平成30年第1回ときがわ町議会定例会

議 事 日 程(第3号)

                            平成30年3月13日(火) 
                            午前9時30分開議     
      開議の宣告
日程第 1 議案第25号 平成30年度ときがわ町一般会計予算
日程第 2 議案第26号 平成30年度ときがわ町国民健康保険特別会計予算
日程第 3 議案第27号 平成30年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計予算
日程第 4 議案第28号 平成30年度ときがわ町介護保険特別会計予算
日程第 5 議案第29号 平成30年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計予算
日程第 6 議案第30号 平成30年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計予算
日程第 7 議案第31号 平成30年度ときがわ町水道事業会計予算
日程第 8 一般質問
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出席議員(12名)
     1番  杉 田 健 司 議員     2番  長 島 金 作 議員
     3番  神 山   俊 議員     4番  小 島 利 枝 議員
     5番  田 中 紀 吉 議員     6番  山 中 博 子 議員
     7番  岡 野   茂 議員     8番  前 田   栄 議員
     9番  野 口 守 隆 議員    10番  小 宮   正 議員
    11番  岩 田 鑑 郎 議員    12番  野 原 和 夫 議員
欠席議員(なし)
地方自治法第121条により、今定例会に説明のため出席する者及び同委任を受けた者の職氏名
町長
渡 邉 一 美 
副町長
小 峯 光 好 
総務課長
町 田 英 章 
企画財政課長
荒 井   淳 
税務課長
中 藤 和 重 
町民課長
柴 田 光 子 
福祉課長
宮 寺 史 人 
会計管理者兼
会計室長
金 子 加代子 
産業観光課長
坂 本 由紀夫 
建設環境課長
加 藤 光 典 
水道課長
内 室 睦 夫 
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教育長
舩 戸 裕 行 
教育総務課
主任指導主事
羽 太 高 裕 
生涯学習課長
石 川 安 司 
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議会事務局長
桑 原 功 夫 
書記
村 田 宏 美 

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   ◎開議の宣告
○前田 栄議長 皆さん、おはようございます。大変ご苦労さまです。
  ただいまの出席議員は12名全員でありますので、定足数に達しております。
  これより平成30年第1回ときがわ町議会定例会第3日目を開会いたします。
  直ちに本日の会議を開きます。
                                (午前 9時30分)
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   ◎議事日程の報告
○前田 栄議長 本日の議事日程を報告いたします。
  議事日程は配付したとおりであります。
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   ◎議案第25号〜議案第31号の質疑
○前田 栄議長 これより日程第1、議案第25号から日程第7、議案第31号までの質疑に入ります。
  質問者はページ番号、項目名、節、区分、説明事項を申し出て質疑してください。
  質疑につきましては、質問者が1回にできる質問は3問までとします。その後、質問者がない場合は、再度続けて質問を許します。また、1問についてできる質問回数は3回までです。
  なお、諸報告のときにも申し上げましたが、町長の施政方針に対する質疑につきましても、平成30年度の予算質疑に関連して行ってくださるようお願いいたします。
  質疑につきましては、一般会計から順次行います。
  なお、一般会計に限り、歳入、歳出に分けて行います。
  これより議案第25号 平成30年度ときがわ町一般会計予算の歳入の質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  6番、山中議員。
○6番 山中博子議員 6番、山中博子です。
  29ページの1節のところ、社会福祉費補助金のところです。埼玉県障害者生活支援事業補助金、重度訪問介護等の利用促進に係る市町村支援事業費補助金、それから在宅超重症心身障害児の家族に対するレスパイトケア事業補助金、この3点については、前年度なかったの ですが、新しい補助金なのか。
  そして、レスパイトケア事業補助金については、歳出のほうで昨年もございましたし、ことしもございます。ただし、歳出のほうは203万4,000円と、今回の補助金が101万ということで、これは2分の1の補助金なのかと質問。そして、その対象となる数を伺います。
  2問目、同じく29ページの2節のところで、環境衛生費補助金、循環型社会形成推進交付金、これは昨年度なかったんですが、これは新しい補助金で、どのような事業に対するものなのか伺います。
  次に、3問目で31ページ、2節林業費補助金、水源地域の森づくり事業補助金、29年度より100万円近く多くなっていますが、どのような事業への補助金なのか。
  以上、3点について伺います。
○前田 栄議長 答弁願います。
  宮寺福祉課長。
○宮寺史人福祉課長 それでは、山中議員のご質問、もう一度ちょっとお伺いしますが、最初の3つの事業をおっしゃったような気がしたんですけれども、もう一度、事業名を教えていただけますでしょうか。
○6番 山中博子議員 はい。埼玉県障害者生活支援事業補助金、それから重度訪問介護等の利用促進に係る市町村支援事業費補助金、在宅超重症心身障害児の家族に対するレスパイトケア事業補助金、3点です。
○前田 栄議長 わかりました。今度は何行目ぐらいと言ってもらうとわかりやすいかもしれない、緊張しているから見つけられないので。
  宮寺福祉課長。
○宮寺史人福祉課長 これにつきましては、平成29年度事業でもありました制度でもありますので、ちょっと今調べさせていただいて、後ほどご回答ということでよろしいでしょうか。
  それから、この3つの事業のうちのレスパイトケアの対象者数でしたっけ。
○6番 山中博子議員 補助金が2分の1なのかどうなのかということと、この3つの補助金に対しての対象というのはどのぐらいいるのか。
○宮寺史人福祉課長 補助率でありますが、事業費の2分の1が、すみません、よろしいでしょうか。
○前田 栄議長 はい。
○宮寺史人福祉課長 2分の1が国、4分の1が県、4分の1が町というふうな事業でござい ます。
  対象者数につきましても、調べさせていただきまして、後ほどご回答ということでよろしくお願いいたします。
○前田 栄議長 1問目調べるということで、じゃ、2問目ですね。29ページの循環型ということで2問目に入りますね。
  加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 それでは、循環型社会形成推進交付金、これにつきましては、ちょっと歳出のほうでこれとちょっと連動してきますので、災害廃棄物の処理計画の策定業務委託というのが117ページを開いていただくとあると思います。これ災害廃棄物の処理についての計画を来年度立てるんですが、こちらにこの計画策定に当たって3分の1の補助金が国のほうから交付されるというそういう事業です。事業の内容としては、この廃棄物の処理計画を策定すると。災害廃棄物なので、地震、台風等で発生をした、がらというんですかね、災害廃棄物をときがわ町の中でどこでどういった処理をするか、どれぐらいのボリュームが出るか、そういったものを策定する計画。こちらの388万8,000円に対しての3分の1の補助金という事業でございます。
○前田 栄議長 2問目よろしいですか。
  では、3問目の水源地ですね、31ページの。
  坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 それでは、ご質問にお答えさせていただきます。
  水源地域の森づくり事業補助金でございますが、こちらの補助金につきましては、町有林の間伐、作業道等の整備を行う事業でございます。
  金額が増になっている関係でございますが、面積の増加、また県の補助単価の変更があったということで増ということでございます。
  以上でございます。
○前田 栄議長 6番、山中議員、いいですか。
  6番、山中議員。
○6番 山中博子議員 町有林とか作業道の整備に係るということで100万円近くふえたというのは、それが前年度よりも作業道あるいは町有林の作業にたくさんお金がかかるということなんですか。
○前田 栄議長 坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 こちらにつきましては、29年度、間伐が3ヘクタールを予定しておったものが、30年度は1区画まとめてやれますので、3.81ヘクタールに面積がふえたということと、作業道のほうも前年度500メーターを予定していたところが、面積がふえましたので630メーター程度を予定しているということで、面積がふえたことによりまして、補助金の額が増になったということと、あと間伐に対する補助金が県単価の変更がございましたので、そちらのほうが増になったということでございます。
○前田 栄議長 よろしいですか。
  1問目は、宮寺福祉課長、まだ、後で。
○宮寺史人福祉課長 もう少しかかります。
○前田 栄議長 ほかにございますか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原です。
  ページ、18、19でひとつお願いします。
  課長の答弁では、以前、この中で特に法人税の増額を言っておられましたが、前年度では、個人は増額、法人は減額でなっておりました。この中で26年10月1日以降から開始された法人町民税12.6から9.7%に引き下げられました。現時点では、私個人の考えでは景気はよく余りないと思いますが、この中で法人税を払っている会社、つまりもうかっている会社、それと法人対象企業、均等割を払っている会社の割合はどのようになっているか、この問題をお願いします。
  それから、2点目は、市町村民税、納税義務者の階層において、非課税、課税200万以上、この前年度比較等をどのように計算をして、町税をこの中に見込んでいるのか、この問題について伺います。
  それから、ページ、20から21ページの中で、地方交付税において、今回は町の6,000万減額されます。国の地方財政収支見通しの概要では、通常収支分、これでは2.0%、地方交付税が減額となっております。この中で、地方交付税、これは地方自治体の財源を補償するための制度であると考えられる中で、地方交付税、今回6,000万減額の根拠について説明をお願いしたいと思います。
  以上、3点お願いします。
○前田 栄議長 中藤税務課長。
○中藤和重税務課長 すみません、ご質問のちょっと整理をさせていただきたいんですが、1 点目が法人税の均等割の数と法人税割の数で、2問目が課税標準額ごとの内訳でよろしいですか。
  じゃ、1問目の法人税の関係ですが、均等割につきましては、327社、昨年比39社の減です。
  続きまして、法人税割110社、前年比プラス4社でございます。
  以上です。
○前田 栄議長 12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 今の課長の答弁だと、法人税を払っている会社、もうかっている会社は110社、4社ふえているということ。それで、均等割は減となっている。確かに、この説明だと税は上がってきたということで評価はできると思います。わかりました。この問題はいいです。
○前田 栄議長 じゃ、2番目ですね。
  中藤税務課長。
○中藤和重税務課長 2点目のご質問にお答えいたします。
  課税標準額ごとの納税義務者数の割合ということなんですが、まず200万円以下が3,862人で、全体に占める割合が75%になります。次に、200万円を超え、700万円以下の納税義務者数が1,247人、全体に占める割合が24%となっております。最後に、700万円を超える金額の納税者数が61人ということで、全体に占める割合が1%となっております。
  以上です。
○前田 栄議長 12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 現状から見ると非課税3,862人も含めて、課税200万円以上については、少ない割合で賄っている現状だと思いますが、この階層から見ると、やっぱりそこの底上げ、十分なされないと今後の町税の大きな影響が考えられると思いますが、その問題についてはどのような考えを見ているか伺います。
○前田 栄議長 中藤税務課長。
○中藤和重税務課長 お答えいたします。
  要するに、納税者をふやさないといけないということだと思うんですけれども、人口が減っている現状では、納税者数が減ってしまいますので、納税していただける住民の数をふやしていかないといけないというふうに考えております。
  以上です。
○前田 栄議長 12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 今の課長の言うとおり、今回は新しく渡邉町長のもとでこの対策をきちんとやってもらうように私は願いたいと思います。やっぱり住民人口増加対策、この予算を含めた対策をきちんとやれば、いい方向性が生まれると思うんで、ぜひ期待したいと思います。
○前田 栄議長 じゃ、3問目ですね。
  3問目、荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 それでは、ただいまの野原議員の3問目のご質問につきまして、お答えをさせていただきます。
  当初予算の中で、普通交付税がマイナス6,000万円になっているその根拠ということでございますけれども、まず、この普通交付税を算出する際に単位費用というものが大きな影響がされてくるわけでございますけれども、そこにつきましての影響は考慮をしないという前提で予算のほうは立てさせていただいております。それぞれ増減がございますけれども、それを打ち消した中でというふうなことでご理解をいただければと思います。
  そうした中で、まず、普通交付税、その前に先ほどお話に出ました地財計画の中で交付税のほうが2%の減額というふうなことでお話がございました。ただ、ときがわ町の場合には、合併をしておりますので、合併算定替というまたそことは別の枠で加算されている部分がございます。そこの影響がありますので、そこをご理解いただいた上でお話を聞いていただければと思います。
  そういう中で、まず6,000万円の内訳でございますけれども、マイナス4,000万円分が合併算定替によります影響で4,000万円考えております。平成29年度の合併算定替分が1億6,000万円ほどございます。それがあと4年間で減っていくわけでございますけれども、それを大体均等に割りますと30年度分に減るのがマイナス4,000万円という数字が出てきます。
  そして、そこに、じゃ、交付税が増額要因といたしまして、公債費がふえてくるというものがございます。公債費の交付税への需要額算入、それをここのところでは1,300万円を見込んでおります。ただ、そこに対しまして減額要因といたしまして、基準財政収入額に入ってくる額といたしまして、その交付税の前にございます地方消費税交付金ですとか、自動車取得税交付金、こうしたものが増額になっているのが確認できるかと思います。そちらがふえることによりまして、交付税が減ってくるというふうな影響を及ぼします。その影響が3,100万円見込んでおります。その増額要因と減額要因を差し引きしますと、マイナス1,800 万円影響があると見込んでいるところでございます。そうしたことから、最初にお話ししました合併算定替による影響額4,000万円と1,800万円を足して、約になりますけれども、マイナス6,000万円という数字を算出させていただいております。
  以上でございます。
○前田 栄議長 12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 さまざまな軽減対策を町はやってきて、企業誘致の中では税の軽減もしています。そういう中で、先ほど言いました法人税の引き下げも含めて、ある程度の交付税で補填されるような内容はふえていますよね。そういう影響は、この中に入らないんですか、別に。ある程度は、交付税で保障されることは出ているわけですから、そういうことは計算には入っていないのか。
○前田 栄議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまのご質問にお答えさせていただきます。
  ときがわ町の場合には、ある一定規模の条件をそろえた企業が進出してきた場合には、固定資産税を3年間減額減免というふうな制度をつくってございます。それによって企業が入ってきやすい環境を整えるということでございますけれども、そちらのほうの対象となりましたのは、ときがわ町の場合には、まだ1件でございます。東プレ株式会社の分だけでございますけれども、今度、ベジテックという会社が入ってくるというふうな予定でございますけれども、あくまでもそれが実行されるのは、固定資産税が課税されたときにその減免ですとかがなされます。そして、その減免をされた段階で交付税のほうには影響してきますので、まだ今の段階ではそれをしていないものですから、そこの影響はございません、今の平成30年度の予算の中ではということでございますけれども。
  以上でございます。
○前田 栄議長 よろしいですか。
  ほかにございますか。
  6番、山中議員。
○6番 山中博子議員 6番、山中です。
  31ページのところで、1節のところ、下のほうですね、環境衛生費委託金、彩の国環境保全交付金とあります。これ彩の国環境保全交付金というのは、29年度には保健衛生費委託金だったんですが、今年度は環境衛生費委託金になっています。内容が何か変わったのか伺います。
  もう1点、すみません、37ページの雑入のところです。その他の一番下のほうから見ていただくとわかりやすいと思うんですが、全国史跡整備市町村協議会関東地区協議会補助金というものが今年度新しく入っております。今後、これが毎年発生し、補助金が得られるのか。この補助金はどのようなことに使うのか伺います。
○前田 栄議長 2点ですね。
○6番 山中博子議員 はい。
○前田 栄議長 1点目ですね、いいですか。
  加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 お答えします。
  こちらの彩の国環境保全交付金については、内容は全く変わっておりません。ただ、交付金の性質上、環境衛生費のほうがいいのではないか、衛生費委託金のほうがいいのではないかという中で調整して、その項目を入れかえただけで、内容的には全く変わっておりません。
○前田 栄議長 よろしいですか。
  じゃ、2問目ですね、2問目。全国史跡の件ですね。
  石川生涯学習課長。
○石川安司生涯学習課長 山中議員のご質問にお答えをいたします。
  37ページ、全国史跡整備協議会関東地区協議会の補助金でございますが、こちらの会に加盟しておりまして、本年度、独立行政法人の奈良国立文化財研究所というところで、小倉城の基本構想、基本計画の策定の関係で研修に派遣をします。こちらの研修に派遣する関係でこちらの協議会から研修に関する助成金をいただくということであります。
  以上です。
  失礼しました、助成金じゃなく補助金です。
          (「毎年」と呼ぶ者あり)
○石川安司生涯学習課長 毎年ではございません。本年度のみの派遣でございますので。
○前田 栄議長 6番、山中議員。
○6番 山中博子議員 協議会、こちらのほうに加盟したということですと、その会費とかそういうものを毎年払うわけですか、町として。
○前田 栄議長 石川生涯学習課長。
○石川安司生涯学習課長 こちらの関東地区の分につきましては、負担金はございません。こちらの冠の上のほうにあります全国史跡整備協議会、こちらのほうにつきましては、歳出の ほうで負担金がございます。ちょっとお待ちください。
  207ページ、最上段のところに、全国史跡整備市町村協議会ということで2万7,000円の負担金ということでございます。
  以上です。
○前田 栄議長 よろしいですか。
  ほかにございますか。
  10番、小宮議員。
○10番 小宮 正議員 31ページ、の先ほど山中議員が質問しましたけれども、水源地域の森づくり事業ですけれども、さっきもお話を聞きましたけれども、これ間伐したのを利用というのをどう考えているのかを聞きたいです。
○前田 栄議長 坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 こちらの水源地域の森づくり事業、間伐したものでございますが、搬出間伐を予定しております。
  搬出をいたしまして、今は市場に持っていくか、もしくは利用する団体に売却というふうなことで考えております。
○前田 栄議長 10番、小宮議員。
○10番 小宮 正議員 今、課長も多分新聞見て、ご存じかなと思うんだけれども、秩父市では、このオリンピックの間伐材を使うっていうのがあったじゃない。これはオリンピックの話というのは、毎回議会でも今まで出ていたと思うんですね、話が。だけれども、そういう間伐材を利用した町でもやっているんなら、恐らく中央部でやっているんだろうけれども、そういう連携をしながら、やっぱりときがわ町は認証をとっていないけれども、中央部なんかは県産材でできるんだから、そういう秩父は、秩父というところは、秩父市とかそういう連携を組みながら、埼玉県ときがわ町でもこういう間伐をして、それを使ってくれというそういう考えを持っていかなくちゃおかしいじゃない。ただ間伐して、いや、市場へ出しますよ、その後は製材して、どっかへ行っちゃいますよって、それじゃ、やっぱり利用価値がないと思う。それをしっかりしてもらったほうがいいと思う。
  それはなぜかというと、オリンピックでこれ2,500億円持っているんだよ、2,500億円。これ全部木だよ、外周からこの周りは。さっき言ったとおり、その木が秩父市は一番早く手を上げてやりましたけれども、やっぱりその間伐材をいかに、やっぱりこれからずっと進めていくんだったら、在庫でもしておいて、それを売る、売ってもらうとか、ときがわ町ででき なかったら、中央部としっかり提携をして、売り先をちゃんとしたほうがいいと思うよ。そうすると、有名になると思うけれども、その点いかがでしょうか。
○前田 栄議長 坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 今、ご意見をいただきましたように、秩父市では認証森林を認証しているという地域がございまして、児玉のほうでも認証森林のほうを認証しているという地域がございます。
  ときがわ町につきましては、まだ認証森林の認証ということは行っておりませんので、オリンピックで使う木材につきましては、国際基準に耐え得るようなものということで、認証された山で育てた材木で、また認証の承認をいただいた製材所で製材するというふうな形になっております。
  中央部森林組合につきましては、あとこだま森林組合につきましても、その製材の許可をとっているふうなところでございます。その辺も検討させていただいて、有効に使うように考えてまいりたいと思います。
  以上でございます。
○前田 栄議長 10番、小宮議員。
○10番 小宮 正議員 せっかく、これいい事業なんで、ぜひともやってもらって、秩父の会社は、埼玉県の木材の会長までやっているわけだから、やっぱりときがわ町でもそういうところに少しでも早く情報を仕入れて、事業を進めていければいいかなと思うんで、ぜひそういう業者と提案しながら進めていってもらえればありがたいと思うんで、よろしくお願いいたします。
○前田 栄議長 よろしいですか。
  ほかにございますか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原です。
  18、19ページの中で地方譲与税について、前年度の比較では同じ予算を組んでおります。この地方譲与税においては、国税として徴収をし、そのまま地方公共団体に対して譲与する税というふうに私は解釈していますが、標準的行政水準を維持するための財源保障という使命を持つものであると思います。この中で同額、前年度比較では同じ額を予算の中に計上されている、その根拠をお示しいただきたいと思います。
  それから、ページ、36、37において、私もこの問題については、町債でございます。この 町債6億4,570万円の町債を含め、このそれぞれの計画に基づいての事業なのか、これは何年かで、つまり計画書があっての事業なのか、この内容について説明を求めたいと思います。
  以上、2点をお願いします。
○前田 栄議長 答弁願います。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 それでは、ただいまの野原議員の1点目の譲与税の根拠につきましてご説明をさせていただきます。
  譲与税につきましては、いろいろなメニューがございます。その中で、いろんな社会活動で入ってくる税等もございますし、今お話しいただいたのが、揮発油譲与税から自動車重量税、すみません、自動車重量税、揮発油譲与税、そして利子割交付金ですとかそうしたもの、ずっと8款までがそれに該当してくるものかと思います。それぞれ今年度の収入状況、そして経済の状況等を勘案する中で、今回のご指摘の部分につきましては前年度と同額ということで算出のほうをさせていただいております。
  以上でございます。
○前田 栄議長 12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 なぜ同額の予算が組めたのかという中身が全然わからない。これは、1つは景気に左右される問題もあると思うんですよ。それと県下の市場数値もいずれあると思います。こういう問題、地方財政計画によっても変わるというふうな中身があると思うんですが、そういう根拠があってこそ、これが同額になっているのかどうか、その同額の根拠がどうなのかが今の説明だとちょっとわかりませんのでお願いします。
○前田 栄議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 すみません、説明足らずで申しわけございませんでした。
  こちらの予算を立てる場合に、やはり県のほうで30年度の予算というものを立てることになります。そこから各自治体のほうに交付されるものですから、その県が予算を立てる段階で、来年度についてこうした水準でいきますというものが送られてきます。それに基づいて町のほうの予算を策定しておりますので、そこをご理解いただければと思います。
  以上でございます。
○前田 栄議長 よろしいですか。
  じゃ、2問目ですね、町債に関してです。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 町債の発行につきまして、お答えをさせていただきたいと思います。
  ときがわ町の場合には、まだ町債を発行する場合には、国のほうに協議を行った上で発行をするというふうなことに今のところ手続をとっております。そうしたことから、国のほうでも監視をしていただいる中で、ときがわ町として合併特例債を今、主に使っているわけでございますが、その限度額等も見越す中で計画的に起債のほうは行っているというところでございます。
  以上でございます。
○前田 栄議長 12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 じゃ、計画に基づいての問題ですね、その中身については、方向性としては。
○前田 栄議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 町債につきましては、計画的に行っているということでございます。
○前田 栄議長 よろしいですか。
  ほかにございますか。
  11番、岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 11番、岩田です。
  今の町債の関係に関連するんですけれども、36ページの町債の起債というのが6億4,570万ですね。基本的なことかもしれませんが、当該年度中増減見込みという233ページ、これ当該年度中起債見込みが6億9,160万ですか、この差異というのは何なんでしょうか。間違って質問しているかもしれません。
  それともう一つ、いいや、じゃ、お願いします。
○前田 栄議長 町債の件ね。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 それでは、ただいまの岩田議員のご質問にお答えをさせていただきます。
  まず、最初にごらんなっていただいたところの30年度の予算の中では、30年度に起こす起債の額をごらんになっていただいたんだと思います。
  そして、233ページの当該年度中の増減見込みのところと数字が違うというお話でございますけれども、これは今お話しした30年度に起債する予定の額に、平成29年度に終わらない分の事業の起債を繰り越してきていますので、その分を含めた数字となっております。30年 度の予算よりも多いというふうなことになっております。
  以上でございます。
○前田 栄議長 よろしいですか。
  11番、岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 それに関連するんですけれども、これだけ起債残高があるよと、81億3,888万2,000円ですか、あるんですが、基金がこれだけあるから実質の借金がそれだけないよということなんですが、そういう説明がありましたよね、資料にも出されていますけれども。その間の起債への償還の利子というのは当然発生するわけですよね。発生するから、一概に起債がこれだけあって、これだけ基金があるから実際にはこれだけしか借金がないんだよと言うんだけれども、それだけ借金があれば、利子補給しているわけですよね、返しているわけですよね。だから、一概にそれは言えないと思うんですけれども、その辺はどうお考えですか。
○前田 栄議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまのご質問にお答えいたしますが、確かに起債といいましても借金でございますので、借金をしている限りはそこに利息が発生すること、これは当然でございます。それを返していかなければいけないというふうなころでございますが、交付税に措置されるというお話をよくさせていただきますけれども、その交付税は借りたお金に対しての交付税ではなくて、元利の償還に対しての交付税措置ということでございますので、利息も返すときにそこに基準財政需要額に算入されるというふうなこと。
  ただ、全額ではございませんから、やはりそこをどうしていくかというふうなことで、補正のほうでお話をさせていただきましたけれども、やはり今後の公債費の上昇に対応するために減債基金のほうに補正のほうで積み立てをさせていただいて、それで対応をしていきたいというふうなお話をさせていただいたかと思います。
  以上、ご理解いただければと思います。
○前田 栄議長 よろしいですか。
  ほかにございますか。どんどんやってもらって。
  11番、岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 つなぎの質問で恐縮ですが、人件費、44ページ、特別職の人件費が上がっていますね。44ページの……
          (「まだ歳入」と呼ぶ者あり)
○11番 岩田鑑郎議員 歳入か、ごめんなさい、すみません。
○前田 栄議長 そうですね、すみません、歳入のほうでよろしくお願いします。
  ほかにございますか。
  ちょっと、山中議員のだよね。山中議員の先ほどの質問で、1問目で。
  じゃ、宮寺福祉課長。
○宮寺史人福祉課長 大変お待たせをいたしました。
  この障害者事業は、基本的に国の負担、県の負担、町の負担ってありまして、今ご質問なさったのは、県の負担のことであります。基本的に従来障害者関係の事業というのは、国2分の1、県4分の1、残り4分の1を町が負担させていただくところなんですが、先ほど私が申し上げた中でレスパイトケア事業に関しましては、県が2分の1、市町村2分の1という事業であります。そこを訂正させていただこうと思います。市町村が2分の1です。
  埼玉県障害者生活支援事業補助金、それから重度訪問介護等の利用促進に係る市町村支援事業費補助金、在宅超重症心身障害の家族に対するレスパイトケア事業費補助金、この3つの事業が昨年度の予算書になくて、今年度の予算書に新しく出てきているというふうなご指摘でございます。
  これは、平成29年度予算に関しましては、この3つと今の枠の中ほどにある障害者福祉費補助金というのを全部まとめて、障害者福祉費補助金という形で計上させていただきました。中を分割しますと、今言った3つの事業が出てくるというふうな形になっております。
  この県の補助金が当たっている事業は、歳出のほうにいくと、それがおのおの事業に関連づけられているんですが、それをちょっとひもづけるのに手間取りまして、あと1つだけちょっとわからないものがありますので、1つを除いて回答をさせていただこうと思います。
  3点のうちの上、埼玉県障害者生活支援事業費補助金、これにつきましては障害児者生活サポート事業、この事業に当たっております。対象者につきましては決算ベースでお願いしたいんですけれども、27年度の決算ベースで155名、28年度の決算ベースだと155名、横ばいという形でございます。
  それからもう一つ、同じ埼玉県障害者生活支援事業補助金につきましては、在宅重度心身障害者手当というふうな給付ではなくて、月々手当金を渡すというような事業にも充当されております。これにつきましても、やはり決算ベースで27年134、同じく28の決算が134名という形でそういう形で動向しております。予算調整に関しましても、ほぼ横ばいという形なので横ばいの予算を組ませていただいているところでございます。
  それから、在宅超重症心身障害者の家族に対するレスパイトケア事業補助金なんですが、これ実人員が、これ現在2名の方がご利用されているという形であります。過去をさかのぼりますと28年度では2名、もう1年前の27年では1名というふうな形であります。
  3点の2番目の重度訪問介護等の利用促進に係る市町村支援事業費補助金につきましては、これかなり大勢の人数が当たっている、恐らく障害者自立支援の給付の関係のものだと思いますので、休憩をはさんで、後ほど担当のほうに調べさせて、担当者数のご報告は後ほどという形でご理解いただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
○前田 栄議長 6番、山中議員。
○6番 山中博子議員 この3点については、障害者福祉費補助金ということで28年度予算のほうには入っていたというお話ですよね。そうしましたら、障害者福祉費補助金というものが、昨年度よりも1,608万円ぐらいかな、少なくなっています。ですけれども、この3点を足しまして1,608万円、3つに分けたという形でよろしいですね。
○前田 栄議長 宮寺福祉課長。
○宮寺史人福祉課長 そうですね、この3点と、上から6行目の障害者福祉費補助金13万7,000円、これを足したものが去年、平成29年度の障害者福祉費補助金の予算計上と同じというふうな形でご理解いただきたいと思います。特に何か事業が新しくなったり、減ったりはしておりませんという形になりますので、よろしくお願いいたします。
○前田 栄議長 よろしいですか。
  ほかにございますか。
  5番、田中議員。
○5番 田中紀吉議員 1点、教えていただきたいと思うんですけれども、31ページの被災児童生徒就学ということで、多分対象者がいないんじゃないかなと思うんですけれども、ひとつ教えていただきたいんですけれども。
○前田 栄議長 答弁願います。
  羽太主任指導主事。
○羽太高裕教育総務課主任指導主事 それでは、田中議員のご質問にお答えいたします。
  現在、1家族ですので、3名いますので、よろしくお願いいたします。
  以上でございます。
○前田 栄議長 よろしいですか。
○5番 田中紀吉議員 結構です。
○前田 栄議長 ほかにございますか。
  11番、岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 今度、収入のほうでお願いします。
  29ページ、聞きなれない言葉で、これ在宅超重症心身障害児の家族に対するレスパイトケア事業補助金というこういうレスパイトケア事業というのはどのような意味なのか教えていただきたいと思います。
  それから、その下の衛生費県の補助金の中で、埼玉県健康長寿埼玉モデル普及促進事業補助金、これスモールチェンジの健康増進というか、そういうのと関係あるんですか、それが1つ。
  それで2つお願いします。
○前田 栄議長 答弁願います。
  宮寺福祉課長。
○宮寺史人福祉課長 それでは、岩田議員のご質問にお答えさせていただきます。
  この在宅超重症心身障害児の家族に対するレスパイトケア事業補助金というこのレスパイトという、これ辞書を引きますと、休息というふうな意味があるんだそうですね。休息とか休憩だとか、レスパイトというものの。
  これは超重度心身障害児、非常に重い程度の障害児をお持ちのご両親で、在宅ですので家で介護をしている方、こういった家族の休息を図る目的で短時間、短期間、障害児の方をある一定の施設にお預かりをして、介護疲れを回避しようというふうな意味合いの事業でございます。
  以上です。
○前田 栄議長 よろしいですか。
  2問目、健康長寿。
  柴田町民課長。
○柴田光子町民課長 岩田議員のご質問です。
  埼玉県健康長寿モデル普及促進事業費補助金でございます。これはスモールチェンジの関係かということでございますが、これは埼玉県で実施しておりますこの事業、簡単に言いますと1日1万歩運動ということでウォーキングの活動でございます。ときがわ町は、この事業に対しましてグッと楽!ウォーキング事業として実施しております。埼玉県は1日1万歩でございますけれども、ときがわ町では個人の健康状態に合った歩数でやりましょうという ことで実施している事業です。これはスモールチェンジの事業に絡んで実施しているものでございます。
  以上です。
○前田 栄議長 よろしいですか。
  ほかにございますか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原です。
  ページ、32ページのこの財政調整基金繰入金ですが、荒井課長の説明では財源調整ということの意味合いを込めて説明されましたが、この基金の繰り入れについては、過去27年度は4,650万7,000円で、28年度は756万1,000円、29年度は6,092万1,000円という金額が出ております。今回は4,937万8,000円。財源調整ということの意味合いを見ると、例えばときがわ町は今財源が、余りにも自主財源が少ない中で、地方債と基金の取り崩しで主な事業はやっているような現状が見られていると思います。
  こういう中で、例えば大きな事業をやる場合は、頭金がどうしても必要ですから、その財源をそこから引き出して、財政調整基金、この基金から穴埋めするとかそういう使い方をするためのお金になるのか、調整という意味合いは、どこまでの調整になっているのか、ちょっと説明していただきたい。
○前田 栄議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまの野原議員のご質問にお答えさせていただきます。
  財政調整基金の繰り入れの性質といたしまして、今、ご質問の中にございましたような何かの事業に充てるために繰り入れをするというふうな性質のものではございません。目的を持って繰り入れるものではなく、当初予算の説明のところでお話をさせていただきましたが、あくまでも財源調整ということで一般財源の不足している部分についてこれを繰り入れるものでございます。
  以上でございます。
○前田 栄議長 12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 一般財源、大きく見るとどういうときの財源の不足を補うということになるんでしょうか。簡単に言うと一般財源、一般財源って言いますけれども、一般財源というのはいろんな財源があるんではないんでしょうか、ほかの問題も含めて。主にどういうあれを使うのか。
○前田 栄議長 答弁願います。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 一般財源、一般財源と私もよくお話をさせていただくわけでございますけれども、さまざまな事業を行う中で、まず一般財源を算出する場合には特定財源というものを算出しなければなりません。この特定財源がどういうものかと申しますと、国からの補助金、委託金、交付金、県からの同じもの、そして受益をされる方からの負担金、使用料、そうしたものがございます。そうしたものを除いて、やはり不足する財源というものが一般財源で措置をすることになるわけでございます。
  ですから、何が、何に使っているとかというふうなご質問をいただきますけれども、さまざまなものに使っているというふうなお答えになってしまうということでご理解いただければと思います。
○前田 栄議長 12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 私が先ほど説明した中で、事業に向けてやるんじゃないという、今、先ほど答弁されましたけれども、やっぱりさまざまな事業を行う中では、そこで充てるということも可能じゃないですか。使われるわけでしょう。だから、事業、例えば私は、さっきの説明は、大きな事業の頭金としてそこへ使うとかそういうものを踏まえて言いましたけれども、事業に対しても不足、そういうものを補うためには必ずそこにこの交付金、財政調整基金という繰り入れをした中の活用があるわけでしょう。だから、それは今言ったのは事業には使われていないということは、ちょっと撤回ではないでしょうか。あらゆる事業にも対応できる財源として使われるわけじゃないでしょうか。
○前田 栄議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 今のご質問にお答えさせていただきますが、私の先ほどの答弁の中で事業に充てていないという意味で申し上げたことではございません。さまざまな事業に充てていますというふうな説明をさせていただいたつもりでございます。
  ときがわ町、やはり独自の事業ということで、さまざまなソフト事業等も行っております。そうしたものの財源としてこの財政調整基金というものは充てられているというふうなこともございますので、ご理解をいただければと思います。
○前田 栄議長 よろしいですか。
  ほかにございますか。
          (発言する者なし)
○前田 栄議長 ほかにないようですから、これをもって歳入の質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「歳出やってから」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 失礼しました。
  暫時休憩いたします。
  再開を10時40分です。
                                (午前10時25分)
─────────────────────────────────────────────────
○前田 栄議長 再開いたします。
                                (午前10時40分)
─────────────────────────────────────────────────
○前田 栄議長 続いて、歳出の質疑を行います。
  質疑ございませんか。
  3番、神山議員。
○3番 神山 俊議員 3番、神山です。
  3点ほどお伺いします。ページ16、17ページ……
○前田 栄議長 歳入ですか。
○3番 神山 俊議員 歳出ですよね。
○前田 栄議長 歳出。16、17ね。
○3番 神山 俊議員 16、17ページ、歳出。
○前田 栄議長 ああ、そうか。まあ、表はね、わかりました。
○3番 神山 俊議員 大丈夫でしょうか。
○前田 栄議長 歳出ですね。はい。
○3番 神山 俊議員 緊張していますので、すみません。
  16、17ページなんですけれども、本年度予算額で53億ということなんですけれども、ここの数字も大変重要なんですけれども、17ページの一般財源の数字38億、ここも同様に大変重要な数字になってくると思います。年々減額となっておりますが、これは財政運営計画のもとに着実に進んでいるのか、1点お伺いします。
  続きまして、ページ数はないんですけれども、区長要望についてお伺いします。区長要望 に対して予算確保はされているのか、その1点お伺いします。
  続きまして、3点目、ページ85ページ、下段の社会福祉総務一般管理事務の中の工事請負費なんですけれども、社会福祉協議会事務所移転に伴う改修工事だと説明ありますけれども、社会福祉協議会が移転した後のその跡地はどのようになるのか。その3点についてお伺いします。
○前田 栄議長 1問目ですね。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまの神山議員の1問目のご質問にお答えさせていただきます。
  ページ数でいきますと、予算書の16ページ、17ページをごらんいただいてのことと思いますが、ご指摘のとおり、まさしくごらんいただいた一般財源の部分、こちらがやはり今後のときがわ町の予算をつくっていく上では一番重要な数字になってくると、私も認識をしております。
  そうした中で、少し経過を申し上げさせていただきますと、こちらの数字、前年度の予算書をごらんいただければわかると思うんですけれども、こちらが前年度は39億5,000万円ほどになっているかと思います。大体5,000万円以上の減額となっております。一般財源が減ったということでございます。実際見た目では、歳出予算として見たときにはふえているというふうなことでございますが、一般財源で見た場合には5,000万円以上の減額がされていると。
  これが、少しさかのぼって見ますと、平成26年にはここのところが40億6,000万円ほどございました。ですから、まあ、2億とまではいきませんけれども、2億近い金額を削減をしてきたところでございます。それも、平成27年から財政運営計画のほうを策定したところであるんですけれども、その前に26年から事業の見直しというものを進めておりました。そうしたことによって、一般財源のほうが減ってきたというふうに考えているところでございます。
  以上でございます。
○前田 栄議長 3番、神山議員。
○3番 神山 俊議員 財政運営計画の中でも、30年度から後期実施計画に入ると思います。全協の冒頭でも、ときがわ町の財政見通しについて丁寧な説明がありましたけれども、しっかりここの部分についても議員に対してより細かい説明をお願いしたいと思っております。よろしくお願いいたします。
○前田 栄議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまのご指摘でございますけれども、平成29年度を財政運営計画の前期実施計画期間の期限としているところでございます。平成29年度の決算を受けた段階で、どのくらいの一般財源の削減になったかもしくは新たな歳入を見つけることができたかというふうなものを、今、集計している途中でございます。そうしたものを、やはり集計をした結果をお示しさせていただきまして、今後どのぐらいの程度で後期を進めていくのかというふうなところにつなげていきたいと考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
○前田 栄議長 よろしいですか。1問目、いいですか。はい。
  じゃ、2問目の区長要望の件ですね。
  町田総務課長。
○町田英章総務課長 それでは、神山議員の2問目の質問に対しまして回答をさせていただきます。
  まず、区長要望に対する予算が確保されているかというご質問でございますけれども、まず、区長要望につきましては、例えば防犯灯の修理、設置あるいは集会場の修繕ですとか、また道路の補修等、さまざまな要望が上がってまいります。そういった中で、その必要性等を検討した中で対応するわけでございますけれども、それぞれ各、例えば防犯灯であれば防犯灯の事業の中で、また道路の修繕等につきましては道路の予算の中で、必要と見込まれる部分につきまして精査させていただいた中で、予算計上させていただいているという内容でございますので、ご理解いただきたいと思います。
  以上でございます。
○前田 栄議長 3番、神山議員。
○3番 神山 俊議員 その区長要望の範囲はどのくらいあるのか。また、今後、先ほど財政が大変厳しいというのは皆さん認識してあると思うんですけれども、その辺について今後どのように精査をしていくのか。厳しくなるのか、それとも今までどおり従来どおりやっていくのか、その辺についてお伺いします。
○前田 栄議長 町田総務課長。
○町田英章総務課長 お答えさせていただきます。
  まず、区長要望の範囲でございますけれども、区長要望の範囲につきましては、その行政区のほうで必要と認める要望につきまして上げていただくというような形になってくるかと 思います。その中で、区の要望として適正なのかあるいはその事業を実施していく必要があるのか、そういったものを慎重に検討させていただく中で、実施については検討させていただく。当然に、先ほど申し上げましたとおり、予算的に厳しい部分が出てきておりますので、全てが聞けるかというとなかなか難しい部分もあると思いますけれども、できる限り区長の要望に対しては対応していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
○前田 栄議長 3番、神山議員。
○3番 神山 俊議員 最後に、その各課の区長要望、行くと思うんですけれども、それは課長のご判断でその……するかしないか、応えるか応えないかというのは判断されるのか、お伺いします。
○前田 栄議長 町田総務課長。
○町田英章総務課長 それでは、答弁させていただきます。
  まず、その判断は課長がするかどうかということでございますけれども、その内容につきましては町のほうでも決裁の規定というのがございまして、どの範囲なら課長がやっていい、ここまでは副町長、あるいはその範囲を超えると町長決裁というような、基本的には町長が決裁するということになりますので、その基準に基づきまして判断をするということで、ご理解いただきたいと思います。
  以上でございます。
○前田 栄議長 2点目、よろしいですか。じゃ、3点目ですね。86ページの改修工事の件ですね。
  町田総務課長。
○町田英章総務課長 それでは、3点目でございますけれども、こちらにつきましては、庁舎管理のほうに該当してきますので、総務課のほうからお答えさせていただきます。
  まず、今、社会福祉協議会が移転する予定ということで計画をさせていただいています。そういった中で、その社会福祉協議会の今の場所について、今後の利用目的ということでございますけれども、今現在の予定ですと、そのすぐ隣に旧の消防署の都幾川分署がありまして、そこのところで2階のほうで文書のほうの書庫として保管をしている部分がございます。その施設が大分老朽化していまして、耐震的にも好ましくないような状況でございますので、そちらのほうで保管しております文書のほうを保管する書庫としての利用を現在検討しているところでございます。
  以上でございます。
○前田 栄議長 3番、神山議員。
○3番 神山 俊議員 もちろんその必要に応じて適宜対応すると思うんですけれども、その辺についてもぜひ、書庫というのも1つの案かとは思うんですけれども、また違う活用という方法もあるのではないのかなと思うんですけれども、その辺についてお伺いします。
○前田 栄議長 町田総務課長。
○町田英章総務課長 お答えさせていただきます。
  今ちょっと説明が不足してしまったんですけれども、今の社会福祉協議会の北側といいますか隣のほうが、そちらのほうにも書庫として今、保管をしています。そういったところとの一体性という部分も含めまして、そちらのほうに移したいというのが今の予定でございます。
  以上でございます。
○前田 栄議長 よろしいですか。はい。ほかにございますか。
  4番、小島議員。
○4番 小島利枝議員 4番、小島です。
  ページ数、112ページ、113ページの4款衛生費の部分で、真ん中、成人健診事業について、13節の委託料について伺います。こちら、委託料なんですが、前年と同じぐらいの大体予算になっておりますが、平成29年度の補正予算のほうで最終的に355万ほどの減額になっていると思いますが、それでもまた平成30年度は同じような予算でということは、その辺はどのようにお考えなのか伺います。
  2点目、その下の健康づくり開発事業について、こちらのほう、51万2,000円減額となっておりますが、健康長寿まちづくりということで健康づくりに推進していく中で、この50万削減というのはどういう意味合いがあるのか伺います。
  そして、3点目が、ページが変わって114、115ページの予防接種事業、こちらのほうも214万5,000円の減ということですが、こちらの減はどういう理由でか。3点伺います。
○前田 栄議長 答弁願います。
  柴田町民課長。
○柴田光子町民課長 小島議員のご質問にお答えいたします。
  成人健診事業についての委託料でございます。予算の策定の際に、本来は実績に基づくんですけれども、やはり対象者の方がたくさんいてその方に受けていただきたいという気持ちのもとから、前年と同額の予算を計上しております。
○前田 栄議長 4番、小島議員。
○4番 小島利枝議員 では、健診はとても大切なことということは、私も十分理解しております。1人でも多くの方にということで、今後どのように取り組んでいくか、何かこうお考えはありますでしょうか。
○前田 栄議長 柴田町民課長。
○柴田光子町民課長 お答えします。
  こちらにございます成人健診事業につきましては、主にがん検診でございます。がん検診は、実績上は年々受診者が減っている状況なんですけれども、こちらについては人口減ということもあるのですが、いろいろなところで検診を受けられる機会等があったり、あるいは相談機会もございますので、実際には減少傾向にございます。
  今後につきましては、今現在、特定健診の通知が回っているところです。4月には広報も回ります。そういった中でお知らせするとともに、保健センター事業にお越しの方、住民の方に直接という形で広報もして、参加してくださいということでお願いをしていきたいと考えております。より住民との、紙ベースではなくて、顔と顔を会わせてフェース・トゥ・フェースの勧誘を進めたいと考えております。
○前田 栄議長 4番、小島議員。
○4番 小島利枝議員 ぜひいろいろな工夫をしていただきたいと思います。私のほうもしっかり勉強をして、またいろいろな提案をしてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
  この質問は以上になります。
○前田 栄議長 じゃ、2点目、健康づくりですね。答弁願います。
  柴田町民課長。
○柴田光子町民課長 健康づくり開発事業につきましてのお答えでございます。この中で、先ほどご質問があったように、健康長寿に係るグッと楽!ウォーキング事業というものがございます。こちらのほうは、県の補助金を受けて実施しておりますけれども、そこのところにかかる事業費……失礼しました、減っている理由でしたよね。
  ちょっとすみません、お時間をいただけますか。
○前田 栄議長 はい。暫時休憩します。
                                (午前10時55分)
─────────────────────────────────────────────────
○前田 栄議長 再開いたします。
                                (午前10時56分)
─────────────────────────────────────────────────
○前田 栄議長 柴田町民課長。
○柴田光子町民課長 すみません、大変失礼いたしました。
  50万相当の減額につきましては、健康づくりを行っていただくための備品、去年機器を保健センターに設置したんですけれども、そういったものを去年購入したものをことしはなくなったものとして、50万円ちょうど減額になっております。
  大変失礼いたしました。
○前田 栄議長 2点目よろしいですか。じゃ、3点目、予防接種事業に関してですね。答弁願います。
  柴田町民課長。
○柴田光子町民課長 予防接種事業の減額の理由でございます。
  予防接種事業につきましては、人口の減少等に伴いまして接種を受ける方が少なくなっております。特に高齢者の肺炎球菌につきましては指定の方が決まってきておりますので、そういった分の減少もございます。
  減額の主な理由といたしますと、昨年の実績をもとに実施しておりまして、最終的には査定としての減額となっております。
○前田 栄議長 よろしいですか。ほかにございますか。
  5番、田中議員。
○5番 田中紀吉議員 5番、田中です。
  まず、3点お願いします。
  ページでいきますと、45ページ、臨時職員の賃金の件なんですけれども、28年度が2,691万、29年度が2,077万、ことしが3,218万と、かなりでこぼこがあるんですけれども、お聞きします。何人で、単価が幾らで、年間幾らぐらいなのかというのと、あと、一般職のこの間報告でありましたけれども、3名減で2,168万円の減なんですね。簡単に計算すると、1人当たりでいくと560万ぐらいになるんですかね、一般職の職員です。臨時の職員の方がかなりたくさんの方が働いていると思うんですけれども、大きな差異があるというのが私の認識なんですけれども、その点で今後、政府の考え方がいろいろ変わってきて、同一労働同一賃金も含めたその考え方ですよね。
  あともう1点、私も知らなかったんですけれども、いわゆる一時金、期末手当を含めて、一般の公務員というのか労働者には今までは出してはいけなかったのが、今後は出してもいいというような表現というのか法律が変わったりだとか、非常にここで大きな環境の変化があると思うんですね。そういう中で、大きな増額予算というんですかね、その辺の背景なんかも1点教えていただきたいというのが1点目です。
  2番目、46ページ、職員研修費の点なんですけれども、これもかなり私も調べてみたら疑問になる点です。28年度が91万、29年度が79万、ことしは36万円です、研修費。同じく決算額で見ると、27年度決算が42万、28年度の決算が63万円の実績ということなんですよね。そうすると、この予算で本当に研修ができるのかなと思って、非常に疑問を持っていますので、その点、2点目で伺います。
  3点目、69ページ、防犯灯の整備事業なんですけれども、これは私の提案も含めて実施していただいて、26年度までが毎年、光熱と修繕費で約1,200万ぐらいの実績だったんですね。27年度に約1,600万をかけて実施をしました。20ワット型の全基の交換をしました。昨年、28年度決算でその結果がどうかというと、相当減っているんですね。約でいきますと500万ぐらいの減額になっています。ということは、かなり投資対効果といって大きなメリットのある事業だというふうに私は思っていますけれども、そこで提案というかお聞きしますけれども、ことしはほとんどふえていない。前回もお聞きしましたけれども、せっかくこういういい費用対効果も高い事業なんですけれども、そこを20ワット型だけではなくて大きなワット型があるんですけれども、それをぜひ実施していただきたいというのが、前回も言いましたけれども、ことしはそういう予算ではありません。そういう点で、ちゃんと検討したのかどうかということで、3点です。
  よろしくお願いします。
○前田 栄議長 1点目、臨時職員の件ですね、答弁願います。
  町田総務課長。
○町田英章総務課長 それでは、田中議員の1問目のご質問にお答えさせていただきます。
  まず、臨時職員でございますけれども、今回この臨時職員の人数につきましては、例えば施設管理をしている職員、例えば体育施設ですとかあるいは公民館ですとかそういったものは含まれていなくて、総務課のほうで管理しております職員ということでご理解いただきたいと思うんですけれども、17名分をことし計上をさせていただいています。ちなみに、昨年は10名分ということで、7名分増加になっています。
  その内容でございますけれども、例えば育休ですとか病休の方、そういった関係でふえているというものが……失礼しました、すみません、今のは社会保険料の関係で、失礼しました。訂正させてもらいます。
  失礼しました、ちょっと改めさせていただきます。
  ことしの賃金のほうですけれども、19名分の賃金でございます。それに対しまして、昨年が賃金が14名分ということで、5名の増加ということになっています。その5名につきましては、先ほども申し上げました、育児休業をとっている者また病休の者ということで5名ほど入っているということで、一般職の減った分について増員ということではございません。
  そういった中で、実質的に平成29年度当初時点では、ときがわ町の職員のほうが育休の職員が相当数いたものがもう戻ってくるという前提で、臨時職員につきましてはその段階で5名ほど減らしている形で、29年度当初予算は比較的少ない人数をとらせていただいています。そういった中で、実際にはもう29年度も育休等が始まって、当初から15名程度の臨時職員は採用しているような状況の中で、補正をさせて対応をさせていただいたというような内容でございます。
  なお、単価でございますけれども、予算上は時間877円というのが一般的な金額でございます。ただ、職種によりまして、例えば運転業務を行うものですとか、秘書業務を行っているものにつきましては、ちょっと単価のほうは違う単価で上げさせていただいているというような状況でございます。
  以上でございます。
○前田 栄議長 5番、田中議員。
○5番 田中紀吉議員 極端にこの2,000万円から3,000万円という大きな違いというのは、まあ、わかりました。
  私が指摘というのか、問題というのか、検討いただきたいなと思うのは、単価が余りにも差があり過ぎるのではないかなという指摘なんですね。同じ、いわゆる職場で働きながら、片方は年収ベースで見るとさっき言いました金額ぐらいになって、片方が877円、それで交通費が出ない、一時金がないと思うんですけれども、私の認識が正しかったらですね。だからそういう点で、今後見直しをしていかなければいけないのではないかという点を持っているということなんですね。その点をまず、一時金という言い方になるのか期末手当となるのかわかりませんけれども、そのお考えがあるのかどうかお聞きします。
○前田 栄議長 町田総務課長。
○町田英章総務課長 それでは、お答えさせていただきます。
  まず、先ほどの手当のことでございますけれども、ご指摘のとおり、今現在、臨時職員に対して一時金といいますか期末手当は、支給してございません。ただ、通勤手当につきましては、通勤手当ということではないんですけれども通勤手当相当分ということで、賃金のほうは支給させていただいているところでございます。
  なお、一時金につきましては、ここのところで地方公務員法の改正等もございまして、例えばその業務の内容によりまして、例えば会計年度任用職員ですとか、任期つき任用職員ですとか、まあ、任期つきはもう以前からあったんですけれども、そういった新しい制度ができています。その中で、業務の内容が一般職と同じような内容なのか、あるいは本当に臨時的な内容なのか、そういったものを十分に精査した中で、その採用方法も検討した中で、当然必要であると認められる、例えば会計年度任用職員等につきましては一時金を支給するようにというような法律もなってございますので、そういったことに対応して、できるだけそういった雇用される方といいますか、雇用する方に対して働きがいのある職場を目指して検討はしていきたいというふうに考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。
  以上でございます。
○5番 田中紀吉議員 じゃ、3点目。
○前田 栄議長 5番、田中議員。
○5番 田中紀吉議員 これは要望というのか検討も含めて、この単価でいくといわゆるワーキングプアに近いというような、内容も含めてというのは、全国的に指摘がされているんですね。そのことも含めて、ときがわ町は、ときがわ町に働く臨時職員についてはどういう姿勢を持っているかというのは問われると思うんですね。ぜひ検討していただいて、その辺も前向きなというのか、制度が決まったからやるとかというのではなくて、ぜひしていただきたいということで、1問目は終わります。
○前田 栄議長 小峯副町長。
○小峯光好副町長 それでは、田中議員のご質問につきまして、私のほうから補足でお話したいと思いますが、臨時職員の雇用については、以前にもご質問をいただいた経過がございます。その中でもお答えしたんですが、ほかの市町村の臨時職員の状況も把握する中で、ときがわ町の臨時職員の方が極端に低いというような状況というのは、今のところはございません。
  ただ、今、総務課長のほうから話がありましたように、法律等の改正がありまして、非正 規の方の勤務条件について正規との比較をする中で近づけていくというふうな考えも出ておりますので、その辺のところを現状の臨時職員の状況を法律等と照らし合わせながら、整備のほうをしてまいりたいというふうに考えておりますので、その辺の中では一時金の話もありますし、休暇の問題も出てくると思いますので、その辺については精査しまして対応をしていきたいというふうに考えておりますので、ご理解いただきますようお願いしたいと思います。よろしくお願いします。
○5番 田中紀吉議員 どうもありがとうございました。
○前田 栄議長 2点目ですね、職員研修の件。
  町田総務課長。
○町田英章総務課長 それでは続きまして、2点目についてお答えさせていただきます。
  まず、職員研修でございますけれども、ちょっと職員研修について細かく説明させていただきますと、今回この部分で職員研修費として計上させていただいているのは、総務課のほうで職員研修の担当のほうで実施する職員研修の予算ということでございます。
  実際には、各担当ごとにその専門的な分野につきましての研修というのは、当然に研修会を開催させていただいたり、研修に参加したりということで、専門的な部分の研修はしていただいています。
  また、総務課のほうの研修でございますけれども、これにつきましても今、県また県内の市町村と組織しますさいたま人づくり広域連合というところで研修会等を行っています。そこに派遣して研修会等も、階層別の研修会あるいは専門の知識の研修会等は行っています。その際の費用につきましては、旅費の支給というものが主なもので、それに対する負担金というものは今のところ、中には発生するものもあると思うんですけれども、そういったものの負担はなくそこに参加するというような形で、職員の資質の向上を図っているというような内容でございます。
  ここのところで予算が大きく減っているというのは、町のほうで実施しています、例えば職員を対象として外部の講師を招いて行う研修ということでございます。そういった中で、昨年を例にしますと、人事評価制度が始まるということで人事評価の研修会を1件、また、1つ接遇的な部分ではあるんですけれども、苦情・クレームに関する研修ということで、2つの研修を、人事評価につきましては評価する人、苦情・クレームにつきましては全職員を対象にした研修を行っています。
  研修につきましては、今現在、接遇とあとメンタルヘルス、大分職員のメンタル関係の問 題が発生してきていることで、ここのところでは接遇とメンタルヘルスを隔年で実施していきたいというような考えがございまして、一応、平成29年度もメンタルヘルスの研修の費用はとらせていただいているんですけれども、その隔年実施ということでその予算につきましてはちょっと実施せず、職員の研修の負担も多くなってきているもんですから、そういったものも実施をせずに、来年度をメンタルヘルスの研修につきましては実施したいということで、計画しています。
  なお、メンタルヘルスの研修なんですけれども、この職員研修の事業ではなくて、職員の健康管理事業ということでメンタルヘルスのほうの研修の講師のものをとった関係で、そこのところでちょっと事業が違うところで予算化してございますので、そういったことでご理解をいただければと思います。よろしくお願いいたします。
○前田 栄議長 5番、田中議員。
○5番 田中紀吉議員 丁寧に説明、ありがとうございます。ただ、逆にいうと、わかりづらいと。ほかのところの人件費を見ても、そういう研修に当たるところはないんですね。ないんですよ。だから、私はこの総務課がまとめて職員百二十何名の研修の担当しているって、私はそういう認識だったんですね。今は課長の説明を伺いましたけれども、例えば、じゃ、ほかのところで見ると、例えば福祉課8名の人件費という項目があります。その中には、研修のけの字もないですね。なかった、私が見る限りなかったんです。
  私、今、今回問題にしたいのは、この程度の予算では研修にはならないと思っているんですよ。ぜひ研修費はしっかり、新町長はこの今の予算にはかかわっていないと思うんですけれども、ぜひ、ある意味大幅な私は研修費をとっていただいて、レベルアップを図ったり、ほかの先進自治体をきちんと勉強してもらうと、そういう方向じゃないといけないと思うんですね。3年連続大幅な減額でということではいけないと思うんですね。
  そういう意味で提案型も含めてご検討いただけないかということで、これは副町長にお答えいただいたほうがいいのではないかと思うんですけれども、よろしくお願いします。
○前田 栄議長 小峯副町長。
○小峯光好副町長 田中議員のほうからご提案いただきましたけれども、職員の研修につきましては、力を尽くしてまいりたいというふうに考えております。それによって事務効率等も上がりますので、住民サービスにつなげてまいりたいというふうに考えておりますので、ご理解いただきたいと思いますが、研修につきましては、金額を大きくかければということではないというふうに考えておりますので、その辺のところは、先ほど総務課長のほうから人 づくり広域連合の研修等も活用しながらという話がありましたけれども、そういった機会を活用しながら職員のレベルアップを図っていきたいというふうに考えています。
  当然、いろんな研修の検討を、今後職員の方がレベルアップしていく上で必要な研修についてはまた研究をして進めてまいりたいと思いますので、またそういった意味でご意見ありましたらぜひお寄せいただければというふうに思います。よろしくお願いします。
○前田 栄議長 町田総務課長。
○町田英章総務課長 すみません。それではちょっとまた補足で、研修の内容について追加させていただきたいと思うんですけれども、まず、予算が減っているということでございますけれども、ただ、研修につきましては、例えば新規採用職員研修あるいは会計事務研修、そういったものにつきましては、職員が講師となって実施しています。逆に、そういった講師ができるような形の職員育成というものも、先ほどの広域連合等に派遣した中でやっております。
  また、法律問題につきましては、法律問題研修会というのを年3回実施しています。これにつきましては顧問弁護士のほうにお願いしまして、その顧問弁護士の委託料の中で実施してございます。
  また、もう一つ、法制執務の関係の研修も実施しています。これにつきましては、例規の管理をお願いしている委託をしている業者のほうから講師を招いて実施しているということで、費用をかけずにできるだけ多くの研修を行うということでも取り組んでおりますので、その辺につきましてはご理解いただきたいと思います。
  以上でございます。
○前田 栄議長 5番、田中議員。
○5番 田中紀吉議員 私は無駄なお金を使えという意味で言っているのではないんですね。生きるお金はぜひ使っていただきたいと。
  あともう一つ、私自身思うんですけれども、やっぱり外に出てきちっとした研修を受ける、そのことが自分のレベルにもあるし、モチベーションも上がるし、あと担当課はかわるんですね。じゃ、もちろん専門性を高めていただかなければいけないのはもちろんです。
  あともう一つ、1点加えるとすれば、国の制度やそれから法律だとか、どんどん変わっているんですね。後で触れますけれども、何々が決まらなければ準備ができないというのではなくて、もうある程度が予測される問題が多いんですね。そこをきちっと学ぶというところではないと、いつもときがわ町はおくれているねみたいなことを言われてしまうんだ、そう ではないために研修は必要なのではないか、そういう意味ですので、2問目の質問は終わります。
○前田 栄議長 3問目、防犯灯の件ですね。
  町田総務課長。
○町田英章総務課長 続きまして、3問目のご質問にお答えさせていただきます。
  田中議員ご指摘のとおり、防犯灯20ワットにつきましてLED化によりまして相当の電気料の削減ができたということで、これにつきましては大変いい結果が出たなというふうには理解をしています。
  それに対しまして、もう少し大きなものに対するそのLED化につきましてですけれども、これにつきましても、LED化につきまして例えばどの程度の費用がかかるかとか、そういった見積もりもとっております。
  ただ、電気料の削減とともに屋外でのLEDの寿命といいますか、その辺もちょっとまだはっきりしない部分がありまして、今、例えば県土整備事務所等では街路灯等についてもそういった形で進めていますので、町といたしましてもその方向ではあるんですけれども、そういった状況を見ながら、結局整備する段階では相当の費用がかかりますので、そういったものを含めてその方向ではありますけれども、もう少しお時間をいただいた中で検討させていただければと思いますので、ご理解いただければと思います。
  以上でございます。
○前田 栄議長 5番、田中議員。
○5番 田中紀吉議員 課長、やっぱりね、もう高速道路を見てもほかのところを見ても、改良等どんどんやっているわけですよね。だからそういう意味で、あと器具もよくなっているし、あと例えばですけれども、もう昔は器具全体を変えなければいけなかったのが、例えばLED球ですね、球だけですけれどもそれだとか、相当変わっているんですね。
  だから、一遍にということで私が提案しているのではなくて、順次計画をとって、例えばラインで行くとか地域でやるとかそういう計画が必要だと思うんですよね。
  ことしの予算でいくと、全くないんですね、ないんですよ。だから、それではなくて、少しずつ進めたほうがいいのではないかということが具体的な提案だと思っているんですね。だから、一遍に何千万もかけてやるとかということではもちろんありません。
  あと、もう一ついけば、活き生きのときに私が提案しましたけれども、古い、例えば長時間使っている蛍光灯というのは、非常に効果が高いんですね。副町長はわかっていらっしゃ いますけれども、そういうことなんです。そういうところに順次、計画的に取り組んでいく。要するに取りかえていくと、LED化していくと、そのほうが効率的なんですね。
  だから、ぜひその辺は、今期の予算ということではなくても補正でもいいですし、できるところはそういうことをやっていただきたいということなんですけれども、いかがでしょうか。
○前田 栄議長 町田総務課長。
○町田英章総務課長 それではお答えさせていただきます。
  先ほど申し上げましたけれども、やらないということではなくて、これからそういった形の計画をつくった中で、計画的に取り組んでまいりたいと思いますので、その辺はよろしくお願いいたします。
  以上でございます。
○5番 田中紀吉議員 最後に。
○前田 栄議長 5番、田中議員。
○5番 田中紀吉議員 課長ね、もちろんやらないと言っているのではなくて、予算として同じということは、見えるときには次はやらないというのと同じだというふうに見えると。そうではなくて、具体的に計画的にというのは、例えば少しは進めるというふうにならないと、やらないのと同じなんですね、やらないっていうのとね。
  だからぜひ、もうお答えは結構ですけれども、ぜひそういうことで検討していただきたいと思いますので、よろしくお願いします。これで終わります。
○前田 栄議長 答弁結構だそうだね。
○5番 田中紀吉議員 結構です。
○前田 栄議長 はい。ほかにございますか。
  6番、山中議員。
○6番 山中博子議員 6番、山中です。
  職員研修のことは田中議員から出てしまいましたので、49ページ、庁舎維持管理事業のところですが、49ページのほうに移りまして施設のところ、委託料、一般廃棄物収集運搬委託料70万、これは町の収集とは別に収集をし、委託しているのか。これは本庁者、第2庁舎、両方を含めてのものなのか、伺います。
  それから、167ページ、教育総務一般管理事務のほうですね。そこのところで、右側に行きまして、11節需用費479万3,000円、18節備品購入費367万8,000円、机の部分の天板と机の 脚部の部分というご説明を受けました。
  同じ机なのに脚と天板が節が違うのか、そこのところがよくわからないのと、それから、天板だけ卒業時に思い出の品として渡すということなんですが、卒業時ということはまだ渡していないことなんですよね。これから卒業式があるわけですから、渡していないということだと思います。
  そこで提案なんですが、これは渡さず次の学年に渡せないのか、伺います。天板だけ渡すなら脚部は残しているはずなのに、なぜまた今回も予算の中で購入するのか、そちらのほうもお尋ねします。
  そして、財政難ということが説明されました。節約あるいはもっと有効な教育費にこれを、全部で832万5,000円もあります、有効な教育費に役立てるべきだと思いますが、いかがでしょうか。これが2点目。
  3点目、195ページ、社会教育指導員・専門員人件費、新しいものだと思いますが、社会教育指導員の報酬が180万円、これは放課後児童のためというご説明でしたが、どのような人を選び、どこに配置し、どのような活動をするのか、また、勤務体系はどうなっているのか、伺います。
  以上3点、よろしくお願いします。
○前田 栄議長 答弁願います。
  町田総務課長。
○町田英章総務課長 それでは答弁させていただきます。
  まず、庁舎維持管理費の中の一般廃棄物収集運搬委託料につきましては、まず町内の収集のものにつきましては各個人から出るものということで、この予算につきましては、役場のほうから出るものということで、本庁舎、第2庁舎から出るごみについて個別に委託契約を結ぶものでございます。なお、実際には町内の運搬と同日に収集はされるということでございます。
  以上でございます。
○前田 栄議長 6番、山中議員。
○6番 山中博子議員 町内の収集と同じようにされるのでしたら、今までパッカー車代とか、その資源とか、ごみのかかったお金の中にこれは含まれないんですか。別に徴収されるものなんですか。
○前田 栄議長 町田総務課長。
○町田英章総務課長 そのとおりでございます。
  まず、建設環境課のほうで委託しているのは、町内のごみ収集場所を収集するということで、役場の庁舎のほうは1つの事業所といいますか、1つの施設として収集をしてもらっているということでございます。
  以上でございます。
○前田 栄議長 6番、山中議員。
○6番 山中博子議員 私、理解できないんですが、一緒に収集してしまえばこの70万はかからないのではないですか。先ほどもちょっと節約というお話をしたんですが、何かをやるのに別に収集すると、それだけお金がかかる。でも、町の収集と同じに役場の収集も一緒にしたならば、それはかからなくなるのではないでしょうか。
○前田 栄議長 加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 お答えします。
  先ほどの答弁にありますとおり、役場、本庁舎、第2庁舎の事業、これは普通の家庭と違いまして、事業系の一般廃棄物という形になります。今は建設環境課のほうでその委託をしている、この収集運搬、当然違う日に多分これを、この事業系の70万を委託するんだとすると、もっと高くなると思うんですよね。多分同じ日にやっているので70万円で済むと。
  これ、やっぱり事業系なので予算的には分けてやっているという、家庭系と事業系の違いという形で、この70万は別枠で設けております。値段は安くはならないと思いますよ、一緒にやっても。
○前田 栄議長 6番、山中議員。
○6番 山中博子議員 わかりました。事業系と一般という差があるということで。
  例えば、ちょっとこれは質問なんですが、役場のほうに資源ごみとして幾つかに分かれていますよね。それを普通の町民が持ってきてもよろしいわけですよね、あそこのところに。
○前田 栄議長 町田総務課長。
○町田英章総務課長 まず、役場のほうで出しているごみのところに一般の家庭の方が持ってきていただくということは、できません。ちょっと私のほうも、役場のすぐ前にごみの収集場所があるんですけれども、それのことではないですよね、役場の裏で管理しているところにつきましては……
○6番 山中博子議員 脇のところですよね、じゃなくて。
○町田英章総務課長 役場のすぐ後ろ、北側に、本庁舎に関して言えば、役場のごみを収集す る場所があります。役場の昔の門があったところにも収集場所があるんですけれども、あれは家庭用の収集場所ですので、そこには一般の方は出していただいていいということになっていますので、役場のほうで今言っているところの収集場所には、一般の方が持ち込むことは、これは禁止してございます。
  以上でございます。
○6番 山中博子議員 すみません、前、いいと言われたことがあったので、聞いてみました。
○前田 栄議長 後でね。
  じゃ、2点目にいってください。教育総務の関係ですね。
  羽太主任指導主事。
○羽太高裕教育総務課主任指導主事 失礼いたします。
  では、山中議員のご質問にお答えいたします。
  まず、1点目の委託料、設備清掃委託料について……ああ、これではないですね、備品だけで……失礼いたしました。18番、備品購入費についてお答えいたします。
  これにつきましては、今回は小学校のほうの脚部のみというふうになっております。全部で224脚になっております。
  続きましてのご質問、天板についてでございますが、次の学年に渡せないのかというお話がありました。有効利用をするというお話、大変私もそのように感じる部分がございます。以前お話をしましたけれども、ときがわ町の木を有効利用という点で、今回はぜひ子供たちにそれを持ち帰れないかということで、そのようなことになっております。ただ、保護者のほうからもいろいろなご意見をいただいているのは確かでございます。ですので、そういったことも加味しながら、今後検討してまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
  続いて、脚部ですけれども、先ほどのお答えで小学校のみということの224脚というふうになっております。よろしくお願いいたします。
  続いて、先ほどの予算の件につきましては、先ほどのお答えとということで、今後その点について検討してまいり、そのほか、また有効利用、予算の面で有効利用ができるようにこちらのほうも検討してまいりたいと思いますので、ご理解いただければというふうに思います。よろしくお願いいたします。
○前田 栄議長 6番、山中議員。
○6番 山中博子議員 小学校の脚部だけというのは、天板は存在しているんでしょうか。
○前田 栄議長 羽太主任指導主事。
○羽太高裕教育総務課主任指導主事 すみません、脚部について中学校はなく小学校のみということで、天板につきましては小学校、中学校もございます。ですので、天板につきましては消耗品費で賄っていきたいというふうに考えております。ですので、小学校ですと224脚ですので、天板も224基というふうになります。
  以上でございます。
○前田 栄議長 6番、山中議員。
○6番 山中博子議員 卒業記念に持たせるというのは小学校のみなんですか、中学校ではなくてということなんでしょうか。それから、先ほど言われたように、天板を渡すということは足が残っているということで、次……どのようなサイクルになっているのかちょっとよくわからないんですが、よろしくお願いします。
○前田 栄議長 暫時休憩します。
                                (午前11時32分)
─────────────────────────────────────────────────
○前田 栄議長 再開いたします。
                                (午前11時32分)
─────────────────────────────────────────────────
○前田 栄議長 舩戸教育長。
○舩戸裕行教育長 それでは、山中議員のご質問にお答えいたします。
  この、実は今、机や椅子の更新時期に来ておりまして、新しいものを導入したいというときに、ときがわ産材の間伐材等を活用した木の机が導入できないかということを考えたときに、奈良県の吉野町のほうで、天板だけはその地域産材を使うと、足はいわゆるそういう専門の業者がつくった耐久性の高いスチール製のものがあると、これを組み合わせるセットの机、今、都幾川中学校、玉川中学校のほうに導入しているものなんですけれども、そういうものが導入されていたんですね。これはなかなかいいなということで導入させていただきました。
  ですから、脚部はいわゆるそういう専門のところがつくります。上部についてはときがわ産材を活用している。それを子供たちに天板部だけ組み立てていただいて、それで脚部と一緒に合わせて取りつけて、マイ・デスクというふうな形で使う。
  中学校で3年間、卒業したら天板部だけは記念品として贈りましょうというのは、吉野町 のほうでもやっていましたので、じゃ、これでやっていこうと。そうすると、3年間使うとまた天板部だけはときがわ産材のそうしたものが使えるだろうと、そういう構想で始めたわけなんです。
  ですから、脚部は置いていっていただいて、また新しい天板部を足して、次の新しい新入生等が使っていく、そういうサイクルを考えていた、こういうことなんですけれども、おわかりいただけますか。だから、脚部は残るんです、天板部だけが子供たちに渡していこうと。
  ただ、その渡すということについて今、議員のほうからもご指摘がありましたが、保護者からもご意見いただいておりますので、そこは検討してまいりたいと、このように考えております。こういうことで、よろしいでしょうか。
○前田 栄議長 じゃ、3点目、社会教育指導員の件ですね。
  石川生涯学習課長。
○石川安司生涯学習課長 それでは、山中議員のご質問にお答えを申し上げます。
  初めにちょっと確認なんですけれども、4点ほどでよろしいんですかね、どのような人で、どこに配置するか、どんな仕事をするか、勤務体系はということでよろしいですか。
○6番 山中博子議員 はい。
○石川安司生涯学習課長 まず、どのような人ということなんですが、こちらの社会教育指導員につきましてはかつて、今は存在しないんですけれども、国のほうで補助事業がありました。そのときの要綱によりますと、教育一般に関しまして豊かな見識を持っていて、社会教育に関する指導、技術を身につけているという方というふうになっています。また、町のほうでも、26年まで設置をしておりましたので規則がございまして、社会教育の特定分野の直接指導、学習指導を行うという方になります。
  具体的には、学習の指導ということでありますので、教職というか教員の経験者というか、豊かな学識と経験をお持ちになっている方ということになろうかと思います。
  続いてお答えしてよろしいですか。
○6番 山中博子議員 はい。
○石川安司生涯学習課長 どこにということなんですが、こちら、勤務体系と連動しておるんですが、生涯学習課のほうに席を設けさせていただきまして、週2日生涯学習課、もう1日は教育相談というのが今もございますが、そちらのほうのために家族相談支援センターのほうに席を置かせていただければというふうに思っております。
  それで、どんな仕事ということなんですが、広い意味での学習支援というんですかね、現 在も行っておりますスタディ・オン・サタデーであるとかあるいは夏休みの子ども学習室、あるいは子ども大学といったところの広い意味での学習支援のほうの充実強化という仕事を行っていただくということでございます。それにプラス、教育相談ということでございます。
  以上です。
○前田 栄議長 6番、山中議員。
○6番 山中博子議員 生涯学習課のほうに5日間ということですが……2日間、2日間で、あと家族支援センターのほうにということは1日、5日間勤務のうち、それぞれ……3日間勤務、週3日間なんですか。はい。じゃ、何か相談あるときには生涯学習課のほうに伺えばいいということで、よろしいですか。
○前田 栄議長 石川生涯学習課長。
○石川安司生涯学習課長 教育相談ということであれば、教育相談の日ということでございますけれども、そのほかの日につきましても、週2日生涯学習課のほうにおりますので、そちらのほうの日に来ていただければと思います。
  実際には、まだその何曜日ということは、もちろん予算もまだ可決をいただいておりませんので、そちらのほうはまだ決まっておりません。
○6番 山中博子議員 わかりました。
○前田 栄議長 よろしいですか。ほかにございますか。
  7番、岡野議員。
○7番 岡野 茂議員 7番、岡野でございます。
  2点ほど質問させていただきます。
  まず、58ページの交通対策事業の中で、ことし1,056万8,000円減額になっております。この減額の理由をちょっと先に教えていただきたいんですが。
○前田 栄議長 2点ありますか、続けて言ってください。
○7番 岡野 茂議員 もう1点よろしいですか。それから、あと60ページ、若者定住化促進事業、これも1,900万ほど減額になっております。これは住宅ができ上がったせいなのかどうかわかりませんけれども、この辺ちょっと。この2点を説明をお願いしたいと思います。
○前田 栄議長 1点目、荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまの岡野議員の1点目の交通対策事業のマイナス1,000万円ほど減額している理由ということでございますけれども、それにつきましては、平成29年度に実施いたしましたお出かけタクシーの実証運行、こちらが473万円、そして公共交通網の 形成計画の策定ということで550万円、こちらが計上されておりました。そちらの事業が終了したことに伴いまして、1,000万円からの減額というふうなことでございます。
  以上でございます。
○前田 栄議長 7番、岡野議員。
○7番 岡野 茂議員 では、これはOD調査をやるために使った金額を減らしたということでよろしいんですか。
○前田 栄議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 今お話に出ましたOD調査は、平成28年度に実施したものでございます。それを受けまして、公共交通網の形成計画の策定を平成29年度に行っているところでございます。その予算が減っているということでございます。
○前田 栄議長 7番、岡野議員。
○7番 岡野 茂議員 それからあと、これ路線バスの運行経費の補助ということなんですけれども、今、路線バスを5台大きいバスを使っているわけですけれども、これがもうそろそろ入れかえというか壊れてきて、修理経費もかかってきていると思うんですけれども、その辺をこれから町のほうではどういうふうに考えていくか。同じようなものを買い入れるのには相当予算がかかると思うんですけれども、その辺を、これからの予定というか見込みをちょっとお聞きしたいんですが。
○前田 栄議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまの再質問の中では、路線バスの運行費補助金の中で、この中には路線バスの維持費ということで修繕費が入ってございます。そちらのほうは既にもうあのバスを購入いたしまして8年……年数はちょっと今定かでないんですけれども、8年ほど経過しているというふうなことは認識しております。そういう中で、やはり計画的に車両のほうを入れかえていかないと、今後、修繕料も相当なことになってくるというふうなことで認識しているところでございます。
  ただ、現在のところはどうにか修繕料で対応しておりますけれども、更新費用につきましては、財源等も含めまして計画的に更新のほうをしていきたいと考えております。今、ときがわ町からイーグルバスのほうに貸しているバスが5台ほどあるかと思いますけれども、それを毎年1台ずつやったとしても5年かかるわけでございますので、そうしたことから、今後ちょっと財源を含めまして考慮していきたいと思っておりますので、ご理解いただきたいと思います。
○7番 岡野 茂議員 もう1件いいですか。
○前田 栄議長 はい、岡野茂議員。
○7番 岡野 茂議員 それで今の……3問あるんだよね。
○前田 栄議長 すみません、失礼しました。2点目ですね。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 続きまして、2問目の若者定住化促進事業の1,900万円の減額ということでございますけれども、これはご指摘のとおり、今現在も進めてございますけれども、お試し住宅シェアハウスまちんなか、こちらのほうの改修そして取り壊し、物置等の取り壊しですとかそうしたものの経費がそのまま減額となっておりますので、こうした金額が減というふうなことでございます。
  以上でございます。
○前田 栄議長 7番、岡野議員。
○7番 岡野 茂議員 それで、お試し住宅のやまんなかとシェアハウスですね。これ、やまんなかも期待したほど利用者があったのかどうか、企画課長の頭の中で考えたものがあったのかどうか。また、シェアハウス、これから使っていくわけですけれども、その辺で、予定どおりに入れるのかどうか、その辺の考えをちょっとお聞きします。
○前田 栄議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 それではまず、お試し住宅やまんなかでございますけれども、昨年の6月にオープンをいたしました。それ以降2月までで8カ月間でございますけれども、18組のご家族にご利用をいただいております。大体1月当たり2組から3組ぐらいのご利用で、1組当たり1週間程度のご利用、それだけでですから1週間平均で2組から3組ということですと、2週間から3週間はそこがふさがってしまっているというふうな状況になるかと思います。
  ただ、ここのところ、寒さゆえかどうかわかりませんけれども、2月につきましてはご利用が1件もございませんでした。3月にはもう既に1件は入っております。今ご利用をこれからしていただくというふうなところでございます。
  そういう中で、私が想定したところでというふうなお話でございますけれども、利用については、まあ想定通りの利用をいただいているというふうなことで考えているところでございます。
  ただ、実際にそれが移住につながったかというふうなところでございますけれども、簡単 に移住を決められるものではない状況の中で、実際に移住をされた方も1組いらっしゃいます。ここはなかなか移住を考えている方が、ときがわ町の風土ですとか生活環境等を確認するために使っていただく施設でございますので、それが結果、直接移住につながるというふうには考えておりません。
  ただ、長い目で考えれば、ときがわ町の生活を体験していただいてよかったと思っていただける方には、やはり将来的に移住の決め手になるのではないかなというふうには考えているところでございます。まだ1年もたっていない施設でございますので、もう少し長い目で見ていただけたらというふうには思います。
  そして続いて、まちんなかでございますけれども、まちんなか、今まだ改修のほうを進めているところでございますが、既に2名の方が入居するということで決まっております。町外から20代の方が2名転入されるというふうなことになっております。まだ随時、今のところ募集をしたいと思っております。6名の人数を今募集をしているところでございますが、2名ということで、まだこれから就職なり親元を離れて進学なりとか、いろいろな状況変化を迎える若者がいらっしゃると思います。そうした方たちにここに入っていただいて、将来を若い者同士で語っていただくとかそういうふうなことをしていただける施設にしていきたいと考えております。
  以上でございます。
○前田 栄議長 7番、岡野議員。
○7番 岡野 茂議員 わかりました。その中で、ここに書いてあるんですけれども、空き家バンク事業とあと婚活事業、この2つの事業、私が議員になったころからいろいろ話を聞いているんですが、この2つの事業の主体となるところはどこなのか、あるいは担当者が誰かいるのかということをちょっとお聞きしたいんですが。
○前田 栄議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 それでは、ただ今のご質問にお答えいたします。
  空き家バンクですとか婚活、こちらにつきましては婚活の補助金になるんですけれども、そうしたものを担当しているのは、企画財政課の政策担当のほうで担当をさせていただいております。
  以上でございます。
○前田 栄議長 暫時休憩といたします。再開を1時ですね。
                                (午前11時49分)
─────────────────────────────────────────────────
○前田 栄議長 再開いたします。
                                (午後 1時00分)
─────────────────────────────────────────────────
○前田 栄議長 ここで、先ほど山中博子議員の質疑に対しまして、宮寺福祉課長から答弁の申し出がありましたので、これを許可いたします。
  宮寺福祉課長。
○宮寺史人福祉課長 それでは、福祉課のほうから、午前中山中議員からご質問のありました歳入科目、ページですと29ページになろうかと思います。県支出金、県補助金、民生費の県補助金の中におきます社会福祉費補助金の中の重度訪問介護等の利用促進に係る市町村支援事業費補助金についてのご回答をさせていただこうと思います。
  この事業におきましては、障害者総合支援法に基づく障害者サービス給付費のうちの重度訪問介護等に係る費用のうち、国庫負担基準額を超えた分をさらに県が上乗せして補助をするというふうな内容のものでございます。これにありますとおり、重度障害者の訪問系サービスに係る補助ということで、基本的にかかった費用の4分の3が補助対象になっておりまして、しかも県の予算の範囲内ということで、これより割り落としをかかった歳入額になるというものであります。
  対象者につきましては、これも決算ベースで申し上げますと、古いものから27年ベースでは20人、28年決算では19人、これらを勘案しまして若干減少傾向ということから、平成30年度につきましては16名の対象者ということで算出した数字でございます。
  以上です。
○前田 栄議長 よろしいでしょうか。
  ほかに質疑ございますか。
  10番、小宮議員。
○10番 小宮 正議員 小宮です。3問質問したいと思います。
  とりあえず本当に申しわけないんですけれども、53億まで予算がある中で小さい金額で。
  49ページの顧問弁護士の関係で、これ毎年ずっとこう来ていると思うんですけれども、一般的に考えて、企業も行政も同じだと思うんです。結局企業も法律とかいろんな条件をいただきながら弁護士とやるわけなんですけれども、もう少し同じ金額でずっと来ているより、やっぱり企業並みの水準ぐらいまで顧問料というのは私は下がるのではないかなということ で、毎年同じ予算を組むのではなくて、もう少し努力すべきではないかなと、そう思います。
  それと、ページは全般でございます。これは私も6年前に質問したと思いますけれども、古くてすみませんが、コピー機とパソコンの借上料でございますけれども、これもやっぱり全部リースではなくて、私は前は野原総務課長だったかなと思うんですけれども質問しましたけれども、その中で、全部リースではなくて、買えるものは何台かは買ったほうがいいのではないかと、そういう質問をしました。結局リースより買ったほうが安いんですよ、うんと、コピー機でもパソコンでも。だから、全額リースにするのではなくて、やっぱり経費節減するには、そういう考えを持って事業を進めたほうがいいのではないかなということで質問したいと思います。
  それと、またこれも予算全般でございますけれども、残業代についてでございます。残業代も、当初よりだんだん今は実際には残業は下がってきております、本当に。これも質問したこともありますけれども、行政もしっかり職場内でみんなそれぞれの職員が努力しているのかなと思いますけれども、やっぱりこれから厳しくなる財政の中で、もう少し、残業ゼロということはこれは絶対無理なことでございますので、抑えるべきところ、この予算書を見ると、それぞれの課でありますけれども、そんなに要らない課といえば失礼かもしれませんけれども、こんなに残業代が必要なのかなというような場所もございますので、そういう中で答弁いただければと思いますので、よろしくお願いいたします。
○前田 栄議長 答弁願います。
  町田総務課長。
○町田英章総務課長 それでは、小宮議員のご質問にお答えさせていただきます。
  まず、顧問弁護士の金額につきまして、もう少し下げられないかというようなお話かとも思います。
  まず、顧問弁護士につきましては、ここのところ同じ弁護士さんのほうにお願いしているというような経緯の中で、実際にほかの市町村等につきまして、どの程度顧問弁護士料をとっているかというのを調査をしております。ただ、その中でも、極端にこの金額というのは低い金額です。大体100万近く計上している市町村が多いという中で、今の弁護士さんであれば同等の金額でというようなお話もいただいている中で、今回この金額を計上させていただいたというような状況でございます。
  なお、この金額につきましては、またさらに研究をさせていただく中で検討させていただければと思いますので、ことしにつきましては、そういった形で計上させていただいている というような内容でございます。
  以上でございます。
○前田 栄議長 10番、小宮議員。
○10番 小宮 正議員 他町村としてはときがわ町は安いほうかなと思います。しかしながら、やっぱりこういう努力もやっぱり、何年か前まではいろいろ裁判等いろいろなことがございましたけれども、やっぱり我々だと民間の事例を出すと、民間だと大体月2万円ぐらいでできるんですよ、法律とかちょっと難しい問題をちょっと教えてくれとかそういう問題に対しましては。これはまた裁判になるとまた別ですけれども。そういう中で、今はそんなにときがわ町でもそれほど顧問弁護士を頼むまでもないような気もしておりますけれども、そういう中で、よそは100万近くになっているかもしれませんけれども、町は町なりの考えで、また周りをよく見ながら調整していただければありがたいと思うので、よろしくお願いいたします。
○前田 栄議長 町田総務課長。
○町田英章総務課長 それでは、お答えさせていただきます。
  今ご指摘といいますかご要望いただいたとおり、うちのほうもできるだけ経費につきましては落としていきたいということもあります。ただそのためにこれが機能しなくなってもという部分もありますので、そういったものを含めながら、今後検討させていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
  以上でございます。
○前田 栄議長 2点目ですね。コピー機だとか借上料ですね。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 それでは、小宮議員の2点目のご質問にご回答させていただきます。
  コピー機ですとかパソコンのリースにするのか、購入にするのかというふうなご提案であるかと思います。全般的な予算にかかわってきますので、私のほうでお答えをさせていただきたいと思いますが、まさしくご指摘いただきましたように、購入してしまったほうが一時的な経費はかかりますけれども、将来的な経費というものはかからないというふうなことを考えますと、購入ということも一つの選択肢にはなってくるのかなと思います。
  そうしたことから、以前ご指摘の内容でいきますと、車をリースで最初はやっておったわけなんですけれども、やはり購入してしまったほうが町としては将来的なことも考えると得であるということで、今は車につきましては購入というふうなことで取り扱いを行っている ところでございます。
  それで、コピー機、パソコンでございますけれども、コピー機につきましてはそうしたことから購入をして、余り使用頻度が多くない部署につきましては、購入をしたものを使っているというところもございます。ただ使用頻度が多くなりますと、そこでやはり機械の損耗というものが出てくるものですから、更新ということも考えられることから、定期的にしていきたいということでリースにしているというところもございます。
  パソコンも今お話しさせていただきましたように、セキュリティー関係もございまして、セキュリティーのソフトが日々更新されていく中では、パソコン自体も更新していかないとそれに合っていかないというふうな部分もございまして、その辺はリースで定期的に更新をしていけるようにしているところでございますので、ご理解いただければと思います。
  以上でございます。
○前田 栄議長 10番、小宮議員。
○10番 小宮 正議員 何台かコピー機もやっていただいたようでございますけれども、本当にありがとうございます。確かに枚数が多いと、昔は今と違って1枚ぐらいでとられますので、枚数が多いと結構高くつきますから、そういう中で先ほど言ったとおり、頻度が余り少ないところはやっぱりそういうものを切りかえて、リースではなくてできればそういうふうにすれば町の少しでも負担が減るのかなと思います。
  それと、またパソコン関係でございますけれども、パソコンもいずれは何台かを、セキュリティーが大事な部署は全部ではないと思うんです。そういう中で、ゆくゆくは考えていって、やっぱりその財源をまた違うほうに回していただくような施策も大事かなと思いますので、ぜひまたご検討していただければありがたいと思うので、よろしくお願いいたします。
○前田 栄議長 3点目、残業代ですね。
  小峯副町長。
○小峯光好副町長 それでは、3点目の時間外勤務につきましては、実は私のほうからも職員の方に、昨年からですけれども、水曜日をノー残業デーということで話しまして皆さんにご協力いただいて、水曜日は極力家に帰って、町民課等でもらっているスモールチェンジではありませんけれども、健康づくり等に取り組んでほしいということで、健康管理のほうもやっていただくということで推奨しているところであります。そういったことで、週1回はノー残業デーということを設けているところであります。
  通常の業務につきましては、小宮議員のほうで話があるように、できるだけ時間外勤務に ついては減らしてまいりたいというふうに考えています。それについては、職員の効率的な事務処理を行うための研修、あるいは人員の配置等も考慮しながら進めていきたいというふうに思っています。
  ただ、台風等の災害の場合につきましては、これはもう住民の皆さんの生命・財産を守るということで、夜通し職員のほうも配置するような形もありますので、その辺のところはやむを得ないというふうに考えているんですけれども、通常の中では極力減らしていく努力をして、今後も研究してまいりたいというふうに思いますので、またいい知恵等がありましたらご提供いただければというふうに思います。よろしくお願いします。
○前田 栄議長 10番、小宮議員。
○10番 小宮 正議員 本当に残業は、水曜日をノー残業デーということでありがとうございます。また、これも私は前にも残業の件では質問したことがございまして、そういう中で、これを機にいい機会かなと。確かに今副町長が言ったとおり、災害、こういう問題に対しては本当に町民の生命・財産を守るわけでございますので、これはもうぜひ、また職員並びに職員ばかりでなくて議員もやっぱりそのぐらいの気持ちを持ってやっていかなくてはいけないかなと思います。でも、できる限り、残業するなというのではなくて、やっぱり急所急所がございますので、その中でまたさっき答弁いただいたように、また切磋琢磨していただきながら進めていってもらいたいと思うので、ぜひよろしくお願いいたします。
○前田 栄議長 よろしいですか。
  ほかにございますか。
  9番、野口議員。
○9番 野口守隆議員 まず、先ほど神山議員からいい質問があったので、ちょっと補足で質問させていただきます。
  16、17ページの件ですが、いわゆる一般財源のお話が出ました。今年度は多分保育園、あるいは体育センターでお金がかかるとは思うんですが、この当初予算を組んだときに、今年度の実質単年度収支は赤字と見込んで組んだのか、あるいは黒字になると思って組んだのか、その辺の見通しをお聞かせ願いたいと思います。
  それから、次が、87ページにひとり親家庭等医療費というものがあるのですが、これの対象人数と支給方法、それと同じく91ページにですか、この何でしたか、重度心身障害者医療費の対象人数と支給方法、これをお願いいたします。
  以上3点、お願いします。
○前田 栄議長 答弁願います。
  一般財源に関してですね。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 それでは、野口議員の1点目のご質問にお答えさせていただきます。
  予算をつくる段階で、実質の単年度の収支が黒字なのか赤字なのかというふうなところでございますけれども、予算を策定する段階では、財政調整基金の繰入金というものも必要になってきている中では、赤字に策定せざるを得ない状況ではあったと思います。ただ、これが決算を迎えたときにどういうふうな数字を示しているかというふうなことで想定をさせていただきますと、例年決算をしますと、大体この財政調整基金の繰入金というものは全てゼロにできまして、逆に積み立てをできるというふうな状況にここ数年はなっております。そうした中では、決算を見たときには黒字になっているというふうな想定で、私のほうでは調整をさせていただいたところでございます。
  以上でございます。
○前田 栄議長 9番、野口議員。
○9番 野口守隆議員 わかりました。
  単年度実質収支が必ず黒字でなければ私はならないとは思っておりませんし、それは当然政策的に何かをやるときに、赤字を覚悟でやらざるを得ないということも当然あろうかと思っております。しかしながら、ずっと赤字というのはおかしな状態ですので、その辺のいわゆるめり張りは当然あろうかと思うんですが、今年度に限っては、大体そんなに赤字にならないだろうということで組んだと理解してよろしいわけですか。
○前田 栄議長 答弁願います。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまのご質問にお答えさせていただきます。
  一言でご回答させていただければ、黒字になるつもりでつくっております。
  ここ数年の状況をごらんいただきますと、やはり決算を見ますと1億からの黒字になっているというふうなところを鑑みますと、この辺は十分持っていける数字だというふうに考えております。
  以上でございます。
○前田 栄議長 9番、野口議員。
○9番 野口守隆議員 わかりました。
  私はぜひ健全な財政運営をしていただきたいということが根本にあったので質問したわけですから、そういう視点でぜひよろしくお願いいたします。
  1問目は結構です。
○前田 栄議長 2点目ですね、答弁願います。
  宮寺福祉課長。
○宮寺史人福祉課長 それでは、野口議員のご質問、ひとり親医療、あるいは重度障害者医療、これの受給対象者と給付の仕方というご質問についてのご回答をさせていただこうと思います。
  まず、ひとり親医療であります。この内容につきましては、お父さんだけ、お母さんだけのひとり親、あるいは養育者が養育しているというふうなパターン、3パターンあると思います。対象者なんですが、対象者は親と子がそれぞれ対象になっております。親が61名、子が21名、子のほうが少ないというふうな形になっておりますが、この理由としては、ひとり親医療の子供は大方子ども医療の対象者でもあります。子ども医療の場合のほうが一月当たりの一部負担金がないということで有利なために、それは子ども医療の制度を使っているために21名で、この21名につきましては、中学を卒業した子から高校までの18歳までの間の方が21名というふうな数字でございます。
  給付の仕方なんですけれども、ひとり親医療に関しましては、医療機関での一部負担金あり、償還払いという形で給付をさせていただいているところでございます。
  続きまして、重度障害者医療であります。
  これは身体障害者手帳で1、2、3級……1個ずつでよろしいですか。
○前田 栄議長 1個ずつでいいですか。ひとり親に関してですね。
  野口議員。
○9番 野口守隆議員 わかりました。
  確かに子ども医療で15歳まではということで、それが18歳ということで21人ということでわかりました。子ども医療は窓口払いをなくしているわけですよね。そして、ひとり親、あるいは15から18歳までは償還払いということは、1回医療機関に医療費を払って、その領収証を多分持ってきて、その役場のほうから振り込まれるかどうかわかりませんが、そういった方法だと思って、これ資料をいただいて見たんですが、かなりこれは窓口払い不要のところが出てきているんですね。私もたまたま医者へ行くと、嵐山町のが必ず大きく子供、ひとり親家庭、窓口払い不要というのが小川でも東松山の医者へ行っても出ているんです。
  やはりもう一つは、それをある医者に私は聞いたのですが、4日後にまた来てくださいと言われたら、立てかえるお金がないから次は行けませんということがあったんです。これはやっぱり1人でもそういう子供をやっぱり助けるというか、光を当てるというのが私は政治だと思っているし、行政のやることだと思っております。ぜひこれは窓口払いを、嵐山町でやっているのであれば、ときがわ町でもできないことはないと思います。いろいろなひとり親家庭に条件があるということは承知しております。児童扶養手当はもらっているとか、所得制限とかあるようでございますが、それに該当するような方は、ぜひ窓口払いをなくすような方法をとっていただきたいと思うのですが、いかがでしょうか。
○前田 栄議長 宮寺福祉課長。
○宮寺史人福祉課長 それでは、ご回答させていただきます。
  ご指摘のとおり、ときがわ町につきましては償還払いということで、窓口負担が一時的に本人に払っていただきまして、後日申請に基づきましてご本人様の口座に振り込みというふうな形をとっておるところでございます。
  資料を見ますと、嵐山町のほうでは既に窓口払いが廃止されているということで、全県を見ますと、窓口払いを廃止している自治体のほうが多いというふうな状況になってきているところでございます。
  ときがわ町につきましても、こういった近隣の状況を注視しながら、この件につきましては、将来的に研究をさせていただきたいというふうなご回答でよろしくお願いしたいと思います。よろしくお願いいたします。
○前田 栄議長 9番、野口議員。
○9番 野口守隆議員 わかりました。
  実は、嵐山町は子供の医療費の窓口払いをなくすのが一番後だったんです。かなり私の知っている議員も一般質問をしたんですが、そのときの町長の答弁ではやらないということだったんですが、やるとなったら全てにこういうふうにやるということはやはりある意味ですばらしい決断だと思うので、ぜひそれは進めていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
○前田 栄議長 3点目をお願いします。
  宮寺福祉課長。
○宮寺史人福祉課長 続きまして、重度障害者医療の件です。ご質問の内容の対象者なんですが、ときがわ町では、372名の方が受給対象者という形でなっております。
  重度医療につきましては、この医療費の支払い方法なんですが、町内の医療機関に関しましては窓口払いを廃止しております。これは町内の医療機関と契約を結ぶことによりまして、ときがわ町の受給者証を持っていった方がいらっしゃったら、窓口でいただく分を一時医療機関のほうで1カ月間ためておいていただいて、1カ月まとめて役場のほうに請求をしていただいて後日役場から医療機関に払う、つまり対象者は、医療機関の窓口ではお金を払わずに済むというふうなサービスを提供しているところでございます。そんな形で、ときがわ町については一部ですが、県内全域ですとか比企郡内というふうなところまでは対象は広げていないものの、町内に限り窓口払い廃止を実現しているところでございます。
  以上です。
○前田 栄議長 宮寺福祉課長、人数は。
○宮寺史人福祉課長 人数は372名でございます。
○9番 野口守隆議員 わかりました。
  この重度心身障害者医療については、町内は窓口払い不要ということですが、町外の利用者というのは、埼玉医科大を除いてどのぐらいいるのでしょうか。
○前田 栄議長 宮寺福祉課長。
○宮寺史人福祉課長 そこもちょっと深いところまでは数字はないのですが、障害者というふうな形でありまして、頻度としては、埼玉医大を受診する方が重度医療の方は数が多いというふうな数字は把握しております。具体的な数字については、現在手持ちでないのですが。
○前田 栄議長 9番、野口議員。
○9番 野口守隆議員 わかりました。
  子ども医療費についても、埼玉医大は確かに別なんですね。だから、重度心身障害者医療も町外にも例えば埼玉医大を除いてあるならば、やはり嵐山と同じようにそういった手を提携すべきだと思うのですが、いかがでしょうか。
○前田 栄議長 宮寺福祉課長。
○宮寺史人福祉課長 それでは、引き続き重度医療のご回答をさせていただこうと思います。
  全県の状況を見ますと、窓口払いを廃止している団体が63団体中58、ときがわ町もその58の中の一団体であります。この中には、その窓口払いの廃止するエリアが、例えばときがわのような自分の町、あるいは市の中だけ窓口払いが不要、あるいは近隣まで含めて若干広げて無料ですとか、いろんな広げ方が見てとれるところであります。
  窓口払い廃止というふうなご意見であります。これ数的には余り多くないのですが、実は 障害者の方には、重度障害者医療は、私は経済的に余り苦しくないのでこの制度は結構ですというふうな方もいらっしゃいます。それで、ある方につきましては、自分がその身体障害者手帳の理由になっている疾病の部分だけこの申請をしますが、そのほかの風邪ですとか、歯医者さんへの申請はしませんというふうなことをおっしゃっている方もいらっしゃるそうです。
  こういう状況を踏まえまして、先ほどのひとり親医療の窓口払い不要の実施の有無と同じく研究をさせていただいて、将来の事業展開を考えていこうというふうに考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
          (「じゃ、要望ですが」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 要望。
○9番 野口守隆議員 ぜひ嵐山町ができてときがわ町ができないということはないわけですから、進めていただきたいと思います。
  以上です。
○前田 栄議長 ほかにございますか。
  3番、神山議員。
○3番 神山 俊議員 3番、神山です。
  3点ほどお伺いします。
  1点目、町長施政方針の中の18ページの下段、消防力充実強化事業についてということで書かれております。消防団を力強く支えていくということなんですけれども、現実今回来年度に向けて再編が行われ、また団員数の定数の減少ということもお聞きしているところなんですけれども、現実と乖離しているのではないかと思っているんですけれども、その点をお伺いします。
  続きまして、予算書の170ページ中ほど、少人数学級推進事業ですけれども、事業概要に説明が書いてありますけれども、これに該当をもししない場合は廃止、置かないということもあり得るのかお聞きしたいと思います。
  3点目なんですけれども、1枚めくっていただいて172ページ上段、多子世帯学校給食支援事業ですけれども、今回新規事業というところで、どのような経緯からこの事業が実施、計画されたのか。また対象者数はどれぐらいを想定しているのかお伺いします。
○前田 栄議長 1点目ですね、消防団に関してですね。
  町長の施政方針演説……町長でいいですか。
          (「どなたでも」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 どういたしましょうか。
  じゃ、町田総務課長。
○町田英章総務課長 では、神山議員のご質問にお答えさせていただきます。
  消防力の充実ということでうたう中で、消防団員が減らされるというような中で、これはちょっとそれに反しているのではないかというようなお話でございます。
  確かに今回、定員のほうを145名から130名へ減らすというような条例を比企広域市町村圏組合のほうで上程させていただき、可決させていただいたという経緯がございます。これにつきましては、実際に消防団員に成り手がなかなかいなくて、実数がその程度しか集まっていないという状況の中で、まず少数といいますか、それに合わせた形で定員のほうを見直そうというような形になりました。それは、あくまでその消防団を縮小しようという中ではなくて、消防団を充実していく中で、その消防団がしっかりと充実した活動ができるようにという意味も込めた中での減少ということで理解いただければと思います。
  また、その消防力に関しましては、今年度また非常備消防費といいますか、そちらのほうで消防車両の購入等も進めますし、そういったことも含めて、またそれは今度は一般会計の中でもございますけれども、中型免許の取得に対する補助金ですとかを行うことによって消防団員の確保等も図っていきたいというようなことでございますので、消防力、確かに消防団員の数は減ったというような内容がございますけれども、決してそれで消防団を抑えるとかということではなくて、さらに強化を図っていきたいというような内容でございますので、ご理解をいただきたいと思います。
  以上でございます。
○前田 栄議長 3番、神山議員。
○3番 神山 俊議員 消防団の中身を見ると、半数とは言わないですけれども、ほぼ役場の職員が占めているという現状があります。その中で、役場の職員は一つの役場の仕事としてなっているのかもしれませんけれども、一般の方がなかなかならない、そういう現状がある中でどのように、確かに免許の費用だったり、また消防車を新しくするとかはあるんですけれども、やはりここ長年見ていますと、打開策にはつながっていないのかなというのが率直な感想なんですけれども、これからどのようにその部分について進めていきたいと思っているのかお伺いします。
○前田 栄議長 渡邉町長。
○渡邉一美町長 消防団については、私も消防経験22年ございますし消防団長も経験しまして、やっぱり地域力のかなめでございますので、消防団員が少ないからといって消防力の低下というわけにはいきません。
  けさほども幾人かの課長とも話をしたんですが、大災害が起きたときに、役場の職員が、じゃ、消防団活動ができるかといったら、恐らく行政のほうは行政のほうの仕事が山積みにありますので、消防団の力はすごく低下すると。だからしたがいまして、やはり地域力、自主防災組織、あるいは消防署のOB、団のOBも入れながら、消防力をもう一度再編をしていかないとちょっともたないのかなと、こういう感じがします。消防審議会のほうも消防団経験者が多いし、また今度新議員さん、杉田議員も団長経験者でございますので、そちらのほうでもしっかりと議論していきたいと思いますので、よろしくお願いします。
○前田 栄議長 3番、神山議員。
○3番 神山 俊議員 消防団というとやはり消防力という部分はありますけれども、その中で20代、30代、40代は、やっぱり地域コミュニティのかなめでもあると思っております。それがやはり弱体化するということは、消防力もそうですけれども、地域力もコミュニティ力も低下すると私は思っております。ぜひここに施政方針で書いてありますのでぜひ的確に、予算も限られてくると思いますけれども、やはり選択と集中と言われている中で、やはり集中して効果的なものにつながっていけるように要望して、この質問を終わりにしたいと思います。
○前田 栄議長 では、2点目、少人数学級ですね。
  羽太主任指導主事。
○羽太高裕教育総務課主任指導主事 失礼いたします。
  それでは、神山議員の第2点の質問にお答えさせていただきます。
  少人数学級の該当しない場合には廃止かというご質問ですけれども、制度としては維持していきたいと考えております。これは、こちらの事業にもありますけれども、きめ細やかな学習を行うためのときがわ町独自のものでございます。引き続きこちらの制度は維持していきたいと考えております。
  以上でございます。
○前田 栄議長 3番、神山議員。
○3番 神山 俊議員 私もぜひ継続して進めていってもらいたいなと思っております。
  また、この人数というのは、もう少し弾力的なものが持てるのか。例えば、小学校で30人 学級とか、そういう部分の柔軟性はできるのか、その点についてお伺いします。
○前田 栄議長 羽太主任指導主事。
○羽太高裕教育総務課主任指導主事 今のご質問にお答えいたします。
  現在は小学校で35人、それで中学校では38人以上ということになっておりますけれども、できれば今子供たち、いろんなお子さんがいる中で、その辺でもう少し人数を減らして、きめ細やかな指導を行っていったほうがいいのではないかという意見や見た様子、そういったところからまた検討していきたいと思います。
  以上でございます。
○前田 栄議長 3番、神山議員。
○3番 神山 俊議員 ぜひ継続してほしいとともに、そのような柔軟性を持って対応していただいて、やはり教育はときがわ町が一番いいと言ってもらえるように努力していただければなと思います。
  質問は以上です。
○前田 栄議長 3点目をお願いします。
  羽太主任指導主事。
○羽太高裕教育総務課主任指導主事 それでは、3点目のご質問にお答えいたします。
  3点目のご質問、多子世帯学校給食支援事業についてでございますけれども、まず背景でございます。背景につきましては、学校給食法というものがございまして、そこで学校給食は、児童及び生徒の心身の健全な発達に資するとともに、食に関する正しい理解と適切な判断力を養う上で重要な役割を果たしているというふうに定められております。
  また、同法第11条で、学校給食における食材費については保護者の負担というふうにされております。そういったところからも、3人以上、多子世帯になりますと、保護者の負担が大変重たくなります。そこで3人以上になった場合には、助成金を行うというふうにしました。
  そして、対象人数なんですけれども、現在16名となっております。
  以上でございます。
○前田 栄議長 3番、神山議員。
○3番 神山 俊議員 特に経済的な条件等はないということでよろしいのでしょうか。
○前田 栄議長 羽太主任指導主事、答弁願います。
○羽太高裕教育総務課主任指導主事 申しわけございません。もう一度お願いいたします。
○3番 神山 俊議員 すみません。所得制限等あるのかお聞きしたいと思います。
○羽太高裕教育総務課主任指導主事 上限のほうがございます。一応児童手当と同じ所得制限制度というふうになっております。
○前田 栄議長 羽太主任指導主事。
○羽太高裕教育総務課主任指導主事 それでは、もう少し細かく数字をお答えいたします。
  まずは扶養3人で所得額が736万ということで、収入額が960万円未満というふうになっております。
  以上でございます。
○前田 栄議長 暫時休憩いたします。
                                (午後 1時39分)
─────────────────────────────────────────────────
○前田 栄議長 再開いたします。
                                (午後 1時40分)
─────────────────────────────────────────────────
○前田 栄議長 もう一回ちょっと言ってください。
  羽太主任指導主事。
○羽太高裕教育総務課主任指導主事 すみませんでした。
  主たる生計維持者の前年度の所得が所得の範囲以内でということで定めております。それが3人の場合は、収入額が960万円未満というふうになっております。
  以上でございます。
○前田 栄議長 ほかにございますか。
          (「まだある」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 じゃ、3番、神山議員。
○3番 神山 俊議員 ありがとうございます。
  それで、3人目ということで、新規ということで大変ありがたいなと思っております。
  ひとつ要望ですけれども、やはり3人というのはなかなか私も1人の親としてあれなんですけれども、ぜひ2人からこのような制度をつくっていただける、第1段階でこの3人というのはまずスタートなのかなと思います。これから様子を見ていただいて、今度は第2子から、今度は第1子からというところを目標に、ぜひ頑張っていただきたいなと思います。
  以上です。
○前田 栄議長 要望ですか。
          (「はい」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 ほかにございますか。
  5番、田中議員。
○5番 田中紀吉議員 5番、田中です。
  私のほうからは、引き続いて3問お願いいたします。
  ページでいくと143ページ、公衆トイレの事業の件です。
○前田 栄議長 ゆっくりね。こっちがあるから。
○5番 田中紀吉議員 143ページです。
  3款の件です。よろしいですか。
  公衆トイレの事業なんですけれども、ぜひこの事業はかなり要望が高いということで思っています。それで、前回というか補正予算でもありましたけれども、具体的に要望がないというのはちょっと語弊がありますけれども、少ないにもかかわらず、きちっと予算をつけて取り組んでいるという事業もありますけれども、公衆トイレについては、再三というかたくさんの要望が出ていると思うんです。具体的に言いますと、大野の直売所の外トイレというか公衆トイレを設置ということで、ぜひご検討をお願いしたいと。それで、今地元というのか地権者というのか、そういう所有者というのか、利用者というのか、そちらの方もぜひ設置をお願いしたいという声も聞いております。ぜひそちらとも検討していただけないかと。
  もう一つは、花菖蒲園の件なんですけれども、花菖蒲園は毎年仮設ということで、25万円前後ですけれどもことしももう組んでいます。あそこはなかなか難しい条件もあるんですけれども、この間も具体的に浄化槽の設置があるのを私も確認しましたし、場所なんかも具体的な提起もしました。ぜひご検討いただけないかという点が1点。
  それで2番目は、同じく143ページで、第2次観光の振興計画というのか計画として300万円の予算は組んであります。この点については、提案も含めてなんですけれども、第1次の振興計画を私もよく読みましたし、あれは自主事業ということでつくったはずなんですね。あれはすごく先進的なというか、かなり調査とか意見、それから現地の調査を含めてすごい立派な内容なんですね。それを今度委託ということでするみたいなんですけれども、そうではなくて、ぜひ1次の経験を踏まえてできないかということが2番目です。
  それで3点目、3点目は205ページです。小倉城の整備計画というところで、これは若干全協の中でも聞きましたけれども、課長はもうもちろん知っていると思うんですけれども、 122条報告の中の監査委員の具体的な事例で載せてあるんです。
  この中でちょっと読みますと、小倉城史跡整備は3年かけて4万平米を買収したと。この史跡整備の効果を今後どのようにするのか、町民に具体的にこの方向性は示されたいとまで書いてあるんです。それにもかかわらず全く予算はついていないというのか、若干予定は聞きましたけれども、そういうのはちょっと不足しているのではないかなと思うんです。だからその点でお聞きします。
○前田 栄議長 田中議員、122条報告と言ったけれども、定例監査の中でですよね。
          (「1回もらった、今月もらった」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 122条の中ではなくて、定例監査の中に書いてあるのではないですか。
          (「失礼しました。122のつながりの中でと、私はそう思っております」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 監査の中に書いてあるわけですね。
          (「書いてあった」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 わかりました。
  じゃ、1点目。
  坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 それでは、田中議員のご質問に対してお答えさせていただきます。
  まず、大野の特産物販売所の付近のトイレということでございますが、こちらは、町のほうに特産物販売所のほうからも要望をいただいております。しかしながら、町の財政状況等を判断いたしまして、有利な補助金を探して検討させていただければと考えておりますので、ご理解賜りますようよろしくお願いいたします。
○前田 栄議長 5番、田中議員。
○5番 田中紀吉議員 ということは、逆に言うと、有利な補助金がなければつくらないということだと。そうではなくて、ぜひあそこは水は問題なく行っています。それで、場所もあります。というか、地元も含めて了解は得ています。了解というか、この辺にということで、かなり前向きというよりもこの辺でということまでかなり地元というか、地権者というのか、利用者というのか、そういうところからもあるんです。
  あともう一つは、サイクリストも含めて、極めていっぱい使っているというか通っているというのか、あそこはポイントになるところなんです。だから、ぜひ早目にというのか、お願いしたいと。
  それで、今回補正予算の件は2,000万ぐらいの補正予算があそこでも今回承認になりましたけれども、探してというよりもひねり出してというのも含めてお願いできればと思うんですけれども、どうでしょうか。
○前田 栄議長 坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 今ご意見をいただきまして、ありがとうございます。
  こちらにつきまして、なかなか観光につきましては、トイレの要望、各市町村は多く持っていますので、なかなか正直な話、補助金が有利な補助金、単独、トイレの補助金というのがないのが事実でございます。財政事情がございますので、その辺も含めて検討させていただければと考えております。
  それから、花菖蒲のほうも……
          (「花菖蒲園ですね」と呼ぶ者あり)
○坂本由紀夫産業観光課長 それから、花菖蒲園の近くのトイレということで、毎年開花時期につきましては、1カ月間ぐらい仮設トイレということで、仮設の洋式トイレを設置させていただいております。そちらにつきましては、期間が限られているということがありますので、仮設トイレのほうで対応させていただければと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
○前田 栄議長 5番、田中議員。
○5番 田中紀吉議員 大野のほうからいきますと、ぜひ何とか知恵を出したり何かをしながら、設置をお願いできればと。
  あと、観光入り込みも含めたもので使ってというか考えてみると、極めてトイレというのは重要なインフラなんです。今はトイレがきれいじゃないところはだめだというぐらいなものだから、ぜひときがわ町としては、優先的に考えていただきたいと。
  花菖蒲園の近くは、あれは花菖蒲園ということではなくて外トイレという認識なんですけれども、そういう意味でも観光入り込み客をふやす、あと気持ちよくめぐってもらったり、いろんな形でするという点ではあそこもポイントになりますので、ぜひ検討していただきたいということでよろしくお願いします。
  これで1問結構です。
○前田 栄議長 小峯副町長。
○小峯光好副町長 観光のトイレの件につきましては、以前からトイレの洋式化等もしながら、観光客の皆さんに気持ちよく帰っていただく体制を整えてきているところであります。
  大野の特産物販売所の件についてもお話をいただいておりますので、非常に消極的なような答弁になっているんですが、補助金等見つける努力をしまして、前向きに進めてまいりたいというふうに考えておりますので、ご理解ください。よろしくお願いします。
○前田 栄議長 2点目、観光振興に関してですね。
  坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 それでは、第2次観光振興計画の策定支援業務委託のほうについてお答えさせていただきます。
  第1次といいますかときがわ町観光振興計画、こちらにつきましては、こちらのときも策定委員会のほうを設置いたしまして、こちらにつきましても委託ということでつくっておりますので、同じような形をとって策定委員会を設けて同じような形で今策定のほうを考えております。
  以上でございます。
○前田 栄議長 5番、田中議員。
○5番 田中紀吉議員 ちなみになんですけれども、それで300万もかかるんですか。それは認識を改めなければいけないんですけれども、あれは私は担当者を含めて委員会を中心に進めて、製本その他はもちろん必要なものはかかります、それはわかっているつもりなんですけれども、どうも委託というとどこかへ投げてしまうみたいな雰囲気がしていたもので、そういうことではないんだというのなら結構です。よろしくお願いします。
○前田 栄議長 よろしいですか。
          (「はい。じゃ、2番は結構です」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 3点目、小倉城に関してですね。
  石川生涯学習課長。
○石川安司生涯学習課長 それでは、田中議員のご質問にお答え申し上げます。
  趣旨とすると2点になるのかなと思うんですけれども、1つは整備の流れですね。整備のほうの流れで何度かお話を申し上げていますけれども、そちらのほうは基本構想、基本計画をつくらなくてはならないという部分が1つと、あともう一つ、先ほどの事務監査の関係でお話がありましたが、公有地化があったのでということなんですが、要は町民の皆様であるとか一般の方への普及啓発という2点だと思うんですが、先に基本構想、基本計画のほうでお話をさせていただきますと、30年、31年で作成をすると。30年度につきましては素案を事務局でつくるということで、先ほど山中議員からもちょっとご質問がありましたけれども、 奈良の国立の文化財研究所のほうへ職員の派遣をして、試行でというのか研修、2週間の研修ですが、そちらで試しの構想作成コースということで派遣をします。業者委託ではなくて手づくりでそちらの素案をつくって、31年度に作成ということで考えております。
  また、4万平米にわたる公有地ということでございますが、現実としては山林であって、全く整備はされていない状況です。かといって人の出入りができますので、先行して環境整備を進めながら、あるいは見学会、説明会をしながら、一般の方、また町民の方に普及啓発を図ってまいりたいと考えております。
  ということで、その普及啓発の部分については予算立てがないという話かもしれませんけれども、地道にさせていただきますので、ご理解をいただきたいと思います。
  以上です。
○前田 栄議長 5番、田中議員。
○5番 田中紀吉議員 課長、大体私も伺っていたんですけれども、1年をかけて構想をつくって、その次に具体的な計画をつくって、実際やるのはその次だというと、どうも時間の感覚がというのを感じているんです。別に早ければいいという問題ではもちろんありませんのは認識しているつもりなんですけれども、せっかく周りの点で見ると、嵐山側がかなり整備が早いんです。それで、トイレをつくりました、駐車場をつくりました、それから具体的にやっています。小川はちょっととまっている部分はありますけれども、あの現地に行ってみると非常にもったいないということもあって、ぜひ進めていただきたいし、この予算でいくと看板が1カ所ぐらいできそうな感じの予算がありましたけれども、もう少し突っ込んだというのか、進めた予算を組んでいただけたらなというのが実感なんです。
  これは要望も含めてなんですけれども、今きょう初めて2週間奈良に研修に行くというのは非常に積極的ないい意味だと思いますので、ぜひそれも生かしていただいて、住民のというのか地元の声なんかも聞きながら進めていただけたらと思いますので、よろしくお願いします。
○前田 栄議長 石川生涯学習課長。
○石川安司生涯学習課長 ただいまの嵐山側のというのは、杉山城の話ではなくて大平山の話ですか。杉山城については改めて言うのもおかしいんですけれども、隣接する玉ノ岡中学校の生徒やボランティアの方で環境整備が進んでおりますが、一緒に同じ講習を担当者が受けるということでありますので、基本構想、基本計画なんかは一緒でございます。
  以上です。
          (「わかりました」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 暫時休憩いたします。
  再開を2時10分といたします。
                                (午後 1時55分)
─────────────────────────────────────────────────
○前田 栄議長 再開いたします。
                                (午後 2時10分)
─────────────────────────────────────────────────
○前田 栄議長 質疑ございませんか。
  7番、岡野議員。
○7番 岡野 茂議員 7番、岡野でございます。
  1問質問させていただきます。
  まず、町長の施政方針の17ページのところに、ときがわ産材木材の利用促進事業について掲げてあるんですが、これは去年の方針と同じような感じで余り革新が見られないということと、あと予算書のほうでページが132ページと136ページ、林業振興一般管理事業と林道の維持補修事業、それから、ときがわ町産材活用推進事業ですね。それとこの間も出ましたけれども、ときがわ産材の活用、住宅リフォームの助成金の交付事業、この辺を見ても予算的に全然去年とほとんど変わりなくなっているんですが、そこで町長にお聞きしたいんですけれども、私の一般質問で後日またやるんですけれども、この辺の方針を具体的にどんなふうに考えているか、町長になりたてで大変だと思うんですけれども、お答えいただければありがたいんですが。
○前田 栄議長 渡邉町長。
○渡邉一美町長 それでは、お答えします。
  じゃ、施政方針演説のときに触れていなかった私の基本的な考え方をまず述べてから、お答えします。
  ときがわ町は合併当初、第1次総合振興計画というのをつくったわけですね。そのときの将来像が「人と自然と優しさにふれるまち ときがわ」というテーマで将来像を描いたわけです。そのときの策定委員は、私は策定委員に選ばれませんでした。この中で公募で策定委員に入っていた方もいます。だから、既に将来像は出ていたわけです。それを皆さんがどういうふうに解釈したかは、それはわかりません。私の解釈を述べますと、人というのは、と きがわ町民、1万1,000のときがわ町民が主役でございます。それから将来の町民、入り込み客、あるいは観光客、それからまた先人の方も町民かもしれません。人間社会ですから人間が主役です。そして、自然というのは、ときがわの財産ですから、森林があり農地があり川があり、またこの空気も水も自然だと思います。
  これはちょっと話が反れますが、観光計画の中のときに私委員になりまして、自然とは何かというのがテーマになったんです。そうしたら、委員さんはあるがままだと言いました。そして座長も東洋大学の何とか先生というのが、自然というのはあるがままだね、山もあるがままにしておけばいいんだ、畑もあるがままにしておけばいいんだという結論に達したんですよ。あるがままでは荒れ放題ですよ。だから、この人と自然に触れ合うということは、人が自然に働きかけて、そして自然の財産をその生きる人間の糧として暮らしていかなければ、人と自然の優しさに触れ合えないわけですよね。
  それから、優しさというのは、ただ可愛い、可愛いと育てるんではなくて、やっぱりベースに強さがなければ。女性の方にどんな男性が好きですかといったら、優しい男性と言うんですよね。だけれども、その優しさだけではなくて、やっぱり強さを持っている男性が好きなわけで、やっぱり優しさを裏返せば強さ。だから、ときがわ町の将来像というのは、その1万1,000の町民がときがわにある自然に働きかけて、そして自然の恵みを分かち合い、触れ合って、100年続く、1,000年続く地域をつくり上げようというのがこの将来像だと思うんですよ。
  だから、山の木も財産、一時は本当にお宝のような財産だったわけですね。たまたま時代の変化で今は余り価値がないと言われていますけれども、いつかまたすごい価値が見出せる時期も来ます。そのためには、伐採するときは伐採し、利用するときは利用し、そして植林を続けていかなければ、やっぱり自然豊かなときがわは持続できないと思うんですね。そのためには、私は今回の予算案には参加しなかったんですけれども、これからはそういうふうなことを考えながら予算をつくっていきたいと思います。
  だから、ときがわ産の木材をどう利用するか、余り損得だけを考えて、これは儲かるからやるんだ、これは儲かるからやらないんだというのでは、やっぱりならないと思います。長い歴史の中で林業家は将来の子供のために、将来の孫子のために、今の代は損をしてもいいから植林をしたという時代はたくさんあると思います。野口さんのご先祖さんなんかはそういう、恐らく我々の時代は食えなくても将来孫子のためにというので植林を進めていった時代もあるんですね。今、多分そんなような時代かなと思います。
  だから、予算を減らすとか何とかというのではなくて、自然に働きかけるということは前向きに考えていきますので、よろしくお願いします。
  以上です。
○前田 栄議長 7番、岡野議員。
○7番 岡野 茂議員 ただいま町長の答弁をいただいたんですが、そのとおりだと私も思います。しかし、今の自然をそのまま置くというのは非常に害が出ますよね。まず、私も関係しているんですけれども、鳥獣、イノシシだとかシカによって山の財産を食い荒らされています。また、酷いところでは、もう下草がないほどきれいに枯れちゃっている。そうすると土砂崩れだとかそういう心配が出てくるわけですよね。
  それから、木も60年くらいたつと、枯れたりつるが絡んで枯れちゃったりして、財産が、前に関口町長の場合は年間で南国ぐらいふえるから、これだけふえているんだという話もありましたけれども、それはそれなりにふえているかもしれないんですけれども、減る分も多くなっているわけですよね。それから花粉の問題とかいろいろあるわけですよ。ですから、もう少し具体的にどんなふうな方向で進めるか、ここに書いてありますように、川上、川中、川下、その辺を具体的に今一番ときがわで私が欠けていると思うのは、川上でする山の手入れ、あるいは間伐、皆伐とかそうしたその辺が全然欠けているわけですよね。ですから、その辺を行政のほうでもう少し具体的に考えられないかどうか、ちょっとお聞きしたいんですが。
○前田 栄議長 答弁願います。
  坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 それでは、岡野議員のご質問にお答えさせていただきます。
  こちらのまず予算書にあります林道の補修事業等につきましては、こちらは林道の補修に関する事業なり、そのようなことで具体的に箇所づけをしているものでございます。
  山の手入れということでございますが、一般質問の関係もございますが、早ければ31年度から森林交付税というふうなものが町に入ってくる予定がございます。そちらのほうを活用させていただきながら、民有林の管理のほうを推進してまいりたいと考えております。
  以上でございます。
○前田 栄議長 よろしいですか。
  ほかにございますか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原です。
  先ほど岡野議員の質問に対して町長の説明のもと、将来に向かっている姿というのは描かれて、私も物すごく感銘を受けました。その方向性をしっかりとやっていただきたいと思います。
  その中で、町長の施政方針の中で重点的に取り組む課題について述べられておりますが、そのほかの先のほうの問題については予算には参加していない、内容的なものがあるので、この問題についてちょっと触れて質問をさせていただきます。
  子供たちが元気に暮らせるまちづくりについては、家庭から保育園、幼稚園、学校と必要なところに必要な支援ということを掲げておりますが、具体的にどのような方向性をきちんとやっていけるかということを1つ伺います。
  それから、ときがわ版総合戦略においては、ときがわ町へ転入と定住を促すまちづくり、最もこれが求められている今の現状だと思いますが、その方向性について伺います。
  それから、計画的な行財政運営、持続可能な財政運営を目指して行財政改革に取り組むということ、これは今ときがわ町の置かれている現状を踏まえて、渡邉町長が示している問題だと思いますが、この問題についてお伺いします。
○前田 栄議長 3点、これ町長でいいんですね。
○12番 野原和夫議員 はい。
○前田 栄議長 渡邉町長。
○渡邉一美町長 それでは、1問目の重点的に取り組むべき課題についての第1の子供たちが元気に暮らせるまちづくり、就任して間がないのでまず総論から話しまして、今年度の政策については担当の課長から説明させますけれども、子育てで一番大事なのはゼロ歳から10歳、幼少時の教育なり家庭環境が一番大事だと思います。もう18を過ぎるとその人の責任でございます。このおぎゃあと生まれたときに、生まれながらに差別があってはいけない。私、子供のときからすごくそう思ったんです。貧乏人に生まれるといつまでたっても貧乏、金持ちに生まれるといい着物を着ていける、そうではなくて、やっぱり幼少期の環境は差別のない、皆同じ友達でいるというようなまちが、子供たちが本当に元気で暮らせるまちではないかなと思います。
  しかしながら、それでは全てがそうできるかというと財政にも制約がございますので、できる限りその世代に光を当てて政策は進めていきたいと、こう思っております。
  次に、ときがわ版総合戦略についてなんですが、総合振興計画の中の重点政策をいろいろ 私も分解してみました。一番大事なのは確かに少子化で、子供の問題、これ大事です。それから高齢化の問題ももちろん待ったなしの政策かと思いますが、やはり町が元気でないと、元気でないと人が集まっていかない、元気なまちに住んでいることがやっぱりよかったな、ときがわに住んでよかったなとこう感じるんですね。だからやはり、ときがわはいいところだね、ときがわに住みたいよというような、やっぱりそういったときがわにしていかなければいけないと思うんですね。そのときがわ町のときがわ版総合戦略の中には、入り込み客をふやす、それからときがわのいろいろな資源、それから史跡を使って魅力のあるまちにしていこうというのが、ときがわ町の総合戦略で、やはりまちづくりの土台となるような政策だと思います。
  あと、5番の計画的な行財政運営でございますけれども、私も2月25日までは民間の豆腐屋のおやじで経営者でございまして、毎年毎年利益を出さなければだめだというふうな話で非常に数字には厳しくやってきたんですが、企業が利益を上げるのに一番簡単な方法というのがあるんですよ。企業が利益を上げるためには、売り上げを伸ばすということが一番簡単なんです。売り上げを伸ばす企業の約90%は利益を出している。売り上げを伸ばせないで利益を上げた企業は10%しかない。それは武蔵野銀行の調査で出ています。だから、町がやっぱり豊かになるためには、入りをやっぱりふやしていかないといけない。
  したがいまして、先ほどからも企画財政の課長がいろいろ苦心をして国の交付金、いろいろな助成金を使って何とかその入りをふやすというふうなことを考えているようなので、ちょっと安心したところなんですが、そして出るほうが本当に豆腐屋だからというんじゃないですけれども、5円、10円をやっぱり削りながら減らしていかないと、まだまだ金があるからいいよという無駄遣いをしてしまうともう、すぐ赤字になってしまいますので、その辺は細かいようですけれども、出るほうは1つ1つ細かく精査をして節約をしていこうというのがまだ就任して間がない私ですけれども、そんなことを考えています。
  細かい点については各課長のほうからご説明します。
  以上です。
○前田 栄議長 じゃ1個ずつ、1点目から、子供の件ですね。
  宮寺福祉課長。
○宮寺史人福祉課長 それでは、町長が申し上げました子育て支援策、皆さんもう全員協議会で二度ほどご説明をさせていただいております。来る4月から実施予定のはなぞの保育園並びに認定こども園の更新事業が大きな事業としてございます。保育あるいは教育の現場が現 在土砂災害の危険区域にあると、それから施設ができてもう30年以上経過しているということで、待望のはなぞの保育園並びにときがわ幼稚園の場合には認定こども園になって、現代風の運営スタイルに変わるというふうな形であります。
  総事業費、国補助金、町の補助金、合わせて3億9,800万、これを2カ年にわたって支出する大事業が来年度から行われると、これによって、ときがわ町内で唯一幼児教育の確保の更新ができると。あるいは、100人程度の定員であります保育園が新しくなるというふうな形で懸案となる事項がここで解決できて、全て新しくなるというふうな形でございます。
  そのほか子育て施策、関口町長の時代から先進的な取り組みを見せておりまして、引き続き頑張っていっているところでございます。数が多いので、この場では一々説明をすることは避けたいと思います。平成30年度、31年度で子供関係の施設整備が行われるというような大事業が行われます。よろしくお願いしたいと思います。
○前田 栄議長 12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 先ほど今言いました、はなぞの保育園等の関係は、本来は自治体がやるべきこと、私立、個人的にやる問題ですから、これは推進していかないといけないと思います。ただ、今まで関口町政のもとでやってきた子育て支援対策も含めて、新たに予算も組み替えながらも渡邉町長のカラーが出せれば、私は今後いいと思っているんですよ。そういうものも、ある程度期待したいと思っています。その方向性をこの中で革新を得て前進していただければと思っています。
  以上です。
○前田 栄議長 よろしいですか、1点目は。
  2点目、総合戦略。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 それでは、野原議員の2点目の移住定住の促進につきまして、お答えをさせていただきます。
  やはり町長の答弁の中にもございましたように、ときがわ町が活力ある町にしていかなければいけないという意味でどうしたらいいかというふうなことで、やはり若い人たちがふえてくれば、そこににぎやかな声が出てきたり、いろんな交流が発生したり、そういうふうなことがあってときがわ町が輝いていくというふうに私は信じております。
  そうした中で、若い人たちをどうやって呼び込んでいくか、いろんな助成をすれば子育て世代は入ってくるかというふうに考えますと、それだけで今の人たちは入ってきていただけ るわけではございません。やはりその住むことになるときがわ町にどれだけの魅力があるか、こうしたことがやはり転入をしてくるための尺度としてあるわけでございますので、できるだけときがわ町の魅力を今持っているものを訴えていきたいというふうには考えております。
  そのためにも、ときがわ町にしかない緑と清流というふうなものがございますので、そうしたものをやはりこれからも輝かせていくような施策のほうをとっていきたいというふうには考えております。
  以上でございます。
○前田 栄議長 12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 魅力ある町という、魅力は本当に大事なんですよね。その中ではやっぱり町が何かをやろうというと、特産物も開発も含めて全部中途半端に来ているんです、今までが。そうすると、ふるさと納税にも納税者がいなくなってくる、少なくなる、そういうことの意味合いから見て、もっと魅力あるというのは、やっぱり行政と私たちも協力し合ってやらないといけないと思います。それも一つの課題として。
  それと今、課題となっている、この間もうちの地域の総会がありましたが、あの地域の団地でも空き家が大変目立っております。やっぱりその空き家対策も含めてしっかりと位置づける問題を提案しながら、若者定住促進を促していかないといけないと思います。
  そういう中では、今ちょうど魅力ある、それから若者定住を含めて、ちょうど悩みが膨らんできて、解決に向けて少し前進してきている時期ではあると思いますので、この問題については積極かつ努力していただきたいと思います。
  例えばこの問題については、新築住宅においては固定資産税の軽減等を私は一般質問で求めましたが、関口町長は当時、前向きに検討すると言いました。しかし、その後、中藤税務課長が私を呼んで、税収に響くからできないという、減収になってくるという提案をしました。これは私の質問に町長が前向きに検討するということを、部下の職員ができないという発言は好ましくないと思うんですよね。こういう問題も踏まえて、やっぱりそういう若者をふやしていく政策の中の一つとしても、そういうことも力を入れていただければありがたいと思います。
  ぜひ魅力あるまちづくりに向けて、それから空き家対策も真剣に取り組むことを常にお願いしたいと思います。
○前田 栄議長 答弁願います。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 空き家自体の対策につきましては、また違う考え方もございますので、そこは若い人たちの移住を促すための空き家の活用ということでありましたならば、私のほうで野原議員がおっしゃるような使い方を考えながら今後も進めてまいりたいというふうに考えております。
  また、財政面につきましては、できる中での財政の軽減等は行ってまいりたいと思いますけれども、そこにほかの財源がふえることを期待ができる中での軽減ですとか、そういったものであれば考えられるところですが、町単独で新築住宅の軽減ですとかというふうなところでは、税務課長がおっしゃるようなことになろうかと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
○前田 栄議長 12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 固定資産税の軽減というのは全部ゼロにするという問題じゃないんですよ。少しでも軽減して若い人たちが新築を促す人には、そこで補助をしてもらうということを言っているわけだから、そういうこともプラスになるんではないかなと思います。だから、今徴収率を引き上げて前進している税務課長の考えだと思いますが、運営上の問題があれば、例えば町税の、私から見れば町税全体の2%は自由に使えるお金はあると思うんですよね。そういうことも生かしながら、前進させることができるのではないかなと思うんですよ。それと人口をふやせば町税もふえてくる、その対策をきちんとやれば、おのずからふえてくる、この町の魅力が出てくるのではないかなということを言いたいわけです。ぜひお願いします。
○前田 栄議長 野原議員、空き家ですか、今新築と言ったけれども。空き家ですよね。
○12番 野原和夫議員 空き家は別の対策でできると。
○前田 栄議長 別、新築においての固定資産税の軽減ということね。
○12番 野原和夫議員 固定資産税の軽減は全部軽減しろと言っているわけじゃない。
○前田 栄議長 だそうです。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまの野原議員のご質問にお答えいたしますけれども、恐らく質問の中をお聞きしておりますと、新築住宅の軽減と若い人が家をつくったときの助成というふうなお話をされていましたが、そこのところが分けてお話をさせていただきたいと思うんですけれども、新築住宅の軽減というのは法律にのっとって行っている軽減措置でございますので、そこを町独自で新築住宅の軽減をしますと交付税にも影響することになってしま いますので、そことは別に置いておいて、若い人たち、子育て世代が家を新築したときの助成というふうなことでご質問をいただいたんだとすれば、そこについては移住定住を促進する意味では考えていける範囲かなというふうには思っております。
  以上でございます。
○前田 栄議長 暫時休憩します。
                                (午後 2時36分)
─────────────────────────────────────────────────
○前田 栄議長 再開します。
                                (午後 2時36分)
─────────────────────────────────────────────────
○前田 栄議長 小峯副町長。
○小峯光好副町長 それでは、野原議員のご質問について私のほうからもお話をさせていただきますが、荒井課長のほうからも話があったように、転入してくる方の新築住宅の軽減についての制度上の中でいいますとなかなか難しいと、これは税法等もあるので難しいというその課題があるということを中藤課長のほうでも話をしたものだと思いますけれども、それ以外の助成については、できるだけときがわ町の中で住んでいただくという方針の中で今後も進めてまいりますので、それについてはまた研究をさせていただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いします。
○前田 栄議長 3点目、答弁お願いします。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 それでは、3点目の計画的な行財政運営につきまして私のほうからお答えをさせていただきたいと思うんですけれども、平成27年に策定いたしました財政運営計画、これに基づきまして将来的な交付税の削減というふうなことをどれだけ対応できるような体質に変えていくかというふうなところで、いろいろと事業の見直し等を行ってきたところでございます。
  そうした中で、それをするためにはどうしたらいいかということで、計画の中で3本の柱がございます。1つは、町独自の新たな収入の策定といいますか、収入を上げるというふうなことですね、申しわけありません。そして、もう一つが歳出の削減、事業の見直しによる歳出の削減。そして、将来にわたる負担を軽減するための基金の造成。この3本の柱で計画のほうは成り立っているところでございます。
  そうした中で新たな歳入というふうなことで、町独自のこの財産の活用というものを考えていきたいというふうには考えております。それが先日の補正予算のときのご説明でもちょっと触れさせていただきましたけれども、財産の貸付収入がここ数年で700万円ほどふえている。これが町の独自の財源になってきているというふうなことをお話しさせていただきました。そうしたことを今後も進めていきたいというふうには考えております。
  また、歳出の削減につきましては、平成26年、27年で事務事業の見直しを行って、先ほど神山議員のご質問の中でも、一般財源がこれだけ減りましたというふうなお話をさせていただきました。そういうふうなことで、一般財源をどれだけ減らせるかというふうなことで、必要なところにはもう、かけさせていただきたいと考えております。ただし、その中でも町長の話の中にもございましたように、5円、10円を削る、削ることで同じ効果が挙げられるものをどうにか見出していきたいというふうには考えております。
  また、基金の造成につきましても、補正予算の中でも触れさせていただきましたけれども、将来の負担に備えた減債基金の造成、そして財政調整基金につきましても、できれば標準財政規模の20%程度は確保していきたいというふうには考えております。
  こうしたことを3本の柱で進めていきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
○前田 栄議長 12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 町の財政状況を見ますと、やっぱり自主財源の確保が一番今求められている一つだと思うんですよね。その中で事業をやるには、やっぱり地方債を発行し基金を取り崩して、基金がまた戻ってきて返したり、戻したりやっている状況が生まれている現状です。
  そこで、私は今回町長がこの26日から就任された中で、この予算編成に加わらないような発言をされましたけれども、町長提案として出される案件ですから重大な問題があります。この中で今後の財政運営の中ではしっかりとした町政の中で町長がチェック機能を果たしていただいて、よりよい財政運営ができる計画を基づいて頑張っていただきたいと思います。それは、私個人は大いに期待したいと思いますので、町長にその思いがあればぜひ答えていただきたいと思います。
○前田 栄議長 渡邉町長。
○渡邉一美町長 では、お答えします。
  基本的な基本理念は私は持っていますので、ただ現場を見る時間がまだ足りないというこ とだけでございまして、毎日毎日いろんなところで勉強をさせていただきますので、もうちょっとお時間をいただいて、新しい施策を提案いたしますので、もうちょっとお時間をください。
  以上です。
○前田 栄議長 ほかにございますか。
  11番、岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 4年前、重苦しい雰囲気の中で議会に出ていた私でございますが、4年前と変わって談論風発、いろんな意見があっていいと思いますが、少なくとも私も変な質問をして先輩議員から怒られるようなことはなかったんですけれども、ぜひそういうふうなことがないような形で質問をさせていただきたいと思います。
  高邁な質問からちょっと卑近な質問になりますけれども、ページ56、ホームページの管理というのがあるんですが、これは企画財政課の担当になっているようですが、どんな管理をされているんですか。というのは、私も常にじゃないんですが、たまに見るんですが、町の計画というのがあってそこをクリックするといろんな計画のあれが出てくるんですが、更新の時期が、要は何か計画を進めたら更新するのかと思ったら、そうじゃないんですね。当初載せたままのような形で載っている計画もかなりあります。だから、その辺のチェックとか、そういう管理はどのようにされているか、ちょっとお願いしたいと思います。それが1点目。
  それから、ページ133、森林組合の補助金というのが95万円出ています。これは神山議員が一般質問で、答えられる範疇になると思いますが、どのような根拠でこの95万円が出てくるのか、教えていただきたいと思います。
  それともう一つ、これちょっと大きいので質問の内容に問題があるかもしれませんけれども、町長施政方針の中にいろんな事業が出てくるんですね。教育体制、例えば前からいくと、まずときがわ版総合戦略、ページ3、5ページのときがわ町財政運営計画、これがあると思うんですね。それから、無理というのもあると思うんですが、11ページ、放課後対策事業、同じく11ページ、地域子育て支援事業、12、母子保健事業、住まい供給の推進事業、それから13ページ、庁内情報通信基盤維持管理事業、14ページ、教育体制支援事業、教育環境向上事業、そういうふうにあるんですが、この事業という意味というのは何かこの予算の中に入っているんだろうと思うんですが、何かの事業という名前をつけてもし予算に入れてもらうんだったら、そのほうがわかりやすいと思うんですが、今までの体系と全部変わってしまいますからね、そうすると。この辺の事業とあれをどのように整合性を持たせていくかという のは、我々がやらなくちゃいけない仕事なのかどうかですね。よろしくお願いします。
○前田 栄議長 答弁願います。56ページですね。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまの岩田議員の1点目のご質問のホームページの管理につきまして、お答えをさせていただきたいと思います。
  ホームページの管理につきましては、企画財政課のほうの政策担当で主に行わせていただいております。各課からのホームページへの掲載依頼、これを受けまして手作業で行っているところでございます。業者に委託するという手もあるんでございますけれども、業者に委託するということになりますと、やはり更新がある一定の時間がないとできないものですから、それでしたら瞬時に掲載ができるような形ということで、担当をつくりまして、担当に掲載をさせているところでございます。
  更新日時が昔のままになっているというふうなご指摘でございます。こちらのほうは常に更新をしているものであれば、更新日時というところも一緒に更新する部分があるわけなんです。そこを常に日を変えることによって更新日時が変わっていくというふうなことになるんですが、計画等ですとそのまま掲載してそのままになってしまっているところもあると思います。そうしたことで古い日時で載っているというふうなこともございます。
  1つの問題点として私も認識しているのが、そういった中でも内容は更新されているのに、その更新日時が変わっていないというふうなところも発生しているところでございます。そこは私も確認しているところなんですけれども、それを担当に確認しましたところ、そこだけ更新を入れるのを忘れてしまうと、前の最初の日時が残ってしまうというふうなことがあるようでございます。この辺につきましては、今後更新する際には注意をいたしまして、そこのところも変えていきたいというふうには考えております。
  以上でございます。
○前田 栄議長 11番、岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 忘れるとかそういうことは人にはありがちですからしようがないと思いますけれども、要するに、計画自体が誰が管理して誰がチェックしているんだというところがないような気がするんですよね。ですから、そういうこれ更新していないけれども、この計画がきちんと進んでいるんですかというようなことを企画財政課が言うのか副町長が言うのかわかりませんけれども、きちんとして計画を進めていただきたいというのが思いでございまして、以上で結構です。
○前田 栄議長 2点目、森林組合の件です。
  坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 それでは、岩田議員のご質問に対してお答えさせていただきます。
  133ページ、19の負担金補助金及び交付金の補助金、森林組合の補助金95万円ということでございますが、こちらにつきましては、旧母体都幾川村森林組合から合併した中央部森林組合のほうに95万円を補助金として支出しております。こちらにつきましては、ときがわ町を主管する森林組合ということで、町内全体の計画的な施業を実施するため森林整備計画の策定、境界確定等に対する補助ということでございます。
  以上でございます。
○前田 栄議長 11番、岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 時系列で、時系列というか、26、27、28、その辺の補助金の額というのはわかりますか。わからなければしようがないと思うんですけれども、これほど出す必要があるのかどうかですよね。出して悪いというんじゃないですけれども。私はこういう事業をやりたいから、このぐらいの額で補助金をもらえないだろうかという申請みたいなのがあって、それが本来の、本来のといっていいかわからないけれども、補助事業だと思うんです。
  もう一つ、やり方としてはあると思うんですけれども、神山議員がその辺でまた再度一般質問の中でやると思いますけれども、ぜひこれ補助金をきちんとチェックして、この必要があるのかどうかということまでチェックしていただきたいと思うんです。過去、こんなに出してはいなかったような気がするんですね、気がするんですよ。ですから、間違いかもしれませんけれども。
  以上です。結構です。
○前田 栄議長 いいですか、これは。一般質問で結構だということです。
  3点目ですね。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 それでは、岩田議員の3点目のご質問にお答えさせていただきたいと思います。
  町長の施政方針の中でいろいろな事業名が出てくるというふうなところでよろしいわけですか。それにつきましては、概要に入る際にお断りをさせていただいているところであるんですけれども、第2次のときがわ町総合振興計画の基本構想・基本計画に沿って重点プロジ ェクトを中心にというふうなまずお断りをさせていただいているところでございます。そうしたことから、総合振興計画のそれぞれの基本政策の中に基本施策というものがございまして、それを基本といたしまして、その中の主な取り組み、それぞれ四角の枠の中に何々事業というふうなことで入っているわけでございますけれども、それの主なものを抜粋させていただいて、ここに提出させていただいているところでございます。
  それが、じゃ、予算のどこに事業として反映してきているのかというところにつきましては、そのそれぞれの事業の主な取り組みという欄がございます。そこのところで具体的な何々事業というふうにはうたってはいないんですけれども、具体的にどういうふうなことをやりますというふうな文章で上げさせていただいております。それが予算のほうと連係をしてくるというふうな仕組みになっているところでございます。よろしいでしょうか。
  以上でございます。
○前田 栄議長 ほかにございますか。
  6番、山中議員。
○6番 山中博子議員 6番、山中です。
  先ほど小宮議員のほうからちょっと関連で出てしまったんですが、48ページの庁用車管理事業、そして次に行きまして節のほうです。14節使用料及び賃借料、自動車借上料、そして18節の備品購入費、自動車購入費がございます。29年度は39台庁用車があるというふうに伺いました。39台中12台がリースと聞いていましたが、そして14年を超えた車から買い替えるというふうに伺っています。この新車購入と、先ほどのパソコン、あるいはその他のコピー機、そちらのほうは新しく買ったほうがいいのか、リースがいいのかということで小宮議員のほうからお話がありましたが、この車について、新車を購入したほうがいいのか、それともリースにしたほうがいいのか、今後それがどのような方向に変えていくつもりなのか伺います。それが1点。
  それから、61ページ、若者定住化促進事業で、やまんなか管理委託、周辺管理業務委託、活性化業務委託、委託業務というんですか、前議会で収入済み利用料金より委託料のほうが多いと指摘したところ、利用者の使い勝手がわかってきたので委託料を見直すとのことでした。これについて交渉はしたのか、また予算を組んでしまったのですが今後どうする方向で動くのか、お伺いします。
  もう1点、75ページ、74ページのほうの賦課徴収費がありますが、その中の18節、備品購入費135万円、平成29年度公図加除修正事業は終了したのに29年度にはなかった備品購入費 が135万円ございます。これは何なのか伺います。
  以上、3点お願いします。
○前田 栄議長 町田総務課長。
○町田英章総務課長 それでは、山中議員の1点目の質問にお答えさせていただきます。
  まず、庁用車の関係でございますけれども、今、山中議員からもお話がありましたが、今現在リースで借り入れているものが12台、実際に購入して所有しているものが29台でございます。まず、これを今後どうしていくかというお話でありますけれども、基本的には購入という方向のほうが経済的だという部分もありますので、購入の方向に変えていきたいというふうには考えております。
  ただ、今現在リース期間がまだ経過中のものもございますので、そういうものにつきましては、そのリース期間が終了するまではリースを続けていくということで考えておりますので、よろしくお願いいたします。
○前田 栄議長 6番、山中議員。
○6番 山中博子議員 ちょっとわからないんですが、リースと新車購入と、その新車購入でこれからは動いていくとのことなんですが、その新車購入について、リースとの対応、メリットは何があるんでしょうか。
○前田 栄議長 町田総務課長。
○町田英章総務課長 まず、リースの場合は、購入費用がある程度、購入費がありますけれども、それにリース料率といいますか、要するにリース会社のほうが事前に購入して立て替えていただいて、今度はその金利分ということでもないんでしょうけれども、その分が上乗せになるというようなことがございます。ただ、それによってその利用料といいますかが平準化できるという部分はあります。ただ、購入ということになりますと、そのときに一時金がかかってしまうということがあるんですけれども、結果的には13年なり14年という期間の中で通常ですと車のほうは保持できますので、そういった庁用車に関してはリース料を払うよりは購入したほうがいいだろうというのが今現在の判断でございます。
  そういう部分では、値段のほうが相対的な値段は安く買えるというところで購入のほうにシフトしていきたいというのが今の考えでございます。
  以上です。
○前田 栄議長 2点目、お願いします。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 引き続きまして、山中議員の2点目の若者定住化促進事業の中のやまんなか管理業務委託の関連につきましてお答えをさせていただきます。
  まず、今年度、やまんなかの管理の委託、受付業務、そうしたものを委託をしているわけでございます。そうした中でどのぐらい必要かというふうなことがこの1年を通してわかってきたというふうなお話をいただきまして、私もそういう認識でおります。
  そういう中で、4月以降の契約につきましてどういうふうな契約内容にしていくかというふうなことにつきましては、まだちょっと直接お話はできていないんですけれども、その委託をしている業者に働きかけをして、その辺の委託料の削減というものは働きかけていきたいというふうには考えております。予算については、まだ29年度と同様のとり方で計上のほうはさせていただいておりますが、執行の段階でその辺はしっかりと行ってまいりたいと考えております。
  もう一つ、そこに地域活性化業務委託ということで70万円を計上させていただいております。これにつきましては、今そのお話に出た業者に委託をするということではありませんで、これは基金に合併振興基金というのがございます。合併振興基金の利息が毎年70万円ほど発生するわけなんですけれども、そちらのほうを今までは一般会計を通じて基金に積み立ててきていたわけなんですね。それを平成30年度からは、積み立てるのではなくて地域活性化に使っていきたいということで、先日お話をさせていただきました合併振興基金が果実運用型の基金でありますというお話をさせていただいたと思うんですけれども、その果実の部分をここに充てて、地域活性化を図っていきたいというふうなことで、平成30年度から新たにここのところにつけさせていただいたところでございます。
  以上でございます。
○前田 栄議長 6番、山中議員。
○6番 山中博子議員 それでは、これはその委託料というか業者のほうに委託の金額ではなくて、どのようなことに使うのか、もう一度伺います。
  それと、やまんなかの管理業務の中で私が質問したときに、PRのためにいろいろなイベントを行いますと、それを私はちょっと勘違いをしてしまいまして、やまんなかに泊まった人たちのために行うのかと思いましたら、PRのために町外の方に呼びかけて来ていただく、そういうふうなことに使っていますというお返事でした。ですけれども、やまんなかに来る人たちは、ときがわ町がどういうところなのかということを知りたいのがまずあると思いますので、遊ぶなら自分勝手に遊んでいただいて、ときがわ町のPRをするために、例えばと きがわ町にある施設、うどんを食べに行くとか、そば打ち体験をするとか、ときがわ町の自然というものに触れていただくような何か企画をしていただいたほうがいいと思うんですが、いかがでしょうか。
○前田 栄議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまのご質問にお答えいたします。
  まず、平成30年度からの新たな地域活性化業務委託でございますけれども、これにつきましては、やまんなかもそうですけれども、今度のまちんなか、こちらに新たに入居される若い人たちがいます。あそこを募集する際にも、あの地域の活性化を少し協力をしていただきたいというふうなことで1つの条件として入れさせていただきましたけれども、そうした方たちと交流を図り、働きかけることによって、あそこの地域の活性化が何か図っていけるようなものにお金を使えればというふうに考えているところでございます。
  続けてよろしいですか。もう一つ、そのやまんなかのいろんな事業でございますけれども、これにつきましてはご指摘いただきましたように、やはりあそこを使う人にとってはときがわ町がよくわからないというふうなことから、やはりそれをまずPRするために事業をして、そこに来ていただくということは1つあります。もう一つ、やはりあそこを体験していただいたからには、逆にときがわ町と関係を持っていただいたわけですので、引き続きその関係を続けていただけるような事業というものも行いたいと思っております。
  そうしたことからも、入居しているときもそうですし、入居が終わって、またご自分の自宅へ戻られた後もそうですけれども、つながりをつなげるために何かイベントを行う際には、そうした方たちにもご案内をして来ていただいて、いろんな体験をしていただきたいというふうに考えているところでございます。
  以上でございます。
○前田 栄議長 6番、山中議員。
○6番 山中博子議員 ときがわ町を知っていただくためにいろいろな施策をとっていただきたいと思います。ただ、前回もお話ししましたら、地域の方たちとの交流がないというお話でした。できれば地域の方たちと会うきっかけをつくっていただいて、地域ではどうなんですか、お祭りはどうなんですか、そんな会話ができるようなところも設けていただきたいと思います。
○前田 栄議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまのご質問にお答えさせていただきます。
  やはりときがわ町に住んでいただきたい方というのは、やはりそこにただ住んでいただくのではなくて、地域と深いつながりを持っていただいた上で、地域の力となっていただきたいというふうな考えもございます。そうした意味で、それを体験するというふうなことでも、あちらの施設につきましては非常に重要な施設だと考えております。そうしたことからも、この中にも地元の議員さんいらっしゃいますので、そうした方を通じて積極的にそうした交流を深めていただくようなものをつくっていただければと考えております。
  以上でございます。
○前田 栄議長 3点目、お願いします。75ページですね。
  中藤税務課長。
○中藤和重税務課長 3点目のご質問にお答えいたします。
  75ページの下から大体4分の1ぐらいのところの18節の機械器具費135万円の内訳ということでよろしいでしょうか。
○6番 山中博子議員 まず、終わったのになぜ備品が購入があるのかということ。
○中藤和重税務課長 ちょっと山中議員、勘違いされていると思うんですが、この135万円というのは土地家屋管理台帳システムというのがあるんですが、そのシステムにはサーバーを設置しておりまして、そのサーバーが購入してから8年経過しましたので、そのサーバーを取りかえる費用でございます。ですから、3年に一度の評価替えの事業に伴う予算ではありませんので、ご理解いただきたいと思います。
  以上です。
○前田 栄議長 よろしいですか。
  ほかにございますか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原です。
  3点、最後にお願いします、私個人で。
  当初予算概要においての質問なんですが、9ページの中で、議会費において政務活動費、この名称がありませんが、やっぱり政務活動費は幾らという政務活動費を名称として入れたほうがいいんではないかなと思います、それが1つ。
○前田 栄議長 9ページ、9ページに議会費ないでしょう、43ページ……
○12番 野原和夫議員 この当初予算概要です。予算概要です。予算概要で質問できるわけですよね。
○前田 栄議長 それですね。
○12番 野原和夫議員 この中です。
  それと同じくページ17ページの中で、バス路線確保対策補助金がありますが、この20万の追加においては日赤乗り入れの中で減収を補填したということで説明されましたが、全体から見ると、この路線バス、デマンドバスも含めて西側路線が大分赤字路線なんですよね。そういう協議を進めていただけないのかどうか。やっぱり赤字路線を解消していかないと、財源は乏しくなる中で苦しい状況になると思うんですよね。そこのところをなぜそういう方向性を入れなかったのか、そこを入れて初めてこの補助金が確定できるんじゃないかなと思いますが、そこの努力について。
  それから、ページ32ページの平成30年度予算では、埼玉中部資源循環組合負担金222万減となっておりますが、この問題については、中部資源組合負担金を払っている中で、内容公開に大変乏しい状況であります。ほとんどその中身については各自治体の担当課も含めて全体が把握していないような気がするんですよね。その負担割合も含めて、今後どういうふうな状況になるかも踏まえて、この減額の予算に対しての説明をお願いします。
○前田 栄議長 1点目、お願いします。
  桑原事務局長。
○桑原功夫議会事務局長 それでは、野原議員の質問にお答えします。
  議会運営事業のその他交付金がわかりづらいというようなお話でございますので、来年度以降、政務活動費というふうに表記をしたいと思います。よろしくお願いします。
○前田 栄議長 1点目、よろしいですか。
○12番 野原和夫議員 いいです。
○前田 栄議長 2点目、路線バスの件ですね。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 それでは、平成30年度当初予算の概要資料の17ページのバス路線確保対策費補助金のところということでお答えをさせていただきたいと思います。
  当初予算の説明の中でもちょっとお話をさせていただきましたが、小川町駅から日赤に対しまして新たな路線が競合路線として運行されたために減収になってしまったというお話をさせていただきました。それによります影響が半年で40万円ほど収入のほうが減っている計算になっております。そうしたことから、1年に直しますと80万円ほど推定ができるんですけれども、そこはいろいろと収入の増ですとか経費の削減等を図りまして、どうにか補助金 としては20万円の増額だけで抑えたところであります。
  そうした中で、西側の路線につきまして乗車人員が減ってきているというふうなご指摘をいただきましたが、確かに人口が減っている中ではどうしても減ってきているのはいたし方がないと思っております。ただ、公共交通の使命といたしましても、そこに住んでいる方がいる以上はそれなりの路線バスなり何なりを確保するために、町も負担していかなければいけないというふうな考え方もございますので、その辺をご理解いただいた上で、どれだけ皆さんの需要に合った公共交通というものが実現できるかどうか、そこのところを平成30年度はいろいろな地域公共交通網形成計画というのもここでできることですから、それにのっとりまして見直しを進めていきたい。その中で個別交通というものがどう公共交通の中に取り入れることができるのか、そうしたことも考え合わせながら改編のほうを図っていきたいというふうに考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。
○前田 栄議長 12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 その地域においては県の補助金等がもう今少なくなっているんだかなくなっているんだか、一応補助金対象から外れる場合も出てくると思うんですよね。だから全体から見ると、2月にも公共交通協議会の会議があったと思うんですが、やっぱりそういう中で赤字路線の解消というのは、私は走らせないと言っているわけじゃないですよ。その対策として違うバス、私が今言ったように乗り合いタクシーも含めてそういうことも走らせれば、巡回的にいい方向性が生まれるんじゃないかということも言ってきたわけですよ。だから、そういうことも中身で協議して対策を練っていかないと、いつもいつも赤字路線をそのままに放っておくことはまずいんではないかということを言いたいんですよ。ある程度、一定の解決をしていかないといけないんではないでしょうか。その予算をいつも言うと、この予算で毎年こういう計上をされておりますから、一回見直す時期にきているんですよ。それはもう以前からそう言っているわけですよ。だからそういう中で、そこに携わる人たちの足の確保をどうするかも考えながら、いい路線を考えていくということは大事ではないかなということを言いたいわけなんです。いかがですか。
○前田 栄議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまのご質問にお答えさせていただきます。
  誤解のないようにお願いしたいと思うんですけれども、ときがわ町の中を走っている路線バス、赤字は西側だけではございません。全ての路線が赤字でございます。これに対してときがわ町が補助金を出しております。赤字の額が大小の差はございます。ただ、全てが赤字 でいるものですから、その度合いによりましてある程度、路線本数につきましては差がついてしまっているのは実情でございます。ですから、西側の地域につきましても赤字が大きいから、じゃ単純にそこを減らせばというふうなことではありませんので、そこは多分、野原議員も理解をしていただいているところだと思います。
  そうした中で、どういった交通がやはりその地域に合うのか。やはりお年寄りが多くなってきて、どうしても西側は傾斜地が多いわけでございますのでバス停までも遠いというふうな事情、また歩いていけないという事情もあります。また、同じように東側の地域に至っても、やはり交通不便地域というものは依然として残っている状況でございますので、そうしたところを鑑みる中で、最良の交通体系というものをつくっていきたいというふうに考えておりますので、ご理解のほうよろしくお願いしたいと思います。
○前田 栄議長 12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 課長、全部赤字と言ったら全部見直せばいいじゃないですか。だから、私が言っているのは、西側は特に多い赤字路線ということで指摘をしたわけですから、やっぱり今は改編というか改正の時期に来ていると思うんですよ。それで、やっぱり皆さんが足の確保にいかに大事かということを踏まえて協議をした中で、改革、改定していけばいいわけであって、その努力は今後の課題として求めていきたいと思います。
  今の課長の答弁だと全部赤字ということを一方的に言われましたので、私はそれだったら全部路線を変更するなり改革するなり、改定していかなくてはいけない問題ではないかなということを言いたいわけです。ぜひ努力をしていただきたいと思います。
○前田 栄議長 3点目、お願いします。
          (「努力してくれる」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 答えどうしますか。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまの野原議員のご質問にお答えさせていただきますが、別に悪意を持って全て赤字ですというお話をさせていただいたわけではございませんので、そこはご理解いただきたいと思います。
  そうした中で、おっしゃるとおり、そのような全体的な改革というものは今後考えていきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
○前田 栄議長 3点目、お願いします。
  加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 それでは、野原議員の埼玉中部資源循環組合負担金に係るこちらの事業、まず、減っているという話、あと全体事業の把握、あと予算全体のその公表というんですか、そういった関係のご質問だと思うんですが、まず今年度、こちらの表にもありますとおり、222万円減額になっております。まずはこちらの理由なんですが、予算全体の規模は平成29年に比べて上がっています。平成29年の資源循環が5億4,500万ぐらい、30年につきましては8億1,900万円ということで、2億7,000万ほど上がっています。主な理由は用地購入、これが平成30年から始まります。そのため、こちらについては組合債という起債を起こしまして、それに充てています。この組合債が3億1,000万ほどありますので、それを除きますと費用は減ります。金額は組合債を除きますと、各市町村の負担金の部分が約4億になります。その4億を34年の第4四半期までの90対10という割合で分配した金額が、この1,839万7,000円という平成30年の予算になっております。
  その辺が全体の予算と、あとは金額自体が減ったというその辺の理由になりますが、よろしいでしょうか。
○前田 栄議長 12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 実はこの問題については一般質問で入れているので、余りこれ以上は追及できないんですが、この中部資源循環組合の問題、循環組合の負担金も含めて、内容については各自治体がその行政の中の職員も含めて、議員も余り内容がよくわかっていない状況が多いんですよね。ということは、私が検討委員会に選ばれたときには、ほとんど会議の内容が非公開でした。公開させていただけないんですよね。ということは、皆さんに説明ができない現状でした。
  だから、そういう内容で今の中身がまた進められている以上は、この質問については、ときがわ町はこういう答弁をした、東秩父はこういう答弁をした、ばらばらになってくる現状があるんですよね。これは大きな重大な問題になってくると思うんですよ。だから、できるだけ課長はこの問題については、協議の内容も踏まえて議会の中で、全協でもいいですから説明をしていただいて、内容を皆さんに把握していただくことは大事かなと思うんですが、いかがでしょうか。
○前田 栄議長 加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 お答えします。
  こちらの中部資源循環組合、毎月定例的に幹事会というのをやっていまして、今ですとちょうど周辺施設の関係の負担金等の割合でまた別の会議も開いているという状況です。1月 に基本設計というのが案ですけれども、できまして、そちらについてはたしかホームページで見られるようになっていると思います。埼玉中部のホームページのほうを見てもらえれば、そちらのほうも公開されていますし、いろんな会議の資料、あとは地元の説明会、あとはさまざまな計画もの、先ほどの設計もありますし、基本計画等、そちらも全てホームページを見れば大体の情報は出てくると思います。ただ、全体的なその説明をこちらのほうから皆さんに向けて積極的に発信すると、それについてはここで基本設計ができましたので、その概要版というのがあるんですが、それに基づいて簡単にそういった全協等の場で説明をさせていただければと思っております。
○前田 栄議長 小峯副町長。
○小峯光好副町長 それでは、私のほうからもお話をさせていただきます。
  中部の資源循環組合につきましては、今まで節目節目のときに全協の中で組合のほうに出ていらっしゃる議員さんもいらっしゃいますので、連絡をとってお話をする中で皆さんにご説明をしてきた経過がございます。今、周辺施設の整備等の関係も話がありましたけれども、今回一般質問でも2名の方からご質問をいただいておりますので、その質問の前というわけにもいきませんので、終わった後に、また定例会に出ていらっしゃる議員さんとも、今まで出ていらっしゃった議員さんともお話をする中で、皆さんに中部資源循環組合の内容について、状況について情報を共有していただくということで、またご説明の機会を設けてまいりたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
○前田 栄議長 12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 ぜひお願いします。
  実は、この周辺整備においては吉見町の全員協議会である程度の案を出されて、もう説明が進んでいるんですよ。だから、そういうことはうちのほうはそういう内容はわかっていないと思うんですけれども、そういう状況で片方は進んでいて、町では知らない、そういうことがいっぱい出ている状況なんですよね。だから、そういうことはやっぱり極力説明をしていただくことが大事かなと思うんです。周辺整備においては町長の考えもあるし、皆さんの各自治体の考えもあることですから、それはそれで別問題として、ぜひその内容についてもある程度はこれからも極力説明していただきたいと思います。
○前田 栄議長 小峯副町長。
○小峯光好副町長 今、吉見町のほうの議会では説明があったということがありましたけれども、設置される地元の町村ということでありますので、その中の内部の話の中で説明の部分 と、構成市町村としての対応でいいますと、組合としての発信してくる情報の部分のことがありますので、その辺のところについては、組合として決定されたこと等について皆さんに情報を共有していただくという形の中でご説明を申し上げたいというふうに思いますので、その辺については若干内容が変わってくると思いますけれども、その辺のところはご理解をいただく中で、うちのほうも発信をさせていただきたいというふうに思いますので、ご理解いただきたいと思います。よろしくお願いします。
○前田 栄議長 暫時休憩いたします。
                                (午後 3時27分)
─────────────────────────────────────────────────
○前田 栄議長 再開いたします。
                                (午後 3時27分)
─────────────────────────────────────────────────
   ◎延会について
○前田 栄議長 お諮りいたします。
  本日の会議はこの程度にとどめ延会したいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 異議なしと認めます。
  よって、本日はこれをもちまして延会することに決定しました。
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   ◎延会の宣告
○前田 栄議長 大変お疲れさまでした。
                                (午後 3時28分)