令和2年第3回ときがわ町議会定例会

議 事 日 程(第3号)

                            令和2年9月4日(金)   
                            午前9時30分開議     
      開議の宣告
日程第 1 報告第 5号 令和元年度ときがわ町決算に基づく健全化判断比率の報告につい
             て
日程第 2 報告第 6号 令和元年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づく
             資金不足比率の報告について
日程第 3 報告第 7号 令和元年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率の
             報告について
日程第 4 報告第 8号 令和元年度ときがわ町一般会計継続費精算報告書の報告について
日程第 5 認定第 1号 令和元年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定について
日程第 6 認定第 2号 令和元年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定に
             ついて
日程第 7 認定第 3号 令和元年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定
             について
日程第 8 認定第 4号 令和元年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算認定につい
             て
日程第 9 認定第 5号 令和元年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算
             認定について
日程第10 認定第 6号 令和元年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算認
             定について
日程第11 認定第 7号 令和元年度ときがわ町水道事業会計決算認定について
日程第12 議案第50号 ときがわ町事務手数料条例の一部改正について
日程第13 議案第51号 ときがわ町指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営の基準に関
             する条例の一部改正について
日程第14 議案第52号 町道路線の廃止について
日程第15 議案第53号 町道路線の認定について
日程第16 議案第54号 令和2年度ときがわ町一般会計補正予算(第4号)
日程第17 議案第55号 令和2年度ときがわ町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)
日程第18 議案第56号 令和2年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)
日程第19 議案第57号 令和2年度ときがわ町介護保険特別会計補正予算(第1号)
日程第20 議案第58号 令和2年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計補正予算(第
             1号)
日程第21 議案第59号 令和2年度ときがわ町水道事業会計補正予算(第1号)
日程第22 議案第60号 物品売買契約の締結について(新型コロナウイルス感染症対策防
             災用品購入)
日程第23 議案第61号 物品売買契約の締結について(乗合タクシー車両購入)
日程第24 議案第62号 物品売買契約の締結について(ときがわ町立小中学校情報機器購
             入)
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出席議員(11名)
     1番  杉 田 健 司 議員     2番  長 島 金 作 議員
     3番  神 山   俊 議員     4番  小 島 利 枝 議員
     5番  田 中 紀 吉 議員     6番  山 中 博 子 議員
     8番  前 田   栄 議員     9番  野 口 守 隆 議員
    10番  小 宮   正 議員    11番  岩 田 鑑 郎 議員
    12番  野 原 和 夫 議員
欠席議員(1名)
     7番  岡 野   茂 議員
地方自治法第121条により、今定例会に説明のため出席する者及び同委任を受けた者の職氏名
町長
渡 邉 一 美 
副町長
小 峯 光 好 
総務課長
宮 寺 史 人 
企画財政課長
荒 井   淳 
税務課長
福 田 芳 和 
町民課長
山 口 清 史 
福祉課長
山 ア 俊 樹 
会計管理者兼
会計室長
大 野 健 司 
産業観光課長
坂 本 由紀夫 
建設環境課長
加 藤 光 典 
水道課長
伊 得 正 巳 
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教育長
久 米 正 美 
教育総務課長
宮 寺   進 
生涯学習課長
正 木   彰 
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代表監査委員
武野谷 博 之 
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議会事務局長
荻久保 充 也 
書記
杉 川   桂 

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   ◎開議の宣告
○岩田鑑郎議長 皆さん、おはようございます。大変お疲れさまです。
  本日、欠席届のある議員は1名、ただいまの出席議員は11名全員でありますので、定足数に達しております。
  本日は決算審査報告等のため、武野谷博之代表監査委員に出席をいただいております。ご了承願います。
  これより令和2年第3回ときがわ町議会定例会第3日目を開会いたします。
  直ちに本日の会議を開きます。
                                (午前 9時30分)
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   ◎議事日程の報告
○岩田鑑郎議長 本日の議事日程を報告いたします。
  議事日程は、配付したとおりであります。
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   ◎議案の一括上程について
○岩田鑑郎議長 お諮りいたします。日程第1、報告第5号から日程第3、報告第7号までは、いずれも地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づき算定された健全化判断比率及び資金不足比率の報告でございますので、一括議題にしたいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○岩田鑑郎議長 異議なしと認めます。一括議題とさせていただきます。
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   ◎報告第5号〜報告第7号の上程、説明、質疑
○岩田鑑郎議長 日程第1、報告第5号 令和元年度ときがわ町決算に基づく健全化判断比率の報告について、日程第2、報告第6号 令和元年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づく資金不足比率の報告について、日程第3、報告第7号 令和元年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率の報告について、以上を一括議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○荻久保充也議会事務局長 朗読いたします。
  報告第5号 令和元年度ときがわ町決算に基づく健全化判断比率の報告について。
  地方公共団体の財政の健全化に関する法律(平成19年法律第94号)第3条第1項の規定により、令和元年度ときがわ町決算に基づく健全化判断比率を別紙のとおり監査委員の意見をつけて報告する。
  令和2年9月1日提出、ときがわ町長、渡邉一美。
  報告第6号 令和元年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づく資金不足比率の報告について。
  地方公共団体の財政の健全化に関する法律(平成19年法律第94号)第22条第1項の規定により、令和元年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づく資金不足比率を別紙のとおり監査委員の意見をつけて報告する。
  令和2年9月1日提出、ときがわ町長、渡邉一美。
  報告第7号 令和元年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率の報告について。
  地方公共団体の財政の健全化に関する法律(平成19年法律第94号)第22条第1項の規定により、令和元年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率を別紙のとおり監査委員の意見をつけて報告する。
  令和2年9月1日提出、ときがわ町長、渡邉一美。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 報告者から報告理由の説明を求めます。
  報告理由の説明につきましては、報告第5号 令和元年度ときがわ町決算に基づく健全化判断比率の報告についてから、報告第7号 令和元年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率の報告についてまでを順次説明を求めます。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 皆さん、おはようございます。
  それでは、報告第5号から報告第7号までの議案について、順次報告理由を申し上げます。
  まず、報告第5号 令和元年度ときがわ町決算に基づく健全化判断比率の報告について申し上げます。
  地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づき、令和元年度決算に基づく健全化判断比率について報告するものであり、内容は、実質赤字比率をはじめとする4つの指標であります。
  詳細につきましては、企画財政課長から申し上げます。
  次に、報告第6号 令和元年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づく資金不足比率の報告について申し上げます。
  地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づき、令和元年度決算に基づく資金不足比率について報告するものであります。
  詳細につきましては、建設環境課長から申し上げます。
  次に、報告第7号 令和元年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率の報告について申し上げます。
  地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づき、令和元年度決算に基づく資金不足比率について報告するものであります。
  詳細につきましては、水道課長から申し上げます。
  以上、3つの報告について、監査委員の意見を付してご報告申し上げるところでございます。よろしくお願いいたします。
○岩田鑑郎議長 続いて、報告第5号 令和元年度ときがわ町決算に基づく健全化判断比率の報告について細部説明を求めます。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 それでは、報告第5号 令和元年度ときがわ町決算に基づく健全化判断比率の報告について細部説明をさせていただきます。
  説明につきましては、議案参考資料報告第5号関係をご覧いただきたいと思います。
  そちらの報告の根拠でございますが、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項の規定により報告するものであります。
  要点といたしまして、そちらに表がございます。これ議案と同じ表になっておりますので、ご覧いただきたいと思います。
  左2つ、実質赤字比率、そして連結実質赤字比率につきましては、赤字が出ていませんので空欄となっております。
  その隣、実質公債費比率は、地方債の元利償還金等の標準財政規模等に対する割合を示すもので、3か年の平均となっております。前年度から0.2ポイント減りまして4.4%となっております。
  将来負担比率は、将来負担額の標準財政規模に対する割合を示すもので、前年度から10ポイント減の33%となっております。
  なお、それぞれの括弧の数字につきましては、早期健全化基準でございます。その数値を超えてきますと、早期に健全化が必要な状況にあるという数値となります。
  以上で細部説明を終わらせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
○岩田鑑郎議長 続いて、報告第6号 令和元年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づく資金不足比率の報告について細部説明を求めます。
  加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 それでは、報告第6号 令和元年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づく資金不足比率の報告について細部説明をさせていただきます。
  議案書を1枚おめくりください。
  令和元年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計に基づく資金不足比率報告書であります。
  この報告書は、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第22条第1項の規定により、令和元年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計に基づく資金不足比率を報告するものです。
  資金不足比率の表をご覧ください。
  浄化槽設置管理事業特別会計は、歳出額が歳入額を超えた決算となっておりません。したがいまして、資金不足比率は空欄とするものであります。
  なお、この欄の下に括弧書きで20%と書いてありますが、こちらは資金不足比率が20%を超えた場合には、早期の健全化が必要な状況にあるとして判断される数字となっております。
  続きまして、備考欄の金額4,990万2,000円、こちらにつきましては、資金不足比率の算定に用いた事業規模、令和元年度浄化槽使用料の収入金額であります。
  以上で細部説明を終わらせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
○岩田鑑郎議長 続いて、報告第7号 令和元年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率の報告について細部説明を求めます。
  伊得水道課長。
○伊得正巳水道課長 それでは、報告第7号 令和元年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率の報告について細部説明をさせていただきます。
  議案参考資料の報告第7号関係も併せてご覧ください。
  これは、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第22条第1項の規定により報告するものでございます。
  議案書を1枚おめくりください。
  令和元年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率報告書の表の部分をご覧ください。
  まず、資金不足比率の欄ですが、水道事業会計は資金不足額が発生しておりませんので、この欄には数字は記載されておりません。
  なお、この欄の下の括弧書き20%とありますが、資金不足比率が20%を超えた場合には、早期の健全化が必要な状況と判断される数値でございます。
  また、備考の欄、金額2億1,055万3,000円は、事業規模の数値、具体的には営業収益の金額になります。
  以上で報告第7号についての細部説明を終了させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
○岩田鑑郎議長 監査委員から、令和元年度決算に基づく財政健全化審査及び経営健全化審査意見書が提出されております。ここで監査委員から審査意見書の報告を求めます。
  武野谷代表監査委員。
○武野谷博之代表監査委員 監査委員の武野谷博之でございます。
  ただいま議長のお許しをいただきましたので、令和元年度決算に基づく財政健全化審査及び経営健全化審査意見を述べさせていただきます。
  なお、本件意見につきましては、既に意見書をお手元にお届けしておりますので、その概要につきましてご報告申し上げます。
  審査の対象、1、令和元年度ときがわ町決算に基づく健全化判断比率並びにその算定の基礎となる事項を記載した書類。
  2、令和元年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づく資金不足比率並びにその算定の基礎となる事項を記載した書類。
  3、令和元年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率並びにその算定の基礎となる事項を記載した書類。
  審査の期間、令和2年7月3日及び7月15日。
  審査の場所、ときがわ町就業改善センター3階集会室及び2階就業改善相談室。
  審査の方法、令和元年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率並びにその算定の基礎となる事項を記載した書類について、関係担当課長から説明を求め審査しました。
  審査の結果、審査に付された健全化判断比率及び資金不足比率並びにその算定の基礎となる事項を記載した書類を審査した結果、適正に作成されているものと認められ、特に指摘す べき事項は認められませんでした。
  2ページ以降に、各決算に対する個別意見を掲載しておきました。
  以上でございます。
○岩田鑑郎議長 これより報告第5号 令和元年度ときがわ町決算に基づく健全化判断比率の報告についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○岩田鑑郎議長 質疑を終了いたします。
  本案は報告事項でありますので、ただいま報告したとおりでございます。ご了承賜りたいと存じます。
  これより報告第6号 令和元年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計決算に基づく資金不足比率の報告についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○岩田鑑郎議長 これをもって質疑を終了いたします。
  本案は報告事項でありますので、ただいま報告したとおりでございます。ご了承賜りたいと思います。
  これより報告第7号 令和元年度ときがわ町水道事業会計決算に基づく資金不足比率の報告についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○岩田鑑郎議長 これをもって質疑を終了いたします。
  本案は報告事項でありますので、ただいま報告したとおりでございます。ご了承を賜りたいと存じます。
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   ◎報告第8号の上程、説明、質疑
○岩田鑑郎議長 日程第4、報告第8号 令和元年度ときがわ町一般会計継続費の精算報告についてを議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○荻久保充也議会事務局長 報告第8号 令和元年度ときがわ町一般会計継続費精算報告書の 報告について。
  地方自治法施行令(昭和22年政令第16号)第145条第2項の規定により、令和元年度ときがわ町一般会計継続費精算報告書のとおり報告する。
  令和2年9月1日提出、ときがわ町長、渡邉一美。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 報告者から報告理由の説明を求めます。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 それでは、報告第8号 令和元年度ときがわ町一般会計継続費精算報告書の報告について申し上げます。
  令和元年度ときがわ町一般会計において、継続費として定めたポスター掲示板作成業務及びポスター掲示板設置撤去工事に係る継続費精算報告書を調製したので、報告するものであります。
  詳細につきましては、総務課長から申し上げます。よろしくお願いいたします。
○岩田鑑郎議長 続いて、細部説明を求めます。
  宮寺総務課長。
○宮寺史人総務課長 それでは、細部説明をさせていただきます。
  資料は、議案参考資料の報告第8号関係をお開きいただきたいと思います。
  皆様ご案内のとおり、地方公共団体の会計は会計年度独立の原則により、会計年度ごとに作成されます。しかし、複数年度にまたがって予算が作成される継続費が例外的に認められておりますが、最後の年度が終了したときに、決算関連の書類と合わせ、議会に報告することが必要となります。
  資料の中ほどの要点にあるとおり、平成31年3月29日に告示され、4月7日に執行された埼玉県議会議員選挙のうち、ポスター掲示板作成業務委託とポスター掲示板設置撤去工事の2つの業務については、2か年度にわたり継続した業務であったため、継続費といたしました。ここで継続年度が終了したので、議案書にあります継続費精算報告書を調整し、報告するものです。
  金額につきましては、それぞれご覧になっていただいたとおりでございます。
  以上、よろしくお願いいたします。
○岩田鑑郎議長 これより報告第8号 令和元年度ときがわ町一般会計継続費精算報告書の報告についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○岩田鑑郎議長 これをもって質疑を終了いたします。
  本案は報告事項でありますので、ただいま報告したとおりでございます。
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   ◎議案の一括上程について
○岩田鑑郎議長 お諮りいたします。日程第5、認定第1号から日程第11、認定第7号までは、いずれもときがわ町の決算認定に関する案件でございますので、一括議題にしたいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○岩田鑑郎議長 異議なしと認め、一括議題とさせていただきます。
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   ◎認定第1号〜認定第7号の上程、説明
○岩田鑑郎議長 日程第5、認定第1号 令和元年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定について、日程第6、認定第2号 令和元年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について、日程第7、認定第3号 令和元年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について、日程第8、認定第4号 令和元年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算認定について、日程第9、認定第5号 令和元年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算認定について、日程第10、認定第6号 令和元年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算認定について、日程第11、認定第7号 令和元年度ときがわ町水道事業会計決算認定について、以上を一括議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○荻久保充也議会事務局長 朗読いたします。
  認定第1号 令和元年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定について。
  地方自治法(昭和22年法律第67号)第233条第3項の規定に基づき、令和元年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算を別冊のとおり監査委員の意見をつけて議会の認定に付する。
  令和2年9月1日提出、ときがわ町長、渡邉一美。
  認定第2号 令和元年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について。
  地方自治法(昭和22年法律第67号)第233条第3項の規定に基づき、令和元年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算を別冊のとおり監査委員の意見をつけて議会の認定に 付する。
  令和2年9月1日提出、ときがわ町長、渡邉一美。
  認定第3号 令和元年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について。
  地方自治法(昭和22年法律第67号)第233条第3項の規定に基づき、令和元年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算を別冊のとおり監査委員の意見をつけて議会の認定に付する。
  令和2年9月1日提出、ときがわ町長、渡邉一美。
  認定第4号 令和元年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算認定について。
  地方自治法(昭和22年法律第67号)第233条第3項の規定に基づき、令和元年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算を別冊のとおり監査委員の意見をつけて議会の認定に付する。
  令和2年9月1日提出、ときがわ町長、渡邉一美。
  認定第5号 令和元年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算認定について。
  地方自治法(昭和22年法律第67号)第233条第3項の規定に基づき、令和元年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算を別冊のとおり監査委員の意見をつけて議会の認定に付する。
  令和2年9月1日提出、ときがわ町長、渡邉一美。
  認定第6号 令和元年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算認定について。
  地方自治法(昭和22年法律第67号)第233条第3項の規定に基づき、令和元年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算を別冊のとおり監査委員の意見をつけて議会の認定に付する。
  令和2年9月1日提出、ときがわ町長、渡邉一美。
  認定第7号 令和元年度ときがわ町水道事業会計決算認定について。
  地方公営企業法第30条第4項の規定に基づき、令和元年度ときがわ町水道事業会計決算を別冊のとおり監査委員の意見をつけて議会の認定に付する。
  令和2年9月1日提出、ときがわ町長、渡邉一美。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 提案者から提案理由の説明を求めます。
  提案理由の説明につきましては、認定第1号 令和元年度ときがわ町一般会計歳入歳出決 算認定についてから、認定第7号 令和元年度ときがわ町水道事業会計決算認定についてまで、順次説明を求めます。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 それでは、認定第1号から認定第7号までの議案について概要説明を申し上げ、提案理由とさせていただきます。
  まず、認定第1号 令和元年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定についてご説明を申し上げます。
  歳入総額は54億8,883万3,301円で、歳出総額は52億6,240万2,926円となり、実質収支額は1億6,994万2,375円となりました。歳入の構成比が一番大きいものは地方交付税で、収入済額は20億4,738万3,000円となり、37.3%の構成比となりました。次に構成比が大きいものは町税で、収入済額は13億4,294万623円となり、24.5%の構成比となりました。
  支出の構成比が一番大きいものは民生費で、支出済額は15億1,303万573円となり、28.7%の構成比となりました。次に構成比が大きいものは総務費で、支出済額は11億5,110万9,779円となり、21.9%の構成比となりました。
  次に、認定第2号 令和元年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についてご説明を申し上げます。
  歳入総額は15億8,841万4,843円で、歳出総額は15億3,988万2,212円となり、実質収支額は4,853万2,631円となりました。
  次に、認定第3号 令和元年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についてご説明を申し上げます。
  歳入総額は1億3,572万3,568円で、歳出総額は1億3,393万8,171円となり、実質収支額は178万5,397円となりました。
  次に、認定第4号 令和元年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算認定についてご説明を申し上げます。
  歳入総額は10億9,735万2,172円で、歳出総額は10億4,239万55円となり、実質収支額は5,496万2,117円となりました。
  次に、認定第5号 令和元年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算認定についてご説明を申し上げます。
  歳入総額は1億2,485万1,090円で、歳出総額は1億2,201万3,212円となり、実質収支額は283万7,878円となりました。
  次に、認定第6号 令和元年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算認定についてご説明を申し上げます。
  歳入歳出の総額はそれぞれ2,383万581円となり、実質収支額はゼロとなりました。
  次に、認定第7号 令和元年度ときがわ町水道事業会計決算認定についてご説明を申し上げます。
  収益的収入及び支出は、収入が3億2,540万2,897円で、支出が3億1,697万6,460円となりました。また、資本的収入及び支出は、収入が164万3,400円で、支出が9,410万5,665円となりました。
  以上、監査委員の意見をつけてご提案申し上げますので、ご議決賜りますようお願い申し上げます。
  詳細につきましては、認定第1号から認定第6号までは会計室長から、認定第7号は水道課長から申し上げます。
  以上です。よろしくお願いいたします。
○岩田鑑郎議長 続いて、認定第1号 令和元年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定についてから認定第6号 令和元年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算認定についてまで、順次細部説明を求めます。
  大野会計管理者兼会計室長。
○大野健司会計管理者兼会計室長 会計管理者兼会計室長の大野でございます。よろしくお願いいたします。
  それでは、認定第1号 令和元年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定から、認定第6号 令和元年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算認定までの細部説明をさせていただきます。
  まず初めに、総括的事項について申し上げます。議案参考資料をご覧ください。
  議案参考資料の認定第1号から第6号関係、ときがわ町各会計歳入歳出決算参考資料の2ページをお開きください。
  表の最下段の行になりますが、水道事業会計を除く一般会計ほか特別会計の歳入総額合計は84億5,900万5,555円、歳出総額合計は81億2,445万7,157円となりました。平成30年度と比べますと、表の右側の前年度比較にあるとおり、歳入総額合計で2億3,865万3,767円の減額、歳出総額合計で3億1,854万1,690円の減額となりました。
  それでは、認定第1号 令和元年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定から内容説明を させていただきます。
  決算書の12ページをお開きください。
  令和元年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算事項別明細書の歳入から内容説明をさせていただきます。
  なお、この決算書は左右2ページ見開きで構成されております。左側のページ番号を申し上げますので、関係ページを開いていただき、左右両方のページをご覧いただければと思います。
  また、決算書におきましては、多くのページで定められた様式上、前年度額及び前年度比較額の記載はございません。参考として口頭で前年度比較額などを申し上げる場合がありますので、よろしくお願いいたします。
  まず、1款町税ですが、調定額13億5,619万6,097円に対し、収入済額は13億4,294万623円となりました。徴収率は99.0%、前年度から0.1ポイントの減少となりました。また、不納欠損額は518万9,956円、収入未済額は806万5,518円となりました。
  次に、14ページをご覧ください。
  14ページ、2款地方譲与税、3項の森林環境譲与税は令和元年度に新設されたもので、収入済額は339万4,000円となりました。
  次に、18ページをご覧ください。
  18ぺージ中段の10款地方交付税の収入済額は20億4,738万3,000円で、前年度と比較して、率で3.5%、金額で6,864万円の増となりました。
  地方交付税の内訳は、右側の備考欄に記載されているとおり、普通交付税が18億6,238万円、前年度より3,678万4,000円の増額となりました。特別交付税が1億8,500万3,000円、前年度より3,185万6,000円の増額となりました。
  次に、24ページをご覧ください。
  24ページの中段、14款国庫支出金の調定額4億8,087万2,188円に対し、収入済額は4億6,604万1,188円となりました。前年度の収入済額と比較して、率でマイナス12.6%、金額で6,704万1,366円の減となりました。
  主な減の理由は、次のページ、26ページの2項2目民生費国庫補助金、2節児童福祉費補助金の備考欄にある保育所等整備交付金、次世代育成支援対策施設整備交付金及び2項4目教育費国庫補助金、3節幼稚園費補助金の認定こども園施設整備交付金の減額などによるものです。
  次に、28ページをご覧ください。
  28ページ中段の15款県支出金の調定額4億4,604万7,789円に対し、収入済額は3億5,665万3,289円となりました。前年度の収入済額と比較して、率で17.2%、金額で5,227万2,376円の増となりました。
  主な増の理由としましては、2枚めくっていただきまして32ページ、15款2項4目1節農業費補助金の備考欄、これは33ページ備考欄上から3行目にあります農村地域防災減災事業補助金1,200万円の皆増、次のページ、34ページ中段、3項1目総務費委託金、4節の選挙費委託金が前年度と比較して1,969万1,063円増加したことなどによるものです。
  また、3枚ほど戻っていただき、30ページ最上段、2項1目1節の総務管理費補助金には、令和元年10月1日から運行を開始した乗合タクシーの準備のための地域公共交通活性化促進事業補助金110万6,000円が含まれております。
  次に、少し飛びまして38ページをご覧ください。
  38ページ下段の19款繰越金の収入済額は1億8,421万2,843円、これは平成30年度からの繰越金でございますが、前年度より7,433万8,619円の減となりました。
  次に、最下段の20款諸収入の収入済額は1億5,200万2,784円、前年度より3,396万8,391円の増となりました。こちらは2枚めくっていただきまして、44ページの中段になりますが、20款3項3目備考欄の一番下から3行目にあります埼玉中部資源循環組合負担金返還金の3,972万4,200円によるものです。
  次に、同じく44ページ中段の21款町債の収入額は3億2,690万9,000円で、前年度より2億6,696万5,000円の減となりました。主な減の理由は、昨年度の3目教育債の1節としてありました体育施設整備事業債1億8,650万円の皆減によるものです。
  次に、46ページの最下段、歳入合計をご覧ください。
  令和元年度の歳入合計ですが、収入済額は54億8,883万3,301円で、前年度より1億7,888万7,306円の減となりました。
  これで令和元年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算の歳入について、内容説明を終了させていただきます。
  引き続き、令和元年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算の歳出について、内容説明をさせていただきます。
  48ページをご覧ください。
  歳出の説明におきましては、左右2ページ見開きの右側、備考欄にあります各事業別の記 載にも触れながら説明をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
  48ページ、1款議会費の支出済額は7,557万8,599円で、前年度より6万8,482円の増となりました。
  次に、50ページをご覧ください。
  50ページ最下段の2款総務費の支出済額は11億5,110万9,779円で、前年度より1,458万6,979円の減となりました。主な減の理由としては、53ページの備考欄、下から8行目の総合事務組合負担金が、前年度と比較して2,107万9,892円減したものです。これは令和元年度の退職者数が前年度より少ない人数であったことによるものです。
  次に、64ページをご覧ください。
  64ページの中段、1項5目の財産管理費の継続費逓次繰越額254万2,100円は、公共施設個別施設計画策定業務が2年間の継続事業として実施されているためのものです。
  次に、66ページをご覧ください。
  66ページの中段の1項9目企画費の支出済額は2億3,045万8,561円で、前年度より2,893万6,301円の増となりました。増の理由としては、73ページの備考欄、上から11行目のバス路線確保対策費補助金が乗合タクシーの運行開始などにより1,319万9,000円増したことなどによるものです。
  次に、76ページをご覧ください。
  76ページ、11目自治振興費の支出済額は9,261万532円で、前年度より3,806万5,257円の増となりました。主な増の理由は、77ページ備考欄の中段の集会所管理事業が、前年度より3,927万7,390円の増となりました。田黒集会所建設工事などに支出いたしました。
  次に、86ページをご覧ください。
  86ページ、2項徴税費の支出済額は1億383万4,218円で、前年度より793万2,030円の増となりました。主な増の内容といたしましては、91ページの備考欄中段にあります評価替事務事業が、航空写真撮影業務委託料の632万5,000円皆増などにより、1,248万5,000円の増したことによるものです。
  次に、94ページをご覧ください。
  94ページの4項選挙費の支出済額は2,359万6,591円で、96ページにある6目県知事選挙費に663万1,819円、98ページにある8目参議院議員補欠選挙費に623万188円、100ページにある9目参議院議員選挙費に978万5,404円支出いたしました。
  次に、106ページをご覧ください。
  106ページ下段の3款民生費の支出済額は15億1,303万573円で、前年度より5,369万1,998円の減となりました。
  次に、民生費の内訳になりますが、1項社会福祉費、1目社会福祉総務費の支出済額は1億311万6,989円で、前年度より787万2,272円の増となりました。主な内容といたしましては、111ページの備考欄中段にありますプレミアム付商品券事業として1,048万9,728円を支出いたしました。
  次に、112ページをご覧ください。
  112ページの1項2目障害者福祉費の支出済額は3億8,821万9,022円で、前年度より166万8,558円の減となりました。主な内容といたしましては、113ページの備考欄、障害者福祉事業の19節負担金補助及び交付金の負担金として、下から6行目にあります介護給付費・訓練等給付費負担金3億899万8,810円を支出いたしました。これは、障害のある方が居宅や施設において受けた介護や訓練等のサービスに要した費用に対するものです。
  次に、120ページをご覧ください。
  120ページ下段の2項児童福祉費の支出済額は5億4,131万926円で、前年度より6,877万4,898円の減となりました。主な内容といたしましては、123ページの備考欄、下から7行目にありますこども医療費支給事業として、中学3年生までの医療費無料化のため、125ページ最上段のこども医療費2,404万2,485円を支出いたしました。また、昼間、保護者のいない家庭の児童が安心して過ごすことができるよう、125ページの中段にあります放課後児童対策事業として2,610万5,224円を支出いたしました。
  次に、135ページをご覧ください。
  135ページの備考欄中段にあります保育所等整備事業では、町内にある私立保育園の建設等に要する費用の一部として、昨年に引き続き9,180万5,000円を補助いたしました。
  3款2項児童福祉費の主な減の理由は、この保育所等整備事業が前年度と比較して7,620万8,000円減したことによるものです。
  次に、同じく135ページ、3項災害救助費の支出済額103万9,040円は、昨年猛威を振るいました台風19号の被害に遭われた方の支援のため、予備費から充用を行い、支出いたしました。
  次に、その下の4款衛生費の支出済額は4億8,816万8,934円で、前年度より2,769万6,585円の減となりました。主な内容といたしましては、1項1目保健衛生総務費では、141ページ備考欄、最上段のとおり、土地購入費として570万4,832円を支出し、借地であった保健セ ンター敷地の町有地化を行いました。
  次に、1項2目予防費では、健康長寿のまちづくりを実現するため、各種検診の受診率の向上、保健指導の徹底と併せて運動習慣の普及に取り組みました。備考欄中段にあります健康づくり推進事業では、昨年までの健康づくり開発事業と事業の統合を行い、ウオーキング事業を中心としたスモールチェンジ活動に加え、インボディ測定器の導入や栄養講座の開設等の経費として184万8,259円を支出いたしました。
  次に、143ページの備考欄中段にあります成人健診事業では、1,523万6,296円を主に各種がん検診等委託料に支出いたしました。
  1ページめくっていただきまして、145ページの備考欄上段にあります予防接種事業におきましては、乳幼児などを対象とした定期予防接種のほか、中学生のインフルエンザ予防接種などの任意の予防接種委託料などに2,347万4,879円を支出いたしました。
  次に、148ページをご覧ください。
  148ページ下段の2項清掃費の支出済額は2億3,228万4,160円で、前年度より1,610万9,726円の減となりました。主な内容といたしましては、151ページの備考欄、上から4行目、埼玉中部資源循環組合負担金の548万5,000円、少し下がりまして、小川地区衛生組合の塵芥処理費負担金1億384万円、し尿処理費負担金6,199万4,000円などを支出いたしました。
  歳入の中でも申し上げましたが、埼玉中部資源循環組合の解散に伴い、埼玉中部資源循環組合負担金返還金として3,972万4,200円が返還されております。
  次に、152ページをご覧ください。
  152ページ中段の6款農林水産業費の支出済額は1億1,969万6,305円で、前年度より2,529万6,222円の増となりました。主な内容といたしましては、少し飛びまして157ページの備考欄、下から5行目にあります新規就農総合支援事業費補助金として525万円支出いたしました。こちらは、耕作放棄地の未然防止と後継者問題の解消のため、人・農地プランに位置づけられた50歳以下の新規就農者に対して、最長5年間給付するものです。また、159ページの有害鳥獣対策事業では、有害鳥獣による農作物被害の増加が問題となっていることから、捕獲作業等を通年で実施し、649万9,839円を支出いたしました。
  次に、162ページをご覧ください。
  162ページ、2項林業費の支出済額は1,611万8,374円で、前年度より410万829円の増となりました。主な内容といたしましては、備考欄中段、側溝整備工事に306万5,700円、1枚めくっていただき、165ページ備考欄、上から6行目、林道応急修繕工事に452万5,680円など を支出いたしました。また、ときがわ産材活用推進事業として、備考欄、下から5行目、大きな木つみ木、木製遊具などの備品購入に155万8,348円を支出いたしました。
  次に、167ページをご覧ください。
  167ページ中段の7款商工費の支出済額は8,803万1,137円で、前年度より1,453万3,413円の減となりました。主な内容といたしましては、173ページの備考欄、観光施設管理運営事業の15節工事請負費では、堂平天文台観測所ドーム補修工事等に1,412万7,900円を支出いたしました。また、1ページめくっていただきまして、175ページの備考欄中段にあります地域おこし協力隊推進事業では、新たに1名の地域おこし協力隊員が着任し、399万4,405円を支出いたしました。
  次に、176ページをご覧ください。
  176ページ下段の8款土木費の支出済額は2億1,307万9,916円で、前年度より7,829万5,486円の減となりました。また、翌年度繰越額の繰越明許費は2,482万2,000円で、雲河原2地区地籍調査事業でございます。土木費の主な内容といたしましては、178ページ下段、2項道路橋りょう費ですが、支出済額は9,209万6,277円で、町道の舗装修繕工事、道路改良工事、橋梁長寿命化修繕計画策定業務委託などに支出いたしました。
  次に、189ページをご覧ください。
  189ページ、地籍調査費の支出済額は3,286万4,686円で、前年度より362万639円の増となりました。主な内容といたしましては、地籍調査事業雲河原1地区の地籍測量業務委託料などに支出いたしました。
  次に、190ページをご覧ください。
  190ページ、9款消防費の支出済額は2億9,267万5,754円で、前年度より719万5,108円の減となりました。翌年度繰越額の繰越明許費149万1,600円は、1枚めくっていただき、193ページ上段、2目非常備消防費の備考欄、最後の行にあります消火栓維持管理費負担金が、台風19号の影響により工期延長となり、明許繰越となったものです。同じく、翌年度繰越額の事故繰越150万400円は、3目防災費、18節備品購入費でございます。防災対策用に購入を予定していた発電機が、新型コロナウイルス感染症の影響により、海外からの部品調達が滞った関係から組み立てることができず、事故繰越となったものです。
  次に、194ページをご覧ください。
○岩田鑑郎議長 暫時休憩いたします。再開11時でお願いします。
                                (午前10時44分)
─────────────────────────────────────────────────
○岩田鑑郎議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午前11時00分)
─────────────────────────────────────────────────
○岩田鑑郎議長 引き続き細部説明を求めます。
  大野会計室長。
○大野健司会計管理者兼会計室長 それでは、引き続きよろしくお願いいたします。
  決算書194ページをお開きください。
  194ページ中段の10款教育費の支出済額は5億3,026万7,754円で、前年度より2億1,995万8,852円の減となりました。主な減の理由としましては、平成29年度、平成30年度の継続事業でありました体育センター大規模改修工事の皆減によるものです。
  その下の1項教育総務費の支出済額は1億4,812万2,422円で、前年度より2,860万9,371円の増となりました。主な増の理由は、197ページ備考欄の最下段、19節委託料として明覚小学校プール改築工事設計業務506万円、町立小中学校パソコン等初期導入設定費用637万2,000円、特別管理産業廃棄物処理業務1,802万7,538円を支出しました。
  次に、197ページ、13節委託料の翌年度繰越額、繰越明許費1,013万1,000円及び15節工事請負費の翌年度繰越額の繰越明許費3,486万7,000円は、町内の小中学校にWi−Fi環境を整備するためのものです。
  少し飛びまして、232ページをご覧ください。
  232ページ下段の4項幼稚園費の支出済額は7,230万9,983円で、前年度より3,257万1,217円の減となりました。減の理由は、備考欄にあります認定こども園施設整備事業が2年目となり、補助金が前年度より減額となったものです。
  次に、234ページをご覧ください。
  234ページ中段の5項社会教育費の支出済額は1億1,692万4,534円で、前年度より873万3,466円の減となりました。
  次に、264ページをご覧ください。
  264ページ下段の11款災害復旧費の支出済額は1億3,033万2,588円、翌年度繰越額の繰越明許費は1億4,877万2,400円、これは令和元年10月に猛威を振るった台風19号の被害によるものです。
  1ページめくっていただき、266ページ最上段の1項1目農林水産施設災害復旧費では、 本郷店下堰災害復旧工事の前払い金704万円など、農林業施設の災害復旧費として956万5,600円を支出しました。
  次に、その下の2項土木施設災害復旧費では、番匠地内峯山橋災害復旧工事600万6,000円など、町内全域の道路、河川の災害復旧費として5,238万8,180円を支出しました。
  次に、その下の3項災害復旧費では、木のむらキャンプ場土砂撤去運搬費201万3,000円など、町内全域の応急的な災害復旧費として5,108万5,708円を支出しました。
  次に、その下の4項公共施設・公用施設等災害復旧費では、本郷球場災害復旧工事448万3,600円など、公共施設の災害復旧費として1,000万100円を支出しました。
  次に、268ページをご覧ください。
  268ページ上段の5項観光施設災害復旧費では、木のむらキャンプ場敷地法面災害復旧工事273万9,000円など、観光施設の災害復旧費として729万3,000円を支出しました。
  次に、268ページ下段の13款予備費ですが、269ページと続く271ページの備考欄に記載してありますように、2款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費など13の科目へ合計2,106万3,000円を充用いたしました。
  次に、270ページの最下段になりますが、令和元年度の歳出合計は、支出済額52億6,240万2,926円で、前年度より2億2,110万4,838円の減となりました。
  また、令和2年度への翌年度繰越額として、継続費逓次繰越254万2,100円、繰越明許費2億4,048万4,000円、事故繰越150万400円を繰越しいたしました。
  次に、273ページをご覧ください。
  令和元年度一般会計歳入歳出決算財産に関する調書でございます。
  まず、1、公有財産の(1)土地及び建物ですが、土地につきましては、その他行政機関の消防施設及び公共用財産のその他施設の決算年度中増減高が合計487.65平方メートルの増となっております。これは、防火水槽用地及び保健センター駐車場敷地一部の合計面積でございます。
  次に、274ページの(2)山林ですが、面積につきましては、決算年度中増減はありませんでした。立木の推定備蓄量につきましては、決算年度中増減高が695立方メートルの減となっております。これは、平成31年に大野地内で発生した山林火災により焼けてしまった町有林の立木を伐採したものです。
  その下にあります(3)出資による権利及び(4)預託金につきましては、令和元年度中の増減はありませんでした。
  次に、275ページの2、物品ですが、庁舎などで管理する50万円以上の物品の一覧となっております。
  次に、277ページ3、基金をご覧ください。
  決算年度中増減高の大きなものといたしますと、(1)の財政調整基金が1億4,301万8,949円の増となっております。これは事業の財源確保のため、一般会計から積み立てたものでございます。
  以上で、認定第1号 令和元年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定についての内容説明を終了させていただきます。
  続きまして、認定第2号 令和元年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についての内容説明をさせていただきます。
  288ページをお開きください。
  ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算事項別明細書の歳入から内容説明をさせていただきます。
  1款国民健康保険税ですが、調定額2億7,393万407円に対し、収入済額は2億6,272万3,439円となり、前年度と比較して収入済額で1,301万626円の減となりました。また、徴収率は前年度から1.2ポイント増加して95.9%となりました。不納欠損額は383万4,259円、収入未済額は737万2,709円となります。
  なお、年度平均の加入世帯数は1,947世帯、被保険者数は3,196人でございます。
  次に、290ページをご覧ください。
  290ページ上段の3款県支出金の収入済額は11億9,616万8,358円で、歳入総額の75.3%を占めております。1項1目保険給付費等交付金ですが、平成30年度からの事業広域化に伴い、市町村が保険給付に要した費用を都道府県が全額交付する普通交付金と、市町村の財政状況、その他の事情に応じて交付される特別調整交付金がございます。
  次に、その下の4款繰入金の収入済額は7,857万7,287円で、前年度より173万9,411円の減となりました。
  次に、294ページの最下段、歳入合計をご覧ください。
  令和元年度の歳入合計ですが、収入済額は15億8,841万4,843円で、前年度より2,264万5,081円の減となりました。
  続きまして、歳出について内容を説明させていただきます。
  298ページをご覧ください。
  298ページ中段の2款保険給付費の支出済額は11億4,940万8,497円で、前年度より6,899万1,226円の増となりました。この保険給付費は、歳出総額の74.7%を占めており、被保険者が疾病や負傷などにより医療機関を受診した際の診療や投薬、入院などの費用に充てられるものでございます。平均額は加入世帯1世帯当たり58万2,274円、被保険者1人当たり35万9,640円となりました。
  次に、302ページをご覧ください。
  302ページ中段の3款国民健康保険事業費納付金の支出済額は2億8,486万9,394円、歳出総額の18.5%を占めております。この納付金は、市町村から県の特別会計に支出するもので、290ページにある歳入の3款県支出金のうち、1項1目1節普通交付金の財源となるものです。
  次に、304ページをご覧ください。
  304ページ下段の5款保健事業費の支出済額は1,699万838円で、前年度より21万6,915円の増となりました。主な内容といたしましては、右側305ページの備考欄にあります特定健康診査等事業費の13節委託料の基本検診委託料865万5,116円、人間ドック委託料356万5,000円などを支出いたしました。
  そして、3枚めくっていただきまして、310ページの最下段、歳出合計をご覧ください。
  令和元年度の歳出合計ですが、支出済額は15億3,988万2,212円で、前年度より2,401万7,544円の減となりました。
  次に、313ページ、令和元年度国民健康保険特別会計歳入歳出決算財産に関する調書をご覧ください。
  本特別会計に属する財産は、この3つの基金で、令和元年度中に増減のあったものは(1)の国民健康保険財政調整基金で、決算年度末現在高は1億7,032万6,000円でございます。
  以上で、認定第2号 令和元年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についての内容説明を終了させていただきます。
  続きまして、認定第3号 令和元年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についての内容説明をさせていただきます。
  324ページをお開きください。
  ときがわ町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算事項別明細書の歳入から内容説明をさせていただきます。
  1款後期高齢者医療保険料ですが、調定額1億369万3,180円に対し、収入済額は1億225 万6,360円となり、前年度と比較して収入済額で603万2,340円の増となりました。後期高齢者医療保険料は、歳入総額の75.3%を占めております。また、不納欠損額は28万3,200円、収入未済額は115万3,500円となります。
  なお、令和2年3月末日現在の被保険者数は1,915人でございます。
  次に、その下の2款繰入金の収入済額は3,103万7,451円で、前年度より189万8,676円の減となりました。その内訳といたしましては、1項1目事務費繰入金128万8,000円、1項2目保険基盤安定繰入金2,974万9,451円でございます。そのほか、3款繰越金202万4,327円、4款諸収入40万5,430円を合わせまして、1枚めくっていただきまして326ページの最下段になりますが、令和元年度歳入合計の収入済額は1億3,572万3,568円で、前年度より461万1,131円の増となりました。
  続きまして、歳出について内容説明をさせていただきます。
  328ページをご覧ください。
  328ページ上段の1款総務費の支出済額は128万663円で、前年度より59万370円の減となりました。
  次に、その下の2款後期高齢者医療広域連合納付金の支出済額は1億3,222万8,311円で、前年度より518万3,644円の増となりました。後期高齢者医療広域連合納付金は、歳出総額の98.7%を占めております。内容といたしましては、被保険者に納入いただいた保険料を埼玉県後期高齢者医療広域連合へ納付するものです。
  その下にあります3款諸支出金42万9,197円と合わせまして、次のページ、330ページ最下段になりますが、令和元年度歳出合計の支出済額は1億3,393万8,171円で、前年度より485万61円の増となりました。
  以上で、認定第3号 令和元年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についての内容説明を終了させていただきます。
  続きまして、認定第4号 令和元年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算認定についての内容説明をさせていただきます。
  342ページをお開きください。
  ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算事項別明細書の歳入から内容説明をさせていただきます。
  1款保険料ですが、調定額2億7,899万2,450円に対し、収入済額は2億7,409万2,500円となり、前年度と比較して収入済額で22万3,900円の減となりました。また、不納欠損額が114 万6,950円、収入未済額は375万3,000円となり、65歳以上の第1号被保険者の収納率は98.2%となりました。
  なお、令和2年3月末日現在の第1号被保険者数は4,104人でございます。
  次に、その下の3款国庫支出金の収入済額は2億2,354万4,545円で、前年度より597万7,070円の減となりました。主な内容といたしましては、1項国庫負担金、1目介護給付費負担金の1億8,089万1,000円で、法令等の基準に基づき交付されたものです。
  次に、344ページをご覧ください。
  344ページ中段の4款支払基金交付金の収入済額は2億6,940万7,000円で、前年度より858万9,731円の減となりました。こちらは、社会保険診療報酬支払基金に集められた40歳から64歳までの第2号被保険者の介護保険料が交付金として市町村に交付されたものでございます。
  次に、348ページの最下段の歳入合計をご覧ください。
  令和元年度の歳入合計ですが、収入済額は10億9,735万2,172円で、前年度より2,755万425円の減となりました。
  続きまして、歳出について内容説明をさせていただきます。
  350ページをご覧ください。
  1款総務費の支出済額は1,191万7,299円で、前年度より16万1,672円の減となりました。主な内容といたしましては、最下段の3項介護認定審査会費で、介護認定のための調査や認定審査会に要する事務費として905万4,576円を支出いたしました。
  次に、352ページをご覧ください。
  352ページ最下段の2款保険給付費の支出済額は9億7,906万208円で、前年度より1,668万2,404円の減となりました。保険給付費は歳出総額の93.9%を占めております。
  主な内容といたしましては、1ページめくっていただきまして、354ページ最上段の1項介護サービス等諸費、1目居宅介護サービス給付費の支出済額3億565万7,029円で、訪問看護や通所介護、短期入所、生活介護などに要する費用に支出いたしました。
  次に、その下の3目地域密着型介護サービス給付費の支出済額1億4,014万3,708円で、グループホームなどの町が指定した事業所で、利用が原則として町民に限定された地域密着型の介護サービスに要する費用に支出いたしました。
  次に、その下の5目施設介護サービス給付費の支出済額4億2,151万8,160円で、特別養護老人ホームなど、施設入所者に対するサービスに要する費用に支出いたしました。
  少し飛びまして、362ページをご覧ください。
  362ページ下段の4款地域支援事業費の支出総額は2,943万2,445円で、予防の訪問と通所に係る費用などに支出いたしました。
  また、少し飛びまして、370ページの最下段の歳出合計をご覧ください。
  令和元年度の歳出合計ですが、支出済額は10億4,239万55円、前年度より6,395万9,535円の減となりました。
  次に、373ページをご覧ください。
  令和元年度介護保険特別会計歳入歳出決算財産に関する調書ですが、本会計に属する財産は、この介護保険給付費準備基金のみで、令和元年度中に95万5,504円の増となりました。
  以上で、認定第4号 令和元年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算認定についての内容説明を終了させていただきます。
  続きまして、認定第5号 令和元年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算認定についての内容説明をさせていただきます。
  384ページをお開きください。
  ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算事項別明細書の歳入から内容説明をさせていただきます。
  1款分担金及び負担金ですが、収入済額は369万9,900円で、前年度より217万9,900円の減となりました。こちらは浄化槽設置費分担金でございます。
  次に、その下の2款事業収入ですが、調定額5,035万8,190円に対し、収入済額は4,990万2,060円となり、前年度と比較して、収入済額で715万3,310円の増となりました。こちらは使用者から徴収する浄化槽の使用料でございます。
  次に、その下の3款国庫支出金の収入済額は1,336万6,000円で、前年度より791万7,000円の減となりました。こちらは浄化槽整備事業費補助金でございます。
  1枚めくっていただきまして、386ページの最下段の歳入合計をご覧ください。
  令和元年度の歳入合計ですが、収入済額は1億2,485万1,090円で、前年度より1,248万3,418円の減となりました。
  続きまして、歳出について内容説明をさせていただきます。
  388ページをご覧ください。
  388ページ下段の2款施設管理費の支出済額は4,658万750円で、前年度より803万5,864円の増となりました。主な内容といたしましては、右側の備考欄、浄化槽維持管理事業で、1 枚めくっていただきまして、391ページの備考欄上段の13節委託料の浄化槽清掃委託料及び浄化槽保守点検委託料を合わせまして4,062万1,792円を支出いたしました。
  左側の390ページをご覧ください。
  390ページ中段の3款施設整備費の支出済額は3,077万4,700円で、前年度より1,961万1,600円の減となりました。主な内容といたしましては、右側の備考欄、浄化槽整備事業で15節工事請負費の浄化槽設置工事1,927万1,500円、16節原材料費の浄化槽本体購入費784万5,200円などを支出いたしました。
  そして、その下の最下段になりますが、令和元年度歳出合計の支出済額は1億2,201万3,212円で、前年度より1,261万1,166円の減となりました。
  以上で、認定第5号 令和元年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算認定についての内容説明を終了させていただきます。
  続きまして、認定第6号 令和元年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算認定についての内容説明をさせていただきます。
  402ページをお開きください。
  ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算事項別明細書の歳入から内容説明をさせていただきます。
  1款財産収入ですが、収入済額は2万4,931円で、関口茂八奨学基金を定期預金として運用した預金利子でございます。
  次に、その下の2款繰入金の収入済額は1,260万円で、奨学金貸付けのために関口茂八奨学基金から繰り入れたものでございます。
  次に、その下の4款諸収入ですが、調定額1,452万7,250円に対し、収入済額は1,120万5,650円となりました。こちらは、この奨学制度を利用された方からの奨学資金貸付金の返還金でございます。
  その結果、最下段になりますが、令和元年度歳入合計の収入済額は2,383万581円で、前年度より169万8,668円の減となりました。
  続きまして、歳出について内容説明をさせていただきます。
  404ページをご覧ください。
  404ページ上段の1款総務費の支出済額は1,123万581円で、前年度より82万1,332円の増となりました。主な内容といたしましては、25節積立金の関口茂八奨学基金積立金で、基金の預金利子や奨学資金貸付金の返還金を積み立てたものでございます。
  次に、その下の2款事業費の支出済額は1,260万円で、前年度より252万円の減となりました。これは、奨学資金の貸付金として支出したもので、その内訳は備考欄にあります普通奨学金882万円と特別奨学金378万円でございます。その結果、最下段になりますが、令和元年度歳出合計の支出済額は2,383万581円で、前年度より169万8,668円の減となりました。
  次に、407ページをご覧ください。
  令和元年度関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算財産に関する調書ですが、本特別会計に属する財産は、この関口茂八奨学基金のみで、令和元年度中に136万9,419円の減となりました。
  以上で、認定第6号 令和元年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算認定についての内容説明を終了させていただきます。ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。
○岩田鑑郎議長 続いて、認定第7号 令和元年度ときがわ町水道事業会計決算認定について細部説明を求めます。
  伊得水道課長。
○伊得正巳水道課長 それでは、認定第7号 令和元年度ときがわ町水道事業会計決算認定について細部説明をさせていただきます。
  決算書の414ページ、415ページをお開きください。
  まず、これからご説明する414ページから417ページまでの水道事業決算報告書ですが、決算と対比するため、消費税を含めた金額、いわゆる税込み金額になります。
  それでは、414ページ、415ページの(1)収益的収入及び支出の収入、上の表になりますけれども、そちらからご説明させていただきます。
  右側415ページの決算額の欄1行目、収入合計は3億2,540万2,897円となりました。
  次に、下の表の支出ですが、右側415ページの決算額の欄1行目、支出合計は3億1,697万6,460円となりました。
  なお、翌年度へ繰越しが2件ありますが、そのうち1件が事故繰越による279万4,000円でございます。不用額につきましては、ご覧のとおりでございます。
  左側の414ページの表下の米印のところをご覧ください。
  消費税及び地方消費税納税額700万4,800円は、本則課税に基づく納付税額でございます。
  なお、控除対象外消費税及び地方消費税として、雑支出272万8,900円、また平成30年度消費税の修正申告による還付金修正損として、過年度損益修正損11万1,900円が生じました。消費税につきましては、前年度は還付でありましたが、元年度予算の繰越しが5,000万円を 超える額となり、受け入れた消費税分よりも支払った消費税分が少なくなったため、納税額が増額となりました。
  1枚めくっていただき、416ページ、417ページをご覧ください。
  (2)資本的収入及び支出の収入から説明いたします。
  右側417ページの決算額の欄、収入合計ですけれども、164万3,400円となりました。
  下の表の支出ですが、決算額の欄1行目、支出合計は9,410万5,665円となりました。
  なお、先ほど説明した翌年度へ繰越しのうちの1件が、建設改良費繰越しによる5,075万円であります。不用額につきましてはご覧のとおりでございます。
  次に、左側416ページの表下をご覧ください。
  資本的収入が資本的支出に不足する額9,246万2,265円は、減債積立金3,000万円、過年度分損益勘定留保資金5,967万7,105円、消費税及び地方消費税資本的収支調整額278万5,160円で補填いたしました。
  続きまして、1枚めくっていただきまして、418ページ、419ページをご覧ください。
  こちらは経営成績を表す損益計算書になります。ここからは税抜き金額となります。
  右側419ページの1行目、当年度純利益は544万459円となりました。
  なお、資本的収入及び支出の主な内容につきましては、後ほど水道事業報告書で説明いたします。
  続きまして、1枚めくっていただき、420ページ、421ページをご覧ください。
  こちらは剰余金計算書になります。
  令和元年度中の剰余金の処分及び変動した内容を表します。右側421ページの表中、減債積立金の欄2行目、2,000万円ですが、平成30年度決算認定と併せて議決された未処分利益剰余金を減債積立金へ処分したものでございます。
  利益剰余金の当年度末残高は、利益剰余金合計欄の一番下、2億5,812万7,143円となりました。
  なお、平成30年度決算では、剰余金の処分を行いましたが、令和2年度以降は経営状況の悪化が想定されるため、未処分利益剰余金を積立金への処分は見送り、そのまま留保することといたしました。
  続きまして、422ページ、423ページをお開きください。
  こちらは財政状態を表す貸借対照表になります。
  まず、左側の422ページ、資産のうち固定資産はページの中ほど、固定資産合計26億1,638 万9,427円、その下の2、流動資産の(1)現金預金が3億2,508万9,309円、その下(2)未収金等を加え、流動資産合計は3億6,605万6,308円となり、資産合計は29億8,244万5,735円となりました。
  次に、3、固定負債の一番下、固定負債合計が6億301万1,768円、それから右側423ページの上段、4、流動負債の企業債合計6,427万1,909円を合わせた額6億6,728万3,677円が企業債元金の未償還残高となります。
  なお、企業債の詳細につきましては、446ページから449ページに記載しておりますので、後ほどご参照いただければと思います。
  次に、中ほどになりますが、負債合計は12億7,711万6,616円となりました。
  その下、資本ですが、資本金と合わせた資本合計は17億532万9,119円となり、一番下になりますけれども、負債資本合計は29億8,244万5,735円となりました。
  続きまして、ちょっと飛びますが、426ページをお開きください。
  ここからは水道事業報告書になります。
  上から3行目、イ、事業概要ですが、老朽管更新は石綿セメント管を当年度約50メートル、鋼管及び硬質塩化ビニール管を約17メートル更新いたしました。
  なお、五明地内の配水管布設替え工事が繰越しとなったため、更新延長が短くなっております。
  業務量は、総配水量が163万4,290立方メートル、有収水量が123万523立方メートル、有収率は0.9ポイント減の75.3%になり、さらに厳しい結果となりました。給水人口は185人の減、1万657人となりました。
  続きまして、1枚めくっていただきまして、429ページをご覧ください。
  こちらは業務量の明細になります。表の下から5行目、供給単価は165円60銭で前年度の165円10銭とほぼ同額ですが、その下の給水原価は223円で、前年度と比較して2円40銭、率にして1.1%で、給水原価が供給単価を上回る、いわゆる逆ざや状態はさらに厳しさを増しております。
  その下、料金収納率92.5%ですが、令和2年3月31日現在の数字であります。料金の口座振替の引落し日は通常月末ですが、その料金収納の通帳入金が1週間程度遅れるため、実質とは異なり、それを考慮して計算した場合は収納率は99.1%となります。
  続きまして、1枚めくっていただきまして、430ページをご覧ください。
  まず、こちらは事業収入に関する事項でございます。先ほど損益計算書に表された金額の 内訳になりますが、主なものについて説明いたします。
  一番上の営業収益は対前年度比較で385万8,733円の減、率でマイナス1.8%となりました。減収要因の一つは、その下の給水収益が対前年度比較で498万9,111円の減、率にしましてマイナス2.4%となりました。大口利用者の個別では増減が厳しかったものの、使用水量上位10者で0.5%増と前年度並みでございましたが、全体ではマイナス2.7%となりました。また、用途別では、一般がマイナス2.4%、ゴルフ場等がマイナス8.5%、温泉施設は4.7%増となりましたが、ここ数年の減少傾向は続いております。
  次に、その下の加入金収益ですが、対前年度比較220万円の増、率にして97.8%でした。これは、新規加入者数が13ミリで9件、30ミリが1件、合計で10件増加したものです。
  次に、下から2行目、その他特別利益が229万8,211円、皆減となりまして、収入合計では対前年度比較で647万8,624円の減、率にしましてマイナス2.1%となりました。
  続いて、右側の431ページをご覧ください。
  事業費用に関する事項についてですが、一番上の営業費用は対前年度比較で394万4,681円の減、率でマイナス1.4%となりました。
  まず、経常的な経費ですが、減少の要因は、表中2行目になりますが、原水及び浄水費が対前年度比較で210万2,862円の減、率でマイナス2.2%となりました。これは浄水場等の施設修繕費が減少したものですが、先ほどご説明した事故繰越分279万4,000円を年度内に執行していれば実質は増加しております。
  次に、2行下の業務費ですが、対前年度比103万7,703円の増、率で7.5%増となりました。これは水道料金の口座振替データ伝送化業務委託料が49万4,000円、料金会計システムに係る賃借料が54万8,584円などの増加によるものでございます。
  次に、表の中ほどの資産減耗費ですが、対前年度比394万7,479円の減、率でマイナス94.6%となりましたが、資産の除却の減少によるものです。
  次に、一番下から3行目、過年度損益修正損11万1,900円は、冒頭ご説明いたしました平成30年度消費税及び地方消費税の修正申告による還付金修正損になります。
  その下のその他特別損失81万2,000円は、昨年の台風被害による施設修繕工事費用でございます。対前年度比で134万円の減、率でマイナス62.3%となりました。
  支出合計では、対前年度比587万3,076円の減、率にしましてマイナス1.9%となりました。
  収益的収支の状況は、令和元年度の決算上、収入、支出とも減少いたしましたが、近年の傾向である料金収入の減少と、今回の繰越分を加えると支出は増加傾向にあり、さらに厳し さを増していると言えます。
  その他詳細につきましては、434ページ以降の収益費用明細書でご確認ください。
  続きまして、450ページをご覧ください。
  下から3行目の(3)貸倒引当金は、未収給水収益等の貸倒れ8万213円を不納欠損処理しました。前年度と比較して金額で2万9,756円の減、率にしますとマイナス27.1%となります。
  なお、不納欠損処理件数は18件、その内訳は、対象者が6者でございまして、個人、個別ではそれぞれ居住不明、死亡、個人破産、現在も居住しているが、給水停止中であるという状況でございます。
  以上で、認定第7号 令和元年度ときがわ町水道事業会計決算認定についての細部説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
○岩田鑑郎議長 暫時休憩いたします。
  再開1時10分。
                                (午後 零時01分)
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○岩田鑑郎議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午後 1時10分)
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   ◎決算の監査報告
○岩田鑑郎議長 監査委員から、令和元年度ときがわ町一般会計、特別会計歳入歳出決算及びときがわ町水道事業会計決算審査意見書が提出されております。
  ここで、監査委員から審査意見書の報告を求めます。
  武野谷代表監査委員。
○武野谷博之代表監査委員 議長のお許しをいただきましたので、令和元年度ときがわ町一般会計及び各特別会計歳入歳出決算並びに水道事業会計決算審査意見を述べさせていただきます。
  なお、財政健全化審査等意見書同様、各決算意見書につきましても、既にお手元にお届けいたしておりますので、概要につきましてご報告申し上げます。
  まず、審査の対象でございますが、(1)令和元年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算より(7)令和元年度ときがわ町水道事業会計決算まででございます。
  審査の期間、令和2年7月1日から7月3日まで。
  審査の場所、ときがわ町役場第二庁舎3階協議会室及びときがわ町就業改善センター3階集会室。
  審査の方法、令和元年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算及び各特別会計歳入歳出決算並びにときがわ町水道事業会計決算の各事項別明細書、実質収支に関する調書及び財産に関する調書は、関係法令に準拠し、かつ議決予算科目等に従って調製されているか、その計数は正確であるか、関係諸帳簿、証書類と照合しているかなど、例月出納検査、定例監査の結果を参考にするとともに、関係職員から説明を求め審査しました。
  審査の結果、審査に付された令和元年度ときがわ町各会計の歳入歳出決算、歳入歳出決算事項別明細書、その他の書類は、関係法令の諸規定に準拠して作成されており、その内容についても予算額及び収入支出済額については検算し、関係諸帳簿、証書類等照合した結果、計数処理及び予算執行について、おおむね適正に執行されているものと認められました。
  決算の総括。令和元年度の一般会計及び各特別会計並びに水道事業会計の決算状況は、2ページ以降の各表中に掲載しましたとおりです。
  むすびについては以下のとおりですので、読み上げます。
  第16、むすび。
  令和元年度(以下「本年度」という。)ときがわ町一般会計・特別会計歳入歳出決算及びときがわ町水道事業会計決算の概要は、以下のとおりである。
  本年度の決算審査では、決算書及び各課から提出された決算審査資料に基づき、歳入については、各項目で適正に収入されたか、歳出においては、各事業が適正な計画に基づき法令に沿った執行がなされたかを審査した。
  本年度の一般会計の決算額は、歳入54億8,883万3,301円、歳出52億6,240万2,926円で、これらを前年度と比べると、歳入は1億7,888万7,306円、3.2%、歳出は2億2,110万4,838円、4.0%の減少となった。実質収支額は、前年度と比べて896万2,468円、5.0%減少したが、1億6,994万2,375円の黒字となっている。
  一般会計の歳入の款別構成比では、第10款地方交付税が37.3%、第1款町税24.5%、第14款国庫支出金8.5%、第15款県支出金6.5%、第21款町債6.0%が主なところである。
  第1款町税においては、全体の徴収率が99.0%と非常に高い水準を維持している。引き続き徴収対策強化を行い、町税に対する住民の信頼をより確かなものとしていただきたい。不納欠損処分については、租税債権を放棄するということなので、十分慎重に対応願いたい。
  歳出の款別構成比率では、第3款民生費が28.7%を占め、次いで第2款総務費の21.9%、第12款公債費の12.5%、第10款教育費の10.1%、第4款衛生費で9.3%の比率となった。
  個別の事業執行については、第2款総務費で、集会所整備について指摘しておきたい。当職は平成29年度分の決算より指摘してきたが、高額な一般財源を投入する事業であるので、統合を含めた整備計画がまずあってしかるべきである。令和元年度整備の田黒集会所は、用地取得費とほぼ同額の造成費がかかっている。適地選定をしなければ住民の負担は増えてしまう。このような事態を避けるためにも、整備計画の策定により事業の予見可能性を明らかにする必要がある。もう1点、起業支援施設運営業務については、締結した契約内容と実態が異なる点がある。原因究明と事業効果の検証も含めた見直しを求める。
  第3款民生費は、前年度に比較して5,369万1,998円、3.4%の減少であるが、主な原因は2年目となった保育所等整備事業の減少による。民生費は障害者や高齢者及び乳幼児とその家族を支える支出である。各種支援制度の利用低下が起きないように努めていただきたい。
  第10款教育費では、こちらも以前より指摘してきたが、再度小中学校の適正規模について申し上げておきたい。今後、教育施設整備も全ての公共施設整備計画の中に組み込まれていくであろう。そのときにあるべき小中学校の将来像を示すことは、教育委員会だけでなく、町全体としての課題である。
  国民健康保険特別会計をはじめとした5特別会計決算の合計額は、歳入29億7,017万2,254円、歳出は28億6,205万4,231円となり、これらを前年度と比較すると、歳入は5,976万6,461円、2.0%、歳出は9,743万6,852円、3.3%の減少となった。
  会計別の状況は、国民健康保険特別会計では、歳入歳出の項目に大きな変動があり、歳入で2,264万5,081円、1.4%、歳出で2,401万7,544円、1.5%の減額となった。
  後期高齢者医療特別会計は、歳入で461万1,131円、3.5%、歳出で485万61円、3.8%の増加となった。
  介護保険特別会計は、歳入で2,755万425円、2.4%、歳出で6,395万9,535円、5.8%の減額となった。歳入減の一因として、昨年度より始まった保険料の減免制度がある。
  浄化槽設置管理事業特別会計は、前年度に比べ歳入で1,248万3,418円、9.1%、歳出で1,261万1,166円、9.4%の減額となった。施設整備費の減少が主な理由となっている。
  関口茂八奨学事業特別会計は、前年度に比べ6.7%の減少で、歳入歳出とも2,383万581円の執行であった。
  公営企業会計の水道事業会計は、収益的収支が544万459円の当年度純利益となり、資本的 収支の不足する額9,246万2,265円は内部留保資金等で補填した。毎年給水人口は減少し続けているが、平成31年3月に策定されたときがわ町水道事業経営戦略に盛り込まれた各種対策に向けた取組を進め、安定した水道事業運営に努めてもらいたい。
  一般会計における基金の年度末現金残高合計は27億4,357万8,862円で、前年に比べ1億3,416万9,332円増加している。財政調整基金の1億4,301万8,949円の増が主な要因である。
  令和元年度各種歳入歳出決算に対する審査においても、地方自治法第2条第14項に規定されるように、最少経費で最大効果を挙げられたか、行政執行の透明性は確保できたか、公平性は保てたかについて特に留意した。
  以上をもって決算審査のむすびとします。
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   ◎認定第1号〜認定第7号の質疑
○岩田鑑郎議長 これより認定第1号から認定第7号までの質疑に入ります。
  質疑は、ページ番号、項目名、節区分、備考欄の説明事項を申し出て質疑してください。
  質疑者が1回にできる質問は3問までとします。その後、質疑者がいない場合は再度続けて質疑を許します。また、1問の質疑に対して質疑の回数は3回までです。
  質疑につきましては、認定第1号、一般会計から順次行います。
  なお、一般会計に限り歳入歳出に分けて行います。さらに、歳出は款ごとに分けて行います。
  それでは、日程第5、認定第1号 令和元年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定についての質疑に入ります。
  まず最初に、歳入の質疑を行います。
  質疑ございませんか。
  6番、山中博子議員。
○6番 山中博子議員 6番、山中博子です。
  37ページ、ちょうど中段にあります一般寄附金の内訳をお伺いします。
  最初に言うのを忘れましたが、2問ございます。
○岩田鑑郎議長 答弁願います。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいま山中議員のご質問でございますが、一般寄附金20万円の内容ということでございますけれども、これにつきましては、昨年度被災いたしました東日本 台風、これに対しましての見舞金を含めたような寄附金ということで、2者、お二人の方から頂いておる内容でございます。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 山中議員。
○6番 山中博子議員 これについては、台風のために被災された方へのお見舞金等に使われたんでしょうか。その使い道についてはどのようにされたんでしょうか。
○岩田鑑郎議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまのご質問でございますが、特に見舞金にですとか、被災をした箇所に対する復旧の工事に充てたとかということで明確にしているわけではございませんけれども、災害に対応した事業に充てたというふうなことでご理解いただければと思います。
○岩田鑑郎議長 山中議員。
○6番 山中博子議員 2問目、よろしいでしょうか。
  43ページの雑入の中には、当初予算にはATM電気料14万3,260円がございましたが、今回、その雑入の中になかったんですが、以前議員からの指摘で、立替分のないようにしたほうがいいんではないかという提案があって、その電気料を銀行のほうの負担にできるような設備を整えたのかどうか伺います。
○岩田鑑郎議長 宮寺総務課長。
○宮寺史人総務課長 それでは、お答えいたします。
  このATMの電気料の決算額がないということにつきましては、山中議員ご指摘のように、銀行側が親メーターをつけたということでは実はございませんで、あくまで立替分という概念が、これまでの3月に検針して、その年度で調定票を起こすというやり方ですと、まだ役場として払っていない電気料に対する立替金を先にもらうみたいな、おかしな構造になっておりましたので、これを是正する措置として、調定票を新年度で起こすというふうな措置に切り替えたために、決算額がないというふうなことでご理解をいただきたいと思います。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 ほかに質疑ございますか。
  12番、野原和夫議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原です。
  3問の中で、最初、1問伺います。
  ページ、13ページ、歳入全体の中で、個人町民税等は、これは人口減少等という説明をされております。それから、法人町民税においては企業売上高減少、こういう中で減少されているわけですが、私個人的には、やっぱり町税は一つの大事な財源の一つだと思っています。それから地方交付税、それから臨時財政対策債も含めて、身の丈予算の中では大変な重要な問題だと思うんですが、この中で今コロナ禍の動きがどんどん進んでいる現状です。町としては今後の対応、対策、ある程度の一定の考えはあってしかるべきではないかなと思うんですが、この減少対策をどう見るのか伺います。
  それから、この中では法人税割、均等割等がありますから、この中で何社あるのか伺います。
○岩田鑑郎議長 福田税務課長。
○福田芳和税務課長 お答えさせていただきます。
  先ほどのご質問の今後の町の対策ということでございますが、税務課としての対策ということでよろしいでしょうか。
○12番 野原和夫議員 はい。
○福田芳和税務課長 税務課といたしましては、コロナ禍の中で収入が減少された方や雇用がない方などがいらっしゃるわけですが、こうした納税者の置かれた状況に十分配慮して、適切に取り組むしかないと考えております。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 配慮という意味、幅広い分野で分かれると思うんですよね。どのような配慮をしていくか。例えば、先ほど監査委員の報告では、引き続き徴収対策強化ということをうたっておりますけれども、やっぱりそういう中で売上げ等も減少している企業もたくさんこれから出ると思うんですよね。ちなみに、埼玉県の2020年の報告では、第1次産業、第2次、第3次も63市町村の中では下のほうに位置しているんですよ、ときがわ町はね。この厳しい状況をどのような配慮をしていくのか。その点はやっぱりある程度の対策、対応も町としては考えていかないといけないんではないかなと。引き続きお願いします。
○岩田鑑郎議長 福田税務課長。
○福田芳和税務課長 今、お話のございました、当然コロナ禍によって大変な状況の立場に置かれている方がいらっしゃると思いますが、そういった中で納税者の方に寄り添った形で対応させていただくということしか、今現在、考えているところはございません。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 法人税割については答えは大丈夫なんですか、今いけないですか、いいですか。伺ってもよろしいでしょうか。
○岩田鑑郎議長 法人税割、何社か……。福田税務課長。
○福田芳和税務課長 お答えさせていただきます。
  法人税割の会社でございますが、現年で128社になります。また、均等割は319社になります。
  以上です。
○12番 野原和夫議員 では、2問目いいですか。
○岩田鑑郎議長 はい、お願いします。
○12番 野原和夫議員 2問目、いきます。
  徴収率についてですが、コロナ禍で徴収対策強化もうたっておりますけれども、個人町民税、法人町民税、固定資産税等は99.5%の徴収率が評価されております。その中で、町全体の収納率は99%になっているわけですが、恐らくこの中には全体として差押の状況があると思われます。差押の状況について伺います。
○岩田鑑郎議長 福田税務課長。
○福田芳和税務課長 お答えさせていただきます。
  主要な施策の成果の14ページをご覧いただきたいと思います。
  下段、10款町税等の滞納処分年間実施件数をご覧いただきたいと思います。14ページの下段の(10)です。国保を含んでおりますが、現年度の実施件数が、差押件数が149件、交付要求6件となります。そのうち多いところで、上から3番目の給与及び年金が18件、次にその下、債権で預貯金、還付、生命保険が124件、さらにその下、その他で残余金及び車が7件でございます。
○岩田鑑郎議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 多くの数が出ておりますが、この中で換価された金額という全体の金額は出ると思うんで、全体の金額はどのくらいでしょうか、分かりますか。
○岩田鑑郎議長 福田税務課長。
○福田芳和税務課長 差押えによる徴収額でございますが、437万3,654円になります。
○岩田鑑郎議長 3問目、お願いします。
○12番 野原和夫議員 令和元年、平成31年度、昨年の10月より消費税10%、8%から2%増税となりました。歳入における消費税10%の税収について、町の予算にどのくらいの税収が見込まれて入っているのか。そして町民に還元されているのか伺いますが、たしか消費税においては6か月後に、半年後に入ると思うんですよね。それがどのくらいなのか伺います。
○岩田鑑郎議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまの野原議員のご質問にお答えいたします。
  消費税及び地方消費税につきましては、昨年の10月に増税というふうな結果になったわけでございますけれども、そのうち、ときがわ町に交付されてくるものといたしまして、地方消費税の交付金というものが影響が出てくるわけでございます。そちらにつきましては、地方消費税が1.7%から2.2%に増税をされたわけでございます。その0.5%分につきまして、ときがわ町に実際に交付されてくる時期というのは、先ほどのご質問の中にもありましたように、大体半年ぐらい遅れて現れてくるというふうなことでございますので、元年度の決算におきましては、私も調べてみたんですけれども、実際に多くなったというふうなところは見受けられませんでした。
  ですから、どのように住民の方に還元されているかというお話になりますと、元年度分については、その増税分については、還元されていないというふうなことになろうかと思います。
  参考に、地方消費税の交付金が5%から8%に上がったときにも、社会保障財源に使うというふうな約束がされていたと思うんですけれども、それがどういったものに使われているかというふうな内容につきましては、こちらの主要な施策の成果の17ページ、こちらの上の表のところが地方消費税交付金(社会保障財源化分)が充てられる社会保障4経費その他社会保障施策に要する経費というふうな表になってございますけれども、こちらの表の一番左端、社会福祉ですとか社会保険、保健衛生ということでご覧の事業名のところに、一番右から2つ目の枠になりますけれども、一般財源の社会保障財源化分の地方消費税交付金ということで、このような形でそれぞれ地方消費税の交付金の増額分について充当をさせていただいているというところでございます。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 そうすると、課長、元年度分還元されていなくなくて、ここに入っているわけなんでしょうか。先ほどの説明だと入っていないということを言われたんですけ れども。
○岩田鑑郎議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまのご指摘でございますけれども、私が還元されていないというふうにお答えさせていただいた分につきましては、昨年の10月に増税された8%から10%に上がった分については、還元されていないというお話をさせていただきまして、ここの表は8%のときの分というふうなことでお知らせをさせていただいたところです。
  以上です。
○12番 野原和夫議員 じゃ、分かりました。2%分は入っていないということだよね。分かりました。
○岩田鑑郎議長 ほかに質疑ございませんか。
  野口議員。
○9番 野口守隆議員 2問お願いします。
  まず、主要な施策の15ページですね、よろしいですか。この固定資産税の不納欠損を417万何がしを行っていますが、これは主に個人とか法人のところの関係はどうなっているのか。それから、何年分ぐらいのが不納欠損したのか。そして、財産状況はどうだったのか教えてもらいたいんですが。
○岩田鑑郎議長 福田税務課長。
○福田芳和税務課長 今回の不納欠損額の固定資産税でございますが、固定資産税は税額が高いこともありまして、町税の不納欠損の約7割を占めている状況でございます。今回の固定資産税の欠損の内容を見ますと、平成30年度は滞納者が死亡されたり後継者がいなかったりという、困窮的な業績不振による分が多かったということで、今回は一方で令和元年度につきましては、事業を廃止された方、事業不振によった担税力がない方といった法人に対しての欠損が多くなり、今回は多くなってしまったというところでございます。
  欠損額ですが、平成25年度、26年度、27年、28年、29年度、30年度の一部が欠損となっております。金額といたしまして、1法人さんなんですが、334万3,300円となっております。
  以上です。
○9番 野口守隆議員 あと、その財産状況はどうなっているの、調査したんでしょう、財産状況。
○福田芳和税務課長 失礼いたしました。
  財産調査をさせていただいた中で、不動産を所有はされておりますが、換価価値がござい ませんでした。また、そのほか滞納処分できる財産もないことから、地方税法の第15条の7第1項第1号及び第5項で不納欠損をさせていただいたところでございます。
○岩田鑑郎議長 野口議員。
○9番 野口守隆議員 そうすると、法人のようですが、じゃ、この固定資産税の元というか、原資というか、何の固定資産税なのか。例えば機械なのか、あるいは社屋なのか、そういったことはどうなんですか。
○岩田鑑郎議長 福田税務課長。
○福田芳和税務課長 固定資産税の家屋のみになります。家屋のみです。土地はございません。建物だけになります。
○岩田鑑郎議長 9番、野口議員。
○9番 野口守隆議員 じゃ、結局はもう社屋のみでその価値ももうほとんどないと考えていいわけでしょうか。そうすると、固定資産税を簡単に言うと間違って課税したというようなことはないんですね。
○岩田鑑郎議長 福田税務課長。
○福田芳和税務課長 課税誤りということではございません。
○9番 野口守隆議員 分かりました。結構です。
○岩田鑑郎議長 2番目。
○9番 野口守隆議員 2問目、次も同じ主要な施策の19ページですか、この保育園の収入未済額で平保育園がずっと34万8,000円ありますが、これは何年間で何人分なのか。それから、玉川保育園でまた3万2,250円出ていますが、これの内容を教えてください。
○岩田鑑郎議長 山ア福祉課長。
○山ア俊樹福祉課長 ただいまの質問にお答えさせていただきます。
  まず、平保育園の未納分ですが、この上段に28と書いてありますが、これは28か月分ということでの記載になります。対象者は1家族のみでございます。
  玉川保育園につきましても、これはこちらに元年度というところで書いてある36は、36月分となりまして、対象者がここには3名おりましたが、2名の方が元年度中に返済が完了しましたが、新たに1件新しく滞納が始まりまして、今現在、2名の方の滞納がある状況でございます。
○岩田鑑郎議長 野口議員。
○9番 野口守隆議員 分かりました。かなりこれは古くからあると思うんですが、これ財産 調査なり何なりは行って、支払い能力はあるんでしょうか、平保育園について。
○岩田鑑郎議長 山ア福祉課長。
○山ア俊樹福祉課長 平保育園の事案につきましては、既に町外に転出された世帯となっておりまして、転出先での生活状況も確認させていただいておりますが、とても返済ができるような生活状況ではございません。間もなく5年が経過するところでございますので、適切に対応させていただきたいというふうに考えております。
○岩田鑑郎議長 野口議員。
○9番 野口守隆議員 ここに書いてあっても、徴収できないんであれば、絵に描いた餅と同じなんですから、やはりどうしても財産状況よくないというんであれば、不納欠損処分をしたほうがいいんではないかと思いますが、その辺についていかがですか。
○岩田鑑郎議長 山ア福祉課長。
○山ア俊樹福祉課長 今、ご指摘いただいたとおり、今後、手続を進めてまいりたいと思いますので、よろしくお願いします。
○岩田鑑郎議長 ほかに質疑ございませんか。
  いいですか。
          (発言する者なし)
○岩田鑑郎議長 これをもって歳入の質疑を終了いたします。
  続いて、一般会計の歳出の質疑を行います。
  一般会計の歳出の質疑に限り、3月議会の予算審議と同様、款別に行います。
  まずは、決算書の48ページ、1款議会費から、107ページ、2款総務費までの質疑を行います。
  質疑ございませんか。
  6番、山中博子議員。
○6番 山中博子議員 6番、山中博子です。
  3問質問します。
  1問目、65ページ、公有財産管理事業、これは2年の継続事業だったと思うんですが、1年経過してどのような報告書があるのか伺います。
○岩田鑑郎議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまの山中議員のご質問でございますが、元年度の事務といたしましては、主にデータ集めですとかヒアリング、そうしたものに時間を費やしておりまし た。今年度、現在進めているのが、それを具体的に形につくり上げる作業を現在しているところでございまして、ご質問からいきますと、元年度につきましてはデータ集めですとかヒアリングというふうなことになります。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 山中議員。
○6番 山中博子議員 それでは、そのデータ集めというものがちゃんとした報告書で町に報告されているのか伺います。
○岩田鑑郎議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ご指摘の点につきましては、元年度の業務が終了した時点で報告書を提出していただきまして、それに基づいた業務量の金額を積算して、それに基づいて支払いをしているところでございます。それにつきましては中間検査ということで、検査のほうもやらせていただいているところでございます。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 山中議員。
○6番 山中博子議員 この事業に対しては、もともとどのようにやるかという計画書そのものは町に出されているのでしょうか。
○岩田鑑郎議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 これにつきましては、ある程度、私どものほうで仕様書というもので、こういうふうな作業をしてくださいというふうなことで仕様書を提示して、それについて積算をしていただいて出しているところでございます。
  業者と契約をした時点でその仕事の進め方、スケジュールですとかこういったことをやるというふうな提案をいただいて、それに基づいて進めていただいているというふうなことでございます。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 次の質問をお願いします。
  山中議員。
○6番 山中博子議員 2問目を質問させていただきます。
  75ページ、若者定住促進事業の中です。予算では、まちんなか情報発信として4万8,000円の予算がありました。31年度決算では全くございません。まちんなかの目的は町の活性化だったと思いますが、まちんなかの活動が見えないのですが、今どうしているのか伺います。
○岩田鑑郎議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまのご質問でございますが、まず、情報発信ということで、それは30年度のときだったと思うんですけれども、30年度につきましてはSNSでの発信ということで、こちらからお願いをして発信をしていただいたというふうなところがございました。その決算が4万8,000円だったと思います。
  元年度につきましては、そちらのほうは町からお願いをするというふうなことはやめまして、自主的に発信をしていただいているということで、ただSNSは続いておりまして、今現在あちらのまちんなかのすぐ隣にあります小っちゃい蔵があるんですけれども、蔵のところで無人本屋さんというふうなことで、そうしたものを始めていただいたというところもございまして、そうしたことで少しずつ形に見えてきているような状況にはなっていると思います。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 山中議員。
○6番 山中博子議員 予算では情報発信として予算を立ててあって、そのせっかく予算として立てているものを活用せず過ごしてしまったということですよね、今回決算の中に入っていないということは。
○岩田鑑郎議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 実はちょっと今、予算書を手元に、すみません、持ってこなかったので分からないんですが、4万8,000円、30年度までについては県の補助金を頂いている中での事業として予算を使わせていただいていたんですけれども、たしか元年度については予算化はしていなかったはずなんですけれども。
○岩田鑑郎議長 暫時休憩します。
                                (午後 1時54分)
─────────────────────────────────────────────────
○岩田鑑郎議長 再開します。
                                (午後 1時54分)
─────────────────────────────────────────────────
○岩田鑑郎議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 すみません、失礼いたしました。私の記憶違いでして、当初予算に4万8,000円がのっておりました。
  先ほどお話ししたように、町からお願いをして30年度についてはやっていただいていたという部分があったんですけれども、そこが県の補助対象期間は3年間で、補助事業として4万8,000円も使わせていただいたわけなんですが、その補助期間が終わった段階で、町から直接お願いするというふうな業務はやめました、そこのところでは。いろいろとご指摘をいただいた部分もございましたのでやめまして、4万8,000円についてはそのまま流してしまったというふうなところでございます。
  ただ、先ほどもご説明いたしましたように、自主的にSNSの発信というのは続けていただいているというふうなことでございます。
○岩田鑑郎議長 よろしいですか。
○6番 山中博子議員 はい。
○岩田鑑郎議長 じゃ、3番目。
○6番 山中博子議員 では、3問目。
  同じく75ページのところに関連しているんですが、業務委託料の中で、予算ではまだ決まっていないとの答弁だったんですが、地域活性化業務委託60万円がございました。結局、決算に載っていないということは、何もせず終わってしまったということなんでしょうか。
○岩田鑑郎議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ここにつきましては、私も本当に申し訳なかったと思うんですけれども、これ2年続けてここのところで予算を取らせていただいたわけでございます。いろいろと何が活性化できるような事業としてできるのかというふうなことで思案をしていたわけでございますが、結果的に何もできなかったというふうなところで、予算のほうは執行がゼロになってしまったということでございます。
○岩田鑑郎議長 山中議員。
○6番 山中博子議員 予算の執行についても、もっと考えるべきだと思いますが、いかがでしょうか。
○岩田鑑郎議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまのお叱りの言葉になるんだと思うんですけれども、企画財政課の政策担当といたしましては、どうした企画ができるか、予算を要求する前に本当はどういったことをやりたいというのが決まっていれば、本当は一番いいんですけれども、やはり年度を経過していく中で、ああ、こうしたこともできるですとかという、やはり仕事の都合上、企画をするというふうなことですと、その都度、ああ、こういったことが予算があれ ばできたのにというふうなこともございまして、そこのところを柔軟に対応できるようにということで、若干そういう余裕的な予算を取らせていただいたわけですけれども、結果的に何もできなかったというふうなじくじたる思いがある中でのことでございます。本当であればこれはちゃんと予算を執行していきたいというふうには考えておりますので、ご理解いただければと思います。
○岩田鑑郎議長 山中議員。
○6番 山中博子議員 大切な予算を立てるんですから、このようなことがしたいというまず計画がしっかりしていなかったらいけないと思います。今後、しっかりとした計画の下で執行していっていただきたいと思います。この答弁は結構でございます。
○岩田鑑郎議長 ほかに質疑ございますか。
  12番、野原和夫議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原です。
  何問かある中で、最初に2問させていただきます。
  主要な施策の成果の中のページ、30ページですが、若者定住化促進事業、やまんなかです。この中で維持管理業務委託47万6,000円等かかっております。しかし、コロナ禍ではやっぱり利用者の売上げというか、そういう金額は出るわけですが、どのような状態で運営をしているのか。コロナ禍ではやっぱりある程度利益は取るようなあれはよくないだろうと思うんですが、一定の売上げがあることは必要ではないかなと思います。維持管理業務委託等、それから草刈り業務委託等も56万もかかっているわけですから、そこのところを伺います。
  まず、じゃ、この問題からお願いします。
○岩田鑑郎議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまの野原議員のご質問でございますが、ここでいきますと47万6,000円がやまんなかの受付ですとか管理の委託料ということで支出をしているというふうなことでございますが、それに対しまして、利用者の使用料ということで収入をしているところでございますが、そちらが40万2,000円、26回ご利用いただいているところでございます。
  ただ、直接ここを利用していただいた方が移住にというのは、なかなかそう簡単にはいかないものなんですけれども、企画財政課で把握している中では、元年度ではなく、トータルとしては2件ほどときがわ町に移住をしてきていただいたというふうな実績はございます。また、こちらで把握していない部分等でも、恐らく何件かはあるんだというふうには思って おります。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 若者定住促進ということでこれを立ち上げたわけですよね。それで、やっぱりこのときがわ町には、うちの近くへ、日影ですけれども、遠くから来た人が、本当に子育てする、特に環境がいいって喜んでいます。だから、そういう人たちが増えるように、私ぜひ、課長、維持管理業務委託、この委託はいいんですけれども、委託にお任せするんじゃなくて、やっぱり町はそこに声を出すということ、これが大事だと思うんですよね。やっぱり職員がそこで声をかけることによって、そこに移住したい人は前向きに考えることが多いんですよ。それはすばらしい町をアピールできますから、何が何かということも含めてやっぱりそこは大事だと思うんです。ぜひこれは役に立てる事業だと思うので、進めて、そして少しでも移住、定住を伸ばしていただきたいと思います。
  以上です。
  この答えについて、課長のほうで新たな努力の声が聞かれればありがたいんですが。
○岩田鑑郎議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまの激励の声をいただきまして、私も今、また改めて頑張っていかなければいけないというふうには思っているところでございます。
  今回、このやまんなかの利用につきましては、4月、5月につきましてはやはりコロナの影響で利用のほうをお断りしていたわけなんですけれども、緊急事態宣言が解除された以降につきましては、やはり都内の方もいらっしゃいます、実際に。ただ、都内だけではなくて県南ですとか県西部のほうですとか、そういった方からの利用がありまして、7月からもう12月まではほとんどいっぱいの状況でございます。
  そうした方のご意見をお伺いしますと、最初はそんなに移住を決めてきたわけではないんですけれども、やはり使ってみて、やっぱりときがわ町っていいところでしたというふうなことを意見をいただいたり、実際に移住をしようと思っている方が物件を探すのに使っていただいたりというふうなことで、ここを拠点にしてときがわ町の中をいろいろと散策して知っていただくですとか、物件を探していただくというふうな部分では、どうにか成果が出せるように頑張っていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
○岩田鑑郎議長 じゃ、2問目。
○12番 野原和夫議員 同じくページ、30ページですが、企業立地支援事業、運営委託料48 万、これはときがわカンパニーさんですが、これ私、どうしてもこの事業の、この会社の運営の状況から見ると、ときがわ町に人が集まり仕事が生まれる状態は、これをつくるような施策、企業と起業、字が違うんですけれども、やっぱりこれはこれだけの運営委託料払っていますけれども、町には駐車料金等も多少は入っていると思いますが、その金額をお知らせいただきたい。
  それから、何らかの形で人が集まり、仕事が増える、その成果というものが見えてこないんですよ、いまだに。ということは、やっぱりこの委託料が私は無にならないようにしていただきたいんです。というのは、今、人口減少、昨年も2019年度160人も亡くなって人口減るし、そういう減少の中で人が集まり、増える形、税収、ときがわ町に企業を起こして税収も増える、そういう成果が一つも見えないというのはおかしいんじゃないかなと思うんですが、その点伺います。
○岩田鑑郎議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 まず、金額の確認というふうなところでございましたが、それにつきましては、こちら主要な施策の成果の18ページのところで触れさせていただいている部分がございます。こちらの土地の部分なんですけれども、下から2つ目でときがわカンパニーというものが入っているかと思います。これが先ほどご指摘いただいた駐車場代ということで2万4,000円でございます。
  大きなところで、やはり成果が見えてきていないというふうな、これもお叱りなんだと思うんですけれども、なかなかこちらの施設につきましては、起こすほうの起業なんですけれども、こちら町民の方を対象にしておりまして、起業をしたい方の相談ですとか、起業支援ですね、いろいろなことをやっていただいているところでございます。ただ、それがなかなか町民の方からの相談というものに結びついていない。そして、それが町内の事業所のオープンといいますか、出店に結びついていないというふうなところがなかなか難しいところだなとは思っております。
  ただ、普通、私も起こす起業をしようとするときには、やはり軽い気持ちではなかなか取りかかれないというふうな中で、何も分からない中で相談をできる場所を提供しているというふうなことが一つあるかと思います。そしてまた、そこに、今現在でも町外からの方も起業相談をしておりまして、いろいろな人のネットワークが出来上がっております。やはり起業をする場合に、そうしたネットワークを使っていろいろな情報を集めたりですとか、いろんな知恵を出し合って事業のほうをいろいろと広げていく、拡大していくというふうなこと では、こちらのほうが本当に効果があるんじゃないかなというふうには思っております。
  48万円が高いのか安いのかというのは、もう少し猶予をいただいて、長い目で見ていただければというふうには思っておりますので、よろしくお願いいたします。
○岩田鑑郎議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 先ほどの質問、若者定住促進なんですよ、頭がね。今回は企業立地支援事業と書いてあるんですよ。だから、それに結びつける対策としては、それを見込んで委託料に予算計上したわけでしょう、委託したわけでしょう。そうしたら、そこのところの成果が当然皆さんから期待されるんじゃないでしょうか。
  この問題については、日影のある人から、あそこはどういう会社なんだよ、何なんだよと。そして、町の庁舎内の一等地で構えている。いい場所ですよねという声を聞く。だから、そこのところは、やっぱり委託にお金を出して、後は知りませんじゃなくて、きちんと方向性を示しなさいと声をかけてもいいんではないかなと私は思うんですよ。
  やっぱり町民からいろんなご批判というか、声は出ている現状が生まれているんですよね。だから、そこのところはもう少し、私は毎回この人のチラシは取ってあって読ませてもらっていますけれども、これが企業を起こした、あれが成果がどうなのかと、そう結びつけるあれがほとんどない。それを見た人から私のところへ来て、3人来たんですよ。そして、その問題を提起して、もう一度真剣に取り組むべきではないかなということを言われましたので、課長、もう一度この点についてどうでしょうか。
  私はせっかく企業立地で起こした支援事業なんだから、それをプラスに進めるような対策があってしかるべきではないかなと思うんです。いかがでしょうか。
○岩田鑑郎議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 なかなか成果を見えるようにするというのが難しいなというのは感じているところなんですけれども、最近、若い方の起業のスタイルというものが多様になってまいりまして、一つの事業だけで企業を起こして、一つの場所で起業するというふうなものが、私も通常であればそうだなというふうには思うんですけれども、最近の若い方というのはそうではなくて、やはり小っちゃい、事務所もそんなに要らないような起業を、一月に数万とかというふうな収入が上げられるようなものを幾つも起業することで、一つの大きな起業というふうなことをしているというふうなこともございます。恐らくあそこのスペースにつきましては、そうした方が多く集まってきているようには見受けられます。
  ただ、私もあそこにお願いをするときに、一つお話をさせていただいたところがありまし て、それは総合振興計画でもうたっているんですけれども、またここのところすごく寂しくなってきちゃった感じがあるんですが、一ト市の交差点から明覚駅の間をどうにか活性化していきたいというふうなことがございます。
  随分とあの県道沿いでいきますとシャッターが閉まっちゃったり、戸が閉まっちゃったりというふうな部分が多い中で、このお願いしている会社につきましては、どうにかあそこを一つでも戸を開けられるように、シャッターが開けられるようにというふうなことを最初にお願いをしたわけでございますので、私もその辺を一つの成果として見ていきたいというふうには思っていますので、今後もそこのところについては、できるだけそういうふうなところに気をつけていただきたいということで、働きかけていきたいというふうには思っておりますので、どうかちょっとご理解をいただければと思います。
○岩田鑑郎議長 よろしいですか。
○12番 野原和夫議員 いいですか、もう1回いいですか。
○岩田鑑郎議長 もう1問お願いします。
○12番 野原和夫議員 くどいようですけれども、企業立地支援事業という名目でそこに委託しているわけですから、そこはやっぱりきちんとした対策でお願いしたいと思います。
  確かに明覚駅までの計画も、以前課長から説明されて聞いていますけれども、やっぱりそこは計画があるんだったら、計画に基づいて何かを立ち上げないといけないわけですから、そういうところが見えないので、ぜひ努力をしていただきたいと思います。いいです。
○岩田鑑郎議長 よろしいですか。
○12番 野原和夫議員 はい。
○岩田鑑郎議長 ほかに質疑ございますか。
  6番、山中博子議員。
○6番 山中博子議員 6番、山中博子です。
  79ページの真ん中辺です。行政福祉バス運行事業、利用回数が平成30年度59回、そして令和元年度56回の利用で、回数的にはあまり差がないのに、決算額では約100万円近くの差があるのは、使用料金の改定、あるいは利用状況に何か変化があったのか伺います。
  3問。
○岩田鑑郎議長 分かりました。
  答弁願います。
  宮寺総務課長。
○宮寺史人総務課長 それでは、行政福祉バス運行事業ですね、決算額が昨年に比べて減っているというふうな状況でございます。利用回数を見てみますと昨年より3回減少、僅かな減少でございます。これにもかかわらず金額的には大きく減っているということだと思うんですけれども、毎年毎年、委託業者を選定するに当たって、複数の業者から見積りを徴取して、ときがわ町にとって一番どの業者と契約するのかが有利かというふうなことで、業者選定を行っております。
  令和元年度に契約をいたしました埼玉中央観光バス株式会社さんが、前年度の業者に比べて金額を安く見積りを上げたと。バス料金については、1キロ当たりのキロ単価、それから1時間当たりの時間単価、それぞれを提出していただいて比較するわけでございますが、中でも時間単価が下がっているというのがまず1つの原因でございます。
  それから、2つ目の原因としましては、これは業者ではなくて利用者の利用形態の関係なんですけれども、先ほどのキロ運賃と時間運賃、それぞれ2つの要素で課金されるもので、近くの距離で短時間で済むバス運行の利用が多かったというのが1つの原因でございます。時間的には776時間、平成30年度に比べて、元年度は666時間ということで14.2%減少、それから距離でいきますと14.3%の減少というふうな形になっておりますので、これらの要素からそれだけの金額が減ったというふうな分析をしております。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 山中議員。
○6番 山中博子議員 なかなかお金を節約するということは大変なことだと思いますので、これからも見積りを取って、安くてサービスのよい会社を見つけていただきたいと思います。
○岩田鑑郎議長 2問目、お願いします。
  山中議員。
○6番 山中博子議員 85ページの一番上、光熱水費なんですが、防犯灯をLED化したはずなのに、昨年度よりも増えているのはなぜか伺います。
○岩田鑑郎議長 宮寺総務課長。
○宮寺史人総務課長 それでは、LED灯にしたにもかかわらず、確かに金額が30年度決算に比べて、若干ではありますが、増えております。
  ご案内のとおり、LED化事業につきましては、平成27年にLED化事業をいたしまして、その時点で前年に比して電気料が24%ほど大幅に下落したというふうな過去の実績がございます。以来、防犯灯をつける場合には、新設する場合には蛍光灯ではなくLEDの器具をつ けているという関係で、今回、決算額が若干電気料が上がったのは、令和元年度中に20基ほど防犯灯の新設を行った関係で決算額が増えたと。これら20基は全てLEDの器具をつけております。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 6番、山中議員。
○6番 山中博子議員 3問目です。
  87ページの18の備品購入費、これは何なのか伺います。
○岩田鑑郎議長 宮寺総務課長。
○宮寺史人総務課長 それでは、お答えいたします。
  備品購入費の内容でございますが、これは活き生き活動センター管理事業の備品購入費でございますので、活き生き活動センター内、運営が始まってから2年目になります。まだまだ備品が未整備の部分が多かったということで、3台の備品を購入しました。1つがパンフレットスタンド、ホールに設置しました。コクヨショーケース、ガラス製のショーケースでございますが、これもホールに設置をしております。それから、チェアポーターという椅子ですね。これは2階の会議室2という部屋に納めております。以上3点の備品購入費でございます。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 よろしいですか。
  ほかに質疑ございませんか。
  12番、野原和夫議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原です。
  2問あります。最初に1問お願いします。
  主要な施策の25ページの2款総務費の中の委託料でございますが、下のほうですが、統一的な基準に基づく財務処理作成支援業務、これは辻・本郷税理士法人ですが、この法人の書類作成の、以前、私見せてもらいましたが、25、26、27あたりですか、当時はときがわ町の財政状況が大変厳しい状況というご指摘を受けております。その中ではやっぱり基金を取り崩し、地方債で賄うという方向性が明らかになって、大変厳しい状況になっておりますが、今回この委託料200万350円出しております。この辻・本郷税理士法人の見解について、どのような答えというか方向性が出されているのか伺います。
○岩田鑑郎議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまの野原議員のご質問でございますが、もう既に成果品といたしまして財務4表のほうはこちらのほうに届いております。その中でご指摘していただいているものにつきまして、特に不安な部分についてはご指摘をいただいてはおりません。
  総評といたしまして、若干受益者負担の割合が低いというふうなことはご指摘いただいておりますが、それ以外のことにつきましては、特に問題があるようなことは見られないというふうなことでご報告のほうをいただいております。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 これは、じゃ、その全体から見ると、今の金庫番である荒井課長の努力も踏まえて改善されてきた結果であるんではなかろうかなと思うんですよね。当時25年頃においては大変厳しい状況のご指摘を受けた、当時はありましたよね。でもそれがやっぱり努力をした結果、改善されてこういうふうになった、とてもいいことだと思いますので、さらなる努力をするべきではないかなと思いますが、この点について伺います。
○岩田鑑郎議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまのご質問でございますが、こちらのほう、財務4表を作成する中でそうした見解のほうをいただいております。
  また、これたまたまなんですけれども、昨年度、これは、別の実は関東財務局のほうからも財務状況のヒアリングというのが行われまして、ときがわ町の財務状況についてヒアリングがされたわけなんでございます。
  その中で、やはり総評といたしまして、ご指摘いただきましたように23年度から26年度までの間につきましては、終始低水準に該当していたということをまずいただきました。ただ、その後の26年度からのときがわ町の財政運営計画に基づいた行財政改革というのを進めた結果、平成30年度について診断をしていただいたわけなんですが、それにおきまして、債務償還能力及び資金繰り状況は留意すべき状況にないというふうなことでお話をいただいたところでございます。
  こうしたことからも、こちらの辻・本郷税理士法人だけでなくて、関東財務局からもそういうふうな評価をいただいているということでございます。
  ただ、私としましては、今後やはりそれに甘えてしまうのではなくて、もう少しそのまま続けていくことによって、ときがわ町の財政をどうにか順調に持っていくというふうなことが私の責務だと思っております。若干先が見通せないというふうな意味では、今回の新型コ ロナの影響もございますので、それによりまして税収もちょっとどうなっていくかというふうな心配もされますし、国税収入が下がれば、交付税について影響が出てくるというふうなことも考えられます。
  そうしたことから、若干もう一段身を引き締めて、財政運営のほうをしていきたいというふうには思っております。よろしくお願いいたします。
○岩田鑑郎議長 よろしいですか。
○12番 野原和夫議員 はい。じゃ、2問目いきます。
○岩田鑑郎議長 2問目、お願いします。
○12番 野原和夫議員 2問目、お願いします。
  主要な施策のページ、26ページですが、この中では普通財産管理委託料ということで18万6,728円、課長、これ、普通財産の関係は、企画財政課でのこれは支出ということでよろしいんでしょうか。たしか普通財産の中では産業観光課とほかにも建設環境課も含めてあるんですよね、普通財産が。だから、そこのところをこれはどのぐらいの筆数であるのか分かれば教えていただきたいんですが、18万6,000円の。
○岩田鑑郎議長 暫時休憩します。
                                (午後 2時26分)
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○岩田鑑郎議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午後 2時26分)
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○岩田鑑郎議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 普通財産の管理につきましては、事務分掌上からいけば企画財政課になっております。普通財産と行政財産、行政財産に属しないものが普通財産とするというふうなことになっておりまして、その管理につきましては企画財政課というふうなことから、こちらにつきましては草刈りを年3回ほどしているわけでございます。これは、ちょっとすみません、私も今、資料が手元に見つからなくなっちゃったんであれなんですが、6か所から7か所ぐらいをやっております。よろしいですか。
○岩田鑑郎議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 普通財産のほう、本来企画財政課の管轄なんですよね。ただ、私のところにある資料については、管理部署については産業観光課、建設環境課、幾つかそこに 名目で出ているんですよね。これはやっぱり一つにして、管理は企画財政課に全部して、だからそこのところはいろんな努力をしながら、若者定住にするには宅地造成するなりして売買して整理することが大事かなと思うんです。だからぜひ、普通財産は売買できますから、そこの努力をぜひお願いしたいと思うんですが、いかがでしょうか。
○岩田鑑郎議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまのご質問でございますが、その前に資料が見つかりまして、7か所、草刈りのほうをしております。すみませんでした。
  それと、通常であれば行政財産の管理をする産業観光課ですとか建設環境課のほうに、普通財産というものがちょっと今、私も何があったかは思い出せないんですけれども、もし本当にそれが普通財産なのであれば、企画財政課で管理をすることによって、ご指摘いただきましたような、今、有効活用というふうな表現をさせていただきますけれども、そうしたことに使っていきたいというふうには考えておりますので、よろしくお願いいたします。
○岩田鑑郎議長 よろしいですか。
○12番 野原和夫議員 はい。
○岩田鑑郎議長 じゃ、ほかに質問。
  6番、山中博子議員。
○6番 山中博子議員 最後に、1問質問します。6番、山中です。
  91ページのコンビニ収納事務事業について伺います。
  委託料が昨年の2.3倍ほど上がっておりますが、利用人数はどのぐらい増えたのか伺います。
○岩田鑑郎議長 福田税務課長。
○福田芳和税務課長 お答えさせていただきます。
  ○年度8,666件で、前年度より319件の増となっております。
○岩田鑑郎議長 山中議員。
○6番 山中博子議員 この委託料はコンビニへの委託料だと思うのですが、その上の手数料53万5,570円もコンビニへの支払いになるんでしょうか。
○岩田鑑郎議長 福田税務課長。
○福田芳和税務課長 お答えさせていただきます。
  手数料につきましては、コンビニエンスストアに納めていただいた8,666件を57円、1件の消費税、9月までが1.08%、9月以降が1.1%で計算した8,666件に対しての1件当たり57 円の手数料で、業務委託料につきましては、コンビニエンスストアに毎月基本料2,000円をお支払いしているんですが、そちらのほうの基本料とそのソフトウェアの設置手数料ということで5万9,160円のお支払いをさせていただいております。
○岩田鑑郎議長 山中博子議員。
○6番 山中博子議員 コンビニエンスストアを利用することによって、多分徴収率等が大分上がったのかと思いますが、ちょっと経費もかかるんだなという感じがいたしました。これからも徴収率を上げるためにできるだけの努力をしていただきたいと思います。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 ほかに質疑ございますか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○岩田鑑郎議長 これをもって、1款から2款の歳出の質疑を終了いたします。
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   ◎延会について
○岩田鑑郎議長 お諮りいたします。本日の会議はこの程度にとどめ延会したいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○岩田鑑郎議長 異議なしと認めます。
  よって、本日はこれをもちまして延会することに決定いたしました。
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   ◎延会の宣告
○岩田鑑郎議長 大変お疲れさまでした。
                                (午後 2時32分)