令和2年第3回ときがわ町議会定例会

議 事 日 程(第4号)

                            令和2年9月8日(火)   
                            午前9時30分開議     
      開議の宣告
日程第 1 認定第 1号 令和元年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定について
日程第 2 認定第 2号 令和元年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定に
             ついて
日程第 3 認定第 3号 令和元年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定
             について
日程第 4 認定第 4号 令和元年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算認定につい
             て
日程第 5 認定第 5号 令和元年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算
             認定について
日程第 6 認定第 6号 令和元年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算認
             定について
日程第 7 認定第 7号 令和元年度ときがわ町水道事業会計決算認定について
日程第 8 議案第50号 ときがわ町事務手数料条例の一部改正について
日程第 9 議案第51号 ときがわ町指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営の基準に関
             する条例の一部改正について
日程第10 議案第52号 町道路線の廃止について
日程第11 議案第53号 町道路線の認定について
日程第12 議案第54号 令和2年度ときがわ町一般会計補正予算(第4号)
日程第13 議案第55号 令和2年度ときがわ町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)
日程第14 議案第56号 令和2年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)
日程第15 議案第57号 令和2年度ときがわ町介護保険特別会計補正予算(第1号)
日程第16 議案第58号 令和2年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計補正予算(第
             1号)
日程第17 議案第59号 令和2年度ときがわ町水道事業会計補正予算(第1号)
日程第18 議案第60号 物品売買契約の締結について(新型コロナウイルス感染症対策防
             災用品購入)
日程第19 議案第61号 物品売買契約の締結について(乗合タクシー車両購入)
日程第20 議案第62号 物品売買契約の締結について(ときがわ町立小中学校情報機器購
             入)
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出席議員(11名)
     1番  杉 田 健 司 議員     2番  長 島 金 作 議員
     3番  神 山   俊 議員     4番  小 島 利 枝 議員
     5番  田 中 紀 吉 議員     6番  山 中 博 子 議員
     8番  前 田   栄 議員     9番  野 口 守 隆 議員
    10番  小 宮   正 議員    11番  岩 田 鑑 郎 議員
    12番  野 原 和 夫 議員    
欠席議員(1名)
     7番  岡 野   茂 議員     
地方自治法第121条により、今定例会に説明のため出席する者及び同委任を受けた者の職氏名
町長
渡 邉 一 美 
副町長
小 峯 光 好 
総務課長
宮 寺 史 人 
企画財政課長
荒 井   淳 
税務課長
福 田 芳 和 
町民課長
山 口 清 史 
福祉課長
山 ア 俊 樹 
会計管理者兼
会計室長
大 野 健 司 
産業観光課長
坂 本 由紀夫 
建設環境課長
加 藤 光 典 
水道課長
伊 得 正 巳 
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教育長
久 米 正 美 
教育総務課長
宮 寺   進 
生涯学習課長
正 木   彰 
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代表監査委員
武野谷 博 之 
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議会事務局長
荻久保 充 也 
書記
杉 川   桂 

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   ◎開議の宣告
○岩田鑑郎議長 皆さん、おはようございます。大変お疲れさまです。
  本日欠席届のある議員は1名、ただいまの出席議員は11名でありますので、定足数に達しております。
  本日も決算審査報告等のため、武野谷博之代表監査委員に出席をいただいておりますので、ご了承願います。
  これより令和2年第3回ときがわ町議会定例会、第4日目を開会いたします。
  直ちに本日の会議を開きます。
                                (午前 9時30分)
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   ◎議事日程の報告
○岩田鑑郎議長 本日の議事日程を報告いたします。
  議事日程は、配付したとおりであります。
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   ◎発言の訂正について
○岩田鑑郎議長 ここで、福田税務課長から9月4日の会議における発言の一部訂正について、発言の申出がありましたので、これを許可いたします。
  福田税務課長。
○福田芳和税務課長 おはようございます。
  議長より許可をいただきましたので、発言の一部訂正をさせていただきたいと思います。
  9月4日開催の令和元年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定について、6番、山中議員ご質問の決算書91ページ下段、コンビニ収納事務事業の収納手数料の件数について、今年度8,666件とお答えさせていただきましたが、正しくは令和元年度8,666件でありましたので、訂正をお願いいたします。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 ただいま、福田税務課長から答弁の一部の発言について訂正したいとの申出がありました。
  お諮りいたします。これを許可することにご異議ありませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○岩田鑑郎議長 異議なしと認めます。
  よって、福田税務課長からの発言の一部訂正の申出を許可することに決定いたしました。
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   ◎認定第1号の質疑、討議、討論、採決
○岩田鑑郎議長 それでは、引き続き、日程第1、認定第1号 令和元年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定についての質疑を行います。
  決算書の106ページ、3款民生費から150ページ、4款衛生費までの質疑を行います。
  質疑ございませんか。
  4番、小島利枝議員。
○4番 小島利枝議員 議席番号4番、小島です。
  2点伺います。
  まず1点目、決算書の119ページ、上段の老人在宅福祉事業の中の業務委託料、こちらのほうはお料理教室おすそわけの事業だと思うんですが、新規で行ったと思いますが、こちらのほうの1年間行ってみての成果、また、金額のほうが13万6,125円ということですが、予算のほうでは35万7,000円ということで減額になっておりますが、そちらのほうの理由を伺います。
○岩田鑑郎議長 山ア福祉課長。
○山ア俊樹福祉課長 ただいま小島議員の質問にお答えさせていただきます。
  まず1点目が、在宅福祉事業の関係で、昨年度新規事業といたしましたお料理教室おすそわけの事業ですが、初年度3会場で実施させていただきました。実際に事業が終わって、覚えたお料理を自分の家で再度つくって、自分でつくったものをご近所の人にお裾分けしてみましたという声を直接高齢者の方何人かからお話をいただきまして、かなり手応えがあったんじゃないかなというふうに感じております。
  この事業、今年度も継続して行う予定でいたんですが、昨今のコロナの状況の中で、現在は実施できない状況でおります。何とかコロナが落ち着いた後は、またこの事業について再開をしていきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。
  予算のほう減額をさせていただきましたが、実際に3月とかに予定していたものができませんでしたので、その分を減額させていただきました。
  以上でございます。
○岩田鑑郎議長 小島議員。
○4番 小島利枝議員 大変好評で手応えがあった事業ということで、本年度もぜひ継続していただきたいものでしたが、今回コロナということでまだ今できないという状態、本当残念です。ぜひ、コロナが落ち着くこともありますが、もし、このままという場合は何かまた違う形でぜひ続けられるようなことを考えていただきたいと思います。
○岩田鑑郎議長 ほかにないですか。よろしいですね。
○4番 小島利枝議員 もう1点。
○岩田鑑郎議長 小島議員。
○4番 小島利枝議員 じゃ、2点目。
  決算書の149ページ、上段のゴミ減量化推進事業、施策のほうでは53ページになります。
  こちらのほうも今回新規事業ということで、ごみ減量化モデル事業や草刈り剪定等の受け入れるという事業を、新規のものが行われておると思いますが、こちらのほうの新規に対してのどのような成果が出たか伺います。
○岩田鑑郎議長 加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 お答えいたします。
  ごみ減量化推進事業につきましては、ごみの減量化のモデル地区事業、あとは堆肥化施設、その2か所の今回この推進事業ということで、決算額111万4,908円という決算になりました。
  成果としては、まず、モデル地区につきましては、これが施策の成果のほうを見ていただくと分かると思うんですが、このごみの減量化、可燃2.9トン、あと回収量、雑紙ということで、こちらが成果を金額にしますと10万8,000円ほどの、これが歳入となっております。あと、チップ化施設、こちらにつきましては8.4トンを回収しまして、これは金額に換算しますと29万4,000円ほどの可燃ごみの削減という形になっています。
  ただ、これで実際に採算が取れるかという話になると、またそれは違うものであって、初めからそういった採算が取れるという形ではなくて、やはりその今の環境の考え方、今、低炭素社会だとか、資源循環社会と、そういった形でなるべく減量化、資源化できるものは行うという町の基本方針とは、国の法律なんかでも循環型社会形成推進基本法というのがあります。あとはSDGsだとか、そういった持続可能な開発目標、そういったものにも当てはまる事業ということで、住民の方に広報等でこういった金額の効果も併せて、広報の8月号に載せてあったと思うんですが、そういった啓発も含めて広報させていただいたということで、効果はあったというふうに考えております。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 小島議員。
○4番 小島利枝議員 住民への意識づけというのは十分にできるものということで、これからも継続してしていくにはいい事業だということでよろしいでしょうか。
○岩田鑑郎議長 加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 この成果を多く啓発していくということで、ホームページ、広報等で啓発すると。また、今年度もやっておりますので、今後も継続して進めてまいりたいと考えております。
○岩田鑑郎議長 ほかに質疑ございますか。
  6番、山中博子議員。
○6番 山中博子議員 6番、山中博子です。
  3問質問します。
  民生費のほうから、111ページ、ちょうど真ん中辺なんですが、プレミアム付商品券事業、今回、限られた方への商品券だったと思いますが、その対象人数と購入人数をお伺いします。
○岩田鑑郎議長 答弁願います。
  山ア福祉課長。
○山ア俊樹福祉課長 ただいまの質問にお答えさせていただきます。
  まず、対象者ですが、低所得者として2,081人、子育て世帯として156人、合わせて2,237人が対象者となっております。このうち、引換券を希望された低所得者は668人、子育て世帯には全員、送付させていただきました。合わせて824人の方に引換券を送付いたしましたが、実際に商品券を購入された方はこの824人のうち約75%の方でした。売上金額としますと、1,547万8,500円でございます。618名が購入者数でございます。
○岩田鑑郎議長 山中議員。
○6番 山中博子議員 この事業に対する対象者の反応と評価はいかがでしたか。
○岩田鑑郎議長 山ア福祉課長。
○山ア俊樹福祉課長 窓口でお問合せを何件かいただきましたが、手応えとしては、正直余りよくありませんでした。1つには、券を購入された方がやっぱり低所得者だというふうにレッテルを貼られてしまうというところに、この事業の大きなちょっと弱点があったんじゃないかなというふうに分析しております。
○岩田鑑郎議長 よろしいですね。
  2問目。
  山中博子議員。
○6番 山中博子議員 127ページ、ファミリーサポート事業補助金について伺います。
  ファミリーサポート事業の登録者数と提供者数、そして過去3年の利用状況をお伺いします。
○岩田鑑郎議長 山ア福祉課長。
○山ア俊樹福祉課長 ただいまの質問、ファミリーサポート事業の登録者数等についてお答えさせていただきます。
  現在、利用できる会員として登録されている方が105名、提供者として登録されている方が30名、合わせて135名いらっしゃいます。令和元年度の利用状況ですが、2件ございました。また、前年度の平成30年度につきましても2件、その前の年、29年度につきましては21件の利用となっておりました。
  以上でございます。
○岩田鑑郎議長 山中議員。
○6番 山中博子議員 平成30年度から急激に減っているのはどのような理由でしょうか。
○岩田鑑郎議長 山ア福祉課長。
○山ア俊樹福祉課長 平成29年度の21件でございますが、この利用者は主にお1人の方でした。急な時間外が発生したことにより、この事業を頻繁に使われていたようですが、30年度以降についてこの方の利用がなくなったことによって減少したものと考えております。
○岩田鑑郎議長 山中博子議員。
○6番 山中博子議員 この中で病児、病後児預かり、これで利用した方はいらっしゃるんでしょうか。
○岩田鑑郎議長 山ア福祉課長。
○山ア俊樹福祉課長 平成30年度に病児、病後児預かりとして2件の実績がございます。
○岩田鑑郎議長 山中議員。
○6番 山中博子議員 この事業の周知はどのようにしているのか伺います。
○岩田鑑郎議長 山ア福祉課長。
○山ア俊樹福祉課長 この事業の周知ですが、各家庭にこういったチラシを用意させていただいておりますが、子育て支援センターですとか、ホームページですとか、いろんなところでご案内させていただいております。
○岩田鑑郎議長 3問目。
  山中博子議員。
○6番 山中博子議員 129ページの上段、臨時職員賃金、この中に常勤の管理栄養士の賃金も含まれているとのことですが、管理栄養士が常勤することによっての成果はいかがですか。
○岩田鑑郎議長 山ア福祉課長。
○山ア俊樹福祉課長 管理栄養士につきましては、令和元年度につきましては、城西大学にまだ在籍中の学生さん─大学院も含めまして─が来ておりました。実際に常勤として管理栄養士として勤務いただいたのは令和2年4月からとなっております。令和元年度においては、まだ週に何回かとか、数が少なかったものですから、なかなか成果として表に挙げるところまではいっていないと思うんですが、今年度既にスタートしていますので、そういった成果が少しずつ現れてきているんじゃないかなと思います。先日も、ご当地の青ナスを使ったジャムを試食させていただきましたが、今までになかったようなメニューじゃないかなというふうにも思っております。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 山中議員。
○6番 山中博子議員 町長の施政方針で、食育の推進を図っていくとのことでしたが、どのようなことを実施してきたのか伺います。
○岩田鑑郎議長 山ア福祉課長。
○山ア俊樹福祉課長 まず、食材について令和元年度力を入れてきました。主に新しく取り組んだのが、玉川保育園において地元生産者の作った手作りみそを100%使うようになりました。また、地場産の野菜につきましても、積極的に利用するよう心がけております。
○岩田鑑郎議長 よろしいですか。
  それでは、そのほかの方で質問ございますか。
  6番、山中博子議員。
○6番 山中博子議員 衛生費のほうから、2点お伺いします。
  1点目、141ページの下段のほうです、委託料。
  予算では、食生活改善として栄養講座業務委託があったが、栄養講座は開催したのか伺います。
○岩田鑑郎議長 山口町民課長。
○山口清史町民課長 お答えします。
  主要な施策の成果の50ページをお願いします。
  主要な施策の成果の50ページの真ん中ら辺にあるんですが、健康づくり推進事業の中でスモールチェンジ栄養講座を4日間開催と、食を学ぶウォーキング事業ということでこちらのほうを3日間、あと、男性の料理教室ということで2日間の事業を行っております。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 山中議員。
○6番 山中博子議員 その反応と評価はいかがでしたか。
○岩田鑑郎議長 山口町民課長。
○山口清史町民課長 お答えします。
  男性の料金教室というのが、以前もやっておりまして、2年ほどちょっと休止しておりました。男性の料理をぜひやってほしいというリクエストもございましたし、なかなか男性の方が仲間づくりをする機会というのができませんで、そういったものを何かやりたいということで料理教室と併せてやりました。参加された方には、とても男性のほうからは好評をいただいております。
  それと、栄養講座、スモールチェンジ栄養講座につきましても大勢の方が参加いただきまして、こちらのほうは城西大学ともちょっと協力していただきまして、学問的なお話なんかもしてもらう中で開催ができました。こちらについても、ちょっと今までと違った切り口での栄養講座という形で、実習を含めてやったんですが、おおむね好評だったと私は考えております。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 じゃ、2番目。
○6番 山中博子議員 149ページ、上段のほうの業務委託料48万5,383円のところです。
  刈り草、剪定師受入177件8.5トンと、主要な施策の成果53ページにありましたが、どのように量っているのか伺います。また、当初の委託料は50万円だったが、どのように計算しているのか伺います。
○岩田鑑郎議長 加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 お答えいたします。
  こちらの資源化施設の現場での量り方なんですが、これについてはシルバー人材センターのほうに委託をしているんですが、そちらの方にはかりを渡しておりまして、物によってつりはかりにするか、あとは下に置くはかりにするか、物によってそれで1件1件下ろすときに量ってもらって、それを記録していただいております。
  それと、あともう1点ですね。50万円の根拠なんですが、こちらにつきましてはシルバーに見積りをもらいました。その中で、まずストックヤード、これは令和元年度が初年度でしたので、今現場を見ると単管パイプで周りを囲ってあると思うんですが、そういった、まず現場の整備のほうに約8万円かかっております。それ以外の、月2回ですね、第2、第4の火曜日、こちらにシルバーの方に来て受けてもらっています。そちらの人件費、及び定期的に物をチップ化をするそちらの機械料ですとか、その人件費、こういったものを合わせまして40万5,000円ほどだったと思います。こちらが積算の内訳になります。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 山中議員。
○6番 山中博子議員 こちらでの実績は8.5トン、可燃ごみの処理費用はトン当たり3万5,000円と広報に載っておりましたが、計算してみると29万7,500円の削減になり、ごみの減量化にはつながったと思います。
  ですが、その処理に約50万円かかるのでは、かえって町の経費が増えるのではないかと思うのですが、いかがでしょうか。
○岩田鑑郎議長 加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 お答えします。
  先ほどの小島議員のほうの質問とまたかぶる部分はあるんですが、その費用対効果という形を取れば、やはりその金額では元は取れておりません。ただ、今こういった低炭素社会ということで、費用をかけてでも循環型社会、低炭素社会を構築するという、これは社会の流れというか、今こういう動きがやはり、燃やしてしまうというのが一番やっぱり安くは済みます。ただ、もうそういう時代ではなく、なるべく資源化できるものは資源化をしていくという考えが今の、環境基本計画にもある、また町のそういった方針もありますので、これが採算が取れなかったと言ってやめるつもりはありません。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 山中議員。
○6番 山中博子議員 私も、全部燃やしてしまうのは賛成できないと思っています。
  先ほどのモデル地区2地区を選ぶので10万8,000円ほど削減できたということですので、この事業、先ほどの小島議員と同じく、広げていって、町民全体に染み渡るような施策としていただきたいと思います。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 ほかに質問ございますか。
  9番、野口守隆議員。
○9番 野口守隆議員 主要な施策の、先ほどから言っているこの53ページのごみの減量化について伺います。
  確かにモデル地区を番匠あるいは上郷に行って、これでいくとかなり減量できたというようなことが出ておりますが、一番初め思うことは、まずこういうこと、まず隗より始めよということで、いわゆる役場の中ではどういった減量化を図っているのか。建設環境課だけが言っていて、ほかの課あるいは附属機関がいろいろあるわけですよね、学校とか、公民館とか、そういったことに対してもごみを減量化するように皆さんで図っているのかということと、それから、前回の9月の一般質問で、私、いわゆる食品ロスの問題について、先ほどから課長が資源化、循環化と言っておりますが、給食センターのことについて、いわゆる残飯を資源化したらどうか、資源化に取り組んでいくということを答弁したのを私は覚えているんですが、どういうように取り組んだのか、1年もたったんですが、その取り組み方が見えてこないんですが、そのことを伺います。
○岩田鑑郎議長 加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 お答えします。
  まずは、その庁内の取組ということで、役場の中でやはり住民の方にこういった減量化、資源化を求める前に、まずは本当に隗より始めるということで、そうですね、月に1回庁議があるんですが、そちらで資源化・減量化について関係各課長にこちらペーパーを配りまして、こういった形で資源化・減量化をしていってくれと。なるべく資源になるものについては雑紙ボックスではないですけれども、それは全て燃やすんではなくて、お金になるごみ、資源として分けてくれと、そういったお願いを何回か庁議のほうでしています。
  第2庁舎につきましては、本庁舎もそうなんですが、なかなか食品ロスというか、そういったものが出ません。出るとすれば、コーヒーのかすだとか、あとはお茶のパックだとか、そういったものについてはなるべく水切りというか、1日外に天日干しをして可燃ごみに捨てるとか、そういった水切り等の徹底ということで、庁内の取組については行っております。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 給食センターの関係は、いいですか。
○9番 野口守隆議員 附属機関に対してはどういったことを言っているんですか。
  庁舎だけでなく、いわゆる公民館とか、学校とかにもそういうことを言っているのかとい うことを聞いているんです。
○岩田鑑郎議長 加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 そうですね、公民館等の外部に対しましては、建設環境課のほうで特別指示はしておりませんが、庁議でそれぞれの担当の課長に言っておりますので、そこで主管するその施設について、ちょっとまだ成果までは挙げてはもらってはないですが、そちらのほうを関係課にお願いをして周知をしてもらっていると考えております。
○岩田鑑郎議長 給食センターの関係で併せて質問があったんですが。
  宮寺教育総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 それでは、給食センターの状況について申し上げます。
  給食センターにつきまして、昨年度、正直申し上げまして、具体的な動きはとれませんでした、減少に向けてですね。今、残飯が、給食センター5校全体で約10キログラム、汁を絞った状態で出ます。それから、野菜の切れ端、残材、これが約5キログラムほど出ます。この残材のほうにつきましては、もう以前からですけれども、明覚小学校や玉川小学校でウサギがいたりしますので、できる限り、ニンジンやキャベツは食べるんだそうですけれども、タマネギは食べなかったりするんだそうですが、持っていってもらっています。生ごみにつきましては、残材のほうにつきましては、来年度以降の話になりますけれども、例えば学校に農園等もありますので、そういったところでコンポスト化して堆肥化なりするなりして、少しでも減量を図っていければというふうに考えております。残飯の処理につきましても減らす方向で考えていきたいと思っております。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 野口議員。
○9番 野口守隆議員 まず、先ほどの建設環境課長の答えで、庁議でやっているからということで、本庁舎と第2庁舎については多分ある程度徹底しているんじゃないかと、今の言い方でしたらやはり各附属機関にも、一般の世帯に減らしてくださいと言っていて、いわゆる言っている当事者たちがそれをしないんであれば非常にちぐはぐなことだと思うんですよね。少なくとも庁議であれば、附属機関に対して各課長なり責任者が、例えば教育委員会であれば学校にこうやってごみを減らしてくださいよ、雑紙にしてくださいと、私実際に自分で雑紙というのを知らなくて、この半年間やったんですね、抜群にごみは減りました。そういったことに、ぜひそれやってもらいたいです。
  それで、民間でこれだけ減りましたよということを言いながら、こっちのほうではそのデ ータがないじゃないですか。やはり、それはね、当然あってしかるべきなんですよ。公約で我々は減らしているんですよということを、ぜひやってもらいたいんですね。
  それから、今、給食センターにつきましても、あのとき町長ががっかりしたという答弁をしたの、私覚えているんですよ。今、その言葉をそっくり給食センターに言いたいと思います。がっかりしました。何もやっていないとほとんど同じです。これはね、資源化を図っている各学校がまだあるんですよね。それを参考にしてやるべきですよ。そう思いませんか。以上、2点。
○岩田鑑郎議長 加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 お答えします。
  まず、住民の方に徹底をしてその資源化をお願いしている中で、なかなかその庁内の、役場の中の状況が見えてこないということです。これにつきましては、もう一度、例えば、何かの指標で役場の中もこういった形でどれぐらい資源化できましたか、できましたというものを少し何か見える形でちょっと出してみようかなというふうには考えております。いろいろその雑紙を、やはり今までお金を払って燃やしていたものを、お金になるということを、議員のほうも強く言っていただいたので、こういったことをよくもう一度庁内でも、役場の中でも周知徹底を図っていきたいというふうに考えております。
○岩田鑑郎議長 宮寺教育総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 お答えします。
  比企管内でも給食の残材、それから食べ残しにつきましては堆肥化等の処理をしているところがあるということで、小川町と鳩山町、これはもう本当に、今年度になってしまいました、小川町は7月、鳩山町は8月ですけれども、給食センターに行って視察をさせていただきました。小川町につきましては、町全体で何かプラントみたいなものをつくって、そこで液肥とまたメタンガスを売電しているというような、ちょっとプラントがありますので、かなり大規模なものなのかなと思いました。それから、鳩山町につきましては、鳩山町の大きな敷地を持っているセンター内に、もう20年近く前ですかね、導入した堆肥化の設備があるそうですけれども、そこで堆肥化して、学校と関係の農家の方が使えばということで、というか主に学校に向けてその堆肥は、粉のようなものですけれども、配っていました。そういった視察も、状況も把握もさせていただきました。
  ただ、ときがわ町につきましては、直ちにこういった大規模なプラント、鳩山町も建物と設備で1,000万円かかるということでございました。いきなりこういったものを導入すると いうのもどうかと思いますので、まずできるところから、まず残材の、例えば堆肥化ですとか、そういったところから取り組んでまいりたいと、ときがわ町独自なりのやり方で、できるところから進めてまいりたいと思っております。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 野口議員。
○9番 野口守隆議員 ぜひ、庁内、あるいは附属機関でそれを減らすこと、そして、いわゆるどのくらい減ったのかということができるようにやってもらいたいと思います。
  それから、給食センターに対しては、私もあのとき言ったんですが、少なくとも日本は物すごく幸せなんですよね。1日食べられない方は世界中にいっぱいいるんですよ。それを、今の話だと非常に何か曖昧で、まだ進めるんだか、どうだかよく分からんような答弁ですが、やはりそういったことで資源化して、あれをすれば、例えば家畜の餌、あるいは肥料にもなるわけですよね。その辺、教育長、どう考えているんですか。
○岩田鑑郎議長 久米教育長。
○久米正美教育長 ただいまのご質問にお答えします。
  基本的に学校というところは学びの場であるということで、ふだんの生活の中でも再利用とか資源化とか、そういうものになるだけ努めているというのが、学校の現状かなというふうに思います。例えば、給食を見た場合に、牛乳パックが出る、それを今までは牛乳パックを洗って、そしてそれを集めて、そしてそれを学校として資源として出して、トイレットペーパーをいただいて、それを学校で使っていく。
  ただ、今、このコロナ禍の中で、その自分の飲んだ牛乳を洗って出すということを控えてくれということで、逆にそれを今申しわけない状況なんですけれども、ごみとして出しているような状況でございます。
  そういうような中で学校が、給食に関わったところで何ができるかといえば、各学校とも結構学校ファーム等で、例えば、ジャガイモやサツマイモ、そういったものを作りながら、学校で収穫した物を食したりとか、そういうときに少しでも残菜の部分であれば、料理の前の物であればそれを有効にコンポスト化で堆肥にしたりとか、それも子供たちにとって学びにもなる、また、今後の子供たちが育っていく中でそういうことも必要なんだなということも学べるかなというふうに、今考えておるところです。
  ただ、残飯については、残飯の扱い自体、今、子供たちは対面型で給食を取らないようにというような指示で、相手に飛沫が飛ばないようにとか、そういった状況の中で、残ったも のを食缶に返す、そういったものを集めたものを再利用する、またはそれを取り扱うということ自体がちょっとなかなか抵抗のある、はばかられる、そういった状況ですので、そういった状況をまたコロナ禍の様子を見ながら、いい有効な方法について考えていきたいというふうに考えております。
  なお、給食につきましては、他の町や市の同じ程度の子供の人数として比較した場合には、その残る量が比較的、ときがわ町は少ないかなというふうには考えて、私自身は捉えております。子供たちにおいしいものを提供して、そして残さずになるたけ食べていただく、それを目指しながらやっていきたいというふうに考えておるところです。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 渡邉町長。
○渡邉一美町長 昨年、野口議員から給食の食物残渣の指摘を受けたんですけれども、なかなか各課に徹底できないこと、本当に申し訳なく思っております。私の考え方というのは、やはり資源循環型、だから野菜を買った農家さんに残渣はお返しする、これが一番いいんですよ。だから、給食センターの残渣を引き取ってくれる農家さんから野菜を買う。野菜だけ売りつけて、残渣は引き取らない、そういう農家さんからは買わない、これが資源循環型の社会なんですよね。それが、人に押しつけてしまうから駄目なんで。例を挙げると、私も、うちからおからが出ます、なるべく生産者の人におからをお返ししています。だから、うちは焼却場へは一切おからを持っていっていない。全部大豆農家さんが処理をしてくれるんです。ぜひ、そういう方向性でやっていきますので、もう少しお時間をいただきたいと思います。
○9番 野口守隆議員 要望です。要望ならいいんでしょう。
○岩田鑑郎議長 ちょっと待っていて、質問はできるだけ分けてください。皆さんご承知のように、そういうふうな形でお願いしているんで。
  じゃ、要望ですね。お願いします。
○9番 野口守隆議員 分かりました。
  ぜひ、渡邉町長にリーダーシップを執っていただいて指導していただきたいと思います。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 ほかに質問ございますか。
          (発言する者なし)
○岩田鑑郎議長 これをもって3款から4款の歳出の質疑を終了します。
  続いて、決算書150ページ、5款労働費から、195ページ、9款消防費までの質疑を行いま す。
  質疑ございませんか。
  12番、野原和夫議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原です。
  3点あります。
  最初に1点お願いします。
  主要な施策の55ページですが、農業委員会運営事業でございます。この中で、農用地利用集積事業、これは賃貸借を促進し、農地の有効活用。そして農地利用最適化事業もあります。これは農地利用の最適化に向け、現地の利用状況を調査するという。片方の調査のほうは、農地利用集積のほうは筆数もちゃんと出ています。ただ、最適化のほうにはやっぱり27万円の調査費の中で、現状の報告とこの中にはありませんが、恐らく、私はこの問題については一体として利用を進める事業で、大事な事業だと思うんですよね。
  そこで、課長に伺いますが、この成果も含めて、今までの成果がどのように生まれているのか。この点を伺いたいんですが、いかがでしょう。
○岩田鑑郎議長 坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 それでは、お答えさせていただきます。
  まず、農地利用最適化事業でございますが、こちらの事業につきましては、補助金でございます。農用地の利用状況を調査するというふうなことで活用させていただいております。こちらのほうの農用地利用状況を調査いたしまして、野原議員、申し上げていただきましたように、農地利用集積促進事業につなげる、また、農地の集約化、集積というふうなものにつなげるということで、その後は、中山間地域の直接支払いのほうの国の補助のほうにつなげるというふうなことで活用を図っております。
  以上でございます。
○岩田鑑郎議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 この有効活用の成果というのが何らかの形で出ているわけでしょう。例えば、今ね、食料自給率、令和元年度は38%、まだまだ低いんですよね。やっぱりそこは引上げの重要課題だと思うんですが、例えば、この中で、最適化向け現地の利用状況の調査の中では、当然、産業観光課の管轄の中で農地がありますよね、行政としては農地を運用、管理運営はふさわしくないんですよ、実際ね。そこで、この中には門林、地家前、地家もあります、幾つか。そういうところもこの対象の調査の中に入って報告してあるんでしょうか、 伺います。
○岩田鑑郎議長 坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 お答えさせていただきます。
  ときがわ町内の全ての農地の調査をしていますので、そちらも入っております。
  以上でございます。
○岩田鑑郎議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 でも、課長、これだけの報告を出して、筆数も出て、実績というか、今活用されているところはどのぐらいの面積で出ているのか、そのぐらい出ないんでしょうか。やっぱりこれ大事な問題なんですよ。それで、私が言いたいのは、この農地の普通財産ですよね、やっぱり普通財産は企画財政課の管轄にして全部企画財政課が処理をするような努力をするということ、ぜひともこの点はやってもらいたいんです。だから、そこのところを踏まえて、成果も何もない、報告もできないんでは困るんですよね。いかがですか。
○岩田鑑郎議長 坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 それでは、お答えさせていただきます。
  まず、こちらの農地利用最適化事業につきましては、利用状況の調査をするというふうな形でございます。昨年、農用地利用集積促進事業で農地を集約いたしまして、今年度、中山間地域に直接支払いと、こちら農地を集積して農業を実施していきましょうというふうな事業なんですが、昨年に比べまして6ヘクタール国のほうに余分に申請をして、そういうふうなことを実施しております。
  また、先ほど言われました町が持っている農地につきましては、内部で相談して進めたいと考えております。
  以上でございます。
○岩田鑑郎議長 2番目。
○12番 野原和夫議員 2問目で。
  同じく主要な施策の成果の中で、61ページですが、この中で、観光ガイドブックです。「ぶらっと、ときがわ」と。たしかこの宣伝というかパンフレットは、まだ大分在庫があるのではないかなと思うんですよね。これを有効活用する手だてというか努力があまりにも見えないような気がするんです。私はこの中でも、300ぐらいはもう自分で配布した記憶があります。こういうことはやっぱりもう少し積極的にやらないと、今観光に力を入れている成果が出ないのではないかなと思うんですが、いかがでしょうか、この点について。
○岩田鑑郎議長 坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 それでは、お答えさせていただきます。
  「ぶらっと、ときがわ」ということで、去年4万部増刷をさせていただいております。令和元年度につきましては、約2万7,000部配布をさせていただきまして、平成30年度につきましては3万2,000部ということで配布をさせていただいております。今年度、イベント等が中止になっているので今年度は少ないんですが、今、約2,300部在庫がある状況ですが、適切にPRのために使用させていただいております。
  以上でございます。
○岩田鑑郎議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 町の中の施設等にも置いてありますから自由に持っていけると思うんですが、やっぱりこの2,300ということも、まだまだ数の多い中ですから、ぜひ利用を進めていただきたいと思います。それで、これを作る予算については、やっぱりこれからは慎重に考えて、効率のいい予算をして、効率のいい配布というか、やっていただきたいと思います。ぜひ、私たち住民は、全員もうこの問題については触れて努力をする必要があると思うので、引き続き皆さんと一緒に力を合わせていきたいと思います。
  この問題については以上です。
○岩田鑑郎議長 3問目。
  野原議員。
○12番 野原和夫議員 3問目、お願いします。
  同じく57ページです。主要な施策の成果で。この市民農園管理運営事業でございます。
  実際、77区画あると思うんです。当初は、これは視察に行って運動をして、ちょっとほかの自治体に比べて遅くこの問題を取り上げたんですが、成果が出たわけですが、当初は利用者がたくさんいたんですよね。でも、ここのところ66区画ということですから、これは今後、課題としては減ってくるようなおそれがある考えもあるんです。だから、市民農園のこのことについても、やっぱり波及効果、効果を広げるということが大事ではないかなと思うんです。コロナ禍の中で問題があると思うんですが、この問題については77区画を無にしないように、無駄にしないように、今後の課題として努力をしてもらいたいと思うんですが、この減った現状と今後の課題については、課長、答弁をお願いします。
○岩田鑑郎議長 坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 減った現状につきましては、昨年、予算のときにも答弁させてい ただいたかと思うんですが、この機会のときに、何区画も借りている方がたまたまやめられた、または亡くなられたということが重なったので、ちょっと減ったというふうな現状がございます。町有施設のほう、もちろんホームページには掲載しているんですが、それぞれ町有施設のほうに市民農園の募集をかけまして、現地でも募集の貼り紙をさせていただいております。また、協力いただける民間につきましても、そのようなものを貼らせていただいて、募集のほうを努力しているところでございます。
  今年度、微力ですけれども、1つは増になっております。また引き続き頑張って募集してまいります。
  以上でございます。
○岩田鑑郎議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 若干増というか、増えるということは好ましいことでございますが、ただ、課長、職員としては、現場のほうは極力見ていただいているんでしょうか。人任せでは駄目なので、現場を見ながら、やっぱり農業をやっている人に声をかけて、やっぱりそこの重要性も訴えるということをやっていますか。いかがでしょうか。
○岩田鑑郎議長 坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 毎日ではないんですが、担当職員、なるべく見に行かせるようにさせておりますし、現地のほうを確認するようにしております。
  以上でございます。
○岩田鑑郎議長 ほかに質問者ございますか。
  8番、前田栄議員。
○8番 前田 栄議員 8番、前田です。
  165ページのときがわ産材活用推進事業と187ページの川のまるごと再生町事業の2点なんですけれども、まず1点目からです。
  ときがわ産材活用推進事業、319万3,174円とあるんですけれども、ときがわ産材というか、県産材というか、ときがわ産材なんですけれども、今年度から森林環境譲与税339万4,000円とかが導入され、今までときがわ町としても、ときがわ産材ということでいろいろやってきたわけなんですけれども、今年、森林環境譲与税も導入されて、ときがわ町の木、この活用ということにおいて、今までもいろいろやっていて、ウッドスタートもしたんですけれども、その点から3点。
  どのようなPRをしてきたか。それは紙ベースなんだかホームページなんだか。それから 人的営業、ほかの自治体に勧誘に行ったか。関口前町長が埼玉県の職員と、ときがわ産材というか県産材について、各自治体を回ったというのは聞いています。
  それから、2点目として、その成果。例えば、ここ二、三年でどこの町からときがわ町の木を使うとかという打診ですとか、そういうものがあったかどうか。
  それから、3点目として、今後、ときがわ産材というか県産材の方向性として力を入れていくのか、現状なのかという3点。よろしくお願いします。
○岩田鑑郎議長 答弁願います。
  坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 それでは、お答えさせていただきます。
  渡邉町長のほうで、県内の市町村のほうにPRに行っていただいております。実績といたしまして、昨年度、深谷市の庁舎の一部で活用していただきまして、また、今年度、深谷市の保育園で利用していただけるということで、そちらのほうは利用するということで報告を受けております。
  今後も引き続きこちらのほう、ときがわ産材のPRということは、担当者がほかの市町村の担当と会うなり何なりのときも、もちろんPRをさせていただいておりますし、寄居林業事務所のほうで、県産材の活用ということで会議を開いたときに、ときがわ町のほうにも他市町村の方に来ていただいてPRをさせていただきました。
  引き続き、町長のほうも市町村を回るという予定でおりますので、PRに努めてまいりたいと考えております。
  以上でございます。
○岩田鑑郎議長 前田議員。
○8番 前田 栄議員 ウッドスタートの関係で、木つみ木も結構なんですけれども、木つみ木の場合は町から出るほうのお金ですよね。町の地産地消として木を使うということで、今、深谷市と。深谷市がうちのほうの県産材というか、ときがわ産材を使うというのは、これはどういう関係というか、関口前町長が回ったとか、たまたま何かの関係があったとかなんですか、きっかけは。
○岩田鑑郎議長 渡邉町長。
○渡邉一美町長 飛び込みで行きました。
○岩田鑑郎議長 前田議員。
○8番 前田 栄議員 それはご苦労さまでございます。
  ちょっと前、議長時代に聞いたんですけれども、神川町のほうはなかなか現実的には。神川町でしたよね、実際に向こうの職員と議長だとか首長が来たのは。神川町じゃなかったでしたっけ、去年ですか、今年かな。
○岩田鑑郎議長 坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 たしか県の紹介で、上里町のほうに私と町長と、あと担当職員で一緒に同席させていただいたんですが、結構そちらのほうは、実際にはもう進んでおりまして、木材の発注元もある程度決まっていたような状態だったので、今後何かありましたら、ときがわ町のほうもぜひよろしくお願いしますということで、交流が始まっているというふうな状況でございます。
  以上でございます。
○岩田鑑郎議長 よろしいですか。
  じゃ、2問目。
○8番 前田 栄議員 2問目は結構です。
  これからの方向性は、力を入れていくんだか、現状なんだかということを。すみません。
○岩田鑑郎議長 渡邉町長。
○渡邉一美町長 ときがわ産、材木なんですが、ときがわだけではなくて、埼玉県の西部、秩父を含めて、もちろん材木の産地でございます。それから東側が大消費地なので、西から東へ木材の流通を考えてくれないかと、折に触れて県のほうにも要望し、また、知事との意見交換会にも、私、発言をしているところです。それからいろんなネットワークで、各市町が庁舎を直すとか幼稚園を直すとかという情報が入りますと、もうじかに電話をして、今営業に行っているところでございます。
  先ほどの上里町も、保育園は群馬の業者に落とされてしまったんですが、次に利根川沿いに公園を造るそうなんですよ。その大きなとりでとか、そういう材料には、ぜひときがわ産を使いたいという確証を取っておりますので、そんなように、なかなか大きなビジネスにはつながらないんですけれども、情報提供ということで、各市町の首長さんには会うように心がけております。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 2問目。
○8番 前田 栄議員 小さい質問3問終わったということなので、要望として。
  本当に、関口町長が全部回って、今度は渡邉町長もいろんな点で、埼玉県または全国で顔 が広いので、やっぱりこっちから出ていかないと、なかなかホームページだとか、そういうふうにしても難しくて、地縁、人縁で、前の上里の議長にもぜひ使ってくださいと、議長が替わっちゃったかもしれないんですけれども、いろんな点で、ときがわには木がございますのでそれを使ってもらうように、ぜひ議員においても、また役場全員においてもやっていっていただくことをお願いします。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 2問目。
○8番 前田 栄議員 187ページの川のまるごと再生町事業です。私も川のまるごとにおいては、以前、川のまるごと再生ということで、上田前知事の、これは3大公約の2番目の川のまるごと再生町事業なんですけれども、いずれにいたしましても去年の台風19号で、ああいう玉中の前ですとかときがわ全般なんですけれども、玉中の前において、特別区のそばなんかは、多分もう3回ぐらい流されているんですかね。それで、ほかにおいても観光面と安全面の2点から見て、川のまるごと再生においては、ときがわ町に2億掛ける3年の6億、金が落ちているんかな。そういう関係なんですけれども、安全面のところは番匠というか、あそこの川の右側のところは、スーパーの前はやっているんですけれども、そのほかの観光面的な、こういうものっていうのは県のほうから、また玉中の前だとか、置き石だとかが流されているけれども、こういうのはどうするんかと。まだ台風19号とかコロナで大変でしょうけれども、来るんですか、打診というか。そこのところ。
○岩田鑑郎議長 加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 お答えいたします。
  災害復旧ということで、県のほうから打診が来るかという、そういうことでよろしいでしょうか。
○8番 前田 栄議員 災害復旧と、あと玉中の前のところなんかは、災害復旧面もあるかもしれないけれども、観光面もあるじゃないですか。災害復旧面的なものは、今直していますよね。中村スーパーの前のあそこの川だとかは、それはもう当然なんだけれども、こういう置き石だとか、川のまるごと再生に関してあるじゃないですか。そういう点というのは来るんですか、ああいうのは。ちょっとそこの、詳しいことは分からないので。
○加藤光典建設環境課長 お答えします。
  災害復旧については、今全力で復旧しているところであります。それは主に人命に関すること、やはり、川の本当に安全面というのを優先的に今やって、その次の段階で、飛び石で すとか遊歩道の復旧という手順で進んでいきます。
  今、県のほうの状況なんですが、正直言いますと、今年度中に復旧方法、川のまるごとで造った遊歩道、飛び石関係については、今年度中にその方向を出すと言っているんです。これから川のまるごと、今までと同じような整備を進めていくのか、そういったものの方向性を出す。ただ、町としては、少なくとも今まで造ったものについては、最低限補修はかけてくれというお願いはしています。今、実際に通れないところが何か所かあります。そういったところは町として、今後というよりも原型復旧、今までどおり通れるようにしてくれというふうなお願いはしておりますが、ただ、いつになるかというのは、正直まだ回答は出ておりません。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 前田議員。
○8番 前田 栄議員 原状復帰というのが一般的だと思うんですけれども、私個人としての考えとすると、何回直しても流されちゃうような気もします。個人的意見ですが。流されちゃうような気もしますので、以前、川のまるごと再生ができたときに、前田さん、あまりそういうところを石だとか何かで見栄えよくしないでくれと、自然のままにしてくれという要望というか、してくれということを言われたことがあるんですけれども、玉中の前なんかにおいても、確かに直してもらうのは結構なんだけれども、何回やっても流れちゃうような気がするし、県のお金であったとしても我々の税金なので、私個人で何か言う立場ではないんですけれども、町としたらどういうふうにするか難しいんですけれども、そういう、うまく言ってください。それしかないんですけれども。
○岩田鑑郎議長 よろしいですか。
○8番 前田 栄議員 いいです。
○岩田鑑郎議長 ほかに質疑ございませんか。
  4番、小島利枝議員。
○4番 小島利枝議員 議席番号4番、小島です。
  決算書の193ページ中段にあります防災対策事業の中の防災アドバイザーについて伺います。
  こちらも今回の新規事業だと思うんですが、こちらのほうの本年度の活動実績、また、これによっての成果等がありましたら伺います。
○岩田鑑郎議長 宮寺総務課長。
○宮寺史人総務課長 それでは、防災対策事業の中の防災アドバイザーの成果についてお答えを申し上げます。
  防災アドバイザーは2名委嘱しておりまして、12月20日に区長会におきまして防災の講演会をお二方にお願いをして、講演をやっていただいております。年が明けまして、2月9日に大野地区の防災訓練にご参加いただきまして、視察とアドバイスをいただいたところでございます。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 小島議員。
○4番 小島利枝議員 たしかこのアドバイザーは、自主防災組織とかの細かいところにも入っていただけるような話を伺ったと思うんですが、今2名ということで、今後増やす予定はあるのか伺います。
○岩田鑑郎議長 宮寺総務課長。
○宮寺史人総務課長 秋、9月に予定していた町の防災訓練も中止になりまして、各自主防災組織の活動につきましても、なかなか人集めがままならないというふうな状況にございます。こういった状況の中では、この2名の防災アドバイザーを現状より数を増やすというのはなかなか難しいのではないかなと。コロナ禍が通過した後に、その後の人数の増減というのを検討していくというような方向性でございます。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 小島議員。
○4番 小島利枝議員 あともう1点。
  今、コロナ禍の中で増やすというのは考えてはいないということなんですが、今後、もしこのまま継続していく中で、女性のアドバイザーという形も考えていらっしゃいますでしょうか。
○岩田鑑郎議長 宮寺総務課長。
○宮寺史人総務課長 現在、防災アドバイザーにお願いをしている方につきましては、両方リタイアされた方ではございますが、前自衛隊関係の方と、それから消防署関係の方にそれぞれ1名ずつお願いをしているところでございます。今回、昨年大きな台風の被害を経験して、避難所にたくさん人が、700人を超える人が集まったと。当然のことながら、男性もいれば女性もいるわけでございまして、女性の視点で防災というものを考えるという意味では、女性防災アドバイザーの採用というのも考えていかなければならない課題の一つかなというふ うな認識でございます。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 2問目ありますか。
○4番 小島利枝議員 ないです。1点だけです。
○岩田鑑郎議長 ほかに質問ありますか。
  6番、山中博子議員。
○6番 山中博子議員 6番、山中博子です。
  農林水産業費の中から2問、質問いたします。
  157ページの農業振興一般管理事務について伺います。
  町長の施政方針では、キウイフルーツの特産化に向けて普及を図るとのことだったが、どのくらいの土地にキウイを何本植え、それにかかった総額は幾らだったのか伺います。
○岩田鑑郎議長 答弁願います。
  坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 こちらの事業につきましては、西平地域にモデル圃場を整備いたしまして、面積が公簿で1,855平米というふうな土地を利用権設定しております。それで、こちらに作付けた本数は36本ということでございます。こちらの整地と、県の補助事業を使っておりますので、こちらのモデル圃場の設置、また資材費、キウイの苗木、あと栄養教室等を実施しておりますので、約190万円程度支出しております。
  以上でございます。
○岩田鑑郎議長 山中議員。
○6番 山中博子議員 特産化に向けての事業なら計画書があると思いますが、計画ではいつから実がなり、その実をどのように特産化し、売上げをどのくらい見積もっているのか伺います。
○岩田鑑郎議長 坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 こちら、実際にキウイのほうなんですが、ちょっと長い期間になってしまうんですが、作付をしてから実ができるまで四、五年の月日を要するというふうなことになっております。これは一般的な年数なんですけれども。そのようなことですので、売上げの試算まではしておりません。こちら、今、もちろん町内に栽培をされている方がたくさんいらっしゃいますので、野木のようになっているような木、そちらのほうからよりよい収穫ができるように、今年度はまず栽培講習会を実施していきたいというふうな考えでお ります。西平のキウイ圃場も含めた剪定講習会みたいなものを実施していきたいという考えでおります。
  以上でございます。
○岩田鑑郎議長 山中議員。
○6番 山中博子議員 今お聞きしたのは、事業ならば計画書があるのではないかということで、計画書そのものはあるんですか。
○岩田鑑郎議長 坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 こちらのほう、この事業の計画ではあるんですが、県のほうに補助申請をするに当たりまして、町のほうで事業計画を立てて、それで申請をしております。これ、将来にわたっての計画まではちょっと盛り込めていないんですが、どういうふうな事業を今後していくということで、そのような計画書でやっております。計画書はございます。
  以上でございます。
○6番 山中博子議員 分かりました。
○岩田鑑郎議長 暫時休憩いたします。
  再開を11時。
                                (午前10時45分)
─────────────────────────────────────────────────
○岩田鑑郎議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午前11時00分)
─────────────────────────────────────────────────
○岩田鑑郎議長 質疑を続けます。
  坂本産業観光課長より答弁の申出がありましたので、それを許可いたします。
○坂本由紀夫産業観光課長 それでは、大変申し訳ございません。先ほど山中議員からいただいたキウイの関係の質問に対しまして、ちょっと追加で答弁をさせていただければと思います。
  こちらのほうのキウイにつきましては、ときがわ町の気候に合っているということと、あと鳥獣害の被害が少ないということで、健康によい食物ということで導入をしております。現在、組合を設立いたしまして、組合員18名、それから圃場のほうにはキウイの苗木を36本植え付けたというお話をしたんですが、組合員のほうにも80本補助で配布いたしまして、80本の植付けを行っております。それで、これから普及に努めてまいります。
  以上でございます。
○岩田鑑郎議長 よろしいですか。
  では、質問の続きです。
  6番、山中博子議員。2問目です。
○6番 山中博子議員 2問目を質問します。
  167ページ上段、森林環境基金積立事業のところです。
  当初、予算前から森林環境譲与税が来ることが分かっていたのに、なぜ3分の2以上を不用額とし、3分の1以下の基金積立てなのか。その金額も半端な金額なのか。これから有効に使おうとしているなら、なぜ全額積み立てなかったのか伺います。
○岩田鑑郎議長 坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 それでは、お答えさせていただきます。
  これから有効に使うということもあるんですが、森林環境譲与税につきましては、目的に合ったものに使って、それを公表するというふうなことになっております。国のほうからまず1点といたしましては、意向調査、林班を決めて意向調査を実施するようにというふうな、埼玉県を通してそのようなことが来ておりますので、意向調査の費用として使わせていただけたというふうなことがございます。
  それから、こちらのほうで、主要な施策のほうにも書いてあるんですが、火災に遭った森林の木材の有効利用ということで、主要な施策の60ページ、木製品の購入事業というふうなことで、火災に遭った町有林を有効活用することで木製品を購入させていただきました。こちらのほうを、森林環境譲与税を活用して実施しております。それで、残金を積み立てたというふうなことでございます。
  以上でございます。
○岩田鑑郎議長 山中議員。
○6番 山中博子議員 町長の施政方針では、森林環境譲与税による経済波及効果が町の森林へと還元されるよう、特に都市部の自治体に対し積極的なPRを展開していくとのことでしたが、何も動いていないような気がするんですが、不用額があまりにも多過ぎるということが疑問に思われます。計上されることが分かっていたのだから、森林整備等にどのように使っていくか、計画書はできていますよね。
○岩田鑑郎議長 坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 まず、1点といたしまして、町長のほうのお話なんですが、都市 部の市町村、先ほど前田議員からのご質問を受けて回答させていただいたんですが、深谷の保育園とかで活用が決まっているというふうな形で、そちらは森林環境譲与税、深谷のほうで受けたものを活用して木材を購入していただいているんだと思いますので、そういう他市町村で購入していただくものにPRをしていくというふうなことでございます。
  こちらの計画ですが、森林環境譲与税につきましては、まず意向調査を実施して、意向調査に基づいて自分で管理をする、また人に頼む、もう既に管理をしている、今後どういうふうにしていくかというふうな意向調査をしております。その意向調査の結果に基づきまして、環境譲与税を使うか、また別の県・国の補助事業を使うかということはあるんですが、それに基づいて森林の整備をしていくというふうな考えでおります。譲与税の使い道につきましては公表して、その趣旨に合っているものならいろいろ使えるんですが、まだこの100万について全て整備に使うか、そこまではちょっと決定していない、これから検討していくということでございます。
  以上でございます。
○岩田鑑郎議長 山中議員。
○6番 山中博子議員 先ほど……何だっけ、上里町でしたっけ。
          (「深谷ですかね」と呼ぶ者あり)
○6番 山中博子議員 とか、飛び込みで入ったと町長は言われましたが、そのように突発的なことではなくて、これからこういう環境譲与税は有効的に使うという計画が、あまりにもずさん過ぎるような気がします。今年度来るということが分かっていたら、意向調査はその前にするべきだったんじゃないでしょうか。
○岩田鑑郎議長 坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 意向調査の費用につきましても、森林環境譲与税を活用して意向調査ができるというものですので、それも意向調査をどのくらいの面積でやるかということがあったんですが、それはやっぱり、小さい面積でも随時将来の計画を立てるようにやってくださいというふうな国・県の意向がありますので、意向調査を計画的に実施しているというものでございます。
  以上でございます。
○岩田鑑郎議長 続きまして、ほかに。
  12番、野原和夫議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原です。
  監査委員に1点お伺いしたいんですが、お願いします。
  様々な補助事業、団体と補助事業があります。この補助事業に対して監査の対象にしているのか、この点を伺います。
○岩田鑑郎議長 武野谷監査委員。
○武野谷博之代表監査委員 ご質疑にお答え申し上げます。
  議員ご案内のとおり、補助金につきましては、事業補助、団体補助それぞれございます。事業補助につきまして、あるいは団体補助につきましては決算審査に当たりまして、監査事務局のほうで町で支出している全ての事業補助及び団体補助について、一覧を作ってくれていますので、決算審査のときにはそれに基づいて、各課長にその補助金が、事業補助については交付要綱等に沿った形で支出されているか、団体補助につきましては、団体から上がる決算書等に基づいて、補助金を上回るような繰越金が発生していないかとか、その補助金の支出の大半が会議費、いわゆる飲食等に使われていないかとか、不適切な支出がないか、そのような視点から監査しております。実際、時間的にも短い状況の中で、以上のような視点から監査を実施しております。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 すみません、分かりました。
  この監査委員の監査というか、補助金については、…………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………
  しかし、やっぱり中には、補助金を余ったら返すという鉄則があるんですよね。…………………………………………………………………………………………………………………………………やっぱり行政としてはきちんと監督する義務があるということを言いまして、今、監査委員が言いましたように、監査をきちんとやっているということを言われましたので、これで私も安心しました。それぞれの問題がありますが、少ない補助金もその中では有効活用されているのか、そういうところもきちんと行政としては監督する義務があると思うんですよね。………………………………………………………………………………………………… ……ぜひそのことを含めて、代表監査委員がきちんと監査しますから、その中では注意を怠ったらやっぱり正直に受け止めて、きちんと精査するようにお願いしたいと思います。
  このことについては分かりました。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 ほかに質疑ございますか。
  9番、野口守隆議員。
○9番 野口守隆議員 9番、野口守隆です。
  決算書の173ページ。ここに、真ん中辺に14節使用料及び賃借料で、土地借上料214万四千何がしがあります。事前にこれはお聞きしたんですが、三波渓谷の駐車場の関連で、賃借料があそこは87万3,800円。それから草刈りで約12万。それから仮設トイレで18万かかっております。以前も申し上げたんですが、三波渓谷というと、以前の議員で、今立場上言えないんでしょうけれども、三波渓谷と聞いただけで異常に張り切る議員がいましたが、その人に頼まれたわけでも、その病気がうつったわけでもありません。それを兼ねて質問させていただきます。
  今年の夏は異常だったというのは、私も承知しているんですが、あそこは渋滞が起きました。それから、最終的にはコロナで閉めたんですが、とにかくこの夏は、ときがわ町に上から下まで。昨日、実は散歩に行って、竹の谷の前の総務課長の柴崎秀雄さんに聞いたんですが、うちのほうまで来て、ごみを落っことしていきましたよって言っていました。ここに関しては、以前からいわゆる整備計画があったと思うんです。今、整備計画がどうなっているか私には分かりませんが、ここはそろそろ結論を私は出したほうがいいような気がするんです。整備するのか、あるいはもう1つの選択として、地権者に返して地権者に管理してもらうのか。そういったことをもう詰めたほうがいいと思います。また、ときのこやも撤退しましたよね。これだけお金をかけて、毎年。先ほど費用対効果の話が出ていましたけれども、費用対効果があるようには思えないんです。ただであのとき入れて、ただで遊んでもらって。そうしたら、前聞いたら、階段が危険だからっていう答弁を受けたけれども、じゃ、危険だったなら直すのか。あるいは直さないで、いわゆる民間に返すのか。民間に返して、お金がかかるんであっても、それは返すのなら返す。あるいは整備するなら整備する。この2点をどちらか、少なくとも今年度中に結論を出したほうがいいような気がするんですが、いかがでしょうか。
○岩田鑑郎議長 答弁願います。
  坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 野口議員さんがおっしゃられたように、今年については、ときがわ町に大変のお客さん、特に川遊びの方、海が閉鎖されている、またプールをやっていないということもあったかと思うんですが、かなりのお客さんがお見えになりました。こちらにつきまして、階段については危険がないような状態で、今通れる最低限の整備はしております。危険がないような状態で河川に下りられるようになっております。
  今年の状況を見まして、現時点で町としては返還という考えはございません。今年の状況を見まして、違法駐車の削減を含めまして、季節限定で、夏場につきましては有料として使用するようなものを検討してまいりたいと考えております。
  以上でございます。
○岩田鑑郎議長 野口議員。
○9番 野口守隆議員 分かりました。それなら、有料にするのなら有料にするで、ちゃんとお金を取って、しっかり管理してもらいたいと思います。まして、今年のような状況が来年続くとは分かりませんが、もっと言わせてもらうと、ほこりが出るからって舗装したのに入れなくしちゃって、果たしてそれは何だったのかなと。いわゆる費用対効果ということを考えると、非常に疑問に思います。ぜひ、そういったことをちゃんと、整備するのならしてもらって、お金を取るのなら取っていただく。それで委託するのもいいと思います。課長があの暑い中出ていって、あと師岡さんですか、そこまでしていいのかなと。あと、山田屋さんの関係もちゃんと整備したほうがいいですよ。そうじゃないと、必ずこれは起きます。ぜひ、そういった方面で進めていってもらいたいと思うんですが、再度お伺いします。それでよろしいですか。
○岩田鑑郎議長 坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 もちろん、山田屋さんのこともございます。今の現在ですと委託先というのは決まっていないんですが、どこかに委託をして、しっかりした形で管理していきたいということで検討したいと考えております。
  以上でございます。
○岩田鑑郎議長 渡邉町長。
○渡邉一美町長 ときがわの夏の観光、それから観光客の遊び方について、本来コロナでなければもう少し指導をしたかったところなんですが、やはり観光客任せの観光というのは非常にまずい。やっぱり遊び方を提案してやって、ここは、こうやって有料の駐車場でこういう ふうに遊びなさい。だから三波渓谷なんかでも実際、水温が嵐山渓谷に比べて冷たいんですね。だから、長時間遊べないんですよ。そういうこともやっぱり教えながら、それから有料ならここは有料の駐車場ですと。そういうこともやっぱり観光客に伝えながら遊んでもらわないと、無料だからいいんだと、やりっ放しだからいいんだというんじゃなくて、やはり、大野の木のむらキャンプ場、あるいは竹の谷から嵐山境まで夏の水遊び、どこでもすごく楽しんでいただける場所なので、早くからそこに遊ぶ観光客についてはいろいろと提案をして、こんなように遊んでくださいというように提案ができればいいのかなと思っております。
  来年の夏につきましては、早めにそのことに取り組んでいきたいと思いますので、もう少し地所の返還ということについてはご猶予をいただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
○岩田鑑郎議長 よろしいですか。
○9番 野口守隆議員 はい。
○岩田鑑郎議長 ほかに質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○岩田鑑郎議長 これをもって、5款から9款の歳出の質疑を終了します。
  続いて、決算書の194ページ、10款教育費から271ページ、13款予備費までの質疑を行います。
  質疑ございませんか。
  6番、山中博子議員。
○6番 山中博子議員 6番、山中博子です。
  教育費から1点質問させていただきます。
  249ページ中段の史跡小倉城跡整備事業、ボランティア要員の育成支援を進めていくとしていましたが、ボランティア要員の育成は進んだのか、いつまでに育成し、どのような活動をするのか、計画はできているのか伺います。
○岩田鑑郎議長 正木生涯学習課長。
○正木 彰生涯学習課長 それでは、お答えいたします。
  ボランティア団体の育成でございますけれども、この育成の内容につきましては、区域内の山林美化等の周辺環境のボランティアを意味しておりまして、現在、小倉里山の会にボランティアとして、いろいろとお互いに協力し合って環境美化等を進めてもらっているところでございます。また、新たな団体等については、今のところアクセスといいますか、してい ないんですけれども、当分は小倉里山の会と協力をし合って進めていきたいと考えております。より密に連携を取って、この団体と小倉地区の活性化あるいは美化活動に向けて進めていきたいと考えております。
  それから計画なんですけれども、大変申し訳ないんですけれども、まだこういったボランティア団体の皆さんにどういう活動をしてもらうとか、そういった計画書ができておりませんので、今後検討していきたいと考えております。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 山中議員。
○6番 山中博子議員 試験的にバイオトイレを導入するということで、12月から導入されているようですが、その利用状況、そしてその成果、その後はどうするのか、トイレ内にアンケートがあったんですが、その結果はどうなのか伺います。
○岩田鑑郎議長 正木生涯学習課長。
○正木 彰生涯学習課長 お答えいたします。
  バイオトイレですけれども、昨年の12月から試験的ということで、財政のほうからも許可をいただいて、1年間試しに置きましょうということで置いております。今年の12月をめどに、また今までの仮設のトイレに戻す予定ではいるんですけれども、アンケート調査等をした中では、当然普通の簡易的なポッチャントイレよりは臭いもありませんし、使い勝手がいいという好評をいただいております。
  今後なんですけれども、周辺整備ということで駐車場の整備ですとかトイレの整備と本格的にしていかなければいけないところですけれども、公衆トイレ等を本格的に整備しますと2,500万円ぐらいはかかってしまいますので、今後はバイオトイレ等を購入していって、簡易的な整備を進めていきたいなと考えているところでございます。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 山中議員。
○6番 山中博子議員 バイオトイレのアンケートの結果をお聞きしたんですが、どのくらいのアンケートがあって、アンケートではどういう感じだったか。そして、バイオトイレを利用した状況、どのぐらいの方が利用したのかカウントができるということでしたので、その人数的なもの。それから、入ってみたら、私も行ってみたんですが、便器が大変汚れておりました。清掃はどうしているのかお伺いします。
○岩田鑑郎議長 正木生涯学習課長。
○正木 彰生涯学習課長 利用人数ですけれども、昨年の12月から置いておりまして、1日平均約5人ぐらいの方が利用されているような状況でございます。それからトイレ清掃ですけれども、担当者が時折行きまして、その都度気がついたときには、汚れている場合にはしている状況で、定期的に委託をしたりですとか、そういったことは現在しておりません。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 今3問まで。
○6番 山中博子議員 2回しかしていない。
○岩田鑑郎議長 じゃ、続けてください。
  山中議員。
○6番 山中博子議員 せっかくバイオトイレという画期的なものを入れたんですから、皆さんが気持ちよく入れるように清掃のほうをよろしくお願いいたします。
○岩田鑑郎議長 正木生涯学習課長、アンケートの結果はどうなんですか。
○正木 彰生涯学習課長 すみません、アンケートの結果ですけれども、今手元に細かい資料を持ってきておりませんので、また改めてご報告でもよろしいでしょうか。
○6番 山中博子議員 はい。
○岩田鑑郎議長 ほかに質疑ございますか。
  12番、野原和夫議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原です。
  取りあえず2問させていただきます。
  主要な施策の96から99ページですが、災害復旧工事、様々な工事をやられておりますが、この財源はどこから出ているのか。それから、復旧事業については完了度合い、まだまだ残っていると思いますが、何%ぐらい完了しているのか、この点伺います。
○岩田鑑郎議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 それでは、ただいまの野原議員の1つ目の災害復旧工事に当たっての財源というふうな部分につきまして、私のほうからお答えさせていただきたいと思います。
  元年度につきましては、実際の支出が大体1億3,000万円ほど支出されているわけなんでございますが、そのうち県からの補助金が80万円ほど、そのほか災害復旧債ということで起債なんですけれども、こちらが3,280万円、それ以外にその他ということで、県の振興資金を頂いたものを充てておりまして、それが200万円ほど、それ以外の大体9,500万円ほどになりますけれども、これが一般財源というふうなことになっております。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 一般財源となると、町が本当に大変な負担をしているわけですけれども、その中で、やはり国からの交付金という問題はないのでしょうかね、これだけの事業の中で。いかがでしょうか。
○岩田鑑郎議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 これにつきましては、恐らく、印象といたしまして、県なり国の補助金、支出金なりが少ないというふうな印象だと思うんですけれども、ほとんどの事業につきまして、繰越しというふうなこともございまして、そちらのほうに県・国の予算が移っていってしまっているという部分で、今回、元年度の決算につきましては、そういったものがついていない事業が主に行われたということで、一般財源が多く充てられているところでございます。
  以上です。
○12番 野原和夫議員 分かりました。
○岩田鑑郎議長 じゃ、2問目。
○12番 野原和夫議員 もう1点、完了度合い、聞いているから。
○岩田鑑郎議長 加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 それでは、災害復旧事業の進捗状況について、建設環境課関連の事業についてお答えします。
  まず、19号に関しては、これは予備費、専決、あと4号、5号補正とありまして、令和2年の当初予算でもまた計上しております。金額としては、令和元年予算分で1億4,800万円ほど計上しておりまして、そのうち繰越しが6,800万円ほど繰越しをしております。まだ実際に災害の査定を受けた現場については完了はしておりません。
  災害査定を受けた3現場、これが橋倉のほうですとか舟の沢、あとは玉川の沓形橋の辺り。あと、これから災害査定を受けるところもあります。それは大附になるんですが、まだ大附については、やっと応急仮復旧工事が終わったところでございまして、今、こちらの進捗状況はという話ですと、今言ったこの繰越事業と、あと五明地内に地滑りを起こしている現場があるんですが、そちらのほう、まだ応急仮しか行っておりません。金額にしてどれぐらいになるかというのは、ちょっと今ここでは正確な数字は申し上げられないんですが、今言ったもの以外については完了はしております。この6,800万円の繰越事業ですね、あと、令和 元年に当初予算で550万円組ませてもらっています。こちらの事業については、おおむね終わっております、当初予算の分は。
  今回また、明日ご審議をいただく補正予算で、ちょっと2か所ほどまた災害復旧、これは地元のほうから区長要望として上がってきて、当初分からなかった、山の奥のほうなんですけれども。そこの災害現場もこれからまだ発注しないといけないという形になっております。
  まとまりませんが、繰越事業、あとこれから補正をかける事業、それを残しでおおむね完了しております。
○岩田鑑郎議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 完了度合い等も含めてまだまだ大分残っていると思うんでね。ただ、これから台風のシーズンになりますから、やはり工事においては早急に手がけないと、2次災害というか、災害に問題が出てくるんではないかなと思います。やはり町は、その点は住民の意向を考えながら、その地域によっては問題もあると思いますが、進めるところは進めないといけないと思うんですが、課長、そこのところは今、幾つかもう問題があると思いますが、年内、工事のほうは進められるでしょうか。
○岩田鑑郎議長 加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 お答えします。
  今、具体的に言われている現場は、一現場のお話なんでしょうけれども、そこの一現場を除いては、これは大附の地滑りの現場を除いては年度内に完了します。大附のまず現場については、これで動いているという認定をもらえそうなので、恐らく12月の補正予算で工事費のほうを計上させていただく予定です。工事は当然繰越しという形になると思います。それは令和3年度完了予定という形になります。
  五明の現場につきましては、今協議中なので、まだ見通しは分かりません。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 2問目。
  野原議員。
○12番 野原和夫議員 2問目をお願いします。
  不用額についてですが、271ページ、当初より大分改善されてきていると私は思います。当時、一時は2億以上あったような例もありますが、この不用額について、やはりこれだけの予算だと、このくらいの不用額というのは当然あるんでしょうかね、ちょっと伺いたいんですが。やはり不用額はできるだけ少なくすることがいいと思うんですよ。最初にこの予算 というのは3月議会で決まりますよね。そして、4月1日から3月31日まで事業を終わらせます。そして、5月31日まで支払いを済ませる現状ですから、当然その間には入札差金等も、減額補正等もある程度の面は見られると思うんですよね。それで決算、それで9月議会に諮るわけですから、やっぱりその順序からいっても、ある程度の余裕というか、見る機会はあると思うんですが、さらなる減額というか、不用額においては努力をできるのかどうか伺います。
○岩田鑑郎議長 答弁願います。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまの野原議員のご質問にお答えいたします。
  毎年、不用額というのはどうしても出てしまうというふうなところはご理解いただきたいと思うんですけれども、その辺も、以前から比べますと、相当不用額というのは、3月の補正で大体見込みを正確に持っていって、不用額が出ないように努力はしているわけなんでございますが、どうしても3月の補正をまとめていく時期がまだ2月、3月、2月がほとんど残っている時期で、3月は丸々残っている時期に補正を積み上げていかなければいけないという事情もございまして、なかなか全てを精査し切れない部分というのはございます。
  そうした中で、どうしても残ってしまう予算といたしましては、一番大きなものとしては、予備費はどうしてもこれは残ってしまう。そして、前年度から繰り越してきた予算は、補正ができませんので、そこで一般財源が残ってしまう。そうした事情はございます。それ以外でいろんな事情があって、予算としてはあるんですけれども、どうしても執行できなかったというものがございます。一番大きいものとしましては、除雪の委託料が大きく残っているんですが、こちらのほうがどうしても400万円ほど残になってしまいました。これは逆に言いますと、昨年度、今年の大体1月から3月ぐらいなんですけれども、積雪がなかったというふうな結果から残ってしまったというふうなことでございます。
  そうしたですね、どうしても事情があって不用額が出てしまうわけですが、議員ご指摘のように、前から比べれば少し減ってはきているんですけれども、どうしても残ってしまうというふうな事情をどうかご理解いただきまして、私もできれば3月には残らないような予算としてはご提案をしていきたいと思っておりますので、ご理解いただければと思います。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 全体から町の執行率というのはどのくらいで収まっているんでしょ うか。これだけの残が出る中では、執行率というのは左右されるかもしれんけれども、ある程度の執行率は高いと思うんですが、全体どのぐらいの執行率で収まっているでしょうか。
○岩田鑑郎議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまのご質問、歳出予算の全体の執行率としましては、大体94%の執行になっております。
  以上でございます。
○岩田鑑郎議長 ほかに質疑ございませんか。
  4番、小島利枝議員。
○4番 小島利枝議員 4番、小島です。
  主要な施策の82ページ、中段になります。備品購入費、こちらのほうの都幾川公民館のデジタルカラー複合機購入事業、また、玉川公民館も同様の購入事業、また、次のページの84ページにも町立図書館のほうで同じ購入事業がございます。これ今までの決算で見ますとリースになっていたようなんですが、この3機ともリースから購入へと移った理由を伺います。
○岩田鑑郎議長 正木生涯学習課長。
○正木 彰生涯学習課長 それでは、お答えさせていただきます。
  今まではリースということで行っておりました。そのリースのメリットといたしましては、予算の平準化ができるということが大きなメリットかと思います。また、今回コピー機のリース期間が満了するということで、新たなリース期間、あるいはほかの方法を考えるということで、費用対効果を考えまして、リースの場合とコピー機を購入した場合の予算比較をさせていただきまして、リースよりも購入のほうが安く済むということで購入をさせていただきました。
  例えば都幾川公民館の例でいいますと、リース料が月7,500円ぐらいかかっています。それが12か月ですから約9万円で、5年比較でしますと45万円になります。今回、都幾川公民館で購入したものについては36万5,040円ということで、9万円ぐらい安くなっていくということで、購入に切り替えました。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 小島議員。
○4番 小島利枝議員 では、リースから購入に変わった場合の重複しているという月はなく、きちんと切替えができているということでよろしいんでしょうか。
○岩田鑑郎議長 正木生涯学習課長。
○正木 彰生涯学習課長 リースにつきましては、業者とのリース契約を期間を決めて行っておりますので、期間の満了に合わせて新しい購入のコピー機を入れ替えるということで行っておりますので、重複する期間はございません。
○岩田鑑郎議長 小島議員。
○4番 小島利枝議員 ほかのところの、例えば学校関係ですとかのコピー機においてはリースになっていると思いますが、今後ほかのところの場所のコピー機等についても購入へという考えもあるのでしょうか。
○岩田鑑郎議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまの小島議員のご質問でございますが、基本的な考え方といたしまして、リースにするのか購入にするのかというふうな問題につきましては、その後の経費の問題でして、それを考えるときに何が一番大きいかといいますと、やはり使用の頻度になります。本庁舎ですとか第2庁舎の業務として使っている場合には、使用の枚数等が膨れてきますので、それによって、機械の損耗というものも、定期的に交換していかないとどうしてもいけないというふうなことになりますと、そこでリースというふうな判断が出てきますが、あまり利用頻度が少ない場合ですと、機械の損耗がないということで、購入してしまったほうが長く使えるというふうなこともございます。そうしたところで判断をしていきたいというふうには思っております。
○岩田鑑郎議長 ほかに質疑はございませんか。
  2番、長島金作議員。
○2番 長島金作議員 97ページの菖蒲園の災害のことなんですが……
○岩田鑑郎議長 何のですか、どこのですか。
○2番 長島金作議員 97ページの真ん中辺ですね。すみません、こっちの……
○岩田鑑郎議長 主な施策の成果ですか。
○2番 長島金作議員 はい。主な施策の成果のほうの97ページの中段の菖蒲園のことで、去年の災害を私も見に行きましたところ……
○岩田鑑郎議長 質疑の対象がもう済んでいますが……
          (「災害」と呼ぶ者あり)
○岩田鑑郎議長 もとい、待ってください。
  暫時休憩いたします。
                                (午前11時43分)
─────────────────────────────────────────────────
○岩田鑑郎議長 再開します。
                                (午前11時43分)
─────────────────────────────────────────────────
○岩田鑑郎議長 よろしいです。
○2番 長島金作議員 それでですね、あの災害について、地元の方の意見を聞きましたところ、要するに仲井、番匠から来る川と大野、西平、あっちからの上流から来る水がちょうどあそこは合併するので、あの川を直さない限り、同じような災害が起こった場合、またそういう災害が起こると。その辺のところは考えているのかどうか、その辺をちょっとお伺いしたいなと。
○岩田鑑郎議長 もう一度質問、具体的に97ページの何番目ですか、委託料。
○2番 長島金作議員 工事等名の欄の……
○岩田鑑郎議長 工事請負費ですか。
○2番 長島金作議員 ええ、3番目に菖蒲園の災害が起こったことに関して聞いているわけです。
○岩田鑑郎議長 よろしいですか。
  加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 それでは、お答えします。
  こちらの菖蒲園のところにつきましては、もう川が蛇行しているということと、あとは、これは唐沢川ですかね、こちらのほうの水が、川の水位が上がると水がはけないというところもあるんですが、実際、19号のときには、もう堤防を越えました。あそこについては、ここもそうなんですが、当然、川北橋の上流ですとか、あとは坪ノ内橋の上流、田黒の飛び石があるところがあるんですが、そちらについても同じ、想定を超えた雨ということで、ここについては浸水をしたと。
  県のほうには当然その対策をお願いしますということでしております。ただ、やはり想定を超えた雨量ということで、仮設的にやっていただいたところは川北橋上流なんかはあるんですが、それ以外のところについては特に、花菖蒲園のところ、ここはもう、あの川の形状からしてもどうにもならないんですね。もともと遊水地的な形にもなっておりますし、そこに家屋があるわけではないので。これについては、今、大きな河川の計画、県の管轄の河川なんで、そういったお願いを根気強くしていくしかないのかなというふうに思っておりま す。
○岩田鑑郎議長 長島議員、よろしいですか。
○2番 長島金作議員 はい。
○岩田鑑郎議長 ほかに質疑ございますか。
          (発言する者あり)
○岩田鑑郎議長 何ですか、何の質疑ですか。
          (「    決算審査意見書についての質疑」と呼ぶ者あり)
○岩田鑑郎議長 それは後で全体でやります。
          (「全体でやります」と呼ぶ者あり)
○岩田鑑郎議長 これが終わってからやるつもりです。
  よろしいですか、現状まで。
          (「はい」と呼ぶ者あり)
○岩田鑑郎議長 これをもって歳出の質疑を終了いたします。
  以上で歳入と款別の歳出の質疑を終了といたしますが、一般会計決算全体で何か質疑があればここで行います。また、同時に監査報告書についての質疑も受けたいと思います。よろしくお願いします。
  3番、神山議員。
○3番 神山 俊議員 3番、神山です。
  3点ほどお伺いします。
  先ほど野口議員から質問があるようなことをおっしゃっていましたが、決算審査意見書の46ページ、むすびの部分に当たるんですけれども、一般会計の意見に対してどのように精査し検討されたのかお伺いします。
○岩田鑑郎議長 答弁願います。
  暫時休憩します。
                                (午前11時49分)
─────────────────────────────────────────────────
○岩田鑑郎議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午前11時49分)
─────────────────────────────────────────────────
○3番 神山 俊議員 全体的な話で、細かい話じゃなく。庁議で話し合ったとか、改めて。

                     (発言する者あり)
○3番 神山 俊議員 特に何もなければ何もないで……
○岩田鑑郎議長 いや、監査報告書に対して検討したのかしていないのかということですよね。
○3番 神山 俊議員 はい。
○岩田鑑郎議長 暫時休憩します。
                                (午前11時50分)
─────────────────────────────────────────────────
○岩田鑑郎議長 再開します。
                                (午前11時50分)
─────────────────────────────────────────────────
○岩田鑑郎議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
  小峯副町長。
○小峯光好副町長 それでは、神山議員のご質問についてお答えいたします。
  監査意見書のほうで、特にむすびのところで全体についてのご意見をいただいています。各課に関係することについても、各課等にも問い合わせる中で話はしているところであります。この内容について、今後、是正するところ、あるいは改善するところについては進めてまいりたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いします。
○岩田鑑郎議長 神山議員。
○3番 神山 俊議員 各課で行われ、全体では行われていないのかお伺いします。
○岩田鑑郎議長 小峯副町長。
○小峯光好副町長 お答えします。
  全体での協議については行っておりません。
○岩田鑑郎議長 ほかに全体で質問ございますか。
  渡邉町長、追加答弁ですね。
○渡邉一美町長 ええ、むすびの、神山議員の。
  毎回、議会が終わると庁議で私が、例えば今度、庁議は来週あるんですけれども、この議会についての反省をしております。大体1時間ぐらいかけて、各課の課長の前で振り返りをやっております。それでどういう結果が出るかはまだまだ分からないんですが、そういうことに心がけておりますので、よろしくお願いします。
○岩田鑑郎議長 ほかに質疑ございませんか。
○3番 神山 俊議員 2問……
○岩田鑑郎議長 2問、ごめんなさい。
  すみません、2問目。
○3番 神山 俊議員 ときがわ町財政運営計画が今年度、令和2年度に終了予定になりますが、令和元年度においての進捗状況についてお伺いします。
○岩田鑑郎議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまの神山議員のご質問にお答えいたします。
  財政運営計画の実施計画の中で、元年度の決算を受けてのどういう状況かというふうなお話かと思いますけれども、それにつきましては、全てが整ったわけではないんですけれども、おおよそのことでちょっとお話をさせていただければと思いますが、実は、財政運営計画を立てた時点では交付税の合併算定替というものも支所経費の加算等のかさ上げがなかった当時につくった計画なもんですから、それを考慮しないで合併算定替の影響というものを算出して、それを目標にしたわけなんですけれども、それでいきますと、当初、交付税の影響額というのが9億8,000万円ほど見込んでいたわけなんですね。それがその後の支所経費の加算ですとかいろいろな経費の加算がありまして、その影響額が6億4,000万円ほどにまで圧縮されてきたというふうなことがございます。
  それによりまして、財政運営計画の実績といたしましては、既に目標額としては、その合併算定替の6億4,000万円と、当時基金が、合併当初から減らしてしまった金額というのが4億7,000万円ほど減らしてしまったということがありまして、その合計額であります大体11億が目標になったわけでございます。
  それについて、既に実績といたしましては、事業の見直しによる削減ですとか、基金を積み増してきての財源の確保というふうなことでいきますと、元年度の決算を受けましての実績が13億7,000万円ほどの成果を上げております。ですから、11億の目標に対して13億7,000万円ほどの成果が上がっているということで、目標としては達成をしているというふうな、1年を残してですね、というふうな結果になっております。
  ただ、ここのところで分からなくなってきてしまったのが、やはりここのところで新型コロナウイルスの感染拡大というふうなことが影響がありまして、今後かかってくる経費というものも考えなくてはいけない。また、新型コロナの影響によりまして、税収ですとか、国の税収が下がれば交付税にも関係してきますし、そうしたことから、ちょっと財政の見通し が雲がかかってきたというふうな表現がよろしいのでしょうか。
  そうしたことからすると、やはりここで緩めることなく、今までと同様に財政のほうの運営に目を光らせていきたいというふうに考えているところでございます。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 神山議員。
○3番 神山 俊議員 順調に計画は進んでいるということですけれども、1つ、コロナのことも危惧しておりますが、ときがわ町公共施設等総合管理計画で24%削減していきましょうよというお話もありますし、2か年かけて個別計画も今立てているところだと思います。また、野原議員のほうからも町有財産についてはできるだけ処分すべきではないのかというご意見もあったと思うんですけれども、その辺について、やはりときがわ町の一番ではないですけれども、大きな課題として、そういう町有施設についての処分については、大きな課題ではないのかなと思うんですけれども、そこを計画が順調に進んでいるうちに少し緩まってしまうのも、私は少し危惧しているんですけれども、その辺りについてお伺いします。
○岩田鑑郎議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまのご質問の公共施設の部分についてというふうなことになろうかと思いますけれども、こちらの公共施設等総合管理計画の中で、今後、公共施設の実際の面積として24%減らしていくという目標を立てて、今、個別計画のほうを立てている最中でございますけれども、その計画がどういうふうなものになるのか、ちょっとまだ私も分かっていないんですけれども、ただ言えることは、やはり絶対量を減らしていかなければいけないというのは、これはもう見えている部分でございますので、じゃ絶対量を減らしていくためにはどうしていくかといいますと、施設を閉鎖するだけでは駄目なんですね。要するにまだそこに維持費がかかっていっては駄目なもんですから、要するに取壊しをしなければいけないというふうなことも発生してきます。
  そうしたことを考えますと、やはり個別計画をつくることによって、除却債という起債を起こすこともできるんですけれども、これは将来に負担を先送りするというふうなことから考えると、なくなってしまう施設に対して、将来のときがわ町の住民に負担を先送りするというふうなことは、できればしたくないというふうな考えでおります。そうしたことから考えると、やはり今、施設を利用している人の税金なりなんなりで余裕があるときに、いずれ除却しなければいけない資金を、財政調整基金かもしれませんし、公共施設の整備基金かも しれません。こうしたものにある程度積んでおいて、そのときに備えたいというふうなことで考えているところでございます。
○岩田鑑郎議長 暫時休憩いたします。
  再開を1時にいたします。
                                (午前11時59分)
─────────────────────────────────────────────────
○岩田鑑郎議長 休憩前に引き続き会議を再開します。
                                (午後 1時00分)
─────────────────────────────────────────────────
○岩田鑑郎議長 神山議員、3問目、お願いいたします。
○3番 神山 俊議員 3問目、お願いします。
  令和元年度において、事業の評価はどのように行ったのかお伺いします。
○岩田鑑郎議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまの神山議員のご質問にお答えいたします。
  既に平成25年辺りから事業評価というやり方としては実施しておりませんで、財政運営計画に先立って、事業の見直しということで実施のほうを進めているところでございます。
  元年度につきましては、それまでは各課の事業を幾つも上げて、一遍に事業見直しというふうなことを行っていたんですけれども、毎年少しずつ見直しをしていこうというふうな方針に変えまして、各課から1ないし2事業を当初予算のヒアリングのときに一緒に事業見直しということで、ヒアリングを昨年度も実施したところで、今年度につきましても、11月から12月にかけて当初ヒアリングを行うわけでございますが、その時点で事業見直しということでやっていきたいというふうに考えております。
  ですから、元年度におきましても、各課1ないし2事業を見直しを行ったわけでございます。ただ、結果的には、見直しに至らなかったというところでございます。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 神山議員。
○3番 神山 俊議員 私も前回も言ったんですけれども、やはりその予算ヒアリングで企画財政課が評価するだけでは、やはり今後厳しいのではないのかなと。やはり第三者、また、議員を巻き込んで事業を評価し、施策に反映していくべきではないのかなと思うんですけれ ども、改めてその点についての考えはあるのかお伺いします。
○岩田鑑郎議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ご指摘のような事業見直しということでいきますと、平成26年、27年にかけまして、やはり議員の皆様に、いろいろとこういう事業ということで一覧表を出してご相談をさせていただいたところでございます。ただ、午前中の答弁でもさせていただきましたけれども、財政運営計画もある程度順調に進んでいる中では、今以上にまたちょっと何ていうんですかね、絞って見直しをかけていくというところでは、今の時点では考えていないところでございます。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 ここで、午前中の山中議員の質問に対しての追加答弁がございますので、許可したいと思います。
  正木生涯学習課長。
○正木 彰生涯学習課長 大変申し訳ありません。午前中の山中議員からの小倉城跡見学者用のバイオトイレのアンケート結果についてのご質問でしたけれども、これについてご回答申し上げたいと思います。
  まず、アンケートですけれども、4件のアンケート結果となっております。内容ですけれども、清潔度、臭い、快適性、また次回来たときに使いたいと思いますかという質問でございますけれども、非常に悪いから非常によいまでの5段階で行いまして、4名全員の方が「よい」、あるいは「非常によい」、または「次回も来たときに利用したい」という回答でございました。
  また、バイオトイレの利用者人数でございますけれども、昨年12月上旬に設置をいたしまして、8月末まで376人の方が利用したということで、カウント数が上げられております。また、年を明けてからコロナ問題もございましたので、ほとんどが3月上旬ぐらいまでに使われた人数であるということでございます。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 よろしいですか。
  ほかに質疑ございませんか。
  12番、野原議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原です。
  主要な施策の成果の104ページを基準にお願いします。
  辻・本郷税理士法人からの見解では、財政状況、財政運営についてはよい判断をいただいたようです。そこで、その中で、今のところの起債77億4,867万7,000円、交付税算入額、見込みですが、63億4,526万8,000円、一般財源分見込み14億340万9,000円となっております。
  今後この起債をゼロにするということはなかなか難しいと思いますが、これだけの大きな地方債を抱えている中で、ゼロに近い交付税算入分もありますが、起債、借金を返済するのに今後何年ぐらい見込んでいるのか、この点伺います。
○岩田鑑郎議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまの野原議員のご質問にお答えいたします。
  端的に申し上げまして、今まで借りてきた分につきましてというお答えでしたらば、最大で20年というふうなお答えになろうかと思います。ただ、今後もやはりいろんな事業をしていく上では、起債も一つの財源として活用しなければならないと考えておりますので、そうしたことを含めますと、ずっと続いていくというふうなお答えになってしまうのかなというふうには思います。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 20年、職員としては、職員の人がほとんどいない、今の現状ではいないと思うんですが、やっぱりその中で次の世代に残す財源を残しながらも借金を少なくすることも必要ではないかと思います。
  この中で、30年3月の質問では、起債可能な限度額49億7,100万円が定められているという答弁をいただきました。もうこれも目いっぱい使われているのか、その点も含めて。
  それから、ときがわ町全体を見ると、地方債の償還可能年数ということは、経常的収支がマイナスというふうになっていると、それが何年ということは分からない。ただ、財政状況や財政運営については、とてもいい判断をされたということですから、経常的収入、収支というのも、その点もいい方向に向いている中での判断という答弁であるのか、その点伺います。
○岩田鑑郎議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまの野原議員のご質問でございますが、幾つかにご質問のほうがわたっているようなんですけれども、1つありましたのが49億7,000万円の起債。恐らく合併特例債のことを指されているのだと思いますが、合併特例債につきましては、最終年度が令和2年度、今年度が最終年度となっております。そうした中で、結果的には全額起債 というふうなところで今のところ考えているところでございます。
  それに対しまして、今回、報告のほうをさせていただいた将来負担比率ですとか、経常的な収入がどうなのかというふうなお話でございますけれども、そういった参考の数値からすれば、改善といいますか、いっときの部分よりも財源は増えてきましたし、起債残高は減ってきていますので、状況としてはいい方向に向かっているというふうには考えております。
  ただ、将来のときがわ町の住民の方に対しまして、やはりずっと経常的な収入がなければ、負担をおかけすることになるというふうなこともございます。そうしたことも考えながら財政運営をしているつもりでございますし、そのために将来に負担を残さないようにある程度、過剰に資金を持つつもりはございませんけれども、ある程度、今ここに携わっている一ときがわ町民として、将来に負担を残さないような形で資金のほうも将来に渡していきたいというふうには考えております。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 どうしてもときがわ町全体から見ると、経常的収入、これを地方債発行、基金取崩しという方向性が生まれつつあると思うんですよね。だから、課長の努力で今後の課題が解消されてくる、大きな問題が出てくると思いますから、ぜひそこのところを、今ある程度方向性としてはいい答弁をいただきましたので、これに沿って努力していっていただきたいと思います。
  その中で、私たちもその中の収支も含めて監督していければと思っています。その点については、今後の課題として、課長、どのように取り組んでいくか、もう一度お願いします。
○岩田鑑郎議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 特にこれをこうしていけばよくなっていくですとか、これを積んでおけばもうこれで安泰だよというふうなものは、ちょっと今の時点では申し上げられない、先が見えていないという部分もございます。ですから、先ほども申し上げましたように、今この時点でできることをやっていくしかないというふうには思っておりますので、そこのところでできるだけのことをやっていきたいというふうには考えております。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 よろしいですか。
  ほかに質疑ございませんか。
  6番、山中博子議員。
○6番 山中博子議員 6番、山中です。
  監査委員のむすびのところで2問ほど質問させていただきます。
  46ページです。
  起業支援施設運営業務について、締結した契約内容と実態が異なる点がある。原因究明と事業効果の検証も含めた見直しを求めるとありますが、契約内容と異なる実態とは何か伺います。
○岩田鑑郎議長 武野谷代表監査委員。
○武野谷博之代表監査委員 ご質疑にお答え申し上げます。
  ご指摘の起業支援施設運営業務委託契約につきましては、契約相手方の管理運営企画提案書に基づき締結されております。そして、この提案書では、月曜日から金曜日の9時から18時まで常勤スタッフ1名を置くとされております。しかしながら、この3年半、私は監査委員として、また民生委員として、さらには図書館利用者として、月に五、六回は起業支援施設前を通ってきましたが、当該施設のブラインドが開き、開館している状況をあまり見たことがございません。そこで、決算審査に当たりまして、この点を担当課長に指摘し、回答を求めたところ、企画提案書どおり1名を常勤させると、年間数百万円の経費となる、それでもいいんですかと、このような回答でありました。つまり契約内容と実態が異なる点を承知の上で反省がない状況でございました。
  町では、住民や契約相手方業者にルールを守ることを求めております。しかし、住民や業者にはルールを守らせておいて、自分の都合次第で恣意な契約執行を行う、これではいかがなものかということで、あえてここに記載させていただきました。
  以上でございます。
○岩田鑑郎議長 執行部のほうで何かありますか。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 山中議員のご質問に執行部としてお答えをさせていただきたいと思います。
  武野谷監査委員の今のご説明はございましたけれども、その中で若干多分、思い違いのところもあるんかと思うんですけれども、最初1年につきましては、月曜から金曜日の9時から6時までは常にブラインドのほうは上がっておりました。運営のほうをしていただいておったということだけは付け加えさせていただきたいと思います。
  ただ、その状況が運営を委託している業者のほうで変わってしまったというところで、い ろいろと相談をいただきまして、そこにつきまして、主としての目的として、起業相談というものがございましたので、起業相談が受けられる状況は維持していただくというふうな中で現状が変わったというふうなところでございます。ただ、そこにつきましては、今回、監査意見書としてご指摘をいただきましたので、契約と内容が合っていくように今後考えていきたいというふうに思っております。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 山中議員。
○6番 山中博子議員 町有施設を使用して、それからミニ起業家を支援するために委託料48万円支払っています。相談料1時間1,100円、これはときがわカンパニー通信に載っていました。これを徴収するのは、委託料の趣旨から外れるのではないかと思います。支援するための委託料なのにまずいんではないんでしょうか。
○岩田鑑郎議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 その質問につきましては、恐らく以前にも質問をいただいていると思うんですけれども、まずは起業相談を受ける環境をつくっていただくという意味で委託料のほうはお支払いをしております。相談を受けるに当たりましては、やはり起業するということがそれなりに真剣に取り組んでいただかないとできない、気軽に相談に来ていただくのでは、その辺が起業につながっていかないというふうなところもございますので、ある程度、起業するには負担は必要なのだというふうには考えているところでございます。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 山中議員。
○6番 山中博子議員 この件につきましては、事前に荒井課長に相談しています。受付を常勤するというところだけが監査委員の指摘にあったとおっしゃいましたが、頂いた新旧2通の提案書を見比べると、違うところが、受付以外でも提案書の半分近くが変更されています。このような時期に変更するなんて、信用がなくなると思います。例えば一卓店舗、一杯カフェ、それから、ディテール、詳細で営業時間等、これはなぜ削除されたのか伺います。
○岩田鑑郎議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 それはあくまでも企業側からのご提案ということですので、こちらから削除してくれというふうなことで申し上げたのではないというところだけはご理解いただきたいと思いますけれども、やはり起業相談をしていく中で、ここでまた始まってから数年たってきたわけでございますけれども、日々状況は変わってきておりますので、それに合 わせて起業相談もしていただいているというふうに考えています。その結果だというふうには捉えております。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 3問目で終わりです。
○6番 山中博子議員 3回目じゃないんですか。
○岩田鑑郎議長 3問目です。
○6番 山中博子議員 3回目ですよね。
○岩田鑑郎議長 もう3回目、これが3回目です。
          (発言する者あり)
○岩田鑑郎議長 いや、次の質問……
  暫時休憩。
                                (午後 1時19分)
─────────────────────────────────────────────────
○岩田鑑郎議長 休憩前に引き続き再開します。
                                (午後 1時19分)
─────────────────────────────────────────────────
○岩田鑑郎議長 ほかに質疑ございますか。
  2問目があるからね。じゃ、2問目、お願いします。
○6番 山中博子議員 同じくむすびのところです。小中学校の適正規模について、あるべき小中学校の将来像を示すことは、教育委員会だけではなく町全体としての課題であるとしていますが、小中学校の適正規模について、あるべき小中学校の将来像をどのように考えているのかお伺いします。
○岩田鑑郎議長 宮寺教育総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 お答え申し上げます。
  現時点で将来的な配置像は持ち合わせておりません。これは、当然のことを言うようですけれども、これまでの合併を踏まえて、現在の中2校、小3校という体制でまいりました。あるべき将来像につきましては、これはいずれまたお示しする必要もあろうかと思います。子供の数の推移等にもよると思います。しかし、現時点で、この5校の中で内装の木質化、耐震化、あるいはトイレ洋式化等、施設の整備も進めてきたところでございます。それからまた、各校とも、萩小は50人ですけれども、明小、玉小については200人程度、両中学 校については100人程度の児童生徒もおります。学校運営も問題なくできる人数かと思います。
  公共施設の配備計画等も踏まえながらですけれども、こういった将来像については示すことも必要かもしれませんけれども、そのタイミングにつきましては慎重に検討してまいりたいと思っております。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 山中議員。
○6番 山中博子議員 今、子供たちの人数が減るというお話でした。これから徐々に減っていく子供たち、そして学校として成り立っていかなくなるということが目の前に見えているのに、今計画を立てないで、はい、来年から統合します、そんなことはできないと思います。近隣の町では、5つもあったものを統合するという計画を立てて、今実行に移っているところもございます。慌てた計画を立てるのではなく、今、将来を、ときがわ町の将来、子供たちが少なくなっていく将来を見詰めて、そのような計画は今から立てないと、統合するのに至らないと思います。そう思いませんか。
○岩田鑑郎議長 宮寺教育総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 今、答弁の中で、私、減ると申しましたかね。推移を見守っていくということは申し上げたつもりだったんですけれども。それはまた後で議事録で確認なんですが。減ることもあるかと思いますけれども、増やすべくいろんな努力をしているというのもまた1つございます。ですから、そういった推移にもよるかなと思います。
  子供の数等につきましては、できるだけ今後とも増やせればということで、施策も打っているんですけれども、学校の数につきましては、当面現状で維持できればというふうに考えております。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 山中議員。
○6番 山中博子議員 やっぱり現状を維持するんですか。とにかくこれから、例えばときがわ町でも年間200人から減っています。それから、転出する方もいらっしゃいます。これから200人ずつ減っていったら、子供たちはもっと少なくなるだろうという予測は立つと思います。その中で統合を考えないでこのままいこう、確かに統合するのはとても大きなエネルギーが必要だと思います。各学校区の父兄からの批判、それから、どうしてこっちにしたのだという批判も出るかと思いますが、本当に今から考えないと、その場所の指定、それから、 これからどのようなビジョンでやっていこうかということが言えないと思います。現状を維持するのは一番楽なことかもしれませんが、今後の子供たちの行く末のことですので、考えていっていただきたいと思います。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 ほかの方で質疑。
  9番、野口守隆議員。
○9番 野口守隆議員 この先ほどの監査のむすびの件ですが、いわゆる起業立地支援については、現状に合った契約を私はすべきだと思うんですが、そう考えていいんでしょうか、1問目。2問あります。
○岩田鑑郎議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまの野口議員のご質疑でございますが、やはり起業相談というものも、日々、受ける内容については変わってきておりますので、それに合わせて変えていくというのが一番自然な流れじゃないかなというふうには思っております。一番身近でいえば、やはり新型コロナによりまして、仕事の内容、仕事の形態がこんなに変わるとは思っていませんでした。ただ、これに合わせていかなければいけないというふうな状況になっておりますので、そうしたことも含めながら、起業相談というものも必要になってくると思いますので、状況により変わっていくというふうなことでご理解いただければと思います。
○岩田鑑郎議長 野口議員。
○9番 野口守隆議員 分かりました。
  この監査委員のいわゆる結果報告についての対応が、地方自治法第199条第14項に出ているんですね。これだと、いわゆる「当該監査の結果に基づき、又は当該監査の結果を参考として措置を講じたときは、当該措置の内容を監査委員に通知しなければならない」と出ているんですね。そして、「この場合において、監査委員は、当該措置の内容を公表しなければならない」と。今の話で、もしそうするんであれば、監査委員に、こういうわけでこういう措置を講じますよということをしなければならないと、この点はどう思いますか。
○岩田鑑郎議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 その点につきましては、このご指摘をいただいた上で契約内容等を見直して監査委員にご報告申し上げていきたいというふうには思っております。
○岩田鑑郎議長 野口議員。
○9番 野口守隆議員 じゃ、2問目お願いします。
  先ほどの学校統合についてですが、いわゆるまた逆のこれ考えも成り立つんで、監査委員が結果を言った場合にも必ず町、あるいは議会がそれに対応しなければならないとはこれには出ておりません。つまり聞きっ放しでも、それはいいんだというようにこれは書いてあります。ですが、この学校統合については、私は山中議員と全然別でありまして、私も大椚の第一小学校、第二小学校がなくなったとき教育委員をしておりまして、そのときになくなった後のこのいわゆる本当に過疎化していくんですね。学校がなくなるというのは、非常に大変なことなんです。それで、まして萩小をもしなくすようなことになると、大変なことになると私は思っていますし、萩小は今いろいろな手を使って、いろんな人が来てくださいと。実際に子供が増えているんですね、教育長。移住している人が増えているんです。また、移住したいという人が物すごくいるんです。ただ、それながら、それに該当する空き家なりなんなりがないんですね。だから、その辺をうまくやれば、私は萩小をなくすということは、やっぱり間違っていると思うんです。その辺は、今後の推移を見守るという宮寺課長の答弁が私は当を得ていると思っております。それは、やっぱり学校がなくなったものでないと、それは分からないんですね。
  ある例を出しますと、私たちの学校がなくなったときに、大椚第一小学校がなくなって、中学校がなくなって、玉高がなくなった。私の母校は全てなくなったんですよという人がいたんですね。だから、学校統合というのは、やはり慎重にやるべきだと私は思いますよ。それはぜひね、教育長も当面は行わないというあのとき答弁をしました。私はそれをぜひね、萩小が物すごく、保護者は頑張っているんですよ。同じようなこと、今、私の隣組に6人子供が引っ越してきたんですね。これだけでもえらい違いなんですね。その辺をぜひ考えて統合はするんであれば進めてもらいたいし、推移をよく見守ってもらいたいというのが、そう思っています。教育長、いかがですか。
○岩田鑑郎議長 久米教育長。
○久米正美教育長 今のご意見に私も同感の思いというか、ときがわ町が今後、教育としてどういう方向に向かっていったらいいかといったときに、よその町がこうするから、それと同じような形にしていこう。多分それは町の財政とか経済的な面で、多分そういうふうにシフトするという考え方になるのかなと思うんですけれども、でも、本来的にこのときがわ町のよさって何なんだろう。それは今、野口議員がおっしゃったように、萩ヶ丘小学校、去年の6年生は4人が卒業しました。今年は1年生9人、1年生で入ってきております。恐らくときがわ町のよさを分かってここに入ってきてくれる人がいる。そういった部分を本当に大事 にしていかなきゃいけないんじゃないんか。ときがわ町が、もし可能であれば、取る方向としては、前にもお話しさせていただきましたけれども、今の学校を輝かせること、そこにまずは全力を尽くすべきなんじゃないんか。そして、本当に少なくなってしまってどうにもならない、子供たちもこれじゃというふうなことになれば、また改めて方向が変わってくるかもしれませんけれども、取りあえずは今、子供たちが落ち着いてしっかり勉強できる環境を整えていく。そこに私は今、全力を傾注していきたいというふうに考えております。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 ほかに質疑ございませんか。
          (発言する者なし)
○岩田鑑郎議長 それでは、以上で質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (発言する者なし)
○岩田鑑郎議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
  12番、野原和夫議員。
○12番 野原和夫議員 反対討論。
○岩田鑑郎議長 反対討論、反対ですね。
  じゃ、原案に反対の方の発言を許します。
○12番 野原和夫議員 12番、野原和夫です。
  令和元年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定について、反対の立場で討論に参加します。
  まず、歳入における町民税においては、人口減少等による課税所得の減少、企業の売上高減少により、税収減となっている。徴収率では、町税全体の収納率は99%とのことだが、当然徴収率向上には差押等も含まれる。住民に寄り添い、信頼を高めていただきたい。
  歳出においては、一部の業務委託料、運営委託料等において、目的と計画に沿った見直し、改善を求める。そのことにより受益者負担を減らすこともできるのではないか。
  さらに不用額において、改善されつつあるが、さらなる努力を求める。
  最後に、コロナ禍の中、そして消費税10%の影響で景気の低迷が続き、税収減も考えられ るが、若者定住、そして人口増加対策、地域活性化、そして子供の声が聞こえるまちづくりを求め、討論とする。
○岩田鑑郎議長 原案に賛成の方はおられますか。
  討論ございませんね。
          (発言する者なし)
○岩田鑑郎議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより認定第1号 令和元年度ときがわ町一般会計歳入歳出決算認定についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立多数)
○岩田鑑郎議長 起立多数であります。
  よって、認定第1号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────────
   ◎認定第2号の質疑、討議、討論、採決
○岩田鑑郎議長 これより日程第2、認定第2号 令和元年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  12番、野原和夫議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原です。
  収入未済額についてですが、3点お願いしたいんですが、これは何らかの理由で当該年度の出納閉鎖まで納入されなかったものを含め、現年課税分を含めた今後の対応について、1点伺います。
  それから、滞納世帯数が215世帯、私の資料ではあります。加入世帯比の10.9%ですが、所得100万未満の人が124世帯、100万から300万の人が69世帯、300万以上が22世帯という方向で出ております。この中で、町は財産差押状況を見ますと、預貯金が28件、物品が2件、年金件数2件、生命保険9件、給与件数7件、税還付件数12件というふうになっております。コロナ禍では、私は寄り添うことも大事だと思います。そういう中で、町の対応をどのように対応した中の結果なのか伺います。
  それから、もう1点は、3問言っちゃっていいですか。
○岩田鑑郎議長 いや、1問で。
○12番 野原和夫議員 じゃ、最初の1問から。
○岩田鑑郎議長 福田税務課長。
○福田芳和税務課長 まず、1点目の収入未済額についてお答えさせていただきます。
  先ほど野原議員からもお話がありましたとおり、出納閉鎖までに納税がされなかった方が収入未済額として残りまして、翌年度の繰越として計上がされます。
  こちらについては、9月までは前年度の未済額となったものを積極的に取り組んで行います。10月以降については、現年度と併せて取り組むというような徴収対策によって、年間の徴収対策に取り組んでいるところでございます。
  以上です。
○12番 野原和夫議員 分かりました。いいです。
○岩田鑑郎議長 よろしいですか。
          (「はい」と呼ぶ者あり)
○岩田鑑郎議長 では、2問目、お願いします。
○12番 野原和夫議員 先ほど説明した差押の件ですが、先ほど説明は私から言いましたけれども、預貯金28件とか物品2件、年金件数2件、生命保険9件等を含めてこの対応、憲法に保障されている最低限度の営みも含めて、町の対応がどのようになされた結果これが出たのか、掘り下がって中身を見たいんです、中身を聞きたいんですが、いかがでしょうか。
○岩田鑑郎議長 答弁願います。
  福田税務課長。
○福田芳和税務課長 お答えさせていただきます。
  差押をした結果ということで、今回この28件の内訳ということでございますでしょうか。
○12番 野原和夫議員 いや、全体の取組を。
○福田芳和税務課長 全体的な、すみません、失礼いたしました。
  全体的に昨年度、減免、納税猶予制度などについて、親切、丁寧、詳しい説明を行うとともに、加入者の状況を十分に配慮して無理のない徴収対策を行った結果、今回、財産のない方とかそういった方の調査の結果、欠損となってしまったということでございます。
○岩田鑑郎議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 当然、これには郵送で手続等を含めてやると思うんですよね。最後の差押の文書が届くときには、もう手遅れなんですよ、税金。だから、その前にやっぱり被保険者のほうの担当の人が、住民が、やっぱり職員が来て説明を求めるという体制が私は必 要だと思うんですよ。こういうことで、これだけ重要だから、これで差押もあり得ることも含めて。恐らく町の職員は当然訪問はしているわけでしょうけれども、訪問しているんでしょうか。郵送だけで済ませる問題ではないと思うんで、その点伺いたいんですが。
○岩田鑑郎議長 福田税務課長。
○福田芳和税務課長 お答えさせていただきます。
  当然、督促、催告書をお出しして納税をお願いしているところですが、その中で納税いただいていない方につきましては、臨宅、電話等を行いまして役場のほうに来ていただくなりして、親切、丁寧に納税相談のほうをさせていただいております。
○岩田鑑郎議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 この中では、やっぱり給与の差押えも来ているんですから、相当重要な問題が出てくると思うんですよね。中にはあくどい、あくどいというか、ある程度持ってお金はあるのに払わない、あくどいというかそういう人もいるわけなんです。それは仕方ない、これはもう町の対応をきちんとやるべきですけれども、本当に困っている人にも手を差し伸べることも必要ではないかと思うんですが、これだけの多くの差押が件数を発生しておりますので、相手方としての気持ちというか、それを、もう今、課長の説明だと親切、丁寧にやっていて、本当に相手から理解を得た上での行動だと解釈してよろしいんでしょうか。伺います。
○岩田鑑郎議長 福田税務課長。
○福田芳和税務課長 お答えさせていただきます。
  当然、財産調査をさせていただきまして、その方の生活事情、実態を把握した上で、無理のないように納税相談、徴収のほうをさせていただいているところでございます。
○岩田鑑郎議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 分かりました。
○岩田鑑郎議長 3問目。
○12番 野原和夫議員 3問目、不用額が前年度比較では相当多いんですよね。前年度は4,808万、今回は7,675万という不用額になっておりますから、その不用額についての問題ですが、適法、適正にされたのか。そして、執行率等も含めてお答えをお願いします。
○岩田鑑郎議長 山口町民課長。
○山口清史町民課長 お答えします。
  不用額につきましては、一番大きいものについては、2款の保険給付費の中の療養給付費 が6,100万円ほど不用額が出ているかと思います。これについては、かかった医療費に対する支払いに充てるものを見込んでおったわけなんですけれども、当初予算を組んだときは、県から事業納付金というのを支払うのにその算定資料等が示されます。その中に載っていますときがわ町の療養給付費の見込みというのを当初予算には計上しております。その単価が12か月で割りますと、一月当たり8,400万ぐらいの見込みで予算計上してあります。通常、12月の末頃に残り3か月の見込みをつくって、3月の補正で増やす、減らすをするんですが、それまでの9か月の平均が大体8,000万円支払っていました。十分足りるというのは見込めたんですけれども、月の支払いが、その月は概算払いで払って、次の月に精算するというやり方で国保の会計は進めるんですが、支払いの金額が6,700万から9,200万ぐらいの振り幅があります。月の差があります。2,500ぐらい、多い月と少ない月の差があります。それを見込んだときに、やはりちょっと大きい数字のほうで残りの3か月分を見込みまして、今回、補正の減をしませんでした。その結果、1、2、3月と想定したより医療費のほうが伸びなかった関係がありまして、今回、5,000万円を超える不用額が発生したというのが一番大きな原因かと思っております。
  それと、執行率ですか。
          (「はい」と呼ぶ者あり)
○山口清史町民課長 執行率ですね、ちょっとお待ちください。
  すみません、申し上げます。95.25%が執行率となっております。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 月によっての見込みというか、それが大体計算どおりいかないという問題点もあるようですから、本来なら3月の補正で済ませる問題だと思うんですが、今、課長が言いましたけれども、本当に難しい医療費の問題があるんで、ある程度、一定の理解はできます。ただ、あまりにも大きい金額が不用額で残っておりますので、今後の課題としては、やっぱりある程度の計算も含めて慎重に、3月補正で対応できることはある程度できると思うんで、今後の課題としてしっかり受け止めていただきたいと思います。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 ほかに質疑ございませんか。
          (発言する者なし)
○岩田鑑郎議長 これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (発言する者なし)
○岩田鑑郎議長 これをもって討議を終了します。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○岩田鑑郎議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより認定第2号 令和元年度ときがわ町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○岩田鑑郎議長 起立全員であります。
  よって、認定第2号は原案のとおり可決されました。
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   ◎認定第3号の質疑、討議、討論、採決
○岩田鑑郎議長 これより日程第3、認定第3号 令和元年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  12番、野原和夫議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原です。
  1点伺います。
  2020年度は健康診査等は無料というか、個人負担はなくなっているようですが、この問題については、当初目標が2020年度は20%の目標を掲げております。15%ということでありますので、やっぱり医療体制も含めた大変なこの診査、大事な問題だと思うんで、ぜひ目標に向かって努力をしていただきたいと思いますが、この点、いかがでしょうか。
○岩田鑑郎議長 山口町民課長。
○山口清史町民課長 お答え申し上げます。
  健康診査につきましては、後期高齢者の医療保険のほうでも個別健診の推奨を取り入れまして健診率を伸ばそうということで、昨年度から、それまでは町内の医療機関だけで個別健診をやっとったんですが、比企全体、個々の個別健診と同じように、比企管内の医療機関に 受診機関を増やしまして拡大するような取組を進めており、また個別の問診票も最初に送るような形で案内をしております。
  後期につきましても、健診をする習慣をつけていただく必要があるというのは、この先、国民健康保険のほうからいわゆる団塊の世代の皆さんが後期高齢のほうに移ってくることが予想され、5年後ぐらいから被保険者の方がとても増えてくると思います。ますます医療費のほうが上がっていくということが予想されますので、後期高齢者のほうの特定健診等につきましても大勢の方が受けていただけるような、どうやったら皆さんが受けてもらえるかというようなことを研究しながら、啓発、推奨してまいりたいと考えております。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 ほかに質疑はございませんか。
          (発言する者なし)
○岩田鑑郎議長 これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (発言する者なし)
○岩田鑑郎議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○岩田鑑郎議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより認定第3号 令和元年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○岩田鑑郎議長 起立全員であります。
  よって、認定第3号は原案のとおり可決されました。
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   ◎認定第4号の質疑、討議、討論、採決
○岩田鑑郎議長 これより日程第4、認定第4号 令和元年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算認定についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  12番、野原和夫議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原です。
  介護認定更新区分という方向性をちょっと伺いたいんですが、介護認定更新の中で更新件数については、前回より重度に判定された方が2018年では83件ありましたが、2019年では66件、少なくなっております。この影響についてはどのように見ているのか伺います。まず1点は、これだけ先に伺います。
○岩田鑑郎議長 答弁願います。
  山ア福祉課長。
○山ア俊樹福祉課長 ご質問にお答えさせていただきます。
  令和元年度の判定を受けた方は全体で533名いらっしゃいましたが、当然、その中で介護度が上がった方もいらっしゃいました。この影響については、歳出のほうで、介護のほうをどのくらい皆さんが利用されたかというのが結果的に大きな影響を表すと思うんですが、令和元年度の介護給付費につきましては、昨年度を下回るような実績でございました。結果として、特にその中で居宅の部分について前年度よりも利用実績が少なかったというふうな状況でございました。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 野原議員、よろしいですね。
○12番 野原和夫議員 2問目にいきます。
○岩田鑑郎議長 2問目、お願いします。
○12番 野原和夫議員 利用料については町独自の減免というのはありませんけれども、その中でも、私、特養ホーム入所待機者数というのがあるんです、私の資料で。本来、ときがわ町ではいつも待機者数はゼロなんですけれども、12人という私の資料ではありますけれども、これは影響的には入所できない問題があるんでしょうか。この点、ちょっと伺います。
○岩田鑑郎議長 山ア福祉課長。
○山ア俊樹福祉課長 ご質問にお答えさせていただきます。
  施設としての待機の方がいらっしゃるのは実際でございますが、その中でときがわ町の高齢者が待機をしているという状況はないということで伺っております。
○岩田鑑郎議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 ときがわ町の住民に対してはないということですね。
          (「はい」と呼ぶ者あり)
○12番 野原和夫議員 分かりました。
○岩田鑑郎議長 ほかに質疑ございませんか。
○12番 野原和夫議員 まだ、もう1問。
○岩田鑑郎議長 もう1問、お願いします。
○12番 野原和夫議員 では、不用額について伺います。
  前年度は1,607万ですが、今回は5,317万も大幅な不用額が生まれております。この内訳と現状について説明をいただきたいんですが。
○岩田鑑郎議長 山ア福祉課長。
○山ア俊樹福祉課長 介護制度の仕組み上、介護利用が想定される最大限の数字を確保させていただきました。結果として利用料が伸びませんでしたので、結果的に不用額として生じてしまいました。
○岩田鑑郎議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 では、利用額、大幅に予算を見たわけですね。そうしたら思ったより少なかったという結果がこういうふうになったわけですね。分かりました。
  執行率としては高いんですよね。98.2%ですか。そのくらいいっているんだよね。だから、予算のときの組み方も、そこでは、やっぱり3月補正の中ではある程度一定の成果と計算ができるんではないかなと思うんですが。やっぱりそこは無理だったんでしょうか、全体的に。
○岩田鑑郎議長 山ア福祉課長。
○山ア俊樹福祉課長 最後に支払い不足が生じることのないような十分な予算を確保させていただいている状況です。
  もう1点、若干コロナの影響も最後の3月に多少は含まれておりますので、ご了承ください。
○岩田鑑郎議長 ほかに質疑ございませんか。
          (発言する者なし)
○岩田鑑郎議長 これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○岩田鑑郎議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。

                     (「なし」と呼ぶ者あり)
○岩田鑑郎議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより認定第4号 令和元年度ときがわ町介護保険特別会計歳入歳出決算認定についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○岩田鑑郎議長 起立全員であります。
  よって、認定第4号は原案のとおり可決されました。
  暫時休憩いたします。
  再開を2時15分といたします。
                                (午後 1時57分)
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○岩田鑑郎議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午後 2時15分)
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   ◎認定第5号の質疑、討議、討論、採決
○岩田鑑郎議長 これより日程第5、認定第5号 令和元年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算認定についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  6番、山中議員。
○6番 山中博子議員 6番、山中博子です。
○岩田鑑郎議長 何問ですか。
○6番 山中博子議員 1問です。
○岩田鑑郎議長 はい。
○6番 山中博子議員 390ページです。浄化槽整備費。平成30年度は3,170万円のマイナス補正、そして、令和元年度は5,233万6,000円のマイナス補正、当初予算の6割以上のマイナス補正が出ております。平成30年度は43基、令和元年度は27基と設置基数が大幅に減少しています。当初予算の立て方を考えるべきではないかと思うのですが、いかがでしょうか。
○岩田鑑郎議長 加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 それでは、お答えします。
  当初予算の立て方を初めから実情に合った形でというお話だと思うんですが、こちらについては、毎年70基という目標を立てています。それにつきましては、何度か話はしているんですが、令和7年度までに浄化槽の普及率100%という国・県の目標があります。その目標値に向かって整備を進めている市町村に対して補助金を交付するという、そういう要綱になっております。ですので、これはもう県に計画書を出しているんですが、その70基の当初の整備計画を、この計画を守って予算を立てる、もうこれじゃないと補助金がもらえないので、70基という計画を毎年立てさせてもらっています。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 よろしいですか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○岩田鑑郎議長 これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (発言する者なし)
○岩田鑑郎議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○岩田鑑郎議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより認定第5号 令和元年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算認定についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○岩田鑑郎議長 起立全員であります。
  よって、認定第5号は原案のとおり可決されました。
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   ◎認定第6号の質疑、討議、討論、採決
○岩田鑑郎議長 これより日程第6、認定第6号 令和元年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算認定についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○岩田鑑郎議長 これをもって質疑を終了いたします。
  質疑がありませんでしたので、討議を省略いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○岩田鑑郎議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより認定第6号 令和元年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計歳入歳出決算認定についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○岩田鑑郎議長 起立全員であります。
  よって、認定第6号は原案のとおり可決されました。
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   ◎認定第7号の質疑、討議、討論、採決
○岩田鑑郎議長 これより日程第7、認定第7号 令和元年度ときがわ町水道事業会計決算認定についての質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  12番、野原和夫議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原です。
  全体からの質問をさせていただきます。
○岩田鑑郎議長 何問ありますか。
○12番 野原和夫議員 2問。
○岩田鑑郎議長 2問ですね。はい。
○12番 野原和夫議員 漏水問題と有収率の問題ですが、有収率が低くなるということは物すごい危機感を持っております。有収率の向上、漏水問題等は解決策の1つになると思うんですが、この問題についてはいつ頃解決できそうかどうか。この点について伺います。
○岩田鑑郎議長 答弁願います。
  伊得水道課長。
○伊得正巳水道課長 お答えいたします。
  まず、有収率の下がっていること、これにつきましては、まずその有収率向上対策については、毎度申し訳ないんですけれども、最重要課題ということは十分認識しております。
  まず、今回下がった要因を述べさせていただきますと、給水人口の減少によるものが大きな要因となっております。
  また、漏水調査も毎年行っております。漏水件数につきましては、前年度と比較して4件増えておりまして、ここ数年は横ばい状態でございますが、なかなか有収率の成果が上がるまでに至っていない状況でございます。
  現在、県企業局から技術支援を受けながら、漏水調査の方法等についてもより効率的な方法を研究しております。今回、この定例会で補正予算にもその対策費用も計上させていただいております。
  ご質問のいつそれが解決できるかということにつきましては、いつまでということは申し訳ないんですけれども言えない。引き続き向上に向けて鋭意努力してまいりますので、ご了解いただきたいと思います。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 漏水部分はやっぱり料金のところに加算されているという、加算という言い方はおかしいと思いますが、料金の中で皆さんが支払っている部分だと思うんですよね。漏水、全体から見ると6,000万円以上かかっているんじゃないかと思うんです。その料金に対してどのくらいかかっているか、その金額を教えていただきたいと思います。そうすると、料金を上げたい気持ちにもなるのではないかと思いますが、比企管内ではときがわ町は安くない方向なので、この問題については大変厳しいと思いますが。漏水全体で皆さんが負担している割合、どのぐらいの金額になっているかお願いします。
○岩田鑑郎議長 伊得水道課長。
○伊得正巳水道課長 お答えいたします。
  元年度決算の数値で供給単価というのがございますが、それを単純計算で無効水量、いわゆる漏水と思われる量、40万3,000立方余りですけれども、それを計算すると約6,700万円になります。これは単純計算でございます。
○岩田鑑郎議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 6,700万ということの数字が出ておりますが、この中でやっぱり町、利用者の負担、その中に経費等が計算されていると思うんですよね。
  水道料金を引下げしていただきたい声はたくさんあると思いますが、漏水を解決すると、そういう方向性が生まれるかもしれませんけれども、取りあえず漏水を解消するというか、 なくすという、これが基準で大事だと思うんですが、何年になるか分からない。今、どうして分からないのか分からないんですけれども。ときがわ町としては、地形的に山間部もあるし、ほかの自治体と違ってちょっと傾斜もある地形なので難しいと思いますが、やっぱり課長がその席にいる間に何とか解決ができる問題ではないかなと思うんですが、いかがでしょう。
○岩田鑑郎議長 伊得水道課長。
○伊得正巳水道課長 お答えいたします。
  毎回同じ答弁で恐縮でございますけれども、野原議員がおっしゃるとおり、地形的な問題というのは非常に大きなものがございます。ただ、漏水につきましては、これは施設そのもの、管自体も経年劣化していくと、どうしてもいたちごっこと言っては何ですけれども、モグラたたきみたいな感じで、こっちを直せばまた同じようなところがまた漏水してくるというような状況も見受けられます。
  先ほどもちょっとお話ししましたが、現在、また企業局の技術支援もいただきながら、この間も実は企業局の職員も現場を歩いて回って、自転車に乗ったり、4人来ていただいて現状をつぶさに見ていただいております。その中でもご意見いただきました中でも、非常に厳しい状態だということも認識していただいております。そうはいっても、やはり漏水は出ている以上は直していかなくてはいけないことではありますので、繰り返しになりますが、鋭意努力してまいりますので、ご理解いただきたいと思います。
○12番 野原和夫議員 もう1問いいですか。
○岩田鑑郎議長 はい、もう1問。
○12番 野原和夫議員 課長の説明だと、給水人口が減少している1つの問題が言われましたよね、給水人口。それで企業の利用も減少しているのではないかなと思うんですが、やっぱりそこのところを埋める努力、給水人口、人口増加対策も必要だと思うんです。その中で、ときがわ町のこの緑と清流のところを生かした人口対策、これは執行部、町長が本気になってやっていただけると思いますが、その中で給水人口が減っていったら、それと並行して県水の受水量も減らす、以前少し減らしてもらいましたけれども、その努力が可能じゃないんでしょうか。いかがでしょう、この辺。
○岩田鑑郎議長 伊得水道課長。
○伊得正巳水道課長 お答えいたします。
  昨年のちょうど9月の定例会でもお話しいたしましたが、現在のところでは県水の減量と いうのは考えておりません。というのも、水源、自己水源になりますけれども、その不安定な状況で、例えばですけれども台風ですとか、ほかで事故があった場合には、それを補うものがございません。安定して入ってくるやっぱり県水は確保しなければならないということが第一でございます。
  それと、先ほどちょっとお話のあった企業の使用水量なんですが、昨年でいいますと大きな落ち込みが逆になくて、若干増えたというか、前年度並みという状況でございます。それから、企業誘致の関係もございますので、そういった場合には使用水量が増える可能性もあります。そこで県水を減らしてしまうと、今度は増量がなかなか難しくなってくるということになってきますので、当然、人口が減ってきて相対的に必要が下がれば、当然、県水の受水量も減らしていく考えはございます。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 いずれにしても、先を見据える問題と、人口減少、企業誘致も含めて新たな策を練る必要があると思うんですよね、ときがわ町として。
  やっぱり町の水道料金においては、町の経費に加えて水道料金のバランスが悪いんですよ。もっと料金を上げればもっと利益が上がることは考えられるけれども、経費とあれは全然違う方向性で難しいところであると思いますが、今の問題を抱えて、前回、前に言われました漏水問題、有収率を含めたそういう努力をしていけば解決策は導くと思うんで、今の中で給水人口は今後減ってくる課題はありますけれども、逆に増やす課題も出てくると思うんで、そういう両立も含めて努力していただきたいと思います。
  私たちも人口増加には議員も力を入れるんではないかなと思います。1人1人が考えれば、そこに結びつけば、いろんな策として提案できると思いますけれども。この問題については結構です。
○岩田鑑郎議長 ほかに質疑ございますか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○岩田鑑郎議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○岩田鑑郎議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○岩田鑑郎議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより認定第7号 令和元年度ときがわ町水道事業会計決算認定についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○岩田鑑郎議長 起立全員であります。
  よって、認定第7号は原案のとおり可決されました。
  これをもちまして、決算の審議につきましては全て終了いたしました。
  武野谷代表監査委員におかれましては、2日間にわたり大変お疲れさまでした。
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   ◎延会について
○岩田鑑郎議長 お諮りいたします。本日の会議はこの程度にとどめ、延会したいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○岩田鑑郎議長 異議なしと認めます。
  よって、本日はこれをもちまして延会することに決定しました。
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   ◎延会の宣告
○岩田鑑郎議長 大変お疲れさまでした。
                                (午後 2時32分)