ときがわ町告示第72号

 平成29年第2回ときがわ町議会定例会を下記のとおり招集する。

  平成29年5月30日

                        ときがわ町長  関  口  定  男

                    記

 1 日  時  平成29年6月6日(火)


 2 場  所  ときがわ町議会議場

                 ○応招・不応招議員

応招議員(12名)
  1番  神 山   俊 議員          2番  小 島 利 枝 議員
  3番  田 中 紀 吉 議員          4番  山 中 博 子 議員
  5番  岡 野   茂 議員          6番  金 澤 他司人 議員
  7番  岡 野 政 彦 議員          8番  瓜 田   清 議員
  9番  前 田   栄 議員         10番  野 口 守 隆 議員
 11番  小 宮   正 議員         12番  野 原 和 夫 議員

不応招議員(なし)

            平成29年第2回ときがわ町議会定例会

議 事 日 程(第1号)

                            平成29年6月6日(火)  
                            午前9時30分開会     
      開会及び開議の宣告
日程第 1 会議録署名議員の指名
日程第 2 会期の決定について
日程第 3 諸報告
日程第 4 報告第 1号 平成28年度ときがわ町一般会計繰越明許費繰越計算書の報告に
             ついて
日程第 5 報告第 2号 平成28年度ときがわ町水道事業会計予算繰越計算書の報告につ
             いて
日程第 6 議案第30号 専決処分の承認を求めることについて(平成28年度ときがわ町
             一般会計補正予算(第6号))
日程第 7 議案第31号 専決処分の承認を求めることについて(ときがわ町税条例の一部
             改正)
日程第 8 議案第32号 専決処分の承認を求めることについて(ときがわ町国民健康保険
             税条例の一部改正)
日程第 9 議案第33号 ときがわ町指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備
             及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防
             のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部改
             正について
日程第10 議案第34号 大野くすの木センター新築工事請負契約の締結について
日程第11 議案第35号 負担付寄附の受け入れについて
日程第12 議案第36号 ときがわ町都幾川四季彩館の指定管理者の指定について
日程第13 議案第37号 ときがわ町文化センター大規模改修工事(その1)請負契約の締
             結について
日程第14 議案第38号 平成29年度ときがわ町一般会計補正予算(第1号)
日程第15 議案第39号 財産の取得について
日程第16 請願第 1号 「農業者戸別所得補償制度」の復活を求める請願
日程第17 一般質問
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出席議員(12名)
     1番  神 山   俊 議員     2番  小 島 利 枝 議員
     3番  田 中 紀 吉 議員     4番  山 中 博 子 議員
     5番  岡 野   茂 議員     6番  金 澤 他司人 議員
     7番  岡 野 政 彦 議員     8番  瓜 田   清 議員
     9番  前 田   栄 議員    10番  野 口 守 隆 議員
    11番  小 宮   正 議員    12番  野 原 和 夫 議員
欠席議員(なし)
地方自治法第121条により、今定例会に説明のため出席する者及び同委任を受けた者の職氏名
町長
関 口 定 男 
副町長
小 峯 光 好 
総務課長
町 田 英 章 
企画財政課長
荒 井   淳 
税務課長
中 藤 和 重 
町民課長
柴 田 光 子 
福祉課長
宮 寺 史 人 
会計管理者兼
会計室長
金 子 加代子 
産業観光課長
坂 本 由紀夫 
建設環境課長
加 藤 光 典 
水道課長
内 室 睦 夫 
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教育長
舩 戸 裕 行 
教育総務課長
清 水 誠 司 
生涯学習課長
石 川 安 司 
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議会事務局長
桑 原 功 夫 
書記
村 田 宏 美 

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   ◎開会及び開議の宣告
○小宮 正議長 皆さん、おはようございます。大変ご苦労さまです。
  ただいまの出席議員は12名全員でありますので、定足数に達しております。
  これより、平成29年第2回ときがわ町議会定例会を開会いたします。
  直ちに本日の会議を開きます。
                                (午前 9時30分)
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   ◎議事日程の報告
○小宮 正議長 本日の議事日程を報告いたします。
  議事日程は、配付したとおりであります。
  議会事務局長に朗読させます。
○桑原功夫議会事務局長 それでは、朗読いたします。
  平成29年第2回ときがわ町議会定例会議事日程(第1号)平成29年6月6日午前9時30分開会。
  日程、議案番号、件名。開会及び開議の宣告。日程第1、会議録署名議員の指名。第2、会期の決定について。第3、諸報告。第4、報告第1号 平成28年度ときがわ町一般会計繰越明許費繰越計算書の報告について。第5、報告第2号 平成28年度ときがわ町水道事業会計予算繰越計算書の報告について。第6、議案第30号 専決処分の承認を求めることについて(平成28年度ときがわ町一般会計補正予算(第6号))。第7、議案第31号 専決処分の承認を求めることについて(ときがわ町税条例の一部改正)。第8、議案第32号 専決処分の承認を求めることについて(ときがわ町国民健康保険税条例の一部改正)。第9、議案第33号 ときがわ町指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部改正について。第10、議案第34号 大野くすの木センター新築工事請負契約の締結について。第11、議案第35号 負担付寄附の受け入れについて、第12、議案第36号 ときがわ町都幾川四季彩館の指定管理者の指定について。第13、議案第37号 ときがわ町文化センター大規模改修工事(その1)請負契約の締結について。第14、議案第38号 平成29度ときがわ町一般会計補正予算(第1号)。第15、議案第39号 財産の取得について。第16、請願第1号 「農業者戸別所得補償制度」の復活を求める請願。 第17、一般質問。
  以上でございます。
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   ◎会議録署名議員の指名
○小宮 正議長 それでは、日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
  会議規則第120条の規定により、2番、小島利枝議員、3番、田中紀吉議員、以上の2名を本会期中の会議録署名議員に指名いたします。
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   ◎会期の決定について
○小宮 正議長 日程第2、会期の決定についてを議題といたします。
  議会運営委員会の報告を求めます。
  前田栄委員長。
○前田 栄議会運営委員長 皆さん、おはようございます。
  会期の決定について、議会運営委員会の報告をいたします。
  平成29年第2回定例会における会期及び日程などについて調整を図るため、去る5月30日午前10時から役場第2庁舎3階協議会室におきまして議会運営委員会を開催いたしました。
  委員会は委員全員の出席と、議長、副議長、町長、副町長、総務課長、議会事務局長の出席をいただきまして、平成29年第2回定例会に提出される議案などについて説明を求め、会期について協議を行いました。
  その結果、平成29年第2回定例会は、本日6月6日から6月13日までの8日間とするものでございます。
  会期中の日程でありますが、会期予定表をごらんいただきたいと思います。
  順次ご説明いたします。
  まず、本日6月6日は午前9時半から本会議となっております。議案審議等でございます。
  6月7日は午前9時30分から文教厚生常任委員会を予定しております。
  6月8日は午前9時30分から議会運営委員会を、午後1時30分から総務産業建設常任委員会を予定しております。
  6月10日、11日及び12日は休会でございます。
  6月9日及び13日は午前9時30分から本会議をお願いいたします。一般質問等でございます。一般質問は、6月9日は通告順位1番、岡野政彦議員から通告順位4番、岡野茂議員ま で、13日は通告順位5番、田中紀吉議員から通告順位9番、小島利枝議員まででございます。
  以上で議会運営委員会の報告を終わります。
○小宮 正議長 お諮りいたします。本定例会の会期は委員長の報告のとおり、本日6月6日から6月13日までの8日間としたいと思います。これに異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 異議なしと認めます。
  よって、本定例会の会期は8日間と決定いたしました。
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   ◎諸報告
○小宮 正議長 日程第3、諸報告を行います。
  初めに、地方自治法第121条の規定により、本定例会に説明のため出席する者及び同委任を受けている者の職、氏名は別紙配付してありますので、ご了承願います。
  次に、監査委員から、平成29年3月から平成29年5月までの例月出納検査の報告がありました。お手元に配付しておきましたので、ごらんいただきたいと存じます。
  なお、詳細につきましては議会事務局にありますので、ごらんいただきたいと存じます。
  次に、地方自治法第122条の規定により事務に関する説明書が提出されておりますので、ごらんいただきたいと存じます。
  続いて、一部事務組合における議会報告を行います。
  比企広域市町村圏組合議会臨時会の報告を求めます。
  岡野茂議員。
○5番 岡野 茂議員 皆さん、おはようございます。
  議席番号5番、岡野茂でございます。議長のお許しをいただきましたので、比企広域市町村圏組合議会臨時会の報告をさせていただきます。
  去る5月26日午前10時から、東松山市議会議場におきまして第2回の臨時会が行われました。ときがわ町議会からは、小宮議長と私、岡野の2名が出席いたしました。なお、関口町長も副管理者として出席されました。
  まず最初に、常任委員会の選任があり、新たに8名の委員が選任されました。
  次に、上程された議案について報告を申し上げます。
  今回、管理者提出議案として2件が提出されました。
  議案第17号 監査委員の選任については、川島町の森田敏男議員の選任について議会の同 意を求めるものです。
  議案第18号 平成29年度比企広域市町村圏組合消防特別会計補正予算(第1号)については、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ327万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ31億9,327万3,000円といたしたいとするものです。補正額327万3,000円は、消防団員の退職報奨金であり、予定より多くの退職者が出たためとの説明がありました。
  以上、上程されました議案については、慎重審議により、原案のとおり可決されました。
  なお、資料につきましては、議会事務局に置かれておりますので、ごらんいただきたいと思います。
  以上で平成29年第2回比企広域市町村圏組合議会臨時会の報告とさせていただきます。
○小宮 正議長 以上で一部事務組合議会の報告を終わります。
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   ◎行政報告
○小宮 正議長 次に、町長から挨拶を兼ねて行政報告を行いたいとの申し出がありましたので、これを許可いたします。
  関口町長。
○関口定男町長 皆さん、おはようございます。
  議長のお許しをいただきましたので、ご挨拶を兼ねまして行政報告を申し上げます。
  本日は、平成29年第2回ときがわ町議会定例会を招集申し上げましたところ、議員各位におかれましては、ご健勝にてご出席をいただきまして会議が開催できますことに、心から御礼を申し上げます。
  また、このたびは小宮議長におかれましては、埼玉県町村議会議長会の副会長にご就任され、まことにおめでとうございます。
  さて、平成29年度がスタートして3カ月となりましたが、5月10日には、役場本庁舎の敷地内に新たに起業支援施設のアイ・オフィスの開設が行われました。施設管理を受託していただいたときがわカンパニー合同会社の運営によりまして、既にコーヒー店や木工品のインターネット販売の起業を始めた方がおいでになります。今後も起業セミナーなどを開催して、特に若者の起業家を支援いたしまして、働く場所をつくり、定住の促進につなげたいと考えております。
  議員各位におかれましても、この趣旨をご理解いただきまして、仕事が人を呼び、人が仕事を呼ぶ好循環になりますようご協力をお願いしたいと思います。
  また、第2回定例会にご提案申し上げます議案は12件でありまして、内容につきましては、繰越計算書の報告2件、専決処分の承認3件、条例の一部改正1件、工事請負契約の締結が2件、負担付寄附の受け入れ1件、指定管理者の指定1件、一般会計補正予算1件、財産の取得1件であります。各議案とも、その都度提案理由を説明いたしますので、よろしくお願い申し上げます。
  次に、各課の事業の執行状況についてご報告を申し上げます。
  最初に、総務課についてでありますが、3月21日に小川郵便局、玉川郵便局、都幾川郵便局の3郵便局と、ときがわ町による災害発生時における協力に関する協定と、地域における協力に関する協定を締結いたしました。これらはいずれも既存の協定内容をより充実させて締結したものでありまして、郵便局のご協力をいただいて行うものであります。
  また、6月4日には、埼玉県、小川警察署、小川消防署ときがわ分署、ときがわ消防団、地域住民の皆さんの参加をいただきまして、椚平地区において、土砂災害に対する全国統一防災訓練を実施をしたところであります。引き続き、安心・安全のまちづくりに取り組んでまいります。
  続きまして、企画財政課について申し上げます。
  地方創生関連事業の進捗状況ですが、今年度につきましては、平成29年3月議会でご議決いただきました地方創生拠点整備交付金を活用した(仮称)ときがわ町活き生き活動拠点整備事業に取り組みます。内容につきましては、旧保健センター玉川分室をコミュニティー施設へ転用いたしまして、町民の活動拠点として整備をしてまいります。
  また、雲河原地内のお試し住宅「やまんなか」の貸し出し開始に続きまして、玉川地内のお試し住宅、今度は「まちんなか」といいますけれども、この整備を進めまして、アイ・オフィスとの連携によりまして、若者の定住及び企業並びに地域の活性化につなげるための事業を展開してまいります。
  続きまして、税務課について申し上げます。
  所得税、住民税申告相談につきましては、2月16日から3月15日まで実質20日間にわたって、町内3会場において実施いたしました。合計で2,336件の申告の相談があったところであります。
  課税関係では、5月に軽自動車税の納税通知書を4,342通、固定資産税の納税通知書を5,921通発送をいたしました。また、町県民税関係につきましては、対象者4,361人分に係る特別徴収の納税通知書を1,921事業所に発送したところであります。
  徴収関係では、4月から5月にかけまして、県税事務所と共同で滞納者への催告書を発送いたしまして、臨宅徴収を行うなど、特別徴収対策を実施したところでもあります。引き続き、町税の徴収率向上に向けまして、鋭意努めてまいります。
  続きまして、町民課についてでありますが、4月1日現在の人口は1万1,561人、世帯数は4,703世帯となっております。昨年と比較いたしますと、人口で219人の減、世帯数では2世帯の減となっております。この中で、平成28年度中に亡くなられた方につきましては、184人であります。昨年度より20人増の184人ということで、出生につきましては50人ということで、昨年度より4人の減となっておりまして、総人口に対する65歳以上の高齢者人口による高齢化率に関しましては34.3%ということで、昨年より1.6ポイント上昇をしているところであります。
  また、マイナンバーカードの交付状況でありますが、平成29年3月31日現在の申請枚数につきましては1,038枚、うち交付済み枚数は815枚で、人口に対する申請枚数の割合につきましては9.0%、交付済み枚数の割合は7.0%であります。
  次に、国民健康保険事業でありますが、40歳から74歳の加入者を対象に、生活習慣病の予防を目的とした特定健診の集団健診を5月31日から6月6日まで6日間の日程で実施しておりますが、846人の申し込みがありました。
  また、人間ドック・併診ドックの助成事業は、現在118人の申し込みがあります。6月からは、医療機関で個別健診が始まりましたので、大勢の方に受診していただくよう期待しているところであります。
  次に、保健センター事業でありますが、国民健康保険の特定健診にあわせまして、20歳から39歳までを対象といたしました若もの健診、それと75歳以上の方が対象のいきいき健診を実施するとともに、5月から各種がん検診も開始いたしまして、町民の皆様の健康の維持・管理に努めているところであります。
  地域包括支援センター事業につきましては、新しい地域支援事業の推進に当たりまして、その事業を支える人材不足がどこの市町村でも課題となっているところであります。そこで、地域包括支援センターと社会福祉協議会のボランティアセンターが、それぞれで実施していたボランティアに関する事業を共同で行い、お互いの人材や機能を共有することで、今後に見込まれる地域支援事業への対応につなげてまいりたいと考えております。まずは6月にボランティア育成事業「地域おたすけ隊」入門講座を共同で開催してまいります。
  続きまして、福祉課についてでありますが、臨時福祉給付金申請書の受付を2月20日から 開始いたしました。支給対象者は、平成28年度臨時福祉給付金の支給対象者の方で、支給額は1万5,000円であります。支給対象者と思われる2,348人に申請書の発送を行いまして、4月末現在で1,713人の方から申請を受け付けているところであります。6月30日の申請締め切りまで、引き続き未申請の方に周知をしてまいりたいと考えております。
  児童福祉関係でありますが、4月上旬に町立保育園の入園式を行いました。玉川保育園には17名の新入園児を含め総勢89名、平保育園には1名の新入園児を含めて総勢22名がそれぞれ楽しく保育園生活を送っているところであります。
  続きまして、産業観光課について申し上げます。
  林業関係では、木材利用推進の取り組みといたしまして、これまで町が先進的に取り組んでまいりました内装木質化による木の学校づくりの手法を基礎に、情報発信ツールといたしましての冊子「木育てときがわ」を作成いたしました。この冊子では、都市部の保育所、幼稚園、企業内託児所など、子育て環境への木材利用をPRすることで、さらなる地域産木材の利用推進につなげることを目的としておりまして、冊子を有効に活用しながら、積極的な情報発信にこれからも努めてまいりたいと考えております。
  また、商工観光関係におきましては、くぬぎむら体験交流館西側に、7種類の花が毎月咲く小道ですけれども、くぬぎの七曲という名前で、新たな観光スポットとして2月に誕生いたしました。これは10年前に椚平地区の泉原集いの会が「花咲くくぬぎ」をテーマに、町から配布されたロウバイの苗木を植樹し、整備を進めたものでありまして、この誕生を記念いたしまして3月12日に開催されたくぬぎの花まつりでは、トンネル状に咲き誇るロウバイの道を多くの観光客が訪れたところであります。
  また、今年度のときがわ花菖蒲まつりは、先日6月4日に開催されまして、町内外から多くの皆様にご来場をいただいております。ぜひ議員の皆様にもご来園いただければと思っていますので、よろしくお願いしたいと思います。
  続きまして、建設環境課についてでありますが、小・中学校と保育園の給食に係る放射性物質の検査を毎週行っておりますが、国の基準値を超える放射性ヨウ素、放射性セシウムは検出されておりません。引き続き子供たちの内部被曝の防止に努めてまいります。
  浄化槽設置管理事業につきましては、申請受付件数が10件、使用開始の届け出が4件となっております。今後も事業の周知・啓発を行いながら、事業の円滑な実施に努めてまいります。
  また、工事関係でありますが、玉川郵便局の西側の県道から文化センター方面に抜ける町 道2−1号線の道路改良工事測量設計が完了いたしまして、年度内の工事完成を予定しているところであります。
  また、橋梁の維持補修工事につきましては、西平地内の小幡橋ほか3橋について修繕を行ってまいります。
  地籍調査事業につきましては、大附2地区の事前調査を行っておりまして、今後、一筆調査を開始してまいります。
  また、川のまるごと再生事業につきましては、昨年度に完成した総延長7キロメートルの遊歩道をより快適に散策いただけるよう、関係者の方々と協議を続けてまいりたいと考えております。
  続きまして、教育総務課について申し上げます。
  4月10日から新学期が始まりまして、651名の児童・生徒で今年度はスタートいたしました。
  ときがわ町の各小・中学校では、基礎的・基本的な知識・技能の習得と思考力・判断力・表現力の育成を目指した授業を実施しているところであります。
  また、少人数指導の充実のために、今年度は玉川小学校に2名、都幾川中学校に1名、複式学級への対応といたしまして、萩ヶ丘小学校に1名の町費での教員を配置したところであります。
  また、教育総務課の事業としても、今年度も町内の小学1年生から3年生を対象といたしました土曜学習会を年間9回で計画いたしまして、子供たちの基礎的・基本的な学力向上に向けた取り組みを行ってまいりたいと考えております。
  施設整備につきましては、玉川中学校音楽室空調機器設置工事、玉川中学校プール循環浄化装置改修工事を4月から着工しておりまして、6月中旬からの稼働を目途としております。
  都幾川中学校、玉川中学校のトイレ改修工事につきましては、8月の末までに完了を予定しているところであります。
  また、小・中学校へ導入した木製机につきましては、4月24日から26日にかけまして、各中学校の生徒に机づくりを体験していただきまして、全員分が導入完了となりました。小学校では、萩ヶ丘小学校の4年生から6年生が23台の作成を行ったところであります。
  国際交流事業につきましては、グローバル化に対応できる生徒の育成を目指しまして、今年度も大東文化大学と提携いたしまして、留学生を中学校に招聘いたしまして、生徒との交流を深めてまいります。
  また、関口茂八奨学事業におきましては、新規に11名の申請がありまして、全員の貸し付けが決定いたしまして、継続とあわせまして49名の方に現在貸し付けを行っているところであります。
  次に、生涯学習課についてでありますが、社会教育関係におきましては、生涯学習推進事業といたしまして開催するときめき塾のボランティア指導者を募集いたしまして、今年度は香りの教室など5講座を開催いたします。
  また、新たなコミュニティーによる地域活性化を目指しまして、町内在住の音楽家が核となって町民バンドが結成をされることとなりまして、広く団員を募集したところであります。これは町内外より51人の応募がありました。3月からは、都幾川公民館におきまして、毎月第2、第4金曜日の夜に、この団員による熱心な練習が行われているところであります。
  また、芸術文化関係事業におきましては、4月22日に文化センターにおきまして「第10回ときがわ音楽フェスティバル ときがわ歌の祭典 ふるさとの歌&オペラの名曲」これを開催したところでありまして、町内外から200人を超える皆様にご来場をいただいて、大いに盛り上がったところであります。今後も質の高い多彩なコンサートを継続して行うことで、新たな地域文化の創造を目指してまいります。
  文化財関係事業におきましては、田黒地内に所在する大福寺境内遺跡の発掘調査を実施いたしました。遺跡からは、中世のものと思われる石組みの排水路が見つかりました。また、玉川地内における民間開発に伴う試掘調査を2月以降2件続けて実施しているところであります。
  また、社会体育関係におきましては、5月7日なんですけれども、「第10回ワンデーウォーク」を開催いたしまして、子供から大人まで192名の皆さんに参加をいただきまして実施をされました。今回は、体育センターをスタートいたしまして、新たに整備をされました、ときがわ水辺の道を中心にめぐるコースを設定いたしまして、新緑のときがわ町を満喫していただいたところであります。
  最後に、水道課でありますが、昨年3月に県企業局と締結いたしました技術連携につきまして、昨年度は基礎的支援、また維持管理支援など14回の支援を受けております。今年度も町の水道事業が抱える課題に関する技術的提案をいただきまして、能率的な事業運営を確保してまいりたいと考えております。
  また、日常業務におきましては、引き続き、安心で安全な水の安定供給に努めてまいります。
  以上、各課の事業につきましてご報告をさせていただきました。
  結びに、本日ご提案申し上げます各議案につきましては、慎重審議の上、ご議決いただきますようお願い申し上げまして、開会に当たりましてのご挨拶とさせていただきます。
  ありがとうございました。
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   ◎報告第1号の上程、説明、質疑
○小宮 正議長 続いて、日程第4、報告第1号 平成28年度ときがわ町一般会計繰越明許費繰越計算書の報告についてを議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○桑原功夫議会事務局長 朗読いたします。
  報告第1号 平成28年度ときがわ町一般会計繰越明許費繰越計算書の報告について。
  地方自治法施行令(昭和22年政令第16号)第146条第2項の規定により、平成28年度ときがわ町一般会計繰越明許費繰越計算書を別紙のとおり報告する。
  平成29年6月6日提出、ときがわ町長、関口定男。
  以上です。
○小宮 正議長 報告者から報告理由の説明を認めます。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、報告第1号 平成28年度ときがわ町一般会計繰越明許費繰越計算書の報告について、報告理由を申し上げます。
  平成28年度ときがわ町一般会計におきまして繰越明許費として定めた田黒農村センター用地調査・測量事業外7事業に係る繰越計算書について報告をするものでおります。
  細部につきましては、企画財政課長からご説明を申し上げます。
○小宮 正議長 続いて、細部説明を求めます。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 それでは、報告第1号 平成28年度ときがわ町一般会計繰越明許費繰越計算書の報告について、細部説明をいたします。
  この報告につきましては、地方自治法施行令第146条第2項の規定により、繰越計算書を調整いたしましたので、報告するものでございます。
  それでは、1枚めくっていただきまして、繰越計算書をごらんください。
  田黒農村センター用地調査・測量事業ほか7事業について、翌年度繰越額及びその財源内 訳を記載してございますので、ごらんいただきたいと思います。
  以上で報告第1号の細部説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
○小宮 正議長 これより報告第1号 平成28年度ときがわ町一般会計繰越明許費繰越計算書の報告についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって質疑を終了いたします。
  本案は報告事項でありますので、ただいま報告したとおりでございます。報告第1号を以上で終了させていただきますが、ご了承賜りたいと思います。
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   ◎報告第2号の上程、説明、質疑
○小宮 正議長 日程第5、報告第2号 平成28年度ときがわ町水道事業会計予算繰越計算書の報告についてを議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○桑原功夫議会事務局長 朗読いたします。
  報告第2号 平成28年度ときがわ町水道事業会計予算繰越計算書の報告について。
  地方公営企業法(昭和27年法律第292号)第26条第3項の規定により、平成28年度ときがわ町水道事業会計予算繰越計算書を別紙のとおり報告する。
  平成29年6月8日提出、ときがわ町長、関口定男。
  以上です。
○小宮 正議長 報告者から報告理由の説明を求めます。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、報告第2号 平成28年度ときがわ町水道事業会計予算繰越計算書の報告について、報告理由を申し上げます。
  平成28年度建設改良費及び営業費用に係る繰越計算書について報告するものであります。
  細部につきましては、水道課長からご説明を申し上げます。
○小宮 正議長 続いて、細部説明を求めます。
  内室水道課長。
○内室睦夫水道課長 それでは、報告第2号 平成28年度ときがわ町水道事業会計予算繰越計算書につきまして、細部説明をさせていただきます。
  今回、表が2つございまして、上の表が建設改良費の繰越額、下の表が事故繰越額になります。
  それでは、上の表から、地方公営企業法第26条第1項の規定による建設改良費の繰越額。
  左から資本的支出、1項建設改良費、事業名が大附第一増圧場制御盤更新工事、予算計上額が1,965万7,000円、翌年度繰越額1,965万7,000円。財源の内訳ですが、損益勘定留保資金1,965万7,000円。内容が、説明欄になります。制御盤更新工事にあわせて、機器を新たに作製・設置する必要が生じたため、工期を延長したことによる繰り越しでございます。
  続きまして、下の表、地方公営企業法第26条第2項ただし書きの規定による事故繰越でございます。
  水道事業費用、1項営業費用、事業名が七重川浄水場水源修繕工事、予算計上額が125万3,000円、翌年度繰越額125万3,000円。財源内訳が営業収入125万3,000円。内容が降雨により七重川が増水し工事に支障が生じたため、工期を延長したことによる繰り越しでございます。なお、予算繰越額にかかる財源125万3,000円は、平成29年度営業収入をもって充てるものでございます。
  以上で報告第2号 平成28年度ときがわ町水道事業会計予算繰越計算書の細部説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
○小宮 正議長 これより報告第2号 平成28年度ときがわ町水道事業会計予算繰越計算書の報告についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって質疑を終了いたします。
  本案は報告事項でありますので、ただいま報告したとおりでございます。報告第2号を以上で終了いたしますが、ご了承賜りたいと思います。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第30号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○小宮 正議長 日程第6、議案第30号 専決処分の承認を求めることについて(平成28年度ときがわ町一般会計補正予算(第6号))を議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
  ちょっと暫時休憩。
                                (午前10時14分)
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○小宮 正議長 再開いたします。
                                (午前10時15分)
─────────────────────────────────────────────────
○小宮 正議長 議会事務局長に朗読させます。
○桑原功夫議会事務局長 朗読いたします。
  議案第30号 専決処分の承認を求めることについて。
  地方自治法(昭和22年法律第67号)第179条第1項の規定により、別紙のとおり専決処分したので、その承認を求める。
  平成29年6月6日提出、ときがわ町長、関口定男。
  以上です。
○小宮 正議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、議案第30号 専決処分の承認を求めることについてということで、提案理由を申し上げます。
  星と緑の創造センター給水設備送水ポンプ交換工事、これは大野地内でありますけれども、この経費を緊急に補正する必要が生じたため、平成29年3月27日付ときがわ町一般会計補正予算(第6号)を専決処分したので、地方自治法第179条第3項の規定により、承認を求めるところであります。
  細部につきましては、企画財政課長からご説明を申し上げます。
○小宮 正議長 続いて、細部説明を求めます。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 それでは、議案第30号 専決処分の承認を求めることについて、細部説明をさせていただきます。
  専決処分書をごらんいただきたいと思います。
  専決処分の内容につきましては、平成28年度ときがわ町一般会計補正予算(第6号)で、大字大野地内の星と緑の創造センター給水設備送水ポンプ交換工事の経費でございます。
  1ページをごらんいただきたいと思います。
  補正額といたしまして、歳入歳出にそれぞれ499万円を追加し、予算の総額を歳入歳出それぞれ56億7,812万2,000円とするものでございます。
  2ページ、3ページの第1表歳入歳出予算補正につきましては、款項の区分及び金額が記載されておりますので、ごらんいただきたいと存じます。
  次に、4ページの第2表繰越明許費でございますが、商工費の星と緑の創造センター給水設備送水ポンプ交換工事について、年度内に経費の執行が終わらないことが想定されましたので、翌年度に繰り越すものでございます。
  次に、歳入歳出予算補正事項別明細書の総括の部分につきましては、5ページから7ページをごらんいただきたいと思います。
  それでは、各項目の内容を事項別明細書で説明させていただきます。
  まず、歳入でございますが、8ページ、9ページをごらんいただきたいと存じます。
  18款1項1目財政調整基金繰入金ということで、補正額499万円でございます。節へまいりまして1節の財政調整基金繰入金ということで499万円となっております。
  次に、歳出でございますが、10ページ、11ページをごらんいただきたいと存じます。
  7款1項4目観光費の中の観光施設管理運営事業でございます。499万円を補正するものでございます。
  11ページをごらんください。
  15節の工事請負費499万円が、星と緑の創造センター給水設備送水ポンプ交換工事に係るものでございます。
  以上で議案第30号の細部説明を終わらせていただきます。よろしくお願いいたします。
○小宮 正議長 これより議案第30号 専決処分の承認を求めることについて(平成28年度ときがわ町一般会計補正予算(第6号))の質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって質疑を終了いたします。
  質疑がありませんので、討議を省略いたします。
  これより議案第30号 専決処分の承認を求めることについて(平成28年度ときがわ町一般会計補正予算(第6号))を採決いたします。
  本案は原案のとおり承認することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○小宮 正議長 起立全員であります。
  よって、議案第30号は原案のとおり可決されました。
  暫時休憩いたします。再開を10時40分といたします。

                                (午前10時22分)
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○小宮 正議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午前10時40分)
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   ◎発言の訂正
○小宮 正議長 続いて、議会事務局長から、報告第2号の朗読において一部訂正の発言の申し出がありましたので、これを許可いたします。
  桑原議会事務局長。
○桑原功夫議会事務局長 それでは、説明させていただきます。
  報告第2号の提出日でございますが、平成29年6月6日提出と申し上げるべきところを私、平成29年6月8日提出と申し上げてしまいました。6月6日に訂正をお願いいたします。
  以上です。
○小宮 正議長 ただいま桑原議会事務局長から、報告第2号の議案の朗読の一部について訂正したいとの申し出がありました。
  お諮りいたします。これを許可することにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 異議なしと認めます。
  よって、桑原議会事務局長からの朗読の一部訂正の申し出を許可することに決定いたしました。
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   ◎議案第31号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○小宮 正議長 続いて、日程第7、議案第31号 専決処分の承認を求めることについて(ときがわ町税条例の一部改正)を議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○桑原功夫議会事務局長 朗読いたします。
  議案第31号 専決処分の承認を求めることについて。
  ときがわ町税条例の一部を改正する条例について、地方自治法(昭和22年法律第67号)第 179条第1項の規定により別紙のとおり専決処分したので、その承認を求める。
  平成29年6月6日提出、ときがわ町長、関口定男。
  以上です。
○小宮 正議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、議案第31号 専決処分の承認を求めることについて、提案理由を申し上げます。
  地方税法及び航空機燃料譲与税法の一部を改正する法律が公布されたことに伴い、緊急にときがわ町税条例を改正する必要が生じたため、平成29年3月31日付でときがわ町税条例の一部を改正する条例を専決処分したので、地方自治法第179条第3項の規定により、この案を提出するものであります。
  細部につきましては、税務課長からご説明を申し上げます。
○小宮 正議長 続いて、細部説明を求めます。
  中藤税務課長。
○中藤和重税務課長 議案第31号 専決処分の承認を求めることについて、細部説明申し上げます。
  説明につきましては、議案参考資料の資料ナンバー1をごらんください。
  よろしいでしょうか。
  まず、1番の個人住民税関係ですが、二重丸の1番目、配偶者控除・配偶者特別控除の見直しです。
  具体的内容につきましては、就業調整をめぐる課題に対応するために配偶者特別控除につきまして、配偶者の所得の上限の制限を引き上げるものでございます。
  表をごらんいただきたいんですが、一番上のところ、配偶者特別控除の控除額33万円、改正前は合計所得金額が45万円未満までが33万円の控除を受けられましたが、改正後は合計所得金額90万円以下と改正するものでございます。一例でご説明いたしました。
  その下、丸の1つ目ですが、この改正にあわせまして、これまでは納税者の所得が1,000万円を超えると控除がなくなっておりましたが、下の表のとおり900万円以上から1,000万円以下につきまして、控除額を低減させるものです。
  続きまして、二重丸の2つ目、上場株式等の配当所得等に係る個人住民税の課税方式の選択に係る所要の措置ということで、これはわかりづらいので、具体的に例を挙げてご説明い たします。
  上場株式の配当につきましては、3つの選択肢がありまして、1つは総合課税、2つ目は申告不要、この申告不要というのは源泉徴収のみと、3つ目が申告分離課税のいずれかを選択できます。
  例えば、所得税の確定申告において、配当について総合課税を提出していても、その後に個人住民税の申告で源泉徴収のみの申告書を市町村に提出できるということになりました。
  次、2番目の軽自動車関係ですが、二重丸、軽自動車税におけるグリーン化特例の見直しです。この表左側が現行、右側が改正ということで、区分の内容を見直した上で、適用期間を2年間延長するものであります。
  1枚めくっていただきまして、2ページをごらんください。
  3番の固定資産税関係ですが、この3つともときがわ町では適用がない、該当しない案件ですので、簡単にご説明いたします。
  @から丸が3つありますけれども、それぞれの事業について特例割合を表のとおり定めるものであります。
  最後の二重丸、災害に関する税制上の措置ということですが、1番、2番につきましては、表の右側、内容を見ていただきたいんですが、3番につきましては、通常、宅地につきましては家が建っていないと6分の1の控除が得られないんですが、震災等で家が壊れてしまった場合の土地についても宅地として認め、適用が受けられるというものでございます。
  以上で細部説明を終わらせていただきます。よろしくお願いいたします。
○小宮 正議長 これより議案第31号 専決処分の承認を求めることについて(ときがわ町税条例の一部改正)の質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原和夫です。
  確認と質疑をさせていただきます。幾つかに分けてお願いします。
  それから、最初に配偶者控除・配偶者特別控除の見直しですが、この問題については、1,000万円で区切りというふうに解釈、私しています。それから900万以下は33万の控除、つまり控除を受ける納税者本人の合計所得金額900万超から控除額が段階的に低減される、失礼しました、1,000万円超から控除の対象額となる仕組みの創設だと思います。これはこのことによって、就業調整とあります。この就業調整を意識しなくても済む仕組み、構築され ていると思います。どんどん働きなさいというようなシステムだと思いますが、この問題についての問題点はあるのか、ないのか、ちょっと伺いますけれども、例えばこの問題については、就業調整には健康保険の被扶養者の所得制限額や民間企業の家族手当の支給基準など、多様な要因が存在していると思われますので、この措置では不十分ではないかなと思います。この点伺います。
  それから、平成31年1月1日の施行とあります。専決処分ではなく、まだ先のことでありますので、専決処分する必要性がないのではないかと思います。この点。
  それと、もう1点は、平成31年以降の個人住民税の減収額について、全額国費で補填されることになると書いてあります。この補填される金額については、町はどのような試算の中で計算をしているのか伺います。
  以上3点お願いします。
○小宮 正議長 答弁願います。
  中藤税務課長。
○中藤和重税務課長 お答えいたします。
  まず1点目ですが、野原議員ご指摘のとおり、いろいろな諸問題があると思います。今回は、まずこれで改正して対応し、また後ほど諸問題については、今後、税制改正が行われるというようなことになると思います。
          (「じゃ、あと次の……」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 中藤税務課長。
○中藤和重税務課長 2点目、施行期日が31年1月1日施行ということで、ご指摘はごもっともなんですけれども、3月31日で専決をしなくてはいけない部分と、野原議員ご指摘の4月1日施行じゃない部分につきましては、国から改正案文というのが示されるんですが、国の改正案文は、それらも一括して全部処理するという案文が示されていまして、その案文が示されているということから、国のほうでは一緒に専決していいというようなことになるという解釈をもって専決をさせていただいています。
○小宮 正議長 2点目よろしいでしょうか。
  じゃ、3点目。
  中藤税務課長。
○中藤和重税務課長 3点目のご質問、どれだけ影響額があるのかというご質問でよろしいですよね。
  先ほどのご指摘のとおり、平成31年1月1日施行なので、これをシミュレーションして、どれだけ減るというと、かなり無責任な回答になっちゃうんですけれども、そういうことを踏まえた上でのご回答でよろしいですか。それでよろしければ、一応試算してありますけれども、約500万ぐらい減るような試算になっております。ただ、この数字は平成31年1月1日施行ですので、人口の変化とかあると思いますので、その辺ご考慮いただければと思います。
  以上です。
○小宮 正議長 12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 国費で補填される、今の国の動向を見ますと、信用できない点がたくさんあるんですね。これはやっぱり希望を持ってぎゃふんとさせる、あめとむちのような感じがあります。町としては信用する以外ないと思いますが、私としては余り信用度に欠けていると思います。全体から見ると今の課長の答弁では、問題があったら次の条例改正も含めて検討する。余りにもそこは少し曖昧な点があるように感じます。課長の答弁はそれで、そういうふうに私に説明したのですから、その中身については、私なりに解釈したいと思います。
  以上です。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  ほかに質疑ございませんか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 地方税法及び航空機燃料譲与税法、この税法でありますが、譲与税のほうですが、この航空機燃料譲与税においては空港関係市町村、または空港関係都道府県に対して9月、3月に譲与されるものだと思うんですよね。ときがわ町にどのような影響がこの問題にあるのか伺います。
○小宮 正議長 答弁願います。
  中藤税務課長。
○中藤和重税務課長 私もこれを読んだときに、何で地方税と航空機燃料譲与税法の改正だということで疑問を持ったんですが、法律改正するときに地方税法と航空機燃料、2つの法律を一度に改正しちゃいますので、こんな表記になることが多々あります。
  実際に野原議員のご質問、航空機燃料譲与税法につきましては、ときがわ町は一切関係がない法律改正になっています。要するに、法律を改正するときに1つにまとめてやるので、 名称が地方税と航空機燃料譲与税法というような表記がされるということでございます。
  以上です。
○小宮 正議長 12番、野原和夫議員。
○12番 野原和夫議員 ときがわ町には該当はされていない。そうすると譲与税そのものはないわけですよね。そうするとこの辺だと入間基地があります。入間とか、そういうところは入ってくる。今、国会では、………も通りましたので、それを含めて自衛隊の活動も活発になる。こういうものを含めてのこの税の改正、これはさらに3年間延長なんですよね。ときがわ町に影響ないものも含めて、これは国の定めた中の一括として入れたということですが、やっぱりこの問題についてもきちんと説明をこの文章の中にも入れるべきではないかなと思いますが、いかがでしょうか。
○小宮 正議長 答弁願います。
  中藤税務課長。
○中藤和重税務課長 お答えいたします。
  ご指摘がございましたので、今後はこういう法律改正があったときには、文章で載せるなり、あるいは議会の細部説明のときにご説明するような方向で対応したいと思います。
  以上です。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  12番、野原和夫議員。
○12番 野原和夫議員 ぜひそのようにしていただきたいと思います。
  先ほどの企業主導型保育事業というのも、その中身については、ときがわ町に該当されていないということも言われていますので、この問題を全部調べるとなると大変能力も要るし、力も必要なんです。だから、そういう説明はぜひお願いしたいと思います。
○小宮 正議長 ほかに質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
  10番、野口議員。
○10番 野口守隆議員 野原議員にちょっと討議したいんですが、先ほど………とおっしゃいましたが、実際に………という法律は国会で通っておりません。具体的に法律の名前を言 うべきだと思うんですが、いかがでしょうか。
○小宮 正議長 12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 私は………ということに解釈をしておりますが、安保関連法案を通ったということで、それは解釈できると思います。私一存の言葉で出したわけですが、それを誤解されたと思えば訂正をさせていただきますけれども、あくまでもそういう今の国民運動の中では、そういう方向性が動いているということを確信したわけです。
  そして、今のこの航空機燃料譲与税法も新たに3年間延長したということは、この地域にかかわる問題も大きく左右されると思ってのことでありますので、今、野口議員が指摘された………、それはあくまでも私個人、また多くの皆さんもそのような解釈をしている人もいるという判断の中で言いましたが、それは不適切だということであれば訂正をさせていただきますけれども、あくまでもそういう意思で、私の一存で言ったわけでございます。
○小宮 正議長 10番、野口議員。
○10番 野口守隆議員 わかりました。
  やはり議会でありますので、適切な表現をぜひしていただきたいと思います。
  先ほど………と解釈しているような人が多いというようなお話しましたが、そういうふうにしている人が私は少ないと解釈しておりますので、国会で安保法制の関連の法案ということで、ぜひ今後はそういった自分の思いでなく、正確な法律の名前を言っていただきたいと思います。いかがでしょうか。
○小宮 正議長 12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 わかりました。
  一存では言えないという言葉も十分わかっております。
  以上です。
○小宮 正議長 暫時休憩いたします。
                                (午前10時59分)
─────────────────────────────────────────────────
○小宮 正議長 再開いたします。
                                (午前10時59分)
─────────────────────────────────────────────────
○小宮 正議長 12番、野原和夫議員。
○12番 野原和夫議員 適切でないということで撤回させていただきます。
○小宮 正議長 ほかに討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第31号 専決処分の承認を求めることについて(ときがわ町税条例の一部改正)を採決いたします。
  本案は原案のとおり承認することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立多数)
○小宮 正議長 起立多数であります。
  よって、議案第31号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第32号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○小宮 正議長 日程第8、議案第32号 専決処分の承認を求めることについて(ときがわ町国民健康保険税条例の一部改正)を議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○桑原功夫議会事務局長 朗読いたします。
  議案第32号 専決処分の承認を求めることについて。
  ときがわ町国民健康保険税条例の一部を改正する条例について、地方自治法(昭和22年法律第67号)第179条第1項の規定により、別紙のとおり専決処分したので、その承認を求める。
  平成29年6月6日提出、ときがわ町長、関口定男。
  以上です。
○小宮 正議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、議案第32号 専決処分の承認を求めることについて、提案理由を申し上げます。
  地方税法及び航空機燃料譲与税法の一部を改正する法律が公布されたことに伴い、緊急にときがわ町国民健康保険税条例を改正する必要が生じたため、平成29年3月31日付でときが わ町国民健康保険税条例の一部を改正する条例を専決処分したので、地方自治法第179条第3項の規定により、この案を提出するものであります。
  細部につきましては、税務課長から説明を申し上げます。
○小宮 正議長 続いて、細部説明を求めます。
  中藤税務課長。
○中藤和重税務課長 議案第32号 専決処分の承認を求めることについて、細部説明申し上げます。
  細部説明につきましては、参考資料、先ほどご説明した資料ナンバーの37ページの次のページになります。資料ナンバー2をごらんください。
  よろしいでしょうか。
  改正内容につきましては、低所得者に対する国民健康保険料の軽減措置の対象となる世帯の軽減判定所得について、経済動向などを踏まえて引き上げるものでございます。
  この表一番下の括弧を見ていただきたいんですが、左側が現行、右側が改正後ということです。
  軽減判定については7割、5割、2割の3つがあるんですが、7割につきましては変更がございません。5割につきましては左側の括弧を見ていただきたいんですが、被保険者数に掛けるその単価を26万5,000円から、右側ごらんいただきたいんですが、27万円に5,000円プラスするものでございます。2割軽減につきましては左側48万円を右側49万円、1万円プラスするものでございます。
  以上で細部説明を終わらせていただきます。よろしくお願いいたします。
○小宮 正議長 これより議案第32号 専決処分の承認を求めることについて(ときがわ町国民健康保険税条例の一部改正)の質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  4番、山中議員。
○4番 山中博子議員 この軽減判定所得の見直しで、何世帯が対象になるんでしょうか。
○小宮 正議長 答弁願います。
  柴田町民課長。
○柴田光子町民課長 対象になりますのが、お答えできますのが世帯ではなくて被保険者数とさせていただきたいと思います。
  なお、29年度につきましては、課税前でございますので、数字が明言できませんので、昨 年度の実績でお話させていただきます。
  昨年度の実績で申し上げます。一般と退職者を合わせました数字でございます。7割軽減の方が741人、5割軽減の方が628人、2割軽減の方が528人ということでございます。合計1,897人です。今年度につきましては、対象が広がりますので、多少の増があると見込んでおります。
  以上でございます。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  4番、山中議員。
○4番 山中博子議員 その多少の増というのが、お聞きしたいものだったんですが。
○小宮 正議長 答弁願います。
  柴田町民課長。
○柴田光子町民課長 先ほど申し上げましたとおり、課税前ということでございますので、数字のほうは発表できないことになっております。申しわけありません。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  ほかに質疑ございませんか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原です。
  軽減幅向上については、大変理解されていいことだと思います。
  ただ、この中身について、今、町も進めていると思いますけれども、国民健康保険の都道府県単位化、これは町から県に対しての国民健康保険事業費納付金、これがかかわってくるんですよね。そういう納める制度が創設される今回の都道府県化の単位化なんですが、この中で、保険税の徴収強化が懸念されますが、町としてはどのように考えているのか。あめとむちと私はよく言います。この中身についても軽減はしますけれども徴収率を各自治体に強要する、その動きが多く出ているんですよね。その問題については、町はどのように見ているのか、伺います。
○小宮 正議長 答弁願います。
  中藤税務課長。
○中藤和重税務課長 お答えいたします。
  国民健康保険税にかかわらず、町税も一緒なんですが、これまでお話しているとおり、お金をお持ちの方は支払っていただきますし、苦しい方、そういう方につきましては、処分停 止などの対応を行っていくということで、国保税だけ特別扱いするということなく、町の税金一般について、先ほど申し上げました原理原則に基づいて公平に対応していきたいと考えています。
○小宮 正議長 12番、野原和夫議員。
○12番 野原和夫議員 課長、公平はいいんですけれども、今、国保税のことで、この税がやっぱりどうしても納付金が出るんですよ。納める金額が膨大な金額が出ます、計算で。この間の審議会でも、ときがわ町はすごい引き上げになっているんですよね。これがどういうふうになるかということも含めて、いや納付金、町が納める金額に相当する金額は、やっぱり徴収努力をしないと集まってこないと思うんですよね。だから、そういう中で、町の対応は、今、課長は国保税にかかわらず、ほかの税も一緒だと言っていますけれども、国保税についての関心度がどのようにあるのかも含めてお聞きしたわけですが、全体ということで解釈なんでしょう。国保税については何かありますか。
○小宮 正議長 答弁願います。
  柴田町民課長。
○柴田光子町民課長 野原議員のご質問にお答えいたします。
  国保につきましては、30年度の広域化を目指して県と町のほうで調整をしております。その中で、先ほど税率がたくさん上がるということをおっしゃいましたけれども、これは第2回のシミュレーション3月に実施したものでございます。これに基づいての数値だと思います。この数値につきましては、数字だけひとり歩きしてしまっては困るんですけれども、実際にはこの8月、それから来年の3月、あと2回シミュレーションをいたしまして、正しい数値を出すようにしているところでございます。
  町のほうでも、県の数字そのものを使って徴収するというのではなくて、町のほうで持っている、例えば繰越金、あるいはうまくできて基金とか、そういったものを準備しまして、また今回は、町の一般会計の法定外の繰入金も入れてもよいということをはっきり県のほうでも言っておりますので、総合的に判断して、極端に上がらない税率を検討してまいりたいと考えております。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  ほかに質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第32号 専決処分の承認を求めることについて(ときがわ町国民健康保険税条例の一部改正)を採決いたします。
  本案は原案のとおり承認することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○小宮 正議長 起立全員であります。
  よって、議案第32号は原案のとおり可決されました。
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   ◎議案第33号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○小宮 正議長 日程第9、議案第33号 ときがわ町指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部改正を議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○桑原功夫議会事務局長 朗読いたします。
  議案第33号 ときがわ町指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部改正について。
  別紙のとおりときがわ町指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を制定することについて議決を求める。
  平成29年6月6日提出、ときがわ町長、関口定男。
  以上です。
○小宮 正議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、議案第33号 ときがわ町指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部改正について、提案理由を申し上げます。
  介護保険法の改正に伴い、所要の改正をするため、ときがわ町指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正したいので、この案を提出するものであります。
  細部につきましては、福祉課長からご説明を申し上げます。
○小宮 正議長 続いて、細部説明を求めます。
  宮寺福祉課長。
○宮寺史人福祉課長 それでは、福祉課から、議案第33号 ときがわ町指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部改正についての細部説明を申し上げます。
  議案書に2ページにわたり改正条例案を掲載してあります。
  この条例は、介護保険サービスのうち、市町村に指定権限のある地域密着型サービスの中で介護認定を受けた高齢者のうち、比較的軽度の要支援の方が利用する介護給付について、サービス提供施設の介護職員の人数や部屋の面積、備えるべき機能や運営に関する注意事項などの指定基準を定めた条例について、介護保険法改正に伴い、その一部を改正する条例であります。
  具体的な改正内容につきましては、議案参考資料の資料ナンバー3、条例の改正内容の要点についてを使用して、3点の要点に要約し、ご説明を申し上げます。
  では、資料ナンバー3の1ページをお開きください。
  よろしいでしょうか。
  まず、要点1についてですが、介護保険法の改正により、定員18人以下の小規模な事業所が行ってきました通所介護サービスが地域密着型サービスに移行され、地域密着型通所介護となったことに対する改正点であります。条例で規定する地域密着型介護予防サービスには、1ページ中段でお示しした@からBまでの介護サービスがあり、要点1の部分は、この中のAの介護予防小規模多機能型居宅介護に係る改正でございます。
  では、1ページの下部の図をごらんいただきたいと思います。
  Aの介護予防小規模多機能型居宅介護については、条例の人員基準の中で、介護職員のうち1以上の者は看護師または准看護師でなければならないという規定がございます。この施設の同一敷地内に図で示したように、他の介護事業所がある場合、第44条において、この看護師または准看護師はその同一敷地内における他の介護施設等の職務に従事することができると規定しているところですが、本条例改正案では、この同一敷地内の施設に新たに地域密着型サービスに位置づけられた赤字でお示しした地域密着型通所介護事業所を加えるものであります。
  続きまして、2ページをお開きください。
  要点2ですが、これも法改正により、介護予防サービスの認知症対応型通所介護に運営推進会議の開催が義務づけられたことによる条例改正です。この運営推進会議の開催義務については、これまではAの介護予防小規模多機能型居宅介護の基準である第62条で規定しておりましたが、改正条例案では、条例内で先の順序で規定されている@の介護予防認知症対応型通所介護の第39条において規定することとし、順序として、その後に規定されるA介護予防小規模多機能型居宅介護及びB介護予防認知症対応型共同生活介護については、それぞれ第39条を準用する形に改めるものでございます。
  最後に、要点3については、条文中の「市町村」を「町」という表現に改める字句の整理となります。
  なお、この条例改正により、施設運営に影響を受ける事業所はございません。
  以上でございます。
○小宮 正議長 これより議案第33号 ときがわ町指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部改正の質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原です。
  課長の説明だと、今までの権限が県であったが、町へ権限の移譲とのことです。町の権限が強くなり、町が管理する方向になると思われます、私の考えですが。
  この中で、今回の条例改正の内容、中身を見ますと、6カ月に1回の運営推進会議を義務づけるものが中心となっております。これまで定められているグループホームでは、2カ月 に1回の運営会議であったと思いますが、この中身を見ますと、利用者、利用者の家族、地域住民の代表者、町の職員、地域包括支援センター職員、知見を有する者等で構成されるとなると、新たにこの専門の職員をふやす必要があるのではないかなと思います。この点伺います。
  それと、この中身を見ますと、具体的な規定というものがないのでありますから、やっぱり国、町、責任を持った体制をとるのが必要ではないかなと思いますが、この点について伺います。
○小宮 正議長 答弁願います。
  宮寺福祉課長。
○宮寺史人福祉課長 それでは、お答えいたします。
  まず、1点目の専門の職員を配置すべではないかというお話でございます。
  ご案内のとおり、運営推進会議は地域住民の意見、それから利用者及び利用者の家族の意見、それから行政職員の意見を取り入れ、地域密着型サービスの名のとおり、地域との連携や透明性のある運営を確保する目的で開催されるものでございます。
  先ほど6カ月に一遍というお話ございましたが、6カ月に一遍開催義務が求められているのは、@の介護予防認知症対応型通所介護、そのほかの施設については、2カ月に一遍の開催ということでございます。
  私もこの運営推進会議に参加させていただいた経験ございまして、先ほど専門的な知見を有する者が必要ではないかなというご意見ありましたが、住民参加の会議でございますので、ほぼ住民目線で意見のやりとりがなされます。地域でこういうイベントがありますので参加してくださいだとか、利用者からこういう声が挙がっていますだとかの意見交換になりますので、それほど専門的な知識は必要ない、つまり新しくこれによって新規職員を採用する必要はないのではないかなというふうに考えるところでございます。
  2点目について、すみません、ちょっと理解できなかったので、もう一度お願いできますでしょうか。
○小宮 正議長 12番、野原和夫議員。
○12番 野原和夫議員 今、課長の答弁だと、専門的な知識要らないという回答でございます。やっぱりこれは総合支援事業に移行された中でも、最終的にはやっぱり町が専門職、知識ある、そういう人も含めて必要な問題が出てきているんですよね。やっぱり利用者、家族、地域住民の意見を聞いて、じゃ、その意見を反映される施設に対応できるかとなると大変難 しいと思うんですよ。ということは、今この中で聞きますけれども、現時点で介護報酬、抜本的に引き上がっていないと思うんですよね。そういう中で、皆さんの意見を集約して、そこに反映させて、また新たな仕事がふえるようなシステムになると思うんです。
  やっぱり根本的には介護報酬も引き上げながら、そういう専門的な人を入れてきちんとした対応をしないと、やっぱりそこに携わっている介護従事者も含めて、そういう人たちが大変なことになるのではないかなという思いで、その分析も含めて必要ではないかなということを聞いているわけなんです。今、課長が必要ないということなんですが、こういうことも含めて必要があるのではないでしょうか、いかがでしょうか。
○小宮 正議長 答弁願います。
  宮寺福祉課長。
○宮寺史人福祉課長 ただいまの意見、事業所のほうに専門的な知識があった人がいたほうがよいのではないかというご意見、あるいは介護報酬の引き上げがなかったというふうなご意見をいただきました。
  そもそも介護事業所を運営するに当たりまして、全く素人の方が事業所を開所するということはないわけでございまして、既に専門職が求められております。中には、看護師が求められているような職もございますので、基本的にプロ集団が運営する事業所ということでご理解いただければというふうに思います。
  なお、今回、介護報酬改定なかったということなんですが、基本的には平成27年におかれました第6期計画の中の事業見直しということで、こういった基準の改正ですとか、あるいは報酬改定含めて議論されました結果、報酬改定がなされずに運営推進会議の開催が義務づけられたというふうな議論を経た結果でございますので、何とぞご理解をいただきたいというふうに思います。
  以上でございます。
○小宮 正議長 12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 私の説明不足かもしれないけれども、利用者の家族、利用者、地域住民の代表等も含めてやっていますと、その施設の特色を出す運営を求めていくと思うんですよ。こういう意見を反映させるには。そこで施設で働く人の労働条件も引き下げられるという感じもあるんですよ。その労働条件に合っている問題にすれば、介護報酬も引き上げて、やっぱり働くその場の維持管理をきちんとやりなさいということを私は求めたいんです。
  だから、そういうことを踏まえてやらないと、地域住民と協力、交流、自発的な活動の連 携を図るには、やっぱりそこでは、そういう、そこの施設で働いている人は、専門的な人は必ずいます。いますけれども、やっぱり正職員、臨時じゃなく正職員的な職員のその雇用の確保も含めてきちんとやるべきではないかなということを言いたいのです。今、課長の答弁はそれで結構です。そういうことで、私は聞いているわけです。
○小宮 正議長 2問目はもう1回よく説明してください。
  野原議員。
○12番 野原和夫議員 今回の中身に具体的な規定というものはないんですよね。あくまでも利用者、利用者の家族という者の話し合いをもとにということも含めております。
  だから、この中では、規定的なものの役割は町、国、これは権限が移譲されたわけです。町になったわけですから、そういう中で町がきちんとした規定に踏まえたことをしないとおろそかになるのではないかなということを言いたいわけです。
○小宮 正議長 答弁願います。
  宮寺福祉課長。
○宮寺史人福祉課長 その運営推進会議の中で議論される中身についての規定ということで判断させて答弁させていただきたいと思います。
  先ほど来申し上げていますとおり地元の代表者、具体的には区長さんでありますだとか、民生委員さん、それに我々行政職員、それから介護職員、あるいはその施設に入っている方、それらが加わりまして話し合いがされるわけでございます。特にこの基準の中では、どういう内容について議論せよという規定は確かにございません。運営の中身につきましては、先ほど来その地域のイベントに参加しようだとか、あるいは地域で防災訓練があるので、施設の方もぜひ参加してくださいというふうな意見交換もなされるようでございます。当然、施設の入居者の方も参加しますので、大変いつも介護職員からよくされていますというふうな励みの言葉をかけられるようなシーンもございます。そのことによって介護職員も仕事に対する情熱も上がってくるんじゃないかというふうに考えております。
  そういったことで、特に議論すべき内容についての規定はございませんが、町としても先ほど野原議員のお話があったとおり、介護職員の処遇改善、あるいは正規職員を雇いましょうだとか、あるいは職務に関するその処遇改善のことも職員から聞き取る中で、適切な指導をしていこうというふうに考えておりますので、ご理解いただこうと思います。
  以上です。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  ほかに質疑ございませんか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 今回出された議案第33号ですが、これ3月議会で出された議案第4号とほぼ同じ内容ではないでしょうか、この点について伺います。
○小宮 正議長 答弁願います。
  宮寺福祉課長。
○宮寺史人福祉課長 それでは、答弁させていただきます。
  野原議員ご指摘のとおり、確かに3月議会に提案をさせていただきました改正条例とほぼ内容は同じでございます。3月議会に提出させていただいたのは、要介護の方の受ける介護サービス、今回提出させていただいたのは、要支援の方が使う介護サービスに係る条例の改正でございます。
  3月議会に提案した後に、この予防条例をもう一度精査しましたところ、今回やっぱり改正する必要があるというふうなことが発見されましたので、直ちに上程をさせていただいたというふうな経過でございます。
  以上でございます。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  ほかに質疑ございませんか。
  4番、山中議員。
○4番 山中博子議員 2点ほど確認したいことがございます。
  議案書のほうに、説明文のところの2ページ、下から5行目のところなんですが、第59条中、これを訂正することが書いてあります。「に改める」というふうにありますが、資料のほうの新旧対照表のほうには、59条の訂正箇所というのがなくて、訂正するのであれば、59条もその中に入るのではないかということが1点と、それから、資料のほうで「条文中の『市町村』の表現を、『町』に改めるものとする」というふうに条例の改正のほうを書いておりますが、その新旧対照表のほうの4ページ、上から6行目の現行のほうには「市町村長は」となっておりますが、改正後のほうは「市町村(特別区を含む。)」とあります。これはときがわ町の条例として、先ほどの「町とする」であるならば、町長だけでよろしいのではないかという、そこのところの2点ほど確認をしたいと思います。
○小宮 正議長 答弁願います。
  宮寺福祉課長。
○宮寺史人福祉課長 ただいまの山中議員ご指摘のまず1点目、改正条例本文には、改正条文の文言があるが、新旧対照表にはないというふうなご指摘がございました。確かにこれ調べてみましたところ、その部分欠落しております。大変申しわけございませんでした。改正条文を参考にご審議いただければというふうに思います。
  それから、もう1つ、参考資料の4ページであります。現行であるところのアンダーラインの部分、「市町村長に届け出るものとする」が、「市町村(特別区を含む。)長に届けるものとする」というふうなことになっておりまして、ここだけ「市町村長」が「町」に直っていないというようなご指摘だと思います。この部分につきましては、実は地域密着型サービスには、原則がございまして、そこの地域住民が、そこの市町村の区域内にある地域密着型サービスを使うというのが、介護保険法上の大原則としてあるわけでございます。
  仮に、ときがわ町の地域密着型サービスを隣町の被保険者の方が使おうとした場合、まず、その隣町の首長からときがわ町に、うちの被保険者がときがわ町さんの事業所を使ってよろしいでしょうかという打診がございます。それに対して町が、どうぞあきがございましたのでお使いくださいというふうな返事を返した後に、その隣町の首長さんがときがわ町のグループホームを指定するという手続がございます。ここの部分だけは、その相手方の市町村が市であることもあるし、町でもありますし、東京23区の場合もあるということで、この部分だけ市町村の文言を意図的に残しているというところでございます。
  以上でございます。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  ほかに質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
  12番、野原議員。
  これ賛成ですか、反対ですか。

                     (「反対意見です」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これより原案に反対の発言を許します。
○12番 野原和夫議員 12番、野原和夫です。
  議案第33号 ときがわ町指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部改正について、反対の立場で討論に参加します。
  介護報酬が抜本的に引き上がっていない状況で、施設の特色を出す運営を求めているが、施設で働く人の労働条件が引き下げられると感じる。そして地域住民との協力、交流や自発的な活動との連携を図るには、専門の職員をふやす必要がある。具体的には何も規定されていない。国や町で責任を持った体制をとるべきである。
  以上、反対討論とする。
○小宮 正議長 ほかに討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第33号 ときがわ町指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部改正を採決いたします。
  本案は原案のとおり改正することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立多数)
○小宮 正議長 起立多数であります。
  よって、議案第33号は原案のとおり可決されました。
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   ◎議案第34号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○小宮 正議長 続いて、日程第10、議案第34号 大野くすの木センター新築工事請負契約の締結についてを議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○桑原功夫議会事務局長 朗読いたします。
  議案第34号 大野くすの木センター新築工事請負契約の締結について。
  次のとおり工事請負契約を締結することについて議決を求める。
  1、工事名、大野くすの木センター新築工事。
  2、施工箇所、比企郡ときがわ町大字大野地内。
  3、請負金額、金7,657万2,000円。
  4、請負業者、住所、埼玉県比企郡ときがわ町大字桃木379番地2。氏名または名称、有限会社山ア工務店、代表者職氏名、代表取締役、山ア茂。
  5、契約の方法、指名競争入札。
  平成29年6月6日提出、ときがわ町長、関口定男。
  以上です。
○小宮 正議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、議案第34号 大野くすの木センター新築工事請負契約の締結について、提案理由を申し上げます。
  大野くすの木センター新築工事の請負契約を締結したいので、ときがわ町議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、この案を提出するものであります。
  細部につきましては、総務課長からご説明を申し上げます。
○小宮 正議長 続いて、細部説明を求めます。
  町田総務課長。
○町田英章総務課長 それでは、議案第34号 大野くすの木センター新築工事請負契約の締結について、細部説明をさせていただきます。
  この議案につきましては、町長の提案理由にもありましたとおり、ときがわ町議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決が必要となりますので、提出するものでございます。
  初めに、議案参考資料の資料ナンバー4をごらんください。
  よろしいでしょうか。
  初めに、1、建物概要ですが、建物名称は大野くすの木センター、敷地面積は2,164.21平方メートルで、建築工事の概要は地区集会所、木造2階、延べ面積231.46平方メートル1棟、集会所別棟、木造1階、延べ面積36.43平方メートル1棟で、次に、付属外構工事の概要は、耐震性防火水槽40トン級1基、透水性アスファルト舗装459.0平方メートル、メッシュフェンス250.5メートル及びφ50ポリパイプの給水管切り回し127.0メートルです。
  2の工事の範囲は、建築工事として、集会所新築工事一式、付属外構工事一式、電気設備 工事及び機械設備工事です。
  3、工事費等につきましては、予算額は工事請負費7,830万円、請負金額が7,657万2,000円でございます。
  1枚おめくりいただきまして、案内図、配置図になります。
  配置図の申請建物1が地区集会所、申請建物2が集会所別棟となります。
  もう1枚めくっていただきまして、4ページ目が平面図、もう1枚めくっていただきまして、次の5ページ目が立面図となってございます。
  以上で、大野くすの木センター新築工事請負契約の締結についての説明を終了させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
○小宮 正議長 これより議案第34号 大野くすの木センター新築工事請負契約の締結についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  4番、山中議員。
○4番 山中博子議員 新しい集会所ができることによって、古い集会所があると思うんですが、その集会所はどうするのか伺います。
○小宮 正議長 答弁願います。
  町田総務課長。
○町田英章総務課長 それでは、山中議員のご質問にお答えさせていただきます。
  古い集会所につきましては、5施設ございます。その施設につきましては、現在、地区の皆様のほうから、その後の活用等につきまして確認書を提出いただく方法をとってございます。地区の皆様のほうから提出いただきました確認書によりまして、例えば土地が借地のもの、あるいは古い建物のもの等につきまして、今後、地元と協議いたしまして解体し地元に返すもの、あるいは町有地等に建っているものにつきましては、今後、ほかの町有施設等とあわせて利活用ができないか等も含めて検討をする上で、最終的な決定をしていきたいと思います。
  以上でございます。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  ほかに質疑ございませんか。
  6番、金澤議員。
○6番 金澤他司人議員 6番、金澤です。
  見積もり入札結果を一応いただきましたが、この中で、建築工事の概要としまして、地区集会所と集会所別棟、なおかつそのほかに防火水槽があります。この3点、入札が終わっていますので、個々の見積もり金額というものを教えていただきたいと思います。
  それと、当初この集会所をつくり計画するに当たって、防火水槽というものは計画にあったのかどうかということをお伺いしたいと思います。
  以上2点です。
○小宮 正議長 答弁願います。
  町田総務課長。
○町田英章総務課長 それでは、金澤議員のご質問にお答えさせていただきます。
  入札金額の見積もりにつきましては、建築工事費等につきまして、また電気工事、機械設備工事ということで一括の見積もりの内訳をいただいてございますが、ちょっとその詳細につきましては、入札につきましては、承知してございませんので、設計金額のほうでお答えさせていただいてもよろしいでしょうか。
          (「はい、いいです」と呼ぶ者あり)
○町田英章総務課長 それでは、ちょっと計算の関係ございますので、工事のほうの直工の金額ということでご理解いただければと思います。このほかに、これに対しまして率といたしまして、例えば共通仮設ですとか、現場管理費、また一般管理費、消費税等が入るわけですけれども、その入る前の直工の金額を申し上げさせていただきます。
  まず、集会所建築工事につきましては3,420万2,721円、別棟につきましては522万6,123円、防火水槽につきましては、これは外構工事の一部になりますが、防火水槽の直工としまして216万8,288円。
  以上でございます。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  6番、金澤議員。
○6番 金澤他司人議員 この防火水槽は、当初からこれは計画があったのかどうかお伺いします。
○小宮 正議長 答弁願います。
  町田総務課長。
○町田英章総務課長 それでは、引き続き金澤議員の質問についてお答えさせていただきます。
  当初からございました。
  以上でございます。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  ほかに質疑ございませんか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原です。
  この現場工事が当初示されたときは約1億円ぐらいの予算という規模であったと思うんですよ。これ現時点で総額全体で1億5,000万以上行っているんじゃないかなと思うんですが、総額どのくらいかかるのか伺います。
  それから、この障害者への家庭の配慮、この図面を見ますと大変感じられます。これは評価できると思いますが、この中で老人クラブ休憩室、これには地域住民のみで構成されるコミュニケーションのためのクラブでの利用、地域住民のみと書いてあるんですね。この地域住民というのは今、下モ、上サ、中カ、上ミという中で、約169世帯ぐらいあると思うんですよ。この地域住民のこの老人クラブ休憩室含めて、お年寄り、この人たちがどのくらい利用するのか伺います。
  もう1点、これを利用するには、やっぱり距離がありますよね。竹の谷含めて。その人たちのやっぱり交通、足の確保というものはどのように考えているのか。この人たちが利用する全体の施設の活用、このセンターの活用については、どのような計画のもとにやっているのか。
  それから、これだけ大きな建物があります。年間の維持管理費等も含めて、どのように計算しているのか伺います。
○小宮 正議長 答弁願います。
  町田総務課長。
○町田英章総務課長 それでは、野原議員のご質問にお答えさせていただきます。
  まず、当初の工事費約1億円というお話でございますけれども、これにつきましては、確かに野原議員の一般質問の中で、平成25年の野原議員の町の財政計画についての質問の中で、合併特例債の活用事業計画についてという質問の中で、その合併特例債を算出する上で、この大野地区の集会所につきまして約1億円等で予定するというようなお答えをさせていただいたところでございます。これにつきましては合併特例債ということで、対象となります工事関係のものということでお話をさせていただいているかと思います。
  そういった中で、今回、実際にかかった経費ということでございますけれども、まだ今後、 備品購入等も若干残っていますけれども、今現在で契約、今回のこの議決をいただく契約も含めましてでございますけれども、現在1億4,320万程度の費用がかかってございます。
  先ほど野原議員のほうからお話がありましたけれども、今後、備品購入等を行うことによって1億5,000万まではかからないかと思うんですけれども、その程度の費用は必要になるというふうに考えてございます。
  以上でございます。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  ほかに質疑ございませんか。
          (「まだ」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 答弁願います。
  町田総務課長。
○町田英章総務課長 老人クラブ休憩室等の今後の利用の程度、どの程度かというお話でございますけれども、まずこの場所につきましては、地元の老人クラブの方がグランドゴルフ等で週2回程度のご利用をしているという実績もございます。また、そういった中で、今度新しくこういう施設ができる中で、またそれぞれの地区で、そういった活動も活発化していただきたいということも含めまして、可能な限り活用していただければというふうに考えてございます。
  以上でございます。
○小宮 正議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 今、169世帯の中で、老人クラブ含めて、どのくらいの人数割合で利用するのか伺っているんです。全体から。大野地域は高齢化率というのは、もう40%超えているんじゃないかなと思うんです。そういう中で、この人たちが利用する問題について、先ほどの質問の中では、どのくらいの人数割合で、それと、この施設を活用するには、竹の谷、遠くのほうの人いますから、どのような足の確保でここへ導くのか、この問題についても伺っているわけなんですが、いかがでしょうか。
○小宮 正議長 答弁願います。
  町田総務課長。
○町田英章総務課長 それでは、引き続き答弁をさせていただきます。
  まず、利用人数でございますけれども、これにつきましては、正直言いまして、町といたしますと地区の方皆さんにご利用いただきたいというふうに考えてございます。
  それと、引き続きまして、利用者の足の確保ということでございますけれども、これにつきましても町といたしましても、また地域の要望等によりまして、足をどんなふうに確保をしたらいいかというのは、また今後検討をさせていただくことになるかと思いますけれども、実際には地域のその活動の中で、それぞれの地区でそういった足の確保も含めて有意義な活動ができるような対応を考えていただければというふうに、町としては考えてございます。
  以上でございます。
○小宮 正議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 有意義な対応というのは、わかるんですよ。でも、先ほど私が質問しているのは、老人クラブ、こういう人たちがどのくらいいて、どのくらい利用するのか。全体で利用するのは確かに必要なんですよ。ただ、ここにうたってあるのは老人クラブ休憩室までつくってあるわけですよ。ということは、この人たちがどのぐらい利用するのかということも含めて聞いているわけ。
  それと、足の確保については、これからの課題も含めて、これだけの大きな建物つくるわけですから、これには計画と実行性も含めて全部あるわけですよ。それがないとなると疑問点が出てくるわけなんですよ。つくった意味がなくなるときあるんです。だから、そういうことを質問しているわけなんです。だから、足の確保にしては必要性で考えている。今、デマンドタクシーもあります。その中では、そういうことも利用しながらも含めて利用できるんじゃないかなと思うんですが、そういう基準的なものがなぜお答えできないのか。
○小宮 正議長 答弁願います。
  関口町長。
○関口定男町長 こうした地域のそれぞれの公民館等につきましては、最大限に地域の住民の皆さんの要望を聞いて、いろいろ今までやってきております。
  ことしも一ト市の集落センターも落成いたしました。今年度は大野ということでやっているわけですけれども、それぞれの地域の皆さんが地域で考えながら、この建築についても、先ほどいろいろお話がありましたけれども、結局、町主導で町でつくったものをそのままどうぞというのではなくて、地域の皆さんで話し合って、こういうものがほしいということで、地域の皆さんが安心できるような、そうした施設をつくるということが大事だと思います。
  それをやはり地域の人がやっていることをほかの地域の人が、少ないじゃないかとか、多いじゃないかとか、ああだとか、こうだとかという、そういう話は町のほうとすると、やはりそれよりもやっぱり地域の人の意見を優先するということでやっておりますので、先ほど の防火水槽は、もう常識的に、ああいう建物はつけなくちゃいけませんので、初めからそれは入っておりますし、この金額についてもおよそ1億というのは、もう全然その時点では、平成25年では、地域の人からどういう要望が出るかというのは、わからないんですよね。ですから、おおよそということで、だから、数字は余り言いたくないんです。初めに言っちゃうと、その数字がひとり歩きしちゃうから言いたくないんですけれども、あくまでも出せというから出すわけですよ。そうすると、こんなにかかっちゃったじゃないか。でも、結果的に、それは住民の皆さんの要望を全部聞くとそういうことになる。
  でも、それはやっぱり町とすると、最大限に地域の住民の皆さんの建物ですから、それを皆さんが使うわけですから、使う人の意見を聞いて建てるとこれだけお金がかかってしまう。でも、それだけの金額を町のほうは用意をして頑張る。これが合併して、合併特例債借りられるから、そういう形で地域の皆さんに還元できるということなんでありますので、これはあくまでも町というよりも地域の皆さん、だから足はどうだと心配しますけれども、それはどこの集会所でも、その地域の人たちが自分たちで考えてやっている話です。町でやっているんじゃないです。やっぱり自分たちでそういう使いやすいところを1個にしてもらって、幾つもあるやつをやってもらってということ。
  だから、地域の皆さんがお互いが助け合いながらやっていくと思いますし、その辺は先ほども言いましたように、地域の皆さんの建物ですから、地域の皆さんで考えながら建てたというのが町の基本姿勢でありますので、ご理解をいただきたいと思います。
  以上です。
○小宮 正議長 じゃ、再々質問。
  野原議員。
○12番 野原和夫議員 町長言っているのもごもっともです、地域。ただ、私はこの問題については、地域の住民の願いだということを聞いて賛成したんですよ。ということは、地域住民の声が出たわけでしょう、利用目的がいろいろ。その中には、目的が出ているわけでしょう。その目的を執行部で答えてくれないんですか。こういうわけでつくってもらいたい。その目的がいっぱいあるわけでしょう。利用するには。つくっちゃってから地域住民に任せますじゃなくて、いろいろな目的があって、ぜひつくってくださいということで投げかけたわけでしょう。そういう中で、地域住民の合意形成のもとでつくったということを言っているわけですから、これが大事じゃないか。
  だから、先ほどの中でも、老人クラブ休憩室とあるんですから、老人クラブ、そういう人 たちが幾人いるんですかということを聞いているわけ。だから、目的を持った中では、いろいろな地域住民の意見が出て、それを集約して建設に至ったわけですから、そういう将来の目的も全部入っているわけですよ。それが地域住民ただつくってくださいと言ったから、つくったわけじゃないでしょう。だから、そこのところを説明してくださいよ。
  だから、全部地域住民の任せるんじゃなくて、こういう目的でつくるんだからお願いしますと、地域がどういう利用をするかということの分析ができているわけじゃないですか、ないんですか。
○小宮 正議長 答弁願います。
  小峯副町長。
○小峯光好副町長 それでは、私のほうからもご答弁させていただきますが、大野くすの木センター建設につきましては、地元のほうで建設委員会ということで組織をしていただきまして、そちらの要望と、町のほうで協議をしながら、野原議員が言われるように協議を進める中で、ご要望をいただいたことについても検討して進めてきたという経過がございます。
  その中では、老人クラブの例えば別棟をつくるということであれば、人数に応じた規模等についても検討した上で、こちらの今回契約する広さ等にもなっているということで考えております。
  あとクラブについてのその運営については、当然、地元のほうで現在もやっている中のものを引き継いでいくということですので、その辺については、地元の運営の中での考え方もございますので、それを尊重していくということになろうかと思います。
  そういう中で、今回については、こういう形で進めるということで、ご理解いただければというふうに思います。よろしくお願いします。
○小宮 正議長 ほかに質疑ございませんか。
  10番、野口議員。
○10番 野口守隆議員 実はこの入札のことなんですが、いわゆる予算書でも7,830万ですか、そして今回も入札対象額、予定額が7,830万、以前はいわゆる歩切りというので、多分、歩切りしてはならないという通達が来たので、こうなったと思うのですが、これでいくと多分ずっと、例えば予算書のとおりこの予定額がなるとなると、公開と同じようになってしまうと思うんですが、たまたま今回そうなったというのであれば、それはそれでいいとは思うんですが、今後、例えばいろいろやっていく上に、今、多分建設業界はかなり、いわゆる仕事が多くて人が足らないという状況なもので、ある程度予算が膨らむのはやむを得ないとこ ろもあるとは思うんですが、この入札について、今後は予算額が全て予定額になってしまうのかということだけお聞きしたいんですが。
○小宮 正議長 答弁願います。
  町田総務課長。
○町田英章総務課長 それでは、野口議員のご質問に対してお答えさせていただきます。
  まず、予算額でございますけれども、今回の予算額につきましては、予算編成の段階で可能な限り積算をいたしまして精査した結果ということで、予算額については載せさせていただいています。
  それで、入札につきましては、設計事務所に委託しまして積算した額ということで積算してございます。その結果、同じ金額になったということでございますので、必ずしも今後予算額と入札予定額は一致するということではございません。今回は一緒の額になったということでございます。
  以上でございます。
○小宮 正議長 10番、野口議員。
○10番 野口守隆議員 じゃ、わかりました。
  じゃ、今回だけなったということで解釈してよろしいんですね。
○小宮 正議長 答弁願います。
  町田総務課長。
○町田英章総務課長 今回限りという言い方がいいかどうか、その辺につきましては、予算計上の関係で、またそういう可能性もあるかと思うんですが、その辺につきましては、また企画財政課のほうとも協議する中で、その辺の金額につきまして、どのように予算書に載せるかどうかということも含めて検討させていただければと思います。
  以上でございます。
○小宮 正議長 関口町長。
○関口定男町長 私も建築のほうは、この間も斎場が30億円のやつを私が見積もり直したら18億6,000万なったので、そういうのがあるように非常に難しいんですね、あれは。結局30億というのはどういうことかというと、事務局でコンサルタント会社に話して、設計会社に話して、約30億かかりますよと言って、皆さんから幾らぐらいかかるんですかというと30億というと、もうそれでずっと突っ走っちゃうんです。
  ですから、今回の場合もとりあえず、じゃ、つくるときにどのくらいかかるかというのは、 やっぱり設計事務所には、それは相談しないと、職員にはできませんから、その辺は―でやりますので、今回、歩切りの件だと、やってはいけない。早い話が、皆さんが、議員さんの一部では、やっぱり落札率が、落札率がという話になったりとか、予算も組み過ぎると、何でそんなに予算を余らせるんだとか、どっちにしても文句は言われるんですけれども、非常にこれは、どっちみちどっちか言われるわけです。近いとあれですし、離れているとだめだし、そんなに難しい芸当なんかできるわけないんです。
  だから、今回みたいに、やっぱりこういう形になりますけれども、これからでも野口議員言ったような方向に行く、行かざるを得ない。あとはだから、その金額に対して業者が頑張って、どこの業者が安く入れるかという、そういう話になってくると、だからその前後で頑張るという形になるんでしょうね、多分−と思います。
○小宮 正議長 10番、野口議員。
○10番 野口守隆議員 わかりました。
  いや、実は私が聞いたのは、小川町議会では、個々にこういう金額は予算書には出しておりません。執行部には出してありますけれども、議員側には出ていません。工事費は全部トータルの金額。なぜかと聞いたら、入札のときに、その金額が同じようになるから、議員には漏らしてないんだということで、私、嫌み言ったんですが、じゃ、小川町議会は性悪説と性善説とると性悪説とるんですねと、嫌み言った、小川地区衛生で言った覚えがあるんですが、とにかく入札というのは、非常に微妙なもので、余りに金額が全て出て公開でいいというのであれば、公開になると多分くじ引きになるんですね。その辺をひとつ精査していただいて、入札のあり方、それからこれからの工事量とかを考えますと、余り確かに安くというふうになると、業者は、今の状況ではやらない状況が当分出てくると思うんですよね。やっぱり公正にやらなきゃいけないということは、非常に大変な部分があろうかと思います。公開にするのか、ある意味で今後精査しながら、入札の方法を詰めていく時期が来るんではないかなと思っているんですが、いかがでしょうか。
○小宮 正議長 答弁願います。
  関口町長。
○関口定男町長 そういう面では、確かに今、野口議員がお話しているように、つい先日話を聞いたんですけれども、東秩父にできる消防の分署、東秩父分署ですよね、あれは不調だったらしいです。すごい額、全然金額が追いつかない。でも、出そうとすると、前の滑川分署と同じような金額を出してくるんですよね。それでも全然追いつかなくて不調になっちゃっ たという話です。
  ですから、非常にこれは微妙な難しい問題でありますけれども、私も実は野口議員が言うように、衛生組合の委員で行ったときに、予算が出てこないので、何なんですかという話をしたことが実はあります。ずっと続けているんですけれども、私はそれはよくないなと。やっぱり議員の皆さんに協議してもらうのに数字が出ないで協議ができないですよね、議員は。でも、衛生組合はそれでやっていますよね。
  でも、我々のやっぱりときがわ町とすれば、やはりしっかり議員の皆さんに、予算書の中に予算金額は入れて協議していただく。あとは業者が一般競争入札、あるいは指名競争入札でとっていただくと、それしか方法はないと思います。
○小宮 正議長 ほかに質疑ございませんか。
  6番、金澤議員。
○6番 金澤他司人議員 先ほど総務課長が言われました総額ということで1億4,300万円程度じゃないかという、この当該の関係の費用ですが、一応これは今までの平成27年度の山村振興事業から始まっているとは思いますが、27年度は一応決算が終わっております。それからいきまして28年、29年ということで、まだ予算の段階ですけれども、この数値を組み合わせると1億5,000万弱を超えるんじゃないかと、私は数値的に加算してみたんですが、どうなんでしょうか。
○小宮 正議長 答弁願います。
  町田総務課長。
○町田英章総務課長 それでは、金澤議員のご質問にお答えいたします。
  先ほども申し上げましたが、先ほど申し上げました1億4,300万と申します金額につきましては、今回、提案させていただきました工事請負費の金額を含めた今までかかった経費と今回の経費ということでございます。
  そのほかに予算上とらせていただいていますので、例えば備品購入費ですとか、あるいは若干分筆のための測量等がございますので、先ほども申し上げましたが、1億5,000万までは行かないと思うんですけれども、その程度の費用はかかるというふうに考えてございます。
  以上でございます。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  暫時休憩いたします。再開を1時15分にいたします。
  なお、1時5分になったらこの議場のほうへついていただければ、5分から新職員の紹介 をしますので、よろしくお願いいたします。
                                (午後 零時11分)
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○小宮 正議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午後 1時15分)
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   ◎発言の訂正
○小宮 正議長 ここで宮寺福祉課長から、議案第33号における山中議員の質疑に対する答弁における発言の一部訂正について発言の申し出がありましたので、これを許可いたします。
  宮寺福祉課長。
○宮寺史人福祉課長 それでは、午前中行われました議案第33号の中の質問事項についての私の答弁の訂正をさせていただきます。
  議案第33号について、山中議員から、改正条文中の改正点が資料の新旧対照表にないものがあるとのご指摘をいただきました。私も欠落しているとの答弁をしましたが、内容をもう一度確認しましたところ、新旧対照表に記述されており、誤りはございませんでした。このことは休憩中に山中議員にも再度説明をさせていただきまして、ご納得いただきましたので、ここで訂正をさせていただきます。
  以上でございます。
○小宮 正議長 ただいま宮寺福祉課長から、山中議員の質疑に対する答弁における一部の発言について訂正したいとの申し出がありました。
  お諮りいたします。これを許可することにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 異議なしと認めます。
  よって、宮寺福祉課長からの発言の一部訂正の申し出を許可することに決定いたしました。
  続いて、金澤議員から、議案第34号の質疑における発言の一部訂正について発言の申し出がありましたので、これを許可いたします。
  金澤議員。
○6番 金澤他司人議員 金澤です。
  午前中の議案第34号の質疑におきまして、私の発言の中で、指名競争入札であるのに見積もり入札と発言いたしましたので、指名競争入札に訂正願います。
  以上です。
○小宮 正議長 ただいま金澤議員から、質問の一部の発言について訂正したいとの申し出がありました。
  お諮りいたします。これを許可することにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 異議なしと認めます。
  よって、金澤議員からの発言の一部訂正の申し出を許可することに決定いたしました。
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○小宮 正議長 午前中に続きまして、議案第34号の質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原です。
  午前中、年間の維持管理費等も私の質問にまだ答えを得ていないので、この点についても伺います。
  それから、わかる範囲で、老人クラブの休憩室を含めて、そのことについてもお答えをお願いしたいと思います。
  それともう1点、私は今、高齢化率が上がっている中で、健康問題が重要視されています。この大野くすの木センターへの医療機関の出張等を願いたいんです。これは健診を高めるためにも病気の早期発見等を考えた中で重要だと思いますが、今これから工事するに当たってすぐ結論が出ないにしても、そういう方向性が私は重要かと思うんです。高齢化率上がっている中で健康管理、それをやっぱり医療機関が出張してその健診をするということは重要だと思いますが、この点について伺います。
○小宮 正議長 答弁願います。
  町田総務課長。
○町田英章総務課長 それでは、野原議員の1点目の質問、維持管理費について答弁させていただきます。
  維持管理費につきましては、消防設備の点検並びに浄化槽の使用料等ということで、年間約10万円程度予定してございます。
  以上でございます。
○小宮 正議長 1問目よろしいでしょうか。

                     (「はい」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 じゃ、2番目について答弁願います。
  町田総務課長。
○町田英章総務課長 それでは、引き続きまして2点目について答弁をさせていただきます。
  老人クラブ休憩室の利用の状況見込みということでございますけれども、これにつきましては、当地区の老人クラブの会員数をもって報告にかえさせていただきます。老人クラブの会員数でございますけれども、現在60名ということでございます。
  以上でございます。
○小宮 正議長 2点目はよろしいでしょうか。
          (「はい」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 じゃ、3点目。
  柴田町民課長、答弁願います。
○柴田光子町民課長 野原議員の3点目のご質問についてお答えいたします。
  くすの木センターに医療機関の出張ということでございますけれども、けさほど町長からのご挨拶の中にもございましたとおり、特定健診を現在やっております。きょうが最終日になっておりますけれども、これは集団健診といって幾日かの日程で1カ所に集まってやっていただくものと、それから個別健診ということで、かかりつけのお医者さんで個人的にやっていただくこと、それから、ある一定の医療機関で人間ドックを受けていただくという3つの手法がございます。
  現在では、大野地内の方につきましても、この集団健診、あるいは個別健診で対応していただいております。医療機関の出張みたいな形につきましては、今、健診については比企郡内の比企医師会との協定の中で事業を進めておりますので、ときがわ町だけが特別にということは難しい状況にございます。今後のこともございますので、検討内容としてさせていただきたいと思います。
  それから、活用の方法の1つといたしまして、今、包括支援センターのほうで、やはりこれも午前中の町長の挨拶にもあったんですけれども、地域おたすけ隊というボランティアを育成しております。この方たちを育成しまして、くすの木センター等も対象といたしまして、地域の高齢者のサロン活動を拡大していきたいと思っておりますので、そちらのほうをご理解いただきたいと思います。
  以上でございます。
○小宮 正議長 答弁願います。
  小峯副町長。
○小峯光好副町長 それでは、野原議員のご質問についてお答えさせていただきます。
  集会所につきましては、いずれにしましても地域のコミュニティーの拠点施設ということで整備をしてまいるわけでございます。その時点では、先ほどお話しましたように、地域の皆さんのご意見を聞きながら、建設委員会のほうのご意見で、具体的には聞いているわけですけれども、そういったご意見を聞きながら進めていくということであります。
  いずれにしても町の施策についても、地域でのコミュニティーの事業についても、地域住民の方の福祉等を考えて有効に集会所は活用してまいりたいというふうに考えておりますので、その辺につきましては、個々の事業については、また検討する中で、有効な形の中で使っていくということで考えてまいりますので、ご理解いただければというふうに思いますので、よろしくお願いします。
○小宮 正議長 12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 今の答弁でわかりました。地元の地域住民、皆さんの声が必ずこういう問題が出てくると思うんですよね。ぜひその問題については、耳を傾けていただきたいと思います。医療機関の重要性が大事だと思うんですよね。ぜひ傾けていただきたいと思います。
○小宮 正議長 ほかに質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第34号 大野くすの木センター新築工事請負契約の締結についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり締結することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立多数)
○小宮 正議長 起立多数であります。
  よって、議案第34号は原案のとおり可決されました。
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   ◎議案第35号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○小宮 正議長 日程第11、議案第35号 負担付寄附の受け入れについてを議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○桑原功夫議会事務局長 朗読いたします。
  議案第35号 負担付寄附の受け入れについて。
  次のとおり負担付寄附の申し入れがあり、当該寄附条件を承認して受納したいので、地方自治法(昭和22年法律第67号)第96条第1項第9号の規定により議会の議決を求める。
  平成29年6月6日提出、ときがわ町長、関口定男。
  以上です。
○小宮 正議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、議案第35号 負担付寄附の受け入れについて提案理由を申し上げます。
  旧埼玉県立玉川工業高等学校跡地利用のため、土地取得の負担付寄附の申し入れを承認して受納したく、この案を提出するものであります。
  細部につきましては、企画財政課長からご説明を申し上げます。
○小宮 正議長 続いて、細部説明を求めます。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 それでは、議案第35号 負担付寄附の受け入れについて、細部説明をさせていただきます。
  これは旧埼玉県立玉川工業高等学校跡地利用のため、土地取得の負担付寄附の申し入れを承認していただきたいとするものであります。
  寄附金額は8,839万6,000円。
  寄附者は株式会社ベジテック、代表取締役社長、遠矢康太郎氏であります。
  寄附条件に付きましては、ときがわ町が旧埼玉県立玉川工業高等学校跡地の土地を取得す ることであります。
  1枚おめくりいただきますと、取得する土地の明細がございます。
  ときがわ町大字玉川字土橋903番63外2筆で、面積は合計いたしますと3万8,026.44平米であります。
  以上で議案第35号の細部説明を終わります。よろしくお願いいたします。
○小宮 正議長 これより議案第35号 負担付寄附の受け入れについての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  野原議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原です。
  この土地については、鳩山町も入っております。町の財産。聞くところによりますと、鳩山町は、ときがわ町に任せているような状況を見られます。この中で、手続の今後の問題について鳩山町とときがわ町、この物件についての協議、どのように進めるのかお伺いします。
  それから、これから契約に当たり、地元雇用の拡大を図っていただきたいと思いますが、契約に際して、そのような文言等も含めて、何か契約があるのかどうか、この点を伺います。
  それから、10年後で、この間の説明だと約3,400万で売却とのことです。10年間の中では、さまざまなことが起こり得ることも考えられます。この使用目的には、ベジテックまたは関連子会社による企業活動の場として使用とあります。こういう中で、何らかの問題が生じた場合、契約書にはそれぞれの補償等も含めて記載されるのかどうか。
  以上、お願いします。
○小宮 正議長 答弁願います。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 それでは、お答えいたします。
  まず、初めの鳩山町との協議についてというご質問でございますけれども、これにつきましては、昨年来から3回ほど協議を進めております。そのほかにも直接担当者と話し合いを進めている中で、あそこの鳩山の土地が調整区域というふうなところの中で、10月を目途に現在、都市計画法の34条の12号というふうな指定を受けるというふうなことで手続のほうを進めているところでございます。
  以上でございます。
○小宮 正議長 1点目いいでしょうか。
          (「はい」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 じゃ、2点目について答弁願います。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 2点目の地元雇用の取り決めというふうなご質問でございますけれども、これにつきましてもベジテックとの覚書も結ぶ中で、その中で地元雇用も優先するというふうな取り決めのほうを取り交わしたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
  以上でございます。
○小宮 正議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 覚書はぜひお願いしたいと思います。その中で、規模から見ると人数割合も大体出てくると思いますが、そういう細かな打ち合わせは今後の課題になるんでしょうか、伺います。
○小宮 正議長 答弁願います。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 具体的な雇用の人数というふうなことになろうかと思いますけれども、現在まだ整備する工場の規模も検討中というふうな報告をいただいております。その中で、おおよそになってしまいますので、ちょっと数字のほうを申し上げると、それがひとり歩きしてしまいますと、それがちょっと問題が出てくる場合がございますのであれですが、数百人程度の雇用というのは、あそこでは発生するんだとは考えております。ただ、それが正規だけではというふうなことではございませんので、ご理解いただきたいと思います。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか、2点目は。
  では、3点目をお願いします。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 先ほどの質問の中で、子会社等もというふうな、覚書の中に書いてあるというふうなことでご指摘いただいたわけなんですけれども、ご存じのとおりベジテックというのは、野菜を洗浄して加工して出荷するというふうな会社でございます。その野菜を提供するについて、昨年もございましたけれども、天候不順によりまして供給が不安定になってしまったということがございました。それによりまして野菜の値段が乱高下してしまうというふうなことがないように、あの地内に野菜の製造工場もつくりたいということで話を伺っております。それが覚書の中の子会社というふうな表現にはなっているんですけれども、そうしたことで、もしそういう会社がどうにかなってしまったときにどうするんだとい うふうなお話でございますけれども、それにつきましては、しかるべき処分に従いまして、処分がされていくものと考えております。
  以上でございます。
○小宮 正議長 12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 処分はされると思うんですよね。ただ、その覚書、契約の中には、ある程度の文言等も含めていかないと逃げが生じると思うんですよ。そういう中も含めて、契約はきちんとやるべきではないかなと思う。いかがでしょうか。
○小宮 正議長 答弁願います。
  関口町長。
○関口定男町長 私は、いつも自分の日ごろの例から話すんですが、建築あるいは不動産もやっていましたので、そういう契約書というのは、いつも交わしていましたけれども、ああいう建物の場合は、解体をどちらでやるかとか、そういう問題になってくると思います。10年間貸しているとなると、その10年間の間にトラブルが発生します。それは必ず想定外というのはあります。そのときはお互いが誠意を持って協議するという契約内容になると思います。
○小宮 正議長 12番、野原議員
○12番 野原和夫議員 今、町長言われたように想定外はあります。ある程度想定外も含めた中の内容を記載すべきではないかなということ言いたいんです。やっぱりそこはきちんとした問題でありますから、相対で話し合いということになるのは当然あると思います。その中では、やっぱり基準を定めることは重要であると思いますので、その点はいかがでしょうか。
○小宮 正議長 答弁願います。
  関口町長。
○関口定男町長 ですから、想定外は想定できないじゃないですか。だから言っているんですよ。想定外というのは、想定ができないから想定外なので、そういった場合はきちっとお互いが話し合ってやるという、そういう契約書というのは、そういうものだということです。
○小宮 正議長 ほかに質疑ございませんか。
  4番、山中議員。
○4番 山中博子議員 4番、山中です。
  貸付期間満了後の譲渡価格は、埼玉県が平成29年3月に行った不動産鑑定評価額を基本として、寄附をしていただいた土地購入助成金と撤去費用、そして防災拠点整備費用、そして 設備切り回し費用を控除するものとしています。その設備切り回し費用は8,700万円とかなりの金額なんですが、これはどのような設備切り回しなのか伺います。
○小宮 正議長 答弁願います。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 今の山中議員のご質問の中の県の施設への切り回し費用ということでございますけれども、これはあそこに熊谷図書館の蔵書施設が残ります。そこに対して電気、水道全て切り回しをしないと、あの建物を全て解体することができませんので、それの切り回し費用になります。それによって新たにキュービクルですとか、そういったものも整備しなければなりません。そうしたことが、この8,700万円というのは、県がもしそれをするために整備をするというふうなことで8,700万、もし県がやる場合には、この分売買代金に上乗せするというふうなことで示された金額にはなります。実際にその金額内で済むように、会社のベジテックのほうには努力をしていただいているところであります。
  以上でございます
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
○小宮 正議長 ほかに質疑ございませんか。
  10番、野口議員。
○10番 野口守隆議員 このベジテックという会社に来ていただくの、大変私は歓迎しております。その中で、この間の説明で覚書の案の中で、今もありましたけれども、取り壊し費用含めて4億何がしかの費用が出ております。そして、その経費の合計の費用が下回る場合はその額とし、その合計金額が上回ってもそれ以上は発生しないということが書いてあります。この間もお伺いしましたが、いわゆる県で試算して根拠があるわけですから、その工事がもし終わったときには、こういう金額ですよというような証明というんですか、何かは当然あると思うので、そういった手続はあるのかということと、もう1つは、これは実は私は大野なんですが、この間、先ほどの大野くすの木センターということで、学校も壊されました。大野の玉工出身者の方が、私は小学校も中学校も高校も全て跡形なくなくなってしまったと、非常に寂しいんだということで、これこの学校に対して、多分この後、県から取得するような、この後議案が出てきてなると思うんですが、いわゆる玉工のOBの方に対しても、こういうわけで、ここは壊すので、もしよろしければ中を見てもらったり、あるいは大椚第一小学校壊したときにやりましたけれども、思い出の品があったらお持ち帰り願えるとか、そういったことを投げかけてみるのはどうかなと思うんですが、その点をお伺いいたします。
  もう1つは、私たち議員があそこを見学していたときに、非常に研究、開発、検査、いわゆる進んでいると思ったんですね。先ほど野菜の話が出ました。多分、規模的にはときがわ町の野菜では足りないというのは承知しておりますが、そういったことも考えられるのか。あるいはあれだけ研究機関があるのであるならば、ときがわ町の特産物もああいったところと組んで開発するというのも、ひとついいのではないかなと思って。
  例えば、ユズなんかは、今、でき過ぎたときは、黄色い花が咲いているように、ただユズ置いてあるだけですから、そういったことも何か、いわゆるベジテックと組んでできないのかなと、この3点をお伺いしたいんですが。
○小宮 正議長 答弁願います。
  関口町長。
○関口定男町長 OBの方のお話をさせていただきますと、実は玉川工業のOB会で、玉川工が廃止になるときに、道路側に記念碑を立てたいというので、町もちょっと絡みますので、その記念碑を立てたんです。その方がこの間来て、今回、取り壊しになって、皆なくなるとなると、OB会のほうも何か解散するというような話も聞いておりますけれども、その方が、野口議員が知っている方、OB会入っているかどうか知らないんですれども、その方の話ですと、OB会はもう解散するような話をちらっとしていましたけれども、一応、私の情報とすると、その程度は知っていますれけども、OBについては。
  だから、その後に残った者に分けるとか何とかとなっても、解散しちゃっているから、誰が中心になって、誰がどうするかというのは、ちょっと不可能になってくるのかなとは思いますけれども。
○小宮 正議長 1番目よろしいでしょうか。
          (「2問目ですけれども」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 答弁願います。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 それでは、1点目の10年後の売買代金から差し引く金額の確認というふうな意味でご質問いただいたかと思うんですけれども、それにつきましては、全てかかった費用を領収書なり、何なりで確認をさせていただいて、控除する金額につきまして、改めて覚書を結んで、そこで10年後に売却をするというふうなことでやらせていただくというふうなことでございます。
  以上でございます。
○小宮 正議長 野口議員。
○10番 野口守隆議員 わかりました。
  あともう1つは、この4億円を超えるような、いわゆる経費がかかるわけです。確かに解体、あるいはこれから建設ということで、かなりお金がかかると思うんですよね。そして、もう1つ考えることは、やっぱり地元の業者がこの中にかかわっていける部分があれば、やはり地元は潤うんでありますから、それはいろいろなところでできないところも当然あると思います。限界あると思いますが、地元がかかわれるようなところは、ぜひ地元の業者にこれからも解体、あるいは建設のほうにかかわってもらうような、考慮してもらうようなお願いというものはできないんでしょうか。
○小宮 正議長 答弁願います。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまのご質問でございますけれども、現在、ベジテックでも業者のほうを選定する作業に入っております。それはやはり日本を代表するようなゼネコンが今のところ考えられているところなんでございますけれども、そういった中で、相当な技術をこちらの今回の工場に集結するというふうなことで伺っておりまして、そういったもの以外のところで、もし町内の業者がかかわれるような部分があるようでしたらば、それにつきましては、しっかりと要望していきたいと思っております。
  以上でございます。
○小宮 正議長 野口議員。
○10番 野口守隆議員 ぜひひとつその辺はよろしくお願いしたいと思います。
○小宮 正議長 じゃ、3点目をよろしく。
  答弁願います。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 それでは、3点目のベジテックの工場のところに、町の野菜なり特産品をというふうなお話でございますけれども、ベジテック自体も、まさにそういうふうなことを考えていただいておりまして、やはり地元産の野菜でどうにかしていきたいというふうな考えは持っておられるようでございます。
  ただ、先ほどのご指摘にもございますように、ああいう大きい会社になりますと、やはり流通量というものが相当な量を想定されます。そして、それが安定供給できないと、また企業の信用にもかかわってまいりますので、そうしたことが地元ときがわ町の農家の方で対応 できるようであれば、ベジテックも十分に考えていただけるというふうなことで伺っております。よろしいでしょうか、それで。
  以上でございます。
          (「特産品に関して」と呼ぶ者あり)
○荒井 淳企画財政課長 すみません、特産品につきましても、ベジテックとしましても、いろいろと考慮していただけるということで、今後、協議を重ねていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
○小宮 正議長 野口議員。
○10番 野口守隆議員 わかりました。ぜひ、多分野菜というとかなりの量ですから、特産品ということにもある程度絞っていただいて、共同開発するように進めていただきたいと思います。
  荒井企画財政課長には、大変明快な答弁をいただきまして、前久保企画財政課長に対してもまさるとも劣らない答弁していただきました。今後ともぜひ財政を預かる課長として頑張っていただきたいと思います。
  以上でございます。
○小宮 正議長 ほかに質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第35号 負担付寄附の受け入れについてを採決いたします。
  本案は原案のとおり受け入れることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○小宮 正議長 起立全員であります。
  よって、議案第35号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第36号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○小宮 正議長 日程第12、議案第36号 ときがわ町都幾川四季彩館の指定管理者の指定についてを議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○桑原功夫議会事務局長 朗読いたします。
  議案第36号 ときがわ町都幾川四季彩館の指定管理者の指定について。
  ときがわ町都幾川四季彩館の指定管理者を指定することについて議決を求める。
  1、管理を行わせる施設、名称、ときがわ町都幾川四季彩館、所在地、ときがわ町大字別所556番地1。
  指定する団体、名称、ときがわ町商工会、所在地、ときがわ町大字玉川2475番地5、代表者、会長、小野田八郎。
  指定の期間、平成29年7月1日から平成32年6月30日まで。
  平成29年6月6日提出、ときがわ町長、関口定男。
  以上です。
○小宮 正議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、議案第36号 ときがわ町都幾川四季彩館の指定管理者の指定について、提案理由を申し上げます。
  ときがわ町都幾川四季彩館の管理に関し指定管理者を指定したいので、地方自治法第244条の2第6項の規定により、この案を提出するものであります。
  細部につきましては、産業観光課長からご説明を申し上げます。
○小宮 正議長 続いて、細部説明を求めます。
  坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 議案第36号 ときがわ町都幾川四季彩館の指定管理者の指定について、細部説明させていただきます。
  本案は、ときがわ町都幾川四季彩館の指定管理者に係る指定の期間が平成29年6月30日で満了するため、引き続き同施設の管理運営に関し、指定管理者の指定をしたいので、この案を提出するものでございます。
  本施設の候補者選定に当たり、当該施設は当該団体が蓄積した管理運営技術などの経営資源を活用することで、施設の設置目的を効率的かつ効果的に達成できること、地域との一体的な管理運営、密接な連携により活力ある地域づくりが図られるなどの事業効果が期待できること、さらに地域住民の雇用機会の確保が図られるなど事業の継続性、運営実績等から、公募によらず候補者を選定したものでございます。
  指定管理者に管理を行わせる施設の名称は、ときがわ町都幾川四季彩館、所在地、ときがわ町大字別所556番地1、指定する団体の名称は、ときがわ町商工会、所在地、ときがわ町大字玉川2475番地5、代表者、会長、小野田八郎でございます。
  指定の期間は、平成29年7月1日から平成32年6月30日までの3年間でございます。
  続きまして、議案参考資料の資料ナンバー5をごらんいただけますでしょうか。
  都幾川四季彩館管理運営委員会の役員名簿でございます。
  ときがわ町商工会では、都幾川四季彩館の管理運営を行う組織として、管理運営委員会を設置しており、役員の構成は12名でございます。なお、地元地域からは2名の役員が選任されております。
  以上で議案第36号 ときがわ町都幾川四季彩館の指定管理者の指定についての細部説明とさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
○小宮 正議長 これより議案第36号 ときがわ町都幾川四季彩館の指定管理者の指定についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原です。
  この施設の過去5年間の修繕料、どのくらいかかったのかお願いします。
  それから、この雇用の問題ですが、最低賃金、時給幾らお支払いであるのか。
  この2点伺います。
○小宮 正議長 答弁願います。
  坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 それでは、野原議員のご質問にお答えさせていただきます。
  過去5年間の修繕料につきましては、周辺整備も含めまして330万8,100円でございます。
  それから、賃金でございますが、パート、アルバイトにつきましては時給845円、職員につきましては勤務の内容によりまして945円と965円でございます。
  以上でございます。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  野原議員。
○12番 野原和夫議員 過去5年間の修繕料330万8,100円、この中には、この四季彩館は温泉を使っていますよね。それで温泉のポンプも含めて、修繕は大分金額出たと思いますが、それは別に入ってないんでしょうか。そういう問題も含めての金額でしょうか。
○小宮 正議長 答弁願います。
  坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 そちらは源泉とは別に四季彩館のポンプでよろしいんでしょうか。四季彩館のポンプも含めております。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  ほかに質疑ございませんか。
  10番、野口議員。
○10番 野口守隆議員 修繕費だけ聞くと片手落ちになると思いますので、過去5年間の四季彩館からの寄附はどのぐらいでしょうか。
○小宮 正議長 答弁願います。
  坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 過去5年間の四季彩館からの寄附でございますが、200万円でございます。
○小宮 正議長 ほかに質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって討論を終了させていただきます。
  これより議案第36号 ときがわ町都幾川四季彩館の指定管理者の指定についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり指定することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○小宮 正議長 起立全員であります。
  よって、議案第36号は原案のとおり可決されました。
  暫時休憩いたします。
                                (午後 1時55分)
─────────────────────────────────────────────────
○小宮 正議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午後 1時59分)
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○小宮 正議長 ここで暫時休憩いたします。再開を2時15分といたします。
                                (午後 1時59分)
─────────────────────────────────────────────────
○小宮 正議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午後 2時15分)
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第37号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○小宮 正議長 日程第13、議案第37号 ときがわ町文化センター大規模改修工事(その1)請負契約の締結についてを議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○桑原功夫議会事務局長 朗読いたします。
  議案第37号 ときがわ町文化センター大規模改修工事(その1)請負契約の締結について。
  次のとおり工事請負契約を締結することについて議決を求める。
  1、工事名、ときがわ町文化センター大規模改修工事(その1)。
  2、施工箇所、埼玉県比企郡ときがわ町大字玉川地内。
  3、請負金額、金6,862万8,600円。
  4、請負業者、住所、埼玉県比企郡吉見町大字下細谷306番地1、氏名または名称、株式会社中村組、代表者職指名、代表取締役、中村英元。
  5、契約の方法、一般競争入札。
  平成29年6月6日提出、ときがわ町長、関口定男。
  以上でございます。
○小宮 正議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、議案第37号 ときがわ町文化センター大規模改修工事(その1)請負契約の締結についてということで、提案理由を申し上げます。
  ときがわ町文化センター大規模改修工事(その1)の請負契約を締結したいので、ときがわ町議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、この案を提出するものであります。
  細部につきましては、生涯学習課長からご説明を申し上げます。
○小宮 正議長 続いて、細部説明を求めます。
  石川生涯学習課長。
○石川安司生涯学習課長 それでは、議案第37号 ときがわ町文化センター大規模改修工事(その1)請負契約の締結についての細部説明を申し上げます。
  この議案につきましては、関口町長から、ただいま提案理由でございましたとおり、ときがわ町議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により提出するものでございます。
  それでは、恐縮でございますが、議案等参考資料の最後のページになりますが、資料6をお開きいただきたいと存じます。
  よろしいでしょうか。
  まず、1の施設概要でございますが、(1)施設名称、ときがわ町文化センター、(2)建築年、平成6年12月20日竣工でございます。(3)建物構造、鉄筋コンクリート造地上3階・地下1階建て、(4)延べ床面積、2,993平方メートルでございます。
  2の工事の概要でございます。(1)の建築工事、(2)の電気設備工事、(3)の機械設備工事としてございまして、記載のとおりでございますのでご確認をいただきたいと存じます。
  3の工事費等でございます。(1)の予算額、工事請負費が金6,992万6,000円、(2)工事費、契約額、こちら落札額ということでございますが、金6,862万8,600円でございます。
  以上で細部説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
○小宮 正議長 これより議案第37号 ときがわ町文化センター大規模改修工事(その1)請負契約の締結についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原です。
  入札経過及び入札結果表を見ますと、事業所これは2社ですけれども、この内容においては特殊事業者ということで、ほかに業者はいなかったのかどうか、この中身について説明お願いします。
  それから、この契約締結については、主に大きな金額を示している問題は、空調設備等もあると思いますが、一番大きな仕事というか事業、この工事については、何を示しているのか伺います。
  一応2点お願いします。
○小宮 正議長 答弁願います。
  石川生涯学習課長。
○石川安司生涯学習課長 ただいまの野原議員のご質問にお答えいたします。
  1番目の業者の内容ということでよろしいでしょうか。こちらにつきましては、町の建設工事等指名競争入札の名簿ということなんですれども、建設業ということで格付のAとBということで、今回は登載をさせていただきました。よろしいでしょうか。
  すみません、もう少し細かく申し上げますと、資格審査の数値、経審点というんですけれども、それが670点以上、1級相当技術者が5名以上ということで、資格要件を設定をさせていただいております。
  以上です。
○小宮 正議長 12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 今の課長の答弁だと、その中に入っている業者がもっといるような気がするんですが、2社ということなんでしょうか。
○小宮 正議長 答弁願います。
  石川生涯学習課長。
○石川安司生涯学習課長 引き続きお答え申し上げます。
  ただいま申し上げました要件で申し上げますと、46社ございました。図面の縦覧のほうにお見えになったのが5社、最終的に応札していただいたのが2社ということでございます。
  以上です。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  じゃ、2番目答弁願います。
  石川生涯学習課長。
○石川安司生涯学習課長 それでは、2問目のご質問にお答え申し上げます。
  1番大きなところで申し上げますと、3つの内訳というんですか、そちらを申し上げますと、まず建築工事で1,160万円、機械設備工事、こちら空調が主になりますが3,674万3,000円、電気設備工事、こちらが600万円、以上が直工になりますが、そのほか諸経費ということで9,200万円、あと消費税相当額ということで508万3,000円という内訳になりまして、最も多いところで申し上げますと、機械設備工事、こちら空調設備になりますが、こちらが3,674万3,000円、およそ全体の53%を占めてございます。
  以上です。
○小宮 正議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 今、空調関係3,674万、大きな金額を示しております。この中では、空調改修済みもあります。空調関係というのは、耐久年数とか消耗品扱いされるのかどうか、どのくらいの年数を見ているのか。それで現時点、今、おさめられている空調関係は、どのくらい年数たっているのか伺います。
○小宮 正議長 答弁願います。
  石川生涯学習課長。
○石川安司生涯学習課長 引き続きお答え申し上げます。
  先ほど建築年というところで平成6年ということでございますので、もう22年、23年ということでございます。
  そして、空調の内訳で申し上げますと、大ホールのような大きなところにつきましては、大きな力を必要とするというんですか、ボイラーをたいてというような形になりますので、そちらはもう当初からでございます。
  2階の小ホール兼会議室、こちらのほうは区切れるんですが、そちらのほうはいわゆる天井についているパッケージエアコンでございまして、こちらも当初からいえばもう23年以上たっておりますが、改修済みにつきましては、前年度部分的に更新をさせていただいているところであります。会議室兼小ホールの一番奥の部屋と三栖右嗣リトグラフ展示室、こちらのほうは改修済みでございます。
  以上です。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  ほかに質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第37号 ときがわ町文化センター大規模改修工事(その1)請負契約の締結についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり締結することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○小宮 正議長 起立全員であります。
  よって、議案第37号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第38号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○小宮 正議長 続いて、日程第14、議案第38号 平成29年度ときがわ町一般会計補正予算(第1号)を議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○桑原功夫議会事務局長 朗読いたします。
  議案第38号 平成29年度ときがわ町一般会計補正予算(第1号)。
  平成29年度ときがわ町の一般会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。
  (歳入歳出予算の補正)。
  第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ8,999万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ53億1,386万3,000円とする。
  2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表歳入歳出予算補正」による。
  平成29年6月6日提出、ときがわ町長、関口定男。
  以上です。
○小宮 正議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、議案第38号 平成29年度ときがわ町一般会計補正予算(第1号)について、提案理由を申し上げます。
  歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ8,999万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ53億1,386万3,000円とするものであります。
  細部につきましては、企画財政課長からご説明を申し上げます。
○小宮 正議長 続いて、細部説明を求めます。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 それでは、議案第38号 平成29年度ときがわ町一般会計補正予算(第1号)について、細部説明をいたします。
  先ほど町長が提案理由で申し上げましたとおり、予算の総額に歳入歳出それぞれ8,999万2,000円を追加し、予算の総額を歳入歳出それぞれ53億1,386万3,000円とするものでございます。
  1ページ、2ページの第1表 歳入歳出予算補正につきましては、款項の区分及び金額が記載されておりますので、ごらんいただきたいと存じます。
  次に、歳入歳出予算補正事項別明細書の総括の部分につきましては、3ページから5ページをごらんいただきたいと思います。
  次に、各項目の内容を事項別明細書で説明させていただきます。
  まず、歳入でございますが、6ページ、7ページをごらんいただきたいと存じます。
  上段になりますが、17款1項9目総務費寄附金ということで、補正額が8,839万6,000円、節へまいりまして1節の総務費寄附金ということで8,839万6,000円となっております。これは先ほどご議決いただきました寄附金を企業からいただくものでございます。
  次に、18款1項1目財政調整基金繰入金ということで159万6,000円でございます。節へまいりまして1節の財政調整基金繰入金ということで159万6,000円となっております。
  次に、歳出でございますが、8ページ、9ページをごらんいただきたいと思います。
  主なものにつきまして、事業別でご説明をさせていただきます。
  まず、2款1項9目企画費の起業立地支援事業でございます。8,839万6,000円を追加いたしまして、8,987万6,000円とするものでございます。
  9ページをごらんください。
  17節の公有財産購入費8,839万6,000円が旧埼玉県立玉川工業高等学校跡地を埼玉県より取得するための購入費ということでございます。
  8ページに戻りまして、6款1項3目農業振興費の農業施設等維持管理事業でございます。99万1,000円を追加いたしまして2,429万円とするものでございます。
  9ページをごらんください。
  13節の委託料が99万1,000円、これは大字玉川地内五反田沼周辺の立木の伐採に係るものでございます。
  以上で議案第38号の細部説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
○小宮 正議長 これより議案第38号 平成29年度ときがわ町一般会計補正予算の質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって質疑を終了いたします。
  質疑がありませんでしたので討議を省略いたします。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第38号 平成29年度ときがわ町一般会計補正予算(第1号)を採決いたします。
  本案は原案のとおり補正予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○小宮 正議長 起立全員であります。
  よって、議案第38号は原案のとおり可決されました。
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   ◎議案第39号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○小宮 正議長 日程第15、議案第39号 財産の取得についてを議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○桑原功夫議会事務局長 朗読いたします。
  議案第39号 財産の取得について。
  次のとおり財産を取得することについて議決を求める。
  1、財産の種類、土地、2、所在、ときがわ町大字玉川字土橋903番63外2筆、3、面積3万8,026.44平方メートル、4、取得金額、8,839万5,410円。
  平成29年6月6日提出、ときがわ町長、関口定男。
  以上です。
○小宮 正議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  関口町長。
○関口定男町長 それでは、議案第39号 財産の取得について、提案理由を申し上げます。
  閉校となった旧埼玉県立玉川工業高等学校跡地を取得し、企業誘致を行うことで、町内における雇用の創出並びに地域の活性化を図るため、上記のとおり財産を取得したいので、ときがわ町議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、この案を提出するものであります。
  細部につきましては、同じく企画財政課長からご説明を申し上げます。
○小宮 正議長 続いて、細部説明を求めます。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 それでは、議案第39号 財産の取得について、細部説明をさせていただきます。
  これは旧埼玉県立玉川工業高等学校跡地を取得し、企業誘致を行うことで、町内における雇用の創出並びに地域の活性化を図るため、土地を取得したいとするものであります。
  取得する土地は、ときがわ町大字玉川字土橋903番63外2筆で、合計面積は3万8,026.44平方メートルであります。取得金額は8,839万5,410円であります。
  1枚めくっていただきまして別紙をごらんいただきますと、取得する土地の明細がございますので、ごらんいただきたいと思います。
  以上で議案第39号の細部説明を終わります。どうぞよろしくお願いいたします。
○小宮 正議長 これより議案第39号 財産の取得についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって質疑を終了いたします。
  質疑がありませんでしたので討議を省略いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもちまして討論を終了いたします。
  これより議案第39号 財産の取得についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり取得することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○小宮 正議長 起立全員であります。
  よって、議案第39号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎請願第1号の上程、説明、質疑、委員会付託
○小宮 正議長 日程第16、請願第1号 「農業者戸別所得補償制度」の復活を求める請願を議題といたします。
  請願文書表は配付したとおりであります。
  議会事務局長に朗読させます。
○桑原功夫議会事務局長 朗読いたします。
  請願文書表。
  整理番号1、受理年月日、平成29年5月22日、紹介議員、野原和夫議員。
  件名、「農業者戸別所得補償制度」の復活を求める請願。
  要旨、生産費をつぐなう農業者戸別所得補償制度を復活させて、国民の食糧と地域経済、環境と国土を守ることを求める。
  請願者住所氏名、熊谷市押切2540−2、埼玉県農民運動連合会、会長、立石昌義。
  以上でございます。
○小宮 正議長 ただいまの請願の紹介議員であります野原和夫議員から、請願の趣旨説明を求めます。
  12番、野原和夫議員。
○12番 野原和夫議員 ときがわ町議会議長殿、小宮正殿。
  「農業者戸別所得補償制度」の復活を求める請願。
  請願の趣旨。
  米価が生産費を大きく下回る水準に下落し、多くの稲作農家が“これでは、米作ってメシが食えねー”という状況が生まれています。「安いコメ」の定着によって、生産者だけでなく、コメの流通業者の経営が立ち行かない状況となっています。
  今年の(平成28年度産)生産者米価はコシヒカリ60s当たり、1万1,600円と生産費を大きく下回り、下落傾向が続いています。農林水産省が毎年公表している米生産費は平成27年度米で60s当たり1万5,390円です。つまり稲作農家米1俵作って約4,000円の赤字となっています。
  こうしたなかで政府は、農地を集積し、大規模・効率化を図ろうとしていますが、この低米価では規模格大した集落営農や法人ほど赤字が拡大し、経営危機におちいりかねません。
  平成25年度までは、主要農産物(米、麦、大豆など)の生産を行った販売農業者に対して生産に要する費用(全国平均)と販売価格(全国平均)との差額を基本に交付する「農業者戸別所得補償制度」がとられ、多くの稲作農家の再生産と農村を支えていました。
  平成26年度からは「経営所得安定対策」に切り替わり、米については10a当たり、7,500円の交付金へと引き下げられ、稲作農家の離農が加速し、地域がいっそう疲弊しています。しかも、この制度も平成30年産米から廃止されようとしています。
  これでは稲作経営が成り立たないばかりか地域経済をますます困難にしてしまい、水田のもつ多面的機能が喪失してしまうことはあきらかです。
  私たちは、いまこそ欧米では当たり前となっている経営を下支えする政策を確立することが必要だと考えます。そうした観点から、当面、生産費をつぐなう農業者戸別所得補償制度を復活させて、国民の食糧と地域経済、環境と国土を守ることを求めます。
  請願事項、農業者戸別所得補償制度を復活させること。
  請願者代表、熊谷市押切2540−2、埼玉県農民運動連合会、会長、立石昌義、紹介議員、野原和夫。
  以上です。
○小宮 正議長 野原議員については、そのままお待ちください。
  これより請願第1号 「農業者戸別所得補償制度」の復活を求める請願の質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって質疑を終了いたします。
  野原議員には自席にお戻りください。
  ただいまの請願第1号につきましては、総務産業建設常任委員会に付託したいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 異議なしと認めます。
  よって、総務産業建設常任委員会に付託することに決定いたしました。
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   ◎延会について
○小宮 正議長 お諮りいたします。本日の会議はこの程度にとどめ延会したいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 異議なしと認めます。
  よって、本日はこれをもちまして延会することに決定いたしました。
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   ◎延会の宣告
○小宮 正議長 大変お疲れさまでした。
                                (午後 2時46分)