令和元年第3回ときがわ町議会定例会

議 事 日 程(第3号)

                            令和元年9月10日(火)  
                            午前9時30分開議     
      開議の宣告
日程第 1 報告第 2号 平成30年度ときがわ町決算に基づく健全化判断比率の報告につ
             いて
日程第 2 報告第 3号 平成30年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づ
             く資金不足比率の報告について
日程第 3 報告第 4号 平成30年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率
             の報告について
日程第 4 報告第 5号 平成30年度ときがわ町一般会計継続費の精算報告について
日程第 5 認定第 1号 平成30年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定について
日程第 6 認定第 2号 平成30年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定
             について
日程第 7 認定第 3号 平成30年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認
             定について
日程第 8 認定第 4号 平成30年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算認定につ
             いて
日程第 9 認定第 5号 平成30年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決
             算認定について
日程第10 認定第 6号 平成30年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算
             認定について
日程第11 議案第28号 平成30年度ときがわ町水道事業会計決算認定及び剰余金処分に
             ついて
日程第12 議案第29号 ときがわ町第1号会計年度任用職員の報酬、期末手当及び費用弁
             償に関する条例の制定について
日程第13 議案第30号 ときがわ町第2号会計年度任用職員の給与に関する条例の制定に
             ついて
日程第14 議案第31号 ときがわ町行政財産の使用料に関する条例の一部改正について
日程第15 議案第32号 ときがわ町印鑑条例の一部改正について
日程第16 議案第33号 ときがわ町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営の
             基準に関する条例の一部改正について
日程第17 議案第34号 ときがわ町木のむらキャンプ場条例等の一部改正について
日程第18 議案第35号 令和元年度ときがわ町一般会計補正予算(第2号)
日程第19 議案第36号 令和元年度ときがわ町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)
日程第20 議案第37号 令和元年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)
日程第21 議案第38号 令和元年度ときがわ町介護保険特別会計補正予算(第2号)
日程第22 議案第39号 令和元年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計補正予算(第
             1号)
日程第23 議案第40号 令和元年度ときがわ町水道事業会計補正予算(第1号)
日程第24 議員派遣について
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出席議員(12名)
     1番  杉 田 健 司 議員     2番  長 島 金 作 議員
     3番  神 山   俊 議員     4番  小 島 利 枝 議員
     5番  田 中 紀 吉 議員     6番  山 中 博 子 議員
     7番  岡 野   茂 議員     8番  前 田   栄 議員
     9番  野 口 守 隆 議員    10番  小 宮   正 議員
    11番  岩 田 鑑 郎 議員    12番  野 原 和 夫 議員
欠席議員(なし)
地方自治法第121条により、今定例会に説明のため出席する者及び同委任を受けた者の職氏名
町長
渡 邉 一 美 
副町長
小 峯 光 好 
総務課長
清 水 誠 司 
企画財政課長
荒 井   淳 
税務課長
清 水 健 治 
町民課長
山 口 清 史 
福祉課長
宮 寺 史 人 
会計管理者兼
会計室長
福 田 芳 和 
産業観光課長
坂 本 由紀夫 
建設環境課長
加 藤 光 典 
水道課長
伊 得 正 巳 
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教育長
久 米 正 美 
教育総務課長
宮 寺   進 
生涯学習課長
正 木   彰 
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代表監査委員
武野谷 博 之 
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議会事務局長
桑 原 功 夫 
書記
杉 川   桂 

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   ◎開議の宣告
○前田 栄議長 皆さん、おはようございます。大変お疲れさまです。
  ただいまの出席議員は12名全員でありますので、定足数に達しております。
  本日は決算審査報告などのため、竹野谷博之代表監査委員に出席をいただいておりますので、ご了承願います。
  これより、令和元年第3回ときがわ町議会定例会第3日目を開会いたします。
  直ちに本日の会議を開きます。
                                (午前 9時30分)
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   ◎議事日程の報告
○前田 栄議長 本日の議事日程を報告いたします。
  議事日程は、配付したとおりであります。
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   ◎議案の一括上程について
○前田 栄議長 お諮りいたします。日程第1、報告第2号から日程第3、報告第4号までは、いずれも地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づき算定された健全化判断比率及び資金不足比率の報告でございますので、一括議題にしたいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 異議なしと認め、一括議題とさせていただきます。
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   ◎報告第2号〜報告第4号の上程、説明、質疑
○前田 栄議長 日程第1、報告第2号 平成30年度ときがわ町決算に基づく健全化判断比率の報告について、日程第2、報告第3号 平成30年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づく資金不足比率の報告について、日程第3、報告第4号 平成30年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率の報告について、以上を一括議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○桑原功夫議会事務局長 報告第2号 平成30年度ときがわ町決算に基づく健全化判断比率の報告について。
  地方公共団体の財政の健全化に関する法律(平成19年法律第94号)第3条第1項の規定により、平成30年度ときがわ町決算に基づく健全化判断比率を別紙のとおり監査委員の意見をつけて報告する。
  令和元年9月3日提出、ときがわ町長、渡邉一美。
  報告第3号 平成30年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づく資金不足比率の報告について。
  地方公共団体の財政の健全化に関する法律(平成19年法律第94号)第22条第1項の規定により、平成30年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づく資金不足比率を別紙のとおり監査委員の意見をつけて報告する。
  令和元年9月3日提出、ときがわ町長、渡邉一美。
  報告第4号 平成30年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率の報告について。
  地方公共団体の財政の健全化に関する法律(平成19年法律第94号)第22条第1項の規定により、平成30年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率を別紙のとおり監査委員の意見をつけて報告する。
  令和元年9月3日提出、ときがわ町長、渡邉一美。
  以上です。
○前田 栄議長 報告者から報告理由の説明を求めます。
  報告の説明につきましては、報告第2号 平成30年度ときがわ町決算に基づく健全化判断比率の報告についてから、報告第4号 平成30年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率の報告についてまで順次説明を求めます。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 皆さん、おはようございます。
  それでは、議長のお許しをいただきましたので、報告第2号から報告第4号までの議案について、順次報告理由を申し上げます。
  まず、報告第2号 平成30年度ときがわ町決算に基づく健全化判断比率の報告について申し上げます。
  地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づき、平成30年度決算に基づく健全化判断比率について報告するものであり、内容は、実質赤字比率を初めとする4つの指標であります。
  なお、細部につきましては、企画財政課長からご説明申し上げますので、よろしくお願いをいたします。
  次に、報告第3号 平成30年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づく資金不足比率の報告について申し上げます。
  地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づき、平成30年度決算に基づく資金不足比率について報告するものであります。
  なお、細部につきましては、建設環境課長からご説明申し上げますので、よろしくお願いいたします。
  次に、報告第4号 平成30年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率の報告について申し上げます。
  地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づき、平成30年度決算に基づく資金不足比率について報告するものであります。
  なお、細部につきましては、水道課長からご説明申し上げますので、よろしくお願い申し上げます。
  以上、3つの報告について監査委員の意見をつけてご報告申し上げるものであります。よろしくお願いします。
○前田 栄議長 続いて、報告第2号 平成30年度ときがわ町決算に基づく健全化判断比率の報告について、細部説明を求めます。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 それでは、報告第2号 平成30年度ときがわ町決算に基づく健全化判断比率の報告について細部説明をさせていただきます。
  これは、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項の規定により報告するものであります。
  それでは、議案書1枚おめくりいただきまして、1ページの報告書の表の部分をごらんいただきたいと思います。
  まず、実質赤字比率につきましては数字が入っておりません。この比率は、実質赤字額の標準財政規模に対する割合を示すものですが、ときがわ町におきましては実質赤字が出ておりませんので、この欄には数字が入ってこないということになります。
  次に、連結実質赤字比率ですが、こちらの欄にも数字が入っておりません。この比率は、連結実質赤字額の標準財政規模に対する割合を示すものですが、ときがわ町におきましては 連結実質赤字も出ておりませんので、この欄にも数字が入ってこないということになります。
  次に、実質公債費比率ですが、4.6%、前年度比でプラス0.1ポイントでございます。この比率は、地方債の元利償還金等の標準財政規模等に対する割合を示すもので、3カ年平均の数値でございます。
  なお、この数値の算出に当たりましては、特定財源や元利償還金等に係る基準財政需要額算入額は除かれております。
  次に、将来負担比率ですが、43%、前年度比マイナス12.9ポイントでございます。この比率は、将来負担額の標準財政規模に対する割合を示すものであります。
  なお、この数値の算出に当たっては、充当可能基金額、特定財源見込み額及び地方債現在高等に係る基準財政需要額算入見込み額は除かれております。
  なお、各欄の括弧内の数字は早期健全化基準でございます。この数値を超えた自治体については、早期の健全化が必要な状況にあるという数値でございます。
  以上で細部説明を終わります。どうぞよろしくお願いいたします。
○前田 栄議長 続いて、報告第3号 平成30年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づく資金不足比率の報告について細部説明を求めます。
  加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 それでは、報告第3号 平成30年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づく資金不足比率の報告について、細部説明をさせていただきます。
  議案書を1枚おめくりください。
  平成30年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づく資金不足比率の報告書をごらんください。
  この報告書は、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第22条第1項の規定により、平成30年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づく資金不足比率を報告するものです。
  下段、資金不足比率の表をごらんください。
  浄化槽設置管理事業特別会計は、歳出額が歳入額を超えた決算となっておりません。したがいまして、資金不足比率の欄は空欄となっております。
  続きまして、備考欄の金額4,274万8,000円につきましては、資金不足比率の算定に用いた事業規模、平成30年度浄化槽使用料の収入金額でございます。
  以上で細部説明を終わらせていただきます。よろしくお願いいたします。
○前田 栄議長 続いて、報告第4号 平成30年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率の報告について、細部説明を求めます。
  伊得水道課長。
○伊得正巳水道課長 それでは、報告第4号 平成30年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率の報告について、細部説明をさせていただきます。
  議案書を1枚おめくりください。
  平成30年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率報告書でございます。
  その下の表をごらんください。
  資金不足比率の欄には数字が入っておりません。水道事業会計では資金不足額が発生しておりませんので、この欄には数字が入りません。
  なお、この欄の下に括弧書きで20%と書いてありますが、こちらは資金不足比率が20%を超えた場合には、早期の健全化が必要な状況にあるとして判断される数字となっております。
  また、備考欄に2億1,441万2,000円と数字が入っておりますが、これは事業規模の数値、具体的には営業収益の額をあらわしているものでございます。
  以上で報告第4号についての細部説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
○前田 栄議長 監査委員から、平成30年度決算に基づく財政健全化審査及び経営健全化審査意見書が提出されております。ここで監査委員から審査意見書の報告を求めます。
  武野谷代表監査委員。
○武野谷博之代表監査委員 監査委員の武野谷博之でございます。
  ただいま議長のお許しをいただきましたので、平成30年度決算に基づく財政健全化審査及び経営健全化審査意見を述べさせていただきます。
  なお、本件意見につきましては、既に意見書をお手元にお届けしておりますので、その概要につきましてご報告申し上げます。
  審査の対象、1、平成30年度ときがわ町決算に基づく健全化判断比率並びにその算定の基礎となる事項を記載した書類。
  2、平成30年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づく資金不足比率並びにその算定の基礎となる事項を記載した書類。
  3、平成30年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率並びにその算定の基礎となる事項を記載した書類。
  審査の期間、令和元年7月4日。
  審査の場所、ときがわ町玉川公民館1階会議室。
  審査の方法、平成30年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率並びにその算定の基礎となる事項を記載した書類について、関係担当課長から説明を求め審査しました。
  審査の結果、審査に付された健全化判断比率及び資金不足比率並びにその算定の基礎となる事項を記載した書類を審査した結果、適正に作成されているものと認められ、特に指摘すべき事項は認められませんでした。
  2ページ以降に、各決算に対する個別意見を掲載しておきました。
  以上でございます。
○前田 栄議長 これより、報告第2号 平成30年度ときがわ町決算に基づく健全化判断比率の報告についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 これをもって質疑を終了いたします。
  本案は報告事項でありますので、ただいま報告したとおりでございます。ご了承賜りたいと存じます。
  これより報告第3号 平成30年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づく資金不足比率の報告についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 これをもって質疑を終了いたします。
  本案は報告事項でありますので、ただいま報告したとおりでございます。ご了承賜りたいと存じます。
  これより報告第4号 平成30年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率の報告についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 これをもって質疑を終了いたします。
  本案は報告事項でありますので、ただいま報告したとおりでございます。ご了承賜りたいと存じます。
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   ◎報告第5号の上程、説明、質疑
○前田 栄議長 日程第4、報告第5号 平成30年度ときがわ町一般会計継続費の精算報告についてを議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
  ちょっと暫時休憩します。
                                (午前 9時49分)
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○前田 栄議長 再開いたします。
                                (午前 9時50分)
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○桑原功夫議会事務局長 報告第5号 平成30年度ときがわ町一般会計継続費の精算報告について。
  地方自治法施行令(昭和22年政令第16号)第145条第2項の規定により、平成30年度ときがわ町一般会計継続費精算報告書のとおり報告する。
  令和元年9月3日提出、ときがわ町長、渡邉一美。
  以上です。
○前田 栄議長 報告者から報告理由の説明を求めます。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 それでは、議長のお許しをいただきましたので、報告第5号 平成30年度ときがわ町一般会計継続費の精算報告について申し上げます。
  平成30年度ときがわ町一般会計において継続費として定めた体育センター大規模改修工事ほか1事業の継続年度が終了し、継続費精算報告書を調製したので報告するものであります。
  なお、細部につきましては、企画財政課長からご説明申し上げますのでよろしくお願いいたします。
  以上。
○前田 栄議長 続いて、細部説明を求めます。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 それでは、報告第5号 平成30年度ときがわ町一般会計継続費の精算報告について、細部説明をさせていただきます。
  これは、地方自治法施行令第145条第2項の規定により報告するものであります。
  それでは、議案書1枚おめくりいただきたいと思います。
  1ページの報告書の表の部分をごらんください。
  平成29年度、30年度で設定いたしました体育センター大規模改修工事ほか1事業の継続費の継続年度が、平成30年度をもって終了したことから、その実績を報告するものであります。
  表の上段部分、全体計画の年割額、実績欄の支出済額、比較欄の年割額と支出済額の差を報告させていただきます。
  まず、体育センター大規模改修工事管理委託業務、平成29年度299万円、そのうち279万円を支出、その差が20万円となります。そして、同じ業務の平成30年度、699万円に対し、718万9,200円の支出となり、マイナス19万9,200円となります。平成29年度の差である20万円を逓次繰越をいたしまして、ここの部分に予算を確保したところであります。
  続いて、体育センター大規模改修工事、平成29年度8,025万6,000円に対し、4,025万6,000円のプラスでございます。平成30年度、1億4,901万8,000円、1億8,927万3,200円の支出済額ということで、マイナスの4,025万5,200円となります。同様に前年度の差額4,025万6,000円を逓次繰越して予算の確保をしたところでございます。
  以上で細部説明を終わります。どうぞよろしくお願いいたします。
○前田 栄議長 これより報告第5号 平成30年度ときがわ町一般会計継続費の精算報告についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 これをもって質疑を終了いたします。
  本案は報告事項でありますので、ただいま報告したとおりでございます。ご了承賜りたいと存じます。
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   ◎議案の一括上程について
○前田 栄議長 諮りいたします。日程第5、認定第1号から日程第11、議案第28号まではいずれもときがわ町の決算認定に関する案件でございますので、一括議題にしたいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 異議なしと認め、一括議題とさせていただきます。
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   ◎認定第1号〜議案第28号の上程、説明
○前田 栄議長 日程第5、認定第1号 平成30年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定について、日程第6、認定第2号 平成30年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について、日程第7、認定第3号 平成30年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について、日程第8、認定第4号 平成30年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算認定について、日程第9、認定第5号 平成30年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算認定について、日程第10、認定第6号 平成30年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算認定について、日程第11、議案第28号 平成30年度ときがわ町水道事業会計決算認定及び剰余金処分について、以上を一括議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○桑原功夫議会事務局長 認定第1号 平成30年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定について。
  地方自治法(昭和22年法律第67号)第233条第3項の規定に基づき、平成30年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算を別冊のとおり監査委員の意見をつけて議会の認定に付する。
  令和元年9月3日提出、ときがわ町長、渡邉一美。
  認定第2号 平成30年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について。
  地方自治法(昭和22年法律第67号)第233条第3項の規定に基づき、平成30年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算を別冊のとおり監査委員の意見をつけて議会の認定に付する。
  令和元年9月3日提出、ときがわ町長、渡邉一美。
  認定第3号 平成30年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について。
  地方自治法(昭和22年法律第67号)第233条第3項の規定に基づき、平成30年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算を別冊のとおり監査委員の意見をつけて議会の認定に付する。
  令和元年9月3日提出、ときがわ町長、渡邉一美。
  認定第4号 平成30年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算認定について。
  地方自治法(昭和22年法律第67号)第233条第3項の規定に基づき、平成30年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算を別冊のとおり監査委員の意見をつけて議会の認定に付する。
  令和元年9月3日提出、ときがわ町長、渡邉一美。
  認定第5号 平成30年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算認定について。
  地方自治法(昭和22年法律第67号)第233条第3項の規定に基づき、平成30年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算を別冊のとおり監査委員の意見をつけて議会の認定に付する。
  令和元年9月3日提出、ときがわ町長、渡邉一美。
  認定第6号 平成30年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算認定について。
  地方自治法(昭和22年法律第67号)第233条第3項の規定に基づき、平成30年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算を別冊のとおり監査委員の意見をつけて議会の認定に付する。
  令和元年9月3日提出、ときがわ町長、渡邉一美。
  議案第28号 平成30年度ときがわ町水道事業会計決算認定及び剰余金処分について。
  地方公営企業法第30条第4項の規定に基づき、平成30年度ときがわ町水道事業会計決算を別冊のとおり監査委員の意見をつけて議会の認定に付し、あわせて同法第32条第2項の規定に基づき、平成30年度ときがわ町水道事業会計未処分利益剰余金の処分について議決を求める。
  令和元年9月3日提出、ときがわ町長、渡邉一美。
  以上です。
○前田 栄議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  提案理由の説明につきましては、認定第1号 平成30年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定についてから、議案第28号 平成30年度ときがわ町水道事業会計決算認定及び剰余金処分についてまで、順次説明を求めます。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 それでは、議長のお許しをいただきましたので、認定第1号から認定第6号までの議案及び議案第28号について概要説明を申し上げ、提案理由とさせていただきます。
  まず、認定第1号 平成30年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定についてご説明を申し上げます。
  歳入総額は56億6,772万607円で、歳出総額は54億8,350万7,764円となり、実質収支額は1億7,890万4,843円となりました。歳入の構成比が一番大きいものは地方交付税で、収入済額は19億7,874万3,000円となり、34.9%の構成比となりました。次に構成比が大きいものは町 税で、収入済額は13億9,144万1,543円となり、24.6%の構成比となりました。
  歳出の構成比が一番大きいものは民生費で、支出済額は15億6,672万2,571円となり、28.6%の構成比となりました。次に構成比が大きいものは総務費で、支出済額は11億3,211万2,314円となり、20.6%の構成比となりました。
  次に、認定第2号 平成30年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についてご説明を申し上げます。
  歳入総額は16億1,105万9,924円で、歳出総額は15億6,389万9,756円となり、実質収支額は4,716万168円となりました。
  次に、認定第3号 平成30年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についてご説明を申し上げます。
  歳入総額は1億3,111万2,437円で、歳出総額は1億2,908万8,110円となり、実質収支額は202万4,327円となりました。
  次に、認定第4号 平成30年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算認定についてご説明を申し上げます。
  歳入総額は11億2,490万2,597円で、歳出総額は11億634万9,590円となり、実質収支額は1,855万3,007円となりました。
  次に、認定第5号 平成30年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算認定についてご説明を申し上げます。
  歳入総額は1億3,733万4,508円で、歳出総額は1億3,462万4,378円となり、実質収支額は271万130円となりました。
  次に、認定第6号 平成30年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算認定についてご説明を申し上げます。
  歳入歳出の総額はそれぞれ2,552万9,249円となり、実質収支額はゼロ円となりました。
  次に、議案第28号 平成30年度ときがわ町水道事業会計決算認定及び剰余金処分についてご説明を申し上げます。
  まず、水道事業の決算の概要ですが、収益的収入及び支出につきまして、収入が3億3,080万7,479円で、支出が3億1,527万3,457円となりました。また、資本的収入及び支出については、収入が8,188万1,360円で、支出が1億8,501万731円となりました。
  続きまして、剰余金の処分につきましては、未処分利益剰余金2,000万円をご議決いただき、処分するものであります。
  以上、監査委員の意見をつけてご提案申し上げますので、ご議決賜りますようお願い申し上げます。
  なお、細部につきましては、認定第1号から認定第6号までは会計室長から、議案第28号は水道課長からご説明を申し上げますので、よろしくお願い申し上げます。
  以上です。
○前田 栄議長 細部説明の関係上、暫時休憩いたします。
  再開を10時20分といたします。
                                (午前10時09分)
─────────────────────────────────────────────────
○前田 栄議長 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。
                                (午前10時21分)
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○前田 栄議長 続いて、認定第1号 平成30年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定についてから認定第6号 平成30年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算認定についてまで、順次細部説明を求めます。
  福田会計管理者兼会計室長。
○福田芳和会計管理者兼会計室長 それでは、認定第1号 平成30年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定から認定第6号 平成30年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算認定までの細部説明をさせていただきます。
  まず初めに、総括的な事項について申し上げますので、議案参考資料をごらんください。
  議案参考資料の資料ナンバー1、ときがわ町各会計歳入歳出決算参考資料の2ページをお開きください。
  参考資料2ページ、平成30年度各会計歳入歳出決算総括表の左側にあります平成30年度の欄をごらんください。
  表の最下段の行になりますが、水道会計を除く一般会計ほか5つの特別会計の歳入総額は86億9,765万9,322円、歳出総額は84億4,299万8,847円で、表の中央にあります平成29年度と比べますと、右側の前年度比較にありますが、歳入総額でマイナス3億4,662万9,171円、歳出総額でマイナス1億7,799万2,076円の減額となりました。
  それでは、認定第1号 平成30年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定についての内容説明をさせていただきます。
  決算書の12ページをお開きください。
  平成30年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算事項別明細書の歳入から内容説明をさせていただきます。
  なお、この決算書は左右2ページ見開きで構成されております。左側のページ番号を申し上げますので、関係ページを開いていただき、左右両方のページをごらんいただければと思います。
  まず、1款町税ですが、調定額14億453万5,517円に対し、収入済額は13億9,144万1,543円となりました。徴収率は前年度から2.1ポイント増加して99.1%となります。また、不納欠損額は294万9,696円で、収入未済額は1,014万4,278円となりました。
  次に、16ページをごらんください。
  16ページ下段の10款地方交付税の収入済額は19億7,874万3,000円で、前年度と比較して率で2%、金額で4,108万5,000円の減となりました。
  なお、決算書におきましては、ただいまの事項別明細書を初め、多くのページで定めた様式上、前年度額及び前年度比較額の記載はございません。参考として口頭で前年度比較額等を申し上げる場合がございますので、よろしくお願いいたします。
  先ほどの地方交付税の内訳は右側の備考欄をごらんください。普通交付税が18億2,559万6,000円で、前年度より2,494万9,000円少なく、特別交付税が1億5,314万7,000円で、前年度より1,613万6,000円少ない額となりました。
  次に、22ページをごらんください。
  22ページ中段の14款国庫支出金の調定額5億3,422万2,554円に対し、収入済額は5億3,308万2,554円で、前年度と比較して収入済額におきまして率で19.2%、金額で8,568万1,390円の増となりました。
  次に、26ページをごらんください。
  26ページ上段の15款県支出金の調定額3億2,030万3,413円に対し、収入済額は3億438万913円で、前年度と比較して収入済額におきまして率で7.7%、金額で2,335万8,027円の減となりました。減の理由は、超少子高齢化対策モデル支援事業の1,152万8,000円、農林水産施設災害復旧事業費補助金の565万8,000円の減額などによるものでございます。
  次に、少し飛びまして34ページをごらんください。
  34ページ下段、19款繰越金の収入済額は2億5,855万1,462円で、前年度より3,592万2,626円の増となりました。これは平成29年度からの繰越金でございます。
  次に、最下段の20款諸収入の収入済額は1億1,803万4,393円で、前年度より47万9,953円の増となりました。こちらは2枚めくっていただきまして、38ページの上段になりますが、3目雑入、5節光ファイバー貸付収入の2,698万5,232円が含まれております。
  次に、40ページをごらんください。
  40ページ中段の21款町債の収入済額は5億9,387万4,000円で、前年度より6,242万4,000円の減となりました。減の理由は、コミュニティ施設整備事業債、生涯学習施設整備事業債、中学校施設整備事業債の皆減などによるものでございます。
  次に、42ページの最下段の歳入合計をごらんください。
  平成30年度の歳入合計でございますが、収入済額は56億6,772万607円で、前年度より9,560万5,590円の減となりました。
  これで、平成30年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算の歳入についての内容説明を終了させていただきます。
  引き続きまして、平成30年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算の歳出についての内容説明をさせていただきます。
  歳出の説明におきましては、左右2ページ見開きの右側にあります備考欄の各事業別の記載にも触れながら説明をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
  44ページをごらんください。
  44ページ、1款議会費の支出済額は7,551万177円で、前年度より101万4,838円の減となりました。
  次に、46ページをごらんください。
  46ページ下段の2款総務費の支出済額は11億3,211万2,314円で、前年度より1億7,343万4,879円の減となりました。その下の1項総務管理費、1目一般管理費の支出済額は3億3,698万2,084円でございます。主な内容といたしましては、55ページの備考欄中段の庁舎維持管理事業などでございます。
  次に、60ページをごらんください。
  60ページ下段の1項9目企画費の支出済額は2億152万2,260円で、前年度より1億2,460万700円の減となりました。減の理由は、旧玉川工業高等学校の土地購入費の減などによるものでございます。また、平成30年度は端末機器管理事業におけるパソコン入れかえ事業を行いました。
  次に、70ページをごらんください。
  70ページ上段の11目自治振興費の支出済額は5,455万275円で、前年度より2億1,809万4,659円の減となりました。減の理由は、コミュニティ推進事業の工事請負費、難視聴対策事業の皆減などによるものでございます。主な内容といたしましては、71ページの備考欄中段にあります集会所管理事業における15節工事請負費の田黒集会所敷地造成工事などに支出をいたしました。
  次に、80ページをごらんください。
  80ページ下段の2項町税費の支出済額は9,590万2,188円で、前年度より259万8,838円の減となりました。主な内容といたしましては、83ページの備考欄下段にあります町税賦課事務事業における、1ページめくっていただきまして、13節委託料であります。土地家屋現況図修正のための税務地番情報システム更新業務委託料や土地家屋台帳システム改良のための業務委託料などに支出いたしました。
  次に、88ページをごらんください。
  88ページ上段の4項選挙費の支出済額は168万7,680円で、主に2目県議会議員選挙費に118万1,787円を支出いたしました。
  次に、92ページをごらんください。
  92ページ下段の3款民生費の支出済額は15億6,672万2,571円で、前年度より1億5,325万2,962円の増となりました。また、翌年度繰越額の繰越明許費は226万9,000円でプレミアム付商品券事業でございます。
  次に、内訳になりますが、1項社会福祉費、1目社会福祉総務費の支出済額は9,524万4,717円で、前年度より1,024万8,976円の減となりました。主な内容といたしましては、暫定的な措置である臨時福祉給付金経済対策分、給付事業、繰越明許の皆減などによるものでございます。
  次に、96ページをごらんください。
  96ページ中段の1項2目障害者福祉費の支出済額は3億8,988万7,580円で、前年度より223万8,420円の増となりました。主な内容といたしましては、障害者福祉事業でございます。
  次に、99ページをごらんください。
  99ページの備考欄中段にあります19節負担金補助及び交付金の負担金として、障害のある方が居宅や施設において受けた介護や訓練等のサービスに要した費用に対して介護給付費・訓練等給付費負担金3億906万3,567円を支出いたしました。
  次に、106ページをごらんください。
  106ページ中段の2項児童福祉費の支出済額は6億1,008万5,824円で、前年度より1億5,496万6,880円の増となりました。主な内容といたしましては、109ページの備考欄上段にありますこども医療費支給事業として、子育て期間中の世帯の経済的な負担を軽減する観点から、中学3年生までの医療費無料化のため、20節扶助費のこども医療費2,370万9,478円を支出いたしました。また、その下の中段にあります放課後児童対策事業では、昼間、保護者のいない家庭の児童が安心して過ごすことができるよう、学童保育所運営委託料などに2,474万2,302円を支出いたしました。
  次に、119ページをごらんください。
  119ページの備考欄下段にあります保育所等整備事業では、はなぞの保育園の施設等に要する費用の一部として1億6,801万3,000円を補助いたしました。
  次に、その下の4款衛生費の支出済額は5億1,586万5,519円で、前年度より510万6,681円の増となりました。主な内容といたしましては、1項2目予防費では、健康長寿のまちづくりを実現するために、各種検診の受診率の向上、保健指導の徹底とあわせて運動習慣の普及に取り組みました。127ページの備考欄上段にあります成人健診事業では、1,567万8,590円を主に各種がん検診等委託料に支出いたしました。また、その下の健康づくり開発事業では、ウオーキング事業を中心としたスモールチェンジ活動等の経費138万5,155円を支出いたしました。1ページめくっていただきまして、129ページの備考欄上段にあります予防接種事業におきましては、乳幼児等を対象とした定期予防接種のほか、高齢者のインフルエンザなどの任意の予防接種委託料などに2,191万3,520円を支出いたしました。
  次に、132ページをごらんください。
  132ページ下段の2項清掃費の支出済額は2億4,839万3,886円で、前年度より165万2,788円の減となりました。主な内容といたしましては、埼玉中部資源循環組合負担金、小川地区衛生組合の塵芥処理費負担金、し尿処理費負担金などに支出をいたしました。
  次に、136ページをごらんください。
  136ページ上段の6款農林水産業費の支出済額は9,440万83円で、前年度より881万2,286円の減となりました。主な内容といたしましては、141ページの備考欄中段にあります新規就農総合支援事業費補助金600万円でございます。こちらは、耕作放棄地の未然防止と後継者問題の解消のため、人・農地プランに位置づけられた45歳以下の新規就農者に対して、最長5年間給付するものでございます。また、その下の有害鳥獣対策事業では、有害鳥獣における農産物被害の増加が問題となっていることから、捕獲作業等を数年で実施し、560万8,172 円を支出いたしました。
  次に、144ページをごらんください。
  144ページ下段の2項林業費の支出済額は1,201万7,545円で、前年度より182万6,827円の減となりました。主な内容といたしましては、雲河原コミュニティセンターへのアクセス機能向上及び豪雨、台風等による修繕、対策が主な工事であり、雲河原コミュニティセンター進入路側溝整備工事に179万3,880円、森林管理道大野峠線側溝整備工事に206万4,960円などを支出いたしました。
  次に、148ページをごらんください。
  148ページ中段の7款商工費の支出済額は1億256万4,550円で、前年度より1,037万1,379円の増となりました。主な内容といたしましては、155ページの備考欄中段にあります地域振興一般管理事務の15節工事請負費では、平成29年度からの繰越明許となりました農産物加工施設整備工事に1,755万円を支出いたしました。また、その下の観光施設管理運営事業では、1ページめくっていただきまして、157ページの備考欄上段にあります15節工事請負費では、同じく平成29年度から繰越明許となりました都幾川四季彩館給湯設備修繕工事に280万8,000円、建具の里看板改修工事に385万8,840円を支出いたしました。また、その下にございます17節公有財産購入費では、都幾川四季彩館の駐車場用地を864万3,300円で取得いたしました。1ページめくっていただきまして、159ページの備考欄中段にあります観光振興推進事業では、ときがわ町が取り組む観光のまちづくりに対する考え方を共有するための指針として、第2次ときがわ町観光振興計画の策定に280万8,000円を支出いたしました。
  次に、その下の左側の158ページをごらんください。
  158ページ下段の8款土木費の支出済額は2億9,137万5,402円で、前年度より8,415万4,014円の減となりました。また、昨年度繰越額の繰越明許費では2,123万円で雲河原1地区地籍調査事業でございます。主な内容といたしましては、160ページ下段の2項道路橋りょう費ですが、支出済額は1億6,373万7,291円で、町道の舗装修繕工事、道路改良工事、舗装新設工事、そして和田橋、舟の沢橋の橋りょう維持補修工事などに支出いたしました。
  次に、168ページをごらんください。
  168ページ下段の5項地籍調査費の支出済額は2,924万4,047円で、前年度より148万3,083円の増となりました。主な内容といたしましては、地籍調査事業大附3地区の地籍測量業務委託料などに支出いたしました。
  次に、172ページをごらんください。
  172ページ上段の9款消防費の支出済額は2億9,987万862円で、前年度より1,369万9,502円の増となりました。主な内容といたしましては、比企広域市町村圏組合で組織する常備消防に係る負担金、そしてときがわ消防団の活動支援など非常備消防などに係る負担金を支出いたしました。また、175ページの備考欄下段にあります防災無線管理事業では、防災行政無線保守点検委託料などに1,621万6,705円を支出いたしました。
  次に、176ページをごらんください。
  176ページ中段の10款教育費の支出済額は7億5,022万6,606円で、前年度より7,138万2,145円の増となりました。その下の1項教育総務費の支出済額は1億1,951万3,051円で、前年度より1,038万8,249円の減となりました。主な内容といたしましては、少し飛びまして187ページをごらんください。187ページ備考欄上段にあります少人数学級推進事業では879万9,420円を支出いたしました。この事業は、小学校、中学校のきめ細かな学習を推進するため町費で教員を配置する事業でございます。
  1枚めくっていただきまして188ページをごらんください。188ページ上段2項小学校費の支出済額は4,359万6,691円で前年度より733万4,113円の減となりました。少し飛びまして、204ページをごらんください。204ページ上段の3項中学校費の支出済額は5,277万8,218円で、前年度より5,904万4,887円の減となりました。減の理由は、211ページの備考欄下段にあります中学校施設維持改修事業の工事請負費の減によるものでございます。平成30年度は都幾川中学校屋上防水改修工事に405万円を支出いたしました。
  少し飛びまして216ページをごらんください。
  216ページ中段の4項幼稚園費の支出済額は1億488万1,200円で、前年度より1億90万5,100円の増となりました。増の理由は、備考欄にあります認定こども園施設整備事業として、ときがわ幼稚園の施設等に要する費用の一部として1億124万8,000円を補助いたしました。その下の5項社会教育費の支出済額は1億2,565万8,000円で、前年度より1億29万8,126円の減となりました。主な内容でございますが、少し飛びまして221ページをごらんください。211ページの備考欄中段にあります生涯学習推進事業では、第2次生涯学習推進計画策定業務委託などに216万5,490円を支出いたしました。また、少し飛びまして243ページをごらんください。243ページの備考欄上段にあります体育センター管理事業では2億2,044万8,104円を支出いたしました。1ページめくっていただきまして、245ページの備考欄上段にあります15節工事請負費では、平成29年度からの継続事業でありました体育センター大規模改修工事として1億9,064万4,800円を支出いたしました。
  次に、248ページをごらんください。
  248ページ下段の11款災害復旧費の支出済額は256万9,320円で、前年度より1,235万1,399円の減となりました。農林水産施設災害復旧工事が1件、道路橋りょう災害復旧工事2件でございます。
  次に、250ページをごらんください。
  250ページ上段の12款公債費の支出済額は6億4,972万1,706円で、前年度より465万9,510円の増となりました。
  次に、その下の13款予備費ですが、251ページと続く253ページの備考欄に記載してありますように、2款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費など11の科目へ合計619万円を充用いたしました。
  以上、252ページの最下段になりますが、平成30年度の歳出合計は支出済額54億8,350万7,764円で、前年度より2,126万6,971円の減となりました。
  また、平成31年度への翌年度繰越額として、繰越明許費2,349万9,000円を繰り越しいたしました。
  次に、255ページをごらんください。
  平成30年度一般会計歳入歳出決算財産に関する調書でございます。
  まず、1、公有財産の(1)土地及び建物ですが、土地につきましては、公共用財産のその他の施設の決算年度中の増減高が689.17平方メートルの増となっております。これは、都幾川四季彩館駐車場用地、大附中央会館の一部の合計の面積でございます。次に、256ページの(2)山林ですが、面積につきましては決算年度中増減はありませんでした。立木の推定蓄積量につきましては、決算年度中増減高は2,781立方メートルの増となっております。その下にあります(3)出資による権利及び(4)預託金につきましては、平成30年度中の増減はありませんでした。
  次に、257ページの2、物品ですが、庁舎などで保管する50万円以上の物品の一覧となっております。決算年度中の増減高ですが、表の下のほうにございますバン1台が減少いたしまして、軽自動車1台と、1枚めくっていただきまして258ページの土地家屋台帳履歴管理システムサーバー1台が増となりました。
  次に、259ページの3、基金についてでございます。決算年度中増減高の大きいものといたしますと、(1)の財政調整基金が1億8,243万8,998円の増、(3)の公共施設等整備基金が1億4,218万2,142円の増であり、これは事業の財源確保のため一般会計から積み立てた ものでございます。
  以上、認定第1号 平成30年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定についての内容説明を終了させていただきます。
  続きまして、認定第2号 平成30年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についての内容説明をさせていただきます。
  270ページをお開きください。
  ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算事項別明細書の歳入から内容説明をさせていただきます。
  1款国民健康保険税ですが、調定額2億9,114万8,548円に対し、収入済額は2億7,573万4,065円となり、前年度と比較して収入済額で711万5,002円の減となりました。また、徴収率は前年度から9.8ポイント増加して94.7%となりました。不納欠損額は373万9,276円で、収入未済額は1,167万5,207円となります。
  なお、年度平均の加入世帯数は2,020世帯、被保険者数は3,304人でございます。
  次に、272ページをごらんください。
  272ページ上段、3款県支出金の収入済額は11億2,960万6,845円で、歳入総額の70.1%を占めております。1項1目保険給付費等交付金ですが、平成30年度から事業広域化に伴い、市町村が保険給付に要した費用を都道府県が全額交付する普通交付金と、市町村の財政状況、その他事情に応じて交付する特別調整交付金がございます。
  次に、その下の4款繰入金の収入済額は8,031万6,698円で、前年度より297万2,355円の増となりました。
  次に、276ページの最下段の歳入合計をごらんください。
  平成30年度の歳入合計ですが、収入済額は16億1,105万9,924円で、前年度より2億9,702万3,101円の減となりました。主な要因は、広域化により町に入っていた交付金等が県の特別会計に歳入されるため、決算額が減となりました。これは歳出も同様となっております。
  続きまして、歳出について内容説明をさせていただきます。
  280ページをごらんください。
  280ページ中段の2款保険給付費の支出済額は10億8,041万7,271円で、前年度より5,958万6,792円の減となりました。この保険給付費ですが、歳出総額の69.1%を占めておりまして、被保険者が疾病や負傷などにより、医療機関を受診した際の診療や投薬、入院などの費用に充てられるものでございます。平均で額は加入世帯数1世帯当たり53万4,860円、被保険者 1人当たり32万7,003円となりました。
  次に、284ページをごらんください。
  284ページ中段の3款国民健康保険事業費給付金の支出済額は3億3,750万1,510円で、歳出総額の21.6%を占めております。この納付金は、市町村から県の特別会計に支出するもので、歳入の3款県支出金のうち普通交付金の財源となるものでございます。
  次に、286ページをごらんください。
  286ページ下段の5款保健事業費の支出済額は1,677万3,923円で、前年度より14万9,390円の減となりました。主な内容といたしましては、右側287ページの備考欄にあります特定健康診査等事業費の13節委託料の基本健診委託料826万9,255円、人間ドック委託料363万5,000円などを支出いたしました。
  そして、3枚めくっていただきまして、292ページの最下段の歳出合計をごらんください。平成30年度の歳出合計ですが、支出済額は15億6,389万9,756円で、前年度より2億2,243万492円の減となりました。
  次に、295ページをごらんください。
  平成30年度国民健康保険特別会計歳入歳出決算財産に関する調書でございますが、本特別会計に属する財産は、この3つの基金で、平成30年度中に増減のあったものは、(1)の国民健康保険財政調整基金で8,591万4,000円でございます。区分欄が債権となっておりますが、これは平成30年度中に基金へ現金の移動が間に合わなかったための表記であります。
  以上で、認定第2号 平成30年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についての内容説明を終了させていただきます。
  続きまして、認定第3号 平成30年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についての内容説明をさせていただきます。
  306ページをお開きください。
  ときがわ町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算事項別明細書の歳入から内容説明をさせていただきます。
  1款後期高齢者医療保険料ですが、調定額9,774万9,980円に対し、収入済額は9,622万4,020円となり、前年度と比較して収入済額で383万5,610円の増となりました。後期高齢者医療費保険料は、歳入総額の73.4%を占めております。また、不納欠損額は31万570円で、収入未済額は121万5,390円となります。
  なお、平成31年3月末日現在の被保険者数は1,897人でございます。
  次に、その下の2款繰入金の収入済額は3,293万6,127円で、前年度より194万4,966円の増となりました。その内訳といたしましては、1項一般会計繰入金、1目事務費繰入金196万円と、1項2目保険基盤安定繰入金3,097万6,127円でございます。その他、その下にあります3款繰越金172万4,340円、4款諸収入22万7,950円を合わせまして、1枚めくっていただきまして308ページの最下段になりますが、平成30年度歳入合計の収入済額は1億3,111万2,437円で、前年度より548万2,837円の増となりました。
  続きまして、歳出について内容説明をさせていただきます。
  310ページをごらんください。
  310ページ上段、1款総務費の支出済額は187万1,033円で、前年度より77万3,533円の増となりました。主な内容といたしましては、電算システムの改修に支出をいたしました。
  次に、その下の2款後期高齢者医療広域連合納付金の支出済額は1億2,704万4,667円で、前年度より451万8,746円の増となりました。この後期高齢者医療広域連合納付金は、歳出総額の98.4%を占めております。内容といたしましては、被保険者に納入いただいた保険料を埼玉県後期高齢者医療広域連合へ納付するものでございます。
  その下にあります3款諸支出金17万2,410円を合わせまして、最下段にありますが、平成30年度歳出合計の支出済額は1億2,908万8,110円で、前年度より518万2,850円の増となりました。
  以上で、認定第3号 平成30年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についての内容説明を終了させていただきます。
  続きまして、認定第4号 平成30年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算認定についての内容説明をさせていただきます。
  322ページをお開きください。
  ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算事項別明細書の歳入から内容説明をさせていただきます。
  1款保険料ですが、調定額2億7,969万8,550円に対し、収入済額は2億7,431万6,400円となり、前年度と比較して収入済額で2,845万9,700円の増となりました。また、不納欠損額が111万2,100円で、収入未済額は427万50円となり、65歳以上の第1号被保険者の収納率は98.08%となりました。
  なお、平成31年3月末日現在の第1号被保険者数は4,035人でございます。
  次に、その下の3款国庫支出金の収入済額は2億2,952万1,619円で、前年度より1,416万 3,011円の増となりました。主な内容といたしましては、1項国庫負担金、1目介護給付費負担金の1億8,134万2,405円で、法令等の基準に基づき交付されたものでございます。
  次に、324ページをごらんください。
  324ページ中段の4款支払基金交付金の収入済額は2億7,799万6,731円で、前年度より176万6,617円の増となりました。こちらは、社会保険診療報酬支払基金に集められた40歳から64歳までの第2号被保険者の介護保険料が交付金として市町村に交付されたものでございます。
  次に、328ページの最下段の歳入合計をごらんください。
  平成30年度の歳入合計ですが、収入済額は11億2,490万2,597円で、前年度より4,589万4,016円の増となりました。
  続きまして、歳出について内容説明をさせていただきます。
  330ページをごらんください。
  330ページ上段の1款総務費の支出済額は1,207万8,971円で、前年度より11万9,100円の減となりました。主な内容といたしましては、その下の3項介護認定審査会費900万472円で、介護認定のための調査や認定審査会に要する事務費として支出いたしました。
  次に、332ページをごらんください。
  332ページ下段の2款保険給付費の支出済額は9億9,574万2,612円で、前年度より3,416万5,177円の増となりました。この保険給付費は、歳出総額の90%を占めております。主な内容といたしましては、1項介護サービス等諸費、1ページめくっていただきまして1目居宅介護サービス給付費の支出済額3億2,639万9,744円で、訪問看護や通所介護、短期入所、生活介護などに要する費用に支出いたしました。
  次に、その下の3目地域密着型介護サービス給付費の支出済額は1億5,815万9,713円で、グループホームなどの町が指定した事業所で、利用が原則として町民に限定された地域密着型の介護サービスに要する費用に支出をいたしました。
  次に、その下の5目施設介護サービス給付費の支出済額は3億9,600万5,298円で、特別養護老人ホームなどの施設入所者に対するサービスに要する費用に支出をいたしました。
  少し飛びまして、342ページをごらんください。
  342ページ下段の4款地域支援事業費の支出済額は3,083万243円で、予防の訪問と通所に係る費用などに支出をいたしました。
  また少し飛びまして、350ページの最下段の歳出合計をごらんください。
  平成30年度の歳出合計ですが、支出済額は11億634万9,590円で、前年度より6,547万5,042円の増となりました。
  次に、353ページをごらんください。
  平成30年度介護保険特別会計歳入歳出決算財産に関する調書ですが、本特別会計に属する財産は、この介護保険給付費準備基金のみで、平成30年度中に4,773万4,947円の増となりました。
  以上で、認定第4号 平成30年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算認定についての内容説明を終了させていただきます。
  続きまして、認定第5号 平成30年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算認定についての内容説明をさせていただきます。
  364ページをお開きください。
  ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算事項別明細書の歳入から内容説明をさせていただきます。
  1款分担金及び負担金ですが、収入済額は587万9,800円で、前年度より657万5,396円の減となりました。こちらは浄化槽設置費分担金でございます。
  次に、その下の2款事業収入ですが、調定額4,324万2,923円に対し、収入済額は4,274万8,750円となり、前年度と比較して、収入済額で177万4,464円の減となりました。こちらは使用者から徴収する浄化槽の使用料でございます。
  次に、その下の3款国庫支出金の収入済額は2,128万3,000円で、前年度より404万6,000円の減となりました。こちらは浄化槽整備事業費の補助金でございます。
  1枚めくっていただきまして、366ページの最下段の歳入合計をごらんください。
  平成30年度の歳入合計ですが、収入済額は1億3,733万4,508円で、前年度より760万8,948円の減となりました。
  続きまして、歳出について内容説明をさせていただきます。
  368ページをごらんください。
  368ページ下段の2款施設管理費の支出済額は3,854万4,886円で、前年度より221万9,847円の減となりました。主な内容といたしましては、右側の備考欄、浄化槽維持管理事業で、1枚めくっていただきまして、371ページの備考欄上段の13節委託料の浄化槽清掃委託料及び浄化槽保守点検委託料を合わせまして3,264万7,610円を支出いたしました。
  左側の370ページをごらんください。
  370ページ中段の3款施設整備費の支出済額は5,038万6,300円で、前年度より838万6,000円の減となりました。主な内容といたしましては、右側の備考欄、浄化槽整備事業で15節工事請負費の浄化槽設置工事3,139万2,500円、16節原材料費の浄化槽本体購入費1,248万4,800円などに支出いたしました。
  そして、その下の最下段になりますが、平成30年度歳出合計の支出済額は1億3,462万4,378円で、前年度より718万4,120円の減となりました。
  以上で、認定第5号 平成30年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算認定についての内容説明を終了させていただきます。
  続きまして、認定第6号 平成30年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算認定についての内容説明をさせていただきます。
  382ページをお開きください。
  ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算事項別明細書の歳入から内容説明をさせていただきます。
  1款財産収入でございますが、収入済額は4万9,999円で、関口茂八奨学基金を定期預金として運用した預金利子でございます。
  次に、その下の2款繰入金の収入済額は1,512万円で、奨学金貸し付けのために関口茂八奨学基金から繰り入れたものでございます。
  次に、その下の4款諸収入ですが、調定額1,248万6,750円に対し、収入済額は1,035万9,250円となりました。こちらは、この奨学制度を利用された方からの奨学資金の貸付金の返還金でございます。
  その結果、最下段になりますが、平成30年度歳入合計の収入済額は2,552万9,249円で、前年度より223万1,619円の増となりました。
  続きまして、歳出について内容説明をさせていただきます。
  384ページをごらんください。
  384ページ上段の1款総務費の支出済額は1,040万9,249円で、前年度より89万1,615円の増となりました。主な内容といたしましては、1項総務管理費、1目財産管理費、25節積立金の関口茂八奨学基金積立金で、基金の預金利子や奨学資金貸付金の返還金を積み立てたものでございます。
  次に、その下の2款事業費の支出済額は1,512万円で、前年度より134万円の増となりました。これは、奨学資金の貸付金として支出したもので、その内訳は備考欄にあります普通奨 学金1,044万円と特別奨学金468万円でございます。その結果、最下段になりますが、平成30年度歳出合計の支出済額は2,552万9,249円で、前年度より223万1,619円の増となりました。
  次に、387ページをごらんください。
  平成30年度関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算財産に関する調書ですが、本特別会計に属する財産は、この関口茂八奨学基金のみで、平成30年度中に471万751円の減となりました。
  以上で、認定第6号 平成30年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算認定についての内容説明を終了させていただきます。ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。
○前田 栄議長 お疲れさまでした。
  続いて、議案第28号 平成30年度ときがわ町水道事業会計決算認定及び剰余金処分について細部説明を求めます。
  伊得水道課長。
○伊得正巳水道課長 それでは、議案第28号 平成30年度ときがわ町水道事業会計決算認定及び剰余金処分について細部説明をさせていただきます。
  決算書の394ページ、395ページをお開きください。
  まず、これからご説明する394ページから397ページまでの水道事業決算報告書ですが、予算と対比するため消費税を含めた金額、いわゆる税込み金額となります。
  それでは、394ページ、395ページの(1)収益的収入及び支出からご説明いたします。
  上の表が収益的収入となります。右の395ページの決算額の欄1行目、収入合計は3億3,080万7,479円となりました。下の表の収益的支出ですが、右のページの決算額の欄1行目、支出合計は3億1,527万3,457円となりました。左の394ページ、表の下の米印のところをごらんください。消費税及び地方消費税還付金10万9,305円は、本則課税に基づく還付税額でございます。
  なお、収益的収入及び支出の主な内容につきましては、後ほど水道事業報告書でご説明いたします。
  1枚めくっていただきまして、396ページ、397ページをお開きください。
  (2)資本的収入及び支出になります。
  上の表は資本的収入です。右の397ページ、決算額欄の1行目、収入合計は8,188万1,360円となりました。下の表の資本的支出ですが、同じく右のページ、決算額欄の1行目、支出合計は1億8,501万731円となりました。
  次に、左の396ページの表の下をごらんください。
  資本的収入額が資本的支出額に不足する額1億312万9,371円は、減債積立金2,000万円、過年度分損益勘定留保資金7,369万7,325円、消費税及び地方消費税資本的収支調整額943万2,046円で補填いたしました。
  続きまして、398ページ、399ページをお開きください。
  こちらは経営成績をあらわす損益計算書になります。
  なお、ここからは税抜き金額となります。
  右の399ページの1行目をごらんください。
  当年度純利益604万6,007円となりました。
  続きまして、400ページ、401ページをお開きください。
  こちらは剰余金計算書になります。
  まず、上の表は平成30年度中の剰余金の処分及び変動した内容をあらわしています。右の401ページの表中、減債積立金の欄、2行目になりますが、3,000万円は平成29年度決算認定と合わせてご議決いただき、未処分利益剰余金を減債積立金へ積み立てたものでございます。
  利益剰余金の当年度末残高は、利益剰余金合計欄の一番下、2億5,268万6,684円となりました。
  次に、下の表ですが、平成30年度の剰余金処分計算書(案)になります。
  本案の剰余金処分については、地方公営企業法第32条第2項の規定に基づき、剰余金処分計算書をもって、決算の認定の議決とあわせて利益処分の議決を受けるものでございます。表中に記載の、議会の議決による処分額は、企業債の元金償還に充てるための減債積立金に2,000万円を積み立てたいので、よろしくお願いいたします。
  続きまして、1枚めくっていただきまして、402、403ページをごらんください。
  こちらは財政状態をあらわす貸借対照表になります。
  まず、左の402ページの中ほどになりますが、資産のうち固定資産は、固定資産合計27億434万641円、その下の流動資産は、流動資産合計3億5,531万4,445円、そのうち現金預金ですが、3億3,030万1,996円となりました。資産合計は30億5,965万5,086円となりました。
  次に、ページの一番下、固定負債合計は6億6,728万3,677円、それから、右のページ、403ページの中ほどでございますが、流動負債合計8,169万2,415円となりました。
  その下、資本ですが、資本金と剰余金を合わせた資本合計は16億9,988万8,660円となりました。
  続きまして、ちょっと飛びますが、406ページをお開きください。
  ここからは附属書類となります水道事業報告書になります。
  4行目の事業概要でございますが、老朽管更新は石綿セメント管を当年度約248メートル、TS型硬質塩化ビニール管を約715メートル更新いたしました。業務量は、総配水量が165万9,564立方メートル、うち有収水量が126万4,195立方メートル、有収率は3.2ポイント減の76.2%になり、さらに厳しい結果となりました。
  給水人口が193人減の1万815人となりました。
  続きまして、410ページをごらんください。
  表の下から5行目に供給単価でございます。供給単価が165円10銭で前年度と同額でございますが、その下の給水原価は220円60銭、率にして前年4.2%上がっております。給水原価が供給単価を上回る、いわゆる逆ざや状態はさらに厳しさを増しております。
  続きまして、411ページをごらんください。
  まず、こちらは事業収益に関する事項です。先ほど損益計算書にあらわされた金額の内容になります。
  主なものをご説明いたします。
  一番上の営業収益は対前年度比較で742万7,366円の減、率にして3.3%減となりました。減収要因の一つは、その下の給水収益が対前年度比較で564万7,850円の減、率でマイナス2.6%となりました。近年続いている傾向でございますが、人口減少や大口利用者の使用水量の減少によるものが顕著にあらわれているものと考えております。
  次に、その下の加入金収益が対前年度で260万円の減、率でマイナス53.6%となりました。これは、新規加入件数のうち、合計13ミリが8件、20ミリが5件、25ミリが1件、合計で14件減少したものでございます。
  次に、下から2行目、その他特別利益が対前年度比較229万8,211円、皆増となっております。後ほど費用とも関連いたしますが、落雷事故による修繕工事費が損害保険の対象となり、その損害保険金が入ったものでございます。
  収入合計では、対前年度比較で567万3,012円の減、率でマイナス1.8%となりました。
  続きまして、1枚めくっていただきまして、412ページをごらんください。
  こちらは事業費用に関する事項についてでございます。
  まず、経常的な経費ですが、一番上の営業費用は対前年度比較で421万3,227円の増、率で1.5%の増となりました。主な要因は、科目ごとではなく、ここには記載がございませんが、 支出全体の費用項目別に申し上げます。まず、職員給与費が対前年度比較で232万2,244円の減、率でマイナス4.6%、それから、支払い利息が96万4,891円の減、率でマイナス7.4%と合わせて328万7,000円ほど減額となりました。一方、動力費及び光熱費の電気料金が対前年度比較で132万6,435円の増、率で7.9%の増、それから表の中ほどになりますが、減価償却費112万8,534円の増、率で1.0%の増、その下の資産減耗費275万2,321円の増、率で193.9%の増が大きな要因でございます。次に、一番下から2行目、その他特別損失が対前年度比較で215万2,000円皆増でございますが、先ほど収入のその他特別利益で申し上げましたとおり、損害保険金の対象となりました落雷事故による雲河原第一、第二増圧場の修繕工事費用でございます。
  支出合計では、対前年度比較549万2,251円の増、率にして1.8%の増となりました。収益的収支は収入が減り、支出がふえる傾向はさらに厳しい経営状況となりました。
  その他詳細につきましては、416ページ以降の収益費用明細書をご確認ください。
  続きまして、415ページをお開きください。
  こちらは資金の流れをあらわすキャッシュ・フロー計算書になります。
  下から3行目、平成30年度中の資金は966万8,295円の増加となりました。
  続きまして、432ページをごらんください。
  下から3行目の(3)貸倒引当金の部分ですが、当年度において未収給水収益等の貸し倒れ10万9,969円を不納欠損処理をするため、前年度繰越金21万2,305円を使用いたしました。不納欠損処理の金額は、前年度と比較いたしまして6万8,938円、率にして168%増となります。不納欠損処理の件数は16件となります。その内訳でございますが、対象者は6名で、個人・個別ではなく、それぞれ居どころの不明、死亡、個人破産、現在も居住しているが給水停止中ということであり、また法人につきましては、破産で既に清算されて配当済みというのと音信不通となっております。
  以上で、議案第28号 平成30年度ときがわ町水道事業会計決算認定及び剰余金処分についての細部説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
○前田 栄議長 暫時休憩いたします。
  再開を1時といたします。
                                (午後 零時01分)
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○前田 栄議長 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
                                (午後 1時00分)
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   ◎決算の監査報告
○前田 栄議長 監査委員から、平成30年度ときがわ町一般会計、特別会計歳入歳出決算及びときがわ町水道事業会計決算審査意見書が提出されております。
  ここで、監査委員から審査意見書の報告を求めます。
  武野谷代表監査委員。
○武野谷博之代表監査委員 議長のお許しをいただきましたので、平成30年度ときがわ町一般会計及び各特別会計歳入歳出決算並びに水道事業会計決算審査意見を述べさせていただきます。
  なお、財政健全化審査等意見書同様、各決算意見書につきましても既にお手元にお届けいたしておりますので、概要につきましてご報告申し上げます。
  まず、審査の対象でございますが、(1)平成30年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算より(7)平成30年度ときがわ町水道事業会計決算まででございます。
  審査の期間、令和元年7月2日から7月4日まで。
  審査の場所、ときがわ町第二庁舎3階協議会室及びときがわ町玉川公民館1階会議室。
  審査の方法、平成30年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算及び各特別会計歳入歳出決算並びにときがわ町水道事業会計決算の各事項別明細書、実質収支に関する調書及び財産に関する調書は、関係法令に準拠し、かつ、議決予算科目等に従って調製されているか、その計数は性格であるか、関係諸帳簿、証書類と照合しているかなど、例月出納検査、定例監査の結果を参考にするとともに、関係職員から説明を求め審査しました。
  審査の結果、審査に付された平成30年度ときがわ町各会計の歳入歳出決算、歳入歳出決算事項別明細書、その他の書類は、関係法令の諸規定に準拠して作成されており、その内容についても予算額及び収入支出済額については検算し、関係諸帳簿、証書類等照合した結果、計数処理及び予算執行について、おおむね適正に執行されているものと認められました。
  決算の総括、平成30年度の一般会計及び各特別会計並びに水道事業会計の決算状況は、2ページ以降の各表中に掲載しましたとおりです。
  結びについては以下のとおりですので、読み上げます。
  第16、結び、平成30年度(以下「本年度」という。)ときがわ町一般会計、特別会計歳入歳出決算及びときがわ町水道事業会計決算の概要は、以下のとおりである。
  本年度の決算審査では、決算書及び各課から提出された決算審査資料に基づき、歳入については、各項目で適正に収入されたか、歳出においては、各事業が適正な計画に基づき法令に沿った執行がなされたかを審査した。
  本年度の一般会計の決算額は、歳入56億6,772万607円、歳出54億8,350万7,764円で、これらを前年度と比べると、歳入は9,560万5,590円、1.7%、歳出は2,126万6,971円、0.4%の減少となった。実質収支額は、前年度と比べて6,556万2,859円、26.8%減少したが、1億7,890万4,843円の黒字となっている。
  一般会計の歳入の款別構成比では、第10款地方交付税が34.9%、第1款町税24.6%、第21款町債10.5%、第14款国庫支出金9.4%、第15款県支出金5.4%が主なところである。
  第1款町税においては、全体の徴収率が前年度に比べ2.1ポイント増加している。昨年度に引き続き徴収対策強化を行い、滞納処分に真摯に取り組んだ結果と認められる。近年、不納欠損処分を着実に行い、収入未済額の減少に努めてきた結果でもあろう。特に時効による処分割合が、過去5年間を見ても減少し続けている点は評価できる。今後も納税者の信頼をさらに確かなものとするよう引き続き努力願いたい。
  また、歳出の款別構成比では、第3款民生費が28.6%を占め、次いで第2款総務費の20.6%、第10款教育費の13.7%、第12款公債費の11.8%、第4款衛生費で9.4%の比率となった。
  個別の事業執行については、第2款総務費で、活き生き活動センター運営費に619万2,273円を支出している。内容は光熱水費及び施設管理に係る各種委託料であった。一方、利用状況は、各部屋の利用区分ごとに見ても数%にとどまる。昨年度も監査意見書の中で指摘したが、町内各施設の会議室利用状況はほとんど50%を下回っている。それにもかかわらず当該施設の改修が行われたのは、適切なニーズ調査の結果とは思えない。町では公共施設の管理に本腰を入れて取り組むようであるが、直線距離でわずか2.3キロメートルしか離れていない分散庁舎の問題に象徴されるような、合併時の経緯を克服する時期に来ているのではないだろうか。多様な住民の声に向き合いながらも、人口減少の状況、財政状況、少子高齢化状況等、客観的な事実に基づいた政策決定を望むところである。
  財政調整基金積立費では1億8,243万8,998円を執行している。予算上では当初で10万2,000円を計上し、年度途中で1億8,233万7,000円の補正を行っている。地方財政法第7条には、「地方公共団体は、各会計年度において歳入歳出の決算剰余金を生じた場合においては、当該剰余金のうち二分の一を下らない金額は、これを剰余金を生じた翌々年度までに、 積み立て、又は償還期限を繰り上げて行う地方債の償還の財源に充てなければならない。」と規定している。近年の執行状況が当該条項に抵触するというわけではないが、住民の代表である議会に十分理解いただくよう、財政運営の透明性向上を図られたい。
  若者定住促進事業、おためし住宅「やまんなか」については、1人の申請者に約5カ月間も利用させている。本来の目的に沿った適切な条例及び規則の運用を行ってもらいたい。
  第3款民生費は、前年度に比較して1億5,325万2,962円、10.8%の増加であるが、主な原因は保育所等整備事業の増加による。
  第10款教育費では、施設改修工事の増減に加え、認定こども園施設整備補助金の増加により7,138万2,145円、10.5%の増加となった。また、決算審査時において、別添の問題提起を行った。
  国民健康保険特別会計を初めとした5特別会計決算の合計額は、歳入30億2,993万8,715円、歳出29億5,949万1,083円となり、これらを前年度と比較すると、歳入は2億5,102万3,581円、7.7%、歳出は1億5,672万5,105円、5.0%の減少となった。
  会計別の状況は、広域化となった制度変更初年度の国民健康保険特別会計では、歳入歳出の項目に大きな変動があり、歳入で2億9,702万3,101円、15.6%、歳出で2億2,243万492円、12.5%の減額となった。また、基金積立金の執行については不適切な処理が認められ、今後十分注意をされたい。
  後期高齢者医療特別会計及び介護保険特別会計はともに増加となった。今後も高齢化等により社会保障費の増加が見込まれるため、健康増進事業及び介護保険事業の推進に努め、町民の健康増進を図っていただきたい。
  浄化槽設置管理事業特別会計は、前年度に比べ歳入で760万8,948円、5.2%、歳出で718万4,120円、5.1%の減額となった。施設整備費の減少が主な理由となっている。
  関口茂八奨学事業特別会計は、前年度に比べ9.6%の増加であるが、57名の学生に総額1,512万円の貸し付けを行った。
  公営企業会計の水道事業会計は、収益的支出が604万6,007円の当年度純利益となり、資本的収支の不足する額1億312万9,371円は内部留保資金等で補填した。有収率は前年に比べ3.2ポイント減の76.2%となった。この有収率の状況は水道事業にとって大きな課題である。ここが改善されなければ、本年3月に策定されたときがわ町水道事業経営戦略の見直しを求められる可能性もある。原因の解明にしっかり取り組んでいただきたい。
  一般会計における基金の年度末現金残高合計は26億940万9,530円で、前年に比べ3億 2,891万3,768円増加している。財政調整基金の1億8,243万8,998円の増、公共施設等整備基金の1億4,218万2,142円の増が主な要因である。
  平成30年度各種歳入歳出決算に対する審査においては、地方自治法第2条第14項に規定されるように最少経費で最大効果を上げられたか、行政執行の透明性は確保できたか、公平性は保てたかについて特に留意した。執行部には、各種法令及び条例規則の遵守を通じ、行政に対する信頼をさらに上げるよう求め、決算審査の結びといたします。
  以上です。
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   ◎認定第1号〜議案第28号の質疑
○前田 栄議長 これより認定第1号から議案第28号までの質疑に入ります。
  質問者は、ページ番号、項目名、節区分、備考欄の説明事項を申し出て質疑してください。質疑につきましては、質問者が1回にできる質問は3問までとします。その後、質問者がいない場合には、再度続けて質疑を許します。また、1問に対し、できる質問回数は3回までです。
  質疑につきましては、一般会計から順次行います。なお、一般会計に限り歳入歳出に分けて行います。
  それでは、日程第4、認定第1号 平成30年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定についての質疑に入ります。
  まず最初に、歳入の質疑を行います。
  質疑ございませんか。
  4番、小島議員。
○4番 小島利枝議員 4番、小島です。
  決算書の19ページ、中段にあります各保育園の保育料になります。
  こちらは本年来月10月より無償化が始まると思いますが、それを踏まえて収入未済額がありますが、こちらの方については今後どのように返済していただくかというのを、もうお話をしているかどうか伺います。
  2点目、35ページ、備考欄の上段になります商工費寄附金です。
  こちらのほうが予算に対しまして50万ほどふえておりますが、今回のこの寄附金の内訳を伺います。
  以上2点、お願いいたします。
○前田 栄議長 答弁願います。2問ですね。
  宮寺福祉課長。
○宮寺史人福祉課長 それでは、小島議員のご質問、保育料の収入未済がある方についてどのような交渉を持っているかということでございます。
  基本的に、収入未済、現年過年も含めまして、まずは電話でお話をさせていただいたり、それから児童手当の振り込み時に、通常は銀行振り込みで行うところ、未済のある方については窓口負担という形で役場に来る機会を設けさせていただきまして、担当が窓口で現金を交付すると同時に、保育料の払いが済んでいないところについて交渉を行うというふうな形で交渉を行っております。
  以上です。
○前田 栄議長 4番、小島議員。
○4番 小島利枝議員 今度、無償化ということで、なくなった分、少し負担が軽くなっているところで返していただく場合は、すごい大きい金額じゃなくても細かくでも返していけると思いますので、その辺、しっかり話し合っていただいて、返済していただきたいと思います。お願いいたします。
○前田 栄議長 1問目、よろしいですか。1問目はオーケーですか。
○4番 小島利枝議員 いいです。
○前田 栄議長 じゃ、2問目ですね。35ページお願いします。
  坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 それでは、お答えさせていただきます。
  35ページ、商工費寄附金の内訳でございますが、木のむら物産館のほうで267万5,000円、それと星と緑の創造センターのほうで80万円のご寄附をいただいております。
  以上でございます。
          (「全体の寄附金」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 今のが内訳ということでございまして、予算に対して50万円多いということで、こちらにつきましては星と緑の創造センターのほうで、50万円余分に、予算化した後にご寄附をいただいたということでございます。
  以上でございます。
○前田 栄議長 よろしいですか。
  じゃ、これで終わりですね。
  ほかに。
  5番、田中議員。
○5番 田中紀吉議員 5番、田中です。
  最初に、歳入の点で町税の担当者というのが非常に大変努力されたということで、一言、評価というか頑張ったということで、引き続きお願いしたいと思うんです。
  最初に伺います。
  主な施策の成果というほうがかなり詳しく書いてあるので、そちらのほうでお願いします。
  14ページの軽自動車税の滞納というのがちょっとよくわからないんです。あれは間違いなく車検を取るときには納税証明が要ると思うんです。
○前田 栄議長 ゆっくりね、ゆっくり。
○5番 田中紀吉議員 それ、1つ、お願いします。
  あともう1つは、これは決算書になります。決算書の39ページ。
  たしか去年もお伺いした気がするんですけれども、雑収入の点なんですけれども、収入という点と、預かり金と私は思うんですけれども、その辺、伺いたいんです。
  具体的に言います。例えば雇用保険個人負担金というのは預り金じゃないかと思うんです。または、もう1個いきますと、社協とかシルバー事業団、ブランディングだとか、電気代だとか、水道代預り金というのか立替金というのか、そういう区分に入れているんですけれども、この辺になると非常に収入と違いが出てきちゃうような気がするんです。収入じゃなくて、これは預かっているものじゃないかというふうに思うんです。
  それともう1つ、これに関連しますけれども、本年10月から消費税が上がって、今後、区分経理というやたら面倒くさい処理が入るはずなんです。だから、その辺も含めて、この辺をきちんと整理したほうがいいと思っているんですけれども、その2点伺います。
  福田さん、わかりますか。
○前田 栄議長 田中議員、速いね、少し。それから言いたいことを先に聞いて。
○5番 田中紀吉議員 一つは預り金じゃないかという話です。預かってそのまま払うんですから、普通の経理処理だと預り金なんですよ。それが1点目。
  もう1つは……
○前田 栄議長 ちょっと暫時休憩します。
                                (午後 1時21分)
─────────────────────────────────────────────────
○前田 栄議長 再開いたします。
                                (午後 1時22分)
─────────────────────────────────────────────────
○前田 栄議長 清水税務課長。
○清水健治税務課長 ページのほうは14ページの収入未済額のほうでよろしいんでしょうか。
○5番 田中紀吉議員 はい。
○清水健治税務課長 まず、現年でありますと、現年で課税しておきながら外国へ帰国してしまう方とかいらっしゃいます。そういった部分が収入未済として計上されたりします。
  それから、滞納繰越分につきましては、例えば廃車をしていない、届け出をしない。それから、所有はしておるけれども生活困窮等々の場合で納入がされていない。そういったケースの合計でございます。
○前田 栄議長 5番、田中議員。
○5番 田中紀吉議員 何となくよくわかるんですけれども、そうするとその未収というのか未納というのか、その部分はどうなっちゃうんですか。
○前田 栄議長 清水税務課長。
○清水健治税務課長 財産調査等をいたしまして、例えば差し押さえ等々ができない、そういたことになりますと、最終的には不納欠損処分になります。
○5番 田中紀吉議員 1点目はわかりました。
○前田 栄議長 いいですか。
  じゃ、2点目、お願いします。
  清水総務課長。
○清水誠司総務課長 それでは、田中議員の歳入のほうの雑収入の扱いについてということで、雇用保険の個人負担金について、まず、そういう名前、お言葉出ましたので、それにつきまして、確かにおっしゃるとおり雇用保険につきましては、町のほうの会計に臨時職員の方から入れて、そして払うわけなんですけれども、そういう点で町を経由してそのままいきますので、本当に預り金というところのものもあるかと思うんですが、たしか社会保険等の関係もありまして、公費のほうの部分もプラスの部分もあるかと思うので、ちょっとここら辺についての扱いは、ちょっとこちらも再確認をしたいというふうに思っております。
  それからもう1つ、社会福祉協議会の光熱水費とか、シルバー人材センターの光熱水費立 て替え分、これにつきましては、一応代表として町のほうでその施設全体を、シルバー人材センターのところと、もとの家族相談支援センターのところ、一括で電気料とか契約しておりますので、その割合負担分を決めて、それで町のほうにお支払いをいただくということで、町全体のほうでお支払いをしているんですが、その一部分ということで、シルバー人材センターだとか、それから社会福祉協議会のほうからいただくということなんで、ここについても現状でやむを得ないのかなというふうにも思っております。代表として町で払っていて、その割り当ての部分だけを町のほうに納めていただくというようなやり方はほかにもあるかと思うんですけれども、そのように考えております。
○前田 栄議長 5番、田中議員。
○5番 田中紀吉議員 私はそれが悪いと言っているんじゃなくて、電気代のほうです。電気、水道のほう。施設がもう別にあって、例えばメーターとか、量だとかいうのがはっきりわかっていて、だと思うんですよ。だからそういうのは、私が思っているのは、仕事ふやさない。切っちゃって、例えば年度なら年度できちっと契約をして、例えば具体的に言うと、ブランディングなんてかなり離れたところに貸しているわけですから、そこはそちらでもう精算してもらえば仕事が減るんじゃないかと思っているんです。
  私、去年も、これ聞いたんです。だからそういう努力をしないとやたら仕事がふえちゃうんじゃないかなと思うんです。と思ったんです。私はですよ。だから、そういう点でそういうところはきちっと精算をする、分けると。メーターなり、量が違っているんだと思うんです。私はどういうふうに町に請求が来るかわからないです。普通はそうじゃないと積算ができないと思っております。だから、できればそういうのはきちんと、貸しているのは貸したところが判断というか、自分で払ってもらったほうがいいんじゃないかというふうに思っているんです。
  あと立てかえの問題、負担の問題でいくと、間違いなく経理処理で預り金ですからね、これは。社会保険料も預り金です。一般的には。だから、町だけがそういうのというのはおかしいと思うんです。その辺をきちっとそういうふうに精査していくと、もう少し仕事がすっきりしたり、仕事が減るというふうに思っていますので、その辺は課長、どうですか。
○前田 栄議長 清水総務課長。
○清水誠司総務課長 田中議員のほうで、仕事をふやさないというような点で、そこの事業所がきちんとメーターをつけてあれば、それでそこに請求が行って、特に役場のほうでの仕事というのはなくなるという、そういうお話かとは思うんですけれども、なかなか個メーター がつけられないとか、そういうような状況もございまして、こういうふうな経緯に至っているというようなところであります。
  田中議員のおっしゃるようなその方向というのは、できればそういうふうにくっきり役場から離しちゃって、相対でやってもらうような方向が一番よろしいかと思うんですが、そういう点は、今後、できればそういうふうに役場のほうもしていきたいというふうに考えておりますので、なるべく手をかけなければ、いい方法があればそちらのほうに向けていろいろ考えていきたいというふうには考えております。
○前田 栄議長 5番、田中議員。
○5番 田中紀吉議員 課長、ちゃんと何かに基づいているから請求が来ているんですよ。と思うんですよ。メーターにしろ何にしろ、検針の人が。だからそれはおかしな話だと思いますので、それは課長が判断して、来年度からこういうふうにしてくださいで終わっちゃうと思うんです。ぜひ、そういうふうにやっていただければ、仕事もふえないし、全体がすっきりすると思いますので、これで終わります。
  以上です。
○前田 栄議長 ほかにございますか。
  6番、山中議員。
○6番 山中博子議員 6番、山中博子です。
  33ページ、下のほうなんですが、土地売払収入、ここはどこなのか、それが1点。
  それから、その下のピアノ売払収入、こちらもどこのピアノなのか。昨年もピアノ、売り払いしております。そんなにときがわ町にピアノがあったのかなと私はちょっと思ってしまいました。
  それから、その下の一般寄附金の内訳をお願いします。
  以上、3点です。
○前田 栄議長 答弁願います。
  加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 1点目の土地売払収入についてお答えします。
  こちらについては、道路の土地を売り払った収入になります。平成30年度は4人おりまして、道路敷地、公衆用道路を売り払った敷地となっております。
  以上です。
○前田 栄議長 1点目、よろしいですか。
  山中議員。
○6番 山中博子議員 道路を売り払ったのはわかるんですが、4人の方にというのは、どの辺を何のために売り払ったのか伺います。
○前田 栄議長 加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 まず1人目が、これが桃木地内なんですけれども、これは議会にかけまして、村道を廃止した案件が1件です。あと2人目が、これ大字玉川地内なんですけれども、道路敷の中で不要な部分が、かなり広くなっている不要な土地の部分を売り払ったものが1件。あと桃木地内がもう1件ありまして、これもやっぱり道路で、区域変更というのをかけまして、起終点が変わらないので、区域変更で1件売り払った案件があります。あとは別所地内なんですが、こちらも砂防工事に伴いまして、附属する道路の一部を区域変更によって売り払ったという4件になります。
○前田 栄議長 いいですか、1点目は。
  じゃ、2点目、お願いします。
  清水総務課長。
○清水誠司総務課長 それじゃ、ピアノの売払収入についてということでございますけれども、ピアノのあった場所は家族相談支援センター、今、活き生きのほうに移りましたが、前に向こうの、今のシルバーのほうにあったときに、おもちゃ図書館というのがそこに併設されてありまして、本来、社協とかそういうところでも管理していたんですけれども、そこに昔の保育園のピアノがありまして、ただ、家族相談支援センターも移転をしたり、おもちゃ図書館のほうも廃止にするという中で、あそこの中のものを整理したということでございます。そういう中でピアノも、いろいろ当たりましたけれども不要ということでございますので、それを売り払ったということであります。
  ついでにもう1つ、その前のという話もあったかと思うんですが、かかわりがありますのでついでに申し上げますけれども、その前のピアノが2台ありまして、それは、くすの木センターをつくるので、旧大椚第一小学校にあったピアノを2台、これも不要ということで売り払ったということでございます。
○前田 栄議長 よろしいですか。
○6番 山中博子議員 はい。
○前田 栄議長 3点目、お願いします。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 それでは、山中議員の3点目にお答えいたします。
  一般寄附の内訳ということでございますけれども、これは個人名等は控えさせていただきますが、1つの団体と1名ということで、30万円と5万円ということでいただいております。
  以上です。
○前田 栄議長 いいですか。
  山中議員。
○6番 山中博子議員 これは、ふるさと納税寄附金とは全く違った意味で、個人的に団体とかで寄附したものなんでしょうか。
○前田 栄議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 おっしゃるとおりでございます。
○前田 栄議長 よろしいですか。
○6番 山中博子議員 はい。
○前田 栄議長 ほかにございますか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原です。
  5ページ、また関連で13ページでございますが、その中で不納欠損額、これは前年度の比では大幅な減額になっております。一定の評価は得ると思いますが、この不納欠損においての処分された内容。たしか5つぐらい処分内容があります。どのような処分のされ方をされたのか。
  それから、収入未済額においては、この不納欠損と並行して減額も含めてありますが、何らかの理由により当該年度の出納閉鎖まで納入されなかった場合もあると思いますが、この内容の説明をお願いしたいと思います。
  それともう1点は、徴収率が強化されたということで大分評価を得ていますが、徴収率の強化において、おととしですが、差し押さえの件数は大分ふえた経緯があるんです。その影響額はどのくらいあるのか、その点を伺います。
○前田 栄議長 野原議員、3点ですよね。
○12番 野原和夫議員 はい。
○前田 栄議長 5ページの不納欠損額、お願いします。
  清水税務課長。
○清水健治税務課長 まず1点目でございますが、もしよろしければ主要な施策の15ページを ごらんいただきたいと思います。
  まず、不納欠損の種類というお話があったかと思うんですが、1つ目が、滞納処分を停止して3年間継続してしまって消滅というのが、そこの15ページの(13)番の左側の欄でございます。具体的には、軽自動車税のみに数字が入ってございますが、こちらにつきましては外国人でございました。
  それから、大きな2つ目でございますが、その隣です。処分停止をしましたが、町税が徴収できない場合、財産調査をいたしまして資産等がないといったような場合に、これは即時に消滅させるものでございまして、個人町民税を初め、実件数等につきましては、そちらに表記したとおりでございます。
  それと、大きな3つ目といたしましては時効でございます。5年経過してしまったというものでございまして、こちらにつきましては、先ほど申し上げた2つ、これをきちんとやっておれば、5年たったときの時効というのはほぼなくなると考えておりますので、今後、時効による場合というのは減少に努めてまいりたいと考えております。
○前田 栄議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 主要な施策のほうも私ちょっと見落としちゃったんですが、この中で5年間の消滅時効ということで、自治法の236条も含めてありますが、そのほかに自治法243の2、自治令171の7とか、いろんな問題が含まれていると思いますが、これに該当する例というのはこの中にはないんでしょうか。伺います。
○前田 栄議長 清水税務課長。
○清水健治税務課長 当方で行っております不納欠損につきましては、地方税法にのっとった不納欠損でございまして、今、お話のございました自治法の第236条につきましては金銭債権の消滅時効、それから、自治法の施行令の171条の7につきましては債権の免除という形でございますので、あくまで税につきましては地方税法に基づいた処分でございます。
○12番 野原和夫議員 いいです。
○前田 栄議長 じゃ、2点目、お願いします。
  清水税務課長。
○清水健治税務課長 こちらにつきましても、主要な施策の14ページをお開きいただきたいと思います。
  収入未済につきましては、大きく2つに分かれてございます。滞納繰越分と現年課税分ということでございまして、この14ページの(10)につきましては、滞納繰越分、現年課税分 のそれぞれの滞納繰越額を記載してございます。
  それから、その下のAの表でございますけれども、こちらは滞納繰越分と現年課税分の件数でございます。そちらを示してございます。
  ということで内容的には、滞納繰越分につきましては、平成24年度以前で一まとめにして表記させていただいております。
○前田 栄議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 この問題については、所属年度、歳入科目、納入すべき金額、または納入義務者等に過誤がないかということを、法令等、または契約等に違反していないかということを調査、決定した上でやっているわけですね。その点はきちんとした方向性を示してやっていると思いますが、そのとおりですか。
○前田 栄議長 清水税務課長。
○清水健治税務課長 おっしゃるとおり、きちんと財産調査等々を行って、きちんと処分してございます。
○前田 栄議長 2点目、いいですか。
○12番 野原和夫議員 はい。
○前田 栄議長 3点目、お願いします。徴収率ですね。
  清水税務課長。
○清水健治税務課長 徴収率の上昇に差し押さえ件数が何らかの影響を与えておるのかというご趣旨かと思うんですけれども、こちらも主要な施策の14ページなんですが、そこの(11)というところなんですけれども、これは国保も含んでおるということをちょっとご理解いただきたいと思うんですけれども、差し押さえ件数につきましては、平成30年度は215件でございました。じゃ、前年はと申しますと、前年は285件。もう1年前、平成28年度は164件でございました。確かに平成28、29、30と徴収率は上昇していると思われます。
  その理由がこの差し押さえ件数と比例するのかと申すと、あくまで差し押さえにつきましては、生活維持費をきちんと確認した上で、差し押さえ可能額というのをきちんと出した上での差し押さえでございますので、徴収率を上げるために件数をふやすということではございません。
○前田 栄議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 徴収率を上げるためとはいっても、ある程度の一定の率を上げないといけないということであると思うんですよ。じゃ、これだけの件数を差し押さえしたんな ら相当な金額が追加されたわけじゃないでしょうか。この金額は出ますか。
○前田 栄議長 清水税務課長。
○清水健治税務課長 この差し押さえに伴いまして徴収できた金額なんですけれども、ちょっと細かい数字まではご勘弁いただきたいと思うんですが、国保を含めまして約825万7,000円でございます。
○前田 栄議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 生活水準、最低生活を保障される中でやっていると思いますので、いろんな問題が、今、含まれていると思うんですよ。格差社会の中でも。国保税においても相当な金額が滞納もあると思うので、この中では慎重に、今後はやっていただきたいということをお願いしたいと思います。
  以上です。
○前田 栄議長 よろしいですか。
  ほかにございますか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原です。
  続きまして、全体から見ると、この町税、私はこの自主財源が主な財源の中で、依存も含めて大事な財源だと思いますが、自主財源が全体で見ると2,600万ぐらい減額になっております。これは大きな今後の課題になってくると思うのですが、自主財源の確保、今後どう考えているのか伺います。
  それから、地方債の確保についてどのように考えているのか。
  それから、地方債を財源とすることができる事業があると思いますが、いわゆる5条債、含めてありますが、どのような財源確保を考えているか、事業ができる財源をどのように考えているか。3つ伺います。
○前田 栄議長 3問ですか。これから1つ、2つとつけてもらえればわかるんですけれども。
○12番 野原和夫議員 地方債を財源とする事業を何か考えているか。
○前田 栄議長 暫時休憩します。
                                (午後 1時46分)
─────────────────────────────────────────────────
○前田 栄議長 じゃ、再開いたします。
                                (午後 1時47分)
─────────────────────────────────────────────────
○前田 栄議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 それでは、野原議員の1点目の自主財源の確保ということでございますけれども、平成30年度の決算におきまして、収入済額の中で自主財源が占める割合が大体33%、3分の1ぐらいの金額になっております。その中で一番大きなものとしましては、やはり町税になるわけでございます。町税につきましては、やはり生産年齢人口等の減少に伴いまして、少しずつではありますけれども税収、調定が減ってきているというふうなことです。そうしたこと。そして、そのほかにもいろいろと使用料収入ですとか、分担金の収入、そうしたものが自主財源になってこようかと思います。
  ここで、じゃ、どう確保していくかということでございますけれども、やはり税に関して申し上げさせていただければ、やはりそれは対象をしっかりと見直して賦課をしっかりするというふうなことは一つになろうかと思います。
  また、税をお支払いいただく方をふやしていく。企業の誘致ですとか、移住を促進させて、そうした方たちをふやしていくというふうなことが一つになろうかと思います。
  それと、そのほかに自主財源として入ってくるようなものをしっかりと見直して。特にここのところふえてきているのが、財産収入等につきましては、見直してきて少しずつ、いっときから比べますと倍ぐらいになっているというふうなことで、毎年、定期的に入ってくるものになりますので、重要な財源になっていくかと思います。
  また、そのほかにも使用料ですとか、分担金というものも自主財源ということになりますので、そうしたことも受益者負担ということにも、その辺は考慮していく必要もあるのかなというふうには考えているところでございます。
  以上です。
○前田 栄議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 できれば、受益負担というのは慎重にやっていただきたいと思います。
  そんな中で、今、課長からそういう問題も示されましたが、今後の自主財源確保については、恐らく次の予算にはある程度の予定という問題が示されてしかるべきではないかと思いますが、そういう方向性も示された予算になるんでしょうか。伺います。
○前田 栄議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 自主財源で予算のほうが全て賄えるようになれば、それは一番にこ したことないんですけれども、やはり予算の中で、歳入の中で一番占める割合というのは、地方交付税がときがわ町の場合には一番多く占めているわけでございますので、この辺につきましてもしっかりと予算のほうを積算して、できるだけ自主財源が確保できるようにしていきたいというふうには考えているところでございます。
  以上です。
○前田 栄議長 野原議員、予算じゃなくて決算なので、よろしくお願いします。
○12番 野原和夫議員 次の予算に入れてもらいたいということで要望しているわけ。
  依存財源の中では、やっぱり自主財源は各自治体の努力が多く左右されると思うんですよね。この問題については努力をしていただきたいと思います。
  もういいです。
○前田 栄議長 いいですか。あと幾つ残っているんでしたか。あと1問ですか。
○12番 野原和夫議員 地方債の確保について。
○前田 栄議長 じゃ、地方債の確保、よろしくお願いします。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 2点目のご質問でございますが、地方債の確保ということでございます。
  多くの地方債につきましては、事業あっての地方債というふうなことになろうかと思います。そうしたことから3点目にも関係してきてしまうのかなというふうには思うんですけれども、できる限り、そちらの財源として、地方債のほうはいろんなメニューがございますので、そこを研究して、できる限りの地方債というものは行っていきたいというふうには考えております。
  これはなぜかと申しますと、やはり多くハード事業になりますので、ハード事業ということですと、後年度に利用される方も受益とするというふうな意味からも、起債で賄うというのも一つの方法だというふうには考えております。
  ただ、もう1つ、起債の中には臨時財政対策債というものもございます。これにつきましては、国のほうの方針としては少しずつ減らされてきているというふうな部分がございまして、今回の議会におきましても、補正予算で臨時財政対策債の減額のほう補正上げさせていただいておりますけれども、方向としてはこれは減っていくというふうなことで考えております。ただ、臨時財政対策債の性格としましては、それが減った分は交付税のほうに入ってくるというふうなこともございますので、交付税全体で考えていくというふうなことになろ うかと思います。
  3点目も以上でございます。
○前田 栄議長 野原議員、よろしいですか。
○12番 野原和夫議員 はい。
○前田 栄議長 ほかにございますか。
  9番、野口議員。
○9番 野口守隆議員 先ほど野原議員の質問とちょっと重複するかもしれません。お聞きしたいと思うんですが、この主要な施策で先ほどの差し押さえ、あるいは不納欠損処分の手続というのは、まず、いきなり不納欠損にするわけでもないですしょうし、いきなり差し押さえするわけでもないでしょうから、どういった手続を重ねながらこういった処分をするのかということが1点と、もう1つは、このページに平成30年度差し押さえの債権とありますが、債権というのはどういったものがあるんでしょうか。
  それと、もう1つ前に戻りますが、財産調査すると言いましたよね。財産調査というのは、どういった方法で行うのか。そういうことを含めて答弁お願いします。
○前田 栄議長 3点ですね。2点。債権の中に、財産調査入れて。わかりました。
  2点の答弁願います。
  清水税務課長。
○清水健治税務課長 まず、不納欠損の手続でございますが、督促をいたしまして、それでも支払いがない場合、催告をいたします。催告をしてもなお未納の場合には、まず、財産調査ということで、銀行、ネット銀行、生命保険会社、こちらにその滞納者の契約といいますか、預貯金があるかどうか、そういった財産調査を行います。仮にそこであった場合、何らかの預貯金、資産があった場合は、差し押さえには生活維持費をきちんと控除してから差し押さえ可能額を決めなさいという決まりがございますので、生活維持費を除いてなおかつ余る資産がございましたら、それを差し押さえるという形になります。
  そうやって差し押さえて回収できれば結構なんですが、そういった財産調査でも資産がない。そして、例えば病気で仕事ができない等々の理由があった場合に、じゃ、次はどうなるかと言いますと、例えばたまたまお仕事がうまくいかなくて滞納になっているという場合は、先ほども主要な施策の15ページのところで申し上げたんですが、まずは処分の停止をかけまして、3年間でその方が資力回復するかどうか、これを確認します。3年間で資力の回復が見込まれないと、残念ながら不納欠損処分ということになります。
  それから、財産調査のときに、もう資産がないということで、なおかつ例えば病気であるとか働けないというような場合には、即時に消滅させるというのが2つ目にございます。あと、ちょっと先ほども申し上げたんですが、外国に帰国してしまうとちょっと追いかけられないということで、外国人の方が帰国された場合も即時に消滅をさせていただきます。
  その2つとも当てはまらない、私どものほうが徴収努力を重ね続けたのにもかかわらず、5年間たってしまったものは時効で消滅という形になります。手続というか、最終的な結果はそういう順番といいますか、段取りといいますか、そういう形になります。
  以上です。
○前田 栄議長 野口議員。
○9番 野口守隆議員 わかりました。
  そうすると、初め、延滞なり何なりして最終的に財産調査までいくのには、いきなり財産調査するわけないでしょう。どのくらい期間をかけて最終的には財産調査を行うんですか。
○前田 栄議長 清水税務課長。
○清水健治税務課長 まず、未納が確認された場合です。二十日以内に督促をいたします。その後、反応がない場合には催告なんですけれども、こちらは任意の、催告というのは任意なことだそうで、そういってもうちは、税の期別ごとにその納期が過ぎた場合は、二十日を過ぎてその後支払いがない場合は期別催告書というのを出します。それでもなおかつ何ら収入もない、反応もないといった場合に財産調査をかけるということでございます。
  この財産調査は、物によって1カ月かかる場合もあれば、3カ月かかるようなものもございます。
  以上です。
○前田 栄議長 野口議員。
○9番 野口守隆議員 わかりました。
  多分、いわゆるそういう手続なり何なりは法令に定めてやっておるんでしょうから、先ほども野原議員が確認したとおり、それにのっとってやっていると思っているので、この件、結構です。
  それから、債権について、じゃ、お願いします。
○前田 栄議長 清水税務課長。
○清水健治税務課長 主要な施策の14ページの(11)の中の差し押さえの債権202の内訳ということでよろしいでしょうか。
  この債権の一番多いのは預貯金でございまして、これが149件、202のうち149件。それから、その次に多いのは生命保険でございまして、28件でございます。
○前田 栄議長 野口議員。
○9番 野口守隆議員 わかりました。
  この生命保険については、生命保険を掛けているわけでしょうから、その中で例えば差し押さえをするということになると、多分生命保険の中に、例えば満期が200万円なら200万円で何年か積んだ分が30万円とか40万円とかあると、そういった分を差し押さえちゃうわけですか。
○前田 栄議長 清水税務課長。
○清水健治税務課長 たまたま差し押さえを実行するときに、満期を近く迎えるものがあれば満期の返礼金を押さえるということになるんですが、そうではない、まだ掛けて途中の場合は、生命保険については、差し押さえ予告をいたしますと大体反応がございます。ところが、それでも反応がない方につきましては、何回も申し上げていますが、生活維持費を確保した上で、なおかつ生命保険が生活維持に影響がないということであれば、税法に基づいてその契約自体を解約してしまいます。解約して、その解約金、解約で戻ってくる金額を差し押さえて回収するという手続です。
  以上です。
○前田 栄議長 野口議員。
○9番 野口守隆議員 初めて私も聞いたんですけれども、じゃ、そうすると解約になっちゃうということは、その生命保険はもうその人に対してなくなってしまうということなんでしょうね。それに対して今まで、例えばクレームが出るとかそういうことはなかったんでしょうか。
  一例を申し上げて大変申しわけありませんが、実は、そういった方で、私、亡くなった方の遺族からちょっと抗議を受けたことがあったものであえてお聞きしたんですが、いかがなものでしょうか。
○前田 栄議長 清水税務課長。
○清水健治税務課長 私が聞く範囲では苦情というのはないんです。なぜかと申しますと、大体生命保険を押さえますよいう話になると、ちょっと待ってくれという方が大勢ということが1点。それから、押さえてしまっても、現金で納税するよりは、そこからお取りくださいというような方もいらっしゃいます。
  私も正直、個人の方がみずから契約した生命保険を勝手に解約するというのはいかがなものかと思ったんですが、それは手法として税法に基づく滞納処分としてあるということでございますので、反応がない方につきましては実施しております。
○9番 野口守隆議員 わかりました。
○前田 栄議長 ほかにございますか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 先ほどの不納欠損について、もう一度、私から質問内容を決めて伺いたいんですが、先ほどの中では処分例が、私、あると言いましたが、その中には自治法236の1、その後に自治法243の2、自治令171の7、地税法61、323と、それから国税徴収法第153条第4項、地方自治法において受領している場合というふうに、さまざまな点があるんですよね。
  その中で私はもう一度確認したいんですが、いずれの場合にあっても法令等に根拠を置くものでなければならないといふうになっているんですよね。その中で、単に債権者が権利の放棄の意思表示をしたのみでは、確定したものではなく、無効であるというふうになっているんです。そこのところを重要視していただくことになっていると思うんですが。それと、特に地方税法等の徴収に当たっては、地方公共団体の職員の認定によって不納処分とされたとしても、直ちにここに不納欠損額となるものではないというふうになっているんです。
  この問題については、町のほうは、こういうことをきちんと把握しての対応をしていると思うんですが、いかがでしょうか。
○前田 栄議長 答弁願います。
  清水税務課長。
○清水健治税務課長 私どもの不納欠損の処理につきましては、地方税法に基づく処分しかしておりません。地方税法の第15条の7第4項、それから第5項、それと第18条、この3つの条項に基づいた処分しかしてございません。ということでご理解いただければと思います。
  不納欠損処分をしたからといって、仮に5年間の期間があるんだとすれば、それはその後のやりとりでもって、収入、もし可能なんであれば、そういう交渉はしますけれども、ただ、私が認識している限りでは、もう不納欠損をする方というのは、本当に生活困窮、財産もない、そういった判断のもと行っておりますので、基本的には不納欠損をしてしまいますと、もうその税額は諦めるということでございます。
○前田 栄議長 よろしいですか。
  ほかにございますか。
          (発言する者なし)
○前田 栄議長 これをもって歳入の質疑を終了いたします。
  暫時休憩いたします。
  再開を2時25分といたします。
                                (午後 2時08分)
─────────────────────────────────────────────────
○前田 栄議長 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
                                (午後 2時25分)
─────────────────────────────────────────────────
○前田 栄議長 ただいま、長島議員から早退届が提出されておりましたので、これを許可いたします。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎発言の訂正
○前田 栄議長 それから、次に、清水総務課長の発言の訂正ということで、ここで先ほど清水総務課長から認定第1号における山中議員の質疑に対する答弁における発言の一部訂正について発言の申し出がありましたので、これを許可いたします。
  清水総務課長。
○清水誠司総務課長 大変申しわけございません。
  先ほど山中議員のほうからご質問のありましたピアノの売り払いにつきまして、私、発言をしたわけですが、それにつきまして勘違いがありまして、年代の勘違いがございましたので、私の発言については訂正をお願いしたいというふうに思います。
  では、訂正をさせていただきます。
  これにつきましては、旧大椚第一小学校のピアノを売ったと、売り払いをしたということでございますが、これにつきましては、玉川中学校のピアノを売ったというふうなことでございまして、それについて、旧大椚第一小学校のピアノを売ったのはそれ以前の問題でございまして、私のほうで勘違いをしましてそのような発言をしてしまいましたので、訂正をさせていただきたいと思います。申しわけございませんでした。
○前田 栄議長 お諮りいたします。
  これを許可することにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 異議なしと認めます。
  よって、清水総務課長から発言の一部訂正の申し出を許可することに決定いたしました。
─────────────────────────────────────────────────
○前田 栄議長 これより、歳出の質疑を行います。
  一般会計の歳出の質疑に限り、3月議会の予算審議と同様、款別に行います。
  まずは、決算書の44ページ、1款議会費から93ページ、2款総務費までの質疑を行います。
  質疑ございませんか。
  6番、山中議員。
○6番 山中博子議員 6番、山中博子です。
  61ページ、11節需用費、修繕費8万136円。主要な施策の成果の中、26ページに起業支援施設窓ガラス4万9,896円、ブランディング工房照明器具3万240円とございます。これは、どのような状態で町が負担したのか伺います。それが1点。
  2点目、67ページ、13節委託料、業務委託料136万7,673円。主要な施策の成果の29ページにもございますが、デマンドバス予約受付業務委託、予算では265万1,000円との違い。9月末でデマンドバス予約がなくなるということで、半年分ということでしたらちょうど132万5,500円になるのではないかと思うんですが、これの違いが2点目。
  3点目、同じく67ページで、19節負担金、補助及び交付金でバス路線確保対策費補助金5,626万6,000円。予算では5,520万円だったんですが、ここで106万6,000円増なのはなぜか。
  以上、3点について伺います。
○前田 栄議長 答弁願います。
  企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 まず、山中議員の1点目の61ページの11節需用費の修繕料8万136円のうちの、失礼しました。主要な施策の成果の26ページのブランディング工房修繕料の3万240円についてでよろしいわけですよね。
○6番 山中博子議員 起業支援施設修繕料とブランディング工房、2つ。
○荒井 淳企画財政課長 両方ということで。
  それでは、1点目の起業支援施設の修繕料、窓ガラスでございますけれども、これは夜のうちに、誰だかわからないんですけれども、不審者というかによりまして窓ガラスを割られてしまっていたということがありまして、すぐに対応しなければならないということ。また、 入居されている方の責任にもならないというふうなことから、これは町のほうで支出をさせていただきました。
  もう1つ、ブランディング工房の修繕料につきましては、これはこの施設に附帯した設備というふうなことで判断をさせていただいて、町のほうで負担をしたところでございます。
  以上です。
○前田 栄議長 山中議員。
○6番 山中博子議員 起業支援施設のほうは、誰が壊したのかわからないということで仕方ないんですが、ブランディング工房のほうの照明器具というのは、附帯した施設というのはブランディング工房1つじゃないですか。
○前田 栄議長 企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 説明が足りませんで、申しわけございませんでした。
  これは、照明器具を取りかえたのではなくて、もとからつけ直したというふうなことでございます。その施設に附帯してしまっている設備なものですから町のほうで負担をしたというところでございます。
  以上です。
○前田 栄議長 山中議員。
○6番 山中博子議員 その照明器具については、ブランディング工房のほうから要請があって町が負担してつけたということでしょうか。
○前田 栄議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 おっしゃるとおりでございます。
○6番 山中博子議員 わかりました。
○前田 栄議長 2点目ですね。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 続きまして、67ページのデマンドの委託料136万7,673円でございますけれども、これはたしか当初予算のときに山中議員から質問いただきまして、私お答えした覚えがあるんですけれども、10月から3月分までにつきまして委託料として別に払っていたわけでございますけれども、バスの確保対策の補助金、運行費の補助金のほうに入れることによって特別交付税の対象になるというお話をたしかさせていただいた覚えがあるんですけれども、そうしたことから、10月から3月分までにつきましては今年度の補助金の中で予算のほうを含めさせていただいているという説明をさせていただいて、半分になりますとい うお話をさせていただいたかと思います。
  以上です。
○6番 山中博子議員 わかりました。
  では、こっちに入っているということですね。これ1つに。
○前田 栄議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 こっちにというのは、多分決算の中の確保対策費補助金にというお話だと思うんですけれども、そうではなくて、これは今年度、令和元年度の補助金の中に半分の分、136万の分が、半分の分が入っております。積算しております。令和元年度の補助金のほうです。
○前田 栄議長 わかりましたか。
  3問目。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 予算に対しまして補助金のほうが106万円ほど多いというふうなお話でございますが、ここにつきまして、この補助金の中で流用させていただいて補助のほうをしたところでございます。
  以上です。
○6番 山中博子議員 すみません、もう一度お願いします。
○荒井 淳企画財政課長 この補助金という節の中で流用させていただいて、予算を確保して補助金のほうを支出したところでございます。
○前田 栄議長 よろしいですか。
  ほかにございますか。
  5番、田中議員。
○5番 田中紀吉議員 5番、田中です。
  すみません、ゆっくりしゃべります。
  主要な施策の成果の中で、23ページの、まず1問目は簡単なところで、業務委託で萩小の電話設備の保守料というんですか、設備保守料がないと思うんですけれども、その点伺います。1点目。
  2点目、起業支援施設ということで、家賃が61万2,000円いただいて、管理委託で48万円をお支払いしています。どのような管理委託というのか、成果というのか、そういうのが全く見えないんですけれども、その辺伺います。
  3点目、監査の報告がありました活き生き活動センターの件ですけれども、これは79ページには619万2,273円の支出ということで、かなりいろんなところから流用させて予算つけていますけれども、収入が具体的に言うと、私も一生懸命探したんですけれども見えなかったんです。まず、収入は収入のことがあるんですけれども、見えなかったということで、具体的にはどういう収入や成果があったのかということで、3点伺います。
○前田 栄議長 答弁願います。
  清水総務課長。
○清水誠司総務課長 施策の成果の23ページの業務委託料、総務一般管理事務の中に、ここに各本庁舎はじめ学校等の電話設備の保守点検委託料があるんですけれども、これについて萩小がないということの質問かと思うんですが、萩小については、これ一括、今までこちらで、総務課のほうでやってきたんですけれども、萩小のほうについては独自に最初から別の業務委託を行っておりまして、これについてちょっと、たしかデジタルとかいろいろ、そういう電話の機能の違いからしてこれは別に契約をしていたということで、これは落としているわけではなくて、萩小は独自に入れているということでこのグループには入っていないということでございます。
○前田 栄議長 よろしいでしょうか。
  5番、田中議員。
○5番 田中紀吉議員 私は、余り重箱のという姿勢ではもちろんないんですけれども、たまたま、どうして、みんなも、これを見ると非常におもしろい数字が出ていたりなんかするわけです、ぽんぽんと。だから、そういうところであったら、なければないで結構なんです。別の契約をしているということで答弁承ります。1点目は結構です。
○前田 栄議長 2点目、お願いします。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 田中議員の2点目のブランディング工房の……
○5番 田中紀吉議員 ブランディングじゃないですよ、起業支援です。
○荒井 淳企画財政課長 失礼いたしました。起業支援施設の委託料の中身が見えてこないというふうなお話であろうかと思いますけれども、これにつきましては、通常、町民の方からの起業についての相談を受けていただいているというのが1つあります。それにつきましては、よく新聞等の折り込みでも通信が入っているかと思うんですけれども、そうした中で、住民の方にも気軽に起業相談のほうをしていただけるような環境をつくって、そちらのほう でやっていただいているというふうなことでございます。
  以上です。
○前田 栄議長 田中議員。
○5番 田中紀吉議員 課長、あれは有料なんですよ。相談は無料ではありませんね。だから、そういう施設に管理委託48万円も出して、実質的には年間でいくと13万2,000円、月額でいくと1万1,000円ですよね。だから、やっぱりそこのところはきちんと精査をして、無料だったら私わからない部分、まあ有料も含めて、活き生き活動センターみたいなものもありますから、別々に、それはまた別な角度で伺いますけれども、それちょっと違うんじゃないかと思うんですけれども、もうちょっと詳しく、具体的に、無料なんですか、有料なんですか、伺います。
○前田 栄議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 これにつきましては、有料で受けていただいております。それはなぜかと申しますと、起業というものを余り軽々しく考えていただけないというふうなところがあるかと思います。しっかりとご自分の信念を持った形での起業というもので相談をしていただきたいというふうなことがありまして、やはり無料にしてしまうとそこまで考えない、ただどうなんだろうとかというイメージだけで相談のほうに来てしまう方がいらっしゃいますので、その辺はしっかりと、起業するに当たってはそういう経費がかかるんだというところを認識していただくために有料で受けていただいております。
○前田 栄議長 田中議員。
○5番 田中紀吉議員 それは当たり前です。当然、これから起業して、きちんとそれで飯を食っていく、またはというのは当たり前で、相談料は当然必要だと私も思います。そういうお話をしているわけではないんです。管理委託として48万円を払っているわけです、町が。そこのところです。私は、起業が有料かどうかをお聞きしているんではありません。48万円を払っていると。それを町民、税金を入れているわけですから、そこのところをお聞きしているんです。これはもう3問目になりますからしつこくは言いませんけれども、少なくともそういう認識を、皆さんで認識しなきゃいけないというふうに思います。課長、いかがですか。それで最後、3番目ですから、それだけ伺います。
○前田 栄議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 おっしゃっている意味は私もよくわかります。ただ、町が管理委託を払っているから無料でいいかというふうなところとはまた違うかと思います。その相談を 受けている方にしても、ふだん民間でやはりそういうふうな相談があったときに相談料というのをいただいているようでございますけれども、それは1時間なり何なりで数万というふうな単位になっているというふうに聞いております。ただ、そこまでいったんでは住民の方にも負担がかかってしまうので、そこの部分を町が一部負担をしているというふうなことでも考えているところでございます。
  以上です。
○5番 田中紀吉議員 3問目ですので結構です。3問しかできないということなんで、また時間があったらやります。
○前田 栄議長 ほかにございますか。
  もう1個あるんだよね。では、やるわけで。79ページね。答弁願います。
  清水総務課長。
○清水誠司総務課長 田中議員の活き生き活動センターの経費につきまして、619万2,273円かかっているということですけれども、これについての歳入のほうのことについてはどうなのかという、利用料ですね、それについては、先ほどの歳入のほうの19ページをごらんください。
  19ページの一番下の、総務使用料の一番下のところです。これが、6万5,300円が活き生き活動センターの使用料ということでございます。あと、施策の成果の39ページの上のところに活き生き活動センター運営費のところの利用申請件数ということで、一応76件、うち有料が38件ということで、町民24、一般10、営利4件というようなことが内訳で載せさせていただいております。
  以上です。
○前田 栄議長 田中議員。
○5番 田中紀吉議員 失礼しました。600万円が経費として必要で、収入が6万5,000円ということで伺い、わかりました。
  それで、利用についても具体的には有料が38件ということだというふうに思います。まだ初年度というのか、そういうところでは難しいというのは理解はできます。私も何回か利用をさせていただきまして、有料ではないですけれども、見ましたし、職員の方も一生懸命いろんな形で利用促進するための宣伝もしているし、やっている。それは私もそれなりに見ているつもりです。見てきました。ただし、監査委員さんのご指摘は、きちっとした、こういう使い方やこういうアンケートや具体的にというのがあってつくったんじゃないかと、そう いうことだと思うんです。そういう視点はどうなのかというのが、1つはお伺いしたいなと思います。いかがですか。
○前田 栄議長 清水総務課長。
○清水誠司総務課長 活き生き活動センターの建設にかかわる経緯というのは、既にいろいろ議論されてきたことかと思います。ただ、そういう中で現在では実際運営しているというような中で、本来の趣旨に基づいて達成、いろいろな、お年寄り、若い人、そういう交流の施設にとか、そういうような目的も持っておりますので、その目的に合う形で、先ほど田中議員も言っていただきましたけれども、職員のほうも努力をしております。また、広報等も毎月いろいろな使い方について、催し等もご案内しながら普及に努めておりますので、もうしばらくこの利用方法について、また利用状況について見ていただければというふうに思います。
  以上です。
○前田 栄議長 田中議員。
○5番 田中紀吉議員 大変いい施設という部分ではあるんですけれども、やっぱり経費がすごくかかり過ぎるぐらいかかると思うんです。だから、それを、例えばこれが、利用が倍になったとしたってもう大変な出費になると。それで、ほかの公民館なんかに比べても費用がいっぱいかかっているんです。だから、そういうことも含めて、あともう1つは、今度、次の段階でお伺いしますけれども、今後はそうい施設を統廃合というんですか、減らしていかざるを得ないということでもう出ているわけですから、そういう長期的な点も含めたことを当然考えてつくったんだと思うんです。私も賛成した立場なので、もう潰せなんていう立場ではありませんので、しっかり使っていこうと、使い切っていこうということで、そういう立場ではあるんですけれども、もうちょっと、ほかの施設を集約するとか何かの中で利用度を考えるとか、全体の流れを考える、あと人口減少だとかいろんなものを考えながらそういう利用の方法だとか、その辺も、清算的なんじゃなくて前向きな感覚の中で検討していただけたらと思うんですけれども、課長、もう1回お願いします。
○前田 栄議長 清水総務課長。
○清水誠司総務課長 まず、経費についてのことなんですけれども、経費につきましては現在も600万、昨年度はかかったということなんですけれども、今年度におきましてはかなり管理委託料等も見直しをして、予算でいくと200万いくんですが、現在のほうでいけば100万ぐらいに抑えられるかなというような、そういう見直しもしてございます。そういう点で、経 費もかからないような工夫もしていきたいというふうに今考えております。
  あとは、いろいろな施設の、何回もお話もいただいておりますけれども、今後施設の見直しとか、そういうようなことも町のほうで計画を立てていくというような中の1つの施設として、どことどういうふうに組ませるかとか、いろいろな考え方はあるかと思うんですが、その利用方法、それから施設の統合等については大きな課題を持った考え方でやっていきたいというふうに考えております。
  以上です。
○前田 栄議長 ほかにございますか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原です。
  今、田中議員のご指摘と同じことで、私はいいところをついているなと思います。やっぱり委託料もさまざまな委託料がありますから1回検証して、もう少し削減できるところは削減するなりして研究していかないといけないと思います。私は、この中で特に今言った活き生き活動センター、これは監査委員からもずっと指摘されている問題なんです。だから、このことはやっぱり率先してやらないといけないと思います。
  それと、先ほどときがわカンパニーの問題がありましたが、私はこれがどういうふうに機能しているか見えないんです。やっぱり、先ほど荒井課長はチラシにも入って、企業のいろいろなことを進めていることを言っています。しかし、町のお金も委託料48万、出ているんです。だから、先ほど言ったように委託料の使い方、委託料金においてもやっぱり見直しが要る。そして、やっぱり動きが見えないということは一番疑問視される問題なんです。これが、やっぱり町民に反映されている、活動している拠点になっているのかどうか、そこをやっぱり精査しながらやっていかないといけないと思うんです。それも、町内の敷地内にあるわけですから、そういうところが、町民が来て見ているんです。例えば、この問題については、日影のある住民から、あそこは何をしている会社なんだよと、会社ということは言っていました。だから、見えないんですよ、その内容が。だから、1回全部そういうところを見直して……
○前田 栄議長 野原議員、何を聞きたいんですか。
○12番 野原和夫議員 48万円の。
○前田 栄議長 何ページの。
○12番 野原和夫議員 主要な施策の成果の。
○前田 栄議長 ときがわカンパニーのことですか。
○12番 野原和夫議員 30ページの問題で、やっぱり、先ほど、委託料についてのお金の使い方も含めて検証して、きちんと見直す時期に来ているんではないかなということを言いたいんです。それを、町のほうで、執行部で今後の課題としてやるかどうか。その点も伺いたい。これは決算に出ているわけですから。お金の使い方を、使っちゃったものを決算しても、もう使っちゃったんだから反対はできないわけです。今後の課題として意見は言えるわけですから、それで言っているわけですから、議長、それは理解していただきたい。
○前田 栄議長 聞きたいのは、ときがわカンパニーの委託料がどうかということですか。
○12番 野原和夫議員 だから、全体の委託料も含めて、特にこの問題については見えないということを言っているんです。だから、見える場として還元される委託料を払えばいいじゃないですか。それを、見えないんだったら見えるようにしていただくとか。やっぱりそこをきちんとしてもらう必要があるのではないかなということで、田中議員と同じような質疑になってしまいますが、そういうことを言いたいんです。
  以上です。お答えいただければありがたい。
○前田 栄議長 委託料の見直しということで。1問でいいんですよね。
○12番 野原和夫議員 はい、いいです。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまの野原議員のご質問でございますけれども、あの施設をああいうふうにまずしたというところが遊休施設の有効活用というふうなこともありまして、ときがわ町でそれぞれの個人の方が稼ぐ力を養っていただきたいというふうな意味から起業相談というふうなものに行き当たったわけなんですけれども、ただ、そこに対して委託料を払っている中で、なかなかそれが見えてこないというふうなところのご指摘だと思いますけれども、そこにつきましては、今後、またその事業者と協議をいたしまして、住民にわかりやすいことでPRのほうをしていきたいというふうには考えております。
  以上です。
○前田 栄議長 よろしいですか。
  ほかにございますか。
  3番、神山議員。
○3番 神山 俊議員 3番、神山です。
  1点、お伺いします。
  決算書60ページですけれども、中ほどの6目財政調整基金費や8目の公共施設等整備基金 費がありますけれども、当初予算額より大幅に増額しております。当初の目的と合っているのか、また長期の目標があり、それに向かってしっかり進んでいるのかお伺いします。
○前田 栄議長 答弁願います。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまの神山議員のご質問でございますが、まず財政調整基金の積み立てでございます。監査意見書のほうにもご指摘いただいてあったわけなんですけれども、当初予算では積み立てはほとんど利息分だけというふうな中で、これはたしか補正をとったのが9月だったと思うんですけれども、9月にやはり交付税が上振れした分、そして繰越金が上振れした分というふうなことで、そこにつきまして将来の財源を確保するという意味で財政調整基金のほうに積み立てのほうを、そこで補正をとらせていただいたものでございます。
  そして、公共施設等の整備基金につきましては、これは3月の補正で、やはりその年度が、事業が大体終わりに向かいまして、執行残というものが出てくるというふうな状況の中で、3月にそれらを補正で減額した結果、歳入のほうでは入ってきているものが使い道がその時点ではなくなってしまった。その部分について、公共施設につきましては、将来の公共施設の整備のためにとっておきたいというふうなことで、先ほどお話も出ていましたけれども、公共施設の総合管理計画等で個別計画を今つくっているわけなんですが、それによって公共施設の統合ですとか取り壊し、そういうふうなものがいずれ必要になってくるだろうというふうには思っております。そうしたものにも充てられるというふうな意味合いもございます。
  以上です。
○前田 栄議長 神山議員。
○3番 神山 俊議員 しっかり公共施設等整備基金、または町有施設整備基金、基金においては少しずつたまっている状況にある中で、そのような目的がしっかり、1つの目的だと思うんですけれども、そういう目的に向かってしっかり計画的に扱っていただければなと。ただためておくだけでは全く意味がありませんで、ぜひ明確に、議員に対しても目標はこういう目標がある、目的があるというのを示していただいて、それに向かって頑張っていただければなと思います。
  以上です。
○前田 栄議長 よろしいですか。
  ほかにございますか。
  6番、山中議員。
○6番 山中博子議員 6番、山中です。
  69ページ、13節業務委託料77万2,996円。主要な施策の成果の30ページにあったんですが、おためし住宅やまんなかイベント業務委託オリジナル香水ワークショップほか4回とあります。これはどこにどのような基準で委託したのか伺います。
  また、シェアハウスまちんなか住民の会というのは、以前説明があった1回500円のインターネット代で45回分のことなのか伺います。
  それから、71ページ。
  下のほうで、13節委託料、浄化槽維持管理委託料ですが、これもまた主要な施策の成果の35ページから37ページに浄化槽の清掃は年1回と定められていると思うんですが、3つの集会所が年2回の清掃でしたが、これは特別なのかどうか伺います。
○前田 栄議長 2点ですね。
○6番 山中博子議員 3点。
○前田 栄議長 3点か。3点もあったかな。
  答弁願います。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 それでは、山中議員の1点目のやまんなかでのワークショップ、これについてのご質問でございますが、これは、あちらの施設をいろいろと町外の方に知っていただくために、町外の方を対象にしたイベントを開いたわけでございますが、合計で5回開いております。これ、講師になっていただいたのは町内の方であったり町外の方であったりというふうなことではありますけれども、やはりいずれもご自分でいろいろと事業のほうをやられているような方、そしてそのご自分のいろいろな手に職を持ったというか、技術を持たれた方にお願いをして、やはり参加型のイベントのほうをしたところであります。
  以上です。
○前田 栄議長 山中議員。
○6番 山中博子議員 ここでワークショップされた方というのは、町のほうからお願いして来ていただいたということでしょうか。
○前田 栄議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまのご質問につきましては、今現在あそこの管理をお願いしている方にお願いをいたしまして、そこでこういう方たちを講師に招いていただいてやって いただいたということでございます。
○前田 栄議長 山中議員。
○6番 山中博子議員 3回目ですよね.ここでのイベント料というのは、単純に割ると2万2,500円になってしまうんですが、5回ということは。どのような届けをしてそのイベント料を払っているのか伺います。
○前田 栄議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 事業計画のほうを出していただきまして、それによりまして精算のほうをさせていただいております。
○前田 栄議長 いいですか。
  2点目、お願いします。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 続きまして、2点目のご質問でございますが、SNSのほうに上げていただいたものを1回500円でというふうなご質問だったかと思うんですけれども、おっしゃるとおり1回500円で上げていただいて、あちらの住人の方の会にお支払いをしたものでございます。
  以上です。
○前田 栄議長 山中議員。
○6番 山中博子議員 大分回数的には多いと思うんですが、町ではどのようにこれをカウントして、申請していただくんでしょうか。どのようにして支払っているんでしょうか。
○前田 栄議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 回数につきましての確認は、ときがわ町のホームページの中の、あちらのシェアハウスのまちんなか通信というのが1つのバナーを持っておりまして、そこに上げていただくようになっております。ですから、そこで幾つ上がったかというのを確認させていただいて、その回数でお支払いをしたところです。
○前田 栄議長 山中議員。
○6番 山中博子議員 そうしましたら、あそこに入っている方は今5人ですよね。5人がそれぞれ出したら、その出した人に対して現金で支払われるわけですか。
○前田 栄議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 そうではなくて、あちらのまちんなかの会というのは先ほどおっしゃられましたけれども、そういうふうな口座をつくっていただいて、そこにお支払いをいた します。そのお金についてはどういうふうに使うかわかりませんけれども、皆さんで、共同で住んでいますので、共益的に必要になってくる部分というのがありますので、そういったものに使っているんだろうと思います。
  以上です。
○6番 山中博子議員 わかりました。
○前田 栄議長 3点目、答弁願います。
  清水総務課長。
○清水誠司総務課長 山中議員の集会所の管理事業ということで、浄化槽維持管理事業、維持管理業務委託。確かに、集会所につきましては、ご指摘の上郷農村センターと、それから六区文化会館、そして馬場の公会堂につきまして、年2回の清掃になってございます。大変申しわけございませんが、これにつきましてはちょっと、年1回というのは清掃、これ決まっているかと思うんです。それ以上、2回やったという点につきまして、大変申しわけございませんが、この理由についてはちょっとお答え今すぐできませんので、また確認をしてお答えをさせていただきたいと思います。
○前田 栄議長 よろしいですか。後で確認するそうです。
  ほかにございますか。
  5番、田中議員。
○5番 田中紀吉議員 5番、田中です。
  主要な施策の成果30ページで、企業立地の支払いということで鳩山町に払っている。要するにベジテックの件なんですけれども、きちんと400万の収入があって130万円の協力金をお支払いしていると、それはわかるんですけれども、皆さんがどうなっているのかと心配をしているんですけれども、その予定というか、あれがわかればありがたいんですけれども。予定で結構ですので、よろしくお願いします。
○前田 栄議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 田中議員ご指摘のように、ここのところちょっと動きが止まっているというふうなことのご心配のあらわれだと思うんですけれども、私のほうかも、じゃ、こういうふうに進んでいますということでお伝えを申し上げたいところなんですが、今の時点ですと以前でき上がった計画のほうが一度白紙に戻されまして、今計画のほうをまた練り上げているところだというふうには伺っております。ただ、工事の着工が若干おくれ気味で、完成が、この間、正式に聞いたわけではないんですけれども、再来年の12月ぐらいになるよ うな話はちらっと聞いたところでございます。
○5番 田中紀吉議員 着工がですか。
○荒井 淳企画財政課長 いや、着工じゃないです。完成が。一応、ただその辺につきましては正式にまた報告のほうがあるかとは思います。
  以上です。
○前田 栄議長 田中議員。
○5番 田中紀吉議員 別に責めたり悪いという、そういう話をしているつもりはないんですけれども、皆さんがせっかくいいというか、起業支援というか、来てもらうということで進めて、ちゃんと地代に当たるものは納めていただいていますし、だから、皆さんがそういうんで、ぜひ課長のほうでは、協力できるところがあるのかどうかわかりませんけれども、できれば早めにというのを進めていただければと思います。これはお願いです。よろしくお願いします。
  以上です。
○前田 栄議長 ほかにございますか。
  4番、小島議員。
○4番 小島利枝議員 1点、伺います。
  施策の成果のほうの30ページ、真ん中の若者定住促進事業の中の補助金で婚活事業補助金があると思うんですが、こちらのほう、もしわかりましたら成果等を教えていただけたらと思います。
○前田 栄議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ちょっとプライベートな部分まで入ってくることがありますので、具体的にはちょっと申し上げられない部分があるんですけれども、昨年度、商工会のほうでこれやっていただいたわけなんですが、それにつきましては、内容としてはバーベキューですとかゲームをやったというふうな中で52人、男性26名、女性26名。うち16人が在住、在勤の方というふうなことで報告のほうは受けております。ただ、何組できたとかという部分につきましては、申しわけございません。私も情報のほうはなかなか聞けない部分ですので持ち合わせていないんですけれども、そういうふうな結果になります。
  以上です。
○前田 栄議長 よろしいですか。
  ほかにございますか。
  6番、山中議員。
○6番 山中博子議員 6番、山中です。
  71ページ、同じく委託料のところなんですが、実施計画委託料259万2,000円。予算ですと480万円だったと思うんですが、約半分の委託料です。どういう見積もりをして予算480万円が半分ぐらいになったのか。
  それから、同じく71ページ、17節の公有財産購入費9万9,021円。先ほど大附の集会所の駐車場と言ったような気がするんですが、もう一度確認したいんですが、大附の76.17平方メートルの土地購入はどのようなものだったのか。
  最後に、81ページの13節委託料7万200円。漏水箇所調査業務委託だと思うんですが、これ調査して見つかったのか、その後の修理はどうしたのか伺います。
○前田 栄議長 81ページのどこですか。事業名言わないとわからないです。委託料と言われても。どこの、81ページのどこの委託料か。
○6番 山中博子議員 13節の委託料。言いましたよ。
○前田 栄議長 13節の委託料。
○6番 山中博子議員 委託のちょうど真ん中辺に7万200円とありますけれども。81ページでしょう。
○前田 栄議長 3点目がね、81ページの13節の業務委託料の7万200円。真ん中辺のね。
  はい、3点あります。
  答弁願います。71ページからお願いします。
  清水総務課長。
○清水誠司総務課長 1問目の実施設計の委託料についてなんですが、これにつきましては、実際、田黒集会所の新築工事の実施設計の業務委託ということでこれを設計していただくという委託料でした。これにつきましては、施策の成果の37ページをごらんください。
  これの一番上の表の上から3番目のところにあります田黒集会所新築工事の実施設計業務委託田黒259万2,000円というようなことでございまして、これにつきましては株式会社丸岡設計のほうが入札によりまして決定したというようなことでございます。それが1点目の回答ということでお願いしたいと思います。
○前田 栄議長 山中議員。
○6番 山中博子議員 確かに丸岡設計が入札で落札したんだと思うんですが、普通、予算を立てるときにその倍、約倍ぐらいの480万円の予算を立てて259万、約半分の金額の委託料に なるというのが、初めにこちらで予算を立てるときの予算の立て方が違ったのかなと思ったので質問させていただきました。余りにも違うので。
○前田 栄議長 清水総務課長。
○清水誠司総務課長 予算につきましては、こちらでも設計をする段階でいろんな単価を、基本となる単価等を使って設計をしておりますので、設計のほうは適正に設計をしたというふうに考えております。予算を立てるときにつきましてはこちらでも設計をしておりますので、その設計に基づいて予算を立てたということでございますので、適正な予算の立て方をしたというふうに考えております。それについて出した結果、入札でこの金額になったということの差が出たのかなというふうに思っております。
○前田 栄議長 山中議員。
○6番 山中博子議員 町である程度予算を見積もる、見積もったのが480万円。業者が落札したのが約その半分。何か見積もりをするときに半分になるような見積もりというのが私はおかしいと思ったので質問させていただきました。もう結構です。
○前田 栄議長 結構だそうです。
  2点目、答弁願います。
  清水総務課長。
○清水誠司総務課長 これにつきましても、施策の成果の37ページの(5)の土地購入費集会所管理事業ということで、ここにあります大字大附のこのところに9万9,021円ということで、大附中央会館の敷地の中、そこのところを購入したというものでございます。
○前田 栄議長 山中議員。
○6番 山中博子議員 会館の中の駐車場として購入したということですか。
○前田 栄議長 清水総務課長。
○清水誠司総務課長 駐車場ではなくて、もとの、具体的に言いますと余り使い道のないというところなんですけれども、もとのそば道場の西側に川があるんですけれども、そちらに面しているところに、ほとんど全部町の土地になっているんですが、その部分1カ所、何か、どういうわけかほかの所有者の持っている土地がございまして、これが飛び地みたいに1つだけあったということが判明しまして、結局その方も、方といいますか、ある面では団体なんですけれども、使い道もないからこれについて町のほうで購入してもらいたいというようなことがありまして購入したということでございます。実際は、ほとんど敷地の中に、今まで借りているような状態であったかと思うんですが、そういう土地があるということがわか りましたので、それを町の土地にしたということでございます。実際は、駐車場とかそういうんじゃなくて、川に面しているほうののり面にもなっていますので、敷地としては生きるんですが、今それじゃ何かに、その上に車が乗るのかというと、そういう場所ではございません。
  以上です。
○前田 栄議長 山中議員。
○6番 山中博子議員 他の人の持ち物だったということで、別に借地代を払っていたわけではなくて、そういう土地があることに気がついたことでこういうことが、土地を購入することになったということなんですか。
○前田 栄議長 清水総務課長。簡潔にお願いします。
○清水誠司総務課長 具体的には、西側にいろいろ砂防工事とかございまして、そういう中で土地の確認をしていったところ、県との確認の中でそういう土地が改めて確認されたということでこういうふうなことになったということでございます。
  以上です。
○前田 栄議長 3点目ですね。
  答弁願います。業務委託料の7万200円ですね。39ページだそうです。
  清水総務課長。
○清水誠司総務課長 これについては、この概要に書いてあるように、活き生き活動センターのほうの建物の一部分に漏水が発見されまして、これについて調査をして修繕していただいたというようなことでございます。
○前田 栄議長 山中議員。
○6番 山中博子議員 その修理には、需用費のところで43万3,387円がありますが、これが修理費だったんでしょうか。
○前田 栄議長 山中議員、需用費ってどこに書いてあるんですか。
○6番 山中博子議員 79ページの活き生き活動センター管理事業のところに、11節需用費で、次のページの81ページに修繕料43万3,387円とございます。
○前田 栄議長 清水総務課長。
○清水誠司総務課長 この43万3,387円につきましては、漏水も入っているんですが、そのほかいろいろ、玄関タイルとかほかの部分の修繕も合わさってのことで、具体的にはカーテンとかガス、玄関タイルとか、それから漏水というようなことで、漏水の修繕についても入っ ておりますが、そういったものの全体の金額ということでございます。
○前田 栄議長 よろしいですか。
  ほかにございますか。
  9番、野口議員。
○9番 野口守隆議員 先ほどの神山議員の質問で、61ページのいわゆる補正を組んで3億二千万何がしの基金を上積みしたというところなんですが、その上に臨時財政対策債、約2億円を起債していますよね。臨時財政対策債というのは起債をしてもしなくても5年で、いわゆる交付税に算入することになっているわけですよね。ということは、3億2,000万円も余ってあったのに2億円まで起債をする必要があったのかと私は思うんです。その辺、できたときに借金をわざわざ2億円する必要がないんであれば、例えば1億円なり、5,000万円の借金で済むんであればそういった財政運営をしてもらったほうが私はいいんじゃないかと思うんですが、その点についてお伺いいたします。
  そして、もう1つは、2款に入るかどうかわかりませんが、この監査委員の意見書の中に、18ページに、歳出の性質別構成というのがあるんです。この中に、いわゆる人件費が9億5千何がしとなっています。この中で職員給の割合はどのぐらいなのか。また、物件費で8億2千何がしにやっぱりなっているんです。この中で、多分この物件費というのは大体どこの自治体も6割が委託料なんです。委託料の割合はどのくらいか。この2点をお願いします。
○前田 栄議長 答弁願います。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 それでは、野口議員の1点目の臨財債と基金の関係のご質問でございますけれども、確かに平成30年度については財政調整基金と公共施設等の基金のほうに3億から4億近い金額のほうを積み立てた中で、臨時財政対策債のほうも2億近くの起債をしたというふうなことでございます。臨時財政対策債につきましては、起債をした場合でも後年度、後の年度の普通交付税の中で基準財政需要額にその返済額と利息分を含めて加算されるというふうなことで、一部には地方交付税の代替というふうなことになっているわけでございます。ただ、それにつきましても起債ではありますので、実際に交付税に算入される場合には理論算入といいまして実際に借り入れてお支払いする税額が入ってくるわけではなくて、理論的に出された、元金はそのままもう必要なんですけれども、それ以外の利息分については理論的に出されたものが加算されるということで、その金額と実際に借り入れた金額に差が実際には生じてくると思っております。
  その中で、ご指摘のように臨時財政対策債も借りなくても交付税のほうには算入されるということですので、そこについて、今後もしこういうふうなことがあれば臨時財政対策債を借り入れないということも一つの方策として考えていきたいというふうには思っております。
  以上です。
○前田 栄議長 野口議員。
○9番 野口守隆議員 わかりました。
  臨時財政対策債というのは非常に、国のやり方として、本来ならば交付税で入れるべきものを、2億円足りないからあなたたちは起債してもいいんですよということでやっているわけですよね。どうしてもそれで起債したくなるかもしれませんが、こんだけ余るんであれば、やはりお金を借りないほうが運営上いいと思うんで、ぜひ今後はこういったお金が余りそうだ、あるいは補正をこんな組んでまでするんであれば無理に起債する必要がないので、ぜひその辺は留意してやっていただきたいと思います。いかがですか。
○前田 栄議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ご指摘のとおり、そこにつきましては私も実際に考えていたところでございますので、県内でも実際に臨時財政対策債を借り入れていない自治体もありますので、そうしたことからも、よくそちらの内容のほうを吟味いたしまして検討していきたいというふうには思っております。
  以上です。
○前田 栄議長 1点目、よろしいですか。2点目、お願いします。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 続きまして、2点目のご質問でございますけれども、まず人件費につきまして、人件費、こちら、私からは決算統計という調査がありますので、そちらの数字に基づいてちょっとお話をさせていただければと思うんですけれども、平成30年度、人件費が大体9億5,500万円ほどになっております。その中で、職員給としましては6億1,078万円。これが、平成29年度につきましては6億3,627万8,000円ということで、マイナスの2,549万8,000円。これにつきましては、職員数が131名から128名に減ったというふうにことが原因となっているようであります。
  物件費の中の委託料が占める割合なんですけれども、これも先ほどお話したように平成30年度の決算統計という調査からなんですが、ときがわ町の場合、委託料の割合が41.19%です。よろしいでしょうか。
○前田 栄議長 野口議員。
○9番 野口守隆議員 ほかの自治体に比べて多分低いんだと。これ、聞いたということは、人件費を、いわゆる職員給が減ったと、また委託料がふえた。これ、ふえると非常にまずいと思って聞いたんです。簡単に言うと、操作上可能であるとうがった見方をすると、人を減らしました。しかし、ほかに、外部に委託しましたということになるといけないと思って聞いたんで、ぜひ、先ほども委託料の話がいろいろ出ておりますが、その辺は、例えば何でも委託すればいいのか、あるいは自分たちでやったほうがいいのか、あるいは本当に、今PFI方式とかいうのが出ています。そういったこともだんだん検討して、経費をぜひ削減するようにしてもらいたいという意図で質問したわけです。
  それから、もう1つ、これはお願いなんですが、この決算状況カードというのは毎年各自治体が出しているんです。これは我々にもぜひ、28年、29年、今度30年度も出ると思うんで、できた時点で我々議員にも配っていただければありがたいです。これを見ると、やはりある程度財政とかの動き、あるいはどういったところに民生費が使われているか、結構細かく出ているんです。ぜひ、勉強のためにも我々に配付してもらうことはできないんでしょうか。
○前田 栄議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまのお話でございますけれども、これは一般に公表されているものでございますので、お配りするについては全然問題なくお配りさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
○前田 栄議長 ほかにございますか。
  5番、田中議員。
○5番 田中紀吉議員 5番。
  1点、お願いします。
  主要な施策の成果で、35ページの集会所管理事業で、浄化槽とかその他については町が負担しているというのは存じています。電気代とか水道だとかというのは個別に各集会所で負担していると、それも知っています。次に伺いたいのは、ぜひ、今後のことも含めて、どういう使い方を、何件だとか人数だとかというのがわからないんです。私もこの間幾つか聞いたら、年間1回か2回しか使わないんだよ。エアコン入れるとお金がかかるからやめてんだよ。これはつぶやきですけれども、そういうお話も聞いているんです。だから、やっぱりぜひ、今回というか今後のことも含めて、A集会所は何件、何人、どのくらい使われているかというのがわかったら教えていただきたいし、調べていないとしたら、ぜひ今後調べていた だきたいと思うんですけれども、いかがですか。
○前田 栄議長 清水総務課長。
○清水誠司総務課長 ただいま、この手元にはないんですけれども、集会所の利用状況については報告を受けておりますので、また機会があればそういうふうなことについてもお知らせできればと思います。
○前田 栄議長 田中議員。
○5番 田中紀吉議員 わかりました。ぜひ、お願いします。
  それで、実際に利用の状況を見ると、かなり低いところから、もう予約をとるのがというぐらいのところまであるそうですので、その辺はやっぱり全体の認識を高めたり、それからこの地域でこの集会所が必要なのかどうかということもあると思うんです。だから、今後そのデータは生きると思いますので、ぜひ出していただけるようにお願いします。
  以上です。
○前田 栄議長 ほかに質疑ございますか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 これをもって1款から2款の歳出の質疑を終了いたします。
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   ◎延会について
○前田 栄議長 お諮りいたします。本日の会議はこの程度にとどめ延会したいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 異議なしと認めます。
  よって、本日はこれをもちまして延会することに決定しました。
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   ◎延会の宣告
○前田 栄議長 大変お疲れさまでした。
                                (午後 3時31分)