ときがわ町告示第89号

 平成28年第4回ときがわ町議会定例会を下記のとおり招集する。

  平成28年11月28日

                        ときがわ町長  関  口  定  男

                    記

 1 日  時  平成28年12月6日(火)


 2 場  所  ときがわ町議会議場

                ○応招・不応招議員

応招議員(12名)
  1番  神 山   俊 議員          2番  小 島 利 枝 議員
  3番  田 中 紀 吉 議員          4番  山 中 博 子 議員
  5番  岡 野   茂 議員          6番  金 澤 他司人 議員
  7番  岡 野 政 彦 議員          8番  瓜 田   清 議員
  9番  前 田   栄 議員         10番  野 口 守 隆 議員
 11番  小 宮   正 議員         12番  野 原 和 夫 議員

不応招議員(なし)

            平成28年第4回ときがわ町議会定例会

議 事 日 程(第1号)

                            平成28年12月6日(火) 
                            午前9時30分開会     
      開会及び開議の宣告
日程第 1 会議録署名議員の指名
日程第 2 会期の決定について
日程第 3 諸報告
日程第 4 議案第57号 専決処分の承認を求めることについて(ときがわ町一般会計補正
             予算(第3号))
日程第 5 議案第58号 ときがわ町区長設置条例の一部改正について
日程第 6 議案第59号 ときがわ町職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部改
             正について
日程第 7 議案第60号 ときがわ町議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一
             部改正について
日程第 8 議案第61号 ときがわ町町長等の給与等に関する条例の一部改正について
日程第 9 議案第62号 ときがわ町一般職の職員の給与に関する条例の一部改正について
日程第10 議案第63号 ときがわ町税条例の一部を改正する条例の一部改正について
日程第11 議案第64号 ときがわ町国民健康保険税条例の一部を改正する条例の一部改正
             について
日程第12 議案第65号 財産の取得について
日程第13 議案第66号 平成28年度ときがわ町一般会計補正予算(第4号)
日程第14 議案第67号 平成28年度ときがわ町介護保険特別会計補正予算(第2号)
日程第15 議案第68号 平成28年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計補正予算
             (第2号)
日程第16 議案第69号 平成28年度ときがわ町水道事業会計補正予算(第2号)
日程第17 議員提出議案第6号 ときがわ町議会政務活動費の交付に関する条例の一部改正
                について
日程第18 請願第 3号 建設業従事者のアスベスト被害者の早期救済・解決を図るよう国
             に働きかける意見書の提出を求める請願
日程第19 議員派遣について
日程第20 一般質問
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出席議員(12名)
     1番  神 山   俊 議員     2番  小 島 利 枝 議員
     3番  田 中 紀 吉 議員     4番  山 中 博 子 議員
     5番  岡 野   茂 議員     6番  金 澤 他司人 議員
     7番  岡 野 政 彦 議員     8番  瓜 田   清 議員
     9番  前 田   栄 議員    10番  野 口 守 隆 議員
    11番  小 宮   正 議員    12番  野 原 和 夫 議員
欠席議員(なし)
地方自治法第121条により、今定例会に説明のため出席する者及び同委任を受けた者の職氏名
町長
関 口 定 男 
副町長
小 峯 光 好 
総務課長
柴 崎 秀 雄 
企画財政課長
久 保   均 
税務課長
中 藤 和 重 
町民課長
柴 田 光 子 
福祉課長
大 島 武 志 
会計管理者兼
会計室長
金 子 加代子 
産業観光課長
坂 本 由紀夫 
建設環境課長
岡 本 純 一 
水道課長
内 室 睦 夫 
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教育長
舩 戸 裕 行 
教育総務課長
清 水 誠 司 
生涯学習課長
石 川 安 司 
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議会事務局長
町 田 英 章 
書記
村 田 宏 美 

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   ◎開会及び開議の宣告
○小宮 正議長 皆さん、おはようございます。大変ご苦労さまです。
  ただいまの出席議員は12名全員でありますので、定足数に達しております。
  これより平成28年第4回ときがわ町議会定例会を開会いたします。
  直ちに本日の会議を開きます。
                                (午前 9時30分)
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   ◎議事日程の報告
○小宮 正議長 本日の議事日程を報告いたします。
  議事日程は配付したとおりであります。
  議会事務局長に朗読させます。
○町田英章議会事務局長 それでは、朗読いたします。
  平成28年第4回ときがわ町議会定例会議事日程(第1号)。平成28年12月6日午前9時30分開会。
  日程、議案番号、件名。開会及び開議の宣告。第1、会議録署名議員の指名。第2、会期の決定について。第3、諸報告。第4、議案第57号 専決処分の承認を求めることについて(ときがわ町一般会計補正予算(第3号))。第5、議案第58号 ときがわ町区長設置条例の一部改正について。第6、議案第59号 ときがわ町職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部改正について。第7、議案第60号 ときがわ町議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について。第8、議案第61号 ときがわ町町長等の給与等に関する条例の一部改正について。第9、議案第62号 ときがわ町一般職の職員の給与に関する条例の一部改正について。第10、議案第63号 ときがわ町税条例の一部を改正する条例の一部改正について。第11、議案第64号 ときがわ町国民健康保険税条例の一部を改正する条例の一部改正について。第12、議案第65号 財産の取得について。第13、議案第66号 平成28年度ときがわ町一般会計補正予算(第4号)。第14、議案第67号 平成28年度ときがわ町介護保険特別会計補正予算(第2号)。第15、議案第68号 平成28年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計補正予算(第2号)。第16、議案第69号 平成28年度ときがわ町水道事業会計補正予算(第2号)。第17、議員提出議案第6号 ときがわ町議会政務活動費の交付に関する条例の一部改正について。第18、請願第3号 建設業従事者のアスベスト被害者の早 期救済・解決を図るよう国に働きかける意見書の提出を求める請願。第19、議員派遣について。第20、一般質問。
  以上です。
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   ◎会議録署名議員の指名
○小宮 正議長 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
  会議規則第120条の規定により、7番、岡野政彦議員、8番、瓜田清議員、以上の2名を本会期中の会議録署名議員に指名いたします。
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   ◎会期の決定について
○小宮 正議長 日程第2、会期の決定についてを議題といたします。
  議会運営委員会の報告を求めます。
  前田栄委員長。
○前田 栄議会運営委員長 皆さん、おはようございます。
  平成28年第4回定例会での議会運営委員会報告をいたします。
  会期の決定について。
  議長の命により、会期の決定について議会運営委員会の報告をいたします。
  平成28年第4回定例会における会期及び日程などについて調整を図るため、去る11月28日午前10時から、役場第2庁舎3階協議会室におきまして議会運営委員会を開催いたしました。委員会は委員全員の出席と、議長、副議長、町長、副町長、総務課長、議員提出議案の提出者野原和夫議員及び議会事務局長の出席をいただきまして、平成28年第4回定例会に提出される議案などについて説明を求め、会期について協議を行いました。
  その結果、平成28年第4回定例会は、本日12月6日から12月15日までの10日間とするものでございます。
  会期中の日程につきましては、会期予定表をごらんいただきたいと思いますが、順次ご説明いたします。
  まず、本日12月6日は午前9時30分から本会議になっております。議案審議などでございます。
  次に、12月7日は、午前9時30分から議会運営委員会を予定しております。
  12月8日は、午前9時30分から文教厚生常任委員会を、午後1時30分から総務産業建設常 任委員会を予定しております。
  12月9日、10日、11日及び12日は休会でございます。
  12月13日及び14日は、午前9時30分から本会議をお願いいたしたします。一般質問などでございます。一般質問は、12月13日は通告者1番、岡野政彦議員から通告者5番、岡野茂議員まで。12月14日は通告者6番、野原和夫議員から通告者9番、小島利枝議員まででございます。
  12月15日は、予備日といたします。
  以上で、議会運営員会の報告を終わります。
○小宮 正議長 お諮りいたします。本定例会の会期は、委員長の報告のとおり本日12月6日から12月15日までの10日間としたいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 異議なしと認めます。
  よって、本定例会の会期は10日間と決定いたしました。
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   ◎諸報告
○小宮 正議長 日程第3、諸報告を行います。
  初めに、地方自治法第121条の規定により、本定例会に説明のため出席する者及び同委任を受けた者の職氏名を別紙配付しておりますので、ご了承願います。
  次に、監査委員から平成28年9月から平成28年11月までの例月出納検査の報告がありました。お手元に配付しておきましたので、ごらんいただきたいと存じます。なお、詳細につきましては議会事務局にありますので、ごらんいただきたいと存じます。
  また、地方自治法第199条第7項の規定に基づき実施した指定管理者の監査の結果について、同条9項の規定により報告がありました。お手元に配付しておきましたので、ごらんいただきたいと存じます。
  次に、平成28年第3回定例会で議決いただきました議員派遣について報告いたします。
  平成28年10月20日、吉見町民会館フレサよしみにおいて、埼玉県町村議会議長会主催議員研修会が開催され、11名が出席いたしました。また、平成28年11月21日、埼玉県県民健康センターにおいて、埼玉県町村議会議長会主催議会広報研修委員会が開催され、2名が出席をいたしました。結果につきましては、別紙により掲げてありますので、ごらんいただきたいと存じます。
  次に、地方自治法第122条の規定により、事務に関する説明書が提出されておりますので、ごらんいただきたいと存じます。
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   ◎行政報告
○小宮 正議長 次に、町長から挨拶を兼ねて行政報告を行いたいとの申し出がありましたので、これを許可いたします。
  関口町長。
○関口定男町長 皆さん、おはようございます。
  議長のお許しをいただきましたので、ご挨拶を兼ねまして行政報告を申し上げます。
  本日は、平成28年第4回ときがわ町議会定例会を招集申し上げましたところ、議員各位におかれましては、ご健勝にてご出席をいただきまして、会議が開催できますことに心からお礼を申し上げます。ありがとうございます。
  さて、合併10周年の記念事業についてでありますけれども、9月24日午後2時から映画「じんじん」上映会を開催いたしました。当日は議員各位を初め、実行委員会の方々を中心に200名を超える皆さんにご来場をいただきました。上映後、来場者の方から温かい気持ちになったとの声が聞かれ、地域や家族のきずなの大切さを再認識していただけたと思います。
  また、私の「おすすめスポット提案」ということでありますが、町内外から合計51件の提案をいただきました。これらのスポットについて、8月31日から9月25日までの間、人気投票を行ったところ、507票の投票が寄せられまして、集計の結果、景観・施設部門につきましては「四季彩館の温かいお風呂」が、また、お店部門につきましては「くぬぎむら体験交流館のひもかわうどん」がそれぞれ第1位となりました。今回の数多くの提案は、今後貴重な観光資源として十分活用してまいりたいと考えております。
  また、8月に実施をいたしました子ども議会を含め、3事業が10周年記念事業として無事に開催できましたことを、改めてご協力をいただきました皆様に感謝を申し上げたいと思います。大変ありがとうございました。
  さて、第4回定例会にご提案をいたします議案につきましては13件であります。内容につきましては、専決処分の承認が1件、条例の一部改正が7件、財産の取得が1件、一般会計及び特別会計の補正予算が4件であります。各議案とも、その都度提案理由をご説明いたしますので、よろしくお願い申し上げます。
  次に、各課の事業の執行状況についてご報告を申し上げます。
  最初に、総務課についてでありますけれども、一ト市コミュニティセンター改築工事につきましては、来年1月末には建設工事が完了し、年度内には供用を開始できる運びとなっております。
  また、旧大椚第一小学校の校舎解体工事につきましても、既に校舎部分の解体が完了いたしまして、現在体育館とプールの解体に取りかかっております。解体工事の完了予定は来年3月の上旬となっております。
  次に、町の職員の採用についてでありますが、職員としての資質を持った有能な人材を確保するということで、平成28年度職員採用試験を実施いたしました。受験者数は一般事務職19名でありました。
  続きまして、企画財政課について申し上げます。
  平成29年度の予算編成方針につきましては、引き続き総合振興計画の「人と自然の優しさにふれるまち ときがわ」の実現を目指しまして、限られた財源を有効に活用し、後期基本計画で計画をしております事業を着実に進めるとともに、まち・ひと・しごと創生法の趣旨に鑑み、急速な少子高齢化に的確に対応し、将来にわたって活力ある町を持続するための事業に積極的に取り組むよう、10月5日付で各課へ通知をしたところであります。
  なお、合併に伴う特例措置のうち普通交付税の合併算定がえにつきましては、合併後10年を経過しますと5年間かけて徐々に縮小してまいりますが、基準財政需要額に各種の加算措置が講じられたということから、普通交付税の減額は当初の想定された額と比べ半分程度と見込まれております。しかしながら、なお相当額の減額が見込まれるということでありますので、持続可能で魅力あるときがわ町を実現するためには、引き続き財政の健全化に取り組んでいかなければならないと考えております。
  具体的には、近隣の同規模の自治体を参考に、身の丈に合ったときがわ町の財政規模に合わせていくため、選択と集中による事務事業の見直しを進めることによりまして、経常経費の削減をさらに進めていかなければならないと考えておりますので、ご理解と皆様のご協力をお願いしたいと思います。
  次に、税務課について申し上げます。
  国税庁では、租税教育の一環といたしまして、次世代を担う中学生、高校生に税の役割や使われ方について正しい知識と理解を深めてもらい、税への親しみを持っていただこうと税についての作文の募集を行いまして、東松山税務署管内で26名の生徒が入賞をされました。我がときがわ町では、都幾川中学校から3名の作文が優秀作品として入賞をいたしました。
  また、徴収対策でありますが、10月から12月の滞納整理強化期間に合わせまして、催告の強化、そして新規滞納者の未然防止、滞納者の実態把握と滞納処分等を集中的に実施いたしまして、埼玉県東松山県税事務所とともに、共同した徴収対策を進めているところであります。
  続きまして、町民課について申し上げます。
  保健センターでは、集団のがん検診を8月から10月に実施をいたしまして、乳がん検診は556名の方が、また、胃がん検診は224名の方が受診をいたしました。また、5月から8月に実施いたしました個別の胃がん検診につきましては、409名の方が受診をいたしました。
  次に、地域包括支援センター事業でありますが、今年度新規事業といたしまして認知症介護者教室を開催しているところであります。認知症の家族を介護している方や、認知症の方への接し方について学びたいという皆さんが参加しているところであります。
  続きまして、福祉課について申し上げます。
  臨時福祉給付金と障害・遺族基礎年金受給者向け給付金についてでありますけれども、申請の受け付けを8月22日から開始いたしまして、10月末現在で1,809名の方からの申請を受理したところであります。
  次に、ふれあいサロンについてでありますが、この事業は民生委員・児童委員協議会、地域包括支援センター、社会福祉協議会の共催事業であります。5月から9月の間に町内18会場で開催いたしまして、保育園児や町内のさまざまなサークルの歌や踊りなどを参加者の皆さんに楽しんでいただきました。
  保育園事業におきましては、初めての取り組みといたしまして玉川、平両保育園において合同保育を実施いたしました。7月から8月にかけまして平保育園児が玉川保育園に出向き、プール遊びなどを通じて交流を深めたところであります。また、10月には玉川保育園の園児が平保育園に出向きまして、地域の自然を体験するとともに、地域の方によるトランペットの演奏を聞くなど、楽しい1日になったことと思います。
  続きまして、産業観光課について申し上げます。
  農林業関係では、8月に発生いたしました台風9号によりまして、農業用の施設、あるいは林道、花菖蒲園などが多大な被害を受けました。この中でも1級河川都幾川の増水により被災いたしました、大字玉川地内にあります農業用水の取水関連施設の災害復旧工事につきましては、今回の補正予算で約1,500万円の事業費を計上させていただきまして、国庫補助事業として早期の復旧に取り組んでまいりたいと考えております。
  次に、木材利用関係でありますが、木育を推進するウッドスタート関連事業におきまして は、誕生祝い品で配布する木のおもちゃのデザインを募集いたしまして、「ときがわ木つみ木」を採用いたしました。これは、「木つみ木」のその木は、木の木です。「木つみ木」です。木と木が絡んで、そういう題名なんですが、この作品を採用したということであります。この作品がこのたび完了いたしまして、11月6日の第11回の木のくにときがわまつりのステージ上で一般にお披露目をいたしまして、対象親子を招待いたしまして贈呈式を行ったところであります。
  さらに、祭りの会場内では、認定NPO法人日本グッド・トイ委員会の運営を依頼した木育おもちゃのコーナー、また、内装木質化工事が完了した幼児トレーニングルームもこの日から供用が開始されるなど、例年に増してときがわ町にふさわしい木のくにらしさが前面に出たお祭りとなったことと思います。
  次に、建設環境課について申し上げます。
  初めに、小・中学校と保育園の給食に係る放射性物質の検査結果につきましては、検出下限値の10ベクレルを超える放射性ヨウ素、放射性セシウムは検出されておりませんので、ご安心をいただきたいと思います。また、引き続き子供たちの内部被曝の防止に努めてまいりたいと考えております。
  次に、浄化槽設置管理事業につきましては、11月16日現在、申請受付数が27件であります。完成検査14件となっておりまして、なお、昨年度に引き続き五明地区の家庭を対象に、単独処理浄化槽等からの合併処理浄化槽への転換を促進するため、9月に56軒の戸別訪問を実施したところであります。今後も住民の皆さんへの事業の周知啓発を行いながら、事業の円滑な実施に努めてまいります。
  また、工事関係でありますけれども、9月19日に発生いたしました大野地内の崩落事故によりまして町道が通行不能となりましたが、できる限り早く通行できるようということで、休日を返上いたしまして応急工事を行いまして、おかげさまで1カ月余りで仮復旧をすることができました。地域の皆様には多大なご不便をおかけいたしましたけれども、来年度本復旧工事を計画しておりまして、早期の全面復旧に努めてまいりたいと考えております。
  続いて、西平地内の町道1−11号線ほか5路線の舗装修繕工事は全て発注しておりまして、そのうち4路線につきましては工事が完了いたしました。
  また、側溝整備工事事業におきましては、西平運動場東側の町道2−25号線について工事が完了しております。
  道路新設改良事業におきましては、玉川温泉付近の町道2−13号線について工事が完了し、 現在、馬場地内の町道都711、717号線の工事を進めておりますけれども、これもほぼ完了をしております。
  そして、橋梁維持補修工事でありますけれども、西平地内の宮川橋と玉川地内の坪ノ内橋の補修工事を行っております。
  地籍調査事業におきましては、昨年、境界立ち会いが行われました別所地内の測量成果に基づきまして、土地の所有者の閲覧を12月1日から行っているところであります。
  続きまして、教育総務課について申し上げます。
  関口茂八奨学事業におきましては、9月に後期奨学金貸与といたしまして51名へ交付をしたところであります。また、11月に中学3年生に奨学金制度の案内チラシを配布いたしまして、広報12月号でも制度について周知をしたところであります。
  就学時健康診断事業におきましては、来春小学校へ入学予定の児童70名を対象といたしまして、10月に小学校3校で同時に実施をいたしまして、また、保護者を対象に親の学習講座も開催いたしました。
  また、大東文化大学との連携事業におきましては、都幾川中学校で11月11日に一日体験入学、24日に国際交流事業を実施いたしました。玉川中学校でも12月に同様に実施をするという予定になっております。
  また、教育講演会といたしまして、中学生全員を対象に11月25日にアスピアたまがわ大ホールを会場にいたしまして宇宙講演会を、ときがわ活性会のご協力をいただきまして開催いたしました。そして、題名が宇宙からの贈り物と題しまして、元JAXA(宇宙航空研究開発機構)、これの宇宙飛行士室長さんであります寺門邦次さんにご講演を行っていただいたところであります。
  続きまして、生涯学習課について申し上げます。
  社会教育関係につきましては、埼玉県芸術文化祭2016地域文化事業の一環としまして、第24回ときがわもみじ太鼓まつりを玉川トレーニングセンターで開催いたしました。地元の玉川陣屋太鼓、一ト市祭り囃子保存会を初めとする県内の7団体が出演をいたしまして、700名余りの来場者の中、迫力ある太鼓の演奏を披露していただいたところであります。
  また、11月3日から11月6日まで、ときがわ町文化祭を開催いたしました。会期中、体育センターで開催した展示の部では、文化協会、一般応募者、町内小・中学生、保育園児等の作品が展示され、多くの皆様にごらんをいただきました。また、11月5日に文化センターで開催いたしました発表の部におきましては、民謡、民舞、あるいは合唱等、日ごろの皆様の 練習の成果が披露されたところであります。
  また、社会体育関係につきましては、第11回町民体育祭が体育協会等多くの皆様のご協力によりまして盛大に開催することができました。
  また、文化財関係につきましては、国指定史跡小倉城跡の用地買収計画、これが2年目に当たる今年度分もほぼ計画どおりに進めています。また、町の無形民俗文化財に指定されておりますささら獅子舞が4地区で奉納されました。今後とも町の指定文化財として地域の伝統行事の保存、継承を町としても支援をしていきたいと考えております。
  次に、水道課について申し上げます。
  水道課関連では、3月に県企業局と締結した技術連携につきまして、第1段階の基礎的支援としてアセットマネジメントの実践、さらに維持管理の改善支援として水質検査結果の確認など9回の支援を受けているところであります。
  また、損害賠償請求による控訴審につきましては、10月6日に東京高等裁判所から控訴棄却の判決が言い渡されまして、控訴人からの上告がなかったということで町の勝訴が確定いたしました。裁判にかかるこの弁護士費用につきましては、1,029万8,260円となっております。
  その他、石綿セメント管更新事業は8月1日に工事に着手し、年度内の完成に向けて順調に進捗しております。引き続き安心で安全な水の安定供給に努めてまいります。
  以上、各課の事業につきまして報告をさせていただきました。
  結びに、ご提案申し上げます各議案につきましては、慎重審議の上、ご議決いただきますようお願い申し上げまして、開会に当たりましてのご挨拶とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
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   ◎議案第57号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○小宮 正議長 次に、日程第4、議案第57号 専決処分の承認を求めることについて(ときがわ町一般会計補正予算(第3号))を議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○町田英章議会事務局長 朗読いたします。
  議案第57号 専決処分の承認を求めることについて。
  地方自治法(昭和22年法律第67号)第179条第1項の規定により、別紙のとおり専決処分したので、その承認を求める。
  平成28年12月6日提出、ときがわ町長、関口定男。
  以上です。
○小宮 正議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、議案第57号 専決処分の承認を求めることについて提案理由を申し上げます。
  平成28年9月19日に発生した町道1−18号線沿いにおける急傾斜地の崩落に係る道路災害復旧工事設計及び道路応急復旧工事(大野地内)の経費を緊急に補正する必要が生じたため、平成28年10月21日付ときがわ町一般会計補正予算(第3号)を専決処分したので、地方自治法第179条第3項の規定によりまして、この承認を求めるものであります。
  よろしくお願いいたします。
○小宮 正議長 続いて、細部説明を求めます。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 それでは、議案第57号 専決処分の承認を求めることについて、細部説明をさせていただきます。
  専決処分の内容につきましては、平成28年度ときがわ町一般会計補正予算(第3号)で平成28年9月19日に発生した大字大野地内の町道1−18号線沿いにおける急傾斜地の崩落に係る道路応急復旧工事等の経費でございます。補正額といたしましては、歳入歳出にそれぞれ3,574万3,000円を追加補正いたしまして、予算の総額を歳入歳出それぞれ54億5,946万6,000円とするものでございます。
  今の表が1ページのほうに記載をされております。2ページ、3ページをお開きいただきますと第1表歳入歳出予算補正が載っております。こちらの金額につきましてはごらんをいただきたいと存じます。
  次に、各項目の内容を事項別明細で説明をさせていただきますが、まず歳入でございますが、8ページ、9ページをごらんいただきたいと存じます。
  歳入関係につきましては、1款の財政調整基金の繰入金でございますが、補正額が3,574万3,000円を繰り入れするという内容でございます。
  次に、歳出関係でございますが、10ページ、11ページをごらんいただきたいと存じます。
  上段にありますけれども、事業別に説明をさせていただきますが、道路橋りょう災害復旧事業ということで、補正額が3,574万3,000円、計で3,574万4,000円となります。
  右側の11ページをごらんいただきますと、13節の委託料が674万3,000円が本復旧のための 調査設計委託料でございます。
  次の15節の工事請負費2,900万円が、こちらは応急復旧をするため、緊急に応急復旧をするために計上した経費ということで2,900万円でございます。
  以上で、議案第57号の細部説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
○小宮 正議長 これより議案第57号 専決処分の承認を求めることについて(ときがわ町一般会計補正予算(第3号))の質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって質疑を終了いたします。
  質疑がありませんので、討議を省略したいと思います。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 討論はございませんので、討論を終了いたします。
  これより議案第57号 専決処分の承認を求めることについて(ときがわ町一般会計補正予算(第3号))を採決いたします。
  本案は原案のとおり承認することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○小宮 正議長 起立全員でありました。
  よって、議案第57号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第58号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○小宮 正議長 日程第5、議案第58号 ときがわ町区長設置条例の一部改正についてを議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○町田英章議会事務局長 朗読いたします。
  議案第58号 ときがわ町区長設置条例の一部改正について。
  別紙のとおりときがわ町区長設置条例の一部を改正する条例を制定することについて議決を求める。
  平成28年12月6日提出、ときがわ町長、関口定男。
  以上です。
○小宮 正議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、議案第58号 ときがわ町区長設置条例の一部改正について提案理由を申し上げます。
  区の統合に関する要望に伴いまして、上宿及び下宿を統合して新たに宿とするため、ときがわ町区長設置条例の一部を改正したいので、この案を提出するものであります。
  細部につきましては、総務課長からご説明を申し上げます。
○小宮 正議長 これより細部説明を求めます。
  柴崎総務課長。
○柴崎秀雄総務課長 それでは、議案第58号 ときがわ町区長設置条例の一部改正についての細部説明をさせていただきます。
  初めに、この議案の概要を説明させていただきます。
  提案理由にありますとおり、区の統合に関する要望に伴い、上宿及び下宿を統合して新たに宿とするためにこの案を提出するものであります。現在、両区とも人口減少及び高齢化が進み、地域活動への参加者の減少という問題がございます。また、地区役員の選出も近い将来厳しい状況が予想されております。
  こうした状況を解決し、将来にわたって住みよい地区とするため、統合について両地区住民の皆様が真剣に検討を重ねた結果、平成29年4月1日から統合との結論に至ったものでございます。現在、ときがわ町には行政区が54区ございますが、今回の統合により53区になるものでございます。
  それでは、議案参考資料の資料ナンバー1をごらんください。
  ときがわ町区長設置条例の一部を改正する新旧対照表でございます。右側が現行欄、左側が改正案となっております。下線を引いてある部分が改正箇所となっております。
  別表の現行欄、番号43番、上宿、44番、下宿となっておりますが、改正案のよう統合によりまして43番を宿とし、45番西平上サから54番椚平までを1番ずつ繰り上げるものでございます。
  議案にお戻りいただきまして、3ページ、附則をごらんください。
  この条例は、平成29年4月1日から施行するものでございます。
  これで、議案第58号 ときがわ町区長設置条例の一部改正についての細部説明を終了させていただきます。よろしくお願いいたします。
○小宮 正議長 これより議案第58号 ときがわ町区長設置条例の一部改正についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって質疑を終了いたします。
  質疑がありませんので、討議を省略したいと思います。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第58号 ときがわ町区長設置条例の一部改正についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり改正することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○小宮 正議長 起立全員であります。
  よって、議案第58号は原案のとおり可決されました。
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   ◎議案第59号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○小宮 正議長 日程第6、議案第59号 ときがわ町職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部改正についてを議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○町田英章議会事務局長 朗読いたします。
  議案第59号 ときがわ町職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部改正について。
  別紙のとおりときがわ町職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例を制定することについて議決を求める。
  平成28年12月6日提出、ときがわ町長、関口定男。
  以上です。
○小宮 正議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、議案第59号 ときがわ町職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部改正について提案理由を申し上げます。
  平成28年8月8日付で人事院からなされました国家公務員の給与についての勧告及び同年10月20日付で埼玉県人事委員会からなされた埼玉県職員の給与についての勧告を踏まえ、育児休業等に係る子の範囲の拡大並びに介護休暇の分割及び介護時間の新設をしたいので、この案を提出するものであります。
  細部につきましては、総務課長から説明を申し上げます。
○小宮 正議長 続いて、細部説明を求めます。
  柴崎総務課長。
○柴崎秀雄総務課長 それでは、議案第59号 ときがわ町職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部改正について細部説明をさせていただきます。
  今回の改正は、提案理由にありますとおり平成28年8月8日付の人事院勧告及び平成28年10月20日付の埼玉県人事委員会の勧告を踏まえ、条例の改正を行うものでございます。
  議案参考資料の資料ナンバー2をごらんください。
  ときがわ町職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例新旧対照表でございます。この議案の主な改正内容は3点となっております。まず、第1点目は改正案の第8条の2になりますが、育児又は介護を行う職員の早出遅出勤務の対象となる子の範囲を拡大するものであります。
  第1項は、早出遅出勤務の請求は小学校就学前の子を養育する場合、または小学校及び特別支援学校の小学部に就学している子を放課後等における学習その他の活動を行う場所に送って行く場合及び迎えに行く場合に請求することを規定しております。
  また、第2項になりますけれども、第2項は要介護者の介護を行う職員の早出遅出勤務を定めたものでありまして、どちらも改正案の下線が引いてある部分のように特別養子縁組の成立について家庭裁判所に請求した者であって、現に監護期間中の子及び養子縁組里親に委託されている子等を加え、早出遅出勤務の対象となる子の範囲を拡大するものでございます。
  2点目は、介護休暇の分割になります。5ページをごらんください。
  初めに、現行欄、上から2行になりますが、第15条第2項は介護休暇の期間を定めたもので、介護休暇の期間は、介護を必要とする1つの継続する状態ごとに、連続する6月の期間内において必要と認める期間となっておりますが、4ページの改正案、第15条、下から4行目になります。1つの継続する状態ごとに、3回を超えず、かつ、通算して6月を超えない範囲内で指定する期間においてという文言を加えまして、分割して取得できるよう改正するものでございます。
  最後に、3点目でございますが、介護時間の新設になります。
  5ページ、改正案の第15条の2をごらんください。
  こちらは、新たに第15条の2を追加し、職員が要介護者の介護をするために1つの継続する状態ごとに連続する3年の期間内において、1日につき2時間を超えない範囲内で必要と認められる時間、介護時間を取得できるようするものであります。
  それでは、議案にお戻りいただきまして、2ページをごらんください。
  中ほどの附則でございますが、第1条は施行期日で、この条例は平成29年1月1日から施行するものでございます。第2条は経過措置で、平成29年1月1日において介護休暇の承認を受けている職員が6月経過していない場合は、通算して6月経過する日まで3回の範囲で分割できる規定を定めるものでございます。
  なお、現在介護休暇を取得している職員はございません。
  以上で、議案第59号 ときがわ町職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部改正についての説明を終了させていただきます。よろしくお願いいたします。
○小宮 正議長 これより議案第59号 ときがわ町職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部改正についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原です。
  今、報告されました町の正規の職員等も含めて、この中で今ときがわ町では非正規雇用が生まれていますが、88人ぐらいいると思うんです。その中で、社会保険関係加入者は61人、69%以上、中にあります。その中で、この人たちの休暇制度はあるのかどうか伺います。
○小宮 正議長 答弁願います。
  柴崎総務課長。
○柴崎秀雄総務課長 それでは、お答えいたします。
  そういった、ご質問の皆さんの休暇制度なんですけれども、ときがわ町では臨時職員の勤務条件等につきまして、ときがわ町非常勤(嘱託)職員・臨時職員取扱要綱というのを定めておりまして、その中で諸勤務条件を決めております。具体的には、有給休暇につきましては年次有給休暇、それと選挙権等公民の権利を行使する場合の休暇といったものがございます。また、無給にはなるんですけれども、産前産後休暇、それから生後1年に達していない乳児の保育等、こういったものが認められております。
  以上でございます。
○小宮 正議長 12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 わかりました。
  この中で、非正規の人たちの、扶養控除している、家計を支えている人が61人中13人いるんです。この中では、例えば忌引休暇制度、家族が死んだときの葬式等も含めて、その休暇制度、介護休暇制度、育児休暇制度、やっぱりこういう制度もこの人たちにも設けるべきではないかなと思うんですよね。
  ちなみに近隣では、忌引休暇制度は滑川町、小川町、鳩山町、東秩父村がやっております。そして、介護休暇は東秩父村、育児休暇は滑川町、小川町もやっております。ぜひ、そういう人たちにもこの制度を活用できる方向性は大事かなと思うんですが、いかがでしょうか。今後の課題として。
○小宮 正議長 答弁願います。
  小峯副町長。
○小峯光好副町長 それでは、野原議員のご質問にお答えさせてもらいます。
  今の非正規職員の忌引休暇等、こちらで定めている、今町で定めている以外の休暇についての検討といいますか、そういったご質問だと思うんですけれども、ほかの市町村で実施している状況もありますので、その辺のところをうちのほうでも研究させていただきまして、検討をしてまいりたいというふうに考えております。よろしくお願いします。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  ほかに質疑ございませんか。
          (発言する者なし)
○小宮 正議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第59号 ときがわ町職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部改正についての採決をいたします。
  本案は原案のとおり改正することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○小宮 正議長 起立全員であります。
  よって、議案第59号は原案のとおり可決されました。
  暫時休憩いたします。
  再開を10時45分といたします。
                                (午前10時30分)
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○小宮 正議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午前10時45分)
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   ◎議案の一括上程について
○小宮 正議長 お諮りいたします。日程第7、議案第60号 ときがわ町議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について及び日程第8、議案第61号 ときがわ町町長等の給与等に関する条例の一部改正については、ともに議員及び町長等の期末手当の改定等に関する改正でございますので、一括議題としたいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 異議なしと認めます。
  よって、議案第60号及び議案第61号は一括議題とすることに決定いたしました。
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   ◎議案第60号及び議案第61号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○小宮 正議長 日程第7、議案第60号 ときがわ町議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について、日程第8、議案第61号 ときがわ町町長等の給与等に関する条例の一部改正について、以上を一括議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○町田英章議会事務局長 朗読いたします。
  議案第60号 ときがわ町議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正につ いて。
  別紙のとおりときがわ町議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例を制定することについて議決を求める。
  平成28年12月6日提出、ときがわ町長、関口定男。
  続いて、議案第61号 ときがわ町町長等の給与等に関する条例の一部改正について。
  別紙のとおりときがわ町町長等の給与等に関する条例の一部を改正する条例を制定することについて議決を求める。
  平成28年12月6日提出、ときがわ町長、関口定男。
  以上です。
○小宮 正議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  提案理由の説明につきましては、議案第60号 ときがわ町議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について及び議案第61号 ときがわ町町長等の給与等に関する条例の一部改正について順次説明を求めます。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、議案第60号 ときがわ町議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について提案理由を申し上げます。
  平成28年8月8日付で人事院からなされた国家公務員の給与についての勧告及び同年10月20日付で埼玉県人事委員会からなされた埼玉県職員の給与についての勧告を踏まえ、ときがわ町議会議員の期末手当の額を改定したいので、この案を提出するものであります。
  続きまして、議案第61号 ときがわ町町長等の給与等に関する条例の一部改正について、提案理由を申し上げます。
  平成28年8月8日付で人事院からなされた国家公務員の給与についての勧告及び同年10月20日付で埼玉県人事委員会からなされた埼玉県職員の給与についての勧告を踏まえ、ときがわ町町長、副町長及び教育長の期末手当の額を改定したいので、この案を提出するものであります。
  細部につきましては、総務課長からご説明を申し上げます。
○小宮 正議長 続いて、議案第60号 ときがわ町議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について及び議案第61号 ときがわ町町長等の給与等に関する条例の一部改正について順次細部説明を求めます。
  柴崎総務課長。
○柴崎秀雄総務課長 それでは、議案第60号 ときがわ町議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について、議案第61号 ときがわ町町長等の給与等に関する条例の一部改正について、細部説明をさせていただきます。
  まず初めに、条例の一部改正についての概要を説明させていただきます。
  提案理由にありましたとおり、今回の改正は平成28年8月8日付の人事院勧告及び平成28年10月20日付の埼玉県人事委員会勧告を踏まえ、期末手当を0.1月分引き上げるものでございます。今年度につきましては、12月分で0.1月分引き上げ、来年度以降は0.1月分を6月及び12月に割り振り、それぞれ0.05月分引き上げる改正を行うものでございます。
  それでは、議案参考資料の資料ナンバー3をごらんください。
  ときがわ町議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例、新旧対照表により説明をさせていただきます。右側の欄が現行、左側の欄が改正案となっております。下線を引いてある部分が改正箇所となっております。
  まず、今年度の12月分につきましては、右側の現行欄、第5条第2項の中ほどになりますが、12月に支給する場合においては100分の217.5を乗じて得た額となっております。これを改正案のよう100分の227.5を乗じて得た額に改めるものでございます。
  続きまして、2ページをごらんください。
  平成29年度以降になりますが、右側の現行欄、第5条第2項で、6月に支給する場合においては100分の202.5、12月に支給する場合においては100分の227.5を乗じて得た額となっているものを、改正案のように6月に支給する場合においては100分の207.5、12月に支給する場合においては100分の222.5を乗じて得た額に改めるものでございます。
  続きまして、議案参考資料、資料ナンバー4をごらんください。
  ときがわ町町長等の給与等に関する条例の一部を改正する条例、新旧対照表でございます。先ほど同様、今年度の期末手当12月支給分につきましては、現行では100分の217.5を乗じて得た額となっておりますが、改正案のよう100分の227.5を乗じて得た額に改めるものでございます。
  2ページをごらんください。
  29年度以降支給分につきましては、現行の6月に支給する場合においては100分の202.5、12月に支給する場合においては100分の227.5を乗じて得た額となっているものを、改正案のよう6月に支給する場合においては100分の207.5、12月に支給する場合においては100分の222.5を乗じて得た額に改めるものでございます。
  それでは、恐れ入りますが議案60号にお戻りいただき、1ページをごらんください。
  1ページの下から5行目、附則でございますが、こちらは議案第61号も同様でございます。まず、第1項はこの条例中第1条の規定は公布の日から、第2条の規定は平成29年4月1日から施行するものでございます。また、第2項は第1条の規定中第5条第2項の平成28年12月に支給する期末手当の支給割合100分の227.5を乗じて得た額の規定は、平成28年12月1日から適用するものでございます。
  以上で、議案第60号 ときがわ町議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について及び議案第61号 ときがわ町町長等の給与等に関する条例の一部改正についての説明を終了させていただきます。よろしくお願いいたします。
○小宮 正議長 これより議案第60号 ときがわ町議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原です。
  この人事院勧告の問題については、私たち議員も上げたり下げたりいろいろありますが、上げると町民感情が高まって反対もある声も聞かれます。しかし、この議員報酬においては人事院勧告による、従うでなく、ある程度一定の報酬を定めるべきではないかなと思います。こういう中でやらないと、これからときがわ町議会も若手の、若い議員になる人が恐らくいなくなると思います。そういう問題も含めて、今後の課題として、質問になるかわかりませんが、この報酬等の問題点をどう解決できるかという案があったら教えていただければと思います。よろしくお願いします。
○小宮 正議長 答弁願います。
  柴崎総務課長。
○柴崎秀雄総務課長 それでは、お答えいたします。
  議員の皆さんの報酬等について何かいい案がということでございますが、ときがわ町の議員の皆様は、ときがわ町議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例で定められております。条例で定められております。
  今回は、人事院勧告を踏まえて期末手当0.1月分改正でございますが、基本的な報酬額、月額幾らと条例で定めておりますけれども、この報酬を変える場合には報酬審議会というのがございます。その報酬審議会にこういう理由でこれだけ報酬を変えたいという、そういっ た諮問をして、まずは諮問をして、それに対して答申をいただきます。条例を直すとなるとやはりこういった議会に条例の改正についての議案を提出して、議決されますとその額に変わってくるということでございます。
  ですから、まず期末手当等につきましては、特に何カ月が適正かという調査する機関がございませんので、人事院勧告、あるいは人事委員会の勧告等を踏まえて行っておりますが、報酬自体を変えるということになりましたら、その変える理由をちゃんとつけて報酬審議会に諮問をしていくという形になるかと思います。
  いい案ということではなくて、ルール的なものの説明になってしまいますが、以上でございます。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 実は、私視察で、皆さんも行ったと思いますがみなかみ町ですか、あの30万ぐらいに報酬を上げた例があります。そして、皆さんが一生懸命議会活動に専念していることも聞いておりますので、そういう点も含めて、若い人たちがぜひこの議会に参加できるように、そういうことも含めて皆さんで知恵を絞ってやらなければいけないかなと思うんですが、これは質疑の中でも取り上げましたけれども、この今の課長の答弁を私も参考にして、皆さんに諮って、いい答えが出るように力を注いでいきたいと思います。
  以上です。ありがとうございました。
○小宮 正議長 ほかに質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第60号 ときがわ町議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部 改正についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり改正することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○小宮 正議長 起立全員であります。
  よって、議案第60号は原案のとおり可決されました。
  これより議案第61号 ときがわ町町長等の給与等に関する条例の一部改正についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって質疑を終了いたします。
  質疑がありませんでしたので、討議を省略いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (発言する者なし)
○小宮 正議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第61号 ときがわ町町長等の給与等に関する条例の一部改正についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり改正することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○小宮 正議長 起立全員であります。
  よって、議案第61号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第62号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○小宮 正議長 日程第9、議案第62号 ときがわ町一般職の職員の給与に関する条例の一部改正についてを議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○町田英章議会事務局長 朗読いたします。
  議案第62号 ときがわ町一般職の職員の給与に関する条例の一部改正について。
  別紙のとおりときがわ町一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例を制定することについて議決を求める。
  平成28年12月6日提出、ときがわ町長、関口定男。
  以上です。
○小宮 正議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、議案第62号 ときがわ町一般職の職員の給与に関する条例の一部改正について提案理由を申し上げます。
  平成28年8月8日付で人事院からなされた国家公務員の給与についての勧告及び同年10月20日付で埼玉県人事委員会からなされた埼玉県職員の給与についての勧告を踏まえ、ときがわ町一般職の職員の給与を改定したいので、この案を提出するものであります。
  細部につきましては、総務課長からご説明を申し上げます。
○小宮 正議長 続いて、細部説明を求めます。
  柴崎総務課長。
○柴崎秀雄総務課長 それでは、議案第62号 ときがわ町一般職の職員の給与に関する条例の一部改正について、細部説明させていただきます。
  まず初めに、条例の一部改正についての概要を説明させていただきます。
  今回の改正は、先ほどの議案第60号、議案第61号と同様、人事院及び埼玉県人事委員会の勧告を踏まえ、条例の改正を行うものでございます。条例の改正は2段階で行います。まず第1段階として、第1条関係で平成28年度勤勉手当及び行政職給料表の改正を行います。2段階目では、第2条関係として扶養手当及び平成29年度以降の勤勉手当の改正を行います。
  それでは、第1段階の改正であります第1条関係の説明をさせていただきますので、議案参考資料の資料ナンバー5をごらんください。
  ときがわ町一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例新旧対照表で説明させていただきます。
  今年度12月分の勤勉手当の改正でございますが、右側の現行欄下から6行目、100分の80を乗じて得た額となっていますが、左側の改正案のよう100分の90を乗じて得た額に改め、0.1月分引き上げるものでございます。また、再任用職員につきましては、現行欄の下から3行目のよう100分の37.5を乗じて得た額となっておりますが、改正案のように100分の42.5を乗じて得た額に改めるものでございます。
  続きまして、2ページをごらんください。
  こちらの2ページから8ページまでにつきましては、人事院勧告に基づきまして行政職給 料表、これを下線が引いてある部分のよう平均2%引き上げ、平成28年4月1日にさかのぼり適用するものでございます。
  続きまして、9ページをお願いします。
  ここからは、第2段階の改正となります。第2条関係としまして、扶養手当及び平成29年度以降の勤勉手当、これを6月、12月に割り振りまして、それぞれ0.05月分引き上げる改正を行うものでございます。
  まず、第8条第3項は扶養手当を改正するものでございます。改正分につきましては新旧対照表の9ページから12ページまで、それから14ページから17ページにかけましては平成29年度の特例の読みかえ表となっております。
  それから、議案の附則の第3条といったことになりますが、これ条文ですとなかなかわかりにくいものですので、具体的にどう改正されるかという説明をさせていただきます。
  まず、新旧対照表の9ページの現行の下から5行目になります。
  前条第1項に掲げる扶養親族はということになっておりますが、この前条第1項に掲げる扶養親族は配偶者となります。この配偶者の扶養手当は月額1万3,000円となっておりますが、これを平成29年度は1万円、30年度以降は6,500円に改めるものでございます。
  それから、現行の下から3行目、4行目になります。扶養親族たる子につきましては、扶養手当の月額6,500円を平成29年度は8,000円、平成30年度以降は1万円に改めるということで、段階的に手当を改正するものでございます。
  また、現行の下から3行目、2行目の職員に配偶者がいない場合の扶養親族1人に係る手当額につきましては、月額1万1,000円となっているものを平成29年度は子1万円、60歳以上の父母及び祖父母、満22歳に達する日以後の最初の3月31日までの間にある孫、弟、妹、こういった者については9,000円、それから平成30年度以降につきましては、子が1万円、父母、祖父母、孫、弟、妹は6,500円というふうに改めるものでございます。改正の中身はそういったものでございます。
  続きまして、12ページをごらんください。
  平成29年度以降の勤勉手当の改正になりますが、右側の現行欄、第17条の6第2項第1号の下から5行目になります。こちらに100分の90を乗じて得た額というふうになっておりますが、改正案のよう100分の85を乗じて得た額に改めるものでございます。
  また、再任用職員につきましては、下から2行目になりますが、現行欄の100分の42.5を乗じて得た額となっておりますものを、改正案のよう100分の40を乗じて得た額というふう に改めるものでございます。
  それでは、議案にお戻りいただきまして、7ページをごらんください。
  附則でございますが、第1条第1項は、この条例は公布の日から施行するもので、扶養手当及び勤勉手当0.1月分を6月及び12月に割り振り、それぞれ0.05月分引き上げる改正は平成29年4月1日から施行することを定めたものでございます。第2項は、改正後の給料表は平成28年4月1日から適用する規定を定めております。第3項は、今年度の勤勉手当の改正は平成28年12月1日から適用するという規定でございます。
  第3条は、扶養手当に関する特例として、平成29年度の扶養手当の額を定めたものでございます。
  以上で、議案第62号 ときがわ町一般職の職員の給与に関する条例の一部改正の説明を終了させていただきます。よろしくお願いいたします。
○小宮 正議長 これより議案第62号 ときがわ町一般職の職員の給与に関する条例の一部改正についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原です。
  まず1点、この組合との合意形成はどのようになったのか。
  それと、以前、旧都幾川村と玉川村との格差は多少あったと思いますが、もう今は解消されているのか、その問題。
  それから、給与、この地方公務員の市町村別年収、収入ランキング、これを、ガイドを見ますと、ときがわ町は47位に入っているんです。埼玉県の63自治体の中で。でも、比企管内では上位に入っています。そういうことを踏まえて、583万9,052円ですか、割と上位に入っていて、川島町が低いんですよ、535万ということも含めて、このランキングもどのように見ているのか、その点も含めてお伺いしたいと思います。
○小宮 正議長 答弁願います。
  柴崎総務課長。
○柴崎秀雄総務課長 それでは、まず第1点目の職員組合との合意形成はというご質問にお答えさせていただきます。
  職員組合とは、この問題につきまして、今までもそうなんですが交渉を行っております。今回の改正につきましては、11月9日、それと11月15日に正式に交渉しております。それ以 前にも情報交換ということで、情報のやりとりはしております。そういった交渉の結果、組合とも合意をしまして、協定書を今締結するところでございます。
  以上です。
○小宮 正議長 12番、よろしいでしょうか。
          (「はい、いいです、じゃ、次のちょっと……」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 ランキングはどうなんだ。
          (「ランキング、じゃ、その前のあれか、格差」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 答弁願います。
  柴崎総務課長。
○柴崎秀雄総務課長 それでは、旧都幾川村、旧玉川村のときの職員間の給料の格差の質問かと思います。
  これにつきましては、合併後に比較的勤務年数が長い職員に格差がありました。若い職員ですと、ほとんど、中堅から下の職員、その辺は差がございませんでした。その格差がある部分につきましては、合併後に旧都幾川の職員の昇給をちょっと待ってもらって、旧玉川の職員の昇給を多少見まして、格差の是正はしております。そういったことで格差は是正が済んだと考えております。
  以上です。
          (「あと1点」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 もう1個あるんじゃない。
  続けて、柴崎総務課長。
○柴崎秀雄総務課長 埼玉県内の職員の各自治体の給料の比較かと思います。
  これにつきましては、比企郡内では我々が比較できるのはラスパイレス指数というのがありまして、それでいきますと6町のうちときがわ町は、まだ今年度は試算の段階でありますが、5番目ぐらいです。ですから、下からだと3番目ぐらいの水準です。県内全体を見ますと、どちらかというと県北というんでしょうか、そちらのほうの自治体は比較的低いところが多いように思われます。また、県南とか市は高いところがあります。
  ただ、ラスパイレス指数の中には地域手当というのが含まれていないんです。地域手当を含むと、かなり地域手当が出ている自治体は一律みんな職員何%と引き上げしていますので、これを比較した、本当は入れたもので比較すべきだと思うんですが、今の制度ではそうなっておりません。ですから、県内の市町村と比較しますと、中位から若干低い部分に位置して いると思います。ただ、それがいいか悪いかということは、なかなかそれぞれの自治体に実情がございますので、申し上げにくいので、順位的にはそんなところということでございます。
  以上です。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  ほかに質疑ございませんか。
  10番、野口議員。
○10番 野口守隆議員 給与改定の件でちょっとお伺いしたいんですが、今、いわゆる出向で、町の職員で出向で行っている方がいると思います。また、県のほうからこっちに出向してもらっている方もいると思うんです。その先ほどの給料の格差ということが出ましたが、例えば出向に行ったらときがわ町より給与が安くなる例はあるのか、多分高くなるんだと思うんですが、そういった例はあるのかということと、もう1つは県から出向してきた方が、例えば町に、給与に準じるんであれば、下がる場合もあるんじゃないかと思うんですが、その辺の格差というのはどういった格差があるのかお伺いしたいんですが。
○小宮 正議長 答弁願います。
  柴崎総務課長。
○柴崎秀雄総務課長 それでは、お答えをさせていただきます。
  まず、出向につきましては、現在は埼玉中部資源循環組合、小川地区衛生組合、それと人づくり広域連合、それから社会福祉協議会等に出ております。基本的にはときがわ町の給料表を適用となっております。ただ、小川地区衛生組合は衛生組合のほうの表となっております。ですので同じという水準です。また、小川地区衛生組合は小川地区衛生組合の表ですので、これはときがわより若干よかったか、同じか、ちょっとわかりません、そこは……
          (「下がらないよね」と呼ぶ者あり)
○柴崎秀雄総務課長 下がるという例はないと思います。
  それから、県から出向で、派遣で来ていただける方につきましては、そのときの県で格付されている給料の額があります。そういったものを参考に、ときがわ町の表にどうに、どこに位置づけるかということで、それは来ていただく人ごとに確認をして格付けておりますので、差がほとんどない形になっておると思います。
  以上です。
○小宮 正議長 10番、野口議員。
○10番 野口守隆議員 じゃ、いわゆるときがわ町の給与でほとんど、小川地区衛生はたしか私も組合議員を仰せつかったので、違って、多少高かったかなという気はいたしますが、同じだと考えてよろしいわけで、それと、負担金の中にそういった給与分も含まれているんでしょうか。今、先ほどときがわ町と同じだと言ったのであれば、その職員に対してときがわ町から給与が出ているのか、あるいは一旦負担金の中に含まれて給与として交付されているのか、その点をお伺いします。
○小宮 正議長 答弁願います。
  柴崎総務課長。
○柴崎秀雄総務課長 お答えいたします。
  それぞれの一部事務組合と協定を結んでおりまして、その中で若干の差はあるんですが、埼玉中部資源循環組合ですとか、そういうところに行っている職員についてはときがわ町から給料は支払っています。その後、負担金として、歳入として入れるということでやっております。ですから、決算のときに支出とか収入のほうでそういったのも出てきます。
  また、小川地区衛生組合のように、全体として、衛生組合のほうに負担金を町として払っている中から、その中から給料を払っているという例もございます。それぞれの一部事務組合との契約上いろいろなやり方をとっております。
  以上です。
          (「わかりました」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 ほかに質疑ございませんか。
          (発言する者なし)
○小宮 正議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (発言する者なし)
○小宮 正議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第62号 ときがわ町一般職の職員の給与に関する条例の一部改正についてを 採決いたします。
  本案は原案のとおり改正することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○小宮 正議長 起立全員であります。
  よって、議案第62号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第63号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○小宮 正議長 日程第10、議案第63号 ときがわ町税条例の一部を改正する条例の一部改正についてを議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○町田英章議会事務局長 朗読いたします。
  議案第63号 ときがわ町税条例の一部を改正する条例の一部改正について。
  別紙のとおりときがわ町税条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例を制定することについて議決を求める。
  平成28年12月6日提出、ときがわ町長、関口定男。
  以上です。
○小宮 正議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、議案第63号 ときがわ町税条例の一部を改正する条例の一部改正について提案理由を申し上げます。
  外国人等の国際運輸業に係る所得に対する相互主義による所得税等の非課税に関する法律の一部が改正されたことに伴い、ときがわ町税条例の一部を改正する条例の一部を改正したいので、この案を提出するものであります。
  細部につきましては、税務課長からご説明を申し上げます。
○小宮 正議長 続いて、細部説明を求めます。
  中藤税務課長。
○中藤和重税務課長 議案第63号 ときがわ町税条例の一部を改正する条例の一部改正について、細部説明を申し上げます。
  議案参考資料の資料ナンバー6をお開きください。よろしいでしょうか。
  こちらが概要になっていますが、こちらをもとに細部説明をさせていただきます。
  日本と台湾との間で二重課税を回避する措置を講ずるために、日台民間租税取決めが締結されました。それを受けまして、外国人等の国際運輸業に係る所得に対する相互主義による所得税等の非課税に関する法律が一部改正されたことに伴い、必要な改正を行うものです。
  先ほど申し上げました外国人等の法律というのは、資料ナンバーの対応する法令のところを見ていただきたいんですが、外国居住者等所得総合免除法ということで名称が変わっております。
  改正の概要、資料ナンバーで書いてあるんですが、少しわかりづらいので口頭で具体的な事例をご説明いたします。具体的には、台湾所在の投資事業組合を通じて得た配当に係る個人住民税のうち、日台民間租税取決めの適用によって源泉徴収による課税ができないものが出てくるんですが、それについて日本居住者に、申告に基づく課税義務を課すものであります。施行期日につきましては、平成29年1月1日となっております。
  以上で、細部説明を終わらせていただきます。よろしくお願いいたします。
○小宮 正議長 これより議案第63号 ときがわ町税条例の一部を改正する条例の一部改正についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原です。
  ちょっとわかりづらいんですが、ちょっと中身、通常は相互課税で入るわけで、これは利子、配当にそれぞれを、税を課すということになる説明でいいんでしょうか。それ聞きます。
  それと、私たちから見ると不労所得者の該当する問題ではないかと思うんですが、働かない人たち、お金持ちのような関係があるのではないかなと思うんで、それは違うかな、ちょっとその点伺います。
  じゃ、今言ったのは、相互課税であったのを日本に合わせるように、課税措置を日本側に合わせるように、利子、配当それぞれ課税するという解釈でよろしいでしょうか。
○小宮 正議長 答弁願います。
  中藤税務課長。
○中藤和重税務課長 お答えいたします。
  かなり複雑な法律なんですけれども、単純にわかりやすくご説明しますと、今までは日本から台湾、あるいは台湾から日本へ配当ですとか利子が来たときには、日本ではそれぞれの日本の税率、台湾では台湾の税率をかけていたものを、それを統一しましょうということで す。ですから同じ税率にしましょうということです。
  以上です。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  野原議員。
○12番 野原和夫議員 じゃ、今言ったのは台湾と日本と同じ税率ということになっているわけですね。じゃ、それを統一するということで。
          (「そうです」と呼ぶ者あり)
○12番 野原和夫議員 そうすると、この改正によってはときがわ町にこの対象者というか、そういう問題がどのくらい生まれているんでしょうか、伺います。
○小宮 正議長 答弁願います。
  中藤税務課長。
○中藤和重税務課長 お答えいたします。
  ときがわ町内におきましては対象者はおりませんので、結果的に申し上げますと、今後も含めて影響は相当低い可能性であるという状況です。
  以上です。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  ほかに質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (発言する者なし)
○小宮 正議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第63号 ときがわ町税条例の一部を改正する条例の一部改正についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり改正することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○小宮 正議長 起立全員であります。
  よって、議案第63号は原案のとおり可決されました。
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   ◎議案第64号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○小宮 正議長 日程第11、議案第64号 ときがわ町国民健康保険税条例の一部を改正する条例の一部改正についてを議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○町田英章議会事務局長 朗読いたします。
  議案第64号 ときがわ町国民健康保険税条例の一部を改正する条例の一部改正について。
  別紙のとおりときがわ町国民健康保険税条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例を制定することについて議決を求める。
  平成28年12月6日提出、ときがわ町長、関口定男。
  以上です。
○小宮 正議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、議案第64号 ときがわ町国民健康保険税条例の一部を改正する条例の一部改正について提案理由を申し上げます。
  外国人等の国際運輸業に係る所得に対する相互主義による所得税等の非課税に関する法律の一部が改正されたことに伴い、ときがわ町国民健康保険税条例の一部を改正する条例の一部を改正したいので、この案を提出するものであります。
  細部につきましては、税務課長から説明を申し上げます。
○小宮 正議長 続いて、細部説明を求めます。
  中藤税務課長。
○中藤和重税務課長 議案第64号 ときがわ町国民健康保険税条例の一部を改正する条例の一部改正について、細部説明を申し上げます。
  先ほどと同様に、議案参考資料ナンバー7をお開きください。
  説明につきましては先ほどの条例改正と一緒になりますが、日本と台湾との間で二重課税を回避する措置を講ずるために日台民間租税取決めが締結されました。これを受けまして、外国人等の国際運輸業に係る所得に対する相互主義による所得税等の非課税に関する法律が 改正されたことに伴いまして、必要な改正を行うものです。
  具体的には、先ほどご説明しました個人住民税で課税される特例適用利子、特例適用配当の額を国民健康保険税の所得割額の算定に含めるものであります。また、これら改正に伴って項を少し、2項目ほど下にずらすものです。
  施行期日は、平成29年1月1日であります。
  以上で、細部説明を終わらせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
○小宮 正議長 これより議案第64号 ときがわ町国民健康保険税条例の一部を改正する条例の一部改正についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原です。
  先ほどと同じようなあれだと思うんですが、この中で配当等ありますが、この税条例では所得として見るから課税対象額が多くなると私は見ているんですが、そのようにこれはなるんでしょうか。
○小宮 正議長 答弁願います。
  中藤税務課長。
○中藤和重税務課長 お答えいたします。
  野原議員ご指摘のとおり、今回の税条例改正で配当あるいは利子を算定の所得額に含めるということですので、ご指摘のとおりです。
          (「はい、わかりました」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 ほかに質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (発言する者なし)
○小宮 正議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第64号 ときがわ町国民健康保険税条例の一部を改正する条例の一部改正についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり改正することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○小宮 正議長 起立全員であります。
  よって、議案第64号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第65号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○小宮 正議長 日程第12、議案第65号 財産の取得についてを議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○町田英章議会事務局長 朗読いたします。
  議案第65号 財産の取得について。
  次のとおり財産を取得することについて議決を求める。
  1、財産の種類 土地。
  2、所在 ときがわ町大字田黒字江戸田1141外10筆。
  3、面積 1万26平方メートル。
  4、取得金額 1,032万3,000円。
  平成28年12月6日提出、ときがわ町長、関口定男。
  以上です。
○小宮 正議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、議案第65号 財産の取得について、提案理由を申し上げます。
  比企城館跡群小倉城跡の土地を公有化し、貴重な文化財の保存管理及び整備活用を図るため、上記のとおり財産を取得したいので、ときがわ町議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、この案を提出するものであります。
  細部につきましては、生涯学習課長からご説明を申し上げます。
○小宮 正議長 続いて、細部説明を求めます。
  石川生涯学習課長。
○石川安司生涯学習課長 それでは、議案第65号 財産の取得についての詳細説明を申し上げ ます。
  この財産の取得につきましては、国指定となっております小倉城跡の指定地内の公有地化に関するもので、今回は1万26平方メートルの用地取得を図るに当たり、ときがわ町議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定によりまして、議案を提出するものでございます。今回は3年計画の2年目に当たりまして、前年度の1年度につきましてもご議決をいただいているものでございます。
  まず初めに、財産取得の目的でございますが、国指定史跡となっております国民共有の財産であります小倉城跡の整備及び保存管理を推進するため、土地の公有地化を図るものでございます。
  それでは、議案等参考資料ナンバー8の2ページ、1ページをおめくりいただきまして、2ページをお開きいただきたいと思います。
  まず、小倉城跡の位置でございますが、町の北東に当たります大字田黒の小倉地区、ちょうど指を突き出したような形になっておりますが、そこに赤い丸が付してございますが、その位置になります。
  続いて、右側の3ページをごらんください。
  28年度の用地取得の詳細を公図で示した図となります。濃い水色の部分が用地取得をお願いする部分で、地番と面積が記入されてございます。
  恐れ入りますが、1ページにお戻りいただきたいと存じます。
  今回の用地取得に関するものを一覧表にまとめたものでございます。土地の所在地、地目、買収面積、買収単価、買収金額などを表記させていただいております。今回の用地取得につきましては、共有持ちの3筆を含みまして11筆、6名の方と1宗教法人が対象となってございます。
  今回の用地買収につきましても、国庫補助事業としまして補助金をいただくもので、補助率は対象経費の8割となってございます。
  積算につきましては、買収価格が土地等鑑定評価報告書に基づくもので、1平方メートル当たりの単価が1,000円となります。
  事業経費の内訳となりますが、補助対象経費が1,002万6,000円、国庫補助金が802万円、町支出金が200万6,000円となります。
  また、表の左から3番目の縦欄でございますが、補償金額となっておりますが、こちらにつきましては移転雑費でございます。
  積算は、関東地区用地対策連絡協議会の基準に基づき算出したものでございます。こちらにつきましては補助対象外経費となっております。
  説明は以上となります。どうぞよろしくお願いいたします。
○小宮 正議長 これより議案第65号 財産の取得についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  3番、田中議員。
○3番 田中紀吉議員 3番、田中です。
  何点かお伺いします。
  まず1点目、小倉城の史跡の範囲が参考資料の中で赤いラインが塗っていますけれども、取得エリアは色で塗ってありますね、初年度、次年度、来年度も含めて。そのエリアのいわゆる白い部分は今後どうされるのかというのが1点目。
  それから、2点目は、嵐山町と小川町との接続部分のところが全くこれには書いていなくて、面積としてはあるみたいなんですけれども、その辺とのつながりというのはどうなのかというのが2点目。
  あともう一点なんですけれども、土地を取得して、こちらでは保存管理及び整備活用を図るためと、こういうふうに提案理由にありますけれども、今後の予定というのか、そういう計画があればお聞かせ願いたいんですけれども。
  その3点です。よろしくお願いします。
○小宮 正議長 答弁願います。
  石川生涯学習課長。
○石川安司生涯学習課長 ただいまの田中議員のご質問にお答えいたします。
  こちらの参考資料の3ページの濃い水色の部分でございますが、こちらは28年度の部分で、白い部分というのが今回表記をしていないんですけれども、当初1年度目のときに全体のところを示させていただいていまして、この枠の、赤い枠が全体なんですけれども、このうちの4万平米弱が用地取得の予定でございます。
  1年目が既に終わっておりますが9,627平米、ことしが1万26平米、3年目が1万9,967平米ということで、最終年度合計で3万9,620平米ということで予定をしてございます。
  以上です。
○3番 田中紀吉議員 課長、ちょっと質問の趣旨が違うんで、要するにエリアがずっと書いてあって、そのうちの一部を3年計画で買うという計画ですよね。
          (「はい」と呼ぶ者あり)
○3番 田中紀吉議員 ですよね。その白い部分は例えば買わなくていいのか、これでは買う予定はないんですけれども、影響がないから買わなくていいという、そういう意味なのかどうかという質問なんですけれども。だから影響が、保全をするのにこの部分だけ買っておけば影響がないからここは買わないというのか、そうじゃなくて今後は買う予定があるのかどうかと、そういうところです。
○小宮 正議長 答弁願います。
  石川生涯学習課長。
○石川安司生涯学習課長 きょうお持ちかどうかちょっとあれなんですけれども、全協のほうの資料でついてございますけれども、こちらのマーカーを、緑の部分が3年計画の対象地になります。こちらの白い部分につきましては、赤の中の白い部分です。まずこの色塗りされているところが遺構があるところ、今後保存に一番影響のあるところです。この白い部分というのは緩衝地帯ということで、当座お持ちをいただくということで予定をさせていただいています。
  したがって、網掛けはかかっているんですけれども、直接この下に地域の人が住んでいらっしゃいますので、ここのところは緩衝地帯ということでお持ちいただきたいということで、保存には直接、何ていうんですか、影響はないということでございます。
          (「わかりました」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これでよろしいでしょうか、1点目は。
          (「そのエリアの点については了解しました」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 じゃ、2点目の嵐山町の。
  答弁願います。
  石川生涯学習課長。
○石川安司生涯学習課長 嵐山と小川の部分ということでございますけれども、こちらのほうは基本的には嵐山と小川でそれぞれ購入というんですか、そういうものを考えていただきたいということで考えております。
  以上です。
○3番 田中紀吉議員 いや、そうじゃなくて影響がないのかどうかということで思っているんです。例えば、私が現場のイメージですると、要するにときがわ町分に接続をしているところのエリアが3万平米ぐらいありますよね、面積として。そちらはのりとかいう部分で全 く影響がないのかどうかという質問なんですけれども。境のところ。いや、関係ないといえばそれは結構なんですよ。そういう意味です。
○小宮 正議長 答弁願います。
  石川生涯学習課長。
○石川安司生涯学習課長 広義の意味で1山ということで国の指導で史跡になっておりますので、嵐山と小川の部分も含まれています。当座、遺構のある部分ということで、先ほどもお話ししましたけれども、嵐山と小川の部分には一部分しかありませんので、特に問題はないというふうに考えています。
          (「わかりました、はい、結構です」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 ついでに、今後の予定も3回目なので答弁を願います。
  石川生涯学習課長。
○石川安司生涯学習課長 今後の予定でございますが、用地の取得は3年で終わりということなんですけれども、この小倉城のすばらしい歴史環境、あるいは小倉地域のすばらしい自然環境も含めて、町の方針であります「人と自然の優しさにふれるまち ときがわ」ということで、その方向性で歴史公園として整備していくということなんですが、具体的には町の関係者であるとか、国あるいは県の指導をいただきながら、有識者の方にも入っていただきながら、整備委員会というのが立ち上げられて、その中で基本計画、基本構想をつくって、その後整備という形になろうかと思います。大体、それが3年ぐらいはその後かかるかなというふうに考えています。
  以上です。
○小宮 正議長 ほかに質疑ございませんか。
  9番、前田議員。
○9番 前田 栄議員 9番、前田栄です。
  資料ナンバー8の一番上ですか、この右から3番目の移転補償というのがあるんですけれども、これは所有者の権利関係の移転補償なんだか、何の移転補償なんだか、ちょっと意味を教えてください。
○小宮 正議長 答弁願います。
  石川生涯学習課長。
○石川安司生涯学習課長 ただいまの前田議員のご質問にお答えいたします。
  いわゆる所有者の方の費用弁償ということでございます。
○小宮 正議長 9番、前田議員。
○9番 前田 栄議員 所有者の人の費用弁償というと、これは国の補助事業だから、何ていうんですか、国から出る、8割ということなんですけれども、国の事業だからなのかどうかわからないんですが、これは独特なものなんですか。何の費用弁償というか、売りたくないけど売らざるを得ないとか、何なんだか、これを仮に違うところの、国だとか県の土地の買収か何かで、仮に椚平、椚平をあれが国指定じゃなかったとして、椚平の大築城に関してそういう土地を売買したとしたときもこの移転補償というのはつくんですか。
○小宮 正議長 答弁願います。
  石川生涯学習課長。
○石川安司生涯学習課長 お答えいたします。
  この移転補償の内容なんですが、調書の確認であるとか、価格の提示、あるいは用地の協議、契約の締結ということで、それぞれ0.5日、0.5日、1日、0.5日ということで、関東地区用地対策連絡業議会のほうで決まっておりまして、こちらに基づくものです。基本的には同じような形で土地の、何ていうんですか、やりとりをするときは対応するという形になろうかと思います。
  以上です。
○小宮 正議長 よろしいですか。
  じゃ、再々質問、9番、前田議員。
○9番 前田 栄議員 何となくわかったんですけれども、じゃ、建設環境課とかそういう道路のこういうのも、こういう何ていうんですか、その国の事業だからこの移転補償がついたんだか、じゃ、建設環境課の関係している一般の町道の関係で買収のとき、こういうのというのは、ちょっと私わからないんですけれども、つくんですか。
○小宮 正議長 岡本建設環境課長。
○岡本純一建設環境課長 それでは、道路の関係の、道路を拡幅するというところで土地所有者の方とのいろいろ交渉があります。その中で、やはり1回で行って調印ができるかというとなかなかそうもいかないので、やはり交渉を何回か重ねるうちで、やはりこういう移転補償というか、売買契約の中にはこういう補償費を含めて契約を締結しているのが現状です。これは埼玉県のほうでもいろいろ、何回行けば幾らというのが、価格が設定されております。それに準じて道路買収なんかだとこういう補償を払っております。
  以上です。
○小宮 正議長 ほかに質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (発言する者なし)
○小宮 正議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (発言する者なし)
○小宮 正議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第65号 財産の取得についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり取得することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○小宮 正議長 起立全員であります。
  よって、議案第65号は原案のとおり可決されました。
  暫時休憩いたします。
  再開を午後1時にいたします。
                                (午前11時54分)
─────────────────────────────────────────────────
○小宮 正議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午後 1時00分)
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   ◎議案第66号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○小宮 正議長 日程第13、議案第66号 平成28年度ときがわ町一般会計補正予算(第4号)を議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○町田英章議会事務局長 朗読いたします。
  議案第66号 平成28年度ときがわ町一般会計補正予算(第4号)。
  平成28年度ときがわ町の一般会計補正予算(第4号)は、次に定めるところによる。
  歳入歳出予算の補正。
  第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億1,120万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ55億7,067万3,000円とする。
  2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表歳入歳出予算補正」による。
  地方債の補正。
  第2条 地方債の変更は、「第2表地方債補正」による。
  平成28年12月6日提出、ときがわ町長、関口定男。
  以上です。
○小宮 正議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、議案第66号 平成28年度ときがわ町一般会計補正予算(第4号)について提案理由を申し上げます。
  歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億1,120万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ55億7,067万3,000円とするものであります。
  細部につきましては、企画財政課長からご説明を申し上げます。
○小宮 正議長 続いて、細部説明を求めます。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 それでは、議案第66号 平成28年度ときがわ町一般会計補正予算(第4号)について細部説明をさせていただきます。
  先ほど町長が提案理由で申し上げましたとおり、歳入歳出にそれぞれ1億1,120万7,000円を追加し、予算の総額を歳入歳出それぞれ55億7,067万3,000円とするものでございます。
  1ページ、2ページの「第1表歳入歳出予算補正」につきましては、各款項の区分及び金額が記載されておりますので、ごらんいただきたいと存じます。
  次に、3ページの「第2表地方債」につきましては、小学校施設整備事業債を新たに4,200万円追加をいたしまして起債するための変更でございます。
  次に、各項目の内容を事項別明細書で説明をさせていただきます。
  まず、歳入関係でございますが、7ページ、8ページをごらんいただきたいと存じます。
  主なものにつきましては、まず上段から、2目の民生費国庫補助金でございます。4,266万2,000円を追加いたしまして、7,612万3,000円とするものでございます。
  右側の8ページへいきまして、1節の社会福祉費補助金4,205万9,000円につきましては、臨時福祉給付金等給付事業費補助金でございます。
  次に、中ほどの県支出金の関係ですが、11目の災害復旧事業費県補助金でございます。791万2,000円を新たに追加補正するものでございます。
  右側のページへいきまして、1節の農林水産施設災害復旧事業費補助金でございます。こちらは、宮ケ谷戸前堰の頭首工取付護岸災害復旧工事の国の補助金でございます。県を通じて国からの補助金でございます。
  次に、7ページの下段になりますが、町債の部分でございますが、5目の教育債ということで4,200万円を追加補正いたしまして、5,080万円とするものでございます。こちらは小学校施設整備事業債ということで、各小学校のトイレの改修事業に充てる起債でございます。
  おめくりいただきまして、次に歳出関係をご説明させていただきます。
  9ページ、10ページ、主なものを事業別でご説明をさせていただきます。
  まず、9ページの下段になりますが、総務一般管理事務でございます。183万3,000円を補正いたしまして、5,317万円とさせていただくものでございます。
  右側の10ページを見ていただきますと、7節の賃金167万7,000円につきましては、臨時職員の賃金ということで、産休の職員がふえまして、それに充てるための臨時職員の賃金の補正ということでございます。
  次に、9ページの下段、一番下でございますが、財政調整基金積立事業でございます。こちらは、2,105万3,000円を減額いたしまして計を5,001万8,000円とするものでございます。こちらは、10ページの一番右側の事業概要のところを見ていただきますと、財政調整基金積立金を減額いたしまして、財源調整のためにこちらを減額するという内容でございます。
  めくっていただきまして、11、12ページをごらんいただきたいと存じます。
  11、12ページのまず11ページの中ほどでございますが、交通対策事業でございます。311万円を補正させていただきまして、6,842万7,000円とさせていただくものでございます。
  右側の12ページ、19節の負担金、補助及び交付金311万円でございますが、バス運行費の補助金ということで今回お願いさせていただくものでございます。こちらにつきましては、バスの乗客が、今年度見込みは増加で当初予算を組んでおりましたが、悪天候等が続きまして乗客が減少してしまったということで、運賃収入が減額ということで、相対的に事業の赤字がふえたということでその部分を補正をさせていただくという内容でございますが、よろしくお願いしたいと思います。
  めくっていただきまして、13、14ページをお開きいただきまして、13ページの中ほどになりますが、臨時福祉給付金(経済対策分)給付事業でございます。こちらは、新たに4,205万9,000円を補正させていただくものでございます。
  この主なものにつきましては、14ページの19節の負担金、補助及び交付金3,750万円、こちらが臨時福祉給付金の給付額でございます。こちらは消費税が5%から8%に増額されましたが、この影響を緩和するために低所得の方1人当たり1万5,000円を支給させていただくという内容でございます。
  めくっていただきまして、15、16ページをお開きいただきたいと存じます。
  15ページの中ほどになりますが、放課後児童対策事業でございます。197万8,000円を追加補正させていただきまして、2,853万5,000円とするものでございます。
  右側の16ページを見ていただきますと、13節の委託料197万8,000円につきましては、運営委託料というふうになってございますが、こちらは県補助金の補助基準額が変更になったために学童保育の関係の委託費がふえるということでございます。
  めくっていただきまして、17、18ページをお開きいただきまして、17ページのやはり中ほどになりますが、浄化槽設置管理事業特別会計繰出事業でございます。139万1,000円を補正させていただきまして、3,664万4,000円とさせていただくものでございます。
  右側のページで、28節の繰出金139万1,000円につきましては、浄化槽特別会計のほうで、浄化槽の修繕費が増加をいたしまして不足を生じたということで、この繰出金を増額させていただくという内容でございます。
  次に、19、20ページをお開きいただきたいと存じます。
  19ページの上段になりますが、観光施設管理運営事業でございます。201万4,000円を補正させていただきまして、1,117万9,000円とさせていただくものでございます。
  右側のページで11節の需用費148万3,000円につきましては、修繕料というふうに書いてございますが、台風9号によります被害を受けました花菖蒲園の木道の修繕費でございます。
  次に、19ページの下段になりますが、小学校費の中の小学校施設維持改修事業でございます。4,428万円を補正させていただきまして、4,746万6,000円とさせていただくものでございます。
  15節の工事請負費4,428万円につきましては、内訳は玉川小学校のトイレ改修工事が2,700万円、明覚小学校のトイレ改修工事が1,728万円でございます。両校のトイレを改修させていただきまして、全て洋式のウォシュレットつきのトイレに改修をさせていただくという内 容でございます。
  次に、19ページの最下段になりますが、中学校施設維持改修事業でございます。705万3,000円を補正させていただきまして、1,076万7,000円とするものでございます。
  15節の工事請負費705万3,000円につきましては、学校施設整備工事というふうに書いてございますが、玉川中学校の屋内運動場照明設備の改修ということでございまして、玉川中学校の屋内運動場につきましては昇降式の照明が取りつけをされておりますけれども、42基中11基が故障してつかないということでございまして、製造も既に中止をされておりまして部品もないということでございまして、全面的に体育館の照明をLEDの照明につけかえるという内容の工事でございます。
  次に、21、22ページをお開きいただきたいと存じますが、21ページの上段のほうになりますが、玉川公民館管理運営事業でございます。199万5,000円を補正させていただきまして、1,153万3,000円とさせていただくものでございます。
  15節の工事請負費199万5,000円につきましては、施設改修工事というふうに書いてございますが、こちらは玉川公民館の1階奥の視聴覚室の木質化工事、腰板を張る工事でございます。
  続きまして、21ページの下段でございますが、農林水産施設災害復旧事業でございます。1,555万3,000円を補正させていただきまして、1,555万4,000円とさせていただくものでございます。
  15節の工事請負費1,527万2,000円につきましては、災害復旧工事というふうに書いてございますが、宮ケ谷戸前の頭首工取付護岸災害復旧工事1,268万円。もう1つありまして、森林管理道馬生線災害復旧工事、こちらが259万2,000円の合計額というふうになってございます。
  続きまして、おめくりいただきますと23、24ページに給与費明細が載ってございます。23ページは特別職の方の給与明細ということで、先ほどの人事院勧告の関係で期末手当が改正されましてその部分が、比較の部分を見ていただきますと合計欄の一番下の部分で56万7,000円が影響額というふうに出ております。
  24ページのほうお開きいただきますと、こちらは一般職の給与費明細でございます。(1)の総括の表を見ていただきますと、一番下に比較という部分がございますが、共済費も含めまして557万5,000円を今回増額補正させていただくというものでございます。
  24ページの一番下の表を見ていただきますと、給料及び職員手当の増減額の明細というの が載ってございます。人事院勧告につきましては、給料の部分の給与改定に伴う増減分ということで、人事院勧告分が60万円、職員手当の欄を見ていただきますと、制度改正に伴う増減分ということで、人事院勧告の分が413万6,000円というふうに金額記載されておりますのでごらんいただきたいと存じます。
  以上で細部説明を終了させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
○小宮 正議長 これより議案第66号 平成28年度ときがわ町一般会計補正予算(第4号)の質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  4番、山中議員。
○4番 山中博子議員 4番、山中です。
  12ページの中ほどのところで、バス運行費補助金311万円。先ほどの説明ですと、悪天候のため運賃収入が減ったというお話でしたが、25年度までは運行実績が出ているんですが、26年度、27年度はこれからかもしれないんですが、その運行実績に基づいて運賃収入を見た場合、どのぐらいの差が出ているのかということでお聞きしたいと思います。
  また、運行実績については26年度の運行実績を早く知らせていただきたいと思います。
○小宮 正議長 答弁願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 それでは、お答えをさせていただきます。
  まず、27年度の運賃収入と運送雑収というのがございますが、その合計額で約3,370万円ほどになります。28年度の運行実績のほうで申し上げますと、運賃収入と運送雑収、合計いたしますと3,270万円ということで、約ですけれども100万円程度の減収ということになってございます。
  以上でございます。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  4番、山中議員。
○4番 山中博子議員 それでは、収入としてはマイナス100万、そうしますとあとの211万というのはどこが減収になった理由なんでしょうか。
○小宮 正議長 答弁願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 それでは、お答えをさせていただきます。
  こちらの当初予算を立てる段階で、前年度よりも運行収入増額という形で見込んでおりました。そうしたことで28年度の当初予算は5,100万円でございました。27年度につきましては、5,531万1,000円の当初予算でございました。ここで既に431万1,000円の当初予算ベースでの減額を見込んで予算を立ててしまったというところが、まず1つございます。
  運行費用につきましては、ほぼ同額、27年度と28年度はほぼ同額でございますので、100万円ほど運賃収入が減ったというのを先ほど申し上げましたけれども、ですから、27年度の予算からしますと5,400万ぐらいの予算があればちょうどよかったわけなんですけれども、運賃収入が100万、今言ったその他減額をした関係で200万ぐらい足りなくなったということで、合計300万ちょっとの補正をお願いしたいという内容でございます。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  ほかに。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 今、12ページのバスの問題ですけれども、私は大きな問題としては人口減少も大きな減少の中に1つあると思うんですよね。それできょう、今回にはアンケートも出しております。もう集計していると思いますが。それを基本として、大幅な改正も含めて、町も路線バス、デマンドも含めて改革をしていかないとまずいと思うんです。というのは、人口減少も大きな原因であるし、それで、ときがわ町全体から見ると、乗用車の普及率が埼玉県でトップなんです。1位なんですね。ということは乗用車でいろんな買い物も含めてやっている現状がある。利用離れということも含まれているのではないかなと思います。
  これから高齢化社会に入る中でも、もう入っていますけれども、こういう人たちが現状の車を今度は運転免許証を返納して新たに路線バスを利用するような、そういう方向性を導いて、いい路線バスの運行を計画していかないと大変な状況になるのではないかなと思います。この点をどう考えているか。
  それから、もう1点。補正予算でも相当な金額が補正組まれておりますが、28年度でも交付税含めてその中で約2,600万ぐらい減らされているような課長の答弁が前にありましたけれども、これが段階的に2割ぐらいずつ減らされていくわけですから、今後普通交付税においては説明の中で需要額、実績評価も含めてある程度は守れると思いますが、全体から見るとときがわ町の町税も3,000万ぐらいは減少のあれに入っているんです。そういうことを踏まえて補正の中の事業、もう一度考え直してきちんとやっていかないと大変な時期になるんではないかと思いますが、この点をどういうふうに見ているのか伺います。
○小宮 正議長 答弁願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 それでは、お答えをさせていただきます。
  まず、バスの利用促進ということでご質問をいただきました。今年度に限って言いますと、野原議員ご指摘の全体として人口が減っているということで、利用する人についても減っているというのは徐々に影響してきているのかなというのは感じておりますけれども、今年度について言いますと、やはり春先からの雨、また梅雨時の長雨、そして夏の台風、秋に長雨ということで、秋はずっと1カ月ぐらい雨が降っていまして、大野地内でああいった崖崩れが起きたということで、ことしは非常に土日を中心に雨が多かったということで、例年で申し上げますと8月ごろが一番、お盆ごろですね、観光客の方も非常に多いわけなんですけれども、ことしに限って言いますと8月がぐっと観光客の方が減ってしまったということで、やはり長雨の影響が一番大きかったんではないかというふうに考えているところでございますので、ぜひともご理解をいただければというふうに思います。
  また、高齢者の方の免許の返納の話がございましたけれども、当ときがわ町の路線バスの関係につきましては、既に高齢者定期ということで65歳以上の方につきましては1カ月2,500円で全ての路線を乗りおり自由という形で運行といいますか、実際高齢者定期を発行しておりますので、そうした免許を返納された方についても高齢者定期を購入していただければ、1カ月2,500円でどこでも自由に行けるという状況になっておりますので、そういった形も啓発をしていければというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。
  以上です。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 先ほど言いました、アンケートの集約も含めてやはり見直しの時期にきている問題があると思うんですが、活用しないと収入も得られない、そういう点も考慮しながら考えていただきたいと思います。
  そのことについては答弁はいいです。お願いします。
○小宮 正議長 2点目のほう、答弁願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 それでは、お答えさせていただきます。
  野原議員ご指摘の交付税の関係でございますけれども、28年から普通交付税の減額が始ま っております。ことし28年が約2,400万円ほど減額になりました。しかしながら、ほかに需要額などの加算等がありますし、公債費の増額もありまして、公債費分の需要額も増加をしておりまして、相対的には交付税はふえたという結果になりました。そういったことがございますけれども、今後については徐々に減額のほうが大きくきいてくるという可能性はございます。そうした部分を含めて、今後もその辺どういった形で交付税が決定してくるかというところを注視しながら財政運営のほうも経常経費の関係についてはこれからも十分切磋していかなくてはならないというふうに考えておりますので、ご理解いただければというふうに思います。
  以上です。
○小宮 正議長 12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 ぜひお願いします。
  多くの人たちは町の起債残高、交付税算入額というものを意識して、80億という数字が出ている地方債、そういうものを踏まえていろんな問題は問われてきていることは事実なんです。そしてやはり原資そのものが、町税含めて町は少なく減ってくる中で建設業も含めて事業をするには、今はときがわ町全体から見ると基金の取り崩し、そして地方債で賄っている現状が多いと思うんです。だからそこをやらないと、きちんとそこのところを見据えていかないと建設事業も大きな事業は今後縮小しなければいけないんではないかなと思うんで、これは慎重かつ正確さを出していかないといけないと思うんですが、この点はいかがでしょうか。
○小宮 正議長 答弁願います。
  関口町長。
○関口定男町長 野原議員ご存じのとおり、80億という数字をひとり歩きさせちゃうという、それは帳面上の話であって、臨時財政対策債は100%、後で交付税としてくるやつですよね。合併特例債についても7割は国のほうから交付税がくる。実際にときがわ町で返さなくてはならないお金は14億円です。ですからその辺をしっかり把握していただければと。ですから、今のときがわ町の財政を見たときに、将来負担比率といったら埼玉県でもトップクラス。皆さん、これから将来に向かっての負担は少ないじゃないですか。この間数字が出たでしょう、ちゃんと。
  それから、実質公債費比率3.6%というのは埼玉県でも低いほうですよ。ですから、これはそのままいきますので、80億そのほとんどは交付税で賄うという話なので、結局残りの分 がありますよね。合併特例債の分の3割分です。それについてはもう20億の基金、10億その分国のほうからきていますけれども、基金全体で言えば20億の基金がありますので、その辺を見越して、しっかりと財政調整基金も5億近く積んでありますので、今回の4,200万の小学校の改修工事にしても、財政調整基金が5億近くありますので。適正な額とすると、ときがわ町の規模だと大体4億円ぐらいが財政調整基金の適正金額と言われておりますので、それより頑張って何とか積んでありますので、それを今回崩させていただいて小学校の子供たちのトイレを直すということもやっておりますので、その辺の財政を80億、80億と数字上の話だけをすると町民の皆さん誤解をしてしまいますので、その辺はよくご理解いただきたいと。よろしくお願いします。
○小宮 正議長 12番、野原議員。
  再々質問を許可します。
○12番 野原和夫議員 80億、これ理解しています。その中で交付税算定替えというのも含めて、66億くらい入ってくるということも含めて、それは町民には知らせています。しかしながら、原資そのものが乏しいときがわ町ですから、どうしても基金の取り崩し、地方債の発行に賄っているような現状がある。それで合併特例債の活用の金額も残りわずかだと思うんですよね。だから、そういうものも含めて慎重にやっていただきたいということの旨を伝えているわけです。この地方債80億については住民には中身については説明していますから、理解はされると思いますから、ただあとは慎重を期することが大事かなと、そういうことでお願いをしているわけです。
○小宮 正議長 ほかに質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (発言する者なし)
○小宮 正議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第66号 平成28年度ときがわ町一般会計補正予算(第4号)を採決いたします。
  本案は原案のとおり補正予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○小宮 正議長 起立全員であります。
  よって、議案第66号は原案のとおり可決されました。
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   ◎議案第67号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○小宮 正議長 日程第14、議案第67号 平成28年度ときがわ町介護保険特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○町田英章議会事務局長 朗読いたします。
  議案第67号 平成28年度ときがわ町介護保険特別会計補正予算(第2号)。
  平成28年度ときがわ町の介護保険特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるとことによる。
  歳入歳出予算の補正。
  第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ146万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ11億2,481万2,000円とする。
  2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表歳入歳出予算補正」による。
  平成28年12月6日提出、ときがわ町長、関口定男。
  以上です。
○小宮 正議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、議案第67号 平成28年度ときがわ町介護保険特別会計補正予算(第2号)について提案理由を申し上げます。
  歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ146万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ11億2,481万2,000円とするものであります。
  細部につきましては、福祉課長からご説明を申し上げます。
○小宮 正議長 続いて、細部説明を求めます。
  大島福祉課長。
○大島武志福祉課長 それでは、議案第67号 平成28年度ときがわ町介護保険特別会計補正予算(第2号)の細部説明をさせていただきます。
  今回の補正につきましては、介護保険制度改正に伴うシステム改修に伴うもので、146万9,000円を追加いたしまして、歳入歳出それぞれ11億2,481万2,000円とするものでございます。
  事項別明細書によりましてご説明を申し上げます。
  7ページをお開きいただきたいと思います。
  歳入でございますが、3款国庫支出金73万4,000円を追加いたしまして、2億3,097万8,000円とするものでございます。
  これにつきましては、右ページ説明欄、介護保険事業費補助金となっており、補助率は2分の1となります。
  その下、7款繰入金73万5,000円を追加し、1億4,869万8,000円とするものでございます。介護保険事務費一般会計繰入金となります。
  9ページをお開きいただきたいと思います。
  歳出でございますが、1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費146万9,000円を追加し、176万2,000円とするものです。
  右のページ、13節委託料の補正であり、介護保険制度改正に伴うシステム改修によるものでございます。
  以上で細部説明を終了させていただきます。よろしくお願いします。
○小宮 正議長 これより議案第67号 平成28年度ときがわ町介護保険特別会計補正予算(第2号)の質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (発言する者なし)
○小宮 正議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (発言する者なし)
○小宮 正議長 これをもって討論を終了させていただきます。
  これより議案第67号 平成28年度ときがわ町介護保険特別会計補正予算(第2号)を採決いたします。
  本案は原案のとおり補正予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○小宮 正議長 起立全員であります。
  よって、議案第67号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第68号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○小宮 正議長 日程第15、議案第68号 平成28年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○町田英章議会事務局長 朗読いたします。
  議案第68号 平成28年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計補正予算(第2号)。
  平成28年度ときがわ町の浄化槽設置管理事業特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。
  歳入歳出予算の補正。
  第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ139万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億6,943万6,000円とする。
  2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表歳入歳出予算補正」による。
  平成28年12月6日提出、ときがわ町長、関口定男。
  以上です。
○小宮 正議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、議案第68号 平成28年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計補正予算(第2号)について提案理由を申し上げます。
  歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ139万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳 入歳出それぞれ1億6,943万6,000円とするものであります。
  細部につきましては、建設環境課長からご説明を申し上げます。
○小宮 正議長 続いて、細部説明を求めます。
  岡本建設環境課長。
○岡本純一建設環境課長 それでは、議案第68号 平成28年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計補正予算(第2号)の細部説明をさせていただきます。
  先ほど町長が提案理由で申し上げたとおり、歳入歳出予算の総額にそれぞれ139万1,000円を追加し、歳入歳出それぞれ1億6,943万6,000円とするものです。今回の補正でございますが、主に給与改定、標準報酬月額の改定等に伴う人件費の補正と、浄化槽修繕費用の追加による補正であります。
  1ページ、2ページをお開きください。
  第1表歳入歳出予算補正となっており、款項の区分と金額が記載されております。
  次に、4ページから事項別明細書となっておりますが、まず7ページをお開きください。歳入の説明になります。
  5款繰入金、1項他会計繰入金、1目一般会計繰入金でありますが、139万1,000円を追加し、収入合計1億6,943万6,000円とするものであります。
  9ページ、10ページをお開き願いたいと思います。
  歳出の説明です。
  1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費の一般管理費人件費でありますが、給与改定標準報酬月額の改定等に伴い、9万5,000円を追加いたしまして1,271万8,000円とするものです。
  その下の、一般管理費事務費でありますが、浄化槽の突発的な修繕が必要になったため、修繕費129万6,000円を追加し、881万円とするものです。
  最下段をごらんいただきたいと存じます。
  補正額の合計139万1,000円を追加し、歳出合計1億6,943万6,000円とするものであります。
  以上で細部説明を終わらせていただきます。よろしくお願いいたします。
○小宮 正議長 これより議案第68号 平成28年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計補正予算(第2号)の質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  4番、山中議員。
○4番 山中博子議員 4番、山中です。
  10ページのところです。一番下のところの、浄化槽修繕費用129万6,000円、それはどこの浄化槽が壊れて費用としてこれだけかかったのか伺います。
○小宮 正議長 答弁願います。
  岡本建設環境課長。
○岡本純一建設環境課長 それでは、山中議員のご質問にお答えいたします。
  毎年修繕費というのは当初の予算の中で計上しております。今回9月までにいろいろなところが故障しております。例えば浄化槽の中に担体というか小さいプラスチックのピースが入っているのをご存じかなと思うんですけれども、そういうのが流れ出ちゃうだとか、仕切り板が傷んでそれを補修するだとか。
  当初ですと大体200万ちょいで1年間の補修費は賄えたんですけれども、ことしは既に9月にそういう浄化槽の補修工事がほとんど当初予算まで食い込んでしまった状態です。また今後の4カ月ですか、そこでこのような補修がまた出てくる可能性があるということで、今ほとんど修繕費のほうに残金が残っていない状態ということで、ここで12月補正でお願いしたいというのが今回の趣旨でございます。
  以上です。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  ほかに質疑ございませんか。
          (発言する者なし)
○小宮 正議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (発言する者なし)
○小宮 正議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (発言する者なし)
○小宮 正議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第68号 平成28年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計補正予算(第2号)を採決いたします。
  本案は原案のとおり補正予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○小宮 正議長 起立全員であります。
  よって、議案第68号は原案のとおり可決されました。
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   ◎議案第69号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○小宮 正議長 日程第16、議案第69号 平成28年度ときがわ町水道事業会計補正予算(第2号)を議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○町田英章議会事務局長 朗読いたします。
  議案第69号 平成28年度ときがわ町水道事業会計補正予算(第2号)。
  総則。
  第1条 平成28年度ときがわ町水道事業会計(第2号)は、次に定めるところによる。
  収益的収入及び支出。
  第2条 平成28年度ときがわ町水道事業会計予算(以下「予算」という。)第3条に定めた収益的支出の予定額を次のとおり補正する。
  科目、既決予定額、補正予定額、計。
  支出。第1款 水道事業費用3億3,125万5,000円、490万3,000円、3億3,615万8,000円。
  第1項、第2項、第3項については省略させていただきます。
  議会の議決を経なければ流用することのできない経費。
  第3条 予算第6条に定めた経費の金額を、次のとおり補正する。
  科目、既決予定額、補正予定額、計。
  (1)職員給与費 4,938万1,000円、61万円、4,999万1,000円。
  平成28年12月6日提出、ときがわ町長、関口定男。
  以上です。
○小宮 正議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、議案第69号 平成28年度ときがわ町水道事業会計補正予算(第2号)について提案理由を申し上げます。
  第3条予算の過不足等により補正の必要が生じたので、地方自治法第218条第1項の規定 によりこの案を提出するものであります。
  細部につきましては、水道課長からご説明を申し上げます。
○小宮 正議長 続いて、細部説明を求めます。
  内室水道課長。
○内室睦夫水道課長 それでは、議案第69号 平成28年度ときがわ町水道事業会計補正予算(第2号)について細部説明をさせていただきます。
  まず、1ページの第2条をごらんください。収益的収入及び支出の補正でございます。
  1款水道事業費用支出の予定額に490万3,000円を増額して、3億3,615万8,000円とするものでございます。
  次に、第3条は議会の議決を経なければ流用することのできない経費です。(1)職員給与費支出予定額に61万円を増額して、4,999万1,000円とするものでございます。詳細につきましては、後ほど補正予算明細書でご説明いたします。
  続いて、8ページ、9ページをお開きください。予定貸借対照表になります。
  平成27年度決算をもとに組み替えを行っております。8ページの資産の部の中ほどになりますが、2流動資産、(1)現金預金が3億415万478円で、6,025万4,082円の増額となっております。
  続きまして、12ページ、13ページをお開きください。補正予算明細書になります。
  1款1項営業費用につきましては、給与改定等による人件費等の増減でございます。
  次のページ、14ページ、15ページをお開きください。
  2項営業外費用ですが、右側節欄の4行目消費税及び地方消費税21万9,000円の減。これは補正予算により支出額が増額することに伴う消費税の減額でございます。
  その下、3項特別損失のその他特別損失ですが、451万2,000円の増額です。裁判での判決が確定したので、弁護士への報酬を支払うためのものでございます。
  以上で細部説明を終了させていただきます。よろしくお願いいたします。
○小宮 正議長 これより議案第69号 平成28年度ときがわ町水道事業会計補正予算(第2号)の質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (発言する者なし)
○小宮 正議長 これをもって質疑を終了いたします。
  質疑がありませんでしたので、討議を省略いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (発言する者なし)
○小宮 正議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第69号 平成28年度ときがわ町水道事業会計補正予算(第2号)を採決いたします。
  本案は原案のとおり補正予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○小宮 正議長 起立全員であります。
  よって、議案第69号は原案のとおり可決されました。
  暫時休憩いたします。
  再開を2時5分といたします。
                                (午後 1時51分)
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○小宮 正議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午後 2時05分)
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   ◎発言の訂正
○小宮 正議長 ここで、柴崎総務課長から、午前中の議案第62号における野口議員の質疑に対する答弁における発言の一部訂正について発言の申し出がありましたので、これを許可いたします。
  柴崎総務課長。
○柴崎秀雄総務課長 それでは、議長のお許しをいただきましたので、議案第62号の野口議員の質疑の中で、派遣職員の給料の関係で答弁をさせていただきましたが、一部訂正をさせていただきます。
  埼玉中部資源循環組合へ派遣している職員につきまして、町で給料を支払っていると答弁させていただきましたが、これは負担金を払いまして埼玉中部資源循環組合のほうで支払っているということです。金額につきましては、町で支払っている給料と同額となっております。
  また、町から給料を支払っている派遣職員につきましては、人づくり広域連合、こちらへ 派遣している職員については町から給与を支払いをしております。
  以上です。よろしくお願いします。
○小宮 正議長 ただいま、柴崎総務課長から野口議員の質疑に対する答弁における発言の一部の発言について訂正したいとの申し出がありました。
  お諮りいたします。これを許可することにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 異議なしと認めます。
  よって、柴崎総務課長からの発言の一部訂正の申し出を許可することに決定いたしました。
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   ◎議員提出議案第6号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○小宮 正議長 日程第17、議員提出議案第6号 ときがわ町議会政務活動費の交付に関する条例の一部改正についてを議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○町田英章議会事務局長 朗読いたします。
  議員提出議案第6号 平成28年12月6日提出。
  ときがわ町議会議長、小宮正様。
  提出者 ときがわ町議会議員、野原和夫。
  賛成者 ときがわ町議会議員、金澤他司人。
  賛成者 ときがわ町議会議員、山中博子。
  ときがわ町議会政務活動費の交付に関する条例の一部改正について。
  上記の議案を別紙のとおり、地方自治法第112条及びときがわ町議会会議規則第14条第1項及び第2項の規定により提出します。
  以上です。
○小宮 正議長 提案者から提案理由及び細部説明を求めます。
  12番、野原和夫議員。
○12番 野原和夫議員 議員提出議案第6号。
  平成28年12月6日提出。
  ときがわ町議会議長、小宮正様。
  提出者、ときがわ町議会議員、野原和夫。
  賛成者、ときがわ町議会議員、金澤他司人。
  賛成者、ときがわ町議会議員、山中博子。
  ときがわ町議会政務活動費の交付に関する条例の一部改正について。
  上記の議案を別紙のとおり、地方自治法第112条及びときがわ町議会会議規則第14条第1項及び第2項の規定により提出します。
  提出理由。
  ときがわ町議会基本条例及びときがわ町議会政治倫理条例に照らせば、政務活動費の使途の明確化に努めることは当然の責務です。
  特に、使途のうち大きな比重を持つと考えられる視察研修については、政務活動費不正使用等の報道が続く折であり、条文を設けて議員としての行動に責任を持つと明らかにする必要があります。
  よって、この案を提出します。
  細部については、参考資料のナンバー9に沿って説明させていただきます。
  この中で、第2条においては、一体的な活動として、「広報広聴」に別表との整合性で書きました。
  第3条、第4条、第5条については、見出しにおいて条文との整合性、字句を「政務活動費の額」というふうに、「の額」を入れました。
  第6条においては他の条項との整合。2項は簡略化、補足を加えました。3項においては他の条項との整合。
  第7条、第8条は条文との整合、字句の変更でございます。1項、2項、3項、第7条との整合。語順の入れかえにより主語を文頭に入れかえました。これは3項においてはそのように、主語を頭に入れたわけです。
  9条においては、条文との整合、それと7条との整合。これは「代表者又は」を「代表及び」に。これは7条との整合。7条にも「及び」が入っております。
  それから、10条においては条文との整合、第7条との整合、他の条項との整合を踏まえました。3項、第5項、第6項においては、第7条との整合、第4条3項との整合、2項との整合、6項においては2項との整合ということで。
  それから、条文11条を挿入しました。これは視察研修の詳細、事前内容と事後内容。これは計画書の提出、事後では報告書の提出を入れました。
  それで、これを挿入したために11条が12条、12条が13条に、13条が14条に、14条が15条に、15条が16条に繰り下げました。
  それから、別表第1、2においては、この中では、「講演会等への所属議員及び会派の雇用する職員の参加に要する経費」とあります。今の段階、2,500円の中から雇用する職員にまでは無理という、職員を雇うことは難しい中でこの問題については削除しました。この問題は人件費の中では現段階無理、削除しました。
  それで、研修費においては会派の雇用する職員、この字句の中では文言を削除しました。これも同じように現段階で人件費にまでは充当は不可能という考えです。
  それから、別表第2には、議員に交付する活動経費です。1表は会派ですが、別表2については議員に交付する活動経費。この中では字句が、「及び会派の雇用する職員の参加に要する経費」とあります。人件費まで充当は不可能ということで事務所費、この中では削除しました。それから議員が行う活動を補助する職員を雇用する、この問題についても現段階では人件費は充当は不可能ということで、人件費を削除しました。
  それから、様式においては11条を挿入したため、11条関係が12条になり、項目を経費区分とし、広報と広聴を一体化にしました。その中では人件費を削除しました。なお、視察研修計画書、報告書をこの文言に追加しました。
  以上で細部説明を終わりにさせていただきます。
○小宮 正議長 野原議員はそのままお待ちください。
  これより議員提出議案第6号 ときがわ町議会政務活動費の交付に関する条例の一部改正についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  9番、前田議員。
○9番 前田 栄議員 9番、前田栄でございます。
  一部改正について野原議員に質問させていただきます。
  本来地方議員の政務活動費というのは政策の調査ですとか研究などが目的です。
  ところで、先月の11月17日、下の旧村長室ですか、ここで全員協議会が行われたわけですけれども、この席で野原議員は月2,500円の政務活動費をもらいますかということで聞きましたら、もらいますと述べましたけれども、この政務活動費の交付に関する条例の一部改正がもし成立したとしたら、野原議員においては政務活動費は受けるんでしょうか。
○小宮 正議長 答弁願います。
  野原議員。
○12番 野原和夫議員 私としては、視察研修が多く、今現在行われている中で、ぜひこの 交付改正をした中では受ける決意でございます。受けるというか、申し込む申請を出したいと思います。
○小宮 正議長 9番、前田議員。
○9番 前田 栄議員 わかりました。受けると。受けるということで我々もそういういろんな町のことに関して、発展するために会派をつくったわけなんですけれども、野原議員においても受けるとしたとしたら、どこかに書いてありますけれども、各地の議会で政務活動費の不正請求が問題になっていますと、税金を使うのだから、私たち会派と野原議員もらうとしたらお互いに、これは皆様の税金なので疑念を持たれないように一緒にやっていきましょう。
  以上です。
○小宮 正議長 ほかに質疑はありますか。
  7番、岡野議員。
○7番 岡野政彦議員 7番、岡野政彦です。野原議員に質問したいと思います。
  今回この一部改正について、前回全協を6月7日、7月11日、8月3日と開催するときに、そのとき質疑をなぜしなかったのかという1つと、あと、十分協議をしたのに審議不足だと反対したのかと、ちょっと2点お聞きしたいんですが。
○小宮 正議長 答弁願います。
  野原議員。
○12番 野原和夫議員 審議不足というのは現実あると思うんです。というのは、全員協議会の議題として頭に出さなかった問題です。これはほとんどその他の中で始まりました。ということは、この政務活動費がいかに大事かということは議題として活用の中身をみんなで議論すべきではないかなと。それと23日の視察研修というか、研修というか、谷野さんの問題、中部の問題ですね。そのときに字句を修正したことで、全員協議会として認めてそれで終わりだということも踏まえて、解決策に走りました。しかし、議論はやはり尽くすべきだと思って、私はこういう問題を細かく調べた中でこの案を出したわけです。そういう中できちんとした方向性へ導いてこそ政務活動費を受けて、これは町民から疑惑を持たれないようにするためには1つの手段だと。
  全協であったのは、しかしこの議題としてありましたか、なかったと思います。これは重要な問題だと思うんですよね。だからその他でやるよりも議題として政務活動費についてということでみんなが踏み込んだ意見を言っていただければ。私はその議事録を見ました、聞 きましたけれども、やはり少数の意見が出て、多くの意見が出ていなかった現状です。ということはやはりそこにつながっていなかったんです。これは反省すべきではないかなと思います。
○小宮 正議長 7番、岡野議員。
○7番 岡野政彦議員 まず、その他で出したということ。もしちゃんと議題として出していれば、そこで議論を重ねてやっていれば今回こういった一部改正案は出さなかったということでよろしいんでしょうか。
○小宮 正議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 それは当然あり得ると思うんです。多くの人たちが意見を出し合っていいものをつくると、これは基本条例と政務活動費の中のつなぎもあって、やはり議会政治倫理条例もうたっておりますから、そういう中での整合性も見てきちんとやって議論を尽くしてやるべきではなかったかと。私も反省をしています、この問題については。大きな反省です。
○小宮 正議長 ほかに。
  2番、小島利枝議員。
○2番 小島利枝議員 議席番号2番、小島です。野原議員に質問いたします。
  条例一部改正ということで50余りの箇所の修正が行われていました。よりよい条例となるよう修正することは反対ではありませんが、11月17日の全協で修正案を初めていただき、その場の協議では議論が十分できず、3月定例会に提出できるようにしてはどうかという意見が多かったと思います。なぜ今定例会で提出されたのか、伺います。
○小宮 正議長 答弁願います。
  野原議員。
○12番 野原和夫議員 3月という先のことより今行われている問題を早急に出すべきだと思って、私は皆さんの意見も聞きました。尊重の中で私は考えたんですけれども、やはり事務局、局長とも相談した中で議員提出議案の運びになりました。年内にきちんとして、これは出された問題ですから早目にやったほうがいいかなと思いました。これは私も施行してこれを受けたい1人でありますので、そういう中では問題の修正をした議員提出議案であってほしいという意味で早目に出したわけです。
○小宮 正議長 2番、小島議員。
○2番 小島利枝議員 9月定例会において、議論が不十分だ、もう少し時間をかけて見直し ては、内容を煮詰めたほうがいいなど議員間で十分な時間をかけて議論し、まとめたほうがよいとの意見が出ていました。今回の条例改正は全議員が納得いくような十分な時間議論することができたのか伺いたいと思います。
○小宮 正議長 答弁願います。
  野原議員。
○12番 野原和夫議員 これは、そういう判断は疑問視があります、確かに私も。ただ、議員提出議案は12分の1ということで出せます。その中で出せるものは出すということで私は諮ったわけです。全協のときは3月までという意見もありました。しかし、大事な問題を先送りするのではなく、早目にやることが私は大事かなと、そういう結論です。
○小宮 正議長 2番、小島議員。
○2番 小島利枝議員 最後の質問で、条例改正がよりよいものになるよう、今回はより一層慎重に行うべきものと考えますが、この点はいかがでしょうか。
○小宮 正議長 野原議員、答弁願います。
○12番 野原和夫議員 私を含めて3人の賛成者がこの議員提出議案を出しました。この条項の中身の部分においては皆さんが判断できると思います。そういう意味で私は出したものについては確信を持って出したわけです。これは皆さんの判断に委ねると思いますが、これによって議会の中がもっと前進できると確信をしている次第でございます。
○小宮 正議長 ほかに質疑ございませんか。
  5番、岡野茂議員。
○5番 岡野 茂議員 5番、岡野でございます。野原議員にちょっと質問させていただきます。
  まず、この改正案のほうなんですが、先日、今、小島議員もおっしゃったように、政務調査費のほうを出したときに、野原議員から審議が足りないということで大分批判をいただいたんですが、今回のこの一部改正を出したときに1回言われただけで、あと読んで理解しろということなんですけれども、これはもう少し時間をかけて審議したほうがいいと思うんですが、私としてはそういうふうに考えております。
  それと、あとこの文章の中でちょっとお聞きしたいのが3点ほどございます。
  「広報、広聴」、これを「広報広聴」にしてありますよね。これはどういう違いがあるのか説明をお願いします。
  それと、「及び」と「又は」を双方で入れかえているような感じなんですけれども、その 辺の理由の説明をお願いします。
  それから、最後に、領収証と領収書、この違いというのを私調べてわからないんですけれども、その辺を説明をお願いしたいと思います。
○小宮 正議長 答弁願います。
  野原議員。
○12番 野原和夫議員 広報広聴、これは1つ言えば一体的活動という意味で1つにまとめたわけです。
  それと、及びと又はの文言については、現段階では以前に出された提出議案では、及びという文言が使われている条項がありました。これを統一するにはということも含めて、又はを及びにしたわけです。ただ、これは第一法規ですか、事務所に事務局長が訪ねたと、相談したということでは、どちらも間違いではないということを言っているんですよね。でも、その中で今まで出された条文の中には及びという文言が使われているんです。数多く。それはやはり統一をすべきということで統一したわけです。そういう中身であります。
  あともう1点は、普通は領収書でしょう。証ではなくて書というのが通常だと思うんです。そういう中で問題は別に証ということは、これは個人的解釈で、一般的には書じゃないでしょうか。そういう意味で書にしました。
  以上です。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  ほかに質疑ございますか。
  10番、野口議員。
○10番 野口守隆議員 10番、野口守隆です。野原議員にお伺いします。
  前回私はそちらに立って質疑を受ける立場でございました。あのときには確かに議論が不十分、それから拙速だったという説明で反対をしました。
  そして今回は一度も協議しないで、これを確かに野原議員はすばらしいものだと思っているかもしれません。我々はすばらしいかどうかもわからないで、協議しないでこれを提出したということは、前回と今回で矛盾しているとは思わないんでしょうか。いかがですか。
○小宮 正議長 答弁願います。
  野原議員。
○12番 野原和夫議員 議員提出議案については、議会運営委員会に説明を求められまして説明をしました。そのあと全協がありました。その全協で私は説明をする必要性がありまし たけれども、お呼びがなかったわけです。そういう中では問題はあったにしても、この議員提出議案の条文については、文言の字句の入れかえと、主語を頭にした問題と、それと視察研修。これは野口議員も視察研修については必要性を認めておられましたので、視察研修についてを重要課題として文言をつけ加えたわけです。そういう意味で前の、以前出されました提出議案については、余りにも直したという文言的な問題はないわけです。この視察研修をふやした部分だけは重要として認めていただければということです。ほかは字句を直した程度であります。
○小宮 正議長 10番、野口議員。
○10番 野口守隆議員 では、最後にお聞きいたします。
  私もあのときに質疑を受ける立場と質疑する立場の違いがよくわかったんですが、現在野原議員はその立場になっておりますが、どういった感じを受けたでしょうか。
○小宮 正議長 答弁願います。
  野原議員。
○12番 野原和夫議員 感情的になると問題ですけれども、1つは私はここに立つ以上は多くの人の質疑を受ける必要性ということで覚悟してきました。野口議員も当時はそういう思いであったと思います。でも、以前の場合は、私はその提出議案を12月まで伸ばしてくださいという相談はしました。しかしその問題を聞いていただけませんでした。そういう中でもう少しみんなで熟してやろうという文言があったわけです。しかし今回は先ほど言いました文言を、11条加えたということが大きな理由でございますので、問題はそういう方向性で。
○小宮 正議長 ほかに質疑ございませんか。
          (発言する者なし)
○小宮 正議長 これをもって質疑を終了いたします。
  野原議員は自席にお戻りください。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (発言する者なし)
○小宮 正議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
  8番、瓜田議員。原案に反対でしょうか、賛成でしょうか。
          (「反対」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 まず、原案に反対の方の発言を許します。
  8番、瓜田議員。
○8番 瓜田 清議員 議長にお許しを得ましたので、反対の立場で討論させていただきます。
  平成28年第3回定例会において、議会政務活動費の項目に関する条例が可決されました。可決された政務活動費交付に関する条例について、一部の議員より改正案が今議会に提出された。改正案については11月17日の全員協議会で一度説明を受けただけなので、内容について検討・協議がなされておらず、議論する時間も必要であり、改定案についての今定例会への提出には反対する立場で反対討論させていただきます。
○小宮 正議長 ほかに討論ございませんか。
  とりあえず、じゃ、賛成の方おりますか。
  4番、山中議員。
○4番 山中博子議員 賛成討論。
  ときがわ町政務活動費の交付に関する条例の一部改正については、主に語句の統一や主語を明確にすること、そして視察研修の届け出及び報告を条例として追加することです。政務活動費については、不正使用等毎日のように報道されています。このようなことのないよう、視察研修の届け出をし、行ったことを報告することをはっきりと条例に定め、町民に示すことが必要と考えます。
  以上、賛成討論とします。
○小宮 正議長 次に、反対の方ございますか。
  反対の発言を許します。
  10番、野口議員。
○10番 野口守隆議員 10番、野口守隆です。
  議長より許可されましたので、議員提出議案第6号について、反対討論をいたします。
  まず、今回各議員から質疑があったように、前回の9月定例会で議員提出議案第4号の政務活動費交付に関する条例については、何度も協議をしたのにもかかわらず協議が不十分、拙速であるといって反対があった。今回一度も協議されていない条例改正案が提出されました。これは到底理解しがたく、言行不一致と言わざるを得ません。十分条例改正案を協議し、例規担当者などにも見てもらうなど、手順を踏んで提出すべきであると思います。よって、議員提出議案第6号については反対いたします。
  以上です。
○小宮 正議長 ほかに討論ございませんか。
          (発言する者なし)
○小宮 正議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議員提出議案第6号 ときがわ町議会政務活動費の交付に関する条例の一部改正についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり改正することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立少数)
○小宮 正議長 起立少数でありますので、議員提出議案第6号は否決されました。
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   ◎請願第3号の上程、説明、委員会付託
○小宮 正議長 日程第18、請願第3号 建設業従事者のアスベスト被害者の早期救済・解決を図るよう国に働きかける意見書の提出を求める請願を議題といたします。
  請願文書表は配付したとおりであります。
  議会事務局長に朗読させます。
○町田英章議会事務局長 朗読いたします。
  請願文書表。
  整理番号3、受理年月日、平成28年11月18日、紹介議員、野原和夫。
  件名、建設業従事者のアスベスト被害者の早期救済・解決を図るよう国に働きかける意見書の提出を求める請願。
  要旨、建設アスベスト被害者と遺族が生活できる救済の実施と、アスベスト被害の拡大を根絶する対策を直ちにとり、アスベスト問題の早期の解決を国に働きかけるため、意見書の提出を求める。
  請願者住所氏名、ときがわ町玉川923−4、埼玉土建一般労働組合比企西部支部。代表、折原官。ときがわ分会長、橋上忠彦。
  付託委員会。
  以上です。
○小宮 正議長 ただいまの請願の紹介議員であります野原和夫議員から、請願の趣旨説明を求めます。
  12番、野原和夫議員。
○12番 野原和夫議員 ときがわ町議会議長様。
  請願書。
  件名、建設業従事者のアスベスト被害者の早期救済・解決を図るよう国に働きかける意見書の提出を求める請願書。
  請願団体、埼玉土建一般労働組合比企西部支部。
  住所、比企郡ときがわ町玉川923−4。
  電話、0493−66−1120。
  代表者住所、比企郡小川町大塚735−13。
  氏名、折原官。
  ときがわ分会長。
  住所、比企郡ときがわ町関堀278−13。
  氏名、橋上忠彦。
  紹介議員、野原和夫。
  請願の趣旨について説明します。
  アスベストを大量に使用したことによるアスベスト被害は、多くの労働者、国民に広がっています。現在でも建物の改修、解体の伴うアスベストの飛散は起こり、労働者や住民に被害が広がる現在進行形の公害です。東日本大震災で発生した大量の瓦れき処理についても被害の拡大が心配されています。
  欧米諸国は製造業の従事者に多くの被害者が出ているのに比べ、日本では建設業就業者に最大の被害者が生まれていることが特徴です。それはアスベストのほとんどが建設資材など建設現場で使用され、そして国が建築基準法などで不燃化、耐火工法としてアスベストの使用を進めたことに大きな原因があります。
  特に、建設業は重層下請構造や多くの現場に従事することから、労災に認定されることにも多くの困難が伴い、多くの製造業で支給されている企業独自の上乗せ補償もありません。国は石綿被害者救済法を成立させましたが、きわめて不十分なもので、成立後一貫して抜本改正が求められています。
  現在建設業に従事していたアスベスト被害者たちが、全国5つの地裁と3つの高裁に国とアスベスト建材製造企業に補償とアスベスト対策の抜本改正を求めて裁判を起こしています。
  司法の場での結論を問わず、被害者の苦しみは変わりません。貴議会に、建設アスベスト被害者と遺族が生活できる救済の実施とアスベスト被害の拡大を根絶する対策を直ちにとり、 アスベスト問題の早期解決を求める国に働きかける意見書の提出を請願します。
  その中で、なぜ今請願が必要かということで、地方自治体での解決できない多くの問題が含まれています。地方から政府に対して意見を出してほしいということです。
  以上です。
○小宮 正議長 野原議員は自席にお戻りください。
  ただいまの請願第3号につきましては、総務産業建設常任委員会に付託したいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 異議なしと認めます。
  よって、総務産業建設常任委員会に付託することに決定いたしました。
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   ◎議員派遣について
○小宮 正議長 日程第19、議員派遣についてを議題といたします。
  お諮りいたします。議員派遣につきましては、会議規則第121条の規定により、お手元に配付したとおり派遣したいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 異議なしと認めます。
  よって、議員を派遣することに決定いたしました。
  なお、結果報告につきましては、議長の諸報告の中で報告したいと思います。
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   ◎延会について
○小宮 正議長 お諮りいたします。本日の会議はこの程度にとどめ延会したいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 異議なしと認めます。
  よって、本日はこれをもちまして延会することに決定いたしました。
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   ◎延会の宣告
○小宮 正議長 大変ご苦労さまでした。
                                (午後 2時42分)