平成28年第3回ときがわ町議会定例会

議 事 日 程(第2号)

                            平成28年9月7日(水)  
                            午前9時30分開議     
      開議の宣告
日程第 1 認定第 1号 平成27年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定について
日程第 2 認定第 2号 平成27年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定
             について
日程第 3 認定第 3号 平成27年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認
             定について
日程第 4 認定第 4号 平成27年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算認定につ
             いて
日程第 5 認定第 5号 平成27年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決
             算認定について
日程第 6 認定第 6号 平成27年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算
             認定について
日程第 7 認定第 7号 平成27年度ときがわ町水道事業会計決算認定について
日程第 8 議員提出議案第4号 ときがわ町議会政務活動費の交付に関する条例の制定につ
                いて
日程第 9 議案第43号 ときがわ町執行機関の附属機関に関する条例の一部改正について
日程第10 議案第44号 旧大椚第一小学校校舎解体工事請負契約の締結について
日程第11 議案第45号 新町建設計画の変更について
日程第12 議案第46号 町道路線の廃止について
日程第13 議案第47号 町道路線の廃止について
日程第14 議案第48号 町道路線の認定について
日程第15 議案第49号 町道路線の認定について
日程第16 議案第50号 町道路線の認定について
日程第17 議案第51号 平成28年度ときがわ町一般会計補正予算(第2号)
日程第18 議案第52号 平成28年度ときがわ町国民健康保険特別会計補正予算(第1
             号)
日程第19 議案第53号 平成28年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1
             号)
日程第20 議案第54号 平成28年度ときがわ町介護保険特別会計補正予算(第1号)
日程第21 議案第55号 平成28年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計補正予算
             (第1号)
日程第22 議案第56号 平成28年度ときがわ町水道事業会計補正予算(第1号)
日程第23 請願第 2号 日米地位協定の抜本的見直しについて国に意見書提出を求める請
             願
日程第24 議員派遣について
日程第25 一般質問
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出席議員(12名)
     1番  神 山   俊 議員     2番  小 島 利 枝 議員
     3番  田 中 紀 吉 議員     4番  山 中 博 子 議員
     5番  岡 野   茂 議員     6番  金 澤 他司人 議員
     7番  岡 野 政 彦 議員     8番  瓜 田   清 議員
     9番  前 田   栄 議員    10番  野 口 守 隆 議員
    11番  小 宮   正 議員    12番  野 原 和 夫 議員
欠席議員(なし)
地方自治法第121条により、今定例会に説明のため出席する者及び同委任を受けた者の職氏名
町長
関 口 定 男 
副町長
小 峯 光 好 
総務課長
柴 崎 秀 雄 
企画財政課長
久 保   均 
税務課長
中 藤 和 重 
町民課長
柴 田 光 子 
福祉課長
大 島 武 志 
会計管理者兼
会計室長
金 子 加代子 
産業観光課長
坂 本 由紀夫 
建設環境課長
岡 本 純 一 
水道課長
内 室 睦 夫 
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教育長
舩 戸 裕 行 
教育総務課長
清 水 誠 司 
生涯学習課長
石 川 安 司 
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代表監査委員
田 中 正 直 
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議会事務局長
町 田 英 章 
書記
村 田 宏 美 

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   ◎開議の宣告
○小宮 正議長 おはようございます。
  きのうに続き、大変ご苦労さまです。
  ただいまの出席議員は12名全員でありますので、定足数に達しております。
  これより、平成28年第3回ときがわ町議会定例会第2日目を開会いたします。
  直ちに本日の会議を開きます。
                                (午前 9時30分)
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   ◎議事日程の報告
○小宮 正議長 本日の議事日程を報告いたします。
  議事日程は配付したとおりであります。
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   ◎認定第1号の質疑、討議、討論、採決
○小宮 正議長 きのうに引き続き、日程第1、認定第1号 平成27年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定についての質疑を行います。
  これより歳出の質疑を行います。
  質疑ございませんか。
  3番、田中議員。
○3番 田中紀吉議員 おはようございます。3番、田中です。よろしくお願いします。
  早速ですが、ページ145ページ、雇用対策事業委託ということで179万円ほど出しておりますけれども、どこにどのような事業だったのかというのが1点目。
  2点目、219ページからなんですけれども、パソコンの借り上げ事業で、去年も若干聞いた覚えがあるんですけれども、玉小では43万、萩小207万、明小226万、玉中56万、都幾中297万とかなりばらつきがあったり、多分そのリース契約だとかその他の問題もあると思うんですけれども、今後、プログラミングの教育というのか、それが入ったりだとか、Wi−Fiの問題だとか、かなりこのパソコンを使った問題が出てくると思うんです。その問題についての対策も含めてご検討していただいているのかどうかということも含めて2点目、お願いします。
  それで3点目、223ページ、中学校の英語指導事業というのが、昨年は541万円、ことしが 659万円とかなり大幅にふえているんです。その中身について、どういう点が変わったのかを教えていただければと思います。
  以上、3点お願いします。
○小宮 正議長 145ページ。
  坂本産業観光課長、答弁願います。
○坂本由紀夫産業観光課長 それでは、田中議員のご質問にお答えさせていただきます。
  145ページの雇用対策事業ということでございますが、こちらは、シルバー人材センターのほうに町有施設等の草刈り、修繕等を委託しております。
  以上でございます。
○3番 田中紀吉議員 わかりました。1点目は結構です。
○小宮 正議長 じゃ2点目、219ページ。
  清水教育総務課長、答弁願います。
○清水誠司教育総務課長 ただいまの田中議員の2点目のご質問について、パソコンの借り上げ料の各学校の違いにつきまして、回答を申し上げます。
  パソコンの借り上げ料につきましては、玉小、それから玉川中学校につきましては再リースということでございまして、ほかの学校よりも破格の安さになっております。
  今後、このリース契約の切れ目が違うという、契約の期間が違うということですので、また今後、先ほどのプログラミングとかそういうふうな、そのほかパソコン関係の、情報関係のことについて、どう合わせていくかということにつきましては、パソコンも少なからず影響する部分はあると思いますので、それに合わせて、導入時期も含めて検討していきたいと思っております。
○小宮 正議長 3番、田中議員。
○3番 田中紀吉議員 1点、ご検討の中でお願いしたいなと思うのは、パソコンの指導者というのか、そういう、どういうふうに使っているかというのが非常に重要だということでご指摘を受けていると思うんです。だから、その点で、その辺も含めて、要するにソフト、ソフトの点についてもぜひリースというか契約するときには検討していただけたらということと、もう1つは、台数だとか、私は詳しく調べておるわけではないんですけれども、子供の数だとか利用の問題だとかいろんなことがあると思うんです。だから、少しその辺も頭に入れてというか、契約をするときにはそういうのも含めたというか、長期の展望に立って検討していただけたらと思いますので、よろしくお願いします。
  2点目は結構です。
○小宮 正議長 じゃ、3点目について答弁願います。
  清水教育総務課長。
○清水誠司教育総務課長 3点目の中学校の英語指導事業につきまして回答を申し上げます。
  中学校の英語のいわゆるALTでございますが、26年度と27年度につきまして、27年度につきましては5月から3月というふうなことの、この内容的には同じなんですが、同じ会社で来た関係でクーリングオフという、休まなくちゃいけないというような、指導者の休みがあった関係もございまして、4月からではなくて……。失礼しました。期間が5月から3月ということと、27年度は10カ月ということでございましたので、ふえさせていただきました。それで実施したということで、あとは学校へ毎週この2人の先生、来ているわけでございますが、それの形態につきましては変更はございません。
○小宮 正議長 3番、田中議員。
○3番 田中紀吉議員 ちょっとよくわからなかった。私がわからなかったのかどうかわからないんですけれども、クーリングオフの関係というのがちょっとよくわからなかった。
  具体的に言うと、変わらないということでいくと、100万円ぐらい違うんですよね。でしたよね、たしか。去年のを見たら100万円ぐらい違うんですけれども、もうちょっとわかりやすい説明をお願いしたいんですけれども。ずっと変わってないとしたら、契約の問題というのは何だかよくわからないんですけれども、子供たちにとってはずっと来ているわけですから、というのがよくわからないんですけれども、よろしくお願いします。
○小宮 正議長 答弁願います。
  清水教育総務課長。
○清水誠司教育総務課長 契約期間につきまして、雇用形態だと思うんですが、同じ人を3年間とかそういうふうな形で派遣していった場合に、休みを置かなくてはいけないという、そういう制度がございまして、そこの中で、たまたまそれが26年度につきましてはまたがったということで、そこで一旦、こちらとしては子供たちのために、本来は早くから入れたいわけなんですが、そういう制度の中で一旦お休みをさせていただくということだったものですから、期間の違いができたということでございます。
○3番 田中紀吉議員 休みの期間があったから少なかったんですよね。
  わかりました、大体。
○清水誠司教育総務課長 それが期間が短かったということでございます。よろしくお願いし ます。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  ほかに質疑ございませんか。
  4番、山中議員。
○4番 山中博子議員 4番、山中です。
  71ページ、一番下の若者定住化推進事業、そこのところの業務委託料(繰越明許)で897万8,073円ありますが、これは何かということです。
  それから101ページ、一番下のほうで、補助費のところで、町社会福祉協議会補助金とボランティアセンター活動事業費補助金、これがありますが、ボランティアセンターというのは社協の中にあるのではないかと思います。それで、社協とボランティアセンターと分けている理由。
  それからもう1つ、同じく101ページで、青少年相談員活動費補助金とあります。昨年は18万でしたが、ことしは10万と少なくなっております。相談員が減ったのか、または何か事情があったのか、その点について伺います。
○小宮 正議長 71ページ。
  答弁願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 それでは、山中議員の1点目のご質問にお答えをさせていただきます。
  主要な施策の成果の資料のほうをちょっと見ていただけるとありがたいんですが。主要な施策の成果の30ページになりますが、30ページの中ほどに(10)番、若者定住促進事業というのがございます。この……
          (発言する者あり)
○久保 均企画財政課長 大丈夫でしょうか。
○4番 山中博子議員 わかりました。
○久保 均企画財政課長 こちらの(10)番、若者定住促進事業の中の業務委託料897万8,073円ということで、その内訳が載っております。
  532万6,523円が移住PRのパンフレット作成業務委託ということで、温泉道場さんのほうに委託をいたしまして、2万部を作成をいたしました。この費用でございます。また、55万円が空き家の候補位置図作成業務ということで、こちらはゼンリンという会社のほうに、空 き家の所在の地図に落としていただく作業をお願いしたのが55万円。そして、その空き家の地図データをもとに、その下ですけれども、301万1,550円を使いまして空き家実態調査、詳細調査ということで、埼玉県の土地家屋調査士協会のほうに委託をいたしまして、その実態を調査をさせていただいたという内容でございます。
  その実態調査につきましては、空き家の程度によりましてその件数を分類を一応しておりまして、合計で253軒ありまして、その中でも程度のいい空き家ということで129軒、少し手を加えないと使えないような空き家が93軒、そして、もう程度が非常にもう悪くて、もうどうにもならないような空き家が31軒ということで、合計253軒ということで実態調査のほうをさせていただいたという費用が総額でこちらの業務委託料の897万8,073円という内訳になってございます。
  以上でございます。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
○4番 山中博子議員 はい。
○小宮 正議長 2問目について、101ページ。
  答弁願います。
  大島福祉課長。
○大島武志福祉課長 それでは、山中議員の質問に対してお答えのほうさせていただきます。
  社会福祉協議会に出している補助金の関係ということで、ボランティアセンターと社協、なぜ分けているかというような内容かと思うんですが、ボランティアセンター事業については、この事業に特化した形の補助金というようなことでございます。それから、社協に出している補助金につきましては、社会福祉協議会に対しての補助金につきましては運営に対する補助金というようなことで、別建ての補助金になっております。
  以上です。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  3問目、青少年相談員の件につきまして答弁願います。
  大島福祉課長。
○大島武志福祉課長 それでは、青少年相談員の補助金の質問に対してお答えをさせていただきます。
  この補助金の減額につきましては、前年度の実績等を勘案しまして、補助金が減額というようなことになっております。
  ちなみに、27年度の決算状況を報告申し上げますと、補助金が10万円、それから繰越金が5万2,721円、諸収入、預金利子等がございまして、合計の収入が15万2,741円。歳出につきましても、会議費及び事業費等、支出済額が15万2,741円ということで補助金が使われております。
  以上です。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  ほかに質疑ございませんか。
  6番、金澤議員。
○6番 金澤他司人議員 6番、金澤です。
  63ページの5、6行目のところにあります寄宿舎管理事業、これの清掃委託ということで、管理事業は昨年度の決算上にも乗っかっていなかったので、これをちょっと説明していただきたいです。
  それと87ページ、税務賦課事務事業で、26年度と比較しますと大幅に減額されております。この辺の、それの11、12、13項目に関して、その辺が対象なんですけれども、その辺の減額になった要因を教えてください。
  それと、197ページからですが、小学校関係の校舎等の警備委託料、これは小学校3校、また中学校2校に関しても、これも半減、半分以下になっているということですよね。その辺はどういうふうに、その辺の理由をちょっと説明していただきたいと思います。その3点です。
○小宮 正議長 それでは63ページ。
  答弁願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 それでは、金澤議員のご質問の1点目の寄宿舎の清掃委託料の関係についてお答えをさせていただきます。
  こちらの寄宿舎につきましては、旧ローヤル電機の建物を町のほうで移管を受けまして、管理をしているものでございます。この寄宿舎の活用法については、災害時の、もし家を出なくちゃならないとかそういった場合の避難所ですとか、またその他で、いろいろな理由で急遽こちらへ、住むところがなくなったですとかそういった場合に備えるために持っている施設でございます。
  しばらくの間、この管理がちょっと、以前は英語の教師の先生、外国人の先生が住んでい たんですけれども、その方たちが出て以降、余り手を加えていなかったということで、修繕の意味も兼ねまして清掃したというような状況でございます。
  以上でございます。
○6番 金澤他司人議員 それは現状、住むことはできるんですか。
○小宮 正議長 答弁願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 東側の1階、2階については、ある程度今の状況で住める状況になっています。西側の狭いほうの部屋なんですけれども、こちらについては、水回りの、お風呂ですとかそういったものがちょっともう非常に老朽化しておりまして、ちょっと修繕、大規模に交換等の修繕をしないと、すぐには入れないというような状況でございます。
  以上でございます。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
○6番 金澤他司人議員 いいです。
○小宮 正議長 2番目について、87ページ。
  中藤税務課長、答弁願います。
○中藤和重税務課長 金澤議員のご質問にお答えいたします。
  ページ87ページの町税賦課事務事業が大幅な減ということですが、その理由をというご質問ですが、減理由が大きい主なものについてご説明いたします。
  まず、13委託料の電算業務委託料、あとその1つ下の業務委託料、あとこれ決算上に載っていないんですが、26年度はシステム使用料ということで163万入っていたものが、平成27年度決算上ではなくなっておりますが、これは26年は電算というシステム会社を使っていましたが、27年度から町村クラウドということで、TKCという会社がありまして、その関係で大幅に減っているものでございます。
  それと、13委託料の1、2、3、税務地図委託料、これも約200万ぐらい減っておりますが、26年度は航空撮影が入っていたものが、27年度はなくなった関係で大幅減となっております。
  以上でございます。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
○6番 金澤他司人議員 わかりました。
○小宮 正議長 3点目の197ページ。
  答弁願います。
  清水教育総務課長。
○清水誠司教育総務課長 それでは、金澤議員の小中学校の警備委託料の半減理由はについてお答えいたします。
  27年度から、各それぞれの学校で契約を結んでいたものを、27年度から統一的に教育委員会のほうを窓口としまして1本化しました。そして、入札をやった結果このような形に、安くできるというようなことでございます。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
○6番 金澤他司人議員 理由はわかりました。
○小宮 正議長 ほかに。
  7番、岡野議員。
○7番 岡野政彦議員 7番、岡野政彦です。
  ページ189ページ下段のほうで、特色ある学校づくり補助金。以前は40万円各学校に出ていたということで、ここのところ20万円にかわりまして、この20万円の小学校3校、中学校2校のこの補助金、下段の補助金の関係で99万9,959円、この、わかる範囲で内訳を、補助金の使い道のほうを教えていただければと、それが1点です。
  2点目、ページ243ページ、下段よりちょっと上なんですけれども、小中学校各種大会等派遣費補助金12万円。ときがわ町のほうでは条例のほうで、たしか関東大会とか国際大会等、小中学校の生徒が行くというときにこういう補助金が出るということが、たしか私、一般質問したことがありますので、これもわかる範囲で内訳のほう。
  2点、よろしくお願いいたします。
○小宮 正議長 答弁願います。
  清水教育総務課長。
○清水誠司教育総務課長 では、岡野議員の1点目のご質問につきまして、特色ある補助金の端数も含めてのことということで、わかる範囲でということでございますが、この端数につきましては、実際問題、各学校に20万円ずつ現在は均等に交付をしてございます。その中の1校でございますが、19万9,972円というふうなきっちり使った中で、余ってしまったということで返金ということで来ましたので、この端数が出ているところでございます。
  それと、あと使い道につきましては、主にいろんな学校で講演会等の講師謝金、それから学校のいろいろな公開講座、それから例えば一般公開する文化祭的な学校の、例えば萩小で すと萩小フェスタとかそういうもの、それから学校行事の中で学校ファーム関係が非常に、農業をやる肥料とか、それから場合によっては指導に来ていただく方のお礼とかそういうもの、それからこれは全部ではないですが、学力向上のほうのテスト代というような、そういうものにも使っております。これは各学校でそれぞれ独自にやっているものでございます。
  以上でございます。よろしくお願いします。
○7番 岡野政彦議員 ありがとうございました。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
○7番 岡野政彦議員 はい。2点目お願いします。
○小宮 正議長 2点目、243ページ。
  答弁願います。
  石川生涯学習課長。
○石川安司生涯学習課長 岡野政彦議員のご質問にお答えいたします。
  243ページ、小中学校各種大会等派遣費補助金の内訳でございますが、いずれも空手道の関係でありまして、1つは全国中学校空手道選手権大会、もう1つはやはり空手の関係ではまなす杯ということで、2回空手の関係でございます。
  以上です。
○7番 岡野政彦議員 ありがとうございました。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  ほかに質疑ございませんか。
  2番、小島議員。
○2番 小島利枝議員 議席番号2番、小島でございます。3点質問させていただきます。
  1点目が58、59ページの2目文書広報費の中の広報紙発行事業について伺います。
  予算571万となっておりますが不用額が出まして、予算よりかなり低く363万1,000円ということで、この差額の分は補正が組んでいましたので、補正のときにもしかしたら説明は伺っているかもしれないんですが、もう一度この金額が減った部分の説明をいただきたいと思います。
  2点目につきましては、ページ数75ページ、備考の欄の行政福祉バス運行事業について伺います。
  こちらも予算のほうが1,288万円だったのが657万円という、631万円ほどの減になっているんですが、この部分について、なぜこれほど減ったのか伺いたいと思います。
  3点目につきましては135ページ、こちらも備考のほうの下のほうなんですが、予防接種事業について伺います。
  こちらも予算のほうでは3,047万6,000円ということでしたが、決算のほうでは2,391万ということで、600万ほどの減額ということで、なぜこのように減ったのか。この3点、伺いたいと思います。
○小宮 正議長 58ページの広報の関係。
  答弁願います。
  柴崎総務課長。
○柴崎秀雄総務課長 それではお答えいたします。
  広報紙の発行事業につきましては、見積もりによりまして業者と契約しております。ページ数によって幾らという単価になっております。補正予算の際に見込んだ3月、4月号の発行ページ数、これが補正のときに見込んだよりも実際には少なかったということでございまして、3月、4月を36ページで見込んだんですが、実際には3月号が24ページ、4月号は34ページということで、ページ数の減数によるということでの金額の減でございます。
  以上です。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  2問目について、75ページの行政バスの関係で答弁願います。
  柴崎総務課長。
○柴崎秀雄総務課長 それではお答えいたします。
  行政福祉バスにつきましても、やはり契約をしております。一番当初は運行業務委託料1,288万9,000円ということで組んでおりまして、補正をさせていただきまして途中で減額はしているんですが、さらに決算では657万2,221円ということで、予算に対して少なくなっております。
  減の理由なんですが、利用日数を130日見込んでいたんですけれども、88日ということで、利用日数が減ったのが減の理由です。減った理由につきましては、一般貸切旅客自動車運送事業の運賃料金の変更命令等ございましたり、利用者の負担の見直ししたものですから、そういった関係もあって減少したのかと思っております。
  以上です。利用回数が減ったということです。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  続きまして、135ページの予防接種。
  答弁願います。
  柴田町民課長。
○柴田光子町民課長 では、小島議員のご質問にお答えします。
  132ページ、予防接種ということなんですけれども、予防接種につきましては、定期接種、それから任意接種というものがございまして、定期接種は年齢等で人数が決まっているものでございます。それから任意接種につきましては、当然希望の方が受けるということで、積算するものなんですけれども、当初予算のときに、前年までの実績に基づきましてその接種人員を確定して予算をとるんですが、実際に受ける方、例えばインフルエンザがはやるとインフルエンザがふえるとか、はやらないと減るとか、あるいは子宮頸がんワクチンなどもいろんな事故が起こって急に受ける方が減るというようなことがございまして、今回はそれが減っているということでこれだけの残ということになっております。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  ほかに質疑ございませんか。
  5番、岡野茂議員。
○5番 岡野 茂議員 5番、岡野でございます。では3点ほどちょっと質問させていただきます。
  まず、149ページの有害鳥獣対策事業の中の内容をちょっと、私このごろ余り加わっていないので説明をしていただきたいのと、あと151ページの一番上の行、鳥獣害対策協議会への補助金というのは、これ内容をちょっと説明をお願いしたいと思います。
  それから2点目として、ページが157ページ、原木キノコ栽培育成整備事業、これ20万3,312円補助金が出ているんですが、これもう何年も続けてやっていると思うんですが、これに対しての効果、経済効果というかそういうものはどのくらい出ているのかちょっと確認をさせていただきたいと思います。
  それから3点目といたしまして、161ページ、プレミアム付商品券の販売事業ということで金額が出て、これもう完了していると思うんですが、これをやったことに対しての町へ対しての経済効果、そういうものがどのくらいあったのか、わかる範囲で結構ですのでご回答をお願いしたいと思います。
  以上です。
○小宮 正議長 答弁願います。
  坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 まず1点目、149ページの有害鳥獣対策事業についてでございますが、こちらのほうは主要な施策の58ページをごらんいただけますでしょうか。
  下段のほうに、(3)で有害鳥獣対策事業ということで記載させていただいております。こちらのほう、有害鳥獣の捕獲事業ということで、イノシシ等なり有害鳥獣を捕獲したというふうな事業を行っておったり、また鳥獣害の被害防除対策事業ということで、電気柵等の設置に補助金を出しております。
  それから、151ページの有害鳥獣対策協議会補助金でございますが、こちら(ウ)のところで、ときがわ町有害鳥獣対策協議会へ241万1,000円の補助を交付ということで、玉川支部のほうに54万円、都幾川支部のほうに90万円ということで、こちら実績に応じての補助を交付しております。
  以上でございます。
○小宮 正議長 1問目よろしいでしょうか。
  再質問。
  岡野議員。
○5番 岡野 茂議員 今のちょっと説明でわかったんですけれども、こういうのは、例えば交付するだけで、総会をやって資料をもらうとかそういう管理的なことというのは全然しないんですか。
○小宮 正議長 答弁願います。
  坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 もちろん総会を、ちょっとおくれているので実施いたします。
○5番 岡野 茂議員 実際、しているんですか。
○坂本由紀夫産業観光課長 はい。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
○5番 岡野 茂議員 はい、わかりました。1問目については結構です。すみません。
○小宮 正議長 2問目につきまして、157ページ、原木キノコについて答弁願います。
  坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 岡野議員の2問目について回答させていただきます。
  157ページの原木キノコ栽培育成事業でございますが……。
  大変申しわけございません。こちらのほうにつきましては、キノコ作業所についての20万3,312円につきましては、ときがわ町の萩ヶ丘小学校の近くにキノコの関係の施設というこ とで管理しているところがございますが、そちらの管理費用を計上しているようなものになっております。
  ちなみに、27年度につきましては、約3,000キロ程度のシイタケ、ナメコ、クリタケ、マイタケ等で出荷しているというような記録でございます。
  以上でございます。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  再質疑。
  岡野議員。
○5番 岡野 茂議員 そうすると、3,000キロとれたということは、これを補助するために相当効果が出ているということで判断してよろしいんですか。
○小宮 正議長 答弁願います。
  坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 それぞれ木のむら物産館なりふれあいの里たまがわ、建具会館、大野特産物販売所等に出荷されているものですので、効果が上がっていると考えております。
○小宮 正議長 よろしいですか。
  3問目、161ページのプレミアム付商品券について答弁を願います。
  坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 こちらの161ページ、プレミアム付商品券の発行事業ということでございますが、こちら、発行総額が1億1,700万円ほど発行いたしまして、換金の実績として1億1,674万4,500円ということで、利用率約99.78%というふうな利用率がございました。
  町内の登録された業者、小売業者の方に49%使われたり、サービス業の方に25.5%使われたり、建設業の方に18.6%というのに使われているということでございますので、十分効果が上がったというふうに考えております。
  以上でございます。
○小宮 正議長 質疑を許可いたします。
  岡野議員。
○5番 岡野 茂議員 今の説明で、80%ぐらいの町内の使用があったということで、これは効果が相当出たということなんですか。
          (「はい」と呼ぶ者あり)
○5番 岡野 茂議員 わかりました。すみません。
○小宮 正議長 答弁願います。
  坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 大変すみません。利用率につきましては、99.78ということで、こちら全部町内の営業所で使われたもので、先ほど言いましたのは主な小売業なりサービス業の主なものでございますので、ほかには飲食店で使われたりとか製造業で使われた分もありまして、全部町内で99.78%というのが使用されております。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  再々質疑を岡野茂議員。
○5番 岡野 茂議員 これは、やって効果があったというふうに見ていたわけだね。
          (「はい」と呼ぶ者あり)
○5番 岡野 茂議員 わかりました、すみません。
○小宮 正議長 ほかに質疑ございませんか。
  1番、神山俊議員。
○1番 神山 俊議員 1番、神山です。
  主要な施策の成果のところの103ページ、3点ほどお聞きします。
  まず1点目、1番、経常収支比率が平成26年度と比べるとマイナス6.7%ですけれども、主な理由を教えていただきたいと思います。
  2点目、その6、財政力指数が同じく0.032、26年度と比べるとマイナスとなっておりますが、その主な理由を教えていただきたいと思います。
  3点目、その19、実質単年度収支額が黒字になっております。今年度はどのような見通しを立てているのか、また今後どのような運営をしていくのかお聞きしたいと思います。
  以上です。
○小宮 正議長 答弁願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 それでは、神山議員のご質問にお答えをさせていただきます。
  まず、経常収支の関係でございますけれども、今年度といいますか27年度につきましては、消費譲与税が約5,000万円程度増額をいたしました。そして、基準財政需要額といいますけれども、需要のほうでは地域振興費ですとか合併特例債の償還費、臨時財政対策債の償還費ということで、交付税等がふえております。
  ということで、全体的に標準財政規模と申し上げますけれども、一般財源の総額とお考えいただければと思いますけれども、それが、経常的に入ってくるものがふえました。そして、逆に経常的に出ていくものを申し上げますと、代表的なものは人件費でございますけれども、人件費、公債費、扶助費、この3つが代表的なものでございます。
  人件費については、財政運営計画、定員適正化計画を立てまして、毎年人数を減らしてきておりまして人件費が減っているということで、経常的な支出も大分抑えてきているということで、議員の皆様にもお願いをいたしまして財政運営計画というのを立てまして、そうした改善を、財政上のいろいろな改善をお願いしてきたところでございますけれども、その効果がやっと出てきたという結果として、この経常収支も改善してきたという内容でございます。
  以上でございます。
○小宮 正議長 1番について、よろしいでしょうか。
○1番 神山 俊議員 はい。
○小宮 正議長 2問目について答弁を願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 それでは、2点目のご質問でございますけれども、先ほどの経常収支と関連はしているんですけれども、財政力指数と申し上げますと、やはり税収等の一般財源の収入がどのくらい入るのかというのが財政力指数の算式上出てまいりますけれども、そういったものが標準財政規模に対する割合がどのくらいかというのが財政力指数なんですけれども、そうした、先ほど申し上げましたような地域振興費ですとか起債の関係の事業費補正いろいろ入ってまいりまして、標準財政規模が大きくなったということで、相対的に税収は減っておりますので、譲与税は逆にふえているので、税、譲与税で見ますとほぼ横ばいぐらいなんですけれども、逆に割る分母のほうがふえた関係で財政力指数は数字上は減っているというところが実際の状況でございます。
  以上でございます。
○小宮 正議長 2問目についてよろしいでしょうか。
  3点目について答弁を願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 それでは、3点目の実質単年度収支の関係でございますけれども、27年度は繰り上げ償還ですとか財政調整基金への積み立てですとか、町の全体の財政の健全 化のために、先ほど申し上げましたような人件費ですとか経常経費を圧縮するという形で議会の皆さんにもお願いして、ご理解をいただきながら進めてまいりました。そうした関係で、そうした財調への積み立てですとか繰り上げ償還とかができましたので、そうした部分でこうした単年度収支としてはプラスの2億5,000万ぐらいの数字になったというところでございます。
  また、財政的にも、経常的な経費を削減をしておりますので、繰越金もふえております。そうした関係で、全体として27年度については約2億5,000万円の実質単年度収支の黒字を実現できたというところでございます。
  以上でございます。
  あと今後の関係でございますけれども、今後につきましても、引き続き経常経費の削減については考えていきたいというふうに考えております。
  ただ、いろいろな事業を進めていかなくてはならないということで考えておりますので、一般財源の総額をある程度、38億から39億の間ぐらいで決まっておりますので、その範囲内の中で、いろいろな補助金ですとか交付金、こういったものを利用する中で、一般財源の総額でできる限りの予算を今後も組んでいきたいというふうには考えております。
  そうした中で、めりはりをつけて、重点的に町長の施策の中で今後やっていかなくてはならない施策等が町長、考えがありますので、そうしたものには重点的に配分していくと。また、その他の経常経費については引き続き削減を考えていくというような方針で、財政的には運営してまいりたいというふうに考えております。
  以上でございます。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  ほかにございませんか。
  9番、前田議員。
○9番 前田 栄議員 9番、前田栄です。
  ときがわ町財政指標ということで、11番なんかにおいては、103ページ、今、神山議員のところです。103ページの11番です。
  町税に対する職員給の割合ということで、平成27年度48.5、平成26年は49.9で、マイナス1.4%と。いろんな関係があって、これはデータ的には、給与が高いか安いか、これはいろんな関係がありますけれども、データ的にはいいと。
  それで、これに関して、臨時職員ですか、臨時職員、物件費になっていると思いますけれ ども、臨時職員の給与においては、平成26年と平成27年を比べて、平成27年はどのくらいの金額がいって、26年度とどのくらいプラスかマイナスかなっているんですか、教えていただければと思います。
○小宮 正議長 暫時休憩いたします。
                                (午前10時19分)
─────────────────────────────────────────────────
○小宮 正議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午前10時20分)
─────────────────────────────────────────────────
○小宮 正議長 答弁願います。
  柴崎総務課長。
○柴崎秀雄総務課長 それでは、お待たせしました。
  臨時職員の26年度と27年度の金額ですが、まず26年度につきましては1億2,831万6,983円です。よろしいでしょうか、26年度臨時職員のトータルが1億2,831万6,983円です。それに対しまして、平成27年度です。平成27年度が1億2,884万9,533円という数字になっております。
  以上です。
○小宮 正議長 再々質疑を許可いたします。
  前田議員。
○9番 前田 栄議員 正職員においても、いろいろ女性の関係でとか病気の関係で休む関係はあると思いますけれども、臨時職員の方がそれで補ってもらうと。広告も臨時職員募集ということですけれども、一番人件費が難しい、人件費、または物件費が難しいと思うので、よろしくお願いいたします。
  以上です。
○小宮 正議長 ほかに質疑ございませんか。
  4番、山中議員。
○4番 山中博子議員 4番、山中です。
  105ページ、在宅超重症心身障害児の家族に対するレスパイトケア事業補助金というのがありますが、これは昨年、超重症心身障害児短期入所等促進事業補助金と同じなのか伺います。そして、それが何人ぐらい利用していて、どのぐらいの補助なのか伺います。
  それから2点目、107ページの移動支援事業給付費のところです。
  平成26年から比べますと38万9,604円ふえています。これは、利用者がふえたのか、またその登録人数と利用者人数、そして、利用者への広報はどのようにしているのか伺います。
  それから、109ページの配食サービス委託料、平成26年から比べますと86万以上減っております。これは、受益者負担が100円減ったということに値するのかどうか伺います。
  以上です。
○小宮 正議長 105ページの関係で答弁願います。
  大島福祉課長。
○大島武志福祉課長 それでは、山中議員の質問に対してお答えをさせていただきます。
  まず、名称でございますが、先ほどの質問の中にありましたように、超重症心身障害児の短期入所等促進事業の名称から在宅超重症心身障害児の家族に対するレスパイトケア事業ということで、事業名の変更ということで内容的には変わりません。
  それから、何人の利用かというようなことでございますけれども、27年度につきましては実利用人数が2名ということでございます。ちなみに、26年度は1名というようなことで、1名増となっております。
  それから、補助金の内容につきましては、これについては1回2万円の補助というようなことです。当初は1日1万円というようなことでございましたけれども、倍の助成というようなことになっております。
  以上です。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  4番、山中議員。
○4番 山中博子議員 2万円の補助ということなんですが、これは1回につきで2万円か、それとも時間が変わってくるのか伺います。
○小宮 正議長 答弁願います。
  大島福祉課長。
○大島武志福祉課長 これにつきましては、1日単位ということでございます。
○小宮 正議長 1問目はよろしいでしょうか。
  107ページの移動支援の関係で答弁を願います。
  大島福祉課長。
○大島武志福祉課長 それでは、2問目の移動支援事業についてお答えを申し上げます。
  登録人員につきましては、平成26年度と同様に平成27年度推移していまして、16名が対象というようなことでございます。増加の理由につきましては、1人当たりの平均の利用時間がふえたと、そのことによって増額をしたというようなことございます。
  広報につきましては、対象者、これは障害を持っている方でございますので、個別に相談をしながら、この事業を使うか使わないかということで案内をさせていただいております。
  以上です。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか、2点目は。
  3点目、109ページの配食サービスの関係で答弁願います。
  大島福祉課長。
○大島武志福祉課長 それでは、配食サービスについてお答えを申し上げます。
  100円負担がふえるという話でございますけれども、これは平成28年度、今年度から一応事業のこの利用者の負担が100円ふえるということで、27年度決算においては、以前の26年度のままということで、これにつきましては、配食の食数が減ったというようなことの中で減額となっております。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  それでは、再質疑を許可いたします。
  山中議員。
○4番 山中博子議員 金額的に大分多いようなので、そうしますと、なぜ減ったのかというようなことでその業者との話し合いというものはないのでしょうか。
○小宮 正議長 答弁願います。
  大島福祉課長。
○大島武志福祉課長 それでは、お答えをいたします。
  委託業者との話し合いというのは、特にこの件については減った原因とかどうかとか、そういうような話はしておりません。
  以上です。
○小宮 正議長 再々質疑を許可いたします。
  山中議員。
○4番 山中博子議員 それでは、その配食を利用している人たちの感想とか、そういうアンケートのようなものはとっていないのでしょうか。
○小宮 正議長 答弁願います。
  大島福祉課長。
○大島武志福祉課長 配食につきましては、必要な方が福祉課のほうに申し込んでいただいて、その対象が該当者であれば、その希望に応じて配食をするということで、特に希望のほうはとっておりません。
○小宮 正議長 暫時休憩いたします。
  再開を10時45分といたします。
                                (午前10時29分)
─────────────────────────────────────────────────
○小宮 正議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午前10時45分)
─────────────────────────────────────────────────
   ◎発言の訂正
○小宮 正議長 ここで坂本産業観光課長から、岡野茂議員の質問に対する答弁における発言の一部訂正について発言の申し出がありましたので、これを許可いたします。
  坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 先ほど、岡野茂議員からの原木キノコ栽培育成事業の中で、私のほうで3,000キロ程度の生産というお話をいたしましたが、こちらにつきましては、町内全域で木のむら物産館、ふれあいの里たまがわ、建具会館、大野特産物販売所等へ町内の方が出荷している量ということで、キノコ作業所でつくった量ではございませんので、訂正させていただきます。よろしくお願いいたします。
○小宮 正議長 ただいま坂本産業観光課長から、岡野茂議員の質問に対する答弁における一部の発言について訂正したいとの申し出がありました。
  お諮りいたします。これを許可することにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 異議なしと認めます。
  よって、坂本産業観光課長からの発言の一部訂正の申し出を許可することに決定いたしました。
─────────────────────────────────────────────────
○小宮 正議長 それでは、また歳出の質疑に入りたいと思います。
  質疑ございませんか。
  3番、田中議員。
          (「ちょっと待って」「終わっていません」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 あ、もう1つあるんだね。すみません。答弁願います。
  大島福祉課長。
○大島武志福祉課長 それでは、山中議員のアンケートの関係についてお答えをまだしていないということで、アンケートについては平成27年度当初アンケートを実施させていただきました。また、100円負担者がふえるというようなことの中で、これは28年度からということなんですけれども、その前の26年、27年については配食サービスが1食800円だったんです。それを26年度以降につきましては、700円というようなことで契約のほうをさせていただいております。これについては、委託業者のほうの努力によりまして100円減額させていただいているというような状況でございます。よろしくお願いしたいと思います。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  それでは、ほかに質疑ございませんか。
  3番、田中議員。
○3番 田中紀吉議員 3番、田中です。
  1点お伺いします。
  ページという指定ではないんですけれども、報告書の中で触れているということで項目なんですけれども、6款農林水産費が今年度、昨年度に比べて大幅に繰り越しているというのか、執行率が低いというのか、ほかの項目に比べて特に目立ったような気がするんです。ということは、何か特別な理由があって執行率が75.9%、また翌年繰り越しが4,238万ということだったんですけれども、特別な何か項目とか事故とか何かあったのかどうかお伺いします。
  以上です。
○小宮 正議長 答弁願います。
  坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 田中議員の質問にお答えさせていただきます。
  こちらにつきましては、繰越明許のほうが4,238万8,000円ということで、今年度3月議会で補正をした森林資源の積極的活用による持続可能な地場産業の育成事業というのが繰り越されておりますので、その分の繰越明許ということになります。
○小宮 正議長 3番、田中議員。
○3番 田中紀吉議員 具体的に予算化をして、計画をして取り組みをすると、それが何かのトラブルというか事情があってそっくりという、そういう意味でしょうかね。
○小宮 正議長 答弁願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 田中議員のご質問に予算上の関係でございますので、企画財政課のほうでちょっとお答えをさせていただきます。
  先ほど産業観光課長のほうから申し上げました森林資源の積極的活用による持続可能な地場産業の育成事業ということで、国の地方創生の加速化交付金という交付金をいただきました。そして、27年度の3月補正で予算を組みまして、28年度予算に繰り越しているということでございます。ですから、執行自体は28年度でということで、27年度については予算は確保したんですけれども、全て28年に繰り越しておりますので、予算の数字上は27年はその分は残った形になっちゃっているんですけれども、それで執行率が低くなっちゃっているという、そういう実情でございますので、特に事業がおくれたからとかそういうことではありませんので、ご理解をいただきたいと思います。
  以上でございます。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  ほかに質疑ございませんか。
  12番、野原和夫議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原和夫です。
  69ページですが、総務費の中でバス運行費補助金、これはイーグルバス会社のほうだと思うんです。その中で、26年度の比較では約266万減となっておりますが、運行経費等の実績のもとに補助金の計上ができたのか、この内容をお願いします。
  それから83ページの諸費でございますが、これも再三私が言っていることですが、金額は少ないんですが、自衛隊父兄会補助金、これ当初4万8,000円が3万円になりました。もう一歩の努力が必要ではないかなと思うんですが、これをぜひ今近隣でもやっている自治体がほとんどないんです、東松山ぐらいですか。この補助金を今の財政状況を踏まえて父兄会に説明をしてゼロにする努力、これをお願いできればと思います。それと加えて、町のほうにも問題ということで意見が出たと思いますが、窓口に自衛隊募集のパンフレットが置いてある問題については、私2人の町民から意見が電話で来ました。これを問題として捉えているのか、町はどのようにこの問題についても考えているのか、この父兄会を兼ねてお伺いしま す。
  それから3点目は、217ページの中学生社会体験ですが、この問題については、先ほどときがわ町教育委員会の報告を見て、いかに重要かという問題も認識しました。この問題については、予算をもっとふやして、やっぱり体験を実施させて、これからの前進につながる教育の一環としても必要ではないかなと思いますが、この問題については教育長からもお伺いしたいんですが、よろしくお願いします。
○小宮 正議長 1点目について答弁願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 それでは、野原議員のご質問にお答えをさせていただきます。
  バス運行費の補助金の関係でございますが、イーグルバスのほうから実績報告を上げていただきまして赤字といいますか、不足だった部分を補助するという形になっております。ちなみに、27年度の実績につきましては、イーグルバスの運賃収入、こちらの運賃収入が約370万円増加をしております。そして、その他の運送収入は若干減っておりますので、差し引きいたしますと320万円程度増加をイーグルバスの収支として増加をしております。イーグルバスの収支が改善したということは、町から赤字補填的な補助金をその分が減額になるということになりますので、今回265万2,000円を減額をさせていただいたという実績でございます。
  以上でございます。
○小宮 正議長 野原和夫議員。
○12番 野原和夫議員 運賃収入がふえたということはとてもよろしいことであります。特に、嵐山便も便をふやしましたからその影響もあるんではないかなと思いますが、引き続き町からこの補助金の減額も求めて、イーグルさんの努力も兼ねてお願いしたいと思います。今の評価としては、そういう実績が出てきたということで一定の評価は得ると思います。ありがとうございます。
○小宮 正議長 1点目についてはよろしいでしょうか。
  2点目について、83ページの自衛隊の関係で柴崎総務課長、答弁願います。
○柴崎秀雄総務課長 それでは、お答えをいたします。
  町では、自衛隊法に基づきまして自衛官募集事務、これは法定受託事務として行っております。自衛官の募集には自衛隊父兄会との連携も必要ということでございまして、今現在は補助金として3万円、27年度決算も3万円出しております。野原議員がおっしゃるように、 以前は4万8,000円でございましたので、大幅に減させていただいております。そういった関係がありますので、町としますと父兄会と連携して自衛官募集事務ということもやっておりますので、補助金についてはかなり減らしておりますのでこの形でと考えております。
  またもう1点、窓口にパンフレットが置いてあるということでございますが、そういった法定受託事務ということがございますので、そういった必要なものは置かしていただいているという状況でございます。
  以上です。
○小宮 正議長 よろしいですか。再質疑を許可いたします。
  野原議員。
○12番 野原和夫議員 必要的な判断のもとに置いてあるということも今聞きましたけれども、私のところに来て、直接電話した人と来た人がいますが、やっぱり圧迫感というか、いろんな問題があるということも聞かれました。そして、今自衛隊法と言いましたけれども、その自衛隊法をよく調べると徴兵制も入っているんですね、自衛隊法には。そういうことも踏まえて、物すごく危機感もあるような人がそう感じて、私のところに来たんではないかなと思いますが、その対応の仕方が余りにもということで、私のところにおこごととして来ましたけれども、その問題については、今、課長が答弁されたようにそういう方針も踏まえてのことということはその本人には伝えたいと思いますが、でも何らかの配慮というか、そういう町民の意見も聞くこともある程度必要ではないかなと思いますが、その点はいかがでしょうか。
○小宮 正議長 答弁願います。
  柴崎総務課長。
○柴崎秀雄総務課長 まず、自衛隊法ということで、自衛隊法の中にはいろんな条文があると思います。自衛隊法の97条がございまして、こちらで、「都道府県知事及び市町村長は、政令で定めるところにより、自衛官及び自衛官候補生の募集に関する事務の一部を行う」ということでなっております。それに基づいてということでございます。
  自衛隊に対する感じ方というのも人それぞれあるかと思います。今ですと、よくテレビでも災害派遣ということで、そういうので活躍もされていますので、そういった形で接している方はまた、違った見方というのもあると思います。いろんな見方があると思いますけれども、町とすれば、法律に基づいて事務を実施しているということでご理解をいただきたいと思います。
  以上です。
○小宮 正議長 2問目よろしいでしょうか。
  では、3問目の217ページの中学校社会科体験事業についての答弁を願います。
  清水教育総務課長。
○清水誠司教育総務課長 野原議員の中学生社会体験事業についてお答えを申し上げます。
  この予算につきましては、体験をしていただく事業所等に菓子折り等のお礼を申し上げるということでございます。あとは、保険料ということで、多少消耗品につきましては文集等をつくっているところもありますので、そういったもので費用として使わせていただいているということでございます。内容的には報告書に書いたとおりでございますので、よろしくお願いいたします。
○小宮 正議長 答弁願います。
  舩戸教育長。
○舩戸裕行教育長 それでは、野原議員のほうのご質問で教育長からも見解を伺いたいということですので、お答えさせていただきたいと思いますけれども、この中学生の社会体験事業というのは、生き方指導の一環としてのキャリア教育とか職業教育の推進ということで、子供たちに望ましい職業観を育成していこうということが狙いです。最終的には、義務教育を離れる段階での適切な進路選択ができるようにということを狙いとして行っている事業でございます。ここには出てきませんけれども、1年生ではどのような職場があるのだろうかととか、そういうような調査をします。主に2年生になって具体的に事業所等のご協力をいただきながら、事業所に出向いて実際に社会体験事業をさせていただくと、この事業につきましては、本当に地元の事業所の方のご協力あってできることでございます。3年生で望ましい進路選択をしていただく、このような流れの中の一環の事業でございます。必要経費等については議会のご理解もいただけると思いますので、必要額だけは今後も要求させていただきますので、ご理解をいただければと思います。
  以上です。
○小宮 正議長 再質疑を許可いたします。
  野原議員。
○12番 野原和夫議員 今、教育長、必要経費以上の要求も可能ではないかと、この中身見ますと、私は、社会性、礼儀、自立心、こういうものを養うもととなってとてもいいと思うんですよ。そして、この中でときがわ町の魅力ある事業所等も含めていろんな情報の中であ りますから、そういうところの体験をしていただくことによって、若者がときがわ町から離れていかないような力にもなるんではないかなと思うんです。ぜひそういうことを踏まえて予算の要求もふやして、もう少し前進をできるようにさらなる前進を期待したいと思います。ありがとうございます。
○小宮 正議長 ほかに質疑ございませんか。
  4番、山中議員。
○4番 山中博子議員 109ページの031691のところです。
  高齢者介護保険事業のところに、去年には20の扶助費のほかに01報酬、11需用費、その前に09旅費、それから13委託料がありました。それがないのはどうしてかということ、それが1点目。
  2点目は117ページ、032241の未熟児養育医療給付事業、これの利用できる条件、それから件数をお聞きします。
  もう1点、135ページ、健康づくり開発事業委託料、業務委託料が昨年71万だったんですが、何か違うことを始めたのか、増額理由を伺います。
  以上3点、お願いします。
○小宮 正議長 答弁願います。
  大島福祉課長。
○大島武志福祉課長 それでは、山中議員のご質問に対しましてお答えを申し上げます。
  高齢者介護保険事業の08の報償費から委託料が今年度27年度の決算から抜けているというようなことでございますけれども、これにつきましては、3年に1回の介護保険高齢者等の計画の見直しがありますので、その関係で26年度、これ計画のほう立てさせていただきましたが、その計画まだ引き継いでいるということで、27年度については、そういった費用が発生しませんでした。
  以上です。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  山中議員。
○4番 山中博子議員 その中に介護保険事業計画等策定委員会委員の報酬が計画策定委託料として172万8,000円も昨年はありましたが、そういう委託料というのもなくなったということですか。
○小宮 正議長 答弁願います。
  大島福祉課長。
○大島武志福祉課長 委託料につきましては、業者に委託をした中で計画のほうを立てさせていただいているということで、製本等もあわせた計画でございますけれども、委託でございますけれども、そういったものが平成27年度はなかったということでございます。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  2点目について、117ページの未熟児の関係の答弁を願います。
  大島福祉課長。
○大島武志福祉課長 それでは、未熟児の関係につきまして、お答えを申し上げます。
  どういう状況になったらこの事業の対象かというようなご質問でございますけれども、給付の対象者につきましては、出生時の体重が2,000グラム以下、または生活力が特に薄弱のものであり、医師が入院療育を必要と認めたものが対象というようなことで、人数につきましては、平成27年度につきまして6人、一応該当になっております。ちなみに平成26年度については3人ということで、3人ほど27年度は多くなっているというような状況でございます。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  3点目について、135ページの答弁願います。
  柴田町民課長。
○柴田光子町民課長 続きまして、健康づくり開発事業の委託料の件についてのご説明でございます。
  健康づくり開発事業の委託料は、業務委託料として、ことしは100万3,840円という決算が出ております。この内訳なんですけれども、健康長寿の実証事業ということで、早稲田大学の連携事業というのがございます。それが49万5,000円、それから健康づくり支援事業の検討業務委託ということで、これは毎年やっているものですが13万8,240円、それと健康づくりということで、ヤセテク教室とか健康セミナーをやっているんですけれども、その講師の委託事業としまして9万1,000円、これが今までの事業でございます。ことしふえた分といたしましては、スモールチェンジ新聞というものを発行させていただきました。その業務委託料が28万9,600円、それが増加分でございます。
  スモールチェンジ新聞につきましては、年2回発行させていただきまして、若い方、中年の方、高齢の方というふうに分けまして3種類を2回発行ということで、皆さんに配布させていただきました費用がこちらに入っております。
  以上です。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
○4番 山中博子議員 わかりました。
○小宮 正議長 ほかに質疑ございませんか。
  2番、小島議員。
○2番 小島利枝議員 議席番号2番、小島です。
  ページ数109ページ、備考の欄の老人在宅福祉事業の中で扶助費がございます。こちらのほう予算のほうですと、家族介護慰労金が30万ほど入っておりましたが、ここに載っていないということは、該当者がいなかったということか、伺います。
  もう1つにつきましては、主な施策のほうの63ページになります。真ん中より下の地域振興一般管理事務の中の(イ)まちづくり活動支援事業補助金についてでございます。こちらは今回3団体が該当するということですが、こちらのほうの3団体、どのような活動をされているかとかを、もし教えていただけたらと思います。
  以上2点、伺います。
○小宮 正議長 答弁願います。109ページの関係で大島福祉課長。
○大島武志福祉課長 それでは、小島議員の質問に対してお答えをさせていただきます。
  家族介護慰労金でございます。これにつきましては、27年度は該当者がいなかったということで、ちなみに26年度は1名いたというような状況であります。
  以上です。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  2点目についてお願いします。
  坂本産業観光課長、答弁願います。
○坂本由紀夫産業観光課長 小島議員の2点目の63ページ、まちづくり活動支援事業補助金について、どのような団体かということでご回答させていただきます。
  こちら大椚山菜の会という団体と、ときがわ町子育てサークルの会、ブナの森育成会ということで3団体に補助をいたしました。大椚山菜の会という団体は、大椚山菜づくりの推進というふうな事業の申請で、ときがわ町子育てサークルの会という会は、子育て世代の交流促進による地域活性化事業というふうな申請、それからブナの森育成会につきましては、雀川源流の水源保全事業というふうな事業でございます。
  以上でございます。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  ほかに質疑ございませんか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原です。
  最初に、ページ157ページ、これは原木キノコの栽培については、岡野茂議員から質問されましたが、この問題については、補助金、補助事業、補助金を出している以上は、ある程度その成果も期待されると思うんですよね。
  私の知り合いが熊谷でキノコをやっている人がいまして、この間電話がありまして、ときがわ町のナメコの特産、間伐材、ヒノキの間伐材を利用したこれはもう2年前からブログの更新がされていないという報告を得ました。やっているのか、やっていないのか。このときがわ産として生かすんだったら、力を入れるべきじゃないかということの電話がありました。本人は一生懸命キノコをいろいろ大学の教授と一緒にやっている人なんですけれども、そういうことも来ているんですよね、現状から。だから、これは補助事業としては1回きちんと精査して、今後の姿勢もきちんと正さないとただ補助をやっているだけじゃ済まないと思うんですよね。ときがわ産として生かせるか、生かせないかの問題も問われてくると思いますよ。この点について、お伺いします。
  それから、ページ233ページの下のほうにあります社会同和教育研修会負担金ですが、この同和問題については法律も終了しておりますから、もう差別がみなされていないということで終了しています。その中で、26年度は13万8,000円の計上をされましたが、今回は3万7,000円です。金額減額となっている評価、この問題については高く評価したいと思いますが、この減額水準で今後行くのかどうか。この問題についても、お伺いします。
  それから251ページの学校給食、この賄い材料ですが、賄い材料については若干26年度に比較して少なくなっておりますが、この3,807万1,013円というか、この大きな金額、賄い費として全体で何人分、この計算の上でつくっているのかどうか。それから、この中ではときがわ産の地場産の野菜ですか、そういうものがどのくらい普及されているか。この問題についても私も何回も言っていますが、規格外ということでなかなか使われていないとのことですが、この問題についても、地元発展には大きく前進につながるのではないかなと思いますので、何人分に対してときがわ産のものが、どのくらいパーセンテージ使われているかということを踏まえて、お伺いします。
○小宮 正議長 157ページの関係で、答弁を願います。
  坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 野原議員のご質問に対して回答をさせていただきます。
  原木キノコ栽培育成事業、育成整備事業でございますが、こちら先ほど岡野議員からのご質問でございましたが、こちらの費用につきましては、ほとんど建物の維持管理費のみで、こちらで補助というふうなものは特に消耗品というのは、宣伝のためののぼり旗なり、あと印刷製本費というのは、原木キノコのシールを作成したり、それから光熱水費というのは電気代等で、あと主には土地借り上げ料になろうかと思うんですが、こちら借地ですので、土地を借りているということで借地代等が主でございます。
  先ほども申し上げましたが、木のむら物産館なり、ふれあいの里たまがわさん、建具会館さん、大野特産物販売所に、それぞれ町内で生産された方が、それぞれ出荷しておりますので、頑張っていただいております。
  先ほど、ブログというお話だったんですが、ホームページですかね、ブログ……
          (「NPO法人……」と呼ぶ者あり)
○坂本由紀夫産業観光課長 NPO法人……
          (「3人ぐらいの写真……」と呼ぶ者あり)
○坂本由紀夫産業観光課長 そちらのほうは、特に補助を出しているとかそういう団体ではありませんので、更新等をするように、こちらのほうから伝えるようにいたします。
○小宮 正議長 再質疑を許可いたします。
  野原議員。
○12番 野原和夫議員 今、課長は建物に関係の補助と言いましたけれども、ふれあいの里の裏側ですか、あそこの現状はどうなっていますか。その問題も指摘されたんです、以前。それで、私たちも視察に行ったんですけれども、原木ナメコがヒノキの間伐材が幾つか置いてあった現状ですけれども、最近ちょっと行っていません、私は。だから、そういうことも使えるんでしたら、その補助を生かした、きちんとしたものとして持続しないといけないんじゃないでしょうか。だから、無駄な補助金じゃなくて、生かすんですよ。そういうことを相手方に伝えてやることがいいんではないかなと思うんですが、その点いかがでしょうか。
○小宮 正議長 答弁願います。
  坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 大変申しわけございません。ちょっと今資料がすぐ出ないで申しわけないんですが、ふれあいの里たまがわの圃場の裏側のほだ場のほうですか。あちらのほ うにつきましては、ちょっと大分時間がたってしまったんですが、今年度3月ぐらいに600本ぐらいほだ木のほうを申し込んで、活用しているというふうなお話を聞いております。ほかのものにつきましても、宣伝するように努力したいと考えております。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか、1問目は。
  2問目について233ページですね。
  石川生涯学習課長。
○石川安司生涯学習課長 野原議員のご質問にお答えいたします。
  人権教育推進事業の負担金ですかね、の減ということなんですが、26年から27年度になりまして、研修会等の対応というんですかね、そこが変わりましたので、そこの部分で減ということであります。今後の部分というところでいきますと、比企全体で人権政策の対応というのを協議する状況でありますので、そういった中で、各というか、構成のされる中で話し合いがもたれて、また決められていくと思いますので、私はここでは特に申し上げられない部分がございますので、よろしくお願いいたします。
○小宮 正議長 再質疑を許可します。
  野原議員。
○12番 野原和夫議員 実際、その研修会等は減ってきているんですよね。だから、一応これを水準にしていただくことも必要ではないかなと思うんですよ。それと、やっぱり、この報告でも大分これをやっているんですよね。研修、協議を、勉強会等を含めて。だから全体として同和問題というのは、1回解決をして法律も終了している中で、そういう問題がないということで、ときがわ町にはないんですよね、今のところ。それで、鳩山町はその代表者が、みずからもうそういう差別扱いはしないでくれということで、申し上げて無くなった経緯があるんですよね。だから、一応、26年度の予算も含めて、行くには研修、また職員の負担もお金もかかります。ただじゃ行かないと思うんですよね。だから、そういうことを踏まえて、できるところは、出席できないところははっきりできる場合もあるんではないかなと思うので、今課長はその判断はできないようなことの答弁ですが、そこはこの予算を尊重して抑えることは努力できると思うんですが、いかがでしょうか。
○小宮 正議長 答弁願います。
  石川生涯学習課長。
○石川安司生涯学習課長 全体の傾向としては、27年度の実績というんですかね、そちらの参考になりますので、そういった状況を留意しながら、調整をさせていただきたいと思います。
  以上です。
○小宮 正議長 2点目については、よろしいでしょうか。
  3点目の251ページの関係で答弁を願います。
  清水教育総務課長。
○清水誠司教育総務課長 では、野原議員の賄い材料費をもとに何食つくっているかというようなことかと思いますので、これにつきましては、主要な施策の97ページの学校給食の状況の中に実施食数ということで、各学校の食数、日数を申し上げております。合計としまして14万4,357食ということでございます。
  それと、地場産の割合ということでございますが、これにつきましては、たびたび調べてあるんですが、ただいま持ってきておりませんので、後ほどお答えをさせていただきたいと思います。よろしくお願いします。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  ほかに質疑ございませんか。
  4番、山中議員。
○4番 山中博子議員 1点だけお願いします。
  141ページ、一番下のところに埼玉中部資源循環組合負担金780万9,000円、これは負担金の決め方とそれから毎年変化するのか。それから、またこれはいつまで払うのか、お聞きします。
○小宮 正議長 答弁願います。
  岡本建設環境課長。
○岡本純一建設環境課長 それでは、お答えさせていただきます。
  負担金の決め方とか、いつまでというのなんですけれども、全体スケジュールはちょっと資料として持っているんですけれども、細かいところがちょっとないので、これ後でご報告ということでよろしいでしょうか。
○小宮 正議長 ほかに質疑ございませんか。
  5番、岡野茂議員。
○5番 岡野 茂議員 5番、岡野です。
  245ページ、本郷球場の管理事業の中で387万9,000円ということで書いてあるんですが、先日お聞きした健康広場館側のあそこが例えば貸すということになると、この金額がどのくらい減るのか。また、この前本郷の地元の方との話し合いがあったということなんですけれ ども、内容的にお聞かせできる部分あったら聞かせていただきたいと思います。
  それから、あと2点目として、次の247ページ、体育センターの管理事業の中で、今ちょっと問題になっている雨漏りのほうなんですけれども、それとは別にこちらの主な施策の中の92ページ、体育センターの会員登録者数の中で26年と27年を比べた場合、会員数が半減しています。この原因について何か考えられるものがあるのかどうか。雨漏りを直そうといっているときに、この会員数が減ってきているということはちょっと心配になったんですが、その辺の町のほうの考えをお聞かせいただきたいんですが。
  以上2点、お願いいたします。
○小宮 正議長 答弁願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 それでは、岡野茂議員の本郷球場の関連するご質問についてお答えをさせていただきます。
  本郷球場の管理費事業ということで、こちらに決算書のほうに載っております旧の農村文化交流センター、こちらを現在民間企業に貸し出しをして有効活用をしていただいて、なおかつ本郷地域で問題になっておりますごみの問題ですかとか、河原で自由にバーベキュー等をして、ごみを出したり騒いだり、においが出たりとか、地元でお困りの問題がいろいろございます。そういったものを民間の活力を導入して、そういったものを解決しながら本郷地域の活性化にも、なおつながっていけばということで、現在事業を進めているところでございます。
  過日9月4日、日曜日、夕方6時半から地元の皆さんにお集まりをいただいて、事業の候補者といたしまして、株式会社温泉道場が決定をしております。候補者、事業の候補者ということで、同行いただきまして町と一緒に地元の皆さんに説明会をさせていただいたという内容でございます。温泉道場が考えている事業の展開の方法ですとか、収支関係いろいろな細かい説明をさせていただきまして、地元の皆さんとも調整を協力して、調整をしながら、地元の皆さんの問題解決と地域の活性化等を一緒に図っていきたいという説明をいたしました。その中でいろいろ地元の皆さんからもご質問がありましたけれども、おおむね大きな反対等はなかったというふうに考えております。しかしながら、地元でもう一度事業を展開するに当たって、検討したいということで受け入れできるかどうかの返答は後日ということで、その場で決定するのではなくて、地元で持ち帰ってもう一度検討して返事をさせていただきますということで、説明会自体は終わりました。
  今後本郷地域の皆さんがまたお集まりをいただいて、近々役場のほうに今回の事業が本郷地区として受け入れられるかどうかの返事が来るという状況で、現在進んでおります。
  また、この中で、予算が今後事業を展開した場合、減るかどうかというご質問の関係でございますけれども、現在旧の農村文化交流センターの敷地、一部借地がございます。そういった関係で、この借地の関係については、今後検討していきたいというふうに考えておりますけれども、現在のところは借りている以上、この借地料については、そのままというふうに考えております。また、今後民間に貸した時点で、町のほうに貸し賃という形で入ってきますので、その分は町の収入になりますので、それをこうした本郷球場の管理運営費のほうに充てていきたいというふうには考えております。
  以上でございます。
○小宮 正議長 答弁願います。
  関口町長。
○関口定男町長 地代につきましては、今回は河原のほうの部分だけですので、何か議員さんの中で親水公園までということで、えらい問題になって町のほうも非常に迷惑をしたんですが、ちゃんと説明したわけなんですけれども、親水公園はそれは含まれておりませんし、第一球場、第二球場もそのまま、また駐車場もそのまま使うということで皆さんには説明したと思うんですけれども、その辺はそれは承知ですよね。ですから、こちらの河原のほうの部分だけで、それで私がこの間も言いましたけれども、あれは本郷の地域の問題ですので、よその人が行ってああだとか、こうだとかという話じゃないと思うんですよ。だから、それを言ったわけですよ。ですから、よその人が行って言うということ自体がおかしいので、本郷の皆さんが説明会をやって納得していただいて、じゃ、やりましょうと言えば町もやりますし、地元の人たちが、それは特に本郷の上、下があるんですけれども、どちらかというと、上の人たちですよね。一番身近な、その人たちが一番困っているわけですよ、今。だから、その人たちの問題解決として、こういう提案でお願いしますということを言っているんですから。ほかから地域の人がそれはいいことだとか、悪いことだとかと、そういう話じゃないので、その辺の誤解のないようにということでよろしくお願いします。
○小宮 正議長 いいですか、1問目は。
○5番 岡野 茂議員 結構です。
○小宮 正議長 2問目の247ページの体育センターの関係の答弁をお願いします。
  石川生涯学習課長。
○石川安司生涯学習課長 ただいまの岡野茂議員のご質問にお答えいたします。
  施策の成果の92ページのほうの会員の推移ということでございますが、ご指摘のとおりの半減ということでございますが、ごらんいただきますと、平成25年度に若干ピークがございますが、そのほかについては、大体900人、町内で言えばですが、900人程度で推移してございますので、確かに半減ということで、こちらのほうを作成しているときに、これはぜひ分析しなければならないということで、鋭意分析しておるんですが、まだ結論的には出ておらないんですが、状況としてはご指摘のとおり、雨漏りということもある部分はあるのかなと思います。ただ、26から27にかけてだんだんと雨漏りもそれなりに進行しているんですが、急に雨漏りがそこだけひどくなったというわけでございませんので、ほかに例えば施設のトレーニング機器ですとか、そういったものも当初から更新されていないという状況もございますので、そういったところもあるいは原因かなと思われます。こちらにつきましては、利用者を含めて状況を確認しまして、分析して対応してまいりたいと思いますので、ご理解をいただきたいと思います。よろしくお願いします。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  再質疑を許可いたします。
  岡野議員。
○5番 岡野 茂議員 今、石川課長がお話になったように、この人数だと利用するカードが幾らするか、ちょっとわからないんですけれども、売り上げ的には金額的に大した金額じゃないと思うんですよ。ですから、これは大変だとは思いますけれども、一応この減った原因を調べられるだけ調べて、それに何か対応できるようにしていったほうが、修理をする方向で皆さん考えているようなので、その辺で弾みがつくと思うので、ぜひそれを実行していただきたいと思うんですが、よろしくお願いします。はい、終わります。
○小宮 正議長 ほかに質疑ございませんか。
  6番、金澤議員。
○6番 金澤他司人議員 6番、金澤です。
  165ページの観光施設管理運営事業の中で、その17に公有施設、公有財産購入ということで、土地購入費が一応載っかっています。一応主要項目の中に、一応木のむらオートキャンプ場ということで約1,000坪ぐらいですか、購入されております。これの購入目的とこれもし地権者1名ということになっていますが、地権者の名前が公表できれば公表してください。
  それと、175ページの雀川砂防ダム公園の維持管理事業の中で、13の委託の中の植栽管理 委託料、26年度は230万弱ぐらいでしたが、今年度27年度は50万ということで大幅に減額されたという結果になっています。その辺をちょっとお聞きしたいと思います。
  以上、2点です。
○小宮 正議長 答弁願います。
  坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 金澤議員の1点目、予算書165ページ、土地購入費についてご説明させていただきます。
  失礼しました、決算書165ページでございます。
  金澤議員さん言われましたように、主要な施策の65ページに記載されております。公有財産購入ということで、木のむらキャンプ場の用地取得ということで、こちら実際にオートサイトということで、現にオートサイトとしてキャンプ場になっている土地を3,771.71平米で購入をさせていただいたものです。地権者につきましては、……………さんが地権者でございます。
  以上でございます。
○小宮 正議長 再質疑を許可します。
  金澤議員。
○6番 金澤他司人議員 ということは、今まではこのオートキャンプ場の約1,000坪ぐらいの土地は借りていたということですか。
○小宮 正議長 答弁願います。
  坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 ちょっと正式な資料を持ってきていないので、額等はわからないんですが、そこにつきましては、借りていたということでございます。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
○6番 金澤他司人議員 いいです、これはいいです。
○小宮 正議長 2問目について、175ページの雀川の植栽管理について答弁を願います。
  岡本建設環境課長。
○岡本純一建設環境課長 それでは、金澤議員のご質問にお答えいたします。
  ここの植栽管理委託料ですね、この雀川砂防ダムの管理につきましては、おととしまでは民間業者のほうに委託しておりました。やはり維持管理費がちょっと高額だろうというお話の中で、地元の有志の方に集まっていただきまして、地元の方で植栽管理を進めるというこ とで、そちらの委託料といたしまして50万を負担しております。
  以上です。
○小宮 正議長 再質疑を許可します。
  金澤議員。
○6番 金澤他司人議員 これは高齢者事業団を介した委託ですか、地元の業者というのは。
○小宮 正議長 答弁願います。
  岡本建設環境課長。
○岡本純一建設環境課長 高齢者事業団は介しておりません。地元の有志の方を、有志の方で組織をつくってもらって、その中で植栽管理をしていただいております。
○6番 金澤他司人議員 はい、わかりました。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  ほかに質疑ございませんか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原です。
  全体的な問題も含めてちょっとお伺いします。
  町の庁用車等の燃料費については、ときがわ町では、今現在3カ所のガソリンスタンドがありますが、この一定の統一料金になっているのかどうか。それと、その3カ所のスタンドの利用状況、どのような割合で利用状況を示しているのか。この点を伺います。
  それから255ページの不用額についてですが、1億4,317万もあります。この不用額については再三私も言っていますが、早く入札差金を出し、減額補正で対応できるのではないかなと思っています。この中で予備費も充用しており、不用額が917万、予備費も大分使われておりますが、この予備費の使い道もある程度制限があるのではないかなと思いますが、不用額とこの予備費についても説明をお願いします。
  それから261ページは、基金もたくさん今出るようになりましたが、地域福祉基金は残念ながら使ってしまって少なくなってしまいました。これも残しておかなくてはいけない問題ではないかなと思いますが、この基金の問題を含めて先ほど神山俊議員の質問で、単年度収支、これが大幅な黒字になったということも報告されておりますが、その中で基金も含めて基金は今現在、この基金の中で自由に使えるお金が幾らあるか。それから、収支決算の中では、大きな黒字になっておりますが、今後大きな事業を計画しているのかどうか。この点伺います。
○小宮 正議長 答弁願います。
  燃料の関係で、柴崎総務課長。
○柴崎秀雄総務課長 それでは、お答えいたします。
  町の所有している車の燃料を3カ所のガソリンスタンドから入れておりますけれども、こちらの単価につきましては統一はされておりません。それぞれのお店との契約ということになっております。また、3カ所の利用状況なんですけれども、それぞれの課大体それぞれのガソリンスタンドに同じぐらいの車の台数で割り振りまして、平等にいくようにということで割り振って入れております。
  以上です。
○小宮 正議長 12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 統一はしていないということは高いスタンドもあるわけですよね。安いところもあるわけですね。そうすると、そこに監査委員が入って監査するわけですから、ある程度の指摘はされるわけじゃないでしょうか。ある程度一定の料金というのは、基準があって、それと1つ、今課長はそれぞれの、3カ所ありますけれども、割り振って公平的な発言をしました。うちの近くのスタンドは、ほとんど利用されていない現状はでてきていることも聞いているんですけれども、そこはどういうふうな割り振り状況になっているんでしょうか。一応はそういう発言的なものも私踏まえて言いましたけれども、そこのところがやっぱりいろんな問題も出てきているので、確かに私のうちの近くも含めて、現状では安く料金を設定されているところもあるんです。だからある程度、燃料費については、基準とやっぱり監査委員が入っている以上は、高い燃料を使っていたら、経費削減とか節約とかそういうふうになりませんから、その点はどうなんでしょうか。伺います。
○小宮 正議長 答弁願います。
  柴崎総務課長。
○柴崎秀雄総務課長 まず、監査委員さんからの指摘ということで指摘はありました。もう少しカードとかをつくって、そうすれば割引もあるということで、そういうのはできないかということで、そういったご指摘いただいております。同じ単価にできればいいんですけれども、おっしゃるように、安い単価のところもあればそこに比べれば高いところもあります。じゃ、統一するときに、安いところにみんな統一できるかという話になるんですけれども、なかなか難しいと思いますし、じゃ、幾らにするというのをガソリンスタンド同士で相談して単価を決めるというのも、これも果たしてどうなのかというのもありまして、なかなか難 しい問題ではあります。ただ、できるだけ安くというふうには考えていきたいと思います。いろんな手だてがどういうものができるかというのは、研究はしていきたいと思います。
  また、利用されている量が少ないというようなお話のスタンドもあるということなんですけれども、何課はどこということで、それぞれ割り振りして、そこで入れてもらうようにしていますので、ちょっと今どこのスタンドに何課の何台というのは数字を持っていないので、あれですけれども、後でちょっと数字を確認してお答えさせていただきます。
○小宮 正議長 小峯副町長、答弁願います。
○小峯光好副町長 それでは、野原議員のご質問につきまして、今補足的にお話をしたいと思うんですが、以前に災害、地震の関係だったと思うんですが、供給、役場の庁用車に対するガソリンの供給が難しいというような現状があって、状況があって、そのときにたしか議員さんからもご意見をいただいて、できるだけふだんから町内のガソリンスタンドを満遍なく使ったほうがいいんじゃないかということで、それによって、困ったときにそれぞれの業者さんから入れていただくというふうな関係をつくっておいたほうがよろしいというようなご意見もあって、配分をしたという経過があったように、私のほうは記憶しているんですが。そういう中で今進んできて、単価の統一等の問題もありますけれども、進んできているということであります。課題として、いろいろな問題もあると思うんですけれども、その辺については、今後検討していくということで、ご理解いただきたいというふうに思います。
○小宮 正議長 関口町長、答弁願います。
○関口定男町長 こういうガソリンの価格の問題については、これは多分私の知る限りでは、仕入れ先によって違うんじゃないんですかね。ある面ではすごい安い仕入れをしたところは安くなっているけれども、正規ルートでやるとこういう単価とか、その販売所によって仕入れ先によって、そういうものも含むのだと思いますし、その値段については、先ほども言ったこちらで統一させるというのはカルテルみたいな話になってしまうので、それはやっぱり今度は談合でという話と同じになってしまいますので、それは多少のあれは指摘が時々それについてはあるんですけれども、なかなか指導はできないというのが、それが現状だと思います。ですから、業者さんは業者のほうで多分仕入れのそういうのがあるんじゃないかなと私は思いますけれども。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか、1問目は。
  2問目、255ページの予備費の関係で、答弁願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 それでは、野原議員のご質問にお答えをさせていただきます。
  まず、予備費の関係ですけれども、予備費と不用額とありましたが、不用額のほうが先でしたか。それでは不用額のほうから先にさせていただきます。
  不用額の関係については、決算書の8ページ、9ページをちょっとごらんいただきますと、ありがたいんですけれども、決算書の8ページ、9ページをちょっとごらんをいただきたいと思います。こちらに一般会計の歳出の款項の区分とその支出済額、そして不用額というふうに載っています。款別に不用額を見ていきますと、総務費が2,200万ちょっとですね、民生費が1,800万ちょっとですね。土木費が2,100万以上ありますけれども、あと、教育費がちょっと多くて5,393万8,000円ということで載っております。この教育費が特に大きくなっているというところが、これは地方創生の関係の事業が関連しております。
  27年度の3月補正で、地方創生加速化交付金ということで、森林資源の積極的活用による事業、持続可能な地場産業の育成事業、こちらは国の採択を受けまして、先ほど産業観光課の繰り越し額の翌年度繰り越し額というところで、農林水産業費のところを見ていただくと、4,238万8,000円が載っていますけれども、これは国の交付金が採択されまして10分の10、全額国の費用で実施できるということで翌年度へ繰り越しして、実施をするという運びになっております。
  しかしながら、もう1つ、事業を申請しておりまして、健康づくりの関係の事業で子育てのための健康長寿ときがわプロジェクトというのをもう1つ申請しました。こちらについては、残念ながらちょっと採択されませんでした。その分を予算をそのまま3月補正で補正をしておりますので、減額することができずにそのまま予算が残ったということがございまして、これが2,900万円です、約。ですから、3,000万近いお金がもうここの教育費の中で、不用額という形に数字上は出てしまっております。これ実際ですから、予算の執行はしないといいますか、できないわけでございまして、数字上そういう形が出てしまったと。そういう形で見かけ上、約3,000万円は不用額が多く見かけ上出ているというところがございます。それが1つの要因でございます。
  また、ほかにも各費目を見ますと、需用費ですとか、委託料ですとか、また賃金ですとか、いろいろな費目のそれぞれ不用額が出ております。こういった関係については、ときがわ町の予算決算につきましては、款項目の予算区分を、それを細かく事業別の予算という形に組んでおります。ですから、細かい事業をそれぞれ細かく組んで、予算を事業ごとにどういうお金をどういうふうに使うんだという細かく見られるように、事業別予算の体系を組んでお ります。そうした関係から、やはり各細かく予算を組んでいる関係で、それを積み上げると需用費ですとか、委託料ですとか、そういったものが少しずつ残っていても、たくさんの事業がありますので、そういうのを積み上げるとどうしてもこの不用額が多くなってしまうというような状況もあります。
  そうした関係、いろいろな状況がありまして、今年度については総額で見ますと、1億4,317万738円ということになりますけれども、これ個々の積み上げとそういった地方創生の補助金の関係の予算の影響もありまして、そういうふうな形で出ているということで、今後もこの不用額をなるべく少なくするような形で補正予算を厳密に組んだり、予算を策定する中でも予算の精査をするというようなことを引き続き行いまして、不用額については、なるべく少なくなるように考えていきたいと思いますので、これについては、ご理解をいただければというふうに思います。
  続いて予備費の関係よろしいですか。
○小宮 正議長 続けて。
○久保 均企画財政課長 それでは、続きまして、予備費の関係をご説明をさせていただきます。
  主要な施策の99ページ、主要な施策の成果99ページをごらんをいただきたいと存じます。
  こちらに予備費の充用一覧という形でお示しをさせていただいております。
  予備費については、緊急的にどうしても支出しなければならないようなものがございます。そして、その大きなものといいますと、2つ目にあります萩ヶ丘小学校の西側駐車場借地返還による原状復旧工事ということで、こちらについては、地主さんとの関係で萩ヶ丘小学校の西側の駐車場を借りていたんですけれども、急遽お返しするという話になりまして、これを原状復旧しなければならないうことで、非常にもうそれを次に買うお客さんといいますか、そういう方がいらっしゃるということで、この原状復旧を急遽やらなければならないという形になりまして、こういったものを支出させていただきました。
  また、次の、都幾の湯の逆洗ポンプですとか、こういった壊れてすぐ直さなくてはいけないものなんかもあります。下の明覚小学校の校長室の空調ですとか、これも壊れてしまってもうすぐ直さなければいけないようなもの、その下にあります大雨ですとか、台風による災害ですとか、そうした災害対応のものがございます。これについては、職員が泊まり込みですとか、土日も出勤して全て対応しておりますけれども、こういった時間外については、通常の予算の中では見ておりませんので、災害対応の予算については予備費対応という形をと っております。そういった形がありますので、その災害対応については、別枠でこちらを使わせていただいております。
  また、税の還付関係もございます。税の還付の関係につきましては、更正決定がありますと、即座に還付しなければならないということがございます。当初予算である程度予算は組んでおりますけれども、それを早く還付しないとまた加算金みたいのがつきまして、町が余計にお金を払わなければいけないというような状況がありますので、この予備費を使って早急に還付をするという制度になっておりまして、使わせていただいたものがあります。
  また、次のページ100ページのほうを見ていただきますと、やはりいろいろな修繕関係があります。玉川小学校の男子トイレの便器の配管が壊れてしまったとか、こういった応急修繕といいますか、もうどうしてもすぐ直さなければならないというものがたくさんあります。災害降雪による災害対応もあります。また体育センターの給水ポンプが壊れてしまいまして、そのポンプを直さない限り施設がもう全部ストップしてしまうというような形もありまして、こういった形でいろいろな緊急に支出しなければならないということで、やむを得ず予備費については、最低限の経費でできるように、支出をさせていただいておりますので、ぜひとも緊急性がどうしてもある事業ということでございますので、ご理解をいただきたいというふうに思います。
  以上でございます。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  再質疑を許可いたします。
  野原議員。
○12番 野原和夫議員 今、課長の予備費については緊急性、中を見ると緊急性にそぐわないような解釈もできるところも多々あるような感じがします。予備費の充用については、そういう説明のもとで行われているということですが、毎年この予備費の充用も多く使われている現状なんですね。
  それと、先ほど不用額については、私も少し目別には調べてみました。その中では、やっぱり執行率は高く98、100%というのが多くあるので、一定の評価はできると思う。今事業別の予算という中では、なかなか不用額に対しては難しい点もあるような気がします。しかし、やっぱりその中では補正予算もあるわけでありますから、入札差金も出して、やっぱり減額補正をするなり、今の問題も含めてどうしても急用な場合は、そういう補正の中でも減額補正の中の入札差金の中での執行もできるのではないかなと思うんですよね。今、久保課 長の一定の努力はわかりますけれども、その中では、引き続きこういう問題については、きちんとやっていただきたいと思います。この問題については結構です。
○小宮 正議長 暫時休憩いたします。
  再開を1時10分といたします。
                                (午前11時58分)
─────────────────────────────────────────────────
○小宮 正議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午後 1時10分)
─────────────────────────────────────────────────
   ◎発言の取り消し
○小宮 正議長 ここで坂本産業観光課長から午前中の金澤他司人議員の質疑に対する答弁における発言の一部取り消しについて発言の申し出がありましたので、これを許可いたします。
  坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 午前中の金澤議員の質疑に対する答弁の中で、土地購入者についての氏名を発言しましたが、個人情報に当たりますので、その発言を取り消したいと思います。
○小宮 正議長 ただいま坂本産業観光課長から金澤議員の質疑に対する答弁における一部の発言について取り消ししたいとの申し出がありました。
  お諮りいたします。
  これを許可することにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 異議なしと認め、よって、坂本産業観光課長からの発言の取り消しの申し出を許可することに決定いたしました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎答弁未了部分について
○小宮 正議長 続いて、午前中の野原和夫議員の質疑に対しまして、清水教育総務課長から答弁の申し出がありましたので、これを許可いたします。
  清水教育総務課長。
○清水誠司教育総務課長 それでは、議長のお許しがいただけましたので、午前中、野原議員のご質問の中で、給食センターでの地元産の割合ということでお答えをしたいと思います。
  本年6月の学校給食における地場産業の活用調査状況、これについて県のほうからありまして、それに答えたものですと30.8%でございます。
  よろしくお願いします。
○小宮 正議長 野原議員、よろしいでしょうか。
○12番 野原和夫議員 はい。
○小宮 正議長 続いて、午前中の山中博子議員の質疑に対しまして、岡本建設環境課長から答弁の申し出がありましたので、これを許可いたします。
  岡本建設環境課長。
○岡本純一建設環境課長 それでは、午前中の山中議員の質問に対しての答弁といたします。
  山中議員から埼玉中部資源循環組合のほうの負担金の割合なんですけれども、これは平成32年までに完成するという予定なんですけれども、それまでは負担割合とすると均等割で10%、人口割で90%ということで各構成団体のほうで負担金のほうを出し合っております。よろしいでしょうか。
○小宮 正議長 山中議員、よろしいでしょうか。
○4番 山中博子議員 この金額が毎年変化するのかということと、いつまでかかるのかということです。
○小宮 正議長 岡本建設環境課長、答弁願います。
○岡本純一建設環境課長 基本的に変わると思います。というのが、今年度もいろいろな調査、環境アセスや何かいろいろな調査が予定されております。年度ごとでそういう調査がありますので、その年度ごとの事業費に対しまして、今言った均等割10%、人口割90%の割合で負担金のほうをそれぞれ支払うようになると思います。
○小宮 正議長 関口町長、答弁願います。
○関口定男町長 これは中部資源循環組合については、ずっと永遠に続くということですよね、もう加入したんですから、そこに。それでやっていくわけですから、これから結局、じゃ建物をつくるといえば、やはりその割合で負担をしていきます。いつまでということはないわけです。だから、もうこっちがだめだから使えないから、向こうでやっていくということで、それはもう承知の上だと思いますけれども。
○小宮 正議長 山中議員。
○4番 山中博子議員 そういった意味で聞いたわけではなくて、今はまだ建設に入っていないことで、それの前の金額がどのぐらいかかるのかということで伺ったんです。
○小宮 正議長 岡本建設環境課長、答弁願います。
○岡本純一建設環境課長 それでは、この10%、90%の割合での負担金なんですけれども、平成27年度におきましては780万9,000円となっておりますが、28年度、これが各種調査なんかが入っておりますので、ときがわ町からは1,390万の負担金を支払う予定になっております。
  もし、建物が完成して、今度は供用が開始されたということになりますと、今度はごみの持ち込みの割合が出てきますので、それらの割合がちょっと変わります。今度、中部の施設が稼働するとなりますと、各市町村均等割として5%、人口割として15%、あと各自治体の持ち込み量、ごみの量に対しまして80%の割合で負担をしていくことになっております。
○小宮 正議長 山中議員、よろしいでしょうか。
○4番 山中博子議員 結構です。
○小宮 正議長 続いて、午前中の野原和夫議員の質疑に対しまして、柴崎総務課長から答弁の申し出がありましたので、これを許可いたします。
  柴崎総務課長。
○柴崎秀雄総務課長 それでは、議長のお許しをいただきましたので、午前中の野原和夫議員の庁用車の給油所について平等にということで申し上げました。どこで何台というようなことなんですけれども、町の車を各課ごとに第1グループ、第2グループ、第3グループと3グループに分けております。第1グループが16台、第2グループが17台、第3グループが13台というふうに分けています。そのグループごとに28年度にAという給油所で入れた場合には、次の年度は第1グループはBの営業所になります。その次はCということでローテーションを組んで回す形にしております。ということで、平等に入れているということでございます。
  以上です。
○小宮 正議長 野原議員、よろしいでしょうか。
○12番 野原和夫議員 はい。
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○小宮 正議長 それでは、歳出の質疑に入りたいと思います。
  2点目の基金の関係で答弁願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 それでは、野原議員のご質問の基金の関係につきまして、私のほうからご答弁させていただきたいと存じます。
  まず、地域福祉基金の関係でございますが、残りが少なくなっているというご指摘でございますけれども、この地域福祉基金につきましては、国民健康保険税をなるべく安く抑えるということで、平成20年から27年まで、この一般会計からの繰出金にこの基金を使いまして、7年間ぐらい安く抑えることができたということで、この基金があったから国保税が安く抑えられたということで十分この基金が活用できたということでございますので、ご理解をいただければと思います。
  また、自由に使える基金はどれなのかというご質問でございますけれども、261ページの一番上段にございます財政調整基金、こちらが一般会計の財政を緩衝財というような形で、財政の状況によってこの基金を自由に使えるという基金でございまして4億6,700万程度、現在27年度末ではございます。
  私のほうからは以上でございます。
○小宮 正議長 12番、野原議員。
  再質疑を許可いたします。
○12番 野原和夫議員 もう一点あるんですけれども、単年度収支のほう。
  今、地域福祉基金のおかげで国保財政安定化になってきたというのは評価できると思うんですけれども、ただその中で、今、財政調整基金は自由に使える金、確かにそうだと思うんですが、合併10年前にはものすごくまだまだ金額はあったわけなんですよ。これだけ使ってきちゃった経緯があるんですけれども、今、国保財政、国保の安定化を含めて地域福祉基金のことを言いましたけれども、国保財政安定化するには財政調整基金の基金を使えるわけですよね、自由に使えるんですから。じゃそうすると、国保にも充当できる、そういう問題も含めてできるんではないかなと思いますが、その点伺います。
○小宮 正議長 答弁願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 自由に使えるという意味で幅広く使えるということでございますけれども、国保財政の安定化につきましては、医療の特別会計という形がございまして、原則的には半分は加入されている皆さんの保険料で賄って、残りの部分を国・県・市町村等で支援するという形になっておりますので、原則的にはそうした保険料ですとか法定繰り出し等のもので対応をしていきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。
○小宮 正議長 12番、野原議員。
  再々質疑を許可いたします。
○12番 野原和夫議員 原則的というのはわかるんですけれども、何でも使える金という解釈の仕方ではできると思うんですよ。以前この問題については、町民課長が国保については一般会計の繰り入れをなくす方向でこの2方式にして、県の動きが出ているという答弁、答弁しています。実際それだけだとやっぱり運営上難しいので、一般会計の繰り入れがどうしても必要な時期というのが必ず来ると思うんですよね。そういう中で、十分可能ではないかなということで私は質問させていただきましたが、原則的にその国保会計の問題は問題としても受けとめられますが、何でも使える金の使い道も考えていただきたいということを報告しておきます。
  以上です。
○小宮 正議長 久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 もう一点、今後の……。
          (「単年度収支が黒字になったので全体のお金を何に使ったか、何か使える」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 将来の話、次にはでかい事業があるかというんでしょう。
          (「ちょっといいですか。質問整理しますけれども」と呼ぶ者あり)
○12番 野原和夫議員 先ほど神山議員からの指摘の中で、単年度収支の黒字が出されました。その問題も含めて、今回不用額も1億4,000万もあります。そういう中で、大きな事業を次の事業として計画をしているのかどうか。この点を伺いたいんです。
○小宮 正議長 答弁願います。
  関口町長。
○関口定男町長 大きい話になりますと、私が責任持って答えるしかないので。企画財政課長が大きい仕事がどうだということも、企画財政課長、答えられないと思いますので、私のほうから答えさせていただきますけれども、今、野原議員が言いましたように、財政調整基金はという話ですけれども、これはこれでときがわ町の今の財政規模ですと、4億円あれば十分1年間のうちにもし臨時なことがあってもこれで対応できます。ですから、今の経済状況をしっかり確保していくということが大事だと思います。
  ただ積んでいっぱい持っていればいいという話ではありませんので、どうですかということになると思います。将来的には、このまだときがわ町でも、ほかの町村と比べれば、非常に庁舎、あるいは公民館、体育センターも幾つもあります、なんかも2つある。小学校、中学校を合わせれば8つの体育館もありますし、そういう面では恵まれています。
  しかし、体育センターにつきましては、あのままというわけにはいきませんので、相当な金額をかけてこれから修理をしていかなくてはいけないと思っていますし、将来的に考えますと、まだまだ三波渓谷も一時いろいろなことがあって、今とめていますけれども、その辺も周辺整備等も、これからの観光客、入り込み客をふやす1つの要因とすれば、そうしたこともしっかりやらなくてはいけないと思いますし、旧の保健センターもあのまま置いておくわけにはいかないと思いますし、切りなくあると思います。
  そのためにしっかりと財源を確保しておいて、まだこれから合併特例債の返済時期が平成33年ごろピークになります。その辺は今も確保してありますので、その辺はしっかり大丈夫だと思います。
  ピークを過ぎればまた下がりますので、そのとき乗り越えれば、あとはまたサービス等をしていくということになりますが、最終的にはやはり一番の問題はそういう事業費というよりも、少子高齢化に向けての対応だと私は思っています。ですから、将来に向けては子育て支援、特に平成27年度も終りましたけれども、これから28年度、29年度ずっとこれから、やはり子育て支援をしっかり町のほうでやっていきたいと思います。
  それとあとは福祉対策についても、先ほど野原議員から出たように、国民健康保険に入っている方のやはり負担が軽減されるように、その辺を、今でもほかの町村と比べれば保険料も安いですけれども、そうしたことを維持をしていくような方向に向ける。それには、今しっかりと基金なりをためておいて、対応できるようにしていくということでありますので、大きいハード面の事業というのは、そんなにさっき言ったぐらいのもので、あとは大体終わっていると思います。
  当面は、ことしは今、一ト市の集落センターをやっていますけれども、来年度は今、一番お金がかかるとすると大野の集会所になると思うんですけれども、この集会所もその後も田黒とか、あるいは仮に関堀にしても、ほかの地域にしても、もう古くなっているところは相当ありますので、ここでやはりしっかりとひとつひとつ古いところから順番に全部の公民館についても建てかえはしていくという方針にしていきたいと思っています。
  以上です。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  12番、野原議員。
  暫時休憩に入ります。
                                (午後 1時26分)
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○小宮 正議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午後 1時27分)
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○小宮 正議長 ほかに質疑ございませんか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 申しわけないです。
  基金について、今、町長がいろいろな使い道のことも含めて福祉の向上もと言われました。私は大いにいいことだと解釈しております。
  ただしかし、今後の課題としては、箱物行政というものはなかなか難しい方向性に進むと思うんですよね。箱物というのは、縮小していかないといけない。例えば、今言った保健センター、それから社協の分所ですか、あそこもあいています。余っている施設がたくさん出てくる可能性があるんです。だから、そこのところの維持管理も大変な状況になる中で、箱物より町民が住みよいまちづくりを目指す方向性をやって人口増加策、こういうものに掲げていかないと大変な時代になってくるんじゃないかなと思いますから、その点はしっかり協議していただきたいと思います。
  私は、1つの案としては箱物行政はもうやめたほうがいいということを言いたいです。
  以上です。
○小宮 正議長 答弁願います。
  関口町長。
○関口定男町長 保健センターは新築すると言っていないですよ。あのまま置いておくんですかという話です。毎年100万からの経費がまだかかっているわけです。どうしたらいいんですか。壊すんですか、壊したらいいんですか。そうすると、壊すにもお金がかかります。1億かかると思います。どうしますか。
○小宮 正議長 再質疑を許可いたします。
  野原和夫議員。
○12番 野原和夫議員 私が言ったのは、箱物という中で保健センター、その今、施設もあいています。そして社協の支所、あそこもあいているんですよね。そういうところがたくさん出てくる可能性がある中で、新たに箱物行政じゃなくて、そこの維持管理の中で利用してふやしていくということです。それにお金をかける問題と、箱物で大きなお金をかける問題 とは違うんですよ、私が言っているのは。新たにそういう計画をして維持管理をふやす政策じゃなくて、今の既存の建物を再利用してお金をかけないやり方もあるんではないかということなんです。
○小宮 正議長 答弁願います。
  関口町長。
○関口定男町長 だから、私は箱物をつくると言いましたかって言っているんですよ。言いましたか。
○小宮 正議長 再々質問を許可します。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 一応、いろいろな施設の新築等も案として出ていますけれども。
          (「それは公民館の話ですよ」と呼ぶ者あり)
○12番 野原和夫議員 だから、私は箱物行政はもうやめたほうがいいという言い方は、今の施設を再利用する手だてをしたほうがいいということを言いたいわけです。
          (「今はそういう話をしているんだ」と呼ぶ者あり)
○12番 野原和夫議員 それでは、それでいいじゃないですか。別に、だから箱物行政はよくないということを言っているだけなんですよ。そういうものをつくるとなると問題が出てきますよということを言っている。
○小宮 正議長 答弁願います。
  関口町長。
○関口定男町長 その箱物行政を何を指して言っているんですかと言っているんですよ、だから。何が箱物ですか、つくると言ってないじゃないですか、別に箱物なんて。そういうのを再利用するという話なんですから。同じことなんですよ、言っているのは。同じなんですよ、考えは。それを箱物、箱物とそっちに持っていっちゃうからおかしいんですよ。
○小宮 正議長 ほかに質疑ございませんか。
          (発言する者なし)
○小宮 正議長 これをもって歳出の質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
  原案に対して賛成でしょうか、反対でしょうか。
          (「反対討論です」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 まず、原案に反対の方の発言を許します。
  12番、野原和夫議員。
○12番 野原和夫議員 日本共産党の野原和夫です。
  認定第1号 平成27年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定について、反対の立場で討論に参加します。
  まず初めに、歳入において収入未済額9,600万円、26年度比較では約2,700万円の減額となっている中で、町民税、固定資産税、軽自動車税など未済額が多く見られる。低所得者など払いたくても払えない方への配慮も必要であるが、現年課税分、滞納繰越分、徴収努力が求められる。
  次に、歳出では、個人情報の流出も考えられるマイナンバーシステム改修費、ごみ処理施設を新設または増設しないと明記され、地元住民は和解に応じた経緯がある埼玉中部資源循環組合負担金780万9,000円、高齢者に負担がふえていく制度の埼玉県後期高齢者医療広域連合会負担金、制度開始以来、後期高齢者からも反発が起きている問題です。また、同和と名のつく事業はやめるべきです。法律も終了し、差別も見られないからです。
  最後に、不用額について、26年度比較で約1,300万ふえて1億4,300万となっている予算に対して、慎重さに欠けていると思われます。早く入札差金を出し減額補正で対応できるのではないでしょうか。これだけ多くの不用額があり、多くの町民の願い、要求等、事業の予算化ができるのではないか。また、目別の不用額では執行率の高い水準も見られ、一定の評価をも感じられるが、さまざまな点が改善されることを望み、反対討論とする。
  以上です。
○小宮 正議長 次に、原案に賛成の方の発言を許します。ありますか。
          (発言する者なし)
○小宮 正議長 ほかに討論ございますか。
          (発言する者なし)
○小宮 正議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより認定第1号 平成27年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定についてを採決い たします。
  本案は原案のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立多数)
○小宮 正議長 起立多数であり、よって、認定第1号は原案のとおり可決されました。
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   ◎認定第2号の質疑、討議、討論、採決
○小宮 正議長 これより日程第2、認定第2号 平成27年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  12番、野原和夫議員。
○12番 野原和夫議員 ページ、273ページでございますが、収入未済額、不納欠損等それぞれあります。この中で収入未済額では約1,700万円減額ということであるが、調定額に近づける努力が大事であると思います。
  その中で、町税の普通徴収の多くの人は国保に加入すると思います。当然所得の少ない人も多いと思いますが、その中で不納欠損をふやさない努力、また徴収努力について、町の考え、この中の決算の中での考えを伺いたいと思います。
  それから1つ、先ほど言いましたこの現年課税分、これについてはきちんとした徴収努力ができると思うんですが、滞納繰越分について、この滞納繰越分については、何名の方がここにおられるのかどうか伺います。
  以上、伺います。
○小宮 正議長 答弁願います。
  中藤税務課長。
○中藤和重税務課長 野原議員のご質問にお答えいたします。
  まず、収入確保対策、どのようにというご質問ですが、先ほど一般会計のほうでも野原議員おっしゃっておりましたが、まずは現年の徴収率を上げる。現年の徴収率を上げないと、滞納繰越に回ってしまうということで、現年の徴収率を上げるためには、27年度重視しました対策は、督促状を出した後にさらに催告書というのを出しております。納税をお忘れになっている方が相当数おられると思いますので、催告を出して納税を促すというようなことをしております。
  あと不納欠損につきましては、不納欠損できる条件というのがもう決まっていますので、 その条件に基づきまして不納欠損をするということでございます。
  野原議員、不納欠損をふやさないようにということをおっしゃっておりましたが、不納欠損の事由の中に、例えば、無財産、あるいは生活困窮、所在が不明、財産不明といった生活に困られた方の処分を行うことによって不納欠損につながるケースもございますので、そういった生活に困っている方の対応もその中に入っておりますので、ご理解いただければと思います。
  あと繰り越しの国保世帯ですので、繰り越しの世帯数は167世帯でございます。
  以上です。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 今、滞納繰越世帯167世帯、その中で年齢階層別、被保険者数をちょっと私見ましたら、これは2016年4月1日現在の問題ですが、ゼロから14歳は229人、15から64歳が1,907人、65歳から74歳が1,569人という数字が出ています。その中で滞納世帯数、今は滞納繰越金の数字です。滞納世帯数が409世帯、全体の約19%を占めているんです。その中で本当に所得の低い人、ゼロから100万円未満が246世帯、100万から200万の世帯が89世帯、200から300未満の世帯が53世帯、300万以上の世帯でも滞納世帯で21世帯あるんです。こういう中で2014年度、含めて差し押さえで1世帯ありますが、この低所得者対策も含めて、この滞納世帯が多くある、246世帯もあります。この人たちの問題を含めて、今後、町の思いやる考えというか、そういうことも踏まえてお聞きします。とにかく、この国税においても、大きくならないうちに手を打って、やっぱりそこで相手にきちんとした説明のもとで回収しないといけないと思うんですが、現状としては、この払いたくて払えなくなっていって短期証を発行して、発行世帯は31あるんですよね、これ1カ月の有効期間ありますから。そういうことまで進まないうちにも、こういうことの配慮も必要ではないかなと思うんですが、この点はどう考えているか伺います。
○小宮 正議長 答弁願います。
  中藤税務課長。
○中藤和重税務課長 野原議員のご質問にお答えいたします。
  一般会計のほうでもお答えしたんですけれども、法律、地方税法で財産のない人、無財産、あるいは生活困窮、そういった方については、執行停止を行うようになっていますので、例えば、滞納されている方につきましては、財産調査をしっかり行い、財産がないということ がわかりましたら執行停止に進む。あるいは、滞納された方がいらっしゃいましたら納税相談を行うなど、きめ細かい対応を行っていくことにより対応させていただいているところでございます。
  以上です。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
○12番 野原和夫議員 この問題についてもう一度します、次の質問で。
○小宮 正議長 ほかに質疑ございませんか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 ページ、277ページの高額医療共同事業交付金2,711万ですが、80万レセプトに対応する、この何人この中に見込まれていたのか。それから、保険財政共同安定化事業交付金の中にも3億4,705万ありますが、10万円レセプト等を含めて何人この中に見込まれているのか。2分の1町、4分の1県、国が4分の1のこのお金の配分の中でどのように数字が出ているのか。
  それから、国保税については、減免の明文化、条例でしています、ときがわ町はね。申請の手続等は町が積極的にやるべきではないかなと思いますが、これは今までの申請した世帯数では3世帯、過去、2016年4月1日現在ですが。今まで申請した世帯数は3世帯、減免された申請によって申請されたのが3世帯ですが、この明文化を含めて町が手続等の方向性を周知するのはどのようにするのかを伺います。
  それから、277ページのその他繰入金について5,542万2,022円ですが、法定外と法定内の内訳の説明をお願いします。
  この3点お願いします。
○小宮 正議長 答弁願います。
  柴田町民課長。
○柴田光子町民課長 野原議員のご質問にお答えします。
  まず1点目にございました高額医療費共同事業交付金の対象の内訳ということでございますけれども、件数でございますが、27年度は130件の申請をしてございます。80万円を超えるレセプトということで対応しております。1つ目は、それでよろしいでしょうか。
○12番 野原和夫議員 はい。
○柴田光子町民課長 続けていいですか。
○小宮 正議長 はい、どうぞ。
○柴田光子町民課長 2つ目になります。
  保険財政共同安定化事業の交付金の関係でございますけれども、野原議員のほうから10万円以上ということをおっしゃられたんですが、27年度からは全てのレセプトが対応になっております。ですから、全てですから、当然拠出金もふえております。入ってくる分もふえております。こちらについては、件数は全てのレセプトということでご了解いただければと思います。
  次の3つ目です。1回とめますか。
○12番 野原和夫議員 いい。これはこれでいいんです。
○柴田光子町民課長 すみません、はい。
○小宮 正議長 続けていっちゃっていいですか、繰入金のほうへ。
  どうぞ。
○柴田光子町民課長 すみません。
  次です。減免申請ということ、減免申請につきましては、前回にも同じようなお答えをしたと思うんですけれども、減免の対象者につきましては、政令で定められた条件の方を条例で定めて条例減免という形で実施しております。
  これにつきましては、災害等で急に所得がなくなった方のようなものを対象としておりまして、申請をするのは課税されてから何カ月以内という、納付期限の7日前までに申請しなければいけないという決まりがございます。ですから、国保の第1回が7月の末であれば、7月の末から7日前にお申し出をいただかないと、こちらのほうではその処理ができないということになっております。
  当然、納付書のほうにもその旨のことが書いてあると思うんですけれども。納付書の裏書きに書いてございますので、必要な方はお届けをいただくということになっております。
  さらに、この追加で聞かれました低所得の方に対するきめ細やかな対応ということなんですけれども、これはもう法律で決まったことでございますので、ご本人様、滞納されるご本人様、納税されるご本人様、あるいは滞納者の方からご自分の事情をきちんとお話しいただき、納税相談折衝の結果、公平な観点から減免が必要だという判断をして、その対応をしていきたいと思っております。
  以上です。
○小宮 正議長 12番、野原和夫議員、再質疑を許可いたします。
○12番 野原和夫議員 この納付書の裏に書いてある問題も含めてありますけれども、一般 的に督促状を踏まえて真剣に目を通す人は少ないんですよね。中身をやっぱりわからなかったら本人が行政に聞くなり、窓口に行って相談することは大事だと思うんですけれども、ある程度の周知も必要ではないかなと思うんですよね。
  だから、補助金でもほとんどの問題でも申請しないとなかなかもらえない現状がある中で、やっぱりこの国保税の減免、明文化、ときがわ町はうたってありますから、そこのところの強調は添えてやっぱり周知をしていただくことも大事かなと思います。そこのところは、今簡単には説明等の中で、今聞いた中では私も解釈していますけれども、一応町は出したから終わりじゃなくて、やっぱりそこに対応する側から見ると、直接本人にしっかり話をして説明する。だから、1つは滞納している中でなぜ滞納するか、所得があるんだったらそれの中の説明をしてしっかり相手に理解を求めて、この問題は滞納することじゃなくて、ちゃんと払う義務があることも位置づけて、きちんとした説明対応が必要ではないかなと思うんですが、今後の問題としてきちんと周知、対応もお願いしたいと思う。この質問はこれで終わります。
○小宮 正議長 柴田町民課長、答弁願います。
○柴田光子町民課長 これは、277ページのその他繰入金の内訳ということなんでございますけれども、内訳は国保財政の不足分の充当でございます。法定外の繰入金ということです。
          (「全部」と呼ぶ者あり)
○柴田光子町民課長 全部ですね。この予算書でごらんいただければと思うんですが、上から順番に繰入金の中では、保険基盤安定繰入金がございますよね。こちらのほうが軽減の方の分。それから、その下の保険者支援分が低所得者対策の分。その下の出産育児一時金が出産一時金の補填の分です。その下の国保財政安定化基金の繰入金は、国保財政の平等化のために、これは交付実施されるんですけれども、それを繰り入れるものでございます。
  一番下のその他繰入金、残った5,542万2,000円、これは全て国保財政の赤字分の補填ということでございます。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 その他繰入金、数字は法定外、法定内と内訳ありますけれども、全部法定外ということで、町のお金ですね。法定外だけですね。わかりました。
○小宮 正議長 ほかに質疑ございませんか。
          (発言する者なし)
○小宮 正議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (発言する者なし)
○小宮 正議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (発言する者なし)
○小宮 正議長 これをもって討論を終了させていただきます。
  これより認定第2号 平成27年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○小宮 正議長 起立全員であります。
  よって、認定第2号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎認定第3号の質疑、討議、討論、採決
○小宮 正議長 これより日程第3、認定第3号 平成27年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原和夫です。
  ページ、311ページですが、先ほどの国保財政も含めて収入未済額、不納欠損等もありますが、後期高齢者の場合においても、特別徴収、普通徴収があります。どうしても、普通徴収においては、厳しい状況があらわれております。年金より天引きできない所得の少ない人が払えない現状があると思われますが、このような中で徴収についての考え、一定の所得の低い普通徴収についての配慮的な問題も含めて、町の考えを聞きます。
  それから、広域連合の余剰金の活用、財政安定化基金の繰り入れ等の対応については、27年度どのように見ていたのか、この説明もお聞きします。
  それから、2016年4月1日現在では、滞納者数が29人、短期証が2となっておりますが、 この中でどうしても必要なものが、私は健康診査、受診率だと思うんですよね。この受診率が2015年は13.9%、2016年が、目標が20%となっていますが、健康診査自己負担、多くの自治体が自己負担をゼロにしております、なしにしているんですよね。その中で、東秩父村、川島町、小川町、この中では、この近隣では自己負担がないんです。こういうことも踏まえて、自己負担なしで対応ができないのかどうか、この3点を伺います。
○小宮 正議長 答弁願います。
  柴田町民課長。
○柴田光子町民課長 野原議員のご質問にお答えします。
  まず1つ目の滞納者の対策ということでございます。
  ときがわ町、今年度の滞納者につきましては、実数で27年度中9名おりました。現年につきましては、13名おりました。実質には新規の方が5人ということで、総トータルで13人ということになっているんですけれども、その方の皆さんが国民健康保険の滞納からの移行でございます。要は滞納を引きずったままこちらのほうにいらしているということです。
  しかし、国民健康保険は、前年度は未納であると短期保険証になるんですけれども、後期につきましては、少し長くなります。3カ月か4カ月だったと思うんですけれども、1カ月の短期保険証ではないものを発行させていただいております。それが、低所得者に対する今のところの対応です。
  さらに、滞納の方につきましては、税務課のほうと同じように細やかに折衝させていただきまして、少なくても、分納でも納められる分を納めていただくように交渉を進めております。これが1つ目です
  2つ目になります。
  広域連合の余剰金ということでございますけれども、余剰金につきましては、平成28年度、9年度の保険料の軽減補填ということで使っておりますが、基金等にとっておきまして、こういう保険料の急増に備えるという考えで対応していると思います。これが2つ目です。
  3つ目の、1個ずつでいいですか。続けちゃっていいですか。
          (「余剰金と財政安定化基金の繰り入れ等の対応について、ちょっと」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 切ったほうがいいでしょう、だから。
○柴田光子町民課長 切っちゃいますか。
          (「いいですよ、今の。財政安定化基金を続けて」と呼ぶ者あり)
○柴田光子町民課長 財政安定化基金、後期のほうですよね。
          (「広域連合の余剰金の活用と財政安定化基金の繰り入れの答弁はどのように活用……」と呼ぶ者あり)
○柴田光子町民課長 後期のほうの財政安定化基金ということですよね。
  後期にはないんですけれども、保険基盤安定繰入金でしょうか。
  保険基盤安定繰入金につきましては、軽減対象になった方について、国保と同じように県が4分の3、町が4分の1を補填しまして、保険料の軽減といいますか、そこの補填を行っています。それでよろしいでしょうか。
          (「はい」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 ここで1回切ったほうがいい。
○柴田光子町民課長 何かあれば1回切ります。
          (「今の質問で答えを言ったんですからいいです」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 いいですか、続けて。
○柴田光子町民課長 じゃ続けさせていただきます。
  高齢者の健康診査ということでございます。
  高齢者の健康診査につきましては、一般会計のほうで1次健診として実施させていただいております。これは、国民健康保険の特定健診と同じ日程で実施しているんですけれども、野原議員のおっしゃるとおり、受診率は大変低くなっております。
  低い理由と申しますのが、ほとんどの方が医療機関で診察をしているために、同じような健診をしているから改めてお金を払って健診に来なくてもいいという段階の方がかなり多いようでございます。どうしても健診を希望する方が受けやすいようにするのに、近隣でも無料になっているということをおっしゃられましたけれども、今のところ、ときがわ町はときがわ町の基準でございまして、国保のほうと同じように一部負担金をいただくようになっております。
  また、今後につきましては、動向を踏まえながら検討してまいりたいと考えます。
○小宮 正議長 12番、野原和夫議員。
○12番 野原和夫議員 健康診査受診率については、多くの高齢者を含めて医者にかかっている現状があると思うんですよ。ただ一応、15年には13.9%、16年の目標が20%と目標を掲げている以上は、やっぱりそこのところはきちんと対応をして何らかの措置でやるべきではないかなと思う。東秩父村、川島町、小川町はこの自己負担はありませんので、こういうこ とも考えた中で、今後目標に向かって努力も必要ではないかなと思いますが、いかがでしょうか。
○小宮 正議長 答弁を願います。
  柴田町民課長。
○柴田光子町民課長 近隣の状況を今お話しいただきましたので、改めましてよく調査して、今後の検討の材料にしていきたいと思います。
○小宮 正議長 ほかに質疑ございませんか。
          (発言する者なし)
○小宮 正議長 これをもって質疑を終了させていただきます。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (発言する者なし)
○小宮 正議長 これをもって討論を終了させていただきます。
  これより認定第3号 平成27年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立多数)
○小宮 正議長 起立多数であります。
  よって、認定第3号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎認定第4号の質疑、討議、討論、採決
○小宮 正議長 これより日程第4、認定第4号 平成27年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算認定についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原和夫です。
  介護保険決算認定、この中身についても、収入未済額、不納欠損等も後期高齢者保険と同じように所得の低い普通徴収においての不納欠損、収入未済額が多く見られます。徴収努力については、各課もそれ相当の努力はしているように、私は解釈しておりますが、普通徴収でのこの所得の低い人たちの中にも、この中で分納している人たちもいるのかどうか伺います。
  それから、ときがわ町の介護認定に含めまして、要支援1は30人、これは2016年4月1日の報告ですが、要支援2の人が37人、要介護1が106人、2が126人、要介護3が109人、要介護4が103人、5が83人、要介護認定が527人で全部で594人、このような認定者がいます。
  それで、この中で保険料減免制度についてのときがわ町は明文化しています。しかし、申請による保険料減免についてはゼロになっているんですよね。このことについては、どのような方向性でゼロなのか。
  それと、利用料減免制度については、埼玉県で戸田市とときがわ町だけが明文化していないところもあるんです、ときがわ町はしていなかった。それで要支援、要介護はたくさんいます。利用料の減免制度は、この中で必要ではないかなと思うんですが、利用料の減免、先ほど言った保険料の減免制度の明文化はときがわ町あります。利用料の減免制度は、戸田市とときがわ町だけがないんですよ、明文化に。
  そして今、厚労省が8月19日に介護保険の利用料についての2倍、2割引き上げる論点を示しています。こうなると大変な状況が生まれます。そういう中で、保険料の減免制度はときがわ町は明文化している。利用料の減免制度は明文化していない。この問題についても、町の考え、このことによっては、介護保険の利用者も含めて前進できるか、ものすごく負担が多くなるか問題が問われてくるんです。今後の課題としても、私は質問させていただきたいんですが、お願いします。
○小宮 正議長 答弁願います。
  大島福祉課長。
○大島武志福祉課長 それでは、野原議員の質問に答えさせていただきます。
  分納者がいるかいないかという話でございますけれども、徴収をする上においては、納付者と相談をしながら、そのときの状況に応じて支払っていただくような形をとっている場合もあります。滞納者については、多くの方にそんなとき分納というようなことでしていただいておるというのが現状であります。
  以上です。
○小宮 正議長 12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 今、課長、分納しているという答えを言いましたね。分納しているという現状。その分納をしている方というのは、人たちはどのくらいいるんでしょうか。
○小宮 正議長 答弁願います。
  大島福祉課長。
○大島武志福祉課長 それでは、お答えをします。
  滞納繰り越しの方は、28年に繰り越した方71名、実数でございます。その多くの方が分納ということで理解をしていただければありがたいというふうに思っております。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
○12番 野原和夫議員 次の……。
○小宮 正議長 じゃ次の要介護。
  答弁願います。
  大島福祉課長。
○大島武志福祉課長 それでは、減免の関係でございますけれども、保険料の減免については、条例のほうで定めておりまして、その条例に従った形で、先ほどの国民健康保険税等の中でもありましたけれども、そういった決まりの中で減免のほうをさせていただくということで考えております。
  なお、利用料の減免の話がございましたが、それは現在定めておりませんので、そこにつきましては、今後研究させていただきたいというふうに思っております。
○小宮 正議長 12番、野原和夫議員。
○12番 野原和夫議員 減免制度が明文化している以上は、ある程度はその周知も必要だと思うんですよね。ときがわ町は申請者はゼロで、減免人数もゼロなんですけれども、そういうことに対応できる人もいるんではないかなと思うんですが、これについての周知的なものはどのように町は考えていたのかどうか。この決算ではこういう報告の中で、多分ゼロだと思うんですが。
○小宮 正議長 答弁願います。
  大島福祉課長。
○大島武志福祉課長 それでは、お答えをさせていただきます。
  減免要件でございますけれども、これにつきましては、まず一義的には生計を主として維持する者が震災、風水害、火災その他これらに類する災害によりということで災害減免、あ るいは急に入院をしてしまって生計が立たなくなったというようなことも減免の対象にはなっておるわけでございますけれども、この辺については減免規定、先ほど国保のほうでも申しましたように、納期限の7日前までにというような文書をつけた納付書等を送付する中で、対象者については申請をしていただくというようなことで考えております。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  再々質疑を。
  12番、野原和夫議員。
○12番 野原和夫議員 この中でも生活が本当に困窮している人も含まれるんではないかなと思うんですが。災害的なものも大いにあると思うんですが、その点は幅広い視野で使われるんではないかなと思うんですが。今の限られた明文化だけじゃないんですよ。その内容については解釈できる問題あると思うんですが、いかがでしょうか。
○小宮 正議長 答弁願います。
  大島福祉課長。
○大島武志福祉課長 今のお話の中で、生活困窮者というような話もありましたが、この介護保険につきましては、本人が所得が少ないという方も確かにございます。支払うのも大変だという方は多くおります。そういった方もいずれは介護のサービスを使うというような段になるわけでございますけれども、その段階に入る中で、家族のやはり負担というものがかなり多く出る場合がございます。そういった収入の少ない方であっても、家族に援助をしていただいて納付するというようなこともあります。その辺のサービスの説明をよくさせていただく中で、納付のほうも、家族も含めて協力していただくということで考えております。
  減免についてでございますけれども、拡大解釈をしないで法令にのっとった形で、条例にのっとった形で対応のほうをさせていただきたいというふうに思っております。
○小宮 正議長 ほかに質疑ございませんか。
  4番、山中議員。
○4番 山中博子議員 341ページの居宅介護サービス計画給付費、それから343ページの介護予防サービス給付費、それに関連して、また345ページの審査支払手数料、全て220万あるいは530万弱減っております。それは、前年度からすると減っていますが、これは健康な老人がふえたのか、またそのように減った理由がどのようなことで減ったか、その理由が考えられるのか、またその345ページのほうは、認定者数が減ったのかということで伺います。
○小宮 正議長 341ページの介護の関係、答弁を願います。
  大島福祉課長。
○大島武志福祉課長 それでは、山中議員の質問に対してお答えさせていただきます。
  介護給付費が全体的に減っているというような話でございますが、こちらのほう、介護報酬の改定がありまして、その改定がマイナス改定でございました。そんな関係もございまして全体的に減ったということで、こちらのほうは分析をさせていただいております。
  それから、認定者数につきましては、やはり高齢化が進んでおりまして、対象となる人数もふえてございます。そういった中で、認定者数もふえているというような状況であります。
  以上です。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
○4番 山中博子議員 はい。
○小宮 正議長 2点目の343ページの介護の関係を、答弁を願います。
  大島福祉課長。
○大島武志福祉課長 それでは、審査支払手数料の関係についてお答えさせていただきたいと思います。
  これについては、単価が1件当たり、今まで平成26年については65円というような単価で算出のほうをさせていただいて、請求のほうをいただいているわけなんですが、この金額がある程度高いのではないかというような話があった中で、この審査手数料の剰余金が多いという指摘の中で、多い部分について減額、相殺をして今後に引き続いていくというようなことがありまして、この審査支払手数料については減額となっております。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  山中議員、再質疑を許可いたします。
○4番 山中博子議員 平成26年には65円で、剰余金が多いのでそれを相殺するために少なくなったということは、平成27年では65円よりももっと少なくなったということですか。
○小宮 正議長 答弁願います。
  大島福祉課長。
○大島武志福祉課長 これ社会保険庁のほうに払う手数料ですけれども、そちらのほうに監査が入って高いのではないかというようなことです。その指摘を受けた中で、ある一定期間なんですけれども、その部分については相殺をして、今まで残っていた金額ありますけれども、それを払ったことにといいますか、相殺をしたためにこの金額が減額になったというようなことです。こちらのほうの支払いが減額になったというようなことなんです。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  4番、山中議員、再々質疑を許可いたします。
○4番 山中博子議員 すみません。50万になったというのが、その算出方法で、それを剰余金を相殺するためでしたら、全部ゼロにして相殺するということじゃなくて、その負担金がときがわ町は50万ちょっとあるということは、その計算方法はどうやってやったわけなんですか。
○小宮 正議長 答弁願います。
  大島福祉課長。
○大島武志福祉課長 計算方法は定かではないんですけれども、端的には高く取り過ぎたという話の中で、それを返還して、次の支払いに返還したものを充てていくという話だと思うんですが、それについては相殺というような措置をとらせていただいたために減額になっているというようなことですので、ご理解をいただければありがたいと思います。
○小宮 正議長 続いて。
          (「もう3回ですか」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 もう3回。
  今度は345ページかな。
          (「今のは」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 続けてやっちゃったの。まとめてやっちゃったんだ。
  ほかに質疑ございませんか。もう一個あるの。
          (「もう一回質問してよろしいですか」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 4番、山中議員。
○4番 山中博子議員 345ページの審査支払手数料が今年度は16万弱ぐらい少なくなっております。それは認定者数が少なくなったのかということをお聞きしましたら、認定者数は多くなっているというのに、社会保険庁のほうの剰余金があるので少なくなったというお話を聞きましたが、その定かでないこの50万というものを払うという、歳出するということがまだ理解できないので、もう一度質問させていただきます。
○小宮 正議長 暫時休憩いたします。
                                (午後 2時17分)
─────────────────────────────────────────────────
○小宮 正議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午後 2時18分)
─────────────────────────────────────────────────
○小宮 正議長 答弁願います。
  大島福祉課長。
○大島武志福祉課長 それでは、審査支払手数料の関係ですけれども、27年度の決算については高い額を請求してきたということで、監査が入った中で適切でないというような指摘を受けて相殺をしたというようなことなんですけれども、今年度、28年度については、その指摘を受けて40円ということで審査支払手数料をですね。28年度は指摘を受けて安くなったということで、相殺した額というようなことなんですけれども。
○小宮 正議長 暫時休憩いたします。
                                (午後 2時20分)
─────────────────────────────────────────────────
○小宮 正議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午後 2時22分)
─────────────────────────────────────────────────
○小宮 正議長 答弁願います。
  大島福祉課長。
○大島武志福祉課長 それでは、失礼しました。
  相殺した額ということで計算をいたしました。25万9,784円が相殺額というようなことです。
  以上です。
          (発言する者あり)
○小宮 正議長 答弁願います。
  大島福祉課長。
○大島武志福祉課長 再度、それでは、今の金額を出した根拠でございますけれども、27年度の審査件数が1万2,282件で1件当たり65円というような、本来的にはそれを掛けた数字が審査支払手数料ということになるわけでございますけれども、実際に支払った金額が53万8,546円ということですので、その差の部分が相殺された額と、先ほど申しました25万9,784円が相殺した額というようなことでございます。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  ほかに質疑ございませんか。
  8番、瓜田議員。
○8番 瓜田 清議員 単純なことを聞きます。さっき65円で算定したのが、一言多分40円というふうに訂正されたのは、支払われる側のほうから単価が指定されてくるんでしょうか。それともこっちで計算して出すんでしょうか。
○小宮 正議長 答弁願います。
  大島福祉課長。
○大島武志福祉課長 この金額につきましては、提示がございまして、その提示した額で支払いをさせていただいております。
○小宮 正議長 8番、瓜田議員。
○8番 瓜田 清議員 それで40円になったといういきさつは、どこから来たんでしょうか。
○小宮 正議長 答弁願います。
  大島福祉課長。
○大島武志福祉課長 社会保険庁のほうから審査支払手数料のほうがこうなりましたということで連絡がありました。
○小宮 正議長 再々質問を許可します。
  瓜田議員。
○8番 瓜田 清議員 質問ではございません。社会保険庁のほうにそのようなミスがないように、事務が複雑になりますので、一言言ってもらいたいと思います。よろしくお願いします。
○小宮 正議長 ほかに質疑ございませんか。
          (発言する者なし)
○小宮 正議長 これをもって質疑を終了させていただきます。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (発言する者なし)
○小宮 正議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって討論を終了させていただきます。
  これより認定第4号 平成27年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算認定についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○小宮 正議長 起立全員であります。
  よって、認定第4号は原案のとおり可決されました。
  暫時休憩いたします。
  再開を2時40分といたします。
                                (午後 2時26分)
─────────────────────────────────────────────────
○小宮 正議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午後 2時40分)
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   ◎認定第5号の質疑、討議、討論、採決
○小宮 正議長 これより日程第5、認定第5号 平成27年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算認定についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  4番、山中議員。
○4番 山中博子議員 373ページの浄化槽整備事業のところです。
  平成25年は70基、26年は43基とだんだん下がっております。そして、その整備事業も27年になってまたさらに下がっております。何基予定をしているのか、それから37年度には100%を目標にしていますとお答えをいただいています。進まなかった理由がどのようなことがあるのか、伺います。
○小宮 正議長 答弁願います。
  岡本建設環境課長。
○岡本純一建設環境課長 それでは、山中議員のご質問にお答えしたいと思います。
  まず、設置基数が減っていく要因でよろしいですか。
  この浄化槽市町村設置型の整備事業につきましては、合併前平成15年から始まっているようです。その当時は平成15年が55基、平成16年は115基、平成17年で102基という設置された 年もあったようです。昨年度平成27年度におきましては、今までで一番少ない数で31基まで落ち込んでおります。
  今担当のほうで、まだ設置されていない区域をご案内させていただいております。去年も56世帯、ことしも同じぐらいの数を回らせてもらうように計画はされているんですけれども、やはりなかなか家を建てかえるだとか、ひとり住まいだからまだいいとか、いろいろそういうご意見も伺っておりますので、時代の流れというか、そういう子供さんが戻ってきて新しい家にしたいだとか、もうこれで建てかえようという機運が上がってこないとなかなかこの設置基数も伸びていかないのかなと思われます。
  今言われた平成37年度に普及率が100%のお話かなと思うんですけれども、計画の中では2,000基以上の予定はされているようです。ただ、これはあくまで国、県がこの計画を立てた中で、それに沿った計画を町でも立てているということで平成37年には100%を目標に進んでいるという現状があります。ただ、実態がちょっと伴っていかないかなという予想はされます。
  以上です。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  4番、山中議員、再質疑を許可いたします。
○4番 山中博子議員 国、県の計画であっても、このときがわ町というところで目標を立ててやっているのですから、それなりの国、県のせいにしないで、進まなかった理由をもう少し考えて、少しでも多く設置するように努力をしていただきたいと思います。
○小宮 正議長 岡本建設環境課長。
○岡本純一建設環境課長 今お話しされた努力なんですけれども、全然手をこまねいて待っているわけでなく、やはり広報だとかホームページ、また、先ほども申しましたように戸別訪問させていただいた中で設置についてのご説明をさせていただいております。ただ、実際そんなに安く設置できるというわけじゃないんです。浄化槽だけはそれなりに安くできると思うんですけれども、その周りの附帯工事これがどうしてもかかっちゃうので、そこを踏み切れない方が多いというのが現状かなと考えております。
  しかしながら、うちのほうでも引き続き、もし考えのあるような方がおられましたら、随時これからも説明に伺ってまいりたいと考えております。
○小宮 正議長 4番、山中議員、再々質問を許可いたします。
○4番 山中博子議員 川の検査をした中で、だんだん川がきれいになっているということは よくわかります。それはこの合併浄化槽のおかげが十分にあると考えています。最近はお年寄り1人で暮らす家庭が多くなって、その方に工事費100万以上出るものを出しなさいというのは大変無理なことだと思いますが、何が一番川を汚すかというと、やはり合併浄化槽に通らなかった生活排水というものが汚していくのかと考えます。ですから、1軒1軒の戸別訪問するのもいいのですが、例えば大きな団地でどうしてもやっていただけないというものであるならば、生活用水だけでも大きな浄化のものをつけるとか、何か違った面での考え方をしていったほうがいいかと思うのですが。
○小宮 正議長 答弁願います。
  岡本建設環境課長。
○岡本純一建設環境課長 大きな団地のほうの話かなと思うんですけれども、やはり今ある団地の中でもいろいろその辺の問題は出ております。各個別に敷地が大きくて浄化槽の設置できるお宅だったら、新しい今の町設置型のを敷せてもらうという考えもあるんですけれども、30年、40年前に開発されたところだと、なかなかそのスペースがないというのが現状かなと思われます。そういうところで集合型の浄化槽、大型の浄化槽を設置しているところもあるんですけれども、やはり出ていっちゃうお宅もあるということで、絶対数が減ってくるとやはり個人の負担が大きくなって、これからそれを新しくしたといっても結局皆さんで使うというのには変わりがないと思われます。そこを新しくするというところも、なかなか今住まれている方にもご理解がいただけないのかなというのが現状と考えております。
○小宮 正議長 ほかに質疑ございませんか。
  12番、野原和夫議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原です。
  367ページの問題ですが、全体的に先ほど平成37年には100%目標という、これは前岩田課長が掲げて頑張っていましたが、現在大分減ってきている現状なんです。その中で25、26年度含めて雀川流域日影、五明を進めているようですが、この実績、現状はどのようになっているのか伺います。
  それから、これをするには家庭内の事情もあって予算のことも大いにあるので、大変な問題だと思うんですが、毎月これ2,500円に消費税かかりますよね。そういう負担割合も町の負担で少なくしてやることも1つの考えではないかと思うんですが、そういうことは一個人に当てる問題ではないというふうに発言されるかもわかりませんが、そういう補助率が問題も含めて、今後課題として取り上げていただけるかどうか伺います。
  以上、2点。
○小宮 正議長 答弁願います。
  岡本建設環境課長。
○岡本純一建設環境課長 それでは、戸別訪問させていただいたのが26年、27年ということなんですけれども、26年の実績はちょっと手元にないんですけれども、27年、56世帯回ったんですけれども、残念ながらそこの中からこの町設置型の浄化槽を入れていただいたお宅はなかったというのが現実です。
          (発言する者あり)
○岡本純一建設環境課長 27年度はなしです。ちょっと26年度はデータがないので、はっきり言えないんですけれども、27年度はありませんでした。
  使用料、維持費に係る負担額、そちらこれ多分この近隣は同じような金額でやられていると思います。ただ、よそ、県内でほかでどういう措置されているかというのは研究の余地はあるのかなとは考えておりますので、調査できる範囲内であれば、今後そういうのを調べていきたいとは考えております。よろしくお願いします。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  12番、野原和夫議員。
○12番 野原和夫議員 修理を含めてその毎月の経費もいろんなものを含めてかかるんです。全体としてはそこにつながる配管の工事が負担も大いにあるんです。既存のあれを撤去するには限度額10万円だか20万あります。そういうものを踏まえると負担割合は少なく済むんだけれども、これからの維持管理もかかる問題が出てくるんです。
  実際、これは私の組の人がせっかく浄化槽やったんだけれども、「野原さん、毎月こうにとられるのはおかしいじゃないか」というので私のところに相談に来たんだけれども、「その問題についてはきちんと説明をあなたされましたよね」ということ言ったんです。いや、聞いていないというわけで、負担がかかっちゃって困っちゃったというんだけれども、それは違いますよという説明をしたんだけれども、やっぱりそこのところの説明も含めて何らかの形で補助策も今後の課題ではないかなと思うんですが、今、課長はその問題については触れていなかったような気がするんですけれども、何かありますか、そういうの。
○小宮 正議長 答弁願います。
  岡本建設環境課長。
○岡本純一建設環境課長 設置するときの維持費の負担額の説明でよろしいですか。
○12番 野原和夫議員 あと、毎月のあれがかかりますよね、そういうものについて。
○岡本純一建設環境課長 すみません、戸別に今は五明地区の下地区、そちらをことし回らせていただきます。その中で逐次説明をさせていただいております。
  一般的に業者の方が申請に来るのが多いんです。その方は必ず自分でも設置するぐらいなので、月ごとの維持費や何かはその施主さんに説明はされていると考えております。もしわからないという方がおられましたら、個別にそういう資料を送らせていただいてもとは考えておりますので、よろしくお願いします。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  ほかに質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって質疑を終了させていただきます。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (発言する者なし)
○小宮 正議長 これをもって討議を終了させていただきます。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって討論を終了させていただきます。
  これより認定第5号 平成27年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算認定についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○小宮 正議長 起立全員であります。
  よって、認定第5号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎認定第6号の質疑、討議、討論、採決
○小宮 正議長 これより日程第6、認定第6号 平成27年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算認定についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (発言する者なし)
○小宮 正議長 これをもって質疑を終了いたします。
  質疑がございませんでしたので、討議を省略いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって討論を終了させていただきます。
  これより認定第6号 平成27年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算認定についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○小宮 正議長 起立全員であります。
  よって、認定第6号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎認定第7号の質疑、討議、討論、採決
○小宮 正議長 これより日程第7、認定第7号 平成27年度ときがわ町水道事業会計決算認定についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  3番、田中議員。
○3番 田中紀吉議員 3番、田中です。
  水道は全般的には努力はしていると思うんですけれども、給水原価が260円がことしは223円に、供給単価が164円、165円とほぼ変わっていないんですけれども、今後の見通しというのか、対策というのか、そういうのはもちろん当然給水率だとか石綿管の更新だとかそれは当然だと思うんですけれども、見通しみたいのがあればお聞かせいただきたいんですけれども、よろしくお願いします。
○小宮 正議長 答弁願います。
  内室水道課長。
○内室睦夫水道課長 それでは、田中議員の給水原価、また、供給単価、それからそれらの見通しということでの質問にお答えさせていただきます。
  まず、去年からことしなんですけれども、給水原価のほうが下がっているんですが、こち ら監査委員の意見の中にもありましたけれども、こちらにつきましては昨年度は長期前受け金の戻入といいまして、制度の改正によりましてその収入の部分がふえてしまいましたので、高くなって、例年はことしと同じように223円とかそのぐらいの金額で推移しております。
  この給水単価と給水原価の差がおおむね町から補助をいただいている7,000万円の差になっております。したがいまして、この金額をどうにするかというのは今後の課題になってくるわけなんですけれども、これから事業を実施していく中でやはり施設の更新だとかそういうものも発生してきますので、今後計画を立てた中でその辺の費用といいますか、そういうものを検討しながら進めてまいりたいというふうに考えております。
  県との技術連携等も今年度から進めておりますので、県からいろいろなアドバイスといいますか、指導もいただく中で進めていきたいと考えておりますので、ご理解いただきたいと存じます。よろしくお願いいたします。
○小宮 正議長 3番、田中議員。
○3番 田中紀吉議員 わかりました。
  ただ、ときがわ町の給水人口はこれから伸びるということは考えづらいです。それから、施設の問題も含めてということでなかなか抜本的に改善というのは難しい問題は間違いなくあると思うんですけれども、そういう中でもきょうもさっき課長ありましたけれども、台風だとか、風水害だとかと必ず水というのはすぐインフラの一番先に来るような課題だと思うんです。だから、非常に大切な問題で、安定的に守っていく必要ももちろんありますし、そういうことも含めて長期の展望で進めていただきたいということで、今期なんかは特に埼玉県との技術連携だとかもありますので、ぜひそういう知恵や何かを使いながらというか、いただきながら進めていただきたいというふうに思います。よろしくお願いします。
○小宮 正議長 答弁願います。
  内室水道課長。
○内室睦夫水道課長 この問題については最重要課題でございますので、特に県の企業局との連携によりましていろんな意見とかもらえる状況になっております。ほかの事業体の情報とかも把握できますので、その辺も含めまして進めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
○3番 田中紀吉議員 はい。
○小宮 正議長 ほかに質疑ございませんか。
  12番、野原和夫議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原です。
  27年度の決算では、収益的収支これは黒字であります。資本的収支は赤字になりました。一定的な理解までは行きませんが、私の解釈では26年度は収益的収支、資本的収支においても両方赤字だったんです。その中でやっぱり純利益を上げる努力を、1つは私は水をいっぱい使ってもらうことが大事かなと思うんです、水を買っていただくこと。これには私は町長に質問したいんですが、企業誘致をどのように見ているか、やっぱり水を使う企業を町が誘致する、そしてその中でも雇用が生まれることもありますので、このことについても1つ伺います。
  それから、有収率を上げる努力、これを上げることによって漏水が緩和される問題も含めて、以前80%あたりの有収率だと約4,000万ぐらい私たちの試算、計算で無駄になっている事業の中身がわかりました。大きいですよ、年間。だから、そういうことを踏まえて有収率を上げる努力はどのようにこれからするのか。この問題については、以前課長は有収率を上げただけではだめなようなこと言いましたけれども、やっぱり有収率を上げることは必要かなと思うんです。ほかの自治体は90%以上、みんな90%以上ですから、ときがわ町は80%です。だから、そこのところをやっぱりお金がかかっている問題ですから、そこのところの努力をどのようにするか。
  一応私なりに判断した中で、今回は収益的収支が若干黒字になったということはよしとして、赤字赤字だと大変な運営となると思うんです。内部留保も使ってきますから自然と、そういう問題を含めて町長と課長に質問します。お伺いします。
○小宮 正議長 答弁願います。
  関口町長。
○関口定男町長 この問題については私も家庭内でいつも言い合いをしています。かみさんは節水節水と言っていますし、私はそれじゃ売り上げが減るから使えと言っているし、うちの中ではいつもそういう言い合いをしています。
  今、野原議員はいっぱい使ってと言いましたけれども、でも今行政とするとなるべく節水をしてほしいということで、無駄な水は使わないようにということで一応あちこちに看板が貼ってあります。これはやっぱり自然の水を大事にしようということでもありますし、ですから、矛盾しているんですよね、早い話が。節水しなさいと言いながら、売り上げ上げなさいとそれは難しい話なんです、非常に。気持ちはよくわかります、自分でも毎日そういうこ とやっていますので。
  その辺は結論はちょっと申しわけないんですけれども、工場誘致についてはしっかりちょっと答えていきたいと思うんですが、工業誘致についても今まだすっかりは発表できないんですけれども、内々なんですが、ある工場と今契約を結びつつあるんですが、やっぱり水をいっぱい使う企業になりますと井戸を掘っちゃうんです。今度来るというそういう会社も3つ、4ついろいろな候補地があったらしいんですけれども、一番水が出るところで選ばれたということなんです、実は。井戸掘って、試掘してみたら出るので、ときがわ町に来る、最終的には結論になると。でも、それだけでなくて、普通の水は水道からとるということで、その辺の売り上げは多分上がっていくと思います。
  今回のフネンアクロスさんにつきましてもあれは井戸は掘っておりませんので、しっかり水道の水を使ってくれますので、売り上げは伸びると思います。さらに、またいっぱい使うんですけれども、それは全部が井戸じゃなくて、水も使っていただきますので、やはり今、野原議員がおっしゃったように企業誘致というのもひとつ水を使ってもらうということのほうでは、家庭ではなかなかさっき言ったように節水節水ということでやっていますので、家庭で売り上げを伸ばすというのは非常に厳しいので、野原議員が言うように工場誘致をして、しっかりと水を使っていただけるような努力をしていきたいと思います。
  有収率については一緒に答えちゃいますけれども、やはり土地柄といいますか、この山間部を抱えていますので、どうしても圧力が余計かかっちゃいますので、傷みが早いんです。その辺のことで有収率が。だから、距離が長いとどこで水漏れしているかというのが発見できないんです。発見できればすぐそれはもう取りかえてやるんですけれども、有収率が低いということはどういうことかというと、どこかで見えないところで水が漏れちゃっているということなんです。それは検査をしながら今やっていますので、その辺は水道課長のほうから細かく答えさせますので。
○小宮 正議長 答弁願います。
  内室水道課長。
○内室睦夫水道課長 すみません、2点ほど確認をさせていただきたいんですが、先ほど有収率が100%に行かないということで4,000万円ぐらいというふうなお話だったんですが、私の記憶では昨年から1,400万というふうに、たしか県水の購入価格から積算するとそのぐらいになるというお話をされていたと思うんですが、1,400万というふうな話だったかと思うんですが、それはいかがでしょうか。
  あと、もう1点なんですが、私が有収率を上げても余り効果がというふうなご説明されたんですが、私が申し上げたんでしょうか。余り私そういうふうな答弁をした記憶がないものですから、2点ほど確認させていただけますか。
○小宮 正議長 12番、野原和夫議員、再質疑を許可いたします。
○12番 野原和夫議員 私はこれ選挙で戦うときに、それではじいた計算が出たんです。ちょうど有収率が低いときの計算で出た現状が、今は上がっていますから、その当時の計算を今言ったわけです。それは私たちの全体と協議した中で計算をした明らかな数字が出た現状があったわけです。だから、やっぱり有収率を上げないと、それだけの皆さんの利用している人たちの負担割合もふえるんではないかなということも心配して言ったわけでありまして、その数字が根拠的にはっきりしたものではありませんけれども、当時の私の選挙の中で数字を出した数字を今言ったわけです。今、課長が言った一千幾らというのは今の数字として受けとめていいんではないかなと思います。
  それと、これは有収率の問題については以前、議場ではありません。担当課の内室課長との話の中で冗談半分に言った記憶があったので、そういうことを話をしたわけでございまして、それはそういうことを、有収率を上げるだけでは済まされない問題も踏まえて何が問題なのかということも聞きたい旨もありましたので、そういう発言、相対の中での話の中で協議したわけでございますので、その点はご理解いただきたいと思います。
○小宮 正議長 答弁願います。
  内室水道課長。
○内室睦夫水道課長 それでは、数値的なものについては野原議員が計算した内容ということでございますので、特に私のほうで申し上げることではないと思います。
  有収率なんですけれども、いろいろな要因がございまして、確かに80%のものを100%にするには、漏れている残りの20%を修理してゼロにすれば100%にどの場所でもなります。ただ、今申し上げたのが日本水道協会で調査した資料がございまして、それを見ますとやはり給水人口が少ないところというのは有収率が低いんです。先ほど野原議員が申し上げたとおり例えば工場誘致をして水の使用量が上がってきたり、また、人がたくさん住んだりして使用量がふえると有収率というのは上がってくるんです。そういう性質がありまして、ですので、そういうものとそれから漏水調査をして修理するというそういう2点、そういうもので考えていかないとなかなかその辺の数字のマジックじゃないんですけれども、そこも一緒に漏水修理で直るかというとなかなか難しい点があると思います。
  そういう中で漏水対策なんですけれども、なかなか業者を使って漏水調査の会社に依頼しても結果が出なかったという事実がございます。なぜかというと、漏水調査というのはやり方でメーター機だとか水をとめる止水栓、バルブの音調だとかそういうものをやっていくんですが、田舎というか、失礼しました、ちょっと今のは取り消します。給水の管が長いところ、要は街道が長かったりだとかそうするとわからないんです。そういうところがありましたので、今現在はポイントポイントで漏水がこの辺あるというような状況が把握できた場所にその漏水調査を当てます。また、職員もやるんですけれども、そういうような形で対応しています。あと、システムで水が急に流れたりとか、夜間の流量が多かったりとかそういうものが把握できますので、そういう中でこの辺がという怪しい場所があれば職員が行って漏水調査をしたりとか、場合によっては業者をそこに行って調査をしてもらうとか、そういうちょっとピンポイント的に今やっています。
  そういう中でなかなか効果は上がらないんですけれども、少しずつやっている中で若干有収率も上がってきたのかなと考えています。ですので、引き続きまた方法は変わるかもしれないですけれども、現状の調査で職員が一丸となって対応していきたいというふうに考えておりますので、ご理解いただきたいと存じます。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  12番、野原和夫議員、再々質問を許可いたします。
○12番 野原和夫議員 12番、野原です。
  今、課長の答弁の中ではやっぱり給水人口で左右される有収率の影響、これは大きいと思うんです。現時点ときがわ町も給水人口これから減ってくると思うんです。それに対応するにはやっぱり企業誘致も大事ですけれども、そこのバランス的なものも今後考えていかないといけないと思うんですが、そこのところの努力も私たちも含めてやらないといけないと思うんですが、今の人口体制を含めて今どんどんときがわ町は減っています、1万一千ちょっとに、そういう状況の中で人口増加対策も含めて町の全体の中でも努力をする必要があると思うんですが、全体から見て小峯副町長も含めて、この人口対策も今後の課題としてどういうふうに考えているかもちょっとお答えいただければありがたいですが。それしないと有収率に左右される問題が出ていますので。
○小宮 正議長 答弁願います。
  小峯副町長。
○小峯光好副町長 それでは、野原議員のご質問にお答えさせていただきたいと思います。
  給水人口が有収率に影響するというところからの話であったと思うんですけれども、人口流出の関係についても今議会の中でもいろいろと論議されておりますけれども、移住の促進だとかそういった形の中で町としてもいろいろ努力をしているところでもあります。これをすれば結果がこう出るというところがなかなか効果としてあらわれないというところがあると思うんですけれども、できる施策については町長もそれについては重要施策として上げておりますので、人口の流出、それからときがわ町への移住という形の中の施策については今後も積極的に進めてまいりたいというふうに考えております。ご協力をいただきたいと思います。
○小宮 正議長 答弁願います。
  関口町長。
○関口定男町長 この人口の流出とか人口減少の問題というのは、本当にこれは日本の国全体の今問題であります。特に埼玉県でいうと、どうしてもこの北部地区は非常に人口の減少が際立って多いです、特に比企地域よりも秩父郡。月に1回か2回埼玉新聞で今現在の人口の数が出るんですけれども、いつも私とすると越生町といつも比べて見ているんです。大体越生町とうちと同じぐらいの割合で減っているんです。同じぐらいの人口だったんですけれども、小鹿野のほうもがんがん減って、長瀞ははもう7,000人を切っちゃうんじゃないんですか。東秩父がもう3,000切りました。もうそろそろ小川町も3万人を切ってくると思います。そういう状況で、特にこの北部地区から奥は埼玉県では非常に人口減少率は高いです。
  その反面、県南のほうにいきますと現状維持なり、坂戸市あたりですと人口がふえています。ですから、結局同じパイの中でただ行ったり来たりしているだけで、全体の出生率が上がっているわけじゃないですので、ですから日本の国の人口はふえません。でも、その中でふえているところというのはそっちに引っ越しているだけの話であって、この辺だと滑川町はふえていますけれども、それもやっぱり多分これから30年たつと今の鳩山と同じような状態になると思います。鳩山もがんがん減っています。もう200軒近くあいちゃっているんじゃないですか、一遍に同じ世代の人が入ってきましたから。滑川は多分これから30年後は、今はふえていますけれども、30年後は減ってくると思います。
  それは日本全体の出生率を見ればわかる。これはだから、やはり国策として出生率を上げるにはどうしたらいいか、これはやはり先ほど私もこれからどういう方向ですかといったときに子育て支援と言ったじゃないですか。その辺を国のほうもしっかり、安心して子供が育てられるようじゃないとやっぱり産まないですから、その辺を国のほうでもしっかりやって いただきたい。私もときがわ町は町として精いっぱいできる限りそういうことをやっていきたいということで考えておりますので、ご理解いただきたいと、以上です。
○小宮 正議長 ほかに質疑ございますか。
          (発言する者なし)
○小宮 正議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって討議を終了させていただきます。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって討論を終了させていただきます。
  これより認定第7号 平成27年度ときがわ町水道事業会計決算認定についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○小宮 正議長 起立全員であります。
  よって、認定第7号は原案のとおり可決されました。
  これをもちまして、決算の審議につきましては全て終了いたしました。
  田中代表監査委員におかれましては、2日間にわたり大変お疲れさまでした。
  ここで、田中代表監査委員の退席を許します。
  ありがとうございました。
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   ◎延会について
○小宮 正議長 お諮りいたします。
  本日の会議はこの程度にとどめ、延会したいと思います。
  これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 異議なしと認めます。
  よって、本日はこれをもちまして延会することに決定いたしました。
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   ◎延会の宣告
○小宮 正議長 大変お疲れさまでした。
                                (午後 3時19分)