令和元年第3回ときがわ町議会定例会

議 事 日 程(第4号)

                            令和元年9月11日(水)  
                            午前9時30分開議     
      開議の宣告
日程第 1 認定第 1号 平成30年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定について
日程第 2 認定第 2号 平成30年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定
             について
日程第 3 認定第 3号 平成30年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認
             定について
日程第 4 認定第 4号 平成30年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算認定につ
             いて
日程第 5 日程第 5号 平成30年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決
             算認定について
日程第 6 認定第 6号 平成30年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算
             認定について
日程第 7 議案第28号 平成30年度ときがわ町水道事業会計決算認定及び剰余金処分に
             ついて
日程第 8 議案第29号 ときがわ町第1号会計年度任用職員の報酬、期末手当及び費用弁
             償に関する条例の制定について
日程第 9 議案第30号 ときがわ町第2号会計年度任用職員の給与に関する条例の制定に
             ついて
日程第10 議案第31号 ときがわ町行政財産の使用料に関する条例の一部改正について
日程第11 議案第32号 ときがわ町印鑑条例の一部改正について
日程第12 議案第33号 ときがわ町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営の
             基準に関する条例の一部改正について
日程第13 議案第34号 ときがわ町木のむらキャンプ場条例等の一部改正について
日程第14 議案第35号 令和元年度ときがわ町一般会計補正予算(第2号)
日程第15 議案第36号 令和元年度ときがわ町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)
日程第16 議案第37号 令和元年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)
日程第17 議案第38号 令和元年度ときがわ町介護保険特別会計補正予算(第2号)
日程第18 議案第39号 令和元年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計補正予算(第
             1号)
日程第19 議案第40号 令和元年度ときがわ町水道事業会計補正予算(第1号)
日程第20 議員派遣について
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出席議員(12名)
     1番  杉 田 健 司 議員     2番  長 島 金 作 議員
     3番  神 山   俊 議員     4番  小 島 利 枝 議員
     5番  田 中 紀 吉 議員     6番  山 中 博 子 議員
     7番  岡 野   茂 議員     8番  前 田   栄 議員
     9番  野 口 守 隆 議員    10番  小 宮   正 議員
    11番  岩 田 鑑 郎 議員    12番  野 原 和 夫 議員
欠席議員(なし)
地方自治法第121条により、今定例会に説明のため出席する者及び同委任を受けた者の職氏名
町長
渡 邉 一 美 
副町長
小 峯 光 好 
総務課長
清 水 誠 司 
企画財政課長
荒 井   淳 
税務課長
清 水 健 治 
町民課長
山 口 清 史 
福祉課長
宮 寺 史 人 
会計管理者兼
会計室長
福 田 芳 和 
産業観光課長
坂 本 由紀夫 
建設環境課長
加 藤 光 典 
水道課長
伊 得 正 巳 
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教育長
久 米 正 美 
教育総務課長
宮 寺   進 
生涯学習課長
正 木   彰 
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代表監査委員
武野谷 博 之 
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議会事務局長
桑 原 功 夫 
書記
杉 川   桂 

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   ◎開議の宣告
○前田 栄議長 おはようございます。きのうに引き続きまして、大変お疲れさまです。
  ただいまの出席議員は12名全員でありますので、定足数に達しております。
  本日も決算審査報告などのため、武野谷博之代表監査委員に出席をいただいておりますので、ご了承願います。
  これより令和元年第3回ときがわ町議会定例会、第4日目を開会いたします。
  直ちに本日の会議を開きます。
                                (午前 9時30分)
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   ◎答弁未了部分及び発言の訂正について
○前田 栄議長 そして、きのうの質疑において訂正と未了部分がございますので、お願いいたします。
  まず初めに、2つあるんですけれども、清水総務課長の答弁未了部分ということで清水総務課長から、きのうの認定第1号における山中博子議員の質疑に対しまして清水総務課長から答弁の申し出がありましたので、これを許可いたします。
  清水総務課長。
○清水誠司総務課長 おはようございます。
  それでは、議長のお許しをいただきましたので、昨日、山中議員の質問に対しましてお答えできなかった部分について、お答えをさせていただきたいと思います。
  施策の成果の35ページでございますけれども、この中で集会所の管理事業の中で町有施設の浄化槽維持管理業務委託ということで、各集会所の浄化槽の清掃回数が載っているんですけれども、この中でほぼ年1回ということでございますが、この中に3カ所、年2回のところがあるということで、この理由についてということでご質問いただいたわけでございますが、それについてお答えをさせていただきたいと思います。
  この3カ所につきまして調べたところ、単独浄化槽の全ばっ気方式という浄化槽の処理方式ということでございまして、この全ばっ気方式につきましては、6カ月以上で1回ということでございましたので、年2回を清掃というふうに規定をされておりますので、それに基づいて清掃を行うということでございます。
  以上のことでよろしくお願いしたいと思います。
○前田 栄議長 山中議員よろしいですか。
○6番 山中博子議員 はい。
○前田 栄議長 2点目ですね、荒井課長の発言の訂正ですね。
  これ、荒井企画財政課長から、きのうの認定第1号の山中博子議員の質疑に対する答弁における発言の一部訂正について発言の申し出がありましたので、これを許可いたします。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 それでは、議長のお許しをいただきましたので、昨日の山中議員の決算に対する質問の私の答弁の訂正をお願いしたいと思います。
  内容といたしましては、決算書の67ページ、中段になりますけれども、補助金のところでバス路線確保対策費補助金、こちらに関してのご質問をいただきました。内容といたしましては、予算額5,520万円に対して支出額が5,626万6,000円ということで、この差額についてどのように処理をされたのかというご質問でありました。
  そこで、私は、ここのところに決算書の中では予備費の充用ですとか、予算の流用というものが見られなかったので、この補助金の中だけで流用をして対応したというふうなお答えをさせていただいたところであります。
  それにつきましては、実際に課内においてもここのところでの流用を一度検討したこともあったものですから、私の勘違いでそのようにお話をさせていただいたところだったんですけれども、その後、調べましたところ、昨年の12月の2号補正で、その差額分について補正をとらせていただいてあったということがわかりましたので、私の昨日の発言を12月に補正をとって対応させていただいたいうことに訂正をお願いしたいと思います。よろしくお願いいたします。
○前田 栄議長 ただいま荒井企画財政課長から山中博子議員の質問に対する答弁における発言について訂正したいとの申し出がありました。
  お諮りいたします。これを許可することにご異議ありませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 異議なしと認めます。
  よって、荒井企画財政課長からの発言の一部訂正の申し出を許可することに決定いたしました。
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   ◎議事日程の報告
○前田 栄議長 直ちに本日の議事日程を報告いたします。
  議事日程は、配付したとおりであります。
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   ◎認定第1号の質疑、討議、討論、採決
○前田 栄議長 昨日に引き続き、日程第1、認定第1号 平成30年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定についての質疑を行います。
  決算書の93ページ、3款民生費から135ページ、4款衛生費までの質疑を行います。
  質疑ございませんか。
  6番、山中博子議員。
○6番 山中博子議員 6番、山中博子です。
  民生費のところで103ページ、老人在宅福祉事業、13節の委託料、配食サービス委託料320万3,600円のところですが、平成29年度は196食ふえたんですが、30年度、それから比べますと855食、急激に減っています。この原因は何か。月に換算すると71食減ということです。
  それから、衛生費のほう131ページ、下のほうで環境検査事業、13節水質検査料209万8,440円、主要な施策の成果の中に51ページなんですが、年4回7カ所で63万7,200円、それから年1回で4カ所で42万4,440円、それから年1回で5カ所、103万6,800円、1回当たりの単価が2万2,000円、10万6,000円、20万7,000円と単価が大分違いますが、これはどうしてか伺いたいと思います。
○前田 栄議長 2問でいいんですか。
○6番 山中博子議員 はい。
○前田 栄議長 最初に言ってくれと言ったんですが、2問ね。
○6番 山中博子議員 はい。
○前田 栄議長 答弁願います。
  宮寺福祉課長。
○宮寺史人福祉課長 それでは、福祉課から配食サービスの執行額の減の理由ということで、私もこれ実は集計していて、随分少ないなということで気にはかけていました。そうしたら担当に聞いたところ、対象者が、例えば入院してしまったり、介護施設に入ったり、そういったことの積み上げで減ったというふうな報告を受けました。
  ちなみに、平成28年度の決算額なんですけれども、346万7,200円ということで、大体この辺のところを上下しているというふうなことであります。特に基準を厳しくしたですとか、 あるいは利用料金を値上げしたですとか、そういう理由により対象者が減っただとか、そういうことではございません。
  以上です。
○前田 栄議長 山中議員。
○6番 山中博子議員 介護施設等に入られた方が多かったということで理解してよろしいわけですよね。
  そのときの届け出というのは、本人が急に介護施設に入ってしまったときに、届け出というのは本人ができない場合はどのようにしているんでしょうか。
○前田 栄議長 宮寺福祉課長。
○宮寺史人福祉課長 基本的には、ご本人様あるいは家族の方から入院するですとか、ショートステイを使うので、この期間とめてくださいというふうなお話をいただく場合がほとんどでございます。
  まれに、行ったけれども不在だったときには、配食業者の方からすぐに役場に連絡が来ることになっております。この事業は、見守りも兼ねているので、そういうときに所在を調べて、入院しているだとかそういうことが判明すると、そういったような形で業者の方から連絡が入る場合もあります。
  以上です。
○前田 栄議長 1点目はいいですか。
○6番 山中博子議員 はい。
○前田 栄議長 じゃ、2点目お願いします。
  加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 じゃ、2問目、水質検査の1項目、単価が違うということなんですが、こちらについては、単価の違いについては、1カ所当たりのその調査の、水質調査の項目がそれぞれ違ってきます。例えば比企合同、年4回やっている比企合同については、これが項目がかなり多く項目がございまして、13項目、こちらでやっております。あと、町内河川については23項目ということで、単純に水質調査の項目が違うので1カ所当たりの単価が違ってきます。
○前田 栄議長 山中議員。
○6番 山中博子議員 項目が多いのと少ないので単価が違うということなんですが、この単価について、そうですね、例えば一番単価が安いところに1つに統一するとかということは しないんですか。
○前田 栄議長 加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 単価が安いところというか、もうそれぞれの設計の単価が決まっていまして、ここの町内の河川についてはこれとこれとこれを調査をします、その調査、1つの項目について設計の単価というのは決まっていますので、安いところにするというよりも、その決められた河川、町内河川だとか1級河川、それぞれによって比企合同で決めている項目もありますので、安いところにするというよりも、それぞれ決められた項目で決められた単価で積算をして、それでこの契約金額になっているということでございます。
○前田 栄議長 よろしいですか。
  ほかにございますか。
  5番、田中議員。
○5番 田中紀吉議員 5番、田中です。
  衛生関係の2問お願いいたします。
  決算書の133ページ、放射線物質の測定ということで37万8,000円を支出していますけれども、多分ほとんど最近は出ていないと思うんですけれども、この辺はいつまで、どういう形で続けるかということが1点目。
  2点目は、主要な施策の成果の51ページ、清掃の運搬業務一般の話なんですけれども、西部地区が可燃110、不燃が99カ所、東部地区、可燃が130、不燃が26ということで、かなり場所も数が違ったり、それから予算が西部が65%、東部は35%と距離の問題とかいろいろあると思うんですが、かなり大幅な違いがあるというふうに受け取るんですけれども、これは私は衛生委員を何年か前にさせていただいて、初めてその違いがわかったんですけれども、決算書で見ると、大きく違いがあるんで、その辺、今後統一化というのか、そういうのは目指すべきだと思うんですけれども、いかがなものか、その2点です。
○前田 栄議長 答弁願います。
  133ページですね。
  加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 では、1点目の放射能の検査はいつまで続けるかということなんですが、今、放射能の検査を実際に食品でやっているのが、はなぞの保育園のみになっています。30年度から、そうですね、この決算の年度から各小・中学校、保育園については、はなぞのを除きまして、やめております。ですので、今、実質的にやっているのは、はなぞのの 食品のみになっています。
          (「いつまで」と呼ぶ者あり)
○加藤光典建設環境課長 いつまではなぞのさんが続けるかというと、それははなぞの保育園さんの考えがあります。我々としては、まだ続けたいんだという話であれば、場所を提供して、その試験機を使用させているという状況です。
○前田 栄議長 田中議員。
○5番 田中紀吉議員 私もそれなりに調べたら、過去はずっと食品、要するに給食はずっと調べていて、ゼロだったですよね。私もそれでどこで使っているのかなと思ったら、今お聞きしたんでわかりましたけれども、そうすると、はなぞので使っている食材と給食で使っている食材との何か不合理がある、不合理というのか、悪い意味じゃなくて、はなぞのさんだけ使って、じゃ、我々の子供たちが、子供たちはみんなそうですけれども、給食で使わないというのはちょっと疑問な点があるんですけれども、その辺いかがなんですかね。
○前田 栄議長 加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 お答えします。
  こちらについては、ホームページでも結果は公表しておりまして、今まで実際に小・中学校で食品の放射能、これは検出されたことはございません。やめるタイミングということで、教育部局のほうとも平成29年度に話をして、その先生方等ともお話をした中で、もうずっと出ないのでいいだろうという協議の中で、公立関係のものは29年度を最後に終わりました。
  ただ、はなぞのさんのほうは、いろいろそういった何ていうんですかね、放射能の関係はまだ少しやるというふうな意向がありますので、意向がある限りは、やはりご心配の父兄もいらっしゃるでしょうから、続けていくというふうな考えで、今のところはそんな形で考えております。
○前田 栄議長 田中議員。
○5番 田中紀吉議員 3回目。私は悪いというふうに思っていませんけれども、少なくとも全国的なというのか、そういう流れの中できちんと話し合いをして、はなぞのさんともきちんと相談をしたり、結果なんかも含めて、あと例えば毎月やっていた、毎食やっていたのかどうか私もわかりませんけれども、例えばそれを隔月にするとか、そういうソフトランディングじゃないんだけれども、そういうことも含めてご相談していただけたらと思いますので、これは終わり、結構です。
○前田 栄議長 2点目お願いします。
  加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 では、2点目の収集運搬の委託料、こちらのかなり委託料に開きがあるんじゃないかということで、そちらのなぜ、ステーションの数はそんなに変わらないんですが、開きがあるかという理由なんですが、ご察しのとおり、旧の都幾川地区、これがこちらで言っている西部地区の3,412万8,000円、こちらなんですが、やはりエリアが広いということで旧の玉川地区は実際1台で回っているんですが、旧の都幾川地区はそのパッカー車2台で回っております。その辺の差がこの委託料の差になっております。
  その統一化というふうな行く行くはという話もあるんですが、これについては旧の部署から、旧村時代からこういったことで回っております。ただ、1社でそれができるかというと、また厳しい部分もあるのかな。ちょっと相談は前にそういった質問を受けたことがあったので、その辺の話を聞いたんですが、なかなか1社で回すというのは厳しいんじゃないかという話も伺っております。
  以上です。
○前田 栄議長 田中議員。
○5番 田中紀吉議員 人口が急激に減っているんですね。その辺も含めて、昨年の延長でとかということじゃなくて、中身もきちんと精査しながらやるべきじゃないかなというふうに思っています。別にサービス度が下がるとかというのは、なかなか大変なんですけれども、あと私も知らなかった部分でいうと、都幾川地区は不燃ステーションが極めて高いんですよね。西部でいくと26カ所─じゃない、逆です。西部が99カ所で東部は26カ所なんですね。だから、それは歴史的な問題があるのは、私もこの間、委員を初めてやってわかりましたけれども、いつまでも続けるということじゃなくて、きちんとその辺は、少し遠くなるんですね、実際ね。例えば、それは玉川地区でいけば当たり前でやっていたんですね。やっていたんですよ。それは、私も知りませんでした、知りませんでした。
  それは、どこかできちんとそういうことを、サービス度は下がりますけれども、そういうことも含めて検討されたらいかがかなと思いますので、課長どうでしょうかね。
○前田 栄議長 加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 やはり旧村のその枠というのがありまして、旧の都幾川村のほうですと、大体可燃と不燃が同じようなところで通っているんですが、やはりそこが旧の玉川村と違って距離が、エリアが広いので、じゃ、不燃はある程度のエリアを広げてということも、今までやってきた経緯があって、なかなかそういったことも難しいのかなということで、今 までこの状態で続けております。
  ただ、人口が減ってきたということもあります。あと、反面、高齢者の方がふえてきて、なかなかそのごみ出しも、近くのごみ出しもなかなか厳しいという状況もございますので、その辺も含めて、ただ、このごみが人口が減って、ごみが減ったからといって委託料というのは余り変わらないんですよね。処理費は変わってくるかもしれないんですけれども、同じ1台で回すのと、2台で旧の都幾川村を回すのには変わらないので、なので、そういったことも含めて、ちょっと長期的な課題とさせていただければと思います。よろしくお願いします。
○前田 栄議長 よろしいですか。
  田中議員。
○5番 田中紀吉議員 1つ意見を述べさせていただきますと、いつまでもその辺を続けるというのは、だから来年度からぽんぽんというのは、もちろん私もわかっています。ただし、玉川、要するに東部地区だって遠い人はいっぱいいるんですよ。私は気がつかなかっただけですからね。だから、そこのところは東部の人たちのことも合併の中でありますけれども、遠い人はいっぱいいます。課長、西部だけが遠いんじゃないんですよ。東部の人たちだって遠くまで持っていっているんですよ。大変な人たちはいるんです。そのことはぜひご理解いただきたいということで終わります。
○前田 栄議長 ほかにございますか。
  4番、小島議員。
○4番 小島利枝議員 3点質問させていただきます。
  主要な施策の成果の47ページ、下方のほうにありますパパ・ママリフレッシュ切符発行事業について伺います。こちらのほうは昨年に比べまして利用延べ人数が60人ほど減っておりますが、この減についての要因を伺います。
  2点目が、同じく施策の成果の49ページ、成人健診事業の中の2段目、いきいき健診について伺います。こちらのほう、個別と合わせても本年199人ですが、昨年に比べまして47人減となっております。75歳以上が今ふえている中で、この50近い減というのはどのような要因があると考えるか伺います。
  3点目、こちらは決算書になります。127ページ、上から2段目の新生児聴覚検査について伺います。こちらのほうの利用人数を伺いたいと思います。
○前田 栄議長 答弁願います。
  宮寺福祉課長。
○宮寺史人福祉課長 それでは、小島議員ご質問のパパ・ママリフレッシュ事業の利用者の減の原因ということでご質問いただきました。
  調べてみますと、平成29年度決算が67万8,600円に対しまして平成30年度が65万5,110円ということで、若干ですが減少傾向が見られます。恐らく、これも先ほどの配食サービスの増減と同じように、年によってそれぞれ微妙な差がございまして、このパパ・ママリフレッシュ切符事業は、保育園に預けていないお子様が対象でありますので、最近保育需要の高まりから保育園に預ける子供がふえているということで、対象になる分母が若干減っているかなというふうな印象があります。そのほかの要因というのは特に我々としては思い当たる節がございません。
  以上です。
○前田 栄議長 小島議員。
○4番 小島利枝議員 この発行事業について何か利用がしにくいとか、そういうお声とかは特に出ていないのでしょうか。
○前田 栄議長 宮寺福祉課長。
○宮寺史人福祉課長 そうですね、そういったお話は聞いてございませんで、中にはこの切符を全部使い切って、おかわりが欲しいというふうな意見はまれにございます。そういった場合には、ファミリーサポート事業という若干これ有料になってしまうんですが、そちらのほうをご案内させていただくと。
  それから、この受け側のボランティアに関しましても、毎年、養成講座を行っておりまして、ことしも十数名だったと思うんですけれども、受講生があって、ボランティアを引き受けてくれる方もときがわ町の場合には、やはりかつてパパ・ママリフレッシュ切符でお世話になったお母さんたちが、次は預かる側に回っていただくという非常によい循環ができているというふうに考えております。
  以上です。
○前田 栄議長 1点目よろしいですか。
  では、2点目お願いします。
  山口町民課長。
○山口清史町民課長 それでは、お答え申し上げます。
  いきいき健診の数が29年度に比べて減っているという要因についてなんですけれども、こ れについては担当のほうとも苦労しておりまして、個別健診の窓口を広げるような対策をして、何とか受けてもらう方をふやそうと30年度からしております。以前は、町内5カ所の医療機関でいきいき健診をやっていたんですけれども、30年度からは比企の医師会管内の医療機関に対象を広げて案内をしていました。案内も個別、全員の方に、後期高齢の納付書とか保険証を送るときにも案内をして、広めているわけなんですが、話を聞く中で、かかりつけ医を持っている方が後期高齢の方は多くて、わざわざ健診を受けなくてもいつもお医者さんに行って、検査してもらっているからというような風潮があるんではないか、そういう話も実際聞いております。
  国保の方については結構健診受けてもらっているんですが、その方がいきいきに行って、引き続きやっていただけるような対策を練って、健診率を上げていきたいと思っております。
  以上です。
○前田 栄議長 小島議員。
○4番 小島利枝議員 健診については、大変ご苦労されていることは十分わかっております。この特定健診からいきいき健診に変わる際の案内等はどうされているのでしょうか。
○前田 栄議長 山口町民課長。
○山口清史町民課長 お答え申し上げます。
  特定健診で受けた方はリストアップしまして、最初に全体の方にいきいきの案内をした後に、追加で今まで受けていた国保の健診を受けていた方には、別に個別通知を差し上げて、一応案内はしております。
  以上です。
○前田 栄議長 よろしいですか。
  3点目お願いします。
  山口町民課長。
○山口清史町民課長 お答え申し上げます。
  新生児の聴覚診査、1カ月健診の受診者数ということなんですが、30年度は24件ということで、補助金のほう支出しております。
  以上です。
○前田 栄議長 小島議員。
○4番 小島利枝議員 この聴覚検査は以前も質問いたしましたが、早い段階で検査することがとても重要だということで、できましたら任意ではありますが、100%の新生児に受けて いただきたいと思っておるところでございます。この22名ということは、昨年は29名……
          (「24です」と呼ぶ者あり)
○4番 小島利枝議員 24。じゃ、全員が受けていただいて……
          (「29じゃなくて24が」と呼ぶ者あり)
○4番 小島利枝議員 ということは、やはり100%までいっていないということなので、ぜひこれは全員受けていただけるように、なるべく推進をしていただけたらいいと思いますので、よろしくお願いします。
○前田 栄議長 よろしいですか。
  ほかにございますか。
          (発言する者なし)
○前田 栄議長 これをもって、3款から4款の歳出の質疑を終了します。
  続いて、決算書134ページ、5款労働費から177ページ、9款消防費までの質疑を行います。
  質疑ございませんか。
  3番、神山議員。
○3番 神山 俊議員 消防費までですよね。じゃ、すみません、1点お伺いします。
  3番、神山です。
  主要な施策の成果の64ページ、中段の要望事項処理状況の区長要望、個人要望とございますが、要望見送りの個人要望1%、これは何なのか、お伺いします。
○前田 栄議長 答弁願います。
  加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 すみません、今、資料がすぐに見つからないので、後ほど回答させていただきます。
○前田 栄議長 神山議員。
○3番 神山 俊議員 区長要望、個人要望ともに要望するときに何か行政に対して形式的な様式があるのか、お伺いします。
○前田 栄議長 清水総務課長。
○清水誠司総務課長 区長要望の様式につきましては、区長会のほうでもお配りをしてございまして、一応様式が決まっておりますので、それに基づいてご記入いただいて、まずは総務課のほうに提出していただくということになっております。
  個人要望につきましては、区長要望についてのことということで、個人要望については ─失礼しました。区長要望のみ総務課のほうで受けているということでございまして、個人要望については、総務課では受けていないということでございます。
○前田 栄議長 加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 お答えします。
  個人要望については、特別その様式等はございません。直接窓口に来たりですとか、電話でいろんな要望を受けますので、それでできるもの、できないものということで特別な様式等はございません。
○前田 栄議長 神山議員。
○3番 神山 俊議員 この数字を見ると、区長要望は2カ年にかけますけれども94%、個人要望に関してはもうほぼ100%要望に応えているというところですけれども、今年度、また来年度、今後についても要望に関してはしっかり応えていくのか、お聞きします。
○前田 栄議長 加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 区長要望、個人要望につきまして、ある程度一定のこちらもやるやらないという基準がありますので、その一定の基準に基づいて、なるべく町のほうでできるものはやりますし、例えば草刈り等で地元でできるものについては地元でやってもらうという考え方です。
  もうその見送りというのが、今、その個人要望の1件が見つかりました。これについては、立ち木を伐採してくれという要望でした。理由なんですが、個人的なものであったので、これについてはできないというふうなことでお答えをしております。
  以上です。
○前田 栄議長 ほかに質疑はございますか。
  7番、岡野議員。
○7番 岡野 茂議員 7番、岡野でございます。
  まず、主要な施策の成果の62ページ、63ページ、この中の指定管理施設の売り上げ表が出ているんですけれども、これを見ますと、やすらぎの家が88%しか、ことし達していないと。人数的に2,693人減っています。これは何が原因なのか、こういうのを調べてあるのかどうかお聞きします。
  それから、あと、ふれあいの里たまがわ、これも大分落ちていますよね。人数が1万1,350人減っています。これはどういう原因であったのか、これはちゃんと調べてあるのかどうか。全体を通して9,530人減になっています。ほかは大体伸びているけれども、ここだ け特に落ち込んでいるんで、これはどういう原因があるのか、ちょっと確認をさせていただきたいと思います。
  それから、あと2問目として、その下の温泉スタンドの管理業務、それから温泉施設の委託業務、これ両方で134万円かかっています。
  それから、あと、決算書のほうの157ページに、温泉管理事業で256万何がしかかかっているんですよね。これだけ温泉にかけて、売り上げとの比率がとれるのかどうか。これは大変温泉としてはいいと思うんですけれども、こういうのは少し削っていったほうがいいんじゃないかと思うんですが、それをお伺いします。
○前田 栄議長 2問ですね。
○7番 岡野 茂議員 はい。
○前田 栄議長 1問目ですね。答弁願います。
  坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 まず、1問目、主要な施策の成果62ページで、町有施設売り上げ状況の一覧からということで、特にやすらぎの家とふれあいの里たまがわの売り上げが落ちているというふうなことについて状況はどのようになっているかということでよろしいでしょうか。
          (「はい」と呼ぶ者あり)
○坂本由紀夫産業観光課長 こちらにつきましては、やすらぎの家につきましては、施設のほうともお話をしております。やはりお客さんが、施設のほうとしても分析をしておりますが、お客さんがやっぱり来ていただけないということでPRに努めているということで、今年度はギャラリーを活用して、お客さんの呼び込みを図りたいというふうなことをしております。分析としては、特にちょっと減っているので、PRに努めたいというふうなことでございます。
  それから、ふれあいの里たまがわにつきましても、こちらもPRに努めているんですが、近くにちょっと大型店ができたという影響は否めないと思います。
  以上でございます。
○前田 栄議長 岡野議員。
○7番 岡野 茂議員 やすらぎの家のうどんが売り物だったわけですよね。課長も近くでよく行くと思うんですけれども、これ、そのくらいのことでこれが復活できると思いますか。何が原因でこんだけ落ちたか、そこは調べていないんですか。
○前田 栄議長 坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 施設のほうの指定管理しておりますので、指定管理者のほうにお話をしているんですが、そうですね、お客さんがやっぱり来ないということで、呼び込みに努めるというふうなお話をいただいております。
  以上でございます。
○前田 栄議長 原因を聞いているんですね。
○坂本由紀夫産業観光課長 原因がわかれば。
○前田 栄議長 岡野議員。
○7番 岡野 茂議員 課長、それじゃ、だけれども答えにもならないし、何にもなんないがね。
  だから、例えばこれを調べていって、私なんかは時々行って、食べますけれども、味が落ちていますよ。これが一番の原因ですよ。だって、建物はあの古民家をつくっていいというけれども、3回、5回来た人はそんなに建物を見て、感動をしないですよ。何がいいかといったら、味がいいから来るんじゃないんですか。そこを研究するという気持ちは全然ないんですか。また、そういうのを指導するという考えもないんですか、お聞きします。
○前田 栄議長 坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 失礼しました。味については、私も近くですからお伺いすることはもちろんございます。……………………………………………………………………確かに何度か来られた方というのは、違う施設に行かれるというふうなことはもちろんあろうかと思います。
  ときがわ町、町有施設が始まりまして、かなりお客さんも来ていただくようになりました。新たに町有施設を見て、新しい施設もできているので、お客さんは分散しているということは確かにあろうかと思います。ただ、PRということはやはり続けないといけないと思っております。
  新メニューということにつきましても、季節のてんぷらを揚げたり、いろいろなことは努力しているということで、味につきましてもご意見をいただいたということで、指定管理の施設のほうと打ち合わせをしてまいりたいと思います。
  以上でございます。
○前田 栄議長 暫時休憩します。
                                (午前10時12分)
─────────────────────────────────────────────────
○前田 栄議長 再開いたします。
                                (午前10時12分)
─────────────────────────────────────────────────
○前田 栄議長 坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 先ほどの私の発言の中で発言の訂正をさせていただきたいと思います。
  ……………………………………………………………………………………………………………………………………………………取り消しをお願いしたいと思います。
○前田 栄議長 暫時休憩します。
                                (午前10時13分)
─────────────────────────────────────────────────
○前田 栄議長 再開いたします。
                                (午前10時13分)
─────────────────────────────────────────────────
○前田 栄議長 坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 失礼しました。
  …………………………………………………ということを言ってしまったんですが、そちらのほうは発言の訂正をお願いいたします。
○前田 栄議長 訂正、取り消しでよろしいですか。
○坂本由紀夫産業観光課長 取り消しでよろしくお願いいたします。
○前田 栄議長 2問目、よろしくお願いします。
  157ページですね。温泉管理事業ですね。
  坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 2問目についてお答えさせていただきます。
  主要な施策の成果63ページ、温泉施設の委託業務ということで、こちらのほうの金額と決算書の157ページ、総額としてこちら同じ額になるんですが、委託料ということで130万程度かかっているということで、売り上げに対してのバランスはということでよろしいでしょうか。
          (「はい」と呼ぶ者あり)
○坂本由紀夫産業観光課長 こちらにつきまして、まず温泉の委託業務ということで、まず主要な施策の成果63ページのほうの温泉施設の委託業務ということでございますが、こちらにつきましては、温泉スタンドを維持していく関係上、年間かかってしまうというふうな費用になります。
  62ページのほうにつきましては、シルバー人材センターのほうに鍵のあけ閉めをお願いしているということでございます。
  これに対しまして、今年度温泉スタンドの売り上げのほうが決算書の21ページ、222万円ということで、収入のほうは上がっております。こちらにつきまして、一昨年に比べるとレジオネラ菌の発見以来、当初予算でもご説明したんですが、ちょっと額が落ちているということで、今PRに努めているということでございます。
  以上でございます。
○前田 栄議長 岡野議員。
○7番 岡野 茂議員 そうすると、今のお答えだと、256万円管理事業でかかって、222万円売り上げがあったということですか。
○前田 栄議長 坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 こちらのほうで温泉管理事業として256万円ということで、先ほども言いましたように、温泉スタンドの使用料222万円、それから決算書の39ページの歳入でございますが、都幾の湯、下から6行目なんですが、都幾の湯維持管理金ということで四季彩館を利用した方から温泉の管理ということで1人20円ご負担をいただいて、115万6,000円ということで収入を得ております。こちらにつきましても、これでもまだ足らないので、足らないといいますか、もっと売り上げを伸ばしたいということでPRに努めております。
  以上でございます。
○前田 栄議長 岡野議員。
○7番 岡野 茂議員 それでは、課長としては、この温泉スタンド並びに四季彩館で使っているお湯を今後続けていって、やったほうがいいと思っている考えなんですね。何かちょっと採算がとれないから、今後考えたほうがいいんじゃないかと。また、修理をするのに何千万とかかかるということなんで、そこまで負担して、町民の皆さんに楽しんでもらうのがいいのかなという感じがしたんで質問したんですけれども、よろしくお願いします。
○前田 栄議長 坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 それでは、お答えさせていただきます。
  5年に1度程度、温泉ポンプの引き上げ工事ということをしないと、温泉スタンドというものは継続できないということになってしまいます。年間維持管理費、岡野議員がご指摘されたとおり、やはり維持管理をしていくということにつきましては、毎年継続的にお金のかかる部分というのはもちろん発生いたします。
  担当課といたしましては、温泉スタンド、町外の方もかなり来ておりますので、PRに努めて、担当課としては続けていきたいということで考えております。
  以上でございます。
○前田 栄議長 小峯副町長。
○小峯光好副町長 それでは、補足的に私のほうからも答弁させていただきます。
  温泉事業につきましては、ときがわ町、合併した後に温泉、四季彩館のほうでしたかと思うんですけれども、1つのときがわ町の魅力ということで取り組んだ事業だというふうに考えております。その中では、運営費が、議員が今申されたように運営費、ポンプの問題とかいろんな関係でお金がかかってしまうということと、今後、温泉について続けていく中で、ときがわ町の魅力を温泉として発揮していくかというところのことだと思うんですけれども、非常に難しい課題だなというふうに思っています。
  その中では、どうやってその運営費を削減していくかということも1つだと思います。それから、かかるお金、どうしてもかからなきゃならないお金について、どうやって事業の中で、マネジメントの中で補っていくかということも1つだと思います。それらをあわせて今後どうしていくかということも考えていかなくちゃいけないというふうに考えております。いろいろとご提案をいただいたり、ご意見をいただく中で今後も検討してまいりたいというふうに考えております。よろしくお願いします。
○前田 栄議長 ほかにございますか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原です。
  主要な施策の成果のページ、59ページでありますが、この観光一般管理事務の中で観光パンフレット作成、部数も大分多くやっております。あるところに行くと、大分箱詰めで積んであるような状態もありますが、この印刷委託料を含めて、部数、この配布を計画どおり配布して、行動を起こしているのかどうか。これを無駄にしてはいけないと思うんですよね。だから、箱で眠っているようなことをしていちゃしようがないんで、そこの問題としてどういうふうな趣旨でやっているのか、お伺いをします。
○前田 栄議長 1問でいいんですね。
○12番 野原和夫議員 はい。
○前田 栄議長 答弁願います。
  パンフレットをどういう趣旨でやっているかということですね。
  坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 パンフレットということで、もちろんPRのために活用しているものでございますが、町といたしましても、どこの箇所に何カ所、パンフレットを配布しているというもちろん管理をしております。それから、これは前にもお話をさせていただいたんですが、高速道路にも置いておりますし、また、町外では、観光協会同士のつながりもありますので、嵐山町の駅に嵐山の観光協会が入っておりますので、嵐山町の駅にも、ときがわのPRということで置かせておいていただいております。
  町外では、また東秩父の道の駅にもときがわのパンフレットを配布させていただいているということで、もちろん町内で希望されるお店にも希望がある場合は、パンフレットを提供するというふうなことで、そちらについては管理をして、しっかりPRに努めていきたいと考えております。
  以上でございます。
○前田 栄議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 それぞれの箇所にこの部数が配布、全部できるんでしょうか。私もこの「ぶらっと、ときがわ」というのは個人的にはもう100以上お配りして、PRしております。その中で、やっぱり皆さんがその力を出すという今、時期だと思うんですよね。それで、この印刷製本、委託も含めて住民参画でいいものをつくって、もっと安くコストを下げてパンフレットができると思うんですよね。そういう予算の編成も考えながらやっていかないといけない思うんですよ。ただ、業者に任せてつくったから配布するんじゃなくて、その中身の濃さをあらわして配布することも大事だと思うんです。
  今課長は、嵐山町と高速道路と言っていますけれども、その現場はどのぐらいの部数の割合で配布しているんでしょうか、伺います。
○前田 栄議長 坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 資料がちょっとすぐ出てまいりませんので、後で確認をして、回答をさせていただきたいと思います。
○前田 栄議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 これだけの部数ですから、きちんとした目的と目標があるわけでしょう。それをつくらないで、ただつくっただけという、それで配布したというだけでは意味がないんですよ。その目標も掲げているんでしょう。その内容については説明できますか。今町長も観光客、入り込み客を含めて今、少し力を入れるようなことも出ておりますので、これは大事な問題だと思うんですよ。課長、目標というものはどのように考えているか、伺います。
○前田 栄議長 坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 目標という、もちろんパンフレットということはございますが、目標といたしましては、ときがわ町観光振興計画を策定しております。そちらのほうで、もちろん観光入り込み客の増加という大きな目標もございますが、それ以外にも各種事業を振興していくことも必要でございますし、一番には、やはりPRに努めて、ときがわ町を知っていただく、ときがわ町にお越しいただくということが一番の目標と考えております。
  以上でございます。
○前田 栄議長 ほかにございますか。
  9番、野口議員。
○9番 野口守隆議員 先ほどの岡野議員の関連で質問いたしますが、この指定管理者のうちで30年度は赤字はどのくらいあったんでしょうか。
○前田 栄議長 野口議員、何ページでしたっけ。何ページですか。
○9番 野口守隆議員 すみません、主要な施策の成果の62ページです。
○前田 栄議長 答弁願います。
  坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 それでは、ご質問にお答えさせていただきます。
  こちら10施設ございますが、指定管理等として受けている団体が9つということですので、9つの団体で決算をしているということですので、そちらの団体についてご回答させていただきます。
  単年度収支ということになりますが、黒字は4団体、赤字が5団体ということでございます。
  ただ、こちらにつきましては、あくまで単年度収支ということですので、それぞれの団体において独自に修繕をしていただいたり整備をしていただいて、単年度たまたま赤字になったというふうな団体もありますが、黒字については4団体、赤字については5団体でござい ます。
  以上でございます。
○前田 栄議長 野口議員。
○9番 野口守隆議員 わかりました。赤字は5団体、これ基本的には指定管理者というのは、公設民営で建物は簡単にいうと公でつくって、運営は民であるというのが基本になってあって、赤字になろうと何しようと当然補填はしないわけですよね。
  ただ、やはりこの指定管理者についても、例えば多分この中で一番古いのは木のむらキャンプ場だと思うんですよね。これ、たしか、たっていて30年、もっと前だと思うんです。一番新しいんでくぬぎむらとかふれあいの里、四季彩館だと思うんですけれども、それながら今私、思っていることは、この指定管理者のことについては、ある意味ではここで曲がり角に来ているのではないかなと思っておるんですよね。前、町長が、物販は何年、飲食何年というようなお話をしたのを私、覚えているんですよね。
  そういったことで、根本的に今度は、多分今度は指定管理者の制度が何々に、いわゆる出てきてこういう人たちが管理すると、それはそれで結構なんですが、そういったところをちゃんと話し合ってどういうふうにやったらいいのか。
  あるいは、もう1つ、今、先ほどの岡野議員のお話に私は反問唱えるわけじゃないですが、赤字になろうと何しようと、例えばこれが売り上げが半分になろうと何にしても責任は町にはないんですよね、少なくとも。指定管理者にあるわけですよね。それが基本にあると思う。
  ただ、それながら、やはり町が指定管理者にどうかかわっていくのか。そういうのを今度はある程度10施設なら10施設で統一する、あるいは各1施設は1施設はこういうところは、ここまではこういうふうにしなさい、あるいは修繕費はこうだということ、ここでもう整理する時期に来ているんじゃないかなと思っているんですよね。また、もっと踏み込んでいけばリフォームしたり、そういったことも多分必要になってくるんですね。その辺をぜひ今度は、町長、せっかくかわって、いわゆる食品の関係で詳しいわけですから、町長にもぜひ骨を折っていただいて、今度出すときには、そういったいわゆる町のかかわり、指定管理者としてのかかわり、そういうのをちゃんと整理してやったらどうかと思うんですが、いかがでしょうか。
○前田 栄議長 坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 今回、こちらのほうの決算書ということで、岡野議員、野口議員からご指摘ございましたように、売り上げ、人数出ておりますので、また決算書を確認して、 指定管理者ともお話をさせていただきました。
  それぞれの指定管理で、言い方がちょっと難しいかと思うんですが、改善しようという指定管理者、またなかなかそれが鈍っている指定管理者もございます。指定管理の職員の方、また団体の方とは随時打ち合わせをしておりますので、町有施設連絡協議会等とも話し合って、改善は努めてまいりたいと思っております。
  また、それぞれ今後どうするかということもございました。町といたしまして、近隣市町村の指定管理、観光施設の状況等についてもお調べをさせていただきましたので、また、皆様にご相談しながら進めたいと考えておりますので、その節はよろしくお願いいたします。
  以上でございます。
○前田 栄議長 野口議員。
○9番 野口守隆議員 答弁になっているような、なっていないような答弁で、非常に私は残念なんですが、いわゆる本当にそういった意味でも踏み込んでやっていく時期に来ているんで、ぜひ町長なり副町長なりにもご答弁願って、お願いできたらありがたいと思っています。
○前田 栄議長 渡邉町長。
○渡邉一美町長 このときがわの公設民営の施設についてなんですが、私の記憶だと、一番最初に都幾川村が木のむらキャンプ場を始めたり、大附のそば道場を始めたりと、いろいろ施設をつくったときの趣旨は、観光入り込み客をふやそう、もうけようというような、いわゆる商業ビジネスに乗ったような施設という考えではなくて、地域の拠点づくり、地域に住んでいる人たちの雇用とか生きがいづくりのためという目的もあったと思うんですね。
  それが、合併以降、入り込み客が100万人、さらに130万人にしようという商業ベースに今、乗ってきているわけですね。
  だから、今、野口議員の言うように、そろそろ方針転換だというようなお話もありましたけれども、やはりそれも変えていかないと、やっぱり観光でときがわを前に進めていこうとなると、そういう面にも力を入れなきゃいけない、私はこう思います。
  一般質問のときですかね、小宮議員さんからも県のほうの補助事業をいただいて、コンサルタントを入れたけれどもどうだったかというふうなお話もありましたけれども、やはり少し施設についても人、もの、両方についてやっぱり見直しを行う時期かなと、ここに来ております。そんなことで、これからまた政策を進めていきますので、よろしくお願いします。
○9番 野口守隆議員 要望です。
○前田 栄議長 要望、はい。
○9番 野口守隆議員 ぜひ、そういった意味で進めていただきたいと思います。まだまだ私はときがわ町は観光の宝庫であると思うんで、渡邉町長にも新しい視点からアドバイスして、観光客あるいは一般の商店が潤うようにお願いしたいと思います。
  以上です。
○前田 栄議長 ほかにございますか。
  小宮議員。
○10番 小宮 正議員 10番、小宮でございます。
  137ページの決算書ね、雇用対策事業について。この事業は、3問お願いしますけれども、これシルバー人材センターに多分やっていると思うんですけれども、ある程度のシルバー人材センターには、もう長く発注していると思うのね。せっかく雇用対策事業というんだから、ある程度、もう少しここで広めて、一般の町民の人にも仕事を出していただけないかということをお聞きしたいと思います。
  それと、141ページの新規就農総合支援事業、真ん中辺にあると思うんですけれども600万、45歳以下の人を対象にしてやっているようでございますけれども、今、何人ぐらいいるのと、これが実際この事業をやって成果が出ているのか、お聞きしたいと思います。
  それと、143ページの市民農園の関係で、主要な施策の成果を見ますと、もともとあそこは70区画あって、今48団体ぐらいしか来てないのかな、48人。やっぱりその中で委託料もありますけれども、結局、人がいなくて、あいている畑があるから、そこを今度は草刈りしたり、そういうのでお金がかかっているのか、どういうお金なのか、ちょっとお聞きしたいと思います。
○前田 栄議長 答弁願います。137ページ、雇用対策事業ですね。
  坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 それでは、お答えさせていただきます。
  決算書137ページ、上段の雇用対策事業ということで、こちらにつきましてシルバー人材センターのほうに委託しております。こちらにつきまして、昨年もご質問いただいていることはあるんですが、産業観光課で管理しております施設の草刈りなり、また軽微な作業ということで高齢者の雇用機会拡大のためにシルバー人材センターに発注しているというふうなことでございます。こちらのほうにつきましては、作業内容と、あと費用面等を考慮いたしまして、費用面も考慮する必要ありますので、そちらでシルバーを活用しているということでございます。
  将来、これは将来的な形なんですが、雇用対策ということで、もっと若い方というふうなご意見かと思うんですが、こちらにつきましては費用面ということで今実施しておりますので、将来的に向けては研究してまいりたいと思っております。
  以上でございます。
○前田 栄議長 小宮議員。
○10番 小宮 正議員 今、費用面と言っていましたけれども、今、ある程度、今、定年になって、結構ときがわ町も結構いるんですよ。それで、やっぱりシルバーはシルバーで今までずっと投げてきたのね、仕事を。シルバーばっかり全部、それもいいと思うけれども、やっぱりある程度、雇用対策であったんなら、もう少し広く、お金のことを言っていましたけれども、費用はみんな同じで、幾らでこれでやってくださいと言えばやると思いますよ。日影のダム公園だってそうじゃないですか、これ。あれだって地元の人がそれやっているじゃない、それを一生懸命。お金のことは一銭も言わないと思いますよ。
  だから、そういうふうにある程度、この草刈りはシルバーですと、何でも何でも全てこれ全部100%シルバーだと思いますよ、今やっているの、町で。それも大事かもしれないけれども、ある程度、長い目で見て、やっぱりこれから少しは変えていってもらいたいなと思うんですけれども、その点いかがでしょうか。
○前田 栄議長 坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 それでは、お答えさせていただきます。
  費用面ということも先ほど申し上げたんですけれども、こちらのほう産業観光課、うちのほうの課なんですが、所管している作業で、先ほども言いましたように、草刈りなり軽微な作業ということでシルバーのもちろんできる仕事を発注しております。
  これから地域の方に委託するとか、そういうふうな形かと思いますので、それについては研究、検討してまいりたいと考えております。
  以上でございます。
○前田 栄議長 小宮議員。
○10番 小宮 正議員 ぜひ前向きによろしくお願いいたします。
○前田 栄議長 2点目お願いします。
  坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 それでは、お答えさせていただきます。
  決算書141ページ、新規就農総合支援事業の中で、これは今現在受けている方、それとも 今まで何人いたかという。
          (「両方やっておいてください、両方」と呼ぶ者あり)
○坂本由紀夫産業観光課長 はい。今、こちらのほうでこの補助金を受けている方につきましては、30年度につきましては4名ということでございます。
          (「成果は」と呼ぶ者あり)
○坂本由紀夫産業観光課長 こちらのほうの4名の方、今につきましては、45歳ということで小宮議員、申し上げられたかと思うんですが、今、年齢が50歳までということで引き上げられております。
  こちらの新規就農ということで、期間が終わった後に同一年度以上は就農しなくてはいけないというふうな義務が発生しております。また、中間年度、これは来年度から取り入れかと思うんですが、中間年度に検査をいたしまして、そこで成果が上っていない団体については─失礼しました。成果が上がっていない就農、計画どおりいっていない就農者につきましては、そこで打ち切りというふうな方針を国のほうでは出しているようです。
  その辺も踏まえまして、ときがわ町に就農されている、この給付金をいただいている方につきましては、1名、嵐山町にお住まいで、ときがわで認定を受けた方につきましては、農業は続けるんですが、拠点を移したいということで、その方はときがわ町の農地からは外れるんですが、ときがわ町で就農されている方、こちらの補助金を受けた方につきましては、全員続けていただいておりますので、成果は出ていると考えております。
  以上でございます。
○前田 栄議長 小宮議員。
○10番 小宮 正議員 これ30年度で、その前の人は終わって、ある程度、地元で成果が出ているんですか。
○前田 栄議長 坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 その前の方、就農されて、新規就農の補助金を受けた方につきましては、皆さん、ときがわ町で営農を続けていただいております。やっていただいておりますので、成果が出ていると考えております。
  以上でございます。
○前田 栄議長 よろしいですか。
  では、3問目ですね。143ページ。
  坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 それでは、お答えさせていただきます。
  決算書143ページ、市民農園の管理の業務ということでございます。こちらのほうの委託料ということで、施設管理委託料のところでよろしいでしょうか。
          (「はい」と呼ぶ者あり)
○坂本由紀夫産業観光課長 こちらにつきましては、あいているところの草刈りも含んでいるんですが、主には施設の閉開、朝行ってあけていただく、また夕方閉める、そのようなことが主な感じになっております。
  以上でございます。
○前田 栄議長 小宮議員。
○10番 小宮 正議員 この事業も、もう大分長くやってきていると思うんですね。だけれども、そこをあけるとか、誰か決めて、あれじゃない、町でそこは鍵、あそこの小屋の鍵だと思うんですけれども、それを町でやる必要はないんじゃないかなと思いますよ。ぜひ何でもかんでもそういうところへ委託しちゃうというのはおかしいなとも思うんで、これからぜひ市民農園も大分人が48名ですよ、今、77区画で。大変だと思いますけれども、せっかくつくって、あきがあるということは、その、じゃ、あいている区画は草刈りなんかはどこでやっているんでしょうか。
○前田 栄議長 坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 お答えさせていただきます。
  あいている区画につきましては、町のほうで草刈りは実施しております。
  以上でございます。
○前田 栄議長 小宮議員。
○10番 小宮 正議員 それせっかく77区画と、それじゃ意味がないんじゃない、せっかく、前つくったときは、意気込みがあったがね、だって、77区画、町外とやるって。やっぱりそういうふうなあって、77区画、77区画埋まるように頑張ってもらう。また、もし1カ所、2区画、農業やりたい人が、じゃ、2区画貸しますよとかさ、そういう努力をしていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
○前田 栄議長 坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 お答えさせていただきます。
  区画によりましては、1名の方で2区画以上借りている方ももちろんございます。77区画中、今、主要な施策の成果の55ページでございますが、77区画48名ということでご指摘いた だいたとおりの数字でございます。こちらのほう77区画ということで、複数借りている方がもちろんいらっしゃるということで、また誰か今、借りている方にもご紹介いただけないかということで、市民農園にも張り紙をしたり、町有施設のほうにもこういう施設がありますので、ぜひご活用いただきたいということで宣伝をしております。
  こちらにつきましても、引き続きPRに努めて、全部埋めるように頑張っていきたいと考えております。
  以上でございます。
          (「はい」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 3問。
          (「終わりだっけ」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 そうなんです。すみません。
          (「じゃ、次でいいや、じゃ」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 あとどのくらいありますかね。1人、2人。
  暫時休憩いたします。
  再開を11時といたします。
                                (午前10時46分)
─────────────────────────────────────────────────
○前田 栄議長 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
                                (午前11時00分)
─────────────────────────────────────────────────
○前田 栄議長 質疑ございますか。
  6番、山中議員。
○6番 山中博子議員 6番、山中です。
  2点ほどお願いします。
  決算書の141ページ、真ん中のところの花のまちづくり事業、13節の委託料で業務委託料126万9,222円のところなんですが―花のまちづくり事業の143万6,736円のところですね。主要な施策の成果の54ページに、花のまちづくり事業というのがございます。その中で、シルバー人材センターに委託している費用が147万8,000円とありますが、この決算書との違いは何なのか伺います。
  それともう1点、決算書の163ページ、道路維持管理事業、13節の委託料、道路除雪等委 託料で328万9,150円、これが主要な施策の成果の65ページに載っておりまして、328万9,150円のうち準備費が288万円含むとあります。この準備費とは何か伺います。
○前田 栄議長 答弁願います。
  金額の違いですよね。
○6番 山中博子議員 はい。
○前田 栄議長 答弁願います。
  暫時休憩します。
                                (午前11時03分)
─────────────────────────────────────────────────
○前田 栄議長 再開いたします。
                                (午前11時03分)
─────────────────────────────────────────────────
○前田 栄議長 坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 こちらの違いにつきまして、ちょっとお時間いただいて調べて回答させていただけたらと思います。よろしくお願いいたします。
○前田 栄議長 じゃ、2問目ですね。山中議員、2問目に入ります。
  2問目答弁願います。
  加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 それでは、主要な施策の成果の65ページのこの除雪の準備費、この準備費とは何かということだと思います。この準備費というのは、除雪を今、町内9社お願いしているんですが、例えば雪が降っても、すぐに除雪の機械というのは確保ができません。なので、シーズンの初めにリース会社に3カ月分、会社によってまちまちなんですが、その除雪機を初めに確保する、その準備費になります。県なんかでもこういった制度をとっておりまして、これがないと、実際に雪が降ったときに、機動的に除雪ができないということで、準備費を上げさせていただいています。
○前田 栄議長 山中議員。
○6番 山中博子議員 そうしますと、あらかじめ業者のほうに借りますよということで、借りたときにはお金が必要になるから、準備費として置いとくということですか。
  それで、もう1つは、9社に頼んでいるということで、今年度は3日あって、大体それを差し引くと、1日に13万ぐらいかかっているんですが、この9社全部が出たということじゃ なくて、もう単価は決まっているんですか。
○前田 栄議長 加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 お答えします。
  まず、そのお金の支払いなんですが、これはリース会社から借りたときにということではなくて、名前は準備金ということなので、初めに本来は払うべきなんでしょうけれども、自治体の支払いについては、前払いというよりも、最後に3カ月と、その済んだ、その請求を見て、最後に準備金のほうは支払うと、その間は会社の持ち出しになっちゃうんですが、そういった形でお願いをしております。
  それで、あとこの1回当たりという形ではなくて、これは1台18万円という金額で、シーズン18万円1台ということで、会社で、初めにこの見積もりというか、調整をします。契約を初めに結ぶんですが、そのときに必要なそのリースの台数を申告をしてもらいます。
  それで、集まった台数、それを集計すると288万円という数字になっております。
  以上です。
○前田 栄議長 山中議員。
○6番 山中博子議員 この288万のことは、大体そのリース会社との契約で1台18万ということはわかったんですけれども、全部288万を使い切るということではなくて、これは準備金としてあるわけだから、たくさん雪が降ったときには、もっと台数を借りるでしょうし、日数も多くなるということだから、金額も多くなるということですよね。
○前田 栄議長 加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 そういうことではありません。雪が降らなくても、この準備金は初めに支度をするお金なので、雪が全く降らなくても、この金額は払うことになります。物すごい豪雪の場合でも、一応この準備金というものは、もう初めに決められた契約のお金なので、それ以上降って、リース機があいていて、それ以上業者のほうでやっていただいたとしても、その準備金というのは、この288万円以上は払えない。
  それ以外に、実際に除雪をしたときには、何時間当たり幾らという金額が別途出ますので、そちらのほうで予想を超えた雪の場合には対応をしているところです。
○前田 栄議長 ほかにございますか。
  7番、岡野議員。
○7番 岡野 茂議員 7番、岡野です。
  まず初めに、決算書147ページ、中段からちょっと下のときがわ産材の活用推進事業、こ れで102万1,218円出ていますけれども、これは何を使っているのか、それで成果があったのかどうかをお聞きします。
  2問目が149ページ、荒井課長にお聞きしたいんですが、緑の雇用創出基金の積立事業になっていて1,999円、2,000円ということなんですけれども、これを積み立ててあるんですが、主要な施策の成果の97ページに一番下に表があるんですけれども、緑の雇用創出事業基金が2,430万ほどたまっていますよね。これは、これから先どういうふうに利用するのかお聞きしたいと思います。
  ……………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………
○前田 栄議長 じゃ、1問目から。
  坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 それでは、お答えさせていただきます。
  決算書147ページ、ときがわ産材活用推進事業、こちらのほうの事業でどのような事業かということと、成果ということでよろしいでしょうか。
          (「はい」と呼ぶ者あり)
○坂本由紀夫産業観光課長 こちらのほうの事業につきましては、ときがわ産材の活用推進というふうなことでございますが、主に予算の内訳として占めているところが消耗品等で、こちらのほうはウッドスタートの誕生祝い品の商品が占めております。
  また、報償費、協力隊員の報償等につきましては、こちら総務課から、木工体験工房のほうが、産業観光課に所管がえになったということで、そちらのほうの管理の費用、また、こちらの事業につきましては、高性能林業機械の費用というふうなことを見込んでいる事業となっております。
  成果といたしましては、もちろん誕生祝い品をことし50名の方にウッドスタートの木育ということで支給しております。
  ときがわ産材の活用ということなんですが、こちらのほうでは実質的なそういう費用は、全体の山の木の活用ということは、実際には費用組んでおりませんので、こちらのほうの山の木のPRについては、別途実施しております。
  以上でございます。
○前田 栄議長 岡野議員。
○7番 岡野 茂議員 これは「ときがわ産材」と書いてありますけれども、これは、ときがわ産材実際に使っているんですか。
○前田 栄議長 坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 ウッドスタートの木のおもちゃは、ときがわ産材を使用しております。
  以上でございます。
○前田 栄議長 岡野議員。
○7番 岡野 茂議員 それでは、これは建築とか、そういうほうには全然関係ないということの事業なんですね。わかりました。
○前田 栄議長 よろしいですか、1問目は。
  2問目お願いします。
  暫時休憩します。
                                (午前11時14分)
─────────────────────────────────────────────────
○前田 栄議長 再開いたします。
                                (午前11時17分)
─────────────────────────────────────────────────
○前田 栄議長 坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 それでは、先ほど岡野議員の質問に回答させていただきましたときがわ産材活用推進事業について、訂正させていただきます。
  こちらにつきましては、ウッドスタート、また林業機械、木工体験工房等が主な予算ということでお話をさせていただきましたが、それ以外にも、もちろん木材の利用の推進、また住宅用の建物等につきましても推進しておりますので、そのことを訂正させていただきます。
  以上でございます。
○前田 栄議長 よろしいですか。
  じゃ、1問目は終わります。2問目。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 岡野議員の2問目のご質問でございますが、実際に基金の管理につ きましては、企画財政課で担当しておりますけれども、実際その基金を財源とした事業の実施につきましては、産業観光課のほうで実施しておりますので、産業観光課長のほうからお答えさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
○前田 栄議長 坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 それでは、お答えさせていただきます。
  149ページ、緑の雇用創出基金の今後の事業についてということでよろしいでしょうか。
          (「はい」と呼ぶ者あり)
○坂本由紀夫産業観光課長 こちらにつきましては、第3期まで緑の雇用創出事業ということで実施をしておりました。今、募集をしていないというふうな状況になっております。
  こちら森林環境譲与税の関係で、そちらでも緑の雇用を推進するようにというふうなことも、今、国から来ております。ただ、単年度ときがわ町に来る補助金につきまして、そちらは300万強、330万ぐらいの補助になっております。そちらで雇用するというのが、なかなか進まないところ、1人雇用するということができない状況になりますので、こちらの緑の雇用創出基金につきましては、見直しも含めて検討してまいりたいと考えております。
  以上でございます。
○前田 栄議長 岡野議員。
○7番 岡野 茂議員 今の緑の雇用なんですけれども、これは新規の林業を目指すような人に使うだけのものなんですか、ちょっとお聞きします。
○前田 栄議長 坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 基金のちょっと要綱持ってきていませんので、その辺は確認して、ご回答させていただきたいと思います。
○前田 栄議長 岡野議員。
○7番 岡野 茂議員 今の関連なんですけれども、これ、例えば先ほど小宮議員の質問にもあったんですけれども、定年になって大分自宅で遊んでいる―遊んでいるというか、仕事をやめて、退職している方がいっぱいいますよね。そういう人を、だからシルバーには入らないけれども、個人的に山をやっているとかという人が、例えばそういう人を集めて、里山をつくるとか、あるいは間伐をするとかというのに補助金として、これは出せないんですか。使い道が違うということになるんですか、お聞きします。
○前田 栄議長 坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 要綱等をちょっと確認させていただいて、それも含めて回答させ ていただきたいと思います。
○前田 栄議長 じゃ、2問目はこれで、………………………………
  …………………
  暫時休憩します。
                                (午前11時22分)
─────────────────────────────────────────────────
○前田 栄議長 再開いたします。
                                (午前11時23分)
─────────────────────────────────────────────────
○前田 栄議長 …………………
  ………………………
○坂本由紀夫産業観光課長 ………………………………………………
  ……………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………
  ………………………
○前田 栄議長 岡野議員。
○7番 岡野 茂議員 ……………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………
○前田 栄議長 …………………………………………………………………………………………………
  暫時休憩します。
                                (午前11時24分)
─────────────────────────────────────────────────
○前田 栄議長 再開いたします。
                                (午前11時25分)
─────────────────────────────────────────────────
○前田 栄議長 ………………………………………………
○7番 岡野 茂議員 ………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………
○前田 栄議長 坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 ……………………………………………………………………………………………………………………………………………
○前田 栄議長 ほかにご質疑ございませんか。
  10番、小宮議員。
○10番 小宮 正議員 それでは、主要な施策の成果の62ページで、温泉スタンドの関係なんですけれども、町としては、この温泉を今まで以上に販売をする気があるのかどうかお聞きしたいと思います。
  もう1点、決算書の147ページ、前もこれ、昔、私も質問したことがありますけれども、彩りの森ネットワーク、これは都幾川村の時代からやっているわけですけれども、本当に進展がない。ただやっているというだけで、余り成果が見られないと思うんですけれども、町でこの彩りの森ネットワークをつくったときのその趣旨にのっとって事業をやっていただきたいんですけれども、その点についてお伺いをしたいと思います。
○前田 栄議長 1問目お願いします。答弁願います。
  坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 それでは、1問目、主要な施策の成果の62ページ、温泉スタンドの関係ということでよろしいでしょうか。
  こちらのほう、担当課としては続けていきたいという思いもございますが、ポンプを引き揚げるということで、費用がやはりかかってしまいます。すみません、5年に1度温泉ポンプの引き揚げで、ポンプの交換というふうなことを実施しなければならないというのは、別にございます。それはもちろんかかるんですが、担当課といたしましては、続けていきたいと考えております。
  以上でございます。
○前田 栄議長 小宮議員。
○10番 小宮 正議員 5年に確かに1度2,000万ぐらいかかるかもしれませんけれども、できれば私も6年だか7年前に、私は茨城だったかな、どこか視察に行ったら、その当時は役場の前に温泉スタンドがございましたけれども、やっぱり温泉を売りたいんであれば、売って稼ぐのであれば、今は管理をシルバーで、鍵、朝行って夕方閉めるじゃないですか。そ うじゃなくて、今みんな自動なのよ。券を買うとか、お金を入れると何リットル出ますよとか、そういうもの、昔からそうなんだけれども、そういうふうに変えて、やっぱり量を売るようにして、少しでも採算が合うようにやっていけば、もう少し、時間になってもう終わりですよという、町内の人ばかりじゃないんで、町外もたくさん来ているわけだから、フルにできないのかなと思うんですけれども、その点はいかがでしょうか。
○前田 栄議長 坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 お答えさせていただきます。
  時間を朝から夕方ということではなくて、もっと長い時間運営したほうがということでよろしいでしょうか。
          (「はい」と呼ぶ者あり)
○坂本由紀夫産業観光課長 こちらにつきましては、温泉水をかけられたりとか、ちょっといたずらをされたこともありましたので、夜間につきましては、あそこシャッターをおろして、安全面で配慮するような形をとっております。それにつきましては、状況を見て、ちょっと検討させていただければと思います。よろしくお願いいたします。
○前田 栄議長 小宮議員。
○10番 小宮 正議員 今、もう私も秩父へよく水を買いに行きますけれども、満願の。秩父はもうとっくにあれだよ、500円入れると何リットル入れて、2つぐらい機械があるかな、それ売っていますけれども。やっぱり人件費はかけていないんだよ、あそこの会社、量は売るように24時間やっていますけれども。
  もう少し広く、やっぱり量を売って、5年に1回大きな金がかかるんだから、ある程度は採算がとれるように、それが補填できるように、私はそういう機械を入れて、やっぱり量を売ってもらいたいと思うんです。産業観光課長、どうでしょうか。
○前田 栄議長 坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 もちろん、いろいろなところで宣伝をさせていただいています。夜オープンということにつきましては、安全面をちょっと検討させていただきまして、実施できるかどうかも含めて検討してまいりたいと考えております。
  以上でございます。
○前田 栄議長 2問目お願いします。
  坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 決算書147ページ、彩りの森ネットワーク事業ということで、こ ちらは町内の200平米以上の敷地、また延長100メートル以上の敷地に面しているところに花木を植栽して、観光拠点に潤いをというふうな事業で実施している事業でございます。
  こちら予算額20万円ということでございますが、小規模ではございますが、新聞でも取り上げられましたが、くぬぎむらの七曲ですとか、そのようなところにつきましては、こちらの事業を活用して植えたところでございます。
  後は大野に向かうトレッキングコースにつきましても、予算に限りがありますので、トレッキングコース沿いにつきましても、毎年植えるような形で、ちょっと時間はかかりますが、見ごろを迎えることになればと考えております。
  以上でございます。
○前田 栄議長 小宮議員。
○10番 小宮 正議員 そうじゃなくて、これをつくったときね。じゃ、つくったとき、これ目的知っていますか、じゃ、言ってくださいよ。
○前田 栄議長 坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 こちらにつきましては、要綱がございますので、目的となると、要綱ということになるんですが、住民生活の拠点あるいは観光拠点等に花木を植栽し、潤い、憩いの空間として整備するとともに、彩りの森を結ぶ道路にもあわせて植栽することにより、生活環境の美化と地域の活力に資することを目的ということで実施している事業でございます。
○前田 栄議長 小宮議員。
○10番 小宮 正議員 それであれば、だから観光で目的もこれもあるんですよ、実際には。当初はね、課長には初めて質問するかわかりませんけれども、これは明覚駅から天文台まで四季を通じて、いろいろな花を植えて、地域でね、ボランティアの人は、地域で花を植えてもらって、四季を感じてもらう、そういう目的なんだよ。それでやって、だんだん、これは前も言ったけれども、予算が減ってきちゃっているわけ。もう少し観光客、またはそういうことが目的であるのなら、もう少しお金をかけてやっていただきたいと思いますよ。
  我々の後釜の人にもロウバイたしか町からは補助、その当時は地域振興室があったときに要望して、道路に植えてありますけれども、やっぱりそういうふうにやって四季を感じる、そういう目的でやっているんだから、ときがわ町へ来て、いつ来てもいろいろな花が見られる、それが目的ですからね、課長、もう少し予算を、これから予算組みはあると思いますけれども、お金をかけて、そういう目的なら多分いいと思うんだけれども、もう少し勉強して、 予算をつけるようにして、ときがわ町に来れば、いろいろな花が見られるようにお願いします。
○前田 栄議長 ほかにございますか。
  1番、杉田議員。
○1番 杉田健司議員 1番、杉田です。
  施策の成果のほうの64ページ、土木費の区長及び個人要望の状況ということで、空き家という欄があるんですけれども、1件、区長要望であると思うんですが、これは空き家というのは、どういう形の要望だったのでしょうか、お聞きします。
○前田 栄議長 1問でいいですか。
○1番 杉田健司議員 はい、いいです。
○前田 栄議長 加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 この区長要望の空き家の1件、この内容なんですが、空き家があるので、その中がムジナというか、動物なんかが住んだりしてよくないので、この空き家について、まず所有者は誰なのか、あとは連絡をとって改善をするように、町のほうで働きかけてくれないかといった内容だったと思います。
○前田 栄議長 杉田議員。
○1番 杉田健司議員 それで、どのような対応をされたんでしょうか。
○前田 栄議長 加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 地権者を調べまして、通知を出しております。この案件が、片づいたかどうかというのは、ちょっと今ある資料ではわからないんですが、パターンは2つです。
  特定空き家ほどひどい案件ではなかったと思います。そういう案件については、町としてできるところというのは、やっぱり限度がありまして、所有者に幾ら言ってもやっぱりやってくれないところはあります。田黒のほうにもあるんですけれども、そういったところは根気強く通知を出し、内容証明の郵便ですとか、そういったもので出して、それでもやっぱり来ない方は来ないんですけれども、対応としては、町としてやれるところまではやっております。
○前田 栄議長 よろしいですか。
  ほかにございますか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 これをもって5款から9款の歳出の質疑を終了します。
  続いて、決算書の176ページ、10款教育費から253ページ、13款予備費までの質疑を行います。
  質疑ございませんか。
  3番、神山議員。
○3番 神山 俊議員 3番、神山です。
  主要な施策の成果の77ページ、上段、要保護準要保護児童生徒就学援助費とあります。また下段にも同じような項目があり、小学校、中学校と分かれておりますが、両方お聞きしたいんですが、対象者が小学校では53名、中学校では35名、これは全体の児童・生徒数でいうと割合をお聞きしたい、何パーセントなのかお聞きしたいのが1点です。
○前田 栄議長 何問ありますか、質問は。
○3番 神山 俊議員 すみません、3つです。
  続きまして、同じく84ページ、中段、少々細かいんですけれども、(1)の利用状況の展示ホールと記載があります。この利用件数また利用人数は、どのように算出しているのかお伺いします。
  3点目、ときがわ町監査委員から、ときがわ町立小・中学校の問題点についてという別紙の用紙が配られたと思います。これについて、町長また教育長はどのような見解があるのかお伺いします。
  以上3点です。
○前田 栄議長 答弁願います。
  宮寺教育総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 施策の成果の77ページ、これ上のほうが小学校で、下のほうが中学校ですので、小・中でちょっと分けてご説明します。
  ちょっとだけ計算させていただきたいんですが、全体で―小・中で分けるとちょっと時間いただくかとは思うんですけれども、全体であれば、すぐお答えはできるんですけれども。
○3番 神山 俊議員 できれば、小・中分けて。
○宮寺 進教育総務課長 じゃ、先に……
○前田 栄議長 じゃ、2問目。
  正木生涯学習課長。
○正木 彰生涯学習課長 それでは、お答えさせていただきます。
  施策の成果の84ページ、中段になります文化センターの利用状況の展示ホールの利用件数 と利用人数でございますが、利用件数につきましては、申請者からの申請書に基づいた件数でございます。
  利用人数につきましては、施策の成果の83ページ、ちょっとごらんいただきたいんですけれども、そこに(4)の普及活動とありまして、巡回文化財展を文化センターで行っておりまして、104名と入っておりますけれども、こういった各主催団体が人数把握しているところについては、その人数、あるいは受付の際に、不特定多数ですというようなお話の場合には、図書館の職員が、あそこの窓口から見えますので、人数をカウントしているという状況でございます。そういった積み上げをして、この人数となっております。
  以上です。
○前田 栄議長 神山議員。
○3番 神山 俊議員 主催者からの自己申告という部分ありますし、また図書館から見て人数って、なかなか苦しいのではないのかなと、私もよく利用していますので、常にあそこにいるわけでもないですし、苦しいという中で、そういう利用状況はどうこうというよりも、観光客もしかり、いろいろ町で数値を出しているわけですけれども、それが適切な人数報告、または金額だったりするのかな、ちゃんと根拠という、全国でこれは統一されていますよとか、日本ではこういうのは規格で、計算方法で、利用状況を把握するためにするんですよとか、そういうのというのはあるんですか。こういう利用状況を把握するに当たって、お伺いします。
○前田 栄議長 正木生涯学習課長。
○正木 彰生涯学習課長 今の件ですけれども、私の把握している範囲でないと思います。ということですので、この文化センターについては、職員努力で人数をカウントしているという状況でございます。
○前田 栄議長 神山議員。
○3番 神山 俊議員 じゃ、正確性を欠くと言われても、いたし方ないという部分でしょうか。
○前田 栄議長 正木生涯学習課長。
○正木 彰生涯学習課長 職員のカウントですので、見落とす場合もあると思いますので、これは最少人数ということでよろしいかと思うんですけれども、正確性が欠けるかという点では、欠けます。
○前田 栄議長 じゃ、1問目へ戻って。
  宮寺教育総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 お待たせをいたしました。
  小学校のほうですけれども、施策の成果では53人となっておりますけれども、ここに学用品等、給食費、修学旅行等とありますけれども、これは施策の成果でございまして、代表的な3項目だけ入れておりまして、ほかにも実は通学用品費や校外活動費と、あと2項目ございます。ですから、この53にはならないんですけれども、まず、分母となる昨年度末の……
          (「課長、割合でいいんです」と呼ぶ者あり)
○宮寺 進教育総務課長 じゃ、割合だけ。
  小学校が13.8%、それから中学校が16.2%です。
  以上です。
○前田 栄議長 神山議員。
○3番 神山 俊議員 その方々たちのプライバシーは守られているのか、お伺いします。
○前田 栄議長 宮寺教育総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 個人情報にもかかわることでございますので、プライバシーについては、十分配慮しているつもりでございます。
  以上です。
○前田 栄議長 神山議員。
○3番 神山 俊議員 ときがわ町では、小学校13.8%、中学校では16.2%という数字ですけれども、他市町村は、どのような状況なのか、わかる範囲でお伺いします。
○前田 栄議長 宮寺教育総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 文科省のほうで調査がございまして、その結果、28年度までわかっております。その中から申し上げます。
  比企郡、市、東松山市も含めて9市町村の中で、高いほうから3番目でございます。
  以上です。小・中合わせてですけれども。
○前田 栄議長 3問目の答弁願います。
  暫時休憩します。
                                (午前11時45分)
─────────────────────────────────────────────────
○前田 栄議長 再開いたします。
                                (午前11時45分)
─────────────────────────────────────────────────
○前田 栄議長 答弁願います。
  久米教育長。
○久米正美教育長 それでは、神山議員の3つ目の質問にお答えします。
  昨年度でしょうか、出生数29人ということで、今年度も同じような人数をたどっているということで、この先々を考えると、非常にときがわ町の子供たちということには、どのように町として、教育委員会として対応していったらいいかということは、重要な問題かなというふうに考えております。
  ただ、その人数を考えたときに、30名程度が続くようなことを考えれば、その子供たちが中学生になったときにも、100を割るような数になってくるということは、もう今から何となく想像がつくところでございます。
  そんなことも考えたときに、私が考えておるところは、単に中学校の統合ということも1つの大事な視点かもしれませんけれども、これからの子供たちのことをしっかり考えないと、またそのときになって90という数は少ないじゃないかといっても、もうそれ以上、そのときには統合という手段もなければ、何の手段もなくなってしまうということを考えたら、その前に考えておくべき方法があるんじゃないかというような考えに、今は私は立っております。
  具体的なところというのは、もうちょっとお待ちいただけたらありがたいなと思うんですけれども、そんな視点で考えさせていただきたいなというふうに、ちょっとちゃんとした答えになっておらないんですけれども、そんなことをお含みいただけたらありがたいなと思います。
  ですので、監査委員さんからのご指摘については、ごもっともなことだなというふうには、もちろん受けとめておりますけれども、さらにもうちょっと奥の深い問題があるということで、それを踏まえてのときがわ町にとってのよりよい解決方法というのを検討していきたいと、そんなふうに考えております。
  以上です。
○前田 栄議長 渡邉町長。
○渡邉一美町長 小・中学校の統合の問題だと思うんですけれども、この問題は、私はときがわ町の第2次総合振興計画の委員をやりまして、当時の教育委員に徹底的に質問しました。田中議員もいたと思うんですけれども、そのときには、子供たちがこういうふうに減っていくんだと、学校どうするんだと言っても、学校はリニューアルし、統合はしなかったんです、 当時。だから、当時の委員さんにも責任があると思います。わかっていることだから。だから、私は今さらといいますよ。じゃ、何で踏襲しちゃったんだ。あれだけの、トイレも直したし。
  いろいろ私考えました。いや、なかなか行政ではこの統合のスイッチは入れられないんだな。じゃ、誰がスイッチを入れるんだろう。小学校見ても、やはり最後のスイッチを入れるのはお母さん方か、PTAの皆さんか、地域か、そういうところか。
  行政とすると準備はしておきます。もし、そういうふうな意見が出て、統合やむなしというふうなことがありましたら、なるべく短時間で、そういうふうな趣旨に沿うような施策は考えておけと、教育長にはお話をしているところなんですが、今ここ二、三年でというのは、まだどうかと、こう私は考えておりまして、PTAの方が、お母さん方が、これでは子供たちがかわいそうだと、こんな少ない教育はあり得ないと、どうしても統合してもらいたい。野球部だってできないじゃないか、サッカー部だってできないじゃないか、どうにかしてくださいよ。そういうふうにPTAのほうから大きな声が上がったときが、やっぱりスイッチを入れるときかな、私はこう考えております。
  以上です。
○前田 栄議長 神山議員。
○3番 神山 俊議員 私も同じだと思うんですけれども、ただ、PTAの保護者たちが、そういう思いに至るところまでいくのか、自分の子供がまず卒業して、1年、2年で統合はできないと思うんですね。その中で、自分の子供はとりあえずこのままいっちゃうだろうな。でも、次の子供のことまで考えてPTAは行動移せるのか、実際、そこまで先見性のある人たちが集まって、これじゃまずい、私はなかなか難しいと思うんです。
  私も今1歳とゼロ歳の親ですけれども、同級生は今20人ぐらいだと言われています。男性の比率が高いという中で、これから保育園上がって、小学校、中学校と上がっていく中で、子供も狭い空間ですし、保護者の私も、その保護者と10年以上つき合わなければいけない。それも1つどうなのかなという部分あるんですけれども、そうした中で、やはり町長しかり、教育しかり、議員しかりが先見性を持って、道筋を立てるべきではないのかなと、私はそう思うんです。もちろん、PTA、保護者、また地域のご意見も聞きますけれども、その道筋を立てるのは私たちではないのかなと思うんです。
  だから、それを待つというのは、私としては、問題の先送りではないのかなと思います。また、もしそれで、今のままでやっていくというのであれば、ITを使ったり、都内の同じ 教育水準まで、どうにかこうにか持っていこうよ、それで何とか保っていこうよと、そういう気持ちがあるなら、それはそれで構わないんですけれども、それもしない、統廃合もわかっているけれども、なかなか難しい問題だから、簡単にいえば先送りしていく。
  それでは、今後、私たちの責任だと思うんですよ。私もそうですし、ここにいる人たちがそれを決断をしていかなければ、次の世代にそれを残していくというのは、私は親となって、こういう気持ちになりましたけれども、できることであれば決めていくというのが、この場ではないのかなと思うんですけれども、質問ではないんですけれども、一応意見として述べさせていただきました。
○前田 栄議長 答弁はよろしいですか。
○3番 神山 俊議員 いいです。
○前田 栄議長 暫時休憩いたします。
  再開を1時といたします。
                                (午前11時53分)
─────────────────────────────────────────────────
○前田 栄議長 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
                                (午後 1時00分)
─────────────────────────────────────────────────
   ◎答弁未了部分について
○前田 栄議長 その前に、午前中で坂本産業観光課長の答弁未了部分が3点出ています。
  1点目として、ここで午前中の認定第1号における山中博子議員の質疑に対しまして、坂本産業観光課長から答弁の申し出がありましたので、これを許可いたします。
  坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 議長のお許しをいただきましたので、未了部分の答弁についてお答えさせていただきます。
  山中議員から主要な施策の成果54ページ、花のまちづくり事業の委託料でございますが、147万8,000円、決算書141ページ、花のまちづくり事業の業務委託料126万9,222円、こちらの違いはということでご質問をいただきました。こちら確認をいたしましたところ、主要な施策の成果、147万8,000円が間違いでございます。大変申しわけございません。決算書の141ページ、業務委託料126万9,222円に訂正をお願いいたします。
  以上でございます。
○前田 栄議長 山中議員、よろしいでしょうか。
○6番 山中博子議員 はい。
○前田 栄議長 では、2点目。続いて2点目として、午前中の認定第1号における野原和夫議員の質疑に対しまして、坂本産業観光課長から答弁の申し出がありましたので、これを許可いたします。
  坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 引き続き、午前中、野原議員からご質問があった内容についてご説明させていただきます。
  主要な施策の成果59ページ、観光パンフレットの作成におきまして配布先というふうなことでご質問をいただきました。こちらにつきましては、一番多く印刷されているのが「ぶらっと、ときがわ」でございますが、30年度配布部数につきましては、3万2,815部配布をしております。そのうち町外への配布、高速道路も含めてでございますが、4,300部、町内のイベント等を含めましてイベントでの配布が3,850部を配布しております。こちらのほうにつきましては、観光振興計画等の目標で130万人を目指すために配布をしております。
  以上でございます。
○前田 栄議長 野原議員、よろしいでしょうか。
○12番 野原和夫議員 はい。
○前田 栄議長 3点目として、続いて、坂本産業観光課長から午前中の認定第1号における岡野茂議員の質疑に対しまして、坂本産業観光課長から答弁の申し出がありましたので、これを許可いたします。
  坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 それでは、午前中の岡野議員のご質問にありました決算書149ページ、緑の雇用創出基金積立事業についてのこちらの目的でございますが、こちらにつきましては、森林管理技術者の養成確保に資する経費に充てるというふうな目的でございます。
  また、こちらのほうの事業につきまして、山林を今管理されている方の補助金等に使うことは可能かどうかというふうなご質問もいただきました。こちらにつきましては、森林管理技術者の養成確保に資する経費というふうな書き方でございますが、緑の雇用生を育てるためにこちらの基金については設置しているという経過があります。こちらの基金条例につきましては、今年度、森林環境譲与税の基金条例の制定等が必要になりますので、こちらの基金条例の改定も含めて、そちらの譲与税の基金条例の制定を検討してまいりたいと考えてお ります。その中で、新たな今いただきました要望につきましても検討してまいりたいと考えております。
  以上でございます。
○前田 栄議長 岡野議員、よろしいでしょうか。
○7番 岡野 茂議員 はい。
─────────────────────────────────────────────────
○前田 栄議長 続いて、教育費と予備費で何か質疑ございますか。
  4番、小島議員。
○4番 小島利枝議員 議席番号4番、小島です。
  施策の成果のページ85ページ、真ん中より少し下のピアノオーバーホール業務委託について368万2,800円ということですが、こちらのほうは毎年ピアノの保守点検業務というのがあるので、それがなくなっている分、ことしは何か意味があってこのオーバーホールということなのかなということで、その内容と違いについて伺いたいと思います。
  すみません、3点伺います。
  2点目、同じ85ページの一番下、植栽管理業務委託、こちらのほうが32万4,064円、これが前年に比べまして20万4,215円増ということなんですが、そのふえた分、何かいつもと違う手入れがあるのか伺います。
  3点目、同じ施策の88ページの上段になります。体育センターの会員登録数1,405人ということですが、前年に比べまして倍近くふえています。下の利用状況を見ますと、ほぼ例年と変わりないか減少している程度なのに、なぜ登録がこのように倍になったのか伺います。
  以上、3点お願いいたします。
○前田 栄議長 答弁願います。
  正木生涯学習課長。
○正木 彰生涯学習課長 それでは、お答えいたします。
  初めに、1点目の文化センターピアノのオーバーホール業務でございますけれども、このオーバーホール業務につきましては、ピアノを購入してから既に23年がたっておりまして、買いかえ以来オーバーホールは1度もしていなくて、保守点検ということで通常の点検業務を行ってきたところでございますけれども、ピアノは非常に高価なものでございまして、メンテナンスをしていくことによってピアノが長持ちするということでございます。
  このピアノですけれども、ベーゼンドルファーといって非常に価値のあるものでございま して、この点検をすることによって、オーバーホールすることによって100年ぐらいは使えますというお話でした。ということで、今もう25年近くなりますので、この時期に実施するのが望ましいということもありまして、実施をしたところでございます。
  また、あと25年後に、購入から50年後ぐらいにまた行うということによって、100年は使えるということでございますので、ご理解いただきたいと思います。
○前田 栄議長 小島議員。
○4番 小島利枝議員 結構な金額なんですが、すばらしいピアノということも私も十分承知しています。利用される方もすごい喜んでいただけるということで、このような大きな金額ですが、100年使えるように点検していくということの意味合いでよろしいでしょうか。
○前田 栄議長 正木生涯学習課長。
○正木 彰生涯学習課長 そのような形でご理解いただけたらと思います。
  それから1つ忘れましたが、点検の方法ですけれども、全て分解、部品1個ずつ全て外しまして、消耗品関係については全て張りかえをしております。
  以上でございます。
○前田 栄議長 小島議員。
○4番 小島利枝議員 最後に、その期間はどのぐらい点検するんでしょうか。結構日数がかかるのかなと思いますけれども。
○前田 栄議長 正木生涯学習課長。
○正木 彰生涯学習課長 期間につきましては、今回のピアノ点検につきましては、3カ月ぐらいかかっております。その間、3カ月間ピアノがなくなってしまいますので、新たに代替のピアノを持ってきていただいて、同じベーゼンドルファーのピアノを持ってきていただいてオーバーホールしているということでございます。
○前田 栄議長 2問目、お願いします。
  正木生涯学習課長。
○正木 彰生涯学習課長 2問目の文化センターの植栽管理業務で、去年より額がふえているということなんですけれども、文化センターの外にありますクスノキが非常に大きくなってしまいまして、その枝が建物に当たるようになってしまいまして、風が吹いたりすると台風のときにそういった建物に当たって、外壁が壊れる可能性も出てきましたので、その伐採処理をさせていただきました。
  以上です。
○前田 栄議長 3問目、お願いします。
  正木生涯学習課長。
○正木 彰生涯学習課長 体育センターの会員数につきまして、昨年から大分ふえているんですけれども、これにつきましては、今までの人数が、システム上計算をしていたんですけれども、誤りがあったということで、昨年、そのシステムの誤りに気がつきまして修正をしたところ、30年度につきましては正規のといいますか、システム上、正式にカウントできるようになりましたので、その分がふえているということでございます。
○前田 栄議長 小島議員。
○4番 小島利枝議員 登録者のメンバーズカードの会社が多分、施策の成果のほうの91ページで会社がかわって、金額も前年に比べて減っているんですが、その辺はシステムを変えたということで金額も変わるんでしょうか。
○前田 栄議長 正木生涯学習課長。
○正木 彰生涯学習課長 91ページの3段目の体育センターメンバーズカード作成業務でしょうか。これにつきましては、単なるカードだけの購入でございますので、そのときの購入枚数によって変わってきますので、システムとはまた切り離されたものでございます。
○前田 栄議長 ほかにございますか。
  5番、田中議員。
○5番 田中紀吉議員 5番、田中です。
  教育委員会の評価報告書について、3点伺います。
  まず、1点目なんですけれども、例年は議案書だとか何かのときに一緒にいただいたんですけれども、今回は遅くなったということみたいですけれども、その辺は触れませんというか、できれば一緒にいただきたかったというのが枕の話です。
  まず最初に伺います。学力の点でやっているんですけれども、大変いい結果なんですね。この結果は、公表できないのかということで思っています。公表については教育委員会が判断できるということが埼玉県全体ではなっていると思いますけれども、その点を1点伺います。
  2番目は、ICT教育の関係で、私も何回か質問させていただいていますけれども、この中の6ページの中で触れているんですけれども、インターネット関連の中でプログラミングは触れているんですけれども、ICT関係は全く触れていません。これはかなり予算が今後かかる問題で、来年ちょこっとやるというような問題ではないと思うんですね。だから、こ の教育委員会の点検評価の中で具体的な論議をしているのかどうか。しているとは思うんですけれども、計画を持ってやっているのかどうかというのが2点目です。
  それから3点目に、私、前から気になっているんですけれども、この評価の点の項目に載っているということではないんですけれども、教職員さんの残業とかその辺が、全国的にはかなり問題になっているんですね。その問題は、問題意識を持って取り組んでいるのかどうかということで、直接触れるということではないんですけれども、3点お願いします。
○前田 栄議長 宮寺教育総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 1点目ですけれども、学力の結果とおっしゃったんですけれども、この学力の結果は、全国の学力テストと埼玉県の学力テストがあるんですけれども、どちらということでよろしいでしょうか。
          (「両方です」と呼ぶ者あり)
○宮寺 進教育総務課長 両方ですか。
          (「ときがわ町は公表しないと言っていましたよ、していないと」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 久米教育長。
○久米正美教育長 県の結果については、多分公表なされていないんじゃないかなと思いますけれども、全国のほうについては多くの市町村が公表をしているということになっていると思います。ただ、市町村によって、中学校が1校のみの市町村については、その学校の結果ということがわかってしまうので、公表をしないというような判断をしているところがあるかなと思いますけれども、2校以上ある市町村については公表という立場をとっていると、ときがわ町でもとっているということです。
○前田 栄議長 田中議員。
○5番 田中紀吉議員 失礼しました。そしたら、私、ちゃんと調べてみます。
  私が思ったのは、この表の中でも書いてありますけれども、最上位の児童生徒が属するレベルが中3でいくと33%です。それの中身を見ると、最も学力が高い児童生徒が属する学力レベルが一番なんですね、統計上で見ると。33%と載っていますけれども。大変誇れる中身だと思うんですね。だから、ぜひこの辺は続けていただきたいし、私は探したんですけれども、数字が見えなかったもので、ちゃんと今度探しておきますので、わかりました。
  1点目は結構です。
○前田 栄議長 2問目、お願いします。
  宮寺教育総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 2点目でございますけれども、ICTの関係ですけれども、この点検評価表の最後に重点施策が参考につけてあるんですけれども、今年度版につきましては、令和元年度の重点施策にICTをこれの中に取り込んで1行ふやしてありますので、わずかな1歩かもしれませんけれども、少しでも前進して、とにかくより重要視しているということで受け取っていただければと思っております。
  プログラミング等も含めてでございますけれども、計画的にということでございますけれども、そういった重点施策にも盛り込んでいること等からも、教育委員会でも話題になることも多ございます。議会でもこういうお話があるという報告もさせていただいておりますので、教育委員会等でも議論をする中で、より計画的に、より検討が進むと思います。現時点ではまだ計画の形にはなっておりませんけれども、そういう方向で進めてまいりたいと思っております。
○前田 栄議長 田中議員。
○5番 田中紀吉議員 課長には何度も具体的な全国的な流れというんですか、それも含めて。あと、文科省では具体的な数字の目標まで出しているんですね。埼玉県は高くはないほうです。特に比企の地区ではなかなか進んでいないというか、ある意味おくれているという形になると思います。だから、こういうときこそ、そういうところに力を入れる。まずハードだけじゃなくて、あれは教える側のものも非常に問題なんですね。だから、そこのところで先生方や教育委員会の方が、まずそういう認識を持って、もう全国的にはもっと進んでいるわけですから、これから計画をつくる段階じゃないと思うんですね。
  だから、そういう意味で30年度は、その辺の討議をどうやったかと、私はそこを問いたいんですね。周りはやっていないんじゃなくて、周りはやっているんですから、そこのところ、もう1回伺います。
○前田 栄議長 宮寺教育総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 30年度につきましては、計画的なところは私、見ておりませんけれども、ICTの推進は国でも進めていることでもございますし、重要性は認識しているつもりですので、今後、重要課題だということは認識しながら進めてまいりたいと思います。
  以上です。
○前田 栄議長 田中議員。
○5番 田中紀吉議員 課長、違うんですよ。私は、31年度のは聞いていませんからね。30年 度のを聞いているんですけれども、一言もないんですよ。だから、そういう認識だということですよね。私は、31年度は聞いていませんからね。30年度のもっともっと前から聞いているつもりです。具体的に資料も渡しています。その辺の検討の「け」の字もない、1行もない。そのことを問いているんです。3回目なのでしつこくは言いませんけれども、そういう認識を持ってぜひやっていただきたい。
  あともう1つ加えると、中学校3年生が終わったら次に行っちゃうんですよ。来年は3年生はないんです。1回しかないんですよね。だから、私はそこのところをぜひやっていただきたいと、そういう認識でまとめていただきたいし、そういうことを続けていただきたいということです。2問目終わります。
○前田 栄議長 宮寺教育総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 それでは、3点目についてお答えさせていただきます。
  教職員の残業の関係ですけれども、働き方改革が全般に言われているところでございます。県の教育委員会でもこのことは重要な課題として我々のほうにも伝達が来ているところでございまして、年度初めの校長会、教頭会で、この働き方改革については、不要な残業をしないとか、適正な仕事時間を守るとか、そういったことについては文書をもって資料を提示してお示しをいたしました。
  また、教育委員会職員による学校の管理訪問においても、この点は特にことしは重点的な課題として指導させていただいたところでございます。
  以上です。
○前田 栄議長 田中議員。
○5番 田中紀吉議員 それも認識が違うんですよ。何かを押しつけるとかじゃなくて、先生方はあれもしなきゃいけない、これもしなきゃいけないということで残業をしたくてやっているんじゃなくてというのが全国的な流れです。
  ときがわ町がどうのということじゃなくて、そういう認識に立って、どう教職員の現場の方をフォローするのかというのが教育委員会の役割だと思うんです。だから、まずそういう認識がどうかということだと思っているんですよ。そういうリカバリーをどうするか。そのことを先生方には教育やいろんなことをしっかり子供たちのことを守っていただきたい。そのことがないんですよね、まとめの中で。私ずっと見ていますけれども。少しは載っています。教育をやらなきゃいけない、研修をやらなきゃいけない、でもなかなか行けなくなったりだとか、この中で触れていますよね。だから、そのことだと思うんです。
  そこのところをぜひ大きく反省していただいて、やっていただきたいというのが趣旨です。だから、誰々がどうのこうのじゃなくて、働き方でもう過労死ラインを越えているというのが全国レベルで出ているわけですから、そこのところをぜひ重点施策にももちろん含めて、働き方改革だけじゃなくてやっていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
  終わりです。
○前田 栄議長 ほかにございますか。
  6番、山中議員。
○6番 山中博子議員 6番、山中博子です。
  決算書の193ページの真ん中辺に18、備品購入費が101万1,420円あります。これの内訳をお聞きします。
  それから、237ページの下のほうなんですけれども、文化センター公演事業、報償費で報償金50万円、これは何なのか伺います。
  2点お願いします。
○前田 栄議長 宮寺教育総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 申しわけないんですが、ちょっとこれはまた後ほどお答えさせていただければと思うんですけれども、よろしいでしょうか、申しわけございません。
          (「両方とも」と呼ぶ者あり)
○宮寺 進教育総務課長 うちのほうは193ページの備品の内訳、1点でございます。
○前田 栄議長 2問目ですが、正木生涯学習課長。
○正木 彰生涯学習課長 お答えいたします。
  文化センター公演事業の報償費50万円ですけれども、これにつきましては、ときがわのコンサートを行いまして、その出演料でございます。
○前田 栄議長 山中議員。
○6番 山中博子議員 1番目の答えが出ないと、もう1つの質問ができないんですけれども、その場合はどうしたらいいですか。後ですればいいですか。
○前田 栄議長 暫時休憩します。
                                (午後 1時21分)
─────────────────────────────────────────────────
○前田 栄議長 再開いたします。
                                (午後 1時22分)
─────────────────────────────────────────────────
○前田 栄議長 宮寺教育総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 特に大きなものは、今、差引簿があるんですけれども、確認できず、……………………………………だと考えられます。
○前田 栄議長 暫時休憩いたします。
                                (午後 1時23分)
─────────────────────────────────────────────────
○前田 栄議長 再開いたします。
                                (午後 1時25分)
─────────────────────────────────────────────────
○前田 栄議長 宮寺教育総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 193ページの備品購入、このことについてお答えいたします。
  初めの………は、私の勘違いでございましたので、取り消しをさせていただきますが、よろしいでしょうか。
  備品購入についての説明なんですけれども、施策の成果の74ページをごらんいただきたいと思うんですけれども、ここにときがわ町立小学校椅子購入事業、明覚小学校60万2,208円とございまして……。
          (発言する者あり)
○宮寺 進教育総務課長 じゃ、ちょっとまた、申しわけないんですけれども、改めてご回答させていただきたいと思います。
○前田 栄議長 暫時休憩いたします。
                                (午後 1時26分)
─────────────────────────────────────────────────
○前田 栄議長 再開いたします。
                                (午後 1時28分)
─────────────────────────────────────────────────
○前田 栄議長 山中議員の1問目と2問目は追ってということで、次の方、質疑ございますか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原です。
  教育費の中で、209ページ、これは都幾川中のタクシー借上料1万2,110円、それから193ページの明覚小学校22万280円、それから195ページのタクシー借上料8万6,840円、来月から乗合タクシーの運行が始まりますけれども、このタクシー借上料については、委託されて3月までの運行形態であると思いますが、この内容については借上料については、どのような変動をされるのか伺います。
○前田 栄議長 何問質問しますか。
○12番 野原和夫議員 全部借上料が同じ……
○前田 栄議長 いやいや、野原さんが何問質問するんですか。
○12番 野原和夫議員 2問です。
○前田 栄議長 2問の今1問目ですよね。
○12番 野原和夫議員 借上料が現状、今、決算に出ていますけれども、10月から乗合タクシーで運行形態変わりますので、今後このような運行形態がどのようになるのか伺います。
  それと、253ページの不用額において、最初2億円ぐらい、1億4,000万円ぐらい下がってきて、減額されているということで、私はこの中では削減の予算を基準にして予算を組んだのか、それと、予算の組み方について入札差金の活用、または3月補正での調整をしたのか、この問題について伺います。
  2問、お願いします。
○前田 栄議長 1問目、答弁願います。
  宮寺教育総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 タクシーのことでございますけれども、今年度以降のことになるんですけれども、よろしいですね。決算とは違って。一応どう変わるかということで。
  タクシーになりますけれども、タクシーになった後のデマンドバスがなくなった後、乗合タクシーを運行するからということで企画財政課のほうから説明を受けておりまして、一応該当の各校には個別に説明に伺ったところでございます。
  以上です。
○前田 栄議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 個別に説明したけれども、私は知らないので、どのように変わるのかというのを伺いたいんです。
○前田 栄議長 宮寺教育総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 タクシーは今までは乗合ではございませんので、呼べば来ていただ いたということですけれども、今度は乗合ということで、早目に予約をしていただいて、ほかの人もタクシーに乗ることがありますよということですけれども、それについては、各校なりに予約するシステムを整えていただきまして、とにかく乗り漏れがないような予約をしていこうということになっております。
  以上です。
○前田 栄議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 じゃ、一般の人たちが一緒に便乗して乗っていく形態で運行するわけですね。
○前田 栄議長 宮寺教育総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 そう認識しております。
○前田 栄議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまの教育総務課長の答弁に私のほうから補足ということでご説明させていただきたいと思うんですけれども、今まではデマンドバスも時間を持っていたわけなんですね。定時運行というふうな状況だったものですから、学校の行事等に合わせて、それを時間を変えて子供さんを送り届けるということが難しかったものですから、それに対して、このタクシーを借り上げて送迎のほうをしていたわけなんですけれども、10月以降につきましては、乗り合いの時間を持っていない部分がありますので、そこは予約を入れていただいて、時間に合わせて送っていくというふうな方式ができますので、そこで小中学生については対応させていただきたいというふうに考えております。
  以上です。
○前田 栄議長 2問目ですね。不用額。
  答弁願います。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 不用額のご質問をいただいたわけなんですけれども、今年度、不用額につきましては、前年度から比べますと6,300万円ほどの減額になっております。これにつきましては、どういうふうな意図をもってこの辺をここまで来たかというふうなご質問だと思うんですけれども、結果的に申し上げますと、3月にやはりしっかりと入札差金ですとかそういったものを補正で落とすことによりまして、そこで歳入と歳出の差額分につきましては、最終的に公共施設等の公共施設整備基金のほうに積ませていただいたところであります。それをすることによりまして、しっかりと予算のほうは立てた結果、不用額のほうがこ こまで落ちてきたというふうなことになろうかと思います。
  以上です。
○前田 栄議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 予算においては、以前、私は不用額についてはこれをふやすことはいいことだということの答弁をいただいた経緯があります。しかし、予算をつくるには、やっぱりそこにきちんとした方向性を示していかないといけないと思うんですね。今、首傾げましたけれども、この問題については、関口章前副町長がそのような答弁をされた経緯があります。そうじゃないでしょうと私は言いましたけれども、やっぱり予算についてはきちっとした予算を組むことが大事だと思うんですよね。自治体によっては不用額が5,000万円以内でおさまっていることもありますので、今回入札差金等も含めて、3月補正も、減額補正もしながらも含めてやったということで、私は評価したいと思いますので、これからは予算の問題については慎重にお願いしたいと思います。
  以上です。
○前田 栄議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまのご質問の中で、不用額がふえることがいいことだというのは、私の認識の中ではちょっとなかったものですから、今ちょっと驚いているんですけれども、私としましては不用額については、できるだけ出さないような形でしっかりと、3月の最終的な補正の部分で見積もることによって、そこは対応できるとは思っております。
  ただ、やはりどうしても減額を全てしてしまうというわけにはいかない予算もございますので、その辺はご容赦いただければと思いますので、よろしくお願いいたします。
○前田 栄議長 ほかにございますか。
  7番、岡野議員。
○7番 岡野 茂議員 7番、岡野です。
  まず、決算書のほうの241ページ、一番下の西平運動場の管理事業55万2,000円何ぼかかっていますけれども、これについては、主要な施策の成果のほうの89ページに表が載っているんですけれども、年間通して29件ぐらいしか使っていないということなんです。これについて、執行部のほうはどういうふうに考えているのか、このまま持続していくのか、あるいは何か新しいものを考えて取り組んでいくのか、質問をさせていただきます。
  それから、2問目が245ページ、一番下の田黒の運動場、これの管理事業に73万円かかっていますけれども、これはこれだけかけてこれからまたやっていくだけの価値があるのかど うか。
  それから、3問目で五明の運動場、これも8万2,000円、これは金額的には少ないんですけれども、こういった運動場、あと本郷球場もあるんですけれども、その辺の運動場を全部これからずっと管理していったほうがいいのかどうか、町の考えをちょっとお伺いしたいと思います。
○前田 栄議長 3問ですね。
  1問目、答弁願います。
  正木生涯学習課長。
○正木 彰生涯学習課長 お答えいたします。
  それでは、1問目の西平運動場の管理事業ですけれども、施策の成果の88ページ、岡野議員が申されたとおり、年間で運動場につきましては29件、利用者人数としては1,153人ということで、ほかの施設から比べても非常に少なくなっております。ときがわ町、合併してそれぞれ2村が上がってきていますので、それぞれが運動場を持っていたものがそのまま合併していますので、普通の自治体に比べるとそれぞれが倍あるという状態になっておりますので、ほかの施設も含めまして、今後適正な運営、あるいは適正な有効利用を考えて検討していきたいと思っております。
  以上です。
○前田 栄議長 岡野議員。
○7番 岡野 茂議員 この西平運動場は非常に広いですけれども、今、観光だとかお客さんに来てもらう観光客、その数をふやそうということの中で、ああした余り利用度の少ない広い場所、ときがわにはほかにはそんなにないんですけれども、あの辺を建具会館、あるいはやすらぎの家あたりを中心に、あそこを観光施設としてこれから何か町のほうで考えていって、あの辺をときがわの中心というか、越瀬橋から奥の中心にしないと、大野、椚、あるいは西平もそうですけれども、だんだん寂れちゃうと思うんですけれども、その辺の考えは何かございませんか。
○前田 栄議長 決算とちょっと、関するといえば関するんだけれども、管理事業の金額の件ですよね。
  じゃ、正木生涯学習課長。
○正木 彰生涯学習課長 今、岡野議員さんが申された運動場と運動場以外の活用方法ということでございますけれども、現在、西平運動場につきましては、サイクルフェスタですとか そういったイベントにも貸し出しをして、そういった利用もしております。また、今年度、年明けてから流鏑馬等もありますけれども、そういった事業での駐車場としても利用しておりますので、スポーツ以外にも利用しているということでご理解いただきたいと思います。
  以上です。
○前田 栄議長 岡野議員。
○7番 岡野 茂議員 じゃ、すみません。質問が外れそうなので、提案ということでお願いいたしたいと思います。
○前田 栄議長 提案ですね。
  2問目です。
  正木生涯学習課長。
○正木 彰生涯学習課長 2問目の田黒の運動場、そして3問目の五明運動場、関連がありますので、一括でよろしいでしょうか。
          (「はい」と呼ぶ者あり)
○正木 彰生涯学習課長 ありがとうございます。
  まず、現在の田黒運動場と五明運動場の利用状況でございますけれども、田黒運動場につきましては、毎週地元のスポーツクラブが日曜日ごとに利用しております。五明運動場につきましては、地元の五明のスポーツクラブと、それから日影地域のスポーツクラブの方々がそれぞれ日曜日ごとに午前、午後に分かれて利用しております。
  五明運動場につきましては、毎年5月に地区の運動会ということで、五明地区と日影地区の皆さんが盛大に運動、スポーツを楽しんでいるところでございます。
  それから、管理費ですけれども、田黒運動場の管理費につきましては、ほとんどが土地の借り上げ料でございます。それから五明運動場につきましても、これも借り上げ料で、この額が安いのにつきましては、一部町の土地が含まれているということで、借りる面積が少ないので額が少ないということでございます。
  また、西平運動場のほうに戻りますけれども、同じようになってしまいますけれども、今後こういった施設も有効利用ができるように、また活用について検討していきたいと思っております。
  以上です。
○前田 栄議長 ほかにございますか。
  5番、田中議員。
○5番 田中紀吉議員 5番、田中です。
  運動場の問題は岡野議員が質問していただきましたので、やめまして、施策の成果の84ページです。ちょっと細かいんですけれども、全く進んでいないと思ったので、三栖さんのリトグラフのところが、回数も入場者数も。昨年も聞いていると思うんですけれども、やっぱり入り口のところに記帳だとか、そういう工夫でやると。あともう1つは、もう少し工夫をしたり、展示がえをしたりだとか、当然やっぱりそういう取り組みをしなきゃいけないんじゃないかと思うんですね。その点でまず1点伺います。
  あともう1つは、その一番上の春休み映画会なんですけれども、2回、2日間で6人というのは、やっぱり内容なのか宣伝なのか、どういったらそういう数字になるのかがちょっとわからなかったもので、2点伺います。
○前田 栄議長 1点目、正木生涯学習課長。
○正木 彰生涯学習課長 三栖右嗣さんのリトグラフ展示室につきましては、昨年もご質問等いただきまして、その後、広報ときがわのほうに展示室の広報を、来てくださいということで流させていただきました。また、ことし4月に行いました「あーときがわ展」におきましては、イベントの1つとして三栖右嗣さんのリトグラフ展示室も構成に入れていただきまして、多くの町外の方にもご利用いただいているところでございます。
○前田 栄議長 田中議員。
○5番 田中紀吉議員 課長、だから、それがわからないんじゃなくて、例えば記帳していただけるとか、例えばパンフレットを置いて何枚なくなったとか、そんなに手間や人をかけないでもできる工夫はあると思うんです。それは昨年の話ですから。一昨年、29年度に同じような話を聞いていて、30年度も。それはあーときがわ展の人たちは私も見ました。すごくいい宣伝をしていただいているんですよね、せっかく。だから、そこにそういう工夫はなぜ乗らないのか、そこなんですよ。だから、去年と全く変わらないんじゃないかと。どういう工夫をしたのかと、そこです。
  だから、これ去年の話なので、もう終わりにしますけれども、ぜひ今後はそういう工夫を経験を学んで、そんなにお金をかけたりすることではないので、ぜひお願いしたいと思いますので、よろしくお願いします。
  1点目はそれで結構です。
○前田 栄議長 正木生涯学習課長。
○正木 彰生涯学習課長 それでは、2点目の春休み映画会ですけれども、これにつきまして は、春休みですので、年度がまたがりますので、3月につきましては29年度分、30年度については4月の2日間の開催ということで行っておりますので、30年度については6名ということになってしまいます。
  以上です。
○前田 栄議長 田中議員。
○5番 田中紀吉議員 わかりました。
  でも、課長、2日間やって6人というのは、何か足らなかったんじゃないかなと思うんです。例えばわからないですけれども、3月の春休みのときに100人来ましたと。結果として4月分の2日間には6人しかこなかったというかもしれないんですけれども、やっぱりそれはちょっと取り組みというかについて、あとは企画もあるんだと思うんですよ。子供たちや対象者が喜んで見ていただけるもの、あとライブラリも県からも借りられたりとかいろいろ工夫はできると思うんです。だから、そういうものが問われるんじゃないかと思うんですけれども、いかがですか。
○前田 栄議長 正木生涯学習課長。
○正木 彰生涯学習課長 田中議員がおっしゃるとおり、企画といいますか、何を上映するかによって、やはり来場者数は変わってくると思います。これにつきましては、県立図書館のほうからも借りてきたりとか、町にあるものを使ったりとかしているんですけれども、やっぱりみんなが集まる人気のあるものについてはお金がかかったりですとか、無料で、県のほう持っていなかったりですとか、そういった非常に限られた範囲で物を使ってやっていますので、今後予算をかけてやっていければ改善はできるかと思いますけれども、今あるものの中から選んで子供たちが興味ありそうなものを上映していくというような形に極力していきたいと思っております。
  以上です。
○前田 栄議長 田中議員。
○5番 田中紀吉議員 ぜひそういうのは工夫していただいたり、あと現場の先生に聞いたりだとか、学童だと、かいろんな子供たちの話を聞いたりだとかが必要だと思うんですよね。やらないほうがいいという話ではないですからね、私が言っているのは。ぜひその中身を工夫していただきたいと、そういう意味ですので。あと、アスピアに来れば、図書館をぜひ利用してくださいだとか、そういうことで誘導したりなんかもしながら、ぜひ前向きというよりかは活用の仕方を工夫していただきたいと、そういうことですので、よろしくお願いしま す。
  終わります。
○前田 栄議長 ほかにございますか。
  9番、野口議員。
○9番 野口守隆議員 まず、決算書でいきますと予備費です、250ページです。約2,000万円ほどとってありますが、これ予備費というのは流用する範囲がどういった範囲、あるいはこれは流用できないという範囲が当然あると思うんですけれども、それはどういう範囲になっているのか。また、約2,000万円ですか、これとってありますけれども、この上限が、予備費の使える流用できる上限があるのかということを1点、お伺いしたいと思います。
  もう1点は、主要な施策の成果で76ページに教育委員会の開催状況が載っておるんですが、今度新しく教育委員になった方がいると思うんですが、私も実は教育委員を仰せつかった経験があるので、教育委員に初めになったときには、教育委員のいわゆる責務、それから身分、それから制限というのが当然あると思うんです。そういった研修を何回か受けた経験があるんですね。そういった研修を新しくなった教育委員の方にも今、受けてもらっているのかという、この2点をお願いしたいと思います。
○前田 栄議長 答弁願います。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 それでは、野口議員の1点目の予備費に充用できる費目ですとか、あとは金額の上限というふうなご質問でございますけれども、逆に充ててはいけないような費目というふうなことでお話をさせていただければと思いますけれども、充ててはいけないものということで、やはり法令上使ってはいけない、支出してはいけないというふうなものがある場合には、それには充用できないというふうなことがあります。そして、職員の給与ですとか手当、それにつきましては、条例に載っていないものにつきましては、充用できないというふうな規定がございます。
  あとは、予算のときに否決された場合の予算については、そこに予備費を充てることはできないというふうなこともございます。
  そして、一番身近なところでいきますと、食料費ですとか、町長ですとか議長等の交際費、こうしたものには充てることは適当ではないというふうなことで通知のほうが出されているようでございます。
  それと上限につきましては、特に2,000万円であろうが、もっとそれが多い金額であろう が、そこに対しましては上限というのはございません。ときがわ町の場合には、通例で2,000万円ということで予備費のほうは計上させているところでございます。
  以上です。
○前田 栄議長 野口議員。
○9番 野口守隆議員 わかりました。
  そうすると、じゃ、いわゆる適当でない、あるいは充ててはならないということには充用していないと考えてよろしいわけですか。そうすると、もう1つは、例えば200万円とか158万円ですか、教育費とかいろいろ出ていますが、こういうのは例えば補正なり何なりで対応できるときは対応したほうがいいような気がするんですが、それができない場合はそれはやむを得ないと思うんですが、そういったことはどうなんでしょうか。
○前田 栄議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 まず最初のおっしゃるとおり、先ほど申し上げたもので充用のほうはしているところでございますので、そこはご理解いただきたいと思います。
  それと、金額によって補正を待ってやったほうがいいんじゃないかというふうな場合もございます。それにつきましては、財政担当のほうに相談いただいたときに、一番最初にそこのところを確かめるところでございます。そこで議会の補正を待っていては間に合わないというふうなもの、いたし方ないものについて予備費の充用を認めているところでございます。
  以上です。
○前田 栄議長 野口議員。
○9番 野口守隆議員 わかりました。
  ぜひ、いわゆる先ほども野原議員が言いましたけれども、いわゆる削減なり何なりというときには、それなりの根拠があって組むわけです。やむを得ずこういったことがあったんで予備費を充用するというのは、それはあるのが当然だと思いますが、ぜひそういったことを頭に置きまして、いいや予備費を充用すればという考えではなく予算を執行していただきたいという観点で聞きました。
  以上です。
○前田 栄議長 2問目、お願いします。
  宮寺教育総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 教育委員に新任になられた方の新任専用的な研修会は今ございませんので、出席しておりません。
  以上です。
○前田 栄議長 野口議員。
○9番 野口守隆議員 実は、私はこれを質問したのは、議場で言うのははばかれるんですが、ある方の選挙のときに、教育委員の方がウグイス嬢にいたんですね。私が教育委員を仰せつかったときには、例えばウグイス嬢を頼まれれば断るわけですよ。それは教育委員とはどういうものだということを知っていれば、その方は断るわけなんですが、少なくとも教育委員になったときにはこういうことをやってはならないということを私は教わりました。その辺はぜひ、時代がかわれば変わるのかもしれませんけれども、教育委員というのはある意味では重要な職務なんですよね。それで研修をしていないとか、こういうことはやってはいけないとかということは、必ずなったときには示していただきたいんですよ。どうでしょうか。
○前田 栄議長 宮寺教育総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 また県等にも、そういうふさわしいような研修の場があるかどうか聞いたりして、確認してみたいと思います。
  以上です。
○前田 栄議長 野口議員。
○9番 野口守隆議員 私は研修だけのことを言っているんじゃないです。教育委員になったときに、こういう制限がある、こういう身分である、こういう責務があるということをぜひ冊子なり何なりで当然やるべきです。なっていて知らなければ困るでしょう。それを言っているんですよ。ぜひそれをやってもらいたい。いかがですか。
○前田 栄議長 宮寺教育総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 教育委員の手引き的なパンフレットみたいなのがあるかと思うんです。例えばそういうのがあれば、法的な規制も載っているかもしれません。そういったものを探して、配付できるようであれば配付していきたいと思います。
○前田 栄議長 久米教育長。
○久米正美教育長 ただいまのご質問にお答えします。
  そういったことがあったというのも私も知らなかったわけで、今後、そういった部分でもしっかりと研修を、庁内の研修というのを設けて、教育委員さんの研修ということでやっていきたいというふうに考えております。
  以上です。
○前田 栄議長 ほかに質疑ございますか。
  10番、小宮議員。
○10番 小宮 正議員 1問、質問させていただきます。
  岡野議員が言ったこととダブるんですが、86、87ですけれども、グラウンドの関係なんですけれども、これは合併してずっと問題になっていると思うんですよね。また課長も新しく4月からなったわけなんで、この問題をよく、これから何月に切りかえとか更新があるか私はわかりませんけれども、やっぱりそういうものをよく見直しして、本当に大事なものかというのを、私はもう本郷球場で懲りましたけれども、結局、実際によかったんかなと。やっぱりそういうことはしっかりして、うんとグラウンド使ってもらいたいけれども、今、人口もいないし、我々のときはソフトが盛んで、ご存じのとおり、都幾川村、玉川村も盛んでやっていましたけれども、今こういう時代になってきたら、本当に切に考えてやっていただきたいんですけれども、課長、本当にこれから一生懸命やっていく気があるのかお答え願います。
○前田 栄議長 正木生涯学習課長。
○正木 彰生涯学習課長 今の小宮議員のご質問なんですけれども、一生懸命やっていきたいと思います。お願いします。
○前田 栄議長 小宮議員。
○10番 小宮 正議員 ぜひ私も期待をしておりますので、ぜひ有効利用をしていただけるならいいけれども、あれだけのグラウンドはときがわ町にはもう要らないと思うので、だから本当に正木課長の腕がかかっておりますので、ぜひ来年の決算にはいい話が聞けるかなと期待しております。
○前田 栄議長 ほかにございますか。
  教育費と予備費に関して、ほかに質疑ございますか。
          (発言する者なし)
○前田 栄議長 宮寺教育総務課長、山中議員の質問にお答えください。
○宮寺 進教育総務課長 お答えできる書類を持って来られませんでしたので、そのデータさえあればお答えができるんですけれども、申しわけありませんでした。多くは備品購入、椅子、それなんですけれども、残りの部分のこととか答えられなかったもので申しわけないです。また休憩後、お答えしたいと思います。
  以上です。
○前田 栄議長 山中議員。
○6番 山中博子議員 金額のほうは後で結構ですので、1つちょっと質問したいことがありまして、多分、明覚小の椅子が60万2,208円、これ施策の成果のほうに載っていたんですけれども、その余りの金額はわからないということなんですが、ここでちょっと質問したかったのは、明覚小では備品購入費、学校用備品購入費になっているんですけれども、玉川小のほうでは備品購入費の中で小用器具費となっているんです。これの違いがわからないので、ここのところをお願いします。
○前田 栄議長 暫時休憩します。
                                (午後 1時59分)
─────────────────────────────────────────────────
○前田 栄議長 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
                                (午後 2時15分)
─────────────────────────────────────────────────
○前田 栄議長 先ほどの山中議員の質問で、小学校一般管理事務費、これに関して、191ページ、宮寺教育総務課長から答弁がございますので、お願いします。
○宮寺 進教育総務課長 それでは、ご説明させていただきます。
  193ページ明覚小学校の備品購入費でよろしいですよね、まずは。
  101万1,420円のうち、60万2,208円は椅子購入事業の脚部でございます。椅子でございます。すみません。
  まずはここで、以上でよろしいですか。
○前田 栄議長 続けてもらって。わかっているなら。
○宮寺 進教育総務課長 その他よろしいですか。承知しました。
  2点目として、この193ページの明覚小学校につきましては、備品購入費の学校用備品購入費で椅子を買っていると。
  1枚前に戻りまして191ページのこれが玉川小学校の続きになるんですけれども、191ページの中段、玉川小学校の椅子は備品購入費の庁用器具費として買っているということで、これにつきましては、本来であれば学校用備品購入費で統一されるべきでありまして、現在、決算書もこの形まで来てしまったので、我々のほうでチェックが漏れてしまったわけですけれども、備品購入費という枠の中ではご理解していただけるかと思うんですけれども、玉川小学校の庁用器具費という部分は間違いということで、こちら認識させていただきますので、それでご了解いただければと思います。申しわけありませんでした。
  以上です。
○前田 栄議長 山中議員。
○6番 山中博子議員 私、一番最初の質問は、101万1,420円の内訳をお聞きしたと思うんですが。
○前田 栄議長 宮寺教育総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 すみません。言葉が足りず申しわけありませんでした。
  これは、あと1つだけでございまして、それは年度初めにフルカラー拡大コピー機を1台購入をしております。これが40万9,212円でございまして、先ほどの椅子と合わせて101万1,420円ということでございます。
  以上です。
○前田 栄議長 よろしいですか。
  ほかにございますか。
          (発言する者なし)
○前田 栄議長 これをもって歳出の質疑を終了いたします。
  以上で、歳入と款別の歳出の質疑を終了としますが、一般会計決算全体で何か質疑があればここで伺います。
  質疑ございませんか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原です。
  決算において、補助事業、補助金の事業も含めて、また、委託料も含めて、たくさんの予算計上された決算でございました。その中で私は、ぜひ今後の渡邉カラーを出す起点としていただきたいと思いまして、渡邉町長に質問させていただきます。
  「住民自治」という言葉があると思いますが、住民主体の行政、それから行政情報の共有化、それから住民要望は住民みずから、予算編成に住民参画、そういうものを踏まえて、これから渡邉カラーの予算編成にかかわっていただきたいと思います。
  そのことについて、当初は受益者負担を上げることによって自主財源とか言いましたけれども、そういう委託料も含めて、さまざまな観点から見直すことによって、受益者負担を少なくすることもできると思います。そういう中の予算編成を含めて、今後、渡邉町長に期待をしたいのですが、町長いかがでしょうか。
○前田 栄議長 渡邉町長。
○渡邉一美町長 私は、以前から地方自治、特に小規模自治体の小さな地域は、やはり自分たちの地域は自分たちで決めると、消防団は、自分たちの地域は自分たちで守る、地方自治は、自分たちの地域は自分たちで決める、これが、やっぱり地方自治の一番の原則かなと思います。
  したがいまして、私もいろんな地域の総会やお祭りや、あるいはいろんな人とお話をして、その地域の─ときがわ町狭いようで、字がかわるとその地域の人柄というんですか、気性も違うような気がしております。なるべくそういう地域へ入って、地域の人たちの考えを聞きながら、余り、何ですか、皆さんの意見を聞きながらまとめていくと、行政にスピード感が出ないと言われるところもあるんですけれども、なるべくそういうところを最優先に進めていきたいと思っております。
  それから、いろんな料金の受益者負担、いろいろそういうふうな住民にご負担をかけるということもあるかもしれませんけれども、それは、やはり町民の負担力といいますか、そういうところもよく考えて、負担力のある人からはいただく。それからまた、それ以外の人たちにはなるべく負担がかからないような行政運営をしていきたいと考えております。
  なかなか的を射た回答はできないんですけれども、私はそんなことを思っております。
  以上です。
○前田 栄議長 よろしいですか。
  ほかにございますか。
  7番、岡野議員。
○7番 岡野 茂議員 7番、岡野です。
  全体ということで、258ページ、物品のところの表の一番下のところなんですけれども、集材式積載車両、それと、あとショベル系掘削機、これ2台、この前、関口町長のときに購入したんですけれども、これを使ってどのくらい収益が上がったのか、また、どのくらいの頻度で使ったのか、わかったら教えていただきたいと思います。
○前田 栄議長 答弁願います。
  坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 それでは、お答えさせていただきます。
  決算書の33ページをごらんいただけますでしょうか。
  中段ですが、普通財産使用料ということで、こちらのほうに使用料を納めていただいております。フォワーダーにつきましては22週、バックホーにつきましては、ちょっと少なくて 3週ということで活用いただきました。
  以上でございます。
○前田 栄議長 岡野議員。
○7番 岡野 茂議員 これは提案なんですけれども、通りの右側にいつも置いてあって、どちらか大概1台置いてあるか2台置いてあるか、あれを、やっぱりそういう関係の仕事をしている人だと年中見て通るんですよね。年中あそこへバックホーのほうが置きっぱなしになって、あれはもったいないよねという意見を聞くんだけれども、これをあそこじゃなくてどこか違う、町民から余り見えないようなところへ置くようなことはできないですか。あれだけ年中、新車のユンボが置いてあると、やっぱり気になりますよね。私も見て、年中使わないでもったいないなと思うんだけれども、そういう町民の声がありますので、その辺を何とか考えてもらったほうがいいかと思うんですけれども。
○前田 栄議長 坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 もちろん使うことを努力したいとは考えておりますが、場所はちょっと検討させていただけたらと思います。よろしくお願いいたします。
○前田 栄議長 よろしいですか。
  ほかにございますか。
  6番、山中議員。
○6番 山中博子議員 ちょっと待ってください。1番最後のほうで、すみません、どこだかわからなくなってしまって。
  ありました。
  255ページ、平成30年度一般会計歳入歳出決算、財産に関する調書というところがございます。その中で、公営住宅、上段も下段も町営住宅のところは全てゼロになっております。たしか町営住宅が3件あると思いますが、それは公営住宅ではないのかどうか。もしここに入らないのなら、どこに入るのか、なぜそうなのかということをお伺いします。
○前田 栄議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまの山中議員のご質問にお答えいたします。
  まず、公営住宅という定義についてお話をさせていただきますと、こちらのほうが、公営住宅法という法律がございます。そちらのほうで公営住宅の定義ということをされています。それによりますと、地方公共団体が建設、買い取り、または借り上げを行い、低所得者に賃貸し、または転貸するための住宅及びその附帯施設で、この法律の規定による国の補助に係 るものをいうということで、1つの定義としては、低額所得者に貸し出す、そして、それを建設するなり取得するに当たって国の補助をいただいたもの、これが公営住宅という定義になっておりますので、ときがわ町の場合にはここに該当するものはございません。
  先ほどお話のありました町営住宅につきましては、その他の施設、こちらのほうに含まれております。
  以上です。
○前田 栄議長 よろしいですか。
  ほかにございますか。
          (発言する者なし)
○前田 栄議長 以上で質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (発言する者なし)
○前田 栄議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (発言する者なし)
○前田 栄議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより認定第1号 平成30年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○前田 栄議長 起立全員であります。
  よって、認定第1号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎認定第2号の質疑、討議、討論、採決
○前田 栄議長 これより日程第2、認定第2号 平成30年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原です。
  まず最初に3点伺います。
  271ページの収入未済額について、不納欠損においては、町は地方税法にのっとって不納欠損処分しているとのことです。収入未済額においては、何らかの理由により当該年度の出納検査まで納入されなかった場合があるものということになっておりますが、これ現年課税分も含めて今後について伺います。
  それから、273ページの県補助金については、保険者努力支援があります。たしかこれは徴収率を引き上げることによって補助金、努力支援というものが出ると思うんですが、これは今、ときがわ町が現在94.7%ですから、ぎりぎり94%以上だと思うんですよ。このパーセンテージが上がることによって金額も左右されるのか、この点伺います。
  それから、もう1点、主要な施策の成果において、104ページにありますが、特定健診、保健指導を進めています、現状、ときがわ町は。特定健診の受診率においては、2018年37.7%、2019年は目標は42%になっておりますが、以前、これは45以上の高い水準でありましたが、低くなっております。この目標においては、健診を高めることにより保険給付削減にもつながる影響があるのではないかなと思うんですよ。
  この中で、ちなみに給付においては29年度は11億4,000万、今回の決算においては10億8,041万となっておりますが、こういう健診の検証をして結びつくものを得たのかどうか、この点伺います。
○前田 栄議長 答弁願います。
  清水税務課長。
○清水健治税務課長 1点目につきましてお答えいたします。
  収入未済額でございますが、ご指摘いただきましたとおり、271ページの決算額をごらんいただきますと、1,167万5,207円ございます。この収入未済額、今後どのようにというお話なんですけれども、当然、納めていただく努力を重ねていくわけでございますけれども、今後につきましては、昨年度の収入未済額が約2,100万円ございました。それと比較しますと、30年度は1,100万円まで減少しているということで、今後はこの1,100万円がゼロになるように、私ども一丸となって努力してまいりたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
○12番 野原和夫議員 わかりました。
○前田 栄議長 よろしいですか。
  1問目終わって2問目にいきます。
  山口町民課長。
○山口清史町民課長 お答え申し上げます。
  273ページの保険者努力支援分のことだと思うんですが、そちらでも収納率向上に関する取り組みの実施状況についての評価があるんですが、主に入ってきているのが県繰入金、その下にあります部分でございまして、収納率の評価については3,305万9,000円という形で収納評価という部分での交付金をいただいております。3,918万9,000円のうちの3,305万9,000円が収納率評価という形でいただいていまして、収納率が一定以上超えているか、94%以上かと思います。それを超えているかと。あとは収納率の伸び率も評価の対象になっております。今回については、94%は当然超えているんですけれども、伸び率の部分についてはちょっと確認できておりません。申しわけありません。
  以上です。
○前田 栄議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 じゃ、これ498万というのは違う、伸び率も含めて全体の3,000万以上の金が入っているわけですよね。そこは提示されないんでしょうか、この問題について。
○前田 栄議長 山口町民課長。
○山口清史町民課長 お答え申し上げます。
  498万4,000円の内訳としまして、ちょっと私の手元にある資料ですと、特別交付金のうち国民健康保険保険者努力支援交付金として335万5,000円、それと、交付金のうち国特別調整交付金が162万9,000円ということで、内訳を持っておるんですが、その中に細かく何が評価されているというのがあるんですけれども、それについて金額が幾らという形ではなくて、項目ごとにポイント制になっていまして、このポイントをある程度の点数をとると、点数の上位によって県の全体の予算から割り振られてきているということになっておりますので、徴収の評価が幾らとかというような内訳は出ておりません。
  以上です。
○前田 栄議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 この中には、県繰入金が3,900万ばかりありますけれども、そこの内容には、そこの中にも含まれているんでしょうか。全然別だと、ちょっと数字的に、徴収努力をした結果がこのようになっているのはないかなと私は思うんですが、だから、3,305万円、その説明の中の数字がどこかにあらわれているんだったら、それでいいんですけれど も。
○前田 栄議長 山口町民課長。
○山口清史町民課長 すみません。先ほど、ちょっと説明が不足していたかもしれませんが、県繰入金の2節の特別交付金の中に、右のページの備考に4つの内訳があるかと思いますが、その中の上から3番目の県繰入金の3,918万9,000円の中に、徴収評価として3,305万9,000円が収納率の評価という形で含まれております。
  以上です。
○12番 野原和夫議員 わかりました。
○前田 栄議長 ほかにございますか。
○12番 野原和夫議員 もう1点、主要な施策の成果。
○前田 栄議長 失礼しました。
  山口町民課長。
○山口清史町民課長 それでは、お答え申し上げます。
  主要な施策の成果の104ページにあります特定健診の結果について検証して、それを取り組みに生かしているかというような形だったかと思います。
  健診の結果については取りまとめをしまして、国保のデータベースとかで、ときがわ町の健診を受けた方のいい部分、悪い部分が比較できるわけなんですけれども、主には、やっぱり血圧が高いという傾向が全体には見られます。あとは循環器に関する数値、血液の数値がよくないということでございます。
  これは前のデータヘルス計画等にもあるんですけれども、そのときの計画と同じような結果が出ているわけなんですが、それを改善するには何が一番手っ取り早いかといいますと、やっぱり塩分の制限だと思います。なぜかといいますと、塩分を抑えるというのはコストパフォーマンスが高い、特にお金をかけなくても皆さんがそれぞれ努力いただければ、塩分を控えることは割と手軽にできる対策となっておりますので、前年度から城西大学と連携しまして、アンケート調査で食品の塩分の量とかも調べているんですが、そこにも結果としてあらわれております。ですので、塩分を控えるような取り組みを今後は進めてまいりたいと考えております。
  以上です。
○前田 栄議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 この健診によって、給付費削減にも影響がつながっているのかどう かということも検証した中で、答えが得られているのかどうか、それを聞きたいんですよ。
  それと、健診率は以前45、46もあった時期があったんですよね。確かこれはすばらしい評価だと、私、松山に講演依頼されて、その話をした経緯がありますが、やっぱりその中で、検診率を上げて予防対策をきちんとやるということは大事だと思うんですよ。今後の課題として健診率を上げる、2019年の目標は42%ですか、さらに上がる目標を掲げているのか、あえてこの質問についてお答えをお願いしたいと思います。
○前田 栄議長 山口町民課長。
○山口清史町民課長 お答え申し上げます。
  健診率につきましては、国の目標は60%だと思います。ただ、とても簡単には届く数字ではありません。埼玉県内でも60%を到達しているところはございません。ときがわ町が今現在、ちょうど40%ぐらいだと思います。以前と比べますと、若干落ちておりまして、県全体のちょうど平均値ぐらいのところにいるところです。
  医療費につきましては、29年度は1人当たりの医療費が県内1番ということで報告させていただきましたが、30年度については4番になりました。若干下がって4番です。ただ、それが健診率が上がったからとか下がったから動いたという認識は、私の中ではまだありませんので、まだまだ努力が必要かと考えております。健診率についてはできる限り向上させていきたいということで、職員一同やらせていただいておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
  以上です。
○前田 栄議長 よろしいですか。
  ほかにございますか。
  5番、田中議員。
○5番 田中紀吉議員 5番、田中です。
  2点伺います。
  委員会の中でもお伺いして、ことしは基金を積めるというような状況だと思うんですよ。
  それで、埼玉県に保険者が1本化になったということで、2方式にときがわ町はなりましたよね。1つは収益というのか、収入の部分と均等課税という形だと思うんです。だから、その点で、この間も言いましたけれども、ぜひ均等割のところで、お子さんだとかそういうところも、1人お子さんが生まれると均等の数がふえちゃうんです。だから、そこのところをぜひご検討いただけないかという話をしましたけれども、今後の来年度以降の中で、ぜひ その辺を検討いただけないかというのが1点目。
  あともう1つは、ジェネリックは全国的にかなり進めているんです。ときがわ町の現状と目標みたいなのがあれば伺います。
○前田 栄議長 答弁願います。
  山口町民課長。
○山口清史町民課長 1点目についてお答えします。
  まず、1点目の2方式についてのことですが、応益割と応能割という言い方をしているんですが、ときがわ町ですと、収入に対するほう、応能割については、現状53.7%の割合です。均等割のほうが46.3%という割合でバランスをとっているんですけれども、もしこの先、国保税の負担等を上げ下げする場合も、この割合については、過去に国保の運営協議会、または議員の皆さんにもお示しする中で、皆さんの負担が均等に負担いただける割合という形でこの数字を拾い出していただき、今も運用しているわけなんですけれども、このバランスについてはなるたけ崩さないでいきたいなと思っております。
  国とか県の方針ですと、50、50が適当だというような形での動きなんですけれども、50、50でやっているところは現在、一番近いのが毛呂山町だと思います。その次の次ぐらいにときがわ町だったと思うんですけれども、このバランスはなるたけ崩さないでやりたいと思いますので、もし税の引き上げ、引き下げをするときは、所得に関する税率と均等割の上げ下げのバランスは、同じようなバランスでやらせていただければと思っております。
  均等割につきましては、今までもいろいろご意見をいただいておりますが、国全体の制度として、子供さんの均等割についての減免なり軽減ができるような形での働きかけは、引き続きやらせていただきたいと思っております。
  以上です。
○前田 栄議長 田中議員。
○5番 田中紀吉議員 私は協会けんぽでずっと長くやっていたので、子供が生まれても一切変わらないんです。これ、議員になってから初めて少し国保の勉強をして、こういう違いがあるんだというのに非常に驚いたんですね。
  均等課税は3万2,000円なんです、年額。多分。だから、そうすると、お子さん1人お生まれになると、3万2,000円年額がふえると。いろいろありますけれども。介護だとかいろんなもの入っちゃうとまた別ですけれども、基本的にはそういう形になると。そういうのは町独自で、ぜひ減免を考えていただきたいということなんですけれども、今のお話でいうと、 要するに2方式の方式のバランスを崩さないということでいきますと、1人当たりふえちゃうんです。ふえちゃうというか、国保税がふえるということになりますけれども、その辺はもう少し柔軟な考え方があっていいんじゃないかなと思います。
  この2方式になるときに、減免の7割、5割、3割、2割でしたか、そういうのもなったのは、もちろん知っています。ただ、もう1つ、そういう形のを加えられないかと思っているんですけれども、いかがですか。
○前田 栄議長 山口町民課長。
○山口清史町民課長 お答え申し上げます。
  均等割につきましては、生まれてからすぐに課税される対象になります。国民健康保険の制度につきましては、被保険者が支え合いながら進めていくという制度になりますので、生まれてからすぐに被保険者という形で、みずから負担をいただくような形になっている制度ということで私は認識しているんですけれども、そういった制度でございますので、そこに特別な減免とかを独自に設けるという考えは、今のところございません。
  以上です。
○前田 栄議長 田中議員。
○5番 田中紀吉議員 3回目。
  わかりました。
  お考えはわかりましたけれども、ぜひそういう片方、日本の保険制度でいきますと、協会けんぽというのと国民健康保険、そういう制度の中で違いがあるというのは、ちょっと私も知らなかった部分はあるんですけれども、かなり差があるなというふうに思いますので、ぜひ検討できたらお願いしたいと思います。
  これで1つ目は終わりにします。
○前田 栄議長 2問目お願いします。
○5番 田中紀吉議員 わからなかったら後で結構ですよ。
          (「時間ください」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 よろしいですか。後で。
          (「はい」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 ほかに質疑ございますか。
  山口町民課長。
○山口清史町民課長 ちょっと手持ちの資料見つかりませんので、後ほど答弁させていただき ます。
○前田 栄議長 ほかに質疑ございますか。
  山中議員。
○6番 山中博子議員 決算書の267ページ、不納欠損額、収入未済額があるんですが、この人数は何人なんでしょうか。
○前田 栄議長 清水税務課長。
○清水健治税務課長 まず、不納欠損額でございますが、27人、収入未済額ですが、109人でございます。
○前田 栄議長 山中議員。
○6番 山中博子議員 年度平均被保険者数というのが3,304人で、今27人、109人とあるんですが、この対象者の被保険者証の交付はどのようになっているんでしょうか。
○前田 栄議長 山口町民課長。
○山口清史町民課長 お答え申し上げます。
  滞納者の方に出している保険証の扱いということでよろしいですか。不納欠損者、今、税務課長が言った方たちの対応。
○6番 山中博子議員 不納欠損者27人と収入未済額の方が109人いるということで。
○山口清史町民課長 お答え申し上げます。
  国保税のほうに納めていただいていらっしゃらない方につきましては、短期証という形で短期保険証を発行しております。短期保険証は、要綱に定められている中で運用しているんですけれども、1カ月の短期保険証を主に発行しております。といいますのは、その1カ月後には、また保険証の発行手続にお見えになるということで、その場を利用しまして国保税の交渉の場にもなるという形で考えておりますので、1カ月の短期保険証を発行しながら対応していくということで、よろしくお願いしたいと思います。
○前田 栄議長 よろしいですか。
  ほかにございますか。
          (「じゃ、回答してもいいですか」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 先ほどの回答を山口町民課長がいたします。
○山口清史町民課長 先ほど田中議員からご質問ありましたジェネリック医薬品の関係の数量シェアという数字が出ております。
  ときがわ町平成30年度につきましては、77.6%でございます。全県平均が77.0%という形 になっております。
  以上です。
○前田 栄議長 田中議員。
○5番 田中紀吉議員 かなり高目になってきているんですけれども、今後の流れとして、基本的にジェネリックがある医薬品についてはジェネリックを使ってもらうということで、多分シールだとか、それから、このくらいの調剤の費用が減っているとか、私も協会の健保しか知らないんですけれども、かなり詳しく載っています。もちろん、国保も町の中でもやっていると思うんですけれども、その辺も参考にしながら、ぜひやっていただき、もちろん医療機関にお話をするというのも当然なんですけれども、その辺は進めていただいて、もう少し目標は高いと思うんですよね、全県的な。だから、そういうところでぜひ進めていただければと思いますので、よろしくお願いします。
  それで結構です。
○前田 栄議長 ほかにございますか。
  野原議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原です。
  国保において、不用額が今回4,808万ばかりありますけれども、これは大幅な改正のもとで保険税の引き上げと同時に、この予算の中で支出が適法・適正になるように予算編成されたのかどうか。これは補正予算等で調整もできたのではないかなと思いますが、この不用額の4,808万についての根拠について説明をお願いします。
○前田 栄議長 山口町民課長。
○山口清史町民課長 ご指摘の不用額についてですが、主に残っているのが、歳出の2款の保険給付費が4,490万残っております。これにつきましては、平成29年度に給付額が、28年と比べまして10%ほど伸びた関係もございまして、30年度も多目には組んでおったんですけれども、やっぱり年度末に支払うものにつきましては多目に残しておかないと、2月、3月の給付の請求がちょっとふえただけでも、かなりの金額になります。月の支払いが8,000万とかそういう単位で支払っておりますので、ある程度の額を残しておかないと、ちょっと不安という形がありますので、2月、3月の補正でなかなかぎりぎりまで落とし切れないという状況がございまして、申しわけありませんが、不用額をかなりの額出してしまっております。
  これにつきましては、今年度でまた補正予算等で返還する部分もございまして、そこで精算になると思います。
  以上です。
○前田 栄議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 県へ納める納付金額等も含めて、この不用額の影響等もあるんでしょうか。
○前田 栄議長 山口町民課長。
○山口清史町民課長 お答え申し上げます。
  県に納めます納付金につきましては、歳出3款の国民健康保険事業の納付金のことかと思いますが、これにつきましては、県から示されている納付金額を年度内に納めれば、保険給付費のほうがふえても減っても、県から普通交付金という形で歳入されますので、この納付金に関して給付金とかの増減とかには影響はないと考えております。
  以上です。
○前田 栄議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 影響はないと言いましたね。
  その納付額によっては、この間の私の質問では左右される。例えば国民健康保険税の引き下げの方向で今、進めているという答弁をいただきましたので、納付額が、以前、東秩父とときがわ、あと加須、下がりましたよね。下がった影響があれば、大幅な引き下げもできるというふうに解釈してよろしいでしょうか。
○前田 栄議長 山口町民課長。
○山口清史町民課長 お答え申し上げます。
  そうですね。来年度に影響があるかということでしたら、ちょっと答弁変わったかもしれないんですけれども、ただ、この新制度始まって、これで今、2年度目が動いているところなんですが、この保険事業納付金を算定するに当たりまして、算定するのが県全体の次の年度に必要な医療費というのを、まず県がはじき出しまして、そこから半分が人口割、半分が所得水準等で割っていくわけなんですけれども、その段階で、ある程度1人当たりの医療費の多い少ないは、ちょっと平らになってしまうと考えております。
  その後に、さらに各市町村の医療水準というのを、県平均で高いか低いかで差をつけてくるんですけれども、ときがわ町のように人口が低くて、割と所得水準の低目の自治体については、大きいところとの合併の効果というかによりまして、さほど影響は少ないのではないかというのが私の考えです。
  以上です。
○前田 栄議長 ほかにございますか。
  9番、野口委員。
○9番 野口守隆議員 どなたか聞くかなと思ったので、聞かなかったので、実は、監査委員のいわゆる報告書の48ページに監査の意見が出ております。
  議員は嫌なことを言うのも議員の役目だということでOBの議員から言われておりますので、あえてお聞きいたしますが、ここに「基金積立金の執行については不適切な処理が認められ、今後十分注意されたい」と指摘されておりますが、この「不適切な処理」というのは、具体的にはどういった処理だったんでしょうか。
○前田 栄議長 山口町民課長。
○山口清史町民課長 お答え申し上げます。
  基金の欄の債権という欄に、前年度の基金となるべく額が記載されているということだと思いますが、これにつきましては平成30年度中に、基金の管理する通帳のほうに現金の移動が間に合わなかったという形で、基金に積む意思があったけれども、お金がそこに3月末時点で移動できなかったという形で、債権という表示で処理させていただくということになりました。
  以上です。
○前田 栄議長 武野谷監査委員からも答弁お願いします。
○武野谷博之代表監査委員 ご指摘の国保特会における不適切な支出についてお答え申し上げます。
  議員ご承知のとおり、自治体の会計年度は地方自治法第208条に規定されるとおり、4月1日に始まり、翌年の3月31日に終了いたします。ただし、出納の閉鎖は、同法第235条の5に翌年の5月31日をもって閉鎖すると定められております。これは、工事完成検査の実施や物品の納入など、実際の支払いまでの時間差を考慮したものでございます。
  しかしながら、基金の積み立てにつきましては、支出の独自完結するという性格上、この条文の適用外であると、行政実例に示されております。
  今回の基金積み立ては、当初予算で科目設定のみを行い、平成30年9月議会において8,591万3,000円の補正議決をいただいたものでございます。実際に基金通帳に記載されたのは、平成31年4月11日でございました。議決後、半年以上も処理をせず、年度経過後に気づいて慌てて処理を行ったこと、議会軽視と言われても、これはやむを得ないところでございます。
  ただ、この件自体は、国保特会という大きな財布の中の仕切りの右にお金があるのか、左にお金があるのかということで、町に実害が発生しているわけではございません。問題は、当職が本件に対して指摘を行わなければ何事もなかったというふうに済んでしまう、その執行部の体質が問題であると、このように考えて、あえて監査意見を記載させていただきました。
  以上でございます。
○前田 栄議長 野口議員。
○9番 野口守隆議員 わかりました。
  ぜひ監査委員にも、やっぱり不適切なところがあったら、どしどし指摘してもらうのが、私は監査委員の責務だと思っております。
  また、やはり先ほどの予備費の充用の件じゃございませんが、やはり法令にのっとり、それから、行政というのは条例をつくって、皆さんに、町民の方に守ってくださいよ、我々にも守ってくださいよという模範をする立場でございます。ぜひ今後はそういうことのないように、しっかりやっていただきたいということで終わります。
○前田 栄議長 ほかにございますか。
          (発言する者なし)
○前田 栄議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (発言する者なし)
○前田 栄議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
          (発言する者なし)
○前田 栄議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより認定第2号 平成30年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○前田 栄議長 起立全員であります。
  よって、認定第2号は原案のとおり可決されました。
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   ◎認定第3号の質疑、討議、討論、採決
○前田 栄議長 これより日程第3、認定第3号 平成30年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原です。
  国保で指摘された私の収入未済額の問題について、引き続き今後についてお伺いします。
  それから、健康診査受診率、これは2018年度は11.8%で、2019年度目標は20%となっております。この健康診査受診率においても、どのような考えを持っているのか伺います。
  2点お願いします。
○前田 栄議長 山口町民課長。
○山口清史町民課長 お答え申し上げます。
  収入未済額の今後の取り扱いという話かと思います。
  今回、収入未済額121万5,390円と、割と今までと比べると高額になっております。と申しますのは、2月、3月に75歳に年齢達成した方に新たに納付書を送るわけなんですが、そのときは普通徴収といいまして窓口払いで納めていただくような形をしております。
  その方が、通常、国保で口座振替でやってきまして、後期で納付書が行くんですけれども、口座振替だと思っていて忘れている方が結構いらっしゃいます。その方がちょっと年度末に集中しまして、なおかつ、割と所得の高い方が多かったわけでして、収入未済額がふえてしまったのがこの主な内容なんですけれども、このほとんどにつきましては、もう既に納入をいただいておりまして、残っていらっしゃる方については、今まで国保のほうでも滞納されていたような方が75歳になりまして、後期高齢のほうに保険が変わってきた方が主に残っていらっしゃいます。その方たちにつきましては、やはり国保と同じように短期保険証の発行と、あとは電話等をしながら、少しずつでも納めていただくような形で折衝しているところでございます。
  以上です。
○前田 栄議長 2問目お願いします。
  山口町民課長。
○山口清史町民課長 後期の健診の受診率等についてかと思います。
  ご指摘のとおり、受診率については20%を目標におととし掲げまして、取り組んでおるところです。
  まだちょっと達成できておりません。30年度については12.9%だったかと思うんですけれども、まだ達成できておりません。
  先日の答弁の中でも申し上げたかもしれませんが、医療対象機関、集団健診はなかなか今、伸び悩んでいるところで、いきいきの個人健診を推奨するようにということで、対象医療機関を拡大して、なおかつ、通知につきましても全員の方に年に2回案内をしております。年度初めに集団健診のときの案内と、あと、その後、納付書が出るときに個別健診の案内を差し上げておるところでございます。
  後期高齢のほうも、1人当たりの医療費が現在県内で、やはり2番とか3番とかだったと思うんですが、そういう状況の中で医療費を下げていかなければならないというのは、担当している町民課の使命だと思っておりますので、健診率を20%を目標に、今後取り組んでまいりたいと考えております。
  以上です。
○前田 栄議長 よろしいですか。
  ほかにございますか。
          (発言する者なし)
○前田 栄議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (発言する者なし)
○前田 栄議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (発言する者なし)
○前田 栄議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより認定第3号 平成30年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立多数)
○前田 栄議長 起立多数であります。
  よって、認定第3号は原案のとおり可決されました。
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   ◎認定第4号の質疑、討議、討論、採決
○前田 栄議長 これより日程第4、認定第4号 平成30年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算認定についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  6番、山中議員。
○6番 山中博子議員 6番、山中博子です。
  353ページに介護保険給付費準備基金とございます。前年度から今年度、基金として積み立てる額、合計で9,600万以上になっております。
  今年度520万7,000円の予算で基金からの繰り入れをしていると思いますが、この基金の使い道、計画があるのか伺います。
○前田 栄議長 答弁願います。
  宮寺福祉課長。
○宮寺史人福祉課長 それでは、山中議員ご質問の353ページ、介護保険特別会計の基金の取り扱いについての今後の見通しということだと思うんですけれども、ご案内のとおり、介護保険の保険料、第1号被保険者の方から納めていただく保険料につきましては、3年に1度改定がございます。
  一方で、介護給付費の伸びが毎年3%台で推移している状況にあるということで、これを考えますと、1年目、2年目、3年目と、町の介護保険特別会計の決算状況がそれぞれ違うというふうなことがご想像できるかと思います。
  1年目は介護保険事業計画の初年度でございますので、それほど給付が伸びないということで、貯金する方向で進みます。2年目につきましては、通常は収入と支出のバランスがほぼほぼ均衡して、歳入歳出差引残金ゼロ的な決算が行われる。3年目は給付が伸びてまいりますので、大体9%後半から10%ぐらいの最終的な3年間で給付が伸びるということで、3年目は支払い分のお金が足りなくなって、積んだ基金を取り崩すというような、そういう3年計画になってございます。
  山中議員ご質問の基金の使い道というものでございますが、そういったことで、30年度決算につきましては若干の貯金をさせていただきました。現在、令和元年度については、この 353ページの表の前年度末現在高4,800万という数字がございまして、比較的この数字が大きなものですから、令和元年度につきましても若干の取り崩しを組んでいると。来年度につきましては大幅な取り崩しで、これはゼロに近づいていくというふうな計画でございます。
  以上です。
○前田 栄議長 よろしいですか。
○6番 山中博子議員 はい。
○前田 栄議長 ほかにございますか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原です。
  介護保険、基金については今、山中議員が質問されましたけれども、改正のときには、やっぱり負担率を引き下げる方向で基金を使っていただきたいと思います。
  それから、不用額において、基金も含めて不用額1,607万4,410円ありますけれども、先ほど言いましたが、適法・適正にされたのか、この点伺います。そして、執行率はどのくらいになっているのか伺います。
  それから、もう1点、介護保険制度の中には、定期巡回随時対応型サービスというものがありますけれども、町はその方向性が、まだ向いていないんですが、方向性があるのかどうか、この点について伺います。
○前田 栄議長 答弁願います。
  宮寺福祉課長。
○宮寺史人福祉課長 そうですね。まず第1点目、保険料の改正のときには十分基金を使っていただきたいというふうな野原議員のご質問でございます。
  これは恐らく、1年前の3月になりますでしょうか、平成30年度の予算のときに、野原議員にもご説明をしたんですが、町としましても第1号被保険者の方からお預かりした保険料は、その方が介護保険の制度にいる間に、保険者に還元されるべきだというふうに考えております。つまり、この介護保険の基金は、町の一般会計でいう財政調整基金的な目的で使われるものではあるにしろ、やはりこれは払った方が介護保険の制度にいるうちに全部使い切るのが基本と考えております。つまり、ため込みは必ずしも被保険者のためによくないと。世代間の公平を図る意味でも、なるべく基金は余り残さない形で考えておるところでございます。
  1点目の質問はよろしいでしょうか。
○12番 野原和夫議員 ええ。不用額について。
○前田 栄議長 宮寺福祉課長。
○宮寺史人福祉課長 それでは、2点目の不用額、予算を見積もるときに適正に見積もったのかというふうなご質問でございます。
  これは我々、一般会計の民生費もそうなんですけれども、それなりに1年間の給付の実績を見て、予想グラフをつくって最終的な決算額というのを見込むんですが、やはり介護保険制度というのも、被保険者の方がどれだけサービスをお使いになるか、あるいは新しく介護になる方がどれぐらいいるか、それから、逆に介護保険の制度から離脱する方がどれぐらいいるかというのを、ごくごく正確に判断するのが極めて難しい世界でございます。
  つまり、支払い金に不足を来しますと、町の介護保険大変なことになってしまいますので、若干、予算としては大き目な予算を組むというのが常でございます。これは介護保険でも医療保険でも全く同じということで、残金が出るのもやむなしというふうにお考えいただければ幸いでございます。
  ちなみに、執行率につきましては、98.56%というふうな形でございます。
  以上です。
○前田 栄議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 不用額においてはある程度、保険医療については、予算の組み方については、ある程度含みは大事だと思います。
  ただ、3月の最終補正の中でも、ある程度の目安はつくと思うんですよ。そういう中での調整は十分可能ではないかなと思うんですが、今後の努力もお願いしたいと思います。
  この問題についてはいいです。
○前田 栄議長 ほかにございますか。
          (「もう1個」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 もう1個あった。
  2問目、宮寺福祉課長。
○宮寺史人福祉課長 それでは、3点目の介護保険の最近注目のサービスということで、定期巡回随時対応型のサービスという新しいサービスがございます。
  県内でも県南のほうで話題になっている制度でありまして、イメージ的には、要介護状態、かなり介護が進んだ方、例えば特別養護老人ホームに入るような状態像の方がこの新しいサービスを使いますと、在宅で暮らすことができて、その結果、介護給付が下げられるという ふうなことが言われているサービスがございます。
  定期巡回ですとか夜間対応、イメージを申し上げますと、おむつ交換のときにヘルパーさんが回ってきて、数時間に1度おむつ交換をしてくれるだとか、あるいは、夜間でもそういう24時間体制のサービスが提供されると。つまり、自分のご家庭のベッドにいながらにして、特別養護老人ホーム的な頻度のサービスが受けられるというふうなものをイメージしていただくと、イメージしやすいのではないかなと思います。
  この事業の参画について、民間のある事業者の方にお伺いしたところ、県南のほうですと、巡回するに当たって家と家が近いから、とても効率的なサービス提供ができるんだけれども、ときがわ町みたいな家と家の間隔が離れているところだと、この事業は成り立ちませんというふうなお話をいただいております。町としても、参入業者があればお願いをしたいところでございますが、現在の介護保険の点数ですと、ときがわ町でこの事業を始める業者というのは見込み薄なのではないかなというふうに考えております。
  以上です。
○前田 栄議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 これは本当にサービスの問題としてはすばらしいものだと思うんですよね。
  今、課長の答弁の中では、やっぱり提供する事業所がないというときがわ町の問題だと思うんですよ。次の問題として働きかけることは行政側でもできると思うんですが、ぜひ事業所に働きかけていただいて、これができるようにお願いしたいと思います。
○前田 栄議長 端的に。
  宮寺福祉課長。
○宮寺史人福祉課長 ときがわ町については、介護保険の保険料が、埼玉県61保険者中6位というふうな高い数字にあるのは、皆さんご案内のとおりだと思います。
  このことは、単なる状態像の悪い高齢者が多いというだけではなくて、さまざまな介護サービスが受けやすい状況になっているというふうなことからも、この数字になっているというふうに考えますと、そういったサービスの代替策の特別養護老人ホームにつきましては、ほぼほぼ待つことなく入るというふうなことが、ときがわ町民については実現できておりますので、その辺のご理解もひとつよろしくお願いしたいと考えております。
  以上です。
○前田 栄議長 ほかにございますか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (発言する者なし)
○前田 栄議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (発言する者なし)
○前田 栄議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより認定第4号 平成30年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算認定についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○前田 栄議長 起立全員であります。
  よって、認定第4号は原案のとおり可決されました。
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   ◎認定第5号の質疑、討議、討論、採決
○前田 栄議長 これより日程第5、認定第5号 平成30年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算認定についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  10番、小宮議員。
○10番 小宮 正議員 10番、小宮でございます。
  371ページの浄化槽整備事業でございますけれども、今現在は建物によって浄化槽の人槽が変わると思うんです。監査委員の報告にもありますけれども、今、設置が減少している状態であります。
  そういう中で、お年寄りもそうだし、1人で住んでいる人もそうだと思うんですけれども、やっぱり建物の平米数でやられて、建物がでかくて、浄化槽の使用が、やっぱり1人や2人で住んで10人槽とかそれを設置したら大変だと思うんですよ。それを何とかここで条例を変えるなり何かして、やっぱり加入促進に力を入れてもらったほうがいいかなと思いますけれ ども、その点はいかがでしょうか。
○前田 栄議長 答弁願います。
  加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 お答えします。
  まず、浄化槽、これについては、新規と転換というのがあります。
  まず、新規については、浄化槽の人槽は建築の確認申請で延べ床面積によって決まってしまいます。なので、ここの新規の部分を条例でというのはできないかと思います。ただし、転換につきましては、今おっしゃったような延べ床がでかいと、1人で住んでいても、やはり大きな人槽になってしまうということもございます。ここについては、少し研究をさせてもらいまして、今後ますます、やはり高齢化進んできます。その辺も含めまして、今後検討をさせていただきたいと思います。
  以上です。
○前田 栄議長 小宮議員。
○10番 小宮 正議員 ぜひともお願いしたいと思いますよ。そうすれば、また設置数もふえるのではないかなと私は思っております。
  ぜひ、これから高齢化が進む中で本当に、浄化槽も使ってもらわなきゃだめですから。死んじゃいますから。そういう意味を踏まえて、ぜひとも研究して、来年度あたりから私はやっていただきたいかなと。
  また、使用料について、使用料もある程度ここまで来て、毎年ずっと同じ金額で来ていますけれども、何とか安くはできないものか、お伺いします。
○前田 栄議長 加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 お答えします。
  この定額の月額使用料なんですが、ご存じのとおり、今この使用料で賄うということができておりませんで、決算見てもわかるとおり、4,200万円ほど一般会計から繰り入れをさせていただいております。
  県のほうの指導で、なるべく、やはり受益者のそちらのほうの費用を受益者負担でなるべくやるということで、そういった数値も公表されているところです。ときがわ町については、県内で見ると、使用料については平均より少し安い月額の使用料になっております。町村によっては従量制、量によって高かったり安かったりというところもございます。
  先ほどの人槽算定と今回の使用料定額制と、その辺も今後、やはり浄化槽加入してもらわ ないと、なかなか川の水の浄化というのも進みません。なるべく、あれですか、加入をしてもらえるような形で、ちょっと検討はしていきたいのかなと思いますが、ただ、なかなかこういった浄化槽への転換をするというのは、やはり今、住宅でいろんな要因があって、それを転機に転換をするという方が多いです。まだまだ故障もなく動いている浄化槽を町設置型の浄化槽にしてもらえるというのが、なかなか訪問なんかもしているんですけれども、難しい部分はございますので、そういったことも含めて総合的に検討をさせていただきたいと思います。
  以上です。
○前田 栄議長 小宮議員。
○10番 小宮 正議員 ぜひとも、値段も下げていただけるよう努力してもらいたい。それには、やっぱりもう少し浄化槽自体の、課としてどうしたらいいかとか、そうしたら、課としては今度は仕入れをもう少し勉強するとか、何か対策はあると思うんです。そういうことも努力していただいて、なるべく多くの人が加入できる、課では目標があるでしょう、年間の。それに沿ってやっていくように努力してもらいたいと思います。よろしくお願いします。
○前田 栄議長 ほかにございますか。
          (発言する者なし)
○前田 栄議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (発言する者なし)
○前田 栄議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (発言する者なし)
○前田 栄議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより認定第5号 平成30年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算認定についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○前田 栄議長 起立全員であります。
  よって、認定第5号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎認定第6号の質疑、討議、討論、採決
○前田 栄議長 これより日程第6、認定第6号 平成30年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算認定についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 これをもって質疑を終了いたします。
  質疑がありませんでしたので、討議を省略いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (発言する者なし)
○前田 栄議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより認定第6号 平成30年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算認定についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○前田 栄議長 起立全員であります。
  よって、認定第6号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第28号の質疑、討議、討論、採決
○前田 栄議長 これより日程第7、議案第28号 平成30年度ときがわ町水道事業会計決算認定及び剰余金処分についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  5番、田中議員。
○5番 田中紀吉議員 5番、田中です。
  410ページからなんですけれども……
○前田 栄議長 何問ありますか、質問は。
○5番 田中紀吉議員 3問です。すみません。
  有収率の問題について、これは毎年下がっちゃっているんです。努力をしているのはもち ろん知っていますけれども、見通しはどうなのかという点で、1点伺います。
  2番目、高料金対策として7,000万円ずっと入れています。この問題は、さっきの有収率の問題も当然かかわるんですけれども、私もきのうちょっと計算して、企業債、要するに有利子、利子補給ですね、それの決算書に当たる部分なんですけれども、その部分を下げられないのかなと、ぽんとできませんと何回も聞いているんですけれども、例えば、ちょっと計算すると、230倍なんですよ、現在の利子が。それは4.65%。それから2%でいっても100倍ぐらいの金利差が出ちゃうんですね。
  だから、そういう努力をもう少し、ときがわ町だけでできる問題ではもうないんですけれども、そういう問題ができないかどうかというのが2点目。
  それからもう1つ、10月から消費税が上がります。水道会計だけが消費税の対象に、納税の対象になっていると思うんです。現在の形でいくと、相当消費税を納税しなきゃならない。それで、もう1つは、軽減税率の対象だとか非常に複雑な経理処理が入るんです。私も自分でやりながら思ったんですけれども、区分経理だとか、それともう1つは、インボイスの対象になるんです。経過措置があります。経過があって、最終的には、10年後には完璧にやらなきゃいけないというのがあるんですけれども、この消費税の対策でいくと、一番問題なのは地元の業者に対する納税業者に発注をかけると、仕入れ控除ができません。その対策をきちんとしておかないと、地元の業者の人は大変困るんです。
  課長、意味がわかりますか。
  じゃ、その問題はちょっと経過措置が4年間ありますから、4年間の次は50%の向上率、その2年後には80%ということで、10年後にはゼロになります。なかなか話が見えないんですけれども、間違いなく納税をしている人はその対象になりますから、その点伺います。
○前田 栄議長 田中議員、見えるか見えないかはわからないので。
○5番 田中紀吉議員 聞きますから、大丈夫です。
○前田 栄議長 答弁願います。
  3問ですね。伊得水道課長。
○伊得正巳水道課長 それでは、田中議員の1問目、決算書の410ページ、毎年有収率が下がっていると、今後の見通しということでございます。
  まずもって、この有収率が下がっていることに対しては、大変反省しておりますし、この場をおかりしておわび申し上げます。
  これについては、1つの要因としますと、毎度のお話ししている、なかなか水道管の漏水 している場所が特定できないことがございます。昨年度から今年度、5月から7月と職員の夜間調査も含めて、業者の委託も含めてやっております。しかしながら、なかなか見つかっておりません。
  今現在、前のご質問の中でもお答えいたしましたけれども、民間業者との技術連携というか、指導も仰ぎながら、現在も今、協議を進めているところです。1つ1つ区域を絞って、有収率の悪いところを徹底的にやっていこうということで、調査は現在も続けておるところでございます。
  今後の見通しとしましては、少しずつでも上げる努力は職員一同前向きに頑張っていきたいと思いますので、ご理解いただきたいと存じます。
○前田 栄議長 田中議員。
○5番 田中紀吉議員 現場で頑張っているのは、私もそういうのはよく感じるんですけれども、もうちょっと技術提携の今、課長からお聞きした話は、昨年も同じような話を聞いたと思うんです。ことしはさらにポイントが広がっているという印象、正確には調べませんでしたけれども、ことしは3.2ポイント下がっているんです。昨年は確か80%ちょっとでしたよね。
○伊得正巳水道課長 79です。
○5番 田中紀吉議員 じゃ、その一昨年。
  だから、どんどん下がっている。だから、何かもうちょっと踏み込んだものが必要なんじゃないかなというふうに思っています。じゃ、田中さん、どうしたらいいんだと言われると、なかなか難しい部分ありますけれども、もう少し踏み込んだ対策をというか、昨年も同じようなことじゃなくて、別の角度のだとか、他の自治体だとか、何か知恵を集めたらどうかなというのを思っているんですけれども、いかがですか。
○前田 栄議長 伊得水道課長。
○伊得正巳水道課長 お答えいたします。
  田中議員のおっしゃるとおりでございますけれども、ことしは特に区域をさらに絞り込んで、例えばですけれども、七重川浄水場から中区配水池という西平の宿地内にあるんですけれども、そちらの区域とか本郷の配水エリアとか、かなり絞り込んで、その中でもさらに絞り込んだ調査をしております。
  例えばですけれども、七重川浄水場から最初の宿地内にあります中区配水池、ここの配水量が、いわゆる有収率が非常に悪い状況にあることが推定されます。そういうところも、こ としに入ってからも3回ほど実際に掘ったり、業者も2回入れてやったんですけれども、場所の特定が1カ所見つかっただけで、それがすぐに有収率のアップにつながるような大きな漏水ではございませんで、そういった小さな漏水を少しずつでも抑えていくしかないのかなというふうに、現段階では思っております。
  そもそものいわゆる根本的なものについても、先ほど申し上げた民間の会社とも研究をしながら、いろいろな方面で見方を変えて取り組んでいこうということで、今、調整中でございます。ご理解いただければと思います。
○前田 栄議長 田中議員。
○5番 田中紀吉議員 3回目。
  この間、東京都水道局のNHKか何だかやっていたんですけれども、Gメンみたいな方がいらっしゃる、いわゆるその道のプロですね。漏水を調査するというんだそうです。ときがわ町で具体的にそういう方に技術指導を受けられるかどうかは私もわかりませんけれども、例えばそういう形、とにかくいろんなチャレンジをしていただいて、有収率を上げる努力をしていただきたいと思いますので、この件、よろしくお願いします。
  終わります。
○前田 栄議長 伊得水道課長、簡潔に答弁お願いします。
○伊得正巳水道課長 それでは、2点目の高料金対策7,000万円の関係にかかわる……
          (「1問目」と呼ぶ者あり)
○5番 田中紀吉議員 1問目は結構です。
○伊得正巳水道課長 よろしいでしょうか。
○5番 田中紀吉議員 すみません。
○伊得正巳水道課長 そこと企業債利息の利子の関係だと思うんですけれども、まず、企業債の明細書というのがございます。428ページから431ページ、ここに企業債の台帳というか、企業債の今までの今現在、借り入れの残っている部分の明細がございます。こちらのほうにも利率が載ってございます。
  そちらご参照いただければと思うんですけれども、そうしますと、一番高い利率でも今は、429ページ右側を見ていただくと、高い数字で4.65、4.75%というものが残ってあるところでございます。そのほかにつきましては、ほぼ2%以下というような状況でございます。
  以上です。
○前田 栄議長 課長、もしあれだったら、できないんでしょう、借りかえは。
          (「そういうイメージですよね」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 そう。だから、できるかできないかを言っている。借りかえができるかできないかを聞いているんです。
  できないんだ。
○伊得正巳水道課長 借りかえにつきましては、こちらでは現在のところはできません。
  以上です。
○前田 栄議長 田中議員。
○5番 田中紀吉議員 もちろん、そういうことになっているというのは去年も伺いました。ただ、できないからぽんというんじゃなくて、皆さん困っているというのを声を上げていく必要があるんじゃないか、その点なんですよ。
  現在はできない。ただし、皆さん困っている問題は、いろんな問題を上げているわけですから、そういう提起をしていただけないかという、そういう意味です。
○前田 栄議長 伊得水道課長。
○伊得正巳水道課長 昨年お答えしたかと思うんですが、野口議員のほうからもお話あったかと思うんですけれども、日本水道協会というのがございます。その中で、各事業体がそこに参入しておるんですけれども、その中でも、団体を通じて国のほう等にその要望も毎年しております。
  その結果は、まだできないということでございます。
○5番 田中紀吉議員 わかりました。3問目いってください。
○前田 栄議長 3問目、消費税ですね。
  伊得水道課長。
○伊得正巳水道課長 3問目の、すみません。中身が、申しわけないんですけれども理解できませんが、10%に上がるに係る分、今年度の話になると思うんですけれども、水道事業については軽減税率は適用はございませんで、10%のままでございます。
  先ほどの内容については、ちょっと申しわけないんですけれども、よく存じ上げないので、申しわけないんですけれども。
○前田 栄議長 田中議員。
○5番 田中紀吉議員 直接、決算に当たるということではないんですよ。
  ただし、ことしの10月、もうすぐから10%に、わかりやすい言葉で言うと、売り上げは10%になります。簡単な言い方をすると仕入れですね。仕入れも10%のと8%のが、部分的 には間違いなくあるんです。だから、それをきちんとした経理処理をしないと、申告にできないというのが1点目なんです。
  それともう1つは、仕入れ控除をするためには、インボイスの形が出てくると、仕入れ控除の対象にならないんですよ。そこのところのご理解が、あしたということじゃないですよ。あしたということじゃなく、間違いなくそういうことになるということなんですよ。そのことが準備ができていればいいと、そういう意味です。
○前田 栄議長 伊得水道課長。
○伊得正巳水道課長 例えばですけれども、軽減税率適用のある業種の業者からとか、そういったものに適用されますよと通知等は受けております。
  それに関しても、請求書とかそういったものも8%、10%というのは明記しなきゃいけないので、それを含めて、当然、経理のほうで確認しながら、予算の計上もそういうふうにさせていただいておりますので、決算も間違いなくそのようにいたします。
  以上です。
○前田 栄議長 田中議員。
○5番 田中紀吉議員 課長、なかなかわかっていらっしゃらないと思いますけれども、インボイスというのは仕入れ控除のものなんですよね。仕入れ控除ができないというと、消費税は全てかかりますから、相当影響ありますからね。それを対象になるかならないかというのは、免税業者か納税業者かの違いなんです。
  課長、私の言っている意味が多分わかっていらっしゃらないと思うので、今回やめますけれども、かなり大変なことなんです。
  ときがわ町の業者の方は、これなんです、私が思っているのは。課税業者じゃない免税業者の方が多いんです。ということは、その方に仕事を発注すると、仕入れ控除ができないということなんですよ。わかりますか。だから、そこのところが大きな影響を受けるということを認識をお願いしたいと、そういうことできょうは終わります。
○前田 栄議長 最初からなかったことなんですか。
  今の途中がないということで、今の3問目がないということ。
○5番 田中紀吉議員 3問目は課長に努力をお願いしたいということで終わります。
○前田 栄議長 伊得水道課長。
○伊得正巳水道課長 大変失礼しました。
  その辺は、よくもう1度、私も研究・勉強いたしまして、的確に処理してまいります。
  以上です。
○前田 栄議長 ほかにございますか。
  6番、山中議員。
○6番 山中博子議員 6番、山中議員。
  私も田中議員と同じことを聞こうとしていたのですが、もっと単純なことを1つだけお伺いします。
  繰り上げ償還できないということがなぜできないんだろう、普通の家庭だったら借りかえができたり、そういうことができるのに、それができないのかということで、私もそのことをお聞きしたかった1つです。
  それから、430、431のところで、平成30年度政府債、この2つとも政府債で、31年3月25日の発行になっております。それが、利率が0.01と0.20と、普通どこからか借りるときには、その年間で率が決まっているはずなのに、どうして違うのか、不思議に思ったので質問します。
○前田 栄議長 伊得水道課長。
○伊得正巳水道課長 それでは、山中議員の1つ目、繰り上げ償還がなぜできないのかということです。
  こちらは、国のいわゆる政府債等の財政局というんですか、そちらのいわゆる借り入れるに当たっては条件がございます。それに当たって……
○前田 栄議長 先ほどの答えと同じなんじゃないですか、答弁なんだから。
  できないものはできない。
○伊得正巳水道課長 同じ答弁になると思いますけれども、現在のところですと、それができないということでございます。
  それから、よろしいでしょうか。
○前田 栄議長 続けてどうぞ。
○伊得正巳水道課長 それから、2つ目の政府債の利率が違うということですが、こちら、その利率の右側をごらんいただければと思うんですけれども、償還の周期が異なっております。それによって利率が変わってくるということでございます。ご理解いただければと思います。
○前田 栄議長 よろしいですか。
  ほかにございますか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 田中議員指摘の有収率については、私も何回も質問していますが、下がってくるということは、物すごく不安と疑問を抱く問題です。
  この中で、漏水部分、金額にしてどのぐらい負担割合になっているのか。全体で幾らになるか、ちょっとその点伺います。
  それから、高額料金の対策として7,000万も含めて、以前、県水を契約倍ぐらいにふやした経緯がありますので、今、水道利用者が減ってきている、人口減の中で。だから、それを上げる努力は町全体でやるべきだと思うんですよ。利用者をふやすとか、企業を誘致するとか、そういうものを踏まえてやらないと、どんどん減少ぎみになると思うので。その中で、県水の受水量をもう1度見直すとか検討しないと、大変だと思うんですよ。
  一時、平成21年、2年、3年ごろ、約倍の契約をして上がったわけですから、それで一時下げたんですよね、少し。そういう中で、130万ぐらいの金額で下げられたので、その影響も含めて検討する課題ではないかなと思いますが、その点伺います。
○前田 栄議長 2問ですね。
  伊得水道課長。
○伊得正巳水道課長 1つ目の漏水量を算定して幾らかということでございますが、昨年も5,500万程度というお話をさせていただいたと思うんですけれども、6,000万円ぐらいにはなると。単純に無効水量と給水原価を掛け合わせますと、6,000万円ぐらいということになります。
  よろしいでしょうか。
○前田 栄議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 大きな金額ですよね。
  やっぱりそこは、先ほど課長は漏水箇所がわからない、見つからない、いろんな問題を苦慮しているのはわかりますけれども、もう少し専門的な、そういう知識というか機械があるか、もう少し検討して、早急にそういうところを対策をやるべきじゃないかなと思うんですよ。わからない、わからないで進めても進まないので、やっぱりそこには、今ちょうど水道審議会の県との共有を踏まえて話し合いをしている中で、そういうところの相談の1つでいいのではないかなと思いますが、どうでしょうか。
○前田 栄議長 伊得水道課長。
○伊得正巳水道課長 お答えいたします。
  まず、先ほどもお話しました民間の企業との指導というか、ご協力をいただきながら、そ この最新式の機械も、実はリースを、4カ月間借りております。それも緊急でやっております。ただし、それでもなかなか見つからないと。
  それで、そこの県の企業局との連携の中でも、当然ながらご指導いただいたり、やっておるんですが、それでもなかなか進まないというのが現状でございます。もうちょっとお時間を頂戴したいと思っております。
  よろしいですか。
○前田 栄議長 2問目ですね。県水の見通し。
  伊得水道課長。
○伊得正巳水道課長 県水のことでございますが、平成29年度から県水を日量100立方メートル減量して、今、受水しております。
  ただし、やはり全体が有水水量が減っているにしても配水量が変わらないと、そのときにも、例えば台風時期とか渇水期、そういった安定して取れる時期がそうずっと続くわけじゃないので、その変動するときにも対応できるのは、やはり県水を確保していかないと、安定給水というのはできません。そういう意味でも、安定して供給できる県水は確保してまいりたいと思っております。
  ただ、全体が減ってくれば、当然その減量というのは検討してまいりますので、ご理解いただければと思います。
○前田 栄議長 よろしいですか。
  ほかにございますか。
  9番、野口議員。
○9番 野口守隆議員 今、多分、取水は七重川と氷川と県水だと思うんですよ。その3つだと思いますよね。椚のほうと3つだと思うんですが。
  それで、先ほど七重のほうからのが多いとか、県水を減らすというのも1つの手だと思う。ただ、実害として、お金として計算すると、七重から取るのは自前の水であるから、ある程度漏っても、それは作業的にはあるのかもしれないけれども、お金的には余り問題ないのかな。一番、やはり県水をいかに漏水しないようにするのが、一番実害がないような気がするんですが、その辺をしっかり詰めていって、漏水をそこから減らしていけば、ある程度お金という意味では下がってくるのかなと。
  一定量買わなきゃならないということもわかりますが、そういった考え方で進めていくというのも、1つ考えてみたらどうなんですか、全体をやるよりか。
○前田 栄議長 伊得水道課長。
○伊得正巳水道課長 ただいまの野口議員さんにご質問いただいたとおり、七重川のいわゆる自己水だけで判断すれば、当然、今言った6,000万円ほどという計算にはならないと思います。単純に売っている単価でいうと、かかっている費用でいえばそうなるということで、ご理解いただければと思います。
  実は、七重川浄水場から、いわゆる本郷受水場まで来る間の漏水量も多いということが、ほぼほぼわかっております。ただ、範囲も広いので、なかなかこれも限定するのも本当に苦慮しているところでございます。
  そういった中で、工夫をしながらやっていきたいと思っておりますので、いましばらく、繰り返しになってしまいますけれども、もう少しお時間を頂戴したいと思います。よろしくお願いいたします。
○前田 栄議長 野口議員。
○9番 野口守隆議員 わかりました。
  ぜひ、いわゆる水道料金の漏水に実害のするところを優先してやっていただきたいと思います。そうすれば、違うわけですから。その辺を1つ、きちんと決めてやっていただきたいと思います。
  以上です。
○前田 栄議長 ほかにございますか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (発言する者なし)
○前田 栄議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第28号 平成30年度ときがわ町水道事業会計決算認定及び剰余金処分についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり認定及び処分することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○前田 栄議長 起立全員であります。
  よって、議案第28号は原案のとおり可決されました。
  これをもちまして決算の審議につきましては、全て終了いたしました。
  武野谷代表監査委員におかれましては、2日間にわたり大変お疲れさまでした。
  ここで、武野谷代表監査委員の退席を許します。
  ありがとうございました。
          (武野谷博之代表監査委員退席)
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   ◎延会について
○前田 栄議長 お諮りいたします。本日の会議はこの程度にとどめ、延会したいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○前田 栄議長 異議なしと認めます。
  よって、本日はこれをもちまして延会することに決定しました。
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   ◎延会の宣告
○前田 栄議長 大変お疲れさまでした。
                                (午後 3時52分)