平成29年第3回ときがわ町議会定例会

議 事 日 程(第2号)

                            平成29年9月6日(水)  
                            午前9時30分開議     
      開議の宣告
日程第 1 認定第 1号 平成28年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定について
日程第 2 認定第 2号 平成28年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定
             について
日程第 3 認定第 3号 平成28年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認
             定について
日程第 4 認定第 4号 平成28年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算認定につ
             いて
日程第 5 認定第 5号 平成28年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決
             算認定について
日程第 6 認定第 6号 平成28年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算
             認定について
日程第 7 議案第41号 平成28年度ときがわ町水道事業会計決算認定及び剰余金処分に
             ついて
日程第 8 議案第42号 町道1−18号線道路災害防除工事(大野地内)請負契約の締結
             について
日程第 9 議案第43号 ときがわ町体育センター大規模改修工事請負契約の締結について
日程第10 議案第44号 平成29年度ときがわ町一般会計補正予算(第3号)
日程第11 議案第45号 平成29年度ときがわ町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)
日程第12 議案第46号 平成29年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1
             号)
日程第13 議案第47号 平成29年度ときがわ町介護保険特別会計補正予算(第1号)
日程第14 議案第48号 平成29年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計補正予算
             (第1号)
日程第15 議案第49号 平成29年度ときがわ町水道事業会計補正予算(第1号)
日程第16 議員派遣について
日程第17 一般質問
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出席議員(12名)
     1番  神 山   俊 議員     2番  小 島 利 枝 議員
     3番  田 中 紀 吉 議員     4番  山 中 博 子 議員
     5番  岡 野   茂 議員     6番  金 澤 他司人 議員
     7番  岡 野 政 彦 議員     8番  瓜 田   清 議員
     9番  前 田   栄 議員    10番  野 口 守 隆 議員
    11番  小 宮   正 議員    12番  野 原 和 夫 議員
欠席議員(なし)
地方自治法第121条により、今定例会に説明のため出席する者及び同委任を受けた者の職氏名
町長
関 口 定 男 
副町長
小 峯 光 好 
総務課長
町 田 英 章 
企画財政課長
荒 井   淳 
税務課長
中 藤 和 重 
町民課長
柴 田 光 子 
福祉課長
宮 寺 史 人 
会計管理者兼
会計室長
金 子 加代子 
産業観光課長
坂 本 由紀夫 
建設環境課長
加 藤 光 典 
水道課長
内 室 睦 夫 
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教育長
舩 戸 裕 行 
教育総務課長
清 水 誠 司 
生涯学習課長
石 川 安 司 
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代表監査委員
武野谷 博 之 
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議会事務局長
桑 原 功 夫 
書記
村 田 宏 美 

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   ◎開議の宣告
○小宮 正議長 おはようございます。
  昨日に引き続きまして、大変ご苦労さまです。
  ただいまの出席議員は12名全員でありますので、定足数に達しております。
  これより、平成29年第3回ときがわ町議会定例会第2日目を開会いたします。
  直ちに本日の会議を開きます。
                                (午前 9時30分)
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   ◎議事日程の報告
○小宮 正議長 本日の議事日程を報告いたします。
  議事日程は配付したとおりでございます。
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   ◎発言の取り消し
○小宮 正議長 ここで、荒井企画財政課長から9月5日の会議における発言の一部取り消しについて発言の申し出がありましたので、これを許可いたします。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 それでは、ただいま議長からお許しをいただきましたので、昨日の日程第7、認定第1号 平成28年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定につきましての野原議員の質問の中で、………………………………………………………………………………………というふうなご質問に対する答弁につきまして、誤解を招く内容となってしまいましたので、これを取り消しをまずお願いしたいと思います。改めて答弁のほうをさせていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。
○小宮 正議長 ただいま荒井企画財政課長から認定第1号の野原和夫議員の質問に対する答弁における発言の一部について取り消したいとの申し出がありました。お諮りいたします。これに許可することにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 異議なしと認めます。
  よって、荒井企画財政課長の発言の取り消しを許可することに決定いたしました。
  続いて、野原和夫議員から9月5日の会議における発言の一部取り消しについて発言の申 し出がありましたので、これを許可いたします。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 …………………………………………………………………………
…………………………………………………………………………………………………………
…………………………………………………………………………………………………………
…………………………………………………………………この質問の趣旨とちょっと違いますので、一度取り消して、もう一度、再度質問させていただきたいと思います。
  以上です。
○小宮 正議長 ただいま野原和夫議員から認定第1号の発言の一部について取り消したいとの申し出がありました。お諮りいたします。これを許可することにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 異議なしと認めます。
  それでは、これに伴って荒井課長の発言も取り消しをしたいと思います。
  暫時休憩いたします。
                                (午前 9時34分)
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○小宮 正議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午前 9時42分)
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○小宮 正議長 答弁願います。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 それでは、改めて野原議員の……………につきましてのご質問にお答えをさせていただきたいと思います。
  ……………………………………………………………………………………………………………………………………………………
  以上でございます。
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   ◎認定第1号の質疑、討議、討論、採決
○小宮 正議長 続いて、きのうに引き続き、日程第1、認定第1号 平成28年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定についての質疑を行います。
  これより歳出の質疑を行いたいと思います。
  質疑ございませんか。
  3番、田中議員。
○3番 田中紀吉議員 おはようございます。3番、田中です。
  まず、3点ほどお願いいたします。
  1点目、ページでいくと65から71、1つということじゃなくて、ネットワーク関係のでシステムの保守料、利用料、何とかと数千万単位になるんですけれども、1点気になっている点なんですけれども、ウイルスだとか、セキュリティだとか、いろいろ話題になっていたり、文字化けしちゃったりだとか、いろいろなことが個人情報も含めてあると思うんですけれども、町のセキュリティ対策という点ではどういうふうにというか、きちんとできているのかどうかという点で1点お伺いします。あと、これは今年度でというよりも、ずっと将来にわたっていろいろな形で影響があると思うんですけれども、その点も含めてあればという点が1点目。
  それから、155ページなんですけれども、まるめて書いてあってよくわからないんで、これの主な施策の成果という点のほうで見ていただければいいんですけれども、59ページにありますときがわ方式拡販プロジェクト業務480万、それから、ときがわ産木材PR資材制作・パネルとか、ああ、パネルじゃないですね。その上のとかということで、かなり大きな委託費として出費をしています。それの業務評価という点ではないんですけれども、どういう成果があったのかという点をお伺いします。2つ目です。
  それから、その下にあるフォワーダの件なんですけれども、備品購入です。それもまるめて書いてあってわかんなかったんですけれども、59ページにはきちっと書いてありますので、現在、まだ始まったところなんですけれども、問い合わせの申し込みとか、それから実際に稼働してあれば、その点を伺いたいと思うんですけれども。よろしくお願いします。
○小宮 正議長 答弁願います。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 それでは、田中議員のただいまのご質問の1点目につきましてお答えをさせていただきます。
  ときがわ町の情報セキュリティの関係についてだとは思いますけれども、町の事業業務の中で、住民の方の個人情報ですとか、相当な情報を今こういうふうなシステムの中で抱えております。それに対して、外部からのウイルスの侵入ですとか攻撃に対してのどういう対策 かというふうなことでございますけれども、マイナンバーカードの事業が国のほうで始められた結果、そうした相当な個人情報がそこに含まれているということで、一般のネット環境と、ときがわ町で管理しているそうした環境を切り離すという作業を7月の12日に行いました。それによりまして、町の内部の情報網から外のネット環境のほうに出ていくことはできなくなりました。出ていくためには、そうした対策を行ったシステムを通して出ていくしかないものですから、そこに対してのサイバー攻撃等があった場合でもそこで除去してくれますので、そうしたことで安全性を担保しております。
  そして、今後もそうしたこと、こうした情報の関係なんですけれども、続いていくのかというふうなことでございますけれども、やはりこうした業務の改革というか、見直しのために導入してきたシステムではありますけれども、今後もこうしたことを続けていかないと業務のほうが成り立たなくなってしまいますので、続けていくしかないというふうには考えております。それに対しましては、そうしたセキュリティにつきましては、今以上に注意を払って運用をしていきたいというふうには考えております。
  以上でございます。
○小宮 正議長 3番、田中議員。
○3番 田中紀吉議員 基本的に性善説に立てば、外からの侵入に対してはそういうブロックかけるとか、いろいろな切り分けるとかあると思うんですけれども、これもニュースで聞いたところでいいますと、内部ですね。内部の担当者の人のメール、例えばメールに対する返答も含めて、非常に真面目にというか、普通に考えていることが相手の故意にということでだまされるということも含めていっちゃうということがあったそうなんですけれども、もう1つは、余り言いたくはないんですけれども、意識的に抜いちゃうみたいなところが過去にもどこかの、国家のところでものぞき見みたいなところがありました。だから、そういうところ、例えば全く別な角度がどういう仕事しているというか、どういうふうなやりとりをしているということも含めて、ある程度チェックをきちっとする。あと、この情報はある人しか絶対見られないとか、そういう最近レベルが違ったようなセキュリティというんですか、問題になってきていると思うんです。特に、課長、今おっしゃいましたけれども、マイナンバーのあの制度は大変な情報量がつながっちゃっているんです。あと、ときがわ町だけじゃなくて、ほかのとも全部が一緒になっちゃっているわけですね、全国的に。だから、その辺は慎重にというか、今後も捉えていただきたいということが1点。
  あともう1つは、私も何かで見たんですけれども、お金の点が全くわかんないです。 1,000万単位の保守料があったり、システム利用料があったりするというのは、どういう積算になっているのかなというのを疑問に思っているんです。きょうは深入りはしませんけれども、ぜひそういう点を頭に起きながら予算執行というんですか、そういう点をしていただけたらと思いますんで、よろしくお願いします。1点目は結構です。
○小宮 正議長 それでは、2点目の155ページの業務委託の関係で答弁願います。
  坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 それでは、田中議員のご質問にお答えさせていただきます。
  決算書の155ページ、森林資源の積極的活用による持続可能な地場産業育成事業につきまして、委託料でございますが、主要な施策の成果の59ページのほうに詳細は記載させていただいております。こちらのほうでお話をいただきましたときがわ方式の拡販プロジェクトの業務委託、こちらにつきましては、情報発信ツールとしての「木育て、ときがわ」の作成をいたしたものでございます。
  それから、また、一番下段側に記載しておりますときがわ産木材PR資材制作・パネル出展業務ということでございますが、こちらのほうはときがわ産材をPRするということで、町内・町外のイベントに参加したり、そちらのほうに出向きまして、パネル展示等を行って、ときがわ産をPRしたというふうなことでございます。
○小宮 正議長 3番、田中議員。
○3番 田中紀吉議員 もちろん冊子をつくったのは知っていますし、イベントが開催されたというのは情報としては知っているつもりです。ただ、1点気になるのは、例えば拡販プロジェクト業務480万ということですよね。それがどういう内容でというか、もちろん精査はして、見積もりだとか、相見積もりとまではいかなくても、ときがわカンパニーさんの具体的なことでやっているんだと思うんですけれども、具体的な成果というのはどういうふうなものが、あるとしたら、まだ始まったばかりでなかなかという点ではあるんですけれども、大きなお金が動いているわけで、きちっとその成果とか、そういう評価とか、そういうのはしているのかどうかというのを伺いたいんですけれどもね。
○小宮 正議長 答弁願います。
  坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 こちらの冊子につきましては、皆さんから大変よろしい評価をいただいておりますので、成果はもちろんあったかと思っております。
  それから、ほかの事業につきましても、一番上段にあります緑の雇用創出スポット研修事 業等につきましては、ときがわ町内のお住まい、もしくは勤務している方10名の方に対しまして、刈り払い機、チェーンソー、あと、車両系機械の講習、また、玉かけの講習、現地での伐倒作業等、そういう作業のほうを実施しておりますので、ときがわ町内の方にそういう林業研修を開催して、裾野が広がったというふうな成果はあろうかと思います。
  それから、これからになるところはあるんですが、町内の方にもかなりアピールをしておりますので、これからますますときがわ産材活用ということで理解いただければと思っております。
  以上でございます。
○小宮 正議長 田中議員。
○3番 田中紀吉議員 例えば、ときがわ産材でいけば、どのくらい使ったとか、件数とか、立米というらしいですけれども、立米だとか、問い合わせ件数だとか、それから、体験的なところでいけば、何件、何人だとか、それが今後につながるような予算の使い方をしていただきたいし、それから、PRの点でいけば、何部どういうところに置いただとか、どういうふうな反応があっただとか、そういう検証だとか、追跡だとか、今後どういうふうなものがお金として使われたものが生きるようになるかと、そういうところはぜひ継続的な追跡というか、使い方のチェックというんですか、そういう点をぜひお願いできたらと思いますので、よろしくお願いします。この点は結構です、これで。
○小宮 正議長 3問目のフォワーダの答弁願います。
  坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 こちらの機械につきましては、広報にも貸し出しのほう掲載いたしまして、募集しているところでございます。現在、個人を含みまして4者から使用についての相談をいただいているところで、希望日程の調整をしているところでございます。今はまだ貸し出しの実績はございません。
  以上でございます。
○小宮 正議長 田中議員。
○3番 田中紀吉議員 私も大きなお金で、現地をこの間も見させてもらったりだとか、動いているというか、使用されているかというのを注意深く私も見ているつもりなんですけれども、現在ゼロということなんですけれども、4者からの問い合わせがあったということで、最初の段階としてどういう利用者というか、どういう使い方、だから、予算として1,500万近くのものを使うということがあったと思うんです。それで、利用の規定なんかもつくって ありますね。それで、具体的なニュースでも載っていると。そういう点では、私は受け方としてまだ、専門家というかあれじゃないんですけれども、こういうものは夏方に使うのか、冬方に使うのか、年を通じて使うのか私はよくわかりませんけれども、そういう具体的な需要予測があって投資というか、執行したんだと思うんですけれども、そういう割には、もう何カ月もたっていますけれども、利用が1件もないというのはかなり残念なことに見えるんです。それと、補正予算でもう出ていますけれども、そういう今後追加的な予算も含めた利用ということに、利用というか、そういうことが考えられると思うんですけれども、ぜひたくさんのお金を使っているわけですから、たくさん使っていただくような、というよりも、逆に私はそういう予測が当然あってしかるべきだと思うんです。あって、使って、それをせっかく機器が来たんだから、もう当然待っていましたというようなつもりで使わせていただきたいというか、利用するというのか、そういうことじゃないかと思うんです。だから、ちょっとこのお金の使い方については疑問を感じています。もう買ったものですから、財産をしっかり使っていただいて、また、成果を出していただくと。使って、利用者の人が便利になった、よかったという声をぜひ聞かせていただきたいというふうに思いますので、その辺は利用の仕方とか、例えば利用の仕方が狭いんだとしたらもう少し幅を広げて使えないかとかいう話もちょっと聞いたんですけれども、そういう点も含めて、ぜひ有効的な活用をお願いしたいと思います。
  以上です。
○小宮 正議長 答弁願います。
  坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 機械の活用時期なんですけれども、3月の臨時議会等のとき、もしくは全協のときにお示しさせていただいたんですが、秋から冬にかけてというふうな予定で提示をさせていただいております。大体、木の切りしんというのが秋口から春先にかけてということですので、今そういう意味も含めて4者のほうから問い合わせをいただいているということでございます。
  以上でございます。
○小宮 正議長 ほかに質疑ございませんか。
  2番、小島議員。
○2番 小島利枝議員 議席番号2番、小島です。
  2項目について質問いたします。
  ページ数99ページ、中段から上のほうになります。ひとり親家庭等医療費支給事業について伺います。こちらのほう予算が221万5,000円、決算のほうが229万1,633円ということで、76万円ほどの増額となっておりますが、この理由について1つ伺います。
  2点目につきましては、187ページ上段のほうにあります特色ある学校づくりについて伺います。我が町には5校ございますが、この5校、どのようなことを取り組まれ、また、成果等を伺いたいと思います。
  以上、2点について伺います。
○小宮 正議長 答弁願います。
  宮寺福祉課長。
○宮寺史人福祉課長 それでは、小島議員ご質問のひとり親家庭の医療費支給事業の実績、27年度決算と比較して減少になっていると、これはどういう理由でしょうかというご質問について……
○2番 小島利枝議員 予算に対して増額になっているんですけれども、人数とか、何か大きな病気が多いからこうだとかいうようなこと。
○宮寺史人福祉課長 予算に対して増額になっているのはどうした理由でしょうかというご質問です。
  調べてみますと、平成27年については1,000件の申請件数があったものが、平成28年については1,045件、申請件数が若干ふえておりますので、その影響というふうに分析しております。
  以上です。
○小宮 正議長 小島議員。
○2番 小島利枝議員 件数がふえたということはひとり親家庭の人数、家庭数がふえたということになるんでしょうか。
○小宮 正議長 答弁願います。
  宮寺福祉課長。
○宮寺史人福祉課長 このひとり親家庭というのは、そんなに激増したり激減したり、そういう性質なものでございませんで、実はひとり親家庭医療の性質としまして、親と子供それぞれが受給対象になっているところでございます。お子様については、当然こども医療とかぶることが、ほとんどの方がかぶっておりますので、ほとんどの方がこども医療で申請を提出していただくということになります。この残ったのがお母さんの医療費ということなんです が、このお母さんがどの程度病院に行くかということがこの決算額の増減に影響を与えるというふうなことでございます。
  以上です。
○小宮 正議長 小島議員。
○2番 小島利枝議員 最後に、平成27年の予算は240万ということで、28年度は減額に予算なっているんですが、この辺の理由を伺いたいと思います。
○小宮 正議長 答弁願います。
  宮寺福祉課長。
○宮寺史人福祉課長 予算につきましては、通常の場合、その予算を組む段階の実績に基づきまして予算組成というのが行われるものでございます。恐らくそういったことで、28年度の予算組成の段階では27年中の給付実績に基づいて予算が立てられたものというふうに考えられます。
  以上です。
○小宮 正議長 それでは、2点目の特色ある学校づくりの答弁を願います。
  清水教育総務課長。
○清水誠司教育総務課長 それでは、小島議員の特色ある学校づくり事業につきましてのご質問について、各学校の取り組みについてご報告をさせていただきたいと思います。
  この補助金につきましては、ご存じのとおり各学校20万円ずつ、5校で100万円ということでございます。それぞれ特色ある学校づくりについて共通している部分もございますが、主立ったものについてご紹介をさせていただきます。
  まず、小学校のほうでございますが、明覚小学校につきましては、主に米づくり、それから芋づくりなどの農作業につきまして、これについて地域の方もおいでいただきまして、ご指導いただきながら作業を行って、最終的にライスパーティーという食事会をやったということでございます。
  また、そのほかに、明覚小学校につきましては、明小スマイルフェスティバルという文化祭もやっておりまして、この中で、日ごろから見守り活動を行っていただいております地域の方の感謝の会を開いたり、それから和太鼓のほうの方を呼んで演奏していただいたりというようなことでございます。
  それから、萩小につきましては、地域の方ということで、どんぐり山を守る会、くぬぎむら体験交流館、それから3地区の、これは輪番制ですが、ささら獅子舞の保存会の方に来て いただいてのいろいろな体験活動を行っているということで、よく言われているのが炭焼き等でございます。
  それから、萩小につきましては萩小フェスティバルというものが、文化祭ございまして、この中でいろいろな講演会を行うなどに使わせていただいております。
  また、そのほか、平保育園との、園児が萩小に来る1日体験入学というものもやっておりまして、こういうもの。
  それから、武蔵越生高等学校の吹奏楽部などを呼んでの地域との卒業を祝う会というようなものについてもこれを拠出してございます。
  また、玉川小学校につきましては、地域の方のご協力をということで、琴演奏、茶道体験、それから、小学校の南側を川が流れておりますので、玉川小学校の川の学校ということで、いろいろな川についての学習、こういうものについてやっておりまして、そのほかに読み聞かせの会に来ていただいて、読書活動を推進する。そのようなこともやっております。
  中学校のほうにつきましては、救急救命講習会とか、それから薬物乱用防止教室、このようなもの。
  そのほかに緑のカーテン等、これが都幾中。そのほかに、都幾中におきましては、バドミントン、陸上等の外部指導者のほうの方のご協力もいただいている。こういうものにも使っております。
  玉中につきましては、やはり都幾中と同じように救急救命講習、そのほか大東文化大学との1日体験入学、それから留学生との交流などにも玉中のほうでは使っております。そのほか、文化祭のときのいろいろな外部指導者によるわらじだとかうどんづくり、こういうものについての材料代とか、そういうものにも使っております。
  そのほか共通しては、卒業証書の紙すき体験、これを各学校、ときがわは全部やっておりますので、こういうものについても使わせていただいております。
  以上でございます。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
          (「結構です」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 ほかに質疑ございませんか。
  4番、山中議員。
○4番 山中博子議員 4番、山中博子です。
  51ページのちょうど真ん中辺なんですが、情報公開・個人情報保護推進事業というのがあ ります。これは平成28年度からの新しい事業のようですけれども、情報公開・個人情報保護審査会委員報酬があります。その委員の数、そして、どのような活動をし、町民の個人情報がどのように守られているのかお聞きしたいと思います。
  71ページに移ります。
  15の工事請負費、やまんなかのことだと思います。122条の報告では、6月に2組、7月に3組との報告がありましたが、定住の期待はあるのかどうか、そして、その後の反応はどうしているのか。
  もう1つ、87ページ、下のほうです。コンビニ収納事業業務、手数料と委託料があります。平成28年度の予算よりも手数料のほう少なくなっております。どのくらいの利用があって、どのくらいの効果があると見ているのか伺います。
  以上、3点お願いします。
○小宮 正議長 暫時休憩いたします。
                                (午前10時08分)
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○小宮 正議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午前10時09分)
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○小宮 正議長 答弁願います。
  町田総務課長。
○町田英章総務課長 それでは、山中議員のご質問に対して答弁させていただきます。
  まず、個人情報保護審議会委員の数でございますけれども、5名の方を選任させていただいてございます。内容でございますけれども、今回その個人情報保護審議会とあわせまして、行政不服審査会というものを新設いたしまして、それも兼ねて任命させていただいてございます。内容的には、個人情報保護審議会のほうにつきましては、例えば情報公開等が出た場合に、個人情報の公表について疑義が生じた場合に、その適正な取り扱いについて審査をしていただく場ということで、開会をさせていただいています。ただ、今回につきましては、そういった内容ではなく、今回そういった案件がございませんでしたので、会長、副会長の選任、また、運用状況等の説明等を行って会議を開いたというような状況でございます。
  以上でございます。
○小宮 正議長 山中議員。
○4番 山中博子議員 その委員会の委員長、副委員長とかそういうものを決めただけにとどまってしまったかもしれないんですが、今後その審査会というのをどのように個人情報を守っていくのかということをお伺いしたかったんですが。
○小宮 正議長 答弁願います。
  町田総務課長。
○町田英章総務課長 まず、個人情報保護の関係ですと、個人情報の適正な取り扱いについて、また、個人の権利を保護するための取り組みについてということで議論をさせていただくようなこともございます。
  また、情報公開につきましては、先ほど申し上げましたとおり、町が保有する公文書につきまして公開が適切かどうかという内容につきましても審議をするというような内容で会議のほうを開かせていただいています。
  以上でございます。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか、1問目は。
  じゃ、2問目を、171ページ、若者定住促進、答弁願います。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 それでは、山中議員の2点目のご質問につきましてお答えをさせていただきたいと思います。
  おためし住宅やまんなかの利用状況を122条のほうから指してどのようになっているか、そして、今後のことについてのご質問だと思いますけれども、122条の報告の4ページをごらんいただきますと、おためし住宅やまんなかの利用実績のほうを掲載させていただいております。これは、準備ができました6月1日から貸し出しを始めたわけでございますけれども、まず、6月の4名2組でございますが、これは50代のご夫婦が2組というふうな内容でございます。そして、7月の11名3組でございますけれども、これは40代のご夫婦、これはどちらもお子様連れになりますけれども、が2組。そして、60代のご夫婦というふうなことになっております。
  実際にそれが移住に結びついたのかというふうなご質問でございますが、この施設の性質上、ときがわ町に移住を考えている、検討しているというふうな方の利用に供しているわけでございますので、そうした方たちが利用していただいているというふうなことでは考えております。ただ、実際にそれが移住に結びついているかというふうなところに関しましては、未確認の部分でございますので、そこについてはちょっと内容については把握しておりませ ん。
  以上でございます。
○小宮 正議長 山中議員。
○4番 山中博子議員 おためし住宅については年齢制限があって、45歳だったか、そのようにお話をされていたと記憶しているんですが、今お聞きしましたら50代ということがあって、50代、60代の方が利用されていると。それから、今のところ定住するかどうかということはわからないとのことなんですが、今後、おためし住宅を利用された方にコンタクトをとって、どうしますかという、そういうことをされるかどうか、そちらのほうを伺います。
○小宮 正議長 答弁願います。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまのご質問ですけれども、たしかおためし住宅のやまんなかにつきましては、年齢についての制限は加えていないはずでございます。恐らく空き家バンクは年齢制限が最初は切ってあります。ただ、いずれにしましても、高齢の方でも利用できるというふうな制度にはなっておりますけれども、最初の利用のときには年齢を切っております。それは空き家バンクのほうの制度のことだったと思いますが。
  それと、今後、この利用された方に対しての取り組みというふうなことでございますけれども、山中議員おっしゃるように、ときがわ町に移住を考えている方ですので、やはりそうした方に対しましては、空き家バンクへの登録も含めまして働きかけまして、物件を探していただいたり、こちらから紹介したりというふうなことで取り組んでいきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
○小宮 正議長 4番、山中議員。
○4番 山中博子議員 年齢制限のことは空き家バンクということなんですが、そちらのほうで探していただくのに空き家バンクにその年齢制限があるとしたら、50代、60代の方というのが空き家バンクの利用ができなくなってしまうということなんですか。
○小宮 正議長 答弁願います。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 今の再質問の内容でございますけれども、高齢の方でも利用できます、空き家バンクは。ただ、最初に2週間は若い方たち限定で公開いたします。2週間を過ぎますと、そうした50代、60代の方たちでも空き家バンクが利用できるような制度になっておりますので、そこについては心配ないかと思います。
  以上でございます。
○小宮 正議長 3問目、87ページのコンビニ収納の関係、答弁願います。
  中藤税務課長。
○中藤和重税務課長 それでは、山中議員のご質問にお答えいたします。
  決算書87ページの下のほうになりますけれども、コンビニ収納事務事業の手数料についてのご質問ですが、平成27年度の決算と比較しますと、1万2,557円の増加となっています。その要因につきましては、件数がふえた、28年が6,015件、27年度が5,811件ということで、件数がふえたことに伴います増加になります。
  どのような対策ということと、恐らくどんな効果があるのかというご質問だと思うんですが、徴収対策として納期が過ぎたものに対しては催告を行います。その催告の中には、コンビニの納付書も一緒に入れて催告書を出します。そうしますと、納税者の方がお近くのコンビニで納税をいただく。より手間がかからず納税していただけるということで、平成28年度も徴収率上がっていますが、徴収率向上に大きく寄与しているものと考えております。
  以上です。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  ほかにございませんか。
  12番、野原和夫議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原です。
  主要な施策のページの38等にありますが、人権政策費、主にあります。この中では、人権政策研修14回、人権団体総会及び交渉7回、人権啓発品230冊、人権・同和問題研修会など、27年度の比較では数字的に伸びていると思いますが、この全体で政策費、全体です、これ。全体の政策費は幾らぐらいかかっているのか。
  それから、職員等を派遣していると思いますが、人数をどのくらい派遣しているか、このことについて伺います。
  それから、決算認定のほうでは157、155含めて、各種団体への補助金、さらに個人的グループ等の補助金等もたくさんありますが、この補助金事業に対しての収支報告書、この提出をきちんとされているかどうか、この中について、提出された中で内容を把握して分析しているかどうか、この点、2点、一応伺います。
○小宮 正議長 答弁願います。
  町田総務課長。
○町田英章総務課長 それでは、ただいまの野原和夫議員の質問についてお答えさせていただきます。
  まず、先ほどの人権政策に関する費用につきましてどの程度かかっているかということでございますけれども、決算書の76ページ、77ページをごらんいただきたいと思います。
  この中で、事業費といたしまして、備考のほうになりますけれども、人権政策一般管理事務ということで、61万3,130円という決算になってございます。こちらのほうが人権政策にかかわる費用でございます。
  また、その人権政策の中で、男女共同参画も人権にかかわることでございますけれども、その件につきまして49万9,520円というような支出をさせていただいてございます。
  また、研修会等への参加でございますけれども、ちょっと細かくなってしまいます。人数につきましてですけれども、例えば、細かいところになりますけれども、施策の成果の中で38ページを、先ほどもお話がございましたけれども、人権対策研修ということで14回参加をさせていただいています。その中で、例えばほとんどが1名で参加をさせていただいているわけでございますけれども、具体的な人数につきましてちょっと細かい集計がしてございませんので、それにつきましては、またちょっと資料を調べさせていただきまして、改めて回答させていただく形でよろしいでしょうか。
          (「はい」と呼ぶ者あり)
○町田英章総務課長 すみません、失礼します。
  以上でございます。
○小宮 正議長 12番、野原和夫議員。
○12番 野原和夫議員 この中で人権団体総会を含めて、人権・同和問題、研修会も含めて。同和問題は法律、また復活されたようですが、差別の扱いが今されていない現状の中で、こういうところには参加している、146人も含めてあります。今後この政策等も含めて、研修その他においても削減の方向性は見られるのかどうか。これは相手から見ると、こちらに向けてくるのは強制的な考えもあると思うんですが、そこのところの分別も含めて今後の削減策はあるのかどうか伺います。
○小宮 正議長 答弁願います。
  町田総務課長。
○町田英章総務課長 それでは、お答えさせていただきます。
  先ほど差別の実態につきましてお話がございましたけれども、実際に、例えば部落差別等 に関しまして申しますと、戸籍の不正取得ですとか、あるいは同和地区の調査ですとか、実際に今も差別というものは現実にあるというようなことでございます。そういった中で、法律等もここで平成28年の12月16日に施行されまして、当然その法律に基づきまして、適宜・適切に対応していきたいと思いますので、その中で予算等についても、また議員の皆さんとご審議させていただく中で適切に対応していきたいというふうに考えてございます。
  以上でございます。
○小宮 正議長 1問目よろしいでしょうか。
  じゃ、2問目、補助金の関係、答弁願います。
  坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 それでは、野原議員のご質問に対してお答えさせていただきます。
  決算書の156から159ページにかけての補助金につきましての実績報告、もしくは審査のほうはどのように行っているかということでよろしいでしょうか。
  それぞれイベント等につきましては、各種実行委員会で実施しているものにつきましては、全て実績報告を提出していただいております。また、各団体等へ補助しているものにつきましては、総会資料を提出していただきまして、全てそろっております。そちらのほうで審査をさせていただいております。
  以上でございます。
○小宮 正議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 審査、内容的には分析は必要だと思うんですよね。というのは、山崎課長が現職のときに、ある人から私のところに資料が届きまして、その補助金を貯金にしている問題が出ました、私はそれをただしましたが、そういう裏工作をすることも得られた現状があったんですよね。だから、それはやっぱりまずいと思うんです。補助金は使わなかったら返さなくちゃいけない問題も出てくるんですから、その審査も適正にやるべきだと思うんです。その中で法令に違反した補助金はないか。それから、今後減額、中止すべきものはないか。それから、産業振興のために重点的に支出されているか。それから、補助団体が補助金に頼り過ぎていないか。補助金支出の時期が適正であったか。このような点をどういうふうに見ているかお伺いします。これは大事な問題なんですよね。補助事業に頼っている場合と、積極的にこれを生かしてやっている団体もありますから、そういうものを含めて、私は全部がだめだとは言っていません。そういう中で精査する力が必要だと思うんです。こういう点はどのように見ているか伺います。
○小宮 正議長 答弁願います。
  坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 今のご質問につきましては、団体のほうが中心ということ……
○12番 野原和夫議員 団体を含めて、補助金を出していることも含めて、全体を見るべきではないかということを言いたいんです。
○坂本由紀夫産業観光課長 全体につきましては、それぞれ何に使ったというふうな実績報告をいただいておりますので、その都度精査をさせていただいております。また、団体につきましては、それぞれの団体からこのようなものに使いたいということで要望いただきまして、そちらのほう審査して、補助金の額を当初予算のほうで決定させていただいて、審査につきましても、その総会資料なり、実施内容を確認させていただいて、確認をさせていただいております。
  以上でございます。
○小宮 正議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 審査をするという、その審査の内容的なものはどのような組織の中で審査するのか伺います。
○小宮 正議長 答弁願います。
  坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 審査につきましては、役場の担当課のほうで実施しております。
  以上でございます。
○小宮 正議長 暫時休憩いたします。
  再開を10時45分といたします。
                                (午前10時29分)
─────────────────────────────────────────────────
○小宮 正議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午前10時45分)
─────────────────────────────────────────────────
○小宮 正議長 ほかに質疑ございませんか。
  6番、金澤議員。
○6番 金澤他司人議員 6番、金澤です。
  決算書の69ページの町の情報システム共同化事業ということで、当初予算から比較しまし て大幅にふえている、この要因。
  それと、次のページ、71ページのこの備品購入の内容をちょっと教えていただきたいと思います。
  それと、155ページの森林資源の積極的活用云々とありまして、その中で19項の補助金で、緑の雇用指導者育成事業補助金、これ、今現在何名になっているか、何名の育成をしているか、その結果をちょっと教えていただきたいと思います。
  それと、179ページ……
○小宮 正議長 いや、3問だから、3問。
○6番 金澤他司人議員 ああ、そうか、3問。じゃ、それでお願いします。
○小宮 正議長 答弁願います。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 それでは、ただいまの金澤議員の1点目の町情報システム共同化事業の当初予算から比べてふえているというふうなご質問でよろしいでしょうか。
  これは主要な施策の成果の30ページをごらんいただきたいと思います。よろしいでしょうか。そこのところでごらんいただきたいのが、中段あたりに備品購入費で繰越明許というものがございます。これは27年度から28年度に繰り越してきたものでございます。これは、ですから、28年度の当初予算には載っていない予算でございます。それが執行されておりますので、決算額はふえているというふうなことになっております。
  備品購入費につきましては、今ごらんいただいているところのこうしたものを購入しているというふうなことでございます。
  以上でございます。
          (「1問目はいいです」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 よろしいですか。
  いや、2問目も今、1問、2問目は備品購入費で同じ。
          (「わかりました」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 じゃ、3問目の緑の雇用の件、答弁願います。
  坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 それでは、金澤議員のご質問に対してお答えさせていただきます。
  決算書155ページ中段になります補助金の緑の雇用指導者育成事業補助金でございますが、こちらは指導者を育成するということで、林業事業体のほうに補助金として500万円を支出 したものでございます。
  現在の状況でございますが、今、事情がありまして、その者は林業事業体のほうを退職したというふうなことになっております。
  以上でございます。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  ほかに質疑ございませんか。
  1番、神山議員。
○1番 神山 俊議員 1番、神山です。
  3点ほど質問いたします。
  まず、53ページの中ほど、文書ファイリング事業ですけれども、条例、法令によって異なると思うんですけれども、文書の保管期間はおよそどれくらいなのか、また、廃棄方法は。今後、電子データ化の予定はあるのかお聞きします。
  2点目、259ページ、基金ですけれども、財政調整基金、また、その次のページ、合併振興基金がありますが、予定どおり順調に積み立てられているのか。
  3点目、全体的にかかわってくる話で、また、野原議員とかぶってしまうかもしれないんですけれども、各種団体に補助金を出しておりますが、見直し、または一律で削減という予定はあるのか、その3点お聞きします。
○小宮 正議長 答弁願います。
  町田総務課長。
○町田英章総務課長 それでは、神山議員のご質問、1問目について回答させていただきます。
  まず、文書の保管期間でございますけれども、これにつきましては、ときがわ町文書管理規程という中で規定がございます。その中で、保存期間につきましては種類として5種類、第1種永年保存から第5種の1年保存までということで規定がされていまして、その基準となりますと、別表2のほうにどういうものを第1種とするかというような規定がございます。例えば、第1種の永年保存とする文書、まず第1としますと、条例、規則、その他の重要な規程類の制定、改廃に関する文書。そういった形で、各文書ごとに規定がございまして、それにのっとって保存期間を決めるというような状況でございますので、保存期間については以上でございます。
  引き続きまして、廃棄の方法でございますけれども、保存期間が過ぎた文書につきまして、従来は職員のほうが衛生組合のほうに直接持ち込んで廃棄というような形をとらせていただ いてございました。ただ、ちょっと決算とは異なるんですけれども、今年度から衛生組合のほうで受け入れの量が一遍に持ってこられるとというがございまして、それを分散するというような関係もございまして、また、職員で廃棄するということになりますと、また職員の動員等も費用がかかるということで、今年度になりますけれども、今年度はそういった文書につきまして、業者のほうに委託しまして、そういう重要機密文書ということの処分をしていただける業者がございますので、そちらのほうに委託をして廃棄をしているというような状況がございます。
  また、電子化につきましては、現在、この文書につきまして電子化ということでの検討は今進んでいない状況でございます。
  以上でございます。
○小宮 正議長 神山議員。
○1番 神山 俊議員 ありがとうございます。永年保存について、その保管場所はどこになるのかお聞きします。
○小宮 正議長 答弁願います。
  町田総務課長。
○町田英章総務課長 それでは、お答えいたします。
  永年保存している文書につきましては、2カ所で保存してございます。1カ所は本庁舎の前にあります書庫といいますか、以前、社会福祉協議会あるいはシルバー人材センター等が利用していました建物2階に書庫として保存しています。もう1カ所につきましては、旧の消防署都幾川分署の2階、第2庁舎の横でございますけれども、そこの2階のほうで永年保存、書庫として保管をしています。
  以上でございます。
○小宮 正議長 神山議員。
○1番 神山 俊議員 すみません。都幾川分署の隣2階、これもう一度お願いします。
○小宮 正議長 答弁願います。
  町田総務課長。
○町田英章総務課長 失礼しました。名前を今誤ってしまいました。第2庁舎のすぐ隣の旧の都幾川分署、今は庁用車の車庫になっていますけれども、その2階でございます。
  以上でございます。
○小宮 正議長 続いて、259ページ、基金の関係、答弁願います。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 それでは、続きまして、神山議員の2点目のご質問、決算書の259ページの基金の財政調整基金等の積み立てにつきまして予定どおりかどうかというふうなご質問かと思いますけれども、まず、財政調整基金につきましては、現在の末で決算でいきますと4億8,000万円ほどございます。そして、減債基金につきましては、28年度に繰り上げ償還をした関係がございますので、2億4,700万だったものが1億6,200万円ほどに減ってきております。
  こうした将来の備えについて積んでおかなければいけない基金でございますけれども、まず、減債基金につきましては、ことしの公債費から比べまして、今後5年間は公債費が上昇していくというふうな見込みになっております。そして、ことしのレベルまで下がってくるまでにはもう1年かかる予定であります。ですから、トータルで、今後、30年度から6年間は、ことしの公債費よりも予算が必要になってくるというふうなことになります。その金額がトータルで、今のところ1億6,000万円ほど必要だと試算しております。
  それにつきましては、今お話いたしました減債基金で対応をしていきたいというふうには考えております。ただ、それですと減債基金が全く底をついてしまいますので、少しでもその辺をもっとその先の将来に備えるためにも、ゼロになってしまわないように維持をしていきたいというふうには考えております。
  そして、財政調整基金でございますけれども、財政調整基金につきましては、昨日も埼玉県の財政課のほうのヒアリングを私受けてきました。その中では、財政調整基金のやはり持っている金額のレベルとしましてよく使うのは、標準財政規模の何パーセントというふうなお話がございます。そこで指導されたのは、大体20%ぐらいは必要だというふうなお話もいただいたんですけれども、ときがわ町の場合には12〜13%に今なっていると思います。将来に備えるにはこれでも当面は大丈夫だと思います。ただ、その先の何があるかわからない中で備えていくためには、少しはこの金額よりも超えた部分で、15%ぐらいではキープをしていきたいというふうには考えております。
  以上でございます。
○小宮 正議長 答弁願います。
  関口町長。
○関口定男町長 我々とすると、基金の中では特にこの財政調整基金が自由に使えるお金ですので、今、企画財政課長のほうからも話がありましたけれども、需要額の約15%と。これを 確保しているというところというのは、はっきり言って埼玉県でも少ないんじゃないかと思います。仮に市になると、予算規模が非常に大きくなりますので、なかなか10%まで下降していくのは難しいかなと思いますが、ときがわ町の場合は規模が大体40億、需要額でいいますと40億から三十数億ぐらいですか、実際の一般会計で組みますと50億を超えていますけれども。ですから、今のこの金額ですと、国で言われる中では財政的にはいい状況ではないかなと思っております。
  あと、一番心配しているのは、今、総務省のほうで言っております、全部基金を調査をして、余計な基金があるところはちょっと今度は交付税を減らすとか、そんな話もちらほら聞こえておりますので、結局は、だから、さっき言いましたように、せっかく交付税をいただいて、それを使い切らないで大事に積んでおくと、それだけ余っているんだったら今度は減らすぞと。それはないでしょうと。今、それは総務省のほうと我々地方公共団体の首長のほうではやり合っていると。ああ、これは総務省じゃない、財務省のほうですね。財務省のほうでそれを言っているんです。総務省のほうは、いや、そんなことはない。努力をしてためているんだからと、それはそういうやり方はないでしょうということで、今、国のほうでは総務省と財務省のほうでやり合っているということなんで、その辺も上手にうちのほうも、もし、そういうふうになったときに、交付税減らされないようにしたいと思いますし、国のほうで言っている15%前後ですが、今いい状況いっているんではないかなと。
  ある村では財政調整基金を十何億持っているところ、予算規模が20億ぐらい、そういうところからは結構ぐっとくる。もし、そういうことがあると相当絞られちゃうんじゃないかと。その辺はうちのほうも国のほうの状況見ながら、しっかりやっていきたいと思っています。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  じゃ、3番目の補助金の関係、答弁願います。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 それでは、神山議員の3点目の補助金の見直しにつきましてのご質問だったかと思うんですけれども、お答えさせていただきたいと思います。
  各団体に出しています補助金につきましては、平成26年に策定いたしました財政運営計画というふうなものがございます。その中で、一つの見直しの事項といたしまして、各団体に出している補助金につきまして、運営費補助から事業費補助への移行をこちらのほうで進めているというふうなことでうたっております。それに基づきまして、平成27年に運営費補助につきましては、一律5%の削減をしております。まだ27年に実施したばかりなものですか ら、また今後の動向を見ながら、その辺も含めて考えていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
○小宮 正議長 神山議員。
○1番 神山 俊議員 運営費補助から事業費補助ということで、これは100%団体が移行したのかお聞きします。
○小宮 正議長 答弁願います。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 全てが運営費補助から事業費補助に移ったというふうなことでは現実にはありません。なかなかその辺は難しい部分もございますので、団体が活動ができなくなってしまうと、またそれでは本末転倒になってしまいますので、その辺を見きわめながら変換していきたいというふうには考えております。
○小宮 正議長 神山議員。
○1番 神山 俊議員 その見きわめはどのように見きわめているのかお聞きします。
○小宮 正議長 答弁願います。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 その辺につきましては、決算報告を見ながら、その内容で定めていきたいと思っております。
  以上でございます。
○小宮 正議長 ほかに質疑ございませんか。
  5番、岡野議員。
○5番 岡野 茂議員 5番、岡野です。
  決算書の57ページ、庁用車の管理業務の中で、修繕費が110万ほどかかっているんですが、この内容について教えていただきたいと思うんですが。
○小宮 正議長 答弁願います。
  町田総務課長。
○町田英章総務課長 それでは、岡野茂議員のご質問にお答えさせていただきます。
  修繕料110万953円の内訳ということでよろしいでしょうか。これにつきましては、総務課のほうで庁用車管理事業として管理しています車両の車検の費用、また、法定点検の費用ということで、平成28年度につきましては、車検が16台、法定点検6台に係る整備費でございます。
  以上でございます。
○小宮 正議長 岡野議員。
○5番 岡野 茂議員 この車検の16台というのは、町内の業者さんに依頼しているのか、あるいは外というか、ディーラー等町外の業者さんにお願いしているのか、その辺をちょっとお願いします。
○小宮 正議長 答弁願います。
  町田総務課長。
○町田英章総務課長 それでは、お答えいたします。
  車検の整備先でございますけれども、町内でございます。
  以上でございます。
○小宮 正議長 岡野議員。
○5番 岡野 茂議員 それと、この16台の中には路線バスとか、デマンドのバス、そちらの修理代のほうは含まれていないんでしょうか。
○小宮 正議長 答弁願います。
  町田総務課長。
○町田英章総務課長 それでは、お答えします。
  先ほど申し上げました対象につきましては、総務課のほうで管理しているものということで、事業系、例えば路線バスのものですとか、あるいは給食の運搬者等につきましては、こちらの中には含まれてございません。
  以上でございます。
○小宮 正議長 ほかに質疑ございませんか。
  4番、山中議員。
○4番 山中博子議員 4番、山中博子です。
  99ページ下段のほうに成年後見人等報酬助成金があります。この成年後見人は何人なのか、そして、その活動は町民にとって効果があったのか伺います。
  それから、101ページの下段のほうに補助金、年金生活者等支援臨時給付金、これは平成28年度の予算では690万円だったと思います。それが3,891万円となっています。これの予算と大きく違うのはなぜか、また、その対象となる条件と1人当たりの給付額はどのぐらいなのか。これは申請なのか、申請ではなく何かもとになるものがあって対象者を出したのか。以上。
  それからもう1点、109ページの上段のほうに配食サービスがございます。122条の報告で、延べ525人、8,668食とありましたが、毎年比べてみますと、年々その数が減っているように思われます。その理由と、それから、前回試食とアンケートをとってほしいとお願いしましたが、そのことはどうなったのか伺います。
  以上、3点よろしくお願いします。
○小宮 正議長 答弁願います。
  宮寺福祉課長。
○宮寺史人福祉課長 すみません、ページ数をもう一度お願いできますか。
○小宮 正議長 99。
  暫時休憩いたします。
                                (午前11時08分)
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○小宮 正議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午前11時09分)
─────────────────────────────────────────────────
○小宮 正議長 答弁願います。
  宮寺福祉課長。
○宮寺史人福祉課長 それでは、山中議員のご質問、成年後見人制度についての執行内容についてのご質問についてお答えいたしたいと思います。
  対象者は1名、自分の金銭管理が困難な方がいらっしゃいまして、その方について町が成年後見人を1名立てております。職種は司法書士。なぜ町が司法書士を立てるかというと、その方については身寄りが一切ないという方で、町が全て面倒を見て、司法書士に金銭管理を行わせているところでございます。
  以上でございます。
○小宮 正議長 山中議員。
○4番 山中博子議員 もう1つ聞いたんですが。
○宮寺史人福祉課長 効果につきましては、その当該障害者の財産管理ということで、その成年後見人なしの状態でありますと、お金を使い過ぎてしまうというふうな傾向がございますので、成年後見人が金銭管理をして財産の保持に努めているところでございます。
  以上です。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  暫時休憩いたします。
                                (午前11時12分)
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○小宮 正議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午前11時14分)
─────────────────────────────────────────────────
○小宮 正議長 答弁願います。
  宮寺福祉課長。
○宮寺史人福祉課長 それでは、ご質問の臨時福祉給付金にかかわるご質問についての答弁をさせていただこうと思います。
  ご質問の中で、101ページの年金生活者等臨時福祉給付金につきましては、27年度からの繰越明許費でございますので、28年度当初予算にはないというふうなことでございます。
  支給内容について答弁をさせていただこうと思います。この101ページの年金生活者等支援臨時福祉給付金につきましては、合計で1,297名の方に給付金を支給しているところでございます。一方、その上の事業費の、99ページの下段にあります臨時福祉給付金及び年金生活者等支援臨時福祉給付金の受給者につきまして、101ページの上段に給付額が記載されているものでございます。ここの事業につきましては、実は2つの給付金がありまして、1つは臨時福祉給付金につきましては、1,952名の方に給付金の支給を行ったところでございます。もう1つ、年金生活者等支援臨時福祉給付金につきましては、63名の方に給付金の支給を行いました。
  以上でございます。
○小宮 正議長 山中議員。
○4番 山中博子議員 これは申請ではなくて、町のほうで抽出するということでしょうか。そして、このことを聞きたかったのは、国民年金だけでは生活できないという声が聞かれて、もっとこれを広報をしていただきたいなと思ったので質問しました。
○小宮 正議長 答弁願います。
  宮寺福祉課長。
○宮寺史人福祉課長 この給付金につきましては、昨日も申し上げたんですが、ことしにつきましては、全部で4つの給付金が支給されているわけでございます。それぞれ目的がござい まして、対象も違うところであります。この給付金の支給事務に関しましては、あくまで申請者からの申請をただ待ち続けるということではございませんで、役所が課税情報だとか、さまざまな情報等を加味しまして、対象と思われる方に申請書を事前にお送りいたします。おおむね3カ月間の締め切りまで猶予を設ける、そういったタイミングで申請書を郵送による配布をいたします。締め切り間際2週間になりますと、まだ出ていませんというふうな通知を1回差し上げます。それから、もう一度出ていない方には通知を差し上げるというふうな形で、催告を行っているところでございます。あくまで対象と思われる方に最初の申請書をお送りするわけですが、その後、課税情報が動いたり、役場で持っている情報と実際が異なったりした場合には、申請書を送った方が支給対象外になる方もまれにはいらっしゃいます。そういった形で、役所から原則として受給対象者には通知を差し上げる。出てこない方には催促を申し上げるというふうな形でやっております。
  以上でございます。
○小宮 正議長 山中議員。
○4番 山中博子議員 その限度というのは、先ほど町のほうで決めてというお話だったわけですから、限度があるわけですよね。その限度とはどのくらいなんでしょうか。
○小宮 正議長 答弁願います。
  宮寺福祉課長。
○宮寺史人福祉課長 それは役場ごとに決めると、国の制度ではなくなってしまいますので、原則政府が決めるものでございます。それぞれ給付金によって条件が異なります。年金の方については年金受給者ですとか、あるいは課税、非課税が決め手になる場合もありますので、それはそれぞれの給付金によって性格が異なるものでございます。あくまでそれぞれの給付金に、主に消費税の改正がおくれたことによって給付金によってその部分を補填するというふうな目的があったり、あるいは年金生活者に対する所得の補填だとか、そういったそれぞれの目的が異なりますので、対象者はそれぞれ異なり、かつ、それの基準については政府が決めるというふうな内容になっておりますので、市町村によってその基準が異なるということは一切ございません。
  以上です。
○小宮 正議長 3問目の109ページの配食サービス、答弁願います。
  宮寺福祉課長。
○宮寺史人福祉課長 続きまして、山中議員のアンケート、配食サービスにかかわるアンケー トあるいは試食会についてのご質問だったと思います。
  実績が減っている理由ということでございますが、これはやっぱり利用者に対しての負担を求める金額が変わったのはご案内のとおりだと思います。その影響があるかないかは、ちょっと私ども分析はしておりませんが、若干そういうことでご負担がふえたということが近年の変わったことの一つでございます。
  それから、あと、給食の内容につきましては、現在、町内で3社の配食業者をそれぞれ利用者が自由に選べるような形で選択の余地を与えているというふうなことでございます。申請に基づきまして、申請のときに利用者の方からご希望の業者を聞いて、その業者に配食の決定をするというような形でやっております。
  そういった形で業者を選べるような体制をとっておりますので、アンケート調査ですとか試食会というのは、とりあえず現在のところは、28年度中は実施してはおりません。
  以上です。
○小宮 正議長 山中議員。
○4番 山中博子議員 今後の実施予定、それから、やはり食べてみないとわからないと思うので、行政側でも試食を試みていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
○小宮 正議長 答弁願います。
  宮寺福祉課長。
○宮寺史人福祉課長 再びご質問でございます。
  実はそのアンケート、聞くところによりますと、恐らく、たしか平成26年度中に1回アンケートを実施したような記憶があるんですが、それ以来実施していないということで、我々としても高齢者が、主に昼食の配食をしているわけでございますけれども、最近健康寿命の延伸ということで、町としても健康で長生き、長寿のまちづくりを進める上でも、やはり食生活の改善というのを今注目しているところでございます。そういった意味で、配食を受けている高齢者の希望を聞いて、かつ、体にいい食物を提供するという上では、山中議員のご指摘のようなアンケート調査の必要性も感じているというふうに感じておりますので、できましたら、近いうちにアンケート調査はやってみたいかなというふうなことを考えております。
  以上でございます。
  試食会の有無については、そのアンケートの中で試食をしたいですかとか、そういった設問を設けて高齢者の意向を聞くのも一つの手段かなと思いますので、その点は、そのアンケ ートの内容を工夫することによって、高齢者の希望をとるような形も方策の一つとしてあると思います。
  以上でございます。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  山中議員。
○4番 山中博子議員 私、高齢者のアンケート、それはとても必要なことだと思うんですが、行政側としては、今、高齢者が食べている配食サービスの品というものがどういうものなのかということを把握することも一つとても大事なことだと思うので、ぜひ試食していただきたいと思います。
○小宮 正議長 答弁願います。
  宮寺福祉課長。
○宮寺史人福祉課長 すみません。試食会の意味を私取り違えたというふうなニュアンスでよろしいでしょうか。役所の配食を提供する側がそれを食べてみてという意味だったでしょうか。わかりました。そういった意味では、我々としても委託業者の大体給食の傾向というのは把握してあるわけでございますが、具体的にそれを食べたことがあるかというふうなことを言われると、ないというふうな答えをせざるを得ないと思います。ご指摘のとおり、内容を把握する意味でも、そういったことで実際配食を提供する側の者がそういったものを試食してみて、業者と打ち合わせをして、高齢者に喜ばれる食の提供というのを研究していきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
  以上です。
○小宮 正議長 ほかに質疑ございませんか。
  6番、金澤議員。
○6番 金澤他司人議員 6番、金澤です。
  155ページ、この備品購入費の中で、先ほど田中議員が質問されまして、今回フォワーダとバックホウ、それとハンディグレーダ、一応これ主要の説明書の中の59ページに書いてあるんですけれども、これの貸し出しに対する貸し出し料金ですか。これ前ちょっと聞いたことあるんですが、その辺忘れましたんで、フォワーダ、なおかつバックホウ、ハンディグレーダの個々の貸し出し、1日単位なのか、1週間単位なのか、その辺をちょっとお尋ねします。
  それと、161ページ、これの観光施設管理運営事業の中で、これの14項の土地の借り上げ 料、ここに借り上げ料と、それともう1点、15の工事請負、これについてちょっと内容を説明願いたいと思います。この3点です。
○小宮 正議長 答弁願います。
  坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 金澤議員のご質問に対してお答えさせていただきます。
  高性能林業機械の貸し付け料でございますが、7日間で、バックホウ、フォワーダとも1万4,000円でございます。
  以上でございます。
          (「ハンディグレーダは」と呼ぶ者あり)
○坂本由紀夫産業観光課長 それから、大変申しわけございません。ハンディグレーダ、機械等級区分製材測定機器でございますが、こちらは機械なんですが、木材の強度を測定するというものですので、こちらの料金については決定していなくて、希望があった場合は貸し出すというようなことでございます。
○小宮 正議長 金澤議員。
○6番 金澤他司人議員 そうしますと、フォワーダとバックホウというのは特殊車両ということで、法定点検があるんではないかと思いますが、その辺は、法定点検は何年に1回で、一応費用としてどれくらい必要なのか。
  それと、ハンディグレーダ、計測機器でありますんで、この辺の計測機器の構成というのは必要になってくると思うんですけれども、その辺はどういうふうになっているのかお伺いしたいと思います。
○小宮 正議長 暫時休憩いたします。
                                (午前11時28分)
─────────────────────────────────────────────────
○小宮 正議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午前11時29分)
─────────────────────────────────────────────────
○小宮 正議長 答弁願います。
  坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 点検につきましては、車検とかそういうものではないんですが、業者のほうに年1回見ていただく予定でございます。
○小宮 正議長 次、14節かな。土地の借り上げ料と工事関係の。
  答弁願います。
  坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 金澤議員のご質問に対してお答えさせていただきます。
  161ページ、14使用料及び賃借料の土地借り上げ料でございますが、こちらにつきましては、ふれあいの里たまがわ、木のむら物産館、山波渓谷駐車場ほか、あと観光案内板等の土地の借り上げ料でございます。
  続きまして、15の工事請負費でございますが、こちらにつきましては建具会館の空調設備の入れかえ、また、堂平天文台の電気設備の改修工事を実施しております。
  以上でございます。
○小宮 正議長 金澤議員。
○6番 金澤他司人議員 ということは、この14節の土地の借り上げ料というのは観光施設、今ほど言いました細かい施設、いろいろ何カ所かあります。それの総括した額を言っているわけですね。
○小宮 正議長 答弁願います。
  坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 それらの観光施設のものを含めたものでございます。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  ほかに質疑ございませんか。
  4番、山中議員。
○4番 山中博子議員 4番、山中博子です。
  113ページの中に、児童手当支給事業の次に乳幼児医療費支給事業と子育て支援児童医療費支給事業、それから115ページの上段のほうに家庭保育運営事業というものがあったんですが、これが28年度にはなくなっております。この行き先というか、支給事業の行き先はどこに行ったのかお伺いします。
  それから225ページ、中段あたり、警備委託料ですね。都幾川公民館では135万、玉川公民館では202万5,000円と67万5,000円ほど違います。これはどうしてなのか伺います。
  それから241ページの中段、小中学校各種大会等派遣費補助金、これは何の種目で派遣されたのか、その結果はどうなったのか、それをお聞きいたします。
○小宮 正議長 暫時休憩いたします。
                                (午前11時34分)
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○小宮 正議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午前11時35分)
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○小宮 正議長 答弁願います。
  宮寺福祉課長。
○宮寺史人福祉課長 それでは、山中議員のこども医療にかかわる一連のご質問についてお答えをさせていただこうと思います。
  ご案内のとおり、28年度決算では、こども医療費支給事業、1つの子供の医療にかかわるものしかなくて、27については、このほかに乳児医療支給事業と子育て支援児童医療支給事業という2種類があったのはどういうことかというご質問でございます。
  かつては、埼玉県の補助対象になる乳児医療の部分と、それより学年が上の子育て児童医療、これを別の事業として立てておりました。これを一つに、こども医療費支給事業ということでまとめて運用していたんですが、27年の決算につきましては、それぞれ旧制度による医療を受けた方の未申請分ということで、若干少しの金額の申請漏れに対応するために、それぞれ乳児医療、それから子育て支援児童医療費支給事業、若干金額を残して、さらにまとめたこども医療費支給事業というものを設けておりました。28年につきましては、全部まとめてこども医療費支給事業に統括したということで、1つの決算のみになっているところでございます。
  それからもう一つ、家庭保育の関係なんですが、ときがわ町内に1カ所、家庭保育室というのがございまして運営していたところでございます。27年度中をもって事業所閉鎖ということでございますので、28年度については、当然予算執行もなければ事業運営もないということで、予算書から外れたというふうな経過がございます。
  以上でございます。
○小宮 正議長 1問目、よろしいでしょうか。
  警備委託料の関係、答弁願います。
  石川生涯学習課長。
○石川安司生涯学習課長 山中議員のご質問にお答えをいたします。
  225ページから227ページの都幾川公民館と玉川公民館の警備委託料の違いはということで よろしいでしょうか。
  まず、前提として建物の大きさというのが違うということがあるんですが、あと、こちらの今、皆さんいらっしゃっていただいている第二庁舎の分というのは、都幾川公民館と合体しておりますので、まず、第二庁舎分と都幾川公民館で案分しているということがございます。
  玉川公民館につきましても、実際は宿直の方が玉川公民館に詰めていていただいているんですが、総体を見ていただいておりますので、そちらも案分をしているわけですが、案分の比率が違うということで、こういった差になっております。
  要するに振り分けているという、総務課の管理の分と公民館の管理の分で振り分けているという、その結果でございます。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  小中学校の派遣の関係かな。
  241ページの小中学校の各種……
  答弁願います。
  石川生涯学習課長。
○石川安司生涯学習課長 すみません、失礼しました。
  恐縮ですが、もう一度ちょっと質問をご確認させていただいてよろしいですか。
○4番 山中博子議員 小中学校の各種大会等派遣費補助金、何の種目で派遣されて、どのような結果だったのか。
○石川安司生涯学習課長 こちらのほうは、派遣の条例がございまして、それにのっとりまして、全国大会、関東大会ということで、それぞれ派遣の基準がございまして、それに合致した方にそれぞれ額を出しております。こちらのほうにつきましては、主に空手の方々ということでございます。よろしくお願いします。
○小宮 正議長 暫時休憩いたします。
                                (午前11時41分)
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○小宮 正議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午前11時42分)
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○小宮 正議長 答弁願います。
  石川生涯学習課長。
○石川安司生涯学習課長 恐れ入ります。
  ちょっと、手元資料を置いてきてしまったので、後ほどの回答でよろしいでしょうか。
○4番 山中博子議員 はい。
○小宮 正議長 暫時休憩いたします。
  再開は午後1時といたします。
                                (午前11時42分)
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○小宮 正議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午後 1時00分)
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   ◎答弁未了部分について
○小宮 正議長 午前中の野原和夫議員の人権政策費に関する質疑に対しまして、町田総務課長から答弁の申し出がありましたので、これを許可いたします。
  町田総務課長。
○町田英章総務課長 それでは、午前中の野原議員の人権政策に関する質疑に対しまして答弁をさせていただきます。
  主な施策の成果の38ページをごらんいただきたいと思います。
  こちらのほうで、人権対策研修等における出席者というご質問でございますけれども、こちらの人権政策費の(1)人権対策研修、14回でございますけれども、こちらに対しましては、総務課職員といたしまして14名の参加でございます。
  また、その下の人権団体総会及び交渉7回でございますけれども、こちらに対しましては、ちょっと教育委員会で参加した人数は除かれますけれども、副町長を初め、総務課職員等同じく14名が参加してございます。
  また1つ飛ばさせていただきまして(4)でございますけれども、こちらは町主催の人権同和問題研修会でございますけれども、こちらにつきましては、ここに記載のありますとおり146名が参加ということでございます。
  以上でございます。
○小宮 正議長 野原和夫議員、よろしいでしょうか。
○12番 野原和夫議員 今の課長の説明だと、教育委員会等は別ということで解釈できるん ですか。はい、わかりました。
○小宮 正議長 続いて、午前中の山中博子議員の各種大会等派遣費に関する質疑に対しまして、石川生涯学習課長から答弁の申し出がありましたので、これを許可いたします。
  石川生涯学習課長。
○石川安司生涯学習課長 議長のお許しをいただきましたので、午前中の山中議員のご質問に対してお答えをさせていただきます。
  241ページ、小中学校各種大会等派遣費補助金でございますが、こちらのほうは空手の皆さんということで、大会のほうは第24回全国中学生空手道選手権大会でございます。会場は新潟県、朱鷺メッセというところで行われました。
  参加をされた競技なんですけれども、女子団体形ということで、成績のほうはベスト16ということでございます。
  以上でございます。よろしくお願いいたします。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
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○小宮 正議長 それでは、質疑に入りたいと思います。
  質疑ございませんか。
  1番、神山議員。
○1番 神山 俊議員 1番、神山です。
  1点ほどお伺いします。
  171ページ、上段ですけれども都幾川・市野川水系改修促進期成同盟会負担金とあります。関口町長も、今年度、みずから積極的に要望活動を行っていると思いますけれども、どのような活動なのかお聞かせください。
○小宮 正議長 答弁願います。
  関口町長。
○関口定男町長 ありがとうございます。
  金額は1万円と少ないんですけれども、非常にこれは大きい事業でありまして、今年度につきましては、私もちょっと出席したんですが、都幾川と市野川につきましての管理なんですが、荒川に流れていくわけですけれども、荒川につきましては国のほうで管理をしています。市野川と都幾川に関しましては高坂、都幾川でいうと高坂あたりは国の管理なんですね。その上は、国から委託を受けて県で管理をしております。その河川の改修工事等の要望を毎 年やっているんですけれども、非常に多額の金額がかかりますので、国の予算あるいは県の予算を獲得するには非常に大変です。
  そこで、毎年行っているんですが、ことしも、正確に言いますと荒川上流河川事務所というのが川越にあるんですけれども、まず一日がかりで行くんですが、まずそこに行って、要望書を提出して、今回は私と東松山の市長と、あと嵐山が行くわけだったんですけれども、嵐山は行かなかったんですけれども、各市長の名刺等も全部持ちまして、ご挨拶に行きます。要望書をそして提出します。
  その後、今度はさいたま市のほうへ行きまして、さいたま市のほうは関東地方整備局というのがありまして、そちらの整備局長と面会をして、そういう要望書を提出をいたします。
  その後、今度は霞ヶ関のほうに行きまして、今度は国土交通省へ行きます。国土交通省のほうも、これも幾つも回るんですけれども副大臣から、あるいは政務官、あるいは会っていただければ次官、あとは審議官等々、国土交通省の中だけでも山口泰明代議士の先導のもとに、いろいろご挨拶に行くんですけれども、一応行って要望書の提出をやってきます。
  その後、ことしは財務省のほうにも行きまして、ぜひ予算をつけていただきたいということで、要望をしています。
  そういう活動をするんですが、なかなか予算が難しい面もあります。でも、毎年毎年根気よく行っていれば、今回も実は東松山の市野川の諏訪堰というのがあるんですけれども、その堰の改修をやる、あるいは都幾川の下流のほうに行きますと、まだ土手ですよね、土手の堤防のまだ低いところがあるんですね。ことしの大水のときも高坂の下あたりだと、やっぱり水浸しになってしまったところがあるということで、その辺の改修になりますと、今度は国のほうの予算でやることになりますので、その辺の要望。
  今回は、どちらかというと都幾川のほうは、もう大分できてきましたので、下流のほうに力を入れてということで要望をしてまいりました。
  これ見ると、1万円と小さい額かもしれませんけれども、やっている仕事は非常に大きな、何億というお金がかかる事業に対しての要望活動をやっていくと。そのために、この期成同盟会というのがありまして、この中で順番に回っていくということをやっておりますので、つい最近まだ行ったばかりなので、そうやって頑張っていますので、よろしくお願いします。
○小宮 正議長 神山議員。
○1番 神山 俊議員 特定の危険場所とか、そういうのはあるのでしょうか。それに対しての要望等もあるのか、都幾川において、ときがわ町においてあるのかお聞きします。
○小宮 正議長 答弁願います。
  関口町長。
○関口定男町長 特定というのは、特に今回は先ほど言いましたように、市野川のその堰ですね、諏訪堰というんですけれども。それと、あと高坂のところの下流の底部と特定されています。そこのところを今回は重点的に要望しています。
  都幾川も、上流のほうは大分、県の管轄でやっていますので、県のほうは大分できてきておりますので、それはそれでまた来週か再来週、今度は県のほうに要望に行きます。それは嵐山から都幾川のほうは大分できていたんですけれども、嵐山の下流のほうの特定の場所につきまして、まだ堰は大体できているんですが、さっき言いました堤防ですね、堤防が低いということで、堤防のかさ上げ等の工事がありますので、その辺を特定の場所の要望に来週か再来週行くことに、これは県のほうに行くことになっています。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  ほかに質疑ございませんか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原です。
  主要な施策の成果、また、決算認定の中でも、さまざまな障害者も含めて数字そのものは出ておりますが、公の施設、これは十分活用されたか、また管理は適正であったか、この問題について。
  それから幼児、老人、身障者などに対する福祉対策が十分効果を上げているか。
  それから経常一般財源に占める人件費の割合や人件費の伸びがどうなっているか伺います。
  それから2点目としては、ときがわ町には燃料、給油所、ガソリンスタンドが3カ所ありますが、この3カ所の公平を求めて質問したいと思いますが、このローテーションをきちんとできているかどうか。それと、各担当課がどのような割合でこの給油所を利用しているか。あとは、価格については統一的なものがあるか、図っているか伺います。
  それから、最後のほうのページにありますが、私は毎回この問題について触れていますが、不用額が今回も1億2,042万9,392円とあります。この不用額に対しては、前回も含めて妥当的な答弁をされておりますが、内容については、この不用額の妥当性、またはどのような状況で生まれたのかも説明をいただきたいと思います。
○小宮 正議長 答弁願います。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 それでは、野原議員の1点目の公の施設が有効に活用されたのかというふうな部分について、お答えをさせていただきたいと思います。
  公の施設につきましては、全て条例で設置をされていて、目的を持って設置されている施設でございますので、それぞれ管理は、それぞれの課になりますけれども、その施設につきましては、その条例に沿った形で有効に活用されているものと考えております。
  以上でございます。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
○12番 野原和夫議員 いいです。続けて、じゃ。
○小宮 正議長 答弁願います。
  宮寺福祉課長。
○宮寺史人福祉課長 それでは、野原議員の児童福祉施策、高齢者福祉施策、障害者福祉施策、それぞれが効果が上がっているかというご質問に対する答弁をさせていただこうと思います。
  ご案内のとおり、主要な施策の成果あるいは決算書でお示ししましたとおり、今も申し上げました3福祉事業につきましては金額の決算状況というのはお示ししたところでございます。
  特に、児童福祉施策に関しましては、パパ・ママリフレッシュ切符ですとか出産祝い金等、ときがわ町のオリジナル制度を織りまぜる中で、近年大変力を入れているところでございます。その辺もご理解いただけるのではないかなと思います。
  老人福祉施策につきましては、主に在宅福祉事業を中心に、紙おむつ、配食サービス等の実施をして在宅を支援して、あるいは施設、あるいは外部の力となりますと介護保険事業に移行しているところでございますので、またそちらのほうで答弁をさせていただこうと思います。
  それから、障害者福祉施策に関しましては、主に障害者総合支援法による給付費、大変ごらんになってわかるように大きな給付ということで、金銭的にも大きな金額を投入しているところでございまして、事務方としましては十分にそれぞれ3事業の成果は上がっているというふうなことで考えているところでございます。
  以上です。
○小宮 正議長 答弁願います。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 それでは、野原議員の経常一般財源に対する人件費の割合につきま してお答えをさせていただきたいと思います。
  これは、毎年行っております決算状況の調査、通称決算統計というふうなものがございますけれども、そちらのほうで人件費の経常収支比率のほうが出ております。それに基づきますと平成27年度の決算につきましては、これは臨時財政対策債を除く経常一般財源でお話をさせていただきますけれども、27.2%であったものが28年度の決算におきましては25.8%にこれは下がっております。一般財源に占める人件費の割合がそこまで下がってきているというふうなことでございます。
  以上でございます。
○小宮 正議長 1点目はよろしいでしょうか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 福祉対策においては、サービスを受けるにはどうしても申請が必要なんですよね、こちらからのね。そういう中で、やっぱり窓口の周知、いろんなことも含めて力を入れていただきたいと思います。そういう中では大事な問題ではないかなと思います。
  それから、人件費の割合という伸びの問題ですが、今の中では経常収支比率も若干上がっている中で、さまざまな事業も含めた中では人件費等も割合がふえて、いろいろな経費が出てくると思うんですが、危機感を持っての政策をやるべきではないかなと思いますが、この点についてはいかがでしょうか。
○小宮 正議長 答弁願います。
  宮寺福祉課長。
○宮寺史人福祉課長 それでは、引き続き野原議員の質問に答弁をさせていただこうと思います。
  ご案内のとおり、福祉施策、それぞれ大変各部門ごとにメニューたくさんございます。これを文書等でお知らせすることも可能なんですが、非常に複雑で自分がどのサービスに該当するだろうというふうな、なかなか難しい面がございます。
  先ほど、給付金のところでも答弁差し上げたとおり、町では対象者に関しまして、直接通知を差し上げるだとか、あるいは対象者と思われる方には、窓口等で直接ご案内を申し上げることによって、サービスの受け漏れがないように努めていこうと思いますので、ひとつご理解をお願いしたいと思います。よろしくお願いします。
○小宮 正議長 続いて答弁をお願いします。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 それでは、引き続き野原議員のご質問にお答えさせていただきます。
  人件費を含めまして、危機感を持って財政に取り組んでいくべきだというふうな内容だったかと思うんですけれども、おっしゃるとおり、今後の財政状況を考えたときには、そうしたことを十分に理解した上で財政運営を進めていかなければならないと考えておりますので、そこを危機感を持って、やはり運営をしてまいりたいと思いますので、ご理解をよろしくお願いしたいと思います。
○小宮 正議長 よろしいですか。
  じゃ、2点目のガソリン代について答弁願います。
  町田総務課長。
○町田英章総務課長 それでは、ガソリンスタンドの給油の公平性についてのご質問についてお答えさせていただきます。
  役場のほうの庁用車のガソリン給油につきましては、現在3つのグループに各課を区分させていただきまして、各給油所を割り当てるというような形で対応させていただいてございます。
  具体的には、第1グループにつきましては4課、大体これは若干車の台数も変わるんですけれども、28年4月1日現在で言いますと第1グループが16台の車、第2グループが17台の車、これは3課、第3グループが13台の車で4課という形でグループ分けをさせていただきまして、指定の給油所で給油をするように指示をしてございます。
  また、この給油所につきましては、毎年ローテーションで各グループが回るような形で対応してございます。
  また、それにつきまして、当然年度初めに周知するとともに、昨年度は年度途中にも職員のグループウエアという情報を提供するところがあるんですけれども、そちらのほうの掲示板におきまして、その周知徹底を図ったところでございます。
  なお、もう一点、価格の統一性につきましては、役場として料金の統一を図っていることはございません。ただ、現実には同額の金額で請求が来ているというような状況でございます。
  以上でございます。
○小宮 正議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 では、今3つのローテーションの中身については、あとは資料をいただければありがたいんですけれども、お願いしたい。
  それと、やっぱりそれは、公平性にローテーション回っているわけだから年々変わるわけですよね。それなら公平性になっていると思います。
  以上です。
○小宮 正議長 それでは答弁願います。
  町田総務課長。
○町田英章総務課長 それでは、その資料でございますけれども、そのグループ分け、また平成29年から31年のローテーションの内容も含めたものを提出させていただきます。
○小宮 正議長 それでは、3問目の不用額の関係を答弁願います。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 それでは、野原議員3点目の不用額の件につきましてお答えをさせていただきたいと思います。
  決算書でいきますと11ページをごらんいただきたいと思います。
  こちらの11ページの不用額の欄の一番下、ここに1億2,042万9,392円、こうした不用額が載っております。このことを指してのことだと思いますが、こちらのほうなんですけれども、前へ戻っていただきますと9ページになりますが、それぞれ款別に不用額のほうが出ております。これでいきますと総務費で1,670万円ほど、民生費で4,500万円ほど、土木費で1,100万円ほど、教育費で1,980万円ほど、こうしたものが大きくは寄与しているものだとは考えられます。特に民生費につきましては、給付費が主に不用額として残ってしまっているというふうなことで、これにつきましては、なかなか各月ごとに波があって、最終的な決算額を見込むのが難しい状況であるということで、どうしてもこのぐらい残ってしまうというふうなことはございます。
  そして、やはり事業別予算を組んでいる関係で、それぞれの事業の不用額は少なかったとしましても、それが積み重なりますことによりまして、大きくなってしまうというふうな要因もあるかと思います。
  戻っていただきまして11ページになるんですけれども、先ほどの不用額の総額の欄でございますが、昨年の27年度決算では1億4,300万円ほどの不用額が出ておりました。これは、総予算額にしますと2.6%の不用額の率だったわけなんですけれども、今年度、28年度につきましては、これが2.1%に減っております。ある程度、補正により減額をするようにというふうな指示も出した関係で、ここまで減ってきているとは思っております。
  その内訳でございますけれども、内訳にもやはり事情がございまして、平成28年度の1億 2,000万の中には、平成27年度から繰り越してきた事業の不用額がございます。これが1,700万円ほどございます。これは繰り越してきた予算ですので、減額補正をするというふうなことはできませんので、このまま不用額として残ってしまっております。
  そして、予備費の分として不用額が1,000万円ほど出ております。こうしたものが要因としてもございます。それらを除いた不用額として見たときには9,200万円ほどの不用額になりますが、それは率にしますと大体1.6%ぐらいになっております。執行率としましては98.4%というふうな数字になっておろうかと思います。
  今後も、こうしたことで予算を厳密に見積もることによって、なるべく不用額を出さないように、予算の執行段階から目を光らせていきたいと思っております。よろしくお願いしたいと思います。
○小宮 正議長 12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 予測ができなかった情勢の変化、そういうものも含めて多少なり変化はあると思いますが、予算、この中では民生費、土木費も含めて、執行率が100%近くなるに沿っては、不用額というものはそんなに残らないわけなんですよ。予算編成の中での過大な見積もりということも含めてあるんではないかなと思います。
  今、課長は、でも極力これからは検討してきちんとやっていくということを言いましたので、これは今後の期待として答弁は結構です。
  以上です。
○小宮 正議長 ほかに質疑ございませんか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原です。
  最後に1つお願いします。
  臨時職員、町には現在何人いるか伺います。これは、臨時職員については平成29年4月1日、賃金の改定によって平均30円増という方針が出ております。この中で臨時職員の待遇も改善されるようになっております。そういうことを含めて臨時職員の最低賃金も含めてお聞きします。
○小宮 正議長 答弁願います。
  町田総務課長。
○町田英章総務課長 それでは、野原議員の質問にお答えさせていただきます。
  まず、臨時職員の数でございますけれども、主な施策の成果の22ページをごらんいただき たいと思います。
  臨時職員の数につきましては、やはり採用の関係もございまして、年度間で相当の前後はございますが、ここにあります平成29年4月1日現在で報告させていただきますと、この表の一番下、総計の備考欄のところにございます平成29年4月1日現在で臨時職員の人数につきましては77人ということでございます。
  また、先ほどの賃金の関係でございますけれども、最低賃金の関係かとも思いますけれども、最低賃金につきましては、既にこの改定前からこの金額につきましてはクリアをして、それ以上の金額で支給をさせていただいてございます。
  以上でございます。
○小宮 正議長 12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 臨時職員については保育士も全部入っているわけですね。
  その点はわかりました。それで、ときがわ町には、待遇については、私たちの要請の中でもいい答弁をいただいております。結果は出ております。
  ただ、期末手当、この公務員法及び地方自治法の改正を行いまして、平成32年4月1日より施行となっております。これは期末手当、臨時職員にも期末手当が出るようになるわけなんですよね、法の改正で。この動きが出ておりますので、ときがわ町でも今後、この問題については検討課題となるのではないかなと思いますが、あえて決算の中で申しわけないんですが、今後の課題として、これをどう検討していくか、進めていくかも含めてお聞きしたいんで、いかがでしょうか。
○小宮 正議長 答弁願います。
  小峯副町長。
○小峯光好副町長 それでは、野原議員のご質問にお答えいたします。
  臨時職員については77名ということで、先ほどご報告申し上げましたけれども、臨時職員の勤務条件につきましては、先ほど期末手当の支給について国のほうの動きにもございますので、それについては中身をよく精査した上で、ときがわ町の臨時職員についても勤務条件と、それぞれの職場においての臨時職員の勤務の対応も違いますので、それらと照らし合わせていくこと等も考えて対応してまいりたいというふうに思います。
  期末勤勉手当以外に、以前に、特別休暇につきましてもご質問いただいておりますけれども、それらについても、今、検討しているところでありまして、そういったことを総合的に今後は検討していかなくてはならないというふうに考えておりますので、研究をしてまいり たいというふうに考えております。よろしくお願いします。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  12番、野原和夫議員。
○12番 野原和夫議員 研究して、前向きにお願いします。
  この中で休暇も、忌引休暇もあるんですよね。ぜひお願いします。
  ちなみに、今回、川島町が条例改正で出す方向で出ています。期末手当を出すんだそうです。いち早く出しておりますので、ぜひ参考にしていただければと思います。
  以上、お願いします。
○小宮 正議長 答弁願います。
  小峯副町長。
○小峯光好副町長 ほかの自治体におきましても課題になりますので、その辺については、ほかの自治体とも情報交換しながら検討してまいりたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いします。
○小宮 正議長 ほかに質疑ございませんか。
  よろしいでしょうか。
          (発言する者なし)
○小宮 正議長 これをもって歳出の質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (発言する者なし)
○小宮 正議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
  討論は反対でしょうか、賛成でしょうか。
          (「反対討論です」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 まず、原案に反対の方の発言を許します。
  12番、野原和夫議員。
○12番 野原和夫議員 日本共産党の野原和夫です。
  認定第1号 平成28年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定について、反対の立場で討論に参加します。
  まず初めに、歳入において収入未済額5,924万8,067円、27年度比較では約3,686万円の減額となっている中で、不納欠損額は、27年度比較では約877万円増額となっている。町民税、固定資産税、軽自動車税など多く見られるが、低所得者など払いたくても払えない方への配慮も必要であるが、町の努力が求められる。
  歳出では、個人情報の流出も考えられ、支出も脹らみ、メリットもないと言われているマイナンバー制度に伴うシステム改修費、ごみ処理施設を新設または増設しないと明記され、地元住民は和解に応じた経緯がある埼玉中部資源循環組合負担金1,390万円、これは年々増額する負担金です。
  また、制度開始以来、後期高齢者からも反発が起きている埼玉県後期高齢者医療広域連合会負担金1億4,339万8,000円、さらに、差別が見られない同和と名のつく事業の廃止、また、財政状況を踏まえた中で、自衛隊父兄会の補助金の廃止を求めます。
  不用額について1億2,042万9,000円、予算に対して慎重さに欠けていると思われる。入札差金を出し減額補正で対応できるものではないか。
  そして、負債の減少に努め、そして財源の確保に努め、受益者負担比率の適正化検討など、さまざまな点が改善されることを望み、反対討論とする。
  以上です。
○小宮 正議長 次に、原案に賛成の方の発言を許します。
          (発言する者なし)
○小宮 正議長 それでは、ほかに討論ございますか。
          (発言する者なし)
○小宮 正議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより認定第1号 平成28年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立多数)
○小宮 正議長 起立多数であります。
  よって、認定第1号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎認定第2号の質疑、討議、討論、採決
○小宮 正議長 これより日程第2、認定第2号 平成28年度ときがわ町国民健康保険特別会 計歳入歳出決算認定についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  4番、山中議員。
○4番 山中博子議員 4番、山中博子です。
  282、283ページの2目のところで、退職被保険者等療養給付費、平成27年度決算時とほぼ同じ、同額の当初予算では6,927万円でした。ですが、支出済額は4,961万円、約2,000万円程度の差があります。実際の支出済額との大きな差が生じた原因は何か伺います。
○小宮 正議長 答弁願います。
  柴田町民課長。
○柴田光子町民課長 山中議員のご質問にお答えいたします。
  退職被保険者等療養給付費につきましては、退職して年金が受給できるようになった方、60歳から65歳までの間のみ対象となります。その方につきましては、65歳になりますと一般の国民健康保険の受給者になります。ですから、しかもこの制度につきましては27年度から新しい対象者がいなくなっております。要は減る一方ということになっております。
  その中で、実際に27年度末で194名いた退職被保険者が、28年度末には104名と減少しております。予算につきましては医療費割を人数で掛けて計算するんですけれども、その見込みについては年度末の人口で計算しておりますので、予算に対しましては実績のほうが少なくなるという状況になっております。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  山中議員。
○4番 山中博子議員 予算の立て方なんですが、年度末の人数をもとにして、次の年の当初予算を組むということで、その年齢が65歳までということがわかっているならば、65歳以上になるとそこから省かれるわけですよね。その人数というのは今現在の人数がわかっていれば、そのいなくなる人数もわかるということで、当初予算のとき、そういう考慮というのはないわけなんですか。
○小宮 正議長 答弁願います。
  柴田町民課長。
○柴田光子町民課長 そういったものを考慮してございます。
  ただし、医療にかかるということが突発的なことでございますので、そのときに同じ額でかかるかというとそうではないということを見越しまして、金額を定めておりますので、こ のような結果になっております。
○小宮 正議長 ほかに質疑ございませんか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原です。
  28年度の3月では、この賦課方式、または税率改正がありました。今回、国民健康保険税、この収入済額を見ますと3億938万8,250円、前年度の比較では約2,300万ふえております。これは税制改正の影響でふえていると思いますが、この点伺います。
  ただ、この問題については賦課方式752の軽減措置がありまして、所得の低い人は軽減対象になっていると思います。ただ、働き盛りの人は税制改正で上がっていると思うんですよね。そういう影響がある中で、税収がふえているのか。それから不納欠損処理、この処理は何分に当たるのか。
  それと、もう一点は、実質収支額においては黒字決算になっております。ときがわ町は、この給付費支払基金に入れていない実際の一つなんですよね。埼玉県では戸田市、蕨市、滑川町、ときがわ町、上里町、この町と市が繰入基金にしていないんですよ、ゼロなんですね。ぜひ、こういう基金の積み立ても必要だと思うんですが、この点伺います。
○小宮 正議長 答弁願います。
  柴田町民課長。
○柴田光子町民課長 野原議員の1つ目のご質問です。
  税制改正に伴う上昇ということで、本来は税務課なんですが、改正のほうはこちらでやらせていただきましたので、私のほうから回答させていただきます。
  野原議員がおっしゃるとおり、27年度、28年度比較いたしまして2,300万ほどの税収が増となっております。このうち区分いたしますと現年分で1,700万、滞繰分については500万ということで2,300万近くになるんですけれども、この中には税率改正のための増額分プラス徴収努力のための増加分が入ったものでございます。トータルで2,289万6,883円の増というのは、両方含めたもので考えていただければと思います。
○小宮 正議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 両方考えますけれども、税制改正によってもあるんですよね。その中に含まれるわけですよね。だったら私は、前回も言ったんですけれども、子供対策も必要ではないかなと思うんですよ、こういう中で。生まれた子供から課税対象になるんですから、そういうこともぜひ課題としては入れていただきたいと思うんですが、いかがでしょうか。
○小宮 正議長 答弁願います。
  柴田町民課長。
○柴田光子町民課長 野原議員のご質問にお答えいたします。
  前回もお答えした記憶がございますが、子供対策につきましては、そのほかの一般の事業の中で各種子供手当等で手厚く対応している部分での対応と考えております。国保税というものは、また別の部分での計算でございますので、均等割というものが一緒にかかることになっております。
  ただ、今後、国保の広域化に伴いまして、そういった問題も発生するということは、皆さん、国保のほうの会議では承知しておりまして、今後の協議の対象となっているところでございますので、ご理解をいただきたいと思います。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  答弁願います。
  中藤税務課長。
○中藤和重税務課長 野原議員の2点目の質問、不納欠損の人数のご質問にお答えいたします。
  人数は96名になります。よろしいでしょうか。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 不納欠損処理という96名もある、金額も大きいですから大変だと思いますが、それに応じて収入未済額も現時点で金額が出ているわけですよね。今後の課題として、その不納欠損処理は仕方ないにしても、未済額のほうの、やっぱり徴収努力というような現年課税分を含めて、今後どのように考えているのか伺います。
○小宮 正議長 答弁願います。
  中藤税務課長。
○中藤和重税務課長 国保における今後の徴収対策の基本的考え方というご質問でよろしいでしょうか。
  二本柱がありまして、まずは現年の徴収率の向上、それが柱の一つです。これは、具体的な対策につきましては一般会計のほうでもご説明しましたけれども、期別ごとに催告。国保につきましては8期に分かれますので、例えば1期目でも滞納した方につきましては催告をします。ですから年間で、ほとんど払わない人は8回の催告が出ます。そうやって催告することによって現年の徴収率を上げていく。それが1つです。
  2つ目の柱につきましては、滞納繰り越し分です。それにつきましては、催告を出しても催告書に反応する割合が低くなっておりますので、具体的に言いますと財産調査を行いまして、ある方からはいただく。
  先ほど来、野原議員おっしゃっていますように、払いたいのに払えない方というのは財産調査をしても財産のない方、そういうものは処分停止を行います。先ほど一般会計の反対討論の中でも不納欠損額が多過ぎるというご指摘いただきましたけれども、その不納欠損額の中には、払いたくても払えない方の税金を落としているという部分もありますので、その辺もご理解いただければと思います。
  以上です。
○小宮 正議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 それは理解として頭に入っています。
  しかし、徴収強化は進めているのは理解されます。しかし、多くの人は催促の手紙を出しても見ない人が多いんですよ。だからそれは町のほうで訪問して、直接その方に会って手渡しで渡すとか、そういう周知をしない限り遅くなってきては遅いという考えがあると思うんですよ。
  それで、一番悪いのは、金額が多くなる前に手を打つこと。やっぱり30、50、100万になると払えなくなっちゃうんですよ。だからそれは、今言った、払いたくても払えない人の数の中には、ためちゃっているから払えない人も出てくるわけですよ。だから金額が多くなる前の手を打つことの努力は必要だと思うんですよ。その点お願いします。
○小宮 正議長 答弁願います。
  中藤税務課長。
○中藤和重税務課長 野原議員のご質問にお答えいたします。
  一番効率的だと現在感じておりますのは、早いうちに、野原議員ご指摘のように税金の滞納が脹らむ前に財産を見つけて差し押さえをします。額が少なくても、そうすることによって税務課に相談に来てくれるようになります。そこで相談につながれば、滞納者の方の家計の状況とかわかりますから、その辺を納税相談を綿密にやらせていただいて対処するというのが一番いい方法だと考えております。
  実際、徴収嘱託員がおりまして、各戸を訪問はしているんですけれども、それによって納税相談につながるといった事例はほとんどございませんので、以前、野原議員にもかかわっていただきましたように、差し押さえをすることによって納税相談につながるという件数が 非常に多いので、それが一番、現時点では効果的な対策だと考えております。
  以上です。
○小宮 正議長 ほかに質疑。
○12番 野原和夫議員 収支額が黒字になっているから、そのこと。
○小宮 正議長 答弁願います。
  柴田町民課長。
○柴田光子町民課長 野原議員のご質問にお答えいたします。
  実質収支が黒字になっていて、基金がゼロであるということに対するご質問でございましたでしょうか。
○12番 野原和夫議員 ときがわ町は基金がゼロですよ。
○柴田光子町民課長 はい。
  ときがわ町の国保会計につきましては、前年度の繰越金も支払いの対象として計算しております。ぎりぎりいっぱいの会計の組み方をしておりますけれども、そういったときに繰越金が予算額よりも多く出た場合に、その多く出た分は基金に積み立てられるのではないかと前にもおっしゃられたことは覚えております。
  ただし、その繰越金が出た場合に医療費が余分にかかっておりますと、繰越金はやはり医療費のほうに充てなければならないという状況になっております。そんな状況から、年度末まで積み立てをしないで持っていかなければならないということになります。見込みが立たないと、やはりその会計の中のお金を基金に積み立ててしまうということができないので、今までそんな状況でまいりました。
○小宮 正議長 12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 課長、今まではありましたよね。
  でも、今言っているのは、今度の課題として基金に入れられるかということを言っているんです。
  それで、一般会計の繰り入れをしていただいて、国保会計に入れてもらっても必ず返しちゃうんですよ。返さなくたって基金にためることだってできるんじゃないですか。だから、今回の問題は、収支が黒字になっていますから、やっぱりたとえ少ないなりにも入れていただきたい。
  それと、監査委員の報告ではスモールチェンジ強化も含めて健診率を上げて給付費を抑制するようなことを書いてありました。まさにそのとおりだと思うんですよね。ときがわ町、 今回の国保については給付費が下がっているんですよ、下がっていますよね、給付費が。
  だから、そういうことも影響した中で町は計算できると思うんですよ。だから、そこのところの強化をしながらも基金の繰り入れ、やっぱりこの給付費、支払基金への繰り入れは必要ではないかなと思うんです。ほかの自治体、多いところでは15億も入っているところもありますけれども、やっぱり小さい自治体ではありますから、そこはそこなりの基金の繰り入れはお願いしたいと思います。繰り入れできますか、伺います。
○小宮 正議長 答弁願います。
  柴田町民課長。
○柴田光子町民課長 先ほど、野原議員のお話の中で、国保会計が黒字になると繰入金は返しているということをおっしゃったんですが、ときがわ町では一般会計に一切戻してございません。全部その中で引き続き使わせていただいております。そんな中での増加しない繰入金なんですが、これからの話になりますが、29年度の今回の補正では、一部ではございますが、基金の積み立てを考えております。そちらにつきましてご了解をいただきたいと思います。
○小宮 正議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 あと、今、健康問題を含めて特定健診率、ここのところ幾年か40%台だと思うんですよね。私はこれが47ぐらいになったときには、東松山で講演のあれがありまして、ときがわ町の評価をしましたけれども、やっぱり健診率を高める必要があると思うんですが、この方向性は各担当課でも進めていると思いますが、今後、課題としてどういうふうに思っているか伺います。
○小宮 正議長 答弁願います。
  柴田町民課長。
○柴田光子町民課長 特定健診の受診率でございます。ときがわ町の最終目標は60%ということで掲げておりますが、ここ数年40%台を平衡してございます。これにつきましては、実は特定健診受診対象者につきましては、全員の方にまずお知らせをします。集団健診をやりまして、そこで、さらに受診に来なかった方に対しましては、また個別健診をしてくださいということで通知を出します。さらに、保健センター等の事業あるいは町の各種イベントの中でも特定健診を受けましょうということで、さまざまなPRを行ったり、あるいは広報を行っております。
  それでも健診率がなかなか上がってこないというところはございますけれども、この裏をとりますと、実は健診を受けなくても医療機関で実際に治療を受けているとかという方も、 かなり多いという実態がございます。その中で、医療機関等で健診を受けなくても治療しているから大丈夫だよというお話をもらったりする方もいらっしゃるということも聞いておりますので、特定健診を医療にかかっていても受けていく必要があるかということに対してのPRの仕方は、これから考えていかなければいけないとは思っております。
○小宮 正議長 ほかに質疑ございませんか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 健診率、あとスモールチェンジも含めて普及の必要性はあると思います。
  その中で、給付費そのものが低くなっている現状。それで28年度の3月では税制改正、賦課方式、これ2方式にしました。それで、新たに今、広域化の動きは出ておりますから、私の質問でこの範囲内、今、決算の範囲内は別ですが、今後の課題としては広域化になる方向性、はっきり出ています、30年から。町の国保税の問題については、どのような方向性になるか、大体わかったら教えていただければと思います。
  いろんな資料の中では、各自治体の意見が出ております。そこを県のほうがどこまで回収できるかという問題もありますが、ときがわ町からは、その方針としては県のほうには意見とか出ているかどうか伺います。
○小宮 正議長 答弁願います。
  柴田町民課長。
○柴田光子町民課長 広域化に向けてのときがわ町からの意見ということでございますが、調査が来たときに、ときがわ町からとしての意見は申し上げてございません。ただし、広域化の推進会議の中で、質疑等での意見の申し出はしてございます。そういったものは、公表される部分には入ってこずに、会議の結果として調整されてしまいますので、申しわけありませんが、表に出るものではございません。
  それから、広域化に向けたときがわ町の方針ということでございますけれども、広域化というのは今度は埼玉県が国保の運営の中心になって行うものでございまして、埼玉県の国保の広域化の運営方針というものに基づいて実施されるものでございます。ときがわ町は、県の運営方針に基づきまして、国保の運営をしていくことになります。
  ただし、その中で一番気になるときがわ町の国保税の率ということだと思うんですけれども、そちらのつきましては、ときがわ町の国保会計、あるいはときがわ町の国保の状況、一般会計からの繰り入れの可否、そういったもの全て総合的に勘案いたしまして適正な税率を 決めていきたいと考えております。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 適正か考えているんですけれども、後期高齢者と同じように納付金が必ず来ます。幾ら納めてくださいと。それによってはもう税率改正できちんとした数字を出さないと足りなくなると思うんですよね。だから、そこのところはしっかり受けとめて、やっぱり町でも発言してもらいたいなと思うんですが、ぜひ、上げないで済むような方向性で検討していただきたいと思います。答弁は結構です。
○小宮 正議長 ほかに質疑ございませんか。
          (発言する者なし)
○小宮 正議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (発言する者なし)
○小宮 正議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより認定第2号 平成28年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立多数)
○小宮 正議長 起立多数であります。
  よって、認定第2号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎認定第3号の質疑、討議、討論、採決
○小宮 正議長 これより日程第3、認定第3号 平成28年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原です。
  国保と同じように不納欠損、この22万770円において何人分かをお願いします。
  それから、健康診査においては受診率が13.1%になっております。この健康診査においては、今後の課題としてどういうふうに見ているのか伺います。
  それからもう一点は、後期高齢者の埼玉県の保険給付費支払基金、決算年度末現在高では156億1,650万7,211円あります。さらに28年度特別会計1号補正の中では、また53億238万4,000円の基金が、これを積み立てるわけですね。そうすると200億になるわけです、209億。これだけの基金があって基金の流用をしないで、やっぱりちゃんとしないといけないんではないかと思いますが、町のほうからは県に対してのこういう要望は出しているのかどうか伺います。
  これは、実際としては、ときがわ町は所得水準が低いですから、医療の後期高齢者の問題については低く抑えられているんですよね。鳩山町は水準が高いから、ちょっと高いと思いますが、そういう中でも、やっぱり後期高齢者がどんどんふえてくる現状がこれから出てきます中で、やっぱり負担割合が高くなる。いろんな問題が出ていると思うんですが、町ではそういう方向性において、ぜひ声を上げていただきたいと思いますが、出せるか出せないかも含めてお願いします。
○小宮 正議長 答弁願います。
  柴田町民課長。
○柴田光子町民課長 野原議員のご質問にお答えいたします。
  まず、1つ目の不納欠損の内訳ということでございます。不納欠損につきましては4名の方の不納欠損が実施されております。金額は22万770円です。後期高齢者医療は時効が2年になっておりますので、2年経過すると不納欠損が発生いたします。
○小宮 正議長 1問目よろしいでしょうか。
○12番 野原和夫議員 はい。
○小宮 正議長 じゃ、2問目は。
  答弁願います。
  柴田町民課長。
○柴田光子町民課長 2つ目の健診の受診率ということでございます。
  後期高齢者の健診につきましては、保健センターで実施しておりますいきいき健診という 形で75歳以上の方を対象に、国保の特定健診と同じ形で実施しております。集団健診と個別健診と受けていただくんですけれども、やはり国保と同じように、後期になりますと医療機関に病気でかかっている方が大変多く、治療が進んでいることから、健診は受けないという方が多くなっていることが現状です。
  ただし、後期のいきいき健診につきましては、個別の通知をしておりませんので、広報とか、あるいは老人クラブ等を通じまして、いろいろな広報をさせてもらっているところです。
○小宮 正議長 2点目よろしいでしょうか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 後期高齢者の中では、受診率13.1と低いですけれども、なかなか難しい課題だと思いますね。ときがわ町ではいろんな団体も含めて、健康増進の管理も含めてやっていますから、そういう中の参加を呼びかけることは必要だと思います。そういう中では、ぜひ、そういう努力もしていただきたいと思います。これはこれで、じゃ、いいです。
○小宮 正議長 3問目、答弁願います。
  柴田町民課長。
○柴田光子町民課長 次に、3問目の後期高齢者広域医療連合の基金の利用の仕方ということでございます。
  実際に平成28、29の保険料につきましては、基金のほうから手当をいたしまして、保険料を上げないということで、多分26、27と同じレベルでの保険料を決定したものと思います。今後につきましては、金額は大きいんでございますけれども、平成35年に向けた団塊の世代の高齢化に向けて財政を留保しなければいけないということで、現在、そちらのほうに向けての留保をしておるところでございます。
  それと、もう一つよろしいですか。そのことについて、市町村から県のほうに意見が言えるかということでございますけれども、後期広域連合の課長会議はございますが、そういったことに関して意見としては申し上げられますが、決定できるような場ではございませんのでご了解くださいませ。
○小宮 正議長 12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 柴田課長が一人で言うんじゃなくて、皆さんに声をかけてあげれば実現できると思うんですよね。
  私は、課長に一人で負担していただきたいわけじゃないですから。ぜひ、多くの自治体に声をあげて、ただ心配なのは、やっぱり今回も医療広域連合負担金というのが1億4,000万 も出ているんですよね。ということは決算の中へ出ています。そうすると、今度は国保の広域化も恐らく納付金が幾らと決まると、その金額がぐっと出ますから、そういう基金がどんどんふえる可能性も出ると思うんですよね。そして、町民、市民には負担をかけられる、そういう問題にならないように、ぜひ課長から皆さんに声を上げていただいて、一致団結してそういう計らいをしていただきたいと思います。ぜひお願いします。いかがでしょうか。
○小宮 正議長 答弁願います。
  柴田町民課長。
○柴田光子町民課長 それでは、私のほうからということではなくて、会議の機会がございますので、意見として流させていただくことはできると思います。
○12番 野原和夫議員 よろしくお願いします。
○小宮 正議長 ほかに質疑ございませんか。
          (発言する者なし)
○小宮 正議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (発言する者なし)
○小宮 正議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (発言する者なし)
○小宮 正議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより認定第3号 平成28年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立多数)
○小宮 正議長 起立多数であります。
  よって、認定第3号は原案のとおり可決されました。
  暫時休憩いたします。
  再開を2時20分といたします。
                                (午後 2時03分)
─────────────────────────────────────────────────
○小宮 正議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午後 2時20分)
─────────────────────────────────────────────────
   ◎認定第4号の質疑、討議、討論、採決
○小宮 正議長 これより日程第4、認定第4号 平成28年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算認定についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  4番、山中議員。
○4番 山中博子議員 4番、山中博子です。
  347ページの上段のほうに業務委託料、それから、その下段にも業務委託料、そして349ページの下段のほうにも業務委託料がございます。一次予防、二次予防、それから包括的支援事業費に係る業務委託料です。業務委託料が大きな割合を占めているが、どこへ委託し、どのような事業をしているのか伺います。
○小宮 正議長 答弁願います。
  柴田町民課長。
○柴田光子町民課長 山中議員のご質問にお答えいたします。
  まず、順に申し上げます。
  347ページの二次予防事業の委託料でございます。
  二次予防事業の委託料につきましては、まず1つ目がシニア体力づくり教室でございますが、委託先が社会福祉法人よし乃郷となっております。
  もう1つ同じところに委託料がございまして、もう1つは介護予防事業の評価報告書の作成業務委託というものがございます。要は介護予防事業がきちんとできているかの実績と分析をするという事業を委託しているものがございます。こちらは株式会社まち研というところに委託しております。
  よろしいでしょうか。
  次に、2つ目の一次予防事業のほうになります。
  一次予防事業につきましては3つございまして、まず1つ目が、脳の健康度テスト事業というのがございます。こちらは認知症の知能検査ということでやっておりますけれども、こちらは株式会社彩香らんど、こちらに委託しております。
  2つ目が元気アップ事業という事業を実施しております。こちらのほうは運動指導とかトレーニングの実技指導をしているんですけれども、委託先は株式会社福祉エンタープライズ埼玉支店というところです。運動講師を派遣してもらっております。
  3つ目になります。こちらのほうはふらっと広場の運営事業でございます。こちらはときがわ町社会福祉協議会に委託しております。
  次に、349ページの委託事業ということでございます。349ページでよろしいんですね。
○4番 山中博子議員 はい。
○柴田光子町民課長 こちらにつきましては、委託料が、認知症の総合支援事業のほうですか。
○4番 山中博子議員 包括的支援事業。
○柴田光子町民課長 失礼しました。
  包括的支援事業の委託料につきましては、在宅介護支援センターの委託業務ということで、高齢者の介護に関する相談の受け付けということです。こちらにつきましては、社会福祉法人よし乃郷のほうに委託しております。
  金額等の詳細の内容につきましては、施策の成果のほうにも載っておりますので、細かいところはそちらでご確認いただければと思うんですが。金額はないですね、すみません。120ページにございます。今言った部分も120ページに載っておりますので、お願いします。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
○4番 山中博子議員 はい。
○小宮 正議長 ほかにございませんか。
  野原議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原です。
  先ほどと同じように、不納欠損額の人数割合、何人分かお伺いします。
  それから、1号被保険者滞納者数、実数はどのくらいいますか。お願いします、その問題。
  それから、337ページの居宅介護サービス給付費、これは通所訪問介護の利用者だと思うんです。この利用状況。
  それから、地域密着型介護サービス給付、これはグループホーム、利用状況を伺います。
  それから、施設介護サービス給付費、これにおいては特別養護老人ホーム、利用状況。
  それから、この特別養護老人ホームにおいては……
○小宮 正議長 もっとゆっくり質問してもらえますか。
○12番 野原和夫議員 はい。
  337ページの居宅介護サービス給付費。この中身について、利用者は介護、通所と訪問介護だと思いますが、利用状況。
  それから、地域密着型介護サービス給付費。この中では、グループホームだと思いますが、利用状況。
  それから、施設介護サービス給付費。これは特別養護老人ホームだと思います、利用状況。
  この特別養護老人ホームについては、入所、待機者、人数がどのくらいいるか含めてお願いします。
  以上、3点お願いします。
○小宮 正議長 答弁願います。
  宮寺福祉課長。
○宮寺史人福祉課長 それでは、野原議員のご質問に対しての答弁をさせていただきます。
  まず1点目、28年度決算における不納欠損の人数ということでご質問をいただきました。
  不納欠損の人数につきましては、被保険者数で29名分の不納欠損を計上したところでございます。不納欠損につきましては、以上でございます。
○12番 野原和夫議員 わかりました、いいです。
  じゃ、次お願いします。
○小宮 正議長 次、滞納者数か。
○宮寺史人福祉課長 それでは、滞納者数ということでご質問いただきました。
  28から29年に繰り越した、つまり滞納被保険者については30名ということでございます。
  以上です。
○小宮 正議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 私が今質問したのは、1号被保険者滞納者の実数ということで、資料としては2017年4月1日現在のあれは、手元にそういう方向性はないでしょうかね。実数はかなりいると思うんですが、いないでしょうか。もし30名だったら30名でいいです、私の把握が間違いだと思うので。
○小宮 正議長 答弁願います。
  宮寺福祉課長。
○宮寺史人福祉課長 申しわけありません、ただいま30名と申し上げたのは、過年分でございます。現年分につきましては、後ほど調べさせていただきましてご報告申し上げたいと思います。
  よろしくお願いします。
○12番 野原和夫議員 いいです。じゃ、次、お願いします。
○小宮 正議長 宮寺課長。
○宮寺史人福祉課長 それでは、続きまして、給付の内容ということで、居宅系、それから地域密着、それから施設サービスについての給付状況ということをご質問いただきました。
  この点につきましては、主要な施策の成果の117ページをお開きいただきたいと思います。
  この中で、決算書の予算区分とは若干異なっております。介護保険の世界では、主に居宅系と申しまして、居宅給付費、あるいは施設給付費というふうな2つに分けて実績を分析するのが常となっているところでございます。
  居宅給付につきましては、4億9,588万4,951円というふうな計上がそこに記載されているところでございます。これにつきましては、平成27年度決算に比べまして0.07%の伸びということで、ほぼ横ばい状態になっておるところでございます。なお、決算書に載っているこの中で、地域密着型予防サービスの部分だけを抜き取りますと1億4,577万5,900円ということで、昨年度比12.8%の伸びになっております。
  ご案内のとおり、居宅型給付費と言いながら入所型の施設でございますので、ひとり暮らしの高齢者の方がこういった型の施設に移るという状況が多くなっているかなというふうなことが言えると思います。
  それから、下の段、施設給付費につきましては……
○12番 野原和夫議員 その利用状況、何名ぐらい利用しているかという質問している。
○宮寺史人福祉課長 何名。
○12番 野原和夫議員 数字が出ている、支出金額は出ているんだけれども、支出済額。ただ、その内容の利用状況を聞いているわけです。何名の利用者に対してこの支出、何名か。
○小宮 正議長 答弁願います。
  宮寺福祉課長。
○宮寺史人福祉課長 それでは、居宅介護サービス給付の年間延べ件数ということになってしまいますけれども、よろしいでしょうか。実人員とはちょっと違う値なんですが。
  それでは、大変失礼しました。主要な施策の成果の119ページをお開きいただきたいと思います。
  平成28年3月利用の受給者数の数がここに掲載されているところでございます。居宅につきましては、第1号被保険者が20名。すみません、これは区分別の人数を読み上げてしまい ましたが、合計で298名。地域密着型サービスにつきましては、第1号被保険者が47名。施設介護サービスにつきましては、第1号被保険者が124名。人数的にはこのような値になっているところでございます。
○12番 野原和夫議員 あと待機者。
○小宮 正議長 待機者につきましては、実は介護保険の運営上、それを正確に把握するすべはございません。各老人ホームに入りたい方につきましては、場合によっては2カ所、3カ所とそれぞれ希望を出している方もいらっしゃいますので、実数を把握するのはなかなか困難な状況でございます。そういったことで、保険者として待機者を把握している数字はございません。
  以上でございます。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 今の数字、把握してないと言っていますけれども、特養ホームの入所待機者的なものは15名ぐらいの資料が出ておりますが、実際はもっといると思うんですが、その把握もわからないということになってくるでしょうか、町は。
  わかりました、いいです。
○小宮 正議長 ほかに質疑ございませんか。
          (発言する者なし)
○小宮 正議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (発言する者なし)
○小宮 正議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (発言する者なし)
○小宮 正議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより認定第4号 平成28年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算認定についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。

                     (起立全員)
○小宮 正議長 起立全員であります。
  よって、認定第4号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎認定第5号の質疑、討議、討論、採決
○小宮 正議長 これより日程第5、認定第5号 平成28年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算認定についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  4番、山中議員。
○4番 山中博子議員 4番、山中博子です。
  373ページ中段に浄化槽整備事業、平成28年度は36基の設置で、平成27年より多くなっていると思います。平成37年度までには100%設置するとしていたが、今何パーセントぐらいに達したのか伺います。
○小宮 正議長 答弁願います。
  加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 山中議員のご質問にお答えします。
  平成28年度末現在で、ちょうど今900基になります。率にすると71.86%ということで県のほうに報告はしております。
  平成37年までに100%というふうなことで、これについては国また県の目標値であります。ただ、この状況で行きますと、なかりその達成というのは厳しくなるとは思います。
○小宮 正議長 4番、山中議員。
○4番 山中博子議員 前年度だったか、五明とか日影とか、そちらの方面だったと思うんですが、その場所に特定して決めるその計画性というのはあるんでしょうか。
○小宮 正議長 答弁願います。
  加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 お答えします。
  訪問をしたのは五明・日影地区、その理由ということでよろしいでしょうか。なぜ五明・日影のほうを徹底的に訪問したか。
○4番 山中博子議員 それもあります。計画。
○小宮 正議長 それじゃなくて、これはどうするか、そういうのがあるかということだから。
○加藤光典建設環境課長 一応どれぐらい地区によって合併処理浄化槽にかわっているかというのを調べまして、あとは水質ですか。実際には雀川の水質が悪かったということで五明・日影ということで訪問をしたんですが、これから、また秋になって訪問を始めます。今どこを訪問しようかということで計画は立てているんですが、まず、平成25年から回ってきた訪問の中で、少し検討されているという方が何人かいらっしゃいます。そちらの方にまずもう一度改めて、ちょっと脈がありそうな方がいますので、そういった方に再度訪問をしまして、その次に、今度はどの辺を訪問していくかというのは、これからちょっと検討をさせてもらうところです。
  以上です。
○小宮 正議長 山中議員。
○4番 山中博子議員 年に1回河川の汚染というか、何パーセントぐらいよくなったというのがあると思うんですが、それによって回る場所が決められるということもあるわけですね。
  そうしたら、今、川の広場のところですが、バーベキュー場の反対側のところから出ている水がとても汚いということで、以前、加藤課長のほうでそこの流れてくる途中のところに炭を入れていますというお話を聞きました。
  実際に見てきたんですが、やはりそこから一番最後に川のところに出てきている水というのがとても汚くて、上流からそこの水が出ているところの下流、そこのところが色が変わっていました。
  その原因が何かというのが私にはわからなかったんですが、例えば、町内の中でも合併浄化槽にしていない家庭があるのかなという推測は私もしたんですが、そういう汚れている河川、そういうものももとにして回るところを決めていくのもいいんじゃないかと思うんですが、いかがでしょうか。
○小宮 正議長 答弁願います。
  加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 お答えします。
  今言われた河川というのが一ト市川という河川なんですが、そちらについては、やはり毎年検査をしていまして、河川の汚れの度合いを示す代表的な指標BODという数値がかなり悪い数値でして、そこをターゲットに河川の水質浄化を目的に木炭による施設をつくったわけなんですが、それについては、どちらかというとまだ、確かに放流したところで色が違うということで、効果のほどというのはやはりそんなには初めから期待はしていなかったんで す。
  県のほうでその木炭を川の国応援団の団体に対して無償で分けてくれると。ただ、効果は啓発効果を狙っています。そちらのものを広報で情報発信等をしましたけれども、こういった施設があるということで、川の汚れについて関心を持ってもらうというのが一つの目的でした。
  川の汚れぐあいを指標としてどこから回っていくかというふうなことなんですが、これがまた非常に難しくて、先ほど言った雀川というのは一級河川で、水量もある程度ありますので、川の環境基準、汚れの環境基準というのが決まっていまして、この辺だとA型という類型になりまして、BODが2以下。ただ、その一級河川以外についてはそういったものがないんです。一ト市川ですとか、あと唐沢川、ちょうどトレーニングセンターの後ろの花菖蒲園のところの川なんですが、そういったところもかなり汚れています。
  どちらかというと川のそれぞれのBODもあるんですけれども、浄化槽が合併ではない単独処理の浄化槽が多い区域を中心に今後計画的に回っていければと考えております。
  以上です。
○小宮 正議長 ほかに質疑ございませんか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原です。
  浄化槽設置事業、この事業については毎年苦慮して努力していることについては、私は敬意を表したいと思います。なかなか大変な事業であります。
  ただ、このことについては、やっぱり推進の中で滑川町も視察に来ております。ときがわ町の取り組み、合併浄化槽については。だから、これはやっぱり率先して事業の拡大を進めていくことが大事かなと思うんです。
  先ほど山中議員からも指摘されましたけれども、やっぱり一級河川に面している水路、小さな今言った唐沢川も含めて、そういうところの水の汚れというのは相当進んでいると思うんです。だから、一応そういう中の分析も早急にして、その地域の浄化槽の推進に努めることは大事かなと思うんです。
  それと同時に、もりんどの方々が水質検査も行っております。そういうところの資料の提供も含めてやれば、もっともっと効力上げて推進ができるのではないかと思います。ぜひそういうところも含めて目標に向かって努力をしていただくことは大事かなと思うんです。
  それで、これはすばらしい事業なんでありますね。それで、ときがわ町が掲げている緑と 清流、これに一致するには、やっぱりそこをきちんとしないとできないと思うんです。
  だから、そういうものを踏まえて努力、今後の課題として、今言ったもりんどの人たちが水質検査をしていろんな資料を持っていると思います。そういうことを踏まえて、今後の課題としてどう取り上げていくかお伺いします。
○小宮 正議長 答弁願います。
  加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 野原議員のご質問にお答えします。
  NPOとのその共同ということで、実は、その木炭の浄化施設についてはもりんどの代表の方等と話し合いをしまして、そちらの方も参加をして、一緒に行っています。水質についてももりんどさんのほうから情報提供をいただいております。
  当初、一ト市川、唐沢川というのは、余り水質検査をしなかったんですが、そちらのNPOの方から、水質が悪い、うちのほうではかったらこういう数値だったということで、しっかりとそのBOD等をはかったところ、やはり相当悪いということで、それ以降は毎年水質調査をしております。
  今後そういった方々と連携を図りまして、また、今年度、環境基本計画という第二次の計画をつくるんですが、実はその方に今回の環境審議会の会長をお願いしたところです。水質のほうに町民の皆さんに関心を持っていただいて、やはりなかなか今ある浄化槽を合併の町設置型にかえるというのは、やはり初期投資は少ないといいましても、やっぱり数十万円のお金が必要になってきます。なので、高齢者のみ世帯ですとか、あとは今の浄化槽がちょっと調子が悪いとか、修理が必要だとか、家を建てかえるとか、そういった機会がないとなかなかそういった決心ができないものです。そういった方々にも広報等でしっかりとその辺のお願いをしていきながら、また、環境基本計画等でもそういった情報を発信しながら、浄化槽の1基でも多い普及に向けて啓発活動をしていきたいと思っております。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 ぜひそういう前向きな方向性でやっていただきたいと思います。
  それで、今まで五明地域、日影地域等もやっております。上流から下流、下流のほうはもう大分汚れてくる傾向があるんですね。その下流も含めて今後の課題としてやるべきではないかと思います。
  それと、緑と清流のこの町のカラーはもう少し表に出して、だから必要なんだということ も含めて強化すればいいかなと思うんですが、ぜひその点も、今観光の人たちもふえておりますので、そういうことを基準として、ぜひ実現に向けて努力していただきたいと思います。
  決算ですから内容も要求して申しわけありませんが、そういう中で、含めてぜひお願いしたいと思います。
○小宮 正議長 答弁願います。
  加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 今後、この町の緑と清流のまちときがわのカラーを、こういった環境基本計画等にも前面に出しまして、37年、なるべく高い数字になるようにコツコツと努力していきます。皆様方についても、できればそういった情報を、誰が、どこの家が浄化槽について聞きたがっているとか、そういったものがあれば情報提供をいただければ、こちらも訪問をしてそういったものについてご説明をさせていただきます。
  広報の10月号にもそういった記事を載せております。年4回、維持管理2回、設置2回、そういった啓発広報を載せていますので、皆様方にもそういった情報がもしあれば、提供いただければ助かります。よろしくお願いします。
○小宮 正議長 ほかに質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (発言する者なし)
○小宮 正議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (発言する者なし)
○小宮 正議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより認定第5号 平成28年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算認定についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○小宮 正議長 起立全員であります。
  よって、認定第5号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎認定第6号の質疑、討議、討論、採決
○小宮 正議長 これより日程第6、認定第6号 平成28年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算認定についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原です。
  特別会計のこの評価においては、昭和59年度に1億円の基金に始まり、今までに貸与した学生数は378名となっている報告を見ました。
  この制度においては、ほかの自治体からも評価を得ている問題です。現時点、これからも含めて、生徒数が減少していくこれからの時代です。そういう中で、5年、10年を見据えた計画等は持っているのかどうか、どのような計画になっているのか、伺います。
  この制度を生かせるというのは大変いいことなんですね。これを目玉にして、目玉というか、これを一つの契機として人口増加対策にも結びつけるのではないか思いますが、今後の課題として、人口減少の中でどういう対応策を考えているのか。
  決算では、一応今までの評価としてすばらしい評価となっておりますので、今後の課題としてお伺いします。
○小宮 正議長 答弁願います。
  清水教育総務課長。
○清水誠司教育総務課長 それでは、ただいまの野原議員の貸し出しについての今後の計画等があるかというようなご質問でございますが、確かに、その前に児童・生徒数はこのところ減ってきておりますので、それに応じた形で借りる方も減っていくのかなというふうには思っております。
  ただ、先ほどのお話のように、この奨学金は非常にほかの町村にも非常にいいという、非常に恵まれた奨学金だと思っておりますので、まだまだ借りたいという方はいるんじゃないかなというふうに思いますし、また、いろんな、これから学費等お困りの方もいるんじゃないかと思いますので、なるべく現状の児童・生徒の中で貸し出しがしやすいような形で現在ご案内をして貸し出しをしているところでございます。
  また、今後、借りたいという上で、いろんな要望のほうは、あればそういうものを聞きな がらその制度をかえていきたいというふうな考えはございますが、現在のところ、こういう計画で5年後こういうふうにやりますということは、今のところございません。
  以上でございます。
○小宮 正議長 12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 生徒数人口減少、危機感を持っていなくちゃいけないと思うんです。そういう中で、やっぱり危機感を持ってやらないと、せっかくこのいいものが生かせなくなる場合もあるんですね。だから、そういうところをもう少し慎重に考えて、伺いたいんですが。教育長、お願いします。
○小宮 正議長 答弁願います。
  舩戸教育長。
○舩戸裕行教育長 それでは、野原議員のご質問にお答えいたします。
  これまでも利用者の拡大につきましては、条例等の改正も含めましてその都度行ってまいりました。例えば、対象者の拡大や貸付区分等の変更など努めてまいったところでございます。
  これからの課題となるのは、やはり貸与型でなくて給付型にこれを持っていけるかどうかということで、今、国のほうでも、あるいは直近でも川越市で何か5,000万円の寄附があって、それを元に給付型にするというようなお話もありました。
  この辺につきましては、やはり魅力あるまちづくりの中でも一つの目玉になるかと思いますが、今後の将来の就学者も有効にこれが活用できるとした上で考えますと、給付型にしたときにいつまでその資金がもつかということがございます。例えば、今議員がご指摘いただきましたような事業成果の報告の中にございますように、今年度の貸付額が1,600万円ぐらいでございます。これを全て給付型にしていきますと、今の残高と貸付額合わせても1億6,000万円ぐらいですので、10年間でなくなってしまうということになります。
  ですから、その辺をどういうふうに考えていったらいいかというのが大きな課題でございまして、課題である認識は持っておりますけれども、そこから先どういうふうにこれを組み立てていくのかということについては、まだ検討課題から、研究課題みたいなところも含めまして、ただ、近隣もそいうものをもう移行してございますので、また研究をしてまいりたいと、このように考えております。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  ほかに質疑ございませんか。

                     (発言する者なし)
○小宮 正議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (発言する者なし)
○小宮 正議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (発言する者なし)
○小宮 正議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより認定第6号 平成28年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算認定についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○小宮 正議長 起立全員であります。
  よって、認定第6号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第41号の質疑、討議、討論、採決
○小宮 正議長 これより日程第7、議案第41号 平成28年度ときがわ町水道事業会計決算認定及び剰余金処分についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原です。
  まず、41ページですが、この中で、有収率があります。この有収率については、28年度決算で82.3%になっております。有収率を100%として82.3%、残り17.7%になります。この17.7%については、水の料金がどのくらい分になっているか、計算お願いします。
  それから、県水は平成22年度に、21年の約倍の県水の契約をしている中で、一般会計からの繰り入れが2,000万円から7,000万円となりました。この7,000万円も高額料金対策として繰り入れされていると思います。
  そういう中で、この7,000万円の資本的支出のほうにも使われているのかと思います、そ の問題。
  それから、昨日の課長の説明では、県水を減らしていると説明されました。この県水を減らさている原因、何立方メートル減らされているのか伺います。
○小宮 正議長 答弁願います。
  内室水道課長。
○内室睦夫水道課長 それでは、ただいまの野原議員のご質問にお答えをさせていただきます。
  今計算をいたしますので、少々お待ちください。
  ざっとの計算になりますが、ちょっと暫時休憩いただいてよろしいですか。
○小宮 正議長 暫時休憩いたします。
                                (午後 3時03分)
─────────────────────────────────────────────────
○小宮 正議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午後 3時05分)
─────────────────────────────────────────────────
○小宮 正議長 内室水道課長。
○内室睦夫水道課長 1立方当たりの単価が165円になりますので、それから年間配水量から年間有収水量を割りまして、それを掛けますと約4,700万円になります。
○小宮 正議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 今、課長の答弁だと約4,700万円が年間無になっているという計算になりますね、今の答弁。
○内室睦夫水道課長 そのまま漏れる水が売れればそれだけ利益が上りますので、その形でのご答弁をさせていただいたんですが。
○小宮 正議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 これだけの大きな金額が漏水によって無になっているという。やっぱりそこのところは、資源を大事にする中では大事な対策として、やっぱり有収率を上げてやらないといけないと思うんですが、今後の課題としてこの有収率を、今回は下がりましたけれども、上げることは可能かどうか伺います。
○小宮 正議長 答弁願います。
  内室水道課長。
○内室睦夫水道課長 それではお答えさせていただきます。
  まず、先ほど100%に上げるということでその金額を出させていただきましたので、近隣の事業体等の状況を見ましても、その金額を全部上げるということは難しいと思います。
  そういう中で、現在老朽管の更新、それから漏水調査、それから主には職員が水圧の高いところ、そういうところを、あと老朽管のある場所を当たって調査をして、何件か見つけてはいるんですけれども、そういうことを行って、漏水箇所を修理することによって有収率を上げることができればというふうには考えております。
○12番 野原和夫議員 わかりました。
  次の質問。
○小宮 正議長 2問目の質問。
  答弁願います。
  内室水道課長。
○内室睦夫水道課長 平成22年から公料金対策の繰り入れが2,000万円から7,000万円になりました。
  すみません、ご質問の内容をもう一度確認させていただいてよろしいですか。
○12番 野原和夫議員 資本的支出、事業のほうにその7,000万円を使っているのかどうかということ。高料金対策として入れているものがこっちに回っていたということか。
○内室睦夫水道課長 お答えさせていただきます。
  こちらにつきましては、高料金対策の補助金でございますので、こちらの決算書にございますとおり、収益的収入及び支出に繰り入れさせていただいていますので、資本的収入及び支出には直接は使っておりません。ただ、398、399ページにございますように、過年度分損益勘定留保資金、こちらにつきましては、収益的収入及び支出の中からそちらの現金化されたものを留保しておりますので、そちらをこちらの資本的収入及び支出に結果的に使っておりますので、直接ではございませんが、公料金対策の補助金はそちらに回っているような状況でございます。
  以上です。
○小宮 正議長 12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 そういうところを回さないと無理がいくということも考えてお聞きしました。仕方ないことだと思います。
  その中で、資金繰りで苦しい、収益的収入は水を買っていただければそれだけ利益が上るわけですけれども、事業をするには頭になるお金がないわけですから、大変苦しい事情だと 思います。
  そういう中で、内部留保はここにある預貯金の額でよろしいんでしょうか、3億4,430万5,361円、これが内部留保資金になるんでしょうか、伺います。
○小宮 正議長 答弁願います。
  内室水道課長。
○内室睦夫水道課長 ただいまの野原議員が申し上げました現金については、運転資金等含まれておりますので、実際に過年度分の損益勘定留保資金については、約2億8,600万円が内部留保の資金になっております。
  以上です。
  野原議員。
○12番 野原和夫議員 はい、わかりました。
○小宮 正議長 3つ目の県水の。
○内室睦夫水道課長 第3点目なんですが、県水を減らされるというお話だったんですが、給水制限ということですか、そうじゃなく。
○12番 野原和夫議員 きのうの説明では、県水を減らしたという一部説明があったんですけれども、確かに県水は、12月議会では1日3,000立方、年間で3万6,500立方減らしました。そして243万円の費用削減ができて、水道会計に好影響を及ぼすという答弁されておりますので、それ以上にまた県水を減らしたのかという質問をした。そういう意味です。
○内室睦夫水道課長 はい、わかりました。
  渇水期に臨時の増量等、例えば1日100立方メートルとか、短期間なんですが、そういうことは行っておりますが、そのほかに減らされたということはございません。
○小宮 正議長 よろしいでしょうか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 では、28年12月のときの答弁は、そのまま継続して、年間3万6,500立方メートルは減らされてきているわけです、ずっと継続しているわけですね、その点お伺いします。
○小宮 正議長 答弁願います。
  内室水道課長。
○内室睦夫水道課長 基本的な量としては、1日当たり100立方メートル減らしております。
  以上でございます。
○小宮 正議長 ほかに質疑ございませんか。
          (発言する者なし)
○小宮 正議長 これを持って質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
          (発言する者なし)
○小宮 正議長 これをもって討議案を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (発言する者なし)
○小宮 正議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第41号 平成28年度ときがわ町水道事業会計決算認定及び剰余金処分についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり、処分及び認定することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○小宮 正議長 起立全員であります。
  よって、議案第41号は原案のとおり可決されました。
  これをもちまして、決算の審議につきましては全て終了いたしました。
  武野谷代表監査委員におかれましては、2日間にわたり大変ご苦労さまでございました。
  ここで武野谷代表監査委員の退席を許します。
  ありがとうございました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎延会について
○小宮 正議長 お諮りいたします。
  本日の会議はこの程度にとどめ、延会したいと思います。
  これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○小宮 正議長 異議なしと認めます。
  よって、本日はこれをもちまして延会することに決定いたしました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎延会の宣告
○小宮 正議長 大変ご苦労さまでした。
                                (午後 3時15分)