令和3年第1回ときがわ町議会定例会

議 事 日 程(第4号)

                            令和3年3月9日(火)   
                            午前9時30分開議     
      開議の宣告
日程第 1 議案第11号 令和2年度ときがわ町一般会計補正予算(第6号)
日程第 2 議案第12号 令和2年度ときがわ町国民健康保険特別会計補正予算(第4号)
日程第 3 議案第13号 令和2年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)
日程第 4 議案第14号 令和2年度ときがわ町介護保険特別会計補正予算(第3号)
日程第 5 議案第15号 令和2年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計補正予算(第
             3号)
日程第 6 議案第16号 令和2年度ときがわ町水道事業会計補正予算(第2号)
日程第 7 議案第17号 令和3年度ときがわ町一般会計予算
日程第 8 議案第18号 令和3年度ときがわ町国民健康保険特別会計予算
日程第 9 議案第19号 令和3年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計予算
日程第10 議案第20号 令和3年度ときがわ町介護保険特別会計予算
日程第11 議案第21号 令和3年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計予算
日程第12 議案第22号 令和3年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計予算
日程第13 議案第23号 令和3年度ときがわ町水道事業会計予算
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出席議員(12名)
     1番  杉 田 健 司 議員     2番  長 島 金 作 議員
     3番  神 山   俊 議員     4番  小 島 利 枝 議員
     5番  田 中 紀 吉 議員     6番  山 中 博 子 議員
     7番  岡 野   茂 議員     8番  前 田   栄 議員
     9番  野 口 守 隆 議員    10番  小 宮   正 議員
    11番  岩 田 鑑 郎 議員    12番  野 原 和 夫 議員
欠席議員(なし)

地方自治法第121条により、今定例会に説明のため出席する者及び同委任を受けた者の職氏名
町長
渡 邉 一 美 
副町長
小 峯 光 好 
総務課長
宮 寺 史 人 
企画財政課長
荒 井   淳 
税務課長
福 田 芳 和 
町民課長
山 口 清 史 
福祉課長
山 ア 俊 樹 
会計管理者兼
会計室長
大 野 健 司 
産業観光課長
坂 本 由紀夫 
建設環境課長
加 藤 光 典 
水道課主幹
小 林 大 介 
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教育長
久 米 正 美 
教育総務課長
宮 寺   進 
生涯学習課長
正 木   彰 
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議会事務局長
荻久保 充 也 
書記
杉 川   桂 

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   ◎開議の宣告
○岩田鑑郎議長 皆さん、おはようございます。大変お疲れさまです。
  ただいまの出席議員は12名でありますので、定足数に達しております。
  これより令和3年第1回ときがわ町議会定例会第4日目を開会いたします。
  直ちに本日の会議を開きます。
                                (午前 9時30分) ─────────────────────────────────────────────────
   ◎議事日程の報告
○岩田鑑郎議長 本日の議事日程を報告いたします。
  議事日程は配付したとおりでございます。
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   ◎議案第11号の質疑、討議、討論、採決
○岩田鑑郎議長 日程第1、先日に引き続き議案第11号 令和2年度ときがわ町一般会計補正予算(第6号)の質疑を行います。
  質疑ございませんか。
  5番、田中紀吉議員。
○5番 田中紀吉議員 皆さん、おはようございます。よろしくお願いします。5番、田中です。
  1点伺います。
  やすらぎの家関係なんですけれども、大変皆さんというか、不安になっている点で1点伺います。やすらぎの家の件については大体理解しました。1点、同じというか、何年か後に四季彩館を同じような古民家を移転してつくったと思うんですね。今日きちんと確認したいと思うのは、四季彩館はやすらぎの家みたいなことは全くないということがきちんと確認されているのかどうかをお伺いします。
○岩田鑑郎議長 答弁願います。
  坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 それでは、お答えさせていただきます。
  四季彩館につきましても古民家を移築したということで、図面を確認をしまして、役場の中でも一番詳しい職員に現地を見ていただきました。こちらは正規に発注してないんで、ほ かの設計会社の方にも現地を見ていただいて、現時点では図面どおりということで大丈夫だろうということで、今後建築安全センター等にもちょっと確認を願おうかと思っております。
  以上でございます。
○岩田鑑郎議長 田中議員。
○5番 田中紀吉議員 課長、私が聞いたのは、確実に大丈夫かどうかということを聞いている。今のお話だとまだ分からないというような、かなり不安なお話だったんです。私が確認しているのは、きちんと確認して大丈夫だと、そういうことです。だから、やすらぎの家だって結局確認を取って進めていて、今年は19年目ぐらいということで、結果としては事故も何もなかったわけですけれども、そういうことですので、はっきりしてくださいね。そういう意味です。もう一度確認します。
○岩田鑑郎議長 坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 申し訳ございません、大丈夫でございます。
○5番 田中紀吉議員 大丈夫ですね。はい、結構です。ありがとうございました。
○岩田鑑郎議長 ほかに質疑ございませんか。
  6番、山中博子議員。
○6番 山中博子議員 6番、山中博子です。
  3問お願いします。
  72ページの地籍調査事業測量委託料1,913万3,000円、当初予算では169万円だったが、1,744万円の増で、11倍以上となっています。地籍調査事業補助金の追加交付による増額としていますが、年度ごとに計画を立てて事業実施しているのではないのでしょうか。私には地籍調査の実態というのがよく分からないので、質問します。当初予算どおりの実施ではなかったのか伺います。
○岩田鑑郎議長 答弁願います。
  加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 お答えします。
  地籍調査事業については、これは繰越し事業ということで、今回この1,913万3,000円を上げさせてもらっています。これは令和3年に当初予算で行う予定だったものです。地籍調査事業というのは、事業を行う面積でほぼ金額が決まってくるんですけれども、これは計画的にやっています。毎年金額的には3,500万程度のものでやっているんですが、今回この補正で上げさせてもらった分というのは、補助金を当該年度にもらうと、かなり歩切りをされて しまうんですね。前倒しで、繰越しで補正予算をすることによって歩切りがなし。実際には75%もらえるんですが、歩切りなしでもらえるということで、補正予算として計上させてもらったものです。計画はもう計画どおりやっているのが、それが前倒しにして補正を上げさせてもらったという、そんな状況です。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 よろしいですか。
  じゃ、2問目、お願いします。
○6番 山中博子議員 同じくこの地籍調査事業のところで、システム借上料111万6,000円、これは当初予算にはなかったんですが、どのようなものなのかお伺いします。
○岩田鑑郎議長 答弁願います。
  加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 お答えします。
  このシステムというのは、地籍調査の地籍の今島のところの一番カウンター側に地籍調査の今までの調査をしてきた、そのデータを出したりするシステムがあるんですけれども、そちらのほうの借上料ということで上げさせてもらっています。これも補正の関係で、ここで補助事業として上げさせてもらっている部分なんですけれども、補助事業の中に入っている事業でありまして、それが当初予算で見ている分と、恐らく全て当初予算ではないんですけれども、この補正のほうで上げさせてもらっている。そのほうが補助率がいいんで、当初にはないけれども、補正のほうで上がっていると、そういう状況です。
○岩田鑑郎議長 よろしいですか。
  じゃ、3問目。
○6番 山中博子議員 3問目です。74ページ、非常備消防費負担事業、比企広域市町村圏組合負担金がマイナス298万4,000円、約300万円ほどの減額があります。その減額理由をお伺いします。
○岩田鑑郎議長 宮寺総務課長。
○宮寺史人総務課長 それでは、非常備消防費負担金の減額理由についてという御質問です。非常備消防ということで消防団なんですけれども、年間を通じて様々な行事があります。比企操法大会、県操法大会あるいは出初式、それらの事業がことごとく中止になったことから、事業費が大幅に縮小できたので、この負担金も減額されたというふうなことでございます。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 よろしいですか。
○6番 山中博子議員 はい。
○岩田鑑郎議長 ほかに質疑ございませんか。
  9番、野口守隆議員。
○9番 野口守隆議員 議案第11号関係の資料で、歳入で減収補填債というのがありますが、よろしいですか。議案参考資料です。減収補填債というのは通常いわゆる基準財政収入額の法人税が減収したときに通常はできると思っているんですが、今回特例としてコロナ禍で、いわゆる地方消費税交付金あるいはゴルフ場利用税交付金、地方揮発油譲与税分ということで起債が可能になったと思っているんですが、これは法人税でなぜ起債をしなかったのか理由を教えてください。
○岩田鑑郎議長 答弁願います。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまの野口議員のご質問でございますが、今回この減収補填債につきまして、令和2年度に限り特例ということで地方消費税ですとかゴルフ場利用税、地方揮発油譲与税につきましては減収補填ができるというふうなことで行っているところでございます。その中で従来は法人町民税ですとか利子割交付金が減収になった場合に、これの減収補填債についても起こすことができるわけでございますけれども、この法人町民税につきましては、収入が決算時期がいろいろな法人によって違うものですから、減収補填債を起こす金額というのはなかなか算出できないというふうな状況がございまして、通常の減収補填債の場合には、翌年度に精算行為というものがあるんですね。そうすることで借り入れた金額を逆に返さなければいけないというふうなことも生じるものですから、そういったところで今回は法人町民税については減収補填債を起こすのを見送ったというふうな経緯がございます。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 野口議員。
○9番 野口守隆議員 分かりました。そうすると、いわゆる補填債は交付税算入が75%だと思うんですが、そうじゃない場合もこの中に残した中であるんでしょうか。それを教えていただきたい。
○岩田鑑郎議長 荒井課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまのご質問でございますが、通常基準財政収入額に算入され る率というのが75%、通常の地方税でいきますと75%なんですけれども、そうでないもの、100%算入のものもございます。こちらの今ご覧いただいている議案参考資料の議案第11号関係でご覧いただきますと、地方消費税交付金分ということで920万円、こちらの内訳なんですが、通常の今までの地方消費税交付金分については75%で、増税分については100%算入というふうなことになっているんですね。そうしたことから、920万円のうちの半分、460万円につきましては、起債して後年度返済していくものに対して75%算入。そして、同じ残りの460万円について100%算入。その下のゴルフ場利用税交付金につきましては、これは通常でも75%算入されておりますので、同じように75%。地方揮発油譲与税につきましては、通常100%算入になっておりますので、100%後年度算入というふうなことになります。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 野口議員。
○9番 野口守隆議員 分かりました。とにかくある意味で有利な起債をしたと解釈していいんですね。これは一般財源だと思うんですが、何に充当するんでしょうか。
○岩田鑑郎議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまのご質問でございますが、通常こちらの起債を起こす場合に、県を通して国に資料を出すわけでございますけれども、その時点で何の事業に充当するかというふうなことで報告をさせていただいております。その事業が今年度実施しております明覚小学校のプールの改築事業、こちらのほうに充当するということで報告をさせていただいているところでございます。
  以上です。
○9番 野口守隆議員 分かりました。
○岩田鑑郎議長 ほかに質疑ございませんか。
  6番、山中議員。
○6番 山中博子議員 6番、山中博子です。
  2問質問します。
  80ページと82ページですが、80ページは真ん中辺、82ページは一番下のほうですが、要保護及び準要保護児童生徒援助費マイナス100万円、両方とも100万円です。執行残による減額補正だが、コロナ禍の影響と思われますが、どのような内容で執行残となったのか伺います。
○岩田鑑郎議長 宮寺教育総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 お答えを申し上げます。
  こちらにつきましては、まず小学校と中学校、100万円で同額でございますけれども、これは積算をしましたところ、たまたま同額になりました。それで、これは小学校、中学校とも共通する要因ですが、まず給食が4月、5月がまず休業でなかった。それから、6、7、8月分につきましては、町で負担をいたしました。よって、家計からの出費、教育職員の出費はなかった、これが大きい。つまり就学援助費を使う必要がなかった、これが大きいです。それから、小学校につきましては、秋に3校とも行くことができました。1泊2日で日光方面にみんな行ったわけですけれども、この際、GoToトラベルが使えました。なので、修学旅行に関する経費が少なかったです。それから、中学校分につきましては、林間学校と校外活動行事が少なくなっております、コロナの影響で。そういったものが要因で積算をいたしましたところ、今後3月中までに使う額を計算しましたところ、不用額がたまたま小中とも100万円だったということで減額させていただきました。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 山中議員。
○6番 山中博子議員 たまたま一緒になったというお話なんですが、私が思うのに、小中学校で対象児童が違って、給食費も小学校と中学校が違って、そして修学旅行も小学校はGoToトラベルで安くなった。そして、中学校はまだ実施していないけれども、これから3月中に行われるようなお話も伺いました。このような状況でどうして同額になったのかなというのが不思議で、今回の質問をさせていただきました。たまたまというのがお答えになってしまうのでは、これから今聞いたことが何もならないんですが、100万円、100万円で両方とも100万円というのがどうしても納得がいかなくて質問させていただきました。お答えは結構でございます。
○岩田鑑郎議長 よろしいですか。
  じゃ、2問目。
○6番 山中博子議員 2問目。94ページの体育館施設一般管理費、真ん中辺です。土地購入費が1,016万7,000円、これはどこの土地で、広さと購入価格を伺います。
○岩田鑑郎議長 正木生涯学習課長。
○正木 彰生涯学習課長 それでは、お答えさせていただきます。
  まず、土地の購入ですけれども、本郷球場の用地取得で、面積が261.32平米、金額といたしまして213万2,371円が1件でございます。すみません、これ2件ございまして、もう1件が体育センターの用地取得で購入したものですけれども、面積が566.82平米、金額にしまし て803万4,107円となっております。
  以上でございます。
○岩田鑑郎議長 山中議員。
○6番 山中博子議員 単純な質問で申し訳ないんですが、なぜ今補正なのか伺います。
○岩田鑑郎議長 正木生涯学習課長。
○正木 彰生涯学習課長 土地の購入につきましては、本郷球場につきましては8月に購入させていただきまして、体育センターについては12月に購入をさせていただきました。それぞれが土地開発基金によりまして購入をさせていただきまして、今回の補正で予算をいただきまして、払い戻しをするという形になっております。
  以上でございます。
○岩田鑑郎議長 山中議員。
○6番 山中博子議員 その購入した月はいいんです。なぜ急にそういうふうになったかということをお伺いしました。目的と、それから、例えば土地を購入しますということを補正で出さなくても、計画的に購入するんであるならば、当初予算というものがあると思うんですが、なぜ急に補正でしなければならなくなったのかということをお伺いしたんですけれども。
○岩田鑑郎議長 正木生涯学習課長。
○正木 彰生涯学習課長 土地の購入につきましては、地主さんのほうから相続関係で代が替わった時点で購入してほしいという要望がございまして、購入をさせていただいたものなんですけれども、いずれにしても、土地開発基金を利用して買わせてもらったものですが、目的に沿って公共施設の有効利用のために土地取得をする目的で土地開発基金がございますけれども、その目的のために購入したものなんですが、まず、本郷球場の土地につきましては、今後活用していく土地でございますので、要望に基づきまして購入させていただきました。また、体育センターにつきましては、スポーツ施設の中心となる施設でございますし、避難所施設にもなっておりますし、木のくにまつりですとか、多目的に活用できる施設となっておりますので、そういった利用状況から土地を地主さんの要望に基づきまして購入させていただいたところでございます。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 追加答弁をお願いします。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまの山中議員のご質問に対しまして、財政担当のほうから付 け加えさせていただきたいと思うんですけれども、こちらのまず基金で購入するというふうなものでございますが、財政運営の手法といたしまして、地主さんがなかなかオーケーをいただけないところで、急に提供してもいいというふうなお話をいただいたときに、即座に対応できるように、こういった基金を活用して、土地のほうを購入させていただいているところでございます。
  どういった土地を購入するかといいますと、財政担当の方針といたしまして、恒久的な建物などが建っている部分については、できるだけ借地ではなくて、土地を購入していくというふうな方針の下で、今回も生涯学習課のほうで動いていただいたわけです。その方針につきましては、今までも同じようにしてきておりまして、今回だけが特別ではなくて、今までもそういった形で土地開発基金で購入しておいたものを3月の補正で基金の財産だったものを今度は一般会計のほうの財産として買戻しをするというふうな手法で今回補正のほうをさせていただいておりますので、そこはご理解いただければと思います。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 よろしいですか。
○6番 山中博子議員 はい。
○岩田鑑郎議長 ほかに質疑ございませんか。
  10番、小宮正議員。
○10番 小宮 正議員 10番、小宮です。
  2問お伺いいたします。
  先日に引き続きまして、やすらぎの関係なんですけれども、この資料をもらって、ユニバーサル、また田中工務店の名前と金額も出ていますけれども、金額が出た時点で、取りあえずは調査した結果、このくらいの今見積もりが来ているんだということは、相手にはお話をしたんでしょうか。
○岩田鑑郎議長 坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 工事費の関係でよろしいですかね。民間の会社の方には工事費の額はお知らせしておりません。
○岩田鑑郎議長 小宮議員。
○10番 小宮 正議員 だけど、ある程度工事費を相手に、これからいずれは裁判かける、何するといっても手順として、こう調査した結果、こういう金額が出たんだけれどもという話をしなかったら先へ持っていけないんじゃないですか、先に。普通は相手によって、相手 がだめだから裁判かけていくんでしょう、段取りとして。相手がそれでもう話合いできないとか、そういう会話の中でこれじゃ駄目ですねということで進むと思うんですけれども、ある程度は金額は何で相手には言わないんでしょうか。
○岩田鑑郎議長 小峯副町長。
○小峯光好副町長 それでは、私のほうからお答えいたします。
  当初この工事の関係で発見された時点で、設計会社のほうには連絡をして、適正であるという回答をもらってあります。今後については、その責任の所在をある程度はっきりする中で、相手に対して要求等を行っていくということで、現在、弁護士さんのほうにも、顧問弁護士という立場で相談に乗っていただいているわけですけれども、実際着手という形になれば、そういった形で専門でやっていっていただくという形になると思うんですけれども、そういった進め方の中で、相手に対して申し立てていくというような考え方をしておりますので、ご理解いただきたいと思います。
○岩田鑑郎議長 小宮議員。
○10番 小宮 正議員 ぜひ相手にはやっぱり理解をいただくようにやって、取りあえずは相手には結果を知らせて、金額もこのくらい出ているんだということはやっぱり言っておかないと前へ進まないと思うんですね。先日の答弁で課長が言っていましたけれども、工務店が課長のところへ来たと言ったよね、答弁ね。その打合せのときにもまだ言わなかったんですか、その話は。ただ調査した結果、こういうものが発覚しましたよということを口頭で言っただけなんでしょうか。
○岩田鑑郎議長 小峯副町長。
○小峯光好副町長 坂本課長のほうで相手の工務店あるいは設計者のほうに話をしているわけですけれども、その辺についてと、今回の皆さんのほうにお示ししてあります予算の額については、設計費と概算でうちのほうも上げてあるわけですけれども、その辺のところで実際にどう相手に責任の中で要求していくかというのは、これから精査する中でまとめて、進めていきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。
○岩田鑑郎議長 2問目お願いします。
○10番 小宮 正議員 2問目、74ページなんですけれども、消防の中型免許なんですけれども、早速取り入れていただきまして、私も何回も質問して予算組みをしていただいたんですけれども、なかなか取得する人がいなかったかなと思いますけれども、確かに今までの人はもう普通免許から持っていますと大丈夫なんですけれども、これから新しい人のためだと 思うんですけれども、これは。でも、できる限りもう少しアピールをして、消防団も若い人を入れてもらえるように、これは町に押しつける問題じゃございませんけれども、できればせっかくいい予算を組んでいただいたんであれば、もう少し宣伝もしてもいいんじゃないかと思うんですけれども、よろしくお願いいたします。
○岩田鑑郎議長 意見でよろしいですか。
○10番 小宮 正議員 意見じゃなくて。
○岩田鑑郎議長 答弁願います。
  宮寺総務課長。
○宮寺史人総務課長 いつも消防団活動にお気遣いをいただきましてありがとうございます。
  我々ぐらいの世代ですと、今の消防車両を運転できるんですが、若い方が今から車を運転しようとすると、通常の普通免許では免許の制度が変わってしまって運転できないというふうなことがございまして、この中型自動車運転免許の補助金制度が設けられております。
  今年度、令和2年度につきましては、当初2名を予定しておったわけですが、様々な事情により1名の方が現在取得中ということでございます。消防団の団員のみにこの補助制度は使えるものでございますので、また団長を通じて十分にこの補助金制度が有効に活用されて、免許がないがために運転できないということがないように、多くの方に免許を取得していただいて、安定した消防活動に努めてまいりたいと思いますので、ご理解をお願いいたしたいと思います。これからも広報活動、アピールに努めてまいりますので、よろしくお願いをいたします。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 小宮議員。
○10番 小宮 正議員 せっかく予算組みをしたわけですから、ぜひともまたこれをアピールしていただいて、こういう補助金もあるんだから入ってくれとか、また、そういう面でなるべく若い人を入れていただくように、我々も地域に戻ると頑張らなければいけませんけれども、町のほうとしてもアピールだけはしていただきたいかなと思うんで、よろしくお願いいたします。
○岩田鑑郎議長 答弁よろしいですか。
○10番 小宮 正議員 はい。
○岩田鑑郎議長 ほかに質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○岩田鑑郎議長 ないようでしたら、これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (発言する者なし)
○岩田鑑郎議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (発言する者なし)
○岩田鑑郎議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第11号 令和2年度ときがわ町一般会計補正予算(第6号)を採決いたします。
  本案は原案のとおり予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○岩田鑑郎議長 起立全員であります。
  よって、議案第11号は原案のとおり可決されました。
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   ◎議案第12号の質疑、討議、討論、採決
○岩田鑑郎議長 次に、日程第2、議案第12号 令和2年度ときがわ町国民健康保険特別会計補正予算(第4号)の質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (発言する者なし)
○岩田鑑郎議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (発言する者なし)
○岩田鑑郎議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第12号 令和2年度ときがわ町国民健康保険特別会計補正予算(第4号)を採決いたします。
  本案は原案のとおり予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○岩田鑑郎議長 起立全員であります。
  よって、議案第12号は原案のとおり可決されました。
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   ◎議案第13号の質疑、討議、討論、採決
○岩田鑑郎議長 次に、日程第3、議案第13号 令和2年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)の質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○岩田鑑郎議長 これをもって質疑を終了いたします。
  質疑がありませんでしたので、討議を省略いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○岩田鑑郎議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第13号 令和2年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)を採決いたします。
  本案は原案のとおり予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○岩田鑑郎議長 起立全員であります。
  よって、議案第13号は原案のとおり可決されました。
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   ◎議案第14号の質疑、討議、討論、採決
○岩田鑑郎議長 次に、日程第4、議案第14号 令和2年度ときがわ町介護保険特別会計補正予算(第3号)の質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  12番、野原和夫議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原です。
  今回の減額補正ですが、大きな金額となっております。課長の説明だと利用状況等の減少も含めて説明されましたが、その中でも予防効果も含めてあると思うんですよね。そういう中で予算の甘さというのは中にはあったのかどうか、この点を伺います。
○岩田鑑郎議長 答弁願います。
  山ア福祉課長。
○山ア俊樹福祉課長 ただいまの質問にお答えさせていただきます。
  予算の甘さということでご意見をいただきましたが、令和2年度予算に関しましては、元年度の執行状況ですとか、見える化システム等において計上されたものでありますが、想定以上の予防効果が働いたということでご理解いただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
○岩田鑑郎議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 予防効果というのは評価します。となると、今回は介護保険条例の条例の問題が出ましたけれども、次に9期に向けて大幅な減額となるような仕組みを今後この中で案として考えていただいて、介護保険料の軽減というものを含めて考えていただければありがたいんですが、いかがでしょうか。
○岩田鑑郎議長 答弁願います。
  山ア福祉課長。
○山ア俊樹福祉課長 ただいまの質問ですが、介護保険料の軽減というのは単価ということでよろしいですか。ボリュームという……
○12番 野原和夫議員 ちょっと質問の仕方がね。
○岩田鑑郎議長 再度質問願います。
○12番 野原和夫議員 減額補正ということは、お金がそれだけ執行されない、残った金がたまりますよね。ということは、今は8期計画をされました。次の9期計画には全体を見る中で、そういうものも考えていっていただきたいということなんですよ。今基準額が100円引き下がりましたよね。それを新たにもっと減額できるような体制を努力していただければということです。
○岩田鑑郎議長 山ア福祉課長。
○山ア俊樹福祉課長 ただいま第8期をつくったばかりで、もう次の9期というかなりちょっと先のお話が出たんですが、当然、予防効果が働くなどして、給付が想定を下回った場合は、またそれらの減少を次の9期に回しますので、ますます介護保険料が安く済むように努力はしてまいりたいと思いますので、よろしくお願いします。
○岩田鑑郎議長 よろしいですね。
○12番 野原和夫議員 はい。
○岩田鑑郎議長 ほかに質疑ございませんか。

                     (「なし」と呼ぶ者あり)
○岩田鑑郎議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○岩田鑑郎議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (発言する者なし)
○岩田鑑郎議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第14号 令和2年度ときがわ町介護保険特別会計補正予算(第3号)を採決いたします。
  本案は原案のとおり予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○岩田鑑郎議長 起立全員であります。
  よって、議案第14号は原案のとおり可決されました。
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   ◎議案第15号の質疑、討議、討論、採決
○岩田鑑郎議長 次に、日程第5、議案第15号 令和2年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計補正予算(第3号)の質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○岩田鑑郎議長 これをもって質疑を終了いたします。
  質疑がありませんでしたので、討議を省略いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (発言する者なし)
○岩田鑑郎議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第15号 令和2年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計補正予算(第3号)を採決いたします。
  本案は原案のとおり予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○岩田鑑郎議長 起立全員であります。
  よって、議案第15号は原案のとおり可決されました。
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   ◎議案第16号の質疑、討議、討論、採決
○岩田鑑郎議長 次に、日程第6、議案第16号 令和2年度ときがわ町水道事業会計補正予算(第2号)の質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  8番、前田栄議員。
○8番 前田 栄議員 8番、前田です。
  一番最後のページですね、資本的収入及び支出の支出の件のところですね。これの一番下の建設課医療費の営業設備費ですか、流量計を162万4,000円、これを最初2基現金で購入というのを1基減らして、1基リースで買ったということなんですけれども、現金購入とリース購入というころで、リースのメリット、現金のメリットとあると思うんですけれども、これは何で2基が1基になったのか、またリースになったのかというのをお願いします。
○岩田鑑郎議長 答弁願います。
  小林主査。
○小林大介水道課主幹 お答えいたします。
  流量計2基購入につきましては、昨年9月定例会において補正予算をご議決いただきました。その予算を計上した時点においては、移動可能なポータブル型の超音波流量計2基を購入する予定でした。しかし、その後、県企業局の技術支援をいただく中で、機器選定については水圧のデータ集積も可能な流量測定機器、以下、ここでは流方向計と申し上げますが、これらについても検討いたすことといたしました。今年度購入する超音波流量計は、水道管の外側から計測可能で、使用方法は橋などの露出部分に設置いたします。しかし、橋など設置可能な場所が限定され、少なく、その他に設置する場所には掘削して設置する必要が生じます。このことから流方向計の補完的な使用方法として、また故障リスクが低いと想定されるため、購入することといたしました。
  一方、流方向計については、既存の多くの消火栓で計測可能で、超音波流量計よりも汎用性は高くなります。ただし、水道管の内部に挿入して正確に設置することが求められます。 ときがわ町は水圧が高く、使用形態によっては故障リスクが高くなります。また、購入した場合は計測する検出部分の精度確認、点検整備等の業務を委託する必要が生じます。リース契約とすることで、初回以降の設置、機器使用方法の説明、故障対応などのアフターサービスが受けられ、損害保険に加入することで故障リスクの軽減が図られます。また、契約条件に機器の点検整備費用を加えることで、点検整備業務が省力化できるものと判断いたしました。
  以上でございます。
○岩田鑑郎議長 呼名を間違えましたので、ちょっとおわびして訂正いたします。水道課小林主幹でございました。よろしくお願いします。すみません。
  前田議員。
○8番 前田 栄議員 丁寧な説明、すみませんでした。
  2基が1基になったと。なかなか財政が厳しい中、企画のほうから予算の縮小ということでリースになったのかなと、そういうことなんですね。分かりました。
○岩田鑑郎議長 ほかに質疑ございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○岩田鑑郎議長 これをもって質疑を終了いたします。
  これより討議に入ります。
  討議ございませんか。
          (発言する者なし)
○岩田鑑郎議長 これをもって討議を終了いたします。
  これより討論に入ります。
  討論ございませんか。
          (発言する者なし)
○岩田鑑郎議長 これをもって討論を終了いたします。
  これより議案第16号 令和2年度ときがわ町水道事業会計補正予算(第2号)を採決いたします。
  本案は原案のとおり予算を定めることに賛成の議員の起立を求めます。
          (起立全員)
○岩田鑑郎議長 起立全員であります。
  よって、議案第16号は原案のとおり可決されました。
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   ◎議案の一括上程について
○岩田鑑郎議長 お諮りいたします。
  日程第7、議案第17号から日程第13、議案第23号まではいずれも令和3年度会計の予算でございますので、一括議題としたいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○岩田鑑郎議長 異議なしと認めます。
  よって、議案第17号から議案第23号までは一括議題とすることに決定いたしました。
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   ◎議案第17号〜議案第23号の上程、説明
○岩田鑑郎議長 日程第7、議案第17号 令和3年度ときがわ町一般会計予算、日程第8、議案第18号 令和3年度ときがわ町国民健康保険特別会計予算、日程第9、議案第19号 令和3年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計予算、日程第10、議案第20号 令和3年度ときがわ町介護保険特別会計予算、日程第11、議案第21号 令和3年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計予算、日程第12、議案第22号 令和3年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計予算、日程第13、議案第23号 令和3年度ときがわ町水道事業会計予算、以上を一括議題といたします。
  議会事務局長に朗読させます。
○荻久保充也議会事務局長 議案第17号 和3年度ときがわ町一般会計予算。
  令和3年度ときがわ町の一般会計の予算は、次に定めるところによる。
  歳入歳出予算。
  第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ52億6,253万2,000円と定める。
  第2項、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表歳入歳出予算」による。
  債務負担行為。
  第2条、地方自治法第214条の規定により債務を負担する行為をすることができる事項、期間及び限度額は、「第2表債務負担行為」による。
  地方債。
  第3条、地方自治法第230条第1項の規定により起こすことができる地方債の起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法は、「第3表地方債」による。
  一時借入金。
  第4条、地方自治法第235条の3第2項の規定による一時借入金の借入れの最高額は、5億円と定める。
  歳出予算の流用。
  第5条、地方自治法第220条第2項ただし書の規定により歳出予算の各項の経費の金額を流用することができる場合は、次のとおりと定める。
  (1)各項に計上した給料、職員手当及び共済費に係る予算額に過不足を生じた場合における同一款内でのこれらの経費の各項の間の流用。
  令和3年3月2日提出、ときがわ町長、渡邉一美。
  議案第18号 令和3年度ときがわ町国民健康保険特別会計予算。
  令和3年度ときがわ町の国民健康保険特別会計の予算は、次に定めるところによる。
  歳入歳出予算。
  第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ15億7,345万1,000円と定める。
  第2項、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表歳入歳出予算」による。
  一時借入金。
  第2条、地方自治法第235条の3第2項の規定による一時借入金の借入れの最高額は5,000万円と定める。
  歳出予算の流用。
  第3条、地方自治法第220条第2項ただし書の規定により、歳出予算の各項の経費の金額を流用することができる場合は、次のとおりと定める。
  (1)保険給付費の各項に計上された予算額に過不足を生じた場合における同一款内での経費の各項の間の流用。
  令和3年3月2日提出、ときがわ町長、渡邉一美。
  議案第19号 令和3年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計予算。
  令和3年度ときがわ町の後期高齢者医療特別会計の予算は、次に定めるところによる。
  歳入歳出予算。
  第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ1億4,889万7,000円と定める。
  第2項、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表歳入歳出予算」による。
  令和3年3月2日提出、ときがわ町長、渡邉一美。
  議案第20号 令和3年度ときがわ町介護保険特別会計予算。
  令和3年度ときがわ町の介護保険特別会計の予算は、次に定めるところによる。
  歳入歳出予算。
  第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ11億9,208万円と定める。
  第2項、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表歳入歳出予算」による。
  歳出予算の流用。
  第2条、地方自治法第220条第2項ただし書の規定により、歳出予算の各項の経費の金額を流用することができる場合は、次のとおりと定める。
  (1)保険給付費の各項に計上された予算額に過不足を生じた場合における同一款内での経費の各項の間の流用。
  令和3年3月2日提出、ときがわ町長、渡邉一美。
  議案第21号 令和3年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計予算。
  令和3年度ときがわ町の浄化槽設置管理事業特別会計の予算は、次に定めるところによる。
  歳入歳出予算。
  第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ1億8,632万4,000円と定める。
  第2項、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表歳入歳出予算」による。
  継続費。
  第2条、地方自治法第212条第1項の規定による継続費の経費の総額及び年割額は、「第2表継続費」による。
  地方債。
  第3条、地方自治法第230条第1項の規定により、起こすことができる地方債の起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法は、「第3表地方債」による。
  一時借入金。
  第4条、地方自治法第235条の3第2項の規定による一時借入金の借入れの最高額は1億円と定める。
  令和3年3月2日提出、ときがわ町長、渡邉一美。
  議案第22号 令和3年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計予算。
  令和3年度ときがわ町の関口茂八奨学事業特別会計の予算は、次に定めるところによる。
  歳入歳出予算。
  第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ3,188万2,000円と定める。
  第2項、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表歳入歳出予算」による。
  令和3年3月2日提出、ときがわ町長、渡邉一美。
  議案第23号 令和3年度ときがわ町水道事業会計予算。
  総則。
  第1条、令和3年度ときがわ町水道事業会計の予算は、次に定めるところによる。
  業務の予定量。
  第2条、業務の予定量は、次のとおりとする。
  次の朗読は省略します。
  収益的収入及び支出。
  第3条、収益的収入及び支出の予定額は、次のとおりと定める。
  次の朗読は省略します。
  資本的収入及び支出。
  第4条、資本的収入及び支出の予定額は、次のとおりと定める。
  資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額2億5,351万9,000円は、過年度分損益勘定留保資金2億2,714万1,000円、当年度分消費税及び地方消費税、資本的収支調整額2,637万8,000円で補填するものとする。
  次の朗読は省略します。
  企業債。
  第5条、起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法は、次のとおりと定める。
  次の朗読は省略します。
  予定支出の款項の経費の金額の流用。
  第6条、予定支出の各項の経費の金額を流用することができる場合は、次のとおりと定める。
  (1)営業費用及び営業外費用の款の流用。
  議会の議決を経なければ流用することのできない経費。
  第7条、次に掲げる経費については、その経費の金額をそれ以外の経費の金額に流用し、 またはそれ以外の経費をその経費の金額に流用する場合は、議会の議決を経なければならない。
  (1)職員給与費4,468万4,000円。
  他会計からの補助金。
  第8条、高料金対策のため、ときがわ町一般会計からこの会計へ補助を受ける金額は、7,000万円である。
  たな卸資産購入限度額。
  第9条、たな卸試算の購入限度額は、130万円と定める。
  令和3年3月2日提出、ときがわ町長、渡邉一美。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 提案者から議案第17号から議案第23号までの提案理由の一括説明を求めます。
  渡邉町長。
○渡邉一美町長 皆さん、おはようございます。
  それでは、議案第17号から議案第23号までの議案について概要説明を申し上げ、提案理由を申し上げます。
  なお、令和3年度各会計の当初予算につきましては、地方自治法第211条第1項の規定により提出するものであります。
  まず、議案第17号 令和3年度ときがわ町一般会計予算について提案理由を申し上げます。
  歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ52億6,253万2,000円と定めるものであります。
  次に、議案第18号 令和3年度ときがわ町国民健康保険特別会計予算について提案理由を申し上げます。
  歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ15億7,345万1,000円と定めるものであります。
  次に、議案第19号 令和3年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計予算について提案理由を申し上げます。
  歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億4,889万7,000円と定めるものであります。
  次に、議案第20号 令和3年度ときがわ町介護保険特別会計予算について提案理由を申し上げます。
  歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ11億9,208万円と定めるものであります。
  次に、議案第21号 令和3年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計予算について提案理由を申し上げます。
  歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億8,632万4,000円と定めるものであります。
  次に、議案第22号 令和3年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計予算について提案理由を申し上げます。
  歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ3,188万2,000円と定めるものであります。
  次に、議案第23号 令和3年度ときがわ町水道事業会計予算について提案理由を申し上げます。
  令和3年度ときがわ町水道事業会計予算を調製したので、地方自治法第211条第1項及び地方公営企業法第24条第2項の規定により、この案を提出するものであります。
  以上の7会計の当初予算につきましては、それぞれ担当課長からご説明を申し上げます。よろしくお願いいたします。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 暫時休憩いたします。
  再開を10時45分といたします。
                                (午前10時28分)
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○岩田鑑郎議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午前10時45分)
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○岩田鑑郎議長 続いて、議案第17号 令和3年度ときがわ町一般会計予算の細部説明を求めます。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 それでは、議案第17号 令和3年度ときがわ町一般会計予算について詳細説明をさせていただきます。
  先ほど町長が提案理由で申し上げましたとおり、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ52億6,253万2,000円と定めるものでございます。
  初めに、総括的な事項についてですが、6ページから11ページの第1表歳入歳出予算につきましては、款項の区分及び金額が記載されておりますので、ご覧いただきたいと存じます。
  次に、12ページ、第2表債務負担行為でございますが、農業近代化資金利子補給ほか3項目につきまして、契約等で発生する将来の負担枠を設定するものでございます。
  次に、13ページの第3表地方債でございますが、道路整備事業ほか3事業につきまして、 起債の目的、限度額等を定めるものでございます。
  次に、予算の詳細につきましては、地方自治法施行令第144条に基づく説明書によりご説明いたします。
  17ページから19ページの歳入歳出予算事項別明細書の1、総括の部分につきましては、款別の前年度予算額との比較及び財源内訳が記載されております。ここで、予算額といたしまして52億6,253万2,000円ということで、歳入歳出それぞれ前年度から2,175万3,000万円の増額となっております。
  次に、各項目の内容について、事項別明細書にて説明をさせていただきます。
  まず、歳入について主なものを説明させていただきます。
  20ページ、21ページをご覧ください。
  まず、1款1項1目の個人町民税でございます。4億928万8,000円、前年度と比較いたしますと、マイナス6,134万3,000円でございます。1節の現年課税分4億830万円、こちら前年から6,175万円の減額となっております。主な理由といたしまして、説明欄真ん中になりますが、所得割、こちらが3億8,600万円で、前年度から6,100万円の減額となっております。主に新型コロナの感染症の影響による減ということになります。
  続いて、左のページへお戻りいただきまして、2目の法人町民税です。5,747万9,000円で、前年度から2,348万8,000円の減額となっております。1節の現年課税分でございますが、5,740万円、こちら前年度から2,348万7,000円の減額でございます。特に説明欄の下、法人税割、こちらが2,350万円ということで、前年度から2,150万円の減額となっております。こちらもやはりコロナ感染症の影響、そして減税の影響によるものでございます。
  続いて、2項1目固定資産税でございます。6億4,369万9,000円ということで、前年度からマイナス41万9,000円、こちら1節の現年課税分でございますが、6億4,294万1,000円ということで、前年度から16万9,000円の減額となっております。
  続いて、3項軽自動車税の2目種別割でございますが、4,116万8,000円で、前年度から94万4,000円の増額となっております。こちら1節の現年課税分ですが、4,110万円で、前年度から100万円の増額となっております。
  続いて、4項1目町たばこ税でございますが、5,800万円で、前年度から352万1,000円の増額でございます。
  続いて、次のページをご覧いただきたいと思います。
  中段から下になりますが、7款1項1目地方消費税交付金ですが、2億2,000万円という ことで、前年度から4,000万円の減額となっております。こちら1節の地方消費税交付金ですが、同じく2億2,000万円で、4,000万円のマイナス。こちらがやはり新型コロナウイルスの影響によりまして、消費が減っていることによって、その見込みとしてこれだけの減額を見込んでおります。
  続いて、そのページの一番下、11款1項、次のページでございますが、1目の地方交付税19億円、前年度から6,000万円の増額でございます。こちら1節の地方交付税19億円。内訳といたしまして、普通交付税が17億7,000万円、特別交付税が1億3,000万円で、普通交付税につきましては、税収の減によりまして交付税が増えるという作用と、合併算定替えが令和3年度からなくなるということで減額の作用はございます。それらを加味いたしまして、前年度から5,000万円の増額となっております。特別交付税につきましては、歳出のほうでご説明もありますけれども、集落支援員ですとか、乗り合い交通の予算の増によりまして、1,000万円の増額を見込んでおります。
  続いて、13款1項5目土木費負担金でございます。1,750万円で、1,150万円の増となっております。1節の土木費負担金1,750万円でございますが、こちら五明地内の町道玉1110号線の災害復旧工事における受益者の負担金でございます。
  続いて、14款1項使用料の1枚おめくりいただきまして、5目商工使用料309万5,000円で、47万5,000円の増額となっております。1節の観光施設使用料300万円ですが、こちらが50万円の増額となっております。理由といたしまして、温泉スタンドの使用料が4月1日から20リットル100円を200円に値上げするためのものでございます。
  続いて、そのページの15款国庫支出金、1枚おめくりいただきまして、2項1目総務費国庫補助金でございます。4,318万4,000円で、2,736万円の増額となっておりますが、こちら1節の総務管理費補助金4,318万4,000円、こちらの説明欄でございますが、2行目、自動車環境総合改善対策費補助金、こちら電気バスの購入、そして、それの充電設備に対する国の3分の1の補助金、こちらを計上してございます。
  続いて、3目になりますが、土木費国庫補助金4,076万2,000円で、1,114万5,000円の増額となっております。こちら右のページの3節道路新設改良補助金2,925万円、こちらが1,620万8,000円の増額ですが、社会資本整備総合交付金を活用いたしまして、町道都722号線の拡幅工事の補助金でございます。
  続いて、16款県支出金の1項、1枚おめくりいただきまして、2目民生費県負担金2億58万3,000円、805万7,000円の増額ですが、こちらの1節社会福祉費負担金、こちらが1億 6,067万2,000円ということで、1,019万2,000円の増額となっております。説明欄の中段になりますが、障害者自立支援給付費負担金、こちらが歳出の増に伴いまして、986万6,000円増額となっております。
  続いて、左のページ、2項県補助金の1目総務費県補助金2,275万円ということで、前年度から615万7,000円の減額となっておりますが、2節の埼玉県ふるさと創造資金、こちらが前年度は明覚駅及びその周辺の整備ということで当たっておりましたが、そちらが700万円ということで、令和3年度につきましては、小倉城跡登城路整備ほかの整備事業としてこちらの2分の1の補助になりますが、充てているというところでございます。
  続いて、1枚おめくりいただきまして、4目、真ん中よりちょっと上になりますが、農林水産業費県補助金1,232万4,000円で、2,040万4,000円の減額となっておりますが、こちら1節の農業費補助金1,232万4,000円で、1,996万1,000円の減額となっております。主にこれは前年度はため池の耐震、ハザードマップを作成したことによる補助金が減額となったものでございます。
  続いて、3項、県の委託金になりますけれども、1枚おめくりいただきまして、5目土木費委託金でございます。こちら593万2,000円ということで、591万7,000円の増額となっております。1節の都市計画費委託金593万2,000円で、こちらが説明欄の2行目になりますが、都市計画基礎調査委託金ということで、5年ごとに行われる調査の委託金でございます。
  続いて、17款2項1目不動産売払収入1,928万4,000円、1,828万4,000円の増額となっておりますが、1節の土地建物売払収入1,928万4,000円、こちら土地売払収入といたしまして、移住・定住用の住宅地を整備する予算も計上させていただいておりますが、それの売却収入を見込んだものでございます。
  続いて、18款1項2目商工費寄附金300万円で、299万9,000円の増額でございますが、1節の商工費寄附金300万円、こちら木のむら管理委員会からキャンプ場のトイレ新築工事に当たって300万円の寄附を見込んでいるものでございます。
  続いて、19款繰入金の1項基金繰入金でございますが、こちら基金繰入金総額で3億5,527万9,000円ということで、1億3,491万円の増額となっております。こちら様々な基金を活用いたしまして、財源の確保を図ったところでございます。
  続いて、3枚ほどおめくりいただきまして、40ページ、41ページになりますが、22款1項2目臨時財政対策債でございます。こちら2億5,700万円ということで、1億700万円の増額となっておりますが、1節の臨時財政対策債2億5,700万円、こちらは国の地方財政計画に 基づきまして、2年度の金額も参考に計上をさせていただいたところでございます。
  歳入の説明につきましては以上となります。
  次に、歳出につきまして、主なものを事業別に説明をさせていただきます。
  50ページ、51ページをご覧いただきたいと思います。
  50ページ、中段から下のところでございますが、庁舎維持管理事業3,805万6,000円ということで、前年度から982万4,000円の増額となっております。こちらの主な理由といたしまして、右のページの14節工事請負費847万4,000円、駐車場改修工事となっておりますが、次のページの一番上、本庁舎の駐車場の舗装を改修する工事を計上させていただいております。
  続いて、56ページをご覧ください。
  上から3つ目の町有林野管理事業1,022万6,000円ということで、996万6,000円の増額でございます。こちら12節の委託料615万8,000円、そして18節の負担金、補助及び交付金402万8,000円、どちらも七重の町有林の復旧整備の業務委託及びその整備のための負担金ということで、それぞれ377万4,000円ですとか、216万4,000円、そして402万8,000円を計上させていただいております。
  次が、次のページになりますが、下から2つ目になります。
  総合振興計画策定事業776万6,000円ということで、皆増でございます。
  12節の委託料として776万6,000円ですが、こちら第二次の総合振興計画の前期の基本計画が令和3年度で期限となります。令和4年度から後期基本計画が策定する必要があるため、令和3年度中に策定するものでございます。
  続いて、次のページ、やはり一番下になりますが、交通対策事業2億3,993万6,000円ということで1億5,653万1,000円の増額となっておりますが、また次のページになりますけれども、14節の工事請負費2,101万円、こちら説明欄でございますが、まず、改修工事として880万円、こちらは整備後10年を経過いたしましたせせらぎバスセンターの木質部分の傷みが激しいため、こちらのほうを撤去して、コンクリート造りに整備するための工事費、そして、その下の設備整備工事1,221万円につきましては、この後、17節の備品購入費でもご説明いたしますけれども、電気自動車バス、こちらを購入したときに、その車に充電する設備を整備するための工事費でございます。そして、その今お話した17節の備品購入費1億2,644万8,000円、こちら自動車購入費といたしまして5台分でございますが、現在運行している路線バス、この4月から、バスについての運行は、縮小せざるを得なかったわけでございますけれども、それ以上はもう縮小させないという意味で、ここで5台の購入を計画したところ でございます。
  そしてその下、18の負担金補助及び交付金9,011万9,000円で、こちらは前年度から1,758万2,000円増額となっておりますが、こちらの理由といたしまして、補助金の欄でございますが、補助金の欄のバス路線確保対策費補助金、こちらは7,300万円ということで、増額として1,758万2,000円増えております。こちらは令和2年度にやはり補正を議決いただきましたけれども、新型コロナの影響によりまして、乗車人員が減っていることにより運賃収入が減ってしまったことで補助金のほうを増やしたわけですが、それをやはり令和3年度も同様に見込んで計上のほうをさせていただいております。
  そして、1つ間を置いて、デマンド交通確保対策費補助金1,640万5,000円、こちらも令和2年度と同様に計上させていただいているところでございます。
  ただ、4月1日から交通網の見直しを進めている中で、路線バスが減って、デマンド交通としての乗合タクシーが増便というふうなことになりますので、運用の中では、路線バスの確保対策費補助金からデマンド交通確保対策費補助金のほうに予算を流用して、執行させていただくというふうなことになろうかと思います。
  続いて、そのページの一番下になりますけれども、若者定住化促進事業1,354万5,000円で、596万円の増額となっておりますが、1つの理由といたしまして、12節委託料418万5,000円。
  1枚おめくりいただきまして、説明欄、一番下になりますけれども、空き家掘り起し業務委託、こちらは集落支援員制度を活用いたしまして、空き家を掘り起こしていただいて、それを移住定住を希望される方に提供していくというふうなことで図ったものでございます。
  そして、18節の負担金補助及び交付金838万4,000円でございますが、このうちの補助金、若者定住化補助金が280万円増額となっております。こちらの理由といたしまして、定住促進住宅を取得補助金という制度を新たに立ち上げまして、不動産、住宅ですとかを取得した場合、中古も新築もですけれども、そういったものを取得して、移住なり、町内の方が分家なりというふうなことで、家を造られて住まわれた場合には、そこに対して補助金を支給するというふうな事業を立ち上げる予定でございます。それに対する費用といたしまして280万円というものを計上させていただいております。
  次に、次のページといたしまして、66ページの上から2つ目、集会所管理事業1,406万9,000円で36万9,000円の増額となっておりますが、この内訳として、14節の工事請負費580万円、こちらが田黒農村センターの解体工事費用としての580万円を計上させていただいております。
  続いて、しばらくあきますが、86ページをご覧いただきたいと思います。
  選挙費になりますが、一番上の町長選挙執行事業、そしてその下の町議会議員選挙執行事業、それぞれ268万9,000円、1,834万9,000円と計上させていただいております。令和3年度は両選挙が予定されておりますので、こちらの経費を計上させていただいているところでございます。
  続いて、92ページをお開きください。
  社会福祉総務一般管理事務2,612万7,000円、160万3,000円の増額となっておりますが、こちら12節の委託料152万9,000円、調査委託料といたしまして社会福祉協議会の事務所、こちらが既に建築されて30年以上経過しているというふうなことから、大規模改修を行うに当たってのまず事前の調査の委託ということになります。これについては、また後ほども説明させていただきますが、保健センターも同時に進めていくというふうなことになります。
  続いて、98ページをご覧ください。
  一番下になりますが、老人福祉一般管理事務1,230万7,000円、299万3,000円の増額となっております。
  もう1枚おめくりいただきまして、18節の負担金補助及び交付金1,185万3,000円でございますが、このうち、その説明欄の一番下、登録店利用者補助金475万2,000円、こちらは新たに保養所の利用者補助金から、こちらに変更いたしまして、高齢者のフレイル予防を目的とした通所の月一食堂、こちらを実施するための経費となっております。
  続いて、そのページ、一番下になりますが、後期高齢者医療事業1億8,697万4,000円で、505万7,000円の増額となっておりますが、次のページをご覧ください。
  27節の繰出金、こちら3,555万7,000円ということで、後期高齢者医療特別会計への繰出金ということで、前年度から117万1,000円の増額となっております。
  続いて、そのページの中段ぐらいですが、介護保険特別会計繰出事業1億7,296万1,000円、213万8,000円の減額となっております。こちらは、27節繰出金1億7,296万1,000円で、こちらは介護保険特別会計への繰出金となっております。
  続いて、次のページ、一番上になりますが、同様に国民健康保険特別会計繰出事業ということで7,918万1,000円、828万7,000円の増額となっております。27節の繰出金7,918万1,000円、こちら国民健康保険特別会計への繰出金でございます。
  続いて、少々飛びまして、116ページをご覧ください。
  一番下の保健センター管理事業992万4,000円、456万7,000円の増額でございますが、12節 の委託料497万1,000円、1枚おめくりいただきまして、説明欄、真ん中、調査委託料279万4,000円、こちらが先ほどご説明させていただきましたものと同時に行う保健センターの改修のための調査委託料でございます。
  続いて、そのページの一番下、健康づくり推進事業でございますが、292万2,000円で41万2,000円の増額でございます。こちら10節の需用費83万8,000円でございますが、このうちの消耗品費83万1,000円、これが63万円の増額となっておりますが、新たな事業といたしまして健康ポイントキャンペーンを行うための経費を計上させていただいております。
  続いて、次のページ、一番下の成人健診事業1,765万円、96万3,000円の増額となっております。12節の委託料1,635万3,000円でございますが、このうち説明欄の一番上、骨粗鬆症検診委託料、こちら集団での受診になりますけれども、35万2,000円、こちらが新規に計上させていただいているものでございます。
  続いて、126ページをご覧ください。
  上から2つ目、浄化槽設置管理事業特別会計繰出事業4,045万5,000円、254万4,000円の減額となっておりますが、27節の繰出金4,045万5,000円、こちらが浄化槽設置管理事業特別会計への繰出金でございます。
  続いて、中段よりすぐ下のところでございますが、上水道施設一般管理事務8,119万6,000円で、1,119万6,000円の増額となっております。まずは、18節の負担金補助及び交付金7,000万円でございますが、こちらは高料金対策として水道事業会計へ補助するものでございます。また、23節の投資及び出資金1,119万6,000円、こちらが水道事業会計へ出資するもので、椚平浄水場の改築工事に対する出資でございます。
  続いて、136ページをご覧ください。
  上から2つ目、有害鳥獣対策事業682万9,000円で121万4,000円の増額となっております。こちら12節の委託料101万1,000円となっており、98万7,000円増額しておりますが、主な理由といたしまして、説明欄、設計委託料100万円、こちらが有害鳥獣の解体処理施設を建設するための、まず事前準備としての設計費用となります。
  続いて、次のページをご覧ください。
  中段から下、土地改良施設等応急修繕事業1,144万5,000円で、1,727万1,000円の減額となっております。このうち14節の工事請負費1,043万円でございますが、説明欄の上の部分ですが、門林沼ため池護岸整備工事、こちら900万円でございますが、5年計画のうちの1期目の経費でございます。
  続いて、次のページ、中段になりますが、林業振興一般管理事業393万2,000円、237万5,000円の増額でございます。主に12節の委託料301万9,000円で、内訳といたしまして、説明欄、森林の経営管理に関する意向調査業務委託74万円、そして経営管理権集積計画策定に関する調査業務委託227万9,000円が内訳となっております。両方とも森林環境基金を繰り入れての事業となります。
  続いて、次のページ、下から3つ目になりますか、里山再生活動支援事業20万円、こちら皆増でございますが、18節の負担金補助及び交付金20万円、こちらも新たに里山再生活動支援事業補助金、こちらをつくりまして、そういった活動を行う団体への補助金として、1団体当たり10万円を予定しております。
  続いて、148ページをご覧ください。
  上の観光一般管理事務1,765万6,000円で96万7,000円の増額でございますが、まず、13節の使用料及び賃借料72万円、こちら建物借上料でございますが、明覚駅舎をJRから借り受けるための経費でございます。
  また、16節公有財産購入費588万5,000円、こちらは弓立山山頂展望広場進入路等の用地買収として588万5,000円でございます。
  また、18節の負担金補助及び交付金766万4,000円ですが、説明欄、補助金の下でございますが、町観光協会通年分補助金716万4,000円、こちら204万2,000円増えておりますが、観光協会の強化のため、こちらの補助金のほうを充実させたものでございます。
  続いて、次のページ、観光施設管理運営事業2,320万9,000円、168万9,000円の減額となっております。
  1枚おめくりいただきまして、14節の工事請負費1,472万9,000円で、こちらの内訳といたしまして、木のむらキャンプ場トイレの新設工事が1,395万9,000円、そして既存のトイレの解体工事ということで77万円計上させていただいております。
  少々飛びまして、160ページをご覧ください。
  道路新設改良事業7,756万円で3,246万円の増額となっておりますが、こちら14節の工事請負費6,770万円で6,240万円増額となっております。内訳といたしまして、説明欄、道路改良工事の2つ目、2項目めですが、小倉城跡登城路整備工事650万円、こちらは埼玉県のふるさと創造資金、2分の1の補助ですが、こちらを活用しての事業となります。
  そして、その下、町道と722号線道路改良工事(馬場・関堀地内)5,500万円ですが、こちらは社会資本整備総合交付金という国の補助金を活用いたしまして、2分の1ですが、行う 事業でございます。
  次のページをお開きください。
  中段、橋りょう維持管理事業2,247万4,000円、699万8,000円の減額でございますが、このうち12節の委託料2,050万円、こちらのほうは900万円増額となっております。内訳といたしまして、橋梁点検業務委託都152号橋ほか47橋、合計で48橋の点検1,450万円、そして橋梁補修設計業務委託、諸倉橋ほか2橋、合計3橋の設計ということで600万円。いずれも国の道路メンテナンス補助事業55.55%の補助率になりますけれども、こちらを活用しての事業となります。
  続いて、そのページの一番下、河川総務一般管理事務1,517万1,000円で、1,302万3,000円の増額となっております。
  1枚おめくりいただきまして、14節の工事請負費1,110万円、こちらが1,010万円の増額となっております。内訳といたしまして、工事請負費で小北地内水路維持補修工事、そして宮下地内水路維持補修工事、唐沢地内水路維持補修工事、それぞれ550万円、110万円、350万円を予定しております。
  続いて、そのページ一番下、都市計画基礎調査事業591万8,000円、皆増でございますが、こちらが12節の委託料591万8,000円。歳入のところでもご説明いたしましたけれども、5年に一度行われる都市計画基礎調査の業務委託料を計上させていただいております。
  続いて、次のページ、上から3項目め、移住・定住化促進事業1,380万円、880万円の増額となっております。こちら11節の役務費、そして14節の工事請負費、18節の負担金補助及び交付金、それぞれ移住定住化を促進する住宅地の造成に関わる経費として、それぞれ80万円、950万円、350万円を計上させていただいております。
  続いて、少々飛びまして、178ページ、ここから教育費のほうに入っていくかと思います。
  一番上、教育総務一般管理事務1,278万9,000円、1万2,000円の増額となっておりますが、このうちの12節の委託料60万円でございます。説明欄で、学校のホームページを改修支援業務委託ということで、それぞれの学校のホームページを見やすくするとともに、更新の頻度を上げやすくするための改修でございます。
  そして、しばらく飛びまして、216ページをお開きください。216ページです。
  一番下になりますが、史跡小倉城跡整備事業976万3,000円、770万9,000円の増額となっておりますが、次のページをお開きいただきまして、主には、14節の工事請負費663万6,000円、バイオトイレの整備工事ということでございます。620万4,000円。それらが小倉城跡の登城 路整備と併せて整備を行うもので、やはり県のふるさと創造資金を活用しての事業となります。
  続いて、230ページをお開きください。
  一番下になりますが、道路橋りょう災害復旧事業3,500万円、2,950万円の増額となっております。14節の工事請負費3,500万円、こちらは町道玉1110号線の災害復旧工事となりまして、改めて計上のほうをさせていただくというふうなことになります。
  以上で、歳出予算の概要は以上となります。
  続いて、234ページをお開きください。
  こちらが給与費明細となっております。
  右のページ、2の一般職でございますけれども、一般職、もう1枚、さらにおめくりいただきまして、アが会計年度任用職員以外の職員ということで、こちらが一般職の職員に当たります。職員数でいきますと、再任用の職員が2名減という計上になってございますが、それを目を右に追っていただきますと、合計欄では2,192万円の増額となっております。
  続いて、右のページ、イ、会計年度任用職員、こちらは、やはり1名の減ということになっております。ただ、それを右に目を追っていただきますと、合計欄1,233万円の増額となっております。
  続いて、議案参考資料をご覧いただきたいと思います。
  議案第17号関係をご覧いただきたいと思います。
  今回の当初予算を受けまして、財政調整基金につきましては、2億2,140万9,000円を繰り入れることとしておりますので、令和3年度末の残高として6億2,562万7,135円の見込みとなります。それ以外の基金につきましても、見込みとして残高はご覧のとおりでございます。
  以上で、令和3年度ときがわ町一般会計予算の細部説明を終わらせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
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   ◎議案第18号及び議案第19号の説明
○岩田鑑郎議長 続いて、議案第18号 令和3年度ときがわ町国民健康保険特別会計予算及び議案第19号 令和3年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計予算について、順次細部説明を求めます。
  山口町民課長。
○山口清史町民課長 それでは、議案第18号 令和3年度ときがわ町国民健康保険特別会計予 算の細部説明をさせていただきます。
  まず、予算書の248ページ、249ページをご覧ください。
  第1表、歳入歳出予算の一番下の行をご覧ください。
  令和3年度の予算の総額は、歳入歳出それぞれ15億7,345万1,000円とするものです。前年度と比較しますと9,300万6,000円の増額で、率で申し上げますと6.3%の増となっております。
  それでは、歳入についてご説明申し上げますので、256ページ、257ページをご覧ください。
  1款国民健康保険税、1項1目一般被保険者国民健康保険税は2億319万9,000円で、昨年比1,225万6,000円の減額となっております。国民健康保険税が全体的に減少となっておりますのは、被保険者数の減少もございますが、新型コロナ感染症の影響によりまして、被保険者の所得額を減少して見込んだことによりまして、税収全体が減額となっております。また、医療給付費分の減税対応についてですが、令和2年度のみの実施予定でございましたが、コロナ禍における被保険者の生活支援のため、過日、条例改正でご議決いただきまして、令和3年度も引き続き行うこととし、所要の見込額を計上してございます。
  続いて、2目めの退職被保険者に関する国保税につきましては、対象者がいなくなりましたので、減免課税分については計上せず、滞納繰越分のみの計上となっております。
  次に、4款、下段のほうになりますが、県支出金、1項1目保険給付費等交付金の第1節普通交付金は12億1,376万2,000円で、昨年より5,015万6,000円の増額となっております。これは歳出の保険給付費の上昇に合わせて増加となっておるものでございます。
  1ページおめくりいただきまして、258、259ページをご覧ください。
  6款繰入金、1項1目一般会計繰入金の4節になります。国保財政安定化支援事業繰入金は894万7,000円で、378万9,000円の増額となります。これは、支援の対象となる2つの項目のうち、高齢者の割合に関する繰入れのみを従来は計上してございましたが、今回から応能割負担能力不足に関する繰入金も当初から見込まれるため、併せて計上いたしましたことに伴い、増額となっております。
  また、5節に事務費繰入金667万7,000円を計上いたしましたが、事業の広域化を進める中で、他市町村との財源構成をそろえるために計上させていただきました。
  その下の段になります。
  2項1目財政調整基金繰入金ですが、税の減少と歳出の事業納付金の増加に対応するため、財政調整基金から5,000万円を充てるというものでございます。
  次に、歳出について申し上げます。
  264、265ページをご覧ください。
  中段の2款保険給付費、1項1目一般被保険者療養給付費は10億3,323万1,000円で、3,457万1,000円の増額となっております。
  また、次のページをおめくりいただきまして、2項の高額療養費です。1目一般被保険者高額療養費は1億7,012万7,000円で、1,773万円の増額となっております。これらは、県から示された算定額を計上してございますが、令和元年度に1人当たりの医療費が増加したことや、1件当たりの治療費が高額なケースが増加傾向にあることなどに伴い、増額となっております。
  次に、270、271ページをご覧ください。
  3款国民健康保険事業費納付金、1項1目一般被保険者分が2億1,859万6,000円で、昨年比4,431万9,000円と大きく増加しております。この納付金は、保険給付費の支払いに充てるため、給付の増加に伴い納付金も増額となります。令和2年度までは給付金額に対して激変緩和措置が取られ、納付額の増加が抑えられておりましたが、この制度が令和6年に終了となるため、措置の基準見直しが行われ、本来納付する金額に近づける方法がとられたために増額となったものでございます。
  次に、272、273ページをご覧ください。
  5款保健事業費ですが、全体で179万1,000円を計上いたしました。令和2年度の集団特定健診は、5月の緊急事態宣言直後に予定しておったため、やむを得ず中止といたしましたが、令和3年度は感染予防対策を図りつつ、健診実施に向けて準備を進めてまいりたいと考えております。
  以上で、令和3年度国民健康保険特別会計の予算概要説明を終了させていただきます。
  引き続きまして、議案第19号 令和3年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計予算の細部説明をさせていただきます。
  予算書の286ページ、287ページをご覧ください。
  第1表、歳入歳出予算の一番下の行をご覧ください。
  令和3年度の予算の総額は、歳入歳出それぞれ1億4,889万7,000円とするものです。前年度と比較いたしますと金額で269万9,000円、率で1.8%の増加となっております。
  それでは、歳入についてご説明申し上げますので、294ページ、295ページをご覧ください。
  一番上の段になります。1款後期高齢者医療保険料、1項の後期高齢者保険料ですが、1 億1,203万8,000円で、前年比152万8,000円の増額となります。これは、被保険者数を1,982人から2,046と64人増加と見込んでおります。また、特別徴収と普通徴収の比較に差が出てございますのは、この保険料を特別徴収と普通徴収に71対29に振り分けております。前年度予算では70対30で分けていたために、令和3年度は特別徴収の割合は1ポイント高くなり、その分増加したためであります。
  次に、2款繰入金、1項2目保険基盤安定繰入金ですが、3,392万3,000円で、118万8,000円の増加となっております。この繰入金は、低所得者等の保険料均等割の軽減分を公費で負担することにより、後期高齢者医療財政の基盤安定を図るために繰入れを行うものです。
  続いて、歳出についてご説明申し上げます。
  296、297ページをご覧ください。
  中段の2款1項1目後期高齢者医療広域連合納付金は1億4,596万1,000円で、前年度より271万6,000円の増となっております。この納付金は、町で徴収した後期高齢者保険料と保険基盤安定繰入金を合わせて埼玉県後期高齢者医療広域連合へ納付し、保険給付費に充てるものとなっております。
  以上で、議案第19号 令和3年度ときがわ町後期高齢者医療特別会計予算の細部説明を終了させていただきます。よろしくお願い申し上げます。
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   ◎議案第20号の説明
○岩田鑑郎議長 続いて、議案第20号 令和3年度ときがわ町介護保険特別会計予算の細部説明を求めます。
  山ア福祉課長。
○山ア俊樹福祉課長 それでは、議案第20号 令和3年度ときがわ町介護保険特別会計予算の細部説明をさせていただきます。
  304ページ、305ページをお開きください。
  予算の総額は、歳入歳出それぞれ11億9,208万円とするものです。令和2年度予算と比較しますと金額で2,278万1,000円、率で1.9%の減となっております。
  内容は事項別明細書により説明しますので、312、313ページをお開きください。
  まず、歳入です。
  1款保険料ですが、65歳以上の方にご負担いただく第1号被保険者保険料は特別徴収、普通徴とも増額し、計上しています。保険料見込額を算定するに当たり、令和3年度の第1号 被保険者数を3.4%増の4,270人とし、この中の保険料負担軽減対象となる第1段階から第3段階までの人数を1,110人、全体の26%と見込んでいます。
  3款1項1目介護給付費負担金では、介護給付費のうち居宅給付費と施設給付費にそれぞれの負担割合を乗じ、1億9,724万7,000円を計上しました。
  2項1目調整交付金ですが、介護給付費全体及び介護予防に関する事業費に法定割合を乗じ、3,517万円を計上しました。
  その5行下、介護保険保険者努力支援交付金ですが、保険者機能強化推進交付金に加え新たに創設されたもので、公的保険制度における介護予防の位置づけを高めるため、介護予防健康づくり等に資する取組の支援に対し、評価指標の達成状況に応じて交付されるものです。
  4款支援基金交付金は、40歳から64歳までの第2号被保険者の方にご負担いただく介護保険料で、負担割合27%で算出した値、3億1,437万5,000円計上しました。
  5款1項1目介護給付費負担金ですが、介護給付費の見込額に県の法定負担割合を乗じて算出し、1億7,318万7,000円を計上しました。
  続きまして、314、315ページをお開きください。
  7款繰入金、1項1目介護給付費繰入金ですが、介護給付費の見込額に町の法定負担割合12.5%を乗じて算出し、1億5,544万円を計上いたしました。
  続いて、歳出ですが、介護保険特別会計の本体である保険給付費について、320ページからご説明します。
  2款保険給付費として11億3,979万8,000円を計上しました。前年度と比較し2,815万9,000円、前年度比2.4%の減を見込んでいます。その内訳、1項1目居宅介護サービス給付費は、減収率が大きい令和2年度の実績を考慮し、3億5,230万6,000円の計上といたしました。前年度と比較し4,908万6,000円の減額です。3目地域密着型介護サービス給付費ですが、前年度と比較し664万7,000円を減額し、1億7,059万6,000円計上いたしました。在宅での介護サービスの給付が減少傾向にあるのに対し、施設での介護サービスの給付は増加傾向にあり、5目施設介護サービス給付費は4億9,442万万6,000円で、前年度と比較して4,497万1,000円の増加といたしました。
  続きまして、次のページ322ページをお開きください。
  9目居宅介護サービス計画は、在宅での介護計画書の作成に係る給付になります。3,452万2,000円で、471万8,000円の減となりました。
  少し飛びまして、326ページをお開きください。
  4項高額介護サービス等費です。実績により算出し、2,242万4,000円計上いたしました。前年度と比較し422万6,000円の減額です。
  328ページをお開きください。
  ページの中ほどの6項特定入所者介護サービス等費ですが、779万円減額し、4,173万3,000円計上いたしました。これは特養ホームなどの施設サービスを利用する際、食費と居宅費の一部を減額するための費用で、低所得者の軽減負担を図るものです。
  1ページめくっていただき、330ページ、上段、3款基金積立金です。昨年度は第7期介護保険事業計画期間の最終年であるため、基金を活用し、被保険者の保険料に充てる年であることから、科目設定の1,000円のみといたしましたが、令和3年度は第8期介護保険事業計画期間の初年度であるため、歳出予算における基金への積立金315万2,000円を計上しました。
  続いて、その下、4款地域支援事業費です。
  介護を予防するための事業費として3,402万5,000円を計上しました。
  以上で、細部説明を終わります。どうぞよろしくお願いします。
○岩田鑑郎議長 暫時休憩いたします。
                                (午前11時59分)
─────────────────────────────────────────────────
○岩田鑑郎議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午後 1時30分)
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   ◎議案第21号の説明
○岩田鑑郎議長 議案第21号 令和3年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計予算の細部説明を求めます。
  加藤建設環境課長。
○加藤光典建設環境課長 それでは、議案第21号 令和3年度ときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計予算の細部説明をさせていただきます。
  予算書の347ページをお開きください。
  令和3年度のときがわ町浄化槽設置管理事業特別会計の総額は、歳入歳出それぞれ1億8,632万円4,000円と定めるものでございます。令和2年度と比較すると金額で513万3,000円、率にして2.8%の増となっております。
  348、349ページをお開きください。
  初めに、総括的な事項でありますが、第1表、歳入歳出予算には、款項の区分及び金額が記載されておりますので、ご覧いただきたいと存じます。
  350ページをお願いします。
  第2表、継続費ですが、事業名、総額、年度ごとの年割額が記載されております。
  右側、351ページ、第3表、地方債でありますが、起債の目的、限度額、起債の方法等を定めるものでございます。
  次に、355ページから357ページまでにかけまして、歳入歳出予算事項別明細書の総括の部分でございますが、こちらは款別の前年度予算との比較及び財源内訳が記載されておりますので、ご覧いただければと存じます。
  次に、各項目の内容につきまして、事項別明細書にて説明をさせていただきます。
  まず、歳入になりますが、358ページ、359ページをお開きください。
  3款国庫支出金、1項1目設置整備事業費補助金につきましては3,783万円を計上するものです。補助率は2分の1でございます。
  続いて、4款県支出金、1目浄化槽整備・普及啓発事業費奨励交付金につきましては、既設の単独槽のくみ取り槽からの転換ということで20基分、1,000万円を計上するものでございます。
  一番下の段、8款町債ですね。1項1目下水道事業債と、1ページおめくりいただきまして、360ページの2目公営企業会計適用債につきましては、2,990万円と400万円をそれぞれ計上させていただいております。
  続いて、362、363ページをお開きください。
  3の歳出になります。
  1款1項1目一般管理費のうち、一般管理費事務費の12節委託料ですが、令和6年度から浄化槽設置管理事業特別会計の公営企業会計の適用が義務化されたことに伴う移行事務のため、業務委託料として400万円を計上するものです。
  次に、下段、2款1項1目浄化槽管理費のうち、12節委託料につきましては、ページを1ページおめくりいただきまして、364、365ページの上の段、浄化槽清掃委託料2,603万2,000円と年4回の浄化槽保守点検委託料として1,934万9,000円を合わせた4,538万1,000円を計上させていただきました。
  次に、その下、3款1項1目浄化槽整備費につきましては、浄化槽設置工事請負費として、 5人槽、7人槽、10人槽、これ合わせて70基分ですが、5,278万1,000円を計上しました。また、材料費として、本体70基分の購入費用として2,288万円を計上しております。
  ページ中央、4款1項公債費につきまして、今までの借入れに対する償還金として2,392万2,000円を計上いたしました。
  366ページから372ページにつきましては、職員の給与費明細となっておりますので、ご覧いただければと存じます。
  373ページ。
  継続費につきまして、こちらは調書になります。令和3年度から3か年の継続費を組んで実施する公営企業会計適用業務の年度ごとの支出予定額で、令和3年度は400万円、令和4年度が600万円、令和5年度が1,200万円の全体計画となっております。
  続いて、374ページお開きください。
  地方債の各年度末における現在高見込みに関する調書であります。
  1番右の欄が令和3年度末の残高見込額として4億2,720万円とするものでございます。
  以上で、細部説明を終わらせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
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   ◎議案第22号の説明
○岩田鑑郎議長 続いて、議案第22号 令和3年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計予算の細部説明を求めます。
  宮寺教育総務課長。
○宮寺 進教育総務課長 それでは、議案第22号 令和3年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計予算の細部説明をさせていただきます。
  予算書の377ページをご覧ください。
  令和3年度ときがわ町関口茂八奨学事業特別会計予算の総額を歳入歳出それぞれ3,188万2,000円とするものでございます。
  詳細につきましては、事項別明細書により説明させていただきます。
  386ページ、387ページをご覧ください。
  まず、歳入ですが、2款1項1目関口茂八奨学基金繰入金は1,466万円で、前年度比54万円の減でございます。こちらは貸与事業に充てるための繰入金で、新規貸与予定の16人分を含みまして、40人分を繰り入れるものでございます。
  続きまして、4款2項1目貸付金元利収入は1,721万9,000円で、前年度比94万7,000円の 増でございます。こちらは返還金収入で63人分でございます。
  続きまして、歳出でございます。
  388ページ、389ページをご覧ください。
  1款1項1目財産管理費は1,722万1,000円で、前年度比94万7,000円の増でございます。こちらは積立金でございまして、返還金などを奨学基金に積み立てるものでございます。
  続きまして、2款1項1目奨学資金貸付金は1,466万円で、前年度比54万円の減でございます。
  その内訳でございますが、説明欄にございます普通奨学金が876万円で40人分、特別奨学金が590万円で16人分と計上いたしました。
  以上で、議案第22号の細部説明を終わらせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
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   ◎議案第23号の説明
○岩田鑑郎議長 続いて、議案第23号 令和3年度ときがわ町水道事業会計予算の細部説明を求めます。
  小林水道課主幹、お願いします。
○小林大介水道課主幹 それでは、議案第23号 令和3年度ときがわ町水道事業会計予算について、細部説明をさせていただきます。
  予算書の393ページをお開きください。
  第2条、業務の予定量ですが、第1号の給水件数は、前年度比22件減の4,614件、第2号の年間給水量は、前年度比7万立方メートル減の116万5,000立方メートルを見込んでおります。
  第4号の主要な建設改良事業は、椚平浄水場改築工事として1億5,978万6,000円ほか4事業となりまして、引き続き、石綿セメント管更新事業等の老朽施設の更新事業を予定しております。
  次に、第3条、収益的収入及び支出ですが、まず、収入の第1款水道事業収益は、前年度比1,035万5,000円増の3億3,235万9,000円、支出の第1款水道事業費用は、前年度比51万2,000円増の3億1,352万円となっております。
  次に、第4条、資本的収入及び支出ですが、第1款資本的収入は前年度比7,106万9,000円増の1億1,473万3,000円となっております。
  1枚めくっていただき、394ページをご覧ください。
  第1款資本的支出は1億8,397万5,000円増の3億6,825万2,000円となっております。
  前のページ、393ページにお戻りください。
  第4条の括弧書きの部分をご覧ください。
  この部分は補填財源の内訳になります。
  資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額2億5,351万9,000円は、過年度分損益勘定留保資金2億2,714万1,000円、当年度分消費税及び地方消費税、資本的支出調整額2,637万万8,000円で補填するものです。
  1枚めくっていただき、394ページをご覧ください。
  第5条、企業債ですが、起債目的を老朽配水管布設替工事、石綿配水管布設替工事及び浄水場更新事業とし、借入限度額9,000万円とするものです。
  次に、第8条、他会計からの補助金で一般会計からの高料金対策補助金ですが、前年度と同額の7,000万円となっております。
  その下、第9条、たな卸資産購入限度額を130万円とするものです。
  1枚めくっていただき、396ページ、397ページをお開きください。
  この実施計画は3条予算及び4条予算の内訳になります。
  細部につきましては、後ほど予算明細書によりご説明いたします。
  1枚めくっていただき、398ページをご覧ください。
  予定キャッシュ・フロー計算書になります。
  一番上の当年度純利益、三角印は損失ですが、マイナス839万6,000円、いわゆる赤字となる見込みであります。
  資金の流れは、以下に示したとおりで、下から3行目の資金増加額は1億3,271万3,000円減少し、一番下、令和3年度末の資金期末残高は1億2,142万4,000円となります。
  次に、右側、399ページをご覧ください。
  399ページから403ページまでは給与費明細書になります。
  399ページ、上段の一番右の合計欄をご覧ください。
  前年度比448万2,000円減の4,468万4,000円になっております。
  1枚めくっていただき、400ページをご覧ください。
  一番上の表は、給料及び手当の増減額の明細になります。
  給料は昇給に伴う増加分22万1,000円の増、その他の増減分214万円の減、手当は制度改正 に伴う増減分10万円の減、その他の増減分126万8,000円の減となります。
  続きまして、404ページをご覧ください。
  債務負担に関する調書になります。
  本年度は水質検査委託料ほか2件になります。
  次に、右側、405ページをご覧ください。
  令和3年度の予定貸借対照表になります。
  増減は記載されておりませんが、408ページ、409ページの令和2年度の予定貸借対照表からの増減も含めて、主なものをご説明いたします。
  資産の部では、令和3年度工事等の取得資産が増加し、減価償却による固定資産の減少と現金預金が減少し、資産合計は約1,057万円増の29億7,331万1,575円になります。その下、負債の部の固定負債、(1)企業債は、本年度分の借入れ分が増加し、約1,634万円増の6億1,454万6,835円になります。
  1枚めくっていただき、406ページをご覧ください。
  下段の部分、資本の部の(2)利益剰余金、イ、減債積立金は、令和2年度に補填財源として充てるため、ゼロとなっております。
  一番下、負債資本合計は先ほどの資産合計と同額の29億7,311万1,575円になります。
  続きまして、412ページ、413ページをお開きください。
  予算明細書になります。
  右側の節区分の欄と備考欄で主なものをご説明いたします。
  まず、収益的収入及び支出の収入ですが、水道料は、前年度比698万7,000円減の2億1,304万4,000円となる見込みになっております。主な要因は、コロナ禍における大口利用者の使用料の減少を見込んでおります。
  続いて、節区分の下から3つ目、他会計補助金、高料金対策補助金7,000万円は前年度と同額になっております。
  次に、節区分の一番下、消費税及び地方消費税還付金1,598万9,000円ですが、本年度は借受消費税よりも仮払消費税が多くなるため、還付となります。
  1枚めくっていただき、414ページ、415ページをご覧ください。
  こちらは支出になります。
  節区分の下から5つ目、原水及び浄水費の工事請負費297万円、備考欄に七重川浄水場管理棟解体工事費とありますが、これは管理棟建屋が老朽化し、崩壊のおそれがあるため解体 撤去するものです。
  1枚めくっていただき、417ページをご覧ください。
  節区分の中ほど、配水及び給水費の賃借料ですが、備考欄の流量計リース料66万円となっております。これは補正予算(第2号)でもご説明いたしましたが、流量計1基を令和2年度に購入し、また1基を令和3年度からリースとするものです。
  次に、その下の修繕費、備考欄の排水施設修繕費144万円ですが、ここ数年、経年劣化による設備等の不測の修繕が増加傾向であるため、前年度比100万円増となっております。
  1枚めくっていただき、419ページをご覧ください。
  ページ中ほどの業務費の印刷製本費、備考欄の納入通知書9万1,000円、送付用封筒17万1,000円、それから節区分の2つ下の委託料、備考欄のコンビニエンスストア収納業務委託料228万6,000円ですが、令和4年4月から料金収納方法にコンビニエンスストアを追加し、併せてスマートフォンを使ったキャッシュレス決済システムを導入する費用で、サービスの向上を図るものです。
  1枚めくっていただき、421ページをご覧ください。
  節区分の一番下、資産減耗費、節区分の固定資産除却費は、前年度比513万4,000円増の647万5,000円となっております。主な要因は、椚平浄水場改築工事に伴う構築物の除却になります。
  次に、2枚めくっていただき、425ページをご覧ください。
  資本的収入及び支出の収入になります。
  節区分の1行目、工事負担金350万円は関堀・田中地内の排水管布設工事負担金になります。
  次に、2つ下、国庫補助金820万円、備考欄の生活基盤施設耐震化等交付金は、椚平浄水場改築工事のうち急速ろ過装置等が対象になります。
  続いて、その下の企業債は、さきにご説明した条件により、前年度比5,000万円増の9,000万円の借入れを予定しています。一番下の出資金1,119万6,000円は椚平浄水場改築工事の一致部を一般会計から繰り出していただくものです。
  1枚めくっていただき、427ページをご覧ください。
  こちらは支出になります。
  令和3年度の事業につきましても、経営戦略の基となる施設更新計画を踏まえ、予算計上したものであります。
  節区分の1番上、原水及び浄水設備費の工事請負費1億5,978万6,000円ですが、備考欄のとおり椚平浄水場改築工事になります。これはクリプトスポリジウム対策事業として急速ろ過装置を設置し、併せて古くなった浄水池等を更新するものです。
  次に、その下の送配水設備費の工事請負費8,188万6,000円ですが、TSビニール管更新事業3,374万万8,000円は、日影地内の町道1444号線ほかの布設替工事が主なものであります。
  その下の椚平配水池改築工事3,300万円は、古くなった配水池2池のうち1池を更新し、耐震化を図るものです。
  次に、節区分の1つ下、営業設備費の工具器具及び備品購入費860万2,000円ですが、これは、水道法の一部改正により水道施設の台帳作成が義務化され、令和4年9月までに管路も含めた水道施設の図面等の整備が必要なため、導入するものであります。
  その3行下、石綿セメント管更新事業工事請負費3,988万6,000円ですが、玉川地内の県道ときがわ熊谷線及び町道2−9号線ほかの石綿管撤去及び配水管布設替えと消火栓設置替えになります。
  以上で、議案第23号 令和3年度ときがわ町水道事業会計予算の細部説明を終了させていただきます。よろしくお願いいたします。
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   ◎議案第17号〜議案第23号の質疑
○岩田鑑郎議長 これより、日程第7、議案第17号から日程第13、議案第23号までの質疑に入ります。
  質問者は、ページ番号、項目名、節区分、説明事項を申し出て質疑をしてください。質問につきましては、質問者が1回にできる質問は3問までとします。その場合、1問の質問ごとに答弁を行います。3問した後でも、質問者がない場合は再度続けて質問を許します。また、1問についてできる質問回数は3回までです。
  町長の施政方針に対する質疑につきましては、令和3年度の予算質疑に関連して行ってくださるようお願いいたします。
  質疑につきましては、一般会計から順次行います。
  なお、一般会計に限り、歳入、歳出に分けて行います。
  これより、議案第17号 令和3年度ときがわ町一般会計予算の歳入の質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  3番、神山 俊議員。
○3番 神山 俊議員 はい、3番、神山です。
  1点ほどお伺いしたいと思います。ページ34ページ、中ほどの少し上、財産収入ですけれども、ちょっとここにはないんですけれども、予算概要をいただいたときに、様々な施設等に貸出しして収入を得ているということなんですけれども、これは売却、売ってしまうということも、貸し出ししている方と相談したりとか、そういうことはしているのかお伺いします。
○岩田鑑郎議長 答弁願います。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまの神山議員のご質問にお答えいたします。
  まず、ご指摘いただいた部分が令和3年度当初予算概要という資料のほうの69ページのことを指されておっしゃっているのかなというふうに思うんですけれども、それでよろしいでしょうか。はい。
  ご質問いただいた内容につきましては、こうした貸し出している土地、建物につきまして、その貸出し先の方に処分、売り払ってしまうというふうな働きかけがあるのかというふうなことになろうかと思いますけれども、中には貸し出す当初に将来は購入したいというふうな意思表示をされている方もいらっしゃったんですけれども、現在のところでは、今そういう話も進んでおりませんで、働きかけのほうも、こちらのほうから特にしているというふうなことはございません。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 神山議員。
○3番 神山 俊議員 ぜひどこかの機会で働きかけを行っていただきたいなと思います。もちろん、貸すメリットもあると思うんですね。また売るメリットもあると思うんですけれども、やはり売るメリットとしては、行政がやっぱり身軽になる、また責任の所在が明らかになると私は思うんですね。
  だから、ぜひとも売るメリット、買うメリットってあるんですけれども、貸し出す側の意向もあると思いますけれども、ここをやっていないということなんですけれども、もう一度ここでやっていただいて、メリット・デメリット、できるできないはあるんですけれども、考えていただければなと思うんですけれども、お伺いします。
○岩田鑑郎議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまのご質問でございますが、こうした形で貸し出すというふ うな財産につきましては、その土地なりの用途が決まっていない、もしくは当初の用途がなくなってしまったというふうな、普通財産というくくりのものを貸し出しているというふうなことになります。
  ですから、ご指摘いただいたようなことにつきましては、また、その財産のある場所ですとか、状況によりましても考慮する必要はあるかと思いますけれども、そうした処分をすることも必要だとは考えておりますので、今後、そうしたことで対応していきたいというふうに考えております。よろしくお願いします。
○岩田鑑郎議長 ほかに質疑ございますか。
  4番、小島利枝議員。
○4番 小島利枝議員 議席番号4番、小島です。
  ページ数……すみません。
○岩田鑑郎議長 何問ですか。
○4番 小島利枝議員 2点お願いします。
○岩田鑑郎議長 はい。
○4番 小島利枝議員 2問お願いします。
○岩田鑑郎議長 2問ですね、はい。
○4番 小島利枝議員 すみません。20ページ、下のほうにあります4款町たばこ税について伺います。
  本年度は5,800万円ということですが、前年に比べまして352万1,000円ほど増額しています。たばこというと受動喫煙防止法が出ている関係で、たばこ税は下がっていくのかなと思ったんですが、増えているので、この点についてどうしてなのか伺います。
○岩田鑑郎議長 答弁願います。
  福田税務課長。
○福田芳和税務課長 ただいまのご質問にお答えさせていただきます。
  昨年、令和2年10月にたばこ税の改正がありまして、1,000本当たり6,122円ということで430円増加しておりました。そういった関係がありますので、実際には昨年度たばこ税のほうが下がるかというふうに予想させていただきました。
  ところが、先ほど議決をいただきました第6号補正で、6,084万9,000円まで増額をさせていただいているんですが、思いのほか、10月の改正に伴いまして、たばこをやめる方が少なかったというのが現状でした。
  今回、また10月にたばこ税の改正がございまして、令和3年10月に、またたばこ税の改正がございまして、6,552円ということで430円また上がるんですが、そこにつきまして、先ほどのお話で増額した部分で正味280万円ぐらいの減額になるのではないかということで見込んでおりまして、今回、当初予算として5,800万円の予算計上をさせていただいたところでございます。
○岩田鑑郎議長 1問目、2回目です。
○4番 小島利枝議員 じゃ、法改正で税が変わるということと、駆け込み需要みたいなのがある関係で増えているということでいいんでしょうか。
○岩田鑑郎議長 福田税務課長。
○福田芳和税務課長 お答えさせていただきます。
  先ほどもお話申しましたが、10月にたばこ税の改正がございますので、その前にですね、昨年10月もそうだったんですが、やっぱり値上げ前に大きく買われる方がいらっしゃいます。その分一時落ち込むんですけれども、10月、11月。また、その後は元に戻るような状況ですので、実際にたばこをやめられるような方が余りいないということで、税金の増によるものと考えております。
○岩田鑑郎議長 よろしいですか。
  では、2問目、お願いします。
○4番 小島利枝議員 ページ数26、27ページ、上段にあります5目商工使用料の中の商工使用料の加工施設使用料について、こちらのほうが9万5,000円ということで、前年は、たしか12万円だったと思うんですが、減額になっています。
  今回、町長の施政方針の中で、ときがわ手作りみそのブランド化を図っていくということの強い姿勢を伺ったんですが、使用料が減額というのは、とても何か消極的に感じるんですが、なぜここの部分で減額でされたのか伺います。
○岩田鑑郎議長 答弁願います。
  坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 それでは、お答えさせていただきます。
  こちら予算ということで、令和2年度の実績を基に計上させていただきました。令和2年度につきましては、コロナウイルスの影響もあり、閉鎖期間もあったということがございました。
  しかしながら、今、議員おっしゃられたとおり、令和3年度につきましては、みそ保管庫 の整備を予定しております。そちらのほうでは町長のお話にもありましたように、ときがわ産材の材料でみそを作ってブランド化を図っていくというふうなことを目指しております。予算ということで、予算を上回るように利用率の向上に努めてまいります。よろしくお願いいたします。
○岩田鑑郎議長 小島利枝議員。
○4番 小島利枝議員 みそ保管室は今回増設されるということで、こちらのほうは、もう積極的にやられていて、とてもいいことだと思います。ぜひ使用料のほうもたくさんの方に使っていただいて、いいおみそを作っていただきたいと思います。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 ほかに質疑ございませんか。
  6番、山中博子議員。
○6番 山中博子議員 6番、山中博子です。
  2問お願いします。
  27ページの真ん中辺で、戸籍住民基本台帳手数料、令和2年度予算までは、そして元年度決算を含め、戸籍抄本から始まり、印鑑登録証交付手数料を含め諸証明手数料がそれぞれ証明の中にあったんですが、これがなくなってしまっています。これはなぜなのか伺います。
○岩田鑑郎議長 答弁願います。山口町民課長。
○山口清史町民課長 お答えします。
  証明料、今まで8種類ぐらいに分かれていたかと思うんですが、これを1つの諸証明手数料という項目にまとめたわけですが、まとめたきっかけといいますと、これを証明の種類を8つに分けていますと、毎日締めをするんですが、締めをするときに数の統計と併せて調定を起こすわけなんですが、その調定を8種類ごとに起こす必要があったんですが、それを、ここを1つにまとめると、手続が1回で済むということで事務の省力化のために、まとめさせていただきました。ですんで、統計は別にとっておるので、ここを分ける必要がなくなったということでご理解いただければと思います。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 山中議員。
○6番 山中博子議員 詳しく書いていただけると、私なんかどのぐらい証明料が出ているのかなというのを割に見ていたので、これは決算のときも同じようなまとめ方にしてしまうわけなんでしょうか。
○岩田鑑郎議長 山口町民課長。
○山口清史町民課長 決算書も同じような形で出ると思いますが、通常の議会報告、122条の報告とか、決算のときに使っている別の資料があるんですけれども、その中では、それぞれの項目を出していきたいと考えております。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 では、1問目よろしいですか。2問目。
○6番 山中博子議員 39ページ、その中に、雑入の中に令和元年度、令和2年度にあったものがなかったということで質問させていただきます。
  令和元年度6万9,000円、令和2年度10万2,000円のレンタサイクル利用料がございました。これが令和3年度にはないのは、なぜか伺います。
○岩田鑑郎議長 答弁願います。
  坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 それでは、お答えさせていただきます。
  今ご質問のありましたレンタサイクル利用料でございますが、こちらは、体育センターのほうにレンタサイクルを設置して、体育センターにレンタサイクルを設置して貸出しを行っておりました。
  本年4月に観光協会が明覚駅駅舎に移転するということになりますので、電車の利用客、そういった方にも使っていただくものを見込みまして、設置場所、貸出し場所を明覚駅のほうに移すということで、観光協会のほうにこの事業を実施していただくということで減としております。
  以上でございます。
○6番 山中博子議員 はい、分かりました。
○岩田鑑郎議長 よろしいですか。ほかに。
  12番、野原和夫議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原です。
  3点質問いたします。
○岩田鑑郎議長 はい、3問。
○12番 野原和夫議員 まず、21ページの中で、町税がコロナ禍の中で大幅に減額されております、この予算で。市町村民税の納税義務者の階層について伺います。
  非課税、課税、200万円以上、700万円以上とありますが、前年度との比較とを含めてお願 いしたいと思います。
○岩田鑑郎議長 福田税務課長。
○福田芳和税務課長 お答えさせていただきます。
  令和2年7月1日現在の調べということで、こちらのほうの報告筋で報告させていただきます。
  200万円以下の方が3,636名、昨年度の比率でマイナス66人。200万円を超えて700万円以下の方が1,251人、プラス18人。700万円を超える方、こちらが58人、前年度比でマイナス2人、あと非課税世帯、昨年の3月の議会のときにご報告させていただいた非課税世帯が1,149世帯なんですが、こちらが令和元年の10月1日の世帯数です。今お話しさせていただくのが令和3年2月1日現在の世帯数で、1,239世帯でございますので、1年4か月で約90世帯ぐらい増えております。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 こういう現状ですよね、増えている現状ですから。
  その中で、地方税法に定められているルールに従って課税徴収されます、地方税は。その中で、コロナ禍のような緊急事態には税率を引き上げることにより税収増を図ることは困難でありますから、経済的に苦しむ事業者や住民には税の減免や徴収猶予が求められますが、町の対策・対応の中にこのような施策が入っているでしょうか、伺います。
○岩田鑑郎議長 福田税務課長。
○福田芳和税務課長 お答えさせていただきます。
  今現在、国の方針に基づきまして、町税の納税猶予については行っております。また、一般会計とは違うんですけれども、国保のほうの減免については行っております。ただ、町独自としては今のところ考えておりません。
○岩田鑑郎議長 よろしいですか。
  2問目。
○12番 野原和夫議員 2問目、お願いします。
  法人税ですが、もうかっている方と均等割の方もいますが、その割合を昨年度との比較等含めてお願いします。
○岩田鑑郎議長 福田税務課長。
○福田芳和税務課長 お答えさせていただきます。
  法人税割の社数なんですが、119社で、前年度比でマイナス9社、均等割が304社、前年度比でマイナス13社となっております。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 この問題についてはやっぱりマイナスということはありますが、先ほど私も質問させていただきましたが、経済的に苦しむ事業者等への新たな減免制度、または徴収猶予ということを含めて、町の対策・対応がこれにはあるのかどうか、このことについても伺います。
○岩田鑑郎議長 福田税務課長。
○福田芳和税務課長 お答えさせていただきます。
  先ほどもお話ししましたとおり、町税につきましては、納税猶予という制度で対応させていただいております。また、償却資産につきましては、1月に昨年の影響によって減免申請というのを今いただいております。この後、そちらにつきましては正式な数字をお答えできると思いますが、今現在、償却資産について、国の制度に伴いまして減免の申請を受けているところです。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 野原議員、3回目です。
○12番 野原和夫議員 この問題については周知の方法があると思いますが、どのような方法で行うのか伺います。
○岩田鑑郎議長 福田税務課長。
○福田芳和税務課長 お答えいたします。
  広報、回覧、またホームページでも掲載させていただいておりますが、商工会を通してそういう活動のほうはさせていただいております。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 3問目。
○12番 野原和夫議員 3問目、お願いします。
  41ページですが、この中で町債、臨時財政対策債、大分金額も増えております。たしか国家予算では臨時財政対策債は増えているんですよね、現状。パーセンテージからいうと大幅な引上げだと思いますが、この臨債においては、一定の目的等も含めて予算を組んでいるんではないでしょうか。この中身についてお願いします。
○岩田鑑郎議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまの野原議員のご質問でございますが、臨時財政対策債の積算におきましては、国で出しております地方財政対策に沿いまして積算のほうをさせていただいたところであります。それでいきますと臨時財政対策債につきましては、国の見込みでは今年度から74.5%の増というふうなことで見込まれているところを考慮いたしまして、令和3年度につきましては2億5,700万円を計上したところでございます。
  ただ、その臨時財政対策債をどういったものにというふうなご質問でございますけれども、俗に言う普通交付税の代わりといいますか、臨時財政対策債も含めて交付税というふうなことを言われるわけでございますけれども、そうしたことから一般財源として予算化のほうをさせていただいておりますので、特に何の事業に充ててというふうなことではないので、ご理解いただければと思います。
○岩田鑑郎議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 先ほど課長が言いましたけれども、地方交付税は5.1%増、地方特例交付金が78.2%増という。国の予算は、たしかこの中では地方譲与税は30.2%減額になっていますが、ときがわ町は地方譲与税は増えていますけれども、臨債においては一時町で負担して、後から交付税算入されるわけですけれども、一定の目標というか、全然なくて予算を組めるんでしょうか。
  ある程度は流れがあって、これは自由に使えるお金ですからね、多分ある程度の目的はあるわけでしょう。これだけ増えているんですから、億の金が。1億700万ですか。ただ、国の予算は大きくみなされるから、国の予算に合わせて予算計上したということを今おっしゃいましたけれども、そういう方向性なんでしょうか。
○岩田鑑郎議長 答弁願います。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 毎年経常的な予算というものが必要になってきているわけでございますけれども、交付税もそうですし、臨時財政対策債も先ほどご説明したような使い道になってくると思います。そうした経常的な経費につきまして、税がこれだけ減ってきている。そして、それをカバーする財政調整基金につきましても、相当今回の場合には繰入れをさせていただいているところでございますけれども、それ以外に一般財源としてこうしたものを活用していく中で予算のほうを積み上げてきておりますので、そうしたことから、具体的に何をというふうなことではなく、そういった経常的な部分に充てているというふうなことも ございますので、ご理解いただければと思います。
○岩田鑑郎議長 3回目。
  野原議員。
○12番 野原和夫議員 この仕組みというのはうまくできていると思うんですよね、実際。町税が減ると交付税が増える仕組みになっていますから、需要額と算入額との比較で。ただ、国の方向性を示して、それに倣って予算をするんだったら、例えば29.2%国は減額しているんですよ、地方譲与税を見ると。そうすると、ときがわ町は100万ぐらい上乗せして予算を組んでいますから、国の方向性ばかりじゃなくて、やっぱり町の財政規模等含めて。
  今、課長の答弁だと、要するに財政調整基金、基金を取り崩す影響があるために臨債を設けたのか、それに充てるのか。ある程度の裏工作じゃないですけれども、私には教えない何かがあるんじゃないでしょうか。なかったらそれはそれで。先ほどの説明で、私は、国の方向性を示した中で予算計上したということで今回は判断しておきます。
○岩田鑑郎議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 私が野原議員に何か言えないようなこと、隠しているようなことというものは一点もございません。
  先ほどお話ししたようなことが全てでございまして、譲与税関係につきましては、来年度の見込みというものを埼玉県のほうで県全体として試算をしたものが情報として町のほうに下りてくるわけなんですけれども、それに基づきまして出した数字が今回の譲与税関係の予算になっております。そうしたことで、できるだけ生の数字を使って予算化のほうをしているつもりでございます。
  そうした中で、臨時財政対策債につきましては、国の方針もございますし、今年度、やはりそれに対する実績がどのぐらいだったかということも含めて計算した上で今回の場合には計上させていただいておりますので、よろしくご理解いただきたいと思います。
○岩田鑑郎議長 ほかに質疑ございませんか。ありませんか。
          (発言する者なし)
○岩田鑑郎議長 暫時休憩いたします。再開は2時45分。
                                (午後 2時27分)
─────────────────────────────────────────────────
○岩田鑑郎議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午後 2時45分)
─────────────────────────────────────────────────
○岩田鑑郎議長 歳入についての質疑ございませんか。
  8番、前田栄議員。
○8番 前田 栄議員 8番、前田です。
  20ページ、町税ということなんですけれども、21ページの滞納繰越し分ですか、町税の個人においても、法人においても、固定資産税の延滞においても、金額がもう何年か前と違って大変延滞において減っているんですけれども、これは税務課のいろんな徴収的なものがあると思うんですけれども、これに関して2問質問をお願いします。
○岩田鑑郎議長 はい。2問。
○8番 前田 栄議員 これに関しての2問ですね。
  地方自治法の第122条報告でも差押えの件数がちょっとなかったもんですからお聞きしたいんですけれども、令和元年、令和2年と比べて差押え件数というのは増えているんですか、減っているんですかというのが1問と、あと……
○岩田鑑郎議長 それで。
  答弁願います。
  福田税務課長。
○福田芳和税務課長 お答えさせていただきます。
  令和元年度と令和2年度の差押え件数の増減につきまして、令和2年度ですが、今年度はコロナの感染症でなかなか、非常に厳しい状況が続いております。そういった中で、電話とかで皆さんに納税のほうをお願いしている中で、非常に例年並みに払っていただいておりますので、差押え件数については今年度は減っております。
○岩田鑑郎議長 前田議員。
○8番 前田 栄議員 10年ぐらい前というか、七、八年前は督促ということで第122条報告にあるんですけれども、督促の場合はいろんな点で督促という言葉があるんですけれども、差押えという強制執行的なこと、その段階の差押えということで、なかなか延滞の場合はやむを得ない事情があるんですけれども、それが前は1桁だったんですけれども、ここ四、五年前まで2桁差押えをやっていたと。そのような効果が出て滞納繰越し分が減って、以前は埼玉県においても延滞率はワーストで多分二、三番だったんですけれども、ここ三、四年ですか、四、五年ですか、逆にベストということで、去年の11月9日に表彰を受けたと。
  そういうことで税務課のほうで一生懸命頑張っていただいていると思うんですけれども、 これはやむを得ないと思いますけれども、ワンパターンになってなかなか督促だと慣れちゃう人がいるもんですから、町の税金、なかなか自主財源というのは難しいもんですから、これのほうをまた以前と同じようにやっていっていただきたいということで、お願いします。
  あと、じゃ、2問目ですね。
○岩田鑑郎議長 じゃ、2問目。
  前田議員。
○8番 前田 栄議員 2問目で、町の臨宅徴収員は今何人いるかということと、臨宅の徴収員、または役場の税務課が延滞催促するのにおいて、大変な事柄というのはどのようなことがあったかと。例えば脅迫されたとか、そのようなことがあったとしたら、そのプロセスを教えていただきたいと思います。
○岩田鑑郎議長 福田税務課長。
○福田芳和税務課長 お答えさせていただきます。
  臨宅徴収員につきましては、現在1名おります。あと県の県税OBの方に1名来ていただいておりまして、すみません、あと月1回の方にご指導いただいておりますので、実際にはお二人になります。県税OBの方が2名と嘱託員1名で徴収のほうは対応させていただいております。
  また、先ほど脅迫等、そういった何かがあるかというふうなご心配をいただきまして大変ありがとうございます。今現在、徴収に伺うとそういった脅迫じみたことをされたということは伺っておりません。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 前田議員。
○8番 前田 栄議員 延滞催促のお宅に行くというのは町の職員と臨宅職員と一緒とか、以前、県と連携を組んでということはありましたけれども、県の人は延滞催促の自宅には行かないんですか。
○岩田鑑郎議長 福田税務課長。
○福田芳和税務課長 お答えさせていただきます。
  基本的には、臨宅職員の方で定期的にお伺いさせていただいております。ただ、初めて行く方、またちょっと問題がある方については、県の臨宅職員と役場の職員のほうの二人で対応させていただいております。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 前田議員、3問目。
○8番 前田 栄議員 なかなか延滞催促というのは難しいところがあるんですけれども、町の職員が行くというのは、課長が行くとか新人が行くとか、どのような体制で行くんですか。
○岩田鑑郎議長 福田税務課長。
○福田芳和税務課長 お答えさせていただきます。
  重要案件につきましては、主幹が対応しております。そのほか、主幹まででなくて対応ができる場合には担当で、今、徴収のほうの担当が2名おりまして、1名が新採なんですけれども、玉川地区のほうを担当しております。もう一名は都幾川地区を担当しておりますので、その担当地区の職員が徴収嘱託員と一緒に伺っております。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 ほかに歳入についての質疑ございませんか。
  12番、野原和夫議員。
○12番 野原和夫議員 すみません。しつこくて申し訳ないんですけれども、先ほどの臨時財政対策債について、一言ちょっと述べさせていただきたいんですが、国としては、1つは、この問題については住民要望事業を推進していると私の本の資料の中には載っています。そのことをぜひお願いしたいと思うんですよね。それと一般財源に使える需要額を計算して交付額を増やす仕組みになっております。その中で、住民要望事業を推進しているということをぜひ頭に入れてお願いしたいと思います。
○岩田鑑郎議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ご指摘いただいた点につきましては、今後の予算をつくっていく上で参考にさせていただきたいと思います。
○岩田鑑郎議長 よろしいですか。
  ほかに質疑ございませんか。
          (発言する者なし)
○岩田鑑郎議長 これをもって歳入の質疑を終了いたします。
  続いて、歳出の質疑を行います。
  決算と同様、一般会計の歳出の質疑に限り、款別に行います。
  まずは、予算書の42ページ、1款議会費から90ページ、2款総務費までの質疑を行います。
  質疑ございませんか。
  3番、神山議員。
○3番 神山 俊議員 3番、神山です。3点ほどお伺いします。
  48ページ中ほど、職員健康管理事業ですけれども、病気で現在休んでいる職員、また産休・育休等で仕事を離れている職員の人数を教えていただきたいと思います。
○岩田鑑郎議長 答弁願います。
  宮寺総務課長。
○宮寺史人総務課長 それでは、総務課のほうからお答え申し上げます。
  休んでいる職員ということで、病気等で休んでいる職員、産休・育休を別にお答え申し上げますので、よろしくお願いします。
  病気で休んでいる職員については、今現在で5名であります。それから、産休・育休で職場を離脱している職員については9名でございます。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 神山議員。
○3番 神山 俊議員 病気で休んでいる方が5名ということなんですけれども、通常業務もそうなんですけれども、今現在コロナというところで、ワクチンのことなどいろいろ仕事量も増えていると思うんですね。ですので、通常業務の仕事の多寡だったり、また残業等ももしかしたら多くあるのかもしれませんけれども、その辺をぜひ注意深く見ていただいて、病気で休んでいる方はケース・バイ・ケースだと思うんですね。職場での仕事のことじゃないかもしれないとは思うんですけれども、ぜひそこは仕事の多寡、また残業の状況等をしっかり見ていただいて、職員の健康管理には留意していただければなと思うんですけれども、お伺いします。
○岩田鑑郎議長 宮寺総務課長。
○宮寺史人総務課長 そうですね。やはりこれだけの人数が職場を離れますと、通常よりも残業であるだとか、そういった庁舎内に残る時間が長くなってございます。
  過日、いつの庁議だったかはちょっと失念したんですけれども、グループを超えて課の中で仕事を分け合ってくださいというふうなお話をしました。とかく独りぼっちで重責を担ってたくさんの仕事の中に埋もれてしまうと、誰にも相談できなくてしばらく考え込んでしまうというふうな危惧もございます。場合によっては、町のほうとしては、このコロナの関係で特別に忙しくなったときには、特別チームを編成するであるだとか、課を超えて人の移動を臨時的にするだとかいったような操作も令和2年度中は実施したところでございます。
  職員の健康管理には十分留意して、何かあったらいち早く声をかけてあげられるような雰 囲気づくりを心がけていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
○岩田鑑郎議長 よろしいですね。
  じゃ、2問目。
○3番 神山 俊議員 2問目です。50ページ中ほどなんですけれども、顧問弁護士委託業務です。通常の相談等の業務もあると思うんですけれども、突発的に裁判等が起こると思うんですけれども、それに関しては全て顧問弁護士のほうに委託するのか、お伺いします。
○岩田鑑郎議長 宮寺総務課長。
○宮寺史人総務課長 では、顧問弁護士委託事業についてご回答申し上げます。
  基本、顧問弁護士のほうにまず第一のご相談をかけて、その仕事をやっていただくかどうかというのはお諮りすることになるかと思います。顧問弁護士が十分できるということであれば、通常の契約をしている顧問弁護士がやると。もっと自分より適格者がいるよということであれば、場合によってはですが、ほかの弁護士に頼む可能性も一応あるという考えです。訴訟については十分注意をしながら、弁護士と十分連絡を密にする中で、適切な道を選んでいきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 よろしいですか。
  じゃ、3問目。
○3番 神山 俊議員 58ページ下段、総合振興計画策定事業です。これから後期の計画を作成すると思うんですけれども、776万6,000円計上しているわけですけれども、コロナという状況もありますし、この金額が適正かどうかというのはなかなか難しいんではないのかな、前期計画をそのまま後期計画の目標に移行してもいいんじゃないかなと思うんですよ。
  もちろん人口ビジョンだったり総合振興計画を入れ込んで大きな指針とするという考えもよく分かるんですけれども、この金額を計上して作成する費用対効果はあるのかなと少し疑問なんですけれども、お伺いします。
○岩田鑑郎議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまのご質問にお答えいたします。
  総合振興計画の前期基本計画というのを5年というふうな計画期間で策定をしている中で、そこでまず期限が来てしまうということがございますので、それを単純に期間を延長すればいいのではないかというふうなお話にもなろうかと思います。
  また、先ほどご心配いただきましたように、人口ビジョン、総合戦略、こちらのほうも延 長はしたんですけれども、そのときの計画といたしまして、総合振興計画のほうに溶け込ませて1つの計画にしていこうという考えもあって、同じ時期、令和3年度で計画期間が終了するというふうな計画にしてございます。後期の基本計画の中には、その人口ビジョンですとか総合戦略を溶け込ませたいということから、ふだんよりも恐らく見積額というのは高くなってきてしまっているんだというふうには感じております。
  5年で何が変わるのかというふうなこともあろうかと思いますが、この5年で大きく変わったというところが、まず1つは、新型コロナの影響がこんなに大きくなるとは思っていなかった。それによりまして防災対策の面ですとかも、通常、今まで考えられた防災対策以外に考えなければいけないことも出てきてしまったということもございますし、もう一つ大きなものといたしまして、持続可能な開発目標(SDGs)、こうしたことも大きく施策を進めていく上で影響を及ぼすようになってきたというふうなこともございます。
  この5年で大きく変わったという部分が相当考えられることから、やはりそういったものも読み込むためにも、ここで改定をする必要はあるんじゃないかというふうには考えております。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 神山議員。
○3番 神山 俊議員 確かに本当に分からなくはないんですね。指針としてやはり持っといたほうが分かりやすいし、説明もしやすいし、進みやすいというのは大変よく分かるんですけれども、一つ懸念というか、いわゆる表紙というんですか、計画はすばらしんですけれども、中身の実行力が伴っていないというのが一番問題なのかなと思いますので、つくると言った以上は中身をしっかり精査して、また実施して、全てが100%達成できるように努力していただければなと思います。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 よろしいですか、答弁は。
  では、ほかに質疑ございませんか。
  5番、田中紀吉議員。
○5番 田中紀吉議員 5番、田中です。とりあえず3問お願いします。
  53ページからお願いします。中段になります。庁用車の購入事業ということで、電気自動車だと思うんですけれども、具体的にどういう形のを買うのかというのが、それと準備も要ると思うんです。その点から伺います。
○岩田鑑郎議長 宮寺総務課長。
○宮寺史人総務課長 それでは、庁用車購入事業でよろしいですね。
  購入する予定の車種ということでのご質問でございます。車についてはライトバンタイプの車両1台、エンジンの種類としてはハイブリッド車を計画しているところでございます。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 田中議員。
○5番 田中紀吉議員 現在、カーボンゼロではないんですけれども、ここで国の政策、世界全体ですよね。25年にはガソリンというか、そういうのをなくすとか、30年度にはゼロにするとか、かなり大きな流れがあると思うんですね、要するに分かりやすく言うと自動車関係の。ここでぜひそういうものにシフトしたというか、目指したらどうかなと思っていますね。
  それと、当然、充電設備というものがセットだと思うんですね。ときがわ町には町内に、私も見てきたら、2か所あるんですけれども、庁舎とか公共的なところには1か所もありません。ぜひそういうのも少し先を見据えたというか、そういう時代の流れが来るというのを、そして準備、計画が必要何じゃないかと思うんですね。
  だから、ここで買っちゃうと何年か後にすぐ買い替えますはできないと思うんですね。そういう点で2回目、お伺いします。
○岩田鑑郎議長 宮寺総務課長。
○宮寺史人総務課長 私も、田中議員と全く同じ考えでございまして、国が大きくかじを切ったと。我々は、民間に先駆けてそれらを率先してやらなければいけないという考えでございます。
  大きなもので、企画財政課のほうで今度電気バスの導入というふうなトピックがあると思うんですけれども、昨年買った車両に関しても2台購入しました。1台が軽自動車、これは軽自動車でありますので通常のガソリン車両、もう一台はトヨタのハイブリッドカーを導入しております。そういったことで、町としても脱化石燃料、脱カーボンに向けて大きく動き始めたというふうなことで、田中議員と同じ考えで今後もいきたいと思います。
  それから、町有施設に電気自動車の充電設備がないというふうなご指摘でございます。これに関しましても、実は今回の予算を組み立てるときも若干頭をよぎったわけでございますが、やっぱり官公庁としては、民間に先駆けてそういった方に充電の場所を提供して利用を活発化させていくということは必要でございますので、庁舎管理の総務課と建設環境課のほうで十分調整をする中で、電気自動車の普及促進に向けて、充電設備の整備についても、今 後、近いうちにやっていこうというふうに考えておりますので、ご理解をお願いしたいと思います。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 田中議員。
○5番 田中紀吉議員 ぜひここはよく調査をして、軽だからEVではないんですよね。もうここ何年かですぐ発表するというのは出ています。それと具体的にかなり大幅な補助金だとか、いろんな使い方があるとを思うんですけれども、提案というのか。ときがわ町はこの地域で先進的なそういうことに取り組んでいるというのをぜひ示していただけたらと思いますので、今回は今回としても、少なくともそういう計画をきちんと持っていくという姿勢は大変必要だと思いますので、お願いします。
  1点目は結構です。
○岩田鑑郎議長 じゃ、2問目。
  田中議員。
○5番 田中紀吉議員 そのつながりで59ページですね。これは大きな、今、課長のほうからもありましたが、バスを1億2,000でしたか、5台EVに替えると、施設も準備をするというお話でしたけれども……
○5番 田中紀吉議員 59じゃなかったっけ。一番上のほうだと思って。違ったら……
          (「63」と呼ぶ者あり)
○5番 田中紀吉議員 失礼しました。要するにバスの件ですね。
  もう少しお願いします、具体的に。
○岩田鑑郎議長 具体的にというのは、何台買って……。
○5番 田中紀吉議員 ええ、何台。もう一個いきますと、私自身は、EVというか、充電設備を町の施設だとか、そういう辺にというふうにイメージをしていたら、何か瀬戸にというのをちらっと聞いたんですけれども、その説明はなかったと思うんですけれども、流れの中できちっとそれをお願いしたいと思います。
○岩田鑑郎議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 それでは、ただいまのご質問にお答えいたします。
  まず、車両につきましては、電気バスを5台購入する予定でおります。その充電設備につきましては、今お話しいただきましたように、バスを運行時間外で充電せざるを得ないというふうな状況から、瀬戸のイーグルバスの営業所、そちらのほうに充電設備を整備する予定 で予算のほうは組ませていただいております。1台の設備で2台までできるということですので、3台とかを整備して2台に分けるというふうな形になろうかとは、今、考えているところでございます。先ほどの庁用車のところでもご指摘がありましたように、一般の方の充電に使えるのかということにつきましても、今後ちょっとまた検証をさせていただきたいという中で、とりあえずはバスのほうに使うというふうなことでご理解いただければと思います。
  あと細かい部分でいきますと、そのバスを導入することで、これはあくまでも国交省での試算なんですけれども、二酸化炭素の排出につきましては、小型のバスで約44%の削減ができるというふうな試算が出ております。これは対ディーゼル車。燃料代につきましても、電気代と軽油代を私のほうで試算したところでは、半分まではいきませんけれども、やはり4割ぐらいは削減できるというふうには試算しております。
  こういったものも、先ほど予算の詳細説明をするときにさせていただいたような理由も一つございますし、昨年菅政権が発足した時点で、所信表明演説の中で2050年までに温室効果ガスをゼロにするというふうな大きな目標を、かじを切ったということもございますので、この辺を受けまして、やはりときがわ町としてそういうふうなものに力を入れていくという姿勢としても、この辺は一気に進めたいなというふうには考えているところでございます。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 田中議員。
○5番 田中紀吉議員 大体イメージは分かりました。
  それで私も、前からというか、今使っているバスをイメージしていたんですけれども、あれはどう見てもときがわ町が買ったとかいうふうには見えないんですね。あれはイーグルバスが買って補助金で云々かなと長いこと思っていました。今回はぜひバスはときがわ町が買ったというか、結果としてはいろいろなんですけれども、そういうのをきっちりお客様というか、住民から見て分かるように、バスをぜひ、ラッピングまではいかなくても、少なくともお客様というか、住民から見て、あれはときがわ町が予算を使って預けているというか、運行を委託しているという、それはぜひお願いしたいなと。1点お願いします。
  それと充電施設も瀬戸に作るんだとしたら、配置だとかなんとかで簡単に動かせることではないと思うんですね。だから将来を見通したというのか、一般の住民の方も充電が、料金を払ってというのは当然だと思うんですけれども、そういうのをイメージした作り方や設置を、業者ときちんと話をしてぜひそういう納得というのか、住民目線で、あの辺はそういう 形で作っているんだというのをぜひ形として表してというか、検討していただけないかと思っているんですけれども、いかがですか、その点は。
○岩田鑑郎議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまのご質問でございますけれども、私がここでそういうことを検討しますというふうなこともどうしても言えない事情がございまして、それはやはりああいった営業所の中でバスが何台も出入りしたりするという中で、充電のために住民の方の車が出入りするというふうなところの、やはりそういったところでもしかして事故が起きてしまわないかとかという心配もございます。そうしたこともございますので、一概にいいお返事ができるわけではないんですけれども、イーグルバスとも打ち合わせをする中で、もし可能であれば、そうしたことも一つの検討には入れていきたいというふうには考えております。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 田中議員。
○5番 田中紀吉議員 ぜひそういう視点で、交通の委員会もありますから、その辺もオープンにしていただいて、ぜひ利用だとか、そういうことも将来にわたってできるような形でしていただけたらと思います。よろしくお願いします。
  2点目は結構です。
  3点目、伺います。73の中段というのか、防犯灯の件なんですけれども、伺います。
  今、LED化の工事を多分進めている、20ワット型は終わりまして、大きなのは多分進めていると思うんですけれども、当然進めなきゃいけないんですけれども、この関連で、長いこと商工会関連では街路灯という言い方をしていますね。合併してというか、玉川地区でいけば、もう40年以上たっているので大変問題化しています。今、検討もしています。
  それで3分の1ぐらいなくなっちゃうんじゃないかという話もありますけれども、そうすると、街路灯がなくなっちゃうと防犯灯を設置しなきゃいけないんじゃないかとか、いろいろかなり調整をしなきゃいけないと思うんですね。それとあとかなり大きな予算が伴うので、産観だとか総務も含めて、かなり調整をしていかなきゃいけない事業だと思うんですね。その点できちんとその辺の打ち合わせというか、連携は取っているのかどうか伺います。
○岩田鑑郎議長 答弁願います。
          (「やっているかやっていないかでいいですよ、もちろん」と呼ぶ者あり)
○岩田鑑郎議長 坂本産業観光課長。
○坂本由紀夫産業観光課長 それは、田中議員、内部の連携……
○5番 田中紀吉議員 もちろん内部と外部も含めてだと思っています。
○坂本由紀夫産業観光課長 外部のまず連携につきましては、産業観光課と、あと、こちらは街路灯になるんですが、街路灯は、商工会のほうと産業観光課で連携を取っております。また、内部、街路灯のほうは先ほど言った商工会、産業観光課で、防犯灯のほうは総務課になりますので、街路灯と併せて連携を図ってまいりたいという考えでおります。
  以上でございます。
○岩田鑑郎議長 田中議員。
○5番 田中紀吉議員 お伺いしますけれども、住民側から見て都幾川の街路灯は名前も何もないんですよ。それで形があります。だから、住民目線で見ると街路灯なのか防犯灯なのかの区別はつかないんですよ。と私は思います。玉川地区は看板が出ているとか、非常に難しい問題はあるんですよ。経過の問題もあります。いろいろあります。だからこそきちんと調整をして、ときがわ町は明るく安全な町なんだ、そういうメッセージにもなると思うんですね。それは1年2年じゃなくてずっと課題になってきた問題だと私は思っています。
  だから、この問題はすぐ予算がどうのという直接的ではないんですね。直接的ではないんですけれども、ぜひその辺は置き去りにしないで、きちんと予算や調整をして進めていっていただきたいと。今、この予算は、当然60とか80とか大きなのを調べているのは伺っていますけれども、そういう観点でいかがかなと、そういう意味です。だから、形としてきちんと調整をして計画的に進めていると、そういうことでお答えいただければありがたいんですけれども、そういうお考えがあるのかどうか、そういうことを伺っています。
○岩田鑑郎議長 小峯副町長。
○小峯光好副町長 それでは、私のほうからお答えさせていただきます。
  町の中の明かりといいますと、県の街路灯もあるし、町の防犯灯もあるし、道路照明灯もあるし、街路灯もあるという話で、そのほとんどが今LED化になっております。さっきの環境に優しいという形の中で、町もかじを切っていくという方向でいまして、防犯灯についても、大きいものも今、LED化の形で進めております。
  残っているのが、今、田中議員が言われたように、商工会関係の街路灯ということで、これについては、担当課のほうを通して商工会のほうとも町としては協議をしていく姿勢はありますので、よろしくというふうな話はしてあります。
  その中で課題となるのは、商工会の内部で街路灯についてどう整理していくかということになるのかなというふうに思います。その辺のところで商工会も当然内部で調整をしていただいているものというふうに思っております。その辺が済めばまた町と協議をしていくということで、関係を持って協議をして実現していきたいというふうに考えております。そういった考えで今おりますので、ご理解をいただきたいというふうに思います。よろしくお願いします。
○5番 田中紀吉議員 分かりました。結構です。
○岩田鑑郎議長 いいですか。
  ほかに質疑ございませんか。
  6番、山中博子議員。
○6番 山中博子議員 3問お願いします。
  最初に、49ページ下段の18節負担金のところです。埼玉県町村会主催若手職員視察研修負担金5万5,000円ですが、これは新規の視察研修と思われますが、若手とはどのような人が対象で、どのような取組なのか伺います。
○岩田鑑郎議長 答弁願います。
  宮寺総務課長。
○宮寺史人総務課長 質問にお答えいたします。
  新規事業として埼玉県町村会主催若手職員視察研修負担金というのが新たに載ったということでございます。この事業は、町村会で隔年実施している研修でございまして、1年前に町職員が、たしか流用で対応したと思うんですけれども、研修に参加させていただいております。令和3年度につきましては、邑南町というところの食の学校というものを視察に行くというふうに聞いております。
  山中議員、若手職員というのはどういう職員かというのは、当然のことながら、私ら6級の職員は除かれるはずでございます。新入職員というのも早過ぎる。ある程度政策立案の機会があるような、恐らく主任、主査、このあたりの者を指す。そういった研修に行ってきた後に自分の町に帰って政策に具体的に影響していくというふうなことを考えますと、入りたてでもなくてある程度白髪が生えたような職員でもないと。政策立案に多く関わるようなタイプの職員に行かせて研修をさせていく予定でございますので、よろしくお願いしたいと思います。
○岩田鑑郎議長 よろしいですか、山中議員。
○6番 山中博子議員 はい、じゃ、2問目をお願いします。
○岩田鑑郎議長 じゃ、2問目、お願いします。
○6番 山中博子議員 先ほどバスの件で幾つか出たんですが、63ページの上段の17節、自動車購入1億2,644万8,000円、これは1台に換算すると約2,529万円の計算になると思うんですが、県内初の地域コミュニティバスを導入した久喜市では、約1,950万円だったということなんです。こんなに600万円ほど違うというのがどうしてなのかお伺いしたいのと、また補助金を活用して約1,000万円近く抑えたそうです。
  ときがわ町では、自動車環境総合改善対策費補助金4,080万円で、これは充電設備にも係る補助金ということを説明されましたが、そうすると1台に係る補助金が714万円と少なくなってしまいます。もし聞けるものなら、久喜市に行ってそのほかの補助があるのかどうか確認していただきたい、それが私の本音なんですが、どうしてこう高いんでしょうか。
○岩田鑑郎議長 答弁願います。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまの山中議員のご質問でございますが、申し訳ございませんが、私は、久喜市の購入した車両ですとか、どういった経過で契約金額を決めたかというふうなことはちょっと存じ上げておりませんので何とも申し上げられないわけなんですが、ときがわ町で今回予定をしているものにつきましては、予算を取る段階でまず業者から見積もりを取りまして計上させていただいております。その中では、車両の購入費だけではなくて、久喜市がどういうふうな車両の仕様だったかは存じ上げませんけれども、今回購入するものに購入した後に路線バス仕様として架装を加えなければいけない、そういった経費も含まれています。ですから、国の補助金の対象はあくまでも車両代に対しての補助金、架装に対しては補助金は出ませんので、そこは町の持ち出しになります。そうしたこともご理解いただければと思います。
  ただ、実施段階につきましては、ちゃんと見積もりなり入札ができるようであれば入札を行いますけれども、実施段階ではこれよりも下がるというふうには見込んでいるところでございます。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 山中議員。
○6番 山中博子議員 先ほど久喜市の情報は得ていないと。まだ電動自動車を購入しているところが少ない中で、そういう先進自治体というものを大いに視察するなり研究することが 必要だと私は思いまして、この質問をしました。
  5台購入ということですけれども、4月1日から日向根・四季彩館便が休止、そして武蔵嵐山、越生、小川町駅も減便、それとは反対に、乗合タクシーは運行車両を1台から2台に、運行時間の拡大、そして休日運行と増えています。住民にも、乗合タクシーの利用がとても便利だと評判がとてもいいです。バス5台よりも乗合タクシーを増やしたほうがいいのではないかという意見なんですが、いかがでしょうか。
○岩田鑑郎議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまのご質問でございますが、まず今回、4月1日から路線網の見直しを行う、それによりまして必要となる車両の台数、バスが5台必要になるというふうなことから、今回5台の買替えを計画したわけでございます。実際には、現在7台から8台のバスが必要になってきている中で、今まで5台を町のバスで運行していただいていたわけでございます。それが見直しによりまして、そういうふうな台数でどうにか賄っていけるということでございます。
  先ほど乗合タクシーも便利で評判がいいというお話をいただいて、ああ、よかったなというふうなところが一つございます。ただ、それを全部町の交通としてやってしまっていいのかというふうなところにつきましては、私も常々、この議場で言わせていただいていますけれども、やはりときがわ町の基幹交通というのは路線バス、これを基本に考えております。
  そして、今回どうしても運転手が足りなくなってきてしまって路線網の改変をするわけでございますけれども、これ以上はこの路線網を縮小させないようにしていきたいという気持ちもございまして今回5台というふうなバスを購入、買うことによって、今後10年は最低でもこれを維持していくというふうな気持ちを表させていただいておりますので、そこをご理解いただければと思います。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 山中議員。
○6番 山中博子議員 今、今後10年は使っていくというお言葉を聞いたんですが、電動バスの保障はどれくらいなのか、そしてフル充電で走行距離はどれくらいと見ていて、充電時間によっては運行に支障があるのか、その点についてはいかがなんでしょうか。
○岩田鑑郎議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 まず、最初のご質問でございますが、電気バスにつきまして、まだ近年普及が始まったばかりでございますので、どのぐらいもつかというふうな保障は検証で きていないという状況でございます。そこは担当課といたしましても一番気になるところではございます。ただ、エンジンといいますか、必要な動力というのが充電バッテリー、こちらのほうを取り替えればまた新しく運行ができるというふうなことも聞いておりますので、それによって十分対応はできると考えております。
  そして、今考えているものでいきますと、フル充電は、昼間運行をして夜車庫に帰りまして、夜中のうちに全て充電ができるというふうには考えております。それによって1日の運行に必要な充電については十分賄えるというふうなことで、すみません、今ちょっと資料が見つからないんですけれども、1日数百キロはできるような……
          (「数百キロとは100キロ、200キロ、300キロ」と呼ぶ者あり)
○荒井 淳企画財政課長 真ん中ぐらいです。400から500ぐらいはいけるというふうには。通常の仕様ですと250キロとか200キロ、ああ、200キロですね。そうだ、今思い出しました。200キロぐらいだったんですよ。それだと1日の運行に間に合わないというふうなことで、バッテリーを積み増しします。それによって250キロほど伸ばせまして、450キロだったと思いますけれども、このぐらい1日に走れるような車両にしていくというふうな予定でございます。
○岩田鑑郎議長 よろしいですか。
  じゃ、3問目。
○6番 山中博子議員 61ページ真ん中辺に12節委託料、テレビ埼玉データ放送情報発信委託6万6,000円とございます。テレビ埼玉のデータ放送を見ると、いつも「現在、ときがわ町から発表されているお知らせはありません」と表示されます。災害時の準備のための場所取りとお聞きしましたが、表示しなくてもしても年間6万6,000円はかかると聞きました。
  コロナでの濃厚接触者へのお届けパックのお知らせやときがわ町のPR等、予算を有効に使っていただきたいと思います。いかがでしょうか。
○岩田鑑郎議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまのご質問でございますが……
          (「66万でした」と呼ぶ者あり)
○荒井 淳企画財政課長 はい、66万ですね。
  第一義的には、先ほどご指摘がありましたように、災害があったときの情報伝達手段、これがまずございます。ただ、それはふだんではなくて有事の際の一つの伝達手段として確保をしているというふうな中で、じゃ、ふだんは何も使っていないんでは逆に言うともったい ないというふうなお話の中で、今ご指摘いただきましたような情報につきましては、できるだけこちらのほうからも流していきたいというふうには、今後、考えておりますので、ご理解いただければと思います。
○岩田鑑郎議長 山中議員。
○6番 山中博子議員 そのようにしていただきたいと思います。
  そのデータを見ますと、替えていないなというデータがちょっと見られます。例えば期間限定のものが替わっていなくて期間が過ぎてしまっている、あるいは延長ができているのに延長していない、そういうものが見かけられます。ときがわ町はそのようなことのないようにしていただきたいと思います。
  そのようにいつもデータ交換の訓練をしていると、有事のときと今おっしゃいましたが、有事のときにその事の流れが敏速に判断でき、早くデータ放送に行き着くということができると思うので、災害時じゃないときに練習をしとく気持ちでときがわ町のPRを一生懸命していただきたいと思います。
  これで3問終わります。
○岩田鑑郎議長 終わりだけれども、答弁は必要ないんですか。
  荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ご指摘いただいたことにつきましては、実はテレ玉データサービスだけではなくて、ホームページ等でもやはり期限が切れてしまっていたり、延長しているのにそのデータが更新されていなかったりというふうなことが多々見受けられます。情報量というものが多いものですから、企画財政課だけで目を光らせるというわけにはなかなかいかないもんですから、そのデータを出している課にちょくちょくその辺の確認だけはしていただくようにしていきたいというふうには思っております。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 ほかに質疑ございませんか。
  12番、野原和夫議員。
○12番 野原和夫議員 12番、野原です。とりあえず3問お願いします。
  ページ63ですが、先ほど田中議員も自動車購入、バスの問題について取り上げておりますが、政府の方向性を考える中で、ときがわ町もその方向性に進むということでは大変理解できます。
  この問題については、やっぱり住民にもその点を周知しながら進めていくことも大事だと 思うんですよね。これだけの予算を使ってやるんでしたら、やっぱり予算計上して電気自動車を買う住民にも一定の補助をしていただくような政策案をつくるべきではないかと思うんです。これはすぐではないですよ。いずれその方向性も示していくことが住民全体での温室ガス削減につながるんではないかなと思うんですよ。この予算計上も含めて今後の計画の中に入れていただけるかどうか、その点、伺います。
○岩田鑑郎議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまの野原議員のご質問でございますが、ご指摘いただいた部分につきましては、EVバスの購入というふうなところから若干飛躍して、個人が買う車に対しての補助金というふうな話にもいっているかと思うんですけれども、そこにつきましては、今後、建設環境課ですとか総務課のほうと相談をしながら進めてまいりたいと思っております。
  先ほどご質問もありました総合振興計画も来年度見直す予定でございますけれども、その中にはやはりこういったこともしっかりと入れていく、読み込んでいく必要があるのかなというふうには考えております。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 小峯副町長。
○小峯光好副町長 私のほうからもちょっと補足で。
  町長のほうのお考えの中に、SDGs、環境についても配慮してやっていくという考え方があります。そういった形で町がかじをやはり取っていくということになったときに、行政だけがやるわけではありませんので、住民の方にもご協力いただいて進めていくということになると思いますので、その辺を町のほうも住民の皆さんに発信しながらご協力いただいていくというところのことは積極的にやっていきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いします。
○岩田鑑郎議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 すぐ予算化というのは難しいと思うんで、そういう計画に基づいてきちんと方向性を示していただくこと。税金を使ってバスを買うわけですよ。そして皆さんは税金を納めていますから、還元してもらいたい。何かの考えがあると思うんですけれども、それで観光スポットも電気バスで周遊するとか、そういう将来性も含めていい方向性が生まれるんではないかなと思うんです。ぜひ予算化も含めて検討してお願いしたいと思います。この答弁はいいです。
○岩田鑑郎議長 じゃ、2問目。
○12番 野原和夫議員 同じく63ページの下段でありますが、若者定住化促進事業。委託料というそのものが予算の中で大分占めているんですよね。この委託も含めて、やまんなか管理委託、やまんなか周辺、これは委託をしております。シェアハウスは町の企画財政課が窓口になっているわけですよね。
  この下の空き家掘り起し業務委託ということで委託、これはどのようなところに委託してこれだけのお金を払うのか。私は、ある程度委託をしたからにはそれだけの方向性は示して、プラスに考えて、この計画がマイナスにならないようなことを願いたいんですよね。その中で、この委託についてどのように考えているのか伺います。
○岩田鑑郎議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまのご質問でございますけれども、空き家掘り起し業務委託、これにつきましては、令和3年度から新たに立ち上げる事業でございまして、やはり今まで空き家バンクですとかやまんなか、こちらのほうでの移住体験、こうしたものをやってきている中で、移住希望者はいるんですけれども、どうしても物件、こちらのほうが足りないということで紹介ができないというふうなジレンマがございました。
  そうしたことから、やはり積極的に空き家を所有している所有者の方、こういった方に働きかけて、どうにか流通のほうに乗せていただけるような方策はないかというふうなところを行っていきたいということで、こちらの空き家掘り起し業務というものを委託するというふうなことで考えたわけでございます。
  これは集落支援員制度を活用して実施していくということで、これだけの予算、350万までが特別交付税措置されるというふうなことから、それを活用しての事業になりますけれども、今準備をしているのは、この空き家掘り起し業務をやっていただける方を公募する準備を進めております。これは業者ではなくて、やはり地元に根ざした方、地元をよく知っている方、この方にお願いしたいということから、町民の方限定でお願いしたいと思っております。
  やはり不動産取引にも関わってくるというふうなことから、ある程度そういう知識ですとか資格、こういったものを持っている方が望ましいなというふうには思っています。その方を公募しまして、応募していただいた方の中から複数いた場合には選定をしていくというふうな作業を今後進めていく予定でございます。そして、その方個人に委託をするというふうなことで進めていきたいと思っております。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 個人に委託ということは、町との信頼関係が大事だと思うんですよね。私は、常々、相談的な空き家に対する窓口を町に設置しろということを言っていました。そういうことも委託で、私、発言が悪かったら勘弁していただきたいんですが、丸投げという言葉は大変よくないことが生まれるんですよね。これは本当に慎重にしていかないとお金が無駄になるというか、結果がどうなるか分かりませんけれども、必ず町としてはこの対応策についての担当課として窓口、その連絡網をきちんとしてやっていかないといけないと思うんですよね。
  そういう連携的なものが私はこの人たちと大事だと思うんですよ。だから、情報を提供してもらうことも必要ですが、やっぱり今の空き家掘り起し、これは本当に大事な事業の一つだと思うんで、ぜひ成功に向けて、町との連携も強めていただいて無駄にならないようにお願いしたいんですが、いかがでしょうか。
○岩田鑑郎議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまのご質問でございますが、ご心配いただいているのもごもっともで、やはり初めて立ち上げる事業ですので、できれば成功させていきたいというふうな中で、それにはやはり業務を委託する方と町、ここで担当するのは企画財政課になろうかと思いますけれども、そことの連絡を密にするということは重要だと思っております。そうしないとこの事業はうまくいかないと思っておりますので、そこについてはしっかりとやっていきたい。
  これがうまく回るようになれば、空き家が流通するだけでなくて、やはり空き家の管理にもつながっていくというふうなことになると思いますので、そこのところはぜひ応援していただければと思いますので、よろしくお願いいたします。
○岩田鑑郎議長 2問目はよろしいですね。
  じゃ、3問目。
○12番 野原和夫議員 3問目、今、荒井課長は町との連携を強調されていましたので、大変私はうれしく思います。
  その中で、この中段にある企業立地支援事業でございます。この企業立地支援においては、あくまでも企業立地支援事業なんですよね、頭が。再三これは監査委員からも指摘されています。
  起業支援施設運営委託、委託料48万でございますが、この運営について、窓口、中身がよく分かっていない、分からないということで私も指摘しましたが、方向性については、ある程度の歩み寄りということを荒井課長は答弁されたと思うんですよね。方向性についての歩み寄りというか、何らかの形の話合いというか、行ったんでしょうか。これをそのまま昨年と同じく予算計上しています。その前に監査のときにも指摘されておりました。この問題についてはいかがでしょうか。
○岩田鑑郎議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまのご質問でございますが、前回、前々回ぐらいですか、監査委員からも起業支援施設が何をやっているのか分からない、また、町外の人も入ってきていて、町民向けにというふうなこともご指摘をいただいた中で、今年の1月の中旬ぐらいだったと思うんですけれども、ちょっと日にちは、すみません、今忘れてしまったんですけれども、町民に対しての無料起業相談というものも実施していただきました。そこで見ますと、町民の方から1名起業相談が入っていたというふうな情報は得ております。
  ただ、起業といいましても、やはり重要になってくるのは人のつながりになりますので、町民の方だけが起業相談に来られても、またそれは人のつながりというのはできません。今の状態は、すごく町外からもあそこの施設に来ていただいて、みんなでいろいろと起業についての悩みですとか相談というものをしていただいているように見受けます。
  また、もう一つ、シェアハウスに入ってきた方につきましても、今、起業相談というものをあそこでしておりまして、今後、またそれがどういうふうに発展していくかというのがすごく今楽しみなんですけれども、いろいろと芽のほうは吹き始めておりますので、そこのところをしっかりと応援していきたいというふうには思っております。
  起業支援施設と積極的に連携を取っているというわけではないんですけれども、重要なとこでは、やはり方向性を間違えないようにこちらとしても関与をしているつもりでございます。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 野原議員。
○12番 野原和夫議員 この頭が企業立地支援事業、そして事業の概要の中では、企業誘致により就業機会の拡大と雇用の安定を図る事業という、その明細までちゃんとうたってある中で、確かに今までのあれは、中身がやっぱり内々の事業報告的なことしか考えられないようなこともあったんですけれども、それで、先ほど荒井課長から話をしたということを聞き ました。
  やっぱり期待をしているんでしたら、期待をするだけの中身の検証も引き続きしていただいて、プラスになるような働きかけと、私は、ときがわ町の一ト市から明覚の駅までの間の開発、これを全部、昔と同じようににぎやかな町並みを期待したいと思うんですよ。そういうところに事務所を構えて、近所の人と話し合いながら起業を進めていくような、そういう構想を私は描いたんですけれども、やっぱりそこで一つに固まらないで、全体を見ながら広く指導というか、今後のプラスになるようにお願いしたいんですが、いかがですか。
○岩田鑑郎議長 荒井企画財政課長。
○荒井 淳企画財政課長 ただいまのご質問でございますが、まさしく私も同じ思いでして、一ト市から明覚駅、そしてその先へ行って第二庁舎まで、この通り沿いにつきましてどうにかにぎわいを取り戻したいというふうなことから、総合振興計画の中でもそこを重点的につなぐというふうな目標を掲げたわけでございます。なかなかそれがスムーズに進むというふうなことではありませんけれども、そういったことから、今年度、令和2年度につきましても、明覚駅及びその周辺の整備、活性化を図って手を入れてきたところでございます。
  そうしたことの中で、この起業支援施設につきましても、少しずつ連携を図る中でいろいろなものが立ち上がりかけておりますので、そこのところを今後見極めながら連携を図っていきたい、つながりをつくっていきたいというふうに考えております。
  以上です。
○岩田鑑郎議長 暫時休憩いたします。
                                (午後 3時48分)
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○岩田鑑郎議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                (午後 3時48分)
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   ◎延会について
○岩田鑑郎議長 本日の会議はこの程度にとどめ、延会したいと思いますが、これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○岩田鑑郎議長 異議なしと認めます。
  よって、本日はこれをもちまして延会することに決定いたしました。
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   ◎延会の宣告
○岩田鑑郎議長 大変お疲れさまでした。
                                (午後 3時48分)