平成30年第4回ときがわ町議会定例会

議 事 日 程(第3号)

                            平成30年12月11日(火)
                            午前9時30分開議     
      開議の宣告
日程第 1 議案第48号 ときがわ町健康づくり推進条例の制定について
日程第 2 議案第49号 ときがわ町区長設置条例の一部改正について
日程第 3 議案第50号 ときがわ町議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一
             部改正について
日程第 4 議案第51号 ときがわ町町長等の給与等に関する条例の一部改正について
日程第 5 議案第52号 ときがわ町一般職の職員の給与に関する条例の一部改正について
日程第 6 議案第53号 ときがわ町地域活動支援センター条例の一部改正について
日程第 7 議案第54号 ときがわ町放課後児童健全育成事業の設備及び運営の基準に関す
             る条例の一部改正について
日程第 8 議案第55号 ときがわ町こども医療費支給に関する条例の一部改正について
日程第 9 諮問第 2号 人権擁護委員候補者の推薦について
日程第10 諮問第 3号 人権擁護委員候補者の推薦について
日程第11 議案第56号 ときがわ町くぬぎむら体験交流館の指定管理者の指定について
日程第12 議案第57号 平成30年度ときがわ町一般会計補正予算(第2号)
日程第13 議案第58号 平成30年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計補正予算
             (第2号)
日程第14 議案第59号 平成30年度ときがわ町水道事業会計補正予算(第2号)
追加議事日程(第3号の追加1)
日程第 1 議案第60号 ときがわ町保育所の任期付職員の採用等に関する条例の一部改正
             について
日程第 2 議員派遣について
日程第 3 常任委員会報告
日程第 4 議会運営委員会報告
日程第 5 議会運営委員会の閉会中の継続調査の申し出について
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出席議員(12名)
     1番  杉 田 健 司 議員     2番  長 島 金 作 議員
     3番  神 山   俊 議員     4番  小 島 利 枝 議員
     5番  田 中 紀 吉 議員     6番  山 中 博 子 議員
     7番  岡 野   茂 議員     8番  前 田   栄 議員
     9番  野 口 守 隆 議員    10番  小 宮   正 議員
    11番  岩 田 鑑 郎 議員    12番  野 原 和 夫 議員
欠席議員(なし)
地方自治法第121条により、今定例会に説明のため出席する者及び同委任を受けた者の職氏名
町長
渡 邉 一 美 
副町長
小 峯 光 好 
総務課長
清 水 誠 司 
企画財政課長
荒 井   淳 
税務課長
中 藤 和 重 
町民課長
山 口 清 史 
福祉課長
宮 寺 史 人 
会計管理者兼
会計室長
宮 寺   進 
産業観光課長
坂 本 由紀夫 
建設環境課長
加 藤 光 典 
水道課長
伊 得 正 巳 
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教育長
久 米 正 美 
教育総務課長
清 水 健 治 
生涯学習課長
石 川 安 司 
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議会事務局長
桑 原 功 夫 
書記
村 田 宏 美 

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   ◎開議の宣告
○前田 栄議長 皆さん、おはようございます。大変お疲れさまです。
  ただいまの出席議員は12名全員でありますので、定足数に達しております。
  これより平成30年第4回ときがわ町議会定例会第3日目を開会いたします。
  直ちに本日の会議を開きます。
                                (午前 9時30分)
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   ◎議事日程の報告
○前田 栄議長 本日の議事日程を報告いたします。
  議事日程は、配付したとおりであります。
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   ◎議案第48号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○前田 栄議長 日程第1、議案第48号 ときがわ町健康づくり推進条例の制定についてを議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○桑原功夫議会事務局長 議案第48号 ときがわ町健康づくり推進条例の制定について。
  別紙のとおり、ときがわ町健康づくり推進条例を制定することについて議決を求める。
  平成30年12月4日提出、ときがわ町長、渡邉一美。
  以上です。
○前田 栄議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 皆さん、おはようございます。
  それでは、議案第48号 ときがわ町健康づくり推進条例の制定について提案理由を申し上げます。
  町民が生涯にわたり安心していきいきと暮らせるまちづくりを実現するため、健康づくりに関する施策の基本事項を定めたいので、この案を提出するものであります。
  細部につきましては、町民課長からご説明申し上げます。よろしくお願いします。
○前田 栄議長 続いて、細部説明を求めます。
  山口町民課長。
○山口清史町民課長 それでは、細部説明を申し上げます。
  議案第48号 ときがわ町健康づくり推進条例の制定についてでございますが、議案書を1枚おめくりいただきたいと思います。条例文をごらんいただきたいと思います。
  第1条は、本案の目的を定めておりまして、町民及び関係機関等と町が協力をして推進する健康づくりに関し、町の責務並びに町民等の役割を明らかにするとともに、健康づくりに関する施策の基本事項を定めることで、町民が生涯にわたり安心していきいきと暮らせるまちづくりの実現を目的とするものであります。
  第2条では、定義としまして、関係団体及び事業者の範囲について示してございます。
  第3条は、基本理念について、健康づくりは全世代を通じて継続的に行うこと及び町民、団体、事業所及び町が協働により推進すると規定しております。
  第4条は、基本理念を推進するための町の責務について定めてございます。
  第5条、第6条及び第7条で、基本理念を推進するための町民、関係団体及び事業者の役割をそれぞれ示すものとなっております。
  続きまして、第8条で、この条例の目的を実現するための推進計画の策定について定め、第2項は計画に掲げる事項を示してございます。
  第9条では、必要事項を協議するための協議会の設置について定め、第2項は、既に設置済みのときがわ町健康づくり開発委員会がその任に当たるというものでございます。
  続いて、第10条、委任事項について定めてあります。
  続きまして、附則1では、施行期日を公布の日から施行するものというものでありまして、附則2は、既に策定済みの健康増進・食育推進計画を第8条で定める推進計画として位置づけをするというものでございます。
  附則の3は、第9条第2項で示す健康づくり開発委員会について定めた条例の一部改正について定めております。
  議案参考資料1をお開きいただきたいと思います。
  ときがわ町執行機関の附属機関に関する条例の新旧対照表となっております。
  右の欄が現行、左が改正案です。
  担任する事務欄の下線部分が改正箇所となっております。
  以上で、議案第48号の細部説明を終わりにいたしたいと思います。よろしくご審議賜りますようよろしくお願いします。
○前田 栄議長 これより議案第48号 ときがわ町健康づくり推進条例の制定についての質疑 に入ります。
  質疑ございませんか。
  5番、田中議員。
○5番 田中紀吉議員 おはようございます。5番、田中です。
  何点かお伺いします。
  まず、つくったり、この反対するという立場ではなくて、参加というかをお聞きしたいと思うんですけれども。まず、渡邉町長がこの就任に当たっての基本的な政策というものの具体化だというふうに私も受け取っておりますけれども、そういうことだと思うんですね。それで、読んできましたら、努力義務が6カ所、それで、みんな全て努力しなければいけない、努力しなければいけないというのが基本的なスタイルというか、組み立て方だと思うんですね。それは悪くはないと思うんですけれども、具体的な施策というのが見えないというのか、その点をまず伺いたいと思うんですね。だから、条例はこういうことをやりたいから、こういう条例をつくるというのが見えると非常にわかりやすいんじゃないかと思うんですね。この条例自体に反対するというのはもちろん思っていませんけれども、何かどういう取り組みをしたらいいのかというのが非常によくわからないんですね。
  最後にこちらでは、町長が具体的な事項は別に定めるということで書いてあるんですね。だから、どういうのをいつまでにやるのかというのが非常に見えないということなんで、ぜひその辺をお伺いしたいと思うんですけれども。お願いします。
○前田 栄議長 答弁願います。
  山口町民課長。
○山口清史町民課長 お答え申し上げます。
  この条例につきましては、理念条例という形で町のカラーを示すものとなっておりまして、具体的な取り組みにつきましては第8条に、計画で定めるということでなってございまして、その計画というのが平成29年3月に策定しましたときがわ町健康増進・食育推進計画でございまして、その中に具体的な町の取り組み、町民、事業所等にお願いしたい事項が定めてあるということでご理解いただければと思います。
  以上です。
○前田 栄議長 田中議員。
○5番 田中紀吉議員 課長ね、それは計画の中でやっていて、今でも進めている事柄だと私は理解するんですけれども、あえてここで条例をつくって具体的に進めようというお話だと いうふうに受け取るんですけれども、悪いという話じゃないですからね。だめだという話でしているつもりはないんですけれども、それをどうやって磨きをかけていって、じゃ、来年度予算にこういう施策を具体的に計画しているから、皆さんで健康づくりに努力しましょう、だというふうに理解しているんですけれども、どういうふうなのが具体的になるのかが見えないんですけれども。もう一度伺います。
○前田 栄議長 山口町民課長。
○山口清史町民課長 お答えします。
  この条例の中では具体的な事項について触れる必要はないのかなと私は思っておったんですが、実際、来年度の予算で考えている事業としましては、これによりまして、町の皆さんと一緒に健康づくりを改めて認識していただいて進めていくということでございまして、それにはこの趣旨を含めたこれからの健康づくりについての必要性等を知らせていかなくてはいけないと思っています。それには、今までは人を集めて保健センター、あるいはほかの公民館等でそういった事業を行ってきたかと思うんですが、これからは地域に出て、直接地域の人と顔を合わせての啓発、広報とかチラシを通じた啓発ではなくて、直接顔を合わせた啓発をしていきたいと思っております。それには、いわゆる出前講座というのがあるかと思うんですが、そういったものを区の総会とか事業、あるいは自主防災の訓練のときとかに行きまして、さらに団体とかが行っているイベント等にも時間をとっていただくような形でお願いし、担当職員がその場に出向いていくことが健康づくりの裾野を広げることにつながっていくんじゃないかなと思っておりますので、そのような来年度事業の計画を今進めているところです。
  以上です。
○前田 栄議長 田中議員。
○5番 田中紀吉議員 最後にします。
  悪いという話じゃないのは、何回も言いますけれども、そういうことが悪いと言っているのではありませんので。私的には、アイデアとしては、ときがわ町が特に取り組むべき問題というのを集中的にですね、きめ細かい取り組みをするとか、例えば専門の保健師さんなり、相談員さんなり、例えばときがわ町で地域を集中してどういう取り組みをするとか、そういうわかりやすい取り組みをぜひお願いしたいということで、この問題、私としては終わりにします。
  以上です。
○前田 栄議長 ほかにございますか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原です。
  なぜこの今の時期にこの条例、提出されたのか。それと、パブコメをやらない理由。これをやることによって、新しい見方ができると思うんですが、この問題をなぜやらないのか。そして、こういう条例を提出した問題を含めてちょっと質問させていただきます。
○前田 栄議長 山口町民課長。
○山口清史町民課長 この時期でタイミングということなんですけれども、まず、この条例をつくるきっかけが1点ございます。きっかけにつきましては、埼玉県が進めております歯科口腔推進計画というのがございまして、この中で県内全域に歯科口腔に関する条例の制定というのを進めるという目標が示してございます。4月1日現在で未制定市町村が25団体あります。そのところに県の職員、または比企医師会の会長さん、あとは県の常任委員会であります福祉保健医療委員会の委員長の小久保議員さんが4月中旬に町長のところに説明に来ていただきました。その席に私も同席し、お話を伺いました。その後、町長のほうから、この条例制定については調査研究して、策定に向けて進めてほしいというような指示をいただきました。それがまず最初のきっかけとなりました。
  この計画の調査を進める中で、ことしの6月15日に経済財政運営と改革の基本方針2018、骨太の方針というやつかと思うんですが、閣議決定された中で、主要分野ごとの基本方針と重要課題の中の社会保障のところで、2040年問題を見据えた予防・健康づくりの推進ということで、社会全体の活力を維持していく基盤として健康寿命を延伸し、平均寿命とその差を縮小することを目指すと示されました。
  これを受けて、県のほうでは歯科口腔に特化した条例という話をいただいておったんですが、健康増進全体を包括する内容の検討を始めて本日の提案した条例の案をつくったという経緯となっております。
  やはり、なぜこれがこの時期ということなんですけれども、今までも健康づくりを進めておったわけなんですが、今、国では2040年問題、いわゆる団塊ジュニアの人たちが高齢者になる時代が2040年ということで示されておりまして、それに向けた取り組みを今、国は進めております。そのときが一番高齢者の率が高くなる。そこに向けて町も健康づくりを進めていかなくてはならないと思っておるわけなんですが、ちょっと話が長くなっちゃうんですけれども、現在平均寿命が男女とも1番の長野県につきましては、今までは平均寿命は高くな かったんですけれども、これを何とかしようと思って、平均寿命1位になるまでおよそ50年近くかかったと聞いております。ときがわ町が今から動いても2040年問題を迎えるまで25年しかありません。それなので、早急にこういった計画、条例をつくって対応しなければいけないと私は考えておりまして、これをきっかけに、今回がいいきっかけで、このタイミングで進めるのがいいと私は判断して、条例をつくって皆さんにお示ししたところです。
  それと、パブリックコメントにつきましては、町のパブリックコメントの要綱がありまして、その中で町民の負担とかを求めるもの以外についてはパブリックコメントは求めなくてよいというようなたしか条項があったと思います。それに基づいて、今回についてはパブリックコメントは行わないということで判断させていただきました。
  以上です。
○前田 栄議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 今、課長、調査研究をしてやるという発言をしましたね。調査研究をしてこの条例制定をするのが順序じゃないでしょうか。現に今までは健康づくり活動への取り組みも含めてスモールチェンジをやって、この中でも健康的な食生活の推進も含めてやっております。この取り組みが町外から注目されているという文言も出ているんですね。それと同時にときがわ町健康増進・食育推進計画の推進、この問題についても、当時保健センターの代表でやっていましたよね。そういうものの一切、今までやってきたものを総括もしないで、いきなりこの条例。推進計画の内容については、この7項目ありますけれども、ほとんどそういう事業は今までやっております。それを総括し、またはパブリックコメントの中で皆さんの意見がどのように出るか、そういうことを踏まえて出す順序が少し適切ではないと私は思っています。
  例えば1人当たりの入院、この表を見ますと、精神、循環器系が一番多いんですよね。それと、入院外では内分泌、循環器系、腎・尿路、生殖器系、そういうものが多い現状が来ているんですよ。だから、そういうものも総括して、その健康づくりの中に埋め込んでいくということも必要だと思うんですよ。だから、調査研究をしてやるのが順序じゃないですか。いかがですか。
○前田 栄議長 山口町民課長。
○山口清史町民課長 お答えします。
  確かに順序につきましては、ちょっと私もその辺は難しい説明かなと思うんですけれども。初めに条例をつくって、その後計画をつくるというのが本来なのかなと思っております。
  総括につきましては、健康増進・食育推進計画については、これについては毎年総括をしております。この年にやった事業について総括をし、総括する団体がこの条例の中では健康づくり開発委員会に委ねるということでつくってありますが、平成29年度についてももう既に健康づくり開発委員会のほうで報告書をつくり、検討書類をつくり、そこで総括というか、評価をしていただきました。その内容については、3月の委員会のほうでも、議員の皆様にもお配りした資料となっておるんですが、そういったことをやっております。
  また、計画の中でいえば、血液検査のデータとかの話がございましたが、私、前の会議のときに特定健診の総括をしていないということで答弁をしたんですが、その後ちょっと私勉強させて、勉強というか書類の確認をさせていただきまして、ときがわ町の国保のほうなんですが、データヘルス計画と一緒に特定健診推進計画というのがあります。これが今、第2次の計画がことしの3月から進んでおりまして、それをつくるときに一定の総括はして、次の第2次をつくった経緯がございます。
  ですので、調査研究、総括は私はしていると考えておりまして、さっきちょっと答弁で言いました調査研究については、その条例の中身とかつくり方についての調査研究という意味でお答えさせていただきました。
  以上です。
○前田 栄議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 ああ言えばこう言うでかみ合わないのはわかっていますけれども、でも、調査研究をしてね、やっぱりこの条例というのは、実際では生かせるんですよね。大事な問題なんですよね。
  そこで、今いろんなことをやっていることを言いましたけれども、その中で横断的な課の連携が必要になってきます、その今までやっているね。それで、類似の活動が少なくなるように、また調整も必要になるんです。だから、そういうことも含めた中での条例を制定することは大事かなと思うんですよ。さっきの説明だと、県の動きが、県のほうからの指導というか、県の動き、やりましょう。すぐ突発的にやるということになっちゃったんじゃないですか。もう少しね、熟して熟して、3月に出すなりして、おくらせてでもいいですから、パブコメしてちゃんとやることが大事じゃないんでしょうか。
  例えば条例をつくる前に、今問題になっています、エイズ予防の問題、それから受動喫煙防止、がん検診、食育、これは地産地消、有機農業、有機栽培ですか、そういうもの。それから、閉じこもり防止とか出かける足とか、そういうもの全体から見ながら条例制定をでき ればいいものができるんではないかなと思います。これは今までのものが無になってしまう可能性もあるんじゃないでしょうか。この点伺います。
○前田 栄議長 山口町民課長。
○山口清史町民課長 お答えします。
  今までのものが無になってしまうということは、私はないと思っているんですけれども、条例をつくるに当たりまして、いろいろ調べていったところ、歯科口腔、それはきっかけ、確かになっております。県のほうでそういう取り組みをしておるので、歯科口腔条例をつくるということを県としては広めたい。実際つくっているところが7割ぐらいはつくっているようですが。ときがわ町がここで歯科口腔保健の推進条例をつくりますといったところで、余り実効性、私としては薄いと思います。そこでいろんな町の条例とか計画を調べたんですけれども、先ほど野原議員がおっしゃったような食育に関する計画、または条例、がん対策基本法というのがあるんですけれども、それに対する計画、またはその推進条例。自殺対策基本法に基づく計画、条例といったものが各市町村、または県にはございます。それを1つ1つつくるといっても非効率でありますし、ときがわ町では対応できないと考えまして、健康増進という大きなくくりの中で進めていくことが町のこれからの事業を進める中では有効かなと思って、このような形の条例をつくったわけでございます。
  それと、各課の連携については、健康増進・食育推進プランにもありますが、そこのほうの中にも作業部会というのが設けてありまして、見直し等については職員が集まって連携をとっているのはもちろんですが、この条例の中でも町の役割として、そういった情報の収集と、それを皆さんに提供していくということを示してございますので、その役割は果たせるんではないかなと考えております。
  以上です。
○前田 栄議長 ほかにございませんか。
  6番、山中議員。
○6番 山中博子議員 6番、山中博子です。
  議員必携を読みましたら、条例とは、法規の一種である。そして、その市町村の住民に対して他の法令と同じように権利を制限したり義務を課したりするものとありました。それを読みましたところ、この条例そのものがそれに則していないのではというふうに感じました。それが1点と、それから、この中の条例の中で、先ほど田中議員もおっしゃっていましたが、推進計画の中に本当に抽象的な言葉で書かれているだけで、具体的に何をするのかというこ とが見えないということ。それから、ときがわ町健康づくり開発委員会、この委員の選定はどのようにするのか。3点についてお伺いします。
○前田 栄議長 山口町民課長。
○山口清史町民課長 今、条例の中で要件が満たしていないというお話かと思うんですけれども、これについてはあくまで理念条例と私は捉えておりますので、町のこれから進む方向とか、そういった指針が定められておれば、これによって何か負担をするとか、罰則があるとかということは載せていなくても成り立っていくのではないかと考えております。
  あと、推進計画の中の具体的な事項ですが、推進計画についてもある程度の方向性を示す内容となっておりまして、具体計画はそれに沿った事業要綱等をまた新たにつくって、その都度つくって、実際の業務は進めております。
  あと、委員の選定につきましては、町の例規の中にもあると思うんですけれども、健康づくり開発委員会設置規則というのがございまして、その中で、委員は15名以内をもって組織するということで示してございますが、実際のところは今11名の役職を全て指定してあります。それ以外は町長が特に必要とするときは、その会議に出席することができるというような形で規則には定めておりますので、それに基づいた人選をして、実際これにつきましては平成25年度から組織が動いておる委員会となっております。
  以上です。
○前田 栄議長 よろしいですか。
  ほかにございますか。
  11番、岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 私は、すばらしい条例だと思います。それは、山口課長が野原議員の回答の中で、町に出て説明なりするということをおっしゃられました。それによって、町民との関係、こういう施策を町民との関係の中でつくり上げていく。ただですね、これをできるかどうかというのを私心配するんです。やってくれるかどうかが心配なんです。条例をつくりました、計画をつくりました、やっていませんというんじゃまずいんだよね。だから、その点も含めて、ときがわ町の国保の問題もありますよね。そういう問題も含めて全町的に町民の力をかりてやっていくという決意を出していただければいいんではないかというふうに思います。
  ですから、ここへ町民の役割とか事業者の役割というのをここで、我々町民の代表ですから、町民にお願いするというのも我々の役目かもしれませんけれども、町のほうでもそうい うことをきちんとやっていただきたい。そして、あと計画を立てたときには、計画をきちんと実行してもらいたいということでございまして、私は賛成でございますので。
○前田 栄議長 賛成討論じゃないですよね。
○11番 岩田鑑郎議員 討論じゃない、質問。
○前田 栄議長 これから賛成、反対を聞きますから。
  ほかにございますか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原です。
  岩田議員は賛成という言葉を発しましたが、疑問も多いもんで、質問させていただきます。
  先ほど町民との直接の接し方も含めてとありますけれども、この中では事業所の役割、関係団体、保健・医療、または福祉の関係者ということは、恐らく委託関係で町からお金を出すようになると思うんですが、そういうことを含めてこれが前進できるかという点も疑問に思います。事業所への丸投げにならないように願いたいもんですが、この町からの支出も当然これから出てくると思いますが、どのように考えているのか。
  それと、既存の条例も含めて要綱、定められている健康づくりも今まで幾つもあります。この既存の機能をどのように今後生かせるかも含めて、大事な問題かなと思うんですが、組織のあり方ですね、今後の。これをどう見ているのか伺います。
○前田 栄議長 山口町民課長。
○山口清史町民課長 まず、事業所とかの役割とかということで、委託事業に頼るのではないかということなんですけれども、そういった事業展開はちょっと今のところは考えておりません。事業所とかにつきましては、労基法とか労働安全衛生法とかということで各事業所が従業員の皆さんとかの安全管理とか健康管理についてはしているかと思いますが、町内の事業者が元気でないと、町も活性化しないと考えております。そのためには、そこに勤務する方たちの健康の配慮が基本となっていると思いますので、そういった方向での働きかけをしていきたいと思います。
  以前には、健康づくり開発委員会等でやっていた事業なんですけれども、商工会の協力でスモールチェンジ新聞とかを事業所に配布して、スモールチェンジ、小さなことからの取り組みも事業所にお願いしたりとか、スモールチェンジ、ストレッチ等の案内とかを送ったりしておったことがあります。そういった地道な活動から入っていこうと思っております。
  ただ、一遍にはなかなかできないので、今のところ来年度からすぐ何か取り組むというこ とは実際問題としては考えておりません。
  それと、ほかの健康に関する条例とかの、丸投げとかで事業展開は考えておりません。基本的に出前講座については職員が直接行こうと思っていますので、保健師とかが、あるいは嘱託の保健師さん、看護師さんもいるので、栄養士さんもいますね。そういった方をお願いして、地域で要望するような内容について講座が開ければと考えております。
  既存の規約とか組織ですね。既存の組織とかの問題については、ちょっと今のところ何か問題になるかなというところが私にはわかりません。
  以上です。
○前田 栄議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 来年からは考えていないという今の答弁も含めて、この中では定義の中で、事業所、町内において事業を営むものというふうに書いてあって、いろんなことが事業所、それと団体、そういう関係者も含まれていますよね。今のところは、ふらっと広場も含めてそういう人たちがボランティア組織の中にいろいろやっている経緯はあります。しかし、ボランティアというのは大変な労働となり、長く続けられるかもあるんですよね。それには町がバックアップしないといけないと思うんですが、課長の話だと、そういう丸投げというか、お金をかけないというような発言をされますけれども、本当にお金をかけないで健康づくりを全部推進していけますか。
  これはもう決まれば、もうすぐ、これは条例は制定されればすぐ実行へ移されるわけですから。この中身の基準も含めてきちんとした方向性が示していない限り、曖昧で曖昧でいっちゃうと思います。町の役割、町民の役割も含めて、全体像がはっきりしていないからこういう問題が出てくるんです。それで後でいろんなことが出てくると思います。既存のいろんなものを含めて、それを総括しないでやるわけですから。総括というのはパブリックコメント、これが大事だということを私は言いたいんです。これによっていろんな意見が出ますから、それでまとめられればいいものができるということなんです。
  今は、先ほどの話からずっと続いてくると、県がこの歯科口腔の問題を取り上げたら、すぐやりましょう、それに倣ってやりましょう。急ぎすぎじゃないかということを言いたいんです。自信がありますか、この問題について。伺います。
○前田 栄議長 山口町民課長。
○山口清史町民課長 お答えします。
  県がという働きかけについてはあくまできっかけの一つと私は捉えております。いいきっ かけをいただいて、いろいろ調査、この条例のあり方とかを調べていく中で、今回の提案する条例の形に行き着いたわけなんですけれども。
○前田 栄議長 ちょっといいですか、野原議員、何を聞きたいんですか。自信がありますかということですか、最後の。
○12番 野原和夫議員 そうですよ。これに。
○前田 栄議長 いろいろ〜か、〜か、というのが2つか3つ出てきたけれども、何について聞きたいんだか。はっきり具体的に言ってもらいたい、短くね。わからない。
○12番 野原和夫議員 全体的に見てね、これが本当にうまくいく自信がありますかということなんです、事業全体が。
○前田 栄議長 自信があるかどうかということです。
○山口清史町民課長 ある程度自信がないと、なかなかこういう条例については、条例というのは、やっぱり町の一番上の町の姿勢を示すものと私は考えております。そのために議会に提案をさせていただき、皆さんに審議をいただいて成り立っていくものと考えております。それを提案するには、私もそれなりの覚悟をして提案しているわけでございますので、後になってこの条例とか計画について、できていないんじゃないかということは、ほかの計画等の進捗状況とかのご指摘のご質問とかを聞いている中で、とても強く感じておりますので、そういったことにならないよう進めてまいりたいと思います。
  それには、先ほど言った出前講座等について、まずはこの条例とか町の考えを伝えるような形で動く。それをしてから実際健康づくりの具体的な体を動かすとか、食についてとかということを第2段階として進めていければなと思っておりますので、来年の予算にはそれほど、ちょっと考えていないんですけれども、来年は、まずはこの条例、または計画の理念、役割について皆さんにお知らせするような機会をいただいて、それを広めていくのがまず1段階目かなと考えております。
  以上です。
○前田 栄議長 先に副町長。
  小峯副町長。
○小峯光好副町長 それでは、私のほうからも答弁のほうをさせていただきますが、ときがわ町の重要な施策の中に健康長寿のまちづくりということでうたってございます。そういったものを目指す中で、町民の皆さん、あるいは事業所の皆さん、町、それぞれがその立場の中で協力をしていって、健康長寿のまちづくりを目指していくということが基本だと思います。
  そういった中で、今回についてはそれぞれの施策がありますが、それをまとめて進めていこうというような趣旨の中で条例を提案のほうをさせていただきました。そういう意味では、具体的にどういうものだということでいろいろご質問をいただきましたけれども、今後計画の中でも、既存の計画もございますが、そういったものを強力に、そういったはっきりする中で進めていくということが必要かなというふうに思います。具体例としては出前講座等の話がありましたけれども、いろんな医療の順位が1位とかということで、高い部分についてもありますが、そういったものについても分析しながら、それに対応していくというようなこともあります。
  それらも1つ1つ課題として強力に進めていかなくちゃいけないんですが、それについてもこの条例の中で位置づけをする中で進めていくということでご理解いただきたいというふうに思います。
  それから、パブリックコメントの話があったんですが、先ほど課長のほうからも話がありましたけれども、各施策の中でといいますか、事業の中で、そういったものについては総括しているということで、私のほうでも理解しております。
  そういった中で、今回については条例のほうは出させていただいていますので、議員の皆様もぜひとも健康長寿のまちづくりという目標に向かって一緒に提案をしていただきますし、協力もしていただきたいというふうに考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
  以上です。
○前田 栄議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 先ほど組織のあり方も含めて質問しましたが、既存の今の健康づくりのこともやっています。例えば特定健診の実施、特定保健指導の実施、一般保健指導、保健相談の充実、がん検診、人間ドックの充実も含めて、それからスモールチェンジも、これは町外から注目されている。こういうものがあるんですよね。でも、出前講座ではこういうものも受け継いでいけるんですか。これは新しい条例の中身に入っていません、そういうものも含めて。それをどういうふうに生かせるかというのも大事なんですよ。
  だから、今までやっている事業が本当におろそかにならないようにしてもらいたいという、私の考えなんです。それだったら、それも含めてきちんとしたものをやったほうがいいんじゃないですかということを言いたいわけなんです。だから、今までの問題を別としてこれを定めたのかということを含めて質問させていただきたいんですが。
○前田 栄議長 山口町民課長。
○山口清史町民課長 お答えします。
  母子の健診とか特定健診とかについては法定業務なので、これについてはおろそかになるということは絶対ございません。
  スモールチェンジにつきましては、町独自でやっているものなので、これをさらに一層広げるためには、この条例は必要になってくるんではないかなと考えます。
  また、条例で基本理念とか目的を定めることで、健康づくりは長い時間、スモールチェンジも長い時間を見て取り組んでいる事業でございますので、それには、人がかわったり組織が動いたりしますけれども、条例で理念、目的が定めてあれば、これは引き継いでいかれるものとなりますので、時間がかかってもこの取り組みについては引き継ぎながらより一層いいものになっていくんではないかなと考え、提案させていただいております。
  以上です。
○前田 栄議長 ほかに質疑ございますか。
  10番、小宮議員。
○10番 小宮 正議員 10番、小宮でございます。
  推進計画の8条の関係なんですけれども、(4)番にはたばこ、アルコールとか書いてあるわけですけれどもね。昨年は小島委員長が長野県へ行って、視察で報告したと思いますけれども、一番健康でいられるというのは、やっぱり塩分なんですね。報告書のとおりもあったと思いますけれども、塩分とアルコールをやっぱり控えなければいけないというような、私も視察研修で見られましたけれども、そういう中で、それで医療費もうんと減ったということで、ぜひともそういう面も、これからまた条例を変えていくことも可能かなと思いますけれども、塩分を何しろメーンにやっていけば、医療費がうんと下がると。長野へ行ったときは小学生で糖尿病ですよ。それから、もうそれではまずいということで改革して、本当に医療費もかからないで、健康なまちづくりをしているというような報告いただきましたけれども。ぜひせっかくつくるんであれば、本当にこれから長くね、検討していただいて、成果が出るように頑張ってもらいたいと思いますけれども、その点については課長はどう思っていますか。よろしくお願いします。
○前田 栄議長 山口町民課長。
○山口清史町民課長 ありがとうございます。
  今のお話なんですが、アルコールは余り調査研究がまだ進んでいないところはあるんです けれども、塩分につきましては、昨年から坂戸にあります城西大学の管理栄養士の課程の教授の先生と町内の、とりあえず去年は高齢者に関する栄養状況の調査を行いました。特定健診の通知の中にアンケートを入れまして、170人だったでしょうか、70歳以上の方の食生活についての調査を行い、その結果を出していただきました。それについては対象となった方を集めて報告会、あるいは個別指導会というのをやっております。また、来年度につきましてはもうちょっと年齢を下げた取り組みをしていきたいということで、研究室の先生と調整を今進めております。
  その辺を含めますと、やっぱりときがわ町の方は塩分が多い、塩分過多がまず最初に来て、それには野菜をとっていこう、あるいはその先に運動していこうということで、高齢者のフレイル、虚弱防止についての問題等については、介護保険事業の中で進めていきたいなと思っております。
  何しろ、ときがわ町は栄養関係についての取り組みがここのところ余り進んでいなかったところがありますので、これをいいきっかけだと思って、栄養改善、塩分の減少について一層取り組んでいきたいと考えております。
  以上です。
○前田 栄議長 小宮議員。
○10番 小宮 正議員 ぜひよろしくお願いいたします。
  また、各種出前講座もやっていただくということで、ときがわ町にも各種団体、またいろんなサークルがあるんですね。やっぱりこれを本当に長くやっていくというのは、そこからやっていかないと、私も長野県、昨年は視察に連れていっていただきましたが、本当に勉強になりました。やっぱりそこから上げていって、ちょっと時間はかかるかと思いますけれども、ぜひ山口課長には、大変かなと思いますけれども、前柴田課長の後を続いて、しっかりとやっていただければありがたいかなと思いますんで、よろしくお願いいたします。
○前田 栄議長 ほかに質疑ございませんか。
          (発言する者なし)
○前田 栄議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (発言する者なし)
○前田 栄議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (発言する者なし)
○前田 栄議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第48号 ときがわ町健康づくり推進条例の制定についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり制定することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立多数)
○前田 栄議長 起立多数であります。
  よって、議案第48号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第49号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○前田 栄議長 日程第2、議案第49号 ときがわ町区長設置条例の一部改正についてを議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○桑原功夫議会事務局長 議案第49号 ときがわ町区長設置条例の一部改正について。
  別紙のとおり、ときがわ町区長設置条例の一部を改正する条例を制定することについて議決を求める。
  平成30年12月4日提出、ときがわ町長、渡邉一美。
  以上です。
○前田 栄議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 それでは、議案第49号 ときがわ町区長設置条例の一部改正について提案理由を申し上げます。
  区の統合に関する要望に伴い、下モ、大野上サ、中カ及び上ミを統合して新たに大野とするため、ときがわ町区長設置条例の一部を改正したいので、この案を提出するものであります。
  細部につきましては、総務課長からご説明を申し上げます。よろしくお願いいたします。
○前田 栄議長 続いて、細部説明を求めます。
  清水総務課長。
○清水誠司総務課長 それでは、議案第49号 ときがわ町区長設置条例の一部改正について細 部説明をさせていただきます。
  初めに、今回の改正についての概要を説明させていただきます。
  今回の改正は、提案理由にありますとおり、区の統合に関する要望に伴い、大野地内にあります下モ、大野上サ、中カ及び上ミの4行政区を統合して、新たに大野区をつくるため条例を改正するものでございます。
  現在、各区とも世帯数の減少や急激な高齢化により、近い将来には行事や役員の選出など、厳しい状況が予想されているというような中で、こうした状況を踏まえ、暮らしの安心を支え、さらに魅力ある大野地区になるよう、大野地区の統合推進委員会を大野地区で設置して、この区の統合について調査、審議を重ねてきたというふうに聞いております。
  また、各区で住民の皆様が慎重に検討を重ねた結果、平成31年4月1日から統合との結論に至ったものでございまして、その要望が出たものでございます。
  また、現在ときがわ町には行政区は52区ございますが、今回の統合により49区となるものでございます。
  それでは、議案参考資料ナンバー2をごらんください。
  ときがわ町区長設置条例の一部を改正する条例の新旧対照表になります。
  右側の欄が現行、左の欄が改正案で、下線が引いてある部分が改正箇所となっております。
  1ページで、右側の現行欄、別表8で48番が下モ、49番が大野上サ、50番が中カ、51番が上ミとなっておりますが、左側の改正欄のように4つの区を統合し、48番を大野とし、椚平を49に繰り上げるものでございます。
  それでは、議案に戻り、条例の3ページ、附則をごらんください。
  この条例は、平成31年4月1日から施行するものでございます。
  以上で、議案第49号 ときがわ町区長設置条例の一部改正についての細部説明を終了させていただきます。どうぞよろしくお願いします。
○前田 栄議長 これより議案第49号 ときがわ町区長設置条例の一部改正についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  9番、野口議員。
○9番 野口守隆議員 この合区によりまして、いわゆるここに大椚生活改善センターがあります。そして、多分これ企画財政課に移管されていると思うんですが。この集会所を今後どう利用するように考えているかということなんです。私、あそこへはごみの集積所があるん で、1週間に2回なり3回なり行っているんですが、ごみを出すのがサラリーマン川柳にありましたが、「ごみ出しに出しに行かねば捨てられる」という川柳があるんですね。それで、私が係になっているもんで、週に二、三回は行っておるんです。それで、やはりこれは、この施設を、いわゆる公共施設を減らしていくという計画であるならば、ずっとあのまま置いて廃屋にするのか、そういうことは多分ないと思います。解体するのか、あるいは賃貸をするのか、売却をするのか、そういうことを考えていかないといけないと思うんです。特に、あそこはもしも誰か住みたいという人がいるならば、お風呂場だけ整備すればとりあえずは住める状況なんですね。ぜひそういった、どういったことを考えているのかお伺いするのと、今まで賃貸、貸してもらいたいという希望はあったのか、この2点をお願いします。
○前田 栄議長 野口議員、この第49号の関連質問ということでよろしいんですか。
○9番 野口守隆議員 はい。議長が許可してもらえれば、させてもらいます。だめというなら……
○前田 栄議長 じゃ、端的に答えてください。
  清水総務課長。
○清水誠司総務課長 現在、くすの木センターのほうができましたので、大椚生活改善センターにつきましては、今後の検討を、利用のほうにつきまして、ご質問にあるように検討するというようなことも含めまして、企画財政課のほうに移管のほうの手続をとりたいと考えております。
  以上です。
○前田 栄議長 2点、あと1点ですね。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 それでは、ただいまの野口議員のご質問にお答えいたします。
  今、総務課長のほうからお答えさせていただきましたように、それぞれ施設のほうが5つですか、あるわけなんですけれども、そちらのほうのやっぱり老朽化度ですとか、そうしたものを考えた上で、どういうふうに活用できるものかどうかというところからして考慮していかなければいけないというところがございますので、その辺も検証させていただいて、企画財政課としましては、活用ができるものであれば活用していきたい。大椚生活改善センターも含めてしていきたいというふうには考えております。ただ、活用できないようであれば、これは解体というふうな決断になるかと思います。
  先ほどのご質問の2点目にございました、あそこを借りて何か事業をやりたいというふう なお話につきましては、昨年でしたか、1件問い合わせ等がございまして、具体的にこういうことがやりたいというふうなお話もあったわけでございますけれども、それが実際にやっていただいて、継続をしていかなければいけないというふうなこちらのほうの意図もございまして、具体的な資金計画ですとか等もお尋ねしたところ、そのまま立ち消えになってしまったというふうなものが1件ございます。
  以上でございます。
○前田 栄議長 野口議員。
○9番 野口守隆議員 議長に関連質問を許可していただきまして、大変ありがとうございました。
  ぜひ越してきたいという人がいるわけですから、使えるものであれば早急に検討していただいて、検討期間を余り長く置けば置くほど家屋は傷みます。ぜひ早目に判断をしていただいて、結論を出していただきたいと思います。よろしくお願いします。
○前田 栄議長 よろしいですか。
  ほかにございますか。
  6番、山中議員。
○6番 山中博子議員 6番、山中です。
  この4つの地区を統合して何世帯になったのかということと、ほかの地区でもそのような少ない世帯数になっていて、今回の場合は区の統合に関する要望があったためにこれを統合したとありますが、この4つの区自体の世帯数が少ないということで統合したならば、ほかの区のところもそのような区がまだあるのか伺います。
○前田 栄議長 清水総務課長。
○清水誠司総務課長 それでは、山中議員のご質問にお答えします。
  大野の4つの区が1つになった場合に、世帯数としますと165世帯、現在ので合わせて165世帯という行政区でございます。これにつきましては、町内の中では2番目の大きな行政区になるということでございます。ちなみに1番が田黒になります。
  続きまして、少ない世帯数の行政区があるのではないかということでございますが、確かにいろいろとほかの町内には逆に大きいところが、今申し上げたように大野のほうも大きくなったわけでございますが、その10分の1ぐらいの非常に小さいところもございます。大野の今回の統合につきましても、大野地区の4つの行政区について、皆様方が、先ほどちょっと説明で申し上げましたけれども、統合の委員会をつくって、それで話し合われたという自 主的な活動の中でこれを取り組まれて、その結果、住民の皆様の合意をいただいたので、統合をさせてもらいたいというような要望ということでございますので、あくまで住民の皆様の要望によって、町のほうは対応して1つの行政区を設置するというような流れになるものでございまして、いずれにしても大もとは住民のお考え、皆様のお考えでやっていくというものだというふうに考えております。
  以上です。
○前田 栄議長 いいですか。
  ほかにございますか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原です。
  53がこれだけ減ってきたと思うんですよね。全体から52、当初52か。それで、近隣の町村との比較をどのくらいを見ているのか。嵐山町では33か35だと思うんですが。いずれにしろときがわ町は合併当初からその基準で来ていましたから、行政区としては多いと思いますよね。先ほど、近隣との比較をどのように見ているか、1点。
  それと、今、山中議員が質問の中では、あくまでも課長の答弁、住民の要望ということを聞いておりますが、この統合については町からの働きかけはできないのか、この2点伺います。
○前田 栄議長 清水総務課長。
○清水誠司総務課長 近隣の状況につきまして、細かい数字のほうは申しわけございませんが、押さえてございません。たしかにときがわ町のもともとの成り立ち、合併でそのまま余り統合も進めていないので、近隣から比べれば多いのではないかなというふうに思いますが、詳しい数字のほうを押さえておりませんので、まことに申しわけありませんが、それについてはお答えはちょっとできません。
  それから、町からの働きかけということでございますが、働きかけにつきましては、基本的には実際今まで日影もそうですし、この前の下郷、それから今度、大野というようなことで、そういう事例も非常にあったわけでございまして、そういう中で、もちろんそういう統合ができたということはお知らせをしていくのは当然でございますが、また、そういう中でそれぞれ、先ほどのご指摘のように小さいところもあるので、強制的というふうなことはできませんけれども、そういういいところ等を紹介をしていって、そういう統合を進めていくような気持ちを住民の皆様に持っていただくということも必要かなと思いますので、そうい うことでしたらできるというふうに考えてございます。区長会等でご案内等をするというようなものも一つの方法かなとも思っております。
  以上です。
○前田 栄議長 よろしいですか。
○12番 野原和夫議員 いいです。
○前田 栄議長 小峯副町長。
○小峯光好副町長 区の統合についての考え方なんですが、以前から町の考え方としては、進め方としては、町が行政主導でやっていく場合と、これは旧の都幾川村のときは行政主導でやっていたということがあったと思います。新しい合併になりましてからは、町の方針としては、あくまでも区の考えを重視していく中で、そういった考えが統合していくということで、検討していくということであれば、それについて町はご支援をしていくということで、いろんな行政手続だとか、そういったこともありますので、そういったことをお話をする中で、その進め方がよりスムーズに進めるようにご支援をさせていただいたというのが今までの経過だと思います。必ずしも町のほうで、少ない人口だから、世帯だから統合すべきということはないと思うんですね。いろんな文化だとか、いろんなおつき合いだとか、そういったことが各行政区のほうにあるようでして、そういったこともある程度尊重しながらいかなくてはいけないということがあるんで、それを無理やり少ないからということだけで行政指導していくということは、今のところは考えておりません。
  今、清水総務課長のほうで、そういった考えもあればというような話もちょっとあって、ニュアンスの問題ですね。誤解を招かないようにしていただきたいと思うんですけれども、町とすれば、住民の方でいろいろなことですね、役職を選ぶのが大変になってしまったとか、どちらかというとマイナスの思考の中で統合するというようなことが多いんですが、そうじゃなくて、行政区を統合することによって、よりよい行政区としていくという方向の中でやっていっていただくという部分の中ではぜひ考えていただきたいなというふうに、考えていくことも一つだなというふうな考えを持っているところでありまして、そういった人口が少ないとかということで、町としては統合するようにということの働きかけはしていくつもりはございませんので、その辺のところは誤解のないようにお願いしたいというふうに思います。よろしくお願いします。
○前田 栄議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 誤解はしませんから大丈夫です。
  班を離れる人が最近出てきているんですよね、その行政区の中で。だから、そういうことも真剣に考える時期ではないかなと思うんですよね。そして、多くの人が助け合うという組織をつくることも大事だと思います。だから、そういう働きかけ、清水課長が言ってきたことは、そういう問題も踏まえた中での発言は、私は大いにしても結構だと思うんですよね。そういう中で行政区が決めることであって、そういうことを前面に打ち出してもらうことも大事かなと思うんで、ぜひお願いします。
○前田 栄議長 答弁はよろしいですか。
○12番 野原和夫議員 はい。
○前田 栄議長 ほかにございますか。
          (発言する者なし)
○前田 栄議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (発言する者なし)
○前田 栄議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (発言する者なし)
○前田 栄議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第49号 ときがわ町区長設置条例の一部改正についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり改正することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立多数)
○前田 栄議長 起立多数であります。
  暫時休憩といたします。
  再開を10時50分ですね。
                                (午前10時35分)
─────────────────────────────────────────────────
○前田 栄議長 再開いたします。
                                (午前10時50分)
─────────────────────────────────────────────────
○前田 栄議長 申しわけなかったんですけれども、先ほどの議案第49号の採決におきまして、私の発言が不足しておりましたので、改めて報告します。
  議案第49号は賛成多数で原案どおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案の一括上程について
○前田 栄議長 お諮りいたします。
  日程第3、議案第50号 ときがわ町議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について及び日程第4、議案第51号 ときがわ町町長等の給与等に関する条例の一部改正についてはともに議員及び町長等の期末手当の改定などに関する改正でございますので、一括議題としたいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 異議なしと認めます。
  よって、議案第50号及び議案第51号は一括議題とすることに決定いたしました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第50号及び議案第51号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○前田 栄議長 日程第3、議案第50号 ときがわ町議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について、日程第4、議案第51号 ときがわ町町長等の給与等に関する条例の一部改正について、以上を一括議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○桑原功夫議会事務局長 議案第50号 ときがわ町議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について。
  別紙のとおり、ときがわ町議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例を制定することについて議決を求める。
  平成30年12月4日提出、ときがわ町長、渡邉一美。
  続きまして、議案第51号 ときがわ町町長等の給与等に関する条例の一部改正について。
  別紙のとおり、ときがわ町町長等の給与等に関する条例の一部を改正する条例を制定することについて議決を求める。
  平成30年12月4日提出、ときがわ町長、渡邉一美。
  以上です。
○前田 栄議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 それでは、議案第50号 ときがわ町議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について提案理由を申し上げます。
  平成30年8月10日付で人事院からなされた国家公務員の給与についての勧告及び同年10月18日付で埼玉県人事委員会からなされた埼玉県職員の給与についての勧告を踏まえ、ときがわ町議会議員の期末手当の額を改正したいので、この案を提出するものであります。
  続きまして、議案第51号 ときがわ町町長等の給与等に関する条例の一部改正について提案理由を申し上げます。
  平成30年8月10日付で人事院からなされた国家公務員の給与についての勧告及び同年10月18日付で埼玉県人事委員会からなされた埼玉県職員の給与についての勧告を踏まえ、ときがわ町町長、副町長及び教育長の期末手当の額を改定したいので、この案を提出するものであります。
  細部につきましては、総務課長からご説明を申し上げます。よろしくお願いいたします。
○前田 栄議長 続いて、議案第50号 ときがわ町議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について及び議案第51号 ときがわ町町長等の給与等に関する条例の一部改正について、順次細部説明を求めます。
  清水総務課長。
○清水誠司総務課長 それでは、議案第50号 ときがわ町議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について及び議案第51号 ときがわ町町長等の給与等に関する条例の一部改正について、細部説明をさせていただきます。
  初めに、今回の改正についての概要を説明させていただきます。
  今回の改正は、提案理由にもありますとおり、平成30年8月10日付の人事院勧告及び同年10月18日の埼玉県人事委員会の勧告を踏まえて、期末手当の額を改定するものであります。
  まず、今年度につきましては12月に0.05月分を引き上げ、来年度以降も0.05月分を引き上げる改定を行うものでございます。
  それでは、議案参考資料、資料ナンバー3をごらんください。
  ときがわ町議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の新旧対照表になります。
  議会議員の期末手当につきまして、今年度の期末手当について、12月支給分で0.05月分を引き上げる改正を行うため、現行の第5条第2項中の12月に支給する場合においては「100 分の227.5」を乗じて得た額となっているものを改正案のように「100分の232.5」を乗じて得た額に改定するものであります。
  続いて、2ページをごらんください。
  平成31年度以降支給分につきまして、0.1月分を6月分及び12月分に割り振り、それぞれ0.05月分を引き上げる改定を行うため、現行の第5条第2項中の6月に支給する場合においては「100分の212.5」、12月に支給する場合においては「100分の232.5」を乗じて得た額となっているものを改正案のように均等に「100分の222.5」を乗じて得た額に改めるものであります。
  続きまして、議案参考資料4をごらんください。
  こちらはときがわ町町長等の給与等に関する条例の一部を改正する条例、新旧対照表でございます。
  右側の欄が現行、左側が改正案で、下線を引いてある部分が改正箇所となっております。
  まず、今年度の12月分について、右側の現行欄、第6条第2項の中ほどにありますが、12月に支給する場合においては「100分の227.5」を乗じて得た額を左側の改正案欄のように「100分の232.5」を乗じて得た額に改めるものであります。
  続きまして、2ページをごらんください。
  31年度以降になりますが、0.1月分を6月分及び12月分に割り振り、それぞれ0.05月分引き上げる改定を行うものであります。
  右側の現行欄、第6条第2項で、6月に支給する場合においては「100分の212.5」、12月に支給する場合には「100分の232.5」を乗じて得た額となっているものを左側の改正案のように「100分の222.5」を乗じて得た額に改定するものであります。
  それでは、議案にお戻りいただき、条例の附則をごらんください。
  議案第50号及び議案第51号ともに同様の規定となりますが、まず第1項では、この条例中第1条の規定は公布の日から、第2条の規定は平成31年4月1日から施行するものであります。
  次に、第2項で、この条例中第1条の規定による改正後の規定は、平成30年12月1日から適用するものです。
  以上で、議案第50号 ときがわ町議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について及び議案第51号 ときがわ町町長等の給与等に関する条例の一部改正についての細部説明を終了させていただきます。よろしくお願いいたします。
○前田 栄議長 これより議案第50号 ときがわ町議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原です。
  今回出された案件ですが、そもそも議員、町長、副町長、教育長、特別職は人事院勧告で決める問題ではないと思うんですよね。ちなみに県の町村平均議員報酬は21万6,000円です、平均は。ときがわ町はこれに満たしていないと思うんですよね。
  この問題については人勧で決める問題でないとして、報酬審議会を開き、審議会でこの問題については協議していただくことを願いたいんですが、この点、いかがでしょうか。
○前田 栄議長 答弁願います。
  清水総務課長。
○清水誠司総務課長 この議員の期末手当につきましては、今野原議員のほうでおっしゃられた報酬審議会のほうでということなんですけれども、これは期末手当ということで、本来、議員の報酬等につきましては、それから、三役等の給料の額については報酬審議会のほうで審議をするというようなことでございますけれども、今回出されているのが期末手当ということでございますので、この件に関しては報酬審議会の所掌事務に当たらないというようなことでありまして、かけていないというような状況でございます。
○前田 栄議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 期末手当だからじゃなくて、私が言いたいのは、今、町村を含めて議会議員のなり手不足という問題が出ているんですよね。その中で若い世代の人たちが議員報酬で生活できない実態が生まれています。そういう中で、やっぱりきちんとした生活のできる範囲の引き上げというのは、各議員が同じ考えで私はいると思います。だから、そういう中では、その改正、特にときがわ町はそこに満たしていない問題がありますから。今、期末手当はあります。期末手当は手当だと思うんですが、全体を見た中での質問として受けとめていただきたいんですよ。やっぱり報酬の問題については、うちのほうでは一番若い議員は神山俊議員ですから。そういうことも踏まえて、彼は彼なりに昼間は労働しながらもやっている。そういうことも踏まえて、今後若い人たちが議員になる人、これをぜひふやしてもらうことも施策の中で一つ大事かな。
  だから、その中では、ぜひそういう審議会を望みたいんですが、いかがですか。
○前田 栄議長 小峯副町長。
○小峯光好副町長 それでは、野原議員のご質問にお答えしたいと思います。
  議員の報酬について、報酬審議会のほうですね。議員のなり手ということが課題として今一般的にあるということで、それらを踏まえて検討する機会を設けてもらいたいということのご質問でよろしいんでしょうか。
          (発言する者あり)
○小峯光好副町長 その辺については、またほかの市町村も同じような状況もありますので、ほかの市町村の動向等も見ながら、報酬審議会を開く、開かないかも含めて検討してまいりたいというふうに思います。
  議員のなり手の問題については、また総合的な部分の中で検討する部分もあると思いますし、給与、報酬だけということでもないと思いますので。またその辺も検討課題としてあると思いますので、それらも含めて進めていくのがいいのかなというふうに思いますので、そういった意味で検討してまいりたいというふうに思います。よろしくお願いします。
○前田 栄議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 ぜひお願いします。
  議員、特別職においては、人勧で決める問題じゃないんですよね。やっぱりそこで審議会を開いてやる問題だと思うんで、ぜひここの問題については、検討していただきたいと思います。
  先ほど議員報酬だけではないという問題もあります。ただ、今のときがわ町の情勢を見ますと、ここで議員報酬を上げると住民の反発は大きく出ると思いますよね。それには、やっぱり個々の議員がそれなりの役割を果たしてやっているという姿を見せれば、絶対、町民は理解していただけると思います。そういう中でも、私たち議員も切磋琢磨してこれからは頑張ると、私は全員が思っておりますので、この問題も踏まえてお願いしたいと思います。
  答弁は結構です。
○前田 栄議長 ほかにございますか。
  11番、岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 大変理解不足で申しわけないんですが、これ議案第50号についていえば、これどのくらいの額が12月で影響するんですか。
○前田 栄議長 議員だけじゃなくて、議員と町長、職員もですか。
○11番 岩田鑑郎議員 50号でかかる分。
○前田 栄議長 全部ですか。議員だけだそうです。
○11番 岩田鑑郎議員 聞けるのはそれだけだと思うんだけれども。
○前田 栄議長 清水総務課長。
○清水誠司総務課長 今回のこの後に補正予算というのも出てくるんですけれども、その中にも出てくるんですが、その中で、議員期末手当ということで、13万円というようなことでございます。予算のほうは13万円でございます。
○前田 栄議長 岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 50号じゃないんですけれども、町全体ではどのくらいになるかというのは質問はまずいんかな、これは。
          (発言する者あり)
○11番 岩田鑑郎議員 じゃ、いいやいいや、すみません。失礼しました。
○前田 栄議長 よろしいですか。
  ほかにございますか。
          (発言する者なし)
○前田 栄議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (発言する者なし)
○前田 栄議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (発言する者なし)
○前田 栄議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第50号 ときがわ町議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり改正することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立多数)
○前田 栄議長 起立多数であります。
  よって、議案第50号は原案のとおり可決されました。
  これより議案第51号 ときがわ町町長等の給与等に関する条例の一部改正についての質疑 に入ります。
  質疑ございませんか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 先ほどと同じように、この問題については人勧で決める問題じゃないと思っています。ちなみにこのときがわ町における特別職、町長、副町長、教育長、近隣町村での比較で多いか少ないか、この問題についてちょっと伺いたいんですが。いかがでしょうか。
○前田 栄議長 清水総務課長。
○清水誠司総務課長 改正につきましては、ほかの町村と同じ率でございます。
○前田 栄議長 暫時休憩します。
                                (午前11時10分)
─────────────────────────────────────────────────
○前田 栄議長 再開いたします。
                                (午前11時11分)
─────────────────────────────────────────────────
○前田 栄議長 小峯副町長。
○小峯光好副町長 それでは、野原議員のご質問にお答えいたします。
  多いか少ないかというのはちょっと本人なんで言いづらいんですが、ほかの市町村の議員さん、あるいは町長、それから副町長、教育長さんの報酬等の状況、あるいはときがわ町の置かれている状況等を考慮して今の金額を設定しているということでご理解いただきたいというふうに思います。よろしくお願いします。
○前田 栄議長 よろしいですか。
○12番 野原和夫議員 いいです。
○前田 栄議長 ほかにございますか。
  11番、岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 さっきと同じなんですが、12月で今回の影響がある金額というのは幾らですか。
○前田 栄議長 教育長も入れて3人ですね。
  清水総務課長。
○清水誠司総務課長 15万9,000円です。
○前田 栄議長 よろしいですか。
○11番 岩田鑑郎議員 はい。
○前田 栄議長 ほかにございますか。
          (発言する者なし)
○前田 栄議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (発言する者なし)
○前田 栄議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (発言する者なし)
○前田 栄議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第51号 ときがわ町町長等の給与等に関する条例の一部改正についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり改正することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立多数)
○前田 栄議長 起立多数であります。
  よって、議案第51号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第52号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○前田 栄議長 日程第5、議案第52号 ときがわ町一般職の職員の給与に関する条例の一部改正についてを議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○桑原功夫議会事務局長 議案第52号 ときがわ町一般職の職員の給与に関する条例の一部改正について。
  別紙のとおり、ときがわ町一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例を制定することについて議決を求める。
  平成30年12月4日提出、ときがわ町長、渡邉一美。
  以上です。
○前田 栄議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 それでは、議案第52号 ときがわ町一般職の職員の給与に関する条例の一部改正について提案理由を申し上げます。
  平成30年8月10日付で人事院からなされた国家公務員の給与についての勧告及び同年10月18日付で埼玉県人事委員会からなされた埼玉県職員の給与についての勧告を踏まえ、ときがわ町一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正したいので、この案を提出するものであります。
  細部につきましては、総務課長からご説明を申し上げます。よろしくお願いします。
○前田 栄議長 続いて、細部説明を求めます。
  清水総務課長。
○清水誠司総務課長 それでは、議案第52号 ときがわ町一般職の職員の給与に関する条例の一部改正について細部説明させていただきます。
  初めに、今回の改正についての概要を説明させていただきます。
  今回の改正は、議案第50号、51号と同様、平成30年8月10日付の人事院勧告、同年10月18日の埼玉県人事委員会の勧告を踏まえ、一般職の職員の給与の改定を行うものであります。
  まず第1段階として、第1条関係で、宿日直手当の改定、今年度の12月分の勤勉手当及び行政職の給料表の改定を行います。
  第2段階では、第2条として、平成31年度以降の期末勤勉手当の改定を行います。
  それでは初めに、第1段階で第1条関係の説明をさせていただきます。
  議案参考資料の資料ナンバー5をごらんください。
  ときがわ町一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の新旧対照表になります。
  1ページをごらんください。
  右側の欄が現行、左側の欄が改正案で、下線部分が改正箇所となっております。
  まず、1ページの右側、現行欄、第17条第1項、宿日直手当「4,200円」となっているものを左側の改正欄、「4,400円」に改め、200円引き上げるものであります。
  また、第17条の6第2項第1号、今年度の勤勉手当について、12月分を1ページ右側、現行欄の下段になりますが、「100分の90」を乗じて得た額になっているものを左側の改正欄のように「100分の95」を乗じて得た額に改め、0.05月分引き上げる改定を行うものであり ます。
  また、再任用職員につきましては、2ページをごらんください。
  2ページの上段、同条の同項第2項の「100分の42.5」を乗じて得た額を改正案のように「100分の47.5」を乗じて得た額と、同様に改めるものでございます。
  次に、別表第1で、2ページから8ページまでになりますが、人事院勧告に基づいて行政職の給料表を載せてあります。平均0.19%引き上げる改定を行うものであります。
  見ていただきまして、9ページをごらんください。
  こちらは第2段階の改定で、第2条関係として、平成31年度以降の期末手当について、右側の現行欄、第17条の3第2項、6月に支給する場合においては「100分の122.5」、12月に支給する場合においては「100分の137.5」を乗じて得た額を左側の改正案欄の100分の130を乗じて得た額に改めるものであります。6月分及び12月分を均等にし、それぞれ100分の130を乗じた額に改定するものであります。
  また、再任用職員につきましては、同条第3項中「100分の65」、「100分の80」を改正案のように「100分の72.5」に改めるものであります。6月分及び12月分を均等にし、それぞれ100分の72.5を乗じて得た額に改定するものでございます。
  また、続いて勤勉手当でございますが、10ページ、右側中段の第17条の6第2項第1号で「100分の95」を乗じて得た額を左側改正案欄の同条同項同号の「100分の92.5」を乗じて得た額に改定し、1.3月分を平成30年度以降の勤勉手当について改定するものであります。
  また、再任用職員につきましては、同項第2号中「100分の47.5」を「100分の45」に改めるものでございます。
  それでは、議案にお戻りいただきまして、条例の7ページ、附則をごらんください。
  まず附則の第1条第1項は、この条例は公布の日から施行する。ただし、第2条の規定は、平成30年4月1日から施行するものです。
  第2項は、改正後のときがわ町一般職の職員の給与に関する条例の規定は、第17条の6第2項の規定を除いて平成29年4月1日にさかのぼり適用するものであります。
  第3項は、改正後の条例第17条の6第2項の規定は、平成30年12月1日から適用するものであります。
  第2条は、改正後の条例の規定を適用する部分については、改正前の条例の規定に基づいて支給された給与は、改正後の条例の規定による給与の内払とみなす規定であります。
  以上で、議案第52号 ときがわ町一般職の職員の給与に関する条例の一部改正について細 部説明を終了させていただきます。よろしくお願いします。
○前田 栄議長 これより議案第52号 ときがわ町一般職の職員の給与に関する条例の一部改正についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原です。
  1点、組合との合意形成をどのように承諾を得たのか。
  それともう1点、1級、2級、3級、4級、5級、6級、この級に対しての平均引き上げ幅というもの、金額が数字が出ると思うんですが、それは出ているでしょうか。わからなかったら結構です。お願いします。
○前田 栄議長 2点お願いします。
  清水総務課長。
○清水誠司総務課長 職員組合との合意は11月19日にしてございます。
  以上です。
○前田 栄議長 2問目、平均幅。
  清水総務課長。
○清水誠司総務課長 すみません、1級については0.52%、2級につきましては0.245%、3級については0.18%、4級につきましては0.14%、5級につきましては0.13%、6級につきましては0.11%ということでございます。
  トータルで、ちょっと先ほど申し上げましたが、0.19%ということでございます。
○前田 栄議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 パーセントより数字がわかればいいんですけれども、確かに1級が一番多いんですよね、上げ幅がね。2級、3級、4級、5級、6級となると、5、6は低くなるというふうに解釈していいんでしょうかね。そのとおりだと思うんですが、その点いかがでしょう。
○前田 栄議長 清水総務課長。
○清水誠司総務課長 今、野原議員のおっしゃるように1級のほうが6級よりも上げ幅のアップ率は高いということもありますし、新旧対照表をまず上のところを見ていただくと、それを引いていただくと、1級から6級までそれぞれ1級のほうが金額的には多くなってございます。
  以上です。
○前田 栄議長 小峯副町長。
○小峯光好副町長 それでは、若干補足させていただきます。
  今回の給与改定については、国、県の人事院勧告についても若年層への手厚い配分というような考え方がありまして、それが反映して1、2級、3級についての率が高いというような形になっておりますので、その辺をご理解いただければというふうに思います。お願いいたします。
○前田 栄議長 野原議員、よろしいですか。
  ほかにございますか。
  岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 同じような質問で恐縮ですが、どのくらいの金額になるんですか、上げ額は。トータルで。
○前田 栄議長 清水総務課長。
○清水誠司総務課長 一般職についていろいろ、特別職は別として、特別会計は別としまして、一般職につきましては、給与改定に伴う増額分は77万6,000円でございます。
  すみません。あと、職員手当ということで、手当につきましても、期末勤勉手当、それから宿日直手当ということで、219万1,000円ということでございます。
○前田 栄議長 よろしいですか。
  ほかにございますか。
  9番、野口議員。
○9番 野口守隆議員 全協のときもお聞きしたんですが、いわゆる確認なんですが、勤勉手当につきましては、この先ほどの説明だと、平成31年度から100分の92.5、再任用は100分の45と、これが最高と考えていいのか。
  もう1つは、あのときにもお聞きしたら、これから人事評価で行うというようなことを聞いた覚えがあるんですが、たまたまこの議員必携を読んでおりましたら、予算のときに、勤勉手当の支給に勤務成績を勘案しているかということが予算の中に出ているんですよ。今まで、多分していなかったんだと思うんですが、平成31年度から、じゃ、そういうわけで、いわゆる勤務成績を評価すると考えていいのかということが2点目。
  それから、再任用も当然、勤勉手当の評価に正職員と同じようにつながるのかという、この3点をちょっとお願いします。
○前田 栄議長 暫時休憩します。
                                (午前11時30分)
─────────────────────────────────────────────────
○前田 栄議長 再開いたします。
                                (午前11時38分)
─────────────────────────────────────────────────
○前田 栄議長 答弁願います。
  清水総務課長。
○清水誠司総務課長 勤務評定を行っておりまして、平成30年からやっておりまして、ときがわ町の場合は、S、A、B、C、Dという形で評価のほうを行っております。そして、金額の率が出てきているものについては、標準のBというようなところでございます。一番上のSにつきましては5%加算、Aが2.5%加算、Bがその標準でこの金額です、今申し上げているやつですね。Cがマイナス2.5%、Dにつきましてはマイナス5%というような段階になるということでございます。
  それで、2番目の勤務評価につきましては、現在やっておるんですが、それを実際に給与等にかかわって反映してくるのが平成31年4月1日から、31年度からということであります。
  それから、3番目の再任用についてはということですが、再任用につきましては、人事評価のほうを行っておりませんので、標準のままということでございます。
○前田 栄議長 野口議員。
○9番 野口守隆議員 先ほどのA、B、C、Dというのは、100分の92.5が幾つの段階と考えればいいんですか、標準的にというと。A、B、C、Dの中で。
○前田 栄議長 清水総務課長。
○清水誠司総務課長 SからDのうちのBが標準ということでございます。
○前田 栄議長 野口議員。
○9番 野口守隆議員 そうすると、この上限よりか、92.5よりか高くもらえる人もいると考えていいんですね。
○前田 栄議長 清水総務課長。
○清水誠司総務課長 人事評価によりまして、そういう方もいらっしゃると考えられます。
○前田 栄議長 3回目ですね、終わりですね。
  ほかにございますか。
          (発言する者なし)
○前田 栄議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (発言する者なし)
○前田 栄議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (発言する者なし)
○前田 栄議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第52号 ときがわ町一般職の職員の給与に関する条例の一部改正についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり改正することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○前田 栄議長 起立全員であります。
  よって、議案第52号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第53号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○前田 栄議長 日程第6、議案第53号 ときがわ町地域活動支援センター条例の一部改正についてを議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○桑原功夫議会事務局長 議案第53号 ときがわ町地域活動支援センター条例の一部改正について。
  別紙のとおり、ときがわ町地域活動支援センター条例の一部を改正する条例を制定することについて議決を求める。
  平成30年12月4日提出、ときがわ町長、渡邉一美。
  以上です。
○前田 栄議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 それでは、議案第53号 ときがわ町地域活動支援センター条例の一部改正に ついて提案理由を申し上げます。
  ときがわ町地域活動支援センターに係る家賃を見直すため、ときがわ町地域活動支援センター条例の一部を改正したいので、この案を提出するものであります。
  細部につきましては、福祉課長から説明を申し上げます。よろしくお願いします。
○前田 栄議長 続いて、細部説明を求めます。
  宮寺福祉課長。
○宮寺史人福祉課長 それでは、福祉課より、ときがわ町地域活動支援センター条例の一部を改正する条例の細部説明を申し上げます。
  この条例は、大字大附地内にある通称グループホームやまゆりに関する管理運営条例であり、今回改正する部分は、このグループホームやまゆりの利用料金を定めた別表の一部、家賃の金額になります。
  では、お手数ですが、資料ナンバー6をお開きいただきたいと思います。
  現在家賃は月額2万3,000円以内と規定されており、指定管理者である社会福祉協議会は、この金額を上限として、9室ある部屋の広さや日照等の条件により、月額1万8,000円から2万3,000円までの家賃を設定しています。この家賃を町内にある他のグループホーム3施設と比較しますと、家賃は5万円から5万7,000円となっており、やまゆりだけ半額以下という、著しく安価な家賃設定となっている状態にあります。このため介護保険上のグループホームのサービスを提供する上で十分な収入が得られないことから、やまゆりの経営は厳しい状況です。
  この家賃設定は、グループホームやまゆりと他のグループホーム利用者との間における費用負担の公平性としての課題もあります。やまゆりの建物が老朽化していることや2階建て構造であることなどを差し引いても、ときがわ町の方でやまゆりを利用している9名と、他のグループホームを利用しているときがわ町の方30名との間で、同じときがわ町の介護保険被保険者でありながら、家賃負担が倍以上の差があり、公平性を欠くのではないか、このように考えます。
  以上を踏まえ、現在の家賃を見直し、資料6のとおり、家賃を月額3万5,000円以内と改正するものです。
  議案書にお戻りいただきたいと思います。
  この条例は、平成31年4月1日から施行いたします。
  ときがわ町地域活動支援センター、通称グループホームやまゆりを継続可能な介護保険施 設として今後も維持していくため、また、費用負担の公平性を確保する上においても必要な見直しでありますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
  以上で、細部説明を終わります。
○前田 栄議長 これより議案第53号 ときがわ町地域活動支援センター条例の一部改正についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  3番、神山議員。
○3番 神山 俊議員 3番、神山です。
  2点ほどお伺いします。
  1点目ですけれども、利用者ないし家族の合意形成はできているのかが1点。
  2点目、今後老朽化に伴い、改修等を行う予定があるのかお伺いします。
○前田 栄議長 答弁願います。
  宮寺福祉課長。
○宮寺史人福祉課長 それでは、まずご質問の第1点、利用者に対しての合意はできているかということで、社会福祉協議会のほうから9月26日に開催されました家族交流会、これは利用者ですとか利用者の家族の方が集まる場所において、趣旨を説明させていただきまして、特に反対する意見だとか、困るといった意見は出てはいないというふうな報告を受けております。
  それから、今後老朽化に伴い、この施設を改修する予定はあるかというふうなことでございます。この建物、かなり古い建物で、今までも、例えばグループホームに関する基準が変わりまして、スプリンクラーの設置が義務づけられたというときには補助金を交付しながら施設を整えていったよというふうな経緯がございます。
  今後、改修予定があるかないかと聞かれたら、今のところないというふうな返答になるかと思います。
  以上です。
○前田 栄議長 よろしいですか。
  ほかにございますか。
  6番、山中議員。
○6番 山中博子議員 6番、山中博子です。
  今までやまゆりの赤字額、そして、値上げによってその赤字額がどのぐらい解消できるの か伺います。
○前田 栄議長 宮寺福祉課長。
○宮寺史人福祉課長 お答えいたします。
  やまゆりの場合、平成29年度で130万円ほどの赤字となっております。この値上げを行いますと、これが解消して、若干法人に残が残るというふうな予定でおります。しかしながら、このグループホーム、9人というとても少ない単位で運営しております。最近この赤字が発生したのは、とても最近、入れかわりが多かったということで、入れかわりが発生すると、例えば入院しますと、3カ月空き部屋を設けていくというふうな規定になっております。4カ月目から退所扱いというふうなことでございますので。今後も人が入れかわると、やはり経営は少し苦しくなると。新しい入居者がすんなり決まればいいんですけれども、すんなり決まらないと空き部屋期間が長くなって、やはり経営が苦しくなるというふうなことが言えると思います。
  繰り返しますが、値上げによって赤字は解消されるというふうなお見込みでよろしいかと思います。
  以上です。
○前田 栄議長 山中議員。
○6番 山中博子議員 今の説明ですと、入れかわりがスムーズにできた場合には赤字解消で、多少は残が残るという理解でよろしいですか。ということは、今のところやまゆりに関して、次の申込者、申し込んでいるけれども入れないという方がいないんですか、いるんですか。
○前田 栄議長 宮寺福祉課長。
○宮寺史人福祉課長 それでは、お答えいたします。
  先ほどの私の答弁の中なんですけれども、あくまで値上げが実現できた後にかつ空き部屋が余り長くならないような入れかえができれば赤字は解消されるというふうなご理解でお願いしたいと思います。
  それから、いわゆる待機者がいるかどうかというお話でございます。ときがわ町はやまゆりを含めてグループホームは町内に4カ所、合計5ユニットで45名の定員になっております。これは近隣に比較すると極めて多い数字なんですね。それで、グループホームやまゆりにつきましては、全部が町内の方が利用していただいております。このグループホームやまゆり、グループホームというのは基本的に地域密着型施設でありまして、ときがわ町の方はときがわ町の施設を使うというのが原則でありまして、例外に、ときがわ町の人で埋まらない場合 には町外者に、町長の許諾を受けた上で入ってよろしいというふうな決まりでございます。
  やまゆり以外のグループホームは、多いところで半数ぐらい町外者の方が入っている施設がございます。したがいまして、グループホームに入居が非常にしやすい状況にあるというふうなことが町内の被保険者には言えると思います。
  そういった形で、一応やまゆりあいていますかという問い合わせをした方の名簿一覧があるんですが、あいたときにその方に連絡をしますと、ほかのグループホームに既に入れたので結構ですというふうなお問い合わせをいただくことが非常に多いというふうな報告を受けております。
  以上です。
○前田 栄議長 よろしいですか。
  ほかにございますか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原です。
  この建物においては公設の建物であって、社協の運営ですよね。社会福祉協議会が、私が聞くところによると1,300万ぐらいの赤字という、総合的なことを聞いています。先ほど山中議員は、その赤字解消になるという方向性で値上げをした、じゃ、全体から見ると赤字が原因で値上げしたのか。この点お伺いします。
  それと、近隣のグループホームというか、町内あると思うんですが、それを比較しての安い設定できているから上げ、もう値上げ、値上げの問題がうまく皆さんに理解されるように文言も出ていますが、これはちょっと違うんじゃないかなと思うんですが。2点伺います。
○前田 栄議長 宮寺福祉課長。
○宮寺史人福祉課長 それでは、まずこの値上げに至った原因は社協本体の赤字にあるかというふうなご質問でございます。
  答弁するに当たって、それも一つの要因であるというふうな認識でございます。社会福祉協議会が設定しているさまざまな利用料金、これらを全部見直して、社会福祉協議会の財源をきちんと確保しようということで、今近隣に比べて利用料金はどうかというふうな調査をする中で、このグループホームの料金設定が極めて安いというふうな状況が判明して、これを適正な値に戻していこうというのが1つ。
  それから旧都幾川村にお住まいになっていた方は記憶の端にあると思うんですが、あの施設は元カルト集団のオウム真理教の幹部の関係者が住んでいた施設、これを町がオウム真理 教の破産管財人に交渉しまして、それを買い取って、オウム真理教に洗脳されるんではないか、サリンをまかれるのではないかというふうな危惧していた地域住民の不安を解消したというふうな経緯がございます。
  取得して、さあ何に使っていこうというふうなことを考えたときに、取得したのが平成12年、介護保険制度が始まったのが平成12年、その介護保険の枠組みの中に新しいグループホームというものがあるので、それを始めましょうということで、社会福祉協議会に運営をお願いしたのが事の始まりというふうに記憶をしております。
  そういった中で、近隣にグループホームがなかったので、見本となるような値段がよくわからなかったということも恐らくあると思います。もう1つは、そういったいわくつきの物件でありますので、なるべく安い価格設定でしたほうがいいのではないかという力が働いたのではないかなと思います。
  そういった形で、初期の価格設定を意図的に安くしたがために、結果的にその2年後に町内にできたグループホームとの価格差が大幅に開いたというふうなことでございます。もうオウム真理教が退去してから十数年たっておりますので、ここで適正な金額に戻していこうというふうなことが2点目のきっかけでございます。
  以上です。
○前田 栄議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 1つは今、社会福祉協議会の赤字の問題もこの中には入っているような説明をされましたね。まずそこから手をつけなくちゃいけないんじゃないでしょうか。どのような赤字運営をして、この検証してやるかということ。それをやらないでいきなりこっちへ来ても、それは解消にならないんじゃないですか。経営の中身を見ると人件費がとても高いんですよね。だから、そういうことも踏まえて調査研究する必要があると思います。
  それと、今、課長は近隣のグループホーム比べるどうのこうの言いますけれども、当初これは合併前に当時の大沢村長がやっているんだと思うんで、つくったと思うんですよね。だから、当初はこの建物自体、立地条件を満たしていない、こういう問題もあったと思うんですよ。そして、その中で入居当初から低い家賃で設定されて、利用者がその家族、やってきたんです。
  だから、その中身については検証しないで赤字、だから上げるというのは間違いだと思うんですよ。じゃ、類似のグループホーム、その施設、A、B、Cありますけれども、恐らくバリアフリー化してとても便利にできていると思うんですよ。だから、そういうものを比較 した中で、やっぱり先ほど神山議員が利用者に説明したら反対者はいない。反対者はできないんですよ、反対は。そこにお世話になっているんですから。そういう中で、利用者、その家族に対しての家賃設定の積算根拠を明確にして説明したのかということを聞きたいんです。この点どうでしょう。
○前田 栄議長 宮寺福祉課長。
○宮寺史人福祉課長 まず1点目、社協の赤字の原因を究明しないまま、検証しないまま、このやまゆりの料金の見直しというのは逆ではないかなというふうなご質問だったかと思います。
  逆にやはり社会福祉法人たる社会福祉協議会は、町民からの会費と町からの補助金を主に財源として運営している事業でございます。やっている事業は、皆さんご案内のとおり、募金活動ですとか歳末助け合いの運営、それから老人クラブ連合会、遺族会、身体障害者福祉会等の団体のお世話をすること。それから、最近始まった地域支え合い事業、これに代表されますように、社会的に弱い、外出支援にも応援が必要だ、庭木の手入れをしたけれども、介護保険ではやっていただけないような仕事、これらを、誰も引き受けていただけないような仕事を安価で提供することによって社会的な弱者を地域で継続的に住まいを継続させるというふうな社会の受け皿的な役割がございます。これらはいずれにしても黒字経営というのはとても難しい仕事でありまして、本来、役場がやるべきところを社会福祉協議会にお願いしてやっていただいているというふうな現状がございます。
  これらを踏まえまして、赤字という表現を私も使いますが、必ずしも適切ではないのかなというふうな気がいたします。過去には町の補助金を500万円単位で減らしたときもありますし、あるいは県からの指導で社会福祉協議会、社会福祉法人たる市町村社協は内部留保をたくさんしてはいけないということで、意図的に内部留保を減らすために補助金を減らしたというふうな時代もございました。
  近年、我々役場の者が社協の運営を見てみますと、やはり人件費が高いのは確かでございます。それらの理由としては、地域支え合い事業ですとか、福祉有償運送、それらの新しい仕事が加わったことにより、マンパワーに係る経費が増大したことによる赤字額が拡大していっているんではないかなというふうに考えております。一方でその反面、地域に配分される社会福祉の力というのは、恐らく以前と比べて向上しているということが野原議員も多分おわかりいただけるんではないかなというふうに考えております。
○12番 野原和夫議員 私の質問に、違う。私ちゃんと質問している。
○宮寺史人福祉課長 それから、値上げの基準の明確化でございます。確かに社会福祉協議会で運営するやまゆりなんですけれども、建物が2階構造になっておりまして、野原議員ご指摘のようにときがわ町のほかの3グループホームは全て平屋建てということで、バリアフリーだとか、そういった使いやすい建物になっております。それらの3つの施設は、グループホームを運営するために新築された建物でございますので、そういった配慮がなされていると。
  このやまゆりにつきましては、先ほど申し上げました理由で、やむにやまれぬ事情で取得した建物をグループホームに転用したという形から、2階建てというふうなことになっております。それらを加味して、あと建物が既に老朽化しているということを加味した上で、ほかのグループホームが設定している5万円まで持っていくのは、やはりこれは難しいだろうということから、上限を3万5,000円に落ち着いたというふうな経過でございますので、ご理解をお願いしたいと思います。
○前田 栄議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 家賃設定の積算根拠を示して、わかりやすく説明すればわかると思うんですよ。最初に出発点は、社協の赤字運営のもとというものを示しているじゃないですか。だから上げるんだということは筋が通らないということなんですよ。
  そして、この建物については、先ほど言いましたが、立地基準を満たしていない、合併前から進めた計画をそのままやってきていることですから。中身については、やっぱり利用者に対しての補助も勘案すべきではないかなと思うんですよ。そういうものを合計して総合的に判断して説明すれば、恐らくいいものが生まれるんじゃないかなと思うんですよ。
  今のところでは、もう答弁はこれで終わりだと思うんですが、あくまでもそういう主体性がないまま進められたように感じるんですよ。先ほど言いましたけれども、この家賃設定の積算根拠も含めて、赤字で、こういう問題で、全部の内容を説明しながら説明すればいいんではなかったかなと思うんですが、それをなさらないで合意を得られたという一方的な答弁では私は理解できないと思うんです。その点伺います。
○前田 栄議長 宮寺福祉課長。
○宮寺史人福祉課長 それでは、お答えいたします。
  先ほど申し上げました家族、利用者に関しての説明につきましては、グループホーム全体でこれだけ赤字になっているというふうな金額を示した上でご説明を申し上げたというふうに聞いております。
  それから、ときがわ町の他のグループホームの家賃水準に比較して、やまゆりの水準がこれだけ安いんだというふうなことも、金額を示した上で説明したというふうに担当のほうから報告を受けております。
  以上です。
○前田 栄議長 先ほど質問で野原議員が設置基準を満たしていないと、あれは設置基準を満たしていると思うんだけれども、どうしますか、訂正しますか。
○12番 野原和夫議員 設置基準じゃないんじゃない、基準設置です、基準。
○前田 栄議長 基準設置、設置基準じゃなくて。
○12番 野原和夫議員 要するに立地基準なんですよ。いいですか。
○前田 栄議長 じゃ、ちょっととりあえず、失礼しました。
○12番 野原和夫議員 立地基準というんだったら、今ならもうきちんとした基準があるんですよ、建てるものに対してね。当初は、それがオウムの建物で……
○前田 栄議長 暫時休憩します。
                                (午後 零時03分)
─────────────────────────────────────────────────
○前田 栄議長 再開いたします。
                                (午後 零時04分)
─────────────────────────────────────────────────
○前田 栄議長 宮寺福祉課長。
○宮寺史人福祉課長 それでは、グループホーム、法律的には認知症対応型共同生活介護というふうに法律上は呼称いたします。これらを設置するに当たりましては、厚生労働省が省令で設置基準を定めております。それを参考に参酌標準、従うべき基準、これを参考にした上で町が条例を設置しております。いずれの基準もグループホームやまゆり、この地域活動支援センターは満たしているというふうな形で、町が介護保険を使ってもよろしい施設ということで許可をおろした施設でございます。
  以上です。
○前田 栄議長 ほかにございますか。
  9番、野口議員。
○9番 野口守隆議員 1つだけ確認なんですが、この先ほどの利用者の値上げに第1、第2段階とあります。第1段階は多分平成31年度だと思うんですが、第2段階はいつから行う予 定なんですか。
○前田 栄議長 宮寺福祉課長。
○宮寺史人福祉課長 先ほど附則で申し上げました、この条例は来る4月1日から施行いたします。その後、この金額に、野口議員のおっしゃるとおり、まずは第1段階の値上げ、それから最終的なこの条例の基準までの値上げを2段階で予定しておりまして、来る平成31年4月1日から2カ年経過しましたら、この金額に持っていってくださいということで、今、社会福祉協議会を指導並びに調整をしているところでございます。
  以上です。
○前田 栄議長 野口議員。
○9番 野口守隆議員 わかりました。
  じゃ、2段階に上げるということは、多分説明していると思うんですが、平成33年度にこうなりますよという説明は利用者にしているんですか。
○前田 栄議長 宮寺福祉課長。
○宮寺史人福祉課長 説明の段階では、最終的にはこの金額に持っていきたいんだけれども、第1段階としてはこの金額というふうな説明でございます。第2段階の2年後ということは、まだ利用者には説明はしていないというふうなことでございます。
  以上です。
○前田 栄議長 野口議員。
○9番 野口守隆議員 ぜひそれははっきり決まったら利用者に説明するのが筋だと思うんで、ぜひ説明していただきたいと思います。
○前田 栄議長 いいですか、答弁は。
  ほかにございますか。
  11番、岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 11番、岩田です。
  いつからこれは赤字になったんですか。今までやっていて急に赤字になったわけじゃないですよね。そのときはいつか。
  これ社協の事業の中では特別会計になっているんですか、2つ。
○前田 栄議長 宮寺福祉課長。
○宮寺史人福祉課長 この赤字、いつから発生したかというふうな話でございます。先ほど利用者の入れかわりの話をしたんですけれども、平成29年度、28年度それぞれ130万円の赤字 が出ております。この2カ年が赤字でありまして、実はその年にとても入れかわりの数が多かったというふうな実態がございます。これはグループホームやまゆりの場合には、かつて町外者の方がいらっしゃったときもあるんでしょうけれども、今は全部町内の方で埋めているんですね。恐らく規定にはないですけれども、町内優先で探したのかなというふうなことがあると思います。そういったことから、この29と28については赤字が発生したというふうなことでご理解をお願いしたいと思います。
○前田 栄議長 あと1点、特別会計かどうかだったよね。
○宮寺史人福祉課長 それから、特別会計で運営しているのかというふうなことでございます。社協の中で、やまゆりの運営に関しましては、特別の会計処理をしておりまして、本体とは切り離した決算をしているということでございます。したがいまして、その中で2カ年続けて130万円の赤字だったというふうなことが検証されたというふうなことでございます。
  これが本会計と一緒ですと、赤字なのか黒字なのかわからなくなってしまうということから、経営を健全化する上で分離して決算をしているというふうな状況でございます。
  以上です。
○前田 栄議長 岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 ここへ来て130万円の赤字だからというような言い方をされたんですが、従来から赤字の傾向というか、赤字になっていたということなんですが、その時点でこうすればというような考え方、要するに経営の仕方はなかったんでしょうか。だから、ここへ来てしまうと上げざるを得ないという話なんですが。
○前田 栄議長 宮寺福祉課長。
○宮寺史人福祉課長 私も岩田さんの考え、ごもっともだと思います。施設の出だしのときは、そういった事情から政策的に金額を低く社協に運営させたのは町の責任だと思います。適切な時期に、この初期、やむにやまれぬ事情で取得した建物であって、最初は安かったけれども、適当な時期が来たら少しずつ適正な、ほかのグループホームに近いような形で徐々に歩み寄っていくのが最良の方法だったのではないかなというふうに私も同様に考えております。
  以上です。
○前田 栄議長 岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 建物も老朽化すればまた改築とかそういうことは当然起こってくるんですよ。そういうことも含めて値上げせざるを得ないと思うんですが、含めて今後の見通しをきちんと立てて、今の建物でいうと30年ですよね。そうすると、それをまたどうするか ということも考えていただきたいというふうに思います。
  以上です。
○前田 栄議長 よろしいですか。
  ほかにございますか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原です。
  先ほど立地基準について、私のほうから言葉は発しなかったので、失礼しました。
  認知症対応型共同生活介護サービス、この中では、用途地域が定められていない地域の場合は、地域の住宅地の中にあるのと同程度に家族や地域との交流が確保されていると認められている地域というふうになっています。あそこはそういう条件を満たしているかどうか疑問なもんですから、私はこの問題について触れたんです。
  だから、こういうところで同程度に家族や地域との交流が確保されていると認められている地域という。だから私は質問したわけです。
  それと、施設の建設費用、修繕費用、維持管理費用等、近隣類似施設の家賃を勘案して設定するもの。これは、地域活動支援センター条例にはありませんよね。この文言はどこから持ってきたんでしょうか。これを見ると、あ、そうだな、確かに上げざるを得ないなということにもあります。それだったら、これを書くんでしたら、町の財産に、やっぱり介護保険事業として参入したので、公的助成の有無についても勘案すべきではないかというふうに私は言いたいんですよ。この文言は厚労省のほうから引っ張ってきたんでしょうかね。お願いします。
○前田 栄議長 宮寺福祉課長。
○宮寺史人福祉課長 野原議員ご指摘の認知症対応型共同生活介護の厚生労働省が考えた当初の計画上は、イメージとしては、こういう田舎にぽつんと1軒建つということではなくて、都市部の住宅地の中で、周りの友達だとか家族だとかの関係を崩さない程度の距離に既存の建物を改造してつくって、それらの近所づき合いを維持したままの入居ができるというふうな制度設計だったというふうに聞いております。
  しかしながら、実際は、例えば市町村をまたいで入居する方もいて、周りに知らない人だらけというふうなことになっているのが現状ではあります。それらのことを考えますと、グループホームやまゆりにお住まいになっている方は、番匠の方ですとか、西平の方ですとか、そういった町内の方で全部埋められていること。それから、従業者につきましても、全員臨 時職員でやっております。従業員9人いる中の7名が町内者であるということ。それらを勘案しますと、ほかのグループホームよりは、よほど最初の高齢者の仕組みが、厚生労働省の考えた仕組みが反映されているのがやまゆりではないかなというふうに考えております。
  それから2点目、地域の家賃等を勘案した上でというふうなくだりでございます。これはまさに今回やまゆりの料金の見直しのきっかけでございます。
  それから、野原議員、公的助成をというふうなお話でございました。このやまゆり、過去2年間の赤字、あるいは例えばもっと安く設定して、資金不足が発生したときにそれを埋めるのは社協本体からの会計でございます。その社協本体の会計は、町民からの会費と町からの税金で賄われているものでございます。仮にもっと安い、現状の価格を維持して赤字が出た場合に、社協からの赤字補填、これは町民からいただいた会費と町からの税金を入っている9名の方にだけ分配するというふうな形になります。これは非常にほかのグループホームに入っている高齢者から比べると不公平じゃないかというふうな形。そういうふうなことを社協と我々事務局、福祉課が考えまして、今回の改正に至ったというふうなことでご理解いただきたいと思います。
  以上です。
○前田 栄議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 ぜひこの機会に、社協の問題ですよ。長年の赤字体質、これを放置してきたこともあると思うんですよね。やっぱり外部チェック機能が働かない。内部でのなあなあの問題。いろんなものが構造的に原因のミスがあると思うんですが、ぜひこの機会に一応全部検証して立て直す策は必要だと思うんですよ。
  ちなみに社協の問題では、民間はもうかる事業をやりますけれども、社会福祉協議会は非営利団体ですよね。しかし、その中では収益事業も可能なんです。ただ、私はこの経営母体の中では、町の補助金をどうしても社協に求めるのは大変厳しい状況がある。というのは、町長が会長ですから。だから、そういう問題も含めて中身の構造問題も考えていく必要があるんではないかなと思います。この問題についてどうお考えでしょう。
○前田 栄議長 宮寺福祉課長。
○宮寺史人福祉課長 ご指摘ありがとうございます。
  社協の財政の健全化のまず第1の取りかかりがこのやまゆりの料金改正という形で、先ほど来申し上げております。そういった形で、やまゆりの経営がよくなることによりまして、社会福祉協議会の赤字額も減るというふうな試算になっております。
  今後も社会福祉協議会の健全な運営に関しましては、町当局からの監視も含めて強化してまいりたいと思いますので、ご理解をお願いしたいと思います。
  以上です。
○前田 栄議長 あと1回ね。
○12番 野原和夫議員 いや、もう1回ね。この近隣類似施設の家賃を勘案して設定するものと。この文言については、地域活動支援センター条例にはないんですよね、入っていないと思うんですよ。これは厚労省の関係の文章を持ってきたのかどうか、それを答えていないんですけれども。
○前田 栄議長 3問目ね。
  宮寺福祉課長。
○宮寺史人福祉課長 確かにこのやまゆりの地域活動支援センター条例の中には、近隣の家賃相場とかを勘案して設定することというふうな文言はありません。これを先ほど野原議員がおっしゃった近隣の状況をというくだりはここの条例の中にありませんが、それを加味した上での改正という形で。
  その近隣の状況を勘案してというのは、どこから持ってきたということでございます。
  これは厚労省の基準を見る前に、入居型の家賃というのはどの程度が適当なのだろうかというふうにみずから考えて、社会福祉協議会と調整して決めたものでございます。当然のことながら、新しくて最新の設備の民間アパートは高いですし、古くなったアパートは家賃が安い。あるいは特別養護老人ホームとかでも、古くなった施設は安いし、新しく最新な基準で建てられたものは高いというふうなことを勘案しまして、その原理をやまゆりに当てはめて金額の設定をしました。
  以上です。
○前田 栄議長 ほかにございますか。
  岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 先ほど宮寺課長は、9人の方に税金をつぎ込んでいいかというような、不公平感があるんじゃないかというような話し方をされましたけれども、それは国民健康保険だって、国保に補助金を出している。社会保険の方はそういう恩恵は受けないですよね。それと、そういうことがあるんで、不公平感がある云々は別にして、赤字になっているんだから、解消法としてほかの方法はないんだということを強調してもらいたいんですよ。じゃないと、不公平、確かにある、全てが全て平等というわけにもいかないと思うんですね。 例えば心身障害者に補助金なり何なりを与えるという、そういうのだって同じだと思うんですよ。それはね、少なくともそういう経営のやり方で足らなくなったんだというようなことを言ってもらいたいと思うんです。
  これからね、20年、30年、私もご厄介になれればありがたいなと思うんですけれども、そういうような長期に考えて、これが維持できるかどうかということも考えてもらいたいんですよ。急に、デイサービスじゃないけれどもね、赤字になってやれないから、ほかへ移しますというんじゃなくて、長期に考えてもらいたいということをお願いして、質問というか、要望にかえます。
○前田 栄議長 要望でいいわけですね。
  ほかにございますか。
          (発言する者なし)
○前田 栄議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (発言する者なし)
○前田 栄議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (発言する者なし)
○前田 栄議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第53号 ときがわ町地域活動支援センター条例の一部改正についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり改正することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立多数)
○前田 栄議長 起立多数であります。
  よって、議案第53号は原案のとおり可決されました。
  暫時休憩いたします。
  再開を1時半といたします。
                                (午後 零時22分)
─────────────────────────────────────────────────
○前田 栄議長 再開いたします。
                                (午後 1時30分)
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第54号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○前田 栄議長 日程第7、議案第54号 ときがわ町放課後児童健全育成事業の設備及び運営の基準に関する条例の一部改正についてを議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○桑原功夫議会事務局長 議案第54号 ときがわ町放課後児童健全育成事業の設備及び運営の基準に関する条例の一部改正について。
  別紙のとおり、ときがわ町放課後児童健全育成事業の設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例を制定することについて議決を求める。
  平成30年12月4日提出、ときがわ町長、渡邉一美。
  以上です。
○前田 栄議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  渡邉町長。
○渡邉一美街長 それでは、議案第54号 ときがわ町放課後児童健全育成事業の設備及び運営の基準に関する条例の一部改正について提案理由を申し上げます。
  放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準の一部改正に伴い、規定の整備を図るため、この案を提出するものであります。
  細部につきましては、福祉課長からご説明を申し上げます。よろしくお願いいたします。
○前田 栄議長 続いて、細部説明を求めます。
  宮寺福祉課長。
○宮寺史人福祉課長 それでは、福祉課よりときがわ町放課後児童健全育成事業の設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例の細部説明を申し上げます。
  この条例は、町内の学童保育所の設備、運営などの基準を定めた条例です。基準を制定するに当たっては、厚生労働省が定める基準省令を基礎としていますが、学校教育法改正によりこの省令が改正されたことに伴い、町の条例も改正する必要が生じたため本案を提出するものです。
  議案書の1ページに改正条例がありますが、別添の議案参考資料の資料ナンバー7をお開きいただきたいと思います。
  今回改正する部分は、学童保育所内で児童の指導に当たる放課後児童支援員の基礎資格要件を定めた第10条です。この第10条第3項第5号で特定の学科を修めて大学を卒業した者は支援員になると規定した条文があります。学校教育法の改正により、来年4月から大学の枠組みの中に新たに専門職大学が加わることになり、この専門職大学では前期・後期の4年間のうち前期課程修了で短期大学卒業と同じ資格が得られることから、この条文を資料の改正案下線部分のように、専門職大学については卒業していなくとも、前期課程を修了していれば可とする条文を追加するものであります。
  議案書1ページにお戻りいただきまして、附則で、この改正条例の施行日は厚生労働省令の施行日に合わせ、平成31年4月1日といたします。
  以上で細部説明を終わります。どうぞよろしくお願いいたします。
○前田 栄議長 これより議案第54号 ときがわ町放課後児童健全育成事業の設備及び運営の基準に関する条例の一部改正についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  12番、野原和夫議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原です。
  6月議会にも出された問題については、5年以上放課後児童健全育成事業に従事した者であって、町長が適当と認めた者が支援員、これがありましたよね。今回は、専門職大学の前期課程を修了した者を含むということで、新たに追加された内容と解釈しています。
  そこで、ときがわ町において支援員が何人おられるか。
  それと、支援員と指導員との違いを説明していただきたいと思います。
○前田 栄議長 宮寺福祉課長。
○宮寺史人福祉課長 お答えいたします。
  まず、最初に支援員と指導員の違いから、後のほうからお答えをさせていただこうと思います。
  放課後児童健全育成事業を運営するに当たって、正式名称は補助金交付の対象となった役職としては支援員というふうな名称が公式なもの。しかしながら、現場では研修を終了した者のほかにその方を支援する、応援する方、補助員という方がいらっしゃったりもします。これらを含めて、現場では指導員というふうな呼び方をしているというふうに感じております。
  それから、支援員の数のお問い合わせでございますが、一定の学校を卒業して研修を受け た支援員の立場にある者、これは町内で7名、3学童で7名の支援員がおります。
  以上です。
○前田 栄議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 人数割合で2名は必ず置かなければならないような規定があると思うんですよね。そこの中で、3つの学童保育においてはどのような状況なのか伺います。
  それと、今、説明の中で指導員が補助員というような中でありましたけれども、もともと指導員という中では、父母会で選出して面接で決めて雇い入れるというようなことが指導員だと思うんですけれども。そういう中で、支援員となると恐らくきちんとした手当がつくと思うんですよ。このことについて、指導員と支援員との差、要するに指導員というのは、やっぱり勤務時間がパートも可能、父母会で決めた割り当てでいけば、従事すればいいような内容も書かれておりますので、その差額というか、差、恐らく支援員は手当もつくし、大きなメリットはあると思うんですが、その点を伺います。
○前田 栄議長 宮寺福祉課長。
○宮寺史人福祉課長 ときがわ町の規定では、それぞれ学童保育所に人数によって支援員の方が2名ないし3名というふうな決まりがございます。その中で、緩和する要件として、うち1名以上が支援員というふうな形で、ほかの方は補助員でもよろしいというふうな決まりがございます。これらを加味して、ときがわ町の3学童、ひまわりクラブにおきましては支援員が4名、補助員が5名、合計が9名の職員で運営をしております。しいの子会では支援員が2名、補助員が4名、合計しまして6名、やまびこでは支援員が1名、補助員が5名、合計6名で運営に当たっております。
  それから、支援員と補助員の報酬の差ということだと思うんですけれども、そこまでは実は把握はしていないのが現状であります。しかしながら、昨今の学童保育に係る交付金の増額から、従来は国・県からおりてくる補助金の額に町の独自な部分は上乗せして交付していたというふうな経過がございまして、非常に手当的に上からおりてくるお金が少なかったんですが、昨今はそれが町からの独自補償なしでも運営できるほど交付される金額がふえております。そのような形で、内情的には当然のことながら、支援員は補助員より高い時給をお支払いしているというふうな現状があると思います。
  以上です。
○前田 栄議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 支援員、この人数割合、例えば40人に対して2人は必要という、何 らかの規定があると思うんですが、そういう方向性の中でこの人数割合が出ているのか伺います。
  それと、指導員についてはやっぱり常勤、決まった時間に勤務すること、パートも可能なんですよね。それで、支援員はちゃっとした給料がもらえると思うんですが、指導員と支援員との格差は多少あると思うんですが、現状ということにおいて勤務状態が、そういう仲間の関係がうまくいっているかどうか、いろんな問題が出てくると思いますが、その点はどのように。
○前田 栄議長 宮寺福祉課長。
○宮寺史人福祉課長 それでは、まず最初に放課後児童健全育成事業の職員の配置人数ですね。町の条例中に規定がございまして、利用者数が20人以下の場合には支援員の配置人数が2人以上、それから利用者数が21人以上の場合には支援員の配置人数が3人以上、ただし、これらの人数の1人を除き、補助員で行ってもよろしいというふうな緩和規定がございます。
  それから、支援員と補助員の給料の格差、すみません、2点目、もう一度質問をお願いできますでしょうか。
○12番 野原和夫議員 多少、差はあると思うんですよ、指導員と支援員は、今言った補助員。その現場の状況で、そういう問題的な、大事じゃないですか。何かのそういうコミュニケーションをちゃんと図れているのかどうかということがあります。
○前田 栄議長 宮寺福祉課長。
○宮寺史人福祉課長 失礼いたしました。
  おかげさまをもちまして、ときがわ町については、先ほど申し上げましたとおり町の上乗せ部分はかつてございました。その時代から、よく支援員の方から、ときがわ町は本当に我々にとって手厚く面倒見ていただいて、よその学童からうらやましがられているというふうな話を聞いたこともございます。
  時は変わりまして、それらの上乗せをしなくても指導員の十分の給料が払えるようになった時代になりました。したがいまして、それらの内部で人間関係が悪いだとかも、そういったことはないというふうなことを聞いております。
  以上です。
○前田 栄議長 ほかにございますか。
          (発言する者なし)
○前田 栄議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (発言する者なし)
○前田 栄議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (発言する者なし)
○前田 栄議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第54号 ときがわ町放課後児童健全育成事業の設備及び運営の基準に関する条例の一部改正についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり改正することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○前田 栄議長 起立全員であります。
  よって、議案第54号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第55号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○前田 栄議長 日程第8、議案第55号 ときがわ町こども医療費支給に関する条例の一部改正についてを議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○桑原功夫議会事務局長 議案第55号 ときがわ町こども医療費支給に関する条例の一部改正について。
  別紙のとおり、こども医療費支給に関する条例の一部を改正する条例を制定することについて議決を求める。
  平成30年12月4日提出、ときがわ町長、渡邉一美。
  以上です。
○前田 栄議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 それでは、議案第55号 ときがわ町こども医療費支給に関する条例の一部改正について提案理由を申し上げます。
  こども医療費支給に関して、対象となる子供及び受給資格者の規定の適正化を図るため、 この案を提出するものであります。
  細部につきましては、福祉課長からご説明を申し上げます。よろしくお願いいたします。
○前田 栄議長 続いて、細部説明を求めます。
  宮寺福祉課長。
○宮寺史人福祉課長 それでは、福祉課よりときがわ町こども医療費支給に関する条例の一部を改正する条例の細部説明を申し上げます。
  今回の改正は、この条例中、こども医療費の支給対象となる子供及び受給資格者について規定した条文において、一部の例外規定を明文化するための改正です。
  改正条例の説明は、議案参考資料でさせていただきますので、資料ナンバー8の新旧対照表をごらんいただきたいと思います。
  1ページの左側、改正案の下段、第2条第1項第2号ウを追加し、児童福祉施設などの施設に入所し、医療費を国費等で負担される状態となった児童については、町のこども医療費支給事業の対象から外していきます。
  続いて、2ページ、第4条第3項で、離婚協議中で夫婦が別居している場合は、子供と同居する保護者を受給資格者として認定する規定を追加いたします。
  以上で説明を終わります。どうぞよろしくお願いいたします。
○前田 栄議長 これより議案第55号 ときがわ町こども医療費支給に関する条例の一部改正についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 ちょっと確認させてください。全協で私もうっかりしちゃったんですけれども、児童福祉施設またはその法令によっての施設、施設に入っている子供は負担割合を国費で全部賄って払ってもらえるということですよね、一つ。それは国費ですよね、全部。
  それと、保護者が離婚協議中においては生計を一緒にしているところが受給資格になるというふうに解釈してよろしいのかと。生計、一緒に暮らしている子供ですね。そのような判断でよろしいのかどうか、ちょっと確認なんですけれども、お願いします。
○前田 栄議長 宮寺福祉課長。
○宮寺史人福祉課長 お答えいたします。
  質問事項1点目、2点目、それぞれお見込みのとおりでございます。
  以上です。
○前田 栄議長 ほかにございますか。
          (発言する者なし)
○前田 栄議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (発言する者なし)
○前田 栄議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (発言する者なし)
○前田 栄議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第55号 ときがわ町こども医療費支給に関する条例の一部改正についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり改正することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○前田 栄議長 起立全員であります。
  よって、議案第55号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎諮問第2号の上程、説明、質疑、採決
○前田 栄議長 日程第9、諮問第2号 人権擁護委員候補者の推薦についてを議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○桑原功夫議会事務局長 諮問第2号 人権擁護委員候補者の推薦について。
  人権擁護委員候補者として次の者を推薦することについて議会の意見を求める。
  住所、埼玉県比企郡ときがわ町大字番匠411番地。
  氏名、岡野和義。
  平成30年12月4日提出、ときがわ町長、渡邉一美。
  以上です。
○前田 栄議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 それでは、諮問第2号 人権擁護委員候補者の推薦について提案理由を申し上げます。
  平成31年3月31日をもって任期満了となる松本和良氏の後任に、岡野和義氏を人権擁護委員候補者として推薦したいので、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、この案を提出するものであります。よろしくお願いします。
○前田 栄議長 これより諮問第2号 人権擁護委員候補者の推薦についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (発言する者なし)
○前田 栄議長 これをもって質疑を終了いたします。
  お諮りいたします。
  本案は人事案件でありますので、討議、討論を省略し、直ちに採決したいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 異議なしと認めます。
  よって、本案は討議、討論を省略し、直ちに採決することに決定いたしました。
  これより諮問第2号 人権擁護委員候補者の推薦についてを採決いたします。
  本案は原案による者を適任と認めることにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 異議なしと認めます。
  よって、諮問第2号は原案のとおり適任と認めることに決定されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎諮問第3号の上程、説明、質疑、採決
○前田 栄議長 日程第10、諮問第3号 人権擁護委員候補者の推薦についてを議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○桑原功夫議会事務局長 諮問第3号 人権擁護委員候補者の推薦について。
  人権擁護委員候補者として次の者を推薦することについて議会の意見を求める。
  住所、埼玉県比企郡ときがわ町大字本郷336番地。
  氏名、坂下美代子。
  平成30年12月4日提出、ときがわ町長、渡邉一美。
  以上です。
○前田 栄議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 諮問第3号 人権擁護委員候補者の推薦について提案理由を申し上げます。
  平成31年3月31日をもって任期満了となる坂下美代子氏を人権擁護委員候補者として再推薦したいので、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、この案を提出するものであります。よろしくお願いいたします。
○前田 栄議長 これより諮問第3号 人権擁護委員候補者の推薦についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (発言する者なし)
○前田 栄議長 これをもって質疑を終了いたします。
  お諮りいたします。
  本案は人事案件でありますので、討議、討論を省略し、直ちに採決したいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 異議なしと認めます。
  よって、本案は討議、討論を省略し、直ちに採決することに決定いたしました。
  これより諮問第3号 人権擁護委員候補者の推薦についてを採決いたします。
  本案は原案による者を適任と認めることにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 異議なしと認めます。
  よって、諮問第3号は原案のとおり適任と認めることに決定されました。
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   ◎議案第56号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○前田 栄議長 日程第11、議案第56号 ときがわ町くぬぎむら体験交流館の指定管理者の指定についてを議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○桑原功夫議会事務局長 議案第56号 ときがわ町くぬぎむら体験交流館の指定管理者の指定について。
  ときがわ町くぬぎむら体験交流館の指定管理者を指定することについて議決を求める。
  1、管理を行わせる施設。
  (1)名称、ときがわ町くぬぎむら体験交流館。
  (2)所在地、ときがわ町大字椚平179番地2。
  2、指定する団体。
  (1)名称、泉原集いの会。
  (2)所在地、ときがわ町大字椚平179番地2。
  (3)代表者、会長、戸口勉。
  3、指定の期間。
  平成30年12月25日から平成33年12月24日まで。
  平成30年12月5日提出、ときがわ町長、渡邉一美。
  以上です。
○前田 栄議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 それでは、議案第56号 ときがわ町くぬぎむら体験交流館の指定管理者の指定について提案理由を申し上げます。
  ときがわ町くぬぎむら体験交流館の管理に関し指定管理者を指定したいので、地方自治法(昭和22年法律第67号)第244条の2第6項の規定により、この案を提出するものであります。
  細部につきましては、産業観光課長からご説明を申し上げます。よろしくお願いします。
○前田 栄議長 続いて、細部説明を求めます。
  坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 それでは、議案第56号 ときがわ町くぬぎむら体験交流館の指定管理者の指定について細部説明を申し上げます。
  ときがわ町くぬぎむら体験交流館につきまして、指定管理者に係る指定の期間が平成30年12月24日で満了するため、引き続き同施設の管理運営に関し指定管理者を指定させていただくものであります。
  本施設は、山村振興法に基づく大椚地域を対象とする計画により整備した施設で、地域住民の組織した団体等が管理運営を行う計画としていることや、地域住民の雇用機会の確保など当該施設の性格、事業の継続性、実績等から、これまで管理運営を行ってきた指定管理者 を再指定するものであります。
  指定管理者に管理を行わせる施設の名称はときがわ町くぬぎむら体験交流館、所在地はときがわ町大字椚平179番地2、指定する団体の名称は泉原集いの会、所在地はときがわ町大字椚平179番地2、代表者は会長、戸口勉、指定の期間は平成30年12月25日から平成33年12月24日までの3年間でございます。
  続きまして、議案参考資料の資料ナンバー9をごらんいただきたいと存じます。
  泉原集いの会の役員名簿でございます。役員は、本会員48名の中から17名が選任されております。
  以上で議案第56号 ときがわ町くぬぎむら体験交流館の指定管理者の指定についての細部説明を終わらせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
○前田 栄議長 これより議案第56号 ときがわ町くぬぎむら体験交流館の指定管理者の指定についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  11番、岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 更新については異議はないんですけれども、町がもっと応援してやらないと、潰れると言っては語弊がありますけれども、だんだん来客が少なくなっていきますよ。ですから、その辺の対策を十分とってもらいたいんですよね。例えばことし、シュウカイドウだめでしたよね。あれ、あのままですから、また来年来る人が来なくなりますよね、一度行って、何だこれはと言って帰ってくると。ほかの方法を考えるとか、方法を考えないと、本当にこの人たちだけではやっていけなくなる可能性というのは十分にありますので、この辺を十分考慮してもらって、応援というか、あそこに花の山をつくるとか、シャクの山をつくるとか、そういうことをして誘導しておかないとだめだと思うので、ぜひその辺の応援をよろしくお願いしたいと思いますが。
○前田 栄議長 坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 それでは、岩田議員のご質問にお答えさせていただきます。
  こちら、今年度シュウカイドウのほうが鹿柵のほうをしたんですけれども、ちょっと柵が悪かったということでございます。町といたしましても、相談があった場合はもちろん相談にお答えするということもしておりますし、無料のものなんですが、ほかの町有施設も含めてインターネットで随時宣伝をさせていただいております。
  また、くぬぎむら体験交流館の方たちには、新聞にも1年ぐらい前に載ったんですが、く ぬぎの七曲ということで独自で花を植えたり、いろいろ説明のほうもしていただいております。町としてもできる限り相談、宣伝をして頑張っていきたいとも考えております。
  以上でございます。
○前田 栄議長 岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 花の町をつくるということでシュウカイドウ、それで花桃、あそこの裏、全然広がりがないんですよ。毎年、同じようなことを言って、だんだんシュウカイドウなんか鹿に食われちゃって、来年どうするんですかというようなことですから、一山、桜を植えるとかそういうことをして、あそこへ呼び込まないとだめだと思うんですね。それはやるような方向で今度、観光振興計画もつくるようですから、ぜひそういうことを考えてやっていただきたい。これ、要望で結構ですよ。お願いします。
○前田 栄議長 ほかにございますか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 私も、この指定管理者のくぬぎむら体験交流館、これは今後の問題として心配はしています。運営状況の中でも売り上げも少し下がりましたよね。これは天候のせい、いろいろあったと思いますが、あと、そこで携わっている人たちの年齢層も大分高くなっていると思うんですよ。そこのところの改善も必要ではないかなと思うんですよね。ぜひ、そういう方面からは声を出す、何かの援助はできると思うんですよ。指定管理者についての金銭的援助というのはなかな難しいと思うんですよね、町からのあれは。だから、そういう中で限られた援助はできると思うので、ぜひそういうところは進めていただきたいと思います。
  そして、あそこの名物になっているひもかわうどんというのは、私も東京の人を招待しましたけれども、とてもおいしいという評価を得ましたので、また来てみたいという人がふえていると思うんですよね。だから、ぜひ、今、岩田議員も言いましたように花のことも大事ですけれども、ここに携わっている働く人たちの高齢化層がどんどん上がっているということを心配していただきたいと思います。ぜひ、そのことについては課長、何かいい知恵があったら教えていただきたいと思います。
○前田 栄議長 坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 野原議員のご指摘のとおり、こちらの施設については毎年、高齢化、高齢化という表現がちょっと適切かどうかということはあるんですが、年齢の高い方が頑張って元気で働いてもらっております。こちらの施設、泉原集いの会を今回、指定管理者 ということで皆様にお諮りしているんですが、こちら地域の拠点施設ということも兼ねて、椚地域全体で運営をいただいております。先日、会長ともお話をしたんですが、地域の若い方にもどんどん入っていただけるようにということでお声がけをしていただいておりますので、そのようなことで頑張っていただきたいと考えております。
  以上でございます。
○前田 栄議長 よろしいですか。
○12番 野原和夫議員 ぜひ、お願いします。
○前田 栄議長 ほかにございますか。
          (発言する者なし)
○前田 栄議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (発言する者なし)
○前田 栄議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (発言する者なし)
○前田 栄議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第56号 ときがわ町くぬぎむら体験交流館の指定管理者の指定についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり指定することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○前田 栄議長 起立全員であります。
  よって、議案第56号は原案のとおり可決されました。
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   ◎議案第57号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○前田 栄議長 日程第12、議案第57号 平成30年度ときがわ町一般会計補正予算(第2号)を議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○桑原功夫議会事務局長 議案第57号 平成30年度ときがわ町一般会計補正予算(第2号)。
  平成30年度ときがわ町一般会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。
  (歳入歳出の補正)。
  第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2,939万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ54億3,739万8,000円とする。
  2、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表歳入歳出予算補正」による。
  (地方債の補正)。
  第2条、地方債の変更は、「第2表地方債補正」による。
  平成30年12月4日提出、ときがわ町長、渡邉一美。
  以上です。
○前田 栄議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 それでは、議案第57号 平成30年度ときがわ町一般会計補正予算(第2号)について提案理由を申し上げます。
  歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2,939万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ54億3,739万8,000円とするものです。
  細部につきましては、企画財政課長からご説明を申し上げます。よろしくお願いします。
○前田 栄議長 続いて、細部説明を求めます。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 それでは、議案第57号 平成30年度ときがわ町一般会計補正予算(第2号)について細部説明をさせていただきます。
  先ほど町長が提案理由で申し上げましたとおり、予算の総額に歳入歳出それぞれ2,939万9,000円を追加し、予算の総額を歳入歳出それぞれ54億3,739万8,000円とするものでございます。
  まず、1ページから2ページ、第1表、歳入歳出予算補正につきましては、款項の区分及び金額がそれぞれ記載されておりますので、ごらんいただきたいと存じます。
  続いて、3ページの第2表、地方債補正につきましては、幼稚園施設整備事業及び福祉施設整備事業について補正するものでございます。
  予算の詳細につきましては、地方自治法施行令第144条の規定に基づく説明書によりご説明いたします。
  4ページから6ページにかけての歳入歳出予算補正事項別明細書の1、総括の部分につきましては、ごらんいただきたいと存じます。
  次に、各項目の内容を歳入歳出予算補正事項別明細書にてご説明いたします。
  まず、7ページから8ページの歳入でございますが、7ページの上段からになりますが、主なものを説明させていただきます。
  まず、14款1項1目民生費国庫負担金、補正額1,252万5,000円の増額でございます。
  そして、もう1つ、15款1項2目になりますけれども、民生費県負担金626万2,000円の増額でございます。
  こちら、右へ目を追っていただきますと、両方とも1節の社会福祉費負担金になりますが、それぞれ1,252万5,000円と626万2,000円、これは障害者自立支援給付費負担金ということで、歳出のほうで介護給付費訓練等給付費負担金が増額になったことに伴い、国の負担が2分の1、県の負担が4分の1、歳入されるものでございます。
  次に、14款2項2目民生費国庫補助金461万8,000円、それと同じ4目教育費国庫補助金214万3,000円、こちらですが、まず2節の児童福祉費補助金461万8,000円、そして3節の幼稚園費補助金214万3,000円、こちら両方とも私立保育園、認定子ども園の建設に係る国庫補助金の交付基準額が増減したことに伴い、国の補助金が3分の2でございますので、その増減に伴い補助金が変わるものでございます。
  それに関連いたしまして、21款の1項3目の教育債100万円、そして7目の民生債230万円、こちらのほうも関連して増額の補正となってございます。
  次に、9ページからの歳出でございますが、主なものを事業別にご説明させていただきます。
  なお、項目の大部分は先ほどの報酬並びに給与に関する条例改正に伴う給与の改定、標準報酬月額の改定による人件費の補正となっておりますが、その部分につきましては割愛させていただきます。
  それでは、補正予算書の11ページ、12ページをごらんいただきたいと思います。
  1番上になりますが、交通対策事業、補正額106万6,000円、右へいっていただきまして19節負担金、補助及び交付金106万6,000円でございます。こちら、バス路線確保対策費補助金ということで、町で補助をして運行しております路線バスでございますが、昨今の燃料の高騰によりますことによりまして補助金のほうがふえてしまうことになりましたので、補正をさせていただくということでございます。
  1枚おめくりいただきまして、13ページ、下から2つ目の事業になりますけれども、障害者福祉事業、こちら2,506万1,000円を増額するものでございます。
  補正額の財源内訳欄の国県支出金をごらんいただきたいと思います。1,878万7,000円、こちらのほうがふえております。これが歳入のところで説明をさせていただきました国の負担が2分の1、県の負担が4分の1がこちらのほうに入ってきております。
  そして、右へいっていただきまして、19節負担金、補助及び交付金2,505万1,000円でございます。こちら、介護給付費訓練等給付費負担金、これは新規利用者及び障害サービス利用者の増加に伴う増額でございます。
  また、1枚おめくりいただきたいと思います。
  15ページ、やはり一番下のほうになりますが、保育所等整備事業692万7,000円の増額でございます。こちらも財源内訳のところをごらんいただきますと、国県支出金461万8,000円、これが先ほど歳入でご説明いたしました国の補助金3分の2の分でございます。
  そして、地方債のところが230万円、これも歳入のところでご説明いたしました地方債の増額の部分でございます。
  そして、右のほうへいっていただきまして19節負担金、補助及び交付金692万7,000円、こちら保育所等の整備補助金はマイナス121万6,000円、そして次世代育成支援対策施設整備補助金、こちらが814万3,000円の増額、これはどちらも私立保育園等の施設整備に係る国庫補助金の交付基準額が増減をしたことに伴う補正でございます。
  続いて、3枚おめくりいただきたいと思います。
  21ページになりますが、一番上のところ、少人数学級推進事業249万4,000円の増額でございます。こちら、右へいっていただきまして、7節の賃金233万円の増額でございます。こちらは、生徒が転出したことによりまして、県費の職員が配置されなくなったため町費で教員のほうを配置するものでございます。そのための増額でございます。
  続いて、左のほうへ戻っていただきまして、その下になりますが、認定子ども園施設整備事業321万3,000円、これも同じように財源内訳としまして国の補助金214万3,000円、地方債100万円が内訳でございます。
  そして、19節負担金、補助及び交付金321万3,000円、こちらのほうは認定子ども園の施設整備補助金でございます。やはり、国の基準が増加したことに伴います増額でございます。
  次に、23、24ページをごらんいただきたいと思います。
  こちら、24ページの上段でございますが、補正予算の給与費明細の2、一般職の(1)総 括の欄でございますが、給与費全体では一番右の合計欄を見ていただきますと219万7,000円の増額という内容でございます。ご確認いただければと思います。
  そして最後に、26ページをごらんいただきたいと思います。
  26ページが地方債の現在高の見込みに関する調書でございます。いずれも補正後の状況を反映させての表になっております。こちらもごらんいただいて、ご確認いただければと思います。
  以上で細部説明を終わります。どうぞよろしくお願いいたします。
○前田 栄議長 これより議案第57号 平成30年度ときがわ町一般会計補正予算(第2号)の質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  11番、岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 11番、岩田ですが、今、説明の中で割愛したという部分なんですが、これは先ほど条例の変更で勤務手当とか変えましたよね。それがここへ入っているんですか。
○前田 栄議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまの岩田議員のご質問ですが、先ほどご審議、ご議決いただきました給与の改定がこちらのほうに反映されております。
  以上です。
○前田 栄議長 岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 それはあれじゃないですか。私もちょっとうっかりしていたんですが、これは賛成を前提とした予算が出されるんですか。そういうやり方ってあるんですか。じゃ、これは反対されたとき、もし否決されたときはどうするんですか。
○前田 栄議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまの岩田議員のご質問でございますけれども、これが地方自治法の第222条という条文がございます。こちらが、予算を伴う条例、規則等についての制限ということで、ちょっと読ませていただきますけれども、「普通地方公共団体の長は、条例その他議会の議決を要すべき案件があらたに予算を伴うこととなるものであるときは、必要な予算上の措置が適確に講ぜられる見込みが得られるまでの間は、これを議会に提出してはならない」。要するに条例の改正を提案するためには、予算を一緒に提案しなければならないというふうな条文でございます。
  以上でございます。
○前田 栄議長 岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 そうしますと、同時に出せということですよね。そうすると、この期末手当の条例を変更するときに、こういう措置をしますよということを言わなくちゃいけないんじゃないですか。こういう措置をしますよということを言わないといけない。予算の変更をしますよということを言わなくちゃいけないんじゃないんですか。要するに補正予算組みますよということを言わないといけないんじゃないんですか。
○前田 栄議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 それを言っているがために、この議案のほうも12月4日に提出ということになっておろうかと思います。それによって、全員協議会のほうでも説明をさせていただきましたし、そういうことでこちらの法律のほうにのっとって進めさせていただいているというところでございます。
  以上でございます。
○前田 栄議長 よろしいですか。
  岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 法律がそうなっているということであれですが、実際の提案は本会議で提案するのが本来でしょう。そうじゃないんですか。これを通常、条例を5日に出したから一緒に出したんだということが通るんですか。昔、確かに変更するときは臨時議会を開きましたよね。臨時議会を開いて、こういう予算措置を変更するということをやったような覚えがあるんですが、同時に出すというんですが、これはその前の条例が反対になったときは、否決されたときは、じゃ、これがだって成り立たないじゃないですか。成り立つんですか。
○前田 栄議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまのご質問でございますけれども、もし条例が否決されたときには修正というふうな可決の仕方もございますので、そこは何がしかの対応が必要になると思います。
  今、お話しさせていただいた条文の中に、やはり条例を出すためには予算上の措置が適確に講ぜられる見込みがないと条例も出してはいけないということになっておりますので、予算をここで提案せざるを得ないということでございます。それは、議決まではいかなくても、議会に提案をすれば済むという、これは総務省からの通知が来ております。
  以上でございます。
○前田 栄議長 ほかにございますか。
  9番、野口議員。
○9番 野口守隆議員 お伺いします。
  15ページで、保育所などの整備事業で地方債230万円、それから21ページで認定子ども園の地方債100万円、これはなぜ地方債を組んだのか。これのほうが有利だと思って組んだのか、どういった理由で地方債をしたのかということをお聞きしたいんですが。
○前田 栄議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまの野口議員のご質問でございますが、こちら、まず平成30年度の当初予算にもうこちらの予算は組んでありました。そのときに、財源として国の補助金を組んでいたわけなんですけれども、そのほかに財源として合併特例債を活用しての起債を組んでおりました。そこに、補正で増額になったものですから、同じように国の補助金と、起債のほうもまだできる幅でありましたので、そこのところで起債のほうも財源として入れさせていただいたところでございます。
○前田 栄議長 野口議員。
○9番 野口守隆議員 そうすると、一般財源を使うよりか起債をしたほうが有利だという判断で起債したと考えていいんですね。
○前田 栄議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 おっしゃるとおりでございます。
○前田 栄議長 ほかにございますか。
          (発言する者なし)
○前田 栄議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (発言する者なし)
○前田 栄議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (発言する者なし)
○前田 栄議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第57号 平成30年度ときがわ町一般会計補正予算(第2号)を採決いたしま す。
  本案は原案のとおり補正予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○前田 栄議長 起立全員であります。
  よって、議案第57号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第58号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○前田 栄議長 日程第13、議案第58号 平成30年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○桑原功夫議会事務局長 議案第58号 平成30年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計補正予算(第2号)。
  平成30年度ときがわ町の浄化槽設置管理事業特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。
  (歳入歳出予算の補正)。
  第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億7,692万8,000円とする。
  2、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表歳入歳出予算補正」による。
  平成30年12月4日提出、ときがわ町長、渡邉一美。
  以上です。
○前田 栄議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 それでは、議案第58号 平成30年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計補正予算(第2号)について提案理由を申し上げます。
  歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億7,692万8,000円とするものです。
  細部につきましては、建設環境課長からご説明を申し上げます。お願いします。
○前田 栄議長 続いて、細部説明を求めます。
  加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 それでは、議案第58号 平成30年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計補正予算(第2号)の細部説明をさせていただきます。
  今回の補正ですが、歳入歳出それぞれ2万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ1億7,692万8,000円とするものです。
  歳入においては、一般会計繰入金の追加。歳出では、総務管理費、一般管理費の追加となっております。
  細部につきましては、事項別明細書で説明をさせていただきます。
  7ページ、8ページをごらんください。
  歳入の説明となります。
  まず、第5款1項1目一般会計の繰入金ですが、2万5,000円を追加し、3,819万9,000円とするものです。
  続いて、9ページ、10ページをお開きください。
  歳出の説明になります。
  1款1項1目一般管理費の一般管理費人件費ですが、2万5,000円を追加し、1,414万7,000円とするものです。
  内訳は、給料及び職員手当等に係る人件費の追加となります。
  以上で細部説明を終わらせていただきます。よろしくお願いします。
○前田 栄議長 これより議案第58号 平成30年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計補正予算(第2号)の質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 質問の前に議長に許可を得たいんですが、今回は人件費の補正になっておりますが、浄化槽の設置管理、この問題についてちょっと触れさせていただきたいんですが、許可をお願いしたい。
○前田 栄議長 手短に。
○12番 野原和夫議員 1つ、一ト市川の問題なんですが、新玉川橋のところを流れていますけれども、今、もりんどの山本さんなんかが一生懸命その問題についても行政とタッグを組んでやっておりますが、そういう水域の合併浄化槽の設置状況というのはどのように見ているのか。これは大きな問題だと思うんですが、動きはどうなっているでしょう。
○前田 栄議長 加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 お答えします。
  一ト市川周辺の浄化槽の設置管理の状況ということでよろしいんでしょうか。一ト市川周辺についての設置状況というものについては、特別そこの区域を、例えば設置管理、今、全体で七十二、三%なんですね、普及率が、人口ベースで。特に一ト市川周辺につきましては住宅密集地ということもありまして、土地が少し狭い部分もございまして、なかなか合併処理浄化槽への転換が進まない区域ではあります。
  あともう一点、一ト市川については、水源が門林の沼という、仲井にある水源がほとんど水がないということで、今、渇水期にはほとんど排水路のような形になっていまして、水質がBOD、ことしもはかったんですが80ぐらいありまして、町内の中では一番水質が悪い区域になっています。
  ということで、一ト市川周辺につきましては、特に特別、力を町として入れていきたい部分ではあるんですけれども、それについては職員が1軒1軒、合併処理に転換するような戸別訪問というのを集中的にことしの一ト市区域については行いました。こういった地道な活動で少しでも転換が進めばと考えております。
  以上です。
○前田 栄議長 よろしいですか。
  ほかにございますか。
          (発言する者なし)
○前田 栄議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (発言する者なし)
○前田 栄議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (発言する者なし)
○前田 栄議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第58号 平成30年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計補正予算(第2号)を採決いたします。
  本案は原案のとおり補正予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○前田 栄議長 起立全員であります。
  よって、議案第58号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第59号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○前田 栄議長 日程第14、議案第59号 平成30年度ときがわ町水道事業会計補正予算(第2号)を議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○桑原功夫議会事務局長 議案第59号 平成30年度ときがわ町水道事業会計補正予算(第2号)。
  第1条、平成30年度ときがわ町水道事業会計の補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。
  第2条、平成30年度ときがわ町水道事業会計予算(第3条)に定めた収益的収入及び支出の予定額を次のとおり補正する。
  収入の第1款の第2項営業外収益を13万9,000円減額し、支出の第1款の第1項営業費用を195万円減額する。
  第3条、予算第7条に定めた経費の金額を、次のとおり補正し、職員給与費を22万1,000円増とする。
  平成30年12月4日提出、ときがわ町長、渡邉一美。
  以上です。
○前田 栄議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 それでは、議案第59号 平成30年度ときがわ町水道事業会計補正予算(第2号)について提案理由を申し上げます。
  第3条、予算の過不足等により補正の必要が生じたので、地方自治法第218条第1項の規定によりこの案を提出するものであります。
  細部につきましては、水道課長からご説明を申し上げます。よろしくお願いします。
○前田 栄議長 続いて、細部説明を求めます。
  伊得水道課長。
○伊得正巳水道課長 それでは、議案第59号 平成30年度ときがわ町水道事業会計補正予算 (第2号)について細部説明をいたします。
  1枚目の第2条をごらんください。
  収益的収入及び支出ですが、収入の予定額から13万9,000円減額して、3億3,355万9,000円とし、支出の予定額から195万円を減額して3億1,695万1,000円とするものでございます。
  次に、第3条、議会の議決を経なければ流用することのできない経費ですが、職員給与費を22万1,000円増額して4,807万円とするものでございます。
  続きまして、11ページ、12ページをごらんください。
  詳細につきましては、この補正予算明細書でご説明いたします。
  (1)収益的収入及び支出の上の表、収入の2段目、2項営業外収益の4目消費税及び地方消費税還付金でございますが、支出予定額の減額に伴い、13万9,000円減額するものでございます。
  次に、下の表、支出の2段目、1項営業費用のうち、給料、手当等の職員給与費につきましては後ほどご説明させていただきます。
  1目原水及び浄水費、右側の12ページ、委託料のところをごらんいただければと思います。
  七重川浄水場残砂処分業務委託料250万6,000円を減額するものでございます。これは、当初、業者に処分を委託する予定でございましたが、町内の事業所及び町有施設に無償で搬出することができましたので、全額減額するものでございます。
  次に、3目業務費、一番下の委託料でございます。こちらは口座振替データ伝送化に伴う導入費用33万5,000円を追加するものでございます。これは、現在、水道料金の口座振替につきましては、請求データをフロッピィディスク等の記録媒体により職員が各金融機関へ直接持ち込み、また引き取りに出向いておりますが、人的作業の効率化とセキュリティー面を高めるためLGWANによる電子納品システムを利用したデータの伝送化を、来年度31年4月から導入する初期費用でございます。
  戻っていただきまして、4ページをごらんください。
  こちらは給与費明細書になります。上の表、1、総括の比較の欄、給料で4万2,000円、手当で8万6,000円、法定福利費で9万3,000円、合計22万1,000円増額するものでございます。
  1枚おめくりいただきまして、5ページをごらんください。
  主な内容につきましては、先ほども一般会計のほうでございました給与改定に伴う増額と職員の事由による減額になります。
  なお、3ページの予定キャッシュ・フロー計算書及び7ページ、8ページの予定貸借対照表につきましては、平成29年度決算の数値を本予算に組み替えを行っているため、補正第1号とは差異が生じております。
  以上で細部説明を終わりにします。よろしくお願いいたします。
○前田 栄議長 これより議案第59号 平成30年度ときがわ町水道事業会計補正予算(第2号)の質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (発言する者なし)
○前田 栄議長 これをもって質疑を終了いたします。
  質疑がありませんでしたので、討議を省略いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (発言する者なし)
○前田 栄議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第59号 平成30年度ときがわ町水道事業会計補正予算(第2号)を採決いたします。
  本案は原案のとおり補正予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○前田 栄議長 起立全員であります。
  よって、議案第59号は原案のとおり可決されました。
  暫時休憩いたします。
  再開を3時ですね。
                                (午後 2時44分)
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○前田 栄議長 休憩前に引き続き再開いたします。
                                (午後 3時00分)
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○前田 栄議長 先ほど、予算可決されたんですけれども、次の議案第60号なんですけれども、順序が逆になりまことに申しわけないんですけれども、次に議案第60号に入らせていただきます。
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   ◎日程の追加
○前田 栄議長 町長から、議案第60号 ときがわ町保育所の任期付職員の採用等に関する条例の一部改正についての追加議案の提出がありました。
  これについて、議会運営委員会で協議されておりますので、議会運営委員会の報告を求めます。
  岡野茂委員長。
○岡野 茂議会運営委員長 平成30年第4回定例会での議会運営委員長報告、日程の追加について。
  議長の命により、議会運営委員会の報告をいたします。
  町長から、議案第60号 ときがわ町保育所の任期付職員の採用等に関する条例の一部改正についてが提出され、これについて協議するため、役場第2庁舎3階協議会室において議会運営委員会を開催しました。
  委員会は委員全員の出席と議長、副議長、町長、副町長、総務課長及び議会事務局長の出席をいただき、会期中の議事日程の追加について協議いたしました。
  その結果、議案第60号を本定例会の日程に追加し、議題として審議することに決定しました。
  以上で議会運営委員会の報告を終わります。
○前田 栄議長 お諮りいたします。
  委員長報告のとおり、議案第60号を議事日程に追加し、議題としたいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 異議なしと認めます。
  ここで、追加議事日程を配付いたします。少しお待ちください。
          (追加議事日程の配付)
○前田 栄議長 お諮りいたします。
  お手元に配付しましたとおり、本日の議事日程を追加して議題とし、日程の順序を変更し審議したいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 異議なしと認めます。
  よって、お手元にお配りしましたとおり本日の議事日程を追加して議題とし、日程の順序を変更して審議することに決定しました。
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   ◎議案第60号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○前田 栄議長 追加日程第1、議案第60号 ときがわ町保育所の任期付職員の採用等に関する条例の一部改正についてを議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○桑原功夫議会事務局長 議案第60号 ときがわ町保育所の任期付職員の採用等に関する条例の一部改正について。
  別紙のとおり、ときがわ町保育所の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例を制定することについて議決を求める。
  平成30年12月11日提出、ときがわ町長、渡邉一美。
  以上です。
○前田 栄議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 それでは、議案第60号 ときがわ町保育所の任期付職員の採用等に関する条例の一部改正について、提案理由を申し上げます。
  平成30年8月10日付で人事院からなされた国家公務員の給与についての勧告及び同年10月18日付で埼玉県人事委員会からなされた埼玉県職員の給与についての勧告を踏まえ、ときがわ町保育所の任期付職員の給料の額を改正したいので、この案を提出するものであります。
  詳細につきましては、総務課長からご説明申し上げます。よろしくお願いします。
○前田 栄議長 続いて、細部説明を求めます。
  清水総務課長。
○清水誠司総務課長 それでは、議案第60号 ときがわ町保育所の任期付職員の採用等に関する条例の一部改正について、細部説明をさせていただきます。
  初めに、今回の改正についての概要を説明させていただきます。今回の改正につきましては、提案理由にありましたとおり、本年の8月の人事院勧告及び10月の埼玉県人事委員会の勧告を踏まえての、ときがわ町保育所の任期付採用職員の給料の額を改定するものでございます。
  具体的には、ときがわ町保育所の任期付職員の給料の額は、一般職の職員の行政職給料表 の再任用職員の1級から3級の給料月額と定めております。今回の改正がありましたので、関連して改正するものでございます。
  それでは、議案参考資料、ナンバー10をごらんください。
  ときがわ町保育所の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例新旧対照表になります。右側の現行の第5条の給料表の1級の18万7,300円を左側改定案18万7,700円に、同様に2級の21万4,800円を21万5,200円に、3級の25万4,800円を25万5,200円に改定するものでございます。
  それでは、議案にお戻りいただき、条例の附則をごらんください。
  附則、この条例は公布の日から施行し、平成30年9月1日から適用するものです。
  以上で、議案第60号 ときがわ町保育所の任期付職員の採用等に関する条例の一部改正についての細部説明を終了させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
○前田 栄議長 これより議案第60号 ときがわ町保育所の任期付職員の採用等に関する条例の一部改正についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 これをもって質疑を終了いたします。
  質疑がありませんでしたので、討議を省略いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第60号 ときがわ町保育所の任期付職員の採用等に関する条例の一部改正についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり改正することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○前田 栄議長 起立全員であります。
  よって、議案第60号は原案のとおり可決されました。
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   ◎議員派遣について
○前田 栄議長 追加日程第2、議員派遣についてを議題といたします。
  お諮りいたします。
  議員派遣については、会議規則129条の規定により、お手元に配付したとおり派遣したいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 異議なしと認めます。
  よって、議員を派遣することに決定いたしました。
  なお、結果報告につきましては、議長の諸報告の中で報告いたします。
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   ◎常任委員会報告
○前田 栄議長 続いて、追加日程第3、常任委員会報告を議題といたします。
  初めに、総務産業建設常任委員会の所管事務調査について、委員会報告を求めます。
  小宮正委員長。
○小宮 正総務産業建設常任委員長 それでは委員会報告をさせていただきます。
                               平成30年12月11日
  ときがわ町議会議長 前 田   栄 様
                    総務産業建設常任委員会委員長 小 宮   正
  総務産業建設常任委員会報告
  本委員会は、調査中の事件について、下記のとおり調査を終了したので、ときがわ町議会会議規則第77条の規定により報告します。
                    記
  1.所管事務調査事項
     若者・子育て世帯分譲地について
  2.調査の経過及び結果又は意見
     別紙のとおり
  平成30年第2回定例会において所管事務調査事項とした「若者・子育て世帯分譲地について」の調査結果及び意見を次のとおり報告する。
  1.はじめに
  ときがわ町は、平成18年の合併以来毎年200人弱の人口の減少がみられる。特に子供の減少対策が喫緊の政策として求められている。今までも少子化対策事業として、子育て支援住宅の建設や空き家バンク事業に取り組んできたが、十分な対応、歯どめには至っていない。
  そこで、新たな方策として、町有地などを活用した個人住宅用分譲地を整備することが、移住・定住の促進につながるものと考え、若者・子育て世帯分譲地について調査研究する。
  2.調査研究の経過、下記のとおりでございますので、後ほどごらんいただきたいと思います。
  続きまして、3番ですが、視察調査結果(1)といたしまして、7月2日月曜日、山梨県南巨摩郡南部町視察研修。
  南部町の概要は省略いたしますので、後ほどごらんいただきたいと思います。
  続きまして、視察研修内容についてご報告申し上げます。
  南部町における移住・定住事業の取り組みとして、若者・子育て世帯分譲地について研修を行った。
  南部町では、まち・ひと・しごと創生総合戦略で、平成52年には約4,100人と人口減少が推計されることから、地理的な特性を生かし、新しい時代の流れに対応した地域づくり、地方創生の取り組みを進めている。
  移住・定住事業として、南部町でも当町と同じように出産祝い金の支給や婚活イベントの企画・開催も取り組んでいた。さらに若者・子育て世帯のための住環境整備のために、町村合併及び少子化による中学校の統廃合(平成23年、3校を1校に)により、空き施設となった校舎及び校庭を活用した若者移住定住促進計画を立て、地理的な特性(県境)を考慮し、都市部で仕事、住まいは南部町という暮らし方を推奨することにより、周辺都市に居住する南部町出身者のUターンや都市住民のIターンによる移住・定住を目指した。
  校舎跡地に過疎債を充当し、1棟10世帯のグリーンハイツ富士見を建設し、平成26年4月から供用を開始している。家賃は月額3万円で、子供1人につき5,000円(上限1万5,000円)の減免措置をしている。
  他の校舎跡地には、若者世帯限定の宅地分譲地10区画の整備をして、平成29年3月から募集を始めている。分譲価格については、周辺地域の地価に影響を与えないよう配慮し、若者世帯の手が届く範囲へ下げ、10年間居住すると分譲地取得価格の50%が奨励金として支給されるなど優遇措置も考えている。
  そして(2)7月3日、静岡県駿東郡小山町視察研修。
  小山町の概要については省略しますので、後ほどごらんいただきたいと思います。
  視察内容について、小山町における定住促進事業として、町分譲地の創出について研修を行った。
  小山町では、人口減少や少子高齢化が進む中、地域活力を呼び戻すために地方創生に取り組んでいる。小山町は、町内で住み・働くことができるような雇用の場の創出を図る、居住空間を整備することで、町内人口の定住や小山町出身者のUターン、町外からの移住の促進、このことを将来の目標としていることから、平成24年度から定住促進事業を推進し、職住近接の魅力ある住環境整備のための町分譲地の創設を進めている。
  平成29年度までに4カ所55区画を完売し、平成30年度1カ所36区画を分譲し、残りあと10区画としている。
  施策の展開体制は、起債から販売まで全てを町単独で行っている。
  続きまして(3)7月3日火曜日、東京都西多摩郡奥多摩町視察研修。
  奥多摩町の概要については省略しますので、後ほどごらんいただきたいと思います。
  視察研修内容。
  奥多摩町の過疎化における人口減少と高齢化に歯どめをかけるための取り組みとして、主に定住対策事業の推進について研修を行った。
  奥多摩町では少子高齢化により子供や若者が減り、高齢化率49%で2人に1人が高齢者になっている。そこで、定住対策事業として平成18年8月から分譲地の販売を開始している。町には不動産会社がなかったため、区画割、販売価格の決定は、奥多摩町総合開発株式会社と業務委託代理契約を締結し、第三セクターとしてチラシの作成・配布・現地の案内・申込受付等を行った。今まで分譲した20区画については、一次募集では完売にならず随時販売で完売した。
  そのほかに、奥多摩町で住宅を購入・リフォームすると、若者定住応援補助金として最大で200万円、利子補給として最大90万円(30万円掛ける3年)が受けられる。また、空き家を活用し住居として15年間以上継続して定住した場合に、無償で住宅等を譲与する定住応援も行っている。
  4.まとめ
  視察を行った3町とも人口減少と高齢化が大きな課題となり、その対策として出会いの場、子育て、定住の3つの支援は欠かせないものとなっている。南部町や小山町のように、雇用と定住はつながっているという考え方から、雇用のための企業誘致や工業団地の整備と並行して、定住のための町有地分譲を行うなど施策の展開には学ぶところがある。
  また、小山町では分譲専用窓口となる課を設置し、南部町では、県境という地理的特性を考慮し、都市部で仕事、住まいは南部町という暮らし方を奨励している。
  ときがわ町においても、小山町のほうに分譲専用窓口の設置や、南部町同様、仕事は町外、住まいはときがわ町というライフスタイルを推奨し、若者や子育て世帯が暮らしやすいまちづくりのために、新たな分譲住宅を整備していくことが必要である。
  さらに、転入希望が多いのに条件に合った空き家バンク登録が少ないときがわ町にとって、奥多摩町を参考とし、不動産所有者が土地建物を町に寄附した場合、寄附者に対する補助制度を設け、空き家バンクの登録をふやし、利用者には低家賃で貸し出し、ある一定期間以上定住した場合には無償で住宅等を譲与する等、定住応援を図る施策も検討したい取り組みである。
  若者・子育て世帯については、町有地などを活用した個人住宅用分譲地を整備することが、移住・定住の促進につながるものと考え、早期に取り組むべきである。
  以上、報告申し上げます。
○前田 栄議長 これより質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原です。
  今回、総務産業建設は3カ所視察して大きな成果を得たような気がしますが、この中で、やっぱり分譲地においても、ほかの自治体は割と土地面積も確保しつつあると思うんですよね。その中で計画を進めているようですが、この中で、町有地などを活用したということも書いてありますが、ときがわ町の町有地がどの程度あるのか、その点も把握しているのかどうか。
  それと、確かにグラウンドも含めて借地はあります。そういうことを今後の課題として入れたほうがよいのではないかなと思いますが、いろんなことを含めて、町有地の活用、これ1本じゃなくて、第三セクターじゃなくて、民間との共有はないのかどうか、その点を伺います。
○小宮 正総務産業建設常任委員長 この視察の題のように、若者・子育て分譲地ということで、ときがわ町にも、ごらんのとおり総務産業建設常任委員会で町有地の土地の視察を行って、ある程度は結構あるんですね、町にも。できれば、この比企郡には、まだそういう町有地、分譲地、まだそういうのをやっている地域もございません。そういう中で、いち早く、ときがわ町が先手でいっていただき、またうまく町有地を利用していただくような、私もお願いしているところでございますので、よろしくお願いいたします。
○前田 栄議長 ほかにございますか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 これをもって質疑を終了いたします。
  小宮委員長は自席にお戻りください。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 これをもって討論を終了いたします。
  お諮りいたします。
  ただいまの委員長報告を承認することにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 異議なしと認めます。
  よって、委員長報告は承認することに決定いたしました。
  続いて、文教厚生常任委員会の所管事務調査について、委員会報告を求めます。
  田中紀吉委員長。
○田中紀吉文教厚生常任委員長 文教厚生常任委員会からの報告をいたします。
                               平成30年12月11日
  ときがわ町議会議長 前 田   栄 様
                      文教厚生常任委員会委員長 田 中 紀 吉
  文教厚生常任委員会報告
  本委員会は、調査中の事件について、下記のとおり調査を終了したので、ときがわ町議会会議規則第77条の規定により報告します。
                    記
  1.所管事務調査事項
     地域産食材を取り入れた給食と食育について
  2.調査の経過及び結果又は意見
     別紙のとおり
  平成30年第2回定例会において所管事務調査事項とした、地域産食材を取り入れた給食と食育についての調査結果及び意見を次のとおり報告する。
  1.はじめに
  地域産食材を使った給食と食育は、地域の特産品や旬の食材を活用することにより、地産地消の取り組みにつながり、生産者の意欲向上と地域活性化にも結びつく。当町においても取り組んできた実績はあるが、課題も見られる。そこで、先進的な取り組みを実施している自治体の施設・施策について調査研究する。
  2.調査研究の経過は下記のとおりですので、後ほどごらんください。
  3.視察調査結果
  (1)7月12日(木)栃木県芳賀郡益子町施策研修
  益子町の概要は省略しますので、後ほどごらんください。
  視察研修内容
  益子町における、地域産食材を取り入れた給食について研修を行った。
  益子町では、食育推進計画(第1次)を策定し新ましこ未来計画の位置づけのもと、平成23年度より重点領域として学校給食に取り組んでいる。具体的には、学校、地域、農村の3つにグループ分けを行い、学校関係ではおやこの食育教室、栄養教育等を実施している。
  平成27年度に行った中間評価におけるアンケート調査によれば、肥満・痩身の状況は、小・中学生は横ばい、軽度肥満以上は学年によりばらつきがあり、痩身傾向は女子生徒に多く見られた。適正体重者の割合は、目標値93%に対し86.5%であった。学校給食における益子農産物の使用率は平成17年度9.8%、27年度28.5%という状況である。
  そのほかに、食育推進委員と連携した取り組みとして、郷土料理「ビルマ汁」「ぱぁすちー」の給食への提供も行われている。
  学校給食センターの概要としては、小学校4校、中学校3校に2,000食提供しているが、調理や配送は民間業者に委託しており、地域産食材はJAと協力して供給している。米炊の「一食盛付炊飯方式」についても説明がされた。食器については益子焼が活用されている。
  (2)7月13日(金)福島県東白川郡鮫川村視察研修
  鮫川村の概要は省略しますので、後ほどごらんください。
  視察研修内容
  鮫川村の学校給食における地域産食材活用の取り組みについて研修を行った。
  鮫川村学校給食センターでは、「安心・安全、おいしい給食をこどもたちに」「学校給食で元気なむらづくり」を運営方針に掲げ、旬菜旬食、地産地消を推進するため農産物加工直売所「手・まめ・館」(村直営)と連携して事業を進めている。
  学校給食を提供するに当たっては、地場産農産物の確保、一次加工、炊飯器を使った米飯 給食を基本に給食交流会、栄養士の食生活や食事マナーの栄養指導、おにぎりの日(年7回)、プロの料理人考案の地産地消給食メニュー、児童・生徒考案のレシピの給食への採用、鮫川村アイデア料理コンテスト入賞作品の給食メニュー化などさまざまな取り組みを行っている。その成果は、全国学校給食甲子園連続入賞をはじめ、毎年のように受賞という評価として表れている。
  また、地場産物(県内産)活用割合は、平成18年41.9%(うち村内産29.9%)から平成28年73.7%(村内産40.9%)に増加となった。
  給食センターの概要は、民間委託方式(調理・配送)で、小学校2校、中学校2校及び隣町の古殿町からの調理受託をしている(合計約760食)。献立作成、食材の発注は給食センターが担い、価格は年間契約している。地元産米及び給食費には一部を補助している。
  4.まとめ
  益子町の給食は民間委託方式だが、献立、材料の発注、米飯も地元産の米を使った「一食盛付炊飯方式」の委託、食育推進会議の郷土料理の取り組みなど参考になり、学ぶ点が多くあった。
  鮫川村の給食は、給食甲子園連続入賞ほかたくさんの入賞があるように、旬菜旬食、地産地消を積極的に取り入れ、農産物加工直売所「手・まめ・館」との連携で一次加工、炊飯器による米飯の委託、地元産米及び給食費に対する補助金等参考になった。
  当町でも、食育推進計画の策定(28年度)や地産地消の取り組みは行っているが、なかなか進んでいない。平成29年度の利用率は24.6%にとどまっている。地産地消の学校給食を推進するには、地元農産物を安定的に購入できる仕組みづくり、生産者・団体と給食関係者が話し合いの機会を持つ、地元農産物を利用しやすい給食運営システムづくり、地域住民の食への関心を醸成する活動が必要と思われる。まずは各学校に炊飯器で炊きたての地場産米を提供するところから始めたい。
  また、当町では現在、給食は5校に対してセンター方式をとっているが、児童・生徒数が減少傾向であるため、センター方式・自校方式・委託方式のメリット・デメリットを検証し、ときがわ町にとって最もふさわしい給食方式を模索することが必要である。
  以上です。
○前田 栄議長 田中委員長はそのままお待ちください。
  これより質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 これをもって質疑を終了いたします。
  田中委員長は自席にお戻りください。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 これをもって討論を終了いたします。
  お諮りいたします。ただいまの委員長報告を承認することにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 異議なしと認めます。
  よって、委員長報告は承認することに決定いたしました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議会運営委員会報告
○前田 栄議長 続いて、追加日程第4、議会運営委員会報告を議題といたします。
  議会運営委員会の所管事務調査について、委員会報告を求めます。
  岡野茂委員長。
○岡野 茂議会運営委員長 議会運営委員会の報告を行います。
                               平成30年12月11日
  ときがわ町議会議長 前 田   栄 様
                        議会運営委員会委員長 岡 野   茂
  議会運営委員会報告
  本委員会は、調査中の事件について、下記のとおり調査を終了したので、ときがわ町議会会議規則第77条の規定により報告します。
                    記
  1.所管事務調査事項
     議会運営の改革と向上について
  2.調査の経過及び結果又は意見
     別紙のとおり
  平成30年第2回定例会において所管事務調査事項とした、議会運営の改革と向上についての調査結果及び意見を、次のとおり報告する。
  1.はじめに
  ときがわ町議会では、今までも議会改革に取り組んできたが、さらなる議会資質の向上を図るためには、新たな手法を取り入れるなど、より一層前向きな議会改革を進める必要がある。
  そこで、新たな取り組みとして、町政の監視機能の充実と議会議員のなり手不足対策について調査研究する。
  2.調査研究の経過は下記のとおりでございますので、後ほどごらんいただきたいと思います。
  3.視察調査結果
  (1)7月24日火曜日、長野県下伊那郡喬木村視察研修
  喬木村の概要は省略させていただきますので、後ほどごらんください。
  視察研修内容
  喬木村における休日・夜間を活用した議会運営について研修を行った。
  喬木村は過去5回の村議会選挙において、1回おきに無投票という結果となった。人口減少による地域コミュニティの縮小化に考慮し、持続可能な議会とするため、地区推薦に頼らず幅広い年代の男女が議員になれるよう協議を重ねた。なり手不足対策と議会改革の取り組みの一環として、多様な人材確保、兼業議員の活動しやすい環境づくりのために休日・夜間議会を取り入れた。
  課題としては、夜間は時間的制約があり突き詰めた議論が交わせないことや、全ての会議を夜間に開催することは困難である。ICTをフルに活用した議会運営や議会モニター制度は検討に値する取り組みである。
  (2)7月25日水曜日、長野県飯田市視察研修
  飯田市の概要は省略しますので、後ほどごらんいただきたいと思います。
  視察研修内容
  飯田市における議会改革、議会における行政評価への取り組みについて研修を行った。
  飯田市における行政評価では、施策的なものを対象として取り上げ、最終的に20事業ほどを評価対象としている。その事業に対して各委員は拡大・現状・縮小と判定し、自由討議によって意見を集約して評価している。
  また、市議会は、市民に開かれた議会、活動する議会への転換を決議し、平成14年度に議会あり方研究会を設置し、平成18年度には市民、市、議会がそれぞれ自発的に行動しようと する積極的な姿勢を自治基本条例であらわした。
  議会報告会は全議員が参加して年1回6会場で開催されている。常任委員会別分科会でテーマによる意見交換が行われ、市民の意見・要望を政策提言や行政評価につなげ、市民の意見を行政に反映させている。
  4.まとめ
  喬木村の夜間・休日議会は、議員のなり手不足対策として兼業議員が活動しやすい環境づくりを目指して取り組まれた。この取り組みは、議員のなり手不足対策の一助となるが、課題も多く導入には検討の余地があるのではないか。
  また、喬木村では議会モニター制度を導入している。ときがわ町においても、町民の方に議会や町政に興味を持ってもらうために議会モニター制度の導入を考えていく必要がある。
  飯田市の行政評価は、全ての事業から段階を経て説明を受け選定し、対象事業の評価を行っている。一つ一つの事業を把握し評価することは、より一層充実した事業を展開するために必要であり、検討に値する取り組みである。
  議会報告会は、常任委員会別の分科会でテーマによる意見交換が行われ、市民の意見・要望を政策提言や行政評価につなげ、市民の意見を反映している。ときがわ町としても、町民の意見を反映するために実施すべき取り組みである。
  以上でございます。
○前田 栄議長 岡野委員長はそのままお待ちください。
  これより質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 これをもって質疑を終了いたします。
  岡野委員長は自席にお戻りください。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 これをもって討論を終了いたします。
  お諮りいたします。
  ただいまの委員長報告を承認することにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 異議なしと認めます。
  よって、委員長報告は承認することに決定いたしました。
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   ◎議会運営委員会の閉会中の継続調査の申し出について
○前田 栄議長 続いて、追加日程第5、議会運営委員会の閉会中の継続調査の申し出についてを議題といたします。
  議会運営委員会委員長から会議規則第75条に関する申し出が提出されておりますので、閉会中の継続調査についての説明を求めます。
  岡野茂委員長。
○岡野 茂議会運営委員長 閉会中の継続調査の申し出について。
  議長の命により、議会運営委員会の閉会中の継続調査の申し出について申し上げます。
                               平成30年12月11日
  ときがわ町議会議長 前 田   栄 様
                        議会運営委員会委員長 岡 野   茂
  閉会中の継続調査申出書
  本委員会は、次の事項について、閉会中も継続調査を要するものと決定したので、ときがわ町議会会議規則第75条の規定により申し出ます。
                    記
  1 調査事項
     次期議会の会期日程等の議会運営に関する事項及び議長の諮問に関する事項
  2 期限
     次期定例会まで
  以上でございます。
○前田 栄議長 お諮りいたします。ただいま議会運営委員会委員長から、なお継続調査に付したいとの申し出がございました。継続調査することにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 異議なしと認めます。
  よって、継続調査することに決定いたしました。
  暫時休憩します。
                                (午後 3時45分)
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○前田 栄議長 再開いたします。
                                (午後 3時46分)
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   ◎発言の訂正
○前田 栄議長 議会事務局長より発言の訂正がございますので、お願いいたします。
○桑原功夫議会事務局長 申しわけありません。議案第56号ですけれども、くぬぎむらの体験交流館の指定管理者の指定についてでございますけれども、提出日を平成30年12月5日提出とプリントもしてありますし、私もそのように発言をいたしましたが、12月4日提出に訂正をお願いさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
○前田 栄議長 よろしいですか。
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   ◎町長挨拶
○前田 栄議長 ただいまに引き続きまして、本定例会に付された事件は全て議了いたしました。
  この際、渡邉町長から挨拶のための発言を求められておりますので、これを許可いたします。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 議長のお許しをいただきましたので、平成30年第4回ときがわ町議会定例会の閉会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。
  12月4日に開会いたしました本定例会は、ご提案申し上げました各議案につきまして熱心にご審議をいただきまして、原案どおり可決をいただき、本日の閉会となることに心から御礼を申し上げます。
  今回議決いただきました各議案につきましては、適切に執行してまいります。今後も議員各位のご支援、ご協力をお願いいたします。
  結びに、議員各位におかれましては、今後もご健勝にてご活躍されますようご祈念申し上げまして、閉会の挨拶とさせていただきます。
  ありがとうございました。
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   ◎閉会の宣告
○前田 栄議長 これをもちまして、平成30年第4回ときがわ町議会定例会を閉会いたします。
  大変お疲れさまでした。
                                (午後 3時48分)
地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。

  平成  年  月  日


         議     長    前  田     栄


         署 名 議 員    小  島  利  枝


         署 名 議 員    田  中  紀  吉