平成30年第3回ときがわ町議会定例会

議 事 日 程(第3号)

                            平成30年9月11日(火) 
                            午前9時30分開議     
      開議の宣告
日程第 1 報告第 4号 平成29年度ときがわ町決算に基づく健全化判断比率の報告につ
             いて
日程第 2 報告第 5号 平成29年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づ
             く資金不足比率の報告について
日程第 3 報告第 6号 平成29年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率
             の報告について
日程第 4 認定第 1号 平成29年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定について
日程第 5 認定第 2号 平成29年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定
             について
日程第 6 認定第 3号 平成29年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認
             定について
日程第 7 認定第 4号 平成29年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算認定につ
             いて
日程第 8 認定第 5号 平成29年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決
             算認定について
日程第 9 認定第 6号 平成29年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算
             認定について
日程第10 議案第40号 平成29年度ときがわ町水道事業会計決算認定及び剰余金処分に
             ついて
日程第11 議案第41号 ときがわ町重度心身障害者医療費支給に関する条例の一部改正に
             ついて
日程第12 議案第42号 平成30年度ときがわ町一般会計補正予算(第1号)
日程第13 議案第43号 平成30年度ときがわ町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)
日程第14 議案第44号 平成30年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1
             号)
日程第15 議案第45号 平成30年度ときがわ町介護保険特別会計補正予算(第1号)
日程第16 議案第46号 平成30年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計補正予算
             (第1号)
日程第17 議案第47号 平成30年度ときがわ町水道事業会計補正予算(第1号)
日程第18 議員提出議案第1号 児童虐待防止対策のさらなる強化を求める意見書の提出に
                ついて
日程第19 議員派遣について
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出席議員(12名)
     1番  杉 田 健 司 議員     2番  長 島 金 作 議員
     3番  神 山   俊 議員     4番  小 島 利 枝 議員
     5番  田 中 紀 吉 議員     6番  山 中 博 子 議員
     7番  岡 野   茂 議員     8番  前 田   栄 議員
     9番  野 口 守 隆 議員    10番  小 宮   正 議員
    11番  岩 田 鑑 郎 議員    12番  野 原 和 夫 議員
欠席議員(なし)
地方自治法第121条により、今定例会に説明のため出席する者及び同委任を受けた者の職氏名
町長
渡 邉 一 美 
副町長
小 峯 光 好 
総務課長
清 水 誠 司 
企画財政課長
荒 井   淳 
税務課長
中 藤 和 重 
町民課長
山 口 清 史 
福祉課長
宮 寺 史 人 
会計管理者兼
会計室長
宮 寺   進 
産業観光課長
坂 本 由紀夫 
建設環境課長
加 藤 光 典 
水道課長
伊 得 正 巳 
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教育長
久 米 正 美 
教育総務課長
清 水 健 治 
生涯学習課主幹
正 木   彰 
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代表監査委員
武野谷 博 之 
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議会事務局長
桑 原 功 夫 
書記
村 田 宏 美 

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   ◎開議の宣告
○前田 栄議長 皆さん、おはようございます。大変お疲れさまです。
  ただいまの出席議員は12名全員でありますので、定足数に達しております。
  なお、石川安司生涯学習課長が欠席のため、かわって正木彰生涯学習課主幹が出席しておりますので、ご了承いただきたいと思います。
  また、本日は決算審査報告などのため、武野谷博之代表監査委員に出席をいただいておりますので、ご了承願います。
  これより、平成30年第3回ときがわ町議会定例会第3日目を開会いたします。
  直ちに本日の会議を開きます。
                                (午前 9時30分)
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   ◎議事日程の報告
○前田 栄議長 本日の議事日程を報告いたします。
  議事日程は、配付したとおりであります。
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   ◎議案の一括上程について
○前田 栄議長 お諮りいたします。日程第1、報告第4号から日程第3、報告第6号までは、いずれも地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づき算定された健全化判断比率及び資金不足比率の報告でございますので、一括議題にしたいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 異議なしと認め、一括議題とさせていただきます。
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   ◎報告第4号〜報告第6号の上程、説明、質疑
○前田 栄議長 日程第1、報告第4号 平成29年度ときがわ町決算に基づく健全化判断比率の報告について、日程第2、報告第5号 平成29年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づく資金不足比率の報告について、日程第3、報告第6号 平成29年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率の報告について、以上を一括議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○桑原功夫議会事務局長 報告第4号 平成29年度ときがわ町決算に基づく健全化判断比率の報告について。
  地方公共団体の財政の健全化に関する法律(平成19年法律第94号)第3条第1項の規定により、平成29年度ときがわ町決算に基づく健全化判断比率を、別紙のとおり監査委員の意見を付けて報告する。
  平成30年9月4日提出、ときがわ町長、渡邉一美。
  続きまして、報告第5号 平成29年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づく資金不足比率の報告について。
  地方公共団体の財政の健全化に関する法律(平成19年法律第94号)第22条第1項の規定により、平成29年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づく資金不足比率を、別紙のとおり監査委員の意見を付けて報告する。
  平成30年9月4日提出、ときがわ町長、渡邉一美。
  続きまして、報告第6号 平成29年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率の報告について。
  地方公共団体の財政の健全化に関する法律(平成19年法律第94号)第22条第1項の規定により、平成29年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率を別紙のとおり監査委員の意見を付けて報告する。
  平成30年9月4日提出、ときがわ町長、渡邉一美。
  以上です。
○前田 栄議長 報告者から報告理由の説明を求めます。
  報告理由の説明につきましては、報告第4号 平成29年度ときがわ町決算に基づく健全化判断比率の報告についてから、報告第6号 平成29年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率の報告についてまで順次説明を求めます。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 それでは、議長のお許しをいただきましたので、報告第4号から報告第6号までの議案について、順次報告理由を申し上げます。
  まず、報告第4号 平成29年度ときがわ町決算に基づく健全化判断比率の報告について申し上げます。
  地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づき、平成29年度決算に基づく健全化判断比率について報告するものであり、内容は、実質赤字比率を初めとする4つの指標でありま す。
  なお、細部につきましては企画財政課長からご説明申し上げますので、よろしくお願い申し上げます。
  次に、報告第5号 平成29年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づく資金不足比率の報告について申し上げます。
  地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づき、平成29年度決算に基づく資金不足比率について報告するものであります。
  なお、細部につきましては建設環境課長から説明申し上げますので、よろしくお願い申し上げます。
  次に、報告第6号 平成29年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率の報告について申し上げます。
  地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づき、平成29年度決算に基づく資金不足比率について報告するものであります。
  なお、細部につきましては水道課長からご説明申し上げますので、よろしくお願い申し上げます。
  以上、3つの報告について監査委員の意見をつけてご報告申し上げるものであります。
  以上です。
○前田 栄議長 続いて、報告第4号 平成29年度ときがわ町決算に基づく健全化判断比率の報告について、細部説明を求めます。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 それでは、私からは報告第4号 平成29年度ときがわ町決算に基づく健全化判断比率の報告についての細部説明をさせていただきます。
  それでは、1枚おめくりいただきまして1ページの報告書の表の部分をごらんいただきたいと思います。
  まず、実質赤字比率につきましては数字が入っておりません。この比率は実質赤字額の標準財政規模に対する割合を示すものですが、ときがわ町におきましては実質赤字が出ておりませんので、この欄には数字が入ってこないというふうなことになります。
  次に、連結実質赤字比率ですが、こちらの欄にも数字が入っておりません。この比率は連結実質赤字額の標準財政規模に対する割合を示すものでありますが、ときがわ町におきましては連結実質赤字も出ておりませんので、この欄にも数字が入ってこないということになり ます。
  次に、実質公債費比率ですが4.5%、前年度比プラス0.4%でございます。この比率は地方債の元利償還金等の標準財政規模等に対する割合を示すもので、3カ年平均の数値でございます。
  なお、この数値の算出に当たっては、特定財源や元利償還金等に係る基準財政需要額算入額は除かれております。
  次に、将来負担比率ですが55.9%、前年度比マイナスの2%でございます。この比率は将来負担額の標準財政規模に対する割合を示すものであります。
  なお、この数値の算出に当たっては、充当可能基金額、特定財源見込み額及び地方債現在高等に係る基準財政需要額算入見込み額は除かれております。
  なお、各欄の括弧内の数字は、早期健全化基準でございます。この数値を超えた自治体については早期の健全化が必要な状況にあるという数値でございます。
  以上で細部説明を終わります。
  よろしくお願いいたします。
○前田 栄議長 続いて、報告第5号 平成29年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づく資金不足比率の報告について、細部説明を求めます。
  加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 それでは、報告第5号 平成29年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づく資金不足比率の報告について、細部説明をさせていただきます。
  それでは、1枚おめくりください。
  平成29年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づく資金不足比率報告書をごらんください。
  この報告書は、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第22条第1項の規定により、平成29年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づく資金不足比率を報告するものです。
  資金不足比率の表、下の表をごらんください。
  浄化槽設置管理事業特別会計は、歳出額が歳入額を超えた決算とはなっておりません。したがいまして、資金不足比率の欄は空欄とするものであります。
  続きまして、備考欄の金額4,452万3,000円につきましては、資金不足比率の算定に用いた事業規模、平成29年度浄化槽使用料の収入金額であります。
  以上で細部説明を終わらせていただきます。
  よろしくお願いいたします。
○前田 栄議長 続いて、報告第6号 平成29年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率の報告について、細部説明を求めます。
  伊得水道課長。
○伊得正巳水道課長 それでは、報告第6号 平成29年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率の報告について細部説明をいたします。
  1枚めくっていただきたいと思います。
  報告書の1ページ、下の表をごらんください。
  資金不足比率の欄には数字が入っておりません。水道事業会計では資金不足額が発生しておりませんので、この欄には数字が入りません。
  なお、この欄の下に括弧書きで20%と書いてありますが、こちらは資金不足比率が20%を超えた場合には早期の健全化が必要な状況にあるとして判断される基準となっております。
  また、備考欄に2億2,183万9,000円と数字が入っておりますが、これは事業規模の数値、具体的には営業収益の金額をあらわしているものでございます。
  以上で細部説明を終わります。
  よろしくお願いいたします。
○前田 栄議長 次に、監査委員から平成29年度決算に基づく財政健全化審査及び経営健全化審査意見書が提出されております。ここで監査委員から審査意見書の報告を求めます。
  武野谷代表監査委員。
○武野谷博之代表監査委員 監査委員の武野谷博之でございます。
  ただいま議長のお許しをいただきましたので、平成29年度決算に基づく財政健全化審査及び経営健全化審査意見を述べさせていただきます。
  なお、本件意見につきましては、既に意見書をお手元にお届けしておりますので、その概要につきましてご報告申し上げます。
  審査の対象、1、平成29年度ときがわ町決算に基づく健全化判断比率並びにその算定の基礎となる事項を記載した書類。
  2、平29年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づく資金不足比率並びにその算定の基礎となる事項を記載した書類。
  3、平成29年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率並びにその算定の基礎 となる事項を記載した書類。
  審査の期間、平成30年7月6日。
  審査の場所、ときがわ町就業改善センター2階就業改善相談室。
  審査の方法、平成29年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率並びにその算定の基礎となる事項を記載した書類について、関係担当課長から説明を求め、審査いたしました。
  審査の結果、審査に付された健全化判断比率及び資金不足比率並びにその算定の基礎となる事項を記載した書類を審査した結果、適正に作成されているものと認められ、特に指摘すべき事項は認められませんでした。
  以上でございます。
○前田 栄議長 これより報告第4号 平成29年度ときがわ町決算に基づく健全化判断比率の報告についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 質疑がないようですから、これをもって質疑を終了いたします。
  本案は報告事項でありますので、ただいま報告したとおりでございます。ご了承賜りたいと存じます。
  これより報告第5号 平成29年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づく資金不足比率の報告についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 これをもって質疑を終了いたします。
  本案は報告事項でありますので、ただいま報告したとおりでございます。ご了承賜りたいと存じます。
  これより報告第6号 平成29年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率の報告についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 これをもって質疑を終了いたします。
  本案は報告事項でありますので、ただいま報告したとおりでございます。ご了承賜りたいと存じます。
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   ◎議案の一括上程について
○前田 栄議長 お諮りいたします。日程第4、認定第1号から日程第10、議案第40号までは、いずれもときがわ町の決算認定に関する案件でございますので、一括議題にしたいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 異議なしと認め、一括議題とさせていただきます。
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   ◎認定第1号〜議案第40号の上程、説明
○前田 栄議長 日程第4、認定第1号 平成29年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定について、日程第5、認定第2号 平成29年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について、日程第6、認定第3号 平成29年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について、日程第7、認定第4号 平成29年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算認定について、日程第8、認定第5号 平成29年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算認定について、日程第9、認定第6号 平成29年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算認定について、日程第10、議案第40号 平成29年度ときがわ町水道事業会計決算認定及び剰余金処分について、以上を一括議題といたします。
  事務局長に朗読させます。
○桑原功夫議会事務局長 認定第1号 平成29年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定について。
  地方自治法(昭和22年法律第67号)第233条第3項の規定に基づき、平成29年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算を別冊のとおり監査委員の意見を付けて、議会の認定に付する。
  平成30年9月4日提出、ときがわ町長、渡邉一美。
  続きまして、認定第2号 平成29年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について。
  地方自治法(昭和22年法律第67号)第233条第3項の規定に基づき、平成29年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算を別冊のとおり監査委員の意見を付けて、議会の認定に付する。
  平成30年9月4日提出、ときがわ町長、渡邉一美。
  続きまして、認定第3号 平成29年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認 定について。
  地方自治法(昭和22年法律第67号)第233条第3項の規定に基づき、平成29年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算を別冊のとおり監査委員の意見を付けて、議会の認定に付する。
  平成30年9月4日提出、ときがわ町長、渡邉一美。
  続きまして、認定第4号 平成29年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算認定について。
  地方自治法(昭和22年法律第67号)第233条第3項の規定に基づき、平成29年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算を別冊のとおり監査委員の意見を付けて、議会の認定に付する。
  平成30年9月4日提出、ときがわ町長、渡邉一美。
  続きまして、認定第5号 平成29年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算認定について。
  地方自治法(昭和22年法律第67号)第233条第3項の規定に基づき、平成29年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算を別冊のとおり監査委員の意見を付けて、議会の認定に付する。
  平成30年9月4日提出、ときがわ町長、渡邉一美。
  続きまして、認定第6号 平成29年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算認定について。
  地方自治法(昭和22年法律第67号)第233条第3項の規定に基づき、平成29年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算を別冊のとおり監査委員の意見を付けて、議会の認定に付する。
  平成30年9月4日提出、ときがわ町長、渡邉一美。
  続きまして、議案第40号 平成29年度ときがわ町水道事業会計決算認定及び剰余金処分について。
  地方公営企業法第30条第4項の規定に基づき、平成29年度ときがわ町水道事業会計決算を別冊のとおり監査委員の意見を付けて議会の認定に付し、併せて同法第32条第2項の規定に基づき、平成29年度ときがわ町水道事業会計未処分利益剰余金の処分について議決を求める。
  平成30年9月4日提出、ときがわ町長、渡邉一美。
  以上です。
○前田 栄議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  提案理由の説明につきましては、認定第1号 平成29年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定についてから議案第40号 平成29年度ときがわ町水道事業会計決算認定及び剰余金処分についてまで、順次説明を求めます。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 それでは、議長のお許しをいただきましたので、認定第1号から認定第6号までの議案及び議案第40号について概要説明を申し上げ、提案理由とさせていただきます。
  まず、認定第1号 平成29年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定についてご説明を申し上げます。
  歳入総額は57億6,332万6,197円で、歳出総額は55億477万4,735円となり、実質収支額は2億4,446万7,702円となりました。歳入の構成比が一番大きいものは地方交付税で、収入済額は20億1,982万8,000円となり、35.0%の構成比となりました。
  次に構成比が大きいものは町税で、収入済額は14億1,750万4,261円となり、24.6%の構成比となりました。
  歳出の構成比が一番大きいものは民生費で、支払済額は14億1,346万9,609円となり、25.7%の構成比となりました。
  次いで構成比が大きいものは総務費で、支出済額は13億554万7,193円となり、23.7%の構成比となりました。
  次に、認定第2号 平成29年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についてご説明申し上げます。
  歳入総額は19億808万3,025円で、歳出総額は17億8,633万248円となり、実質収支額は1億2,175万2,777円となりました。
  次に、認定第3号 平成29年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についてご説明申し上げます。
  歳入総額は1億2,562万9,600円で、歳出総額は1億2,390万5,260円の決算となり、実質収支額は172万4,340円となりました。
  次に、認定第4号 平成29年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算認定についてご説明を申し上げます。
  歳入総額は10億7,900万8,581円で、歳出総額は10億4,087万4,548円となり、実質収支額は3,813万4,033円となりました。
  次に、認定第5号 平成29年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算認定についてご説明を申し上げます。
  歳入総額は1億4,494万3,456円で、歳出総額は1億4,180万8,498円となり、実質収支額は313万4,958円となりました。
  次に、認定第6号 平成29年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算認定についてご説明を申し上げます。
  歳入歳出の総額はそれぞれ2,329万7,634円となり、実質収支額はゼロ円となりました。
  次に、議案第40号 平成29年度ときがわ町水道事業会計決算認定及び剰余金処分についてご説明を申し上げます。
  まず、水道事業の決算の概要ですが、収益的収入及び支出につきましては、収入が3億3,703万1,332円で、支出が3億1,137万9,957円となりました。
  また、資本的収入及び支出については、収入が2,974万9,600円で、支出が1億6,855万5,079円となりました。
  続きまして、剰余金の処分につきましては、未処分利益剰余金3,000万円をご議決いただき処分するものであります。
  以上、監査委員の意見をつけてご提案申し上げますので、ご議決賜りますようお願い申し上げます。
  なお、細部につきましては、認定第1号から認定第6号までは会計室長から、議案第40号は水道課長からご説明申し上げますので、よろしくお願いいたします。
  以上。
○前田 栄議長 続いて、認定第1号 平成29年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定についてから認定第6号 平成29年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算認定についてまで、順次、細部説明を求めます。
  宮寺会計管理者兼会計室長。
○宮寺 進会計管理者兼会計室長 それでは、認定第1号 平成29年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定から認定第6号 平成29年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算認定までの細部説明をさせていただきます。
  まず初めに、総括的事項について申し上げますので、議案参考資料をごらんください。
  議案参考資料の資料ナンバー1、ときがわ町各会計歳入歳出決算参考資料の2ページをお開きください。
  参考資料2ページの平成29年度各会計歳入歳出決算総括表の左側にあります平成29年度の欄をごらんください。
  表の最下段の行になりますが、水道事業会計を除く一般会計ほか5つの特別会計の歳入総額は90億4,428万8,493円、歳出総額は86億2,099万923円で、表の中央にあります平成28年度と比べますと、表の右側の前年度比較にありますが、歳入で8,952万4,586円、歳出で3,171万641円多い決算となりました。
  それでは、認定第1号 平成29年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定についてから内容説明をさせていただきます。
  決算書の12ページをお開きください。
  12ページ、一般会計歳入歳出決算事項別明細書の歳入から内容説明をさせていただきます。
  なお、この決算書は左右2ページの見開きで構成されております。
  左側のページ番号を申し上げますので、該当するページを開いていただき、左右両方のページをごらんいただければと思います。
  まず、1款町税ですが、調定額14億6,066万4,938円に対し、収入済額は14億1,750万4,261円となりました。徴収率は前年度から2.9ポイント増加して97.0%となりました。
  また、不納欠損額は2,367万1,600円で、収入未済額は1,948万9,077円となりました。
  次に、16ページをごらんください。
  16ページ下段の10款地方交付税ですが、収入済額は20億1,982万8,000円で、前年度と比較して率で1.0%、金額で2,122万9,000円の減となりました。
  なお、決算書におきましては、ただいまの事項別明細書を初め多くのページで定められた様式上、前年度額及び前年度比較額の記載がございません。参考として口頭で前年度比較額等を申し上げる場合がありますが、よろしくお願い申し上げます。
  先ほどの地方交付税の内訳は、右の備考欄をごらんください。
  普通交付税が18億5,054万5,000円で、前年度より2,947万円少なく、特別交付税が1億6,928万3,000円で、前年度より824万1,000円多い額となりました。
  次に、22ページをごらんください。
  22ページ中段の14款国庫支出金ですが、調定額4億5,994万8,164円に対し収入済額は4億4,740万1,164円で、前年度と比較して収入済額におきましては、率で1.1%、金額で486万6,824円の減となりました。
  次に、26ページをごらんください。
  26ページ上段の15款県支出金ですが、収入済額は3億2,773万8,940円で、前年度と比較して率で6.3%、金額で2,212万9,134円の減となりました。
  減の理由は、農林水産業施設災害復旧事業費補助金1,292万4,816円、また遺跡調査事業費補助金1,099万5,000円の減額などによるものでございます。
  次に、少し飛びまして34ページをお開きください。
  34ページ、中段の18款繰入金ですが、収入済額は1,127万3,387円で、前年度より2億7,666万5,906円の減となりました。減の主な理由は、前年度に行った減債基金からの繰り入れ2億3,558万円、それから財政調整基金からの繰り入れ4,073万3,000円がなかったことによるものでございます。
  次に、36ページをごらんください。
  36ページ上段の19款繰越金ですが、収入済額は2億2,262万8,836円で、前年度より263万1,693円の増となりました。これは平成28年度からの繰越金でございます。
  次に、その下の20款諸収入ですが、収入済額は1億1,755万4,440円で、こちらには、1枚めくっていただきまして38ページの中段になりますが、3目雑入、5節光ファイバー貸付収入の2,624万1,588円が含まれております。
  次に、42ページをごらんください。
  42ページ上段の21款町債ですが、収入済額は6億5,629万8,000円で、前年度より1億3,857万2,000円の増となりました。増の理由は、コミュニティ施設整備事業債、生涯学習施設整備事業債の皆増などによるものです。
  次に、42ページの最下段の歳入合計をごらんください。
  平成29年度の歳入合計ですが、収入済額は57億6,332万6,197円で、前年度より2,123万1,361円の減となりました。
  これで平成29年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算の歳入についての内容説明を終了させていただきます。
  引き続き、平成29年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算の歳出についての内容説明をさせていただきます。
  歳出の説明におきましては、左右2ページ見開きの最も右側の欄にございます備考欄の各事業別の記載にも触れながら説明をさせていただきますので、よろしくお願いをいたします。
  44ページをごらんください。
  44ページ、1款議会費ですが、支出済額は7,652万4,955円で、前年度より28万4,239円の 増となりました。
  次に、46ページをごらんください。
  46ページの下段、2款総務費ですが、支出済額は13億554万7,193円で、前年度より1億1,296万5,288円の増となりました。また、翌年度繰越額の繰越明許費は114万7,000円で、内訳は、戸籍住民基本台帳費の個人番号カード交付事業の1件でございます。
  このページのさらに下段の1項総務管理費、1目一般管理費ですが、支出済額は3億4,394万832円でございます。内容といたしましては、少し飛びますが、55ページ備考欄、中段の庁舎維持管理事業等でございます。
  次に、60ページをごらんください。
  60ページ上段の1項9目の企画費ですが、支出済額は3億2,612万2,960円でございます。
  飛びまして、71ページをごらんください。
  71ページ備考欄、上段の企業立地支援事業では、17節公有財産購入費8,839万5,410円を旧玉川工業高等学校土地購入費として支出いたしました。
  次に、左側、70ページ下段、11目自治振興費、また右の71ページをごらんをいただきまして、71ページ備考欄、最下段の集会所管理事業に1億1,849万9,996円を支出いたしました。
  主な内容といたしましては、73ページの備考欄、中段の15節工事請負費8,110万6,920円ですが、番匠文化センター修繕工事に453万4,920円、大野くすの木センター新築工事に7,657万2,000円を支出いたしました。
  また、その下のコミュニティ推進事業ですが、1枚おめくりいただきまして75ページ備考欄、上段の15節工事請負費1億1,415万600円ですが、ときがわ町活き生き活動センター改修工事に支出いたしました。
  また、この枠の最下段の難視聴対策事業320万7,168円ですが、テレビ共同受信施設改修事業補助のため、大野テレビ組合に248万544円、竹の谷テレビ組合に72万6,624円を支出いたしました。
  次に、82ページをごらんください。
  82ページ下段の2項徴税費ですが、支出済額は9,850万1,026円で、主に87ページ備考欄、最上段の町税賦課事務事業における土地家屋現況図修正のための税務地図委託料や土地家屋台帳データ更新のための業務委託料などに支出いたしました。
  次に、90ページをごらんください。
  90ページ中段の4項選挙費ですが、支出済額は1,472万2,798円で、主に2目町長選挙費69 万6,247円、92ページ上段の3目町議会議員選挙費396万7,769円、下段の7目衆議院議員選挙費953万7,043円に支出いたしました。
  次に、98ページをお開きください。
  98ページ下段の3款民生費ですが、支出済額は14億1,346万9,609円でございます。
  次に、内訳になりますが、1ページおめくりいただきまして100ページの最上段、1項社会福祉費、1目社会福祉総務費は、支出済額1億549万3,693円で、前年度より6,514万6,203円の減となりました。その主な理由といたしましては、暫定的な措置である臨時福祉給付金のうち年金生活者等支援臨時福祉給付金給付事業が平成28年度で終了し、平成29年度はその分の支出額約5,180万円の支出がなかったためでございます。
  次に、102ページをごらんください。
  102ページの下段にあります1項2目障害者福祉費ですが、支出済額は3億8,764万9,160円、その主なものは障害者福祉事業でございます。
  105ページをごらんください。
  105ページ備考欄、下段になりますが、19節負担金、補助及び交付金の負担金として、障害のある方が居宅や施設において受けた介護や訓練等のサービスに要した費用に対して介護給付費・訓練等給付費負担金2億9,481万8,090円を支出いたしました。
  次に、112ページ下段の2項児童福祉費ですが、支出済額は4億5,511万8,944円でございます。内容といたしましては、115ページの備考欄、中段のこども医療費支給事業をごらんください。子育て期間中の世帯の経済的な負担を軽減する観点から、中学3年生までの医療費無料化のため、20節扶助費のこども医療費として2,589万4,944円を支出いたしました。
  また、このページ最下段の放課後児童対策事業では、昼間、保護者のいない家庭の児童が安心して過ごすことができるよう学童保育所運営委託料などに2,603万526円を支出いたしました。
  次に、126ページをごらんください。
  126ページ下段の4款衛生費ですが、支出済額は5億1,075万8,838円でございます。健康長寿のまちづくりを実現するためには、各種検診の受診率の向上、保健指導の徹底とあわせ運動習慣の普及への取り組みが重要ですが、135ページ備考欄、上段の成人健診事業では、1,891万5,006円を主に各種がん検診等検診委託料に支出いたしました。
  また、その下の健康づくり開発事業では、ウオーキング事業を中心としたスモールチェンジ活動等の経費170万2,132円を支出いたしました。
  137ページをごらんください。
  137ページ備考欄、上段では、予防接種事業におきまして乳幼児等を対象とした定期予防接種のほか、高齢者のインフルエンザなどの任意の予防接種委託料などに2,456万3,190円を支出いたしました。
  次に、142ページをごらんください。
  142ページ中段の2項清掃費ですが、支出済額は2億5,004万6,674円でございます。主に埼玉中部資源循環組合負担金、小川地区衛生組合の塵芥処理費負担金、し尿処理費負担金などに支出いたしました。
  次に、144ページをごらんください。
  144ページ下段の6款農林水産業費ですが、支出済額は1億321万2,369円でございます。
  内容といたしましては、151ページをごらんください。
  151ページ備考欄、上段にあります新規就農総合支援事業費補助金787万5,000円ですが、こちらは耕作放棄地の未然防止と後継者問題の解消のため、対象となった45歳以下の新規就農者に対して給付するものでございます。
  また、その下の中段の有害鳥獣対策事業では、有害鳥獣による作物被害の増加が問題となっているため、捕獲作業等を通年で実施し、594万8,662円を支出いたしました。
  次に、154ページ中段の2項林業費ですが、支出済額は1,384万4,372円でございます。
  157ページ備考欄、上段の林道維持補修事業は、町内の森林管理道泉川線、橋倉線、馬生線の修繕工事など986万8,952円を支出いたしました。
  次に、158ページ上段の7款商工費ですが、支出済額は9,219万3,171円で、翌年度繰越額の繰越明許費は2,560万8,000円でございます。内訳は2件であり、1件は農産物加工施設整備事業の2,280万円、もう1件はときがわ四季彩館給湯設備修繕事業の280万8,000円でございます。
  次に、165ページをごらんください。
  165ページ備考欄、中段にあります観光施設管理運営事業では、平成28年度からの繰越明許となりました星と緑の創造センター給水設備送水ポンプ交換工事を初め、町有観光施設の管理及び修繕工事などに1,850万7,123円を支出いたしました。
  そのすぐ下にございます温泉管理事業では、自主検査により発見されたレジオネラ属菌対策のための清掃や塩素滅菌設備の設置工事を含め508万8,125円を支出いたしました。
  また、観光客の誘致のために快適なトイレの維持管理は重要ですが、167ページをごらん ください。
  167ページ上段の公衆トイレ管理事業には、423万8,254円を支出いたしました。
  次に、168ページの最下段をごらんください。
  8款土木費ですが、支出済額は3億7,552万9,416円で、翌年度繰越額の繰越明許費は1,816万円でございます。内容は1件で、大附3地区地籍調査事業でございます。
  土木費の主な内訳になりますが、172ページの上段をごらんください。
  2項道路橋りょう費の支出済額は2億3,736万3,814円で、町道の舗装修繕工事、道路改良工事、大野地内の町道1−18号線道路災害防除工事、そして別所橋、宮ケ谷戸橋、舟の沢橋、小幡橋の橋りょう維持補修工事等に支出いたしました。
  また、176ページ下段の4項都市計画費の支出済額は1,167万5,542円で、少し飛びますが、181ページの備考欄、上段をごらんください。
  川のまるごと再生町事業に203万7,546円を支出しており、都幾川沿いの遊歩道の補修工事等が行われました。
  次に、このページの下段の5項1目地籍調査費ですが、支出済額は2,776万964円でございます。主に地籍調査事業、大附2地区地籍測量業務委託料などに支出いたしました。
  同じく182ページ下段をごらんください。
  9款消防費ですが、支出済額は2億8,617万1,360円でございます。その内容ですが、比企広域市町村圏組合で組織する常備消防に係る負担金、そして、ときがわ消防団の活動支援など非常備消防に係る負担金を支出いたしました。
  また、187ページをごらんください。
  187ページ備考欄、上段の防災無線管理事業では、防災行政無線保守点検委託料などに1,425万6,805円を支出いたしました。
  次に、左側の186ページをごらんください。
  186ページ下段の10款教育費ですが、支出済額は6億7,884万4,461円でございます。翌年度繰越額の継続費逓次繰越は4,045万6,000円で、内訳は2件であり、1件は体育センター大規模改修工事管理委託業務20万円、もう1件が体育センター大規模改修工事で4,025万6,000円でございます。
  教育費の支出の内容ですが、188ページをごらんください。
  188ページ上段の1項教育総務費、2目事務局費は、支出済額1億2,902万8,280円でございます。
  次に、195ページをごらんください。
  195ページの備考欄、最下段になります。少人数学級推進事業では1,241万2,045円を支出いたしました。この事業は、小・中学校におけるきめ細やかな学習を推進するため町費で教員を配置する事業でございます。
  次に、196ページ下段の2項小学校費ですが、支出済額は5,093万804円でございます。
  少し飛びまして214ページをごらんください。
  214ページ中段の3項中学校費ですが、支出済額は1億1,182万3,105円でございます。
  少し飛びますが、221ページをごらんください。
  221ページ備考欄、最下段の中学校施設維持改修事業では5,933万8,440円、主に玉川中学校及び都幾川中学校のトイレ改修工事に支出いたしました。
  少し飛びまして228ページをごらんください。
  上段5項社会教育費ですが、支出済額は2億2,595万6,126円でございます。
  また、少し飛びまして243ページをごらんください。
  243ページ備考欄、最上段の史跡小倉城跡整備事業では2,250万9,845円を支出いたしました。その主なものは、このページ中段、17節公有財産購入費ですが、小倉城跡用地買収のため2,046万7,000円を支出いたしました。
  1枚おめくりいただきまして245ページをごらんください。
  245ページ備考欄、下段、文化センター管理運営事業では9,044万6,207円を支出しております。このうち、続く247ページ備考欄、中段、15節工事請負費で文化センター大規模改修工事費として7,461万3,592円を支出いたしました。
  また、少し飛びまして253ページをごらんください。
  253ページ備考欄、上段、体育センター管理事業では6,570万2,442円を支出しております。このうち、続く255ページ備考欄、上段、15節工事請負費におきまして、平成29、30年度継続事業である体育センター大規模改修工事の前払い金として4,000万円を支出いたしました。
  次に、258ページをごらんください。
  258ページ中段の11款災害復旧費ですが、支出済額は1,492万719円で、主に平成28年度から繰越明許となりました台風により被災した宮ケ谷戸前頭首工取りつけ護岸災害復旧工事や、今年度同様に被災した町道などの復旧工事に支出いたしました。
  なお、翌年度繰越額の繰越明許費は77万9,760円で、内訳は、農業用施設災害復旧事業の1件でございます。
  次に、260ページをごらんください。
  上段の12款公債費ですが、支出済額は6億4,506万2,196円で、前年度より2億2,799万2,536円の減となりました。
  次に、このページの中段、13款予備費ですが、261ページと続く263ページの備考欄に記載してありますように、2款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費など10の科目へ合計1,131万2,000円を充用いたしました。
  以上、262ページの最下段になりますが、平成29年度の歳出合計は、支出済額55億477万4,735円で、前年度より5,715万4,987円の減となりました。また、平成30年度への翌年度繰越額として、継続費逓次繰越4,045万6,000円、繰越明許費4,569万4,760円を繰り越しいたしました。
  次に、265ページをごらんください。
  平成29年度一般会計歳入歳出予算、財産に関する調書でございます。
  まず、1、公有財産の(1)土地及び建物ですが、土地につきましては、公共用の財産とその他の施設の決算年度中増減高が8万2286.34平方メートルの増となっております。これは旧玉川工業高等学校敷地、おためし住宅「やまんなか」用地、シェアハウス「まちんなか」用地、田黒農村センター用地、小倉城跡整備用地の合計面積でございます。
  建物につきましては、公共用財産のその他の施設の決算年度中増減高が、上の表の木造において654.64平方メートルの増となっております。これは大野くすの木センター、おためし住宅「やまんなか」、シェアハウス「まちんなか」の建物の合計面積でございます。
  次に、266ページの(2)山林ですが、面積につきましては決算年度中増減はありませんでした。立木の推定蓄積量につきましては、決算年度中増減高は2,099立方メートルの増でございます。
  その下にあります(3)出資による権利及び(4)預託金につきましては、平成29年度中の増減はありませんでした。
  次に、267ページの2、物品ですが、庁舎などで保管する50万円以上の物品の一覧となっております。決算年度中の増減高ですが、乗用車1台が減少し、軽自動車1台と、1枚めくっていただきまして次のページの表の下から4段目にあります最高裁判所裁判官の国民審査集計器1台が増となりました。
  次に、269ページをごらんください。
  269ページの3、基金についてでございます。
  決算年度中増減高の大きなものといたしましては、(2)の減債基金が1億2,925万9,197円の増であり、これは平成30年度からの町債の償還に備え、一般会計から積み立てたものでございます。
  以上で認定第1号 平成29年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定についての内容説明を終了させていただきます。
○前田 栄議長 暫時休憩いたします。
  再開は10時55分です。
                                (午前10時39分)
─────────────────────────────────────────────────
○前田 栄議長 再開いたします。
                                (午前10時55分)
─────────────────────────────────────────────────
   ◎発言の訂正
○前田 栄議長 再開いたします。
  特別会計の前に、宮寺室長の発言の訂正についてございますので、先ほどの一般会計決算の説明において、宮寺室長から発言の一部修正の申し出がありましたので、これを許可いたします。
  宮寺室長。
○宮寺 進会計管理者兼会計室長 それでは、1点説明の修正をお願いいたします。
  決算書の115ページをお開きいただきたいと思います。
  115ページでございます。
  115ページの右側、備考欄でございますが、中段やや下になります。20節の扶助費です。ここで金額が、私2,589万4,944円と申し上げてしまったと思います。最末尾が4円と申し上げたと思います。これが正しくはこちらに115ページにありますように、最末尾が3円でございますので、この点を修正させていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
  以上でよろしいでしょうか。
○前田 栄議長 ただいま宮寺室長から修正の発言がございましたが、ご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 異議なしと認め、修正することといたします。
─────────────────────────────────────────────────
○前田 栄議長 引き続き、特別会計決算についてお願いいたします。
  宮寺室長。
○宮寺 進会計管理者兼会計室長 それでは、引き続きまして、認定第2号 平成29年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についての内容説明をさせていただきます。
  まず、280ページをお開きください。
  280ページの、ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算事項別明細書の歳入から内容説明をさせていただきます。
  1款国民健康保険税ですが、調定額3億3,306万850円に対し、収入済額は2億8,284万9,067円となりました。徴収率は、前年度から4.3ポイント増加して84.9%でした。不納欠損額は2,916万4,035円で、収入未済額は2,104万7,748円となりました。なお、年度平均の加入世帯数は2,055世帯、被保険者数は3,436人でした。
  次に、284ページをごらんください。
  284ページ、最上段の5款、前期高齢者交付金ですが、収入済額は3億7,599万7,689円で、歳入総額の19.7%を占めております。この交付金は、65歳から74歳までの人口比に応じて、社会保険診療報酬支払基金から市町村の国保に対し、支払われる交付金でございます。
  次に、このページ下段の7款共同事業交付金ですが、収入済額は4億5,517万4,391円で、歳入総額の23.9%を占めております。1項共同事業交付金、1目高額医療費共同事業交付金の収入済額は4,331万9,238円で、前年度より711万8,701円の減となりました。こちらは、高額な医療費の発生による財政運営の不安定を緩和するため、国保連合会から交付されるものでございます。
  1枚おめくりいただきまして、286ページの上段、8款繰入金ですが、収入済額は7,734万4,343円で、前年度より375万5,926円の増となりました。
  これらの結果、288ページをごらんください。
  288ページの最下段になりますが、平成29年度歳入合計の収入済額は19億808万3,025円で、前年度より8,806万6,191円の増となりました。
  続きまして、歳出についての内容説明をさせていただきます。
  292ページをごらんください。
  292ページ中段の2款保険給付費ですが、支出済額は11億4,000万4,063円で、前年度より8,550万8,909円の減となりました。この保険給付費は、歳出総額の63.8%を占めておりまし て、被保険者が疾病や負傷などにより、医療機関を受診した際の診療や投薬、入院などの費用に充てられるものでございます。平均では、加入世帯1世帯当たり55万4,747円、被保険者1人当たり33万1,782円となりました。
  次に、298ページをごらんください。
  298ページの下段の7款共同事業拠出金ですが、支出済額は3億3,421万1,992円となり、歳出総額の18.7%を占めております。この拠出金は保険財政の安定化や、市町村間の保険料平準化のための高額医療費共同事業及び保険財政安定化共同事業に係る拠出金で、埼玉県国民健康保険団体連合会へ支出いたしました。
  次に、1枚おめくりいただきまして、300ページをごらんください。
  300ページの中段の8款保健事業費ですが、支出済額は1,692万3,313円で、301ページ備考欄の中段になりますが、主に特定健康診査等事業費の13節委託料から基本検診委託料865万2,829円、人間ドック委託料380万5,000円を支出いたしました。
  次に、3枚おめくりいただきまして、306ページになります。
  306ページの最下段になりますが、平成29年度歳出合計の支出済額は17億8,633万248円で、前年度より6,738万7,613円の増となりました。
  次に、309ページをごらんください。
  309ページ、平成29年度国民健康保険特別会計歳入歳出決算、財産に関する調書ですが、本特別会計に属する財産は、この3つの基金で平成29年度中に増減のあったものは、(1)保険給付費支払基金のみでした。
  以上で、認定第2号 平成29年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についての内容説明を終了させていただきます。
  引き続き、認定第3号 平成29年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についての内容説明をさせていただきます。
  まず、320ページをごらんください。320ページでございます。よろしいでしょうか。
  320ページです、ときがわ町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算事項別明細書の歳入から内容説明をさせていただきます。
  上段の1款後期高齢者医療保険料ですが、調定額9,368万5,270円に対し、収入済額は9,238万8,410円となり、収入済額で前年度より433万5,810円の増となりました。歳入総額の73.5%を占めております。また、不納欠損額が54万4,610円で、収入未済額が75万2,250円となりました。なお、平成29年度末日現在の被保険者数は1,872人でございます。
  次に、中段の2款繰入金ですが、収入済額は3,099万1,161円で、前年度より27万2,570円の減となりました。収入済額の内訳は、1項一般会計繰入金、1目事務費繰入金110万6,000円と、1項2目保険基盤安定繰入金2,988万5,161円でございます。
  その他、下段にあります3款繰越金の収入済額205万6,539円、4款諸収入の収入済額19万3,490円を合わせまして、322ページの最下段になりますが、平成29年度歳入合計の収入済額は1億2,562万9,600円で、前年度より450万3,222円の増となりました。
  続きまして、324ページをごらんください。
  歳出について、内容説明をさせていただきます。
  324ページでございます。
  まず、上段の1款総務費ですが、支出済額は109万7,500円で、その主なものは納入通知書等の印刷製本費、郵送料などでございます。
  次に、中段の2款後期高齢者医療広域連合納付金ですが、支出済額は1億2,252万5,921円で、歳出総額の98.9%を占めております。被保険者に納入いただいた保険料を、埼玉県後期高齢者医療広域連合へ納付したものでございます。
  その他、3款諸支出金28万1,839円を合わせまして、1枚おめくりいただいた326ページの最下段になりますが、平成29年度歳出合計の支出済額は1億2,390万5,260円で、前年度より483万5,421円の増となりました。
  以上で、認定第3号 平成29年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についての内容説明を終了させていただきます。
  引き続き、認定第4号 平成29年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算認定についての内容説明をさせていただきます。
  まず、338ページをお開きください。338ページでございます。
  338ページのときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算事項別明細書の歳入から内容説明させていただきます。
  最初に、上段の1款保険料ですが、調定額2億5,200万8,450円に対し、収入済額は2億4,585万6,700円となり、収入済額で前年度より684万6,660円の増となりました。また、不納欠損額が114万6,400円で、収入未済額は500万5,350円となり、65歳以上の第1号被保険者の収納率は97.6%となりました。なお、この保険料の対象者は、平成29年度の末日現在で4,011人でございます。
  次に、中段の3款国庫支出金ですが、収入済額は2億1,535万8,604円で、前年度より388 万2,025円の増となりました。主な内容は、1項国庫負担金、1目介護給付費負担金の1億7,455万4,074円で、法令等の基準に基づき交付されました。
  次に、340ページをごらんください。340ページでございます。
  340ページ上段の4款支払基金交付金ですが、収入済額は2億7,623万114円で、前年度より685万808円の増となりました。こちらは、社会保険診療報酬支払基金に集められた40歳から64歳までの第2号被保険者の介護保険料が交付金として市町村に交付されたものでございます。その結果、344ページの最下段になりますが、平成29年度歳入合計の支出済額は10億7,900万8,581円で、前年度より242万3,394円と。
          (「収入済額」と呼ぶ者あり)
○宮寺 進会計管理者兼会計室長 失礼いたしました、訂正をさせていただきます。その結果、344ページを今ごらんいただいているかと思います。344ページの最下段でありますが、以降訂正させていただきます。平成29年度歳入合計の収入済額は、ここを今支出済額と申し上げたかもしれません。これを収入済額と訂正をさせていただきます。収入済額は10億7,900万8,581円で、前年度より242万3,394円の減となりました。
  続きまして、346ページをごらんください。346ページでございます。
  歳出についての内容説明をさせていただきます。
  まず、上段の1款総務費ですが、支出済額は1,219万8,071円でございます。総務費の主なものは、このページ下段の3項介護認定審査会費938万4,877円で、介護認定のための調査や、認定審査会に要する事務費として支出いたしました。
  次に、350ページをごらんください。350ページでございます。
  350ページ上段の2款保険給付費ですが、支出済額は9億6,157万7,435円で、歳出総額の92.4%を占めております。その内訳になりますが、1項介護サービス等諸費、1目居宅介護サービス給付費の支出済額は3億1,166万6,857円で、訪問介護や通所介護、短期入所、生活介護などに要する費用に支出いたしました。
  次に、その下の1項3目地域密着型介護サービス給付費ですが、支出済額は1億5,355万6,022円で、グループホームなどの町が指定した事業所で利用が原則として町民に限定された地域密着型の介護サービスに要する費用に支出いたしました。
  次に、最下段の1項5目施設介護サービス給付費ですが、支出済額は3億8,680万3,022円で、特別養護老人ホームなどの施設入所者に対するサービスに要する費用に支出いたしました。
  次に、358ページになります。
  358ページの最下段になりますが、4款地域支援事業費でございます。支出済額は2,930万6,923円で、前年度に比べ1,517万4,072円の増となっておりますが、主な理由といたしましては、平成29年度から始まった介護予防日常生活支援総合事業により、予防の訪問と通所に係る費用について、それまでの介護予防サービス給付費から支出していたものを、29年度からは地域支援事業費から支出するようになったことによるものでございます。
  そして、366ページをごらんください。
  366ページの最下段になりますが、平成29年度歳出合計の支出済額は10億4,087万4,548円で、前年度より352万4,422円の減となりました。
  次に、369ページをごらんください。
  369ページでございます。
  平成29年度介護保険特別会計歳入歳出決算、財産に関する調書ですが、本特別会計に属する財産は、この介護保険給付費準備基金のみで、平成29年度中に1,999万8,927円の増となりました。
  以上で、認定第4号 平成29年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算認定についての内容説明を終了させていただきます。
  引き続き、認定第5号 平成29年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算認定についての内容説明をさせていただきます。
  まず、380ページをごらんください。
  380ページでございます。
  ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算事項別明細書の歳入から内容説明をさせていただきます。
  まず、上段の1款分担金及び負担金ですが、収入済額は1,245万5,196円で、前年度より660万696円の増となりました。こちらは浄化槽設置費分担金でございます。
  次に、その下の2款事業収入ですが、調定額4,530万9,033円に対し、収入済額は4,452万3,214円となり、収入済額で前年度より237万3,876円の増となりました。こちらは使用者から徴収する浄化槽の使用料でございます。
  次に、その下の3款国庫支出金ですが、収入済額は2,532万9,000円で、前年度より737万3,000円の増となりました。こちらは浄化槽整備事業費補助金でございます。
  そして、382ページになります。こちらをごらんください。
  382ページの最下段になりますが、平成29年度歳入合計の収入済額は1億4,494万3,456円で、前年度より2,315万3,058円の増となりました。
  続きまして、384ページをごらんください。384ページでございます。
  歳出についての内容説明をさせていただきます。
  まず、このページの2款施設管理費ですが、支出済額は4,076万4,733円で、前年度より254万890円の増となりました。その主な内容は、385ページをごらんください。385ページ備考欄最下段の浄化槽維持管理事業で、次の387ページ備考欄上段の13節委託料の浄化槽清掃委託料と浄化槽保守点検委託料合わせまして3,492万3,392円を支出いたしました。
  左の386ページをごらんください。
  386ページ中段の3款施設整備費ですが、支出済額は5,877万2,300円で、前年度より1,850万7,900円の増となりました。支出済額の主なものは、右の387ページ備考欄中段の浄化槽整備事業の15節工事請負費の浄化槽設置工事3,847万500円、16節原材料費の浄化槽本体購入費1,680万4,800円でございます。そして、この386ページの最下段になりますが、平成29年度歳出合計の支出済額は1億4,180万8,498円で、前年度より2,270万9,146円の増となりました。
  以上で、認定第5号 平成29年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算認定についての内容説明を終了させていただきます。
  引き続き、認定第6号 平成29年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算認定についての内容説明をさせていただきます。
  まず、398ページをごらんください。398ページでございます。
  ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算事項別明細書の歳入から内容説明をさせていただきます。
  初めに、最上段の1款財産収入ですが、収入済額は5万1,134円で、関口茂八奨学基金を定期預金として運用した預金利子でございます。
  次に、その下の2款繰入金ですが、収入済額は1,378万円で、奨学金貸付のために関口茂八奨学基金から繰り入れたものでございます。
  次に、4款諸収入ですが、調定額1,158万2,250円に対し、収入済額は946万6,500円で、収入済額の内容は、2項1目貸付金元利収入で、この奨学制度を利用された方からの奨学資金貸付金の返還金でございます。
  その結果、このページの最下段になりますが、平成29年度歳入合計の収入済額は2,329万7,634円で、前年度より254万2,130円の減となりました。
  続きまして、400ページをごらんください。400ページでございます。
  歳出についての内容説明をさせていただきます。
  まず、上段の1款総務費ですが、支出済額は951万7,634円で、その内容は、1項総務管理費、1目財産管理費の25節積立金の関口茂八奨学基金積立金で基金の預金利子や奨学資金貸付金の返還金を積み立てたものでございます。
  次に、2款事業費ですが、支出済額は1,378万円で、前年度より236万円の減となりました。これは、奨学資金の貸付金として支出したもので、その内訳は備考欄をごらんください。普通奨学金1,236万円と、特別奨学金142万円でございます。その結果、このページの最下段になりますが、平成29年度歳出合計の支出済額は2,329万7,634円で、前年度より254万2,130円の減となりました。
  次に、403ページをごらんください。403ページでございます。
  平成29年度関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算、財産に関する調書ですが、本特別会計に属する財産は、この関口茂八奨学基金のみで、平成29年度中の増減は358万116円の減となりました。
  以上で、認定第6号 平成29年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算認定についての内容説明を終了させていただきます。ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。
○前田 栄議長 続いて、議案第40号 平成29年度ときがわ町水道事業会計決算認定及び剰余金処分について細部説明を求めます。
  伊得水道課長。
○伊得正巳水道課長 それでは、議案第40号 平成29年度ときがわ町水道事業会計決算認定及び剰余金処分について細部説明をいたします。
  決算書の410ページ、411ページをお開きください。
  よろしいでしょうか。
  初めに、これからご説明する410ページから413ページまでの水道事業決算報告書でございますが、予算と対比するため、消費税を含めた金額、いわゆる税込金額となります。
  それでは、410ページ、411ページの収益的収入及び支出からご説明いたします。
  上の表が収益的収入でございます。
  右の411ページの決算額欄の1行目、収入合計は3億3,703万1,332円となりました。
  下の表の支出でございますが、右のページの決算額欄の1行目、支出合計は3億1,137万9,957円となりました。
  左のページの表下の米印のところをごらんください。
  消費税及び地方消費税納税額185万5,800円は、本則課税に基づく納付税額でございます。なお、収益的収入及び支出の主な内容につきましては、後ほど水道事業報告書でご説明いたします。
  1枚めくっていただきまして、412ページ、413ページをお開きください。
  こちらは資本的収入及び支出の件です。
  上の表が資本的収入となります。
  右の413ページの決算額欄の1行目、収入合計は2,974万9,600円となりました。
  下の表が支出でございますが、右のページの決算額欄の1行目、支出合計は1億6,855万5,079円となりました。なお、翌年度繰越額として112万円の建設改良繰越額が発生しております。
  左のページの表の下をごらんください。
  資本的収入が資本的支出に不足する額1億3,880万5,479円は、減債積立金2,000万円、過年度分損益勘定留保資金1億1,041万5,959円、消費税及び地方消費税資本的収支調整額838万9,520円で補填いたしました。
  続きまして、414ページ、415ページをお開きください。
  こちらは、経営成績をあらわす損益計算書になります。ここからは税抜き金額となります。
  右の415ページの1行目、当年度純利益は1,721万1,270円となりました。
  続きまして、1枚めくっていただきまして、416ページ、417ページをお開きください。
  こちらは剰余金計算書になります。
  まず、上の表は、29年度中の剰余金の処分及び変動した内容をあらわしております。
  右の417ページの表中、減債積立金欄の2行目の5,000万円は、28年度決算認定と合わせて議決いただき、未処分利益剰余金を減債積立金へ積み立てたものでございます。
  利益剰余金の当年度末残高は、利益剰余金合計欄の1番下2億4,664万677円となりました。
  416ページの下の表でございますが、平成29年度の剰余金処分計算書(案)になっております。
  本案の剰余金処分については、地方公営企業法第32条第2項の規定に基づき、剰余金処分計算書をもって、決算の認定の議決と合わせて利益処分の議決を受けるものでございます。
  表中、議会の議決による処分額は、企業債の元金償還に充てるための減債積立金に3,000万円を積み立てたいので、よろしくお願い申し上げます。
  続きまして、1枚めくっていただきまして、418ページ、419ページをお開きください。
  こちらは、財政状態を示す貸借対照表になります。
  まず、左のページの中ほどになりますが、資産のうち、固定資産は、固定資産合計27億587万7,614円、その下の流動資産は、流動資産合計3億4,950万1,223円、そのうち現金預金が3億2,063万3,701円となります。資産合計は30億5,537万8,837円となりました。
  次に、一番下の固定負債合計6億7,045万9,982円、それから、右の419ページの中ほどでございますが、流動負債合計7,548万4,175円となりました。
  その下の資本でございますが、資本金と剰余金を合わせた資本合計は16億7,384万2,653円となりました。
  続きまして、422ページをごらんください。422ページです。
  ここからは水道事業報告書になります。
  上から4行目、事業概要でございます。
  老朽管更新は石綿セメント管を当年度約640メートル、その他の老朽管を約373メートル更新しました。業務量は、総配水量が163万4,606立方メートル、うち有収水量が129万8,455立方メートル、有収率は2.9ポイント減の79.4%になり、厳しい結果となりました。
  給水人口が145人減の1万1,008人となりました。
  続きまして、1枚めくっていただきまして、右側の425ページをごらんください。
  こちらは、業務量をあらわしておる表でございます。
  表の下、5行目、給水単価165.1円、その下の給水原価は211.8円でございまして、給水原価が供給単価を上回るいわゆる逆ざや状態は依然として続いております。
  続きまして、426ページ、427ページをごらんください。426、427をごらんください。
  まず、426ページは、事業収益に関する事項でございます。
  先ほど損益計算書に示された金額の内訳になります。
  表中の2行目、給水収益は対前年度比較で575万5,893円の減、率にしましてマイナス2.6%となりました。主な要因は、人口の減少や、大口利用者の使用水量の減少によるものでございます。
  続いて、右側427ページをごらんください。
  こちらは、事業費用に関する事項になります。
  表中の3行目、原水及び浄水費の対前年度比較で333万7,839円の増、率にしまして3.6%の増でございますが、浄水場の施設整備の修繕費及び動力費などの増によるものでございま す。
  その2つ下、業務費131万6,149円の減、率にしますとマイナス9.6%でございますが、料金会計システムに係る賃借料の減によるものでございます。
  次に、一番下から2行目、その他特別損失669万2,000円の減でございますが、前年度の裁判費用の減によるものでございます。
  その他詳細につきましては、430ページ以降の収益費用明細書で後ほどご確認いただければと思います。
  続きまして、429ページをごらんください。429ページ右側になります。
  こちらは、資金の流れをあらわすキャッシュフロー計算書でございます。
  下から3行目、こちらが29年度中の資金でございますが、2,367万1,660円の減少となりました。
  続きまして、444ページをお開きください。444ページでございます。
  注記の欄でございますが、下から3行目、(3)貸倒引当金でございます。貸倒引当金は、未収給水収益等の貸し倒れとしまして4万1,031円を不納欠損処理いたしました。
  以上で、平成29年度ときがわ町水道事業会計決算認定及び剰余金処分についての細部説明を終わらせていただきます。
  よろしくお願いいたします。
○前田 栄議長 暫時休憩いたします。
  再開を13時といたします。
                                (午前11時44分)
─────────────────────────────────────────────────
○前田 栄議長 再開いたします。
                                (午後 1時00分)
─────────────────────────────────────────────────
   ◎決算の監査報告
○前田 栄議長 次に、監査委員から平成29年度ときがわ町一般会計・特別会計歳入歳出決算及びときがわ町水道事業会計決算審査意見書が提出されております。
  ここで、監査委員から審査意見書の報告を求めます。
  武野谷代表監査委員。
○武野谷博之代表監査委員 議長のお許しをいただきましたので、平成29年度ときがわ町一般 会計及び各特別会計歳入歳出決算並びに水道事業会計決算審査意見を述べさせていただきます。
  なお、財政健全化審査等意見書同様、各決算意見書につきましても既にお手元にお届けいたしておりますので、概要につきましてご報告申し上げます。
  まず、審査の対象でございますが、(1)平成29年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算より(7)平成29年度ときがわ町水道事業会計まででございます。
  審査の期間、平成30年7月4日から7月6日まで。
  審査の場所、ときがわ町就業改善センター2階就業改善相談室及びときがわ町役場第2庁舎3階協議会室。
  審査の方法、平成29年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算及び各特別会計歳入歳出決算、並びにときがわ町水道事業会計決算の各事項別明細書、実質収支に関する調書及び財産に関する調書は、関係法令に準拠し、かつ議決予算課目等に従って調製されているか、その計数は正確であるか、関係諸帳簿、証書類と照合しているかなど、例月出納検査、定例監査の結果を参考にするとともに、関係職員から説明を求め審査いたしました。
  審査の結果、審査に付された平成29年度ときがわ町各会計の歳入歳出決算、歳入歳出決算事項別明細書、その他の書類は、関係法令の諸規定に準拠して作成されており、その内容についても予算額及び収入支出済額については検算し、関係諸帳簿、証書類等を照合した結果、計数処理及び予算執行について適正に執行されているものと認められました。
  決算の総括。これは2ページ以降に記載したとおりでございます。
  結びについては、46ページ以降に記載してありますので、読み上げます。
  第16、結び、平成29年度ときがわ町一般会計・特別会計歳入歳出決算及びときがわ町水道事業会計決算の概要は、以下のとおりである。
  本年度の決算審査では、決算書及び各課から提出された決算審査資料に基づき、歳入については各項目で適正に収入されたか、歳出においては各事業が適正な計画に基づき法令に沿った執行がなされたかを審査した。
  本年度の一般会計の決算額は、歳入57億6,332万6,197円、歳出55億477万4,735円で、これらを前年度と比べると、歳入は2,123万2,361円、0.4%、歳出は5,715万4,987円、1.0%の減少となった。実質収支額は、前年度と比べて4,642万8,706円、23.4%増加し、2億4,446万7,702円の黒字となっている。
  一般会計の歳入の款別構成比では、第10款地方交付税が35%、第1款町税24.6%、第21款 町債11.4%、第14款国庫支出金7.8%、第15款県支出金5.7%が主なところである。前年度に比べ、第17款寄附金が1,357.3ポイント増加し、第5款株式等譲渡所得割交付金の比率が133.8ポイント増加している。
  また、第1款町税においては、全体の徴収率が前年度に比べ2.9ポイント増加している。昨年に引き続き徴収対策強化を行い滞納処分に真摯に取り組んだ結果と認められる。不納欠損処分に一定の成果が出た後は、累積する未納の発生を防ぐよう引き続き努力願いたい。
  また、歳出の款別構成比率では、第3款民生費が25.6%を占め、次いで第2款総務費の23.7%、第10款教育費の12.3%、第12款公債費の11.7%、第4款衛生費の9.3%の比率となった。
  個別の事業執行について、第1款議会費は、支出総額7,652万4,955円であった。比較可能な決算統計数値による近隣自治体との状況では、改革の余地無しとは言えないのではないだろうか。議員1人当たりの住民数の減少や、様々な視点から現状に目を向け、一層の議会改革を進めていただきたい。更に昨年度も指摘したが、各委員会個別の行政視察を合同化するなど合理化が望まれる。
  第2款総務費では、集会所管理事業の、大野くすの木センター新築工事関連で約8,000万円の支出が行われている。当該事業は4カ所の集会所の統合が行われ、合併特例債を利用し有利な財政運営の中で執行されたとの事であったが、前年度の旧大椚第1小学校校舎解体工事を含め多額な経費が支出された。対象地域の人口減少が見込まれる中、地域の実情に即した有効な活用を願う。平成29年3月に作成された「ときがわ町公共施設等総合管理計画」に集会施設は41施設あると記載されている。現時点で、未整備施設は30カ所以上存在する。担当課より、施設の建築年度や耐震状況を考慮して整備の優先順位を付けているとの説明があったが、多くの未整備施設を抱える現状では、新たな事業執行を行う前に、整理統合を踏まえた合理的具体的な整備計画が必要と考える。また、コミュニティ推進事業では、旧保健センター玉川分室が改修され、「活き生き活動センター」が誕生した。関連支出は、1億2,083万7,960円であった。同施設の内容は会議室や多世代間交流スペースの利用であるが、町内各施設の会議室利用状況はほとんど50%を下回っている。施設整備にあたってはその後のランニングコストが、減少していく住民の負担とならぬよう慎重に取り組んでいただきたい。
  基金運用について、地域福祉基金は年度末残高、2,409円となっている。当該基金は、国が9,600億円の財政措置を行い、地域福祉推進のため形成されたものである。近年の低金利 状況にあって果実は僅少で、福祉事業実施の財源には到底ならないとはいえ、基金条例という容器と中身の不均衡をどうするのか検討を願いたい。
  第3款民生費では、障害者福祉費で3億8,764万9,160円が支出されている。この目では、介護給付費・訓練等給付費負担金や障害児通所給付費負担金等大きな支出が含まれているが、社会全体で支出を必要とする人を支えるためにも引き続き前向きな対応を願いたい。
  第10款教育費では、中学校費で玉川中学校トイレ改修工事に4,984万2,000円、都幾川中学校トイレ改修工事に388万440円が支出されている。両校の生徒数は、合併当時に比べ約半数に減少している。ならば、既存施設の中長期的統合計画の策定などが喫緊の課題ではないかと思われる。また、文化センター等に展示・保管されている39点の絵画は、合併前に総額1,800万円以上の財源を投じて購入されたが、十分に町民の鑑賞に供されている状態には無い。今後は、その活用の方向性について検討を願いたい。
  国民健康保険特別会計を初めとした5特別会計決算の合計額は、歳入32億8,096万2,296円、歳出31億1,621万6,188円となり、これらを前年度と比較すると、歳入は1億1,075万6,947円、3.5%、歳出は8,886万5,628円、2.9%の増加となった。
  会計別の歳出は、前年度に比べ国民健康保険特別会計及び後期高齢者医療特別会計は増加となったが、介護保険特別会計は減少した。今後も高齢化等により社会保障費の増加が見込まれるため、健康増進事業及び介護予防事業の推進に努め、町民の健康増進を図っていただきたい。
  浄化槽設置管理事業特別会計の歳出は、前年度に比べ19.1%の増加となった。都幾川の清流を守るためにも更なる事業の推進をして頂きたい。
  関口茂八奨学事業特別会計は、前年度に比べ9.8%の減少であるが、55名の学生に総額1,378万円の貸し付けを行った。
  公営企業会計の水道事業会計は、収益的収支が1,721万1,270円の当年度純利益となり、資本的収支の不足する額1億3,880万5,479円は内部留保資金等で補てんした。有収率は前年度に比べ2.9ポイント減の79.4%となった。有収率の改善に向け、原因の解明を含め、しっかり取り組んでいただきたい。
  一般会計における基金の年度末現金残高合計は22億8,049万5,762円で減債基金残高が1億2,925万9,197円の増加となっている。これは、平成34年度までに増加する返済分に備えての積み立てとの説明があった。
  ときがわ町は合併という好機を得た数少ない自治体である。そのメリットを最大限活用す るよう、中長期的視野に立ち常に危機感を持った行政運営に努めていただくことを要望して、平成29年度決算審査のむすびとする。
  以上でございます。
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   ◎認定第1号〜議案第40号の質疑
○前田 栄議長 これより認定第1号から議案第40号までの質疑に入ります。
  質問者は、ページ番号、項目名、節区分、備考欄の説明事項を申し出て質疑してください。質疑につきましては、質問者が1回にできる質問は3問までとします。その後、質問者がいない場合には、再度続けて質疑を許します。また、1問に対し、できる質問回数は3回までです。
  質疑につきましては、一般会計から順次行います。なお、一般会計に限り歳入歳出に分けて行います。
  それでは、日程第4、認定第1号 平成29年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定についての質疑に入ります。
  まず最初に、歳入の質疑を行います。
  質疑ございませんか。
  4番、小島議員。
○4番 小島利枝議員 議席番号4番、小島です。
  ページ数4ページ、2点、交付金について伺います。
  5款株式等譲渡所得割交付金について伺います。
  こちら、500万の予算で調定額が685万6,000円となっております。185万6,000円の増ということですが、こちらの要因を伺います。
  2点目は、11款交通安全対策特別交付金、こちらのほうが予算200万が調定額189万3,000円ということで、10万7,000円の減額となっています。こちらのほうの要因も伺います。
○前田 栄議長 答弁願います。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 それでは、ただいまの小島議員のご質問にお答えさせていただきます。
  まず、株式等譲渡所得割交付金の予算500万に対しての収入額685万6,000円の理由というふうなことでございます。
  こちらにつきましては、この株式等譲渡所得割交付金というものが、株式譲渡所得税というものがございまして、それの99%の5分の3というものを個人住民税額で案分をしたものが各市町村に交付をされてくるというふうな性質のものでございます。
  これにつきましては、そうしたこの株式譲渡所得割というものの精算が行われないと幾らになるかわからないというふうなところがございまして、積算には非常に苦慮しているところでございます。
  そうした中で、前年度の実績をもとに予算のほうを立てさせていただきまして、3月の補正までにわかったものであれば補正でふやすことができたんですけれども、それが判明しなかったがために、こうした形になっております。ただこれは、ふえたというふうな現象ではなくて、28年度から比べますと27年度は、やはり多かったんですけれども、少しずつこうした取引が多くなったことによりまして、戻ってきているというふうな状況でございます。
  以上でございます。
○4番 小島利枝議員 結構です。
○前田 栄議長 じゃ、2点目ですね。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 それでは、2点目の交通安全対策特別交付金につきまして、ご説明をさせていただきます。
  こちらもやはり算出については非常に苦慮するところでございまして、内容といたしましては、これが反則金―交通違反等があったときに反則金というものがあるかと思うんですけれども、そちらを市町村の交通事故の発生件数等に応じて算出交付されるものでありまして、最終的には交付されてみないとわからないというふうな性質のものでございますので、おおよそ予算につきましては、前年度を実績に計上させていただいておりますけれども、結果がこういうふうなことになったということでご理解いただければと思います。
  以上でございます。
○前田 栄議長 よろしいですか。
○4番 小島利枝議員 はい。
○前田 栄議長 ほかにございますか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原です。
  最初に、14ページから17ページの中でゴルフ場利用税交付金、今ゴルフ場利用税交付金に ついては意見書の話が出ていますが、ゴルフ場利用税交付金、それから自動車取得税交付金、その利子割交付金、この問題については、市町村分の中で基準財政収入額に入ると思うんですよね。当然、この収入額に入るわけですから、交付税には何らかの影響がある、交付税が減らされる影響があると思いますが、この影響額について教えていただきたいと思います。
  それから、主要な施策の中で、最初にあります歳入の個人町民税、法人町民税、固定資産税等が、個人町民税においては個人所得等の増加とあります。その中で、前年度比では2.3%の増となっておりますが、この2.3%が個人所得の増加とは考えられませんので、この内容について説明をお願いします。
  それから、法人町民税の企業業績の回復とあります。これはある程度の企業がもうかっている人が多いのかどうか、その実績があると思います。ただこの中では、均等割税の法人が318法人と示されております。法人税を払っている、もうかっている会社というのは何社あるのか、教えていただきたいと思います。
  それから……
○前田 栄議長 3問までですね。
○12番 野原和夫議員 3問までですか。
○前田 栄議長 はい。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 では、ただいまの野原議員の1点目のゴルフ場利用税交付金ですとか、自動車重量譲与税ですとかの交付税に、普通交付税……
          (「自動車取得税」と呼ぶ者あり)
○荒井 淳企画財政課長 失礼いたしました。
  自動車取得税交付金ですとか、そうしたものの普通交付税に与える影響につきまして、お答えをさせていただきたいと思います。
  ゴルフ場利用税交付金等総合したものにつきましては、それぞれその税金のほうからときがわ町のほうに交付なり譲与されるというふうなもので、これにつきましては、税を一括で集めていただいたものがときがわ町に交付されるというふうなことになりますけれども、それが交付されることによりまして、今お話しさせていただきましたように、税を収納したものがときがわ町に交付されるということですので、税金であるわけなんですね。ですから、ときがわ町のほかの町税ですとかありますものと同じように、税としての扱いになりますので、交付税を算定する場合には、基準財政収入額のほうにも算入をされてきます。それが収 入についての75%が算入されるということで、譲与された金額の75%が、簡単にいいますと交付税が減るというふうな作用に働くというふうなことになります。そうした影響がございます。ということでよろしいかと思います。
  以上でございます。
○前田 栄議長 12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 交付税が減らされる、25%ぐらいは減らされるという計算になってしまうのかな、75%が入るわけですよね。逆か、逆ですね。申しわけない。
  そうすると、今言ったようにゴルフ場利用税交付金がゼロになれば、地方交付税は上がってふえて町に入ってきますよね。そういう計算になっていいんでしょうか。ただ町としては、このゴルフ場利用税の交付金については、歓迎する内容になっているんでしょうか。今この問題については、私も交付税で入るんだから、これは要らないんじゃないかという考えもある中で、ちょっと疑問があるものですから、いかがでしょうか。
○前田 栄議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまのご質問でございますが、交付税に算入されるのは、あくまでも75%でありまして、25%は町の独自の財源として使えるというふうなものでございます。ですから、ゴルフ場利用税の交付金等がなくなってしまうということになりますと、その25%分もなくなってしまいます。ゴルフ場利用税の交付金がなくなることによって、交付税がふえてくるのは75%分でしかないわけなんですね。あとの25%が町の収入として減ってしまいますので、まずそこのところは町に不利に働くというふうに考えております。
  また、こうしたことで、ゴルフ場利用税交付金等ということで、明確に交付されるようなものがある場合には、ゴルフ場の関連に関しての、いろいろなゴルフ場を利用される方の道路を使ったりですとか、ごみが出たりですとか、水質の検査も今ゴルフ場でやっているわけなんですね。ゴルフ場の出てくる水質を町でやっているわけなんですね。ですから、そうした経費に明確に充てるというふうなこともできますので、このゴルフ場利用税交付金というものは、そうした意味で有効に使わせていただいていると思っております。
  以上です。
○前田 栄議長 12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 そうすると、今5,800万くらいのお金が入りますよね。それは町として丸々は使えるということで解釈できるんでしょうか。
○前田 栄議長 荒井課長。
○荒井 淳企画財政課長 5,800万円ほど29年度の決算で出ております。これが町で使えるお金かどうか、そうでないのかと言われれば、町で使えるお金です。ただ、このうちの75%分は、交付税がその分減っておりますので、そこのところで、私が申し上げたいのは、25%分は町の収入としては、交付税も含めたときには使えるお金としてふえているというふうな解釈をいただければと思います。
  以上でございます。
○前田 栄議長 中藤課長。
○中藤和重税務課長 それでは、野原議員のご質問にお答えいたします。
  まず施策の成果7ページの1の(1)現年課税分のところの調定額についての記述で、個人町民税について調定額が率にして2.3%の増だったということで、実際に所得はどうなっているのかというご質問ですが、29年度の1人当たりの所得の平均所得額というのを出してあります。それが29年度が約270万、28年度の平均所得が260万ということで、約10万円ふえております。
  以上です。
○前田 栄議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 ときがわ町の全体の所得のあれは200そこそこなんだよね、低いんですね。その中では、今言われたように個人所得が260万から270万にふえた、この中には最低賃金の評価も上がった評価が入っているんでしょうか。
○前田 栄議長 税務課長。
○中藤和重税務課長 すみません。税務課では最低賃金がどうなっているかというは把握していませんので、申しわけないんですけれども、それについてはちょっとお答えできない状況です。
○前田 栄議長 はい、じゃ、これはよろしいですか。
○12番 野原和夫議員 はい。
○前田 栄議長 じゃ、3問目ですね。
  中藤税務課長。
○中藤和重税務課長 3問目のご質問にお答えいたします。
  ご質問内容は、法人事業税が上がったということで、実績はどうなんだというご質問と、法人税割の会社の数ということですが、まず最初に、法人税割の会社の数は116社です。
  法人が上がった実績についてのご質問ですが、税務課では、法人税割の上位5社のちょっ と実績を前年度と比べました。5社の合計で前年比約1,400万円の増となっておりますので、大きい企業が業績が伸びて税がふえているというようなことであります。
  以上です。
○12番 野原和夫議員 いいです。
○前田 栄議長 いいですか。
  ほかに質疑ございませんか。
  6番、山中議員。
○6番 山中博子議員 6番、山中です。
  先ほどの法人税のことで、もう1点ほどお聞きしたいことがございます。
  上位5社1,400万円増ということですが、その業績が上がったのは、どんな業種だったのか。
  そして、もう1問、19ページのおためし住宅使用料のところですが、その利用回数と人数。それから、27ページ、障害者医療負担金(更生医療)とありますが、165万円。これは昨年より4倍ほど多くなっています。その理由をお伺いします。
  以上、3点についてよろしくお願いします。
○前田 栄議長 1問目をお願いします。
  中藤税務課長。
○中藤和重税務課長 お答えいたします。
  上位5社で、実際に企業名は上げられないんですが、上位5社とも製造業です。
  以上です。
○前田 栄議長 いいですか。
○6番 山中博子議員 はい。
○前田 栄議長 1問目は結構です。じゃ、2問目ですね。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 それでは、山中議員の2問目のおためし住宅使用料の利用回数と利用人数につきまして、ご回答させていただきます。
  利用回数といたしましては20回、利用人数といたしましては65人でございます。
  以上でございます。
○前田 栄議長 よろしいですか。
  6番、山中議員。
○6番 山中博子議員 利用回数としては20回ということですが、12カ月という割り算をすると、月2回行っていないということになります。やはり寒いときとか、そういうときには少ないということなんでしょうか。
○前田 栄議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまのご質問にお答えいたします。
  おためし住宅のやまんなかにつきましては、12カ月ではありませんで、昨年の6月から貸し出しのほうを始めさせていただいたというところで、日数にいたしますと304日貸し出せる日があったわけなんですけれども、そのうちの利用された日が145日、約半分の利用の日数がございました。
  その中でも、やはり2月は1日も利用がありませんでした。そのほかは大体月2組から3組ぐらい利用があったんですけれども、2月は全くなかったということで、やはり寒さも影響しているのかなというふうには感じているところでございます。
  以上でございます。
○前田 栄議長 山中議員。
○6番 山中博子議員 実績としては、これがおためし住宅として利用されて、実際ときがわ町に入ることを決断されたとか、住み始めたとか、その実情はどうなんでしょうか。
○前田 栄議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 29年度の実績というふうなことでお話しをさせていただきますと、利用された方では、1組すぐに町内のほうに移住をされたというふうな実績でございます。
  以上でございます。
○前田 栄議長 では、3問目ですね。答弁願います。
  宮寺福祉課長。
○宮寺史人福祉課長 それでは、山中議員のご質問、27ページの県支出金の民生費県負担金、これの障害者医療費負担金、更生医療の件でよろしかったでしょうか。
○前田 栄議長 はい。
○宮寺史人福祉課長 この金額が大幅に増額になっている理由なんですけれども、この制度が使える方の中で、人工透析をやっている方で、生活保護を受給中の方が1名ふえました。生活保護の場合には、他法優先という形で、こういった更生医療の制度を利用できる方は、全額町の負担になるということで、その方がこの受給者に加わることによって大幅な負担増になったと。それで、県の負担金もふえたというふうな形になっております。
  以上です。
○前田 栄議長 山中議員。
○6番 山中博子議員 実際にはどのくらいふえたのでしょうか。
○前田 栄議長 宮寺福祉課長。
○宮寺史人福祉課長 この増加の原因になった生活保護で人工透析の方については一部であります。
  以上です。
○前田 栄議長 ほかにございますか。
  5番、田中議員。
○5番 田中紀吉議員 5番、田中です。
  歳入の点では、ことしというのか、徴収率が極めて前進しているというか、これは大変な評価の点じゃないかと私は思っているんですけれども、一つ気になる点があります。決算書でいくと19ページで、これだと中身がわからないので、主な施策でいくと19ページに詳しく載っているんですけれども、昨年度も私も聞きましたけれども、保育料の点なんですね。努力しているのは非常にわかるんですけれども、もう一歩できるんじゃないかなと思って、その取り組みというのか、お伺いします。
○前田 栄議長 宮寺福祉課長。
○宮寺史人福祉課長 それでは、田中議員の保育料のことについてお答え申し上げようと思います。
  収納率、確かに税の実績の向上に比べますと、保育料の場合には、それなりの努力はしているつもりではありますが、なかなか数字としてあらわれてこないというふうなことがございます。
  具体的な徴収率から申し上げますと、主要な施策の成果であります数字、29年度現年分につきましては99.54%、過年分につきましては20.50%というふうな数字になっております。努力の内容としましては、児童手当の給付を、この保育料の滞納がある方につきましては、従来口座振替で行っていたところを現金給付に変えていただきまして、窓口で納付の相談を受けるですとか、あるいは電話での催促、それから臨宅徴収等を実施しているところですが、残念ながら実績的には思ったような成果が上がっていないということが現状でございます。
  以上です。
○前田 栄議長 5番、田中議員。
○5番 田中紀吉議員 児童手当が間違いなく出ている方だと思いますし、保育料の減免というんですか、3児以降は無料になっているとか、かなり保育の問題では相当進んでいると思うんですね。それで私も、なぜこういうふうに残っちゃうのかなとすごく疑問に思っていて、その辺は努力しているのはもちろんわかっているんですけれども、もし引っ越しちゃってということがないのかどうか、1点お伺いします。払わないでという、そういう意味です。
○前田 栄議長 宮寺福祉課長。
○宮寺史人福祉課長 それでは、ご回答申し上げます。
  お見込みのとおりと申し上げていいかどうかわからないんですけれども、現在、保育料のほうで、過年分、平成29年度の以前の保育料が持ち越しになっている方が、年度当初9名おりまして、うち1名の方が年度内に全部完済をしておるところでございます。この8名のうちに、町内在住者は3名しかいないというふうな現状がございます。保育料を残したまま町外に転出されていってしまった方については、なかなか徴収業務も思ったように進まない。ましてや県外に行ってしまっている方もいらっしゃる中で、なかなか厳しい現状がございます。
  以上です。
○前田 栄議長 いいですか。
○5番 田中紀吉議員 じゃ、確認だけで、そうすると不納になるということでよろしいですか、認識として。
○前田 栄議長 福祉課長。
○宮寺史人福祉課長 先ほど申し上げた臨宅徴収だとかが、なかなか困難になってまいります。電話をかけても電話に出ていただけないというふうな現状がある以上、数年後には欠損もやむなしなのかなというような残念な結果を予測しておるところでございます。
  以上です。
○前田 栄議長 ほかにございますか。
  9番、野口議員。
○9番 野口守隆議員 9番、野口です。
  監査の質疑は、監査委員を仰せつかったので、2年ぶりなので、的を射ない質問をするかもしれませんが、ご勘弁願いたいと思います。
  前置きが長くなりましたが、近所に前置きの長い人がいるので、つい伝染してしまったんじゃないかと思って、簡潔にいきたいと思っております。
  まず、主要な施策の15ページに町税の不納欠損の状況が出ております。かなりの金額の不納欠損を出しましたが、この財産調査というのはどのように行っているのかということと、また、不納欠損するにはいろんな手続が当然必要だと思います。内部だけでやっているのではなく、不納欠損したことが妥当かどうかというチェックはどのようにやっているのかということの2点をお伺いします。
○前田 栄議長 中藤税務課長。
○中藤和重税務課長 お答えいたします。
  まず1点目、どのように財産調査をやっているのかというご質問ですが、滞納者について金融機関等に預金等がないか、あるいは生命保険会社に、解約したときに解約返戻金のある生命保険に加入しているかどうか等々について財産調査を行っております。
  以上です。
○前田 栄議長 野口議員。
○9番 野口守隆議員 チェックですね。
○前田 栄議長 2点目ですね。
  中藤税務課長。
○中藤和重税務課長 それでは、2点目についてお答えいたします。
  どのような手続を行っているかというご質問なんですが、重要な決定ですので、町長決裁ということで、町長までの決裁をいただいております。
  以上です。
○前田 栄議長 9番、野口議員。
○9番 野口守隆議員 わかりました。
  いわゆる、これが例えば会計検査院が来たときに、この不納欠損のことが会計検査院の中でも監査されたことはあるんでしょうか。
○前田 栄議長 中藤税務課長。
○中藤和重税務課長 すみません。ちょっと記憶が定かではないないんですけれども、会計検査院の検査対象というのは2つあって、1つは国の会計全て、もう1つは、国から市町村に対して補助金などを交付したときの検査ということで、税金については会計検査院の検査対象になっていないと思いますので、実績はないと思います。
  以上です。
○前田 栄議長 野口議員。
○9番 野口守隆議員 前年度に比べて徴収率も2.9%上がっているということで、非常に評価しているところでありますが、この滞納繰越分を不納欠損して、安易にもしするんであれば、簡単に言うと、徴収率は上がるという結果になるわけですね。そうすると、適正にちゃんと処理していると考えてよろしいんでしょうか。
○前田 栄議長 中藤税務課長。
○中藤和重税務課長 お答えいたします。
  まず野口議員ご指摘いただいたように、施策の成果の15ページ(13)不納欠損処分状況ということで見ていただきたいんですけれども、地方税法にそれぞれ定まっておりますので、その税法の定めによって、しっかりきっちり処分をしているということです。
  あと会計検査院のような第三者の検査は入らないのかというご質問もありましたのですが、実際、監査委員さんのほうから不納欠損の起案を見せてくれということで提出して、見ていただいたということもありますので、第三者の目でもしっかり見ていただいているという認識です。
  以上です。
○9番 野口守隆議員 はい、わかりました。
○前田 栄議長 ほかにございますか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 今回の決算においては、通常調定額に近づけることが大事なんですね。今回の決算では、調定額に大分近づいている。これは評価できる問題だと思います。
  それから、不納欠損、収入未済額においても前年度の比較では減額となっております。この点についても、一定の評価は得られるんではないかなと思いますが、この収入未済額についてと、先ほどの野口議員が言った不納欠損について、ちょっと質問させていただきます。
  収入未済額、これは何らかの理由で当該年度の出納閉鎖までに納入されなかったことが未済額で出るわけですから、その未済額の今後の問題、歳入調定の行為が必要とされるわけですから、そういう内容のもとで未済額が発生しているのかどうか、この内容についてちょっと説明をお願いします。
  それから、不納欠損においては、先ほど課長は、地方税法に基づいてとお答えされました。この問題については、地方自治法の中にも236の1とか、さまざまな自治法の中で問題が提起されておりますが、自治法の243の2、自治例171の7とかいろいろありますが、そういうあくまでも地方税法に基づいての不納欠損処理的にやってきたのか。でもこの自治法におい ては、執行の停止している3年を経過した場合とか、いろいろ停止処分の対象になった問題も出ておりますが、その比較とはどういうふうに見ているのか伺います。
○前田 栄議長 1問目からですね。
  中藤税務課長。
○中藤和重税務課長 お答えいたします。
  1問目なんですが、収入未済の対策ということでよろしいですか。
  現年で取り切れなかったもの、あるいは滞繰で取り切れなかったものが収入未済ということで、翌年の滞繰の調定額に上がるんですが、今この時期は、9月いっぱいまでは、この決算で収入未済となった滞繰分の対策を一生懸命やっています。現時点でもかなり滞繰分の徴収率は上がっております。それで11月以降、今度は現年で取れないと、結局収入未済になってしまいますので、10月以降は現年をやると。そういったことで1年間のサイクルを回して、最終的に現年滞繰合計の徴収率を上げるというようなサイクルで徴収に取り組んでおります。
  以上です。
○前田 栄議長 12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 比較では物すごく金額は少なくなっているんですよね。その中では、例えば歳入科目、歳入すべき金額、納入義務者等の過誤、そういうものがあられると心配なんですよね。そういうものは、慎重の中でやっている問題と捉えてよろしいでしょうか。
○前田 栄議長 中藤税務課長。
○中藤和重税務課長 ご指摘のとおり慎重に対応しております。
○12番 野原和夫議員 笑っていちゃだめなんだよ。真面目にやらないと。
○中藤和重税務課長 真面目にやっているんですけれども、この答えでちょっとご納得いただけるかなということで、慎重にやっています。野口議員のご質問でもありましたけれども、当然不納欠損もしっかりやっていますし、執行停止もしっかりやっていますし、収入未済への取り組みもしっかりやっています、慎重に。
○前田 栄議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 今笑われちゃうと困るの、私は。
  納入義務者等の過誤、そういう問題が、過ちがあって裁判になる問題も出てくるんですよ。そういうことがないようにきちんとやっているかということを聞きたいんですよ。
○前田 栄議長 中藤税務課長。
○中藤和重税務課長 先ほどのご質問でもお答えしましたけれども、財産調査等、あるいは差 し押さえ等、税務課には強い権限が与えられておりますので、まさにそれを執行するに当たっては間違いのないように、納税者の不利益にならないように慎重に、かつ確実に、かつ公正に、かつ透明に行っておいます。
  以上です。
○前田 栄議長 1問目が終わりました。2問目ですね。
  中藤税務課長。
○中藤和重税務課長 2問目についてお答えいたします。
  地方自治法の236条は、金銭債権の消滅時効ということで、ざっくり言いますと、時効5年でということなんですが、これは税以外の債権についての規定ですので、先ほどご説明したように、施策の成果15ページに基づいて、税金については今年度は地方税法に基づいて不納欠損をしております。
  以上です。
○前田 栄議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 わかりました。
  この中で私は、滞納処分、差し押さえ、執行猶予、執行停止の件と減免規定等の改善、そういう改善もあったのかどうか、この中で伺います。
  それと負担状況を踏まえて分納されている方が何人おられるか、この点について伺います。
○前田 栄議長 中藤課長。
○中藤和重税務課長 まず1点目の減免についてご説明いたします。
  減免については、例えば天災その他特別の事情がある場合、あるいは生活保護、所得がなく生活が著しく困難になったとき等の規定がありますが、その規定に基づいてしっかり対応しておるところです。
  以上です。
○前田 栄議長 引き続き、中藤課長。
○中藤和重税務課長 分納の状況についてのご質問についてお答えいたします。
  国保税を除いた町税では、42件、分納誓約を正式に結んで、分納している件数は42件です。
  以上です。
○12番 野原和夫議員 はい、わかりました。
○前田 栄議長 ほかにございますか。
  6番、山中議員。
○6番 山中博子議員 6番、山中です。
  30ページの7目消防費補助金のところです。自主防災組織への補助金があったのですが、今年度その補助金がございません。これはなぜなのか。
  それから、33ページ一番下のところです。土地売払収入、これはどこなのか伺います。
  もう1点、35ページ、商工費寄附金の詳細。
  以上、3点について伺います。
○前田 栄議長 清水総務課長。
○清水誠司総務課長 まず、31ページに、去年はここのところにありました自主防災組織資機材整備支援事業というのが、補助金というのが去年ありましたけれども、ことしはない理由についてということなんですが、それにつきましては、昨年まで県の補助金のほうで市町村で10万円を限度にということであったのですが、今年度、29年度から、この補助金の要項が改正となりまして、補助金がなくなったということで、29年度からは、この補助金は申請できなくなったということでなくなっております。
  以上です。
○前田 栄議長 6番、山中議員。
○6番 山中博子議員 そうしますと、自主防災組織への資機材、活動費の補助金については、町として補助金を出しているということになるわけですか。
○前田 栄議長 総務課長。
○清水誠司総務課長 それでは、お答えします。
  町として町の財源で補助金を行っているということで、県からの補助金は、29年度からはないということでございます。
○前田 栄議長 よろしいですか。
  じゃ、2点目ですね。33ページか。
  加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 33ページの土地売払収入、こちらについてなんですが、これについては、町道敷の払い下げによる収入になります。認定外道路の払い下げが3件、認定道路の一部の払い下げが1件、合計4件でこの金額になります。
  以上です。
○前田 栄議長 2点目いいですか。
  では、3点目ですね。
  坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 それでは、ご質問にお答えさせていただきます。
  35ページ、商工費寄附金についてということでよろしいでしょうか。
  こちらにつきましては、埼玉中央農業協同組合、木のむら物産館のほうと、あと星と緑の管理委員会、星と緑の創造センターから寄附をいただいたというものでございます。
  以上でございます。
○前田 栄議長 6番、山中議員。
○6番 山中博子議員 それぞれの金額については、いかがなんでしょうか。
○前田 栄議長 坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 埼玉中央農業協同組合のほうからは265万3,000円、それと星と緑の管理委員会、創造センターのほうからは30万円。
  以上でございます。
○前田 栄議長 ほかにございますか。
  5番、田中議員。
○5番 田中紀吉議員 商工費のほうは、もう山中さんが答弁もらいましたので、35ページのふるさと納税なんですけれども、今いろんな形で話題になっておりますけれども、昨年から見るとちょっと減っているような気がするんですけれども、要因とか何かは考えられますか。
○前田 栄議長 1問でいいんですか。
○5番 田中紀吉議員 はい。2つも終わりましたので。
○前田 栄議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 それでは、ただいまの田中議員のふるさと納税に関連しまして、お答えをさせていただきます。
  実際に平成28年度の決算でいきますと247件、315万円の納税があったんですが、平成29年度の決算でいきますと159件、221万円ということで、100万まではいかないですけれども、94万円減っているというふうな状況でございます。
  できるだけふるさと納税のほうをしていただけるように、今までは1万円のふるさと納税に対しての大体返礼品としては、ときがわ町は2,000円相当のものをお返しをしていたんですけれども、それを3段階に分けまして、5万円ですとか10万円というふうな区分も設けまして、それぞれそれに見合った2割程度の返礼品というもので、納税をしていただく金額のほうも多くしていただけるような状況をつくってはみたんですけれども、やはりほかの市町 村におきましても、いろいろと返礼品ですとかを充実させたり、また体験型というんですか、そうしたものもふやしてきているような状況がございまして、ときがわ町としては、平成28年度から29年度に見ますと、余りかわりばえがなく、こうした形で減ってしまったのかなというふうには思っているところでございます。
  そこにつきましては、今後また新たな開拓をしまして、いろんなジャンルの方に納税をしていただけるような機会をつくっていきたいというふうに考えておりまして、今準備をしているところでございます。
  以上でございます。
○前田 栄議長 田中議員。
○5番 田中紀吉議員 これは何ていうか、他の市町村というのか今のを見ると、規模の大きいところというよりも、私は非常に近いところを見ているつもりなんですけれども、4,000円とか5,000円とか、1万円以内とかね。そういうところでも特に特徴があるというものじゃなくて、工夫次第で相当大きな力になるというのか、利用の仕方をアピールするというのか、そういうことで歳出の問題でも絡むんですけれども、ぜひ収入を伸ばす努力をしていただきたいというふうに思いますので、私も含めてみんなで努力したいともちろん思いますけれども、ちょっと100件ぐらい件数として減っているということは残念な結果だと思いますので、ぜひ努力していきたいというか、アイデアも出していきたいと思います。よろしくお願いします。
  以上です。
○前田 栄議長 ほかに質疑ございませんか。
  6番、山中議員。
○6番 山中博子議員 6番、山中博子です。
  最後の質問です。41ページ、下から3行目のところです。
  土地改良施設維持管理適正化事業交付金177万1,200円、これはどこの土地改良……
○前田 栄議長 180か。上だね。
○6番 山中博子議員 すみません。金額を間違いました。
  どこの土地改良で、事業の何割の交付金があるのか、教えていただきたいと思います。
○前田 栄議長 1問でいいですか。
○6番 山中博子議員 はい。
○前田 栄議長 答弁願います。
  坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 それでは、山中議員のご質問にお答えさせていただきます。
  こちらにつきましては、土地改良施設維持管理適正化事業交付金ということなんですが、土地改良施設、施設についての機能の保全等を耐用年数を確保するために、こちら実は5年間の積み立てを行っておりまして、それで実施するような事業ということでございます。こちら、工事のほうは北山沼の土地改良施設を工事をしたんですが、大体負担割合といたしましては、国が30%、県が30%、町が40%というような事業でございます。
  以上でございます。
○前田 栄議長 よろしいですか。
  ほかに質疑ございませんか。
  9番、野口議員。
○9番 野口守隆議員 先ほど聞けばよかったんですが、主要な施策、先ほど田中議員が質問した19ページの保育園の未済額ですね。これの何年度から累計でどのくらいという金額をひとつ教えていただきたいと思うんですが。そして、先ほど町内、町外の方も、もう1度説明をお願いいたします。
○前田 栄議長 宮寺福祉課長。
○宮寺史人福祉課長 それでは、野口議員ご質問の滞納繰越分の保育料は何年度分かということでよろしいでしょうか。
○9番 野口守隆議員 何年度分から。
○宮寺史人福祉課長 それでは、ご回答申し上げます。
  現在、滞繰分として残っているのが、一番古いもので平成20年分の保育料がある方が1名いらっしゃいます。それからだんだんと新しくなって、それなりにばらけているんですけれども、一番古いものだと平成20年度分の保育料であります。
  それから、滞納者の現在の居所という形でよろしいでしょうか。
○9番 野口守隆議員 20年度は何々と、年度別にちょっとやって。
○宮寺史人福祉課長 それでは、20年分をお持ちの方が1名。
○9番 野口守隆議員 幾らなの。
○前田 栄議長 暫時休憩します。
                                (午後 2時03分)
─────────────────────────────────────────────────
○前田 栄議長 再開いたします。
                                (午後 2時03分)
─────────────────────────────────────────────────
○宮寺史人福祉課長 平成20年分が1名で8,500円ですね、次に古いのが。平成21年度分の方が23万3,250円、人数は1名です。
  すみません。平成20年分の方がもう1名いらっしゃいました。もう1名の方が、3万9,000円、20年分は2名ですね。
  平成22年度分がお二方いらっしゃいます。お一方が13万1,000円、もう一方が13万4,250円、合計で26万5,250円になります。
  続きまして、平成23年度分をお持ちの方が4名いらっしゃいます。お一方が12万6,000円、もう一方が28万3,400円、もう一方が5万4,250円、もう一方が11万5,000円ですか、合計しますと57万8,650円。
  人数を足すと、当然8に合わないんですけれども、複数ある方がいらっしゃるというふうなご理解でお願いしたいと思います。
  続きまして、平成24年度分、3名の方がいらっしゃいます。お一方が4万8,000円、もう一方が10万4,000円、もう一方が5,000円、合計しますと15万7,000円。
  続きまして、平成25年度です。3名の方がいらっしゃいます。お一方が21万5,000円、次の方が9万1,300円、次の方が1万5,000円。合計しますと32万1,300円。
  続きまして、平成26年度、1名です。6万2,000円。
  平成27年度分につきましが、2名の方がいらっしゃいます。お一方が18万7,200円、もう一方が2万3,800円、合計しますと21万1,000円です。
  28年度分につきましては、現年分が100%の徴収率でしたので、28年の方はいらっしゃいません。
  先ほど1名の方、平成22年度分で私13万1,000円と申し上げたかもしれませんが、これが5,000円の誤りであります。22年度分の13万1,000円が5,000円の誤りでありますので、ご訂正いただきたいと思います。
  すみません。もう1度訂正をお願いします。
  先ほど最後に27年分で2万3,800円の方がいらっしゃったんですけれども、この方は年度内に完納になっておりまして、滞納繰越分が全部消えた方になります。年度当初スタートしたときには、滞納繰越があった方が9名いらっしゃいまして、先ほどの1名の方が年度内に 完済されて、決算時点では、全部滞納がある方につきましては、8名の方がいらっしゃると。それで、その中の5名の方が町外にいらっしゃいまして、町内に残っている方が3名というふうな形になっております。
  以上です。
○前田 栄議長 9番、野口議員。
○9番 野口守隆議員 はい、わかりました。
  かなりの前からで、かなりの金額ということで、これは例えば税務課と連携して、税務課は財産調査をしているわけでしょうから、多分この該当するような方がこの中にいるんであれば、税務課と連携ということはできないんですかね。
○前田 栄議長 中藤税務課長。
○中藤和重税務課長 それでは、ご質問にお答えいたします。
  滞納者に関する情報というのは、地方税法の事務に関して知り得た秘密、また地方公務員法の職務上知り得た秘密に該当して、守秘義務が課されます。ただ、連携できるときは、地方税の滞納処分の例によるという規定が法律とかに記載されていれば、情報共有は可能だと考えています。ただ、そのときも守秘義務が課せられますので、あくまでも滞納処分を行うためということであれば、情報共有は可能であると考えております。
  以上です。
○前田 栄議長 野口議員。
○9番 野口守隆議員 この金額を見ると、私は素人でわからないんですが、10年前の保育料というのは、多分もうかなりの歳になっていると思いますし、自治体によっては、支払い能力のある人を裁判を起こしているところもありますよね。そういったことを視野に入れながら、あるいは、これは不納欠損というのもあるのかどうか知りませんが、不納欠損するのか、徹底的に支払い能力があるんであれば裁判を起こすんだというぐらいの硬軟をうまく使い分けてこれを取らないと、ただ載っけて、毎年未済額がありますよ、未済額がありますよといって、解決できないんだったら、ただ書いているだけで意味がないと思うので、ぜひ税務課は実に硬軟を使い分けてうまく税収を上げているわけですから、税務課はたけているわけですから、そういったことで相談しながら、不納欠損するのか、あるいは裁判してまで徴収するのかということを、ある意味で判断しないと、ずっとこれ残しておいても意味がないと思うので、その辺ぜひ検討願えないでしょうか。
○前田 栄議長 福祉課長。
○宮寺史人福祉課長 それでは、お答えいたします。
  確かに一番古いもので平成20年当時というものがありまして、この一番古い方につきましては、実際のところ現在夫婦が別々になっている方でいらっしゃいまして、私の分は全部払ったというふうな主張を双方がしているというふうな感じで、なかなか難しいケースが残っているというふうな状況であります。
  過去には、支払い能力があるにもかかわらずお納めいただかない方につきましては、差し押さえの処分をとらせていただいた経過もございます。その後、かなりの金額があったんですが、計画的にご納付いただきまして、月当たり幾ら、ボーナス月当たり幾らというふうなお約束をさせていただきまして、それらをきちんと履行していただくというふうな指導をしてまいりました。
  その結果、従来滞ってふえる一方だった保育料が、その計画にほぼほぼ沿った形で納めていただきまして、徐々に金額を減らしているというふうな状況の方も、今の8名の中の方で実際いらっしゃいます。
  野口議員ご指摘のとおり、払える方にはとことん払っていただくと。しかしながらいろんな事情があって、払いたくても払えないようなケースにつきましては、適切な時期を見計らいまして、処分という形で決着をつけていただこうというふうに考えておりますので、ご理解をお願いしたいと思います。
  以上です。
○前田 栄議長 ほかに質疑ございませんか。
          (発言する者なし)
○前田 栄議長 ないようですから、これをもって歳入の質疑を終了いたします。
  暫時休憩といたします。
                                (午後 2時14分)
─────────────────────────────────────────────────
○前田 栄議長 休憩前に引き続いて一般会計の歳出の質疑を行います。
                                (午後 2時30分)
─────────────────────────────────────────────────
○前田 栄議長 質疑ございませんか。
  7番、岡野議員。
○7番 岡野 茂議員 7番、岡野です。
  まず、163ページ中段あたりに、観光の一般管理事業の中に町の観光協会通年分補助金の300万8,000円が出ています。これは具体的にちょっと内容がよくわからないんですけれども、これの説明をお願いいたします。
  それから2問目は、169ページ、上の段の地域おこし協力隊推進事業で343万5,610円出ていますけれども、この地域おこし協力隊というのがよくわからないんですけれども、ちょっとこれの説明をお願いいたします。実際にどういう事業をしているのか、どこに誰がいるのか、ちょっと確認をさせていただきたいと思います。
  それからあと、181ページ、川のまるごと再生町事業で203万7,000何ぼというのが出ているんですけれども、これは今年度で川のまるごと再生が終わるのかどうか確認させていただきたいと思います。
  以上3点お願いします。
○前田 栄議長 答弁お願いします。
  坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 それでは、岡野議員のご質問に対してお答えさせていただきます。
  まず1問目でございますが、163ページ、補助金のところの町観光協会通年分補助金についてということでございますが、こちらにつきましては、観光協会からの要望に基づきまして、運営費の一部について補助をしているというふうなことでございます。
  以上でございます。
○前田 栄議長 岡野議員。
○7番 岡野 茂議員 その運営費というのは、どんな事業をしているのか、具体的にわかりますか。
○前田 栄議長 答弁願います。
  坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 こちらは、事業といたしましては、まずカレンダーの作成ですとか、あと写真コンクール、それとツーリズム事業ということで年何回かやっていらっしゃったり、あとFMのナックファイブの放送料、それから観光協会のホームページ、あとはそれぞれ町のイベントに出ていただくというふうな形で事業を行っていただいております。
  以上でございます。
○前田 栄議長 7番、岡野議員。
○7番 岡野 茂議員 この300万出ている割合には、観光協会にクレーム的な意見を時々聞 くんですけれども、その辺は役場のほうへは入ってきていないんですか。……が悪いとかなんとか、いろんな意見を聞くんですけれども、その辺でもう少し、これから観光に力を入れていこうとしていると思うんですけれども、その辺のもっと具体的にそういう意見というのは出ていないですか。
○前田 栄議長 坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 ……のお話については私のほうからはお答えできないんですが、観光協会のほう、先ほど言いましたものと、あと、申しわけないです、1点抜けておりました。事業費と、あとは観光協会の事務員の賃金というのも入っております。先日、観光協会の方とお話をすることがありまして、それぞれのイベント等、ご協力いただいているんですが、そちらのほうで観光協会のもっと主体的に動ける方をぜひ出していただくようにというふうなお話はさせていただきました。
  以上でございます。
○前田 栄議長 3問終わっちゃったので。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎発言の取り消し
○7番 岡野 茂議員 すみません、ちょっと1点だけ取り消しをさせていただきたいと思います。
  先ほど私の発言の中で「……」というふうに名指しで言ったんですけれども、これは大変失礼なことなので取り消させていただきたいと思います。よろしくお願いします。
○前田 栄議長 ただいま訂正がございましたけれども、これに異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 では、岡野議員の発言は取り消しさせていただきます。
  次に、執行部の坂本産業観光課長から。
○坂本由紀夫産業観光課長 先ほど岡野議員のご質問に対して、……等についてはお答えできませんという話をさせていただいたんですが、取り消しをお願いいたします。
○前田 栄議長 ただいま坂本産業観光課長から発言の取り消しがあったんですけれども、これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 異議なしと認めます。
─────────────────────────────────────────────────
○前田 栄議長 続いて、岡野議員の2点目ですね。
  坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 169ページ、地域おこし協力隊推進事業についてということで、こちらほうがどのような事業かと、今どうなっているかということでよろしいですか。
○7番 岡野 茂議員 はい。
○坂本由紀夫産業観光課長 まず、事業につきましては、こちら地域おこし協力隊は、国から町へ財政支援がなされて、地域に居住して、地域ブランドや地場産業の開発、販売、PR等、地域おこしの活動を行うというふうな事業でございます。こちらにつきましては、昨年、皆様にもご紹介したんですが、隊員がおりましたが、本人とよく相談したんですが、個人の希望があり、継続しないということで、3月末で退任となっております。
  以上でございます。
○前田 栄議長 続いていっちゃってください。3点ばかり言ったんだっけ。
○坂本由紀夫産業観光課長 今の状況ということでよろしいですか。
  現在、ことしについては、地域おこし協力隊推進事業ということで予算を30年度1年分計上させていただいております。大澤君が退任したということで新たな隊員を募集するということで、募集方法、また、前回はツーリズムクリエーターということで募集させていただいたんですが、活動内容を検討しております。今、30年度につきましては事業を進めているということでございます。
  以上でございます。
○前田 栄議長 7番、岡野議員。
○7番 岡野 茂議員 じゃ、ちょっと確認します。30年度は、じゃ、この地域協力隊という人はいないということでいいんですね。今後はそれを募集してやっていくという形でいいんですね。
  それと、あと1問いいんだっけ。
○前田 栄議長 はい、いいですよ。
○7番 岡野 茂議員 今の件について、もう1問いいですか。
○前田 栄議長 それで3問目になりますから。
○7番 岡野 茂議員 それで、ことしからないということなんだけれども、この343万円払って、その成果というのは出たかどうかというのは、町のほうではどういうふうに考えているんでしょうか。
○前田 栄議長 坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 こちらのほう、主要な施策の成果の65ページでございますが、(7)地域おこし協力隊推進事業ということで、昨年、実際にイベントのほうを実施していただきまして、11回、合計で252名の方が参加されております。また、独自で地域おこし協力隊の隊員のほうで、フェイスブック、インスタグラム、またホームページもつくっていただいて情報を発信しておりました。それから、記事のほうに3回ほど投稿して、雑誌等に3回載っております。これから続けていただければもっと成果はあったかと思うんですが、こういうふうな活動をしておりましたので、町をPRということで、少なからず成果はあったと考えております。
  以上でございます。
○前田 栄議長 2点目は終わりですね。では、3点目ですね。川のまるごと再生。
  加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 それでは、3点目の川のまるごと再生町事業です。111ページのこちらの事業、今年度で終わるのかというご質問だと思うんですが、町事業というのはまだこれからも続きます。川のまるごとの県の事業というのは、平成24年度から4年間、24、25、26、27で整備して、あと繰り越し分が28年度にありました。そちらの事業は終わったんですが、町の事業というのは、県でできなかった部分を補完する形で、既存の町道を拡幅したり、あと維持管理ですね、草刈りだとかそういった補修、これからもそういったものは出ていきますので、まだ終わりではございません。
○7番 岡野 茂議員 結構です。
○前田 栄議長 ほかに質疑ございますか。
  6番、山中議員。
○6番 山中博子議員 6番、山中です。
  51ページ、公務災害補償事業というのがありますが、その前に情報公開・個人情報保護審査会が予算にありました。今回、予算にのっていたんですが、審査会がなくなったのかどうかということと、どのようなときに開かれていたのかということ、1問目です。
  それから、57ページ真ん中辺に庁用車購入事業がございます。これは、先ほど説明があったときに、乗用車1台、軽がふえたという感じであったので、もしかしたら軽自動車かもしれないんですが、何台購入したのか、車種は何なのかということです。
  それから、79ページ、家族相談支援センターのことなんですが、ことしから活き生き活動 センターに移っております。この管理運営はどのくらいかかるのか。
  3点について伺います。
○前田 栄議長 3問目が、ちょっと質問の内容は違いますね。
○6番 山中博子議員 そうですか。どのくらい違うのかというのでもいけないんですか。
○前田 栄議長 3点目はカットしますか。
○6番 山中博子議員 はい。じゃ、もう1つよろしいですか。
○前田 栄議長 はい。3問目はカットですね。
○6番 山中博子議員 はい。
  それでは、87ページ下のほうに、コンビニ収納事務事業のところに39万6,999円ございます。その29年度の利用、平成27年、28年、それぞれ5,811、6,015とふえておりますが、29年度の利用数を伺います。
○前田 栄議長 答弁願います。
  清水総務課長。
○清水誠司総務課長 それでは、山中議員の1点目の28年度にあって29年度にない事業としまして、情報公開の保護推進事業の関係ですけれども、これにつきましては、委員会自体はあるんですけれども、これにつきまして、情報公開とか、それから情報公開条例に基づく不服申し立ての審査とか、それから、そういうものの申し立てがなかったということで、これにつきましては、この審議会につきましては、必要に応じて実施する審議会ということでございますので、案件がないと開かないということで、29年度につきましては開きませんでした。
  28年度につきましては、では案件があったのかというと、案件は28年度もなかったんですけれども、委員の任期が2年間ということで、その委嘱の年には会議を開くということで、1回、28年度にありました。したがって、30年度も、今年度ですね、1回は、また委嘱がえの年になっておりますので、今年度は一応予定をしております。
  1点目は以上です。
○前田 栄議長 1点目はいいですか。
  2点目の質問ですね、答弁願います。庁用車ですね。
  清水総務課長。
○清水誠司総務課長 庁用車の購入事業ということで、これにつきましては、29年度は、今までありました保健センター、それから産業観光課の車を、2台なんですけれども、これにつきまして廃車にしまして、新たにスズキアルト、それから日産ADということで2台を購入 しました。保健センターのアルトについては軽自動車ということでございます。もう1台は、日産のADバンですね。
  以上です。
○前田 栄議長 よろしいですか。
  では、3点目ですね。
  中藤税務課長。
○中藤和重税務課長 お答えいたします。
  決算書87ページの備考欄の下から2行目、コンビニ収納事務事業の手数料39万6,999円の利用実績をというご質問ですが、件数は6,449件、前年比638件の増です。
  以上です。
○前田 栄議長 よろしいですか。
  ほかにございますか。
  5番、田中議員。
○5番 田中紀吉議員 5番、田中です。
  今回は、監査の方のかなり踏み込んだというのか、私もぜひというものもありますけれども、たくさんいいご指摘があったと思います。
  入ります。主な施策のほうが非常にわかりやすいので、そちらのほうでお願いします。
  22ページのまず1点目が、障害者雇用の点で、具体的にときがわ町は、正規が129名、プラス臨時と非常勤で200名近くになるんじゃないかと思うんですけれども、その点を伺います。
  あと2番目、同じく22ページの障害者雇用の点、あと24ページの職員研修費、これがまとめて書いてあるんですけれども、その中身というのか、予算の使い方の問題でということで2点目。
  あと3点目が、ちょっと飛んで申しわけないんですけれども、61ページの観光パンフレットの点を伺います。具体的にきょう持ってきましたので、その点を伺います。すみません、観光パンフレットで具体的に数字でいきますと、「ぶらとき」というのが、課長ね、制作費が253万、4万部で90万、345万円払っています。「巨木めぐり」というのが、これは1万部で33万も払っています。その中身について伺うというのが3点目です。
          (発言する者あり)
○5番 田中紀吉議員 言ったつもりなので、わからなければもう1度、3問目に具体的に説 明します。
○前田 栄議長 1問目、わかりましたか。早いからわかりづらい。ゆっくり言ってもらわないと。いいですか。
  清水総務課長。
○清水誠司総務課長 田中議員のご質問のまず1点目の障害者雇用についてですが、これは役場の中で障害をお持ちの方をどのくらい採用しているかという、そういうことですよね。今ちょっと新聞等に出ている。これにつきまして、ときがわ町の場合は、実雇用率のほう、計算があるんですけれども、計算につきましては、算定となる職員が103.5人で、それの10%を引くということで、実質93.5人というふうなことが、まず役場のほうの対象になっております。このうちのこれは4月1日現在なんですけれども、3人分を採用しているということであります。したがって、この割合が3.21%でございます。
  ただ、それが現在、この障害をお持ちだった職員の方がお亡くなりになったということで、これにつきましてはパーセントが現在落ちております。これについて、急なことでそういうふうなことになりましたので、またこれについては補充を考えておるところでございます。
○前田 栄議長 5番、田中議員。
○5番 田中紀吉議員 私の認識と違っていたら確認をいたしますけれども、私の認識でいくと、正規の場合の人数と8時間換算での人数ということになるんじゃないかと思うんです。そうすると相当人数がふえるんじゃないか。
  あともう1つは、50人以上の採用のところでいくと、法定の雇用率が2.5%、民間でいくと、それを下回るとペナルティーが1人について5万円、ふえると逆にいただけるほうが2.7%。町は関係ないですからね。民間ではそういう基準になっていると思うんです。
  だからそれで、ほかでもよく言われているんですけれども、どこかの省庁みたいに半分になっちゃっているとかということでね。それで、きちんと手帳を確認して採用しているかどうかというのも問われていると思うんです。その辺で、もう1度確認します。
○前田 栄議長 清水総務課長。
          (「何人、ときがわ町では雇用しなくちゃいけないという人数と、それをクリアしているかしていないかと、ちょっとはっきり言っておかないと」と呼ぶ者あり)
○5番 田中紀吉議員 後でいいです。
○前田 栄議長 清水総務課長。
○清水誠司総務課長 町の換算ですと、20時間以上勤務の正規職員、それから臨時職員、嘱託職員を対象としているということであります。それでいきますと、先ほど申し上げた103.5人というふうな形でございます。
  あと、ときがわ町の場合は、法定雇用率は2.5%ということなので、それ以上というふうな、一応基準はそういうふうな、自治体の場合はそうなっております。
  先ほどの場合は、先ほど申し上げました3人分ということでありましたので、3人分ということでありますが、細かく言いますと、重度心身障害者の場合には2人分というふうに換算されるんです。そのほかの身体障害者の方は1人分ということなので、重度心身障害者の方は2人分ということで、結局、亡くなった方は重度心身障害者の方で、3人分の換算だったということなんです。1人その方が亡くなったということで、今1人分になってしまいましたので、今の現状で申し上げると1.07%と、そういうふうに落ちてしまっているというようなことであります。ですからここで、またほかの障害をお持ちの方の雇用を検討しているところでございます。
  なお、障害者手帳は目視で確認をするというふうなことになっております。
  以上です。
○前田 栄議長 田中議員。
○5番 田中紀吉議員 これで終わります、この問題について。
  私は、人数が、課長は違うんじゃないかと思うんです。正規は129人いらっしゃるんです。プラス臨時と非常勤の方が、これでいくと80名くらいいるのかな。そうすると20時間という計算でいくと、私は大分違うんだなと思って、私の認識だと、5人分ぐらい必要なんじゃないかと思っていたんです。その辺で、きょうはその先は進みませんけれども、ぜひそういう採用は進めていただけたらというところで終わります。
  2番目お願いします。
○前田 栄議長 今答えますか、後で調べますか。
○清水誠司総務課長 すみません、答えます。人数の関係についてです。
○前田 栄議長 余計なことはいいから、聞かれたことを答えてください。
  清水総務課長。
○清水誠司総務課長 今、数が少ないというふうなお話でありましたけれども、役場のほうと、それから議会と、それから教育委員会とか水道課というのは、これは分かれておりまして、今私が申し上げた101名というのは、本当に役場の部分です。ということなので、全体で言 っている129人とかというと、この役場、教育委員会全部含めてという形の人数は出ているんですが、私が申し上げているのは……
○5番 田中紀吉議員 町長部局ということですか。
○清水誠司総務課長 そうですね。町長部局というんですかね。その中でも一般会計の部分というんですかね、そういう部分です。水道課は別、教育委員会はまた別というようなことなので、その人数で、ちょっと人数は少ないけれども、そういうことです。
○5番 田中紀吉議員 わかりました。
○前田 栄議長 意見が一致しましたね。
  職員研修ですね。
○5番 田中紀吉議員 2問目お願いします。
          (発言する者あり)
○5番 田中紀吉議員 じゃ、説明します。
  これは予算の中でも私も提案していたんですけれども、具体的にいうと、副町長はかなり研修はやっているという話を伺いました。それで、私もこれは主な施策をちゃんと見てきました。具体的にいうと、町主催の人事評価云々からずっとあるんですね。私は、これは、こういう研修をしてというか、取り組んでほしいという意味で言ったんではないつもりなんです。これは、職務に必要なスキルアップをするために、または当面必要なものという、それは当然やらなきゃいけない研修だと思っています。じゃなくて、外に行って、これから少子だとかいろんな課題について積極的に、投資型の研修ですよね、そういうのを全く使ってきていないというのは、不十分というのか、そういう意味の使い方がどうだったかという質問です。
  以上です。
○前田 栄議長 答弁願います。
  清水総務課長。
○清水誠司総務課長 主要な施策の成果の26ページにある部分につきましては、今、町主催ということで、これは本来、町がお金を出したりしてやっている事業ということがこれでございます。そのほかにも、じゃ、職員は研修を何も受けていないのかというと、それぞれの部局ごとにもありますし、これは仕事ごとの話ですが、それ以外に、例えば町村会とか、そういうようなもっと大きなところとか、それから比企の青年会議所とか、そういうところからの研修会に申し込みを、希望者があればというような、機会はいろいろ来ておりますので、 その中で自分の希望に合ったものについて参加するというのは、これはやられているんじゃないかなというふうに思います。
  以上です。
○前田 栄議長 田中議員。
○5番 田中紀吉議員 しつこくは言いませんけれども、そういうのはかなり消極的で、町全体、ときがわ町はこれからどういう問題があって、それを先進事例だとかそういう意味のことで使ってほしいというか、使ってきたのかどうか。きょうは決算ですから、使ったのかどうかというのをお伺いしたつもりなんですけれども、その辺、かんでいませんので、これでやめますけれども、ぜひそういう点でお願いしたかったと、そういう意味です。
○前田 栄議長 副町長。
○小峯光好副町長 それでは、私のほうから答弁させていただきますが、確かに予算のときに、そういった投資的な職員の知識といいますか、先進事例等の知識を得るような研修をしたらどうかというご質問をいただいてあったというふうに思います。その辺についても十分検討はしてきているんですが、職員の数も減ってきていますし、時間的なこともあります。以前に「町イチ!村イチ!」等で大きなイベントがあるところに新規採用職員を派遣して、そういったいろんな市町村の状況を見るというふうなことで研修を組んでおります。田中議員の言われるように、広く職員の力量を上げる研修についても今後も検討していきたいというふうに思っておりますので、ご理解ください。
○前田 栄議長 2点目いいですか。
○5番 田中紀吉議員 はい、結構です。
○前田 栄議長 3点目ですね。はい、お願いします。
  坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 主要な施策の成果の61ページ、これはパンフレットの単価が違うんじゃないかというふうなことでよろしいわけですか。
○前田 栄議長 補足説明。
○5番 田中紀吉議員 では、もう少し具体的に説明をしますね。
  これは、「ぶらとき」の2版目なんですね。中身は大変いいと思っています、私も。お客さんも含めて、大変。ただし、制作費がこれは250万、版をかえただけで250万て、どうも納得できません、私は。あと4万部つくりました。90万7,200円の支払い。トータルで360万ぐらいか、1部当たりだって80円以上します。1部に計算し直すとという意味です。ただ、当 然それは見積もりをとって進めていると思うんですけれども、課長、その辺は手続上はきちんと見積もりをとってやったんですよね。
○前田 栄議長 坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 それはパンフレットのデータ作成のほうでしょうか。
○5番 田中紀吉議員 両方ですよ。
○坂本由紀夫産業観光課長 まず、「ぶらっと、ときがわ」の印刷なんですが、4万部で90万7,200円ですので、実は1枚当たり22.68円という、20円ぐらい。さきほど80円というお話で。
○5番 田中紀吉議員 そうじゃなくて、印刷するだけじゃなくて、データをつくって、それを印刷して、これとしては4万部で三百何万台じゃないんですか。私の認識が違っていますか。
○坂本由紀夫産業観光課長 データをつくる会社というのと印刷をする会社は別で、データをつくった会社に出しますと高くなりますので、印刷できるデータをいただいて、もっと安く印刷できるほうの会社に出しております。まずはこれはデータということで、来年も同じものを使いますので、改修をしない限りは。データをつくったというふうなことでございます。
○前田 栄議長 田中議員。
○5番 田中紀吉議員 私は、ケチをつけているわけじゃないんですよ。だからぜひ、きょうは決算の中身だから、中身をちゃんと検証しているかどうか、あと有効に使っているかどうか、それと、これから生かせるかどうか、そういう点でぜひ検証していただきたいし、手続を踏んでいただきたいというのが趣旨ですので、そういう意味です。
  それでもう1つ、これでいきます。これが30万かかっているんです。33万4,800円。ちょっとこれは高いんじゃないですかね、1万部。追加ですよ。訂正じゃないですよ。課長ね、もうちょっと考えていただきたいなと思っているんですけれどもね。これが33万4,800円。これですかね。それで、訂正をしたんではないと思います。印刷を依頼しただけで。過去でお金を云々ということは、私は言いませんけれども、今後は予算のことは、あれだけ言っているわけですから、ぜひ検証していただきたいということがきょうのメーンです。
  以上です。
○前田 栄議長 坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 よろしいでしょうか。
  まず、「ぶらっと、ときがわ」の印刷につきましては、これはパンフレット単体なんですが、約22円から23円、それから、「巨木の里マップ」の増刷につきましては、1冊当たり33 円から33.48円で、33円から34円、それから「里ざくらコレクション」の増刷につきましては1枚当たり20円ということで、それぞれ単価が変わっております。
  「ぶらっと、ときがわ」の印刷につきましては、29年度発注して、いじれるデータというのは、そういうつくったところは提出はしませんので、印刷できるデータをいただいて、一番安く印刷できるところに、「ぶらっと、ときがわ」につきましては出しております。昔つくっているパンフレットにつきましては、版権を持っていますので、印刷するところが決まってしまいますので、増刷の場合については、部数によって、いっぱい多く印刷すれば1部当たりの値段は下がりますが、ある程度決まってしまうというふうなことになってしまいます。
  以上でございます。
○前田 栄議長 5番、田中議員。
○5番 田中紀吉議員 終わったつもりなんですけれども、課長、そういう感覚じゃなくて、ぜひ、安いところは印刷だけだったらあるんです。あとデータを送るだけでさっと届くところもありますから、きょうは具体的に名前を上げると、いろいろ問題があるので言いませんけれども、間違いなくあります。そこのところはちゃんと調べてください。比べてください。そういう感覚でお願いします。終わります。
○前田 栄議長 ほかに質疑ございますか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原です。
  121ページと257ページですが、121ページにおいては、保育園賄材料費でございます。それと、ページ257においては学校給食賄材料費でございますが、この中身において、地元産、地場産の食材を生かすということを常々私も要望している問題ですが、この保育園に対しての地場産の活用度がどのぐらいあるか、何%か、金額にしてどのくらいか。それから、学校給食においても、地場産の割合と金額についてお願いします。
  この問題については多くの皆さんからも、地元産の活用は願うということで意見は出ていますが、前年度の比較等も答えていただきたいと思います。
○前田 栄議長 宮寺福祉課長。
○宮寺史人福祉課長 それでは、まず保育園の賄材料費の関係につきまして、調達先、あるいは町内自給率といいましょうか、その辺の数字をというふうなことでございます。
  残念ながら、この食材を全て町内産、町外産それぞれ分けて、金額、数量等はカウントし てございません。
  しかしながら、この食材の調達につきましては、保育園につきましては、学校と違ってお米を町内産のものを調達して、町内の各保育所の調理場で炊飯することが可能でございますので、町内産のお米を使っております。それから、そのほかの野菜類、葉物野菜、生鮮食品に関しましても、野菜類に関しましては、できるだけ町内の直売で調達する、あるいは町内の商店から購入するということで、なるべく町内産を調達するというふうなことで心がけているところでございます。それぞれ学校と違って小規模の調理場で少人数分調理する関係で、ある程度自由がきくというのが保育園の給食の現場であります。
  今後も、町内産を使って、町内の農産業にかかわる方に少しでも給食に係る費用が配分されますように努力をしたいというふうな考えでございます。
  以上です。
○前田 栄議長 12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 この中では、はなぞのさんはほとんど地場産の活用をしていると思うんです。この問題は、やっぱり今回は文教のほうでも視察に行きましたから、そういうふうな問題を含めて、ぜひそういう地場産、安心・安全を求めて利用していただきたいと思います。
  これ、パーセンテージもわからない、ちょっと私は残念だと思います。以前の活用の中でも再三指摘している問題ですから、ある程度の運動として評価、またはパーセンテージは出してもいいんではないかなと思います。それもわからないということになると、ちょっと疑問でもあります。今後、ちゃんとしていただきたいと思います。
○前田 栄議長 よろしいですか。
  宮寺福祉課長。
○宮寺史人福祉課長 ご意見として承りまして、野原議員が一番ご心配なのは、恐らく、素性のわかる食材を使っていただいて、安心・安全なもの、季節感を感じられるおいしい給食を子供たちに提供して、かつ、子供たちの血となり肉となる食材については、きちんと素性のわかったものを使っていただきたいというふうなところで理解をするところでございます。それにつきましても、我々としても、最近の努力目標として掲げまして、昨今注目されている給食の食べ残しの問題ですとかも十分承知しているところでございます。野原議員の意思が給食に反映されるように努力をしていきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
○前田 栄議長 じゃ、2点目ですね。
  清水教育総務課長。
○清水健治教育総務課長 お答えいたします。
  平成29年度の地場産の割合ですけれども、24.6%となってございます。金額につきましては、まことに申しわけございませんが、集計してございません。
  以上です。
○前田 栄議長 12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 金額は、3,609万円という金額を言っておりますから、その中では、給食センターは規格のものを重視してやっているわけなんですよね。規格外というのは、皆さんがつくっている野菜では安心・安全がいっぱいあるんですよね。だからそういうこともできるんではないかと思います。
  あと、28年度の比率としてはどのぐらいの割合になっていたでしょうか。幾らか前進したのかどうか、その点を伺います。
○前田 栄議長 答弁願います。
  清水教育総務課長。
○清水健治教育総務課長 お答えいたします。
  すみません、比率はちょっとこの場ではわからないんですが、使用している量で申し上げますと、29年度のほうが、約1,000キロほど使用量がふえてございます。
  以上です。
○前田 栄議長 3問目で終わりですね。
○12番 野原和夫議員 はい。
  29年度は1,000キロふえているということですね。
  この問題については、私も長い間問い続けてきた問題ですけれども、清水教育長の後の戸口教育長でも答弁の中では、飯能のその学習を含めて給食の問題を、飯能の施設も含めてやっていた現状があったんですけれども、それも課題として視察勉強するという答弁をいただいたけれども、その評価はなかったんです。だからこういう問題は、今、食の安全を求めている中で、ときがわ町でも若い農業者がどんどん来ているわけですよ、支援者がね。だからそういう人たちの雇用の場も生まれる現状があるんですから、ぜひ積極的に地場産の食材を生かした給食をお願いしたいと思います。ぜひ今後の課題としてお願いします。
○前田 栄議長 要望で。
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   ◎延会について
○前田 栄議長 お諮りいたします。本日の会議はこの程度にとどめ延会したいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 異議なしと認めます。
  よって、本日はこれをもちまして延会することに決定しました。
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   ◎延会の宣告
○前田 栄議長 大変お疲れさまでございました。
                                (午後 3時14分)