平成31年第1回ときがわ町議会定例会

議 事 日 程(第5号)

                            平成31年3月13日(水) 
                            午前9時30分開議     
      開議の宣告
日程第 1 議案第14号 平成31年度ときがわ町一般会計予算
日程第 2 議案第15号 平成31年度ときがわ町国民健康保険特別会計予算
日程第 3 議案第16号 平成31年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計予算
日程第 4 議案第17号 平成31年度ときがわ町介護保険特別会計予算
日程第 5 議案第18号 平成31年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計予算
日程第 6 議案第19号 平成31年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計予算
日程第 7 議案第20号 平成31年度ときがわ町水道事業会計予算
日程第 8 議員提出議案第1号 妊婦が安心できる医療提供体制の充実と健康管理の推進を
                求める意見書の提出について
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出席議員(12名)
     1番  杉 田 健 司 議員     2番  長 島 金 作 議員
     3番  神 山   俊 議員     4番  小 島 利 枝 議員
     5番  田 中 紀 吉 議員     6番  山 中 博 子 議員
     7番  岡 野   茂 議員     8番  前 田   栄 議員
     9番  野 口 守 隆 議員    10番  小 宮   正 議員
    11番  岩 田 鑑 郎 議員    12番  野 原 和 夫 議員
欠席議員(なし)
地方自治法第121条により、今定例会に説明のため出席する者及び同委任を受けた者の職氏名
町長
渡 邉 一 美 
副町長
小 峯 光 好 
総務課長
清 水 誠 司 
企画財政課長
荒 井   淳 
税務課長
中 藤 和 重 
町民課長
山 口 清 史 
福祉課長
宮 寺 史 人 
会計管理者兼
会計室長
宮 寺   進 
産業観光課長
坂 本 由紀夫 
建設環境課長
加 藤 光 典 
水道課長
伊 得 正 巳 
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教育長
久 米 正 美 
教育総務課長
清 水 健 治 
生涯学習課長
石 川 安 司 
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議会事務局長
桑 原 功 夫 
書記
村 田 宏 美 

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   ◎開議の宣告
○前田 栄議長 皆さん、おはようございます。大変ご苦労さまです。
  ただいまの出席議員は12名全員でありますので、定足数に達しております。
  これより平成31年第1回ときがわ町議会定例会第5日目を開会いたします。
  直ちに本日の会議を開きます。
                                (午前 9時30分)
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   ◎議事日程の報告
○前田 栄議長 本日の議事日程を報告いたします。
  議事日程は配付したとおりであります。
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   ◎議案第14号〜議案第20号の質疑
○前田 栄議長 これより日程第1、議案第14号から日程第7、議案第20号までの質疑に入ります。
  質問者は、ページ番号、項目名、節区分、説明事項を申し出て質疑をしてください。質疑につきましては、質問者が1回にできる質問は3問までとします。その後、質問者がない場合は再度続けて質問を許します。また、1問についてできる質問回数は3回までです。
  なお、諸報告のときにも申し上げましたが、町長の施政方針に対する質疑につきましても、平成31年度の予算質疑に関連して行ってくださるようお願いいたします。
  質疑につきましては、一般会計から順次行います。
  なお、一般会計に限り、歳入、歳出に分けて行います。
  これより、議案第14号 平成31年度ときがわ町一般会計予算の歳入の質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  3番、神山議員。
○3番 神山 俊議員 3番、神山です。
  3点ほどお伺いします。
  1点目ですけれども、12ページ、地方債ですけれども、下段から2行目、観光施設進入路整備事業ですけれども、なぜこれを起債するのかお伺いします。
  2点目ですけれども、17ページ、本年度予算額の財政内訳ですけれども、下段右側の一般 財源ですけれども、平成29年度から30年度にかけては5,600万ほど減額で、去年からことしにかけて約1,000万ほど減額しております。その理由と、また財政運営計画にのっとっているのかお伺いします。
  3点目ですけれども、22ページの使用料及び手数料、中段ですけれども、その中の総務使用料ですけれども……
○前田 栄議長 何ページ……
○3番 神山 俊議員 22ページの13款使用料及び手数料のところの総務使用料ですけれども、これは多分公民館とかのそういう使用料だと思うんですけれども、町としても受益と負担の公平性の確保ということで、今後値上げ等をしていくのかお伺いします。
○前田 栄議長 3問ですね。
  じゃ、1問目の12ページ。答弁願います。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 それでは、神山議員の1点目、地方債のところの12ページですが、観光施設進入路整備事業ということで、こちらのほう起債はなぜかというふうなお話だと思いますけれども、これに対応する歳出の予算といたしましては、147ページの観光施設管理運営事業の中の15節になりますが、工事請負費、こちらの三波渓谷駐車場進入路舗装新設工事ということで、これに対しましての起債というふうなことになります。
  その中で、財政担当といたしましては、財源を確保する中で起債にできるかどうかという条件がございます。ハード事業の中でも起債に該当するかどうか、その辺を判断して起債が充てられるというふうな中で、これ合併特例債を充てているわけですけれども、合併特例債の計画の中で賄えるという判断のもとにこちらのほうは充当させていただいております。
  以上でございます。
○前田 栄議長 神山議員。
○3番 神山 俊議員 合併特例債のほうが有利だということだから判断したのかお伺いします。
○前田 栄議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 おっしゃるとおりでございます。
○前田 栄議長 よろしいですか。
  じゃ、2問目お願いします。17ページですね。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 それでは、2点目のご質問でございますが、平成30年から31年にかけましてご指摘のところの一般財源が大体1,000万円ほどご指摘のとおり減額しております。それにつきましては、何が具体的に減ったからということではありませんで、全体的な予算を作成している中で減ったというふうな結果というふうなことでございます。ただ、それが財政運営計画に基づいてうまく進行しているのかというふうなご指摘でございますけれども、以前、昨年の多分ご質問をいただいたときに、財政運営計画の中で数年前から比べると一般財源から数億円減ってきているというふうなお話をさせていただいたと思うんですけれども、そうしたことからすれば、今の最近のベースでいけば少ない金額で一般財源のほうが推移しているという中では、財政運営計画の中で順調に進行しているというふうに考えております。
  以上です。
○前田 栄議長 神山議員。
○3番 神山 俊議員 この1,000万の減りというのは何か大きく減ったわけではなく、総合的になったということなんですけれども、財政運営計画もありますけれども、その辺も加味して計画どおり進んでいるのか、もう一度お伺いしたいと思います。
○前田 栄議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 それでは、ただいまのご質問にお答えいたします。
  それにつきましては、昨年の12月の議会のときの全員協議会か何かだったと思うんですけれども、財政運営計画の進捗率につきましてお話をさせていただきました。その中では、計画の51.28%の進捗という、中間年度を過ぎてですね、51.28%ということで、大体計画どおりに進捗しているというお話をさせていただきましたけれども、それに加えまして、昨日補正予算のほうでご議決いただきましたけれども、補正予算の中でも財政調整基金への積み立てが既に12月議会で1億8,000万円ほどご議決いただいております。そのほかに、昨日の議決によりまして公共施設の整備基金に1億―すみません、ちょっと今数字持っていないんですけれども、1億4,000万円ほどだったと思うんですけれども、積み立てというふうなことで、合計で3億数千万円の基金への積み立てというものも51.28%の上に積み上げられたという中では、計画どおり以上に進行しているというふうに考えております。
  以上です。
○前田 栄議長 2問目よろしいですか。
  では、3問目ですね。22ページ。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 それでは、3問目のご質問にお答えいたします。
  ご指摘の中で総務使用料というふうなお話の中で、公民館の使用料だというふうなお話をいただいたんですけれども、総務使用料につきましては公民館使用料は含んでおりません。公民館使用料については、その後の教育使用料のほうに公民館使用料は入っております。
  そういう中で、ご指摘の点というのはいろいろな施設が整備されていく中で、使用料のほうを値上げしていくのかどうかとか、そういうふうなところだと思いますけれども、その辺につきましては施設も新しくなった中では使用料についても見直しをしていきたいというふうな、先ほどの財政運営計画の中でもそういうふうな方針も出させていただいておりますので、それに沿った形でちょっと見直しのほうは考えさせていただきたいというふうには思っております。
  以上です。
○前田 栄議長 石川生涯学習課長。
○石川安司生涯学習課長 ただいまの荒井課長の補足ということでご理解いただきたいと思うんですが、当課のほうではご案内のとおり体育センターと文化センターの大規模改修が当年度で終了いたしまして、所管の施設の大部分が改修が終わったところであります。したがいまして、今の荒井課長の話のとおり、受益と持続可能なというところのバランスで検討を始めておりますので、時期が来ましたらまた全協等で当然議員の皆様方のご意見を賜りながら慎重に対応してまいりたいと思っておりますので、ご理解をいただきたいと思います。
  以上です。
○前田 栄議長 よろしいですか。
  ほかにございますか。
  12番、野原和夫議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原です。
  ページ18、19において町民税ですね。個人、法人との、個人においては大幅な減となっております。法人は伸びておりますが、この中には当然非課税世帯、課税対象、そういう問題が生まれていると思いますが、その非課税世帯、課税対象、200万以上、それから700万以上の対象区分、何名おるかお願いします。
  それから、法人税においては均等割、法人もうかっているところともうかっていない会社もありますが、事業者がふえたということも聞いておりますが、その割合の何社、それぞれ教えていただきたいと思います。
  それから、2点目は臨時財政対策債においてですが、1億7,000万、今回見込まれております。通常はこれは県から内示があった分全てを借りることがよいと言われております。それを全額借りることによって後年度に返済分だけ基準財政需要額に歳入できる方法がありますので、この方向にのっとってこの1億7,000万の算出が出たのか伺います。
  それから、もう1点は32ページの基金繰入金ですが、今回は前年度比では3,829万6,000円も増額になっております。この中で、減債基金と合併振興基金においては前年度ゼロでしたが、今回入っております。減債基金というのは地方債の償還及びその信用維持のために必要なものだと思っておりますが、財政調整基金、ふるさと応援基金繰入金、町有施設の整備振興基金等も含めて、その必要性をお願いしたいと思います。内容説明をお願いしたいです。
  以上です。
○前田 栄議長 中藤税務課長。
○中藤和重税務課長 野原議員のご質問にお答えいたします。
  1点目ですが、課税標準200万円以下の納税義務者数は3,692名です。そして、700万円を超える金額の義務者数は60名となっております。
  続いて、法人町民税の均等割、法人税割の会社数ということですが、均等割については316社、前年比マイナス11社です。法人税割については116社、前年比6社増でございます。
  以上です。
○前田 栄議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 今、200万以下の方は3,692人、課税対象200万円以上という数字は。
○前田 栄議長 中藤税務課長。
○中藤和重税務課長 すみません、200万円以上700万円以下につきましては1,186人です。
  以上です。
○前田 栄議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 この問題については、やっぱり前年度と動きが大変ありますので、今後町税においては深刻な状況になってきているかなと思うんですよね。法人税の割合については今回一定の金額はふえていますけれども、今後の対応については、町としてはこの方向性を今後のプラスにつなげるにはどう考えているのか伺います。
○前田 栄議長 中藤税務課長。
○中藤和重税務課長 お答えいたします。
  まず、個人住民税につきましては、やっぱり人口がふえるということで納税者の方がふえ ますので、人口増です。法人につきましては、先ほども数お答えいたしましたが、企業に来てもらって法人税を払っていただくということが大切なことだと考えております。
  以上です。
○前田 栄議長 1問目いいですか。
○12番 野原和夫議員 いいです。
○前田 栄議長 2問目ですね。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 それでは、野原議員の2問目、臨時財政対策債につきましてお答えをさせていただきます。
  ご指摘のとおり、臨時財政対策債につきましては各自治体に起債を国のほうでさせることで、それを後年度の交付税の基準財政需要額のほうに算入して補填をするというふうなものでございます。今お話しさせていただいたことから、多分おわかりいただけると思うんですけれども、実際には普通交付税として措置されるべき財源、これが国の財源の中で全て賄い切れない場合に、臨時財政対策債ということで後年度に送るための措置でございまして、実質的には普通交付税というふうな取り扱いになります。そうしたことから、交付税と同じようにときがわ町としましては捉えさせていただいて、一般財源として使用のほうをさせていただいているところでございます。
  そういう中で、今回2億円から1億7,000万円に臨時財政対策債のほうが減っているわけなんですけれども、これにつきましてはことしの2月に地方の財政計画というものが国のほうから出されておりますけれども、それによりますと、地方交付税の財源がふえたことによりまして、その臨時財政対策債というものを減らすというふうな方針が出されております。その割合に基づきまして、今回2億円から1億7,000万円に減らしたということでございます。
  以上でございます。
○前田 栄議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 この問題については、国の方針では7,297億円ぐらいかな。7,000億ぐらいの臨債の削減というか減額が示されておりますから、その影響も実際には多く影響しているのかなと思うんですが、どうでしょうか、その問題も含めてお答えいただけますか。
○前田 栄議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまのご質問でございますけれども、2月に出されました地方 財政計画の中では、臨時財政対策債が前年度から比べまして7,297億円減額というふうな方針が出されております。率にしまして18.3%の減額になりますけれども、そちらのほうの数字を受けまして、ときがわ町としましても同じように臨時財政対策債につきましては減額をさせていただいております。ただ、それは国のほうの見方としましても、交付税財源なり地方税収入がふえているというふうなことからですので、それ以外の部分でふえてきているというふうなことも同時に考えられますので、そちらのほうでも対応をさせていただいているところでございます。
  以上でございます。
○前田 栄議長 2問目よろしいですか。
○12番 野原和夫議員 はい。
○前田 栄議長 3問目お願いします。32ページかな。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 それでは、野原議員の3問目、基金の繰入金につきましての考え方につきまして、これはあれでしょうか、32ページの全ての項目についてお話しさせていただいたほうがよろしいでしょうか。
○12番 野原和夫議員 うん、全体的にね。必要性があるからここへ、でも、31年度にはこれは支出というふうな報告で出ているんじゃないかなと思うんですけれども、繰り入れ状況をどういう必要性かということを、全体からでも結構ですから。
○荒井 淳企画財政課長 それでは、まず32ページの基金繰入金の1目の財政調整基金からになりますけれども、財政調整基金につきましては、ご承知のとおり歳入歳出の差額につきましての財源調整というふうなことで、こちらのほうで予算の調製を図っているというふうなことで繰り入れをさせていただいているところでございます。
  そして、ふるさと応援基金の繰入金につきましては、これはふるさと納税をいただいた方の意思というものがどういうふうな事業に使ってくれというふうなことでいただいております。それを速やかにやはり使わせていただくことがふるさと納税をしていただいた方の意思であるというふうなことで、速やかに昨年中にふるさと納税をいただいた方の分についてなるべく早くというふうな意味で今回繰り入れをさせていただいているところであります。
  そして、町有施設の整備振興基金の繰入金につきましては、これは寄附のところでもよくお話をさせていただくんですけれども、町有の10施設とよく言いますけれども、そちらからいただいている寄附に基づいてその施設を改修、いろいろな備品を購入というふうなことを する場合には、その寄附に基づいて財源とさせていただいておりますので、それを入れるというふうなことの繰入金でございます。
  そして、最初にご指摘いただいた減債基金の繰入金と合併振興基金の繰入金でございますけれども、まず減債基金の繰入金につきましては、これは平成29年度の3月、昨年の3月にこちらの補正の説明のところでお話をさせていただきましたけれども、平成29年度の決算から出た、ふえる公債費の分についてはこの減債基金に積んでおいて、それで賄わせていただきますというふうなことで、昨年の3月の補正で減債基金への積み立てを議決いただいたわけなもんですから、それに基づいて今回の場合には1,577万1,000円を繰り入れをさせていただいているというところでございます。
  続いて、合併振興基金の繰入金でございますけれども、これにつきましてはまずちょっとすみません、長くなりますけれども、合併振興基金の考え方というものからお話をさせていただくようになるんですけれども、よろしいですか。
  まず、合併振興基金というのは合併特例債を活用して積み立てた基金で、今大体11億ぐらい残高があります。11億弱になりますけれども、それにつきましては、本来であればその原資を運用することでとれる果実を活用してソフト事業について財源を充当しろというふうな基金なんでございます。ただ、それですと、やはり11億というお金がずっと活用されないお金としてなってしまうもんですから、国のほうからも方針が出されまして、合併特例債でつくった基金の中の返済が終わった部分については、やはりソフト事業に使ってもいいですよというふうな方針が出されました。
  そのほかに、ちょっと条件があるんですけれども、それもお話しさせていただきますけれども、合併特例債の償還が終わった額の範囲内、これは先ほどお話をさせていただいたわけなんですが、そのほかに、これは基金の設置条例に定められている事業、ときがわ町の場合には地域における住民の連帯の強化及び地域振興のために基金を取り崩しても大丈夫だというふうなお話になるわけなんですが、そして新町建設計画に位置づけられた事業であれば取り崩してもいいですというふうな方針が出されました。
  それに基づきまして、今回の場合には新たに31年度から実施をさせていただきます事業について、先ほどお話しさせていただいた事業の目的ですとかを鑑みた中で、お出かけタクシーの委託料、そして特産品開発の部分について合併振興基金のほうを繰り入れさせていただいたというところでございます。
  以上でございます。
○前田 栄議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 財政調整基金というのは何でも使えるお金で、基金として利用価値が多くあるものですよね。これはやっぱりどうしても福祉のほうにも力を入れて使っていただきたいと思います。
  それと、ふるさと応援基金も先ほど説明がありました。この中で、減債基金、先ほどの説明だと公債費がふえることの準備も含めているということですよね。公債費どんどんまたふやすと問題が出てくると思うんですよ。そういうための使い方。でも、最後に合併振興のほうでは新町位置づけが変わったのでいろんな面で使えるという。
  私は合併振興基金というのは借金の合併のための振興基金で、基金を返済するもとになる金だと思っていますよ。その中で、事業が返済方向に向かないで、これから私は渡邉町長はソフト面の事業が重要視されると思っていたんですけれども、じゃ今の問題をクリアすると、ハード面でも十分活用できるという事業に転換できるんでしょうか。
○前田 栄議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまのご質問、ちょっといろいろの多岐にわたりますので、ちょっと私の中でかみ砕いてお話をさせていただきますけれども、まず合併振興基金につきましては、公債費へ充当できるわけではありませんので、借金返済するための基金ではございません。先ほどお話ししたように、ソフト事業、それも新町建設計画にあって基金の条例にのっとった事業についてだけ充てられるというふうなものでございますので、それもハードに充てられるものではありません。そこはご理解いただきたいと思います。
  そうした中で、渡邉町長はソフト事業について取り組んでいくというふうな方針の中では、今回はこうした事業にまずは充てさせていただいたというふうなことになろうかと思います。
  以上でございます。
○前田 栄議長 よろしいですか。
  ほかにございますか。
  6番、山中議員。何問ありますか。
○6番 山中博子議員 3問あります。
  21ページの自動車取得税交付金のところです。1,750万円の減になっております。右を見ていただいて、その自動車取得税の下のところに環境性能割交付金、ここのところで説明いただいたときに、その下の地方特例交付金、減収補てん特例交付金、自動車税減収補てん特定交付金、こちらの900万と先ほど言った環境性能割のほうで500万と、これが1,750万円に 対する補填であるという説明をいただいたんですが、1,750万円と1,400万円、350万円の差がございます。残り350万円の減収となるその対処はどのように考えているのか、1つ伺います。
  それから、23ページ、下から2段目の観光施設使用料、温泉スタンド使用料のところですが、平成29年が305万円、そして30年が310万円、そしてことしは250万円と今年度は昨年度よりも60万円も減っています。利用状況は落ちているのかどうか、なぜ落ちているのか伺います。
  それから、25ページ、衛生手数料のところです。一般廃棄物処理業及び浄化槽清掃業許可申請手数料ですが、1年置きに6万円、1万円、6万円、1万円と金額がなっております。許可有効期間は何年なのか、またどのくらいの申請があるのか伺います。
○前田 栄議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 それでは、山中議員の1点目の自動車取得税の交付金の減収の関連でお答えをさせていただきます。
  当初予算の説明のときにも説明をさせていただいたわけなんですけれども、こちらの自動車取得税交付金が消費税が10%に上がるタイミングで廃止されて、それが10月以降につきましては軽自動車税の環境性能割と自動車取得税交付金の中にあります環境性能割交付金、そしてそちらの両方が臨時的に減税されるためによります減税補填ということで、9款の地方特例交付金の中の自動車税減収補てん特例交付金のほうに分かれるというお話をさせていただきました。
  その中で、それを足すとまだ前年の予算に足りていないというふうなことでございますけれども、まず1つは、要因といたしましてこちらの軽自動車税のほうの環境性能割でございますけれども、10月からこれに切りかわったとしても、これ埼玉県が代理で収納をしていただけることになっているんですけれども、それの振り込みが2カ月後というふうなことになります。ですから、こちらのほうの収入が半年分でなくて4カ月分しか見込めないというふうなことが1つ要因としてございます。
  それと、もう1つ、環境性能割ということで、そこで減税のほうが行われておりまして、この辺の影響がちょっとどのぐらいになるかというふうなことが見込めない部分がございまして、若干前年度よりも少な目に見込ませていただいているというふうなところで、財源のほうはどうにかそのほかの部分でカバーをしていきたいというふうには考えておりますけれども、そうしたことでご理解いただければと思いますけれども。
  以上です。
○前田 栄議長 2問目、坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 それでは、ご質問にお答えさせていただきます。
  23ページ、温泉スタンド使用料ということで売上金は落ちているかということで、落ちております。なぜ落ちているかということでございますが、こちらにつきましてはレジオネラの対策工事をして、そのとき約70日間ぐらい休んでいるんですが、それ以後ちょっと大口に買っていただいた方が離れてしまったというふうなこと、それ以降落ち込んでいるということでございます。
  以上でございます。
○前田 栄議長 山中議員。
○6番 山中博子議員 これから1年間の予測でそんなに下がるものなんでしょうか。それと、あとPRはどのようにされているのか伺います。
○前田 栄議長 坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 それでは、お答えさせていただきます。
  昨日の補正予算で実は減額させていただいております。それを見込んで今年度予算計上をさせていただいたということでございます。
  それと、申しわけございません。PRにつきましては各町有施設にそれぞれ今張り紙をしておりまして、ホームページでもPRに努めております。先日テレビ放送のほうにもありましたので、幾らかお客さんが戻ってきているというふうな状況でございます。
  以上でございます。
○前田 栄議長 よろしいですか。
  3問目ですね。
  加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 お答えします。
  一般廃棄物収集運搬、こちらの許可の申請の手数料の関係、許可の期間は2年です。更新が2年。申請の数なんですが、全部で14社あります。
  以上です。
○前田 栄議長 よろしいですか。
  ほかにございますか。
  9番、野口議員。
○9番 野口守隆議員 19ページの町税の件で先ほど野原和夫議員から質問がありましたけれども、13億二千何がしとなっております。ちょっと調べてみたら、毎年3月補正で例えば29年度は約7,000万増額、それから30年度は3,300万増額とかなり何か設定が控え目というか低目というか、中藤課長の性格で控え目にしたのかどうかわかりませんが、その見通しというか、そういうことでもう常に控え目に計上するのかどうかお伺いいたします。
  もう1点、それから先ほどの合併振興基金、これ33ページですか、初めて多分480万繰り入れるということで、先ほどの課長の説明ですと、ソフト面に使うということなんですが、10億円何がしを前もお伺いしたんですが、ソフト面に使うというんであれば、基金というのは具体的に目的があって当然積むわけですから、ソフト面というだけでなく、どのような事業で、どのような計画で、何年間ぐらいで、いわゆる使い切るのかどうかということはわかりませんが、その辺の計画はどういうように考えているのか、この2点をお願いします。
○前田 栄議長 中藤税務課長。
○中藤和重税務課長 野口議員のご質問にお答えいたします。
  町民税、予算と先日ご承認いただきました補正で、予算額よりも補正でかなりふえているので、予算の見込みが甘いのかどうかというご質問なんですが、まず町民税については個人住民税と法人町民税に分かれていますので、2つに分けてご説明させていただきます。
  まず、個人住民税のほうは先ほど野原議員のご質問でもお答えしましたが、課税者、人口減に伴いまして納税していただく住民の方が減っているということで、こちらはもう一貫して減ります。個人住民税、補正でふやすんですが、これは具体的に数字でご説明するとわかりやすいと思うんですが、26年と29年の調定額を比較しますと、約3,700万ほど29年のほうが少なくなっています。これは人口減によって納税者が減ったということなんですが、一方、決算の歳入額を比べますと、29年は約600万円ふえております。それは2つの要因がありまして、予算組むときの歳入の原則は過大な見積もりをしてはいけないということが1つ。もう1つは、納税率が上がったことによる増収でございます。その2つの要因でふえております。個人住民税については以上です。
  法人町民税につきましては、これ毎年同じ説明で耳にたこができていると怒られてしまうかもしれないんですが、景気によってかなり法人税割の収入が前後します。景気の先行きが読めないということでご説明しているんですが、岩田議員からは恐らくPDCAを回せと、何か手を打たないのかという厳しいご指摘が上がると思いまして、ことしの予算編成に当たっては法人税の上位11社にアンケート調査を行いました。アンケート調査の結果、6社から 返事をいただいて、上昇するというのが1社、不変というのが3社、下降というのが2社ということで、全体的にはちょっと下がるのかなということで、この当初予算を組んでございます。
  以上です。
○前田 栄議長 野口議員。
○9番 野口守隆議員 わかりました。確かに過大に計上してはならないということで、いわゆる徴収率も上がったから税収が上がったというご説明で納得はできました。いわゆる中藤課長の努力でいわゆる税務課の徴収率はすごく上がったということで、私は大変評価しておりますが、残念ながらここで退職ということなんでありますが、立つ鳥跡を濁さずじゃないですが、ぜひしっかりバトンタッチをしてもらいたいと思います。議場に心残りがあっちゃいけないと思って、あえてこのことは質問させていただきました。この件については以上でよろしいです。
○前田 栄議長 じゃ、2問目ですね。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 それでは、野口議員の2問目の合併振興基金の関連につきましてお答えをさせていただきます。
  合併振興基金、先ほどもご説明をさせていただいた中で、ソフト事業にというふうなお話を説明させていただきました。そういう中で、今回お出かけタクシーですとか、特産品の開発事業について充当をさせていただいているところでございますが、今後の見通しといたしましては、やはりできるだけ新たなソフト事業についてどうにか事業を起こしてそこに充てていきたいというふうなことで、具体的に今この事業ですとかというふうなお話はちょっとできないんですけれども、考え方としてはそういうふうな考え方でこちらの合併振興基金のほうを充当していきたいというふうに考えております。
  そして、それがいつまでにというふうなお話でございますけれども、まず合併振興基金の償還でございますが、こちらのほうが平成47年度まで最終的にはかかる見込みでございます。今年度末でいきますと、3億6,000万円が返済が終わる予定になります。ですから、まだ半分も行っていないぐらい、4割ぐらいしか返し切れていないというふうな中なんですけれども、ただ金額としてはやはり相当な金額になりますので、これをこのまま積んでおくというふうなことではやはり余り生きていないお金になってしまいますので、その辺は十分に事業を検討する中で、今回初めてこうやって基金のほうからの繰り入れというふうなものを行っ たものですから、そうした方針に基づきまして今後もこういうふうな基金の活用を考えていきたいというふうなことでご理解いただければと思います。
○前田 栄議長 野口議員。
○9番 野口守隆議員 わかりました。
  11億円近いお金がまだどうにということが決まっていないというような言い方ですが、実はこれ私提案なんですが、この間テレビを見ていましたら、熊本県天草市でアマビズというところから人材派遣を受けて、それは起業だったんですが、たしか毎年1,000万ぐらいのその人にお金を払ってかなりの起業、いわゆる魚とかそういったことで全国に発信するんだということで、毎年その人たちの評価をして、例えば評価が上がらなければいわゆる給料を下げるということで、これ例えば私が思うのは、観光振興に対してはそういう人たちにすばらしい人材を派遣してもらってこのお金を生かしてもらうというのは一つの考え方としてあっていいのかな。あるいは人口減少対策とか、そういうことについていわゆる人材ですね、プロパー、そういった方をぜひこのお金を生かすためにはそういった方に使ってもらう。アドバイスしてもらったり、町の観光施策、あるいは人口減少施策を実行できるような方を雇ってみるのも1つの手かなと思っているんですが、いかがでしょうか。
○前田 栄議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまご提案いただいたような、非常に私も興味深く今お聞きしていたわけなんですけれども、まさしくそうしたソフト事業にかけていけたらというふうなことで考えております。今後やはり参考にさせていただきますので、よろしくお願いしたいと思います。
○前田 栄議長 はい。
○9番 野口守隆議員 ぜひこれは検討してみてください。役場の職員ではやっぱり限りがあると思います。そういった方は殻を破ったやっぱり施策を出してくれると思うので、十分前向きに検討していただきたいと思います。
  以上です。
○前田 栄議長 ほかにございますか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原です。
  1点お願いします。
  今回歳入全体の中で消費税、10月以降の分ですが、どのくらい見ているのか、数字を教え ていただきたいと思います。
○前田 栄議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 それでは、ただいまの野原議員のご質問にお答えいたします。
  消費税、それも増税後の2%というふうなことでよろしいかと思うんですけれども、どのぐらい見込んでいるかというふうなことでございます。
  明確に幾ら入っていますというふうなお話はちょっとできないんですけれども、これは推計というふうなことでお聞きいただければと思うんですが、50億505万8,000円という予算の中で消費税が係るようなものとして、全員協議会の資料でもおつけさせていただいたんですけれども、性質別の予算というものがあったかと思います。その中では、やはり消費税のほうが加わってくるのが物件費ですとか、維持補修費、そして普通建設事業費、これが主なものになります。それを足しますと、大体11億ぐらいになるんですけれども、そこから2%の消費税がどのぐらいかというふうな推計をしますと、大体1,050万とか1,100万ぐらいの金額になろうかと思います。それが野原議員が求められているものにお答えになっているかどうかわからないんですけれども、半年の2%分としては大体そのぐらいの金額になろうかと思います。
  以上です。
○前田 栄議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 先ほど説明では軽自動車税も含めて税の問題があったですよね。だから、今歳入においては全体的にいうのは11億というのは歳出を含めての11億じゃないでしょう。これは歳入においての税の問題として捉えていいのか、全体を11億見るのか、今後これから歳出の協議には入っていきますけれども、ちょっとお伺いします。
○前田 栄議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 すみませんでした。今私が説明させていただいたのは、歳出のほうの予算の中でのことです。その中で、消費税2%分がどれだけ含まれているかというふうな中でお答えをさせていただきました。申しわけありません。
○12番 野原和夫議員 歳入のほうはないのね。あるでしょう。
○前田 栄議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 すみません。歳入のほうでは、たしか説明でお話を触れさせていただいたと思うんですけれども、地方消費税が歳入のほうで影響が出てくるというふうな多分印象だと思うんですけれども、そこで説明をさせていただいたのは、地方消費税交付金につ きましては、10月からの増税に当たってはその分が各自治体に振り込んでこられるのが半年以降になるというふうなお話をさせていただいたと思います。ですから、31年度中につきましては消費税の増税分についての影響はほとんど見られませんというふうなことで説明のほうをさせていただいたかと思います。
  以上です。
○前田 栄議長 よろしいですか。
  ほかにありますか。
  6番、山中議員。
○6番 山中博子議員 6番、山中博子です。
  3問質問させていただきます。
  25ページ、一番下の社会福祉費負担金、国民健康保険基盤安定負担金が2,600万円以上少なくなったのはなぜか。
  27ページ、一番上とその下の児童福祉費負担金と教育費負担金のところです。子どものための教育・保育給付交付金と未熟児養育医療費等国庫負担金ですが、昨年までは施設型給付費国庫負担金と母子保健衛生費等国庫負担金があったんですが、違うものなのか、または内容が変わったのか伺います。
  それから、29ページ、県補助金のほうの児童福祉費補助金、埼玉県乳児家庭全戸訪問事業等補助金、これは新事業なのか、どこが担当しどのような事業なのか伺います。
  以上、3点お願いします。
○前田 栄議長 3問ですね。
  山中議員、25ページの国民健康保険基盤安定負担金のこのことだよね。1,100だよね。
  山口町民課長。
○山口清史町民課長 30年度と31年度を比較して2,600万の減はなっていないかなと思うんですけれども、県のほうと比較されているでしょうか。県支出金の同じ名前で国民健康保険基盤安定負担金というのが30年度は3,800万あったんですけれども、それと比較すると2,600万減っているかと思うんですが、国庫支出金は20万円ほど減かなと思うんですけれども、違うでしょうか。
○前田 栄議長 暫時休憩いたします。
                                (午前10時23分)
─────────────────────────────────────────────────
○前田 栄議長 再開いたします。
                                (午前10時25分)
─────────────────────────────────────────────────
○前田 栄議長 6番、山中博子議員の1問目は却下します。
  2問目からお願いします。
  宮寺福祉課長。
○宮寺史人福祉課長 それでは、福祉課のほうから29ページ、児童福祉費負担金、施設型給付費が子どものための教育・保育給付県費交付金……
          (発言する者あり)
○前田 栄議長 ちょっと聞こえていないね。
○宮寺史人福祉課長 失礼しました。
  29ページ……
○前田 栄議長 27ページの。
○宮寺史人福祉課長 27ページのほうの児童福祉費負担金の中の子どものための教育・保育給付費交付金が今回新たに登場してきていて、昨年ですと施設型給付費になっていたという件でございますが、これは実は平成29年から既にこの名前になっておりまして、内容が同じで名称が変わっていたものを補助金の名前が変わったことに伴いまして平成31年度から正しい名前に変えさせていただいたというふうな性質のものでございます。
  その2つ下の未熟児養育医療費等国庫負担金についても同じ。これは平成30年度当初予算では母子保健衛生費等国庫負担金というふうになっていたと思うんですが、これも名前が変わったものでございます。
  以上です。
○前田 栄議長 山中議員。
○6番 山中博子議員 名前が変わっただけで、交付金の内容が変わったわけではないということですよね。
  そうしましたら、これは国のほうとそれから県のほうもそれぞれ同じように次のページ、29ページにもありますけれども、それも一緒に変わったということでよろしいですね。
○前田 栄議長 宮寺福祉課長。
○宮寺史人福祉課長 お見込みのとおりでございます。
  以上です。
○6番 山中博子議員 わかりました。
○前田 栄議長 よろしいですか。
○6番 山中博子議員 はい。
○前田 栄議長 じゃ、3問目お願いします。これは29ページですね。埼玉県乳児全戸訪問事業補助金、11万6,000円の件ですね。
○前田 栄議長 山口町民課長。
○山口清史町民課長 お答え申し上げます。
  この予算につきましては、新生児の訪問に伺ったときの費用等が計上されているんですが、通常は補正予算で多分とっているかと思います。補正予算で対応していて、今までもこの戸別訪問事業については決算には入ってくるかと思うんですが、当初予算に入れたのは今回が初めてだったかと思います。当初予算にのせないで今までは補正予算で対応していた事業です。
  内容につきましては、新生児の子供さんのご家庭に保健師が訪問して、その生育状況とかの確認をするのに補助をいただいているものとなっております。
  以上です。
○前田 栄議長 よろしいですか。
  11番、岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 私の聞き漏らしか、見落としか、勘違いかわからないんですが、森林環境譲与税を財源としてという町長の施政方針の中にあるんですが、これはどういう形で事業が展開されているんでしょうか。どういう形で入ってくるんでしょうか。
○前田 栄議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 それでは、ただいまの岩田議員のご質問でございますけれども、町長の施政方針の中で森林環境譲与税に触れた部分につきましては、恐らく地方財政対策についての部分でありまして、国の状況はというふうなところで触れさせていただいた部分だったと思います。そこでは、森林環境譲与税について町長は触れておりますが、今年度、31年度の予算の中の施政方針では触れている部分はございません。
  ただ、31年度中に森林環境譲与税というのは譲与される予定でありますので、それについての事業については今後対応していく中で、補正等で上程のほうをさせていただきたいというふうには考えております。
  以上でございます。
○前田 栄議長 よろしいですか。
  ほかにございますか。
  6番、山中議員。
○6番 山中博子議員 6番、山中博子です。
  平成30年度のときには……
○前田 栄議長 何ページでしょう。
○6番 山中博子議員 29ページのところで一番下に保健衛生費補助金がありますが、その下に環境衛生費補助金があったと思うんですが、その中で循環型社会形成推進交付金、これがございました。今年度はなくなったのか、どうしてなのか伺います。
  それと、27ページの1節のところ、総務管理費補助金、社会保障・税番号制度補助金が260万円増額されていますが、補助の内容が変わったのか伺います。
○前田 栄議長 答弁願います。
  加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 お答えします。
  循環型社会形成推進交付金については、今年度は災害廃棄物の処理計画がありました。災害廃棄物の処理の計画、そちらのほうの策定の費用として上げさせていただきました。31年度はございません。
  以上です。
○前田 栄議長 よろしいですか。
  じゃ、2点目ですね。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 それでは、山中議員の2点目の27ページの社会保障・税番号制度補助金につきましてですが、内訳といたしましてはマイナンバーの中間サーバー設置負担金、国のほうにこれ中間サーバーが設置されてあるんですけれども、それの維持管理というふうなことで負担金をお支払いしております。それが239万1,000円。それと、個人番号カードの交付事業ということで、こちらのほうは事務をとり行っているんですけれども、町民課のほうで。それが134万8,000円になります。ふえた分といいますのが、先ほど最初にお話しいたしましたマイナンバーの中間サーバーというものがここで更新の時期が来るわけなんですけれども、それによってシステムの開発をしなければいけないんですが、そのシステムを開発するための費用がふえているものですから、31年度は増額というふうなことになっておりま す。
  以上でございます。
○前田 栄議長 よろしいですか。
  ほかにございますか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 これをもって歳入の質疑を終了いたします。
  暫時休憩いたします。
  再開を10時50分ですね。
                                (午前10時33分)
─────────────────────────────────────────────────
○前田 栄議長 議会を再開いたします。
                                (午前10時50分)
─────────────────────────────────────────────────
○前田 栄議長 続いて、歳出の質疑を行います。
  本年から一般会計の歳出の質疑に限り、款別に行います。
  まずは、予算書の40ページ、1款議会費から89ページ、2款総務費までの質疑を行います。
  質疑ございませんか。
  5番、田中議員。
○5番 田中紀吉議員 5番、田中です。
  早口なもので、ゆっくりしゃべらせていただきます。
  まず、施政方針のほうからの総務関係で質問させていただきますと、昨年町民課関係で健康関係の条例をつくりました。具体的に今年度事業として私も見てきたつもりなんですけれども、どういったものが特徴であるのかという点をまず1点お伺いします。
  2点目、これは歳出のほうのページを示します。51ページ、ドライブレコーダーの件なんですけれども、単価3万円の20台ということで伺っておりますけれども、ちまたでは5,000円からつけられるのからありますけれども、ぜひ予算の範囲で全台つけていただけたらと思うんですけれども、その点お伺いします。2点目。
  3点目、伺います。55ページ、企財のほうから個別な公有財産の適正な管理に係る経費ということで、2年度継続の経費ということでお伺いをしました。私の認識では一回冊子として出していると思うんですけれども、かなり私は基礎的な資料はできているんじゃないかと いうふうに認識を持っています。それなので、かなり高額な委託料になると思うんですけれども、それも2年にわたってということなので、その辺はどういうことというか、計画なのかをお伺いします。
  以上、3点よろしくお願いします。
○前田 栄議長 1問目お願いします。
  山口町民課長。
○山口清史町民課長 それでは、田中議員の1点目の施政方針の中で健康づくり推進条例がどのような形でというお話だったんですけれども、予算書でいきますと116ページの中ほどにあります健康づくり推進事業、この部分が保健センター、健康増進の中でいろいろな法律の中で動いているのがほとんどなんですけれども、保健センターとして特色が出せる事業はここのところに計上してございます。
  昨日の説明で企画財政課長からも話がございましたが、その中の13節委託料の中に栄養講座業務委託64万8,000円とか、あとは報償費のほうとかにも栄養士等の謝礼とかというのが組んであるんですけれども、食と栄養に関する事業について今までときがわ町は健康増進のほうは比重が少なかった部分がありましたので、来年度については食と栄養に関する部分に厚みを持たせて、健康増進計画もありますので、それにのっとって進めてまいりたいと考えております。
  以上です。
○前田 栄議長 田中議員。
○5番 田中紀吉議員 この事業というのは単年度でやるとか、なかなかさっと結果が出るという事業ではもちろんないというふうに認識をしています。または、国保の関連とか非常に幅広くなると思うんですね。だから、ぜひ継続的に、しかもいろんな角度、調査も含めたものを取り組んでいただきたいというふうに思っています。
  あと、もう1つ、私も最大にかなり関心を持っているんですけれども、例えばということでスモールチェンジももちろん知っています。あと、例えば毎日体重をはかるだけでも効果が出るとか、例えば血圧計も毎日はかろう運動とやっているところあるんですね。あと、もう1つは万歩計、その3つで例えば毎日きちんとつけるだけでも違うというようなデータが出ているんですね。だから、そういうハードで何々を貸与するとか、あげるとか、物をやるとかそういうことではなくてというのが今度のスモールチェンジの趣旨ですけれども、そういったものもきちんと何かこうアイデアを出しながら取り組んでいただけたらなと思う。も う1つは、モニターだとかそういう意識的に歩いている人なんかいっぱいいるんですね。そういうソフトの点の啓発というのか、そういうものも何かこう絡めたらというふうに思うんですね。だから、なかなか何とかの事業に予算をつけるとかというだけじゃなくて、そういうまさに条例に乗るというんですか、そういうのを単独でということじゃなくて、やったらどうかと思うんですけれども、なかなか予算に直接的なというところではないですけれども、ぜひそういうソフトのきめ細かいということで目くばりもしていただけたらと思うんですね。だから、機器についても必要だったらあっせんをする。その3つについては非常に有効だということなので、ぜひご検討いただけないかと思うんですけれども、いかがでしょうか。
○前田 栄議長 山口町民課長。
○山口清史町民課長 それでは、お答え申し上げます。
  血圧とか体重計の記録を毎日というところなんですけれども、特定健診で一定の数値を超えた方とかには保健指導というのを行います。それにお見えになった方についてはちょっとした冊子をお配りしまして、毎日の血圧、または体重とかを定期的につけるような健康記録カードだったでしょうか、ちょっと名前は忘れたんですけれども、そのようなものをお渡しして、1年間つけて自分の健康状態を調べてチェックしていこうという取り組みはしております。
  また、PR等については、これは健康増進推進条例をつくった後、保健センターのほうにも指示してありまして、なるだけ広報とかでやっている事業または結果についてお知らせしていこうということは話しておりますので、今後皆様の目に触れられるように努力していきたいと思います。
  よろしくお願いします。
○5番 田中紀吉議員 よろしくお願いします。
○前田 栄議長 暫時休憩いたします。
                                (午前10時57分)
─────────────────────────────────────────────────
○前田 栄議長 再開します。
                                (午前10時58分)
─────────────────────────────────────────────────
○前田 栄議長 2問目お願いします。
  清水総務課長。
○清水誠司総務課長 それでは、田中議員のドライブレコーダーの購入についてということでございますが、与えられた予算を有効に使いまして、必要に応じて台数を入れていきたいと考えております。
  以上です。
○前田 栄議長 田中議員。
○5番 田中紀吉議員 ぜひ1万円も出すといいのがつくそうですので、バックソナーもつけられるぐらいのが単価としても出ているので、ぜひ全車につけられるぐらいの予算の範囲だと思いますのでお願いします。2つ目、結構です。
○前田 栄議長 3問目お願いします。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 それでは、田中議員の3問目の公共施設の計画、個別計画につきましてのことにつきましてお答えをさせていただきます。
  まず、ご指摘のように、ときがわ町の公共施設等総合管理計画というものをこれはおととしの3月に策定をしたところでございます。その計画の内容につきましては、あくまでも基本的な方針を示すというふうな中で計画のほうは成り立っておるところでございます。そして、その計画の中で個別の施設計画をつくって今後公共施設の統合なり集約なりというふうなことを進めていくというふうな方針が出されたところであります。
  それに基づいて、今回公共施設の個別計画というものを計上させていただいているところでございまして、それにつきましては、本来もっと大きな自治体でありますと、やはり公共施設にもいろんな類型があるわけなんですね。教育施設があったりですとか、文化施設、体育施設ですとか、いろんな類型の施設があるんですけれども、本当であればそれをそれぞれ個別計画というものですからつくるというのが本来の形になります。そして、それで方針をつくっていく。ただ、ときがわ町につきましては、そうした自治体から比べますとそこまで多いわけではございませんので、いろんな類型のものを取りまとめて一つにつくるというふうなことで今回これだけの予算になっているところでございます。
  そうすることで、逆に言いますと、いろんな類型ごとのそれぞれの計画ではなくて、それぞれの間の関係を持った計画というんですかね。いろんな類型を統合して考えていけるような計画もつくっていけるんだというふうには考えているところです。
  そうしたことから、これだけの額を計上させていただいているわけでございますけれども、やはりその中には今後何十年と施設が続いていくわけなもんですから、その施設が老朽化が どのぐらい進んでいるかというふうなことも把握をしていかなければいけない。ただ、それは業者に委託するんではなくて、職員がそれぞれ外観を見たり、実際に触れてみたりというふうなことでその辺の老朽化度を判定していくというふうなことで、それのマニュアルというものもつくるという予定でありますし、実際に職員がそうしたこともするというふうなものもこの計画策定の中には入っております。そうしたこともあるもんですから、これだけの金額になっております。
  そうしたことで、個別計画につきましては、先ほど最初にお話しさせていただきました総合管理計画を受けての策定というふうなことでご理解いただければと思います。
○前田 栄議長 田中議員。
○5番 田中紀吉議員 よくわかんない、わかったようなわかんないような説明だったんですけれども、私の認識でいくと、かなり2年前につくった中でも耐用年数だとか、いつつくったとか、どういう基礎的な面積だとか、かなりもう調べてありますよね。と思います。
  だから、それとあと広報でいきますと、もう何回も人口の減少があって、全体の合併後24%ぐらいの施設が余るんじゃないかとか、あと会計の検査の中でも具体的に今後はよく検討しなきゃとか、かなりいろんな点で触れておりますね。総合的にはですね。ただし、個別の問題になると極めて微妙というんですか、難しいというんですかね。それを管轄していたり、毎日使っていたりする、毎日というか、地元の方も含めて、そうするとなかなか難しいということだと思うんですね。だから、そのことは単純にこれをコンサルに投げるかどうかはわかりませんけれども、委託するというふうになると、そこのところが一番問題だと思うんですね。
  だから、お金の使い方が悪いと言っている意味ではなくて、これは重要なところで、もう少し時間をかけたりだとか、それから成功している事例なんかを私も見ましたら、地元にちゃんと現実を流して、コンサルに投げるんではなくて、自分たちの問題としてどうかという提起をするということが解決に近いということでもあったと思うんですね。
  だから、課長、別に金額がどうのというのは私もよくわかりませんけれども、ここはかなり慎重なというか、大きな問題だというふうに思っていますので、値段を下げろとか何とかという話ではなくても、中身としては精査をちゃんとしていかなきゃいけない問題だと思うんですね。だから、そこのところはぜひじっくり執行する前にというか、検討していただきたいと思うんですけれども、以上です。よろしくお願いします。検討してもらえればいいです。
○前田 栄議長 この質問はいいですか、これで。
○5番 田中紀吉議員 結構です。
○前田 栄議長 ほかにございますか。
  3番、神山議員。
○3番 神山 俊議員 3番、神山です。
  3問お聞きします。
  42ページ、中ほどですけれども、会議記録調製及び音声配信事業ですけれども、音声配信事業においてアクセス数はどうなのか、またここ何年か続けていますけれども、改善等は計画しているのかお伺いしたいと思います。
  2点目ですけれども、50ページ、庁用車管理事業ですけれども、どのように管理運営しているのかお伺いします。
  3問目ですけれども、54ページ、先ほど田中議員もおっしゃっておりましたけれども、公有財産管理事業ですけれども、10ページにもありますけれども、2カ年かけて約1,500万をかけるわけですけれども、私も田中議員同様、もう計画と書いてありますけれども、要はそのデータ収集に当たるのかなと。そのデータ収集して、それをどう生かしていくのか、その町の考えというのはあるのかお伺いします。
○前田 栄議長 3問ですね。
  1問目ですね。
  桑原議会事務局長。
○桑原功夫議会事務局長 それでは、音声配信についてのアクセス数ということでまずお答えさせていただきますが、昨年の4月からの実績を申し上げさせていただきます。4月が66件、5月はゼロ、6月は156、7月は24、8月が11、9月が577、10月が2、11月が41、12月が177、合計で983件と思われます。まだ1月以降ちょっと集計ができておりません。
  ちなみに、昨年の3月、1カ月の実績を申し上げますと、684件ございました。
  あと、改善とかそういったものに取り組むのかというふうなことがあるんですけれども、一応ソフトのほうを4月から入れかえをしますので、よりアクセスできる方がふえるというふうに考えておりますので、その辺でアクセスがふえるのではないかなというふうには期待しているところです。
  以上です。
○前田 栄議長 よろしいですか。
  じゃ、2問目、50ページですね。庁用車ですね。
  清水総務課長。
○清水誠司総務課長 それでは、庁用車管理事業でございますが、庁用車の維持管理を一括して行うことを目的に、より効果的な車両の管理を行えるということでありまして、具体的には車検とか、それから消耗品、修繕、あとは自動車の損害保険、こういうことにつきまして役場のほうの、一部教育委員会のほうの車両は別になりますが、役場のほうの車両については一括総務課のほうで行っているというようなことでございます。
○前田 栄議長 3番、神山議員。
○3番 神山 俊議員 庁用車ですけれども、運用に当たっては各課が運用しているのかお伺いします。
○前田 栄議長 清水総務課長。
○清水誠司総務課長 先ほど申し上げましたように、総務課のほうで管理はしておりますが、配置、駐車する場所ですね。それから鍵につきましては各課に割り振ってございます。
○前田 栄議長 3番、神山議員。
○3番 神山 俊議員 例えば、町で車を10台持っています。そうしたときに、午前中使える、午後使える、または一日使います。民間だとやっぱり車の使い方もそうやって細かく分けて利用、経費削減等含めていると思うんですよ。町としては各課が持っていて、それはもう各課で管理して、使わない日もあれば使う日もあるではなくて、やっぱり総務課が一元化管理して、10台なら10台確保してそれを運用していくといったほうがより効率的にできるんではないでしょうか。言っている意味わかりますかね。
  あとは、少しそれてしまいますけれども、第二庁舎の方が町長決裁をもらいに行くときに、わざわざ本庁舎に行くわけですよね。そういう部分の車の使い方もこれから検討していかなければいけないのではないかなと思うんですけれども、お伺いします。
○前田 栄議長 清水総務課長。
○清水誠司総務課長 車の使い方についてなんですが、各課には配置してございますが、その前にトラックとか、あとワゴン車につきましては役場内の予約、グループウエアというものがありまして、そこで予約をしてそれであらかじめ使うところの課が先に予約をしておいて、それで全課で予約状況、そういう利用状況をわかるような形で使ってございます。
  そのほかの一般の乗用車等につきましては、それぞれの課には割り振ってありますけれども、お互いに必要なときには隣の課に行って借りたりとか、それから乗り合わせをする場合 もございますし、そういうようななるべく一緒に使えるような形、それからお互いにそういう連携をとりながら有効に使うような形では使っております。
  また、決裁等のときに第二庁舎のほうからくる場合について、これはなかなか決裁の時間とかそういうふうな課長の都合等もございますので、意味合いはわかるんですが、努力しているというような形でございます。あと、今回のこういう議会とかこういう場合につきましては、もちろん乗り合わせで本庁舎から第二庁舎のほうに課長同士で乗り合わせて来ておるというような、そういう努力は一応しております。
○前田 栄議長 3番、神山議員。
○3番 神山 俊議員 トラックとかができるならば、庁用車も同じように予約できて、経費削減につながるのではないかなと思うんですけれども、その考えはあるのかお伺いします。
○前田 栄議長 清水総務課長。
○清水誠司総務課長 一元管理というような中で、以前にそういうようなお話もあったわけでございますが、現在はそういう   先ほど申し上げたようにトラックとかそういうものに限っております。今後、またご意見をいただければ、そういうシステムというようなこともつくる必要もございますし、あわせて一応検討課題かなというふうに考えております。
○前田 栄議長 小峯副町長。
○小峯光好副町長 それでは、私のほうから補足的に答弁をさせていただきますが、よろしくお願いします。
  以前にも、今総務課長のほうから話があったように、車両の議員ご提案のように一括して運用についてもやっていくという方法についても内部で話がありまして検討したことがあります。その中では、先ほど言ったようにトラックだとかワゴンという特殊な車については一括で総務課で持つというふうなことでやっております。
  各課の車を一括して管理して順番で使っていくとかというふうなことになると思うんですが、各課のそれぞれの課で必要な車種等もありまして、その辺のところの使い方を考えたときに各課のほうで運用していたほうがより効果的に運用ができるというふうな結論の中で、現在の時点では各課で運用をしているというふうな状況になっているというのが現状であります。
  以上です。
○前田 栄議長 3点目ですね。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 それでは、神山議員の3点目の公共施設の計画についての今後データ収集をしたものに対しての生かし方というふうなことでございますけれども、先ほどの田中議員からのご質問いただいた関連のお話もちょっとさせていただくことになると思うんですけれども、まずこの公共施設等の総合管理計画、おととしつくった計画なんですけれども、これにつきましてはあくまでもそれぞれいつ建てて何年たっているか、それを理論的に、じゃ何年に改修をしなければいけないかを単純に当てはめて出したものがこの計画になります。そして、それが将来の財政状況を見たときにそれとうまくかみ合わせて、そこで改修ができるのかできないのか、そうしたことも含めた形での計画というふうなことになっているわけなんです。そういう中で、24%の施設がやはり減らしていかなければならないというふうな方針を出したところでございます。
  そして、今度の個別計画につきましては、その施設が建っている場所、そしてそこの地域が将来的にどういうふうな人口構成になるですとか、そういうふうなものも含めて今後検討をしていかなければいけない。そして、その上に、先ほどもお話しさせていただきましたような各施設がそれぞれ理論的に何年たっているではなくて、やはり実際に触れたりなんだりしてどのぐらい老朽化しているか、そうしたものも実際に今度の計画の中では入れ込んでいくということです。
  そして、それで方針を立てる中で、これは話にも出たんですけれども、町民の意見、町民アンケートをとったりですとか、計画がある程度でき上がってきましたらば、町民懇談会なりで説明をさせていただいて、こういう方針ですというふうなことで意見を伺う。そういうふうなものも含めて計画のほうはつくり上げていきたいというふうには思っております。
  そして、そのデータを収集した生かし方というふうなことでございますけれども、やはり施設の老朽化度、そしてその地域の人口の方向性ですとかを加味しながら、その施設をじゃそのまま残していくのか、それとも統合してしまうのかというふうなところに生かしていきたいというふうには考えております。
  以上です。
○前田 栄議長 3番、神山議員。
○3番 神山 俊議員 利用頻度とかそういうのも計画の中に入るのか。建物のハード面ではなく、利用面についてもしっかり調査が行われるのかお伺いします。
○前田 栄議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまのご質問でございますが、申しわけございません。私も説 明の中でちょっと抜けちゃった部分なんですけれども、利用頻度等も同じように考慮していく必要があるというふうに考えております。
  以上です。
○前田 栄議長 3番、神山議員。
○3番 神山 俊議員 私も今回計画でありますけれども、やはり計画といってもやっぱり情報収集というか、データを収集するものだと思うんですよ。やはり町として、年号は変わりますけれども平成67年度までには24%減らすという目標はあるわけですから、やはりそれに向かって本当に個別の公共施設をどうしていくんだという計画を道筋を立てないと、データをとりました、でもやはり住民感情もあるしいろいろ考えると更新、新築でいきましょう、それじゃ私としては今後持続的な可能なまちづくりをしていくに当たっては厳しいのかなと思います。やはり町としても、確かに厳しい判断にはなると思うんですけれども、やはり24%減らすという目標の中、しっかり計画を立てていただきたいなと思います。
○前田 栄議長 ほかにございますか。
  1番、杉田議員。
○1番 杉田健司議員 47ページ、14節ですね。14番使用料及び賃借料の件なんですけれども、機械借上料の部分が増額しているようですが、この機械というのは何か、1点お聞きします。47ページですね。
  あと、51ページ、上段のほうです。15節工事請負費ですね。第二庁舎の防犯カメラの設置工事ですけれども、これはどこに設置するのかと、これからもふやす予定があるのか、どの方向に向いているのかとか、その辺をちょっとお聞きしたいと思います。
  あと、神山議員、田中議員も言われたんですけれども、ドライブレコーダーのところなんですけれども、18節の備品購入費ですね。
○前田 栄議長 何ページ。
○1番 杉田健司議員 同じです。51ページです。
  安値で買い上げるのもよろしいんですけれども、ドライブレコーダーは前を見るのと後ろを見るのとかいろいろな機能があるかと思います。安い購入もあるんですが、ある程度そういったものも考えながらやっていただけるのか、あとはこれからふやしていく形になるのか、3点お聞きします。
○前田 栄議長 3点ですね。
  47ページの機械借上料ですね。
  清水総務課長。
○清水誠司総務課長 まず、1点目の機械借上料492万9,000円につきましては、それでよろしいですよね。これにつきましては、AEDの15台借上料ということでございます。また、それから光電話設備のリース料というようなことであります。
  まず1点目、それでよろしいでしょうか。
○前田 栄議長 杉田議員。
○1番 杉田健司議員 AEDは何台設置。15ですか。主にAEDはどちらに設置するのかお聞きします。
○前田 栄議長 清水総務課長。
○清水誠司総務課長 AEDにつきましては、本庁舎、第二庁舎、文化センター、体育センター、それから明小、萩小、玉小、都幾川中学校、玉川中学校、そして玉川保育園、平保育園。運動場としましては本郷の第1球場の放送室、それから西平運動場の管理棟、それから玉川運動場の放送室、玉川のトレーニングセンター事務室、それが15台ということでございます。
○前田 栄議長 杉田議員。
○1番 杉田健司議員 AEDがそんなについていなかったかとちょっとびっくりしたんですけれども、非常によかったと思っております。1問目は以上でオーケーです。
○前田 栄議長 2点目ですね。51ページですね。
  清水総務課長。
○清水誠司総務課長 補足で申し上げますけれども、先ほどAEDのお話をさせていただきまして、この492万9,000円というような経費があって、30年度は107万6,000円かと思うんですね。この上がった部分についてというようなことで申し上げますと、光電話の設備、リース料というのが大半でございまして、AED15台につきましては今回新たに入れるものではなくて、前からこれは入っているものでございます。そして、光電話のリース料のほうが新たに加わったということでこの増額というふうなことでございますので、すみませんが、よろしくお願いします。
○前田 栄議長 2問目、続けて言ってもえらますか。
○清水誠司総務課長 防犯カメラの設置場所でございますけれども、これにつきましては第2庁舎のということで、まず1階の行政サービスコーナー、それと2階の水道課のところでございます。2カ所について、主に方向とすると、その2カ所につきましては金銭の授受、やりとりがございますので、そちらの方向を向けているというようなことでございます。
  また、防犯カメラの設置の方向についてというんですかね、ふやしていくかどうかということにつきましては、今後また必要に応じて検討していきたいと考えております。
  以上です。
○前田 栄議長 杉田議員。
○1番 杉田健司議員 庁舎内ということ、2カ所ということですけれども、駐車場を照らすというか、あれをするような防犯カメラ等の考えというのはあるんでしょうか。
○前田 栄議長 清水総務課長。
○清水誠司総務課長 駐車場につきましては、もちろん第2庁舎もございますし、本庁舎のほうもございます。ほかのところもございますけれども、今のところすぐに設置していくという考えはございません。
○前田 栄議長 杉田議員。
○1番 杉田健司議員 防犯上、外部に照らす防犯カメラも非常に役に立っている部分もありますので、検討のほうもお願いしたいと思っております。この質問は以上でいいです。
○前田 栄議長 3点目ですね。ドライブレコーダーです。
  清水総務課長。
○清水誠司総務課長 先ほどドライブレコーダーのほうで予算を有効に使い、なるべく数も必要に応じて入れていきたいというようなことと同時に、今の前方、後方の両方映るものについてなるべく設置して、それが何台入るかというようなことになるかと思うんですが、そういうふうな性能につきましても再度購入に当たっては慎重に検討していきたいと考えております。
○前田 栄議長 よろしいですか。
  ほかにございますか。
  4番、小島議員。
○4番 小島利枝議員 確認の意味で2点伺います。
  ページ数74、75ページ、町税賦課事務事業について、こちらの事業内容と、76、77ページの徴収事務事業、こちらのほうの事業内容をそれぞれ伺いたいのと、両方の事業に11節需用費の印刷製本費というのがそれぞれ290万と100万ちょっとかかっているんですが、それぞれの印刷のどういうものをされているのか伺います。
○前田 栄議長 1点目。
  中藤税務課長。
○中藤和重税務課長 小島議員のご質問にお答えいたします。
  予算書の74ページ、75ページの下になりますが、町税賦課事務事業の内容と、次の76、77ページの徴収事務ということですが、賦課徴収事務のほうにつきましては課税業務です。次のページの徴収事務というのはお金をいただく、徴収する事務ということになっています。
  それで、まず75ページに戻りまして、印刷製本費ということなんですが、帳票の印刷を行うということで、課税通知を印刷します。次に77ページの印刷製本費ですが、これは口座振替依頼書と納税通知等の印刷を行う経費でございます。
  さらに、戻っていただきまして、主なものを簡単にご説明しますが、75ページ、委託料の電算業務委託料、これはeLTAXといいまして、地方納税システムというのがあるんですが、そのシステム改修の費用でございます。続きまして、77ページ、これも委託料で13節の委託料になりますが、電算業務委託料ということで、こちらもeLTAX導入に係る初期費用ということで、前年比43万2,000円の増加となっております。
  以上です。
○前田 栄議長 よろしいですか、2問ともね。
  ほかにございますか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原です。
  55ページ、公有財産管理事業、これは先ほど田中議員も神山議員も指摘しておりますが、本来ならばもう五、六年前ですか、その時期にやってもらってもいいことであったのかなと私は思うんですよね。やっぱりその管理を運営する中で必要なものがあるかないかも踏まえて、それはハード面の事業にもつながるし、ソフト面の事業にもつながる問題があるので、必要ないものは壊して新しいものを建てかえるとか、そういう事業を多くやってきた経緯は私は感じられるんですよね。そういう中で、今後はこれは大きな問題になるので、やっぱりこの財産の活用の仕方をしっかりと考えていただくことが必要だと思うんですよ。
  その中で、先ほど課長の答弁では職員が出向いていくということは、私は評価できると思うんですよね、一定の。ただ、業者に丸投げだとやっぱり実情がわからない点が多いわけですから、そこのところを生かす方向は大事かなと思うんです。
  私、和歌山県のある町が公共施設を利用してIT企業を誘致してすごい利益を上げたという……
○前田 栄議長 野原議員、質問したいことをちょっと言っていただきたいんですけれども。
○12番 野原和夫議員 ありますので、こういう問題も含めてお願いしたいと思います。
  それから、59ページの交通対策事業でございます。この中では、デマンドワゴン運行委託、13節ですが、お出かけタクシー運行委託、この問題については全協でも説明ありましたが、一般質問でも私はこの問題にかかわることも質疑しております。この2つの問題については異なる交通形態があります。その問題と、700万、それと200万の積算根拠、それから今後のスケジュールについて伺います。
  それともう1つ、この下の19節、バス路線確保対策費、これは777万1,000円ということの必要性を伺います。
  以上、3点お願いします。
○前田 栄議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 それでは、ただいまの野原議員の1点目のやはり公共施設の計画についてのご質問でございますけれども、ご指摘の中にありましたように、数年前に計画のほうをつくって計画的に改修のほうも進めていくべきではなかったのかというふうなご指摘だと思うんですけれども、やはりそうした中でまだその辺の住民意識の確立というんですかね、そうしたものも整っていない中では、今の生活を大切にするという意味、公共施設を活用するという意味で、今までの改修については必要であったのではないかというふうには感じております。ただ、今後につきましては、やはり人口が減少していくような状況が見えてきておりますので、その辺を考慮した上で公共施設の個別計画というものをつくっていきたいというふうに、それは先ほど来からのお答えの中でもお話しさせていただいているとおりでございます。
  そして、それが将来的に、例えにもございましたけれども、やはりそういう公共施設を使ったIT企業の誘致ですとか、そういうコワーキングスペースみたいなものですね、そうしたものを誘致したらどうかというふうなことでございますけれども、まさしく、もしあいた施設が有効に使えるのであれば、そうしたものにしていきたいというふうに考えております。そうした意味でも、IT企業が入ってきやすい環境として、ときがわ町は町営で光ファイバーを敷設してそういうふうな企業も入ってきやすいようにというふうな事業もやっていますので、まさしくそうしたものにも使っていければというふうには思っております。
  以上です。
○前田 栄議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 大事なんですよね。これだけ大きな金額で委託しているわけですか ら、無駄にならないようにしていただきたいんですよね。やっぱり町の財産を守るためにはそういう方向性はしっかりとやっていかないといけないと思うので、ぜひこれは方向性をやっぱり確立して、きちんとした成果を出しながら、運営の状況を私たち議員にも知らせていただきたいと思います。この問題についてはやっぱり私たち議員が今、小宮議員が提案しています事業評価ということを提案しておりますので、そういう評価の中で生まれることもマイナスの点もあると思うんですね。だから、ぜひ慎重にこの問題については取り組んでいただきたいと思います。今までの経緯を見ますと、どうしても大事なものを保存して生かせる方向があったにもかかわらず壊したという点もあって、新しく建てかえたというものもある現状が生まれていると、もう私は感じられるわけですから、ぜひ方向性をしっかりやっていただきたいと思います。この問題はいいです。
○前田 栄議長 2点目ですね。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 それでは、野原議員の2点目の59ページの交通対策事業の委託料のデマンドワゴン運行委託とお出かけタクシー運行委託の積算根拠ということでよろしいですか。
  まず、デマンドワゴン運行委託の根拠でございますけれども、これは一応この予算上でございますけれども、10月からの半年分を見込んでいるところでございます。運行日数につきましては、地域公共交通網の形成計画に基づきまして、平日の運行というふうなことで積算のほうをさせていただいております。そして、運行時間につきましては16時間、これは実際に運行される時間は16時間を満たないと思うんですけれども、それに対する運転手の車両の点検ですとか、その後の整備というふうなものも含めて16時間程度人員のほうの経費を見ております。そして、16時間ということですので、1人では賄い切れませんので、運転手が交代もありますので、2人、実際には3人とか4人というふうなものになりますけれども、時間の算出では2人分というふうなことになります。そして、運行管理者も2人必要になってきますので、実際には4人分ですね。それともう1つ、車両の維持費というふうなことで2台分。それと、受付システムの導入費用、そして維持費用というふうなもので700万円というふうなもので見込んでおります。
  続いて、お出かけタクシーの運行委託240万円なんですけれども、これは一度実証運行をやっておりますので、大体3カ月で町の持ち出しが160万円かかるというふうな見込みができております。ですから、半年ですと本来であれば320万円じゃないかというふうなお話に なると思うんですが、実証運行のときにはたしか時間にして8時半から夜の10時ぐらいまでを運行していたと思うんですけれども、その実証運行の結果の中で、夜の利用はさほどないというふうなことの中で、運行時間を減らして見込んでおります。そうしたことから、その割合を掛け合わせまして240万円というふうなものが算出されております。
  以上でございます。
○前田 栄議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 異なる交通形態になりますよね。以前ときがわ方式、今は運行していますけど、ときがわ方式のデマンドバス、これは不採算要素がありましたので大きな問題になっていますよね。それと同時に、またこれを西側と同じような形態でやるという意味はどうしても私は理解できないですよね。区別する必要はないと思うんですよ。
  ちなみに、今の積算の根拠を示していただきましたが、10月、この半年の計画の中身の中で、私ちょっと寄居町のデマンドタクシーの経費を見せてもらったんですが、もう3カ月で691万3,790円かかる。700万の計上ということは大変厳しい状況も考えられるんですね。3カ月でもうこれだけかかっているんですよ。だから、その計上も含めてしっかりと根拠を示してやらないと、私はいいものがいいものじゃなくなると思うんですよ。
  例えば、私はこの間も短期だからいいと表現しましたけれども、やっぱり短期運営でも形態が違うんですから、住民の利用度が下がると思うんですよ。だから、これは1つの形態として一体化して動かせる方向もいいんではないかと思いますが、これはいずれにしろこういう方向性が決まったら、活性化協議会に提案するわけですよね。この点、伺います。
○前田 栄議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 今現在計画を立てておりますこの地域公共交通網形成計画に基づきまして、今回の予算につきましては計上させていただいております。そうした中で、じゃ実際にそれを実施するというふうなことになった場合には、この活性化協議会のほうに提案をいたしまして、審議いただく中で実行に移していきたいというふうには考えております。
  以上です。
○前田 栄議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 計画は、この交通網計画ができた中で計画をしているということですよね。やっぱりドア・ツー・ドア方式とバス停バス停型というふうに分かれているわけですから、形態が違うわけですよね。だから、そういうところもしっかりやらないといけないと思うんですよ。
  そして、今のときがわ方式の問題については、予約オペレーターがいますよね。このオペレーターの内容をちょっと私、これだけの資料をもらったんですが、1日の予約が4件、5件、多くて6件とかそういう現状が生まれているんですよね。やっぱり60件ぐらいの目標を掲げて運行形態をつくらないと、私はいい方向性は生まれないと思いますので、やっぱりこれは慎重に大きな意見として考えていただきたいと思いますが、どうでしょうか。
○前田 栄議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ご指摘のとおり、実際に今のデマンドバスのほうがやはり稼働率というものが落ちてきてしまっているというふうなことは否めないと思います。ただ、そうした中で、そこについての見直しというふうなことがこの交通網計画の中でもあるわけなんですけれども、1つにはやはりバス運行事業者の運転士の確保が難しくなったというふうなこともございまして、デマンドバスのほうを見直すというふうなところもございます。そうした中では、やはり今後見直していく交通体系につきましては、ご指摘のとおり少しでも稼働率が上げられるような形態、また地域の人が本当に便利になってうまく使えるような形態というふうなものを少し考えていきたいというふうに思っておりますので、そこはご理解いただきたいと思います。
○前田 栄議長 3点目ですね。
○12番 野原和夫議員 終わりだよね。
○前田 栄議長 そう、終わり。
  3点目。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 それでは、野原議員の3点目の、これはバス路線確保対策費補助金が777万1,000円ふえているというふうなことの必要性というふうなお話でございましたけれども、まずこのふえた内訳でございますが、これはまず委託料の中に30年度まではデマンドバスの受付業務というものがあったわけなんですが、それがなくなっております。それはなぜかといいますと、こちらのバス路線確保対策費補助金のほうに含めて計上させていただいたというところがございます。それが777万1,000円のうちの278万3,000円分あります。
  それ以外にふえているというものが、予算の詳細説明のところでもお話をさせていただきましたけれども、路線バスを乗るのに当たってICカードを使って乗降ができるようにしていくというふうなことでございます。
  これの必要性につきましては、やはり路線バスを乗っていただくためには、やはり乗りや すい環境をつくるというふうなことも必要だと考えております。それも、高齢者の方に乗りやすい環境というのがやはり現金を扱わない、乗りかえのときにやはりICカードを1つタッチするだけで乗りかえができる、そうしたことで乗るときの不安ですとか、そうしたものを解消していきたいというふうには考えております。そうしたことから、ICカードの導入というふうなものをここで計上させていただいているわけでございます。
  そのほかに、やはり時期によっては路線バスの利用者が今現金ですので、乗降客が多くなったときに乗降に時間がすごくかかってしまうんですね。それがバスの定時運行に非常に大きな影響を及ぼしまして、遅延というふうなものを発生させております。そうしたことの解消というものも含めてICカードというものを導入していきたいというふうに考えております。
  以上です。
○前田 栄議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 カード化というのは、今現在お年寄りがしているのは現金で払っていますけれども、都営バスとかそういうたくさん乗る運営においてはこのカード化というのは適していると思うんですよね。乗車率によっては大きく左右される問題でありまして、今回今の課長の説明だと、今までの委託とされておりました予約の問題については二百四、五十万ありましたけれども、273万がこっちに入ってきて、その問題が継続されている。今この補助金の内容を見ますと、バス路線確保対策費と書いてあるんですよね。これをしないとバス路線が確保できなくなる問題じゃないと思うんですよね。やっぱりそれは大きな市町であって乗車率が高いところは、やっぱりそれは遅延が働きますので、ICカード、こういうカード化は必要だと思うんですよ。今回はそういう問題に触れて今まで運行状況で支障はなかったと思うんですよ、そんなにね。だから、そこをあえてこの予算計上する必要性があるかということなんですよ、私は。だから、そういうふうに乗車率がたくさん出るという方向性が今の段階で調査の中であらわれているでしょうか、伺います。
○前田 栄議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまのご指摘でございますけれども、私は説明の順番をあえて先にしたつもりだったんですけれども、やはり第一の目的といたしましては高齢者がやはり乗りやすいバスにしていきたいというものが第一にあったもんですから、ICカードの導入についての一番大きな理由としましては、高齢者の利用促進という意味でこちらのほうを計上させていただいております。ただ、付加価値といたしまして、路線の定時運行にも寄与す るということで追加させていただいたということでご理解いただければと思うんですが。
○前田 栄議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 いいですか。
○前田 栄議長 どうぞ。
○12番 野原和夫議員 課長、今までの経緯も含めてお年寄りの利用を高めるというのは私は評価できるんですよ。でも、今までもお年寄りも利用しているわけですよね。もっともっとふえるという可能性が生まれているのは、先ほど言った一律の運搬のほうが利用価値が多くなると思うんですよね。路線バスは大事ですよ。でも、路線バスの連携を含むには先ほど言った一体の運営方式で路線バスの各停車の継続をすれば路線バスの運営がスムーズに行くという点もあらわれるのでありますから、今の課長の説明はそういう方向性だというふうに解釈しておりますが、私はまだそういう点では違うと思うので、今の質問で答えはまた変わらないと思いますので、よろしいです。
○前田 栄議長 よろしいですか、これで。
  暫時休憩いたします。
  再開を1時といたします。
                                (午前11時49分)
─────────────────────────────────────────────────
○前田 栄議長 午前中に引き続き議会を再開いたします。
                                (午後 1時00分)
─────────────────────────────────────────────────
○前田 栄議長 引き続き議会費から総務費までの質疑を行います。
  質疑ございませんか。
  11番、岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 大勢いる中でご指名いただきましてすみません。
  先ほど、私の慌て者の真骨頂で、森林整備計画、森林環境譲与税について誤ったことを申し上げまして、申しわけございませんでした。
  それで、質問は55ページ、公有財産の計画策定委託の計画なんですが、私は常々、計画について、おまえそれしか能がないんだろうと言われるくらい、まあ、能がないんですが、計画について質問させていただいていますが、これ、こんなに金かけて、878万9,000円、これ、自分たちで、これ、できないものですかね。
  それ、800万かけるなら、1人実際に、これに明るい人を雇っても構わないでしょう。
  そのぐらいの人件費かけてもいいから、これ、できるんじゃないですか、自分たちで。
  人につくってもらわないでと思うんですが、いかがでしょうか。
  ちょっと金のかけ過ぎだと思うんですが。
○前田 栄議長 答弁願います。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまの岩田議員のご質問の中の、計画策定を自前でというふうなお話でございますけれども、我々事務方が計画をつくるというふうなものも、確かにほかの質問の中でもありましたけれども、業者に全て任せてしまうのではなくて、やはり自分たちの自主性を持って、公共施設をどうしていくのかというところについては、それは自分たちで、我々で考えなければいけない部分でありますけれども、それ以外の部分につきましては、やはりアウトソーシングとよく言いますけれども、外注できるものについては、やはり業者のほうに委託して、専門性を持った業者ですので、そちらのほうでしっかりとした計画を立てていただきたいというふうには思っております。
  以上です。
○前田 栄議長 岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 町長を中心に、この町をどうやってつくっていくか、どういうふうな形にしていくかというのは、課長さん含めてつくっていくべきだと、自分たちがそういうものをつくっていくということを頭の中に入れなくては、入れていなくてはいけないと思うんです。
  そこで計画をつくればいいと思うんですが、実際に我々は878万9,000円というような、どこに金がかかるのかというのがわからないで、ただ事務方はかかるんだと言われれば、我々そうですかと言うしかないんですけれども、自分たちの考えで、こういう町をつくるんだという、だからこういうものが必要なくなるんだというようなことを、どうしてつくれないのかなと、それがわからないんです。
  だから、ぜひ、私は総合振興計画が1個あればいいと思うんです。
  観光振興計画も、生涯学習推進計画も、私は要らないと思うんです。
  ただ、国がつくれというようなものはつくらなければいけないので、そういう法律が、法律というか、言われたらつくらなければだめだと思うんですけれども、自分たちで考えるということをやらないと、実際に実行できないのではないですか、実行する気が起きないので はないですか、人から言われてと思うんですが、これをやるのに、じゃ、どうやって計画を推進するんですか。
○前田 栄議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまのご質問でございますけれども、おっしゃるとおりの部分がございます。
  それは何かと申し上げますと、やはり、計画をつくる主体を持っているところは役場の職員なり、町長を初めとする職員だと思っております。
  ですから、それの考え方につきましては、計画には必ず取り入れていかなければいけないというふうには思っておりますけれども、ただ、その中でもやはり、我々が不得手としている部分がいろいろあります。
  その部分については、やはり業者に委託して、専門性を持ったところでつくっていただくというふうなことが必要だと思っておりますので、その辺は、前にご質問いただいた中でも、やはり、その建物の劣化度はどのぐらい進んでいるかというふうなことは、じゃ、今我々にそれを調べろと言われても、調べるすべがないわけなんです。
  そうしたマニュアルを業者につくっていただいて、これに基づいて劣化度を調査していくというふうなことの指導もしていただく、そういうこともしていただくことになっておりますけれども、そうした部分は、やはり業者に委託してつくっていただかないとというふうに考えておりますので、そこの辺はできる部分とできない部分がありますので、計画をつくっていく上で業者に全て任せてしまうというふうなつもりは全くございませんので、ご理解いただければと思います。
○前田 栄議長 岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 最後に、これ、どういう形でこれを進めていくんですか。お聞かせください。
○前田 栄議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまのご質問は、計画をつくることに対してどういうふうに進めていくかですか。それとも、計画をつくった後どう進めていくかというふうなことでしょうか。
  後のほう、今、私がお話しした後のほうでよろしいですか。
○11番 岩田鑑郎議員 そうです。
○荒井 淳企画財政課長 それにつきましては、計画がどういう内容ででき上がるかは、私も 今はわかりません、全く。
  ですが、その計画ができ上がった暁には、その計画に基づいてそれを達成できるように、我々は当たっていく所存でございます。
  以上です。
○前田 栄議長 ほかにございますか。
  6番、山中議員。
○6番 山中博子議員 6番、山中博子です。
  51ページの中から3点ほど質問させていただきます。
  先ほど来、防犯カメラのことが出ましたが、上段のほうで工事請負費、第二庁舎防犯カメラ設置工事、これは活き生き活動センターのほう、73ページのほうにもございます。
  初め、新しくつけるものだとばかり思っていたんですが、上に改修工事とありました。
  今、第二庁舎のほう、先ほど言われたところに見に行ってきましたら、もう既についていました。
  ですから、これは改修工事なんだなというふうに理解しました。
  ただ、先ほど伺ったときには2カ所だったのが83万円、活き生き活動センターのほうは15万円と、かなりの工事費に差がありました。
  なぜこれは違うのかということと、それから、見てきたときに近くの方に伺ったら、もうこれは随分前から壊れているということでお話を伺ってきました。
  なぜ今までその予算化をしなかったのか、防犯カメラをつける目的も改めて伺いたいと思います。
○前田 栄議長 2点ですか。
○6番 山中博子議員 3点、第二庁舎と活き生き活動センターの工事費の違いと、それから随分前に壊れていたのになぜ直さなかったのかと、それからその目的、つける目的です。
○前田 栄議長 清水総務課長。
○清水誠司総務課長 では、まず第二庁舎の防犯カメラのほうの改修工事ということでございますが、水道課と行政サービスコーナーのところ、この2カ所につきましては、壊れていたということは事実で、前に設置したところがその後壊れていたということで、いつの機会か直そうというような考え方はあったわけでございますが、そういう中で今回改修工事に踏み込んだということでございます。
  もう1つは、やはり手元を映すというんですかね、金額の、例えば活き生きのほうと第二 庁舎のを比べますと、まずは値段の違いは、ちょっと順番変わるんですけれども、値段の違いは、第二庁舎のほうは、やはりお金を映すという、お金の授受とか、そういうところを映しますので、精度の高いものを、画質のいいもの、そういうことで考えておりまして、活き生きのほうは、人も職員数も少ないというような中で、入ってきた人の状態を、一応万が一のために録画するというような防犯カメラでございますので、その目的が違うというところで金額の差が出ているということであります。
  それでよろしいでしょうか。
○前田 栄議長 いいですか、よろしいですか、今は。
  2点目。
  山中議員、目的は。
○6番 山中博子議員 それも。
○前田 栄議長 目的、じゃ、清水総務課長。
○清水誠司総務課長 先ほど申し上げましたように、活き生きにつきましては、入ってきた来訪者の画像を撮るということと、それから第二庁舎のほうにつきましては、お金のやりとりもありますので、それを目的に録画するというようなことであります。
○前田 栄議長 山中議員。
○6番 山中博子議員 壊れていたのは大分前のことのようです。
  その間に何かあったら、それこそ大変なんじゃないかなと。
  お金を扱うところだからこそ、はっきりした画像で撮っておかなければいけないというならば、壊れているのならすぐ直さないと、その壊れている期間に何かあったときに、壊れていたからでは理由が、言いわけになってしまうと思いました。
  壊れたら、それよりも、これは壊れたのを直すのではなく、新規につけるということなんですね。
  そうした場合に、防犯カメラによる個人情報はどう守られるのか、また、それをどこが管理するのかも伺います。
○前田 栄議長 清水総務課長。
○清水誠司総務課長 そのデータにつきましては、もちろん役場のほうで管理をしておりまして、万が一何かあった場合において、それを確認をするためにそのデータを見るということで、あとは自動的に、ある程度の期間で消去をされてしまうというふうな、そういう上書きの録画という形になろうかと思います。
  管理のほうについては、役場のほうで直接行っていくということであります。
  担当課のほうは、一応、基本的に設置のほうが総務課というふうなことでありますので、総務課のほうの管理になります。
○前田 栄議長 よろしいですか。
○6番 山中博子議員 もう1つ。
  防犯カメラによる個人情報はどう守られるか。
○前田 栄議長 清水総務課長。
○清水誠司総務課長 先ほど申し上げましたとおり、通常はその犯罪、犯罪ということもないですけれども、犯罪だとか、もし何かトラブルがあったときにおいて、それを確認するというようなことでございまして、それ以外のときには基本的に使いませんので、そういう点では個人情報というんですかね、そういうのは基本的にはかかわらないかなというふうに考えております。
  管理自体は、きちんと管理はしますけれども、先ほど申し上げましたように、ある程度の期間で自動的に消えていくというようなものでございます。
○前田 栄議長 あと、新しくつけるのか、既存のものかというのをお願いします。
  課長、既存か新規かと。
○清水誠司総務課長 これは、新規につけるということで、先ほどの加えて言いますと、インターネットとかそういうものに接続するものでは、インターネット等には接続しませんので、外へのそういうデータの流出はないというふうなことでございます。
○前田 栄議長 山中議員。
○6番 山中博子議員 例えば、保管するところに鍵をかけて保管するとかということはないわけですか。
○前田 栄議長 清水総務課長。
○清水誠司総務課長 保管場所について、基本的に庁舎の中は、夜間において警備員と、それからセキュリティー等で管理してございますので、新たに鍵をつけた部屋の中にというふうなことは、現在のところ考えてございません。
○前田 栄議長 よろしいですか。
  ほかにございますか。
  7番、岡野議員。
○7番 岡野 茂議員 7番、岡野です。
  54ページ、町有林の管理事業の中で、業務委託料で搬出間伐の業務を大野地内で毎年やっていますけれども、これはいつごろまで続けるのか、期間について計画があったらお話をいただきたいと思います。
  それから、2番目として、101万1,000円の一般財源を使っているんですが、この搬出したときの売り上げが幾らぐらいあるのか、2点目お願いします。
  それから、3点目として、先日、天文台の下の火事があって、大分焼失したと思うんですけれども、この町有林の今後の計画、あるいはこんなふうにしていくんだという予定があったら教えていただきたいと思うんですが。
  以上3点お願いします。
○前田 栄議長 坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 それでは、お答えさせていただきます。
  こちらの町有林野管理事業でございますが、浅間の町有林を予定しております。
  浅間につきましては、31年度で整備を一旦終了の予定でございます。
  その後、状況を見まして、大野峠等に財産管理人会の方にまた諮って実施したいと考えております。
  1点目は以上でございます。
○前田 栄議長 いいですか、1点目は。
  では、2点目お願いします。
○坂本由紀夫産業観光課長 町有林の売り上げということでございますが、木材の状況によりますので、こちらのほう、ちょっと過去のデータを持ってきていないんですが、搬出して、ちょっと額については、今決定しておりませんので、申し上げることがちょっとできません。
  以上でございます。
○前田 栄議長 2点目いいですか。
○7番 岡野 茂議員 いいです。
○前田 栄議長 3点目ですね。
○坂本由紀夫産業観光課長 天文台下の火災に遭ったところの予定ということでございますが、まずは立木を出すこと、一般質問でもございますが、立木を出すことが優先的になろうかと思います。
  こちらのほう、県の補助事業を活用して実施したいと考えております。
  以上でございます。
○前田 栄議長 よろしいですか。
○7番 岡野 茂議員 いいです。
○前田 栄議長 ほかにございますか。
  3番、神山議員。
○3番 神山 俊議員 3番、神山です。
  3点ほどお聞きします。
  50ページ、先ほど質問した続きなんですけれども、庁用車管理事業ですけれども、先ほど清水課長は、システムをまた導入しなければいけない、また副町長は、各課によって車種も違うというお話でしたけれども、システムにおいては、もうトラック等、そういう特殊なものに関してはそういうシステムがあるわけですから、それを一般の庁用車に転用することは可能だと思います。
  また、車種においても、いわゆる普通の課の普通のあれであれば、普通の乗用車で事足りるのではないかなと思っております。
  もちろん大きく仕事に支障があるのであれば、それは仕方ないかもしれませんけれども、現状、そこをもう一度よく調査していただいて、この下段にもありますけれども、購入事業で3台購入しますけれども、もう少し、これから財政も厳しくなっていく中で、そういうところも見直していただきたいなと思っております。そこは1点目です。
  2点目ですけれども、ページ数はないんですけれども、5月1日に改元をする予定になっております。
  それに対してシステム上に問題はないのか、お伺いします。
  3点目ですけれども、同じくその間、長きにわたって長期休暇がありますけれども、それについて役場の対応はどのようになっているのか、お伺いします。
○前田 栄議長 3点ですね。
  1点目お願いします。
  清水総務課長。
○清水誠司総務課長 庁用車の管理というようなことの再質問かなというふうに思うんですけれども、先ほど私のほうでシステムのお話もちょっとさせていただいたわけですが、改めて考えると、今システムのほうで使っているのが、トラックとかそういうワゴン車、それについては非常に全庁的に共有的な部分があって、また使用頻度もかなり高くて、そういう中でそれが先に入ったということでございます。
  そのほかの乗用車等については、今現在でもかなり、お互いに各課使う場合においては貸し借り、それは自分の課だから独占的に使うとか、そういうことではなくて、お互いに貸し借りをきちんとしておりまして、特に支障は、現状はございません。
  また、それ以外に、ちょっと先ほど副町長のほうからありましたけれども、専用のトラックではないですけれども、そういう車両もございまして、そこの部分についてはその担当課の専門的な部分もあって、そういうところで使っているというようなことでございます。
  いずれにしても、今の段階では、システムにわざわざ乗せなくても支障はなく、有効に使えているというふうに考えております。
○前田 栄議長 神山議員。
○3番 神山 俊議員 これから財政が大変厳しくなるという中で、住民の方々にもそれを強いるという中で、やはり町としても、できるだけ効率化を図っていくべきではないのかなと思います。
  もちろん、課と課でうまく、口の中でやっていますよと言いますけれども、より一層システムにして図っていけば、より経費削減につながる可能性があるのではないかなと私は思っているんです。
  ぜひ、そこも前向きにこれから検討していただいて、そもそも本当に必要なのかという、その財政運営計画の中にもありますけれども、本当に細かいことですけれども、そういう部分も今後はぜひ、車に限らず見直していただきたいなと思います。
○前田 栄議長 1問目よろしいですか。
  じゃ、2点目お願いします。システムですね。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 それでは、神山議員の2点目の改元に対応した町の対策というふうなことでございますけれども、システムの改修、それ以外も改元についての対応というのは出てくるかと思うんですけれども、そこについては総務課長のほうからお答えさせていただきますが、システム関係について私からお答えさせていただきます。
  いろいろなシステムを使っているんですけれども、ほとんどのシステムについては、通常の保守委託内で改元対応をしていただけるというふうなことで、電算関係の会社から回答をいただいております。
  ただ、2点、電算会社のほうは、直接提供しているものではなくて、やはりほかの会社から仕入れてときがわ町に提供していただいているシステムがございまして、それが2つござ います。
  1つは浄化槽システム、それと障害者支援システム、こちらの2点につきましては、そのシステムを提供していただける会社がそのまま開発しているものではなくて、ほかの会社が開発したものを仕入れて提供していただいているということですので、そこに対しては改元対応が必要になってきておりました。
  ただ、それにつきましては、30年度の予算の中で、もう当初にとらせていただいてあったわけなんですけれども、そこのところで改修のほうはもう既に終了をしているというふうなことになりまして、5月1日の時点では、もう何も対応のほうは、その時点ではする必要はないというふうな状況になっております。
  以上です。
○前田 栄議長 2点目はよろしいですね。
  じゃ、3点目ですね。長期閉庁ですか。
  清水総務課長。
○清水誠司総務課長 改元にかかわりまして、ほかのことというようなことで、システムのほうにつきましては先ほど企財課長のほうで話があったかと思うんですけれども、そのほかの改元ということになりますと、細かいことですが、平成になったときもそうなんですけれども、いろんな書類等につきましては、全部を、今の平成に直すというふうな中で、判こ等、ゴム印等は、これは平成になったときも用意したんですけれども、そういう形で当分の間、用紙がかなり印刷してある部分につきましては、そういうふうなことでゴム印対応をしていくというようなことが、平成になったときも行いましたので、同様に考えてございます。
○前田 栄議長 2点目はいいということで、3点目お願いします。
○清水誠司総務課長 それでは、3点目の、いわゆる10連休の役場のほうの対応というようなことでありますが、10連休なんですけれども、4月27日土曜日につきましては土曜開庁を、実際は行っております。
  ですので、4月27日は町民課、税務課、福祉課、また水道課につきましては、この休み中も全て行っているということでございますので、特に支障はないかなというふうに思っております。あと、活き生き活動センターとか、それは全部開館してございます。
  そのほか、公民館、それから図書館につきましては、一部分休館になります。
  体育センターとかトレーニングセンターとかにつきましては、一応基本的に開館しているというようなことでございます。
  これにつきましては、改めて10連休のお知らせ等もしたいというふうに考えてございます。
  年末年始に近い形の休みには、10連休というのでなりますけれども、改めて、基本的にはカレンダーどおりの対応になろうかと思うんですが、先ほど申し上げましたように、土曜日の開庁もございますので、そのほか施設によって開所しているところ、していないところというのがございますので、それについても細かく周知をしていきたいというふうに考えております。
  以上です。
○前田 栄議長 神山議員。
○3番 神山 俊議員 5月4日の土曜日は開庁するということでよろしいのでしょうか。お伺いします。
○前田 栄議長 清水総務課長。
○清水誠司総務課長 基本的に、5月4日のほうは閉庁になってございます。
  休みに挟まれておりますので、こういう場合については休日でございますので、お休みということになっております。
○前田 栄議長 神山議員。
○3番 神山 俊議員 では、4月27日土曜日が、ある意味ほとんどのサービスが受けられる、それ以降は5月7日にならなければサービスが受けられないということでよろしいのかなと思うんですけれども、あと、改元に伴って5月1日に婚姻届を出したい、そのような場合も対応できるのか、お伺いします。
○前田 栄議長 清水総務課長。
○清水誠司総務課長 基本的に、神山議員がおっしゃったように、4月27日以降、通常の役場のほうですと業務は5月7日まで待ちというような形になります。
  その間に役場の業務は、普通のときもそうですけれども、日直対応というふうな形で、玉川公民館のほうに日直が2名待機しております。
  そういうときに、もちろん婚姻届も、それからそういう届出で受けられるものについては、普通と同じに受けますので、婚姻届等も安心して提出することができるということでございます。
  ただし、預かりというような形になろうかと思います。
  以上です。
○前田 栄議長 ほかにございますか。
  2番、長島議員。
○2番 長島金作議員 2番、長島です。
  58ページの21549のインターネット環境提供事業のことなんですが、町長方針で公共の場所でのWi−Fi環境を整えるなどとありますので、それでなおかつこの予算が減っているということは、それが1点と、あと、59ページの14節、パソコン借上料というので661万5,000円の、ちょっとこの内訳、何台、ちょっと料金が高いような気がするんですけれども、この辺の2点お願いいたします。
○前田 栄議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 それでは、長島議員のただいまの1点目のご質問でございますけれども、インターネット環境提供事業の、これは予算が減っているというふうなところでございますが、大きくは12節の役務費、こちらのほうが半分ぐらいに減っているというふうな状況でございます。
  ただ、それにしましても、それはたまたま通信運搬費のほうが、やはり安く済んだというふうなことでございまして、インターネット環境提供事業としまして、Wi−Fiの環境を公共施設等に提供をするというふうなことで、今進めているところでございます。
  今年度につきましては、今、2カ所に設置の準備をして、大体これから、大体設置し終わるかなというふうなところへきているんですけれども、それによって都合6カ所になります。
  そして、31年度については、また新たに2カ所、30年度は恐らく4カ所を設置するつもりで計上のほうをさせていただいていたんですけれども、なかなかちょっと設置のほうが進まないものですから、後ろ向きになってしまうというふうなことを言われてしまえばそれまでなんですけれども、2カ所はそれでも設置をしていきたいというふうなことで、こちらのほうは予算化のほうをさせていただいております。
  以上です。
○前田 栄議長 2番、長島議員。
○2番 長島金作議員 ということは、設置が伴わないということで、前向きに考えてよろしいんでしょうか。
○前田 栄議長 もう一回、長島議員、意味がちょっと、いいですか。
  じゃ、荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 一遍にということにはいきませんけれども、少しずつ設置のほうは進めていきたいというふうに考えております。
  以上です。
○前田 栄議長 2番、長島議員。
○2番 長島金作議員 各地区には集会所がありますので、そちらのほうにもWi−Fi環境を整えていただけるんでしょうか。
○前田 栄議長 石川生涯学習課長。
○石川安司生涯学習課長 ただいまのご質問にお答えいたします。
  公民館につきましては、都幾川公民館には図書室のほうに入っておりまして、申し出ていただいて名前を記入していただいて、ご利用いただくような形になっております。
  また、図書館のほうも、一回登録をしていただくと、Wi−Fiが使えるようになってございます。
  玉川公民館については、利用者用のWi−Fi環境は現在ございません。
  以上です。
○2番 長島金作議員 わかりました。
○前田 栄議長 じゃ、2点目お願いします。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 それでは、2点目にお答えさせていただきます。
  59ページの端末機器管理事業の14節使用料及び賃借料のパソコン借上料が高いのではないかというふうなお話でございます。
  こちらの内訳といたしましては、職員用のパソコンを180台、これはことしの2月から新たに入れ直しをしたところでございます。
  それによりまして、前年度から比べると、こちらのところが251万円ほど高くなっております。
  いろいろと、前回入れてから6年が多分経過していたかと思うんですけれども、その間にパソコン等もちょっと値段が高くなってきてしまったというのがありまして、こういうふうな結果になっておりますけれども、180台については1月に入札をさせていただきまして、その結果がこの金額になっているということでご理解いただければと思います。
  以上です。
○前田 栄議長 2番、長島議員。
○2番 長島金作議員 わかりました。
○前田 栄議長 よろしいですか。
  ほかにございますか。
  10番、小宮議員。
○10番 小宮 正議員 10番、小宮です。
  3問質問させていただきます。
  とりあえず、47ページの14節の、これは多分コピーの機械だと思うんですけれども、300万。これは以前、私もこれ2回目の質問になるわけですけれども、とりあえず総務課で、前に総務課長に質問したんですけれども、とりあえず全部リースにしないで、実験的に買い上げたらどうかという質問しましたけれども、その後何年たっても変わっていないので、そういう検討をされたのか、質問させていただきます。
  続いて、49ページの、これもまた再度質問になりますけれども、13節委託料の顧問料でございますけれども、これも検討した結果これになったのか、ちょっと聞きたいと思います。
  最後に、3つ目として、65ページのふれあいセンター田黒新設工事でございますけれども、説明の中で、田黒地域は戸数が多いような課長の説明がございましたけれども、そういう中で、私は戸数が多いからちょっと広がるとかというのは、ちょっと意味が違うのではないかと思いまして、その点についてお伺いしたいと思います。
○前田 栄議長 3問ですね。
  1問目、47ページ、答弁願います。複写機の借上料ですね。
  清水総務課長。
○清水誠司総務課長 それでは、小宮議員の1点目の複写機借上料300万円ということでございますが、これにつきましては、役場の本庁舎のところにありまして、使用頻度も高いということで、リース料金というふうなことで、リースという形で設置を計画してございます。
  以上です。
○前田 栄議長 小宮議員。
○10番 小宮 正議員 そうではなくて、前も質問したけれども、全部何でもかんでも全て、機械、パソコンもそう、何でもそうだけれども、何でもリース、リースではなくて、できれば実験的に、そういう複写機も一部買えば、実際に買えば安いですよ、リースより。
  そういうことを町ではこれからしていったほうがいいのではないかという質問をしたんですけれども、全て何でもリースというよりよほどいいと思うんですけれども、そういうのを検討してくれと言ったら、検討すると言っているんだから、その後全然、予算ずっと変わってきておりませんけれども、できればそういう予算、余った予算を違うほうへ回せるのでは ないかなという気もしておりますけれども、だから、できればそういう検討してもらって、実験に1台でも買ってみて、それでよければそれでいいし、だめならだめでまたリースに戻すとか、そういうやはり、お金のかかるものですからね、前向きに検討する必要があるのではないかなということで、再度質問したわけでございます。
○前田 栄議長 石川生涯学習課長。
○石川安司生涯学習課長 ただいまの小宮議員の関係で、款が飛んでしまうんですが、生涯学習課の関係で、公民館2館、玉川公民館と都幾川公民館と、あと図書館、そちらのほうがちょうど、大概5年リースですけれども、更新更新でいずれも3館とも更新が続いて、ちょうど今回あわせてかえたいということで、財政のほうと調整した結果、備品購入という買い上げの形で、試験的に議員おっしゃるとおりにさせていただくような形で上程をさせていただいておりますので、補足をさせていただきます。
  以上です。
○前田 栄議長 小宮議員。
○10番 小宮 正議員 生涯学習課のほうは前向きに検討したということで、総務課としても、全体を見ておるわけですから、そういうのも、やはりこれから検討して、うまい予算を    をして、うまく使ったほうが、私はいいかなと。
  全てリースというのは、どこの会社でもやはり高いというのは、どうしても目に見えているもので、また再度質問させていただきましたけれども、本当に生涯学習課には早速やっていただき、ありがとうございました。
  これについてはお願いして終わりたいと思います。
○前田 栄議長 1点目はそれでいいですか。
  2点目お願いします。補足ですか。
  清水総務課長、1点目の補足ですね。
○清水誠司総務課長 1点目の、先ほどの小宮議員のほうから、いろいろアドバイス的なご意見をいただきまして、真摯に受けとめてまた考えていきたいと思いますが、総務課のほうの場合につきましては、先ほども申し上げましたように、非常に枚数が多いというような中の検討の中で、リースのほうがいいのではないかというようなことになったということでございますので、そこの辺もご理解をいただければというふうに思います。
○前田 栄議長 2点目をお願いします。49ページです。
  清水総務課長。
○清水誠司総務課長 49ページの顧問弁護士委託料についてが2点目かと思うんですけれども、これにつきましても……。
  ちょっとお時間いただければ。
○前田 栄議長 暫時休憩します。
                                (午後 1時44分)
─────────────────────────────────────────────────
○前田 栄議長 再開いたします。
                                (午後 1時45分)
─────────────────────────────────────────────────
○前田 栄議長 清水総務課長。
○清水誠司総務課長 この顧問弁護士委託料につきましては、ご意見をいただいている金額のこともそうなんですけれども、比企郡内のほかの町村のほうの状況につきましてもお聞きしまして、そういう中で金額的にも特に高いということではなかったというようなことの中で、引き続きお願いをしていきたいというふうに考えているものでございます。
  また、そのほか住民相談等も受けていただいているということでもございますので、そのように考えているところです。
  以上です。
○前田 栄議長 小宮議員。
○10番 小宮 正議員 前回も、前言ったけれども、確かに説明欄を見ると、確かにこのとおりなんです。
  これは、だから、このぐらいの事業をやっているのなら、前にも言ったでしょ、一般だと月2万円ぐらいでできる、この事業だったら。これは一般の会社なんかだと、法律相談とか、裁判は別として、一般の顧問料というのは大体年間、はっきり言うと24万ぐらいで、この辺の業者はやっているようなところもあります。
  だけれども、やはりこれだけの、やはり裁判とは別に、行政相談とかそういう書類とか、ちょっとしたトラブルぐらいが、これは多分、このくらいの金額だと思う。顧問料57万4,000円。
  だけれども、そんなにしないでできる、よその町村は関係ないと思うんだけれども、ときがわ町はこういう方式で、いろんな弁護士に相談して、やはり、よその町村がそういう同じ弁護士頼んでいるんだか私は知りませんけれども、やはりある程度、周りの幾つかの弁護士 に聞いて、幾らぐらいでできるんですかというぐらいのことは聞いたほうがいいのではないかなと思うんですけれども、その点は、周りの弁護士に相談したことはあるんですか。
○前田 栄議長 清水総務課長。
○清水誠司総務課長 これは、確かにほかの町村と比べる必要ではないのではないかという話もありますけれども、やはりほかの比企郡内の町村のほうの情報を一応聞いて、またそういう中で、ときがわ町として高額なことをお支払いをしているわけではないということもございますし、また、非常に法律の問題、相談のほうにも乗っていただくという部分で、ほかの町村も同様に受けていただいているというようなこともありますので、そういう中で同様にやっていきたいというふうに考えております。
○前田 栄議長 小峯副町長。
○小峯光好副町長 私のほうから補足的に答弁させていただきます。
  弁護士の委託料につきまして、小宮議員がおっしゃっているような内容についても、業務の内容と金額というところで、役場としましても研究して、検討して、過分に払うというようなことのないように検討する中でお願いしていくという形で検討してまいりたいと思いますので、ご理解ください。
  よろしくお願いします。
○前田 栄議長 小宮議員。
○10番 小宮 正議員 ぜひお願いいたします。
  これ、一般だと、先ほど言ったように24万ぐらいでできるんです、毎月2万円。
  だから、うまくそういうのも、やはりよその弁護士にいろいろ聞いてみて、このくらいの事業、お願いしたとき幾らぐらいかかるかというのは、1者にずっと頼むのではなくて、いろいろなところへ聞いて、やはりやっていただければ、来年度予算はもう少し下がるのかなと期待して終わりにしたいと思います。
○前田 栄議長 清水総務課長。
○清水誠司総務課長 すみません、今の委託料の中に、相談の種類とかそういうふうな委託に含まれる部分がございますので、ちょっとそれだけは申し上げておきます。
  随時相談というのは随時相談で通常あるかなとも思うんですが、そのほかに行政法律研修会ということで、年3回、5月、9月、2月ということで、こういうふうな役場のほうに来ていただいて、行政相談の職員向けの研修会もやっていただいているというようなこともございまして、あわせてこれが委託料の中に含まれているということでございます。
  そういう点で、そういうこともやっていただいているということもありますので、ご承知おきいただければと思います。
○前田 栄議長 3点目ですね。お願いします。
  清水総務課長。
○清水誠司総務課長 田黒集会所の建設費についてでございますが、先日の説明の中で、田黒の人口が多いからというようなことも申し上げたわけでございますが、確かに人口が多いという中では、広い面積、床面積というのが必要になるかと思うんですが、その後、さらに設計書のほうとかのほうを調べたところ、田黒の集会所の場所が緩やかな勾配であるということもありまして、そこを今現在でいくと、舗装に設計しているために、値段のほうが高くなったということでございます。
  その敷地のところが砂利でありますと、そこの土砂が、砂利が流れてしまうというようなことで、現在のところ舗装に設計しているというようなことの中で、高値になったというようなことでございます。
  失礼しました、高値とは限らないですけれども、この金額というふうなことでございます。
○前田 栄議長 小宮議員。
○10番 小宮 正議員 建物のでかさは少し大きくなると言っていましたけれども、実際に総務課としては、一番初めできたのが日影分館。日影分館、一ト市ができて、区長要望があると、大体の区長には、日影分館を見てやってくれ、日影分館が終わると、今度は一ト市、一ト市行きますと。一ト市分館を見て、これを参考にしてとやっている事例が多いかなと思います。
  また、大野をつくるときも、大野の人は、区長なんかも一ト市を見に来て、参考にしてやったと思うんです。
  そういう中で、そんなに私は、これからは人口減少、まして大きい地域ほど全体で集まるところがないと思うんです。
  私も、一ト市の開所のお祝いのとき、行ってお話ししましたけれども、一ト市自体で、これでは入り切らないのではないですかと言ったら、いや、大丈夫なんだよ、全員集まることはない、役員が集まるだけなんだから、大丈夫なんだよ、これだけあれば十分だと。
  年寄りの人は外でグラウンドゴルフとかやっていますけれども、それでも十分間に合うんだと、外にもつくってもらったから、そういうやはり、うちなんかも先週総会がありましたけれども、60軒、全員来ると全員は入れません。
  しかしながら、全員来ないからちょうどいいんだけれども、確かに全員、総会でも何でも集まってやるのは、各地域でやっているお祭りぐらいかなと思うんですけれども、これからはもう少し考えて、余りでかければいいかなというと、またそれは地域にとってお荷物になってきます。
  それで今回、田黒の場合は舗装までしてくれるということは、地元の人は助かります。
  我々も区長も、何回も要望しても通りませんけれども、建物、年をとってきますと、毎月掃除しているわけですから、12カ月、2つの団体が、そうすると草むしりが大変なんです。
  そういう中で、舗装をやってくれたということで、ありがたく思いますけれども、そういう中で、これからの問題として、私は質問させていただきます。
  実は、副町長は当然、前から話が出ているから知っていると思うんですけれども、馬場に今度、31年度、集会所ができます。
  それは馬場でつくって、そして町におさめるということですけれども、管理してもらうような形をとると言っていましたけれども、聞いたところによりますと、本当、この予算より本当、はるかに安いんです。
  それをまた、町と同じような仕様でやっていくわけですから、これから町としては、もう少し設計、また管理、これからもう少し切磋琢磨して、もう少し考えていく必要があるのかなと思いますけれども、その点についてはいかがでしょうか。
○前田 栄議長 小峯副町長。
○小峯光好副町長 それでは、小宮議員のご質問にお答えします。
  集会所の規模につきましては、人口等考慮しながら、地元の皆さんと協議して、その上で決定していくという形で今まできたというふうに思います。
  つくる段階で、全員の方が集まらない、集まった場合には2つの部屋を抜いて対応するとか、そういった形で大きくするだけではなくて、そういった検討をしながら、研究しながら、工夫しながら面積をおさめていくというふうな考え方の中で設計をしたということもあったというふうに思います。
  馬場のほうで今、地元の要望ということで、独自に建設を行っておりますけれども、町のほうで今後集会所をつくるについても、できるだけ合理的な形の中で、経費を節約できるところはして、研究を図っていく中で、集会所のほうも設置していきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いします。
○前田 栄議長 小宮議員。
○10番 小宮 正議員 これからまた、集会所の問題、これから出ると思いますけれども、本当に、そういう事例を参考にして、ぜひともやっていただければ、私はありがたいかなと思いますので、よろしくお願いいたします。
○前田 栄議長 ほかにございますか。
  9番、野口議員。
○9番 野口守隆議員 45ページ、臨時職員賃金と出ていますが、実は多分、来年の4月までに、いわゆる非正規職員、臨時職員のことだと思うんですが、国のほうで待遇改善をしなさいという通達が来ていると思うんですよね。
  その件に関して、いわゆる役場のほうでは、今どのように考えて、どのように対応したいと考えているのか伺います。
○前田 栄議長 清水総務課長。
○清水誠司総務課長 それでは、野口議員の臨時職員の来年度の処遇というんですか、制度の変更等はどういうふうに役場のほうで考えているかというようなことでございますが、国のほうから、やはり会計年度任用職員というような名称で、会計年度任用職員の制度というものに、全国で変更するようにというような通達が来ておりまして、これについて現在、ほかの町村もそうですけれども、いろいろな処遇等を検討しているところでございます。
  まだ、今後、議会のほうには、一応予定ですと9月に上程をする予定なんですけれども、8月末までにいろいろなことを調べまして、条例等を9月のほうに出していきたいというふうに考えております。
  また、その前に、各課のほうとも、今内部でいろいろ調べてもらったりもしているんですけれども、働き方改革というふうなことの中で、同一労働同一賃金と、そういうような考え方もあるわけなので、それについて、このたびの改正になってきているんだと思うんですけれども、現在のところ、ほかと同様に、それの制度改正にあわせて、ときがわ町のほうでも進めているところであります。
  詳しくは、もう少しお時間をいただければというふうに思います。
○前田 栄議長 9番、野口議員。
○9番 野口守隆議員 わかりました。
  実はこの間、あるテレビを見ていたらあったんですが、例えば北九州市で、ある臨時職員が労災の申請をしたんだそうです。
  そうしたら、北九州市では、そのときに、条例がないからできないということで、労災の 認定を認めなかったそうなんです。
  しかしながら、やはり市民からおかしいということで、条例を改正して、さかのぼって適用できるようにしたという例があったそうです。
  もう1つは、長崎県でしたかね、佐々町というのでは、既に待遇を改善しております。休暇、あるいは通勤手当なども出すようにしておるようです。
  今言ったように、同一労働同一賃金という考え方が、基本的には当然あってしかるべきだと思うんです。
  それながら、財政状況も当然あるとは思いますが、やはり待遇改善に対しては神経をとがらせていただきまして、ほかの市町村の状況もあろうかと思うんですが、できる限り待遇改善するように善処していただきたいと思うんですが、いかがでしょうか。
○前田 栄議長 清水総務課長。
○清水誠司総務課長 ただいま、いろいろな制度改正の中で、ときがわ町だけ、また労働条件の悪いことというのも、今後いけないとも思いますし、比企郡内でいろんな総務関係の会議、横の会議がございますので、そういう中で連絡をとりながら、これについては慎重に改正を行っていきたいと考えておりますので、よろしくお願いします。
○前田 栄議長 9番、野口議員。
○9番 野口守隆議員 清水総務課長、非常に答弁聞いていますと、真面目で正直に答えている、答弁をしていただいて、いつもありがたいと思っている、その性格にまして、ぜひよく対応していただきますようご期待申し上げまして、この質問は終わります。
○前田 栄議長 暫時休憩いたします。
  再開を2時15分ですか。
                                (午後 2時02分)
─────────────────────────────────────────────────
○前田 栄議長 議会を再開いたします。
                                (午後 2時15分)
─────────────────────────────────────────────────
○前田 栄議長 質疑ございますか。
  11番、岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 前回の質問と同じことなんですけれども、同じ内容なんですけれども、これ、公共施設等総合管理計画というのが、29年3月にできているんですが、これはど のくらいかかったかわかりますか。
  それはいいんですけれども、これ、もし委託したとすれば、当たり前のことしか書いていないんです。
  ですから、これ、入札するんですか。それとも、そういうことをしないで決めてしまうんですか。それだけ。
○前田 栄議長 55ページの公有財産ですね。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまのご質問でございますが、これは、今回のこの予算のものではなくて、その前につくった総合管理計画のほうということでよろしいわけですよね。
○11番 岩田鑑郎議員 違います。
  この公有財産の、この計画は、入札するんですか、しないんですか。
○荒井 淳企画財政課長 入札にするか、随契といいましても、競争させるかさせないかということであれば、競争はさせます。
  それは、金額だけで競わせるのか、それとも内容で一緒に競わせるのかによって、業者の選定方法は変わってきますけれども、競わせることはさせます。
  金額も、一部分になるかもしれませんし、金額だけになるかもしれませんけれども、ということでよろしいでしょうか。
○前田 栄議長 岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 この計画の推進体制というのは、どのような推進体制を考えているんですか、この公有財産の適正な管理をするために。
  まだそこまで考えていらっしゃらないなら、結構ですけれども。
○前田 栄議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 計画の推進体制というふうなことですと、まずはそれぞれの施設、累計がありますので、その累計ごとに、その施設を所管している課がございますので、課のほうで計画にのっとって進めていただくというふうなことになろうかと思います。
  ただ、それぞれの累計がまたがって考えなければいけないような部分につきましては、それぞれ課が連携をとって進めていただくというふうなことになろうかと思います。
  以上です。
○前田 栄議長 よろしいですか。
  ほかにございますか。
  5番、田中議員。
○5番 田中紀吉議員 田中です。
  2点お願いします。
  まず、61ページのまちんなかの地域活性化業務委託ということで、どこにどういう内容でされるのかをお伺いします。1点目。
  2点目は、予算書には載っていないんですけれども、障害者雇用の件は、この間というか前回、前々回かな、確認というかお聞きしたと思うんですけれども、今年度の予定というのか、採用についてをお伺いします。
  ちなみに、国ではペナルティーということで、この間発表になりましたけれども、地方自治体ではそういうことでは触れていませんけれども、その辺確認します。
  2点です。お願いします。
○前田 栄議長 1点目お願いします。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 それでは、田中議員の1点目の、61ページの若者定住化促進事業の中の委託料の地域活性化業務委託60万円についてということですが、現在のところでは、まだ何をやるか、どこに頼むかというふうなことは決まっておりません。
  というのも、ここのところでは、やはりまちんなかに入っている住人から、こういうことをやって活性化したいとかというふうな提案があったときに、すぐに対応できるようにということで、こちらのほうは予算のほうを計上させていただいております。
  これは、申し出があってお願いする場合もありますし、こちらからお願いするというふうなことでも、今後予算のほうの執行の中で考えていきたいというふうには思っております。
  もう1つつけ加えさせていただきますと、この60万円につきましては、合併振興基金の利息分があります。
  それは、質問の中でソフト事業にしか使えないというお話をさせていただきましたけれども、その部分を充てております。
  以上です。
○前田 栄議長 田中議員。
○5番 田中紀吉議員 課長、随分優しい予算の組み方をしているので今初めて聞きましたけれども、ぜひ、ほかの、いつもお金がないお金がないという話の中では、ソフト事業と限定された事業ではあるんですけれども、お伺いしましてわかりました。
  その件は結構です。
○前田 栄議長 2点目ですね。
  清水総務課長。
○清水誠司総務課長 田中議員の障害者雇用についてお答えをしたいと思います。
  以前にお話をしたかと思いますが、前、ときがわ町につきましては、法律で定められた率は達していたんですけれども、不幸にも職員のほうが亡くなった関係で欠員という、そういう意味では欠員というふうなことになってしまっていました。
  そういう中で、年度末に向けて、何とか1名は採用のほうにこぎつけて、もう1名を今、採用に向けて調整をしているところでございます。
  基準日が、一応国のほうですと6月ということでございますので、ときがわ町のほう、いろいろ福祉関係のところとも調整をして、そういった形で障害者の方にも働いていただける職場ということで、法律に基づいてそういう雇用のほうを進めていくというようなことで、今やっているところでございますので、ご理解をいただきたいと思います。
○前田 栄議長 田中議員。
○5番 田中紀吉議員 1点お願いというか、そういう方が働けるような環境だとか、庁舎の中でいろいろ狭いとか広いとか、2階に行くのに本庁舎はエレベーターがないとか、いろいろ不都合な点もあると思うんです。
  その辺は全体でカバーしながら、そういう人たちも一緒に働けるというのを、ぜひ見せていただきたいと、実際に。
  町民の方も、そういう方も働けるんだというのを見せていただけるような環境をつくっていただければと思いますので、よろしくお願いします。
  以上です。結構です。
○前田 栄議長 よろしいですか。
  ほかにございますか。
  6番、山中議員。
○6番 山中博子議員 6番、山中博子です。
  3点ほど質問します。
  51ページの18節、自動車購入費、これは何台分か、また車種は。
  そして、職員採用事務事業についてのところで、広告料、どのような広告を出したのか。
  また、採用試験業務委託料というのがありますが、どこにどのような委託をしたのか、伺 います。
  もう1点、59ページ、交通対策事業のデマンドワゴンとお出かけタクシー運行委託、これはどこにどのような委託をするのか、またはしたのか、伺います。
○前田 栄議長 3点ですね。
  清水総務課長。
○清水誠司総務課長 まず、庁用車の購入については3台ということでございます。
○前田 栄議長 車種ですね。
○清水誠司総務課長 車種につきましては、乗用車と軽トラと軽バンというようなことを考えてございます。
○前田 栄議長 よろしいですか。
  山中議員。
○6番 山中博子議員 乗用車と軽自動車は、どこのメーカーなのかよくわからないんですけれども、車種というのはそれで答えでいいのかどうかわかりませんが、できれば、前でしたら、何とかワゴンとかというお答えをいただいたような気がします。
○前田 栄議長 ブランド名を聞きたいんですか。
○6番 山中博子議員 はい。
  今回、この質問をしたのは、以前質問したときに、購入するよりリースのほうが有利なので、14年経過した車からリースにかえていくというお答えをいただいています。
  借上料が減っていて、購入額がふえているのはなぜかという疑問を持ったからです。
  そのときに、39台庁用車があって、その中の12台がリースだったということだったんですが、今はどうなんでしょうか。
○前田 栄議長 清水総務課長。
○清水誠司総務課長 車種につきましては、何か以前、細かく車種名を言ったかと思うんですが、言ったときもあったのかもしれませんけれども、今は、車種にこだわるということはなくて、例えば軽自動車のバンという形、そういうような形、あと軽トラというのはいろいろありますけれども、いわゆる軽トラなんです。
  乗用車についても、いろいろ乗用車の中でということで、細かい……。
○前田 栄議長 課長、車種、ブランドの名前を、山中議員、聞きたいんですか。
○6番 山中博子議員 でも結構です。そこのお話につながりましたから。
○清水誠司総務課長 決めていないということであります。
  乗用車の排気量については、2,000cc以下ということです。
○前田 栄議長 車種は結構ですから。
  じゃ、課長、2点目お願いします。
○清水誠司総務課長 先ほどのほうは、すみません、2,000ccというふうに先ほど乗用車につきましては言いましたが、1,000cc台です。
○前田 栄議長 車種だから、ccはいいですから。
○清水誠司総務課長 あとはリースから購入のほうに随時切りかえているというようなことでございます。
○前田 栄議長 山中議員。
○6番 山中博子議員 質問の内容をもう一度繰り返します。
  以前に質問したときは、14年経過した車からリースにかえていく、リースのほうが有利なのでというお答えをいただいたんです。
  ですから、今回、乗用車の購入費が高かったので、何台なのかなとは思ったんですが、リースにかえていくなら、そんなに購入費がふえるはずはないということで質問させてもらいました。
  ですから、リースにかえていくと言ったお答えは違うんですか。
  これからは、リースでなくて購入するようになるということなんでしょうか。
          (発言する者あり)
○前田 栄議長 暫時休憩します。
                                (午後 2時27分)
─────────────────────────────────────────────────
○前田 栄議長 再開いたします。
                                (午後 2時29分)
─────────────────────────────────────────────────
○前田 栄議長 清水総務課長。
○清水誠司総務課長 以前は、リースのほうが安かったということでございますが、検討した結果、購入したほうが安い、経費がかからないということで、14年を基準に、14年たったものは購入に切りかえでございます。
  現在の考え方でございます。
○前田 栄議長 よろしいですか。
  次ですね。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 それでは、山中議員の3点目のデマンドワゴンとお出かけタクシーの運行委託についてのお答えをさせていただきますが……。
○前田 栄議長 失礼、職員採用、2点目ですね。
  清水総務課長。
○清水誠司総務課長 職員採用事務事業のほうでございますが、広告料というふうなことでございますが、これにつきましては、いわゆる新聞の広告等に載せるということで、この役場のものにつきましても、先日も上げましたけれども、民間の広告に載せるほうが応募が多いというようなこともございまして、そこも1つ、最初に広告料を計上、1回分させていただいているということでございます。
  それから、もう1つは職員採用試験の業務委託料でございますが、町村会事業によっているということでございます。
  埼玉県町村会事業によってやっているということでございます。
○前田 栄議長 山中議員、聞いていてくださいね。
  書くのもあれだけれども、聞いてから、書きながら聞くのは難しいでしょうから。
  清水総務課長。
          (発言する者あり)
○前田 栄議長 暫時休憩します。
                                (午後 2時32分)
─────────────────────────────────────────────────
○前田 栄議長 再開いたします。
                                (午後 2時32分)
─────────────────────────────────────────────────
○前田 栄議長 清水総務課長。
○清水誠司総務課長 委託先のほうを申し上げます。
  埼玉県町村会でございます。
○前田 栄議長 よろしいですか。
  では、3点目をお願いします。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 それでは、山中議員の3点目、交通対策事業のデマンドワゴンの運行委託とお出かけタクシーの運行委託の、既に業者のほうの委託先が決まっているのかどうかというふうな内容だったかと思いますけれども、これについては、現在のところまだ白紙でございます。
  今後、公共交通の活性化協議会等でもお諮りしながら、業者のほうは決定をしていきたいというふうに考えております。
  以上です。
○前田 栄議長 よろしいですか。
  山中議員。
○6番 山中博子議員 昨年度までは、業務委託料としてデマンドバス受付業務として265万1,000円、先ほどの説明の中で、野原議員が質問したときに、バス路線確保対策費補助金の中に、その今年度としての278万入っていますということで伺いました。
  それが、受付業務委託料としてデマンドバス受付業務として別にあったのが、なぜことしからバス路線確保対策費補助金の中に加えたのか、伺います。
○前田 栄議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 そこのところ、ご指摘でございますけれども、なぜと言われますと、お叱りを受けるかもしれませんけれども、今までのほうが、逆になぜ入れていなかったのかというふうなことになってしまいまして、ここに入れることによりまして、特別交付税のほうの対象になってくるということでございます。
  そうすることによりまして、デマンドの受付も、8割が特別交付税のほうに措置されるというふうなことが判明したものですから、判明した時点では早速でも入れて、ちゃんと交付税のほうの受けられるようにしたというふうなところでございます。
  以上です。
○前田 栄議長 山中議員。
○6番 山中博子議員 それでは、今まで入れていなかったということは、特別交付税の対象とならなかったから、交付税がいただけなかったということです。
  そして、その交付税の対象にならなかったということですよね。
  損してしまったということでしょうか。
○前田 栄議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 そこのところは、捉え方と言ってしまえばあれかもしれませんけれ ども、確かに入れていなかったことによりまして、特別交付税の対象になっていなかったということでございます。
  ただ、それで、そのままにしておくのでは、同じになってしまいますので、気がついた時点ですぐにでも入れることによって、その辺は是正していきたいということで、今回は勇気を持って入れさせていただきました。
  以上でございます。
○前田 栄議長 山中議員。
○6番 山中博子議員 最後に、10月1日から西側デマンド部分がなくなるのに、なぜ1年分の受付業務料なのか、伺います。
○前田 栄議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまのご質問でございますけれども、まず、バス路線確保対策の中に、1年分のデマンドの受付分が入っているのかというふうなことでございますが、こちらのバス路線確保対策費補助金につきましては、前年度の10月から9月までを対象とした補助金になっております。
  ですから、デマンドの受付の昨年の10月からことしの9月までの分が、ここの補助金に入っているというふうなことでございます。
  そうすると、逆に、はてなマークが出てくると思うんですけれども、ことし委託をしているデマンドの受付が、1年分、今3月までを契約しているわけでございますけれども、そこで半年分のだぶりが出るのではないかというふうな疑問が出てくると思います。
  そこにつきましては、今回、当初予算をここで計上させていただいておりますけれども、これが通った段階で、今年度中の契約については半年分に変更契約をさせていただいて、減額するというふうな措置をとろうと思っております。
  以上です。
○前田 栄議長 ほかにございますか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原です。
  先ほどの問題、今、山中議員の問題に触れて、もう一度質問させていただきます。
  59ページですが、交通対策事業の中で、デマンドワゴン、お出かけタクシーについての、この運行形態、西側と東側と区別する、この問題について理由を伺います。
  それから、それを担う交通事業者、これは委託はまだ決まっていないということで、町民 への説明会、意見聴取の設定についてはあるのかどうか、この2点伺います。
  それから、19節のバス路線確保対策ですが、先ほど、受付業務はそのままここに入ってきたことも含めてありますが、現時点のデマンド交通の問題が破綻しているわけですよね。
  それで、西側路線の問題については、国から補助金等も、これでカットされると思うんです。問題が大きく。
  そちらをこちらに変えただけな問題であって、ただ、この内容については、先ほど私の質問の中でも、ICカードということを重点に入れています。言っています。
  しかし、先ほどの説明の中で、私は、都営バスとかそういうところのバスとは違って、二、三人乗る、5人乗る内容の中で、カード化しなくても十分対応できるのではないかなと思うんです。
  もう一度、この問題については、しっかりとした協議会で協議をしてもらって、設定基準を決めてもらうようにならないのかどうか、この点も伺います。
  それから、もう1点、総務費のページ75ページの徴収嘱託報酬において、この徴収においては……。
○前田 栄議長 野原議員、4問目になりませんか、それ。
○12番 野原和夫議員 3問目です。
  お出かけ、デマンドと2つ……。
○前田 栄議長 分ける理由、説明会、受付、3点じゃないかな、それでもう。
○12番 野原和夫議員 今3点目ではないですか。
○前田 栄議長 いや、今4点目。
○12番 野原和夫議員 デマンドワゴン、お出かけと一緒に見ているわけで、違うの。
  ここにあるのは2つ、同じ交通対策の事業。
○前田 栄議長 わかりました。
  聞いている限りだと3点言われたような気がしたんだけれども、今4点目を言っている気がしたんだけれども。
○12番 野原和夫議員 じゃなかったらいいです、結構です。
  もう一回やります。
○前田 栄議長 とりあえず。
  3点あるんですけれども、1点目お願いします。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 それでは、野原議員の1点目、デマンドワゴンとお出かけタクシーを町の東西で分ける理由というふうなことでございますけれども、以前、やはりお出かけタクシーを実証運行した段階で、町の東側について実施したわけですが、そのときでさえも、町の持ち出しが160万円、3カ月間であったわけです。
  東側におきましては、お出かけタクシー以外の利用というものが、要するに一般客のタクシー利用なんですけれども、こちらのほうが相当あったがために、これだけに済んでおりますが、これが町の西側に同じように広げた場合には、西側にタクシーを置いておいても、タクシー利用というものはほとんど見込めないというふうなことが判明しているわけでございます。
  そうしたことから、西側と東側で分けたというふうなことがございます。
  また、もう1つ、現在、デマンドバスが破綻しているというふうなお話でございましたけれども、公共交通という意味では、デマンドバスも破綻しているとは思ってはおりません。
  ただ、説明の中で、たしか触れたと思うんですけれども、今現在運行していただいているバス会社の運転手が、配置ができないというふうな問題もある中で、見直しをしていくというふうなこともございますので、そこのところを含めて、デマンドバスにかわるものということで、デマンドワゴンが入ってくるというふうなところもございますので、そうした意味で東西を分けたというふうなことでもございます。
  以上です。
○前田 栄議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 車種そのものはデマンドバス、現在運行しているものとワゴンと同じものなんですよね、名前が変わっただけであって。
  だから、その運行形態が、もともとは東側も含めて広げる計画もあったんです。
  でも、当時はお金がないの一点張りで、運行形態が西側1本で終わったわけなんです。
  でも、現時点で、人口減少も含めて、いろんな問題が出てきたわけですから、そこで今の採算形態で、今のデマンドはなっていると思うんです。
  でも、それは分けることで解決策にはならないと思うんです。
  東と西分けたらで、小さな面積なんです、ときがわ町。
  これをやはり一体化することによっては、いい方向性が生まれるのではないかなと思います。
  この一体化について、私、少し提案をさせていただきますけれども、この中では、8時台 も通院などの需要があります。
  それから、特に小川日赤、平沢のヤオコーなどへの西側高齢者の需要も高い。
  それから、健康推進条例を定めても、移動の支援がなければ実現できない。
  それから、バス停まで出られない高齢者層は、家族や近所の方に頼って移動している現状です。
  それから、町からの流出理由では、常に交通不便が上位にあり、それから、観光周遊型や地域密着型は町全体での自由な移動が前提となる。
  こういうものを踏まえれば、やはり一体として、分ける必要はないと思うんです。
  今の問題では、こういうものも協議の内容に加えていただければ、私はありがたいんです。
  そういうことを踏まえて、いい交通網をつくっていただくことは大事かなと思うんです。
  この問題については、課長、こういう協議の内容にもそういう問題も出たということは、意見ぐらい言えるのではないかなと思うんですが、いかがですか。
○前田 栄議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまのご質問でございますけれども、私もこちらで答弁をさせていただくようになってから、野原議員ともお約束させていただいているものもございます。
  それは、野原議員からも提案いただいているものも、1つの交通として排除するものではないというふうなお話もさせていただいたと思いますけれども、そうした中では、公共交通の活性化協議会の中で、こういう意見もあるというふうなことではお話はさせていただきたいと思います。
  以上です。
○前田 栄議長 1点目はいいですか。
  2点目お願いします。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 続いて、2点目の交通の見直しに対する住民の意見というふうなことでございますけれども、まさしく、今後、この見直していこうとしている公共交通の体系につきましては、やはり住民生活に大きな影響を及ぼしますので、その辺は丁寧に、住民の方に説明会を開いて、意見のほうを聴取していきたいというふうには考えております。
  以上です。
○前田 栄議長 いいですか、2点目も。
  3点目ですね。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 それでは、続きまして、ICカードの関係だと思うんですけれども、ICカードを入れるというふうなことですが、私も当初、今現在、PASMOで電車に乗っているんですけれども、それを持つまでは、考え方が全く逆でした。
  というのは、やはり、ふだん電車を使わないんだから、PASMOを持っていたってしようがないじゃないかというふうな考えでおりました。
  でも、逆に、ある方から言われたんですけれども、ふだん余り使わないから、使うときに迷うことなくPASMOを持っていたほうが乗りやすいよというふうな話をされました。
  これはやはり、考え方の違いなんだなと思いました。
  ふだん、やはり乗らないから、不安なく乗るために、そういうICカードはあったほうが使いやすいんだというふうに思っております。
  そうした意味もありますし、高齢者の方が、やはりバスをおりるときに、現金を財布から出して運賃箱に入れるというのは、やはりそれだけでも相当な負担になると思います。
  そうしたことからも、やはりこのICカードというのは、時代の潮流というのもございますけれども、必要なものではないかなというふうには思っております。
  以上です。
○前田 栄議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 課長の言うのもわかります。
  ただ、現状は、ときがわ町の現状を踏まえた中での活用度もいいのではないかなということなんです。
  今の現状時点、満席になる場合が少ないですから、ときがわの路線バスは、そういう中で活用方法も考えた中で、やはりこういう問題も協議会に諮って、きちんとした皆さんの意見を尊重していただきたいと思います。
  それはできるでしょうか。お願いします。
○前田 栄議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 確かに、これは大幅な変更になりますので、協議会の中で皆さんの意見を聞く中で、導入になるかどうか、まだわかりませんけれども、諮っていきたいというふうには考えております。
  以上です。
○前田 栄議長 ほかに質疑ございますか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 1問お願いします。
  75ページの徴収嘱託員報酬、この税の徴収においては、私、大事な問題だと思うんです。
  この納税率においては、平成29年度、県内市町村で6位になって、町長の顔写真が新聞に載っていました。
  この中で、「職員のモチベーションが上がり、差し押さえ件数が飛躍的に増加しました。差し押さえ処分を行った結果が納税相談へ結びついた」とあります。
  私は、この中で、差し押さえ件数が飛躍的に伸びたという問題が、どうしてもひっかかるんです。
  この中で、課長は頭が切れますからわかると思うんですが、法律上、差し押さえることが禁止される財産があります。
  この財産についてお答えいただければありがたいです。
○前田 栄議長 中藤税務課長。
○中藤和重税務課長 野原議員のご質問にお答えいたします。
  差し押さえするときの制約ということなんですが、給与を差し押さえするときに、滞納者お1人について10万円、家族については1人4万5,000円、例えば家族が2人いれば9万円、1人だと4万5,000円と。
  さらに、その給与から社会保険料ですとか、税金を支払っている部分を差し引いて、残りの給料に0.2を掛けたその経費を除いて、残りの給料については差し押さえを行うということで実施しておりますので、よろしくお願いいたします。
○前田 栄議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 実は、この問題について、2017年の12月議会の質問で、前原かづえ県議が県で質問しているんです。
  この問題については、十分に確保し、個々の状況に応じた適切な対応を行えるように、各市町村に周知すると言っているんです。
  この問題については、職員が全員把握していると思うので、この問題に触れて、あとは徴収緩和など、それぞれの実態に合わせた対応も必要だと思うんです。
  そういうものをしっかりと受けとめながら、その徴収努力を行っていただければありがたいです。
  先ほど、野口議員が大分、中藤課長をお褒めしたようですが、私は褒める前に、やはりあ り方もきちんと精査していただきたいと思います。
  よろしくお願いします。
○前田 栄議長 よろしいですか。
○12番 野原和夫議員 職員に周知してやってもらえるかどうか。
○前田 栄議長 中藤税務課長。
○中藤和重税務課長 お答えいたします。
  野原議員ご指摘のように、しっかり職員に周知して、間違いのないように指導していきたいと思います。
  よろしくお願いします。
○前田 栄議長 ほかにございますか。
  6番、山中議員。
○6番 山中博子議員 6番、山中博子です。
  61ページ、13節の委託料、やまんなか管理委託のところです。
  やまんなかが、利用開始前はシルバー人材センターに管理委託すると言っていたが、利用開始後はトキコマースにかわり、広報で知ったんですが、今は宅地建物取引主任の資格を持っている方が管理しているとのことです。
  管理委託の内訳はどうなっているのか、また、管理委託が何度も変わるのはなぜか。
  それから、同じく61ページで、今の委託料のところです。
  まちんなか情報発信。今年度からのようですが、どんな内容なのか。
  同じく61ページ、一番下のSAITAMA出会いサポートセンター事業負担金、その内容をお聞きします。
○前田 栄議長 1点目お願いします。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 やまんなか管理委託60万円の内訳というふうなことでございますけれども、1カ月当たり5万円の12カ月分ということでございます。
○前田 栄議長 よろしいですか。
○荒井 淳企画財政課長 続けて……。
○6番 山中博子議員 今ので質問していいですか。5万円。
○前田 栄議長 聞いていてください。書くのもいいけれども。
○荒井 淳企画財政課長 あと、当初、確かに管理委託につきまして、シルバー人材センター なりにというふうな答弁もさせていただいたかと思いますが、その後、今お話に出ましたトキコマースですとか、その後、今、宅地建物取引主任を持っている方にお願いを、実際にはしているわけなんですけれども、当初は定まっていない中で、多分シルバー人材センター等というふうな意味合いでお話をさせていただいたんだと思うんですけれども、その後、この起業支援施設で起業をした方の支援というふうなこともございまして、トキコマースの方にお願いをしたわけでございますが、そのお願いしていた方が、1年でやはり起業を断念してしまったというふうなところがございまして、その後、やはり同じ起業支援施設の中で起業を行いました方に、今お願いをしているところでございます。
  逆に、その方が、宅地建物取引主任者資格を持っていることによりまして、そこで利用をしていただいた方が、実際に空き家ですとかを探すについては、非常に実践的な相談を受けられるというふうなことで、実効性が上がっているというふうには考えております。
  以上です。
○前田 栄議長 山中議員。
○6番 山中博子議員 月5万円ということは、今までの契約内容とちょっと変わっているかなと思います。
  以前でしたら、そこに入った方の掃除をするのに1万円とか、毎月2万円で、その入れかわるごとに1万とか2万とか渡していたので、収入済み料金よりも委託料のほうが多くなってしまうということで指摘したことがあったと思いますが、今はどうなんでしょうか。
○前田 栄議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 それは変わっておりません。
  ただ、予算をとる段階での内訳として、5万円掛ける12カ月というふうなことで、今お話しさせていただいて、60万の内訳をお話しさせていただいたところですが、ただ、お支払いする場合には、今ご指摘いただいたような内容で、変わっておりません。
  同じ扱いでございます。
○前田 栄議長 山中議員。
○6番 山中博子議員 トキコマースのときは、イベント料というものもあったようで、それがかなり高かったように思われるんですが、今もその宅地建物取引主任者の方がイベントをやっているのかということですが。
○前田 栄議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまのご質問でございますけれども、それにつきましては、現 在はその方は行ってはおりません。
  それは別のところでやっていただいておりますけれども、特にこの中では、そうしたことについての予算というものは見えてきておりませんが、町外の方にあの施設を知っていただいて、まずは使っていただかないと、ときがわの生活が体験していただけませんので、そうした意味では、地域活性化業務ですとかというふうな中にも加わってくるんですけれども、そうしたところでちょっとイベントのほうは考えていきたいとは思っております。
○前田 栄議長 よろしいですか。
  2点目ですね。
○荒井 淳企画財政課長 それでは、続きまして、まちんなかの情報発信というふうなことのご質問でございますけれども、これはもう既に、今現在、実際やっていただいておりますが、まちんなかの住人から、SNSの発信をまちんなか通信ということで、町のホームページの中に、1つバナーがつくってございます。
  そちらのほうで発信のほうをしていただいている費用として、1回500円ということでお願いをしているところでございます。
  以上です。
○前田 栄議長 山中議員。
○6番 山中博子議員 まちんなかに入ることの条件として、活性を促すということがあったと思うんです。
  それはお金を払うことなのかと、ちょっと疑問に思うんですが。
○前田 栄議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 これ、基本的な部分になろうと思いますけれども、人にお願いをすれば、やはりそこには経費が発生するというふうなことはありますので、やはり、ただでやれというふうなことは、ちょっと無理があるのではないかなと思います。
  ただ、山中議員がご指摘のように、あそこへ入居する条件といたしまして、あの周辺地域の活性化に、恐らく条例のほうには、たしか興味がある者というふうなことになっていたと思います。
  だけれども、それをただでやるかというふうなところとは、また別の問題になってくるかと思いますが。
  以上です。
○前田 栄議長 よろしいですか。
  3点目ですね。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 続きまして、SAITAMA出会いサポートセンター事業負担金というふうなことでございます。
  これ、今年度から新たに計上させていただいた部分なんですけれども、昨年に埼玉県のほうで、県下全域を対象といたしました出会いの場のサイトをつくったわけなんですけれども、そこでお見合いですとか、マッチング事業というものを始めておりまして、それにまだ、ほかの自治体は30年度中に加盟をしているんですけれども、ときがわ町の場合、まだ予算がなかったものですから、加盟をしておりません。
  でも、これは全県を対象にしているものなので、やはり情報としては必要だというふうなことで、31年度から加盟するように計上のほうをさせていただいたところです。
○前田 栄議長 山中議員。
○6番 山中博子議員 加入することによって、この活動そのものをどのように動かしていくんですか。
○前田 栄議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまのご質問ですけれども、町が動かしていくというよりも、県の中でいろんな婚活事業の紹介欄がありますので、そこを利用者が入っていっていただいて、そこでご自分でいろんな出会いの場をつくっていただくというふうなことになろうかと思います。
○前田 栄議長 山中議員。
○6番 山中博子議員 例えば、県で催される婚活パーティとか、そういうものの情報がここのサポートセンターから来たものを、町としてはそれを情報、結婚していない方々に情報を流すとか、そういう事業なんですか。
○前田 栄議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 県が実施する事業だけでなくて、ほかの自治体で行うような事業、出会いの事業ですとか、この出会いサポートセンターは、自治体だけでなくて民間も加盟しているんですけれども、そうしたところの事業等も検索できるようになっておりまして、そこのところでマッチングをしていくというふうなことになろうと思います。
○前田 栄議長 ほかに質疑ございますか。
          (発言する者なし)
○前田 栄議長 これをもって1款から2款の歳出の質疑を終了いたします。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎延会について
○前田 栄議長 お諮りいたします。本日の会議はこの程度にとどめ延会したいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 よって、本日はこれをもちまして延会することに決定しました。
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   ◎延会の宣告
○前田 栄議長 大変お疲れさまでした。
                                (午後 3時00分)