令和2年第1回ときがわ町議会定例会

議 事 日 程(第6号)

                            令和2年3月13日(金)  
                            午前9時30分開議     
      開議の宣告
日程第 1 議案第26号 令和2年度ときがわ町一般会計予算
日程第 2 議案第27号 令和2年度ときがわ町国民健康保険特別会計予算
日程第 3 議案第28号 令和2年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計予算
日程第 4 議案第29号 令和2年度ときがわ町介護保険特別会計予算
日程第 5 議案第30号 令和2年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計予算
日程第 6 議案第31号 令和2年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計予算
日程第 7 議案第32号 令和2年度ときがわ町水道事業会計予算
日程第 8 常任委員会報告
日程第 9 議員提出議案第1号 アスベスト被害者補償基金の創設とアスベスト被害者の早
                期救済・全面解決を求める意見書の提出について
日程第10 常任委員会報告
日程第11 常任委員会の閉会中の継続調査の申し出について
日程第12 議会運営委員会の閉会中の継続調査の申し出について
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出席議員(12名)
     1番  杉 田 健 司 議員     2番  長 島 金 作 議員
     3番  神 山   俊 議員     4番  小 島 利 枝 議員
     5番  田 中 紀 吉 議員     6番  山 中 博 子 議員
     7番  岡 野   茂 議員     8番  前 田   栄 議員
     9番  野 口 守 隆 議員    10番  小 宮   正 議員
    11番  岩 田 鑑 郎 議員    12番  野 原 和 夫 議員
欠席議員(なし)
地方自治法第121条により、今定例会に説明のため出席する者及び同委任を受けた者の職氏名
町長
渡 邉 一 美
副町長
小 峯 光 好
総務課長
清 水 誠 司
企画財政課長
荒 井   淳
税務課長
清 水 健 治
町民課長
山 口 清 史
福祉課長
宮 寺 史 人
会計管理者兼
会計室長
福 田 芳 和
産業観光課長
坂 本 由紀夫
建設環境課長
加 藤 光 典
水道課長
伊 得 正 巳
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教育長
久 米 正 美
教育総務課長
宮 寺   進
生涯学習課長
正 木   彰
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議会事務局長
桑 原 功 夫
書記
杉 川   桂

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   ◎開議の宣告
○岩田鑑郎議長 皆さん、おはようございます。
  大変お疲れさまです。
  ただいまの出席議員は12名全員でありますので、定足数に達しております。
  これより令和2年第1回ときがわ町議会定例会第6日目を開会いたします。
  直ちに本日の会議を開きます。
                                (午前 9時30分)
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   ◎議事日程の報告
○岩田鑑郎議長 本日の議事日程を報告いたします。
  議事日程は、配付したとおりであります。
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   ◎答弁未了部分について
○岩田鑑郎議長 ここで、11日の山中博子議員の議案第26号の質疑に対しまして、坂本産業観光課長から答弁の申出がありましたので、これを許可いたします。
  坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 それでは、昨日山中議員よりご質問いただきました地域おこし協力隊推進事業の中の26節公課費の狩猟税についてご回答させていただきます。
  地域おこし協力隊の活動に必要なものとして、狩猟税は認めていただいておりますので、公課費として今回計上させていただきました。
  なお、今後、支出の方法等研究してまいります。よろしくお願いいたします。
○岩田鑑郎議長 6番、山中議員、よろしいでしょうか。
○6番 山中博子議員 はい。
○岩田鑑郎議長 続きまして、11日の小宮議員の議案第26号の質疑に対しまして、坂本産業観光課長から答弁の申出がありましたので、これを許可いたします。
  坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 続きまして、小宮議員よりご質問いただきました土地改良施設等応急修繕事業の中の12節委託料の草刈り清掃作業委託料についてご回答させていただきます。
  桃木農村公園の草刈り等の費用は、約15万円です。
  以上です。よろしくお願いいたします。
○岩田鑑郎議長 小宮議員、よろしでしょうか。
○10番 小宮 正議員 はい。
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   ◎議案第26号の質疑、討議、討論、採決
○岩田鑑郎議長 それでは、11日に引き続き、これより議案第26号 令和2年度ときがわ町一般会計予算歳出の質疑を行います。
  予算書の170ページ、10款教育費から231ページ、12款公債費までの質疑を行います。
  質疑ございませんか。
  1番、杉田議員。
○1番 杉田健司議員 1番、杉田です。おはようございます。
  ページ数、213ページ、小倉城の整備事業です。7節の報償費、説明の中に委員謝礼とありますが、これは小倉城整備計画の中の基本構想とか基本計画を立てるための委員の報酬という形でよろしいんでしょうか。1問でいいです。
○岩田鑑郎議長 答弁願います。
  正木生涯学習課長。
○正木 彰生涯学習課長 今、杉田議員のおっしゃるとおりでございます。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 杉田議員。
○1番 杉田健司議員 委員の数と地元の委員、地元の方から委員を選出されるんでしょうか。
○岩田鑑郎議長 答弁願います。
  正木生涯学習課長。
○正木 彰生涯学習課長 それでは、委員の人数なんですけれども、現在6名の方を考えておりまして、どういった方に委員になっていただくかということは、これから選出をしていきたいと考えておりますけれども、当然地元の関わる整備のことですので、地元の方にも代表の方に入っていただくような形で考えております。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 1番、杉田議員。
○1番 杉田健司議員 ぜひ地元の意見を重要視させていただきまして、周辺整備も含めてお願いしたいかと思います。よろしくお願いいたします。オーケーです。いいです、答弁は。
○岩田鑑郎議長 答弁よろしいですね。
○1番 杉田健司議員 はい。
○岩田鑑郎議長 ほかに質疑ございますか。
  5番、田中議員。
○5番 田中紀吉議員 5番、田中です。
  数がたくさんありますので、何回かに分けてお願いしたいと思います。
  3問ということなんで、取りあえず3問伺いますので、よろしくお願いします。
  最初に、173ページ、研修費のところから伺います。
  研修費は、この間全協の中では、秋田県の横手市か、具体的にこの間伺いましたけれども、私は前回も提案をしましたけれども、東成瀬村というところがかなり我々のところに比較的似ている。だから、市段階じゃなくて、いわゆる規模が似ていたり、それから取組が、地域的なところも似ているんじゃないかと思うんで、ぜひそういうことを考えていただきたいということと、もう1つは、ICT関連で、研修の先を学力という点と、もう1つは、今後プログラミングだとか、それからICTも含めた、そういう違うところの研修もぜひ取り入れていただきたいということで、研修関連ではそのことでお伺いしたいというのが1点目です。
  2点目に伺います。これも関連するんですけれども、同じページに機器借上料として、今年は1,100万1,000円ということで、まるめというのか、まとめちゃっているんだと思うんですけれども、昨年は細かくきちんと教職員パソコンが幾ら、小学校のパソコンが幾らということで、かなり細かく載せていたのを廃止して、今回1つにまとめたんだと思うんですけれども、非常に分かりづらくなっているということで、あともう1つは、違うページには中学校のパソコンのリース料という形で載っていたりとか、非常に分かりづらいんですね。だから、その辺が分かりづらいという点が1点と、もう1つは、補正予算のところでも提案しましたけれども、ICT関連の補正予算だけじゃなくて、2年度、3年度、4年度ということで、国の予算の中できちんと出ている、計画が出ているのに関わらず、今年はLANのだけしか予算を組まない。機器は今の予算が組んであるんで、非常に分かりづらいんですね。どういうふうになっているのか。あと、計画がきちんと中で今年は取り組むのかというの、その辺をまず2点目で伺います。
  3点目、これは細かいということで、提案がよく分からないんですけれども、175ページの消耗品費の中で小学校の4、5、6の日本語検定を入れるというこの間の提案でしたけれども、そもそもそれが消耗品費なのかがよく分からないという点もあるんですけれども、総 合的に今回、教育委員会が提案をしました。町長の施政方針の中でも、今年は食と教育で選ばれる町にということで、新たな事業として10項目挙げています。そのうちの1つでこちらを提案しているんですけれども、その流れというのが、その辺がよく分からないということで、まず3点伺います。
○岩田鑑郎議長 答弁願います。
  宮寺教育総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 お答えいたします。
  まず、173ページの研修の関係でございますけれども、これ、東成瀬村ということのご提案もいただいたわけでございます。
  これにつきましては、現時点で、昨年も下見的に伺わせていただきた秋田県、こちらを当初どおり予定させていただいていますけれども、東成瀬村も本当に人昨日規模が小さい中でやって、しかも学力日本一ということでございますので、大いに見る価値はあると思います。
  ですから、令和2年度につきましては横手市を検討しておりますけれども、東成瀬村とか、こういうところも1つ見てみるということも選択肢の1つではあるかなと思っております。
  それから、ICT関係で違うところということのお話もございました。
  ちなみに、この東成瀬村は、全くICT等やらない、ほとんど手作りの、手作業の事業で、それだけの学力向上を上げていると。これ、GIGAスクールの関係で、これもどうなってくるのか、そういうところを、個人的感じもありますけれども、見てみたいという感じもありますので、この辺はご意見として承っておきたいと思っています。
  2点目でございますけれども……
○岩田鑑郎議長 ちょっとお待ちください。
          (「1点目の再質問」と呼ぶ者あり)
○岩田鑑郎議長 5番、田中議員。
○5番 田中紀吉議員 私も、この間課長には事前に本を読んでもらったり、職員の方が一緒に読んでみた。私もけさも読み直してきました。この校長先生が言っているんですね。もう特効薬はないんだと。きちんと進めるといい、すごくいい話ですよね。それで、最初から勉強できる子はいないし、する子はいないんだと。その子供たちにどうやって寄り添ったり、きちんと継続したことができるか、これが教育だと。これは校長先生の話ですからね。だから、私もそういう点では非常にそう思うんですね。
  だから、私はしつこく機械の話をしていますけれども、私は機械は1つの手段、条件だと いうふうに思っています。基本的な子供たちの態度というのか、姿勢というのか、それを見るって、これは非常に大変なところです。重要なところだと思います。
  だから、ぜひですね、横手市を選んだのはどういう訳かよく分かりませんけれども、ぜひこういうきめ細かい、小さいところでやっているところをぜひ学んできていただきたいというふうにぜひ思いますので、その点は、研修先として選ぶときには、そういうところもぜひ検討していただきたいと思いますので、ICTも含めて、していただきたい。
  それで、ICTを私が提案している戸田だとか、都内にありますけれども、それはそんなにお金はかからないで、日帰りでできるんですね。だから、研修費はその中でも十分カバーできると思うんですね。ぜひ取り組んでいただきたいと思うんですけれども、2問目でお願いします。
○岩田鑑郎議長 久米教育長。
○久米正美教育長 今の田中議員のご質問に対して、私のほうからちょっと課長の補足をさせていただきたいなと思います。
  横手市を選んだのは、横手市のほうで中学校の幾つかの校区があって、毎年順番にその校区で発表会を行っている。それについては、全国どこからも参加してよろしいということで、そしてそのために学校も準備して、冊子も作って、いろいろな講演、説明会も開いてくれるというふうな準備をしていただいております。そういうところに参加させていただくのが訪問した際に一番効率よくそこでの研究しているものを吸収できるということで、今回行かせていただきました。
  横手市のやっているところの研究というのが、校区ごとに若干違うもんですから、毎年横手市に行ったからといって、同じものを見てくるのではなくって、違った校区ごとのそれぞれの学ぶものがあるので、今のところは来年も横手市に例えば行ったとしても、違った吸収するものが、同じ者がたとえ行ったにしても、違ったものが吸収できるということで、私はそれなりの効果があるんではないかなというふうに考えております。
  東成瀬村のほうについては、本を読ませていただきまして、地道な活動をなさっているんだな。それが、今、議員がおっしゃったように成果を上げているということで、私も大変勉強にはなりましたけれども、研修先としては、私が考えるには、現在のところ、横手市のほうの研究発表に合わせてお伺いするという形が、先方にとっても無理のない1つのいい方法かなというふうに現在考えておるところです。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 5番、田中議員。
○5番 田中紀吉議員 分かりました。
  学ぶ側から見れば、まさに非常に準備されて、非常に資料だとかいいと思うんですね。ただ、ここも沖縄からも来ているんですね。それで、ぱっと来て、形だけを見るんじゃないというところが私は研修だというふうに思うんですね。
  1つは、行く前に、8割、9割はもう研修の中、研修というか、それは調べていかなきゃいけないというの、これは当たり前なんですね。現場でどうやるかというのが、私も先輩に教わった話です。だから、ぜひ事前の学習、あと事後の取組や振り返りも含めたところをぜひお願いしたいと思います。
  1問はこれで結構です。
○岩田鑑郎議長 答弁願います。2問目。
  宮寺教育総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 それでは、2問目、173ページの下段にあります機器借上料1,100万1,000円、この関係でございますけれども、これは議員今おっしゃられたように、旧都幾川村分なんですけれども、明小、萩小、都幾中の分を一括して入札対象にし、契約対象にしたものでございます。
  旧都幾川村分と旧玉川村分、玉中、玉小は、やっぱりこの機器の更新年度が違うので、どうしてもそこでずれが出てしまいます。どこかで短くして合わせるということもあるかもしれませんけれども、今のところは、フルに5年間タームで更新してきた。そこでずれが出てきてしまっているということです。
  分かりづらくなってしまったんではないかというご指摘もあるんですけれども、まとめることによりまして、入札事務の軽減ですとか、あるいは経費の軽減も見込まれます。そういったことから、あえてまとめてきた傾向にございます。
  ですから、今後、玉小、玉中の更新時期が来た場合も、むしろまとめて、玉小、玉中分はまとめて入札、契約というのを想定しております。
  分かりづらくなった部分もあるというご指摘もありますけれども、まとめることによって、かえって分かりやすくなる部分もあるかとは思っておりますので、ご理解をいただければかなというふうに思っております。
  それから、校内LANの整備状況の関係でございますけれども、これはもう前回もちょっとご質問、先日ご質問いただいた件もあります。目まぐるしく動いておりまして、実は昨日 なんですけれども、財政当局と協議させていただいた段階までのことでございますけれども、校内LANまでにとどめておくつもりでおりました。状況、いろいろな、どんなパソコンが最適なものかとか見ながら、令和2年度以降に手を挙げていこうということも考えていたんですけれども、国のほうでロードマップどおり進めるのか進めないのかということで、今手を挙げておかなければ、令和2年度にもう手を挙げることはできないよと。国としては今年度の補正で用意しているんだから、やるんなら今年度手を挙げてくださいということで、昨日のお昼までに回答せよということでございました。
  結論から申しますと、まだ企画財政課との調整段階ではございますけれども、一応小学校5、6年生、それから中1のパソコンにつきましては、来年度手を挙げさせていただく方向で考えております。まだ本当に最終の決裁ももらってない状況なので、この辺にとどめておきますけれども、したがいまして、そうなりますともう補正には間に合いませんので、来年度の6月の議会定例会で補正等の今、対応を検討しているところでございます。ですから、ロードマップどおり行きたいということで進めております。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 5番、田中議員。
○5番 田中紀吉議員 いい話なんですけれども、基本的に私、今聞いていて、準備不足なんですよ。それは昨日、おととい発表された話ではないんですね、これはね。だから、それで補正予算のときはあまりしつこくは言いませんでしたけれども、これは明確に我々にとって予算措置としては有利なんですよ。2分の1が国で持ってくれて、その半分のうちの6割は後年度交付税で持ってくれる。ときわが町で見れば、2割で済むんですね。2割で済むんです。
  固定のパソコンでも、1台4万5,000円というんで、固定費で出るんですね。いろいろ関連はあります。関連があったり、設計だったり、いろいろな、それはもちろん認識しているつもりで、ただし、これは、今課長が言ったように、補正で出さなきゃ駄目だというのは案内が来ているはずなんですよ。課長、来ていますよね。荒井課長に聞きますけれども。
  だから、これは遅れているんですよ。だから、補正のときも言いましたけれども、やっぱりそれはちゃんと発表を見て、準備をしなきゃいけないんだと思うんですよ。
  5、6、1というのが2年度で、その先が3年度で、4年度までに小学校の1年生から全部そろえなさいというのが国のやり方ですね。けつのときには、見られるように、電子黒板と、あといろいろな関連も一緒にそろえなさいと。あと、ソフト、先生方の資料だとか、そ ういうのも一緒にやりなさいってロードマップに書いてありますよ。だから、やっぱりそれは準備が遅いんじゃないかなと。これは過去に戻れませんから、これからスピードアップして、ぜひお願いしたいというところです。
  だから、一般会計の予算で言えば、これを組替えがどうのというのは、もちろん言いませんけれども、ぜひ少なくとも6月までには準備をしていただきたいというふうに思いますので、その点伺います。
          (「荒井課長のほうは。私のほうでいいですか」と呼ぶ者あり)
○5番 田中紀吉議員 いい。分かっていれば、どっちでもいいんですよ。
○岩田鑑郎議長 宮寺教育総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 つい先日までの通知の中では、令和2年度以降の手挙げもありというようなことだったと思います。正直言って、昨日の段階でも、まだ比企郡の中では半分ぐらい、それでもまだ手を挙げないということもございますけれども、だから通知の内容はそういうことで、令和2年度以降もありというような形で私どもは理解しておりました。
  その中で最適なものを選んでいこう、あるいは財政当局のほうともじっくり調整していこう、そういうことで今のような状態だったんですけれども、もう先ほどの国からの予算の執行の関係で、そういう依頼も通知もありましたんで、ロードマップどおりということになりました。
  それと、もう1点何でしたっけ。LANの関係でしたっけ。
○5番 田中紀吉議員 だから、準備が、もう早めに準備をしてくださいということですね。
○宮寺 進教育総務課長 また今後、これについては国のほうからも小まめに通知等が来ると思いますので、それに従って進んでいきたいと思っています。
  以上です。
○5番 田中紀吉議員 じゃ、3回目行きます。
○岩田鑑郎議長 5番、田中議員。
○5番 田中紀吉議員 もう1個別な角度で伺いますけれども、今、こういう別なコロナの対策も含めてということなんだけれども、各社が無料ソフトということで、1年間無料で、こういう使い方もできるというのは、もう提案が出ています。ここで一気に出ましたね。使い方だとか、ソフトだとか、もう無料で使ってくださいと、1年間ね。それは期間限定ですけれども、あれはぜひ試してください、先生方が、と思うんですね。
  教育長、ぜひどうですかね。そういう無料のソフトを使って、子供たちにこんなのを使え ばこんなのができますっていうのを、今、無料ソフトがメーカーというかなんかで提案されています。ぜひ使っていただきたいと思うんですよ。使って、試していただきたいということで思うんですけれども、それ、どうですかね。
○岩田鑑郎議長 久米教育長。
○久米正美教育長 ただいまのご質問にお答えしたいと思います。
  無料のソフトを使ってということなんですけれども、いわゆる学校の教員というものは、自分の授業を進める上でどういったものが必要かという中で、それを選んでやっているわけで、何でもいいからソフトを使ってということではないんじゃないかなというふうに考えております。
  ですから、ただで今の期間だったら使えるからというだけの解釈でなく、これが本当に自分が必要としているものかということを見定める上での研究ということは必要でしょうけれども、そういったことを率先してということとは、またつながっていかないのではないかなというふうに私は感じています。
  また、先ほどのちょっとことにもなるんですけれども、そういった今いろいろなことが起こっている中で、遅いということですけれども、パソコンの導入なんかにおいても、やっぱり全体の4割は手を挙げていない状況だったんじゃないかなというふうに私は把握しておるわけなんですけれども、その4割は、遅いんじゃなくて、私から言わせれば、慎重に見極めているというふうな解釈の状況です。
  それが、慎重に見極めているということがちょっとできないような状況に急遽なってしまったもんですから、ときがわ町でもそれ、もう何しろこのチャンスを逃したらというのはもちろん思っているわけですから、その範囲内で慎重に見極めたいということで、今まで情勢を見ていたということですので、その辺、よろしくお願いしたいと思います。
  以上です。
○5番 田中紀吉議員 3問目、それに……
○岩田鑑郎議長 5番、田中議員。
○5番 田中紀吉議員 教育長で……
          (発言する者あり)
○5番 田中紀吉議員 いやいや、2問目の3回目って、そういう意味ですので。
  勘違いされたら困るんですけれども、私は学校の現場でというふうに思っていません。教育委員会で少なくとも今ある条件の中で使えるわけですから、ダウンロードして使えるわけ で、そういう意味ですので、いわゆる教育委員会が大好きな研究です。研究と調査。現場でという、そういう意味ではありませんので、ちょっと私が言葉が足りませんでしたけれども、そういう意味です。
  だから、現場で云々という、現場で先生にという意味ではないです。だから、教育委員会であったり、指導主事であったり、そういう人が事前に試したり、研究したりするのがいいんじゃないかって、そういう意味ですので、よろしくお願いします。
  それで2問目については結構です。
○岩田鑑郎議長 3問目、答弁願います。
  宮寺教育総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 それでは、3問目、175ページのちょうど中段の消耗品の関係ですね。日本語検定の会計区分だと思います。
  日本語検定32万円、それから英検、漢検もそうなんですけれども、試験類、町費で持つ試験類はこちらに入っております。
  教育委員会、教育総務課側として、この試験3つにつきましては、消耗品ということで、その考え方は、これまで来たわけですけれども、その考え方は、問題を買って、その採点はサービスなんだということで、この3つともですけれども、日本語検定もそうなりますけれども、会場は学校を予定しています。町費で行うものは、基本的に授業の中、課業の中での時間帯でやらせていただいております。場所は学校、監督員も学校の先生がやっているというような中で、全体としては消耗品を買って、委託だと、どこかの場所に行ったり、監督員が来たり、丸ごと投げてしまって、そこで100%そういうものであれば委託かなというふうな感じです。
  ただ、問題を買って、その後は学校で行い、学校のほうで場所を使い、監督員も教員だというような中で、最後にサービスが向こうでついてくると。英検のホームページを見ていましても、資材の購入についてはどうですかとか、採点サービスについてはどうですか、そんなのも出ております。
  これは委託的な部分も、要素もあるかとは思います。採点の部分が要素ですから。しかし、全体的な個々の、1個の購入契約、委託契約について見た場合、どちらの色合いが強いかということで、消耗品の色合いが強いということで、今までは消耗品で計上させていただいたところでございます。
  参考までに申し上げておきますと、日本語検定を既に取り入れているある比企管内の町に 聞いてみました。そうしますと、そこは英検もやっているんですけれども、日本語検定は手数料だと。英検は委託料だということで、グレーの部分、どっちの割合を見るかで、これはかなり主観的な部分もございます。ですから、我々、他市町村の考え方だとか、あるはもの自体が実際実態はどうか、そういうものを引き続き見ながら、適正な会計区分かどうかは考えていきたいと思っています。
  これが100%だということではなく、もちろんグレーの度合いと言うんですかね、いろいろな度合い、その辺は、あっ、そういう指摘は受けるところだなという認識は持ち続けていきたいと思っています。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 5番、田中議員。
○5番 田中紀吉議員 私の説明が悪かったと思うんです。私は科目のことを言っているつもりはないんですね。科目がたまたま消耗品なのか何とかということではなくて、取組として、例えば特色ある学校の中でやっている、違う検定ですけれども、やっているところもあります。今回新規の事業として、小学校の4年、5年、6年生に向けて日本語検定をやるということだと思って、私は思った。見ましたけれども、それをやるのが悪いという意味ではないんですよね。だから、これから幾つか準備していますけれども、きちんとやるんだったら、やるだけの取組が必要なんですね。日本語検定をやるときには、きちんと学びをやって、それの結果として取り組むと。だと思うんですね。だから、そういうもんだと私は思っているんですね。
  だから、そういうきちんとした位置づけの中で取り組む。それを検証して、次の段階に進んでいくんだと思うんですね。だから、そういうことがきちんと構えとしてあるのかどうかということで私はお伺いしたかったんですね。だから、それは消耗品なのか、手数料なのかと、そういうところではないです。というつもりだったんです。
  次のところでは、ちゃんとほかの事業として書いてあるわけだから、書いてというか、特別な事業として位置づけをしているということなんで、そこのところはちょっと、言葉という今、引っかかる部分じゃないですけれども、そういう意味です。
  だから、特別に科目がどうのと言っている意味ではありませんということです。
  3問目は結構です、そういうことで。分かりましたんで。じゃ、これで結構です。
○岩田鑑郎議長 よろしいですね。
○5番 田中紀吉議員 はい。
○岩田鑑郎議長 次に、質問ございますか。
  4番、小島議員。
○4番 小島利枝議員 議席番号4番、小島です。
  3点伺います。
  ページ数、179ページ、下段にあります小学校一般管理事務の中の1節報酬の学校運営協議会委員報酬、これ、各学校このものが入っているんですが、以前私がご提案申し上げましたコミュニティ・スクールに取り組まれるということだと思いますが、こちらのほうの5校全てやっていただけるということかということと、その期待する目的を伺います。
  2点目、217ページ、上段のほうにあります文化センター管理運営事業費の中の14節工事請負費42万9,000円、こちらのほうはどのような工事があるのか、内訳を伺います。
  3点目、町長の施政方針にありました生涯学習の推進の中の人生100年大学、こちらのほうは予算でどのような部分で組まれているのか伺います。
  以上3点です。
○岩田鑑郎議長 答弁願います。
  宮寺総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 お答え申し上げます。
  まず、179ページの下から3行目、学校運営協議会委員報酬でございますけれども、これはコミュニティ・スクールの導入ということでございます。
  これにつきましては、5校とも全て同じ予算措置がしております。各校とも、委員報酬につきましては、1人当たり年間2,000円掛ける6名掛ける3回を想定しています。その下の費用弁償につきましても、1回1,000円掛ける6人掛ける3回ということで、これが運営に当たる部分でございます。各校同じに予算措置がしてございます。
  現時点で、各校ごとのコミュニティ・スクールにするか、それとも例えば都幾川区域だとか玉川区域で1つのコミュニティ・スクールにするかは、ちょっとまだ検討中の部分がございますけれども、この経費は各校分持ってございます。
  次に、一旦ここで切りましょうか。
○岩田鑑郎議長 4番、いいですか。
○4番 小島利枝議員 その目的、どのようなものを期待しているのか。
○岩田鑑郎議長 久米教育長。
○久米正美教育長 小島議員のご質問にお答えします。
  今、課長のほうから内訳を報告させていただいたところなんですけれども、学校運営協議会のその報酬が必要なものについての予算措置ということで、今お話しした人数になっておるわけですけれども、実際にはそこに該当校の学校の管理職が入り、また場合によっては、中学校の学校運営協議会にその校区の小学校の校長が入ってくるとかなると、6名で全員にやるということではなくて、報酬を払わなくていい者も入ってくるんで、全体の大枠としては10名ぐらいの人数を想定しておるところです。まず、ちょっと補足ということで。
  それから、この方向性としては、より一層地域の方に学校運営に携わっていただいて、そして学校運営をより活性化していきたいと。現に萩ヶ丘小学校なんかを見ても、地域の方がいろいろ入っていただいて、独自の特色を出していただいている、そんなことも1つのモデルになるんじゃないかなと思いますけれども、そんなお答えでよろしいでしょうか。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 4番、小島議員。
○4番 小島利枝議員 現在分かっている形でいいんですが、設置までの流れをどのように考えているか伺います。
○岩田鑑郎議長 久米教育長。
○久米正美教育長 本来であれば、これが既に設置してあれば、もう3月中に会議を開いて、そして来年度の令和2年度の学校運営方針、それについて討議していただいて、それの同意をしていただくというところから本当は始まるべきなんですけれども、これから委員を選んで、そして第1回のということになりますので、第1回の委員会が6月とか、1学期中に開催できたらなというふうには考えております。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 4番、小島議員。
○4番 小島利枝議員 今、コロナウイルスの関係もあって、なかなか思うように動かないところもあると思いますが、一日も早く設置していただきまして、地域の活性化、また学校の活性化に役立てていただきたいと思います。
  この質問は以上で結構です。
○岩田鑑郎議長 2問目、答弁願います。
  正木生涯学習課長。
○正木 彰生涯学習課長 それでは、2問目の文化センター運営事業でございますけれども、その中の工事請負費の内容でございますけれども、これにつきましては、文化センターの駐 車場から含めまして、インターロッキングで整備されているわけですけれども、そのインターロッキングのちょうど出入口部分、玄関の部分が非常に下がってしまったりした部分があて、凹凸ができてしまって、利用者がつまずいてけがをされるんではないかという懸念もございますので、そういったところを直す工事でございます。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 4番、小島議員。
○4番 小島利枝議員 以前、外の方から、大ホールを使った方からちょっとご質問がありまして、あそこの多目的トイレが温座にもなってなかったり、ちょっと古いタイプのということで、せっかく外の方がとても大勢来る場所なのに、ちょっと健常者のところのトイレよりもちょっと劣っているかなという部分でご質問があったのをちょっと課長とかにもお話ししたんですが、その部分については今年度は入るのか伺います。
○岩田鑑郎議長 正木生涯学習課長。
○正木 彰生涯学習課長 多目的トイレにつきまして、ご利用者の方からそういった要望があったということで、こちらでも確認等しまして、あそこの便座については、おっしゃるとおり昔ながらの便座で、がたつき等もありました関係で、障害者の方も利用されるということで、ウオシュレット式の便座に今年度修繕費を使いまして改修工事を現在しているところでございます。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 4番、小島議員。
○4番 小島利枝議員 もうあそこは特に外部の方、あのホール、とてもピアノもすばらしいものだということで、大勢来るところですので、ぜひもう一日も早くやっていただきたかったので、今取り組んでいただけているということで、もうよかったと思います。
  この質問は以上で結構です。
○岩田鑑郎議長 3問目、答弁願います。
  正木生涯学習課長。
○正木 彰生涯学習課長 それでは、3問目の高齢者大学、名称を人生100年大学といたしまして、今年度から開催するものでございますけれども、予算につきましては、205ページにございます都幾川公民館管理運営事業の7節の報償費の講師謝礼という部分に入っておりまして、なぜ公民館事業なのかということなんですけれども、公民館につきましては、公民館の総合補償制度というのがございまして、それの制度に加入しております。そうしますと、 利用される方のけがですとか、そういった事業に関わる傷害等に補償がされるということでもありますので、こういった保険等も利用できるということもありまして、この公民館事業の一環として採用していきたいと考えているものです。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 4番、小島議員。
○4番 小島利枝議員 この100年大学のこれからどのように進んでいくのか、取り組んでいくのか、今決まっていましたら、決まっているところまで教えていただきたいと思います。
○岩田鑑郎議長 正木生涯学習課長。
○正木 彰生涯学習課長 人生100年大学につきましては、生涯学習課としますと、高齢者の生涯学習の推進ということが目的となっておりまして、またこの目的につきましては、健康の維持増進ですとか、仲間づくり、生きがいづくりがテーマとなっております。
  そのほか、各課との連携ということでは、福祉課や町民課と保健センター等のフレイル予防といった、しっかりした食事ですとか、適度な運動、社会参加といった、こういった目的が重なる部分がございますので、そういったところの目的が一致するということで、各課でそういった連携をしてやっていきましょうということになっております。
  それぞれ各課の特色を生かした事業等を推進していきたいと考えておりますけれども、生涯学習課につきましては、特色としましては、非常に歴史と文化のある町でございますので、そういったものを生かしながら、歴史探訪ですとか、そういった外にフィールドワークをしながら、ウオーキングと歴史学習を絡めた事業等を進めていきたいと考えております。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 4番、小島議員。
○4番 小島利枝議員 それでは、じゃ各課ごとでいろいろな講座をやっていただけるということだと思うんですが、どこからスタートとかというんではなくて、各課でそれぞれでやっていくという形なんでしょうか。
○岩田鑑郎議長 正木生涯学習課長。
○正木 彰生涯学習課長 中心となるのは、生涯学習課でまとめさせていただきたいと思っております。また、情報提供等も、各課がやるそれぞれの事業等あると思いますので、そういった参加していただいた方については、そういったほかの課の事業も情報提供として提供していきたいと考えております。
  繰り返しになりますけれども、まとめは生涯学習課のほうでしていきたいと考えておりま す。
○岩田鑑郎議長 ほかに質疑ございませんか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原です。
  179ページの小学校学習支援事業なんですが、この事業概要だと、児童の学力向上のためと書いてありますから、その中身の具体性を説明していただきたいと思います。
  それから、225ページの賄い材料費ですが、町の費用はこの中で142万6,000円を追加して入れております。この問題については、食については、渡邉町長、施政方針の中でも十分力を入れている内容なんですよね。この問題については、地産地消、食材を生かす問題もあると思いますが、教育総務課の課長としては、この問題をどう捉えるか伺いたいんです。
  以上2点。
○岩田鑑郎議長 答弁願います。
  宮寺教育総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 それでは、お答えいたします。
  1点目の学習支援事業でございますけれども、前回の一般質問でもまた学力のお話もありましたけれども、学力テスト等と比べると、ちょっと平均よりも差がついている状況があるということで、基礎学力の定着、学年が進んでから幾ら手を打っても、やっぱり小学校に入った段階で、学習が始まった段階で基礎をしっかり押さえておかないと、その上の積上げができないということで、小学校1、3年、もしくはなんですけれども、2、4年の低中学年の科目は算数を予定しております。算数の授業を対象に、学習支援員を配置いたします。
  2名予定をしておりまして、明覚小学校、玉川小学校に各1名で、1日4時間、午前中でございます。週5日間ということで考えております。萩ヶ丘小学校につきましては、クラスの規模が小さいということで、目の行き届きやすさから考えて、今回は明小と玉小に配置ということで考えております。
  以上でございます。
○岩田鑑郎議長 12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 算数ということですが、学習指導要領の中でも、子供たちの教育の場が大変な重荷になっていると思うんですよね。あれもやれ、これもやれ。もう頭の中いっぱいになっているんじゃないでしょうかね。
  という環境の中で、私見ると、学校へ行って授業をやらす。うちに帰ったらスマホ、ゲー ム。これは、ゲームをやることによって子供たちが息抜きをしているんですよ。もう大変な状況なんですよね。だから、そこの環境整備が必要かなと思うんですよ。
  学力は、学力向上は必要ですけれども、やっぱりある程度一定の子供たちの成長というのは、中学になると、小学校でちょっと平均より低い人は、中学2年になるとぐっと伸びるんですよね。そういう経緯もありますので、小学校は小学校で唯一その場を、やっぱり指導の仕方も必要かなと思うんですよ、中身がね。
  もう少し充実して、確かにこれやることによって、算数、この成績は伸びる子と伸びない子もいると思いますが、田中議員はもう学力が低いからって、もういつもいう、私は学力より健康問題を訴えたいんですけれども、そういうことも1つ入れて、これを皆増となっておりますが、精査しながら、その評価を、基準をちゃんと検証しているのか、その点を伺いたいんですが。
○岩田鑑郎議長 宮寺教育総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 お答えします。
  検証につきましては、これからのことでございますので、県の学力調査、それから全国の学力調査等もありますので、そういったものを分析していきながら、一般質問でもお答えしましたけれども、全体として上昇傾向にあるのかどうか、そういったことは、もうつぶさに検証していきたいと思っております。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 久米教育長。
○久米正美教育長 ただいまの答弁に補足をさせていただきます。
  子供たちにとって、やっぱり学校は楽しい場でなければいけない。そして、勉強も楽しい、遊びも楽しい、運動も楽しい、そんな場であってほしいなというふうに私も願っておるところです。
  その楽しさをやっぱり享受するためには、やっぱり授業でも全員の生徒が分かって、楽しい。分からないで、ただ座って時間を過ごす、これ、一番の苦痛じゃないのかなと。そういう生徒が一人でもなくしたいというふうな意味でのこれは学習支援ということで、そして授業は授業で集中してやって、休み時間やいろいろなときには一番遊べる学校、そんな学校であってほしいなと願っておるところです。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 今、教育長が本当に心温まる答弁いただきました。
  この問題については、学校で授業をします。うちに帰って、親とのコミュニケーションが今の家庭では弱いんですよね。学校で何があったか、勉強はこういうことをやったか、うちに来て、お母さん、お父さんとの会話、それも少ないんですよね。
  それを基準にやっていけば、もっともっと反省の面が増えて、成績向上に結びつけるんではないかなと思いますから、今の問題も含めて、環境整備も、子供たちが何でも楽しむということを基準として、ぜひ努力していただきたいと思います。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 2問目、答弁願います。
  宮寺教育総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 2問目につきましては、ちょっと質問の意味を確認なんですけれども、食材を140万円ほど増額するわけですけれども、そちらについて、町の考え方はというようなことでよろしかったでしょうか。
○12番 野原和夫議員 どうしても基準は教育総務課のほうへ行くと思うんですよ、この事業についてはね。
○宮寺 進教育総務課長 はい。
○12番 野原和夫議員 その構えをどういうふうに持っているか。
○岩田鑑郎議長 お願いします。
○宮寺 進教育総務課長 構え、考え方だと思うんですけれども、これにつきましては、食と学力に力を入れるという町長の意向もありまして、それから特に学校、食の充実ということで、保育園も今、食育に力を入れている。それから、高齢者に向けても、フレイル予防とかの関係で力を入れている。学校給食の部分がちょっと力が弱いかなというようなご指摘も各方面からいただく部分もございます。その中で予算計上させていただいたものでございます。
  今、イメージしておりますのは、何か地産地消的なものだとか、それから町長から直接指導いただいたこともあるんですけれども、給食の時間がもうかなり食べる時間も短く、もう少し、月に一遍でいいから、ゆっくり食事を楽しむというような、それから食後にちょっとお茶でも飲むぐらいなとか、そういう意味のスペシャルな日というんですかね、そういうことも指導をいただいております。
  また、和食のよさというものについても、もう一回給食の中に反映できないかとかいう指導もいただいているところです。
  そういったものも含めまして、全体としてレベルの底上げですね。月に一遍でもいいから取り組んでみようと。そこから全体の底上げをしていこうということも考えておりますので、その呼び水的なことで取り組んでいきたいと思っております。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 私は、この予算から見て、もっと追加というか、予算を上げることも必要ではないかなと思うんですよ、中身について。というのは、私は子供たちが学校へ行くのは、給食を食べたいから行くというようなシステムをつくってやってもいいと思うんです。給食がおいしいから学校へ行くんだ。給食を食べたいから行くんだということも1つの案として、それによって学校へ行く楽しさが増えるんだと思うんですよ。それは大事だと思うんですね。そういう食文化を前進させるには、どうしても課長の手腕が問われると思うんですよ。
  もしこれでお悩みでしたら、産業観光課長とも連携を組む。企画財政課長とも連携を組む。福祉課とも連携を組みながら、研究を重ねて、子供たちが給食食べたいなという気持ちを出して、学校へ通っていただくことが私はいいかなと思うんですが、いかがでしょうか。
○岩田鑑郎議長 宮寺教育総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 お答えいたします。
  もう給食がおいしいからというのは、本当に魅力の1つだと思います。今回こういう事業も導入しましたので、やはり町長が施策として掲げている健康長寿のまちづくり、そういうものに一生の中でどう関わっていくか。小学校、中学校のうちは、やっぱりこういうこと、食に関する関心を深めてもらいたい。
  それから、町民課のほうでもやっていますけれども、食味、塩味に対する感覚を磨くとか、それはまた高血圧対策につなげるとか、いろいろな意味で複合しながら、各課とも連携しながら、この給食というのは、そういう食育のために最も多感な受け入れやすい小・中学生に行う、小学生の時期に食べていただくことですから、とても大事なことだと改めて認識しながら進めていきたいと思っています。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 ぜひ進めてください。
  その中で、全国的に発信できるような、ときがわ町の学校給食はとてもおいしいんだとい うこと、そして健康面でも安心・安全の、そういうことをひとつ提起して発表すれば、ときがわ町に住む人は自然と増えるんではないかと思います。
  そういうことを起点として、ぜひ課長、努力してください。それで、ある一定の評価として検証した中では、報告は必ずしていただきたいと思います。やる気がある課長であっていただきたいと思います。ぜひお願いしたいと思います。
○岩田鑑郎議長 分かりました。
  次に質疑ございますか。
  3番、神山議員。
○3番 神山 俊議員 3番、神山です。
  178ページ、小学校プール改築事業の件ですけれども、説明の中に、将来的には各小中学校はこのプールを利用するというお話がありました。その具体的なタイムスケジュールがあるのかお伺いします。1点です。
○岩田鑑郎議長 答弁願います。
  宮寺教育総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 お答え申し上げます。
  タイムスケジュールにつきましては、現時点ではございません。今考えているのは、ほかの学校のプールの寿命が尽きたらというところなんですけれども、その寿命の考え方については、またいろいろあると思います。人間の寿命もありますけれども、ちょっと治療すれば治るとかですね。ですから、いきなりどこかの部品が壊れたから、もうすぐ明小へ来るんだというよりは、その移動の経費とか時間のことを考えたら、こっちにちょっと修理したほうがいいんじゃないという、その辺が財政担当にも理解をいただけましたら、できるだけ各校、それは移動距離とか考えたら、地元のプールというのはやっぱり愛着があるものでしょうから、できるだけ長く愛着を持って使っていただければなということで、タイムスケジュールについては、具体的にはございません。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 3番、神山議員。
○3番 神山 俊議員 今後、多分計画するのではないのかなと思うんですけれども、やはり夏休みの利用とかとなると、やっぱりどうしても新しいプールを使いたいという子供の多分要望もあると思うんですよ。ぜひそういう部分に対しても、柔軟に、これから多分検討して、財政面、安全面、いろいろ加味すると思うので、ぜひそこら辺は柔軟に、子供たちの意見や 保護者の意見も重々聞いていただいて、決めていただければなと思います。その点お願いします。
○岩田鑑郎議長 宮寺教育総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 お答えします。
  新しいプールができて、私たちも、ほかの学校の子も行ってみたいなとか、そういう気持ち自然に起こるかもしれませんね。ですから、お披露目的な意味で、学校とも、明小以外の学校とも協議しますけれども、使えるようであれば、ぜひ入ってもらうとか、そういうことは検討できるのではないかと思いますので、そういったことも今日、いい意見を頂いたと思っておりますので、持ち帰って、またそういう意見もありましたということで、校長会等で協議もしたいなと思っております。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 ほかに質疑ございますか。
  5番、田中議員。
○5番 田中紀吉議員 5番、田中です。
  ダブるような質問は避けまして、用意していたんですけれども、触れないでいきます。
  同じように179ページなんですけれども、新しい事業として、ときがわ英語村事業、それからプールについてはもう1点伺いますので、英語村なんですけれども、現在、小・中学校ともALTの配置をしています。それで、来年度というか、もう小学校でも英語が教科化になります。3、4年生が今度は活動という形で、35時間になると思うんですね。
  私は思っているんですが、そういうALTなんかを使ってというか、お願いをして、1つの取組として、英語村ということで、何か1日別なことで希望を取ってやるということなんだけれども、そういうことじゃなくて、もう少し日常的な取組ということをやらないと意味がないんじゃないかと思うんですね。
  1日ぐらい、どういう形でやるのかよく分かりませんけれども、募集してやるというのは、ちょっとよく分からない事業だというふうに思いますので、まず、3点伺いますので、すみません、英語村のが1点目、について。
  あと、プールについては、もうちょっと詳しくですね、実は昨年900万円の調査費をつけて、調査、いろいろな研究もしたと思うんですね。具体的にちょっと調べたら、600万円近くが設計の費用として使ったと思うんですね。これは造るのを前提というか、もちろん更新をしなきゃいけないんでしょうけれども、もう少し幅広い調査をしたのかどうかを伺います。
  具体的に言えば、年間何回使っているんだとか、それからスイミングスクールの利用が考えられないのかどうかだとか、今、神山議員からもありましたけれども、町内5か所のプールがあります。それで、玉小のプールも、もうかなり傷んでいるというところがあるとかと思うんですね。だから、そういう総合的な幅広い検討をされたのかどうかということで、まず2点目は伺います。
  それから、3点目なんですけれども、217ページ、これも何回も話題になっているんですけれども、スポーツ推進委員と協力員というのが別立てで、別項目であるんですね。これは歴史的なというか、経過の中で、いろいろあると思うんですけれども、そろそろ統一を考えていかなきゃいけないんじゃないかなと思うんですね。
  別な取組で2つありますけれども、その辺は取りあえず今回の項目にはないので、その3点伺います。
○岩田鑑郎議長 答弁願います。
  宮寺教育総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 お答えします。
  まず、1点目の英語村についてでございますけれども、これにつきましては、2月19日の予算説明の全協でもいろいろな意見を頂きました。いろいろな意見、もちろん本当はありがたく、それもできそうだな、あれもできそうだな、いずれはこれも取り込んでみたいな、そういうものが多かったように思います。
  ただ、その場でもご説明したんですけれども、今回につきましては、どこか1か所、小学校中高学年を集めて、人数も30名程度、この人数もまたいろいろご意見を頂いたところなんですけれども、ALTだとか、中学校教諭、それから中にはちょっとそういうのをやるんだったら、私たち行ってもいいよと、英語がしゃべれる職員が何か協力してくれるとかという声もちょっと聞いてきたり、それも楽しそうだなと思っているんですけれども、いろいろなご意見あるのは承知しているんですけれども、一応、とにかくこの2月19日に説明した内容で始めさせていただきたいというところでございますので、よろしくお願いしたいと思います。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 5番、田中議員。
○5番 田中紀吉議員 意味がよく分かりませんけれども、別にやっちゃいけないと私は思ってないんですね。ただし、思いつきでちょっとやったら、ぱたっとやめちゃうとか、そうい うんじゃなくて、やるんだったら、きちんと計画を持って、それからいろいろな知見だとか、体験だとか、いろいろなことがありますよね。だから、そういうのを含めて始めるというのか、取り組んでいただきたいと思うんですね。
  例えば、群馬のほうでは、もうそれだけの学校があったり、非常にこの英語の関係では取組をしているところがありますし、全部の授業を英語でやるというようなところもありますし、それはかなり限定的なところとか、いろいろなことはあります。
  ただ、小学校で取り組むというのは、一言で言うと、お遊び程度の何とかだというんじゃなくて、継続的にやるんだったら、きちんと目標を持った取組だったり、ときがわらしいようなきめ細かいんだったり、そういうものを集めた取組を継続的にしていただきたいと思うんですけれども、2点目というか、2回目伺います。
○岩田鑑郎議長 宮寺教育総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 本当にせっかく1か所に集まるということを今、想定しているんですけれども、ときがわらしさ、例えばイメージしていたのは、構想段階では、木のむらのキャンプ場とかもいいんじゃないかとか、そういった四季彩館の河原とかいいんじゃないかなとか、適当な場所あると思います。集まっていただくからには、よりときがわのよさをより感じていただくような、より効果の高いものにしていきたいと思っております。
  以上です。
○5番 田中紀吉議員 じゃ、3回目。
○岩田鑑郎議長 5番、田中議員。
○5番 田中紀吉議員 課長ね、1日ぐらいちょこっと集まって、英語村というか、英語の体験とういか、1日そういうところができるって、そんな甘いもんじゃないと私は思っていますんで、やるんだったらきちんとしっかりやる。または、一晩とか英語しか使えないとか、そういうのを限定してやるとか、相当本気でやらないと難しい部分はあると思うんですね。
  だから、ぜひ継続して、課長が今おっしゃるようなんだったら、継続して、幅を広げたり、内容を充実させたりしていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
  これで1問は結構です。
○岩田鑑郎議長 2問目、答弁願います。
  宮寺教育総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 お答え申し上げます。
  プールの設計の関係でございますけれども、先ほどご質問の中で、調査費というようなご 発言もあったかと思うんですけれども、委託料の中の設計業務委託料であって、調査費はなく、設計委託だけだったと思います。
○5番 田中紀吉議員 そうですね。
○宮寺 進教育総務課長 ええ。
  これ、900万円ほどでございました。プールの県の設計単価に基づいて、水面積325平米とか、この辺から積算しますと、どうしても基準設計額としては、その辺の額が出てきます。入札で500万円程度に落ちたんですけれども、それは競争入札の結果としか申し上げられないかと思います。不要な部分は減額したりさせていただいたところでございますけれども、とにかく500万円で済んだと。
  プールの進行状況につきましてはですけれども、まずプールの使用の頻度ですけれども、一応学習指導要領に、まずプールの授業は、例えば小学校で言えば、1、2年、3、4年、5、6年とだんだん水に親しむとか、それから泳法を覚えるとか、さらにクロールとか平泳ぎとか技術を磨くとか、段階が書かれておりまして、その課業の編成指針というのがあるんですけれども、それに基づいて、大体各校とも10こま程度行っております。小学校が45分、中学校が50分の授業でございますが、10こま、8こまから10こまなんですけれども、大体10こま組んでいます。
  ですから、じゃ明小学校でも、せっかくプール造っても10こまかということもあるかもしれませんけれども、その活用方法はまたいろいろ検討できるかと思うんですけれども、基本的には10こま程度でございます。
  もう1点、ほかの民間プールへの委託等のようなお話もあったかと思います。
  これは管内のある町から入った情報なんですけれども、やっぱり民間委託すると、小学校1校でやっぱり年間200万円ぐらいかかるそうです、バスの送迎とかも含めまして。そうすると、10年たてば2,000万円ですとか、そういう金額になってきて、それを町全体で何校分ってやると、かなり合わないんじゃないかと、計算がですね。そういうこともあって、その自治体は、民間委託はちょっと見合せということになったそうです。
  ですから、200万円という額のことも申し上げましたけれども、一応そういう情報収集等をしながら、ここまで進めてきたつもりでございます。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 5番、田中議員。
○5番 田中紀吉議員 調査したということなんですけれども、教育長もおっしゃっていまし たけれども、明小をセンタープールというのか、それにすると、どっちにしても移動はかかるんですよね。例えば将来的な問題です。
  例えばプールというのは、10年、20年のスパンで考えるものではなくて、40年、50年ですよね、多分ね。で考えるべき品物だと思います。そうすると、その辺は、じゃ今5校あります。玉小なんかも、かなりもう古くなっちゃっていると思います。じゃ、玉小の子供たちを明小にというふうになると、具体的にはもうどっちにしてもバスが必要になってくると思うんですね。だから、その辺も含めると、今、課長がおっしゃった1校200万円の云々ということが、違う部分も出てくると思うんですね。
  あと、移動の時間になると、じゃ授業の組み方だとか、いろいろな問題はもちろんあります。
  ただし、もうちょっと、今後将来はときがわ町の人口がどうなるかというのがまず頭になきゃいけないと思うんですね。もう20年後は7,000人台になると。子供たちの人数はどのぐらいになるというのは、もう見えているというか、読めるというか、かなり確実性の高いところで見えるわけですね。だから、そういうところも含めて考えたのかどうかというのが非常に疑問なんですね。
  さっきの話でいきますと、40年後は4,000人台ですからね。子供たちの数が何人になるのかというのが、統計上は出ているんですね。だから、その辺も含めて検討されたのか。当然調査費の中では、それは検討されなきゃいけない問題だと思っているんですけれども、その点伺います。
○岩田鑑郎議長 宮寺教育総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 経費の支出は税金の支出でございますから、いろいろな局面、いろいろな段階において様々検討されなければならないと思っています。今回のプールにつきましても、できるだけいろいろな検討はされてきたものと思います。
  ただし、仮に町にプールがなく、全部町外の民間プールに委託とかって考えた場合、こういうのは政策的になっちゃうかもしれませんけれども、例えばどんどんお金を高く要求されれば、それに従っていかざるを得ないとか、あるいは民間企業ですから、経営方針がどう変わってしまうかも分からない。
  やはり安定的に子供たちに水泳の学習をさせるということは、やはり町内に少なくとも今のときがわ町のこの行政界の中で1つはプールがあってもいいんじゃないか。欲を言えば、それは室内プールの温水プールでもあればなおいいでしょうけれども、そこまではとても財 政的にも考えられない。セントラルプールとして1つはプールがあっていいんじゃないか。
  その移動等については、できるだけ効率的なこともまた考えていきながら、そんなに大きな町ではございませんので、隣町とか隣の市へ行くまでよりは短い距離で、隣町や隣の市へ行くと、もう半日がかりになってしまいますけれども、移動距離は短いんじゃないかということで、町の中にプールは1つあってよいかということで、ここまで来たと思います。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 5番、田中議員。
○5番 田中紀吉議員 じゃ、これで2問目の最後に言います。
  例えば、改修というのが、現在5か所あるんですね。例えば都幾中のプール、明小は取りあえず置いておきますけれどもね。例えば、都幾中のプールで、それが大幅な改修をするだけでも、別な使い方はできるんじゃないかというふうに私は思っていたんですね。
  明小は、立地的にはなかなか、センターには近いんですけれども、位置関係では真ん中になりますけれども、スペース的にはちょっと厳しいのかなと私は思っていたんですよ。
  中学校の生徒が使えるプールだったら、水を減らせば小学校も使えるんですね。逆に、浅いプールだと、深いプールにはならないんですね、と私は思っていたんですよ。だから、その点の検討をされたのかどうかというの、私、疑問に思っていたんですね。
  だから、私は町内に全くないというのは全然私もイメージはしていませんでした、正直なところね。ただし、都幾中と明小は非常に歩いて子供たちはすぐ通えるんですね。だから、そういう意味で、明小のプールは、今回予算ちゃんとついていますけれども、大きく反対するつもりはないんですけれども、そういう細かい将来にわたっての問題とか、人口だとか、それから距離の問題だとか、スペースの問題だとか、利用だとか、そういう問題はあったのかどうかと思うんですね。
  だから、最後にそこのことを伺ってにします、3問目で。
○岩田鑑郎議長 久米教育長。
○久米正美教育長 ただいまのご質問にお答えします。
  今、お話の例えば都幾川中学校に明覚小学校にといったところでのお話に限定させてもらえれば、せせらぎがあって、そのそばに明小のプールがあるという位置関係は、本当に防災上でも一番いい立地条件だなというふうに考えられます。
  また、都幾中の生徒ならば、休み時間に安全に明覚小学校のプールに行きなさいと言えば、道々に教員が立たなくても、中学生ならさっと移動できて、そしてまた帰りもさっと戻れる というようなことも含めて、水の深さというのは、実際には小学校の深さに合わせながらやっていくというのは、これは別に県や文科省のほうでも、小学校用のプールはこうで、中学校のプールはこうでなければならないということはないというふうに確認しておりますので、ただ、飛び込みもさせない状況ですので、プールのそういったものについては、どちらでもいい、同じならば、明覚小学校のところの位置関係が一番いいんじゃないかというふうに判断しているところです。
  以上です。
○5番 田中紀吉議員 分かりました。じゃ、結構です。
○岩田鑑郎議長 3問目、答弁願います。
  正木生涯学習課長。
○正木 彰生涯学習課長 それでは、3問目のスポーツ推進委員、あるいはスポーツ協力員につきましてご回答させていただきます。
  まず、スポーツ推進委員でございますけれども、まず根拠につきましては、スポーツ推進法に基づいた設置でございます。これにつきましては、当然スポーツの推進と普及啓発、健康づくりを目的としたものでございまして、ときがわ町のスポーツ推進委員につきましても、町民、町全体のスポーツの推進と啓発、それから町民の健康づくり等を目的として設置をしているものでございます。
  現在、委員につきましては24名おりまして、年間の活動で言いますと、全体で出ていただくのが15回、個人的にも活動があるかと思いますけれども、全体では15回ほど平均すると出役をしていただいております。
  また、スポーツ協力員につきましては、これはときがわ町独自の設置でございます。スポーツ協力員さんにつきましては、各行政区から出していただきまして、地域のスポーツのリーダーとして活躍をしていただいているものでございまして、年間の町の行事等のご協力もいただく中で、10回ほど出役をしていただいております。
  以上でございます。
○岩田鑑郎議長 5番、田中議員。
○5番 田中紀吉議員 分かりました。
  そうしたら、逆に言えば、スポーツ推進協力員かなんかにすれば統一できるんじゃないかと私は前から思っていたんですね。法律があるというのは知りませんでしたけれども、法律に基づいてスポーツ推進委員はいらっしゃるということなんで、その方が兼務していただけ たらとか、何かアイデアがあったらどうかな。小さい自治体なんでって、そういうのを前提にしますよ。小さい自治体なので、そういうのもあってもどうかなというのが検討課題にしていただければと思いますので、それは提案型も含めて、1つ伺います。できなけきゃできないでいいんですよ。
○岩田鑑郎議長 正木生涯学習課長。
○正木 彰生涯学習課長 お答えさせていただきます。
  現在、皆さん、町民体育祭等でこの方たちが活躍されているのは御覧になっていただいているかと思いますけれども、そのほかにも町民体育祭等多くの役員が必要になってきましてありますことから、これからもこのスポーツ推進委員とスポーツ協力員につきましては、継続してお願いしていきたいと考えております。
  以上です。
○5番 田中紀吉議員 分かりました。結構です。
○岩田鑑郎議長 ここで、あと何問ございますでしょうか。
          (発言する者あり)
○岩田鑑郎議長 はい、分かりました。
  暫時休憩いたします。
  再開を10時55分とします。
                                (午前10時41分)
─────────────────────────────────────────────────
○岩田鑑郎議長 休憩前に引き続き会議を続けます。
                                (午前10時55分)
─────────────────────────────────────────────────
○岩田鑑郎議長 質疑ございませんか。
  8番、前田議員。
○8番 前田 栄議員 8番、前田でございます。
  178、179ページと、先ほどからいろいろな議員個人の考えがあって、執行部に対してのあったんですけれども、私として178ページのときがわ英語村事業ですか、これに関して、金額的には5万4,000円なんですけれども、英語村ということで、新しい事業ということなんですけれども、いろいろな考えあると思いますけれども、この件に関しては、渡邉町長に見解を、どう思っているかということを聞きたいのが1つと、それからその上の小学校学習支 援事業、これもいろいろな考え方があって、学力においても、そういう機械化においても、国の政策においても、これもいろいろあると思うんですけれども、私としては、ときがわ町にはときがわ町に合った教育方針というのが都幾川村、玉川村のときから伝統的なものがあると思います。
  確かに、昨日ですか、テレビで秋田県がやっぱり学習が一番ということですけれども、一番を守るために、子供たちが、これ、秋田県の教育委員会においても、やっぱり順位を落とさないために、余計勉強をさせられているということはおかしいが、勉強をさらに一層努力しているそうなんですね。
  勉強をやることもいいんですけれども、勉強というのもいろいろな観点があると思うんですけれども、ときがわ町にはときがわ町に合った教育観点ということで、教育長に、これも勉強面と運動面と人間教育的の3点から、どうときがわ町に合った教育方針を教育長持っているかということを見解をお聞きしたいなと、そういうことで、2点お願いします。
○岩田鑑郎議長 答弁願います。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 それでは、前田議員のご質問にお答えいたします。
  私、英語については、中学のときから勉強いたしまして、ずっと英語の勉強はもう10数年やっても英会話ができない。この間、外国の方がお店に来ても、もうハローしか言えない。ところが、私、小川町の有機農業の霜里農場へ行くんですが、霜里農場は年間いろいろな外国の方が来て、農家の方はもう英語で英会話をしているんです。そして、耳で聞くと、そんな難しい単語を使っているわけではない。本当に日常的な単語で意思疎通ができている。それを見て、ああ、本を読んだり、あるいは論文を書いたりする英語と、それと国際的なコミュニティツールとしての英語と、あっ、これは2つ分けて考えないといけないのかなと、こう思いました。
  そして、私の経験で、やっぱり一番英会話を勉強するのに一番いいのは、外国人の友達を持つこと、例えば男性は女性の友達を持つと英語が上手になるとか、そうらしいんですよ。友達を持つまでやっぱりいければいいなと、こう思っておるんです。
  だから、1年に1回ぐらい、例えば木のむらキャンプ場でオール英語でやっても、それは成果が出ないと思うんですけれども、それはまず入り口で、最終的な目的は、やっぱり外国の友達を持つことだ。それが国際的な感覚を持つ子供に育っていくんじゃないかなと、こう思っております。
  だから、そんなことで、令和2年度は予算は少ないんですけれども、最初の入り口として、ぜひこの予算は認めてもらいたいと思います。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 8番、前田議員。
○8番 前田 栄議員 ありがとうございます。
  私も中学校のときから英語ですか、小学校のときは、当然31年生まれですから、小学校のときはやってないですね。中学校になって初めて英語をやったんですけれども、成績としては悪いほうじゃなかったんですけれども、今までのいろいろな方の議員の意見を聴くと、できる子の基準をやっていて、それは英語は1回やっただけでできるということはないと思います。ただ、英語のできない子もいると思うんですよね。
  ただ、アメリカ人の子供は最初から英語をしゃべれると思うんですけれども、やはり慣れるということが一番大事なことで、ニュージーランド派遣事業もなくなったり、いろいろな点で英語も嫌いな子もいると思うんですけれども、1日英語しかしゃべれないというような勉強というのはしたこと過去ございません。
  だから、そういう点でも、予算的にも、やっぱりそういう点で、そういう経験というのは、今町長が言ったように、私も新婚旅行かなんかで行って、片言の英語でどうにか通じたことは通じたんですけれども、今は全然しゃべらないから、そういういろいろな点で難しいんですけれども、そういう点で、まず慣れるということから始まって、これからそれを1週間に一遍だとか、毎日やるとか、いろいろなことがあると思うんで、私はこれにおいては賛成だと思います。
  この1問目においては結構です。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 答弁願います。2問目。
  久米教育長。
○久米正美教育長 前田議員の2番目のご質問にお答えします。
  学力や、また人間力をどういうふうに考えておるのかといった趣旨の質問かと思いますけれども、私が来年度特に子供たちに育てたい力として、まず1点目に郷土に誇りが持てる教育というのを考えております。やっぱりこのときがわ町で生まれてよかった、またときがわ町に住んでいることに誇りが持てる、そんな教育を目指していきたいというふうに考えております。
  その具体的な例としましては、今年度は残念ながら実施できませんでしたけれども、上サのスケート場の、これは成人式でも代表の話にありましたように、あの思い出がというようなことがありました。天然リンクの地元のスケート場で滑れるなんて、どこにもないことかなと思います。
  また、併せて今年度は中学校の合同遠足なんていうのを考えております。昨日、河津桜を私も桃木のほうに見に行きましたけれども、見て初めて、あっ、すごいなって感じたところです。
  じゃ、実際にときがわに住んでいる子供たちが自分の住んでいるところを知っているかというと、あまりそうでもない。弓立山に私、この間登ったときに、男鹿岩と言うんでしょうか。あっ、これが男鹿岩なんだというのを、4年間都幾中に勤めていても、一度も男鹿岩を見たこともなかった。
  そういう中で、じゃときがわの子供たちは、一体そういった部分も知っているんだろうかといったときに、いやいや知らない。ならば、都幾川方面、玉川方面、交互に1年ずつ訪れて、自分の足で歩いて、そして都幾川を歩くときには、都幾川の生徒が玉中の生徒はここはこういう場所だということを説明しながらやるとか、そういったことを含めて学ばせていきたいななんていうふうに考えております。
  2つ目として、やっぱりしっかりとした学力を身につけさせる、これを大事にしていきたい。学校の使命というのは、いつの時代にあっても子供にしっかり学力を身につけさせることかなというふうに考えております。これにおいては、先ほど出ました小学校の低学年の学習支援というのを充実させて、そして、どの子供もみんな楽しく学びの場にいる、これを大事にしていきたいなというふうに考えております。
  3つ目は、自立する力を育成する教育ということで、これまでもときがわ町の子供って、本当に挨拶がとてもすばらしいということで、いろんな方面の方から言われております。それを引き続きやっていきたいなというふうに考えております。
  先日、すぐこの第2庁舎からせせらぎに渡る横断歩道のところで、私、見ていましたら、都幾中生が立っていたら車が止まってくれた。そして、その子はさっと渡った後、振り返って、1人だったんですけれども車の人に挨拶をしておりました。その姿を見て、小学校からやっていることがやっと自分のものとなって、そして、心から本当にありがとうございましたというような形になっているんだなというのを見て、やっぱりそういう子をときがわ町では引き続き育てていきたいなということで、挨拶がしっかりできる、内装を木質化にした校 舎をしっかり磨き上げる、また、都幾中の合唱祭、行きましたけどすばらしい歌声でした。ああいったものを引き続き大事にしていく、そういったこと。つまり今、私が申し上げた3点を大事に、来年度以降も取り組んでいきたいというふうに考えております。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 8番、前田議員。
○8番 前田 栄議員 大変すばらしい見解、言っていただいてありがとうございます。
  確かに学力も大切なんですけれども、私なんかも野口議員と一緒で、一番奥の大椚小学校、大椚中学校、1クラスしかございません。私においては、小峯副町長においては、中学校のとき一緒ですけれども36人ですか。やはり人数が多いほうが、確かに学力だとか運動面だとかいろんなライバルがいていいかもしれないですけれども、それはそれなりに、野口議員見てもらったり、私、見てもらったり、小峯副町長、それなりになっていると思うんですけれども。ときがわの萩小の子においても学力は平均以下かもしれませんけれども、やはり環境が環境で、出ていくところ出ていけば、ちゃんとした立派な卒業生というか、成人になった人はたくさんございます。できない人もいろんな点でいるかもしれないですけれども、やはり人数が少なくても、ちゃんとした教育だとか確たるものを持っていれば、ちゃんと成長すると思います。
  それと、成人式でスケート場のことが出ましたけれども、すぐそれをスケートの会長の、岩崎会長ですけれども、こういうことを成人式で述べてたと。スケート場の場合は、ボランティアで、雪が降ると雪かきしたりいろんなことをやって、会長においても、ほかの人においても大変喜んでいました。
  また、確かに機械、LANだとかいろんな点もいいんですけれども、これもやっぱり周りの状況を見て、ときがわ町にはときがわ町に合ったことをやっていただきたくて、確かに機械化をするといいかもしれないけれども、大体、国というのは3年間たつとはしごを外します。そうすると維持費がかかってくるわけです。ただ、国の方針だとこれはしようがないんですけれども、そういう点というのは周りをやはり見ながらやっていただいたほうがいいかなと。
  というのは、過去に政権が違ったときに、電子黒板です。戸口教育長のときに、電子黒板、きめ細やかな補助金だったかな、民主党政権の。あのときの電子黒板が既にときがわ町には入っていると思うんですけれども、それはそれなりに使ったと思いますけれども、また、電子黒板だとか、パソコンだとかといういろんなことがあると思いますけれども、やはりそれ はそのときと、いろんなことを鑑みてやっていただきたいなということで思いますので、よろしくお願いします。
  以上でございます。
○岩田鑑郎議長 ほかに質疑ございますか。
  9番、野口議員。
○9番 野口守隆議員 9番、野口です。
  まず1点目が、177ページで、親の学習といえば実際にどんなことをやっているのかということが1点目です。
  そして、もう1つは職員の件ですが、234ページ、ここに120人と出ておりますが、この中には環境課の職員、あるいは水道課の職員も入っているのかということと、今年、何名の方が。
○岩田鑑郎議長 野口議員、231ページまででお願いします。
○9番 野口守隆議員 234ページ。
○岩田鑑郎議長 231ページまででお願いします。
○9番 野口守隆議員 これ、別なの。
○岩田鑑郎議長 別です。
○9番 野口守隆議員 後でやるわけ。
○岩田鑑郎議長 後で。
○9番 野口守隆議員 はい、分かりました。
○岩田鑑郎議長 全体です。
○9番 野口守隆議員 はい、じゃ、次のときにやります。
  じゃ、1つだけ。
○岩田鑑郎議長 答弁願います。
  宮寺教育総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 お答え申し上げます。
  この177ページの一番下段の事業概要に書いてございますけれども、概要といたしましては、新小学1年生の保護者を対象に子育てに関する講座を実施する事業でございまして、これ、各小学校の新入生の就学時健診の際に、就学時健診を受けている間に、そのお子さんを連れてきた親の方に場所に集まっていただきまして、1時間弱。埼玉県に家庭教育アドバイザーという方が約900名いらっしゃいます。この中で、西部教育事務所のほう通じまして講 師の派遣をお願いして、家庭教育、それから学校教育にも資するような内容のことを、親の学習講座を開催するということで、子育てをこれから進めていくに当たって、親として心構え的に持っていてほしいことだとか、そういうアドバイス的なお話をさせていただいているところでございます。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 9番、野口議員。
○9番 野口守隆議員 分かりました。
  私も、教育は確かに学校が一番重要だということも承知しておりますが、やはり教育で大事なのは、親の姿勢、意識、そしてもっと大事なのは、本人のやる気、姿勢、意識だと思うんです。学校で幾ら力を入れたとしても親がやっぱりそういかないと、成績も上がらないし、いい子もできないと思うんで、ぜひ親とのコミュニケーション、先ほど野原議員が言いましたけれども、そういった面も学校のほうで、PTAがあるわけですから、ぜひ親のほうにも。
  正直な話ししますと、この何年か前にベテランの教師の先生が途中でやめたんです。なぜやめたんですかって聞いたら、昔の親と今の親は違うんだと、このギャップで私は悩んでやめましたと。親を教育するのは大変でしょうけれども、やはり共通意識を持つように、PTA活動の中にもそういったことを取り入れてもらうのが、やはりときがわにはいい子ができるんだなと思っておりますが、どう思いますでしょうか、教育長。
○岩田鑑郎議長 久米教育長。
○久米正美教育長 野口議員のご質問にお答えします。
  私も野口議員の考えと同様な考えを持っております。学校だけで全てができるなんて到底思っておりませんし、家庭、そして、社会全体でやっぱり取り組んでいかねばならない問題かなというふうに思っています。特に親御さんにつきましては、PTAという組織がありますので、そういった中で各学校ごとに研修会を持つなど、いろんなことをしながら、少しずつでもその意識を高めていけるようにしていきたいなというふうに考えております。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 9番、野口議員。
○9番 野口守隆議員 分かりました。ぜひ、やっていただきたいと思います。
  先ほど英語の話がいろいろ出ていますが、私は国語が一番基本だと思っております。国語ができなければ、当然、英語もできないわけですし、そのために日本語検定というのを非常に評価しております。ぜひ、国語に一番初め力を入れていただきたいと思うんですが、どう ですか。
○久米正美教育長 はい。
○岩田鑑郎議長 ほかに質疑ございますか。
  5番、田中議員。
○5番 田中紀吉議員 5番、田中です。
  2点伺います。2点で終わりですからということで。
  213ページ、小倉城の件なんですけれども、小倉城だけじゃなくて、今、お城についてはかなりブームで、いろんな形で巡ったり、調査に行ったりとかいろいろある。小倉城の件は杉田議員が聞いたんでかぶりますのでやめまして、大築城の点も大変調べると面白い城だという評判が出ているんです、最近。それも案内板とか整備の関係がどうなのか、1点お伺いします。
  あともう1点、223ページ、田黒と五明の運動場の件なんですけれども、これ、課長に伺ったら、かなり経過というか過去の件があって、昭和の時代に結んだ協定に基づいて、利用を地元の地区にお願いしているということらしいんですけれども、私も知らなかったんですけれども。もう1個いくと、議員になる前は田黒の運動場があるのも私は知りませんでした。そのくらいの、陰に隠れていると言い方は失礼なんですけれども、山に、非常に目立たないところにあります。
  ちょっと調べたんですけれども、総合グラウンドの管理費が170万円ちょっと。西平の運動場の管理費は63万円です。田黒と五明の管理費が、賃貸、借入れも含めて82万円かかっています。今後、公共施設の計画がということはもちろんあります。だから、今すぐ云々ということではなくて、利用実態、それから人口だとか、それから全体のことも含めて、やっぱり見直しというんですか、改革あると思うんですけれども、その辺があるのかどうか伺います。2点です。
○岩田鑑郎議長 答弁願います。
  正木生涯学習課長。
○正木 彰生涯学習課長 それでは、1点目の大築城の関係ですけれども、これにつきましては、まだ調査等も実際進んでいない状況でございますので、今後、そういったところが課題になってくるかと思いますので、小倉城もございますので、そういったところも考えながら、今後どういうふうに進めていくのか、また、文化財保護審議委員会等もございますので、そういったところにお諮りいたしまして進めていきたいなと考えております。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 5番、田中議員。
○5番 田中紀吉議員 ときがわには、そういう史跡、それから巨木だとか、観光関連の施設、それからいろいろありますので、ぜひ、広い観点で検討委員会の中で論議をしていただけたらと思いますのでよろしくお願いします。1番、結構です。
○岩田鑑郎議長 2問目、答弁願います。
  正木生涯学習課長。
○正木 彰生涯学習課長 それでは、2問目の田黒地区の運動場管理事業と、五明運動場の管理事業でございますけれども、これにつきましては、建設をしたのが昭和54年中ということで、旧玉川村のときに建設をしております。建設につきましては、田黒運動場については農政関係の非常に有利な補助金があって、それを利用して建設したという話を旧玉川村の職員に伺いました。
  現在の利用状況ですけれども、まず、田黒運動場については、地元のソフトボールチームが毎週練習をしているそうでございます。また、五明運動場につきましては、名前は五明なんですけれども、実際に使っているのが、日影地区の行政の皆さんと五明地区の皆さんということで、利用についてはそれぞれ日曜日ごとに午前中が日影のソフトボールチーム、午後が五明のソフトボールチームということで使っているという確認をさせていただきました。また、五明地区につきましては、ゴールデンウイークに日影地区と五明地区の大運動会を毎年開催しているところでございます。そういったところで現在の利用状況でございます。
  また、建設当時から、地元の管理していただく団体と運動場の管理協定というのが結ばれておりまして、この運動場の目的でございますけれども、地域における住民全体の福祉に寄与するために、運動場を造って地元が管理するという協定でございます。協定の期間ですけれども、管理者からそのように供しなくなり、管理者のほうから返還しますと言うまでという期間になっておりまして、この協定期間については合併の今も継続しております。
  といったこともありますので、田中議員がおっしゃられます公共施設の統廃合等の問題もあると思いますけれども、今後の課題として私も考えておりますので、進めていきたいなと考えております。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 5番、田中議員。
○5番 田中紀吉議員 ありがとうございました。
  協定も含めて、今、お伺いしましたけれども、例えば西平の運動場というのは3か月間利用がゼロなんです。昨年の実績でいくと。例えばということで、あと総合グラウンドは、ソフトでいけると同時に3チームというのか、一緒に同時にできるんです。
  だから、かなり今後、過去のそういう形で、既得権とは言いませんけれども、そういう形でいくと、ほかの公共施設はほぼ、なかなか統廃合が難しいというような状況になると思うんです。だから、今日、あした云々というのはもちろん考えていませんけれども、少なくとも今後の状況を考えて、不便になるという点ももちろんあります。遠くなるとか。そういうところがあります。
  ただし、この両グラウンドとも駐車場はほぼ、少しはありますけれども、ない。だから、ほかの地区から行くというのがなかなか難しい地区なんです。私も現場を見てきました。それで、監査委員さんのこの間の報告もありました。きちんと管理をされているという報告ありましたけれども、それはそれで正しく管理されていると思うんです。だから、唯一ここだけという、そういう意味じゃなくて、全体の中ではもう24%というのは出ていますので、相当厳しい内容だとは思うんですけれども、その辺も検討の中できちんと論議を深めてしていかなきゃいけないんじゃないかと思うんです。
  その点で、今、課長はちゃんと検討するということなんで、ぜひ、そういう方向で検討していただけたらと思うんですけれども、よろしくお願いします。これ、結構ですので。
○岩田鑑郎議長 ほかに質疑ございませんか。
          (発言する者なし)
○岩田鑑郎議長 これをもって、10款から12款の歳出の質疑を終了いたします。
  款別の質疑は以上としますが、全体を通して何か質問がありましたらここでお受けしたいと思います。いかがでしょうか。
  9番、野口議員。
○9番 野口守隆議員 9番、野口です。
  先ほどの234ページですが、この中に職員の数が、正職員だと思う、120名と出ていますね。この中には、水道課あるいは建設環境課の職員も入っているのかということと、来年採用する新人の職員は何名なのか、お伺いします。
○岩田鑑郎議長 答弁願います。
  清水総務課長。
○清水誠司総務課長 それでは、野口議員のご質問にお答えします。
  その120人の中には、水道課の6人、それから建設環境課のほうの浄化槽担当の2名は含まれておりません。特別会計ということで別の項目のほうに出てきております。そちらのほうでの給料明細のほうに出ているということで、この中には含まれておりません。
  それから、来年度の採用職員は7名ということでございます。
○岩田鑑郎議長 9番、野口議員。
○9番 野口守隆議員 分かりました。じゃ、120人の中に7名も入っていると考えていいわけでしょうね。
  多分、追加募集をしたと聞いておるんです。それで、ちょっと提案なんですが、就職氷河期のときの職員を国でも募集したらどうかということが、多分、言っていると思うんです。就職氷河期の方というのはやはり挫折を味わっておりますので、非常に優秀な方もいるし、弱者の気持ちもよく分かるという方がいると聞いております。
  今後、今回は7人で多いんでしょうけれども、令和2年度の職員募集するときには、就職氷河期の方を枠に入れてもらう考えはないのか。そして、町外から、例えばそういう人が来てもらえれば、こちらに住みつくということも考えられるんです。そういった意味で、ぜひ就職氷河期の方を視野に入れたらいかがと思うんですが、いかがでしょうか。
○岩田鑑郎議長 清水総務課長。
○清水誠司総務課長 この120人の中に、細かく言いますと、新規採用分は、先ほど採用は7人というふうに申し上げたんですけれども、この中に含まれているのは、予算編成上のときには6人ということで入っておりますので、これは6人分が入っております。ですから、そこのところで実際の予算上と、実際に執行するのとは多少違いが出るということでございます。それでご了解をいただきたいと思います。
  また、就職氷河期の問題のほうにつきましては、国のほうからも通知のほうが来ております。これにつきまして町のほうでは、今回、第2回の社会人枠での採用ということで、年齢としましては35歳までを対象にこの第2回目の募集を行いました。そして、その中で、社会人枠のほうということでございますので、それで採用が3人というふうなことで、そこの部分については採用しております。
  氷河期と重なる部分については、35歳までということでございますので、国のほうで言っている氷河期につきましては、就職氷河期の年齢要件については、国のほうからはおおむね昨年の31年4月現在ということで、大卒で37歳から48歳、それから高卒で33から44というふうなことでございまして、そういう点では、多少、今回、町のほうで35歳というようなこと で区切ったところで、該当している部分もあるかなというふうに思っております。社会人につきましては、いろんな多彩な経験を持った方を、町のほうでも即実践的に働いていっていただけるようにというような、そういう人材確保の観点からも、今年度の第2回の採用については、そういう社会人枠ということで募集を行ったところでございます。
  あとは、町外、町内、特にそういう制限は設けませんけれども、町内の方にあっては、町の採用ということで定着をしていただくことにもなろうと思いますし、また、議員がおっしゃるように、町外の方の場合に町に移住していただけることもあるんじゃないかなというふうに考えておりまして、そういう点でも、一応、採用のときにはそういうようなことも念頭に置いて採用をしているところでございます。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 9番、野口議員。
○9番 野口守隆議員 そうすると確認なんですが、今回の7人の中にそういった就職氷河期の方がいると考えていいんですか。採用したと考えていいんですか。
○岩田鑑郎議長 清水総務課長。
○清水誠司総務課長 厳密に年齢だけでいけば35歳の方とかがいるので、そういう点では就職氷河期にかかっているというようなことでございます。
○岩田鑑郎議長 9番、野口議員。
○9番 野口守隆議員 要望です。
○岩田鑑郎議長 最後でいいです。
○9番 野口守隆議員 いいですか。
○岩田鑑郎議長 はい。
○9番 野口守隆議員 ぜひ、そういった制度があるので、引き続きそういった方を採用するようにしていただきたいと思います。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 ほかに質疑ございますか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原です。
  渡邉町長に伺います。
  新年度予算において、総合振興計画に沿った予算も見られます。そして、それぞれの質疑の中で、改善、要求、要望、提案等も議員から出されました。様々な内容等含め、事業執行 においてしっかりと皆さんの意見を受け止めていただき、進めていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
○岩田鑑郎議長 答弁願います。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 私の公約は、第2次ときがわ町総合振興計画に沿った公約でございまして、いつでもそれを振り返りながら予算立てをしているところでございます。本年度についても少子化、高齢化、人口のところはここが一番大事でございますので、これでしっかりと予算立てをし、また、町が元気でなければいけないということで、観光事業のほうでも予算立てをしました。もちろん安心・安全なまちづくりということで、防災のレベルがワンアップまた上がったということで、防災事業についても予算立てをしたところでございます。
  「人と自然の優しさにふれるまち ときがわ」という非常に抽象的な目標でございますけれども、それをいかに具体的に落とし込んでいくかというのが私の仕事でございますので、そういった目標に向かって、今後も丁寧に進めていきたいと思います。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 今、それぞれの項目で改善、要求、様々な意見が出されましたので、それも組み止めていただけるかどうか、その点を伺いたいですが。
○岩田鑑郎議長 渡邉町長。
○渡邉一美町長 議会のほうでの質問については、私も逐一ノートに書き留め、この後、また庁議もありますので、庁議の折にももう一回、各課長に振り返りをやっているところでございますが、丁寧に議員の皆様の意見も聴き止めながら進めていきますので、よろしくお願いいたします。
○岩田鑑郎議長 よろしいですか。
          (「はい」と呼ぶ者あり)
○岩田鑑郎議長 ほかになければ、以上で議案第26号 令和2年度ときがわ町一般会計予算の質疑を全て終了といたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 田中議員に討議させていただきます。
  先ほど私はこれ2回ぐらい聞いていますが、田黒運動場、五明運動場について、統廃合も含めて、そういうことで質疑をされましたけれども、五明にいる私、または地元の意見を尊重していただき質疑をしていただきたいと思います。現時点でみんな喜んでそのグラウンドを利用している現状です。そのことも含めて、今後、質疑の内容はしっかりと、地元の意見、地元の人がどう考えているかを調査した中で発言をしていただきたいと思います。いかがでしょうか。
○岩田鑑郎議長 5番、田中議員。
○5番 田中紀吉議員 当然、直接は全員に聞いたということではありませんけれども、個々にということでは伺っております。特に田黒地区については、かなり具体的なお声も聞いています。ということです。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 12番、野原議員、ありますか。
○12番 野原和夫議員 少数意見、大きな意見、大事な意見なんですよね。個々というより、全体像をしっかりと受け止めていただきたいと思います。いかがですか。
○岩田鑑郎議長 5番、田中議員。
○5番 田中紀吉議員 全員に直接、私も聞いておりませんけれども、個々にというのか、何人かには少なくとも伺っています。現場は私もちゃんと見ているつもりですので、そういう点では十分慎重な考えは持っているつもりです。
  ただし、私自身は、もうときがわ町が、個々の地域ではなくて全体だというふうに絶えず私は思っているつもりです。地域の代表ではもちろんあります。ただし、全体のときがわ町の議員なんです。だから大野地区も含めて、それから我々住んでいるところも含めて私は考えているつもりですし、将来もここで住んで、これからどうやって安心・安全なまちで住み続けられるか。少し不便なところはあるかと思うんです、今後は。そういうところは我慢したり、身の丈に合ったというのは、私自身も、自分自身も含めて、それに受け入れていかなきゃいけないところはあると私は思っています。そういう意味では、1つの提案として、今後も考えていきたいと思います。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 12番、野原議員、よろしいですね。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 今後も考えていくというよりも、私が言いたいのは、地元の人たち が有効活用して活用しているわけですよ。だから、そういう人たちのその輪になって、輪の中に入って意見を聴くことも大事じゃないかなと思います。これはこれから学校問題も統廃合も含めていろんな考えが出てきますから、その問題を慎重にやっていただきたいということを願いたいわけなんです。
○岩田鑑郎議長 5番、田中議員。
○5番 田中紀吉議員 私自身はかなり慎重にやっているつもりです。今後も、私は我慢しなきゃいけないところはあると思っています。私自身のそれは意見ですから。そういう意味では、それがないと前には進まないというのが、私の個人的な意見です。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 この討議を打ち切ります。
  ほかに討議ございませんか。
          (発言する者なし)
○岩田鑑郎議長 これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (発言する者なし)
○岩田鑑郎議長 討論を終了します。
  これより議案第26号 令和2年度ときがわ町一般会計予算を採決いたします。
  本案は原案のとおり予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○岩田鑑郎議長 起立全員であります。
  よって、議案第26号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第27号の質疑、討議、討論、採決
○岩田鑑郎議長 これより日程第2、議案第27号 令和2年度ときがわ町国民健康保険特別会計予算の質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原です。
  3点ばかり伺います。
  1984年度の当時は。
○岩田鑑郎議長 ページは何ページですか。
○12番 野原和夫議員 これ、全体です。
  国庫負担率が45%でしたが、現時点で国庫負担率はどのくらいになっているのか伺います。1点。
  それから、保険者努力支援制度、新たに国は1,412億円盛り込みました。これは実際の法定外繰入れ削減や、保険料徴収強化の努力がそこに組まれるわけなんですが、この実際の交付金に減算もあるということを言っていますが、町はこの問題どのように見ているのか伺います。
  以上2点を伺います。
○岩田鑑郎議長 答弁願います。
  山口町民課長。
○山口清史町民課長 お答えします。
  国の費用ということでよろしいですよね。
  そうしますと、医療給付費等の総額から前期高齢者交付金を除いたものを100としまして、定率の国庫の負担金は、国民健康保険法によりますと32%、そのほかに調整交付金として国から9%が国の持ち分ということで入っております。
  そのほかに保険者の支援制度とか、そういったものもあるんですけれども、調整交付金9%と定率の国庫負担は32ということで、お答えさせていただきます。
○岩田鑑郎議長 12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 分かりました。大分減少してきている現状ですね。
  その中で、知事会では、全国知事会も含めて国保均等割軽減に向けた、国へ1兆円の規模の要求をしておりますが、これも市町村の中でも、ぜひ働きかけることは大事ではないかなと思いますが、この問題についてはどうお考えでしょうか。
○岩田鑑郎議長 山口町民課長。
○山口清史町民課長 お答えします。
  ときがわ町の国民健康保険が加入しております県の国保団体連合会というのがあるんですけれども、そちらの総会とかでいつも議決しておるんですが、この国保の均等割については、制度として国に減免の要望をしております。また、それが全国大会にもつながっておりまして、全国大会でも同様な議決をいただき、国の機関、あるいは国会議員の皆さんに要望しているところでございます。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 2問目、答弁願います。
  山口町民課長。
○山口清史町民課長 お答えします。
  保険者努力支援制度の、今度はマイナスの査定があるということの考え方ということだと思うんですけれども、今まではプラスを点数化して積み上げていっていたわけなんですが、それですと、やはりやっていないところと、やっているところの差がなかなかつきづらいというようなご意見があったということで、マイナスポイントもしてくるということで、さらなる各保険者の努力を評価していく、差をつけていくということで、今後、統一化に向けた均一性を保つために、そういった制度ができていると思っておりますので、それについては、ときがわ町としては努力してマイナスにならないようやっていきたいと考えております。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 当然これ、実際の交付金の減算も含めてポイントあると思うんですが、ときがわ町の保険料徴収率は97ぐらいだと思うんです。そういう中で、現在、法定外繰入れは現在やっていません。そういう中である程度の評価はあるとなると、交付金は増えるんではないかなと思いますが、この交付金の増額という見込みは考えているのでしょうか。
○岩田鑑郎議長 答弁願います。
  山口町民課長。
○山口清史町民課長 お答えします。
  徴収率については、一定の割合以上のところがプラスポイントになっているんですけれども、ときがわ町については、今の段階で相当それを上回っております。それ以上になっても、恐らく枠がそれ以上上がらないのかなと思っておりますので、徴収率で考えれば同程度の交付額を保っていくのかなと考えております。
  これ以上上がることはないかな、もういっぱいまでいっていると私は考えておりますので、上がらないのではと考えております。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 よろしいですか。
  ほかに質疑ございませんか。
          (発言する者なし)
○岩田鑑郎議長 これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○岩田鑑郎議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (発言する者なし)
○岩田鑑郎議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第27号 令和2年度ときがわ町国民健康保険特別会計予算を採決いたします。
  本案は原案のとおり予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○岩田鑑郎議長 起立全員であります。
  よって、議案第27号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第28号の質疑、討議、討論、採決
○岩田鑑郎議長 これより日程第3、議案第28号 令和2年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計予算の質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原です。
  説明の中では所得割の引上げという説明もされました。広域連合の中には基金、相当あると思うんですよね。大きな金額が。この活用は、現在、後期高齢者医療保険の中に活用はできないのか、1点伺います。
  それから、健康診査においては、ときがわ町は自己負担は今あります。この自己負担をなくして受診率向上に努めていただきたいんですが、この点伺います。2019年度の目標は20%ですよね。これはぜひ、こういうことを踏まえて努力をしていただきたいと思います。
  それから、人間ドックの補助についても補助をお願いしたいと思いますが、3点伺います。
○岩田鑑郎議長 答弁願います。
  山口町民課長。
○山口清史町民課長 お答え申し上げます。
  現在、県の財政調整基金が162億ございます。今回の保険料の改定につきましては、そのうち152億を投入しまして、均等割を抑える措置を図ったと聞いております。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 1問目はよろしいですか。
          (「はい」と呼ぶ者あり)
○岩田鑑郎議長 2問目、答弁願います。
  山口町民課長。
○山口清史町民課長 健康診査の負担金ということでよろしいですね。
  これにつきまして、令和2年、3年について保険料を改定するのに県の運営方針というのを示すんですけれども、その中に今後後期高齢で行う健診につきましては、個人負担を徴収しないでいくという方針が示されました。ときがわ町まだちょっと検討中で、近隣とも調整もあるのかなと思っているんですが、負担なしで進められればと今のところ考えております。
  以上でございます。
○岩田鑑郎議長 12番、野原議員、いいですか。お願いします。
○12番 野原和夫議員 これによって受診率の向上につながると思いますので、ぜひお願いします。
  2点目はいいです。3点目。
○岩田鑑郎議長 3問目、答弁願います。
  山口町民課長。
○山口清史町民課長 お答えします。
  人間ドックの助成につきましては、国民健康保険と同じ助成をしております。2万5,000円助成しているかと思います。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 よろしいですか。
          (「はい」と呼ぶ者あり)
○岩田鑑郎議長 ほかに質疑ございませんか。
          (発言する者なし)
○岩田鑑郎議長 続きまして、これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (発言する者なし)
○岩田鑑郎議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (発言する者なし)
○岩田鑑郎議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第28号 令和2年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計予算を採決いたします。
  本案は原案のとおり予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○岩田鑑郎議長 起立全員であります。
  よって、議案第28号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第29号の質疑、討議、討論、採決
○岩田鑑郎議長 これより日程第4、議案第29号 令和2年度ときがわ町介護保険特別会計予算の質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原です。
  308ページ、保険者機能強化推進交付金というのが新たに増設されました。この取組の内容について、たしか介護予防、健康づくり等の取組、特にこれを重点的に強化する内容だと思いますが、これは予算の中では100万円、この現状を増減は必ずあると思いますが、その基準と評価を町の見解を伺います。
  それからもう1点は、第1号保険料の低所得者軽減というのを新たに国は786億円計上しました。この中には市町村民税非課税世帯全体を対象に、第1段階、第2段階、第3段階と税率を下げるという方向性が出ておりますが、この具体性が分かれば2点教えていただきたいと思います。
○岩田鑑郎議長 答弁願います。
  宮寺福祉課長。
○宮寺史人福祉課長 では、新しく新設された保険者機能強化推進交付金の取組の内容というふうなお話でご回答させていただきます。
  先ほど介護の補正予算でも出てきまして、正しくは令和元年度から新しく加わった国の市町村への支援策ということでございまして、全国で200億円、この取組に対して配分をされるそうです。うち10億円を県が使いまして、正確には190億円ですね。これを各市町村が介護予防ですとか、自分の保険者の保険給付の内容を分析しまして、介護予防事業に取り組んだところに大きくお金が配分されると。いわゆるインセンティブが介護保険の制度にも、国保を見習ってだと思うんですけれども、取り入れられたと。健全経営に資する事業を行っているところには交付金がたくさん配分されて、あまりやっていない市町村はよそと比べて低い金額の交付になってしまうというものでございます。
  じゃ、具体的に何をするかというと、介護保険の見える化システムという新しいコンピューターシステムが各市町村に新しく入りましたので、それを使ってどうやって介護保険が必要になっているのかだとかの分析だとか、あと年齢構成ですとか、よそと比べてどうなのかという分析が実はできるようになっておりまして、その分析をやっているかいないか、あるいは先ほどの一般会計の話でも若干させていただいたんですけれども、高齢者が定期的に行く通いの場、これに対する高齢者の参加率というのが評価の対象になってくるということでございます。
  つまり、地域での通いの場をしっかり形づくっていかないと、国からもらうお金が少なくなってしまうよというふうな性質のものでございます。フレイル予防というものを目途に我々としても力を入れているところでございますので、今後も見守っていただきたいというふうに考えております。よろしくお願いします。
○岩田鑑郎議長 12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 国保では徴収率のほうの影響も随分あるんですよね。この問題も触れて、徴収率のほうも強化を国は進めているのか。それで、先ほど100万円ですけれども、これから増減があるのか、この点伺いたいんですが。
○岩田鑑郎議長 宮寺福祉課長。
○宮寺史人福祉課長 国民健康保険は保険者に対するインセンティブとして、徴収率も影響しているんですが、介護保険の保険者機能強化推進交付金では、今のところ徴収率は算定の対象になっておりません。この金額なんですけれども、まだ新しい制度でありますので、取りあえず100万円という予算をつけさせていただきました。これを下回ることはないだろうということで、歳入予算でありますので若干低めに見積もっているところでございます。これが1万円でも高く交付されるように頑張っていきたいと思います。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 2問目、答弁願います。
  宮寺福祉課長。
○宮寺史人福祉課長 それでは、低所得者への保険料の軽減ということでご質問いただきました。
  令和元年度の6月の補正予算で、この新しい減免制度をこの議会に上程させていただきまして、ご議決いただいたところにより、介護保険の保険料については第1段階から第9段階までの幅がございまして、これの一番低所得者の方から1、2、3段階の方の保険料の減額を行うと。標準的な保険料というのが1から9まであるうちの第5段階になっていまして、これ掛ける0.45という係数を乗じた金額が第1段階の方、この0.45、現在0.375に引き下げられております。
  これはもう一段階実はありまして、来る令和2年度の6月定例会にもう一度改正条例を提案させていただきまして、もう1つ下がると。0.375を0.300に引き下げる改正を行っていきます。そういった段階で、来る6月の改正についても、同じく第1段階、第2段階、第3段階、それぞれ現在のある保険料より若干安く設定するような改正を今後やっていって、消費税の税率改正に対する影響を小さいものにしようというふうな取組を行ってまいりますので、よろしくお願いしたいと思います。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 じゃ、これは6月に出るということだね。
  一応、私の資料だと第1段階は0.4から0.3、第2段階が0.75から0.5、第3段階が0.75から0.7というふうな数字を資料の中で見ております。6月議会でこの提案はされるということですね。はい、分かりました。
○岩田鑑郎議長 ほかに質疑ございませんか。
          (発言する者なし)
○岩田鑑郎議長 質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (発言する者なし)
○岩田鑑郎議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (発言する者なし)
○岩田鑑郎議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第29号 令和2年度ときがわ町介護保険特別会計予算の採決をいたします。
  本案は原案のとおり予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○岩田鑑郎議長 起立全員であります。
  よって、議案第29号は原案のとおり可決されました。
  暫時休憩いたします。
  開会、午後1時にいたします。
                                (午前11時54分)
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○岩田鑑郎議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午後 1時00分)
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第30号の質疑、討議、討論、採決
○岩田鑑郎議長 これより日程第5、議案第30号 令和2年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計予算の質疑に入ります。
  質疑ございますか。
  6番、山中議員。
○6番 山中博子議員 6番、山中博子です。
  353ページ、工事請負費、それから原材料費共に70基分、今年度も同じ予算を立ててございます。昨年度の実績を見ますと、そのうち27基という報告がございました。たしか平成35年度だったと思うんですが、100%に向けて努力をするということで伺っていたと思うんですが、今年度の活動についてお伺いしたいと思います。
○岩田鑑郎議長 答弁願います。
  加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 お答えします。
  令和7年度100%という、これ国の目標がございます。それに向けての普及に向けての活 動、これは来年度の活動ということでお話をさせてもらいます。
  いろんな折で話をさせてもらっているんですが、まずは訪問活動というのをもうずっと何年間もやっております。戸別訪問を令和元年度もいたしました。主には一ト市地区を中心にやったんですが、戸別訪問、それとホームページ、広報等での周知、これについては広報ですと年間3回ほど設置について、あと維持管理について広報しております。
  あとそれと、ときがわまつりで浄化槽のカットモデルというのを置きまして、そこで来ていただいた方に説明をしています。かなり皆さん珍しそうに、個別にいろんなそこで相談を受けたりもしています。そういった地道な活動をしているんですが、やはり27基が令和元年度の設置、ただ、もうこれはあくまで補助金をもらうのは、やはり100%に向けて70基という目標を立ててやっておりますので、前年度と同じ70基の予算で当初予算を計上させていただいております。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 6番、山中議員。
○6番 山中博子議員 確かにほかの自治体に比べますと、補助の制度がとても整っている。比べて整っているということは知っております。その中で、やはりそれ以上に家の改築をしないとなかなか浄化槽をつけることができなくて、その家の改築費用というのがとてもかかっていると聞いています。高齢の方が100万単位のものを家の改築に出すというのがとても大変だということで、なかなか浄化槽を入れていただくことができないと聞きました。
  今の補助の制度をもう少しできないものかというのは、今までにも質問させていただいたんですが、やはり個々の家庭によってくみ取り槽から浄化槽にする、それから単独槽から浄化槽にする、そういうものが個々の経費というものが違うので、補助の出し方が統一化できないということでお答えを頂きました。職員の多分個々の戸別訪問というのをやられて努力しているのは分かるんですが、できるだけ100%に近づけるように努力していっていただきたいと思います。よろしくお願いします。
○岩田鑑郎議長 よろしいですね。
  ほかに質疑ございませんか。
          (発言する者なし)
○岩田鑑郎議長 これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (発言する者なし)
○岩田鑑郎議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (発言する者なし)
○岩田鑑郎議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第30号 令和2年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計予算を採決いたします。
  本案は原案のとおり予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○岩田鑑郎議長 起立全員であります。
  よって、議案第30号は原案のとおり可決されました。
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   ◎議案第31号の質疑、討議、討論、採決
○岩田鑑郎議長 これより日程第6、議案第31号 令和2年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計予算の質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (発言する者なし)
○岩田鑑郎議長 これをもって質疑を終了いたします。
  質疑がありませんでしたので、討議を省略いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (発言する者なし)
○岩田鑑郎議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第31号 令和2年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計予算を採決いたします。
  本案は原案のとおり予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○岩田鑑郎議長 起立全員であります。
  よって、議案第31号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議案第32号の質疑、討議、討論、採決
○岩田鑑郎議長 これより日程第7、議案第32号 令和2年度ときがわ町水道事業会計予算の質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 全体として質問させていただきます。
  現状においては、有収率が下がっている現状であります。有収率を90%台に戻せるかどうか。これは事業を手がける執行部の大きな責任と問題だと思いますので、90%に達する目標はどのくらいに持っているか。その目的によって、恐らく料金改定の年度も大体予定として組まれておりますから、それに間に合うかということも、私、疑問なんです。ぜひその点、お答えいただきたいと思います。
○岩田鑑郎議長 1問でよろしいですか。
          (「はい」と呼ぶ者あり)
○岩田鑑郎議長 答弁願います。
  伊得水道課長。
○伊得正巳水道課長 お答えいたします。
  有収率の関係でございますが、90%に戻せるかということですが、かつて90%に行ったことはございませんで、最高で83.2%というのが現状でございます。いわゆる目標といたしまして、第2次ときがわ町総合振興計画の施策の中に上水道の管理というのがございますが、そちらでは令和3年度に92%とあります。また、昨年策定いたました経営戦略でも同じく92%という目標を立てております。これらの計画とはまた別になりますけれども、水道課の組織目標ということで、昨年度、今年度ともに5%向上という目標を立ててきましたけれども、達成は厳しいという状況でございます。
  間に合うかということなんですけれども、現在のところ一般質問の答弁でもさせていただきましたけれども、職員が夜間等でも調査を行っておりまして、また予算もない中、また職員が少ない中、特に今年度につきましては1名職員が休職で減という中で、日常の業務をやるのも精いっぱいだという中で、なかなか取組ができなかったということは反省しております。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 目標は総合振興計画にもありますから、やっぱり目標は目標で達成できるように努力は必要だと思うんです。私はこの問題については、平成21年、22年の現状を見て県水を当時倍にしましたよね。その当時の担当課長から次の課長に引継ぎ等も含めて、ちゃんとしたことができていなかった現状だと思うんです。今置かれている立場で伊得担当課長は大分苦労しているように私は感じます。だからその中で、やっぱり過去のことを持ち上げても仕方ありませんが、その当時の引継ぎがきちんとなされてやってくれば、もう今苦労しないで済んだかなと思うんですよ。だからもう一度掘り起こして、きちんとした方策を予算の追加もしていただいて、一刻も早くこれはやったほうが私はいいかなと思うんですよ。いかがでしょうか。
○岩田鑑郎議長 答弁願います。
  伊得水道課長。
○伊得正巳水道課長 お答えいたします。
  非常にありがたいお言葉をありがとうございます。確かに過去10年前ですけれども、私が水道課に配属されていたときと状況は変わっております。その引継ぎというか経過は、議員ご存じのとおりでございますので、あえて触れませんけれども、そういったものも加味して、今後、令和2年度ですけれども、県の技術支援のところでも強硬にやっていくという方針を定めておりますので、審議会の中でもちょっとお話ししましたけれども、今、会長が県の企業局の水道企画課長、そのご指導も実はいただいておりますので、そこの辺に力を入れていきたいと思います。
  ただ、予算につきましては、やはり収益と収支のバランスがございます。今年度の予算につきましても、かなり厳しい中で組んでおります。収益が減っていく中で、なかなか費用のほうも組み込むのが非常に難しい。できるだけお金をかけずにできるように努力していきたいと思いますんで、ご理解いただきたいと思います。
○岩田鑑郎議長 12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 できるだけじゃなくて、努力しますで、きちんと。できるだけというのは疑問なんですよ。現にやっぱり有収率の比率から見て、漏水の問題については4,000万、5,000万、6,000万と徐々に上がってくる無駄な費用がかかっているわけですよ。そういうことを考えると、やっぱりできるだけじゃなくてやるという意識で。これは予算のほうも追加できると思うんですよ。そういうことをしっかりとやっていただきたい、お願いしたいと思います。
○岩田鑑郎議長 答弁よろしいですね。もう一度。
          (「できるだけじゃなくて」と呼ぶ者あり)
○岩田鑑郎議長 伊得水道課長。
○伊得正巳水道課長 お答えいたします。
  大変失礼しました。努力してまいりますので、よろしくお願いいたします。
○岩田鑑郎議長 ほかに質疑ございますか。
          (発言する者なし)
○岩田鑑郎議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (発言する者なし)
○岩田鑑郎議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (発言する者なし)
○岩田鑑郎議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第32号 令和2年度ときがわ町水道事業会計予算を採決いたします。
  本案は原案のとおり予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○岩田鑑郎議長 起立全員であります。
  よって、議案第32号は原案のとおり可決されました。
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   ◎常任委員会報告
○岩田鑑郎議長 続いて、日程第8、常任委員会報告を議題といたします。
  初めに、総務産業建設常任委員会に付託してあります請願第1号 アスベスト被害者補償基金制度の創設とアスベスト被害者の早期救済・全面解決を求める請願についての審査の結果報告を求めます。
  野口守隆委員長。
○野口守隆総務産業建設常任委員長 議長より許可が出ましたので、請願第1号についての報告を行います。
                                 令和2年3月13日
  ときがわ町議会議長 岩 田 鑑 郎 様
                    総務産業建設常任委員会委員長 野 口 守 隆
  請願審査の報告について
  本委員会に付託された請願の審査結果を、ときがわ町議会会議規則第94条第1項の規定により次のとおり報告します。
  1 付託事件
    令和2年第1回定例会において付託を受けた請願
    請願第1号
      アスベスト被害者補償基金制度の創設とアスベスト被害者の早期救済・全面解決
      を求める請願
  上記請願について、3月9日に委員会を開催し、慎重に審査し採決した結果、請願第1号は「採択すべきもの」と決定いたしました。
  総務産業建設常任委員会の請願第1号審査の議事概要
  1 審査の期日
    令和2年3月9日(月)
  2 審査に出席した者
    総務産業建設常任委員会委員全員
    議会事務局長
  3 審査の経過
  (1)参考資料
     なし
  (2)請願審査の中で出された主な意見
    @ 裁判中ではあるが、長引く見込みであり早期解決を望む。
    A 救済法がある中で、新たな基金を設ける必要があるか不透明である。
    B 被害者の苦しみを考えると基金を作り救済すべきである。
    C アスベストが原因かはっきりしない面がある。
    D 会社に属さない弱い立場の被害者がいる可能性があるので、国として最大限の配
     慮を求める。
  (3)結論
  本委員会では、上記請願について慎重に審査し採決した結果、採択に賛成する委員が多数であり、請願第1号は「採択すべきもの」と決定した。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 野口委員長はそのままお待ちください。
  これより質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○岩田鑑郎議長 委員長、席へお戻りください。
  質疑を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○岩田鑑郎議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより請願第1号 アスベスト被害者補償基金制度の創設とアスベスト被害者の早期救済・全面解決を求める請願について採決いたします。
  採決は委員長報告に対する採決でなく、請願を採択することに賛成か反対かの採決を行いますのでご注意ください。
  請願第1号に対する委員長報告は採択であります。
  請願第1号について採決いたします。
  この請願を採択することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○岩田鑑郎議長 起立全員であります。
  よって、請願第1号は採択することに決定いたしました。
  暫時休憩いたします。
  再開を1時35分といたします。
                                (午後 1時20分)
─────────────────────────────────────────────────
○岩田鑑郎議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午後 1時37分)
─────────────────────────────────────────────────
   ◎日程の追加
○岩田鑑郎議長 ここで、野口守隆議員外1名から、議員提出議案第1号 アスベスト被害者補償基金制度の創設とアスベスト被害者の早期救済・全面解決を求める意見書の提出についてが提出されました。
  これについて議会運営委員会で協議されておりますので、議会運営委員会の報告を求めます。
  議会運営委員会、野原和夫委員長。
○野原和夫議会運営委員長 議長の命により、議会運営委員会の報告をいたします。
  野口守隆議員外1名から、議員提出議案第1号 アスベスト被害者補償基金制度の創設とアスベスト被害者の早期救済・全面解決を求める意見書の提出についてが提出され、これについて協議するため、ただいま役場第2庁舎3階協議会室におきまして、議会運営委員会を開催いたしました。
  会期中の議事日程の追加について協議を行いました。
  その結果、議員提出議案第1号を今定例会の日程に追加し、議題として審議することと決定いたしました。
  以上で議会運営委員会の報告を終わります。
○岩田鑑郎議長 お諮りいたします。委員長報告のとおり、議員提出議案第1号 アスベスト被害者補償基金制度の創設とアスベスト被害者の早期救済・全面解決を求める意見書の提出についてを日程に追加し、直ちに議題としたいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○岩田鑑郎議長 異議なしと認めます。
  お諮りいたします。お手元に配付いたしましたとおり、本日の議事日程を追加して議題とし、日程の順序を変更し、審議したいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○岩田鑑郎議長 異議なしと認めます。
  よって、お手元に配付したとおり、本日の議事日程を追加して議題とし、日程の順序を変更して審議することに決定いたしました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議員提出議案第1号の上程、説明、質疑、討議、討論、採決
○岩田鑑郎議長 これより追加日程第1、議員提出議案第1号 アスベスト被害者補償基金制 度の創設とアスベスト被害者の早期救済・全面解決を求める意見書の提出についてを議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○桑原功夫議会事務局長 議員提出議案第1号、令和2年3月13日提出、ときがわ町議会議長、岩田鑑郎様。
  提出者、ときがわ町議会議員、野口守隆。
  賛成者、ときがわ町議会議員、前田栄。
  アスベスト被害者補償基金制度の創設とアスベスト被害者の早期救済・全面解決を求める意見書の提出について。
  上記の議案を別紙のとおり、ときがわ町議会会議規則第14条第1項及び第2項の規定により提出いたします。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 提出者から提出理由の説明を求めます。
  9番、野口守隆議員。
○9番 野口守隆議員 それでは、提出理由と意見書を申し上げます。
  提出理由。
  アスベスト(石綿)被害は多くの労働者、国民に広がっています。
  現在でも、建物の改修、解体に伴うアスベストの飛散は発生するため、大規模自然災害で発生した大量の瓦礫処理についても被害の拡大が心配されています。
  日本では特に建設業従事者に多く発生しており、それは、国が建築基準法などで不燃化、耐火工法としてアスベストの使用を進めたことに大きな原因があります。
  国は石綿被害者救済法を成立させましたが、成立後も一貫して抜本改革が求められている状況にあります。
  建設業は重層下請け構造や多くの現場に従事することから、労災に認定されることにも多くの困難が伴い、企業独自の上乗せ補償もないため、アスベスト被害者補償基金の創設により、被害者や遺族が求める補償に対応する必要があると思われます。
  よって、この案を提出するものです。
  アスベスト被害者補償基金制度の創設とアスベスト被害者の早期救済・全面解決を求める意見書。
  アスベスト(石綿)を建築物などに用いたことによるアスベスト被害は、多くの建設作業 従事者や国民に広がっています。
  建設現場においてアスベストを吸い込み、肺がんや中皮腫などを発症した元労働者と遺族が、国と建材メーカーに損害賠償などを求めた建設アスベスト訴訟では、全国6つの地方裁判所(東京・横浜・福岡・大阪・京都・札幌)、東京・大阪・福岡高等裁判所において、国の責任を認める判決が出され、京都及び横浜地裁、東京・大阪・福岡高等裁判所では建材メーカーの責任も認める内容となっています。
  これらの建設アスベスト訴訟では、初めての訴訟が提起された2008年から12年が経過し、アスベスト被害者が亡くなる事例もあり、早期解決を求める被害者や遺族の願いは切実なものです。
  そこで、アスベスト被害者補償基金制度の創設とアスベスト被害者の早期救済・全面解決のために、下記の事項に取り組むことを要望します。
                    記
  1 被害者や遺族が求める補償に対応するため、国の拠出金を原資とした「アスベスト被害者補償基金制度」の創設。
  2 アスベスト被害者の早期回復を図るために、専門医の充実や医療技術の進展に努めるなど、アスベスト対策の早期充実。
  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。
  令和2年3月13日、埼玉県比企郡ときがわ町議会議長、岩田鑑郎。
  内閣総理大臣、安倍晋三様。
  国土交通大臣、赤羽一嘉様。
  厚生労働大臣、加藤勝信様。
  環境大臣、小泉進次郎様。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 これより議員提出議案第1号 アスベスト被害者補償基金制度の創設とアスベスト被害者の早期救済・全面解決を求める意見書の提出についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (発言する者なし)
○岩田鑑郎議長 これをもって質疑を終了いたします。
  野口議員には自席にお戻りください。
  質疑がありませんでしたので、討議を省略いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (発言する者なし)
○岩田鑑郎議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議員提出議案第1号 アスベスト被害者補償基金制度の創設とアスベスト被害者の早期救済・全面解決を求める意見書の提出についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり提出することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○岩田鑑郎議長 起立全員であります。
  よって、議員提出議案第1号は原案のとおり可決されました。
  暫時休憩いたします。
                                (午後 1時47分)
─────────────────────────────────────────────────
○岩田鑑郎議長 再開いたします。
                                (午後 1時48分)
─────────────────────────────────────────────────
   ◎常任委員会報告
○岩田鑑郎議長 続いて、総務産業建設常任委員会に付託してあります請願第2号 東海第二発電所(東海第二原発)を再稼働させないよう求める請願について審査の結果報告を求めます。
  野口守隆委員長。
○野口守隆総務産業建設常任委員長 議長より許可が出ましたので、請願第2号の報告について申し上げます。
                                 令和2年3月13日
  ときがわ町議会議長 岩 田 鑑 郎 様
                    総務産業建設常任委員会委員長 野 口 守 隆
  請願審査の報告について
  本委員会に付託された請願の審査結果を、ときがわ町議会会議規則第94条第1項の規定により次のとおり報告します。
  1 付託事件
    令和2年第1回定例会において付託を受けた請願
    請願第2号
      東海第二発電所(東海第二原発)を再稼働させないよう求める請願
  上記請願について、3月9日に委員会を開催し、慎重に審査し採決した結果、請願第2号は「不採択とすべきもの」と決定しました。
  総務産業建設常任委員会の請願第2号審査の議事概要
  1 審査の期日
    令和2年3月9日(月)
  2 審査に出席した者
    総務産業建設常任委員会委員全員
    議会事務局長
  3 審査の経過
  (1)参考資料
     なし
  (2)請願審査の中で出された主な意見
    @ 所在する6市村が決定すべき事項であり、部外者が意見を挟まない方がよい。
    A 原発再稼働に必要な多額の経費を、再生可能エネルギーに使用すべき。
    B 化石燃料はコスト高であると共に、CO2削減に逆行するので、原発はやむを得
     ない。
    C 事故時には、離れた地域にも影響を及ぼす可能性が高い。
    D ヨーロッパでは化石燃料を削減し、原発にシフトしている状況である。
  (3)結論
  本委員会では、上記請願について慎重に審査し採決した結果、採択に賛成する委員が少数であり、請願第2号は「不採択とすべきもの」と決定した。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 野口委員長はそのままお待ちください。
  これより質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  5番、田中議員。
○5番 田中紀吉議員 5番、田中です。委員長にお尋ねします。
  まず、請願審査の中で主に出された意見ということなんですけれども、まず1番目の部外者がという点なんですけれども、放射能問題については部外者ということじゃなくて、ときがわ町もかなり現実的には影響を受けているわけです、事故が起きれば。だから、そういう点では部外者には当たらないんじゃないかというのが1点目。
  あともう1つは、全体の意見としても、流れとしては世界も日本も含めて化石燃料じゃなくて、再生エネルギーを目指すべきなんじゃないかというのがもう方向としては出されていると思うんです。そういうことなんで、全体としてというよりも、今現在動いていないのを再稼働させないでというポイントなわけです。1点です。だから、こういう点については採択されるべきだというふうに思うんですけれども、どういう論議になったのかをお尋ねします。
○野口守隆総務産業建設常任委員長 この件につきましては、委員長報告については経過を報告するものであって、委員長が意見を出してはならないということだったんで、お答えは差し控えていただきます。
○岩田鑑郎議長 じゃ、2番、長島議員。
○2番 長島金作議員 2番、長島です。
  私は今、文教厚生常任委員会のほうで、このことに関して全然協議していないんですが、総務産業建設常任委員会の意見がこういうふうに決定しましたんで、同じ町会議員として総務産業建設常任委員会の意見に従えばよろしいんでしょうか。
○岩田鑑郎議長 はい、どうぞ。
○野口守隆総務産業建設常任委員長 それは各議員の見解であって、それを従えとか従わないとかという立場に私はございません。
○岩田鑑郎議長 よろしいですか。
  2番、長島議員。
○2番 長島金作議員 せっかく総務産業建設常任委員会のほうでこういうふうな時間をかけて協議していただいて、こういう結果が出たんである以上、私も町会議員として総務産業建設常任委員会の意見を尊重したいと思いますが、ただ、文教厚生常任委員会であったために協議に参加できないで、個人の意見と言われましても非常に困るんで、文教厚生常任委員会としてもこれに対してきちんと協議して、みんなで結論出したほうがよろしいと思います。
  ただ、私は原発で何で電気が起こせるのかということを知らない方もいると思うんですよ。それで、よく分からないで反対だ賛成だと言われても、国のことですから大事なことだと思 うんですよ。だからそれをもう一度、なぜ原発で電気が起こるのか、それでそれがCO2を出さないすばらしいものだという……
○岩田鑑郎議長 長島議員、委員長に対する質問です。
○2番 長島金作議員 それで、だから野口委員長のお言葉に対して、文教厚生常任委員会は個々で判断して賛成しろと言われても困るんで、文教厚生常任委員会で討論するのか、私は個人で判断しろと言われても困るんで、個人の場合ですとここで白紙にさせてもらいたいと思います。
○岩田鑑郎議長 元へ戻ってしまいますので、その質問はちょっと受け付けられませんので。
○野口守隆総務産業建設常任委員長 原子力発電についてということで、いわゆる火力発電は化石燃料を燃やして熱エネルギーを得て、これを使って水を沸かして、蒸気の力で蒸気タービンを回転させて電気を起こします。それから、これに対して原子力発電はウランを核分裂させ、熱エネルギーを得て水を沸かし、蒸気の力で蒸気タービンを回転させて電気を起こします。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 よろしいですね。
  ほかに質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○岩田鑑郎議長 これをもって質疑を終了いたします。
  野口委員長は自席にお戻りください。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○岩田鑑郎議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
  5番、田中議員。
  請願についての賛成か反対で。
          (「請願について賛成です」と呼ぶ者あり)
○岩田鑑郎議長 賛成、はい。
  反対の討論ございますか。
          (発言する者なし)
○岩田鑑郎議長 じゃ、田中議員。
○5番 田中紀吉議員 東海第二発電所を再稼働させないよう求める請願に、賛成の立場で賛成討論を行います。議席番号5番、田中です。
  東海第二原発は運転設定年数40年を超え、さらに運転停止後9年もたつ老朽原発です。1基目は既に廃炉になっています。また、福島第一原発と同じ沸騰型であります。津波による非常用発電機が故障し、かろうじて冷温停止したまま今日に至ります。ときがわ町も現在も原木しいたけを初め、検査しなければ出荷できない状態が続いています。大きな負担になっていると思います。東京電力福島の状況はさらに過酷です。4万人以上の避難者が現在もいます。処理水はタンクにためるだけで、処理のめども立っていません。廃炉に至っては、今後40年で廃炉にできるかどうか分からないということです。
  原発事故は賠償、除染、放射能汚染等の拡散防止など、計り知れない影響があります。被災者だけでなく、自然環境も含めて全てを奪うものです。議員各位には東海第二発電所を再稼働させないよう求める請願に対し賛成を求め、討論といたします。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 ほかに討論ございませんか。
  反対討論ございますか。
          (「賛成討論はあるんですけれども」と呼ぶ者あり)
○岩田鑑郎議長 いいです。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原です。東海第二発電所の再稼働に反対し、廃炉を求める意見書の提出に関する請願に賛成の立場で討論に参加します。
  まず、4つ問題があります。
  1つは、設計上の運転期間40年を超える老朽原発です。東電福島第一原発と同じ仕様は旧式のままです。
  2つ目は、3.11津波で冷温停止した危険原発です。原子力規制委員会は2038年11月まで20年の延長を認めましたが、原電が算出した安全対策工事費は当初の約800億円から3,000億円に膨らんでいます。
  3つ目は、原発事故を起こした東電が財政支援です。再稼働に必要な安全対策工事費を原電が用意できないため、同社の筆頭株主である東電が、原電再稼働後の電力購入代金の先払 いとして2,200億円もの支援をします。
  4つ目は、30キロ圏、94万人はどこへどう避難するのか分からない状態です。放射能汚染は日本の国力を奪うだけでなく、地球環境を破壊し続けています。再稼働を許す理由はどこにもありません。
  よって、この請願に賛成し、討論します。
○岩田鑑郎議長 反対討論はございますか。
          (発言する者なし)
○岩田鑑郎議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより請願第2号 東海第二発電所(東海第二原発)を再稼働させないよう求める請願について採決します。
  採決は委員長報告に対する採決ではなく、請願を採択することに賛成か反対かの採決を行いますのでご注意ください。
  請願第2号に対する委員長報告は不採択であります。
  請願第2号について採決いたします。
  この請願を採択することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立少数)
○岩田鑑郎議長 起立少数であります。
  よって、請願第2号は不採択することに決定いたしました。
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   ◎常任委員会の閉会中の継続調査の申し出について
○岩田鑑郎議長 続いて、追加日程第2、常任委員会の閉会中継続審査の申し出についてを議題といたします。
  総務産業建設常任委員長から、会議規則第75条に関する申出が提出されておりますので、閉会中の継続調査についての説明を求めます。
  野口守隆委員長。
○野口守隆総務産業建設常任委員長 議長より許可をいただきましたので、総務産業建設常任委員会の閉会中の継続調査の申し出について申し上げます。
                                 令和2年3月13日
  ときがわ町議会議長 岩 田 鑑 郎 様
                    総務産業建設常任委員会委員長 野 口 守 隆
  閉会中の継続調査申出書
  本委員会は、次の事項について、閉会中も継続調査を要するものと決定したので、ときがわ町議会会議規則第75条の規定により申し出ます。
                    記
  1 調査事項
     所管事務に関することについて
  2 理由
     本委員会において所管する事務について調査・研究する。
  3 期限
     次期定例会まで
  以上でございます。
○岩田鑑郎議長 お諮りいたします。ただいま総務産業建設常任委員長から、なお継続調査に付したいとの申出がございました。継続調査することにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○岩田鑑郎議長 異議なしと認めます。
  よって、継続調査することに決定いたしました。
  続いて、文教厚生常任委員会の閉会中の継続調査の申し出についてを議題といたします。
  文教厚生常任委員長から、会議規則第75条に関する申出が提出されておりますので、閉会中の継続調査についての説明を求めます。
  山中博子委員長。
○山中博子文教厚生常任委員長 議長のお許しをいただきましたので、文教厚生常任委員会の閉会中の継続調査の申し出について申し上げます。
                                 令和2年3月13日
  ときがわ町議会議長 岩 田 鑑 郎 様
                      文教厚生常任委員会委員長 山 中 博 子
  閉会中の継続調査申出書
  本委員会は、次の事項について、閉会中も継続調査を要するものと決定したので、ときがわ町議会会議規則第75条の規定により申し出ます。
                    記
  1 調査事項
     所管事務に関することについて
  2 理由
     本委員会において所管する事務について調査・研究する。
  3 期限
     次期定例会まで
  以上でございます。
○岩田鑑郎議長 お諮りいたします。ただいま文教厚生常任委員長から、なお継続調査に付したいとの申出がございました。継続調査することにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○岩田鑑郎議長 異議なしと認めます。
  よって、継続調査することに決定いたしました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎議会運営委員会の閉会中の継続調査の申し出について
○岩田鑑郎議長 続いて、追加日程第3、議会運営委員会の閉会中の継続調査の申し出についてを議題といたします。
  議会運営委員長から、会議規則第75条に関する申出が提出されておりますので、閉会中の継続調査についての説明を求めます。
  野原委員長。
○野原和夫議会運営委員長 議長のお許しをいただきましたので、議会運営委員会の閉会中の継続調査の申し出について申し上げます。
                                 令和2年3月13日
  ときがわ町議会議長 岩 田 鑑 郎 様
                        議会運営委員会委員長 野 原 和 夫
  閉会中の継続調査申出書
  本委員会は、次の事項について、閉会中も継続調査を要するものと決定したので、ときがわ町議会会議規則第75条の規定により申し出ます。
                    記
  1 調査事項
     次期議会の会期日程等の議会運営に関する事項及び議長の諮問に関する事項
  2 期限
     次期定例会まで
  以上でございます。
○岩田鑑郎議長 お諮りいたします。ただいま議会運営委員長から、なお継続調査に付したいとの申出がございました。継続調査することにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○岩田鑑郎議長 異議なしと認めます。
  よって、継続調査することに決定いたしました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎町長挨拶
○岩田鑑郎議長 本定例会に付された事件は全て議了いたしました。
  この際、渡邉町長から挨拶のための発言を求められておりますので、これを許可いたします。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 議長のお許しをいただきましたので、令和2年第1回ときがわ町議会定例会の閉会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。
  3月3日に開会いたしました本定例会は、ご提案申し上げました各案件につきまして熱心にご審議をいただきまして、原案のとおり議決をいただき、本日の閉会となりますことに心から御礼を申し上げます。
  今回、議決いただきました令和2年度の各予算につきましては、担当課において計画的に執行してまいります。今後も議員各位のご支援、ご協力を心よりお願い申し上げます。
  結びに、議員各位におかれましては、ご健勝にてご活躍されますようご祈念申し上げまして、閉会の挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎閉会の宣告
○岩田鑑郎議長 これをもちまして、令和2年第1回ときがわ町議会定例会を閉会いたします。
  大変お疲れさまでした。
                                (午後 2時12分)
地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。

  令和  年  月  日


         前  議  長    前  田     栄


         前 副 議 長    野  原  和  夫


         議     長    岩  田  鑑  郎


         副  議  長    小  宮     正


         署 名 議 員    田  中  紀  吉


         署 名 議 員    山  中  博  子