平成29年第1回ときがわ町議会定例会

議 事 日 程(第4号)

                            平成29年3月10日(金) 
                            午前9時30分開議     
      開議の宣告
日程第 1 議案第23号 平成29年度ときがわ町一般会計予算
日程第 2 議案第24号 平成29年度ときがわ町国民健康保険特別会計予算
日程第 3 議案第25号 平成29年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計予算
日程第 4 議案第26号 平成29年度ときがわ町介護保険特別会計予算
日程第 5 議案第27号 平成29年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計予算
日程第 6 議案第28号 平成29年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計予算
日程第 7 議案第29号 平成29年度ときがわ町水道事業会計予算
日程第 8 一般質問
─────────────────────────────────────────────────
出席議員(12名)
     1番  神 山   俊 議員     2番  小 島 利 枝 議員
     3番  田 中 紀 吉 議員     4番  山 中 博 子 議員
     5番  岡 野   茂 議員     6番  金 澤 他司人 議員
     7番  岡 野 政 彦 議員     8番  瓜 田   清 議員
     9番  前 田   栄 議員    10番  野 口 守 隆 議員
    11番  小 宮   正 議員    12番  野 原 和 夫 議員
欠席議員(なし)

地方自治法第121条により、今定例会に説明のため出席する者及び同委任を受けた者の職氏名
町長
関 口 定 男 
副町長
小 峯 光 好 
総務課長
柴 崎 秀 雄 
企画財政課長
久 保   均 
税務課長
中 藤 和 重 
町民課長
柴 田 光 子 
福祉課長
大 島 武 志 
会計管理者兼
会計室長
金 子 加代子 
産業観光課長
坂 本 由紀夫 
建設環境課長
岡 本 純 一 
水道課長
内 室 睦 夫 
─────────────────────────────────────────────────
教育長
舩 戸 裕 行 
教育総務課長
清 水 誠 司 
生涯学習課長
石 川 安 司 
─────────────────────────────────────────────────
議会事務局長
町 田 英 章 
書記
村 田 宏 美 

─────────────────────────────────────────────────
   ◎開議の宣告
○小宮 正議長 皆さん、おはようございます。大変ご苦労さまです。
  ただいまの出席議員は12名全員でありますので、定足数に達しております。
  これより平成29年第1回ときがわ町議会定例会第4日目を開会いたします。
  直ちに本日の会議を開きます。
                                (午前 9時30分)
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議事日程の報告
○小宮 正議長 本日の議事日程を報告いたします。
  議事日程は、配付したとおりであります。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第23号の質疑、討議、討論、採決
○小宮 正議長 これより日程第1、議案第23号 平成29年度ときがわ町一般会計予算の質疑に入ります。きのうに引き続き、歳出の質疑を行います。
  質疑ございませんか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原です。
  143ページでございます。この問題については、平成28年度地域振興一般管理事務の中で、地域おこし協力隊募集、協力隊導入ということで、予算計上されておりますが、今回、地域おこし協力隊活動支援業務委託ということでなっております。この中で確認と方向性についてお伺いします。
  地方創生地域再生事業という地方創生の事業だと思うんですが、この中では、1人当たり400万、ときがわ町一部条件つきということで、住民票を移すこと、そして自分はこれをやりたいということを決める、その内容としては、個人の住民票を移したその人たちがやることだと思うんですが、1年以内、3年以下ということで間違いないのかどうか。
  この中では、地域おこし協力隊導入業務委託ということで、28年度のときは起業型、就業型とありました。方向性がどのような方向性で進むのか、この年度内に、これは地域活性化を促進する事業ということでございますので、その方向性をどういうふうに確立、確認をしているのか伺います。
○小宮 正議長 答弁願います。
  坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 それでは、野原議員のご質問に対してお答えさせていただきます。
  143ページの地域おこし協力隊についてでございますが、こちらのほうにつきましては、ご指摘のとおり、地域に居住していただきまして、住民票を移していただくということでございます。
  募集しておりますのが、きのう申し上げましたが、観光型の起業型隊員1名と林業関係の雇用型の隊員を1名募集しておりました。こちらにつきましては、地域ブランドや地場産業の開発、販売、PRを行い、農林水産業への従事なり住民の支援をしていただくというような事業でございます。
○小宮 正議長 12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 方向性としては、今、地場産業の開発、それも含めて農業的に活性化支援という方向性で決まっているんでしょうか、今、言ったのは。前提から見ると、今、農林業も含めて言っていますけれども、募集の中では1名でしょう。そうじゃないでしょうか。募集した中では1名がそういう動き、そういう方向性を示しているということでよろしいんでしょうか。
  前提から見て今、もう少し方向性というのが確立がちょっと弱いんではないかなと思うんですが、もう一度お願いしたいんですが。
○小宮 正議長 答弁願います。
  坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 募集をさせていただきましたのは2名でございます。1名につきましては観光関係の隊員、1名につきましては林業関係の隊員ということで募集をかけさせていただきました。ただ、観光関係の隊員につきましては、2月1日から就業していただいて、林業関係の隊員につきましては、募集をかけても応募がないというふうな状態でございます。
○小宮 正議長 12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 では、1名観光関係で従事して動くということですね。
  まあ、そこの方向性が果たしてうまくいくか、期待はしたいんですが、私、先ほど言いました、1人当たり400万ということで間違いないんでしょうか。そういうことも含めて、事業、この観光型ということを、町も当然その中にはかかわって、しっかりとした位置づけを 協調していかないといけないと思うんですけれども、そういうものも含めて、ぜひ、成功するということを私は期待したいと思います。
  また、その方向性の結果については、後でまた報告は出されるんでしょうね。その方向もちょっと伺いたい。
○小宮 正議長 答弁願います。
  坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 こちらにつきましては、隊員1人当たり400万円を上限というふうなことでございます。
  結果につきましては、もちろんご報告させていただきたいと思っております。
  以上でございます。
○小宮 正議長 ほかに質疑ございませんか。
  5番、岡野議員。
○5番 岡野 茂議員 5番、岡野です。
  基金等の残高の一覧表が、けさ、いただいたんですけれども、これの差しかえた分のところでちょっと質問させていただきます。
  基金が大分積んであるんで、非常にいいことだと思うんですけれども、この基金のいろいろ明細の中で、何年もまだ積んだままで動いていないというものは、この中に幾つぐらいあるのか、お聞きいたします。
○小宮 正議長 答弁願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 それでは、岡野茂議員のご質問にお答えをさせていただきます。
  基金につきましては、財政調整基金のように町の財政調整という形で、自由に使えるようなものと、目的基金といいまして、目的があってこういう事業に使うということで、積み立てをする基金というふうに2つに分かれます。また、その基金の中にも、金額を設定して、例えば土地開発基金のように、1億円をということで積んでいる基金のように、金額を決めているものと、そうでなく積み立てでふやしていくものと2つにまた分かれます。
  この中で、議員ご質問の、近年といいますか、ほとんど動いていない基金と申し上げますと、6行目、7行目あたり、自然と親しむまちづくり事業用地取得基金、次のふるさと・水と土基金、この2つについては、合併以後、一度も活用されていないというふうに考えております。
  以上です。
○小宮 正議長 5番、岡野議員。
○5番 岡野 茂議員 上の自然と親しむまちづくり事業、これは何か条例を見ると5,000万円まで積めるという話と、あとその下のふるさと・水と土基金については1,000万以上積めるということで、これ、金額は合っていると思うんですけれども、そして合併して一度も使っていないというような資金は、ほかにもう少し有効活用というのはできないのかなと。ただ、積んでおくだけで意味があるのかなという感じがするんですけれども、その辺お願いいたします。
○小宮 正議長 答弁願います。
  久保企画財政課長。
○久保 均企画財政課長 それでは、引き続きお答えをさせていただきます。
  まず、自然と親しむまちづくり事業用地取得基金と申し上げますと、これは旧玉川村のほうで、ふるさと創生という事業が昔ありましたけれども、その国から交付された資金をもとにして、ふるさと創生、今でいうと地方創生ですけれども、そういった形で里山の環境整備ですとか、保全とかということでつくられた基金でございます。また、ふるさと・水と土基金については、これは旧都幾川村の時代につくった基金なんですけれども、圃場整備、本郷地区の圃場整備をやりましたけれども、そうした農業基盤整備を行ったときに、その後の環境整備といいますか、草刈りですとか、そういうソフト面に使う基金としてつくられたものでございます。
  本来の目的を既に達成されているようなものの基金とか、実際、ほかに一般財源等で事業を実施できているというようなものについて、基金を特に使っている状況がございません基金については、ほかに町の中で集中的に投資すべき事業等もほかにございますので、そういった形で有効活用をできればというふうに、今後考えたいと思いますので、検討させていただきたいと思います。
  以上です。
○小宮 正議長 答弁願います。
  関口町長。
○関口定男町長 岡野議員の今ご質問なんですけれども、基金と起債のほうは連動してくるわけですけれども、この基金のほうなんですけれども、約1,300万円、これは、実は旧の玉川村のときに1億創生、1億何とかって1億円何か来たことがありますよね。あのときに、多 分余っていたというか、それを積んであって、そのときに、当時柏俣さんが村長さんだったかな、私はただの議員だったと思いますけれども、そのときに春日山公園、あそこをやっぱり自然を残そうということで、そこの土地の買収に使うということで、あそこにほとんどが、その1億というお金が買収に使われて、それの残りだと思うんです。ただ、岡野議員ご指摘のように、そのまま残ったまんま使っていないので、その辺はちゃんと精査して、1,300万円ですけれども、検討したほうがいいと思っております。
  それと、ふるさと・水と土基金という、これは旧の都幾川のときに、本郷の水路を直すときか何かにやった基金だと思います。これも1,000万残って、そのまんま基金に残してしまったということでありますので、この辺はしっかり精査していきたいと思います。
  それと、きのうの誤解があるようなので、私のほうから再度ご説明するんですが、起債の関係なんですけれども、起債が80億とか、いろいろそういう話をよくするんですけれども、臨時財政対策債というのは、皆さんもうご存じだと思うんですけれども、これは強制的に国のほうでうちのほうに交付する、これは第2の地方交付税という、そういうふうに考えてほしいんです。名前が起債になっていますけれども、これは第2の地方交付税で、全部これは国のほうで負担をするということですので、名前は起債ですけれども、実際は返済するお金ではないということと、あとそれが約33億円あるわけですよ。
  それから、合併特例債につきましても、先ほど言いましたように約40億円ほどありますけれども、これも7割は、全部、国のほうで返済時期には、今回も19億円ほどの地方交付税が来ますけれども、その中に全部入っているわけです。ですから、実際に返済しなくてはいけないお金が14億円だということで、それについても、合併の振興基金の返済基金の中で、10億円積んでありますので、そういう財政の面では、ただ心配しなくて大丈夫ですよと何回も言っているんですけれども、それがわからないで80億、80億と、そういう数字だけを出して言っているから、それは私はそういう、何とか流布とよく言いますけれども、住民に不安をあおるような、そういう発言というのはよくないと、私は思っています。そういうことです。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  5番、岡野議員。
○5番 岡野 茂議員 わかりました。
  こういう使わないでずっと積んであるものを、もう少し有効利用するように考えていただければと思いますので、よろしくお願いします。
  以上です。
○小宮 正議長 ほかに質疑ございませんか。
          (発言する者なし)
○小宮 正議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
  原案に反対でしょうか、賛成でしょうか。
          (「反対討論です」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 まず、原案に反対の方の発言を許します。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 日本共産党の野原和夫です。
  議案第23号 平成29年度ときがわ町一般会計予算に反対の立場で討論に参加します。
  まず、平成29年度予算において、町債6億5,370万円を含めた52億2,387万1,000円の予算であるが、合併10年間の中で、さまざまな事業を合併特例債活用で展開してきました。
  平成29年度事業予算を見ますと、教育費、土木費、民生費等、多額の予算となっている。評価できる事業もあるが、計画性に欠けている点も見られる。まずは、事業の見直し等による歳出削減に努め、経常収支比率を改善し、財政基盤の強化に努めるべきである。合併10年が経過した中で、借金の度合いを考え、財政運営計画に基づく財政改革で収入の確保、自主財源の確保を図り、上昇率の抑制に努めることを望みたい。起債の過度な発行は後年度の住民に過剰な負担を強いることになり、財政、金融面にも少なからず影響を及ぼすことになり、住民福祉のための諸事業の実施にも影響を及ぼすことになる。
  ときがわ町では、医療、介護の負担増、さらに社会保障費の自然増分も考えられる中で、町民の暮らしを支える土台、社会保障の拡充こそ、安全、安心のまちづくりの基本ではないでしょうか。公共事業の見直し等も含め、人口増加対策、子供の声が広がるまちづくりを望み、討論とします。
○小宮 正議長 次に、原案に賛成の方の発言を許します。
  賛成の方いらっしゃいますか。
  9番、前田議員。
○9番 前田 栄議員 おはようございます。9番、前田栄です。
  私は、平成29年度ときがわ町一般会計予算の賛成討論をいたします。
  理由は、数年来の懸案だった繰越明許費である旧保健センターの利用計画、これに関しては、過去三、四人の議員が一般質問をいたしました。また、旧大椚第一小における大椚くすの木センター新築工事、これは大野地区における住民の強い要望です。大変喜んでいます。ほかに、積極的に予算づけた若者定住化促進事業、雲河原のやまんなか、超少子高齢化対策モデル支援事業、これは玉川のまちんなかです。これらにおいては、東洋大の学生に建築参加をさせる斬新なアイデア、こういうことなどです。
  また、デマンドタクシーの実証、社会問題となっている子供たちの貧困における就学援助事業の予算増額、そして予算編成に当たってスクラップアンドビルドの財政的基本スタンスの重視、以上をもって賛成討論といたします。
○小宮 正議長 次に、原案に反対の方の発言を許します。
  4番、山中議員。
○4番 山中博子議員 4番、山中博子です。
  平成29年度ときがわ町一般会計予算に反対の立場で討論します。
  新デマンドタクシー運行実証実験については、住民の願いとして乗り合いタクシー導入を、私を含め3人の議員が提案書をつくり、再三実現を訴えてきました。これに対しては、財政難を理由に導入できないとの説明でしたが、今回は、ときがわ町公共交通活性化協議会に諮る前に、突然、新デマンドタクシー運行実証実験の予算を計上しています。これでは、住民への説明責任が果たされていません。若者定住化促進事業については、どのくらいの利用を見込んだものなのか、計画性が見られません。また、今後の管理費用及び管理形態も定められていません。
  ほとんどの会計予算には賛成なのですが、以上、明確な説明責任がないままの平成29年度ときがわ町一般会計予算に反対します。
  以上です。
○小宮 正議長 次に、原案に賛成の方の発言を許します。
  賛成の方はいらっしゃいますか。
  10番、野口議員。
○10番 野口守隆議員 10番、野口守隆でございます。
  賛成の立場で討論をしたいと思います。
  平成29年度一般会計予算は、第二次総合振興計画に沿った予算で、長年の懸案であった体育センター雨漏り防止大規模改修及び繰越明許費となった旧玉川保健センターの改修にも着手、また集会所関連では、大野くすの木センターの新築、番匠文化センターの修繕、あるいは中学校のトイレ洋式化、Wi−Fi環境の整備、明覚、玉川地区を対象としたデマンドタクシー実証実験など、さまざまな施策に積極的に取り組み、総合的に配慮された予算であります。高く評価するものであります。
  以上、賛成討論といたします。
○小宮 正議長 次に、原案に反対の方の発言を許します。
  反対の方、いらっしゃいますか。
          (発言する者なし)
○小宮 正議長 ほかに討論ございませんか。
  反対でしょうか、賛成でしょうか。
          (「賛成です」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 賛成の方の発言を許します。
  8番、瓜田議員。
○8番 瓜田 清議員 8番、瓜田です。
  平成29年度当初予算一般会計のもの、賛成の立場で討論させていただきます。
  予算を見ると、民生費、衛生費、教育費などがふえているということは、これは住民のことを考えて行われていると思われます。限られた予算の中で執行していくというのは大変だと思いますけれども、この予算を着実に執行してもらいたいと思いますので、賛成といたします。
  以上です。
○小宮 正議長 ほかに討論ございませんか。
          (発言する者なし)
○小宮 正議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第23号 平成29年度ときがわ町一般会計予算を採決いたします。
  本案は原案のとおり予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立多数)
○小宮 正議長 起立多数であります。
  よって、議案第23号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第24号の質疑、討議、討論、採決
○小宮 正議長 これより日程第2、議案第24号 平成29年度ときがわ町国民健康保険特別会計予算の質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 今回の予算においては、私も再三お願いしています、生まれた子供からの課税対象になる国保税でございます。やっぱりその中では、子供対策も含めての軽減、減免等も必要だと思います。それから、シングルマザーも多い中でも、そういう事情のある方の減免も必要ではないかなと思います。今回の予算にはそういう計上はされていないと思います。
  しかし、平成30年ですか、広域化、都道府県化になります。この中で、今回は示された問題が幾つかありますけれども、ときがわ町においては、国民健康保険税の引き上げに伴い、上昇率は低くなっている自治体に入っています。小川町とときがわ町、川島町が入っているんです。ただ、この中では標準保険税額の1人当たりの保険税額が、現在、1人当たり8万4,475円、本来徴収すべき1人当たり保険税が10万3,178円、29年度新制度に当たり9万891円、これは全国比にこの平均係数ということで、原則出ております。また、応能分についても多少の増減が出ている現状です。
  それから、全体の負担割合も出ております。これは、納付金のシミュレーションも出ているわけですが、医療、現行制度による試算では3億65万3,995円という納付金の額も出ています。今回の国民健康保険税の予算に対して、この年度内に新たな国保税の増税、条例改正に伴い、増税の考えがあるのかどうか、この問題もちょっと伺いたいと思います。
  そして、今、被保険者等も減ってきているような現状の説明もされましたが、この問題についても、納付金含めて、少しは考えが変わってくるかなと思うんですが、この今の現状を重視して守られるか、新たにまた、年度内に国保税率の引き上げに伴って動くのか、この2つの考え、どうするか、方向性を教えていただきたいと思います。
○小宮 正議長 答弁願います。
  柴田町民課長。
○柴田光子町民課長 野原議員のご質問にお答えいたします。
  まず1つ目は、減免等の関係でよろしいでしょうか。
          (「はい」と呼ぶ者あり)
○柴田光子町民課長 減免につきましては、ただいま県でワーキンググループを立ち上げまして、協議をしているところでございます。30年度の広域化に伴いまして、どんな形になるかということの協議がまだ終わっておりませんけれども、当面は各市町村が今持っているものをそのままつなげるということでございます。
  ときがわ町につきましては、子供あるいはシングルマザーへの減免というものについてはございませんので、現在では考えておりません。これが1つ目です。
  2つ目でございます。保険税の値上げという、直接申し上げるとそういうことだと思いますけれども、県のほうで今、野原議員がおっしゃったような試算値を発表したのは、1回目の試算値でございます。今、2回目を精査中で、これは3月の末に出ると、3回目は8月に出る、最終的なものは12月に出るということで、少しずつ移動してまいります。その動向をきちんと見て、慎重に増額するかどうかの検討をしてまいりたいと思います。
  ただし、現在出ている金額で考えますと、今の保険税率がほとんど合っているような形になっておりますので、町といたしましても、できる限り上げずに済むのであれば、上げずにおきたいとは考えておりますけれども、今後の動向に従うことになります。
○小宮 正議長 12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 この問題は大事な問題なんですよ。多くの町民からもそういう指摘がされている中で、新たな保険税の引き上げということになると問題になって、広域化になる、この問題が問われてくるようなときが来ていると思うんですよ。
  今、課長の答弁では、今後の県の動向を見ながら考えざるを得ない答弁でございますが、確信を持って上げないという方向性は決めてもいいんじゃないでしょうか。そうすれば、町民は安心していられると思いますけれども、不安をあおるんじゃなくて、確実なとき、もう上げていますからね、水準から見ると、比例配分は少ないんですよ、ときがわ町は、3つの自治体でありますから。そういう方向性も私は大事かなと思うんですが、その答弁についてはいかがでしょうか。
○小宮 正議長 答弁願います。
  柴田町民課長。
○柴田光子町民課長 野原議員のご質問にお答えいたします。
  ときがわ町が上げ率が低いということにつきましては、第一次の国民健康保険財政健全化 計画に基づく、保険税の見直しの結果によるものだと思っております。そちらのほうをご了承していただいたおかげでこういった状況になっておりますので、第一段階はクリアできたということで、第二段階につきましては、今後の県の試算の動向をきちんと見据えて、慎重に対応してまいります。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  ほかに質疑ございませんか。
          (発言する者なし)
○小宮 正議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (発言する者なし)
○小宮 正議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第24号 平成29年度ときがわ町国民健康保険特別会計予算の採決を行います。
  本案は原案のとおり予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立多数)
○小宮 正議長 起立多数であります。
  よって、議案第24号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第25号の質疑、討議、討論、採決
○小宮 正議長 これより日程第3、議案第25号 平成29年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計予算の質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原です。
  この後期高齢者医療制度においては、広域連合、連合の中には相当な金額が、基金があります。その基金の流用というお話というのは、いまだにないんでしょうか。これをもとに流 用すれば、この後期高齢者保険料も含めて引き下げの可能も十分できるなと。ただ、ときがわ町は、所得割については、低い水準に守られていると思いますけれども、その医療、この保険制度がもう別枠をつくっていること自体が大きな問題だと思うんですよ。それで、県には相当なお金が入る。この流用的なお話というのは聞いていますか、聞いていないでしょうか。
○小宮 正議長 答弁願います。
  柴田町民課長。
○柴田光子町民課長 野原議員のご質問にお答えいたします。
  野原議員のおっしゃるとおり、ときがわ町の保険料につきましては、平均保険料で申し上げますと、県平均が7万3,742円のところ、ときがわ町は4万8,031円と大変低い位置にございます。
  広域連合のほうの財産の留保の分ということでございますけれども、こちらの分につきましては、保険料を上げないようにするため、例えば28、29年度の保険料算定の際に保険料が留保できるように、そこのところに充ててございます。残った分につきましても、順次そのような対応で、保険料の急激な増加を防ぐために使うということになっております。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  ほかに質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (発言する者なし)
○小宮 正議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
  反対でしょうか、賛成でしょうか。
          (「反対討論です」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 原案に反対の方の発言を許します。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 日本共産党の野原和夫です。
  議案第25号 平成29年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計予算に反対の立場で討論に参加します。
  現実に、高齢者を支える年金、医療、介護などが改悪され、お年寄りの安心が奪われています。後期高齢者医療制度は、75歳以上と別枠の保険制度であり、高齢者がふえていくに従い1人当たりの負担もふえていく制度になっています。負担は限界に来ています。今こそ安心して医療が受けられるように、国の抜本的な補助金の拡充こそが必要であることを訴え、反対討論とします。
○小宮 正議長 ほかに討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第25号 平成29年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計予算を採決いたします。
  本案は原案のとおり予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立多数)
○小宮 正議長 起立多数であります。
  よって、議案第25号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第26号の質疑、討議、討論、採決
○小宮 正議長 これより日程第4、議案第26号 平成29年度ときがわ町介護保険特別会計予算の質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原です。
  介護保険においては、もう7期計画に入る時期だと思います。その中で、準備基金を含めた検討は、ぜひお願いしたいと思います。それと、これにちなんで、介護保険料の引き下げの努力も考えていただきたいと思います。準備基金については、現時点で幾らあるか伺います。
  それから、介護保険の財源、これは公費が50%、65歳以上の方、保険料は22%、40歳から64歳の方、保険料28%、これは5期、24年から26年度では21%、この負担割合は事業計画年度ごとに変わります。こういうことも含めて、きちんと精査していかないといけないと思い ますが、65歳以上の比率、また40歳から64歳の保険、この比率等も含めて、人数割合はどのくらい計算しているのか伺います。
  以上。
○小宮 正議長 答弁願います。
  大島福祉課長。
○大島武志福祉課長 それでは、野原議員の質問に答えさせていただきます。
  まず、基金の検討でございますが、第7期の計画が始まるということで、基金も考慮しながら、それから高齢化も考慮、あるいは介護の認定率等も考慮、いろいろな角度から検討しまして、7期の計画を進めるように考えていきたいと思っております。まず1点目の件についてはそのようなことでお答えをさせていただきます。
  それでは、引き続きまして、基金の額でございますが、議案参考資料の中で、資料ナンバー14がございます。よろしいでしょうか。そこに、下から6行目のところに、介護保険給付費準備基金ということで、基金の27年度末の残高につきましては、2,194万8,157円で、28年度予定額でございますが、年度末に4,035万1,157円というようなことです。基金のほう、残高については、そのようなことで考えております。
○小宮 正議長 いいでしょうか。
          (発言する者あり)
○小宮 正議長 答弁願います。
  大島福祉課長。
○大島武志福祉課長 質問の内容なんですけれども、人数割合というのは、これは高齢化率の関係でしょうか。
○12番 野原和夫議員 65歳以上と40から64歳。1号、2号とあるでしょう。その中で、その人口割合、どのぐらいの比率でいるのか、わからなければいいです。
○小宮 正議長 答弁願います。
  大島福祉課長。
○大島武志福祉課長 それでは、お答えのほうさせていただきますが、人数割合でございますけれども、1号被保険者の人数について申し上げたいと思います。
  1号被保険者につきましては、過去3年分、報告のほう、させていただきますが、26年度の1月においては3,640、それから27年度同じく1月が3,794、28年度の1月については3,909ということで、毎年100名からの増加というような状況になってございます。全体的な 町の人口を考慮した中で、こちらのほうの人数を割っていただければ高齢化率が出るというような状況でございます。
  以上です。
          (発言する者あり)
○小宮 正議長 答弁願います。
  大島福祉課長。
○大島武志福祉課長 それでは、現状においての2号の方の人数でございますが、3,841というような数字でございます。
  現在、高齢化率については34.1%というような状況でございます。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 実は、いろいろなデータも含めて予算計上をするわけでしょう。だから、ある程度は把握しないといけないんじゃないかなと思って、私はちょっと質問しているわけ。予算というのは、やっぱりその基準になるものがきちんとしていないと、予算ができませんから、だからそういう中で保険、介護保険の財源というのはどういうシステムで生まれてくるかも含めて、これ、大事なことじゃないでしょうか。今の答弁で結構です。
○小宮 正議長 ほかに質疑ございませんか。
  4番、山中議員。
○4番 山中博子議員 4番、山中です。
  318ページ、総合相談支援事業費207万4,000円、こういう相談はプロが受けると思うんですが、どの場所を使って、どういう人が相談を受けるのか、伺います。
  また、次に320ページ、認知症総合支援事業費75万6,000円。第6期の介護保険事業計画では、サポーターの人材活用、早期に継続的、包括的な支援が行える認知症初期集中支援チームの設置の検討を進め、必要なサービス等を提供につなげるとあります。どこまで進んでいるのか、伺います。
○小宮 正議長 答弁願います。
  柴田町民課長。
○柴田光子町民課長 山中議員のご質問にお答えします。
  1問目の総合相談事業の内容でございます。
  こちらにつきましては、高齢者の全戸訪問ということで、対象となる方のお宅に保健師が 訪問して、実情を伺ってまいります。その中で、特に質問、相談の必要な方とか、そういった方に対しましては、また再度の訪問なり、あるいは雇い上げでない正規の保健師のほうでお伺いして、相談を伺ってくるという形で、どこの場所でいつというのではなくて、事例に応じまして、いろんなシチュエーションの中で相談を行ってまいります。
          (「訪問して」と呼ぶ者あり)
○柴田光子町民課長 もとは訪問になります。訪問から発展しますので、場所については、当然、相談をされる方の都合とか、いろんな人の配置とかの中で、お宅に伺って相談をする、あるいは来てもらって相談をするという、いろいろな方法をとっております。
○小宮 正議長 1点目はよろしいでしょうか。
○4番 山中博子議員 はい。
○小宮 正議長 では、2点目について、答弁願います。
  柴田町民課長。
○柴田光子町民課長 山中議員の2つ目のご質問にお答えいたします。
  認知症総合支援事業の中の集中支援チームはどのようになっているかということでございます。現在では、まだ集中支援チームはでき上がっておりませんけれども、29年度予算後に認知症の関係の機関、認知症にかかわる機関とか、あるいは認知症に詳しいお医者さん、そういった方がいるところをよく精査いたしまして、できれば1つの事業所みたいな形で受けてもらえるところを希望して、検討しているところでございます。
○小宮 正議長 4番、山中議員。
○4番 山中博子議員 認知症というのは大変なことだと思いますので、できるだけ早く準備を進めていただきたいと思います。
  以上で終わりです。
○小宮 正議長 ほかに質疑ございませんか。
          (発言する者なし)
○小宮 正議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (発言する者なし)
○小宮 正議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第26号 平成29年度ときがわ町介護保険特別会計予算を採決いたします。
  本案は原案のとおり予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○小宮 正議長 起立全員であります。
  よって、議案第26号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第27号の質疑、討議、討論、採決
○小宮 正議長 これより日程第5、議案第27号 平成29年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計予算の質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 要望というかお願い。この予算においては、浄化槽設置、補助金もいただいております。この補助率が国庫補助2分の1ですか、そういう補助率をいつ失うかわかりませんから、その事業を計画に基づいて努力する必要があると思うんですが、ぜひ、この努力を求める。
  私は、質疑ではなくてお願いをして、この予算については賛成をしたいと思います。そういう方向性を、努力、方向性、これを伺いたいんですが。
○小宮 正議長 答弁願います。
  岡本建設環境課長。
○岡本純一建設環境課長 それでは、今後なんですけれども、今までも各戸の訪問をさせていただきました。引き続き、訪問をさせていただく中で、説明を詳しくさせていただく、または広報等で周知を続けていきたいと思います。
  今後も多くの方に利用していただけるように、周知並びに説明のほうは重ねていきたいと考えております。
○小宮 正議長 12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 全体的に、前年は五明地域ということで特定されましたけれども、もっと範囲を広げて動くべきではないかなと思うんですが、今後の方向性はどのようになっ ているか伺います。
○小宮 正議長 答弁願います。
  岡本建設環境課長。
○岡本純一建設環境課長 昨年、27年度、28年度、五明のほう、回らせていただきました。その前は、やはりその上流の日影も回らせていただきました。というのは、雀川周辺の設置率がちょっと低かったということで、今こういう状況で説明のほうをさせていただいております。
  これが、とりあえず雀川のほうが全部終わりましたら、また設置率の低いというか、そちらのほうに説明の場所を移したいと考えております。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  ほかに質疑ございませんか。
  3番、田中議員。
○3番 田中紀吉議員 田中です。
  私も、現場の担当者の方が努力されているというのはよく聞いています。
  ただ1点、これからの設置については、なかなか設置場所がないとか、それからもう高齢だから要らないんじゃないかとか、入れないというか負担がとかと、いろんな声を私もここの間、聞きました。
  それで、今後もう1つ、ときがわらしいというのか、工夫の仕方というんですか、そういうのも考えていくべきじゃないのかなと思うんですけれども、具体的にいいますと、私がこの間、聞いたのは管理費が毎月2,500円だと思うんですけれども、それが一般のあれから見てどうかとか、あと違う使い方、2軒で使うときに設置場所がなくてできない、だから隣だとかというのとか、なかなか設置が難しいのは、もちろんわかるんですけれども、何かこう壁を越えるというんですか、工夫をするとか、共同も含めた何かしないと、今後はふえないというようなものを聞いているんですけれども、何か知恵があるような努力を今後したほうがいいと思うんですけれども、ひとつあれば伺いたいと思うんですけれども、よろしくお願いします。
○小宮 正議長 答弁願います。
  岡本建設環境課長。
○岡本純一建設環境課長 月々の管理費を、今言われたように2,500円ということで設定しております。県下の状況を把握する中で、また今後、検討はさせていただきたいと思います。
  また、設置を2軒に1個というお話があったんですけれども、これが浄化槽法の絡みで、どうしても1つの住宅に1つというような足かせがありますもので、こちらはちょっと厳しいかなと考えております。
  以上です。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  3番、田中議員。
○3番 田中紀吉議員 3番。
  難しいのは、もちろんわかっているつもりなんです。ただ、なかなか設置場所がないというのが現実的にあるということなんで、その辺は、要するに合併浄化槽自体が例外的な扱いだと思うんです、基本的に本下水云々ということでね。だから、その地域に応じて、要望だとか何とかというのは、上げても悪くはない部分があると思うんですけれども、いかがでしょうか。
○小宮 正議長 答弁願います。
  岡本建設環境課長。
○岡本純一建設環境課長 田中議員がおっしゃるように、地域に1つ、でっかい浄化槽という話なんですけれども、やはり今そういう場所もあります。ただ、古い団地なんかで、そういうのを設置した場合、今度は団地のメンバーが転出しちゃうというと、例とすると、50軒で賄っていた1つの大きな浄化槽、これが40軒とか35軒に減っていくと、各世帯ごとの負担がふえるというマイナスの話も出てきちゃうので、この辺はちょっと難しいかなと考えております。
  以上です。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
○3番 田中紀吉議員 はい、わかりました。
○小宮 正議長 ほかに質疑ございませんか。
          (発言する者なし)
○小宮 正議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (発言する者なし)
○小宮 正議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第27号 平成29年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計予算を採決いたします。
  本案は原案のとおり予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○小宮 正議長 起立全員であります。
  よって、議案第27号は可決されました。
  暫時休憩いたします。
  再開を10時45分といたします。
                                (午前10時27分)
─────────────────────────────────────────────────
○小宮 正議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午前10時45分)
─────────────────────────────────────────────────
   ◎答弁未了部分について
○小宮 正議長 ここで、休憩前の議案第26号の野原和夫議員の質疑に対しまして、大島福祉課長から答弁の申し出がありましたので、これを許可いたします。
  大島福祉課長。
○大島武志福祉課長 議長より発言のお許しをいただきましたので、発言のほうをさせていただきます。
  先ほど、野原議員の質問の中で、被保険者数というようなことで話がありました。ちょっと古い数字を申し上げましたので、現在の人数を申し上げます。
  ことし3月1日現在の1号被保険者につきましては3,958、34.1%でございます。それから、2号被保険者数については4,099、35.3%ということでございます。
  以上です。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
          (「はい」と呼ぶ者あり)
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第28号の質疑、討議、討論、採決
○小宮 正議長 これより日程第6、議案第28号 平成29年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計予算の質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
○小宮 正議長 12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原です。
  この関口茂八奨学金制度、この制度は多くの自治体から注目というか、うらやましいというか、いろんな声は聞かれます。この茂八奨学金制度は、拡充を含めてぜひ広げていただきたいと思います。
  その中で、予算が、余り利用者が多くなると歳入予算がなくなるという、今後の問題はないんでしょうか、その点を伺います。
○小宮 正議長 答弁願います。
  清水教育総務課長。
○清水誠司教育総務課長 野原議員のご質問にお答えしたいと思います。
  現状では、特に普及を図っているというところでございまして、多くの利用者を求めているということでございまして、今のところ、課題はございません。
○小宮 正議長 答弁願います。
  関口町長。
○関口定男町長 私のおじさんの寄附をした基金ですので、私のほうからちょっとお話をさせていただきますけれども、今後の問題ということになりますと、もう昔から比べると、高校生の授業料の無償化だとか、今ではもう私立まで無償とか、いろいろな制度がどんどん変わってきています。おじさんが、この1億円を寄附した理由というのが、やはり自分は上の学校へ行きたかった、だけれども行けなかった、それででっち奉公に出て、それで東京で成功したと。それだから、そういう子、学校に行きたいのに行けない子がいたらかわいそうだから、この1億円を出すから、この中でそういうことをしっかり支援してやりなさいということで、柏俣村長時代に玉川村に寄附をしたという状況であります。その当時は、行きたくても行けなかったんです。
  でも、今後ので見れば、今後は高校も無償化になりますし、相当国のほうの支援も入っておりますので、随時取り崩しながら、できる限りのことをやっていって、また今後は今後と、 10年、20年後になると思いますけれども、多分、国の制度もいろいろ変わってくると思います。先ほど言いましたように、もう公立高校は無償化になっていますから、今度は大学のほうまで考え出すのではないでしょうか、国のほうでも、そういうことです。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
○12番 野原和夫議員 はい。
○小宮 正議長 ほかに質疑ございませんか。
          (発言する者なし)
○小宮 正議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第28号 平成29年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計予算を採決いたします。
  本案は原案のとおり予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○小宮 正議長 起立全員であります。
  よって、議案第28号は可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第29号の質疑、討議、討論、採決
○小宮 正議長 これより日程第7、議案第29号 平成29年度ときがわ町水道事業会計予算の質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  3番、田中議員。
○3番 田中紀吉議員 3点ばかりお願いします。
  現在の流動資産という、この間、話があって2億9,000、約3億弱だと思うんですけれど も、どちらの銀行にというのか、おおむねで結構なんですけれども、何々銀行にどのぐらいということで教えていただきたいというのが1点目。
  あと、2点目の消費税の件がちょっとわかりづらいので教えていただきたんですけれども、消費税というのは、預かった消費税と払った消費税の差額を納税するということだと思うんですけれども、369ページにあるのと、次の372ページであるのが、ちょっとわかりづらいので教えていただきたいと。
  3点目なんですけれども、381ページから385ページで、PL、BSがありますけれども、毎年7,000万の要するに料金対策として繰り入れていますよね。それで、少し心配をしているんですけれども、今後の見通しというんですか。
  それと、もう1つは、私は広域化というのを昨年もどうかという提案をしました。ことし、四国の香川だと思うんですけれども、全県でということでもう取り組みを始めると。それと、あと東京都も都内はもちろんやっていたんですけれども、都下の市域というんですか、それも含めて東京都は1カ所にということで、もう進めているという情報もあるんですけれども、埼玉県も、秩父を中心として、それは動くということで、もう広域化のお話を進めていると思うんです。その他でぜひ、ときがわ町としては、そういう提起をするべきじゃないかなと思うんですけれども、その点も含めて3点、よろしくお願いします。
○小宮 正議長 答弁願います。
  内室水道課長。
○内室睦夫水道課長 それでは、田中議員のご質問にお答えさせていただきます。
  預金関係なんですけれども、現在、預金もかなり低率になっておりまして、各金融機関に利率等、その情報提供を聞きまして、一番高いところに預金しております。
  全額ではないんですけれども、その多くは今、農協にしております。これは、単純に利率をもとにしております。
          (「では、1点目は結構です」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 1点目は結構ですか。2点目、369ページ。
  答弁願います。
  内室水道課長。
○内室睦夫水道課長 369ページの消費税と、それから372ページ。
  こちらの369ページは、当年度分の消費税、それから地方消費税の資本的収支の調整額ということで、先ほど議員おっしゃられたように、収入にかかる消費税、それから支出にかか る消費税がございまして、こちらについては、4条で支出にかかるもの、それは実質的に支払いが生じませんので、その部分をこちらの4条の財源として補填するという意味合いの記載でございます。
  それから、372ページにつきましては、消費税の差し引きした消費税の支払い額を記載してございます。
  以上です。
○小宮 正議長 3番、田中議員。
○3番 田中紀吉議員 では、端的に言って、消費税は256万ぐらいを予定していると、そういう意味でよろしいですか。
○小宮 正議長 答弁願います。
  内室水道課長。
○内室睦夫水道課長 そのとおりでございます。
          (「わかりました。では、結構です」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 3点目について、381ページ。
  答弁願います。
  内室水道課長。
○内室睦夫水道課長 それでは、7,000万の繰り入れを高料金対策の補助金としていただいております。今後の見通しなんですけれども、本年度、県との技術連携におきまして、アセットマネジメント、資産についていろいろ状況を把握しまして、来年度、再来年度と経営戦略、どんなふうに経営したら、経営が今後成り立っていくかといいますか、有効に経営できるかということで、経営戦略を予定しております。そういう中で検討していく予定となっております。
  それから、広域化なんですけれども、現在も業務それから施設等の経営の部門で、検討はしております。そういう中で、2042年度に全体ではなく、各その地域ごとに統合ということで、今進めてはおります。
  香川県の話が出まして、香川県は全県下、広域化されたということで、それから東京都については、たしか平成24年度から、もう一部、3市ぐらいを除いては、東京都水道局の中に取り込まれまして広域化されております。
  それから、まだ情報としてなんですけれども、広域化を含めての水道法の改正とかも予定されておるということですので、それらと、あと県で進めている広域化等踏まえて、今後取 り組んでいくことになります。
  以上です。
○小宮 正議長 3番、田中議員。
○3番 田中紀吉議員 意地悪で聞いているわけではないんですけれども、2042年というと、私なんか生きているかどうかわからないような、20年とかという先の話ではなくて、もう少しスピード感を持ってというんですか、人口のこの間の総合振興計画もありますけれども、人口はかなり減っていく可能性があるというか、見通しなんです。
  そういうのもあわせて、そういうのというんですか、具体的なときがわとしての提案だとか、それなんかも必要なんじゃないかと思うんです。県でこんなふうにやっているので、それにあわせて、それに検討するみたいなんじゃなくて、ときがわ、自分たちのところはどういうふうにあるべきなんじゃないかというのを、提案が必要なんじゃないかと、そういう意味なんですけれども、あればいただきたいんですけれども。
○小宮 正議長 答弁願います。
  内室水道課長。
○内室睦夫水道課長 それでは、お答えさせていただきます。
  まず、その広域化に向けて、ときがわ町がどういう状況にあるのかということも、やはりこれから示していかないといけないと思います。そういう中では、きちんと今の資産の状況、それから収益だとか、そういうものを総合的に含めまして、外に出せるものをきちんとつくらないと、当然、今後の話になりませんので、そういう意味合いで国のほうも経営戦略をしっかり立てて、自分の状況をきちんと見据えた上で、今後進めなさいということで、今進んでおりますので、またそれを踏まえて広域化というような、また法もつくられるようですので、やはりそういう中で、ときがわもおくれないように進めていきたいと考えています。
○小宮 正議長 ほかに質疑ございませんか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原です。
  県水の受水量は若干減らした報告がありましたけれども、389ページの収益的収入、支出においては、加入金の収益ということも前年度の比較では同じなんですよね。今の現状は人口減少も含めて、予定加入件数が依然として同じ方向性を示している、何ら目的ある、これ実績も含めてこういう数字が出ているのかどうか。
  それと、予定有収水量においては、若干減となっておりますから、その比率から見ても、 予定加入件数がこの目標に、毎回同じような目標なんですよね、予定加入金の収益。これを本当の内容を分析しての件数に出したのかどうか、この点を伺います。
○小宮 正議長 答弁願います。
  内室水道課長。
○内室睦夫水道課長 それでは、ただいまの野原議員のご質問にお答えさせていただきます。
  有収水量等、減少しておるんですけれども、実質的に件数はここのところ、ふえております。これ、全国的になんですけれども、アパートができたりだとか、そういうことで、ここまだ、もうそろそろ変わってくると思うんですけれども、件数とかは、ほかの自治体も含めてふえた状態です。ですので、現状ではこのような数字を計上させていただいております。
  以上です。
○小宮 正議長 12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 今、課長の答弁だと、件数はふえている、そんなにふえているような実績、それはある程度、実績をもとにやっているわけでしょう。
  今後はまだこの29年度、30年度、また30年度は変わる方向性もあるということで解釈してよろしいでしょうか。28年度も同じ、すっかり同じ数字で件数が出ているんですよね。それで、29年度も同じ件数なんですよ。だから、それはある程度の目標を数値にしておけばいい問題ではないと思うんですよ。
  でも、今、課長の答弁だと実績がふえているということの評価で受けとめたいと思います。ふえているということで解釈すればいいわけですね。
○小宮 正議長 答弁願います。
  内室水道課長。
○内室睦夫水道課長 実際には、大口の口径の、例えば企業とかに来ていただくと、どんと上がったりとかしますので、結果的にはどうなるかというのはわからないんですけれども、過去も3年間の状況を踏まえましての金額を計上させていただいております。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  ほかに質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第29号 平成29年度ときがわ町水道事業会計予算を採決いたします。
  本案は原案のとおり予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○小宮 正議長 起立全員であります。
  よって、議案第29号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎延会について
○小宮 正議長 お諮りいたします。本日の会議はこの程度にとどめ延会したいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 異議なしと認めます。
  よって、本日はこれをもちまして延会することに決定いたしました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎延会の宣告
○小宮 正議長 大変お疲れさまでした。
                                (午前11時04分)