方向に進むのか、この点についてお伺いします。
○小宮 正議長 1点目について答弁をお願いいたします。
  柴崎総務課長。
○柴崎秀雄総務課長 それでは、お答えいたします。
  職員の健康管理事業でございますが、おっしゃるとおり、職員の健康は本当に大事でございます。これは全職員対象で希望ということではございません。ただ、中には自分で人間ドックを受けるという方いますので、その方は入っておりません。人間ドック受けた方もその結果は写しを全員から出していただきますので、全職員受けるということです。
  内容的には、一般検査あるいは胸部X線、心電図、眼底検査、大腸がん検査といったような中身の健康診断になっております。
  以上です。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  再質疑を許可いたします。
  野原議員。
○12番 野原和夫議員 1日パソコンと目を合わせたりして、その職場内でのいろんな環境の問題も含めて、私は職員の中にも、心のケアは必要な人もいるんではないかと思うんですよね。ぜひそういう人たちにも目を向けていただいて、ケアも必要だと思うんで、その点も私はお願いしたいと思います。現時点で私も1月に心のケアの問題で3人の相談がありました。そういうことも真剣に考えてやって、今、立ち直っている人もいますけれども、やっぱりこういう環境の中で、いろんな問題もあると思うもんですから、ぜひその人たちに目を向けていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
○小宮 正議長 答弁願います。
  柴崎総務課長。
○柴崎秀雄総務課長 おっしゃるとおりだと思います。「心のチェック」ということで、平成26年6月25日に公布になりまして、27年12月1日から施行になっていますけれども、そういった心のケアは早目に発見というのが必要ですので、ストレスチェックについて義務づけられました。その費用も今回のせていただいているんですが、これ全職員にストレスチェックをして、内容的にこれは専門の医師と相談が必要だという方は相談できるような体制、こう いったものをとっていくことになっております。
  以上です。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  2点目について答弁願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 それでは、野原議員のご質問にお答えをさせていただきます。
  公債費の繰り上げ償還の関係でございますけれども、この繰り上げ償還につきましては、地域総合整備事業債、体育センターせせらぎホールを建てたときの地域総合整備事業債ということでございます。地域総合整備事業債につきましては、交付税算入が15年間ということで、もう既に終わっております。ですから、これは本当の借入金に今現在はなっているわけなんですけれども、こうした交付税算入に寄与しない起債については、なるべく返していこうということで考えておりまして、今回、この基金を使わせていただきまして、繰り上げ償還をしたいということでございます。仮にこの繰り上げ償還、今回27、28で、合わせますと4億円程度になると思うんですけれども、これが仮になかった場合、公債費のピークが平成34年あたりで7億6,000万円程度が見込まれておりました。これがこの地域総合整備事業債を27、28で繰り上げ償還いたしますと、公債費のピークが平成34年で7億2,000万程度に約4,000万円弱下がるということになりますので、財政的には経常経費を4,000万円弱下げることができるということで、非常に効果的ではないかというふうに考えておりまして、今回繰り上げ償還の予算をお願いしたというところでございます。
  以上でございます。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  再質疑を許可いたします。
  野原和夫議員。
○12番 野原和夫議員 減債基金は地方債の償還及びその信用の維持のために地方自治法第241条の規定に基づいて設けられた基金の1つであると思います。その中で今、公債費の増嵩が地方財政の弾力性を失わせる現状だと思うんですよね。それで、これで今、繰り上げ償還したことによって、将来見通しが幾らか明るくなったように言われますが、公債費が増嵩することによって住民福祉のための諸事業、こういうことが大きく影響されるんですよね。そういう福祉の問題については、今後これによって賄えるのかどうか、事業が遂行できるのかどうか伺います。
○小宮 正議長 答弁願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 野原議員のご質問にお答えをさせていただきます。
  この経常収支の問題をいつも議員にご指摘をいただいております。公債費、人件費、扶助費、この3つが経常経費の主なものということであります。この1つであります公債費を下げることができるということで、財政的には効果があるというふうに考えております。こうしたことで、ほかの分野にその財源を振り向けられるということでございまして、ご指摘のような形も考えられると思います。しかしながら、交付税の合併算定替えの減額がいよいよ始まりますので、その動向を見ながら、全体のバランスを見ながら財政の運営のほうについては、やらせていただきたいというふうに思います。
  以上でございます。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  再々質疑を許可いたします。
  野原議員。
○12番 野原和夫議員 公債費の増嵩、地方財政の弾力性も失うということも含めて、ちょっと振り返って合併10年前をサービスの向上、福祉充実をうたってきたと思うんですよね。ぜひこの問題は極力守っていただくよう、これからはお願いしたいと思います。こういう問題も含めて、原点に返って住民福祉の向上も含めて、この諸事業の実施に影響していただきたいと思うんですが、あえてもう1度質問させていただきます。よろしくお願いします。
○小宮 正議長 答弁願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 それでは、引き続きお答えをさせていただきます。
  この合併当時のお話がございましたけれども、この福祉を高い水準に合わせるというようなこともございました。このことを実施できたのは、10年間の合併算定替えの補償があったからということでございます。ですから、今後この減額がどの程度になるかというのが、まだ平成33年まで待たないとわからないというところがありますので、極力サービスを下げないようにということで考えてはいきたいと思いますけれども、交付税の動向次第という面もございますので、その部分はぜひご理解をいただきたいと思います。
  以上でございます。
○小宮 正議長 ほかに質疑ございますか。
  8番、瓜田議員。
○8番 瓜田 清議員 8番、瓜田です。
  ちょっと短めに質問いたしますので、よろしくお願いいたします。
  先ほどの質問でファミリーサポート事業、これはNPO法人がやっているということなんですけれども、その入会と……
          (「何ページですか」と呼ぶ者あり)
○8番 瓜田 清議員 96ページです、すみません。会員組織による事業ということになっていますけれども、入会金及び会費、それから会員数は何名ぐらいなのか、ちょっとお聞きしたい。
○小宮 正議長 答弁願います。
  大島福祉課長。
○大島武志福祉課長 それでは、瓜田議員の質問に対してお答えを申し上げます。
  入会金等は無料となっております。無料ですので、ぜひ登録のほうをいろいろな方に呼びかけていただければありがたいなということでは思っております。そういう中で会員数でございますが、会員数については年々増加の傾向ではありますが、24年当時は90名程度だったんですが、現在110名程度というようなことです。徐々に上がっております。たくさんの会員登録していただければというふうに考えております。
  以上です。
○小宮 正議長 再質疑を許可いたします。
  瓜田議員。
○8番 瓜田 清議員 入会金は要らないと、会費のほうはどうなんでしょうか。先ほどの質問に入っていたと思いますけれども。
○小宮 正議長 大島福祉課長、答弁願います。
○大島武志福祉課長 入会していただいた後の会費というようなことでよろしいでしょうか。
○8番 瓜田 清議員 はい。
○大島武志福祉課長 会費についてもいただいていないというような状況です。
  以上です。
○小宮 正議長 よろしいですか。
  再々質疑を許可いたします。
  瓜田議員。
○8番 瓜田 清議員 下世話の質問でございますけれども、この77万何がしでこれが維持できているんでしょうか。
○小宮 正議長 答弁願います。
  大島福祉課長。
○大島武志福祉課長 それでは、お答えを申し上げます。
  この事業については、この予算の中で維持をしていくということで考えております。
  なお、利用に当たっては、これは利用料というようなことで別途かかりますので、よろしくお願いをしたいと思います。
○小宮 正議長 ほかに質疑ございますか。
  4番、山中議員。
○4番 山中博子議員 2つほど質問します。
  133ページのウッドスタートのところです。誕生祝い品として誕生した方に差し上げるということですが、その1個につきの値段というのはどのぐらいなんでしょうか。
  それから136ページの商工会補助事業、その計算、どのような計算で決めているのかお伺いしたいと思います。
○小宮 正議長 1点目について答弁を願います。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 それでは、山中議員のご質問にお答えさせていただきます。
  このウッドスタートにおけます誕生祝い品の木のおもちゃの1個当たりの価格ということでお答えさせていただきますが、現在のところ、予算では1個当たり5,000円、それからその木のおもちゃを収納する収納箱、これが2,000円、いずれもこれに消費税を掛けていただいた数字ということになりますが、それとあわせて、これは冊子になりますが、「赤ちゃんからはじめる木のある暮らし」という冊子をあわせて贈呈したいというふうに考えております。したがいまして、誕生祝い品の木のおもちゃについては5,000円ということでございます。
  以上です。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  2点目について答弁願います。
  山崎産業観光課長。
○山崎政明産業観光課長 それでは、続きまして、商工会への補助金ということで、この算定 というふうなことのご質問でございますが、まず商工会につきましては、昨年と同様の902万5,000円ということで計上させていただいておりますが、こちらについては、毎年商工会のほうから補助金の要望書というものをいただいております。その中で、町が補助するもの、それから県が補助するものということで、各項目ごとに充当先等々を検討させていただいて補助を行っております。ちなみに、人件費等々については、これは県の補助が主な充当ということになります。町のほうの補助金については、商工会のほうの事業、これに主に充当するということでございます。特に商工会で行います、これは地域振興総合振興事業というふうな事業があるんですけれども、いろいろお祭り関係等々、イベント関係等々もございますけれども、こういった事業、それから各部の事業、こういった主に事業関係に町のほうの補助金は充当するということで、そういう考え方の中で補助は行っております。
  以上です。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  ほかに質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって歳出の質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
  原案に対して反対でしょうか、賛成でしょうか。
          (「反対討論です」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 まず原案に反対の方の発言を許可いたします。
  12番、野原和夫議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原和夫です。
  議案第26号 平成28年度ときがわ町一般会計予算に反対の立場で討論に参加します。
  初めに、本予算には、生活道路の整備、教育費、子育て支援策など、評価できる点もあります。
  次の点は認めることはできません。マイナンバー制度の導入に当たっては、個人情報シス テム拡大、これは個人情報が漏れ、悪用することもできるので、さらなる防止策が必要であります。
  次に、住民福祉サービスの後退も考えられる予算、そして、町民への受益者負担、子育て支援策と同時に高齢者福祉の充実によりやさしい営み、やさしいまちにつながるのではと考えます。地方交付税、地方創生も大事であるが、地方税の減額予算であり、この減額を考えた予算遂行を願いたい。景気の低迷が続く中、低所得者対策、子育て対策、子育て世帯対策、障害者対策、高齢者等への町独自の助成策を実施すべきである。社会的弱者に暮らしはますます苦しくなるばかりであります。
  次に、幾つかの新事業、業務委託等については、十分な説明責任が果たされていません。新事業において、政策、立案、執行の中で将来像が重要ではないか。つまりビジョンが必要です。
  平成28年度予算では、税金を充てる事業へ慎重を期していただくことを願いたい。今後は住民参画、要綱を定め、さらにときがわ町まちづくり基本条例を制定し、きちんと説明責任を果たし、事業執行を願い、討論とします。
○小宮 正議長 ほかに討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって討論を終了させていただきます。
  これより議案第26号 平成28年度ときがわ町一般会計予算を採決いたします。
  本案は原案のとおり予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立多数)
○小宮 正議長 起立多数でございます。
  よって、議案第26号は原案のとおり可決いたしました。
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   ◎延会について
○小宮 正議長 お諮りいたします。本日の会議はこの程度にとどめ延会したいと思いますが、これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 異議なしと認めます。
  よって、本日はこれをもちまして延会することに決定いたしました。
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   ◎延会の宣告
○小宮 正議長 大変ご苦労さまでした。お疲れさまでした。
                                (午後 1時48分)