ときがわ町告示第66号

 平成30年第3回ときがわ町議会定例会を下記のとおり招集する。

  平成30年8月28日

                        ときがわ町長  渡  邉  一  美

                    記

 1 期  日  平成30年9月4日(火)


 2 場  所  ときがわ町議会議場
                    
                ○応招・不応招議員

応招議員(12名)
  1番  杉 田 健 司 議員          2番  長 島 金 作 議員
  3番  神 山   俊 議員          4番  小 島 利 枝 議員
  5番  田 中 紀 吉 議員          6番  山 中 博 子 議員
  7番  岡 野   茂 議員          8番  前 田   栄 議員
  9番  野 口 守 隆 議員         10番  小 宮   正 議員
 11番  岩 田 鑑 郎 議員         12番  野 原 和 夫 議員

不応招議員(なし)

            平成30年第3回ときがわ町議会定例会

議 事 日 程(第1号)

                            平成30年9月4日(火)  
                            午前9時30分開会     
      開会及び開議の宣告
日程第 1 会議録署名議員の指名
日程第 2 会期の決定について
日程第 3 諸報告
日程第 4 一般質問
日程第 5 報告第 4号 平成29年度ときがわ町決算に基づく健全化判断比率の報告につ
             いて
日程第 6 報告第 5号 平成29年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づ
             く資金不足比率の報告について
日程第 7 報告第 6号 平成29年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率
             の報告について
日程第 8 認定第 1号 平成29年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定について
日程第 9 認定第 2号 平成29年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定
             について
日程第10 認定第 3号 平成29年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認
             定について
日程第11 認定第 4号 平成29年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算認定につ
             いて
日程第12 認定第 5号 平成29年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決
             算認定について
日程第13 認定第 6号 平成29年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算
             認定について
日程第14 議案第40号 平成29年度ときがわ町水道事業会計決算認定及び剰余金処分に
             ついて
日程第15 議案第41号 ときがわ町重度心身障害者医療費支給に関する条例の一部改正に
             ついて
日程第16 議案第42号 平成30年度ときがわ町一般会計補正予算(第1号)
日程第17 議案第43号 平成30年度ときがわ町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)
日程第18 議案第44号 平成30年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1
             号)
日程第19 議案第45号 平成30年度ときがわ町介護保険特別会計補正予算(第1号)
日程第20 議案第46号 平成30年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計補正予算
             (第1号)
日程第21 議案第47号 平成30年度ときがわ町水道事業会計補正予算(第1号)
日程第22 議員提出議案第1号 児童虐待防止対策のさらなる強化を求める意見書の提出に
                ついて
日程第23 議員派遣について
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出席議員(12名)
     1番  杉 田 健 司 議員     2番  長 島 金 作 議員
     3番  神 山   俊 議員     4番  小 島 利 枝 議員
     5番  田 中 紀 吉 議員     6番  山 中 博 子 議員
     7番  岡 野   茂 議員     8番  前 田   栄 議員
     9番  野 口 守 隆 議員    10番  小 宮   正 議員
    11番  岩 田 鑑 郎 議員    12番  野 原 和 夫 議員
欠席議員(なし)
地方自治法第121条により、今定例会に説明のため出席する者及び同委任を受けた者の職氏名
町長
渡 邉 一 美 
副町長
小 峯 光 好 
総務課長
清 水 誠 司
企画財政課長
荒 井   淳
税務課長
中 藤 和 重
町民課長
山 口 清 史
福祉課長
宮 寺 史 人
会計管理者兼
会計室長
宮 寺   進
産業観光課長
坂 本 由紀夫
建設環境課長
加 藤 光 典
水道課長
伊 得 正 巳
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教育長
久 米 正 美
教育総務課長
清 水 健 治
生涯学習課主幹
正 木   彰
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議会事務局長
桑 原 功 夫
書記
村 田 宏 美

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   ◎開会及び開議の宣告
○前田 栄議長 皆さん、おはようございます。大変お疲れさまです。
  ただいまの出席議員は12名全員でありますので、定足数に達しております。
  なお、石川安司生涯学習課長が欠席のため、かわって正木彰生涯学習課主幹が出席しておりますので、ご了承いただきたいと思います。
  これより平成30年第3回ときがわ町議会定例会を開会いたします。
  直ちに本日の会議を開きます。
                                (午前 9時30分)
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   ◎議事日程の報告
○前田 栄議長 本日の議事日程を報告いたします。
  議事日程は配付したとおりであります。
  議会事務局長に朗読させます。
○桑原功夫議会事務局長 平成30年第3回ときがわ町議会定例会議事日程(第1号)平成30年9月4日午前9時30分開会。
  日程、議案番号、件名。
  開会及び開議の宣告。第1、会議録署名議員の指名。第2、会期の決定について。第3、諸報告。第4、一般質問。第5、報告第4号 平成29年度ときがわ町決算に基づく健全化判断比率の報告について。第6、報告第5号 平成29年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づく資金不足比率の報告について。第7、報告第6号 平成29年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率の報告について。第8、認定第1号 平成29年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定について。第9、認定第2号 平成29年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について。第10、認定第3号 平成29年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について。第11、認定第4号 平成29年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算認定について。第12、認定第5号 平成29年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算認定について。第13、認定第6号 平成29年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算認定について。第14、議案第40号 平成29年度ときがわ町水道事業会計決算認定及び剰余金処分について。第15、議案第41号 ときがわ町重度心身障害者医療費支給に関する条例の一部改正について。第16、議案第42号 平 成30年度ときがわ町一般会計補正予算(第1号)。第17、議案第43号 平成30年度ときがわ町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)。第18、議案第44号 平成30年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)。第19、議案第45号 平成30年度ときがわ町介護保険特別会計補正予算(第1号)。第20、議案第46号 平成30年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計補正予算(第1号)。第21、議案第47号 平成30年度ときがわ町水道事業会計補正予算(第1号)。第22、議員提出議案第1号 児童虐待防止対策のさらなる強化を求める意見書の提出について。第23、議員派遣について。
  以上です。
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   ◎会議録署名議員の指名
○前田 栄議長 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
  会議規則第120条の規定により、2番、長島金作議員、3番、神山俊議員、以上の2名を本会期中の会議録署名議員に指名いたします。
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   ◎会期の決定について
○前田 栄議長 日程第2、会期の決定についてを議題といたします。
  議会運営委員会の報告を求めます。
  岡野茂委員長。
○岡野 茂議会運営委員長 皆さん、おはようございます。
  議長の命により、会期の決定について議会運営委員会の報告をいたします。
  平成30年第3回定例会における会期及び日程について調整を図るため、去る8月28日午前10時から役場第2庁舎3階協議会室におきまして、議会運営委員会を開催いたしました。
  委員会は、委員全員の出席と、議長、副議長、町長、副町長、総務課長及び議会事務局長の出席をいただき、平成30年第3回定例会に提出される議案等について説明を求め、会期について協議をいたしました。
  その結果、平成30年第3回定例会は、本日9月4日から9月13日までの10日間とするものでございます。
  会期の日程につきましては、会期予定表をごらんいただきたいと思いますが、順次説明いたします。
  まず、本日9月4日は午前9時30分から本会議となっております。一般質問等でございま す。
  続けて、9月5日も9時30分から本会議を開催します。一般質問等でございます。一般質問は、9月4日は通告者1番、田中紀吉議員から通告者4番、杉田健司議員まで、9月5日は通告者5番、野原和夫議員から通告書8番、神山俊議員まででございます。
  9月5日は、定例会終了後、議員全員協議会を開催いたします。
  9月6日午前9時30分から総務産業建設常任委員会を、午後1時30分から文教厚生常任委員会を予定しております。
  9月7日は午前9時30分から議会運営委員会を予定しております。
  9月8日、9日及び10日は休会でございます。
  9月11日、12日及び13日は午前9時30分から本会議をお願いいたします。議案審議等でございます。
  以上で議会運営委員会の報告を終わります。
○前田 栄議長 お諮りいたします。本定例会の会期は、委員長の報告のとおり、本日9月4日から9月13日までの10日間といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 異議なしと認めます。
  よって、本定例会の会期は10日間と決定いたしました。
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   ◎諸報告
○前田 栄議長 日程第3、諸報告を行います。
  初めに、地方自治法第121条の規定により、本定例会に説明のため出席する者及び同委任を受けた者の職氏名は別紙配付したとおりでありますので、ご了承願います。
  次に、監査委員から、平成30年6月から平成30年8月までの例月出納検査の報告がありました。お手元に配付しておきましたので、ごらんいただきたいと存じます。
  なお、詳細につきましては議会事務局にありますので、ごらんいただきたいと存じます。
  次に、地方自治法第122条の規定により事務に関する説明書が提出されておりますので、ごらんいただきたいと存じます。
  次に、教育委員会から、平成29年度ときがわ町教育委員会点検・評価報告書が提出されております。お手元に配付しておきましたので、ごらんいただきたいと存じます。
  続いて、一部事務組合における議会報告を行います。
  初めに、小川地区衛生組合議会の報告を求めます。
  神山俊議員。
○3番 神山 俊議員 おはようございます。
  議席番号3番、神山俊です。議長より発言の許可をいただきましたので、小川地区衛生組合議会の報告をいたします。
  平成30年8月24日(金曜日)午前10時より、第2回小川地区衛生組合議会定例会が開催されました。
  管理者提出議案が2件提出され、全て可決、承認されました。
  内容は、議案第9号 平成30年度小川地区衛生組合一般会計補正予算(第1号)におきましては、歳入歳出それぞれ6,435万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ13億533万4,000円です。歳入におきましては繰越金、歳出におきましては衛生費、予備費です。
  議案第10号 平成29年度小川地区衛生組合一般会計歳入歳出決算の認定におきましては、歳入総額17億67万482円、歳出総額16億1,631万9,048円、歳入歳出差引額8,435万1,434円、よって執行率は95.8%です。
  続きまして、平成30年8月24日(金曜日)午後1時半より、環境衛生常任委員会が開催されました。
  内容は、閉会中の所管事務調査について協議を行い、研修視察地、日程を話し合いました。視察地はふじみ野市・三芳町環境センターと川島町環境センターで、平成30年11月1日に決定いたしました。
  以上、報告といたします。
○前田 栄議長 次に、比企広域市町村圏組合議会の報告を求めます。
  山中博子議員。
○6番 山中博子議員 おはようございます。
  議席番号6番、山中博子です。議長から発言の許可をいただきましたので、比企広域市町村圏組合議会の報告をいたします。
  平成30年8月10日金曜日午前10時より、東松山市議場において、平成30年第3回比企広域市町村圏組合議会定例会が、管理者、副管理者、監査委員、消防長、事務局長等及び組合議員18名が出席して開かれました。
  管理者提出議案として、請負契約の締結1件、補正予算5件、決算認定5件が提出され、 全て可決、認定されました。
  内容といたしましては、議案第20号 請負契約の締結については、東松山斎場建設工事18億8,460万円を松井建設株式会社関東営業所と締結するものです。
  議案第21号 平成30年度一般会計補正予算(第1号)については、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ230万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ8,030万5,000円とするものです。
  議案第22号 平成30年度消防特別会計補正予算(第2号)については、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ5,976万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ30億8,400万2,000円とするものです。
  議案第23号 平成30年度斎場及び霊きゅう自動車事業特別会計補正予算(第1号)については、歳入歳出予算の総額にそれぞれ228万1,000円を追加し、歳入歳出の総額を歳入歳出それぞれ3億6,328万1,000円とするものです。
  議案第24号 平成30年度介護認定及び障害支援区分審査会特別会計補正予算(第1号)については、歳入歳出予算の総額にそれぞれ504万8,000円を追加し、歳入歳出の総額を歳入歳出それぞれ7,104万8,000円とするものです。
  議案第25号 平成30年度公平委員会特別会計補正予算(第1号)については、歳入歳出予算の総額にそれぞれ3万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ63万円とするものです。
  議案第26号 平成29年度一般会計決算については、歳入7,871万5,047円、歳出7,245万9,746円でありました。
  議案第27号 平成29年度消防特別会計決算については、歳入33億1,165万1,305円、歳出31億5,185万182円でありました。
  議案第28号 平成29年度斎場及び霊きゅう自動車事業特別会計決算については、歳入1億8,540万2,356円、歳出1億7,028万5,569円でありました。
  議案第29号 平成29年度介護認定及び障害支援区分審査会特別会計決算については、歳入7,432万605円、歳出6,128万1,866円でありました。
  議案第30号 平成29年度公平委員会特別会計決算については、歳入71万1,329円、歳出36万2,957円でありました。
  なお、一般質問は1件でドローンの利用についてで、まだ導入しているところは少ないが、検討していきたいとの答弁でした。
  以上、報告いたします。
○前田 栄議長 次に、埼玉中部資源循環組合議会の報告を求めます。
  岩田鑑郎議員。
○11番 岩田鑑郎議員 おはようございます。議席番号11番、岩田鑑郎です。
  平成30年第2回埼玉中部資源循環組合議会定例会の報告を行います。
  去る8月9日木曜日午前10時より、吉見町役場議場において、平成30年第2回埼玉中部資源循環組合議会定例会が開催されました。出席議員は22名全員でした。副管理者の桶川市長は欠席との報告がありました。
  副管理者のときがわ町長は渡邉一美氏に、吉見町の議員が岩崎勤氏に、ときがわ町の議員が前田栄氏と私、岩田鑑郎にそれぞれ変更され、それぞれ自己紹介が行われました。
  管理者の行政報告では、1月から6月までの組合事務のほか、都市計画の決定、農振除外手続、環境影響評価調査の縦覧、説明会、用地買収等、多くの事務事業を進めていること、また主要な施策の実績報告がされました。
  管理者から提出された議案3件であります。
  議案第6号は、埼玉中部資源循環組合個人情報保護条例の一部を改正する条例制定についてであります。個人情報の保護に関する法律の改正に伴い、個人情報の定義を明確にするための改正であります。
  議案第7号は、平成30年度一般会計補正予算(第1号)で、歳入歳出それぞれ5,002万5,000円を追加し、8億6,902万5,000円とするものです。歳入においては、29年度決算に伴う繰越金の追加であります。歳出は、主に財政調整基金及び施設整備基金に積み立てております。
  議案第8号は、平成29年度一般会計決算の認定であります。歳入合計は5億6,146万8,722円です。主な歳入事項は、分担金及び負担金が4億3,793万2,000円、ちなみにときがわ町は2,061万7,000円です。国庫補助金が1,944万8,000円、基金からの繰入金4,893万円、28年度からの繰越金が5,512万8,551円です。歳出合計は5億632万938円です。主な歳出事項は、議会費、議員報酬、会議録調製業務委託料等459万6,309円、総務費、職員給料、手当、機器類システム使用料、財政調整基金への積立金、監査委員費等でありますが、4,531万3,694円、事業費、職員給料、手当、環境影響評価業務委託料、施設整備基金積立金等4億5,641万935円です。決算後の財産としては、財政調整基金が6,808万5,078円、施設整備基金が4億6,900万966円です。
  この決算について、監査委員から、附属書類等を含めて平成29年度の一般会計歳入歳出決算の状況は適正に処理されていると報告がありましたが、ただ、基金が普通基金であるので定期預金等の運用も検討すべきでは、あるいは組合事業も3年経過することから、適切な予算の積算による計画的かつ効率的な執行に努めるよう要望する等の意見が付されました。
  以上、管理者から提案された議案は全て原案どおり可決、承認されました。
  一般質問は2名、小川町議員の橋さゆり議員と金子美登議員がされました。
  橋さゆり議員の質問及び答弁。質問1、平成34年の稼働におくれはないか。答弁、基本設計案のスケジュールに沿って事業者選定手続を進めている。大変厳しい状況であるが、平成34年度末の稼働に向けて鋭意努力する。質問2、物価上昇、地元対策などにより概算事業費のふえる可能性は。答弁、基本設計案においてメーカーアンケート、環境省の手引を用い概算事業費を整理している。最終的な仕様を決定する段階で適切に事業費を把握する。質問3、付帯施設の基本的な考え方について。答弁、新ごみ処理施設整備構想では一般廃棄物処理熱回収施設と付帯施設の整備を一体的に取り組み、地域おこしと地域づくりを進めることになっています。
  金子美登議員の質問及び答弁は、質問1、ごみの資源化、循環について。答弁、循環型社会の形成に資する施設整備を計画している。質問2、地球温暖化について。答弁、埼玉県環境影響評価条例に従って手続を進めている。質問3、国内のゴミの循環モデルについて。答弁、バイオガス化の検討をしたが、採用しないこととなった。質問4、建設費の見積もりは当初180億円だったが、現在244億円になっている。付帯施設の建設費も含めた金額であるのか。答弁、付帯施設の建設費も含んでいる。質問5、東秩父、小川、ときがわ、嵐山は運搬には遠距離過ぎる。これからは食、エネルギー、ごみ等は地産地消を基本とすべきと考えるが。答弁、収集運搬については構成市町村が担う事項だが、組合でも協議の場を設けたい。
  一般質問終了後、閉会中の継続審査として議会運営委員会に付託することが決定し、閉会となりました。
  以上で報告を終わります。
○前田 栄議長 以上で一部事務組合議会の報告を終わります。
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   ◎行政報告
○前田 栄議長 次に、町長から挨拶を兼ねて行政報告を行いたいとの申し出がありますので、これを許可いたします。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 皆さん、おはようございます。
  議長のお許しをいただきましたので、ご挨拶を兼ねて行政報告を申し上げます。
  本日は、平成30年第3回ときがわ町議会定例会を招集申し上げましたところ、議員各位におかれましては、ご健勝にて出席いただき、議会が開催できますことに心から御礼を申し上げます。
  さて、台風7号と梅雨前線等の影響により、6月28日から7月8日にかけて西日本豪雨(気象庁名称、平成30年7月豪雨)が西日本を中心に猛威を振るい、記録的な被害をもたらしました。ここに、亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被害に遭われた皆様方のお見舞いと、一日も早い復興をご祈念申し上げます。
  町といたしましても、今回の豪雨を教訓とすべく、避難勧告等の手順や避難所開設について、その実効性を含め再度の点検を指示しております。
  その一つとして、台風12号、13号接近の際は、速やかな避難誘導を目指し、警報発令前の日中の明るい時間帯に職員を避難所に配置し、待機させるという試みを行いました。
  今回の台風21号接近に対しましても、昨日、臨時庁議を開催し体制確認をするとともに、職員の待機体制を指示し、防災無線による台風への喚起を行いました。また、けさ7時には自主避難所を開設して、防災無線で早目の避難を呼びかけております。
  災害は多種多様であり、一朝一夕に完璧な見直しができるわけではありませんが、町民の皆様のご理解とご協力をいただき、防災に対する体制を整えてまいりたいと思います。
  さて、第3回定例会にご提案申し上げる議案は17件であります。
  内容につきましては、決算に基づく健全化判断比率の報告1件、資金不足比率の報告2件、一般会計を初め各特別会計の決算認定6件、企業会計の決算認定及び剰余金処分1件、条例の改正1件、一般会計補正予算を初め各特別会計・企業会計の補正予算6件であります。各議案ともその都度、提案理由をご説明いたしますので、よろしくお願いいたします。
  次に、各課の事業の執行状況についてご報告いたします。
  最初に、総務課について申し上げます。
  6月定例会にてご議決いただきました条例に基づき、保育所の任期つき職員の採用試験を行い、2名の採用を決定いたしました。
  防災関係ですが、6月3日に、土砂災害に対する全国統一防災訓練とあわせ、大野地区の4地区合同での避難訓練を実施いたしました。4地区合同の広域的な訓練は、町としても初 めての試みとなりました。
  続きまして、企画財政課について申し上げます。
  平成29年度の決算につきましては、今定例会の認定に付しておりますが、一般会計の実質収支額は2億4,446万7,702円の黒字となりました。
  財政指標では、実質公債費比率が4.1%から4.5%と0.4ポイント上昇しておりますが、引き続き低い水準を堅持しているところであります。なお、将来負担比率は57.9%から55.9%と2.0ポイント減少し、改善の方向に向かっております。今後も引き続き健全な行財政運営を心がけてまいります。
  また、町の遊休施設に民間活力を活用する取り組みといたしまして、大字本郷地内で準備を進めておりました株式会社温泉道場の複合レジャー施設「ときたまひみつきちCOMORIVER(コモリバ)」が去る7月14日にグランドオープンいたしました。ときがわ町の新たな観光拠点として期待されるところであります。
  続きまして、税務課について申し上げます。
  課税関係では、6月に個人町・県民税の普通徴収に係る納税通知書を、7月に国民健康保険税の納税通知書を対象者へ発送しました。
  徴収関係では、依然として厳しい納税環境が続いていますが、平成29年度決算では、町税及び国民健康保険税の徴収率が現年度分、滞納繰越分ともに前年度を上回りました。今年度も昨年に引き続き、滞納者に対しましては催告の強化により、新規滞納の未然防止、滞納者の実態把握と滞納処分等に努め、徴収率の向上に取り組んでまいります。
  続きまして、町民課について申し上げます。
  健康長寿のまちづくりを進めるため、各事業に取り組んでいます。
  国民健康保険事業では、保健センターと連携し、生活習慣病の予防改善のため、特定健診の結果をもとに、特定保健指導の対象となった方に生活改善への取り組みについて説明会を開催しました。
  保健センター事業では、城西大学医療栄養学科と連携し、特定健診の会場にて、高齢者の方を対象とした食生活調査を実施しました。この結果をもとに、健康寿命を延伸させるための食習慣・生活習慣について説明会を開催しました。
  また、ことしで3年目となる県の健康長寿プロジェクトに参加し、「グッと楽!ウォーキングチャレンジ」事業を展開しております。これは、生活の中に歩く習慣を取り入れるとともに、筋力の強化と身体のケアなどを実施し、あわせて医療費の抑制につなげようというも のです。今年度も50名の追加応募があり、200名の皆さんが取り組んでおります。
  地域包括支援センター事業では、地域支援事業の一つとして、昨年度に引き続き認知症施策の推進に取り組んでいます。認知症予防について学ぶ「脳の健康度テスト」などを開催し、認知症に対する理解を広め、認知症の発症及び悪化を日常生活の中で予防したいと考えております。
  続きまして、福祉課について申し上げます。
  福祉課及び行政サービスコーナーで、埼玉県の新事業であるヘルプマークの配布を開始しました。義足や人工関節を使用している方、内部障害や難病の方、妊娠初期の方などが外見からわからなくても援助や配慮を必要としていることを周囲の方に知らせ、援助を得やすくすることが目的です。この取り組みは、平成24年に東京都で始まり、埼玉県では平成30年5月にガイドラインを作成し、7月から配布を始めたものです。
  公立保育園では、7月23日から8月10日までの間、3歳以上児の合同保育事業を行いました。平保育園児が玉川保育園で保育を受けることにより、新しい友達とともに大きな集団で過ごすことの楽しさを学ぶ機会になりました。
  介護保険事業では、今年度は介護保険料の改定が行われ、平成30年度介護保険料に関する通知を7月に発送しましたところ、数件の問い合わせがありましたが、混乱はありませんでした。今後も、被保険者に対してご理解をいただけるよう丁寧な説明に努めてまいります。
  続きまして、産業観光課について申し上げます。
  農業関係では、農業委員の任期満了に伴い、8月1日に11名の農業委員を任命いたしました。あわせて、農地利用最適化推進委員7名が農業委員会長より委嘱されました。新しくなった農業委員会体制の活躍を期待しております。
  木材利用関係では、公共施設への木材利用を検討中の秩父市及びさいたま市の視察を受け入れ、内装木質化に関する講演や現地視察を行う中で、特に都市部におけるときがわ町産の木材利用を積極的にPRし、木材関連産業の振興を図っております。
  商工観光関係では、6月10日にときがわ花菖蒲まつりが開催されました。祭り当日はあいにくの雨でしたが、開花期間中には約2,700人の来園者でにぎわいました。
  次に、建設環境課について申し上げます。
  浄化槽設置管理事業につきましては、8月15日現在、申請受付件数21件、完成検査10件となっています。今後も、住民の方への事業の周知・啓発を行いながら円滑な実施に努めてまいります。
  町道の工事関係では、玉川・大野地内において3路線の舗装修繕工事、西平地内で1路線の舗装新設工事、別所地内で1路線の道路改良工事を発注しております。
  地籍調査事業では、6月から大附西側にある大附第3地区において、一筆地調査のための境界立ち会いを開始しました。また、別所地区の全域について、地籍調査の成果を登記所に送付し、登記簿と地籍図の書きかえ作業が完了しております。
  続きまして、教育総務課について申し上げます。
  教育委員会活動では、7月11日に教育委員学校等訪問を行い、小・中学校の視察及びときがわ幼稚園の運営状況の確認を行いました。
  7月の定例教育委員会では、平成31年度から中学校及び小学校で使用する教科書の採択を行いました。
  研修関係では、8月22日に、教育長が講師となって、全教職員研修会を都幾川公民館で開催しました。
  施設関係では、7月末に都幾川中学校屋上防水改修工事が完了しました。
  次に、生涯学習課について申し上げます。
  初めに、長年の懸案事項となっていた体育センター大規模改修工事が無事に完了いたしました。議員の皆様並びに関係する皆様からご協力をいただく中、工事を安全、的確に進めることができましたことに対し、改めて感謝を申し上げます。今後は、施設のさらなる活用に向け努力してまいりたいと思います。
  次に、社会教育関係では、青少年の健全育成を目的に、社会教育委員が中心となり、民生委員・児童委員、小・中学校教職員等の皆さんにご協力をいただき、夏休み期間中の各週末、計6回、夜7時から夏季パトロールを実施しました。
  公民館関係では、ことしで8年目となった「夏休み子ども学習室」を都幾川公民館3日間、玉川公民館3日間の計6日間実施し、小学生33名の参加がありました。また、夏休み期間中に都幾川公民館及び玉川公民館の会議室を夏休み自習室として開放し、小学生から大人の方まで多くのご利用がありました。
  文化財関係では、まず前田遺跡の発掘調査を実施しました。また、今年度も、町指定無形民俗文化財である「一ト市祭り囃子」と「西平屋台囃子」が7月14日に行われました。さらに、7月23日に町内の獅子舞保存会4団体による意見交換会を開催し、貴重な意見交換を行うことができました。
  社会体育関係では、5月から第52回比企郡民体育大会が、郡内の各町村で種目ごとに会場 を分散して開催されました。ときがわ町からは、11競技に延べ216名の選手が町の代表として出場し、ソフトテニス一般女子、バレーボール9人制40歳以上、バドミントン一般男子の3チームが見事優勝しました。
  最後に、水道課について申し上げます。
  水道課関連では、7月の連日の猛暑の影響で七重川水源の取水量が低下したため、7月23日から、県水を日量100立方メートル臨時増量しました。
  工事関係では、大字田黒地内の石綿セメント管更新事業、五明地内ほかの老朽管更新事業の3工事、また和田受水場機械電気設備更新工事を発注しました。引き続き、安心で安全な水の安定供給に努めてまいります。
  以上、各課の事業につきまして報告させていただきました。
  結びに、本日ご提案申し上げます各議案につきましては、慎重審議の上ご議決いただきますようお願い申し上げ、開会に当たりましてのご挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。
○前田 栄議長 暫時休憩いたします。再開を10時30分といたします。
                                (午前10時16分)
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○前田 栄議長 再開いたします。
                                (午前10時30分)
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   ◎一般質問
○前田 栄議長 これより日程第4、一般質問を行います。
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          ◇ 田 中 紀 吉 議員
○前田 栄議長 発言順位1番、質問事項1、小・中学校への防犯カメラ設置の考え・計画はあるか、質問事項2、ときがわ町の教育情報化の計画について。
  5番、田中紀吉議員。
○5番 田中紀吉議員 議席番号5番、田中です。よろしくお願いします。
  議長より発言の許可をいただきましたので、今回、2問について教育委員会関係でお願いいたします。最初に、さっき台風の件がありましたけれども、今回手短に端的にお聞きしますので、よろしくお願いします。
  最初に、小・中学校の防犯カメラの設置についての考え・計画についてということでお伺いします。
  現在、子供たちの環境というのが大きく、我々のときというか、それから変わっています。それと、ときがわ町では耐震化、内装木質化、エアコンの設置、トイレの洋式化、その他、もう近隣というよりもかなりハード的な問題については、もちろんソフトをやっていないということではないですけれども、進んでおります。特にことしの暑さなんかから見ると、エアコンというのは大変ありがたかったんじゃないかと思っております。
  それで、防犯カメラの件ですけれども、もう都市部、それから一部については相当普及していると。あともう一つ、ハード的な変化が相当進んでいるんですね。プライバシーとかいろんな危惧された問題もありましたけれども、現在はそこのところは非常に改善されていたり、運用も楽になっている。それから、管理というのか、管理側も非常によくなっていたり。あともう一つは、解像度というのが極めて高くなっていて、昔は侵入者が遠くなっていると何だかよくわからなかった。今はこうすっとやるとズームができたり、後でですね、後ほどになって後からできると。あともう一つは、携帯にとか教育委員会で管理上飛ばせるとか、相当変わっているという状況があるんですね。
  そういうことで、ぜひ検討、考えはあるのかということでお伺いします。よろしくお願いします。
○前田 栄議長 答弁願います。
  久米教育長。
○久米正美教育長 田中議員ご質問の1、小・中学校への防犯カメラ設置の考え・計画はあるかについてお答えいたします。
  議員のご指摘のように、報道や新聞記事を見ますと、防犯カメラの映像が活用され、事件や事故の解決に役立っているようです。さらに、防犯カメラには犯罪の抑止効果があると言われています。
  しかしながら、校内に防犯カメラを設置するとなると、プライバシーの保護や情報の漏えい防止、あるいは子供と教員の信頼関係など配慮すべき点も多く、新たな課題ができることも考えられます。
  そのようなことから、学校への防犯カメラの設置につきましては、今後、学校の様子を見守りながら慎重に検討してまいります。
○前田 栄議長 よろしいでしょうか。
  5番、田中議員。
○5番 田中紀吉議員 ありがとうございました。
  結論的にはやらないというふうに受けとめますけれども、防犯カメラを設置したらプライバシーの保護、情報の漏えいというのは、あともう一つですね、教員との信頼関係、その3つ、課題としてあるということなんですけれども、それは私は3つとも違うんじゃないかと。防犯カメラは目的が違うし、現在のプライバシー保護、それから情報漏えい、それから教員との信頼関係というのは、防犯カメラを設置したことによる課題にはないというふうに私は思っています。
  まずその点をお伺いします。なぜそういうことになっちゃうのかなと。簡単に言うと、今、相当機器が進んでいたり、運用の仕方もあります。あと、私自身が考えているのは、中というよりも入り口だとか目の届かないところだとか危険なところ、そういう意味の検討というふうに考えているんですけれども、課長、いかがでしょうか。
○前田 栄議長 答弁願います。
  清水教育総務課長。
○清水健治教育総務課長 お答えいたします。
  まず、プライバシー保護と情報の漏えい防止の部分でございますけれども、防犯カメラというのはかなり高度化されておりまして、先ほどもおっしゃったように、解像度ですとかそういったものも飛躍的に進歩しております。しかしながら、いたずら目的の人にとってみますと、かえって解像度が鮮明過ぎるということが不都合になってしまうおそれがあったり、なおかつ、今、犯罪目的の方というのは、機器に直接いたずらをして情報を引き抜いてしまうというようなおそれがあるという意味で、プライバシーの保護や情報の漏えい防止という危惧される部分があるというふうに申し上げた次第でございます。
  それと、子供と教員の信頼関係でございますが、これはときがわ町ということではございませんが、ある新聞記事によりますと、先生によって子供たちが監視されているといったような指摘もございます。そういった意味で、設置につきましては、場所、その他いろいろ慎重に検討してまいりたいというふうに考えております。
  以上です。
○前田 栄議長 田中議員。
○5番 田中紀吉議員 まず1点目の漏えいの点なんですけれども、セキュリティーはかなり進んでいます、実際問題としてはね。それで、今、課長がおっしゃったような事例というの は、過去は散見されたというか、あったらしいですけれども、現在は飛ばしているから、途中で抜かれちゃうとかそういうことはほぼないと思います。ないというか、セキュリティーをきちんとするという前提です。やってということでとられちゃうとか、画像がどこかから、わからない、知らないうちに抜かれちゃったということは多分ほぼないと私は思っています。
  あともう一つ、いたずら目的とかそういうのは万が一だと私は思っていますけれども、子供たちとの信頼関係というのは、そういう目的で設置するわけではありませんし、違うと思います。と私は思っています。
  ぜひもう少し具体的に、設置している学校とか設置しているところにお聞きになったのかどうか、まず1点伺います。
○前田 栄議長 清水教育総務課長。
○清水健治教育総務課長 お答えいたします。
  主に比企郡内でお聞きしたんですけれども、昇降口や駐輪場、そういったところに設置されている市町がございました。そのほかに正門、体育館、そういったところに設置しているところもございました。台数につきましては、おおむね1台または2台ぐらいということでございました。全く設置していない町は、ときがわ町を含めまして4町でございました。
  以上です。
○前田 栄議長 田中議員。
○5番 田中紀吉議員 課長、少し狭いと思うんですね。比企郡ではなくてもうちょっと、運用をうまくやっているというよりも、具体的に最近の事例だとかですね。課長には、具体的にこの間の計画のほうもお知らせというか、取り組んでいるのもご案内はしましたけれども、ぜひもう少し検討の仕方を進めていただいて、あと予算的には相当下がっているんですね。だから、その点も含めて慎重にという点では、もうちょっと広めな研究も含めてしていただけたらと思います。
  あと、運用の仕方もちゃんと、学校に任せちゃうとかそういうんじゃなくてもかなりできるそうですので、いろんな形の研究というよりも検討をしていただきたいと思うんですけれども、していただけるかどうか最後にお聞きします。
○前田 栄議長 久米教育長。
○久米正美教育長 先ほど課長のほうから比企郡内の様子等について説明させていただいたところなんですけれども、恐らくこの設置については最近のものではなくて、ちょっともう古い設置になるんじゃないかなと思います。というのはどういうことかというと、かつて私が 勤めていた学校でも、夜中、駐輪場あたりに夜集まるような者がいて、そして朝行くとその駐輪場のごみや吸い殻やいろんなものを集めたりとか、時にはそこに落書きがあったりとか、そんなことがございました。
  そういった中で、比企郡の中の学校の幾つかでは、駐輪場に防犯カメラや、または屋根があって軒下でということで昇降口あたりに防犯カメラを設置したと。そんな学校が幾つか出てきたなというふうに私は捉えております。
  現在の状況は比較的、比企郡内、子供たちや、また全体的に生徒指導が落ちついておるものですから、そういった事案が少なくなっている。町内においてもそういう事案がほとんどない、全くないというような状況の中で、そんな状況ですので、こういった設置につきましてはそういった子供たちのまた様子を見ながら、ある意味、設置したことによって子供たちもそのほうが逆に安全で安心なんだなと、子供たちも理解していただけるようなところでの設置ということを考えていければなというふうに考えております。
  以上です。
○前田 栄議長 田中議員。
○5番 田中紀吉議員 私も、無理に設置を進めているというか、そういう今、教育長のおっしゃったような内容でいいと思うんですよね。だから、それはいつも目くばせというんじゃなくて、絶えず大人が子供たちを守る、また地域から安全なんだというのを、そういうメッセージも送ると。そういうことで、何もやっていないとかというんじゃなくてぜひそういう方向で、検討というよりか、調査も含めてアンテナも張っていただきたいということですので、よろしくお願いします。
  じゃ、次に移ります。
  ときがわ町の教育情報化についてということで、計画ですね。
○前田 栄議長 じゃ、よろしいですか。続いて、質問事項2、ときがわ町の教育情報化の計画について。
  5番、田中議員。
○5番 田中紀吉議員 失礼しました。時間のことがありましたので。
  2問目に移ります。
  ときがわ町の教育情報化の計画についてということで、この問題はぜひ深い検討というのも含めてやっていただきたいということで、具体的に事前に相談もしましたけれども、文科省は平成32年、再来年に、全面実施の学習指導要領改訂が計画されております。その中で大 きく、ICT活用の授業の準備だとか環境整備というプランがかなり具体的に出ています。どういうふうに先行事例がある、それから、こういう予算の組み方ができますよ、研究会もやっていますということで、かなり進んでいるというよりも、ときがわ町がおくれているのかなという気もしますけれども、そういうことがあると思うんですね。
  その中で具体的にお伺いします。7点ですね。
  1点目は、光回線を含めた高速インターネットの接続環境ですね。
  2番目が電子黒板の設置数。
  3番目がコンピューターの1台当たりの児童生徒数。
  4番目が校務支援システムの導入計画。
  5番目、遠隔授業システムの導入計画。
  6番目、指導力向上及び推進・支援体制。
  最後に、今後の目指すべき目標について伺います。
○前田 栄議長 答弁願います。
  久米教育長。
○久米正美教育長 田中議員ご質問の2、ときがわ町の教育情報化の計画についてお答えいたします。
  まず、(1)の光回線を含む高速インターネット接続環境(無線LAN、校内LANの整備)についてお答えいたします。
  現在、町内小・中学校では、職員室内に無線LANが設置されております。今後、ICTを活用した教育を進める上で、各教室内に無線LANが必要であるとの認識のもとで、今後の国の財政支援の動向など、情報収集を積極的に行ってまいります。
  次に、(2)電子黒板の設置数ですが、現在、明覚小学校1台、萩ヶ丘小学校2台、玉川小学校2台、都幾川中学校2台、玉川中学校1台の合計8台が設置されております。
  次に、(3)コンピューター1台当たりの児童・生徒数についてですが、小学校が7.8人、中学校が2.8人であります。
  次に、(4)校務支援システムの導入計画についてですが、ときがわ町では現在、校務支援システムは導入されておりませんが、学校の意見等を踏まえ、校務支援システムの導入事例等を研究してまいります。
  次に、(5)遠隔授業システムの導入計画についてお答えいたします。
  近年の人口減少や過疎化などが社会問題となる中で、過疎地の小規模校は単独で教育水準 を維持することが難しいという課題もあると聞いております。しかしながら、本町においては、少人数加配を十分活用し、きめ細やかな教育に努めているところであります。遠隔授業システムの導入につきましては、その効果について慎重に研究してまいります。
  次に、(6)指導力向上及び推進・支援体制についてですが、今後、ICTを活用した授業を進める上で、扱う機器によっては不慣れな教員が出てくることも考えられます。教員が困ったときに相談ができ、安心して指導に当たることのできる環境づくりをすることが重要であると認識しております。今後、研修会への参加やICT支援員の導入事例等について研究してまいります。
  最後に、(7)今後の目指すべき目標についてお答えいたします。
  文部科学省の整備方針である「平成30年度以降の学校におけるICT環境の整備方針」を踏まえ、各小・中学校における要望等を精査し、財政支援の動向を踏まえながら計画的にICT環境を整備してまいります。
○前田 栄議長 よろしいでしょうか。
  5番、田中議員。
○5番 田中紀吉議員 じゃ、個別にお伺いします。
  まず1点目の光回線なんですけれども、LANはもちろん校内で入っていると思いますけれども、普通に家庭用に使うようなWi−Fiでは対応できないんですけれども、まず1点、それがたくさんの設置に対応できる機種かどうかを伺います。
○前田 栄議長 答弁願います。
  清水教育総務課長。
○清水健治教育総務課長 お答えいたします。
  現在は、LANの整備ができておりますのが職員室だけとなっております。
  以上でございます。
○前田 栄議長 田中議員。
○5番 田中紀吉議員 わかりました。
  まず、最初にそのLANの設備をしないと先に進まないというのはもちろんおわかりだと思うんですけれども、その辺のところからいかないと条件にならないんですね。だから、ぜひこれは進めていただきたいというのか、もう当たり前という条件ですけれども、それが最初の回線の問題ですね。
  2番目の電子黒板の件について伺います。
  電子黒板というのは、黒板だけあれば機能するということではありません。パソコンとそれから投射するのと、それが全部そろって1セットなんですね。あともう一つは、そこにLANの環境がないと、インターネットから引いたものをそこに映すというわけにはいきません。ということは、電子黒板は現在どういう使われ方をしているんですか、伺います。
○前田 栄議長 答弁願います。
  清水教育総務課長。
○清水健治教育総務課長 お答えいたします。
  電子黒板につきましては、設置場所は普通教室ではございませんで、ただし移動ができます。ということで、移動式で、授業で使う場合には普通教室に移動してくるということになってございまして、ただ、使われ方でございますけれども、タブレット方式のパソコンは教師は持っておりませんけれども、校務用としてデスクトップを所有してございますので、そこでつくったもの等々の映写につきましては現時点でも可能でございまして、学科、教員によってはそのような使用の方法をとっております。
  以上です。
○前田 栄議長 田中議員。
○5番 田中紀吉議員 そうすると、ネットを使った環境ではなくて、パソコンで取り込んだものを投射するというか、投射はできないからインのところでつないでそれを表示するという、そういうことでいいわけですね。ということは、何か非常に違和感を感じるんですけれども、明小1台、萩小2台、玉小2台、都幾中2台、玉中1台、何か非常に設置の違和感を私自身は感じております。
  次に、この電子黒板でいけば、もう間違いなく投写をしたり、それからネットの環境がないと、意味がないとは言いませんけれども、かなり利用度や生かすことで低いと思うんですね、現状でいくと。だから、その辺をまずどういうふうなお考えかどうか伺います。
○前田 栄議長 久米教育長。
○久米正美教育長 電子黒板が導入されたのは、本町においては、私の記憶では7年、8年前ぐらいからもう既に都幾川中学校などにも導入され、そして都幾川中学校では社会科の授業で、教室でというよりは社会科ルームをつくって、そこでいつでも提示できるようにしておいて、いろんなデータをそこで提示しながらというようなことで扱っておりました。
  それで、この電子黒板の特性からして、どの教科でもというよりは、どちらかというと社会とか理科とかそういった教科で取り扱うのが、子供たちにいろんな資料をうまく提示でき たりすることが効果的であるということで、どちらかというと国語だとかそういったものよりは、そういった資料がどんどん提示できる、またいろんな映像も見せることができるということで、理科室に据えつけておいていつでも使えるようにしている、そんな使い方をしておりました。
  残念なことに、ネット環境が十分整っていないということでそういうものを見せることはできなかったんですけれども、パソコンで編集したようなものを見せたりとか、もしくはデジタル教科書があるような教科においてはそれを利用したりとか、そんな活用方法をしておりました。
  以上です。
○前田 栄議長 田中議員。
○5番 田中紀吉議員 教育長から今、七、八年前にということでお伺いしました。私も現場では見たことがあったんですけれども、どういう活用をしているのかなというのはちょっとわからない。ただ、ここで言っているICT環境の電子黒板というのは、かなりもうレベルが違っちゃっているというか、習慣が違っちゃっているというような気がするんですけれども。だから、そういう研究を、いつも教育委員会は研究とかなんとかですけれども、ぜひもうちょっと現場というのか、先行というか、研究というんですかね。
  それで、具体的にこの間も言いましたけれども、ここの近在でもかなり進めているところはあるんですね。例えば、具体的に言うと電子黒板の利活用の具体的なやり方、どうやったらできるのか。あと、間違いなくこれは電子黒板じゃない、普通の板書という言い方ですね。普通の黒板も間違いなく必要なんですけれども、そういうのもぜひ、投影とかも含めて、せっかくあるんでしたら、つなげられる環境があるんだったら、そんなにたくさんの投資じゃありませんし、利用できないかというか、活用がね、そのためにはLANが必要ですよ。LANを教室で使える、それともう一つはパソコンだとかそういう環境があって1セットですから、まず間違いなくそこから検討をしていただけたらと思うんですけれども、2つ目の黒板についてはぜひそういうことでお伺いをします。
○前田 栄議長 お伺いしますというのは。
○5番 田中紀吉議員 やるつもりがあるのかどうか伺います。やらないんだったらやらない、このままいくんだったらこのまま、結論的にはいかがでしょう。
○前田 栄議長 教育長。
○久米正美教育長 電子黒板の導入につきましては、普通教室に全て1台ずつ本当に必要なの かどうかという点につきましては、また学校と相談をしたり、また私が思うには、最初の(1)のところで各教室に無線LANの環境が必要だということでご指摘いただきましたけれども、私もそれは同感であり、まずは何はともあれ、まずはそちらのほうが優先順位としては先かなというふうに考えておるところです。
  答えになっているかわからないですが、以上です。
○前田 栄議長 田中議員。
○5番 田中紀吉議員 まさに教育長、そうなんですよね。まず最初にLANを整えて、現在あるのを有効に活用していくと。順番としてはそれだと思うんですけれども、さきにも触れましたけれども、文科省は全部につけろと言っているんですね。全部の教室に、目標としては100%、普通教室には置くべきだろうというので示しています。予算措置も、こういう予算措置というか予算の組み立て方もありますよというのもやっています。それは計画的にもちろん進めるべきだと思うんですけれども、ぜひ電子黒板については、もう必要ないというレベルではないと私は思っていますので、活用ですね、利活用の方法をどうするかということの論議というか、現在の段階だというふうに思いますので、お願いします。
  次に、3番目の台数の問題なんですけれども、当町、ときがわ町はそんなに台数が要るわけではないんですね、各学校ね。それで、毎日パソコンに向かっているなんていうことではないわけですね。だから、そういう点では台数の問題というのはそんなに問題というふうには私は思っていませんけれども、現在の1クラス分があれば逆に言うと対応できるというふうにも思っていますし、あと、どういう、毎日毎日パソコンに向かって勉強をやっているわけではありませんので、そこのところは台数は、児童数の問題等ありますけれども、ただし、小学校なんか今後については英語の問題もありますので、ぜひ台数は入れかえも含めたというか、現状版のソフトの問題もありますけれども、検討していただきたいんですけれども、課長、何台あればそういうふうに対応できるんですか。
○前田 栄議長 清水教育総務課長。
○清水健治教育総務課長 お答えいたします。
  今、議員ご指摘のとおり、1クラス分おおむね40台、そして教師用のものが複数台あればよろしいかなということで。いずれにしましても、まずは庁内LANを普通教室に入れないとそういったこともできませんので、おっしゃるとおり、庁内LANの整備と児童・生徒用のパソコンの整備、そちらが最優先かなと考えております。
  以上です。
○前田 栄議長 田中議員。
○5番 田中紀吉議員 わかりました。じゃ、ぜひそういう、もうご理解いただいていますので、順次予算も含めた進め方をお願いします。
  次に、校務支援システム、現在、ときがわ町はないということなんですけれども、現在、教員というか先生方の過労というか、時間外のだとか、すごく話題というのがなっていると思うんですね。それで、校務支援システムというのは非常に有効だそうです。私も先生方がどういう校務処理をしているかというのは知りませんし、具体的にはわかりませんけれども、ただここには、教育長はもう大ベテランの、教員の経験もありますし、校長先生だったわけですからその辺のことがおわかりだと思うんですけれども、こういう研究、導入事例を研究してまいりますということなんですけれども、これは研究のもうレベルではないと。実際にいつやるかというふうに思うんですけれども、いかがですか。
○前田 栄議長 教育長。
○久米正美教育長 校務支援システムということなんですけれども、ときがわ町内の各小・中学校におきましても、正式な支援システムというものはやっぱりお金もかかるという中で、ただし、各学校ともそういった部分では他の市町村の学校と連携とりながらいろんなやり方を学んでおるところです。というのは、例えば成績についても、一人のパソコンから打ち込んだものが、それがまとめられて、そして通知表でも一斉にプリントアウト、それができるとか。恐らく市販の校務支援システムに結構近いところまで、いいところまでいっているんじゃないかなというものは各学校とも構築できているんじゃないかな。それは、先生方のアイデアとか、いろんなところに訪ねていって、こういう方法はできるだろうかなんていうことでやっておるところでございます。
  ですので、さらにその校務支援システムというのを導入することによって、さらに飛躍的な進歩が望めるということであれば、またそれについても検討してまいりたいと、そんなふうに考えておるところでございます。
  以上です。
○前田 栄議長 田中議員。
○5番 田中紀吉議員 何か私、教育長の話を受けて、印象は違うんですけれども、別にそういう努力や、研究会をやって情報交換したりとか、あと先生方には間違いなく転勤がありますからね。だから、そういう部分では、そういう研究だとか前任校ではこんなふうにやっていたとかというのも、それはもちろん当たり前だと思うんですけれども、ここで言っている のは違う意味だと私は理解をしているんですがね。今、先生方の業務は、転記だとかチェックだとかがすごく荷重になっていると。それは今おっしゃったみたいなところはありますけれどもね。だから、現在はその研究というよりも、どうやったらそれを活用できるかということだというふうに私は思うんですけれども、だから、ソフトもあるみたいなんで、ぜひもうちょっと、研究じゃなくて具体的に調査というのか、どんなふうにやっているのかも調べていただいたらと思うんですけれども、いかがですか。
○前田 栄議長 清水教育総務課長。
○清水健治教育総務課長 お答えいたします。
  確かに校務支援システム、これは、今まで手書きでやっていたような部分をICT活用によって処理することで教員の負担を削減できると、国も申しているところなんですけれども、国が示した数字でいいますと全国で48.7%という状況だそうです。ときがわ町におきましても、もちろん導入できればそれにこしたことはないんですけれども、先ほど来も答弁申し上げているとおり財政的な面もございますので、まずは庁内LAN、それとパソコン、そちらのほうに、研究といいますか、導入に向けた取り組みを図っていきたいと。ということなので、後回しにするということではございませんが、優先度を考えてこのICTの全体像につきましては進めてまいりたいと考えております。
  以上です。
○前田 栄議長 田中議員。
○5番 田中紀吉議員 わかりました。
  じゃ、5番目の遠隔授業システムの件なんですけれども、これはもう研究とかということじゃなくて実際にどうやって利活用するかということで、現在、今の話でいくと、ときがわにはそういう環境がありません。ないんですけれども、具体的に言うと、過疎地だとか小規模校というのが有効なんですね、これはね。だから、そこのところを、こちらでいくと加配というか、それで対応できているんだというお話ですけれども、そういう意味じゃないんですね。遠隔システムを使った授業だとか、それから、特に今度は英語の授業というのが5・6年、小学生に入ります。そうすると、小学校の先生方は英語がなかなか難しいという、もちろんやっていると思うんですよね、対応を。もう31年度から実施ですから。だから、来年度についてはそういう取り組みをもうしなければいけないんですけれども、そうすると、こちらでいくと明覚小学校が例えば授業をやっているのが、同じような環境があれば萩小でも、A君、B君がどういうふうに言っているというのが同じ教室にいるような環境でできるわけ ですね。
  だから、そこまではいかないとしても、少なくとも環境を整えればできるということですね。だから、この辺はぜひ、小規模校だから有効なんですね、これは。だと思うんです、私は。だから、その辺は課長、どういう認識でしょうか。
○前田 栄議長 教育総務課長。
○清水健治教育総務課長 この遠隔授業システムというのは、児童・生徒数が少ない場合の社会性の補填ですとか、学習施設から離れている、例えば一方が図書館にいて一方が教室にいるといったようなときにやりとりができると。また、教員数が少ない場合、今おっしゃっていただいたような1人の先生で2カ所で見られるといったような、そういうのが複式学級とかには有効ではないかと言われております。
  ただ、答弁のほうもいたしましたが、現在、ときがわ町のほうにおきましては、教員数が少ないという部分と、きめ細かな学習、それから複式学級については少人数加配をいただいておりますので、それのいただいているという部分からはなかなか、早急に着手するシステムではないのかなと現時点では考えております。
  以上です。
○前田 栄議長 田中議員。
○5番 田中紀吉議員 課長ね、少人数だからこそ有効なんですね、これは。お金の話がすぐ出ますけれども、私はお金は最後にしたいと思っていますけれども、特に、具体的に言うと例えば島だとか、うんと離れたところというのはすごく積極的に取り組んでいるんです。逆に取り組んでいるんですね。あと、台数だとかでいくと、都市部、首都圏というのが少ないんですね。全国的には九州とか離れたところが逆に言うと積極的なんですね。だから、あともう1個いけば塾の環境とか、学校、公教育じゃなくて離れていて難しいというようなところが一生懸命地元でやっていると。そういう意味では、条件不利なところこそ取り組んでいるんですね。取り組んでいるというか、一つ研究というのか、自分たち自身が問題としてやっているということだと思うんですね。
  だから、これは一飛びにそこまでということじゃないんだけれども、さっきの段階の問題というのはもちろん、LANがなければできない、次の段階がなければできない、これはもちろんそうです。だからそういうことではあると思うんです。ただし、ときがわは要らないんだということじゃなくて、ぜひそういうスケジュールとかこういう目標は、こういう目標に向かっているというのは、この中にありますけれども、ぜひそういう観点でよく研究をし たり現場を見に行っていただきたいなと思いますので、よろしくお願いします。
  最後というよりも、6番目の指導力向上、推進・支援体制、これは具体的にかなりまだまだ、私自身も、不慣れというよりもどういう扱いがなっているかとか、どういうふうな、パソコンも含めた、こちらに書いてありますね、扱う機器によっては不慣れな教員が出てくると。もちろんそうだと思います。だからこそ支援員というのか、専任じゃなくてもいろんな形で必要なんだと思うんですね。これは個別の教育の、総務課の職員がとかそうじゃなくて、外部もあります。それから電話の対応というのもできます。だから、いろいろ対応できるんですね。現場でわからなかったことがあったら聞けるとか、そういうこともありますので、これは導入事例についてというんじゃなくて、もう実際に具体的な数字でいえば4校に1名ぐらいの専任が必要だと言われているんですけれども、私はそんなに要らないと思いますけれども、例えば一つのめどとしてそういうことがあるとか、あと実際に支援員を教育委員会の中で置いたり、委託というのかお願いしたりとかいうところもあるみたいなんですけれども、そういうお考えもないということですか。
○前田 栄議長 清水教育総務課長。
○清水健治教育総務課長 お答えします。
  こちらの考えがないということではございませんで、まずはICTを活用した授業でどのような授業ができるのか、そちらをまず教員のほうは組み立てていかなくてはならないと思っております。そこで、組み立てた上で実際に授業を進めた、そのときにどうもうまくいかない部分ですとか、もっと効率的なやり方があるのか、そういった段階というんでしょうか、その段階になってそういった支援員とかというアドバイスをいただくべきなのかなというのも1点としてございます。
  ですので、現時点では、研修会等へ教員を派遣しておりますけれども、これ決して進めないということではございませんので、ご理解いただきたいと思います。
○前田 栄議長 田中議員。
○5番 田中紀吉議員 課長ね、今そういう段階じゃなくてもっと間違いなく進んでいるんですね。具体的にどういう学びができる、どういう活動ができるというのは、もう先行事例というか、先行事例はもうしっかり出ています。出ているんですね。だから、教員の皆さんは夏休みはそういう研修、それからそういう先進事例を学ぶ、それから自分のいろんな教養なんかを高める、そういうことだと思うんですけれども、だからその点で、じゃ具体的にもう来年、再来年は完全実施なんですね、指導要領が変わると。そのためのことしなんかは非常 に重要な時期ですね。来年はもう1年あります。来年、再来年についてはもう完全実施をしなさいということでやると。
  だから、もう研究その他というよりも、どういう使い方が一番有効なのか、効果が出るのか、費用も安くて済むのかというのは各地でいろいろやっていますよね。だから、ぜひその辺を派遣していただいたり、教育委員会自身も研究と、勉強ですか、いうのを深めていただいて進めていただきたいと思います。よろしくお願いします。
  最後に、学校の目標ということなんですけれども、一番の問題は、教育委員会というよりもときがわ町がどういう子供たちを育てるんだと、そういうことだと思うんですね。そのためにそういう道具や条件やいろんなものをどういうふうに活用していくかということだと思います。教育というのは基本的には投資だというのは、もう前からというか、当たり前なことだと思うんですね。そのことについてときがわ町は非常にもう投資をしてきているというか、先行的にやってきているんですね。だから、ハードというか、コンピューターの機械がハードに入るかどうかはわかりませんけれども、そういう部分については、もうちょっとというよりも、積極的な工夫やその努力が問われるんじゃないかと思うんですね。
  それで、パンフレットは渡してありますけれども、国のきちんと予算措置や、どういう計画をやっていればいいんだというのが出ています。それで、都市部だけじゃなくて町村や何かについての利活用も載っています。だから、そういう点で一番の問題は、どういうのを目指すか、目標にするかということだと思うんですね、そういう道具や条件やいろんなものを。ということで、その辺を教育長、お伺いします。
○前田 栄議長 久米教育長。
○久米正美教育長 難しい話かなとは思うんですけれども、やっぱり学校の使命というか、ときがわ町としても心豊かな子供たちを育てていく、健全な子供たちを育成していく、これがやっぱり教育の最大の目標かなというふうに考えております。そういった上で、一番は心かなと。それでもちろんその上で学力もあわせて。そういう中においてコンピューターが必要な部分があれば、もちろんコンピューターも活用していく。こういう言い方をしてはよくないんですけれども、機械がなかなか子供を育てるということはやっぱり難しいであろう。ただ、今、発達しているそういった機器をうまく利用しながら教育を進めていくということは大変必要なことかなというふうには認識しておるところです。
  ちょっと答えにならないんですけれども、そんなことでご勘弁いただけたらありがたいなと思います。
○前田 栄議長 田中議員。
○5番 田中紀吉議員 私も、機械が教えるわけはもちろんないわけですし、ただ、道具として有効に使っていくと。あと、我々が昔、調べ物がどうのといったときとはもうレベルが違うわけですよね。子供たちも違う。あと、子供たちは、ときがわにいたから、○○にいたからということは関係なくて大人になっていくわけですね。だとしたら、ときがわ町はそういう条件が不利なんじゃなくて条件が有利な環境で勉強ができた、体験ができた、調べ物ができた。それから、今あるそういうネットの環境だというのは、いい、悪いはもう過ぎちゃっている段階ですね。だから、そういうのもなれる。
  1個言うと、うちの子供は玉小だったんですけれども、早かったんですよね、コンピューターのあれが。それで、高校に行ったときに、あっ、こんなのもやってるんと言われたそうです。言われたんです。今は逆のような気がしますね。ときがわ町はそれまだやっていないのと。俺はそれは逆だと思うんですね。ときがわ町は小さいからこそそういうところに目配せができる、そういう条件も整える、じゃないかと思うんですね。
  ぜひ来年度の予算に向けて課長も教育長も頑張っていただいて、そういうのは研究とか調査とかという段階ではなくて、どうやったらときがわ町に、町長がよく言う、合った、そういうのを工夫も含めてやっていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
  終わります。
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          ◇ 山 中 博 子 議員
○前田 栄議長 引き続き一般質問を行います。
  発言順位2番、質問事項1、災害時の対応は、質問事項2、活き生き活動センターの運営状況は。
  通告者6番、山中博子議員。
○6番 山中博子議員 議長の発言許可をいただきましたので、2項目について質問させていただきます。
  1、災害時の対応は。
  最近、地震による災害、大雨による災害等、全国的に想定外の災害が発生している。幸いにもときがわ町では甚大な被害は起きていないが、いつ何どき起こるかわからない。後日、想定外の被害が発生しましたという発言にならないよう、考えられる災害を想定して対策を講じておくべきと考える。
  そこで、次の点について町の考え、今後の対策を伺う。
  (1)町全体の避難訓練。
  (2)個人情報の取り扱い。
○前田 栄議長 答弁願います。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 山中議員ご質問の1、災害時の対応はについてお答えをいたします。
  まず、(1)の町全体の避難訓練についてですが、町内全体を見ますと、地域ごとに地理的条件が異なっており、想定される災害についても地区ごとに状況は異なると考えます。台風などの大雨による被害を想定すると、山間部では土砂災害に注意が必要ですし、河川付近では川の氾濫等に備える必要があります。
  現在まで、各地区の自主防災組織においては避難訓練等を実施していただいているところですが、地域ごとに被害想定を深めていただき、その地区に応じた訓練内容をご検討いただくことを考えております。
  ことしの6月に大野地区のくすの木センターを会場とした土砂災害訓練は、4つの地区の合同で実施し、避難訓練、煙体験、地区独自の消防隊による消火訓練等、多様な訓練を行っていただきました。
  こうした複数地区での合同実施は、その地区の被害を想定していただいた訓練であり、住民の方にも有意義な内容であったと思います。今後、こうした訓練を町内の他の地区においても行いたいと考えております。その上で町全体の訓練実施について検討してまいります。
  2点目の個人情報の扱いについてですが、町では、災害対策基本法に基づき、災害時にみずから避難することが困難な方で、迅速な避難の確保を図るため特に支援が必要な方を対象に、避難行動要支援者名簿を作成しております。名簿については、民生委員、自主防災組織へ提供しております。この情報の提供につきましては、本人に同意が得られた場合に提供するもので、同意が得られない場合には提供しておりません。
  しかし、災害が発生した場合や災害が発生するおそれがある場合において、避難行動要支援者の生命または身体を災害から保護するために特に必要であると認められるときは、避難支援等の実施に必要な限度で、避難支援等の関係者その他の方に対し名簿情報を提供することができることになっております。この場合においては、名簿情報を提供することについて本人の同意を得ることを要しないとなっております。
  また、町が名簿情報を提供する場合は、情報の提供を受ける方に対して、名簿情報の漏え いの防止のために必要な措置を講ずるよう求められています。さらに、名簿情報の提供を受けた方には秘密保持義務が課せられることも明記されております。
  避難行動要支援者名簿は、災害発生時に多くの避難行動要支援者の生命と身体を守る上で重要なものとなります。個人情報の取り扱いには十分注意し管理してまいります。
  以上です。
○前田 栄議長 よろしいでしょうか。
  6番、山中議員。
○6番 山中博子議員 ときがわ町では、6月3日が土砂災害防止訓練日ということで、県からの要請を受けて土砂災害防止訓練を行っていると伺っております。五明、椚平、ことしについては大野という順番で行っているというお話を聞きました。
  町はよく、近隣自治体を調べてみると言いますが、近隣自治体がどのような防災訓練をしているかご存じなんでしょうか。
○前田 栄議長 答弁願います。
  清水総務課長。
○清水誠司総務課長 ただいまのご質問についてお答えしたいと思います。
  近隣自治体につきまして、聞くところによりますと、広報等で調べるところによりますと、ときがわ町の防災訓練と同じような、同様の形の訓練をやっているというふうに聞いております。
  以上です。
○前田 栄議長 山中議員。
○6番 山中博子議員 近隣自治体を私自身で調べてみました。嵐山では35の行政区があり、12防災組織があります。そして、去年、おととしと町を挙げて実施しております。今後1年置きに実施するとのことでした。その実施内容は、比企広域、そして地元消防団の協力を得て、前年度ですね、玉ノ岡中学校体育館で太陽光発電を利用した夜の防災訓練をしたそうです。
  それから、吉見町では、昨年までは年1回の実施、そして自衛隊、比企消防、地元消防団の協力を得て行っておりました。東西南北に地区を分け、消火訓練、それから屋上に取り残された人のヘリの救助等も行ったと聞いております。今年度から誰でも参加できるような形に、前年度と違った形にし、セクションを分け、これはとても学ぶべきかなと思ったのは、企業に協力してもらってやっているところです。例えばNTT、ガス会社、そのような企業 に来ていただき、復旧工事等の実践、ガスがとまった場合にどのような工事をするか、そしてNTTには、災害が起きた場合にどこに連絡するか、そのようなことも実践でやっているそうです。
  鳩山は3地区、亀井、今宿、ニュータウンと3つに分け、1年ごとに地区を変えて防災訓練をしております。その内容としては、地区の小学校に歩いて集合し、消防、自衛隊の協力を得て、はしご車体験とか防災グッズ展示等を行っております。
  越生も3地区に分け、1地区ごとに行い、4年目は町全体で行う。そのときには区長が参加人数を町に届け、保険に入って行っているという、すごく補償を大事にしているのかなと思いました。その中で、埼玉医大、それから日赤奉仕団、自衛隊、自衛隊は炊飯車を持ってきて行っているそうです。
  滑川は15行政区に分かれております。2年に一度、町全体で行っているそうです。防災放送後、職員が無線を持って各避難所に向かい、災害本部を立ち上げて本部との交信をし、そして職員が本部に戻り、そこの避難所に職員タオル等を運ぶ。そして、各家庭は無事であるしるしとして玄関に白タオルを出す。そして、保健センターは要援護者受け入れ態勢を整え、社協はボランティアセンターを設置、日赤奉仕団は炊き出し、比企広域地元消防団が各避難所に分散して行く。本部では、煙、防風体験等を実施しています。
  最後に、実際に3年前に豪雨災害を受けた長野県南木曽町の情報も得ました。人口は4,400人、60もの行政区に分かれております。ときがわ町と同じく山合いで、地区を分けないとならないそうです。それを7地区に分け、地区ごとに、例えば大規模地震が発生し、地区に2次災害発生のおそれを想定して行う。そして、地元医師と県立病院の災害時派遣医療チームによるトリアージの実施。トリアージとは選別という意味で、治療の優先順位をつけること。この実施をしたことによって住民が医療に関しても興味を持ったということでした。また、沢で土砂流出のおそれがあるとの想定。
  ここで学ばなくてはいけないと思ったのは、拡大版のハザードマップを使い、区ごとに地区内の危険箇所、安全箇所、避難経路等の点検、確認の話し合いをしております。南木曽町のように、何を想定して訓練するのかが大事だと思います。先ほどの町長の答弁の中にも、ときがわ町はいろいろなところがある。山崩れ、崖崩れ、それから川の氾濫、いろいろなものがあるので、何を想定して訓練するというのは本当に大事だと思います。
  7月の台風のときに実際に避難した人の言葉が新聞に載っていました。避難経路、避難所までの時間等、事前に経験していたので安心して移動できたと。ときがわ町の今後の防災訓 練をどのように計画しているのか伺います。
○前田 栄議長 清水総務課長。
○清水誠司総務課長 今後の防災訓練の計画、将来に向けた計画についてということでのご質問かと思いますが、最初の町長の答弁にありましたように、先ほどの南木曽町のお話も大変参考になるお話だなと思いましてお聞きしたんですけれども、そのように、南木曽町は7地区に分けてというお話ですが、ときがわ町につきましても実際、今、土砂災害の防止ということで、土砂災害を想定した訓練ということで、大野のほうで4地区を一緒に今年度はやっていただいたわけですけれども、今後もそういうふうに、地区を合同で、似通った地区のところで一緒に集まっていただいてやっていくということをそれぞれの地区でお願いをしていきたいというふうに考えております。町内を幾つかのブロックに分けて、それを順番にやっていくような形でできればよろしいのかなというふうにも考えております。
  ただ、それぞれ今、防災訓練で、自主防災のほうでそれぞれ訓練をやっていただいているわけですけれども、それをさらにそういうふうに考え方をアップしていただきまして、横のつながりを持って訓練をやっていただければよろしいかなというふうに考えております。そのようにまた考えてお願いをしていければなと思っております。
  以上です。
○前田 栄議長 山中議員。
○6番 山中博子議員 計画的には何となく未定のような感じを受けました。というのは、そのブロックがどのように分けるかということも計画の一つですし、それからそのブロックが何年に実施するかということも計画の一つだと思います。もっと具体的な計画を早急に立てていただきたいと思います。
○前田 栄議長 要望ですか。
  総務課長。
○清水誠司総務課長 今年度につきましては、避難訓練等も含めていろいろ見直しを全体的にやっております。また、地域防災計画の見直しも今年度行う中で、そういうものもあわせて、今ご指摘のように具体的な訓練の方法についてさらに深めて、町のほうとしても方針を決めてそれぞれの地区のほうにお願いをしていきたいと思いますし、またブロックの分け方につきましても、地理的な条件だとかそういうものも含めて考えてブロック分けをして、どのような順番で実施していくとか、そういうことにつきましても考えをまとめましてお願いをしていきたいというふうに考えております。
  以上です。
○前田 栄議長 山中議員。
○6番 山中博子議員 災害はいつ起こるかわかりませんので、できるだけ早く対応していただきたいと思います。
  ことしの7月、台風12号発生時、都幾川公民館、玉川公民館に避難所を開設したと。きのうもきょうもその放送があったと思うんですが、防災無線とメールで発信されました。西平から奥のほうにとって都幾川公民館は遠くて不便です。西平の方から、橋が決壊したらどうしたらいいのかと聞かれました。6月議会で杉田議員が、西平方面に複合的な防災拠点施設の整備の考えはあるのかという質問に、町は、ほかの先進自治体の状況も調査し研究すると答えています。調査・研究した結果をお聞きします。
○前田 栄議長 清水総務課長。
○清水誠司総務課長 西平奥につきましての指定避難所のほうは、厳密にはほとんどないというようなことで、複合施設を西平に建設できればというような中で、そういうふうなことの調査・研究を行いますということで6月のほうで申し上げたわけでございますが、現在のところそのことについてさらに進んでございませんので、まことに申しわけございませんが、さらにその考えを進めていきたいというふうに考えております。
  以上です。
○前田 栄議長 山中議員。
○6番 山中博子議員 6月から3カ月たっております。やはり先ほども言ったように災害はいつ起きるかわかりません。そのことをよく考えた上で早急な対処をするべきと考えます。本当に、ちょっとがっかりしてしまいましたが、早急に対処していただきたいと思います。
  では、次にまいります。
  災害が発生しそうなとき、防災無線はとても重要な役割をします。しかし、台風、豪雨時、各家庭は雨戸を閉め、災害に備えています。その上、外は雨の音がすごく、放送はほとんど聞こえません。吸収してしまいます。このようなときの町の対応はどうするのか伺います。
○前田 栄議長 答弁願います。
  清水総務課長。
○清水誠司総務課長 基本的には、防災無線を聞いていただくということが通常の場合ですと基本なんですけれども、先ほどのように全く聞こえないような状況の場合については、どこのお宅でもテレビはそういうときに見ているのかなというふうに思っております。テレビの 中に、テレビ埼玉等の、そのテレ玉の情報等にときがわ町のほうは情報を流すような形にしております。そういうテレビでごらんになるのも必要というんですか、見ていただく方法もあるかなというふうに思っております。
  そのほかに、本日の放送等につきましてもメールを流すようには、その放送内容についてメールで流しております。そういうことも受信する手段はあるのかなというふうに思っております。
  以上です。
○前田 栄議長 小峯副町長。
○小峯光好副町長 それでは、私のほうから補足的に答弁をさせていただきますが、雨等で聞こえないというふうな場合について、一つは、防災無線については、後からテレホンサービスで聞くことができるというのが一つあります。そのほかに防災メール等によって、登録をしておいていただきまして発信をしていくというふうなこと。それから、今、総務課長が話しましたように、テレ玉のほうでdボタンで操作をしてときがわの情報を知ることができるというふうな形のサービスのほうも展開しておりますので、そちらを見ていただくというようなことで、住民の方が情報を得られる方法について何通りも考えていきたいというふうに考えておりますので、その辺については充実させていきたいというふうに思います。
  それから、それを知らないというふうなことになると思いますので、その辺の周知を十分に広報あるいはいろんな機会を通して、町長もいろんな、高齢者の皆さんが集まったところでお話をしていただいておりますけれども、そういった場の機会に、できるだけそういった皆さんにお知らせをしていく中で情報を得られるような形で努力してまいりたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いします。
○前田 栄議長 山中議員。
○6番 山中博子議員 私も、防災情報等メール配信サービスとそれから防災行政無線テレホンサービス、この答弁が来るんではないかと予想しておりました。私もこれは利用させていただいております。放送が聞こえないときにはテレホンサービスでもう一度聞いております。ただ、この間、地区防災会議がありました。20人ほど集まったそうですが、その中でメール配信、それを利用している方は三、四人しかおりませんでした。
  先ほど小峯副町長がおっしゃられたとおり、もっと普及するように心がけないと、もしものときに使えない。それから、広報等で発信していくとおっしゃいましたが、広報では4月号まではテレホンサービスの情報を流しておりましたが、5月号からは流しておりません。 流しておりませんというか記載されておりません。やはりやるからには徹底して、皆さんが使えるように。そして、あらゆるところで、こういうふうにしたらできるんですよ、こういうふうにしたら聞けるんですよ、それは無料ですよとか、そういう広報をしていかないといけないので、これからもしていただきたいと思います。
  それから、答弁でもございました個人情報の件なんですが、その前に、すみません、今まで一般質問のとき何度か伺ったんですが、各自主防災組織の長が2年ごとにかわるというのは町はどう考えているのか伺いたいと思います。
○前田 栄議長 総務課長。
○清水誠司総務課長 自主防災の団体の長がほとんど区長さんと兼ねている部分が、地区がほとんどになると思うんですけれども、そういう関係で2年に一遍ずつかわっていくというようなことはやむを得ないのかなというふうにも思っております。また逆を考えると、2年に一遍ずつかわるということで地区の中にいろんな方が、そういう自主防災について一生懸命考えていただく機会にもなるのかなというふうにも思っておりまして、これは総体的に、地区の防災力を考えていく上で一つの力にもなっていくのかなというふうには思っております。
  以上です。
○前田 栄議長 山中議員。
○6番 山中博子議員 私は2年ごとにかわることに少し疑問を持っています。というのは、かわるごとにゼロからその方がやらなくてはいけない。そして、いろいろな伝達事項が、申し送り事項がなかなかうまくいっていない、そんな感じがします。
  今回、先ほど個人情報の問題が出ましたが、地区の防災組織の中に、防災委員の中に災害弱者支援担当係というのがございます。防災会議をした際に、自分はその弱者、それを、誰を助ければいいのかという質問がありました。ですが、区長がそのことは教えられないと。きょうの答弁の中には、必要な限度で、避難指示等関係者その他の方に対し名簿情報を提供することができるとお答えをいただきました。ということは、区長と民生委員がその名簿を持っているだけでなく、防災組織の弱者支援担当係のほうにも渡してもいいということですよね。
○前田 栄議長 答弁願います。
  宮寺福祉課長。
○宮寺史人福祉課長 では、その点に関しましては、個別支援計画の災害時要支援者リストの名簿の作成に携わっている福祉課のほうからご答弁をさせていただきたいと思います。
  山中議員のご指摘で、誰を助けたらいいかの名簿を複数の民生委員と区長以外の方で共有してもいいんではないかというふうなご質問だったと思います。町の指導としましては、要支援者名簿を複製することはやめてほしいというふうなお願いをしております。なぜならば、現在進めている個別支援計画というのは、1人の災害時の要支援者に対して少なくとも1名以上の支援者をつけてほしいというふうなお願いをしているところでございます。つまり、その支援者と要支援者がそれぞれペアになっていればいいだけの話で、その他の方の情報までは出す必要がないのかなというふうに我々は考えております。
  以上です。
○前田 栄議長 山中議員。
○6番 山中博子議員 それではお伺いします。災害弱者支援担当係は何をしたらよろしいんでしょうか。
○前田 栄議長 答弁すぐできますか、休憩入れますか。
          (「休憩を願います」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 暫時休憩いたします。
                                (午前11時44分)
─────────────────────────────────────────────────
○前田 栄議長 再開いたします。
                                (午前11時47分)
─────────────────────────────────────────────────
○前田 栄議長 山中議員。
○6番 山中博子議員 それでは、玉工の防災拠点施設であるアゼリアと体育館及び格技館に設置されているトイレ、シャワーは、防災計画の中に載っておりますが、企業誘致したことによってどうなっているのか伺います。
○前田 栄議長 答弁願います。
  総務課長。
○清水誠司総務課長 アゼリアにつきましては、ご存じのとおり、玉川工業高校の解体に伴ってあそこの部分はなくなりましたので、廃止になっております。中にある備品等につきましては、それぞれの町の施設のほうに移動したというようなことで……
          (発言する者あり)
○清水誠司総務課長 すみません、アゼリアにつきましては、先ほど申し上げましたように廃 止というふうなことでこれは解体になりましたので、ありませんけれども、その後につきましては、玉工の部室のほうに移動になったというふうな、移動して保管しているというようなことになっておりますので、よろしくお願いします。
○前田 栄議長 あとトイレ、シャワーの件かな、2つあったんだよね。
○清水誠司総務課長 トイレ、シャワーにつきましても、施設に付随しておったものでございますから、アゼリア自体がなくなっておりますので……
          (「格技館のほうはやっていますよ」と呼ぶ者あり)
○清水誠司総務課長 格技館も同じだと思う。そこの、ちょっとお待ちください。
○前田 栄議長 暫時休憩します。
                                (午前11時49分)
─────────────────────────────────────────────────
○前田 栄議長 再開いたします。
                                (午前11時51分)
─────────────────────────────────────────────────
○前田 栄議長 答弁願います。
  企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 じゃ、ただいまの山中議員のご質問にお答えさせていただきます。
  ご承知のとおり、玉川工業高校につきましては、株式会社ベジテックの進出に伴いまして建物等は全て解体というふうなことになっております。そこにありました避難所ということでアゼリアがあったわけでございます。そこの機能につきまして、まずは備蓄品でございますけれども、備蓄品につきましては、旧の玉川工業高校で部活がありまして、その部室として使っていた建物があったわけなんですけれども、そこを改修いたしまして、そこを備蓄品の倉庫というふうなことで使ってございます。ですから、そこに全部入っていますので、今でも使えるような状態でございます。
  そして、アゼリアが合宿棟というふうなことで合宿もできるような設備があったもんですから、お風呂ですとかトイレ、シャワーというふうなものも整備されておりました。そこにつきましては解体というふうなことで、それにつきましては機能がなくなったということになります。
  あと、避難所ということで、避難する人の収容というふうなこともあったわけなんですけれども、その機能につきましては、その代替施設として一ト市のコミュニティセンターを新 築いたしました。そこと、あと活き生き活動センターを改修して避難所というふうなことで指定ができることになりましたので、そちらのほうに収容人員を収容するということで対応のほうをしているところでございます。
  以上でございます。
○前田 栄議長 山中議員。
○6番 山中博子議員 それでは、アゼリアの備品は、備蓄品ですか、それは部室のほうに保管してあるということですが、その保存期限等の管理はどこでしているんでしょうか。
○前田 栄議長 清水総務課長。
○清水誠司総務課長 アゼリア自体の備蓄については、県のほうで管理していたということでありますので、現在も県のほうの、町のものということでございませんので、県のほうでその管理は、備品の管理についてはしております。備品というんですか、備蓄品についてですね、管理をしております。町のほうの備蓄品の中のものではないということでございます。
○前田 栄議長 山中議員。
○6番 山中博子議員 わかりました。
  7月の台風のとき、行方不明者を公表するかどうか自治体ごとに判断が割れました。ほとんどの自治体が災害時に公表を可能とする条例を設けているが、実際の対応については各自治体で異なっているとのことです。今回公表した岡山県では、43人にまでふえた行方不明者が、次々に生存情報が寄せられ、3日後には3人になり、捜索にかかわる要員を復旧や被災者支援などに振り分けられたそうです。ときがわ町では町としての判断はどうするのか、町長に伺います。
○前田 栄議長 渡邉町長。
○渡邉一美町長 町といたしましては、きのうの臨時の庁議でも言ったんですが、行政といたしますと、町民の生命・財産を守るというのが最優先だという話をしたんですが、その中で、財産よりも生命を優先的に考えてくれと、そういうふうに指示したところでございます。一番行政が考えなければいけないのが町民の生命でございますので、これを最優先に考えます。
  ちょっとさかのぼって私の考えをお話ししますと、今の防災訓練というのは災害が起きてからの訓練が多いんです。これについて防災アドバイザーは非常に危惧しております。その講演も私聞いてきたんですが、災害が起きる前の訓練をしっかりやれと。それが一番大事なのは自助、一人一人の心構え、ふだんの身支度、大事だと思います。この間も……………であったんですが、7月の災害のときに避難所に来て、避難所の毛布がかたいとか何を出して くれるんだとか、そういうのは問題外なんですよ。避難をしてくるときには、非常持ち出し袋を持ったり、枕がかたかったら自分の枕を持ってきたりと、二、三日の用意はしてくるのが、これが自助です。
  それから、共助というよりもご近所が大事だと。これはこの間の7月の災害でも岡山の例がありましたけれども、近所の防災の担当の方が、避難してくださいよ、避難してくださいよと一軒一軒回ったけれども、2割の方しか避難しなかった、そして大勢の被害の方が出てしまったということがございます。だから、小さな防災組織をやっぱりフルに活動して、防災委員が事前にご近所を回って、危険なところは避難の伝令に行く、あるいはうちのほうが安全だからうちに避難してくださいよ、そういうご近所力がまた肝心。その上に共助があり、また公助があると。どうしても行政の災害に対するサービスはおくれます。だから、ぜひですね、これ、きょうも玉川の水害がありそうな地域の方が避難所の見学に来るというんですが、そのときにも私お願いしようと思うんですが、やっぱり手ぶらで来ないでください。避難所は何もないんです。だから、非常持ち出し袋、それから身の回りのものでどうしてもこれがなければ私は生活できないというものは自分で持ってきていただく。
  それから、先ほど防災無線が通じない。大体1時間に50ミリの雨が降りますと、この距離でも話ができないぐらいの騒音になるそうです。1時間に100ミリだと、もう全然話ができないぐらいの騒音になるそうです。それでもやっぱり近所の人が、地域で弱い人があったり、お年寄りのところがあったら見回って、早目に避難してください、うちへ来てくださいと、そういうような近所の連携が私は一番大事だと思っています。そういうことを積み重ねた上で、町全体で防災訓練をやると考えております。
  いきなり町で防災訓練をやってしまうと参加者が少ないんです。地域でやれば、この間、大野地区でやると大勢の方が参加をしてくれました。でも、ときがわ町で防災訓練をやったらどのぐらい参加するか。末端まで行きませんので、なるべく細かな防災訓練を積み重ねた上での全体訓練というのを考えております。
  先ほども言いましたように、行政のほうは町民の生命を最重要視して考えていきたいと思いますので、その辺のご理解のほうをよろしくお願いします。
  以上でございます。
○前田 栄議長 山中議員。
○6番 山中博子議員 とてもいいお話だったと思います。
  私が質問したのはちょっと違いまして、個人情報、岡山県で行方不明者を公表したことに よって、自分は生きているよということを連絡して、行方不明者が43人もいたにもかかわらず3人まで生存情報がちゃんと伝わったわけです。ですから、そこのところで、個人情報は発することができないと言った自治体は、そのまま、生きているのにその人の捜索をしてしまうんです。ですから、そういうことの無駄なことがないようにするためには、そこで生存情報をもらえるためには、名前を公表しないとなかなかそういうことができないということで、町としてはその名前を公表するのかということを伺いたかったんです。
○前田 栄議長 渡邉町長。
○渡邉一美町長 法律というのは、私は平和な局面では法律は遵守すべきかなと思うんですが、大きな災害が起こりますとどうしても超法規的なことも起こります。例えば我々消防団を経験していますから、火災のときには個人の家の中にも土足で入っていきます。それはもう平和ではない、超法規的なことです。それは、火事に遭われた方の生命・財産を守るためにそこに土足で我々は入っていった経験がありますけれども、やはり行方不明者、生存しているかどうか、これは行政のほうは開示をする必要があると思っております。
○前田 栄議長 山中議員。
○6番 山中博子議員 ありがとうございました。
  今、町全体の避難訓練のことにも触れられたんですが、何を想定してやるかでその地区ごとに違う。だからそれは必要だと思いますが、例えば、どこだったか忘れてしまったんですが、各避難所から本部に対しての連絡の疎通がよくいくようにする訓練のためには、町全体で、ごく一定の方に限ってしまうかもしれません、避難するということで避難したということで、ある程度の、今、何人避難しましたという町とのやりとりがスムーズにいくために町全体の訓練ということを私は提案しました。
  というのは、今、避難所、ちょっと地震には使えない避難所なんですが、うちのところは。防災無線というか、ハンディーのがあるんですが、それの使い方を多くの方が知っていません。ですから、できるだけその訓練も交えた本部とのやりとりができる訓練をしてほしいということで、町全体でやりとりができるというもので提案したわけです。
○前田 栄議長 質問ですね。
  小峯副町長。
○小峯光好副町長 それでは、今、全体での防災訓練のことだと思うんですけれども、それについてのご質問をいただきましたのでそれについてお答えさせていただきますが、全体の訓練を先ほど近隣の町村でやっていらっしゃるということで、ときがわ町についても全体での 訓練をやらないということじゃなくて、やはり全体の訓練は全体の訓練としての、今、議員がおっしゃったような利点もありますので、その辺については十分に考えて行っていきたいというふうに思います。
  ただ、現段階では各ブロック、ときがわについては地域的な特性がありますので、その辺のところを、土砂災害等も、きょうも台風の関係ありますけれども、緊急の課題というふうにも考えておりますので、その辺のところの地域ごとの課題をクリアしていくという意味で、ブロックでやっていくというところを最優先に考えていくというふうなところで進めているところでございますので、全体についての利点については十分承知しておりますので、今後それについても取り組んでまいりたいというふうに考えております。よろしくお願いします。
○前田 栄議長 山中議員。
○6番 山中博子議員 そのこともお願いしまして、1項目めは終わりです。
○前田 栄議長 続いて、質問事項2、活き生き活動センターの運営状況は。
  6番、山中議員。
○6番 山中博子議員 活き生き活動センターの運営状況は。
  ことし5月にオープンした活き生き活動センターの利用状況と今後の活動について伺う。
○前田 栄議長 答弁願います。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 山中議員ご質問の2、活き生き活動センターの運営状況はについてお答えいたします。
  活き生き活動センターは、活気にあふれ、町民が心身ともに健康に生きることができる豊かな地域社会を築くため、町民の自主的な取り組みや組織的な活動の支援等を行うとともに、地域における他の世代との交流の促進を図ることを目的に設置された施設です。
  活き生き活動センターは、5月14日に開館し、3カ月が経過し、一般利用者が次第に増加しているところです。
  ご質問いただきましたセンターの利用状況につきまして申し上げます。
  まず、オープンした5月は約600人の利用がありました。主な利用は、比企子どもまつりの休憩やトイレ利用、オープニングイベント「笑い文字展」への参観者です。施設貸し出しは2件でした。
  6月は約700人の利用がありました。主なものは、花菖蒲まつり及び「笑い文字展」への参観者です。また、貸し出しは13件でした。
  7月は約280人の利用がありました。主なものは、ウオーキング団体の休憩立ち寄りと「広報表紙写真展」の参観者です。このほか、夏休みに入ってからはホールを利用する子供たちが増加しました。貸し出しは12件でした。
  8月は、15日までの半月で約380人、主なものは、ときがわ納涼まつりと町立保育園児童作品展示参観者及び自主学習の生徒で、貸し出しは9件でした。
  活き生き活動センターは、開館前に広報4月号、5月号に施設概要及び開館のお知らせを掲載したほか、開館のお知らせとオープニングイベントのチラシを全戸配布しました。
  また、イベント参加者にパンフレットの配布や、希望の方には館内のご案内を行いました。その他、センター周辺で開催されるイベントの際もホールやトイレなど利用者に開放し、施設活用のPRを行っています。
  今後は、センターの特徴である調理室や多世代間交流ホールを活用した独自のイベント開催のほか、個人で教室や講座を開催したい方や町内団体への利用案内と促進を図ってまいります。
  特に、多世代間交流ホールは無料で自由にご利用できるスペースとなっており、打ち合わせやティータイムの談話、ウオーキングの休憩ポイントなど、町民の皆様が気軽にご利用できる施設となるようさらなるPRをしてまいりますので、ご理解くださいますようお願いいたします。
○前田 栄議長 よろしいでしょうか。
  6番、山中議員。
○6番 山中博子議員 その目的として自主的な取り組みや組織的な活動はあったんでしょうか。
○前田 栄議長 答弁願います。
  清水総務課長。
○清水誠司総務課長 ただいまの活き生き活動センターの設置目的の自主的な取り組みとか組織的な活動の支援等があったかというようなことだと思いますが、今、自主的な取り組みという中では、いろんな施設を借りていただくというのがまず自主的な取り組みにもなるのかなとも思うんですけれども、そういった面では、新たに調理室等もございますのでそういうところを使って、一つには、企業支援施設とかそういうところの方がそういうところをお使いになって、人を呼んで講座を行うというんですか、料理教室等を行うとか、そういうようなこともやっていただいておりますので、それも自主的な取り組みや、ある面では組織的な 活動の支援になるのかなというふうに思っております。
  以上です。
○前田 栄議長 6番、山中議員。
○6番 山中博子議員 また、地域における多世代間の交流はあったんでしょうか。
○前田 栄議長 清水総務課長。
○清水誠司総務課長 お答えします。
  地域で、特に地域がですね、一つの地域を使って、また地域と地域が一緒に合同で使ったというようなことはございませんけれども、盆踊りだとか納涼まつりとかそういうときにいろんな方がとりあえずご利用いただいたというものも、何かその中に含まれるのかなと、交流になるのかなというふうに考えております。
  以上です。
○前田 栄議長 山中議員。
○6番 山中博子議員 納涼まつりとかそういうものというのは多世代間の交流とはちょっと違っているかなと思います。利用状況が貸し出しが2件、12件とかございますが、この利用料金はどのぐらいだったのか伺います。
○前田 栄議長 清水総務課長。
○清水誠司総務課長 5月から8月までの利用料金につきまして、実績の人数のほうは把握しておるんですが、料金のほうについては、ちょっと申しわけございませんが把握してございません。
  以上です。
○前田 栄議長 山中議員、約でもいいんですか。
○6番 山中博子議員 はい。
○前田 栄議長 大人幾ら、子供幾らで。
○6番 山中博子議員 でも、実際わからないようです。
○前田 栄議長 山中議員。
○6番 山中博子議員 それでは、後でどのぐらいの利用があったのか教えていただきたいと思います。
  活き生き活動センターには何度か私も行っております。ただ、あそこで話をしていますと、事務所が丸見えで事務所の方に声が聞こえてしまう。ちょっと安心してしゃべれないような気がします。ですから、自分たちがワイワイとやって、例えば隣の第2会議室でしたか、隣 の会議室がうるさい、そのようなことになるのではないかとちょっと危惧してしまいます。会議室1ですね。できれば自分たちがあそこの活き生き活動センターを利用するに当たっては、1階は全て開放して皆さんが来られるような形をとったほうが、会議室を使ったときに多目的ホールの方が静かにしようとか、そういう気遣いがなくて済むのではないかと思うので、一つはその提案をしたいと思います。
  今後いろいろな面で広報を広めていく、そのことはとても重要なことで、誰でも来ていいんだよということがまだ浸透していないと思いますので、広報、それから周知徹底していっていただきたいと思います。
  以上で質問を終わります。
○前田 栄議長 暫時休憩いたします。再開を13時15分といたします。
                                (午後 零時13分)
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○前田 栄議長 休憩前に引き続き再開いたします。
                                (午後 1時15分)
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   ◎発言の取り消し
○前田 栄議長 一般質問を行う前に、渡邉町長から午前中の山中議員の一般質問に対する答弁における発言について一部取り消しの申し出がありましたので、これを許可します。
  町長。
○渡邉一美町長 午前中の山中議員の一般質問の行方不明者の氏名を公表するかについてに対する答弁において、「……………」と発言をしましたが、これを取り消しさせていただきたいと思います。よろしくお願いします。
○前田 栄議長 ただいま町長から、山中議員の質疑に対する答弁における一部の発言について取り消したいとの申し出がありました。
  お諮りいたします。これを許可することにご異議ありませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 異議なしと認めます。
  よって、町長からの発言取り消しの申し出を許可することに決定いたしました。
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   ◎答弁未了部分について
○前田 栄議長 続いて、先ほどの一般質問の中で清水総務課長の答弁未了部分ですね。午前中の山中議員の活き生き活動センター使用料の質疑に対しまして清水総務課長から答弁の申し出がありましたので、これを許可いたします。
  清水総務課長。
○清水誠司総務課長 それでは、山中議員の午前中の質問に対するお答えとして、活き生き活動センターの使用料、5月から8月分の金額を申し上げます。
  8月分までで2万700円ということでございます。よろしくお願いします。
○前田 栄議長 山中議員、よろしいでしょうか。
○6番 山中博子議員 はい。
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          ◇ 岡 野   茂 議員
○前田 栄議長 じゃ、引き続き一般質問を行います。
  発言順位3番、質問事項1、防災・防犯・交通安全体制の充実の成果について、質問事項2、川遊びに来た人に一定のルールを。
  7番、岡野茂議員。
○7番 岡野 茂議員 議席番号7番、岡野茂でございます。
  議長のお許しをいただきましたので、通告書に基づきまして一般質問をさせていただきます。まず初めに、防災・防犯・交通安全体制の充実の成果について、2、川遊びに来た人に一定のルールをということで2問質問させていただきます。よろしくお願いします。
  防災・防犯・交通安全体制の充実の成果について。
  各地で想定外の大規模な災害や事件・事故が発生している。総合振興計画では「自然と調和した安全・安心な暮らしを守る」としてさまざまな施策が打たれているが、町の体制について具体的に伺う。
  (1)地域防犯と防災対策は。
  (2)子供たちの登下校の見守りは。
  (3)耐震住宅改修の促進状況は。
  お願いいたします。
○前田 栄議長 答弁願います。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 岡野議員ご質問の1、防災・防犯・交通安全体制の充実の成果についてにお 答えします。
  昨今、西日本豪雨のように記録的な災害や、登下校時の児童を狙う事件などが発生しており、国民生活の大きな不安となっています。
  ときがわ町総合振興計画に掲げる「安全・安心な暮らしを守る」ことが町の重要な施策であり、施策に示す防災・防犯・交通安全体制の充実の実行性を確認する必要があるとのご趣旨かと思います。
  つきましては、(1)から順次その具体的な体制についてお答えいたします。
  まず、(1)地域防犯と防災対策はについてですが、犯罪の起きにくいまちを実現するため、自主防犯活動の支援強化として、自主防犯活動の13団体の支援や、生活安全サポーター4名を委嘱し、青色防犯パトロールカーによる町内のパトロールとスピーカーによる注意喚起を行っております。また、地域の皆様にウオーキングをしながら地域や通学路の見守りをご協力いただくウォーキング・パトロールも行なっております。ことし8月1日現在で882名の方にご登録いただいております。
  また、犯罪情報を共有化するため町内57カ所に地域安全情報を掲示するなど、警察署等と連携して取り組んでおります。
  防災対策につきましては、自主防災組織を平成24年度に町内全域に組織し、現在、43団体で活動が行われております。町では、自主防災組織の資機材購入や活動費に対し当初より補助金を交付し、組織の充実に努めております。また、消防団、地域、関係機関が連携して訓練を行うなど、防災に対する体制充実に努めております。
  次に、(2)子供たちの登下校の見守りはについてですが、生活安全サポーター、ウォーキング・パトロール、県から委嘱されたスクールガード・リーダー、学校応援団の中の安全見守り隊、子ども110番の家、PTA、そして駐在所など多くの皆様にご協力をいただき、啓発、周辺パトロール、付き添い、立哨、避難場所など、それぞれの役割の中で子供たちの登下校時の見守りを行っております。
  なお、現在、通学路の緊急合同点検を実施しております。これまでの交通安全を主眼としたインフラ的点検に加え、民家が途切れる場所や子供がひとりになる場所なども点検して、防犯対策の充実を進めております。
  最後に、(3)耐震住宅改修の促進状況はについてですが、町では、昭和56年5月31日以前に建築されたいわゆる旧耐震基準の住宅などに対して、耐震診断や耐震改修工事の補助を行っています。
  平成28年にはときがわ町建築物耐震改修促進計画の改定を行い、国の基本方針や県計画を踏まえ、住宅の耐震化目標を95%と定めております。
  町内の旧耐震住宅のうち耐震性がない建物は、平成30年8月現在で1,200戸程度ありますが、今までに補助制度を活用して耐震診断、耐震改修を行った実績はなく、既存住宅の耐震改修が進まないのが現状です。
  今後も、引き続き計画や制度の周知を図り、地震や災害に備える住宅の耐震化を促進してまいります。
  以上です。
○前田 栄議長 7番、岡野茂議員。
○7番 岡野 茂議員 それでは、今の答弁の中から何点かお聞きしたいと思います。
  まず、ここにあります自主防犯活動団体の13団体、それから生活サポーターの4名ということでございますが、これはどういう趣旨に基づいて委嘱しているのか。あるいは13団体というのはどういう団体なのかちょっとお聞きさせていただきます。
○前田 栄議長 答弁願います。
  清水総務課長。
○清水誠司総務課長 生活安全サポーター4名とそれから自主防犯活動団体の13団体ということなんですが、まず自主防犯活動団体の13団体ということなんですけれども、これについては、具体的には家族相談支援センターのほうでよく花の苗を配付しているかと思いますけれども、この花の苗を配付するときの対象ということで、いろんなグループが花の苗を希望するかと思います。この中に、一つには見守りをしていただける団体ということで、原則5名以上の会員を有している団体にこの花の苗を配付するということなので、その団体にやっていただいているということでございます。
  あと、生活安全サポーターのほうにつきましては、主に町内の方、大体年齢は60過ぎた方ですけれども、この方に4名をお願いしているということでございます。趣旨につきましては、見守りをしていただける方ということでお願いしております。よろしくお願いします。
○前田 栄議長 岡野議員。
○7番 岡野 茂議員 その13団体というのは花の苗を対象としているということなんですけれども、これは町全体からピックアップされているのか。あと、この安全サポーターという4名は、地区的には偏らないで全体でやっているのか、あるいは何かの資格を持った者を選んでいるのかどうかお聞きします。
○前田 栄議長 清水総務課長。
○清水誠司総務課長 自主防犯活動の13団体につきましては、町内全域を対象として、希望されるというところで花の苗を仲介としておりますので、希望されるというところなので、特に地区割りをしているということではございません。
  それからもう一つ、生活安全サポーターにつきましてはお願いできる方ということでありまして、現在でいえば、明覚、それから玉川地区の方にやっていただいているということなので、できればそれは地区割りをしたほうがいいかと思いますが、やっていただける方ということで現在のところそのような、若干偏りはございますがお願いをしているところでございます。
○前田 栄議長 岡野議員。
○7番 岡野 茂議員 それだと、この人数で今のところは十分足りているという判断でよろしいんでしょうか。
○前田 栄議長 総務課長。
○清水誠司総務課長 今、車2班で交代交代で回っていただいておりますので、今のところ足りているというふうにこちらでは認識してございます。
  以上です。
○前田 栄議長 岡野議員。
○7番 岡野 茂議員 足りているということで判断させていただいて、ときがわも事故が少ないということで非常によろしいことだと思うので、ぜひともこの方々にまた頑張っていただければと思います。
  次に、防犯のほうは自主防犯のほうについてもお聞きしたいと思ったんですが、先ほど山中議員から大分質問されましたので、私のほうはちょっと省略させていただいて、先ほどの自主防犯活動の中で、地区を統合して、例えば大野で4地区がやったと、平でもじゃ4地区とか5地区でまとめてやるというのを先導するのは区長さんかと思うんですけれども、それが、区長さんが次から次へと2年ごとに交代してしまうということでなかなか率先して、じゃ今度はうちのほうは7地区なら7地区でやろうよというのを、リーダー的な者がいないと思うんですけれども、そうしたところを町のほうでもう少し指導というか、お願いするというか、そういう形で大きくやっぱりやっていったほうが私はいいと思うんですよ。
  先日、雲河原地区でももう6回、7回目ですかね、やったんですけれども、今回は炊き出しだとか豚汁をつくって食べようということでやってみたんですけれども、やはりマンネリ 化して参加率がだんだん減ってくると。もう少し新しいものを入れなくてはならないんではないかと思うんですけれども、その辺を町のほうではどう考えるかちょっとお聞きしたいと思うんですが。
○前田 栄議長 清水総務課長。
○清水誠司総務課長 自主防の訓練のブロック化についてということで、先ほどちょっと答弁も申し上げたわけですが、これについて町のほうでも考えていくという中で、やはりブロック化することによって、それぞれの地区の単独でやっているよりも、先ほどのマンネリ化とかそういうものをある程度、いろんなところが集まってくることによっていろんなアイデアを訓練の中に生かせるんじゃないかなというふうな、訓練のマンネリ化を防止するためにも集まってやるということはよろしいんじゃないかなというふうに思っております。
  これについて今回いろいろ、地域防災計画の見直し、それから現在も避難の状況、今、台風が近づいてきていろんな避難の方法をお願いしているわけでございますが、そういうのとあわせて自主防災組織のほうにいろいろお願いする、訓練の方法、それから内容についてもお願いするところがこれからふえていくと思いますので、そういう中にあわせて役場のほうからやり方をお願いしていくように考えております。
○前田 栄議長 岡野議員。
○7番 岡野 茂議員 今、課長、ちょっとよくわからないんだけれども、例えば区長さんを集めて、きょうは自主防災を広域的にやっていくので、その会議だけをするとかという計画を立てていかないとできないかと思うんですけれども、その辺の考えはいかがなんでしょうか。
○前田 栄議長 総務課長。
○清水誠司総務課長 今、主に区長会のほうが、区長さんがおいでになってきて会議を行っているわけなんですけれども、区長会の中で実際は一番最初にはお願いをするようになるかと思うんですけれども、それと同時に、今、岡野議員がおっしゃられたように、単独に自主防災組織の代表は区長さんとは違う方もいらっしゃいますし、いろいろ区が集まって一つの自主防災組織をつくっているところもありますので、そういう方を集めて町の方針をお伝えするという会議も必要かと思います。
○前田 栄議長 岡野議員。
○7番 岡野 茂議員 私のところでも何度もやっていて先ほど言ったようにマンネリ化していますので、例えばそういう広域というか、西平を限定として言えば7ブロックあるわけで すよね。それが1回に集まってやるということは、近所の人を、年寄りを、年寄りという言い方は失礼ですけれども、交通手段に恵まれない方を近所の人が乗せていって一緒にやるとか、そういうのもまた訓練になると思うので、ぜひとも広域化という形でこれから進めていくように町のほうでも努力していただければと思うんですが、よろしくお願いしたいと思います。
  それでは次にいってよろしいですか。
○前田 栄議長 岡野議員。
  失礼。次というのは、この中の次で(2)ですか、質問事項1はよろしいんですか。
○7番 岡野 茂議員 いやいや、防災対策について。
○前田 栄議長 防災の(2)ね。はい、どうぞ。
○7番 岡野 茂議員 1番の(1)の防犯と防災については、これで終了させていただきます。(2)の子供たちの登下校の見守りについて質問させていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
  各学校に見守り隊が組織されていると思いますが、今の子供たちの見守り隊の人数、あるいは子ども110番の家ということでここにお答えがあるんですけれども、子ども110番の家の軒数というのは今何軒ぐらいあるかわかりますか。
○前田 栄議長 清水教育総務課長。
○清水健治教育総務課長 お答えさせていただきます。
  まず、見守り隊でございますが、登校時の立哨ということで、現在、小学校区で14名、下校につきましては3名ということでございまして、登校が14名、下校が3名でございます。
  それから、子ども110番の家でございますが、こちら資料が古くてまことに恐縮なんですが、平成26年時点で116軒でございます。
  以上です。
○前田 栄議長 岡野議員。
○7番 岡野 茂議員 今のお答えの中で小学校が14名で下校が3名ということですが、これはときがわ全校の数なんでしょうか。
○前田 栄議長 清水教育総務課長。
○清水健治教育総務課長 3つの小学校の合計の数でございます。登校が14名、下校が3名。
  以上です。
○前田 栄議長 岡野議員。
○7番 岡野 茂議員 この数で今のところは間に合っているというか、大丈夫なんですか。
○前田 栄議長 清水教育総務課長。
○清水健治教育総務課長 答弁書のほうにも記載がございますが、この見守り隊のほかに、110番の家のほかに、スクールガード・リーダーという方、それから先ほど答弁にもありましたウォーキング・パトロール、こちらが882名ですか、それとあとPTAのほうの朝の立哨活動もございますので、それらをご理解いただければと思います。
○前田 栄議長 岡野議員。
○7番 岡野 茂議員 わかりました。じゃ、人数的には大丈夫だということで理解します。
  それからあと、通学路の点検ということでここに書いてあるんですけれども、私、毎日こちらのほうへ出てくるのに、都幾川中学校に自転車で通っている生徒がいると思うんですが、その方が通ってくる西平の堰根から桃木のカーブしたところぐらいまでの通学路が今非常に、草が左右から生えていて自転車が乗りにくくて、この間もちょっと私がたまたま見たときに自転車が交錯するような格好で、この草をよけるためにやったんですけれども、あの辺の点検というか清掃というか、そういうことはまだ考えていなんでしょうか。
○前田 栄議長 加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 それでは、県道の歩道のことなので建設環境のほうからお答えします。
  この時期、やはり草が少し油断をすると生えてくるというのは、これはどこのところもそうなんですけれども、できればそういったものは、県で一応年2回草刈りはやっているんですけれども、どうしてもその間、間というのはできない部分があります。ぜひそういったものは、今のところ町のほうというよりも地元、PTAのほうでお願いをしているというのが現状でございます。
○前田 栄議長 岡野議員。
○7番 岡野 茂議員 PTAでお願いして刈ってくれる人がいるんですか。何かすごい草になっているような気がするんですけれども、その辺をもう一回確認します。
○前田 栄議長 建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 実際そういった苦情が結構ありまして、地元のほう、あとPTAのほうでも刈ってもらっております。実際にそれはやっていただいています。
○前田 栄議長 岡野議員。
○7番 岡野 茂議員 わかりました。事故がないからいいですけれども、もう少し見ていた だいて、きれいにしていただいたほうがいいんじゃないかと思うんですよね。
  あと、雪が降ったときは役場の職員なんかも出て雪かき、除雪ですか、そういうのをしているみたいですけれども、草じゃそんなに影響がないという考えなのかどうかわかりませんけれども、ちょっと子供たちがかわいそうかなという気がしますので、もう一回よく検討してみていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
  じゃ、これで2番の子供たちの登下校については終わりにさせていただきます。
  続いて、3番の耐震住宅の改修の促進について質問させていただきます。
  この答弁書の中に実績がないということで書かれているんですが、国としては95%と定めているということで、1,200件あるうちの1件もやっていないというのは、これは原因をちょっとお聞きしたいと思うんですが、よろしくお願いします。
○前田 栄議長 加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 では、住宅行政の関係、まず耐震につきましては、この1,200件残っているというのは、旧耐震基準に基づいてつくった昔の家で耐震補強をしていないものが1,200という数字です。実際、補助金を出しているものを活用して改修したというのがないという話であって、例えば増改築を通常する場合には、既存不適格の部分というのは、自然にそちらは合うように補強がされる形になっています。
  実際、昭和56年より前といいますと、やはり築で三十六年、七年ぐらいたってしまっているわけなんです。そういったお宅を耐震だけの工事をするというのはやっぱり、金額的にも平均で150万ぐらいかかっているとよく統計で出ているんですけれども、そういったお金をかけてやるよりも家を建て直したりという方が多いようで、実際に1,200残っているのは確かなんですけれども、そういった家の建てかえ等でこういったものが改善されていくのではないのかなと思っております。
○前田 栄議長 岡野議員。
○7番 岡野 茂議員 1,200件残っているうち、特に大野、平地区は新築ができる状況が非常に少ないということで、また若い者はみんな出てしまうわけですよね。年配の年寄りだけが残っているところに耐震をしろというのは非常に難しいと思うんですが、その辺は町のほうではどういうふうに、しようがないといって考えてしまうのか、あるいはもう少し何か対策を考えるということはないんでしょうか、お聞きします。
○前田 栄議長 加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 お答えします。
  大野、平地区のほうが建てかえが難しいという話というのは土砂法の関係で、よくその辺ちょっと誤解されている方が多いんですが、土砂災害防止法でイエローのゾーンであっても建てかえは何ら問題なくできます。イエローゾーンなので家が建てかえができないというのは、これは間違った認識なんです。レッドゾーンは、確かに建てかえをするときには、もしその場でやるんであれば耐え得るだけの擁壁等ものをつくった上でその場で建てかえるというのがあるんですが、そういった、地区によって建てかえができないだとかそういったものよりも、やはりこの耐震を促進していくのにはこれといって秘策は見当たらないんですよね。
  どこの市町村も、県内で調べたんですが、やはりときがわ町と同じような補助制度が、これは国の交付金をもらってやっていまして、大体最大で20万円なんですね、耐震のが。それはうんと補助があればいいんですけれども、やはりその辺は自己責任というか自己負担という形でお願いしているのが、全国的にもそういった現状ですので、これをしっかりやっていくと。補助制度だとかそういったものは今の現行の、建てかえの場合、今20万で、診断だったら5万という補助金が出ているんですが、そちらのほうでお願いをしているところです。
○前田 栄議長 岡野議員。
○7番 岡野 茂議員 わかりました。では、この耐震改修は今、手がないというのが現状ですね。わかりました。
  じゃ、以上で耐震については質問を終わりにさせていただきます。
  次に、2番にいきたいと思います。
○前田 栄議長 続いて、質問事項2、川遊びに来た人に一定のルールを。
  7番、岡野茂議員。
○7番 岡野 茂議員 じゃ、2番の川遊びに来た人に一定のルールをということで、ことしも川遊びに大勢の人が来町しているが、管理されていない場所はルールを守らない客も見受けられるので、駐車場やごみ対策を含めた全町的な管理体制に見直し、新たなルールづくりが必要ではないかと思うが、町の考えをお伺いします。
○前田 栄議長 答弁願います。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 岡野議員ご質問の2、川遊びに来た人に一定のルールをについてお答えをいたします。
  町に流れる一級河川の都幾川沿いには、その清流に親しめるキャンプ場やバーベキュー施設が現在4カ所整備されており、毎年、夏休みシーズンを中心に数多くの観光客が訪れてい ます。キャンプやバーベキューだけではなく、川遊びを目的とした観光客にも、ときがわ町は非常に人気のスポットとなっております。
  ことし7月に、本郷地区の旧農村文化交流センターを活用して複合レジャー施設がオープンしたことで、本郷球場南側の河川沿いの利用が有料化されました。これを受け、ことしは特に、三波渓谷の駐車場や県道大野・東松山線の境神バス停周辺など、都幾川沿いで有料化されていない場所に訪れる観光客数がふえております。
  入り込み客がふえることは望ましいことではありますが、一部の心ない人たちにより、生活道路での路肩駐車やごみの投棄など、岡野議員ご指摘のとおり、ルールが守られない現状が生じています。
  このようなことから、町では観光協会、シルバー人材センターと連携し、毎年4月から9月までの週末を中心に、町内3カ所において河川敷などの巡視を行い、観光客へのごみの持ち帰りの啓発活動を実施するほか、放置されたごみの収集を行い、景観の保全に努めているところであります。
  現状の課題である路肩駐車やごみの投棄などにつきましては、住民の交通安全の確保、環境の保全を担当している警察や埼玉県、そして地域の方々と協議し対策を検討するとともに、既存の受け入れ施設への誘導を図り対応したいと考えております。
  また、三波渓谷に隣接する三波渓谷駐車場につきましては、利用者の増加も見られることから、適切な管理と景観の保全による観光客の満足度の向上を図るため、来年の夏休みシーズンを目途に、有料化を含め、地権者や関連団体との検討を進めたいと考えております。
  河川は誰もが自由に使用できる憩いの場所であり、使用を妨げることができないことから、町内河川の統一的な管理体制及び新たなルールづくりにつきましては、議員ご指摘のとおり、町全体での観光客の受け入れ態勢を検討する視点で河川の管理である埼玉県と協議、検討を行うとともに、先進自治体での取り組みを参考に、よりよい方法を研究してまいりたいと考えています。
  以上です。
○前田 栄議長 7番、岡野議員。
○7番 岡野 茂議員 それでは、川の問題について何点かご質問させていただきます。
  まず、今の答弁の中にあったように、バーベキュー場とかキャンプ場が整備されていないところが4カ所ということですけれども、私が見たところではもう少しあるような気がするんですよね。
○前田 栄議長 されているところがね。
○7番 岡野 茂議員 ごめんなさい。失礼しました。管理されているところが4カ所ね。すみません。
  管理されていないところが、下からいうと武田木工所の跡ですね、三波渓谷のところの駐車場、あと堰根の川の堰のところですよね。それからあと、スケート場の奥、それからあと横道の赤塚幼稚園の下のカーブのところですよね。それから境神と、あと私がこの間ちょっと行ったときに気がついたのは、大野のキャンプ場の手前のバスを駐車するところ、あそこにバスが1台入っていて駐車場に入れないので、すごい、路肩駐車が両側にずっととまっていたんですよね。ですから、そういう道路に置くというのが非常に危険度が高いような気がするんですよね。
  それで、特に境神のところは、私もこの間、経験したんですけれども、左右にとまっていて、上からおりてきてカーブを曲がり始めるところからもう車が置いてあったので、あれは今、交通事故になるもとだと思うし、あと自転車が非常にあそこは飛んでくるんですよね。ですから、特にあそこは至急、手を打たないと危ないということで、大野の方にも聞いたんですけれども、大分前から役場のほうにはいろいろ検討をお願いしているということなんですけれども、幾度やってもだめだということなので、もう少し具体的な、こうすれば絶対入らないというような策を講じないと、あそこで事故が起きるんじゃないかと思うんですが、町のほうの考えはいかがでしょうか。
○前田 栄議長 加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 お答えします。
  境神のところ、確かに何年か前からお盆のときに駐車がすごいということで、ことしもお盆前からそちらの対策を、具体的には8月9日だったですかね、実際に警察のほうからちょっと何とかしましょうということで、その翌10日にカラーコーンを全部で8基やったんです。そこには「駐車禁止」ということで表示をしてやったんですが、やっぱりそれもどかされてしまいまして、ちょっと効果がなかったと。実際には「駐車禁止」というものを勝手につけるなというふうなことまで言われまして、「駐車禁止」というものを取ったりもしたんですが、具体的にじゃどういう対策をすればいいのかということで3点ほどあるのかなと思います。
  1点目は、やっぱり規制をかけてしまうということですね。駐車禁止の指定をかけてしまうということが1点。あと2点目としては、完全に入れないようにバリカー等で塞いでしま う。今の間隔ではなくてもっと密にして、もう動かせないような形にする。あと最後に3点目としては、土地に入れないように、川におりていけないようにロープ等で立入禁止の表示をするという3点ほどあると思うんですが、実際にことしの状況を見まして、かなりひどいということで、あそこはちょうど道路と川の間に民地がありますので、土地の所有者にお願いをしまして土地の立入禁止、道路から川におりられないように、土地所有者の「ここは私有地につき立入禁止」という看板と、あとはロープで完全に入り口のところを塞いだんですが、そういった形で今現在は立ち入れないような形にしております。
  バリカーにつきましては、こちらも慎重にやる必要はあるんですが、県の道路を管理している県土整備事務所と協議をしまして、バリカーをもっと密な形でしっかりと入れないように設置を、今年度中にはやりますという回答をもらっているところです。
  以上です。
○前田 栄議長 岡野議員。
○7番 岡野 茂議員 確かにあそこは危険が伴うので、地元の住民の方も心配していますので、なるべくそうした、遊びに来る方がまるっきり悪いということではないんですけれども、駐車を考えてもらうような形で進めていっていただけたらと思うんですが、よろしくお願いします。
  次に、三波渓谷のところの駐車場なんですけれども、ここについては大分人数が来ていまして、駐車場も満杯になるというのが幾日も見られました。そして、あそこの駐車場についてはまずお聞きしたいのは、あれは土地を地主さんから借りているのか町の地所なのかちょっとお聞きしたいんですが。
○前田 栄議長 坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 あちらの土地につきましては借地しております。
  以上でございます。
○前田 栄議長 岡野議員。
○7番 岡野 茂議員 借地でやっているとなると年間で借地料というのはどのくらい払っているんですか。
○前田 栄議長 坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 こちらは年間で約87万円程度お支払いしております。正確には87万3,800円ということでございます。
○前田 栄議長 岡野議員。
○7番 岡野 茂議員 それからあと、あのところを、土手のところの草刈り等をシルバーさんが時々やっているようなんですが、そのシルバーさんに支払う管理料というのは幾らぐらいかかっていますか。
○前田 栄議長 坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 こちらにつきましては、29年度の実績でございますが、シルバー人材センターに草刈りとして委託していたのが10万2,600円でございます。
○前田 栄議長 岡野議員。
○7番 岡野 茂議員 約100万近いものがかかっているわけですね。それで、100万円を町でかけて、あそこの土地を整備して無料で駐車させているということ自体がおかしいんじゃないかと思うんですけれども、その辺はどうでしょうか。
○前田 栄議長 坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 こちらの土地につきましては、もともと三波渓谷を訪れる方の駐車場ということで、無料ということで実施しておりました。ただ、答弁書にもお書きいたしましたように、本年度かなりの台数がふえておりまして、町といたしましても巡回をさせていただきました。そちらのほうも踏まえて有料ということで検討したいと考えております。
  以上でございます。
○前田 栄議長 岡野議員。
○7番 岡野 茂議員 町でも財政が逼迫しているということで、何か事業をしてもらえないかねと言うと財源がありませんと言われるんだけれども、これ無駄だと思うんですけれども、いかがですかね。100万も出してあそこを提供してやって、それで見てもらって、来てもらった方はいいんですけれども、町に幾らかでも財源を落としていってもらって、これを幾らかでも埋められるような施策をとらないというのはおかしいと思うんですけれども、いかがでしょうか。
○前田 栄議長 坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 そうですね。実際に現地のほうを私も何度か見させていただきました。あちらに来られる方は子供連れの方が多くて、河川で遊んでいる子につきましては、小さい子供を連れた親子連れということが多くいらっしゃいました。午後の時間帯の短時間の利用が多かったというふうな形です。町内の方ももちろんいらっしゃったんですが、町外の方はときがわのほかの町有施設等を回遊していただいているようでしたので、そのような形をもう少し活用したいと考えております。
○前田 栄議長 岡野議員。
○7番 岡野 茂議員 あと1点、ときのこやさんですか、建物をつくるところを貸しているようなんですけれども、あそこの方なんかも、町でできたものなんかを売っているのでそれは結構なんですけれども、やはりそうした人のところへ来たのが駐車しているということなので、大分その辺。あと、氷屋さんがありますよね。あの氷屋さんへ来る人もあそこへ大分とめているということで、相手は人の土地を黙ってただで使っていて、お金をもうけていて、町であれを提供しているというのはどうもおかしいと思うんですけれども、その辺の考えはいかがでしょうか。
○前田 栄議長 坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 ご指摘のとおりでございます。ただ、先ほど答弁書でもお書きいたしましたように、使用が大分ふえていることですから、有料ということで検討したいと考えております。
○前田 栄議長 岡野議員。
○7番 岡野 茂議員 それから最後に、こちらの計画書のほうには三波渓谷の開発ということであるんですけれども、これもう何年となく皆さんが質問しているんですけれども、この計画については実施するということは考えていないんですかね。それとも、考えているけれども予算がなくてできないとか、何かほかにそのできない原因というのがあるんでしょうか。
○前田 栄議長 坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 こちらにつきましては、議会等で今までいろいろご意見をいただいたりご質問をいただいております。こちらにつきましては、現在、岡野議員ご指摘のとおり、事業がなかなか進んでいないという現状がございます。計画につきましては、町の全体の計画という位置づけになろうかと思いますので、財政面も踏まえて方向性等は検討してまいりたいと考えております。
  以上でございます。
○前田 栄議長 岡野議員。
○7番 岡野 茂議員 町のほうでも予算もあるんだし順番というのがあると思うんですけれども、もうそろそろ三波渓谷の開発というか、計画的なものを実行に移していくべきではないかと思うんですよね。ただ観光客が130万人を目指している中で、もう少し三波渓谷というのはすばらしいねというところを見せられるような、そろそろ方針でいったほうがいいんじゃないかと思うんですけれども、町長、その辺のお考えはいかがでしょうか。
○前田 栄議長 渡邉町長。
○渡邉一美町長 三波渓谷の整備計画は、私、まだ町長じゃないときに委員をしておりました。あれは川の再生と一体で町がやるというような計画でしたよね。それが途中で頓挫をしたんですね。何で途中で頓挫をしたかというと、会議に出るたびに行政が出す青写真が違ってきて、もう初めから計画ありきの計画だったんですよ。だから私は、最初から出してくださいと、つり橋かけるんならかけるんでいいから、最初から案を出してくださいと言ったら、何かコンサルタント会社に丸投げしていて、でも最初から計画ありきで、それでもう委員さんもあきれちゃって、それでもうあれ諦めたという計画になっているんですよ、恐らく。だから、そういうのじゃなくて、もう少しやはり地域の人とも相談をしてやっていくと。
  それから、ときがわの観光地というのはそんな大きなボリュームのある場所はないんですよ。三波渓谷も本当に狭い場所。だから、ここはもう少し付加価値をつけて、駐車場も高く取るなら高く取って、そして限られた人に楽しんでもらうと、これは私はいいと思うんですね。
  だから、恐らく大野のほうも、これから毎年、猛暑が続くとどんどんお客さんがふえると思います。収容し切れない、恐らく。そうなってきますと、やはり観光施設の値上げとかそういうこともあると思うんですよね。
  やはりそういうふうな将来的には方針になってくるんじゃないかと思っております。随時、各観光スポットはもう一回見直して手直しをしていきたいと思っております。よろしくお願いします。
○前田 栄議長 岡野議員。
○7番 岡野 茂議員 ぜひ町長、今度は委員じゃなくて町長になったんですから、ぜひその辺の強い意志を持って改革していっていただければと思いますので、よろしくお願いします。
  以上で一般質問を終わりにします。ありがとうございました。
○前田 栄議長 暫時休憩します。再開は14時20分です。
                                (午後 2時08分)
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○前田 栄議長 休憩前に引き続き一般質問を行います。
                                (午後 2時20分)
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          ◇ 杉 田 健 司 議員
○前田 栄議長 発言順位4番、質問事項1、防犯カメラ、ドライブレコーダーの設置及び使用状況について。
  通告者1番、杉田健司議員。
○1番 杉田健司議員 1番、杉田健司です。
  それでは、議長のお許しを得ましたので、質問事項書のとおり質問1をさせていただきます。
  1、防犯カメラ、ドライブレコーダーの設置及び使用状況について。
  子供の見守り、犯罪の抑止に役立つとされる防犯カメラ、ドライブレコーダーだが、町ではどのように設置、使用されているか、町の考えを伺いたいと思います。
  (1)今現在、防犯カメラはどこに、何台設置されているか。
  (2)ドライブレコーダーが車載されている町所有の車は何台あるか。
  (3)町内に防犯カメラを設置している一般家庭(店舗、事業所、駐車場を含む)はあるのか、把握しているのか。
  (4)防犯カメラ、ドライブレコーダーの普及促進として補助等の考えはあるのか。
  (5)防犯カメラを駅周辺、通学路等、危険な箇所に町として設置していく考えはあるのか、お伺いしたいと思います。
○前田 栄議長 答弁願います。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 杉田議員ご質問の1、防犯カメラ、ドライブレコーダーの設置及び使用状況についてお答えいたします。
  近年、防犯カメラやドライブレコーダーは、犯罪捜査の重要な手がかりになるだけでなく防犯上の効果も期待できることから、設置について注目されております。
  ご質問の(1)今現在、防犯カメラはどこに、何台設置されているかにつきましては、町の施設では、施設の監視カメラとして本庁舎内に9台、第二庁舎内に2台、文化センターに2台、体育センターに8台、玉川トレーニングセンターに1台が設置されています。このほかにも、監視カメラが不法投棄防止などの目的で必要に応じて設置されています。
  次に、ご質問の(2)ドライブレコーダーが車載されている町所有の車は何台あるかについてですが、現在、4台の公用車に装着しております。このうち2台につきましては、防犯、見守り活動に使用している青色防犯パトロールカーに装着しております。
  なお、町内を循環している路線バス5台とデマンドバス3台にも装着しております。
  次に、ご質問(3)町内に防犯カメラを設置している一般家庭(店舗、事業所、駐車場を含む)はあるのか、把握しているのかにつきましては、防犯カメラを設置している家庭、事業所はあると考えますが、役場では実態について把握をしておりません。防犯カメラは、法律等で一般家庭等に設置義務があるものではなく、個々の家庭や事業所がご自身の防犯等の対策に設置しているものですので、調査も実施しておりません。
  埼玉県内では、さいたま市や戸田市、川越市などの都市部でガイドラインを制定し、防犯カメラの有用性とプライバシー保護に配慮した防犯カメラの設置と運用を示し、駅周辺や公共施設、商店街などへ設置を推進しております。
  次に、(4)防犯カメラ、ドライブレコーダーの普及促進として補助金等の考えはあるのかのご質問については、防犯カメラの設置の推進をしている県内の自治体では、商店街や町内会等の団体を対象に補助金を交付しておりますので、本町でも、関係機関と設置の必要性について協議を行い、補助金制度について研究してまいります。
  また、ドライブレコーダーの補助金について、埼玉県内で補助金制度を設けている自治体はありません。
  ドライブレコーダーは、現在、設置にかかわる経費も安価となり、設置するドライバーが増加している状況で、設置の主な目的が個人の利益の保護のためであることから、現状では補助制度は考えておりません。
  次に、(5)防犯カメラを駅周辺、通学路等、危険な箇所に町として設置していく考えはあるかにつきましては、防犯カメラ設置等により一定程度の犯罪の抑止効果があるものの、プライバシー侵害や録画データの管理等にルールや基準を定めたガイドラインを作成するなど、管理体制を整え、適正な設置及び運用を行う必要があります。
  また、設置するカメラの性能を保守するための費用も発生します。防犯カメラはあくまで防犯の補完的なものであり、地域の皆さんや警察署との連携、役割分担も含め、設置について研究してまいりたいと考えております。
○前田 栄議長 よろしいでしょうか。
  1番、杉田議員。
○1番 杉田健司議員 (1)の防犯カメラはどこに、何台設置されているかなんですけれども、監視カメラ等で本庁舎、第二庁舎、文化センター、体育センター等とありましたけれども、この位置等に関してはどのような体制になっているのかちょっとお伺いしたいと思います。
○前田 栄議長 清水総務課長。
○清水誠司総務課長 それでは、杉田議員の防犯カメラの町の施設内の監視カメラの位置というんですが、どこを撮影しているかということなんですが、本庁舎内、第二庁舎内、特に事務室から来ているお客様とか今そういうところのほうを写しておりまして、または現金の受け渡しをするところですね、ここら辺について万が一、間違いがあるといけませんので、そういうところも写しております。
  また、いろいろ来客というんですか、おいでいただいた方とのトラブルとか、そういうことも中にはありますので、そういうところが写るような状況のところにカメラを向けているというような状況です。
  以上です。
          (「文化センターは」と呼ぶ者あり)
○清水誠司総務課長 文化センターについては、出入りですね、入り口とかそういうところです。あと、体育センターにつきましては、主にそれぞれの部屋のトレーニング状況がわかるようなところということで、これは事務室内でモニターでわかるような状況になっているというようなことでございます。
  以上です。
○前田 栄議長 1番、杉田議員。
○1番 杉田健司議員 庁舎内等、そういった部分で不特定多数の人が見られる形、それと体育センター等は、確かに私も見たことがあるんですけれども、施設を利用している方も当然わかるような形になっています。
  今、私がこれを質問したのは、外側、要するに犯罪が起きたときに、車等でこの地域は多分移動している方が多いかと思うんですけれども、外を照らすような防犯カメラ等も必要ではないかと思って質問はしたつもりです。駐車場等の、物が盗まれたとか車上荒らしですか、そういったことも聞いておりますし、犯罪を起こしたときに、車盗難なんかは車で逃げる方が非常に多いかと思うんですね、ああいう犯罪者としては。その辺がだから見られるような防犯体制も必要かなと思って、外に照らせるような防犯カメラ等も必要ではないかなという形で今質疑をしている最中なんですけれども、ほかの施設には取りつける予定等はないのでしょうか、町のほうとしては。
○前田 栄議長 清水総務課長。
○清水誠司総務課長 監視カメラにつきましては、それぞれの担当課というんですか、そうい うところで必要に応じてつけているような状況でありまして、カメラがついていない施設もございますので、今後また必要に応じてそういうのを設置していく可能性もあるかと思います。
  また、今、杉田議員のおっしゃられたように施設の外側ですね。これについても一時、役場のほうも、今年度に入りまして防犯上の犯罪といいますか、わかりやすく言うと泥棒に近いような形も、そういうことがありましたので、その際もやはり防犯カメラの必要性というのも、外側も必要かなというようなことは話し合われておりまして、今後その辺もちょっと検討課題かなというふうに思っております。
○前田 栄議長 杉田議員。
○1番 杉田健司議員 駐車場とか道とかに照らすとなるとまたいろんな方の映像が映ってしまって、管理上の問題とかプライバシーの問題とかも当然発生すると思いますけれども、かなり、この防犯カメラの問題に関しては他の議員も非常に質問をされている形だと思っております。新潟で子供が連れ去られてという事件も、あれも防犯カメラである程度犯人が特定できた、そういった部分も今聞いております。多分、警察の側としては多くのところに設置しろという形もあるのかと思われます。
  きょう来たときに、ラジオで、自動販売機に設置して見守りをしたほうがいいんじゃないかなんという警察からの依頼もあったとかということも聞いております。そのぐらい今、映像も非常によくなって防犯カメラの重要性がかなり上がっているんではないかなと思っております。前向きに、外側にもつけられるような体制を整えていただければと思っております。
  (2)にいきます。
  ドライブレコーダーが車載されている町所有の車は何台あるかですけれども、ドライブレコーダーが車載されているのは公用車4台という形でお聞きしております。町の公用車と言われる台数というのは、これは何台あるんですか。
○前田 栄議長 清水総務課長。
○清水誠司総務課長 物品の決算書に載っているものから申し上げますと、乗用車が8台、バスが7台、ワゴン車が4台、バンが4台、普通トラック1台、軽自動車17台、そのほかに給食配送車もございます。
          (発言する者あり)
○清水誠司総務課長 43台ということでございます。
○前田 栄議長 杉田議員。
○1番 杉田健司議員 43台ということで、今4台、当然、見守り活動に使用している青色防犯パトロールとかという形にはついているかなとは思っておったんですけれども、この43台に全てドライブレコーダーをつけても、金額的にはさほどはいかないのかなという形は思っておりました。このドライブレコーダーも非常に今、映像が鮮明でございます。犯罪抑止にもつながるかと思われます。ぜひ、この軽トラック13台ですか、そこまで逆にあれば、公用車で仕事で回っているときに何かあってもそれが、事故等があっても、職員たちの運転の技術も非常によくなると思いますし、そういった形で前向きに考えていただければと思います。
  あと、消防車もいっとき私が団長のときに、ドライブレコーダーはどうですかという形で職員のほうに言われて、一回提案したことがありました。夜警等で防犯パトロールしている公用車と同じ扱いですのでぜひそうしたいなと思ったんですけれども、ちょっと役員会議のほうに諮ったらまだ時期尚早だと言われたのでつけなかったんですけれども、その辺もちょっと総務課のほうで考えておいていただければと思います。
  (3)にいきます。
  これ一般家庭、この質問は把握は多分していないなと思って質問したんですけれども、犯罪が起きたとき犯人の足取りを拾うときに、そういったものを警察のほうで多分詰めて見て回るんだと思います。その辺の連携等は警察等とはとれていますよね。それだけちょっとお聞きします。
○前田 栄議長 総務課長。
○清水誠司総務課長 現在、警察との連携ということでは、警察独自の捜査方法がありますので、その中に役場のほうとすると協力をするというふうな中での連携ということで、その中に直接入っていくということは、警察のほうの組織に入るわけにはいきませんので、捜査の協力ということではいろいろ情報提供はしているような状況でございます。
  以上です。
○前田 栄議長 杉田議員。
○1番 杉田健司議員 一般家庭、民間のところに防犯施設等が当然今も、セコムという看板だけでも貼って、それを貼っている家とかも見受けられます。犯罪に、多種多様な犯罪がありますけれども、そういったものを警察と連携をとりながら役場としてもやっていっていただければと思っております。
  (4)にいきます。
  防犯カメラ、ドライブレコーダーの普及促進の補助金等の考えということなんですけれど も、少しでも民間の一般の方に普及されていけばいいのかなと思いましてこの質問をさせてもらったんですけれども、確かにドライブレコーダーに関しては安いものが今かなり出ております。それも非常に精度のいいものもあるかと聞いております。補助金等を使用しないまでも広報等でその辺の情報を流してもらって、こういったものを取りつけたほうがいいですよという形で広報していければいいのかなと思っております。
  (5)番にいきますね。
  防犯カメラを駅周辺、通学路、危険な箇所ということなんですけれども、当然このガイドラインをつくるのに非常に大変だという形で書いてあるんですけれども、ときがわ町は山に向かうとか県道が交差をしていたりとか、そういった道がある程度限られているというか、町に来る県道がこういうように全部こう来ている。主要なところはある程度防犯カメラを設置しても把握できているのかなというのが、地形上、逆にあるのかなと思っています。
  例えば大野・東松山線ですか、原のほうから来る入り口の交差点につけておくとか、田黒でいえば田黒の交差点につけるとか、越生でいえば越生の瀬戸のほうの、役場のこの交差点でもいいんですけれども、そういった箇所に先進的につけていって、通学路等も踏まえながらつけていければ、あと谷というんですかね、そういったものの部分も逆に言うと把握できるのかなと思っております。地形条件も逆に町場よりも少なくて済むのかなということもありますので、このガイドラインも地域に合ったガイドラインをつくってもいいのかなというのもあります。その辺のお考えのほうはどうでしょうか、お願いします。
○前田 栄議長 清水総務課長。
○清水誠司総務課長 ただいま議員のおっしゃられるように、ときがわ町の場合はかなり絞り込んだ交通体系というんですかね、道路網がなっておりますので、そういう中では、ある程度ポイントのところに設置すればかなり効果的なのかなというふうに思っております。設置するに当たり、ほかの町村のほうも一応道路とかそういうところにもつけている事例がございます。
  また、一番は、ガイドラインを策定していくということも必要ですけれども、どういう目的でつくっていくかとか、そこら辺をさらに検討して、それに応じてどこに設置するかというようなこともあると思います。通学路なんかにつきましても、非常に人通りの少ないようなところもございますので、そちらのほうのこともあるのかなというふうにも思っております。
  人の歩くのと、それから車で動くこと、この2つの状況をどのようにカメラで追うかとい うようなことについては、さらにちょっといろんな面で検討していく必要があるかと思います。よろしくお願いします。
○前田 栄議長 杉田議員。
○1番 杉田健司議員 現状に合ったそういったものが必要かなと思います。
  1点だけ、不法投棄の防犯カメラ、答弁書のほうにも監視カメラ等の不法投棄の防止などの目的ということで、必要に応じて設置されているということが書いてあるんですけれども、これは今も設置されているんですか。不法投棄防止などの目的で必要に応じて設置されている。まだ必要に応じていないからこれは設置されていないのか。すみません。
○前田 栄議長 加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 お答えします。
  今現在、不法投棄を目的に監視カメラを設置している場所はございません。
○前田 栄議長 杉田議員。
○1番 杉田健司議員 何年か前に不法投棄が非常に問題になった時期がありました。今の現状をお聞かせ願えればと思うんですけれども、お願いします。
○前田 栄議長 加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 不法投棄の現状なんですが、町へ直接苦情が来るものと、あとごみパトロールをシルバーのほうに委託しているんですが、そちらのほうと二通り情報が入ってくるんですが、ちょっと正確には把握していないんですけれども、町に直接苦情という形で来るのが大体、年間約10件ほど来ています。あと、ごみパトのほうが、これは毎週回っているんですが、そちらのほうの報告ですと大体、年間で一番多いのがタイヤが多いですね。タイヤが大体毎年30本ぐらい捨てられています。
  あと、家電リサイクル法の関係で、衛生組合に持っていけないものが主に捨てられるんですが、テレビだとか洗濯機だとかそういったものが年間四、五台ですかね。あと、バッテリーだとかそういったもの。いずれも衛生組合で受けてもらえないようなものが不法投棄をされています。それは、個数にしてはバッテリーなんか年間5件もないぐらいだと思います。正確な数はちょっと把握していないんですけれども。
  以上です。
○前田 栄議長 杉田議員。
○1番 杉田健司議員 その抑止にも防犯カメラ、監視カメラ等は使えるかと思いますので、先ほど言ったガイドラインじゃないですけれども、ある程度有効的に設置できればいい方向 になるのかなと思っております。
  ちょっと早いですが、これで質問のほうを終わらせてもらいます。ありがとうございました。
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   ◎延会について
○前田 栄議長 お諮りいたします。本日の会議はこの程度にとどめ延会したいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 異議なしと認めます。
  よって、本日はこれをもちまして延会することに決定いたしました。
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   ◎延会の宣告
○前田 栄議長 大変お疲れさまでございました。
                                (午後 2時47分)