平成28年第1回ときがわ町議会定例会

議 事 日 程(第5号)

                            平成28年3月10日(木)
                            午前9時30分開議    
      開議の宣告
日程第 1 議案第27号 平成28年度ときがわ町国民健康保険特別会計予算
日程第 2 議案第28号 平成28年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計予算
日程第 3 議案第29号 平成28年度ときがわ町介護保険特別会計予算
日程第 4 議案第30号 平成28年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計予算
日程第 5 議案第31号 平成28年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計予算
日程第 6 議案第32号 平成28年度ときがわ町水道事業会計予算
日程第 7 選任第 1号 常任委員の選任について
日程第 8 選任第 2号 議会運営委員の選任について
追加議事日程(第5号の追加1)
日程第 1 議案第33号 ときがわ町平和都市宣言の制定について
日程第 2 同意第 3号 監査委員の選任について(議会選出監査委員)
日程第 3 選挙第 3号 小川地区衛生組合議会議員の選挙
日程第 4 選挙第 4号 比企広域市町村圏組合議会議員の選挙
日程第 5 選任第 3号 特別委員の選任について
日程第 6 請願第 1号 安全保障関連法案の採決無効と同法の廃止に関する意見書提出を
             求める請願
日程第 7 一般質問
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出席議員(12名)
     1番  神 山   俊 議員     2番  小 島 利 枝 議員
     3番  田 中 紀 吉 議員     4番  山 中 博 子 議員
     5番  岡 野   茂 議員     6番  金 澤 他司人 議員
     7番  岡 野 政 彦 議員     8番  瓜 田   清 議員
     9番  前 田   栄 議員    10番  野 口 守 隆 議員
    11番  小 宮   正 議員    12番  野 原 和 夫 議員
欠席議員(なし)
地方自治法第121条により、今定例会に説明のため出席する者及び同委任を受けた者の職氏名
町長
関 口 定 男 
副町長
小 峯 光 好 
総務課長
柴 崎 秀 雄 
企画財政課長
久 保   均 
税務課長
中 藤 和 重 
町民課長
柴 田 光 子 
福祉課長
大 島 武 志 
会計管理者兼会計室長
金 子 加代子 
産業観光課長
山 崎 政 明 
建設環境課長
岡 本 純 一 
水道課長
内 室 睦 夫 
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教育長
舩 戸 裕 行 
教育総務課長
清 水 誠 司 
生涯学習課長
石 川 安 司 
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議会事務局長
町 田 英 章 
書記
村 田 宏 美 

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   ◎開議の宣告
○小宮 正議長 皆さん、おはようございます。大変ご苦労さまです。
  ただいまの出席議員は12名であり、定足数に達しております。
  これより平成28年第1回ときがわ町議会定例会5日目を開会いたします。
  直ちに本日の会議を開きます。
                                (午前 9時30分)
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   ◎議事日程の報告
○小宮 正議長 本日の議事日程を報告いたします。
  議事日程は配付したとおりでございます。
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   ◎議案第27号の質疑、討議、討論、採決
○小宮 正議長 これより日程第1、議案第27号 平成28年度ときがわ町国民健康保険特別会計予算の質疑に入りたいと思います。
  なお、質疑、答弁については簡潔にお願いいたします。
  質疑ございませんか。
  12番、野原和夫議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原和夫です。
  国保税、国保の問題ですが、県の基準は92%、これに沿って町も動くと思いますが、設定をどのぐらいときがわ町は見ているのか。それから、県は、この方針の中で求めている問題では、国保税の徴収率、92%を基準にして徴収率の向上、それから特定健診受診率の向上、これも求めています。それから、医療費適正化、これはあくまでも医療費削減を見込んでいると思います。この3つを基準としてクリアすれば、県では調整交付金を多く払ってくれるようなことを示しているようですが、このことについてはどう思っているのか伺います。
  それから、平成27年度から、低所得者対策として、この国保者支援制度の拡充で、国は1,700億円を見込んであります。その配分については、町はどのくらい入ったのか。この問題と、さらに、保険者努力支援制度創設、これは平成30年から新たに1,700億円、これも国は考えております。そしてまた、さらに国民健康保険財政安定化基金の創設ということで、全国で約2,000億円程度、これも30年以降考えているようですが、公費拡充のことですが、 この拡充の低所得者対策だけにも含まれると思いますが、どのくらい1人当たり平均、それから全体で幾らぐらい入ったのかを伺います。
○小宮 正議長 答弁願います。
  柴田町民課長。
○柴田光子町民課長 野原議員の1点目のご質問にお答えします。
  まず、92%の設定はとおっしゃいましたが、これは徴収率が92%ということでよろしいでしょうか。はい。
  国のほうの標準徴収率というのがございまして、それが92%となっております。埼玉県の国保の支援方針の中では、標準が94%というものになっておりますけれども、特別調整交付金に関しましては、92%を下らなければペナルティーは課されないということになっております。
  ときがわ町の徴収率の考え方としては、これは現年分なんですけれども、94%を超えることを目指すということをまず1つ掲げています。これが1点目の1つ目です。
  1点目の2つ目になります。特定健診の受診率の件でございますけれども、県のほうでは60%を目標としております。ときがわ町は45%、段階的に行っているんですけれども、目標にしておりますけれども、まずは45%を第1段階でクリアするということで、現在の27年度の状況では39%で、40%に届いていない状況なんですけれども、年度末をもちまして40%を超えることを目標としております。引き続き28年度につきましては、特定健診のPR等をさらに進めてまいりまして、45%に近づけるように努力してまいります。
  次に、1点目の3つ目になります。
          (「医療費の適正化について」と呼ぶ者あり)
○柴田光子町民課長 すみません。失礼しました。3つ目の医療費の適正化なんですけれども、こちらにつきましては、医療費がふえるということをよしとしないということで、当然、医療費を削減していただくというのが皆さんにとってもよいことだと考えております。
  その中で、特定健診はもちろんですけれども、きのう一般会計のほうでお認めいただいたところがあるんですけれども、ウオーキングのイベント等、そういったところに皆さんに参加していただきまして、健康な体づくりをしていただく。そして、医療費の削減、医療費の適正化を目指すということで考えております。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  再質疑を許可いたします。
  野原議員。
○12番 野原和夫議員 91%を下らなければ、その調整交付金ということ。でも、その目標をもっと掲げると、調整交付金は少しふやすというような県の方針は出ているようですけれども、それはそれでいいです。
  徴収率は重要な課題かもしれませんが、ときがわ町は滞納者がたくさんいます。これは今回の影響でも大きく左右されるのではないかなと思います。国保税を引き上げましたから、滞納者はふえると思いますが、ちなみに、22年度は102世帯、2,947万7,000円、23年度は140世帯、2,780万4,800円、24年度は119世帯、2,404万5,300円、それで、25、26年度は、356人、323人、ふえているんです。ただ、金額は少し減っていますけれども。
  そういう中で、やっぱり徴収率の向上というのは、並大抵の努力ではできないと思います。その中には、本当に生活に困窮している人は、やっぱりある程度は、そういう目で見てやらないといけない。それで、もっと所得があるにもかかわらず払わない人はたくさんいるように感じます。その人たちには、きちんと国保税が滞納がたまる前に手を打って、きちんとやっていただきたいと思います。
  それから、健診の向上においては、以前は43%、私は、これは比企の全体の会議の中でときがわ町は高く評価されまして、講演したことがありますが、当時は43%以上になったときがあるんです。実際では、東松山市は当時、二十何%ぐらいだったんです。ときがわ町は高く評価された経緯があります。このことによっても、大きく努力する必要があるかなと思います。
  それと、医療費適正化については、やっぱり医療費削減、でも、お年寄りは医者に行かなければ治らない病気もたくさんありますが、これから高齢者がふえる中では、医療費削減というのは大変難しいと思います。でも、県は、この中ではジェネリックの普及を多く進めているようです。これをやっぱりもう少し力を入れてもらえば、その削減にもつながるんではないかなと思いますが、このジェネリックも含めてどのように考えているか伺います。
○小宮 正議長 答弁願います。
  柴田町民課長。
○柴田光子町民課長 医療費削減に関する件でございますけれども、健診率につきましては、確かに43%という大きい数字を出した年がございました。残念ながら、その後に少しずつ減っております。この1つの要因といたしましては、スモールチェンジのキャンペーンがなくなったことが原因だったような部分もございます。今年度につきましては、その部分の挽回 ということで新たな事業を組み込んで、皆さんにそういった健診の受診率も上げていこうかなと考えております。
  ジェネリックの関係でございます。ときがわ町は、ジェネリック医療の使用率は県内で高いところにおります。たしか3位ぐらいのところにいたと思うんですけれども、ちょっと今、手元にないんですが、かなり高いところにいるということで、県のほうからも、ジェネリックを使ってくださいという通知をそれぞれの方に出している傾向がございます。今後も、そういった方法をさらに拡充して対応してまいりたいと思っております。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  では、2点目について答弁願います。
  柴田町民課長。
○柴田光子町民課長 2点目についてお答えします。
  公費投入の1,700億円の配分がどのくらい来たかということでした。
  27年度の補正予算のときに1度ご説明しているんですけれども、国が1,700億を投入して、1人当たり5,000円の効果があるということをうたっておりましたけれども、ときがわ町に関しましては、1人当たり2,400円という効果が……
○12番 野原和夫議員 2,400円。
○柴田光子町民課長 約2,400円です、という効果がございます。
  さらに、これが28年度の予算のほうに反映してまいりますと、条例改正によりまして、6・4の軽減率を7・5・2に変えました。28年度のその成果につきましては、4,200円の増ということになりますけれども、支援制度の分は2,400円で同じです。残りの1,800円が、軽減率7・5・2に変えたことによる増加分でございます。
  以上です。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  再質疑を許可いたします。
  野原議員。
○12番 野原和夫議員 1人2,400円、この被保険者全体も含めて合計どのくらい入ったのかということを、わかれば教えていただきたいんですが。
○小宮 正議長 答弁願います。
  柴田町民課長。
○柴田光子町民課長 少しお待ちください。
  失礼しました。野原議員のご質問で、どのくらい入ったかというのは、27年度の実績でよろしいでしょうか。
  27年度は、当初予算で支援分について665万7,000円を見込んでおりました。最終の数字といたしましては、1,533万7,000円という額になっております。増加分は651万円ということになっております。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  ほかに質疑ございませんか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 今、651万の中で、もう1つ質問させていただきます。
  平成30年広域化を目指して、28年度の主な取り組み予定ということで指導が来ているのではないかなと思いますが、取り組みの予定は何をしようとするのか伺います。
  それから、大阪社保協の私、資料をいただきましたが、平成25年度では一般会計、法定外も含めて繰り入れを除いても596万4,398円、総額で黒字になっております、国保財政。その中では、世帯当たり2,698円、1人当たり1,520円、こういう数字が出ておりますから、一般会計から繰り入れ、苦しい、苦しいといっても、多少なり黒字を経過している様子であります。
  そういう中で28年度の主な取り組み、これは、恐らく30年に向けては、必ず取り組んでいかないと間に合わないと思うんです。そういうことを踏まえて、この取り組みをお聞きしたいんですが、いかがでしょうか。
○小宮 正議長 答弁願います。
  柴田町民課長。
○柴田光子町民課長 30年の広域化に向けての取り組みということでございますけれども、その件につきましては、今回の保険税率の改定がまず1点目になります。その後につきましては、今度はシステムが変わってまいりますので、新しいシステムの導入について、国保連合会が中心になると思いますけれども、そちらのほうからの資料の提供を受けて、整備をしてまいりたいと考えております。この2点ですが。
○小宮 正議長 よろしいですか。答弁。
          (「質問」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 答弁、じゃ、よろしい。
  では、再質疑を許可いたします。
  野原議員。
○12番 野原和夫議員 システムの導入、それとありますけれども、これには国保運営協議会、埼玉の設置をすると思うんです。それと、運営方針の策定準備事務。先ほど言いましたが、財政安定化基金の積み増しという、これも28年度の計画には、ある程度、町はそこに進めていくような気がします。恐らくこれで、ときがわ町も国保税約10%上げましたから、基金も出てくるんではないかなと思います。そういう影響はありますか、お伺いします。
○小宮 正議長 答弁願います。
  柴田町民課長。
○柴田光子町民課長 野原議員のご質問ですけれども、基金の積み増しというのは、町の基金の積み増しということでよろしいでしょうか。はい。
  町の基金につきましては、平成19年にゼロになって以来、そのままございます。ただ、国保財政が黒字になってきた場合に、今までゼロだった部分を、もし余裕があれば、これから先のことに備えて、要は保険料が上がることに備えて、基金として積んでおけるものだったら積みたいなとは考えております。そこにつきましては、28年度に、また27年度決算を見ながら、さらに検討してまいりたいと考えております。
○小宮 正議長 ほかに質疑ございませんか。
  3番、田中議員。
○3番 田中紀吉議員 3番、田中です。
  素朴なというんじゃないんですけれども、かかりつけというのか、具体的に言いますと、直接日赤に伺うと、初診の料金が変わるというか、別な足し算で払わなければいけないということで、それが強化されたというふうに認識しているんですけれども、その辺の影響というのか案内というのか、この間も住民の方に、直接行ったら上がっちゃったよというような話で、上がっちゃったんじゃないんですけれども、そんなふうなニュアンスだったんですけれども、その辺の周知というんですか、連絡というのか、その辺がもう少しあると、結果としての費用というのか負担が減るというか、そういう軽度のものは地元のお医者さんにかかってくださいというような制度だと思うんですけれども、その辺でどうでしょうかというので、教えていただければと思うんですけれども。
○小宮 正議長 1点目について答弁願います。
  柴田町民課長。
○柴田光子町民課長 田中議員のご質問にお答えします。
  かかりつけ医の拡充ということだったんですけれども、これにつきましては、国保に限らず、全ての保険者に対して実施されております。国保のほうで、改めて今のところ広報はしておりませんけれども、実際に、埼玉医大に行くと4,000円、小川日赤に行くと2,000円という紹介料、紹介状を持っていかないとということです。それにつきましては、要は重複医療の受診、そういったものを防ぐために、要は医療を効率的に進めるために進めるものですので、これから町のほうでも、いろんな部分でPRはしていきたいと考えております。
○小宮 正議長 再質疑を許可いたします。
  田中議員。
○3番 田中紀吉議員 そういうことだと思うんで、ぜひ、1回ご案内したからということじゃなくて、丁寧にというのか、いろんな機会を通じてやったらどうかと思うんです。
  あと、残薬の問題も、結果としては医療費をふやしているということはあると思うんです。その辺も、1回ぽんぽんというんじゃなくて、いろんな形で、ジェネリックもそう、それから残薬もそう、それから今の紹介状の件もそうだとか、こう、詳しくというよりも丁寧な、あと、1回やったからというんじゃなくて、ぜひお願いしたいなと思うんです。
  それと、健診率が比較的高いというのは、そういうことにも、こう、ぐるぐるっと形で来るんじゃないかなと思うんです。だから、そういう形も含めて、うまく丁寧にやっていただければと思うんですけれども、よろしくお願いします。
○小宮 正議長 答弁願います。
  柴田町民課長。
○柴田光子町民課長 田中議員のご質問にお答えします。
  確かに田中議員のおっしゃるとおりで、PRするということは重要だと考えております。
  そこでPRなんですけれども、実は、ときがわ町の広報、そちらのほうに「いきいきこくほ」というページがあります。そちらのほうでジェネリックも、それから健診の受診も、みんな、ある程度のスパンで入れております。特に、また、これから出る号につきましては、特定健診も含めまして、かなり広い範囲で説明させていただいておりますので、また、ご参考にしていただければと思っております。よろしくお願いします。
○3番 田中紀吉議員 結構です。
○小宮 正議長 ほかに質疑はございますか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
  原案に反対でしょうか、賛成でしょうか。
○12番 野原和夫議員 反対討論です。
○小宮 正議長 では、まず、原案に反対の方の発言を許します。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原和夫です。
  議案第27号 平成28年度ときがわ町国民健康保険特別会計予算に反対の立場で討論に参加します。
  国民健康保険の広域化の対応、保険税の適正化と称して、保険税の引き上げ予算である。内容としては、被保険者の理解は得られないと考える。
  それは、生活保護基準の目安にした一部負担の免除対策、生まれた子供から課税対象になる子供対策、ときがわ町ではシングルマザーも増加している中で、町独自の減免制度はありませんが、早急に制度の確立を求めます。町独自の減免制度により、滞納世帯数を減らすこともできます。保険税の引き上げは、近隣市町村に足並みをそろえる必要はないのである。
  国は公費拡充として、低所得者対策として保険者支援制度の拡充、平成27年度から約1,700億円、さらに、平成30年度から保険者努力支援制度の創設などによる支援、約1,700億円、そして、国民健康保険税保険財政安定化基金の創設、全国で2,000億円程度規模とのことである。まずは、国保税はワーキングプア世帯にとっていかに高いか、シングルマザー世帯へも考慮し、町独自の減免、軽減を求め、討論とします。
○小宮 正議長 ほかに討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第27号 平成28年度ときがわ町国民健康保険特別会計予算の採決をいたします。
  本案は原案のとおり予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。

                     (起立多数)
○小宮 正議長 起立多数であります。
  よって、議案第27号は原案のとおり可決されました。
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   ◎議案第28号の質疑、討議、討論、採決
○小宮 正議長 これより日程第2、議案第28号 平成28年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計予算の質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原です。
  ときがわ町のこの後期高齢者医療特別会計ですが、被保険者数、これは2015年4月1日現在の問題ですが、ちょっと資料を見ますと、滞納者数37と出ております。今は若干ふえているとは思いますが、普通徴収、特別徴収とある中で、年金天引きできない人もこの中に多く入っていると思います。この本当に所得のない、少ない人たちの、この滞納者に対しての町の思いやりというか、考えはどのように見ているのか伺います。
○小宮 正議長 1点目について答弁を願います。
  柴田町民課長。
○柴田光子町民課長 野原議員のご質問にお答えします。
  町の滞納者対策ということでございます。
  先ほどおっしゃいました滞納者37名、こちらにつきましては、国民健康保険から後期高齢者医療に移って、そのまま滞納しているという方もかなりの数がいらっしゃる中です。やはり滞納される方にはそれぞれのご事情がございますので、町としましては、訪問あるいは連絡等をとりまして、滞納の理由等をきちんと確認した上で、納めていただける分につきましてはきちんと納めていただくということを考えております。
  以上です。
○小宮 正議長 よろしいですか。
  再質疑を許可いたします。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 国保から移ってきた人、75歳以上ですから、それは本当の一部だと思うんです。本当に困窮している人は、町に、今の格差社会の中に生まれているこの後期高 齢者医療制度は、私はもうずっと反対の立場でいますけれども、この人たちの町からの方針、払えないものは払えない、そこで一線の仕切りをするのかどうか、強制的に差し押さえ、短期証を発行するようになるのか。
  小川町は、この中で1件、短期証を発行しておる現状です。町ではそういうものはないように思いますから、そこはある程度守っていただけるのかどうか伺います。
○小宮 正議長 答弁願います。
  柴田町民課長。
○柴田光子町民課長 後期高齢者医療の短期保険証につきましては、当然発行できるものですけれども、被保険者の方の状況等を勘案した中で、現在はまだ出ておりません。
  以上です。
○12番 野原和夫議員 今後も。
○柴田光子町民課長 はい。今後は、滞納の状態をよく確認した上で対応してまいります。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
○12番 野原和夫議員 わかりました。
○小宮 正議長 ほかに質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第28号 平成28年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計予算の採決に入ります。
  本案は原案のとおり予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立多数)
○小宮 正議長 起立多数であります。
  よって、議案第28号は原案のとおり可決されました。
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   ◎議案第29号の質疑、討議、討論、採決
○小宮 正議長 これより日程第3、議案第29号 平成28年度ときがわ町介護保険特別会計予算の質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  12番、野原和夫議員。
○12番 野原和夫議員 この問題についても、滞納者の実数は133というふうに出ておりますが、その内容を踏まえて、どのように対応できるのか伺います。
  それから……、とりあえず1つお願いします、それだけ。
○小宮 正議長 1点目について答弁を願います。
  大島福祉課長。
○大島武志福祉課長 それでは、野原議員の質問にお答えを申し上げます。
  滞納者への対応ということでございます。
  滞納されている方につきましては、電話の催告あるいは臨宅等をしまして、その状況に応じて丁寧に説明を申し上げる中で、納付していただくようにお願いをしてまいりたいと考えております。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  再質疑を許可いたします。
  野原議員。
○12番 野原和夫議員 この問題についても、方針としては年金天引き。もうこれもかなりの困窮者もいると思いますが、この中でも、町としての独自の手厚い問題を含めて、滞納者においては考えていただきたいと思います。払いたくても払えない人がいると思います。そういうことには、やっぱり町から積極的に、その中身をよく考えた中で考えていただきたいと思います。この点については、よろしくお願いしたいと思います。
○小宮 正議長 答弁願います。
  大島福祉課長。
○大島武志福祉課長 それでは、引き続いてお答えを申し上げます。
  滞納者の状況の中には、年金も少額で、なかなか払えないというような方もおりますけれども、そういった方についても、家族にお話のほうをさせていただく中で、いずれは本人が 介護状態になるということの中で、介護保険に入って支払っていただくことでサービスが受けられるということで、丁寧にその辺もあわせて家族等にも説明をする中で、徴収のほうを納めていただくようにしたいということで考えております。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
○12番 野原和夫議員 はい。
○小宮 正議長 ほかに質疑ございませんか。
          (「ちょっと、もう1点お願いします」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 今回の介護保険、来年度予算の28年度予算ですが、全体から見て社協のかかわり等踏まえて、社協で介護保険事業3事業廃止しました。その予算の中の影響が何らかの形でこの中に入っているのかどうか伺います。
○小宮 正議長 答弁願います。
  大島福祉課長。
○大島武志福祉課長 それではお答えを申し上げます。
  社会福祉協議会の事業廃止に伴って、介護保険料の予算がどうかというようなことでございますけれども、これについては、予算上は影響はないということで考えております。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
○12番 野原和夫議員 はい、わかりました。
○小宮 正議長 ほかに質疑ございますか。
  3番、田中議員。
○3番 田中紀吉議員 3番、田中です。
  1点お伺いします。
  滞納者が133ということみたいですけれども、その滞納者が介護の対象になった場合はどうなるんでしょうか。
○小宮 正議長 答弁願います。
  大島福祉課長。
○大島武志福祉課長 それでは、田中議員の質問に対してお答えさせていただきます。
  滞納者が介護サービスを使うというような場合ですけれども、基本的には納めていただくようなことでお願いはしている中で、どうしても納められない、その場合は納付状況に応じましてペナルティーが課せられます。それについてはちょっと細かい話になりますので、 個々の事例で、また丁寧に、対象者については説明をしていきたいということで思っています。
  1つの例としますと、償還払いとか、あと、負担割合の増加というようなことでございます。
○小宮 正議長 再質疑を許可いたします。
  田中議員。
○3番 田中紀吉議員 すみません。
  そうすると、例えば滞納の状態が続いているという場合で、そういう保険のお世話になりたいという場合は、戻ってというか、その滞納のところはどうなっちゃうのかなというのが、すごく素朴な疑問で思うんですけれども、もう少し詳しくお願いします。
○小宮 正議長 答弁願います。
  大島福祉課長。
○大島武志福祉課長 それでは、どのような状況になった場合どうかというような、もう少し詳しい説明でございますけれども、例えば1年間滞納した場合、その場合は、一旦、利用料の全額を自己負担していただくというような形になります。それから、1年6カ月滞納した場合は、払い戻しされるはずの給付費の一部、または全額を一時的に差しとめるなどの措置がとられるというようなことでございます。それから、2年以上滞納した場合でございますけれども、本来1割、2割の利用者負担、これが3割というような形で、各段階に応じまして規定のほうを設けさせていただいておるところでございます。
○3番 田中紀吉議員 わかりました。
○小宮 正議長 よろしいですか。
  ほかに質疑ございませんか。
          (発言する者なし)
○小宮 正議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。

                     (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第29号 平成28年度ときがわ町介護保険特別会計予算を採決いたします。
  本案は原案のとおり予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○小宮 正議長 起立全員であります。
  よって、議案第29号は原案のとおり可決されました。
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   ◎議案第30号の質疑、討議、討論、採決
○小宮 正議長 これより日程第4、議案第30号 平成28年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計予算の質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  4番、山中議員。
○4番 山中博子議員 4番、山中です。
  341ページの浄化槽のところです。
  平成26年には43基、そして平成27年は31基、だんだん減っていってしまっています。平成37年には100%と、絶対100%にしますと言っていただいています。そうしますと、今どのぐらい、あとどのぐらい残っているのかお伺いします。
○小宮 正議長 1点目について答弁を願います。
  岡本建設環境課長。
○岡本純一建設環境課長 それでは、ご質問にお答えいたします。
  去年も、平成37年度までに100%の普及率ということで、前担当課長のほうからお話しさせていただいたかと思います。確かに国並びに県のほうで、37年度までに100%を目標に補助金等の支給を進めております。町のほうでも、今後、毎年70基ずつの設置を目標として計画を立てておりますが、今の人口割合でいくと、毎年130近くの設置が必要となります。ということで、今の計画ではちょっと、基数でいくと100%というのは厳しいかなと思っております。
  ただ、もともと、この浄化槽の普及に対する補助金に対しましては、川に流れてくる水、これの浄化というものが、昭和30年代の水質に戻すというのを目的としております。その中で、これを設置するのに全額町とか国とか県のほうで負担するということができれば、もっ と普及率は伸びるとは思いますが、現在の補助要綱でいくと、やはり1基設置するのに百三十数万かかるということになります。その中で、各個人の設置の状況が進まないと、なかなか目標にいくには厳しいかなという状況であります。
  設置基数につきましては、ちょっと、手元にすぐ出てこないので、後でお知らせするのでよろしいでしょうか。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  ほかに質疑ございますか。
  3番、田中議員。
○3番 田中紀吉議員 3番、田中です。
  私、今、別の角度から1つお伺いしたいんですけれども、個人の所有で、所有というか設置をするんじゃなくて、聞いたところによると、要するに埋める場所がないというところもあるみたいなんで、だから、物理的にもう難しい人、設置が、やっぱり浄化槽は設置は難しいという方もいらっしゃるということなんで、例えば、共同だとか何とかという、ほかの知恵というのか、出し方というのか、そういうのも今後、ことし、来年というんじゃなくて、少し研究をして、そういうのも考えられるんじゃないかと思うんですけれども、いかがでしょうか。
○小宮 正議長 答弁願います。
  岡本建設環境課長。
○岡本純一建設環境課長 これは一般的によく設置される場合が、新築住宅、または家族がふえるので増築するということで入れかえるという家庭がほとんどだと思います。
  新築住宅の場合だと、敷地の面積だとか建蔽率、いろいろな条件がかかわってきます中で、敷地があれば、そういう問題はないとは思うんですけれども、いろんな新しい建物のつくり方として、入れるスペースがないという場合には、やはりそういう複合というんですか、そういうのもあると思うんですけれども、一応、基本的には1軒に1つというのが設置基準になります。あとは、コミュニティーの関係で集団的に設置するとかという方法もあるようですけれども、基本的に、今、町のほうでやっている町設置型というのが主流になりますと、今後、国のほうとしても個人設置という補助要綱もあるんですけれども、それから町設置型に移そうという考え方に移っております。そういう観点で、今の状態だと、その2軒、3軒のうちで1個とかというのには、いろいろ制約が出てくるかなと考えております。
  また、今後研究はしていきたいと思っております。
○小宮 正議長 答弁願います。
  関口町長。
○関口定男町長 この浄化槽の問題につきましては、田中議員も、まだ議員になって、その経緯等はよくわからないと思いますので、100%とか、いろいろそういう話をしていますけれども、それは目標としてはありますけれども、現実の問題とすると、関堀、小宮議長の地元でありますけれども、あの関堀には団地がありまして、そこに大きな60世帯分ぐらいの浄化槽が、もう今から二十数年前に設置されているんです。設置してありますけれども、その60世帯がどんどん抜けちゃっていると。今度はその維持管理費が残った人だけでやるんです。町のほうに、私が町長になったときに、何とかしてくれと来たんですが、それを全部町でやるとすると6,000万以上かかるんです。どんどん減っていって、自分たちとすれば、開発したときにやって、そこの皆さんで人数がいましたから、負担割合が少なかったわけです。でも、どんどん抜けていっちゃうと、大変なわけです。もう古くなっちゃったから、もう今度は入れかえなくちゃならない。その問題があって、私のところに区長さんからも要望がいろいろあったんです。いざ要望になって、じゃ、それを個人に、今、田中議員が言ったように、個人にはこういう制度がありますから出しますから、それをやめてどうですかという話をしたら、いや、これは残してほしいと。だから、残してほしい、だから、お金に余裕のある人はそれを残してもらって、払ってもいいですよと。ない人は、ぜひ、それをやってくださいと。話がはっきり言ってまとまらないんです。ですから、100%は無理です、はっきり言って。そういう人、そういうところはありますので。こっちは100%やりたくても。
  それと、あとは費用がかかるという面です。それは、どうしても個人負担は。だって、皆さんがやるときは、個人負担はやっているわけですから。
  一番初めにこの問題をやるときも、実は反対もありました。今まで合併浄化槽を─ある議員からですよ、実は。旧の玉川村時代に議員から出ました。今までやっていた人は補助金なしで、自分たちはきのうまではやっていたと。あしたになったら補助金が出るというのは、そんなばかな話があるかと言われました。でも、それは制度ですということで。何か今までやっていた人に補償は出ないのかと、それは無理ですと。
  そういういろいろな経緯がある中で、町は町として住民のことを思いながら頑張っている。住民は住民のそれぞれのそうした事情もあるというのを理解しながら、いろいろご質問いただければと思います。よろしくお願いします。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  ほかに質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第30号 平成28年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計予算を採決いたします。
  本案は原案のとおり予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○小宮 正議長 起立全員であります。
  よって、議案第30号は原案のとおり可決されました。
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   ◎議案第31号の質疑、討議、討論、採決
○小宮 正議長 これより日程第5、議案第31号 平成28年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計予算の質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  10番、野口議員。
○10番 野口守隆議員 久しぶりに質疑なので大変緊張しておりますが、ひとつ質疑させていただきたいと思います。
  この関口茂八奨学金は、町長のご親戚が浄財を寄附してできたものだと思います。
  このごろの奨学金の状況をこの間テレビでやっておったんですが、大学生の2人に1人は奨学金を利用しているという状況で、少ない人で4年間で200万から300万。ある大学の先生に会ったときにお聞きしたら、600万貸与を受けていることもあるということをお聞きしております。
  それに関しまして、このときがわ町の関口茂八奨学金につきまして、ある今度大学に入る保護者の方から相談を受けたんですが、いわゆる返済期間が少し短過ぎて利用しにくいと。これでいきますと、大学で24万最高に借りられて、4年間で約100万近くなるわけです。それで、返済期間、これを見ると、翌々年から借りた4年間ということは、5年間で約100万円を返済してもらいたいというのでは、とても借りられないということで、ほかから借りたそうでございます。条例ですので、そのとおりやるものいいんでしょうが、少なくとも、今そういう状況であるならば、返済期間をもう少し長くするようなことはできないのかお伺いします。
○小宮 正議長 1点目につきまして、答弁を願います。
  清水誠司教育総務課長。
○清水誠司教育総務課長 それでは、ただいまご質問いただきました野口議員のご質問にお答えしたいと思います。
  まず、返済期間が短いのではないかということでありますが、現状でございますと、例えば大学4年間借りるということになりますと、大学ですと、年間24万円で、4年間ですと96万円、それに多くの方が特別奨学金ということで準備資金の30万円をお借りしますので、大学4年間でありますと126万円というふうな形になります。これについて、卒業してから1年間猶予をしまして、それから4年間で返還というふうなことになります。返還につきましては、7月と12月に返還というふうなことでございまして、返還は大学の場合ですと、前期、後期に分かれて、7月が前期、15万7,500円というような形で、また、12月に15万7,500円ということでございまして、返還期間が短いということであれば、その旨、現在の4年間から多少返還期間を延ばすということも、また検討していきたいというふうに、研究していきたいとまた考えております。
○小宮 正議長 関口町長。
○関口定男町長 では、私のほうからも答えさせていただきます。
  今、野口議員からお話がありましたけれども、この奨学金につきましては、私の叔父であります関口茂八が、子供たちのために使ってくれということで、町に、当時の玉川村に寄附をしました。
  その理由というのは、皆さんご存じないかもしれませんが、実は、そのおじは関口家に次男として生まれました。そして、本人は学校の先生になりたいということでおりましたが、やはり当時ですから、学校に出す資金がないもので、丁稚奉公に出されたんです。そして、 丁稚奉公に東松山に行って、そうしたら、東松山のコマツ屋さんという米問屋さんに行ったんですが、優秀な人材だから、うちではもったいないということで、新宿の駅前にあるテラシマ商店という東京の米問屋さんに反対に紹介されて、そちらに行って、そこで頭角をあらわして、その店の大番頭になって、そして独立をした。そして財をなした。
  そんな経緯の中で、自分が若いときに学校へ行きたかったけれど行けなかったと。だから、そういう子がないように、このお金を使って奨学金制度をつくって、学校に行きたい子供、勉強したい子供には、ぜひ玉川村ではしっかりお金を出してやってくださいということで、私と当時の柏俣村長に小切手を渡してくれました。
  そのときに、車で、おじさんのちょうど結婚50周年のときに、金婚式のときに呼ばれて行ったんです、柏俣さんと。行きの車の中で、この間、おじさんが商工会、小学校とか用で2,000万円くらい寄附してくれたから、もしかすると、今回も二、三千万円ぐらい寄附してくれるんかねという話で、車の中で話しながら行きました。そうしましたら、式が終わった後、村長が呼ばれて、私も一緒に行って、おじさんも、おばさんも一緒にいたんですけれども、小切手で渡してくれました。それを柏俣さんが見て、丸が多いので、「すみません」と言って数を数えていました。1回数えたら、柏俣さん、首をかしげて、1,000万単位で考えていたものですから、丸が1つ多かったものですから、柏俣さんがもう1回数えて、ちょうど私は脇にいたんですけれども、「1億ですか」とおじさんに聞きました。「はい、1億です」と。脇でおばさんが、「お父さん、何それ」と。
  実はおじさんは、自分のうちでは非常に質素な生活をしています。自分の子供に車1台買ってやる、そういう生活じゃありません。私に対しても、私の兄弟は小遣いは5,000円くれても、おじさんは1,000円しかくれなかったです。そういうおじさんです。でも、そういうときには、自分が経験した中で、そういう子供たちをこの玉川村では出さないように、しっかりこのお金でやってくださいという形でやりました。
  そのような中で、野口議員がそういう質疑をされました。使っている方がやっぱりそういう意見が出るようでは、この制度として生きて、生かして使われていないという話ですから、その辺はしっかりこっちの教育委員会のほうも、寄附したおじさんの初めの趣旨を使う人の立場に立って考えていきたいと思いますので、よろしくお願いします。
  以上です。ありがとうございます。
○小宮 正議長 再質疑を許可いたします。
  野口議員。
○10番 野口守隆議員 あと、ここに、この条例を見ますと、一部の返還を免除することができるということで、例えば県内の社会福祉法人に基づく社会福祉事業所の経営する施設に勤務したとき、あるいは町内の事業所に勤務したとき、あるいは介護保険法に定める介護サービスを提供する埼玉県知事の指定を受けた事業者の現業職として勤務したときとあるんです。これに、例えば、きのうあたりも国会で大分問題になっております、いわゆる保育士も非常になり手がいなくて困っています。それから、看護師、そういった方にも、あるいは一部免除になるような規定を盛り込んだらどうかということと、もう1つは、せっかく関口茂八奨学金を貸与受けて、4年の大学を出ましたと。そして、町外へ転出して勤務してしまいましたということであるならば、例えば、町内に居住していて、町外に通う、勤務できると。それは年数とかいろいろ問題はあると思いますが、そういったこともこの除外規定の中に当然盛り込んだほうが私はいいと思うんですが。ぜひ、今すぐとは言いません。来年度から貸し付けるとかなんとかに条例改正をしていただくよう、教育委員会は検討じゃなくて研究というお言葉がお好きなようですので、ぜひ研究していただきたいと思うんですが、いかがでしょうか。
○小宮 正議長 答弁願います。
  舩戸教育長。
○舩戸裕行教育長 それでは、野口議員のご質問にお答えしたいと思います。
  先ほど町長からもございましたように、この関口茂八奨学金は、関口茂八翁が、1億円という非常に高額の寄附をしていただいたことによって運営されているものでございまして、特徴といたしますと、貸与条件が比較的緩和されていて使いやすいというところがございます。そうした中で、さらに有効活用していくという部分は大変重要でございまして、町長からも、いつもご指示やおしかりを受けているところでございます。
  これまでも、できるだけ利用者の皆さんに便宜が図れるようにということで、条例改正も、私がお世話になってから2回やっております。規則改正は、これまでに18年度以降で4回やっております。その都度、例えば、対象者の拡大あるいは貸与額の区分の変更、貸与時期の変更、返還時期の変更、申請方法の変更と、かなり行ってきております。しかし、常に柔軟にやってきておりますので、ここの部分については、研究ではなくて検討させていただきたいと、このように考えております。
  そして、返還の時期につきましても、これはちょっと古い話なんですけれども、平成19年度に1度、こうした問題も話をしておるところでございます。そのときには、現行でいいだ ろうというようなことで落ちついているようでございます。
  なお、高校生が使っております奨学金の返還期間等を考慮する場合もございますが、いわゆる大学生がよく使っている日本学生支援機構のものは、最長では18年なんです。大体、十数年という期間がございます。それに比べると、本町のは確かに短いなという部分もございますので、これにつきましては、返還期間がどのくらいが適当なのかというところは、研究ではなくて検討させていただきたいと、このように考えております。
  19年度の検討のときには、余り長くなると、また、その借りた方も家庭を持ったり、いろんなさまざまなことがあるので、ある一定期間でやはり返してもらう必要もあるのではというようなことがあったようでございますが、そこから時間も過ぎておりますので、それにつきましても検討させていただきます。
  それから、免除の範囲の拡大、これも検討させていきたいと、このように考えておりますので、よろしくお願いいたします。
  以上です。
○小宮 正議長 再々質疑を許可いたします。
  野口議員。
○10番 野口守隆議員 わかりました。
  先ほど言うのを忘れたんですが、関口茂八さんが先生になりたかったというのであれば、確かに、教師もこの中に、除外の中に入れてもいいのではないかなと私は思います。
  この間、テレビでやっておったんですが、いわゆる就職の時期が、今、解禁の時期がいろいろずれていて、今、売り手市場ということで、ある企業で26人の内定を出したら9人が辞退したと。そして、次の手を打ったその企業は、1年間勤めてもらえれば、奨学金の100万円の分を1年後に支給しますという入社の条件をつけたそうです。それは民間だからできるんでしょうけれども、そのくらい、やはり奨学金に対しては、今の学生は大変卒業後に苦慮している状況だと思います。ぜひ、先ほど町長が言いましたとおり、利用者の現状に合ったように改定してもらいたいと思います。
  以上です。
○小宮 正議長 よろしいですか。
○10番 野口守隆議員 はい。
○小宮 正議長 ほかに質疑ございませんか。
  7番、岡野政彦議員。
○7番 岡野政彦議員 7番、岡野政彦です。
  先ほど野口議員の中のちょっと関連なんですけれども、清水課長が先ほど、7月に12万でしたか、12月に12万という、半分ずつ年間に払うということを言われましたけれども、ある方に、1度に12万払うのはちょっときついということで、これは分納できないかというふうに聞かれたんですけれども、それについてお聞きします。
○小宮 正議長 清水教育総務課長、答弁を願います。
○清水誠司教育総務課長 岡野議員のご質問にお答えしたいと思います。
  先ほど申し上げたのは12万ということではなくて、15万7,500円というふうなことで申し上げました。大学4年間借りた場合の前期、後期ということで、15万7,500円ずつということでございます、前期、それで、後期も15万7,500円ということでございますが、これについての分納につきまして、経済状況に応じて、またご相談をさせていただいて、結果として未納にならないような形では考えて対応しております。
○小宮 正議長 7番、岡野議員。
  再質疑を許可いたします。
○7番 岡野政彦議員 それでは、前向きによろしくお願いしたいと思います。
○小宮 正議長 ほかに質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第31号 平成28年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計予算を採決いたします。
  本案は原案のとおり予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○小宮 正議長 起立全員であります。
  よって、議案第31号は原案のとおり可決されました。
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   ◎議案第32号の質疑、討議、討論、採決
○小宮 正議長 これより日程第6、議案第32号 平成28年度ときがわ町水道事業会計予算の質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原和夫です。
  県水受水量を減らしたことについては、評価したいと思います。その中で、ページ数とは別に3項目について、ちょっと質問させていただきます。
  今回の石綿セメント管更新事業出資ということで、一般会計の繰り入れはありません。この根拠についてお願いします。それから、今後の石綿セメント管更新事業について、それと今後の計画と、あと、後、何年間ぐらいの計画で石綿セメント管の更新が終わるのか、この3点をお願いします。
○小宮 正議長 答弁を願います。
  内室水道課長。
○内室睦夫水道課長 それでは、野原議員のご質問にお答えをさせていただきます。
  石綿管の出資金が今年度からなくなるということでございますけれども、町の財政当局と打ち合わせをいたしまして、うちのほうの会計、それといろいろな出資金、また補助金等を鑑みまして、今年度からそちらのほうを廃止するということでお話しいただいて、そのように進めたいということで、この額は今年度からはゼロということで計上させていただいております。
  以上でございます。
○小宮 正議長 再質疑を許可いたします。
  野原議員。
○12番 野原和夫議員 財政状況を踏まえて今年度からと言われましたけれども、今年度限りであるのか、また、次から次というふうに一般会計の繰り入れがないのかどうか。この問題については、お金の管理をしている企画財政課長、どう考えているのか伺います。
○小宮 正議長 久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 野原議員のご質問にお答えをさせていただきます。
  昨日来、再三申し上げましているとおり、交付税の合併算定がえが平成33年に向けて段階的に削減されております。それに備えるために、議員の皆さんにも細かくご説明をさせていただく中で、いろいろな項目で削減できるものは削減してきたという経過がございます。その中の1つとして、この出資金という部分が減額になったということでございますので、平成33年度以降の財政状況を見て、また、その部分でもし余裕があるようでしたらば、そのときにはまた検討できると思います。
  以上でございます。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
          (「休憩」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 暫時休憩いたします。
                                (午前10時34分)
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○小宮 正議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午前10時37分)
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○小宮 正議長 再々質疑を許可いたします。
  野原議員。
○12番 野原和夫議員 今、金庫番の人が、企画財政課長の答弁の中では、合併算定がえの影響、平成33年以降も含めてというと、28年度、33年までは一般会計の繰り入れはできないという表現の仕方で感じるんですが、やっぱりこれは漏水も多いんですよね。有収率を上げる努力をすれば、生きた水を使えるわけですから、そこのところの問題も含めて、石綿管セメント更新のほうが必要だと思うんです。これは本当に必要な問題であって、これが今できていないのは、山もあり、地形も複雑だと思いますけれども、残っているほとんどの自治体はもう終わっているんですよ。だから、今言ったように、本当に今、来年度予算も含めて33年までこれができないのかどうか伺います。
○小宮 正議長 答弁願います。
  内室水道課長。
          (「石綿のことを答えればいいんじゃないか」と呼ぶ者あり)
○内室睦夫水道課長 それでは、ただいまのご質問とは異なって、ちょっと前に戻ってしまう んですが、よろしいでしょうか。
          (「いいよ」と呼ぶ者あり)
○内室睦夫水道課長 石綿セメント管事業につきましては、この後の質問にもちょっと関連してくるんですけれども、大分、残量も減ってまいりまして、そういう中で今年度300メートル予定したわけなんですけれども、そこで、もう1度再調査をしたところ、27年度末で約5キロということで、以前、野原議員からもご質問がありまして、お答えさせていただいたんですが、詳細に調べましたところ、残りが2,330メートル、2.33キロということで予定より大分減ってまいりました。箇所も、あと8カ所程度で、1カ所当たりが300メートルとか500メートルということでかなり限られておりまして、手をつける状況も、県道の未改良部分であったりとか、狭い道路に管が3本入っているとか、なかなか手がつけづらくて今まで来てしまったところがございます。そういう中で、1例当たりの工事量も、昨年度8,500万計上させていただいたんですが、大分減ってきたということで、そういう面も含めて、今回約2,500万ぐらい計上させていただいたんですが、それも含めまして町からの出資のほうはゼロ、なくしたわけでございます。
  以上です。
○小宮 正議長 2点目について、それでは……
○12番 野原和夫議員 2点目の今でしょう、答え。1番目、さっき戻ると言ったのは、どうなっているのか。最初の質問についての答えは……
○小宮 正議長 暫時休憩いたします。
                                (午前10時40分)
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○小宮 正議長 では、休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午前10時41分)
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○小宮 正議長 久保企画財政課長、答弁願います。
○久保 均企画財政課長 それでは、野原議員のご質問にお答えいたしますが、再三申し上げましているとおり、交付税の合併算定がえが減額になっていくと、その状況を見ながら、その対応についても今後検討してまいりたいというふうに考えております。
  以上でございます。
○小宮 正議長 それでは、2点目について答弁を願います。
  内室水道課長。
○内室睦夫水道課長 それでは、今後のセメント管の更新事業についてお答えさせていただきます。
  ちょっと、先ほどの点と重なってしまうんですが、今年度300メートル予定をさせていただいております。先ほども申し上げましたが、予定していた残量と現実に若干差がございまして、平成27年度末の石綿セメント管の残延長が2,330メートルになります。かなり1カ所当たりのメートル数が短くなったりしておりますので、今後の道路改良計画等もありまして、そういうところについては、可能であれば経費的なことも考えて、例えば県道であれば県道の工事等と一緒に実施ということも踏まえて進めたいと考えております。
  そういう中で、より効率的に進めてまいりたいと考えておりますので、ご理解いただきたいと存じます。
  以上です。
○小宮 正議長 再質疑を許可いたします。
  野原議員。
○12番 野原和夫議員 27年度当時5キロという、約、そういう方向性で2キロちょっとですね。そのくらいの問題でしたら、やっぱり予算を追加して早急にやってもいいんではないかなと思うんです。今年度は300メートルを予定しているそうですが、やっぱりそこは早目に着手して、予算、先ほどは財政問題を言ったら、町長がそうじゃないということでとめましたけれども、現実に今の合併算定がえを含めて財政状況は大いに影響しているのかなと私は思っています。その中で、やっぱりこれは水、毎日必要な資源です。その水ですから、大事な問題ですから、やっぱり計画を持ってやっていただきたいと思います。これは、残り少なくなってきたのは高く評価したいと思いますので、早急にお願いしたいと思います。
  そうすると、先ほどの質問の3問目についても、ちょっと答弁をお願いしたいと思います。
○小宮 正議長 答弁願います。
  内室水道課長。
○内室睦夫水道課長 それでは、あと何年で更新が終わるかという内容のご質問でございますが、先ほど申し上げましたように、残りが約2.3キロなんですけれども、先ほど申し上げたように、県道の未改良部分、それから、非常に4メートルの狭い道路に管が複数、3本とか入っているところがございまして、いろんな形で対応しないといけないところもございますので、それを踏まえて進めていきたいと考えております。
  先ほども申し上げましたが、年間400メートル前後で、そうしますと、5年ぐらいかかるんですけれども、その県道等のその進みぐあいだとか、そういうものを含めて対応して、計画していきたいというふうに考えておりますので、ご理解いただきたいと存じます。
  以上です。
○小宮 正議長 再々質疑を許可いたします。
  野原議員。
○12番 野原和夫議員 年間400メートルと言わないで、もう一気に、やっぱり計画を短くしてやったほうが私はいいと思います。とにかく有収率を上げること、漏水問題を解消することですから、有収率が上がれば水道料金にもはね返り、プラスになるわけですから、ぜひそこは、計画は5年、まだ先ですから、そういう計画を持たないで、その半分ぐらいの計画でぜひやっていただきたいと思いますけれども、これは町の執行部との話し合いも含めて、企画財政課長もよく相談しながらも、私はお願いしたいと思うんですが、いかがでしょうか。
○小宮 正議長 答弁願います。
  関口町長。
○関口定男町長 今、水道課長のほうから話が出ましたように、残りがわずかになってきました。
  企財の課長のほうから、今、合併算定がえの話はありましたけれども、それは全体の話でありまして、予算査定のときに、限られた予算の中に、じゃ、緊急に使うところと、まだ残しても大丈夫なところ、下がってきますから、そのときに減らしたというのは、福祉のほうが大事だろうということで、福祉のほうに行っているお金があると思います。こちらは使わないで、こちらはまだ延ばしても大丈夫なものと、それと、あとは、もう二千わずか何メートルですから、その間に道路改修工事等がある場合があるんです。ですから、そのときに、じゃ、今、やれやれといってばーっとやったら、実はここのところは道路改修をするんですと、また掘り直してやる。そういう結果になるじゃないですか。ですから、この5年間の間にまだ、やはり道路のほうは道路のほうでそういう考えもあります。その計画も立てなければ、5年間ですから。その間には、そんなに慌ててやっちゃうと、できるところをとりあえずやって、まだそういう可能性があるところは残しておかないと。それは、だから今度は、建設環境課との、今、水道課長のほうからも話はありましたけれども、やっぱりその中の計画の中でやっていくから、すぐ、何でもいいからやっちゃえと、そういう話じゃないんですよ。そうすると、二重にお金がかかっちゃいます。その辺を理解してもらえると。
  以上です。
○12番 野原和夫議員 答弁をお願いします。
○関口定男町長 だから、それが答弁です、私は。
○12番 野原和夫議員 もう1つ。再々できるか……
○小宮 正議長 では、再々質疑を許可いたします。
  野原議員。
○12番 野原和夫議員 わかりました。道路改良、改修工事を含めて、その時点で水道も一緒に入るということもできると思うんですが、期待は込めて質問を終わりにしたいと思います。ぜひ、2年ぐらいの改修もできると思うんですが、道路改修も含めて、早急の実現に向けてお願いしたいと思います。
  以上です。
○小宮 正議長 ほかに質疑ございませんか。
  3番、田中議員。
○3番 田中紀吉議員 きのう、途中になっちゃったんで申しわけなかったんですけれども、1点、広域化の必要でということで、ぜひ、取り組みを少し加速していただきたいというのがきょうの提案です。前から、県で全体というのは40年後とかというのは、前回もお聞きしましたけれども、ここで香川県が全県1区にというかやったり、それから秩父地域でも、なかなか、いろいろ各市町村の問題があって大変だったということもあるらしいんですけれども、1つ、それなりの広域化の第1段には進んだということなので、この辺もぜひ、そういう早目なというのか、お願いしたいということなんですけれども、よろしくお願いします。
○小宮 正議長 1点目について答弁を願います。
  内室水道課長。
○内室睦夫水道課長 それでは、田中議員のご質問にお答えさせていただきます。
  ただいまの議員からご質問があった中でご説明があったとおり、香川県では18団体ぐらいだったと思うんですが、全県で統一をして進めるという方向性が出たというような情報もございます。埼玉県では、かなり長いスパンで今考えております。
  そういう中で、ときがわ町は県と技術連携をいたしまして、いろんな取り組みをしてまいります。また、それもある意味では、当然広域化の流れの一環というふうに考えておりますので、そういう意味では、他の市町村よりはいろいろ進めているというふうには考えております。県内の各いろんな事業体と研究会等を実施いたしまして検討しているわけでございま すけれども、いろんな事業体の状況がございまして、かなり財政的に裕福なところもあったりする中で、なかなか話が進んでいかない状況でございます。
  ただ、総務省のほうでも、県を通しまして、県にリーダーシップをとって、いろいろ広域化等を早急に進めるようにということで、いろいろな施策も施していただいておりますので、そういう中で、ときがわ町といたしましては、できる範囲で広域化に向けて取り組んでまいりたいと考えておりますので、ご理解いただきたいと存じます。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
○3番 田中紀吉議員 結構です。
○小宮 正議長 ほかに質疑ございますか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 田中議員に討議をします。
  先ほどから、広域化の加速をしようとしている、それを勧めているようですが、広域化の加速をどう思っているのか。これは、水の料金、町民負担はどうなるのか、町負担はどうなるのか、それを考えた中でそれを加速化を進めているのか、内容を説明していただきたいと思います。
○小宮 正議長 討議を受けますか。
○3番 田中紀吉議員 いいんですか。
○小宮 正議長 はい。
  では、3番、田中議員。
○3番 田中紀吉議員 野原議員のご質問にお答えします。
  私自身は、全県1区でいいと思っています。ときがわ町は、今後もこのままの1つの事業体でいくと、負担はふえるだけだと思っていますので、全県でできればということが私の基本的な考えです。
  以上です。
○小宮 正議長 12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 全県の考えでいうと、全県なんですよね。ただ、負担割合がどうな るかという細かいその接点は、どういうふうに見ているのか伺っているわけです。負担割合がどうなるか、現状は高くなると言っていますけれども、これが広域化になって1つになると、ときがわ町の町民負担はどうなるか。これ全体を見ないといけないと思うんです。町民が、上がって、広域化になって喜ぶ人はいますか。そうじゃないでしょう。1人当たりの負担がこれ以上また上がって、負担を喜ぶ人はいないと思うんです。だから、そういう分析をした中で広域化を進める。これは、まだまだ先の問題であって、これは大事な問題だと思うんです。だから、そこのところを厳重に把握して、調査しながら意見を言うのも大事かなと思って質疑しているわけでございます。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
○3番 田中紀吉議員 では、もう1点。
○小宮 正議長 3番、田中議員。
○3番 田中紀吉議員 私自身は、広域化したほうが料金は下がるというふうに思っておりますので、あと、他の香川県もそうだし、秩父市もそうだし、下がっているんです、下がる計画なんです。だからそれなんで、私自身は、ときがわ町単独でやるよりも広域でやったほうが有利というか、住民にとって値段が下がったり、負担がふえるんじゃなくて減る方向になるというふうに私は思っているということです。
  以上です。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  では、12番、野原和夫議員。
○12番 野原和夫議員 それは田中個人の思いということで、私は受けとめています。
○3番 田中紀吉議員 もちろん、そうです。
○小宮 正議長 ほかにございますか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第32号 平成28年度ときがわ町水道事業会計予算を採決いたします。
  本案は原案のとおり予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。

                     (起立全員)
○小宮 正議長 起立全員であります。
  よって、議案第32号は原案のとおり可決されました。
  暫時休憩いたします。
  再開を11時10分にしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
                                (午前10時55分)
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○小宮 正議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午前11時10分)
─────────────────────────────────────────────────
   ◎常任委員の選任について
○小宮 正議長 日程第7、選任第1号 常任委員の選任についてを議題といたします。
  お諮りいたします。常任委員の選任については、委員会条例第7条第4項の規定により、議長において指名したいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 異議なしと認めます。
  よって、常任委員の選任については議長において指名することに決定いたしました。
  それでは、指名いたします。
  総務産業建設常任委員に、山中博子議員、岡野茂議員、岡野政彦議員、前田栄議員、小宮正議員、野原和夫議員、以上6名を、文教厚生常任委員に、神山俊議員、小島利枝議員、田中紀吉議員、金澤他司人議員、瓜田清議員、野口守隆議員、以上を指名したいと思います。
  お諮りいたします。ただいま指名したとおり、それぞれの常任委員に選任することにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 異議なしと認めます。
  よって、ただいま指名いたしましたとおり、それぞれの常任委員に選任することに決定いたしました。
  暫時休憩いたします。
  それぞれの常任委員会で正副委員長の互選をお願いいたしたいと思います。
  再開を11時25分といたします。
                                (午前11時11分)
─────────────────────────────────────────────────
○小宮 正議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午前11時25分)
─────────────────────────────────────────────────
○小宮 正議長 委員会条例第8条第2項の規定により、各常任委員会の委員長及び副委員長が互選されましたので、ご報告いたします。
  総務産業建設常任委員会委員長に岡野茂議員、副委員長に岡野政彦議員、文教厚生常任委員会委員長に小島利枝議員、副委員長に神山俊議員、以上のとおりでございます。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議会運営委員の選任について
○小宮 正議長 続いて、日程第8、選任第2号 議会運営委員の選任についてを議題といたします。
  お諮りいたします。議会運営委員の選任については、委員会条例第7条第4項の規定により、議長において指名したいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 異議なしと認めます。
  よって、議会運営委員の選任については、議長において指名することに決定いたしました。
  それでは指名したいと思います。
  議会運営委員に、神山俊議員、小島利枝議員、田中紀吉議員、岡野茂議員、岡野政彦議員、前田栄議員、以上6名を指名したいと思います。
  お諮りいたします。ただいま指名したとおり、議会運営委員に選任することにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 異議なしと認めます。
  よって、ただいま指名いたしましたとおり、議会運営委員に選任することに決定いたしました。
  暫時休憩いたします。
  議会運営委員で正副委員長の互選をお願いしたいと思います。
  再開を40分にしたいと思います。
                                (午前11時26分)
─────────────────────────────────────────────────
○小宮 正議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午前11時40分)
─────────────────────────────────────────────────
○小宮 正議長 委員会条例第8条第2項の規定により、議会運営委員会の委員長及び副委員長が互選されましたので、報告いたします。
  議会運営委員会委員長に前田栄議員、副委員長に岡野茂議員、以上のとおりでございます。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎日程の追加
○小宮 正議長 ここで議事日程を配付いたします。
          (議事日程の配付)
○小宮 正議長 報告いたします。
  ただいま関口町長から議案第33号 ときがわ町平和都市宣言の制定について及び同意第3号 ときがわ町監査委員の選任についてが提出されました。
  また、辞職に伴い、小川地区衛生組合議会議員、比企広域市町村圏組合議会議員及び議会報編集特別委員に欠員が生じました。
  お諮りいたします。この際、議案第33号 ときがわ町平和都市宣言の制定について、同意第3号 ときがわ町監査委員の選任について、これは議会選出監査委員でございます、選挙第3号 小川地区衛生組合議会議員の選挙、選挙第4号 比企広域市町村圏組合議会議員の選挙及び選任第3号 特別委員の選任についてを日程に追加し、追加日程第1、追加日程第2、追加日程第3、追加日程第4及び追加日程第5とし、日程の順序を変更し、直ちに議題といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 異議なしと認めます。
  よって、議案第33号 ときがわ町平和都市宣言の制定について、同意第3号 ときがわ町監査委員の選任について(議会選出監査委員)、選挙第3号 小川地区衛生組合議会議員の選挙、選挙第4号 比企広域市町村圏組合議会議員の選挙及び選任第3号 特別委員の選任についてを日程に追加し、追加日程第1、追加日程第2、追加日程第3、追加日程第4及び追加日程第5として日程の順序を変更し、直ちに議題とすることに決定いたしました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第33号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○小宮 正議長 追加日程第1、議案第33号 ときがわ町平和都市宣言の制定についてを議題にいたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○町田英章議会事務局長 朗読いたします。
  議案第33号 ときがわ町平和都市宣言の制定について。
  別紙のとおりときがわ町平和都市宣言を制定することについて議決を求める。
  平成28年3月10日提出、ときがわ町長、関口定男。
  以上です。
○小宮 正議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、議案第33号 ときがわ町平和都市宣言の制定について、提案理由を申し上げます。
  合併10周年の節目に当たり、世界の恒久平和実現に寄与するため、ときがわ町平和都市宣言を制定したいので、この案を提出するものであります。
  細部につきましては、総務課長からご説明を申し上げます。
○小宮 正議長 続いて、細部説明を求めます。
  柴崎総務課長。
○柴崎秀雄総務課長 それでは、議案第33号 ときがわ町平和都市宣言の制定について細部説明させていただきます。
  初めに、宣言を行う趣旨について申し上げます。
  ときがわ町では、町民の皆さんの安全を守り、安心して暮らせるまちづくりを進めております。また、ときがわ町町民憲章では、1として、「清らかな水と豊かな緑に調和した、快適で安全な町をつくります」と定めております。このように、ときがわ町も町民の皆さんも、安全な町で安心して暮らせることを強く願っております。
  一方、世界に目を向けてみますと、世界各地では武力紛争やテロ行為などが発生し、多くのとうとい命が奪われ続け、難民も発生しております。
  ことしは戦後70年が経過し、ときがわ町合併10周年という節目の年に当たります。この節目の年に、今ある平和が先人の努力により築き上げられてきたことや、平和の大切さを後世 に伝え、世界の恒久平和の実現に寄与するため、ときがわ町平和都市宣言を行うものであります。
  ときがわ町平和都市宣言案につきましては、平成27年12月25日から平成28年1月29日までの36日間パブリックコメントを行い、2名の方からご意見をいただきました。いただきましたご意見につきましては、庁内で検討を行い、町の考え方をまとめております。
  資料ナンバー21をごらんください。
  いただいたご意見を左側の欄に記載してございます。ご意見に対する町の考えは右側に記載してございますので、ごらんいただきたいと思います。
  続きまして、議案のほうをごらんください。
  議案書の1ページをお願いします。
  ときがわ町平和都市宣言の宣言文でございます。朗読をさせていただきます。
  ときがわ町平和都市宣言。
  清らかな水と豊かな緑に調和した、快適で安全な町で平和に暮らすことは、私たちときがわ町民の願いです。しかし、世界各地では、武力紛争などにより多くの尊い命が奪われ続けており、我が国においても戦後70年が経過し、戦争の惨禍を記憶している世代も少なくなりつつあります。
  私たちときがわ町民は、唯一の戦争被爆国の国民として、二度と凄惨な出来事を起こさないよう、核兵器の廃絶と世界の恒久平和の実現を強く願うとともに、先人の築き上げてきた平和実現への努力を後世に伝え、世界平和の実現に寄与することを誓うため、合併10周年を期して、ここに平和都市を宣言します。
  以上で、議案第33号 ときがわ町平和都市宣言の制定について、説明を終了させていただきます。よろしくお願いいたします。
○小宮 正議長 これより議案第33号 ときがわ町平和都市宣言の制定についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  12番、野原和夫議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原和夫です。
  この平和都市宣言、高く、高く評価したいと思います。本当にありがとうございます。
  この問題については、私は、平成22年9月議会で当時一般質問しました。そのときに、関口章副町長が検討するという課題を残していただきました。それの年月の中でこれが実現さ れました。そして、また新たに平和首長会議、これにも町が参加しているとのことです。あわせて本当にすばらしいことだと思います。
  その中で、今後の課題として私はぜひお願いしたいのですが、子供たちにこの広島長崎平和世界大会、ぜひ、そういうところにも足を運んでいただき、平和の尊さを味わっていただければ私はいいかなと思います。この問題についても極力お願いしたいと思います。
  この成果については、私は、早速この案件が成立したとき、すぐ、原水爆禁止、埼玉県協議会会長、加藤ユリ会長に報告したいと思います。この方は新日本婦人の会、埼玉県本部会長でございます。この人は、ときがわ町に物すごく愛着を持ってちょくちょく来て、おいしいそばを食べて帰る人でございます。ぜひ、こういう人に報告して伝えたいと思います。ありがとうございました。
○小宮 正議長 回答はよろしいでしょうか。
○12番 野原和夫議員 子供たちの問題について。
○小宮 正議長 では、1点目の答弁を願います。
  舩戸教育長、答弁を願います。
○舩戸裕行教育長 本町が、ときがわ町平和都市宣言を行うということで、非常に大事なことでございますので、子供たちにも、学校教育の中では平和については学習しているところでございますが、これからもまた、しっかり指導していくように努めてまいりたいと思います。
  そうした中で、実際に広島を訪れるかどうかということにつきましては、研究させていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
○12番 野原和夫議員 わかりました。
○小宮 正議長 ほかに質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。

                     (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって討論を終了させていただきます。
  これより議案第33号 ときがわ町平和都市宣言の制定についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり制定することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○小宮 正議長 起立全員であります。
  よって、議案第33号は原案のとおり可決されました。
  暫時休憩いたします。
  再開を1時といたします。
                                (午前11時53分)
─────────────────────────────────────────────────
○小宮 正議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午後 1時00分)
─────────────────────────────────────────────────
   ◎答弁未了部分について
○小宮 正議長 ここで、午前中の山中博子議員の質疑に対しまして、岡本建設環境課長から答弁の申し出がありましたので、これを許可いたします。
  岡本建設環境課長。
○岡本純一建設環境課長 それでは、午前中の山中議員からの質問で、浄化槽の基数、これについてちょっと調べましたので、お知らせしたいと思います。
  まず、単独浄化槽なんですけれども、うちのほうで把握している数字が1,794基となります。そのほかにくみ取り槽、これが559基となります。実際の町内の世帯数に比較しまして、今、合併浄化槽が2,600基ほどありますので、ちょっと数が多いかと思うんですけれども、これは、合併前から農家用住宅に住まわれている方は、単独浄化槽並びにくみ取り槽、または、くみ取り槽並びに合併浄化槽と1軒に2基ずつ管理しているようなお宅もありますので、実際の世帯数とはちょっとかけ離れた数字と思います。
  また、今後、機会を持ちまして、実数の把握に努めたいと思います。よろしくお願いいたします。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
─────────────────────────────────────────────────

       ◎同意第3号の上程、説明、質疑、採決
○小宮 正議長 続いて、追加日程第2、同意第3号 ときがわ町監査委員の選任について(議会選出監査委員)を議題といたします。
  地方自治法第117条の規定により、野口守隆議員の退場を求めます。
          (10番 野口守隆議員退席)
○小宮 正議長 議会事務局長に朗読させます。
○町田英章議会事務局長 朗読いたします。
  同意第3号 ときがわ町監査委員の選任について。
  ときがわ町監査委員に次の者を選任することについて同意を求める。
  住所、埼玉県比企郡ときがわ町大字大野295番地。
  氏名、野口守隆。
  平成28年3月10日提出、ときがわ町長、関口定男。
  以上です。
○小宮 正議長 続いて、提案者から提案理由の説明を求めます。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、同意第3号 ときがわ町監査委員の選任について、提案理由を申し上げます。
  監査委員小宮正氏の退職に伴い、その後任として、議員のうちから選任する監査委員に野口守隆氏を選任することについて同意を得たいので、地方自治法第196条第1項の規定により、この案を提出するものであります。よろしくお願いします。
○小宮 正議長 これより同意第3号 ときがわ町監査委員の選任について、質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって質疑を終了いたします。
  お諮りいたします。本案は人事案件でありますので、討議、討論を省略し、直ちに採決したいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 異議なしと認めます。
  よって、本案は討議、討論を省略し、直ちに採決することに決定いたしました。
  これより同意第3号 ときがわ町監査委員の選任についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり同意することにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 異議なしと認めます。
  よって、同意第3号は原案のとおり同意することに決定されました。
  野口守隆議員の除斥を解きます。
          (10番 野口守隆議員入席)
○小宮 正議長 野口守隆議員に申し上げます。
  原案のとおり可決されましたので、よろしくお願いいたします。
  ここで、野口守隆議員から挨拶のための発言の申し出がありますので、これを許可いたします。
  野口守隆議員。
○10番 野口守隆議員 議長より許可をいただきましたので、一言簡単にご挨拶させていただきます。
  ただいまは監査委員に選任していただきまして、まことに光栄に存じます。
  数字に疎いもので、いささか自信はございませんが、しっかり勉強して、しっかり役目を務めさせていただきたいと思っておりますので、ぜひよろしくお願い申し上げまして、ご挨拶にかえさせていただきます。
○小宮 正議長 お疲れさまでした。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎小川地区衛生組合議会議員の選挙
○小宮 正議長 続いて、追加日程第3、選挙第3号 小川地区衛生組合議会議員の選挙を行います。
  小川地区衛生組合議会議員である野口守隆議員、岡野政彦議員が平成28年3月10日付で辞職したため選挙を行うものです。
  お諮りいたします。選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選にしたいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 異議なしと認めます。
  よって、選挙の方法は指名推選で行うことに決定いたしました。
  お諮りいたします。指名の方法については、議長が指名したいと思います。これにご異議 ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 異議なしと認めます。
  よって議長が指名することに決定いたしました。
  小川地区衛生組合議会議員に小島利枝議員、小宮正議員を指名したいと思います。
  お諮りいたします。ただいま議長が指名いたしました小島利枝議員、小宮正議員を小川地区衛生組合議会議員の当選人に定めることにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 異議なしと認めます。
  よって、ただいま指名いたしました小島利枝議員、小宮正議員が小川地区衛生組合議会議員に当選されました。
  ただいま小川地区衛生組合議会議員に当選いたしました小島利枝議員、小宮正議員が議場におられます。会議規則第33条第2項の規定によって当選の告知をいたします。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎比企広域市町村圏組合議会議員の選挙
○小宮 正議長 続いて、追加日程第4、選挙第4号 比企広域市町村圏組合議会議員の選挙を行います。
  比企広域市町村圏組合議会議員である野口守隆議員、前田栄議員が、平成28年3月10日付で辞職したため、選挙を行うものです。
  お諮りいたします。選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定により指名推選にしたいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 異議なしと認めます。
  よって、選挙の方法は指名推選で行うことに決定いたしました。
  お諮りいたします。指名の方法については、議長が指名したいと思いますが、これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 異議なしと認めます。
  よって、議長が指名することに決定いたしました。
  比企広域市町村圏組合議会議員に岡野茂議員、小宮正議員を指名します。
  お諮りいたします。ただいま議長が指名いたしました岡野茂議員、小宮正議員を比企広域市町村圏組合議会議員の当選人に定めることにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 異議なしと認めます。
  よって、ただいま指名いたしました岡野茂議員、小宮正議員が比企広域市町村圏組合議会議員に当選されました。
  ただいま比企広域市町村圏組合議会議員に当選いたしました岡野茂議員、小宮正議員が議場におられます。会議規則第33条第2項の規定によって当選の告知をいたします。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎特別委員の選任について
○小宮 正議長 追加日程第5、選任第3号 特別委員の選任についてを議題といたします。
  議会報編集特別委員である神山俊委員、小島利枝委員、田中紀吉委員、岡野政彦委員、瓜田清委員及び野原和夫委員が平成28年2月25日付で辞任したため、欠員となった議会報編集特別委員を選任するものです。
  お諮りいたします。特別委員の選任については、委員会条例第7条第4項の規定により議長において指名したいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 異議なしと認めます。
  よって、特別委員の選任については、議長において指名することに決定いたしました。
  それでは、指名いたします。
  山中博子議員、岡野茂議員、金澤他司人議員、瓜田清議員、前田栄議員、野口守隆議員、以上6名を欠員となった議会報編集特別委員に指名したいと思います。
  お諮りいたします。ただいま指名いたしました6名を欠員となった議会報編集特別委員に選任することにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 異議なしと認めます。
  よって、ただいま指名いたしました6名を欠員となった議会報編集特別委員に選任することに決定いたしました。
  ここで暫時休憩いたします。
  議会報編集特別委員会で正副委員長の互選をお願いしたいと思います。
  再開を1時30分といたします。
                                (午後 1時12分)
─────────────────────────────────────────────────
○小宮 正議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午後 1時30分)
─────────────────────────────────────────────────
○小宮 正議長 委員会条例第8条第2項の規定により、議会報編集特別委員会委員長及び副委員長が互選されましたので、報告いたします。
  議会報編集特別委員会委員長に瓜田清議員、副委員長に前田栄議員、以上のとおりでございます。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎請願第1号の上程、説明、質疑、委員会付託
○小宮 正議長 追加日程第6、請願第1号 安全保障関連法案の採決無効と同法の廃止に関する意見書提出を求める請願を議題といたします。
  請願文書表は配付されたとおりであります。
  議会事務局長に朗読させます。
○町田英章議会事務局長 朗読いたします。
  請願文書表、整理番号1。受理年月日、平成28年2月18日。紹介議員、山中博子。
  件名、安全保障関連法案の採決無効と同法の廃止に関する意見書提出を求める請願。
  趣旨、国に対し安全保障関連法案の採決の無効と、それによる安保関連法の廃止に関して意見書を出すことを求める。
  請願者住所氏名、ときがわ町番匠359−2、ときがわ・自治研究会、篠原陽子。
  付託委員会。
  以上でございます。
○小宮 正議長 ただいまの請願の紹介議員であります山中博子議員から、請願の趣旨説明を求めます。
  4番、山中博子議員。
○4番 山中博子議員 安全保障関連法案の採決無効と同法の廃止に関する意見書提出を求める請願。
  1、請願者。ときがわ・自治研究会、篠原陽子。ときがわ町番匠359−2、電話、0493− 65−4084。
  2、請願趣旨。昨年9月17日に参院で表記法案が「可決された」とされていますが、採決自体が存在していなかった事実があるうえ、採決に至る議事も法に反しています。
  「良識の府」と言われる参院で、なかったことを「あった」と捏造することは、私たち国民への背信行為です。住民自治を育み、英知を凝らして議会運営に励んでいる立場からも、国に対しこの採決の無効と、それによる安保関連法の廃止に関して意見書を出すことを求めます。
  なお、意見書には、捏造されたことの論拠が必要とされるため、意見書案(資料1)を添えます。また捏造される前の9月18日に出た議事録のコピー(資料2)、その後の捏造を報道した新聞記事コピー(資料3)、本年2月4日、この議事録の作成経緯を調査するよう参院議院運営委員会理事会が事務局に求めたとの記事およびそれを受けて2月10日に参院事務局が出した見解報道記事コピー(資料4)を参考資料として添付して請願します。
  3、請願理由。各地の自治体も、自らの尊厳を賭して国に対し、あえて抗議の意見書を出しています。ときがわ町議会の名においても、国の暴挙を諌め、本来の民主主義にのっとった議会政治を取り戻すよう、地方自治法第99条の規定により、意見書をもって衆議院議長・参議院議長・内閣総理大臣に対して表明するよう請願します。
  4、紹介議員。山中博子。
  5、請願賛同者。請願に賛同する者の署名を添付します。(別紙)
  以下、余白。
  以上です。
○小宮 正議長 山中議員については、そのままお待ちください。
  これより請願第1号 安全保障関連法案の採決無効と同法の廃止に関する意見書提出を求める請願の質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  8番、瓜田議員。
○8番 瓜田 清議員 すみません。山中さんの趣旨は、よくわかりません。
○4番 山中博子議員 はい。
○8番 瓜田 清議員 よくわかりません、趣旨が。というのは、国会で審議されて通っていないにもかかわらず通ったというふうに書かれておりますけれども、それは何を根拠にそう言っているのか、私にはわからないのでお願いします。
  それと、新聞報道等といいますけれども、一部の新聞だと思います。その辺のところを精査してください。
○小宮 正議長 答弁願います。
  4番、山中博子議員。
○4番 山中博子議員 議事録のコピー、資料2を見ていただきたいと思います。その下の段のところ、「速記を止めてください」で、「速記中止」、その後、一番最後のところには「聴取不能」とあります。ですから、ここでは採択できたということがありません。ですが、翌日、資料が3です、「可決」と追加、これは委員長が最後のところにつけ加えた「可決すべきものと決定した」、これは、そこのところの委員会では可決はしておりませんでした。
○小宮 正議長 8番、瓜田議員。
○8番 瓜田 清議員 こちらの資料2というのが、よくわからないんですけれども、これは発言する者が多く議場騒然としたので、とめたんですよね。
○4番 山中博子議員 はい。
○8番 瓜田 清議員 それは議員1人1人のモラルも欠けているんだと思う。国会そのものがそうだと思います。どの委員会においても、やじと罵声が多くて、審議が紛糾するのが多々あると思います。そこのところだけとったんだったら、これはちょっと違うと思います。
  それから、この新聞で資料3、今、見ていたと思いますけれども、ここで「可決」追加となっておりますけれども、これは東京新聞で書いてあって、ほかの新聞はどうだったんでしょうか。その辺お知らせください。
○小宮 正議長 答弁を求めます。
  4番、山中博子議員。
○4番 山中博子議員 まず最初に、そこの騒然としたというところからですが、そこのところでは「聴取不能」になっています。そして、ここでは可決しましたと委員長は言っておりません。それなのに、つけ加えた文章が「可決すべきものと決定した」とつけ加えられています。
  それから、これは東京新聞かもしれません。でも、事実を書いてあると思っています。
○小宮 正議長 8番、瓜田議員。
○8番 瓜田 清議員 今の話ですと、新聞だから正しいというふうな理解だと思いますけれども、新聞が必ずしも正しいというふうには、私は認識をしておりません。昔の新聞と違って、売れればいいというようなマスメディアの根本にある商業ベースのところがありますの で、今言った東京新聞だけかもしれませんというのは、ちょっと違うんじゃないかと。もう少し精査して、ほかの新聞もこうこう、こう書いてありましたということまで調べるべきではないかと、私はそう思います。
○小宮 正議長 答弁願います。
  4番、山中博子議員。
○4番 山中博子議員 確かに東京新聞だけしか、私は今持っておりません。ただし、この地方公聴会の報告もなしに参院で可決したことになっております。地方公聴会というのはとても大切なもので、それを聞いた上での採決をするというふうに決まっているとあります。
○小宮 正議長 ほかに質疑ございますか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって質疑を終了いたします。
  山中議員には自席にお戻りください。
  ただいまの請願第1号につきましては、総務産業建設常任委員会に付託したいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 異議なしと認めます。
  よって、総務産業建設常任委員会に付託することに決定いたしました。
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   ◎延会について
○小宮 正議長 お諮りいたします。本日の会議はこの程度にとどめ延会したいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 異議なしと認めます。
  よって、本日はこれをもちまして延会することに決定いたしました。
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   ◎延会の宣告
○小宮 正議長 大変お疲れさまでした。
                                (午後 1時41分)