ときがわ町告示第68号

 平成28年第3回ときがわ町議会定例会を下記のとおり招集する。

  平成28年8月30日

                        ときがわ町長  関  口  定  男

                    記

 1 日  時  平成28年9月6日(火)


 2 場  所  ときがわ町議会議場

                ○応招・不応招議員

応招議員(12名)
  1番  神 山   俊 議員          2番  小 島 利 枝 議員
  3番  田 中 紀 吉 議員          4番  山 中 博 子 議員
  5番  岡 野   茂 議員          6番  金 澤 他司人 議員
  7番  岡 野 政 彦 議員          8番  瓜 田   清 議員
  9番  前 田   栄 議員         10番  野 口 守 隆 議員
 11番  小 宮   正 議員         12番  野 原 和 夫 議員

不応招議員(なし)

            平成28年第3回ときがわ町議会定例会

議 事 日 程(第1号)

                            平成28年9月6日(火)  
                            午前9時30分開会     
      開会及び開議の宣告
日程第 1 会議録署名議員の指名
日程第 2 会期の決定について
日程第 3 諸報告
日程第 4 報告第 3号 平成27年度ときがわ町決算に基づく健全化判断比率の報告につ
             いて
日程第 5 報告第 4号 平成27年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づ
             く資金不足比率の報告について
日程第 6 報告第 5号 平成27年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率
             の報告について
日程第 7 報告第 6号 平成27年度ときがわ町一般会計継続費精算報告書の報告につい
             て
日程第 8 認定第 1号 平成27年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定について
日程第 9 認定第 2号 平成27年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定
             について
日程第10 認定第 3号 平成27年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認
             定について
日程第11 認定第 4号 平成27年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算認定につ
             いて
日程第12 認定第 5号 平成27年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決
             算認定について
日程第13 認定第 6号 平成27年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算
             認定について
日程第14 認定第 7号 平成27年度ときがわ町水道事業会計決算認定について
日程第15 議員提出議案第4号 ときがわ町議会政務活動費の交付に関する条例の制定につ
                いて
日程第16 議案第43号 ときがわ町執行機関の附属機関に関する条例の一部改正について
日程第17 議案第44号 旧大椚第一小学校校舎解体工事請負契約の締結について
日程第18 議案第45号 新町建設計画の変更について
日程第19 議案第46号 町道路線の廃止について
日程第20 議案第47号 町道路線の廃止について
日程第21 議案第48号 町道路線の認定について
日程第22 議案第49号 町道路線の認定について
日程第23 議案第50号 町道路線の認定について
日程第24 議案第51号 平成28年度ときがわ町一般会計補正予算(第2号)
日程第25 議案第52号 平成28年度ときがわ町国民健康保険特別会計補正予算(第1
             号)
日程第26 議案第53号 平成28年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1
             号)
日程第27 議案第54号 平成28年度ときがわ町介護保険特別会計補正予算(第1号)
日程第28 議案第55号 平成28年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計補正予算
             (第1号)
日程第29 議案第56号 平成28年度ときがわ町水道事業会計補正予算(第1号)
日程第30 請願第 2号 日米地位協定の抜本的見直しについて国に意見書提出を求める請
             願
日程第31 議員派遣について
日程第32 一般質問
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出席議員(12名)
     1番  神 山   俊 議員     2番  小 島 利 枝 議員
     3番  田 中 紀 吉 議員     4番  山 中 博 子 議員
     5番  岡 野   茂 議員     6番  金 澤 他司人 議員
     7番  岡 野 政 彦 議員     8番  瓜 田   清 議員
     9番  前 田   栄 議員    10番  野 口 守 隆 議員
    11番  小 宮   正 議員    12番  野 原 和 夫 議員
欠席議員(なし)
地方自治法第121条により、今定例会に説明のため出席する者及び同委任を受けた者の職氏名
町長
関 口 定 男 
副町長
小 峯 光 好 
総務課長
柴 崎 秀 雄 
企画財政課長
久 保   均 
税務課長
中 藤 和 重 
町民課長
柴 田 光 子 
福祉課長
大 島 武 志 
会計管理者兼
会計室長
金 子 加代子 
産業観光課長
坂 本 由紀夫 
建設環境課長
岡 本 純 一 
水道課長
内 室 睦 夫 
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教育長
舩 戸 裕 行 
教育総務課長
清 水 誠 司 
生涯学習課長
石 川 安 司 
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代表監査委員
田 中 正 直 
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議会事務局長
町 田 英 章 
書記
村 田 宏 美 

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   ◎開会及び開議の宣告
○小宮 正議長 皆さん、おはようございます。大変ご苦労さまです。
  ただいまの出席議員は12名全員でありますので、定足数に達しております。
  これより、平成28年第3回ときがわ町議会定例会を開会いたします。
  直ちに本日の会議を開きます。
                                (午前 9時30分)
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   ◎議事日程の報告
○小宮 正議長 本日の議事日程を報告いたします。
  議事日程は配付したとおりであります。
  議会事務局長に朗読させます。
○町田英章議会事務局長 それでは、朗読いたします。
  平成28年第3回ときがわ町議会定例会議事日程(第1号)、平成28年9月6日午前9時30分開会。
  日程、議案番号、件名。開会及び開議の宣告。第1、会議録署名議員の指名。第2、会期の決定について。第3、諸報告。第4、報告第3号 平成27年度ときがわ町決算に基づく健全化判断比率の報告について。第5、報告第4号 平成27年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づく資金不足比率の報告について。第6、報告第5号 平成27年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率の報告について。第7、報告第6号 平成27年度ときがわ町一般会計継続費精算報告書の報告について。第8、認定第1号 平成27年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定について。第9、認定第2号 平成27年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について。第10、認定第3号 平成27年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について。第11、認定第4号 平成27年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算認定について。第12、認定第5号 平成27年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算認定について。第13、認定第6号 平成27年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算認定について。第14、認定第7号 平成27年度ときがわ町水道事業会計決算認定について。第15、議員提出議案第4号 ときがわ町議会政務活動費の交付に関する条例の制定について。第16、議案第43号 ときがわ町執行機関の附属機関に関する条例の一部改正について。第17、議案第44号 旧大椚第一小学校校 舎解体工事請負契約の締結について。第18、議案第45号 新町建設計画の変更について。第19、議案第46号 町道路線の廃止について。第20、議案第47号 町道路線の廃止について。第21、議案第48号 町道路線の認定について。第22、議案第49号 町道路線の認定について。第23、議案第50号 町道路線の認定について。第24、議案第51号 平成28年度ときがわ町一般会計補正予算(第2号)。第25、議案第52号 平成28年度ときがわ町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)。第26、議案第53号 平成28年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)。第27、議案第54号 平成28年度ときがわ町介護保険特別会計補正予算(第1号)。第28、議案第55号 平成28年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計補正予算(第1号)。第29、議案第56号 平成28年度ときがわ町水道事業会計補正予算(第1号)。第30、請願第2号 日米地位協定の抜本的見直しについて国に意見書提出を求める請願。第31、議員派遣について。第32、一般質問。
  以上です。
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   ◎会議録署名議員の指名
○小宮 正議長 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
  会議規則第120条の規定により、5番、岡野茂議員、6番、金澤他司人議員、以上の2名を本会期中の会議録署名議員に指名いたします。
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   ◎会期の決定について
○小宮 正議長 日程第2、会期の決定についてを議題といたします。
  議会運営委員会の報告を求めます。
  前田栄委員長。
○前田 栄議会運営委員長 おはようございます。
  平成28年第3回定例会での議会運営委員長報告。会期の決定について。
  議長の命により、会期の決定について、議会運営委員会の報告をいたします。
  平成28年第3回定例会における会期及び日程などについて調整を図るため、去る8月30日午後3時から役場第2庁舎3階協議会室におきまして、議会運営委員会を開催いたしました。
  委員会は委員全員の出席と、議長、副議長、町長、副町長、総務課長及び議会事務局長の出席をいただきまして、平成28年第3回定例会に提出される議案などについて説明を求め、会期について協議を行いました。
  その結果、平成28年第3回定例会は、本日9月6日から9月15日までの10日間とするものでございます。
  会期中の日程につきましては、会期予定表をごらんいただきたいと思いますが、順次ご説明いたします。
  まず、本日9月6日は、午前9時半から本会議になっております。議案審議などでございます。
  続けて、9月7日及び9月8日も午前9時30分から本会議を開催いたします。議案審議などを行います。
  9月9日は、午後1時半から文教厚生常任委員会を予定しております。
  9月10日及び9月11日は休会でございます。
  週明けて9月12日は午前9時30分から議会運営委員会を、午後1時30分から総務産業建設常任委員会を予定しております。
  9月13日及び14日は、午前9時半から本会議をお願いいたします。一般質問などでございます。一般質問は、9月13日は通告者1番、田中紀吉議員から通告者3番、野原和夫議員まで。9月14日は通告者4番、金澤他司人議員から通告者7番、山中博子議員まででございます。
  9月15日は、予備日といたします。
  以上で、議会運営委員会の報告を終わります。
○小宮 正議長 お諮りいたします。定例会の会期は、委員長の報告のとおり本日9月6日から9月15日までの10日間といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 異議なしと認めます。
  よって、本定例会の会期は10日間と決定いたしました。
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   ◎諸報告
○小宮 正議長 日程第3、諸報告を行います。
  初めに、地方自治法第121条の規定により、本定例会に説明のため出席する者及び同委任を受けた者の職氏名は、別紙配付したとおりでありますので、ご了承願います。
  また、今回は決算審査報告等のため、田中正直代表監査委員に出席をいただいておりますので、ご了承を願います。
  次に、監査委員から平成28年6月から平成28年8月までの例月出納検査の報告がありました。お手元に配付しておきましたので、ごらんいただきたいと存じます。
  なお、詳細につきましては、議会事務局にありますのでごらんいただきたいと存じます。
  次に、地方自治法第122条の規定により事務に関する説明書が提出されておりますので、ごらんいただきたいと存じます。
  次に、教育委員会から、平成27年度ときがわ町教育委員会点検評価報告書が提出されております。お手元に配付しておきましたので、ごらんいただきたいと存じます。
  続いて、一部事務組合における議会報告を行います。
  初めに、小川地区衛生組合議会の報告を求めます。
  小島利枝議員。
○2番 小島利枝議員 皆様、おはようございます。
  議席番号2番、小島利枝でございます。
  議長のお許しをいただきましたので、小川地区衛生組合議会の報告をいたします。
  平成28年8月12日(金)午前10時より、第2回小川地区衛生組合議会定例会が開催されました。管理者提出議案が5件提出され、全て可決、承認されました。
  内容といたしましては、3件は条例制定についてでございます。
  また、議案第17号 平成28年度小川地区衛生組合一般会計補正予算(第1号)におきましては、歳入歳出4,086万5,000円を追加し、13億8,211万6,000円でございます。歳入におきましては繰越金、歳出におきましては総務費、予備費でございます。
  議案第18号 平成27年度小川地区衛生組合一般会計歳入歳出決算の認定におきましては、歳入総額14億816万8,634円、歳出総額13億3,730万3,449円、歳入歳出差引額7,086万5,185円、よって執行率は94.9%でございます。
  続きまして、平成28年8月19日(金)午後1時半より、環境衛生常任委員会が開催されました。
  内容は、閉会中の所管事務調査について協議を行い、研修視察地、日程を話し合いました。視察地は、幸手市ひばりケ丘桜泉園し尿処理施設、平成28年11月11日に決定いたしました。
  また、池ノ入環境センター脱水設備等改良工事の工事工程表の説明を受け、平成28年12月1日に工事着手予定日、平成30年3月16日に工事完了予定日となっております。
  以上、報告といたします。
○小宮 正議長 次に、比企広域市町村圏組合議会の報告を求めます。
  岡野茂議員。
○5番 岡野 茂議員 皆さん、おはようございます。
  5番、岡野茂でございます。
  ただいま議長のお許しをいただきましたので、平成28年第2回比企広域市町村圏組合議会定例会報告書を発表させていただきます。
  去る8月9日(火)、東松山市議場において開催された第2回比企広域市町村圏組合議会の定例会の報告をいたします。
  ときがわ町からは、小宮議長及び私、岡野の2名が出席いたしました。なお、ときがわ町長は副管理者として出席されました。
  上程議案は、議案第22号から第35号の14案で、全て可決されました。
  この中で主なものとしまして、議案第22号の財産取得においては、高規格救急自動車2台3,522万9,600円及び議案第23号の高度救命用資機材2式2,084万4,000円で、滑川分署及びときがわ分署に配備されます。
  また、議案第24号では、災害対策特殊水槽つき消防ポンプ自動車4,028万4,000円が小川消防署に、議案第25号では、水槽つき消防ポンプ車1台2,554万2,000円がときがわ消防団第1分団第1部に配備されることになりました。
  議案第26号 一般会計補正予算として84万5,000円を追加し、7,684万5,000円に。議案第27号 消防特別会計補正予算として7,198万1,000円を追加し、32億1,898万1,000円に。議案第28号 斎場及び霊柩自動車事業特別会計補正予算では712万9,000円を追加し、1億4,412万9,000円に。議案第29号 介護認定及び障害支援区分審査特別会計補正予算では542万4,000円を追加して8,642万4,000円に。議案第30号 公平委員会特別会計補正予算では19万3,000円を追加し、79万3,000円になりました。
  ほかに各会計の決算認定もされました。
  また、一般質問では、小川町の笠原武議員、川島町の栗岩輝治議員、東松山市、蓮見節議員、藤倉憲議員が、東松山斎場設備整備基本計画と葬祭場の廃止及び消防団活動を支援する環境整備と女性消防団活動の環境整備について、質問しました。
  なお、今年度より小宮議長が厚生常任委員長に選任されました。
  以上で、報告を終わります。
○小宮 正議長 次に、埼玉中部資源循環組合議会の報告を求めます。
  野口守隆議員。
○10番 野口守隆議員 皆さん、おはようございます。
  10番、野口守隆でございます。
  議長の命により、平成28年第2回埼玉中部資源循環組合議会定例会の結果報告をいたします。
  去る8月10日(水)午前10時から、吉見町議場において、組合議会の定例会が開催されました。ときがわ町からは、小宮議長及び私、野口守隆の2名が出席いたしました。なお、ときがわ町の関口町長は、副管理者として出席されました。
  平成28年第2回埼玉中部資源循環組合議会定例会について、その概要を報告いたします。
  出席議員は22名全員であり、今回の定例会の会期は1日限りです。
  管理者から提出されたのは、報告が1件、議案は4件です。
  報告第1号は、平成28年度繰越明許費繰越計算書です。
  議案第11号及び第12号は、専決処分の承認を求めるもので、行政不服審査法改正に伴う条例の制定及び関係条例の一部改正です。
  議案第13号は、平成28年度一般会計補正予算(第1号)。
  議案第14号は、平成27年度一般会計歳入歳出決算の認定についてです。なお、決算につきましては、歳入総額1億6,270万3,000円、歳出総額は7,912万7,000円。歳入歳出差引額は8,357万6,000円となりましたが、そのうち1,904万8,000円は繰越明許費であり、実質収支額は6,452万8,000円で、そのうちの4,316万円を財政調整基金に積み立てました。
  議案第14号は、会計管理者の説明の後、監査委員より監査報告が行われました。
  全ての議案が原案どおり議決されましたことを報告いたします。
  なお、小宮議長から辞職願が提出されたため、議長辞職の件が追加日程第1として追加され、辞職が許可されました。その後、議長の選挙が追加日程第2として追加されました。議長の選挙は指名推選によることになり、その結果、吉見町の岩崎勤議員が議長に選出されました。
  一般質問については、通告がありませんでした。
  なお、関係書類につきましては議会事務局にございますので、ごらんいただきたいと存じます。
  以上で、報告を終わります。
○小宮 正議長 以上で、一部事務組合議会の報告を終わります。
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   ◎行政報告
○小宮 正議長 次に、町長から挨拶を兼ねて行政報告を行いたいとの申し出がありますので、これを許可いたします。
  関口町長。
○関口定男町長 皆さん、おはようございます。
  議長のお許しをいただきましたので、ご挨拶を兼ねまして行政報告を申し上げます。
  本日は、平成28年第3回ときがわ町議会定例会を招集申し上げましたところ、議員各位におかれましては、ご健勝にてご出席をいただきまして、会議が開催できますことを心から御礼申し上げます。
  さて、本年度は、ときがわ町合併10周年記念事業といたしまして、3つの事業に取り組んでいるところであります。
  その1つの子ども議会につきましては、議員の皆様各位のご協力をいただきまして、8月3日に無事開催することができました。ときがわ町の子供たちが、ときがわ町への真剣な思いや考えを質問という形で目の当たりにいたしまして、改めて子供たちのときがわ町への愛着を実感することができました。子供たちにとりましても、短い時間ではありましたけれども、貴重な体験になったものと考えております。
  次に、映画「じんじん」の上映会でありますけれども、9月24日上映の日に向けて、議員各位におかれましても、また上映の実行委員会の皆さんにおかれましても、大変ご協力をいただきまして、チケットの販売を進めているところであります。おかげさまで順調に販売が進んでおりまして、アスピアたまがわの収容人員約300席でありますけれども、あと少しというところまで行っております。当日までには300席完売になると思いますので、皆さんのご協力に心から感謝を申し上げたいと思います。
  また、「私のおすすめスポット提案」ということでありますけれども、7月8日から8月12日まで景観・施設部門と、またお店部門についてスポット提案を募ったところ、34人の方から応募がありました。9月25日までに町施設への掲示、また町ホームページによりまして人気投票を実施いたします。そして、上位の方に記念品を贈呈したいと思っております。
  ご提案いただきましたスポットにつきましては、新たな観光資源として町外へ広くPRをしてまいりたいと考えております。
  引き続き議員各位の皆様のご支援、またご協力もよろしくお願いしたいと思います。
  さて、第3回定例会にご提案申し上げます議案につきましては、25件であります。
  内容につきましては、決算に基づく健全化判断比率の報告が1件、資金不足比率の報告2件、継続費の精算報告1件、一般会計を初め各特別会計・企業会計の決算認定が7件、条例の一部改正が1件、工事請負契約の締結が1件、新町建設計画の変更が1件、町道路線の廃止2件、町道路線の認定が3件、そして一般会計補正予算を初め各特別会計、企業会計の補正予算6件であります。
  各議案ともその都度提案理由をご説明いたしますので、よろしくお願いしたいと思います。
  次に、各課の事業の執行状況について、ご報告を申し上げます。
  最初に、総務課でありますが、総務課につきましては集会所管理関係です。
  これにつきましては、一ト市コミュニティセンター改築工事であります。6月27日に契約を締結いたしまして、現在基礎工事が終了したところであります。来年1月末までに改築工事を完了いたしまして、年度内には新しい集会所として供用を開始させてまいりたいと思います。
  また、旧大椚第一小学校の校舎解体工事につきましては、本定例会に上程をさせていただきますけれども、議会の議決をいただきまして本契約を締結いたします。こちらにつきましても、来年3月までに解体を完了させてまいります。そして、解体後の集会所の新築につきましては、来年度の事業となりますけれども、今年度は大野地区集会施設新築工事実施設計業務委託契約、これを7月29日に締結をしたところであります。
  続きまして、企画財政課について申し上げます。
  平成27年度の決算につきましては、本定例会の認定に付しておりますが、一般会計の実質収支額が1億9,983万5,143円、約2億円の黒字となっております。
  また財政指標におきましては、実質公債費比率が3.2%から3.6%と0.4ポイント上昇しておりますけれども、引き続きこうした低い水準を堅持しているところであります。
  なお、住民の皆さんの将来負担比率につきましては、74.1%から64.0%ということで10.1ポイント減少しているという、改善方向に向かっているところであります。住民の皆さんも、そういう負担が減るということであります。
  引き続き、こうした健全な行財政運営を心がけてまいりたいと考えております。
  続きまして、税務課について申し上げます。
  課税関係におきましては、6月に個人町・県民税の普通徴収に係る納税通知書を、また7月に国民健康保険税の納税通知書を対象の方へ発送いたしました。
  徴税関係では、依然として厳しい納税環境が続いておりますけれども、平成27年度の決算 では、町税及び国民健康保険税の徴収率が前年度を上回りました。
  今年度も昨年度に引き続き滞納者に対しまして、催告の強化によりまして、新規滞納者の未然防止、滞納者の実態把握と滞納処分などに努めてまいりまして、徴収率の向上に取り組んでまいりたいと思います。
  この徴収率につきましては、県下でもどちらかというと低いほうですので、税務課のほうで頑張って、この徴収率の向上に向けてさらに精進をするように、私のほうから指導をしているところであります。
  続きまして、町民課について申し上げます。
  保健センター事業でありますけれども、特定健診などの結果によりまして、特定保健指導の対象となった方々に説明会を開催いたしまして、1人1人に合った生活改善への取り組みについて説明を行いました。
  健康長寿のまちづくりを進めるため、今年度から県の健康長寿プロジェクトに参加をいたしまして、「グッと楽!ウオーキングチャレンジ」、この事業を展開しております。歩く習慣をふだんの生活に取り入れまして、あわせて筋力の強化と食事の見直し、これを実施することで、健康寿命の延伸と医療費の抑制につなげるというところであります。現在、94名の皆さんがウオーキングに取り組んでいるところであります。
  また、健康増進と食育に関する事業、これを計画的に推進するために、ときがわ町健康増進・食育推進計画の策定に着手をいたしました。この計画策定委員を委嘱したところでありまして、町の皆様には健康に関する意識調査をお願いして、その結果を分析しているところであります。
  地域包括支援センター事業では、また新しい地域支援事業の実施に向けまして、体制づくりを関係機関とともに進めているところでもあります。
  また、認知症予防について学ぶ場といたしまして、脳の健康度テストを開催いたしました。さらに高齢者サロンの充実、また元気アップ教室なども引き続き開催いたしまして、高齢者の皆様の生きがいづくりと介護予防に努めているところであります。
  続きまして、福祉課について申し上げます。
  福祉課では、4月から7月までの間に低所得の高齢者向け年金生活者等支援臨時福祉給付金支給事業の受け付けを行いまして、1,314名の方から申請がありました。そして、1,297名の方にこの支給決定をしたところであります。
  児童福祉事業におきましては、初めての取り組みといたしまして、7月25日から8月19日 までの間に、玉川保育園と平保育園の3歳以上の園児の合同保育事業を行いました。平保育園児が玉川保育園に出向きまして、新しいお友達とともに過ごす楽しさを学ぶ機会になりました。
  高齢者福祉事業におきましては、高齢者などに何らかの異変を感じた場合、町へ通報していただく目的で、8月23日に新聞販売店2店、生活協同組合3業者と、高齢者等見守りに関する協定書の調印式を行いました。これは新聞報道等で皆さんごらんになったかと思いますけれども、この5つの新聞店、あるいは生活協同組合と、そうした協定を結んだということであります。
  続きまして、産業観光課について申し上げます。
  農業関係におきましては、農地バンク制度への登録申請が、現時点で151件、9.5ヘクタールに達しまして、63件、4.2ヘクタールの利用権設定が行われております。そのうち、新規就農者が28名でありまして、45歳以下の若い世代の農業参入の方も12名となっておりまして、平成24年度の農地バンク制度創設から5年目を迎えまして、遊休農地の解消、また新たな担い手の確保に結びつきつつあります。
  また、木材利用関係におきましては、埼玉県教育局、東洋大学のほか、県内7市町村からの視察を積極的に受け入れておりまして、地域産木材利用の先進地として引き続き事業の推進に取り組んでまいります。
  商工観光関係では、6月5日にときがわ花菖蒲まつりが開催されました。祭り当日は天候にも恵まれまして、約6,300人の来園者がありまして、開花期間中には3万人の方の来園者でにぎわいました。
  今後のイベントにつきましては、第11回木のくにときがわまつりが11月3日から11月6日に開催される予定であります。産業祭につきましては、11月6日にせせらぎホールにおいて開催予定であります。多くの皆様のご来場を心からお待ちしております。ぜひ議員の皆様にもご参加いただければと思っていますので、よろしくお願いいたします。
  次に、建設環境課につきまして申し上げます。
  建設環境課では、小・中学校と保育園の給食に係る放射性物質の検査を毎週行っておりますけれども、国の基準を超える放射性ヨウ素、放射性セシウムは検出されておりません。引き続き、子供たちの内部被曝の防止に努めてまいります。
  次に、浄化槽設置管理事業につきましては、8月12日現在、申請受け付け件数が15件、完成検査6件となっております。今後も、住民の方への事業の周知・啓発を行いながら、円滑 な実施に努めてまいります。
  工事関係では、大字玉川地内、玉川温泉方面の町道2−13号線及び大字馬場地内、木乃里クリニックから西側の町道都711号線について、道路改良工事を順次進めておりまして、大野地内の町道1−18号線ほか3路線の舗装修繕工事を現在発注しております。
  地籍調査事業につきましては、8月から大附1地区におきまして一筆地調査のための境界立ち会いを開始したところであります。
  また、大字瀬戸地内の地籍調査の成果を登記所に送付いたしまして、登記簿と地籍図の書きかえ作業が早期に完了するよう要望しているところであります。
  続きまして、教育総務課について申し上げます。
  教育委員会活動では、7月14日に教育委員学校等訪問を行いまして、小・中学校の視察及びときがわ幼稚園の運営状況の確認を行いました。また、7月19日に総合教育会議を開催したところであります。
  研修関係では、8月5日に教職員対象の第15回比企郡市人権教育研究集会を、幹事町といたしまして、アスピアたまがわを中心会場として開催をいたしました。
  施設関係におきましては、都幾川中学校の屋内運動場のつり天井の改修工事を5月末に着工いたしまして、8月末に完了したところであります。
  次に、生涯学習課について申し上げます。
  社会教育関係におきましては、青少年の健全育成を目的に、社会教育委員が中心となりまして、民生委員、児童委員、青少年育成推進委員、町内小・中学校教職員の皆さんのご協力をいただきまして、夏季パトロールを実施しております。ことしも夏休み期間中の各週末の計6回、夜7時から町内公共施設などを巡回していただきました。大変ありがとうございました。
  公民館関係におきましては、ことし6年目となりました夏休み子ども学習室を実施しております。都幾川公民館で3日間、玉川公民館で3日間、計6日間実施をいたしまして、町内の小学生の延べ87名の申し込みがありました。
  また、文化財関係におきましては、1月から継続して発掘調査をしてきました市の川遺跡が、5月に第一次調査を終了いたしました。今回の調査では、出土遺物が1,000点を超え、珍しい縄文時代晩期の住居の存在が予想されます。未精査部分を残すところも多く、今後も継続的に調査を実施してまいります。
  社会体育関係では、5月から第50回比企郡民体育大会が郡内の各町村で種目ごとに分散し て開催をされました。ときがわ町からも13種目に延べ279名の選手が、このときがわ町の代表として派遣をされまして、ソフトボール一般女子、ソフトテニス一般男子・女子、そしてバレーボール9人制の40歳以上、そしてバスケットボール無制限男子、計5チームが見事優勝するなど、参加された各競技におきまして、すばらしい活躍をされております。
  また、6月5日には、ときがわ町体育協会を中心に各クラブ、サークルの皆さんの参加を得まして、玉川運動場及び本郷球場で、早朝除草作業が行われる予定でしたけれども、雨天のため中止となりました。しかし、日ごろより利用者の皆さんが、みずから施設の管理を行っていただくということで、大切に利用していただけることに大変感謝をしているところであります。
  次に、水道課について申し上げます。
  水道課関連では、6月上旬に利根川水系の8つのダムの貯水量が過去最低となりまして、6月16日から利根川水系の取水が10%の制限をされましたが、埼玉県では荒川水系との取水調整を行いまして、水道事業体への送水制限は行われておりません。
  また、石綿セメント管更新事業につきましては、7月27日に指名競争入札を執行いたしまして、契約を締結したところであります。
  引き続き、安全で安心な水の安定供給に努めてまいります。
  以上、各課の事業につきまして報告をさせていただきました。
  結びに、本日ご提案申し上げます各議案につきましては、慎重審議の上、ご議決いただきますようお願い申し上げまして、開会に当たりましてのご挨拶とさせていただきます。よろしくお願いします。
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   ◎議案の一括上程について
○小宮 正議長 お諮りいたします。日程第4、報告第3号から日程第6、報告第5号までは、いずれも地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づき算定された健全化判断比率及び資金不足比率の報告でございますので、一括議題にしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 異議なしと認め、一括議題とさせていただきます。
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   ◎報告第3号〜報告第5号の上程、説明、質疑
○小宮 正議長 日程第4、報告第3号 平成27年度ときがわ町決算に基づく健全化判断比率の報告について、日程第5、報告第4号 平成27年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づく資金不足比率の報告について、日程第6、報告第5号 平成27年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率の報告について、以上を一括議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○町田英章議会事務局長 朗読いたします。
  報告第3号 平成27年度ときがわ町決算に基づく健全化判断比率の報告について。
  地方公共団体の財政の健全化に関する法律(平成19年法律第94号)第3条第1項の規定により、平成27年度ときがわ町決算に基づく健全化判断比率を別紙のとおり監査委員の意見をつけて報告する。
  平成28年9月6日提出、ときがわ町長、関口定男。
  続いて、報告第4号 平成27年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づく資金不足比率の報告について。
  地方公共団体の財政の健全化に関する法律(平成19年法律第94号)第22条第1項の規定により、平成27年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づく資金不足比率を別紙のとおり監査委員の意見をつけて報告する。
  平成28年9月6日提出、ときがわ町長、関口定男。
  続いて、報告第5号 平成27年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率の報告について。
  地方公共団体の財政の健全化に関する法律(平成19年法律第94号)第22条第1項の規定により、平成27年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率を別紙のとおり監査委員の意見をつけて報告する。
  平成28年9月6日提出、ときがわ町長、関口定男。
  以上です。
○小宮 正議長 報告者から報告理由の説明を求めます。
  報告の説明につきましては、報告第3号 平成27年度ときがわ町決算に基づく健全化判断比率の報告についてから報告第5号 平成27年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率の報告についてまで、順次説明を求めます。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、議長のお許しをいただきましたので、報告第3号から報告第5号 までの議案について、順次報告理由を申し上げます。
  まず、報告第3号 平成27年度ときがわ町決算に基づく健全化判断比率の報告について申し上げます。
  地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づき、平成27年度決算に基づく健全化判断比率について報告するものであります。内容は、実質赤字比率を初めとする4つの指標であります。
  なお、細部につきましては、企画財政課長からご説明を申し上げます。
  次に、報告第4号 平成27年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づく資金不足比率の報告について申し上げます。
  地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づき、平成27年度決算に基づく資金不足比率について報告をするもあります。
  なお、細部につきましては、建設環境課長から説明をいたします。
  次に、報告第5号 平成27年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率の報告について申し上げます。
  地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づき、平成27年度決算に基づく資金不足比率について報告するものであります。
  なお、細部につきましては、水道課長から説明をいたします。
  以上、3つの報告につきまして監査委員の意見を付して報告をするものであります。よろしくお願いいたします。
○小宮 正議長 続いて、報告第3号 平成27年度ときがわ町決算に基づく健全化判断比率の報告について、細部説明を求めます。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 それでは、報告第3号 平成27年度ときがわ町決算に基づく健全化判断比率の報告について細部説明をさせていただきます。
  それでは、1枚をめくっていただきまして、1ページの報告書の表の部分をごらんいただきたいと存じます。
  まず実質赤字比率でございますが、こちらには数字が入っておりません。この比率は、実質赤字額の標準財政規模に対する割合を示すものですが、ときがわ町におきましては実質赤字が出ておりませんので、この欄には数字が入ってこないというものでございます。
  次に、連結実質赤字比率でございますが、こちらの欄にも数字が入っておりません。この 比率は、連結実質赤字額の標準財政規模に対する割合を示すものでございますが、ときがわ町におきましては連結実質赤字も出ておりませんので、この欄にも数字が入ってこないということになります。
  次に、実質公債費比率でございますが、3.6%、前年度比プラス0.4%でございます。この比率は、地方債の元利償還金等の標準財政規模に対する割合を示すものでございまして、3カ年平均の数値でございます。
  なお、この数値の算出に当たりましては、特定財源や元利償還金等に係る基準財政需要額算入額、これは交付税に算入される額でございますが、これは除かれております。
  次に、将来負担比率でございますが、64%でございます。前年度比マイナス10.1%でございます。この比率は、将来負担額の標準財政規模等に対する割合を示すものでございますが、なお、この数値の算出に当たりまして、充当可能基金額、特定財源見込額及び地方債の現在高等に係る基準財政需要額算入見込額、これも交付税に算入される見込額でございますが、こちらは除かれて計算をされております。
  なお、各欄の括弧内の数字につきましては、早期健全化基準でございます。この数字を超えた自治体については、早期の健全化が必要な状況にあるという数字でございます。
  以上で、細部説明を終わります。よろしくお願いいたします。
○小宮 正議長 続いて、報告第4号 平成27年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づく資金不足比率の報告について細部説明を求めます。
  岡本建設環境課長。
○岡本純一建設環境課長 それでは、報告第4号 平成27年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づく資金不足比率の報告について、細部説明をさせていただきます。
  議案書を1枚おめくりください。
  平成27年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づく資金不足比率報告書をごらんいただきたいと存じます。
  この報告書は、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第22条第1項の規定により、平成27年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づく資金不足比率を報告するものであります。
  資金不足比率の表をごらんください。
  浄化槽設置管理事業特別会計は、歳出額が歳入額を超えた決算となっておりません。したがいまして、資金不足比率は空欄とするものであります。
  続きまして、備考欄の金額4,033万1,000円につきましては、資金不足比率の算定に用いた事業規模、平成27年度浄化槽使用料の収入金額であります。
  以上で、細部説明を終わらせていただきます。よろしくお願いいたします。
○小宮 正議長 続いて、報告第5号 平成27年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率の報告について、細部説明を求めます。
  内室水道課長。
○内室睦夫水道課長 それでは、報告第5号 平成27年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率の報告について、細部説明を申し上げます。
  1枚おめくりいただいて、下段の表をごらんください。
  資金不足比率の欄には数字が入っておりませんが、資金不足額が発生しておりませんので、この欄には数字が入りません。
  なお、この欄の下に括弧で20%と書いてありますが、こちらは資金不足比率が20%を超えた場合には、早期の健全化が必要な公営企業として判断される基準となっております。
  また、備考欄に2億3,426万9,000円と数字が入っておりますが、これは事業規模の数値、具体的に申し上げますと、営業収支の額をあらわしております。
  以上で、細部説明を終わります。よろしくお願いいたします。
○小宮 正議長 監査委員から、平成27年度決算に基づく財政健全化審査及び経営健全化審査意見書が提出されております。
  ここで、監査委員から審査意見書の報告を求めます。
  田中代表監査委員。
○田中正直代表監査委員 監査委員の田中でございます。
  議長のお許しを得ましたので、平成27年度決算に基づく財政健全化審査及び経営健全化審査意見を述べさせていただきます。
  1ページ目をお願いいたします。
  平成27年度決算に基づく財政健全化審査及び経営健全化審査意見書。
  第1、審査の対象。1、平成27年度ときがわ町決算に基づく健全化判断比率並びにその算定の基礎となる事項を記載した書類。
  2、平成27年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づく資金不足比率並びにその算定の基礎となる事項を記載した書類。
  3、平成27年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率並びにその算定の基礎 となる事項を記載した書類。
  第2、審査の期間。平成28年7月7日及び7月15日。
  第3、審査の場所。ときがわ町就業改善センター2階就業改善相談室、ときがわ町役場第2庁舎3階協議会室。
  第4、審査の方法。平成27年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率並びにその算定の基礎となる事項を記載した書類について、関係担当課長から説明を求め審査した。
  第5、審査の結果。(1)、総括的意見。審査に付された健全化判断比率及び資金不足比率並びにその算定の基礎となる事項を記載した書類を審査した結果、適正に作成されているものと認められた。
  続きまして、平成27年度ときがわ町決算に基づく財政健全化審査意見書。
  1、審査の概要。この財政健全化審査は、町長から提出された健全化判断比率並びにその算定の基礎となる事項を記載した書類が適正に作成されているかどうかを主眼として実施した。
  2、審査の結果。(1)、総合意見。審査に付された下記健全化判断比率並びにその算定の基礎となる事項を記載した書類は、国の指導をもとにつくられたものであり、いずれも適正に作成されているものと認められる。下記の表のとおりでございます。
  (2)、個別意見。@、実質赤字比率について。平成27年度の一般会計等は実質赤字になっていない。
  A、連結実質赤字比率について。平成27年度の全ての会計を合算した結果は、連結実質赤字になっていない。
  B、実質公債費比率について。平成27年度決算に基づく実質公債費比率は3.6%となっており、前年度と比較し0.4ポイント増加したが、早期健全化基準の25%と比較すると、これを下回り問題ない。
  C、将来負担比率について。平成27年度決算に基づく将来負担比率は64%となっており、前年度と比較し10.1ポイント減少し、早期健全化基準の350%と比較しても、これを下回り問題ない。
  今後も引き続き、効率的な行財政運営を図るよう望む。
  (3)、是正改善を要する事項。特に指摘するべき事項はない。
  続きまして、平成27年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づく経営健全化審査意見書。
  1、審査の概要。この経営健全化審査は、町長から提出された資金不足比率並びにその算定の基礎となる事項を記載した書類が適正に作成されているかどうかを主眼として実施した。
  2、審査の結果。(1)、総合意見。審査に付された下記資金不足比率並びにその算定の基礎となる事項を記載した書類は、国の指導をもとにつくられたものであり、いずれも適正に作成されているものと認められる。下記表のとおりでございます。
  (2)、個別意見。@、資金不足比率について。平成27年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計は、資金不足額を生じておらず、良好な状態にあると認められる。
  (3)、是正改善を要する事項。特に指摘するべき事項はない。
  平成27年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく経営健全化審査意見書。
  1、審査の概要。この経営健全化審査は、町長から提出された資金不足比率並びにその算定の基礎となる事項を記載した書類が適正に作成されているかどうかを主眼として実施した。
  2、審査の結果。(1)、総合意見。審査に付された下記資金不足比率並びにその算定の基礎となる事項を記載した書類は、国の指導をもとにつくられたものであり、いずれも適正に作成されているものと認められる。下記表のとおりでございます。
  (2)、個別意見。@、資金不足比率について。平成27年度ときがわ町水道事業会計は資金不足額を生じておらず、良好な状態にあると認められる。
  (3)、是正改善を要する事項。特に指摘するべき事項はない。
  以上でございます。
○小宮 正議長 暫時休憩いたします。
  再開を10時50分にしたいと思います。
                                (午前10時36分)
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○小宮 正議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午前10時50分)
─────────────────────────────────────────────────
○小宮 正議長 これより報告第3号 平成27年度ときがわ町決算に基づく健全化判断比率の報告についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  3番、田中議員。
○3番 田中紀吉議員 3番、田中です。
  監査委員さんの報告も含めてお伺いして、1点というか、ちょっと気になるという点で、庶民感覚でお伺いしたいんですけれども、実質赤字も含めて、連結も含めて、全て黒字なんですね。だから、これは皆さんの成果だというふうに思っているんです。皆さんが努力した。それを実質赤字になっていないという表現が私、すごく気になったんです。重箱の隅を言うつもりはありませんけれども、これはきちんとした成果だということで捉えるというのはどうなのかなというのが、1点目です。
  もう1点目は、水道会計の点なんですけれども、前から気になっていたんですけれども、一般会計からずっと料金対策の点で7,000万円とかという大きなお金をずっと入れているんですね。その点について、特に指摘すべき事項はないというご判断なんですけれども、私自身は、長期的にどういう方向で持っていったらだとか、どういう努力をしたらとか、あと、交換も含めてなんですけれども、その点のご討議はされたのかどうかという点で、2点ばかりお願いします。
○小宮 正議長 答弁願います。
  田中代表監査委員。
○田中正直代表監査委員 ただいまの質問にお答えいたします。
  実質赤字、これはずっと今まで赤字になっていなかったので、そのまま引き続き、そのような文言を使ったわけなので、これからちょっと適正な文言があれば、今後変えていくようにいたしますけれども。ずっと何か赤字が、なかなか黒字ばかりだったので、引き続き同じような文言になったということです。
  次の水道のほうの7,000万円、確かに一般会計から入っているんですけれども、資金不足に関して、一応不足は生じておらないので、特に指摘すべき事項はないというようなことで、ここに記載させていただきました。
  以上でございます。
○小宮 正議長 関口町長。
○関口定男町長 田中議員に申し上げますけれども、監査の人たちは、あくまでも数字の監査をするのであって、政策についてどうのこうのという話ではないので、だから、それをこういうふうにしなさい、ああいうふうにしなさいという、そういう話ではないんですよ。
  だから、水道についても、7,000万円出ているから、それは監査委員が指摘して、ああしろこうしろというよりも、実際あの問題については、これから県で全部やろうという、もっと大きな問題でやっているわけですよ。議員なんだったら、そのくらいはちゃんと勉強して おいてくれないと困りますよ。
○3番 田中紀吉議員 もちろん知っているつもりなんですけれどもね。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
○3番 田中紀吉議員 わかりました、はい。
○小宮 正議長 ほかに。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって質疑を終了いたします。
  本案は報告事項でありますので、ただいま報告したとおりでございます。ご了承を賜りたいと存じます。
  これより報告第4号 平成27年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づく資金不足比率の報告についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって質疑を終了いたします。
  本案は報告事項でありますので、ただいま報告したとおりでございます。ご了承を賜りたいと存じます。
  これより報告第5号 平成27年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率の報告についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって質疑を終了いたします。
  本案は報告事項でありますので、ただいま報告したとおりでございます。ご了承を賜りたいと存じます。
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   ◎報告第6号の上程、説明、質疑
○小宮 正議長 日程第7、報告第6号 平成27年度ときがわ町一般会計継続費精算報告書の報告についてを議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○町田英章議会事務局長 朗読いたします。
  報告第6号 平成27年度ときがわ町一般会計継続費精算報告書の報告について。
  地方自治法施行令(昭和22年政令第16号)第145条第2項の規定により、平成27年度ときがわ町一般会計継続費精算報告書を別紙のとおり報告する。
  平成28年9月6日提出、ときがわ町長、関口定男。
  以上です。
○小宮 正議長 報告者から報告理由の説明を求めます。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、報告第6号 平成27年度ときがわ町一般会計継続費精算報告書の報告について、提案理由を申し上げます。
  継続費として定めたポスター掲示板設置撤去業務に係る継続費精算報告書について、報告するものであります。
  細部につきましては、総務課長からご説明を申し上げます。
○小宮 正議長 続いて、細部説明を求めます。
  柴崎総務課長。
○柴崎秀雄総務課長 それでは、報告第6号 平成27年度ときがわ町一般会計継続費精算報告書の報告について、細部説明をさせていただきます。
  今回の報告につきましては、平成26年度から平成27年度にかけ設定した継続費に係る事業であります埼玉県議会議員一般選挙におけるポスター掲示板設置撤去業務に、こちらが完了したので、地方自治法施行令第145条第2項の規定により報告するものでございます。
  1枚おめくりをいただきたいと存じます。
  平成27年度ときがわ町一般会計継続費精算報告書となっております。
  初めに、左から3列目になりますが、事業名はポスター掲示板設置撤去業務になります。
  次に、4列目に年度が、26年度、27年度とございます。全体計画の年割額は、平成26年度が72万5,000円、平成27年度が25万2,000円、計97万7,000円となっております。
  続きまして、実績の支出済額の欄をごらんください。実績は平成26年度が37万4,587円、平成27年度が13万9,277円で、計51万3,864円でございます。
  一番右側の列、比較の欄、比較の年割額と支出済額の差の欄をごらんください。全体計画の年割額と支出済額との差は、平成26年度が35万413円、平成27年度が11万2,723円、計46万3,136円でございました。
  なお、平成26年度の差額35万413円につきましては、その全額を平成27年度に逓次繰越をして予算を執行しているところでございます。
  以上で細部説明を終わります。よろしくお願いいたします。
○小宮 正議長 これより報告第6号 平成27年度ときがわ町一般会計継続費精算報告書の報告についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって質疑を終了いたします。
  本案は報告事項でありますので、ただいま報告したとおりでございます。ご了承を賜りたいと存じます。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案の一括上程について
○小宮 正議長 お諮りいたします。日程第8、認定第1号から日程第14、認定第7号まで、いずれもときがわ町の決算認定に関する案件でございますので、一括議題としたいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 異議なしと認め、一括議題とさせていただきます。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎認定第1号〜認定第7号の上程、説明
○小宮 正議長 日程第8、認定第1号 平成27年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定について、日程第9、認定第2号 平成27年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について、日程第10、認定第3号 平成27年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について、日程第11、認定第4号 平成27年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算認定について、日程第12、認定第5号 平成27年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算認定について、日程第13、認定第6号 平成27年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算認定について、日程第14、認定第7号 平成27年度ときがわ町水道事業会計決算認定について、以上を一括議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○町田英章議会事務局長 朗読いたします。
  認定第1号 平成27年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定について。
  地方自治法(昭和22年法律第67号)第233条第3項の規定に基づき、平成27年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算を別冊のとおり監査委員の意見をつけて議会の認定に付する。
  平成28年9月6日提出、ときがわ町長、関口定男。
  続いて、認定第2号 平成27年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について。
  地方自治法(昭和22年法律第67号)第233条第3項の規定に基づき、平成27年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算を別冊のとおり監査委員の意見をつけて議会の認定に付する。
  平成28年9月6日提出、ときがわ町長、関口定男。
  続いて、認定第3号 平成27年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について。
  地方自治法(昭和22年法律第67号)第233条第3項の規定に基づき、平成27年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算を別冊のとおり監査委員の意見をつけて議会の認定に付する。
  平成28年9月6日提出、ときがわ町長、関口定男。
  続いて、認定第4号 平成27年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算認定について。
  地方自治法(昭和22年法律第67号)第233条第3項の規定に基づき、平成27年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算を別冊のとおり監査委員の意見をつけて議会の認定に付する。
  平成28年9月6日提出、ときがわ町長、関口定男。
  続いて、認定第5号 平成27年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算認定について。
  地方自治法(昭和22年法律第67号)第233条第3項の規定に基づき、平成27年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算を別冊のとおり監査委員の意見をつけて議会の認定に付する。
  平成28年9月6日提出、ときがわ町長、関口定男。
  続いて、認定第6号 平成27年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算認定について。
  地方自治法(昭和22年法律第67号)第233条第3項の規定に基づき、平成27年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算を別冊のとおり監査委員の意見をつけて議会の認定に付する。
  平成28年9月6日提出、ときがわ町長、関口定男。
  続いて、認定第7号 平成27年度ときがわ町水道事業会計決算認定について。
  地方公営企業法第30条第4項の規定に基づき、平成27年度ときがわ町水道事業会計決算を別冊のとおり監査委員の意見をつけて認定に付する。
  平成28年9月6日提出、ときがわ町長、関口定男。
  以上です。
○小宮 正議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  提案理由の説明につきましては、認定第1号 平成27年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定についてから認定第7号 平成27年度ときがわ町水道事業会計決算認定についてまで、順次説明を求めます。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、議長のお許しをいただきましたので、認定第1号から認定第7号までの議案について概要説明をいたしまして、提案理由とさせていただきます。
  まず、認定第1号 平成27年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定について説明をいたします。
  歳入総額は56億8,014万8,818円で、歳出総額は54億6,015万1,675円となりまして、実質収支額は1億9,983万5,143円となりました。歳入の構成比が一番大きいものは地方交付税で、収入済額につきましては20億2,435万4,000円となりまして、35.6%の構成比となっております。次に構成比が大きいものは町税で、収入済額は13億4,578万895円となりまして、23.7%の構成比となりました。
  また、歳出の構成比が一番大きいものにつきましては、民生費でありまして、支出済額が13億8,354万9,976円となりまして、25.3%の構成比となりました。次に構成比が大きいものは総務費でありまして、支出済額が13億666万5,319円となりまして、23.9%の構成比となりました。
  次に、認定第2号の平成27年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についてご説明をいたします。
  歳入総額は18億4,588万4,049円で、歳出総額は17億5,463万7,419円となりまして、実質収支額が9,124万6,630円となりました。
  続きまして、認定第3号 平成27年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についてご説明をいたします。
  歳入総額は1億1,812万4,266円で、歳出総額が1億1,592万4,799円の決算となりまして、 実質収支額が219万9,467円となりました。
  続きましては、認定第4号 平成27年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算認定についてご説明をいたします。
  歳入総額は10億4,840万2,333円、歳出総額は9億8,563万2,481円となりまして、実質収支額が6,276万9,852円となりました。
  続きまして、認定第5号 平成27年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算認定についてご説明をいたします。
  歳入総額は1億1,817万3,215円で、歳出総額は1億1,536万655円となりまして、実質収支額につきましては281万2,560円となりました。
  続きましては、認定第6号 平成27年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算認定についてご説明をいたします。
  歳入歳出の総額はそれぞれ2,774万9,116円となりまして、実質収支額につきましてはゼロということであります。
  次に、認定第7号 平成27年度ときがわ町水道事業会計決算認定についてご説明をいたします。
  水道事業の決算の概要ですが、収益的収入及び支出につきましては、収入が3億5,231万9,657円で、歳出が3億1,874万2,817円となりました。また、資本的収入及び支出につきましては、収入が7,786万800円でありまして、支出が1億3,087万1,183円となりました。
  以上、監査委員の意見をつけまして提案いたしますので、ご議決いただきますようお願い申し上げます。
  なお、細部につきましては、認定第1号から認定第6号までにつきましては会計室長から、また認定第7号は水道課長からご説明申し上げますので、よろしくお願いいたします。
○小宮 正議長 続いて、認定第1号 平成27年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定についてから認定第6号 平成27年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算認定についてまで、順次細部説明を求めます。
  金子会計管理者兼会計室長。
○金子加代子会計管理者兼会計室長 会計管理者兼会計室長の金子でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
  それでは、認定第1号 平成27年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定から認定第6号 平成27年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算認定までの細部説明をさ せていただきます。
  まず最初に、総括的事項について申し上げますので、議案参考資料をごらんください。
  議案参考資料の資料ナンバー1、ときがわ町各会計歳入歳出決算参考資料の2ページをお開きください。
  平成27年度各会計歳入歳出決算総括表の左側にあります平成27年度の欄をごらんください。
  表の一番下の行にありますが、水道事業会計を除く一般会計ほか5つの特別会計の歳入総額は88億3,848万1,797円、歳出総額は84億5,945万6,145円で、表の中央にあります平成26年度と比べますと、表の右側の前年度比較にありますが、歳入で4億1,199万9,113円、歳出で3億3,091万8,259円多い決算となりました。
  それでは、認定第1号 平成27年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定についてから内容説明をさせていただきます。
  決算書の12ページをごらんください。
  12ページ、一般会計歳入歳出決算事項別明細書の歳入から内容説明をさせていただきます。
  なお、この決算書は左右2ページ見開きで構成されております。左側のページ番号を申し上げますので、関係ページを開いていただき、左右両方のページをごらんいただければと思います。
  まず、1款町税ですが、調定額は14億6,188万5,701円で、収入済額は13億4,578万895円となりました。徴収率は前年度より1.5ポイント増加して92.1%となりました。また、不納欠損額は1,999万4,731円で、収入未済額は9,611万75円となりました。
  次に、16ページをごらんください。
  16ページ、中下段の10款地方交付税ですが、調定額、収入済額ともに20億2,435万4,000円で、前年度と比較いたしまして率で8.7%、金額で1億6,167万4,000円の増額となりました。内訳は備考欄をごらんください。普通交付税が18億6,423万円で、前年度より1億4,347万1,000円多く、特別交付税が1億6,012万4,000円で、1,820万3,000円多い額となりました。
  続きまして、22ページをごらんください。
  22ページ中段の14款国庫支出金ですが、調定額5億2,693万457円に対し、収入済額は4億2,520万1,457円で、収入未済額は1億172万9,000円となりました。
  次に、26ページをごらんください。
  26ページ中段の15款県支出金ですが、調定額3億1,032万8,287円に対し、収入済額は2億9,653万6,471円で、収入未済額は1,379万1,816円となりました。
  次に、少し飛びまして34ページをお開きください。
  34ページ中段の17款寄附金ですが、調定額、収入済額ともに1億1,534万3,000円で、こちらには旧埼玉県立玉川工業高等学校北グラウンド跡地の土地の取得を目的とした負担付寄附1億1,000万円が含まれております。
  次に、36ページをごらんください。
  36ページ中段の19款繰越金ですが、調定額、収入済額ともに1億5,962万2,923円で、前年度より1億1,529万5,546円少ない額となりました。これは平成26年度からの繰越金でございます。
  次に、その下の20款諸収入ですが、調定額1億2,133万6,145円に対し、収入済額は1億2,046万4,428円で、前年度より収入済額で660万2,996円の増額となりました。こちらには、1枚めくっていただきまして、38ページの中下段になりますが、3目雑入、5節光ファイバー貸し付け収入の2,445万6,348円が含まれております。
  次に、42ページ中段の21款町債ですが、調定額、収入済額ともに7億698万8,000円で、前年度より8,008万円の増額となりました。
  収入済額の主なものといたしましては、1目総務債、1節合併振興基金積立事業債1億8,030万円、下段の3目土木債、1節道路整備事業債1億1,600万円、そして1枚めくっていただきまして、44ページ上段の5目臨時財政対策債、1節臨時財政対策債2億5,708万8,000円などでございます。
  続きまして、そのページの一番下の段の歳入合計をごらんください。
  平成27年度の歳入合計ですが、収入済額は56億8,014万8,818円で、前年度より3億1,038万4,482円の増額となりました。
  これで、平成27年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算の歳入についての内容説明を終了させていただきます。
  引き続きまして、平成27年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算の歳出についての内容説明をさせていただきます。
  なお、内容は備考欄のページの事業別で説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。
  46ページをごらんください。
  46ページ、1款議会費ですが、支出済額は8,308万4,121円です。その主なものは、議員及び職員の人件費と議会運営や議員活動に要した費用でございます。
  次に、48ページをごらんください。
  48ページの下段、2款総務費ですが、支出済額は13億666万5,319円で、前年度より1億4,175万1,747円の増額となりました。また、翌年度繰越額の繰越明許費は2,580万1,000円で、内容は、企画費の情報セキュリティ強化対策事業などでございます。
  次に、62ページをお開きください。
  62ページ、一番下の段の1項総務管理費、9目企画費ですが、支出済額は3億9,177万2,184円です。その主なものは、まず65ページになります。65ページの備考欄中段の企画一般管理事務では、そのページの一番下の13節委託料516万2,400円ですが、ときがわ町人口ビジョン及びときがわ町総合戦略策定支援業務委託に支出いたしました。
  1枚めくっていただきまして、67ページ備考欄上段の19節負担金補助及び交付金では、小川赤十字病院建てかえ整備負担金として3,476万6,000円を支出いたしました。
  また、さらに1枚めくっていただきまして、69ページ備考欄上段の交通対策事業では、そのページの一番下の19節負担金補助及び交付金のバス運行費補助金として、路線バスの運行を維持するための経費に支出いたしました。
  また、次の71ページ備考欄中段の町情報システム共同化事業では、マイナンバー制度導入に伴うシステム改修や共同化システムの使用料などに、そして一番下の段の若者定住化促進事業では、移住PRパンフレット作成業務委託料などに支出いたしました。
  1枚めくっていただきまして、73ページ、備考欄上段の企業立地支援事業では、17節公有財産購入費から、旧埼玉県立玉川工業高等学校北グラウンド跡地の土地購入費などに支出いたしました。
  次に、80ページをごらんください。
  80ページ中段の1項15目諸費ですが、支出済額は2,662万5,237円で、主に81ページ備考欄下段の防犯灯整備事業におきまして、防犯灯のLED灯交換工事に支出いたしました。
  1枚めくっていただきまして、82ページの中段、1項17目合併振興基金費ですが、支出済額は1億9,091万7,066円で、地域における住民の連帯の強化及び地域振興のための財源に充てるため、合併振興基金へ積み立てをいたしました。
  同じく82ページの下段、2項徴税費ですが、支出済額は9,063万7,045円で、主に、2枚めくっていただきまして87ページ備考欄上段の徴税賦課事務事業で、土地家屋現況図の修正や土地家屋台帳データの更新業務委託料などに支出いたしました。
  続きまして、100ページをお開きください。
  100ページ上段の3款民生費ですが、支出済額は13億8,354万9,976円で、前年度より491万8,934円の減額となりました。翌年度繰越額の繰越明許費は4,841万円で、内容は、年金生活者等支援臨時福祉給付金給付事業でございます。
  次に、内訳になりますが、1項社会福祉費、1目社会福祉総務費は支出済額1億1,111万4,196円で、その主なものといたしましては、101ページの備考欄中段の社会福祉総務一般管理事務では、関係団体への補助で、内容といたしましては、備考欄下段にあります19節負担金補助及び交付金の町社会福祉協議会補助金2,350万円など、また次の103ページ備考欄中段にあります臨時福祉給付金給付事業では、下段の19節負担金補助及び交付金の臨時福祉給付金1,242万6,000円などでございます。
  同じページの一番下にあります1項2目障害者福祉費ですが、支出済額は3億5,754万6,729円で、その主なものは、障害者福祉事業として、105ページの備考欄中段になりますが、19節負担金補助及び交付金では、障害のある方が居宅や施設において受けた介護や訓練等のサービスに要した費用に対して、介護給付費・訓練等給付費負担金2億6,594万7,848円を支出いたしました。
  次に、106ページ中段の1項3目老人福祉費ですが、支出済額は3億5,570万2,766円で、その主なものは109ページになります。
  109ページの備考欄下段になりますが、後期高齢者医療事業の19節負担金補助及び交付金で、埼玉県後期高齢者医療広域連合負担金1億4,153万7,766円を、28節繰出金で後期高齢者医療特別会計繰出金3,084万8,954円を支出いたしました。
  また、111ページの備考欄中段になりますが、介護保険特別会計繰出事業として、28節繰出金から1億4,168万円を支出いたしました。
  そして、左側の110ページ中下段の1項5目国民健康保険事業費ですが、支出済額は1億2,633万870円で、その内容は、主に右側の111ページ備考欄下段になります。国民健康保険特別会計繰出事業で、28節繰出金9,994万9,000円を支出いたしました。
  一番下の段の2項児童福祉費ですが、支出済額は4億3,282万2,009円で、主なものは、1枚めくっていただきまして、112ページの2項1目児童福祉総務費ですが、支出済額は2億594万9,724円で、113ページ備考欄の下段になりますが、子ども医療費支給事業の20節扶助費では、子ども医療費2,569万6,127円を支出いたしました。
  また、115ページ備考欄上段の放課後児童対策事業では、2,548万3,534円を支出いたしました。
  次に、116ページ下段の2項2目児童福祉施設費ですが、支出済額は2億2,687万2,285円で、その主なものは、町立の玉川保育園、平保育園の職員人件費及び運営費と、町内の民間保育園に対する管内保育や町外の保育園に対する管外保育のための委託料などでございます。
  次に、126ページをお開きください。
  126ページ上段の4款衛生費ですが、支出済額は5億3,838万4,396円です。
  その内訳になりますが、130ページをごらんください。
  130ページ中段の1項保健衛生費、2目予防費ですが、支出済額は5,669万2,169円で、その主なものは133ページ以降になります。
  133ページの備考欄中段、成人健診事業の13節委託料で1,835万4,290円を各種がん検診や健康診断委託料などに支出いたしました。
  また、135ページ備考欄の中段になりますが、健康づくり開発事業では152万290円をスモールチェンジ活動等の経費に支出いたしました。その下の予防接種事業の13節委託料では、乳幼児等を対象とした定期予防接種のほか、高齢者のインフルエンザなどの任意の予防接種委託料に2,354万8,560円を支出いたしました。
  次に、136ページ中段の1項3目環境衛生費ですが、支出済額は7,544万3,842円で、その主なものは141ページになります。
  141ページ備考欄上段の浄化槽設置管理事業特別会計繰出事業、28節繰出金の3,942万6,000円などでございます。
  左の140ページ中段の1項4目上水道費ですが、支出済額は9,929万9,800円で、その主なものは141ページ中段の上水道施設一般管理事務の19節負担金補助及び交付金の水道事業会計補助金7,000万円と24節投資及び出資金の水道事業会計出資金2,900万円でございます。
  その下の段の2項清掃費ですが、支出済額は2億4,443万567円です。1目清掃総務費では、右の141ページの下段、清掃総務一般管理事務の中の19節負担金補助及び交付金から、埼玉中部資源循環組合負担金780万9,000円を支出しております。
  1枚めくっていただきまして、142ページ上段の2項2目塵芥処理費の支出済額は1億7,638万3,560円、またその下の3目し尿処理費の支出済額は5,812万6,000円となっております。
  次に、144ページをごらんください。
  144ページ、6款農林水産業費ですが、支出済額は1億4,877万9,002円で、翌年度繰越額の繰越明許費は4,238万8,000円で、内容といたしましては、資源の積極的活用による持続可 能な地場産業の育成事業でございます。
  次に、内訳ですが、146ページ下段の1項農業費、3目農業振興費が支出済額3,524万6,559円で、その主なものは、右の147ページ備考欄下段の農業振興一般管理事務の19節負担金補助及び交付金の補助金として、次のページ、149ページ中段にあります新規就農総合支援事業費補助金562万5,000円を支出いたしました。この補助金は、対象となった45歳以下の新規就農者に対しまして給付するものでございます。
  また、次の151ページ備考欄上段、山村振興事業では、13節委託料から、旧大椚第一小学校校舎解体工事設計業務委託421万2,000円を支出いたしました。
  次に、152ページ中段の1項4目農地費ですが、支出済額は3,246万4,240円で、その主なものは、153ページ備考欄一番下の行の川のまるごと再生町事業で、次の155ページ上段にありますが、15節工事請負費1,876万5,000円を宮ヶ谷戸前堰魚道整備工事に支出いたしました。
  次に、158ページ上段の7款商工費ですが、支出済額は1億2,050万4,668円です。
  158ページ中段にあります1項商工費、3目商工振興費の支出済額は4,716万3,119円で、その主なものといたしましては、1枚めくっていただきまして、161ページ備考欄中下段にありますプレミアム付商品券発行事業で、19節負担金補助及び交付金からプレミアム付商品券発行事業補助金3,139万9,038円を支出いたしました。
  左の160ページ下段の1項4目観光費は、支出済額3,298万4,761円で、その主なものは165ページになります。
  165ページ備考欄中段の観光施設管理運営事業で、支出済額は1,518万5,033円でした。各観光施設に係る管理業務委託、工事請負費、そして木のむらキャンプ場オートサイト用地取得のための土地購入費などに支出いたしました。
  次に、168ページをごらんください。
  168ページ上段の8款土木費ですが、支出済額は3億7,967万9,088円です。主な内訳になりますが、170ページをごらんください。
  170ページ中段の2項道路橋りょう費、2目道路維持費につきましては、町道の除雪作業、舗装修繕や交通安全施設の整備のために6,943万3,036円を支出しております。
  また、172ページの中段、2項4目橋りょう維持費につきましては、支出済額3,786万5,380円で、主に小幡橋ほか8つの橋の橋梁補修工事などに支出いたしました。
  次に、176ページをごらんください。
  176ページ下段の5項1目地籍調査費ですが、支出済額は4,125万3,403円でございます。
  その主なものは、179ページ備考欄中段になりますが、13節委託料で3,215万9,996円を桃木、田中、別所地区の測量業務などに支出いたしました。
  左側の178ページをごらんください。
  下段の9款消防費ですが、支出済額は2億7,047万8,593円でございます。支出の内訳ですが、1項消防費、1目常備消防費は、支出済額2億1,233万3,000円で、比企広域市町村圏組合で組織する常備消防に係る負担金を支出いたしました。
  その下の1項2目非常備消防費ですが、支出済額は4,363万5,532円で、ときがわ消防団の活動に係る負担金や消火栓維持管理のための負担金に支出いたしました。
  次に、180ページをごらんください。
  180ページ中段の1項3目防災費ですが、支出済額は1,451万61円で、主に181ページ備考欄中段の防災対策事業19節負担金補助及び交付金の補助金から、自主防災組織補助金277万4,578円を、その下の防災無線管理事業では、次のページになりますが、183ページ備考欄中段の13節委託料から防災行政無線保守点検委託料704万8,080円を支出いたしました。
  次に、その左側の182ページ、10款教育費ですが、支出済額は5億4,378万6,146円で、前年度より3,940万2,035円の増額となりました。増額の主な理由につきましては、萩ヶ丘小学校特別教室棟耐震補強工事などによるものでございます。
  なお、翌年度繰越額の繰越明許費は3,466万5,000円で、内容につきましては、都幾川中学校屋内運動場つり天井改修事業などでございます。
  支出の内訳になりますが、184ページ上段の1項教育総務費2目事務局費は、支出済額1億2,610万9,312円で、その主なものといたしましては、職員人件費のほか、191ページをごらんください。
  191ページの備考欄下段にあります少人数学級推進事業1,419万2,573円ですが、これは小学校・中学校のきめ細かな学習を推進するため、町費で教員を配置する事業でございます。共済費や賃金などに支出いたしました。
  次に、192ページ中段の2項小学校費ですが、支出済額は1億1,904万4,143円で、玉川小学校、明覚小学校及び萩ヶ丘小学校の管理運営に関する経常的な経費や教育活動に係る経費などに支出したほか、平成27年度におきましては、201ページをお開きください。
  201ページの備考欄、一番下にあります小学校施設耐震・大規模改造事業といたしまして、203ページ備考欄上段の15節工事請負費から、萩ヶ丘小学校特別教室棟耐震補強工事に5,778万円を支出いたしました。
  次に、208ページをごらんください。
  208ページ下段の3項中学校費ですが、支出済額は5,009万6,651円で、少し飛びまして223ページをお開きください。
  223ページ備考欄の上段になりますが、中学校英語指導事業の13節委託料で、英語指導業務委託料659万6,997円を支出したほか、玉川中学校及び都幾川中学校の管理運営に関する経常的な経費や教育活動に係る経費などを支出いたしました。
  そして、左の222ページの下段、5項社会教育費ですが、支出済額は1億2,452万7,531円で、226ページをごらんください。
  226ページ中段の5項2目公民館費ですが、支出済額は1,953万2,528円で、都幾川公民館及び都幾川公民館図書室、玉川公民館の管理運営に係る経費を支出いたしました。
  次に、232ページをごらんください。
  232ページ下段の5項5目文化財保護費ですが、支出済額は1,434万5,274円で、その主なものは、1枚めくっていただきまして、235ページになります。
  235ページの備考欄下段の史跡小倉城跡整備事業におきまして、さらに1枚めくっていただきまして、237ページの中段、17節公有財産購入費から、小倉城跡用地買収のため962万7,000円を支出いたしました。
  次に、238ページをごらんください。
  238ページの下段、5項6目文化センター費ですが、支出済額は1,800万3,732円で、主に文化センターの管理運営に係る経常的な経費などに支出いたしました。
  続きまして、240ページ下段の6項保健体育費ですが、支出済額は1億1,831万3,313円です。その主なものは、242ページ下段の6項2目体育施設費ですが、支出済額は4,256万6,061円で、243ページから249ページに記載してございますが、本郷球場、西平運動場、体育センター、玉川運動場、玉川トレーニングセンター、田黒運動場及び五明運動場の管理運営に係る経常的な経費などに支出いたしました。
  続きまして、250ページをお開きください。
  250ページ上段の6項3目学校給食費ですが、支出済額は6,796万5,138円で、町内の小学校及び中学校に給食を提供するための共同調理場管理運営事業に係る経費でございます。
  その主なものは、251ページ備考欄中段の11節需用費の賄い材料費3,807万1,013円で、学校給食の材料費に支出いたしました。
  次に252ページをごらんください。
  252ページ中段の11款災害復旧費ですが、支出済額は272万832円で、台風18号により被災した農林水産施設を復旧するための経費に支出いたしました。なお、翌年度繰越額の繰越明許費は1,501万2,000円で、内容といたしましては、森林管理道馬生線災害復旧事業でございます。
  下段の12款公債費ですが、支出済額は6億7,959万8,331円で、前年度より1億7,640万5,389円の増額となりました。町債の元金及び利子の償還のために支出いたしました。
  次に、254ページをごらんください。
  254ページの上段、13款予備費ですが、隣の255ページの備考欄に記載してありますように2款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費など9つの科目へ合計1,084万3,000円を充用いたしました。
  以上、費目ごとにご説明申し上げましたが、その結果、254ページから255ページの一番下の欄になりますが、平成27年度の歳出合計は支出済額54億6,015万1,675円で、前年度より2億5,001万262円の増額となりました。また、平成28年度への翌年度繰越額は、繰越明許費1億6,627万6,000円を繰り越しいたしました。
  次に、257ページをごらんください。
  平成27年度一般会計歳入歳出決算財産に関する調書ですが、まず、1、公有財産の(1)土地及び建物ですが、土地、建物ともに決算年度中の増減はありませんでした。
  次に、258ページの(2)山林でございます。面積につきましては、決算年度中増減高は462平方メートルの減、立木の推定蓄積量につきましては、決算年度中増減高は2,429立方メートルの増となっております。
  その下にあります(3)出資による権利につきましては、平成27年度中の増減はありませんでした。
  一番下の(4)預託金につきましては、勤労者住宅資金融資預託金の決算年度中増減高が500万円の減となっております。
  次に、259ページをごらんください。
  2、物品ですが、庁舎などで保管する50万円以上の物品の一覧となっております。決算年度中の増減高ですが、乗用車、ワゴン、バンが計4台減少いたしまして、軽自動車2台と、次のページの表の一番下の欄にございますマイナンバー制度導入に伴う本人確認裏書システムが増となりました。
  次に、261ページの3、基金についてですが、決算年度中増減高の大きなものといたしま すと、(2)減災基金が694万1,761円の減となり、また次のページの下段になりますが、(11)合併振興基金が1億9,091万7,066円の増となりました。これらは一般会計への繰り入れ、または一般会計からの積み立てによるものです。
  なお、(8)の特定分収林事業基金につきましては、ときがわ町特定分収林事業の完了に伴いまして、基金も廃止となりました。
  以上で、認定第1号 平成27年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定についての内容説明を終了させていただきます。
○小宮 正議長 暫時休憩いたします。
  再開を午後1時からにいたします。
                                (午前11時57分)
─────────────────────────────────────────────────
○小宮 正議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午後 1時00分)
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○小宮 正議長 引き続き、認定第2号 平成27年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についてから細部説明を求めます。
  金子会計管理者兼会計室長。
○金子加代子会計管理者兼会計室長 それでは、認定第2号 平成27年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についての内容説明をさせていただきます。
  まず、272ページをごらんください。
  272ページのときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算事項別明細書の歳入から内容説明をさせていただきます。
  1款国民健康保険税ですが、調定額は3億8,697万1,930円で、収入済額は2億8,649万1,371円となり、収入済額で前年度より1,112万524円の減額となりました。また、不納欠損額が1,789万645円で、収入未済額は8,258万9,914円となりました。なお、年度平均の加入世帯数は2,171世帯、被保険者数は3,772人でした。
  続きまして、274ページをごらんください。
  一番下の段の5款前期高齢者交付金ですが、収入済額は4億786万8,708円で、前年度より1,393万9,170円の減額となりました。この交付金は、65歳から74歳までの人口比に応じて社会保険診療報酬支払基金から市町村の国保に対し支払われる交付金でございます。
  次に、276ページの中段の7款共同事業交付金ですが、収入済額は3億7,416万6,039円で、前年度より1億7,064万8,545円の増額となりました。
  1項共同事業交付金、2目保険財政共同安定化事業交付金が3億4,705万3,755円で、前年度より1億7,787万9,903円の増となり、大幅に増加いたしました。
  また、一番下の段、8款繰入金ですが、収入済額は9,994万9,000円で、前年度より2,707万2,000円の増額となりました。その内容は、1項他会計繰入金、1目一般会計繰入金で、収入済額の内訳は、1節保険基盤安定繰入金3,668万3,903円と2節その他一般会計繰入金6,326万5,097円です。
  その結果、2枚めくっていただきまして、280ページから281ページの一番下の段になりますが、平成27年度歳入合計の収入済額は18億4,588万4,049円で、前年度より1億2,116万6,902円の増額となりました。
  続きまして、歳出についての内容説明をさせていただきます。
  284ページをごらんください。
  284ページ中段の2款保険給付費ですが、支出済額は10億6,725万32円で、前年度より1,557万1,695円の減額となりました。この保険給付費は、被保険者が疾病や負傷などにより医療機関を受診した際の診療や投薬、入院などの費用に充てられるもので、平均では加入世帯1世帯当たり49万1,594円、被保険者1人当たり28万2,940円となりました。
  次に、288ページをごらんください。
  288ページ中段の3款後期高齢者支援金等ですが、支出済額は2億713万6,089円となりました。これは、後期高齢者医療に要した費用を支援するための経費で、主に289ページの備考欄中段になりますが、後期高齢者支援金2億712万2,289円を支出いたしました。
  次に、290ページ、一番下の段の7款共同事業拠出金ですが、支出済額は3億5,699万8,395円となりました。この拠出金は、保険財政の安定化や市町村間の保険料平準化のための高額医療費共同事業及び保険財政安定化共同事業に係る拠出金で、埼玉県国民健康保険団体連合会へ支出いたしました。
  続きまして、292ページをごらんください。
  292ページ中段の8款保健事業費ですが、支出済額は1,581万9,668円で、293ページの備考欄になりますが、主に特定健康診査等事業費の13節委託料で、基本健診委託料924万2,011円、人間ドック委託料326万円を支出いたしました。
  そして、2枚めくっていただきまして、296ページから297ページの一番下の段になります が、平成27年度歳入合計の支出済額は17億5,463万7,419円で、前年度より1億3,324万5,105円の増額となりました。
  次に、299ページをごらんください。
  299ページ、平成27年度国民健康保険特別会計歳入歳出決算財産に関する調書ですが、国民健康保険特別会計に属する財産は、この3つの基金で、平成27年度中に増減のあったものは(2)高額療養費貸付基金のみでした。
  以上で、認定第2号 平成27年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についての内容説明を終了させていただきます。
  引き続き、認定第3号 平成27年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についての内容説明をさせていただきます。
  まず、310ページをお開きください。
  310ページ、ときがわ町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算事項別明細書の歳入から内容説明をさせていただきます。
  上段の1款後期高齢者医療保険料ですが、調定額は8,592万6,920円で、収入済額は8,489万6,390円となり、収入済額で前年度より83万5,130円の増額となりました。また、不納欠損額が10万3,990円で、収入未済額は92万6,540円となり、収納率は98.8%になりました。なお、平成28年3月末日現在の被保険者数は1,830人でございます。
  次に、中段の2款繰入金ですが、収入済額は3,084万8,954円で、前年度より50万5,959円の減額となりました。その内訳は、1項一般会計繰入金、1目事務費繰入金97万2,000円と、1項2目保険基盤安定繰入金2,987万6,954円でございます。
  その他、下段にあります3款繰越金の収入済額221万6,462円、4款諸収入の収入済額16万2,460円を合わせまして、312ページから313ページの一番下の段になりますが、平成27年度歳入合計の収入済額は1億1,812万4,266円で、前年度より138万8,877円の減額となりました。
  続きまして、314ページをごらんください。
  歳出について内容説明をさせていただきます。
  まず、上段の1款総務費ですが、支出済額は96万4,523円で、その主なものは納入通知書等の印刷製本費、郵送料などでございます。
  次に、中段の2款後期高齢者医療広域連合納付金ですが、支出済額は1億1,482万6,194円で、被保険者に納入いただいた保険料の埼玉県後期高齢者医療広域連合への納付金でございます。その他3款諸支出金13万4,082円を合わせまして、314ページから315ページの一番下 の段になりますが、平成27年度歳出合計の支出済額は1億1,592万4,799円で、前年度より137万1,882円の減額となりました。
  以上で、認定第3号 平成27年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についての内容説明を終了させていただきます。
  続きまして、認定第4号 平成27年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算認定についての内容説明をさせていただきます。
  まず、326ページをお開きください。
  326ページ、ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算事項別明細書の歳入から内容説明をさせていただきます。
  最初に、上段の1款保険料ですが、調定額が2億3,695万7,470円で、収入済額は2億3,089万1,710円となり、収入済額で前年度より2,837万7,080円の増額となりました。また、不納欠損額が129万2,800円で、収入未済額は477万2,960円となり、65歳以上の第1号被保険者の収納率は97.4%となりました。なお、この保険料の対象者は、平成28年3月末日現在3,807人でございます。
  次に、中段の3款国庫支出金ですが、収入済額は2億2,834万5,959円で、前年度より625万9,121円の減額となりました。その主なものは、1項国庫負担金、1目介護給付費負担金の1億8,133万590円と2項国庫補助金、1目調整交付金4,060万円で、法令等の基準に基づき交付されました。
  続きまして、328ページをごらんください。
  328ページ上段の4款支払基金交付金ですが、収入済額は2億6,286万1,061円で、前年度より2,021万1,279円の減額となりました。こちらは、社会保険診療報酬支払基金に集められた40歳から64歳までの第2号被保険者の介護保険料が交付金として市町村に交付されたものでございます。
  次に、330ページをごらんください。
  330ページ上段の7款繰入金ですが、収入済額は1億4,168万円で、前年度より1,496万8,000円の減額となりました。介護給付費や事務費など、法令等に基づき繰り入れた1項一般会計繰入金でございます。
  その結果、332ページから333ページの一番下の段になりますが、平成27年度歳入合計の収入済額は10億4,840万2,333円で、前年度より944万4,917円減額となりました。
  続きまして、334ページをごらんください。
  歳出についての内容説明をさせていただきます。
  まず、334ページ上段の1款総務費ですが、支出済額は1,607万8,885円でございます。総務費の主なものは、下段の3項介護認定審査会費1,004万7,382円で、介護認定のための調査や認定審査会に要する事務費として支出いたしました。
  次に、2枚めくっていただきまして、338ページをごらんください。
  338ページ中段の2款保険給付費ですが、支出済額は9億2,370万4,664円で、その内訳になりますが、1項介護サービス等諸費、1目居宅介護サービス給付費の支出済額は3億934万7,282円で、訪問介護や通所介護、短期入所、生活介護などに要する費用に支出いたしました。
  次に、下段の1項3目地域密着型介護サービス給付費ですが、支出済額は1億2,799万162円で、グループホームなどの町が指定した事業所で、利用が町民に限定された地域密着型の介護サービスに要する費用に支出いたしました。
  次に、340ページ上段の1項5目施設介護サービス給付費ですが、支出済額は3億6,476万8,476円で、特別養護老人ホームなど施設入所者に対するサービスに要する費用に支出いたしました。
  次に、3枚めくっていただきまして、346ページになります。
  346ページ上段の6項特定入所者介護サービス等費、1目特定入所者介護サービス費ですが、支出済額は4,701万5,430円で、サービスつき高齢者向け住宅などの入所者が受けるサービスに要する費用に支出いたしました。
  その次のページ、348ページの上段になりますが、4款地域支援事業費ですが、支出済額は1,490万3,816円で、その主なものは、1項介護予防事業費1,051万9,253円、内訳は349ページの備考欄上段の二次予防事業費に684万6,630円、その下の一次予防事業費に367万2,623円を支出いたしました。
  そして、352ページから353ページの一番下の段になりますが、平成27年度歳出合計の支出済額は9億8,563万2,481円で、前年度より4,254万114円の減額となりました。
  次に、355ページをごらんください。
  平成27年度介護保険特別会計歳入歳出決算財産に関する調書ですが、介護保険特別会計に属する財産は、この介護保険給付費準備基金のみで、平成27年度中に574万6,875円の増となりました。
  以上で、認定第4号 平成27年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算認定について の内容説明を終了させていただきます。
  続きまして、認定第5号 平成27年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算認定についての内容説明をさせていただきます。
  まず、366ページをお開きください。
  ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算事項別明細書の歳入から内容説明をさせていただきます。
  まず上段の2款事業収入ですが、調定額は4,090万9,632円で、収入済額は4,033万734円となり、前年度より151万5,328円の増額となりました。これは、使用者から徴収する浄化槽の使用料でございます。
  次に、その下の3款国庫支出金ですが、収入済額は1,596万8,000円で、前年度より551万1,000円の減額となりました。これは、浄化槽整備事業費補助金でございます。
  次に、下段の5款繰入金ですが、収入済額は3,942万6,000円で、前年度より36万7,000円の増額となりました。これは、一般会計からの繰入金でございます。
  その結果、368ページから369ページの一番下の段になりますが、平成27年度歳入合計の収入済額は1億1,817万3,215円で、前年度より928万1,122円の減額となりました。
  続きまして、370ページをごらんください。
  歳出についての内容説明をさせていただきます。
  まず、上段の1款総務費ですが、支出済額は2,271万9,206円で、前年度より82万8,631円の減額となりました。その主なものは、職員人件費と浄化槽の経年劣化に伴う部品交換等の修繕料でございます。
  そのページの一番下の2款施設管理費ですが、支出済額は3,680万3,421円で、前年度より213万8,702円の増額となりました。その内訳は、373ページ備考欄上段の浄化槽維持管理事業で、12節役務費から法定検査のための手数料455万2,000円を、13節委託料から浄化槽清掃委託料及び浄化槽保守点検委託料を合わせまして3,182万6,549円を支出いたしました。
  次に、中段の3款施設整備費ですが、支出済額は3,661万5,000円で、前年度より1,246万144円の減額となりました。支出済額の主なものは、備考欄中段の浄化槽整備事業の15節工事請負費の浄化槽設置工事2,364万400円、16節原材料費の浄化槽本体購入費941万7,600円でございます。
  そして、372ページから373ページの一番下の段になりますが、平成27年度歳出合計の支出済額は1億1,536万655円で、前年度より987万229円の減額となりました。
  以上で、認定第5号 平成27年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算認定についての内容説明を終了させていただきます。
  続きまして、認定第6号 平成27年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算認定についての内容説明をさせていただきます。
  まず、384ページをお開きください。
  ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算事項別明細書の歳入から内容説明をさせていただきます。
  最初に、上段の1款財産収入ですが、収入済額は8万5,561円で、関口茂八奨学基金を定期預金として運用した預金利子でございます。
  次に、その下の2款繰入金ですが、収入済額は1,614万円で、奨学金貸付のために関口茂八奨学基金から繰り入れたものでございます。
  次に、4款諸収入ですが、収入済額は1,064万1,083円で、その内容は、2項1目貸付金元利収入で、この奨学制度を利用された方からの奨学資金貸付金の返還金でございます。
  その結果、一番下の段になりますが、平成27年度歳入合計の収入済額は2,774万9,116円で、前年度より56万2,645円の増額となりました。
  続きまして、386ページをごらんください。
  歳出についての内容説明をさせていただきます。
  まず、上段の1款総務費ですが、支出済額は1,160万9,116円で、その内容は、1項総務管理費、1目財産管理費の25節積立金の関口茂八奨学基金積立金で、基金の預金利子や奨学資金貸付金の返還金、前年度繰越金を積み立てたものでございます。
  次に、2款事業費ですが、支出済額は1,614万円で、前年度より178万円の増額となりました。これは、奨学資金の貸付金として支出したもので、その内訳は、備考欄をごらんください。普通奨学金1,176万円と特別奨学金438万円でございます。
  その結果、一番下の段になりますが、平成27年度歳出合計の支出済額は2,774万9,116円で、前年度より144万5,117円の増額となりました。
  次に、389ページをごらんください。
  平成27年度関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算財産に関する調書ですが、関口茂八奨学事業特別会計に属する財産は、この関口茂八奨学基金だけで、平成27年度中の増減は464万884円の減少となりました。
  以上で、認定第6号 平成27年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算認定 についての内容説明を終了させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
○小宮 正議長 続いて、認定第7号 平成27年度ときがわ町水道事業会計決算認定について細部説明を求めます。
  内室水道課長。
○内室睦夫水道課長 それでは、認定第7号 平成27年度ときがわ町水道事業会計決算の認定について細部説明申し上げます。
  初めに、決算書の主要な部分を中心にご説明させていただきます。
  396ページ、397ページをお開きください。
  まず、収益的収入及び支出ですが、上の表の収入でございますが、右のページの決算額の欄の1行目、収入合計は3億5,231万9,657円でございました。下の表の支出でございますが、同じく右のページの決算額の欄1行目、支出合計は3億1,874万2,817円でございました。
  備考欄をごらんください。消費税及び地方消費税納税額649万9,700円、これは本則課税に基づく納税額でございます。主要な内容につきましては、後で収益費用明細書でご説明いたします。
  続きまして、398ページ、399ページをお開きください。
  こちらは、資本的収入及び支出ですが、上の表の収入でございますが、右のページの決算額の欄1行目、収入合計は7,786万800円でございました。下の表の支出でございますが、同じく右のページの決算額の欄1行目、支出合計は1億3,087万1,183円でございました。なお、当年度は翌年度への繰越額として1,512万円が発生しております。
  左のページの表の下をごらんください。
  資本的収入額が資本的支出額に不足する額5,301万383円は、過年度分損益勘定留保資金4,715万5,023円と、消費税及び地方消費税資本的収支調整額585万5,360円で補填いたしました。
  続きまして、400ページ、401ページをお開きください。
  こちらは損益計算書になりますが、右のページの1行目でございますが、当年度純利益とありまして、当年度は2,763万7,854円の黒字となりました。この黒字に対しまして、その下の前年度繰越利益剰余金5,788万5,794円と、その他未処分利益剰余金変動額1億2,755万5,835円がございましたので、最終的には当年度未処分利益剰余金が2億1,307万9,483円となりました。
  続きまして、404ページ、405ページをお開きください。
  貸借対照表になりますが、左のページの中ほど、2の流動資産、(1)現金預金ですが、残高が3億2,272万4,338円となりました。
  次に、410ページをお開きください。
  当年度の工事の概況となっておりますが、主要事業の石綿セメント管更新事業ですが、決算額5,573万4,480円で、870メートルの老朽管を更新いたしました。
  続きまして、411ページの上から3分の1あたりの有収率でございますが、83.1%となりまして、平成26年度が81.7%でしたので、1.4%改善しております。
  続きまして、415ページをお開きください。
  キャッシュ・フロー計算書でございますが、1の業務活動によるキャッシュ・フローがページ中ほどの1億1,909万3,357円、その下の2の投資活動によるキャッシュ・フローがマイナス5,440万9,200円、3の財務活動によるキャッシュ・フローが725万4,177円となりまして、その結果、当年度の資金増加額は7,193万8,334円となりました。一番下の資金期末残高、つまり現金預金の残高は、先ほども申し上げましたとおり3億2,272万4,338円となりました。
  続きまして、416ページ、417ページをお開きください。
  収益費用明細書でございますが、主要な内容を金額の欄と備考欄を中心にご説明いたします。
  まず、収益でございます。
  節の上から4行目の水道料ですが、前年度より約180万円増の2億2,456万2,622円でございました。その下の加入金収益ですが、75万円増の695万円でございました。
  それらを合計いたしまして、金額欄の一番下でございますが、収益合計が3億3,373万5,583円でございました。
  続きまして、418ページ、419ページをお開きください。
  次に、費用でございます。節の下から3分の1あたりの受水費6,990万8,644円でございますが、これは協定に基づく定量受水であるため、当年度はこの金額となります。
  続きまして、422ページ、423ページをお開きください。
  中ほどの有形固定資産減価償却費1億1,477万5,006円でございますが、建物、構築物等の減価償却費になります。
  1枚おめくりいただいて、424ページ、425ページ、その他特別損失284万3,426円は、裁判に要した弁護士費用となります。
  その結果、その下の費用合計が3億609万7,729円でございました。
  続きまして、432ページ、最終ページをお開きください。
  注記になります。下から3行目の(3)貸倒引当金は、未収給水収益等の貸倒れ15万1,404円を処理いたしました。前年度繰越金24万4,000円及び貸倒引当金15万円を使用いたしました。
  以上で、平成27年度ときがわ町水道事業会計決算の認定についての細部説明を終わります。よろしくお願いいたします。
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   ◎決算の監査報告
○小宮 正議長 監査委員から、平成27年度ときがわ町一般会計、特別会計歳入歳出決算及びときがわ町水道事業会計決算審査意見書が提出されております。
  ここで、監査委員から審査意見書の報告を求めます。
  田中代表監査委員。
○田中正直代表監査委員 議長のお許しを得ましたので、平成27年度ときがわ町一般会計、特別会計歳入歳出決算及びときがわ町水道事業会計決算審査意見を述べさせていただきます。
  1ページ目をお願いいたします。
  平成27年度ときがわ町一般会計、特別会計歳入歳出決算及びときがわ町水道事業会計決算審査意見書。
  第1、審査の対象。(1)平成27年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算より(7)平成27年度ときがわ町水道事業会計決算まで。
  上記各会計の歳入歳出決算書、歳入歳出決算事項別明細書、実質収支に関する調書、財産に関する調書及びこれらにかかわる証書類。
  第2、審査の期間。平成28年7月6日から7月8日まで。
  第3、審査の場所。ときがわ町就業改善センター2階就業改善相談室。ときがわ町就業改善センター3階集会室。ときがわ町役場第二庁舎3階協議会室。
  第4、審査の方法。平成27年度ときがわ町一般会計、特別会計歳入歳出決算及びときがわ町水道事業会計決算の各事項別明細書、実質収支に関する調書及び財産に関する調書は関係法令に準拠し、かつ議決予算科目等に従って調製されているか、その計数は正確であるか、関係諸帳簿、証書類と照合しているかなど、例月出納検査、定例監査の結果を参考にするとともに、関係職員から説明を求め審査した。
  第5、審査の結果。審査に付された平成27年度ときがわ町各会計の歳入歳出決算、歳入歳 出決算事項別明細書、その他の書類は関係法令の諸規定に準拠して作成されており、その内容についても予算額及び収入支出済額については検算し、関係諸帳簿、証書類と照合した結果、計数処理及び予算執行について適正に執行されているものと認められた。
  第6、決算の総括。平成27年度(以下「本年度」という。)の一般会計及び特別会計の決算状況は次表のとおりである。
  なお、比率については、収入率及び執行率を除き原則小数点以下第2位を四捨五入した。以下同様。
  なお、表の数字については割愛させていただきます。
  平成27年度決算総括表。上記のうち特別会計の内訳。
  決算の比較。平成27年度決算各会計の構成比率、各会計の前年度比較、上記表の対前年度増減額・増減率は表のとおりです。
  本年度における一般会計及び特別会計の歳入総合計は88億3,848万1,797円で、前年度に比べ4億1,199万9,113円、率にして4.9%増加した。
  一方、歳出総額合計は84億5,945万6,145円で、前年度に比べ3億3,091万8,259円、率にして4.1%増加した。
  会計別の歳入総額、歳出総額は、前年度に比べ、一般会計、国民健康保険特別会計及び関口茂八奨学事業特別会計はいずれも増加し、後期高齢者医療特別会計、介護保険特別会計及び浄化槽設置管理事業特別会計はいずれも減少している。また、歳入歳出差引額合計は3億7,902万5,652円で、前年度に比べ8,108万854円、率にして27.2%の増加となっている。
  第7、一般会計歳入歳出決算。
  1、決算収支の概要。本年度一般会計歳入歳出決算の収支状況は次表のとおりである。決算収支の状況、歳入歳出決算の3年間の比較は表のとおりです。
  なお、本年度の一般会計決算額は、歳入総額が56億8,014万8,818円、歳出総額が54億6,015万1,675円、歳入歳出差引額は2億1,999万7,143円である。3年間の歳入歳出決算の状況を見ると、前年度との比較は歳入歳出はいずれも平成25年度及び平成26年度は減少し、平成27年度は増加した。差引額は平成25年度は増加し、平成26年度は減少となったが、平成27年度にはまた増加した。本年度の実質収支額は1億9,983万5,143円である。その実質収支額から前年度実質収支額1億5,659万3,510円を差し引いた単年度収支額は4,324万1,633円の黒字となった。また、単年度収支に町債の繰上償還額1億1,446万円と財政調整基金への積立金9,425万2,017円を加え、積立金取り崩し額ゼロ円を差し引いた実質単年度収支も2億 5,195万3,650円の黒字となった。
  2、歳入。
  本年度の歳入決算状況は次のとおりである。
  歳入決算の状況、不納欠損額の3年間の比較、収入未済額の3年間の比較は、次のとおりでございます。
  前年度に比べて不納欠損額合計、収入未済額合計はともに増加しております。
  款別歳入決算の状況、自主財源・依存財源の状況、自主財源・依存財源の3年間の比較は表のとおりです。
  なお、本年度の自主財源は18億4,516万273円で、前年度に比べ5.2%減少した。また、構成割合は32.5%で、前年度に比べ3.8ポイントの減少である。自主財源の主なものは町税で、全体の23.7%を占めている。一方、依存財源は38億3,498万8,545円で、前年度に比べ12%増加した。構成割合は67.5%で、前年度に比べ3.8ポイント増加している。
  次に、款別明細にまいります。
  第1款町税。決算状況は表のとおりです。
  現年・滞納別収入状況の比較は表のとおりでございます。
  本年度の収入済額の内訳は、現年課税分が13億2,429万3,776円、滞納繰越分が2,148万7,119円である。また、本年度の徴収率は現年課税分が99%、滞納繰越分が17.4%、合計が92.1%となった。徴収率は年々増加の傾向にある。
  次に、税目別収入状況の比較、不納欠損額の比較は表のとおりです。
  本年度の不納欠損額は町民税が一番多く1,067万7,671円、次いで固定資産税の894万1,460円であった。合計額は前年比97.7%と減少した。
  収入未済額の比較は表のとおりです。
  本年度の収入未済額は固定資産税が一番多く6,060万2,209円、次いで町民税の3,318万7,901円であった。合計額は年々減少の傾向にある。
  第2款地方譲与税、第3款利子割交付金、第4款配当割交付金、第5款株式等譲渡所得割交付金、第6款地方消費税交付金、第7款ゴルフ場利用税交付金、第8款自動車取得税交付金、第9款地方特例交付金は表のとおりです。
  第10款地方交付税。決算状況は下記の表のとおりです。
  地方交付税3年間の推移は下記の表のとおりです。
  なお、本年度の収入済額20億2,435万4,000円、前年度に比べ8.7%の増加となった。歳入 総額に占める割合は35.6%で、年々その比率が増加している。
  第11款交通安全対策特別交付金、第12款分担金及び負担金、第13款使用料及び手数料は表のとおりです。
  第14款国庫支出金。決算状況は、表のとおりです。
  なお、本年度の収入済額は4億2,520万1,457円で、前年度に比べ30.5%の増加である。
  第15款県支出金。決算状況は表のとおりです。
  本年度の収入済額は2億9,653万6,471円で、前年度に比べ6.5%の減少である。
  第16款財産収入、第17款寄附金、第18款繰入金は下記の表のとおりです。
  第19款繰越金。決算状況は下記の表のとおりです。
  なお、本年度の収入済額は1億5,962万2,923円で、前年度に比べ41.9%の大幅な減少である。
  第20款諸収入は下記の表のとおりです。
  第21款町債。決算状況は下記の表のとおりです。
  なお、本年度の収入済額は7億698万8,000円で、前年度に比べ12.8%の増加である。
  続いて、3、歳出にまいります。
  歳出の決算状況は次表のとおりである。
  歳出決算状況。なお、本年度の支出済額は54億6,015万1,675円で、前年度に比べ4.8%の増加である。執行率は94.6%であった。
  款別歳出決算の状況、歳出の性質別構成は表のとおりです。
  なお、義務的経費23億7,292万7,000円は、前年に比べて5.5%の増加である。決算額に占める割合は43.5%で、前年度に比べ0.4ポイントの増加である。
  投資的経費5億896万1,000円は、前年度に比べ34.2%の大幅な増加である。決算額に占める割合は9.3%で、前年度に比べ2ポイントの増加である。
  続いて、款別明細にまいります。
  第1款議会費、第2款総務費。決算は下記の表のとおりです。
  なお、本年度の支出済額は13億666万5,319円で、前年度に比べ12.2%の増加である。
  第3款民生費。決算状況は下記の表のとおりです。
  なお、本年度の支出済額は13億8,354万9,976円で、前年度に比べ0.4%の減少である。
  第4款衛生費、第5款労働費、第6款農林水産業費、第7款商工費、第8款土木費、第9款消防費は表のとおりです。
  第10款教育費、決算状況は下記表のとおりです。
  なお、本年度の支出済額は5億4,378万6,146円で、前年度に比べ7.8%の増加である。
  第11款災害復旧費は下記のとおりです。
  第12款公債費。決算状況は表のとおりです。
  なお、本年度の支出済額は6億7,959万8,331円で、前年度に比べ35.1%の大幅な増加である。
  第13款予備費は表のとおりです。
  続きまして、特別会計にまいります。
  第8、国民健康保険特別会計歳入歳出決算。
  1、決算収支概要。本年度の国民健康保険特別会計歳入歳出決算の収支状況は次表のとおりである。
  決算収支の状況、歳入歳出決算の3年間の比較は表のとおりです。
  2、歳入。
  歳入決算の状況は表のとおりです。
  なお、本年度の収入済額は18億4,588万4,049円で、前年度に比べ7%の増加である。収入率は対予算が102.8%、対調定が94.8%であった。
  平成27年度款別歳入決算の状況、不納欠損額の3年間の比較、収入未済額の3年間の比較は表のとおりです。
  国民健康保険税の3年間の比較は下記の表のとおりです。
  なお、本年度の国民健康保険税の収入済額は、現年課税分と滞納繰越分を合わせて2億8,649万1,371円となった。また、本年度の徴収率は合計で74%となり、前年度に比べ1.5ポイント増加した。
  3、歳出。
  歳出決算の状況は下記の表のとおりです。
  なお、本年度の支出済額は17億5,463万7,419円で、前年度に比べて8.2%の増加である。執行率は97.7%であった。
  平成27年度款別歳出決算の状況、保険給付費の3年間の比較は表のとおりです。
  なお、保険給付費の中で9割近くを占める療養諸費は、本年度の支出済額が9億3,383万5,095円で、前年度に比べ減少した。
  次に、第9、後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算にまいります。
  決算収支概要。決算収支の状況、歳入歳出決算の状況は記載のとおりです。
  2、歳入。
  歳入決算の状況は表のとおりです。
  なお、本年度の収入済額は1億1,812万4,266円で、前年度に比べ1.2%の減少である。収入率は対予算が98.9%、対調定が99.1%であった。
  平成27年度款別歳入決算の状況、不納欠損の3年間の比較、収入未済額3年間の比較は、表のとおりです。
  後期高齢者医療保険の3年間の比較は表のとおりです。
  なお、本年度の後期高齢医療保険料の収入済額は、8,489万6,390円である。
  3、歳出。
  歳出決算の状況は表のとおりです。
  なお、本年度の支出済額は1億1,592万4,799円で、前年度に比べ1.2%の減少である。執行率は97.1%であった。
  平成27年度款別歳出決算の状況、後期高齢者医療広域連合納付金の3年間の比較は表のとおりでございます。
  次に、第10、介護保険特別会計歳入歳出決算にまいります。
  決算収支概要。本年度の介護保険特別会計歳入歳出決算の収支状況は次表のとおりです。
  決算収支の状況、歳入歳出決算の状況は記載のとおりです。
  2、歳入。
  歳入決算の状況は表のとおりでございます。
  なお、本年度の収入済額は10億4,840万2,333円で、前年度に比べ0.9%の減少である。収入率は対予算が100.3%、対調定が99.4%であった。
  平成27年度款別歳入決算の状況、不納欠損額の3年間の比較、収入未済額の3年間の比較は表のとおりです。
  保険料の3年間の比較は表のとおりでございます。
  なお、本年度の保険料の収入済額は、現年度分と滞納繰越分を合わせ2億3,089万1,710円である。徴収率は合計で97.4%となった。
  3、歳出。
  歳出決算の状況は表のとおりです。
  なお、本年度の支出済額は9億8,563万2,481円で、前年度に比べ4.1%の減少である。
  平成27年度款別歳出決算の状況、保険給付費の3年間の比較は表のとおりです。
  なお、保険給付費の中で約9割を占める介護サービス等諸費は、本年度の支出済額が8億3,929万1,199円である。
  続いて、第11、浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算にまいります。
  1、決算収支概要。本年度の浄化槽設置管理事業特別会計決算の収支状況は表のとおりである。
  決算収支の状況。歳入歳出決算の3年間の比較。
  2、歳入。
  歳入決算の状況は表のとおりです。
  なお、本年度の収入済額は1億1,817万3,215円で、前年度に比べ7.3%の減少である。収入率は対予算が100.3%、対調定が99.5%であった。
  平成27年度款別歳入決算の状況、収入未済額の3年間の比較、浄化槽使用料3年間の比較は表のとおりでございます。
  続いて、3、歳出にまいります。
  歳出決算の状況は表のとおりでございます。
  本年度の支出済額は1億1,536万655円で、前年度に比べ7.9%の減少である。執行率は97.9%であった。
  平成27年度款別歳出決算の状況、施設管理費・整備費の3年間の比較は表のとおりでございます。
  続いて、第12、関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算にまいります。
  1、決算収支概要。本年度の関口茂八奨学事業特別会計決算歳入歳出の収支状況は次表のとおりである。
  決算収支の状況。歳入歳出決算の状況。
  2、歳入。
  歳入決算の状況は表のとおりです。
  なお、本年度の収入済額は2,774万9,116円で、前年度に比べ2.1%の増加である。収入率は対予算が71%、対調定が94.6%であった。
  平成27年度款別歳入決算の状況、収入未済額3年間の比較、貸付金返還金の3年間の比較は表のとおりでございます。
  3、歳出。
  歳出決算の状況は表のとおりです。
  なお、本年度の支出済額は2,774万9,116円で、前年度に比べ5.5%の増加である。執行率は71%であった。
  平成27年度款別歳出決算の状況、奨学資金貸付金の3年間の比較は表のとおりでございます。
  続いて、第13、実質収支に関する調書にまいります。
  1、一般会計。
  実質収支に関する調書に記載されている計数は正確であるものと認められた。
  2、特別会計。
  各会計における実質収支に関する調書に記載されている計数はいずれも正確であるものと認められた。
  第14、ときがわ町財産に関する調書。
  財産に関する調書に記載されている計数は、関係諸帳簿と照合した結果、調書のとおりいずれも正確であるものと認められた。基金等についても調書に記載されているとおりであり、いずれも適正に保管、処理されていることを確認した。
  公有財産、基金(不動産)、基金(現金)は表のとおりでございます。
  なお、本年度の一般会計及び特別会計の基金(不動産及び現金)の運用状況の内訳は、前ページから続く2つの表のとおりである。
  基金(現金)の本年度末残高の合計は23億930万670円で、前年度末に比べて2億8,629万6,552円、率にして14.2%の増加となった。
  本年度中に増額となった基金は、金額の多い順に合併振興基金、財政調整基金及び介護保険給付費準備基金等で、減額となった基金は、減債基金、関口茂八奨学基金等である。なお、特定分収林事業基金は、特定分収林契約の精算が全員終了したことから、廃止となった。
  第15、水道事業会計決算にまいります。
  1、決算の概要。業務実績の状況は表のとおりです。
  なお、本年度の給水人口は1万1,371人で、前年度に比べ180人減少した。年間総配水量は163万3,629立米で、前年度と比べると1.5%減少し、年間総有収水量は135万8,089立米で、前年度と比べると0.2%の増加となった。有収率は83.1%で、前年度と比べると1.4ポイント改善したが、料金収納率は91.9%で、前年度と比べると0.4ポイント低下した。
  2、収益的収支の状況。収入(事業収益)の状況、支出(事業費)の状況、収益的収支の 状況は表のとおりです。
  なお、本年度の収入(事業収益)は3億3,373万5,583円で、前年度と比べると0.7%の減少である。また、本年度の支出(事業費用)は3億609万7,729円で、前年度に比べて14.2%の減少である。収益的収支は2,763万7,854円の黒字となったが、その主な理由は、会計制度改正等に伴う資産の見直しにより、前年度大幅な増額となっていた土地、構築物等の除去による資産減耗費が前年度に比べ4,659万9,334円の大幅な減額となったことによるものである。
  3、資本的収支の状況。
  収入(資本的収入)の状況、支出(資本的支出)の状況、資本的収支の状況は表のとおりです。
  本年度の収入(資本的収入)は7,786万800円で、前年度に比べ40.6%の減少で、また本年度の支出(資本的支出)は1億3,087万1,183円で、前年度に比べて46.2%の減少となった。資本的収支は5,301万383円の赤字となり、過年度分損益勘定留保資金4,715万5,023円、消費税及び地方消費税資本的収支調整額585万5,360円で補填した。
  第16、むすびにまいります。
  平成27年度(以下「本年度」という。)ときがわ町一般会計、特別会計歳入歳出決算及びときがわ町水道事業会計決算の概要は以上のとおりである。
  本年度の決算審査では、決算書及び各課から提出された参考資料に基づき、歳入においては各項目で適正に収入されたか、歳出においては各事業はどのように実施され、予算が適切に執行されたかを主眼に審査を実施した。
  本年度の一般会計の決算額は、歳入56億8,014万8,818円、歳出54億6,015万1,675円で、これらを前年度と比べると、歳入は3億1,038万4,482円、5.8%、歳出は2億5,001万262円、4.8%の増加となった。実質収支額は前年度と比べ4,324万1,633円、27.6%増加し、1億9,983万5,143円の黒字となっている。
  一般会計の歳入の款別構成比率では、地方交付税が一番多く35.6%を占め、次いで町税の23.7%、町債の12.5%の比率となった。前年度に比べ町税の比率が減少し、地方交付税及び町債の比率が増加している。町税においては全体の徴収率が前年度に比べ1.5ポイント増加しているが、他の市町村と比較するとなお低率であり、今後も負担の公平性を念頭に徴収強化並びに税務相談の充実が望まれる。
  また、歳出の款別構成比率では民生費が一番多く25.3%を占め、次いで総務費23.9%、公債費の12.4%、教育費の10.0%、衛生費の9.9%の比率となった。前年度に比べ、総務費及 び公債費等の比率が増加し、民生費及び土木費等の比率が減少している。本年度の主な事業としては、企業立地支援事業、臨時福祉給付金支給事業、プレミアム付商品券発行事業、町道2−13号線道路改良事業等が実施されている。
  国民健康保険特別会計を初めとした5特別会計決算の合計額は、歳入31億5,833万2,979円、歳出29億9,930万4,470円となり、これらを前年度と比べると歳入は1億161万4,631円、3.3%、歳出は8,090万7,997円、2.8%の増加となった。
  会計別の歳出は前年度に比べ、国民健康保険特別会計は増加したが、後期高齢者医療特別会計及び介護保険特別会計は減少となった。しかし、今後も高齢化等により社会保障費の増加が見込まれるため、特定健康診査等の事業の充実を図り、増加する一方の保険給付費の抑制に努められたい。
  また、医療、介護に係る各特別会計の財政運営はより厳しくなることが予想されるが、なお一層町民に信頼される事業運営が望まれる。
  浄化槽設置管理事業特別会計は、前年度に比べ7.9%の減少となった。浄化槽設置数の減少によるもので、計画との乖離が生じており、普及に向けてさらなる努力が望まれる。
  関口茂八奨学事業特別会計の歳出は、前年度に比べ5.5%の増加であるが、前年度より収入未済額は増加しており、未収金回収に向け一層の努力が望まれる。
  公営企業会計の水道事業会計は、収益的収支が、会計制度改正等に伴う資産の見直しにより前年度大幅な増額となっていた土地、構築物等の除却による資産減耗費が減額となったことから、2,763万7,854円の黒字となった一方、資本的収支は5,301万383円の赤字である。有収率は石綿セメント管等の老朽管の更新及び漏水調査等の努力により、前年度に比べ1.4ポイント改善し、83.1%となったが、他の市町村と比較するとなお低率であり、地形的な要因など厳しい環境ではあるが、収益改善に向けなお一層の努力が望まれる。
  また、一般会計及び特別会計の基金の年度末残高合計額は23億930万670円であり、前年度に比べ2億8,629万6,552円、14.2%の増加となった。その主な理由は、合併振興基金及び財政調整基金の増加によるものである。
  平成28年度から合併に伴う特例措置も徐々に縮小し、少子高齢化の進展の中で、非常に厳しい財政運営が求められるが、行政と議会、住民が一体となり、希望ある住んでよかったと思うまちづくりとともに、なお一層の健全な財政運営を要望して、平成27年度決算審査結果のむすびとする。
  以上でございます。
○小宮 正議長 暫時休憩いたします。
  再開を2時25分といたします。
                                (午後 2時10分)
─────────────────────────────────────────────────
○小宮 正議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午後 2時25分)
─────────────────────────────────────────────────
   ◎認定第1号〜認定第7号の質疑
○小宮 正議長 これより認定第1号から認定第7号までの質疑に入らせていただきます。
  質問者はページ番号、項目名、節区分、備考欄の説明事項を申し出て質疑してください。質疑につきましては、質問者が1回にできる質問は3回までとします。その後、質問者がいない場合は再度続けて質疑を許します。また、1問に対して質問回数は3回までです。
  質疑につきましては、一般会計から順次行います。
  なお、一般会計に限り、歳入歳出に分けて行います。
  それでは、日程第8、認定第1号 平成27年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定について質疑に入ります。
  まず最初に、歳入の質疑を行います。
  質疑ございませんか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原和夫です。
  12ページですが、収入未済額も含めて不納欠損等もあります。その中で、26年度、27年度の調定額を比較してみると、大分調定額に近づいてきている現状は評価できると思いますが、この中で、滞納繰越分についての徴収率が低いんですね。それと現年課税分を含めた徴収率を今後どのように努力していくのか、この問題についてお伺いします。
  それから、この住民の税負担の状況において、分納している人たちがどのくらいおられるのか。それから、滞納処分、差し押さえ、執行猶予、執行停止の検討、その中で減免規定等の改善があったのかどうか伺います。
  これが1点目に聞きます。
  それから、16ページの地方交付税の問題ですが、この当初算定誤差がありますが、この誤差についての説明を伺います。
  最初に、この2つをお伺いします。
○小宮 正議長 答弁願います。
  中藤課長。
○中藤和重税務課長 野原議員のご質問にお答えいたします。
  まず1点目ですが、滞納繰越の徴収率が低いというご指摘ですが、まさにご指摘のとおり滞納の徴収率が低いんですが、これは今まで積み重なっている滞納繰越分が非常に重くて、これを整理するには少し時間がかかるということであります。現在も、現年の徴収率、平成27年度につきましては、徴収率の伸び率が現年については埼玉県で1位、現滞の徴収率の伸び率でも埼玉県で5位ということで頑張っていますので、その効果が年を重ねるごとに出てきまして、滞納繰越分の徴収率も上がってくると思います。
  続けて、2問目ですが、分納の滞納者は何人いるかというご質問ですが、直近で分納誓約を結んでいる滞納者の方は146人いらっしゃいます。ですから、大体年間通して約150人前後の分納の方がいらっしゃると思います。
  3点目ですが、執行停止につきましては、施策の成果の15ページになります。15ページの(13)不納欠損処分状況の表なんですが、この表の一番左、第15条の7第4項に該当ということで、執行停止につきましては、法律で条件が決まっておりまして、3つありまして、1つは無財産、財産がない。2つ目はもう生活困窮。3つ目はもう所在が不明、あるいは財産不明ということで、この3つの条件に当てはまりますと、執行停止を行っておりますので、そういったお金のない方につきましては、法律に基づきまして対応をしている状況でございます。
  以上です。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  12番、野原和夫議員。
○12番 野原和夫議員 滞納処分、差し押さえとこの中にはあるんですか。それから、減免規定等の改善が滞納者にされたのかどうか。ある程度の問題を含めて規定を定めれば、ある程度は見ていただけるような方向性もあると思います。
  それと1つ、私からの町への要望的なものを申しますと、滞納繰越についても金額が多くなる前にある程度の交渉をして、本人との話し合いを持たないと、金額が多くなればなるほど滞納がそのまま残って払えなくなる現状が出てきている現状なんですよね。そこの努力を町もぜひ、いろいろ郵送で出しているという報告も聞いていますけれども、相手はそれを見 てどういうふうに思っているか、直接本人に会って話をして解決策を導いてやるということ。これは大事かなと思うんですが、この点についてもちょっと伺います。それと、この改善等があったのかどうかも伺います。
○小宮 正議長 答弁願います。
  中藤税務課長。
○中藤和重税務課長 お答えいたします。
  まず1点目の差し押さえの件ですが、施策の成果の14ページをお開きください。
  14ページの(11)町税等の滞納処分年間実施件数という表があるんですが、その表の一番左のところに差し押さえという欄がありまして、債権で30件、これが差し押さえの件数です。この30件の内訳は、預金の差し押さえが19件、生命保険が1件、所得税の還付が10件の合計30件となっております。
  2つ目の減免規定は、改善されたのかというご質問ですが、先ほどのご質問にもお答えしましたが、処分停止等、あるいは不納欠損等については、法律で決まっていますので、その法律を誠実に行っていくことで、お金のない方、財産のない方については対応していくという方向で進んでおります。
  あと、3点目の金額が多くなる前に対応というご質問、まさにご指摘のとおりなので、納税相談の回数をふやして、早目に、額がふえる前に何とかなるように対応していきたいと考えております。
  以上です。
○小宮 正議長 関口町長。
○関口定男町長 滞納については、金額の大きいのは、はっきり言って悪質なのがあります。それは、結局自分の名義を変えちゃって、それで倒産して逃れてしまうと。それでそのままずっと残っていると。そういう金額が結構大きいんですよ。細かいそういうのは、件数はありますけれども、件数のあるというのは、余り金額的には多くありません。多いというのは、そういう悪質なのが大きいということ、金額を背負っちゃってるということだと私は思っています。企業の倒産を、早い話が、私に言わせれば計画倒産ですよね。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  では、久保企画財政課長、答弁願います。
○久保 均企画財政課長 それでは、野原議員の交付税の関係につきまして、答弁させていただきます。
  普通交付税で見ますと、約1億円程度、予算よりも上振れをしております。この交付税の27年度の基準財政需要額の算定の内訳をちょっと見てみますと、前年の26年度の需要額に比べましてふえているところがあります。この部分は、地方創生の関係で、人口減少等特別対策事業費というものが約1億4,000万円ふえております。また、公債費の関係でございますけれども、臨時財政対策債が1,700万円ぐらいふえております。また、合併特例債の償還費ということで約3,600万円ぐらいふえております。こうした地方創生の人口減少対策、また公債費の償還額の増加、こういったものを交付税で算入しているということで、ふえております。
  それをそれぞれ足しますと2億近くな数字になるんですけれども、逆に減少している費目もありますので、そうしたものを相殺しますと1億程度ふえているということになります。
  以上でございます。
○小宮 正議長 12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 今、事務局の中でも計算が出て、地方創生についての説明をされましたが、私、これは27年度からの事業ですが、この中で、地方創生の今までの実績表、こういうものをぜひ出していただければ、皆さんもどういうお金が使われて、地方創生の予算が使われたかというのがわかるのではないかなと思いますが、久保課長、これは出していただけますでしょうか。そうすれば、皆さんも勉強の課題となって、大いに役に立つのではないかなと思いますけれども、いかがでしょうか。
○小宮 正議長 答弁願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 それでは、引き続き野原議員のご質問にお答えさせていただきます。
  26年から27年に繰り越しをした地方創生の先行型の交付金がございます。こちらの交付金を使いまして、町の総合戦略の計画をつくったり、移住促進対策、こちらは日々ときというパンフレットをつくったりとか、いろいろ事業をやっております。これで合計で2,557万2,548円の実績を交付金充当経費ということでなっておりますので、こちら、後ほどご提示できる数字でございますので、よろしくお願いいたします。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  ほかにございませんか。
  3番、田中紀吉議員。
○3番 田中紀吉議員 3番、田中です。
  21ページの温泉スタンドの件なんですけれども、昨年から比べて大幅にふえて大変いいことだと思うんですけれども、今後もというか、推移なんかもひとつ教えていただけたらというのが1点目。
  あと2点目が、子育て支援住宅のところが、前年度と多分金額が変わっていると思うんですけれども、滞納があったのかどうかを確認したいなというのが2点目。
  あと、19ページの上の保育料と給食費、毎年よく話題になるんですけれども、ことしはかなり担当者が努力していただいて、相当減っているんです。だから、それは大変いいことなんですけれども、もう一歩進めていただければいいんじゃないかなと思いますし、児童手当とか、いろいろな別な補助金も出ていると思いますので、その辺が、現年は少なくとも確実に集金をして、残っているのを少しずつ早目に集められると、なくなるんじゃないかと思うんですけれども、いかがでしょうかと。
  3点、よろしくお願いします。
○小宮 正議長 答弁願います。
  坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 それでは、温泉スタンドの推移ということでよろしいんでしょうか。
  昨年は、実はポンプが故障いたしまして、26年度については、5カ月半ほどスタンドが利用できなかったということがございます。110万程度の所得であったんですが、今年度は300万という所得になったということでございます。
  昨年6月4日に、20リッター50円から100円というふうに値上げをいたしました。その関係もありまして、ふえているということでございます。
○小宮 正議長 1問目に対してはよろしいでしょうか。
○3番 田中紀吉議員 結構です、はい。
○小宮 正議長 では、2問目について、大島福祉課長。
○大島武志福祉課長 それでは、田中議員の質問に対してお答えをさせていただきます。
  子育て支援住宅、滞納があったかどうかというようなご質問ですけれども、滞納はございません。収入金額が減っているのは、途中、入居者が入れかわったということで、その間家賃のほうが入りがなかったということで、減額となっております。
○3番 田中紀吉議員 結構です。
○小宮 正議長 それでは3問目について、大島課長。
○大島武志福祉課長 それでは、保育園保育料の関係についてお答えさせていただきます。
  保育園保育料につきましては、滞納額、努力することによって繰越額、年々減る傾向にあります。今後もさらに努力をしながら、滞納の率も下がるような形で考えていきたいと思います。特に手当関係につきましては、口座振替という制度もございますけれども、できれば滞納している方については、現金で受け取りにきていただく中で、そこで納付の交渉等をさせていただくということで、これからも積極的に努力のほうをさせていただきたいというふうに考えております。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
○3番 田中紀吉議員 結構です。
○小宮 正議長 ほかにございませんか。
  4番、山中議員。
○4番 山中博子議員 4番、山中です。
  19ページ、下のほうなんですが、行政財産使用料というのがあります。これは、どのような行政財産に対して、どのようなところが使用料を払っているのかお聞きします。
  それから、35ページです。大体真ん中辺なんですが、商工費寄附金、去年よりも大分ふえているような気がするんですが、これの内訳を教えてください。
  以上です。
○小宮 正議長 答弁願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 それでは、山中議員のご質問にお答えをさせていただきます。
  19ページの下段の行政財産使用料の関係でございますけれども、主なものといたしましては、電柱の使用料ですとか、支線、支柱、そういったものの町の土地の中に立っている電柱の使用料、これが主なものでございます。当然、東電の柱とNTTの柱がありまして、それぞれ収入されております。また、公衆電話を設置した場合も、町の土地に設置した場合は、公衆電話の設置費用ということで、町のほうに使用料が入ってまいります。
  こうした形で、各課にこれがまたがっているものなんですけれども、それぞれ総務課、福祉課、産業観光課、教育総務課、そして生涯学習課、また企画財政課の所管している部分もあります。そういったものを合計いたしますと、この9万3,348円という数字になるということでございますので、よろしくお願いいたします。
○小宮 正議長 1問目、よろしいでしょうか。
○4番 山中博子議員 はい。
○小宮 正議長 では、2問目について、坂本産業観光課長、答弁願います。
○坂本由紀夫産業観光課長 35ページの商工費寄附金でございますが、埼玉中央農業協同組合、木のむら物産館が247万7,000円、それからいこいの里大附35万円、ふれあいの里たまがわ50万円、やすらぎの家のほうで10万円ということでございます。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
○4番 山中博子議員 はい。
○小宮 正議長 ほかに質疑ございませんか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 19ページの上段のこの廃止代替バス運行費の地産霊園の負担金というのが、今回負担金が26年度との比較では下がっているんです。この減額について、相手方からも下げるということを言ってきている、この中身についてちょっと説明お願いします。
  それから、23ページの国庫補助金についての補助金については、当初よりふえている現状ですが、補助金の額、これと入金時期、この説明を求めます。それから、これについて一時借り入れの発生を起こしているのかどうか、もし起こしていなければ起こしていないことを踏まえて、先に借り入れをしてこれを埋め合わせる現状もあるので、この点を伺います。
  それから、31ページの放課後子ども教室の推進事業補助金ですが、県の補助金としては、26年度が71万2,000円、27年度は53万6,000円ということで、これは人数割合で減少しているのかどうか、この補助の減についての説明をお願いします。
  3点お願いします。
○小宮 正議長 答弁願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 それでは、野原議員の1点目のバスの地産霊園の負担金の関係についてお答えをさせていただきます。
  収入済額が110万円となってございますが、これは定額、毎年決まった額で、契約に基づいてお支払いをいただいている額でございます。
  この26年については、お彼岸ですとか、お盆のときの臨時便というのを出しておりました。それが1日3万円で、日数分ということで入っていたんですけれども、地産霊園さんでも、経費の削減ということで、そうした臨時便についてはこれからはもう出さないということで連絡がありまして、定額の部分だけが収入されているということでございます。今年度も臨 時便は一切出しておりません。
  以上でございます。
○小宮 正議長 1問目についてはよろしいでしょうか。
○12番 野原和夫議員 結構です。
○小宮 正議長 では、2問目について答弁願います。23ページ。
  久保企画財政課長、答弁願います。
○久保 均企画財政課長 それでは、続いて野原議員のご質問にお答えをさせていただきます。国庫補助金の一般的な取り扱いということでございますので、企画財政課のほうでお答えをさせていただきます。
  まず、国庫支出金の支払い方法につきましては、その時期なんですけれども、まずパターンといたしまして2つあります。まず、年度の当初に概算払いという形で、全体の補助金の何割という形で、概算で町のほうに収入されて、そして年度末に事業が終わった時点で、そこで精算をして、追加交付、または返還というような形に、それが年度末に行う場合と、翌年度になってそれを精算するという場合がございます。また、こういった形で概算払いをしていただける事業もありますし、そうでなくて、事業が終わった時点で実績報告をしてお支払いをいただくと、入金するというパターンの補助金もございます。その2つの入金してくる形があります。
  続いて、その補助金が年度当初に入ってこなかった場合に借り入れはしているかというご質問だったと思いますけれども、そういった一時借入金というようなものは、町では現在行っておりません。そういった場合は、資金を年度内でやりくりする中で、仮に足りなくなった場合でも基金を繰替充用という形で、基金を充用いたしまして、借り入れのほうはやっておりません。
  以上です。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  野原議員。
○12番 野原和夫議員 今、事業が終わって、その最初の概算的なお金を出す、その割合というのはどのような割合でやるんでしょうか。
○小宮 正議長 久保企画財政課長、答弁願います。
○久保 均企画財政課長 概算払いの割合については、その国の所管する事業によりまして、いろいろ定められておりまして、一律という形ではありませんので、その事業ごとにそれぞ れ8割ですとか9割ですとか、そういう形で年度の初めに概算払いするということで、それぞれの補助金、交付金の制度によって、変わってくるということでございますので、ご理解をいただきたいと思います。
  以上でございます。
○小宮 正議長 2問目、よろしいでしょうか。
○12番 野原和夫議員 はい、わかりました。
○小宮 正議長 では、3番目について。
  石川生涯学習課長、答弁願います。
○石川安司生涯学習課長 それでは、野原議員のご質問にお答えいたします。
  放課後子ども教室の補助金がということなんですが、こちらのほうは人数割りということではなくて、最近、県全体で各市町村参入組がふえておりまして、総額はある程度決まっておるようで、そういった関係で減ってきております。実際は、前年度に仮申請、当年度になっても仮申請で、最後に県のほうで分配する段階で、それに合わせて申請するというような形をとっております。
  以上です。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 一応、申請という手続は町から申請を出すわけではないの。違うんですか。だから、ある程度やらないと減らされてしまうわけでしょう。そうじゃないでしょうか。
○小宮 正議長 答弁願います。
  石川生涯学習課長。
○石川安司生涯学習課長 ただいまのご質問にお答えします。
  減らされてしまうということではなくて、仮申請で、大体前年度ぐらいの申請をさせていただいています。そういった中で、最終的に全体が枠組みが決まっておりますので、県のほうの配分が年々減ってきているということであります。
  以上です。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  再々質疑を許可します。
  野原議員。
○12番 野原和夫議員 県のほうから年々減ってきていますというのではなくて、やはり、これだって補助金をある程度一定確保したほうが、町としては有利に動くんじゃないでしょうか。26年は71万2,000円、今回53万という金額が減らされていますけれども、そういう問題を含めて、どうにかなる問題じゃないんでしょうか。
○小宮 正議長 答弁願います。
  石川生涯学習課長。
○石川安司生涯学習課長 ただいまのご質問に、繰り返しになりますが、当方といたしましては、所要額を適正に申請させていただいています。結果としてこういう形になっておりますので、引き続き努力をさせていただきますので、ご理解をいただきたいと思います。
  以上です。
○小宮 正議長 ほかに質疑ございませんか。
  12番、野原和夫議員。
○12番 野原和夫議員 21ページの市民農園の使用料についてですが、77区画で1万1,000円という、当初の予算の組みがあったと思うんですが、今回使用料を下げたのかどうか、金額についても少し減となっておる状態なので、ちょっとその点を説明求めます。
  それから、もう一回、今多くの問題もあるんですが、地方債の確保について、町はどのような考えをもってこれを計画に位置づけているのか、この点を伺います。
○小宮 正議長 市民農園の関係で、坂本産業観光課長、答弁願います。
○坂本由紀夫産業観光課長 ただいまの野原議員のご質問にお答えさせていただきます。
  料金というのは、もちろん変更してございません。現在、利用している区画が77区画なんですが、利用されているのが71区画ということで、そのうちやはり仕事の関係等で、年度途中から借りる方、年度途中でやめられる方というのがいらっしゃいますので、その辺の関係がございまして、こちらの76万6,100円というふうな額になってございます。
  以上でございます。
○小宮 正議長 12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 77区画、今、71区画ということで、これは以前、山崎課長も一生懸命やったひとつの成果なんですよね。だから、これを減らすことの努力ではなくて、ふやすというか、一定の利用料を確保するような働きかけ、もっと積極的にできないかなと思うんですが、いかがでしょうか。ホームページに載せて勧めるとか、今、都会から来て農業をやりたい人はいっぱいいるんですから、そういうことを踏まえて現状に戻すという努力を伺い ます。
○小宮 正議長 答弁願います。
  坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 今、ご指摘がありましたように、満杯になるように努力させていただきます。先ほど言われましたようにホームページに載せると、それから、あと定期的にやはり口コミで入ってくる方がいらっしゃいますので、出したときに埋まってしまっていたという状況はちょっと避けたいと思っておりますので、その辺を勘案して、しかるべき時期にもっとアピールするという形で、頑張らさせていただきたいと思っております。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
○12番 野原和夫議員 はい。
○小宮 正議長 では、2問目について、地方債の関係で、久保企画財政課長、答弁願います。
○久保 均企画財政課長 それでは、野原議員のご質問にお答えをさせていただきます。
  ときがわ町、ご案内のとおり平成18年2月1日に合併をいたしまして、合併特例債という非常に有利な起債が現在使えております。議会の皆さんにもご同意をいただきまして、平成32年まで期間を延長させていただきました。ですから、平成32年までは使えるものについては、全て合併特例債を充てさせていただきたいというふうに考えております。
  ちなみに平成28年度末、今年度末で枠の残額が9億8,500万円ほどまだ残っております。ですから、平成32年まではこの合併特例債をなるべく活用してやっていきたいというふうに考えております。
  また、そのほかにも災害の関係ですとか、いろいろな有利な起債もありますので、合併特例債とそうした交付税算入の非常に有利な起債を組み合わせて、なるべく交付税算入高いもの、そうした起債を使っていきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
  以上です。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 特例債を含めての9億以上のまだ予算等含めてありますけれども、その中では、95%は何とかなって、その中ではまだ特例債の借金も出てくるわけですから、計画はやはり慎重かつ正確な計画をもって協議すべきではないかと思うんですが、1つお伺いしたいのは、予算、いろいろな問題を含めて、庁内でやはり内規的なものがあるかどうか。 予算を執行する、皆さんが集まって庁内会議の中で、そういう内規も定めてあるのかどうか、伺います。
○小宮 正議長 答弁願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 それでは、野原議員のご質問に引き続きお答えをさせていただきます。
  まず、町としては総合振興計画という最大の基本となる計画がございます。その中で、どういった事業を進めていくかという大きな目標といいますか、計画がございます。そうしたものを実現していく中で、いろいろな事業を行っていくということで、考えております。
  その場合、ハード事業等については、こういった合併特例債のような有利な起債を考えて使っていくということで、町内でそういう形で大きな総合振興計画等、またそれに付随するいろいろな計画もありますので、そうした計画に基づいて、町内で検討して、いろいろな事業を進めていくという形になります。
  以上でございます。
○12番 野原和夫議員 わかりました。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  ほかに質疑ございますか。
  9番、前田議員。
○9番 前田 栄議員 9番、前田でございます。
  39ページの4番目、給食費収入というところがあるんですけれども、これの備考欄の下のほうに、過年度分萩ヶ丘小学校児童教職員給食費3万7,600円とかというので、1、2、3、4、5、6とあるんですけれども、これは5番目の過年度分都幾川中学校生徒教職員給食費4,600円とあるんですけれども、これは生徒教職員と書いてあるんですけれども、何人で4,600円なんだか、生徒の4,600円なんだか、教職員の4,600円なんだかというところをちょっとお聞きしたいんですけれども。
  それと、生徒の給食費というのはときがわ町で1カ月当たり幾ら必要だとか、1日でやるんだから。それと、先生は生徒と同じ給食費なのかどうかというと、そこのところと関連した質問で。
○小宮 正議長 答弁願います。
  清水教育総務課長。
○清水誠司教育総務課長 ただいまの前田議員のご質問にお答えさせていただきます。
  過年度分の萩ヶ丘小学校、それから玉川小学校、都幾川中学校、玉川中学校と、教職員と児童・生徒一緒になっておりますが、これについては、項目として一緒に設定しているということでございまして、特にここに載っている場合についてのは、教員につきましては全額納めていただいております。
○小宮 正議長 9番、前田議員。
○9番 前田 栄議員 これは先生の4,600円というのは1人分。2人分というか、1カ月先生において幾らなんだか。生徒においては幾らなんだか。
○小宮 正議長 答弁願います。
  清水教育総務課長。
○清水誠司教育総務課長 中学生につきましては4,600円、小学生については3,900円ということでございまして、教員につきましても同額でございます。
○小宮 正議長 9番、前田議員、再々質問を許可いたします。
○9番 前田 栄議員 再々なんであれなんですけれども、一般人というか、我々から見ると、これは学校の慣例というか、ほかの自治体の学校においても、先生と生徒の給食費というのは同じなんだか。ときがわだけの問題なんだかということと、給食費というのは、確かに給食が始まって全員平等の食事を食べると。それで、この食材費においてはちょっと違ってしまうのかもしれないんですけれども、補助金というか、やはり給食費は安くつくってあるわけですよね。それを一般的に先生というのは、昔は給料が安かったかもしれないですけれども、今はなかなかある程度の収入を得られて、生徒と先生が同じ給食費というのは、それはほかの自治体でもそうなっているんだか、慣例でなっているんだか、ときがわもやはり財政、これからいろいろ考えるにおいて、やはり生徒と先生というのは幾らか差をつけたほうがいいんじゃないかということは思うんですけれども、いずれにしても、先生と生徒が同じで、その食材なんかを見ると補助金というのは入っているんですか。米とかおかずに。その観点から言うと、同じ金額というのは、これからどうにか、ちょっと変えたほうがいいんじゃないかとは思うんですけれども。
○小宮 正議長 答弁願います。
  清水教育総務課長。
○清水誠司教育総務課長 ほかの市町村で、ときがわ町の場合ですと、児童生徒、それから教員は同じというふうに、小学校は小学校の先生と児童は同じ、中学校も先生と生徒が同じと いうことですが、ほかのところにつきまして、ちょっと申しわけありませんが、調べてないのでわかりませんが、教員の場合、確かに1カ月ですと安いというふうなお話はあるかと思うんですが、教員の場合は仕事ということで、この部分も給食指導ということでやっておりますので、やはり完全に一般人のように昼食をとるだけというふうな考え方ではないというふうに思いますので、そういう点もやはり仕事の一環というふうなことの中でやっておりますので、そういう金額も出ているのかと思います。
  それから、食材費につきましては、ときがわ町の場合、収入についてはある程度、この前、25年のときに改定しましたけれども、消費税の関係で上げたというふうなことはございましたが、食材費につきましては、毎年度、別の予算でやっておりますので、このお金が食材費のほうに直接回るということではございません。収入は収入、それから賄い材料費のほうについては賄い材料費で年度の計算をしております。
○小宮 正議長 ほかにございませんか。
  9番、前田議員。
○9番 前田 栄議員 同じページなんですけれども、今さっきの質問は終わったんですけれども、それに関連してなんですけれども、確かに文科省の指導で、給食の時間は指導ということなんですけれども、指導というと、ちょっと私、ときがわの学校のことはわからないんですけれども、そのお昼時間の休憩時間に行くんだか、そうすると、それは休憩時間ではなくて、違ったときにまた1時間なり、8時間以上の労働の場合1時間休憩時間をとらせなくてはいけないという労働基準法があるんですけれども、そういうのはとっているんですか。
○小宮 正議長 答弁願います。清水教育総務課長。
○清水誠司教育総務課長 その給食の分、教員の場合、12時から1時という休みではございませんので、帰りのほうとか、それは学校の裁量で、その分を後にとるとか、いろいろ学校の裁量でとっております。
  以上です。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
○9番 前田 栄議員 わかりました。
○小宮 正議長 ほかに質疑ございませんか。
          (発言する者なし)
○小宮 正議長 これをもって歳入の質疑を終了いたします。
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   ◎延会について
○小宮 正議長 お諮りいたします。本日の会議はこの程度にとどめ延会したいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 異議なしと認めます。
  よって、本日はこれをもちまして延会することに決定いたしました。
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   ◎延会の宣告
○小宮 正議長 大変お疲れさまでした。
                                (午後 3時06分)