平成31年第1回ときがわ町議会定例会

議 事 日 程(第6号)

                            平成31年3月14日(木) 
                            午前9時30分開議     
      開議の宣告
日程第 1 議案第14号 平成31年度ときがわ町一般会計予算
日程第 2 議案第15号 平成31年度ときがわ町国民健康保険特別会計予算
日程第 3 議案第16号 平成31年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計予算
日程第 4 議案第17号 平成31年度ときがわ町介護保険特別会計予算
日程第 5 議案第18号 平成31年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計予算
日程第 6 議案第19号 平成31年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計予算
日程第 7 議案第20号 平成31年度ときがわ町水道事業会計予算
日程第 8 議員提出議案第1号 妊婦が安心できる医療提供体制の充実と健康管理の推進を
                求める意見書の提出について
日程第 9 常任委員会の閉会中の継続調査の申し出について
日程第10 議会運営委員会の閉会中の継続調査の申し出について
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出席議員(12名)
     1番  杉 田 健 司 議員     2番  長 島 金 作 議員
     3番  神 山   俊 議員     4番  小 島 利 枝 議員
     5番  田 中 紀 吉 議員     6番  山 中 博 子 議員
     7番  岡 野   茂 議員     8番  前 田   栄 議員
     9番  野 口 守 隆 議員    10番  小 宮   正 議員
    11番  岩 田 鑑 郎 議員    12番  野 原 和 夫 議員
欠席議員(なし)
地方自治法第121条により、今定例会に説明のため出席する者及び同委任を受けた者の職氏名
町長
渡 邉 一 美 
副町長
小 峯 光 好 
総務課長
清 水 誠 司 
企画財政課長
荒 井   淳 
税務課長
中 藤 和 重 
町民課長
山 口 清 史 
福祉課長
宮 寺 史 人 
会計管理者兼
会計室長
宮 寺   進 
産業観光課長
坂 本 由紀夫 
建設環境課長
加 藤 光 典 
水道課長
伊 得 正 巳 
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教育長
久 米 正 美 
教育総務課長
清 水 健 治 
生涯学習課長
石 川 安 司 
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議会事務局長
桑 原 功 夫 
書記
村 田 宏 美 

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   ◎開議の宣告
○前田 栄議長 皆さん、おはようございます。
  大変お疲れさまです。
  ただいまの出席議員は12名全員でありますので、定足数に達しております。
  これより平成31年第1回ときがわ町議会定例会第6日目を開会いたします。
  直ちに本日の会議を開きます。
                                (午前 9時30分)
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   ◎議事日程の報告
○前田 栄議長 本日の議事日程を報告いたします。
  議事日程は、配付したとおりであります。
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   ◎発言の訂正
○前田 栄議長 ここで、きのう13日における発言の訂正が2件ありました。
  初めに、野原議員からきのうの議案第14号 平成31年度一般会計予算質疑における発言の一部訂正について発言の申し出がありましたので、これを許可いたします。
  野原和夫議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原です。
  訂正をさせていただきたいと思います。
  昨日の西側の予算700万に対して、私が寄居町の参考例を言いました。この中で691万3,790円、これを3カ月分と言いましたが、実際は5カ月分の実証実験の結果で、5カ月ということに訂正させていただきます。
  大変な不愉快な思いをさせて、申しわけありませんでした。
○前田 栄議長 ただいま野原和夫議員から発言の一部について訂正したいとの申し出がありました。
  お諮りいたします。
  発言の一部を訂正することにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 異議なしと認めます。
  よって、野原和夫議員からの発言の一部を訂正することに決定しました。
  次に、坂本産業観光課長から、きのうの岡野茂議員の質疑における町有林管理事業についての質疑に対する答弁の一部訂正について発言の申し出がありましたので、これを許可いたします。
  坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 町有林野財産管理委員会の質疑で、浅間の町有林の整備が平成31年度完了予定と答弁いたしましたが、平成33年度完了予定と訂正をお願いいたします。
○前田 栄議長 よろしいですか、岡野茂議員。
          (「はい」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 ただいま坂本産業観光課長から岡野茂議員の一般質問に対する答弁における発言の一部訂正がありましたので、訂正することを決定いたしました。
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   ◎議案第14号の質疑、討議、討論、採決
○前田 栄議長 これより日程第1、議案第14号から日程第7、議案第20号までの質疑に入ります。
  きのうに引き続き、議案第14号 平成31年度ときがわ町一般会計予算の歳出の質疑を行います。
  予算書の90ページ、3款民生費から127ページ、4款衛生費までの質疑を行います。
  質疑ございますか。
  3番、神山議員。
○3番 神山 俊議員 3番、神山です。
  3点ほどお伺いします。
  1点目、93ページ、上段から2行目、町社会福祉協議会補助金ですけれども、去年から300万減額となっております。その理由は。
  続きまして、99ページ、19節、上段ですけれども、補助金の保養所利用者補助金があります。このページの下段にも保養所利用者補助金がありますが、この理由は。
  3問目、103ページ、中段からやや下、子ども・子育て支援事業計画策定業務委託ですけれども、この内容をお伺いします。
○前田 栄議長 93ページですね。
  宮寺福祉課長。
○宮寺史人福祉課長 それでは、お答えをいたします。
  93ページ、社会福祉協議会補助金1,630万円の補助で、昨年から300万円減っているこの理由でございますが、敬老会を実施しなくなったことによる負担分、これを200万円減を見ておりまして、プラス平成30年度については事務所の引っ越しがあったということで、その分100万円の上乗せ、これを控除しております。
  以上です。
○前田 栄議長 神山議員。
○3番 神山 俊議員 では、敬老会はやらないということでよろしいのかお伺いします。
○前田 栄議長 宮寺福祉課長。
○宮寺史人福祉課長 敬老会は実施しない方向で社会福祉協議会の事業計画が進んでおります。
  以上です。
○前田 栄議長 神山議員。
○3番 神山 俊議員 それにかわる何か実施予定があるのかお伺いします。
○前田 栄議長 宮寺福祉課長。
○宮寺史人福祉課長 敬老会については年1回、一堂に会してさまざまな方の挨拶を聞いたり、アトラクションを見る、こういった事業であろうかと思います。今後、年1回、一堂に会するものから、年複数回、地域を中心にふれあいサロンですだとかですか、地域のサロンにお出かけいただく事業を充実してまいります。これは社協への委託事業でやるものもあれば、一般会計でやるものあり、さまざまな形で実施されます。そちらのほうにお金をさらに投入していくという形にやろうと思って考えております。つまり、高齢者が住みなれた地域で、健康で長生き、これにかかわる事業を重点的に実施するというふうな改革というか、方向性の転換でございます。
  以上です。
○前田 栄議長 じゃ、2点目お願いします。
  宮寺福祉課長。
○宮寺史人福祉課長 それでは、99ページの老人福祉一般管理事務の保養所につきましては、これは65歳以上の方に対しまして、町内の温泉の利用の補助券を交付するという事業でございます。一方で、99ページの下段、後期高齢者医療事業の欄については、これは山口課長から答弁を申し上げます。
○前田 栄議長 山口町民課長。
○山口清史町民課長 答弁申し上げます。
  こちらの後期高齢者医療事業についての保養所利用者補助金60万円につきましては、保険の被保険者の方、75歳以上の後期高齢医療に加入している被保険者の方に対して、年2回3,000円ずつ補助するものであります。
  以上です。
○前田 栄議長 神山議員。
○3番 神山 俊議員 では、これ、両方とも取得可能な方もいるということでよろしいのかお伺いします。
○前田 栄議長 宮寺福祉課長。
○宮寺史人福祉課長 可能でございます。
  以上です。
○前田 栄議長 2点目よろしいですか。
  じゃ、3点目お願いします。103ページです。
  宮寺福祉課長。
○宮寺史人福祉課長 では、103ページの委託料、子ども・子育て支援事業計画策定業務委託料でございます。
  これにつきましては、子育てに関するさまざまな施策、主に国の狙いとしては、これによって地域の保育所のニーズを把握して、それに対する十分なサービスを提供できるように整備の計画を図るというふうなのが主な柱でございます。ご案内のとおり、ときがわ町については、保育所の数は十分充足されておりますので、そのほかに、例えば移住者支援ですとか、そのようなこともこの子ども・子育て支援計画に織り込んで策定をいたしてまいります。これにつきましては、5年に一遍行われる計画ということで、既に平成30年にアンケートによるニーズ調査を行っておりまして、平成31年にこの計画の策定を策定委員さんにお願いしまして進めてまいります。32年度からの計画年度ということで、ご理解をお願いしたいと思います。
  以上です。
○前田 栄議長 神山議員。
○3番 神山 俊議員 では、これは作成は義務であると。また、ときがわ町、「大きくなあれ」という計画もあると思うんです。それと同様なのかお伺いします。
○前田 栄議長 宮寺福祉課長。
○宮寺史人福祉課長 法定計画でございます。これは神山議員お話のあったとおり、「おおきくなあれ」と子供の絵が表紙に描いてある、あの計画が新しくなるというふうなことでございます。
  以上です。
○前田 栄議長 神山議員。
○3番 神山 俊議員 私も今持っていないんですけれども、計画であれば目標値等もあると思うんですけれども、その辺の評価はどのように行うのかお伺いします。
○前田 栄議長 宮寺福祉課長。
○宮寺史人福祉課長 この子ども・子育てに関しましては、総合振興計画にあるような目標値というような設定が実はございません。先ほど申し上げましたとおり見込み量、見込み量に対するサービスの確保という形で、例えば保育所が町内に必要な数が例えば250あったとします。これを例えば300にしたところで、子供の数がふえないというのはご理解いただけると思うんですけれども、子育て中の方が困らないように、ニーズに対して十分にサービスの量を確保しましょうというような意味合いの計画でございます。
  以上です。
○前田 栄議長 よろしいですか。
  ほかにございますか。
  6番、山中議員。
○6番 山中博子議員 6番、山中博子です。
  101ページ、真ん中辺なんですが、28節繰出金1億5,974万、平成30年度の補正で1,331万5,000円減という補正が出ております。その中で、今回増になっております。ふやす理由を伺います。
○前田 栄議長 宮寺福祉課長。
○宮寺史人福祉課長 それでは、お答え申し上げます。
  この保険会計の運営というのは、ある程度のお金を確保して、当初予算である程度お金を確保すると。歳出予算は、本来見込まれる介護保険の利用料に対して若干多目の歳出予算を立てます。それが年度を経過して、ほぼほぼ1年経過が終わる今のタイミングで、その余計に見た部分を、大体これだけあれば最低間に合うだろうという数字に改めます。大抵は計画値に対して下方修正するのが普通なんですが、それが今回の補正予算の減をして、なるべくそれで実際の利用料と予算額がほぼほぼ同じになるように調整をするというふうな性質がご ざいます。
  一方で、介護給付額を見てみますと、毎年毎年高齢者の数がふえるということと、それにつれて介護保険のサービスの利用量がふえるということ、右肩上がりの傾向が明らかになっております。ということになりますと、平成31年度予算は平成30年度予算より若干ふやして組むというふうなことがご理解いただけるだろうと思います。したがいまして、最終補正では減額をするけれども、当初予算では平成30年度を上回った予算を31年度は組むとふうなそういった構造になっておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
  以上です。
○前田 栄議長 山中議員。
○6番 山中博子議員 それでは、今、見積もっている人数とか、それから、サービスの量、それをどのぐらい見積もっているのか伺います。
○前田 栄議長 宮寺福祉課長。
○宮寺史人福祉課長 大変申しわけございません。これは介護保険の特別会計に対する町の一般会計の負担分ということで、約12.5%なんですけれども、そのことについては介護保険の特別会計の中でご質問いただいたほうがおわかりがいいのかなというふうに思いますので、よろしいでしょうか。
○前田 栄議長 特別会計でよろしくお願いします。
  ほかにございますか。
  4番、小島議員。
○4番 小島利枝議員 4番、小島です。
  3点伺います。
  ページ数、92ページ、成年後見等の制度利用支援事業、これ86万2,000円、前年より45万4,000円増となっておりますが、倍以上ということで、この増額の理由を伺います。
  2点目、98、99、老人在宅福祉事業について、こちらの13節委託料。この中の紙おむつ支給25万減、寝具乾燥サービス4万減、配食サービス48万減、昨年に比べて全て減になっております。こちらの減額の理由を伺います。
  3点目、ページ数、118ページ、119ページにある成人健診事業、衛生費までいいですよね。こちらの成人健診事業の中の13節委託料の中に、前年には前立腺検診委託料48万4,000円が入っていましたが、今回入っていませんでした。こちらは廃止になったのか、もし、廃止になった場合、理由を伺いたいと思います。
  以上、3点伺います。
○前田 栄議長 1点目、92ページです。
  宮寺福祉課長。
○宮寺史人福祉課長 それでは、ご質問の93ページでよろしいですか。
  成年後見制度利用支援事業の中の成年後見人等報酬助成金、これが倍額近くになっているということでございます。これにつきましては、現在、町長申し立てによりまして、本来なら家族が申立人になったりするのが成年後見なんですけれども、その申立人が誰もいない方、身寄りのない方については町長が申立人になって、その申し立てに係る経費あるいはここの申立人が通常毎月行う経費を町長が支払うというふうな制度に乗っかって、この成年後見人の制度を利用されている方が今まで1名でありました。今、もう1名追加になるということで、事務の準備作業を進めている方が1名いらっしゃいますので、2名分計上させていただいたというふうな結果でございます。
  以上です。
○前田 栄議長 小島議員。
○4番 小島利枝議員 では、こちらのほうは申し立てする人がいない方への支援ということでよろしいんでしょうか。
○前田 栄議長 宮寺福祉課長。
○宮寺史人福祉課長 はい、そうです。ご近所に身寄りだとか、戸籍等を追ってもそういう方が見当たらない方につきましては、最後の手段として、町長が成年後見の申し立てをするというふうな制度でございます。
  以上です。
○前田 栄議長 小島議員。
○4番 小島利枝議員 申しわけありません。私のちょっと勘違いしていたところがあって、申し立てがいない方への支援ということなんですが、申し立てする人がいる場合、今後高齢化が進む中で、認知症などで判断力が弱くなって、高齢者もふえてくるということで、この制度をとても利用する方がふえてくるのではないかと思うんですが、こちらのほうの周知とかは町としてもやっていただけるものなのでしょうか。
○前田 栄議長 宮寺福祉課長。
○宮寺史人福祉課長 制度の周知につきましては、定期的に開催されておるケアマネ会議ですとか、そういった高齢者にかかわる方、特に認知症の高齢者が利用するケースが多いと思う んですけれども、それらを利用しまして周知していきたいと思います。この制度、比較的そういった専門職の方はもう既に十分ご存じの制度ですので、ケアマネ等はもちろん知っているとは思うんですけれども、これからも認知症の方がふえていきますと、この制度を利用する方もふえてまいりますので、町としても周知活動をやっていきたいというふうに考えております。
  以上です。
○前田 栄議長 2点目お願いします。
  宮寺福祉課長。
○宮寺史人福祉課長 99ページの老人在宅福祉事業の委託料、紙おむつ、寝具、乾燥サービス委託料、配食サービス委託料、これの予算額の減の理由でありますが、平成30年度の11月か12月ごろまでの支給状況、人数等を考えまして、適切な人数を計上した結果、このような減額になりました。
  以上です。
○前田 栄議長 小島議員。
○4番 小島利枝議員 今、高齢者がふえていくという中で、地域包括ケアシステムを進める中で、何かこの減額していくというの、何か逆行しているように感じるんですが、この辺はやっぱり前年のを参考にして減らすという形で今後もやっていくんでしょうか。
○前田 栄議長 宮寺福祉課長。
○宮寺史人福祉課長 町としても十分この制度の周知活動は相変わらず行っていくんですが、例えば高齢者の方がデイサービスを使うようになりますと、お昼はデイサービスでとることになりますよね。あとは、この紙おむつ給付事業はあくまで在宅の方ですので、その方が例えば入院をしてしまったり、例えば老人ホームに入ったり、グループホームに入ったりすることになりますと、この紙おむつの給付は打ち切りになります。つまりそういった介護サービスを使う方がふえると、これらのサービスは逆に利用が低下するということも言えるんではないかなというふうなことが考えられます。
  以上です。
○前田 栄議長 よろしいですか。
  3点目、119ページ。
  山口町民課長。
○山口清史町民課長 お答え申し上げます。
  成人健診事業の委託料の中の前立腺がん検診がなくなったということでございますが、がん検診につきましては、厚生労働省のがんに関する指針に基づきまして取り組んでいるわけなんですが、その中で推奨するものとしまして、胃、子宮がん、子宮頸がん、肺、乳がん、大腸がんという6種類の検診が推奨されております。それ以外という形で、今まで前立腺がんをやっておったわけなんですが、やめた理由としましては、不利益が利益を上回るがんは推奨しないという国のほうで検討委員会のほうからの答申がありまして、それに基づいて内容を精査し、見直しの結果、31年度はしない方向でということで予算計上させていただきました。
  以上です。
○前田 栄議長 小島議員。
○4番 小島利枝議員 前年度までの利用者はどのくらいいたかはわかりますでしょうか。
○前田 栄議長 山口町民課長。
○山口清史町民課長 29年度の前立腺がんの受診者につきましては、296名となっております。30年度実績が288名です。
  以上です。
○前田 栄議長 小島議員。
○4番 小島利枝議員 結構な人数を受診されている方が毎年いるようなんですが、それでもやはり中止するべきものなのでしょうか。
○前田 栄議長 山口町民課長。
○山口清史町民課長 受診がこれ、個人負担も200円で、血液検査だけなので受けやすいというものがありまして、ほかの特定健診のときの採血と一緒に受けられる検診なので、手軽でということで利用者がいたかと思うんですけれども、受けてもその再検率とかが低かったり、発見率が低いという効果がないものをやっても、ほかのものにその予算を回したほうがいいんじゃないかということで、やめるという方向で決定させていただきました。
  以上です。
○前田 栄議長 よろしいですか。
  ほかにございますか。
  11番、岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 97ページの重度心身障害者医療費ということで、これ何名の方が対象になっているのか。97ページです。一番上です。97ページ、一番上。
○前田 栄議長 事業名を、岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 扶助費で、重度心身障害者医療費ということで、3,480万円計上されていますよね。老人福祉一般管理費、何人か。
  それから、101ページの家族介護者支援手当の対象者です。何名対象になっているか。
○前田 栄議長 岩田議員、できれば款項言ってもらうとこっちがわかりやすいんですけれども、目から。
○11番 岩田鑑郎議員 高齢者介護保険事業の中の家族介護者支援手当。
○前田 栄議長 節は、20節か、じゃないや、扶助費か。
○11番 岩田鑑郎議員 いいですか。
○前田 栄議長 はい。
○11番 岩田鑑郎議員 あと、105ページのファミリーサポート事業で、これ会員を募っているようなんですが、今どのくらいの会員で運営されているんでしょうか。よろしいですか。
○前田 栄議長 3点ですね。
  1点目が97ページ、20の扶助費の重度心身。
  宮寺福祉課長。
○宮寺史人福祉課長 まず、97ページ、重度心身障害者医療費支給事業の人数、平成29年度決算、つまり平成30年度の4月当初の数字で、322名の方が対象になっております。
  以上です。
○前田 栄議長 1点目いいですか。
  2点目が101ページですね。
  宮寺福祉課長。
○宮寺史人福祉課長 続きまして、101ページ、高齢者介護保険事業、家族介護者支援手当です。
  介護サービスを使わずに家族が介護をしている方が受給される手当でございます。これも平成30年の4月時点の数字を申し上げます。全部で6名の方が受給されておりまして、要介護度別に申し上げますと、要介護5の方が1名、介護4の方が4名、介護3の方が1名でございます。
  以上です。
○前田 栄議長 聞かれたことだけで答えてください。何人ですからね。
  よろしいですか。
  岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 この制度は、介護保険が始まったとき、ときがわ町でこれは介護保険の保険料を下げる意味でもいい事業だということで推奨した事業だと思うんですが、この広がりというのを何か容易じゃないからやめちゃうということになっちゃうかもしれないんですけれども、この制度をできるだけ広めていただきたいなというふうに思うんです。いや、思うだけです。
○前田 栄議長 じゃ、2点目いいですか。
○11番 岩田鑑郎議員 はい。
○前田 栄議長 では、3点目、105ページですね。ファミサポですね。
  宮寺福祉課長。
○宮寺史人福祉課長 104ページ、105ページのファミリーサポート事業であります。
  この会員には2種類ございまして、依頼会員と提供会員というのがございます。依頼会員というのはサポートを受ける側、提供会員というのはサポーター側です。依頼会員のほうが、これも平成30年度年度当初時点で108名、提供会員のほうが29名ということでございます。
  以上です。
○前田 栄議長 岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 そうすると、需要というか、サービスを受ける側の人は満足しているわけですね。これで十分なんですね。
○前田 栄議長 宮寺福祉課長。
○宮寺史人福祉課長 ごらんのとおりの数字でございますので、利用に対する提供は十分確保されているというふうな感覚でおります。
  以上です。
○前田 栄議長 よろしいですか。
  ほかにございますか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原です。
  2点お願います。
  ページ、123ページのゴミ減量化推進事業の中の補助金でございますが、生ゴミ処理機設置補助金、これは何年か前に廃止されたものが復活されたと解釈してよろしいのか。それと、その周知の徹底をどうするか伺います。
  それからもう1点は、125ページの清掃総務一般管理事務、19節の埼玉中部資源循環組合負担金、これは、今回は140万円ばかり下がっておりますが、その中で、私は再三この問題については触れていますけれども、公開制ですね。会議の公開制。それと、一般者の、一般町民、市民の傍聴、これをどうしてもやっていただきたいと思うんです。公開制がどうしても必要だと思うんです。それを以前、嵐山の岩澤町長は公開制を求めた経緯があるようですから、ぜひ町もこの問題について触れて、しっかりと公開、傍聴も認めるように運動していただきたいと思うんですが、いかがでしょうか、この問題2つ、お願いします。
○前田 栄議長 1点目お願いします。
  加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 それでは、まず、生ゴミの処理機のほうのこちらの補助の関係なんですが、これは廃止をして、今度復活という形、おっしゃるとおりです。今回は一度廃止したものを復活するということで、それなりにやはりしっかりとこれについては周知を図って、少しでも多くの人に使ってもらうよう、あとは、その使い方ですね。こちらのほうもしっかりと住民の方に周知を図っていきたいと考えております。
○前田 栄議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 バケツじゃないけれども、コンポストですよね。その中で、申し込みにおいて限定は1基なんでしょうから、その予算的にはどのぐらいの基数を目的としているのか伺います。
○前田 栄議長 加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 予算上の基数なんですが、コンポストの容器、こちらについては28基を予定しています。あと、機械式の電気の処理機なんですが、こちらが2基、合わせて30基を予定しております。
○前田 栄議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 公募というか、28基以上になった場合は、補正予算でまた埋めることになると思うんですが、その点はできますか。
○前田 栄議長 加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 かなりこの30基というのはハードル高いと思っていまして、今まででも平成18年からやってきたんですが、70基ぐらいなんです。これは、もし、多くなれば、やはりそれだけごみの量が減るという形になって、経費も出してあるんですが、そういうのを考えると、その基数以上が来れば、これは補正してでもいいのかなと今はそういった考え でおります。
○前田 栄議長 よろしいですか。
  2点目です。
  小峯副町長。
○小峯光好副町長 それでは、野原議員の2点目の埼玉中部資源循環組合の会議の公開の関係について、私のほうから答弁させていただきます。
  埼玉中部資源循環組合の会議については、それぞれの会議の方針といいますか、そういった方針の中で公開については定めていると思います。なお、その会議の内容によって、委員長等の判断ということで運営のほうを行うという部分もあると思うんですが、そこで決まった内容と住民の皆様にお知らせするということについては非常に大事なことだというふうに思いますので、その辺の姿勢については、決まった内容について、組合の便り等もありますけれども、できるだけ公開していくように、こちらとしてはそういう姿勢で臨みたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いします。
○前田 栄議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 これは大きな事業なんですよね。やっぱり皆さんも関心を持っていると思うんです。まして正副管理者等の会議はやっぱり公開制、そして今、裁判も起こされていて動いていますから、そういう内容的にも大事、みんな興味を持っていると思うんですよね。だから、そこはやっぱり公開をして、隠さず、いい事業であったら、進めるべきは進める。やっぱりそこ、隠してはだめだと思うので、ぜひ比企管内全体からも含めて取り上げて、公開制を求めるように強くお願いしたいんですが、副町長、今、そのような方向性でやると言っていましたから、これは確信持って皆さんに知らせてよろしいですね。
○前田 栄議長 小峯副町長。
○小峯光好副町長 会議の公開につきましては、やはり構成市町村のそれぞれの代表の中で決めていく話ですので、そちらのほうの中で決定していく中で、先ほども申し上げましたように、会議の内容によって、それはいろいろな判断がありますので、そういう形の中で進めるという形になると思います。
  ただ、私が先ほど申し上げましたのは、決まった内容について、できるだけ住民の皆様にお知らせをしていくという姿勢は持っていく必要はあるかなということで、埼玉中部のほうもそういう形で今進んでいると思いますので、ご理解いただきたいというふうに思います。
○前田 栄議長 よろしいですか。
  ほかにございますか。
  6番、山中議員。
○6番 山中博子議員 6番、山中博子です。
  118ページの健康づくり開発事業はどうしてなくなったのか伺います。
○前田 栄議長 山口町民課長。
○山口清史町民課長 お答え申し上げます。
  開発事業、今までこのところでやっていた事業につきましては、保健センターの健康づくり事業、大体が法定で定められているものが多かったりしたんですけれども、この開発事業の中で独自性を出していたわけなんですが、それと似たような事業で、健康づくり推進事業というのがその前のページにあるんですけれども、この事業を分けることが余り意味がなくなってきたといいますか、以前も開発事業というのは何をしているのかというようなご指摘もいただいておりましたので、今回、健康づくりの推進条例等も策定させていただきましたので、それにあわせまして健康づくり推進事業のほうに開発事業のやっていた内容を全部引き継ぎまして、そちらで一本化したということで、こちらのほうはちょっと廃止させていただきました。
  それと、その前から幾つかの事業を廃止して、一般管理事務とかにも統合してまいりましたので、少し事業が乱立しておりましたので、その整理も兼ねて事業の統合をさせていただきました。
  以上です。
○前田 栄議長 山中議員。
○6番 山中博子議員 この中には健康づくり開発委員会があったと思うんですが、その委員会ごと移動してしまったということでしょうか。
○前田 栄議長 山口町民課長。
○山口清史町民課長 お答え申し上げます。
  はい、そのとおりでございます。
○前田 栄議長 山中議員。
○6番 山中博子議員 それでは、スモールチェンジ活動の普及という項目が健康づくり開発事業の中にはあったと思いますが、そちらのスモールチェンジ活動の普及という項目はどちらのほうに移動されるんでしょうか。
○前田 栄議長 山口町民課長。
○山口清史町民課長 スモールチェンジ活動につきましては、28年度に策定しました健康増進計画の中で、そこにスモールチェンジで健康づくりのまちづくりというのを打ち出しましたので、どこの事業というわけでなく、町全体としてスモールチェンジ活動は引き継いでやっていくということでご了解願えればと思います。
  以上です。
○前田 栄議長 ほかにございますか。
  3番、神山議員。
○3番 神山 俊議員 1点ほどお伺いします。
  99ページの説明欄の上段に当たりますけれども、シルバー人材センター補助金があります。そして、労働費はまだ質問はできないと思うんですけれども、126ページに一応労働費なんですけれども、雇用対策事業ということで、シルバー人材センター等に140万委託しているということになっております。課も違う、また、内容も違うとは思うんですけれども、福祉課で補助金を出す、産業観光課でシルバー人材センターに140万仕事を依頼する。もちろん運営費だったりだとは思うんですけれども、少しこの辺を見直すことも必要ではないのかなと思うんですけれども、お伺いします。
○前田 栄議長 宮寺福祉課長。
○宮寺史人福祉課長 それでは、福祉課のほうからご回答申し上げます。
  この99ページのシルバー人材センターの補助金でございますが、これはあくまでシルバー人材センターを運営するための経費、主に人件費補助という形に使われるものでございます。ここのシルバー人材センターの補助金の位置づけが老人福祉一般管理事務ということで、民生費の中の社会福祉費、つまり、この活動を活発にやることによって高齢者が健康になったり、生きがいを見出したり、そういう見地からここの部分は民生費でお金を出して、運営の補助に当たるというふうな意味合いでございます。
  以上です。
○前田 栄議長 坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 これ、後でよろしいですか。
○前田 栄議長 3番、神山議員。
○3番 神山 俊議員 もちろんその補助金の申請なりで規定して、精査はしていると思うんですけれども、シルバー人材も一応団体ですので、私としては雇用対策事業ということで仕事をどんどん与える。そして、団体として回してもらう。それで、補助金をできるだけ抑え ていく。そういう方向性も私は必要ではないのかなと私は思うんですけれども、それを説明では運営費ということで、わかることはわかるんですけれども、そういう考え方も一つとして捉えていただければなと思います。
○前田 栄議長 よろしいですか。
  ほかにございますか。
  5番、田中議員。
○5番 田中紀吉議員 5番、田中です。
  123ページのゴミ減量化の件、野原議員の話を聞きながら、積極的な意味で、ことし堆肥化施設を新しくつくるというか、整備するということでなると思うんです。関連として、生ゴミも再登場というんですか、やるということで、ぜひときがわ町、有機の農家の人たちとか、堆肥化をしたら、ぜひそれを利用するという点でのその連携をきちっととっていただきたいという点が1点と、もう1つは、生ごみのコンポストは、あれはただ中に入れるというだけじゃなくて、ぼかしという、正確にはよくわかんないんですけれども、それをまいたりしますよね。そうすると、さらによく堆肥化というのか、なると思うんですけれども、ただコンポストを補助するというだけじゃなくて、その利用というのか、その辺まで細かくというか、フォローだったり、利用の仕方だったり、交流だったり、そういうことが伴うとさらによくなるんじゃないか。利用の仕方もあると思うんですけれども、ぜひ積極的な意味でやっていただきたいと思うんですけれども、いかがでしょうか。わかりますでしょうか。要するに、コンポストだけをぽんと補助するだけじゃなくて、ソフト的なところも加えていただけないかというそういう意味です。すみません、わかりづらくて。
○前田 栄議長 加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 お答えします。
  堆肥化施設で、まずはそこでチップにしたり、草の堆肥、そういったものは積極的にやはり有機農業をやられている方もいるので、そういった方と連携をとって多く持っていっていただくと。
  あと、コンポストについても、やっぱりぼかしまでは提供はできないんですが、コンポスト、今までやったけれども、やっぱり廃止になったというその辺の経緯も含めて、その使い方をしっかりと住民の方に周知をするということですので、そこの利用については周知しっかりと図ってまいりたいと考えています。
○前田 栄議長 田中議員。
○5番 田中紀吉議員 ぜひコンポストを、一言で言うと配っただけというだけじゃなくてしていただきたいというふうにも思いますし、あと、70基というか、前回までやっていた人がかなり見かけるとぼろぼろになっちゃっていたりだとか、ちょっと見苦しいのもありますので、その辺もうまくこう回転というのか、利用の仕方だというのかとなると、さらにお金が生きるという気がするんです。ぜひそういうお金の生かし方を検討していただいたり、うまく使っているところを広報でしていただくとか、そういうふうになるとお金の使い方として有効なんじゃないかと思いますので、ぜひお願いします。
  以上です。
○前田 栄議長 ほかにございますか。
  11番、岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 99ページの老人在宅福祉事業の関係で、業務委託料、お料理教室「おすそわけ」事業委託、大変心温まるお言葉があるんですけれども、これ、町長の施政方針の中で、高齢者食の改善というようなことと関連しているんでしょうか。お裾分けというのは、要は余ったものをどこかへ分けるんですよね。どのぐらいを予定しているのかが1つ。
  もう1つ、117ページ、健康づくり推進事業業務委託。この関連なんで、健康づくり推進事業の関係なんですが、スモールチェンジ運動を展開しながら、町の医療、介護に関する費用は県内でも高水準なんですよね。スモールチェンジ運動がうまくいっていないんじゃないかというふうに思うんですが、何か健康づくりというと、すぐスモールチェンジをやっていますとかとかと言うんですけれども、その検証をした上でこういう事業をやっていかないと、意味がないんじゃないかと思うんですよね。健康づくり推進条例というのは、結構町民の方あるいは事業者の方に対する啓発が多く載っているんです。そういう事業も含めてやっていかないと、介護とか、健康とかに対する医療費というのは減っていかないと思うんですよね。ですから、その辺のお考えをちょっとお聞きしたいんですけれども。
  2点です。
○前田 栄議長 宮寺福祉課長。
○宮寺史人福祉課長 岩田議員のお料理教室「おすそわけ」の考え方についてご回答を申し上げます。
  確かに、ことしの町長の施政方針の中で、食の改善というのがたびたび出てきておりまして、これもその一つでございます。とかく高齢者がひとり暮らしになると、食べるものが質素になって、従来、子供がいたときの食卓に並ぶものとは大分違って、野菜中心になったり、 おかずの数が少なくなったり、最後にひとり暮らしになったときは、食べること自体に意欲が湧かないというふうなことがあるんだそうです。ここに着目しまして、これこそフレイルの第一歩かなというふうに考える、つまり、虚弱の第一歩と考えまして、ある一定の規模、料理教室をやりますと、例えば30人とか、50人とかは、会場のキャパで無理でございますので、想定としては活き生き活動センター内のキッチンでお料理教室の受講生を募りまして、そちらの方に自分たちの健康づくりのためのお料理教室に参加をしていただきます。その方がお料理をつくるときに若干多目につくりまして、ご近所のひとり暮らしの高齢者に余ったもの、今、虚弱防止ですので、できたら肉料理とかをジップロックに入れて、気候の悪い暑い時期とかは危険もございますので、そういった時期を避けて、近所の方に持っていってあげて、高齢者になると、とかく肉、野菜が不足しがちですので、こういった食事を食べてください的な、そういった事業でございます。
  以上です。
○前田 栄議長 岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 これ、食の改善に持っていくのであれば、これね、そんなお裾分けとか、何とか、そんなことじゃなくて。これ、大体50人ぐらいでしょう、募集人員は。それで高齢者の食の改善に取り組みましたというのは、ちょっとざっぱ過ぎるんじゃないんですかというふうに思うんですが。
○前田 栄議長 宮寺福祉課長。
○宮寺史人福祉課長 先ほど、私、余ったものと申し上げた、表現が適切ではございません。あらかじめちょっと多目につくって、お裾分け用の部分を余計につくるというふうな考えでございます。
  こういった食の改善事業は、主にことしから新しく着手するものでございまして、最初からそんな大きな規模というのはなかなか無理かなと。こういった少しずつ事業を各方面、多角的にやることによって、将来的なときがわ町町民全体の医療費削減あるいは介護費用の削減というふうなものを目指す中の一つの足がかり、取りかかりの事業でございますので、最初は小規模なものからスタートするというふうなことでございます。
  以上です。
○前田 栄議長 岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 要望も含めてですが、食事というのは日に3回、大体普通の人はありますよね。それで、そのうちの1食をお裾分けして食の改善になりましたというのは、ち ょっと大げさですよね。ぜひ、全町的にやるのであれば、食の改善は小さな事業だけじゃなくて、全町的にやっていかないとだめなんじゃないかというふうに思います。
  生涯学習の話が出てきましたが、料理教室も生涯学習の一環としてやる必要も、必要というか、それがいいんじゃないかというふうに思うんですよね。私はひとり暮らしになったときを考えて、今、料理を勉強しております。
  以上です。希望です。希望です。
○前田 栄議長 よろしいですか。
  2点目、お願いします。
  山口町民課長。
○山口清史町民課長 それでは、お答えします。
  スモールチェンジ活動がうまくいっていないのではないかということなんですけれども、確かにスモールチェンジ活動を始めて数年たっておりますが、医療費が下がっているというデータにはつながってはおらないと私も認識しております。ときがわ町の医療費の増加について、主に医療費がかかっている方は65歳を超える方、前期高齢者の方と後期高齢者の方の医療費が主なウエートを占めていると思っております。
  スモールチェンジ活動については、それより若い方たちに、早い時期から運動習慣、行動変容を促すことを進めて、ある程度のスパンを持って結果を出したいと思っております。というのは、長野県などで減塩活動に取り組みまして、その効果が出るまで40年かかったと聞いております。私たちはそこまで長く、悠長には考えてはおりませんが、ある程度、そういう行動変容から結果を出すには時間がかかるというのは、申しわけありませんが、ご了解いただければと思います。
  それと、何でしたか、健康寿命の数値につきましては、悪化しているとは私は思っておりませんので、介護予防に関する部分につきまして、ある程度効果が出ているのではないかなと自分では評価しております。
  以上です。
  すみません。じゃ、続きまして、啓発事業につきましては、特に予算でこれといったところには計上を示しているものはありませんが、昨日であったか、一昨日だったかも、ちょっとお話ししたんですけれども、職員のほうに、健康づくり推進条例をつくった後に広報等で啓発等は極力まめに出すようにということは指示をして、私のほうも気をつけて周知のほうは進めていきたいと考えております。
  以上です。
○前田 栄議長 岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 山口課長は、スモールチェンジ運動が医療費の削減につながっているというふうに理解しているように回答が聞こえるんですが、実際にスモールチェンジ運動に参加している人間とか、そういう町民の数なんていうのは把握しているんですか。要はスモールチェンジ運動のチェックとして効果があるのかどうかというのを、山口課長は効果はあると言っているんですが、それは医療費の削減につながらない。食の改善をするのであれば40年かかる。確かに40年かかると、社人研だと、ときがわ町は4,000幾人になっちゃいますよね。そういう中で、食の改善を小さい規模でやっていたんじゃ、だめなんじゃないかという思いがあるので、ぜひ、この条例をつくるときに医療費をこのくらい下げるとか、そういう目標をつくってやってもらいたいというふうに思って、希望で結構です。
○前田 栄議長 ほかにございますか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 これをもって3款から4款の歳出の質疑を終了いたします。
  暫時休憩いたします。
  再開を10時40分ですね。
                                (午前10時25分)
─────────────────────────────────────────────────
○前田 栄議長 再開いたします。
                                (午前10時40分)
─────────────────────────────────────────────────
○前田 栄議長 続いて予算書の126ページ、5款労働費から、171ページ、9款消防費までの質疑を行います。消防費まで。
  質疑ございませんか。
  4番、小島議員。
○4番 小島利枝議員 4番、小島です。
  ページ数、126ページ、下段のほうにあります雇用対策事業について。こちらのほうの確認のみで、目的を伺います。
  2点目、ページ数、138ページ、彩りの森ネットワーク事業について、こちらのほうの開始年度と目的について伺います。
  以上2点、お願いいたします。
○前田 栄議長 答弁願います。
  坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 それでは、お答えさせていただきます。
  127ページ、雇用対策事業の目的ということでございますが、こちらにつきましては、高齢者及び障害者等に就労機会の拡充を図るということで、シルバー人材センターのほうに町有地、また町有施設等の草刈り、そのような業務を実施しているというふうな事業でございます。
  以上でございます。
○前田 栄議長 小島議員。
○4番 小島利枝議員 雇用対策ということで、高齢者とかでは限らず、町内全体の雇用対策についての事業かと私は思っていたんですが、違うんでしょうか。
○前田 栄議長 坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 こちらにつきましては、こちらのほうは雇用対策事業ということで記載しておりまして、事業の概要にもお示しさせていただいておりますが、軽作業等をシルバー人材センター等に委託し、高齢者等の雇用を促進するというふうなことで実施しております。
○前田 栄議長 小島議員。
○4番 小島利枝議員 去年もやはりシルバー人材センターへの141万ということで同じものなんですが、これ以外の雇用に対しての何か対策の事業とかは今後、予定していないのでしょうか。
○前田 栄議長 坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 現時点では予定実施のものはございません。
  以上でございます。
○前田 栄議長 いいですか。
  2点目をお願いします。
  後で調べてください。
  課長。後で。わかりますか。
○坂本由紀夫産業観光課長 彩りの森ネットワーク事業でございますが、平成18年度から開始しております。こちらのほうの目的でございますが、埼玉県植樹祭がときがわ町で開催され まして、記念事業として事業を開始したということでございます。
  以上でございます。
○前田 栄議長 坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 目的ということでございまして、大変失礼いたしました。
  住民の生活拠点あるいは観光拠点等に花木を植栽し、潤い、憩いの空間を提供するというふうなことでございます。
  以上でございます。
○前田 栄議長 小島議員。
○4番 小島利枝議員 こちらには希望者に配布という形、どういう形で配布をしているんでしょうか。
○前田 栄議長 坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 こちらのほうにつきましては、グループ、要綱等をつくっているグループに対しまして、要望に応じて配布しているというふうなことでございます。
  以上でございます。
○前田 栄議長 小島議員。
○4番 小島利枝議員 こちらの題名にもありますように、ネットワーク事業ということなんですが、これは希望のところに配付しているだけで、何というんでしょう、町全体のつながりというのを考えて、町で主導して動いているんでしょうか。
○前田 栄議長 坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 こちらにつきましては、もちろん団体等の希望ということなんですが、町内のある程度の敷地以上、もしくは道沿いにつなげて植えていくというふうなことで、そちらのほうを審査させていただいて配付するというふうなことを実施しております。
○前田 栄議長 よろしいですか。
  ほかにございますか。
  6番、山中議員。
○6番 山中博子議員 6番、山中博子です。
  3点、質問させていただきます。
  139ページ、一番上のほうに補助金があるんですが、今まで森林組合補助金が毎年95万円ありました。今年度からなくなったのか、また、そのなくなった理由。
  同じく139ページ、下のほう、11節需用費の中に消耗品費45万2,000円がございます。ウッ ドスタートの品物代だと思うんですが、今年度は何人分予定しているのか伺います。
  それから、145ページ、一番下のほうの補助金、まちづくり活動支援事業補助金。補助金はだんだん減らしていく方針ですということで、補助金のことを伺ったときに聞いていたんですが、今年度は倍額となっています、この理由を。
  以上3点、お願いします。
○前田 栄議長 1点目、139ページ。
  坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 まず1点目、139ページ、森林組合の補助金ということですが、こちらは31年度は補助金はなくなりました。理由といたしましては、要望がなかったということでございます。
  以上でございます。
○前田 栄議長 2点目です。
  坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 40人分を見込んでおります。
  以上でございます。
  40人分を見込んでおります。
○前田 栄議長 よろしいですか。
  山中議員。
○6番 山中博子議員 この中で、加工用材料費と、それから光熱水費が前年度にはなかったものが加わっています。この内容を伺います。
○前田 栄議長 坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 こちらのほうは役場の所管がえということで、木工体験工房、シルバー人材センターの近くにあります木工体験工房が産業観光課のほうに所管がえということになりましたので、計上させていただいております。
  以上でございます。
○前田 栄議長 よろしいですか。
○6番 山中博子議員 光熱水費もそうですか。
○前田 栄議長 所管がえだそうです。
○6番 山中博子議員 両方とも。
○前田 栄議長 山中議員。
○6番 山中博子議員 間伐材を使って活用していきたいというふうに、昨年、言っていましたが、ときがわ産材活用推進事業として間伐材を使っているのかどうか伺います。
○前田 栄議長 坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 誕生祝い品につきましては、ときがわ産材を活用しております。
  以上でございます。
○前田 栄議長 2点目は3回やりましたね。
○6番 山中博子議員 やった。
○前田 栄議長 じゃ、3点目。
  坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 まちづくり活動支援事業補助金ということで、こちらにつきましては、町民の知恵とアイデアを結集して新たに実施する魅力あるまちづくりを行うというふうなことに補助をするということでございますが、もちろん団体ということでございますが、要綱を見直しまして、新たな、魅力あるまちづくりということでございますので、10年以上継続して活動している団体につきましては今まで最長3年、新規に補助を受けた団体は3年間という決まりがあったんですが、10年以上継続して活動している団体につきましては1年に限り10万円を認めるということで要綱を見直しまして、まちづくりに取り組んでいただくために増額しております。
  以上でございます。
○6番 山中博子議員 わかりました。
○前田 栄議長 よろしいですか。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまの山中議員のご質問の中で、補助金を全て減らしていくというふうな方針だというふうな質問の内容だったかと思うんですけれども、そこのところはちょっと訂正をさせていただければと思うんですけれども、方針としましては、運営費補助につきましては減らしていく方針ではありますけれども、事業費補助、いろいろな事業をするための補助というものは、それについては減らしていく方針ではなくて、そちらに移行をしていくというふうなことでお示しさせていただいておりますので、そこら辺は勘違いなさらないようによろしくお願いしたいと思います。
○前田 栄議長 よろしいですか。
  ほかにございますか。
  1番、杉田議員。
○1番 杉田健司議員 143ページ、ときがわ産材活用住宅リフォーム助成金交付事業の19節補助金の100万円なんですけれども、住宅リフォームの助成金です。ときがわ産材を利用するということで非常にいいあれだと思うんですけれども、どのぐらい利用頻度があるのかお伺いしたい。実績ですね。
  それと……。
○前田 栄議長 どのくらいの使用頻度か。
○1番 杉田健司議員 そうですね。
○前田 栄議長 何、何人だとか、回数だとか、何立米だとか。
○1番 杉田健司議員 いや、立米じゃなくて、件数でお願いしたいと思います。
○前田 栄議長 1件目。
○1番 杉田健司議員 あと、163ページ。川のまるごと再生町事業、その中の15節工事請負費、公園補修工事、その上の15節です、公園整備工事。これは雀川ダムのトイレの解体と聞いたんですけれども、ごめんなさい、解体理由はということでお願いいたします。
  2点です。
○前田 栄議長 2点ですね。
  1点目、ときがわ産材です。
  暫時休憩します。
                                (午前10時55分)
─────────────────────────────────────────────────
○前田 栄議長 再開いたします。
                                (午前10時55分)
─────────────────────────────────────────────────
○前田 栄議長 坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 住宅リフォーム補助金の件数ということでよろしいでしょうか。
  30年度はまだ年度途中ということでございますので、29年度につきましては2件、28年度につきましては6件、27年度につきましては8件というふうな状態でございます。
  以上でございます。
○前田 栄議長 杉田議員。
○1番 杉田健司議員 100万円の補助ということ、たしか20万円が補助される、1件につき、 そういう形だったと思うんですけれども、件数が若干目減りしている部分があるかと思われます。ある程度周知してもらって、ときがわ産材を利用するというのはいいことだと思いますので、その辺はお願いしたいなと思います。
  1点目は結構です。
○前田 栄議長 2点目、お願いします。
  加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 ダム公園の上のトイレの解体理由、こちらは浄化槽が破損をしまして、水漏れが発生していました。浄化槽を補修するのにかなりの金額がかかるというのが1点、あと、ほとんど上のほうのトイレの利用がなかったということもあります。あと、上のトイレに水を上げるのに、下に受水槽があるんですけれども、その受水槽のポンプも破損したと。それが過去に何回かありまして、それだけでもかなりの費用がかかると。そういった理由で、地元のほうの一応了解を得て、解体をするということになりました。
  以上です。
○前田 栄議長 杉田議員。
○1番 杉田健司議員 地元の了解は得られたということでございますね。それならオーケーです。非常にあそこの、私も日の出を見に行ったり、あそこで使用されていないなというのを感じていたので、それなりの費用もかかっているということであれば、下にトイレのほうも当然ありますので、公園自体に1つあれば問題ないのかなと思ってもおりましたので。わかりましたので、ありがとうございました。よろしくお願いします。大丈夫です。
○前田 栄議長 ほかにございますか。
  7番、岡野茂議員。
○7番 岡野 茂議員 7番、岡野です。
  3点、質問させていただきます。
  まず、129ページ、農業委員会の花づくり事業の中で、耕作放棄地の解消というのが出ているんですけれども、これは耕作放棄地の解消ということなんですけれども、これはパーセンテージにしてどのぐらい進んでいるものか、わかったら教えていただきたいと思います。
  それから、2問目として、133ページ、有害鳥獣対策なんですが、これ、この中にアライグマの処理も入っているのかどうか確認したいのと、あと、アライグマを捕獲したときに、今、松山の獣医さんへ連れていって薬殺して小川衛生組合へ持ち込んでいると思うんですけれども、他町村では………をつくって役場のほうで処理している団体が多いということなん ですけれども、これは例えば、松山へ行って、また小川へ行って帰ってくると、交通の面でも危険性が多くなるし、経費が大分かかると思うんですけれども、その辺の、そういうものを導入するという考えがあるのかどうか、お聞きしたいと思います。
  それから、3点目です、137ページ。一番下の林業振興の一般管理なんですけれども、雲河原のコミュニティセンターの進入路の舗装側溝工事が入っているんですけれども、予算的に去年367万6,000円が入っているんですけれども、ことし、425万7,000円ということなんですけれども、この前、工事が終わったということで私は見に行ったんですけれども、大分やった距離が短かったんで、これの予算でことしの年度で全部終了するのかどうかをお聞きしたいと思います。
○前田 栄議長 3点ですね。
  1点目、129ページです。花づくり。何%解消か。
  坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 数字につきましては、調べてご回答させていただいたので、よろしいでしょうか。
○7番 岡野 茂議員 はい。
○前田 栄議長 では、2点目です。
  坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 133ページ、こちらにつきましては、アライグマの捕獲も入っております。岡野議員ご指摘のとおり、……で他町村は対応しているところもございますので、それについては今、担当のほうで調査をして、そちらのやり方について研究しているというところでございます。
  以上でございます。
○前田 栄議長 岡野議員。
○7番 岡野 茂議員 それは、調査するといっても、そんなに長いことかかる予定というか、何だ、検討をしなくても、例えば、去年の1年間の経費を計算してやれば、幾らぐらい経費がかかっているかというのを調べて、………をつくった場合にどのぐらいの経費になるかというのを考えれば、そんなに深く考える問題ではないと思うんだけれども、その辺はいかがですか。
○前田 栄議長 坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 表現が適切かどうかがあるんですが、見えないところといいます か、ちょっと場所の検討が必要になりますので、その辺も含めて、あと経費の問題は、もちろんすぐ計算できますので、含めて、検討してまいりたいと考えております。
  以上でございます。
○前田 栄議長 岡野議員。
○7番 岡野 茂議員 確かに見えないところでやるというのはいいかもしれないけれども、でも、これだけアライグマだとか、野生鳥獣に被害を与えられているということですから、ある程度、………………でも問題ないと思うんですけれども。
  それと、あと、それにあわせて、イノシシ、鹿の解体場の整備というのは、もう前から話題になっているんですけれども、これについても、計画を早く立ててもらって実行してもらわないと。例えば、これはいろんな大きな問題になる可能性がありますよね。ですから、それを、そういうものをあわせ、一緒のところでやるというような形をとれないんですか。その辺、課長、よく考えてもらったほうがいいんじゃないですか。私はそう思うんです。これで、イノシシや鹿が、こういうところで余りはっきり言っていてはうまくないので、言わないですけれども、今の現状を考えると、非常に我々、やっている仲間にしても、怖い思いをしてやっているわけです。ですから、その辺を至急考えてもらわないと、あと、これから、先、やっていく人たちに多大な迷惑がかかるような気がするんですけれども、その辺のお考えをお願いいたします。
○前田 栄議長 坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 まず、イノシシ、鹿の解体場もしくは食肉加工施設等につきましては、全協でもご説明いたしましたが、許可をするのにどのくらいの費用がかかるか、また、どのような設備が必要なのかというのは、31年度、研究してまいりたいと考えております。
  それと、イノシシ、鹿のそういう処分と、アライグマの……ということにつきましては、食肉を加工するところと……ということですので、それにつきましては別で考えたいと考えております。
  以上でございます。
○前田 栄議長 3点目です。137ページ。
  坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 こちらの351万9,000円、これで完了する予定でございます。
  以上でございます。
○前田 栄議長 よろしいですか。
  ほかにございますか。
  3番、神山議員。
○3番 神山 俊議員 3番、神山です。
  1点ほどお伺いします。
  140ページ、中ほど、町有施設整備振興基金積立事業ですけれども、町としても第2次観光振興計画を策定したわけですし、町として観光に力を入れていこうというところであると思うんですけれども、この積み立ても今、4,000万近く積み立てているわけですけれども、もちろん大規模修繕に充てるという考えも、もちろん一つだとは思うんですけれども、そうではなく、新たな投資としてリニューアル等も考えていかなければ、渡邉町長が伸び切ったパンツという表現もされましたけれども、これから、オリンピック、いろいろ控えている、間に合わないかもしれないですけれども、新たな投資を、これ基金も使って、この基金だけではなくいろいろなものを使って、先行投資をしていくべきではないのかなと思うんですけれども、その辺についてお伺いします。
○前田 栄議長 1点でいいですか。
  答弁願います。
  坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 今年度、30年度、観光振興計画をつくりました。こちらにつきましては、町の方向性等を定めたものということで予算等の計算はもちろんしておりませんが、そちらを実施する中で検討してまいりたいと考えております。
  以上でございます。
○前田 栄議長 神山議員。
○3番 神山 俊議員 これから、訪日客、インバウンドという部分もありますので、そういう整備も、ぜひ基金の積み立て、もちろん全体の財政運営計画というのももちろん大事なんですけれども、その一方では、やはり観光という部分ではリニューアル、次の投資という部分の時期にも来ているのではないかなと思っております。そのあたり、荒井企画財政課長はどのようにお考えなのかお伺いします。
○前田 栄議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまのご質問でございますが、やはり今後、見込まれます、今、ご指摘の中にもありましたようなインバウンドですとか、やはり町外から、そして、23区等からも、これから働きかけようとしている中では、町有施設の整備というものも必要になっ てくるかと思います。
  そうした意味で、ちょっと拡大になるかもしれないんですけれども、この補正のところで、公共施設の整備基金のほうへ積み立てということで1億4,000万円ほどご議決いただいたところなんですけれども、これはまさしく将来に向かって公共施設等の整備をする場合に、こちらを財源として使うための積み立てということで考えているんですけれども、そこに新たに攻めるというふうな意味で、町有施設の整備をするというふうなことになった場合には、こうしたものも財源として考えていきたいというふうには思っております。
  以上です。
○前田 栄議長 神山議員。
○3番 神山 俊議員 今のままだと、このままいってしまうのかなと。総合振興計画を見たわけではないですけれども、その辺も計画の中に入っているとは思うんですよ。ただ、全然ビジョンとしてわからない。観光、観光と言っているけれども、この時期にこういうことをやって、こういうお客さんをつかまえてお金を落としてもらって、活性化を図っていきたいというものが、もちろん観光計画にのっているんでしょうけれども、やはりそれを示すべきであり、そして、その中には、やっぱり施策を打って、ある程度、やはりお金も使っていかないといけないと思うんです。そういう部分をもう少しわかりやすく、私たち議員にも示していただきたいのと、最後に、渡邉町長について、観光について、もう一度お考えをお伺いしたいと思います。
○前田 栄議長 渡邉町長。
○渡邉一美町長 総合振興計画の中で入り込み客130万と、そういうふうな私に課せられた数字があるんですけれども、私、いろいろ皆さんの、議員さんのご意見も聞いておりまして、ときがわの観光が、ただ数だけ入れればいいんだということ以外に生活環境の保全ということも、最近の議員さんの発言の中で聞かれる意見の一つでございます。だから、ここの地域で、例えば、木のむらキャンプ場の施設の中はお客様は来てもいいんだけれども、それ以外のところは、例えば環境保全、余りやたらに入ってきてもらっては困るよという地域もあると思うんです。それをやっぱりきちんと分けて、設備投資をする、あるいはここはバーベキューをやってもいいよというところは大勢に来ていただく。いや、ここは生活環境を守るところだから、外の人の出入りはちょっと遠慮してもらいたいとして、はっきり分けなきゃいけないなと思っております。
  それで、観光にウエートを置くところは観光予算をつけていきたいと思っております。
  それから、あと、交通アクセスもありますし、もう少し東武東上線からのアクセスを、これをよくしていかなきゃだめかなと思います。
  それから、また、観光も、ただときがわの人たちが来てくれよ、来てくれよ、情報発信をして、こんなところがあるんだから来てくれよだけでは人は集まらない。我々が出ていって、営業マンになって、それでいかないとだめかなと思って、きょうも幹部の方に、板橋区とこれからやっていくんだから、我々が板橋に出ていかなかったら、毎月、板橋に飲みに行かなかったら、向こうのお客だって来てくれないなと、こんな感じがしております。だから、先に子供たちを、あるいは我々が板橋のほうへ行く。そうしたら、きっとはね返りでいく、ウイン・ウインの関係でやっぱりやっていかないとだめかなとも考えております。
  今年度の予算につきましては、観光のほうも渡邉カラーがまだまだ薄いと思っておるんですが、また1年間、もう予算組みをしていただいて、もう少し観光には力を入れていきたいと思っております。
  また、インバウンドのほうですけれども、外国語表示がほとんどない、ときがわ町は。今まで何していたかというぐらい、外国語表示が一切ない。それでは、やっぱり外国人に来てくれ、来てくれと言っても無理です。だから、私は自分の名刺から変えました。こういうふうにしてくれよと。だから、ぜひインバウンドをやるんなら、町の中のサインもやっぱり外国語を入れるようなサインを、我々も心がけていきたいなと思っておりますので、よろしくお願いします。
  以上でございます。
○前田 栄議長 ほかにございますか。
  小宮議員。
○10番 小宮 正議員 じゃ、3問ばかり質問させていただきます。
  139ページのウッドスタートの管理運営の委託の件ですけれども、これから、町がウッドスタートについて、これ、どういうことを町がやっていきたいのか、進めてまいりたいか、ちょっとお聞きしたいと思います。
  それと、141ページの一番下のほうですけれども、ときがわまつりの件ですけれども、金額はともかくとして、昨年同様な事業を計画しているのかお伺いをしたいと思います。
  それと、145ページの中ほどにある観光協会の補助金についてお伺いいたしますけれども、これから、産業観光課としては観光協会をどういうふうにしていくという、そういう方針も含めて、私はこの観光協会というのは、町と観光協会が一体となって事業をしていかなきゃ ならないと思っています。そういう中で、緊密にお話し合いしていると思いますけれども、事業内容を見ますとちょっとがっかりする面もありますけれども、そういうのを、やっぱりもう少し行政側からご指導いただければいいかなと思いますので、その点について伺いたいと思います。
○前田 栄議長 3点ですね。
  1点目、ウッドスタートの。
  坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 ウッドスタートの事業の目的ということでよろしいですか。
          (「展開」と呼ぶ者あり)
○坂本由紀夫産業観光課長 展開。こちらにつきましては、子供のときから木に親しんでいただこうというふうなことで始めた事業でございます。こちらのほうは、ときがわ産材の木を使って、子供に木のおもちゃをプレゼントしているというふうな事業でございますので、木に親しんでいく、木育ということを含めて、今後も続けていきたいと考えております。
  以上でございます。
○前田 栄議長 小宮議員。
○10番 小宮 正議員 それはそれとして、いい事業だと思いますけれども、それをやっぱり先へ行かないと意味がないんじゃない。ただときがわ産の木を使って、それを子供たちにあげるのかと思いますけれども。もう少し、今度は昨年度予算で「木のまち」という看板もつくると言っているのに、やっぱり課長がもう少し木のことについて勉強して、もう少し宣伝をして、ときがわ産をどういうふうにしたらいいかということをもう少しアピールしないと、このままだと本当に衰退してしまいますよ。
  だから、ぜひとももう少し慎重に木を調べる。また、誕生日にそれをあげるというのではなくて、もう少し頭を使って方向性を向けていかないといけないのではないかと思いますけれども、その点はどう思いますか。
○前田 栄議長 坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 お答えさせていただきます。
  こちらにつきましては、ウッドスタートということで、子供の木育に親しんでいただきくというふうな事業で実施しております。
  ときがわ産材の活用につきましては、前もちょっとご説明させていただきましたが、埼玉県の研修会等でも木のPRというふうなこと、ときがわ方式のPR、また、学習机のPRも 行っておりますし、ときがわ産材の活用につきましては、そのようなPRを実施しておりますので、ご理解賜りますようお願いいたします。
○前田 栄議長 小宮議員。
○10番 小宮 正議員 子供の木育とか今答弁で言っていますけれども、それであれば、もう少し先を考えなければいけないんじゃないか。今そこのせせらぎ、そこにも今、木のおもちゃをつくってもらって、また、活動センターにもおもちゃの広場をつくっていただきました。
  でも、そういうことをやっぱり宣伝して、子供に木の魅力を与えるということにはもう少し努力して、私は本来、庁舎の片隅でもいいですから、そういう大きい部屋で、これは神山議員が質問して、余り質問しなかったようでございましたけれども、もう少し雨の日に、町外、また、嫁に行った人が、嫁もいろいろありますけれども、子供がときがわ町に来たときに、前も私はお話ししましたけれども、雨の日に困るというわけですよ。ふだんは図書館とか子供を連れていけるんだけれども、そういう施設をつくってくれと言っているわけ。
  だから、ぜひとも木に、子供から、小さいときからそういう愛着を持たせるようにするのであれば、もう少しこの木の活用というのを考えていただきたいと思いますが、その点いかがでしょうか。
○前田 栄議長 木の活用ですね。
  坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 小宮議員おっしゃったとおり、体育センターの体育館に入って入り口の左側に子供が木で遊ぶスペース、また、活き生き活動センターの1階についても、下を木で張ったスペース、都幾川公民館の図書室につきましても、木を張ったスペースというふうなところで、子供が遊べるようなスペースをつくっております。
  活用方法については、全体を含めてさらに検討してまいりたいと考えております。
  以上でございます。
○前田 栄議長 2点目。ときがわまつりですね。41ページです。
  坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 ときがわまつりということで、やり方を昨年と同じように進めるかというふうなことでよろしいでしょうか。
  こちらのほうにつきましては、毎年実行委員会を開催しております。昨年の反省を含めてどのような内容でするかというのは、今年度も検討してまいりたいと考えております。
  以上でございます。
○前田 栄議長 小宮議員。
○10番 小宮 正議員 でも、実行委員会を立ち上げるというよりも、これ、毎年やっていて、ある程度予算が出ていれば事業がわかるわけじゃないか。そうでしょう。
  1点聞きますけれども、ことしも模擬上棟式をやるのかやらないのか、ちょっとお聞きしたいと思います。
○前田 栄議長 坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 ことしにつきまして模擬上棟式をやるかどうかというのは、まだ決定はされておりません。それは実行委員会のほうで検討していただくということになろうかと思っております。
  以上でございます。
○前田 栄議長 小宮議員。
○10番 小宮 正議員 だけどある程度予算がついているんだからわかるわけでしょう。だって町でやるんじゃないのか、ある程度こういう事業というのは。委員会を集めて、町はこういうふうにやりたいとか、そうでしょう。
  結局、私はなぜ、課長も知っているとおり模擬上棟式をやって、おかしいというのは、前のがあるんですよ、前のも。去年のときがわまつりのは、たまたま近くの人が農業をやるので買っていただいたのですよ。その前の年のがあるじゃない、売れ残って。そういう無駄なことに予算を組んで、おかしいんじゃないですか。
  それはもう少し考えて、これは、私は1ミリ、2ミリ削っても、それを1年中やりますけれども、それを売るんではないよと。ときがわ産の木でこういうのをやるんだよという、そういうやっぱり、売らなくたっていいじゃないですか、それを。毎年木は薄くなるかもしれないけれども、でもやっぱりそういう、町内とか町外へ販売できてときがわ産のアピールができるのであれば最高ですけれども、できないで、よその家の物置にしまってずっと置いておいて、最後は腐って捨てるより、やっぱりそういう活用をしてもらいたい。いかがでしょうか。
○前田 栄議長 坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 模擬上棟式について、今年度のまつりでやるかどうかというのはまだ、決定は実行委員会になるんですが、昨年のを活用というのは、その実行委員会のほうで事務局として説明させていただきたいと考えております。
  以上でございます。
○前田 栄議長 3点目。
  坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 145ページ、観光協会の通年分補助金ということでございますが、町と観光協会で、こちらの補助金については要望に基づいて、審査をして支給をしているというものでございますが、観光協会の運営につきましては、観光協会自体独自の組織でございますが、現在、観光協会と役場のほうで協議をして、いろいろな事業の進め方について協議をしているというふうなことでございます。
  以上でございます。
○前田 栄議長 小宮議員。
○10番 小宮 正議員 私は金額のことを言っているんではなくて、これから観光を目指す、観光振興計画もある。例えば、その中で、そういう計画があるんだったらもう少し予算を上げてやるべきだと思うんですよ。そういうのは、やっぱり行政のほうからもある程度はアドバイスをして、私も都幾川村の時代から観光協会に入っていまして、役員になるといろいろ決算で質問できませんので、理事会では質問するようにしていますけれども。
  そういう中で、今までもこの事業をやっぱり報告、総会があると思いますけれども、毎年総会をやっている中で、ぜひ課長にも、出席してその中身を精査しなかったら、これはまずいとかやっぱり助言をしなきゃおかしいんじゃないかと思いますか、私は思うんですけれども。
  でも、やっぱり今の観光協会というのは、本当に、今までずっと来ているから、議員の皆さんも入っています。役員には私と田中議員が理事の役員になっておりますけれども、本当に入り込み客130万人を目指すのであれば、やっぱりもう少し一体となってやっていくべきではないかなと思いますけれども、その点はいかがでしょうか。
○前田 栄議長 坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 ご指摘のとおりで、観光協会と今打ち合わせをしているところでございます。
  入り込み客130万人目指して、観光協会と両輪になって頑張っていきたいと考えております。
  以上でございます。
○前田 栄議長 小宮議員。
○10番 小宮 正議員 ぜひともこの問題は、産業観光課としては、やっぱり観光協会へ頼んでいるわけですから、その中でも、やっぱり緊密に連携して、本当にこの観光振興計画を全うしていくように、頑張っている頑張っているということは役員から聞きますけれども、それ以上にやっぱり、ことしは頑張るという意気込みは聞いております。ぜひとも成果を私は楽しみにしていますので、よろしくお願いいたします。
○前田 栄議長 ほかにございますか。
  5番、田中議員。
○5番 田中紀吉議員 5番、田中です。
  2点ほどお願いします。
  町長の施政方針の中で、17ページにありますけれども、キウイフルーツの特産化に向けて研修圃場を整備し普及を図ってまいります。これは、どこに予算化してあるのかを1点伺います。
  もう1点、145ページの観光入り込み客抽出調査の業務委託ということで、具体的に。間接的には、145ページ。
○前田 栄議長 13節ね。
○5番 田中紀吉議員 違いますか。
○前田 栄議長 そう、13節ね。
○5番 田中紀吉議員 要するに、どなたがというか、誰がどういう調査をしているのかを具体的に教えていただきたい。
  この基礎調査というのが、国でいろいろ問題になっていますけれども、そういうことはないと思うんですけれども、130万とか90万とかいつも数字は出るんですけれども、どんな形で調査が出ているのかというは非常に疑問なんです。それをお願いします。
○前田 栄議長 1点目、お願いします。
  坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 町長の方針のほうで、キウイという言葉が出ておりますが、こちらについては、予算は131ページをごらんいただけますでしょうか。
  131ページの、こちら農業振興一般管理事務のところで予算のほうをそれぞれ需用費から原材料費で、こちらで見込ませていただいております。試験圃場といたしましては、西平につくる予定でおります。
  以上でございます。
○前田 栄議長 田中議員。
○5番 田中紀吉議員 課長、私は勉強不足だったかどうかはわかんないんですけれども、当初予算の概要、それから私なりに全協も含めてしっかり聞いていたつもりなんです。キウイフルーツの「キ」の字も聞いた覚えがないんです。私が外れていたとしたら反省しなきゃいけないんですけれども、という認識なんですよ。
  片方では、かなり少額な、言葉を選びますけれども、新規事業として載っている項目もございます。だから、私が失念したり見落としたんだとしたら指摘をいただいて結構なんですけれども、かなり読んできたつもりだ。でも、せっかく町長がこれだけ力を入れて書いているものなんですね。それが、企財の課長の説明でもございませんでしたと思います。言いましたっけ。この中に入っていると言っていましたか。この中に入っているというのは多分言っていないと思うんですけれども、悪いという話じゃないです。だから、せっかくそういう形で進めるんだったら、やっぱりこういう形で進めますとか、全体の調整も含めてと思うんですけれども、いかがですか。
○前田 栄議長 坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 ご説明が足らなくて申しわけございませんでした。
  こちらのほうの予算の中にちょっと入っているということなんですが、キウイということで、特産品化に向けて、鳥獣害の被害が少なかったり、寒さにも強いというふうなこと、それから耕作放棄地の防止にも役立てるということで、こちらのほうを試験圃場をつくって推進してまいりたいと考えておりますので、ぜひよろしくお願いできればと考えております。
  以上でございます。
○前田 栄議長 田中議員。
○5番 田中紀吉議員 わかりました。
  じゃ、具体的にお伺いします。
  例えば、面積とか費用とか、どのくらいを計画しているのかお尋ねします。時間かかるようだったら結構です、後で。わかりますか。
○前田 栄議長 坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 予定でございますが、試験圃場として、面積を45メーター掛ける35メーターぐらいを現在予定しております。
  それから、予算といたしましては、今年度こちらのほうの事業名のところに、農業振興一般管理事務のところで、圃場の整備、それから穂木の購入等を考えまして約240万程度見込 んでおります。
  以上でございます。
○前田 栄議長 1点目よろしいですね。
  じゃ、2点目。145ページ。
  坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 ご説明させていただきます。
  145ページ、観光入込客統計抽出調査業務というふうなことでございますが、こちらのほう、ポイントを決めまして、慈光寺なり、白石峠、雀川ダム公園等で、月1回シルバー人材センターの方に、実際の入り込みの人数を計測していただくということで委託しております。
  以上でございます。
○前田 栄議長 田中議員。
○5番 田中紀吉議員 私が伺っているところでは、例えば直売所というか、そういうところの、いわゆるレジ通過とか、今拠点のお話を伺いましたけれども、それは、例えば平日とか日曜とか、朝とか昼とか、いろんな調査の仕方があると思いますけれども、そういう定点観測をした調査と、そういう定例的なというか、定量的なというのか、そういうのを集めて集計しているという認識でよろしいですか。
  そうすると、例えば、町長もいつも言っていますけれども、下がった、上がったというのは、その調査に基づいた定点調査の集計の結果が、90万とか130万を目標にするとかという、そういう認識でよろしいのですか。いいですか。
○坂本由紀夫産業観光課長 はい。
○5番 田中紀吉議員 じゃ、結構です。
○前田 栄議長 いいですか。
○5番 田中紀吉議員 いや、それを確認するのが大事です。
○前田 栄議長 坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 今ご意見をいただいたとおりで、定点調査の調査の集計と、あと町有施設等は実際のレジ通過を全部合算しまして、そこから重複している方がいらっしゃる可能性があるので、割り落としをして、毎年同じ基準に基づいて集計しているということでございます。
  以上でございます。
○前田 栄議長 よろしいですか。
  ほかにございますか。
  6番、山中議員。
○6番 山中博子議員 6番、山中博子です。
  149ページの一番下のほうなんですが、地域協力活動事業費補助金、いいですか。そこのところに平成30年度と比べると2倍になっています。この理由とその使い道を伺います。
  それから、土木費のほうなんですが、155ページ、一番下の17節公有財産購入費。平成29年度、30年と予算化されています土地の購入費とありますが、場所が決まっているのか伺います。
  もう1点、消防費。167ページ、真ん中よりちょっと下のほうなんですが、19節負担金、補助及び交付金、消防団員中型自動車運転免許取得事業補助金がございます。今年度は多分2名分だと思うんですが、実際には免許費用はどのぐらいかかっていて、中型免許を取得しなければならない団員はほかにどのぐらい残っているのか伺います。
○前田 栄議長 坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 それではお答えさせていただきます。
  148、149ページの地域おこし協力隊推進事業でございますが、昨年につきましては、地域おこし協力隊として導入していた大澤隊員の分を計上しておったんですが、事情があって退職されたということで、来年度につきましては、全協でご説明しました鳥獣害対策型の隊員を2名募集おりますので、約2倍ということで2名分を計上しております。
  以上でございます。
○前田 栄議長 いいですか、1点目は。
  はい、2点目。
  加藤建設環境課長。
○6番 山中博子議員 すみません、ここのところで、その使い道も聞いたんですけれども。
○前田 栄議長 じゃ1点目に戻って。よろしいですか。
          (発言する者あり)
○6番 山中博子議員 内容的にはわからない。
○前田 栄議長 全協でも説明したし、有害鳥獣の2人と。もう一回同じこと、今言ったのを言ってもらって。よく聞いていてください、山中議員。
  坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 こちらの地域協力活動事業補助金ということでございますが、こ ちらは隊員の家賃の補助を計上しております。
  以上でございます。
○前田 栄議長 1点目、いいですか。
○6番 山中博子議員 はい。
○前田 栄議長 2点目、お願いします。
  加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 お答えします。
  155ページ、一番下のところの土地購入費なんですが、これは場所は具体的に決まっているかということなんですが、これについては決まっておりません。その他、ここに書いてあるとおり未買収分、緊急の対応分ということで上げてあります。
○前田 栄議長 よろしいですか。
  3点目お願いします。
  清水総務課長。
○清水誠司総務課長 消防団員の中型自動車運転免許取得事業補助金についてということでございますが、実際の費用はという中型免許の費用につきましては、自動車学校にもよるんですけれども、おおよそ16万円程度ということでございます。
  それから、どのぐらいの対象者がいるのかということですが、30年11月現在ですと7人ということでございます。
  以上です。
○前田 栄議長 よろしいのですか。
  ほかにございますか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原です。
  先ほど田中議員が質問した中で、145ページの観光入込客統計抽出調査業務委託、この問題について、先ほどの答弁だと、事業所というか、業者というか、関係者に丸投げみたいな発言なんですね。その中では、やっぱり職員が現場を見ないと、私たちの質問に現状を説明できないと思うんですよね。やっぱりそこは、職員も一体となってこの中に取り組む姿勢が欲しいです。ぜひそれはお願いしたいと思います。これから入込客130万を目標にしているんだったら、やっぱり丸投げじゃなくて、そういう職員が現場に行って、どういう経過が出ているかというのも把握しないと進まないと思うんですね。ぜひその点はお願いしたいと思 います。その点です。
  それと、もう1点は、147ページの三波渓谷駐車場進入路舗装新設工事。この工事においては、区長要望なのか、地元説明はどういうふうになっているのか、この点を伺います。
  それから、もう1点目は、土木費の161ページ、都市計画総務一般管理事務の中の補助金、ブロック塀等撤去事務事業補助金でございます。
  この問題については、課長の説明の中でありましたけれども、国が3分の1、町が3分の1、あと民間が3分の1という内容ですが、新たな問題がこの中には提示されているようです。これが、自治体が指定する災害時の避難路に面しているブロック塀については、所有者の耐震診断が義務づけられるというふうに書いてあるんです。こういう方向性と交付限度額が1メートル当たり8万円と高目に設定されている現状がありますので、こういう内容については、町はどのように把握しているのか、3点を伺います。
○前田 栄議長 1点目、お願いします。
  坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 まず1点目、観光入り込み客の関係ですが、今年度、町といたしましても、観光振興計画を策定いたしました。職員といたしましても、事業実施に向けて、もちろん現場に赴き、積極的にやっていきたいと考えております。
  以上でございます。
○前田 栄議長 2点目、お願いします。
  坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 2点目といたしまして、147ページ、三波渓谷駐車場進入路舗装新設工事でございますが、こちらにつきましては、区長要望に基づくものでございます。地元の説明会等は、まだ実施しておりません。
  以上でございます。
○前田 栄議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 やっぱりそれは、やるからには方向性がきちんとして、プランもあって、整合性も求められると思うんですね。ほとんど区長要望と言っていますけれども、その中身については、やっぱりきちんとした方向性を示してやらないと、例えばこの問題について、進入路についてはどこから進入される方向性なんでしょうか。これによっては、しかじか問題もあると思うんですが、伺います。
○前田 栄議長 坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 こちらのほうにつきましては、進入路というふうな名称をつけているんですが、県道から入りまして、河川沿いをずっと伝わる圃場整備でつくった道路の舗装を予定しております。
  こちらのほう、ほこりがすごいということで、区長要望に基づいて、町で審査をして実施するものでございます。
  以上でございます。
○前田 栄議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 だから、私は、プランもあって、整合性も含めてちゃんとやるべき。そして説明会もまだいまだにしていないでしょう。要望というのは、やっぱり地域の人たちがかかわる問題なんですよ。
  それで、舗装というのは、私もいろんな生活相談の中で舗装の問題について取り上げられてきています。ある家まで舗装してくれという要望があります。それは、その家のほかにもう1軒必要なんですね、現状は。2軒ないとできないという方向性が出ているんです。
  そういうことのまとまりの中で、一方的に区長から要望があったからすぐやりますという方向性が示されると、今後、「ああ、じゃ家もやってもらわなくちゃな」というふうになる問題も出てくるんじゃないでしょうか。そういうところは大丈夫ですか。
○前田 栄議長 加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 舗装の、町道もされた基準、あと区長要望をやるかやらないかということも含め、ちょっと町道の関係もありますので、私のほうから。
  まず、舗装するしないという要望、先ほど言われたとおり、やっぱり通り抜け道路に関しては2軒以上というのが内規としてありまして、それについては原則的に行うと。あとそれ以外にも。あそこのところだと防塵というほこりの関係がかなりあるということで、例えばそういったところについては、大きな道路の間を結ぶ町道という形であれば、その基準の2軒とか、行きどまりが3軒とか、そういうのにかかわらずやっているのが現実的な運用でございます。
○前田 栄議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 現実的な現状ですということは、大丈夫なんですね。わかりました。
  大丈夫で、やるんだったらそういう要望もあったらどんどんできますよね。ほこりが立っているからやってくれと言ったら、もうオーケーなんだろうと、そういう意味じゃなくて、私はこの中では、やっぱり区長は全体の問題を、頭にいますから区長はね。地域の人たちの 話し合いもされているかということ、されていないと言っているじゃないですか。やっぱりそこをきちんとした方向性を導いて整合性を持ってやるべきじゃないですかということを言いたいんです。大丈夫ですよね。
○前田 栄議長 坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 区長要望でございますので、地域の総意を得て要望と思っております。
  以上でございます。
○前田 栄議長 じゃ、3点目。
  加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 それでは、3問目ですね、ブロック塀の関係ですね。今言われていたのが、その避難路、自治体が指定をした避難路に接するもののブロック塀の耐震診断の義務があるということなんですが、これについては、いろいろ県のほうから調査がありまして、まず、ときがわ町には避難路に指定されているのは、地域防災計画で避難路指定は今のところないんです。
  こちらについても長さが25メーター以上のブロック塀で高さが80センチを超えるもの、こちらについては、ちょっと県にも確認したんですが、これは県では全市町村調査したところ、ないというふうに回答をもらっております。
  以上です。
○前田 栄議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 じゃ、対応的なもの、ときがわ町にないということで、一応国からはそういう義務づけがありますからね、わかりました。
  それと、じゃ、今、このブロック塀対策の中で、現時点で対象的なブロック塀、撤去というかそういうところは現時点でときがわ町あるんでしょうか。
○前田 栄議長 加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 お答えします。
  昨年、地震、大阪府北部地震、それに伴って通学路の合同点検ということで、昨年実施したところ、一応通学路沿いに13件ほど危険なブロックと思われるものがございました。そちらに地権者に説明したところ、やはり補助金のようなものがあればなというふうに言われております。
  以上です。
○前田 栄議長 よろしいですか。
  ほかにございますか。
  9番、野口議員。
○9番 野口守隆議員 今の関係で、三波渓谷の駐車場進入路の関係で、再三申しわけないんですが、やはりどう考えてみても岡野議員の一般質問でもこれ駐車場代を取らないと、その上にまず賃借しているわけですよね。そして舗装までして、至れり尽くせりやって、その上あそこにキャンプするお客さんは四季彩館から入ると、お金を払ってやるバーベキューしていて、こちらから入るお客は、ただお金をたくさんかけていてもただで入って、あそこ混在しているんですね。やはりこれはある意味でこれだけお金をかけるんであれば、いわゆる受益者負担というのを十分私は考えるべきだと思う、先ほど町長がバーベキューをするところの制限云々と、私もその考え大賛成なんですが、ここはそれをやって、ただで遊べる人とそうじゃない人がいるというのはやはり問題だと思うんで、駐車場代金が合わないとか何とかじゃなくて、絶対に私はここは管理費を、そういう受益を受ける人から取るべきだと思いますが、その点はいかがですか。それ1点目です。
  もう1つは、165ページの消防費で、この比企広域のいわゆる負担金ですか、2億何がしが出ていますが、これ多分基準財政需要額で算定されるんですよね。そして去年が約700万かな、ことしが約500万上がっているわけですね。基準財政需要額がこれだけ消防に上がる根拠は何なのか、この2問をお願いいたします。
○前田 栄議長 1点目お願いします。
  坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 それでは、三波渓谷の駐車場代ということについてお答えさせていただきます。
  こちらのほうは一般質問もいただきましたが、三波渓谷、現在、水道等施設が整っていないというふうな事情もございます。こちらを有料にした場合に、また路上駐車が発生してしまうなり懸念もございますので、一般質問でご回答させていただきましたように、1年間かけて周辺施設とどのような連携を図るか、また、民間活用も含めて研究、検討させていただきたいと考えております。
  以上でございます。
○前田 栄議長 野口議員。
○9番 野口守隆議員 やはり税の公平性ということになると、やはりこれはちょっと区長要 望が確かにあったからいいかもしれません。でも、ほこりが立つ云々と言われても、あの辺の人にほこりは立つのかもしれませんけれども、ただで貸して、ただで置かせて、そしてその上舗装してほこりが立つからと言うんじゃ、やはり税を公平に使うとは私は思えないんですよね。だからやはりこの辺は、検討もいいんでしょうけれども、取る方向で、どうやったら取って、どうやったらなるのかというほうに検討していくべきだと思うんですよ。
  十分検討して云々じゃなくて、取る方法でどうやって取ったらうまく回れるのかという方法を検討してもらいたいと思うんですが、いかがですか。
○前田 栄議長 坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 こちら名称が三波渓谷駐車場進入路舗装ということでございますが、入口入りまして、河川沿いをずっと県道まで抜ける全体を考えておりますので、名称的にはそのような名称にしているということで、地域住民の要望に基づいて地域住民のために実施するというふうなところでございます。
  以上でございます。
○前田 栄議長 野口議員。
○9番 野口守隆議員 わかりました。ただ、わかりましたけれども、結局は三波渓谷を入る人は当然利用するわけですからね。その辺はぜひ言ったとおり、いわゆる駐車料を取るんだということで、どうやって取ったらいいのかという方法をぜひ検討してもらいたいということなんです。いかがですか。
○前田 栄議長 坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 ご指摘のとおり検討してまいりたいと考えております。
  以上でございます。
○前田 栄議長 渡邉町長。
○渡邉一美町長 私も3回ばかり三波渓谷歩きました。崩落の危険もあるし、非常に遊び方もあそこ非常にワイルドで、本当にお子さん連れだと、本当に下の水遊び場でぽちゃぽちゃという感じなんですね。それからちょっと上流に行ったり下流に行ったりすると、西側が崖崩れが起きていたりなんかするんですね。だからちょっとあそこの遊び方をやっぱり指導していかないと危険なのかなという感じがしまして、その案内人をちょっと当てがあるものですから、こんな遊び方ができるんだよというような感じを少しご紹介してからではないと、ちょっと無理かなと思いました。
  それから、あと冬場でもとまっている方がいまして、3台、4台とまっている方は弓立山 へ登ったり、今度は川遊びではない遊び方の人もいるわけなんですね。そういうこともしっかり調査をした上で、有料化できるところは有料化していきたいと思っております。
○前田 栄議長 2点目ですね。
  清水総務課長。
○清水誠司総務課長 それでは、2点目の常備消防の負担事業のほうの比企広域市町村圏組合負担金の増額理由ということでございますが、昨年より508万1,000円の増になっております。この増額の理由について調べたところ、一番の常備消防の職員の給与事業が5,379万1,000円の増額になっておりまして、ここが一番の大きな理由かと思います。
  そのほか、今年度の31年度のほうで費用としましては、松山北分署の改築工事が1億5,000万とか嵐山分署の消防ポンプのほうが5,665万とか、こういうふうなものがあるんですが、これにつきましては、起債とかそういうものも入っておりますので、一般財源のほうからいきますと給与費ということようなことになるかと思います。
○前田 栄議長 野口議員。
○9番 野口守隆議員 わかりました。そうすると、これは比企広域のいわゆる構成している市町村が全て増額していると考えていいんですか。
○前田 栄議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまの総務課長の答弁に対しましての補足ということで、私のほうからお答えさせていただきたいと思うんですけれども、先ほど質問の中で基準財政需要額の話もあったんですけれども、今、確認いたしますと、やはり基準財政需要額についてはほとんど変わっておりません。前年度とほとんど同額のものですので、ときがわ町の負担割合としては構成市町村の中での割合は変わっていないというふうなことでございます。そういう中でふえたということですと、先ほどの総務課長からの説明のところが的を射ているというふうなところでございます。
  以上でございます。
○9番 野口守隆議員 全ての市町村にかかわったというんであれば、それがなったかということを聞いている。
○荒井 淳企画財政課長 失礼いたしました。全ての市町村が増額になっております。
○前田 栄議長 よろしいですか。
  ほかにございますか。
  4番、小島議員。
○4番 小島利枝議員 1点だけ伺います。ページ数、168ページ、防災対策事業の中の11節需用費の消耗品費について。こちら210万4,000円ということで、昨年に比べて173万2,000円の増となっております。こちら今回備蓄品の交換ということでしたが、どのようなものか伺います。
○前田 栄議長 清水総務課長。
○清水誠司総務課長 増額理由につきましては、5年に一度災害対策用の保存食等の購入事業ということで、これを買いかえるということでございます。保存食等の買いかえということでこのような金額になっているところです。
○前田 栄議長 小島議員。
○4番 小島利枝議員 消費期限切れのものの処理はどのように行っていますか。
○前田 栄議長 清水総務課長。
○清水誠司総務課長 以前もそうだったということなんですけれども、保存期限前に自主防災組織等にお配りしまして、有効に活用していただきたいというふうに考えております。
○前田 栄議長 よろしいですか。
  ほかにございますか。
  山中議員。
○6番 山中博子議員 6番、山中博子です。
  169ページの真ん中辺なんですが、19節負担金、補助及び交付金、その中で埼玉県・市町村被災者安心支援制度負担金があります。平成29年度、30年度は15万5,000円ということでしたが、今回、それが金額が全く変わっております。どんな理由なのか、また、これはどんなことに使われたのか伺います。
○前田 栄議長 1点ですか。
  清水総務課長。
○清水誠司総務課長 この事業につきましては、平成25年9月に竜巻災害において一部の地域が被災したということの生活再建法の適用に一部ということでならないというような、そういうような地域的な不均衡を生じたと、そういうふうなことがあって、それに対しまして埼玉県独自にこういう制度をつくって、件数は少なくてもそこに被害はなった、被害を受けた方を救済するというような制度でございます。
○前田 栄議長 それはどうしてなくなったかと。該当はいないからだろう。
○清水誠司総務課長 これは該当があった場合には支払をするということで、科目設定のみと いうようなことでございます。
○前田 栄議長 よろしいですか。
  山中議員。
○6番 山中博子議員 埼玉県はなかなか災害とか何かに疎いような気がするんですが、今までそのようなことで使われた事例とかはどんなことがあるんでしょうか。
○前田 栄議長 暫時休憩します。
                                (午後 零時02分)
─────────────────────────────────────────────────
○前田 栄議長 再開いたします。
                                (午後 零時03分)
─────────────────────────────────────────────────
○前田 栄議長 清水総務課長。
○清水誠司総務課長 では、後ほどお答えさせていただきます。
○前田 栄議長 暫時休憩します。
  再開を1時といたします。
                                (午後 零時03分)
─────────────────────────────────────────────────
○前田 栄議長 休憩前に引き続き議会を再開いたします。
                                (午後 1時00分)
─────────────────────────────────────────────────
   ◎発言の取り消し
○前田 栄議長 ここで岡野茂議員から発言の取り消しが7番、岡野茂議員からありましたので、午前中の質疑における発言の一部取り消しについて、これを許可いたします。
  岡野茂議員。
○7番 岡野 茂議員 7番、岡野でございます。
  午前中の質問の中で、…………………と……………………という発言をしましたが、不適切でしたので、取り消しさせていただきたいと思います。よろしくお願いします。
○前田 栄議長 ただいま岡野茂議員から、予算質疑における一部の発言について取り消したいとの申し出がありました。
  お諮りいたします。
  これを許可することにご異議ありませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 異議なしと認めます。
  よって、岡野茂議員からの発言取り消しの申し出を許可することに決定いたしました。
  ただいま岡野茂議員の一部発言が取り消されましたので、その発言に対する坂本産業観光課長の発言及びその後の岡野茂議員の発言についても取り消したいと思います。
  お諮りいたします。
  これを取り消すことにご異議ありませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 異議なしと認めます。
  よって、坂本産業観光課長及びその後の岡野茂議員の発言についても取り消すことに決定しました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎答弁未了部分について
○前田 栄議長 ここで、午前中の岡野茂議員の質疑に対して、坂本産業観光課長から答弁の申し出がありましたので、答弁未了部分を許可いたします。
  坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 それでは、予算書の128ページ、129ページの農業委員会花づくり事業における耕作放棄地の解消率ということでご質問をいただきました。これにつきまして面積で回答させていただきます。
  こちら平成28年度、約446平米、平成29年度、約1,755平米、平成30年度、約1,855平米。
  以上でございます。
○前田 栄議長 岡野議員、よろしいでしょうか。
○7番 岡野 茂議員 はい。
─────────────────────────────────────────────────
○前田 栄議長 では、引き続き労働費、消防費の質疑ございませんか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原です。1点お願いします。
  163ページの公園維持管理事業でございます。この中で15節工事請負費の公園整備工事の中で、雀川のトイレの問題とホタルの里と入っているとのことですが、これはこの間の区長、 うちのほうの総会でも町長がみずから現場を見ていただきました経緯を報告されましたけれども、その公園の整備に関する問題については、地元の議員、私と小島議員も知らない内容でございますので、情けないというか、信頼が置かれていないのか、残念な思いもありますが、この要望、区長要望なのか、どのような整備をするのか、それと予算等を踏まえてお伺いします。
○前田 栄議長 1点ですね。
  加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 お答えします。
  こちらについは、五明の区長さんからの区長要望という形で上がっております。内容としては、雀川に子供が転落をする可能性があるということで、転落防止用のネットフェンスをつけてくれという要望がありました。安全に関することなので、こちらについては対応させてもらいますというお話をしたんですが、予算がついていなかったもんですから、とりあえずパイロンで今安全確保はしてある状況になっております。
  以上です。
  失礼しました。予算につきましては、48万円を計上しております。
○前田 栄議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 区長からの要望ということで、聞きましたけれども、以前、その区長要望においては、地元においての要望についてはほとんど今までは職員からの連絡等もありましたけれども、今後そういうことも踏まえて一定の連絡網ということはできないんでしょうか。やっぱり地元であって、何も知らないとなると、私たちもマイナス思考になっていまいますので、どういうことがあるか、ことも含めて、やっぱり地元の小島議員も私もいますから、そういう中ではある程度の連絡的な方向性は必要だと思うんですが、いかがでしょうか。
○前田 栄議長 加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 お答えします。
  区長要望あったときに、役場からその状況を議員さんのほうに伝えるという、そういう流れをとってほしいということでしょうか。
○12番 野原和夫議員 そういう前提の必要あると思うんです。お願いします。
○加藤光典建設環境課長 そうですね、本来であれば、その区長からの要望というのは、ある程度その地元の意見を取りまとめてもらっての要望だと考えていますので、今まではそうい ったことは当然知っているものかなと思っていたんですが、それであれば、かなり要望の数あるんですが、こういう要望がありましたという流れで報告するというのも、担当の総務課のほうとまた協議しまして、その辺については回答をまた改めてしたいと思います。
○前田 栄議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 実は、そういうことも踏まえて必要な問題があると思うんです。例えば、今回の場合は、うちのほうの総会がありましたときに、区長からのこういう話という説明は一切なかったものですから、そういう中で内容が全然わかってなかったんですよね。だから、一応そういうことは踏まえて、地元の区長にはそういう旨の連絡等を兼ねてやっぱり一定の筋というか、会話というか、連絡網というのもある程度は必要かな、これはあくまでも地元にかかわる問題ですから、例えば私は五明のその3区の中にいますから、そういう中での出来事もあるんで、その点。
○前田 栄議長 よろしいですか。
  ほかにございますか。
  山中議員。
○6番 山中博子議員 6番、山中博子です。
  町長施政方針の中から1点伺います。
  19ページのところに上のほうで、建築資材から木材加工品、木質バイオマスなど、余すところなく地域産木材を利用する取り組みを推進してまいりますとのことですが、木質バイオマスのどんなことを推進するのか伺います。
○前田 栄議長 坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 それではお答えさせていただきます。
  こちら木質バイオマスということで、四季彩館で使っておりますペレットボイラー等森林資源を利用したものをバイオマスというふうなことで申し上げておりますが、町内には既に四季彩館で活用しておりますペレットボイラー、また町有施設を含めた薪ストーブが導入されておりますので、引き続きそちらのほうで森林資源の有効活用ということで取り組んでまいりたいと考えております。
  以上でございます。
○前田 栄議長 山中議員。
○6番 山中博子議員 少し木質バイオマスということをちょっと調べてみました。
  再生可能な有機性資源、これを木材からなることを木質バイオマスといわれるそうなんで すが、先ほどのペレットあるいは薪ストーブ、それはごく一部の利用かと思います。今、日本国内で問題となっているのが、間伐材は全く使用されていないとのことで、大分問題になっているそうです。間伐材についても今後利用されるようなことを考えていないんでしょうか。
○前田 栄議長 坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 現時点で搬出できるものについては、搬出を行っているというふうなことがあります。ただ、費用対効果も考えますと、なかなか小さいような間伐材につきましては、利用の目的というものが明確にできないんですが、ただ、森林資源、ときがわ町にも町有林を含めて多くの森林資源がありますので、今後、森林資源の有効な利活用については、さらに模索、検討してまいりたいと考えております。
  以上でございます。
○前田 栄議長 山中議員。
○6番 山中博子議員 先ほど、四季彩館のペレットボイラーのことをお話しいただきました。それと、あと薪ストーブです。確かに薪ストーブ、この第二庁舎の1階にもあるとは思うんですが、私使ったところを見たことがございません。宣伝するなら使うところを見せていただきたいと思うんですが、いかがでしょうか。
○前田 栄議長 坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 第二庁舎の薪ストーブというのは、確かに以前は使っていた経過もございますが、やはり火の管理ということで、なかなか使っていないという現状がございます。先ほど私、申し上げましたのは、それぞれの町有施設、町有施設につきましては、冬場、暖をとるということで、利用は毎日、冬については実施しております。
  以上でございます。
○前田 栄議長 ほかにございますか。
  11番、岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 3点ほど、簡潔に質問させていただきます。
  129ページ、農業委員会花づくり事業。これについては、農業委員会が耕作放棄地解消に実際に携わるんじゃなくて、こういう計画を立ててこういうことをやらせるというか、そういうのが私は農業委員会の役目だと思っているんですけれども、実際、農業委員会がこれだけのことをやって耕作放棄地が、私ちょっと把握していないんですが、それを解消しようとしているんですから、これはもう少し農業委員会がやるんじゃなくて、耕作放棄地をどうす るかということを農業委員会で決めて、そこでやってもらうというのが本来の放棄地の対策だと思うんですが、その考えはどうなんでしょうかというのが1つ。
  それから137ページ、林業振興一般管理事業、雲河原コミュニティセンターの進入路側溝整備工事、これが林業振興一般管理事業に該当するのはどういう面から該当するのかというのを教えていただきたいと思います。
  それから、147ページの三波渓谷駐車場進入路舗装新設工事でございますが、再三野口議員のほうからも質問があったんですが、全協でも話がありましたけれども、どうして金を取らないかというのがよくわからないし、私は何年前か遠い昔ですが、孤立無援の中であの廃工場反対をしたわけですけれども、それで700万か800万かかっていると思ってね、廃工場撤去に。それで、しかもまた400何万かけて舗装するその理由も、砂じんが上がるから、そういうことであっていいのか、要は人から言われたからやるんじゃなくて、ときがわ町はときがわ町の、再三言うんですけれども、どういう町にするのかという、頭の中で、先ほどの区長要望もそうです。それで判断してもらって、皆さんが言うからやるんじゃなくて、じゃ、最終的に皆さんに責任とってもらうのかという話ですよね。
  ですから、そういう考えの中で、これはだめ、これはいいというふうにやっていただきたいんですよね。ですから、この砂ぼこりが上がるから舗装するんだというんじゃなくて、これは観光振興のためにこういうことをやるんだというような強い意志を持ってやってもらいたいんですけれども、どうして金取らないんですか。それをお願いします。
○前田 栄議長 1点目お願いします。
  坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 それではお答えさせていただきます。
  農業委員会の活動についてということで、農業委員会のほうとしては、農地利用最適化推進委員というのも昨年議会のご承認をいただいて、農地の耕作放棄地の解消というふうなことにももちろん取り組んでおります。委員会としてそういった方、賃貸借を促進するような中間の活動にご尽力をいただいておって、そういう計画を立ててやっております。
  これは農業委員会として取り組むこともこういうことをやっているということで、委員会としては全体を考えてやっていただくことをあっせんするということをもちろん実施しております。
  以上でございます。
○前田 栄議長 岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 今年度は耕作放棄地をどのぐらい減らそうとしているんですか。
  結構です。時間かかるようでしたら、次へ。
○前田 栄議長 後でお願いします。1点目いいですか。
  2点目ですね、137ページ。
  坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 こちらの137ページ、雲河原コミュニティセンター進入路側溝整備工事ということで、こちらはコミュニティセンターへつながるアクセス機能の向上というようなことでございますが、そこの土地を所管しているのが分筆してございませんので、彩の森とき川の土地を所管しているのが産業観光課というふうなことで、その土地の関係がありますので、産業観光課で林業費のほうに計上させて実施するということでございます。
  以上でございます。
○前田 栄議長 岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 産業観光課じゃなくて、林業の振興につながるのかということなんですよ。それは彩の森が林業にかかわっているから、それを助けるということで林業の振興になるんですか。
○前田 栄議長 坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 林業振興一般管理事業というふうな形のところに計上させていただいておりますが、彩の森とき川の土地を先ほども言いましたように、所管しているのが産業観光課ということで、林業関係のところで計上する一般的なその他のような事業についてはこちらに計上させていただいているんで、ここに計上させていただいたということでございます。
○前田 栄議長 岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 要は林業振興していただきたいんですよ。これが林業振興につながる、コミュニティセンターへ入り口を便利にするというのは、コミュニティセンターの使う人の便利になりますよね、それはそれでいいんですけれども、林業振興をこういう形で名のもとにこういうことをやるのはいいのかどうかという話なんです。林業振興は別にあるんじゃないですかということを言いたいんです。ということです。
○前田 栄議長 坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 林業振興ということで、ほかの予算科目も科目別になりますが、林道維持管理補修事業、また彩りの森ネットワーク事業等とっておりまして、林業振興とい うのは実施してまいる予定でございます。
  以上でございます。
○前田 栄議長 これはこれでよろしいですか。
  岩田議員の3点目お願いします。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 昨年からこの件はご質問受けておりまして、あそこは地代を払っておるから、それに合うだけの収入を上げなきゃいけないと、そういうお話をいただきました。その後、その地域の住んでいる方の環境問題とか、それとか来た方のどういうふうに楽しんでいただけるかとか、そういうことをいろいろ考えました。駐車場には金をかけても三波渓谷の川におりてあの中にはほとんど金はかかっていないんです。そのままなんです。だから私は近所に住んでいる方、子供のときに皆さんどういう遊び方をしたのか聞いてみたいと思うんですよ、三波渓谷で、お近くの方もいるから。
  そして、こんな遊び方をしたよ、こういう遊び方をすれば楽しいんだよということをやっぱり来る人に教えながら、あそこは整備をしていかないといけないかなと思っております。それにはちょっとお時間が必要だ、このまま整備をして、何も知らない外の人を川の中に入れてしまって、事故が起きたら責任とれないんですよ。そこも考えながら、ことし1年ちょっと時間をいただきたいというお話でございますので、ぜひよろしくお願いします。
○前田 栄議長 岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 私の気持ちとすれば、損をしても駐車料金取ってもらいたいというふうな思いがありますので、よろしくお願いいたします。
○前田 栄議長 よろしいですか。
  ほかにございますか。
  小宮議員。
○10番 小宮 正議員 2問質問させていただきます。
  まず、157ページの中段になります、町道722号線と731号線ですけれども、早速予算していただいたわけですけれども、この計画は何年計画でこれをやっていただくのかと、また建設環境課にはそういう技術者がいるのかいないのかをお聞きしたいと思います。
  そして、2問目は、これ全般なんですけれども、建設環境課、産業観光課にお聞きしたいんですけれども、工事自体がこれからだんだん減っていく中で、やっぱり残業がもう少し考えていくべきではないかな、やっぱり工事をたくさんすれば、確かに残業代はかかります。 そして、一番建設環境課でかかるのは、地籍、私も地籍委員をやらせていただいて、職員は昼間現場、山行って、帰ってきてからまたそれを資料をやる、これは本当に残業した方は本当に疲れて山に登ったり、それはもう本当にご苦労があるかなとは思いますけれども、それはそれと置いてね、これからは少し、岡野議員が一般質問だったか、何かしましたけれども、確かに私もふらふら11時ごろ通っても、こうこうと電気がついている。それだけ仕事があるのかという、ふだんよっぽど仕事がしていないんだと私は思いますけれども、そういうふうに町民から言われないように、町民の人もよく、たまたま前にコンビニができた関係で、よく言われますけれども、まだ昔は合併した当時はどうなるのかな、ときがわ町はこれからどうなるんかなということで、その中でもよく町民の方が庁舎を見ると、こうこうと電気がついていますけれども、全然ふだん何やっているんでしょうかねと、そういうことも前、質問したこともありますけれども、本当に忙しいんであれば私は結構ですけれども、これからはここ見直し、ある程度は残業の規制もできましたけれども、個々に何人か残業しているんではなくて、もう少し課長としてしっかりやっていってもらいたいと思いまして、それについてご質問をしたいと思います。
○前田 栄議長 1点目お願いします。
  加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 お答えします。
  722、731号線、こちらのまず計画は何年かかるかということなんですが、今のところ予定しているのが、31年から35年まで5年間の計画を予定しております。
○10番 小宮 正議員 もう1問続けていいですよ。
○加藤光典建設環境課長 技術者はいるかということでよろしいでしょうか。
  そうですね、技師ということで、今1人職員が主任の技師がおりまして、あと主幹も技師、今の建設担当の3人のほうでしっかりとその辺はこちらの工事のほうは対応できる、そういった技術者は持っております。
○前田 栄議長 小宮議員。
○10番 小宮 正議員 31年から35年、確かに道路の場合は、これから測量に入ってですからかかるとは思います。ぜひともお願いしておきますけれども、その技術者についてご質問したいと思いますけれども、多分1級施工管理技士も持っている人がおろうかと思います。そういう中で、今回は予算が496万8,000円、これ設計測量があるわけですけれども、やっぱりそういう管理、管理職がいるんであれば、やっぱりこういう職員に、この事業あたりだっ たら職員でできると思うんですね。もう少し職員の育成というのを考えてもらえないか、そうじゃないと資格は持っていますと言ったけれども、資格を持っていて現場でやっぱり一番よくわかるわけですよね、そういう人が先だって次の人に教えるとか、そういうことをやっていかなかったら、ただこれ業務委託、外部に測量なんか委託してやったら余り職員も勉強にもならないし、そういう点は課長の考え、どう考えているんでしょう。
○前田 栄議長 加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 お答えします。
  職員の育成ということで496万8,000円、こちらの委託料のほうを自前でできないかというふうなことでもあると思うんですが、それが例えば単独の事業であれば、今、測量、あとは簡単な設計というのは自分たちでやっています。ただ、今回、この事業は交付金の対象事業で、国の会計検査も入ってきます。今回、こちらの委託料につきましても、この委託業務について会計検査も入ってきます。そういった事業は自前でやっているところは、多分ないと思います、どこを考えても。
  当然、職員の育成ということで、その他路線のところについては、ほとんど自前の設計のほうでやらせておりますので、今後も職員の育成という意味で幅広い現場を経験させまして、なるべく早く、残業等も結構あるんですが、なるべくしっかり効率よく仕事ができるように、あと技術的なものもしっかり習得できるように、教育したいと思っております。
○前田 栄議長 小宮議員。
○10番 小宮 正議員 小さいところはやっているということでございますけれども、ぜひ国の補助金もらえる、確かに会計検査が入ると確かに難しい面は私も知ってはおりますけれども、できれば、そういうやっぱりある程度は本当にせっかく建設課に配属なったんだから、本当に職員の育成をやっていってもらいたいかなと。その中でまた、今回土木技術の職員採用がございましたけれども、その中で総務課長は面接したと思いますけれども、そういう土木職の今年度の、入ってくると思うんですけれども、その人をどういうふうに、人を、役場に来て働く、何課行くか私はわかりませんけれども、そういう技術者をせっかく選ぶんだったら、募集したわけですから、使い道をしっかりして育てていってもらえないかなと思いますけれども、それは課長から答えてからで結構ですので、またよろしくお願いします。
○前田 栄議長 加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 職員の育成ということで、今回入る技師としては10年ぶりに技師を採用という形です。しっかりとこちらの技師については、現場から始まって、一歩一歩しっ かり、本当にこっちのお願いでとってもらったものなので、戦力になるようにしっかりと育てていきたいと考えております。
○前田 栄議長 よろしいですか。
  ほかにございませんか。失礼しました。
○加藤光典建設環境課長 残業の関係なんですが、やはり建設関係だと、地籍もそうなんですが、やっぱり普通の担当も本当に昼間見てもらうとわかると思うんですが、余りデスクに座っている時間というのがないんですよ。現場に行っているときが多くて、今はちょっと前と違いまして、今回も交付金の対象事業ばっかりなんですね。そういった交付金対象事業については、当然しっかりと積算根拠を明らかにしてやっていかないといけない。先日も環境のほうで会計検査が入りました。そういった対応をしっかりやるには、やっぱりめり張りをつけて、残業もやるときにはやっぱりしっかりやらせますけれども、帰るときには帰って、その辺は効率よく残業、私が常に認めてやっているものなので、その辺はめり張りをつけて、やるときにはやる、時間を区切ってしっかりその辺は残業について指導してまいりたいと思っています。
○前田 栄議長 坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 産業観光課につきましても12日に会計検査、実は入りまして、職員が6人ぐらい行って農林業事務所に行って受けてまいりました。こちらの予算書にあります農業関係のものは全部国庫の補助金にほとんど該当しますので、やはりミスが、検査が受けられるというつもりで随時書類のほうを作成しております。
  また、建設課と同様、観光担当につきましては、随時現場に出ているというふうな状況が出ておりまして、夕方戻って事務処理というふうなことが多くなっているところがございます。ただ、やはり職員の健康管理等含めまして、めり張りをつけて早く帰らせるように努力してまいります。
  以上でございます。
○前田 栄議長 小宮議員。
○10番 小宮 正議員 補助金で結構、確かに補助金があるから会計検査もぶつかると思います。でも、私の考えだと、私も商売柄、今これで会計検査に入りますけれども、そんなに難しいことじゃないかなと、子供とお話をしていますけれども、ちゃんとして仕事していれば別に何ということはないかなと私は気がしておりますけれども、そういう中で課長がさっき答弁したとおり、私だから1年中、やっぱり忙しい時期は確かにあるんですよ。税務署も そうでしょ、年末調整になれば忙しい。だけれども、建設環境課だって1年中忙しいわけじゃない。産業観光課も。
  だから、さっき課長が答弁したとおり、やっぱりめり張りをつけて、早く帰れるとこは帰って、やっぱりそういうことをやっていかないと、やっぱりいろいろ労災もありますけれども、そういうことを着実に、1年中電気が遅くまでついているというのは、どうも町民から見てもそんなに1年中忙しいんですかという誤解も招きますので、さっき課長が答弁したとおり、やっぱりめり張りを配って、早く帰れるところは帰るようにご指導していただければ、私はありがたいと思います。
○前田 栄議長 ほかにございますか。
          (発言する者なし)
○前田 栄議長 これをもって5款から9款の歳出の質疑を終了いたします。
  次に、予算書の172ページ、10款教育費から227ページ、12款公債費までの質疑を行います。
  質疑ございませんか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原です。
  189ページの小学校就学援助事業において、要保護及び準要保護児童生徒援助費でございますが、国の予算で就学援助制度の拡充が2019年度実施で出されました。この内容について、ご説明と何名分、それとこの周知の仕方がいろいろあると思いますが、周知についてどのようにしているのか伺います。
○前田 栄議長 答弁願います。教育費。
  清水教育総務課長。
○清水健治教育総務課長 小学校の要保護、準要保護の件でございますが、まず国のほうの改正ですか、そちらを申し上げますと、新入学児童生徒学用品費、こちらの単価が1万円アップされてございます。それから、卒業アルバム代等ということで、こちらが新設されている状況です。それに従いまして、来年度の予算につきましては、それらを見込んだ上で、要保護につきましては昨年5人、今年度4人、準要保護につきましては昨年が65人、今年度が54人で見込んでございます。
  したがいまして、先ほど申し上げた単価等の伸びはあったんですけれども、対象の人数のほうが少ないということで、若干減額という予算になってございます。
  それから、次も言ってよろしいですか。周知の……
          (「待ってください」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 制服代、またはランドセル代を支援するということで、先ほどの中身について、ちょっと私のほうから入学準備金として小学校は4万600円が5万600円になったわけで、1万円上がったわけです。中学校は4万7,400円から5万7,400円。そして卒業アルバム等の新規で小学校が1万890円、中学が8,710円。修学旅行費は、今、先ほど小学校なんですけれども、中学校は5万7,590円が6万300円というふうに引き上げられたわけですよね。
  今の人数からいうと、そういうことも含めて、この活用の方法においてはやっぱり周知の仕方が、先ほどの私の質問の中にあると思いますが、きちんとした方向性を示したほうがいいと思うんですが、周知、先ほどの質問の中のこのお答えをお願いしたいと思います。
○前田 栄議長 清水教育総務課長。
○清水健治教育総務課長 周知についてでございますが、まず既に対象世帯となられている方々につきましては、引き続きもし申請がいただけないようなときは、こちらから電話をして申請を出していただくようお願いしているところであります。
  それから、新規の対象者向けといたしましては、毎年度、ときがわ町の就学援助制度ということでチラシをつくりまして、こちらを小学校、中学校のほうから保護者の方に配布していただいております。
  以上です。
○前田 栄議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 この問題については、以前、ときがわ町の取り組みは評価された点がありました。というのは、ある自治体では生徒の前で公というか、その方向性を示して、格差というか差の表示をさせたところも実際はあったんですよね。今回は、やっぱり申請は保護者に手続したりすることも踏まえていいと思うんですよね。
  ただ、用紙についてはどのような、もう全員、公で配るんでしょうか、今の方向性としては。評価する点は守って、いいところを生かしてもらいたいと思うので、最後の書類というか、その案内はどんなような方向で示すのか伺います。
○前田 栄議長 清水教育総務課長。
○清水健治教育総務課長 先ほど申し上げましたチラシのほうを、対象者の方向けということではなく、全員に配布してございます。
  以上です。
○前田 栄議長 ほかにございますか。
  岡野茂議員。
○7番 岡野 茂議員 7番、岡野です。
  211ページ、石川課長は最後ということで、質問させていただきます。
  ここに小倉城跡の整備事業があるんですけれども、この整備事業の全体のどのくらいまで進んでいるのか、進捗状況ですね。
  それとあと、課長として、これは悔いなくできたのかどうかお聞きいたします。
  それとあと、2点目として、歴史に精通している石川課長なので、今後こうした文化的なものの町に対して力をかしてくれるのかどうか、その2点をお聞きいたします。
○前田 栄議長 石川生涯学習課長。
○石川安司生涯学習課長 それでは、お答えさせていただきます。
  全体の進捗状況ということでありますが、非常にアウトライン的な部分ですけれども、まず一番初めに指定がありまして、その次に保存管理計画、用地買収、整備というふうになっていくんですけれども、現在は用地買収が終わって整備の前で、基本構想、基本計画をつくっていくところであります。ボリューム的には、整備が若干の工事を含む部分ということで考えると、お金的な部分でいうとその部分はかかりますので、多分全体の4割ぐらいのような気がします。ただ、それはお金の部分ですけれども、全体の流れでいくと半分程度は来ているのかなと思います。今後、基本構想、基本計画をつくるための委員会を策定して、国の指導を受けながら進んでいくというような形になると思います。
  次を言っちゃっていいですか。
          (「はい」と呼ぶ者あり)
○石川安司生涯学習課長 悔いがあるかないかというところでありますけれども、私も性格的に非常に優柔不断なところがございますので、悔いがないと言えばうそでありますが、そのときそのときで全力で当たらせていただいておりますので、悔いはないというふうに申し上げておきたいと思います。
  今後のところでありますが、微力ではありますが、何らかの形でお手伝いをさせていただけるかなというふうに思っています。
  以上です。
○前田 栄議長 岡野議員。
○7番 岡野 茂議員 今の説明で、四、五十%の完成率ということなんですけれども、これはときがわの観光の名所がまた一つここへでき上がればできると思うんですよ。ですから、今後、課長が去った後、どなたが継続するかわかりませんけれども、継続する人によく引き継ぎをしていただいて、一日も早い完成を目指していただきたいと思うんですが、その辺にもまた石川課長の力をかしてもらうように、ぜひお願いしたいと思うんですがいかがでしょうか。
○前田 栄議長 石川生涯学習課長。
○石川安司生涯学習課長 直截的にいいますと、次の課長も含めてですけれども、十分な引き継ぎはさせていただきたいと思いますし、そうですね、力をかすなんていうおこがましいことは言えませんので、お手伝いをさせていただけると思っております。
  以上です。
○前田 栄議長 よろしいですか。
          (「はい」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 ほかにございますか。
  3番、神山議員。
○3番 神山 俊議員 3番、神山です。
  1点、すみません、確認も含めてお聞きします。
  221ページ、中段から少し上、備品購入費の町用器具費、トレーニングジムの機器の更新だという話ですけれども、全て更新されるのか、また何年か計画で計画されているのかお伺いします。
○前田 栄議長 石川生涯学習課長。
○石川安司生涯学習課長 それではお答えをさせていただきます。
  現在、トレーニングルームのほうには有酸素系というのと筋力系というのがございます。筋力系のほうにつきましては、例えばわかりやすいところでいうと、ダンベルとかそういうのもあるんですね。ですから、損傷度というか、余り、20年経過してもそんなに傷んでいないようなものもありますので、全てということではありません。
  全体の計画のほうにいっちゃっていいですか。
  一応、3年計画で考えております。比較的、来年度、31年度につきましては、消耗度の多いと思われますランニングマシン、次年度も比較的消耗度の多いエアロバイク等々を中心に、まあこれは次の話なので、その段階で上程はさせてということで、残りの筋力系につきまし ては、消耗度を判断しながら上程をさせていただきたいというふうに思っております。
  以上です。
○前田 栄議長 よろしいですか。
  ほかにございますか。
  6番、山中議員。
○6番 山中博子議員 6番、山中博子です。
  177ページ、少人数学級推進事業、7節の賃金、30年度よりも560万円ほど大分ふえています。きめ細かな学習を行うことはとてもいいことだと思います。これがときがわ町の特徴として、とっても誇らしいと私は考えています。今回、人員がふえたのだと思いますが、その配置を伺います。
  179ページ、一番上のところの19節負担金、補助及び交付金、多子世帯学校給食費助成金ですが、これが何世帯で何人の対象か伺います。
  195ページの真ん中辺の14節使用料及び賃借料、タクシー借上料44万8,000円、遠距離生徒に対する定期乗車券を支給するのに、その支給よりも多いタクシーの借り上げ料とはどういうものなのか伺います。
○前田 栄議長 1点目、お願いします。
  清水教育総務課長。
○清水健治教育総務課長 まず、177ページの少人数学級の賃金、こちらでございますが、昨年度が2名で当初予算組んだんですけれども、今年度は4人で計上させていただきました。
  その配置なんですが、萩ヶ丘小学校の2年生、3年生、こちらが複式で1人。同じく5年生、6年生、これが複式で1人。それから玉川小学校の新しい3年生、こちらは県の基準を下回るものですから、1名配置するものでございます。それと、最後の4人目なんですが、都幾川中学校の新しい2年生が現時点で41名ということでございまして、41名から1人でもいなくなると、県のほうの教員がつきませんので、そちらを予備的に計上させていただきました。
  以上です。
○前田 栄議長 1点目、よろしいですか。
  2点目お願いします。
  清水教育総務課長。
○清水健治教育総務課長 179ページの多子世帯の学校給食費の助成金、こちらにつきまして は第3子以降に支給するものでございますが、昨年度当初は18人、今年度当初は17人で見込んでございます。
○前田 栄議長 よろしいですか。
  3点目ですね。タクシー借上料。
  清水教育総務課長。
○清水健治教育総務課長 195ページの学校定期乗車券支給事業の中のタクシー借上料でございますが、これは皆増という状態になっていると思いますが、こちら10月以降にデマンドバスが廃止となる予定ということで、それにかわるタクシーの借り上げ料でございます。
○前田 栄議長 よろしいですか。
  ほかにございますか。
  5番、田中議員。
○5番 田中紀吉議員 5番、田中です。
  1点伺います。
  先ほど、町長からも話があったんですけれども、生涯学習だけじゃなく、産観の方、県にはあるんですけれども、パンフレット、案内、それからいろんなものが多言語、いわゆる英語だけではなくて、パンフレットとかその他が一切ない、多分私が知っている限りではないと思うんですけれども、その予算とか計画はあるのかどうかお伺いします。
  石川課長に、すみません。
○前田 栄議長 石川生涯学習課長。
○石川安司生涯学習課長 それではお答え申し上げます。
  ご指摘のとおり、当課生涯学習課のほうのパンフレットにつきましては、多言語化というのは未達成でございます。非常に大きな課題ということで、予算的には計上してございませんが、至急検討して、財政等も含めて、うちだけじゃないと思うんですけれども、首長部局とも相談しながら対応していきたいと思います。
  以上です。
○前田 栄議長 田中議員。
○5番 田中紀吉議員 まさに、課長が今おっしゃったように、生涯学習だけじゃなくて、まさに多言語はごみの問題から観光から案内板から、かなり幅広くなると思うんですね。だから、ぜひそれは全庁的な討議というか相談を経て、できるところからやっていただきたいと思うので、予算化としてはないんですけれども、ぜひ次年度に向けて検討していただきたい と思いますけれども、よろしくお願いします。
○前田 栄議長 よろしいですか。
  ほかにございますか。
  小宮議員。
○10番 小宮 正議員 10番、小宮です。
  それでは、173ページの下段にありますPCBの関係でございますけれども、これ何で今ごろになって、今期、今までほっぽっておいて、今になって急に何で出したのかということを聞きたいと思います。
  それと、その中身が結局どういうもの、変圧器とかパソコン、いろいろあると思いますけれども、その点をちょっとお聞きしたいと思います。
  また、3点目には、結局最終的にはどこへ処分を考えているのかお聞きしたいと思います。
○前田 栄議長 清水教育総務課長。
○清水健治教育総務課長 まず、1点目でございますが、このPCBの問題につきましては、全国的に一度に出たということで、それに対しまして処理施設が極端に少ないということで、処理の順番待ちをしていたというのが現状でございます。やっと、ときがわ町へ順番が回ってきたということで、予算計上をさせていただきました。
  1点目は以上です。
○前田 栄議長 小宮議員。
○10番 小宮 正議員 順番で、今、たまたま来たと言っていますけれども、PCBの場合は、結局じゃどこへ聞いたの。埼玉県のほう、PCB担当のところに聞いたのか。一度に出たといったって、1年、2年で出たんじゃない、たまったんじゃないと思うけれども。
  また、そんなに私は年数がかからなくても、別に順番は来るのではないかなというような気はしておりますけれども、その点についてお聞きしたいと思います。
○前田 栄議長 清水教育総務課長。
○清水健治教育総務課長 議員ご指摘のとおり、埼玉県内の他市町村との協議というのもございまして、毎年会議も開催してまいりました。その中での決定事項と認識しております。
  中身につきましては、非常に高濃度のものが多かったということで、処分場の数が足りないというふうにお聞きしております。
  内容まで言っちゃってよろしいでしょうか。
  まず、高濃度のほうは、PCBのコンデンサー、それから保管容器、PCBの安定器、汚 染物でございます。低濃度のものは、低濃度の試験油というんでしょうか、そちらの汚染物が低濃度の分として1種類ございます。
  以上です。
○前田 栄議長 小宮議員。
○10番 小宮 正議員 高濃度の場合は、確かにこの辺だとやっているところはないんですね、日本でも4カ所ぐらいで。低濃度は東京の品川のほうでやっていますけれども、湾岸のほうでね。
  でも、ここへ来て1,800万ですから、これ随分かかるなという、値段を見てたまげたんですけれども、もう少し、県の総務課でもいいですから、そういうところでもPCBの関係やっていますから、あとは周りでよく精査して、予算立てかもわかりませんけれども、もう少し努力していただければありがたいかなと思いますので、よろしくお願いします。
○前田 栄議長 ほかにございますか。
  山中議員。
○6番 山中博子議員 6番、山中博子です。
  185、187、195、197と児童生徒保健事業、1節の報酬の中に学校医師会、薬剤師報酬についてあります。その中で、5校とも校医、歯科医、薬剤師はお医者さん同じなのか。
  それから、玉小のみ学校医の報酬がちょっとだけ高くなっていますが、これは人数の関係なのか伺います。
  まだ3つあるので、続けてよろしいでしょうか。
○前田 栄議長 はい。
○6番 山中博子議員 211ページの下段、13節委託料、発掘調査員委託料、どこの発掘調査か伺います。
  同じく211ページで、下段のほうの13節委託料、旧慈光寺跡地形測量委託、これは毎年少しずつあるんですが、何のための測量なのか伺います。
  以上、3つお願いします。
○前田 栄議長 清水教育総務課長。
○清水健治教育総務課長 まず、1点目でございますが、学校医報酬、それから医師会、薬剤師等々の件ですけれども、ダブっていらっしゃる方もいらっしゃれば別々ということで、学校によって全く同一人物ということではございません。
  それから、続けてよろしいですか。
  玉小だけ、学校医報酬が多いというご指摘なんですけれども、そちらにつきましては健診の回数が1回多いということで、健診1回が2万3,000円ということになってございます。それは、児童数の関係だと思います。
  以上です。
○前田 栄議長 よろしいですか、1点目。いいんですか。
  じゃ、2点目お願いします。
  石川生涯学習課長……何。
          (「今のところまだあります。1点目というのは学校医のことですね」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 1点目ですか。
○6番 山中博子議員 1点目のところです。校医、歯科医は健診だと思いますが、薬剤師の使命とはどのようなことなんでしょうか。
○前田 栄議長 清水教育総務課長。
○清水健治教育総務課長 学校に出向きまして、衛生検査というものを行っていると伺っております。
  以上です。
○前田 栄議長 よろしいですか、1点目は。
          (「はい」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 2点目。
  石川生涯学習課長。
○石川安司生涯学習課長 それでは、211ページの発掘調査員委託料、こちらどこかということなんですけれども、この事業自体の埋蔵文化財発掘国庫補助事業というのが不特定な開発に伴う調査ですので、これはどこというところではなくて、人数的に足りないことが予想されるので計上させていただいております。
          (「決まっていない」「この事業自体がどこをやるとか、開発がどこから来るかわかりませんので」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 2点目よろしいですか。
  じゃ、3点目。
  石川生涯学習課長。
○石川安司生涯学習課長 その2段上の旧慈光寺跡地形測量調査ということなんですが、こち らのほう旧慈光寺跡の中で、ちょっと内容はなかなか申し上げられないんですけれども、開発が予定されているところがありまして、それの部分の計上であります。
  去年上げたのは、多分実際実施されなかったので、地形測量もしていないという状況であります。
○前田 栄議長 ちょっとはっきり言ってもらって。
          (「よくわからなかったんですけれども」と呼ぶ者あり)
○石川安司生涯学習課長 こちらについてはご相談を受けていて、慈光寺の中で開発が予定されているところがありました。それに伴う調査が必要になりますので、測量調査の分を計上しております。
  去年上がっているのは、去年それが事業が流れてしまったんですかね、そういう状況であったので、今年度また引き続き上げているということです。
○前田 栄議長 よろしいですか。
          (「はい、いいです」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 ほかにございますか。
  岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 岩田です。
  じゃ、聞くことは1つなんですけれども、187ページ、図書購入費、これは各小学校がありますね、図書購入する。それと、図書館の管理のほうは生涯学習だと思うんですが、205ページに図書の購入費というのが上げられていますが、どのような基準で、この予算の計上も含めて、何を買うかというのは誰が決めているんですか。
○前田 栄議長 清水教育総務課長。
○清水健治教育総務課長 まず、学校のほうですけれども、予算額に関しましては、経年の経過があろうかと思いますが、ばらつきがあるところはいたし方ないかなと考えておりますが、じゃ実際、何を買うかというのは学校のほうで判断しております。児童用をこういうものを買う、または教師用の参考図書といいますか、そういうものと買うというのは学校のほうで判断しております。
○前田 栄議長 岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 それは、もうお金を決めてから、これでやってくれという言い方なんですか。それとも小学校のほうからこれとこれ、こういうものを買いたいから幾らお願いしますとか、それどっちなんですか。
○前田 栄議長 清水教育総務課長。
○清水健治教育総務課長 基本的には、額の範囲内で買っていただくという形でございます。
○前田 栄議長 よろしいですか。
  石川生涯学習課長。
○石川安司生涯学習課長 それではお答え申し上げます。
  図書館、あるいは図書室の部分の図書購入費ということでございますが、こちらのほうは図書館に司書がおりますので、司書が確認して選書をさせていただいております。
  また、予算のほうですが、議員ご案内のとおり、現地を見ていただくと決められた開架スペースがございますので、その中で一般本であれば古くなって資料価値がなくなったものを更新したりということはありますので、大体経年の実績から額は割り出しております。
  以上です。
○前田 栄議長 よろしいですか。
  ほかにございますか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 これをもって10款から12款……
          (「まだある」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 2番、長島議員。
○2番 長島金作議員 2番、長島です。
  前回、公共の場でのWi−Fi議論しましたが、学校も公共の場であると思うので、前回聞きましたら職員室しかWi−Fiがないというのでね、もっと多目に生徒でも使えるように、学校にWi−Fi入れていただけたら入れたほうがよいんじゃないかと、町長、教育長にお伺いしたい。
○前田 栄議長 教育長。
○久米正美教育長 長島議員さんのご質問にお答えしたいと思います。
  もちろん、学校現場のほうでも通常クラスのほうにWi−Fiが整って、どこでもいろんなものが検索できたりとかできればいいなというのは、もちろん希望としてはあるわけなんですけれども、いろんな優先順位もありますので、ことしはちょっとそれが難しいということで、今後また引き続き計画を立てていきたいというふうに考えております。
  以上です。
○前田 栄議長 教育長が答えたとおり、この間、パソコンのときもそれ、Wi−Fiのこと を話したと思うんですけれども。
  長島議員。
○2番 長島金作議員 じゃ、前向きに入れるという考えですね。それでよろしいでしょうか。
○前田 栄議長 教育長。
○久米正美教育長 私の気持ちとしては非常に前向きなんですけれども、研究させていただくということでよろしくお願いしたいと思います。
○前田 栄議長 よろしいですか、長島議員。
○2番 長島金作議員 はい、ありがとうございました。
○前田 栄議長 ほかにございますか。
  6番、山中議員。
○6番 山中博子議員 6番、山中博子です。
  213ページ上段の14節使用料及び賃借料、仮設トイレ使用料というのがあります。今までの仮設トイレを今度は試験的にバイオトイレにするという説明がありましたが、これはリースなのか購入なのか、何基なのかお伺いします。
○前田 栄議長 1点でいいですか。
○6番 山中博子議員 もう1つあります。ごめんなさい。すみません。
  もう1つ、213ページ下段、19節負担金、補助及び交付金、国・県指定文化財管理費補助金があります。これは毎年出ていますが、どのような管理費として使われているのか伺います。
○前田 栄議長 答弁願います。
  石川生涯学習課長。
○石川安司生涯学習課長 それではお答え申し上げます。
  バイオトイレということでありますが、試験的ということでお話はさせていただいておりまして、リースで1基でございます。
○前田 栄議長 山中議員。
○6番 山中博子議員 以前から、ほかの議員からも山の中にトイレがないということで、設置したらどうかというお話がありました。今回の試験的なバイオトイレについて、山の中への設置も考えているのかどうか伺います。
○前田 栄議長 石川生涯学習課長。
○石川安司生涯学習課長 山の中というのは、指定地の中という意味でしょうか。
          (「そうじゃなくて」と呼ぶ者あり)
○石川安司生涯学習課長 わかりました。
          (「白石とか」と呼ぶ者あり)
○石川安司生涯学習課長 じゃ……どこへ、私のほうでいいんですか。
○前田 栄議長 山中議員、町全体じゃなくて、教育の関係でですか、教育関係で。
  石川生涯学習課長。
○石川安司生涯学習課長 今回の試験的なという意味は、もちろん小倉城の関係もありますけれども、町内にはこういったものが必要な部分というか想定されるところもありますので、今回試験的に使ってみて、本当に快適に使えるのかとか、いろんなところをまさに試験的に確認するということでありますので、ご理解いただきたいと思います。
○前田 栄議長 よろしいですか。
  これをもって、10款から12款の歳出の質疑を終了……まだあるの。
  石川生涯学習課長。
○石川安司生涯学習課長 184の国・県指定文化財管理補助金ですが、こちらのほうは慈光寺の文化財に関する薫蒸殺虫、薫蒸殺虫というのは虫がつくのを防除するために殺菌というかするものです。それと、あと消防設備の保守点検、その2件です。
○前田 栄議長 よろしいですか。
          (「はい」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 これをもって、10款から12款の歳出の質疑を終了いたします。
  款別の質疑は以上としますが、全体を通して何か質問がありましたらここで受けたいと思います。質疑ございますか。
  岡野議員。
○7番 岡野 茂議員 7番、岡野です。
  全体を通して質問させてもらいます。
  時間外手当は、全課合わせて幾らぐらいになるのか、まず1点お聞きします。
○前田 栄議長 1問でいいですか。
          (「はい」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 じゃ、答弁願います。
  総務課のほうで把握していなかったとしたら、後で、多分全部各課をまとめなくちゃわからないでしょうね。わかりますか。
  清水総務課長。
○清水誠司総務課長 では、ただいまのことにつきまして、予算のほうの給与費明細書の229ページの中段、上から3段目の表の本年度のところが2,560万7,000円ということで、時間外手当ということでございます。
○前田 栄議長 岡野議員。
○7番 岡野 茂議員 この予算を立てるときに、これは各課の人数割というか均等割にするのか、それとも仕事量によって配分を変えているのかお聞きします。
  私、調べたところ、これ二十二、三項目あるんですね、ここ黄色いの張ってあるの全部そうなんですけれども、そうしたら去年度と違うのが、ことし県会議員と参議院の選挙があります。この2つと、あと平保育園の30年と31年の10万2,000円減になっているだけで、あとは去年とそっくり同じ金額なんですよね。これは、その年の状況を見ながらこういう予算していくんじゃなくて、去年のを引きずってそのままだという形でいいんですか。
○前田 栄議長 清水総務課長。
○清水誠司総務課長 これにつきましては、基本的に各課の要望で、各課で予算を前年度に倣った形でつけているということの結果でございます。
○前田 栄議長 岡野議員。
○7番 岡野 茂議員 それで足りるんですかね。
  ことしから、1月45時間、年に360時間になったと思うんですけれども、この辺を見込んでやったのか、そしてまた今までの予算の中で余ったときと不足したとき、この処理についてはどのように処理をしているのか。
  先ほど小宮議員が言いましたけれども、第2庁舎が11時、12時まで電気がこうこうとついている、そうしたら1日に6時間、7時間したわけですよね、誰がしているにしても。そういうことをしながら、この予算を出してくるというのは、どう考えてもおかしいような気がするんですよね。
  去年とすっかり同じ予算を出してきたということは、ことしは残業の分については職員の手当を減らしているという結果になると思うんですけれども、その辺はいかがでしょうか。
○前田 栄議長 清水総務課長。
○清水誠司総務課長 基本的に、先ほど申し上げましたように、その年によってどのくらいいろんな関係で時間外が発生するか、必要とするかはわからない状態ということもございます。
  そういう中で、前年に合わせた形で各課で検討して考えた上で計上しているということで、 もちろん年度末に余った場合には、補正予算によってまた減額補正をするというようなことでございます。
○前田 栄議長 ほかにございますか。
  3番、神山議員。
○3番 神山 俊議員 3点ほどお伺いします。
  228ページ、給与費明細書なんですけれども、その中にその他の特別職という欄があります。前々年度は565人、前年度は510、そして今年度は750、この変化はどういう理由なのかお伺いします。
  2点目ですけれども、229ページ、先ほど岡野議員がおっしゃっておりました時間外手当が中段に書かれておりますけれども、比較しますと387万2,000円増ということで、この内訳はなぜなのか。
  そして、3点目ですけれども、私の一般質問でも言いましたけれども、町長施政方針の件ですけれども、この件に関して渡邉町長はどのように自分のカラーを反映したのか、再度お聞きします。
○前田 栄議長 1点目、お願いします。
  清水総務課長。
○清水誠司総務課長 まず、1点目の228ページのその他の特別職、今年度が750、前年度510で、比較が240ということで大幅にふえてございます。
  これにつきましては、先ほどありました県議会、それから県知事、参議院議員の投票管理者とか開票、立会人、こういうものを合わせていきますと200人を超えるということでございまして、投票管理者につきましても投票が9地区でございますので9人、それから集まっての開票が1カ所で、そのほか立会人ということで、それぞれの地区に合わせていきますと、県議会などでも36人プラス9ということで45人、こういう方たちが入ってきますので、それぞれの選挙にそういうふうなお願いする委員がいますので、この人数を足していくと200人を超えるということでございまして、この大幅な増ということでございます。
○前田 栄議長 神山議員。
○3番 神山 俊議員 例えば費用弁償をもらっている開発委員とか、そういうのもお願いしていると思うので、そういうのは含まれないということでよろしいのかお伺いします。
○前田 栄議長 清水総務課長。
○清水誠司総務課長 もともと通常の場合は、各課の特別職の数字の積み上げということで、 選挙管理委員とかそれから教育委員さんとか、こういう形の委員さんも当然入っているものが通常です。それに、選挙のときに先ほど申し上げた方の人数がふえたということであります。
○前田 栄議長 じゃ、2点目お願いします。
  清水総務課長。
○清水誠司総務課長 これにつきましては387万2,000円ということで、この増の理由につきましては、このうちの大方が選挙の費用ということで、時間外のほうの部分が増額になっております。
○前田 栄議長 よろしいですか。
  じゃ、3点目は渡邉町長ですね。
○渡邉一美町長 それでは、31年度の予算の町長の方針について、ちょっとお話しします。
  一番、私が心配していたのが、やっぱり財政の安定性、町民の声も聞きますと、財政大丈夫なのかと、いろいろ合併特例債を使って設備投資をしてきたけれども、また返済も多いけれども大丈夫なのかという意見が、各行政区の総会に行くと聞かれるわけですね。やりたいことはいっぱいあります。だけれども、それをオーバーして大きな予算組みをしたのでは、この町民の意見に反することになります。
  それから、広報のほうでも去年の7月から町の財布の中に心配なことがありますなんていう、こういう特集を組まれているわけなので、まず財政の安定を図りました。
  もう1つは、医療費の高騰、私は国保の運協の会長をやっていましたので、県のほうへ出ていきますと、ときがわ町が一番医療費が高いと、医療も歯科のほうも埼玉県一なんだと。これの原因は、一番医療費がかかっているのが腎臓系の医療費が高い。それから、次が高血圧、循環器系、その次が精神系で、がんはときがわ町の人はがん検診でよくやっていますので4番目なんです。そうすると、腎臓系、循環器系の病気を抑えるためには、やっぱり食を整えていくしかないだろうと。時間はかかるけれども、漬け物に醤油をかけて食べる習慣があるぐらいのところですので、その辺からちょっと時間はかかるけれども、医療費をやっぱりかけないということを、これからときがわ町は取り組まなければいけないなということで、ここにはちょっと色をつけさせていただいたんですが、何しろ秋口から予算編成が始まるものですから、渡邉町長のカラーを出せといっても、半年ではなかなか出せないのが本当でございます。
  ここで1年勉強してきましたので、いろいろとよくわかってきました。もう少しお時間を いただきたいと思います。
  以上です。
○前田 栄議長 よろしいですか。
  ほかにございますか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原です。
  今回示された50億505万8,000円の予算でございますが、国の予算の中には人口減対策、地域おこし制度の拡充など、地方創生推進交付金等が含まれております。この中には1,000億円、事業費ベースでは2,000億円計上されている中で、新たな支援策は創設されております。
  こういう交付金をいかに使うかも、これからときがわ町の現状で把握される大きな課題だと思うんですね。ぜひ、この問題についても触れて、全課長が一体となってこの交付金の創設の利用を高めていただきたいと思います。
  これは、企財の荒井課長にお願いしたい、答弁を。
○前田 栄議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 それでは、ただいまの野原議員のご質問にお答えさせていただきますが、今回たまたまときがわ町としましても、そちらの地方創生交付金についての関連事業というものが計上はさせていただいてはおりません。
  ただ、今までだからといって手をこまねいていたわけではなくて、活き生き活動センターもそうですし、今回の建具会館の加工施設もそうです。そうしたものが、全て地方創生の交付金を使って改修のほうを進めさせていただいて、地域振興のために使わせていただくというふうな状況でございます。
  また、ご指摘いただきましたように、そこにつきましてはいろんな課にわたるような事業がございますので、そこのところを精査しながら、今後どういった交付金が使えるか検討のほうをしていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
○前田 栄議長 ほかにございますか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 ほかになければ、以上で議案第14号 平成31年度ときがわ町一般会計予算の質疑を全て終了といたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「はい」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 賛成討論ですか、反対討論ですか。
          (「反対討論です」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 まず、原案に反対の方の発言を許します。
  12番、野原和夫議員。
○12番 野原和夫議員 日本共産党の野原和夫です。
  議案第14号 平成31年度ときがわ町一般会計予算に反対の立場で討論に参加します。
  ときがわ町一般会計予算では、町債3億2,000万円を含めた50億505万8,000円の予算である。事業予算では、子育て支援策、教育体制支援事業、生活道路の整備、さらに農業対策、ときがわ産材活用住宅リフォーム助成など、評価できる事業もあります。
  また、計画性に欠けている点も見られる中で、医療、介護などを含めた社会保障費負担がふえている現状であります。社会保障費の拡充こそ町民の願いであり、安心・安全なまちづくりの基本であると思います。
  また、埼玉中部資源循環組合会議の公開性を強く求めます。
  平成31年度予算において、消費税増税は決まったことではなく、根拠は総崩れです。それなのに、消費税の増税予算も計上されている。消費税は逆進性があり、低所得者世帯の暮らしに甚大な影響を与え、景気は大きく悪化するため、消費税10%の増税の中止を求め、反対討論とします。
  以上です。
○前田 栄議長 次に、原案に賛成の討論の方、いらっしゃいますか。
          (発言する者なし)
○前田 栄議長 ほかに討論ございませんか。
          (発言する者なし)
○前田 栄議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第14号 平成31年度ときがわ町一般会計予算を採決いたします。
  本案は原案のとおり予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立多数)
○前田 栄議長 起立多数であります。
  よって、議案第14号は原案のとおり可決されました。
  暫時休憩いたします。
  再開を2時45分といたします。
                                (午後 2時28分)
─────────────────────────────────────────────────
○前田 栄議長 休憩前に引き続き、再開いたします。
                                (午後 2時45分)
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第15号の質疑、討議、討論、採決
○前田 栄議長 これより日程第2、議案第15号 平成31年度ときがわ町国民健康保険特別会計予算の質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原です。
  まず最初に、一般被保険者数、これは説明の中でまだ数字は述べておられませんので、何人か。
  それから、年齢階層別被保険者数、ゼロから14歳が何人いるか、15歳から64歳何人か、65歳から74歳何人いるかをお伺いします。
  それから、この予算を組む中で、町の今後の課題はどう思っているかという中で、保険者努力支援制度、これは国が示している問題があるんですね。これを意識しての予算なのか、国は910億円計上されております。この問題についてお願いします。
  3点お願いします。
○前田 栄議長 山口町民課長。
○山口清史町民課長 それでは、お答え申し上げます。
  第1点目、一般被保険者数の数でございますが、保険税のほうの見込みの数字で申し上げますと、3,223名で計上してございます。
  続いてよろしいですか。
  続きまして、ゼロから14歳の人数ですが、これは3月1日現在の数字です、167名です。
  それと、65歳から74歳を先に申し上げますと、1,615名です。
  すみません、ちょっと計算させてもらっていいですか。ちょっと一部出ていないので。
○前田 栄議長 はい。
○山口清史町民課長 すみません、15から64が1,447で、これは3月1日現在の数字なので、合計が3,229名ということでお願いしたいと思います。
  あと、保険者努力支援制度を意識しての予算かということでございますが、こちらについては県のほうからこれを含めた数字を指示いただいておりますので、それを計上してございます。
  以上です。
○前田 栄議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 ゼロから14歳、167名もおります。こういう中で、ときがわ町は2017年、これ2方式にして大幅な引き上げをしたわけです。
  そして2018年度は都道府県化になり、その中でも県の納付金が一定より下げられて納付されました。そして、基金もできている現状なんですよね。今、問題になっているのは、均等割軽減なんですよ、減免。要するに、生まれた子供から均等割税、3万2,000円かかるわけですよ。これだけいるということは、やっぱりこの軽減策も踏まえて計画の中で予算も組むものも必要ではないかなと思いますが、課題としては来年、次の年あたりにはもう改正の時期になると思いますが、この予算を組む中でやっぱり均等割軽減、減免、これはできないんでしょうか。
  ちなみに、埼玉の自治体では、埼玉県では富士見市、ふじみ野市、鴻巣市、杉戸町、皆野町、小鹿野町がやっているんですよ、均等割軽減を。だから、これは十分可能ではないかなと思うんですが、この問題について1点伺います。
○前田 栄議長 山口町民課長。
○山口清史町民課長 お答え申し上げます。
  県内で数件の自治体のほうが、子供さんの所得割軽減しているのは存じ上げておるわけなんですが、埼玉県として県の国保運営方針というのを立ち上げて、県内統一化に向けて今、年に数回議論をしているわけなんですけれども、その中には各市町村、どこに行っても同じ状態で国保の運営をしていこうというのが第一の目標となっております。それを達成するには、やはり市町村独自で軽減を設けるというのが、最後の統一の時点になって足かせにはなっていくと私は考えております。
  ですので、今のところ均等割の軽減については考えてはおりません。
  以上です。
○前田 栄議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 考えていないというより、埼玉県全体で統一するのはまだ何年も先なんです。現時点で、2方式でやっている、4方式でやっているところもあるんですよ。それで基金もできているわけですよ。この国保の運営の中では、やっぱり自営業者、無職の人たち、この所得の低い人たちこそ多く加入している現状なんですよね。やっぱり、この問題については真剣に取り組んでいかないと、子育て支援策、ときがわ町はすばらしいものがあります。こういうものにプラスされないと、逆行しちゃうと思うんですよね。だから、そういうことを踏まえて、子供をたくさん産んでくださいという施策の中に生まれるじゃないですか、軽減策が。
  だから、そういうこともぜひ、課長、統一するのはまだ何年も先なんですよ。今の現実を見据えたら、やっぱりそういうことも考えていかないといけないのではないかなということなんですよ。これ、軽減策を今後考えて、もう次の予算には反映させるようなことを言ってもらえれば、この質問はもう一回で私は終わりにしますけれども、いかがでしょうか。
○前田 栄議長 山口町民課長。
○山口清史町民課長 お答え申し上げます。
  国保の中で、低所得者の方が多いというお話もありました。既存の軽減の制度としまして、均等割の7、5、2割の軽減の制度があるわけなんですが、既にそれを受けている方がときがわ町の被保険者の中で55.8%ほどが軽減対象となっております。多くの方が、それでカバーされているのではないかと私は思っているわけなので、そちらの軽減、現行制度を十分生かしてというか、そちらでカバーして進めてまいりたいというふうに考えております。
  以上です。
○前田 栄議長 2点目、お願いします。
          (「2点目をもう一回、2点目だから今、もう一回できる」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 1点目だったんでしょう。1点目が終わったんですよね。それで、2点目に入る……
          (「もう1点目は子供の数字は出たから、2点目にいっているわけなんですけれども」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 2点目。
          (「2点目の3問目、3回目でやりたいです、いいですか」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 はい。
○12番 野原和夫議員 7、5、2、割合というのは、やっぱり国からの3,400億円のそういう援助が出ているわけですよね。そういうことも使えることもあって、やっぱりこの問題についてはしっかりとやっていただきたいと思います。
  先ほど……議長、今、3問目についていいでしょうか、努力支援制度についての。
○前田 栄議長 2点目が終わったわけですね。
  じゃ、3問目に入るわけですね。
  じゃ3点目、お願いします。
  山口町民課長。
○山口清史町民課長 先ほど、最初にちょっと申し上げてしまったんですが、国の努力者支援制度を組み込みました県の試算等の連絡が来ておりまして、その数値を勘案したものをこの予算のほうには計上してございます。
  以上です。
○前田 栄議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 保険者努力支援制度というのは、違う意味があるんですよね。
  というのは、これは保険料の収納不足になった場合は、今後貸し付け交付を行う財政安定化基金を借りられるという方法なんですよ。要するに、収納率を努力したところは、国からお小遣いをいただけますというような交付金なんですよ。やっぱり、きちんとした方法で収納努力をしてきちんと運営すれば、国がそれだけの認めて援助をしてくれますよと、そういうお金なんですよ。
  ただ、町は、今回は納付金が低く下げられましたので、県へ納めるお金は一定できたと思うんです。ただ、国保税集まらない、お金が集まらない中で、納付額に納まらない場合はどうするんですかということなんです。そういう努力をして、どうしても足りなかったら貸付交付を財政安定化基金、今200億円ぐらいかなと思うんだけど、あるんです。だからそういうことを借り入れるとなると、今度は保険税を上げたくなるわけでしょ。
  だからそういうことを踏まえて、努力をどういうふうなやり方にするか。例えば納付に納まらなくなってお金が足りなくなったら県の貸付安定化基金、財政安定化基金を借りて払う か、でなかったら国保税を上げるか。私が言いたいのは、前柴田課長は、広域化は、一般会計の繰り入れをしない制度なんですと言い切ったんです。でも、県のほうに調べたら一般会計の繰り入れは可能です、できるんですと答えてくれたんです。そしたら一般会計の繰り入れをしながらも国保運営をして下げることもできるんじゃないでしょうかという意見、私は意見なんです。
  だから、これをどうしても納付額に納まらない点、お金が足りなくなった場合は、財政安定化基金を借りる。だから、努力支援制度を県のあれじゃなくて、町の取り組みが評価される中で、国からのお金が入ってくる問題もあるんです。だから、そこんところの調整も考えた中で、国保税も高くなれば、恐らく滞納もふえてくると思うんです。だからその重要課題をどう思っているか伺います。
○前田 栄議長 山口町民課長。
○山口清史町民課長 お答え申し上げます。
  まず、一般会計からの繰入金のお話、たびたびお話いただいていますが、これについては、できないとは確かにいわれておりません。現にやっている市町村もあると認識しております。
  ただ、理由のない繰り入れをしないで、運営できるような制度を今進めているわけで、町としまして、もし足らなくなった場合は既存の基金を取り崩す、あるいは県の支援基金から借り入れをする。その次はやっぱり税率の改正というお話になってくるのかと思います。突発的な赤字、その年度内に納まらない場合とかがもし発生したら、それは一般会計から繰り入れることも考えないわけではないと私は考えております。
  また、国のほうからの支援、国というより県からかなと私は思っているのですけれども、県の繰入金が、努力者支援として徴収対策とか制度の整備に当たったところにはたしか過分に配付させてもらえるのかなと思っているわけなのですが、その辺は当然、もらえるものはもらえるような形で、先ほどの均等割とかの制度のこともそうなんですが、なるべく法の範囲に沿ったものに早めに対応して、そういったところを受け取りながら財政安定化を進めてまいりたいと考えております。
  以上です。
○前田 栄議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 すみません、国から県、県のほうからですか。
  国はそういう910億円を計上しておりますから、それは努力次第で入ってくると思います。
  ただ、私は言いたいのは、2016年までは、ときがわ町の国保、比企管内で一番安かったと 思うんです。
  ところが今は、鳩山町に次いで2番目に比企管内では高いんです。均等割は3万3,000円、鳩山町は。ときがわ町は3万2,000円。所得割は7.1ですか、ときがわ町も。だから、そこの水準をやっぱりある程度見直す時期に来て軽減、全体の軽減を目標にしてこれからの運営はしていただきたいと思いますが、そういうことも考えておられるかどうか、もう一回伺います。
○前田 栄議長 山口町民課長。
○山口清史町民課長 お答え申し上げます。
  ときがわ町の税の負担率、均等割等が高いというのは、率と均等割だけを比べれば、確かに野原議員おっしゃるとおりかと思っております。
  ただ、県で統計を出している1人当たりの調定額、実際納めていただいている額につきましては、平均以下ではないかと思っております。郡内でも恐らく低いほうかなと私は数字を見て思っているわけなんですが、この1人当たりの調定額が、1人当たりの医療費にかかっているのがときがわ町一番高い、29年度は一番高い30万3,000円ぐらいだったと思うんですが、それに占める割合を考えますと20%程度かと思います。
  近隣と比べますと、20%ぐらいのところは一番低いわけです。それは何の数字かと言いますと、受益者であります被保険者が実際医療費の中で負担している割合がこの近隣で一番高いということになっております。
  それが、明らかに近隣に比べて、ときがわの被保険者の方の負担割合が高いということになりましたらば、私としては、税率等に不均衡があるのかなと思って十分検討しなければいけないと考えております。
  以上です。
○前田 栄議長 ほかにございますか。
  5番、田中議員。
○5番 田中紀吉議員 5番、田中です。
  私は別の角度からというふうに思っているんですけれども、まず収納率がこの24年度から92.45からことし29年度から97.17%で、もう階段を上るように収納率を上げていると。担当者、町民課も含めて皆さんが努力をしている成果だと思うんです。
  だから、そのことはきちっと広報の中でも皆さんが努力しているというのは、ひとつ大きく言わなければいけない点だと思うんです。
  その結果として、野原さんはいろいろありましたけれども、インセンティブとしてほぼ3,000万円ぐらい来ていると思うんです。だから、そのことが課長、ある意味自信を持って言っていただいていいんじゃないかと。
  あと、後半はちょっと耳の痛い話を。
  一番隣のさっき全協でも言いましたけれども、東秩父はここで22.4%も下がっているんです、調定率。お隣の小川町も12.7%下がっているんです。
  だから、先ほどの収納についてはかなり努力しているというのは私も認めますし、今後も引き続いてその辺はやっていただきたい。
  あともう1つは、町長も言っていましたけれども、お金の必要となっている腎臓系だとか心臓系、それからがんはありますけれども、そういう今度はきめ細かい対応をしていくということが問われるんだと思うんです。
  だから、ぜひそういうのを並行してやると。もちろん町税はきちんと今後も100%を目指してやる、あとどうやったら医療費を下げるかというのは、前半のいろいろ話がありましたように努力もしていかなければいけないんです。だから、そのことを、小さい町だからこそ、きめ細かい対応を1人例えば腎臓系の対象者を減らすことで何百万と影響があると思うんです。だからそこんところをぜひ努力をしながら、東秩父ぐらいの目指して下げていただければと思うんですけれども、課長いかがでしょうか。
○前田 栄議長 山口町民課長。
○山口清史町民課長 3点ということでよろしいでしょうか。
  最初の徴収率上がってということなんですけれども、これについては、確かに新制度に移行する前は広報に毎月、いきいき広報というページをつくりまして、いろいろ制度の変更等についてお知らせしていて、このところちょっととまっていた状況なんですけれども、またいい話悪い話いろいろあると思いますので、皆さんにはお知らせしながらご理解いただき運営してまいりたいと思っております。
  続いて2点目、よろしいでしょうか。
  東秩父等の税率改正で下がったというお話なんですけれども、短く言いますと、東秩父は制度を目いっぱい使ってというか、制度に救われて今事業を運営していると私は認識しております。この今の制度がなければ東秩父はとてもそのような財政状況ではやっていけない、東秩父のまねはちょっとときがわには今の財政規模とか人口規模ではできないかなと思っております。
  ただ、小川町が下がってはおります、確かに。ですが、まだ多分1人当たりの調定額だとときがわのほうが低かったかなとも思っておりますので、その辺はまたいろいろ調べながら、先ほどの野原議員の回答と同じように、精査して負担が減らせるものは減らしていきたいとは考えております。
  続いて、3つ目ですか。
  まず医療費を下げる対策ということでよろしいでしょうか。
  これにつきましては国保事業のほか、保健センターで行っている保健衛生のほうの費用でも対応してまいりますし、健康推進条例とも認めていただきましたので、各課でもいろいろお願いできることがあります。農政とか教育委員会のほうの生涯学習とかとも協力しながら町の皆さんの健康づくりについては、細かくかかわっていきたいと思っております。
  以上です。
○前田 栄議長 田中議員。
○5番 田中紀吉議員 課長にこれはもらった資料なんですけれども、ちなみにときがわ町が8万1,181円、東秩父が6万3,074円、小川町は7万6,428円ですから、そういう単純な比較というのはなかなか難しい点ではあるんですけれども、そういうふうに現状というか課長にいただいた30年度の調定額から私は今言っている。
  だから、小川町から見ると、ときがわ町のほうが4,500円ぐらい高いということになると思います。だから、個別の何円云々というのではなくて、そういう努力だと私は思うんです。
  それで、基本的には私も、野原さんとは違いますけれども、一般会計からは入れないで済むような制度に目指すというのは方向だというふうに思います。
  あともう1つは、均等割というのはもう少し配慮があってもいいかなと。第一弾の配慮として、そこのところを赤ちゃんからというのは、一番先に何とかできないのかというのは、技術論というのか段階論というのか、そういうところで検討はしていただいていいんじゃないかなとは思うんですけれども、それを1点に伺います。
○前田 栄議長 山口町民課長。
○山口清史町民課長 お答え申し上げます。
  大変申しわけありません。先ほど、小川町は、田中議員おっしゃるように、私資料渡したやつだと下がっておりました、ごめんなさい、すみませんでした。
  均等割等につきましては、これは制度改正を例年求めるような形で国等には国保運営協議会の県の連合会があるんですけれども、そういうところで共通の提言としまして採択いただ き、国のほうに提案しているところでありまして、子どもさんの均等割等については制度の中で軽減を求めていくという形で今後も取り組んでまいりたいと考えております。
  以上です。
          (「結構です、わかりました」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 よろしいですか。
  ほかにございますか。
          (発言する者なし)
○前田 栄議長 ないようですから、これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (発言する者なし)
○前田 栄議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (発言する者なし)
○前田 栄議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第15号 平成31年度ときがわ町国民健康保険特別会計予算を採決いたします。
  本案は原案のとおり予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○前田 栄議長 起立全員であります。
  よって、議案第15号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第16号の質疑、討議、討論、採決
○前田 栄議長 これより日程第3、議案第16号 平成31年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計予算の質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原です。
  後期高齢者医療保険においては、まず国の動きを私ここで報告したいと思いますが、後期高齢者の窓口負担のあり方が今論議されておりますが、原則1割を2割に、そして外来受診 時の定額負担の導入、薬剤費の患者負担の引き上げなど盛り込んでおります。
  こういう中で、今後の運営において軽減対策等、やっぱりこれは広域化な問題でありますから町からの考えも含めて対策等も考えていただきたいと思いますが、こういうものを今後の課題としても広域連合にも意見として言えると思うんですが、この点伺います。
○前田 栄議長 山口町民課長。
○山口清史町民課長 お答え申し上げます。
  窓口負担がふえていくということでございますが、今年度も途中から一部現役並みの所得の方は2割負担に既になっているかと思います。それを拡大していく方向ということと、あとは、均等割のやはり軽減についても、今9割軽減あれを7に3年後には持っていくということで段階的に軽減率を下げているというのも承知しておるわけなんですが、後期高齢については全体の医療費、恐らく県内で1人当たり医療費が90万円以上だったかと思うんですけれども、上昇がとまらない状況と聞いております。
  予算も1兆6,000億円とかそういった給付の支払いをしているかと思います。そんな中で、ある程度は私としては被保険者の方の負担がふえていくのは大変恐縮ですが申しわけないですけれども、お願いしていくしかないかなと私は思っております。
  その中で、守っていかなくてはならない方たちの生活は守る必要があると思っておりますので、そういった部分につきましては、機会があればそこで軽減等していきたいと考えてはおります。よろしくお願いします。
○前田 栄議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 広域化になるとなかなか町の答えは得られないんです。
  難しいんですけれども、わかっていますけれども、やっぱり意見としては連合の中には言ってもらいたいと思います。
  それと、健康診査または人間ドックにおいては、自己負担なしで受診率の向上に努めていただきたいと思います。
  健康診査においては10%台だと思うんです、低いんです。そういうことをやっぱりやらないと健康づくりのまちづくりには一歩前進できないと思うんで、この問題についても、やっぱりしっかりとした取り組みが必要だと思うんですが、自己負担なしでできないか、この問題についても伺います。
○前田 栄議長 町民課長。
○山口清史町民課長 お答え申し上げます。
  健康診査の取り組みですが、ときがわ町は、今まで健康診査、後期高齢者の方につきましては積極的な取り組みはしておりませんでした。28年度まではしていなくて10%台、29年度は13%とかと思います。
  そんな中で、県の連合会としましては、健診率の低いところと1人当たりの医療費の高いところというのを比較するような調査をしたところ、やはり健診率の低いところが1人当たりの医療費が高い傾向であるという報告がありまして、20%に達していないところは積極的に取り組むということで個別の指導を受けたと聞いております。
  そんな中で、町としましては、個別健診が今まで町内の医療機関しか対象にしておらなかったんですが、今年度から比企管内の個々の特定健診と同じ医療機関で受けられるような拡大をしてまいりました。
  ことしまだ1年目で、まだとても数字的には届いておりません。それなので、31年度につきましては、当初に納付書を送るんですけれども、その中にもう初めから個別健診の通知を入れて推進してまいろうかという取り組みを考えております。
  また、自己負担につきましては現在800円いただいておるわけなんですが、県全体として無料化で取り組みを進めようというワーキンググループ動いておりまして、後期高齢については無料化を進めようという動きはあります。
  ただし一部ではそれが回って保険料のほうに入っていくのを心配されている自治体もありますので、まだちょっとすぐ取り組みは動くかはわからないんですけれども、そういった制度になった場合は、ときがわも当然無料化で対応してまいりたいと考えております。
  以上です。
○前田 栄議長 よろしいですか。
  ほかにございますか。
          (発言する者なし)
○前田 栄議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (発言する者なし)
○前田 栄議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (発言する者なし)
○前田 栄議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第16号 平成31年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計予算を採決いたします。
  本案は原案のとおり予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立多数)
○前田 栄議長 起立多数であります。
  よって、議案第16号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第17号の質疑、討議、討論、採決
○前田 栄議長 これより日程第4、議案第17号 平成31年度ときがわ町介護保険特別会計予算の質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原です。
  3月の補正の中で、保険者機能強化推進交付金、これは入っていました。
  私もこれうっかりしちゃったのですが、128万4,000円。これは、そのお金は準備基金に入れられることができる機能を持っているんです。当然これは条例改正を含めた改正が必要ではないかなと思うんですが、町はその問題が今回なされておりません。そして、この予算の中を見ますと、保険者機能強化推進交付金が予算の中に入っていませんけれども、これは、基金としての条例改正必要なしでまたはこのお金の交付金というのは、年度末にいろんなポイント制をも含めて交付状況の交付金が出るのか、年度末に補正で出るのか、この点伺います。
  それから、18年度のこの利用料3割負担ということで、18年度はその利用料3割負担、そしてその福祉用具のレンタル制導入、20年後は利用料の原則2割負担強化、補装具給付の資産要件を導入、ケアプランの有料化。こういう過度の要するに要求的なものが国の動きがあります。今後この介護運営の中では、やっぱり利用者の独自の町の減免も必要ではないかなと思うんです。ときがわ町はその制度は今までありませんので、ほかの自治体をやっぱり比べる中で、ちょっとおくれているのではないかなと思いますが、この予算の中にもそういう提起もしていただきたいんですが、この2点、3点ですか、一応活性化の問題も含めて伺い ます。
○前田 栄議長 2点じゃなくて3点、準備基金と2割負担の減免どうかというのと、あと。
          (「2点です」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 そうですよね。
  1点目。宮寺福祉課長。
○宮寺史人福祉課長 それではまず1点目、条例改正が必要ではないかと。
  介護保険機能推進交付金は、本来ご案内のとおりこれは介護給付に充ててはならないというふうな決まりが実はございまして、介護にかかわる事業費に充当されるものというふうなものが国が発出したキューアンドエーに書かれております。
  結果的には最終的には保険料が余り使わなくて済む方向に左右するお金ではありますが、余ったお金を基金に継ぐことになると思います。
  野原議員ご指摘の条例改正が必要ではないかという指摘なんですけれども、市町村によって基金条例がさまざまな記述の仕方がございまして、場合によると介護給付に不足を生じた場合には、基金を取り崩して使うことができるというふうに定めている自治体もあれば、ときがわ町のように、介護事業に充てるためというふうに記述をされているところもございます。
  ときがわ町の場合には、今回のその推進交付金により保険料に剰余金が生じた場合には、現行の条例で積み立てることが可能というふうに解して、条例改正はしない予定でございます。
  以上です。
○前田 栄議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 介護事業今使われるということを言いましたけれども、自立支援重度化防止等の関するこの取り組みに支援するためにこの交付金もあると思うんです。
  この金額によってやっぱり128万4,000円、鳩山町が350万6,000円今回出されているんです。この差というのは、いろんなポイントとかいろんな中身の難しいことがいっぱいあるんです、40点とか点数によって、これによって評価されて出るわけですから。
  町はこの問題についてはどういうふうに考えてますか。
○前田 栄議長 宮寺福祉課長。
○宮寺史人福祉課長 その件につきましては、先ほど山口課長が答えた国保における保険者努力によるインセンティブというような意味合いが過分に含まれた制度でございまして、とき がわ町としては今後事業を実施するに当たりまして、少しでもポイントが高くなるような事業を展開することによって、たくさんいただけるように努力をしてまいりたいというふうに考えております。
  以上です。
○前田 栄議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 これは、先ほど説明私聞きましたけれども、年度末の今までの精査というかポイントを含めて、年度末に補正で今回も入るようになるんでしょうか。
○前田 栄議長 宮寺福祉課長。
○宮寺史人福祉課長 本年度の事務手続きを見ますと、野原議員ご指摘のように恐らく年度末にこの書類を出して金額が決まるというふうな形、そして最終補正で対応するというふうな形になろうかと思います。
  なお、平成31年度に予算計上されておらず、補正にだけ計上されたのはなぜかというご質問もあったかと思うんですけれども、それはやはり予算を立てるときのタイミング、補正予算よりもかなり早く当初予算というのは算定が始まりますので、それにこの制度が間に合わなかったというふうなご理解でよろしいかと思います。
  以上です。
○前田 栄議長 2点目お願いします。
  宮寺福祉課長。
○宮寺史人福祉課長 今のが、年度末というのが2点目だとするならば、今回3点目だと思うんですけれども、利用者の独自減免は必要ではないかというふうなご指摘でございます。
  これも何度もご質問をいただいておりまして、結果的には町独自でその業者に減免をするというのは、国が定めた制度のバランスを崩すので、私としては適当ではないかなんてふうに考えております。
  なお、低所得者を支援する制度として、高額療養費の給付の基準が所得で段階別になっているということや、特別養護老人ホーム、それから施設型サービスに入所したときの食事ですとか居住費の部分に低所得者を優遇するような措置も既にございます。この2つの制度、国が定めた制度を今後も運用することによって、低所得者支援を図ってまいりたいというふうに考えております。
  ご理解をお願いいたします。
○前田 栄議長 減免は。減免するかしないとか。
○宮寺史人福祉課長 ということで減免の予定は現在のところございません。
  以上です。
○前田 栄議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 今、課長の答弁だと、ときがわ町の介護運営に合わない言い方されましたよね。
  利用料の減免は、合わない問題ではないと思うんです。だからそこは違うと思うんです。
  ちなみに、この条例による利用料の減免ということをやっている比企管内の自治体では、滑川、嵐山、吉見、鳩山、比企管内ではない東秩父村もやっていますので、合う合わない問題ではなくて、やっぱり国は社会保障の国への借入を後退させようとしているわけです。そしたら、やっぱり負担割合も少なくしてやって、あえて今回は20年度利用料の負担、原則2割負担の強化、補足給付の資産要件を導入してケアプランの有料化も今後の課題として出ているわけですから。やっぱりそれにはこういう手当ても必要ではないかなということで私は今回質問しているわけなんですが、合う合わない問題ではなくて、やっぱりそれは、検討の課題として入るんではないかなと思うんですが、もう一度伺います。
○前田 栄議長 宮寺福祉課長。
○宮寺史人福祉課長 私が申し上げたのは、国が定めた各所得階層によりさまざまな補足給付の段階別給付になっているということで、既に低所得者に対する配慮がなされていると。一番心配なのは、市町村独自の基準により特定の方の減免を行うと、減免されなかった方と減免された方で制度上の不公平が生じるのではないかというふうな心配でございます。
  以上です。
○前田 栄議長 よろしいですか。
  ほかにございますか。
          (発言する者なし)
○前田 栄議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (発言する者なし)
○前田 栄議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (発言する者なし)
○前田 栄議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第17号 平成31年度ときがわ町介護保険特別会計予算を採決いたします。
  本案は原案のとおり予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○前田 栄議長 起立全員であります。
  よって、議案第17号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第18号の質疑、討議、討論、採決
○前田 栄議長 これより日程第5、議案第18号 平成31年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計予算の質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 今回浄化槽設置管理においては、条例改正を含めて全体で消費税増税分はどのぐらいこの予算の中に計上されているのか伺います。
○前田 栄議長 加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 お答えします。
  ざっとなんですが、歳入で約30万円、歳出で130万円です。
  以上です。
○前田 栄議長 これでよろしいですか。
  ほかにございますか。
  6番、山中議員。
○6番 山中博子議員 6番、山中博子です。
  345ページの上段、浄化槽使用料。今まで設置した浄化槽の数はどのぐらいあるのか、そして、設置した浄化槽の使用料は全て徴収できているのか伺います。
○前田 栄議長 加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 お答えします。
  今まで設置した浄化槽の数は、現在981基になります。
  全て徴収できているかといいますと、やはり滞納の方は少しいらっしゃいます。
  決算ではないんであれなんですが、ほぼ99%ぐらいの徴収率はあります。
  以上です。
○前田 栄議長 よろしいですか。
  山中議員。
○6番 山中博子議員 設置したものに、例えばもう使わなくなったから使用料を払いませんというような事例があるのか、そして、設置するのには大分税金を使っているわけです。浄化槽分だけでも設置するほうが10分の1ぐらいしか出していないということは、90%が税金として使われているわけですから、その使用料、それが入ってこないことにはやっぱりちょっと無駄があるのではないかと思うのでお聞きします。
○前田 栄議長 加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 お答えします。
  もうこれ使わないから払わないよという人は今までにおりません。
  事情があって、転出をしたりする人というのはおりますが、実際に最低何年使えとかそういうものはないので、やはり事情があって出た人に対しては、それはどうにもこちらのほうでは言えません。
  ただ、税金を使って整備をした、それについてはそこの資産としてそのまま休止状態という形でおいておきまして、次の人が入ったときにまた使用を開始するということになります。
○前田 栄議長 よろしいですか。
  ほかにございますか。
  山中議員。
○6番 山中博子議員 2点一緒に言ってしまえばよかったんですが、もう1点ございました。
  349ページの上段、15節の工事請負費。ことしもまた70基分ということでしたが、29年度、30年度も設置基数は同じですが、全部を設置していないと思うのですが、70基という数それが本当にいいのか悪いのかちょっと疑問に思うのですが、いかがでしょうか。
○前田 栄議長 加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 こちら70基の、これは目標値で、目標で平成37年に生活排水の処理率100%というのがあります。それに向けて計画を立てているわけなんですが、実際には70基でも少ないんですけれども、予算が組める可能な範囲で70基を毎年目標で、こちらで毎年予算は立てさせていただいております。
  以上です。
○前田 栄議長 よろしいですか。
  ほかにございますか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (発言する者なし)
○前田 栄議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (発言する者なし)
○前田 栄議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第18号 平成31年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計予算を採決いたします。
  本案は原案のとおり予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立多数)
○前田 栄議長 起立多数であります。
  よって、議案第18号は原案のとおり可決されました。
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   ◎議案第19号の質疑、討議、討論、採決
○前田 栄議長 これより日程第6、議案第19号 平成31年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計予算の質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  5番、田中議員。
○5番 田中紀吉議員 5番、田中です。
  1点お伺いします。
  募集は昨年度の12月からやって、出ていると思うんですけれども、1点、大学が決まって入学をしてから借りることはできるんでしょうか。その点を伺います。
○前田 栄議長 清水教育総務課長。
○清水健治教育総務課長 入学決定後でも大丈夫でございまして、随時受付しております。
          (「わかりました、結構です」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 よろしいですか。
  ほかにございますか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (発言する者なし)
○前田 栄議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (発言する者なし)
○前田 栄議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第19号 平成31年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計予算を採決いたします。
  本案は原案のとおり予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○前田 栄議長 起立全員であります。
  よって、議案第19号は原案のとおり可決されました。
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   ◎議案第20号の質疑、討議、討論、採決
○前田 栄議長 これより日程第7、議案第20号 平成31年度ときがわ町水道事業会計予算の質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  11番、岩田議員。
○11番 岩田鑑郎議員 水道事業会計が予算規模が30年度予算と比較して4,971万6,000円、率にして9.2%の減額なんですが、主な原因は何でしょうか。
○前田 栄議長 伊得水道課長。
○伊得正巳水道課長 それではお答えいたします。
  まず水道予算の場合、3条予算と4条予算の支出の金額を予算規模としております。
  今年度につきましては、4条予算のいわゆる資本的支出、投資的な費用のほうが大きく減 額しております。30年度は和田受水場の機械電気設備の更新工事が5,700万円ほどあったわけで、それらの工事等が減ったことが要因でございます。
  以上です。
○前田 栄議長 よろしいですか。
  ほかにございますか。
  5番、田中議員。
○5番 田中紀吉議員 5番、田中です。
  2点お伺いします。
  有収率については、なかなかいつも厳しい話なんです。それの対策として、ずっと石綿の更新作業だとかいろんな形でずっと作業しているんです。だからその見通しはどうなのかというのが1点、お伺いします。
  もう1点目は、高料金対策としてずっと7,000万円ぐらい繰り入れをしています。今回水道審議会ということで、新しく今検討して、それの資料によりますと、多分2年後ぐらいですか、6,500万円に下げるという予定だったと、正確には見ていないんですけれども、多分それで予定としてはあったと思うんです、計画として。だから、それをできれば前倒しをできるぐらいのところで努力していただければと思うんですけれども、それはどうでしょうかということで、2点お伺いします。
○前田 栄議長 1点目。伊得水道課長。
○伊得正巳水道課長 お答えいたします。
  まず有収率の関係でございますが、まず対策といたしまして、石綿セメント管の更新事業といわゆる老朽管の布設替え更新を積極的にやっていくということで、今回の予算にも計上しております。
  それと同時に決算のとき、いわゆる9月の決算のときにもお話ししたと思いますが、漏水調査もあわせてここのところ行っております。昨年の9月から11月にかけまして、職員直営による夜間漏水調査、いわゆる夜中から未明にかけまして行いました。春日山系、本郷系、七重系と3系列を区分けしまして、地域を絞って行いました。
  そういったこともやって、その後漏水調査の業者のほうに委託をいたしまして、だんだん成果も上がって来ております。ちなみに2月末ですけれども、4カ所見つかりまして、推定水量ですけれども日量で約96トンの4カ所のところが発見することができました。そういったことで地道な対策は職員も直営でやっております。
  以上です。
○前田 栄議長 田中議員。
○5番 田中紀吉議員 1点伺いますけれども、石綿の交換作業というのはさらに続くんですか。いつまでぐらいになるのか、その点を伺います。
○前田 栄議長 伊得水道課長。
○伊得正巳水道課長 お答えいたします。
  まず、残りがあと約1.2キロメートルでございます。
  31年度の施行は40メートルと短いんですが、あるところは県道部分もありまして、そこは道路改良の予定がまだ見込みが立っておりませんで、どう見ても場所が変わってしまうと先に入れ替えてしまうと、そのまた移設費用もかかってしまうことでそこら辺はちょっと工面しているんですけれども、残されたところは徐々にもう計画が立っておりまして、あと3年先まではもう見込めております。
  ただ、今言った残された計画の立っていない部分については、ちょっとまだ先送りする可能性がございます。
  以上です。
○前田 栄議長 2点目お願いします。
○伊得正巳水道課長 それから、高料金対策補助金7,000万円の件でございますが、先ほど田中議員からおっしゃられたとおり、ただいま水道審議会でまだ答申はされていませんけれども審議中でございます。
  それからいいますと、まだ計画上だと、西暦でいいますと2022年ですので4年先になるかと思います。ただこれについては、まだ一般会計の財政部局ともまだ調整の細かいところまでは突っ込んでおりませんし、さらにその先にはいろいろと料金体系の見直し等も含めた審議会でのご意見も出ますので、それは改めて、議論、協議していただくことになると思います。
  以上です。
○前田 栄議長 田中議員。
○5番 田中紀吉議員 私はホームページで見たので、かなりちっちゃいんで大変で虫眼鏡で見るようなところだったんですけれども、若干見つけたんでお伺いしました。
  あともう1点で、高料金の問題でいくと大口の方が減ったというのか利用者が減ったというのか、多分載っていたと思うんですけれども、今後ベジテックさんみたいな大口で逆に言 うと使ってくれるところもあるというふうに思います。だから、そういうところも加味しながら、あともう1つは技術連携というんですか、技術指導を受けている、県の、だからそういうことを含めてできれば下げられるように、努力はもちろんしているのはわかっているんですけれども、さらに工夫をできないかなと。
  あともう1つ、長期の展望としては広域化ということで、全国的には成功している事例もあるみたいなんで、その辺も含めた検討をしていただければと思いますので、よろしくお願いします。
  結構です、それは。よろしくお願いします。
○前田 栄議長 ほかにございますか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原です。
  条例改正に基づく歳出歳入の消費税分、幾らになっているか伺います。
○前田 栄議長 伊得水道課長。
          (「納税分です」と呼ぶ者あり)
○伊得正巳水道課長 お答えいたします。
  まず条例改正の一部改正のときにお話ししたと思いますけれども、収入については143万9,000円の増加見込みです。あと、支出につきましては3条4条合わせますと298万4,000円増と。ただし、公営企業会計上消費税計算が生じますので、消費税の今度は納税もかかってきますので、ツーペイというかイコールということで税がなくなるということをご承知おきいただければと思います。
  以上です。
○前田 栄議長 よろしいですか。
  ほかにございますか。
          (発言する者なし)
○前田 栄議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (発言する者なし)
○前田 栄議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (発言する者なし)
○前田 栄議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第20号 平成31年度ときがわ町水道事業会計予算を採決いたします。
  本案は原案のとおり予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立多数)
○前田 栄議長 起立多数であります。
  よって、議案第20号は原案のとおり可決されました。
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   ◎議員提出議案第1号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○前田 栄議長 日程第8、議員提出議案第1号 妊婦が安心できる医療提供体制の充実と健康管理の推進を求める意見書の提出についてを議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○桑原功夫議会事務局長 議員提出議案第1号 ときがわ町議会議長、前田栄様。
  平成31年3月5日提出、提出者、ときがわ町議会議員、小島利枝。
  賛成者、ときがわ町議会議員、野口守隆。
  賛成者、ときがわ町議会議員、神山俊。
  妊婦が安心できる医療提供体制の充実と健康管理の推進を求める意見書の提出について。
  上記の議案を別紙のとおり、ときがわ町議会会議規則第14条第1項及び第2項の規定により提出します。
  以上です。
○前田 栄議長 提出者から提出理由及び細部説明を求めます。
  4番、小島利枝議員。
○4番 小島利枝議員 議長のお許しをいただきましたので、議員提出議案第1号の提出理由及び意見書の説明をさせていただきます。
  議員提出議案第1号 平成31年3月5日提出、ときがわ町議会議長、前田栄様。
  提出者、ときがわ町議会議員、小島利枝。
  賛成者、ときがわ町議会議員、野口守隆。
  賛成者、ときがわ町議会議員、神山俊。
  妊婦が安心できる医療提供体制の充実と健康管理の推進を求める意見書の提出について。
  上記の議案を別紙のとおり、ときがわ町議会会議規則第14条第1項及び第2項の規定により提出します。
  提出理由。
  妊婦加算が昨年度から導入されましたが、運用上の問題が指摘され、今年1月から一旦凍結し見直されることとなりました。
  よって、妊婦が安心できる医療提供体制の充実と健康管理の推進を求めるため、この案を提出するものです。
  1枚おめくりください。
  妊婦が安心できる医療提供体制の充実と健康管理の推進を求める意見書。
  妊婦は診断が難しい疾患や合併症に見舞われる頻度が高く、胎児の発育に悪影響を与える医薬品もあり、診療には特別な注意が必要とされる。中には、妊婦の外来診療について積極的でない医療機関が存在していたことから、妊娠の継続や胎児に配慮した適切な診療を評価するため、平成30年度診療報酬改定において妊婦加算が新設された。
  しかし、妊婦加算について、関係者に十分な説明がないまま実施されたことや、投薬を伴わないコンタクトレンズの処方に加算するなど、運用上の問題が指摘されている。加えて、妊婦が安心して外来診療を受けられる体制が整備されないまま、妊婦であるというだけで一律に加算されることについては、少子化対策の観点からも問題がある。
  こうした指摘を受け、厚生労働省は昨年12月に平成31年1月1日からの妊婦加算の凍結を告示するとともに、改めて、中央社会保障医療審議会で、妊婦が安心できる医療提供体制の充実や健康管理の推進を含めた総合的な支援を議論することとした。
  そこで、妊婦が安心して医療を受けられる体制の構築のために、下記の事項に取り組むことを求める。
                    記
  1、医療現場において、妊婦が安心して外来診療を受けられるよう、特有の合併症や疾患、投薬の注意などについて、医師の教育や研修の体制を整備すること。
  2、保健や予防の観点を含め、妊婦自身が、特有の合併症や疾患、投薬の注意などについて、予め知識を得ることができるようにすること。
  3、妊婦加算の見直しに当たっては、妊婦が加算分を自己負担することの影響にも十分配慮しつつ、開かれた国民的議論を行うこと。
  以上、地方自治法99条の規定により意見書を提出する。
  よろしくお願いいたします。
○前田 栄議長 お疲れさまでした。小島議員はそのままお待ちください。
  これより議員提出議案第1号 妊婦が安心できる医療提供体制の充実と健康管理の推進を求める意見書の提出についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 これをもって質疑を終了いたします。
  小島議員は自席にお戻りください。
  質疑がありませんでしたので、討議を省略いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議員提出議案第1号 妊婦が安心できる医療提供体制の充実と健康管理の推進を求める意見書の提出についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり提出することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○前田 栄議長 起立全員であります。
  よって、議員提出議案第1号は原案のとおり可決されました。
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   ◎常任委員会の閉会中の継続調査の申し出について
○前田 栄議長 続きまして、日程第9、常任委員会の閉会中の継続調査の申し出についてを議題といたします。
  各常任委員長から会議規則第75条に関する申し出が提出されておりますので、閉会中の継続調査の申し出についての説明を求めます。
  初めに、総務産業建設常任委員会、小宮正委員長。
○小宮 正総務産業建設常任委員長 それでは、閉会中の継続調査の申し出について説明します。
  議長のお許しをいただきましたので、総務産業建設常任委員会の閉会中の継続調査の申し出について申し上げます。
                                平成31年3月14日
  ときがわ町議会議長 前 田   栄 様
                    総務産業建設常任委員会委員長 小 宮   正
  閉会中の継続調査申出書
  本委員会は、次の事項について、閉会中も継続調査を要するものと決定したので、ときがわ町議会会議規則第75条の規定により申し出ます。
                    記
  1 調査事項
     所管事務に関することについて
  2 理由
     本委員会において所管する事務について調査研究する。
  3 期限
     次期定例会まで
  以上でございます。
○前田 栄議長 続いて、文教厚生常任委員会、田中紀吉委員長。
○田中紀吉文教厚生常任委員長 閉会中の継続調査の申し出について、議長のお許しをいただきましたので、文教厚生常任委員会の閉会中の継続調査の申し出について申し上げます。
                                平成31年3月14日
  ときがわ町議会議長 前 田   栄 様
                      文教厚生常任委員会委員長 田 中 紀 吉
  閉会中の継続調査申出書
  本委員会は、次の事項について、閉会中も継続調査を要するものと決定したので、ときがわ町議会会議規則第75条の規定により申し出ます。
                    記
  1 調査事項
     所管事務に関することについて
  2 理由
     本委員会において所管する事務について調査・研究する。
  3 期限
     次期定例会まで
  以上でございます。
○前田 栄議長 お諮りいたします。ただいま各常任委員会とも、それぞれの委員長から、なお継続調査に付したいとの申し出がございました。継続調査することにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 異議なしと認めます。
  よって、継続調査することに決定いたしました。
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   ◎議会運営委員会の閉会中の継続調査の申し出について
○前田 栄議長 続いて、日程第10、議会運営委員会の閉会中の継続調査の申し出についてを議題といたします。
  議会運営委員長から会議規則第75条に関する申し出が提出されておりますので、閉会中の継続調査の申し出についての説明を求めます。
  議会運営委員会、岡野茂委員長。
○岡野 茂議会運営委員長 閉会中の継続調査の申し出について、議長のお許しをいただきましたので、議会運営委員会の閉会中の継続調査の申し出について申し上げます。
                                平成31年3月14日
  ときがわ町議会議長 前 田   栄 様
                        議会運営委員会委員長 岡 野   茂
  閉会中の継続調査申出書
  本委員会は、次の事項について、閉会中も継続調査を要するものと決定したので、ときがわ町議会会議規則第75条の規定により申し出ます。
                    記
  1 調査事項
     次期議会の会期日程等の議会運営に関する事項及び議長の諮問に関する事項
  2 期限
     次期定例会まで
  以上でございます。
○前田 栄議長 お諮りいたします。ただいま議会運営委員長から、なお継続調査に付したいとの申し出がございました。継続調査することにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 異議なしと認めます。
  よって、継続調査することに決定いたしました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎町長挨拶
○前田 栄議長 本定例会に付された事件は全て議了いたしました。
  この際、渡邉町長から挨拶のための発言を求められておりますので、これを許可いたします。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 議長のお許しをいただきましたので、平成31年第1回ときがわ町議会定例会の閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。
  3月5日に開会いたしました本定例会は、ご提案申し上げました各案件につきまして熱心にご審議をいただきまして、原案のとおり議決をいただき、本日の閉会となりますことに心から御礼を申し上げます。
  今回議決いただきました平成31年度の各予算につきましては、担当課において計画的に執行してまいります。今後も議員各位のご支援、ご協力を心よりお願い申し上げます。
  結びに、議員各位におかれましては、ご健勝にてご活躍されますようご祈念申し上げまして、閉会の挨拶とさせていただきます。
  ありがとうございました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎閉会の宣告
○前田 栄議長 これをもちまして、平成31年第1回ときがわ町議会定例会を閉会いたします。
  大変お疲れさまでした。
                                (午後 3時55分)
地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。

  令和  年  月  日


         議     長    前  田     栄


         署 名 議 員    山  中  博  子


         署 名 議 員    岡  野     茂