平成30年第3回ときがわ町議会定例会

議 事 日 程(第4号)

                            平成30年9月12日(水) 
                            午前9時30分開議     
      開議の宣告
日程第 1 認定第 1号 平成29年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定について
日程第 2 認定第 2号 平成29年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定
             について
日程第 3 認定第 3号 平成29年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認
             定について
日程第 4 認定第 4号 平成29年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算認定につ
             いて
日程第 5 認定第 5号 平成29年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決
             算認定について
日程第 6 認定第 6号 平成29年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算
             認定について
日程第 7 議案第40号 平成29年度ときがわ町水道事業会計決算認定及び剰余金処分に
             ついて
日程第 8 議案第41号 ときがわ町重度心身障害者医療費支給に関する条例の一部改正に
             ついて
日程第 9 議案第42号 平成30年度ときがわ町一般会計補正予算(第1号)
日程第10 議案第43号 平成30年度ときがわ町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)
日程第11 議案第44号 平成30年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1
             号)
日程第12 議案第45号 平成30年度ときがわ町介護保険特別会計補正予算(第1号)
日程第13 議案第46号 平成30年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計補正予算
             (第1号)
日程第14 議案第47号 平成30年度ときがわ町水道事業会計補正予算(第1号)
日程第15 議員提出議案第1号 児童虐待防止対策のさらなる強化を求める意見書の提出に
                ついて
日程第16 議員派遣について
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出席議員(12名)
     1番  杉 田 健 司 議員     2番  長 島 金 作 議員
     3番  神 山   俊 議員     4番  小 島 利 枝 議員
     5番  田 中 紀 吉 議員     6番  山 中 博 子 議員
     7番  岡 野   茂 議員     8番  前 田   栄 議員
     9番  野 口 守 隆 議員    10番  小 宮   正 議員
    11番  岩 田 鑑 郎 議員    12番  野 原 和 夫 議員
欠席議員(なし)
地方自治法第121条により、今定例会に説明のため出席する者及び同委任を受けた者の職氏名
町長
渡 邉 一 美 
副町長
小 峯 光 好 
総務課長
清 水 誠 司 
企画財政課長
荒 井   淳 
税務課長
中 藤 和 重 
町民課長
山 口 清 史 
福祉課長
宮 寺 史 人 
会計管理者兼
会計室長
宮 寺   進 
産業観光課長
坂 本 由紀夫 
建設環境課長
加 藤 光 典 
水道課長
伊 得 正 巳 
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教育長
久 米 正 美 
教育総務課長
清 水 健 治 
生涯学習課主幹
正 木   彰 
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代表監査委員
武野谷 博 之 
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議会事務局長
桑 原 功 夫 
書記
村 田 宏 美

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   ◎開議の宣告
○前田 栄議長 おはようございます。昨日に引き続きまして、大変お疲れさまです。
  ただいまの出席議員は12名でありますので、定足数に達しております。
  なお、石川安司生涯学習課長が欠席のため、かわって正木彰生涯学習課主幹が出席しておりますので、ご了承いただきたいと思います。
  また、本日も決算審査報告などのため、武野谷博之代表監査委員に出席をいただいておりますので、ご了承願います。
  これより、平成30年第3回ときがわ町議会定例会第4日目を開会いたします。
  直ちに本日の会議を開きます。
                                (午前 9時30分)
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   ◎議事日程の報告
○前田 栄議長 本日の議事日程を報告いたします。
  議事日程は、配付したとおりであります。
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   ◎認定第1号の質疑、討議、討論、採決
○前田 栄議長 きのうに引き続いて、日程第1、認定第1号 平成29年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定についての質疑を行います。
  これより、歳出の質疑を行います。
  質疑ございませんか。
  1番、杉田議員。
○1番 杉田健司議員 おはようございます。1番、杉田です。
  決算書の81ページ、家族相談支援センター運営事業、需用費の中の消耗品の241万5,155円、これは消耗品とは、何を買ったのか、どんな利用をしたのか、お伺いしたいと思います。1点目。
  2点目です。
  101ページ、社会福祉総務費の中の102ページになります。ボランティアセンター活動事業費補助金100万円、ボランティアセンターではどのような事業が行われたのか。ボランティアの一定の成果はあったのか。2点お願いします。
○前田 栄議長 答弁願います。
  清水総務課長。
○清水誠司総務課長 杉田議員の家族相談支援センターの運営事業の需用費の消耗品につきまして、何を購入したのかというようなご質問でございますが、29年度241万5,155円ですけれども、これにつきましては、主に消耗品としまして、春と秋に花の苗を購入しまして、ベゴニア、それからトレニア、マリーゴールド、これが春。秋が、パンジー、ビオラ、ナデシコの苗を購入しました。これにつきまして、花の苗を配布ということで、町内の各団体にお配りしたというようなことであります。
  なお、主要な成果のほうの39ページの中段、美しいまちづくり事業、花の苗の配布ということで、春、秋ということで延べ143団体、3万1,803本ということで春73団体、秋70団体にお配りした苗の苗木ということでございます。
○前田 栄議長 よろしいですか。
  杉田議員。
○1番 杉田健司議員 この苗木だけで200万円という形でよろしいでしょうか。
○前田 栄議長 総務課長。
○清水誠司総務課長 消耗品につきましては、その苗代ということでございます。
○前田 栄議長 2問目、答弁願います。
  宮寺福祉課長。
○宮寺史人福祉課長 それでは、杉田議員ご質問のボランティアセンターの活動事業補助金の内容についてお答えさせていただこうと思います。
  ご案内のとおり、ボランティアセンターの所在地は社会福祉協議会内にあります。このボランティアセンター活動事業費補助金、平成29年度につきましては100万円ということなんですけれども、このボランティアセンターにはボランティア団体が14団体登録されておりまして、会員数が244名おります。個人の方が16名、それから以上の個人の方と団体を合計しますと260名ということで活動しているところでございます。
  事業内容としましては、手話基礎講座、お話講座、それから朗読ボランティア講座、ボランティア体験プログラムなどの事業に対する補助でございます。主な執行、お金の使い道でありますが、臨時職員の人件費ですとか、印刷製本費、それから彩の国ボランティア体験講師の謝金等に充てているというふうな事業でございます。
  以上です。
○前田 栄議長 よろしいですか。
  ほかにございませんか。
  5番、田中議員。
○5番 田中紀吉議員 おはようございます。
  きのう少し早口だったので、ゆっくりやります。
  145ページ、雇用対策事業ということで130万円ほど出していますけれども、どこにどのような使い方というか、それで成果はどうだったか。それが1点目。
  2点目、255ページ、田黒の運動場管理と五明はあれなんですけれども、73万円ほど支出しています。主要な成果というところでいきますと、ほかの運動場なんかは、かなり具体的に何人、何回とかいうことで載っているんですけれども、こちらの回数だとか、人数なんかわかればお願いします。
  3点目、これは決算書じゃなくて主要な成果じゃなくて、教育委員会の点検評価報告書の21ページ、各小・中学校の……
○前田 栄議長 ちょっとめくるまでゆっくりやって。ページのところはゆっくり言ってもらいたい。めくってからじゃないとわからない。
○5番 田中紀吉議員 すみません。
  決算書のほうはよろしいですね。145ページと255ページ。
○前田 栄議長 これは、わかる。
  3点目をね。それどこだかみんな見つけているから。
○5番 田中紀吉議員 教育委員会点検評価報告書という中の21ページ、課長わかります。
  その中の21ページには、各小・中学校の活動の主な取り組みというのがあるんで、ちょっとこれを確認したいんですけれども、ほかの学校はみんな200ということでずっとあっていて、玉中だけが桁違いに少ないんですけれども、具体的な理由だとか、何かあれば教えていただきたい。その3点です。
○前田 栄議長 じゃ1問目からお願いいたします。
  雇用対策ですね。
  坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 それでは、田中議員のご質問にお答えさせていただきます。
  145ページの雇用対策事業につきましては、こちら観光施設、看板を含めた観光施設、看板も含めていろいろな箇所につきまして、シルバー人材センターのほうに草刈りなり修繕、 そのようなことをお願いしているというふうな事業でございます。看板周辺なり施設の周辺、観光トイレも含めてなんですが、こちらのほうがきれいになっているというふうなことで成果が上がっていると思います。
  以上でございます。
○前田 栄議長 5番、田中議員。
○5番 田中紀吉議員 それが、雇用対策ということですか。昨年から見るとかなり減っているんですよね。昨年が160万円ぐらいだったもんですけれども、ということは何か理由がある、または私、雇用というのは、そういう今、課長の言った少し狭いような気がするんですけれども、もう少し促進するというふうに私は思っていたんですけれども、違ったということでそれはそれでわかったんですけれども、何か減らしたのには理由があるんですか。
○前田 栄議長 坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 それでは、お答えさせていただきます。
  昨年に比べて決算額減っておりますが、事業を精査してなるべく縮小してというふうな形で、そのような形でこういうような決算ということでございます。
  以上でございます。
○5番 田中紀吉議員 わかりました。
  2問目、お願いします。
○前田 栄議長 2問目、お願いします。
○正木 彰生涯学習課主幹 では、田中議員の質問の255ページになります。
  田黒運動場管理事業及び五明運動場管理事業でございますけれども、主な支出につきましては、ごらんのとおり土地借り上げ料でございます。この2つの運動場につきましては、管理につきましては、地元の行政区のほうで行っていただいております。主な利用方法ですけれども、田黒運動場につきましては、主にゲートボール場としてゲートボールを行っております。続いて、五明運動場につきましては、地元のスポーツクラブですとかが行っておりまして、年1回五明の運動会を開いております。ということで、人数等と回数につきましては、こちらでは把握していない状況でございます。
  以上でございます。
○前田 栄議長 田中議員。
○5番 田中紀吉議員 見てもらうとわかるんですけれども、田黒の運動場73万円ぐらい、五明は、私の認識でいくとそんなにスペース的には変わらない、五明のほうが広いかなという 感じはしますけれども、10分の1ぐらいですよね、借り上げというか賃借というのか。相当大幅に違うなという印象を受けたのと、もう一つは代表監査委員さんの報告にもありましたけれども、利用状況に応じてやっぱりいろいろ今後のことも考えなきゃいけないんじゃないかなと思っているんですね。だから、それ投げちゃっているんじゃなくて、きちんと何回、何人使っていると、ほかの運動場なんかはかなり正確に使っていると思うんですね。だから、それはぜひ報告を受けるとか、今後のことを考えるべきじゃないかなと思うんですけれども、いかがですか。
○前田 栄議長 手挙げてからね。
  正木生涯学習課主幹。
○正木 彰生涯学習課主幹 すみません、田中議員のおっしゃるとおり、今後地区から利用状況につきまして、ご報告していただくとか、こちらが積極的に地区に呼びかけるとか、今後活用について検討していきたい、利用状況について把握していきたいと考えております。よろしくお願いいたします。
○前田 栄議長 田中議員。
○5番 田中紀吉議員 もう一点、ご指摘をさせていただきますと、全体の計画がありますよね、これからのときがわ町のそういう庁舎っていうか、町で持っている施設管理、あの中に田黒の運動場は抜けているんですよね。その程度の扱いだというのは、私も印象を受けたんです。チェックしてもらえればわかります。そういう状況で、ぜひ見直しというよりもきちんと見ていただいたほうがいいんじゃないかと思いますので、ぜひ来年は期待しています。よろしくお願いします。
  2点目は結構です。
○前田 栄議長 それでいいですか。
  3点目、お願いします。
  久米教育長。
○久米正美教育長 田中議員の3点目のご質問の教育行政の重点施策の評価調書の4、家庭、地域の教育力の向上、学校応援団への推進というところで、玉川中学校の支援の内容の回数が他と比べると低い、少ないのではないかというご質問ですけれども、この数字にあらわれているような協力の状況であったというふうに私も現場にて考えております。もっと具体的に言いますと、小学校と中学校で応援団の方に協力いただくということが、小学校と違って随分差がございまして、小学校は見守り隊とか読み聞かせとか、恒常的にいつも地域の方が そういったことで手伝っていただく。中学校においては、そういった部分が極端に減ってきています。都幾川中学校のほうで回数が100とか出ているのは、例えば陸上のほうでご指導に来ていただくことが年間を通して100日来ていただいたので100という数字がここに上がったりしていることでの回数なわけで、玉川中学校のほうで例えば部活動で外部指導者が1人、もしくは複数名いて、それをカウントできれば100、200という数に上がっていくのかなということで、ちょっと小学校と中学校でその応援団という方に依頼するところの中身の違いによってそういう数字の差が出てきているということというふうに私は解釈しております。説明になったかどうかわからないですけれども、よろしくお願いします。
○前田 栄議長 田中議員。
○5番 田中紀吉議員 教育長、私が思ったのは、私の認識は違うんです。玉中にはもっともっとかかわっている地域の方というのもいると私は思っています。例えば具体的に言いますと、文化祭なんかには玉中はすごい歴史的にかかわってきていると思ったんですよね。ことしももう今週ありますけれども、相当そういうかかわりがあると。それをゼロというのは、やっぱりちょっと何かすっとこなかったもので、特に都幾中が207で、件数の数え方があると教育長おっしゃいましたけれども、ぜひ玉中が、私が玉中の立場だったらこれはちょっと違うんじゃないかというふうに私は受けたんですけれども、もう一度伺います。
○前田 栄議長 久米教育長。
○久米正美教育長 このカウントが日数ということになっておりますので、文化祭の日には玉中にはたくさんの方が来ていただいて、何とか教室ということでご指導いただいていて、その数で言えば本当に何十人という方にお世話になっておりまして。ただカウントとしては日数ということで、その日が1日あったというだけのカウントになってしまうものですから、表面上はそういうことになっているということでご理解いただけたらありがたいなというふうに思います。
  以上です。
○前田 栄議長 田中議員。
○5番 田中紀吉議員 ぜひ、教育長、それだとしたら励ますというか、そういう意味も含めてその統一というんですか、都幾中ではこういう活動を独自でいろんな形でやっていると。玉中はもちろん玉中でもやっているわけですから、何かこう反映するというのか、励むというのかそういうのがあってもいいんじゃないかなと思いますので、その辺は話し合いというのか、校長会の中でうまくやって、うまくというか調整していただけたらと思うんで、それ は別にいい、悪いの話ではありませんので、よろしくお願いしたいという話です。
  以上です。
○前田 栄議長 ほかにございますか。
  4番、小島議員。
○4番 小島利枝議員 議席番号4番、小島です。
  3点伺います。
  決算書のページ数がちょっとわからないんですけれども、ごみステーションについて伺います。
  ごみステーションは今、ステンレスと木製と2つあると思うんですが、こちらのほうのステンレス製のほうは町のほうから無料で設置していると伺いました。こちらのほうの値段、1基幾らか伺います。
  2点目、こちらが主要の施策51ページ、成人健診の中にあります若もの健診について伺います。
  こちらのほうの若もの健診の目的とまたここに書いてある生活保護者も対象になっているんですが、若ものと生活保護者のそれぞれの人数を伺いたいと思います。
  3点目が、行ったり来たりですみません。予算書のほうになります。135ページ、こちらも上段のほうになります。新生児聴覚検査・1か月児健診費補助金について伺います。
  こちらのほうの平成29年度の出産人数と、またこの聴覚検査のほう受けた方の人数を伺います。
  以上、3点お願いいたします。
○前田 栄議長 1問目のごみステーションの件ですね。
  加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 それでは、ごみステーション、ステンレスのごみステーションの単価ということでよろしいでしょうかね。こちらについては、29年度は購入しておりません。今まで購入したもの、年によって値段は違うんですが、約9万4,000円ぐらいですね。直近が平成27年度に購入しているんですが、約9万4,000円で購入しております。
○前田 栄議長 よろしいでしょうか。
  4番、小島議員。
○4番 小島利枝議員 木製の縦長のを拝見するんですが、あちらのほうが木製ということで大分年数がたっているのか、壊れかかっているのが多くなってきたんですが、ここで自治会 のほうで取りかえとなると、このステンレスの場合はもちろん無料で設置していただけるということでただでできると思うんですが、ちょっと使い勝手が悪いということを住民の方から伺いました。自分たちでお金を出して設置するということなんですが、この場合は町のほうでステンレスと同等ぐらいの負担をしていただけるのかどうか伺います。
○前田 栄議長 ちょっと質問の趣旨が決算と違うような感じもするんだけれども、よろしいですか。
  加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 お答えします。
  木製のステーションに補助は出るかと、今もステンレス並みに出るかという話なんですが、以前はやっぱり補助金制度でやっていました。ですが、その補助金の弊害として、やはり補助金だけでできない、あとプラスした分というのはやっぱり地元の方がお金を出してもらっているということで、その初めの、当初のメンバーしか入れられないというか、後で引っ越してきた人なんかが、その後のごみステーションを使えないという問題が結構出まして、それで地区によっていろいろなんですけれど、そういったところがあった関係で平成21年からこういった貸与するという形に変えました。そういった経緯もありまして、今のステンレスのが使いづらいという話、これもいろいろあるんですけれども、ちっちゃくて多分上にこうあけるタイプなので、背がちっちゃい人とか、少しそれがやりづらいという声も聞くんですが、中にはやりやすいという話も聞きます。ちっちゃいので2個、3個というふうにも請求もできますし、そういった形で今、これ一本でやっています。補助金については一応ない、補助金は考えておりません。
○前田 栄議長 小島議員。
○4番 小島利枝議員 すみません、趣旨と少しずれてしまって申しわけありませんでした。ステーションを置くということで、カラス等の被害が減っているということで効果はあると思うんですが、ちょっと使い勝手の点でもしあれでしたら検討していただけたらと思いますので、この質問は以上で結構です。
○前田 栄議長 2点目ですね。成人健診ですか。51ページ。
  山口町民課長。
○山口清史町民課長 それでは、お答えします。
  若もの健診の内訳ですが、資料にありますのが57名ということなんですけれども、21歳から39歳までの方が44名です。生活保護受給者の方が13名という内訳になっております。
  あとは、目的につきましては、40歳になると特定健診の対象になると思うんですけれども、その前から健康づくりとかに注意をしていただくような動機づけになるように、それ以前の方に啓発していくということと、あとは40歳になる前の方でそれぞれの保険の扶養者の方とかで、健診の機会のない方に健診の機会を与えるという目的で、若もの健診という制度を設けてやっております。
  以上です。
○前田 栄議長 小島議員。
○4番 小島利枝議員 健診の機会がふえるようにということなんでが、こちらの若もの健診は集団健診だけになっておりますが、個別健診のほうは行う予定はないのでしょうか。
○前田 栄議長 山口町民課長。
○山口清史町民課長 お答えします。
  確かに、集団健診、特定健診と同じ期間で5月末から6月末の6日間でやっているのみとなります。特定健診とか高齢者の健診については個別があるんですけれども、いきいき健診については対象者がはっきり個々に加入して40歳以上とか、後期高齢者医療保険に加入して75歳以上の方とかという対象者がはっきりできない部分がありまして、医療機関の窓口ですとそれを判断するのができないということで、個別健診はしておりません。
  以上です。
○前田 栄議長 小島議員。
○4番 小島利枝議員 こちらのほうもやはり期間が短いということで、仕事の都合等でなかなか集団健診のほうにうかがえないという方もいたので、ぜひ1人でも多くの方が習慣的に若いうちから健診が受けれるようにするために個別ができたらなと思って質問させていただきました。この質問は以上で結構です。
○前田 栄議長 3問目、お願いします。
  山口町民課長。
○山口清史町民課長 お答えします。
  新生児の聴覚検査の人数と出生者の数ということなんですけれども、申しわけありませんがちょっと資料、細かい数字持っておりませんので、調べてまた報告させていただきます。よろしくお願いします。
○前田 栄議長 後でということで。
  ほかにございますか。
  6番、山中議員。
○6番 山中博子議員 6番、山中博子です。
  3つほどお願いします。
  決算書の97ページ、就業構造基本調査事業と工業統計調査事業、経済センサス事業は5年に一度ということで伺っておりますが、28年度に行われました。そこでお聞きしたいのが、就業構造基本調査事業と工業統計調査事業はどうなのかということと、またその先99ページの住宅・土地統計調査調査区設定事業はどうなのかということで1点。
  それから103ページ、臨時福祉給付金(経済対策分)給付事業、負担金補助及び交付金のところで、臨時福祉給付金727万5,000円、平成29年の予算では臨時福祉給付金及び年金生活者等支援臨時給付事業は廃止でした。繰越明許費として昨年より500人ぐらい多い727万5,000円給付しています。しかし、年金生活者等支援臨時福祉給付金はありません。平成28年度対象だった1,297人については、どのような対処があったのか伺います。
  それから、同じく103ページの真ん中辺に、成年後見等制度利用支援事業がございます。成年後見人は司法書士1人ということで伺っておりますが、利用はあったのか。また、利用がなくても助成金は支払われるのか。周知については、どうしているのか伺います。
○前田 栄議長 答弁願います。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 それでは、山中議員のただいまのご質問の1点目にお答えさせていただきます。
  まず、それぞれの調査がどのような周期でいつ行われるのかというふうなことでございますが、就業構造基本調査につきましては、5年ごとに行われるもので、10月1日を基準とするものでございます。
  続いて、工業統計調査につきましては、これは例外はあるんですけれども、基本的には毎年、6月1日を基準として行われるものでございます。ことしも既に終了しているところでございます。
  もうひとつ、住宅・土地統計調査の29年度の決算につきましては、調査区の設定事業ということでございました。その住宅・土地統計調査は、5年ごとにやはり行われるもので、10月1日を基準として実施されます。これについての本調査はただいま10月1日、ことしなんですけれども、基準で行われております。調査員のほうに今、お願いをして調査の家を回っていただいているところでございます。
  以上でございます。
○前田 栄議長 いいですか、1問目は。
  では、2問目ですね。
  宮寺福祉課長。
○宮寺史人福祉課長 それでは、山中議員ご質問の臨時福祉給付金のご質問であります。
  ご案内のとおり、平成28年につきましては、年金受給者向けの臨時給付金もございました。これにつきましては、平成28年中に全部受給資格のある方にご通知を申し上げまして、申請をいただいて、支払いのほうが完了しております。28年度で完結しているということで、29年度の給付実績はございません。
  それから、経済対策分の臨時福祉給付金であります。この金額が今回の29年度の決算書に記述があると思うんですけれども、これにつきましては28年度、29年度、それぞれまたがって申請期間を設けて、受付をしたものでございます。28年度については、1,502名の方に給付をいたしました。あと平成29年度につきましては、485名の方に給付をいたしまして、この申請期間29年2月20日から年度をまたぎまして、29年6月30日までで受給期間が終了しているということでございます。
  以上です。
○前田 栄議長 6番、山中議員。
○6番 山中博子議員 終了していることだということはわかりましたが、私が質問したのは年金生活者等支援のその福祉給付金が28年度でなくて29年度になかったということで、この方々の対策はされているのかどうかということを伺いましたが。
○前田 栄議長 対策というのは国の対策。町の対策。
  どういう対策。ちょっと意味がわかんないんだけれど。
  この臨時福祉給付金がなくなったわけだよね。だから対策というのは、どういう意味の対策だかわからないんだけれども。
  暫時休憩します。
                                (午前10時03分)
─────────────────────────────────────────────────
○前田 栄議長 休憩前に引き続き再開いたします。
                                (午前10時04分)
─────────────────────────────────────────────────
○前田 栄議長 答弁願います。
  宮寺福祉課長。
○宮寺史人福祉課長 それぞれの給付金については、それぞれの目的がございまして、この経済対策分につきましては、消費税値上げにかかわる軽減税率適用するまでの期間払うというふうな目的がございまして、一応、その対象期間が来年の9月までということだったと思うんですけれど。
○前田 栄議長 どこが、町が、国が、県がとそれ言って。
○宮寺史人福祉課長 国の施策で払うものでございます。お金は国から給付されるものであります。
  年金生活者につきましては、ちょっと今、資料あるんですけど、見つからないので、ちょっと調べさせていただきまして、後ほどご回答。
○前田 栄議長 資料が見つからなくて、国の政策が終わったんだろう。
○宮寺史人福祉課長 そうですね。
○前田 栄議長 だから、それ言えばいいんだよ。
  成果、だから、それは、成果というのは、どういう意味かわかんないんだけど、国の政策を、私が言うんじゃなくて、それを言ってください。
  何て答えたらいいんだろう。対策は、と言ってもないんだよ。ないんだからない。
○宮寺史人福祉課長 ではよろしいでしょうか。
○前田 栄議長 じゃあ、山中議員、もう1回言ってください。わかるように、質問を、ちょっと意味がわからないんで、対策というのは。
○6番 山中博子議員 年金生活者等に給付金が28年度はありました。それで、なくなったということはわかりました。国の政策として、そういうものがなくなったんだということはわかったんですが、私の心情としては、一時的にそのときには、3万だったと思うんですが、1人、その3万に対して、年金生活者がその年度ごとに国の政策として、いろんな政策を考えるというのはわかるんですが、その年金生活者が大変だろうなということで、そういう国の政策を考えてあったならば、翌年、その1年だけ甘いというか、給付をしただけで、これで終わってしまうのかというので、ちょっと、もったいないなと思ったことが1点と、それから、このことに関して、何か、年金生活者に対して、ほかの政策として、国は考えているのかということが、1つ伺いたかったということの1つです。
○前田 栄議長 宮寺福祉課長、的確な答弁をね。
○宮寺史人福祉課長 いずれにしましても、年金生活者、それから、臨時福祉給付金、それぞれ国の施策であり、町の意向でいかんともしがたいものであります。
  先ほど、臨時福祉給付金が消費税の軽減税率が適用されるまでというふうなお話を申し上げましたが、この年金生活者の給付金につきましては、賃金引き上げの恩恵が及びにくい低年金受給者への支援による補填の成果の、アベノミクスの成果の補填の観点ですとか、そういった理由があるようでございます。
  いずれにしましても、もう、これ、この年金生活者につきましては、平成29年度から実施される予定の年金生活者支援給付金の前倒し的な位置づけということで、期間限定で実施されたものでございますので、国の施策であります。ひとつご理解をお願いしたいと思います。
  以上です。
○前田 栄議長 よろしいですか。
  3問目の質問の成年後見人ですね。
  宮寺福祉課長。
○宮寺史人福祉課長 それでは、103ページの成年後見等制度利用支援事業について、扶助費で24万円の支出があります。
  ご案内のとおり、成年後見というのは、通常、該当者の親族が申し立てをしていくものなんですけれど、中には親族が全くいなくて、申立人がいないという場合がございます。この場合に限って町長の申し立てにより成年後見をつけて、経費も町がお支払いするというふうな制度が最後のとりでとしてございます。これにかかわる対象者1名にかかわる支払い、扶助費ということで、成年後見人等報酬助成金であります。
  周知につきましては、成年後見制度につきましては、各機関が制度の周知をしておりまして、介護保険の事業としても、成年後見制度というふうな取り扱いがございます。
  この一般会計のほうで支出する部分につきましては、先ほど申し上げましたとおり、誰も申し立てがいない方に限り、お支払いするものでありますが、これに関しましては、新規申請分ではなくて、去年からずっと継続的にお願いをしている方についての支出であります。
  申立人は町長であります。
  以上です。
○前田 栄議長 あったかどうか聞いているんじゃないの。あったかどうか。余計、だから、説明はいいから、聞かれたことに対して答えてください、最初に。
○宮寺史人福祉課長 利用者は1名です。
○前田 栄議長 だから、それを答えてもらえばいいんですよね。後からどうしてもつけ足したいんだったら、つけ足してもらってもいいけど、まずは聞かれたことに関して答えてください。
  よろしいですか。6番、山中議員。
○6番 山中博子議員 利用したのは1名ということですね。はい。
○前田 栄議長 それでいいんですよね。
○6番 山中博子議員 継続的に。
○前田 栄議長 とりあえず。
○6番 山中博子議員 私、聞いたこともあります。
○前田 栄議長 1名だそうです。
○6番 山中博子議員 その前に。
○前田 栄議長 その後の質問を答えてください。
  もう1回、ちょっと、理解できていないんで。
○6番 山中博子議員 先ほど聞いたので、これはもう契約的に、利用がなくても、助成金が支払われるのかというのをお聞きしたんですけど、ということですよね。
○前田 栄議長 宮寺福祉課長。
○宮寺史人福祉課長 利用者がいる場合のみお支払いします。利用者がいない場合には、お支払いをいたしません。
  以上です。
○前田 栄議長 よろしいですか。この質問いいですか。
○6番 山中博子議員 はい。
○前田 栄議長 ほかにございますか。
  3番、神山議員。
○3番 神山 俊議員 3番、神山です。決算審査意見書からお聞きしたいと思います。
  ページ、46ページ、47ページ、きのうご報告がありました、監査委員のほうからご報告ありましたが……。
○前田 栄議長 結びだよね。いいですよ。言ってもらって。
○3番 神山 俊議員 下段の下から9行目、平成29年3月に作成されたからきて、合理的、具体的な整備計画が必要とされるという記述があります。これに対して町の見解をお伺いしたいと思います。
  それと同様に、基金運用についてもお伺いしたいと思います。
  2点目、47ページ。上から8行目なんですけども、第10款教育費では、のところの両校の生徒数は合併当時に比べ約半数に減少している。ならば、既存施設の中長期的統合計画の策定などが喫緊の課題なのではないかと考えられる。また、文化センターの美術品についても、述べられておりますが、これについて町の見解をお伺いしたいと思います。
○前田 栄議長 はい、答弁願います。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 それでは、神山議員のただいまのご質問の1点目、総合管理計画に絡んだ集会場の今後の統合計画ですとかというふうなことであろうかと思いますが、そのことに関しましては、総合管理計画では公共施設を、大体25%前後減らすというふうな方針が出ておるわけでございますけども、それの具体的なものにつきましては、平成32年度までに個別の計画を立てて具体的に明示していくというふうなことで今現在準備をしているところでございます。そうしたことから、ここにもありますように、集会場、未整備が30カ所というふうなことで、ここについての扱いはその中で明示していきたいというふうには考えているところでございます。
  以上でございます。
○3番 神山 俊議員 一緒に、基金についても。
○前田 栄議長 課長、基金についてもだそうです。
  続けて結構です。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 たしか、神山議員のほうでご指摘されたのが、47ページの10款の教育費。
○3番 神山 俊議員 その前に、すみません、基金の一番上段の基金運用についてもお聞きしたんですけども。
○前田 栄議長 47ページの1行目かな、の真ん中に、基金運用についてとあるところですね。
○荒井 淳企画財政課長 この地域福祉基金に限ってというふうなことでよろしいですか。それとも全体的なことでよろしいでしょうか。
○3番 神山 俊議員 もし、全体のことで聞ければ。
○荒井 淳企画財政課長 わかりました。
  それでは、基金の全体的なことに関しまして、ちょっとお話をさせていただきたいと思い ますが、通常の年間予算の中の調整機能というふうなことでは、財政調整基金ですとか、あとは、直接ではないにしても、減債基金というものがあろうかと思います。
  その中で、財政調整基金もある程度、積み増しをしておいたほうが後年度の予算を執行する上で有利に働くかなというふうなことで、通常言われているのが、標準財政規模の大体20%ぐらいは積んでおきたいというふうなことで、今回も明日審議していただくことになると思うんですけども、補正予算の中で財政調整基金のほうへの積み立てというふうなことで、提案のほうさせていただいております。
  それを受けますと、財政調整基金の標準財政規模に対する割合が大体18%ぐらいになるんですけども、あとは減債基金につきましては、この監査意見書の中にもございますように、平成29年度比で公債費が平成34年度にピークを迎えるわけなんですけども、その平成29年度比で出る分について、対応ができるようにということで、減債基金のほうに積み増しをさせていただいて、今、大体、2億9,000万円ぐらい、ちょうど、平成34年度をピークに迎えまして、平成35年までは、平成29年度を上回る見込みがありますので、そこまでが対応できるようにということで、積み増しをさせていただいております。
  そのほかに、いろいろと休眠基金がいろいろとご質問をいただいているところなんですけども、休眠基金につきましては、この地域福祉基金も含めてというふうなことでお聞きいただければと思いますが、こうしたものにつきましては、どちらかと言えば、活用できていないお金になってしまいますので、そこにつきましては、もう1年、2年たってしまうところであるんですけども、その辺の基金をどうにか整理、統合して、活用していきたいというふうなことで、今、いろいろ頭を悩ませているところでございます。
  以上でございます。
○前田 栄議長 3番、神山議員。
○3番 神山 俊議員 公共施設においては、平成32年度に個別計画を立てるということなんですけども、できるだけ早く、また、住民、議員のほうにもしっかり情報提供をしていただいてつくっていただきたいなと思います。
  また、基金においても、先ほど休眠基金というお話ありましたけども、29年度の決算においても、ふるさと・水と土基金は1,000円入れたり、緑の雇用創出基金にも2,000円入れたりと、いつもゼロでやっていたけども、議員に指摘されたから少し入れておこうかという部分もあるのかなと思うんですけども、今、頭を悩ましている部分もあると思うんですけども、ぜひ有効活用にしていただきたいと思っております。
  この点に関して以上です。
○前田 栄議長 今の、荒井企画財政課長、よく説明しておいてください。
○荒井 淳企画財政課長 申しわけございません。今の件で訂正のほうさせていただきたいと思うんですけども、今、神山議員がおっしゃった基金で1,000円ですとか、2,000円というふうなものにつきましては、これはその基金を運用した収益が1,000円、2,000円入ってくるわけなんですけども、基金の条例に基づきまして、その収益については、基金に積むというふうなことで積んでいるものでございますので、よろしくお願いしたいと思います。
○前田 栄議長 と、今、聞かれたことのほうの答弁も。
  いいですか、それでいいですか。
  3番、神山議員。
○3番 神山 俊議員 じゃあ、実際は積んでいないということ、売り上げというかということになるということですよね。
○前田 栄議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 おっしゃるとおり、積み増しはしておりません。
○前田 栄議長 よろしいですか。
  次の教育費についてですね。答弁願います。
  清水教育総務課長。
○清水健治教育総務課長 ご質問の47ページ、第10款教育費でございますが、前段の部分につきましてお答えさせていただきます。
  まず、そこのトイレの改修工事に幾ら、幾ら、支出されているという記述がございますけれども、こちらにつきましては、子供議会の意見を受けまして、予算のご議決をいただき、昨年度、執行させていただいたものでございます。
  次の生徒数でございますけれども、記述のとおり、合併当時に比べますと、約半減している、こちらが事実と認識しております。
  その後の既存施設の中長期的統合計画の策定などが喫緊の課題ではないかという部分ですけれども、こちらにつきましては、5校のそれぞれ施設がたくさんあるわけでございまして、今後の施設管理面も含めて、慎重に検討してまいりたいと考えているところでございます。
  以上です。
○前田 栄議長 神山議員。
○3番 神山 俊議員 その検討というのは、どこかの組織で検討しているのか、お伺いしま す。
○前田 栄議長 清水教育総務課長。
○清水健治教育総務課長 お答えします。
  現時点ではそのような組織は構成してございません。
  以上です。
○前田 栄議長 神山議員。
○3番 神山 俊議員 監査委員のほうから、喫緊の課題であるという記述があります。ぜひ早急にそのような検討委員会でも立ち上げてこの問題に対して、課題に対して解決していけるように努力していただきたいなと思います。
○前田 栄議長 文化センターの件について。
  正木生涯学習課主幹。
○正木 彰生涯学習課主幹 それでは、神山議員の47ページの後段の部分でございます。
  文化センター等に展示、保管されている絵画のその活用の方向性に検討願いたいというご意見の件だと思うんですけれども、よろしいでしょうか。
  では、現在の状況についてご説明をさせていただきます。
  三栖右嗣リトグラフ展示室につきましては、平成11年11月3日にオープンいたしまして、既に19年が経過をしております。作品については、39点ございまして、メーンの作品は、リトグラフ20葉集、林檎のある風景でございます。
  鑑賞等につきましては、ご来場者が自由に鑑賞できるスペースとなっております。
  また、鑑賞等につきましては、図書館の職員に声をかけていただいて、ごらんいただくというシステムとなっております。そういった中で、お声がけをいただいて、年間、鑑賞していただく方は、50組から60組、1人であったり、複数で来られる場合がございます。
  ということで、そのほか、広報、リトグラフの広報活動につきましては、ときがわ町のホームページへの掲載ですとか、ヤオコー川越美術館の三栖右嗣記念館に、町作成のパンフレットを置かせていただきまして、ご来場を呼びかけているところでございます。
  また、そういったチラシをお持ちになって来られる方もございます。
  今後の活動ですけれども、今後はまた、さらに、広報紙等に掲載いたしまして、町民の皆さんに絵画の再度周知をいたしまして、絵画を活用し、情操教育等を初めとする文化の振興に努めてまいりたいと考えております。
  以上でございます。
○前田 栄議長 神山議員。
○3番 神山 俊議員 私も素人なので絵画の価値というんですかね、それがなかなか見出せないというか、そこまで大人になり切れてないというか、部分があって、わかる人にはわかると思うんですが、しかし、現在、今、50組か60組が見学してきたりとか、また、パンフレットでこれから広報していくというところなんですけども、私としては、過渡期に来ているのかなと、これについて、今現状の施設で人数をふやすという部分では、私は限界が来ているのではないかと思っております。
  その辺についても、パンフレットをやる、広報に載せる、今のものを生かすというのはわかるんですけど、また、新たに180度考えを変えて、逆に、言葉は悪いですけど、売ってしまって、それを子供たちの教育資金、基金に充てるとか、高齢者の資金に充てるとか、または、川越の美術館と入れかえて、毎月違うような展示をするとか、今の現状じゃ少し厳しいのかな、そういう思いをしているんですけども、その辺について、また、ぜひ検討していただいて、生かされるような方向性にしていただきたいなと思います。
  以上です。
○前田 栄議長 いいですか。答えなくてもいいですか。
○3番 神山 俊議員 答えてください。
○前田 栄議長 正木主幹。
○正木 彰生涯学習課主幹 神山議員のご意見を真摯に受けとめまして、今後検討していきたいと思います。
○前田 栄議長 暫時休憩いたします。
                                (午前10時26分)
─────────────────────────────────────────────────
○前田 栄議長 休憩に引き続き再開いたします。
                                (午前10時45分)
─────────────────────────────────────────────────
○前田 栄議長 質疑ございますか。
  9番、野口議員。
○9番 野口守隆議員 神山議員のすばらしい質問の後で質問しにくいんですが、2点、ひとつ、質問させていただきます。
  まず、決算書の60ページにいわゆる先ほども基金の説明でありました減債基金を積み増し たわけですよね。1億2,900万円ですか、これ、返済にするのであれば、繰り上げ償還という考えはなかったのかということと、その関連するんですが、実質収支が2億4,400万円出ましたよね、これは、いわゆる不用額とか、入札差金で出た金額だと思うんですが、基本的に予算というのは使い切り予算というのが原則だと思うんで、全然、マイナスという場合も当然出てくるのは承知していますが、いわゆる収支で、いわゆる余るお金ですね。それが予算に対して、当初予算に対したり、何なりで、どのぐらいが妥当なのかということがあるんでしょうか。
  それから、2つ目が71ページです。
  この企業立地支援事業ということで、この事業の内容と成果、そして、委託をしていますが、運営委託料、あるいは業務委託料、これの内容を説明していただきたい。この2点、お願いいたします。
○前田 栄議長 2点ですね。答弁お願いします。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 それでは、ただいまの野口議員のご質問にお答えいたします。
  まず、決算の中で減債基金への積み立て、1億2,900万円ほど行ったというふうな中で、繰り上げ償還はどうだったのかというふうなことでございますけども、確かに繰り上げ償還を27年度、28年度で行ったというふうな事実もございます。そこにつきましては、単純に民間資金を借り入れたもので、交付税への算入も既に終了している起債につきまして、10年の契約のところで、見直しというふうなタイミングがあったわけなんですね、金融機関に対して。そこのところで、一括返済もできるというふうなことだったものですから、そこの27年度、28年度については、そこで10年の見直しのときに一括返済をさせていただきました。それ以外のものにつきまして、検討をしたわけでありますけども、やはり、金融機関との契約ですとか、そのほか、国のお金を借り入れしている場合もございますので、そうしたことから考えると、繰り上げ償還をするほどの、するだけのメリットがなかったというふうなことで、検討結果になっております。
  それと、続けて、実質収支2億4,400万円ほどたしか出ていたと思うんですけども、これにつきまして、実質収支比率がどのぐらいの基準かというふうなことであるかと思います。一般的に言いますと、実質収支比率というものがまずどういうものかを説明しなければいけないんですけども、これは決算においての実質収支を標準財政規模、これは普通交付税を算定する際に出てくる数字なんですけども、標準財政規模で割ったときの、大体割合になりま す。今回の場合は、6.何%だったと思うんですけども、それが、一般的にはどれぐらいがいいのかというふうなお話ですが、大体、一般的に言われるのが、3%から5%が適正な数値だというふうに言われております。
  その3%を下回った場合には、やはり翌年度の財政運営に支障を来す場合もあるというふうなことで、3%というものが設定されております。5%を超えるというふうな場合には、それは、その実質収支がそれだけ出てしまったという、その年度の予算執行がどうだったのかというふうなことが出てくるかと思います。
  今回も決算書を見ていただければおわかりになると思うんですけども、不用額も相当出ております。これについてはさまざまな要因があるんですけども、本来であれば、3月のときに補正をさせていただいて、財政調整基金なりに積むとかというふうな予算をつくることによって、実質収支を減らすというふうな作業ができるわけなんですけども、ここのところが先ほども申し上げましたように、さまざまな要因で不用額が相当出てしまったということで、この実質収支が2億4,400万円とかというふうな数字になってきてしまったということでございます。
  とりあえずは1点目では以上でよろしいでしょうか。
○前田 栄議長 野口議員。
○9番 野口守隆議員 わかりました。
  先ほど、繰り上げ償還をするメリットがなかったというような説明、どうしてそういうメリットがなかったというご説明をお願いしたいと思います。
  簡単に言うと早く返せば、利子が当然減って、返す返済額も減るわけですから、普通で考えるなら、先に返せるんであれば、先に返したほうがいいんじゃないかなということが、第1点に、私なんかにもあります。
  それから、先ほどの実質収支のお話ですが、不用額云々で不用額をなくせということでは、あんまりきっちりぎりぎりの予算を組むのも、また、いかがなものかと思いますし、その辺の兼ね合いはあろうかと思います。ただ、余り実質収支が余るということであるならば、やはり、先ほど言った財政調整基金組むなり、何なりの手だてをしたほうが、もっと言わせると、国に対しても余り、余っているんであれば、交付税はやはり下げようという意識が、簡単に言うと、よく内部留保、内部留保って、内部留保が余り多いと、やはりそういうことも出てくるので、そういったことも加味して、ぜひ、財政運営をやってもらいたいと思いますが、いかがでしょうか。
○前田 栄議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 それでは、まず、1点目の繰り上げ償還を検討した結果、メリットがなかったというところでございますけども、これにつきましては、あくまでも借り入れる場合に、それぞれの金融機関ですとかとの契約というふうなものがございますので、そこを破棄してまでというふうなことで考えますと、そこに違約金が発生したりする場合もございますので、そうしたこと。また、国のお金を繰り上げで返すというふうなことになると、それは、どういう理由か、要は財政状況がいいからだろうというふうな話になってくるわけでございます。
  そうすると、その後の国からのいろいろな資料の提出ですとか、お金の締めつけ等が、以前にも繰り上げ償還をした結果、そういうふうなことがあったものですから、そうしたことから、今回はメリットはないというふうなことで判断をさせていただきました。
  あと、2点目もそのままいっちゃってよろしいですか。
○前田 栄議長 はい。
○荒井 淳企画財政課長 たしかに、実質収支がこれだけ出たというふうなところは、予算の執行の中で、もう少し慎重に考えるべきだったというふうには今思っているところでございます。
  不用額をゼロにするというのは、恐らく無理だというふうには思いますが、それを少なく、できるだけしていくというふうなことも、企画財政課の責務ではあると思っておりますので、今後、気をつけてその辺は見ていきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。
○前田 栄議長 野口議員。
○9番 野口守隆議員 わかりました。
  私も水道課のときにお聞きしたことあるんですが、いわゆる繰り上げ償還をすると、してはならないとか、あるいは、いろんなペナルティーがある。私に言わせれば、国のああいう団体は天下りの資金になっているんじゃないかと勘ぐりたくなるようなところがあるんで、それを言ってもしょうがないんだと思いますが、非常にある意味で腹立たしいところがあります。
  それから、これでいくと、繰り上げ償還をしたと、ではなくて、財政調整基金に積んだということは、繰り上げ償還したと同じことになると考えれば、いわゆる実質単年度収支はこれに1億3,000万円ぐらい加えた額になるって考えてよろしいわけですか。
○前田 栄議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 それでは、その辺をちょっと説明させていただきたいと思います。
  そうしましたら、主要な施策の成果の102ページをごらんいただきたいと思います。よろしいでしょうか。
  そこに平成29年度のときがわ町の財政指標というものをお示しさせていただいております。その中の今お話がございました実質単年度収支、こちらのほうが19番、一番下にございます。平成29年度の決算でいきますと、4,653万5,000円プラス、平成28年度ですと、これが2億4,629万8,000円のプラス、ここのところだけで見ますと、28年度から比べて29年度のほうが状況が悪くなったんではないかというふうなことを感じられる方がいらっしゃるかと思います。
  ただ、ここのところに、まだ、加味していない部分がございます。この実質単年度収支を出す場合には財政調整基金の出し入れについては考慮をしておりますけども、減債基金の出し入れにつきましては、ここに考慮はされていないわけなんですね。
  そこのところを加味いたしますと、平成29年度はここの数字が1億7,568万8,000円になります。平成28年度はここが1億6,104万9,000円になります。
  こうしたことから見てみますと、実質の単年度収支、減債基金も含めたものでいけば、28年度よりも、若干よくなっているというふうなことがうかがえるかと思います。
  もう1つここに要因がありまして、平成29年度と28年度、普通交付税の中に合併算定替えというものが入っております。この合併算定替えはいずれはなくなるものでございます。そうしたことを加味するとどうなるかというふうなところなんですけども、平成29年度の場合には、この中に合併算定替えでふえている交付税の分が1億6,264万7,000円、28年度の場合には2億4,027万8,000円、これが含まれております。
  それをもしゼロになったと仮定した場合には、平成29年度は1,304万1,000円、プラスになります。しかし、平成28年度は7,922万9,000円のマイナスになります。
  こうしたことから、財政状況はある程度判断できるのかなというふうには思っております。
  今後もこうした財政運営のほうを考えていきたいというふうには思っておりますので、ぜひご協力のほうよろしくお願いいたします。
  以上でございます。
○前田 栄議長 企業立地ですね。
  企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 それでは、引き続きまして、野口議員の2問目の企業立地につきまして、お答えをさせていただきたいと思います。
  決算書でいきますと、71ページになりますが、まず委託料の48万円でございます。これにつきましては、本庁舎の敷地内に起業支援施設というふうなことで、あそこに看板を出させていただいているわけでございますけども、あそこで起業相談を受けているその受けていただく委託料ということで支出をしておる金額でございます。月4万円でございます。
  そして、その下の委託料、こちら業務委託料につきましては、これはまた、企業立地支援ということで、別の場所になるんですけども、玉川工業高校のほうの企業立地をした関係で、そこの企業立地をする条件として、あそこに排水路か何かがあったんですけども、そこを清掃をしてもらいたいというふうなことがありましたので、そこの排水路を清掃して、大雨が出たときに、水が下のグラウンドにいかないようにするための委託料でございます。
  以上でございます。
○前田 栄議長 成果と。
○荒井 淳企画財政課長 そこまで言っちゃってよろしいですか。
○前田 栄議長 概要と成果。
○荒井 淳企画財政課長 それでは引き続き、起業支援施設のほうの成果につきまして、ちょっとご説明をさせていただければと思います。あちらのほう、オープンをしたのは昨年の5月でございます。
  委託業者といたしましては、ときがわカンパニー合同会社に相談のほうを受けていただいております。
  起業相談といたしましては、7月から、今、12月までの報告になっておりますけども、トータルで86回の起業相談を受けていただいております。
  その後も相談のほうもありまして、5月10日から3月31日までで延べ人数になりますけども、142名の起業相談を受けております。月平均で大体12.9人、実際に起業につながったというものは、数件というふうな状態でございます。5件ほどございます。
  ただ、これは難しいところで、起業をしたから、じゃあ、続くかというふうなところでいきますと、既に、お2人ほど、起業したんですけども、あきらめてやめてしまったという方もいらっしゃいます。
  ときがわカンパニーにつきましては、ことしも起業相談とセミナー等を開いていただいたりというふうなことで、活動をしていただいております。
  また、あの施設は起業相談を受けるだけではなくて、起業した人の事務所、よくコアワーキングスペースっていうんですけども、そこのところの一角を使って事務所を開いて起業をするというふうなスペースとしても貸し出しておりますので、そうしたことでも、29年度が5社ほど入っておりました。現在は4社ほどになっているかと思いますが、そのほかにも起業相談ということで、いろいろと受けていただく中で、実際の起業に結びつくというのはそう簡単ではないと思いますけども、少しずつではありますけども、そうしたことで、成果のほうが出てきているかなというふうには受けとめているところでございます。
  以上でございます。
○前田 栄議長 9番、野口議員。
○9番 野口守隆議員 わかりました。
  確かに、すぐ起業ができるとは思っておりません。この、ただ、ちょっと違和感を覚えるんですが、この業務委託料で玉工の排水路の清掃云々となると、企業立地支援とどういうふうに結びつくのかというのがちょっと、これ、疑問に思うんですけどね、例えば、こういうふうであれば、シルバー人材センターにやってもらうなり、何なり、あるいは、こんなに金額が、もっと下がるんじゃないかという気がするんですが、そういうことも考えたほうがいいんではないかなということが1点。
  それから、この間たまたま、商工会のほうで空き家の関係でこちらの融資やマッチング相談ということで、起業支援施設でやっているって書いてありましたけれども、こういった空き家のことも、空き家バンク、あるいは、こういう空き家のことをここで例えば一括でやってもらうという考え方も1つの考え方としてあっていいのではないかなと思っているんですよね。
  空き家バンクも、確かにそれは載っていていいんでしょうけど、もう少し、ただ、載っているだけでなく、こういう人たちに動いてもらって、例えば町の空き家情報なんかも当然あるわけでしょうから、空き家情報をやっていただいて、家主なり何なりに、アンケートをとってみたり、もっと踏み込んでマッチングするようなことを、委託するんであれば、そういった業務を私は委託すべきだと思うんですが、いかがでしょうか。
○前田 栄議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 それでは、まず、1点目のことに関しまして、お答えをさせていただきますと、あそこの玉川工業高校の水路といいますか、用水路だったもんですから、重機なり何なりを持っていったりですとか、ちょっとシルバーでは危険だというふうなことで、 業者のほうに委託をさせていただきましたので、これだけかかったというふうなことでございますので、ご理解いただきたいと思います。
  で、2点目もよろしいですか。2点目も、今おっしゃられたやつがこれだと思うんですけども、この方、まさしく、この起業支援施設の中で起業をしたことで、こうして表へ出てこられた方なんですけども、空き家バンクも今、いろいろと問題があるというふうには自覚しております。そこの解消のためには、こういった方は非常に動きが速くて、また、需要、求めている方に対しても、非常に優しく寄り添っていただいている方なんですね。
  ですから、その辺を、うまくこの方を利用して、今後空き家バンクというものを見直しをしていきたいというふうに、今、ちょっといろいろと考えているところでございます。
  それで、今年度中にどうにか、空き家バンクを変えていきたいというふうなことで、準備をしているところでございますので、ご理解いただきたいと思います。
  以上です。
○前田 栄議長 野口議員。
○9番 野口守隆議員 わかりました。
  この先ほどの排水路云々というのは、重機使うというのであれば、また、違う、こういう窓口ではなくて、また、違うところを窓口にするなり、何なりにして、やってもらったほうが私はいいんではないかなと思います。
  そして、今の空き家の話ですが、これ、空き家バンクでもし成約になれば、恐らく手数料も払っていると思うんですよね。そういったことでここに確かに一元化して、いわゆる専門の方、いわゆるコーディネーターと言えば一番いいのかなと思うんですが、そういった方法をぜひ、じゃあ、進めていただきたいと思います。
○前田 栄議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 1点目につきましては、ここはもう決算ですので、今後はそういうふうなことで、ちょっといろいろと考えていきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
  2点目につきましては、まさしく、今おっしゃられるとおり、今後、こちらを積極的に使っていきたいというふうには考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
  以上です。
○前田 栄議長 ほかにございますか。10番、小宮議員。
○10番 小宮 正議員 10番、小宮でございます。
  それでは、最初に53ページの、私もこれは昔、顧問弁護士の委託料について、質問したことがありますけども、これは、年間どのぐらい、また、弁護費用に、何人ぐらいかかっているのか、また、今までは大きい裁判もありましたけども、これは、最低の金額を保障してお支払いをしているのかと思いますけども、年間何人ぐらいそういう弁護士を頼んでやっているのか、お聞きしたいと思います。
  また、ページ数はございませんけども、全体を見まして、残業について、これも、私も昔質問したことがございますけれども、総務課長と、建設環境課長に、この残業が、非常に、前も、昔も建設課は多かったんですけども、非常に、また、ここのところ、残業代が、残業費が多いという私は気がしておりますけれども、そういう中で、どのようにして残業をこんなに時間を食っているのかなということをお聞きしたいかな。
  通常であれば、今は企業は、残業はしないように今、普通の、製造会社は別ですけど、一般的な事務職員というのは、課長がいて、残業するなというのが、今、そういう意見を聞いておりますけども、そういう中で、お聞きしたいと思います。
  そして、251ページの教育費の関係で、体育館の、せせらぎホールが昨年度から事業がありまして、繰越をして、今年度終わったわけですけれども、そういう中で、その成果というのはどういうものか、主幹のほうからお答えしていただければありがたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
○前田 栄議長 答弁願います。清水総務課長。
○清水誠司総務課長 では、小宮議員のまず1点目の顧問弁護士の委託料についてお答えしたいと思います。
  顧問弁護士のほうにつきましては、1名ということで、年間ということで、この年間の委託料が57万3,300円ということでございます。
  また、この相談の範囲につきましては、日常的な役場に対する法律相談、それから、職員に対する行政法律、研修とか、そういうことでございます。
  あと、行政法律相談を年3回、5月と9月と2月に、家族相談支援センターのほうでも行っております。
  以上です。
○前田 栄議長 10番、小宮議員。
○10番 小宮 正議員 私は金額がどうのこうのというんじゃないんですけど、顧問弁護士を頼むんでは、年間5回ぐらいということでございますけども、前も言ったけど、通常であ れば、顧問弁護士というのは、我々の会社もいろいろ頼んだことも、専属で年間幾らで払いましたけど、ありますけども、実際にこんなに払わなくても済むのではないかなと、まして、これから、いろいろな話を聞くと、事業を仕訳していく中でやっぱり切り詰めれるものは切り詰めていかなくてはいけないかな。今までこう来たから、今まではずっと予算をここで組んでいるんでは、同じじゃないかなとそういう気がして質問しているんですけどまた、前回とすっかり、昔俺が質問した時と同じだと思うんだけど、やっぱり、大きな裁判かけてやるんなら、これは、顧問弁護士を置くなというんじゃないんだよ。やっぱり、顧問弁護士というのは置いておかないと何かあったときは困るんだから、それはわかりますよ。その中で、ずっとこの、また、その人もずっと50万ぐらいのお金を払うというのはいかがなものかなということで、もう少し勉強したほうがいいんじゃないかなと思うんだよ。よろしくお願いします。
○前田 栄議長 清水総務課長。
○清水誠司総務課長 今後も役場のほうの顧問弁護士のこれはお願いをして、いろいろなことができた場合にご相談をさせていただくということでは、この制度は委託は続けていく必要があると思いますが、金額のことにつきまして、今、議員のほうからも前と同じじゃないかというようなことがありましたので、ご指摘もいただきましたので、金額について、また、これも考えていきたいというふうに考えております。
○前田 栄議長 10番、小宮議員。
○10番 小宮 正議員 ぜひ、一般的には、年5回ぐらいだと、月に2万円ぐらいが顧問弁護士は大体妥当だかなというふうなことだと、私は、うちの会社なんかは、5万円ぐらい頼んでおりますけど、2万円ぐらいですけど、一般的にはそのぐらい、こういう用件であれば、そのぐらい安くできるそうでございますので、よく検討していただきたいと思います。ぜひ、次に、行って結構でございます。
○前田 栄議長 2問目ですね。残業についてお願いします。
  清水総務課長。
○清水誠司総務課長 残業につきまして、役場のほうで取り組んでいるのは、世間一般でも早目に帰るようにとか、それから、終業時間を短縮するというようなことで、そういうご意見の中で、ときがわ町の役場のほうとしますと、平日早く帰る、必要以外に、残らずに早く帰るということは、それは当然なんですけれども、それ以外に水曜日につきましては、定時で帰るという一応統一の役場庁内では、すいすい水曜日ということで、水曜日は定時に帰ると いうことで取り組んでおります。
  また、その残った場合については、その内容等報告するようになっております。
  以上です。
○10番 小宮 正議員 建設環境課のほう。
○前田 栄議長 加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 お答えします。
  建設環境課のほうでは、残業は多いというご指摘なんですが、やはり、昼だとどうしても、現場に出て、なかなか中の事務作業ができないというのが1点あります。
  あと、今、ちょっと、前と違いまして、交付金というか、補助金をもらう事業が多くありまして、そういったものは、やはり、かなり必要な書類が多いということで、そういったもので時間がかかる。そういった関係で残業が多くなっているのが現状ですが、これについても、今、総務課長ありましたとおり、なるべく、残業時間は少なくするようにということで今後とも心がけますので、ご理解いただきたいと思います。
○前田 栄議長 小峯副町長。
○小峯光好副町長 では、私のほうからも、ご答弁をさせていただきたいと思いますが、小宮議員のご指摘については、恒常的な時間外勤務についてどうかというふうな観点だと思うんですけれども、それにつきましては、先ほども答弁の中にありましたように、週に一度は水曜日はできるだけ帰るようにということで、ノー残業デーということで、水曜日を設定して、今、進めてもらっています。
  私のところにも報告が来るんですが、非常に皆さん、ご協力いただきまして、水曜日については、残業は減っております。そういった時間を健康管理等に振り向けてほしいということで、そういった試みがほかの平日、ほかの日についても、波及しているように私のほうで見ていますと、そういうような形で進んでいるようであります。
  恒常的な残業については、機構的な部分もありますので、その辺もしっかりと把握しながら、職員の時間外勤務については、減らす方向で進めてまいりたいと思いますので、取り組んでまいりますので、ご理解いただきたいというふうに思います。よろしくお願いします。
○前田 栄議長 小宮議員。
○10番 小宮 正議員 私も残業しちゃいけないということではありませんけども、そういう中で、それであれば、今、答弁がございましたけども、水曜、ノー残業デー、これは町は全員やっているのかわかりませんけども、今、県は一丸となって全部帰っています。ときが わ町においては、水曜日は全員お帰りになっているんでしょうか。
○前田 栄議長 清水総務課長。
○清水誠司総務課長 ときがわ町役場は各教育委員会も含めてですけれども、各課、全員そういう取り組みでやっております。
  ただ、何か、特別な用事があるとか、これはもうしょうがないとかありますので、その水曜日につきましては、一応、先ほども申し上げましたけども、遅く残る場合については、なぜ残ったのか、何名残ったのかというのを報告をしてもらうようになっております。
  そういうことで、早く帰るということを徹底していくというんですかね、そういうふうなことであります。
  以上です。
○前田 栄議長 10番、小宮議員。
○10番 小宮 正議員 確かにノー残業デー、水曜日と言っても急用が入ればやっぱり町民のために働かなきゃいけませんので、全員がなかなかそろうというのは難しいかなと思いますけど、極力、そういう目標でやっていただきたいと思います。
  その中で、総務課と、ほかにも、産観も残業はあるんですけど、たまたま、残業時間が長いので、2人にお聞きしたいんですけど、大体1人が最高何時間ぐらい残業しているのか、お聞きしたいと思います。
○前田 栄議長 加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 お答えします。
  ちょっと、正確に何時間ということでは今言うことはできないんですが、やはり、日によって、やっぱり9時過ぎ、10時ぐらいまで残業をしている者もおります。すみません。正確には個々には把握しておりません。
  月ごとに、残業時間を報告をして出しているんですが、なるべく1人に集中しないような形で、課の担当の中でうまく分散するような形で仕事のほうを回しております。
○前田 栄議長 清水総務課長。
○清水誠司総務課長 極力早目にということで、やっておりまして、以前よりは少ないとは思いますが、時間の把握は、今、持っておりませんので申しわけありませんが、そういうことでお願いします。
○前田 栄議長 続いて3問目ですね。
  正木生涯学習課主幹。
○正木 彰生涯学習課主幹 それでは、3問目の体育センターの工事の成果ということでございますけれども、平成29年度と30年度、継続事業ということで、工事をさせていただきまして、今年度7月に完成をしたわけでございます。
  今までは、大変雨漏りがひどくて柔剣道場、あるいは、ジョギングサークルといったところが、雨が降ると使えないようなひどい状況のときもございました。現在は雨漏り対策工事、そして、空調等の老朽化した設備等の更新工事もされておりまして、それぞれ剣道場、柔剣道場につきましても、雨に関係なく、利用されております。
  また、ジョギングサークルにつきましても、多くの方に利用されておりまして、非常に成果があったということで考えております。
  以上でございます。
○前田 栄議長 10番、小宮議員。
○10番 小宮 正議員 本当に、大規模工事でございましたけども、その中で、成果が得られたかなと、そういう中で、一番メーンがやっぱり、柔道、剣道、2階のところかな、また、先ほどお話したジョギングする施設だと思うんですけど、場所だと思うんだけどね、完成して、あれですかね、町民の意見とか、町民も結構使っておりますけど、また、あそこは試合で町外からも大変来ているんですよね。そういう中で、そういうやって、よくなったとか、そういう意見というのは、お聞きになったんでしょうか。
  お聞きしたいです。
○前田 栄議長 正木生涯学習課主幹。
○正木 彰生涯学習課主幹 利用者からは、非常に雨のときも安心して使えるというお言葉をいただいております。
  また、空調設備等も更新されましたので、非常に快適に、特にことしの夏は暑かったので、柔剣道場を使う方が、あそこで空調の効いた中でスポーツができて非常にうれしいという声をいただいております。
  以上でございます。
○前田 栄議長 ほかにございますか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原です。
  決算書の263ページ、それから、264ページですが、263ページの先ほど野口議員も指摘されましたが、不用額について、この問題については、私、毎年質疑をしておりますが、1億 以上の不用額がいつもある現状です。
  この中で、入札差金を早く出して、補正で対応できる問題があるんではないかというものも、その中で、今までの対応の中で、入札差金を活用して、ある程度、事業を対応したのか、その問題について伺います。
  それから、263ページのこの継続費、その下、逓次繰越です。このことについて、逓次繰越ということは、継続費の埋設、経年度の執行残額について、継続最終年度まで逓次繰り越しして執行するということになっておりますが、この内容について説明をお願いします。
  それから、264ページのこの区分の6に当たります実質収支額のうち、地方自治法第233条の2の指定による基金繰入額とあります。この繰入額はゼロとなっておりますが、自治法第233条の2を見ると、私の判断では半分は基金に積み立てなさいということの意味合いがあると思われますが、このゼロという現状をどのように見ているのか、この説明を3点お願いします。
○前田 栄議長 答弁願います。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 それでは、ただいまの野原議員の1点目のご質問にお答えさせていただきます。
  まず、不用額の件でございますけども、不用額が平成29年度につきましては、ごらんのとおり、1億5,000万円ほど出ているわけでございます。前年度の決算から比べますと、約2,800万円ほどふえてきてしまったというふうな結果になっております。
  先ほど来、野口議員のご質問にも、ちょっとお答えさせていただいたんですけども、やはり、しっかりとした積算をすることで3月に補正をして、有効な事業に振り分けるですとか、財政調整基金等に積むというふうなことをすることで、この不用額を減らすというふうな作業が必要であったというふうには感じているところでございます。
  ただ、これだけ出てしまった要因というもので、ちょっとお話をさせていただきたいと思うんですけども、この大きな要因といたしましては、まず、1つには、活き生き活動センターの改修工事のところで、大体2,200万円ほど不用額が出ております。これにつきましては、やはり、3月の補正出すまでに事業費のほうが確定できなかったというふうなことで、どうしても減額することができなかったというふうなところがございます。
  もう1つ、こちらのほうが、国民健康保険の特別会計の繰出が約2,000万円、不用額として出ております。これにつきましても、国民健康保険のやはり、医療費等の給付がどうして も、4月、5月になってこないと、明らかになってこないというふうな事情がございまして、それまでは、それ以外の部分でもあるんですけども、その他繰入れというものを一応予算のほうでは計上させていただいてあったわけなんです。
  ただ、決算といたしましては、その他繰入れのほうは、必要なかったということで、戻した結果、2,000万円ほどの不用額が発生したということで、今回の、今後の国保の操出しにつきまして、その他繰入れにつきましては、財政調整基金というものが、国保のほうにもできましたので、そこで財政調整機能ができるということで、その他繰入れにつきましては、今後は予算化もないというふうには考えております。
  もう1つが、道路維持管理事業ですとか、道路改良ですとか、橋梁維持管理事業のところの不用額が大体合計で1,400万円ほど出ているんです。これにつきましては、29年度、ことしになっての1月、2月なんですけども、降雪が多くて当初予算であった金額はもう1月、2月の初め、2月2日に降雪があったんですけど、それの対応で全て執行してそれでも足らなかったんですね。そうすると、2月2日以降、3月の補正までの間に、降雪があった場合の除雪というふうなところでいきますと、予備費も考えられたんですが、予備費ももうその時点でそれに対応できるほどの体力がなかったもんですから、そうしたことから、それぞれの道路維持ですとか、道路新設のところからの流用でどうにか、2月にもしあった場合に賄いたいということで、予算を残させていただいた結果、それが結果的に降雪がなかったもんですから、使われなかったということで、そこで1,400万円ほどの不用額が発生しております。
  大きいものではそうしたことがあったものですから、平成28年度の決算から比べますと、これだけふえてしまったというふうなところでございます。
  入札差金等につきまして、有効に活用できたのかどうかというところでございますけども、そこのところは、ある程度、その残ったものを別の事業に充ててしまうというふうなことでは、それは議会軽視というふうなことにもなってしまいますので、そこはまず残った入札差金については減額補正させていただいて、新たに必要になった経費につきまして、議決をいただいたもので活用していきたいというふうなことで、それまでは、ですから、財政調整基金等に積んでそれに備えたいというふうなことでご理解いただければと思います。
  以上でございます。
○前田 栄議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 総合的には予算の組み方の中でも、やっぱりある程度慎重さに欠け ている点があるんだと思うんですよ。
  ある程度その中身を精査しながらやっていけば、いろんな問題については、解決策が少し前進できるんではないかなと思いますが、毎年、この以上も含めて、不用額が多くなっている現状を今後とも、しっかり精査して、予算の組み方もしっかりやっていただきたいと思います。
  以前、関口副町長は不用額を褒めて、私に答弁されました。不用額を残すことはとてもいいことだということで言いましたけど、予算の総合的な組み方を見ると、不用額というのはそんなに必要ない金額になるわけですから、今後、しっかりとやっていただきたいと思います。
  この問題については結構です。
○前田 栄議長 2問目、答弁願います。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 それでは2問目の逓次繰越につきまして、若干ご説明のほうをさせていただきたいと思います。
  こちらの逓次繰越というものは、具体的に申し上げますと、体育センターの改修工事を平成29年度、30年度で継続費ということで、組ませていただいた、ご議決いただいたところでございます。
  平成29年度につきまして、予算はいただいたんですけども、結果的には前払い金等の支出だけで済んだということで、平成29年度の予算の中でそれが余ったわけなんですが、それは1つの事業と考えたときには、平成29年度、30年度の合計の事業になりますので、29年度に余った分について、逓次というものが、次々にという、継続して繰り越すというふうな意味なんですね。平成30年度に繰り越しをさせていただいたというところであります。
  そこで、なんでじゃあ、普通の繰越と違うのかというふうなお話になるんですけども、継続費を組む場合に、今回の場合はたまたま平成29年度、30年度だけの継続費で組んだわけなんですが、これが大きな事業になりますと、3年間、4年間というふうな大きな事業になるわけなんです。そうしますと、初年度に余ったお金が次の年度へ、次の年度でまた余ったものがその次の年度へ、そうしたことで、次々に繰り越していくというふうなことで、逓次繰越というふうなことになっておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
○前田 栄議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 継続最終年度までということは、その終わるまでずっと続けられる ということで、解釈してよろしいでしょうか。
  この継続費は地方自治法212条も継続費の中に載っておりますが、その意味合いというものは同じ継続費に当たると思うんで212条に適している問題と同じようにこれは及び年割額を定め、数年度にわたって支出できると書いてあるんですよ、212条は。だから、数年度ということは、この事業が継続されて、年度数は決まらない計上でずっといくのか、その点伺います。
○前田 栄議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまのご質問にお答えいたします。
  あくまでもまず、継続費を設定するときに、年度というものが確定されますので、その中でという意味でございますので、ご理解いただきたいと思います。
○12番 野原和夫議員 わかりました。
○前田 栄議長 2問目、よろしいですか。
  では、3問目お願いします。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 それでは、3問目のご質問にお答えしたいと思います。
  決算書の264ページの実質収支に関する調書のところの表の一番下の実質収支額のうち、地方自治法第233条の2の規定による基金繰入額ということで、これは、ちょっと条文のほう、読ませていただきますけども、各会計年度において、決算上、剰余金を生じたときは、翌年度の歳入に編入しなければならない、繰越ですね。ただし、条例の定めるところにより、または、地方公共団体の議会の議決により、剰余金の全部、または、一部を翌年度に繰り越さないで基金に編入することができる。ということで、まず、基本的には繰越をしなければいけないというふうなところがあります。
  ただしということで、条例がある場合、もしくは議会の議決を得られた場合には、ここのところで直接基金に繰り入れることができるということで、ときがわ町の場合には、こういった条例はありませんし、議会の議決もいただいておりませんでしたので、ここのところではゼロになっておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
  以上です。
○前田 栄議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 その233条ですね、2、これは、では、町としては新たに条例制定してやればそこには基金の繰入れがきちんとできるということになりますよね。それでよろ しいですね。
○前田 栄議長 財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 条例ができた暁にはそういうこともできますし、地方財政法の規定によりまして、この実質収支額の、これは繰り越す金額になりますけども、実質収支額の2分の1を下回らない額は財政調整基金等に積まなければいけないというふうな法律の縛りもございます。
  そうしたことから、平成30年度、あした、審議いただく補正予算の中でも、財政調整基金に大体2億円近くの積み立てを、ここでいきますと、実質収支額が2億4,400万円ありますので、1億2,200万円は積まなければいけないというふうな規定の中で2億近くの財政調整基金への積み立てというふうな補正予算を出させていただいておりますので、そこでご理解いただければと思います。
○前田 栄議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 私は単純に考えて、この条例に意味合い、町の条例がそこまで規定されていないということで、すっかり、うっかりしました。半分は積み立てしなさいということの基準はあるとしても、この問題については、条例制定して、基金の積立は必要であると、私は改めて感じました。
  今後の問題として議会の中ではいろんな話し合いのもとでいくと思いますが、よろしくお願いします。
○前田 栄議長 よろしいですか。
  ほかにございますか。
  6番、山中議員。
○6番 山中博子議員 6番、山中博子です。
  答えは本当に簡単な質問ですので、単刀直入にお答えいただきたいと思います。
  まず、決算書の107ページ、地域生活支援事業、20の扶助費の中です。
  更生訓練費・施設入所者就職支度金給付金、これは予算書にはなかったんですが、その詳細と対象人数。
  111ページ。高齢者介護保険制度、20の扶助費、家庭介護者支援手当、平成28年度は10人だったんですが、ちょっと決算的に減っております。29年度はどのぐらいになったのか。
  117ページ、下のほうに、未熟児養育医療給付事業、これが昨年と比べると2倍以上になったおります。この動向について。
  以上3点について伺います。
○前田 栄議長 答弁願います。
  宮寺福祉課長。
○宮寺史人福祉課長 地域生活支援事業、107ページ、これの扶助費、更生訓練費・施設入所者就職支度金給付費の対象人数ということでよろしいでしょうか。
  確かに、これ、昨年の決算には項目がありませんで、ことし、新たに追加になっている事業でございます。昨年は対象者がいなかったため、決算書に計上がございませんでした。ことしは、対象者が3名いたためにこの計上の費用が決算書に載ってきたということでございます。
  それにつきましては、以上です。
○6番 山中博子議員 内容は。
○前田 栄議長 宮寺福祉課長。
○宮寺史人福祉課長 内容につきましては、就労移行支援が1名、自立訓練が2名、合わせて3名です。
  以上です。
○前田 栄議長 はい、よろしいですか。
  山中議員。
○6番 山中博子議員 支援ということではわかるんですが、それは、更生施設があったりとか、就職に支度金をどのぐらい出しているのかという、内容的なものはわかりますか。
○前田 栄議長 宮寺福祉課長。
○宮寺史人福祉課長 ただいまの質問でありますこの扶助費、更生訓練費・施設入所者就職支度金給付費というふうな記述でございますが、先ほどの対象者3名はいずれも、更生訓練費に係る支出でございまして、就職の支度のために幾ら給付したというふうな制度の内容ではございませんので、ご理解いただきたいと思います。
  以上です。
○前田 栄議長 6番、山中議員。
○6番 山中博子議員 更生訓練費の中で3名ほどがかかったという、給付されたということが、更生訓練というのは、どのようなことをやっているんでしょうか。
○前田 栄議長 宮寺福祉課長。
○宮寺史人福祉課長 そうですね。先ほど申し上げました2つの給付の種類の内容なんですね。
  1つが就労移行支援、もう一つが自立訓練というふうな名称のことを先ほど申し上げました。
  いずれにしましても、本人が社会復帰を図ることに対する促進のために係る費用でございまして、具体的な内容としましては、事業所に通う電車賃ですとか、そういった費用に充てるものであるというふうに認識しております。
  以上です。
○前田 栄議長 2問目ですね。
  答弁願います。
  宮寺福祉課長。
○宮寺史人福祉課長 家族介護者支援手当の内容につきましては、給付実績の資料、28までの資料しか持ち合わせございませんので、後ほど調べて人数のほうを申し上げたいと思います。
  以上です。
○前田 栄議長 主要な施策の47ページにある。
  宮寺福祉課長。
○宮寺史人福祉課長 すみません。主要な施策の47ページに家族介護者支援手当の支給状況がございまして、受給した人数は10名、支給件数は63件ということでよろしくお願いします。
  以上です。
○前田 栄議長 よろしいですか。議員の質問、よく見ておいてください。
○6番 山中博子議員 もう一度、どこだか教えてください。
  47ページですか。
○前田 栄議長 では、宮寺福祉課長から答えてください。
○宮寺史人福祉課長 すみません。主要な施策。
○6番 山中博子議員 わかりました。ありがとうございます。
○前田 栄議長 よく、議員の質問、見てから質問してください。
  では、2問目いいですか。
  3問目いきます。3問目答弁願います。
  宮寺福祉課長。
○宮寺史人福祉課長 未熟児養育医療に係る対象人数であります。
  平成28年度実績は対象者2名であったところ、平成29年の実績はこれが4名になったということで、対象人数が倍になっているということから、金額が大幅に上昇しております。
  以上です。
○前田 栄議長 ほかにございますか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原です。
  主要な施策の76ページ、特色ある学校づくり補助金ということで、20万円、5校に出てます。この特色ある学校づくりというのは、大事な事業の1つだと思うんですが、例えば、農業体験も含めて、やっていると思います。そういう中では食の文化、食の安全も含めて、やっていると思いますが、この内容、事業評価というか、内容を教えていただきたいと思います。今までの実績内容ですね。
  それから、78ページの玉中トイレ改修工事、これは、同じ主要な施策ですが、4,984万円ですが、この問題については、国の補助金が受けられたということも後で聞いております。この問題については、補助金を受けないでこの歳出予算、この予算を使ったということになっておりますが、今、私のところには、この29年度の入札結果及び事業の目録というかあります。この中で36枚事業があるんですが、総合的に6億7,000万円ばかり金額であります。
  こういうものの事業についても、例えば、今、玉中の改修工事においては、国の補助金を受けられないでやっている現状が後で聞いております。こういう事業については、執行権は頭のある長でありますが、関係各位は事業を予算の中で求めてきます。その中で総合的に判断して、予算計上するわけですが、そういう予算の組み方も含めて、どのような状況できちんと精査してやっているのか、この問題についても伺います。
  一応、この内容について、2点伺います。
○前田 栄議長 答弁願います。
  清水教育総務課長。
○清水健治教育総務課長 1点目につきましてお答えいたします。
  特色ある学校づくり事業の内容ということでよろしかったと思うんですが、先ほど申されました、まず、農業体験、それから、学校緑化活動、保育体験、職場体験、伝統文化に触れる体験、学校間連携事業、地域との触れ合い事業、あと、最後に学力向上事業でございます。
  以上です。
○前田 栄議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 これだけ多くの事業をやっているということで、それぞれの子供たちの評価というか、その前進につながるものが見えているのかどうか。ただ、やったという だけではなくては、その総括的なものは学校内でやっているのかどうか、その点、伺います。
○前田 栄議長 清水教育総務課長。
○清水健治教育総務課長 お答えいたします。
  もちろん、学校の中では教師のほうが実際に肌で感じていることだと思いますが、教育委員会といたしましても、今回、議会の初日のときに、追加で配付させていただきましたこの点検評価報告書の中で、この事業が適切なおかつ評価できるものであったのかという評価を下しております。ページといたしますとこちらの17ページのほうにその評価が載ってございます。なおかつ、その評価につきましては、知識経験者のご意見もいただいているところでございます。
  以上です。
○12番 野原和夫議員 ありがとうございます。
○前田 栄議長 1問目いいですか。では2問目、玉中のトイレの件ですね。
  清水教育総務課長。
○清水健治教育総務課長 議員ご指摘の補助金がもらえたはずではないかという点でございますが、すみません。不勉強で申しわけないんですが、もし、そのような状況を承知していながら、当初予算で組んだということであれば、今後、気を引き締めてまいりたいと考えておりますが、その当初予算を組んだときの状況で判断させていただき、ご議決をいただいたものと考えております。
  以上です。
○前田 栄議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 それでは野原議員の事業の予算化につきましての総体的なことにつきまして、私のほうから、お答えをさせていただきたいと思います。
  まず、予算を立てる中で、いろいろな各課から事業のほうをちょうど、今、これからの時期になるんですけども、集約をいたします。それは、予算、個々の細かい部分ではなくて、来年度に向けてのいろいろな主要な事業というふうなことで、工事も含めますし、いろいろなソフトな事業も含めての主要な事業の部分、大きな予算が必要となってくる部分の事業を集約をいたしまして、それを11月の終わりぐらいに、中旬だったと思いますけども、各課それぞれヒアリングを行って、来年度、じゃあ、それを本当にやっていいものなのかどうか、そこからして、協議のほうをさせていただいて、最終的にそれで、来年はこれで行きましょうとなったときには、それで初めて予算要求をしていただくというふうな段取りになってお ります。
  そうした中で、やはり、また、予算の具体的なヒアリングをして、じゃあ、その金額がそれで本当にいいのかどうかというところを審査をして、予算書をつくり上げて、それを提案をさせていただいて、ご議決をいただいているというふうなことで、そうした段階を踏んで、予算執行のほうをしているところでございますので、先ほど一覧表というんですかね、いろいろお示しをされたと思うんですけども、それにつきましては、そうした手続を踏んで予算化をして執行をしているというふうなことでございますので、ご理解いただければと思います。
  すみません。続けて。
○前田 栄議長 続けてどうぞ。
○荒井 淳企画財政課長 そうですね。すみません。私のほうが言葉足らずで申しわけございませんでした。
  そこにもう一つ、事業の予算と一緒に、そこに対する財源というものをやはり、一緒に協議をして、補助金が受けられるのか、受けられないのかですとか、では、これを一般財源でやるのか、それとも、起債をするのか、そうしたことをいろいろと考える中で、予算というものをつくっていきますので、そこも含める中で、補助金等は先ほど教育総務課長も言っておりましたけども、もし、もらえたんだとすれば、それは、今後、心に刻んでいかなければいけないというふうなことで考えておりますので、ご理解いただければと思います。
  以上です。
○前田 栄議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 この予算と事業についての問題については、私は今回、この監査委員の結びを読ませていただいた中で、私たち議会議員の責任も問われているんですよ。全体から見ると。その予算を執行するに当たっては、私たちの中で意見を述べ合って、その予算を追求しながら、いい予算をつくっていくということで、私たち、議会議員の役割は重大だと、改めて私は認識しております。
  今後は私たちも、全体が一致団結していい予算を組む中で、執行していただくように努力していきたいと思います。
  今回のこの結びの中でも、私たちの議会議員の合同による視察も含めて提案されておりますので、お金を使うだけじゃなくて、その使い道をきちんとやることも執行部と同じ、私たち議員も考えていく問題だと思います。
  課長もいい答弁いただきましたので、私たちもそれに沿っていきたいと思います。
  ありがとうございました。
○前田 栄議長 暫時休憩いたします。
                                (午前11時58分)
─────────────────────────────────────────────────
○前田 栄議長 休憩前に引き続き再開いたします。
                                (午後 1時00分)
─────────────────────────────────────────────────
   ◎答弁未了部分について
○前田 栄議長 午前中、小島議員の質問に対して山口町民課長から答弁未了部分の申し出がございましたので、これを許可いたします。
  山口町民課長。
○山口清史町民課長 それでは、お答え申し上げます。
  決算書135ページの一番上の新生児聴覚検査・1か月児健診費補助金につきまして、新生児聴覚検査の受診者数と出生の数ということなんですが、この事業におかれましては、昨年度途中から始めまして、10月1日から事業を開始したんですが、4月1日生まれまでさかのぼって対象として始めたものでございます。
  29年度出生の数が47人です。受診の数なんですけれども、受診は、母子健康手帳の中に確認欄があってそれで確認していくんですが、これについてはちょっと集計してございません。ただ、担当の保健師によりますと、受診していない新生児の健康手帳は見ていないということなので、ほぼ100%受けられているのかなと思っております。また、補助の申請を出した方につきましては、31名の方に補助金の交付をしております。
  以上です。
○前田 栄議長 小島議員。
○4番 小島利枝議員 早期発見で防げるものですので、受けていただきたいと思いますので、周知のほうをさらによろしくお願いいたします。
  以上で結構です。
─────────────────────────────────────────────────
○前田 栄議長 ほかに歳出の質疑に関してございますか。
  10番、小宮議員。
○10番 小宮 正議員 10番、小宮でございます。
  それでは、163ページのさと山まつり補助金でございますけれども、29年度は1,400名という来場者があったと思うんですけれども、その中で1,400名ということでございますけれども、それどういう計算で町ではそういう来場者数を数えているのか、ちょっとお聞きしたいと思います。
  また、その下の下にマスコットキャラクター運営委員会というのが、これもございますけれども、これも長きにわたり町では援助をしてきたわけでございますけれども、本来であれば、もうこれからは、それぞれの指定管理者が任されてやっているわけでございますので、ある程度は、この辺で見切りをして、指定管理者の人たちはもう少し頑張っていくべきではないかなと思いますけれども、その点についてお伺いいたします。
○前田 栄議長 2問でよろしいわけですね。
○10番 小宮 正議員 はい。
○前田 栄議長 答弁願います。
  坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 それでは、小宮議員のご質問にお答えさせていただきます。
  163ページ、さと山まつりの来場者数の集計でございますが、こちらのほうを利用していますのが建具会館駐車場と、あと吉田工業駐車場、それから西平の運動場が主な駐車場となっております。こちらのほうに常時駐車できる車が建具会館であれば40台、吉田工業のところであれば16台、西平の運動場が、とまっていたのが30台程度ということで、こちらのほうの車の台数に平均回転数を掛けて1名、こちらは推計なんですが、3名程度乗っているだろうというふうなことを主として算出しております。
  以上でございます。
○前田 栄議長 小宮議員。
○10番 小宮 正議員 私もがっかりしたところでございますけれども、私も、昨年、その前も呼ばれていました。その中で、建具会館は40台、吉田工業のところは16台とありますけれども、10時からオープンして大体2時には終わるんですけれども、1,400人ですよ、1,400人。我々は、10時から行って、買い物して11時ちょっと過ぎには帰りましたけれども、そのとき、初めは私と今、町長になりました渡邉町長がお祭りのイベントに参加していた。あとは、周りは5店舗ぐらいのお店が出店していただいて、役員の方が出ておられた。あとは、近所の人がふらふらしているぐらいで、どう、1,400名って、車の台数で3で、実際のやっ ぱりそうでないと、じゃ、ことしは1,700人とここに書いてあります。1,700人が来たら、あそこいっぱいになって、お店全部売れちゃってもう入り切れない。
  時間でここに来たって、一日長い時間でやっているんならわかるけれども、たかが4時間ぐらいでやっていてそんなわけはないと思うけれども。もう少し勉強してやっぱりちゃんと入り込み観光客も、そう130万人かえて九十何万人昨年は来たとか言ったけれども、やっぱりよく精査しなくちゃいけないんじゃないかなと。
  これは全ての観光事業もそうだと思うのね、町のイベントでも。本当に、言っていることとやっていることが、人数が違うというのは、私は、その現場に一日いるところもあります。そういう中でよくわかりますけれども、もう少し、このさと山まつりの件については、1,400人であるんだったら、もう少し行政側が補助金を28万3,000円出しているけれども、私は去年も言いました。同じことをずっとこの補助金もらって、同じ展開でずっとやっているのではなくて、やっぱりいろいろな工夫をしながら、ときがわ町に来てくれる、そういう観光客を、事業をしなかったらいけないのでは、また、こういうイベントもしなくちゃいけないんだろうということを言っているんですけれども、町でもある程度は指導をしなきゃ、これはいけないと思うんですけれども、その点についてお伺いします。
○前田 栄議長 坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 こちらのさと山まつりと、少しの変化ではあるんですが、ことしから実施事業といたしまして、宝探しを時間を決めてやったり、小さい子を対象に。また、丸太の早切り競争ですとか、3品目ぐらい独自の事業ということで、実行委員会のほうの方で考えていただいて、少しずつではありますが、あと花摘み体験ですか、そういうのも取り入れていただいて、来年以降も考えていただく予定でやっておりますので、ご理解賜りますようよろしくお願いいたします。
○前田 栄議長 小宮議員。
○10番 小宮 正議員 あのね、丸太切りなんかもう前からもやっていると思うんだけれども、そうではなくて、もう少し、もっと先をやっぱり、せっかく補助金出してやっている事業なんだったら、やっぱり行政もある程度は、もう自分が近いんだから余計わかるんじゃない。
  さっき言ったよね。事業もいい、それはもうやっている事業もあるし、新しく取り組んだ事業もあるけれども、もう少し変化を、変えて、補助金もらっているところでやっている各種団体のほうがよっぽど人が来てくれると思いますよ。やっぱりそういうことを踏まえて、 課長はもう少し、地元だよね。やっぱり地元なりにもう少し力を入れて、あそこは拠点整備やるぐらいの気持ちでもう少ししっかりやらなきゃいけないと思いますよ。
  それはそれなりにもっと、だからやるんであれば、来年以降、じゃ、こういう事業をやりますのでと、金あげて、補助金でもあげて大々的にやればいいじゃないですか、130万目指すんだったら。そのくらいの気持ちでやらなかったら事業なんか成功しないと思いますよ。その点について、いかがでしょうか。
○前田 栄議長 産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 先ほど言いましたように、地域の方、8団体の方でやられているんですが、やはりマンネリ化しているというのは、実行委員会でやっている方、役場の職員ももちろん自覚して、今年度、そのようなことを始めたということで、まだ大々的に変えるというまでは至っていないんですが、来年以降も新しいものを取り入れて頑張りたいという意向でおりますので、ぜひよろしくお願いいたします。
○前田 栄議長 2問目、お願いします。
  坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 2問目、163ページのマスコットキャラクター運営委員会の補助金でよろしいですよね。
  こちらにつきましては、毎年、今年度も40万9,507円ということで補助金をいただいております。こちらのほうにつきましては、グッズの売り上げ等も収入が入るようになってきましたので、年々額を減らして自主で運営していくような形をとっておりますので、よろしくお願いいたします。
○前田 栄議長 小宮議員。
○10番 小宮 正議員 自主でって、これだって補助金が出て今までずっとつくって、ドームくんからずっと下へ行く、指定管理者のほうでつくってきているわけじゃない。結局、指定管理者に任せているんだったら、指定管理者でいろんな、でないんだっけ、これは。それぞれ、でも、ドームくんだとか指定があれじゃないの。
          (「運営委員会」と呼ぶ者あり)
○10番 小宮 正議員 それ運営委員会だって、結局は指定管理者、受けている人が今度は運営委員会をつくってやっているわけでしょう。
          (「いいえ」と呼ぶ者あり)
○10番 小宮 正議員 違うんだっけ。

                     (「よろしいですか」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 こちら、それぞれの町有施設にマスコットキャラクターというのを名前を募集して、それぞれの施設にマスコットキャラクターがいるんですが、ドームくんとのラビたんというのも、そのキャラクターを受けて制作したものではございますが、マスコットキャラクター運営委員会というのは、それぞれの指定管理の方も入っておりますが、それ以外に観光に携わる方を含めてキャラクターの運営委員会というのを設置して、そこで運営しているというものでございます。
○前田 栄議長 小宮議員。
○10番 小宮 正議員 だけど、この運営委員会、でもね、しかしながら、そういう団体も入っている、指定管理者で入っているわけじゃない。だから、指定管理者のところというのは、町が指定管理をしているんだから、そういう人がもう少し、運営団体はいいとしても、やっぱり積極的にそういう補助金なんかもらわないでやるべきだと思うよ。何で指定管理者に任せて、じゃ、早く言えば別会社と同じだよ、そうなるじゃない。
  そういう中に補助金を出して、こっち側に補助金を出しますというんだから、だけど、ある程度は、マスコットがあれだけいるんだから、やっぱりそれならそれなりに、応募してもう何年もたっているわけだから、独自にやっぱり、それでももう少し、アピールをするに当たってもそんなにお金がかかるわけじゃないし、やっぱりそのぐらいの前向きな考えを持って事業をしなきゃ、いいや、いいやと毎年補助金出しているようじゃおかしいと思うけれども、その点についてお願いします。
○前田 栄議長 坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 こちらのほうにつきましては、もちろん町有施設の関係者も入っておるところでございますが、マスコットキャラクター運営委員会ということで、イベントに例えばそれぞれ地域でやっているお祭りなり、町外の、最近はちょっと町外は出ていないんですが、いろいろときがわ町でやっているお祭り、民間でやっている花桃まつりですとか、交通安全の街頭ですとか、そのようなお祭りに出て町をPRいたしましょうということで、運営委員会を設置して運営しているというふうなものでございますので、ご理解賜りますようよろしくお願いいたします。
○前田 栄議長 ほかにございますか。
  7番、岡野議員。
○7番 岡野 茂議員 まず初めに、主要な施策の63ページ、坂本課長に追い打ちをかけるわけじゃないんですけれども、町内施設の指定管理者の売り上げと人数が一覧表となって出ております。それで、売り上げが5億1,496万円ということで、ことし、29年度出ているんですが、28年に比べると2,487万何ぼかが、売り上げが落ちています。それから、人数なんですけれども、130万人を呼ぶ中で、この主要な10個の施設の中で計算したら2万4,260人減っているんですね。43万2,000人しか来ないで、去年は45万人ということで、2万4,260人、全部で減っています。この減った原因は何が考えられるかが、町のほうの考えをちょっとお聞きしたいんですが。
○前田 栄議長 坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 それでは、主要な施策63ページでございますが、こちらにつきましては、昨年、特に8月、お盆の時期が1週間雨だったことと、あと、海の家が結構赤字ということでニュースにも出たかと思うんですが、夏休みの大半が雨の日があったというのが、8月が非常に落ち込んでいますので、それはもう一つの原因ということで考えております。
  それから、2年連続そうなんですが、9月から10月にかけては、週末、台風が大分影響がありまして、週末の土曜、日曜にお客さんの数、それから売り上げが落ちてしまったというのが一つの要因と考えております。
  ことしにつきましては、売り上げは回復傾向にございます。全部の施設ではないんですが、そのような施設が多くなっております。
  以上でございます。
○前田 栄議長 岡野議員。
○7番 岡野 茂議員 今の答え聞くと、外のもの、外というか、要するに台風だとか雨があったんで減っているという、それだけなんですかね。ほかにこれを何とかしようという考えはないんですか。
○前田 栄議長 坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 それでは、お答えさせていただきます。
  一般質問でもお答えさせていただいたんですが、中山間地域の県でやっておりますふるさと事業調査研究事業ということで、昨年から町有施設を対象に、商品のラッピングなりポップ作成、また現状の把握、改善等ということで、外部のコンサルに委託して町有施設を対象に見ていただいております。
  こちらのほうの事業で、当たり前のことなんですが、外部の方に指導いただくことによっ て、店舗の見えないところの清掃をしたり、また片づけを行い、食事を行う町有施設におきましては、新メニューというのも開発していただいたりというふうな努力をしていただいておりますので、継続したいと考えております。
  以上でございます。
○前田 栄議長 岡野議員。
○7番 岡野 茂議員 それから、この町内で指定管理者となっている施設で、町内でとれたものを、地産地消というけれども、そういう形で積極的に進めてもらっているんでしょうか。
○前田 栄議長 坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 こちらのほうにつきましても、町有施設連絡協議会というのを設置しております。そちらのほうの会議で、指定管理者のほうには地域の材料を使っていただくようにということでお願いをしております。
  以上でございます。
○前田 栄議長 ほかにございますか。
  9番、野口議員。
○9番 野口守隆議員 決算書の245ページで、慈光寺関連の予算についてちょっとお聞きしたいんですが、慈光寺の関連、文化財保存整備事業で18万8,000何がしと。そのほかに慈光寺の関連で支出されたものはあるんでしょうか。
  それと、2点目です。次が主要な施策の26ページ、総務費管理費で、このふるさと納税のいわゆる送料なり何なりのかかりで約60万円出ていると書いてありますが、29年度を見ますと251万円の寄附があったようですが、それは町外から町内に寄附があったと、また、町内から町外に寄附した金額も当然あると思うんですが、それをトータルすると29年度は赤字だったのか、黒字だったのかお聞きいたします。
○前田 栄議長 1問目、答弁願います。
  正木生涯学習課主幹。
○正木 彰生涯学習課主幹 では、1問目の慈光寺に関係する予算ですけれども、慈光寺関連文化財保存整備事業のほかの予算ということでございますが、29年度につきましては、文化財普及啓発事業といった事業で、慈光寺パンフレットの増刷2,000部を印刷製本費16万2,000円を支出しております。
○前田 栄議長 野口議員。
○9番 野口守隆議員 わかりました。
  例えば、じゃ、18万8,600円何がしかの、これはある意味で精査なり監査なりはしておるんでしょうか。
○前田 栄議長 正木主幹。
○正木 彰生涯学習課主幹 お答えいたします。
  まず、使用料の土地借り上げ料でございますが、これにつきましては、慈光寺と関連の文化財の説明板を設置しております部分が国有林となっておりまして、その国有林の借り上げ料となっております。
  また、負担金、補助及び交付金等の支出でございますけれども、18万5,600円となりますけれども、国県指定文化財管理費補助金ということで、消防設備の保守点検費用の補助、あるいは書籍等を病害虫から守るための燻蒸殺虫の補助ということで補助金を支出しております。
  また、両方の設備の保守点検あるいは燻蒸殺虫につきましては、職員が立ち会っております。
  以上です。
○前田 栄議長 野口議員。
○9番 野口守隆議員 はい、わかりました。
  慈光寺は本当に文化財の宝庫なんですよね。それで、国宝のある慈光寺ということで見ると、いわゆる国宝が1つ、それから国の重要文化財が4つ、県の文化財が7つ、それと町の文化財が6つということで、残念ながら今の慈光寺の姿を見るといささか寂しい気がしておるんですが、今後、こういった文化財の保護、あるいはいわゆる管理をどのようにしたらいいのか、見解があったらお願いしたいと思います。
○前田 栄議長 正木主幹。
○正木 彰生涯学習課主幹 今後、文化財の保護等につきましてですけれども、まず文化財につきましては、大もとは国の文化財保護法がございます。そして、県には埼玉県文化財保護条例、ときがわ町にはときがわ町文化財保護条例というものがございまして、それぞれの法令、条例等で文化財所有者の管理上の義務ですとか、禁止事項、制限、行為の届け出などさまざまな手続が定められています。
  また、そういった中で、今後、文化財の所有者にこのような条例の遵守等もお願いする中で文化財の保護に努めていきたいと思っております。
  以上でございます。
○前田 栄議長 2問目答弁願います。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 それでは、野口議員の2問目のふるさと納税に関する質問にお答えさせていただきます。
  主要な施策の成果でいきますと26ページになろうかと思うんですけれども、ただ、ふるさと納税、平成29年度の決算では、決算書のほう、251万6,000円というふうになっているんですが、この中には町民の方から寄附をいただいたものも2件入っておりまして、それを除きますと159件の221万円になります。そこのところで、その数字で説明のほうをさせていただきたいと思います。
  ふるさと納税といたしましては、今、お話しいたしました221万円が収入をされているわけでございます。そこに対して、お礼の品、こちらの主要な施策の成果のところにもございますお礼の品の代金、そして、役務費のところにございます送料、そして、それの収納のシステムを利用させていただいているヤフー、トラストバンクのほうへお支払いしている手数料、そうしたものを引きますと、残るお金が161万円ほどになります。正確には161万3,860円になります。
  そして、平成29年度中にときがわ町の町民が町外の自治体にふるさと納税をすることによりまして、町民税のほうが減ってくるわけでございます。それの概算が、平成29年度で467万9,280円でございます。ですから、それを差し引きいたしますと、マイナス306万5,420円になります。
  平成28年度のときには、そこの部分が35万円ほどというふうなお話はたしかさせていただいた覚えがあるんですけれども、それが平成29年度は300万円にふえてしまっている、マイナスがですね。これにつきましては、町民の方が外の自治体に寄附をするというふうな部分についてどうこうすることができませんので、だとすれば、ふるさと納税をしていただくほうをふやすしかないというふうには……
○9番 野口守隆議員 今、トータルは幾らかと聞いただけで、その後……
○荒井 淳企画財政課長 すみません。
  じゃ、以上でございます。
○前田 栄議長 野口議員。
○9番 野口守隆議員 かなり、ある意味で300万円というのはショッキングな数字だと解釈いたします。どのような理由でそうなったのかということがまず考えられると思うんですが、 きょうの新聞なんかによりますと、いわゆる総務省で寄附金の3割を超えてはならない、それから、地場産以外のものをいわゆるお礼の品に出してはならないということを4月から多分、行うようなことになると思います。そういった意味では、ときがわ町も幾らか有利にはなるのかなと思いますが、確かに今、課長が言ったとおり、町内の人が町外に寄附するなということは当然言えないわけでございますが、少なくとも何かの手を打たなければならないと思いますが、その辺を、じゃ、もう一度ご説明をお願いいたします。
○前田 栄議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 それでは、ただいまのご質問にお答えさせていただきます。
  まず、件数、平成28年度から比べまして、平成29年度は件数、そして寄附額、そちらのほうも減っているのが事実でございます。やはりそうしたことというのは、平成28年度から29年度に当たりまして、それほどやはり内容が変わり映えしていないというふうなことも一つの要因ではないかなというふうには感じているところでございます。
  また、ときがわ町の場合には、お礼の品の額につきましては、一貫して当初から2,000円程度というふうなことでずっとやってきております。それは1万円の寄附をされた場合でも、2,000円を除いた部分が税金から控除されるというふうな、ということは、2,000円が個人負担をしていただく部分になっていますので、そこに対してお礼をしようというふうな趣旨で2,000円というところを決めさせていただいております。
  その辺があるもんですから、ほかのお礼の品が豪華なところと比べてしまうと、やはり見劣りもするというふうなところもありますし、競争をした場合には、そういう点では負けてしまうというふうなところはあると思います。ただ、それを、やはりふるさと納税の趣旨に改めて戻ってみますと、やはり自分で応援したい自治体に寄附をするというふうなところに立ち返って、そこをもう少しPRしていけたらなというふうに思っております。
  そうしたことから、今も考えているのは、新たにやはりふるさと納税をしていただけるような方に対してPRをしていきたいというふうに考えておりますので、そこのところは、今、ちょっと計画のほうをしているところですので、ご理解いただければと思います。
  以上でございます。
○前田 栄議長 野口議員。
○9番 野口守隆議員 わかりました。
  本来の趣旨は、確かに応援したい自治体に寄附するものと、もう1つは、東京に一極集中したいわゆる富を地方に分散させるという狙いがあったと思うんです。この間、実は県民所 得6年連続増ということで、これで見ると、東京都はずば抜けて多いんですね。1人当たり537万8,000円です。平均が319万円で、埼玉県が297万7,000円で15位、そして最下位は沖縄の216万円と。そして、翻って、もう1つ、ときがわの実は所得、これは2015年じゃなくて14年なんです。2014年で225万8,000円なんです。
  これでいくと、言うのは簡単でしょうけれども、ターゲットはやはり東京に絞るべきだと私は思います。言うのは簡単、ただ、東京の人に第2のふるさとになってもらうように、前も小島議員が言ったと思うんですよ。姉妹都市ということを考えてもらうというのが、私は大事なんじゃないかなと思っていますよね。姉妹都市を結んで、ときがわ町が第2のふるさとだと思ってもらうような施策を私は打つべきだと思うんです。
  渡邉町長にお伺いします。渡邉町長は随分顔が広いわけですから、ぜひ東京都の、例えば豊島区でしたっけ、秩父と提携していますね。かなり効果を上げているんですよね。週末にかなり豊島区の方が電車1本で来ているんですね。そういった施策をやはり、ただ、いろんな手だてをするのはいいかもしれませんけれども、一番近道は東京都民の方をターゲットにするんだと。533万円、ときがわの倍以上の収入があるところにやはり提案すべきだと思うんですよ。ぜひ渡邉町長の見解を伺って、姉妹都市を結ぶところを模索していただきたいと思います。いかがでしょうか。
○前田 栄議長 渡邉町長。
○渡邉一美町長 姉妹都市提携なんですが、今、進めているのは、板橋区に来月ですかね。
          (「そうです」と呼ぶ者あり)
○渡邉一美町長 来月伺うんです。板橋区の内容を見ますと、もう既に日本全国20カ所ぐらいの提携を結んでいるんです。そういうところへ行って同じレベルの提携も、話ですと、毛呂山町が提携をしたいと言ったら断られたと。もう既に二十何カ所やっているから。
  私の考えは、その板橋区の何町、小さな行政区と提携ができればいいなと思っているんですよ。ときがわ町、板橋区全員だとすごく人口も多いので、そういうところを丸抱えでなかなか交流はできないんで、板橋区の何丁目の何という町内会とというようなことを今、考えております。
  もう1つは、今、千代田区が全国の町村と連携をとりたいというような施策をやっているそうです。これはちょっと八百屋関係の東京の青果組合と今、関係があるもんですから、その青果組合が、千代田区が今、千代田区のワンルームを1カ月間、全国の町村にお貸ししようと、そういうところで手を挙げてくれている話もありますので、そういうところと関係を 持ちたいと思います。
  ただ、普通の関係ですと、小さいところと大きいところが組むと、なかなか相手にされなかったり、向こうに飲み込まれてしまう可能性があるんで、大きいところと組むところは何丁目というところまで落としていく、それから、人口が1万人ぐらい、対等にできるところ、越生町ですかね、千葉の何とかという町と姉妹提携をしたそうですが、そういうところは対等にできるかと思います。
  板橋区のほうには期待をしておるんですけれども、9月18日には板橋区の区長さんとお会いしてきますので、その旨も伝えたいと思います。
  以上です。
○前田 栄議長 ほかにございますか。
  10番、小宮議員。
○10番 小宮 正議員 岡野議員の先ほどの63ページの続きになりますけれども、これも私が昔、質問をして、返答は来ておりませんけれども、前は関口前副町長ですか、がいましたけれども、指定管理者の関係で私が質問したのは、指定管理者のこの中にプール金があると。今回は、JAと星と緑の創造センターが寄附をもらいましたね。そういう中で、寄附額がない、もうかっているのに、寄附をしていないのに、そのかわりにプール金があるのはどういうことかということで、私、もう昔、質問したんですけれども、その当時は、指定管理者のところに行って、なるべく町へ寄附するように、そういうお願いをしますというような言葉をいただきましたけれども、それから全然、決算でも報告もないし、また出てきませんけれども、その後は、町としては、この指定管理者のところへ行ってお願いをしたのかどうか、その点についてお伺いをいたします。
○前田 栄議長 坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 こちらの寄附金ということでございますが、もちろん指定管理者の給料とかそういうのは払った後にということで、余裕がある場合は、施設等修繕する場合がございますので、町有施設連絡協議会、そういう席では必ず、そういう余剰金が出た場合は寄附をお願いしたいということでお願いをしております。
  以上でございます。
○前田 栄議長 小宮議員。
○10番 小宮 正議員 そうじゃなくて、プール金があると俺は言っているんだよ、プール金、指定管理者の中に。プール金があって、修理修繕、町にしましょうというんで町が修理 していたのはおかしいでしょうと。それだったら町に入れて、町から今度はこういう修理するんだというのが普通じゃない。
  プール金は大体幾らあるか知っているの。そのくらい、だっておかしいんじゃない。これ何年も前に俺、質問したんだよ。そういう施設があっておかしいよ、寄附は、もうかっているのに寄附していないんだよと。町に寄附するところは大体決まっちゃっているじゃない。あそこの指定管理者は、もうかっているのはいいけれどプール金があると言っているんだから、そういうのをじゃ、町で調べて、なるべく町に入れてもらうようにしますよとなっているわけ。だから、そういうふうにしなかったらおかしいんじゃない。
  これ、指定管理者、指定管理者とこうやって、報告はいいけれども、だから、金があるんだったら町に入れて、俺が言いたいのは、町に入れて、それから大きな修繕工事のときはそれからまた修繕してもらうとか、そうすべきではないかということ。だから、プール金はあるのは課長は知っているんじゃ、今、答弁したけれども。
○前田 栄議長 坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 プール金といいますか、もちろん運営のために多少は残しておかなくちゃいけないというのは把握しているので、プール金が幾らあるかまでは、申しわけございません、把握しておりません。
  以上でございます。
○前田 栄議長 小宮議員。
○10番 小宮 正議員 残念だけれども、本当に調べておいたほうがいいよ、課長。これもう、課長が来るまだ前のことだからわかんないかもしれないけれどもね、やっぱり指定管理者に任せているんだから、そういうお金をちゃんとしたほうがいいよと。これもし仮にですよ、仮に指定管理者、今は受けているけれども、仮にじゃ、その団体がやめた。じゃ、もう要らないですよと、町に。そういったとき、そのお金どうするの、じゃ。
  町に全部入れてくれればいいよ。それで解散ですと、そういうんだったら納得するけれどもね。そのまま金を、稼いだ金を持っていかれちゃって、だから、私はプール金なんか要らないと言っているんだよ。従業員とかそういう人にうんと払ってやればいいや、そういう気持ちで質問しているわけね。実際にあるというから、あるんじゃ、町に入れてくださいよと、そういう意味で、課長、言っているんで、ぜひとも近いうち、指定管理者のところに行ってよく聞いてきてもらえれば、もう副町長はほとんどよく知っていると思うからね。副町長は、そのときはいたの。総務課だったっけ。総務課長だったの。あれ、違ったっけ。何か議会は 多分、関口前副町長がいたときだから、議会出ていなかったっけ。
○小峯光好副町長 いや、出ていないです。
○10番 小宮 正議員 出ていないか。じゃ、誰も知らないんだ。
  そういうわけで、じゃ、残念ですけれども、この中にいないというのは。でも、そういういきさつもありましたので、なるべくなら寄附をしてくださいというようなことを言っておきますよということになっていたんで、また再度確認してやっていただければいいかなと思いますので、よろしくお願いします。
○前田 栄議長 答弁よろしいですか。
○10番 小宮 正議員 いいよ、誰もいないんじゃ。
○前田 栄議長 はい。
  ほかにございますか。
  1番、杉田議員。
○1番 杉田健司議員 179ページ、これですね。決算書のほうです。雀川砂防ダム公園維持管理事業の7番の賃金、管理作業員賃金が90万9,100円、それと、13番の委託料の植栽管理委託料55万円とあるんですけれども、支払っているところは多分違うとは思うんですが、ちょっと内容をお聞かせ願えればと思っています。
○前田 栄議長 1点。
○1番 杉田健司議員 はい、1点。
○前田 栄議長 1問でいいんですか。
○1番 杉田健司議員 あと、浄化槽設置管理事業特別会計の決算の質問なんですが……
○前田 栄議長 特別会計、浄化槽……
○1番 杉田健司議員 浄化槽の特別会計。
○前田 栄議長 まだ特別会計入っていないからね。
○1番 杉田健司議員 まだね。はい、わかりました。
○前田 栄議長 一般会計でね。
○1番 杉田健司議員 はい、わかりました。
○前田 栄議長 じゃ、1問ということで、雀川砂防ダムですね。
  答弁願います。
  加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 お答えします。
  この賃金、作業員の賃金90万9,100円、これについては、近くの方にダムの草刈り、清掃、維持管理一式を賃金として、個人でこれは契約しているものでありまして、その下の、この55万円につきましては、これ日影のもみじ会という地区の団体があるんですが、そちらのほうに植栽管理専門で委託をしているものでありまして、人は別の人になっています。
○前田 栄議長 杉田議員。
○1番 杉田健司議員 これ1人の、近くの方に支払っている年間のお金という形でよろしいんでしょうか。
○前田 栄議長 加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 この賃金は1人です。もみじ会はグループなんで、ちょっと人数はあれなんですけれども、10人ぐらいいると思います。
○前田 栄議長 杉田議員。
○1番 杉田健司議員 1人の方にやっているのと団体の方にやっているというお話なんですけれども、これは日影もみじ会の中にその方がいらっしゃるとかそういうことではないわけで、多分、昔からの流れでやっているかとは思うんですが、一緒にできないかなとも思っているんですけれども、そういった見解等はないんでしょうか。
○前田 栄議長 建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 結局、もみじ会にこちらも委託をするということですかね、賃金についても。これもう毎日やってもらっているものなので、前からのこれはもう継続でやっているものです。ですので、もしこれを変えるということであれば、ちょっと事前にこの辺は、委託をする日影のもみじ会のほうが毎日できるかどうかというのも含めて、1本化できるかということについてはちょっと検討が必要なのかなと思います。
○前田 栄議長 これを1つにできないのかというので言っているんですけれどもね。それはその見解だそうです。管理者作業賃金と植栽管理を1つにできないかと聞いたんでしょう。
○加藤光典建設環境課長 この委託料に賃金を入れるということですかね。
○前田 栄議長 人を同じにするか、できるかどうか。
○1番 杉田健司議員 そうですね、賃金もそうです。
○前田 栄議長 賃金と人か。
○加藤光典建設環境課長 それはできないことはないかと思うんですが、ただ、これはやるんであれば、少しそういったものができるかどうか、ちょっと今、この場ではお答えができません。
○1番 杉田健司議員 はい、わかりました。
○前田 栄議長 ほかにございますか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原です。
  主要な施策の28ページのバス運行費補助金でございます。この中でデマンドバス予約受け付業務委託、イーグルさんに委託をされておりますが、261万323円、この予約の内容について詳細をお願いしたいんですが、例えば1日でどのぐらいの予約、年間、月平均どのぐらいという詳細をお願いしたいと思います。
  それから、バス路線確保対策費補助金でございますが、28年度の比較では約100万円の上、少し増額されておりますが、主にこの人件費に伴うものなのか、車両問題も含めてかかるものか、この内容についてお願いします。
  それから、決算書の75ページの行政福祉バス運行事業において、28年度の比較では減額となっております。行政福祉バスの運行においても、私たちも議会改革の合理化が求められています。そういう中での、この行政福祉バスの運行件数等も含めて減額となっておりますが、この内容についてご説明をお願いします。
○前田 栄議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 それでは、野原議員の1点目のご質問のデマンドバスの受け付けの詳細につきましてお答えをさせていただきます。
  このデマンドの受け付けにつきましては、イーグルバスの都幾川営業所の中で臨時の、バイトの職員というんですかね、職員を雇っていただきまして、受け付けのほうをしていただいているところでございます。
  平成29年度の実績といいますと、詳細な一覧というのはちょっと私も今、手持ちではないんですけれども、件数としましては、大体1年間で1,100件ぐらいの電話の受け付けをしております。これは予約だけでなくて、予約のキャンセルですとか問い合わせ、そうしたものも含めて1,100件。営業……
○12番 野原和夫議員 1,100件。
○荒井 淳企画財政課長 1,100件。
  営業日が土日祝、そして正月の三が日を除いた日で受け付けをしておりますので、大体250日ぐらいです。そうしますと、平均でいきますと、大体1日4.4件ぐらいの問い合わせなり予約なりというふうなことになろうかと思います。
  以上でございます。
○12番 野原和夫議員 質問はいいです。
○前田 栄議長 いいですか。
  はい、じゃ、2問目お願いします。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 それでは、2問目にお答えいたします。
  平成28年度と29年度のイーグルバスの運行費の補助金が100万円ほどふえているというふうなお話でございます。その主な内容といたしましては、経費といたしましては、200万円ほど運行経費としては減ってきてはおります。ただ、運賃収入も、平成29年度につきましては、小川町駅から日赤病院に対しまして競合路線が入ってきたことによります運賃収入の減というものが考えられます。
  そこのところは減としての要因と、もう1つ、国の補助金がイーグルバスのほうに直接入っている部分がございます。それは、デマンドバスを運行している経費に対して国の補助金が入っております。ただ、平成28年度と29年度で、そこの違うところは、デマンドバスが椚平と大野方面、2系統運行しているわけなんですが、平成28年度は両方とも補助金が出ておりました。平成29年度につきましては、椚平エリアの部分が乗車率が落ちてしまって、補助対象の率から外れてしまったんです。それによりまして、補助金のほうが150万円ほど減っております。
  そうしたことの入り繰りがいろいろありまして、結果的にイーグルバスへの補助金が100万円ほどふえてしまったということでございます。
  以上でございます。
○前田 栄議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 そうすると、赤字補填はしなくちゃならない、協定書そのものが生かされているということで考えてよろしいんでしょうか。
○前田 栄議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 おっしゃるとおり、協定の中では、運行経費に対して運行収入を引いた、その他の収入もございますけれども、そうしたもので赤字が出た部分について、ときがわ町からイーグルバスへ補助をするというふうなことになっておりますので、それに基づいて補助のほうをさせていただいているところでございます。
  以上でございます。
○前田 栄議長 2問目、よろしいですか。
  では、3問目ですね。
  答弁願います。
  清水総務課長。
○清水誠司総務課長 それでは、75ページの行政福祉バスの委託料ですか、569万851円ということでございますが、これにつきまして、28年度からすると29年度のほうは若干、28年度が592万1,250円ということでございましたので、30万円弱安くなっているというようなことでございます。その内容につきましては、利用運行回数が28年度ですと63回から29年度が57回というふうに利用回数も減っているというようなことでございまして、また、その内容を見ますと、団体によって有料の団体、それから無料の団体ということでございますが、有料団体のほうの数が減ってきているというようなことではないかと思います。
  以上です。
○前田 栄議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 バスの運行についての費用的なものが変わりましたよね。だから、この問題については、負担割合がふえたということを以前説明されましたけれども、受益者負担を引き上げたということで利用者が少なくなった経緯もあるんじゃないでしょうか。
○前田 栄議長 清水総務課長。
○清水誠司総務課長 この利用者負担につきましては、平成27年度からこのような形に、それまでの料金体系と変更を、変えたということで、それ以降につきまして、利用団体のほうの数が減ってきているというようなことが数字的には見てとれます。
  以上です。
○前田 栄議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 有料団体が、やっぱり受益者負担率は上がったわけでしょう、利用改正の中で。だから、そういう問題が含まれて減ってきたというものも考えられるということでいいんですね。
○前田 栄議長 清水総務課長。
○清水誠司総務課長 収入だけ見ますと、26年度に約148万円、27年度、制度変わりまして200万円になりました。ただ、その後につきまして、28年度が170万円、その後も170万円ということで、一時は上がったんですが、収入については、その後、下がってきているというようなことでございます。
○前田 栄議長 課長、システムが変わったから下がったんでしょうと。そうかどうかということを聞いているんですよ。
  ちょっと暫時休憩します。
                                (午後 1時55分)
─────────────────────────────────────────────────
○前田 栄議長 再開いたします。
                                (午後 1時56分)
─────────────────────────────────────────────────
○前田 栄議長 清水総務課長。
○清水誠司総務課長 料金については影響していると思いますが、その内容につきましては、また今後、調べていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
○前田 栄議長 全協で決めたことですから。
  ほかにございますか。
  岡野議員。
○7番 岡野 茂議員 7番、岡野でございます。
  まず、決算書の183ページと184ページ、まず、1問目は常備消防の負担事業です。これ比企広域の組合に2億2,000万円ほど出しています。それから、あと185ページに非常備消防の負担事業で4,141万円、これ同じところへ出しているんですけれども、ちょっと私の勉強不足かもしれないんですけれども、これどういうことで出しているのか、それで、消防のほとんどの部分を常備消防のほうで管理しているのかどうか、ちょっとお聞きしたいんですが。
  それと、あと2点目としましては、221ページ、学校定期乗車券支給事業です。これについて、件数と人数を教えていただきたいと思うんですが。
○前田 栄議長 答弁願います。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 それでは、ただいまの岡野議員の1点目の常備消防の負担金と非常備消防の負担金の件につきましてお答えをさせていただきます。
  まず、比企広域がときがわ町で行わなければいけない業務の一つを担っているわけです。これが一部事務組合と申しまして、1つの自治体では効率が悪くなってしまうような業務につきまして、幾つかの自治体が集まって業務を行っているというふうなところから、それを比企広域にやっていただいているところであります。それに対しまして、構成する市町村が 負担金を払ってその業務をやっていただいているというふうなことになります。
  常備消防につきましては、ご存じのとおり、消防士、消防署の運営等に充てられているものでありまして、非常備消防につきましては、ときがわ町の中でもございます消防団のほうの経費に充てられるお金でございます。
  常備消防につきましては、年間の必要な経費というものを比企広域の中で積算をいたしまして、それに対しまして各関係する自治体の、これまた普通交付税が絡んでくるんですけれども、普通交付税の消防費の基準財政需要額でもって割り返して負担金のほうを算出するというふうなことになっております。それによります金額が常備消防のほうの負担金にはね返るということでございます。
  非常備消防につきましては、その中で比企広域の条例等で決められている消防団員の報酬ですとか、また装備、車の経費ですとかそういったものを、その自治体の中だけでかかる分を負担金として比企広域のほうに払っているというふうなことになります。
  以上でございます。
○前田 栄議長 岡野議員。
○7番 岡野 茂議員 そうしますと、消防団員の年間の手当というか、そういうものとか、あと車検とか、制服とか、ホースが切れたとかという場合には、この四千百何万という中から、消防署というか組合のほうへ申請をしてもらうという形になるんですか。
○前田 栄議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまのご質問にお答えいたしますと、申請をしてもらうというよりも、そうした経費が、そうしたものが発生した場合に、ときがわ町の場合には、ときがわ分署のほうで管理をしておりますので、そこでやっていただくというふうなことになります。そこに、予算を持っておりますので、そこで払っていただくことになると思います。
  以上でございます。
○前田 栄議長 よろしいですか。
○7番 岡野 茂議員 はい、わかりました。
  じゃ、2問目の221ページ、学校定期乗車券支給事業について、ちょっと……
          (発言する者あり)
○前田 栄議長 こっちの、執行部の答弁ですね。
  答弁願います。
          (発言する者あり)
○前田 栄議長 221ページの学校定期乗車券支給事業ですね。2問目の質問として。
  清水教育総務課長。
○清水健治教育総務課長 お答えいたします。
  221ページの学校定期乗車券の支給事業でございますが、こちらにつきましては、4月当初に年間定期といたしまして、一度、都幾川中学校の6人に対して交付してございます。
  以上です。
○前田 栄議長 岡野議員。
○7番 岡野 茂議員 その定期券というのは、個人で負担する分も入っているわけですか。それとも、町で、全部無料で支給しているということですか。
○前田 栄議長 清水教育総務課長。
○清水健治教育総務課長 お答えいたします。
  大野地区の中学生ということで、全額町の負担となっています。
○前田 栄議長 岡野議員。
○7番 岡野 茂議員 そこで、ちょっと1点お聞きしたいんですけれども、西平の生徒は自転車で来ていますよね。それで、その保護者から聞いたんですけれども、大野の人はバスで、ただで乗せてくれると。平の人は自分で自転車を買って乗ってくると。うちの子供が通っていたときもそうなんですけれども、4人いましたから、7台か8台自分で買ったんです。それで、そのとき大野の人は、やっぱりバスでただで来ていたんです。だから、その辺の不公平というかそういうものを学校のほうでは考える余地というのは、例えば自転車を買う人には幾らか負担するとか、そういう考えはないんですか。
○前田 栄議長 清水教育総務課長。
○清水健治教育総務課長 お答えいたします。
  都幾川中学校ができたときに、たしか大野地区、椚平地区はスクールバスで通学しておりました。その経緯の名残で、大野地区、椚平地区はバスでという流れになっていると思われます。
  以上です。
○7番 岡野 茂議員 終わりだよね。
○前田 栄議長 終わりですね。
  ほかにございますか。
  6番、山中議員。
○6番 山中博子議員 6番、山中博子です。
  決算書の247ページ、保健体育総務一般管理事務のところの報酬なんですが、予算には体育センター所長の報酬があったんですが、決算にはありませんでした。体育センター所長が不在のままでこの管理をされていたのか伺います。
○前田 栄議長 正木生涯学習課主幹。
○正木 彰生涯学習課主幹 それでは、お答えいたします。
  体育センター所長につきましては、28年度までは非常勤ということで、所長という形で非常勤の方がおりましたけれども、29年度、今年度もそうですけれども、につきましては、再任用の職員が所長として当たっております。ですので、職員ということで費用のほうが出ておりません。
  以上です。
○前田 栄議長 よろしいですか。
  ほかにございますか。
          (発言する者なし)
○前田 栄議長 これをもって歳出の質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (発言する者なし)
○前田 栄議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
  12番、野原議員。
          (「賛成か反対か」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 そうですね。
  賛成討論ですか、反対討論ですか。
○12番 野原和夫議員 反対討論です。
○前田 栄議長 まず、原案に反対の方の発言を許します。
  12番、野原和夫議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原和夫です。
  認定第1号 平成29年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定について、反対の立場で討 論に参加します。
  まず、歳入において、調定額に近づけることが大事です。調定額14億6,066万4,938円に対し、収入済み額14億1,750万4,261円となり、一定の評価はできる。不納欠損額、収入未済額は前年度比較で減額となっているが、払いたくても払えない方への配慮も必要であるが、今後の町の努力を求める。
  歳出において、不用額1億4,906万5,391円、毎年多くの不用額がある。予算に対し、慎重さに欠けていると思われる。入札差金を早く出し、補正で対応できるのではないか。個人情報の流出も考えられる、支出も膨らむマイナンバー制度に伴うシステム改修費、ごみ処理施設を新設または増設しないと明記され、地元住民は和解に応じた経緯がある埼玉中部資源循環組合負担金、これは年々負担増であります。
  今後、負債の減少に努め、住民の利益、受益者負担の適正化、さらに引き下げを求め、討論とします。
○前田 栄議長 次に、原案に賛成の方いらっしゃいますか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 ほかに討論ございませんね。
  これをもって討論を終了いたします。
  これより認定第1号 平成29年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立多数)
○前田 栄議長 起立多数であります。
  よって、認定第1号は原案のとおり可決されました。
  暫時休憩いたします。
                                (午後 2時10分)
─────────────────────────────────────────────────
○前田 栄議長 休憩前に続き再開します。
                                (午後 2時25分)
─────────────────────────────────────────────────
   ◎認定第2号の質疑、討議、討論、採決
○前田 栄議長 これより日程第2、認定第2号 平成29年度ときがわ町国民健康保険特別会 計歳入歳出決算認定についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 281ページを主に質問させていただきます。
  不納欠損額等を含めて収入未済額、この問題について、28年度に町は2方式に改正されまして、大幅な引き上げをされました。そういう中で、徴収率は84.9%と示されておりますが、この中でやっぱりその影響があるんではないかなと思うんですが、この点、伺います。引き上げによって不納欠損、収入未済額等もあるのではないかなと思って、その問題についてね。
  それから、町では、滞納世帯数を含めて、所得の低い人は7、5、2の軽減策はありますけれども、例えばこの滞納世帯数をちょっと見ますと、100万円未満の人が104世帯、200万が45世帯、200から300万円の世帯が24、300万円以上が10あります。そういう世帯の中で、ときがわ町は唯一、差し押さえが現状、ふえているんですね。ふえている中で、資格証は発行しないことは評価できると思うんです。ただ、低所得者対策を考えるべきではないかなと思うんですが、この問題について。2点伺います。
  それから、不用額も2,419万円ありますが、この予算の組み方に問題がなかったのか、この問題について。3点伺います。
○前田 栄議長 答弁願います。
  中藤税務課長。
○中藤和重税務課長 お答えいたします。
  値上げが不納欠損額、収入未済額に影響したかというご質問でよろしいでしょうか。
  値上げをして収納率も下がるんじゃないかということで危惧していたんですが、結果的に収納率は上がりました。収納率が上がるということは、収入未済も減りますし……
○12番 野原和夫議員 減るの。
○中藤和重税務課長 はい。
  不納欠損額につきましては、一般会計のところでもご説明したんですが、法律に基づいて、財産がない場合について、法律に定められたとおり、それに基づいて適正に処理した結果だと考えております。結論を申し上げますと、値上げによって、29年度の決算におきましては悪影響はなかったものと感じております。
  以上です。
○前田 栄議長 12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 影響はなかった。しかし、84.9%の徴収率なんですよ。そんなに高くないんですよね。ただ、この中では、私は、今、課長が言いました収入未済額は前年度比較では減額しております。不納欠損はふえているんですよね。欠損処理をする以上は、やっぱり何らかの事情があるわけですよ。だから、今、課長は、本当に上げたことに後悔はされていないようですが、その問題については、本当に自信を持って答えられますか。
○前田 栄議長 中藤税務課長。
○中藤和重税務課長 お答えいたします。
  国保の税率につきましては、税務課はイニシアチブを持っておりませんので、上げたことに対して税務課として意見を申し上げる立場にはないです。すみません。
  以上です。
○前田 栄議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 意見を述べられる立場ではないと言っても、先ほど税務課長は、上げたことは原因じゃないということを自信を持って言っていますよね。だから、そこで私は突いているわけなんですよ。いいです、この問題については。
○前田 栄議長 じゃ、2問目お願いします。
  山口町民課長。
○山口清史町民課長 低所得者の方への対策ということでよろしいでしょうか。
  野原議員のご案内のとおり、低所得の世帯の方が国保加入者には大変多いわけなんですけれども、現状の制度の中で対応していくほかは、個別に納税相談等に応じて、その方に寄り添っていくということで、理解をしていただきながら納税についてお願いしていくということで対応しております。
  以上です。
○前田 栄議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 先ほど私、言いましたが、滞納世帯数の100万円未満は104世帯あるんですよ。一番多いんですよ。こういう中で、唯一、資格証を発行しない手だてが一つあります。ただ、短期証は発行されておりますけれども、前、前町長は、保険証は発行しないと言っていないんですよね。保険証を発行しないじゃなくて、短期証を発行する。
  とにかく資格証を発行すると、現金給付ですから、もう全部現金で払わなくちゃならない。そういうふうにならないように、保険証は短期でも発行していただいているようですが、その中で、今、低所得対策のことについては、対策としては別にないような考えでありますけ れども、一つ言えるのは、ときがわ町の人口増加対策の中では、この中で子供対策も必要なんですよ。均等割は、生まれた子供から均等割は加算されますから、そういう手だてをしないと、これから低所得者対策と同時にこれも必要ではないかなということでお伺いします。
○前田 栄議長 山口町民課長。
○山口清史町民課長 子供さんの均等割の対策につきましては、県内でも1つの自治体が何か取り組んでいるという情報は聞いておるんですが、ときがわ町としましては、現状のところは考えておりません。子供さん、所得ないわけですが、町としましては、加入している方全体で制度を維持しているわけなので、その辺、ご理解いただきながら今の制度を守っていきたいと思っています。
  以上です。
○前田 栄議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 今回新たに基金が、約8,500万円ぐらい基金が生まれると思うんですよね。全体でいうと9,500万円以上、1億円近く入ると思うんです。基金がありますから、そういう中での対策として子供対策も、今、課長は考えていない中でも、考える必要の時期に来ているのではないかなと思うんですが、その問題については、今、答弁されていますから、ぜひこういうこともあるということの流れの中で、ほかの自治体の影響も見ながら考えていただきたいと思います。
○前田 栄議長 答弁よろしいんですか。
○12番 野原和夫議員 いいです。
○前田 栄議長 はい。
  3問目に入ります。
  答弁願います。
  山口町民課長。
○山口清史町民課長 不用額の問題かと思いますが、不用額につきましては、一般会計の操出金のほうでも2,000万円ほどが執行残という形であったかと思いますが、国保会計につきましては、なかなか先が読めない部分がございまして、不用額等も出ることが多いかと思いますが、29年度につきましては、歳出、保険給付のほうも1割ほど伸びたわけなんですが、それに合わせまして、国・県の助成金のほうもふえております。そのほかに、県の支出金としまして、徴収率等の評価として3,500万円ほど特別調整交付金等もいただく中で不用額がふえてしまったのかなと思っておるところです。
  以上です。
○前田 栄議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 予算の組み方には全然問題がないという、私は解釈される、ただ、この中では支出済み額は6,000万円もふえているんですよね。そういう中でも不用額はこれだけ出るということは、やっぱり内容的なものが少し不足しているか、慎重に欠けているんではないかなという思いで質問しているわけですが、課長、何かお答えありますか、伺います。
○前田 栄議長 山口町民課長。
○山口清史町民課長 すみません、不用額ですよね。決算の剰余金ではありませんで、不用額ということなんですけれども、これについては先ほどもちょっと触れましたが、医療費の給付についてが、先がなかなか見えない部分がありますので、不用額として今回出てしまったということでご理解いただければと思います。よろしくお願いします。
○前田 栄議長 よろしいですか。
  ほかにございますか。
  6番、山中議員。
○6番 山中博子議員 6番、山中です。
  297ページの出産育児一時金、1人42万円だと思うんですが、例えば6人なら252万円のはずなんですが、251万1,000円とちょっと中途半端な金額になっているのはなぜかということと、それから、303ページ、一番下のところに一般被保険者保険税還付金、その左側を見ると、予算が90万円に補正30万6,000円、予備費から46万9,000円を流用しています。平成28年度も予算80万円に対してまた予備費を流用しています。過誤納付により生じた国保税還付のはずなんですが、何かその還付が余りにも多過ぎるのではないかと思うんですが、どうしてですか。
○前田 栄議長 山口町民課長。
○山口清史町民課長 1つ目の質問のほうにお答えします。
  297ページ、出産一時金につきましてですが、通常42万円が上限ということで、それで割り切れる場合が多いんですけれども、29年度につきましては42万円、上限までいった方が5人分で210万円、それと、42万円までいかなかった方がおりまして、41万1,000円を交付した方がお一人ということで、合わせまして251万1,000円ということで支出をいたしました。
  以上です。
○前田 栄議長 山中議員。
○6番 山中博子議員 今の区分でいかなかった人がいるというのは、どういう区分なんでしょうか。
○前田 栄議長 町民課長。
○山口清史町民課長 区分と申しますか、内容としては、この方は異常分娩という形で、恐らく……か何かだったと思うんですけれども、それで費用が通常は42万円より超えると思うんですけれども、そこまでいかなかった方がいらっしゃったということでお願いします。
○前田 栄議長 よろしいですか。
○6番 山中博子議員 はい。
○前田 栄議長 2問目お願いします。
  中藤税務課長。
○中藤和重税務課長 お答えいたします。
  303ページの備考欄の一番下、一般被保険者保険税過誤納還付金のご質問にお答えいたします。
  これは、例えば国保を離脱して今まで払った国保税を返したりとか、あとは国保から社保に変わって、その時点で申請がおくれて多く国保税を払っていたりとかのケースに還付するもので、それは国保から社保に移ったとかそういうことはちょっと、その人の事情によるものですから予測ができないです。実際、昨年、平成28年度は28件だったものが37件にふえたということで、予算で、これは本当に年度ごとに大きく実績が動きますので、そういった関係で還付の額がふえている状況です。
  以上です。
○前田 栄議長 よろしいですか。
○6番 山中博子議員 はい。
○前田 栄議長 ほかにございますか。
          (「議長、すみません。ちょっと」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 暫時休憩します。
                                (午後 2時40分)
─────────────────────────────────────────────────
○前田 栄議長 再開します。
                                (午後 2時40分)
─────────────────────────────────────────────────
   ◎発言の訂正
○前田 栄議長 先ほどの山口町民課長の答弁の中で言葉をちょっと訂正させてもらいますので、よろしくお願いします。
  これを許可します。
  山口町民課長。
○山口清史町民課長 それでは、先ほどの山中議員の回答につきまして、異常分娩の方について……であったという部分ですが、その……につきましては削除をいただければと思っております。よろしくお願いします。
○前田 栄議長 よろしいですか。
          (「はい」と呼ぶ者あり)
─────────────────────────────────────────────────
○前田 栄議長 じゃ、ほかに質疑ございますか。
  9番、野口議員。
○9番 野口守隆議員 決算審査意見書で、24ページで不納欠損処分の3年間の比較と出ております。ここで、先ほど野原議員が言ったとおり、かなりの不納欠損が出ておりますが、町民税のときには不納欠損のいわゆる処分状況で、こういったことで該当するから処分するんだというようなことが出たんです。これだと、ただ不納欠損の金額だけ出ておるわけですよね。これは何か違うところがあるのか、それともわざとここに書かなかったのか。つい議員というのは疑い深くて、うがったことを言うのが性分でございので、その辺のご説明をひとつお願いします。
○前田 栄議長 中藤税務課長。
○中藤和重税務課長 お答えいたします。
  施策の成果の、すみません……
○前田 栄議長 何ページですか、野口議員。
○中藤和重税務課長 いいです、わかっています。大丈夫です。
○前田 栄議長 いい。
○中藤和重税務課長 はい。
  一般会計分で施策の成果の15ページ、ちょっと開いていただけますでしょうか。15ページの(13)で、一般会計については不納欠損処分状況ということで載っているのに、国民健康 保険については、この不納欠損処分状況の表が載っていないのはなぜかというご質問だと思うんですけれども、よろしいですか。
  まさにご指摘のとおりで、国民健康保険につきましても、この表はあってしかるべきだと思いますので、来年度からは国民健康保険の施策の成果で同じような表を掲載させていただきます。
  以上です。
○前田 栄議長 野口議員。
○9番 野口守隆議員 ありがとうございました。
  じゃ、くどいようで大変申しわけありませんが、町税のときにも聞きました。この不納欠損処分は適正に、かつまた町長なり副町長、あるいは監査委員なり何なりのチェックを受けていると考えていいんですか。
○前田 栄議長 中藤税務課長。
○中藤和重税務課長 お答えいたします。
  一般会計のところでもお答えいたしましたが、重要な決裁ですので、町長決裁で行っておりますし、監査委員さんの厳しい監査も受けております。
  以上です。
○9番 野口守隆議員 はい、わかりました。
○前田 栄議長 よろしいですか。
  ほかにございますか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 総合的な中で、国保の中では特定健診、健診を行っております。その特定健診の総括または評価的なもの、まとめをしているのか伺います。
  この問題については、以前、鳩山町がこういう健診の結果、要するにプラスになった方向性が新聞に載ったんですよね。それで、今までもこういう中では、ときがわ町は、観光の問題についても、福祉の問題についても、なかなか新聞では扱ってもらっていない現状なんですよ。だから、こういう健診をやった意味、健診によって給付費が下がったとか、健診によって健康づくりが増進したとか、あらゆる面がそこで総括的に出るわけなんですよ。それを総括して、表に出して知らせることをしていない結果がマイナスになっているわけなんですよ。ただやった、やったというだけじゃないんで、こういう問題についてはやっているかどうか、その点を伺います。
○前田 栄議長 暫時休憩します。
                                (午後 2時46分)
─────────────────────────────────────────────────
○前田 栄議長 再開いたします。
                                (午後 2時47分)
─────────────────────────────────────────────────
○前田 栄議長 答弁願います。
  山口町民課長。
○山口清史町民課長 それでは、お答えいたします。
  健診の全体の総括としては評価しておりません。
  以上です。
○前田 栄議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 今後、評価し、検証し、その結果を表に出すということ、それによって次につながるじゃないですか。ただやった、やったということじゃなくて。それは物すごい意味があると思うんですよ。だから、ぜひお願いします。
○前田 栄議長 それでよろしいですか。
○12番 野原和夫議員 はい。
○前田 栄議長 ほかにございますか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより認定第2号 平成29年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○前田 栄議長 起立全員であります。
  よって、認定第2号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎認定第3号の質疑、討議、討論、採決
○前田 栄議長 これより日程第3、認定第3号 平成29年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原です。
  まず、不納欠損額、この54万4,610円ですが、何人分に当たるのか。
  それから、滞納者34人いると思います。この中で短期証発行が2名おりますが、この滞納者においてはどのような方向性で今後接していただけるかということを含めてお願いします。これは2年で時効になる問題ではないかなと思うんですが、この点伺います。
  それから、もう一度、平成28年度、私からも発言したんですが、この埼玉県給付費支払基金という基金が、当時28年度に209億円あったんですよね。
○前田 栄議長 ページ数わかれば。
○12番 野原和夫議員 これはページ数はないです。
○前田 栄議長 ない、はい。
○12番 野原和夫議員 基金がある以上は、その基金は皆さんが払ったお金、納付金で払ったお金がたまっているわけなんですよね。だから、それを還元して、後期高齢者医療保険料の削減も含めて負担を減らすことは必要だと思うんですよ。この問題について町からの声は、広域連合に声を出していただけるかで、この2点伺います。
○前田 栄議長 答弁願います。
  山口町民課長。
○山口清史町民課長 お答えします。
  不納欠損の内訳ということでよろしいでしょうか。
          (「何人分」と呼ぶ者あり)
○山口清史町民課長 人数でよろしいですか。
  29年度不納欠損は、9名で54万4,610円ということでお願いいたします。
          (「滞納者の今後の接し方、滞納者の」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 滞納者の接し方ですね。
  山口町民課長。
○山口清史町民課長 滞納者の方につきましては、文書による納付の依頼、あとは電話で依頼をしておるところです。臨宅、訪問についても今後やっていこうということで担当とは相談しておりまして、実施してまいりたいと考えております。
  以上です。
○前田 栄議長 よろしいですか。
○12番 野原和夫議員 2年で時効的なものがあると思うんですけれども、その点について。
○前田 栄議長 短期証ですね。短期証の2年の時効に関して。
  山口町民課長。
○山口清史町民課長 後期高齢の保険料の徴収といいますか、納付につきましては、2年で時効という言葉が合っているかどうかあれなんですが、そういう形で請求権がなくなると聞いております。徴収権が消滅ということだそうなんですが、ただ、安易に2年たったから全部不納ということで徴収を行わないわけではありませんで、それについては努力しながら皆さんに納めていただくような取り組みをしております。
  2年というのは間違いないかと思います。よろしくお願いします。
○前田 栄議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 滞納者においては、やっぱりその内容について把握しながら、辛抱よく説得する必要があると思うんですよね。後期高齢者の方々の生活もあります。そういう中ではきちんとした対策をとった中で、やっていただきたいと思います。
  じゃ、最後のこの給付費支払基金の県のほうの基金の使い方によってどうなるかということでお伺いします。
○前田 栄議長 山口町民課長。
○山口清史町民課長 県の基金の使用についてですが、これは課長会議とかそういうものがありますので、そういうところで話をしていきたいと思っております。よろしくお願いします。
○前田 栄議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 課長会議の中で声を出していただく。これは比企管内また全国的にはそういう問題が出ていると思うんですよね。ぜひそこは強く、ときがわ町だけ声を出して もちょっとなかなか通じないところがあると思うんで、それを大きな力になってぜひお願いしたいと思います。
○前田 栄議長 よろしいですか。
○12番 野原和夫議員 はい。
○前田 栄議長 ほかにございますか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 これより認定第3号 平成29年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立多数)
○前田 栄議長 起立多数であります。
  よって、認定第3号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎認定第4号の質疑、討議、討論、採決
○前田 栄議長 これより日程第4、認定第4号 平成29年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算認定についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原です。
  まず、不納欠損額についての114万6,400円ですが、これは何人分に当たるのか。その点を伺います。
  それから、主要な施策の120ページは、地域包括支援センター……
○前田 栄議長 120ページ。
○12番 野原和夫議員 ええ。この中では介護予防支援・介護予防ケアマネジメント、この中で地域包括支援センターには正職員3名を配置しております。そういう中で、地域支援事業、さまざまな事業を行っております。これを先ほどの質問と同じように総括的評価または内容を把握しながら報告をしているかどうか。幾つかの点が、今、住民から声は来ている問題が出ているんですよね、このサービスの中で。だから、町はお任せしたらお任せ、終わりじゃなくて、職員が3人いるんですから、そういう中で総括的なことをやっているのかどうか。これを評価して、皆さんに公表することが大事ではないかなと思うんですが、その点を伺います。
○前田 栄議長 2問でいいですか。
○12番 野原和夫議員 2問です。
○前田 栄議長 答弁願います。
  宮寺福祉課長。
○宮寺史人福祉課長 それでは、ご質問の第1点目、不納欠損額の人数のご質問であります。
  29人であります。
  以上です。
○前田 栄議長 よろしいですか、1問目は。
○12番 野原和夫議員 はい。
○前田 栄議長 2問目。お願いします。
  山口町民課長。
○山口清史町民課長 2問目についてお答えします。
  地域包括支援センターの事業の総括でございますが、地域包括支援センター運営協議会というのがございまして、そちらのほうに毎年、前年度の事業の総括と翌年度の計画を上げて審議いただいておるところでございます。
  以上です。
○前田 栄議長 12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 総括的なものは出ていても、ただこの問題については、例えば足腰らくらく教室、こういう中で参加して、この人たちの成果がどのような成果が出ているか。部分的なものもあります。総合的なものもあります。介護についての総合的なものも含めてやっぱり総括して、その内容を評価して、公表して、今後の問題の1つにすれば、さらに前進できるんではないかなと思うんですけれども、やっぱりそこは大事じゃないかなと思うん ですよね。介護の問題、それから国保の問題も含めて内容をきちんと把握しながら、ときがわ町は介護サービスをこのようにやって、このような結果が出たという方向性も示せれば、私はいいかなと思うんですが、今後の課題としてぜひ総合的には評価もしながらその結果も踏まえてきちんとした報告をして知らせることをお願いしたいんですが、いかがでしょうか。
○前田 栄議長 宮寺福祉課長。
○宮寺史人福祉課長 それでは、これは介護保険の会計を預かる福祉課のほうから総括的なお話をさせていただこうと思います。恐らく介護予防事業が活発になると、最終的には給付が下がるというふうな構造になってくると思います。
  恐らく私の記憶ですと、介護の世界に予防給付というのが取り入れられたのが平成18年であったと思います。当時は、毎年10%台の高い介護費用の伸びを見せていたところですが、この平成29年の決算をする段階になりますと2.04%の伸びということで、昨年の3%の伸びよりさらに低くなってきております。ご案内のとおり、ときがわ町の被保険者は大体4,000人ぐらいで小規模でございますので、1人、2人の大きな給付で給付額の総額は変動するという特性はありますが、平成18年以来、給付の伸びが若干抑えられているような数字があらわれてきております。これも先ほど申し上げました介護予防給付の成果ではないのかなというふうに、この介護保険、約10億円の給付を預かる担当としては、最近感じるところがございます。
  以上です。
○前田 栄議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 だから、今、課長がそういうものを感じられたら感じられたものを公表して、伝えていくべきですよ。それが大事じゃないでしょうか。だから、これは必要だと思うんですよね。
  それで、これからは高齢化社会、高齢者、この前、町民課長から資料をいただいていますけれども、高齢化率がどんどん上がっているんですよね。50%、40%、30%の地域がいっぱいあるんですよ。だから、そういう中ではこの成果が、今言った2.04から低くなってきた現状を踏まえて、こういうことをしたからこういう問題が、成果が出たという結果が出ると思うんですよ。だから、そこのところを住民に知らせながら、さらに予防を進めていくということが大事じゃないかなと。ぜひこれは広く伝えていただきたいと思います。できますか。
○前田 栄議長 宮寺福祉課長。
○宮寺史人福祉課長 野原議員のお気持ち、私もかつて広報紙の担当をしていた者にとって、 やはり結果をお知らせするというのは極めて重要なことかと思います。介護給付を下げるというふうな前段には、ご案内のとおり、介護の世界に入る前に、40歳になったら健診を受けていただいて、若いうちから今、厚生労働省で躍起になっております糖尿病の重症化予防しようだとか、糖尿病にならないように運動して、そのためにはスモールチェンジ活動がぜひ必要だというふうな活動も含めて、啓蒙活動を取り組んでいこうと思います。よろしくお願いいたします。
○前田 栄議長 ほかにございますか。
  6番、山中議員。
○6番 山中博子議員 6番、山中です。
  353ページ、介護予防サービス給付費のところなんですが、左を見ていただければわかるんですが、予算が1,092万3,000円になっています。それで、補正で半分以下に減らされておりますが、この理由、昨年の半分以下に給付になった理由というのは、どのようなことからでしょうか。予防サービスの先ほどから野原議員が言われているように、予防の作業ができているということなんでしょうか。
○前田 栄議長 宮寺福祉課長。
○宮寺史人福祉課長 それでは、お答え申し上げます。
  ご案内のとおり、年度途中の補正予算で、当初予算としては、予防の通所サービス、介護サービス、これを給付で組んでいたところを地域支援事業の移し替えを行っております。予防給付の中には、通所と介護以外の部分がありますので、それを残して通所と介護の部分を地域支援事業のほうに移し替えを行っている関係で大幅な予算減になっていると。先ほど、私が2%の伸びと申し上げたのは、その移し替えた部分も加味しての伸びでございますので、申し添えたいと思います。
  以上です。
○前田 栄議長 よろしいですか。
  ほかにございますか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 これより認定第4号 平成29年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算認定についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○前田 栄議長 起立全員であります。
  よって、認定第4号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎認定第5号の質疑、討議、討論、採決
○前田 栄議長 これより日程第5、認定第5号 平成29年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算認定についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  1番、杉田議員。
○1番 杉田健司議員 1番、杉田です。
  この事業を開始してから平成29年度には38基設置していますが、今までに設置した基数の総計がどれぐらいあり、そのうち現在使用中止となっている基数は何基ありますか。お願いいたします。
  2点目ですけれども、使用中止になっているものがあるとすれば、使用料は徴収できないと思うんですけれども、その浄化槽の対応はどうしているのかお願いします。
○前田 栄議長 2点目、もう1回。
○1番 杉田健司議員 使用中止をしているものがあるとすればなんですけれども、徴収ができないと思うんですけれども、その対応はどうしているかということなんです。
○前田 栄議長 2問でいいわけですね。
○1番 杉田健司議員 2問です。
○前田 栄議長 1問目、答弁願います。
  加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 それでは、まず浄化槽の設置基数ですね、平成15年から始まった事 業なんですが、平成29年度末で938基ございます。その中で中止、休止と呼んでいるんですが、ちょっと今手元にはその資料はございません。ただ、その休止になっている部分については、当然料金がとれないので、料金はとっておりません。そのまま、例えば引っ越し等で浄化槽があく場合には、そのまま休止の状態になっています。
○前田 栄議長 杉田議員。
○1番 杉田健司議員 15年からですから、もうかなり前になるかと思うんですけれども、古いものでやっぱり15年に入れたものが一番古いということでよろしいんでしょうか。15年から始めた事業ですから、15年に入れたのが一番古いものだということでよろしいんですね。
  結局、この使用中止になった原因はもう引っ越しが一番の原因なんでしょうか。それだけですか。お願いします。
○前田 栄議長 加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 お答えします。
  休止になっている原因は引っ越しです。それ以外に、高いからやめたとかそういうのはないです。全て引っ越しです。
  以上です。
○前田 栄議長 杉田議員。
○1番 杉田健司議員 そうなると、休止になっている徴収ができない費用等は、総額になるとどのくらいになるか。まだ戸数がわかっていないから、まだその費用もわかっていないということでよろしいんですか。わからない。また、それを調べているのがあればありがたいのですが。
○前田 栄議長 杉田議員、はっきり言ってもらって、何を聞きたいんだかということを。杉田議員の見解じゃなくて、何を聞きたいか。
○1番 杉田健司議員 中止になっている浄化槽になっているということは、徴収をしないわけですので、使用料の総額がどのくらいになっているのか、ちょっと聞きたかったんですけれども。
○前田 栄議長 徴収していない金額は幾らかということですね、未収の金額。
  建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 中止になっている、休止になっているものについては、使用料が発生しておりません。くみ取り等も発生していないので、それは月々の料金がかからないとい うだけで、それに対して特に幾らかかっているとか、お金は全く結局発生していないもので、今何基あるかというのはわからないので、それが総額で幾らになるかというのはわからないです。
  使っていれば、それだけ月々の料金がとれますので、その差額が幾らになるかというのは、ちょっと調べてみないとそれはわからないです。
○前田 栄議長 休止になっている浄化槽が幾つかというデータはない。
○加藤光典建設環境課長 今、手元にはないです。
○前田 栄議長 ないということはわからないということですね。それ言ってもらわなくちゃですね。どのくらいのが累計になっているのかというのが多分聞きたいと思うんで。
○加藤光典建設環境課長 それはわかりません。
○前田 栄議長 未収の分がどのくらいになるかということなんでしょう。
○1番 杉田健司議員 そうです、はい。すみません、結構です。
○前田 栄議長 いいですか。
○1番 杉田健司議員 はい。
○前田 栄議長 ほかにございますか。
  6番、山中議員。
○6番 山中博子議員 6番、山中です。
  浄化槽については、毎年質問させていただいているので、しないと何か気が抜けたような気がするので、もう一度今回質問させていただきます。
  平成28年では36基、そして計算しますと平成29年では38基だと思うんですが、浄化槽の設置については、平成37年までに100%を目標にしております。昨年までは71.86%の設置率と伺いましたが、今年度38基入ったことで幾らか上がったとは思いますが、37年の100%に向けてこのままでいくとなかなか100%にはなりませんが、何か得策を考えているのか伺います。
○前田 栄議長 建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 お答えします。
  平成37年100%というのは国・県の目標値でありまして、ときがわ町でも補助金をもらうその要件にもなっておりますので、37年100%という計画は立てておりますが、こればっかりはこちらが幾ら頑張っても、やはり個人の負担が数十万かかるものなので、やはりそれはこの調子でいけばもう必ず無理な話です。
  29年度末現在で普及率72.79%と938基で今そういった数字になっています。100%に向けて努力はいたしますが、秘策はございません。
○前田 栄議長 山中議員。
○6番 山中博子議員 浄化槽設置については、ときがわ町の補助制度、ほかのところから比べれば本当に親身になって考えているという、私も比べてみましたがありました。やはりこれを設置するのに当たっては、個人負担が大きいというのはお年寄りの方なんかは、家の改築をしないとなかなかくみ取り槽から浄化槽にするためには大変かかる。そのためにも、そういうものを少しでも補助できる体制というのも、少しずつ考えていただければいいかと思います。これからも努力していっていただきたいと思います。
  これで質問を終わります。
○前田 栄議長 ほかにございますか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 これをもって討論を終了させていただきます。
  これより認定第5号 平成29年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算認定についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○前田 栄議長 起立全員であります。
  よって、認定第5号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎認定第6号の質疑、討議、討論、採決
○前田 栄議長 これより日程第6、認定第6号 平成29年度ときがわ町関口茂八奨学事業特 別会計歳入歳出決算認定についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 これをもって質疑を終了いたします。
  質疑がありませんでしたので、討議を省略いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより認定第6号 平成29年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算認定についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○前田 栄議長 起立全員であります。
  よって、認定第6号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第40号の質疑、討議、討論、採決
○前田 栄議長 これより日程第7、議案第40号 平成29年度ときがわ町水道事業会計決算認定及び剰余金処分についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  5番、田中議員。
○5番 田中紀吉議員 5番、田中です。
  3点ほど伺います。
  料金の収納率が下がっております。未収金も500万円ぐらいあると思うんですけれども、その辺の見通しと対策について1点伺います。
  2点目、有収率が毎年下がっている大変残念な結果です。その辺の対策は、もう何回も聞いているような気がするんですけれども、見通しと対策について伺います。
  あともう1点、給水原価は、これは仕入れに当たるんですけれども、それは上がっているんですけれども、その辺の見通しも伺います。
  以上、よろしくお願いします。
○前田 栄議長 答弁願います。
  伊得水道課長。
○伊得正巳水道課長 それでは、お答えいたします。
  まず、収納率の下がったということなんですが、こちらはまず実際のところ口座振替の収納が3月31日に各金融機関から引き落としが行われます。それが出納取扱金融機関、いわゆる町でいうと指定金融機関、埼玉りそなに入ってくるのが、2日以降になっておりまして、収納率がどうしても下がってしまうのが現状であります。これがその3月31日現在の収納率で申し上げますと、実質の収納率が28年度が98.4%、29年度が98.6%、0.2ポイントの増加でございます。
  下がった見通しといいましても、今申し上げたとおり、逆に上がっておりますので、報告とさせていただきます。
○前田 栄議長 5番、田中議員。
○5番 田中紀吉議員 私もちょっと見方を間違ったかなと思って。
  じゃ、未収金が500万円ぐらいあると思うんですけれども、その辺はどういう対策というのか、水道はとめるわけにはいかないものだと思うんですけれども、その辺はどういうふうに扱っているんでしょうか。
○前田 栄議長 伊得水道課長。
○伊得正巳水道課長 お答えいたします。
  まず、現状を申し上げます。この8月ですけれども、28年度の水道料金なんですけれども、こちらの未収は現使用者、町民でいらっしゃる方については収納率100%に達しました。そのほか、その28年分でいわゆる閉栓といって休止をしてしまって、町外に転出された方等、あと個人破産された方とか、会社で倒産してしまったとか、そういうのでとれない部分が現在7件ありまして、それが11万5,652円です。ですから、現の使用者は全て100%徴収しております。
  以上です。
○5番 田中紀吉議員 ええ、わかりました、結構です。
○前田 栄議長 2問目ですね。
○5番 田中紀吉議員 はい。
○前田 栄議長 有収率ですね。
  伊得水道課長。
○伊得正巳水道課長 それでは、お答えいたします。
  29年度は前年に比較いたしまして、2.9ポイント下がっておりまして、27年度から合わせると3.7ポイントということで下がってしまいました。大変憂慮すべきというか、危機的な感じを思っております。
  下がった要因ですけれども、数字的な話になりますけれども、1つは、漏水等の無効水量が4万9,000立方メートル、率にして17%増加したことによるものでございます。これは夜間等に発生する時間最小配水流量というのがございますが、こちらの27年度、一番有収率が83.1%まで上がったときのいい状況ですと、時間当たり21.6立方メートルでございましたけれども、29年度は、ここ過去3年間で最悪、最も多い49.8立方メートルとなったものでございます。
  もう1つは、有収水量が約3万3,000立方メートル、率にしますと2.5%減少いたしました。内容としますと、細部説明でもお話ししたとおり人口の減少によるものと、それから大口需要家であるゴルフ場等の全体の減少も大きな要因と考えております。特に大口需要家の上位10社を比較いたしますと、平成28年度より2万立方メートル、率にしますと10%減少いたしまして、全体の有収水量の61%に当たり、全体を押し下げたということが原因と見ております。
○前田 栄議長 田中議員。
○5番 田中紀吉議員 私は主に聞きたかったのは、毎年下がっているのに対策はもちろんやっていると思うんですね。それで、県の技術指導というのも受けていると思うんですよね。モグラたたきじゃないんですけれども、石綿管の更新だとかずっとやっています。それにもかかわらず毎年下がっているというのは、今後の見通しがかなり暗いような気がするんですけれどもいかがでしょうか。対策というのはどういうふうに考えているのかという、できる対策というそういう意味です。
○前田 栄議長 伊得水道課長。
○伊得正巳水道課長 それでは、お答えいたします。
  今、田中議員がおっしゃるとおり、毎年同じような答弁になってしまうと思うんですけれども、まず第一が水圧が高いことでございます。ときがわ町の高低差は一番高いところで椚平、一番低いところで玉川の和田地内になりますけれども、約400メーターございます。比企管内で調べますと、比企管内では一番大きくて小川町で98メーター、最小で川島町の10メーター、それから近隣ですけれども越生町でも220メーター、それだけときがわ町の高低差 というのが大きいのが厳しい地理的条件のもとで配っているのが最大の原因と申し上げております。
  それから、それによりまして水道管に非常に大きな負荷がかかっております。特に水圧の高い地域で漏水が多く見られまして、そこで修繕を行っても、先ほど田中議員がおっしゃられたとおり、モグラたたきの状態でございまして、そのすぐ近くでまた漏水が発生してしまうという現況もございます。
  先ほど、このままで対策を講じないのかということでございますけれども、ただいまときがわ町の水道事業においては、これはもう最大重要な課題であると認識のもと、ことしの4月からその技術連携とは別なんですけれども、民間企業と共同研究の方式のプロジェクトを組むなどで検討を開始しております。現在、それを協議を進めているところでありまして、その中でも民間業者のほうからお話がありましたけれども、例えばですけれども東京都水道局の実例を挙げさせていただきますと、いわゆる配水管と給水管、本管と宅地への引き込み管の布設がえ工事を行いながら、かつ漏水調査を行いながら、漏水水量を30%から10%に減らすために、東京都は莫大な投資と、それから45年近い歳月を費やしております。そういう報告もございました。
  それから、さらにはその水圧を下げることも一部今検討しておりまして、0.5キロ、0.05メガパスカルというんですけれども、キロで言えば0.5キロ、それを下げるだけでもかなり減らせるという効果があらわれているという事例も伺っております。石綿セメント管更新事業でもほぼめどは、全部布設がえのめども終わってきましたけれども、先ほど言った技術連携の中でも昨年から実施している老朽管更新事業、TSの更新事業やその水圧の適正化を図る方策を今検討、策定中でございます。
  以上です。
○前田 栄議長 田中議員。
○5番 田中紀吉議員 詳しい、長い説明をいただきました。ありがとうございます。
  私はもう1個視点を変えて、高低差のあるのはときがわだけじゃないんですよね。山の地区というのは失礼ですけれども、例えば日本全国でもっともっと高低差があるところがあるんですね。だから、そういうもう少し広い知見を、一つはアイデアとしてぜひ学んでいただきたいというのが1点目。
  それともう1つは、7,000万円という一般会計からの高料金対策でずっとやっています。だから、それは認識としてぜひ頭に置いていただきたいということで終わります。
○前田 栄議長 じゃ、2問目はよろしいですね。
  3問目、お願いします。
  伊得水道課長。
○伊得正巳水道課長 お答えいたします。
  給水原価の見通しですけれども、現在の状況ですと、若干増加傾向にございます。これからまた施設の更新等の費用が発生してきますと、減価償却費ですとか、仮に企業債を借り入れた場合、償還の利払い等がふえた場合には、当然ふえてくると思われます。
  以上です。
○前田 栄議長 田中議員。
○5番 田中紀吉議員 1点だけ触れます。
  この水道事業は、すごい長いこと起債をずっと積み重ねてきて、相当高い金利を払っているのがあります。それで、借りかえができないと私も聞きましたけれども、全国的にはそういうこともあると思うんですね。だから、それは提起として、きちんとこういう事情で借りかえだとかそういうのも決まっているがだめだというんじゃなくて、ぜひ提起をしていただきたいと思うんですけれども、その点を伺います。
  意味わかりませんか。
○前田 栄議長 伊得水道課長。
○伊得正巳水道課長 一つすみません、確認させてください。今、提起ということで……
○5番 田中紀吉議員 すみません、早い話が高い金利を、ローンがあります。いわゆる一般的には借りかえだとかそういうことが取り組みとしてできないというのは、私も聞きました。そういう約束で借りているというのは聞きました。それは認知しているんで、そうじゃなくて、できないんじゃなくて制度としてそういう困っているところは事業者として、そういうのを提起、提案、提言も含めてしなきゃいけないんじゃないか、そういう意味です。
○前田 栄議長 伊得水道課長。
○伊得正巳水道課長 お答えいたします。
  借りかえにつきましては、過去にもやっておりましたけれども、今年度8月に通知が1個あったんですけれども、そういったものも勉強しているところなんですけれども、なかなかそれに該当するものがございません。田中議員がおっしゃるとおり、そういった提起というのもこれから毎年、日本水道協会という全国組織がございます。そこでも繰り上げ償還等についても国に要望等は毎年行っているんですが、なかなか実現がされていないところであり ます。
  以上です。
○5番 田中紀吉議員 よろしくお願いします。
  終わります。結構です。
○前田 栄議長 ほかにございませんか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原です。
  田中議員と重複するところがありますが、先ほどの説明の中で、収益的収入も人口減少、企業からの減少も含めて減少になっていますよね。
  しかし、水道事業においては収益的収入がどうしても母体なんですよね。水を買ってもらわなきゃだめだ。一つ言えるのは、ときがわ町の自己水、今30%ぐらいですか。さらに上げる努力はできるのかどうか、この点、伺います。
  それから、今後の資本的支出の部分ですが、新たに事業、老朽化対策を含めて今後どのくらいの費用がかかるのか伺います。
  それから、田中議員も指摘しました有収率ですね。私は、石綿セメント管が今進められていく、移設が進められている中で、今言った、先ほど課長が言った水圧の高い原因、ほかにも原因があると思うんですよね。あらゆる知識を得て、絞って、もう少しこの中身を検証する必要があると思うんですよ。そこで、70%台、79.4%ですよね、その中で無駄な金額、この79点、100%の残りの金額に対してどのくらい無駄なお金が漏水しているのか、この点伺います。
○前田 栄議長 答弁願います。
  伊得水道課長。
○伊得正巳水道課長 お答えいたします。
  1つ目が、いわゆる料金収入を上げる必要があるのではないかと。
          (「自己水かな、自己水」と呼ぶ者あり)
○伊得正巳水道課長 すみません、収入が必要な中で自己水の割合を上げるということで。前からちょっとお話ししているところもございますけれども、県営水道の今受けているのが67%ぐらいございます。自己水が27%という中で、今自己水の比率を上げるには、いわゆる数字のあやですけれども、全体の数字が下がってこないとなかなかそこは難しいのかなと思っております。つまり、全体の使用量が下がってきて、県水の受水量を下げれば自己比率は 上がってくるということになります。
○前田 栄議長 よろしいですか。
  野原議員。
○12番 野原和夫議員 自己水は、十分確保できる量はあるんでしょうか。
○前田 栄議長 伊得水道課長。
○伊得正巳水道課長 お答えいたします。
  まず、事業認可の中で計画の水量はあるんですけれども、実際の、例えばですけれども、今回の七重川の水がなくなって、県水を増量したというふうなケースもございますように、天候によって左右されます。つまり、安定してそれが1年中同じ水量がとれるかというと、厳しい状況にございまして、安定的に安定供給をするためには、どうしても今のところは県水が必要だということです。
○12番 野原和夫議員 わかりました。
○前田 栄議長 2問目お願いします。
  伊得水道課長。
○伊得正巳水道課長 それでは、資本的支出の見込みでよろしいでしょうか。
○12番 野原和夫議員 はい。
○伊得正巳水道課長 ただいま、ここ毎年平均的に1億5,000万円程度の資本的支出を行っているところでございますけれども、今後、例えば本郷受水場の県水を受水するために築造した受水場ですとか、配水管が平成9年から11年に行った事業が約9億円ございました。そのうち、機械とか電気の工事関係が既に耐用年数に迫っております。そういったものが、既にもう更新を計画に、今、野原議員も携わっていただいておりますけれども、水道審議会のほうでもまたその辺の財政シミュレーションも説明させていただきたいと思いますけれども、そういった大量の施設等の更新時期をこれから迎える時期です。そうしますと、今の段階では幾らかとは言えませんけれども、第3期拡張事業といって平成9年から11年にやった約9億円のうちがどの程度更新しなければならないかということを今の経営戦略の中で盛り込むということになってきております。全てが更新というわけではございませんけれども、それらの中での大きなものが更新が必要だということでございます。
  以上です。
○前田 栄議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 以前は石綿管の移設も含めて国の補助金がありました。今はなくな ってしまいましたが、あらゆる手だての中で地方創生は別問題ですが、研究すれば国の補助金を得られる問題が出てくるんではないかなと思いますが、そういう点も含めて今後、研究の課題の中で国の動向を見て、補助金確保に努めていただくことも大事かなと思う。これは水道課の課長の1人に終わらせる問題ではなく、全体の課がその問題について触れて、協議して、国に要請をかけるなり、要望をするなり、それで補助金の確保に努めることが大事かなと思うんです。ぜひその点はお願いしたいんですが、いかがでしょうか。
○前田 栄議長 伊得水道課長。
○伊得正巳水道課長 お答えいたします。
  今、野原議員がおっしゃったとおり、県企業局、それから県生活衛生課のほうにもそういった補助制度についての適用基準に該当するか、ここ何年かもずっと確認しておりますが、そういった補助制度等はございません。先ほどもちょっとお話ししました日本水道協会、全国組織ですけれども、そちらの要望の中で全国組織の中でもそういった老朽施設の更新事業に補助ができないかという要望は国へ提出しております。
  以上です。
○前田 栄議長 3問目ですね。有収率ですね。
  伊得水道課長。
○伊得正巳水道課長 有収率アップのための水圧以外の方策はないかということでよろしいでしょうか。
○12番 野原和夫議員 金額にしてどのくらいの。
○前田 栄議長 伊得水道課長。
○伊得正巳水道課長 失礼しました。
  29年度の決算値、給水原価でいきますと165円、単純計算させていただきますと、無収水量が33万6,151立方メートルということで計算させていただきますと、約5,500万円となります。
  以上です。
○前田 栄議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 5,500万円、漏水、流れているように感じるんですよね。この金額においては、皆さんから徴収する中に含まれていると思うんですが、いかがですか。
○前田 栄議長 伊得水道課長。
○伊得正巳水道課長 お答えいたします。
  おっしゃるとおり、その料金の中にいわゆる費用として県水の受水費が入っておりますので、それも含まっております。
  以上です。
○前田 栄議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 こういうことになると、やっぱり町民の中には不満といろんな意見が出てくると思うんですよね。だから、この中ではやっぱり徴収率を上げる努力を一刻も早くするということ。今言ったように、水圧が高いからどうのこうのじゃなくて、その水圧の高い中でもまだ原因はいっぱいあると思うんですよ。原因究明を早く努めることじゃないでしょうか。この5,500万円は皆さんの水道料金に跳ね返ってくるわけですから、そういうことを今後の課題として研究して、その負担を少なくすること、有収率を上げることの努力を一刻も早くしていただきたいと思いますが、その点伺います。
○前田 栄議長 答弁願います。
  伊得水道課長。
○伊得正巳水道課長 お答えいたします。
  野原議員のおっしゃるとおりでございまして、先ほども申し上げましたとおり、最重要課題として捉えて認識しております。これからも、先ほども申し上げましたとおり、職員のほうもその民間の研究も含めたり、職員みずからがまた調査に行ったりとかあらゆる努力をしていきたいと思いますので、ご理解いただけたらと思います。
  以上です。
○前田 栄議長 ほかに質疑ございませんか。
  2番、長島議員。
○2番 長島金作議員 水道の、さっき言った漏れですか。私も仲井に住んでいまして、県営住宅の先が1年近く水道がどんどん漏っていまして、いつ修理するのかなと思っていましたけれども、そうしたらことしの3月ごろ、道路の補修というので表面削りまして、それでそのとき私、ちょうど通ったとき水道が漏っていたわけですよ。あれ、まだ修理していないのかなというので、それで建設環境課の方だから連絡するんだろうと思って、翌日来ましたら、もうきれいに舗装してありまして、ああ、じゃ、直ったんだなと。しばらくしたら、今月初めに、先月末ぐらいからそこがまた舗装したあげくに水が漏っていたわけですよ。やっと今月初めぐらいに修理が終わりまして、だから約1年ぐらいほっぽり放しですね。建設環境課の方も道路を清掃して、そこを削って、もう漏っているんだから見ればすぐわかると思うん だけれども、なぜそこを水道課に連絡しなかったのかと、だから不思議だなと思って。工事中にその道路を見に行かなかったんじゃないかなと思って、そういったことで役場の中で建設環境と水道とか、小まめに連絡を取り合ってすれば、また随分その水漏れね、1年も流しっ放しで、何か親方日の丸みたいな感じにとれたんですけれども、本当に言葉が過ぎるかもしれないですけれども、そう捉えられても仕方ないと思うんですよ。
  なおかつ、対策としましてその水道管のとめるところ、弁があるんですから、そのもともと幾つあるか知らないですけれども、その間にメーター1つつけまして、知恵を使って、それでこっちの5軒、10軒を水道1年に1回か2回とめて、そのメーターが回れば漏水が漏っているということなんだから……
○前田 栄議長 長島議員、質問のほうは。
○2番 長島金作議員 だから、その漏水対策です。そういうことで考えていただきたいと。
○前田 栄議長 漏水対策を考えていただきたい。質問は。
○2番 長島金作議員 漏水対策として、役場の中で緊密にしていってもらいたいということと漏水の器具をつければいいんじゃないかというそういうことですね。
○前田 栄議長 要望ですね、それね。決算に関係したことですね。よろしいですか、今の質問、取り消し。
  水道課長。
○伊得正巳水道課長 ただいまのご質問ですが、番匠地内の漏水でございます。こちらが平成29年7月31日に発見というか、通報があったものでございます。こちらにつきましては約1年間、確かに見つからなかったということで、その間、建設環境課との調整等もしておりました。実は、水道管がどこに入っているかもわからなかった部分でございます。何回も掘り直してやったんですけれども、水道の原因ではないんではないかという見解のもとに、また建設環境課にもご迷惑をかけながら、最終的には水道が漏っていたんですけれども、それだけ非常に発見困難な水道の漏水だったということでございまして、ご迷惑かけたことにおわび申し上げます。
  以上です。
○前田 栄議長 よろしいですか。
  2番、長島議員。
○2番 長島金作議員 わかりました。
  終わります。
○前田 栄議長 ほかにございますか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第40号 平成29年度ときがわ町水道事業会計決算認定及び剰余金処分についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり認定及び処分することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○前田 栄議長 起立全員であります。
  よって、議案第40号は原案のとおり可決されました。
  これをもちまして決算の審議につきましては、全て終了いたしました。
  武野谷代表監査委員におかれましては、2日間にわたり大変お疲れさまでした。
  ここで武野谷代表監査委員の退席を許します。
  ありがとうございました。
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   ◎延会について
○前田 栄議長 お諮りいたします。本日の会議はこの程度にとどめ延会したいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 異議なしと認めます。
  よって、本日はこれをもちまして延会することに決定しました。
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   ◎延会の宣告
○前田 栄議長 大変お疲れさまでした。
                                (午後 3時46分)