ときがわ町告示第9号

 平成29年第1回ときがわ町議会定例会を下記のとおり招集する。

  平成29年2月24日

                        ときがわ町長  関  口  定  男

                    記

 1 日  時  平成29年3月7日(火)


 2 場  所  ときがわ町議会議場

                ○応招・不応招議員

応招議員(12名)
  1番  神 山   俊 議員          2番  小 島 利 枝 議員
  3番  田 中 紀 吉 議員          4番  山 中 博 子 議員
  5番  岡 野   茂 議員          6番  金 澤 他司人 議員
  7番  岡 野 政 彦 議員          8番  瓜 田   清 議員
  9番  前 田   栄 議員         10番  野 口 守 隆 議員
 11番  小 宮   正 議員         12番  野 原 和 夫 議員

不応招議員(なし)

            平成29年第1回ときがわ町議会定例会

議 事 日 程(第1号)

                            平成29年3月7日(火)  
                            午前9時30分開会     
      開会及び開議の宣告
日程第 1 会議録署名議員の指名
日程第 2 会期の決定について
日程第 3 諸報告
日程第 4 議案第 2号 ときがわ町おためし住宅の設置及び管理に関する条例の制定につ
             いて
日程第 5 議案第 3号 ときがわ町税条例等の一部を改正する条例の一部改正について
日程第 6 議案第 4号 ときがわ町指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営
             に関する基準を定める条例の一部改正について
日程第 7 議案第 5号 ときがわ町企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部改
             正について
日程第 8 同意第 1号 ときがわ町教育委員会委員の任命について
日程第 9 同意第 2号 ときがわ町監査委員の選任について
日程第10 議案第 6号 第二次ときがわ町総合振興計画基本構想及び基本計画について
日程第11 議案第 7号 ときがわ町やすらぎの家の指定管理者の指定について
日程第12 議案第 8号 ときがわ町いこいの里大附の指定管理者の指定について
日程第13 議案第 9号 ときがわ町大野特産物販売所の指定管理者の指定について
日程第14 議案第10号 ときがわ町木のむらキャンプ場の指定管理者の指定について
日程第15 議案第11号 ときがわ町木のむら物産館の指定管理者の指定について
日程第16 議案第12号 ときがわ町建具会館の指定管理者の指定について
日程第17 議案第13号 町道路線の廃止について
日程第18 議案第14号 町道路線の認定について
日程第19 議案第15号 町道路線の認定について
日程第20 議案第16号 町道路線の認定について
日程第21 議案第17号 平成28年度ときがわ町一般会計補正予算(第5号)
日程第22 議案第18号 平成28年度ときがわ町国民健康保険特別会計補正予算(第2
             号)
日程第23 議案第19号 平成28年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2
             号)
日程第24 議案第20号 平成28年度ときがわ町介護保険特別会計補正予算(第3号)
日程第25 議案第21号 平成28年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計補正予算
             (第3号)
日程第26 議案第22号 平成28年度ときがわ町水道事業会計補正予算(第3号)
日程第27 議案第23号 平成29年度ときがわ町一般会計予算
日程第28 議案第24号 平成29年度ときがわ町国民健康保険特別会計予算
日程第29 議案第25号 平成29年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計予算
日程第30 議案第26号 平成29年度ときがわ町介護保険特別会計予算
日程第31 議案第27号 平成29年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計予算
日程第32 議案第28号 平成29年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計予算
日程第33 議案第29号 平成29年度ときがわ町水道事業会計予算
日程第34 一般質問
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出席議員(12名)
     1番  神 山   俊 議員     2番  小 島 利 枝 議員
     3番  田 中 紀 吉 議員     4番  山 中 博 子 議員
     5番  岡 野   茂 議員     6番  金 澤 他司人 議員
     7番  岡 野 政 彦 議員     8番  瓜 田   清 議員
     9番  前 田   栄 議員    10番  野 口 守 隆 議員
    11番  小 宮   正 議員    12番  野 原 和 夫 議員
欠席議員(なし)
地方自治法第121条により、今定例会に説明のため出席する者及び同委任を受けた者の職氏名
町長
関 口 定 男 
副町長
小 峯 光 好 
総務課長
柴 崎 秀 雄 
企画財政課長
久 保   均 
税務課長
中 藤 和 重 
町民課長
柴 田 光 子 
福祉課長
大 島 武 志 
会計管理者兼
会計室長
金 子 加代子 
産業観光課長
坂 本 由紀夫 
建設環境課長
岡 本 純 一 
水道課長
内 室 睦 夫 
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教育長
舩 戸 裕 行 
教育総務課長
清 水 誠 司 
生涯学習課長
石 川 安 司 
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議会事務局長
町 田 英 章 
書記
村 田 宏 美 

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   ◎開会及び開議の宣告
○小宮 正議長 皆さん、おはようございます。大変ご苦労さまです。
  ただいまの出席議員は12名全員でありますので、定足数に達しております。
  これより平成29年第1回ときがわ町議会定例会を開会いたします。
  直ちに本日の会議を開きます。
                                (午前 9時30分)
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   ◎議事日程の報告
○小宮 正議長 本日の議事日程を報告いたします。
  議事日程は配付したとおりであります。
  議会事務局長に朗読させます。
○町田英章議会事務局長 それでは、朗読いたします。
  平成29年第1回ときがわ町議会定例会議事日程(第1号)、平成29年3月7日午前9時30分開会。
  日程、議案番号、件名。開会及び開議の宣告。第1、会議録署名議員の指名。第2、会期の決定について。第3、諸報告。第4、議案第2号 ときがわ町おためし住宅の設置及び管理に関する条例の制定について。第5、議案第3号 ときがわ町税条例等の一部を改正する条例の一部改正について。第6、議案第4号 ときがわ町指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について。第7、議案第5号 ときがわ町企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部改正について。第8、同意第1号 ときがわ町教育委員会委員の任命について。第9、同意第2号 ときがわ町監査委員の選任について。第10、議案第6号 第二次ときがわ町総合振興計画基本構想及び基本計画について。第11、議案第7号 ときがわ町やすらぎの家の指定管理者の指定について。第12、議案第8号 ときがわ町いこいの里大附の指定管理者の指定について。第13、議案第9号 ときがわ町大野特産物販売所の指定管理者の指定について。第14、議案第10号 ときがわ町木のむらキャンプ場の指定管理者の指定について。第15、議案第11号 ときがわ町木のむら物産館の指定管理者の指定について。第16、議案第12号 ときがわ町建具会館の指定管理者の指定について。第17、議案第13号 町道路線の廃止について。第18、議案第14号 町道路線の認定について。第19、議案第15号 町道路線の認定について。第20、議案第16 号 町道路線の認定について。第21、議案第17号 平成28年度ときがわ町一般会計補正予算(第5号)。第22、議案第18号 平成28年度ときがわ町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)。第23、議案第19号 平成28年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)。第24、議案第20号 平成28年度ときがわ町介護保険特別会計補正予算(第3号)。第25、議案第21号 平成28年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計補正予算(第3号)。第26、議案第22号 平成28年度ときがわ町水道事業会計補正予算(第3号)。第27、議案第23号 平成29年度ときがわ町一般会計予算。第28、議案第24号 平成29年度ときがわ町国民健康保険特別会計予算。第29、議案第25号 平成29年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計予算。第30、議案第26号 平成29年度ときがわ町介護保険特別会計予算。第31、議案第27号 平成29年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計予算。第32、議案第28号 平成29年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計予算。第33、議案第29号 平成29年度ときがわ町水道事業会計予算。第34、一般質問。
  以上です。
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   ◎会議録署名議員の指名
○小宮 正議長 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
  会議規則第120条の規定により、12番、野原和夫議員、1番、神山俊議員、以上の2名を本会期中の会議録署名議員に指名いたします。
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   ◎会期の決定について
○小宮 正議長 日程第2、会期の決定についてを議題といたします。
  議会運営委員会の報告を求めます。
  前田栄委員長。
○前田 栄議会運営委員長 皆さん、おはようございます。
  会期の決定について、議会運営委員会の報告をいたします。
  平成29年第1回定例会における会期及び日程などについて調整を図るため、去る2月24日午前10時から、役場第2庁舎3階協議会室におきまして、議会運営委員会を開催いたしました。委員会は小島利枝委員を除く委員5名と、議長、副議長、町長、副町長、総務課長及び議会事務局長の出席をいただきまして、平成29年第1回定例会に提出される議案などについて説明を求め、会期について協議を行いました。
  その結果、平成29年第1回定例会は、本日3月7日から3月17日までの11日間とすることと決定いたしました。
  会期中の予定につきましては、会期予定表をごらんいただきたいと思いますが、順次ご説明いたします。
  まず、本日3月7日は午前9時30分から本会議になっております。続く3月8日、9日及び10日も午前9時30分から本会議をお願いいたします。いずれも議案審議等でございます。
  3月11日及び12日は休会でございます。
  3月13日は、午前9時30分から文教厚生常任委員会を、午後1時30分から総務産業建設常任委員会を予定しております。
  3月14日は休会でございます。
  3月15日午後1時30分から全員協議会を予定しております。
  3月16日及び17日は、午前9時30分から本会議をお願いいたします。一般質問などでございます。一般質問は、3月16日は通告者1番、田中紀吉議員から通告者4番、野口守隆議員まで。3月17日は通告者5番、金澤他司人議員から通告者7番神山俊議員まででございます。
  以上で、議会運営委員会の報告を終わります。
○小宮 正議長 お諮りいたします。本定例会の会期は、委員長の報告のとおり本日3月7日から3月17日までの11日間といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 異議なしと認めます。
  よって、本定例会の会期は11日間と決定いたしました。
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   ◎諸報告
○小宮 正議長 日程第3、諸報告をお願いします。
  初めに、地方自治法第121条の規定により、本定例会に説明のため出席する者及び同委任を受けている者の職氏名は別紙配付したとおりでありますので、ご了承願います。
  次に、監査委員から平成28年12月から平成29年2月までの例月出納検査の報告がありました。お手元に配付しておきましたので、ごらんいただきたいと存じます。なお、詳細につきましては議会事務局にありますので、ごらんいただきたいと存じます。
  次に、平成28年第4回定例会で議決をいただきました議員派遣について報告いたします。
  比企郡町村議会議長会主催議員研修会が、平成29年2月2日、吉見町のフレサよしみにお いて開催され、12名が出席いたしました。結果につきましては、別紙により掲げてありますので、ごらんいただきたいと存じます。
  次に、地方自治法第122条の規定により、事務に関する説明書が提出されておりますので、ごらんいただきたいと存じます。
  次に、監査委員から、地方自治法第199条第4項の規定に基づき実施した定例監査の結果について、同条第9項の規定により報告されていますので、配付しておきました。ごらんいただきたいと存じます。
  続いて、一部事務組合における議会報告を行います。
  初めに、小川地区衛生組合議会の報告を求めます。
  小島利枝議員。
○2番 小島利枝議員 皆様、おはようございます。
  議席番号2番、小島利枝です。
  議長のお許しをいただきましたので、小川地区衛生組合議会の報告をいたします。
  平成29年1月24日(火)午後1時30分より、小川地区衛生組合環境衛生常任委員会が開かれました。内容は、閉会中の所管事務調査のまとめについてでございます。
  続きまして、平成29年2月16日(木)午前10時より、第2回小川地区衛生組合議会定例会が開催されました。管理者提出議案が3件提出され、全て可決、承認されました。ほか、一般質問が1件通告されました。
  内容といたしましては、議案第1号 小川地区衛生組合一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定についてでございます。
  議案第2号 平成28年度小川地区衛生組合一般会計補正予算(第2号)におきましては、歳入歳出890万円を追加し、13億9,101万6,000円でございます。歳入におきましては、使用料及び手数料、財産収入の増額でございます。歳出におきましては、衛生費、諸支出金の増額でございます。
  議案第3号 平成29年度小川地区衛生組合一般会計予算におきましては、歳入歳出それぞれ16億8,739万9,000円と定める。主要な歳入は、分担金及び負担金9億9,987万3,000円でございます。主要な歳出は、衛生費の中の清掃費15億9,386万9,000円でございます。
  一般質問においては、仮称埼玉中部資源循環センター建設に向けて動き始めたことで、小川地区衛生組合の今後の方向性についてでございます。答弁者については、事務局が行いました。
  以上、報告をいたします。
○小宮 正議長 次に、比企広域市町村圏組合議会の報告を求めます。
  岡野茂議員。
○5番 岡野 茂議員 皆さん、おはようございます。
  5番、岡野茂でございます。
  ただいま議長の発言許可をいただきましたので、比企広域市町村圏組合議会報告をさせていただきます。
  去る2月8日水曜日、東松山市議場において、第1回比企広域市町村圏組合議会の定例会が、管理者、副管理者、監査委員、消防長、事務局長等及び組合議員18名全員が出席して行われました。ときがわ町からは小宮議長及び私、岡野の2名が出席いたしました。なお、ときがわ町長は、副管理者として出席されました。
  管理者提出議案として、人事議案2件、条例一部改正5件、補正予算4件、当初予算5件が提出され、全て可決されました。
  内容としましては、第1号で、監査委員に東松山市の冨永久夫氏が、議案第2号で、比企広域公平委員会委員に東松山市の上原唯司氏が選任されました。
  また、議案第3号で、組合職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例、議案第4号で、組合職員の育児休業等に関する条例、議案第5号で、一般職職員の給料に関する条例等、議案第6号で、火災予防条例、議案第7号で、消防団員の定数、任免、給与、服務等に関する条例が一部改正されました。
  議案第8号から議案第11号は、補正予算です。議案第9号、消防特別会計補正予算として6万6,000円を追加し32億1,904万7,000円に、議案第11号 介護認定及び障害支援区分審査特別会計補正予算では、147万4,000円を減額して8,495万円になりました。
  議案第12号から議案第16号においては、平成29年度予算が決まりました。議案第12号 一般会計予算については7,600万円です。議案第13号 消防特別会計予算については31億9,000万円です。議案第14号 斎場及び霊きゅう自動車事業特別会計予算については1億7,200万円です。議案第15号 介護認定及び障害支援区分審査会特別会計予算については6,700万円です。議案第16号 公平委員会特別予算については60万円です。
  また、一般質問では、東松山市の中島慎一郎議員、蓮見節議員、小川町の笠原武議員、川島町の栗岩輝治議員が、東松山斎場施設整備事業、東松山斎場第2葬祭場の存続及び消防団について質問しました。
  なお、関係書類につきましては、議会事務局にございますのでごらんいただきたいと思います。
  以上で報告を終わります。
○小宮 正議長 次に、埼玉中部資源循環組合議会の報告を求めます。
  野口守隆議員。
○10番 野口守隆議員 皆さん、おはようございます。
  10番、野口守隆でございます。
  議長の許可が出ましたので、平成29年第1回埼玉中部資源循環組合議会の定例会の報告をいたします。
  去る2月9日(木)午前10時から、吉見町議場において、組合議会の定例会が開催され、ときがわ町からは、小宮議長、私、野口守隆の2名が出席し、関口町長は副管理者として出席されました。
  初めに、昨年逝去されました桶川市の臼田議員のかわりに新たに選任された桶川市の岡野千枝子議員の議席指定及び自己紹介がありました。
  今回の定例会の会期は1日限りで、管理者の行政報告では、土地所有者全員の同意を得て現況調査や地質調査、土地評価業務などを進めていること、新ごみ処理施設整備基本計画が1月27日(金)の正副管理者会議で決定したことなどが報告されました。この基本計画では、事業スケジュールを精査した結果、施設の稼働時期は平成34年度となり、約1年半先送りされました。
  提出議案は5件であり、議案第1号は職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部改正、介護休暇の分割及び介護時間の新設、時間外勤務の免除が主なものです。
  議案第2号は、特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正で、特別職で非常勤のものの費用弁償について、定額費用以上の支出が見込まれるための改正、議案第3号は、一般職員の給与に関する条例の一部改正で、人事院勧告及び埼玉県人事委員会勧告に基づく給料、扶養手当及び勤勉手当の改定、議案第4号は、平成28年度一般会計補正予算(第2号)で、4,571万円の減額で、国庫補助金の減額が主な理由です。
  議案第5号は、平成29年度一般会計予算で、歳入歳出それぞれ5億4,500万円、建設費負担金の施設整備基金積み立てなどが主な増額理由です。
  全ての議案が原案どおり議決されました。
  なお、平成29年度の構成市町村の負担金の総額は4億3,793万円で、ときがわ町の負担金 は総額の4.71%に当たる2,061万円です。
  一般質問については、通告がありませんでした。
  以上、報告を終わります。
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   ◎施政方針
○小宮 正議長 次に、町長から挨拶を兼ねて施政方針を行いたいとの申し出がありましたので、これを許可いたします。
  関口町長。
○関口定男町長 皆さん、おはようございます。
  本日は、平成29年第1回定例会を招集申し上げましたところ、議員各位には、ご健勝にてご出席をいただきまして、平成29年度当初予算を初めとする町政の重要案件についてご審議いただきますことに、心から感謝を申し上げます。よろしくお願いいたします。
  さて、本町では、平成29年度から10年間のまちづくりの指針となる第二次ときがわ町総合振興計画を策定し、目指すべき将来像を「人と自然の優しさにふれるまち ときがわ」といたしまして、第一次総合振興計画の将来像を継承することといたしました。これまで取り組んできました10年間のまちづくりをベースに成果を継承しつつ、新たな総合振興計画に基づき、ときがわ町の発展のために着実かつ果敢に施策を推進してまいります。
  それでは、重点的に取り組むべき施策の一端をご説明を申し上げます。
  新年度に臨む私の施政方針といたしますと、まず、第1でありますが、健康長寿のまちづくりであります。
  高齢化が急速に進む中にあって、何歳になっても健康で、そして元気で暮らしたいという思いは、誰しもが抱く切実な願いであります。こうしたことから、町を挙げて健康長寿の取り組みを積極的に推進してまいります。
  事業を進めるためには、まず、町民の皆様に健康に対する意識を高めていただくことが不可欠であります。そこで、従来から推進をしておりますスモールチェンジの考えに立ちまして、少しのことでも広く大勢の皆様が取り組むことにより、町全体での効果が望めるような町民及び地域や団体との協働による健康づくりの実現を目指します。また、平成29年度から開始する介護保険事業の新しい地域支援事業とあわせて実施することで、切れ目のない健康長寿のまちづくりへの取り組みを展開してまいります。
  第2に、ときがわ版総合戦略の推進であります。
  日本全体で少子化が進む中にありまして、定住化を促進し、若い世代を町内に取り込んでいくことは喫緊の課題であります。そこで、若い世代や子育て世帯が暮らしの場、子育ての場としてときがわ町を選択し、ときがわ町への転入と定住を促すまちづくりを進めてまいります。
  また、ときがわ町には豊かな自然と長い歴史に育まれた伝統文化が息づいております。小倉城跡などの自然や歴史を背景とした地域資源を発掘し、それに磨きをかけることによりまして、新たな来訪者の獲得とリピーターを増加し、観光入り込み客数130万人を目指してまいります。そして、町内の小規模事業者の振興や内装木質化によるときがわ産材の利用拡大など、地域経済の活性化に積極的に取り組むとともに、企業誘致も進めてまいります。
  第3に、安全で安心できるまちづくりであります。
  昨年8月の台風では、道路や農業施設などに多大な被害が発生し、現在も引き続き復旧作業を進めているところでもあります。今後も、災害リスクの減少に向けた災害対策の強化に取り組んでまいります。そして、交通事故や犯罪がなく、生命・財産が守られる、誰にとっても安全で安心して暮らすことのできるまちづくりを推進してまいります。
  第4に、計画的な行政運営であります。
  ときがわ町は、合併して12年目を迎えました。普通交付税の合併算定替えなどの国の財政支援は、平成32年度にかけて段階的に減少してまいりますが、合併市町村の交付税算定の見直しが行われることによりまして、その縮小幅は一定程度緩和される見込みとなりました。町では国の動向を注視しつつ、ときがわ町財政運営計画に基づきまして、持続可能な財政運営を目指して、引き続き財政改革に取り組んでまいります。
  以上、今後、重点的に取り組む施策の一端を申し上げましたが、これ以外の事業につきましても、第二次ときがわ町総合振興計画、これは前期基本計画でありますけれども、これに基づきまして着実に進めてまいります。
  次に、国の平成29年度地方財政計画について申し上げます。
  まず、歳入面では、地方交付税の総額が、出口ベースで16兆3,000億円確保されまして、臨時財政対策債を加えた実質的な地方交付税が20兆3,000億円となりまして、社会保障の充実分の確保も含め、地方の一般財源の総額は、平成28年度を4,000億円上回る62兆1,000億円が確保されることとなりました。
  また、まち・ひと・しごと創生事業費につきましては、平成29年度におきましても、引き続き1兆円が確保されることとなりました。
  続きまして、平成29年度の予算編成に当たっての基本的な考え方についてご説明をいたします。
  平成29年度のときがわ町の予算編成につきましては、平成28年10月5日に予算編成方針を各課に通知をいたしました。これは、総合振興計画を念頭に置きながら、町政の諸課題に対応するための予算編成を行ったところであります。
  まず、既存の事務事業に当たっては、事業の再点検を行い、その成果を予算要求に反映するものとし、単に新規・増額の要求を行うことなく、施策体系内での事業調整を行うなど、スクラップ・アンド・ビルドの徹底を図ることといたしました。
  また、経常経費につきましても、費用対効果などの観点から、全職員がコスト意識を持ち、最少の経費で最大の効果を挙げることを旨とし、積算したところであります。
  その結果、平成29年度当初予算につきましては、一般会計が52億2,387万1,000円で、平成28年度当初予算と比較いたしますと、額で2,389万1,000円、率にして0.5%の減額となりました。これに5つの特別会計を加えた6会計の総額では83億7,541万3,000円となり、平成28年度当初予算と比較いたしますと、額で3,700万4,000円、率にいたしまして0.4%の減額となりました。
  また、水道事業会計につきましては、予算規模が4億9,094万4,000円で、平成28年度当初予算と比較いたしますと、額で2,329万4,000円、率にして5.0%の増額となりました。
  続きまして、一般会計の歳入予算の概要についてご説明を申し上げます。
  町税につきましては、法人町民税が減少したものの、固定資産税や軽自動車税等が増加をしたことによりまして、全体では13億745万8,000円となりまして、額で114万9,000円、率にして0.1%の微増となっております。
  次に、地方交付税につきましては、合併算定替えの減少による減額が見込まれるものの、公債費に係る需要額の増加や諸経費等の加算が見込まれることから、前年度と比較して1,000万円減の19億円となりました。繰越金につきましては、財政調整基金から6,092万1,000円を繰り入れ、財源の確保を図ったところであります。
  次に、町債につきましては、元利償還金の100%が地方交付税で補填される臨時財政対策債を、地方財政計画や前年度の実績を踏まえまして2億2,000万円といたしまして、合併特例債を生活道路の改修工事等の各種の事業に充てるため4億3,370万円としたことから、起債総額につきましては、6億5,370万円となりました。
  この結果、平成29年度末の町債の残高見込みは約80億9,850万円となりますが、このうち、 約66億4,600万円は地方交付税として国から交付されることとなっておりますので、実質的な町の負担は約14億5,250万円となる見込みであります。
  なお、一般会計の平成29年度末の基金総額の見込みは約20億8,700万円となります。ですから、実質的な負債が14億5,000万円、基金が20億8,000万円と約21億円ということになります。
  今後も、必要な事業には果敢に取り組むとともに、次世代に残すべき資産と負債のバランスを見ながら、財政運営を行ってまいります。
  次に、一般会計の歳出予算の概要につきまして、これからご審議をいただきます第二次ときがわ町総合振興計画の基本構想・基本計画に沿って、重点プロジェクトを中心にご説明をいたします。
  初めに、基本施策でありますが、「将来を担う若い世代を支える」における子育て支援の推進に向けた主な取り組みの中の保育サービス提供事業について、保護者のワークライフバランスの実現を支援するため、一時預かり、時間外保育、障害児保育など、多様な保育サービスを提供してまいります。
  次に、子育て世代への支給助成事業について、子育て世代への支援策といたしまして、中学校卒業までの子ども医療費の無料化を引き続き実施してまいります。
  また、通学費用の負担を軽減するため、通学定期券の割り引きなどの取り組みを推進してまいります。
  さらに、不妊治療に要する医療費の一部を助成金として交付することで、子供、お子さんを望んでいるご夫婦の経済的負担を軽減し、治療を受けやすくする支援、これも行ってまいります。
  次に、放課後対策事業について、子供の育成を支援するため、町内3カ所の学童保育所で放課後に児童を預かり、遊び場として生活の場を提供してまいります。なお、学校の教室を活用し実施している放課後子ども教室につきましては、引き続き、萩ヶ丘小学校で実施してまいります。
  次に、地域子育て支援事業につきまして、子育て支援センターでは、未就学園児の親子への遊び場の提供と子育てにおける相談指導、情報提供を行いながら、家庭における教育力の向上を支援してまいります。
  また、乳幼児や児童の預かりや送迎など、子育て支援の総合援助活動の調整・支援を行うファミリーサポートセンター事業を行ってまいります。
  さらに、在宅で乳幼児を保育する保護者などの育児疲れや育児不安を軽減するために、パパ・ママリフレッシュ切符を発行し、町内の保育所などで保育を実施してまいります。
  次に、母子保健事業について、マタニティー教室、新生児訪問、乳幼児健診、相談などを通して、妊娠期からの継続した支援を充実させ、子育て世代の孤立防止、不安軽減に努めてまいります。
  また、感染症を予防するため、予防接種の費用の一部を助成し、子育て世代の負担軽減を図ってまいります。
  次に、定住化の支援に向けた取り組みの中の住まい供給の推進事業について、若い世代の定住を促進するため、空き家のあっせんとリフォームへの補助金助成、不動産情報の集約、発信を行い、移住の希望者の支援を行ってまいります。
  次に、ときがわ暮らしPR事業につきまして、ときがわ暮らしPRパンフレットを、東京有楽町にありますふるさと回帰支援センターや関越自動車道のサービスエリアなどで配布いたしまして、興味を持っていただいた方に、町所有の古民家を改修した住宅で気軽に生活体験ができる取り組みを実施してまいります。
  また、広域での連携強化のもと、婚活事業での縁結びの活動を支援してまいります。
  次に、町内情報通信基盤維持管理事業について、町が整備いたしました光ファイバー網を活用いたしましてWi−Fi環境を整えるなど、高度な通信環境を確保することで、企業誘致や町内での起業促進、そして若い世代の移住・定住の促進につなげてまいります。
  次に、地域おこし協力隊推進事業について、地域おこし協力隊の制度を活用し、都市地域から地域おこし協力隊員を一定期間受け入れるとともに、地域協力活動への取り組みを通じて、隊員の定住・定着につなげてまいります。また、隊員による地域での起業を支援することで、地域の活性化につなげてまいります。
  続きまして、基本施策のAに当たりますけれども、「将来を担う子供たちをはぐくむ」における学校教育の充実に向けた主な取り組みの中の教育体制支援事業について、少人数指導、複式学級改善に向けた教員の配置とともに、中学校における非常勤講師の派遣やALT、外国語指導助手の招聘によりまして、教育体制の充実を図ってまいります。
  次に、教育環境向上の費用について、小学校低学年や特別支援学級などに対する支援員の派遣や、各中学校への相談員の派遣などにより、小・中学校における児童・生徒の健全育成を支援してまいります。
  次に、内装木質化推進事業について、児童・生徒が木に親しみながら健康的で快適な環境 の中で学校生活を過ごせるよう、小・中学校の内装木質化の状態を維持改良するほか、机などへの木材の活用を推進してまいります。
  また、義務教育施設の環境整備といたしまして、平成29年度は都幾川中学校、玉川中学校のトイレの改修工事を実施してまいります。
  続きまして、基本施策Bに当たります「ときがわの魅力を守り・育て・発信する」における地域の魅力の発揮による観光の活性化に向けた主な取り組みの中の観光の環境づくり事業について、観光施設や公衆トイレの清掃・植栽管理・修繕などを行い、観光客が気持ちよく施設を利用できる環境を整えてまいります。
  次に、花のまちづくり事業について、遊休農地を活用し、花のあるまちづくりを推進してまいります。また、ときがわ花菖蒲園では、町民花づくりグループの協働のもと、魅力ある観光地づくりを推進してまいります。
  次に、文化財の保存と継承に向けた主な取り組みの中の小倉城跡整備活用事業について、現在、土地の公有化を順次進めておりますが、取得後、適切な整備計画を策定いたしまして、小倉城の往時を体感できる地域学習の場として、史跡及び周辺環境を整備してまいります。
  次に、自然環境の整備・保全に向けた主な取り組みの中の遊休農地活用事業について、遊休農地を借り上げ、新規就農者などを対象に、農地としての耕作の再開を促進してまいります。
  続きまして、基本施策Cに当たります「魅力的な地域の「宝」と活力ある産業による豊かさを育む」における農林業の活性化に向けた主な取り組みの中の有害鳥獣防除事業について、有害鳥獣の被害により中山間地域での離農を防ぐため、農業や生態系に影響を及ぼす有害鳥獣の捕獲事業を推進してまいります。
  次に、新規就農支援事業について、新規就農者支援体制としまして、集落・地域が抱える人と農地の問題を解決するための「人・農地プラン」を定期的に見直し、持続可能な力強い農業の実現を図ってまいります。また、45歳以下の新規就農者を支援するため、給付金を引き続き支給してまいります。
  次に、農地利用集積促進事業について、農地の賃貸借を促進するため、農地中間管理機構や町が仲介となり、農地中間管理事業、農地バンク事業を推進してまいります。
  次に、ときがわ産木材利用促進事業について、町内で森林整備を行う川上、製材加工を行う川中、そして建築・製品製造を行う川下の各地域特性を生かし、建築資材から木材加工品、木質バイオマスなど、余すところなく地域産木材を利用する取り組みを推進してまいります。 また、町内の木材関連産業全体の振興に向け、地域産木材を活用した住宅の改修の際に助成を行うことで、林業者と製品加工業者、建築施工業者の連携を促し、川下地域での地域産木材の販売を拡大してまいります。
  次に、商工振興事業につきまして、町の産業の振興には商工会の協力が不可欠であります。引き続き連携を強化するとともに、支援を行ってまいります。
  続きまして、基本施策Dに当たります「自然と調和した安全・安心な暮らしを守る」における防災・防犯・交通安全体制の充実に向けた主な取り組みの中の自主防災組織補助事業について、地域の防災力を強化するため、自主防災組織に対して、資機材購入費や活動費に対する補助金を交付し、組織の育成を促進してまいります。
  次に、消防力充実・強化事業について、消防・防災のかなめとして消防団の充実が欠かせません。引き続き、団員の確保や装備の充実につきまして支援を行ってまいります。
  次に、各種相談体制の充実に向けた主な取り組みの中の消費者啓発事業について、振り込め詐欺やワンクリック詐欺の被害の拡大など、消費者にかかわる問題はますます増加をしている中、家族相談支援センターを中心とした消費者相談などの窓口の充実・強化に加え、自立した消費者の意識啓発に取り組んでまいります。
  続きまして、基本施策Eに当たります「快適な暮らしの基盤を支える」における道路交通体系の整備に向けた主な取り組みの中の町道改良事業について、住民生活の利便性、安全性向上のため、平成29年度は大字玉川地内の町道2−1号線道路改良工事を初め、町内各路線の舗装修繕工事等を進めるとともに、大字大野地内の町道1−18号線道路災害防除工事を実施してまいります。
  また、橋梁につきましても、維持修繕工事を計画的に実施をしてまいります。
  次に、公共交通維持継続事業について、町民の生活基盤を支える移動手段を確保するため、路線バスに加えてデマンド交通・福祉有償運送などの手法を組み合わせた効果的かつ効率的な運行の見直しにより、公共交通の利便性の確保に努めてまいります。平成29年度は、地域公共交通網形成計画の策定を念頭に置きまして、デマンドタクシーの実証運行に取り組んでまいります。
  続きまして、基本施策Fにあります「生涯にわたり健康な暮らしと生活を守る」における保健衛生・医療の充実に向けた主な取り組みの中の特定健康診査・特定保健指導事業について、がん検診と組み合わせて、集団・個別における健康診査や人間ドック受診への助成を実施し、健診結果を踏まえた保健指導を通じて生活習慣病の改善を促してまいります。また、 集団検診・個別検診の個別案内を行いまして受診勧奨を実施し、受診率向上に向けて取り組んでまいります。
  次に、健康教育事業について、若い世代からの健康意識の高揚に向け、町民の健康づくりに向けた行動変容を支援するとともに、運動習慣の定着のため、親しみやすいときがわストレッチの普及啓発を進めてまいります。また、出前講座の実施などによりまして、各種検診の受診率の向上に向け取り組んでまいります。
  次に、健康長寿プロジェクト事業について、生活習慣病を予防するため、運動不足や食生活の改善などの実践を指導するとともに、歩くことなどをテーマとした健康増進を総合的に推進してまいります。
  次に、心の健康事業についてでありますが、心の健康づくりのための普及啓発活動として、心の状態を良好に保つこころのABC活動、精神保健の専門家による心の健康講話、またリラックスヨガ、これをあわせたきずなカフェ事業というのを実施してまいります。
  続きまして、基本施策Gに当たります「支え合い安心して暮らせる福祉を実現する」における高齢者福祉の充実に向けた主な取り組みの中の介護予防事業についてであります。
  介護予防や認知症に関する知識の普及啓発を行うとともに、高齢者の介護予防ボランティアを育成いたしまして、町民全体で参加しやすい、地域に根差した介護予防活動を推進してまいります。
  続きまして、基本施策Hに当たります「生涯にわたり豊かな暮らしを支える」における生涯学習の推進、スポーツ・レクリエーションの推進についてであります。文化活動並びに体育活動のそれぞれの拠点である文化センター及び体育センターにつきまして、機能の充実を図った上で改修を進めてまいります。
  続きまして、基本施策Iであります「誰もが参加できる地域コミュニティをつくる」における地域づくりの推進に向けた主な取り組みの中の地域集会所整備事業についてでありますが、地域集会所につきましては、地域の実情を踏まえた統合及び集約化の検討等を行いながら、建物の計画的な整備に努めてまいります。平成29年度は、大野くすの木センター新築工事及び番匠文化センター修繕工事を予定しておりまして、またさらに、田黒農村センター新築工事の設計業務に着手してまいります。
  最後に、特別会計予算について説明をいたします。
  まず、国民健康保険特別会計でありますが、国民健康保険は、医療保険制度の中核といたしまして、地域の住民の医療の確保と保健の向上に重要な役割を果たしてまいりましたが、 医療費が年々増加する中で、国保財政は大変厳しい状況に置かれております。このような中、国保財政の安定化のために、平成30年度から国保広域化により、埼玉県と市町村が保険者となって保険を運営していくこととなりまして、現在、準備を進めているところであります。
  また、平成28年度に策定いたしました第2次国民健康保険事業財政健全化計画では、特定健診受診率の向上を中心といたしました保健事業の推進により、成人病の早期発見、また重症化予防による医療費の適正化に取り組んでまいります。
  次に、後期高齢者医療特別会計でありますが、医療費の支給につきましては、埼玉県後期高齢者医療広域連合が行いますので、町の事務として定められております保険料の徴収に関する費用を主に計上いたしました。引き続き、事業の円滑な実施に向けて取り組んでまいります。
  次に、介護保険特別会計でありますが、高齢化が進む中、認定者数が増加している現状であります。そうした中、平成29年度は第7期の介護保険事業計画の策定年度となっております。高齢者の生きがいある生活をより一層支えていく施策、事業を展開するため、今後も町民の皆様のご協力をいただきながら、介護保険制度の健全な運用に努めてまいります。
  次に、浄化槽設置管理事業特別会計ですが、平成15年度から事業を推進し、清流の保全に努めているところであります。平成29年度も町民の皆様のご理解をいただきながら、70基の設置を目指してまいります。
  次に、関口茂八奨学事業特別会計ですが、引き続き基金を活用した奨学資金を貸与し、優秀な人材の育成に取り組んでまいります。
  最後に、水道事業会計ですが、平成19年度に策定いたしました基本計画に基づきまして、既存の石綿セメント管及び老朽施設等の更新を行い、安心・安全な飲料水の安定供給に、引き続き努めてまいります。
  以上、予算の概要につきましてご説明をいたしましたが、本定例会に付議した議案は、条例の制定1件、条例の一部改正が3件、教育委員の任命1件、監査委員の選任が1件、総合振興計画の認定1件、指定管理者の指定6件、町道路線の廃止1件、町道路線の認定3件、各会計の平成28年度補正予算6件、平成29年度当初予算7件であります。
  慎重審議の上、ご議決いただきますようお願い申し上げまして、私の施政方針といたします。大変ありがとうございました。
○小宮 正議長 ただいまの施政方針に対する質疑につきましては、平成29年度の予算質疑に関連して行ってくださるようお願いいたします。
  暫時休憩いたします。
  再開を50分といたします。
                                (午前10時35分)
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○小宮 正議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午前10時50分)
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   ◎議案第2号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○小宮 正議長 日程第4、議案第2号 ときがわ町おためし住宅の設置及び管理に関する条例の制定についてを議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○町田英章議会事務局長 朗読いたします。
  議案第2号 ときがわ町おためし住宅の設置及び管理に関する条例の制定について。
  別紙のとおりときがわ町おためし住宅の設置及び管理に関する条例を制定することについて議決を求める。
  平成29年3月7日提出、ときがわ町長、関口定男。
  以上です。
○小宮 正議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、議案第2号 ときがわ町おためし住宅の設置及び管理に関する条例の制定について、提案理由を申し上げます。
  ときがわ町への移住定住を促進するため、ときがわ町外から移住定住を希望している者に対し、一定期間、生活の体験をしてもらうための施設を設置して管理したいので、この案を提出するものであります。
  細部につきましては、企画財政課長からご説明を申し上げます。
○小宮 正議長 続いて、細部説明を求めます。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 それでは、ときがわ町おためし住宅の設置及び管理に関する条例の制定について、細部説明をさせていただきます。
  条例本文のほうをごらんをいただきたいと存じます。
  まず、第1条でございますが、この条例の目的でございます。この条例は、町外からの移住定住を希望している者を対象に、一定期間町の気候風土に触れながら生活の体験ができる施設として、ときがわ町おためし住宅を設置し管理するため、地方自治法第244条の2第1項の規定に基づき、必要な事項を定めるものでございます。
  次に、第2条は、設置の規定でございます。第1号といたしまして、名称でございますが、ときがわ町おためし住宅「やまんなか」でございます。第2号といたしまして、位置でございますが、ときがわ町大字雲河原328番地1でございます。
  第3条は、使用の資格でございます。第1号といたしまして、町外に住所を有する者であって、夫婦、親子等で町へ移住定住を希望している者、第2号といたしまして、現に同居する家族で使用を予定している者、第3号といたしまして、おためし住宅の使用に関し、地域が行う行事にできるだけ参加できる者、この3項目いずれにも該当する者でございます。
  第4条といたしまして、使用の許可でございます。使用を希望する者は、あらかじめ町長の許可を受けなければならないとするものでございます。
  第5条は、使用の制限等でございます。6項目の使用制限の規定を設けております。
  第7条は、使用の許可期間でございます。おためし住宅の使用期間は7日以上2カ月以内といたしまして、7月15日から8月31日までの夏休み期間中につきましては、限度を14日間とするものでございます。
  第8条は使用料でございますが、別表のとおりでございます。右側の3ページのほうをごらんをいただきたいと存じますが、別表にありますとおり、1カ月3万円、1週間で1万円で、端数の日数がある場合は、1日当たり1,000円を加算するものでございます。光熱水費につきましては、1日当たり500円とするものでございます。
  次に、附則をごらんをいただきたいと存じます。
  この条例は、平成29年4月1日から施行するものでございます。
  以上で、細部説明を終わらせていただきます。よろしくお願いいたします。
○小宮 正議長 これより議案第2号 ときがわ町おためし住宅の設置及び管理に関する条例の制定についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原です。
  さまざまな事業をするには、目的、目標も必ずあります。その中で、今回移住定住促進と いう目的があります。しかし、この中では、利用目標数値がどのように年間見ているのか、それと、年間のやっぱり箱物、このものについては維持管理も必ずかかります。そういうものを含めて、年間の維持管理等もどのように見ているのか、この2点を伺います。
  それから、若者定住も含めての発言もされましたが、基準は別にないのでしょうか。年代的なものを含めた基準はなく、誰でも有効活用的なもので受けとめるのか、この問題についても伺います。
○小宮 正議長 答弁願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 それでは、野原議員のご質問にお答えをさせていただきます。
  まず、1点目の利用目標でございますが、実際、この事業、初めての事業でございます。埼玉県内でも初めてということでございまして、今までほかの事例等がありませんので、具体的に何名ぐらいという目標は、特に参考事例もありませんし、ちょっと立てていないというのが実情でございます。できるだけ多くの方を募集したいというふうに考えております。ちなみに、空き家バンク等で住みたいという方が結構たくさんいらっしゃいますので、こういった施設を利用する方は、かなりいらっしゃるんではないかというふうに予想はしているところでございます。
  次に、維持費の関係でございますが、維持費については、電気ですとかガス、水道、浄化槽、こういったものを予定をしているわけでございますけれども、今まで初めての施設ということで、具体的には何円という形で試算はしていないんですけれども、家賃で賄える程度にはなるような形で設定はしております。光熱水費につきましても1日500円という形で設定をしておりますけれども、この辺についても、電気料ですとか水道料、浄化槽の使用料、NHKの受信料、こういったものを積算をいたしまして、1カ月当たりで割り返した形で大体500円程度という積算になっております。
  次に、3点目でございますが、若者……
          (「それで切ってもらって」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 あくまでも予想ということです。予想というのはなかなかマイナス思考になるんですよ。目標を掲げた中で、やっぱりこれだけのものをつくるんでしたら、周知をして働きかけて宣伝もしなきゃならないんですよ。だからそういうことを考えた中で、 余りにも突発的な事業としか言えないんですよね。やっぱり今はもう少しやることということは、空き家バンク、そういうものを今重点として力を入れることが先決ではないかなと思うんですよ。この場所において、ある一定の年代の若者がどれだけ体験をするかということも含めて、やっぱり積算をすべきではなかったかなと私は思います。維持管理については、家は利用しないとどんどん傷んでくるんですね。ましてこの古民家ということは相当なお金をかけてあるわけですから、その中での維持管理も当然プラスになるわけです。今、久保課長の説明だと、恐らく多く使われていると思います。要するに、予想ということが余りにも無責任ではないかなと思うんですが、これはやっぱり周知の仕方も必要だと思うんですが、どのように考えていますか。
○小宮 正議長 答弁願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 野原議員のご質問にお答えをさせていただきます。
  これから建物が実際3月で完成をいたします。これについては、これから啓発ということで考えております。まず、議員ご指摘のとおり、空き家バンクを現在やっておりますが、移住定住の希望の方が結構おります。そういった方にまずご案内を申し上げるということと、高速道路のサービスエリアで移住冊子をつくっておりますので、こういったものを現在配布しておりますので、来年度以降も引き続き実施してまいりたいというふうに思います。また、ホームページにおきましても、この住宅のPRをさせていただければというふうに考えております。
  以上でございます。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  野原議員。
○12番 野原和夫議員 わかりました。
  条例そのものは必要だと思うんですよね。やっぱりきちんとしたものをつくっておかないといけないですから。この部分については私は賛成をしたいと思います。ただその利用価値においての不備というか、予想という表現の仕方はやっぱりまずいと思うんですよ。そこはお金をかけた施設ですから、施設としてこの町の財産の中でありますから、やっぱりそこはきちんとした方向性、そして今空き家バンクの問題も言いましたが、一部の住民萩の会も含めて一生懸命やっている団体もいます。やっぱりそこに町の力を入れることが共通のプラスになるんではないかなと思います。引き続き、その問題についてもお願いしたいと思います。
  以上です。
○小宮 正議長 3点目の。
○久保 均企画財政課長 それでは、引き続き、野原議員のご質問にお答えをいたします。
  若者の基準という形でご質問をいただきましたが、特に具体的に何歳以上はだめとかというふうな形は、ここの条例の中では考えておりません。農業の振興といいますか、就農支援の中では45歳という数字が出ておりますけれども、おおむねそのくらいの数字になるかと思います。空き家バンクのほうでもそのくらいの年齢を設定しておりますので、40から45歳ぐらい以下の方というような規定になろうかと思います。
  以上でございます。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  野原議員。
○12番 野原和夫議員 40から45歳という年齢層も見ていますが、ときがわ町に訪れる人というは、やっぱり緑と清流も含めて環境のすばらしさ、それも含めて来ている人多いんですよね。ある程度の自然等も問題は把握しているんですよ。だから、そこにぽつんと空き家の古民家を改築したものをぽっと置くわけですよ。そこのところの共通点がもう少し密着にしていかないと、利用価値はふえないと思うんですよね。自然豊かなところに来て日帰りで来る人もたくさんいます。その中で今注目を浴びているのは、キャンプ場も含めて多くありますが、そういうことも共通の面である程度拡大をしないと利用価値は生まれないと思うんですが、ぜひその努力も必要ではないかなと思うんですが、いかがでしょうか。
○小宮 正議長 答弁願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 野原議員のご質問にお答えをさせていただきます。
  ありがとうございます。そういった緑と清流を求めてときがわに来ている方が多いというご指摘でございます。そういう方を一定期間ここに住んでいただきまして、町有施設、いろいろキャンプ場ですとかいろいろあります。また市民農園もあります。そういった形で実際にいろんな体験をしてもらうということは、非常に有効ではないかというふうに考えております。また地域の行事にも参加をしていただいて、地域の、田舎のおつき合いといいますか、そういったものにも参加していただいて、コミュニティーの優しさといいますか、地域とのつながりの中で暮らしていくことの重要性といいますか、そうした心のつながりというのはそういったことも体験できる施設になると思いますので、いろいろな施設と連携をとりなが らときがわ町を気に入っていただけますように、ここで体験していただくような施設にしていきたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  小峯副町長。
○小峯光好副町長 こちらにあるように、おためし住宅ということでありますので、空き家バンクも町のほうでも力を入れておりますけれども、そちらへもつなげていくということもありますので、空き家バンクの中では町内で協力していただける団体とも連携をとりながらやっている部分もありますので、そういった形の中で、町だけでどうこうということじゃなくて、そういった連携を図る中で、このおためし住宅についても、そういう意味の位置づけの中で進めてまいりたいと考えておりますので、ぜひご協力をいただきたいと思います。よろしくお願いします。
○小宮 正議長 ほかに質疑ございませんか。
  9番、前田議員。
○9番 前田 栄議員 9番、前田でございます。
  やまんなか、野原議員の言うのもわかるんですけれども、私はもうこれ補助金でもって作って、こういうことをどんどんやっていっていただきたいと思います。空き家バンクも私が昔8年ぐらい前に質問して、いろんな質問が出て、いろんな点で空き家バンクというか、緑と清流を求めてときがわに来るわけですね。まず話のあれで空き家バンクありますよというのもありますけれども、おもてなしじゃないですけれども、まずときがわにやまんなかという雲河原のところにこういうのがございますと。それでここでまずワンクッション置いて来てもらって、あそこは見晴らしいいんですけれども、ときがわのよさを知ってもらって、それから空き家バンクという形で順番にいかなかったら、これはなかなか難しいですよね。空き家バンクがここにありますよと言っても、そうですか、こうですかと言うんで、家賃がどうですかとか、地主がどうですかということなんですから、まずはときがわにそういう移住者を呼ぶためには、こういう一つのところをつくって、ここを拠点として1週間なりそこへ住んでもらって、ときがわのよさをアピールして、本当に住むか住まないかというのがより実感になると思うんで、こういう発想というのはどんどんやっていっていただきたいと思います。
○小宮 正議長 質問じゃなくていいんですか。
○9番 前田 栄議員 失礼、要望としてこれからもやっていっていただきたいと思うんで、 よろしくお願いします。
○小宮 正議長 それに対して答弁よろしいでしょうか。
  じゃ、関口町長、答弁願います。
○関口定男町長 じゃ、私のほうからせっかくだから答弁させていただきます。
  私の目標とするいつも職員に言っているのは、イノベーション、オリジナリティー、ローコストマネジメント、これは企業の一番の心髄を言っております。ですからそういう物の考え方を固定的に考えちゃわないで、どんどんやっぱりそういうことをおためしと言っているように、そういうのをやってみるということがまずは大事だと思います。やらないでじっとして、かかっちゃうからだめだ、これはだめだ、だめだだめだと考えたらやっぱり町もだめになっちゃうと思いますよ。常にそうした挑戦をする気持ち、私は職員に対してはすばらしいと思いますよ、こういうのを考えて一生懸命定住移住に力を入れていくというのは。それを1つ1つ細かいところを未来、将来どうだと。じゃ、光ファイバーのときもそうだったじゃないですか。光ファイバー引くときに3億円かかりましたよ。あのときだって、じゃ、費用対効果はどうだろうこうだろうという話がありましたけれども、今ではもう2,000万円を超える収入がなっています。そんなの初めから予想していないですよ。初めの予想は600世帯入ればいいくらいの予想だったのがもう1,000を超えています。ですからやってみなくちゃはっきり言ってわからないんですよね。それをやるという姿勢が、私はそれを潰したらやっぱり職員のやる気をなくしますよ。ですから前田議員が言うように、そういうふうに言ってもらうと多分職員もまたやる気になって、さらにまた新しいアイデアを、イノベーションを考えてくれると思います。
  以上です。
○小宮 正議長 ほかに質疑ございませんか。
  5番、岡野議員。
○5番 岡野 茂議員 1点ちょっと質問させていただきますが、この住宅をつくっていただくのは、雲河原地区としては非常に歓迎しております。また地元の人もこうしたことで他人との交流が深まるのは非常にいいことだというふうに言っているんですが、ただ1点だけちょっと質問させていただきたいのは、心配しているのは、住宅は今いいのができてすばらしいものになると思うんですけれども、周りの草だとか竹、あるいは篠あたりが、この前つくる前にきれいに掃除してもらいましたんで、今最高の環境になっています。それを今度2カ月とか、例えば1週間という方が来たときに、そうした草を刈るとか竹を余分なものを切っ て今のような環境を維持できるかどうかというのが、地元としては非常に心配する声があるんですね。あそこ10年ぐらいもう全然人が入らないような状況になっていたのが、今、きれいにしていただいて非常に喜んでいるんですけれども、地区としては年2回草刈りは、周りの道路の端はやっているんですけれども、中まで踏み込んでやれないんで、それを今の状況を維持するために、町のほうとしてはどういう考えでいるのか、ちょっとそこだけお聞きしたいと思うんですが。
○小宮 正議長 答弁願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 それでは、岡野茂議員のご質問にお答えをさせていただきます。
  町としてはこちら公の施設という扱いでございまして、基本的な管理については町で全て行うということでございます。草刈りですとか、ご指摘あった竹、こういったものについては、なるべくそういう大きくならないように、また繁茂するようなことがないように考えて、町のほうで基本的には管理をしていきたいというふうに思っています。
  また、利用者の方が常に入れかわりますので、そうしたところで建物の清掃ですとか近所の清掃、ごみの片づけとか、そういったものについても、町のほうで責任を持ってやらせていただきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
○5番 岡野 茂議員 結構です。
○小宮 正議長 ほかに質疑ございませんか。
  6番、金澤議員。
○6番 金澤他司人議員 6番、金澤です。
  この条例の中で、まず1点、7月15日から8月31日の間は許可期間が2週間となっております。この2週間にした根拠を教えてもらいたいと思います。
  それと、最近、小動物を飼われる方がかなりいると思われます。小動物を、室内動物、その辺に関しては持ち込んでいいのかどうか、その辺はどういうふうになっているのかお伺いしたいと思います。
  それと、2週間ということは、例えば夏休みじゃない、それ以外の場合は2カ月ということになっているんですけれども、そうしますと、やっぱり子供、幼稚園とか小学校とか中学校に入っている子供たちを持っておられる世帯の方、夫婦の方は、それを体験しようと思ってもちょっと厳しい問題があると思いますが、その辺はどういうふうに考えておられるのか お伺いしたいと思います。
  以上3点です。
○小宮 正議長 答弁願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 金澤議員のご質問にお答えをさせていただきます。
  2週間という根拠ということなんですけれども、基本的に夏休み期間は子供さんお休みということで、子供連れで体験される方が多くいらっしゃるでしょうという想定をしております。その中で、2カ月まではオーケーということでしておりますけれども、なるべく多くの方に体験をしてもらいたいということで、2週間というところで。最短1週間なんですけれども、それよりはちょっと夏休み期間ということで、いろいろ体験できるようにということで、総合的に判断して2週間というところで決めたというところでございます。
  次に、小動物の関係でございますが……
○6番 金澤他司人議員 じゃ、切って、また……
○久保 均企画財政課長 いいですか。
○小宮 正議長 6番、金澤議員。
○6番 金澤他司人議員 例えばこの2週間の間に借りられておられる方、また別途改めてじゃ、そこを借りたいなという方がいらっしゃった場合に、この家の中を内覧、内覧というか、見学させてもらえるのかどうか、その辺はどういうふうな扱いにしておられるのかを確認したいと思います。
○小宮 正議長 答弁願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 お答えをさせていただきます。
  お客さんが既にそこに入っているところで、次のお客さんが内覧したいという場合、その辺については先に入っているお客様にちょっと了解をいただく形で、次の方も内覧できるようにできるだけ配慮したいと思います。
  以上でございます。
○小宮 正議長 再々質問を。じゃ、6番、金澤議員。
○6番 金澤他司人議員 じゃ、それに対しては、特に役場のほうにそれをどうのこうのと届けて、どうのこうのというあれは要らないわけですね、中を確認させてくださいということに関しましては。
○小宮 正議長 答弁願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 内覧についても役場のほうにお申し込みをしていだければというふうに思います。その中で調整をさせていただくということでございますので、ご了解をお願いいたします。
○小宮 正議長 じゃ、2点目を。
○久保 均企画財政課長 引き続きまして、金澤議員のご質問の小動物を飼っていらっしゃる方の扱いでございますけれども、施設内での小動物を飼育することは禁止ということで、基本的には考えております。ただし犬を飼っているような方がいらっしゃいますけれども、屋外で飼う分には、ある程度いいかなというような形も考えております。ただし、室内で犬を飼っていらっしゃる方もいらっしゃいますので、そういう方についてはちょっとご遠慮いただけるような、全員の方が動物を好きという形はありませんので、そういう一般的にいろんな施設でも、犬を中に連れて上がってというのは、一般的には禁止という形になっておりますので、この施設についても、部屋の中で飼う分にはちょっとご遠慮いただくような形を考えております。
○小宮 正議長 よろしいですか。
  6番、金澤議員。
○6番 金澤他司人議員 じゃ、その件に関しては、もし借りられる方に関して、事前にその旨を明確にお伝えするということになりますね。
○小宮 正議長 答弁願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 具体的におためし住宅をお借りしたいという形で申し入れをいただいた方について、おためし住宅を使用する上でのいろいろ守っていただく事項ですとか、いろいろたくさんの方に使っていただきたいということもありますので、制限をかけさせていただく部分もありますので、そういったものについてはご説明をさせていただいて、納得をいただいた形でお借りをいただければというふうに考えております。
  以上でございます。
○小宮 正議長 よろしいですか。
  じゃ、3点目。
○久保 均企画財政課長 では、3点目の子供さんをお連れになってこちらで体験をされると いう場合ですけれども、その関係については、保育園ですとか小学校ですとかいろいろ関係があると思いますけれども、具体的にその辺については対応したいというふうに考えております。個々の事情に応じた対応ということで考えておりますので、そういったことについては事前にご相談をいただく中で対応してまいりたいというふうに考えております。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  6番、金澤議員。
○6番 金澤他司人議員 じゃ、それに対しては小学校、中学校というのはちょっと難しい面はあると思いますけれども、保育園に関しては十分対応可能ということで捉えてよろしいんですか。
○小宮 正議長 答弁願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 お答えをさせていただきます。
  保育園につきましても、これから検討といいますか、内部で調整ということになりますので、具体的にご相談をいただく中で調整をさせていただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  ほかにありますか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 もう一回、ちょっとお伺いします。
  先ほど私が維持管理料も含めてお聞きしましたが、電気代含めて500円ということで。岡野茂議員がその周りの草刈りも含めて管理委託をされるわけで、町の公の施設を今度管理委託、いろんなものの修繕も含めて清掃も入ります。そういうことの年間の維持管理料というのは、ある程度積算出るんじゃないでしょうか。そしてどこに委託されて維持管理をするのか、その1点。
  それと、今、金澤議員が質問されましたが、子供の問題、それから小動物、その動物の問題も含めて、新たにこの条例の中にも文言をつけ加える必要があるんではないかなと思うんですが、いかがでしょうか。2点お聞きします。
○小宮 正議長 答弁願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 それでは、野原議員のご質問にお答えをさせていただきます。
  電気、水道、浄化槽、NHKという、こういったものについては、月で大体1万5,000円ぐらいですかね、そのくらいを考えております。こういったものについては自己負担といいますか、別途負担をいただくということで考えております。
  また、野原議員からご質問のありました清掃関係、維持管理、こういったものについては、基本的には町のほうで負担をさせていただいてやるというふうに考えております。
  また、お客様が交代する場合、その場合も清掃必要になると思いますので、その費用についても、町のほうで考えていくということでございます。
  以上でございます。
○小宮 正議長 12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 負担割合というのは必ずふえるんですよね。だから維持管理も含めて総合的に建物をつくれば、必ずその負担割合がふえるということで、やっぱりきちんとした方向性も積算の中で考えていただくことも必要ではないかなと。清掃も、やっぱりそれはもし貸したらシルバー人材に委託するとか、いろんなことも考えられると思いますから、やっぱり年間の積算もきちんと考えていただきたいと思います。その点どうでしょうか。
○小宮 正議長 久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 お答えをさせていただきます。
  先ほどお客様がかわったときの清掃ということで申し上げましたけれども、これを1回3,000円程度で見込んでおりまして、これはシルバー人材センターのほうにお願いするというふうに予定をしております。これについては、1週間で交代した場合、ちょっと割高に費用がなっています。1カ月ですと3万円ですけれども、1週間だと1万円ということでちょっと割高になっていますけれども、その辺は清掃の回数がふえるということで、普通に計算すると、1週間ですと7,000円ぐらいなんですけれども、清掃費用を若干上乗せして1週間の場合は想定しているということでございます。そういった費用についてはシルバー人材センターのほうにお願いするということで、町のほうでやらせていただくということで考えております。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  答弁願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 いろいろな規定を、もうちょっと細かく条例の中に入れたらどうかというご提案でございますけれども、条例の中に13条で委任の規定がございまして、規則で 定めるというふうになってございます。いろいろ先ほど来ご質問がありました動物の関係ですとか、いろいろ守っていただくようなことですとか、手続的なことですとか、そういったものについては規則のほうで細かく定めていきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
  以上でございます。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  ほかに質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって討議を終了いたします。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第2号 ときがわ町おためし住宅の設置及び管理に関する条例の制定についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり制定することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立多数)
○小宮 正議長 起立多数であります。
  よって、議案第2号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第3号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○小宮 正議長 日程第5、議案第3号 ときがわ町税条例等の一部を改正する条例の一部改正についてを議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○町田英章議会事務局長 朗読いたします。
  議案第3号 ときがわ町税条例等の一部を改正する条例の一部改正について。
  別紙のとおり、ときがわ町税条例等の一部を改正する条例の一部を改正する条例を制定す ることについて議決を求める。
  平成29年3月7日提出、ときがわ町長、関口定男。
  以上です。
○小宮 正議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、議案第3号のときがわ町税条例等の一部を改正する条例の一部改正について、提案理由を申し上げます。
  社会保障の安定財源の確保等を図る税制の抜本的な改革を行うための地方税法及び地方交付税法の一部を改正する法律等の一部を改正する法律等が公布されたことに伴い、ときがわ町税条例等の一部を改正する条例の一部を改正したいので、この案を提出するものであります。
  説明につきましては、税務課長からご説明を申し上げます。
○小宮 正議長 続いて、細部説明を求めます。
  中藤税務課長。
○中藤和重税務課長 議案第3号 ときがわ町税条例等の一部を改正する条例の一部改正について、細部説明申し上げます。
  議案参考資料の資料1をごらんください。
  よろしいでしょうか。
  主なものについて、資料1を使いましてご説明いたします。
  1の住宅ローン減税措置の適用期限の延長ですが、住宅ローン減税につきましては、年末のローン残高の1%を税額控除するものです。その適用期限を平成31年6月30日から平成33年12月31日まで延長するものです。
  次の2、3、4につきましては、消費税の10%引き上げ時期が2017年4月から2019年10月に変更になったことに伴う改正です。
  2、3、4の内容につきまして、去年の6月議会におきまして専決の報告をいたしまして、内容については承認をいただいているところでございます。
  この2、3、4につきましては、内容については承認をいただいた内容そのままに実施時期が変わるものでございます。
  2の法人町民税法人税割の税率改正時期の延長ですが、これは9.7%から6%に税率を変えるという内容ですが、29年4月1日から平成31年10月1日以降に開始する事業年度から適 用するということに変わるものです。
  3番につきましては、環境性能割導入時期、これが29年4月1日から平成31年10月1日に変わるものでございます。
  最後の軽自動車税のグリーン化特例の1年延長ということですが、例えば電気自動車の税率につきましては、税率を75%軽減するというものです。1万800円が2,700円に軽減されるというものですが、これを1年間延長するというものでございます。
  以上で、細部説明を終わらせていただきます。よろしくお願いいたします。
○小宮 正議長 これより議案第3号 ときがわ町税条例等の一部を改正する条例の一部改正についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原です。
  確認をちょっとさせていただきます。
  平成28年の税制改正、これはその改正によるものであって、消費税の引き上げ時期に合わせて行われるものでいいですね、その確認。それから法人町民税、この減税、減額になりますから減税、その補填ということは地方交付税に反映されるのか。それからもう一点は、軽自動車税の中身が環境性能割、これ今度新しく条例がふえます、税の問題が。ということは、軽自動車については税収増と見込まれてよろしいのかどうか。それと、軽自動車には、50万円以上については取得税があります。その取得税についてはどういう影響になるのか、この点伺います。
○小宮 正議長 答弁願います。
  中藤税務課長。
○中藤和重税務課長 野原議員のご質問にお答えいたします。
  1点目につきましては、ご指摘のとおりでございます。
  2点目は、法人町民税の減、今回の改正で、毎年そうなんですが、税の軽減が行われた場合には、それを交付金等で補填するというような仕組みがありますので、税収の減による影響は少ないと考えております。
  3点目につきましては、軽自動車の関係は、これも県の試算が出ておりますが、ほぼ同じだという試算が出ております。取得税の関係は、これは環境性能割ということで名前は変わっていますが、ほぼ税率が変わっただけで内容的には一緒です。ですから、50万円というの は変わらず生きています。
  以上です。よろしいでしょうか。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 軽自動車全体に今そんなに変わらないという答弁でございますが、例えば自治体によって企業の少ない自治体があります。そういう場合においては、やっぱり交付税の算入というか、交付税は上乗せされて大分入ってくる現状なんでしょうか。企業によっては少ない自治体も多くあると思うんですが、この点伺います。
○小宮 正議長 答弁願います。
  中藤税務課長。
○中藤和重税務課長 すみません、交付税につきましては、税務課としては知識がございませんので、ちょっとお答えできません。すみません。
○小宮 正議長 久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 それでは、野原議員のご質問にお答えをさせていただきますが、基本的に税収が減った場合は交付税がふえるという構図にはなっております。基準財政収入額というのがあるんですけれども、入ってくる分が減るわけですから、需要額というのは別に計算しまして、その差額が交付税ということになりますので、交付税の分がその分、税収が減ればふえるというのが基本的な考え方でございます。
  以上でございます。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  ほかに質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「はい」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 反対ですか、賛成でしょうか。
          (「反対討論」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 まず、原案に反対の方の発言を許します。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 日本共産党の野原和夫です。
  議案第3号 ときがわ町税条例等の一部を改正する条例の一部改正について、反対の立場で討論に参加します。
  今回提案されている税条例の改正ですが、これは平成28年度の税制改正によるもので、消費税の引き上げ時期に合わせて行われるものです。特に法人町民税の税率の引き下げについては必要な措置のように聞こえますが、消費税の引き上げがなければとられない措置であり、国が目指している消費税の一部を地方の主要財源として整備、定着させることにつながっているものと考える。今回の条例一部改正では、国の法律の改定によって提案されていて、町としては行わなければならない条例の見直しであるということは承知しているが、消費税の増税が目的であり、その影響は町民の皆さんの生活にとってはかり知れない影響があるため、国に対する抗議を表明するため、反対をし、討論とします。
○小宮 正議長 ほかに討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第3号 ときがわ町税条例等の一部を改正する条例の一部改正についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり改正することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立多数)
○小宮 正議長 起立多数であります。
  よって、議案第3号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第4号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○小宮 正議長 日程第6、議案第4号 ときがわ町指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてを議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○町田英章議会事務局長 朗読いたします。
  議案第4号 ときがわ町指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について。
  別紙のとおりときがわ町指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を制定することについて議決を求める。
  平成29年3月7日提出、ときがわ町長、関口定男。
  以上です。
○小宮 正議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、議案第4号 ときがわ町指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について、提案理由を申し上げます。
  介護保険法の改正に伴い、所要の改正をするため、ときがわ町指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正したいので、この案を提出するものであります。
  細部につきましては、福祉課長からご説明を申し上げます。
○小宮 正議長 続いて、細部説明を求めます。
  大島福祉課長。
○大島武志福祉課長 議案第4号 ときがわ町指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についての細部説明をさせていただきます。
  この条例は、介護保険法改正により、埼玉県が指定・指導していた通所介護事業所のうち、小規模の通所介護事業所、定員18人以下につきまして、平成28年4月1日から地域密着型通所介護事業所となり、指定・指導権限が事業所所在地の市町村に移行されました。それに伴い、地域密着型通所介護事業所の事業の人員、設備及び運営に関する基準を追加するため、条例の一部を改正するものでございます。
  議案参考資料の資料ナンバー2をごらんいただきたいと思います。
  ときがわ町指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例、新旧対照表でございます。右の欄が現行、左の欄が改正案でございます。下線部分が改正する箇所となります。法の条文の読みかえ等の改正箇所が数多くありますので、主な改正内容についてのみ説明をさせていただきます。
  2ページを開いていただきたいと思います。
  目次となりますが、第3章の次に、第3章の2「地域密着型通所介護」を追加いたします。 従前に示された各章と同様に、第1節の基本方針から第4節の運営に関する基準を設けてございます。その下に、第5節として、指定療養通所介護の事業の基本方針並びに人員、設備及び運営に関する基準を加え、第1款、この節の趣旨及び基本方針から第4款、運営に関する基準を設けております。
  6ページを開いていただきたいと思います。
  第1節、基本方針では、第59条の2、指定地域密着型サービスに該当する地域密着型通所介護の事業は、要介護状態となった場合においても、その利用者が可能な限りその居宅において、その有する能力に応じ自立した日常生活を営むことができるよう生活機能の維持又は向上を目指し、必要な日常生活上の世話及び機能訓練を行うことにより、利用者の社会的孤立感の解消及び心身の機能の維持並びに利用者の家族の身体的及び精神的負担の軽減を図るものでなければならないとしております。
  第2節では、人員に関する基準として、事業所ごとに置くべき従業員の人数又管理者について、第59条の3から第59条の4において規定をしてございます。
  続きまして、11ページをお願いしたいと思います。
  第3節、設備に関する基準では、59条の5において、食堂、機能訓練室、静養室、相談室及び事務室を有するほか、消火設備その他の非常災害に際して必要な設備等を設けなければならないと規定されまして、設備等の基準が示されております。
  続きまして、12ページをお開きいただきたいと思います。
  第4節、運営に関する基準では、第59条の6から第59条の20までの条文の中で、利用者の心身の状況等の把握、利用料、計画の策定、非常災害対策、衛生管理、事故発生時の対応などを規定してございます。
  続きまして、24ページをお開きいただきたいと思います。
  第5節でございますが、指定療養通所介護の事業の基本方針並びに人員、設備及び運営に関する基準としまして、第1款、この節の趣旨及び基本方針。この節の趣旨といたしまして、次の25ページ、第59条の21、指定療養通所介護(指定地域密着型通所介護)であって、難病等を有する重度要介護者又はがん末期の者であって、サービスの提供に当たり、常時看護師による観察が必要な者を対象とし、療養通所介護計画に基づき、入浴、排せつ、食事等の介護その他の日常生活上の世話及び機能訓練を行うものをいう、の事業の基本方針並びに人員、設備及び運営に関する基準については、この節に定めるところによるとしております。
  第1款では、第59条の22において基本方針を定めてございます。
  26ページをお願いしたいと思います。
  第2款では、人員に関する基準として、事業所ごとに置くべき従業員の人数又は管理者について、第59条の23から59条の24において規定をしてございます。
  27ページをごらんいただきたいと思います。
  第3款、設備に関する基準では、第59条の25から第59条の26において、利用定員、指定療養通所介護を行うのにふさわしい専用の部屋を有するほか、消火設備その他の非常災害に際して必要な設備等を備えなければならないと指定してございます。
  28ページをお開きいただきたいと思います。
  第4款、運営に関する基準でございますけれども、第59条の27から第59条の38までの条文の中で、利用者への説明及び同意、利用者の心身の状況等の把握、計画の策定、緊急時の対応、安全、サービス提供管理委員会の設置などを規定してございます。
  41ページをお願いしたいと思います。
  下段の第67条及び第68条については削除となってございます。
  同様に、42ページ以降についても削除条文が記載されておりますが、これにつきましては準用規定を改正することにより削除となるものでございます。
  議案第4号のほうに戻っていただきまして、21ページを開いていただきたいと思います。
  ページの下段にあります附則といたしまして、この条例は、平成29年3月31日から施行するものでございます。
  以上で細部説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いします。
○小宮 正議長 これより議案第4号 ときがわ町指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原です。
  この改正案をずっと読み上げていますけれども、大変中身が濃くてわからない点もたくさんあるんですが、簡単に言えば、これは町の権限が強くなる方向性だと思うんですよね。そして、このことによっては、今後、自治体間で格差が生じる制度、このように考えられます。サービスを提供する事業所の運営の透明性確保のため、地域との連携を初めとする関係規定が追加されること自体は、これは利用者にとってはいい面もあると思うんですよ。しかし事業所にとっては新たな対応が求められている。このことによって。課長に聞きます、こうい う問題も含めて、じゃ、現時点で介護報酬そのものはどうなっているでしょうか。上がっていないでしょう。これが最初の基準になるべきではないかなと思うんですが、いかがでしょうか。
○小宮 正議長 答弁願います。
  大島福祉課長。
○大島武志福祉課長 それでは、野原議員の質問にお答えさせていただきます。
  介護報酬がこれによって上がるかというふうなことでしょうか。
○12番 野原和夫議員 違います。現状上がっているかどうかと聞いたんです。
○大島武志福祉課長 この事業をすることによって現状上がっているかどうかというようなことだと思うんですが、通所介護事業所、これは今までどおり大規模、小規模を含めて実際運営のほうしているわけなんですが、28年度以前につきましては、それがひとくるめの通所介護事業ということで運営しておりましたけれども、それが分かれるという、大規模といいますか、今までの通所と新たに小規模の通所ということで、分かれるということで、そういうことで、全体的にいえば、今までの状況が継続していくというような状況でございます。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 今までの傾向じゃないです、これは。この中身について見ると、やっぱり町の権限、国から示されたものが町に移行されて、町の権限の中でそこに事業所に指定するわけですよ。ということは、利用の中身については、利用者にとってはプラスになる点もあるんです。しかし、事業所については、新たな対応が求められて大変なことになるんです。これをもう少しやるには、まず最初に介護報酬を引き上げて、きちんとしたシステムをつくって、一体となって改善されることじゃないんでしょうかということを言いたいんですよ。いかがでしょうか。やっぱり町の権限がこの中で強くなってきているんですよね。もうどんどん国からの指令で町にお任せで来ているわけですから。そういう点は、課長、どう思いますか。
○小宮 正議長 答弁願います。
  大島福祉課長。
○大島武志福祉課長 野原議員のおっしゃるとおり、今までなかったこともしなくてはならないというようなこともあろうかと思うんですが、介護報酬については国から示された基準のとおりでございます。変わっていないというようなことでご理解いただきたいと思います。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  ほかに質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (発言する者なし)
○小宮 正議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「はい」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これより討論に入ります。
  それで、反対でしょうか、賛成でしょうか。
          (「反対討論です」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 じゃ、12番、野原和夫議員。
○12番 野原和夫議員 日本共産党の野原和夫です。
  議案第4号 ときがわ町指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について、反対の立場で討論に参加します。
  本条例は、県が指定権者となっている通所介護デイサービスのうち、定員18人以下の小規模な事業所について、町が指定権者となり、その基準については国の定める基準を勘案して町の条例で定めるということですが、介護保険制度は国が責任を持ち、全国一律の基準価格、サービス標準を決めていくべきものであり、この間、権限を初めサービス運営が自治体へ移行し、今後、自治体間で格差が生じる制度になり懸念がある。サービスを提供する事業所の運営の透明性確保のため、地域との連携を初めとする関係規定が追加されること自体、利用者にとってはよい面もありますが、事業所にとっては新たな対応が求められることになります。介護報酬については、月額平均1万円相当の改善がされるということも言われておりますが、第6期のスタート時期に引き下げられた基本報酬の引き下げによって、実質はマイナスとなっている。介護はそれを担う労働者、事業所が安定してサービスが提供できることが利用者やその家族の安心にもつながるものと考え、規定の追加をするのであれば、基本報酬の大幅引き下げの問題をそのままにするのではなく、一体として改善されることを望み、討 論とする。
  以上です。
○小宮 正議長 ほかに討論ございませんか。
          (発言する者なし)
○小宮 正議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第4号 ときがわ町指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり改正することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立多数)
○小宮 正議長 起立多数であります。
  よって、議案第4号は原案のとおり可決されました。
  暫時休憩いたします。
  再開を午後1時といたします。
                                (午前11時57分)
─────────────────────────────────────────────────
○小宮 正議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午後 1時00分)
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第5号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○小宮 正議長 日程第7、議案第5号 ときがわ町企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部改正についてを議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○町田英章議会事務局長 朗読いたします。
  議案第5号 ときがわ町企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部改正について。
  別紙のとおりときがわ町企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例を制定することについて議決を求める。
  平成29年3月7日提出、ときがわ町長、関口定男。
  以上です。
○小宮 正議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、議案第5号のときがわ町企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部改正について、提案理由を申し上げます。
  平成28年8月8日付で人事院からなされた国家公務員の給与についての勧告及び同年10月20日付で埼玉県人事委員会からなされた埼玉県職員の給与についての勧告を踏まえ、ときがわ町企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正したいので、この案を提出するものであります。
  細部につきましては、水道課長から説明を申し上げます。
○小宮 正議長 続いて、細部説明を求めます。
  内室水道課長。
○内室睦夫水道課長 それでは、議案第5号 ときがわ町企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部改正について、細部説明をさせていただきます。
  なお、この一部改正につきましては、ときがわ町一般職の職員の給与に関する条例等に準じた改正となるものでございます。
  議案参考資料のナンバー3をごらんください。
  1ページになります。右の欄が現行、左の欄が改正案、アンダーライン部分が改正箇所になります。
  現行の第6条第2項第2号中「及び孫」を削り、第2号の次に新たに第3号を加え、「満22歳に達する日以後の最初の3月31日までの間にある孫」とするものです。第15条第2項中「又は介護休暇」を「、介護休暇」に。
  続いて2ページをごらんください。「支障がある者」を「支障があるもの(以下この項において「要介護者」という。)」に改め、その下の行の「休暇をいう。」の次に、「又は介護時間(当該職員が要介護の介護をするために1日の勤務時間の一部(2時間を超えない範囲内の時間に限る。)を勤務しないことが相当と認められる場合における休暇をいう。)」を加えます。
  議案1ページの条例にお戻りください。附則でございますが、この条例は、平成29年4月1日から施行するものです。
  以上で、議案第5号 ときがわ町企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部改正についての細部説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
○小宮 正議長 これより議案第5号 ときがわ町企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部改正についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原です。
  一般職については、以前出されたと思うんです。今回、企業職員についてですが、内容としては、介護休暇を受けやすくなる内容になっているのか。確認の上、この問題についてお伺いします。
○小宮 正議長 答弁願います。
  内室水道課長。
○内室睦夫水道課長 それでは、野原議員のご質問にお答えさせていただきます。
  野原議員、ご質問のとおり、こちらにつきましては、受けやすくなるものでございます。具体的には、介護休暇、1回取得という制限がございましたが、それが3回まで可能。それから、介護時間につきましては新設されまして、3年の間で1日2時間までを限度として取得できるように、新規に追加されました。
  以上でございます。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  ほかに質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第5号 ときがわ町企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部改正についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり改正することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○小宮 正議長 起立全員であります。
  よって、議案第5号は原案のとおり可決されました。
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   ◎同意第1号の上程、説明、質疑、採決
○小宮 正議長 日程第8、同意第1号 ときがわ町教育委員会委員の任命についてを議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○町田英章議会事務局長 朗読いたします。
  同意第1号 ときがわ町教育委員会委員の任命について。
  ときがわ町教育委員会委員に次の者を任命することについて同意を求める。
  住所、埼玉県比企郡ときがわ町大字本郷336番地。氏名、坂下美代子。
  平成29年3月7日提出、ときがわ町長、関口定男。
  以上です。
○小宮 正議長 提案者から提案説明を求めます。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、同意第1号 ときがわ町教育委員会委員の任命について、提案理由を申し上げます。
  教育委員会委員坂下美代子氏の任期は、平成29年3月24日で任期満了となるが、坂下美代子氏を再度任命することについて議会の同意を得たいので、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定により、この案を提出するものであります。
  よろしくお願いいたします。
○小宮 正議長 これより同意第1号 ときがわ町教育委員会委員の任命についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原です。
  この前の全協も含めて、任期についての規定はないということも含めて聞いておりますが、民生委員においては、ある程度の年齢的な制限も設けていると思います。この任期においては、ある程度の年数も含めて、規定等はできないんでしょうか。
  私はある程度、何年たったら交代をすることも前進につながる課題ではないかなと思って いるのですが、そのようなことを私の一つの要望等も含めて、お答えいただければありがたいです。
○小宮 正議長 答弁願います。
  清水教育総務課長。
○清水誠司教育総務課長 ただいまの野原議員のご質問にお答えしたいと思います。
  教育委員の任期につきましては4年間ということでございまして、年齢制限等はこの間ないというふうな、上限というのですか、それについてはないということで申し上げましたが、ただいまの野原議員のご意見というのか、要望につきましても、またこちらで今後の委員の任命のときに、またそういうことも考えていきたいというふうに思っております。
  よろしくお願いいたします。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  ほかに質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって質疑を終了いたします。
  お諮りいたします。本案は人事案件でありますので、討議、討論を省略し、直ちに採決したいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 異議なしと認めます。
  よって、本案は、討議、討論を省略し、直ちに採決することに決定いたしました。
  これより同意第1号 ときがわ町教育委員会委員の任命についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり同意することにご異議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 異議なしと認めます。
  よって、同意第1号は原案のとおり同意することに決定いたしました。
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   ◎同意第2号の上程、説明、質疑、採決
○小宮 正議長 日程第9、同意第2号 ときがわ町監査委員の選任についてを議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○町田英章議会事務局長 朗読いたします。
  同意第2号 ときがわ町監査委員の選任について。
  ときがわ町監査委員に次の者を選任することについて同意を求める。
  住所、埼玉県比企郡ときがわ町大字瀬戸元上314番地7。氏名、武野谷博之。
  平成29年3月7日提出、ときがわ町長、関口定男。
  以上です。
○小宮 正議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、同意第2号 ときがわ町監査委員の選任について、提案理由を申し上げます。
  監査委員田中正直氏が、平成29年3月31日をもって退職するため、後任として武野谷博之氏を監査委員に選任することについて同意を得たいので、地方自治法第196条第1項の規定により、この案を提出するものであります。
  よろしくお願いいたします。
○小宮 正議長 これより同意第2号 ときがわ町監査委員の選任についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原です。
  質疑というか、意見、私の個人的な考えでございますが、田中正直氏の退職ということに、物すごく私はショック的な考えです。田中監査委員においては、予算の傍聴にも来ており、きちんとときがわの情勢を把握しながら監査に携わってきました。私は尊敬する一人でございますが、退職の申し出も当然出たと思いますが、これはいつ出たか。それと、町のほうでは引きとめのことの声は出せなかったのか。この点について伺います。
○小宮 正議長 答弁願います。
  町田議会事務局長。
○町田英章議会事務局長 それでは、野原議員のご質問にお答えいたします。
  田中正直氏の退職の願いでございますけれども、2月17日付で提出をされてございます。
  それで、退職の引きとめでございますけれども、それにつきましては、田中氏のほうにうちのほうからもお願いを申し上げました。ただ、田中氏からは3月31日に区切りをもって、ここで区切りをつけたいという強い意向がございましたので、やむを得ず、今回、退職を承諾させていただいたような状況でございます。
  以上でございます。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 引きとめというか、とどまってもらうような意見ということは、事務局長みずからの発言であったのか、個人的、1人でそういう声をかけたのか、伺います。
○小宮 正議長 答弁願います。
  町田議会事務局長。
○町田英章議会事務局長 その引きとめにつきましては、町長初め、副町長も含めましてお願いをしている状況でございます。
  以上でございます。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
          (「はい」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 ほかに質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって質疑を終了いたします。
  お諮りいたします。本案は人事案件でありますので、討議、討論を省略し、直ちに採決したいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 異議なしと認めます。
  よって、本案は、討議、討論を省略し、直ちに採決することに決定いたしました。
  これより同意第2号 ときがわ町監査委員の選任についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり同意することにご異議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 異議なしと認めます。
  よって、同意第2号は原案のとおり同意することに決定いたしました。
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   ◎議案第6号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○小宮 正議長 日程第10、議案第6号 第二次ときがわ町総合振興計画基本構想及び基本計画についてを議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○町田英章議会事務局長 朗読いたします。
  議案第6号 第二次ときがわ町総合振興計画基本構想及び基本計画について。
  第二次ときがわ町総合振興計画基本構想及び基本計画について議決を求める。
  平成29年3月7日提出、ときがわ町長、関口定男。
  以上です。
○小宮 正議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、議案第6号 第二次ときがわ町総合振興計画基本構想及び基本計画について、提案理由を申し上げます。
  第一次ときがわ町総合振興計画の計画期間が、平成28年度をもって満了することから、新たな計画となる第二次ときがわ町総合振興計画の基本構想及び基本計画を定め、町の将来像の実現に向けたまちづくりの大きな方向性を示すため、ときがわ町議会基本条例第5条第1項の規定により、この案を提出するものであります。
  細部につきましては、企画財政課長からご説明を申し上げます。
○小宮 正議長 続いて、細部説明を求めます。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 それでは、議案第6号 第二次ときがわ町総合振興計画基本構想及び基本計画について、細部説明をさせていただきます。
  それでは、第二次ときがわ町総合振興計画の本文のほうをごらんいただきたいと思います。
  まず、表紙をめくっていただきますと、裏が目次になってございます。第二次ときがわ町総合振興計画基本構想の編成でございますが、第1部の序論につきましては5章から成るもので、第2部の基本構想につきましては4章から成るものでございます。第3部の基本計画につきましては、5つの基本政策と、それに付随する12の基本施策から成るものでございます。
  2ページをごらんいただきたいと思います。
  第1部序論の第1章総合振興計画策定の趣旨でございますが、ときがわ町は、合併後、「第一次ときがわ町総合振興計画」を平成19年3月に策定し、この10年間、「ときがわ」の文化を創造するまちづくりに取り組んでまいりました。
  その結果、学校教育施設を初めとする公共施設の耐震化や、町の安心・安全や利便性を高める公共基盤の整備が進みました。また、交流人口が大幅に増加するなど、観光産業が地域 の代表的な産業として定着しつつあるほか、本町独自の子育て支援などによりまして、社会福祉と教育文化の充実が進んだところでございます。
  しかしながら、近年は急激な人口減少社会を迎えまして、ときがわ町の将来にわたり大きな影響を及ぼすと想定をされているところでございます。
  このことから、ときがわ町を取り巻く情勢を踏まえつつ、行政基盤の強化による自主的行政運営と町民の主体的な地域づくりにより、地方自治を一層発展させるとともに、地域の特性を生かしながら、生活基盤の整備や自然環境の保全、経済基盤の強化など、多様な行政需要に応えていくことを目的に、平成38年度までを計画期間といたします「第二次ときがわ町総合振興計画」を策定するものでございます。
  次に、3ページの第2章総合振興計画策定の考え方でございますが、1つ目といたしまして、地域の今日的な課題を重視した計画づくり。2つ目といたしまして、ソフト面の政策強化にシフトした計画づくり。3つ目といたしまして、町民と行政が目標を共有できる計画づくり。以上、3点の基本的な考え方に基づきまして策定されているものでございます。
  次に、4ページをごらんいただきたいと存じます。
  第3章総合振興計画の構成と期間でございます。まず、基本構想の位置づけでございますが、総合的で計画的な町政運営のための、町の最上位にある指針となります。計画期間といたしますと、平成29年度から平成38年度の10年間となります。
  5ページの基本計画の位置づけでございますが、基本構想でお示しした基本政策及び基本施策に従って、具体的な計画内容を体系的に定めたもので、町政運営の基本となるものでございます。計画期間は、前期といたしまして、平成29年度から平成33年度の5年間となっております。
  次に、7ページをごらんいただきたいと存じます。
  第4章ときがわ町の概況でございますが、現状の自然条件、社会条件を明記したものでございます。
  次に、12ページをごらんいただきたいと存じます。
  第5章まちづくりの基本的な課題でございます。1の人口動向を踏まえたまちづくりの課題から始まりまして、17ページの6の協働によるまちづくりの課題まで、6項目を明記いたしまして、これらの視点から取り組みを進めることといたしたものでございます。
  次に、20ページの第2部第1章基本構想の趣旨でございますが、第二次ときがわ町総合振興計画基本構想は、これまでの10年間のまちづくりをベースといたしまして、社会情勢の変 化など時代の潮流を見据え、新たに将来における町のあるべき姿、町民と行政が協働してまちづくりを進めていくための指針を示すものといたしております。
  また、あるべき将来像の姿を実現するための具体的な方策を、基本政策と基本施策として定めております。なお、基本構想の目標年次は、10年後の平成38年度としております。
  次に、21ページの第2章ときがわ町の将来像でございます。町の将来像は、「人と自然の優しさにふれるまちときがわ」を継承いたしまして、さらにこれに磨きをかけていくことといたしました。
  次に、22ページの第3章施策の大綱でございます。1の基本政策及び基本施策の位置づけでございますが、基本政策は、町の現状やまちづくりの基本課題などを踏まえまして、将来像の実現に向けた取り組みの柱となるもので、まちづくりの大きな方向性を示しているものでございます。
  また、基本施策につきましては、上位にあります基本政策を達成するための方策であり、各基本施策に体系立てられました施策を達成することにより、基本施策、基本政策が達成され、将来像の実現につながるものでございます。
  次に、23ページにつきましては、2のまちづくりの体系でございます。町の将来像であります「人と自然の優しさにふれるまちときがわ」の実現を目指しまして、次のとおり、5つの基本政策と12の基本施策を定めているものでございます。なお、施策につきましては、主な取り組みへの展開と合わせまして、基本計画において定めることといたしました。
  24ページにつきましては、3の重点プロジェクトでございます。重点プロジェクトは、今後10年のまちづくりを進める上で、特に優先的かつ重点的に取り組むべき施策群を位置づけ、施策を積極的に展開するものでございまして、4項目ということで、「子どもたちが元気に暮らせるまちプロジェクト」、「まちの魅力アッププロジェクト」、「健康長寿NO.1のまちプロジェクト」、「目指せ災害・事故・犯罪ゼロプロジェクト」の4項目を設定いたしたところでございます。
  なお、重点プロジェクトを構成する具体的な施策の取り組みにつきましては、基本計画に示す主な取り組みの下段に、重点プロジェクトとその番号を明記してございます。
  そして、26ページから30ページにかけましては、基本政策及び基本施策を明記したところでございます。
  次に、31ページから34ページにかけましては、第4章将来の枠組みでございます。1の将来人口や2の土地利用構想を明記したものでございます。なお、平成32年度の将来推計人口 につきましては、1万783人、平成37年の将来推計人口は、1万171人をそれぞれ見込んでいるものでございます。
  36ページ以降につきましては、第3部基本計画でございます。基本政策、基本施策に基づきます各施策を明記してございます。各施策につきましては、施策対応の必要性、目標と目標指標、主な取り組みを細かく記載させていただいておりますので、こちらはごらんをいただければというふうに思います。
  以上で、細部説明を終わらせていただきます。よろしくお願いいたします。
○小宮 正議長 これより議案第6号 第二次ときがわ町総合振興計画基本構想及び基本計画についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  3番、田中議員。
○3番 田中紀吉議員 3番、田中です。
  きょう、町長のほうから、かなり詳しくいただいたんですけれども、私のほうでは、3点ばかりお伺いします。
  まず最初に、この計画は最上位の指針であり、町政運営の基本であるということの認識に立ってということで言います。まず最初に、私もこれを読みました。70ページ以上あるんですけれども、去年540万円ぐらいの予算をかけて、あと、皆さんがたくさんの会議だとかエネルギーを使ってやったと思うんです。
  実は、私は第一次のときに、委員として参加させていただきました。そのことも含めて、まずは1点目が、基本的な考え方として、非常に残念な点が、まず枕の点にあると。ときがわ町は国宝があるというのは、最初の国宝指定のときからときがわ町はあったんですね。そのことは一切触れていない。一点も触れていないという点が、非常に残念な気がします。
  それと、もう1つは、土地利用の点で残念というか、1つ考えなければいけない点があるんじゃないかと思うんですけれども、立地適正化計画というのがまだときがわ町はないんですね。そういう中で、こういう西平地区の生活拠点地区という指定だと思うんですけれども、その辺はどういうお考えかということで、これは長期の振興計画ですので、そのことは頭の中にというか、構想の中で入っている問題だと思うんですけれども、その点が2点目です。
  3点目は、将来人口の点がもちろん書いてあって、年少人口が14歳までが700人というぐらいに目標の中でもあります。そうすると、間違いなく単学級になるんだと思うんですね、学校の問題でいきますと。29年度の入学だって、玉川中学校も都幾川中学校も単学級になる と思います。一クラスになると思いますね。その点は十分検討されているんだと思うんですけれども、その中学校の問題というのは一言も触れていないんですね。そのことはどう考えたのかということで、3点伺います。
○小宮 正議長 答弁願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 それでは、田中議員のご質問にお答えをさせていただきます。
  まず1点の、慈光寺の国宝の関係でございますけれども、歴史的な文化あるいは文化遺産というものは、十分に認識しているところでございます。慈光寺については、具体的に宗教法人ということで触れなかったというところもあるんですけれども、国宝については、皆さん、もうご承知のことといいますか、周知の事実といいますか、そういったものであるのではないかというふうに考えております。
  また、文化財の保存ですとか、これから生かしていくというものは、総論的には載っております。そうしたことの中で、特定の慈光寺というところについては特に触れなかったというのがございます。
  以上でございます。
○小宮 正議長 3番、田中議員。
○3番 田中紀吉議員 まず、その点なんですけれども、私も思うんですけれども、やっぱり地域で大事に育てていったり、そのことをきちんと認識をしたりですね。そのことはかなり重要なことだと思うんですね。
  そのことを自分たちも誇りに思って、それをきちんと継承していったり、育てていったりということは、かなり重要な点だと思います。
  それで、今後、来年の予算の中でも私も触れますけれども、そのことはもうちょっと認識を変えたらいかがかなと思っています。前の段階でも私も若干触れましたけれども、今回は特にさらっと行っちゃってるんですね。だから、あの問題はときがわ町がまさに誇りに思っていいところだと思うんですけれども、できちゃった問題はあれなので、ぜひそのことは認識を改めていただいたほうがいいんじゃないかなと思います。1点目については。
○小宮 正議長 答弁願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 お答えをさせていただきます。
  計画書の48ページのほうに、文化財の保存と継承ということで、具体的な部分については 記述をされているというところでございます。総論的な部分では、慈光寺云々というところはないんですけれども、各施策の中で文化財の保存と継承ということで、そうした歴史、文化の保存、継承の部分については、法華経、一品経を初めとしてということで、文化財ですとか、史跡等がたくさんあるというふうな、ここには記載はされているんですけれども、不十分であるというご指摘でございますけれども、今後、文化財を残していくこと、また、それを生かして、まちづくりに生かしていくこと、そして無形文化財等についても継承していくこと。こうした歴史と文化に関係することについては、これからも非常に重要なことと考えております。
  また、新しく小倉城の関係も、今、国の補助金をいただきまして、国に指定されたということで、そういったものについてもこれから取り組んでいくということでございますので、決して慈光寺をないがしろにしているということではございませんので、ご了解をいただければというふうに思います。
  以上でございます。
○3番 田中紀吉議員 1点目はわかりました。
○小宮 正議長 1点目いいですか。
  じゃ、2点目についての答弁をお願いいたします。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 それでは、引き続き、田中議員のご質問にお答えをさせていただきます。
  土地利用の関係でございますけれども、土地利用の関係については、地図で細かく示させていただきますが、そのほかに34ページのほう、ちょっとごらんいただきますと、とにかく拠点の整備ですとか地域拠点の関係ですとか、生活拠点、地域の交流軸といったものをここに示させていただいております。本庁舎の周りと第二庁舎の周辺、そして西平の交差点、慈光寺入り口の交差点の周辺、こうしたところを生活拠点というような形で位置づけておりまして、国で今、盛んに提唱しておりますコンパクトシティのような考え方を、若干この部分に示させていただいているというようなことでございます。
  こうした形で、総合振興計画の土地利用については、全体的な一応方向性を示すというような位置づけでございます。また、具体的に土地利用をどういうふうに、この土地についてはどういうふうにしていくというような具体的な部分が出てまいりますと、またこの土地利用の構想を変えたり、また、具体的な計画を立てたりということになりますので、全体とし てはこの絵に書いてございますような形になろうかと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
○小宮 正議長 3番、田中議員。
○3番 田中紀吉議員 課長、少し今の話は無理があるんじゃないかと思うんですね。私は読んできたつもりなんだけれども、1の地域拠点という点では、今のお話はわかります。でも、2番目の生活拠点、具体的にいうと西平地区ですね。市街地基盤の改善や施設の更新を適宜進めることにより、地域の町民生活を支える商業施設、行政サービス、福祉機能。本当にこれを文章上で読むと、とても感じられないんですね。一般的な小売店もないし。あの地区は、それから防災上の拠点だとかも一切ありません。だから、やっぱりそういう点は多分、ご検討されたんだと思うんですけれども、やっぱりこれはちょっと無理があるんじゃないかなと私は感じたんですね。
  その点、もう一回伺います。
○小宮 正議長 答弁願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 それでは、引き続きお答えをさせていただきます。
  西平地区につきましては、地域振興という形でずっと取り組んでまいりました。残念ながら、人口減少に伴いまして、商業施設も数が少なくなっているというような、議員ご指摘のところもございます。
  しかしながら、町の施設であります、指定管理をしている施設ですとか、建具会館というような拠点施設もございますし、やはり地理的に言いますと、西平の辺の地域は、地理的にはときがわ町の真ん中辺にあるわけでございまして。
  そういったこともありまして、できるだけ機能を維持していくような方向で考えたいというような形で、こちらは書いてございます。
  以上でございます。
○小宮 正議長 3番、田中議員。
○3番 田中紀吉議員 この辺は、私はなくしちゃっていいとかって全然思っていませんからね。ぜひあの地区を、こういう文章にあるような形で生かしていくというのか、そういう形に目指していただきたいというように思っていますので、ぜひそういう方向で進めていただけたらと思いますので、よろしくお願いします。
  2点目は結構です。
○小宮 正議長 3点目について、答弁を願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 それでは、お答えをさせていただきます。
  ご指摘のように、子供の数が減ってきているということで、中学校、一クラスというような状況も出てくるかも、実際もう出てきているんですけれども。そういうことでございますけれども、こうした学校統合の問題につきましては、なかなか総合振興計画の中で計画を示すというのも無理があると思います。地域の実情というのがそれぞれありますので、ときがわ町については、合併しているという経緯もございまして、この計画の中でその方向性を示すというのは、ちょっと荷が重過ぎると言いますか、そういうこともあると思います。
  実際、地域にお住みの方、子供さんをお持ちの方、そういった意見を聞きながら、こういったものについては住民の皆さん方の意見を尊重する中で決めていくべきものだというふうに考えております。そういうことで、この計画の中では、方向性を特に示すということはしてございません。
  以上でございます。
○小宮 正議長 3番、田中議員。
○3番 田中紀吉議員 方向性というよりも、文章の中でというよりも、やっぱり将来的にはほかの公民館とかその他については触れているんですね。討議というか、そういうたたきでというのか、地域の今の、課長が言ったみたいなものが求められるというか、必要性が帯びてくるというか。言葉を選ばなきゃいけないですけれども、そういうことに間違いなくなるんじゃないかと思うんですね。
  現状でも、29年度であっても一クラスなんですね。都幾中も玉中も一クラスずつです。それで、来年以降というのか、一部複数クラスがありますけれども、かなりの部分、もう一クラスになっちゃうんですね。単学級っていうのか。だから、そのこともきちんと論議をしていく必要があるんじゃないかなという、そういう意味での討議がされたのかどうかという意味でした。いかがでしょうか。
○小宮 正議長 答弁願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 お答えをさせていただきます。
  この学校統合の関係につきましては、非常にナイーブな問題といいますか、そういう部分があると思います。ときがわ町といたしましては、少人数学級の推進ですとか、複式学級に 補助の先生をつけてきめ細かい指導をしたり、いろいろきめ細かい教育指導ということで進めております。
  ですから、いろいろな中学校等が単学級になったということで、部活ですとかいろいろな問題が出てきているという話も聞いておるんですけれども、この問題については、総合振興計画の中で、もう方向性を出してしまうというようなところまでは、討議はされておりません。
  以上でございます。
○小宮 正議長 3番、田中議員。
○3番 田中紀吉議員 じゃ、1点だけ。
  小学校の話をしているわけじゃないんですよ、私は。中学校ですから。あくまでも、勘違いだとしたら確認をしておきますけれども、私は中学校はそういう方向を目指したほうがいいんじゃないかという意見を持っている、そういう意味です。
  じゃ、これで終わります。
○小宮 正議長 ほかに質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原です。
  私もこの委員として加わった一人として、田中議員に討議させていただきます。
  先ほどの慈光寺の問題については、協議の中で意見等も交わされました。しかし、町の財産としては記載できると思いますが、一宗教法人ということで、なかなか難しい点があります。そういう中で、慈光寺をここに出すとなると、一宗教法人の問題もありますので、そういうことも考えていただきたいと。
  それから、土地利用については、あくまでもこの中では計画の目標に掲げておりますから、目標に沿って皆さんと一緒に努力していただくということを理念としております。
  それから、学校においても、今、ときがわ町は0.77の出生率をちょっと少し上げた目標に出しました。そこも1つの課題として取り組んでいただくことをモットーとして掲げたわけですから、そういう中身についてもいろいろな問題があると思いますが、協議を進めていく、 協議の中で進めた内容であります。その中では、一議員、一個人としても、その目標に向かって努力をしていただくことを念頭にお願いしたいと思います。
  以上です。
○小宮 正議長 3番、田中議員。
○3番 田中紀吉議員 ありがとうございます。
  今、野原議員のほうから経過というか、討議の話もお伺いしましたので、ぜひ私も努力したり勉強したりしながら、一緒にいい町にするように頑張っていきたいと思いますので、よろしくお願いします。
  以上です。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  ほかに討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第6号 第二次ときがわ町総合振興計画基本構想及び基本計画についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○小宮 正議長 起立全員であります。
  よって、議案第6号は原案のとおり可決されました。
  暫時休憩いたします。
  再開を午後2時といたします。
                                (午後 1時46分)
─────────────────────────────────────────────────
○小宮 正議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午後 2時00分)
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第7号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○小宮 正議長 日程第11、議案第7号 ときがわ町やすらぎの家の指定管理者の指定についてを議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○町田英章議会事務局長 朗読いたします。
  議案第7号 ときがわ町やすらぎの家の指定管理者の指定について。
  ときがわ町やすらぎの家の指定管理者を指定することについて議決を求める。
  1、管理を行わせる施設
  (1)名称 ときがわ町やすらぎの家。
  (2)所在地 ときがわ町大字西平720番地1。
  2、指定する団体
  (1)名称 やすらぎの家管理委員会。
  (2)所在地 ときがわ町大字西平720番地1。
  (3)代表者 委員長 荒井孝雄。
  3、指定の期間
  平成29年4月1日から平成32年3月31日まで。
  平成29年3月7日提出、ときがわ町長、関口定男。
  以上です。
○小宮 正議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、議案第7号 ときがわ町やすらぎの家の指定管理者の指定について、提案理由を申し上げます。
  ときがわ町やすらぎの家の管理に関し指定管理者を指定したいので、地方自治法第244条の2第6項の規定により、この案を提出するものであります。
  細部につきましては、産業観光課長からご説明を申し上げます。
○小宮 正議長 続いて、細部説明を求めます。
  坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 それでは、議案第7号 ときがわ町やすらぎの家の指定管理者の指定について、細部説明させていただきます。
  本案は、ときがわ町やすらぎの家の指定管理者に係る指定期間が、平成29年3月31日で満 了するため、引き続き、同施設の管理運営に関し、指定管理者の指定をしたいので、この案を提出するものでございます。
  本施設の指定管理者の候補者選定に当たり、当該施設は地域住民の就業機会の確保や、都市と農山村の交流を通じて、地域の活性化を図ることを目的とした施設であること。また、設置当初から、地域住民により構成する団体が管理運営する地域密着の施設であることなど、当該施設の性格、事業の継続性、実績等から、公募によらず、候補者を選定したものでございます。
  指定管理者に管理を行わせる施設の名称は、ときがわ町やすらぎの家。所在地、ときがわ町大字西平720番地1。指定する団体の名称は、やすらぎの家管理委員会。所在地、ときがわ町大字西平720番地1。代表者、委員長、荒井孝雄でございます。指定の期間は、平成29年4月1日から平成32年3月31日までの3年間でございます。
  続きまして、議案参考資料の資料ナンバー4をごらんいただけますでしょうか。
  やすらぎの家管理委員会の役員名簿でございます。役員は9名の体制でございます。
  以上で、議案第7号 ときがわ町やすらぎの家の指定管理者の指定についての細部説明とさせていただきます。ご審議のほど、よろしくお願いいたします。
○小宮 正議長 これより議案第7号 ときがわ町やすらぎの家の指定管理者の指定についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原です。
  指定管理者制度そのものについては、雇用を守るという問題もあると思うのですが、やすらぎの家の現時点の雇用形態を教えていただければありがたい。
  それから、今回、この案件、大分出されておりますが、経営も順調に今、いっていると思います。その中で、指定管理者そのものが旧ときがわ村で建てた物であって、それがほとんど私の考えでは丸投げ的な発想でいっていると思うんですよね。
  その中で、私は1つ提案したいのですが、施設利用料または賃借料または売却経営。順調なのですが、そういう3点のことも今後、考えていただくことはできないかどうか。
  1つ、雇用形態と、以上、3つの問題について、伺います。
○小宮 正議長 答弁願います。
  坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 まず、1点目でございますが、やすらぎの家の経営形態でございます。役員7名、従業員13名ということで経営しております。
○小宮 正議長 それでいいかね。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 役員7名ですけれども、従業員13名。13名が雇用の中に入っている雇用形態でしょうか。
○坂本由紀夫産業観光課長 そうです。
○12番 野原和夫議員 そして、今、最低賃金も含めて、賃金もある程度守られていると思うんですが、これ守らないと労働基準局からやられますから、そのことも含めて、賃金等の形態もお伺いします。
○小宮 正議長 答弁願います。
  坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 やすらぎの家さんといたしましては、従業員には時給845円でございます。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  答弁願います。
  坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 こちらのほう、指定管理者のほうから使用料なり何なりをいただくというふうなことですかね。今のところ、地域の雇用を守るというふうなことを、地域住民が組織するような団体ということが管理運営するというようなことで考えておりますので、今は検討しておりません。今後、検討課題にはなろうかと思われます。
  それから、売却の可能性ということですね。施設によりましては、売却も今後やはり検討というふうな可能性を持っていると思います。
  以上でございます。
○小宮 正議長 12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 私は施設利用料、賃借料は、今、経営は順調にいっているということの評価の中で発言しているわけです。その中で、いずれ売却ということも。
  今までの過去5年間の中で、修繕等含めて、町の税金、どのくらいお金がかかっていますか。このことも重要な問題ではないかなと思うのですが。
  もしわかれば教えていただきたいのですが、なかったら、後で教えていただければと。過 去5年間、どのくらいの、修繕費も含めて、町が。公の施設ですから、必ず町が修繕も含めて税金を投入しているわけですよ。だからそこの公平性も含めてお聞きしたいのですが。わかったら教えていただきたい。
○小宮 正議長 答弁願います。
  坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 また調べて回答させていただこうと思っておりますが、やすらぎの家につきましては、5年間、町が修繕したというのは、最後、門のところを修繕したのが最後でなかったかと思います。ちょっと調べて回答させていただきます。
○小宮 正議長 ほかに質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第7号 ときがわ町やすらぎの家の指定管理者の指定について、採決をいたします。
  本案は原案のとおり指定することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○小宮 正議長 起立全員であります。
  よって、議案第7号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第8号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○小宮 正議長 日程第12、議案第8号 ときがわ町いこいの里大附の指定管理者の指定についてを議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○町田英章議会事務局長 朗読いたします。
  議案第8号 ときがわ町いこいの里大附の指定管理者の指定について。
  ときがわ町いこいの里大附の指定管理者を指定することについて議決を求める。
  1、管理を行わせる施設
  (1)名称 ときがわ町いこいの里大附。
  (2)所在地 ときがわ町大字大附425番地。
  2、指定する団体
  (1)名称 いこいの里大附管理運営委員会。
  (2)所在地 ときがわ町大字大附425番地。
  (3)代表者 委員長 柿沼貞夫。
  3、指定の期間
  平成29年4月1日から平成32年3月31日まで。
  平成29年3月7日提出、ときがわ町長、関口定男。
  以上です。
○小宮 正議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、議案第8号 ときがわ町いこいの里大附の指定管理者の指定について、提案理由を申し上げます。
  ときがわ町いこいの里大附の管理に関し指定管理者を指定したいので、地方自治法第244条の2第6項の規定により、この案を提出するものであります。
  細部につきましては、産業観光課長からご説明を申し上げます。
○小宮 正議長 続いて、細部説明を求めます。
  坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 それでは、議案第8号 ときがわ町いこいの里大附の指定管理者の指定について、細部説明させていただきます。
  本案は、ときがわ町いこいの里大附の指定管理者に係る指定の期間が、平成29年3月31日で満了するため、引き続き、同施設の管理運営に関し、指定管理者の指定をしたいので、この案を提出するものでございます。
  本施設の指定管理者の候補者選定に当たり、当該施設は地域住民の就業機会の確保や、都市と農山村の交流を通じて、地域の活性化を図ることを目的とした施設であること、また、 設置当初から、地域住民により構成する団体が管理運営する地域密着の施設であることなど、当該施設の性格、事業の継続性、実績等から、公募によらず、候補者を選定したものでございます。
  指定管理者に管理を行わせる施設の名称は、ときがわ町いこいの里大附。所在地、ときがわ町大字大附425番地。指定する団体の名称は、いこいの里大附管理運営委員会。所在地、ときがわ町大字大附425番地。代表者、委員長、柿沼貞夫でございます。指定の期間は、平成29年4月1日から平成32年3月31日までの3年間でございます。
  続きまして、議案参考資料の資料ナンバー5をごらんいただけますでしょうか。
  いこいの里大附管理運営委員会の役員名簿でございます。役員は11名の体制でございます。
  以上で、議案第8号 ときがわ町いこいの里大附の指定管理者の指定についての細部説明とさせていただきます。ご審議のほど、よろしくお願いいたします。
○小宮 正議長 これより議案第8号 ときがわ町いこいの里大附の指定管理者の指定についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原です。
  先ほどの質問、重複しますが、労働者、雇用形態、それと時給幾ら払っているのか、伺いたい。
  それから、この中では5年間の町の税金投入、修繕等含めてどのくらいかかっていたのか。先ほども言いましたが、経営が順調になっていたら、施設利用料、賃借料、または売却等含めて今後の課題として考えていただければありがたいですが、以上の点、伺います。
○小宮 正議長 答弁願います。
  坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 こちらの施設におきましては、従業員が9名、それから販売部会を持っておりますので、販売部会員が34名という体制でございます。
  時給につきましては、いこいの里大附、パートとして先日、年明けに聞き取りをしたのですが、820円の古い時給でやっているということで、産業観光課長名で改善するように通知を出したところでございます。
○小宮 正議長 1点目についてはよろしいでしょうか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 今、課長、820円ということで改善を求めたということですね。これは大事なことだと思うんですよね。やっぱり雇用形態、しっかりしていないと、指定管理者の中で働く人たちを守らなくちゃいけないことなんですよ。ぜひこれは前向きにお願いしたいと思います。
○小宮 正議長 1点目はよろしいでしょうか。
          (「はい」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 じゃ、2点目について答弁願います。
  坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 施設の修繕費ということでよろしかったですかね。
○12番 野原和夫議員 はい。
○坂本由紀夫産業観光課長 確か、いこいの里大附につきましては、雪の日が2年連続あったかと思われるんですが、一部保険で対応したりとか、ちょっと正確な額を覚えていませんので、こちらは後ほど調べて回答させていただくということでよろしいでしょうか。
○12番 野原和夫議員 はい。わかりました。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  ほかに質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございますか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第8号 ときがわ町いこいの里大附の指定管理者の指定についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり指定することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○小宮 正議長 起立全員であります。
  よって、議案第8号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第9号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○小宮 正議長 日程第13、議案第9号 ときがわ町大野特産物販売所の指定管理者の指定についてを議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○町田英章議会事務局長 朗読いたします。
  議案第9号 ときがわ町大野特産物販売所の指定管理者の指定について。
  ときがわ町大野特産物販売所の指定管理者を指定することについて議決を求める。
  1、管理を行わせる施設
  (1)名称 ときがわ町大野特産物販売所。
  (2)所在地 ときがわ町大字大野86番地1。
  2、指定する団体
  (1)名称 木のむら管理委員会。
  (2)所在地 ときがわ町大字大野1440番地。
  (3)代表者 委員長 柴ア政利。
  3、指定の期間
  平成29年4月1日から平成32年3月31日まで。
  平成29年3月7日提出、ときがわ町長、関口定男。
  以上です。
○小宮 正議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、議案第9号 ときがわ町大野特産物販売所の指定管理者の指定について、提案理由を申し上げます。
  ときがわ町大野特産物販売所の管理に関し指定管理者を指定したいので、地方自治法第244条の2第6項の規定により、この案を提出するものであります。
  産業観光課長から、細部につきましてはご説明を申し上げます。
○小宮 正議長 続いて、細部説明を求めます。
  坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 それでは、議案第9号 ときがわ町大野特産物販売所の指定管理者の指定について、細部説明させていただきます。
  本案は、ときがわ町大野特産物販売所の指定管理者に係る指定期間が、平成29年3月31日で満了するため、引き続き、同施設の管理運営に関し、指定管理者の指定をしたいので、この案を提出するものでございます。
  本施設の候補者選定に当たり、当該施設は地域住民の就業機会の確保や地域産業の活性化を図ることを目的とした施設であること、また、設置当初から、地域住民により構成する団体が管理運営する地域密着の施設であることなど、当該施設の性格、事業の継続性、実績等から、公募によらず、候補者を選定したものでございます。
  指定管理者に管理を行わせる施設は、ときがわ町大野特産物販売所。所在地、ときがわ町大字大野86番地1。指定する団体の名称は、木のむら管理委員会。所在地、ときがわ町大字大野1440番地。代表者、委員長、柴ア政利でございます。指定の期間は、平成29年4月1日から平成32年3月31日までの3年間でございます。
  続きまして、議案参考資料の資料ナンバー6をごらんいただきたいと存じます。
  木のむら管理委員会の役員名簿でございます。役員は5名の体制でございます。
  以上で、議案第9号 ときがわ町大野特産物販売所の指定管理者の指定についての細部説明とさせていただきます。ご審議のほど、よろしくお願いいたします。
○小宮 正議長 これより議案第9号 ときがわ町大野特産物販売所の指定管理者の指定についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原です。
  大野特産物販売所においては、木のむらキャンプ場もこれに統合されたわけですよね。その中で、この施設においては、脇にコーヒーを飲めるような拡幅もしております。増築しているんですね。それでも200万円くらいお金かかっていると思うんですよ。その利用価値が今、落ちていると思うんですよね。
  そういうことを踏まえた中で、やっぱりそれだけの税金を使っているわけですから、一応経営がどのようになっているか。
  それと、販売者の時給等は幾らか。
  それから、この中でも5年間の中で、修繕費等が幾らかかっているのかも教えていただき たいと思います。
○小宮 正議長 答弁願います。
  坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 それでは、ご質問にお答えさせていただきます。
  まず1点目、コーヒースペースについてでございますが、木のむら管理委員会と合併いたしまして、今、運営の改革に努めているということでございます。
  先日、木のむら管理委員会のほうの総会にも私も出席させていただきました。現地の管理委員会のメンバーの方も高齢化が進んでおりますが、地元の特産品をつくる努力、また、地域の方が買い物をできる販売所にしたいというふうな目標を掲げておりまして、コーヒースペースにつきましても、施設管理者と十分よく協議しまして活用していただくように指導してまいりたいと考えております。
          (「時給は」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 続けてやって。
○坂本由紀夫産業観光課長 こちらのほうにつきましては、845円以上ということで、従業員によって若干、最低が845円で、販売員、お二人いるんですが、845円と865円ということで、差がついているようでございます。
○小宮 正議長 12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 845円から865円、やっぱり一律きちんと示さないといけないんじゃないでしょうか。これは、売り上げによって歩合制で上がるか上がらないかが決まるんでしょうか。そうじゃないと思うんですよね。やっぱりそこは一律にして、公平にやるべきではないかなと思いますが、いかがでしょうか。
○小宮 正議長 答弁願います。
  坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 こちらのほうは、時給を調べたときに報告を聞いておりますので、指定管理者にちょっと確認させていただきたいと思います。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 引き続き、5年間の修繕費等も含めて調べて、お願いしたいと思います。
○小宮 正議長 答弁願います。
  坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 5年間の修繕費等は調べて、回答させていただきます。
○小宮 正議長 ほかに質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第9号 ときがわ町大野特産物販売所の指定管理者の指定についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり指定することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○小宮 正議長 起立全員であります。
  よって、議案第9号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第10号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○小宮 正議長 日程第14、議案第10号 ときがわ町木のむらキャンプ場の指定管理者の指定についてを議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○町田英章議会事務局長 朗読いたします。
  議案第10号 ときがわ町木のむらキャンプ場の指定管理者の指定について。
  ときがわ町木のむらキャンプ場の指定管理者を指定することについて議決を求める。
  1、管理を行わせる施設
  (1)名称 ときがわ町木のむらキャンプ場。
  (2)所在地 ときがわ町大字大野1440番地。
  2、指定する団体
  (1)名称 木のむら管理委員会。
  (2)所在地 ときがわ町大字大野1440番地。
  (3)代表者 委員長 柴ア政利。
  3、指定の期間
  平成29年4月1日から平成32年3月31日まで。
  平成29年3月7日提出、ときがわ町長、関口定男。
  以上です。
○小宮 正議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、議案第10号 ときがわ町木のむらキャンプ場の指定管理者の指定について、提案理由を申し上げます。
  ときがわ町木のむらキャンプ場の管理に関し指定管理者を指定したいので、地方自治法第244条の2第6項の規定により、この案を提出するものであります。
  細部につきましては、産業観光課長からご説明を申し上げます。
○小宮 正議長 続いて、細部説明を求めます。
  坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 それでは、議案第10号 ときがわ町木のむらキャンプ場の指定管理者の指定について、細部説明させていただきます。
  本案は、ときがわ町木のむらキャンプ場の指定管理者に係る指定期間が、平成29年3月31日で満了するため、引き続き、同施設の管理運営に関し指定管理者の指定をしたいので、この案を提出するものでございます。
  本施設の候補者選定に当たり、当該施設は地域住民の就業機会の確保や地域産業の活性化を図ることを目的とした施設であること、また、設置当初から、地域住民により構成する団体が管理運営する地域密着の施設であることなど、当該施設の性格、事業の継続性、実績等から、公募によらず、候補者を選定したものでございます。
  指定管理者に管理を行わせる施設、ときがわ町木のむらキャンプ場。所在地、ときがわ町大字大野1440番地。指定する団体の名称は、木のむら管理委員会。所在地、ときがわ町大字大野1440番地。代表者、委員長、柴ア政利でございます。指定の期間は、平成29年4月1日から平成32年3月31日までの3年間でございます。
  続きまして、議案参考資料の資料ナンバー7をごらんいただきたいと存じます。
  木のむら管理運営委員会の役員名簿でございます。役員は5名の体制でございます。
  以上で、議案第10号 ときがわ町木のむらキャンプ場の指定管理者の指定についての細部説明とさせていただきます。ご審議のほど、よろしくお願いいたします。
○小宮 正議長 これより議案第10号 ときがわ町木のむらキャンプ場の指定管理者の指定についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  12番、野原和夫議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原です。
  先ほどと引き続き、雇用労働者、何人に対して時給幾らお支払いしているか。それと、木のむらキャンプ場の経営状態は順調に成果を上げている現状で聞かれます。その中で、やっぱり施設利用料、賃借料、いずれ売却も含めて、この中に考えていただければありがたいです。
  それから、5年間の修繕費用、町の負担がどのぐらいあったか。このことについても調べていただきたいと思います。
○小宮 正議長 答弁願います。
  坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 木のむらキャンプ場につきましては、従業員9名ということで、時給のほうが1,000円以上となっております。
○小宮 正議長 12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 1,000円以上って今、答弁されましたけれども、1,000円以上ということは、1,999円もありますよね。だから1,000円以上というのは、どこを基準に1,000円以上になっているのか。ある程度の目安があって支払いしていると思うのですが、相手の要求に応えて1,999円まで払っているのか。ある程度の規定はあると思うのですが、1,000円以上でちょっと説明していただければ。
○小宮 正議長 答弁願います。
  坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 1,000円と1,200円というふうな形なんですが、ちょっとこれは確認させていただいて、事務をする方が1,000円で、外の仕事をする方が1,200円とか、そのような決めかと思われるのですが、ちょっと確認させていただければと思います。申しわけご ざいません。
○小宮 正議長 1点目、よろしいでしょうか。
○12番 野原和夫議員 いいです。
○小宮 正議長 じゃ、2点目について、答弁願います。
  坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 売却につきましては、いこいの里大附のときに、申し上げましたが、使用料等を町でいただくかということでございますが、地域雇用を考えてつくった施設でございますので、今のところ、使用料をいただくというふうな考えを持っておりません。
  売却につきましても、地域密着の施設でございますので、木のむらキャンプ場については、地域にお任せするというような考えでございます。
○小宮 正議長 12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 課長、最初の質問のときは、検討的な発言をされています。今は考えていないということで、やっぱり統一しないといけないんじゃないですか。
  もう議事録載っていますから、やっぱり検討課題として評価をして、答えをそのまま考えて、聞いたことにしておきますけれども。
○小宮 正議長 答弁願います。
  坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 大変申しわけございませんでした。
  検討させていただきます。すみません。
          (発言する者あり)
○小宮 正議長 暫時休憩いたします。
                                (午後 2時36分)
─────────────────────────────────────────────────
○小宮 正議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午後 2時38分)
─────────────────────────────────────────────────
○小宮 正議長 じゃ、答弁願います。
  坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 先ほどの関係でございますが、施設の売却等につきましては、現時点では考えておりません。将来的には課題ということもあろうかと思われます。
  以上でございます。
○小宮 正議長 12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 現時点で考えていないような意味合いですね。将来的には考えるという含みを持たせていただきまして、ありがとう。
  そのことも含めて、やっぱり経営がしっかりしてきた中では、今後、町の負担を少なくするには、ある程度の考えも必要ではないかなと思います。その施設利用料を含めていただければ、町の財政の中には反映されますから、そういうことも基準として考える余地はあるのではないかなと。
  今までの問題については、旧都幾川村で指定管理者を、公の施設をつくりました。どうぞ、指定管理者にしてください、その中でほとんど丸投げみたいな経営をやってきたわけですよ。でも今はもう、ずっとこの中で何年もたって経営母体がしっかりしてきた中では、そういうことも考えていただいて。
  町の税金を使うということは、皆さんのお金ですからね。そこで修繕に町の税金だけ投入するということは、そこに利用する町の住民がいかに利用しやすいか。安く利用できれば、それは還元されますけれども、それは利用料をとってお金を払うとなると、町の町民が安心して利用できない。マイナスもあるわけですから、指定管理者の意味合いから見ても、今後の将来に向けての課題として含みを持たせていただいたことについては、ぜひ私も前向きに受けとめていきたいと思います。ありがとうございます。
○小宮 正議長 答弁願います。
  坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 修繕費につきましても、後ほど調べて回答させていただきます。
○小宮 正議長 ほかに質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
                     (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第10号 ときがわ町木のむらキャンプ場の指定管理者の指定についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり指定することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○小宮 正議長 起立全員であります。
  よって、議案第10号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第11号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○小宮 正議長 日程第15、議案第11号 ときがわ町木のむら物産館の指定管理者の指定についてを議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○町田英章議会事務局長 朗読いたします。
  議案第11号 ときがわ町木のむら物産館の指定管理者の指定について。
  ときがわ町木のむら物産館の指定管理者を指定することについて議決を求める。
  1、管理を行わせる施設
  (1)名称 ときがわ町木のむら物産館。
  (2)所在地 ときがわ町大字関堀188番地1。
  2、指定する団体
  (1)名称 埼玉中央農業協同組合。
  (2)所在地 東松山市加美町1番20号。
  (3)代表者 代表理事組合長 利根川洋治。
  3、指定の期間
  平成29年4月1日から平成32年3月31日まで。
  平成29年3月7日提出、ときがわ町長、関口定男。
  以上です。
○小宮 正議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、議案第11号 ときがわ町木のむら物産館の指定管理者の指定につ いて、提案理由を申し上げます。
  ときがわ町木のむら物産館の管理に関し指定管理者を指定したいので、地方自治法第244条の2第6項の規定により、この案を提出するものであります。
  細部につきましては、同じく産業観光課長からご説明を申し上げます。
○小宮 正議長 続いて、細部説明を求めます。
  坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 それでは、議案第11号 ときがわ町木のむら物産館の指定管理者の指定について、細部説明させていただきます。
  本案は、ときがわ町木のむら物産館の指定管理者に係る指定期間が、平成29年3月31日で満了するため、引き続き、同施設の管理運営に関し、指定管理者の指定をしたいので、この案を提出するものでございます。
  本施設の候補者選定に当たり、当該施設は、地域住民の就業機会の確保や、地域産業の活性化を図ることを目的とした施設であること、また、現在管理している団体が蓄積した管理運営技術などの経費、資源を活用することで、施設の設置目的を包括的、かつ効率的に達成できることなど、事業の継続性、実績等から、公募によらず、候補者を選定したものでございます。
  指定管理者に管理を行わせる施設は、ときがわ町木のむら物産館。所在地、ときがわ町大字関堀188番地1。指定する団体の名称は、埼玉中央農業協同組合。所在地、東松山市加美町1番20号。代表者、代表理事組合長、利根川洋治でございます。指定の期間は、平成29年4月1日から平成32年3月31日までの3年間でございます。
  続きまして、議案参考資料の資料ナンバー8をごらんいただけますでしょうか。
  こちらの1ページ、2ページのほうに、埼玉中央農業協同組合の役員名簿を添付してございます。役員は38名の体制でございます。
  以上で、議案第11号 ときがわ町木のむら物産館の指定管理者の指定についての細部説明とさせていただきます。ご審議のほど、よろしくお願いいたします。
○小宮 正議長 これより議案第11号 ときがわ町木のむら物産館の指定管理者の指定についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原です。
  先ほどと同じ、引き続き、時給、最低賃金ですが、幾らを支払っているのか。
  このときがわ町木のむら物産館は、経営状態もすばらしく安定して、売り上げも大分伸びてまいりました。そういう中で、売り上げのパーセンテージ、町に納付していると思いますが、このパーセンテージを教えていただければありがたいです。
  それから、この施設においては、公の施設ということで、5年間の修繕費はどのぐらいかかっているか。このことについてもお願いしたいと思います。
○小宮 正議長 答弁願います。
  坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 まず、こちらの施設につきましては、従業員11名ということで、時給が845円以上ということで、以上はちょっと後ほど確認させていただきたいと思います。
  協定書に基づきまして、売上金の1.2%ということで寄附をいただいております。
○小宮 正議長 続けてやっちゃっていいですか。
  じゃ、修繕費。
○坂本由紀夫産業観光課長 修繕費につきましては、確認させていただいて、後ほど回答させていただきたいと思います。
  以上でございます。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  ほかに質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第11号 ときがわ町木のむら物産館の指定管理者の指定についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり指定することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○小宮 正議長 起立全員であります。
  よって、議案第11号は原案のとおり可決されました。
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   ◎議案第12号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○小宮 正議長 日程第16、議案第12号 ときがわ町建具会館の指定管理者の指定についてを議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○町田英章議会事務局長 朗読いたします。
  議案第12号 ときがわ町建具会館の指定管理者の指定について。
  ときがわ町建具会館の指定管理者を指定することについて議決を求める。
  1、管理を行わせる施設
  (1)名称 ときがわ町建具会館。
  (2)所在地 ときがわ町大字西平709番地3。
  2、指定する団体
  (1)名称 建具会館運営委員会。
  (2)所在地 ときがわ町大字西平709番地3。
  (3)代表者 委員長 荒井秀章。
  3、指定の期間
  平成29年4月1日から平成32年3月31日まで。
  平成29年3月7日提出、ときがわ町長、関口定男。
  以上です。
○小宮 正議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、議案第12号 ときがわ町建具会館の指定管理者の指定について、提案理由を申し上げます。
  ときがわ町建具会館の管理に関し指定管理者を指定したいので、地方自治法第244条の2第6項の規定により、この案を提出するものであります。
  これも産業観光課長からご説明を申し上げます。
○小宮 正議長 続いて、細部説明を求めます。
  坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 それでは、議案第12号 ときがわ町建具会館の指定管理者の指定について、細部説明させていただきます。
  本案は、ときがわ町建具会館の指定管理者に係る指定の期間が、平成29年3月31日で満了するため、引き続き、同施設の管理運営に関し、指定管理者の指定をしたいので、この案を提出するものでございます。
  本施設の候補者選定に当たり、当該施設は、地域住民の就業機会の確保や地場産業の活性化を図ることを目的とした施設であること、また、設置当初から地域住民により構成する団体が管理運営する地域密着の施設であることなど、当該施設の性格、事業の継続性、実績等から、公募によらず、候補者を選定したものでございます。
  指定管理者に管理を行わせる施設、ときがわ町建具会館。所在地、ときがわ町大字西平709番地3。指定する団体の名称は、建具会館運営委員会。所在地、ときがわ町大字西平709番地3。代表者、委員長、荒井秀章でございます。指定の期間は、平成29年4月1日から平成32年3月31日までの3年間でございます。
  続きまして、議案参考資料の資料ナンバー9をごらんいただきたいと存じます。
  建具会館運営委員会の役員名簿でございます。役員は10名の体制でございます。
  以上で、議案第12号 ときがわ町建具会館の指定管理者の指定についての細部説明とさせていただきます。ご審議のほど、よろしくお願いいたします。
○小宮 正議長 これより議案第12号 ときがわ町建具会館の指定管理者の指定についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  12番、野原和夫議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原です。
  先ほどと同じように、雇用人数、それと最低賃金をお願いします。
  それから、過去5年間の修繕費等、税金を投入の金額を教えていただきたいと思います。
○小宮 正議長 答弁願います。
  坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 販売員、こちらにつきましては交代でということでございましょうが、5名ということでございます。
  それから、農産物を販売してございますので、会員が約90名登録されているということでございます。
  販売員の時給といたしましては、850円ということでございます。
  過去5年間の修繕料につきましては、調べて回答させていただきたいと思います。
  以上でございます。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  ほかに質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第12号 ときがわ町建具会館の指定管理者の指定についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり指定することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○小宮 正議長 起立全員であります。
  よって、議案第12号は原案のとおり可決されました。
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   ◎議案第13号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○小宮 正議長 日程第17、議案第13号 町道路線の廃止についてを議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○町田英章議会事務局長 朗読いたします。
  議案第13号 町道路線の廃止について。
  別紙のとおり道路法(昭和27年法律第180号)第10条第3項の規定により、町道路線を廃止することについて議決を求める。
  平成29年3月7日提出、ときがわ町長、関口定男。
  以上です。
○小宮 正議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、議案第13号 町道路線の廃止について、提案理由を申し上げます。
  川のまるごと再生プロジェクトに伴い、ときがわ町大字玉川地内の八高線高架下周辺の河川沿いに遊歩道を整備し、河川管理者との協議が整ったので、新たに町道を再編するため町道玉529号線及び町道玉530号線を廃止する必要があり、この案を提出するものであります。
  細部につきましては、建設環境課長からご説明を申し上げます。
○小宮 正議長 続いて、細部説明を求めます。
  岡本建設環境課長。
○岡本純一建設環境課長 それでは、命により、細部説明をさせていただきます。
  まず、議案書を1枚おめくりください。
  廃止路線町道玉529号線と530号線の調書になります。起点、終点はごらんのとおりです。
  続いて、資料番号10の2ページをお開きください。
  廃止路線の案内図になります。赤い丸の中央が、今回審議いただく大字玉川字破岩地内の町道玉529号線、530号線となります。
  次のページの位置図を見てください。
  町道玉529号線については、延長が46.7、幅員が1.8メートルとなります。町道玉530号線については、延長が29.5、幅員が1.5メートルとなります。
  今回廃止する町道路線につきましては、川のまるごと再生プロジェクトに伴い、大字玉川地内の八高線高架下の河川沿いに整備した遊歩道の一部で、このルートの中に河川区域も含まれておりました。この遊歩道を新たに町道認定するために、河川管理者と協議を進めておりましたが、ここで協議が調ったので、町道玉529号線と530号線について、新たに再編するために、道路法第10条第3項の規定により、廃止するものであります。
  図面の中で、2つの路線がつながっておりません。これは、破岩橋から町道玉529号線の先までの間は民有地となっておりました。これは、遊歩道の整備に伴い、用地を取得しております。また、玉529号線と530号線の間については、下線部分となりますので、これは県のほうとの協議した部分となります。
  以上で細部説明を終わらせていただきます。よろしくお願いいたします。
○小宮 正議長 これより議案第13号 町道路線の廃止についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原です。
  今、課長の説明だと、民有地も入っていましたよね。その中で、河川で県の管轄でありますから、その両方も払い下げて廃止に持っていったのか。それは、売買契約を結んで、新たに認定のほうに進めたのか。この問題についてはどのような方向性で動いたのか。伺います。
○小宮 正議長 答弁願います。
  岡本建設環境課長。
○岡本純一建設環境課長 それでは、野原議員の質問にお答えしたいと思います。
  まず、町道529号線と、その下に破岩橋と書いてあるかと思うんですけれども、この間は民地になっておりました。今回の川のまるごと再生プロジェクトの遊歩道を整備するということで、この所有者の方に用地提供のほうをお願いし、売買契約のほうで、この用地のほうは取得しております。
  530号線と529号線の間につきましては、先ほども説明させていただいたんですけれども、河川区域内ということで、これは埼玉県のほうと協議して、遊歩道に使わせてもらうということとあわせて、町道認定のほう考えて調整を進めてまいりました。
  以上です。
○小宮 正議長 12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 県との交渉というのは、別に売買契約じゃなくて、遊歩道として認められたということでしょうか。
○小宮 正議長 答弁願います。
  岡本建設環境課長。
○岡本純一建設環境課長 河川区域につきましては、特に県のほうから買ったということではなくて、占用という形で借りております。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  ほかに質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第13号 町道路線の廃止についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり廃止することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○小宮 正議長 起立全員であります。
  よって、議案第13号は原案のとおり可決されました。
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   ◎議案第14号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○小宮 正議長 日程第18、議案第14号 町道路線の認定についてを議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○町田英章議会事務局長 朗読いたします。
  議案第14号 町道路線の認定について。
  別紙のとおり道路法(昭和27年法律第180号)第8条第2項の規定により、町道路線を認定することについて議決を求める。
  平成29年3月7日提出、ときがわ町長、関口定男。
  以上です。
○小宮 正議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、議案第14号 町道路線の認定について、提案理由を申し上げます。
  川のまるごと再生プロジェクトに伴い、ときがわ町大字玉川地内の八高線高架下周辺の河川沿いに遊歩道を整備し、河川管理者との協議が整ったので、新たに町道玉529号線として再編する必要があり、この案を提出するものであります。
  細部につきましては、建設環境課長からご説明を申し上げます。
○小宮 正議長 これより、細部説明を求めます。
  岡本建設環境課長。
○岡本純一建設環境課長 それでは、命により、細部説明をさせていただきます。
  まず、議案書を1枚おめくりください。
  認定路線町道玉529号線の調書になります。起点、終点はごらんのとおりです。
  続いて、資料番号11の2ページをお開きください。
  認定路線の案内図の赤い丸の中央が、今回審議いただく町道玉529号線となります。
  次のページの認定路線の位置図を見ていただきたいと存じます。
  町道玉529号線については、破岩橋のたもとから、大字番匠地内の町道都301号線までの延長231.3メートル、幅員が2メートルの路線になります。この路線につきましては、ただいま説明させていただいた川のまるごと再生プロジェクトに伴い、整備した遊歩道を1つの路線として、道路法第8条第2項の規定により町道認定するものであります。
  これで細部説明を終わらせていただきます。どうぞよろしくお願いします。
○小宮 正議長 これより議案第14号 町道路線の認定についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  3番、田中議員。
○3番 田中紀吉議員 3番、田中です。
  今、課長の説明だと、新しく町道として認定すると。そうすると、私も歩いてみまして、大変いい道なんですけれども、泥沼というか、歩くのに雨が降ったりするとっていう部分もあると思うんですけれども、あれはあれでいいんですけれども、草が生えていたりというと、管理上は今度、町道になると町がやるようになるのでしょうか。1点、お伺いします。
○小宮 正議長 答弁願います。
  岡本建設環境課長。
○岡本純一建設環境課長 それでは、田中議員のご質問にお答えします。
  そもそもなんですけれども、この川のまるごと再生につきましては、埼玉県とときがわ町のほうで共同で進めてきた事業であります。埼玉県の考え方とすると、まずは地元の方のご協力により、維持管理をお願いしたいというような前提にあります。
  ただ、ここの区域につきましては、細かな管理区分を地元の方とも調整していないところもありますので、当面は町でやっていくようになろうかと考えております。
  また、おいおいなんですけれども、ここを利用していただく方たちともまた協議を重ねて、もし管理のほうでご協力願える方がおりましたら、引き続き、ほかの区域と同じように管理 のご協力をお願いしていきたいと考えております。
○3番 田中紀吉議員 わかりました。
○小宮 正議長 ほかに質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第14号 町道路線の認定についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○小宮 正議長 起立全員であります。
  よって、議案第14号は原案のとおり可決されました。
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   ◎議案第15号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○小宮 正議長 日程第19、議案第15号 町道路線の認定についてを議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○町田英章議会事務局長 朗読いたします。
  議案第15号 町道路線の認定について。
  別紙のとおり道路法(昭和27年法律第180号)第8条第2項の規定により、町道路線を認定することについて議決を求める。
  平成29年3月7日提出、ときがわ町長、関口定男。
  以上です。
○小宮 正議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、議案第15号 町道路線の認定について、提案理由を申し上げます。
  建築基準法第42条第1項第5号により位置の指定を受けたときがわ町大字番匠地内の私道について、寄付を受けたので新たに町道都236・237号線として認定する必要があり、この案を提出するものであります。
  細部につきましては、建設環境課長からご説明を申し上げます。
○小宮 正議長 続いて、細部説明を求めます。
  岡本建設環境課長。
○岡本純一建設環境課長 それでは、命により、細部説明をさせていただきます。
  まず、議案書を1枚おめくり願いたいと存じます。
  認定路線の調書になります。起点、終点はごらんのとおりです。
  続いて、資料番号12の2ページをお開きください。
  認定路線の案内図の赤い丸の中央が、今回審議いただく大字番匠字前田地内の町道都236号線・237号線となります。
  次のページの認定路線の位置図を見ていただきたいと存じます。
  町道都236号線については、延長が37.7メートル、幅員が5.1メートルとなります。町道都237号線については、延長が6メートル、幅員が6メートルとなります。
  この道路は、建築基準法第42条第1項第5号により位置指定された私道でありますが、寄付を受け、道路法第8条第2項の規定により、町道認定をするものであります。
  以上で細部説明を終わらせていただきます。よろしくお願いします。
○小宮 正議長 これより議案第15号 町道路線の認定についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって質疑を終了いたします。
  質疑はございませんでしたので、討議を省略いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第15号 町道路線の認定についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○小宮 正議長 起立全員であります。
  よって、議案第15号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第16号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○小宮 正議長 日程第20、議案第16号 町道路線の認定についてを議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○町田英章議会事務局長 朗読いたします。
  議案第16号 町道路線の認定について。
  別紙のとおり、道路法(昭和27年法律第180号)第8条第2項の規定により、町道路線を認定することについて議決を求める。
  平成29年3月7日提出、ときがわ町長、関口定男。
  以上です。
○小宮 正議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、議案第16号 町道路線の認定について、提案理由を申し上げます。
  建築基準法第42条第1項第5号により、位置の指定を受けたときがわ町大字大附地内の私道について、寄付を受けたので新たに町道都1391号線として認定する必要があり、この案を提出するものであります。
  細部につきましては、建設環境課長からご説明を申し上げます。
○小宮 正議長 続いて、細部説明を求めます。
  岡本建設環境課長。
○岡本純一建設環境課長 それでは、命により、細部説明をさせていただきます。
  まず、議案書を1枚おめくりください。
  認定路線の調書になります。起点、終点はごらんのとおりです。
  続いて、資料番号13の2ページをお開きください。
  認定路線の案内図の赤い丸の中央が、今回審議いただく大字大附字長生地内の町道都1391号線となります。
  次のページの認定路線の位置図を見てください。
  町道都1391号線については、延長が34.5メートル、幅員が5メートルとなります。この道 路は、建築基準法第42条第1項5号により、位置指定された私道で、寄付を受け、道路法第8条第2項の規定により、町道認定をするものです。
  どうぞよろしくお願いいたします。
○小宮 正議長 これより議案第16号 町道路線の認定についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  9番、前田議員。
○9番 前田 栄議員 9番、前田でございます。
  休憩時間の前に申しわけないんですけれども、番匠においても大附においても、寄附を受けたということで位置指定を受けて、町のほうで受けたんですけれども、やはり町のほうで受けるというのは一戸建てのところで、私道があるじゃないですか。一般質問を昔、した件でいろいろ住民の人から言われているんですけれども、やっぱり町のほうで受けるからには、要件として、4メートル以上なくちゃだめだとか、排水がなくちゃだめだというのは今も変わらなくて、そういう条件をやっぱりこの2カ所においては満たしているんですか。
○小宮 正議長 答弁願います。
  岡本建設環境課長。
○岡本純一建設環境課長 それでは、前田議員のご質問にお答えいたします。
  まず、建築基準法の第42条第1項第5号の指定というのが、まず4メートル以上の道路に間口が2メートル以上接しているということで、町のほうで私道の採納事務の取り扱いを決めているんですけれども、その中にはもう1項1号道路については、採用対象にしてありますので、特段、排水もありますし、道路幅員も十分かなえておりますので、町のほうの要綱とすると、条件はクリアしております。
○小宮 正議長 9番、前田議員。
○9番 前田 栄議員 そうですよね。一応、ときがわ町においても、人口の関係とかいろんなもので一戸建てがあるんですけれども、私道でなかなか最後まで同意をもらえないということで難しい問題なんですけれども、やっぱりそういうところが一応、建築基準法にのっとっていないと、やっぱり当然、町のほうで受け入れられないのは、現状として、できづらいというのは変わっていないですね。わかりました。
○小宮 正議長 答弁願います。
  岡本建設環境課長。
○岡本純一建設環境課長 うちのほうで、ときがわ町は寄附を受けるという条件で、やはり幅 員が4メートル以上とか、また、排水の設備はしてあるとか、あとは一応5戸以上の建物の区画ができていないと、ちょっと採納の条件にできないということにしてあります。
  例外といたしまして、通過しちゃうところがありますよね。4メートル以上の道路と道路に挟まれて、その間に2メートルの道があって、それをセットバックなりして、どうしてもそこが公共用の皆さんの通行になっちゃっているような場合もあるかと思うんですけれども、そういうのはそれぞれの場所でまた検討はさせてもらっていただいております。
○小宮 正議長 ほかにございますか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原です。
  先ほど、課長は第1項第5号、この問題も含めて条件はクリアしている、採納条件。その中で、現状の道路は、もう大分傷んでいるかどうかも含めて、現状はどうなっているか。
  今後、これは修繕等も含めて、町の町道になるわけですから、町が負担して修繕するわけですよね。現状は今、どうなっているか。教えていただきたい。
○小宮 正議長 答弁願います。
  岡本建設環境課長。
○岡本純一建設環境課長 野原議員も現地見たかなと思うんですけれども、やはり水道や何かで配管工事で大分切られているところもあります。舗装したてという状態ではありません。行く行くはその修繕も必要になろうかと思いますけれども、ここで町道認定ができるということで、行く行くは町のほうの負担で修繕をしていくようになろうかと考えております。
○小宮 正議長 12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 町道路線認定すれば、必ず町が負担して修繕するというのは、当然のことであります。うちの近くの団地も町道路線に認定されまして、きれいに舗装されましたので、その経過としては評価できるかなと私は思いますけれども、あまりそれもふえるのもいかがなものかと思いますが、私道は私道で大変な地権者との話し合いのもとで解決策を導かないと、問題が必ず出ますから、そういうところは慎重に今後、やっていただきたいと思います。
  以上です。
○小宮 正議長 答弁願います。
  関口町長。
○関口定男町長 今、野原議員のご指摘の町道の路線についての、私道との兼ね合いは非常に難しくて、私が玉川の村長のときに、五明の野原さんの家の奥のカラフル団地というところありますよね。あそこを村のほうに寄附するから預かってくれと、舗装を直してくれという話なんですね。でも、それは私道であって、開発業者が開発して、あそこに20軒か30軒張りついていたわけですよ。もう開発業者は潰れちゃったから、もう直せないわけですね。
  私がなったとき、もう十数年住んでから経った団地でありますので、本来、建設環境課のほうとすると、先ほど言った、幅員が4メートルとかU字溝があるとか、そういう条件に当てはまらないんですね。超法規的にということで、最終的に業者がもう潰れちゃっていないですから、住んでもう15年以上経っていて、そうすると、もうそのままになっちゃうわけですよ、道路が。そうするとやっぱり気の毒なので、町道路線として受けますということ。これは多分、埼玉県内でもそういうところはなかったと思いますけれども、初めて受けちゃって、それで少しずつは町のほうも、そんな一遍にそれを譲り受けて、一遍に直すというわけにいきませんので、少しずつですけれども、直しています。
  もう1カ所、また五明にあったのですが、そこもやりました。あと、小松団地も私道になっているんですよね。それはまだ要望が別にありませんので、まだですけれども、瀬戸で一度、要望があったんですけれども、それは中止になっていろいろ動いてくれたんですけれども、どうしても地主さんが二、三人ちょっと返事しなくて、断念したことになりました。その五明の団地のときは、中止になる人が本気になって、全部抵当権を外してくれたんですね。抵当権がついていると、町のほうも受けるわけにいきませんので、非常に五明の団地の人たちが協力をしてくれて、空き家になっているところも空き家の持ち主さんに連絡をとって、全部抵当権を外したりとかも、全部やってくれました。そこまでしてもらわないと、やはり村とか町というのは受けられませんので。
  瀬戸はそれをやりたかったんですけれども、最後までちょっと一、二軒だめで、頑張ってくれたんですけれども、地元の人が相当。残念ながら、町道にできなかったということがあります。非常に難しいデリケートな問題ですけれども。
  あと、まだ本郷あたりにもあったんですけれども、舗装ができていなくて、5軒ぐらいもう家が建ててあって、もう20年近く住んでいると。そこを何とかしてくれないかという話がありまして、そのときにつくったのが、規約というのはつくれるんですね、町で。条件として、20年以上住宅を使用して、5軒以上かな、その場合には、じゃ、町のほうで舗装、修繕等しましょうという規約は、多分、設けてあると思いますけれども。
  その辺ちょっと詳しい話はあれなんですが、非常にそういう問題というのは、個々に条件が違いますので、今、建設環境課長のほうから答弁ありましたけれども、そういう問題についてはこれからも個々に対応しながら、また議会にかけて、皆さんにご議決いただくという形でやっていきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
  以上です。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  ほかに質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第16号 町道路線の認定についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○小宮 正議長 起立全員であります。
  よって、議案第16号は原案のとおり可決されました。
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   ◎延会について
○小宮 正議長 お諮りいたします。本日の会議はこの程度にとどめ延会したいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 異議なしと認めます。
  よって、本日はこれをもちまして延会することに決定いたしました。
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   ◎延会の宣告
○小宮 正議長 大変お疲れさまでした。
                                (午後 3時25分)