平成30年第1回ときがわ町議会定例会

議 事 日 程(第4号)

                            平成30年3月14日(水) 
                            午前9時30分開議     
      開議の宣告
日程第 1 議案第25号 平成30年度ときがわ町一般会計予算
日程第 2 議案第26号 平成30年度ときがわ町国民健康保険特別会計予算
日程第 3 議案第27号 平成30年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計予算
日程第 4 議案第28号 平成30年度ときがわ町介護保険特別会計補正予算
日程第 5 議案第29号 平成30年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計予算
日程第 6 議案第30号 平成30年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計予算
日程第 7 議案第31号 平成30年度ときがわ町水道事業会計予算
日程第 8 一般質問
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出席議員(12名)
     1番  杉 田 健 司 議員     2番  長 島 金 作 議員
     3番  神 山   俊 議員     4番  小 島 利 枝 議員
     5番  田 中 紀 吉 議員     6番  山 中 博 子 議員
     7番  岡 野   茂 議員     8番  前 田   栄 議員
     9番  野 口 守 隆 議員    10番  小 宮   正 議員
    11番  岩 田 鑑 郎 議員    12番  野 原 和 夫 議員
欠席議員(なし)
地方自治法第121条により、今定例会に説明のため出席する者及び同委任を受けた者の職氏名
町長
渡 邉 一 美 
副町長
小 峯 光 好 
総務課長
町 田 英 章 
企画財政課長
荒 井   淳 
税務課長
中 藤 和 重 
町民課長
柴 田 光 子 
福祉課長
宮 寺 史 人 
会計管理者兼
会計室長
金 子 加代子 
産業観光課長
坂 本 由紀夫 
建設環境課長
加 藤 光 典 
水道課長
内 室 睦 夫 
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教育長
舩 戸 裕 行 
教育総務課
主任指導主事
羽 太 高 裕 
生涯学習課長
石 川 安 司 
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議会事務局長
桑 原 功 夫 
書記
村 田 宏 美 

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   ◎開議の宣告
○前田 栄議長 皆さん、おはようございます。大変ご苦労さまです。
  ただいまの出席議員は12名全員でありますので、定足数に達しております。
  これより平成30年第1回ときがわ町議会定例会第4日目を開会いたします。
  直ちに本日の会議を開きます。
  本日は、清水教育総務課長が欠席のため、かわって羽太主任指導主事が出席されますので、ご了承いただきたいと思います。
                                (午前 9時30分)
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   ◎議事日程の報告
○前田 栄議長 本日の議事日程を報告いたします。
  議事日程は、配付したとおりであります。
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   ◎議案第25号の質疑、討議、討論、採決
○前田 栄議長 これより日程第1、議案第25号 平成30年度ときがわ町一般会計予算歳出の質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  1番、杉田議員。
○1番 杉田健司議員 1番、杉田です。
  それでは、ページ数からいきます。139ページ、マスコットキャラクターの運営委員会補助金についてなんですけれども、15万ということなんですが、各種イベントでいろいろなゆるキャラ等出ていると思うんですけれども、活動方法とか運営の仕方とか15万程度でやっていけるのかなと思ってお願いしたいのと。
  あと一つ、空き家の問題なんですけれども、ページは空き家バンクということで書いてあったので、61ページの空き家バンクに関しては、ちょっと勉強不足でまだわからない部分もあるんですが、空き家の問題が非常にクローズアップされている中、ときがわ町の今の空き家の件数関係は何件なのかと特定空き家、もう倒壊しかかっている空き家があるのかどうなのかもちょっとお聞きしたかったんですが、その2点お願いしたいと思いますが、よろしくお願いいたします。
○前田 栄議長 61ページの空き家とありますけれども。
○1番 杉田健司議員 空き家バンクと書いてある、若年層の定住化促進のため空き家バンクの事業、ここに空き家バンクとあったので、空き家の形をちょっと聞いてみました。すみません、よろしくお願いします。
○前田 栄議長 わかりました。
  答弁願います。
  139ページに関してですね。
  坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 それでは、杉田議員のご質問に対してお答えさせていただきます。
  マスコットキャラクター運営委員会の活動内容ということでよろしいでしょうか。こちらのほうは町をPRするためのラビたん、ドームくんというマスコットキャラクターの貸し出し、またイベントへの参加というふうなことを実施しております。まだ29年度は年度途中でございますので、28年度の出役ですが、各種イベントそれぞれ年間通じて32回出ております。それ以外にグッズの販売を行ったり、また窓口でのイベントでのグッズの販売、また窓口でのグッズの販売、希望がある場合はキャラクターグッズの貸し出しというふうなことも実施してございます。
  以上でございます。
○前田 栄議長 1番、杉田議員。
○1番 杉田健司議員 グッズ関係のお話今されたんですけれども、嵐山町では嵐丸くんがいるんですが、それは消防署の消防車の側面に張ったりとか裏面に張ったりとかしてPRするという形でやっているのかなというのもあったりして見ていたんですが、そういったお考え等もあるのかなということと、あと入り込み、観光入り込み客数130万人ということなので、ある程度その辺もPRさせれば少しは役に立つのかなというのがございましてお願いしたいかなと思ったんですが、そういったお考え等はあるんでしょうか。
○前田 栄議長 坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 今具体的にマスコットキャラクターのほうを消防車にというのはときがわ町実施してないのですが、マグネット板で一時庁用車のほうに張ったりというようなことはやっておりました。引き続きちょっと消防車のほうに張ったり、またそういうふうなものは検討させていただければと考えております。よろしくお願いいたします。
○前田 栄議長 よろしいですか。
  2点目、よろしくお願いします。61ページですね、若者定住化の件です。
  加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 それでは、杉田議員の空き家の件数、あと特定空き家、こちらについてのご質問にお答えします。
  空き家の件数なんですが、これ今ちょっと私空き家計画というのは昨年の6月につくったんですが、その計画ちょっと予算が全くついてないもので、資料を持っておりません。件数は正確には把握はしてないんですが、全町で調査をしたときにCランクと言いまして、平成27年度に空き家の調査をしています。こちらで著しく空き家の悪い、ランクづけで一番悪いランクのが31件ございまして、あとこれはもともと空き家バンクとして使えるかどうかというそういう調査、空き家バンクとして何とか使えそうな程度のいいAランクというのが129件、その中間的なものですね、それが93件ということで、253件ですか、足すとございました。この中で特にやはり問題となるのはCランクと呼ばれる31件で、ここにつきましては、全て建設環境課のほうで現場を確認しました。その中でも少しランキングをつけまして、その中で悪いほうから随時片づけているというか、全て一応把握をしまして、その所有者の方に一応通知を出してその対応については今行っているところです。
  そんなところでよろしいでしょうか。
○前田 栄議長 1番、杉田議員。
○1番 杉田健司議員 そうすると特定空き家という形で空き家法の施行に対してもうそれは行ったからという、助言とか指導とかしているという段階ということでよろしいのでしょうか。
○前田 栄議長 加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 お答えします。
  特定空き家につきましては、これは判定をしないといけないんです。著しく倒壊、安全上、衛生上、そういったもので著しく倒壊のおそれがあったり、そういったものについて特定空き家ということで指定をするわけなんですけれども、町内でこの特定空き家に指定をしている空き家はありません。今後もそれについては指定を予定しているところも今のところはございません。
  以上です。
○前田 栄議長 1番、杉田議員。
○1番 杉田健司議員 きょうの新聞に実は載っていたんですけれども、川口のほうで初めて 略式代執行というんですか、そういう形もとられたと、かなりごみとか空き家倒壊のおそれがあるということになると非常に問題が多くなることが多いと思います。近隣トラブルもありますし、災害のほうにもそういったものは一番悪い影響を与えますので、ぜひ住民の方のそういった部分のトラブルにならない形でお願いしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
  以上です。
○前田 栄議長 小峯副町長。
○小峯光好副町長 それでは、杉田議員のご質問についてお答えいたしますが、特定空き家がゼロということでありますが、その前の段階で相談等もございますので、そういった中で先ほど建設環境課長のほうで答弁をさせていただいておりますが、町としてはかかわりを持って所有者の方に働きかけていくという形で、できるだけその危険性等の解消のために行っていただくように働きかけていきたいというふうに考えておりますので、今後ともご協力のほうよろしくお願いいたします。よろしくお願いします。
○前田 栄議長 ほかにございますか。
  4番、小島議員。
○4番 小島利枝議員 3点伺います。
  ページ数154ページ、155ページ、公園維持管理事業、下段の維持管理事業について伺います。
  こちらのほう上の雀川砂防ダムの維持管理、昨年までやっていたものが統合されての事業ということなんですが、単純に前年度の砂防ダム、雀川砂防ダムの予算とこの公園維持管理事業を足した金額よりも200万ほど大分安くなっているということで、この2つ統合したことによって変わった部分、何か削減できた部分があったのか伺います。
  2点目、予算全般についてなんですが、立木等の刈り払い業務について伺います。こちらのほう作業を行った後にも報告等とか行っているのか伺います。
  3点目、次の156ページになります。上段の川のまるごと再生事業についてですが、こちらのほうの15節工事請負費のところですが、公園補修工事100万という予算がついておりますが、これの作業内容について伺います。
○前田 栄議長 答弁願います。
  加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 それでは1点目、ダム、雀川砂防ダム公園の予算がそれが公園全般 の公園維持管理事業に統合したと、その中で予算を単純にこれを足すと少なくなっていると、その理由なんですが、それについては今年度雀川砂防ダム公園のトイレを、下のトイレなんですが、こちらを改修しました。そちらの費用が工事請負費で平成29年に200万程度ついておりました。その分の削減、その分がなくなったということで、公園維持管理事業にまとめたときに今年度のこちらの予算になったということです。主な理由は、工事請負費がことしはなかったということが理由になります。
○前田 栄議長 4番、小島議員。
○4番 小島利枝議員 すみません、私200万減と言ったんですが、それを考えてみると全体で300万少なくなっているので、100万弱ぐらい予算自体でも減っているように思われるんですが、そのトイレの改修200万あれしても100万近く削減できているということで、それは今まで雀川砂防ダムのほうで何か余計なものがあったから削減ができたのか、それとも統合したことによって何かがうまく削減できるようになって100万弱できたのだか、その辺どちらなんだか伺いたいと思います。
○前田 栄議長 加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 それではお答えします。
  これについては、全般的に先ほどの刈り払い業務等もありましたけれども、維持管理費を大分今年度予算が厳しくて大分細かいところで数十万のカットというのがありまして、それで全て統合したところこの予算規模まで削減をしたわけなんですが、公園の草刈りだとか、植栽管理そういったものを細かいものを削減していった結果がこの予算の削減になったものと考えております。
○前田 栄議長 よろしいですか、1問目。
  2点目ですね。立木等刈り払いの件に関して。
  加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 立木刈り払いの事後の報告はということでよろしいんでしょうか。それは当然委託でやっていますので、事後の報告は受けております。それについては主には衛生組合に持っていくんですけれども、やっているのはシルバーが多いんですけれども、そちらのほうに搬入をして処理をしているとそういう報告を受けております。
○前田 栄議長 4番、小島議員。
○4番 小島利枝議員 大体毎年同じような場所は大体同じような作業をするということで、大体予算は同じぐらいに上がっていると思うんですが、この点先ほどの雀川砂防ダムのほう も見直ししたことによって随分削減ができたようなお話を伺ったんですが、このほかの部分についても同じように毎年同じだからという形で予算を組んでいるのではなくて、年間やった作業の内容を確認して見直しをして予算を決めているのか伺います。
○前田 栄議長 答弁願います。
  加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 毎年同じようなことをやっているので、同じ金額だというよりも全て見直してまして、実はこれもかなりこっちで絞り過ぎてこれではできないというふうに断られたりもしていまして、今実はちょっと困っているところもあるんですけれども、実際にちょっとお金を絞り過ぎてしまってこれでは受けられないと言われている部分があるほどまでに削減のほうはやっております。
○前田 栄議長 4番、小島議員。
○4番 小島利枝議員 役場のほうもご努力されているのは十分わかりました。
  一つちょっと住民の方からお問い合わせがあった件なんですが、観光の美観を兼ねて草刈り等をやっているんだと思うんですが、その部分は余り必要のない部分に大勢の人数でやっているということをちょっと伺いまして、そういうのも時期やその年の季節のあれをよく見ながらぜひ組んでもらって、もっとやってもらいたいところに手が入ったほうがいいんではないかというご指摘をちょっと受けたもので、今回このような質問させていただきました。削減削減ということで見直しをしていただいているということなので、もう少しその都度住民の方から問い合わせがあったのはつなげていきたいと思いまして、その辺の見直しもぜひよろしくお願いします。
○前田 栄議長 加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 恐らくそれはあれですか、具体的にここで話してもいいところですか。私思い当たるところはあるんですけれども、そこの件でこちらもこんなに人数を使ってやっているからということで落としたんです。そしたらそれではできないというふうに言われた関係がありまして、多分お近くのあれではないでしょうか。違いますか。うちのほうはこんなにはやはり必要ないと思ってそれでそこをもう少し少ない人数でできるだろうということで予算を絞ったら、それではできないというふうに言われた案件がありまして、そういった意味も含めて無駄なことはやはり大切なお金なのでそれはさせないということで、こちらでよく現場を見てそれで判断をして削減をお願いしているという状況です。
○前田 栄議長 3点目ですね。川のまるごと再生に関して、加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 お答えします。
  川のまるごとの工事請負費の100万円ですか、これの内訳ということなんですが、こちらは遊歩道の立木等撤去工事、これが40万円ほどみています。あと同じく遊歩道の舗装の階段補修工事といいまして、少し階段に目地を詰めたり、県でやってもらった部分もあるんですけれども、草が生えてきてしまうんですね、目地の部分から。そういったところを随時補修をかけたりもしているんですが、それが30万円、あと遊歩道の安全施設の設置工事ということで、転落防止柵を設置します。そこの部分で金額としては30万円ということで、100万円計上しています。
○前田 栄議長 よろしいですか。
  ほかにございますか。
  10番、小宮議員。
○10番 小宮 正議員 その前にさっきの点、今の小島議員のやっている155ページの雀川ダム公園の関係なんだけれども、公園維持管理のほうへ移動したかと思うんだけれども、今までは私も質問して今草刈りなんかをやって地域の人が一生懸命頑張ってやっていただいているんですけれども、そういう事業は残していただいているんでしょうか。
○前田 栄議長 加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 お答えします。
  ダム公園につきましては、日影のほうのもみじ会という会がありまして、今までは植栽業者に委託していた分を一気にその地元でやっていただけるということで、それで何年か前からそこにお願いしています。そのお金については少しやはりちょっと足らないというふうなことも言われていまして、そこは何とか協議のもとで少し予算はそこは数万円ふやさせてもらったんですが、植栽業者委託に比べれば物すごい安い値段で今までどおりやっておりますので。
○前田 栄議長 10番、小宮議員。
○10番 小宮 正議員 確かに今まで当初よりうんと安くやっているそうです。それで私も聞きましたけれども、前も質問したけれども、車でただみんなボランティアでやっているんです、日影の人は。でもボランティアも最初のうちはいいけれども、長く継続していくと大変だよということも私も話をしました。そういう中で車代というか、ガソリンの問題でも少しでも払えるようにしてやってくれというお願いをしたこともありますけれども、ぜひ元気な人なので病気にかからないようぜひ継続してやっていただければ私もありがたいと思うの で、よろしくお願いいたします。
○前田 栄議長 ほかにございますか。
  6番、山中議員。
○6番 山中博子議員 6番、山中博子です。
  3点ほどお願いします。
  79ページ、19節負担金補助及び交付金のところです。今度私も比企広域市町村圏組合の議員になりましたので、ここでちょっとお聞きしたいことがございます。比企広域市町村圏組合斎場特別会計負担金494万円、これは29年度から比べますと307万円ほどふえております。今後の負担金はどうなっているのかお伺いします。
  それから、87ページ、19節負担金補助金及び交付金、町の社会福祉協議会の補助金1,930万ですね、29年度より100万円多いのはこれは引っ越しの費用とお伺いしました。この引っ越しの費用がもし低料金でおさまった場合にはこれは返金されるのかどうか、お伺いします。
  それから、156ページ、地籍調査費、国からの支出金がありますが、一般財源からの出費がほとんどです。どのくらいの割合でこの支出金が出るのか、それは年々変わっていくのか伺います。
  以上、3点よろしくお願いします。
○前田 栄議長 答弁願います。
  柴田町民課長。
○柴田光子町民課長 山中議員の1問目です。比企広域市町村圏組合斎場特別会計の負担金については、町民課のほうで所管しておりますので、こちらからお答えさせていただきます。
  この負担金につきましては、東松山斎場今建てかえ工事に入るんですけれども、そちらのほうの取得及び管理運営に関する費用でございます。現在あります斎場の敷地の中に新しい斎場をつくりまして、でき上がったらそちらの古いほうを取り壊すという作業をするんですけれども、スケジュール的に申し上げますと、平成30年度から32年度については、新しい建築工事、それから解体工事をいたしますので、その年にかかる費用に応じましてまた同じような配分がくる見込みでございます。工事費用に対しまして年度の必要な費用の配分がされて、請求はまだある、これ来年度以降もあるということです。
○前田 栄議長 6番、山中議員。
○6番 山中博子議員 その年度ごとの負担金の移りというのは今現在決まってなくて、請求がきてから負担するということなんでしょうか。例えば建築費が幾らかかります、運営費が 幾らかかりますというものがあって、それを広域で負担金をそれぞれするというもとが決まっていて負担金が出るんではないんですか。
○前田 栄議長 柴田町民課長。
○柴田光子町民課長 例えば30年度分につきましては、8市町村の斎場の特別会計の負担金として7,200万円を計上してございます。それを配分いたしましてときがわ町の分が494万円ということなんですけれども、この内訳なんですけれども、均等割が費用の20%ですね。それから人口割が80%ということで積算されております。事業費は概算で出ております。これは比企広域のホームページのほうから持ってきているんですけれども、試算では概算で建設工事費が16億9,000万円程度、それからその他の設計等の事業費が1億7,000万程度で合計が18億6,000万円程度というものが表示されております。
○前田 栄議長 柴田課長、今までの概算でいいです。比企広域のことだからまた山中議員これから行くので、これ言っていくと比企広域から来たものに関してだから、ここでどうなんですかと今まで既存の計画だけで、暫時休憩します。
                                (午前10時00分)
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○前田 栄議長 再開いたします。
                                (午前10時00分)
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○前田 栄議長 柴田町民課長。
○柴田光子町民課長 失礼いたしました。
  30年度の市町村に対する特別会計の負担金が7,200万円ということで配分されており、先ほど申し上げましたように均等割、人口割で配分した分がときがわ町の負担分でございます。それがこの494万円ということになっております。
○前田 栄議長 6番、山中議員。
○6番 山中博子議員 それはわかったんですけれども、今後もどのぐらい負担していくのかということが聞きたかったので質問しました。いつまでということ。
○前田 栄議長 暫時休憩します。
                                (午前10時02分)
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○前田 栄議長 再開いたします。
                                (午前10時03分)
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○前田 栄議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 それでは、山中議員のご質問に財政的な部分がございますので、私のほうからお答えさせていただきたいと思うんですけれども、先ほど町民課長のほうからご説明ありましたように、工事費におきましては比企広域のホームページにも出ていますとおり大体18億6,000万円程度というふうなことで出されております。これにつきましての財源としては、やはり各関係自治体からの負担金とあと比企広域で出します比企広域の起債というものがございます。そうしたものを財源として建設をするわけでございます。今回の場合には、比企広域のほうで起債ができない部分に対しての負担金等が各自治体に割り振られておりますので、今後建設した後に起債をした分の返済というものか始まります。返済についてもこれも各自治体で返していかなければいけないということがございますので、影響としましてはその起債を返している期間というふうなことになろうと、一般的にはそういうことになろうかと思います。よろしくお願いします。ということで、それが返し終わるまでということですので、そこはご理解いただければと思うんですけれども。何十年ということで、起債が何年で返すかというふうなところにもよりますので。
○前田 栄議長 もう終わりなんですけれども、負担は続くんでしょう。わからないんだから負担は続くんでしょう。続くか続かないかと聞いたんだから。
○荒井 淳企画財政課長 続いていきます。起債を返す期間ということですので、それが15年なり、普通の建設事業ですから20年とかというふうな借り入れになると思いますけれども、負担をする金額につきましては、まだ建設工事費が確定しておりません。業者が決まって契約をした段階で幾ら借り入れるかということが決まってきますので、それによって負担金が計算されてきますので、金額のほうは今の時点では申し上げるとすればわからないというふうなところになります。
○前田 栄議長 2点目お願いします。
  宮寺福祉課長。
○宮寺史人福祉課長 それでは、山中議員ご質問の社会福祉協議会の補助金、ことし引っ越し費用100万円上乗せになっているが、これが余りが出たらどうするのかというふうな趣旨だったと思います。ご案内のとおり社協の引っ越しにつきましては、今回町が活き生き活動センターを建設するに当たって、現実として家族相談支援センターの事務所が空くということ で、空き施設の有効利用ということから社協に移っていただいたらどうかというふうなお話をした経緯がございます。なので、この部分については町が負担をすると、全員協議会のほうでもお話をしたんですけれども、100万円というのはあくまでざっくりした経費でございますので、今回の100万についてはあくまで使った引っ越しにかかる経費の部分だけが上乗せになると、余ったらその部分は100万円予算があるけれども、執行しないというふうな形を考えております。
  以上でございます。
○前田 栄議長 答弁、簡潔にお願いします。聞かれたことに関して答えてください。
  よろしいですか、2問目は。
  3点目、156ページです。
  加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 それでは、地籍調査の関係です。156、7、確かにこちらのページで財源を見ますと一般財源がほとんどということで、多分びっくりされたのかなと思います。こちらについては、補正予算で平成29年の補正で1,800万ほど29年の予算で繰り越しなんですが、補正計上させてもらいました。ここについては全て補助対象なんです。この1,816万円が全て補助対象になってこれの2分の1が国からで、4分の1が県から補助金として交付されます。それで、そうすることによってこの30年の予算が当初予算で3,200万円ほど組んでいました。29年に1,800万補正をしたので、残りが約1,400万残っています。その1,400万については、ここの予算にあるとおりほとんど補助対象から抜けたもの、逆に補助対象になるものを平成29年の補正で上げさせてもらったんです。実際にはこの1,367万3,000円というのを30年当初予算で上げているんですが、こちらについて補助金がわずか129万しかつきません。なぜかというと、補助対象外のものを試算時は組んだというのがその理由になります。よろしいでしょうか。
○前田 栄議長 6番、山中議員。
○6番 山中博子議員 補助金の出し方なんですが、例えば何割出すというものが年々変わるんですか。
○前田 栄議長 加藤建設環境課長、簡潔に。
○加藤光典建設環境課長 年々変わります。これは面積、地形、筆数、これによって補助金額が決まります。おおむね今までだと大体全事業費の50%ぐらい、地籍調査の事業費毎年大体3,000万前後みているんですが、1,500万ぐらいが当初で、半分が補助金として戻ってきます。 年々変わってきます。
○前田 栄議長 よろしいですか。
  ほかにございますか。
  5番、田中議員。
○5番 田中紀吉議員 5番、田中です。
  施政方針演説の中で2点ばかりお伺いします。
  入り込み客、いわゆるときがわ町を積極的に宣伝してときがわ町に来ていただく、いろいろ利用していただくという点では、いわゆる昨日もどなたかありましたけれども、ホームページとか紙媒体というよりも今はそういう別な角度の宣伝がきわめて有効だというのは間違いないと思うんです。その点で昨日話がありましたけれども、その点をしっかりホームページを充実させる、それから更新をかけていく、あといろいろなものを張りっぱなし、載せっぱなしではなくて、きちっとやっていくというのはこれはかなり具体的にどういう事業に幾らかけるという予算ではなくて、きちっとしたそういう総合的な中での何か必要だと思うんです。その点1点伺います。
  もう1点は、きょうの新聞にもあったんですけれども、ホンダの件です。前回というか、小宮さんがよく提案されますけれども、他の自治体はかなり積極的に包括的な協力とか、それから自分たちだけでなくて情報を集める、知恵を探してくると、そういう点を何の予算ということではなくて、きのうは研修の話をしましたけれども、研修だけではなくて、そういう情報をどうやって集めるか、あとどういう話を聞きに行くかとか、これはかなりあしたの話というか、将来にわたっての重要な投資というふうに私は思うんです。その点についてどういうお考えを持っているか伺います。よろしくお願いします。
○前田 栄議長 田中議員、執行部もあれなんですが、簡潔にお願いします。何を聞きたいんだか。
○5番 田中紀吉議員 2つです。
○前田 栄議長 1点目お願いします。何だかわからない、聞きたいことが。簡潔に言ってもらって。
○5番 田中紀吉議員 ホームページとかそういうものをきちっと位置づけをして育てるようにしているかどうか、今後積極的にやるかどうか。1つ目はホームページだとかそういう紙媒体でない部分の宣伝です。そういうのを今までやってないということではないです。それを積極的にやるためにはお金がかかるんではないかそういう意味です、1点目は。
  あともう一つは、小宮さんがよくおっしゃいますけれども、ほかの自治体だとかすぐ足元では例えばきょうも言っていますけれども、寄居町なんかはすごく積極的に外部の知恵を使ったり積極的にしているんですね。そういういわゆる間接的に投資だと思うんです。そういう意識的な取り組みかあるかどうかそういうことです。
○前田 栄議長 1点目と2点目同じような質問なんだけれども、1問でいいですか。
○5番 田中紀吉議員 いいです。
○前田 栄議長 同じにして。1問目と2問目は同じやり方なので、それお願いします。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 それでは、田中議員の1点目の情報発信、いろいろな媒体を使ってしたらどうかというふうな提案としてもひとつ私も受けとめさせていただいたんですけれども、そうした観点からちょっとお答えをさせていただきたいと思うんですけれども、最近情報発信の仕方というものがいろいろなものを使っての発信が非常に多くなってきております。その中でもホームページで発信をするのですとそれはあくまでも見ていただかないとわからないというふうな中で、一つ重要な媒体としましてよく使われるのがSNS、ツイッターですとかというふうなものが活用されているというふうなお話も伺っております。やはりそうしたことから人づたいにうわさが飛ぶことによって非常にそこに興味を持ってきていただくというふうなことに非常に役に立っているというふうな認識をしているところでもございます。そうしたことから町としましてもそうした媒体を積極的に活用いたしまして、情報発信をしていきたいというふうに考えております。そのためにもそうした情報発信等に精通をしている職員だけでなくて、外部の方等を活用したいというふうに考えております。そうした意味からも若者定住化のところにちょっときのうも説明させていただいたんですけれども、70万円の地域活性というふうなことで委託料でつけさせていただいております。それが合併振興基金を活用しての事業になりますけれども、そうしたものを活用してそうした情報発信をしていただける方を発掘していきたいというふうにも考えているところでございますので、よろしくご理解いただければと思います。
○前田 栄議長 5番、田中議員。
○5番 田中紀吉議員 ときがわ町はすごく比企起業塾の話だとか、それから川越の県の事務所を使ったところ、私はすごい積極的だと思うんです。だからそれはそれですごくいいことだと思うんです。ただもう一ついけば役場の職員の皆さんがもう少しアンテナを立てたり、磨いたりしながら積極的にそういうのを活用しながらぜひ前向きなという気がするんです。
  あともう一つ忘れましたけれども、情報発信という点では、旧都幾川村時代は広報のレベルが極めて高かったんです。私は隣で見ていてすごくうらやましかったんです。だからその辺も含めて職員はどんどん異動するという、それは一つは重要だと思うんです。ただし、力のある人がいるわけですから、そこをもう少し磨きをかけるという点も副町長、ぜひ観点に入れていただいて力を発揮していただくという点も私は必要だと思うんです。最近ちょっと残念な結果が続いているんですけれども、情報発信という点も含めてぜひ力を発揮していただければと思うんですけれども、どうでしょうか。
○前田 栄議長 小峯副町長。
○小峯光好副町長 田中議員のご質問にお答えしたいと思いますが、広報の話が出まして、それと人員の配置の問題もあると思うんですけれども、それから研修の問題がお話の中にあったと思うんですが、配置につきましても適材適所という中で、広報の担当等も配置しているつもりであります。最近皆さん見ていただければわかるんですが、かなり内容的にも挑戦的に取り組んでいるというふうに思っております。そういう意味では、住民の方からいい取り組みをしているということでお声もいただいておりますし、そういった評価を得たというふうに考えております。そういう面ではちょっと田中議員のお話とは皆さんの評価は違うかなというふうな部分もありますので、その辺のところはご理解いただきたいというふうに思います。
  なお、職員のレベルアップについては、研修等を積みながらいろいろな情報を入手しながらそれを発信していくという形で進めていきたいというふうに考えておりますので、ご理解いだたきたいと思います。
○前田 栄議長 5番、田中議員。
○5番 田中紀吉議員 ちょっと予算の話と違うのではないかというお声を聞きましたけれども、私はそうではなくて総合的にいろいろな研修をしたりやるというのはまさにお金だと思っています。予算の問題だと思っています。だからその辺を積極的にそういう投資をするという意味の予算の組み方もあってしかるべきだと私は思っていますけれども、何々の事業ということではなくて、予算のかけ方も一つの考え方だというふうに思いますので、積極的な情報をとってそれからそれに具体的に研修、あと聞きに行くというのはお金がかかることですから、そういうことで積極的なそういうお金の使い方もしていただきたいなというふうに思います。
  以上です。終わります。
○前田 栄議長 答弁いいですか。
  ほかにございますか。
  10番、小宮議員。
○10番 小宮 正議員 質問させていただきます。
  今、山中議員が言った私はその100万円がどうのこうのではなくて、社会福祉協議会の中身についてちょっと質問を。
○前田 栄議長 ページは、すみません。
○10番 小宮 正議員 ページは87ページです。ご存じのとおり私もこの敬老会については一般質問をしたことがあります。また、一般質問の中でふれあいサロンが充実しているとかそういう答弁もいただきましたけれども、そういう中で私も2月の選挙にはときがわ町中を走り回り、また町民の方といろいろな話をお聞きしてまいりました。そういう中で、これからは高齢がふえる時代になってきます、だんだんに。そうなってきますと町の財政はまた今せせらぎホールでやっておりますけれども、結局バスがとめられない、また区長、民生委員、また行政の職員、大勢の方が携わっていかないと今までみたいなことができなくなる、3年、4年後になってきますと。そういう中で、今町民が求めているのは町の協力をいただき、各コミュニティセンター、集会所、そういう施設が今充実しているわけでございますので、できればそういう身近なところで自分たちは自分たちで地元でやらせていただけないかなと、そういうバス代とか余ったものはまた社協で違う面で町民の福祉のためとかいろいろなために活用していただいたほうが住民は喜ぶんではないかと、そういう質問してくれということで、質問したわけでございますけれども、その点についてお考えをお聞きしたいと思います。
  続きまして、133ページのこれも質問も1回したんですけれども、ときがわ産材活用、また搬出間伐材委託事業、これも同じなんですけれども、その中でこの間もこれも新聞に載っていました。ウッドスタートの新聞も埼玉新聞によく載っております。本当にすごいという評価もいただきましたけれども、そういう中でこのウッドスタートは50人の子供たちにすばらしい事業だと思います。そういう中で、私も神山議員、小島議員、私も先月秩父市でウッドスタートが開催され、行ってきました。そういう中で、間伐材を使っていろいろな箱、ボックスを使ってはたくと音が出たり、木材をピアノのあれでつくったり、いろいろ間伐材を利用して私も見てきましたけれども、私もたまたま子供が行くというので孫を連れて行ってきましたけれども、やはりああいう子供たちが遊んでいる姿勢というのはすばらしいかなと思うんです。できればときがわ町もその間伐材を使ってそういう事業を取り込んでいったほ うが外注に投げるんではなくて、地元産の木を使って地元の人につくっていただけるような考えがあるのかお伺いをしたいと思います。
  3点目が141ページの三波渓谷周辺経費、これはどういう事業をやっているのかお聞きしたいと思います。また、こういう事業をやっているにもかかわらず町長の施政方針にはこの何年か三波渓谷の町政施政方針にはここ何年かは全然出てきておりません。今まで三波渓谷ばっかりで宣伝でやってきましたけれども、そういう中でこの事業はどういう事業をやっているのかまたお聞きしたいと思います。
  3点よろしくお願いします。
○前田 栄議長 1点目お願いします。
  宮寺福祉課長。
○宮寺史人福祉課長 それでは、小宮議員のまず第1点目、敬老会の今後のあり方というふうなことだと思います。これについての答弁をさせていただきたいと思います。
  敬老会につきましては、ご案内のとおり昨年の敬老会については、あいにくの台風到来ということで、中止になっております。過去の実績を見ますと、平成26年度は対象者が1,871名、平成27年は1,893名、平成28年度は1,911名ということで、もう既に対象者自体だけで2,000人に到達するような数字になっております。この件につきましては、敬老会を実施している社会福祉協議会の敬老会検討委員会におきましても話題になっておりまして、過日2月8日に直近の検討委員会が開催されて私も出席をしてまいりました。その中で委員さんがいらっしゃるんですけれども、民生委員の委員の方がもうそろそろこれだけの大人数を1カ所でというのはちょっと難しいんではないかなというふうな意見が出されました。ちなみに平成29年度民生委員が中心になりまして、各集会所単位の恐らく小宮議員がおっしゃるイメージだと思うんですけれども、小さな敬老会、ふれあいサロンというのをやっておりまして、29年度実績だと町内で20カ所、596名の参加をいただきながら実施したところでございます。そういった意見交換がなされて皆さんそれもそうだねと、敬老会の開催に当たっては、今一番の問題となっているのは輸送手段ということで、これにかかる経費も平成28年の実績ですと、バスにかかる経費だけで43万1,000円もかかっているというふうな、今後もこれを継続するのは部屋の物理的な問題、輸送の経費の問題、小宮議員のご心配のとおりなかなか難しくなってくると思います。敬老会の検討委員会の中でも集会所単位のものに移行したらどうかという意見が出されたところであります。
  近隣の状況を見ますと、平成29年度は鳩山町さんが敬老会を既にやめたそうでございます。 その前に嵐山町と小川町さんでは各自治体単位の敬老会開催に既に移行しているということを踏まえて、ときがわ町でも近い将来そのような形で移行というふうなことを考えておりますので、調整が済むまでもうしばらくお待ちいただきたいというふうに考えております。よろしくお願いいたします。
○前田 栄議長 10番、小宮議員。
○10番 小宮 正議員 ありがとうございます。確かに検討委員会が開かれたというのは聞きました。私もこの予算に反対ではなくて、そうでなくてこれから年寄りがふえ、また交通もいろいろかかると、そういう問題が先々考えられるのであれば、今から準備をしていかなくてはならないかなと思います。そういう中で、私も最後の社会福祉協議会に出てまいりました。そういう中で議事録に載らないように手締めを締めてからそういう民生委員さんなんかとお話をしました。なかなかバスを利用しても来られないんですね。地域集会所があれだけのいい施設があるので、地域の人たちと話をするということはやはり一番活気が年寄りにとってはいいのかなと思います。そういう中で、渡邉町長も区長経験でございます。そういう中で敬老会となると区長初め民生委員さんの力、絶大なる力をかりないとこの事業は今まではやってこられなかったわけですけれども、新しくなりまして、渡邉町長のお考えを少し聞ければありがたいと思います。よろしくお願いいたします。
○前田 栄議長 渡邉町長。
○渡邉一美町長 敬老会につきましては、私も区長のときに福祉委員という立場でお出迎えをしたり、またバスに乗せたりとそういうことでやっておったんですが、一番お年寄りの方が困っておるということは、バスの発着で一番最初にバスに着いて席に座った方が始まるまで1時間以上椅子に座っていると、また帰りのときもまだ一番遅い方はすごくタイムラグがあると、それは何とかしろというふうな話が出ておりました。
  それからまた、いきいきサロンについては、地元の番匠地区の話をしては失礼なんですが、番匠地区ではもう既に30年来お楽しみ慰老会ということで、地元の予算でお年寄りたちを公会堂に招いて慰労をしておるんですね。それはすごく参加率が高いんです。それなので、やはり自分たちの地域は自分たちで守るではないですけれども、自分たちの地域のお年寄りは自分たちの地域の方でおもてなしをするということが一番お年寄りの方にふさわしいんではないかと思います。広域になるとお酒も出せない、本当はビールもお酒も飲みたい人もいるんだけれども、出せない、だけれども、小さなコミュニティでは番匠なんかではお酒も出します。飲む方もいますし、それで楽しんでいただくと、私はそれが一番いいのかと、早くそ ういう形に持っていくように町長のほうも意見を述べたいと思います。
  以上です。
○前田 栄議長 小宮議員。
○10番 小宮 正議員 大変ありがとうございます。ぜひこの敬老会はつぶすのではなくて、地域でやっていただければ私もよろしいかなと、私も隣は集会所でありますので、区長とまた民生委員には力を貸して送迎ぐらいはできますので、応援していきたいと思います。また、今度は社協の会長になるわけですから、そういう中でしっかりと提案していただいて、今年度は今年度でもう仕方ありませんのでやって、その後これからどうするかということを協議していただければ町民の方も喜ぶんではないかと思いますので、宮寺課長もぜひ社協にお伝えしていただければ私もありがたいと、よろしくお願いいたします。
○前田 栄議長 2件目、ときがわ産材ですね。
  坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 それでは、小宮議員の2点目のご質問についてお答えさせていただきます。
  ときがわ産材活用推進ということで、こちらはどちらかというとウッドスタートの予算を計上しているものが主になっております。ウッドスタートのほうにつきましては、ときがわ産材を使用することを条件に工房によりおもちゃを決定させていただきました。今使っているものについては、もちろんときがわ産材を使用させていただいております。つくっている工房が何店かございまして、審査の結果、町外の方がそれを受かったということで、今町外で制作はしております。使用はもちろんときがわ産材ということで、活用いただいておりますが、ご兄弟のある方はもちろんいらっしゃいますので、近い将来、品物については、新たなものをまた選定するというふうなことを予定しておりますので、町内の生産者の方にはぜひ頑張っていただいてというふうなお声かけをしたいと考えております。
  また、間伐材の活用につきましては、民間の方なんですが、スウェーデントーチなり間伐を使ってロウソクのかわりに使ってキャンプ用に使おうとか、いろいろちょっと活用を検討している団体もありますので、しっかり活用してまいりたいと考えております。
  以上でございます。
○前田 栄議長 10番、小宮議員。
○10番 小宮 正議員 この使った外注に投げた、それはそれでいいんです。成功して喜んでもらって非常に形もいい、それはそれでもう成功しているんです。まだ間伐材がまだ毎年 出るわけだから、職員が行ったでしょう、2名秩父に。そういう職員が一生懸命木を勉強をしていろいろ見て、講演を聞いて、やはりそういういいものを取り入れていかなくては、我々だって何のために見に行ったのか、そういう間伐した杉の木をどうやって使ってどういうふうに利用しているかとそういうので勉強したいから行っているだけでありまして、ときがわ町でもそういう事業でやっているんだから、もう少し成功したは成功したもので置いて次のステップへ事業というのはそういう事業なんだよ。成功したら次がなければ新しいものができないではないですか。そういう課長なんかも山の上へ住んでいる人だからよくわかると思うけれども、そういうやはり活用を頭の中に入れてどんどんやったほうがいいと思います。職員も2名本当に本気になっていろいろなことを勉強しているわけだから、もう少し間伐材を利用した事業を今年度から取り入れて成果を出していただければありがたいと思います。いかがでしょうか。
○前田 栄議長 坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 今お話しいただきましたように私のほうの産業観光課の職員も2名秩父市のほうに一緒のイベントのほうを見たり、講演を聞かせていただいて勉強をさせていただいておりますので、間伐材を活用するように一生懸命頑張りたいと思います。よろしくお願いいたします。
○前田 栄議長 3点目ですね、三波渓谷。
  坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 それでは、小宮議員3点目の141ページ、三波渓谷周辺景観管理業務委託でございますが、こちらのほうにつきましては、業務内容といたしまして、どちらかというと都幾川沿いもそうなんですが、左岸の四季彩館周辺の指定管理区域外の清掃なり除草そちらのほうをやっているというふうな事業で委託でございます。
  三波渓谷の事業につきましては、現在今ご指摘いただきましたようになかなか進んでないというふうな状態になっております。こちらにつきましては、計画の検討なり、財政計画を踏まえながら実施の方向性を検討したいと考えております。
  以上でございます。
○前田 栄議長 10番、小宮議員。
○10番 小宮 正議員 ぜひよろしくお願いいたします。せっかく三波渓谷周辺、周りをやっているわけで、今は残念ながら見かけたところなんか野菜か何か売っていてトイレも予算に入っていますけれども、そういうのでなくて、やはりこれから観光客を130万目指すので あればやはり先のことを考えて道の駅をつくる、人が集まる、そういう施設をつくっていかなければいけないかなと思います。これは三波渓谷は別所のほうの委託しているんだっけ、わかりました。
○前田 栄議長 よろしいですか。
  暫時休憩いたします。
  再開を50分です。
                                (午前10時35分)
─────────────────────────────────────────────────
○前田 栄議長 再開いたします。
                                (午前10時50分)
─────────────────────────────────────────────────
○前田 栄議長 質疑ございませんか。
  3番、神山議員。
○3番 神山 俊議員 3番、神山です。
  3点ほどお伺いします。
  まず、100ページなんですけれども、中ほどから、保育園関係の人件費等記載されておりますけれども、今、ホームページでも、また紙媒体でも、今、臨時職員を募集しております。私のイメージだと、かなりころころ毎回臨時職員を募集しているのかなというイメージをしております。
  やはり、きのう町長がおっしゃったとおり、ゼロ歳から10歳まではとても大切だという中で、その保育園の先生が臨時職員だとしても、ころころ変わってしまうということは、職員に対しても、また子供たちに対しても影響があるのではないのかと私は思っているんですけれども、その点についてお伺いします。
  続きまして、112ページ、113ページのすみません、母子保健事業の説明欄に補助金等記載されております。私は大変この不妊治療から産後健診ということで、生まれる前から生まれた後までしっかりフォローしていただけている部分では大変ありがたく、ちょうど私も子育て世代としては、大変ありがたく思っております。
  その中で、要望も兼ねてなんですけれども、産後健診について、どのような補助なのか、お伺いしたいと思います。
  3点目ですけれども、188ページ、中段の中学生社会体験事業ですけれども、いわゆる町 内にある事業所等に生徒さんを学ばせていると思うんですれども、これは議員のほうでも1つ、議会のほうでも1つの選択肢としてあり得るのか、議員の職業体験という部分もできるのか、その辺についてお伺いします。
  以上3点です。
○前田 栄議長 答弁願います。100ページですね。
  宮寺福祉課長。
○宮寺史人福祉課長 それでは、神山議員のご質問にご回答させていただきます。
  常に年がら年中、臨時保育士の募集をしているというふうな形で、保育士がたびたび変わるということは、子供にとってよくないのではないかというふうなご指摘だったと思います。
  ご案内のとおり、保育現場、これはときがわだけではなくて、保育士の確保が非常に大変な時代に入ってまいっております。ときがわが保育士の募集を常にやっているというのは、ことしだけではなくて、去年の前課長の時代から、あるいはその前の時代から、常日ごろから人が足りないというふうなことがあります。
  その背景には、今年度に入って、私の担当になってからは、やめる方が何人かいらっしゃった。その理由がより条件のよい職場に移られる方、あるいはご本人様の体調不良、それから定年を今回迎える方もいるというふうな形であります。それに加え、臨時職員の欠員に比べて正規職員の年齢層が今、若い年齢層に偏った年齢構成になっております。ほとんどの9割方の職員が出産の可能性がある方ということで、近年、産休・育休によりまして欠員を生じているというふうな形であります。これによりまして、現在も保育士募集中でありまして、実は今週、明日また採用試験を行うというふうな状況でございます。
  保育の現場としては、神山議員ご心配のとおり、年度途中で担当の先生が変わってしまうということは、やっぱりそれまで築き上げた児童と保育士、あるいは保育士と父兄の関係がそこで変わってしまうということで、よくないのは承知をしているところでございます。臨時保育士、保育士の資格を持っている方を確保するためには、それなりのやっぱり給料が必要だということで、昨年給料のアップもさせていただいたところでございます。
  今後もその年齢層の偏りが、若いほうに偏っている正規職員がある一定の年齢に達するまで、しばらくはこういった状況がやっぱり続かざるを得ないのかなというふうな予測もたっているところでございますので、ご理解をいただきたいと思います。よろしくお願いします。
○前田 栄議長 3番、神山議員。
○3番 神山 俊議員 大変、町の財政も厳しいという中ですけれども、やはり選択と集中と 言われる中で、保育園の先生、非常勤ではなく正規の職員を積極的に採用するというのも1つの施策の中に入るのではないかなと思うんですけれども、その辺についてお伺いします。
○前田 栄議長 宮寺福祉課長。
○宮寺史人福祉課長 それでは、回答させていただきます。
  これもどういった年齢を採用するかにもよると思うんですが、仮にここで今、若い保育士さんがいる中で、さらに新しい保育士さんを採用すると、また産休・育休になる可能性も高くなってくると、やり方としては、もうしばらく待ってから、年齢構成が少し変わってから、また新採用が適切ではないのかなというふうに考えているところではございますが、ご指摘の意見を十分尊重しながら、人事採用の計画的な採用ということで考えていきたいと思います。よろしくお願いいたします。
○前田 栄議長 よろしいですか。
  2点目、母子保健事業ですね。
  柴田町民課長。
○柴田光子町民課長 神山議員2点目の産後健診についてということでございます。
  どんな健診かということでよろしいでしょうか。
  こちらにつきましては、産婦さんに対しまして、おおむね産後1カ月までに実施します医療機関での健康診査に対しての助成でございます。
  産後につきましては、医療機関でお産をしますと、大体のところでこれを黙っていてもやってくださるというものでございます。上限額は5,000円です。これにつきましては、県の補助がございまして、県から2分の1の補助をもらって、平成29年10月から実施しているものです。
○前田 栄議長 3番、神山議員。
○3番 神山 俊議員 ありがとうございます。ぜひ、本当に、この補助金は若い世代にダイレクトに影響する問題でありまして、町としても若い世代を取り込みたいという中で、私個人としては大きな効果があるのではないかなと思っております。
  今後、これ様子を見ていただいて、効果があるのであれば、また増額等、そのような1つ選択肢もあるのかなと思っております。
  質問は以上で大丈夫です。
○前田 栄議長 3点目ですね。
  羽太主任指導主事。
○羽太高裕教育総務課主任指導主事 それでは、神山議員の3点目のご質問にお答えさせてい ただきます。
  3点目、中学生社会体験授業ということでお話がありました。大変貴重な体験になるであろうなということで、ありがとうございます。
  ただ、事業概要ですけれども、そこにあります生徒が実際に勤労体験を行うということで、この授業を行っております。貴重なご意見ではございますけれども、今のところ想定はしていないということでご理解いただければというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。
○前田 栄議長 よろしいですか。
  質疑ございますか。
  11番、岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 45ページの賃金の欄、これは去年、おととしと比較して、どの程度になっているかというのを教えていただきたいと思うんです。
  それともう一つ、これに関連して、今現在、ときがわ町定員適正化計画というのは、これは生きているのかどうか、これに関連してです、お願いします。それが1つ。
  それから、139ページ、観光入込客統計抽出調査業務委託、これも去年とか、おととしとか、要するに130万人の基礎だと思うんですが、これ同じような方法で観光入込客を算定しているのかどうか、それが1つ。
  それから、141ページ、小宮議員が質問しましたけれども、三波渓谷周辺景観管理業務委託、私、思い出に残る三波渓谷でございまして、三波渓谷整備計画というのが二十四、五年ですか、できたと思うんですが、あれの計画はもうやらないということなんでしょうか。期限が28年度ぐらいになっていましたから、四、五年の計画ですから、もうあれはやらないということでございましょうか。それとも、この程度進んでいるというようなことがあれば、教えていただきたいと思います。よろしくお願いします。
○前田 栄議長 暫時休憩します。
                                (午前11時01分)
─────────────────────────────────────────────────
○前田 栄議長 再開いたします。
                                (午前11時01分)
─────────────────────────────────────────────────
○前田 栄議長 11番、岩田議員の質問で1問目、よろしくお願いします。
  町田総務課長。
○町田英章総務課長 それでは、岩田議員のご質問にお答えさせていただきますけれども、もう一度確認をさせていただきますけれども、45ページの賃金について、一昨年度の賃金との比較ということでいいですか。
  それでは、お答えさせていただきます。
  本年度予算計上させていただきました金額が3,218万5,000円に対しまして、平成28年度の決算ベースでございますけれども2,834万7,000円でございます。
  なお、先ほど定員適正化計画でございますけれども、定員適正化計画につきましては、それはまだ生きておりまして、また今年度新たに改正をして、平成35年度までの計画をつくったところでございます。
  以上でございます。
○前田 栄議長 11番、岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 というのは、職員数とこの臨時職員の関係なんですけれども、正規の職員を減らして臨時職員をふやせば、実質的には賃金、人件費と同じことだと思うんですよね。そうすると、定員適正化計画には30年度に職員を127人にするという計画なんですね。この予定を見ると、もう既にそれをオーバーしちゃっている、オーバーというか、目標を達成しちゃっているんですね。そういう意図的な、臨時職員をふやして、正規の職員を減らすというような考え方はあるんですか。
  一般の企業ですと、そういう考え方もできると思うんですけれども、ここではそういう、公的な場ですから、ちゃんとこの適正化計画は進んでいって、こうなったんだというような説明が必要だと思うんですが、いかがでしょうか。
○前田 栄議長 町田総務課長。
○町田英章総務課長 それでは、お答えさせていただきます。
  先ほど岩田議員からご指摘がありましたとおり、そのときの定員適正化計画によりますと127名でした。これが、定員適正化計画につきましては、そういう人数なんですけれども、以前、財政運営計画というものを26年に策定した際に、人員の見直しというのがございまして、そのときの計画は平成30年度で120名という形の計画がございます。
  それに合わせまして、今年度、平成30年度120名という形で見直しをしております。
  先ほど、そういう形でその計画に沿いました人数でやらせていただいているというのが1点ございます。これにつきましては、類似団体等の状況も見た中での計画でございます。
  また、先ほどご指摘のありましたとおり、正規職員を減らして、その分を臨時職員で賄う というのは、これは当然、町といたしましても、そういう考えではございません。正規職員を減らすために事務事業の見直しですとか、そういったものを進める中で減らしていくということで進めてございますので、そのために臨時職員をふやしているということではございませんので、その辺はご理解いただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
○前田 栄議長 11番、岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 28年度の賃金の400万ぐらい違いますよね、臨時職員の賃金。やっぱりそういう臨時職員をふやそうという思いがあるんじゃないんですか、そうじゃないんですか。
○前田 栄議長 町田総務課長。
○町田英章総務課長 そういうことではございませんで、ただ、どうしても事務的に一般職のほうが、例えばここで人口が減る中で、ここの予算科目とは違うんですけれども、例えば児童数が減っていく中で、どこまで保育士を60歳まで採用する人数を確保すべきかといったものも含めて、ある程度短期間のうちで確保していくという部分も、臨時職員のところで求めているところもございます。それはあくまでも、そういった状況の中で考えさせていただいているところでございますので、一般職と同じ仕事を安い臨時職員を使ってやろうということではございませんので、その辺はご理解いただければと思います。よろしくお願いいたします。
○前田 栄議長 2点目、お願います。
  坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 それでは、岩田議員の2点目、観光入込客統計抽出調査業務委託、139ページの関係についてご回答させていただきます。
  こちらにつきましては、慈光寺、白石峠、雀川砂防ダム公園、ふれあいの里たまがわ等で、それぞれ毎年どのくらいの自転車の方が来たり、歩行が来たりということで、それを月1回、実際に人数を数えているというふうなことで、毎年同じようなことをさせていただいております。
  以上でございます。
○前田 栄議長 11番、岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 そうすると、その60万人だったかな、それから100万人になったというのは、同じような統計の方法でやられているということですね。
  そうすると、100万人になったという実感が越瀬橋から向こうはないんですよ。やすらぎ の家にしても建具会館にしても大野特産物にしても、それがその対象になっていないような気がするんですが、60万人が100万人になったときから4億、客単価を1,000円にして、4億、町の収入がふえているはずなんですよね。だけど、そういう実感がないというのは、この統計の方法は何か違うんじゃないかというふうに思うんですが、いかがでしょうか。
○前田 栄議長 坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 今、こちらの委託については、そのような形ということで、それ以外に、それぞれの町有施設―西平の交差点から奥の四季彩館であったり、もちろんやすらぎの家さん、キャンプ場さん、そのようなところも全て毎月1回報告をいただいていますが―から、そのようなデータを抽出して、それも反映させて実施しております。
  ただ、ここちょっと悪天候があったもので、昨年は29年1月から12月末までの数字でございますが、28年度につきましては、約102万人であったのが、29年度につきましては、95万人ぐらいということで、ちょっと落ち込んだような、天候の関係で、そのようなことになっております。
  以上でございます。
○前田 栄議長 11番、岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 今、そうすると1年間は減っているということになりますね。
  ですから、これから130万人を目指すとなると、かなりの施策の展開が必要だと思います。覚悟も必要だと思いますので、よろしくお願いいたします。
○前田 栄議長 3点目ですね、三波渓谷ですね。
  坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 3問目の質問にお答えさせていただきます。
  三波渓谷周辺整備計画でございますが、私もちょっと物をきょう持ってきていないので、いつまでというのが明確にお答えできないのですが、こちらにつきましては、先ほどもご回答させていただきましたが、財源を確認して検討してまいりたいということで、財源、町の財政状況等を確認しながら検討してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
○前田 栄議長 11番、岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 じゃ、生きているということですか。あそこにはレストランをつくって、観光協会の事務所をあそこに置くとか、そういうことも余裕があればつくるということなんですか。私はそこまでやらなくても、何か別の方法があるんじゃないかと思うんです よね。その建屋をつくるとなると相当な金がかかりますよ。そういうことを今もって胸の奥にそういう思いがあるんでしたら、どの程度の効果があるかということをよく考えてやったほうがいいと思います。私は、中止でいいと思っていますけれども。
○前田 栄議長 小峯副町長。
○小峯光好副町長 三波渓谷の計画でありますが、その期間の関係もございますし、今、岩田議員のお話もありましたけれども、今後、今まで計画にあります施設等については、実現のほうはされてこなかったというところの中には、やはり金額的に膨大な金額がかかってくるということもあると思います。
  そういったことの中で、そういった費用を捻出していくことと、あと財政の見通し等も見ながら、計画の見直し等も視野に入れて、今後、進めてまいりたいというふうに考えております。よろしくお願いします。
○前田 栄議長 11番、岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 だとすると、どうしてあの計画をつくったんですか。つくった時点で、当然、財政計画とかあるはずですよね。それを無視して、そういうものをつくったということですよね。あれだってただできているわけじゃないでしょう。多くの検討委員会があったと思いますけれども、そういう財政計画の見通しとか、そういうのはなかったんですか。
○前田 栄議長 小峯副町長。
○小峯光好副町長 お答えいたします。
  三波渓谷の計画をつくった段階では、皆さんからご意見を聞きながら、そういったことも含めて、計画のほうは作成をしているというふうに考えております。
  以上です。
○前田 栄議長 ほかにございますか。
  9番、野口議員。
○9番 野口守隆議員 岩田議員と違いまして、体は大きいんですが心臓は小さいんで、細かいことを申しわけありませんが、1つまず質問させていただきます。
  119ページに、このいわゆるごみの減量化で資源回収実施団体へ出しておりますが、ごみの減量化ということで、ちょっと質問させていただきたいんですが、今回の資料で、例えばこの本会議の資料と3月5日にやった資料がダブって同じような資料が配付されたんですね。
  それともう一つ、これは小宮議員と私も当時議長のときに、中部資源循環組合というところで議案を送ってくるんですが、同じものを2回送ってくるんです。それで私と小宮議員で、 なぜこんな矛盾していることをやるんだということを言ったら、どうも吉見町議会では、こういう方式だということで、でも、少なくともこちらも同じなんですが、同じ資料をまた配付してやるというのは、ごみの減量化をしましょうというには矛盾していると私は思うんですよね。毎日50グラム減らそうと言っていながら、そういったことをやるというのは。
  また、私たちが翔政会で研修に行ったときにも資料とか、書類をなるべく減らすことが、結局はさっきの職員の話になりますが、職員を削減することにつながるんだと、仕事量を減らすことが一番なんだということなんです。ごみも減らせますし、仕事量も減らすということを町長も民間の話しすると、必ずそれやるんですね。仕事量とかそういうのを減らさないで人員削減で成功した例は、民間企業ないそうです。少なくとも、だからごみ減らすとか、仕事量減らすという意味で、こういった無駄な資料づくりはぜひやめていただきたいと思うんですが、いかがでしょうか。
○前田 栄議長 答弁願います。
  桑原事務局長。
○桑原功夫議会事務局長 議案等の資料のダブりというふうなご指摘でございますが、例年に倣ってという形で、今までも用意はさせていただいております。
  今後、じゃ、見直しを議会運営委員会等を中心に検討してまいりまして、削減できるものは削減するということで、役場の中でも調整を図っていきたいというふうに考えております。
  以上です。
○前田 栄議長 9番、野口議員。
○9番 野口守隆議員 わかりました。我々も確かに持っていけるのに、こちらにあれば便利かもしれませんが、同じような資料を同じようにコピーするんじゃなく、ぜひそのときには、これこれこういう資料を持ってきてくださいと言えば済むことなんですから、そのように対応していただきたいと思います。よろしくお願いします。
○前田 栄議長 これはこれでいいですか。
  ほかにございますか。
  6番、山中議員。
○6番 山中博子議員 6番、山中博子です。
  1点だけお願いします。
  213ページ、体育施設一般管理費、11節のところで需用費、修繕費200万、これご説明があったんですが、玉川、西平、本郷、田黒、五明の運動場の修繕費というとで伺いましたが、 何の修繕なのかお伺いします。
○前田 栄議長 答弁願います。
  石川生涯学習課長。
○石川安司生涯学習課長 山中議員のご質問にお答えをいたします。
  玉川、西平、本郷、田黒、五明、いずれもグラウンドでございますけれども、グラウンドの施設、例えば管理棟であるとか、玉川であれば芝であるとか、そういうさまざまなものありますけれども、附帯施設も含めて傷んでいけば修繕をするということであります。
  以上です。
○前田 栄議長 6番、山中議員。
○6番 山中博子議員 ということは、それぞれの運動場で修繕箇所は違うということで、全部をきれいにするというものではないということですね。統一してとか、全部のトイレをきれいにするとか、そういうものではないんですね。
○前田 栄議長 石川生涯学習課長。
○石川安司生涯学習課長 修繕費でございますので、あらかじめ年度当初から予定されている場合もございますけれども、年度の中で傷んでくるもの、そうしたものに対する修繕ということでご理解をいただきたいと思います。
○前田 栄議長 6番、山中議員。
○6番 山中博子議員 それでは、200万円の中で、今のところ予定をしているものというのはないんですか。この年度中に修繕をするということで予算をたてたということでしょうか。
○前田 栄議長 石川生涯学習課長。
○石川安司生涯学習課長 引き続きお答えを申し上げます。
  過去3年の実績に基づきまして、予算を計上させていただいております。
  以上です。
○前田 栄議長 ほかにございますか。
  10番、小宮議員。
○10番 小宮 正議員 169ページの特色ある学校づくりの中で、今ちょっとこれも神山議員が質問した189ページのところの職業の件は大体似ているんですけれども、その中で、私が言いたいのは、この特色の中で、今、子供たち、実際に今、ときがわ町の事例を出しますと、渡邉町長も商売やっておりますけれども、そういう中で、後続者がいない、やっぱりこういう商店が本当に寂れてくる、これが五、六年たつと大分減るかな、そういうような気も しておるところでございますけれども、そういう中で、ぜひこの小学生にこういう授業の一環として、今、新しく店を開く起業、そういう勉強会というものを金融機関でやっております。そういう中で、昨年のもう4月からはさいたま市でも始めたんです。金融機関と学校と小学校5、6年生を対象にして、やっぱりこのお金をとる、金融機関にお金を借りにいく、そして融資が出たら今度は、じゃ、どう、そういうお金を借りるにはどういう事業計画をしたり、そういうのをゲームをしながらいろいろ学んで、将来的には地元の人が起業、起こしてもらいたい、そういう5、6年生を対象にして、今、大分あちこちで金融機関が先頭になってやっているようでございます。最近では、もう、私も聞いたところ、小川町は小学校で始めたそうです。
  そういう中で、先ほどもお話が出ていましたけれども、企画財政課、町の中で、その企業のそういう誘致もしているわけで、起業家を、そういう中で、子供たちにそういう授業の中で学んでもらって、やっぱりときがわ町の担い手となって、そういう勉強会を開いて、ぜひともときがわ町で商売、企業を起こしてもらう、そういう勉強会でも。
  先ほど、ダブってしまいますけれども、これもいいことなんですよ。生徒が今、木工所、またスーパーへ行ってやっているじゃないですか、子供たちが、それと同じように、やっぱりそういうことを子供たちに学んでいただいて、それをやっぱりときがわ町に住んでいただいて、またそういう事業を起こす、また商売を起こす、そういうことを子供たちに、短い時間かもしれないけれども、たまにはそういう授業の一環で取り入れたらいいのではないかなという、そういう質問をしたいと思います。
  続きまして、これは非常に予算が減っていまして残念。
  次のページ、170ページの土曜日の活用事業ということで予算も減っています。
  これを先生方には本当、ボランティアの人も多分いるのかなと思いますけれども、これやっぱり先生がいなくてかなとは思うんですけれども、これどうして減額になったか、要因をちょっと教えていただきたいと思います。
  最後、3つ目は、先ほど来出た、はなぞの保育園の関係でございますけれども、それは事業自体はいいかなと思います。そういう中で、実際に、はなぞの保育園にときがわ町としては全体に幾ら、年間幾ら補助金を出しているのかお聞きしたいと思います。よろしくお願いします。
○前田 栄議長 1点目、お願いします。
  羽太主任指導主事。
○羽太高裕教育総務課主任指導主事 それでは、小宮議員の1点目のご質問についてお答えいたします。
  特色ある学校づくりということで、その中で、ぜひ金融機関等にもというお話がございました。
  現在のところ、この体験活動におきまして、和紙すき体験や豆腐づくり体験なども行っているところです。そういったところで、小学校2年生のほうで生活科で町を探検しよう、それから3年生のほうで町を知ろうということで、町に出ていろいろな体験をしているところです。
  ですので、金融機関等にというお話もございましたけれども、そういったところも町の1つのそういう町を知ろうというところの探検の1つとして、また高学年では、社会科の中で、お金の使い方等にも学ぶところがございますので、そういったところで活用できるかどうか検討しまして、今後、金融機関等にも行けるように検討してまいりたいと思います。
  以上でございます。
○前田 栄議長 10番、小宮議員。
○10番 小宮 正議員 小学生1年生から、そういう授業をやっていただいていることはいいことだと思います。
  ぜひとも、お金がかかるわけではないですから、相手が来てくれて、学校でやってくれる、そういう授業は、やっぱり1年に一遍ぐらいはぜひとも取り入れて、子供たちのこれからそういう企業を起こしていただく意力が湧くように、やっぱりそういう勉強の中で取り入れていただくようお願いして、1つ目終わります。
  次、お願いします。
○前田 栄議長 2点目、答弁願います。
  羽太主任指導主事。
○羽太高裕教育総務課主任指導主事 それでは、2点目の土曜日の活用授業についてお答えいたします。
  現在、年に9回行っております。神山議員にもご参加いただいております。本当にありがとうございます。
  その中で、ボランティアの方なんですけれども、平成27年がボランティアの方が9名、28年が10名、29年が10名、30年、今年度が7人ということです。
  ということで、ボランティアの方が多少減ったということがございまして、それにのっと って減額のほうになっているということでございます。ですので、実質事業として縮小しているわけではございません。
  また、来年度お認めいただければ、社会教育指導員のほうを入れていただきまして、それを中心にまた充実した授業にしていきたいというふうに考えております。
  以上でございます。
○前田 栄議長 10番、小宮議員。
○10番 小宮 正議員 確かに、ボランティアの人は大変かなと思います。
  しかし、これは本当、聞くと、子供がうんと喜んでいるんですよ、これ。そういう授業をやっぱり、もう早目に、もしやるなら募集したり、早目に手を打って、ぜひともこれはもう少しお金を減らさないでふやして、足りないぐらいにして、やっぱり子供たちに意力をつけていただければ、私はありがたいと思いますので、今年度は今年度で7人、30年度は7人ということでございますけれども、また来年度に向けて、早目からボランティアの人が確保できるよう頑張っていっていただきたいと思いますけれども、その点についていかがでしょうか。
○前田 栄議長 羽太主任指導主事。
○羽太高裕教育総務課主任指導主事 来年度の予定なんですけれども、9回から10回にふやす予定でございます。
  また、近隣の大学のほうに、ここ数年来ていただいていないんですけれども、教員を目指す大学生にぜひ来ていただきたいということで、近隣の大学のほうにボランティアの募集要項を持っていきまして、今、お願いをしているところです。
  来年度に向けて早目に、その辺動き出して、ボランティアの数をふやして充実していきたいと考えます。よろしくお願いいたします。
○前田 栄議長 10番、小宮議員。
○10番 小宮 正議員 ぜひ、大学生というと、やっぱりときがわ町は今、大東文化なんかと提携して一生懸命やっているわけですから、ぜひ、そういう提携して、やっぱり土曜日の活動のこの子供たちのこれを補習学級を本当に、もう少し生徒たちが集まるように、また先生も集まるように、ぜひとも努力してください。よろしくお願いします。
○前田 栄議長 3点目ですね、はなぞの保育園。
  宮寺福祉課長。
○宮寺史人福祉課長 それでは、小宮議員の質問に答弁をさせていただこうと思います。
  はなぞの保育園に対する補助金の額ということでございますが、保育の実施委託料、それ から保育の実施特別委託料、合計いたしまして、平成30年度予算で1億434万7,000円、これが委託料の金額であります。
  以上です。
○10番 小宮 正議員 あともう1個あるんじゃない。そっちはないんだ、教育委員会のほうはなしで、そっちだけ。あと幼稚園のほうもあるんじゃないか。幼稚園ので、全部でそれ。
○宮寺史人福祉課長 いや、今のは……
○10番 小宮 正議員 だから、総額でいいから、総額で。
○宮寺史人福祉課長 それは教育費の就学奨励費……
○前田 栄議長 幼稚園と保育園全部ですよね。
○10番 小宮 正議員 幼稚園と保育園で、はなぞの保育園に対して両方で全部出てるかということです。
○前田 栄議長 はなぞの保育園に全部。幼稚園、保育園全部含めて。
  全部含めて、幼稚園、保育園全部、はなぞのに対して全部ね。
  宮寺福祉課長。
○宮寺史人福祉課長 確認をさせていただきます。
  私は、運営に対する補助金というふうな受けとめ方をしてしまったんですが、毎年毎年経常的に支出する運営に係る経費か、それとも建設に係る経費か。
○10番 小宮 正議員 運営に係る、今まで出していたでしょう。
○宮寺史人福祉課長 それは今、保育園部分につきましては、はなぞの保育園、はなぞの第二保育園を合わせた金額が今のもの、そのほかに教育費……
○前田 栄議長 幼稚園。
  はなぞの保育園に関して1年間、幼稚園も保育園もトータルで、全てで幾ら出しているのかというのがわかれば。
  宮寺福祉課長。
○宮寺史人福祉課長 補助金という形で、町からダイレクトに保育園に行く経費というのは、今の金額です。幼稚園部分に関しましては、これは幼稚園に預けている父兄に対する補助という形で、一旦、園に保育料を払っていただいて、それに対して町から教育費でお金をバックするというふうな仕組みは、このほかに教育費でございます。
  以上です。
○前田 栄議長 教育費があるわけね、そのほかに。
  教育費に関して。
          (「何ページ」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 暫時休憩します。
                                (午前11時32分)
─────────────────────────────────────────────────
○前田 栄議長 再開いたします。
                                (午前11時33分)
─────────────────────────────────────────────────
○前田 栄議長 羽太主任指導主事。
○羽太高裕教育総務課主任指導主事 運営費につきましては、こちらのほうではお支払いしておりません。
  以上でございます。
○前田 栄議長 10番、小宮議員。
○10番 小宮 正議員 じゃ、それはいいとして。これから保育園、認定こども園つくるわけじゃないですか。きょうは来ていないけれども、清水教育総務課長が、関口町長が営業して、ときがわ産の木を使ってもらうようなことを答弁いただきましたけれども、実際に、じゃ、町長がはなぞの保育園行って、ときがわ産の木を使ってくださいよと言って、そういう中で、教育委員会、また福祉課、産業観光課、そういう職員が目に見えているものに対してお願いに行ったんですか、ちょっとお聞きします。
○前田 栄議長 小峯副町長。
○小峯光好副町長 それでは、小宮議員の今のご質問について、私のほうからちょっとお答えをさせていただきたいというふうに思います。
  はなぞの保育園の園長さんのほうで、役場のほうにお見えになったときに、私のほうからも、以前からその話も、できるだけ使っていただくということで、ときがわ町としてもときがわ町の木材利用ということの考え方をしておりまして、推進しているということで、ぜひ建設につきましては、ときがわ産材について使っていただくようにお願いしますということで、お願いをしております。
  以上です。
○前田 栄議長 10番、小宮議員。
○10番 小宮 正議員 ぜひともこれだけのお金をやっぱり補助してやっているわけですか ら、やっぱりそういう情報があったらもっと早く、もう始まっているんでしょう、工事は。でも、やっぱりそういう連携がとれていないというのは、私は前も、何年か前に言ったことありますけれども、やっぱり課ごとでよく連絡し合って、1つになって、やっぱりやっていかなかったらだめではないかなと。ぜひとももう契約なっておるから、ときがわ産の材木を使っていただけるか、私はわかりませんけれども、でも、なるべく早く町のほうで行って、業者のほうでもお願い、保育園のほうへ行っても、やっぱり保育園は発注したほうですから、工事やるほうは違うと思うので、そういうつながりをちゃんと持って、やっぱりときがわ産の木を売るように、ぜひとも努力してもらいたいと思う。よろしくお願いします。
○前田 栄議長 小峯副町長。
○小峯光好副町長 小宮議員が今おっしゃられましたように、各課のほうでいろいろな事業を組むときに、木を使うというふうな工事等もございますので、連携して一貫して町として、ときがわ産材の振興といいますか、利用していくということで、各課のほうの連携をとって進めてまいりたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いします。
○前田 栄議長 ほかにございますか。
  7番、岡野議員。
○7番 岡野 茂議員 7番、岡野でございます。
  ページ数はないんですけれども、全体を通してちょっとお聞きしたいと思います。
  これを見ますと、各ときがわ町の団体に補助金が随分何種類も出ていると思うんですけれども、もしその出ている補助金の数がわかったら教えていただきたいのと、あと補助金を各団体に出した場合に、その使い道について、その各課ごとに出していると思うんですけれども、その辺の使い道について全部チェックしているのかどうか、ちょっと1点お聞きします。
○前田 栄議長 すぐ出ませんね。
  7番、岡野議員。
○7番 岡野 茂議員 じゃ、その数を聞くのは無理だと思ったんですけれども、一応……
          (「後で報告してもらえばいい」と呼ぶ者あり)
○7番 岡野 茂議員 じゃ、後で報告をできたらお願いします。
  あとは通常の会だと総会等で、その使い道については全部、役場のほうでも把握していると思うんですけれども、その辺は完全にできているのかどうか、1点お聞きします。
○前田 栄議長 答弁願います。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 それでは、ただいまの岡野議員のご質問にお答えさせていただきます。
  さまざまな団体に対しまして補助金を支出している。予算書の中でも多岐にわたったページにおいて項目のほうが挙げられていると思います。
  その中で、申しわけございませんが、幾つの団体があるかという部分については、後ほど調べてご報告のほうをさせていただきたいと思いますが、それぞれの団体の実績報告等の確認でございますけれども、全て企画財政課のほうでこれは確認をしているということでは、企画財政課では確認はしていませんが、それぞれ所管している課におきまして、実績報告を受けまして、その内容について確認をしているというふうに考えております。
  以上でございます。
○前田 栄議長 7番、岡野議員。
○7番 岡野 茂議員 今の確認しているということなんですけれども、それをもとに次の年の補助金を減らしたり、ふやしたりということをしているんですか、それをもととしてやっているのかどうか、そこをちょっと確認します。
○前田 栄議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 それでは、ただいまのご質問にお答えさせていただきます。
  会計の締めの関係がございまして、前年度の実績報告というものが出てくるのが翌年度に入ってからということで、もうその時点では、その年度の予算というものが成立している段階でございます。そうしたことから、翌年度の予算に反映ということではないんですけれども、予算でいけば翌々年度になりますけれども、実績報告に基づいて反映のほうをしていきたいというふうに考えております。
  実際に、これは何件かでございますけれども、実際に補助金を使い切れなかった場合には、交付した補助金のほうの返還ということもしておりますので、ご理解のほうをいただきたいと思います。
○前田 栄議長 ほかにございますか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
  9番、野口議員。
○9番 野口守隆議員 田中議員に討議をしたいと思います。
  この間、私たち吉見にも研修行ってきましたし、その前に私、飯綱町の寺島議長のところに研修行ってきまして、補正予算と当初予算の違いについて研修を受けました。きのうの発言ですと、LEDに対して補正予算で対応するようにというような趣旨の発言がございました。
  まず、補正予算と当初予算の違いが当然あると思うので、ちょっとその説明をさせていただきますが、まず、当初予算は、地方公共団体の予算は、年度の収入支出の一切を見積もって計上した歳入歳出の予算と将来の財政指数に係る取り決めをあわせて通年予算として編成するのが原則であるとあります。
  また、補正予算をする場合には、一般的に当初予算の編成時に予期できなかった制度の改正、事情の変更や公共事業費の配分決定によるものが多い。
  これを例にすると、1、天災や災害の発生によって必要となった予算措置をするためのもの。
  2、国・県の補助金、負担金、交付金などの確定によるもの。
  3、地方債の同意の見通しが確実になったことによるもの。
  4、建設事業の設計変更などにより、やむを得ないもの。
  5、国・県に準ずる公務員の給与改定を行うためのもの。
  6、予算成立後、税制や補助制度、財務制度等法令の改正によるやむを得ないもの。
  7、物価の変動など経済事情の変化によるもの。
  8、当初予算の積算を誤っているため、それを是正するための分が挙げられるとあります。
  つまり、補正というのは、補って正しくするという意味があるので、回数をなるべくやらないほうがいいと、ここには書いてあるんです、議員必携に。
  補正予算の回数については、別に法令上制限はない。しかし、みだりに補正を重ねると、年間予算としての当初予算の意義がなくなり、また財政運営の一貫性が失われることになるので、必要最小限度にとどめてあるということで、研修を受けてきました。
  その件に関しまして、田中議員はどういうふうに思うのかお伺いいたします。
○前田 栄議長 5番、田中議員。
○5番 田中紀吉議員 じゃ、お答えします。
  私がきのう提案したというのは、当初予算に入っていないというか、含まれていないというか、計画されていないので、補正予算の検討もされたらどうですかという、私は提案をし たつもりなんです。
  だから今、野口議員がおっしゃっているような内容ではないというふうに、私は考えています。
  以上です。
○前田 栄議長 9番、野口議員。
○9番 野口守隆議員 私には、そういうふうに解釈できません。その案を補正予算に計上しなさいと。そうすると、この中に言ったことは、当然、先ほどのLED云々というべきことは、当初予算に今入れるべきであるのであるならば、来年度予算に入れてもらいたいというのが、私は筋だと思うんですが、いかがですか。
○前田 栄議長 5番、田中議員。
○5番 田中紀吉議員 ご意見は承ります。
  以上です。
○前田 栄議長 ほかに討議ございますか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第25号 平成30年度ときがわ町一般会計予算を採決いたします。
  本案は原案のとおり予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○前田 栄議長 起立全員であります。
  よって、議案第25号は原案のとおり可決されました。
  暫時休憩いたします。再開を1時といたします。
                                (午前11時45分)
─────────────────────────────────────────────────
○前田 栄議長 再開いたします。
                                (午後 1時00分)
─────────────────────────────────────────────────
   ◎答弁未了部分について
○前田 栄議長 ここで、午前中の議案第25号の岡野茂議員の質疑に対しまして、荒井企画財政課長から答弁の申し出がありましたので、これを許可いたします。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 それでは、午前中の岡野議員の団体への補助金につきましてのご質問にお答えさせていただきます。
  何団体に補助金のほうを出しているかというご質問ですが、平成28年度の決算でいきますと、合計で42団体に補助金のほうを出しているところでございます。
  以上でございます。
○前田 栄議長 岡野議員、よろしいですか。
○7番 岡野 茂議員 はい。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第26号の質疑、討議、討論、採決
○前田 栄議長 では、これより日程第2、議案第26号 平成30年度ときがわ町国民健康保険特別会計予算の質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原です。
  今回の国保税率においては、私も引き下げを期待したわけですが、現状、現行税率ということを聞かされました。
  そこで、確認です。
  1つは、現行ということで、医療分については所得割7.1、均等割3万2,000円、後期支援分ですが、所得割1.4、均等割が1万1,000円、介護分が所得割が1.3、均等割1万2,000円、それと賦課限度額が54万で、支援分については19万円、介護分については16万ということで、確認の中ではこの現行税率で行くということで間違いないかのなと思うんですが、いかがでしょうか。その点、伺います。
○前田 栄議長 柴田町民課長。
○柴田光子町民課長 野原議員のご質問にお答えいたします。
  30年度予算策定に当たりましては、今おっしゃったとおりの税率で考えております。
○前田 栄議長 12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 わかりました。じゃ、そういう方向性で行くということですね。
  この中では、平成28年度には税制改正で一定の税収が見込まれました。それによって、29年度を含めて、この基金1,000万円が準備基金として繰り入れできることになりました。これは財政調整基金ということになると思うんですが。
  その中で、今までの28年からの実績を見ると、現行税率より引き下げが可能であったのではないかなと思いますが、なぜ現行税率に至ったかという経緯をもう一度説明していただきたいと思います。
  この中には、国は市町村の一般会計からの法定外繰り入れを認める方向に転換したことは課長もご存じだったと思いますから、そういうことも踏まえての根拠を示していただければありがたいです。
○前田 栄議長 柴田町民課長。
○柴田光子町民課長 野原議員のご質問にお答えいたします。
  新しい広域化に当たっては税率が下げられたのではないかというご質問、まず1つ目にお答えいたします。
  こちらにつきましては、30年度の予算につきましては秋の試算、平成29年11月の試算値をもとに計算を始めました。そのときに、現行税率、それからその試算値での計算をいたしまして、国保に必要な額を、国や県から交付される国保に入ってくるもの全てを入れた上で、あと税金が幾ら必要かという計算をさせてもらってあります。
  その試算の結果なんですけれども、現行でも62万8,000円の不足が生じる、算定時の標準保険税率を用いますと160万の不足、そういったことであれば、下げるのではなくて、なるべく不足分の少ない現行税率で行くことが望ましいということで判断したところでございます。
○前田 栄議長 12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 その前に私が言いたいのは、一般会計の法定外繰り入れを認める方向で展開したということが言いたいんですよ。だから、それも十分可能ではなかったんですかと言いたいんですが、その点いかがでしょうか。
○前田 栄議長 柴田町民課長。
○柴田光子町民課長 失礼しました。法定外は2つ目だと思ったので。申しわけありません。
  法定外繰入金の町の考え方としてでございます。
  新聞記事でも随分いろいろ載っていたんですけれども、30年度からは新たに1,700億円を 追加投入いたしまして、広域化によります保険税の上昇を防ぐための激変緩和措置等を実施しているところです。
  そういった財政支援の中で、想定以上に保険税率が上がってしまう、国や県からの支援だけでは賄えないほど税率が上がってしまうという事態が発生するということが徐々にわかってきた中で、国・県がそういったもともと税率の少ないところに対して、当面の間は赤字繰り入れもやむを得ないという考えを示したのが新聞記事で載っているところでございます。
  ただし、厚生労働省のコメントによりますと、繰り入れを計画的に減らすという姿勢につきましては変わらないということでございまして、本当に最終的な方法としての繰り入れという考えでおります。
○前田 栄議長 ほかにございますか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 今の1,700億円の行方、これは国の際限ない税率引き上げを抑える施策ということで示している問題ですから、それは理解できます。
  それでは、県からの調整交付金、これを見込んでその税率改正に至ったのか。これは、調整交付金においては徴収率、健診率によって大きく左右される問題でありますが、県の納入率を示しているのが94%、しかし、ときがわ町は96%となっている中ですから、当然調整交付金も大きくもらえるような現状が生まれてくると思うんですよ。それで、それに加えて特定健診率も過去を見ますと40%ぐらい行っていますから、そういう方向性を勘案してこの税の改定に至ったのか。
  それから、もう1点は、国は赤字解消計画を提出するように求めていますが、この点についてお伺いします。
○前田 栄議長 2問あるわけですか。
○12番 野原和夫議員 はい。
○前田 栄議長 1問目の調整交付金の件ですね。
  柴田町民課長。
○柴田光子町民課長 調整交付金の件でございます。
  「調整交付金」という言葉を今使っているんですけれども、初めての方もいらっしゃると思いますので、この調整交付金は、町の国保の運営努力に対しまして県からお金が配分されるものでございます。29年度につきましては10億円の配分ということになっております。
  それで、今度は調整交付金の考えなんですが、今まで、徴収率が94%を超えると2,000万 円は必ず来るということで動いておりました。ところが、広域化の直前、29年度の配分予定の内容が示された中では、ポイント制となりました。2,000万円という数字がなくなりました。
  特に内容と申し上げますと、平成29年4月1日で被保険者が1万人以下である市町村の収納率が94%以上で、しかも賦課限度額が89万円の市町村については8ポイントを付加しますということです。その8ポイントにプラスいたしまして、徴収努力として、これは滞納繰越金関係あるいは収納向上の取り組み、口座振替とかです。それから不納欠損の処理、あるいは未済額の割合、コールセンターの設置等のさまざまな理由をクリアしているかどうかによってポイントが配分されることになりました。
  こういったものをトータルいたしまして、町のトータルポイントに対しての配分ということになりましたので、29年度は、2,000万円という額についての確証はないんですが、県のほうからは前年相当分は交付できると思いますという話をもらっています。
  これをもって30年度になります。30年度につきましては、やはりこの調整交付金の配分指標というものが年末にならないと交付されないんです。新しい制度では、この配分指標プラス、インセンティブとして保険者努力支援制度というものがございます。これは、先ほど野原議員がおっしゃったように、94%クリアしていれば、まず1段階オーケーと。94%をクリアした上でさらに何%上昇していれば、それに対してまた幾つかプラスアルファをしましょうというのがインセンティブなんですが、そういったものも示されるという予定の話を聞いております。
  明確な話はできないんですけれども、一応調整交付金のそういったものがもらえると思われる前年の実績に基づきまして、予算の中にも歳入として入れさせていただいております。
  1点目は以上でございます。
○前田 栄議長 12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 もらえると思われるという、様子見ですね、あくまでも。そういう中で、これは年末にならないとわからないということで、一定の割合はもらえるという確信はあると思うんですよ。じゃ、それが今の改正の中には役に立っているということで解釈していいわけですね。はい、わかりました。
○前田 栄議長 よろしいんですか。
○12番 野原和夫議員 はい。
○前田 栄議長 2点目をお願いします。赤字解消ですね。
  柴田町民課長。
○柴田光子町民課長 2つ目の赤字解消計画でございます。
  赤字解消計画につきましては、決算において赤字が生じまして、赤字が生じた翌々年度までに予算ベースで赤字の解消が見込まれないとされる市町村がこれをつくることになっております。
  例えばなんですけれども、28年度が赤字があったといたしますと、当然30年度にはつくらなければいけないということがその赤字解消計画なんですが、ときがわ町、幸い28年度は黒字決算でございました。ですから、30年度については改めて赤字解消計画を作成する必要はございません。
  なお、県内でこの計画をつくらなければいけない市町村数は34市町村でございます。
  以上です。
○前田 栄議長 12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 赤字解消計画は出さないで済む。それは黒字だったからということですよね。だったら、国保税の問題は、改定して引き下げも可能だったのかなと私は思うんですが、その中で、今までの努力も含めて、私は、今は調整基金になりました準備基金を積み立てたということは高く評価したいと思います。
  その中で、黒字であったのでしたら、今回の国保予算の中では子供対策を考えていただいてもよかったのではないかと思います。生まれた子供から均等割で課税されますから、そういう対策を含めてときがわ町のカラーを出していけば、若者ももっとふえるのではないかなと思いますが、この点いかがでしょうか。
○前田 栄議長 柴田町民課長。
○柴田光子町民課長 ご質問の子供対策のことについてでございます。
  子供対策としてではないのでございますけれども、今年度は改正しないということで、31年度以降の税率改正をめどに、医療分の税率が県から示されているものよりも現行税率のほうが高いということがわかりましたので、その分を引き下げして、引き下げした分を現行よりも高くなっている介護あるいは支援分に回すという形をとったら、子供さんたちに係る分は減額できるかなという想定はいたしました。
  ただ、今年度それでやってしまうと目標の税収がかなわないということで、今年度はそのまま現行を維持した形にはなっております。
  さらに、子供対策として、もう既にふじみ野市、富士見市が子供対策、3人以上の世帯に 対して全額減額という施政方針出しているところなんですけれども、ときがわ町でもそれに対してどのくらいの方が対象になるのかなというのをちょっと調べさせてもらったんですが、3人以上子供さんがいる世帯というのが13世帯あります。
  そういった中で、そういったものを全額減額したり、あるいは半額なりの多少の助成をしたときにどのくらいになるかという試算をしてはみたんですけれども、現年度、既に現行で計算しても足りないという計算の中では、やむを得ず、今年度はまだ実施ができないということを考えました。
  ただ、来年度以降につきまして、税率改正とともに、そういった部分も含めて十分に検討して、皆さんに説明した上で、税率の改正を行っていきたいということを考えております。
○前田 栄議長 12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 今、3人以上は13世帯と言いましたけれども、国保加入世帯でゼロ歳から14歳の子供たちがどのくらいいるか計算しましたか。200幾人くらいいるんじゃないでしょうかね。いないでしょうか。
  そういう点で、今、課長の答弁から、来年度以降この改正の中ではそういうことも考えられて、子供対策、何らかの形ができるような答弁をいただきました。これは大いに期待したいと思います。
  ただ、これによって介護分、後期の支援分等が税率が上がるとなると、これにまた差が出てきますから、そういうことも考えた中で、やっぱりでも子供対策は重要課題ではないかと思いますので、今言った中の子供たちで、ゼロから14歳の人たちがどのくらいいるかわかったら教えていただきたいと思います。
○前田 栄議長 柴田町民課長。
○柴田光子町民課長 ゼロから14歳なんですが、30年3月1日現在におきましては、これ国保の加入者でよろしいですか。国保の加入者が151名おります。人口のゼロから14歳に対しましては15.4%という割合を占めております。
○前田 栄議長 ほかに質疑ございますか。
          (発言する者なし)
○前田 栄議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (発言する者なし)
○前田 栄議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 討論を終了いたします。
  これより議案第26号 平成30年度ときがわ町国民健康保険特別会計予算を採決いたします。
  本案は原案のとおり予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○前田 栄議長 起立全員であります。
  よって、議案第26号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第27号の質疑、討議、討論、採決
○前田 栄議長 これより日程第3、議案第27号 平成30年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計予算の質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原です。
  後期高齢者医療保険、この問題については、先ほどの国保の問題については広域化になるとなかなか地方議員、私達の質問ができなくなる現状が多いんですよね。この後期も広域化の中でありますから、要点的なものをちょっと質問させていただきます。
  2年ごとに見直される保険料率の改定案が決定された中で、所得割額、現行が4万2,070円、改定は4万1,700円、370円の引き下げになりました。そして、所得割率が現行が8.34%が7.86%、0.48ポイント引き下げられていますが、18年度から低所得者の所得割2割軽減が廃止され、元被扶養者の均等割も7割軽減から5割軽減に見直される、こういうことになっております。これは大きな影響があると思いますが、町の影響について1つお伺いします。
  それから、この後にまた、国が高額療養費の上限額を世代間の公平を理由に引き上げたことによる窓口1割負担、3割負担がそれぞれ負担増になる傾向が出ております。こういう大きな影響もある中で、町にはどのような影響額または影響を及ぼすのかお伺いします。
○前田 栄議長 2点ですね。
○12番 野原和夫議員 はい。
○前田 栄議長 答弁願います。
  柴田町民課長。
○柴田光子町民課長 野原議員のご質問にお答えいたします。
  まず1つ目です。7割軽減から5割軽減になる方の影響額ということでございます。
  7割軽減から5割軽減となる方の対象者が144人おります。これに対する影響額なんですけれども、302万円ほどが影響することになります。
○前田 栄議長 302万円。
○12番 野原和夫議員 はい、わかりました。それはいいですね。
○前田 栄議長 1点目、いいですか。
○12番 野原和夫議員 はい。
○前田 栄議長 2点目、高額療養費ですね。
  答弁願います。
          (「失礼しました。金額を間違えました」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 柴田町民課長。
○柴田光子町民課長 すみません、先ほどの302万円は修正させていただきます。よろしいでしょうか。
  302万円ではなくて、1人当たり8,340円ということで……
○12番 野原和夫議員 1人当たりですか。
○柴田光子町民課長 1人当たり8,340円という影響額ですので、120万円です。失礼いたしました。
○前田 栄議長 よろしいですか、1点目は。
○12番 野原和夫議員 はい。2問目をお願いします。
○前田 栄議長 2点目ですね。高額療養費の町の影響。
  柴田町民課長。
○柴田光子町民課長 高額療養費につきましては、改正の時点がまず29年8月から30年7月という第1段階の改正がございます。その後に第2段階として30年8月からの改正があるんですが、30年8月からの分でよろしいでしょうか。
○12番 野原和夫議員 はい。
○柴田光子町民課長 わかりました。
  じゃ、現行に対しての改正点でございます。
  まず、一般の方につきましては、現行で1万4,000円が上限額になっておりますけれども、これが1万8,000円ということで、月当たり1人当たり4,000円の増ということになります。
  もう一つ、1割負担の方、現役並み所得のある方についてなんですけれども、現行では5万7,600円という上限額なんでございますけれども、30年8月から3段階に区分されることになります。これを課税所得額で申し上げさせていただきますと、課税所得額が690万円以上の方につきましては17万2,500円の増となります。380万円以上690万円未満の方につきましては8万7,300円の増額です。145万円380万円未満の方は増減がございませんで、8万100円でございます。
  以上です。
○前田 栄議長 12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 それぞれ均等割7割軽減から5割軽減になる影響も、今の高額療養費の上限額を世代間を公平に見た中でも負担割合がふえてくる現状ですよね。ぜひこの私たちの意見も課長から県のほうに反映されるよう声を出していただきたいのは剰余金、大きな金額があるんですよね。この剰余金を全額取り崩せば、1人2,400円ぐらいですか、保険料が引き下げできると思うんですよ。107億円を取り崩した結果で1人当たり3円の引き下げになったという経緯があります。しかし、全額というと、まだ剰余金はありますから、そういう問題に声をかけていただきたいんですが、いかがでしょうか、課長。
○前田 栄議長 柴田町民課長。
○柴田光子町民課長 町民課はこの後期高齢者医療の担当者会議が年に何度かあるんですけれども、その都度、ときがわ町のみならず、ほかの市町村からもこの件については投入の要望がたくさん出ております。今後もそういった要望の声は上げていきたいと思っておりますので、ご了解いただきたいと思います。
○12番 野原和夫議員 よろしくお願いします。
○前田 栄議長 よろしいですか。
  ほかにございますか。
          (発言する者なし)
○前田 栄議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (発言する者なし)
○前田 栄議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
  野原議員、原案に反対でしょうか、賛成でしょうか。
○12番 野原和夫議員 反対討論をさせていただきます。
○前田 栄議長 まず、原案に反対の方の討論を許可します。
  野原議員。
○12番 野原和夫議員 日本共産党の野原和夫です。
  議案第27号 平成30年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計予算に反対の立場で討論に参加します。
  埼玉県後期高齢者医療広域連合議会では、2年ごとに見直される保険料率の改定案が決定され、改定によれば、18年度、19年度の保険料率均等割額が現行の4万2,070円から4万1,700円へと370円、所得割率も同じく8.34%から7.86%へと0.48ポイントそれぞれ引き下げられた。
  広域連連合では、被保険者数や医療給付費の増加が見込まれる中で、剰余金を2カ年で107億円取り崩して保険料の急激な上昇を抑制したとしていますが、18年度から低所得者の所得割2割軽減が廃止され、元被扶養者の均等割も7割軽減から5割軽減に見直されることから、約11万9,600人の被保険者が影響を受け、その負担増は7億円と見込まれています。
  また、国が高額療養費の上限額を世代間の公平を理由に引き下げたことから、窓口1割負担で約16億700万円、3割負担で9,600万円、合わせて17億4,300万円の負担増となります。
  現実に、高齢者を支える年金、医療、介護などが改悪され、お年寄りの安心が奪われています。今こそ安心して医療が受けられるように、国の抜本的な補助金の拡充、さらに剰余金全額を取り崩して保険料引き下げを求め、討論とします。
○前田 栄議長 次に、原案に賛成討論の方はいらっしゃいますか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第27号 平成30年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計予算を採決いたします。
  本案は原案のとおり予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立多数)
○前田 栄議長 起立多数であります。
  よって、議案第27号は原案のとおり可決されました。
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   ◎議案第28号の質疑、討議、討論、採決
○前田 栄議長 これより日程第4、議案第28号 平成30年度ときがわ町介護保険特別会計予算の質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原です。
  この間の説明、私ちょっとうっかりしちゃったものですから、介護保険制度の財源ということでもう一度、この保険料50%は、65歳以上、第1号被保険者、パーセンテージ、40歳から65歳、公費、国・都道府県・市町村割、これがどのような変動をされたのか、もう一度ちょっと説明していただきたいと思います。1点お願いします、最初に。
○前田 栄議長 答弁願います。
  宮寺福祉課長。
○宮寺史人福祉課長 それでは、ご回答いたします。
  過日の介護保険条例の改正のときに、介護保険税の改正につきましては、単なる高齢者の状態の変化だけではなくて、負担の変化というのがあったというようふうなことを申し上げました。公費負担全体の介護に係る経費のうちの50%という値は変わらず、第1号被保険者、第2号被保険者の負担割合が変わっております。
  第1号被保険者、つまり65歳以上の方が納める保険料が従来の22%から23%、1ポイントの増、第2号被保険者の納めていただく保険料が28%から27%への1ポイントの減という、ここが動いた部分でございます。
  以上です。
○前田 栄議長 12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 わかりました。ありがとうございます。
  続けて質問させていただいてよろしいですか。
○前田 栄議長 はい、どうぞ。
○12番 野原和夫議員 今回、介護保険の条例改正のもとで引き上げられました。しかし、この中で、課長の説明の中では準備基金活用、4,900万ぐらいですか、充当しているにもか かわらず、引き上げされたわけですよ。
  その中で、私も再三言っていますが、介護保険について一般会計の繰り入れ、これは法的にやってはいけないという根拠が全然ないんですよね。しかし、これにこだわってこれをやらないという理由、それをやっていただければ介護保険、これは6期、7期連続引き上げですから、ある程度の一定枠の中で引き下げができたのではないかなと思いますが、この点について伺います。
○前田 栄議長 宮寺福祉課長。
○宮寺史人福祉課長 それでは、お答えをいたします。
  これは介護保険税条例改正のときにも申し上げましたが、基本的に介護保険に係る費用の負担割合というのは介護保険法並びに政令によって決められているわけでございます。これを超えて町の負担をふやすということは公費負担の公平性の原則から離れるということで、厚生労働省からもやらないようにというふうな通達がまいっておりますので、介護保険料の引き下げを公費負担によって引き下げをしないというのはそういった理由からでございます。ご理解いただくようよろしくお願いいたします。
○前田 栄議長 12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 1つ、ちょっと中身を提案させていただきたいんです。提案というか、お話しさせていただきたいんですが、介護保険法124条の2の中では、市町村に低所得者の保険料軽減で減額された額を一般会計から繰り入れなければならないと、これが1つ書いてあるんです。それから、国はその繰入額の2分の1を負担する、そして3番目として、都道府県はその繰入額の4分の1を負担と規定されました。こういう中身を見ると、これは国民健康保険法の法定軽減に関する規定とほぼ同じです。
  だから、こういうものを含めると、一般会計の繰り入れは可能であるということも含めて国民健康保険法の法定軽減という内容とほとんど同じところがあるんですよ。そういうことも見れば、町はほかの自治体を気にすることはないんですよ。ときがわ町がやればいいということであって、できると思うんですが、いかがでしょうか。
○前田 栄議長 宮寺福祉課長。
○宮寺史人福祉課長 それでは、お答えをさせていただきます。
  介護保険法を引用していただきましてご説明いただきました。そうですね、私も勉強不足で、この面については余り詳しくないんですが、介護保険法の第124条の2というところで市町村への特別会計への繰り入れ、これはどういうことかと申しますと、低所得者がいて、 その分の負担を軽減するときは、一般会計から特別会計へ繰り入れをしてやってよろしいというふうな表現でございます。
  介護保険の予算書305ページをお開きいただきたいと思います。
  この中で、7款繰入金、一般会計繰入金、介護保険給付費繰入金というのが1目にございまして、そこを右に目を移していただくと、1、現年分とありまして、低所得者介護保険料軽減負担繰入金というのがございます。これが196万円の予算計上になっているところでございます。これがこの介護保険法に定められた部分でありまして、これは介護保険の全国ルールに基づいた低所得者の軽減という形でございます。
  このような形で、ときがわ町についても全国ルールで定められているものについては実施をいたしますが、それを超えてさらにとなりますと、全国ルールにない新しいルールづくりというふうなことになりまして、そうなりますと、各税金、保険料、1号被保険者、2号被保険者のバランスを1号被保険者だけ優遇するような形になりますので、好ましくないという形から、ときがわ町はそういった軽減をする予定はござません。よろしくお願いしたいと思います。
○前田 栄議長 12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 好ましくない内容で今説明をされましたけれども、国保の保険法と法定軽減に関する規定とほぼ同じなんですよ、中身が。それにのっとってやったと思いますが、でも、一般会計の繰り入れは、この問題については厚生労働省は、制度化の仕組み以外の保険料減免については依然として3原則を持ち出して、保険料減免に対する一般財源投入については適当でないと言っているんですよ。言っているんですけれども、法的根拠がないということで私たちはその提案を強く求めているわけですが、いずれこの内容についてはある程度の評価ができる時代が来ると思いますが。
  つまり私が言いたいのは、今、介護保険法の改悪も含めて、利用者の負担割合も最初は1割が一定の所得の人は2割へ、今度は8月から3割負担になる現状が生まれています。そういう中で、安心して介護を受けられるその中身の内容から見て、第1号被保険者がほとんど税金を、税率というか保険料のアップを払っているという負担割合が物すごく行っているわけなんですよ。だから、そういうことを考えた中で、やっぱり全体から見ると、ある程度の一定の繰り入れはやっぱりこれからの中では必要ではないかと思います。
  ただ今回、今の課長の答弁は尊重しなければいけないと思いますが、私たちがこの4年間の任期中にもう一度この介護保険の改定、改正が来ます。3年に一度ですから。それまでに は、私が今言った発言も含めてじっくり検討して、次はプラスになるような答弁を3年間のうちで考えていただければありがたいと思います。
  それは、現状を見ると、国がもうどんどん悪くしてきている。それを地方に流してくるわけですよ。でも、それを受けるんじゃなくて、地方自治体がしっかりとそれを受けとめて、何ら法的根拠がない、問題がないということになれば、これは実践できることなんですよ。ぜひそのことも真剣に考えていただきたいと思います。
  ただ、今回の改正については、本当に引き上げということで残念な結果になっておりますので、やっぱり今、町の高齢者を含むこの被保険者の人たちの声で圧倒的に多いのは、国保の国保料、国保税の引き下げ、介護保険料の引き下げを求めている人が余りにも多すぎるということを心の中に入れておいてください。ぜひお願いします。
○前田 栄議長 答弁ですか。
○12番 野原和夫議員 将来、3年間の件はちょっと考えていただければ。ちょっと答弁をお願いします。
○前田 栄議長 宮寺福祉課長。
○宮寺史人福祉課長 それでは、答弁いたします。
  恐らくときがわ町についても、介護保険法第202条からの国の負担、都道府県の負担、町の負担というのは恐らく今後も崩すことはないのではないかなというふうな形で考えております。
  なお、保険者にできる努力というのが実はございまして、保険者にできる努力というのは、こういった形で第1号被保険者の負担を一般会計からの負担で薄めてしまうことのほかに、介護にならないような仕事にお金を使うということだと思います。つまり、介護保険制度の枠組みの中の特別会計の介護予防事業あるいは一般高齢者に対する施策、これらのほかに一般会計でのいわゆる健康づくり事業、健康づくりをいたしますと健康寿命が延伸されます。介護にエントリーしてしまう年齢も引き上げることが可能だというふうに私は考えています。
  お金の使い道、いろいろあると思うんですが、これからはやはり介護予防、健康づくりのほうに町の一般財源を投入して、一人でも介護になる方を減らす、介護になってしまう年齢を引き延ばす、このようなお金の使い方が求められているのではないかなというふうに考えております。
  野原議員の考え、十分理解できます。高齢者の負担というのは、年々年々いろいろな経常的な経費がかかってきまして、保険料ですとか、年金は減るし、大変だと思います。それら を考える中で、今後はやっぱり高齢者の健康づくりというふうなものに力を入れていくのが保険者の義務ではないかなというふうに考えておりますので、何とぞご理解をお願いしたいと思います。
  以上です。
○前田 栄議長 よろしいですか。
  ほかにございますか。
          (発言する者なし)
○前田 栄議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (発言する者なし)
○前田 栄議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第28号 平成30年度ときがわ町介護保険特別会計予算を採決いたします。
  本案は原案のとおり予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立多数)
○前田 栄議長 起立多数であります。
  よって、議案第28号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第29号の質疑、討議、討論、採決
○前田 栄議長 これより日程第5、議案第29号 平成30年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計予算の質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  11番、岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 古い話で申しわけないんですが、平成22年にときがわ町生活排水処理基本計画というのがありますが、その後これは改訂されていますか。
  要は、それをまず確認したいと思うんですが、これ、平成37年度に全町の浄化槽化を目指 している計画なんですけれども、今の状況を説明、以前してもらっていると思うんですが、もう一度していただけますか。今、どのぐらいまでででき切るか、全町の。それをまずお願いします。
○前田 栄議長 答弁願います。
  加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 岩田議員のご質問にお答えします。
  まず、平成22年に策定した生活排水処理の基本計画、こちらにつきましては改訂をしております。ときがわ町生活排水処理基本計画、22年3月に策定したものを28年3月に見直しをしております。
  やはり同じく目標としては平成37年に100%という目標でやっております。この目標値につきましては、国、県それぞれ計画があります。国だと国土交通省、農林水産省、環境省、こちらのほうから都道府県等の構想マニュアルですとか、埼玉県の排水処理整備の基本構想というものがありまして、ともに100%になるような数字を町のほうでもつくっております。
  今現在どれぐらいの処理率かという形なんですが、今の数字、平成29年3月末現在で71.8%、こちらが普及率になっております。人口ベースです。汚水処理人口ということで、人口ベースで71.8%です。
  今後どのぐらいになるかと、これにつきましては、5年に一度この計画を見直しています。恐らく最後の5年、平成32年になりますけれども、恐らくこの平成32年に最後の見直しがかかると思うんです。そのときに、国・県の状況で、本当に100%の目標を37年でそのまま継続するかというのがちょっとそこのところは何とも言えないんですが、そういうふうな計画をつくれと言われれば、32年にもう一度見直して、その数字的なものはそれに合うような形でつくるということになろうかと思います。
○前田 栄議長 11番、岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 この事業が始まる前に浄化槽を設置した家庭があると思うんですが、そういう人の家で、年金暮らしの方等が出てくると思うんです。そのときにその管理をどうするか。というのは、年で五、六万はかかると思うんですよ、管理していくのに。それをどういうふうに処理していくかというのが今、考えられますか。
  要は、結局清掃とかそういうメンテナンスをしていかないと、浄化槽の機能が果たせないと思うんですよ。浄化槽法では年に1回清掃することになっていますけれども、年1回ですよね。点検が年に4回ぐらいありますか。そういう費用をいやがって、年金暮らしの方は多 分やらないんじゃないかと思うんですけれども、そういうような対策というのは考えておられますか。
○前田 栄議長 加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 お答えします。
  町が旧村の平成15年からこの事業を開始しました。現在938基、平成30年3月31日、まだ先なんですけれども、938基という数字になります。その前というか、以前に整備したもの、これは個人設置の合併浄化槽であれば、そちらについてはしっかりと法定点検をしていればそのまま個人の形で続けていただければそれはいいんですけれども、一番問題なのは単独浄化槽のご家庭。今言った71.8%というのは個人設置の合併浄化槽も排水処理人口に入っています。だから、単独がやはり30%近くあると。そちらのほうの転換を進めるというのが町の計画ではあるんですが、確かに町設置型の浄化槽を入れると年間5万6万かかるということもあります。高齢者のみ世帯ですとか、やはり月々の維持費、あとは転換をするときの初期費用、こちらにつきましても決して安い金額ではないと思うんですよ。
  かといって、やはりこれについてはもう環境に負荷を与えるということで、町としては整備を推進していきたいということで、何とぞそういった趣旨をご理解いただきまして、浄化槽の普及に努めてまいりたいかなと考えておりますので、ぜひとも住民の方にはご理解を願いたいと思っております。
○前田 栄議長 11番、岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 町で補助金を出して、要するに町の浄化槽として設置しているところというのは、管理費というのは非常に安いと思うんですよ。安くなっていると思うんですけれども、そういうところに取り込みとか、一緒にそれを、一時の負担金は必要かもしれませんけれども、全体で管理するというか、浄化槽を。そういう方法というのは考えられませんか。
○前田 栄議長 加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 お答えします。
  今言われたのは、町設置型にすると維持管理費が安くなるという、そういう認識で……
○11番 岩田鑑郎議員 そうです。そう思うんですけれども。
○加藤光典建設環境課長 そう言っていただけるとありがたいです。そうですね、月々2,570円かかっています。あと、くみ取りについても2万から3万ぐらいかかっていると思います。こちらの維持費がやっぱり結構高いので、なかなかこの町設置型浄化槽を入れてくれない方 というのは実際多いです。
  なので、この料金を下げられないかというふうなこともよく言われるんですが、多分個人で今設置している浄化槽のほうが維持管理費はもしかしたら安いのかもしれないですね。そこのところは、町はしっかりと維持管理をする、そのかわりに高性能の浄化槽ですので、こういった2,570円という費用が必要になってくるんですが、それでも町の負担がまだ、町が補助しないとその委託料まで追いつかないんです。
  なので、ぜひとも町の浄化槽が安いという感覚であれば、そちらのほうをぜひぜひ紹介していただければと思います。
○前田 栄議長 11番、岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 というのは、個人で下げようとして業者を選択すると、やっぱり法定料金みたいなのがあって下げられないんですよね。どこの業者も同じ見積もりを出してきますから。そういうこともあるので、そうすると、年金暮らしのおひとりの方の浄化槽というのは管理できなくなっていくんじゃないかと思うんですよ。
  ですから、その辺をちょっと注意して、今後の計画もそういうことを考えて、基本計画ですか、そういうのを立てていただいて、基本は川の浄化があると思うんですよね。浄化しなくちゃいけない。ホタルもふえてきましたから。ぜひそういうことを考えて浄化の努力をしていただきたいというふうに思います。お願いです。
○前田 栄議長 ほかにございませんか。
          (発言する者なし)
○前田 栄議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第29号 平成30年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計予算を採決いたします。
  本案は原案のとおり予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○前田 栄議長 起立全員であります。
  よって、議案第29号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第30号の質疑、討議、討論、採決
○前田 栄議長 これより日程第6、議案第30号 平成30年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計予算の質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 これをもって質疑を終了いたします。
  質疑がありませんので、討議を省略いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第30号 平成30年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計予算を採決いたします。
  本案は原案のとおり予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○前田 栄議長 起立全員であります。
  よって、議案第30号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第31号の質疑、討議、討論、採決
○前田 栄議長 これより日程第7、議案第31号 平成30年度ときがわ町水道事業会計予算の質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  5番、田中議員。
○5番 田中紀吉議員 5番、田中です。
  若干触れたところもあるんですけれども、石綿セメント管更新事業が大体95%ぐらい行っ ているというお話なんですけれども、それも確認なんですけれども、あと何年ぐらいかかるのかというのが1点と、ことしは特に出資金、いわゆるお金が足りないので一般会計から出資をするということなんですけれども、これは今後の計画というのか、その辺もお伺いします。2点です。出資金の件とセメント管の件。よろしくお願いします。
○前田 栄議長 内室水道課長。
○内室睦夫水道課長 それでは、田中議員のご質問にお答えをさせていただきます。
  まず、石綿セメント管なんですけれども、平成8年に石綿セメント管の更新の計画を策定しまして、そちらの計画が石綿セメント管の延長が約30キロ、更新の計画が25キロ、それで既にその25キロは完了しておりますので、当初の計画からするとそこで終わっているわけなんですけれども、28年度末で2,030メートル残っております。それを終わる当初の更新計画の延長ですと、残っているのが約6.5%ですので、約95%は完了しております。
  そういう中で、あとどれくらいかということなんですけれども、29年度で600メートル終わる予定でございます。1,430メートル残っています。そういう中で、箇所数が6カ所、一番短いところですと50メートルというのが2カ所ありまして、それから八高線の側道のところなんですが、水の運用計画で、もしかすると入れかえないでそこを廃止できる部分とかがありますので、そういうところの小さい部分というのは延長の割に箇所が多くなってきますので、それらを含めて進めていきますので……すみません、あと、県道の未改良の部分に入っていたりして……
          (「課長、いつまでに終わるんですか)と呼ぶ者あり)
○内室睦夫水道課長 未改良の部分もありますので、それらを含めて考えていきたいと思いますので、ちょっといつまでというのは今お答えできません。
○前田 栄議長 わかりました。未定、未定ですね。
  5番、田中議員。
○5番 田中紀吉議員 今、石綿の件でいきますと、未定というのはかなり不安だと思うんですよ。だから、大きな予算をかけてずっと継続して10年以上もやっているわけですから、未収率もいつも問題になっていますし、高料金もその点になっていると思うので、具体的に調べて対策をとって早目に取り組んでいただきたいと思うんですけれども、未定というのはかなり不安に聞こえるんですけれども、どうでしょうか。
○前田 栄議長 内室水道課長。
○内室睦夫水道課長 計画的に進めて本年度は200メートル、小倉の残りは200なんですけれど も、実際には進めてはおるんですけれども、先ほど申し上げたように、これから廃止、更新しなくてもいい部分があるかもしれませんし、あと、1つの道路に管が3本入っていまして、そこにもう1本入れるというのはなかなかできない場所とかありまして、そこについてはほかを回したりとか、それから先ほど申し上げたように県道の未改良部分に入っている部分とかがありますので、実際にはその8年の計画のときに30キロ、実際25キロ更新すると、重複した部分だとか、先ほど申し上げた廃止できる部分というのもあるかもしれないということで、そういう部分を含めて、工事をしなくても5キロについては更新できるのではないかということで計画になっております。
  そういうことで、ここの残りの部分というのは、本当にもう詰めてきた中でのなかなかできない部分でございますので、早急に最優先課題として取り組みますが、なかなかできないというところもあるということでご理解いただければと思います。
          (「内室課長、8年というのは何ですか。今、8年と言ったけれども、8年ということは。どこから8年が出たの。だから、それを言えばいいんじゃないの。8年というのがあるんじゃないの」と呼ぶ者あり)
○内室睦夫水道課長 平成8年……
          (「平成8年から始まったと言っていました」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 5番、田中議員。
○5番 田中紀吉議員 別に仕事をさぼっているとか責めているとか、そういう意味で私は聞いているのではなくて、有収率を上げるためには古い石綿管を更新しなければならないという認識なんですね。だとしたら、集中的にちゃんと調べて早く工事を進めていただいて、ぜひ有収率を上げていただきたいと、そういう趣旨ですので、課長、大変なことはわかるんですけれども、いろいろな事情を今聞きましたけれども、ぜひそういう点でお願いしたいと思います。
  以上です。
○前田 栄議長 よろしいですか。
  内室水道課長。
○内室睦夫水道課長 有収率なんですけれども、過去から70%台、それからここへ来て80%台になりまして、若干上がっているんですけれども、石綿セメント管の更新工事は平成10年度からやっておるんですけれども、その進捗状況とそれから有収率の相関関係を見ますと、残念ながらそれほど上がっていないというところもございまして、そういう意味ではほかのと ころの有収率、漏水調査とかそういう対応も含めて、また石綿セメント管のほかにも、のりづけのビニール管とかそういうところも漏水も多々しておりますので、そういうところも含めて全体的に対応していきたいと。石綿セメント管についても最優先で取り組んでまいりますので、ご理解いただきたいと思います。
○前田 栄議長 1問目はいいですね。
○5番 田中紀吉議員 はい。
○前田 栄議長 じゃ、2問目ですね。
○5番 田中紀吉議員 出資金の件なんですけれども、基本的に高料金だったり機械の更新、今度は和田の受水場が6,500万とか高額なものになるということなんですけれども、逆に今の課長のお話だと、ほかのところにもお金が必要になるんじゃないかと不安になるんですけれども、石綿セメント管だけじゃなくていろいろなことになるんじゃないかと思うんですけれども、将来的には出資金はこれで済むんでしょうかというのが不安なんですけれども、どうでしょうか。
○前田 栄議長 内室水道課長。
○内室睦夫水道課長 本年度から2,000万円の出資金を一般会計から受けたいということで計上させていただいております。以前にも申し上げたんですが、ただいま経営戦略を立てまして、資産の状況、それから更新計画、今後どのようにこの事業を運営していったらいいかということで今検討しておるところです。
  それはまだでき上がってはないんですけれども、簡易的なアセットマネジメント、資産の運用計画を立てたところ、やはり資産もかなりありまして、簡易的な計算ですと、今後年間2億円を超える2億3,000万とかかかってきます。それを今、どのように縮小したらいいかということも検討している最中なんですが、そういう中で、本年度の予算がこの予算書のほうの404、405ページをごらんいただくと、右の405ページの上に和田の関係で約6,500万、それから老朽管の工事で約5,500万、それから石綿セメント管で約2,600万、1億5,000万ほどの更新を予定しています。そういうものが今後発生してまいります。これは今後ずっと発生してきます。そういう中で水道事業を運営していくには資金が不足してまいりますので、今回出資をお願いしたわけでございます。
  以上です。
○前田 栄議長 5番、田中議員。
○5番 田中紀吉議員 一言で言ってよくわからなかったんですけれども、大変な事業という のは理解していますけれども、来年度はベジテックの大口の理由が期待できるということで、ことしは簡単に言うと9,000万円の一般会計からの実質的な出資も含めて繰り入れになると思うんですけれども、来年度はぜひ減らせる方向で努力をしていただきたいということをお願いして終わります。
○前田 栄議長 この質問はよろしいですね。
  ほかにございますか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原です。
  先ほどの田中議員の質問と重複しますけれども、現在、石綿セメント管については残りは1,430メートル残っているということで理解していいんですよね。
  それと、実は前年度比では石綿セメント管、資本的収入及び支出においては、石綿セメント管更新事業では6,097万4,000円計上されていました。今回は2,684万2,000円。しかし、この中では一般会計の繰り入れ2,000万、出資金があります。しかし、企業債、借り入れ7,470万もあるんですよね。
  実はこの問題については、先ほどの答弁の中ではやらなくてもよい場所もあるようなことを言っています。石綿セメント管は全部、ほかの自治体も嵐山でも吉見でもみんな終わっているんですよ。終わっているんです、石綿セメント管の更新事業は。ときがわ町だけなんですよ、残っているのは、今。
  そういう現状を見て、やっぱり全部きちんとした方向性を示して直さないと、有収率が今80%台でしょう。そうだと思うんですよね。それを90%以上にするには、どのぐらいの年数とどのぐらいの費用がかかるかも含めて計算していますか。ちょっとその点を伺います。
  やっぱり石綿セメント管の更新が急務だと思うんですよ。ほかに漏水しているところもあると思いますけれども、とりあえずこれをやらないと、今の状態がやっぱり水道利用者については理解はされないと思うんですよ。有収率を上げないと。だから、そこのところの更新を、今のこの2,684万2,000円で済む事業を早くやって、それにまた新たに事業の計算をしながら組み立てをして、早急にこれはやるべきではないかなと思いますが、この点伺います。
○前田 栄議長 内室水道課長。
○内室睦夫水道課長 それでは、簡潔にお答えさせていただきます。
  私の把握している限りでは、石綿が残っているのは、ときがわ町だけではないというふうに判断しております。
  それから、90%にするにはどれくらいかということなんですが、これまでも多額の費用をかけてやってきておりますので、それは私には判断つきません。
  以上です。
○前田 栄議長 12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 やってきていることは認めますけれども、やっぱり早急の義務というか、それは必要じゃないでしょうか。有収率を上げる努力はやっぱり課せられているんですよ。
  じゃ、近隣の自治体の有収率を全部調べて知らせてくれますか、今。どのくらいの割合で出ていますか、ほかの自治体は。ほとんど90%以上行っていると思うんですよ。
  だから、そういうことも踏まえて、とにかく石綿セメント管を早く更新事業を終わらせて、ほかの漏水がどうなるかも検証しながらやっていくことが大事だと思うんですよ。それを今、やっていますからどうのこうのじゃなくて、やっぱり先を見込んでそこを努力するという姿勢を示していただかないと、私は私なりの突っ込みが出てくるわけですよ。
  だから、そこのところは、評価するところは私は評価しますよ。でも、やっているんだからという言い方をされると、ちょっとそれはマイナスに考えてしまいますよ。そうじゃないでしょうか。
○前田 栄議長 内室水道課長。
○内室睦夫水道課長 大変申しわけございませんでした。やっているからということではなく、やってきている中でなかなか80%が90%に行かないということで、ただいま申し上げたのは、90%にするには幾らかかるのかということでしたので、現状ではちょっと判断できないということで申し上げまして、その金額というのは恐らくかなりの金額になってくると思いますので、現状ではその把握はできていないということでございますので、ご理解いただきたいと存じます。
○前田 栄議長 12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 私が言いたいのは、その石綿セメント管の更新事業を長年の計画でずっとやっていました。前は国からの補助金が出ました。しかし、今はなくなっているんですけれどもね。それには、やり方によっては道路整備の中にうまく乗せてやる方法もあるんですよ、生活道路の整備の中で。そこのところの組み合わせをうまくすればできると思うんですが、石綿セメント管、先ほど言いました1,430メートル、まだ残っているということを言いましたから、それをいち早くやった上での漏水を防ぐ方向がここで見当たらなかったら 次の策をして、90%、95%に近づけることを努力することが必要ですということを言っているんですよ。
  今後もその努力をしますという答弁でいいんじゃないですか。わからないじゃないでしょう。やること自体によって結果が出てくるわけですから、そういう方向性を示していただきたいということを私は言っているわけなんですよ。いかがですか。
○前田 栄議長 内室水道課長。
○内室睦夫水道課長 先ほど申し上げましたように金額については判断できませんが、有収率の向上の対策については引き続き精いっぱい取り組んでまいります。
  以上です。
○前田 栄議長 ほかにございますか。
          (発言する者なし)
○前田 栄議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (発言する者なし)
○前田 栄議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第31号 平成30年度ときがわ町水道事業会計予算を採決いたします。
  本案は原案のとおり予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○前田 栄議長 起立全員であります。
  よって、議案第31号は原案のとおり可決されました。
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   ◎延会について
○前田 栄議長 お諮りいたします。本日の会議はこの程度にとどめ延会したいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 異議なしと認めます。
  よって、本日はこれをもちまして延会することに決定しました。
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   ◎延会の宣告
○前田 栄議長 大変お疲れさまでございました。
                                (午後 2時16分)